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1
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:2007/02/13(火) 14:25:34 ID:2UsiDgL2
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72
:
まじめに?
:2009/02/07(土) 18:13:44 ID:jzaoXlKk
・・・今気づいたがほとんどの人が荒らしだと思われ人に反抗しているが、
クロイツさんの場合無視しているというのは極めて珍しい人だな・・・まぁ
それが当たり前なのか。
73
:
クロイツ
:2009/02/07(土) 18:54:38 ID:???
>>71
「もともと此処は私の暇つぶしで始めた場所だしな・・・
本来の時間の流れというか、皆が行動している場所とは別物だと考えて貰いたい
此処と同じように他にも1ヶ月以上動きのない物もあるだろう?
世界の趣旨だがその口ぶりからしてある程度の理解はして頂けているのだろうか
まぁこの件については私がとやかく言うよりも
ttp://www3.atwiki.jp/cocomagi/
此処を見てもらう方が早いだろうな。
しかし理解した上での質問ならば【荒らし】や【ID】等の単語は控えた方が良いかもしれないな
此処はそういう世界なのだから私もその世界を大切にしたいのでね。
折角【名前】という個を示す方法が在るのだからそれで個を判断したい、恐らく他の住人達も同じだと私は思っているが。
無視、や君に対する返答の仕方だが、恐らく君は何処からか此処に流れ着いた人間なのだろう、そう仮定して話すが
この世界には何度か君のように流れ着いた人間は居るがその全てが好意的とは言えず
騒ぎ立てるだけ騒ぎ消えていく者も居たわけだ、そんな者に何を話そうと無駄だろう?
故に君も言ったとおり関係ない人間の発言にはあまり聞く耳を持たないようにしているのだよ。
そのような訳だから君に対しても多少警戒させて貰っているんだ、すまないね。
さて、では最初の真面目にの質問の受け取り方が変わってくるな。
【そういう世界】での私が【上記のような研究】を【可能】としているのか?
という質問ならば答えはYesだ。
そうだな…初めて私を知った人間ならば可能などとは思わないか……
もし君がこの世界の住人となる事を望むのであれば他の住人の判断を仰ぎ、許可が下りればもう一枚の招待状を送ろう
もう一つの世界への扉……或いはもう知っているのかもしれないがね。
そちらに行けば私がこの研究を可能かどうか判断出来るだろう」
74
:
サイド
:2009/02/07(土) 19:09:34 ID:jzaoXlKk
なるほど・・・・まぁ、そちらの世界というのはどういうものなのか、それはわからない。
僕の調べていた魔術は本当にあるのかという疑問を膨らました。
そして、そちらの住民とは・・・・・
むぅ・・・・もっと・・・そうだな、具体的に言ってもらえないだろうか?
たとえば、魔術師の世界だとか、コンピュータの世界だとか二次元だとか。(例です
75
:
サイド
:2009/02/07(土) 19:14:37 ID:jzaoXlKk
すまない・・・・わかりにくかったかもしれない・・・・・
ハッキリいって僕はクロイツさんの言いたいことは理解していないと思う。
だがもし、クロイツさんのいいたい「世界」というのは・・・失礼だが「妄想」
と、いう名のものだとしたら。僕はそれを見守り、いずれ忘れていくだろう。
76
:
クロイツ
:2009/02/07(土) 19:25:44 ID:???
ふむ・・・仕方ない。
簡単に言うとこの世界(掲示板)は なりきり 掲示板なんだ。
そのなりきりの題材が【魔術の在る世界】いわゆる【ファンタジー】世界なんだよ。
だから皆上に書いたURLのルールに則って各々にこの世界の住人になりきって遊んでいるんだ。
そう、君の言うように妄想の類に入るものだね。
もう一つの世界という表現はもう一つの掲示板の事で此処の掲示板に居る人たちが
ロール無し、つまり【キャラになりきっていない状態】で話す場所があるんだよ。
解るかな?
77
:
サイド
:2009/02/07(土) 19:44:40 ID:jzaoXlKk
なるほどな・・・・・理解できた気がするよここまで簡単に言ってくれることに感謝するよ。
だが僕はその「空想」を実現させたいのだよ。
空想で遊ぶのはいい、ある意味マンガもアニメも実際にはない世界だからそれで
楽しんでいる僕も、「空想」という名のものにとても楽しさを感じるし、面白いと感じる
でもやっぱり実際にあるほうが楽しいものもあると思う。
たとえば、ゲームはやっている想像より実際にやったほうが楽しいということがわかるだろうか?
ぬぅ・・・・・・・・・・・・・
78
:
クロイツ
:2009/02/07(土) 19:50:43 ID:???
まぁ理解は出来るよ、加えてなぜこのスレを選んだのかも納得がいった。
しかし残念ならが此処は君が求めているものとは違うな…
君の期待に応える事は出来ないだろう。
79
:
サイド
:2009/02/07(土) 20:08:25 ID:jzaoXlKk
すまない、少し風呂に入っていてな・・・・
わかった、僕はまた「魔術」について調べるとするか・・・・
だが一つ、疑問が残っている、だがそれは君のいった「【荒らし】や【ID】等の単語は控えた方が良いかもしれないな」
という言葉に反するかもしれない。それと今までの疑問と関係は少ないが応えてくれるだろうか
その疑問とは「君がなぜこんなに僕の質問に[すぐ]に応えれることができたということ」だ
かなりしょうもないがな・・・・
80
:
クロイツ
:2009/02/07(土) 20:14:22 ID:???
答えは単純
【暇】だったからだよ
81
:
サイド
:2009/02/07(土) 20:20:09 ID:jzaoXlKk
wwwwHAHAHAHAなるほど
82
:
サイド
:2009/02/07(土) 20:44:00 ID:jzaoXlKk
・・・・?では毎日のようにここを見ているのだろうか?
83
:
クロイツ
:2009/02/07(土) 20:45:21 ID:???
毎日という訳にはいかないな
前にも言ったが私もそれなりに忙しくてね
たまたま今日昨日の都合が良かっただけだよ
84
:
サイド
:2009/02/07(土) 20:55:01 ID:jzaoXlKk
なるほど・・・・・
そろそろ寝る時間か・・・・・
85
:
クロイツ
:2009/02/07(土) 20:59:18 ID:???
そうか、まあゆっくり眠ってくれ
此処の事は・・・そうだな、忘れた方が良いかも知れん
本来はこのような使い方をする場所ではないのでな…w
86
:
クロイツ
:2009/02/12(木) 02:04:45 ID:???
「久しぶりに会話を楽しめたな・・・少し疲れたが・・・まぁ、たまには良いだろう」
クスっと笑って紅茶を啜り
87
:
クロイツ
:2009/08/12(水) 04:26:29 ID:???
宙に浮く黒い水玉のようなグリムを頬杖を突きながら眺める
無限回廊の中に漂う【人間の欲の塊】が昇華した魔法生命体
私を喰らおうとした【意志】しか持たぬそれに私は少し興味が湧いた
グリムに存在する欲はいわゆる人間の三大欲求である
しかし体を持たぬグリムはそれらを満たす事も出来ない
己自身が欲の塊でありながら、それを満たす術を持たないのだ
この哀れな存在に私は先ず【影】という体と【グリムグリム】という名前を与えた
此れは私が視認出来る様にするための物だったがアレは思いのほか気に入ったようで
ただの黒い球体である自分の姿を水面に映し一日中眺めていた
次に行ったのは契約
【私に対する絶対服従】
【私の許可なく行動を起こさない】
この二つの条件を飲めば彼の姿【影】を形成する私から魔元素の供給
さらに【舌】を【歯】つまりは【口】を与える事を約束した
返事は勿論YES
人間であれば釣り合いが取れるはずも無い交渉だろうが
その交渉に飛びつくグリムは哀れだが滑稽でもあった
88
:
クロイツ
:2009/08/12(水) 04:26:48 ID:???
