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時を刻む音−新たなる犠牲(サクリファイス)−

1時雨 ◆y/0mih5ccU:2011/01/30(日) 18:05:45 HOST:i125-202-128-142.s10.a021.ap.plala.or.jp
初めまして。 時雨(シグレ)と申します。

これから、「時を刻む音−新たなる犠牲(サクリファイス)−」を書かせて頂きます。

暴言やチェーンメールはおやめ下さい。


感想を貰えると有り難いです。

駄文で誤字・脱字があるかと思いますが、宜しくお願いします。

2時雨 ◆y/0mih5ccU:2011/01/30(日) 18:40:20 HOST:i125-202-128-142.s10.a021.ap.plala.or.jp
−プロローグ・出会いは始まりで−

様々な花が咲き誇る花畑で、美しく可憐な声が響き渡る。高く、オペラ歌手のような声。 その声の持ち主は、金髪で一つの三つ編みを腰程度まで伸ばしていて、紅い瞳をし、白いカッターシャツ、赤いネクタイにクリーム色のブレザー、黒いズボンと言う、制服と思われる姿の少年、羽鳥 琉花(ハトリ ルカ)であった。隣にはサクリファイスである紅零(クレイ)。
そんな中、クスクスと笑う人影。琉花はハッとそれに気付き無表情になり、歌うのをやめる。小さくコホンと咳払いをすれば、「貴女、笑うなんて失礼ではありませんか?」と小さく睨み付けながら言う。 白髪でくるぶしまで伸びているストレートで長髪、そして右目銀色、左目白色のオッドアイをした瞳の少女が不機嫌そうな顔で、しかしクスクスと笑い続けながら「僕は“貴女”ではない。ちゃんとした名前がある」と強気で言うのだった。 琉花はムッとした顔でありながら「私は貴女の名前など知らないのに、どう呼べと?」の冷たく言う。 少女は小さく咳払いをすれば「僕は桜梨(オウリ)」と小さく笑みを浮かべながら言う。桜梨はそれだけ言うと花畑からさって行く。 琉花は桜梨を見続けつつ小さく首を傾げながら「変な子、ですね……」と小さく呟くのだった。

3愛架:2011/01/30(日) 20:01:17 HOST:softbank219040021044.bbtec.net
名前:ちゃお 好きな名無しさん♪ 投稿日: 2011/01/20(木) 18:58:05 HOST:softbank219047168005.bbtec.net
休み時間、いつものように友達と話してたら、ある男友達に、「Aがお前のこと呼んでるから、階段の一番上の所行って」って言われたんです。なので、私はすぐに階段の所に行ったんです。そこには、言われたとおり男友達Aがいました。Aに、「あっ、来た来た」と言われ、「何?告白〜?(笑)」と、冗談で言ったら、「・・・うん。俺、お前のこと好きなんだ」と、Aに言われちゃいました。びっくりして、私は固まってしまいました。私は、Aの事はただの男友達だと思っていたので、何も言えませんでした。私が固まっていると、急にAに押し倒されました。そして、Aに私の胸を揉まれました。私は、抵抗しました。「ちょっ・・・やめてよ!」そう言ったのに、Aは胸を揉むのをやめません。いつの間にか上の服まで脱がされ、ブラジャーも取られました。「お前、意外といやらしい体してんだな」と言われ、ますます恥ずかしくなってきました。さっきよりも強く胸を揉まれ、乳首を吸ったり舐めてきました。私は、嫌だと思っていても何も言えず、「んっ・・・あぁんっ!」と、甘い声を出してしまいました。そのまま、スカートとパンツまで脱がされて、私は全裸になりました。Aは、私のあそこに指を突っ込んできました。「じゅぷじゅぷ」と、気持ち良い音がしました。それからしばらく、Aにいろんな事をされていると、先輩が来ちゃったんです!(男の。)その先輩とは、Aの部活の先輩で、私の好きな人なんです。先輩は、私を見て、顔を赤くしました。そして、いつの間にか、先輩まで私の体を触ってきました。でも、先輩は私の好きな人なので、抵抗はしませんでした。そのまま、何分か過ぎていきました・・・。
どうでしたか?興奮しましたか?
実はこの時、先輩は携帯電話で写メを撮っていたんです。その写メ、私は先輩から貰いました。この写メ、見たくないですか?
この文章を、どこかの掲示板に1回貼れば、
[ ]
↑にアドレスが出てきます。
そこを押すと、写メが見れます。
これ、チェンメみたいですけど、本当にアドレス出ますよ!
でも、出る時と出ない時があるので、出なかった場合は、何回かやってください

