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政界捜査疑惑裁判
100
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/22(木) 19:13:11
衆院選・愛知13区違反:碧南市役所の家宅捜索 職員や市議に衝撃 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050922-00000003-mailo-l23
衆院選愛知13区で当選した大村秀章氏(45)=自民=への投票を依頼し、支援者に飲食の接待をしたとして碧南市議の村田峰治容疑者(56)=同市源氏神明町=が公選法違反で逮捕された事件で碧南市役所に21日、県警の家宅捜索が入り、市民をはじめ市職員や同僚議員らに衝撃が走った。
午前11時前から、5人の捜査員が市役所6階にある村田容疑者所属の市議会最大会派「新政クラブ」の控室を訪れ、家宅捜索を行った。
この日は全議員が出席する予算審査委員会などが開かれ、出席した議員は寝耳に水の報道に驚きを隠し切れない様子。議会事務局の職員たちも緊張した表情で捜索を見守り、市役所内はピリピリした雰囲気に包まれた。
議会事務局によると、碧南市議が公選法違反で逮捕されたのは、83年9月に保守系市議が供応買収の疑いで逮捕されて以来という。
村田容疑者は新政クラブの副会長を務めているが、今回の衆院選では同クラブの14人の市議の1人として大村氏の選対に参加、選挙カーの運行などを担当し、特に責任ある立場ではなかったという。また、大村氏は碧南市出身だが個人的なつながりはないという。
新政クラブ幹事長で村田容疑者と中学の同期生の宮地孝次市議は「本人は同級生の集まりといった軽い気持ちだったのでは。立場を十分認識したうえで選挙運動に臨むべきだった」と残念そうに話していた。【坂東伸二】
9月22日朝刊
(毎日新聞) - 9月22日16時56分更新
101
:
小説吉田学校読者
:2005/09/24(土) 15:43:32
>>99
論壇同友会のみならず、怪文書紛々のネタですな、これは。
(俺が2ちゃんに書いたのとは別)
ところで、俺が2ちゃんで開票日に「社会部は政界なんか興味なく、
近々破裂寸前の未解決事件を追っている」と書いたのは覚えてます?
何のことでしょうね?
>>100
岡下はやばいとみて、大村はどうでしょう?
個人的には岡下、新藤、大村が連座もしくは本人直撃の可能性があると思うんですが、
どうですかな、片言丸氏。
102
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/24(土) 17:44:58
>>101
覚えてます。
マブチモーター(これは報道に出てきている)か東京の一家殺害事件なんですかねえ。
それだと確かに大事件だけど、連鎖爆発はしませんねえ。
吉田学校さんはいい人脈持ってますね。
選挙違反のほうは、
岡下がギリギリアウト臭くて、あとはセーフな気がしますね。ぜんぜん根拠ないですけど。岡下は、今の自民党にとっては救わなくてもいい存在のような。
新藤は、記事を読んだときの印象の限りでは、末端の出来事のような気がします。
大村も、記事のとおり選対メンバーのミスという扱いで済むのでは・・・。
七条のほうがむしろ危ない? それと、落選した米山か。
103
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/24(土) 17:52:23
公選法違反:自民・高鳥氏派の糸魚川市議、供応買収で逮捕 衆院選で6人接待 /新潟
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/05shuinsen/area/niigata/news/20050916ddlk15040075000c.html
県警捜査2課と糸魚川署は14日夜、今回の衆院選で新潟6区から出馬し、比例代表北信越ブロックで復活当選した高鳥修一氏(自民)派の糸魚川市議、樋口英一容疑者(59)=同市中川原新田=を公職選挙法違反(供応買収)の疑いで逮捕し、15日、新潟地検高田支部に送検した。今回の衆院選を巡る逮捕は県内では初めて。
調べでは、樋口容疑者は公示前日の8月29日夜、50〜60代の知人の男性6人を同市内の飲食店に招き、1人当たり数千円分の酒や食事で接待し、同選挙区から立候補を予定していた高鳥氏への投票や票の取りまとめを依頼した疑い。樋口容疑者は高鳥氏陣営の糸魚川支部選対副本部長を務めていた。調べに対し「間違いありません」と容疑を認めており、余罪などを追及している。
公選法によると、選挙運動の取りまとめなどをする組織的選挙運動管理者が買収などの罪を犯し、禁固以上の刑が確定した場合、立候補者の当選は無効となる。佐藤仁捜査2課長は「現在、樋口容疑者の選対内での役割を調べており、連座制の適用については現段階ではコメントできない」としている。【前谷宏】
◇「依頼の覚えなく、捜査見守りたい」−−高鳥氏
逮捕された樋口英一容疑者は、今年4月の市議選で6回目の当選を果たし、市長与党会派の清新クラブに所属している。今回の衆院選では、高鳥修一氏陣営の糸魚川支部幹部として、地元の上早川地区を中心に街頭演説会などへの支持者の動員などを手掛けていた。
逮捕を受け高鳥氏は14日夜、「会合を依頼した覚えはなく、捜査を見守りたい。このような事態になって大変残念です」とのコメントを文書で発表した。
自民党県連糸魚川支部長の小川和雄県議は15日、同市内の事務所で「選挙関係者には飲食に注意するよう言い続けた。(樋口容疑者は)市議6期目でわからないはずはないと思うのだが」と顔を曇らせた。【萩原滋樹】
毎日新聞 2005年9月16日
104
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/24(土) 17:52:52
米山隆一氏派の公選法違反:南魚沼市議長、容疑者との接待同席を認める /新潟
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/05shuinsen/area/niigata/news/20050922ddlk15040134000c.html
衆院新潟5区から立候補して落選した米山隆一氏派で、いずれも南魚沼市議の小倉一朗(55)、井上智明(57)両容疑者が公選法違反(供応買収)の疑いで逮捕・送検された事件で、駒形正博・同市議会議長が21日、両容疑者と飲食接待の場に同席したことを認めた。
両容疑者は、今月上旬、市内の男性数人を飲食店に招き、一人当たり数千円の酒や食事で接待して米山氏への投票や票のとりまとめを依頼した疑いが持たれている。
駒形議長は、酒席の参加者など具体的な状況については「捜査中なので差し控えたい」としながらも「私は、あのような(接待の)場とは知らずに出席した。申し訳ない」と説明した。
同市議会内には「議長は早急に全員協議会を開いて事実関係を説明すべきだ」との声が上がっている。駒形議長は「市議選(10月23日)を控え、一日も早く事件を解決するため、警察の捜査に協力している。事情聴取が終わった段階で説明したい」と話した。【神田順二】
毎日新聞 2005年9月22日
105
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/24(土) 18:11:20
と、書きましたが、法の解釈次第で、適用できるかもしれませんね・・・。
2005年9月17日(土)
新藤氏陣営の運動員逮捕
有権者40人に供応接待
http://www.saitama-np.co.jp/news09/17/15x.htm
十一日に投開票が行われた衆議院議員総選挙で、埼玉2区から出馬して当選した新藤義孝氏(自民)の運動員が、有権者に飲食を接待したとして、県警捜査二課と川口署は十六日、公選法違反(事前運動、供応接待)の疑いで、川口市前川町四丁目、機械製造会社社長斎藤薫容疑者(61)を逮捕、自宅などを家宅捜索した。
調べによると、斎藤容疑者は今年八月中旬の夜、川口市内のそば店で、有権者十数人に、新藤氏への投票と票の取りまとめを依頼し、報酬として一人あたり千数百円の酒などの飲食を接待するなど、九月上旬までに市内の飲食店で計三回、有権者計約四十人に計約十万円分の酒や食事を供応接待した疑い。
斎藤容疑者は「新藤氏を当選させたかった」と容疑を認めているという。
供応を受けた有権者約四十人は近所の自民党員が中心で、選挙期間中に周囲に声を掛けるなどの選挙運動をした者もいた。
自民党川口支部によると、斎藤容疑者は同支部に二十一ある連合支会の、前川地区の連合支会長。二〇〇三年十一月の前回総選挙後に就任し、町会に相当する「支会」を四つ束ねていた。選挙期間中は、選対本部の前川地区の責任者だった。
衆院選挙では、元職の新藤氏が返り咲き当選を果たした。
県警は斎藤容疑者が供応接待に費やした金をどのように調達したかなどを調べる方針。
容疑者宅を捜索
関係資料を押収
十六日午後一時三十分ごろ、県警は二台の車で斎藤容疑者の自宅に到着。捜査員九人が敷地内の家屋や事務所、車などを捜索し、段ボール七箱分の関係資料を押収した。捜索は午後五時十五分ごろまで、約三時間四十五分に及んだ。
近所の無職男性(40)は「斎藤さんは面倒見のいい人で、地元のソフトボールチームや自治会員らを自宅に招き、よく宴会を開いていたようだった。選挙は昔から自民党を積極的に応援し、自宅内にも連絡事務所があった」と話した。
連合支会には金は出さず
選対の奥ノ木県議
新藤義孝氏の選対本部長を務めた奥ノ木信夫県議は「選対会議や事務所開きなどの会合で、選挙違反については十分注意してほしい、今回絶対に選挙違反は出さないからと、私も事務総長も厳しく話した。特に寄付行為の禁止については川口市議会議長からも話してもらっていただけに、残念としか言いようがない。突然の選挙で、二十一ある連合支会にはいっさい選挙活動の資金は出していない」と話している。
奥ノ木氏は七月三十日に自民党川口支部長に就任。選対本部長には八月二十日に就き、新体制で選挙戦に臨んだ。
106
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/24(土) 18:12:21
http://www.pref.tottori.jp/soumubu/shichousonshinkou/senkyo/senkyoundou/renzasei.html
「組織的選挙運動管理者等」とは、公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者
(以下「公職の候補者等」といいます。)と意志を通じて組織により行われる選挙運動に
おいて、当該選挙運動の計画の立案若しくは調整又は当該選挙運動に従事する者の
指揮若しくは監督その他当該選挙運動の管理を行う者をいいます。
○ 現実にどのような者が組織的選挙運動管理者等に該当するかは実際の具体例に即して
判断されることとなりますが、一般的には次のような基準に沿って判断されることとされています
(第131回国会・衆議院政治改革に関する調査特別委員会、参議院政治改革に関する特別委員会
における質疑に対する提案者の答弁等)。
●政党、後援会、会社、労働組合、宗教団体、町内会、同窓会等各種の組織(政治団体であるか
どうかを問いません。)により行われる選挙運動であること、その組織の総括者(例えば、政党
の都道府県連の会長・支部長、後援会長、社長、委員長等が該当する場合が多いと思います。)
と公職の候補者等との間に選挙運動を行うことについての意思の連絡(暗黙のうちに相互の意思の
疎通がある場合も含みます。)があることが前提となります。
● 「当該選挙運動の計画の立案若しくは調整を行う者」とは、
選挙運動全体の計画の立案又は調整を行う者をはじめ、ビラ配り、ポスター貼り、
個人演説会、街頭演説などの計画を立て、又はその流れの中で調整を行う者を
いいます。
● 「当該選挙運動に従事する者の指揮若しくは監督を行う者」とは、
ビラ配り、ポスター貼り、個人演説会・街頭演説等への動員、電話作戦等に
当たる者の指揮監督を行う者をいいます。
● 「その他当該選挙運動の管理を行う者」とは、
選挙運動の分野を問わず、上述の2つの方法以外の方法により選挙運動の管理を
行う者(例えば、選挙運動従事者への弁当の手配、車の手配、個人演説会場の
確保等の管理を行う者)をいいます。
107
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/24(土) 18:26:23
なんだこれ。
衆院議員 山田氏制限超す寄付 民主、旧自由支部に2425万円
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050924-00000073-nnp-kyu
民主党の山田正彦衆院議員(63)=比例九州、長崎県大村市=が二〇〇三年、代表を務めていた旧自由党と民主党の両政党支部に、政治資金規正法の限度額二千万円を超える計二千四百二十五万円を寄付していたことが二十四日、分かった。
両党は同年九月に合併し、山田議員は旧自由党から民主党に合流した。山田議員は「それぞれの政党で限度額を超えなければ大丈夫と思い、うっかりしていた」と説明しており、二十六日に収支報告書の修正手続きを取り、超過分は民主党支部の「借入金」として処理する方針。
山田議員は、両党合併前は「自由党長崎県第3区総支部」代表を務め、合併後は「民主党長崎県第3区総支部」代表になった。山田議員によると、この年、自由党支部に計千八百十五万円、民主党支部に計六百十万円をそれぞれ寄付し、同年十一月にあった衆院選の活動資金などに充てたという。
政治資金規正法では、個人から政党や政治資金団体への寄付を年間二千万円までに制限。違反した場合は、寄付した側に対して一年以下の禁固または五十万円以下の罰金を定めており、刑が確定すると一定期間、選挙権と被選挙権を失う。
山田議員は弁護士で、今回の衆院選では長崎3区から立候補し比例代表で復活当選した。当選四回で民主党の「次の内閣」農林水産相。
(西日本新聞) - 9月24日14時31分更新
108
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/24(土) 19:58:29
自・公・民66人に巨額献金/全国小売酒販政治連盟/赤旗調べで判明
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1344477/detail
年金共済金の運用失敗や使途不明などで国税庁が改善勧告を出している全国小売酒販組合中央会の政治団体が二〇〇三年までの三年間に、自民・民主の両党や自民・公明・民主の前衆院議員を含む政治家六十六人などに献金やパーティー券購入などで計約八千七百万円の資金提供をしていたことが十八日、本紙の調べで分かりました。この政治団体をめぐっては、〇一―〇二年にかけて約八千百万円の架空支出が発覚。政治家への裏金を処理した可能性もあるとして内部調査が進められており、「政治とカネ」をめぐる新たな問題として注目されます。
■不明金は裏金処理か
全国約十二万人の酒店主が加盟する全国小売酒販組合中央会が母体となってつくった政治団体は、「全国小売酒販政治連盟」(酒政連、東京都目黒区)。酒政連の政治資金収支報告書によると〇三年までの三年間に、自民党やその政治家五十七人などに約八千百万円、民主党とその政治家八人に約五百四十万円、公明党の赤羽一嘉前衆院議員に二十二万五千円を資金提供しています。(表参照、所属は衆院解散時)
個人で最も多かったのは自民の小杉隆元文相で約七百二十万円ですが、酒政連の支出記載と小杉氏の収入記載に食い違いがあります。小杉事務所は本紙の取材に「調べている」などとのべましたが、再三の取材にも回答していません。
酒政連の収支報告書をめぐっては、〇一年に五法人に二千万円、〇二年に四法人に約六千百万円の架空記載が分かっています。取引が全くないか、法人そのものが架空法人などであるにもかかわらず、寄付やセミナー会費等の名目で支出を装っていました。
酒政連では、虚偽記載した一部の法人からの苦情をうけ、〇三年から〇四年にかけて収支報告書の記載を訂正。支出目的を調査研究費や組織対策費に変更しましたが、これは政治資金規正法違反(虚偽記載)にあたる可能性があります。
四十万隆中央会副会長は九日の記者会見で、「架空の支出は政治家への裏献金との指摘をいただいている。年金共済資金の一億四千万円の使途不明金とあわせて調査している」と話しています。
109
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/24(土) 20:01:17
■酒政連からパーティー券購入や献金を受けた団体・政治家(2001年〜03年の合計)
<自民党>
国民政治協会 45100
志 帥 会 3200
東京都総支部連合会 500
山崎派 460
大阪政経懇話会 420
森派 420
平成研究会 460
河野グループ 100
高村派 100
堀内派 200
小杉隆 7270
武藤嘉文 3700
野田毅 1500
柳本卓治 1200
桜井新 1140
下村博文 990
小林興起 890
田中和徳 850
石原伸晃 800
塩崎恭久 790
保坂三蔵 750
松島みどり 680
太田誠一 620
佐藤剛男 600
七条明 600
中川秀直 560
中野清 580
井上喜一 480
津島雄二 460
金田勝年 440
伊吹文明 405
滝実 300
松岡利勝 300
山崎拓 300
亀井善之 280
山口俊一 260
相沢英之 200
亀井静香 200
河井克行 200
西川京子 200
西川公也 200
松宮勲 240
望月義夫 200
森喜朗 200
麻生太郎 180
川崎二郎 160
加藤紘一 100
島村宜伸 100
二階俊博 100
浜田靖一 100
平沢勝栄 100
谷津義男 100
与謝野馨 100
吉川貴盛 100
海部俊樹 80
砂田圭佑 80
大島理森 60
尾身幸次 60
竹下亘 60
中川昭一 60
西野あきら 60
根本匠 60
八代英太 60
柳沢伯夫 60
阪上善秀 60
伊藤公介 50
鴨下一郎 50
<民主党>
民主党 2520
藤井裕久 2000
鳩山由紀夫 300
海江田万里 200
中野寛成 100
平野博文 100
円より子 100
鈴木康友 80
中山義活 50
<公明党>
赤羽一嘉 225
(単位=千円。政治家が代表の政党支部への寄付も含む。酒政連の政治資金報告書から)
110
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/24(土) 20:26:31
日歯連裏献金事件:27日から青木、野中、橋本3氏出廷
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20050925k0000m040023000c.html
日本歯科医師連盟(日歯連)から自民党旧橋本派(平成研究会)への1億円裏献金事件で政治資金規正法違反(不記載)に問われた元官房長官、村岡兼造被告(74)の公判で、総選挙を理由に延期されていた青木幹雄自民党参院議員会長ら3氏の証人尋問が、27日から始まる。27日の青木氏に続き、10月11日に橋本龍太郎元首相、同24日には野中広務元幹事長が出廷する。これまでの公判では、自民党の政治資金団体・国民政治協会(国政協)を通した迂回(うかい)献金など赤裸々な証言が飛び出しており、3人の法廷証言が注目される。
最大の焦点は、平成研の政治資金収支報告書への1億円不記載を決めたとされる02年3月の派閥幹部会でのやりとりだ。村岡元長官と青木、野中両氏、上杉光弘元自治相、平成研元会計責任者=同法違反で有罪確定=が出席し、日歯連側からの領収書発行要請について、村岡元長官が「どうしたもんですかね」と発言。上杉元自治相が「選挙の年だからのう。目立つわな」と応じ、他の出席者も同調して、村岡元長官が「それでは出さないようにしましょう」と取りまとめたとされる。
しかし、村岡元長官に加え、7月に証人出廷した上杉元自治相も「幹部会で1億円のことを話し合ったことはない」と否定した。
公判では、日歯連から国政協経由の迂回献金を巡る証言も出た。東京第2検察審査会は7月、日歯連から迂回献金を受けたとして山崎拓前副総裁を同法違反で起訴相当と議決するなど、法廷外にも飛び火した。
同検審に提出された検察側の証拠によると、日歯連の現金出納簿に01年11月30日、山崎氏へ3000万円、他の2議員に各1000万円との記録がある一方、収支報告書では国政協への献金と記載。山崎氏は検察当局に「党への献金として5000万円を受け、幹事長室のロッカーに1カ月放置した」と供述していた。
しかし、同検審は「国政協への献金なら出金を三つに分ける必要はなく、党への献金でなかったのは明白」と指摘。議決を受けた東京地検が再捜査する。【井崎憲】
毎日新聞 2005年9月24日 19時06分
111
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/24(土) 20:56:42
刃物持った16歳少年、共産党本部に侵入
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050924-00000112-yom-soci
24日午後4時30分ごろ、東京都渋谷区千駄ヶ谷4の日本共産党本部ビルに、16歳の少年が刃物を持って侵入し、「赤旗を降ろせ」などと騒いだ。
110番通報で駆け付けた警視庁原宿署員が少年を建造物侵入と銃刀法違反の現行犯で逮捕した。けが人はなかった。
少年は練馬区に住んでおり、無職。調べによると少年は、正面玄関から同ビルに入り、受付ホールで対応した警備員に果物ナイフ(刃渡り約10センチ)をちらつかせながら騒いだ。
少年は「右翼団体に入っている。日本国旗を掲げず、赤旗を掲げているのはおかしい」などと供述しているといい、同署で詳しい動機を追及している。
(読売新聞) - 9月24日20時16分更新
112
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/24(土) 21:24:04
演説会直後に飲食接待
愛知の大村氏派、衆院選選挙違反事件
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20050921/eve_____sei_____007.shtml
衆院選愛知13区で当選した大村秀章氏(45)=自民党愛知県連会長=派の選挙違反事件で、供応の疑いで逮捕された愛知県碧南市議の村田峰治容疑者(56)による焼き肉店での接待飲食が、地元での大村氏の演説会の直後に催されていたことが県警の調べで分かった。県警は、演説会に出席した自らの支持者たちを村田容疑者がねぎらい、投票や票のとりまとめを促す意図があったとみて追及する。
捜査二課と豊田、碧南署の調べでは、大村氏の個人演説会は公示翌日の八月三十一日午後七時すぎから村田容疑者の自宅近くの神社で開かれた。接待飲食は演説会の直後に行われた。村田容疑者は演説会に参加した自らの支持者のうち十人をそのまま焼き肉店に誘い、一人当たり約四千円の酒食でもてなしたとみられる。
県警は村田容疑者を逮捕した二十日夜から二十一日昼にかけて、碧南市議会で村田容疑者が所属する会派の控室や自宅など三十五カ所を家宅捜索している。
113
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/25(日) 03:25:14
これで挙げやすいのは小林興起さんなんだろうか。
酒販組合中央会 使途不明金 政治家へ裏献金か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050921-00000019-san-soci
警視庁、元専務理事ら事情聴取
酒の販売店主ら約十一万七千人が加盟する「全国小売酒販組合中央会」(東京都目黒区)の年金共済事業をめぐり、約一億四千万円が使途不明になっている問題で、不明金の一部が政治家への裏献金として流用された疑いのあることが二十日、関係者の話で分かった。警視庁も同会の元専務理事(68)らから事情を聴くなど、使途不明金の実態の解明を進めている。
中央会の年金資金は平成八年十月から十六年三月にかけて、計約一億四千万円が「脱退一時金」名目で年金共済加入者以外の仮名とみられる口座に送金され、使途不明になっていた。
関係者によると、この口座は税金対策として、商取引にも使われたとみられるほか、政治献金にも流用されるようになったといい、政治家側の政治資金収支報告書に記載されていない裏献金だった可能性がある。
中央会は通常、国会議員への献金などは会の政治団体である「全国小売酒販政治連盟(酒政連)」が扱っていたが、十一年ごろから、組合員数減少の影響などによって、酒政連の財源も少なくなっていた。同会と酒政連の事務局は同じで、担当理事ら責任者も共通していたという。
中央会は当時、組合員減少の一因となっていた酒類販売の自由化など急激な規制緩和に歯止めをかけるため、与野党の有力議員らへの陳情活動を展開しており、「担当者は政治資金の確保に躍起になっていた」(関係者)という。こうした活動の効果もあって十五年四月には、自由化を一部制限する緊急措置法が議員立法で成立した。
中央会は「当時の担当者から説明を受けたが、不自然な点が多く、内部調査での全容解明には限界もある」として警視庁に相談。横領や詐欺などでの刑事告訴を検討している。
警視庁は既に中央会の事務担当者から説明を受けたほか、先月末ごろからは当時の専務理事ら担当者を複数回呼んで事情を聴いた。
◇
■事実とすれば心外
酒販組合中央会の四十万(しじま)隆副会長の話「一億四千万円の使途不明金については当時の担当者から『政治活動には使っていない』と聞かされていたので、事実とすれば心外だ。領収書の管理などにも問題があり、改めて調査し、責任の所在を明らかにしたい。百四十四億円の外国債問題は、投資を決定する際のリスク判断が十分でなかったと認めざるをえず、当時の担当者の責任は重い。必要なら刑事、民事両面で責任追及するつもりだ」
◇
■年金運用問題関与の元事務局長 「正式な決定と手順。不正全くない」
