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資料集 Part2

1ウエスト★:2012/05/27(日) 18:04:54
判決文や新聞記事、その他資料を蓄積するためのスレッドです。

209アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/03/28(木) 21:00:15
>>208 アイマイミーさん

ご覧いただき、ありがとうございます。例によって転載、引用はこれまで通りフリーです。
だいぶ詰め込みましたので、根本的な問題について取り上げたものでもありますので
ブログでの取り扱いはのんびりと、アイマイミーさんのお考えなども含めながら進めて頂くと有意義かと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。

210ウエスト ◆atahWDAI2.:2013/03/30(土) 00:37:29

アルゴラブさん
いつも考えさせてくれる投稿をありがとうございます。

「ダブル・バインド」という言葉は初めて目にしましたので、ウィキペディアの説明も読んでみました。
この状態に置かれつづけると、統合失調症に似た症状を示すようになる」という解説と、
下のような症状が現れるそうですが、これは実体験に照らしあわせても、説得力があるものでした。

・言葉に表されていない意味にばかり偏執する(妄想型)
・言葉の文字通りの意味にしか反応しなくなる(破瓜型)
・コミュニケーションそのものから逃避する(緊張型)

実際、そのような状態に置かれ、統合失調症傾向にある人を何人か知っています。
そのひとりは、妄想型にあてはまるでしょうか、こちらから何も言わなくても、あることないことおっしゃるので
何時間話しても、話がまったくすすみませんでした。

ネットでも上のような傾向を見ることがあります。「矛盾こそ正しい」と言わんばかりの言動に
「なぜここまでなってしまったのか?」と思うことも多いのですが、
数々の禁止命令に縛られて、頭の中はぐちゃぐちゃにかき回されつつ、信者という形を保っていくには、
「矛盾でもなんでもあり」にして表面上は受け入れ、いずれ自分以外を否定する形をとっていくしかないのかと思えました。

次に、「ダブル・バインド」の支配者として、大川隆法がどのように心に侵入してきたかですが、
これは、私にも少し残っていた「ひっかかり」を無くしてくれました。

「若い教祖が謙虚に自己を振り返る」というのは、おそらく年上の方に受けが良かったでしょう。
そして十分に信者に依存させたと判断したら、記述を変えていったのでしょうね。

今信者をされている方へ、どうやって数々の矛盾をかわしてきたのか、私だけでは実感としてわからないことも多いです。
しかし、信者時代の心情を綴ったブログは増えています。かつて仲間だった方は、たくさんいます。
疑問があったら、そういった方々にひとこと、聞いてみてください。親切に教えてくださるでしょう。

逃げにくい事情などもあるでしょうが、
どこか自分の隅っこに、KKにも何にも影響されない自分だけの場所を持って、大事にしてほしいと思います。
それが自分自身をとりもどす助けになります。

自分で考えるとなると、不安になることも多いかもしれませんが
自分で自分を構築する喜び、思いたいように思える喜びにはかえられません。

アルゴラブさんが紹介された書籍等も、助けになってくれます。
管理者のおすすめは「毒になる親」です。親子関係を考える、よい材料になります。

自分の状況を把握し、しかしまた同じ罠にはまらぬよう、あせらず「自分研究」されますよう・・・

211アイマイミー ◆3PbKvlyfLs:2013/03/30(土) 19:06:53
>>192->>207

アルゴラブさんの渾身の対策『ダブル・バインど論を拙ブログにて、

『自己呪縛とカルトの呪縛を解き放て!! 』

―洗脳されし信者を、幸福の科学の桎梏から解放する―

として掲載しました。予定を繰り上げ19:00から掲載しています。

また、アイマイミーにて、

1.矛盾した禁止命令による呪縛

2.二世信者の憂鬱―モラル・ハラスメント被害

3.幸福の科学にダブルバインドされた人の特徴

4.幸福の科学による「心の支配」の完成

5.自由に向かって逃走せよ!!

の5つに章立てをいたしました。さらに、冒頭に解説をいれています。


少々難しい論文ではありますが、未だ迷える真面目な信者、自明の理として信仰している二世信者に対する的確な分析と対応方法が書かれていますので、アンチにとっての必読の書となっています。

精読されることをおすすめします。 http://antikkhs.blog119.fc2.com/ 

なお、この論文は重要なため、拙ブログでは、当面トップに起きますので、しばらくは拙ブログの更新はいたしません。ご了承ください。

212匿名:2013/05/18(土) 13:50:33
シンパたちへの手紙

シンパたちよ
未だに、アンチの人々の愛に気づかぬ愚か者たちよ

アンチの人々の愛に気づかぬ愚かものと言われて、腹がたったか

お前たちの認識力では腹が立つとは思うが
自分は、悟りは高いと自負しているならば
最後まで読んで論破、反論を試みるとよい

今日は、お前たちに、わかりやすく話をしようと思う

まず、最初に言っておこう

お前たちがシンパを続ける最大根拠 それは

正しい宗教を誹謗すれば、深い地獄におちる。
幸福の科学は救世主がおこした偉大な宗教である
その幸福の科学を誹謗するということは確実に地獄におちるということである
それが、わからない、愚かなアンチ、気づかぬ一般大衆、無視するマスコミ
それに対して
救世主降臨を理解している、悟ったシンパ 悟った自分、選ばれた戦士

これだな

さらに付け加えるとするならば

自分は霊体験をした、(本をよんで感動した)
これは自分は特別な存在で、使命があるからにちがいない
それを知らせるために、守護霊がメッセージを送ってきたのに違いない

これもあるだろう

正しい宗教を誹謗すれば地獄に落ちるということを
幸福の科学を信じている根拠にしているものに告げる

213匿名:2013/05/18(土) 13:55:16
正しい宗教を誹謗すれば地獄に落ちるということ自体は正しい
しかし
今の幸福の科学は正しい宗教ではない
よって
幸福の科学を批判しても地獄にはおちない

シンパたちよ
お前たちはこの

今の幸福の科学は正しい宗教ではない

というところが、どうしても理解できないでいるのだ

アンチたちが、何度も何度も隆の性格や言動を説明しているのにもかかわらずにもだ
幸福の科学のシステム自体が集金システムであると
何度も何度も説明しているのにもかかわらず、まだ、認めようとしない

その、根拠のひとつには霊体験があるのだとは思うがそれにしても愚かである

自分の霊体験をほのめかす者たちよ

お前たちは、謙虚なようにふるまいながら 実は

 自分は特別な存在で、使命があるにちがいない
 自分は悟っている、選ばれた戦士、ひょっとしたら光の天使かも

と主張していることに気づいているか

そんなことはない と反論するか

もし、そうならば
ネット上で霊体験をほのめかすことによって
幸福の科学を擁護すること自体がないと思うののだが違うか

ネット上で霊体験をほのめかすことによって
幸福の科学を擁護することが自体が

214匿名:2013/05/18(土) 13:58:54
「愚かな人にはわからないでしょうが
 特別に選ばれた自分には、幸福の科学が正しい宗教であることがわかるのですよ」

と巧妙に主張していることに気づきなさい

さて
隆は人格者でないことや、言動が低劣であることは今更、言うまでもないが
新たに付け加えておこうと思う

隆よ

お前は覚えてはないだろうが

ある講演会でお前はこう言い放ったことがある

「今、ここに、この時期にこの会場に、みなさんがいる ということは
 みなさんには、使命があるのです
 偶然で、ここに集まってくることはないのです
 一部、後ろのほうに怪しい人がいますけれど・・・(えへへ)」
 ・
 ・
 ・
隆よ、ダウン症の人は怪しいか!!

隆が、この言葉を発したとき
その子は一瞬、かっと目を見開き、怒りを表した
そして、そのあと、すぐに悲しそうな顔になった

その子の母親であろう人は
一瞬悲しそうな顔になり、そのあと怒りの表情にかわった

そして、彼女たちを同行したであろう会員らしき女性は
おどおどしていた

隆、
ダウン症の子をもつ母親を講演会にさそった会員が

215匿名:2013/05/18(土) 14:00:07
このとき、どんな気持ちでいたと思う
どれだけ苦労して、この親子を誘ったと思う

そして
その会員の言葉を信じてわざわざ講演会にきたのに、お前にこんなことを言われた
この親子の気持ちをお前は理解できるか

宗教者として、最低である
シンパたちよ、お前たちはこんな男をを救世主と思っているのだ

さらに続けよう

幸福の科学設立初期の頃、熱心な信者が退職金をお布施した
公務員30年の退職金、全額である

このとき、この人は、実は、隆にそれなりに、処遇されることを期待していた
それなりのポストを与えてもらい、幸福の科学に貢献したいと本人は考えていた

しかし、隆は、この信者の期待・予想を、見事に裏切った

この人は、まもなく、退会した

隆よ、お前には、恩も義理も誠意もないのがこのことでよくわかる
シンパたちよ、お前たちはこんな男を救世主と思っているのだ

シンパたちよ
教えがよいと思えるから、隆も立派であると思っているのが
お前たちの誤りのもとなのである

教えは隆が読書によって収集してきたものである

凶悪詐欺犯であってもよい教えを集めて発表することは可能であり
それを読んで感動することはありうるということにきづきなさい

隆の子供たちよ
お前たちがアンチに対抗するのは無理である

216匿名:2013/05/18(土) 14:01:08
格が違いすぎる
有名アンチは、今の支部長たちなど小僧にみえるほどの実力者であるのだ
一人一人が小林や饗庭と同等かそれ以上なのだ

恭子、宏洋へ
あなたたちが、幸福の科学の膜を引いてあげなさい
隆を楽にしてやることは、

   愛である

ということは、あなたたちには、十分わかるはずである

隆へ
金がなくなった時、お前はすべてを失う
お前の周りにいるものは、すべて
 
   偽物である

お前が支配する 金 目当てである

お前の愚痴をきくことにもう飽き飽きしている
お前の怒りをきくことにもう飽き飽きしているのだ

  それが本心である

シンパたちへ
実働会員が5000を切ったいま 選挙で当選することは決してない
                学校に生徒が集まることも決してない

そして、伝道できる会員は、もはやいない、いたとしても、その環境はない
なぜなら、勧誘された人は一応、 ネットに目お通すからだ

お前たちへ今 自分は 試されていると思っているのかもしれない

気の毒だが、誤解である
真実を直視することを避けていることの言い訳であることにきづきなさい

217匿名:2013/05/25(土) 13:41:24
アンチのみなさんへの手紙

隆たちへの手紙の作者です
まず最初に
 アンチ活動有難うございます
 みなさんの活動に深い感謝と敬意を表します

みなさんの活動が信者たちの洗脳解除に役立ち
多くの人々が普通の生活に戻っていることは
もちろん、私たちが言うまでもありません

洗脳を脱しつつある人々の守護霊は感謝と安堵の気持ちでいっぱいだと思います

みなさんは、残存シンパたちの
阿修羅波動や上から目線波動に耐えながら
菩薩業をされています

たいへん、きつい修行だとは思いますが
彼らの、阿修羅波動に巻き込まれず
上から目線波動にも巻き込まれず
冷静にして沈着に対応されているのはさすがです

一般の人や迷っている信者たちは
アンチとシンパの文章を読み比べますが
そのとき、どちらが評価されるか
考えながら、文章を書かれておられるのは
さすが、菩薩業されている方々です

218匿名:2013/05/25(土) 13:43:28
すでに、ご承知のごとく、
今なお残る残存シンパを説得することは無理でしょう
時期を待たねばならないのでしょう

その時まで、冷静で愛ある文章で、同胞が気づくまでじっと待つ
それしかないと私達も思っています

いつになるのかわかりませんが
みなさんが、無事、帰天されてきた時

 涙の再会があると思います

 「あなたが○○さんでしたか」
 「はじめまして、ハンドルネール○○です」

といった会話がなされて、大いに盛り上がることでしょう

そういうシーンを思い浮かべながら、
私たちは頑張りたいと思っています

219匿名:2013/05/25(土) 13:44:52
恭子と宏洋へ

シンパたちへの手紙にも書いたが
あなたたちが、幸福の科学の幕をひいてあげなさい

恭子よ、あなたが天上界にもどるには
幸福の科学の全てを総括して、懺悔と謝罪をする本を出版するしかない

その他のことで、お茶をにごしてはいけない

知ってのとおり、幸福の科学が原因で多くの人が不幸になっているのだ

逃げてはいけない、自分をごまかしてはいけない

宏洋へ
あなたは、自分の弟や妹達のために
幸福の科学を潰してあげなさい
幸福の科学が存在して
愚かなことをし続ける限り、弟妹たちは幸福になれない

220杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2013/06/11(火) 19:21:52
つい最近、サッチャー死亡に便乗(?)して霊言を発表したHSですが、それについて米一流紙が紹介とドヤ顔で自慢したそうです。

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=6151

で、その記事がNYタイムス掲載のこの記事 http://nyti.ms/1973iaK 和訳してみたのを以下に挙げておきますので御照覧をば。

「マギー=サッチャーとイタコ」

2002年のことだ。マーガレット=サッチャーが認知症で公的活動からの引退を余儀なくされた際に、マギーのごとき政治巧者ですら老いには勝てないと言う声が彼女の批判者から挙がった。恐らくはその物言いは正しかったのだろう──2013年4月9日に彼女が死んで僅か19時間後、「幸福実現党」の指導者で霊能者である大川隆法が東京からその元首相との交霊をやったというのだ。 http://eng.the-liberty.com/2013/4397/
大川の「幸福実現党」は日本各地に候補者を擁立してはいるものの選挙で議席すら取れず、首都東京では純真そのものの信者がビラやパンフを熱心に配っていることで知られていたりする。そのパンフは政治的で、ナショナリスティックな主戦論の傍らで何故か移民受け入れと原発推進を訴える奇妙な政策ミックスを掲げている。とは言えその中核は、我々の生命を支配する6次元の目に見えない精霊によって人々に幸福をもたらすという宗教団体であり、商社マンを経て1986年に教団を創設した大川はマホメットや金正日の霊と交霊に成功し今回サッチャーでも同様に成功したと言うのだ。
「私、まだ生きているんでしょ?」サッチャー(の霊)は大川に冗談めかしてそう語ったと言う(教団によると死んで間もなくの驚きと戸惑いでそうなったんだとか)。「え、日本?日本なの?」

221杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2013/06/11(火) 19:55:38
労働者階級からの叩き上げってことと男性優位の政界で成功した女性ってことから、日本ではサッチャーは大人気だ。フォークランド紛争で勝つなど1980年代のタカ派復権をリードしたことからも持て囃されたりもされているし、経済面では小さな政府を目指しインフレを抑え込んだ。
一方で大川の教団と党は、アベノミクス──政府によるインフレ誘導とマイナス金利による経済政策で概ね成功している──を完全に支持してはいるものの、サッチャー(の霊)は積極的な財政・金融政策よりはビジネス環境の創造にこそ国の経済の運命が決まってくると言っていた。「政府は、産業の民営化さえやってくれればそれで良いのです」あまりに多い法規制は「民間企業に成長するなって言っている様なものです。彼らには自由にやらせて、繁栄をつかむために自助努力を叩き込むべきです」こうしてみるとサッチャー(の霊)は、アベノミクスのインフレ誘導が経済に打撃を与えるのではとの懸念を日本人に警告しているかも知れない。だとすれば、緊縮財政や福祉国家の解体が彼女の政策的成功であったことを忘れ去っているということにもなる。
安全保障の面では、大川と同様──安倍でさえ同様──に彼女は積極的なタカ派となってしまう。中国や北朝鮮にことが及ぶと「侵略を許してはなりません!貴方方の素晴らしく美しい歴史的伝統や文化を守るために戦いなさい!」と語気を強める。「我々の領土だと信じているなら、絶対に死守しなければなりませし、それを狙う敵や侵略者は攻撃し殲滅しなければなりません!」ここで「我々」とか言っている辺り、死んだサッチャーの霊は何故か日本人みたいになっている様に思えるのだが。
LibertyWebという幸福の科学のネットでの宣伝媒体で発表された交霊の模様は数ページ分にも及ぶが、「人の死後約24時間は、まだ霊子線(シルバーコード)が肉体とつながったままであり、霊体は肉体と分離していない」ので生前の記憶を引きずったまま「死後間もなく・・・霊言を語らせるというのは、至難の業である」だと言っている。だが右も左も判らないサッチャーもその後は平常運転で、エネルギーと品格・権威に満ちたハッキリとした人物となっていたのである。

222トロポサイト:2013/06/29(土) 17:25:49
陰謀王子なる人物の長文記事 (陰謀論系)
ttp://inboudayo.web.fc2.com/princelog.txt
の、最後の方に、幸福の科学に関する考察が掲載されています。

長文なので、引用はできませんでした。

・・・と、つまりは最初からやばかった可能性があります。

223アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/07/25(木) 20:16:09

平成25年7月21日執行  参議院議員通常選挙 比例代表

矢内筆勝(51)  17010票
トクマ(46)   16797票
井澤一明(55)   4540票

>【政務本部より】
>この度の参院選・比例代表の投票についてご連絡申し上げます。
>比例代表(全国区)選挙について、外向きには『幸福実現党』または『幸福』と投票頂くようにお願いしておりますが、
>信者の皆様には、『やない筆勝』で投票して頂きますようにお願い申し上げます。
>(選挙区の投票では、幸福実現党公認の各候補者へ 投票してください)


上記の通り、参院選に関する教団からの事前の指示に対する信者の投票行動の結果から現存信者数の状況があからさまになりました。
2chでは毎度おなじみの予想大会も行われていたようですが、参加者の皆さんのほぼ予想通りの数字であったようですね。

数字的にみれば、やはり89〜90年頃の規模に堕ち込んでいることは明白ですが、当時と違うのはその中身で
信者の高齢化が著しいこと、世間に「幸福の科学」「大川隆法」というものの「カルト」としての認識が広まっていることなどから
実勢は当時とは比較にならないほどの衰退ぶりを露呈しています。


選挙期間中、とある教団施設の前を通りましたが、休日の昼間だというのに中は薄暗く人影もなく
ただひとり老齢の男性が椅子に座って、力なく虚ろな表情で窓の外の人の流れを眺めていました。
扉ひとつ隔てただけで、活気ある外界と対照的なその重く澱んだ空気感の違い。
カルト宗教が与える足枷の罪深さを象徴していて、実に哀しい光景でした。

カルト信仰というのは、もともと自由闊達だった人間の精神に靄のようなベールを覆いかぶせてしまうようなものです。
その覆いを剥いで、その扉を蹴散らして、すぐそこの目の前に流れる日常に飛びこんでみれば
いかに世知辛い世の中でも、教祖が拵えた閉塞し倒錯したその箱庭では決して得られない知識や経験と出会い
本来の自分の呼吸、歩調を取り戻し、息苦しさから解放されて
悪い夢から醒めて、ふたたび真に生きていることのリアルな実感を思い出すことができるでしょう。


どんなに時間が経っていても、歳をとってしまっていても
この生があるうちに、ほんのちょっとでも心の舵をきれるかには大きな意味があります。
妙な言い方になりますが、教団も教祖も、今となってはこれだけ分かりやすく壊れてくれているのです。
大きな意味で、これほどの慈悲を与えられているのですから
一人でも多くの方が、その最期までにはきちんと答えに辿りつき、自分の魂を取り戻して頂きたいと願っています。


