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金融機関観察スレッド

1■とはずがたり:2002/11/07(木) 17:40
銀行・証券・信託銀行・生保・損保といった金融機関とその子会社・関連会社の観察スレッド

628とはずがたり:2005/01/29(土) 13:10:39
旧一勧復権危うし、みずほ人事…西武再生エース転出
http://64.233.161.104/search?q=cache:nobM1pG_fGMJ:news.livedoor.com/webapp/journal/cid__945464/detail+%E5%B0%8F%E7%95%A0%E6%99%B4%E5%96%9C&hl=ja

 今月末にも再編策が策定される西武鉄道グループ。最大の狙いは、創業家の堤義明・前コクド会長(70)に権限が集中してきた経営体制の大刷新だ。グループ中核会社コクドを分社化した上で、西武鉄道との新合併会社を設立する方向で、最高経営責任者(CEO)に主力銀行、みずほコーポレート銀行の後藤高志副頭取(55)が有力視されている。これがまた、みずほに波紋を広げているという。

 ●有名人● 後藤氏といえば、銀行界では知る人ぞ知る有名人。97年の総会屋への不正融資事件の際、会長、次期頭取が逮捕され、元会長が自殺に追い込まれた旧第一勧銀で、内部改革に立ち上がった人物として知られる。

 いわゆる「4人組」。企画部副部長だった後藤氏ら企画・広報の改革派中堅幹部4人は、毛沢東時代末期に中国の実権を握った若手グループになぞらえ、そう呼ばれた。第一勧銀が、相談役、会長、副頭取ら26人の“大粛清”を決断した背後には、経営陣の大刷新を求めた4人組の力があったとされる。

 作家・高杉良氏の小説『金融腐蝕列島』のモデルとなり、4人組は広く知られるようになった。4人組の1人で、当時広報部次長だった小畠晴喜氏が、作家として活躍する江上剛氏である。

 ●頭取主導● あれから8年。みずほコーポレート銀のナンバー2になった後藤氏が西武グループに乗り込み、経営刷新の重責を担うことになりそうな雲行きとなっている。こうした流れについて、金融関係者はこう解説する。

 「西武問題を主導しているのは、みずほコーポレート銀の斎藤宏頭取。堤義明氏からコクド株を引き取り、西武鉄道中心のグループに再編した上で、再上場させることを狙っている。再上場すれば、(融資の)担保にとっている西武株の担保力は確保できるからだ」

 「その布石として経営改革委員会をつくり、委員長に太平洋セメント相談役の諸井虔氏を担ぎ出した。経営陣の指南役に元大蔵省証券局長の長野厖士氏を招き、再上場を支援するアドバイス役に野村証券を引っ張り出したのも、斎藤頭取。そして内部改革という荒療治を行うため、副頭取の後藤氏を送り込もうとしているわけだ」

 ●みずほに波紋● だが、後藤氏の転出はみずほグループの力関係に微妙な影響を与えるのは必至だ。

 大手町、丸の内、内幸町−。みずほグループ内では、旧3行の本店所在地を使って、出身行を色分けする。旧富士銀行を大手町、旧日本興業銀行を丸の内、旧第一勧銀を内幸町と呼ぶ。

 そのみずほグループのトップ人事は3行が並立していたが、力関係が崩れたのが「2・20事件」と呼ばれる昨年2月の政変だった。

 内幸町を仕切っていた工藤正・みずほ銀行頭取(当時)の後任人事をめぐり、大手町・丸の内連合が完勝、内幸町は敗北したのだ。

 ●生臭い人事話● 最近のみずほ内部は、「『大手町と丸の内』のせめぎあいといわれるほど、内幸町の影は薄い」(みずほ幹部)。残った実力者は、大手町が前田晃伸・みずほフィナンシャルグループ社長で、丸の内が斎藤宏・みずほコーポレート銀頭取だ。

 一敗地にまみれた内幸町は当然、来年予想される「ポスト前田」の次期首脳人事レースでの巻き返しを狙う。

 内幸町から出す有力候補が後藤副頭取だった。が、西武グループへの転出で、「首脳レースから消えた」(同)というのがグループ内の共通した見方だ。人事が3度のメシより好きな銀行マンの間では、さまざまな憶測が飛び交う。

 「後藤氏は総会屋事件の際、職を賭して立ち上がった骨っぽいところがあり、内幸町の希望の星だった。大手町や丸の内からすれば、彼が昇格すると、内幸町が勢いを盛り返しかねないとの思いがある。西武はもともと旧第一勧銀の案件で、それを奇貨として後藤氏を外に出し、トップの芽を摘んだと噂されている」とは金融関係者。

