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*・゜゜・*:.。..。.:*リリカの日々*・゜゜・*:.。..。.:*
1
:
ビアンカ
:2011/01/25(火) 18:29:35 HOST:nar4-p106.flets.hi-ho.ne.jp
。+゜゜。。+゜登場人物紹介。+゜゜。。+゜
リリカ:この物語の主人公で、元気999%な少女。チャーム・ポイントは、青い瞳
。お菓子が大好き!!両親は3歳の頃に亡くなったので、『ミッシュ☆スゥイート』
に暮らしている。
ルルー:半猫少女(猫耳・猫のシッポがあるだけ。)リリカの大親友!
フローラル:とてもワガママなお嬢様。だが、根は優しい。
セリヌ:紫の髪をしたミステリアスな少女。謎が多い……。
マリ :カフェ『ミッシュ☆スゥイート』を開いた心優しい女性。
リリカの親代わり。
※登場人物は段々増えていきます。
ゆっくり進む小説なので、最新するのに、遅れることがあります。
コメントやアドバイス、ドシドシ書いてください!!
2
:
ビアンカ
:2011/02/03(木) 21:01:18 HOST:nar4-p106.flets.hi-ho.ne.jp
第1話 『ミッシュ☆スウィート』での日々
「おっはよぅ〜〜!!」
リリカは、お気に入りの水色ベッドから跳ね起きて、毛並みの良い白猫に挨拶した。
白猫はリリカに挨拶されたので、白猫も「ミャ〜」と鳴いて返事したのであった。
「今日は、どんなお菓子が出るのかな? ね、キルシュ。」
ちなみに、キルシュと呼ばれた白猫はりリカの愛猫。小さい頃に飼っていた猫なのだ。
実をいうと、ここはりリカの家ではない。さらに両親も居ない。ここは、カフェ『ミ
ッシュ☆スウィート』。なぜこんな所に住んでいるかというと、リリカは幼い頃に両
親を交通事故で亡くしてしまった。事故が発生して15分後、両親は救急車で病院に運
たが、両親は帰ってこない……。4時間も経過してるのに帰ってこない。
―――― 5時間後、両親は死亡と確認された。
それを聞いたリリカは、ばたりと倒れ、意識不明となった。約18分後、リリカは無事
意識が戻った。
―――――― 翌日 ――――――
いい香りで目が覚めた。お菓子の香りだ。前には、ニッコリ微笑んでいる若い女性の
姿がぼやぼや見える。すると、若い女性の口が開いた。
「目が覚めたみたいね。初めてかもしれないけど、私は、このカフェ『ミッシュ☆
スウィート』の主、マリよ。これから、あなたの親代わりになる人なの。よろしく
ね。」
そう言われてリリカは、「こちらこそ、………よろしくお願いします」と答え、深々
と頭を下げた。頭を下げた瞬間、何か物足りないような錯覚を覚えた。そう、キルシ
ュだ。リリカは、おずおずとマリという親代わりに尋ねた。
「あの……。キルシュっていう白猫はどこに…?」
キルシュは、家で留守番中のはずだ。リリカ達が帰ってこ―ないから、泣いているかも
しれない。
「白猫?あの子のこと……?」
マリはテーブルの下に眠っている白猫を指した。
リリカは白猫の方をじーっと見、やがて、こくりと頷いた。
「キ、キルシューッ!!!!」
リリカは眠っている白猫の方へ向かって駆け出した。
――――こうして9年という長い時が過ぎ、現在リリカは12歳で、スウィートな日々を送っている――
「あ〜、今日はマドレーヌかも?」
リリカは自分の茶髪を梳かしながらぼそっと呟く。そして梳かし終えると、1階へ降りていった。
――続く――
3
:
ビアンカ
:2011/02/06(日) 15:35:22 HOST:nar4-p106.flets.hi-ho.ne.jp
第1話の続き
1階に降りると、甘い苺の香りがした。
「おはよう!!お母さん。」
リリカはマリに元気良く挨拶をした。マリはリリカの元気な声に気付くと、リリカの方に振
り返った。
「おはよう。リリカ、今日のお菓子は?」
「……苺シュークリーム?」
少し考えながら、マリの問いに答えるリリカ。
「正解よ。さ、もうすぐ苺シュークリームが出来るわ♪」
鼻歌を歌いながら、皿を用意するマリ。
「え〜。今日はマドレーヌかと思ってなのに〜……。」
少し不機嫌になった、リリカは頬をむぅ〜と膨らませた。
「ほら、苺シュークリーム完成☆」
マリは微笑みながら、苺シュークリームを皿に乗せ、リリカの居る所まで運び、そっとテー
ブルに置いた。苺シュークリームに気付いたリリカは、甘い香りで、魅了している苺シュー
クリームを口に運んだ。口に入れた瞬間、苺の果実をちょこっと含んだ、苺クリームが、と
ろ〜りと、口の中に広がった。その味と来たら、マドレーヌじゃなかった、悔しさが、消え
失せた。
「どう?味は…………?」
少し緊張気味な顔で訊くマリ。
「…お、おいっしいぃぃ〜!!最高♪」
