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時を刻む音−新たなる犠牲(サクリファイス)−
2
:
時雨
◆y/0mih5ccU
:2011/01/30(日) 18:40:20 HOST:i125-202-128-142.s10.a021.ap.plala.or.jp
−プロローグ・出会いは始まりで−
様々な花が咲き誇る花畑で、美しく可憐な声が響き渡る。高く、オペラ歌手のような声。 その声の持ち主は、金髪で一つの三つ編みを腰程度まで伸ばしていて、紅い瞳をし、白いカッターシャツ、赤いネクタイにクリーム色のブレザー、黒いズボンと言う、制服と思われる姿の少年、羽鳥 琉花(ハトリ ルカ)であった。隣にはサクリファイスである紅零(クレイ)。
そんな中、クスクスと笑う人影。琉花はハッとそれに気付き無表情になり、歌うのをやめる。小さくコホンと咳払いをすれば、「貴女、笑うなんて失礼ではありませんか?」と小さく睨み付けながら言う。 白髪でくるぶしまで伸びているストレートで長髪、そして右目銀色、左目白色のオッドアイをした瞳の少女が不機嫌そうな顔で、しかしクスクスと笑い続けながら「僕は“貴女”ではない。ちゃんとした名前がある」と強気で言うのだった。 琉花はムッとした顔でありながら「私は貴女の名前など知らないのに、どう呼べと?」の冷たく言う。 少女は小さく咳払いをすれば「僕は桜梨(オウリ)」と小さく笑みを浮かべながら言う。桜梨はそれだけ言うと花畑からさって行く。 琉花は桜梨を見続けつつ小さく首を傾げながら「変な子、ですね……」と小さく呟くのだった。
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