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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第114話☆

1ザ・シガー ◆PyXaJaL4hQ:2012/06/30(土) 23:13:00 ID:24aAbHec
魔法少女、続いてます。

 ここは、 魔法少女リリカルなのはシリーズ のエロパロスレ避難所です。


『ローカル ルール』
1.他所のサイトの話題は控えましょう。
2.エロは無くても大丈夫です。
3.特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に必ず確認又は注意書きをお願いします。
  あと可能な限り、カップリングについても投稿前に注意書きをお願いします。
【補記】
1.また、以下の事柄を含む作品の場合も、注意書きまたは事前の相談をした方が無難です。
  ・オリキャラ
  ・原作の設定の改変
2.以下の事柄を含む作品の場合は、特に注意書きを絶対忘れないようにお願いします。
  ・凌辱あるいは鬱エンド(過去に殺人予告があったそうです)

『マナー』
【書き手】
1.割込み等を予防するためにも投稿前のリロードをオススメします。
  投稿前に注意書きも兼ねて、これから投下する旨を予告すると安全です。
2.スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆するのはやめましょう。
  SSはワードやメモ帳などできちんと書きあげてから投下してください。
3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。
4.投下終了時に「続く」「ここまでです」などの一言を入れたり、あとがきを入れるか、
   「1/10」「2/10」……「10/10」といった風に全体の投下レス数がわかるような配慮をお願いします。

【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
  読み手側には読む自由・読まない自由があります。
  読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶ事が出来ます。
  書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけて下さい。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
  頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントする事が多発しています。
  読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。

前スレ ☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第113話☆

11闇と時と本の旅人 ◆UKXyqFnokA:2012/07/04(水) 00:15:51 ID:AlQPuJd.
「ね、見せて。クロノ君が、どれくらい大きくなったか」

 艶かしく視線を動かし、カリムは上目遣いでクロノを見上げた。
 もはやクロノも、カリムが何を求めているのかはわかった。わかってしまった。このようなシチュエーションで、女が男に何を求めるのか。
 何気ない言葉にさえ、互いにいやらしく相手を求める、求愛の気持ちがこもる。

 言葉をつぐんで頷き、クロノはおずおずと、ズボンのボタンを外してファスナーを下ろした。
 おいしいおやつを与えられた子供のように、カリムは開いたファスナーを広げ、こぼれ出るクロノのものを取り出そうとする。
 細くなめらかなカリムの手指が、クロノのペニスにパンツ越しの絶妙な刺激を与え、みるみるうちに勃起させていく。
 相手が聖職者であるという背徳感も相まって、半脱げのズボンから、完全に勃起したきれいなピンク色のペニスがそそり立った。

「わあ……とっても、きれいね。可愛い……むずむずしちゃうわ」

「カリム……さん」

「恥ずかしがらないで、ね?」

「あ……カリム、姉さん……」

 気を紛らわそうとしたのか、アインスの顔が思い浮かんでしまった。
 カリムは騎士服の胸元を開き、豊満な果実のような乳房を惜しげもなくあらわにした。アインスのものとはまた違う、はずむようなゆったりしたやわらかさ。
 アインスの胸は大きさもさることながら張りが凄まじく、キログラム級の重さがありそうに見えながらも重力に逆らって乳首をぴんと立たせている。
 カリムの乳房は、やわらかく垂れるが、その分、揉み心地がよさそうなきめ細かいさらさらの肌をしている。

 じっと、ひくひくと震える亀頭の先端を見つめる。
 やがて顔を上げ、カリムは微笑んだ。これからすることは、クロノが初めて知る性の技のひとつだ。

「それじゃあ、クロノ君……たっぷり、ご奉仕してあげるわね。私のおっぱいで、いっぱい感じてね……」

 目の前の獲物にかぶりつくことを待ちわびて輝くカリムの瞳。これから、彼女の奉仕を受ける。
 アインスにしてもらったことはなかった。初めてのことだ。
 下を向いたカリムの唇から、透明でわずかに気泡を抱えた唾液の滴が、クロノの亀頭に落ちる。かすかな湿った触感にクロノは震える。
 間髪を入れず、カリムは両手で乳房を抱え上げ、その胸の谷間にクロノのペニスを挟んだ。

 きめ細かい、心地よい触り心地の肌。手で揉んだとき、とてもすべすべで気持ちよかった。
 その肌が、その乳房が、今、自分の陰茎を扱いている。優しく、撫でるようにこする。やわらかで適度な摩擦を持つ肌が、しゅっ、しゅっと音を立て、クロノのペニスを扱き上げる。
 やがて唾液がローションの役割を果たし、クロノ自身のカウパー液と混じって、カリムの乳房に、透明な粘液の膜が広がっていく。
 ぬめるように滑り、澄んだ果実のような乳房が、淫らな肉の房へと姿を変えていく。

「ふ、ふあっ、くぅ、か、カリム姉さん……!」

「うふふっ、クロノ君ったら本当に可愛い……堪えなくたって、もっとよがっていいのよ?ほら、ほら。私のおっぱい、気持ちいいでしょう?
憧れのお姉さんに、胸でして貰って。おっぱいで、おちんちんをこすると気持ちいいのよ」

「は、はい……くっ、ああ」

 ぬるり、と絞りだされるように谷間からペニスが跳ね上がり、勃起の勢いでカリムのあご下に亀頭が当たる。
 顔に触れた。ペニスが、顔に触れた。くわえてくれることを期待したが、カリムはそのまま、亀頭に顔を撫で付けはじめた。

「か、カリムさんっ……そんなあ、あっ、だめですそんなこと……」

 カリムの頬、唇、鼻筋。それらに、自身の先端から漏れ出る先走りが絡み付いていく。卑猥な、いやらしい男の汁が、清楚な淑女の顔を汚していく。
 クロノの嘆願をよそに、カリムはまるで安寧に包まれるような表情で、クロノのペニスに頬ずりしていた。
 こういうやり方もある。
 ペニスを、顔に押し付ける。セックスにはいろんなやり方がある。ただ性器を交えるだけではない、互いに愛撫をするやり方はたくさんある。

12闇と時と本の旅人 ◆UKXyqFnokA:2012/07/04(水) 00:17:05 ID:AlQPuJd.
 さらに乳房を寄せ上げ、立ち上がったペニスを捕まえて扱き落とす。引っ張られて尿道が開き、精巣内の高まった圧力が一気に上ってくる。

「く、あっ……」

「ふふ、出したい?私のおっぱいに扱かれて出しちゃう?カリムお姉さんにパイズリされてイッちゃう?ねえクロノ君」

「うあっ、う、ぱ、パイズリ……なんて……あっ、ねえ、さん、カリム、さん」

 カリムの優しく、玉を転がすような可憐な声。まさに文字通り、乳房によって竿だけではなく玉も揉まれ、絶妙に刺激されている。
 精嚢に溜め込まれた精液が、尿道を一気に駆け上がり飛び出すことを待ち望んでいる。

 そしてカリムにも、早く見せてあげたい。クロノは、思いが浮かんだ。
 成長した、大人の男になった自分を、子供を作れるようになった自分を、精液を出せるようになった自分を。
 カリムに、見せたい。
 かけたい。このまま、射精して、カリムの顔にかけたい。カリムに顔射したい。

 粘る白濁が、カリムの顔を汚していく。
 その光景を想像すると、もう我慢できない。

 ソファに座った、不安定な体勢での射精。反射的に腰を突き出し、カリムの顔の真正面に、自身が迫っているのが見えた。

「きゃっ!」

 短く、可愛らしい歓びの悲鳴を上げて、カリムはクロノの熱い精を受けた。
 まず最初に飛び出した一滴が眉間から鼻筋へ伝い落ち、さらに瞼に白い塊が載る。濃い精液が涙に溶かされ、丸い頬を流れ落ち、粘る濡れ跡を引いていく。

 オーガズムの中、クロノは腰を引かなかった。
 自分に向かって顔を上げ、すべてを受け入れる祈りのような表情を見せたカリムに、射精し続けた。精液をかけ続けた。
 自分がここまで、卑劣な行為をするとは思ってもみなかった。性欲に目覚めた男というのは、これほどまでに卑劣な行為をできるものなのか。
 同時に、精液をかけられるということが、カリムにとっては快感だったんだということを理解しようとして、クロノの感情は少なからず混乱していた。

 公衆で、全くの他人の女性に精液をかけるというようなことに及べば、間違いなく性犯罪である。
 しかし今のカリムのように、女が恋人に求めれば、それは愛の営みの一形態だ。

 幸せを押し付けてはいけない──カリムの言ったことは、こういう意味だったのだろうかとクロノは思案していた。フェイトにとって何が幸せかとは、彼女が求めたことでなければいけない。
 クロノを含む周囲の他人があれこれ手をかけても、それはお節介にしかならない。
 本当の幸せは彼女が自分自身で見つけなくてはならない。
 そのために──、フェイトが求めるならば──応えるにしろ断るにしろ──クロノは、それを受け入れなくてはならない。

 どれだけ、腰を張り続けていただろう。
 もう十回以上、ペニスが引き攣った。そのたびに白濁を放ち続け、カリムの顔が、熱いスペルマに彩られていく。
 うっとりと瞼を開け、潤んだ瞳でクロノを見上げる。

「はあ……すごい、まだ出てる……」

 クロノの股間に向かって顔を上げ、ぴんと伸びたカリムののどの肌が、なめらかにラインを描いて、声を震わせる。
 鎖骨の窪み、首筋のシルエット、胸へのなだらかな肌色のグラデーション。
 それらすべてに、クロノの精液が流れ落ちていく。汚れた、男の欲情が、精となって放たれたのだ。

「はぁっ、はぁっ……、き、騎士……カリム……!」

「んっ、クロノ君、や、あんっ……んぐ、んっ、む、むううっ!んぅ!ん……!」

 腰をソファに落とし、しっかりと座りなおしてから、やおらクロノはカリムの頭に両手を伸ばした。
 やわらかな金髪と、髪の毛に包まれたあたたかい空気。カリムの体温であたためられ、カリムのフェロモンで匂いづけられた空気が、クロノの股間に吹き付け、そこから腹の上を伝ってクロノの鼻に届く。
 教会で使う香水と、自分の精液の臭いが混じり、たまらない背徳感を醸し出す。

13闇と時と本の旅人 ◆UKXyqFnokA:2012/07/04(水) 00:17:58 ID:AlQPuJd.
 法悦からカリムが戻りきらないうちに、頭を捕まえ、そのまま自分の股間に引っ張り込む。
 硬さを保ったままのペニスが、カリムの薄い桜の花びらのような唇をこじ開け、ねじ込んでいく。

 完全にカリムの口を塞ぎ、頭を押さえ込んで、口腔の奥に硬く勃起した亀頭を侵入させる。
 先端に当たる感触は、歯茎の裏ではなく喉の粘膜。噎せるようにカリムが頬をすぼめ、口端と鼻から息が漏れる。
 海綿体へ血流を押し込み、震えるように膨張するペニスが尿道口を開き、カリムの喉をえぐる。さらに頭を後ろから押さえ込み、カリムの歯がクロノのペニスの根元に当たる。
 入るところまで、無理やりペニスを押し込んでしまった。イラマチオからのディープスロートなら、主導する男の側に熟練が必要だ。
 息が詰まり、呼吸困難になって涙をこぼれさせたカリムの瞼を見て、反射的にクロノが手の力を緩めたすきにカリムはクロノのペニスを吐き出し、そのまま床を這ってテーブルにつかまりながらうずくまり、激しく咳き込んだ。

 咳とともに強く頭を振ったので、光沢を出して仕上げられたヒノキのデスクに、唾液と混じった精液がこぼれ、染みを作った。

 しばらく咳き込みながら呼吸を整えたカリムが振り返ったとき、クロノは自分のやってしまったことに何も反応を返せず、呆然とソファにへたり込んでいた。
 ハンカチで顔を拭き、クロノに向き直る。
 カリムの表情には、もはや聖母のような慈愛はまったく消えうせていた。険しく眉間に皺を寄せ、クロノを睨みつける。さすがのクロノも一瞬で勃起が萎え、ズボンをなおすこともできずにだらしなくカリムに気圧される。

「ご、ごめんなさい……申し訳ありません!騎士カリム、僕は……」

 我に返り、あわてて姿勢を正して頭を下げるクロノ。
 聖王教会騎士という地位の高い人間に、このような不埒な行為を働いてしまった。男としてだけでなく、管理局執務官としてあるまじき行為だ。
 おおやけになれば、不祥事として糾弾されることは免れない。

 そんなクロノに、カリムは冷たく言葉をかける。

「面を上げて……。言ったでしょう、今の私は、騎士としてではなく、女として貴方に向かっている。貴方も、今は、私の可愛い弟……よ」

「は……」

「クロノ君。女の子に、こういうことをする……自分の、衝動、そして欲望を、素直に見つめることよ」

「申し訳ありません……」

「別に謝る必要は無いわ。ただ……」

「……っ!ば、罰なら受けます、僕は」

 カリムは視線を鋭く保ったまま、唇を吊り上げて悪い笑みを浮かべた。
 目をそらしてはいけない。カリムに、クロノは射抜かれた。
 クロノの、涙で曇った深蒼の瞳に、右手を振り上げるカリムの姿が映った。

「……!」

 乾いた音が響き、クロノは頭に衝撃を感じた。
 続いて、頬にひりひりとする感触。カリムに、平手打ちを受けた。カリムに、頬をひっぱたかれた。
 テレビドラマでも映画でも、女を怒らせてビンタを食らう男というのはすぐにイメージがわきやすい。自分がその当事者になってしまったという実感が、クロノに新たな嗜好を芽生えさせた。

14闇と時と本の旅人 ◆UKXyqFnokA:2012/07/04(水) 00:19:39 ID:AlQPuJd.
 どうにか顔を戻し、カリムを見つめる。
 哀れんだ表情を見せたところで、それは謝る気持ちではない。ただ、被虐心が芽生えた。

「クロノ君」

 再び、勢いをつけてカリムがクロノの頬を張る。
 さらに左手でクロノの肩をつかみ、3発目が叩かれる。さすがにこれ以上は危ないとカリムも判断し止めたが、頬を赤く腫らしたクロノは、普段の理知的な顔が見る影もなく、だらしなく惚けてしまっていた。

「クロノ君のバカ……。私だって、本当に貴方のことが好きなのよ、貴方を傷つけるのは私だって辛いのよ」

「ごめんなさい……カリム姉さん……僕は、どうしようもない男だ……」

「自虐しないで。私は、クロノ君のことが好きなのよ。好きな相手だからこそよ」

 抱きすくめられ、カリムの胸に収まり、クロノはすすり泣いた。
 そのまま、しばらく、抱き合った。
 ハンカチで拭き取ったが、それでも拭いきれない精液の臭いがカリムの唇に残っていた。
 彼女を汚してしまったんだという思いが、クロノの胸を締め付ける。
 フェラチオ、もしアインスにそれを誘われたら?アインスの胸で、ペニスを扱いてもらう想像、アインスの唇に咥えられる想像、アインスの顔に、精子をかける想像。
 考えられない。考えたくない。
 彼女にそんなことは……できない。

「ねえクロノ君……もう泣かないで、私は怒ってないから」

「はい……カリム姉さん……」

 そのまま、項垂れるクロノをカリムはソファに押し倒した。胸元を開いた騎士服が、ふわりと広がってスカートの裾でクロノを覆う。
 服を着たままのセックス。
 カリムに導かれ、クロノは再び、彼女のなすがままに、男を差し出した。
 清楚なロングスカートに隠された中で、ガーターベルトで吊られた下着の紐を解き、カリムはクロノのペニスを咥える。
 ぬるりと、滑らかでスムーズな陰唇の動き。やわらかいままの自身がカリムの手指に揉まれ飲み込まれていく感触で、クロノは理解した。

 優しかったカリムお姉さん。子供の頃、ヴェロッサや、他の孤児たちをかいがいしく世話してくれていた。
 その影で、シスターたちや司教たちが噂していた。
 あの騎士は、自分の権力を盾に、子供たちを食っている。子供たちを、慰み者にしている。

 そんなことない、と思っていた。彼女は皆に分け隔てなく愛情を注いでくれたと思っていた。
 確かに愛情だった。でも、それはあくまでも自分と相手との二人だけのもので、他人には理解されないものだった。