(管理人さまへ)
近日中にまた、少々まとまった量の資料投稿をこちらにさせて頂く予定で準備中です。
例によって数十スレッドに渡って使用させて頂くことになるかと思いますが、宜しくお願い致します。

224アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/09(金) 22:47:33
>223でお知らせした投稿の前ですが、ネットで拾った本日あった動きです。
ひとつの節目になるものとして、ここにも記録しておきたいと思います。


新潮社に30万円賠償命令 「幸福の科学」の記事巡り  2013/8/9 19:23

日経電子版
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG09058_Z00C13A8CR8000/


週刊新潮の記事で名誉を傷つけられたとして、宗教法人「幸福の科学」が新潮社側に2億円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は9日、記事の一部が名誉毀損に当たると判断し、30万円の支払いを命じた。

問題となったのは、大川隆法総裁の元妻が教団の内幕を語ったとする2011年2月24日号の記事など。
三角比呂裁判長は、幸福の科学が国税局の査察を受けたとする部分について「査察ではなく、税務署の税務調査だった」と指摘。
裏付け取材が不十分だったとした。

記事の大部分は「真実か、真実と信じる理由があった」と判断した。

週刊新潮編集部は「主張がごく一部認められなかったのは遺憾だが、実質的な勝訴」とコメント。
幸福の科学は「これを機に新潮社が宗教や神仏への冒涜(ぼうとく)をやめ、まっとうな報道機関に生まれ変わるよう願ってやまない」との談話を発表した。

〔共同〕

225アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:02:25

週刊新潮に掲載された元教団補佐の大川きょう子の記事をめぐって、一部を除き記事の大半について真実性と真実相当性が認められました。

夫たる大川隆法の浮気を原因として離婚したというきょう子の言葉通り、大川隆法の俗物性については、今更さほど驚くことのほどのことではありませんが、一方で、そのきょう子自身もまた、自らの過去への総括もしないうちに新たなカルト宗教活動を開始しています。

被害者そっちのけの、嘗ての教祖夫婦の果たし合いは、脱会者やその関係者から見れば決して胸のすく話ではなく、どのみち苦々しい目糞鼻糞の泥仕合に過ぎませんが、二人が潰し合うことはこの教団のカルト性を世間へ周知拡散することに寄与し、教団の弱体化に繋がることとなって無駄にはなりません。

ただし、真面目に真理を求めるもの、静かに信仰に生きるものにとっては、このようなレベルの低い事柄で宗教的真理に関わる人までもが、色眼鏡で見られる余地を残すものとして、迷惑千万と感じている方もいるかと思います。


霊的なものに関わり、安易に求めたり扱ったりしようとする軽率さが大きな弊害を生んでいきます。

きょう子自身もそのようですが、彼女の場合は大川と同じ資質の人間ですから処置なしとして、現在の大川、教団のいかがわしい有様を見るにつけ、もはや邪宗であることを否定できないとしても、興奮しやすく慎重さを欠いた姿勢によって、脱会してもなお初期には正しい指導を受けていたとか、霊能や霊言などに振り回されて目覚めを妨げられている人がいるのは残念なことです。

それでも受け止め方は、最後は各人各様に任せるしかありませんが、その拠り所となっているところの大川の霊能、霊言なるものが、果たしてそれほど価値のあるものなのか、これまでも様々に暴かれてきていますが、今回もそのための考える糧として未公開資料を明かしつつ再検証をしていきます。

リアルタイムで次から次へと、狂団は色々とやらかしてくれますが、そうした様子を横目で眺めながら、根源に遡ってじっくりお考え頂きたいと思います。

226アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:03:40
>>225

まず、資料集1の>986から数スレッドを使わせて頂いて、1991年4月当時の「月刊Asahi」に掲載された佐野眞一氏による教団批判の記事の抜粋を投稿しました。
その中に、教団発足以前の中川忠義と隆による親子イタコについて触れた記述があります。
まずその部分のみを抽出して、以下に再掲します。


佐野眞一氏 『「幸福の科学」主宰 大川隆法 挫折だらけの生いたち』より

宗教家・大川の最大の特徴が、霊界の住人をたちどころに呼びだせる「霊示」能力にあることはすでに述べた。
だが、その能力については、当初より大きな疑念がもたれていた。

昭和60年春、広島県福山市に住む心霊研究家の近藤千雄のところに一通の手紙が舞いこんだ。
差出人は善川三朗で、私の息子にはたいへんな霊能力がある、ついてはその問答を録音したテープを送るので聞いてほしいとの内容だった。

送られてきた2本の120分テープを聞いて、近藤はまるで話にならないと思った。
だがそのことには直接ふれず、善川には、「息子さんはまだお若い。もう少し修行なさってからでも遅くないでしょう」という旨だけを記した手紙を出した。

それから数カ月後、そのテープをもとにした「日蓮聖人の霊言」が出版されたことを知った近藤は驚くと同時に、善川の突然の手紙の真意が初めてわかったような気がした。
心霊関係の出版社に顔のきく近藤に口をきいてもらいたかったのではないかと感じたのである。

(「月刊Asahi」 1991年4月号)

227アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:04:58
>>226

このことについては、 1991年10月に出版された有田芳生氏による『「幸福の科学」を科学する』(天山出版)の中で、もう少し詳しく掘り下げられています。
現在は絶版になっていて古本でしか入手できないので、上記のエピソードを含めた章の半分程度になりますが、こちらも抜粋します。


有田芳生氏 『「幸福の科学」を科学する』 (第4章「幸福の科学」が抱える頭痛の種)より

「大川隆法の教えへの疑問」

これまで見てきたように、大川が高級霊を「この世」に呼ぶことができることは、「幸福の科学」に入ってくる人たちには大きな魅力の一つとなっている。
書店で『霊示集』を手にすることで大川を知り、「幸福の科学」に入会したと語る会員は多い。

ところが大川に霊が降りることや、その霊が語ったという内容に疑問を持つ者もいる。
大川はGLA教祖だった高橋信次に関する本を十五冊も発表している。
GLA信者にすれば、自分たちの教祖が他の教団の大川に霊示して、それが本になって多数出回るというのだから穏やかではない。


GLA関係者は、語気を荒げてこんな思いを吐露した。
「大川さんは『高橋信次の愛の讃歌』というハウツー書を出しています。そこでは『私の研究の結果、夫婦の浮気には三種類ある』といったくだりがあります。
そんなことを高橋先生が研究しているわけじゃないですか」

八七年、GLA総合本部は、「幸福の科学」に、高橋の霊言が本物なら目の前で証明してほしいという内容証明を何度か送っている。
「幸福の科学」は無視の態度を取ったが、最後に今後内容証明が送られても焼却するとの返事をメモで送った。


このときの状況をGLA関係者はこう語った。
「はじめ西荻窪にある事務所に出向いたんです。大川がいるようだったけど、受付の女性が対応するだけで幹部すら出てこなかった。
そこで内容証明を三回出したが、二度はいっさい返事がなく、手紙をそのまま送り返してきた。
三度目はチラシのような汚い紙の端切れに『これ以上送ってもムダ』と一文あるのみでした。誠意がいっさいなかったですよ」

「本当に高橋の霊を呼べるのなら、なぜわれわれの要求どおり、われわれの前で呼び出して見せないのか。
別に大川を処罰するといっているんではないのですから。
大川が高橋の霊を呼び出して会員と問答しているテープを聞いたことがありますが、お話にならない。あれじゃ、学芸会です」

228アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:06:04
>>227

また「霊の存在を認めていない」親鸞が霊示をするはずがないと主張する仏教者もいる。

石川県珠洲市にある乗光寺(浄土真宗)の落合誓子は、大川の出した『親鸞聖人霊示集』にこんな疑問を呈している。
「親鸞は、霊魂の存在を直接的にではないにせよ否定しているというのが真宗教団では常識になっています。
ですから親鸞が大川さんの口を通じて何かを話すことはありえないですよ」

「蓮如については議論するのもバカバカしいほどひどいものです。まったく蓮如のことを知らない人が書いたものだとしか思えない。
蓮如の宗教改革者の側面にのみ注目していますが、それでは大川さんの貧しい宗教観を提示しているにすぎないでしょう」


「たとえば大川さんに降りたという蓮如の霊が『死後の世界について明確に話をしなければならない』と言っています。
仏陀や親鸞、蓮如にせよ、人間が死んで迷いのもとを作る肉体が消滅すれば、迷うものがなくなるとは言いました。
けれどもそのことをとって『仏になる』という解釈はもともと仏教にはなじまないものです。
とくに死後の世界については『不説』と言って、説明を避けているんです」

「とにかく現代の仏教は死後のことよりも、いかにいまをしたたかに生き延びてゆくか、
いいかえれば『いつ死んでもいいという生き方ができるか』というのがテーマになっています」

229アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:07:22
>>228

「高級霊は呼び出せない?」

こうした霊示の内容への疑問や批判どころか、そもそも高級霊を呼び出すこと自体を問題にする研究者もいる。

ある心霊学者は「こんなことに時間を費やすのはもったいない」と言いながら匿名を条件にこう語った。
そのやりとりの一部を再現する。


-----大川さんが霊と問答したテープを聞いたそうですね。
「120分テープが二本送られてきましたが、全部は聞いていません。一本の最初の数分を聞いただけで送り返しました」

-----それだけで疑わしいと思ったのですか。
「そうです。だって、私が二十年以上も研究しているシルバー・バーチが最初に出てきたんですよ。ひとこと聞いて問題外だと思いました」

-----しかし、はっきりとそうは言わなかった・・・・・。
「まだ二十代の人だったので、もう少し勉強しなさいと婉曲に言ったんです」

-----ところが『日蓮聖人の霊言』(のちに『日蓮の霊言』と改題)や『キリストの霊言』といった本が出されましたね。
「そう、潮文社を紹介してくれと言ってたな」


-----ところで先生の本には、高級霊は①この世での名を明かさない②こちらから呼び出すことはできない、と書かれていますが。
「名を聞かれれば答えることはあります。しかし、それは必然性があってのこと。
大川さんのように、本を出すことが必然に当たるわけがないでしょう。
それに高級霊は、こちらから呼び出すことはできないのです」

-----1人の人間にいろんな霊がつぎつぎにコンタクトすることは?
「そんなことがあるわけないでしょう」

-----結局、大川さんはそう信じているうちに、本当に信じこんでしまったということなんでしょうか。本人はもちろん嘘をついているつもりはない・・・・・。
「その可能性は大きいと思います。これはもう一種の病的なもの以外の何物でもないですね」

-----現在の「幸福の科学」をどう思われますか。
「私はあくまでも心霊学者としての見解を述べたまでです。
いまや『幸福の科学』は大きな組織になってしまい、これはもう科学的見地でどうこういう段階を過ぎてしまっています。
また、すでにそういう問題でもなくなっています。
これ以上、こんなバカげた問題で貴重な研究の時間をさくほどバカバカしいことはありませんから」

230アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:08:28
>>229

こういう根本的な問題を「幸福の科学」はどう受けとめ、説明するのだろうか。
三人の見解を伝えると、広報宣伝局からいともあっさりとこんな見解が返ってきた。


「高橋先生は、一人でも多くの現代人を救いたいと願っておられる。
だから九次元霊でありながら、このように分かりやすい教えを説かれています。どうか高橋先生のご本意にお気づき下さい」

「親鸞や蓮如については、ご生前はその時代や環境に合わせて法を説かれています。
ご両人ともあの世に帰られ、霊となっておられるいま、霊の存在を否定したり、死後の世界を語らないわけにはいかないでしょう」

「心霊学者の方のご意見については、大川主宰には、あらゆる高級霊の霊示を受けられる使命と目的があるということでしょう」


一事が万時。おそらくどんな質問や疑問を聞いても、こんな回答が戻ってくるだけだろう。

231アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:09:41
>>230

「元幹部からの批判も」

ところで「幸福の科学が発足した初期の幹部で、その後、「幸福の科学」を離れた人物も何人かいる。
そのうちの一人である高橋守(元活動推進局活動推進委員)に内情を聞いてみた。


高橋はかつて大川にこう評価されていた。
「法が説かれる時、その縁の下の力持ちとして経済的側面で協力して下さる方のことを大黒天といいます」
「私はそうした方々のお顔を思い浮かべながら、毎晩感謝の祈りをささげています」
「三人目の大黒天は、コスモ印刷工業社長の高橋守氏であろうと思います」
「『幸福の科学出版』を創設しようと言い出して下さった方です」
(『幸福の科学』八七年六月号)

これほど高い評価を受けていた高橋が、どうして「幸福の科学」とたもとを分かったのだろうか。


-----大川さんとの出会いはどういうきっかけですか。
「『幸福の科学』が旗揚げして二カ月後、ある人を介して出版物の印刷業者として知り合ったんです。
ところが、それから半年ぐらいたって、『幸福の科学』の出版物の発売元になっていた潮文社との関係がおかしくなった。
それで、私の方で出版社を設立して出版できないかと言ってきたんです」

-----なぜ、潮文社との関係がおかしくなったんですか。
「出版物の内容で、たとえば他の教団を実名で批判していたり、あるいは天皇に関する記述で右翼を刺激するようなものがあった。
だから潮文社さんとしては、出版社の常識の範囲内でそういう部分をボカすとかいう要望を出したわけです。
ところが『幸福の科学』は『高級霊の言うことを勝手に変えるなんて無礼である』と言い出したんです」


-----それで出版社を設立したわけですね。その友好関係はいつまで続いたんですか。
「それから半年です。神理普及に協力するということで印税率は十五%と高い条件を提示したんですが、初刷り部数が五千だったのは最初だけ。
あとは一万部。これが二、三カ月ではけました」

-----大川さんが出席した会議の様子は?
「いちおう会議はするんですが、事前に根回しがあったらしく、何の疑義もないまま承認されておりました。
私の推進委員の肩書は名誉職みたいなもので、実際の仕事は大川隆法をとりまく人で運営していました」

232アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:11:12
>>231

-----関係が悪くなった理由は?
「役員会で幸福の科学出版を設立するという文書が突然に回されてきてビックリしたんです」

-----事前にまったく話はなかったんですか。
「ええ。それで私としても話し合いでなんとか解決しようとしたんです。
最初は『組織運営上の未熟さから高橋様にも種々ご迷惑をおかけしているのではないかと反省される点も多々あります』という詫び状までもらったんです。
ところがしばらくして、今度は仕事を出さないと言い出した。そこで百歩譲って、そっちから本を出すことはもう構わないから、その代わり、別の小冊子とか、そういう仕事をくれという条件を出したんですが、非常にきびしい条件を出されました。そして突然に仕事を切られてしまいました。それで前に出た本の印税を払えなくなったところに、一千万円を要求した訴状を送りつけてきたんです。それで半年で関係を経ちました」


-----ところで大川さんにはゴーストライターがいるという説がありますが。
「大川さんがテープに録音するところは誰も見ていない。私が見たのは、そのテープをもとに起こした荒原稿です。
しかし、不思議なことに、この原稿と最終原稿がほとんどいっしょなんです。その間で大川さんが筆を入れているんですが、ほとんど訂正ないに等しい。
つまり、出版用になぜ高級霊の霊言が構成されてくるかという疑問がわいてくるのです」

-----誰かゴーストライターが最初から出版用に原稿を書いて、それを大川さんがテープに吹き込んでいるという推論も成り立つのですね。
「霊団側は自分で企画する力があるという説明の仕方もあるでしょう。ただし、ノストラダムスの誤訳をそのまま利用しているという例があります。
だから、そう解釈するにしても、なぜ霊がそんな間違いをするのかという疑問がある。百歩譲っても、それは高級霊ではなく下級霊だから誤るという解釈も成り立つ」


このほかにも初期の「幸福の科学」幹部で、その後、大川たちとたもとを分かった人たちがいる。
いずれもっと大きな内情が暴露される可能性を「幸福の科学」は抱えているといえるだろう。

(1991年10月25日初版)

233アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:12:55
>>232

さて、ここからが本題です。
GLAとの騒動や、脱会した元幹部の高橋守氏のコメントなども興味深いですが、ここでは中川親子が世に売り出そうとして、心霊研究家や出版社など、当時色々な方面へ送りつけていたイタコテープの部分を取り扱っていきます。


2つのインタビューには、中川側がテープを送りつけてくる背景として、受け手がそれを出版社への口利きを求めているものだという認識のタイミングにズレも見受けられますが、この部分は取材の状態から有田氏版の記載の方が正確なのだろうと思います。

中川隆に起こっている現象の真偽を相談する目的ではなく、初めから霊能者としてデビューさせようと出版社への売り込みを狙って、著名な心霊研究家に擦り寄ろうとしたものだったわけです。

テープの先頭に、ご丁寧にも西欧のスピリチュアリズム文献翻訳の第一人者である同氏が、ライフワークとして長年取り組んでいる「シルバーバーチ」を持ってきたのも、その意志と自信の表れということでしょう。


しかし結局、それは一顧だにされず門前払いで送り返される結果となりました。
近藤氏は去年末に他界されているので、その当時送られてきたテープがどのようなものであったのかについては、今となっては先に掲載した2つの記事以上のコメントを求めることはできませんが、但し、過去独自に収集した資料の中に内容からしておそらくこれであったのだろうと考えられるものがあります。


冒頭でも触れた通り、脱会してもなお、初期は正しかったと信じたい方々に対して、中川家のイタコ芸など実質的に今も昔もまったく進歩のない、お粗末なものでしかないことの証として、以下に、未熟さゆえに中川親子が封印せざるをえなかったその幻のイタコ記録をご覧いただきたいと思います。

234アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:14:47
>>233

(※ 忠義、隆は読みやすくするため投稿者が付したものです)

隆 「シルバーバーチ出てきて下さい。シルバーバーチ出てきて・・・」

隆バーチ 「ハロー ミスターナカガワ。アイム シルバー・バーチ。スピーク アバウト スピリチュアリズム アンド ゴット アンド ザ ロウ オブ ゴット」

忠義 「なんとか日本語でお願いできないでしょうか」

隆バーチ 「今日はここにお招き頂いてありがとうございます。私がシルバーバーチとして世に知られているものでございます」

忠義 「はい」

隆バーチ 「ここに招かれたことは、私にとって非常な光栄であります。どうもありがとうございます。私のできる限り、与うる限り、あなたのご質問にお答えしたいと思います」


忠義 「まず一点お尋ねしたいのですが、シルバーバーチとおっしゃる方は、最近あの日本の桑原氏、またその他の方のご紹介によって、あなたの霊言集というものが紹介されまして、初めて私もお招きしたような訳ですけれども、今あなた、おいでになっているシルバーバーチと名乗っておいでになるお方は、ここにありますような、過去三千年前に現世におられたインディアンの方でおられますか?」

隆バーチ 「私は確かに肉体人間として生まれた時は、今から数千年前のインディアンであります」

忠義 「はい、ところが、この書物の訳によりますと、あなた様はさる天上界のハイ・スピリットの方の通訳と申しますか、仲介をとって、モーリス・バーバネル氏を決めて神理を説かれたという風に書かれておりますが、そういう訳であったんですか?」