酒販組合中央会をめぐっては、年金運用で高利率の外国債に投資した約百四十四億円が回収困難に陥った問題も起きている。投資に関与したとされる同会元事務局長(50)は産経新聞の取材に「投資は組合の方針。問題はなかった」と釈明した。
−−外国債投資の経緯は
「平成十四年に年金資金の元本割れが問題になり、理事やアナリストでつくる懇談会を設置して対応を協議した。この際、メンバーの一人から高利率の外国債を勧められ、好条件だったので投資することになった」
−−ハイリスクの認識は
「外国債を勧めたのは国会議員秘書の紹介により懇談会に加わった人物で、信用できるというのが当時の会の判断だ。リスク対応も十分した」
−−投資手続きの問題は
「国税庁などにも相談しており、正式な機関決定と手順を踏んでいる。そのことは当時の議事録を読めば分かるはずだ」
−−国際詐欺の被害に遭ったとの指摘もある
「投資先の英国ローン会社が経営破綻(はたん)し、不透明な運営手法などを当局に追及されているようだが、少なくとも組合側に不正は全くない」
−−責任をどう考える
「その場にいた一人として重く受け止める。だが、問題が発覚したのは私の退職一年後。その間、組合は外国債継続運用を容認した。当時の担当者に責任を押し付けるのは納得できない」
◇
《酒販組合中央会の年金運用問題》 中央会では組合員や家族らの掛け金で昭和58年から年金共済事業を実施したが、平成14年に運用担当の銀行から元本割れを知らされ、利殖のため約144億円を高利率の外国債に投資した。しかし投資先の経営破綻で昨年8月、加入者に掛け金が返還できない事態に陥った。その後、投資の契約書の正本などがなく、契約書のサインが会長本人のものでないなど不透明な部分が国税庁の調査で次々発覚。約1億4000万円の使途不明金も判明し、監督官庁の国税庁は中央会に行政処分を出した。
(産経新聞) - 9月21日2時45分更新
114
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/25(日) 05:53:30
供応買収:北海道10区、山下陣営の3人逮捕 北海道警
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20050925k0000m040124000c.html
衆院選北海道10区(空知、留萌管内)から無所属で立候補し、落選した山下貴史氏(52)への投票を依頼する目的で飲食の会合を開き、有権者を接待したとして、岩見沢署は24日、空知管内北村の山下氏の後援会と自民党北村支部の幹部で、同村砂浜、農業、渡辺信一郎(55)▽同村中央、同村議、石黒武美(51)▽同村幌達布、農業、作田清(60)の3容疑者を公選法違反(供応買収)容疑で逮捕し、3容疑者の自宅や、岩見沢市の同党第10選挙区支部事務所など計9カ所を家宅捜索した。
同署によると、3人は今年8月17日午後7〜10時ごろにかけて、同村赤川の「北村温泉ホテル」に後援会のメンバーなど20数人を集め、山下氏への投票と票の取りまとめを依頼。報酬として、ビールやオードブルなど1人当たり約2300円相当の供応接待をした疑い。この会合には山下氏本人も出席していた。
3人は容疑を否認している。
渡辺容疑者は同後援会会長と同党北村支部長を務め、石黒容疑者も両組織の幹事長、作田容疑者は後援会会計と同支部事務局長。調べに対し、渡辺容疑者は「会合は山下氏の投票依頼を目的としたものではないし、会費を1人1000円集めた」と供述している。しかし、同署は出席者などから事情を聴くなどして、会費を払った者はいないと判断した。
道10区は、郵政民営化法案に反対した山下氏が自民党公認を得られず、無所属で立候補。自民党執行部は“刺客”として新人の飯島夕雁氏(41)を公認候補として擁立した。10区内に36ある同党地方支部のうち、30カ所近くが山下氏支援に回る保守分裂選挙となっていた。【山田泰雄】
毎日新聞 2005年9月25日 1時11分
115
:
小説吉田学校読者
:2005/09/25(日) 13:22:34
政界がらみだと
酒政連と★★★不正支出問題が待ち構えているが、
酒小売のほうは、警視庁マターになりそうなので、爆発はしなさそう。
★★★問題は尻すぼみの感じ。
疑獄関連は年明けの観測が強まっています。
(一部伏字ね)
でもなあ、「300の驕り」とか見出しになるんだろうなあ。
116
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/27(火) 00:15:50
中野寛成氏の元秘書逮捕 公民権停止中に選挙運動
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050926-00000256-kyodo-soci
大阪府警捜査2課などは26日、公選法違反(公民権停止者の選挙運動)の疑いで、衆院選大阪8区で落選した民主党の中野寛成氏の元公設秘書で後援会事務所職員、藤田薫容疑者(65)=大阪市旭区中宮=を逮捕した。
藤田容疑者は陣営の出納責任者だった2003年の総選挙で、未成年者2人に選挙ビラを配布させるなどしたとして罰金刑を受け、08年まで公民権停止となった。
調べでは、藤田容疑者は5日から8日にかけ、豊中市の有権者4人に電話をし「今回の選挙は非常に厳しい」などと言って中野氏への投票と票の取りまとめを依頼した疑い。「公選法に違反するのは分かっていた」と容疑を認めているという。
(共同通信) - 9月26日22時42分更新
117
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/27(火) 23:27:46
日歯ヤミ献金事件、青木参院議長が法廷で関与否定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000318-yom-soci
日本歯科医師会(日歯)側から自民党旧橋本派への1億円ヤミ献金事件で、政治資金規正法違反の罪に問われた村岡兼造元官房長官(74)の第18回公判は27日午後も、東京地裁で続けられ、青木幹雄同党参院議員会長(71)が弁護側証人として出廷した。
青木議員会長は2001年7月の1億円授受の場に同席したほか、収支報告書への不記載を決めた翌年3月の同派幹部会にも出席していたが、「幹部会で1億円の扱いを話した記憶はない。重大な問題なので、その場にいたら思い出せるはず」と述べ、ヤミ献金処理への関与を否定した。
橋本竜太郎元首相(68)らと出席した宴席での1億円授受については、「正確な記憶はないが、出席者が『私がいた』というなら否定しない」としつつ、「1億円の寄付も、収支報告書に載せなかったことも、(問題が発覚した)昨年7月に知った」と証言。
また、1億円の献金処理を、同派政治団体「平成研究会」の滝川俊行元会計責任者(56)が独断で判断できるかどうかについては、「滝川君がだれかに相談しているだろうが、それが誰なのか分からない」と語った。
村岡被告だけが起訴された点を問われると、「長い間の友人なので個人的にいろいろ思うことはあるが、裁判で公平な決定がなされることを望む」と述べた。
1億円の不記載について、東京地検は青木議員会長を不起訴としたが、東京第2検察審査会が今年1月、不起訴不当としたため、同地検が再捜査している。
(読売新聞) - 9月27日23時24分更新
118
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/29(木) 04:13:43
超過寄付「貸付」に収支報告書を修正 民主・山田衆院議員
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000014-nnp-kyu
民主党の山田正彦衆院議員(63)=比例九州、長崎県大村市=が二〇〇三年に代表を務めていた旧自由党と民主党の両党支部に政治資金規正法の限度額を超える寄付をしていた問題で、山田氏側は二十六日、長崎県選管で、超過分を民主党支部への貸付金に訂正する収支報告書の修正手続きを取り、受理された。
山田氏は〇三年、自由党長崎県第3区総支部に計千八百十五万円、民主党長崎県第3区総支部に計六百十万円をそれぞれ寄付。合計額が計二千四百二十五万円となり、個人から政党や政治資金団体への寄付を年間二千万円までに制限した同法の限度額を超過した。修正は、民主党支部への寄付のうち、計四百六十万円を山田氏からの貸付金とした。
(西日本新聞) - 9月27日2時12分更新
119
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/29(木) 06:09:18
計屋前議員の秘書、買収容疑で逮捕へ 神奈川県警
2005年09月29日05時54分
http://www.asahi.com/national/update/0929/TKY200509280381.html
9月11日に投開票された総選挙で神奈川10区から立候補して落選した民主党前職の計屋圭宏氏(60)の私設秘書(22)が運動員を買収した疑いが強まり、神奈川県警は29日にも、この秘書を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕する方針を固めた。
秘書は神奈川大学の学生で、県警はこの秘書が学生のまとめ役として買収の主導的な役割を担っていた疑いがあるとみており、買収資金の出どころなどについて捜査を進める。
調べでは、秘書は神奈川大学の学生らを運動員として雇い、ビラ配りなどの選挙運動をさせて金を払った疑い。
120
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/29(木) 09:30:52
酒販政治連盟、政界ヤミ献金か
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050929/mng_____sya_____011.shtml
約四万九千人の酒店主が加盟する「全国小売酒販政治連盟」(酒政連、東京都目黒区)の二〇〇一年と〇二年の政治資金収支報告書に、合わせて八千万円を超える架空の支出が記載されていたことが分かった。「寄付金」などの名目で支出され、一部は政界へのヤミ献金として使われた疑いがある。一方、酒政連の母体である「全国小売酒販組合中央会」(同区)では、年金共済事業をめぐり約一億四千万円の使途不明金が明らかになっており、警視庁捜査二課は業務上横領の疑いもあるとみて、当時の組合幹部から事情を聴いている。
関係者の話によると、酒政連の〇一年の政治資金収支報告書に記載された五法人に対する計二千万円の支出と、〇二年分に記載された四法人に対する計六千万円余の支出が、それぞれ架空のものだったという。
支出先の延べ九法人の中には、実体が伴わない架空法人とみられるものも含まれていた。「寄付金」などと名目をごまかし、偽造した領収書を使っていた疑いが強い。
捻出(ねんしゅつ)された資金の一部は国会議員を接待した際に渡す「車代」になったほか、政界へのヤミ献金として使われた疑いが出ている。支出名目を偽った記載は、政治資金規正法に触れる可能性もあり、中央会も実態調査を進めている。
一方中央会などによると、一九九六年十月から二〇〇四年三月までの七年半の間に、同会の共済年金資金の中から組合員の「脱退一時金」という名目で、仮名とみられる数人の口座に計約一億四千万円が入金され、使途不明となっていた。
このうち約九千万円は「スズキ・シュウイチ」名義の口座に送金されたとされ、その一部はさらに別の個人口座に移された疑いがあることが判明。
捜査二課は、このうち時効(七年)にかからない三千万円前後を中心に、業務上横領などの容疑で捜査をしており、中央会も当時の幹部の告訴を準備している。
架空支出や使途不明金が確認されたのは、中央会が酒販売をめぐる政府の規制緩和策に反対し、複数の国会議員に陳情活動を展開していた時期に当たる。〇三年四月には、酒の小売店を保護するため全国の過当競争地域で今年八月まで新規参入を制限する緊急措置法が議員立法で成立。先月、一年延長が決まった。
121
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/29(木) 16:33:46
これは残念ながらアウトでは。
当選無効だと、元衆院議員でもなくなるのかしら。
自民・松本議員派、出納責任者ら逮捕へ 公選法違反容疑
2005年09月29日15時58分
http://www.asahi.com/national/update/0929/TKY200509290201.html
11日に投開票された衆院選で千葉7区から初当選した松本和巳議員(40)=自民、千葉県松戸市小金=派の出納責任者を含む運動員3人が、選挙運動を手伝った大学生らに違法に報酬を支払ったとして、千葉県警は29日朝、公職選挙法違反(買収)の疑いで、3人から事情聴取を始めた。容疑が固まり次第、逮捕する方針だ。
出納責任者が罰金以上の刑を受けた場合は、議員本人の責任を問う公選法の「連座制」の対象となる。県警は陣営中枢の関与や資金の出どころなどについて慎重に調べている。
これまでの調べでは、3人は選挙期間中、大学生らを使ってビラ配りなどの選挙運動をさせ、違法に報酬を支払った疑いが持たれている。
選挙運動にかかわった大学生らは約50人で、公選法で選挙運動そのものが禁止されている未成年者も含まれていた疑いも出ている。
松本議員の祖父・清氏(故人)は、ドラッグストア「マツモトキヨシ」の創業者で、元同県松戸市長。同議員は、衆院議員を2期務めた父・和那氏(66)の後継として前回03年の衆院選に立候補したが次点で落選。今回は前回敗れた民主党の候補を1万4171票差で抑えて初当選した。
公選法では、連座制が適用された場合、当選が無効になり、同じ選挙では同一選挙区からの立候補を5年間禁じられる。
122
:
小説吉田学校読者
:2005/09/29(木) 17:52:16
>>121
さんざん井奥の件でやられたことを忘れたか松本陣営。アホとしか言いようがない。
123
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/30(金) 16:42:22
衆院選・計屋前議員秘書の買収:現役大学生、十数万円渡す /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000092-mailo-l14
◇計屋前議員、姿見せずコメント4行
11日投開票の衆院選神奈川10区(川崎市川崎区など)で29日、公選法違反容疑で逮捕された民主党の計屋圭宏前衆院議員(60)の私設秘書は現役大学生だった。計屋氏の陣営関係者は「責任は重い」と一様に沈痛な表情を見せたが、本人は公の場に姿を見せず、A4版1枚のコメントを発表しただけ。県警は今後、買収資金の出どころについても慎重に調べを進める。【伊藤直孝、野口由紀、山衛守剛】
県警捜査2課と中原署などの調べでは、逮捕された計屋氏私設秘書の神奈川大学4年、容疑者(22)は同大サークル「私法研究部」に所属。8月中旬ごろ、サークル仲間の2〜3年の男子学生3人と女子学生1人に「表向きはボランティアだけど、終わったらお金は払う」などと選挙運動に勧誘した。公示後にビラ配りなどをさせ、投開票後の9月中旬、現金十数万円を渡した疑い。「悪いこととは知っていた」と容疑を認めている。
県警は報酬を受け取った4人も同法違反容疑で書類送検する方針。
神奈川大によると、容疑者は昨年10月から私設秘書として働いていた。今年8月には「事務所の手伝い」として学内で選挙アルバイトを募集していたという。
地元川崎の計屋氏陣営にも衝撃が広がった。民主党の潮田智信・川崎市議は「22歳の前途ある学生に今後、汚点が付いて回る。民主党も真剣に受け止め、徹底的に再発防止の議論をしなければいけない」と沈痛な面持ちだった。
川崎市中原区小杉町の民主党10区総支部事務所では、午後1時すぎから捜査員6人が家宅捜索に入り、パソコンなど段ボール10箱分の資料を押収した。近くの男性公務員(54)は「計屋さんは知らなかったのかもしれないが、部下を把握できなかった責任はあるのでは」と憤った。
「県民の皆様に深くお詫(わ)び申し上げます」などと記し、計屋氏が民主党県連を通じて発表したコメントはわずか4行だった。
9月30日朝刊
(毎日新聞) - 9月30日16時31分更新
124
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/30(金) 16:55:39
>>122
国政選挙において、まんま出納責任者ってのは初めてのケースかもしれませんねぇ。
気をつける、どころじゃないのに。
落選後政治はお休みしていて、政局になってから、政治もやりましょうかねって腰を上げたのがウェブページからもわかるくらいだったので、物理心理両面で押っ取り刀ということだったんでしょうか。
人材派遣の会社の人に出納責任者させて、業務としてやらせるというのは、新しいですけどね。
125
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/01(土) 05:24:22
松本派買収 80人以上に手伝わせる 読売千葉
衆院選千葉7区で当選した松本和巳議員(40)(自民)派の幹部らが選挙期間中、運動員に違法な報酬を支払ったとされる買収事件で、公選法違反容疑で逮捕された松本陣営の出納責任者、坂健太郎(38)(東京都足立区)、人材派遣会社員、牧内武志(38)(柏市豊四季)の両容疑者が、少なくとも80人以上の大学生やフリーターらに陣営の活動を手伝わせていたことが30日、県警捜査2課の調べで分かった。
県警は、両容疑者が運動員を組織的に大量動員して不正報酬を支払っていたとみて、資金の流れやほかの陣営幹部の関与について全容解明を目指す方針だ。
県警は30日、両容疑者を千葉地検に送検するとともに、後援会事務所など数か所を家宅捜索し、資料などを押収した。調べでは、両容疑者は選挙期間中、牧内容疑者の会社に登録された運動員三十数人に、違法な報酬計数百万円を支払った疑い。運動員には、公選法で選挙運動が禁止されている未成年者も含まれていた。
■議員雲隠れ■ 一方、松本議員は30日になっても、釈明会見などの対応はなく、コメントも発表していない。選挙で支援した県議も「本人からの説明はなく、秘書の携帯電話もつながらない。どうなっているのか」といらだちを見せた。読売新聞の取材に対し、衆院議員会館の事務所は「(松本議員と)連絡が取れない」と説明。同日正午からは、自民党本部で新人議員の勉強会が開かれたが、出席した県関係の2議員は「見かけなかった」と話している。松戸市の自宅でも、関係者が「戻っていない。どこにいるかわからない」と答えるだけだった。
(2005年10月1日 読売新聞)
126
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/01(土) 05:26:38
いやーもう、なんというか。
「清新」前面、裏で報酬
松本和巳議員陣営 選挙違反
http://mytown.asahi.com/chiba/news02.asp?kiji=5559
大勢の若者をそろえて清新さを前面に押し出した勝利から一転、公職選挙法違反(買収)容疑で出納責任者ら2人が逮捕。千葉7区で初当選を果たした松本和巳衆院議員(40)=自民=派の選挙戦で、ボランティアが原則の「運動」が、違法な報酬を受け取った若者たちのアルバイトに支えられていた疑いが問われている。陣営の関係者からは「金の流れも組織もはっきりしない選挙運動だった」という声も聞かれる。
松戸市小金の松本和巳議員の事務所。29日午後8時20分すぎ、県警の7人の捜査員がアタッシェケースや段ボール箱を手に携え、厳しい表情のまま家宅捜索に入った。報道陣が一斉にフラッシュをたき、約20人の通行人らが足を止め、強制捜査の様子を見つめていた。
県警はこの日朝から、松本議員派の出納責任者だった坂健太郎容疑者(38)=東京都足立区=ら数人に任意で事情を聴き、このうち坂容疑者と人材派遣会社員の牧内武志容疑者(38)=柏市豊四季=の2人を午後7時ごろ、公選法違反容疑で逮捕した。
県警によると、違法な報酬を受け取ったとされる大学生らは、牧内容疑者が営業所長を務める野田市内の人材派遣会社に登録。選挙期間中にビラ配りなどを行っていたという。報酬は日当の形で支払われ、1日あたり数千円だった。報酬を受け取った学生らの中には、同法で選挙運動自体が禁じられている未成年者も十数人含まれていた。
国会や地元の松本議員の事務所では「議員がどこにいるかは、留守番だからわからない」などという反応だった。
「派手にやりすぎた」市議
選挙戦での松本議員陣営の運動員は、黄色のジャンパーと、オレンジ色のポロシャツ姿の若者が目立った。地元のある市議によると、若者たちはアルバイトで、選対本部が置かれた松戸市の事務所から毎日、派遣されてきたのだという。
この市議は「1日50人くらいを雇っていたと思う。どういう形で集めたのかは分からないが、そんなに大量の若者がいれば目立つに決まっている。派手にやりすぎた」と話す。別の市議は「表向きは『松戸から応援に来たボランティア』という触れ込みだった」と話す。
前回03年の衆院選で民主候補に約1万3千票差で敗れた松本氏。今回は自民への追い風に乗って初当選を果たしたが、選対組織も前回とは変化していたという。
03年の選挙で選対に入った男性は「今回はどこの誰か分からない人物が中枢にいて、当初は日程表を連絡するような配慮もなかった。あれでよく勝てた」と話す。今回選挙は「金の流れも組織もはっきりしなかった」と打ち明ける幹部もいる。
今回の選対本部長だった田中由夫県議は「若い人が来ていたのは知っていたが、松本さんの関係者だと思っていた。違反をして集めていたのなら大変残念だ」と語った。
(9/30)
127
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/01(土) 05:33:19
父君代議士の秘書でもあったのなら、うっかりとはいえないなぁ。
衆院選・松本和巳氏派の買収:「無理しなくても…」 万が一考え、焦りか /千葉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/chiba/news/20050930ddlk12040238000c.html
◇激戦の7区
衆院選で初当選した松本和巳氏(自民)の出納責任者、坂健太郎氏(38)が29日、公選法違反(買収)容疑で逮捕された。松本氏が立候補した7区(松戸市北部、野田市、流山市)は、前回衆院選から激戦が続いており、多数の運動員に不法に日当を支払う手口からは同区での激しい争いが垣間見える。出納責任者の逮捕により、当選が無効となる連座制適用の可能性が高い。既に複数の松本氏派の野田市議らも任意で事情聴取を受けており、自民党県連関係者からは事件の拡大と今後に控えた地方選挙への影響を懸念する声も出始めている。【山縣章子、寺田剛】
今回の選挙は前回(03年11月)と同様、民主党の内山晃氏と事実上の“一騎打ち”だった。「小泉旋風」が吹き、全国的に自民優位が伝えられており、地元の関係者からは「無理をしなくても勝てる選挙だったのにどうして」といぶかる声が出ている。
一方で、松本氏は今回、2度目の挑戦。今度の選挙で落選すれば、原則として自民党の公認を得られなくなるという事情を抱えていた。優勢が伝えられながらも「万が一」を考えた焦りがあったとの見方が広がっている。
逮捕された坂容疑者は、元衆院議員だった松本氏の父和那氏の秘書で、和那氏引退後には松本氏の秘書も務めており、右腕的存在だったとされる。
自民県連の金子和夫幹事長は坂容疑者の逮捕に関し「激戦区だったとはいえ、逮捕者が出たのは県連としても誠に残念」とコメントした。
松本氏は祖父・清氏が松戸市長を務めるなど、政治一家。03年11月の衆院選で、和那氏の後継として出馬したが、民主党新人の内山氏=当時=に約1万3000票差で敗れていた。
松戸市小金の松本氏の選挙事務所には29日午後8時20分過ぎ、段ボールやアタッシェケースを持った県警捜査員7人が家宅捜索に入った。
近くの男性会社員(55)は「(松本氏は)焦ったのかな。前回落選し、今回も落ちると3度目は公認されないから、危機感があったのでは。金の出どころが問題」と話していた。
同事務所はJR常磐線北小金駅から約1キロ東の商店街にあり、近所の人らが捜索を見守っていた。
毎日新聞 2005年9月30日
128
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/02(日) 04:21:47
民主党の執行部の面々を見て、松本を攻めることができたら自民党にとっていいだろうなと思っていたとこ。まさに、それ。
松本事務所を捜索 公選法違反で県警 兵庫
2005/10/01
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/01000219sg200511011400.shtml
民主党政調会長の松本剛明衆院議員(46)=比例近畿=の私設秘書らが、先月十一日投開票の衆院選公示前に、投票を呼びかける文書を支持者らに配ったとして、兵庫県警は一日までに、公選法違反(法定外文書の頒布)の疑いで、姫路市内にある松本氏の事務所などを家宅捜索。同秘書らから任意で事情を聴いている。
調べなどによると、文書は公示前の八月中旬から下旬にかけて、同市内の支持者らに約二万枚が郵送されるなどした。松本氏が自筆で「勝たせてください」などと書いた文書のコピーで、署名もあったという。
県警は先月二十七日、この私設秘書から任意で事情聴取を始めるとともに、事務所のほか、同秘書の自宅などを捜索、関係書類を押収していた。
松本氏は二〇〇〇年の衆院選に初当選。今回は兵庫11区で落選したが、重複立候補していた比例近畿ブロックで復活当選した。三期目。選挙後、前原誠司代表の就任に伴い、党政調会長に登用された。
地元事務所は「解散のあいさつ文として支持者に文書を発送した。嫌疑をかけられるとは思わなかった」と話している。
129
:
小説吉田学校読者
:2005/10/02(日) 22:27:42
なんか、民主の松本もあほなことで強制捜査受けておりますな。
宮城の「交通違反程度で、政治家として死」の教訓は誰も受けていないのではないか。
前回選挙よりも摘発が見た感じ多い。
私は非常にむなしさを感じる。
法改正も重要だが、まずは、自身の順法からではないか?