4時雨 ◆y/0mih5ccU:2011/01/30(日) 20:50:35 HOST:i125-202-128-142.s10.a021.ap.plala.or.jp
−第一章・サクリファイスと新たなるサクリファイス−

「何か、新学期みたいですよね」

今日は五月一日。この星条学園(セイジョウガクエン)では1ヶ月に一回クラス替えが行われる。同級生、上級生、下級生等関係無く同じクラスになったりする。

ガラガラ、っとドアを開ける音がする。 琉花と紅零が入って来たのである。周りのクラスメイトはザワザワと紅零を見ながらヒソヒソと喋っていたりする。紅零は赤い髪に白いフリルのリボンの付いたカチューシャをしておりエメラルドグリーンの瞳、黒いセーターに上から白いワンピースで膝より少し短めの服装(サクリファイス用制服)である。

「あ、輪廻さん、また一緒ですね?」

琉花は琥珀色の髪を黒いリボンで高いでポニーテールにし、太ももまで伸びている長い髪に赤紫色の瞳をし、白いカッターシャツ、赤いリボン、紺色のブレザー、黒いミニスカートと言う格好をした少女、小鳥遊 輪廻(タカナシ リンネ)に声を掛ける。輪廻の隣には妖精型サクリファイスのエリカがいる。

「あ、琉花。良かったです。知っている人がいて」

暗い顔をしていた輪廻がパァッとたちまち明るい顔になって嬉しそうに喋る。
そんな中、輪廻と琉花を見つめている少年、紅蓮 來人(グレン ライト)がいた。輪廻が「貴方は?」と小さく問いかける。そうすると來人は「紅蓮來人や。君達とは初めましてやろ?」と関西弁で喋る。黒髪に赤いメッシュ、水色の瞳で白いカッターシャツ、クリーム色のブレザー、黒いスカートをはいた來人の隣には薄い紫色の髪をこめかみ付近の位置に赤いリボンで肩までのツインテールにしていて、白いセーター、黒いワンピース、腰に茶色のベルトに右端にリボンをしている服に赤い瞳の少女、サクリファイスの梨兎(リウ)が立っている。來人は「こっちは俺のサクリファイスの梨兎や。宜しくな」と一礼をする。そうしながら、いきなり輪廻を口説き始めたりしようとした瞬間、來人の頭をバァン!!とスゴい音をさせながら、殴った者、ライトブルーの髪を腰より短めにしてあり、茶色の目をし、蝶の髪飾りを付け、白いカッターシャツ、紺色のブレザー、黒いスカート、を着た少女であった。その少女を見るなり、來人は「げぇっ」とヤバそうな顔をしつつ、少女はそんな事、一切気にしないように「あ、私は水城 自由(ミズキ ミユ)よ。來人の幼馴染よ。今、來人がご迷惑をおかけしていたようで、申し訳ないわ、あ、こっちは私のサクリファイスのムーンよ」と言い自由が見せてくれたのは小さめの動物型のサクリファイスであった。

そんな様々なサクリファイスを持った者達が集まる学園。

サクリファイスとは、主人(マスター)を守るために、生み出された物で、サクリファイス自身は気に入った相手と契約するのが基本でありサクリファイスには三種類がある。
一つは妖精型で、容姿は様々だが、魔法を得意とし、感情がない。
二つ目は動物型で、様々な種類があるが、この種族は素手での戦いを得意とする。また心有るのも、無いのも様々である。
三つ目は一番珍しく、人間型。どの種族よりも素早く、運動神経が良いため、違法を犯してまで契約するのもいるが、規則でそれは禁じられている。人間型は人間同様で、風邪も引くし感情も有る、と言う人間に近い者である。

教室でザワザワとざわめきが起こりながら、担任と思われる教師がパンパンと手を叩きながら「転校生よ」とそれだけ言うと、教室の中に琉花が見覚えのある少女、桜梨が入って来た。琉花は「な!?」と小さく呟いてしまう。

「僕は桜梨、…宜しく」

と冷たく言う。教室からざわめきが起こる。桜梨は普通生徒の制服でもなく、サクリファイスの制服でもなく、両方が合体した制服を着ていたのだ。 白いセーターに黒いスカート、薄い紫色のベルト。正に契約者なのかサクリファイスなのか分からない。

「彼女は人間型より、もっと限りなく人間に近い、サクリファイスだ」

教師がそうつげると、來人は嬉しそうに手を挙げて、「そんなら、新しい(ナゾ)のサクリファイスやな!センセ、戦い(バトル)してええんか!?」とはしゃぐ。その隣の自由が「來人は学校に何をしにきているのかしらね」と呟く。
桜梨は面倒くさそうな顔をしながら席に付く。
自己紹介を終えると一気にドアが開き、來人の姉である、紅蓮 桜花(グレン オウカ)が入ってくる。