リリカは、目をキラキラと輝かせながら答えた。
マリはそんな、リリカの顔を見て、クスクス笑いながら、看板に『OPEN』と書かれた紙を乗
せた。
「あ。開店……か。」
リリカは、看板の方を向きながら、ぽつりと呟いた、その時。
「おっはようございまーーーーーーすっ!!!!」
バンッ!と威勢のいい声と共に、勢いよくドアが開かれた。そこから現れたのは、黒髪の半
猫少女。半猫といっても、ただ猫耳と猫のシッポしかない。
「ルルー、おはよう!!」
「ルルー、おはよう。今日一番のお客さんね。」
リリカとマリの声が綺麗に重なった。
ルルーと呼ばれた半猫少女は、リリカの大親友。
「シュークリーム……?」
苺シュークリームに目を落とす、ルルー。
「あ〜。ルルー、これ1つあげる〜。」
「い……、いいの?」
思いっきりためらう、ルルー。
そんなルルーに対して「いいよ!」と頷くリリカ。
「やった〜!ありがと、リリカ!!やっぱりリリカは優しいな。」
ルルーは、苺シュークリームをつまむと、ニッコリと微笑んだ。
「ルルー。おまけ〜、もう1つあげるー。」
「ありがとーーーーーーーー!!!!」
またもや笑顔になるルルー。
「相変わらず、二人とも仲がいいわね〜。」
マリはそんな二人を見、ニコニコと微笑むのであった。
――第1話 終 第2話に続く――
4
:
ビアンカ
:2011/02/09(水) 20:49:04 HOST:nar4-p106.flets.hi-ho.ne.jp
第2話 リリカと親友
リリカとルルーは会話に弾み―――――15分ぐらい経過した、その時、ドアが開いた。
「おはよう、ですわ。」
「……………おはよう…。」
そこから現れたのは、少女二人。左の少女は、金髪のお嬢様。シルクのような手触りの
髪の斜め上には、ピンクの薔薇の髪飾りが飾られていた。服装は、レースがびっしりと
縫われた、薄ピンクのフリフリ・ドレス。外見は、ワガママでエラそうだ。
それに対して、右の少女は、紫の髪のミステリアスな少女。ストレートのその髪は、静
かさを思わせる。服装は、地味な模様が縫われている藍色の着物みたいな服。外見は、
影が薄い。
そんな少女達に気付いたリリカとルルーは、二人を歓迎した。
「フフン…。何にも変わってないわね。」
鼻を鳴らす、金髪のお嬢様。
「し、失礼ね!フローラルだって、性格、全ッ然、変わってないし〜。」
憤慨するリリカ。だが、仕事が忙しいマリは別である。
フローラルというお譲様はクルクルと辺りを見回した。
「……ガトー・ショコラ、お願い…。」
客用のテーブルに座ると、早速、注文する紫の髪の少女。
「リリカ、セリヌが、ガトー・ショコラ。」
つんつんとリリカの肩先を自分の指先で突付き、セリヌの注文を知らせる、ルルー。
「分かった。お母さん、ガトー・ショコラ。」
注文の知らせを受け取ると、今度は母にバトンタッチさせる、リリカ。
「さて、私は…。エンジェル・キャラメル・プリンで。」
続いて、フローラルが注文。
「母さん、例のプリン。」
マリは頷くと、作業開始モードに移る…―――。
すると、カフェは静まり返った。
「マリさんは、このカフェをあなたと一緒に継いでるのね。すごく忙しいでしょ?」
ふと、口を開くフローラル。
その問いに、頷くリリカ。
フローラルのエメラルド・グリーンの瞳が一瞬揺れた。
「静かだね〜〜。」
思わず背伸びをする、ルルー。その黒の瞳は退屈さを語っていた。
「お待たせ〜。ガトー・ショコラと、エンジェル・キャラメル・プリンでーす。」
約5分後……―――、いい香りと共に2つのデザートを手に持ったマリの姿が現れた。
「………いい香り……。」
セリヌは少し微笑みながら、呟いた。
「さすが、『ミッシュ☆スウィート』の香りは、最高だわ。」
セリヌと同情する、フローラル。
「ありがとう。二人とも…。」
リリカは、テーブルにデザートを、そっと置いた。
デザートをスプーンですくい、口に運ぶ二人。
フローラルが注文した、エンジェル・キャラメル・プリンは黄金色に輝き、そして、
セリヌが注文した、ガトー・ショコラは、ビターな雰囲気を演出していた。
二人がそれぞれ注文したデザートを口に滑り込ませた瞬間、二人の顔がみるみる輝
いていった。
「…お、美味しいわ!!」
「……………凄く…、美味しい…ッ!!!!」
歓声を上げる二人。
リリカとルルーは、顔を見合わせて、笑った。
――続く――
5
:
ビアンカ
:2011/02/14(月) 18:12:29 HOST:nar4-p106.flets.hi-ho.ne.jp
第2話の続き
時は過ぎ―――客は増え―――、
「満員ですわね。」
忙しく働いている、リリカとマリの横姿を見、呆然と呟く、フローラル。
セリヌもルルーも同じようだ。
(…リリカ達、凄く忙しそう。何か出来る事は…?)