自民も民主も顔洗って出直せえ。
130
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/05(水) 05:21:34
>>129
選挙は個々のやり方任せの面が大きいようですしね・・・。
こたびの衆院選とこれからの自民党支部解散企図の政治資金規正法改正で、党主導の国政選挙という面はさらに強くなり、リスクヘッジも党担当部分が大きくなる・・・のではないでしょうか。
個々人の意識改革というより成り行きですけど。
131
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/06(木) 02:18:23
伊達道議は札幌市厚別区選出。定数2。
暴行容疑:路上で男性に 伊達・道議員、依然容疑否認
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20051005k0000e040093000c.html
札幌市中央区のススキノの路上で3日、北海道議会議員、伊達忠應(ただまさ)容疑者(33)=札幌市厚別区、自民党・道民会議=が暴行の疑いで現行犯逮捕された事件で、伊達容疑者は札幌中央署のその後の調べに対し、「酔っていて覚えていない」と、依然容疑を否認している。同署は5日午後、伊達容疑者を同容疑で札幌区検に送検する。
調べでは、伊達容疑者は酒に酔って3日深夜、同区南8西6の路上で、たまたま通りかかった東京都内の自営業の男性(47)の左腕を両手でねじ上げる暴行を加えた疑い。
飲酒状況について、「ビールや冷酒を飲んだ」と供述しているが、飲酒した場所やだれと一緒だったかについて、明らかにしていないという。
一方、道議会の自民党・道民会議は5日、伊達容疑者が務める道議会新幹線・総合交通体系対策特別委員会理事と同会派政審委員会副委員長の役職を停止する処分を決めた。また、同党道連にも役職を解くよう申し入れた。
加藤礼一幹事長は記者団に対し「本人が認める認めないにかかわらず、目撃者がおり暴行の事実があったことは明らか。世間に迷惑をかけ申し訳ない」としたうえで、「今後の推移によって、会派除名や議員辞職勧告に発展する可能性もある」と述べた。【岸本悠、横田愛】
毎日新聞 2005年10月5日 13時34分
132
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/06(木) 02:28:48
中本元衆院議員の連座制適用が確定、最高裁が上告棄却
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051004-00000203-yom-soci
2003年11月の衆院選で神奈川14区と比例選南関東ブロックに重複立候補し、落選した中本太衛・元衆院議員(40)(自民)派の選挙違反事件を巡り、検察側が中本元議員に連座制を適用して同区での立候補を5年間禁止するよう求めた行政訴訟の上告審判決が4日、最高裁第3小法廷であった。
浜田邦夫裁判長は「候補者への制裁に立候補禁止を加えた拡大連座制の規定は合憲」と述べ、請求を認めた1審・東京高裁判決を支持して、中本元議員の上告を棄却した。同日から5年間の立候補禁止が確定した。
判決などによると、中本元議員の元公設第1秘書は、03年の衆院選公示前、票の取りまとめなどの報酬として運動員の男性に現金50万円を渡したとして、公職選挙法違反(現金買収)で起訴され、今年1月に執行猶予付きの懲役刑が確定した。これを受けて、検察側は同月、中本元議員に連座制を適用するよう求める訴訟を起こした。
上告審で、元議員側は、立候補の禁止を定めた拡大連座制の規定について、「議員の選定・罷免を国民固有の権利と定めた憲法に違反する」と主張していた。
(読売新聞) - 10月4日12時2分更新
133
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/06(木) 02:48:15
酒販組合中央会:横領容疑、元事務局長ら告訴へ−−年金資金3000万円
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/archive/news/2005/10/03/20051003ddm041040058000c.html
「全国小売酒販組合中央会」(東京都目黒区、藤田利久会長)の年金共済制度の運用資金約3000万円を架空名義口座に振り込んだとして、同会は近く、元事務局長ら数人を業務上横領容疑で警視庁捜査2課に告訴する方針を決めた。同課は関係者から任意で事情聴取を進めており、告訴を受け組織的な関与などについて捜査を本格化する。
同会などによると91〜99年ごろ、年金資金から「脱退精算金」名目で約10回にわたり計約9090万円が架空名義の銀行口座などに振り込まれた。同会は、このうち時効(7年)にかからない約3000万円について、元事務局長らが関与した疑いがあるとしている。
同様の使途不明金はこのほか、都内のソフト開発会社への支出名目の3910万円と、個人への貸し付け名目の1000万円があり、総額約1億4000万円にのぼる。
元事務局長は毎日新聞の取材に「(架空名義口座への振り込みは)システム開発のための費用に使った」と話している。
同会をめぐっては、英国の社債に投資した年金資金約144億円を焦げ付かせた問題も明らかになり、今年8月に掛け金返還を中止している。【三木陽介、石丸整】
毎日新聞 2005年10月3日 東京朝刊
134
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/06(木) 18:52:11
新たに2鳴門市議を聴取 選挙違反、投票依頼され報酬?
http://www.topics.or.jp/News/news2005100409.html
九月十一日に投開票された衆院選の選挙違反を捜査している徳島県警総選挙違反取締本部と鳴門署は四日午前、鳴門市議二人に任意同行を求め、公選法違反の疑いで事情聴取を始めた。
関係者によると、二市議は、徳島2区と比例四国に重複立候補して比例で復活当選した七条明氏(自民)への投票と票の取りまとめを依頼され、既に逮捕、起訴されている市議から報酬を受け取るなどした疑いが浮上しているもようだ。
県警は今回の選挙違反捜査で、元議長の松下保被告(53)=鳴門市里浦町里浦、農業=ら三市議を逮捕。徳島地検は三日、三市議を公選法違反罪で徳島地裁に起訴している。
鳴門市議会家宅捜索 選挙違反で県警、4市議を午後送検
http://www.topics.or.jp/News/news2005100510.html
衆院選の比例四国で当選した七条明代議士(自民)派の選挙違反事件で、新たに二人の鳴門市議を逮捕、別の同市議二人を再逮捕した徳島県警衆院選挙違反取締本部と鳴門署は五日午前、同市議会の議長室や会派控室を家宅捜索した。県警は同日午後、四容疑者を徳島地検に送検する。
新たに逮捕された二人は、同市議会副議長の鳴門市大津町大代、会社役員板東一岳(62)と、同市議で元議長の同市大麻町萩原、畜産業柿本公(71)の両容疑者。再逮捕された二人は同市里浦町里浦、農業松下保(53)と、同市撫養町立岩、会社員秦野卓(61)の両容疑者。
市議会の家宅捜索は午前十時すぎに着手。捜査員六人が副議長の机やロッカーがある議長室のほか、板東容疑者が所属する会派「新政クラブ」と柿本容疑者が所属する「政友21」の控室を捜索した。約一時間で段ボール箱一個分の関係資料などを押収した。
市議会への捜索は九月十三日に続いて二度目。開庁から議会事務局のドアは閉められたままで、捜査員が到着すると議会フロアには緊張感が漂った。市議は野田粋之議長ら数人が姿を見せたが、二度目の捜索とあって一様に硬い表情をみせていた。市議会は同日午後二時から会派代表者会を開き、計五人逮捕という事態を受け、今後の対応を協議することにしている。
調べでは、板東容疑者は衆院選公示前の八月中旬、秦野容疑者から、徳島2区と比例四国に重複立候補を予定していた七条氏への投票と票の取りまとめなどを依頼され、報酬として現金十数万円を受け取った疑い。柿本容疑者は松下容疑者から同様の趣旨の依頼を受け、現金数十万円を受け取った疑い。
135
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/06(木) 18:54:12
辞職勧告先送り 逮捕の鳴門市議、議長が5人の意思確認
http://www.topics.or.jp/News/news2005100606.html
衆院選の比例四国で復活当選した七条明代議士(自民)派の選挙違反事件で、新たに市議二人が逮捕され、逮捕者計五人を出した鳴門市議会は五日、会派代表者会を開き、五人に議員辞職の意思を確認した上で、意思がなければ辞職を勧告することで一致した。しかし、市民からは「対応が甘い」と批判の声も上がっている。
代表者会は、議長室で午後二時から非公開で開かれた。会長が逮捕された鳴志会と政友21から幹事長、残る三会派の会長、野田粋之(きよゆき)議長の計五人が出席。五人に対する議員辞職勧告について協議した。
野田議長ら出席者によると、これまでの「勧告の前に本人の意思を確認する」との方針に対し、共産党や公明党から「逮捕者が五人に増え市民の批判が高まっている。早急に議会として何らかの意思表示をするべきだ」と、すぐにも辞職勧告するよう求める意見が出された。しかし最終的には、野田議長に意思確認を委ねることにした。
協議後、野田議長は記者会見。一連の事件について「新たに二人が逮捕され異常事態と受け止めている。市民の皆さまに対し市議会を代表しておわびする」と謝罪した上で「早急に弁護士を通じて五人への意思確認を行う」と述べた。
こうした議会の対応に対し、市民の間には「異常事態と受け止めているなら、もっと厳しい対応を」との声が出ている。撫養町黒崎の無職谷口将(すすむ)さん(75)は「容疑を認めている以上、本人が辞職するのは当然だが、ほかの議員も仲間意識を捨てなければ、議会の正常化はできない」と話した。
一方、亀井俊明市長は、二日から親善使節団の団長としてドイツを訪問中。市秘書広報課によると、「新たに市議二人逮捕」の知らせを受けた市長は一時、帰国も検討したという。しかし、既に公式行事が入っているため、当初の日程通り十日に帰国する予定。
◆県警、4容疑者を送検
七条氏派の選挙違反事件で、徳島県警衆院選挙違反取締本部と鳴門署は五日、四容疑者を公選法違反容疑で徳島地検に送検した。
送検されたのは、いずれも市議で新たに逮捕された同議会副議長の鳴門市大津町大代、会社役員板東一岳(いちがく)(62)、元議長の同市大麻町萩原、畜産業柿本公(71)と、再逮捕された同市里浦町里浦、農業松下保(53)、同市撫養町立岩、会社員秦野卓(61)の四容疑者。柿本容疑者は容疑を否認しているが、他の三容疑者は認めている。
調べでは、板東容疑者は衆院選公示前の八月中旬、秦野容疑者から、徳島2区と比例四国に重複立候補を予定していた七条氏への投票と票の取りまとめなどを依頼され、報酬として現金十数万円を受け取った疑い。柿本容疑者は松下容疑者から同様の趣旨の依頼を受け、現金数十万円を受け取った疑い。
136
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/06(木) 18:54:58
鳴門市議公選法違反:議長室も家宅捜査 「早く辞職を」市民、不信の声 /徳島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051006-00000177-mailo-l36
◇5会派など、代表者会で対応協議
衆院選を巡る選挙違反事件で副議長を含む現職市議2人が逮捕、2人が再逮捕された鳴門市議会では、一夜明けた5日、県警による家宅捜索が議長室に及び、衝撃が再び走った。同市議会では、先月12日に逮捕された3市議が、常任委員長などの役職にとどまったまま。副議長までが逮捕された異常事態に、市民からは「早く辞めるべきだ」と不信の声も上がった。また、鳴門署などは同日、逮捕された4市議を徳島地検に送検した。【植松晃一、加藤明子】
鳴門署などの調べによると、秦野卓容疑者(61)=同市撫養町立岩=は今年8月中旬ごろ、鳴門市内で、衆院選徳島2区から立候補し、比例代表四国ブロックで当選した七条明氏への投票などを板東一岳容疑者(62)=同市大津町大代=に依頼し、その報酬として現金十数万円を渡した疑い。また、松下保容疑者(53)=同市里浦町里浦=も同じころ、同市内で、柿本公(いさお)容疑者(71)=同市大麻町萩原=に、同様の趣旨で現金数十万円を渡した疑い。柿本容疑者は「金の受け渡しはない」と容疑を否認しているが、柿本容疑者に現金を渡したとされる松下容疑者ら残る3人は容疑を認めているという。
今回新たに逮捕された副議長の板東市議は、当選2回。また、当選5回の柿本容疑者は97〜98年に市議会議長を務めたことのあるベテラン市議。その際、副議長として1年間コンビを組んだのが、松下容疑者だった。
5日午前10時すぎ、市役所3階の市議会を、段ボール箱などを手にした県警の捜査員6人が訪れた。捜査員らは、逮捕された2市議が所属する「新政クラブ」と「政友21」の控え室を捜索した後、副議長の机のある議長室を30分以上にわたって調べ、書類などを押収した。議会事務局によると、議長室の家宅捜索は「記憶にない」という。
午後2時からは市議会5会派の会長・幹事長や野田粋之(きよゆき)議長らによる代表者会が急きょ開かれ、緊張した表情の市議らが次々と議長室に入った。終了後に会見した野田議長によると、「政友21」と「新政クラブ」の代表者からは「申し訳ない」との発言があったという。また、板東、柿本両市議については、事件概要の情報収集を急ぐ一方、先月12日に逮捕された3市議には、議員辞職を求めていくことを確認した。
また、最初の逮捕から20日以上経つにもかかわらず、3市議の意向を確認できていないことも報告された。このため、引き続き弁護士を通じて問い合わせ、辞意のあった場合には、辞職願の提出を求めたうえで野田議長が許可することと、示されない場合には再び代表者会を開いて、辞職勧告決議を含む対応を協議することを確認した。しかし、議会事務局によると、地方自治法に定めのない議員辞職勧告決議を理由に臨時議会を開くことは不可能で、12月議会にずれ込む可能性もある。
現職市議が次々と逮捕される異常事態に、市民からは辞職を求める声が聞かれた。市役所を訪れた同市内の主婦(70)は「(逮捕された市議らは)悪いことをしたと自覚しているか疑問。最近の政治家は、庶民感覚から外れている。早く辞職すべきだ」とあきれた表情だった。
10月6日朝刊
(毎日新聞) - 10月6日17時26分更新
137
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/06(木) 19:05:42
派遣会社も捜索 松本氏派の公選法違反事件 千葉
http://mytown.asahi.com/chiba/news02.asp?kiji=5562
衆院選千葉7区から初当選した松本和巳議員(自民)派の出納責任者らによる公職選挙法違反(買収)事件が、県内の政党関係者らの間に波紋を広げている。「ちゃんと忠告したのだが……」と明かす人や、「焦りがあったのではないか」と推測する人もいる。県内の自民党関係者は30日も、松本議員とは連絡が取れないとしている。
県警はこの日、学生らを派遣したとされる牧内武志容疑者(38)=柏市豊四季=が所長を務める野田市の人材派遣会社事務所に家宅捜索に入った。事務所には5〜6人のスタッフが勤務し、スタッフの1人は「本社が対応するので、こちらで話せることはない」と硬い表情。事務所のガラス戸には「派遣先にはあくまでも『選挙運動はさせない』という確約をとり派遣した」などと事件の潔白を訴える張り紙が約10枚並んでいた。
こうした動きの一方、自民党県議の1人は「アルバイトを雇うことは反対だと忠告したんだ」と明かしている。同党の選対幹部は「報酬はどうなっているんだと聞いたら、陣営幹部は『払ってません』と答えた。だから安心していた」と話した。
その上で「自民党は2回続けて落選すると公認されない。焦りがあったのではないか」と推測する。松本議員は前回03年の衆院選で落選し、今回は2度目の立候補。別の同党県議は「出陣式の人が少なく、当初はこれで選挙になるのかと心配だった」と振り返った。
これまでの県警の調べでは、牧内容疑者と、同法違反(同)容疑で逮捕された松本議員派の出納責任者、坂健太郎容疑者(38)=東京都足立区=は、運動員として雇用した大学生ら三十数人に報酬として数百万円を支払っていたとされる。
県警は、この現金がどこから捻出(ねんしゅつ)されたのか、調べを進めている。
報道各社で構成する松戸記者クラブは30日、出納責任者らの逮捕に関する記者会見の開催などを求め、松本議員あてに要請文をファクスで送った。
(10/1)
138
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/08(土) 15:02:34
選挙違反事件で自民・松本氏
進退は『判断まだ』
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20051007/lcl_____cba_____000.shtml
衆院選千葉7区で初当選した自民党の松本和巳議員陣営の選挙違反事件で、出納責任者の坂健太郎容疑者ら二人が公選法違反(買収)の疑いで逮捕されて以来、国会を欠席するなどして、公の場に姿を見せなかった松本氏が六日、東京都内の同党本部で開かれた新人議員研修会に出席した。本紙の取材に松本氏は「(事件について)分からない」と強調、「どういう答えを出すのか分からないが、捜査が進んでいる状況で、お話しできることはない」とコメントを避けた。
研修会に出席した松本氏は、一時間にわたり、ほかの新人議員とともに研修を受けた。終了後、取材に応じた松本氏は「(坂容疑者)本人と話ができていないので、内容が分からない。皆さん、知りたいことがいっぱいあると思うが、私自身も分からない部分では、お答えのしようがない」と、淡々と説明した。連座制の対象となる出納責任者が逮捕されたが、進退については「まだ全然。きちんと判断をしなければならないときがきたら判断する」と答えるにとどまった。現状では「議員活動はそのままきちんと続けさせてもらう」と述べた。
事件後、公に姿を見せなかった理由については「議員活動をしていた」とし、「(坂容疑者らの)起訴の段階になるか、(罪が)確定した段階になるか分からないが、そのときにはきちんとお話しする」と、会見を開く用意があることを明らかにした。
同党県連会長の浜田靖一衆院議員は「起訴もされていない段階で、本人も話しようがないんじゃないか」と、松本氏を気遣っていた。
松本氏は九月二十九日に二人が逮捕された後、記者会見や釈明コメントなどは一切しないまま。松本氏と連絡が取れなくなった後援者や地元市議からは「潔くない」「どうなっているのか」などの不満の声も上がった。
ある選対幹部は二人が逮捕される前に、松本氏に事実関係をただしたという。しかし、松本氏は何も答えず、その後は連絡がないという。
ある流山市議によると、松本氏は二人が逮捕される前日、選挙報告のために同市議会を訪れることになっていたという。しかし、連絡もないまま姿は見せなかった。市議は「あれだけたくさんの人が応援してくれたのに、本人は雲隠れで説明もないなんて」と、憤慨した様子を見せた。
また、別の地元支援者は、二〇〇三年の県議選で初当選し、大学生アルバイトに違法な報酬を払ったとして、選対幹部らが逮捕され、連座制の適用で失職した元県議になぞらえ、「同じことをやっている。何を考えているのか」と、あきれた口調で話した。
139
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/08(土) 15:53:19
麻生総務相 献金記載漏れ
酒政連からの100万円
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-10-08/2005100814_01_2.html
麻生太郎総務相(衆院福岡8区)は七日、二〇〇〇年に全国小売酒販政治連盟(酒政連)から同氏の資金管理団体へ百万円献金があったのに、収支報告書に記載されていなかったことを明らかにしました。六日に総務省に訂正を届け出ました。
麻生氏の事務所によると、二〇○○年の酒政連側からの献金やパーティー券代などは未記載分を含めて百九十万円(選挙区支部分も含む)。これらを返金するかどうかは「検討中」(同事務所)といいます。
本紙六日付では、〇一年の収支報告書をめぐり酒政連側と自民党の小杉隆元文相側との間に四百四十四万円の食い違いがあることを指摘していました。
酒政連の政治資金をめぐっては、〇一―〇二年にかけて、収支報告書に約八千万円の支出を架空記載していたことも発覚。酒政連関係者は、この一部が政治家との飲食代や「車代」として使われたと証言しています。
140
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/08(土) 15:57:58
消えた 酒政連 440万円
献金額と受領額 食い違い
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-10-06/2005100615_01_2.html
政治団体「全国小売酒販政治連盟」(酒政連・東京都目黒区)が自民党の小杉隆元文相(東京5区)の資金管理団体に支出した金額と、同議員側が受領した金額について収支報告書で約四百四十万円もの食い違いがあることが五日までに本紙の調べでわかりました。酒政連は小杉議員側への献金には「領収書か控がある」と主張。不透明なカネの処理に疑惑が出ています。
■自民・小杉元文相
二〇〇一年分の酒政連の政治資金収支報告書に記載された小杉氏の資金管理団体「現代システム研究会」への資金提供はパーティー券購入が八回分(各四十万円、いずれも十二月二十日付)、寄付が二百二十四万円、セミナー等会費二十四万円。合計五百六十八万円です。このうち、法律上、受領側に記載義務があるのは五百四十四万円です。
一方、現代システム研究会の報告書にある酒政連からの収入は、パーティー券収入百万円(十二月七日)の一件だけです。
酒政連の担当者は「報告書に記載された金額は、すべて小杉氏側からの領収書か送金控を添付して総務省に申告した。出金に間違いはない」と話します。他方、小杉氏の事務所は取材に対し「(酒政連の報告書の記載は)事実無根。こちらも迷惑している」といい、両者は食い違ったまま。差額の四百四十四万円の行方はわかりません。
酒政連は〇一―〇三年にかけて自民・公明・民主の政治家六十六人などに約八千七百万円の資金を提供しています。酒政連関係者は「残念なことだが、政治家と話すときは金を使わないと話が進まないのが現状」と話しています。
酒政連の政治資金をめぐっては、〇一―〇二年にかけて、収支報告書に約八千万円の支出を架空記載していたことも発覚。別の酒政連幹部は、この一部が政治家との飲食代や「車代」として使われたと証言。報告書に記載された献金のほかにも裏金が政界に流れていた疑いが出ています。
自民党の佐藤剛男衆院議員(比例東北ブロック)にも、二〇〇〇年九月と〇一年一月の二回にわたって現金計八百万円を直接提供し、佐藤氏側が全額を返却したこともこのほど明るみにでました。佐藤氏の事務所は「受け取れない金なので、すぐに返却した」と説明しています。
141
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/09(日) 03:05:17
自民党支部職員も逮捕=松本和巳議員陣営の選挙違反−千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051008-00000091-jij-soci
衆院選千葉7区で初当選した自民党の松本和巳議員(40)陣営の選挙違反事件で、県警捜査二課などは8日、公選法違反(日当買収)の疑いで、同選挙区の自民党支部職員池田晃之容疑者(36)=東京都世田谷区駒沢=を逮捕した。容疑を認めているという。
調べによると、池田容疑者は、松本議員陣営の出納責任者坂健太郎(38)ら2容疑者(逮捕済み)と共謀の上、選挙期間中に未成年を含む運動員三十数人にビラ配りなどの選挙運動をさせ、8月下旬から9月下旬にかけ、報酬として現金計数百万円を支払った疑い。
(時事通信) - 10月8日21時0分更新
142
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/10(月) 21:47:33
公選法違反で労組職員逮捕 未成年に選挙運動 民主の佐々木議員陣営 2005/10/10 20:48
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20051010&j=0022&k=200510104869
【旭川】九月十一日に投開票された衆院選道6区(上川管内)で初当選した民主党の佐々木隆博議員(56)の陣営の運動員が、未成年の女子大生に選挙運動を手伝わせ、違法に報酬を支払ったとして、旭川東署と道警捜査二課、道警旭本捜査課は十日、公選法違反(未成年者による選挙運動の禁止、買収)の疑いで、旭川市春光台五の三、労組職員福島吉則容疑者(46)を逮捕するとともに、同市内の民主党事務所など九カ所を家宅捜索した。
調べでは、福島容疑者は、八月三十日から九月十日までの間、札幌圏在住の女子大生(18)を、未成年と知りながらウグイス嬢として、選挙カーに乗せ、同議員と同党の比例代表道ブロックの候補者への支持を呼び掛ける選挙運動を手伝わせ、報酬として十数万円を渡した疑い。
福島容疑者は、選挙カーのウグイス嬢の採用や報酬支払いの責任者だった。
143
:
小説吉田学校読者(元刑法専攻)
:2005/10/11(火) 23:09:08
>>142
宗男の場合とどう違うんだ?と思ったら、
宗男の娘は選挙運動の労務、こっちは選挙運動なんだろう。
公選法じっくりみた。
それでは公選法規定上の選挙運動とは?