「すいません。ホームルーム中。その子がリミットを忘れた物で」

桜花は桜梨に赤いルビーの付いた指輪を渡す。桜梨は指輪を小指に付ければ、静かにお辞儀をする。リミットとはランクA、S、AAA(トリプルエー)の三つの種族が力を抑えるための物であり桜梨はSなのである。色々あったが、授業がスタートした

5時雨 ◆y/0mih5ccU:2011/02/02(水) 21:39:33 HOST:i125-202-128-142.s10.a021.ap.plala.or.jp
−第二章・戦い(バトル)開始−

様々な事が合った日だったが、時間は穏やかに流れて行き、放課後になった。教師は職員室、生徒達は、ほぼ家に帰るか、寮へ行っている頃だろう。
そんな中、來人と桜梨は日直に当たってしまい、遅くまで残る羽目になるのだ。來人が残っている為、梨兎も勿論残っている。
辺りが、シィーンとしているせいだろうか。來人が気まずそうに「なぁ、コレ終わったら、俺の宣言通り、戦い(バトル)せーへんか?」と切り出すのだった。梨兎はあーあ、と言う顔をしていたが、桜梨は面倒臭そうな顔に一瞬表情が歪み、すぐに無表情に戻った。桜梨は面倒臭そうな低い声で「何故、僕が貴様も戦う(バトル)する必要性がある」と短く答えるのだった。
來人はニヤリと笑うと、挑発的な口調て「ふーん?拒むと言う事は負けるかもせーへん、って事やな?」とケラケラと桜梨を見ながら笑う。梨兎は頭を抱えながら、小さく申し訳なさうにペコペコとお辞儀を何度もする。
しかし、桜梨は珍しく、バァンッと机をイライラした様子で來人を見ながら「分かった。今は午後四時二十一分。 午後五時三十分になったら、屋上集合」と告げ、日直の仕事をすぐに終わらし、帰っていく。
來人は可笑しそうにクスクス笑いながら、「からかいがいがあるなぁ」と梨兎に言う。梨兎は焦ったように、「今のは……」と呟くのだった。



「お帰り。桜梨」

午後四時四十分。桜梨は帰宅し、銀髪に白いメッシュで肩まで伸ばしてある髪に、白い清楚なスーツを着た少年、天乃 梨兎(アマノ リト)がいた。梨兎の隣には、ランクAの感情が有る動物型のエリカ。エリカは何時も人間の姿をしている。 梨兎は桜梨の“一応”の契約者である。エリカと桜梨。世間で言えば、“多重犠牲(デュアルサクリファイス)”と言うものである。二つ以上のサクリファイスを持つ者のことである。

「梨兎様っ」

学校とは違う、ニコニコとした幼い笑みを浮かべる。梨兎は桜梨の頭を優しく撫でる。桜梨は嬉しそうに、気持ち良さそうに目を細める。

「うにゅ、今日、クラスメートと戦い(バトル)するのを約束させられたんだよ」

とのほほんと言う。


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続きは次回v

6時雨 ◆y/0mih5ccU:2011/02/03(木) 07:10:40 HOST:i125-202-128-142.s10.a021.ap.plala.or.jp
第二章の続きです!

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午後五時。桜梨は梨兎にそう言えば、と切り出す。桜梨は梨兎の膝の上に座りながら「学校でね、梨兎様と同じ漢字でリウって読むサクリファイスがいたよ」と頭を撫でられつつ言う。梨兎は、特に何も言う様子も無い。そこにエリカが、「むー、オーリばっかりぃ!!エリカもぉー!!」と嘆く。桜梨と梨兎は仕方無い、と言うような顔をする。
桜梨はため息を付きながら、「じゃあ、僕は行きます、梨兎様」と真剣な眼差しで言う。梨兎はエリカの頭を撫でながら、「うん。頑張ってね」と微笑しながら言うのだった。