隆バーチ 「確かに私ひとりの力で、五十年間に渡る長い期間、法を説けるわけはないのであって、もちろん高級神霊界からの指導を受けております」


忠義 「その高級神霊界の方と申される方は・・・」

隆バーチ 「あなた方の良くご存じの方です」

忠義 「キリスト系のお方ですか?もっと上のアガシャ系のお方ですか?いずれにしても、大天使もしくは如来の方のご指導なり受けているものと思いますけれども、私たちは、あなたの霊言集を拝読させて頂きまして、大変膨大な、現象は膨大なものであろうと思うのですけれど、そのうちのご紹介をさせて頂いたものを読まして頂いて、まさに二十世紀、二十一世紀への前どりであると言われるほどの内容をお持ちの霊言集であると、私達も聞き込んでいるわけなのです。数々の教えを垂れておられるものですが、私達もかって色々な先賢の指導を承って参りましたが、まだ不明な点がありますのですが、もしこの点についてご指導願えたら幸いと思うんですが、お尋ねして宜しいでしょうか?」

隆バーチ 「はい」

235アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:16:04
>>234

忠義 「まず一点は、人間の死後の問題ですけれども、この我々が、この三次元の世界に生を得ておりますけれども、本来、あの天上界、いわゆる実相界においては、ひとつの「群魂」という形で日本語で翻訳されておりますけれども、魂の群れと申しますか、その群れのひとつが、この地上界に生まれてきて、そして経験を積んで、天上、また実相界に帰って、そしてひとつの「群魂」、群れの魂の中に融合してしまうという風な内容の教えであるように思うのですが、この場合に、個性と言いますか、この意識というものが、その時点で消滅するのでしょうか?」


隆バーチ 「「群魂」というものは、主として動物たち、及び下級霊魂たちの場合です。何度も何度も人間として生まれ変わり、高級化した霊魂たちは、それぞれ個性をもっており、いつの時代も個性を持った霊として生まれております。「群魂」と称されるものは主として動物霊たち、あるいは動物だけではありません。植物もそうです。あるいは動物になり、人間になりというような非常に幽霊界を彷徨っている霊たちは、どちらかと言うと「群魂」の霊の中にとっています。しかし、あなたなら、あなたという魂はひとつの個性であって、いつまで変わっても、あなたという個性を持っております」


忠義 「その辺が非常に難しいところなんですけれども、私達はお話ししとる範囲内では、これはご承知か分かりませんが、高橋信次先生がお教えになりましたように、本体と五つの分霊というのがあって、その交互に地上界へ出てきて、修行を積んで帰って行くという風なお話でございますが、その前に、同じこの本体、霊魂のひとつの固まりと言いますか、魂の兄弟というものが、別の個性を持って分霊としておるということは事実なのでしょうか?」


隆バーチ 「あなたに、あなたの理解の及ぶ範囲で、あなたに説明することは非常に難しいです。例えて言えば、水の中に住んでいる魚に、野原のことや、丘のことや、山のことを説明するようなもの。あなたは水の中、自分が住んでいる世界からしか世界が見えない。残念なことです。私達の世界においては、そう大きな問題ではないのです。他人が私であり、私が他人であると言うことは難しいことではないのです。あなた方にとっては難しいことです。大した問題ではないのです」

236アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:17:13
>>235

忠義 「色々な指導霊の方のお話を承っておりますが、私個人に関しましては、名前を変えて、何人かの名前で、この現象界に出てきましたけれども、それは結局新たなのです。新たな時代に生まれたのですという風なお話を承る方もありますが、またある方によると、あなたはあなたであって、あなたの分霊たちは、また別の次元でおる人もおり、実相界の中で、それぞれの個性を持って活動しておるんだというようなお話もありますんですが、これらも両方とも、どのような解釈をしたらいいのか・・・」

隆バーチ 「あなたの右手と、あなたの左足は別のものではありますが、あなたの一部です。同じであります。あなたの分霊も、あなたと別のものではありますが、あなたの一部です」

忠義 「一部は現象界に出て体験を積むことが、他の魂の兄弟の経験になり、魂の進化につながるんだと言う風なことでございますけれども、そのシステムで理解して宜しいんでしょうか?」

隆バーチ 「結構です。もうあなたは充分すぎるほど、そういう事を知っています。何も新しいことはありません」


忠義 「それではまぁ、その点を・・・」

隆バーチ 「「あなた」という言葉が、何を指しているかが分からないのであって、あなたは今、あなたと言われているものが、あなた自身を指すのか、例えば、あなたの一家、あなたの家族というものを指しているのか、例えば、あなたが本当に同一なのかと思っているのは、今の言葉で言えば、例えば中川家、あなたは中川家ですか?と言われると、そうであります。じゃぁ、あなたと、この人は同じ人でありますかと言われると違います。じゃぁ別のものですかと、いえ中川家です。同じように、上位概念があって、それによって結びつけられているものです。小さな問題です」

忠義 「そうですか・・・」

隆バーチ 「全ては神から分かれた分け魂と言われるもの達であります。群魂となり、分霊となり、五人で一体であろうが、百人で一体であろうが一種であります」

237アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:18:20
>>236

忠義 「もうひとつお尋ねしたいのは、今まで教わったこととつきましては、人間の魂、霊というものは、これはもう神の分霊であって、もちろん森羅万象、生きとし生けるもの、植物に至るまで、全てこれは神の分霊であるということは言えるわけなんですけれども、しかし、この肉体について、三次元の肉体についてですが、三次元の肉体を表現する場合に、人の魂と、家畜あるいは畜霊とが混同しておるというようなことを、どういうことなんでしょう?」

隆バーチ 「通常は混同することは殆どありません。けれども関連付けられた魂集団の中で、下部を成すものが畜霊たちとなり、上部を成すものが人間霊となってきた。その発生系統から見れば、似たようなものではあります。これもまた大きな問題ではないです」


忠義 「あと、いまひとつお尋ねしたいのは、あなたの教えにありますと、ダーウィンの進化論に匹敵するようなお説を唱えておられるわけなんですが、これはどうなんでしょうか?」

隆バーチ 「何がですか?」

忠義 「いや、そもそも人間としての肉体を今、我々は具備しておりますが、元々は神から与えられたものと言いながら、しかし人間と、人体となって・・・」

隆バーチ 「肉は関係ないんです」

忠義 「関係ないと言うことは?」

隆バーチ 「あなたに手あり足ありと思うのは、あなたの迷いであって、あなたは手も足も頭もないのです」

忠義 「人間・・・」


隆バーチ 「形に囚われている。意識する魂があなたであって、手あり顔あり、目あり鼻ありはあなたではないのです。そのようなものがあると思っている霊たちは、まだ真実の自分を知らない霊たちであって、本来の霊たちには形はないのです」

忠義 「これは今すべきご質問かどうか分かりませんけれども、最も人間に近い魂を持っておるのが犬であり、そして次が猫であるという風なことで、これが進化して人間になるんだという風な教えであったと思うんですが・・・」

隆バーチ 「地上に現れてきた歴史から見れば、その様になっております。彼らの方が先です」

忠義 「それはやはり、彼らの方に人間の霊が入るんでしょうか?」

隆バーチ 「人間という霊が、人間という肉体に宿る前には、動物が既にこの地上に住んでおり、人間が人間として肉体生活を経験する前に、その下準備として動物の中に宿って住むことがあったということです」

忠義 「ああそうですか」

238アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:19:32
>>237

忠義 「ご承知かどうか分かりませんけれども、日本の神道というのは、この神々には天孫降臨と申しまして、人間は元々人間であって、あの、他の動物から進化した存在ではないんだという風に捉えられておるんですが・・・」

隆バーチ 「あなたは大変な誤りをしています。人間の霊が犬猫に宿ると思っているから間違っているのです!!神の霊が人間に宿る場合があり、神の霊が犬なり猫なりに宿る場合があり、神の霊が米になり、麦になり、雑草になり、鉱物となり、微生物となっているんです。宿っているのは全て神の霊であって、人間の霊ではないんです。神の霊が生きとし生けるもの全てに宿っているのです。神の霊が宿ることができて、人間の霊が宿れないのですか?」

忠義 「いや、あのー」

隆バーチ 「認識の段階が低いんです。人間の霊ができたのはごく最近。あなたはただ神の霊、神の霊しかないのです。神の霊がある時は植物となり、ある時は動物となり、ある時は人間となって出てきているのであって、人間が色々な植物や動物になるのではないのです。まだ分かりませんか?」

忠義 「うーん・・・」

隆バーチ 「神の霊一元なんです」

忠義 「まぁ、それはお話になってますが、神の霊一元ではありますけれども、かって人間が惑星から転移してきた霊であると・・・」

隆バーチ 「そういう霊もあります」

忠義 「五億年の昔に、異星から空飛ぶ円盤という物体によって、何千万という人間の霊が地上へ降りてきたというお説を承るわけなんですが・・・」

隆バーチ 「では、今いる何十億の人間はどうなったのですか?」

忠義 「それはもう・・・」

隆バーチ 「それも円盤で来たのですか?」

忠義 「それはもう何回かに分かれて来たというわけです」

隆バーチ 「何十億の人間が来たのですか?そうは思いません。私はそうは思いません」

239アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:20:42
>>238

忠義 「ここら辺が大きな疑問点になるわけなんですが」

隆バーチ 「地球という星に生命が宿り、植物が宿り、動物が宿り、人間が宿るようになって、そうした環境を選んで移ってきた人達がいるということです」

忠義 「しかもそういう人達は、言うなれば細菌のような形でも来たかというのは、そうではなくして、現代の人体という形を具してやって来たというお説を唱える方があるんですが、かなり古い時代のことなんですが・・・」

隆バーチ 「では、彼らが円盤で来る前には、地球には生物はいなかったと、あなたは思うのですか?」

忠義 「いや、人間が・・・」

隆バーチ 「では、なぜ地球に生物が発生しましたか?なぜ動物が生まれて人間が生まれませんか?」

忠義 「むしろ人間が・・・」

隆バーチ 「そうではないんです!!もう地球に人間がいるのです。その中により高度な文明を持った人達が、新たな世界として地球を選んで移ってきているのです。それらの人達が、例えば日本民族というのがあって、もともと日本民族があって、それができたのではないでしょう。南方の人達、北方の人達、色々なものが集まってできたのでしょう。同じように地球人というのも、地球を本として生まれてきた人類と、他の惑星から移ってきた人類とが混合してできているのです」



忠義 「霊の混合ということについては、人種的な何か・・・」

隆バーチ 「肉はどうでもいいのです!!円盤に乗って来たのは指導的な霊たちなのです。この地球に神の国を造るために来た霊たちなのです。高度に発達した霊集団なんです。彼らが来た時には、この地球はまだそのような段階ではなかったのです。動物たちと一緒に暮らしている人間たちが住む自然なのです。彼らは文明というものを伝えるために来たのです」

忠義 「それでは過去、数千万、あるいは数億年の昔に来たということについて、この事実を留めないということは・・・」

隆バーチ 「留めています」

忠義 「考古学上・・・」

隆バーチ 「考古学などと言うものは、地表の一部分を研究しているだけであって、取るに足りない学問です。地球の全てを掘り起こしたわけではないでしょう。たかだか一部の人間が、興味のあるところを言及しているだけでしょう。関係ないのです。真実は真実であって、関係ないのです」

忠義 「んー」

240アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:22:06
>>239

隆バーチ 「地球に微生物が生まれ、高等生物が生まれ、犬が生まれ、猿が生まれ、そしてどうして人間だけが生まれませんか?人間も生まれたのです。そして彼らも動物たちと一緒に生活していたのです。しかし、ある気候、ある環境ができた時に、この地上に神の国を造るために、より高度な文明世界から、人間達が続々と飛来して来たのです。彼らは今、あなた方によって指導霊と呼ばれている霊たちなんです。指導霊と言われる霊たちは、高度に進化した霊たち、何世代も進んだ文明に生きてきた霊達なんです。彼らはこの遅れた地球で、本来ならば生活する必要などないのです」

忠義 「それはやはり、飛来してきたというのは、神のご意志によるものですか?」

隆バーチ 「そうです」

忠義 「これは新たな文明をまた築くことによる・・・」

隆バーチ 「そうです」

忠義 「そのサイクルも一段落ついて、我々の人類もまた他の星へ転移する時期が来ておるということも言われておるんですけれども、その兆候は表れておるんでしょうか?」

隆バーチ 「そんなことは気にされないで宜しい。いずれはそうなるでしょうが、あなたには何の関係もないことだと思います」

忠義 「例によれば、この1999年、これが最大の、地球上の悲劇の時期になるというような説を唱える方もおられますが、この時期のことではございませんか?」

隆バーチ 「関係ないです。悲劇などないのです」

忠義 「ご承知のような近代兵器が進んだ今日に、そういう国同士の戦火というものが大きくクローズアップされているわけなんですけれども、それがひとつの転機になるのではないかと言われておりますけれども、そういう兆候はありませんか?」

隆バーチ 「関係ないです。そんなことは、あなたは知らなくてもいいし、私も言う必要のないことです」

241アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:23:12
>>240

忠義 「あのモーリス・バーバネルさんは、もうご他界されたわけですね?」

隆バーチ 「はい」

忠義 「そちらの方に、おいでておるわけですね?」

隆バーチ 「はい」

忠義 「これからあなたは、誰かを通じてご指導下さいませんか?」

隆バーチ 「私の役目は終わりました」

忠義 「あ、終わったんですか?過去五十年に語られたことで、一応あなたのご指導、内容は終わられたわけですね?」

隆バーチ 「終わりました」

忠義 「ああ、そうですか。今後これが、さらに世界規模で、翻訳なり、信心がされるというご計画はありませんか?」

隆バーチ 「私には関心がありません。私は私の役割を終えました。次の仕事は他の者がやるでしょう。生涯があり仕事があります。もうこの地球に余り長く関わりたくないのです。私達にとっては非常に苦しいことであり、厳しいことであり、大変なことであり、できたら避けたいことであるのです。神の命令だからこそやっているのであって、これは非常に苦痛であります。私達にとっては苦痛であります。この地上に今更降りてきて、幼稚なことから話さなければならないということは、私達が常識としていることを常識とも思わず、信じられないことと思っている人達の間に降りて、一生懸命に説得するというようなことは、涙の、涙が浮かび、血が流れるような苦しみであります」

242アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:24:14
>>241

忠義 「そういうことは理解されますけれども、しかしながら、私達は今の時点では、三次元という時間と空間の社会に、これ生を持っておる関係上、一番の疑問な点が、三次元の世界における人間の生き方ということが重要な問題になっておるわけなんですけれども、あなた様は既に高次元の世界の生き方についてお考えなんでしょうけれども、その辺のところに、ちょっと私どもとニュアンスが違うところがあるように思うんですけれども、もちろん私達だって、この世界で楽に、楽しく過ごすことが或いは楽しいかも分からないけれども、これもひとつの命じられた役割として、この社会でこれから苦労していかなければならんという状況を踏まえておるわけなんですが、そういう意味で、ひとつも過ちなく正法というものを人々に伝えると、義務も感じておるんです。誠に心苦しいことではございますけれども、ご指導を得たいと思います」

隆バーチ 「私達としては、アクアラングをつけて、深海に潜って、海の底の魚に地上生活を語っているような、困難さ、苦しさ、できればもう避けて通りたい気持ちです。あなた方は海の底に住んでいる魚なんです。外には太陽が輝き、地上があるんです。それが神理です。けど、地上のことに関心がある魚には語りたいけれど、深海魚に、そういう世界があることをわざわざ語ることの、この苦しさ、悲しさ、虚しさよ」

忠義 「あなたは大変なご努力されて、この地上にあたってご指導されたということであろうですけれども、一方においてはまた、私達の身近な霊の方々は、それこそ大変な時間・・・」

隆バーチ 「大変申し訳ないけれども、最初の言葉とは違うけれども、失礼ながらあなたの幼稚な質問にこれ以上答え続けるということは、私にとっては非常な苦痛であります。申し訳ないが解放させて下さい」

忠義 「ああ、そうですか・・・。それではまた、私達もまた勉強したうえで、またご指導を・・・」

243アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:26:08
>>242

記録はここまでです。

最近は、カルト宗教幸福の科学が引き起こす様々な社会的騒動によって、脱会関係者ばかりでなく一般の方々による教団批判が活発になってきています。

その中では、伝統的既成宗教を信仰する方や、信仰そのものを持たない方も含めて、そもそも「スピリチュアリズム」とか「シルバーバーチ」といったものは全くご存じないことかと思いますが、こと脱会者の場合は、「方便の時代は終わった」とされて以降、黒歴史として封じられることとなった教団最初期の書籍群の全てが、当時ちょうどこの「シルバーバーチ」のシリーズ化が進められていた潮文社でありましたから、入会の時期が早いほど多少なりとも知っているものと思います。

中川親子にしても、自分らの売り込み先として潮文社に仲介を願っていたのは、当然それに便乗しようという魂胆があってのことで、ひょっとしたら初めはこの「隆バーチ」を第一巻の巻頭に置くつもりさえあったのかも知れません。


その様子はご覧の通り、たどたどしい英語で出現し、上から目線で高圧的な言葉を浴びせた後、さんざん愚痴をこぼした挙句に、「やってられない」とばかりに去っていく。

これが「隆バーチ」です。

244アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:27:20
>>243

脱会者、ないしはカルトは否定しても霊的な事柄そのものは肯定的視点から検討されようとする方々にとっては、「スピリチュアリズム」や「シルバーバーチ」への本質的な理解によって、この「隆バーチ」の問題に切り込んでいくこともでき、それはそれで意味のあること、踏む込むべきでない資質の方もおられる一方で、人によっては考察すべき不可欠の課題であるのかも知れません。


私自身も基本的に霊的事柄を否定する者ではありません。ごく普通の日常に一種の習慣として居場所を得ている「霊」に向き合う場面において、自らにその根拠を求めないままでいるような態度では、それでは単なる茶番のようで内心で良しとはできません。
反面で、そうした問題意識はあくまで個人的課題であって、必ずしも万人に等しく求められているものとは考えられないことから、故にいわゆる霊的真理を疑い探究しようとする者には、(ドラマのセリフを借りて)「現象には必ず理由がある」、「仮説は実証してはじめて真実になる」といったような冷静さ、謙虚さが極めて必要であると考える立場です。


そうした訳で、こうした観点からの私なりの考えもあるのですが、ただしその部分を深めていくことは、この資料集の趣旨にはそぐわないことと考えますので、それはまず方々において、または別の機会に期することとして、ここではあっけなく撃沈した「隆バーチ」がどうなったかという経過を追っていきます。


目論見が外れ門前払いを食らった「隆バーチ」ですが、結局これは形をかえて書籍に収められることとなりました。
これまではこの「隆バーチ」のことを知らないわけですから、若干の違和感を持っただけで読み流して済まされていたことと思いますが、この記録をご覧になった後で見返してみると、中川家イタコ芸の作為的な側面がよく分かると思います。

現在は絶版となっている潮文社での幸福の科学霊言本の第一巻「日蓮の霊言」から抜粋します。

245アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:28:39
>>244

六章「シルバー・バーチ霊言集の問題点」

1.魂の本体と、五つの分霊説と群魂説について


善川 「私は最近『シルバー・バーチ霊言集』を読みましたがモーリス・バーバネルル氏を通して語られた過失三十年間における、インディアンのシルバー・バーチという古代霊の語ったところの記録ですが、その内容においては、私の知る限り、大筋においてその論理は、「正法」、「神理」に沿った線で貫かれていると思いましたが、その間に一、二点、まだ納得し難いものがあると思うのですが、お尋ねしてよろしいか」