「カリム姉さん……、僕は、まだまだ……未熟だ、でも、いつか立派な男になりたい。いや、なる。ならなきゃいけないんだ」

「自分を追い込まないでね。辛いことがあっても、私がいつでも待っているって、忘れないで。心を預けられる人がいるというのはとても大切なことなのよ」

 ソファに寝そべり、騎乗位の体位をとるカリムを見上げる。
 結合部は騎士服のスカートで隠され、カリムの身体の動きにつれて、胸元からこぼれる乳房が弾むように揺れる。

「クロノ君、クロノ君は私のこと……好き?」

 エイミィの顔が思い浮かぶ。アインスの顔、ヴェロッサの顔、教会に住み込んでいるシスターたち、教会に保護されている子供たち。
 自分はいったい、何なのだろうか?
 カリムもまた、恋人を求めている?アインスも、恋人を求めている?それとも、カリムは既に誰かと交際している?あるいは、教会内部の人間では交際をおおやけに出来ず、セックスフレンドどまり?
 自分はもう、大人の男なんだ。その想いが、再び股間を立ち上げてくる。むくむくと膨張していくペニスが、カリムの膣を押し広げ、肉襞の感触をつかまえる。

「騎士カリム……ううんっ、カリム姉さん、ねえさん……!僕は、僕は姉さんのこと好き……」

15闇と時と本の旅人 ◆UKXyqFnokA:2012/07/04(水) 00:21:26 ID:AlQPuJd.
 腕を伸ばしてカリムを抱き寄せる。
 上体をクロノに伏せ、開いた足をクロノの両側に置き、股を開いてクロノに覆いかぶさった姿勢になる。
 後ろに向けて突き出された尻は、太ももの間の肉の襞をいっぱいに広げてクロノのペニスを膣口にくわえこみ、女としてシスターとして、信じられないほど淫らな体位だ。

 股を広げてうつぶせに寝そべり、クロノを胸と腰の下に抱え込んでカリムはクロノの唇を奪う。
 唾液にまだわずかに混じった塩辛い味は、おそらく自分の精液。

「カリム姉さん、あぁっ、ねえさん、すご……い……」

「ハーヴェイさんとはどれくらいシたの?もっと激しいこともしたんじゃないのかしら?」

 ハーヴェイさん、という呼び方に一瞬戸惑うがすぐにアインスのことだとわかる。
 クロノは言葉を詰まらせ、恥ずかしそうに顔を背けた。

「……僕は、まだ……わからないから、教えてほしいです。いっぱい……いじめてほしいです」

 変なことに目覚めさせちゃったかしら、と内心舌を出しつつ、カリムはクロノの胸の上で身体を起こし、クロノの目の前に乳房を見せた。
 腰と下腹を密着させた状態で、クロノの顔を手で押さえ、さらに頬を叩く。
 クロノは全身を震えさせてソファの上で跳ね、カリムはクロノの鼻をつまんでこね回してから、喉元、肩、二の腕などに、平手を浴びせていった。
 叩かれるたびに、クロノは涙交じりの嬌声を上げてよがる。
 みるみるうちに、くわえ込んだ肉棒が腰の奥でとろけていくような感触をカリムは味わっていた。カウパー液の分泌量がこれまでになく多く、膣の中からあふれ出してしまうほどだ。
 可愛いあの子は実はマゾヒストだったのか、と思いながら、カリムは上半身を起こし、クロノを責め続ける。バシッと大きな音がするようにクロノの胸を叩き、間髪いれずに乳首をつねる。クロノはついに声を吐いて悲鳴を上げた。

「ひぃあっ、ねっ、い、痛いっねえさんっ」

「うふふ、だらしないわねこれくらいで、ほんっとに可愛い。もっといじめたくなっちゃう」

 乳首だけでなく、わきの下やのど元の肌も順番につねっていき、クロノの肌に、赤い痕が次々と刻まれていく。

「クロノ君、いけない子にはお仕置きよ。私にこんなにずっぷり入れちゃって、お姉さんの中で出したいんでしょ?こうやって私に甚振られると、気持ちいいんでしょう?
女の子に虐められて気持ちいいんでしょう?私だけじゃなく、エイミィさんや、ハーヴェイさん、それに、リーゼさんたちにも調教されたのよね!?」

「っ!く、くぅぁっ……ち、違います、ロッテは……」

「あら、なあに?名前で呼び合うほどの仲だったのかしら、ロッテさんとは。グレアム提督に報告しなくちゃいけないわね」

 わざとらしく驚いてみせ、カリムは手をスカートの中に突っ込み、クロノの玉袋をひねり上げた。
 ついにクロノは激しく腰を跳ねさせ、突き上げられたペニスがカリムの子宮に食い込む。
 じわりと広がる愛液の快感をかみしめながら、カリムは満面の笑みを湛えて、もみじ色に紅潮したクロノの顔を、耳元から思い切りひっぱたいた。

 小気味いい声でクロノが鳴き、同時にカリムの奥で熱がはじける。
 クロノの射精。カリムの膣内での射精。とろけるような、互いの肉体がどこまでなのかの境目がわからなくなるようなほどに熱く、みずみずしい絶頂。

「あっ、あ、あぁっ……クロノ君の、熱い、たくさんでてるわ……ふあっ、く、いっ……いっ、くぅ……。はぁ……。あぁ……っ。
はぁ、ふぅ……──クロノ君、貴方、出したのよ、シスターの中に出しちゃったのよ。本当にいけない子だわ……お姉さんに、甘えて、甘やかされてるのをいいことに、こんなはれんちなことをして」

「ごっ、うぅぅ、うぁぅごめんなさぁい……カリムおねえさん、ごめんなさい……あぁぁ」

 涙を流し、クロノは泣きながら射精し続けていた。
 ひりひりする頬の感覚が、自分の自虐感情を慰めてくれる。カリムに折檻されることで、心が慰められる。
 どうしようもない変態だ。こんな自分が、どうしてプレシアに説教できたのか。

16闇と時と本の旅人 ◆UKXyqFnokA:2012/07/04(水) 00:22:39 ID:AlQPuJd.
 泣きはらすクロノをひとしきり見下ろし、カリムはゆっくりと腰を持ち上げ、膣からペニスを抜いた。
 勃起が収まったクロノのペニスはだらりと股の間に垂れ下がり、粘液は乾きはじめている。
 股間を拭き、ソファの上で両手両脚をだらしなく広げて仰向けになっているクロノをしばらく眺めてから、カリムはクロノの横に跪き、耳元にささやいた。

「今夜は、ロッサも呼ぶから。フェイトさんとアルフさんも、遊びたがっているでしょう。貴方は上手だから、きっとフェイトさんを喜ばせてあげられるわ。
クロノ君……私も久しぶりに、本気で気持ちよかったわよ?ロッサよりもずっと上手ね。さぞかし、ハーヴェイさんに鍛えられたんでしょう?」

 フェイトと遊ぶ?遊ぶとは、夜遊びか。年端もいかない彼女に性の遊びを教えるのか。
 ヴェロッサより上手とは、カリムはヴェロッサとセックスしたことがあるのか。自分は、彼女の何人目の相手なのだろう。
 嫉妬?カリムは、少なくともずっと年上で交際経験も豊富で、それこそ数え切れない男と寝たことがあるだろう。そこへきて何を今さら、なのかもしれない。
 それにそれをいうならアインスはどうだ。まさか、クライドの死後、ずっと彼氏を作らずにいたのか。
 もしかしたら、リンディと結婚する前、クライドに告白したことがあったりしたら……。自分が挿入した膣に、今は亡き父も、自らの逸物を挿入し、射精したことがあるのかもしれない。
 父の射精を受けた膣に、自分も挿入し、何度もピストンをした?
 友人の射精を受けた膣に、自分も挿入し、射精した?
 アインス、カリム。彼女たちにとって、自分、クロノ・ハラオウンという男はどれほどの意味と重みを持つのか?

 とめどない思考の渦に巻かれながら、クロノの意識はゆっくりと沈んでいった。





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17SandyBridge ◆UKXyqFnokA:2012/07/04(水) 00:24:11 ID:AlQPuJd.
投下終了です

クロノくんMに目覚める!
そして性王教会の爛れた夜の予感

カリムさんとアインスさんがいったい何歳なのか気になるところではありますが
リンディさんもそろそろ動き始めるか!

ではー

18名無しさん@魔法少女:2012/07/04(水) 11:23:41 ID:X86dgRyc
>>17
乙です
アインスさんとカリムさんにとことんまで性感帯開発されたり調教されそうですね、このクロノ
唾付けておかなかったリーゼ姉妹が歯軋りしてそうです

役割的に、Mになる:アインスさん&カリムさん、Sになる:フェイト、その中間:エイミィって感じになりそうですね

19名無しさん@魔法少女:2012/07/04(水) 21:41:51 ID:QcZ1A3GM
GJ!
クロノ爆発しろwww
カリムさんが人外ってのは異種姦チックで気になるけどナw

20名無しさん@魔法少女:2012/07/04(水) 22:16:00 ID:iDmGecG6
新スレ早々、GJです
何か最近のカリムさん、どの作品でもマジでエロいんですけどwwwwww

21名無しさん@魔法少女:2012/07/05(木) 00:20:51 ID:3cVY39EQ
>>1

そして>>17もGJ

22名無しさん@魔法少女:2012/07/05(木) 01:16:48 ID:Fzw5pq66
カリムさんは美貌と地位と立場を兼ね備えて最強に見える

23名無しさん@魔法少女:2012/07/05(木) 02:23:05 ID:Lb4JcYJ6
そして年齢不詳な点もミステリアスで良いよね

24名無しさん@魔法少女:2012/07/05(木) 16:40:36 ID:.Xdu.syY
新スレ早々GJです。

自分も、早速拙作を投稿させていただきます。

※注意
 オリキャラ中心になります。

 わずかに欝っぽい感じです。

それでも良い方は、是非ご覧になっていってください。

25悪意よりもおぞましきもの:2012/07/05(木) 16:41:40 ID:.Xdu.syY
「〜♪〜〜♪」

 仄暗い部屋の中で、一人の女が鼻歌を歌っている。
 もし街に足を踏み出せば、10人中10人が振り向くであろうその美貌は、光が少ない部屋の中でも陰ることはない。
 頭を被っているブロンドはそれ自体が光を放っているように錯覚する。
 着ているものは野暮ったい白衣であるが、それが魅力を損なうことはない。むしろ、わずかに着崩されている白衣は、背徳感を感じさせる小道具となっていた。
 あらゆる「美」の要素をかき集めれば、この女が誕生するのだろう。この女に微笑みかけてもらうためならば殺人すらためらわないという者は、決して男だけにとどまらないに違いない。



 もっとも、この笑顔が―――


 自分の母親を解剖している時のものだと知らなければ、の話だろうが。




「あら、もういらしていたのですか?」

 自分が来たことに気がついたのか、その女が振り向く。
 笑顔はそのままに、わずかに上げられた眉が、驚きの感情を表していた。

「要件だけ伝えてくれ。それ以上は必要ない」

 ぶっきらぼうにそれだけ言い放つと、目の前の女は残念そうな顔になる。

「残念です。せっかくお話をしようと思ったのですが」

 その悲しそうに目を伏せる顔を見れば、9割の人間は、罪悪感を感じるだろう。
 しかし、この女のことをよく知っている者からすれば、会話をするということは、同じ時間だけ拷問を受けていることと同義である。
 返答はせず、ただ先を促す。女はもう一度悲しそうに眉をひそめた後、すぐ近くに置いてあった本を手にとった。
 一目見て魔道書と分かる体裁である。

「実は、この本のことなのです」

 研究者の部屋に魔道書が置いてあることはおかしなことではない。しかし、その魔道書は、それ自体が驚愕すべきものだった。


「……まさか、夜天の書か」


 他の魔術師の技術を収集し、さらに研究をすすめることができるという、研究者としては実に理想的な魔道書である。自分も、どれほどこの本を欲したのかは知れない。
 それほどの物を無造作に取り上げる様は、羨望を通り越し、嫉妬の念を起こすほどであった。

「まさかとは思うが…自慢するために呼んだのか」

 この女の性格から言って、それだけはないだろうが、苛立ちがついこのような言葉を吐かせた。


 そう、そのようなことは絶対にありえない。なぜならば、この女が悪意を持って行動することなどありえないのだから。


「まさかぁ〜、そんなわけないじゃないですか」

 当然の返答であったが、それならばなぜ自分が招かれたのかが分からない。
 たった一つ心当たりがあるとすれば、自分の技術の収集になるかもしれないが、それもまず無いだろう。

 自分がこの女よりも進んでいることなど何一つない。
 100年どころか、以後、この女以上の天才は現れないとすら言われるほどの才覚である。自分が比較できるようなレベルではない。

「ならば、一体何のために呼んだのだ」

 こちらとて、決して暇な訳ではない。はぐらかされて時間を無駄に費やされるというのは、かなりストレスが溜まることだ。
 しかし、次に口から出てきた言葉に、自分の苛立ちは全て消し飛んでしまった。



「この魔道書をですね〜、あなたに譲ろうかと思っているんですよ」

26悪意よりもおぞましきもの:2012/07/05(木) 16:43:01 ID:.Xdu.syY

 一瞬何を言われたのか理解ができなかった。
 もし、自分がこの魔道書を手に入れたのなら、他人に見せびらかすことはあっても、譲るなどということは思い浮かびもしなかっただろう。
 それほどの物なのだ。それにも関わらず、この女はなんの惜しげもなく手放すと言っている。

(正直なところ、正気を疑う……いや、今更だったか)

 落ち着いて考えてみれば、この女の発言で驚くことなどない。なにせ何を言ってもおかしくないのだ。
 それに、似たようなものを組み上げてしまったのかもしれない。女の才覚を考えれば、ありえる話である。
 わざわざ自分である必要はないだろうが、恐らく、たまたま思いついたのだろう。
 それならば、断る理由もない。むしろ願ってもないことである。



 しかし、なぜか、差し出されたその魔道書を手に取ることは出来なかった。



 理由は無い。強いて言うならば、差し出しているのが、目の前にいる女であるということだ。






 この女は、悪意を持って行動することはない。だから、わざわざ被検体を虐待することもなければ、必要以上に苦しめることもない。
 「研究したい」という明確な欲望も持っていない。だから、自分のように、強い熱意で研究に向かっていない。

 
 しかし、この女は善意も持ち合わせていない。それどころか使命感も、責任感も存在しない。


 要するに、研究する理由や意味が存在しない。そして、それらを必要ともしていない。
 自分たちが、呼吸することの理由や意味について考えないように、この女も研究することに何の疑問も感じることはない。
 この異常者の中では、「なぜ研究するのか」ではなく「なぜ研究しないのか」なのだ。

 以前、この女が自分の父親を使ってキメラの研究をしている時、「お前にとっては、人間はモルモットなのだろうな」と皮肉ったことがある。

 よく覚えている。

 そう、実によく覚えている。その時の光景も、その時に聞いた言葉も。


(そんな訳ないじゃないですか。だって――

 ――人間はサル目で、モルモットはネズミ目ですよ)


 その時まで、自分はこの女を狂人であると考えていたが、この瞬間、認識を改めることとなった。



 この女は狂人ではない。



 そもそも


 人間として数えてはならない。



 この女の中では、人も、モルモットも、ただ体の構造が異なるという、ただそれだけのことでしかないのだ。

 感情を持ち合わせていないわけではない。
 喜びもすれば、悲しみもする。人を好きになるということもあるだろう。
 しかし、この女にとっては、人を好きになるということと、だからその人物で研究をしてはならないということが結びつかない。
 感情と行動が、別次元で処理されてしまっているのだ。

 だから、狂っているのではない。ずれていると言うべきだろう。
 頭がおかしくなったのではなく、初めから別の世界の生物なのだ。


 だからこそ、自分はこの女が恐ろしい

27悪意よりもおぞましきもの:2012/07/05(木) 16:43:54 ID:.Xdu.syY


 今回、差し出された魔術書にも、何が仕掛けられているのかは、想像がつかない。
 ただ、そうしようと思いついただけで、致死性のウイルスを組み込むことだってありえるのだ。

「…何か仕掛けたのか?」

 この女は決して隠すようなことはしない。そんなことをする理由がない。
 案の定すぐに答えが返ってきた。なんの悪意もない笑顔のままで――

「ええ、認証プログラムの一部を壊して、必ず暴走するように改造したんです」

 当然のように恐ろしいことを口走る。

 事実、この女にしてみれば当然のことなのだろう。
 ただ、思いついたことを実行しただけだ。そこには、何一つ悪意は込められていない。研究の過程で、実際にどのように起動するのかを確かめているだけ。
 自分自身で行わないのは、すでに認証そのものが終わっているから、ただそれだけの理由に違いない。

「他にも、とりあえずいくつか弄ってみました。例えば防衛プログラムなんですけど―」

「すまない、自分では協力できないな。ほかの人物に頼んでくれ」

 ようやく、それだけ言うことができた。女は、残念そうな顔をしながらも強制することは無かった。
 単に、ほかの人間にしてもらえば良いというだけなのだろう。
 男は、そのまま振り向きもせず部屋を出ていった。







