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夢ノ花園
1
:
出雲 葵
◆gGTOhi3OZY
:2011/03/14(月) 18:10:41 HOST:zaq7d044532.zaq.ne.jp
「夢ノ花園」
“ドリームガーデン”(略すと“リーデン”)
一部の人間だけが知るサイト
夢ノ花園とはどんな所なのか
それは見てみなければわからない
ほら、ごらん
1人、また1人、
このサイトに訪れるものが――――
初めまして、出雲 葵(イズモ アオイ)と申すものです。
何書けばいいのか分からず書いているようなものなn(((
暖かい眼で見守って頂けると嬉しいです。
この作品は、「夢ノ花園(リーデン)」だけの話じゃなく、「現実界(リアル)」での話も混ざっています。
アドやコメは泣いて喜びます! 出来たらでいいのでお願いします。
2
:
出雲 葵
◆gGTOhi3OZY
:2011/03/14(月) 22:19:34 HOST:zaq7d044532.zaq.ne.jp
<<出会い>>
real・MINAMI side
「はぁ、つまんない」
教室の隅――。窓際、一番後ろの席。そこで丁度昼食を食べ終え、暇だからか眠気が襲ってきた(と思われる)彼女がそんな言葉をポツリと呟く。この娘は『藤城 美浪』。和泉高校1年3組の一人である。普段学校では特に喋ることもなくほぼ1日無口、無表情で過ごす彼女。
まあ、この台詞通り本当につまらないのが原因だろう。実際、普通に過ごせば雑談して、遊んで、勉強も一応して。そんな感じでそこまではつまらなくならないのだろうが。彼女は性格が原因か人があまり寄ってこない。
入学当初はその美貌や成績(彼女はかなり優秀だと担任が話した)で男女問わず話しかける者がいた(一部の女子には初めから陰口を言われていたが)。しかし、無口や無表情、といった彼女の相手への態度で、一気に周りが引いて行った。話しかける内容によっては笑顔になって話していたのかもしれないが、その時の話の内容はほぼ全て興味のないものだったのだろう。
そんな彼女にも友達がいないわけではない。しかし、彼女とはタイプが全くの別物である。『如月 花音』といったか。彼女の性格を一言で表すのなら誰もが「テンションMAX」とでも言うだろう。そして皆のリーダー(姉)的存在といったところか。
本来ならば彼女らはこうして一緒にいる事はまず無い。だが、以外にも話が合ったらしい。花音は相手など関係なしに自分のペースで話を進める事がある。下手をすれば1時間以上1人で話し続ける事もあるくらいだ(これでも友達の事はすごく大切に思ういい娘だ)。まぁ、ほぼ無口な美浪としてはその方が話しやすいのだろう。時々自分が発言すればそれで後は聞いているだけでOK。それがいいんだろうと思う。
おかげで現在美浪が心を許している者といえば花音くらいのものだ。やはり男共が寄ってくることはあるが、彼女はそういう男は嫌いらしい。どんなに話しかけられても無視が基本だ。あ、また美浪目当ての奴が来たみたいだ。
「美浪ちゃん、ちょっといいかな?」
美浪は顔も見た事無い(正確には見たとしても記憶に残っていない)男に呼び出された。どうせ告白だろう。そんなことしても振られて終わりだというのがわからないのか。美浪はすごく面倒臭そう(+不機嫌)な顔をしている。それもそうか。昼食を食べ終え、寝ようとしていた所を呼び出されたのだから。
いつも通り無視しようとし、もう一度、寝る体制に入る。―――ろうとする。しかし、無理だったようだ。いきなり花音が飛んできた(と思えるような速さでこちらへ向かって来た)
「美浪!!!! 美浪目当てのお客さんだよ! ほら、行ってきな♪」
……この娘は、人の気持ちを考えたことがあるのか、美浪はそう思う時がある。というより、気持ちは考えているが、それは美浪のではなく相手の、なんだろうが。まぁ、そんなことはどうでもいい。この時、断ったら花音はしつこく言ってくることはもう美浪も十分承知の上である。仕方なく美浪はその男の元へと歩いて行った。
3
:
出雲 葵
◆gGTOhi3OZY
:2011/03/14(月) 22:21:52 HOST:zaq7d044532.zaq.ne.jp
