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夢ノ花園
8
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出雲 葵
◆gGTOhi3OZY
:2011/03/15(火) 22:44:45 HOST:zaq77193212.zaq.ne.jp
何故ミナとアキラがそこまで言われるほどになったのか、それは説明するまでもないだろう。先ほど話した通りだ。自分の町を大きくしていったからだ。過去にも自分の町を大きくした者は少なからずいるが、それは「者」ではなく、「者達」と言った方が正しいだろう。何人ものグループで戦力があまりない街々を襲っていったのだ。しかし、レジェンド・ナイトは違った。ほぼ2人だけ(後はおまけみたいなもの)で町を、国を、過去でもこれ以上ないくらいに大きくしていったのだ。それも、かなりの早さだったとか。いつも2人が責めた次の日には入会者が殺到したという。ほとんどが再入会の人間だろう。ま、そんなわけで2人の名を知らぬものはいないということだ。
ミナはいつもアキラと“ある場所”で待ち合わせをし、どこをどう攻めるか計画を練る。「美浪」は幼いころから孤独な人間だ。心を開いたのはおそらく花音が初めてだろうというくらいに。そのせいかどんどん自分が歪んできているのは気が付いていたはずなのだが、それを止めようとはしなかった。その為か、ミナでの行動は楽しくてたまらない。目の前で自分より弱い者達が悪あがきをしてくるのだ。おとなしくしていればいいものを、と思いながら5日に1度は剣を振るう。ミナの記憶では無敗だ。というより同じレベルの者がいないのだろう。今度こそはいい相手がいないものか、そう思いながら何処を攻めるかをアキラと話し合うのだ。そして、決まった。大体は国に接している所を攻めるので、大きくなるにつれ範囲も広くなるが、そんなのどうでもいいらしくすぐに決める。……ほとんどが適当だろう。
本当は今すぐ攻めようと言っていたのだが、そうはいかなくなったようだ。やはりこんな2人に恨みを持つ者は居て、時々人数を集めて向かってくるのだ。何度やっても意味ないというのに。それがたまたま今日になった。町の人たちがSOSコール(ピンチになると発動する)を大量に送ってきたのだ。2人はすぐに来たと思われる場所へ向かい、誰からも見えそうな高台へ上った。そして町全体に届く「町内コール」を使い町にいる全員に呼び掛ける。
『『我等はレジェンド・ナイト!!!! 貴様等の狙いは我等だろう!!! 関係ない者は無視し、さっさとこちらへ来い!』』
そう言うとすぐにその高台を飛び降りて、できるだけ広い場所に連れ込む。↑はこういう時の2人のお決まりの台詞で、2人同時にコールを送る。何故か時間もぴったりそろうのだが、それは慣れだろう。そして、すぐに戦いが始まる。大体2人に傷をつけること自体困難なのは、大人数できても同じなのはわからないのか、そう思い、呆れながら巧みに剣を振り回し次々と退会に追い込む(死んだら強制退会)。約3分で片付いた。1/5位は逃げただろう。このまま国の領土拡大のために動くのも別にいいのだが、ミナがすぐ面倒がるのはアキラも承知で、これ以上やろう、とはどちらも言わなかった。
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