 廊下を歩きながら腕時計を見てみると、時間はわずかに5分しか経っていなかった。もっとも、個人的にはその10倍は時間が経っていたように感じていた。

 恐らく…と廊下を歩きながら考える。
 女は次の人物に、あの呪われた魔道書を渡すだろう。
 実際のところ、あの女の本性に気がついている人間はあまり多くない。ゆえに、次に選ばれた者はうかうかと承諾してしまうに違いない。

 被害がどれほどのものになるのか見当もつかない。
 下手をすれば、今代に限らず後世までもその爪痕が残されるかもしれない。
 この一帯が消滅してしまうことぐらいは覚悟しておいたほうが良いだろう。
 
 そこまで考えると、自然とため息が出てきてしまった。



 ただし、それはこれから生まれるであろう被害を悲しんでのものではなく――

(やれやれ、せっかくあそこまで仕上げた「発明品」を捨てていかなければならんとはな)

 あくまで普通の人でなしとしてのため息であったが。




 誰もいなくなった廊下は、ひたすら薄暗く、後に件の魔道書が「闇の書」と呼ばれることを暗示しているかのようであった。

28名無しさん@魔法少女:2012/07/05(木) 16:49:18 ID:.Xdu.syY
以上です。

個人的に、このようなマッドサイエンティスト大好きです。
某ゲボックとか、某ルネ先生とか…。
Stsのドクターはちょっとマッドさが足りなかったよね、って友人に言ったらドン引きされました。

色々と駄目なのかもしれません。

29名無しさん@魔法少女:2012/07/05(木) 22:02:24 ID:w/h69VQg
STSのドクターは全然マッドじゃないと思うよ。他人の作った玩具で遊んでるだけだし。
真にマッドを称するならこれくらいすべき、という意味ではいいマッド。
まあ、現実世界のマッドだってすごいのいっぱいいますよね……好奇心のためだけに当時の道徳も常識もかなぐり捨ててるダ・ビンチとか、月ロケットに人生すべて(と周辺の色んなもの)を捧げちゃったフォン・ブラウンとか。

30ザ・シガー ◆PyXaJaL4hQ:2012/07/05(木) 23:34:17 ID:MaYuWzkI
>>17
エロイエロイエローイ! ったく、なんつうエロさだ、パイズリ最高!!
あとカリムさんが不老疑惑でミステリアス爆発ですね、っつうか闇の書について知ってるとかなにこの黒幕臭。
エロさもいいけど話の展開も飽きさせない。
素晴らしい……

>>28
闇の書の呪いの発端か。
ちと苦言染みたものになりますが、個人的にはもうちょい古代っぽさとか欲しかった。
オリキャラの個性とかもただ狂っているのでなく、その狂気の発端がどこから来ているのか、もう少し匂わせるなり説明して欲しいです。



さて、と言いたい事を言ったところで自分も投下します。
なんか電波きたのでぶりぶり書いてみた。
プレシアさんメイン、オリキャラ登場、前後編、おまけ程度のエロ要素、タイトル『ある幸福の解答』

31ある幸福の解答:2012/07/05(木) 23:36:35 ID:MaYuWzkI
ある幸福の解答 前編


「ただいまー」

 ドアを開けて、帰宅を告げる一声を発する。
 だが、返ってくる筈の声は来なかった。
 訝るように、男は首をかしげた。
 この時間ならば、お帰りなさい、の言葉と共にキスが迎えてくれる筈なのだが。
 玄関で靴を脱いで家に上がり、居間に向かうと、謎が解けた。

「あ、ごめんなさいあなた、この子にお乳上げてたから」

 と、ウェーブを描く黒髪を揺らし、妻が言う。
 セーターを胸元までめくり上げ、ブラを外し、幼い赤子に母乳を与えている。
 くしゃくしゃと乱れた金髪の産毛の、小さな小さな、可愛い天使。
 二人の愛の結晶はようやく満腹になったのか、乳房から口を離した。
 それを悟った妻は、背中を軽く叩いてげっぷをさせてやる。
 その直後、既に赤子の意識は夢の中にあった。
 食べて、寝て、すくすくと成長する我が子。
 男の顔に思わず笑みが零れる。
 
「かわいいな」

「ええ、そうね」

 続くように、妻もそう言って笑った。
 怜悧な風情のある美貌をした彼女だが、柔らかく微笑んだ時の表情には、それとは違った美しさがあった。
 こんな彼女の側面を、知る人間はそう多くあるまい。
 そして、自分はそんな彼女の顔を、最も多く知る者だ。
 二人が交際を始めたのは学生時代からだったが、麗しい美貌は微塵も衰える事がない、いや、それどころか若いときにも増して美しくなっている気がする。
 当時、才色兼備で天才的な頭脳と類稀なる美しさを持っていた彼女は、学園のマドンナだった。
 男のみならず、同性さえも羨望の眼差しで彼女を見ていた。
 交際を申し込む際、まさかそれが受け入れられるなんて想像もつかなかった。
 まさかそんな女性と結婚し、こうやって家庭を持つようになる事などもってのほかだ。
 そんな事を想い、男は自分が満たされ、幸福である事を噛み締める。

「あなた、どうかしたの?」

「ん? いや、別に」

 追憶に耽る数秒、意識が過去へ飛んでいた。
 指摘されて、彼は視線を妻に向けて……気付いた。
 眠りに落ちた我が子を抱えたまま、彼女は胸を晒したままだった。
 大きい。
 改めて見て、そう思う。
 途轍もなく大きな二つの果実、しかも母乳を出すようになってから以前に増して巨大になった気がする。
 むらむらと湧き上がる劣情に、抗う力も、その必要もなかった。
 彼は背後に回るや、その柔らかく巨大な胸に手を回した。
 
「ひゃぁ!」

 愛らしい声が悲鳴を奏でる。
 だがそんな事はお構いなしに、彼は心地良い手中の塊を揉みしだき、うなじに軽く口付けを始めた。
 長い黒髪から香る甘い芳香が堪らなかった。
 胸を愛撫される快感と羞恥心に頬を赤くし、妻は困ったような苦笑を浮かべた。

「もう、いきなりなんだから……」

「良いだろ? この子も寝たし、それに、最近あまりしてない」

「……」

 彼女の迷いは、ほんの数秒だった。
 普段は思考を占める知性と理性も、愛する男と一緒にいる時は脆く儚い。
 
「待ってて、この子をベッドに寝かせるから」

「ああ」

 そう言って離れる。
 僅かな間とはいえ、その時間さえ惜しい。
 共に寝室へ向かう。
 ベッドへ腰掛けて待つ間、彼女は傍にしつらえたベビーベッドに子供を寝かせる。
 振り返ってこちらを見た時、その目は既に母から女のものへ変わっていた。

「お待たせ」

 ただ一言告げるだけの言葉だったが、熱を帯びて劣情の火に焼かれているとわかる声音だった。
 付き合い始めた頃、彼女はまだ処女だった。
 乙女の純潔を奪い、そして女としての媚態を仕込んだのは、この自分。
 それを思うとぞくぞくする。
 潤んだ眼差し、期待に満ちた甘い声、その全てが自分が与え、与えられるものだとは。
 シャツのボタンを外しながら、手招きする。

「おいで」

 いざないに、美しい妻はしなを作って歩み寄り、ベッドに膝をつく。
 そしてすぐさま抱きついてきた。
 
「んぅッ」

 重なる唇、乳房が押し付けられる柔らかい感触。
 貪るように舌を絡め合い、互いの手が互いの服を剥ぎ取りにかかる。

32ある幸福の解答:2012/07/05(木) 23:37:07 ID:MaYuWzkI
 露になっていく白い肌と、唇の合間から零れる悩ましい吐息。
 体が熱い、息が熱い。
 二人の体は情欲の炎に飲まれて燃え上がっていた。
 セーターをめくり上げると、ブラに包まれた乳房が、ブルン、と揺れる。
 すかさず邪魔な下着も脱がす。
 薄明かりの部屋でも判る白磁の肌、ミルクの匂いが仄かに香った。
 男に負けじと彼女の指先も彼の服を脱がした。
 シャツを丁寧に、だが素早くボタンを外して、ベルトのバックルも、ファスナーも外していく。
 下着に手を掛けると、屹立した熱い剛直が飛び出した。
 既にそこは期待に満ち溢れ、血を集中させている。
 美しい妻の顔に、恍惚としたものが宿った。
 
「そういえば……久しぶりだものね」

 夫婦共働きの家庭だ。
 お互いに仕事があり、同じ時間を過ごせない事も少なくない……いや、多々あると言うべきか。
 子供が産まれてそれはなおの事増えた。
 こうして肌を重ねるのも、いったいいつ以来だろうか。
 久しく味わっていなかった夫の男を前に、彼女の中の淫らな欲望が煮え滾る。
 そう実感するが早いか、そのままベッドに背を沈めて、仰向けに転がった。
 長く、むっちりと肉付いて色気に満ちた脚を左右に開き、スカートをついと持ち上げた。
 既にショーツを脱ぎ捨てていたそこには、湯気が立つのではないかと思うほど熱を帯びた秘所が、とろとろと蜜を流して彼を待っていた。

「ねえ、もう準備はいいから……」

 切ない吐息を零しながら、妻が甘い声で誘う。
 久しぶりの情交、これ以上我慢するのは限界らしい。
 それは彼も同じだ。
 言葉を返すのはおろか、頷く事もなく、ただお互いに求めるものを実行する。
 艶かしい脚の間に体を滑り込ませると、自分自身を彼女の入り口に向けた。
 触れる。
 ぐちゅり、と湿った音がして、お互いの熱で体が震える。
 だが止まりはしない。
 そのまま一気に……腰を沈めた。

「ふぁあああああ!!!!」

 彼女は背を仰け反らせ、汗に濡れた乳房を大きく揺すり、甲高い声を迸らせる。
 一息で最奥まで突き入れられた肉竿との結合に、頭が真っ白になった。
 ただの一撃で迎えた絶頂は、睦み合いの最初にもたらされるには、あまりにも深く、甘い。
 そして、快楽の極みに達したのは彼も同じだった。
 
「ぐぅ、く……ぅああ」

 法悦の吐息を我慢しきれず零しながら、ぶるぶると体を震わせて、愛する女の中へと注ぎ込む。
 蜜に濡れた媚肉の締め付けを前に、彼は挿入しただけで絶頂を迎えた。
 脈動する竿が、痙攣の度に何度も精液を吐き出し、その快感の残滓だけで頭が痺れるようだった。
 
「あ、なた……すごい、あついわ……すごい……ぁぁ」

 ぎゅっ、と、首に腕を絡めて抱きつき、彼女は涙で潤んだ瞳で見上げる。
 快楽に蕩けきった顔に浮かぶ、淫蕩さと、何より深く濃い愛おしさ。
 彼もまた、優しい微笑を浮かべて妻を見下ろした。
 
「ああ、気持ち良いな……」

 髪を撫でる。
 ふわりとウェーブを描いた黒髪は、少し梳いただけでフェロモンのように、甘くかぐわしい、堪らない香りを広げる。

33ある幸福の解答:2012/07/05(木) 23:38:00 ID:MaYuWzkI
 大きく柔らかい胸を触りながら、胸元からうなじまでキスをして、耳元に囁いた。

「可愛いよ、大好きだよ……俺の――」

 彼女の名を、妻の名を。

「俺の、プレシア」



 そこで、男は覚醒した。
 目を開く、天井を見る。
 煤けた、薄汚く汚れた灰色だった。
 体を起こす。
 五十過ぎの体が、軋むような鈍痛を関節のあちこちから発した。
 顔に触れれば、渇いた肌に刻まれたしわが、一層増えたように感じる。
 そして、自分の隣には誰もいない。
 孤独だった。
 あの全てが幸福に満たされた時から、長く残酷な歳月を経た現在とのギャップ。
 夢に見た過去が幸せであればあるほど、それは極めつけの悪夢と言えた。
 ふと、視線を枕元のスタンドへ移す。
 できれば見たくはない、だが、見ずにはおけぬ。
 スタンドの元にあるのは、写真立てだった。
 そこに映された過去の光景。
 黒髪の美女、プレシア・テスタロッサ。
 そのプレシアに抱かれた金髪の赤子、アリシア。
 そして彼女らの隣に立つ男――自分。
 幸福そうに笑顔を浮かべる自分たち伴侶の姿から、この数年後、離婚に至るなどと誰が想像できようか。
 きっかけがなんだったのか、それさえ忘却の彼方にある。
 それほど、些細な事が発端だった。
 共働きだったのも拍車を掛けたのだろう。
 プレシアは研究者としても、魔導師としても超が付くほどの才媛だった、そんな彼女に対して自分が少なからぬコンプレックスを抱いていたのは事実である。
 子育てと仕事の両立に励み、疲労するプレシアを、もう少し労わる度量があったのなら。
 こんな未来は、現在はありえなかったのだろうか。
 プレシアの研究が起こした事故でアリシアは死なず、妻も娘も、自分の傍に居てくれたのだろうか、笑ってくれていたのだろうか。
 詮無い想像に駆られながら、男は壁掛けのカレンダーを見た。
 七月五日。
 またこの日が訪れた。
 何度訪れたか判らない、一年で最悪の日。
 だからあんな夢を見たのだろうか。
 憂鬱な気分に満ちながら、男は立ち上がって支度を始めた。
 窓の外を見る。
 まるで今の心情を現すかのような、土砂降りの雨だった。



 傘を差して出かけても、横殴りの風が叩きつける雨粒で足先や体の末端が濡れてしまう。
 本来なら不快なところだが、特に気にもならなかった。
 これから行く場所の憂鬱に比べれば、実に瑣末事だ。

34ある幸福の解答:2012/07/05(木) 23:40:08 ID:MaYuWzkI
 駐車場から歩くこと数分、良く手入れされた芝の上に並ぶ長方形の石塊の間を行けば、目的のそれはあった。
 墓標である。
 プレシアとアリシア、妻子の名を刻んだ墓石が二つ。
 ここは、母子二人が眠る場所。
 だが、土中の棺の中身は空だ。
 彼女らの亡骸は遥か虚数空間の闇に消え、永久に見つかる事はない。
 空っぽの棺おけと、その上に置かれた墓石のみを見舞う墓参り。
 二人の命日にそれぞれ行う、虚しい行いだった。
 肉体はなくとも魂はここに眠ると、そう言い切れれば楽だったろう。
 それは気休めに過ぎなかった。
 彼には、とてもそうは思えない。
 今でも妻の魂は、何処とも知れぬ冥府に落ちた娘を探し、どこかを彷徨っているのではないか。
 そっと墓前に花を置き、詮無き思慮に耽る。
 そんな男の心を現世に呼び戻したのは、視界の隅に映った金髪の女性の姿だった。

「あ……」

 紅い瞳に動揺を見せて、女性が吐息を零す。
 黒い執務官の制服に、肉感的な肢体を包んだ美女だった。
 亡くした娘と瓜二つの、しかし決定的に違う別人。
 彼女の事は知っていた。
 プレシアの最期を管理局員に伝えられた時、事件の顛末と共に、アリシアを模して生み出された人造人間についても教えられた。
 初めてその事を聞いたとき、彼は目の前が眩むのではないかと思える程の不快感を得た。
 なんとおぞましい事なのだろうか。
 亡くなった娘と瓜二つのクローンが、この世にあるなどと。
 狂したプレシアならまだしも、彼は娘の代わりに複製人間を作ろうなどという発想を理解できなかった。
 無論、その複製への愛情など。
 ハラオウンと名乗る管理局員に、保護者にならないか、と促された時、彼は珍しく激昂してこれを断った。
 哀れには思う、だがどうしても無理だ、失った者とそっくりの別人を愛せるほど、彼は聖人君子ではなかった。
 できる事なら、永遠に会いたくないとさえ思う。
 だが、顔を会わせるのは初めてではなかった。
 命日に墓参りを欠かさない二人が出会う確率は、決して低くない。
 
「あ、あの……」

 縋るような眼差しと声で、金髪の美女――アリシアの似姿が言葉に迷う。
 彼女が何を求め欲しているか、判らないほど彼も愚鈍ではない。
 まるで飼い主に捨てられた子猫のような眼差し。
 血の繋がった肉親から蔑ろにされ続けた過去を持つ彼女は、失った温もりを求めていた。
 悲しい、そして憐れに思う。
 生み出したのも厭ったのも虐げたのも、全てはプレシアの妄執だ。
 彼女には何一つとして、罪などないのに。
 もしこれが自分の娘にさえ似ていなければ、抱き締めて優しい言葉の慰めを掛けてやりたい。
 ……だが、無理だ。
 男はつい、と視線を彼女から外し、歩き出す。
 何か声を掛けようと手を伸ばすのを知りながら、それを無視して去っていく。