日蓮 「どうぞ―」

善川 「その一つには、シルバー・バーチは「群魂」説を明らかにし、個々の魂が死後において、魂は魂によって集まるという法則に従って、群魂となって一つの大きな魂、集団の中へ没入してしまうのだ、ということですが、これは、かつて高橋信次先生が説かれた、魂の兄弟、即ち五体の分身説とはかなり異なる意見と思いますが、死後においても魂は個体と申しましょうか、個別の個性霊として各個に存続するものか、或いは一塊の魂群団を造るのか、これはどうでしょう」

「もっとも、その魂の進化程度によっては、或いは動物霊に近いような未発達霊にあっては、一魂の群魂として存続するということは、仮定としては考えられないこともないのですが、この辺いかがでしょうか」

246アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:30:01
>>245

日蓮 「まず言えることは、今の質問は、あなた方の目指す方向には、さほど意味がないということです。 どちらかと言うならば、興味本位に近い質問です。どちらでもよいのです。そんなことは。あなた方は、現在生き、これから生きていく人類のための哲学を作っていくことです。群魂であろうが、分身であろうが、そんなことは言って分かる人は居ないのでありますし、高橋さんは、いろいろ説いたかも知れませんけれど、あまり本質的なことでもないのです。分身があろうがなかろうが、みんな「神」から分かれた魂でありますから、あまり関係ないのです」


「そもそも、創り方がどうであるかということ、みんな一体なんです。すべてが魂の兄弟であり、すべてが神から分かれてきているのです。果たしてそれが五人でできているか、群魂でできているかというようなこと、それは追いおいに、明らかになっていきます。そのためには、あなた方は、もっと、もっとケース・スタディが必要なのです。さまざまな霊たちを通じて、さまざまなことを学んでいく必要があります。それにもう一つは、霊界の法則、霊界の科学法則というもの、まだまだ、あなた方は、基本公式を充分に知っていないために、その公式に基づいたさまざまな現象が理解できない。そうしたことを一つひとつ、学んでいってもらわねばなりません」

「群魂とか、分身、本体ということについて私が言うこと、そういうこともあり得ます。どちらか一つが真理で、どちらか一つが真理でないということでもあります」

「もっと大きな観点に立って、真理が分かった人なら、そうした質問さえ出てこないということです」

「あなたは、まだ三次元的発想にとらわれているんですが、残念ながら私は、あなたにそれを充分に理解させることはできません」

「なぜなら、あなたはそちらの世界に居るからです。あなたが私たちの世界に来たならば、そういう質問も出なくなるのです」

247アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:31:23
>>246

2.人類の起源はどこからか。円盤による転移か 進化論によるか


善川 「いま一つ問題点として残り、納得しかねることは、人間の起源についてでありますが、一体人間は、どこから来たのであるか、或いはまた何から進化してきたものであるか、という点です」

「一つには、人間の魂は、神によって神に似せて創られたものであって、この地球上に現われたのは今から数億年前に、他の惑星から何回か集団で円盤により飛来したものであるという説と、いま一つには、進化論が説く、最初はアメーバから、魚類、両生類、爬虫類へと進み、哺乳類から漸次進化して今日の人類の祖先に至ったとする説。その肉体の進化過程において魂もまた進化してきたものであるという考え方をとる両論がありまして、シルバー・バーチをして語らしめているハイ・スピリットの意見としては、後者の進化論をとっているようでありますが、果たして、前者説による他惑星からの転移説が正しいのでしょうか。それとも後者の蓮化論が正しいのでしょうか、お伺いします」


日蓮 「これも、私は、単純に今、結論を申しません。なぜなら、あなた方は、ひじょうに単純にものごとを考えすぎる。これしかない、と考えてしまうというところがあるから、もっと勉強してみてください。もっと動物霊なら動物霊、或いはいろんな人間がおりましょう。霊たちと接している時に、段々に分かってきます。″日蓮″が言ったら信じるわけですか。私が「進化論」をとれば、そうなんてすか、私が反対すればそうなんですか、どうでしょ・・・?」


善川 「それはそうですがまあいずれにしても、このシルバー・バーチの説く法は、合理性が高いように思われるわけなんです」
「例えば、何百、何千万、或いは、何億という人間が、肉体を持って異星から転移してきたというようなことは、およそ考えられないような状況なので、あなた方一部の人びとが、いわゆる光の天使といわれる方々が転移してきて、後は下等動物から進化してきた人間、或いは堕落すればまた、元の動約霊に返されるのだというような人間がいると、理解されるのですが」

248アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:33:04
>>247

日蓮 「どちらに答えても、やがて後世に害を及ぼす答えとなってしまいます。どちらに答えても害を及ぼす答えとなります」

「もし、私が今、進化論をとり、それに賛同することを言うならば、あなた方は、いろいろな宗教の排撃をうけることになります」

「もしまた、進化論を排除して、円盤飛来説をとるなら、さてまた困ることがいろいろと、起きるでありましょう。私たちは、そこまで考えております」

「それと、もう一つは、今の質間は、菩薩には、間係のない質間だということです。これは私の上にある「法」なのです」


善川 「それは、そうでしょうけれども、私たちがこの現象界に生存することの根元的な起源の証を求めたいという心は、私ならずとも、人として自然の願いとなるのではないでしょうか」

日蓮 「では、どちらを言えば、あなたは納得するんですか」

善川 「私はやはり真実性があるとすれ・・・」


日蓮 「どちらでも結構です。あなたがそう思えば、そう思ってくたさい。進化もあれば、移住もあるんです。当然のことです。そんなことは、大人が目くじらを立てて言うようなことでもないし、言ったところで証明ができることでもないし、世の人びとを納得させることができるわけでもないのです。 

「どうでもよいのです。そんなことを言っていると、SFかなんかのように思われて、あなた方が眉つばをつけてみられるのが落ちです。あなた方、一方においてはキリスト教会と全面戦争するつもりはないでしょう。止めておきなさい」


善川 「しかし、いま一点、これだけはどうしてもはっきりと明らかにしておかなければならぬ問題としては、私は人間の輪廻転生の法則というもの、これは神がわれわれ人間に、厳然と課しておられる霊的進化の法則だということを」

日蓮 「言わねばなりません。当然のことです。もうそんなことは、あなたが考えて、あらゆる機会に、あらゆる表現方法で人びとに説きなさい」

249アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:34:20
>>248

3.過去のことは歴史学者にまかせておけばよい、要はこれからの人類がいかに生きるかにある

日蓮 「要は、こういうことです。地球の歴史は、たかだか三十億、四十億年です。それ以前にも「神」はあり、神の分けみ魂があり、人類に相応するものは、あったということです。しかし、地球ができてから、地球にも生命が誕生したということ、この二つを考えてみるならば、結論は見えるはずです。しかしそれは証明ができない。あなた方には、証明の材料はないのです。私が言ったところで、権威もないのです。それをどうとるかは、あなた方のご自由です。しかしながら、本質的なことでないと、私は思っているということです」


「円盤で来ようが、進化しようが、いいのです。どちらでも。それは、歴史学者みたいな、魂の歴史学者にまかせておけばよろしい。あなた方のやるべきことは、既に済んだことではなくて、これからの社会をどうするか、ということにあります。一生つくしても時間は足りないんですよ」


善川 「そういう意味では、先般インドのマハトマ・ガンジー翁から、これから二十一世紀に向かっての世界の政治経済のあるべき姿等についてご意見をお聴きしましたが、今後も、政治経済担当の天上界の諸霊からのお教えを伺いたいと思っております」

250アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:35:50
>>249

日蓮 「私の言いたいことの本音が、まだあなたには分かっていない。例えば、進化論というものをとって、人間は動物から進化して、そこに魂が入ったものだと考えるとしたら、あなた方の宗教もそういった一つの宗教になってしまう」

「これを論証するために、さまざまなことを、やっていかねばならぬようになるのです」

「円盤飛来説をとったら、また、この論証もできないのです。これもまた敵を一杯つくります。そういう証明できないことのために、わざわざ問答を起こし、論戦を起こすよりは、もっと建設的なことのために、力を使いなさいということです。そんなことは、どちらでもよいことなのです」

「また、魂の進化論をとったら、動物から人間に来たと、あなた方が言ったら、それはまた、さまざまな宗教者たちとの軋轢を起こすでしょう」

「円盤飛来説もまた然りであります。これもまた、あなた方が言っていることが、絵空事であって、全然根も葉もないことだというふうに、言われるようになるのです。それがもう見えているのです」

「あまり気にされないことです。本質的なことでない枝葉に、あまり入らぬこと。枝葉の争いで、さまざまな、将来あなた方の意見を信ずるべき人が、それを聴いただけで信じなくなるような、そういうような枝葉の争いは捨てておくことです」

「そうではないですか、地球が無い前だって神はおられたし、神の魂、神の創られた生命というものは、宇宙にあったのです。あたりまえのことです」

「地球が出来た時に、すべての生物が地球に飛来しかわけではない。地球を一つの霊場として、いろんなものが生まれたのはあたりまえです。考えれば分かることです。けれども、そうしたことに深入りすると、違った道に進んでしまうということです」

「円盤飛来説を言っても、証明できません。絶対にできないのです。しようがないんです。それを聴いただけで、アレルギーを起こす人が出てきます。進化論にして然りです。俺は、ゴリラから出てきたのかという人が出てきます。宗教家の中で、それだけで、あなた方が説いていることすべてが、否定されるようなことも出てくるのです。そうであるなら、そうしたことにあまりかかずらわないことです」

「そもそも、この地私自体が、「神」の生命から生まれたものなのです」

「他に何かあなたの意見があって、私に、いま少し聞きたいということはありませんか」

251アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:37:12
>>250

善川 「まだ、 いろいろ考えてみたいこともあるのですが、今は、特にありません。今までのお訓えを静かに、自分自身の中で、充分咀嚼してみて、私自身の血肉としていきたいと考えますの・・・」


日蓮 「結構です。結構です。それが私の願いでもあります。私は、まだまだあなた方が選択のとれるような言い方をしているんです。私としては、こうしなさい、ということが言いたいのです。けれども私は、それを言いません。あなたが、いろんな選択のとれるような言い方をしているのです。それも斟酌しておいてください」

「先程も申しましたが、「日蓮」がこう言ったから、あなた方がこうしたというのはできるだけ避けたいのです。根本的な精神論、規範論については、私の意見を申しましよう。しかしながら、あなた方の行動の中において、いちいち私が具体的な指針を出すことは、これは避けるに越したことはないのです」

「そうしないと、くどいようですが、これはもう何年も前から、私が繰り返し言っているように、あなた方自身の学習と自らの体験によって獲得した、神理把握の力とはなっていかないからです」


善川三朗著「日蓮の霊言」六章 潮文社

252アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:39:14
>>251

「シルバー・バーチ霊言集の問題点」とタイトルしながら、まるでシルバーバーチとは全く関係ない奇妙な内容ですが、前出の「隆バーチ」と見比べて頂くと、どうしてこのようなものになったのか、その訳がよく理解できると思います。

先の「隆バーチ」にケチがついてお蔵入りのボツとなったため、その霊役を日蓮にすげ替え焼き直して掲載したからで、意識的、作為的な操作のなされたものです。


佐野眞一氏の記事の一説に、「そのテープをもとにした「日蓮聖人の霊言」が出版されたことを知った近藤は驚くと同時に」とありましたが、有田氏の取材にあったように、送られてきたテープの数分しか聞かずに送り返した近藤氏が、なぜその本がそのテープを元としたものと言えたかというのは、自分のところに「シルバー・バーチの霊言」として送られてきたものが、「日蓮の霊言」にすり替えられて掲載されていることに気付いたからでしょう。


もしも「隆バーチ」をそのまま載せていたら、すくなくともスピリチュアリズム系からの読者の取り込みには完全に失敗し、すべり出しは難航していたことと思います。

最近の、もう何でもあり状態のイタコ芸からすれば、ダメ出しを受けて引っ込め、看板だけ差し替えるなど、いかにも駆け出しの頃のいじらしさも垣間見えますが、当事者のためを思ってなされた助言は、その真意とは裏腹に、結果的にカルト立宗にはプラスに働いてしまったのかも知れません。

253アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:41:06
>>252

「日蓮の霊言」六章の冒頭で、「私は最近『シルバー・バーチ霊言集』を読みました」とあり、「隆バーチ」の中でも忠義が、「最近あの日本の桑原氏、またその他の方のご紹介によって、あなたの霊言集というものが紹介され」と言っていますが、中川親子が読んでいたのは潮文社から出ていたシルバーバーチの本のうち、桑原啓善氏の「シルバー・バーチ霊言集 (二十一世紀のためのバイブル)」の一冊だけです。
これは徳島にいた頃、八万町千鳥の善川の家の書棚で確認しています。


これは1938年初版の、A.W.Austen氏による「Teachings of Silver Birch」の桑原氏による和訳ですが、原書の雰囲気とはかなり趣が異なり、同時期に既に数冊出版されていた近藤氏による他の翻訳版と比べると、没個性的でダイジャスト的仕上がりになっていて、中川にしてみれば手っ取り早く「霊言集」とあるからそれだけで良いと思ったのでしょう、例によっていつもの如く、お粗末な上辺だけの浅い理解で語ろうとして馬脚を現すという、そうした態度が「隆バーチ」の出来の悪さに如実に表れており、血筋と言っていい中川家の詰めの甘さは、この頃からのものであることを物語っています。

254アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:42:30
>>253

また、不自然に付け足された内容を見て行くと、「隆バーチ」の質そのものを否定されたのに、当人たちは自分たちの霊能は本物と思い込んでいるから、宇宙人説がいけないとでも考えていたようなフシが見受けられます。


大川の「方便」とは、今では後々何か都合が悪くなった際に、盲目的追随者である信者の認知的不協和を眩ますための会内でしか通じない設定変更時に用いる場合が主ですが、こうした操作を見ていると、元々のその本質というのは、恐る恐る読者の反応を確かめながら立宗に向けていく過程で、ある程度世の中に受け入れられないうちは、拒否反応が出そうな突飛な部分は抑えつつ、猫を被って聞こえの良い言葉で支持を集めて行くということであったと言えるようです。


「方便の時代は終わった」というのは、幹部からの報告を鵜呑みにして現実を見誤った愚かな裸の根本仏が、自信たっぷりにもう世の中にすり合わせる必要はないとして、抑制してきた自らを主とするカルト思想を全開カミングアウトしたということでもあり、「偉大なる常識人」を投げ捨てた態度は途中からおかしくなったと言うより、本人にとっては気分良く本来の自己表現ができるようになるための宣言であったということです。


2011年には大川隆法『宇宙人との対話』が世間の嘲笑の中で第20回トンデモ本大賞を受賞しましたが、ウンモ星人の種はカルト宗教幸福の科学の発足以前の昔から、既に中川隆の中に存在していたのです。

255アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:44:20
>>254

脱会者が続出し、信者も疎らにしか寄りつかなくなった支部では、今ではすっかりこのような説明も囁かれています。

「法身のエル・カンターレと、応身の大川隆法総裁は別の存在」なんだと。

あくまで一体。宇宙の根本仏が身を纏ったものという教団本部が唱える教義とは異なっていますし、自己の存在を蔑にするそのような言い方は大川自身が認めないでしょう。
しかし現場では、数々の失態や愚行によって、もはや大川の権威は地に堕ち、疑念が確信に変わりつつある信者の引き留めに、そのような解釈がまかり通る状況になっています。
全ては教団にしがみ付き禄をはむ職員自身の保身のために。

いっそ心臓発作の時に死んでくれていれば、過去のボロを出していない時期の遺産にすがって細々とでも食いぶちくらいは確保していけただろうにと、大川の身の破滅が少しでも早く訪れてほしいと願っているのは、脱会者ではなく職員自身のようです。

けれども時既に遅く、よくぞここまで派手に壊れてくれました。
大川隆法が、仏陀でもエル・カンターレでもなく、ただの中川隆でしかないことを証明してくれたのが、他ならぬ彼自身なのですから。

256アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/08/13(火) 21:47:45
>>255続(終)

もうひとつ別に、余談として、今回「隆バーチ」と「日蓮の霊言」を見比べていて新たに感じたことがあります。

潮文社での善川のシリーズ、この日蓮以降の書籍では、章ごとに「霊声者○○、対話者○○」といった記載がありますが、この「日蓮の霊言」では、まえがきに「本書での霊声者は大川隆法、質問者は、善川三朗に、富山誠の両名です」と一文が入っているだけです。


「隆バーチ」の様子も参考にしながら内容を追っていくと、基本的に善川を相手に対話形式でなされたものは確かに大川のイタコによるものであろうということは推察できますが、そうしたパターンを基準にすると逆に異質な部分も浮かび上がってきます。


対話形式の際の大川日蓮のボリュームのない薄っぺらさから比べると、分量、内容共にまとまって整理されている箇所があります。あとがきの中には、「主として霊言によるものと、筆者の霊聴、自動書記によったものなどである」と書かれているので、こうした部分が彼らの言う「霊聴、自動書記」、実質的には作文によるものと思いますが、その顕著なところは対話者が富山こと隆の兄の中川力によるものでした。


中川家のイタコ芸は、初めは父の忠義と長男の力によって行われていたことは親戚による証言があります。
それが根本的に本物かどうかは別問題ですが、中川家の中での霊能発揮は兄の力の方が先で、しかも兄は京大の哲学科を出ていますから、自ずと父の忠義や隆よりも知識は豊富であったことでしょう。


家内製霊言事業に嫌気がさして、学習塾の仕事に抜けるまでは、特に初期の段階は兄の方が思想的軸になっていて、対話者が富山になっている部分というのは、ひょっとすると富山ひとりのイタコと考えることもできそうです。そうなると「人生は一冊の問題集」という教団内における数少ない売り文句も、大川でなく富山によるものであったということになります。


このことについてはあくまで想像の域を出ませんが、「方便の時代の終わり」に、初期の霊言の中でも特にこの「日蓮の霊言」の封印に拘ったのは、傍から見れば所詮カルト本の類にすぎぬ代物でも、当事者にとっては完全な自分のオリジナルではないというところに理由があったのかも知れません。

>>225->>255

257アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/09/03(火) 00:18:09

大川隆法の偽りの生年月日については、これまでも何度となく取り上げられてきましたが、近頃でも脱会者さんブログで扱われているのを拝見していて、大川や教団の不実に目覚める人が後を絶たない現在、そうした方々のために既出のものでも様々な箇所で拡散されていくことでの有益性を改めて感じました。

みろたんのブログ http://ameblo.jp/purasenta123/

オーケーのブログ http://ameblo.jp/oklucky/

私がこちらの資料集①、②に投稿した記事なども含め、方々それぞれに色々と工夫して転載下さっていて、たいへん読みやすくされ、コメントに対する共感から意を強くされる脱会者の方も少なくないのではないでしょうか。