「特定の選挙について、特定の候補者の当選を目的として、投票を得又は得させるために直接又は間接に必要かつ有利な行為」
らしいが、公選法に明確な規定はなく判例の積み重ねによる定義でもある。
これを今回の事例に当てはめると、
宗男の娘は「応援演説者」ですから、選挙運動している宗男のための労務提供
このウグイスは「特定の候補者の当選を目的とした呼びかけ」をしているので選挙運動。
うーむ、わかりづらいが、こういうことなんだろう。
144
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/12(水) 01:12:00
小林陣営が選挙違反/あすにも書類送検 三重
http://www.isenp.co.jp/news/_2005/1010/news01.htm
衆院選三重2区で自民党公認で出馬し、落選した小林正人氏(38)派の選挙違反を捜査していた県警捜査二課と鈴鹿、亀山署は十一日にも、公選法違反(文書頒布など)の疑いで、陣営幹部と亀山市議三人を書類送検する。
鈴鹿、亀山で別の法定外文書を多数配るなどしており、県警は「組織的で悪質な違反」とみて、これまでに小林氏本人への事情聴取、関係先の家宅捜索など捜査を進めていた。
陣営中枢や市議の書類送検で小林氏や自民党支部への影響は必至で、亀山市議は失職の可能性も出ている。
145
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/12(水) 02:08:01
>>143
国政情報センターが出している『衆議院選挙要覧 平成17年・最新版』には公職選挙法の簡単な説明があります。
「未成年者の選挙運動」の項を見ますと、たしかに未成年者を労務に使用することができるとなっているのですが、そのたとえが、「選挙事務所での文書発送や湯茶の接待、あるいは物品を運搬するといった機械的作業など」となっています。
また、「選挙運動とは」の項を見ますと、「『○○さんに投票してください』というような明瞭な行為だけではなく、単に特定の候補者の名前を選挙人に知らせるだけでも、当選を目的とした行為であれば選挙運動に当たります」と書かれています。
ですから、杓子定規のあてはめだと、違反ということになります。
ただ、これまでのやり方だと、未成年者というだけでは摘発があまりないのではないということではないかと。
佐々木議員のケースのように、買収が絡む場合がかなり多いと思います。
2004年参院選の喜納議員運動員のケース(使用で逮捕)がレアケースとしてありますが、これは別件への足がかりという意味と政治的な意味があったのでは・・・。
それと、鈴木議員の場合、親子一組ということで、筋が悪いんですよね。ごはん食わせてるから、買収として挙げることも絶対できなくはないでしょうけど。金を払ったことでやっと挙げるのが基本であり、おまけのケースで大量動員ですからね。。まあ鈴木議員のは目立ってたから悪質という言い方もできなくはありませんが、よくありそうな候補の横で家族揃ってヨロシクというのに今後いちゃもんがつくようになると考えると捜査側はなかなか手をつけづらいでしょうね。
とりあえず、応援演説は選挙運動だとはいえるんじゃないですかねぇ。
146
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/12(水) 13:42:41
新たに市議2人から聴取 七条陣営の選挙違反事件
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051012-00000091-kyodo-soci
衆院選四国ブロック比例代表で当選した自民党の七条明氏陣営の選挙違反事件で、徳島県警捜査2課と鳴門署は12日、鳴門市議2人から公選法違反(現金買収)の疑いで事情聴取を始めた。容疑が固まり次第逮捕する方針。
同事件で、県警はこれまでに同市議会元議長の松下保容疑者(53)=同法違反の罪で起訴=や副議長の板東一岳容疑者(62)ら市議5人を逮捕している。
調べでは、2人はすでに逮捕されている市議から、徳島2区と四国ブロック比例代表で重複立候補予定だった七条氏への投票と票の取りまとめを依頼され、報酬を受け取るなどした疑い。
七条氏は衆院選で郵政民営化関連法案に反対して無所属で出馬した山口俊一氏の対立候補として、自民党が擁立したが敗北。比例代表で復活当選した。
(共同通信) - 10月12日12時13分更新
147
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/13(木) 00:47:29
http://www.city.naruto.tokushima.jp/gikai/
鳴志会9人中2人検挙。
政友二一7人中1人検挙。
新政クラブ5人中4人検挙。
鳴門市議2人を逮捕 七条氏陣営の選挙違反
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051012-00000222-kyodo-soci
衆院選四国ブロック比例代表で当選した自民党の七条明氏陣営の選挙違反事件で、徳島県警捜査2課と鳴門署は12日、公選法違反(現金買収)容疑でいずれも鳴門市議の矢野善治(82)=同市撫養町木津=と工藤武重(64)=同市北灘町粟田=の両容疑者を逮捕した。
矢野容疑者は容疑を認めているが、工藤容疑者は否認しているという。定数26の鳴門市議会で、事件で逮捕された市議は7人となった。
調べでは、2人は衆院選公示前の8月下旬に鳴門市内で、徳島2区と四国ブロック比例代表で重複立候補予定だった七条氏への投票と、票の取りまとめを柿本公容疑者(71)=同容疑で逮捕、12日付で市議辞職=から依頼され、報酬としてそれぞれ現金十数万円を受け取った疑い。
柿本容疑者の供述から矢野容疑者らの犯行が浮かんだ。県警は柿本容疑者についても、2人に現金を渡した容疑で立件する方針。
(共同通信) - 10月12日20時1分更新
148
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/13(木) 01:44:59
あんまり悪質とはいえないかな。でも、鍵忠の場合、合わせ技一本的なところがあって。
どうなる地検の刑事処分-鍵田前奈良市長の公選法違反容疑
http://www.nara-shimbun.com/n_all/051012/all051012a.shtml
衆院選奈良1区の自民党公認候補として出馬し、選挙区で敗れたものの重複立候補した近畿比例代表で復活当選した前奈良市長の鍵田忠兵衛氏(48)が、市民の告発を受けて、奈良署から公選法違反容疑(虚偽事項の公表、寄付行為の禁止)で奈良地検に書類送検されてから、きょう12日で満4カ月が経過した。現職市長当時に送検され、資質を問われた市長選で落選、さらには国政に転身という経緯のなかで、奈良地検は刑事処分を決定するための捜査を続けている。鍵田氏が起訴されて有罪が確定すれば、公選法の規定で鍵田氏の衆院選当選は無効となり、国会議員を失職することになるため、その判断と時期が注目される。
鍵田氏は、昨年9月に行われた奈良市長選の告示前に、報道機関に提出した選挙用調査票に、昭和62年9月から63年12月まで「内閣総理大臣中曽根康弘秘書」と記載したが、中曽根氏は62年11月に総理を辞職しているのに、それ以降の期間も総理秘書の期間と記入し、公表した疑い。
(2005.10.12 奈良新聞)
149
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/13(木) 02:02:59
五島氏陣営の選挙違反 団体職員を起訴
http://www.kochinews.co.jp/0510/051012headline06.htm
9月11日投開票された第44回衆院選の選挙違反事件を捜査している高知地検は11日、公民権停止中に五島正規氏=民主・比例代表四国ブロックで当選=の選挙運動を行ったとして、公選法違反罪で高知市神田の団体職員、谷口靖彦容疑者(31)を起訴した。「運動をしたことは間違いない」と起訴事実を認めているという。
起訴事実によると、同容疑者は15年6月から公民権停止中にもかかわらず、ことし8月30日―9月10日の間、高知市南はりまや町1丁目の五島氏の選挙事務所内で、ポスター掲示の管理責任者として、男性6人(うち1人未成年)に、選挙運動用のポスター掲示を指示。さらに知人に電話で五島氏への投票を依頼する選挙運動を行った。
同容疑者は、15年の高知市議選で同法違反(投票干渉)罪で略式命令を受け、同年6月から4年間の公民権停止となっていた。
150
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/13(木) 02:31:35
橋本元首相、会食出席「記録ある」・1億円ヤミ献金公判
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051012AT1G1104211102005.html
自民党旧橋本派(平成研究会)の1億円ヤミ献金事件で、政治資金規正法違反(不記載)の罪に問われた元官房長官、村岡兼造被告(74)の11日午後の東京地裁(川口政明裁判長)の公判で、証人出廷した橋本龍太郎元首相(68)は、日本歯科医師会(日歯)側から1億円の小切手を受領したとされる会食について「記憶にございません」と証言。ただ「記録はある」などとして、事実上出席を認めた。
橋本元首相は、非公開で開かれた昨年11月の衆院政治倫理審査会と同様の説明にとどまった。会食に同席したとされる青木幹雄同党参院議員会長(71)も9月の尋問で「心当たりがない」などとしており、あいまいな証言が繰り返された。
小切手授受が行われたとされる2001年7月の都内の料亭での会食について、元首相は「運転日報など記録を見る限りはそうだが、全く覚えていない」と証言。ただ、小切手受領は「記憶はないが、私が元会計責任者に小切手を渡した事実があり、今は、あったかもしれないと考えている」などと述べた。 (07:01)
151
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/14(金) 23:48:49
>>149
貼った直後に来るとは、タイミングいいな。
これは炸裂ほぼ確定。繰り上げは高井美穂前議員。
あとは、岡下、七条のへんが気にかかるが。
民主・五島議員の政策秘書を逮捕 総選挙で買収容疑
2005年10月14日16時24分
http://www.asahi.com/national/update/1014/OSK200510140040.html
総選挙で高知1区から立候補して落選し、比例区四国ブロックで復活当選した民主党の五島正規(ごとうまさのり)議員(66)の選挙運動の見返りに支持者に現金を渡したとして、高知県警は14日、五島氏の政策秘書を務める矢吹雅敏容疑者(50)=神奈川県相模原市上溝=を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕した。秘書が買収などの罪で禁固以上の刑が確定し、連座制が適用されれば、同法の規定で議員の当選は無効になる。矢吹容疑者は否認している。
調べでは、矢吹容疑者は選挙期間中の9月上旬、高知市内の五島氏の選挙事務所で、選挙運動を手伝った報酬として男女3人に計数十万円を渡した疑い。矢吹容疑者は「金を渡したのは事実だが、労務に対する正規の支出だった」と供述しているという。
また、県警は矢吹容疑者から現金を受け取った3人のうち、十数万円を受け取ったとして高知市神田、団体職員谷口靖彦容疑者(31)=公選法違反(公民権停止中の選挙運動)容疑で逮捕、起訴=を同法違反(被買収)の疑いで再逮捕した。谷口容疑者は容疑を認めている。
県警は、矢吹容疑者が支持者や関係者らに渡した金は合計で200万円以上になる疑いもあるとみて、現金がどのような目的で使われたかを調べる。
公選法の規定では、候補者や当選人と意思を通じて選挙運動をした秘書が買収などの罪で禁固以上の刑が確定すると、検察官が提起する高裁での行政訴訟を経て連座制が適用される。当選は無効になり、5年間にわたって同一選挙区からの立候補が禁止される。
五島氏は90年に社会党から初当選し、現在6期目。小選挙区制が導入された96年以降は4回連続で高知1区から立候補して落選、いずれも比例区四国ブロックで復活当選している。
152
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/14(金) 23:54:07
<公選法違反>五島正規議員の政策秘書を逮捕 高知県警
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051014-00000148-mai-soci
先月あった衆院選で、選挙運動をした見返りに運動員ら3人に現金計数十万円を渡したとして、高知県警捜査2課と高知署は14日、高知1区から立候補して落選し、比例四国ブロックで復活当選した五島正規議員(民主)の政策秘書、矢吹雅敏容疑者(50)=神奈川県相模原市=を、公選法違反(現金買収)容疑で逮捕した。調べに対し、「金は渡したが、正規の労務に対する支出」と容疑を否認しているという。公選法では、秘書や出納責任者に禁固以上の刑が確定し、連座制が適用されれば、事件に直接かかわっていなくても、候補者の当選は取り消される。
調べでは、矢吹容疑者は衆院選期間中の9月上旬、高知市内で、公民権停止中なのに選挙運動をしたとして、公選法違反(選挙運動の禁止)容疑で逮捕・起訴された団体職員、谷口靖彦被告(31)=高知市神田=と選挙運動員2人に、五島議員を当選させるための選挙運動をした報酬として、現金計数十万円を渡した疑い。
五島議員の選挙運動を巡っては、このほか、五島議員が理事長を務める病院の事務員、尾前和明被告(46)が、運動員3人に現金計35万円を渡して票のとりまとめを依頼したとして、同法違反(現金買収)容疑で逮捕、起訴されている。
矢吹容疑者は関東方面の出身で、別の国会議員の秘書などを経て95年ごろ、五島議員の秘書となった。事務所の話では、選挙期間中は選挙区にとどまり、事務などを担当していたという。
今回の衆院選で高知一区には、五島議員を含め3人が立候補し、福井照議員(自民)が当選。五島議員は約5万票を集めたが約4000票差で敗れ、比例四国ブロックで復活当選した。五島議員は90年の第39回衆院選で旧社会党から立候補して初当選し、6期目。【袴田貴行、米山淳】
▽五島正規議員の話 矢吹雅敏容疑者は直接、現金を渡す立場になかったと聞いている。選挙違反の事実はなかったはずだ。ただ、こちらも調査をする。起訴・有罪となれば責任があると思っており、進退についてはその時点で考えたい。
(毎日新聞) - 10月14日21時41分更新
153
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/14(金) 23:54:30
「関与ないと信じている」=政策秘書逮捕で民主党の五島議員
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051014-00000111-jij-pol
公選法違反容疑で政策秘書が逮捕された民主党の五島正規衆院議員(66)は14日夕、東京・永田町の議員会館で取材に応じ、「(逮捕された矢吹雅敏容疑者の)関与はないと信じている。起訴されるかどうか分からないが、起訴されても公判で事実が明らかになるだろう」と話した。
連座制が適用され当選が無効となる可能性もあるが、これに関する質問には「ちょっと待て」と声を荒らげ、「本人は否定しているんだから」と続けた。
(時事通信) - 10月14日19時0分更新
154
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/15(土) 12:50:59
渡した金、100万円以上 五島議員秘書の公選法違反
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051015-00000066-kyodo-soci
民主党の五島正規衆院議員(66)=比例代表四国ブロック=の政策秘書矢吹雅敏容疑者(50)らによる公選法違反(買収)事件で、逮捕された矢吹容疑者が支持者らに渡した金は、高知県警捜査2課などの調べで計100万円以上に上ることが15日、分かった。
県警は同日、高知市本町の民主党県連事務所など数カ所を家宅捜索。今後、押収した資料の分析を進め、支持者らに対する具体的な金の流れを本格的に追及する。
これまでの調べに、矢吹容疑者は「金は渡したが労務に対する適正な支出だった」と供述。買収目的ではなかったと容疑を否認している。このため同課などは、違法性を認識していたかどうかなどを追及する。
(共同通信) - 10月15日12時7分更新
155
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/15(土) 12:52:12
北村議ら4人を処分保留で釈放 2005/10/15 07:41 北海道
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20051015&j=0022&k=200510155935
【岩見沢】衆院選道10区(空知、留萌管内)で落選した山下貴史氏(無所属)の空知管内北村後援会による公選法違反事件で、札幌地検岩見沢支部は十四日、公選法違反の疑いで逮捕、送検された石黒武美村議(51)ら村議二人を含む四人を処分保留で釈放した。いずれも起訴猶予処分となる見通し。
四人のうち石黒村議ら後援会幹部三人は八月十七日夜、北村内の温泉宿泊施設で、約三十人を一人約二千三百円相当の飲食でもてなし、山下氏への投票と票の取りまとめを依頼した疑いで、広川丈夫村議(60)は接待を受けて依頼された疑いで、それぞれ逮捕、送検されていた。
札幌地検は「会合の出席者の多くが千円程度の会費を払っていた」と判断しており、近く、出席者全員の書類送検を受けて一括処分するという。
156
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/15(土) 12:55:23
2005年10月15日
五島議員の秘書逮捕 運動員に違法報酬 県警
http://www.kochinews.co.jp/0510/051015headline01.htm
第44回衆院選の五島正規氏=民主・比例代表四国ブロックで復活当選=陣営の選挙違反事件を捜査している高知署と県警本部捜査二課は14日、五島氏の公設秘書が選挙運動員に違法な報酬を渡したとして、公選法違反(買収)容疑で五島氏の政策秘書の矢吹雅敏容疑者(50)=神奈川県相模原市上溝=と、現金を受け取った運動員1人を逮捕、再逮捕した。公選法は秘書が買収罪などで禁固以上の刑が確定した場合、候補者の当選が無効となる「連座制」の適用が可能としており、県警と検察当局は同制度適用を視野に調べを進めている。
調べに対し、矢吹容疑者は「現金を渡したことは間違いないが、正規の労務に対する支出だ」と買収行為を否認しているという。同容疑者は選挙事務所に詰め、選挙運動の実務面の中心的立場だった。
再逮捕された運動員は、高知市神田の団体職員、谷口靖彦容疑者(31)=公民権停止中に選挙運動した同法違反罪で起訴済み。
調べによると、矢吹容疑者は選挙期間中の9月上旬、高知市内で谷口容疑者ら県内の男女3人の運動員に対し、五島氏への投票を依頼する選挙運動の報酬として現金計数十万円を渡した。また谷口容疑者は選挙運動の報酬と知りながら数十万円を受け取った―それぞれ疑い。
谷口容疑者は「間違いない」と容疑を認めているという。
同署などは選挙期間中の矢吹容疑者の行動の内偵や関係者の供述などから、矢吹容疑者の容疑が固まったとして、逮捕状を取った上で14日午後、東京・永田町の議員会館にいた同容疑者に任意同行を求め、都内の警察署で逮捕。同日夜、空路で高知署に移送した。
高知署などは9月15日、五島氏が理事長を務める医療法人が経営する病院の事務員(46)が運動員3人に現金を渡したとして公選法違反容疑で逮捕=起訴済み、再逮捕=したほか、同20日には谷口容疑者を逮捕し、現金の出どころなどを追及していた。
157
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/15(土) 12:56:40
「違法支出の認識ない」 逮捕の五島議員秘書
「(逮捕状が出たことが)信じられない。違法な支出という認識は全くなかった。適正な支出だと思っていた」。14日午後2時すぎ、東京・永田町の衆院第一議員会館。五島正規衆院議員の政策秘書、矢吹雅敏容疑者(50)は時折、首をかしげ、硬い表情のまま本紙記者にそう話し県警の捜査員が待つ会館駐車場に向かった。
同容疑者は五島氏の右腕的存在。民主党県連によると、旧社会党職員を経て同党の複数の衆院議員秘書を務め、平成5年ごろに五島氏の秘書に就任。15年の衆院選直後から五島氏の議員会館事務所に詰める唯一の秘書となってスケジュール管理などを切り盛りし、政策通としても知られる。同氏の選挙だけではなく、統一地方選などでも高知に滞在し、民主党候補の事務所に詰めるなどしてきた。
今年3月、五島氏が理事長を務める医療法人が経営する病院の患者名簿が高知市議増員選に流用された問題が発覚した際は「僕が高知にいればそんなことはさせなかったのに…」と悔しげな表情も見せていた。
14年から衆院民主党秘書会長を2期2年務め、国会を揺るがせた秘書給与問題などに対応。「まじめで面倒見が良く人望がある」(同秘書会事務局)との声もある。
今回の衆院選では解散前から高知入り。選対責任者の高知市議とともに陣営を取りまとめ、政策のPRなども担った。
矢吹容疑者逮捕の一報に、同市本町4丁目の民主党県連は重苦しい雰囲気。五島氏の地元秘書は「(一連の選挙違反で)警察に事情を聴かれた運動員の話から、(矢吹容疑者の)事情聴取ぐらいはあるかと思っていたが…」と話した。
同県連によると、今回の衆院選で報酬を支払うことができる運動員として県選管に登録したのは“うぐいす嬢”ら「車上運動員」5人と事務所で作業する「事務員」6人。
このほか、登録は必要ないが、ポスター張りや法定はがきのあて名書きなどの作業に対し報酬を出せる「労務者」が10―15人、1食当たり1000円までの弁当を支給できるボランティア5、6人が事務所に出入りしていたという。
五島氏の公設秘書の一人は「『労務者』が有権者に手を振ったり、旗を持ったりしているのは認識していた。しかし正直言って、『手振り』は労務で選挙運動ではないという認識もあった。(同容疑者が)直接、運動員に指示を出すような場面もなかった」と疲れ切った表情で話した。
五島氏「どういう根拠か…」
自身の政策秘書が公選法違反(買収)容疑で逮捕されたことについて、五島正規衆院議員は14日午後、東京・永田町の議員会館で「逮捕には驚いている。違反の事実はないと信じている…」と困惑した表情で話した。
五島氏はこの日、衆院環境委員会と厚生労働委員会に出席。アスベスト(石綿)問題などで質問に立つなど、矢吹雅敏容疑者逮捕の前後も慌ただしく職務をこなした。
五島氏は今回の衆院選での矢吹容疑者の役割を「選挙事務所と後援会との連絡調整だけ。運動員らを取り仕切る立場ではなかった」と説明し、報酬などの支払いを受け持つ立場にはなかったとの認識を示唆。
さらに「公選法で定めた通りの行動をしたと信じている。どういう根拠で逮捕になったのか分からない」「(一連の買収事件が)違反かどうかの解釈の違いがあると思っている」と県警への不信感もにじませた。
一方で、長く政治活動を共にした政策秘書の逮捕という事実には「慌ただしい選挙準備と人手が足りない中で認識の甘さはあったかもしれない。取り調べと裁判の成り行きを待ちたい」と険しい表情で語った。
158
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/16(日) 23:08:52
「労務」で金を払うことは認められてますケレドモ。
無届け運動員が公約配布 報酬受け取った3人
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051016-00000097-kyodo-soci
民主党の五島正規衆院議員(66)=比例代表四国ブロック=の政策秘書矢吹雅敏容疑者(50)らによる公選法違反(買収)事件で、同容疑者が現金を渡した団体職員谷口靖彦容疑者(31)ら3人は選挙管理委員会に運動員としての届けがないにもかかわらず、街頭でマニフェスト(政権公約)を配るなど選挙運動を行っていたことが16日分かった。
矢吹容疑者は「正規の労務支出」などと容疑を否認しているが、県警は同容疑者が陣営幹部であることから、事務所の金を管理し、違法性を認識した上で「労務手当」などと名目を変え、現金を渡したとみて追及している。
県警は16日、公選法違反(買収)の疑いで矢吹、谷口両容疑者を送検した。
(共同通信) - 10月16日19時22分更新
159
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/17(月) 00:42:25
岡下の件は打ち止め?