「すまない」

 雨音に混じり、聞こえるか聞こえないか、そんな声音で別れを残し。
 一瞥もくれずに袖にした。
 アリシアに似せて作られた少女を、アリシアの代わりに愛する、それはあまりに罪深かった。
 もし彼女に優しくしてしまったら、自分は絶対に穢せない大切な何かを裏切る事になる、そう思えた。
 背後から、押し殺したような嗚咽が聞こえる。
 心に冷たい氷の刃が突き刺さるような痛みが、じわじわと染み渡っていく。
 傷つけたくなどなかった、だが傷つけねばならなかった。
 何故、こんなにも世界は不条理に満ちているのだろうか。

35ある幸福の解答:2012/07/05(木) 23:40:46 ID:MaYuWzkI
 行き場のない嘆きと憤りを噛み締めながら、遠ざかる泣き声を聞きながら、男は去った。
 その様を、居並ぶ墓碑の群だけが見ていた。
 


 墓から仕事へ直接向かい、職場で彼は死にたい気分になった。
 馴染み深い同僚の多くは、彼がどこへ何の為に行っていたか知っている。
 向けられる眼差しに内包される憐憫の情の、なんとも居心地の悪い。
 プレシアの元夫であるという事から来る好奇心が混じっていると解ればなおの事だ。
 せめて周囲に当り散らすだけの狭量さがあれば、少しでも気は紛れたのだろうが。
 彼はそんな事が出来るほど若くも元気でもなかった。
 出切るのは、せめて波風を立てぬよう平素の振る舞いをするくらいの事だ。
 だがデスクに腰掛けた時、男の元へ一人の女性職員が訪れる。
 
「あの、所長」

 視線を向けると、若い女性職員が手に持った受話器を差し出した。

「お電話です、所長宛に」

「相手は?」

「それが……話せばわかる、とだけ」

「……解った、とりあえず代わろう」

 訝りながらも、彼は受話器を受け取った。
 まさかこの自分に悪戯電話などする、酔狂な人間がいるわけがない。
 かといって名乗りもせず連絡をよこす者にも心当たりがなかった。
 
「はい、代わりましたが」

 疑問を脳裏に残したまま、そう告げる。
 謎は相手の一世でたちどころに氷解した。

『ご無沙汰しております、テスタロッサ氏。お元気ですか?』

 一度聞けば忘れる事なかろう、男の声だった。
 話していて気持ちの良い相手ではない、が、待ちわびた相手ではあった。
 近くに人がいない事を確かめて、小声で応じる。

「こんなところに掛けて大丈夫なのか? あんた指名手配犯だろう、いちおう」

『ああ、その辺は手配済みさ。この番号も私の居所も、追跡できないよう措置はしてある、心配しないで結構だよ』

「そうか、なら良い。で? まさかただの茶飲み話というわけじゃないんだろう?」

『私は別にそれでも構わないんだがね』

「ふざけるな」

『ああ、そんな怒らないでくれたまえ。せっかちはいかんよ』

「あんたと下らないおしゃべりをする気はない」

『やれやれ、判ったよ。では用件だけ伝えよう』

「そうしてくれ」

『君のご所望の品の在り処が分った。私の娘の一人が探し当ててくれたよ、本局の情報から引き出してね』

「どこだ?」

『時空管理局本局、無限書庫の司書長が有しているらしい。彼の個人的な研究対象といて保管されているそうだ。もし何なら、確保のほうも私に頼むかね? うちの娘にそういうの得意な子がいる』

「……いや、いらん世話だ。後はなんとか自分の手でやってみる」

『そうかい、それは残念だ』

「とりあえず礼は言っておこう。感謝する」

『いやいや何、気にしないでくれたまえ。君の亡くなった奥方とは私も知らない仲じゃなかった。ああ、そういえば今日は彼女の命日だったかい? お悔やみを述べるべきだったかな』

「いらん。じゃあなスカリエッティ」

 言うが早いか、彼は通話をオフにする。
 強くボタンを押しすぎて、受話器が軋んでいた。
 あまりに不躾な言い様を前に、怒りが沸点を通り越して冷気を帯びていた。
 頭の芯に残る、冷たい怒りの波。
 だが、同時に感じていたのは希望だった。
 今まで探し続けていた、アレ、の在り処がようやく分ったのだから。
 あの犯罪者は正直好きになれないが、有能さにかけては折り紙つきだ。
 所在に偽りはなかろう。
 問題は、それをどうやって得るかだ。

「無限書庫、か……」

 深くデスクチェアに腰を沈めながら、男は視線を虚空に彷徨わせる。
 一体どうやってアプローチをすべきか、考えることはあまりに多い。
 今日の仕事の事など忘れ、彼は静かに思考を巡らせ始めた。


続く

36ザ・シガー ◆PyXaJaL4hQ:2012/07/05(木) 23:42:26 ID:MaYuWzkI
投下終了。

たぶんプレシアの旦那のことってあんま書く人いないよねー、みたいな感じで書いてみたり。


後編も近いうちに書き上げてみます。

37名無しさん@魔法少女:2012/07/06(金) 03:10:05 ID:j78oInws
>>36
GJ後半期待シテイマス

38名無しさん@魔法少女:2012/07/06(金) 06:05:45 ID:EmeFVVgM
プレシアの旦那か…。
計算すると怖い事になりそうだが、少なくとも60にはなってるはずだな。
sts時間軸で、ユーノが司書長になっているとすると、この人が娘亡くしたのは最低でも32年前のはずだし。

39名無しさん@魔法少女:2012/07/06(金) 07:41:57 ID:0xnSz7us
プレシアの旦那にしてアリシアぱぱキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

40名無しさん@魔法少女:2012/07/06(金) 15:57:29 ID:1Aj4o5AA
プレシアの旦那というと中の人のリアル旦那の速水奨で脳内再生してしまうな

41名無しさん@魔法少女:2012/07/06(金) 17:19:07 ID:EmeFVVgM
て、事は、戦闘になったらフォームアップして超巨大合体とかするんだろうか。

42名無しさん@魔法少女:2012/07/06(金) 17:24:24 ID:iftelawk
>>40
配役としてはありだな、普通に来ても可笑しくないのがまたww

>>41
それなんて電童のゼロ? あいつはまんまエクスカイザーモチーフの敵だったもんな
ガルファや星見街自体がゴウザウラーモチーフな所があった作品だけど

43名無しさん@魔法少女:2012/07/06(金) 17:33:26 ID:fQxseJC.
>>40
百合思考全開のフェイトそんに対して
「同性愛はいかんぞ。非生産的な」
とな

44名無しさん@魔法少女:2012/07/06(金) 17:50:48 ID:EmeFVVgM
ちょっと読み返してみて疑問に思ったが、なんでこの人は『テスタロッサ』姓なんだ?
まあ、プレシアが離婚しても旧姓を名乗らず、旦那の姓のままってのもありうるが。
普通はプレシアが旧姓の『テスタロッサ』になれば、旦那は別姓という事になるはずなんだが。

45名無しさん@魔法少女:2012/07/06(金) 22:21:41 ID:OyuX0DiU
>>43
パプワくんか、懐かしいな。マンガ版ラストの総帥はカッコよかった

46名無しさん@魔法少女:2012/07/06(金) 22:48:01 ID:TFn3WCEA
>>44
今でも大好きなだけじゃね?
狂おしいくらいに

47名無しさん@魔法少女:2012/07/06(金) 22:54:52 ID:uSawOOyE
>>44
実はどっちも元々姓がテスタロッサで、それが縁になって二人がくっついた、のかもしれない
或いはプレシアさんが亡くなった話を聞かされて、後悔と嘆きでテスタロッサという姓へ変えたって可能性があるかもしれない
単純にスカリエッティの嫌がらせだったって気もしないでもないけど

48名無しさん@魔法少女:2012/07/07(土) 06:44:20 ID:TdBl/NKQ
>>47
>テスタロッサ姓
同じ姓が続く一族の分家と分家とか、同じ集落では同じ姓での婚姻とか結構ありえるからね。


・妄想「二人の出会い」

銀行の受付「テスタロッサさん、いらっしゃいますか?」
プレシア「はい」
未来の旦那さん「はい」
銀行の受付「あ、すみません。プレシア・テスタロッサさんです」
プレシア「あらあら」
未来の旦那さん「はは、奇遇ですね。隣の席が同じ苗字でしたとは」


……(´;ω;`)ブワッ

49ザ・シガー ◆PyXaJaL4hQ:2012/07/07(土) 22:04:28 ID:wC0SP6OY
>>テスタロッサ姓について

なるほど、諸君らなかなか面白い事を考えるね。まあ彼の姓がテスタロッサである事には作者なりに良く考えてあるわけだが、あまり多くを語っても諸君らを楽しませる事はできそうにないからね、敢えて黙っておくよ(旦那の姓……言えねえ……特に何も考えが浮かばなくてもうそのままでいいや、って決めちゃったなんて口が裂けても言えねえ、ここはかっこつけておくか)。



さて、では後編のほうを投下しますよーっと。
タイトル『ある幸福の解答』若干グロ、今回はエロなし。

50ある幸福の解答:2012/07/07(土) 22:05:30 ID:wC0SP6OY
ある幸福の解答 後編


「どうも、失礼します」

 極めて慇懃に、礼節に欠く事ないよう注意して、男は入室した。
 迎えたのは乾燥した空気と、室内に所狭しと詰め込まれた大量の書物、そして一人の青年だ。

「ようこそテスタロッサさん、どうぞ掛けてください」

 理知的な顔に眼鏡を掛けた、金髪痩身の青年、この書庫の司書長たる青年で名をユーノ・スクライアという。
 年こそ若いが優秀な考古学者であり、苗字が示す通り、遺跡発掘を生業にしているスクライア族の者だそうだ。
 男は促されるままに、手近な椅子に腰掛けて、ユーノの前に座った。
 無限書庫司書長との面談は、思うのほか簡単に達成できた。
 さして優秀ではないものの、彼もまた学会に身を置く端くれであるからだろう。
 面会を求める旨を申し伝えたところ、ユーノはそれを受け入れ、驚くほどスムーズに場を設けてくれた。
 場所は無限書庫の司書長室、願ってもない事に、二人きりの密室で。
 これから自分が行おうとしている事を考えると今から緊張で心臓が破裂しそうだった。
 だが、もうここまで来たら後戻りはできない。
 心中で、彼は決心を固める。
 
「それで、今日はどのようなご用件でおいでに?」

 朗らかな微笑みと共に、ユーノは首を傾げて問い掛けた。
 そういえば、今日面会に来た理由について、それほど詳しい事情は話していなかった。
 ただ、彼の研究している書物について直接聞きたい事がある、と伝えただけだ。
 それだけで面会に応じてくれた度量には驚くしかない。

「ええ、それなんですがね。あなたの蔵書の一つについて、お聞きしたい事がありまして」

「僕の蔵書ですか?」

「はい。それも、特別な一冊について」

「?」

 眉根を寄せて訝るユーノに、彼は一拍の間を置く。
 深く息を吸い込み、小さく、だが確かに相手へ伝わるように、告げる。

「旧暦400年の禁呪書、ハッセンについて」

 その言葉が囁かれた瞬間、ユーノの顔が固まった。
 残響が消えゆく沈黙に、二人の間で空気が冷えていく。
 数秒か、数分か、無限に続くかと思える沈黙の果てに、口を開いたのはユーノだった。

「アレについて、一体どのような事を?」

「譲って頂きたい」

「――ッ」

 微塵の躊躇もなく告げられた言葉に、今度こそユーノは顔を歪めて絶句した。
 禁呪書に綴られた知識が禁じられるのには相応の理由がある。
 だからこそ無限書庫の司書長であるユーノが所持し、余人の目に付かぬよう保管しているのだ。
 それを初対面の相手に譲れとは、あまりにも度し難い事だった。

「あなたは……あれが何なのか知っているんですか? あれは……簡単に人にお譲りできるものじゃありません。あの本に書かれている事は危険な事だらけだ、一歩間違えばとんでもない事になります」

 諭すように、ユーノは告げた。
 警告とも言える。
 まだ冗談で済ませられると、言外に伝えていた。
 だが返答はにべもないものだった。

「存じているとも、十分に調べ上げた上でここに来た。あの本について調べるのには、随分と手間が掛かりましたがね。私は……俺はあれが何なのかを完全に理解した上で頼んでいるんだ」

 己の呼称を変えて、彼はユーノに力強い眼差しを叩き付けた。
 それは言葉以上に雄弁な返事と言えた。

51ある幸福の解答:2012/07/07(土) 22:08:10 ID:wC0SP6OY
 血走った目に浮かぶ色は、差し迫るような鬼気に満ちていた。
 一瞬、その気迫に飲み込まれかけて、だがユーノの意思は固かった。
 つい、と眼鏡を指で押し上げて、若き司書長は言う。

「分っているならなおの事だ、どんな事情があるか知りませんが、あれは渡せません」

「……五千万」

「え?」

「五千万だ、五千万払う。どうだ? 釣り合う金額じゃないか?」

「だ、駄目に決まってる……」

「五千万でも無理か、なら一億だ。どんな事をしても絶対に金を稼ぐ、どうだ?」

「金額の問題じゃありません!」 

 平行線を向かう噛み合わない話に、ユーノは苛立って席を立ち上がった。
 男もそれに応じて立ち上がる。
 よもや暴力沙汰に訴えるのか。
 驚きながら魔法術式を展開しかけて、ユーノは目を見張った。
 
「頼む、この通りだ。頼む……頼む……あんたが望む事ならなんでもする」

 男はその場に突っ伏した。
 土下座である。
 顔を床にこすり付けて、何度も縋るように、頼む、頼む、と繰り返す。
 先ほどの威圧感が嘘のように、その姿は情けなくて、憐憫を催すものだった。
 彼は男としてはおろか、人としての尊厳すらかなぐり捨てていた。
 もしやれと言われれば靴だって舐めただろう。
 だが何をしたところで、ユーノの気が変わる事はない。
 この青年は実直で、どんな対価を積まれたとしても法を破るなどできない。

「すいません、テスタロッサさん……どんなに頼まれても、僕には出来ない。どうかお引取りください、そうしてくれれば、僕は何も聞かなかった事にしますから」

 彼が何を抱えているのか、ユーノには推し量る事さえできない。
 ただ、青年は優しくそう促した。
 それが彼に対してできるせめてもの慈悲だった。
 ユーノの言葉を聴き、しばらく硬直していた男は、ゆっくりと立ち上がる。
 うな垂れたまま、ぽつりと言葉が零れ落ちた。

「……分りました」

 それがユーノの言葉を聞き入れ、説得に応じたものでないと知れたのは、次いで響いた炸裂音によってだった。
 パスンッ、と小さく弾ける音。
 腹部に熱と痛みが生まれ、ユーノはその場に倒れた。
 手で下腹に触れる。
 ぬるり、と何かが付いた。
 濡れている――赤い――血だった。
 
「ガッ……う、あぁ……なんて、事を、あなたはッ!!」

 自分が何かで撃たれたと悟り、怒りと恐怖が混ざり合った感情のまま震える声で叫ぶユーノ。
 すかさず手を翳す。
 もう説得など意味を成さない、この男は召し取る、と。
 バインドを形成しようと術式を構築する――が、
 
「な……あれ」

 何も起こらず、ユーノは茫然自失となった。
 自身の中で発生した筈の魔力の結合が阻害されている感覚。
 これは、AMFか。
 いや、そんな筈はない。
 本局内でフィールド系魔法を展開すれば、必ず外部の者が気付く筈だ。
 帰結として、自分の体から魔力を断ち切っているものはただ一つ。

「まさか、この弾ッ」

「ああそうだよ」

「うがぁあッ!」

 パスンッ、と、また渇いた小さな音がして、ユーノが悲鳴を漏らす。
 今度は膝を撃たれた。
 破壊された関節から全身に迸る業火のような激痛に、悶え苦しむユーノ。

52ある幸福の解答:2012/07/07(土) 22:08:44 ID:wC0SP6OY
 悲しいかな防音性の高い司書長室の中での凶行は、この程度の声では外部に聞こえない。
 転げまわる青年に、男はゆっくりと近づき、手にした凶器でしっかりと狙いを定めた。
 それは銃だった。
 もちろん、本局に入る際に受けたボディチェックに引っかからない、特殊な代物。
 金属探知機に一切反応しない、完全非金属拳銃。
 セラミックの弾頭をガスで射出するため、硝煙臭さえしない。
 かつて某大国が特殊任務用にと開発した武器である。
 もちろんだが一般市場には出回らず、もし許可なく所持していれば重罪が科せられるほどの危険物。
 闇ルートでこれを入手するのに、男がその筋の者に支払った代金は相当な額になったのも頷ける。
 そして弾もまた同じく、特殊極まるものだった。