私自身も、皆さんの受け取り方や着眼点から、色々と考えさせられるきっかけになっています。

せっかくなので、こちらでもそれを掘り起こし、少し加筆しつつ再掲したいと思います。


こちら「したらば」で大川隆法の偽りの生年月日に触れたのは、資料集①の>153、2010/09/24(金)です。
(以下、該当投稿の一部を修正抜粋)

ウィキペディアを見ていて、ちょっと思い出したことがありますので記録します。
中川隆の誕生日は1956年7月7日となっていますね(さらに確か7時7分7秒とか言っていましたが)。
実はこれ誕生日ではありません。単なる登録日なんです。


彼は川島町の中川家にて産婆さんの手によって取り上げられています。
病院ではないので、正確な時刻など記録されていませんし
それどころか役所への届け出も親の都合の良いタイミングで行くわけですので、日付も好き勝手できたそうです。


現在の常識的には考えにくいことですが、当時の田舎町にしてみたら特別不思議のないことだったようです。
ちなみに父親の善川も同様に産婆さんによって取り上げられたので同じ状況であり、そうした点からも不正という意識ではないのです。


では、いつ生まれたのか?はっきりした日時は不明ということになります(6月下旬だったらしい)。
これは父の善川と、母の君子の会話によります。
善川は少しバツが悪そうな表情でしたが、君子女史は無邪気に語っていました。
当時の地元の会員は苦笑いで聞いていましたね。

258アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/09/03(火) 00:20:58
>>257

上記は、顧問付秘書として徳島在勤時代に私が直接善川(中川)夫妻から聞いた事実からお話していますが
ネット上にて大川隆法の偽りの生年月日について指摘されたのは、これ以前にファルコンさんによるものがあったようです。

それに対してすぐさま、信者(または職員)によって当然のごとく捏造だとの大合唱がはじまりますが
皮肉なもので、そうした信者側のログがファルコンさんによる指摘の内容を要約して伝えてくれています。


ファルコン氏いわく
「総裁の誕生日は実は7月6日で」
「7月7日生まれと記してある書籍も絶版にしまくったわけで」

新ファルコン告発集 http://antihsno1.blog28.fc2.com/



そして上記のような指摘をした後、あえて沈黙を守っていたファルコンさんでしたが、それは別ルートからの証言によって自らの告発内容の真実性を示すチャンスが訪れるのを待っていたということで、それがたまたま私の投稿であったようです。

614 :ファルコン ◆dviUrYQv1gs7 :2011/01/30(日) 19:14:17 ID:U+zb4WWU

大川の誕生日は7月7日じゃないよ。
この情報の根源は大川隆法の実母 中川君子さんだよ(ようやくこれを書けるところまで来た)

彼女は常々周囲に言っていたんだよ。
あの子の生まれは7月7日じゃないって。


それを「まだ退職金を貰っていない」理事から聞いたんだから
根源と伝達ルート秘匿してわからないように書くに決まってるやん。そういう約束なんだからww
理事に報告した職員はまだ洗脳バリバリだったんだからバレるだろうがww

259アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/09/03(火) 00:24:09
>>257->>258

私の秘書部警護課への入局は91年8月。警護課がその10月に解散になりサービス部に転属。東京南部の目黒支部、西部の武蔵野支部、北部の新宿練馬支部を渡り歩き、92年の3月に秘書部に再召集され徳島に着任。翌年の1月に任務を解かれたチャンスに退職して、さらに脱会しています。 同じ秘書(宗務)でも、ファルコンさんが勤めていた時期とでは全く接点がありません。

それにファルコンさんが職務の中で収集された情報として、数年前に7月6日という暴露を既にされていても、私は君子さんから直接聞いた6月下旬という事実をそのまま明かしました。 もしこれが捏造なら、数日の差異など無視して、この情報に乗っかる方がよほどシンプルでしょう。

どうしても信じたくない狂信者は論外として、常識的思考力をお持ちの方なら、双方の情報入手ルートの性質から、その日時の差異も含めて、むしろ客観性が補強されたと認識できるはずです。


そしてこれらのことから、もっと深い事実を読みとるべきです。
大川の誕生日が実際は何日かなどは本質ではありません。
どのみち今となってはホントはいつだったのかさえ分からなくなってしまったのですから。


事の本質は、総合本部の幹部や職員達、四国の関係者も実は少なからずこの事実を知っているということです。
こうしたウソを知り、中にはさらに大川に微塵も神性など認めていないにも関わらず、その事実に蓋をし、隠し、信者を騙し続けている連中が大勢いるということです。


そして大川自身ですが、下記のようなことを言っています。

「名誉顧問のもともとの寿命自体(天命)は82歳まででした。
生年月日は1921年11月20日なので、満81歳と9カ月での帰天でしたが、名誉顧問が生まれたときに、父親が出生届を役場に出すのが遅れたらしいので、実際には満82歳ぐらいにはなっていたようです。
昔は、なかなか届を出さずに放っておくことが多かったので、数か月ぐらいの誤差はあったのかも知れません」
大川隆法「復活の法」P314(数字は漢表記から変換)


どうやら大川自身も分かっていたようです。
今では自分でも7月7日と思い込んでいるのかも知れませんが、こうして見ると元々は自分の生年月日も同様に届出がなされずにいたもの(意図的に仕組まれたもの)と、どこかの時点で知らされていた可能性が濃厚ですね。
狂祖は無邪気にトチ狂い、職員は敬虔を装いつつ大川にも信者にも舌を出しているような化かし合いがこのカルト宗教幸福の科学の縮図であり、奴らは確信犯だということです。

260アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/09/16(月) 22:39:25

前スレ>>257でも紹介した脱会者さんブログの中で興味深い記事を読ませて頂きました。

ブログ主さんが記録されていた大川の法話メモですが、他の脱会者の方から断片的に伺っていた話と一致し資料価値があると思いましたので、引用させていただきつつ私の知る部分で補足を絡めておきたいと思います。
(以下、法話メモ)


最後の名古屋支社時代の85年頃のこと、一年後に東京本社に戻った時点で、アメリカかドイツの駐在員になって、数年間日本に戻れなくなることは、ほぼ確実だったので、その時点では、退社して、独立できるだけの経済的基盤を、つくっておかなければならなかった。

しかし、年初に御尊父と実兄がスタートした“失敗確実”の塾は、坂道を転げ落ちるがごとく、倒産への道をまっしぐらに進んでおり、御尊父からは、「銀行融資を受けたいので、商社の財務マンとして、連帯保証してくれ」と頼まれたが、それは、今後二十年間は会社を辞められなくなることを意味していた・・・。


しかし、実家の方では収入はなく、借金が着々と進行している状況でした。
毎日毎日、累積赤字が、五、六十万円から百万円ぐらいずつ、どんどん積み重なっている状況だったので、もう“真っ青”でした。

そして、「親子兄弟の縁を切るぞ」と脅されたので、しかたが無いと思い、「連帯保証人にはならないけれども、独立資金としてためていたお金の三分の一を出す」ということにしました。


父や兄は、「そのお金は必ず返すから」と言いましたが、私のほうは、全然信じていなくて、「絶対に返ってくるはずのないお金であることは分かっているから、借用書などは要らない」と言いました。

父や兄は、「そんなことはない。私達を信用しろ」と言っていましたが、私は、「絶対に返ってこないだろうから、寄付する。ただ、独立資金の全額を寄付したら、私はもはや独立できなくなるので、申し訳ないけれども、三分の一しか寄付できない」と言ったのです。


独立して一年ぐらいは、所持金で食いつながなければいけないので、ためたお金の三分の二は、独立資金として残しておく必要があったのです。

実際、1986年7月に会社を辞めてから、一年間は無収入でした。無職ではありませんが、浪人の様な状態です。

とにかく、一年分の“兵糧”だけは何とか確保しておかなければなりませんでした。私は、「一年あれば、何とか歯車を回せる」という自信はあったので、「一年だけ、何とか持ちこたえなければいけない」という考えで、まさしく「背水の陣」を敷いたのです。


したがって、「もし私が失敗したら、全滅になる」という状況でした。そうなった場合には、霊言集があるけれども、もしかしたら、悪魔が総がかりで攻撃してきていたのではないかと思ったかもしれません。それほどの破滅的な結果が来る可能性があったのです。

そのような非常に苦しい時期でした。

(ここまで)

261アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/09/16(月) 22:41:54
>>260

善川が他界して、さらにしばらく経った後のものなのだろうと思いますが、例によって自己愛的な変質者らしい自分語りです。
大川隆法というのは他者を辱めることなしには、どうしても自分を高めることができないようです。

それも客観的事実の解釈の問題というレベルでなく、嘘、妄想による自分史の捏造なのですが、しかし大川自身の中ではこの自分史があくまで本当のこととして認識されているのでしょう。
それは人格障害ゆえの症状であり、こうしたものを見るにつけ大川隆法というのは、つくづく中身が空っぽな存在だと改めて分かります。


大川にとっては、自分の空虚さ、自己愛を満たすための道具である盲目的信者にだけ通じれば良いのですから、このことに限らず全ての面において、初期設定とか細かい部分での事実関係の整合性への配慮など、もはや関係ないということなのだと思います。


大川の親類縁者には信者はいません。
実母の君子さんでさえ、大川への信仰などありません。
上記のような話を聞けば、既に疎遠になって今更とはいえ、呆れて失笑されることでしょう。


兄の富山誠こと中川力が開いていた学習塾「太陽塾」は、徳島駅近くの新町川橋詰にあるビルの3階にありました。
ここは中川力が授業中に脳卒中により倒れて入院生活に入り閉校せざる終えなくなった後、しばらくの期間をおいて教団の事務所(四国本部・徳島支部)として使われることになります。

この物件は、太陽塾開校から教団事務所になったあともずっと、賃貸契約は善川三朗こと中川忠義個人が行っていました。
私は契約更新のために同行した際に、そこが以前は学習塾の場所だったことを知り、当時支部事務所として利用することについては、あくまで貸主と善川との個人的な信頼関係が条件になっていて、教団としての契約は拒まれていたため、賃料が善川の口座から支出されていた訳を理解しました。


太陽塾が閉校し、やがて教団事務所として再開するまでには数年の期間があります。
仮にどこかの時点で隆からの単発的な資金援助を受けたことがあったとしても、大川自身が教団草創期に原(小笠原)さんや関谷さんなどの献身的な支援がなければ生活できなかった貧しい境遇の時期でも、この物件は忠義によって貸主の信頼を損なうことなく契約が継続されてきていたという事実があります。
そればかりか、この頃は長男の長期入院という事情もありますから、忠義は日常的にもっと多額の出費を余儀なくされていたことでしょう。


それでも賃貸以外に、忠義は川島町には駅近くの白いモルタル2階建ての住居と、少し離れた所にもう一軒、それ以前に住んでいた古い木造2階の家屋を処分することなく保有し、抵当にも入っていなかったはずです。

262アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/09/16(月) 22:45:26
>>260->>261

潮文社の霊言集の印税収入が入りますが、それもたいした額ではありません。
長男が入院してしまい、結果的に将来に渡って堅気の収入の見込みが立たない不安はあったでしょうが、実際のところは県の畜産会勤務を通じて忠義が第一勧業銀行と阿波銀行に蓄えていた預貯金と、自宅での君子さんの理容の仕事の頑張りとで、厳しいながらも何とか家計は維持できていたのです。
それから、もっともらしく忠義のことを語るならば融資を頼むのは銀行でなく、まずつながりのあった商工会と言うべきだったでしょうね。


逆にそんな状況でも、君子さんは大学入学のため上京してからずっと欠かしたことがない隆への仕送りをし続けたことを話していたくらいです。
隆の詩集や週刊誌の記事などに、大川の普段着の写真が載っているものがありましたが、あの「いかにも」という感じの服装センスは、それらがいつも君子さんプレゼンツによるものであるからで、結婚して恭子が揃えるようになるまで続きます。


なんとなく胡散臭いなぁという大川の自分史に覚える感覚的な疑念は、こうした事実関係から明解に整理できますが
そうしたことまで考えなくても、隆の騙りそのものでも既に破綻してもいます。

忠義も力も隆も、「イイシラセ」で霊言受けて直ぐにアラハンの悟り得たはずではなかったかと。
そうして「高級霊」と名乗るお歴々との対話を通じて修行に励み、人類救済が使命と豪語していた人間らが実はー

>「親子兄弟の縁を切るぞ」と脅し。。。

>父や兄が「そのお金は必ず返すから」と言っても全然信じられなくて。。。


サイテーの家族じゃないですか!?
そしてー

>「もし私が失敗したら、全滅になる」。そうなった場合には霊言集がある。

結局、「霊言集」は「食いぶち」という本音ですね。
これでは信者以外にはまったく通じず、お粗末過ぎて話になりません。

264アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/11/21(木) 00:26:58

平成12年(2000年)に起こったこの事件、ここ数日2chを賑わす話題になっていますが、今更ながら教団側の釈明、信者の理解には痛々しいものがあります。
こちら資料集には詳しく残していませんでしたが、思い出した事もあり、良い機会なのでちょっと扱っておくことにしました。

『深夜帰宅途中の女性襲い下着奪う 宗教法人職員を逮捕 』(朝日新聞)

帰宅途中の女性を襲い、身につけていた下着を奪ったなどとして、警視庁捜 査一課は21日、東京都品川区東五反田5丁目、宗教法人「幸福の科学」職員 梶ケ谷学容疑者(34)を強盗傷害、強制わいせつの容疑で逮捕したと発表し た。

都内では、品川区や目黒区を中心に今年1月から同様の被害届が45件に上り、関連を調べている。

調べでは、梶ケ谷容疑者は7月21日深夜、港区白金台のマンション1階のエレベーター前で、帰宅してきた女性会社員(25)を背後から襲って引き倒し、首をねんざさせるなどのけがを負わせたうえ、下着を脱がせて奪った疑い。

逮捕された時、梶ケ谷容疑者は女性の下着3枚を持っており、自宅からも、女性の下着が約100枚出てきたという。

梶ケ谷容疑者は「おとなしくしていれば何もしないから」などと女性を脅して下着を脱がし、持ち去っていたという。

265アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/11/21(木) 00:28:12
>>264

『女性パンツ脱がせて奪う「幸福の科学」職員の変体不幸』(週刊新潮2000年9月7日号)


若い女性を襲っては、下着を脱がせて奪い去る変体男。掴まえてみればナンと「幸福の科学」の職員だった。
これまで集めた”戦利品”は100点にも上るというが、彼を駆り立てたものはいったいなんだったのか。
 この”着用中パンティー連続強奪事件”は、今年の一月末から始まった。
「犯行現場は、東京都内、JR五反田や目黒駅に近い住宅地です。(中略)」と全国紙の社会部記者。

「手口はいつも同じ。好みのタイプの女性に遭遇すると、その後を尾行。スキを窺って背後から忍び寄り、いきなり押し倒す。
片手で女性の口を押さえ、もう一方の手で股間をまさぐるのです。強く抵抗されると、パンティだけ剥ぎ取って逃げたそうですよ。」

ようやく犯人逮捕に至ったのが8月19日の未明。外出先からマンション2階の自室に戻った主婦(27)が、1階から「財布を落としましたよ」と声がするのを聞き、下りた途端に背後から襲われた。

「”俺は彼女がいないんだ。大人しくしていろ。パンティだけでいいから”と脅された。主婦は110番通報。
直ちに緊急配備を敷いた警察が、”目の大きいハンサムな顔立ち”という犯人像そのままの男を発見。
女性用パンティ3枚を隠し持っていたいたためその場で逮捕しました」(捜査関係者)

男は梶ヶ谷学(34)。警視庁によれば、被害に遭った女性はわかっているだけでも45人にもなるという。

「その日の午後、梶ヶ谷が住む東五反田にある”幸福の科学”の職員寮に家宅捜索を行ったところ、

彼の部屋から女性のパンティのほかに,パンストや靴下などが出るわ出るわ、計100枚。

あまりのことに10名強の捜査員からどよめきの声が上がったほど。
ブラジャーはなく、9割以上がパンティーでした」(別の捜査関係者)
かつて経験したことのない妖しい匂いが部屋に立ちこめていただろう。

266アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/11/21(木) 00:29:26
>>265

大川総裁の運転手?

「あの人は色白で端正、上品な印象で、とてもそんないやらしいことなどしそうにない二枚目でしたけれどねぇ」
 こう驚きを隠さないのは、梶ヶ谷容疑者が住んでいた寮の近くに住む主婦である。
「大川隆法さんでしたっけ、総裁とか仰るあの方の運転手をされていたようで、
小学校に通う2人の子供の送り迎えをしているところもよく見かけました。目が合えば必ず黙礼を返す律儀な人でしたよ」

 一方、近所の女子大生は、「幸福の科学の寮には、20代の若い男女が20人ほど住んでましたが、寮といっても一戸建ての共同生活。
大量の下着が男の部屋にあったのを、他の職員が知らなかったわけがないでしょ。もう、想像するだけで鳥肌が立ちますッ」

梶ヶ谷容疑者は埼玉県生まれで、高校卒業後は父親が営む理髪用ハサミの卸会社に勤務し、平成8年春には結婚して女の子も恵まれた。が、2年ほど前に妻子と別居。現在は離婚調停中だという。

幸福の科学の運転手として雇われたのが昨年10月のこと。
「娘と別居してから、ずっと音信普通でしたけど、まさかあんな事件を起こすとは」と、言葉少なに語るのは、梶ヶ谷の妻の実母である。

「彼の実家は天理教の集会所なんです。ご両親も信心深い立派な方。

3人の息子さんのうち、末っ子の学さんと次男さんが天理教を抜けて幸福の科学へ走ったそうです。

娘は宗教に無関心で、それに付いていけませんでした」

信仰厚い家庭環境で育った男が、なぜかくもハレンチなマネをしでかしたのか。

「米国では、清教徒の子供に性犯罪者が多いとも言われています。
性に対して抑圧的な環境から性犯罪者が生まれるケースは多いのです」と語るのは、心理学が専門の福島章上智大学教授。
「容疑者はフェティシズムとサディズムが混在した性倒錯者で、女性を征服し、戦利品を勝ちえたことで興奮と満足を覚える。
通常の性交渉に満足できずに、偏執的な行動へと及ぶそんな彼らも、普段の生活は以外に健常なのです」
性倒錯者の”幸福の科学”は面妖極まりない。

267アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/11/21(木) 00:37:42
>>264->>266

この事件の火消しに、教団は梶ヶ谷を即刻解雇し、信者の動揺を鎮めるために当事者を信者でも職員でもない雇われ運転手と言っていたようです。

この例によってお粗末な話を見ていてちょっと思い出したことで、フライデー事件の真っ只中、前線基地という扱いで活動の中心になっていた中野富士見町のビルに詰めていた頃のことですが、秘書部に一通の便箋が届きました。
中には自らが正会員であること、そして秘書部警護課に採用して下さいと書かれた手紙と履歴書が同封されていました。

運転技術に相当自信があるとも書いてあるだけあって所持免許はオールビット、さらに小型船舶と確か単発ピストンのヘリの免許まであったように記憶しています。
当時の秘書部の男性は秘書課6名と警護課7名で、フライデー攻撃を始めて人出が足りない状況になり増員も検討されており、通常であればそうした飛び込みは扱わないものの、その時は秘書課長が履歴書を持って主宰室に伺いに入りました。