口を手に入れてからの彼は意気揚々としていた
周りにある全ての物を【食べても良いか?】と聞いてくる
其れこそ動物だけでなく木の枝から土、はたまた石までも手に入れたばかりの口で咀嚼し
そしてその度に【美味イ美味イ】と声を上げる
味覚は人間の其れとかけ離れているようだがまぁ、本人が良しとしているのだからそれで良いだろう
さて、ただ飼うだけではそこらの愛玩動物となんら変わりは無いだろう
私はグリムに【武器】としての可能性を見出してみる事にした
他に仕様用途があれば良いのだが生憎グリムには知恵が無い
私本来の目的である【死者蘇生】に関して何の役にも立たないだろうが
まあそれはいい……蝿を追い払う位に使えるようになってくれればそれで良いだろう
問題は何が出来るかだ
グリム自体の動きは決して早くは無い、ただの【宙を漂う口のある水玉】なのだから
石すら噛み砕くあの歯は武器になるだろうが精々亀を捕らえるのが精一杯だろう
ならば如何するか
私は彼に【腕】を与えてみる事にした
89
:
クロイツ
:2009/08/12(水) 04:27:07 ID:???
予想以上の結果が出る
腕を与えて数日、グリムはその腕で逃げる犬を捕らえて見せた
動きこそは単純で鼠は猫は無理であったが、触手のようにのびる腕のスピードは中なの物だ
更に其れを全身から十数本も生やし20〜30mほどにまで伸ばす事が出来る
これならば十二分に戦力として数えれるだろう……などと考えていたら犬はあっさりとグリムの腕を噛み千切って逃げ出した
一本一本の強度はさほど無いらしい
まぁ、束になれば大人一人くらい押さえつけれるだろうか
今のグリムに出来るのはその位だが
恐らく【口】や【腕】同様与えればグリムはそれらをスポンジが水を吸うように吸収するだろう
しかしあまりグリムに力を与えすぎるのも――不安要素が大きい
契約は絶対だが其れはまだ私の力がグリムを上回っているからであり
もし、この均衡が破れれば私は彼に食い殺されるのだろう
故に、グリムに【知恵】は与えてはならない
このグリムは昔の私のような物なのだから
90
:
サイド
:2010/01/24(日) 03:39:39 ID:rZxHRhtc
「拝啓、クロイツ殿」
あれから、役一年。私は、その一年では魔術師になることはできませんでした。
ですが、地道に訓練を重ねている最中です。
ホムンクルス・・・彼らを作るのが、一番の夢です。
実際、今は中々うまくいかず、失敗ばかりです・・・が
ホムンクルスができたら、日記をここに展示します。
今度も、ファンとして、後輩として、応援していきます
・・・サイド
91
:
クロイツ
:2010/06/14(月) 14:08:26 ID:???
「まったく・・・忙しすぎて、此処に来る時間も取れん・・・」
ガサガサと書類を整理しながら
「いや・・・この位置が帝都から離れすぎているのも問題だな・・・」
「ふむ・・・・・・転送方陣をどこかの一室にでも作っておくか・・・」
92
:
クロイツ
:2011/04/29(金) 01:42:20 ID:???
魂の復元・・・肉体の再生・・・両者の結合
肉体の再生は問題ない、彼女の骨格を元にすれば完璧に彼女を模る事は出来る
問題は魂の復元と結合
理論は完璧なはずなのに何故か成功しない
復元したはずの魂が入れ物に定着しない
何故?
死体操作理論をベースとした術式、問題ない筈なのだ・・・
不可能、そんな事は認めない
不可能な筈がない、不可能だという証拠がない
全ての方法を試した訳ではない、ならば可能な筈なのだ
どこかに可能な道がある筈なのだ
彼女の死など認めない、人の生には意味がある
生まれ、苦しみ、死んでいく
それが彼女の生まれてきた意味?
ふざけるな・・・そんな事が許されるか・・・
彼女の生はまだ始まっていない、これから始まるのだ私の手で
必ず・・・彼女を生き返らせる、それが私の生まれてきた意味だ
93
:
クロイツ過去関係者
:2011/04/29(金) 03:28:48 ID:???
フィオナ・ディスケンス(享年16歳)
クロイツの妹で天性的な魅了(チャーム)の力と病を持って生まれ
生まれてすぐ病院の個室での生活を余儀なくされたが、それには隔離の意味もあった
クロイツが強く彼女に依存したのもその力を浴び続けたせいもある
彼女の死後から物語が始まる為クロイツの狂気っぷりが目立つが
実は彼女の方が狂気的なまでのブラコンであった
父はフィオナに会いにくる事は少なく、病室の窓から眺める景色と毎日通う兄が彼女の全てだった
クロイツと口づけを交わしクロイツが帰った直後に見舞いに来た
クロイツの同級生のユナに対し「兄は私の物ですから取っちゃ駄目ですよ」と言い放つ
しかし病気が悪化し16歳という若さで死亡している
彼女の葬儀の日、クロイツの狂気っぷりはさながら薬物中毒患者のようであったと人は語る
数日後彼女の遺体と共にクロイツは失踪した
ヴィルヘルム・F・ディスケンス
クロイツの父親でフレンスブルグにて元老院に所属していた
仕事人間であり家族に構う事はあまり無かった
かなりの実力者であったがクロイツの失踪後、胸を患い死亡している
アンネリア・ディスケンス
クロイツの母親でフィオナを生んだ直後に亡くなっている
ユナ・アルム
クロイツの同級生でクロイツによく勉強を教えてもらっていた
そしてやがてクロイツに惹かれて行く
彼と共に彼の妹の見舞いに行った事もあるが、ユナ1人で見舞いに行った際
クロイツとフィオナの口づけを見てしまう、そして上の台詞を言われ
彼女とはそこで距離を置くがクロイツとは学院でいつも通りに生活する
フィオナの死を一番喜んだ人間かもしれない
フィオナの死後、廃人と化したクロイツを目にし
ユナの師の魔術で妹の姿となって抱かれるという狂気っぷりを見せ
見事狂人の仲間入りを果たした
クロイツ失踪後、彼女がどうなったのかは知らない
恐らく一番の被害者だろう
94
:
名無しの魔術師
:2014/03/22(土) 22:40:26 ID:BFZ9MaSo
――その日は、酷く海の荒れた日だった。
1人の漁夫が港から、ちょっとした暇つぶしのつもりで沖に出てきた時だった。
突然暗い雲が空を多い、嵐がやってきて海は荒れた。
「ぐっ……なんてこった……早く港に!」
しかし、船は思うように進まず、徐々に潮に流されていった。
「神よ……!」
漁夫はなす術もなく、ただ天に祈りを捧げた。
家には最愛の妻と、まだ幼い息子と娘が居る。
こんなところで死ぬわけにはいかないと、必死に祈った。
しかし神は、この漁夫を無情にも見放したのであった。
「……!何か、あるぞ……」
船室から、雨が打ち付ける窓の外を覗く。
すると、水平線の先で緑色の光が見えた。
「何――」
次の瞬間、漁夫が乗った船はその場で爆発を起こし、粉々に砕け散った。
そして、漁夫も――。
それから数日間、海は荒れ続け、行方不明の漁夫の捜索届けが出されたが、
嵐から日数が経っていることもあり、捜索は実施されなかった。
海洋の研究者たちによると、事故のあった現場は
「デモンズ・ペンタゴン」と呼ばれる魔の海域であったという。
また、更にそれから一週間程経ってから、
漁師が出発した港、デモンズ・ペンダゴンから比較的近い海辺の森で
「夜、謎の光が見える」「誰か人がいるようだ」
との報告があり、周辺住民は不安を感じているようだ。
たちまちギルドでも現地調査の類の依頼が寄せられ、
今日、ハンターや興味を持った冒険者達は、現場の浜辺に向かうことになった。
95
:
アルビダ
:2014/03/22(土) 23:08:26 ID:ndcfXoME
>>94
「海に代わっておしおきよ!
……という訳じゃないけど、海の中で何かが起きているとなれば見過ごす訳にはいかないよね!」
ミニのセーラー服を着たつるりとした顔の女が浜辺で吼える
海の不穏なニュースは海を故郷とする彼女の耳にも届いていたのだ
「えーっと確か冒険ガイドブックだとまずは現地調査、だっけ」
浜辺を歩いて奇妙な物や、事件を知る人が居そうにないかと歩き回る
必要とあらばすぐにでも海の中に飛び込んでいくだろう
96
:
レーナ
:2014/03/22(土) 23:18:15 ID:???