衆院選違反:検挙47人、警告38件−−府警まとめ /大阪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051012-00000289-mailo-l27
府警は11日、「第44回衆院議員総選挙違反取締本部」を解散した。同本部のまとめでは、期間中の検挙状況は、供応買収1件▽投票偽造1件▽公民権停止中の選挙運動1件▽自由妨害4件で、検挙者は計47人(前回衆院選では38人)だった。
また警告件数は、文書掲示35件▽文書頒布2件▽戸別訪問1件で計38件(前回衆院選は67件)だった。警告件数が前回衆院選に比べ減少したことについて同本部は「事前に解散するかどうか見極めが難しかったためではないか」と分析している。【江畑佳明】
10月12日朝刊
(毎日新聞) - 10月12日17時1分更新
160
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/19(水) 21:01:36
中川氏が2審も勝訴 記事に真実相当性なし
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051019-00000128-kyodo-soci
官房長官在任時、自宅で元交際相手の女性の写真を撮影したとする虚偽の記事を写真週刊誌に掲載され名誉を傷つけられたとして、自民党国対委員長の中川秀直衆院議員(61)=広島4区=が出版元の新潮社などに慰謝料1000万円と謝罪広告掲載を求めた訴訟の控訴審判決で、広島高裁は19日、新潮社側に80万円の賠償を命じた1審広島地裁判決を支持、同社側の控訴を棄却した。
判決理由で、西島幸夫裁判長(異動のため代読)は、1審判決と同様に官房長官の女性問題報道の公共性や公益目的を認めたが、問題の記事と写真について「元交際相手の証言に疑問があり、中川氏が取材を拒否したからといって真実相当性は認められない」と指摘した。
新潮社側は上告する方針。
(共同通信) - 10月19日14時17分更新
161
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/19(水) 21:20:59
違反業者めぐり問い合わせ 青山元議員、副知事に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051018-00000120-kyodo-soci
愛知県瀬戸市の土木会社「中部建設」が建設業許可の更新時に虚偽申告したとして建設業法違反罪で起訴された事件で、衆院選の比例代表東海ブロックで落選した青山丘元衆院議員(64)が、同社に対する県建設部の処分が決まる前、森徳夫副知事に電話で処分の見通しを尋ねていたことが18日までに分かった。
森副知事は「明確な回答はしておらず、処分内容を示唆した認識もない。(処分を軽くするように)依頼や圧力も受けていない」と話している。
県によると、虚偽報告を理由に環境部が4月、同社の廃棄物処理業の許可を取り消し、建設部は6月中旬、建設業法の許可取り消しではなく、より軽い処分の「指示処分」とした。
(共同通信) - 10月18日13時19分更新
162
:
片言丸
:2005/10/22(土) 13:12:46
千葉・松本議員派の出納責任者ら起訴、連座制に焦点
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051020-00000413-yom-soci
衆院選千葉7区で初当選した松本和巳議員(40)(自民)派の選挙違反事件で、千葉地検は20日、秘書で陣営の出納責任者だった坂健太郎(38)(東京都足立区栗原)、人材派遣会社員、牧内武志(38)(千葉県柏市豊四季)の両容疑者を公職選挙法違反(買収)で千葉地裁に起訴した。
出納責任者の坂容疑者に罰金以上の刑が確定すれば公選法の連座制が適用され、松本議員は自身の関与の有無にかかわらず、当選が無効になる可能性がある。
起訴状などによると、両容疑者は、今年8月30日から9月22日ごろにかけて、大学生ら計31人に、ビラ配りなどの選挙運動を手伝わせ、報酬として計約253万円をそれぞれの預金口座に振り込むなどした。2人は起訴事実を認めているという。
千葉地検は近く、連座制適用の前提となる「百日裁判」を千葉地裁に申し立てるとみられる。
(読売新聞) - 10月20日20時59分更新
衆院選・松本和巳氏派の買収:坂容疑者ら2人を起訴 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051021-00000109-mailo-l12
衆院選千葉7区で当選した自民党の松本和巳議員派の選挙違反事件で、千葉地検は20日、公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕された出納責任者の坂健太郎(38)=東京都足立区栗原=と、人材派遣会社社員、牧内武志(38)=柏市豊四季=の両容疑者を公職選挙違反(同)罪で起訴した。いずれも起訴事実を認めているという。
起訴状によると、両被告は8月30日から9月22日にかけ、運動員31人に対し、ビラ配布などの選挙運動をした報酬として、現金計約250万円を各銀行口座に振り込んだとされる。地検は今後、他の幹部の指示の有無や資金の出所を捜査する。
両被告の起訴を受け、松本議員はこの日、「詳細が分からないのでコメントは差し控える。選挙期間中、法令を守るように言ってきただけに残念。もう一人逮捕され捜査が続いており、結果を慎重に見守りたい」とのコメントを発表した。【神澤龍二】
10月21日朝刊
(毎日新聞) - 10月21日16時26分更新
164
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/25(火) 10:08:58
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/2003kanagawa01.html
計屋前議員、運動員買収の疑いで立件へ 神奈川県警
2005年10月25日03時05分
http://www.asahi.com/national/update/1025/TKY200510240297.html
9月の総選挙で、神奈川10区(川崎市南部)から立候補して落選した民主党の計屋圭宏(はかりや・けいこう)・前衆院議員(60)が、私設秘書に指示して学生に報酬を払い、選挙運動をさせていた疑いが強まったとして、神奈川県警は公選法違反(運動員買収)の疑いで前議員を立件する方針を固めた。25日にも事情聴取する。
調べによると、計屋前議員は、同罪で逮捕・起訴された私設秘書で神奈川大学4年重田直樹被告(22)を通じ、重田秘書の後輩の学生ら5人を運動員として雇いビラ配りなどをさせ、選挙後の9月中旬から下旬にかけて、報酬として現金計約20万円を渡した疑い。
選挙カーの運転手やアナウンス係など一部のスタッフを除いて、実費以上の報酬を運動員に払うことは公選法で禁じられている。
県警は9月29日に重田秘書を逮捕し、買収に使ったとされる金の出所などを捜査。その結果、前議員自身が直接重田秘書に報酬の支払いを指示していた疑いが強まったという。
また、関係者によると、金の出し入れは前議員の妻の同県議、計屋珠江氏(52)が事実上管理していたという。県警は、珠江氏からも事情を聴くとみられる。
計屋前議員は当選1回。ビル管理会社社長などを務める一方、県議を87年から2期務めた。その後、93年から4回連続で総選挙に立候補。03年に小選挙区で自民党の候補に敗れたが、比例区南関東ブロックで復活し初当選した。
165
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/25(火) 10:38:33
日歯連:野中氏「確執今も」 法廷対決、議論脱線
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20051025k0000m040161000c.html
日本歯科医師連盟(日歯連)から自民党旧橋本派への1億円裏献金事件の公判で、自ら質問に立った村岡兼造被告(74)は、証人の野中広務元幹事長(80)に「お会いするのもこれで最後」と切り出し、党総裁選での「毒まんじゅう」批判については「誤解を解いていただきたい」と迫った。一方、野中氏の証言も、事件を離れて村岡氏への批判に時間が割かれるなど、裁判長が「脱線気味」と指摘する“法廷対決”となった。【佐藤敬一、銭場裕司】
野中氏は証言で「地元で歯科医に街宣活動をやられ、日歯と聞くだけで鳥肌が立つ」と述べるなど、日歯連側との会食や事件への関与を否定。質問が昨年放映されたテレビで「ナンバー2の先生(村岡被告)が一番知っている」と発言したことに及ぶと、突然、話は「横道」に入り込んだ。
「『野中事務総長が一番詳しい』と(村岡被告が発言したと)の報道がありましたから、実態を申し上げた」と説明。さらに「03年総裁選で村岡さんは『派閥で温かく(藤井孝男元運輸相を)送り出そう』と言ったのに推薦人にならなかった。総裁選の立会演説会後、私の引退表明前に総裁室の横の部屋にいたら村岡さんが入った。『なんちゅう時期に先輩は総裁室に入っていくんだ』と思った」と証言した。
裁判長から「『毒まんじゅう発言』に象徴されるように、村岡氏に厳しい意見を今も持っているのは認めますね」と尋ねられ、野中氏は「認めます」と述べた。
質問に立った村岡被告は「『野中さんが逮捕されるべきだ』という話は一つもしていません」などとも述べ、総裁選についても弁明し、「間違った発言もあったことはおわび申し上げます。ご回答は結構です」と締めくくった。
◇不記載決定 元会計責任者以外みな否定
日本歯科医師連盟(日歯連)から自民党旧橋本派への1億円裏献金事件は、24日の野中広務元幹事長への証人尋問で大きなヤマ場を越えた。事件の最大の焦点で、派閥幹部会(02年3月)での政治資金収支報告書への1億円不記載決定については、派閥の元会計責任者、滝川俊行元被告(56)=有罪確定=を除く出席者全員が否定した。公判は今後、村岡兼造被告(74)への質問の後、年内にも論告求刑が行われる見通しだ。
幹部会の出席者5人のうち▽野中氏▽村岡被告▽青木幹雄自民党参院議員会長▽上杉光弘元自治相の4人が不記載決定を全面否定。1億円の小切手授受については、派閥から出席した3人のうち橋本龍太郎元首相が「そういうことがあったかもしれない」と事実上認めた。青木会長は「私がいた、というなら間違いないと考えている」と出席を認めながら、1億円授受は「心当たりがない」とし、野中元幹事長は出席自体を否定した。
不記載については、起訴猶予となった野中氏の関与も焦点だった。しかし、不記載の収支報告書を提出直前、滝川元被告から見せられたことについては事実上認めたものの、1億円の現金化や、派閥幹部会直前に日歯連側から1億円の領収書を要求されたことを、滝川元被告から報告を受けたとされることについてはいずれも否定した。
166
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/25(火) 10:50:01
◇「全く聞いたことない」
<野中氏・一問一答>
この日、法廷での野中氏と弁護人との主な一問一答は次の通り。
−−01年7月2日、赤坂の料亭「口悦」で日歯連側から1億円の小切手を渡され、橋本(龍太郎元首相)さんが野中さんに「いただいたよ」と確認したと言われている。
その席に行った記憶はございません。2日は民放関係の人と総務省の人と、地上波デジタル化の話を理解してもらうために会合を持ちました。
−−滝川(俊行元被告)は、野中さんに平成研の事務所あたりで報告したと言っている。
全く聞いたことありません。
−−翌年3月13日、幹部会に出た可能性は?
(出た)かもしれませんね。
−−村岡(兼造被告)が「領収書の要求があった」と話したという記憶は?
ありません。
−−上杉(光弘元自治相)さんが「選挙の年だから目立つな」と発言したのは?
記憶にありません
−−村岡(被告)が「それでは出さないことにしましょう」と言ったと、滝川(元被告)が証言している。
村岡さんがどうかは知りませんが、私と滝川の間でやりとりはありません。1億円は全く知らないと断言できます。
−−(滝川元被告から見せられた)収支報告書をめくって「良し」と言ったのか。
検察との話の時に、滝川からそういう話が出ていると聞いた。
毎日新聞 2005年10月25日 2時33分
167
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/25(火) 11:03:12
伊達道議、辞職意向 後援会席上で 2005/10/24 06:56
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20051024&j=0022&k=200510248104
今月初め、暴行容疑で逮捕された自民党の伊達忠応(ただまさ)道議(札幌市厚別区選出)が二十三日の後援会の会合で、道議を辞職したいとの意向を明らかにしたことが、複数の関係者の話で分かった。関係者によると、後援会内に慰留する声があり、結論は持ち越した。
伊達道議の父親の伊達忠一参院議員(道選挙区)は会合後取材に対し「(事件で世間を)お騒がせした責任を取りたい、ということ。(辞めるかどうかの)最終的な結論はまだ出ていない」と話した。
また、伊達参院議員は事件の被害者との間で、示談の話し合いがついたことを明らかにした。
伊達道議は今月三日夜、札幌市中央区の路上で、通りかかった東京都の自営業の男性(40)の左腕をいきなり両腕でねじり上げたとして、札幌中央署に逮捕され、六日、処分保留で釈放された。
168
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/25(火) 11:29:38
森元鳴門市議に罰金50万円求刑 選挙違反で地裁初公判
http://www.topics.or.jp/News/news2005102407.html
衆院選での七条明代議士(自民)派の選挙違反事件で、別の鳴門市議から現金を受け取ったとして公職選挙法違反(現金買収)罪に問われている鳴門市大麻町姫田、元鳴門市議森恒吉被告(71)の初公判が二十四日、徳島地裁(杉村鎮右裁判官)であり、森被告は起訴事実を全面的に認めた。論告で検察側は罰金五十万円を求刑し、即日結審した。鳴門市議七人を含む八人が逮捕された同事件で、公判が始まったのは森被告が初めて。
検察側の冒頭陳述によると、森被告は八月二十一日夜、来訪した同市議の松下保被告(53)=同法違反罪で起訴済み=から七条氏の支援を要請され、茶封筒に入った現金五万円を渡された。森被告は七条氏の対立候補の山口俊一氏を支援することにしていたが「実は弱っとる」などと山口氏支援を明言せず、封筒をポケットにしまった。
また、元同市議秦野卓被告(61)=起訴済み=が九月八日、山口氏派とみられていた森被告の動きをけん制しようと、鳴門署の実在する署員の名前をかたり、折り返し連絡するよう森被告宅に電話をかけたのが事件発覚の端緒だったことも明らかになった。森被告は電話に従って同署に連絡し、これを契機に来訪した署員に対し「松下被告から金を差し出されたが、返還した」と虚偽の説明をしたという。
論告で検察側は「選挙の公正さや信頼を害し、捜査段階で不合理な弁解に終始した」と指摘。最終弁論で弁護側は「積極的に断らず、一時的に後ろめたい利得を手にしたことを反省している」と情状酌量を求めた。
起訴状によると、森被告は、立候補を予定していた七条氏への投票と票の取りまとめを松下被告から依頼され、報酬として現金を受け取った。
169
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/25(火) 11:33:13
私設秘書買収、計屋前衆院議員を取り調べ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051025-00000203-yom-soci
9月の衆院選で神奈川10区(川崎市川崎区など)から立候補し、落選した民主党の計屋圭宏(はかりや・けいこう)前議員(60)の私設秘書による公選法違反(買収)事件で、神奈川県警捜査2課と中原、港北両署は25日午前、計屋前議員が買収資金を提供していた疑いが強まったとして前議員本人に出頭を求め、逮捕も視野に入れて同法違反容疑で取り調べを始めた。
調べなどによると、計屋前議員は今年9月、ビラ配りや街頭演説の旗持ちなどを行った無届けの選挙運動員に渡す報酬として、私設秘書の神奈川大学法学部4年重田直樹被告(22)(横浜市南区六ツ川)に20万円を提供した疑いが持たれている。
重田被告は、サークルの後輩ら数人にビラ配りなど選挙運動の報酬として1日1万円を支払う約束をして働かせ、9月中旬、計19万円を渡したとして逮捕、起訴された。重田被告は調べに対し、「計屋前議員の妻から20万円が(自分の口座に)振り込まれた」と供述。妻は計屋前議員の指示で振り込みを手伝っただけとする関係者の供述などから、県警は前議員の取り調べに踏み切った。
計屋前議員は、2003年11月の衆院選で同選挙区から民主党公認で立候補し、小選挙区では自民党候補に敗れたものの、比例復活で初当選した。
(読売新聞) - 10月25日11時14分更新
170
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/26(水) 02:30:56
学生の暴走かと思えば、ずいぶんアレだな。
そもそも大学生の秘書ってどうなんだろ。
民主党・計屋前衆院議員、買収容疑で逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051025-00000215-yom-soci
9月の衆院選で無届けの選挙運動員に報酬を提供したとして、神奈川県警捜査2課と中原、港北両署は25日、神奈川10区(川崎市川崎区など)から立候補し、落選した民主党前衆院議員計屋圭宏(はかりや・けいこう)容疑者(60)(横浜市港北区)を公選法違反(買収)の疑いで逮捕した。
調べに対し、計屋容疑者は容疑を否認。私設秘書の神奈川大法学部4年重田直樹被告(22)(公選法違反の罪で起訴)が勝手にやったという趣旨の供述をしているという。県警は、計屋容疑者が重田被告に「お前が全部かぶってくれ」と口封じをしたとする関係者の供述を得ており、計屋容疑者を追及する。
調べによると、計屋容疑者は、ビラ配りや街頭演説の旗持ちなどを行った無届けの選挙運動員に渡す報酬として、重田被告に20万円を提供し、買収するよう指示した疑い。
重田被告はサークルの後輩ら数人に計19万円を渡したとして、逮捕、起訴された。県警は、計屋容疑者の妻の神奈川県議(52)が事実上の金庫番だったとみて、関与について事情を聞く。
計屋容疑者は、2003年11月の衆院選で同選挙区から民主党公認で立候補し、小選挙区では自民党候補に敗れたものの、比例復活で初当選した。
(読売新聞) - 10月25日23時19分更新
171
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/26(水) 03:16:37
計屋前議員を運動員買収事件で逮捕 「口止め」の疑いも
2005年10月25日22時33分
http://www.asahi.com/national/update/1025/TKY200510250407.html
民主党の計屋圭宏(はかりや・けいこう)・前衆院議員陣営の公選法違反事件で、神奈川県警は25日、計屋容疑者(60)=神奈川10区で落選=を同法違反(運動員買収)容疑で逮捕した。前議員は「買収も共謀もしていない」と容疑を否認しているという。
前議員の私設秘書は同法違反の罪で起訴されており、これまでの調べに「(買収は)前議員から直接指示され、金は警察の捜査が終わった後、払うように指示された。後に口止めされた」と供述しているという。
調べでは、計屋前議員は私設秘書で神奈川大学4年の重田直樹被告(22)を通じ、総選挙公示後の8月末からの選挙期間中、重田秘書の後輩の学生ら5人を運動員に雇ってビラ配りなどをさせ、選挙後の9月中旬、報酬として現金計約20万円を渡した疑い。
関係者によると、買収を命じた際、前議員は重田被告に「アルバイトへの支払いは、警察が取り締まりを終えてからにしろ」と指示したという。金の出し入れは計屋前議員の妻で同県議の珠江氏(52)が実質的に管理していたとされ、支払い用の金も珠江氏から受け取ったとみられる。
しかし、重田秘書が投開票から1週間ほどでアルバイトに金を払い、取り調べを受けていることを知ると、今度は「自分がやったことにしろ」などと指示。陣営の組織的な関与はなく、秘書個人の判断だったと説明するよう働きかけたという。
重田秘書は9月29日に県警に逮捕された。初めは個人的な行為だったと供述したが、その後、計屋前議員の指示や口止めを認めた模様だ。
172
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/26(水) 11:02:57
松本議員を参考人聴取 選挙違反で千葉県警など
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051024-00000124-kyodo-soci
衆院千葉7区で初当選した自民党の松本和巳議員(40)の出納責任者らが公選法違反(買収)の罪で起訴された事件で、千葉県警と同地検は24日までに、松本議員から参考人として事情聴取した。
報酬として運動員に支払われていた金の出所や事件への関与について聴いたとみられる。
松本議員は共同通信の取材に「誰が金銭管理をしていたかなど、事実関係が分からない」と関与を否定している。
起訴された出納責任者は坂健太郎被告(38)。起訴状などによると、坂被告らはビラ配りなどの選挙活動の報酬として、8月30日から9月22日ごろにかけて、現金約253万円を運動員31人の口座に振り込むなどした。
(共同通信) - 10月24日13時46分更新
173
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/30(日) 12:09:55
計屋・前衆院議員の公選法違反:本人指示と複数証言、県警聴取に陣営関係者 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051026-00000140-mailo-l14
9月投開票の衆院選に絡む民主党の計屋圭宏前衆院議員(60)派の選挙違反事件で、複数の計屋前議員の陣営関係者が県警の参考人聴取に対し、運動員買収が「計屋前議員の指示で行われた」と述べていることが25日、分かった。県警捜査2課と中原、港北両署は同日夜、公選法違反(買収)容疑で計屋前議員を逮捕。計屋容疑者は容疑を否認しているが、関係者の証言をもとに、指示の有無について追及を続けている。
◇「日当は妻から受け取って」
調べでは、計屋容疑者は私設秘書の大学生、重田直樹被告(22)=公選法違反罪で起訴=に指示して運動員を集め、ビラ配りなどの選挙運動をさせた。投開票後、選挙資金を管理をしていた妻で民主党県議の珠江氏(52)を通じ、運動員に支払うための現金約20万円を重田被告に渡した疑いが持たれている。重田被告は県警のこれまでの調べに対し、計屋容疑者の指示で運動員集めをしたことを認めているという。
県警は重田被告に直接資金提供したとみられる珠江氏からも任意で事情を聞いている。関係者によると、計屋容疑者は選挙後、選挙アルバイトの日当支払いを求めた重田被告に対し、「(日当は)珠江から受け取ってくれ」と伝えたという。県警は、買収資金の提供も実質的に計屋容疑者の指示によって行われた可能性が高いとみて、さらに裏付け捜査を進めている。【伊藤直孝】
◇民主党県連、沈痛な表情
計屋容疑者の逮捕で、民主党県連は午後9時半から横浜市中区の県連で田中慶秋代表と水戸将史幹事長が記者会見。田中代表は「逮捕は大変遺憾。県民の皆様に深くお詫び申し上げます」と沈痛な表情で述べた。
田中代表は「公明正大な選挙を指導してきたが、このような事態を招き、党としても疑惑解明に努力したい」と、原因解明と再発防止に特別チームを設置するとした。
民主党にとっては、衆院選の大敗、参院神奈川補選敗北に続くショック。党への影響について「新生民主党として前原代表が誕生した中で申し訳ない」と繰り返した。
30日の臨時県連大会で新執行部の体制が決まる予定。田中代表は「原因究明を含め、現執行部が責任をもってやりたい。新執行部には党の建て直しに取り組んでほしい」と語った。【足立旬子】
10月26日朝刊
(毎日新聞) - 10月26日16時31分更新
174
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/30(日) 12:11:15
計屋・前衆院議員の公選法違反:地元政界にも衝撃 一生懸命応援…ショック /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051027-00000169-mailo-l14