しかし、結果は不採用。理由は「波動が悪い」とのこと。
警護課主任のYUさんが残念がっていたのを記憶しています。


私がいた頃の本部職員の採用の際は、総務が会員リストからあたりをつけて支部活動の状況をリサーチして直接に打診し、担当局長の直接面接、本部長によるチェックのうえ、履歴書を含めた稟議書が主宰に上がり最終的な判断がなされるのが通常の流れで、採用されると入局日には直接主宰から辞令交付がされ、また履歴書は四国の顧問にも送られていました。

運転業務に就く可能性のある者は、まず秘書部長と秘書課長による実際の乗車チェックがあり、警護課の場合はさらに就任前に2週間の合宿訓練もありました。課長や主任に認められないとハンドルを握る資格を得られず、またせっかく認められて車両を任されても、主宰や補佐の気分(波動が悪いの一言)で簡単に降ろされるばかりか、わずか数日で秘書部から消えた職員も少なくないほどです。

ですから信者でも職員でもない雇われ運転手などという言い訳はありえません。それなら随分とユルイ選考になっていて、当時から既に組織は退化(崩壊)していたということでしょうか?少なくとも今よりはまだマシな体裁を繕えていたはずです。
秘書部が宗務と変わろうと在り様は同じでしょう。邸宅にアクセスし易い職員詰所にいたということは、紛れもなく彼が秘書役の本部職員であることの証です。


そして大川隆法は目の前のパンティー連続強奪犯に気付かなかったというこという、極めてシンプルな事実なのです。

268アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/11/22(金) 11:48:42
>>267

細かいことですが、ちょっと間違いがあったので訂正しておきます。

>所持免許はオールビット
これは「フルビット」が正しいですね。すみません。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88

話のついでに、警護課主任のYUさんもフルビッターでした。
初期のものでタイトルは忘れましたが、大川本の中に登場したことのある元空挺隊員で
とても高潔で尊敬できる方でした。

ですが、YUさんが小澤理事長の仲介で女性職員と婚約が決まった直後のこと
ある日「ピンク波動が出ていると」と、突然の配置転換。

そもそも、宗教団体であろうがこんな人事異動がまかり通るなど異常そのものですが
卑猥な脳内妄想をしていたのは、他ならぬ大川隆法自身なのです。
また、婚約者の女性職員が自宅秘書(実質は家事手伝い)歴のある方でもあったので
これまでの大川の行状を見れば、それに嫉妬も絡んでいることは容易に想像がつきます。

>267の最後の一文もタイプミスがありました。
ここで合わせて加筆修正しておきます。

ピンク波動などと言って、それまで献身的に自分を護ってくれていた人を問答無用に斬り捨てておきながら
けっきょく大川隆法は目の前のパンティー連続強奪犯にまるで気付いていなかったという
繕いようもなく極めてシンプルな情けない事実ということです。

269観自在になりたい凡人 ◆FR79JzHC1w:2013/11/24(日) 19:04:34
>>268

運転免許全ての項目埋まってるのがフルビットなんですね。勉強になりました。
そしてすみません、2chにオールビットのまま転載してそのままコメントしちゃいました。

今、梶ヶ谷パンツ事件、熱いですねぇ。
私は退会した後に知った(と思う)、たぶん知っていたとしてもその頃は思考停止してたかもです。

しっかし、どう転んでも大川に霊能力(人間性)がないことの証明になる最高の事例ですね。

270アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2013/11/25(月) 17:45:41
>>269
観自在になりたい凡人さん、こんばんは。

2chへの転載は拝見していました。ありがとうございます。
「フルビット」の件は、そもそも私のミスですからどうか気になさらないで下さい。
気を遣わせてしまって、かえって済みませんでした。

昨夜はファルコンさん登場で
この梶ケ谷パンティー連続強奪事件について、決定版と言うべき情報開示がありましたね。
職員としての時期や職務内容は違いますが
秘書ー宗務という同じ世界に居た者として、「そうそう」というポイント多々ありました。

こちら資料集に管理人さんが転載されるお考えがあるようなので、お任せしたいと思います。

271ウエスト ◆KR/3mxST2E:2013/11/25(月) 19:05:54
昨日のファルコンさんの書き込みで、改めてスッキリされた方も多いのではないでしょうか。
2ch観察スレッドに書いておりましたように、ここからファルコンさんの書き込みを転載していきます。

(1/5)

843 名前: ファルコン ◆dviUrYQv1gs7 投稿日: 2013/11/24(日) 20:23:31.51 ID:Glm0MYQt
梶ヶ谷事件について白熱しているようですので元宗務・元人事局学生部職員かつ 
情報源「もぐらのリヴィア」が人事局職員だった私が少し補足しておきます
(学生部はリクルート用機関なので人事局所属でした)。

梶ヶ谷学は報道され、ここに貼られている通り実家は天理教だったのですが
兄弟と共に幸福の科学に三帰し、信者となりました。
東京北部から埼玉にかけてが生活圏の人物だったようですので
もう一人のご兄弟が埼玉にいたと言うのはまず間違いなく事実でしょう。

梶ヶ谷は当時多くの青年部の信者がしたように、本部へ職員希望の履歴書を出したようです
(私も出して採用になりました)。
梶ヶ谷には宗務が運転手候補として白羽の矢を立てました。

以前にも何度か書いていますが、大川は人材の無駄遣いという点でも
多くの皆様の想像を絶している部分があり、宗務に採用されても
「波動が悪い」「波動が悪い」と次々に異動指示を出します。
宗務に来て2時間で異動になった人物もいます。

大川は波動に非常に敏感という設定で、宗務の職員は基本的に大川と顔を合わさないように
教育をうけます。念が飛ぶなどして大川に悪い影響を与えるからだそうです。
大川隆法が24時間常に精妙な波動を保っていられるように宗務は最大限努力しなくてはなりません。
たとえば宗務でのお祈りの時間には「主への祈り」がありませんでした。
「主エル・カンターレ大川隆法総裁先生に念が飛ばないように」との配慮です。

常に職員の波動が大川によってチェックされ、少しでも「悪くなった」と大川が述べればすぐに異動でした。
運転手の波動が良くない、と移動中の大川から宗務局長に電話が入り
そのまま宗務から出された職員も複数います。大川に波動が悪いと言われた職員が再び宗務に
入るのはほぼ不可能でした。まさにジョージ・オーウェルの世界、緩慢な死刑判決のように、
運転手等専門職の方々が本部や支部で慣れない業務をし、強制還俗に次々になっていきました。

272ウエスト ◆KR/3mxST2E:2013/11/25(月) 19:09:53
(2/5)

848 名前: ファルコン ◆dviUrYQv1gs7 投稿日: 2013/11/24(日) 20:45:25.98 ID:Glm0MYQt
>>843
そのような事情で、一般的な印象と異なり宗務は常に人手不足に喘いでいました。
せっかくリクルートしてもすぐに大川が「波動が悪い」として異動指示を出してしまうために
常に人材のストックを作っておく必要がありました。
宗務に所属する職員の採用は何度にもわたる面接、最終的には履歴書を大川隆法が読むことに
よる「霊的な判断」があります。大川の許可無く宗務に人員が送り込まれることはありません。
「あの人の許可を僕は出してないよ」と大川が言ったら当然局長のクビが飛びます。
大川の波動を乱す事が宗務にとって最大の罪なのです。

もちろん私の履歴書も大川は読みました。コメントがあったようですが
ネガティブなものでは無く、わりとポジティブなもののようでした。
そもそもネガティブなコメントを大川が発すれば採用はありえません。
その後総合本部で私への評価で3名の役職者が一言一句違わぬ同じ言葉で
私について述べていました。偶然の一致はありえませんので、これが総裁から出た
コメントの内容だったのだなと理解していました。

さて、こうして常時人手不足の宗務が人事に運転手の要請をしました。
人事局としても当然最優先なのですが また大川が「波動が悪い」と運転手を次々に
異動させたようで、非常に切迫していたようです。宗務局長(当時 現本部長)は木村さんでした。

この時採用になったのが梶ヶ谷学です。実は梶ヶ谷学に関しては
所属支部の支部長が反対をしていました。当時既に離婚係争中だったそうで
「離婚係争中の人物が宗務に行くのは反対です」という真っ当な内容だったようです。

しかし人事も宗務も急いでいました。「それでも構わない」という指示が出され
梶ヶ谷学の面談、大川による波動審査もめでたくパスして、彼は宗務の職員となりました。
しかし通常の人事異動ならば全支部にファックスが流れるのですが、宗務関係は
全て極秘ですのでファックスが流れません。梶ヶ谷学という職員が存在することを
一部の総合本部の職員と宗務以外誰も知らなかったのです。
これが後の大々的な嘘の伏線になります。
なお、私も同じ経緯ですのでずっと「謎の職員」でした。異動で総務へ行った時に
コピーの修理業者と思われたほどです。

273ウエスト ◆KR/3mxST2E:2013/11/25(月) 19:33:29
(3/5)

856 名前: ファルコン ◆dviUrYQv1gs7 投稿日: 2013/11/24(日) 21:08:40.45 ID:Glm0MYQt
>>848
梶ヶ谷学は運転手だったのですが、さすがにすぐにメイン運転手とはなれず
補助をしていました。つまり大川家の子供達の送迎を主に行ない、
サブとして大川夫妻の運転手も行う、という地位です。
これは既述の理由で常に人手不足ですので、柔軟に業務を行う必要があったためです。
たとえば私も学士(家庭教師)でしたが、サブで子供達の運転手も行なっていました。

この形態で数ヶ月が過ぎ、梶ヶ谷はサブとは言え何度も何度も大川隆法の
運転手をしました。大川は波動が悪ければすぐに指示を出すのですが
彼については特にネガティブなコメントも無く時間は過ぎて行きました。

そしてあの事件が発覚したのです。

以前書いた、本部が隠蔽しようとした件をどなたかが貼って下さっていましたが、
あの通りでして、宗務であることを隠蔽しようと
五反田の旧東京仏宝館そば、お屋敷街池田山にある宗務職員寮から
川崎市鶴見の一般職員寮へ梶ヶ谷の私物を移送するように指示を出し
警視庁の方々に見事にバレてしまいました。

木村宗務局長が責任をとって左遷となりました(木村局長は後に幸福実現党党首)。
木村さんの地位が不安定になり、別の人々が宗務を仕切るようになったことが
後々の大川の女性問題の長い長い伏線となるのですが これは今は述べません。
いずれ「大門未来への手紙」を書きますので、ここで述べる予定です。
当時の理事が遺憾コメントを出しています。さすがに事件直後は謝罪謝罪で何とか
嵐が過ぎ去るのを待つ方策だったようで、庇う訳でもありませんが、本部上層部で
隠蔽出来ると思っていた人はいないのでは無いでしょうか。

ところが既述の通り、梶ヶ谷学という職員が職員が存在することを知らない職員が
総合本部でも多数派だったのです。支部では地元以外誰も知らない。
自分が知らない=きっと存在なんかしないんだ!
嵌められたんだ!警視庁の陰謀だ!マスコミの陰謀だ!S会の陰謀だ!
単なる配送係だったんだ!下請けだ!正規の職員では無いのだ! ありとあらゆる嘘が流布されるようになってしまいました。

274ウエスト ◆KR/3mxST2E:2013/11/25(月) 19:35:57
(4/5)

858 名前: ファルコン ◆dviUrYQv1gs7 投稿日: 2013/11/24(日) 21:27:05.87 ID:Glm0MYQt
>>856
逮捕された梶ヶ谷には幸福の科学の依頼で2名の弁護士が派遣されたことまで
わかっています。お名前は差し障りがあるかも知れないのでここではやめておきます。
弁護士さんの1人から「今は正心法語を読んで落ち着いている」という報告があったのを覚えています。

そうです。正心法語です。当然のことですが、梶ヶ谷学は正心法語を持っている三帰請願者でした。
そうでなければ総合本部、ましてや宗務の職員になれるわけがありません。
毎日正心法語を皆で唱和するのです。所持しない人物がそこにいるはずないではありませんか。
木村局長が「君、正心法語を読んで波動を整えて」と指示を出して「私は信者では無いので持っていません」と
答えたら、1秒後に解雇です。当然の話です。

こうして「実情を知っている総合本部上層部はとにかくダンマリでこれ以上触れられないようにしていた」
「だが下部、支部は梶ヶ谷を知らないのであらゆる嘘を流し始めた」
これが同時進行していました。なお、旧活動推進局は「下部」に該当します。

そして私がマスコミと接触し始めると驚くべき話を聞かされたのです。
梶ヶ谷事件直後、大川隆法がマスコミまわりをして、梶ヶ谷事件の記事を書かないように圧力をかけていた、と。
「この事件について書いたらおたくの会社にデモをかける」と。

「なぜこのようなことを大川さんはおっしゃったのでしょうか。理由がわかりますか、ファルコンさん。」

理由は推測するしかありませんが、考えつくのは1つです。
「霊能力が無いと思われたくなかったから」

この世的には「大川隆法というおっさんの部下に変態犯罪者がいた」という話ですので
「馬鹿だねえ」となってもそれ以上の追求はありません。現にマスコミは事件を1回報じただけで
それ以上は何も書いていません。一応教団から遺憾コメントは出ているし、梶ヶ谷は解雇されているし
事件を認めているようなので、それ以上の話があるわけありません。

ですが、このスレを読む方々なら誰でもわかります。この事件は霊の存在を信じ、
大川隆法を史上最大の霊能力者と信じた人々にとっては長期的な打撃となる、と。
まさに大川が懸念した通りの展開となっているわけです。

275ウエスト ◆KR/3mxST2E:2013/11/25(月) 19:40:11
(5/5) ここまでです。

860 名前: ファルコン ◆dviUrYQv1gs7 投稿日: 2013/11/24(日) 21:43:13.86 ID:Glm0MYQt
>>858
今のところ梶ヶ谷事件について纏められるのは以上の内容です。

・梶ヶ谷学は三帰請願者。
・梶ヶ谷の宗務行きは支部長が反対していたが宗務と人事が押し切った。
・人事局の数回に渡る面談と大川の履歴書の霊的走査を経て宗務配属となった。
・宗務ではサブの運転手だったが、大川の運転手も行なっていた。
・大川は多数の運転手を波動が悪いと異動させているが、梶ヶ谷についてはコメントは無かった。
・事件発覚後、梶ヶ谷という職員が実在したことを知らない職員達が陰謀論と嘘を流布し始めた。
・大川は事件後、梶ヶ谷事件を記事にしないようにマスコミに圧力をかけていた。

といったところでしょうか。

なお 別件ですが もぐらのリヴィアの話が出たついでに

リヴィアは人事局配属の前は 事務局でネット監視を担当していました。
ネット上での情報流出と反幸福の科学情報のレポートを作成し、
各「アンチ」個人について調べていました。リヴィアがこの担当になったのは1998年。
2ちゃんねるが出来たのが1999年。教団によるネット監視の歴史は
2ちゃんねるの歴史より古かったのです。

またリヴィアの上司は石川悦男、吉田達也、富岡無空  林雅敏
隣の事務局の局長は小林早賢 部長は饗庭直道
ネット監視担当時代の上司は井澤一明(いじまも代表)
何と豪華な布陣であることか。

本日は有難うございました。

276卒業生:2013/11/26(火) 11:58:33
広報局では一連のカキコミに対しだいぶ焦っているようです。
一番の弱点を突かれているわけですから無理もありません。
大川の霊能力の無さをさらけ出してしまった事件なので、
何とか沈静化を図っていたわけですが
ここに来てまた暴かれたわけです。
また一番の中枢にいる職員の俗物過ぎる程度の低さも分かってしまったわけです。

広報局では、ファルコン氏やアルゴラブ氏の人物の特定はしているようですが、
カキコミ内容が本当のことなので手の出しようがありません。
つまりお家芸の提訴が出来ないわけです。
広報局としては内容が衝撃的なので会員に対し重大な影響が出ることを懸念してますが、
この流れはまだ大川には報告されていません。
近々報告せざるを得ない状況になるのですが、
職員は大川の不機嫌な顔を見たくないので躊躇しています。

職員による金銭の不正、窃盗、不倫、会員の自殺など幸福の科学の闇の部分が明らかになるにつれ
目を覚ます会員が増えることを期待しています。

277観察者 ◆b9uVALk3K6:2014/01/30(木) 11:16:20
アイマイミーさんは、お元気なのでしょうか?アッチを読んで心配になりました。
アルゴラブさんも、お元気ですか?

278アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/01/30(木) 19:12:56
>>277 観察者さん

「あっち」と言うのが「どっち」かな?と思って色々と見まわしてみましたが
書き込みされた時間から推察しますと、きっと2チャンネル掲示板かと思います。
おそらくその時間帯の内容でご心配になったのだろうという前提でですが
まず、それらのことについては全く心配される必要はありません。大丈夫です。


間接的にですが、それらの構図を俯瞰できる状況にあるので、そう断言することができます。
ただし、私から細々とお伝えすべき事柄でもありませんし
噂や憶測、また一方的な主張を排した事実関係はいずれ明らかになっていくことでしょうから
そうした正確な判断材料を得られるまでは、気に留めなくて宜しいかと思います。


アイマイミーさんについては、ブログを閉じられる前のご挨拶にあったように
ご自身の役割を果たされたという自覚のうえで、いわゆるアンチ活動を卒業されたという通りでしょう。
個人的に、同氏は長きに渡りもう充分に闘われたと思っていますので、感謝とともに新たな門出を祝ってお送りし
この先はもう振り返ることなくご自身の人生を悠々とまっとうして頂きたいと願うのみです。


これはアイマイミーさんについてだけでなく、脱会し現在アンチ活動をされている皆さんに対してもですが
それぞれの経験をもとに、道義心から幸福の科学への批判を通じて反カルトの活動に参画するということは
誰にでもできることではなく、実際尊い意志であり、この問題に取り組む様々な分野の方々にとっても有難い協力なのですが
ただ、脱会者にとって、この活動そのものが、カルト信仰の代償として終始してしまってはならないと願っています。


『日常』への帰還が何よりも大切だと思っています。
真の意味での反カルトへの意志というのは、個々の後悔や義憤を越えて
この『日常』を静かに取り戻したところから湧いてくるのではないでしょうか。


私については、このところ当掲示板などネットへの投稿は確かに減っておりましたが
相対的に様々な方面への協力は増えていまして、状況に応じて持ち場も変化するものと思います。
でも、この資料集をお借りしてお伝えしたい事や資料はまだありまして
日常の職責ゆえなかなか準備が捗らない部分もありますが、ひとつ気長にお待ち頂いて
投稿した折には、お手透きにご一読頂ければ幸いです。どうぞ宜しく。

279観察者 ◆b9uVALk3K6:2014/02/02(日) 00:19:22
>>278 アルゴラブさん

ご丁寧に、また詳しく、ありがとうございました。良く解り安心しました。
私も、ほとんど卒業している者ですが、アルゴラブさんの資料集は非常にありがたく読んでいます。
これからも、たまに読みに来ます。ありがとうございました。OrZ

280アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/02/25(火) 00:54:04

20数年前の主に秘書職時代に収集しておいた資料や記録。
これらの古い草創期に関わるものは、逆に教団末期の頃合いにこそ真価が問われるものと思っていましたが
他の宗教同様に崩壊過程で必ず出現する復古主義(初期肯定派)の様子を見るにつけて、その時期の到来を実感しています。

