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ADSL

1■とはずがたり:2002/11/06(水) 12:43
測定サイト http://www.bspeedtest.com/ v2.0.8
測定時刻 2002/11/06 12:39:05
回線種類/線路長 ADSL/1.0km
キャリア/ISP Yahoo!BB 12Mbps/Yahoo!BB
ホスト1 WebArena(NTTPC) 6.5Mbps(2244kB,4.1秒)
ホスト2 at-link(C&W IDC) 1.71Mbps(539kB,2.9秒)
推定最大スループット 6.5Mbps(816kB/s)
コメント Yahoo!BB 12Mbpsとしてはかなり速いです!おめでとうございます。(1/5)

https://lios-web.nttwest-lineinfo.jp/LiosApp1/LoginPub(NTT西日本)
◇線路条件
○線路距離長(エンドユーザ〜NTT収容ビル) 800m
 ○伝送損失 21dB

1188とはずがたり:2016/10/20(木) 22:47:24

 「当時アームの最高経営責任者(CEO)だったウォレン・イーストとはこの間も何度も会っていた。彼と話しているとやはりアームへの評価は高まり、僕の中でぶれなかった。株価は10倍になったけど、いつも買いたいと思っていたよ。そして、もう一回パラダイムシフトが起きると確信した。インターネットの中心軸がパソコンからスマホに、そしてIoTにシフトすると。その入り口にある今、もう一度挑戦したいと思ったのです」

 「僕は世の中を大きく変えるような発明をしたわけではない。何か一つだけ平均的な人と比べて特徴的な能力があるとすれば、それはパラダイムシフトの方向性とその時期を読むことに関心が強いということだ。目の前の2〜3年の小銭を稼ぐようなことに、僕は興味がない。10年後や20年後に花を咲かせるものをタネの段階でかぎ分ける能力と、それに対してリスクを取りに行く覚悟が人より強いのだと思う」

■既存事業は宮内氏に任せる

 ――孫さんは自分の時間の90%を米スプリント再建とアームに費やすと公言しています。本業である国内の携帯電話事業は大丈夫ですか。

 「これまでも新しいパラダイムシフトのたびにソフトバンクの持っている経営資源を全て突っ込んできた。僕の時間もすべてです。最初はパソコンソフトの卸売りや出版・展示会をやっていたが、インターネットにシフトする時は99%そっちに時間を費やした。もう家出状態で冒険に出ちゃう。ブロードバンドで、ヤフーBBでNTTに挑戦した時には、アポを全部キャンセルして本社も出た。でも大丈夫。『俺はブロードバンドをやるから、みやうっちゃん、あとはよろしくね』と(笑)」

 ――宮内謙副社長に全部丸投げすると。

 「そう。モバイルインターネットの時も僕はフーテンの寅さん状態ですよ。新しいマドンナを見つけて恋い焦がれて出ていっちゃう。あとは宮内に任せる。いつものパターンで今回もそう。5年に1度くらいのペースで寅さんは家出しちゃうんだ。みやうっちゃんは僕より8歳上だけど髪の毛もフサフサしていて若そうでしょ(笑)。だから大丈夫」

 ――アーム買収には3兆3000億円強の巨費を投じます。

 「やっぱり3兆3000億円はそれなりのカネ。資金を捻出するために売りたくもない中国アリババ集団やスーパーセル(フィンランド)の株を売った」

 ――資金繰りは周到だったように思います。

 「実は1年くらい前にごく一部の幹部に『俺はアームを行くべきだ』と言った。でも当時はスプリント再建がまだ軌道に乗っていない。ある幹部から『何を言っているんですか』と反論された。まあ、もっともな意見だなと。でも今年の夏くらいからは軌道に乗るという絵が描けた。ならそろそろ試合に出るぞ、と。そのために資金を調えていた」

 「これまでパラダイムシフトの勝負時には売れるものを片っ端から売って勝負に出た。今回はほんの一部。だから全然フルショットじゃない。コントロールショットだよ。サンドウエッジで軽くちょーんと打つ感じかな(笑)。それは言い過ぎか。でもピッチングウエッジで刻む程度。これほど大きな勝負をピッチングウエッジでできる。こんなに余裕をかましていいのか、ちょっと(過去の)自分に対して申し訳ないくらいの余裕ですよね」