「魔導師の体内に侵入すると、リンカーコアを不活性化させる特殊な反魔力金属だ、一発あたりで俺の給料一ヶ月分もするんだぜ? あまり使わせてくれるなよ」

 静かに男が告げる説明に、痛みに悶えながら、ユーノは理解した。
 反魔力金属、魔力を阻害する超希少なレアメタルだ。
 これなど兵器に使用するには高価すぎて、とても流用などされない代物である。
 ユーノの最大の間違いは、すぐさま魔法で彼を拘束しなかった事だ。
 最初から障壁を張るか、バリアジャケットを構築していれば、弾は防げたろうに。
 こうなってしまってはもう遅い。
 彼は俎上の鯉であり、もはや抵抗の術はない。
 受けた銃創から、じわじわと流血していき、体の末端から冷感が駆け巡る。
 このまま放置すれば、いずれユーノは死ぬだろう。
 いや、それよりも、向けられた昏い銃口からもう一発、心臓や脳天に喰らえば即座に死する。
 かつてない程間近に死を感じ、ユーノは心底の恐懼を味わった。

「もう一度聞くぞ。譲ってくれないか、俺に、あの本を」

 一言一言に力を込めて、問う。
 目の前に突きつけられる銃口が、逆らえばどうなるかと如実に伝えていた。
 
「さあ、早くよこせ!!」

 いよいよ感情の抑制の効かなくなった男は、倒れるユーノの上に跨って、青年の鼻先に銃を押し付けた。
 滴る汗、荒い息遣い、震える銃口。
 極度の緊張と興奮の中にある男が、いつ引き金を引いてもおかしくはない。
 死ぬ。
 自分の生命が絶たれる事を想像し、失禁してしまいそうな恐怖に身が縮む。
 かつてない恐れを前に、ユーノは屈した。

「そこの、デスク……上から三段目の引き出しに」

 視線を向ける。
 デスクの三段目には、ダイヤル式錠の掛かった引き出しがある。
 男は右手でユーノに銃を向けたまま、左手を錠前に伸ばした。

「番号は?」

「……996」

 それが真実かブラフか。
 一瞬戸惑い、だが男はすぐに決断し、番号を入力してみる。
 微かな金属音がした。
 鍵が解除された音。
 堅固な状前は、入力された三桁の数字に従った。
 一気に引き出しを開ける。
 中には古びた本が数冊鎮座していた。
 そのどれもが、無限書庫司書長たるユーノが保管する危険な書物である。
 だが、男が欲しているのはその内のたった一冊。
 迷わずそれを拾い上げた。
 そして、彼は視線をユーノに向ける。
 殺すべきだった。

53ある幸福の解答:2012/07/07(土) 22:09:55 ID:wC0SP6OY
 この施設から出て外へ逃れるまでの時間を稼ぐためには、ユーノが生きていては都合が悪い。
 冷たい理性がそう告げる。
 銃口が揺れた。
 それは迷いの表れだった。
 恐怖に濡れた眼差しをこちらに注ぐユーノ。
 もはや抵抗も出来ない虫の息の、なんの罪もない青年。
 それを撃つ。
 撃たねばならない、撃て、撃つんだ。
 ゆるゆると持ち上がった銃口は、ユーノに向けられ、そして――
 
「く、そッ!」

 男は銃を懐に、苛立ちと共にねじ込んで、踵を返して走り出した。
 その背中を、失血で朦朧とするユーノは、ただ呆然と見ていた。



 初夏の湿った、不愉快を掻き立てるような風が、トタンの屋根や壁を叩いて軋ませる。
 あちこちに空いた穴から入り込む生ぬるい空気と、小屋全体に染み付いたかび臭さと、ゴミの発する腐敗臭。
 とてもではないが、居心地が良いと呼べる場所ではない。
 そこは、クラナガン郊外、廃棄都市区画に程近い建設現場にある一見のプレハブ小屋だった。
 都市の再開発計画が頓挫し、不況の煽りで会社が倒産したまま、放置されるままになったうち捨てられた未完成のビルと、その工事跡。
 首都郊外の寂れた地域を覗けば、一つや二つは見て取れる場所である。
 男は、その中で息を潜めていた。
 言うまでもなく、職場にも家にも近づいていない。
 無限書庫での凶行から、前もって品定めしていたここに直接訪れたのだ。
 ユーノの生死に関わらず、面会予定者のチェックで自分の身元はとっくに割れているだろう。
 今頃は自分の交友関係のすべてに聞き込みや捜査で人員が走っているに違いない。
 管理局内でも重宝される、無限書庫の司書長を撃ったのだから当たり前だ。
 いずれ程なく、自分は司直の手に落ちるだろう。
 だがそんな事などまるで意中になく、男はただただ、手にした本を熟読していた。
 綴られた古式文字に、彼の捜し求めた魔法術式は確かに記載されていた。
 一体、それを何度読み返し、何度頭に叩き込んだだろうか。
 数時間どころではない、おそらくは、丸一日近く掛けて彼はそうしていた。
 空に上った陽がまた沈み、世界が夜の闇に沈んだ時、ようやく本を閉じて、顔を上げた。
 
「……」

 無言で、かびの生えた穴だらけの天井を見上げる。
 しわだらけの、疲れ果て、くたびれ果てた男の顔に、ふと笑みが浮かんだ。
 そこに宿るのは狂気でもない、怒りでもない、嘆きでもない。
 それは安息。
 まるでようやく積年の苦悩から解放されたかのような、落ち着いた笑いだった。

「ああ、そうか」

 本を床に置き、何度も見返した目的のページを開き、男は小屋の中央に立つ。

54ある幸福の解答:2012/07/07(土) 22:10:44 ID:wC0SP6OY
 そしてポケットから抜き出したギラつく銀光を、己の体に押し当てた。

「この程度で良いのか、この程度の対価で……そうか、なら、良い……構わないさ……構わないとも」

 笑みと共に、彼はまるでうわ言のように繰り返しながら、術式を展開する。
 現代の魔法技術とは根底から異なる、古代遺失世界の魔術が、薄闇の中で不気味な光を発して、陣を描いていく。
 術式構築が問題なく行われているのを確認すると、男はなんの躊躇いもなく、手にしたそれを力の限り――引き切った。



 暗転した世界、暗き視界。
 手足に満ちる冷感が、徐々に熱へと変わっていく。
 温もりと呼吸とを意識した時、彼の意識と肉体は完全に覚醒した。

「……ッ」

 がば、と身を起こす。
 明るい。
 先ほどまでの夜闇から一転して、世界は夕刻になっていた。
 見覚えのある室内。
 忘れようがない、忘れるわけがない、忘れてなるものか。
 ここはかつて、何十年も前に自分が住んでいた家だった。
 記憶のままの調度を目にし、男は息が荒くなるのを感じた。
 身を起こす。
 自分は椅子に腰掛けて、机に突っ伏していたらしい。
 今居るのは自室か。
 立ち上がり、洗面所へと向かった。
 鏡を前にして彼は絶句した。
 そこに映るのは、本来の五十男ではない、若かりし頃の己の姿だった。

「……やった、のか?」

 顔に触れる。
 しわのない瑞々しい肌、その弾力が指先に伝わる。
 べたべたと何度も、確かめるように触って、鏡にも触れた。
 硬質で冷たい鏡面は断じて偽物ではなかった。
 そうして、こみ上げてくる成功の実感。
 男の顔に、数十年ぶりの本物の喜笑が浮かんだ。

「やった……やった……やった、やったぞ!!!」

 腹の底から、男は喝采を叫ぶ。
 術は成功した。
 彼の行った、古代の禁呪、それは精神を過去へと送る秘法であった。
 果たして未来の自我が過去の自分に憑依したのか、それとも過去の自分の記憶に未来の記憶が上書きされたのか。
 詳細な原理は分らない。
 ただこの術は、ある捧げ物を用いる事によって、確実に成されるとだけ分っていた。
 その捧げ物を惜しげもなく供し、結果……彼は果たしたのだ。
 求め続けた本懐を、欲し続けた望みを。
 彼の幸せの、その何もかもがあった時代への帰還を。
 喜びに打ち震えていると、玄関から声がした。

「ただいまー」
 
 かつて己の耳を打った彼女の声音。
 聞き間違う筈もない。
 一瞬呆然として、だがすぐに意識を取り戻し、男は玄関へと走った。
 そこに居た、彼女は。

55ある幸福の解答:2012/07/07(土) 22:11:18 ID:wC0SP6OY
 あの時の、若く美しい姿のまま、愛娘を抱えて、立っていた。

「プレ……シア……」

 一言一言を搾り出すように、妻の名前を呼んだ。
 硬直する彼を、プレシアは不思議そうに見つめた。
 無理もない、彼女には夫が遥か未来から精神を転移させたとは知らないのだから。
 すぐに、腕の中に抱いた我が子へ視線を移す。
 託児所帰りで機嫌でも悪いのか、今にも泣きそうにぐずりだしたていた。
 平素なら優しくあやすプレシアだが、彼女も仕事から帰宅して疲れ果てているようだ。

「あなた、アリシアお願いしてもいい?」

 再び夫に視線を戻し、プレシアはそう問い掛ける。
 この言葉、この情景……見覚えがあった。
 そうだ、自分は一度この場面を体験していた。
 過去へ来たのだから、当たり前である。
 あの時はどうなったか。
 確か『俺も疲れてるから勘弁してくれ、子供の面倒は君が見るんだろ』そんな事を言った気がする。
 妻は当然、その言葉に怒った。
 癪に障ったらしく、相当に荒れたと記憶している。
 もしかすると、こんな些細なケンカの一つ一つが積み重なって、二人の関係は終わってしまったのだろうか。
 ならば、どうするかは決まっていた。
 
「ああ、うん……分ったよ」

 小さく頷き、妻からそっと、娘を受け取る。
 
「……ぅッ……ぁぁ」

 その瞬間、視界が滲んだ。
 涙だった。
 手にした娘の、アリシアの重さ。
 もう永遠に失われた筈の、尊く掛け替えのない自分の宝物。
 その感触が、温もりが、見上げる眼差しが、彼の感情を決壊させた。

「アリシア……かわいいな、ほんとうに、かわいい……かわいいなぁ」

 かつてこんなにも愛おしい者を、自分は失ったのか。
 それを思うほど、喜びがこみ上げて、体が震える。
 娘を抱き上げて涙する彼の姿に、プレシアは驚く、というより呆然とした。

「ど、どうしたのあなた? どこか悪いの?」

 不安そうな目で見つめ、自分の身を案じる妻。
 その言葉と眼差しに、また胸が張り裂けそうな切なさがこみ上げる。
 必死に感情を抑えて、男は片手で涙を拭う。

「いや、なんでもない、なんでもないよ……大丈夫だ」

「そう? なら良いんだけど。あら、この子もう治まったみたいね? 抱くの私が代わりましょうか?」

 いつの間にか、泣く父を前が珍しかったのか、アリシアはきょとんとこちらを見つめて、疳の虫が治まっていた。
 だが彼は、妻の申し出を断る。
 
「いいよ、疲れてるだろ? 俺がベッドまで運ぶから」

 方便だ。
 本当はただ、数十年ぶりに抱く我が子が愛しいだけだ。

56ある幸福の解答:2012/07/07(土) 22:12:03 ID:wC0SP6OY
 優しくアリシアをあやしながら、娘をベッドまで運ぶ。
 いつになく甲斐甲斐しい父の態度に、彼の心情を赤子ならではの感性で悟ったのか、愛娘はいつしかすやすやと寝息を立て始めた。
 そんな我が子を、男はそっと、この世でたった一つの宝とばかりに、ベッドへ丁寧に寝かせる。
 頭を撫で、シーツを被せて、惜しみながら目を離す。
 そうだ、自分が最も愛する者は、娘ばかりではない。
 妻を見た。
 プレシアは本当に疲れている様子で、スーツ姿のまま寝床に体を沈めていた。
 なるほど、こんな状態で邪険にしては、かつての彼女が激昂したのも無理はない。
 二人の関係をこじれさせてしまったのが自分にあると感じ、いたたまれない思いが募る。
 今度こそ、そんな事にはさせない。
 彼はプレシアの横になったベッドに、自分もまた身を乗り出した。
 妻の隣に寝そべり、その細腰に、静かに手を回す。
 抱き寄せた彼女の温もりと柔らかさも、やはりかつての記憶を微塵も裏切らなかった。

「あなた……ごめんなさい、今日は疲れてるの……」

 彼の抱擁に、プレシアは行為を求められていると感じたらしい。
 億劫そうに横目で彼を見つめ、拒絶の意思を伝える。
 だが彼はそれでも彼女を抱き寄せた。
 強く、力強く。
 一瞬顔をしかめたプレシアだが、その耳元に男は囁いた。

「ごめん、こうしてるだけで良いから。傍にいさせてくれ」

 震えた声は、寂しげで、今にも泣き出しそうだった。
 本当に、今日の彼はどうしたのだろうか。
 プレシアは夫の顔に手を当てて、その瞳を見つめた。

「ねえ、本当に大丈夫? 何か辛いことでもあったの?」

「何でもないよ、本当に……何でもないさ」

 薄く微笑み、男は妻を愛おしそうに見つめる。
 本当に幸せそうに自分を見る彼の眼差しに、プレシアは久しく忘れていた感情を掻き立てられた。
 ただ一緒にいるだけで幸福そうな彼の姿、そう、初めて出会った頃はこんな風だったろうか。
 傍にいるだけで心が満たされた時間。
 何時しか一緒に生活するのが当たり前になって磨耗していた心の潤いが戻ってくるようだった。
 プレシアも、彼の背に自分の手を回して、抱きつく。

57ある幸福の解答:2012/07/07(土) 22:12:39 ID:wC0SP6OY
 甘えるように胸板に顔を摺り寄せる。
 こんな事をするのも、随分久しぶりに感じた。

「プレシア」

「なに?」

「お願いがあるんだ」

「お願い?」

「ああ」

 一層力強くプレシアを抱き寄せて、彼は静かに、言った。
 
「ずっと傍にいてくれ、ずっと、俺からもう離れないでくれ。君も、アリシアも……大事にするって約束するから、絶対に約束するから」

「……」

 その言葉の真意が分らず、眉根を寄せるプレシア。
 だが、彼の懇願に込められた想いは伝わった。
 自分を愛し、求め、縋りつくその弱弱しい姿。
 何故そんなにも寂しそうにしているのか、理由は分らないが、彼を辛い目にだけは合わせたくなかった。
 だから、自分もまた夫を掻き抱いて、耳元に囁く。

「大丈夫よ。私たち家族ですもの、離れたりなんかしないわ。ずっとずっと、傍にいてあげる」

「……ぁぁ」

 彼女の言葉に、男は、震えて――泣いた。
 その言葉を、温もりを、どれほど求めてきたか。
 忘れて久しい心の充足に、彼はただただ滂沱する。
 プレシアはそんな夫をの頭を撫でて、ぎゅっと抱き締めてやった。
 いつまでも、いつまでも、時の許す限り、抱き締めてやった。


 
 降り続く雨、湿度を増してじめつく大気、纏わり付くような熱気。
 不愉快な気候に、少女、ギンガ・ナカジマは思わず襟元を緩めて、少しでも新鮮な空気を肌に触れさせた。
 だがそうして無駄な時間を食ってる暇は、あまりない。
 ギンガはすぐに気を引き締め直し、張られた非常線テープを潜って現場に入った。
 場所はクラナガン郊外の、放置された建設現場だ。
 現場検証で証拠を探し、あるいは写真を取って状況を保存する同僚の隊員たちに目礼しながら、ギンガは事件現場のプレハブ小屋に脚を運ぶ。
 小屋のドア前のは、彼女の良く見知った者が立っていた。

「おう、ギンガ来たか」

「お父さん、ご自分で現場検証に来てるんですか?」

 初老の男、陸士108部隊の隊長でもあり、ギンガの父であるゲンヤだった。
 部隊長という役職上、隊を取り仕切り、デスクに腰掛けて書類とにらめっこをする事の多い彼が、事件現場に直接向かうことはそう多くない。 
 大概の場合は副官のカルタスや、その部下のギンガがする仕事だ。
 それをわざわざ隊長の彼がするという事は、それだけの重要性がある案件という事か。

「ああ、まあな。盗まれた物が物だし、被害者が被害者だ」

「確かに、そうですね」

 二日前、無限書庫で起きた凶行を知らぬギンガではなかった。
 無限書庫司書長の銃撃と殺人未遂、そして司書長室に保管されていた禁止指定書物の強奪はそれなりに世間を騒がせた大ニュースである。
 直接の面識こそないものの、知り合いである高町なのはと親しい人物が危険に晒されたとあって、ギンガも普段以上の緊張を持ってその捜査に当たった。