>>94
「何それ怖い…」
噂を聞きつけてきた野次馬である。
彼女にとっては肝試しの延長戦のつもりできたのだろう。
「でも少し面白そうかも…」
恐怖と好奇心のうち、好奇心が優ったようだ。
おっかなビックリ気味に海に向かって歩いてみる。
97
:
名無しの魔術師
:2014/03/22(土) 23:18:17 ID:BFZ9MaSo
>>95
浜辺の周囲を調査していると、人だかりが目に入る。
何やら、海の男たちが集まって騒いでいるようだ。
がやついているため、一人一人の発言は認識しにくいが、
何やら海に奇怪な生物が打ちあがっており、それを囲んでいるらしい。
漁師A「この野郎!騒ぎの原因はお前らか!」
漁師B「お前らのせいで漁に出れなくて、困ってんだよ!」
謎の生物「キュイィ……」
謎の生物は、まだ息があるらしい。
丸く、まるで風船のような体躯を持った生物だ。
漁師たちは浜に打ちあがったそれに、日頃のストレスをぶつけているようだ。
選択肢
1. 声をかけてみる
2. 放っておく
98
:
アルビダ
:2014/03/22(土) 23:33:03 ID:ndcfXoME
>>97
「おじさーん!騒ぎの原因ってなあに?わっ、こらーっ!海の生き物いじめるなし!」
海の男たちの輪に臆する事無く近づいていき、海の生き物っぽいそれには同情を示す
99
:
レーナ
:2014/03/22(土) 23:47:13 ID:???
>>97
「ちょ、ちょっと…どうしたの?」
騒ぎを起こしている男達に近づく。
「なにこれ?ボール?フグ?」
「こんなの虐めて楽しいの?」
100
:
漁師たち
:2014/03/22(土) 23:49:17 ID:BFZ9MaSo
>>98
漁師たち「ああん!!?」
アルビダとレーナが間に入ると、漁師たちは物凄い剣幕で睨みつけてきた。
漁師A「そいつは、デモンズ・ペンダゴンからやってきた悪魔にちげーねえ!」
漁師B「サッサとどきなーッ!!そいつを始末しねーと、漁にでれねぇー!!」
2人の漁師が騒いでいると、奥から騒ぎを聞きつけた別の漁師たちがやってきた。
漁師C「おい、女の子相手にやめねーか……」
漁師D「海の男ともあろう者が、情けないんじゃねーのか?」
そうしているうちに、漁師A・Bがいつの間にか悪者のような雰囲気になり、
2人も罰が悪そうな顔をしている。
しまいには、「覚えてろよ!」とありがちな捨て台詞を吐き、
謎の生物を苛めていた漁師は立ち去って行った。
謎の生物「キュイイ!キュ」
暴力から解き放たれた生物だが、
新たに集まってきたアルビダやレーナ、その他漁師たちを警戒している。
漁師C「大丈夫だ。そいつはバルーナって海の生物で、人に危害は与えない。餌でも探してる間に、迷い込んだんだろうよ」
ほら、と漁師は持ち合わせていた小魚一匹をバルーナの口に投げると、パクパクと小魚を平らげ、満足そうにしている。
漁師D「だが、さっきの漁師たちの気持ちもわかってやってほしい。今はまだ明るいから異常は無いが、もっと暗くなると、
森の方から妙な光が浮かぶことがあったり、とにかく変なんだ。調査に来たのなら、もう少し休んでいくといいだろう。くれぐれも無理はしないようにな」
101
:
レーナ
:2014/03/22(土) 23:58:55 ID:???
>>100
「ちょ、落ち着いてよ…デモンズ・ペンタゴン?聞いただけだとヒトデのお化け?」
怒鳴られるのに慣れていないようだ。少し尻込みする。
だが別の漁師二人が来て仲裁してくれた。
改めていじめられていた生物を見てみる。
「バルーナ?よくよく見ると可愛いかも…」
持ってきたお菓子を取り出してみる。
「食べるかなこれ?」
102
:
アルビダ
:2014/03/23(日) 00:01:08 ID:ndcfXoME
>>100
「海を大切にしないとばちが当たるわよ、ばちが!」
去り行く漁師にそう言い残し、新たに現れた別の漁師のほうに向き直り
「ふふっ、バルーナかあ
そうなんだ……私は海のほうがおかしいって聞いてここまで飛んできたんだけど、森のほうも変なの?
それなら明るいうちに森のほうにも行ってみたほうが良いわね」
>>101
「ねえ、森のほうに行ってみない?もしかしたら私たちが一番乗りかもしれないよ?」
103
:
漁師たち
:2014/03/23(日) 08:19:51 ID:BFZ9MaSo
>>101
漁師A・Bが立ち去った後、仲裁してくれた漁師がレーナに話を続ける。
漁師C「あぁ。デモンズ・ペンダゴンっていうのは、先日俺たちの仲間が行方不明になった"魔の海域"のことだよ
あの日は嵐が酷かったから、不幸にも彼は海に飲み込まれたと……そういう話だとは思うんだが。
しかし、現実には謎の発光現象が海や森で並行して起こっている」
漁師Cは腕を組み、困ったような表情を浮かべる。
漁師C「菓子はやったことがないな。たぶん、魚の方が喜ぶだろう。食べさせてみるか?」
漁師Cは餌の小魚をレーナに差し出す。
>>102
漁師D「海もおかしいが、事故のあったのが2〜3週間前。しかし、ここ1週間くらいで森にも発光現象がみられるようになった。
住民の不安は、遠くの海より近くの森の方にあるのさ。
そういえば、さっき子供2人が我々の目を盗んで走って行った。心配だが、いかんせん森だから我々だけでは探しにくい」
漁師DもCと同様に難しい表情を浮かべる。
104
:
レーナ
:2014/03/23(日) 11:51:46 ID:???
>>103
「ふ〜ん…」
話よりバルーナの方に興味があるようだ。
受け取った小魚を与えて食べる様子を見ている。
>>102
「え?森?海の方じゃなくて?」
話を聞いていなかったようだ。
105
:
編纂者プーチ
:2014/03/27(木) 00:05:24 ID:PWXIUtt.
>>97-104
「殴ったら気持ちよさそうだ」
漁夫と共に不思議生物を殴ろうと歩み寄るが、仲裁が入り殴れる雰囲気では無くなってしまった。
余計な事しやがって。と胸の中で舌打ちし、ただ海を眺めていると装いながら、漁夫達の話を盗み聞きしはじめた。
106
:
アルビダ
:2014/03/27(木) 23:57:56 ID:5NYmAM7g
>>103-104
「嵐の時に海の上に出るなんて私たちでもやらないのに
どこか遠くに流されて迷子になっちゃうよ。この子、干からびたりしない?大丈夫?」
魚を食べるバルーナをほほえましく見守りながら漁師の話を聞いて
「ほんとに!?それならたいへん、急がないと!!」
子供の話を聞くと急かすようにレーナの手を掴んで森のほうに走り出そうとする
107
:
レーナ
:2014/03/28(金) 21:31:14 ID:???
>>106
「ちょ…私走るの苦手…」
アルビダに手を掴まれ、よろめきながらついていく。
手を掴むアルビダが、次の一歩を踏み出そうとした時に風を感じ
視界が大きく広がる。空を飛んでいるのだ。
>>103
>>105
地上のほかの視点からは二人が突然消え
あとには黒い羽根が数枚散らばっているように見えるだろう
108
:
名無しの魔術師
:2014/03/28(金) 22:29:32 ID:BFZ9MaSo
>>106-107
漁師D「なんと……飛ぶことができるのか、彼女」
地上を離れ空中から森を見渡すと、地上から見るよりずっと森を広く見渡すことができた。
勿論、森の中を全て見通すことはできないが、木々の陰を走り抜ける2人の人影を確認することができた。
1人はもうすぐ青年と呼ばれる年頃であると推測できる男。
もう一人は、まだ雰囲気に幼さを纏う小柄な少女だ。
他にそれらしい人影が無いところからすると、漁師の言っていた子供2人とは、間違いなくこの2人だろう。
が、不思議なことに、2人の姿が木の陰に隠れたと思ったら、突然、その姿と気配が消えた。
>>105
バルーナは、押し寄せた波が引いていく勢いに逆らわず、自然と沖の方へ流れて行った。
漁師C「あ、アンタ、ちょうどいい。聞こえていたかもしれないが、さっきそこの森に子供が迷い込んだみたいなんだ。俺たちと手分けして、探すのを手伝ってくれないか」
109
:
編纂者プーチ
:2014/03/28(金) 22:34:26 ID:PWXIUtt.