そして、校内一の告白スポットといわれる場所、別名「花の天国」といわれる屋上に行く。この学校は屋上で植物を育てているらしく、色々な草花が見られる。ここでカップルが誕生すると一生別れないとかいう(ふざけた)噂もあるらしいが、美浪はそんなの信じたことが無い。……当たり前だが。
「美浪ちゃん……、僕さ、君の事が……」
「無理」
相手が言い終わらないうちに返事。そしてくるりと向きを変えるとスタスタと歩きだす。どれだけ相手が傷つくかなど知る気もないという顔で普通に花の天国から消え去ろうとする。男にどう思われようと彼女には関係無いのだろう。
「……待てよ」
いきなり男の声が低くなったと思えば、足音がすごい勢いで近づいてくる。あぁ、いつも(ではないが)あるパターンの1つだ、そう考えて後ろを振り向き男を蹴り上げる。しかし足は空を舞ったようだ。男は他の男から情報を得ていたらしく、美浪の行動パターンがわかっていたらしい。そして、いきなり抱きつかれた。彼女はこういう時、いつも蹴り上げて終わっていたのでこの事態は初めて。どうしようかと戸惑っているみたいだ。
「最後まで聞けよ。人がせっかく告は……」
「嫌」
また彼女は相手の言葉を切った。こういうタイプの奴を怒らすとどうなるのかわからないのか、と思う人もいるのではないか。あーあー、やはり相当きているようだ。
「途中で切るなよな……」
美浪を抱きしめる力を強める。さすがに痛いようだ。美浪がもがき始めた。「放して」 そう言いたそうだがそれも無理そうだ。美浪も限界が近い。かといってどうすることもできない。もう抵抗する気力も薄れてきたようだ。
美浪が諦めかけていたその時、急に男が苦しむような声が聞こえたと思ったら体が解放された。一体何があったんだろう、そんな感じで辺りを見回す。見ると、屋上の倉庫らしきものの上に誰かが乗っていた。髪の長さだけでは男か女かわからない奴だ。美浪はそこでは誰かわからないと思い、その人間の制服を見た。ズボンをはいている所からして完全に男だ。美浪はその男を見上げる。……つもりなのだろうが、男からしたら睨み上げられているとしか思えない見上げ方だったようだ。
「そんなに睨まないでよ」
そういうと同時にピョン、と飛び降り、美浪のギリギリ前で着地。一瞬踏みつけられるのではないかと美浪は怯えたが、それができるだけばれないように彼女は平然とした態度でいた。
「誰」
彼女はそう短く彼に問う。しかし、彼はそれには答えないようだ。美浪の言葉を無視して話す。
「かなりモテてるねぇ、藤城美浪サン。もうキミ完全にココの常連さんなのに告白OKする所一回も見た事無いなぁ…。いつか見せてよ。それと、いつも思うんだけど、あの蹴りスカートの中丸見えなんだよ。」
いきなりそう言う彼に美浪は少々落ち着けなくなってきているようだ。自分は全く知らない相手に名前を知られていたこと(は、いつもの事だとしても)、内容から悟るに彼は美浪が告白されていた場面を何度も見ていたこと、いつも振っていた事を知っていること、蹴り上げた度に美浪の………を見られていたこと、全てが重なったとき、目の前の相手に対して美浪は蹴りを1発お見舞いしてやりたくなったみたいだが、それはさっきの彼の発言のせいでできなかったようだ。それに、いつも無表情の彼女の顔が、赤面している。そして悔しさが出ている。それは誰から見てもわかる表情になっていた。
そんな彼女を見て彼は「プッ」と笑うと、美浪の頭をポン、と叩いて屋上からさっさと消えていった。「これからは気をつけようね」という台詞と共に。
4
:
出雲 葵
◆gGTOhi3OZY
:2011/03/15(火) 17:38:47 HOST:zaq77193212.zaq.ne.jp
すみません、今気づいたんですが、
>>2
の2行目が間違っています。
「real」は合っているんですが、次の「MINAMI side」と言う所は無視お願いします。
時々はキャラサイドの話にしようと思ってるのですが、これはナレーター(?)ですね、すみません。
と言う訳で、よろしくお願いします。
5
:
出雲 葵
◆gGTOhi3OZY
:2011/03/15(火) 18:52:09 HOST:zaq77193212.zaq.ne.jp