 西武グループに君臨してきた堤氏の包囲網は絞られてきた。その舞台裏では、人事をめぐる生臭い人間ドラマも繰り広げられているようだ。

情報提供:夕刊フジ 19日17時00分

629とはずがたり:2005/01/29(土) 13:11:21
>>628-629
【一勧の改革を行った「四人組」】
企画部副部長・後藤高志→みずほコーポレート銀行副頭取→西武鉄道グループ社長へ
同部次長・藤原立嗣→2003年5月1日付で、株式会社オリエントコーポレーションの顧問に就任予定です。
広報部長・八星篤→2002年9月30日付でみずほ銀行執行役員退任
同部次長・小畠晴喜→日本振興銀行株社外取締役:江上剛(えがみ・ごう)小説家
★元・みずほ銀行の築地支店長・本名は小畠晴喜・著書に『非情銀行』(新潮社)、『起死回生』(新潮社)
http://www.mizuhocbk.co.jp/company/release/20030430.html
http://www.mizuhobank.co.jp/company/release/2002/news020930.html
http://www.shinkobank.co.jp/company/outline.html
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Cassiopeia/2469/

西武鉄道グループ再建 断てるか堤家の呪縛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050129-00000002-san-bus_al

 西武鉄道グループに、“改革派”と呼ばれたひとりの銀行マンが社長として乗り込む。主取引銀行、みずほコーポレート銀行の後藤高志副頭取(55)。旧第一勧業銀行が総会屋利益供与事件を起こしたとき、内部改革に立ち上がった「四人組」の一人として知られる。再び、創業一族、堤家の“呪縛(じゅばく)”を断ち切り、再生に導くことができるだろうか。
     ◇
 ■改革の命運握る“闘将”後藤氏
 「下の話をよく聞き、上に対してぶれない。フェアな人」
 これが変わらぬ後藤氏の行内評である。
 平成九年、第一勧銀の企画部副部長として後藤氏は利益供与事件の発覚と東京地検特捜部の強制捜査という銀行存亡の危機に遭遇し、改革の先頭に立った。
 「この改革が失敗したら銀行をやめよう」。後藤氏ら若手四人は、こう誓い合った。
 未明まで銀行本部で議論し、近くのホテルに泊まり込む日々。旧経営陣の解任、相談役制度の廃止、旧第一と旧勧業出身者の間のたすきがけ人事の撤廃と総務部の廃止…。硬直化した巨大銀行の息を吹き返す改革はすべて後藤氏らが主導した。
 行内業務監査統括室の室長に自ら就いて、闇社会との決別も断行。サラリーマンでありながら、日本の企業社会としては異例とも言える捨て身の覚悟で経営トップに直訴して、改革を成し遂げていく。そのミドルの姿は、高杉良氏の小説「呪縛」のモデルにもなった。
 その後、後藤氏は審査第四部長に抜擢(ばってき)された。旧富士、旧日本興業銀行との三行統合を控え、セゾングループなどバブル期の過剰投資で不良債権化した大口融資先の処理を手がけた。十二年二月には経営難に陥ったスーパー長崎屋の経営陣と粘り強く交渉して、支援打ち切りと会社更生法申請に導いた。
 好きな言葉は「男気」。自ら渦中に飛び込むのが習性となったようだが、今回の転出に「銀行員としては、もう後はない。貧乏くじを引かされた」(みずほグループ幹部)という声も漏れてくる。
 「相手のトップと徹底的に話し合う。企業再生は経営者と銀行との信頼関係に基づく話し合いが大事だ」
 かつて、長崎屋再建当時をこう振り返ったことがある後藤氏。しかし、相手はコクド株の大半を握る堤義明氏である。いかに渡り合い、呪縛を断ち切るのか。西武再生の成否のカギを握っているのは間違いない。(渡辺浩生)
     ◇
 《再建案の骨子》
 一、コクドから創業家関連の一部事業・資産を分離し、残りの大部分の事業・資産を西武鉄道に統合。プリンスホテルも吸収し一体再生を図る
 一、千五百億−二千億円の資本増強を行う
 一、国内のホテルやゴルフ場など百六十七カ所のうち収益性の悪い約四十施設は撤退を含め抜本的に見直す
 一、西武建設や近江鉄道は新会社が資本支援を検討。西武運輸は収益改善策を検討する
 一、プロ野球球団の西武ライオンズは今シーズン末以降、売却を含め具体策を検討する
(産経新聞) - 1月29日2時46分更新


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