>>108
「お前からは物語が感じないな」
それ以上言葉を交わさずに踵を返した。
「子供、森…こっちは悲しいスパイスがいい話を運んでくれそうだ」
漁夫の相手はせずに、森に入っていく。
まあ、結果は同じだ。
110
:
アルビダ
:2014/03/28(金) 22:48:30 ID:5NYmAM7g
>>107
「きゃー!すごいよすごいよ飛んでるー!泳いでるみたーい!」
掴まれたままの姿勢で暫くの間手足をばたつかせてはしゃぐが
風にあおられスカートがひらひらとはためくのを感じると、残った片手で恥ずかしそうに押さえた
>>108
「あっ、あれじゃない?子供二人って。子供って言っても私と同じくらいかもしれな……あれ?
消えちゃった……ねえ、あそこらへんで降りてみない?」
111
:
レーナ
:2014/03/28(金) 23:02:48 ID:???
>>110
「暴れないでよ!落としちゃうでしょ!」
はしゃぐアルビダを落ち着かせようと必死だ。
>>108
「ここで?いいよ。」
アルビダを落とさないように必死になって飛んだので子供には気づいていない。
「誰もいないよ?」
112
:
ラウス
:2014/03/29(土) 00:10:00 ID:???
>>108
漁師達のやり取りを遠目に眺めていた金髪の男が歩み寄ってきた。
膝元まで隠れるほどに大きくゆったりとしたローブを纏っている。
おそらく森の調査に関して聞きたい事でもあるのだろう。
しかし漁師の近くまで近づいてきたところで、
「――子供が?」
と、そちらに興味を惹かれたのか、そんな言葉を発した。
「失礼。僕は現地調査の依頼を受けて来た者です。
森の調査にあたってお伺いしたい事があったのですが……どうも、子供が迷い込んだようですね」
「良ければ先にそちらを手伝いましょうか? と言っても、貴方達ほどに体力も土地勘もありませんが……」
整った顔立ちのその男は人当たりの良さそうな雰囲気で、快く引き受けてくれそうだ。
113
:
名無しの魔術師
:2014/03/30(日) 22:20:32 ID:a.txGpcs
>>109
漁師C「はっ?」
森に入っていくプーチの背中を呆然と見つめている。
森の中に入ると、子供たちが残した足跡が森の奥まで続いている。
恐らく追っていけば子供たちが居るはずであるが……。
ちなみに、空を見上げると、宙を飛行していたアルビダ達が、足跡の先の方へ降下していくのが見える。
>>110-111
子供たちが姿を消した場所へ降下すると、驚くべき光景が広がっていた。
それは、巨大な魔方陣。
推測すると、子供たちは恐らくこの魔方陣に興味を持ち、踏んでしまった結果消えてしまったのだろう。
状況から察すると、この魔方陣は転移のための魔方陣なのだろうが、どこに繋がっているのかは、実際に転移してみなければわからない。
>>112
漁師C「あ、あぁ。アンタも、良かったら是非協力をお願いしたい。子供たちはあっちの方向へ走って行ったのだが……」
漁師Cが振り向く先には、先に森へと踏み込んだプーチの後姿が見える。
漁師C「森について不安なことがあれば、俺が案内しよう。とは言っても、人が通る場所は草が生えていない通路になっているから、迷うような森では無いはずなんだがな……」
114
:
編纂者プーチ
:2014/03/31(月) 17:45:37 ID:???
「この先に何かしらあるという事か…」
プーチはとくに急ぎもせず、足跡を追って行く。
途中、魔導書を取り出すと勝手にページがめくられはじめた。
そして白紙のページに文字が浮かび上がる。自動書記の類だろう。
115
:
レーナ
:2014/03/31(月) 19:57:13 ID:???
>>113
「な…に?これ?」
森のなかに突如として現れた巨大魔法陣。
よく人が入るであろう、人里近くで今まで気付かなかったということは
最近できたものなのだろうか…
「これは流石にまずいって…私たちだけじゃ…」
116
:
ラウス
:2014/03/31(月) 20:18:00 ID:???
>>113
「それでは、案内をお願い出来ますか?
大丈夫だと思うんですが、何しろ不可解な事が立て続けに起こっているようですし。ミイラ取りがミイラになっても笑えませんからね」
と言いつつ、困ったように笑っていた。
「それで、歩きながらで良いのでお話を聞かせてもらえると有り難いのですが宜しいですか?」
良いというならば、まず『発光現象に関して分かっている情報は無いのかどうか』を聞くだろう。歩きながら。
117
:
名無しの魔術師
:2014/03/31(月) 20:51:50 ID:3U/0qGoA
(イベント参加者各位へ)
>>108
の追記
アルビダとレーナが2人の子ども達の姿を見失ったのと同時に、
『例の発光現象』が発生した。
恐らく、子供たちが居なくなった場所で何かが起こったのだろう。
118
:
アルビダ
:2014/03/31(月) 21:58:24 ID:aLqvFIlA
>>113
,115,117
「デカっ!すごい、これって誰かが作ったのかな――うわっ!」
何の考えもなしに足を踏み入れそうになるが、突然の発光現象に歩みを止め慌てて目を押さえて
「そ、そうだね。先生も知らない魔法陣に無闇に入ってはいけないって言ってたし」
レーナの一言で先程の行為の危険さを省みる
「それに、さっきあなたに連れていってもらった時にこの魔法陣がある方に走っていった人を二人見かけたの
これは見た感じだと入った人や物をどこか別の場所にワープさせる魔法陣だと思うんだけど、詳しくは分からないなあ
もしも海の中とかなら、私はともかくあなたは溺れちゃうし……とりあえず、何か読み取れないかな」
魔法陣の外周を歩きながら、魔法陣の解読を試みる
アルビダの知識は精々ミスカトニックで一年学んだ程度であるしそこまで頭が回る訳でもないが
119
:
名無しの魔術師
:2014/03/31(月) 22:26:39 ID:3U/0qGoA
>>114
基本的には道なりに足跡が続いている。
勿論、間には誰も居ない。
しかし、暫く進んでいくと、少し森が開け、周りの様子がわかりやすい場所に出る。
そこに広がっていたのは、巨大な転移陣。
そして、上空から降下したアルビダとレーナたちが居る。
>>115
レーナの勘は正しく、この巨大魔方陣はつい最近できたものであるが、
その勘が正しいということは、誰も知る由もない。
知ることができるとしたら、魔方陣の知識に長けているか、魔術の調査に長けている者だけだろう。
>>116
漁師C「あぁ、勿論かまわない……が、何かあった時は俺は対応できないぞ」
そういって、漁師Cはラウスを森の中へ案内する。
といっても、ずっと道なり続く足跡を追っていくのみで、プーチの少し後ろを歩いている状態だ。
漁師C「俺が……と言うより、俺たち漁師が知っている情報といえば、『ここ最近になってからこの森や例の海域で発光現象が観測されるようになったということ』だけだ。
他にあるとすれば……森での発光現象は何度か確認している。近くに住んでいるからな……しかし、海での発光現象は例の事件以外では聞いたことも見た事もないということだ」
漁師の話から推測できることと言えば、
①発光現象は人為的なものであり自然現象ではないかもしれないこと
②森と海の発光現象は、関連はありそうだがそれぞれの発光現象は独立して発生しているかもしれないこと
その他にも、考えれば何かヒントが出るかもしれない。
>>118
どこまでわかるかはアルビダの知識次第ではあるが、
魔方陣の術式は割と簡易的で、即席で作ったような粗さがある。
魔方陣は、実は放射状に4等分することで魔方陣が行使する魔術を定義している。
1つは、行使する魔術の種類。これは、転移の魔術を定義していることはアルビダでもわかるだろう。
2つ目は、転移先の座標。多少数学的な知識を用いるが、相対的な座標で割と現在地の近くを示しているようだ。
3つ目は、魔方陣が魔術の対象とする許容人数。線が非常に多く、複雑であるが、それは数十人規模を対象とする比較的規模の大きい魔方陣である事を示す。
4つ目は、魔方陣を描いたものの情報。ここだけは非常に高度な書かれ方をしており、全く解読できなかった。
120
:
レーナ
:2014/03/31(月) 23:12:00 ID:???