時は放課後。
彼は何なのか、誰なのか。そんな疑問を抱きながら草木が並ぶ道を自分の家に向かって歩く彼女。それも疑問だったが、あの時男が挙げた声、苦しむような感じだったが、どうしてそうなったのだろうというのも疑問だった。あの時彼は倉庫らしきものの上に座っていた。あの場所から暴力などを加えるのは不可能なのが当たり前。しかし、あの時、あの場所にはあの男と彼しかいなかったはずだ。彼が美浪を助けた理由もわからなければ、どうやって助けたかもわからない。名前、学年、クラス。全てが分からなかった。わかっている事言えば、男ということと、和泉高校に通う生徒だということ、そして、美浪を助けたのは彼だということだけだ。結局詳しいことは何もわかっていない。
そのことを疑問に思いながらも家に着いた美浪は、すぐに自分の部屋に入りPCの電源を入れる。彼女の1日の中で1番の楽しみといえばこれになるのだろう。彼女は、あるサイトにアクセスする。
さぁ、“夢ノ扉”が今開く―――
6
:
出雲 葵
◆gGTOhi3OZY
:2011/03/15(火) 21:53:17 HOST:zaq77193212.zaq.ne.jp
<<伝説ノ騎士(ナイト)達>>
readen
まずは、リーデンについて少し説明しておこう。夢ノ花園――本来ならば、「ドリームガーデン」ではなく「ドリームフラワーガーデン」とでも訳されるべきだろう。ただそれは、作成者(管理人)が「変だから」という4(5)文字でやめたと噂になった事も一時期あったらしい。
では、リーデンの内容についての説明。まず、リーデン内にはいくつかの国があり、その中にいくつかの村、町等がある。リーデンに入った時に、自分が住む国、町、さらには家までコンピューターが決める(その後の引っ越し、模様替え、改築などは勿論ありなのだが)。自分の家の敷地は結構広く(下手な金持ちより広い時もある)、さすがに少しは大きさなどの違いがあるがかなり住みつきやすい所になっている。
そして、そこに住むのはもう1人の自分。アバターといったところか。服や髪形は勿論、顔や体格なども自由に決められ、メイクなどもすることができる(本当は50代くらいの叔母さんでも10代の外見にすることも勿論可能)。リーデン内で資格を得た者は服や髪形などをデザインすることも可能である。そして、そのアバターを使いリーデン内で過ごすのである。
大体の人間が普通に過ごしているのだが、戦争を起こせば領土獲得も普通にできる。同じ町、村内では無理なのだが、他の村に戦争を仕掛ける(内戦)も可能だし、他の国を乗っ取ろうと思えば戦争に勝てばそれができるのである。その時は、1人で戦争を起こすのも可能だが、それは無謀であることは誰でもわかる。もしいきなりでも戦争を吹っ掛けられた相手は、その時ログインしている人全員でかかってくるだろう。誰1人ログインしていない所に対してはまず戦争を吹っ掛けること自体無理なのだが。最低でも今自分の町、国等にログインしている人数の半分は必要だ。そんなこんなで、領土の取り合い専門でリーデンに来る人もまぁ少なからずいるわけだが。
勿論だが戦争だけがリーデンではない。「夢ノ花園」。その名の通り、大体の場所が花である。僅かではあるが、花を楽しむだけのためにリーデンに来るものもいる。
「夢」は、「何でも好きなことができる」と解釈(と)っている者がほとんどだろう。自分で商売をして金を集めたり、ガーデニングや家、部屋の模様替え、リアルでマイクを持っている者のみに限られるが、声優業などもできる。ペンタブを使って漫画を描いたり、キーボードを使って航空関係の仕事に着いたり。普通に一般社会人として働く者もいる。知識が無くても医者になれたりもする(リーデンでもやはり病気は発生する)。もし、病気等で(どんな理由でも(戦争などでも)とにかく)死んでしまったら、次の日、もう1度初めから入会の形になるのでそれだけは避けようとしている人間は多く、その人間たちを助けるために医者になるので、所詮ゲームの中、簡単な作業でできるのだ。