9月の衆院選で神奈川10区(川崎市川崎区など)から立候補、落選した民主党前衆院議員の計屋圭宏容疑者(60)が公選法違反(買収)容疑で逮捕された事件で、県警は26日、計屋容疑者が経営する横浜市港北区のビル管理会社や川崎市中原区の事務所などを家宅捜索した。前議員逮捕に地元の川崎市政界にも衝撃が走った。また計屋容疑者が運動員確保に苦心していた現状も証言から分かった。
民主党10区総支部幹事長の川崎市議、東正則氏は「スケジュール表に『法令順守』と書くなど、選挙違反がないよう徹底してきた。本当に遺憾だ。国会に送り出そうとして頂いた方々に、なんとおわびをしたらよいか、言葉もない」と沈痛な面持ちだ。
私設秘書の大学生、重田直樹被告(22)=公選法違反罪で起訴=の逮捕後、計屋容疑者に会ったという陣営関係者は「本人は潔白だと言っていた。その言葉を信じるしかなかった。一生懸命応援したのにショックだ」と言葉少なだった。
計屋容疑者は引退した永井英慈元衆院議員の地盤を引き継ぎ出馬、03年衆院選の比例代表で初当選した。しかし、運動方針をめぐり反発を持つ支援者も多かったという。ある陣営関係者は「支援者名簿には50人ぐらいの名前があったが、選挙を手伝いに来たのは6、7人だった」と証言する。
運動員買収は計屋容疑者自らの指示で行われたとされる。別の関係者も「スタッフが定着せず、手足となる人がいなかった。なんとかスタッフを確保したかったのではないか」と話していた。【野口由紀、広瀬登】
10月27日朝刊
(毎日新聞) - 10月27日16時31分更新
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/30(日) 12:12:32
計屋・前衆院議員の公選法違反:計屋前議員「捜査終結まで待て」 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051028-00000155-mailo-l14
◇私設秘書のバイト代要求に
衆院選で神奈川10区(川崎市川崎区など)で落選した民主党前衆院議員、計屋圭宏容疑者(60)が公選法違反(買収)容疑で逮捕された事件で、私設秘書で神奈川大学4年、重田直樹被告(22)=公選法違反罪で起訴=が選挙後、「(計屋前議員に)学生運動員のアルバイト代金を要求すると、『捜査終結宣言が出るまで待ってくれ』と言われた」と供述していることが27日、県警捜査2課と中原署の調べや、関係者の話で分かった。
県警は、衆院解散直後に計屋前議員が「若くていきのいいのを集めろ」と重田被告に伝え、日当は後払いで1日1万円、人数は20〜30人――など具体的指示を出し運動員買収を主導していたとみている。計屋前議員は、運動員買収の違法性を認識し捜査の動きを警戒、選挙違反取締本部の解散まで買収資金提供を遅らせようとした可能性があるとみて調べている。
その後、重田被告が重ねて計屋前議員にアルバイト代金を要求。計屋容疑者は陣営の資金管理をしていた県議の妻(52)から受け取るよう指示。妻が現金19万円を重田被告に手渡したという。【伊藤直孝】
10月28日朝刊
(毎日新聞) - 10月28日16時31分更新
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/10/30(日) 12:17:01
松本掲載バージョンの国会議員要覧がほしくなったな。。
ちなみに、補選への杉村出馬はないと思います。比例名簿に下がいないから。
松本議員失職の可能性も 地検「百日裁判」申し立て
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051028-00000232-kyodo-soci
衆院千葉7区で初当選した自民党松本和巳議員派の選挙違反事件で、千葉地検は28日、公選法違反(買収)の罪で私設秘書池田晃之容疑者(36)を起訴。池田被告と出納責任者坂健太郎被告(38)=同法違反罪で起訴=を連座対象者として「百日裁判」を千葉地裁に申し立てた。
坂被告らの禁固刑以上が確定すると、松本議員が失職する可能性がある。
起訴状によると、池田被告は坂被告らと共謀。選挙運動をする報酬として、未成年者13人を含む男女計31人に計約250万円を支払った。池田被告がアルバイト運動員を使うことを発案したという。
(共同通信) - 10月28日20時14分更新
衆院選・松本和巳氏派の買収:松本氏、辞職検討も−−私設秘書起訴 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051029-00000052-mailo-l12
衆院千葉7区で初当選した松本和巳議員=自民=派の選挙違反事件は28日、私設秘書の池田晃之氏の起訴で節目を迎えた。松本氏は同日、国会内で毎日新聞の取材に応じ、進退問題について「今の段階では判断出来ないが、(出納責任者の刑事裁判で)有罪と決まったらしかるべき方法を考えたい」と語った。連座制の対象となる出納責任者が既に起訴されており、連座制が適用される前に辞職を検討する可能性を示唆したものとみられる。
松本氏は千葉地検から参考人聴取を受けたことを認めたうえで「選挙は選対の人たちに任せてきた。3人が起訴されたのは、私の監督不行き届きだった」と述べた。
公選法により、松本氏は出納責任者の罰金刑以上が確定した場合、裁判所から当選無効が通知される。30日以内に当選無効を不服とする行政訴訟を起こせるが、勝訴しない限り失職する。
失職前に松本氏が辞職した場合は補欠選挙となり、連座制により当選無効となった場合は再選挙が行われる。衆院補選、再選挙は毎年4、10月に実施される。【山縣章子】
10月29日朝刊
(毎日新聞) - 10月29日16時26分更新
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/06(日) 13:27:47
五島氏の政策秘書起訴 連座制適用も
http://www.kochinews.co.jp/0511/051105evening01.htm
衆院選比例代表四国ブロックで復活当選した五島正規氏(民主)陣営の選挙違反事件を捜査している高知地検は5日、選挙運動した3人に違法な報酬を渡したとして、公選法違反(買収)罪で同氏の政策秘書、矢吹雅敏容疑者(50)=東京都豊島区上池袋2丁目=を起訴した。矢吹容疑者は連座制対象者のため、仮に禁固刑以上の刑が確定し、同制度が適用されれば、五島氏の議員失職と同一選挙区からの5年間の立候補が禁止される。
同容疑者は3人が選挙期間中に有権者への手振りやマニフェスト配布などを行っていたことや、報酬を支払ったことを認めているが、「労務に対する適法な報酬と思っていた」と違法性を否認しているという。
起訴事実によると、同容疑者は9月10日から11日にかけて、高知市南はりまや町1丁目の五島氏の選挙事務所で、同市神田の団体職員、谷口靖彦容疑者(31)=公民権停止中に選挙運動した同法違反罪で起訴済み=ら男女3人に、五島氏や民主党に対する投票を依頼した10日―12日間の選挙運動に対する報酬として、計29万4500円を渡した。
同地検は同日、矢吹容疑者から違法な報酬を受け取っていたとして、谷口容疑者も同法違反罪で追起訴した。
これまでの調べでは、谷口容疑者はポスター張り、もう一人の男性はマニフェスト(政権公約)配布のそれぞれ責任者だった。さらに女性は事前に県選挙管理委員会に届け出された事務員だが、街頭で有権者に対する手振り行為などを行っていたという。
同地検は谷口容疑者は「ポスター張りを指示している」としたほか、マニフェスト配布や手振り行為を「有権者に投票を直接呼び掛けている」として、いずれも選挙運動に当たると判断した。3人とも選挙運動の違法な報酬だったと認めているという。
報酬額は谷口容疑者が10万円、マニフェスト配布責任者の男性が5万円、女性事務員が14万4500円だった。
連座制 候補者と一定の関係にある者が買収など悪質な選挙違反で有罪(執行猶予を含む)が確定した場合、候補者の当選無効と同一選挙区からの5年間の立候補が禁止される制度。候補者が違反に関与していなくても適用される。平成6年の公選法改正で、対象者がそれまでの親族や総括主宰者、出納責任者らから、秘書や選挙運動の立案、指揮に携わる「組織的選挙運動管理者」が加わった。
今回の場合、矢吹雅敏容疑者は五島正規氏の政策秘書のため、禁固以上の刑が確定すれば連座制の対象。その場合、高松高検が高松高裁に立候補禁止などを求める行政訴訟を起こすとみられる。
178
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/06(日) 13:30:16
「警察の判断おかしい。裁判で争う」 五島衆院議員
http://www.kochinews.co.jp/0511/051105evening02.htm
公選法違反(買収)罪で自身の政策秘書、矢吹雅敏容疑者(50)が5日に起訴された民主党衆院議員、五島正規氏(比例代表四国ブロック)は前日の4日、高知新聞のインタビューに応じ、陣営の事務員、労務員の活動を「違法な選挙運動」とした県警や高知地検の判断について、「公選法には基準がないのに警察や検察が勝手に範囲を決めている」などと反論。「選挙は民主主義の根幹。裁判で争う」と強調した。
―矢吹容疑者ら4人の逮捕者を出した。当初は「どういう根拠か分からない」としていたが。
「現在の認識もほとんど変わらない。本来の『買収』は地域ボスらにカネを渡し、票の取りまとめを依頼するのを規制することが目的。しかし最近の『運動員買収』は選挙事務員や労務者の行動に対するもので、労務者と運動員の区別や選挙運動員の位置付けを警察が勝手に判断している。これは公選法にも書かれておらず、大いに争うべきところだ」
―何が選挙運動に当たるか、定められているのではないか。
「公選法をどう読んでも、そんなこと(基準)は書いていない。『不特定多数に対して呼び掛ける行為』というが、仙台(鎌田さゆり元衆院議員派の選挙違反事件)のように電話帳から無差別に電話をかければ、誰が見ても選挙運動になるかもしれない。しかし自分の後援会の、しかももともとポスターを張らせてもらった場所に『今回もいいですか』という電話をかける行為を選挙運動と言うなら、争う」
―有権者への街頭での手振り行為、マニフェストの配布などが選挙運動に当たるというのが県警、地検の判断だが。
「手を振って票になるなら誰も苦労しない。マニフェストも選挙カーの声が届く範囲なら配っていい。その配布が『労務ではない、ボランティアしか配ってはいけない』と法のどこに書いてあるのか。選挙運動の範囲を警察、検察が勝手に決めてかかっている。選挙は民主主義の根幹だ。警察が勝手に範囲を決めるのはとんでもない話。徹底的に争う。裁判で決着をつけるしかない」
―選挙運動には当たらない、と。
「選挙違反になるような『選挙の集票活動』にはならない」
―選挙事務所に脇の甘さがあった、という認識は?
「あったんでしょう。ただ『選挙違反は絶対するな』と徹底していた。今回の選挙事務所は、選挙カーや政党カーを回す(日程を決める)ことしかやらなかったはず。選挙運動そのものは連合高知は連合高知で、個人後援会は後援会で、という形だった。選挙事務所は『選挙事務』をしていたようなものだ」
―逮捕者の中には公民権停止中だった容疑者もいる。
「私も後から知った。知っていたら、入れるなと言っただろうが。しかし公民権停止中でも選挙労務は構わない」
―「狙われやすい」状況は招いた。
「そう。だから、誰が知っていて入れたのかという話にはなる」
―労務者やボランティアには未成年もいた。
「それも私は後で知った。ただこれも選挙労務は構わない」
―近年、運動員買収が次々に立件されている。認識が薄かったのではないか。
「運動員買収だという認識ではなかった」
―捜査当局は連座制を視野に入れている。
「県警や検察が連座制を意識しているかといえば、そうだろうなというだけ。私は民主主義の根幹にかかわる問題として、それとは関係なく争うべきだと思っている」
―自身の身の処し方は考えていないか。
「私は今回の選挙が最後のつもりだった。最後の任期に民主主義の根幹について政治家として決着をつける、これほど大きな戦いの場を与えてもらったことに感謝する」
―自身のかかわりをあらためて聞く。
「全然ない」
―矢吹容疑者は否認を続けているが、彼に対してはどういう気持ちを持っているか。
「民主主義の根幹にかかわる選挙に対し、治安当局が権力を持って判断し、統制しようとしている。それに対する戦いの第一線にいると思って、頑張ってほしい」
179
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/09(水) 22:03:11
寺への寄付、起訴猶予に 鍵田衆院議員
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051109-00000206-kyodo-soci
前奈良市長で、9月の衆院選で初当選した自民党の鍵田忠兵衛衆院議員(48)=比例近畿=が、市長時代に選挙区の寺に寄付をしたとして公選法違反容疑で書類送検された問題で、奈良地検は9日、「寄付は市長選の後で、選挙の公平性を阻害したとは言えない」として、鍵田議員を起訴猶予処分にした。
市長選の経歴調査表の一部に事実と異なる記載があったとして、奈良市の政治団体代表が告発していた公選法違反容疑については「嫌疑不十分」で不起訴処分とした。
鍵田氏は奈良市長だった昨年11月、鍵田家と数百年の関係があり、自身が檀家(だんか)総代を務める同市内の寺に50万円を寄付。今年1月、事実を認め「先祖を敬う心から出たもの」と釈明、寺から全額返還を受けた。
(共同通信) - 11月9日19時21分更新
180
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/09(水) 22:04:07
生コン労組が市議に寄付金 大阪府警が捜索
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051109-00000162-kyodo-soci
大阪市の生コンクリート会社に対する強要未遂容疑で委員長が逮捕、起訴された全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(関生支部)が、大阪府門真市の戸田久和市議(49)に政治資金計約450万円を不正に寄付した疑いが強まり、府警警備部は9日、政治資金規正法違反の疑いで、戸田市議の議員事務所などを家宅捜索した。
同法では、労働組合からの寄付行為は政党支部や政治資金団体に限定され、それ以外の寄付は禁止されている。戸田市議は同労組近畿地方本部の委員長も兼任している。
ほかの家宅捜索先は、門真市役所庁舎内の同議員の控室や、大阪市西区の関生支部事務所など計約20カ所。
(共同通信) - 11月9日17時46分更新
181
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/09(水) 22:51:58
酒販組合中央会の事件は予定通り、 「大山鳴動、鼠一匹」 だった 論談
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0511/051109-6.html
平成17年11月09日
酒販組合中央会の使途不明金事件は予定通り、 「大山鳴動、鼠一匹」 だった。
中には、 「政界工作解明へ」 と書いている全国紙もあるが、あくまでもこれは、 “警視庁事件”。
「政界につながるのなら、最初から地検特捜部が手をつけた。 警視庁が手がけた時点で、 『政界はなし』 が決まっていた」 (社会部デスク)
182
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/11(金) 01:21:46
わろうた。ただ、奈良新聞も一貫して糾弾姿勢であるからして。
鍵田氏を起訴猶予-公選法違反容疑で奈良地検
http://www.nara-shimbun.com/n_all/051110/all051110a.shtml
前奈良市長で衆院議員の鍵田忠兵衛氏(48)が、市長当時に、市内の寺に50万円を寄付したとして、市民から公選法違反容疑(寄付行為の禁止)で告発され、書類送検されていた問題で、奈良地検は9日、「選挙に当選する目的で行われたものとは認められない」とし、起訴猶予処分にした。また鍵田氏は昨年の市長選で報道機関に提出した調査表に虚偽の経歴を記載した公選法違反容疑(虚偽事項の公表)でも告発されていたが、奈良地検は同日、嫌疑不十分で不起訴を決めた。これについて市議会関係者からは、驚きの声が挙がっている。
市会、経済界に戸惑いも
公選法違反容疑で書類送検されていた前奈良市長の鍵田忠兵衛衆院議員が9日、起訴猶予処分となったのを受け、市議会や経済界には地検判断に対する戸惑いの声などが広がった。
▽市議会
横井健二・創政会幹事長
「検察が法律に基づいて出した結果なら仕方ない。それについてとやかく言うものではないが、(問題を追及した側として)残念だ。本人が道義的にどう受け止めるか、だろう」
金野秀一・公明党市議団幹事長
「一報を聞いた感想としては、われわれは寄付について解釈を改めなくてはいけないのかな、と言わざるを得ない。議員を含め寄付はしてはいけないものだと思っていただけに、正直理解に苦しむ」
山口裕司・共産党市議団幹事長
「こんな結果が出るとは思わなかった。しかし、それですべてよしとは思えない。政治家としての責任はある」
松石聖一・市民クラブ幹事長
「国会議員のバッジの威力か、納得できない結果だ。与野党を問わず、50万円までの寄付なら認められると理解していいのだろうか」
浅川仁・政翔会幹事長
「書類送検された内容については、うちの会派は是々非々で臨むという立場だった。起訴には至らないとは思っていたが、そういう結果で安堵した」
土田敏朗・政友会幹事長
「検察が決めたことだ。いろいろ意見はあるだろうが、われわれが干渉すべき立場ではないだろう」
▽経済界
谷井勇夫・奈良市観光協会長
「われわれ一市民としては、うなづけない決定だと思う。市長選に敗れてすぐの衆院選も、小泉旋風の中、1区では(有権者が)自民公認の鍵田候補を落とした。奈良市民は次の衆院選でも(一連の問題を)忘れることはないと思う」
(2005.11.10 奈良新聞)
183
:
小説吉田学校読者
:2005/11/11(金) 21:12:41
>>180
ああ、「ひげー戸田」これはアウトでしょう。罰金相当だとは思うけど。
ちなみに、記事中の「連帯」の名の付く労組は過激な労組で有名。
で、元阪大黒ヘルの履歴を持つ戸田市議。百万人署名運動の帰趨如何と言いたいところですが、
これは多分、公安の監視ではなく、内側からちくられたんでしょうな。
184
:
小説吉田学校読者
:2005/11/11(金) 21:14:39
>>182
これはわたしも驚いた。
次は検察審査会でしょう、多分。
あと、ひげー戸田関連ですが、老婆心ながら、
完黙なんてやると刑訴法の規定により罰金じゃすまないよ、と忠告しときましょう(笑)
185
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/12(土) 01:11:46
首相秘書官名誉棄損で週刊新潮側に330万賠償命令
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000412-yom-soci
「福田康夫官房長官(当時)の年金未納情報をリークした」と週刊新潮に報じられ名誉を傷つけられたとして、飯島勲・首相秘書官(60)が新潮社に損害賠償と謝罪文の掲載を求めた訴訟で、東京地裁は11日、330万円の賠償を命じる判決を言い渡した。
滝沢泉裁判長は「取材が極めて不十分で、記事は真実とは認められない」と述べた。
問題となったのは「首相秘書官の謀略リークに敗れた福田」と題する同誌2004年5月20日号の記事。飯島秘書官が福田氏を追い落とすため、同氏の年金未納問題について週刊文春に情報提供したと報じた。
新潮側は「飯島秘書官から未納情報を聞き、週刊文春に伝えたというジャーナリストAに取材した」と主張したが、判決は「ジャーナリストAの存在が疑われる」と指摘した。
(読売新聞) - 11月11日22時8分更新
186
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/12(土) 02:02:46
>>184
自分は驚いたというか、地元の四面楚歌状態に笑いましたね。
こんなに望まれていない新人国会議員が他にいるんだろうか。
虚偽経歴については、秘書やってない議員の名前を書いたんでしたっけ。詳しくはわかりませんが、大きくならない話のような気がします。(古賀潤一郎のは政局絡みで急展開したと考えています。)
187
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/17(木) 01:09:16
各紙、政界へのつながりを書いてはいるが、実際に踏み込むのかどうか。
酒販中央会 元事務局長を横領で逮捕 政界への資金捜査へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051116-00000019-maip-soci
「全国小売酒販組合中央会」の年金資金の不正流用事件で、1650万円を着服したとして、警視庁捜査2課は16日、業務上横領容疑で同会元事務局長、関秀雄容疑者(49)を逮捕した。不正流用額は91〜99年で総額4億4700万円に上るとみられ、同課は元事務局長の経理操作を追及するとともに、同会の政治団体「全国小売酒販政治連盟(酒政連)」から政界へ流れた不透明な資金の捜査を進める。
調べでは、関容疑者は99年10月、年金資金の口座から「脱退一時金」名目で1650万円を自分が管理する架空名義の口座に振り込み、着服した疑い。
この口座は、91年4月ごろ、当時年金係長だった元事務局長が部下に指示して、「スズキシュウイチ」という架空名義で開設させ、自分で管理していた。
脱退一時金は中途解約した加入者への払戻金で、同口座には91〜99年、この名目で30回にわたり計1億9700万円が振り込まれた。このほか、元事務局長は97年9月に中央会名義の裏口座を開設し、年金資金から2億5000万円を送金。これら総額4億4700万円の不正流用について、同課は使途先を含め、元事務局長を追及する。
酒政連をめぐっては、01〜02年の政治資金収支報告書に、偽造領収書を使って計約8200万円の架空支出を記載していた問題が明らかになっているが、これについても関容疑者が関与していた疑いがある。
同会の年金事業は83年に発足。酒店主と家族らが加入資格を持ち、加入者からの掛け金を投資して運用していた。事業はバブル崩壊の影響で01年ごろから財政が悪化。海外への144億円に上る投資にも失敗し、今年8月に破たんした。元事務局長はこの投資についても「理事会に諮らずに決めた」として他の幹部6人とともに背任容疑で告発されている。
中央会は酒類の流通確保や普及などを目的に53年に設立され、組合員数は全国の小売店主約10万6000人(04年4月現在)。【三木陽介、石丸整】
(毎日新聞) - 11月16日17時20分更新
188
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/17(木) 01:11:48
元事務局長は政界に波及するような証言をしそうだが・・・。
<酒販中央会>関容疑者一問一答 架空口座「20も30も」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051116-00000062-mai-soci
全国小売酒販組合中央会の不正流用事件で、業務上横領容疑で逮捕された元事務局長、関秀雄容疑者(49)は、9〜10月、毎日新聞の5回にわたる取材に応じた。私的な流用は否定したが、架空名義口座について「ほかに20も30もあった」と明かした。担当した政界工作をめぐっては「(酒店の新規参入を制限する)法案を通すために慣れない接待をし、成立を見届けた」と自負心を強調した。
◇主な一問一答は次の通り。
――「スズキシュウイチ」名義の口座はなぜ作ったのか。
コンピューターソフト会社の社長に頼まれた。
――この口座に振り込んだ金はどこへ流れたのか。
中央会の年金システムの資産運用シミュレーションソフトをこの会社に作ってもらった。その代金だ。
――あなた自身の私的流用はないのか。
ふざけるな。着服したやつがなんでこんなに貧乏するんだ。それだけでも証拠になるはずだ。
――なぜ架空名義にしたのか。
(ソフト会社の売上を隠す)税金対策だ。(架空名義口座は)スズキシュウイチだけではない。
――架空名義口座は他にもあるのか。
知っているだけで20も30もある。
――何のために使ったのか。
会の幹部が受け取る利息の課税逃れや、年金に加入できない知人のための口座だった。年金資金144億円の投資の失敗から(加入者の)目をそらすために幹部が責任をなすりつけている。おれはスケープゴート(身代わり)だ。
――政治資金収支報告書に架空支出を計上するために白紙領収書を集めたか。
仮払金、使途不明金のままでは疑念を呼ぶから、領収書で埋めましょう、寄付金名目で処理しましょうということだ。処理したのは事務方だけど、理事会で承認されてるじゃないか。
――白紙領収書はクラブなどから?