>>118
>>119
「え?海の中とかだったらさっきの二人は…」
「夜になると森が光るって言ってたじゃない?これがそうなんじゃないの?」
「あ、じゃあ夜になると誰かが来ているってこと?」
「〜…つまるところなんなのこれ?」
わからないことだらけで混乱気味のレーナ。
121
:
ラウス
:2014/03/31(月) 23:44:25 ID:???
>>119
「構いませんよ。これでも護身の心得はありますから」
足音を追うように、プーチの後に続いて歩く。
漁師の話を聞く一方で周辺に対しての警戒は怠らない。
「……なるほど。森では何度か発光現象が確認されており、しかし海では例の事件の時限りと」
話を聞き、少し考え込むような仕草を見せた後、
「デモンズ・ペンタゴンで発光現象が見受けられた際は、確か漁夫の方が行方不明になったのと同時期だったそうですね。
そして先程も森の中から発光現象が起こっていましたね。こちらの森では、何度か起こっているという」
「僕の推測でしかありませんが……
もしかすると、発光現象は自然的、不定期に発生している物では無いのかもしれませんね。
何か特定の事柄をキーとして発動する“魔術”のような物ではないでしょうか」
「例えば、ある境界線で区切られたエリアが存在していて――“そこに人が足を踏み入れる”とか、ね」
122
:
アルビダ
:2014/04/01(火) 00:01:35 ID:aLqvFIlA
>>119
「海の上でも光ってるって漁師さんが言ってたし、もしかしたら海の事と繋がりがあるんじゃないかって思って
うーん……」
悩みながらも魔法陣の解読を試みるアルビダ
「……でも、海の事とはあんまり関係ないのかもしれない。多分そこまで遠くには行ってないんじゃないかな
それにこの大きさ……何でこんなに大きいんだろう。個人で使ったり、目立ちたくないなら小さくすると思うんだけど
……ひょっとして、大きなお魚を近くのお店に運ぶために作ったとか?」
漁師が悩んでいる事も忘れて適当な答えを出し
>>120
「あっそうか、夜になると森が光るって言ってたっけ。夜に漁にはないからこれはまちがいだ
……入ってみる?それとも夜までまちぶせしてみる?」
123
:
編纂者プーチ
:2014/04/01(火) 18:46:04 ID:PWXIUtt.
>>119
「魔法陣か…いかれた魔術師の仕業か?」
プーチは歩みを止める事無く魔法陣に近づく
「物語を綾どるには、華が欠けるかもしれんな」
臆すること無く魔法陣へと足を踏み入れた。
124
:
名無しの魔術師
:2014/04/01(火) 19:14:16 ID:3U/0qGoA
>>120
>>122
2人で話し合っている間に、別の木々の間からプーチが魔方陣へ向かって真っ直ぐ向かっていくのが見える。
プーチが魔方陣に足を踏み入れた瞬間、眩しいほどの光が周囲を包み、やがてプーチの姿は消えた。
恐らくは、このまま話し合っても憶測しか生まれないだろう。
>>123
魔方陣へ足を踏み入れると、目の前の光景が突然変化した。
しかし、目の前に広がった風景は特に変わった風景ではなく、先ほどまで居た森が目視できる場所だった。
そこは、魔方陣の場所から数百mだけ離れた崖の下の岩礁だった。
目の前には打ち寄せる波が見えるが、後ろを振り返ると、崖の壁面に出来た洞窟が見える。
魔方陣の大きさ等の説明はつかないが、
何者かがこの洞窟に入るため、崖を下ろうと考えたならば、転移の魔方陣を描いたこと事体には説明がつく。
>>121
漁師C「アンタ、賢いんだなぁ」
漁師Cとラウスが話していると、再び発光現象が通路の奥から確認できた。
漁師C「また発光した……"論より証拠"ではないが、今ちょうど何かが起こっているんじゃないか……?」
漁師Cの声色と表情には、多少恐怖の色が見えるようになってきた。
125
:
ラウス
:2014/04/01(火) 19:40:07 ID:???
>>124
「そんな事はありませんよ、所詮は憶測ですから」
と、照れ臭そうに笑みを浮かべて答える。
しかし奥から再度、発光現象が確認出来た瞬間――その表情は険しいものとなる。
「……漁師さん、案内はここまでで結構です。
依頼を請け負って調査するのは僕の役目ですから、どうか皆さんの所へ戻って下さいな」
漁師の不安を感じ取ったのか、気遣うようにそう言った。
「あと、そうですね。出来る事なら、森への立ち入りは厳禁だと周辺住民の方々に伝達して頂いた方が宜しいかと」
126
:
編纂者プーチ
:2014/04/01(火) 20:15:24 ID:???
>>124
「崖、洞窟…中身に期待するしかないか」
プーチの魔導書のページが自動的にめくられた。そこには破壊さた聖堂の挿絵があり、章題には朽ち果て聖堂と書かれていた。
『忘却の彼方に住まわし気高き者よ。我が今再び聖獣としての存在承認を与えよう』
空間が歪み、二匹の像ほどの大きさがある獅子が現れた。
「あ…こいつら洞窟通れるかな…」
洞窟に押し入ろうとする獅子を待ち受けているのは中の広さだ。
127
:
レーナ
:2014/04/01(火) 20:32:47 ID:???
>>122
「入るっていっても…」
入ることを躊躇するレーナ。
>>123
「ちょっ、ちょっと、危ないんじゃ…入っちゃった…」
その脇をプーチが通り抜けてしまう。
「どうしよう…行っちゃった…」
128
:
アルビダ
:2014/04/01(火) 22:50:11 ID:aLqvFIlA
>>123
.127
「えーっ!?入ってっちゃったし!うわっまた光った!
ひょっとしてそこまで危険じゃないのかも?アヤシイ目的に使うならわざわざ光らせたりする意味ないし……」
自分の事を考えるとやはり躊躇してしまうが
「……やっぱり、さっき入っていった子たちも心配だし行こうよ!
それに一番乗りで来たのに先越されるのも悔しいじゃん!
大丈夫、天国や地獄には通じていないよきっと!」
言うが早いか森へと引っ張っていった時のようにレーナの手を取って魔法陣の中に踏み込もうとする
129
:
レーナ
:2014/04/02(水) 21:29:36 ID:???
>>128
「わ、わかった…って…引っ張らないで!」
恐怖はあったがアルビダに引っ張られて魔法陣の中に踏み込む。
130
:
名無しの魔術師
:2014/04/02(水) 21:55:58 ID:3U/0qGoA
>>125
漁師C「あ、あぁ。そうしよう」
放っておくと冷や汗でも垂れそうなほど血の気の引いた強張った表情で立ち止まる。
一般人だからこそ、何かただならぬものを感じたのだろう。
そうして森の中へ1人進んでいくと、アルビダやレーナたちが目の前にしているものと同じ魔方陣が目に入る。
>>126
これほど巨大な獅子だ。
頭を屈めてなんとか一頭が中に入れる状態だ。
耳を澄ますと、洞窟の中から駆け足の音が聴こえ、段々と遠ざかっていくのがわかる。
>>127-129
魔方陣に足を踏み入れ、気が付くとプーチと同様の場所にいた。
目の前は海、背後には崖と洞窟。
そして、アルビダたちが魔方陣に足を踏み入れたところで、同様の発光現象が起こり、
最後に残ったラウスはそれを観測することができた。
131
:
編纂者プーチ
:2014/04/02(水) 22:15:25 ID:???
>>130
「…すまん。還っていいぞ」
獅子は咆哮をあげると消えていった。
『清き精神を持って人柱となりし者よ。今一度その魂を捧げよ』
純白の装束を血で染め鎖で繋がれた少女が一瞬現れるとプーチに重なり消えた。
「さて、行くか」
後からやってきたアルビダとレーナには目もくれず、洞窟の奥へと走り進む。手には剣の柄だけが握られている。
132
:
ラウス
:2014/04/02(水) 22:22:48 ID:???