汗まみれになっている、リリカとマリにタオルを渡しながら、ルルーは考えていた。
――その瞬間、ルルーは閃いた。
( お客さん達までに、デザートを配るのは私達でやっちゃえば……!?)
ルルーは、セリヌとフローラルを呼び、閃いた提案の事を話した。
「いいアイデア、ですわね。」
「…少し楽になってくれたら……いいね。」
賛成する二人。
ルルーは、ポケットにあるメモ帳を取り出し、そしてそれを開き、ビリッと1ページ破る
と、テーブルに置いた。
「まずは、計画よ。計画。」
カウンターの裏に侵入し、鉛筆を3本取って、また戻って来た、ルルー。
「侵入って、いいのかしら?」
「…さぁ?…でも私は、ああいうの得意かも………。」
「あ、悪趣味。」
「………あっそ。」
小声で互いに囁き合う、セリヌとフローラル。
「え゙…?なんてぇ〜?」
黒色の瞳を怪しく輝かせながら、二人に詰め寄る、ルルー。
「…べ、別に……。」
「さぁ〜て?」
と、言い、そっぽ向く二人。
「ま、別に気にしないけど〜。」
ルルーはそう言って開き直った。
――――――― 計画すること、10分。
「でっきたぁ〜★『リリカお助け大作戦』!!」
あまりにも大きな声で張り上げたので、客達は驚いて、こちらを見てきた。
(やりすぎちゃったかな〜〜〜??)
どぎまぎして辺りをグルリと見回る、ルルー。
「………………。」
呆れ果てる、セリヌ。
「頭に包帯、グルグル巻いてやりたいですわ。」
フローラルはそう言って、包帯を持つ真似をした。
「…ううん。接着剤で、口を固定……。」
「したい…。」と言おうとしたとたん、ルルーの拳骨が飛んできた。
もちろん、フローラルにも。
「ぶ、ぶ、無礼ですわッ!!!!」
「…噛み砕く…………。」
ルルーを思いっきり、睨む二人。
「自業自得よーーっ☆」
あともう少しで、タンコブができそうな二人にウインクしてみせる、ルルー。
ルルーは、実をいうと、凄い怪力があるのだ。
だが、本人は気付いていない。
「さ、『リリカお助け大作戦』、実行しましょ。」
クルリと一回転し、ピョンと飛び上がる、ルルー。
「…危ない、女………。」
「フンッ!、ですわ。」
憤慨する、二人なのであった。
―――― 第2話 終 第3話に続く ―――
6
:
精力剤
:2011/02/14(月) 18:54:43 HOST:58.247.160.243
精力剤:www.kanpocom.com/JingLiJi/
滋養強壮:www.kanpocom.com/JingLiJi/bushen.html
漢方薬:www.kanpocom.com/hanfang/
ED治療薬:www.kanpocom.com/JingLiJi/edzhiliao.html
強堅1号:www.kanpocom.com/pro/qiangjianyihao.html
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女性用潤滑剤:www.kanpocom.com/meiyao/runhuaji.html
催情コーヒー:www.kanpocom.com/pro/cuiqingCoffee.html
7
:
リリン
:2011/02/24(木) 17:45:26 HOST:nar4-p106.flets.hi-ho.ne.jp
面白いですね!!
8
:
ビアンカ
:2011/04/04(月) 20:05:57 HOST:nar4-p106.flets.hi-ho.ne.jp
第3話 『リリカお助け大作戦』!!