58ある幸福の解答:2012/07/07(土) 22:13:21 ID:wC0SP6OY
 その事件の顛末を検分するのに、父が出てくるのも頷ける。
 
「なあギンガ」

「はい?」

「ところでお前、昼飯は食ってきたか?」

 突然、父はおかしな事を聞いてきた。
 彼の真意を訝りながら、ギンガは首を振る。
 
「いえ、まだですけど」

「そうか、そいつは良かった」

「え?」

「吐くなよ?」

 その言葉に、父の大意を理解する。
 事件現場を見て嘔吐するなと言いたいらしい。
 随分と嘗められたものだった。
 これでもギンガとて少なからず場数は踏んでいる、今さら遺体の一つや二つでどうこうなる神経は持ち合わせていない。
 だからこそ、ゲンヤがプレハブ小屋のドアを開けたとき、開放されたその臭気を前にして……成すすべもなく打ち据えられた。
 
「〜ッッ!!」

 それは臭いという名の暴力だった。
 腐り尽くした肉の臭い、糞尿を滴らせた臓物の臭い、蛆虫と雑菌が生み出す耐え難い臭い。
 気付いた時にギンガはえずいて、胃液を手で受け止めていた。
 もし食事を済ませた後だったなら、内容物をたっぷりぶち撒けていただろう。
 だが彼女にも捜査員としての矜持があり、なんとかハンカチで口元を拭って、小屋の中に入る。
 そして後悔した。
 そこにあったのは臭気の原因、想像を絶する惨状だった。

「これは……」

「ああ、凄いもんだ。これくらいのは久しぶりだよ」

 どこか感嘆した風でもあるゲンヤの呟き。
 彼をして、そこまで酷い様はそうなかったのだろう。
 小屋の中の薄汚れた灰色の壁と天井は、どす黒い液体が四方八方に撒き散らされて穢されていた。
 それは夥しい量の血液と腸内の汚物である。
 その中心地点、小屋の真ん中に彼は居た。
 うぞうぞと蠢く白い点は、近くて見れば分る、蛆虫だ。
 その母たる蝿も、ぶんぶんと耳障りな羽音を立てて飛び交っている。
 腐り汁の滴る肉体は、腐乱と蛆の相乗効果で崩壊著しい。
 いや、果たしてその惨状は、蟲共のせいだけではなかった。

「こいつが凶器か」

 ゲンヤは躯に近づくと、手袋をはめた手で落ちていた銀の輝きを拾い上げる。
 血と糞便で汚れたそれは、ナイフだった。
 全長十センチにも満たない、小さな折り畳みナイフ。
 それが彼を斬り裂いた物だった。

59ある幸福の解答:2012/07/07(土) 22:13:56 ID:wC0SP6OY
 縦横に引き裂かれて内臓を吐き出した腹腔。
 それどころか手足も存分に刻み尽くされ、皮から腱まで無残に垂らし、骨を露出している。
 正に解体だ、外科医の手並みにさえ比肩しうるものだった。
 そしておぞましいのは……これら全ては彼自身がやったという事だ。
 
「俺も初めて見るぜ、こんな派手な“自殺死体”はな」

「……」

 眉をひそめるゲンヤの言葉に、絶句するギンガ。
 彼らの視線の前に横たわる死者は、虚ろな眼差しでそれに応えた。
 検証の結果、小屋に侵入した人間は被害者一人、凶器にも被害者の血と指紋のみがべったりとついている。
 かくも壮絶な自殺である。
 四方に血と汚物を撒き散らし、その穢れた液体で床に書き記された奇怪な文字群。
 まるで邪教の行うサバトか、生贄の儀式か。
 とうてい正気の人間がやったとは思えぬ有様だった。
 血も凍る事実は、体を捌いたのも、内臓を引きずり出したのも、その血と汚物で呪文を書き上げたのも、死んだ本人だという事だった。
 一体何が彼をそこまで駆り立てたのか。
 
「お父さん、これ」

「ん? ああ、例のブツか」

 ギンガが拾い上げたそれを、ゲンヤが受け取って検める。
 あちこちに血の跡を残した古びた書物、無限書庫司書長から強奪された古代の魔導書であった。
 開くと、丁度メモが幾つも挟まれたページが現れた。
 折り目が付いている事からも、自殺した男、この本を奪った張本人が目当てにしていた項目だと解る。
 古代言語を訳する能力などゲンヤにはないが、挟まれたメモから内容に関しては把握がついた。

 『血を捧げる』『臓物を捧げる』『命を捧げる』『皮を捧げる、血管を捧げる、神経を捧げる……』『いにしえの魔術との契約』『果たされる秘宝』『魂が時を遡る』『これで妻と娘の元へ』

 読み上げた文面の内容を咀嚼して、ゲンヤは苦笑した。
 
「馬鹿げてるな、こりゃ。本当にこんな魔法が成功するかどうかなんて、分りゃしないってのに」

 魔導師でないゲンヤでも知っている、魔法の二大原則。
 死者の完全蘇生と時間移動に関しては、現代の科学では絶対に不可能とされている。
 ましてやこの妖しい書物に記された古代の魔術が、果たしてどれだけ信憑性があるか。
 そんなものの為に、この男は凶行に走り、自分の命さえ壮絶な方法で捨てたのだ。
 理解を超えすぎた行為を前に、呆れるよりほかにない。
 だが、実行した彼は、信じていたのだろう。
 この荒唐無稽な文面を、魔法を。
 その証左に、

「でもこの人……」

「ああ、だな。こんな顔して死ぬホトケもそういねえよ」

 ギンガとゲンヤは、彼の顔を見た。
 全身を切り刻み、血と臓物と汚物を撒き散らし、想像を絶する激痛の中で果てた男の顔は――笑顔だった。
 まるで永遠の懊悩から解放されたような、安らかな顔だった。
 彼は本当に過去へとたどり着けたのだろうか。
 その事を確かめる術はない。
 死ななければ効果が判らない魔法など、確かめようがないのだから。
 その笑顔を作ったのは、死に際に脳内麻薬が作り上げた幻想なのかもしれない。
 いや、十中八九そうだろう。
 だがそれでも彼の得たものは、安らぎと幸福だった。
 それが、彼の解答だった。
 絶望の果て、己の命を差し出して、幸福へと至る為の。
 誰も確かめようのない、偽りとも真実とも知れぬ夢の中で、男の死相は微笑む。
 その夢の跡を、蝿と蛆と、ナカジマ親子の眼差しだけが見ていた。


終幕

60ザ・シガー ◆PyXaJaL4hQ:2012/07/07(土) 22:17:34 ID:wC0SP6OY
投下終了。

ある意味シガー的な転生憑依もの、といえるかもしれない。
時間逆行的要素のある最近の作品、シュタゲ、まどマギ、の影響もあるかもないかもしれないかもしれない。

次はなんかイチャラブかただのドエロで口直ししたいわ。

(゜3゜)ノシ ではまた

61名無しさん@魔法少女:2012/07/07(土) 22:41:22 ID:P2F/pTp.
>>60
おおおおおおおGJ!
親にとってフェイトは、究極の「これじゃない」だからなー
どんな技術を使っても一旦失った存在を作り直したらだめなんですね
突き抜けたエロも期待して待ってます

62名無しさん@魔法少女:2012/07/07(土) 22:47:10 ID:QyzjMwLo
鬱々とした気分になったがGJといわざるを得ない(つД`)

63名無しさん@魔法少女:2012/07/07(土) 22:48:19 ID:zZ1zqw6M
>>60
イチャラブでドエロなやつをお願いします

64名無しさん@魔法少女:2012/07/08(日) 03:57:53 ID:b0aBcJVs
>>60
GJ!

……さあシガー氏よ……ソープ・ナンバーズを再会するのだ……

65名無しさん@魔法少女:2012/07/08(日) 11:05:52 ID:TcDg5GLE
自殺練習事件とあいまってタイムリーですね

死んだ妻に会いたい→じゃあおまえもしね

ギリシャ神話にもそういうネタはあったかな

66名無しさん@魔法少女:2012/07/08(日) 11:37:28 ID:MkKMuvos
シガ県的な意味でか

67名無しさん@魔法少女:2012/07/08(日) 12:28:08 ID:MkKMuvos
儀式魔法として雀の死体と蜂の死骸と花火の燃え殻を煎じた茶を飲んでチンコに辛子を塗って火であぶり飛び降りると魔法が発動する
鬱祭りの次はいじめ祭りをひらこう

68名無しさん@魔法少女:2012/07/08(日) 12:36:54 ID:ug5ejr6o
誰も得しない

69名無しさん@魔法少女:2012/07/08(日) 12:44:30 ID:MkKMuvos
そうか。それは残念だ
得しない話しで50レスほど埋まっちゃったな

70名無しさん@魔法少女:2012/07/08(日) 18:59:49 ID:RyiTTTOo
>>60
GJっした。
次はエロっすか。じゃ、ユーなののエロでひとつ。

71名無しさん@魔法少女:2012/07/09(月) 02:21:09 ID:Az/7Bc0I
そういやF読み返してて思ったんだがリリィは100人近くとエンゲージしたって書くと凄い誤解を招く表現だと気づいた

72名無しさん@魔法少女:2012/07/09(月) 02:57:30 ID:L7h5mCZg
>>71
オマケにトーマ以外はみんなすぐイッちまった身体の持ち主

73名無しさん@魔法少女:2012/07/09(月) 09:25:57 ID:WlXAqeHM
>>71
て言うか男に病気を移すんですよ彼女はw

>>67
欝祭りSSを読み返してこようか

74名無しさん@魔法少女:2012/07/09(月) 10:29:57 ID:QMo/QLMI
>>71
トドメに探していたのは自分のご主人様だぜ

75黒天:2012/07/09(月) 11:56:45 ID:xsbc7ums
シガー氏、gjです。
蛆という言葉から妖蛆の秘密を連想したけど、実は自らの身体を犠牲にしたタイムスリップ。
ある意味でこれも一つの答えかな。私も一つラブエロ物を一つ。

76とあるバカップルの日常 その3:2012/07/09(月) 11:59:07 ID:xsbc7ums

八神家の台所。響き渡る、生々しく、淫靡な水音。
朝食を食べ終わり、椅子に座ったユーノの膝の上に乗る格好で、黒いビキニの上に、黒いエプロンを纏ったリインフォースは恋人との濃厚な口付けを続けている。
「・・・んちゅ、んむ・・・ちゅぷ、んむぅ・・・ぴちゃ、れろ・・・」
「んん・・・れろ、ちゅぱ、はむ・・・ん、ふふっ、はむ・・・」
リインフォースは舌で優しく唇を抉じ開けると、ユーノの咥内に侵入してくる。
そして舌を押し込み、ユーノの舌に絡ませ、唾液を送り込んでくる。
何故か、その唾液がとても美味に思えて、ユーノの脳髄を甘く蕩けさせ、それを敏感に悟ったリインフォースの眼が嬉しそうに細められ、再び唇が重なる。
鼻から漏れる吐息が心地よく、それ以上にリインフォースの舌の柔らかさに、ユーノは身も心も溶けていってしまいそうな錯覚を覚えた。
だが、口付けを続けている間、リインフォースの身体がピクリと動き、次の瞬間には、ユーノの膝の上から離れた。そして僅かに顔をしかめ、辺りに視線を巡らせ始める。
「・・・どうしたの?」
「どうも虫に刺されたらしい」
ミッドチルダにも虫は居る。虫を専門的に使役する魔導師が居るくらいだ。
とはいっても、リインフォースを刺したのは、地球に生息する蚊に近い種類の虫だ。
「・・・痒み止めも今は切らせていて無いからな、それにしても痒い」
リインフォースはそう言いながら、自らの左脚に手を伸ばそうとしてーーーそこで手を止め、徐にエプロンの前を持ち上げた。露になる脚。
リインフォースの脚はスラリと長くて、肉付きもよく、見ているだけでもう堪らない気分にさせられる。そんなユーノの心情を見透かして、リインフォースは悪戯っぽく笑い、実に酷な要求を口にしてきた。
「・・・お前が掻いてくれないか?」
懇願の形を取っていても、リインフォースは左手でエプロンを摘まみ、右手でユーノの腕を掴み、自分の内股に持って行った。
「・・・ちょ、ちょっと!?」
「あまり爪を立てないでくれ・・・」
リインフォースに言われた通り、黒いエプロンと、白い肌の鮮烈なコントラストが醸し出す、凶悪な色香に幻惑されながらユーノはプックリと膨れた部分を軽く掻いてみる。
「んん・・・ふぁ、そう、そこだ・・・気持ちいいぞ、んふぁ・・・」
態々、ユーノに顔を寄せ、リインフォースは耳元で喋る。
その喘ぎ声にも似た吐息に、ユーノの心臓は鼓動を速めた。
「いちいち声に出さなくても・・・」
「声で言わないと、解らないだろう・・・あ、そこだ、もっと・・・」
ユーノは自らの顔が熱くなるのを感じ、リインフォースは声を押し殺し、クスクスと愉快そうに笑っている。ユーノは苦笑いを浮かべつつ、虫に刺された部分を優しく擦る。
「・・・大分、痒みも収まってきたな・・・んん、ふぁ、うふっ・・・あぁん・・・」
指先で柔らかく内股をなぞっていると、リインフォースの口から漏れる喘ぎ声は、次第に、その悩ましさの度合いを増していく。

77とあるバカップルの日常 その3:2012/07/09(月) 11:59:52 ID:xsbc7ums

「ん、何だか濡れてきてしまったかもしれない・・・」
リインフォースは人差し指を唇に当て、可愛らしさと妖艶さが同居した様な声で呟く。
そして止めとばかりに、紅い瞳を潤ませながらユーノの方にしなだれかかってくる。
そのまま強くユーノを抱きしめ、自分の胸を押し付ける様に身体を動かす。
圧倒的な質量を誇る膨らみが、円を描く様に、衣服越しにユーノの胸板を愛撫する。
「あふぁ・・・んうぅ、ひあぁ・・・んはぅ・・・」
ユーノの胸に自分の胸を押し付け、たまらないといった風情でリインフォースは、甘く切ない吐息を漏らす。その吐息が首筋に触れた瞬間、ゾクゾクした快感に変わる。
「・・・んあ、も、もうたまらない・・・んあぁ、ふぅ・・・はぁ・・・」
潤みきった瞳でリインフォースが見つめてくる。
ユーノの指が、白い脚をなぞり、水着の股布――淫核がある辺りーーを軽く押した。
「あ、んあぁっ・・・んふぁ、ひぅん・・・!?」
それだけで、リインフォースは身体を震わせ、崩れ落ちかける。
ユーノは彼女の身体を支え、耳元で囁く。
「もう、濡れてきてるね・・・湿ってきてる」
「い、言うな・・・は、恥ずかしい・・・あ、んふぅ・・・」
指が強く押され、それに反応して、黒い水着の表面に薄っすらと染みができた。
それを自覚し、リインフォースは頬を染め、色っぽく喘ぎ、胸と腰を押し付けてくる。
「・・・ん、ふぁ、お前の方こそ、こんなに固くして・・・それに凄く熱いぞ」
白くたおやかな指が、ズボン越しに肉棒を焦らす様に愛撫した。
もう肉棒は徐々にその存在を主張し始めている。
「お願いだ、こ、この・・・硬いお肉の棒で、私を思い切り・・・苛めて、犯して欲しい」
「う、うん・・・」
「嬉しい・・・は、速く・・・ほら、もう、ここでいい」
言うが速いか、リインフォースはユーノを床に押し倒した。
物静かで清楚な外見に似合わず、随分と積極的だった。
何か、物音――誰かの足音がした様な気がしたが、それはどうでもよかった。
今の彼女にとって、重要なのは、愛しい男の精を貪る事だけだ。
「まだ下の口で味わうには足りないな。まずは、口でしてやろう・・・ん、ちゅぱ・・・」
リインフォースは身体を移動させ、その美しい顔を、ユーノの股間に埋めた。
肉棒の先端が熱い物に包まれる。舌が振れ、その刺激にユーノは身体を震わせる。
「んちゅ・・・れろ、んむ、ぺろ、んむ・・・」
まだ少し柔らかい肉棒を、リインフォースは唇と舌を使って揉み解していく。
瞬く間に肉棒は硬くなり、ビクビクと脈打つ。肉竿の部分をリインフォースの熱い舌が這い回る。その動きは妙に艶かしく,見ているだけでも達してしまいそうだった。
「んぐ・・・じゅる、んむ・・・ちゅぱ、れろ・・・んちゅぱ、ちゅぅ・・・」
今度は先端部をすっぽりと咥えこみ、頬を少し窄めながら吸い込んできた。
尿道の中を吸い出される感覚に、ユーノの腰が浮き立ち、勢い余ってリインフォースの喉を突いてしまった。
「んぐっ!?・・・んぷ、こら、悪戯をするんじゃない・・・ん、れろ・・・ふぅ、あむぅ・・・」
するとリインフォースは悪戯っぽく笑い、自分から喉の奥まで肉棒を迎え入れる。
喉の肉で先端を挟まれ、引き付けを起こした様に肉棒は痙攣した。