>>130
漁師がと別れた後は黙々と先へ進んでいった。
やがて魔方陣と、自分と同じく調査にやってきたと思われる女性二人を発見する。
声を掛けようか――などと考えていた所で、女性達が魔方陣に足を踏み入れた。
次の瞬間には女性達は消えてしまっていた。その寸前に起こったのは、やはり例の発光現象。
「……半信半疑だったが、推測が当たるってのはなかなか面白いねえ」
そう語る表情と口調は、漁師と話していた時に見せた人の良い青年の物とは掛け離れていた。
――ラウス・ブルーエイン。
かつては帝国教会の保持する暗部組織『処刑人』に属していた男。
必要ならばいくらでも己の感情や表情を偽る事が出来る性質を主として、数々の任務を遂行してきた。
既に脱退した身だが、今でもその能力は衰えていない。
「『魔方陣がありました。足を踏み入れないで下さい』……で終わりゃ苦労しねえわな。ま、行きますかねえ」
そう言って、自身も魔方陣へと足を踏み入れた。
133
:
アルビダ
:2014/04/02(水) 23:32:23 ID:???
>>130
魔方陣に入る際は固く目を閉じており、暫くして開くと……
「わわわ!びっくりした、危なかったぁ〜」
下手に水の中に入るより、落っこちて浅瀬の岩壁に引き裂かれるほうが断然怖い
気を取り直して辺りを見渡し
「ここどこ……あっ、あそこってさっきまで居た場所じゃない?
よかったぁ、そんなに遠くなくて。……あっちに洞窟があるね、行こうっ!」
駆け足で洞窟の中へと入っていく
134
:
レーナ
:2014/04/03(木) 20:10:30 ID:???
>>133
「随分近くなのね…これってわざわざ転移で行くような距離なの…?」
周りを見渡してみる。
「って待ってよ!誰かに知らせたほうがいいんじゃない?」
突撃するアルビダの後ろについていく。
135
:
名無しの魔術師
:2014/04/03(木) 22:04:11 ID:YVDb2H/.
>>131
洞窟の中は暗い。
また、周りに敵の気配は感じることもない。
地面は少しだけぬかるんでいて、加えてやや道が下っているようだ。
暫く単調な道が続く。子供たちの足音は、もう聞こえない。
しかし、何分、何十分走ったか、と思った所で
行き止まりに突き当たる。
プーチは明かりとなるものを持っているだろうか。
>>132
ラウスが魔方陣に足を踏み入れた結果、アルビダらと同じように崖の下の岩礁へ転移した。
少し先を駆けていくアルビダとレーナ、プーチが見える。
>>133-134
アルビダ、レーナも、プーチと同じように殆ど明かりの届かない洞窟を歩く。
ずっと先からは子ども達がぬかるんだ洞窟内を走る音が聴こえるが、
その足音に迷いはなく、アルビダ達よりずっと早く足音が遠ざかっていく。
136
:
ラウス
:2014/04/03(木) 22:22:12 ID:???
>>135
「……転移の魔方陣……今回の件が人為的な物って事は確定したようなものか」
周辺を見回し、現状を把握する。
先程の森の崖下にやって来た事を理解した所で、少し先を駆ける三人の姿が見えた。
だが追って洞窟に入る前に、やっておくべき事がある。
岩礁という事はすぐ近くに海があるだろう。波がこちらの方へ迫った所で、それに向けて掌を向けると共に魔力を翳した。
すると波の一部が切り取られたかのように、ラウスの掌へ吸い込まれていく。
量としてはごく僅かな――せいぜい拳大のボール程度だが、それだけの“水”が彼の意思に従って、掌の上で浮遊していた。
「武器は現地調達ってね」
浮遊していた水球が、彼の左手首までを覆う薄い膜のように形を変える。一種の防具のようなものだ。
注意深く目を凝らさなければ、ごく普通の手にしか見えないだろう。
一通りの行程を終えたなら、改めて洞窟の中へと入っていく。
137
:
アルビダ
:2014/04/03(木) 23:22:06 ID:LB6xwPgA
>>135
「うわっとと、暗い……
足音が聞こえる、あの子供達なのかな?」
ぬかるんだ洞窟に足を取られそうになり、歩みを止めてレーナのほうに向き直りつつ
簡単な照明球の魔術を唱える。空間に光の魔元素をばら撒く事で周囲をやや明るくする魔術だが
15分ほどで効果は切れ、光源ではないので唱えなおす必要があり燃費は悪い
>>134
,136
「そんな事言ってもあの漁師さん達も巻き込む訳にも行かな――ちょっと待って、誰か来るよ」
進行方向とは別に反対側からも人の気配を感じ、暫く誰かが来るのを待つ
138
:
編纂者プーチ
:2014/04/03(木) 23:23:07 ID:???
>>135
『火の神よ。畏れおおき神よ。その荒々しい力をここに示せ』
荒れ狂う炎を召喚し術者を中心に周囲を太古の竜の火で焼き払い照らす。そして、その残り火で松明を灯した。
「さてはて、ここまでくると子供は関係無いか? だが、これは子供の不幸より、良い話が書けそうだ」
松明で周囲を照らし何かないか調べる。
139
:
レーナ
:2014/04/03(木) 23:34:01 ID:???
>>135
「暗い…こんなところに好き好んでくるような歳の子ってなんなの…」
ぶつくさ言いつつも光の槍を作り出して、光源とする。
堕天使なので、魔力は豊富だ。
>>137
「…気をつけたほうがいいよ?なんかさっきの人、うまく言えないけど危なそうだし…」
足音が響き、光の槍を構える。
「誰!?」
140
:
名無しの魔術師
:2014/04/03(木) 23:48:32 ID:puc7nIDc
>>136
この場所の海水は碧く、透明度が高い。
注意深く目を凝らしたとしても、人によっては見逃してしまうほど、透き通っている。
洞窟を歩いて数分経った頃、目の前には2人の人影が見えた。
>>137
,139
明かりを灯すと、周囲の様子が良く見えるようになった。
流れ込んできた少量の海水が地面を柔らかくし、
天井は、人間からすると少々高い。
洞窟の奥は暗く、どこまで続いているのかわからない。
しかし、プーチが呪文を唱えたことによって、
洞窟の奥から少し明かりが見えた。
2人が背後の気配に気づき、身構えていると、
ラウスの姿が見えた。
>>138
炎によって明かりを灯すと、やはりその場が行き止まりであることが確認できた。
しかし、うっすらと灯る松明を手に暫く辺りを見回してみると、この場には不似合いなものがある事がわかる。
それは、開けば人が2人ほど通れそうな扉らしきものと、壁についている明らかに人工的に付けられたスイッチである。
141
:
編纂者プーチ
:2014/04/03(木) 23:54:00 ID:???
>>140
「遺跡の類か…いや、遺跡ではないな。恐らくこの地はまだ生きている」
何の躊躇いも無くスイッチを押した。
「虎穴に入らねばなんとやら…恐れなど当の昔に捨てたわ」
142
:
ラウス
:2014/04/04(金) 00:27:05 ID:???
>>140
人影が確認出来た途端、感情と表情を切り替える。
本来の性質ではなく先程漁師達に見せていたかのような“人の良い青年”の様へと。
そして、女性達がこちらに気づいた。
>>137
>>139
「――え、あ、お、驚かせてしまってすみません」
そこには、ゆったりとしたローブを羽織った金髪の青年が立っていた。
レーナが槍を構えている様子を見て逆に驚いている様子だ。
アルビダの用意した光源から距離がある事もあり見え辛いが、整った顔立ちをしている。
自身に落ち着きを持たせる為か、一度咳払いをした後、ゆっくりと語り始めた。
「僕はギルドから依頼を受けてやってきた者です。
“森の中で不定期に発光現象が起こっている”……という内容について現地調査して欲しい、という事だったのですが。
森の中に魔方陣がありまして、そこに足を踏み入れてしまった所、この洞窟の入り口に居たという訳です」
そこまで話した所で、
「……あ、あの、無理は承知なのですがそちらの女性の方、どうか武器を降ろして頂けませんか?」
と、やや怯えた様子でレーナへ懇願した。
降参するかのように両手を挙げて見せており、武器の類は見受けられず、魔術行使をしている様子も無い。
143
:
レーナ
:2014/04/04(金) 20:41:27 ID:???