■アローラ氏「そんなに待てない」

 ――ただ、今回は後継者と目していたニケシュ・アローラ氏と決別するという覚悟を示しました。

 「そうですね。これほどの挑戦はやはり自分自身が船長として、船のマストに自らを鎖で縛り付けるくらいの覚悟でやりたい。そういう状況で彼ほどの人物を副船長のまま10年も待たせるのは申し訳ない。彼には『俺は10年は船長のまま走りたい』と言った。ニケシュはそんなには待てないと。それじゃ、しょうがないねということになった」

 ――アローラ氏の退任発表は株主総会前夜で議論を呼びました。

 「僕自身そういう気持ちになったのだからもう一回再任して待たせてとか、気持ちをごまかして続けるのは良くないと思った。それならスパッと行こうと。ケンカ別れじゃないですよ」

1189とはずがたり:2016/10/20(木) 22:47:55
>>1187-1189
 ――そもそも本当に引退する気があったのですか。

「ゴルフ三昧をしようかなと思っていたよ。まあ、よく考えると忙しい合間にやるからうれしいのであって、時間をもてあましてやってもスコアも良くないでしょうね。(引退していれば)ベンチャー投資や起業家たちとの交流は続けたと思う。コーチのような立場で関わるのはきっと楽しいだろうなと。後継者に後任を託したら院政なんかしない。でもこれだけのパラダイムシフトが目の前に迫っている。自分なりに思いがあるのにお任せ状態というのは、自分に対して正直じゃないですよね」

 ――アーム買収は米シリコンバレーの自宅にサイモン・シガース最高経営責任者(CEO)を招いた会食が端緒になりました。

 「サイモンとは1年ほど前にロンドンで初めて会った。物静かな生粋の技術者で正統派の後継者だという印象だった。彼はシリコンバレーに自宅があり、僕の家と車で数分の距離だという。何度か自宅に来てもらった。6月末も3時間ほど語り合いましたよ」

■アーム会長を追い地中海へ

 「僕は彼に『そんなにIoTの未来を理解しているならエンジニアも増やして攻めるべきだ』と言った。サイモンもアナリストなどにそういう先行投資をすると説明していたけど、いざ利益が減ると株価が落ちるんだと、上場企業だから難しいと言っていた。それで(買収の)腹を固めた。彼の言葉を聞いて内心で『これは行ける』と思った」

 「その直後に『会長にも会いたい、君も来てくれ』と言うと、アームのスチュアート・チェンバース会長は家族とバケーション中でヨットで地中海に居ると。だから直接電話して『そっちに行くから会ってください』と言い、トルコのマルマリスという港町で落ち合うことになった」

 ――その場で買収を切り出した。

 「その瞬間は二人とも椅子から転げ落ちそうなくらい驚いていたよ。まさかそんなオファーを受けると思ってもみなかったと。業務提携か何かの話だと思ったようです。こちらの提案はお金だけじゃない。社員を増やす、本社やブランド、経営陣はそのまま。フルセットで断れないオファーを出した。株主に対してはお金で応じることになるが、社員や経営陣にはビジョンを共有できることを示さなければならないから。ゼニカネだけだと社員だって嫌気がさすでしょう。エンジニアが辞め始めたりするとどんどん逆回転になってしまう」

 ――アームはソフトバンクと直接のシナジーはありません。ギャップを埋める意味でもまた大型買収を仕掛ける考えは。

 「大きな買い物をしたばかりだから、今はそれを消化しないといけない。どれくらいかかるかはやってみないと分からない。少なくとも直後にそういうことはない。今はアームに集中しますよ」

 ――アーム買収を公表して真っ先に電話をかけてきたのが中国アリババ集団の馬雲(ジャック・マー)会長でした。

 「ジャックの持論は『データを制するものが世界を制する』。その点から(アーム買収の決断は)『さすがだ』と言ってくれた。アームと連携を深めたいからすぐにCTO(最高技術責任者)も連れて会いたいと言ってきた」

 「ジャックだけじゃない。(米アップルCEOの)ティム・クックや(米クアルコム元CEOの)ポール・ジェイコブスなどから次々と電話を受けた。これから世界中のリーダーとパートナーとして信頼関係を築き、技術開発の5〜10年先を語り合うことができる。今はものすごくワクワクしていますよ」

(聞き手は杉本貴司)


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