78とあるバカップルの日常 その3:2012/07/09(月) 12:00:41 ID:xsbc7ums

先端から溢れ出る、大量の先走り汁。
「んじゅる・・・れろ、ぴちゃ・・・んちゅ・・・れろ、あむぅ・・・」
リインフォースは呼吸が苦しくなったのか、肉棒を吐き出すと、また舌を使って、濃厚な愛撫を続ける。それに反応して、益々溢れ出す先走りの汁。
「・・・くぅ、リインフォース、あ、ふぁ・・・」
「ふふっ・・・お前はこういうのが好きなんだろう?」
肉棒の表面に舌を密着させ、ゆっくりと滑らせながら、上目遣いで見つめてくる。
その表情が物凄く淫らに思えて、ユーノの胸がこれ以上無いほどに高鳴った。
「・・・あ、そ、それは・・・」
「意地を張るお前は可愛い・・・苛めたくなるな、ほら、正直に答えないと・・・」
リインフォースは肉棒から口を離すと、粘液塗れの肉棒――その先端部を人差し指で突付き、グリグリと擦り上げた。
「う・・・はう、ひあぁっ・・・んん、はぁ・・・」
「ユーノ、お前は何処に出したい?」
舌先で肉棒の先端をペロペロと舐め、断続的な刺激を送り込みながら、上目遣いで尋ねてくる。紅い瞳に惹きこまれそうになる。
「顔に出すか?・・・それとも飲んだ方がいいか?」
「う・・・じゃ、じゃあ、か、顔に・・・」
「ほう、私の顔を白濁で汚してしまいたいか?」
「あ、じゃぁ、や、やっぱり・・・んあっ!?」
ユーノが訂正しようとすると、リインフォースが軽く歯を立てた。
「全く、そんな事を気にしなくてもいいと言うのに・・・んちゅ、れろ、ちゅっ・・・」
リインフォースは優しく微笑み、また肉棒に舌を這わせ始めた。
その攻めは容赦なく、圧倒的な快感がもたらされる。
唾液と先走りの絡み合う音がいやらしく響き、その音を聞いているだけで達してしまいそうだった。更にリインフォースは頬の裏側や喉を巧みに使って、肉棒を苛めてくる。
「んあ、はぅ・・・リ、リインフォース・・・!! も、もう・・・」
「限界に達しそうか?・・・ふふっ、それなら・・・んじゅる、はむ・・・」
絶頂が近い事を悟ったリインフォースは妖しく微笑み、吸い上げをきつくしてきた。
リインフォースの咥内で、いきり立った肉棒が何度も跳ねる。
彼女の咥内は先走りと唾液の混ざった物で溢れ帰り、唇の端から垂れ堕ちている。
「んぐ・・・ずじゅる、ちゅぱ、れりゅ・・・はむ、んむ・・・」
「ん・・・はう、も、もう・・・駄目、ひあ・・・」
ユーノの腰が浮き上がり、リインフォースの喉を突く。
それでもリインフォースは口を離さず、奉仕を継続する。
「んん・・・じゅる、れろ、はむ・・・んちゅ・・・じゅるる、速く出して、かけてくれ」
「あ、で、出るっ!!」
「んぷぁっ・・・んあぁっ・・・・・!!」
ユーノの背中が仰け反ったのを見て取り、リインフォースは素早く肉棒を口から離す。
そして先端から間欠泉の如く、飛び出した精液が満遍なく目の前の顔を穢していく。
「物凄い量だな・・・そんなに興奮したか?」
「う、うん・・・」
「ふふっ・・・そうか、ぺろ、んむぅ・・・」
リインフォースは顎から滴る精液を掌で受けると、それに舌を這わせる。
そして掌に付いた精液を全て舐め取ると、今度は顔に付着した分を舐め取っていく。
「んあ・・・れろ、ん・・・ちゅぱ、んふあぁっ・・・ふあぁん・・・」
指で舐め取られた精液は次々と処理されて、リインフォースは肉棒に付着した精液も舐めとろうと下をむき、紅い瞳を淫欲にぎらつかせた。

79とあるバカップルの日常 その3:2012/07/09(月) 12:01:32 ID:xsbc7ums

「・・・ふふっ、まだまだ元気一杯だな。嬉しいぞ」
リインフォースは雄雄しくそそり立つ、肉棒に熱くネットリとした視線を送りながら、その身体をゆっくりと起こした。白くスラリとした脚の付け根から淫蜜が滴り落ちた。
「・・・下の口の方にも欲しいぞ、もうこんなに涎を垂らしているんだからな」
リインフォースは瞳を潤ませ、ユーノを床に押し倒すと、黒い水着の股布を指で横にずらし、肉棒の上に跨ってきた。そして一息に腰を落とした。
「はぁ、んああぁぁん・・・・ひ、んあぁ、んふぅぅ・・・!!」
「うあ、ああぁ・・・・!!」
さっきまで口で奉仕していたせいなのか、リインフォースの淫筒内はいやらしい蜜で溢れかえっていた。グチュグチュと音を奏でながら、肉棒が根元まで咥え込まれる。
挿入されていく過程で、肉棒が削り落とされそうな痛みを感じるが、それすらも気持ちがよく、咥えこんでからは、もう離さぬと言わんばかりの勢いで食らい付いてくる。
「・・・んあ、ひうぅ、こ、これはいい、相変わらず太くて硬い、凄く熱くて・・・中から溶かされそうだ、んふあぁっ・・・んひぃ・・・あぁん・・・」
騎乗位の体位でリインフォースは腰を動かし、内部の襞で肉棒を擦り上げてくる。
彼女が少し腰を揺するだけで、物凄い快感が怒涛の如く押し寄せてくる。
「はうん、わ、私の中はどうだ・・・奥にまで届いてぇ、い、いい・・・!」
「・・・う、うねってるよ・・・す、凄い・・・」
リインフォースの内部はグネグネと蠢き、肉棒を絞り上げる様に収縮する。
その度に肉棒は脈動し、先端から先走りを溢れさせた。
「・・・も、もう動くぞ、あ、んあぁ・・・は、んん・・・ふぁ、ひふぅ・・・・!!」
小刻みに細い腰を上下させ、リインフォースは肉棒の先端と、自らの最奥部を激しくぶつけ合わせる。筋肉質だが、同時に女性らしいしなやかさを備えた豊満な肢体に、薄っすらと汗が滲み、芳しい匂いを醸し出す。
「・・・ん、はぁ、んあぁ・・・お前のこれ、凄い・・・私の中を削ってる、抉ってる・・・」
「だ、だって、君の格好、いやらし過ぎるから・・・」
床に組み伏せられた状態のユーノの視点から見ると、リインフォースは黒いエプロン一枚の格好で――正確には、水着を着ているがーー騎乗位で腰を振っているのだ。
「実質、‘裸エプロン’でまぐわっているんだよね・・・これで興奮しない方が可笑しいよ」
「・・・そ、そんな、んあぁっ・・・む、胸をそんな、んあぁ・・・!!」
エプロンと水着の上から胸を掴まれ、リインフォースの唇から甲高い嬌声が漏れた。
尚もユーノが右手で胸を執拗にこね回してやると、リインフォースの背が反り返った。
「こ、こら・・・あ、んあぁ、こ、腰が勝手に、気持ちよすぎて・・・んぅぅ!!」
いつしかリインフォースは、ユーノに揉まれていない方の乳房を自ら揉みしだき、もうエプロン越しでも解るほどに、尖った先端部を弄くった。
「も、もう・・・私、駄目かもしれない・・・あぁ、はあぁ、んう・・・」
「ぼ、僕も・・・」
さっき出したばかりなのに、ユーノの肉棒は限界を迎えようとしていた。
脈動の感覚が短くなり、射精感がこみ上げてくる。

80とあるバカップルの日常 その3:2012/07/09(月) 12:02:06 ID:xsbc7ums

「んくっ・・・うぅっ!!?」
「んあぁ・・・ユ、ユーノ・・・い、一緒にぃ・・・」
リインフォースはユーノに向けて優しく微笑むと、腰の動きを加速させていく。
肉襞が幾重にも肉棒に吸い付き、擦り上げ、快感を加速度的に押し上げていく。
「ほ、ほら・・・遠慮せずに、私の中に注ぎ込んで、お願い・・んあ、んふぅ・・・」
「う、うう・・・ま、また更に締まって・・・」
リインフォースの淫筒内は収縮して、肉棒を締め付け、襞は絡みつき、精を搾り取ろうと蠢き、その動きがお互いの快感を何倍にも増幅させた。
「んぁ・・・も、もう、だ、駄目だ・・・わ、私、イ、イってしまう・・・んあぁ、んふぁっ・・・・・」
「そ、そう言われても・・・」
リインフォースの内部は執拗に肉棒に絡みつき、精液を貪欲に搾り出そうとしてくる。
しかも、そのまま上下左右に動かれているのだ。
これで我慢しろと言う方が無理である。
「ん、リインフォース・・・!!」
「あ、んあぁ・・・わ、私、も、もう駄目だ・・・い、一緒に、お前と一緒に・・・」
リインフォースの細い腰を掴むと、ユーノは猛り狂う一物を根元にまで突きこんだ。
「ひあぁっ・・・んあ、ああぁーーーーーーーー!!」
リインフォースが絶頂の嬌声を上げると同時に、ユーノは自身を勢い良く抜き去った。
そしてリインフォースの身体目掛けて、溜まりに溜まった樹液をぶちまける。
「んあぁっ・・・ひあぁ、ぁ、熱い・・・んん・・・」
白濁を浴び、リインフォースは全身を何度も痙攣させ、絶頂の余韻に浸る。
二人が繋がっていた場所からは、淫蜜と精液の混ざり合った物が流れ出ていた。
「エプロンにこびり付いてしまったら、どうするんだ・・・まあ、安物だから、別にいいんだが・・・それから、どうせなら中に欲しかったんだぞ」
「ごめん・・・一度、君を汚してみたくて・・・」
「ほう、女を汚して、自らの物だと確認したかったか? お前も男らしい独占欲を示してくれて、私としては嬉しいが・・・中に注いでくれないと物足りないな。まだいけるか?」
そう言いながら、リインフォースは立ち上がり、水着を脱ぎ捨て、正真正銘、エプロン一枚の格好になった。エプロンの裾からはみ出しそうな乳房。
剥き出しになった、肉付きのいい美尻。
「・・・ほら、来て、私を満たしてくれ」
台所の流し台の所を掴んで、熱い息を吐き、そして振り向き、妖艶な流し目でユーノを誘う。迷わず、ユーノは色香の塊ともいえる肢体に飛びついていた。
「・・・ん、んあぁ、はぁ、う、後ろから突かれてる・・・あ、んん・・・はふぁぁん・・・」
エプロンの下は無防備な裸。男の欲情を駆り立てる、グララマスな肢体だけ。
それを思う存分抱いて、只管に突きまくる。
激しく肉棒を突きこむ度に、リインフォースの身体が揺れ、乳房が弾む。
台所中に響き渡る程に、水音を立てて掘削していくと、リインフォースは嬉しそうな声を挙げ、心地良さそうに身悶える。

81とあるバカップルの日常 その3:2012/07/09(月) 12:03:02 ID:xsbc7ums

「・・・こ、壊れる、やぁ、だ、駄目ぇ・・・」
「やめた方がいいかな?」
「嫌だ・・や、やめないでくれ・・・もっと欲しい、滅茶苦茶に掻きまわしてくれ」
リクエストに応え、淫肉を抉る肉棒が、リインフォースの内部を蹂躙する。
それに連動するかの様に、白く形のいい尻が揺れ始める。
たぷたぷとバスト91のEカップの膨らみが揺れる。
「・・・いい、凄くいい、もっと、もっと、強くぅ・・・あ、あぁ・・・わ、私、台所で犯されて・・・気持ちよくなってる、大好きなユーノに犯されて気持ちいいのが止まらないのぉ!」
リインフォースの内部がひくついた。淫肉が物欲しそうに蠢き、二チュニチュと飢えた獣の様に、肉棒に絡みつく。瞬く間にユーノの脳髄が絶頂への衝動で塗り潰された。
「くっ・・・も、もう出る、出るよっ!!」
「あ、あぁ、ふあぁ・・・で、出てる、私の中に・・・熱いのが出てるぅ・・・!!」
洪水の様に熱い白濁が迸り、リインフォースが放心した様に呟く。
ユーノは、エプロン一枚の姿のリインフォースを大事そうに抱きしめ、暫しの間、彼女の身体の温もりや柔らかさを味わっていた。






「ユーノ・・・お前の手、とても暖かい」
「君の身体もとても暖かいよ・・・」
繋がったままの状態でお互いの存在を感じ、どちらともなく笑みが漏れた。
ユーノの指が、リインフォースの流麗な銀髪を優しく梳いた。
甘える様な声。リインフォースの髪は触り心地もよくていつまでも触っていたくなる。
「・・・たくさん汚れてしまったな。風呂場で汗を流すか?」
「お風呂でもする?」
「・・・馬鹿、発情しすぎだ、エロフェレット」
咎める様な口調とは裏腹に、リインフォースの眼は笑っている。
‘来るなら受けて立つぞ’と言いたげだった。
何だか、彼女のそんな仕草が愛しくて、ユーノは細い首に口付けた。
甘く蕩けた嬌声が微かに紡がれ、艶っぽい息がこぼれた。




その後、台所での情事の痕跡を消し、二人は風呂場に場所を移した。
大家族の八神家だけあって、かなり広い。
特に湯船は温泉や風呂に並々ならぬ拘りを持つ、烈火の将の意向もあってか、頑丈な上に腐りにくい種類の樹を使って作られている。
ちなみにこの樹の湯船は、ユーノが独自の伝手によって調達した木材を、ヴァイスが八神家の庭で浴室に合う形に切り出し、ザフィーラが半日かけて浴室に据えつけた。
「・・・この湯船、大好評でな、私もこの湯船に浸かると・・・気分が落ち着く。この湯船に使われている樹から立ち昇る、森の匂いのおかげか」
「大好評だったなら嬉しいよ」
湯船の中に肩まで浸かり、髪を結い上げたリインフォースは天井を見上げ、心地よさそうに息を吐く。風呂場用のマットに胡坐をかき、石鹸をつけたヘチマで身体を洗いながら、何となく眺めていたユーノは、思わず言葉を失った。

82とあるバカップルの日常 その3:2012/07/09(月) 12:03:50 ID:xsbc7ums

(うわ、おっぱいって浮くんだ・・・)
お湯の上に圧倒的なボリュームの半球が2つ、プカプカと浮いている。
雪の様に白い肌に薄っすらと朱が走り、とてつもなく色っぽい。
「・・・ユーノ、私の胸をそんなにジロジロ見て、お前は本当に胸が好きなんだな」
「あ、い、いや・・・その、はい、大好きです」
このボリュームの胸を嫌いな男は多分居ないと思う。
仮に居たとすれば、そいつはホモ、ロリコン、貧乳派、実は女だった、のどれかに当てはまるのではないだろうか。そんな埒も無い事を考えていると、リインフォースが湯船から上がると、ユーノの前に立った。白くスラリとした脚。股間にある銀色の薄い茂み。括れた細い腰。見る者を圧倒する乳房。切れ長の紅い瞳。神秘的な白銀の髪。
それらが絶妙な比率を以って、リインフォースという女性を構築している。
「・・・こんなに硬くして、お前の此処は本当に元気だな」
「そ、そんな・・・目の前でこんな凄いものを見せられちゃ・・・ひゃうっ!!」
「ほう、私のせいにする気か?」
湯船の縁に腰掛け、嗜虐的に笑うリインフォースが、膨らみ始めた肉棒を足で扱く。
手とは違う、独特の感触がもたらされる。
器用に動く足の指に、ユーノは何ともいえない快感を感じて震えた。
「・・・本当に可愛い声、んっ・・・はぁ、ん、はぁ・・・」
お互いに高まり合った興奮は直ぐに熱い欲情に変換され、行為へと反映される。
ユーノは自分から腰を揺らし、リインフォースは快感を貪る様に、自らの胸を揉む。
「・・・あ、んぁ、私、凄く興奮してる・・・ユーノのお肉の棒、苛めて・・・疼いてる・・・」
「・・・ぼ、僕も・・・あ、んぅ・・ひはぁ・・・」
美しい足の隙間から見える、リインフォースの秘所からは、お湯とは明らかに違う液体が漏れ、もどかしげに動く太腿が彼女の興奮の度合いを示していた。
「お、お前のこれ、本当に大きいな・・・ん、ふぅ・・・」
「そうかな・・・普通サイズだと思うけど・・・」
「そんな事は無い・・・お前のこれ、物凄く大きいぞ・・・」
リインフォースはそう言って、確かめる様に、肉棒を足で撫で回す。
その刺激で溢れ出した先走りが、足の腹で広げられ、快感が小波の様に広がった。
「・・・ん、あぁ、リインフォース、そ、そこ・・・あぅんっ!!」
「はぁ、こ、ここか・・・ここがいいのか・・・ふぅ・・」
「ん、んん・・・はひぃん・・・」
熱を孕んだ声で訊かれ、ユーノは肉体と精神の両方から快楽の洗礼を受ける。
リインフォースの欲情も臨界点を超える寸前なのか、自らはちきれんばかりの乳房を揉みながら、もう片方の手が秘所に伸びた。
「・・・んくぅ、はぁ、んん・・・ユーノ、私のいやらしい姿、見てくれ・・・ほらっ、んん・・・」
クチュクチュと淫靡な水音が肉付きのいい、白い脚の付け根から奏でられ、その度にリインフォースの身体が弾む。足による愛撫に、その弾みが乗って不規則に送られる刺激が、肉棒を加速度的に熱く、煮え滾らせる。