憤慨した、二人はアイス・レモンティーで頭を冷やしていた。
「ふぅ〜っ!!」
フローラルは大きな、ため息をつくともう一口レモンティーを啜った。
セリヌはティー・カップをガタンッと乱暴にテーブルに置く。
「さ、は〜や〜く〜!!!!!」
手をジタバタと振って退屈そうにしている、ルルー。
「……黙れ。」
赤紫の瞳でルルーを思いっきり睨む、セリヌ。
「あのさ…、あの……。仲良くしよ? ね?」
いつもはキュッと引き締まっている口が、ブルブルとしてダランとした
口になっていた。
「……………。」
黙って頷く、セリヌ。
「分かりました…ですわ。」
フローラルも神妙な顔つきで頷く。
「じゃっ、実行しましょ!」
ルルーは、リリカ達の方を見て微笑んだ。
―― 三人は『ミッシュ☆スウィート』から去った。
「なかなかですわね。」
そう言ったのは、フローラル。
「…生クリーム合戦……!」
セリヌはそう言うと、片手に生クリームをたっぷりとのせた。
「え?いいの…?じゃ、私も……。」
セリヌにつられてルルーも同じように、片手にたっぷり生クリームをの
せる。
「…そ、そ、そこのお二人さん!!ここは…、わ、私のす、素敵な家で
すわよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」
そう、実をいうとここは、フローラルの家である。フローラルの家はど
ちらかというと、とても豪華だ。
今は、リリカ達のためにお菓子を作っている途中――。
「はいはーい。それより、お菓子作りだよ〜。」
ルルーはそういうと、おふざけをやめる。と、その時、
「お嬢様〜、お嬢様のご親友方〜。お菓子はいかがでしょうか?」
と、背後から済んだ美しい女性の声がした。
我に返る、ルルーとセリヌ。だがフローラルは別である。
振り向くと、そこに白いカチューシャをした、メイドがいた。
「え?え?メイド?」
「…………!?」
驚く二人の顔を見て、クスッと笑うメイド。
「初めまして。お嬢さん方、私は…シシュールです。」
シシュールという名のメイドは、二人に優雅に礼をした。
(か…、かっこい〜。)
ルルーは思わずシシュールに見惚れた。
「……………………。」
ルルーと違って、セリヌはシシュールに全く興味は無さそうだ。
フローラルはそんな二人を顎をクイッと上げて見た。フローラルは不
機嫌になると、顎を上げる癖があるのだ。
「お嬢様、どうなされました?」
シシュールは暗い顔をしている、フローラルの顔を覘き込んだ。
「別に……。何でもないわっっ!!!顔を覘かないで!?」
フローラルはそう吐き捨てると顔を伏せた。
「………フローラル?」
セリヌは心配そうに呟く。
フローラルの反応はない。
――― 長い沈黙 ――――。
「あのさ。この時のことをリリカに言っても微笑んでくれるの?『
へぇ〜。』って、嬉しそうな顔で言ってくれると思う?こんなこと
言ったって、少し暗い顔で頷くだけだと思うよ?私はね。」
ルルーが沈黙から、優しく口を開く。フローラルに励ますような口調
だった。
「………同感…。」
「その意見は正しいですね。」
ルルーの意見に同感する、セリヌとシシュール。
「……ごめ………ん…なさ……い。」
フローラルは次々に流れ落ちていく涙を薔薇模様の豪華なハンカチで
押えた。
「それでいいんだよ。分かってくれば。」
ルルーはフローラルに微笑みかけた。
後ろには、セリヌとシシュールが微笑んでいる。
(私って……、ほんっとバカ?勝手にキレて…。)
フローラルの頬は恥ずかしさで真っ赤に染まる。
そして、手をぎゅっと握り締めて立ち上がった――――。
――続く――
9
:
Ruthenia.Jathmine☆
:2011/11/29(火) 19:14:16 HOST:180-144-165-57f1.nar1.eonet.ne.jp
やっほ。うまいねー引き込まれるわぁ。もしや作家志望?
私はセリヌが好きです★暇があったらまた読ませてもらうぞよ。
〈>▽<〉Bye!!
10
:
Ruthenia.Jathmine☆
:2011/12/19(月) 19:29:01 HOST:121-87-93-10f1.nar1.eonet.ne.jp
やっほー。Ruthenia.Jathmine★ですぅ。
また来たぞよ。個人的な感想だけど、リリカとセリヌ、フローラル、ルルー、シシュールの絵を描いて★ーな。
あ、出来ればなので。むりしなくていいですっ!よ。また来るぞよ。
(´∀`*)ノ
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