>>142
「ふ〜ん…」
槍を消して警戒を解く。
「ごめんなさいね。こんなところだからちょっと気になって…」
(なんか嫌な感じがするなぁ…気のせいならいいけど)
144
:
名無しの魔術師
:2014/04/04(金) 22:48:33 ID:puc7nIDc
その頃の浜辺
漁師D「行ったか?」
漁師C「あぁ。確認した」
漁師D「了解した。報告する」
ラウスが魔方陣へ消えた後、漁師Dと合流した漁師Cは、先ほどまでの
「未知の危険に怯える漁師」の顔を捨て、裏の「処刑人」としての顔に切り替えた。
漁師C「頼む。俺は、魔方陣の除去を行う」
そういって、魔方陣の除去を開始した。
漁師D「よし。我々は早々に去るぞ」
その言葉の後、漁師たちは言葉通り、その場から消えるように居なくなった。
145
:
アルビダ
:2014/04/05(土) 00:57:00 ID:LB6xwPgA
>>142
「そっか!それなら私たちと同じだね!
私はアルビダ、ここより南の海の生まれで今回は海の異常に関係しているんじゃないかって思ってここに来たの!
それに魔術の実践は単位に加算されるし!お兄さんも見た感じおんなじかな?
ほら、その左手」
ラウスの手に覆われた薄い膜を指差して。はっきりと見えている訳ではないが
見た目からして水と水魔術に高い親和性を持つアルビダは何となく気配を感じ取ったようだ
>>140
,143
「危ない人じゃないみたいだし大丈夫だよ。それより洞窟の奥がさっきちょっと明るくなったのを見つけたの
進もう。でも転ばないようにゆっくりね」
こんな狭い場所だとレーナの羽は不便じゃないかなと聞いたりしながら
146
:
ラウス
:2014/04/05(土) 02:39:17 ID:???
>>143
「ふう……いいえ、警戒されるのは当然です。口だけでは何とでも言えますからね」
武器を降ろしてもらえた事で、精神的な余裕が出来たのだろうか。
態度と話し方が落ち着いた様子になり、温厚な笑みを浮かべている。
「僕が不審人物ではないという事は証明出来ません。
それでも、貴女達の邪魔をしに来た訳ではないという事だけは、はっきりと述べさせていただきます」
真剣な面持ちで、暗がりの中でもなおレーナの目を見据えて言い放った。
「証拠というには弱いかもしれませんが、僕に関する情報を差し出しましょう。それは――」
スッと左手を差し出すように腕を伸ばした所で、アルビダが青年の左手を指し示した。
>>145
「――おや、もしかしてお気づきでしたか。とすると貴女は……水の扱いに長けている、といった所ですかね?」
感心したように言って、改めて左手を見せる。
特に感知の術が無いであろうレーナには、一見ただの手にしか見えないかもしれない。
だが、アルビダが用意した明かりが射した所で目を凝らせば、薄らと水のような膜に覆われている事が分かるだろう。
「しかし参ったな、こちらの差し出せる情報が無くなってしまった。……まあ、良いか」
こほん、と一つ咳払いをして、
「僕は“不定物に形を持たせる”という魔術が扱えるんです。とは言っても、制限が多くて大した物でも無いんですがね。
洞窟の前が岩礁だったでしょう? 波が打ち付けていたので、急遽そこで用意しました」
膜を張っていた“海水”が、青年の掌で球体の形を取った。
まるで本物のボールのように軽快に弾んでいたが、二人が確認した後は、先程の膜の形に戻して左手に纏わせた。
「……えーと。それで、信用してもらえたと思って宜しいでしょうか。
お二人も何か確固たる目的があるようですから、邪魔にならないようには致します。なので僕も奥へ進ませてもらって大丈夫でしょうか?」
アルビダ達が洞窟の奥側に居るので、黙って押し通る訳にもいかないのだろう。
147
:
名無しの魔術師
:2014/04/05(土) 08:05:55 ID:puc7nIDc
>>141
スイッチを押下すると、大きな排気音を立て。扉が左右にゆっくりと開く。
しかし、プーチの目の前に現れたのは、真っ白な行き止まりの個室。
ただ、その場から個室の中を覗いてみると、個室の中にも操作パネルのようなものがあるようだ。
床には泥だらけの土足跡がある。
子どもたちがこの個室に足を踏み入れ、何かをしたのは恐らく間違いがないだろう。
148
:
レーナ
:2014/04/05(土) 09:33:41 ID:???
>>145
>>146
「む〜…わかった、信用するわ。」
何か少し引っかかるような感じがするものの
真摯な姿勢と、アルビダに押される感じで納得する。
「私はレーナ。見ての通り人間じゃないけどよろしくね。」
出しっぱなしにしていた翼をしまう。
これで見た目は普通の人間と同じだ。
149
:
編纂者プーチ
:2014/04/05(土) 12:39:16 ID:???
「ふむ…古い遺跡の様だな。しかし、それをまだ維持している連中がいるとなると…まあ、死ねばそれまでだな」
躊躇無くパネルを操作し始める。理解可能ならば、本来の用途で動かしわからなければ適当だろう。
しかし、迷いが無さすぎる。己の命より知識欲を、魔導書の完成を重視しているからだろう。
150
:
アルビダ
:2014/04/05(土) 20:19:23 ID:LB6xwPgA
>>145
,148
「へへん、何てったって水は私の専門分野だからね!そこらへんの人間にだって負ける気はしないよ
へぇ〜。なんだか面白そう。わお、びっくりした!」
ラウスの魔法をまるでサーカスでも見ているかのように楽しむ
殆ど警戒らしい警戒もなく、ラウスに合わせて終始にこやかに
「ん?そこまで目的がある訳じゃないけどね。危なそうだったら考えるよ
でも、どうせ行くなら皆で行ったほうが良いじゃん!行こう行こう!」
洞窟の奥に見えた明かりの方向に進んでいく
151
:
名無しの魔術師
:2014/04/05(土) 21:16:13 ID:puc7nIDc
>>149
プーチは、操作パネルを操作すると、静かに扉が閉まり、個室に閉じ込められるような状況になった。
しかし、まもなくその個室は小刻みに揺れ始め、轟轟と多少耳障りな音を立て始めた。
更に揺れの感覚的に感じた事だが『個室ごと動いている』ことがわかった。
>>146
,148,150
和気藹々とそれぞれが簡単な自己紹介をした後、3人は先へ進むことにした。
そこで、3人は微かに感じただろうか。
足元がわずかに振動している。
更に、日常ではあまり耳にしない様な轟音が、洞窟の奥の方から連続的に聞こえる。
152
:
アルビダ
:2014/04/05(土) 23:16:33 ID:LB6xwPgA
>>151
「何だか変わり映えしないなあ……本当にあの子たちが入っていったのかな
こんなに暗いのにどこかで迷子になってなければ良いけど……おーい!」
光の魔術を適度に唱えつつ、歩きながら洞窟に響くように呼び声を発したところで足元が振動し
「うわわっ、何……?」
少しの間歩みを止める。何事も無ければそのまま進むが
153
:
ラウス
:2014/04/06(日) 00:05:07 ID:???
>>148
>>150
「ありがとうございます。レーナさんとアルビダさん、ですね。
僕はラウスと言います。短い付き合いだと思いますが、よろしくお願いしますね」
と、穏やかな笑みを浮かべて答えた。
レーナは僅かながらも違和感を覚えたようだが、その正体が何なのか、少なくとも今は分かりそうに無い。
>>151-152
「便利なものですね、助かります」
いざとなれば持ってきた松明を使うつもりだったようだが、アルビダが居るおかげで手間が省けたらしい。
――と、足元が振動している事に気づくと、アルビダと同じく足を止めた。
「……揺れていますね。それに……奥から何か音が聞こえませんか?」
154
:
レーナ
:2014/04/06(日) 00:10:12 ID:???
