そんな「修理する権利」を求める動きの一環として、投資家団体のAs You Sowは2021年6月にMicrosoftに対して製品の修理手順や部品の提供を求める株主決議を提出。その際、As You Sowで廃棄物プログラムコーディネーターを務めるケリー・マクビー氏は「Microsoftが掲げている『2030年までにカーボンネガティブを達成する』という目標を追求するためには、ユーザーが新しいデバイスを購入するよりもデバイスを修理しやすくする必要があります。そのための最初のステップは、修理ツール、部品、および設計図をユーザーに提供することです」と述べていました。
そして2021年10月7日に、As You Sowは「Microsoftがユーザーの修理オプションを拡大することに同意しました」というタイトルの声明を発表しました。声明によると、Microsoftは「ユーザーによる修理へのアクセスの増加に関連する環境的および社会的影響を評価するべく第三者機関による調査を行い、修理へのアクセスを増やすためにSurfaceシリーズやXboxシリーズに新しいメカニズム整える」「Microsoftの認定サービスプロバイダー以外の修理業者にも、部品や修理ドキュメントを提供する」「消費者の修理オプションを促進するための新しいメカニズムを開始する」という取り組みを開始することに同意したとのこと。今回の同意を受けてマクビー氏は「感動的なことに、この同意によってMicrosoftの公認修理店以外でも修理サービスを受けられるようになります」と述べています。
こうした高速給電規格に対応した端末をモバイルバッテリーで高速充電するには、いうまでもなく、同じ規格に対応したモバイルバッテリーが必要です。違う規格のモバイルバッテリーでも充電することは可能ですが、それぞれの給電規格で実現可能な充電スピードは望めません。
USB PDに対応している端末にはUSB PDに対応しているモバイルバッテリーが、QCに対応している端末にはQC対応のモバイルバッテリーを選ぶのが、ベストな組み合わせというわけです(ただし、QC4/4+規格の場合はUSB PDと互換性があります)。
cheeroは、対応機種の幅広さや将来性を考慮してUSB PDやQC規格に対応したモバイルバッテリーを開発しています。 現在発売中のモバイルバッテリーのうち、USB PDに対応しているのは「cheero Power Plus 5 5000/10000/15000/20000mAh」「cheero Power Plus DANBOARD PD18W 10050/13400mAh」など。
今後開発・発売するモバイルバッテリーのうち、容量が10000mAh以上のものについては、すべてUSB PDに対応していく計画です。