政治家への飲ませ食わせで実際に行っている。おれは法案(酒店の新規参入を制限する緊急措置法案)を通すために慣れない政治家との接待もこなした。成立を見届けて辞めたんだ。
◇10年にわたり年金を食い物
「全国小売酒販組合中央会」の元事務局長、関秀雄容疑者(49)は「ミスター年金」の異名を持つ辣腕(らつわん)の事務職員だった。百億円規模の年金事業を取り仕切る一方、架空名義口座に資金を流し込み、私的流用するなど約10年にわたって年金を食い物にしていた。
関容疑者は87年に中央会の職員になり、99年に事務方トップの事務局長になるまで年金畑一筋を歩んだ。年金資金の144億円に上る海外投資でも中心的な役割を果たしたとされる。だが投資は失敗して事業が破たんし、「加入者に損害を与えた」と追及されている。
なぜ不正経理は見過ごされたのか。中央会によると、関容疑者が名目を悪用した「脱退一時金」の送金は、会社なら役員に当たる理事の決裁が必要だ。元理事は「理事は非常勤なので、日常業務の送金は、元事務局長らに任されてノーチェックだった。年金は聖域だった」と明かす。
中央会の政治団体「全国小売酒販政治連盟(酒政連)」。01年の政治資金収支報告書に2000万円、02年に約6200万円の架空支出があった。偽造領収書を使って実態のない「寄付」をでっち上げ、裏金をねん出したりその穴埋めに使う目的だったとみられる。
これに使う白紙領収書を集めていたのが関容疑者。酒政連の政界工作担当としての「使命」だったという。都内の空調機器販売会社の場合、酒政連から11回、計4000万円を支出したことになっていた。同社の役員は「白紙領収書は渡したが、4000万円とは迷惑な話だ」と憤る。【三木陽介、石丸整】
(毎日新聞) - 11月16日15時4分更新
189
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/17(木) 02:07:13
底流を探る:計屋・前衆院議員の公選法違反 危険な選挙アルバイト /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051109-00000161-mailo-l14
◇学生守れ!大学は注意を
学生選挙運動員への報酬支払いを巡り、前衆院議員の計屋圭宏容疑者(60)と学生の私設秘書が公選法違反(買収)容疑で逮捕された事件で、県警は現金を受け取った大学生5人も同法違反(被買収)容疑で書類送検する方針を固めている。若い学生は選挙の現場で重宝されるが、有罪が確定すれば公民権停止など大きな代償を支払わせられる。関係者によると、違法すれすれの選挙運動員アルバイト募集がメール広告で配信されたり、アルバイト情報誌に掲載されたりする例もある。識者は「学生を“犯罪者”にしないよう大学側は注意を」と警鐘を鳴らす。【伊藤直孝、写真も】
◆「補助業務」で求人
公選法違反(買収)の罪で起訴された計屋前議員の私設秘書、重田直樹被告(22)=神奈川大学4年=は衆院解散直後の8月10日、計屋前議員の母校でもある同大を訪れた。選挙アルバイト求人票を掲示板に張り出すためだった。
「選挙にかかわる業務はお受けできない」。同大によると、窓口担当者は求人票をいったん突き返した。その後、重田被告は携帯電話で何者かと連絡。「事務所手伝い、ビラ配り等」「日給1万円」などと求人票を書き直し、「公示前なので、事務所の補助的業務をしてもらう」と話したという。求人票は張り出し許可を受け、9月12日まで掲示された。県警はこの通話相手が計屋前議員で、アルバイト募集に関し重田被告が直接指示を受けたとみている。
◆報酬受けても同罪
公選法で一定額の報酬支払いが認められているのは▽事務所内の事務員▽車上アナウンス、手話通訳者▽ポスター張りなどの単純労務者――に限られ、ビラ配りのように直接有権者に働きかける行為への報酬支払いは「現金買収」とみなされる。「ビラ配り」と書かれ、報酬を示した求人票そのものが違法性を帯びることになる。
被買収者への罰則は、買収者と同じ3年以下の懲役・禁固または50万円以下の罰金だ。刑確定者は原則5年間、立候補や投票ができなくなる。同大の木川紘治事務局長は「衆院解散後という時期を考えると、求人票は受け付けるべきではなかった。判断の甘さがあった」と振り返る。
◆「学生に危険周知を」
自衛策を取る大学もある。大阪外国語大学(大阪府箕面市)は公示日の8月30日、選挙違反への注意を促す学長名の文書を初めて全学生に配布した。夏休みのため約4100人に個別郵送し、投開票日まで学内に掲示した。同大学生課は「知識がなく刑事罰に問われる事態を避けるため、必要と判断した」と言う。
派遣労働に詳しい民主法律協会の渡辺和恵弁護士は「学生にとっても魅力的な仕事だろうが、法違反に陥る危険性はそれほど知られていない。大学側は選挙アルバイトの危険性を積極的に情報提供すべきだ」と話す。
11月9日朝刊
(毎日新聞) - 11月9日16時31分更新
190
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/17(木) 02:11:27
高知買収事件:五島議員の秘書、容疑認める供述 同県警
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20051113k0000m040047000c.html
五島正規衆院議員(民主)=高知1区で落選、比例四国ブロックで復活当選=陣営の選挙違反事件で、公選法違反(現金買収)容疑で逮捕、起訴されている政策秘書、矢吹雅敏被告(50)が12日までの高知県警の調べに、「運動員1人に、法定限度額以上の報酬を支払ったことは、違法と知っていた」と容疑の一部を認める供述を始めたことが分かった。
矢吹被告は今月7日、選挙期間中の9月上旬に高知市内で運動員7人に、選挙運動の見返りに現金計107万円を払った疑いで再逮捕された。その後の調べで、このうち選挙カーでアナウンスを担当した運動員1人に支払った36万円について、「法定限度額(15万円)より多く支払ってしまった」と供述しているという。【米山淳】
毎日新聞 2005年11月12日 19時04分
「運動報酬」と違法性認める 五島陣営選挙違反
http://www.kochinews.co.jp/0511/051113headline02.htm
衆院選比例代表四国ブロックで復活当選した五島正規氏(民主)陣営の選挙違反事件で、計10人に違法な報酬を渡したとして公選法違反容疑(買収)で逮捕、起訴されている同氏の政策秘書、矢吹雅敏容疑者(50)=東京都豊島区=が県警などの調べに対し、「選挙運動に対する違法な報酬と分かっていた」と違法性を全面的に認めたことが12日、関係者の話で分かった。高知地検と県警は五島氏への連座制の適用を視野に事件の全容解明を進めている。
関係者によると、同容疑者は男女7人に違法な報酬計107万円を渡した容疑で7日に再逮捕された後、7人のうち車上運動員の女性に法定支給限度(日当1万5000円)を超える計36万円を渡した容疑については報酬の違法性を認めていた。
同容疑者はほかの報酬は「労務に対する報酬だった」「違法とは思っていない」などと容疑を否認していたが、県警などは、報酬を受け取った陣営スタッフが有権者に直接投票を呼び掛ける運動をしていた現場に同容疑者も出向いていたことなどを追及。11日の調べで、違法な報酬と認識して現金を渡したことを認めたという。
同地検は5日、矢吹容疑者が9月10―11日、団体職員の谷口靖彦被告(31)=同法違反罪で起訴済み=ら3人に、五島氏や民主党に対する投票を依頼した選挙運動に対する報酬として計29万円余りを渡したとして起訴。再逮捕容疑と合わせて違法報酬の総額は計10人に対し計136万4500円となっている。
話入っていない
五島正規衆院議員の話 民主党県連を通じて(矢吹容疑者が)車上運動員への報酬の過払いに関しては認めたという情報が入っている。しかし、それ以上の話は入っていない。
191
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/17(木) 02:12:33
計屋・前衆院議員の公選法違反:活動期間浅く危機感 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051116-00000114-mailo-l14
「危機感を感じていた」。公選法違反(買収)の罪で15日に起訴された民主党前衆院議員、計屋圭宏(はかりやけいこう)被告(60)=離党=は、県警捜査2課と中原、港北両署の調べに対し、現金買収に踏み切った動機をそう供述した。県警や横浜地検川崎支部は、計屋前議員が突然の解散で運動員集めに窮し、自ら買収を主導したとみている。【伊藤直孝、広瀬登】
◇生きのいいやつ集めろ、「お前がかぶれ」と再三指示
「郵政民営化は中身があるのか。小泉首相は、ただ後世に名を残そうとしているだけではないか」。解散直後の8月10日午前7時半、JR南武線武蔵中原駅前。原色の空の下、計屋前議員は足早に通り過ぎるサラリーマンにマイクで呼びかけた。運動員数人が周囲でチラシを配る。郵政問題、中小企業支援……演説のテーマは多岐にわたった。
「小泉首相の支持率は高く、造反組も意気が上がっていない。気は抜けない」。記者が選挙戦の見通しを尋ねると、計屋議員は演説を中断して汗をぬぐった。
その数十分後。関係者によると、計屋前議員は同駅高架下のファミリーレストランで秘書ら陣営幹部数人と朝食を取った。計屋前議員はその席で、私設秘書で神奈川大学4年、重田直樹被告(22)=同罪で起訴=に向かい指示した。
「重田、生きのいい若いやつを集めろ」。重田被告は、その日のうちに母校へ向かい、求人票を提出した。
突然の解散。現職の対立候補は地方議員からのたたき上げで、20年以上にわたり強固な地盤を誇っていた。一方、計屋前議員は横浜市、相模原市と選挙区を渡り歩き、川崎市南部で活動を始めて2年足らず。県警や地検は、買収を指示した背景には何とか若い運動員を集めたいという「焦り」があったとみている。
◇容疑否認も今は申し訳なかった
計屋前議員は重田被告が県警の聴取を受けた際、「お前がかぶれ」などと再三にわたり自身の関与を否定するよう指示。逮捕された後もしばらく「共謀はしていない」と容疑を否認していた。「秘書に責任を押し付けようとしてしまった。申し訳ない」。現在は調べに対し、反省の弁を述べているという。
11月16日朝刊
(毎日新聞) - 11月16日16時31分更新
192
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/19(土) 12:23:20
旅田前市長に懲役4年 和歌山地裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051118-00000188-kyodo-soci
和歌山市が観光振興名目で実施した2つの事業をめぐり、収賄と背任の罪に問われた前市長旅田卓宗被告(60)=現市議=に、和歌山地裁は18日、「市政を私物化し、極めて悪質。反省の様子がみじんもみられない」として、懲役4年、追徴金300万円(求刑懲役5年、追徴金300万円)の判決を言い渡した。
旅田被告は全面的に無罪を主張していたが、樋口裕晃裁判長はほぼ起訴事実通りに両罪の成立を認定した。
議会で承認された事業を背任罪に当たると認めるのは極めて異例。同裁判長は、契約の実態や周辺事情を議会に隠していたと指摘し「愛人の歓心を買い、その利益を図るため多額の税金を流用した。公私混同ぶりは目に余る」と批判した。
(共同通信) - 11月18日19時29分更新
193
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/19(土) 12:29:39
事務員のころの報酬体系ってそんなのがふつうなのかな?
西村議員の元職員ら逮捕、弁護士資格なく示談交渉容疑
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051118-00000204-yom-soci
民主党・西村真悟衆院議員(57)(比例近畿ブロック)の弁護士事務所の元職員数人が弁護士資格がないにもかかわらず、同議員の名前を不正に使い、交通事故の示談交渉をするなどして不正に報酬を得ていたことが18日分かった。
大阪地検特捜部は同日午前、弁護士法違反(非弁活動)容疑で強制捜査に乗り出し、西村議員の弁護士事務所の元職員で、「第三通信社」(東京都千代田区)幹部の鈴木浩治容疑者(52)(大阪市)ら大阪府内の同社関係者ら4人を同容疑と組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕した。特捜部は同日午前、西村議員の事務所(大阪府堺市)などを捜索した。
調べでは、鈴木容疑者ら4人は共謀し、2002年から04年にかけて、6回にわたって同社の大阪事務所で、西村議員の法律事務所名が入った名刺や印鑑を使い、損害保険会社との間で示談交渉をするなど法律事務を行った。さらに、約4000万円の報酬を鈴木容疑者管理の銀行口座に隠した疑い。報酬としては、示談金の10%以上を受け取っていたという。
鈴木容疑者らは容疑を認めているという。
西村議員によると、鈴木容疑者は政策秘書の紹介で1998年末、弁護士事務所に入り、主に保険会社への保険金請求事務を担当。報酬の半分を西村議員、残りを給与などとして鈴木容疑者に払っていた。
鈴木容疑者は独自の人脈で多くの依頼人を連れてきたといい、西村議員の取り分は年間500万円を超えることもあったという。しかし、鈴木容疑者が以前、非弁活動をしたことが判明したため、2000年に解雇を通告し、残務処理だけにあたらせたという。
西村議員は同日午前、堺市内の事務所で会見し、「全く知らなかった」としたうえで、「鈴木容疑者が非弁活動していたのは事実で、監督がずさんだったと反省している」と謝罪した。
(読売新聞) - 11月18日14時37分更新
194
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/19(土) 12:30:57
自分名義の口座勝手に使われること、、、あるか?