>>151-153
「地震?揺れてる?」
振動を感じて奥の方に向き直る。
「そういえば先の人、さっさと行っちゃったけど…何かやったの?」
155
:
名無しの魔術師
:2014/04/06(日) 00:26:06 ID:puc7nIDc
>>152-154
振動と轟音は徐々に遠くへ行くように小さくなり、
またしばらくすると、戻ってきたかのように大きくなり、やがて振動も音も止んだ。
奥へ進んでみると、
>>140
でプーチが見たものと同様の横開きの扉、
そしてスイッチがある行き止まりにたどり着く。
156
:
ラウス
:2014/04/06(日) 00:31:49 ID:???
>>154-155
「……先に向かった人の姿が無いとなると」
今は閉じてしまっている横開きの扉へ視線を向ける。
「この先に入っていったのだと思いますが、どうやって開けたものか」
そう言って、行き止まりのスイッチへと視線をズラした。
「やっぱり、あれでしょうか?」
157
:
アルビダ
:2014/04/06(日) 00:35:53 ID:LB6xwPgA
>>153
「本当は魔法の杖や宝石みたいな触媒に魔元素を集めて輝きを保ったりするのが効率良いんですけどね
そういう用意してないからちょっと疲れちゃいます……」
着の身着のまま、身に付けているのはセーラー服だけととんでもなく軽装だ
輝きは空間に暫く留まると消えてしまうため、元きた道は段々と暗くなっている
>>155
「海の底で大きなイカが寝返りでも打っているのかなあ?」
「扉と……何これ?開かないかな、よいしょ……っと」
ボタンが何であるか分からないので、横開きの扉を腕力でこじ開ける事を試みる
158
:
編纂者プーチ
:2014/04/06(日) 07:44:50 ID:/s2mE2GM
>>151
「大した技術力…」
昇降が終わるまでタバコで一服を始めた。
誘い込まれている様な感覚。子供が迷い込んだという話だが、子供がここまで来れるだろうか? 怖くなって戻っていてもおかしくない。
「いけばわかるか…それにこの遺跡なら新たに章が増やせそうだ」
159
:
名無しの魔術師
:2014/04/06(日) 19:34:48 ID:puc7nIDc
>>156-157
扉にはそもそもノブのようなものが無く、
強引に左右に開こうとしても全く開くことは無い。
>>158
それから、何分が経っただろう。
プーチ自身も『もしかすると罠だったのだろうか』と疑い始めそうになった頃、
動いている感覚と轟音が止まった。
そして、扉が自動的に開く。
160
:
ラウス
:2014/04/06(日) 20:16:29 ID:???
>>157
「そんな事してると余計に疲れてしまいますよ」
と、必死でこじ開けようとするアルビダを見て苦笑している。
「力技が無理となると……状況からして、あのスイッチを押してみるしか無いでしょうね」
>>159
そう言って行き止まりに歩み寄り、少しだけ躊躇うような仕草を見せた後、スイッチを押す。
「悪い方向に転ばなければ良いのですが」
161
:
レーナ
:2014/04/06(日) 20:27:56 ID:???
>>157
「流石にそれじゃあかないと思う…」
こちらも服装ははやりの春物であり、アルビダに負けず劣らず軽装ではある。
162
:
アルビダ
:2014/04/06(日) 21:11:41 ID:LB6xwPgA
>>159
,161
「くぅー疲れました……
もう、じゃあどうやって開ければいいのさ」
>>160
「……?」
スイッチを押すラウスをじっと見て
何かの魔術がかかっているのか調べようとしたが、疲れたのでやらない
163
:
編纂者プーチ
:2014/04/06(日) 21:12:11 ID:fxQpD3zc
>>159
「結果長いな…」
タバコを床に捨て、靴底で火を消す。
止まった瞬間やや身構えたが、取り直し、
「さて、何が待っているのやら」
剣の柄だけを手に扉の先に踏み入る。
164
:
名無しの魔術師
:2014/04/06(日) 21:22:10 ID:puc7nIDc
>>160-162
スイッチを押すと、プーチの時同様、
排気音を立ててゆっくりと扉が左右に開いた。
扉の先には真っ白な個室があり、その中には単純な操作パネルがある。
複雑なボタン等は無く、「▲」と「▼」の2つのボタンしか操作パネルには存在しない。
▲を押せば無反応のまま終わり、
▼を押せば、プーチの時同様、扉が閉まり、轟音を立てながら個室は移動していく。
165
:
レーナ
:2014/04/06(日) 21:51:54 ID:???
>>164
「もうここまできたら進むしかないじゃない!」
ちょっとヤケクソ気味に▲を押す。
「あれ?」
166
:
名無しの魔術師
:2014/04/06(日) 22:22:32 ID:puc7nIDc
その頃の騎士団・詰所にて
詰所内の一室に、上位・中堅団員が集合し、極秘の会議が開かれていた。
一言でいえば、処刑人対策室。
レノからの情報提供によって教会の悪事が一部団員に知れ渡り、それを取り締まるため開かれた会議である。
しかし、住民へのパニック防止、また、確固たる証拠を持たぬ騎士団はこのように、
極秘裏に対策を進めることを強いられていた。
騎士T「先ほど私が放った"草"からの報告によると、発光現象が確認された森で、数人の一般人と、ホシと思われる人物を何人か確認したとのことですが」
騎士Tはその場に起立をして、上位騎士への報告を行う。
上位騎士「"彼ら"が何かを探っているのは間違いないと思うが……どうなのかね?」
正に歴戦の戦士、と言わんばかりの風格を持つ騎士は、騎士Tの横に座っている男に視線を向ける。
レノ「……心当たりがあるにはあるが……そこはかつて教会の研究施設があったとされる場所で、今更何を探っているかまでは俺もわからない」
騎士T「レノ、真実を述べよ」
騎士Tは、着席しているレノに視線を落とす。
レノ「無論。その森は、かつて研究施設へ移動する際に使われるポータルのカモフラージュとして利用していた。だが、研究施設はとうの昔に引き上げ、現在はもぬけの殻の筈だ」
上位騎士「元・処刑人でも知らない、新たな何かが、そこにはあるのかもしれんな。……T、引き続き、その場の監視を継続せよ」
騎士T「はっ」
そうして、小規模な極秘会議は幕を閉じ、それぞれ別々に部屋を退室した。
騎士T「レノ、真実を述べたのか?」
レノ「嘘は言っていない。だが、偵察1人に任せておくのは荷が重すぎる……俺も森へ向かう」
167
:
アルビダ
:2014/04/06(日) 22:40:34 ID:LB6xwPgA
>>164
「ここで行き止まりなの?」
真っ白な個室の中に入り、じっと天井を見上げて
「何もない……帰るなら少し休んでからじゃないと、真っ暗闇のまま進む事になっちゃう
あー、泳ぎたいなぁ。そうすれば疲れも吹き飛ぶのに」
やれやれと壁際によりかかり、その際横に伸ばした手が▲と▼のスイッチに適当にぶつかる
168
:
ラウス
:2014/04/06(日) 22:53:13 ID:???
>>164-165
「……上がダメなら下ですかね」
そう言って▼のスイッチを押そうとした瞬間、
>>167
「あ」
さて、一度にまとめて押した場合はどうなるのだろうか?
それともごく僅かでも先に押した方を認識してくれるのだろうか?
いずれにせよ、変な事が起こらないように祈るばかりだ。
169
:
セファルワイム市民
:2014/04/07(月) 08:07:48 ID:VZ7C4Qak
>>165
,167-168
結論から言えば、扉は閉まり、3人は小さな個室に閉じ込められた状態になる。
かと思えば、部屋全体が微動を繰り返し、大きな音を立てながら動き出す。
部屋が動いているのは目には見えないが、慣性を感じることで感覚的に認識できる。
それから数分間、同様の状態での移動が続く。
170
:
ラウス
:2014/04/07(月) 12:41:38 ID:???
>>169
「……どうやら、この部屋自体が動いているようですね。
あのマークは下の方向を示す物でしょうから、地下へ向かっているのでしょうか」
壁に寄り掛かるようにして、身体を楽にする。
移動が長引いている事は直ぐに予測出来たので、少しでも余計な消耗は抑えるようにする為だ。
171
:
レーナ
:2014/04/07(月) 19:40:59 ID:???
>>169
「ひま〜…」
はじめは振動と音に驚いたものの直ぐに慣れて飽きがきてしまう。
ペタンと座って爪をいじる。
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