午後五時三十分。約束の時間になり、桜梨は屋上へ駆け上がる。
ギィッと屋上の扉が開く音がする。そうすると、來人が相変わらずニコニコとした笑顔を浮かべていた。桜梨はッチと低く舌打ちをすると、「丁度時間だ。始める」静かに言うと、桜梨は梨兎から少し離れる。來人が「梨羽、行け」フッと儚げに笑うとそう言う。
桜梨は余裕そうに笑みを浮かべながら「甘いいな! 来い、私の精霊、グリフォン、ウンディーネ! そして止まれ、梨羽」と静かに言うと、炎を纏った黒い翼のグリフォン、水の妖精、ウンディーネが現れる。 桜梨が梨羽に止まれと言った途端、梨羽はその場から、ピタリと止まる。來人は唖然としたように、冷や汗がツゥーっと流れて行く。來人は「クッソッ!言霊やな!?」と梨羽の所に行く。しかし、先に桜梨が梨羽の元へ付く。桜梨はニヤリと笑うと「グリフォン!」とグリフォンを來人の方へ向ける。「サクリファイスは水が、無理、だろう?」そう言った瞬間、ウンディーネを梨羽の前に置く。梨羽はハッとし、「貴様、!……主人(マスター)はッ!?」と焦るように辺りをキョロキョロする。しかし桜梨は静かに「五月蠅い。喋るな」と言霊を使う。しかし、桜梨は油断したのか、梨羽は止めれ、と言う解除した事を知り、バッと動く、「ッチ、もういい!グリフォン、ウンディーネ、下がれ!」と叫ぶ桜梨。 そう言った瞬間、梨羽は桜梨に向かい、ナイフを投げた--

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これから、來人のサクリファイスは梨兎→梨羽に変更しますね。読み方は同じです。ー 同じ名前のキャラがいると分かりにくい;; ー

7時雨 ◆y/0mih5ccU:2011/02/04(金) 21:02:03 HOST:i125-202-128-142.s10.a021.ap.plala.or.jp
ー お 知 ら せ ー
・エリカも二人居ましたね; キャラが把握出来てませんでした><
小鳥遊輪廻のサクファ(※サクリファイス)はエリカ、梨兎のサクファが、エリカ→エミリに変更です


感想は待っていますので、宜しくお願いします!

8時雨 ◆y/0mih5ccU:2011/02/06(日) 20:05:24 HOST:i125-202-128-142.s10.a021.ap.plala.or.jp
−第三章・途中経過と圧倒的な差−

「葉刃(リーフ・カッター)!!」

梨羽が投げたナイフは桜梨の頬をかすった。桜梨の頬からはツーゥッと真っ赤な血が流れる。梨羽が低く舌打ちをしなから「主人(マスター)、次は?」と問いかけた瞬間であった。桜梨は別人のように手加減をしなくなった。桜梨が葉刃(リーフ・カッター)と呟けば梨羽の周りに尖った葉っぱが集まり、梨羽を攻撃する。梨羽は頬、額、腕などから赤い血が流れ出す。來人は心配そうに梨羽を見つつ、「情けないですね、來人さん。ねぇ、輪廻さん?」來人の後ろから冷ややかな声。羽鳥琉花と小鳥遊輪廻、そして水城自由までいた。來人は「お前には関係無い事や。俺自身の戦いや」と宣言。「そうですか、まあ僕には関係無いので、見ているだけにします」と冷ややかに言う。

しかし、そんな中、梨羽と桜梨の戦いは続いている。

「氷魔法(アイス・マジック)!」

そう桜梨が叫ぶと、梨羽は氷に包まれ、梨羽は氷の中。琉花は驚いたように「圧倒的、ですね」と呟く。

「お前のマスターが、お前をゴミにする。どれだけ良いサクリファイスでもゴミになるんだ」

そう言うと、氷はピキピキと音を立てながら割れる。桜梨はフッと笑いながら「今回は僕の勝ち、だな?」と勝ち誇った顔をする。

來人は悔しそうに「あぁ、そうやな」と冷たく、残念そうに言う。





「……來人、來人は頑張ったわ、ね?輪廻ちゃん、琉花くん?」

桜梨がサッサと屋上から逃げるように去っていくと梨羽と來人は頭を抱える。

「いいえ。僕はそうは思いません」

琉花が素っ気なくそう言うと、輪廻と自由は焦るように押さえようとする。しかし來人は「何故そう思ったんや?」と小さく呟く。梨羽は「私の主人(マスター)を……馬鹿に、しないで、あれは私が悪かっただけ……」とフラフラと立ち上がり言うが、來人は梨羽を自分の隣に座らせ、「俺は大丈夫や。梨羽は座っとり?」と優しく言う。

「貴方は……手加減したでしょう?」

琉花が複雑そうな顔をしながら打ち明ける。來人は、小さくコクリと力無く頷く。 

「どんな人間でも……殺す訳にはいかない……からな…」


そう寂しそうに告げると、自由が「來人は梨羽は私が送っていくわ。家が隣だもの」と告げ屋上から去って行った。


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