【名称】ヴォーパルソード
【分類】剣
【歴史】歴史も何も、詩の中の一節にわずかにこう書かれてるだけ↓
He took his vorpal sword in hand:彼はヴォーパルの剣を手に携えた(中略)
The vorpal blade went snicker-snack!
He left it dead, and with its head
He went galumphing back.
普通「snicker(切り込み刻む、笑う)−snack(分配する、噛み付く)」
が「刻み切り取る」と日本語訳では訳される
次の節は「彼はそれを死体にして置き去った
それの首を持ち去って」(それ=ジャバウォックと普通は見る)
つまり普通は「ヴォーパルの刃が刻み分かつ、(彼は)死体を置き去り、首を持ち去った」
「彼は気が触れたようにはしゃぎながら帰路につく」と訳す
【出典元】鏡の国のアリス(ジャバウォックの詩)
【担い手】名無しの青年
【推測される概念】
所有者を自らの刃として操る魔剣
敢えてsnicker-snackを「笑い噛み付く」と訳し
所有者を鋭い牙を持つ狂った魔獣のようなものに変身させてしまう
元の所有者がどんなに無名の弱い人間でも絶大な攻撃力を得ることができる
使いようによっちゃ便利武具