リーデンの中ではやはり金が必要で、何か食べなければ死に至る、ということは無い(まず食べ物(の種類)がほとんどない)のだが金が多いことに悪いことは無い。3~10日ごとに新しいアイテムが最低1つは増えるので金が無いと買えないし、仕事に着くのにも金がいる場合があるので必要不可欠だ。最初、入会日にぼちぼちの金額はもらえるのだが。
ま、こんな感じだろう、リーデンに関する事は。結構長々となってしまった。が、語ろうと思ったらまだ何十行、と語れるだろう。それはさすがにやめるが。また詳しい話が必要ならばしようと思うが、ウザかったらスルーしてほしい。
7
:
出雲 葵
◆gGTOhi3OZY
:2011/03/15(火) 22:44:21 HOST:zaq77193212.zaq.ne.jp
では、話に戻ろうか。
美浪は疑問と悔しさを頭に残しながらPCの画面と向かい合う。そしてリーデンにログイン。彼女がリーデンと出会ったのはいつのことだっただろうか。中1位だっただろう。その頃は普通にリアルでもできるようなことをして遊んでいた彼女だが、いつからか、戦争に参加する人間として“ある者”とタッグを組み、だんだんと自分の町を大きくしていく騎士(ナイト)になっていった。普通戦争といえば銃や大砲をイメージするだろうが、それは関係ない者にまで被害がある場合がある(過去にあった)ので、リーデンの管理人が廃止したそうだ(武器の製造、販売を)。おかげで、戦うとなったら剣を持ち戦うくらいだ。「夢」とつくだけはあり、相手を小さくする(ドラ○もんのス○ールライトみたいな)物があったり、普通よりは速く(最高時速50kmといわれる)走れる靴があったりと、少々現実離れしている部分もあるが。美浪は特別な道具は時々使うが、どこかの戦争慣れしていない者共とは違い、完璧に使いこなしている。そして、タッグを組む“ある者”も。もうリーデン内で2人の名を知らぬものは、入ってきた直後の者位のものだろう(そして初めて友達にでもなった者に2人の存在を教えてもらう)。彼らは2人を別名で呼ぶ。「伝説ノ騎士」、「レジェンド・ナイト」と。
そして、そのレジェンド・ナイトこと美浪は、リーデン内では「ミナ」というハンドルネームを使用しているようだ。リーデンの管理人が『ドリームガーデンの原則』とかいうもので、「本名を使用するのは禁止する」と書いていたらしいので一応それは守ってミナにしたようだ。……全く違う名前を考えるのが面倒だったのだろう。そして、タッグを組む相手、その相手は男なのか、女なのか。アバターだけでなく、名前からもわからない。名は「アキラ」という。漢字にすると「輝」らしいが、「ヒカル」とも読めるので呼ばれるのはカタカナがいいと本人が言った(そしていつの間にか広まった)。ミナはアキラと何度も話したことがあり(会って、や、声でという訳ではないが)、アキラが男だということは知っていた。だがまぁ、直接話さない限りどちらかはわからないだろう。その為、アキラが男だと知る者は同じ村の者の中でも何度か話したことある者のみだ。アキラができるだけ広めないでくれ、とでも言ったらしい。
8
:
出雲 葵
◆gGTOhi3OZY
:2011/03/15(火) 22:44:45 HOST:zaq77193212.zaq.ne.jp
何故ミナとアキラがそこまで言われるほどになったのか、それは説明するまでもないだろう。先ほど話した通りだ。自分の町を大きくしていったからだ。過去にも自分の町を大きくした者は少なからずいるが、それは「者」ではなく、「者達」と言った方が正しいだろう。何人ものグループで戦力があまりない街々を襲っていったのだ。しかし、レジェンド・ナイトは違った。ほぼ2人だけ(後はおまけみたいなもの)で町を、国を、過去でもこれ以上ないくらいに大きくしていったのだ。それも、かなりの早さだったとか。いつも2人が責めた次の日には入会者が殺到したという。ほとんどが再入会の人間だろう。ま、そんなわけで2人の名を知らぬものはいないということだ。