83とあるバカップルの日常 その3:2012/07/09(月) 12:04:24 ID:xsbc7ums

「ユーノのお肉の棒、益々硬くなって・・・太い血管が走っているのまで解る、素敵・・・」
「はっ・・・んぐっ、ふぅぅ・・・」
更なる快感を求め、ユーノの腰は自然と動く。
そうすると煮え滾る肉欲の砲身を足に押し付けられたリインフォースは、一層、身体を火照らせ、愛撫の手を激しくした。
「んん・・・あ、熱い、それに凄く硬くなって・・・んぅ、疼いてくる・・・」
頬を色っぽく上気させ、リインフォースはそれまで片足でしていた足の攻めを両足に切り替えた。絶妙な力加減で挟み込まれた肉棒は、より大きな快感を受け、一際勢い良く跳ねた。暴れ馬の様に跳ねる肉棒に、欲情に蕩けた視線を送り、リインフォースは泡が立つくらい激しく、足が動き、肉棒が快感で震える。
「ユーノ、もう出てしまいそうか? いいぞ、出して、私と一緒に・・・んあぁ・・・!」
リインフォースの声が甘く大きく風呂場全体に反響した。
目の前で恋人の自慰を見せられ、足で扱かれ、一気に我慢できない程の射精欲求が競りあがってきた。そしてーーーー限界を超える。
「・・・ん、も、もう、ぼ、僕・・・イ、イク、で、出るよ・・・あぁっ!」
「わ、私も・・・も、もう、イク、イってしまうーーー!」
一気に噴出した精液が、脈動の度に、次々と快感を送りつけてくる。
その度に、脊髄を上から下へ、鋭い快感の奔流が押し寄せてきた。
「・・・あ、熱い、精液が・・・足にかかって・・・んふぅ、ああん・・・」
迸る精液を肌で受け止めながら、リインフォースは絶頂の痙攣に、その肢体を激しく振るわせる。そんな彼女の妖艶な姿に興奮して、ユーノは二度三度、精液を放った。
「んはぁ・・・もう、私の足がベトベトだな・・・」
「んあ、一杯出た・・・」
絶頂の余韻も抜けきらぬまま、二人の熱っぽい視線が絡み合った。
お互いの瞳が淫靡に潤み、快感を欲しがっている。
「なぁ、ユーノ・・・ここで抱いてくれないか?」
「うん」
リインフォースを風呂場のマットの上に寝かせ、ユーノは肉棒を一気に奥まで進めると、リインフォースの身体が敏感に跳ねた。
甘い声は喜色に満ち、更なる快感をねだる様に、淫らな響きも含んでいる。
「・・・リインフォース、んちゅ・・・れろ、んむぅ・・・ちゅぱ、れろ・・・」
「ちゅっ、んちゅ・・・ちゅぷ、んっ・・・んう、ユーノぉ・・・」
唇を重ね、舌を絡めあい、唾液を舐めあう。
頭の奥に甘い電流が走り、ユーノの快感を煽った。
「ユーノ、たくさん動いてくれ・・・私の中を味わってくれ・・・」
誘うように肉襞がグイグイと肉棒を締め付ける。
その奥に引き摺り込もうとするかの様な動きに、ユーノは直ぐに抽送を開始した。
淫蜜で潤んだ淫筒内が卑猥な音を立てる。
「君の中、凄い締め付けで・・・それなのに、蜜がヌルヌルで気持ちいい・・・」
「そ、そういう事は言わなくていい・・・あっ、ん、ふあぁんっ!!」
肉同士が弾け、ぶつかり合う音が響き、その度、リインフォースの奥の部分を、肉棒の先が突付く。締まる淫肉は、蜜を溢れさせては、肉棒を余す所無く包み込む。

84とあるバカップルの日常 その3:2012/07/09(月) 12:05:08 ID:xsbc7ums

「・・・ここ、弱かったよね。一番奥の、少し手前の部分・・・」
「きゃ・・・そ、そこばっかり、くぅん・・・ひ、卑怯だぞ、はぅんっ!!」
リインフォースの女の部分がもたらす快感が余りにも大きくて、ユーノは動き続ける度に、何度も連続して、バチバチと弾ける快感の電流を感じた。
「くっ・・・君のここ、する度に、締め具合が良くなっていくよ・・・凄い、もうイきそう・・・」
そう言ってユーノは腰の動きを最大限加速させた。
がくがくと身体をしならせ、押し寄せる快感に、リインフォースは首を振った。
だが、身体の方は、ユーノを強く感じようと、絡み付いてきた。
その脚が、手が、淫肉が、全てユーノを欲しがる様にまとわりつく。
それらを受け止める様に、ユーノは更に激しくリインフォースを抱きしめた。
「ん、んん・・・ユ、ユーノ、そ、そんなにされたら・・・ん、んちゅ、れろ、んむぅ・・・」
「んちゅ、れろ・・・んちゅっ、んむ・・・ぺろ、んれろ・・・」
唇を重ねあい、抱き合って絶頂に向けて二人の身体が更に強く重なり合った。
もう只管に行為を続けるのみで、リインフォースも自分から腰を激しく動かしていた。
「も、もう・・・駄目ぇ、私、イって、イってしまうぅーーーーーー!!」
「ぼ、僕も・・・限界、く、うぅ・・・・」
リインフォースが声を張り上げ、絶頂に達し、それを追う様にユーノも達していた。
ドクドクと熱い精を放たれ、リインフォースが悩ましい声を漏らす。
魂を抜き取られそうな快感に身震いをして、ユーノは数度、精を吐き出した。
肉襞が悦ぶ様に窄まり,貪欲に精を吸い上げていく。
「・・・はぁ、んんっ、ふぅ・・・はぁ、んんう・・・」
深い溜息を漏らし、リインフォースはトロンと蕩けた眼でユーノを見つめる。
そして、徐に身体を起こすと、射精の余韻に呼吸を荒くしているユーノの頬に軽く啄ばむ様に口付け、そのまま指で、ユーノの首筋を撫で上げた。
「・・・あ、ふぁっ、んん・・・」
「敏感だな」
悪戯好きな猫を思わせる顔でリインフォースは微笑み、トントンと指でユーノの胸板を突付く。その仕草に不覚にもときめいたユーノを待っていたのは、確信犯的な誘惑ーーー人間を堕とす、淫靡で美しい堕天使――の言葉であった。
「このまま・・・もう一回、してしまおうか」
「それは・・・えーと」
「嫌か?」
「そんな顔で言われたら断れないよ」
嬉しそうに抱きついてくるリインフォースを受け止め、ユーノからも抱きしめる。
首筋に舌を這わせると、くすぐったそうに彼女が腕の中で跳ね、甘えてきた。
薄っすらと汗を滲ませた肢体の感触と温もりに、ユーノの肉棒に再び熱が入る。

――――もうお昼に近い時間だったが、甘い逢瀬はまだまだ続きそうだった。

85とあるバカップルの日常 その3:2012/07/09(月) 12:29:40 ID:xsbc7ums

その頃、天瞳流抜刀居合いの道場では。
『・・・魔導機神ラ・ハール、顕現!!』
『おのれ、マミ・トモエ、生きていたか・・・だが貴様1人で何ができる!!』
テレビ画面の中では、漆黒の装甲の巨大ロボットと、パンプキンパイの化物が、海上に出現した古代遺跡を舞台に激闘を繰り広げている。
ミッドチルダで人気のアニメ『魔導機神マドカ・マギカ』である。
「マミさん、死んだんじゃなかったんだ・・・」
「ほら、言っただろ。マミさんが死ぬ訳無いんだって」
「でも、魔導機神が五体揃わないと、超次元悪魔インキュベターが造りだした、窮極の次元獣ワルプルギスは倒せないんだよ?」
「ホムホム、速く来てーーーー!!」
子供達――八神道場及び天瞳流の門下生達――は固唾を飲んで、道場内に鎮座している大型テレビ画面の中で、繰り広げられる戦いの行く末を見守っている。
戦いは劣勢らしく、徐々に巨大ロボットの装甲に亀裂が走り、最後には敵が造りだしたマイクロブラックホールの直撃を受け、巨大ロボットは異次元に落とされてしまった。

『果たしてこのまま世界は闇に閉ざされてしまうのか? そして他の魔導機神とその乗り手達は? 次回、最終話【機工女神の微笑み、これが私達の光】 皆で見よう』








「皆、お昼ご飯、出来たわよーーーー!!」
「ご飯だーーー!!」
「ご飯ご飯、お腹空いたよーーー!!」
庭の外から聞こえてきた女性の声に、子供達はテレビのスイッチを切ると、一目散に道場の外の庭に飛び出していく。庭では巨大な鉄鍋の中に、熱いスープがグツグツと煮え滾り、まるで地獄の釜の底の様だった。
「・・・本当に食べて大丈夫なんだろうね?」
「側で私が見ていた限りでは、手順に問題は無かった。シャマルも何度も同じ過ちを犯すほど、愚かでは無い筈だ・・・多分」
「その最後の‘多分’って、どういう意味?」
色違いのトレーニングウェア姿のザフィーラとアルフに対して、普段着の上にエプロンを羽織ったシャマルはジト目を向けた。この料理は古代ベルカ時代、日々の苛烈なる鍛錬に励む戦士達が新陳代謝を活発にする為、食した料理である。
地球の中華料理にも麻婆豆腐があるが、辛さはアレよりも遥かに上であろう。


その後、この料理を食した子供達の内、聖王&覇王の末裔のコメント。

「もうお前は要らんぞ、ハイドリヒ。女神の地平を生む礎となれ」
「セリカから離れろ、出来損ないの女神め!!」
数時間後には元に戻ったのだが、これが某湖の騎士のせいなのかは謎である。

86黒天:2012/07/09(月) 12:32:42 ID:xsbc7ums
これにて終了でござる。
水着エプロン→裸エプロン→お風呂で足こき、好き勝手に描いた。
リインは多分、ユーノに対してだけ苛めっ娘っぽくなる、と思う。

87名無しさん@魔法少女:2012/07/09(月) 13:29:44 ID:zqnIXKHQ
>>86
GJ!
やっぱり甘甘な話はいい
変なカッコつけの鬱話なんかくそくらえだ

88名無しさん@魔法少女:2012/07/09(月) 13:30:54 ID:zqnIXKHQ
書き込んでさっさと上に流しちゃおう

89名無しさん@魔法少女:2012/07/09(月) 13:31:54 ID:zqnIXKHQ
気持ち悪い鬱が目に触れないように、
ラブラブだけ見えるように。

90名無しさん@魔法少女:2012/07/09(月) 16:16:20 ID:qta2uTLo
シガー氏、黒天氏

鬱も甘いのもごちそうさまでした
なんでも来いGJ

91名無しさん@魔法少女:2012/07/09(月) 20:05:13 ID:Fagq186k
>>89
そんなん言われたら、欝書きたくなるやろが!
ちょっと待っとれ

92名無しさん@魔法少女:2012/07/09(月) 21:58:57 ID:a6VCDxDU
おう、オールジャンルおk
待ってる

93名無しさん@魔法少女:2012/07/10(火) 17:00:15 ID:7fn13ZCw
>>91
かまん!!!

94名無しさん@魔法少女:2012/07/10(火) 20:34:10 ID:mG6GaRxA
>>86
GJ!
相変わらずのエロぱい具合をありがとうございます。
次はヴァイス、ザッフィー組と一緒に巨乳祭か(ぉ

>>『魔導機神マドカ・マギカ』
やはり5体合体なのですか? でも代償に、戦いの余波で宇宙がぶっ壊れそうだw

最後のはエウシュリー辺りかな?

95名無しさん@魔法少女:2012/07/11(水) 00:01:21 ID:/oMg9ZrU
リリカル世界の男キャラって大半のキャラは女体化想像できるけど、ザッフィーと中将だけは想像できんよな

96名無しさん@魔法少女:2012/07/11(水) 00:38:49 ID:sywSSSWg
中将は確かに無理だが、ザッフィーは想像しやすい気がする
肌が黒で銀髪ショート、眼がちょっと釣り気味になったアルフ、っぽいイメージで
とはいえ、ニョタッフィーよりはショタッフィーの方が想像しやすいか

97名無しさん@魔法少女:2012/07/11(水) 01:44:13 ID:snwuHSgY
変身魔法を使ってニョタッフィーとショタルフが倒錯プレイをすると聞いて虚数空間からとんできますた

98名無しさん@魔法少女:2012/07/11(水) 02:43:42 ID:UyrKmy9I
女体化したトーマがレイプされたショックでディバイドゼロ発動で大惨事まで想像した

99名無しさん@魔法少女:2012/07/11(水) 12:00:58 ID:0JRpFfFg
>>『魔導機神マドカ・マギカ』
だから何で貴方は毎度毎度本編より気になるサイドを作るんだよww
次回予告がナデシコな辺り、劇場版は鬱展開…ってまどマギに鬱展開って普通か

ユノヴィタが見たい というかユーノとロリの絡み・・・あ
リインⅡもサイズ変更とか出来たりするし、リインフォースもロリっ子フォームおkか?

100名無しさん@魔法少女:2012/07/11(水) 19:44:16 ID:usSk9ZDQ
stsになっても無印の頃の体型な
ロリなのはさんを断固所望する!!!

101名無しさん@魔法少女:2012/07/11(水) 20:30:29 ID:W8gO7XHU
変身魔法って年齢性別を変えられるんだよな
TSユーノが生えたヴィヴィオによって妊娠とかいいよね……

102名無しさん@魔法少女:2012/07/11(水) 21:05:10 ID:PTsYE4tE
何故そう特殊な方向に走るんだ

103名無しさん@魔法少女:2012/07/12(木) 01:23:45 ID:lOa6.drQ
やっぱりトーマ×リリィはエロネタ書きやすいと思うの
六課で働くことになったが、世間知らずのリリィは失敗ばかりでトーマに迷惑ばかりかけて、
なんとか役に立ちたいと考えていたところをはやてとシャマルに吹きこまれ、その夜トーマとにゃんにゃんするとか

104名無しさん@魔法少女:2012/07/12(木) 01:32:23 ID:rc8ycnAg
「トーマ、今夜ベッドの上でリアクトしましょう」
「・・・そのカンペはなに?」
「迷惑かけてるからトーマの役に立ちたいって八神司令に相談したらそういえって。
八神指令はゲンヤさんに、あなたとユニゾンしたいっていえばばっちり元気になるんやでっていってたから」

105名無しさん@魔法少女:2012/07/12(木) 01:46:55 ID:bYlr7OzE
>>103
あの二人6課に来てからは同じ部屋で毎晩同じベッドで寝てるんだし
間違いの一つや二つ絶対起きてるだろうな

106名無しさん@魔法少女:2012/07/12(木) 02:00:58 ID:YuNLvrt.
ミカヤさんが好きだからエロネタ書きたいけど相手がいないからネタ作れないのがジレンマ
モブの陵辱系とか似合いそうだけど、純愛系が書きたいんや…

107名無しさん@魔法少女:2012/07/12(木) 02:15:15 ID:3eMhkebk
男の一人称視点で名前出さずに書くとか

108名無しさん@魔法少女:2012/07/12(木) 02:29:37 ID:MNUFDIWA
>>105
同じ部屋にもう一人いたような気がするんですがねえ……

109名無しさん@魔法少女:2012/07/12(木) 05:11:37 ID:WMSVMeZg
>>108
そこは二人の情事の声を聞いて一人えっちコースじゃねえの?

110名無しさん@魔法少女:2012/07/12(木) 11:48:19 ID:vwWBEUmE
トーマの一人えっちときいて




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