こうした初期肯定派の登場もカルト問題における必然的パターンの1つであることは、その背景をまた後日別に解明する予定ですが
情報発信の当事者として、以前にもどこかで言ったことがあったかと思いますが、いま一度基本方針を明確にしておきたいと思います。


私は客観的証拠と具体的観察事実を根拠として、それらを積み重ねて合理性、妥当性を追求し検証や反証を行い、脱会者のみならず、この教団に蹂躙されたことで問題意識を持たれた世人の方々の要請にも応えられる質のものを、粛々とご提供したいと考えています。

方々には、それを1つの手がかりとして、さらに洞察を深めて頂いて、暗闇から抜け出てきれいサッパリした気持ちで日常に復帰して頂いたり、或いはこのカルトと対峙するヒントを見出して下さったりして頂ければと願っています。

私は、あくまでも(現時点では歪められ曇らされていても)ほとんどの人間が本来具備しているはずの人間に内在する最高の資質に向けて発信したいと思っています。
また一方で、自ら受け入れる準備を整えていない人に無理矢理説得するつもりは毛頭ありません。

そして、もとより方便・詭弁の類でもって人を導くような悪趣味は持ち合わせませんし、よき人間性を愚弄する軽率な態度や進歩を阻害するような働きには断固拒否したいと思います。

また、急場に至ればトリアージも必要だと考えており、より社会復帰の見込める層や、新たな被害者を生まないための予防の観点を優先します。

281アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/04/14(月) 22:19:07

「マレーシア機不明事件」そして「小保方晴子STAP論文問題」
例によって、これらの話題に便乗して出した大川イタコ霊言は、大川や信者の興奮ぶりとは裏腹に、アピールした分だけ致命的な自爆につながることでしょう。
特に、小保方氏の弁明とともに、「あれ」で納得させられてしまう層が信者に限らず一定数いるという状況は、認知バイアスや精神病理の実際を見せられて実に興味深いところです。

日本の科学への信頼を少なからず棄損することとなる大事ではありますが、寝ぼけた精神に喝を入れて根源的な教訓を煎じて抽出する機会にすべきかと思います。
そもそも「科学」とは何なのか。そう遠くないその時期のために、手掛かりのいくつかを少し記録しておきます。


(STAP論文問題によせて)

「小保方さんの関与なく再現実験に成功している人物の存在も、他にあるとする実験ノートも、不都合があって誰か明かしたり、公開したりできないという事で、新事実を小保方さん自ら証明することを拒まれました。事実を示して頂かないと、これらの証言を信頼することはできません。」
サイエンスライター 片瀬久美子氏

「ノートがあるならもっておいで。」
高エネルギー加速器研究機構 野尻美保子教授

「海外からの冷たい視線を横に、日本では筆頭著者がかわいそう&許してあげて世論攻勢を受けてSTAP論文も研究チームも存続。そしてSTAPと"RIKEN edit"(捏造する)の俗語とともに、日本のサイエンスは沈没する。めでたしめでたし。」
元理研脳科学総合研究センター研究員 尾崎隆氏

「最初は小さな嘘でも、嘘をついてもばれないので、大きな嘘をつくようになり。取り返しのつかないところまで行って破綻した、ということかな。」
中央大学 竹内健教授

「実際に実験したとの証拠が示せなかった段階でもう終わりだ。」
京都大学 長田重一教授

「200回成功したなら、200回分の実験ノートが必要。客観的に証明できなければ、何回できたかは本人の自由。言いたい放題。」
九州大学 中山敬一教授

「200回なら、1週間に1回ここ数年ずっと成功しっぱなしということですね。」
「皆様の税金で研究費と高給を得ている研究者の発言ではない。」
東京大学 上 昌広教授

「あんま意味ないと思うけど世間的にはアピールしたと思う。泣いたし。反省したし。でも理研には文句言わない健気な姿勢をみせたし。」
パデュー大学 木原大亮准教授

「来る解雇に対しての法廷闘争の環境準備。今日の会見はこの側面でわりと成功した。」
東京大学 ロバート・ゲラー教授



(科学そのものへの考察)

「科学という重荷を背負えない人が科学の教えるところを無視するのは自由である。しかし科学を細切れにして都合のいいところでは持ち出し、具合の悪いところでは無視するというわけにはいかない。なぜなら我々はそれができるほど賢くないからだ。」

「市民が監視を怠り科学教育の手がゆるめられれば、その度に新たな似非科学が吹き出してくる。」

「きちんとした証拠がなければ知識とはいえないと考える人達が増えれば、似非科学のはびこる余地はなくはるはずだ。あいにく大衆文化では「悪貨は良貨を駆逐する」というグレシャムの法則がまかり通っている。つまり悪い科学は良い科学を駆逐してしまうのだ。」

「似非科学は、現実と対決すれば、否応なく比較結果を突きつけられる。議論のレベルも低いし、「証拠」を採用するときの基準もずっと甘い。だからこそ科学より一般大衆にアピールしやすいのだろう。」

「驚嘆する感性を大切にして、理由もなく捨て去ったりせず、あらゆる考えに心を開く一方で、証拠には厳しい水準を求めることが人々の第二の本性となったなら――どんなにすばらしいことだろう。」

「そして証拠に求める水準は、大切に思うことだからといって甘くするのではなく、できれば拒否したいことに対するのと同じだけ厳しくしてほしいものである。」
カール・セーガン博士

282アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 14:43:16

こってりと煮詰まったカルト宗教を構成する教祖や信者の言動や行為は、甚だ良識を欠いたものばかりで、いつも世の人々を当惑させます。
それらを腫れもの如く得体の知れない狂気として蓋をし、話題にすることさえ禁忌する風潮すらあるようです。
その著しい不可解さが、余計な怖れを生んでいる側面もあるのかも知れません。


彼らの非現実的・非合理的な認知・思考形態そのものに共感することは、常識人には確かに不可能でしょう。
しかし、それをあたかも魔境のごとくに徒に怖れることをしないで、理論的メスを入れて分析し解釈していくことは可能です。
世の東西、時代の違いはあっても、所詮は「ある種」の傾向に陥ってしまっている人間のパターンに分類できるものだからです。


>>192->>207の、カルト宗教幸福の科学の「ダブルバインド」について触れた際には、そうしたモラハラの支配者と犠牲者の関係性や、マインドコントロール手法を中心に検討していきましたが、今回は、結果的にそうした環境から逃れられずにカルト信仰に取り込まれていった層が逝きついた先の、あるいはマインドコントロールとは別の、もともとの個人的素因によって信者となっている層にとっては、そのありのままの狂信を維持する異常な精神構造の病理を、大川隆法のそれとも対比しながら検討してみたいと思います。


既に教団から多くの方々が離脱している反面、残念ながら、一人残らず救われることも期待できませんが、こうした病理の解明が、困難でも将来の治療ケアや予防のための道筋を見出すことに繋がるものとして、広く周知され、理解が深められるべき価値があるものと考えます。

283アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 14:45:49
>>282

さて、まず始めに分析の手掛かりとなる基本的事項を整理して紹介していきます。

異常な精神病理については、その疾病の分類と診断法に、大まかに3つのアプローチがあります。


Ⅰ:【疾病論的分類】


病因に注目した伝統的分類方法で、以下の分類を定義している。


①外因性精神障害(exogenous psychosis )
脳損傷など、身体的な障害が起因して精神的な異常をきたすもの。


②心因性精神障害(psychogenic psychosis )
急激な状況の変化や対人的葛藤など、持続的慢性的なストレスに適応できずに陥る神経症的なもの。


③内因性精神障害(endogenous psychosis )
素質や遺伝など、個体内部に存在する主因によって発症すると考えられるもの。
統合失調症や重度の鬱病など、脳の問題とする説もあるが原因究明には至っていない。



Ⅱ:【診断基準による分類】


症状の特徴に対し、症候群や診断基準によってパーソナリティを評定する分類方法で、具体的臨床例により各精神障害を定義し、複数の特徴的項目が認められるかどうかによって診断を下す。


こうした操作的診断によって設定された定義は、APA (米国精神医学会)の「DSM( Diagnostic and Statical Manual for mental disorder)」(精神疾患の分類と診断の手引き)にまとめられ、精神疾患に関する臨床の統計によって更新される。


「DSM」は、生物的・心理的・社会的といった角度からの多軸評価システムを採用し、その際の5つの側面は以下の通り。
「臨床的障害」・「人格障害・精神遅滞」・「一般医学的状態」・「心理社会的および環境的問題」・「機能の全体的評定」


Ⅲ:【病態水準による分類】


自我の機能や人格の発達水準を、病態水準を測る尺度として用いて、精神分析理論に基づいて精神病理を理解しようとする考え方で、
「現実検討能力」・「自我同一性」・「防衛機制」の3つを観点から、精神疾患を「神経症性パーソナリティ構造」・「境界性パーソナリティ構造」・
「精神病性パーソナリティ構造」の3つのレベルに分類する。

284アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 14:49:14
>>283

病態を正確に見立てるということは、患者への心理学的介入を進めるために重要なことです。
しかし伝統的な疾病論的分類のままでは根拠が乏しく、臨床上の支援に限界が生じてしまいます。


症状に基づく操作的診断による分類と、精神分析理論に基づく病態水準による分類とでは立場は全く異なりますが、精神疾患を診断し、その病理を解明する手掛かりとしてどちらも有効なものです。



「DSM」の診断基準については、具体的で、随所で既に活用されており、ここでも以前から扱っていますので、今回は病態水準による分類について、もう少し掘り下げていきたいと思います。


病態水準による分類とは、心理学者オットー・カーンバーグが提唱した自我の能力を観点とする人格構造論の概念に基づいた精神疾患の分類方法で、「現実検討能力」・「自我同一性(自己統合度・自他境界)」・「防衛機制(自我の再適応機序)」の3点のパーソナリティ構造の機能水準によって病態を三段階のレベルに見分けるものです。


現実検討能力はあるか?

アイデンティティに障害が見られるか?

常用される防衛機制の水準は?


これらのことを踏まえて、人格構造(Personality Organization)を、三段階の病態水準(軽度から重度へ)に分類します。

285アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 14:51:28
>>284

① 神経症性パーソナリティ構造 (NPO)レベル(神経症圏)


様々な症状により自我はやや弱められているが、現実検討能力は維持されている。


自己表現と対象表象(自己と他者)、内界由来と外界由来(想像と現実)は区別され、矛盾した側面をも統合し、自他を現実的に評価できる。


内的葛藤には「抑圧」「知性化」「分離」「反動形成」「打ち消し」などの防衛機制を用い、無意識領域に欲求・感情を抑圧しているため、他者に対しては不安・緊張・恐れ(苦手意識)を生じやすい状態にある。

286アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 14:52:57
>>285

② 境界性パーソナリティ構造 (BPO)レベル(境界例)


神経症レベル同様の現実検討能力は維持されているようでありながら、自我の脆弱化が進行し、不安耐性や衝動コントロールが欠如しているため、現実との関係の中で動揺すると、突然常軌を逸した行動により精神病レベルの症状を見せるなど、現実検討能力が部分的にしか機能しないような不安定な状況にあるが、日常生活や現実の人間関係にもかろうじて適応できる段階に留まっている。


自己表象と対象表象は区別されても、良い対象と悪い対象が二極化され、矛盾する側面は再構成される過程で分裂(対象表象の分裂と同時に自己表象も分裂)していく。


「理想化」「脱価値化(価値下げ)」「万能感」「否認」「分裂」「投影性同一視」「躁的防衛」などの原始的防衛機制を用いる。


※「境界性パーソナリティ構造」(境界例)=「境界性パーソナリティ障害」ということではありません。

287アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 14:54:39
>>286

③ 精神病性パーソナリティ構造(PPD)レベル(精神病圏)


自我の強度が著しく弱まり、幻覚や妄想などの症状に侵され、客観的事実を認識できず、現実検討能力は失われている。


自己表象と対象表象は混乱して区別されず、自他境界は失われ、現実と想像の区別もつかず、妄想的な同一化が行われて、自我が解体して統合性に重篤な病態が表れている。


原始的防衛機制から、やがて防衛機制が破綻し、「妄想的投影」「精神病的否認」など防衛制御不能水準に至る。

288アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 14:56:21
>>287

そして、各病態水準を整理して比較してみると、以下のようなものとなります。


神経症性パーソナリティ構造レベル={現実検討能力:○達成}{自我同一性:○達成}{防衛機制:精神的抑止 (代償形成) 水準の防衛機制}


境界性パーソナリティ構造レベル={現実検討能力:○達成(部分的)}{自我同一性:×未達成}{防衛機制:×原始的防衛機制}


精神病性パーソナリティ構造レベル={現実検討能力:×未達成} {自我同一性:×未達成}{防衛機制:×原始的防衛機制(制御不能水準)}



※臨床現場における病理水準を見極めは、具体的事例に対して、これら多角的な側面の慎重な検討によって行われます。
また、神経症(NPO)レベル、境界性(BPO)レベルまでは、その内的葛藤の精神分析的療法によって心的機能の改善が期待できますが、精神病(PPD)レベルに至っては有効ではありません。

289アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 14:59:42
>>288

さて、上記のように、病態水準の見極めには、その前提として「防衛機制(自我の再適応機序)」についての理解が必要です。


精神分析における「防衛機制」(defense mechanism)とは、受け入れがたい不快な体験、感情に直面し、不安、不満が生じて社会適応が困難な状態に陥った際に、それらの影響を弱め、或いは避けるなど、本能的衝動をコントロールし、心理的安定を保って自我を守ろうとする作用を言い、精神科医のフロイトが最初に定義し、後にアンナ・フロイト、メラニー・クラインら児童精神分析家の研究の過程で整理された概念です。


防衛機制自体は決して異常なものではなく、もともと人間に備わる心理的作用として、防御機制における上位の適応水準は正常人の範囲内と言えますが、このような防衛機制でも、それが長期的、常習的に用いられる環境に置かれると、それが病的な社会不適応症状となって表れてくることがあり、不安障害や精神病の発症メカニズムは、防御機制の過剰反応、または自我防衛の失敗の結果とも考えられています。


この防衛機制については、「DSM」においても、その機能水準によって主に7つに分類されて扱われています。



① 高度な適応水準 〜 ストレス因子に最も適応的に対処する。

② 精神的抑止(代償)水準 〜 脅威を与える可能性のある観念、感情、記憶などを意識の外に保つ。

③ 軽度の心像歪曲水準 〜 自己または他者のイメージを歪曲することによって自尊心を調整する。

④ 否定の水準 〜 不快で受け入れがたいストレス因子や感情を意識の外に置く。

⑤ 高度の心像歪曲水準 〜 自己または他者のイメージを極端に歪曲する。

⑥ 行為的水準 〜 外的ストレス因子に対し行為や引きこもりによって対処する。

⑦ 防衛制御不能水準 〜 防衛機制が破綻し客観的現実を認識できなくなる。


以降は、これに準拠しつつ、その種類と機能水準を整理していきます。

290アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 15:04:11
>>289

① 高度な適応水準(成熟した防御反応)


「昇華」(sublimation)
受容しにくい反社会的な欲求や感情による情緒的葛藤のはけ口を、より高次で社会的に有益な行動へと転化すること。


「愛他主義」(altruism)
献身的に他人の欲求を満たすことによって葛藤を解消すること。


「ユーモア」(humor)
葛藤やストレス因子の面白い側面、または皮肉な側面を強調し葛藤を解消すること。


「抑制」(suppression)
混乱する問題、願望、感情、体験などを「意図的に」考えないようにして、情緒的葛藤や内的または外的ストレス因子に対処すること。

291アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 15:05:26
>>290

② 精神的抑止 (代償形成) 水準(不安防御反応)


「抑圧」(repression)
実現困難な欲求や、苦痛な体験などによる不快な感情や思考を、「無意識に」心の中に封じ込め忘れようとすること。


「代償 (置換) 」(displacement)
内的欲求を本来の対象や目標へ向けず、別の対象に置き換えることで充足すること。


「知性化」(intellectualization)
混乱した自己の情動を直接意識せず、論理的思考を重ねて知的認識によってコントロールしようとすること。


「分離(感情の隔離)」 (isolation of affect)
本来は関連性がある観念とそれに伴う感情(または感情と行動)とを切り離して、感情は抑圧すること。


「反動形成」(reaction formation)
自分自身の受け入れがたい衝動や観念が無意識下へ抑圧され、本心とは全く正反対の思考、行動が無自覚になされること。


「打ち消し」(undoing)」
罪悪感や恥の感情を呼び起こすような行為を、言葉や行動を通して否認したり象徴的に修正したりすること。


「解離」(dissociation)
情緒的葛藤やストレス因子を平常のような繋がりを持って統合的に認識せず、断片的に認識するようにすること。


「補償」(Compensation)
コンプレックス(劣等感)を他の方向で補うこと。


「自虐(自責)」(turning against the self)
対象に向けている感情を、自分自身に向き換えること。

292アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 15:06:48
>>291

③ 軽度の心像歪曲水準(未熟な防御反応)


「理想化」(idealization)
対象の肯定的要素を強調して賞賛し、情緒的葛藤や内的または外的ストレス因子を和らげようとすること。


「脱価値化(価値下げ)」(devaluation)
対象の否定的側面を強調して貶め、情緒的葛藤や内的または外的ストレス因子を和らげようとすること。


「万能感」(omnipotence)
自分が特別な力または能力を有しており、他者より優れているかのように感じたり行為したりすること。


「退行」(regression)
不安状況下における主体性の喪失や、耐え難い状況に直面した際に、現在より幼い時期の未熟な発達段階の低次な行動や表現様式に戻ること。


「摂取」(introjection)
対象の中にある観念や感情を、自分のもののように受け入れること。


「逆転」(inversion)
感情や欲望を反対のものに変化させること。

293アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 15:08:25
>>292

④ 否定の水準(演技性防御反応)


「否認」(denial)
外的現実や苦痛な体験の認識を拒否しようとすること。


「投影」(projection)
自己の認めたくない欠点や感情を、他者へ転嫁・帰属させて自我を守ること。


「合理化」(rationalization)
欲求不満や自己の矛盾を、自分の不利な状況を否定できる口実をもって理論化し、自我を傷つけないよう自己正当化をはかること。


「同一視」(identification)
他者の名声や権威を自分のことのように認識すること。

294アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 15:09:48
>>293

⑤ 高度の心像歪曲水準


「分裂」(splitting)
物事を善悪、正誤の二分法的に割り切って解釈しようとするが、その判断は場当たり的で一貫性がないこと。


「投影性同一視」(projective identification)
他者を、自我を投影する鏡として利用し、自己嫌悪の苦痛を避けたり、または自己愛を満たすこと。

295アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 15:11:11
>>294

⑥ 行為的水準


「身体化」(Somatization)」
抑圧された衝動や葛藤が、様々な身体症状となって表れること。


「転換」(conversion)
抑圧された衝動や葛藤が、麻痺や感覚喪失となって表現されること。


「行動化」(acting out)
抑圧された衝動や葛藤が、問題行動として表出すること。


「引きこもり」(withdrawal)
情緒的葛藤や外的ストレス因子となっている現実環境から退避し、感情を抑えること。


「受動攻撃性」(passive aggression)
対象に対する攻撃性 (敵意) を、直接的に表現することはせず、従属的な態度によって隠しながら間接的な手段によって達成すること。