ミナはいつもアキラと“ある場所”で待ち合わせをし、どこをどう攻めるか計画を練る。「美浪」は幼いころから孤独な人間だ。心を開いたのはおそらく花音が初めてだろうというくらいに。そのせいかどんどん自分が歪んできているのは気が付いていたはずなのだが、それを止めようとはしなかった。その為か、ミナでの行動は楽しくてたまらない。目の前で自分より弱い者達が悪あがきをしてくるのだ。おとなしくしていればいいものを、と思いながら5日に1度は剣を振るう。ミナの記憶では無敗だ。というより同じレベルの者がいないのだろう。今度こそはいい相手がいないものか、そう思いながら何処を攻めるかをアキラと話し合うのだ。そして、決まった。大体は国に接している所を攻めるので、大きくなるにつれ範囲も広くなるが、そんなのどうでもいいらしくすぐに決める。……ほとんどが適当だろう。
本当は今すぐ攻めようと言っていたのだが、そうはいかなくなったようだ。やはりこんな2人に恨みを持つ者は居て、時々人数を集めて向かってくるのだ。何度やっても意味ないというのに。それがたまたま今日になった。町の人たちがSOSコール(ピンチになると発動する)を大量に送ってきたのだ。2人はすぐに来たと思われる場所へ向かい、誰からも見えそうな高台へ上った。そして町全体に届く「町内コール」を使い町にいる全員に呼び掛ける。
『『我等はレジェンド・ナイト!!!! 貴様等の狙いは我等だろう!!! 関係ない者は無視し、さっさとこちらへ来い!』』
そう言うとすぐにその高台を飛び降りて、できるだけ広い場所に連れ込む。↑はこういう時の2人のお決まりの台詞で、2人同時にコールを送る。何故か時間もぴったりそろうのだが、それは慣れだろう。そして、すぐに戦いが始まる。大体2人に傷をつけること自体困難なのは、大人数できても同じなのはわからないのか、そう思い、呆れながら巧みに剣を振り回し次々と退会に追い込む(死んだら強制退会)。約3分で片付いた。1/5位は逃げただろう。このまま国の領土拡大のために動くのも別にいいのだが、ミナがすぐ面倒がるのはアキラも承知で、これ以上やろう、とはどちらも言わなかった。
10
:
未來
◆qkwf/01qbM
:2011/03/19(土) 20:45:57 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
初めまして、未來です(´∀`)ノ
読ませて頂きましたが、神と言っていいほど面白いb*
これから愛読←させて頂きますぜい(`・ω・´)
11
:
出雲 葵
◆gGTOhi3OZY
:2011/03/20(日) 14:24:06 HOST:zaq7d04461f.zaq.ne.jp
*+*+*未來様*+*+*
わぁぁぁ!!!
初めまして!
まさかコメントを頂けるとは……。
そして面白いと言ってくださるとは……。
有難う御座います!
もう何と言ってよいやら。
今、驚きと嬉しさでいっぱいの葵です←
本当に有難う御座います<(_ _)>
12
:
出雲 葵
◆gGTOhi3OZY
:2011/03/20(日) 14:40:21 HOST:zaq7d04461f.zaq.ne.jp
<<行動>>
real
「メンドクサイ……」
これが本日(毎日)、彼女の第一声である。何が面倒かというと、学校に行くことだ。ほとんどの人がこの思いがあるだろう。だからと言って、毎朝毎朝こんなセリフを吐かれてはさすがにうっとうしい人もいるだろうが、毎朝言っているのが現実だ。今は朝。6:30頃。そして、ここは美浪の部屋だ。いつもシンとしているこの部屋。いや、部屋だけではない。家もだ。両親は共働きで父親は海外に単身赴任中、母親は北海道に働きに出て、もう2,3ヶ月は帰ってきていないだろう。朝はパンが基本の美浪。
食べ終えるとさっさと学校へ行き、1人教室の自分の席でなんとなく窓の外を眺める(この時まだ7:20頃)。心は全く関係ないことを考えているのだが。やはり昨日の男がまだ気になるらしい。彼が頭から離れずに、今日は学校を休もうか迷ったらしいのだが、それはやめたようだ。正直、藤城家の母親がとんでもない人らしく、もし美浪が学校を無断欠席などした日には鬼のような顔で飛んできて何時間もお説教……。昔に何度かあったらしいのだが、その半分以上が、次の日を寝ないで迎えたという。もうそれは嫌なのだろう。だからかいつも早めに来るのだが、早く来すぎてかいつもは暇だ。今日は違うようだが。
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