※防衛機制が神経症症状などとして直接的に現れる場合があるため、行為的水準は失敗した防衛機制(不成功防衛)と定義され、機能水準も下位に分類されていますが、一方で、社会的環境下において、弱い立場に置かれた個人にとっては、その表現が適応的な対処と考えることもできることから、他の分類とは別の要素を持つものとして認識しておく必要があります。

296アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 15:12:29
>>295

⑦ 防衛制御不能水準


「妄想的投影」(delusional projection)

「精神病的否認」(psychiatric denial)

「精神病的歪曲」(psychiatric ditortsion)


防衛機制の崩壊。現実検討能力の重篤な障害から、現実との激しい亀裂が生じて客観的事実は認知されなくなる。

297アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 15:15:28
>>296

上記の通り、防衛機制の7つの機能水準について、ざっと列挙しましたが、ここからは境界例以下の病態で用いられる「原始的防衛機制」について、さらに踏み込みつつ、幸福の科学を構成する大川隆法や信者の人格構造の理解へと進めていきます。


「原始的防衛機制」とは、先にご紹介した様々な防衛機制のうち、発達段階における、自我の分離(固体化)が始まる以前より観察される低次元の防衛機制を指します。

生後4~5か月前後の乳幼児にも見られる防衛機制の総称で、「分裂」「原始的理想化」「原始的否認」「投影性同一視」などがあります。


自己や対象への、「良いイメージと悪いイメージ」、あるいは「良い感情と悪い感情」などを統合することができず、良い側が悪い側によって破壊されるという怖れがあるため、両者を分裂させて、良い部分のみで自我を守ろうとするのが「分裂」で、いわゆる「臭いものにフタ」の「抑圧」に対して、それぞれをまったく別のスペースに隔離してしまうようなものですが、この分裂された部分は他者へ「投影」されることになります。


抑圧された思考や感情の他者転嫁である軽度水準の投影でも、自己の心的側面に応じて、迫害不安と理想化という二極化を呈しますが、この分裂が背景で作用すると、それらは錯覚の域を越えて、より極端な思考や感情が強化されます。


そこで、否定的側面が投影された場合には、対象に投影された敵意や憎悪、羨望や欲情などの心理が、もともと自己の内の攻撃性であったにも関わらず、相手が自分を憎んでいるとか、嫉妬しているとか、誘惑しているとか、それらがまるで他者から向けられたような構造となって押し寄せ、まったく根拠のない激しい被害妄想を生じさせるのです。これを「原始的投影」と言います。

298アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 15:17:00
>>297

一方で、肯定的側面が投影された場合には、対象は自己の要求や感情すべてを満たしてくれる絶対的な存在として誇大視し、過剰な盲目的期待を寄せて祭り上げ礼賛し、対する自分は過度に謙って平伏し、敬虔に追随する姿勢が貫かれます。


対象の否定的側面を見ないようにして、自己内面の攻撃性を否認し、それに伴う罪悪感を取り去ろうとする軽度水準の理想化と異なり、こうして対象の悪い部分を分裂させて、ひたすら認識しないようにし、その側面によって自我を破壊されないようにすることを「原始的理想化」と言い、理想化を脅かす要素となる、「分裂」させたもう一方(期待が裏切られた時も含め)には、つねに「脱価値化」がなされることになります。




また、受け止めがたい不安や苦痛の回避には、意識下へ排除して対処する「抑圧」や、その外的現実を知覚しつつも、一時的な認識の拒否をしようとする否定水準の「否認」がありますが、このような分裂を根底にした原始的理想化や脱価値化の背後にあって、相互に影響し合い、分裂を強化するものに「原始的否認」があります。


この心理プロセスでは、自我に不安や苦痛を生じさせる要素は、徹底的に目を逸らされて認められず、そうしたこと自体あたかも存在しないかのような言動をもって、現実の意味はまるで無視されます。

299アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 15:18:43
>>298

そして、これら「分裂」を背景にした「原始的防衛機制」の、さらに低次なものに「投影性同一視」があります。

「投影性同一視」とは、極端に過剰な自我をそのまま対象に向かって追いやって映し出し、自らが対象を万能的に支配下におく位置に立とうとすることで、対象に取り憑き、支配化、同一化が促進されるプロセスで、対象を自らが投影する心的側面通りの姿になるよう強引に操作しようとするなど、無理筋な試みが見られたりもします。


本質的には、他者を利用した自己嫌悪や自己愛の現れで、投影した自らの自我に対して、さらに敵意を剥き出しにして攻撃し、他者嫌悪の構造によって、自己嫌悪と直面する(自分自身と向き合う)苦痛から逃避したり、或いは過剰な賞賛を与えて、脆弱性から不安で一杯な空虚な自我を、自己愛で満たそうとするのです。


自己中心的な者に限って、他者に向かって「自分勝手な事をするな」と、自らを棚に上げて非難を行っている様子は想像に難くないと思います。
自己中心の心理は、他者を想定できない自他が未分化な未熟な発達段階の表れで、大川隆法や幸福の科学信者について言えば、常々彼らが行っている、他のカルトはもちろん、既成宗教に対する排撃のほか、昨今の政治的主張なども、まさにこの自らを棚に上げた自己嫌悪からの逃避という「投影性同一視」そのものです。


また、大川隆法にしろ、その信者にしろ、本当は自分自身が誰より救いを求めていて、傍から見てもその通り救済が必要で、実際のところ救い難い者たちによる救世運動など、世間一般からしたら、まったく余計なお世話の悪い冗談としか言いようがないものですが、攻撃的側面にだけでなく、実は大川や信者の内にあるこの他者救済の構図の中にも「投影性同一視」が潜んでいて、幸福の科学の救世運動の本質というのは、被救済者という自覚から、非力で惨めな自分と直面し、見捨てられ不安や自己嫌悪と向き合わなければならなくなることから回避したいがための、無分別なパチモノの押し売りであって、所詮はかりそめの愛他主義に過ぎません。

300アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 15:22:06


>>299

こうして概略をご覧頂くだけでも、大川隆法や信者たちの不可解な思考や行動の理由がかなり理解できてくると思います。


カルト教祖、カルト信者の内的世界は、原始的防衛機制が働きっぱなしの状況にあり、大川の霊言の正体は、原始的防衛機制の賜物ということです。


原始的防衛機制とは、乳幼児のこうした自我の発達段階における個体分離(固体化)の時期にみられる現象ですから、逆に成人にその表れがあるとしたら、その者の自我が、そうした低次の態勢まで退行していることを意味します。


なぜ、そんなことになるのか?


固体化以前の自他が未分化な段階においては、乳幼児は母親を全体として捉えられず、母親の左右それぞれの乳房としか関係を持てないため、自分の欲求を満たしてくれる良い対象と、そうでない悪い対象とに分裂させ、自分にとって都合の良い方の一部分で対象と繋がろうとする「部分対象関係」の状態にあります。


この状態は「妄想・分裂ポジション」と定義されていて、そうした時期に続いて、やがて母親を全体として認識できるようになり、それまで分裂させていた自分にとって都合の悪い部分も受け入れ始める、「全体対象関係」への移行期が訪れます。


その状態を「抑うつポジション」と言い、人は、妄想・分裂ポジションの部分対象関係から、次第にアンビバレンツの認知が進み、抑うつポジションを克服するプロセスで現実検討力が発達し、自我が強化され、統合されて全体対象関係へと発展し、次第に自立が促されていくものと考えられています。

301アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 15:23:13
>>300

愛情や依存の対象を失う「対象喪失」に直面して、無力感、罪悪感、否認、後悔、自己嫌悪、回想など様々な「抑うつ不安」を経験し、その「悲哀の過程」で自分自身と向き合い、償い・謝罪の感情が芽生え、現実を素直に受け止め学ぶ事で人は初めて成長することができるのであり、他者への共感も育まれます。


しかし、「悲哀の過程」という通り、「抑うつポジション」には大きな苦痛が伴います。ここで自我が健全な発達を遂げずに脆弱なままであったり、あるいはダブルバインドのようなコミュニケーションパターンの中で弱められていたりしていて、成人といえどもこうした状態に耐えられる自我の耐性がないと、全体対象関係への発展が妨げられて、自分にとって都合が良いか悪いかという一部分のみで、なんでも自分の都合のよいように解釈し、思い通りにならない対象や状況を悪として、他者に帰責して分裂させるという、二分法的な部分対象関係を特徴とした、より未熟な心の態勢である「妄想・分裂ポジション」へと退行してしまうのです。

302アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 15:24:50
>>301

この全体対象関係への発展を妨げ、「妄想・分裂ポジション」への退行を促進させる側面には、これまで列挙してきたものに加えて、「躁的防衛」(manic defense)という特異な防衛機制の働きがあります。


「躁的防衛」とは、精神的葛藤による抑うつ不安から逃れるために、感情・気分をハイテンションにし、空想的自己誇大や楽観によって躁の気分を活性化させ、活動力を高めようとすることで、低次ではあっても、必ずしも病的なものではないのですが、ただし、これが過剰な幼児的万能感から、現実の否定として作用するようになると、健全な自我の発達に深刻な問題をもたらします。


また、この非現実的な万能感が、「自己嫌悪・罪悪感・悲哀感情」といった自己否定的な抑うつ感が生じさせる、自我の「不完全性・依存性・矮小性」などの心的現実性を否認して、完全な自己正当化を図ろうとするために、躁的防衛には「支配感・征服感・軽蔑感」といった三つの特徴があらわれ、このことがさらに幼児的万能感が強化させる悪循環に陥らせて、こうした状況の長期化が、すなわち病理化につながり、成長発達の阻害要因に留まらずに、社会不適応の症状となって表れて、日常生活を困難にし、様々な障害を生じさせていくのです。

303アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 15:26:15
>>302

成人における浪費、不倫、また薬物・アルコール等への依存、若年であれば喫煙や万引きなどのいわゆる非行も躁的防衛の作用で、教祖を筆頭に、職員や信者、末は学園生に至るまで、現にこうした問題行動の事例が散見されるのは、彼らの自我が脆弱で傷つきやすく、過剰な自己防衛機制によって現実逃避をする以外にいられない状況にあることの証です。


「悲哀の過程」は、人間性の成長や回復の過程で必ず通過することになる重要な要素であり、人格形成上の大きな役割を持っています。


しかし、幸福の科学の価値観として象徴的なものに、「常勝思考」「発展繁栄思考」といったものがありましたが、とかく抑うつ的な葛藤をマイナス感情として回避する思考が、暗く苦しい抑うつポジションを、ただネガティブなものとして、能天気で楽しい妄想・分裂ポジションへの退行を誘導する結果となり、初めは確固たる本当の自分を求めたはずが、結局は外的世界にも、内的現実にも向き合えない、薄っぺらで空っぽなだけの、未熟な人格を量産してきた原因とも言えるでしょう。


病態水準に照らしてみると、この妄想・分裂ポジションを特徴とする人格レベルは「境界性パーソナリティ構造」にあたり、一般的に言われる人格障害の大部分がこの「境界性パーソナリティ構造」に含まれてきます。
そして、自他の未分化度をポイントにして、対象と分離している「神経症性パーソナリティ構造」と、逆により未分化な「精神病性パーソナリティ構造」との境界段階に位置するものということになるわけです。

304アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 15:30:14
>>282->>303(前段)

私は、教祖や信者に対する病態水準の分析は、そうした者たちによって構成される教団自体の病態水準の判断に発展させることができるのではないかと考えています。


現在の日本においては、カルトに対する認識はあっても、その定義そのものは未だ曖昧で、一定の社会的なコンセンサスを得られたものはありません。近代にオウム事件のようなことを経験していながら、喉元過ぎれば的ないいかげんさは、いかにも日本人的といった感慨があります。


カルトが起こした事件の教訓を最も活かしたのはフランスでした。様々な議論を経て、カルト(フランスではセクト)の評価基準を定め、「無知および脆弱性不法利用の法理」を確立しました。今日この評価基準はフランスに留まらず国際的な指標にまで高まっています。


このことについては、また別なかたちで取り上げたいと思いますが、カルトの見本市のような日本においても、こうした取り組みを手本として、法制化に向けた腰を据えた議論を、いいかげん行うべきでありましょう。


その際には、反社会性といった尺度のほかに、教団(宗教法人)を擬人化して、精神医学における操作的診断手法と、病態水準論を応用してカルトの輪郭を明らかにし、それらを根拠とした評価基準も盛り込むことができるのではないかと思っています。

305アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/06/08(日) 15:35:20
>>282->>303(前段)

長文なので、後段は後日また改めて投稿させて頂き、参考文献などは最後にまとめてご紹介させて頂きます。

306アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/08/22(金) 09:28:46
>>304までの続きの投稿の中となりますが、告知を含めて、以下の記録を残します。
この文中にあるToshiさんのコメントは、カルト問題に取り組む全ての者が共感するところでしょう。

番組をご覧になった後で、>>282->>304(前段)や、>>192->>207の「ダブルバインド」など見直して頂くと
また色々と理解を深めて頂けるのではないかとも思っています。


本日(8月22日)の午後7時56分から、TBS系の「金スマ」にて
先月下旬に講談社から「洗脳 地獄の12年からの生還」を出版した、X JAPANのToshiさんが出演され
自らのカルト脱会までの体験を語られるようです。

個人的に、Toshiさんご自身、もう完全に心の整理を成し遂げた段階ではなくて
まだその過程におられるのではないかと感じていますが
こうして書いたり、語ったりすることは、ご本人にとっても意味のあることですし
また、同じような経験をした人との共感を生み
さらに、そうした人を見守る方々へは、理解や希望を与えることにつながると思います。

お時間のある方は是非ご覧ください。


以下、情報元のカルト問題に取り組む弁護士の紀藤正樹氏のブログより転載
http://kito.cocolog-nifty.com/topnews/



「X JAPAN」Toshl、恐怖の“洗脳”体験を生激白! TBS「金スマ」 (cinemacafe.net) - Yahoo!ニュース  8月19日(火)18時1分配信

中居正広が様々な“ワケあり”ゲストとトークを繰り広げる、バラエティ番組「中居正広の金曜日のスマたちへ」。
8月22日(金)のスペシャル放送では「X JAPAN」のToshlが登場。著書「洗脳」で明らかにした12年にわたる苦悩の日々をスタジオで生激白することが明らかとなった。

Toshlさんは、1990年代の後半から自己啓発セミナー「ホームオブハート」に心酔し始め、人気絶頂であった「X JAPAN」から脱退、やがて自己破産にまで追い込まれた。

今回のスペシャル放送では、Toshlさん本人の証言VTRや洗脳に至る経緯、その後の洗脳生活を再現したVTRなどを通して12年にもわたる地獄の日々が語られる。
心の中にあった小さな悩みを巧みに利用され、そうとは気づかぬうちに考え方・生き方を支配され、しまいには逃れることができなくなっていたという。

世界進出を目前にしながら脱退を決意したToshlさん。
メンバーにその思いを告白して行われた解散コンサートの裏側で、何が起こっていたのか? その後、何が起きたのか? 
その真相が明らかにされる。

今回の放送に際して、Toshlさんからは、こんなコメントが。

「長年にわたり人を騙し続けることは、ある意味『人を殺害する』その行為以上に残虐ともいえる。人の心を操り、それをどこまでも繰り返すこと、それが『洗脳』という恐ろしさである。」

著書の冒頭に書き記したこの言葉の真の意味がリアルに伝わるような番組内容になっていると思います。
ぜひ多くの方々に見て頂きたいメッセージがそこにあります。

(Toshl)

スタジオには、かつて新興宗教に入信した経験を持つ飯星景子も出演し、自らの体験も踏まえ、「洗脳・マインドコントロール」の恐ろしさを語るという。

また、カルト集団による洗脳の被害を減らす活動を続けている紀藤正樹弁護士もスタジオに出演し、洗脳する集団への対抗策、洗脳された被害者を助けるために必要な手段などのレクチャーも放送予定だという。

「中居正広のキンスマスペシャル」は8月22日(金)19時56分〜TBSにて放送。

307アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/10/29(水) 18:13:02
教育行政のまともな判断。当然の帰結と思います。


「幸福の科学大学は開設「不可」 大学など8校を新設認可 文科省審議会答申」

産経新聞 10月29日(水)16時40分

文部科学省の大学設置・学校法人審議会は29日、来春に予定している大学3校と大学院5校などの開設を認めるよう下村博文文科相に答申した。一方、学校法人「幸福の科学学園」が認可申請していた幸福の科学大学(千葉県)は、学校教育法などに基づき「大学教育を提供できるものとは認められない」として開設を「不可」と判断した。

来春の開校が認められた大学は、湘南医療大(横浜市)▽長野保健医療大(長野市)▽鳥取看護大(鳥取県)−の私立3校。大学院は、新潟県立大(新潟市)▽田園調布学園大(川崎市)▽金城大(石川県)▽聖泉大(滋賀県)▽藍野大(大阪府)の−公立1校と私立4校に設置を認めるよう答申した。このほか大学など45校で学部や大学院研究科の開設が「可」と判断された。

幸福の科学大学は、宗教法人「幸福の科学」の大川隆法総裁が創立した学校法人「幸福の科学学園」が申請し、人間幸福学部など3学部を置く予定だった。

審議会によると、同校では必修科目などで大川総裁の著作を主に使用する方針が示されていた。これら著作では、特定の人物の「守護霊」がその人の意思を離れて意見を述べる「霊言(霊言集)」などの宗教的な考えを科学的根拠として扱う記述があり、大学設置基準などの要件を満たさないと判断された。

答申では「『霊言(霊言集)』については、科学的根拠を持って一般化・普遍化されているとはいえず、学問の要件を満たしているとは認められない」などと説明した。また審議会は、審査中に大川総裁の著作が委員に送付されるなど「認可の強要を意図すると思われるような不適切な行為が行われた」と報告した。

308アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2014/10/29(水) 18:15:08
>>307

「「幸福の科学大」不認可の答申」
NHK NEWS WEB10月29日 16時39分


栃木県の学校法人が来年4月に設置を目指していた「幸福の科学大学」について、文部科学省の審議会は宗教法人の創立者の思想をベースにした必修科目を設けるなど、一般化・普遍化されていることが求められる学問の要件を満たしているとは言えないとして、設置を認めないと答申しました。
これに対し、学校法人側は「詳細を確認をした上で今後の対応を検討したい」としています。

文部科学省の審議会の答申によりますと、設置を認めないとされたのは、栃木県那須町の学校法人が来年4月に千葉県長生村に開校することを目指していた「幸福の科学大学」です。

答申では、この大学が関連する宗教法人の創立者の思想をベースにした必修科目を設けるなどとしており「学問は科学的根拠を持って一般化・普遍化されていることが求められるが、その要件を満たしているとは言えず大学の目的を達成できるとは考えられない」として、大学の設置を認めないと答申しました。

この答申を受けて、文部科学省は10月中に大学の設置を認めない決定を出す方針です。
また審査の過程で、認可を強要するような不適切な行為があったとして、文部科学省は今後最長5年間、この学校法人による大学の設置を認めないとしています。
学校法人「幸福の科学学園」は「詳細を確認した上で今後の対応を検討したい」と話しています。


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