西村議員の法律事務所元職員ら4人逮捕 弁護士法違反容疑
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051118-00000024-san-soci
事務所など捜索
民主党衆院議員の西村真悟氏(57)=比例近畿ブロック=が開いていた法律事務所の元職員らが、弁護士資格がないのに弁護士活動を行い報酬を受け取ったとされる事件で、大阪地検特捜部は十八日、弁護士法違反(非弁活動)と組織的犯罪処罰法違反(犯罪収益等の隠匿)の疑いで、元職員の鈴木浩治容疑者(52)=大阪市北区=ら四人を逮捕、大阪府堺市の西村氏の個人事務所や同区内の鈴木容疑者の関係先など数カ所を家宅捜索した。
西村氏は同日、堺市の事務所で会見し「弁護士としての活動を容認することはあり得ない。まったく存じませんでした」と改めて関与を否定。一方、四人は容疑を認めているといい、特捜部は今後、西村氏本人の関与の有無を含め、慎重に捜査を進めるとみられる。
ほかに逮捕されたのは、鈴木容疑者の妻で同容疑者が開いた事務所の経理担当者の紀子(39)=大阪市北区▽同事務所所員でタクシー運転手の林嗣雄(57)=大阪府大東市▽同所員で美容師の河淵憲一(35)=同区=の三容疑者。
調べでは、鈴木容疑者らは、知人ら六人がそれぞれ被害者になった交通事故について、弁護士資格を持たないのに保険会社との損害賠償額の示談交渉などを請け負い、平成十四年十二月から十六年二月ごろまでの間、大阪市内の銀行支店に開設した西村氏名義の普通口座で示談金を受領した疑い。また、十三年二月から十六年十月ごろまでの間に、多数の示談交渉を請け負った対価として、現金計約四千二百万円を鈴木容疑者の管理する西村氏名義の別の口座に入金した疑い。
鈴木容疑者らは、依頼者から受け取った報酬のうち半分を西村氏の事務所に入れていたという。
(産経新聞) - 11月18日15時51分更新
195
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/19(土) 12:46:05
弁護士会の懲戒も食らいそうな感じだが。
弁護士法違反容疑 西村衆院議員の元事務員を逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051118-00000023-maip-soci
弁護士資格がないのに交通事故の保険金を巡り保険会社と交渉をするなどしたとして、大阪地検特捜部は18日、右翼活動家の鈴木浩治容疑者(52)ら4人を弁護士法違反(非弁活動)容疑で逮捕した。鈴木容疑者は以前、弁護士である西村真悟・民主党衆院議員(比例近畿ブロック)の法律事務所で働いており、非弁活動の際に西村議員の名刺を使うなどしていた。特捜部は同日、堺市の西村議員の事務所を家宅捜索した。
関係者によると、鈴木容疑者は昭和50年代に右翼団体の構成員だったという。西村議員の政策秘書の紹介で、98年ごろから法律事務所のスタッフとして勤務するようになった。00年末に解雇されるまで、主として損保会社などに対する保険請求の仕事をしていた。その後、大阪市北区に「第三通信社」と名乗る事務所を構えて交通事故などで非弁活動をし、報酬を得ていた。最近は体調を崩し、入退院を繰り返す生活だったという。
西村議員は18日午前、捜索前に堺市の事務所で記者会見し「多忙なため00年末ごろから、弁護士業務の新件を受けるのを止め、スタッフにも辞めてもらった。01年になってからの仕事は残務整理だけ。事務所を辞めた後の非弁活動は認識していない」と話した。鈴木容疑者の解雇については、自身の弁護士業務の停止に伴うものであるととともに「過去に非弁活動をしていたと秘書から聞いたことも解雇理由」と説明した。
西村議員は93年に初当選し、現在5期目。京大法学部を卒業して神戸市役所に勤務した後、弁護士になり、85年に大阪弁護士会登録。議員活動では、北朝鮮の拉致被害者を支援し拉致問題解決を目指す「拉致議連」の中心メンバーとして知られ、マスコミにも頻繁に登場している。父は故西村栄一・民社党委員長。
(毎日新聞) - 11月18日17時30分更新
196
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/19(土) 17:16:12
逮捕された元職員の事務所、「西村法律事務所」に隣接
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051119-00000308-yom-soci
民主党の西村真悟衆院議員(57)(比例近畿ブロック)の法律事務所元職員らによる弁護士法違反事件で、元職員の鈴木浩治容疑者(52)(逮捕)が主宰する「第三通信社」と、「西村真悟法律事務所」と看板が掲げられた事務所が、大阪市北区の雑居ビルに隣り合って入居していたことが19日、わかった。
大阪弁護士会に登録された西村議員の法律事務所の所在地は2001年度以降、大阪府堺市になっており、西村議員の秘書の1人は、この事務所の存在自体を知らないとしているが、西村議員は時折姿を見せていたといい、大阪地検特捜部は、事務所開設の経緯などを調べている。
二つの事務所があったのは、同区天神橋の7階建て雑居ビルで、飲食店や印刷会社などが入居している。
関係者によると、両事務所は7階に隣り合わせで、入り口は別々だが、内部でつながっており、鈴木容疑者を含めて数人が常駐していた。鈴木容疑者は1998年末に西村議員の法律事務所の職員になった後、このビルの事務所で保険金請求事務の実務を取り仕切っていたとされる。
この法律事務所は、昨年末に突然閉鎖され、鈴木容疑者の共犯として逮捕された河淵憲一容疑者(35)が個人事務所を開いたが、その後、7階フロアは全面的に改装され、いずれの事務所もなくなった。
西村議員は当初、法律事務所の所在地を堺市内で登録。91年には大阪市内に開設し、さらに2〜3年ごとに移転させたが、2001年度以降は、堺市深井清水町にある現事務所。
雑居ビルにあった法律事務所について、西村議員の秘書は「これまでに事務所として弁護士会へ届け出たことはないはず。私自身、そんな事務所があることすら知らなかった」としているが、西村議員が時々、このビルに来ているのを複数のテナント従業員らが目撃していた。
特捜部は、この事務所について、鈴木容疑者が交通事故の示談を一括して取り扱う“専門分室”のような存在だった可能性が強いとみて追及している。
(読売新聞) - 11月19日15時25分更新
197
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/20(日) 01:53:53
展開早いな・・・
弁護士法違反事件、逮捕の元職員「西村議員が了承」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051119-00000113-yom-soci
民主党の西村真悟衆院議員(57)の法律事務所元職員らによる弁護士法違反事件で、元職員の鈴木浩治容疑者(52)が「西村議員の了承を受けている」として、議員の委任状まで作成し、無資格の弁護士活動(非弁活動)を繰り返していたことが19日、大阪地検特捜部の調べでわかった。
西村議員が残務処理だけをするよう指示したとされる2000年末以降も、知人に「西村議員が処理しきれない交通事故の示談交渉を代わりにやっている」などと説明する一方、「自分は法律に違反している」とも打ち明けており、特捜部は活動実態などについて追及する。
関係者によると、鈴木容疑者は1998年末、西村議員の法律事務所職員として採用されたが、2000年末、過去の非弁活動などが発覚し、西村議員から、新規の依頼を受けないよう指示された。しかし、その後も非弁活動を続け、示談が成立せず提訴する場合には、法廷に立つ代理人として自分の知人弁護士に協力を依頼し、西村議員の印鑑が押してある委任状を持参してきたという。
鈴木容疑者の残務処理は数十件あったといい、特捜部は、鈴木容疑者が残務処理を行いながら、西村議員の印鑑などを使い続けるなどしていたとみている。
(読売新聞) - 11月20日0時15分更新
198
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/21(月) 19:09:05
懲戒事由には優に該当しそうでさらに。。。
西村議員と報酬を折半 「解雇」後受任の新件でも
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051121-00000095-kyodo-soci
西村真悟・民主党衆院議員の法律事務所元職員らによる弁護士法違反(非弁活動)事件で、逮捕された鈴木浩治容疑者(52)が、解雇の通知を受けた後、新たに受けた依頼に基づき、交通事故をめぐる示談交渉などで得た報酬についても、議員側と折半していたことが21日、分かった。
西村議員は「解雇通知後は、鈴木容疑者に新規案件を引き受けないよう指示していた」と説明。しかし入金を通じ、新件受任による違法活動を知り得る状態だったことになり、大阪地検特捜部も議員の認識について慎重に捜査を進めているもようだ。
鈴木容疑者は「自分たちの活動を西村議員も承知していた」などと供述している。
(共同通信) - 11月21日13時2分更新
199
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/21(月) 19:10:58
西村真悟議員の報酬不透明、逮捕の元職員と折半
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051121-00000302-yom-soci
西村真悟・民主党衆院議員の法律事務所元職員による弁護士法違反事件で、元職員の鈴木浩治容疑者(52)(逮捕)が交通事故の示談交渉などをしていた1999〜2004年の6年間、西村議員の弁護士としての所得は計1116万円だったことが20日、わかった。
ほとんどが鈴木容疑者と折半して得た報酬という。西村議員は当初、「(鈴木容疑者からの)報酬額は年500万円ぐらい」と述べており、説明と比べ約3分の1と少ないが、その後の取材に対し、「実際の報酬額は知らなかった」と訂正した。大阪地検特捜部は、報酬額や金の流れを解明するため、押収資料の分析を進めている。
調べなどでは、西村議員は98年末、鈴木容疑者を保険金請求の担当事務職員として採用。2000年末に解雇を通告し、残務処理にあたらせたが、鈴木容疑者による示談などでの弁護士報酬は、99年から04年まで受け取っていた。示談成立の場合、保険金の1割を報酬として受け取り、両者で2等分していたという。
資産公開法に基づいて公開された西村議員の所得等報告書によると、鈴木容疑者を雇い入れて以降の西村議員の弁護士としての所得は、99年118万円、00年136万円、01年126万円、02年88万円、03年266万円、04年382万円の計1116万円。
西村議員は18日の会見で、「国会議員になってからは、弁護士としての収入はほとんどなかったが、(鈴木容疑者からの)報酬額は年500万円ぐらいあり、彼が保険金請求事務を始めてから、私の収入はかなり増えた」などと述べた。
しかし、鈴木容疑者を雇用する直前の98年には、1240万円の所得があり、逆に急減したことになる。
西村議員は、読売新聞の取材に対し、「報酬は年約500万円」と話したことについて、「採用する際、鈴木容疑者が『年間500万円は金が入るのではないか』と言っていたのを記憶していたので勘違いしていた。自分の収入の点検は人に任せており、実際には知らなかった」と説明。
一方、鈴木容疑者は、西村議員から「残務処理だけ」と指示された以降の01年2月から04年10月までの3年9か月だけで、計約4200万円の報酬を得ていたことが判明している。
これについても、西村議員は「自分はそんなにもらっていない。(捜査にあたった)大阪府警から、(鈴木容疑者の)報酬額が大きいことを聞かされて驚いた」などと話した。
(読売新聞) - 11月21日10時27分更新
200
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/21(月) 19:11:49
酒販組合 関容疑者 政治資金も横領か 1000万円以上、交際費に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051121-00000017-san-soci
酒の小売り店主らで作る「全国小売酒販組合中央会」(東京都目黒区)の年金共済事業をめぐる使途不明金事件で、年金資金を着服したとして業務上横領容疑で逮捕された元事務局長、関秀雄容疑者(49)が平成十一年以降、関連政治団体の活動資金も一千万円以上横領していた疑いのあることが二十日、関係者の話で分かった。警視庁捜査二課では中央会に加え、政治団体の資金の流れについても捜査を進め、全容解明を急ぐ。
中央会の関連政治団体「全国小売酒販政治連盟」(酒政連)では、十三年と十四年の政治資金収支報告書に、計約八千万円に上る架空支出が記載され、使途が不明になっていることが既に明らかになっている。関容疑者は酒政連の事務局長も務めていた。
関係者によると、関容疑者の銀行口座には、この架空支出と同じ時期に一回数十万円から数百万円の振り込みが不定期にあったことが分かり、酒政連の活動費の一部も着服した疑いが浮上したという。総額は一千万円以上に上るとみられる。
酒政連では、関容疑者が「仮払金」名目で政治活動費を次々と引き出した上、穴埋めのために知人の会社や行きつけの高級クラブから白紙の領収書を集め、多額の金額を書き込んで帳簿類をごまかしていたことから、酒政連の不明金総額はさらに膨らむ可能性がある。
不明金は政治家への車代や裏献金に使われたとみられているが、白紙の領収書に三百万円前後の金額を無断で書き込まれた都内の会社関係者は、産経新聞の取材に「多くは裏献金に使われたと思うが、一部は(関容疑者らが)私的な買い物や交際費に使っていたようだ」と証言している。
関容疑者は十一年十月、「鈴木秀一」名義の仮名口座に中央会の年金資金千六百五十万円を振り込んで横領したとして逮捕された。この口座には三年以降、年金資金計約一億九千万円が振り込まれており、関容疑者が大半を着服したとされる。だがこの口座が十一年末に閉鎖されたため、元事務局長はその後、酒政連の資金を流用するようになったとみられる。
関容疑者は、流用資金を私的な交際費や遊興費のほか、高級車やゴルフクラブセットを買い替えたり、数十着の紳士服の購入費に充てていたという。関容疑者自身も逮捕前、周囲に、中央会の資金流用は否定しながらも「酒政連の架空支出には説明できない部分がある」と漏らしていた。
(産経新聞) - 11月21日2時52分更新
201
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/21(月) 19:19:46
やっぱそんな感じなんでしょうか。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/1520
存在感増し、活動“放置” 西村議員の元職員雇用で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051121-00000206-kyodo-soci
西村真悟・民主党衆院議員の法律事務所元職員らによる弁護士法違反(非弁活動)事件で、逮捕された鈴木浩治容疑者(52)は自ら売り込んで事務所に入り込んだ後、業務量を大幅に拡大させていたことが21日、分かった。
抜群の営業力で信用を得た鈴木容疑者の存在感は増加。解雇の通知後に行われた違法な活動が“放置”される結果に結び付いたとみられ、大阪地検特捜部は、西村議員が同容疑者との関係を深めた背景として、雇用から解雇に至るまでの経緯を調べている。
93年に初当選した西村議員は当時、議員活動が多忙なため、弁護士活動は「開店休業状態」で、法律相談などにほぼ限定されており、秘書が「弁護士資格がもったいない」と議員に紹介。採用が決まった。
(共同通信) - 11月21日19時17分更新
202
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/22(火) 22:26:32
箕輪登氏か? まーあんまり単独の元郵政大臣って肩書きがあまりないんですね。
論談記者倶楽部
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0511/051122-2.html
平成17年11月22日
重電メーカー談合事件、防衛施設庁工事関連に元衆議院議員秘書が関与。
「当初、聴取を受けたのは、自民党の超大物Kの秘書のAだ、と言われたが、実は、郵政相・防衛政務次官を務めたMの娘婿の元秘書Nだった。 永田町の仲介ビジネスのエキスパートと言われている男だ」 (司法担当記者)
元議員に伸びるのか、特捜部の腕の見せどころだ。
203
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/24(木) 16:13:17
これでも弁護士だから非弁提携するはずがないってことはないみたいですね。
西村議員、週明け強制捜査 大阪地検・府警
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051124-00000023-san-soci
元職員の非弁活動 名義貸し容疑
民主党衆院議員で弁護士の西村真悟氏(57)の法律事務所元職員による弁護士法違反事件で、大阪地検特捜部は大阪府警警備部と合同で、週明けにも西村氏と四十代の政策秘書に対し同法違反(非弁護士との提携)容疑で強制捜査に着手する方針を固めた。元職員の鈴木浩治容疑者(52)が無資格で行っていた弁護士活動(非弁活動)を認識しながら弁護士としての名義を貸していた疑いが強まったという。非弁活動で得た多額の報酬は、西村氏も分け合っていたとみられ、特捜部と府警で詰めの捜査を急いでいる。
西村氏は二十四日朝、大阪府堺市の自宅前で、報道陣に対し「自分の名をかたった事件であり、疑惑を持たれていることについては否定しない。政治家から弁護士という立場に戻って考えると、痛切な反省をもって過ごしている」と話した。
調べでは、西村氏は平成十三年から十六年にかけて、無資格の鈴木容疑者に弁護士の名義を使用させ、交通事故の保険金請求や示談などの弁護士業務で報酬を得るのを容認していた疑いが浮上している。
依頼人らから受け取った報酬のうち、鈴木容疑者の取り分は少なくとも約四千二百万円。西村氏も案件ごとに折半するなどしていたとみられる。報酬額はさらに膨らむ可能性があり、特捜部と府警は裏づけを急いでいる。
これまでの調べでは、鈴木容疑者は、西村氏の法律事務所の「事務局長」を名乗り、大阪府堺市の西村氏の事務所に出入りしながら、西村氏の弁護士印や「衆議院議員 弁護士 西村真悟法律事務所」と印刷された名刺などを使用。示談相手の損害保険会社からの保険金も西村氏名義の銀行口座に振り込ませていた。
西村氏らの説明によると、西村氏は平成十年、政策秘書の紹介で鈴木容疑者と知り合い、当時大阪市北区にあった法律事務所の職員として採用した。十二年暮れ、鈴木容疑者の過去の非弁活動が分かって解雇。十三年に法律事務所を堺市に移転し、鈴木容疑者には残務処理だけを求め、新規案件を受任しないように指示していたとしている。
これまでの取材に対して西村氏は「弁護士たるものが、非弁活動を認めることはない。まったく知らなかった」と釈明。一方、調べに対し、鈴木容疑者は「(新規案件の受任を)西村氏も承知していた」と供述している。
府警は今年七月、鈴木容疑者を弁護士法違反容疑で書類送検する際、西村氏からも参考人として事情聴取していた。
(産経新聞) - 11月24日15時57分更新
204
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/25(金) 23:48:53
野中証言は偽証か、「見舞った」親せきは入院せず
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051125i113.htm
日本歯科医師会(日歯)側から自民党旧橋本派への1億円ヤミ献金事件で、政治資金規正法違反の罪に問われた村岡兼造元官房長官(74)の第24回公判が25日、東京地裁で開かれた。
先月、出廷した野中広務・元自民党幹事長(80)の「1億円授受の会合には出席せず、愛知県内の病院に義理の姉の見舞いに行った」との証言について、検察側が提出した捜査結果で、野中元幹事長が挙げた病院には当時、親せきが入院していなかったことが明らかになった。野中元幹事長の“アリバイ”証言が虚偽だった可能性が高まった。
野中元幹事長は、先月24日の証言で、1億円の授受があった2001年7月2日夜には、「赤坂の別の料亭で別の会合に出た後、新幹線で名古屋に移動した」と主張。利用した「のぞみ」の発車時刻や病院の名前、移動経路などを具体的に挙げて、授受の場に同席したことを全面否定した。
これに対し、この日証拠採用された捜査報告書などによると、野中元幹事長が訪ねた可能性があるとして法廷で名前を挙げた二つの病院は、それぞれ「該当患者は1995年以降、入通院の記録がない」「照会された患者はいない」と検察に回答したという。また、当時の時刻表には該当する「のぞみ」もなかった。
(2005年11月25日23時3分 読売新聞)
205
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/27(日) 12:14:33
倫理規定だけでなく法にも大きく抵触する状態になってしまっている。
弁護士出身議員には、他にこのようなことをしている議員はいるんだろうか。
弁護士資格って、法人名ではなくあくまで個人対象なのだから、このような活用の仕方は誤りだと思う。弁護士を雇用して大方やらせるやりかたならいいが。
西村事務所元職員、解雇通知後も親密関係か…電話転送
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051126-00000106-yom-soci
西村真悟・民主党衆院議員(57)が絡む弁護士法違反事件で、西村議員の法律事務所への電話や郵便物が、昨年末まで元職員の鈴木浩治容疑者(52)(逮捕)が交通事故の示談交渉など非弁活動を行う事務所に転送されていたことが26日、関係者の話でわかった。
西村議員は「2000年末には鈴木容疑者に解雇を伝えた」と説明していたが、大阪地検特捜部は、両者は以降も親密な関係にあり、西村議員の法律事務所を実質的に取り仕切っていたのは鈴木容疑者であることを示す重要な事実とみて調べている。
関係者によると、西村議員は、鈴木容疑者に交通事故の示談交渉などを担当させるようになった1998年、それまで大阪府堺市内に開設していた法律事務所を、鈴木容疑者が使用していた大阪市中央区の事務所に移転した。
ところが、翌99年秋、西村議員の「核武装発言」などが問題視され、法律事務所にも苦情や問い合わせの電話が殺到。00年末には、法律事務所を、現在も自分の議員事務所として使っている堺市内のビルに移転させた。
その際、鈴木容疑者は西村議員の了承を得たうえで、中央区の法律事務所を「衆議院議員西村真悟大阪事務所」と看板を替え、堺市の法律事務所へかかってくる電話を同大阪事務所に自動転送、配達される郵便物も転送させ始めたという。
鈴木容疑者は01年春、大阪事務所を、妻が所有する同市北区天神橋の雑居ビルで、自ら主宰する「第三通信社」と隣り合う部屋に移転させたが、今度は「西村真悟法律事務所」の看板を掲げ、それまでと同様、弁護士会に登録された堺市の法律事務所から、昨年末まで電話などの転送を受け続けていたとされる。
特捜部は、電話転送や事務所移転の経緯などから、西村議員がこの事務所で繰り返された非弁活動を容認していたとみている。
西村議員は、取材に対し、この事務所について「存在さえ知らなかった」と話しているが、西村議員はビル内で複数回、目撃されている。弁護士法20条は、弁護士が複数の法律事務所を開設することを禁じており、この規定にも抵触する可能性がある。
(読売新聞) - 11月26日19時12分更新
206
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/29(火) 12:29:28
西村議員逮捕 休眠事務所で「錬金術」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051129-00000003-maip-soci
奔放な発言で知られる民主党衆院議員の西村真悟容疑者(57)。28日、弁護士法違反容疑で逮捕されたが、休眠状態の法律事務所を舞台に非弁活動という“錬金術”を行っていた。一方、前原・民主党が船出して2カ月。9月に前衆院議員が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されるなど、同党の国会議員がらみの不祥事が続いている。【尾中香尚里、佐々木雅彦、野田武】
◇政策秘書「弁護士資格、使わないのはもったいない」
「他の政治家は支援者の相談に乗り、役人に口を利けば、謝礼とか金が入るシステムを持っている。西村(議員)はそれがなかった。金に無頓着なこともあり、金がなかった」。西村議員と親しい地方議員が語る。
面倒見がよく、気さくな性格は人気もあった。ある大阪府議は「西村議員は選挙にお金のかからない人。全国から支援者が集まって手弁当で協力してくれる」。思想信条に共鳴した支援組織「日本真悟の会」は全国に約40支部あるという。
しかし、一般的には、独自の国家観などから過激な言動を繰り返すこわもての面が知られている。「国防軍にふさわしい法整備が必要」「軍務に服することは国民の奉仕に含まれる」などの発言もあった。
「専守防衛は不道徳な思想だ」。新進党に所属していた97年5月には中国も領有権を主張する尖閣諸島に上陸。自由党所属で防衛政務次官だった99年10月には、週刊誌の対談記事で日本の核武装の検討を主張し、集団的自衛権を「強姦(ごうかん)されている女を男が助ける原理」などと述べ政務次官辞任に追い込まれた。
政界での孤立を指摘する声もある。ある民主党衆院議員は「西村君は変わり者。政界では旧民社党系の議員でもあまり付き合いはないはずだ」と話す。北朝鮮による拉致問題に一緒に取り組んだ自民党衆院議員は「暴力団まがいの行動右翼とも付き合い、民主党内でも浮いていた。党のイメージを壊していると迷惑がる民主党議員もいた」と証言する。鈴木浩治容疑者(52)は過去に政治団体に所属していた右翼活動家で、西村議員を支援していたという。
「せっかくの弁護士資格。使わないのはもったいない」。西村議員の政策秘書、佐々木俊夫容疑者(47)はこう思い、知人の鈴木容疑者を紹介したという。西村議員はなぜ鈴木容疑者に「弁護士活動」をさせていたのか。
佐々木容疑者の説明では、88〜89年ごろ、友人から鈴木容疑者を紹介された。同容疑者は「自分は交通事故訴訟案件に詳しい。この能力が使えないか」と売り込んできたという。
大阪府堺市にあった西村議員の法律事務所は、93年に初当選して以来“開店休業”状態。西村議員は引き合わされた鈴木容疑者を見込んで、98年ごろ大阪市内に法律事務所を移し、業務をさせることにした。鈴木容疑者は「西村真悟法律事務所事務局長」「事務所長」などと名乗った。依頼者に高額な保険料を取るためと手術を強要したり、法外な成功報酬を要求するなどしていた。
「政治活動の資金が生み出せると思った」。大阪弁護士会の調査に西村議員はそう答えた。報酬は鈴木容疑者と折半。6年にわたる非弁活動で数千万円が渡った。
一方、かつての政治家の不祥事といえば、ロッキード事件など疑獄事件が社会を震かんさせた。90年代でも大物政治家による脱税事件などが耳目を集めた。しかし最近は、不透明な「政治とカネ」に対する視線も厳しく、政治資金規正法も厳格化されるなど疑獄事件が起きにくくなったとされる。目立つのは、秘書給与流用事件や学歴詐称事件、強制わいせつ事件など“ハレンチ”な事件だ。
207
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/29(火) 12:30:05
◇民主、不祥事続き 党再生に冷水
「国民に率先垂範していかなければならない議員が、政治不信を増大することになった。心からおわび申し上げたい」
西村議員逮捕を受け、民主党の前原誠司代表は苦渋の表情を浮かべながら、記者団に語った。
民主党は28日の臨時役員会で、西村議員を党倫理規則に定められた3段階の処分のうち最も重い除籍(除名)にすることを決めた。西村議員は同日、秘書を通じて離党届を提出したが、党側は受理しないで処分を科す。また、西村議員が政党名で当選した比例代表選出である点を踏まえ、あえて同規則には基づかない議員辞職も同時に求める方針だ。
鳩山由紀夫幹事長は同日の会見で「自発的に議員を辞めることが、最低限の誇りを失わないためにも肝要」と強調した。
民主党が西村議員に対し、こうした厳しい姿勢で臨んでいる背景には、惨敗に終わった9月の衆院選後の党を取り巻く状況もあげられる。党再生を掲げて9月17日に前原氏を新代表に選んだものの、前議員や政策秘書が逮捕される不祥事が続き、そうした影響からか同党の支持率は低迷を続けている。
前原代表就任の翌日には、小林憲司前衆院議員(愛知7区で落選)が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、新体制の出はなをくじいた。10月に入ると、計屋圭宏前衆院議員(神奈川10区で落選)が公選法違反(買収)容疑で逮捕され、五島正規衆院議員(比例四国ブロック)の政策秘書も同容疑で逮捕された。
4件目の事件という打撃に、前原氏は「反省すべきところは反省し、本来の任務である政策立案や政府・与党の問題点を追及するなかで信頼を回復するしかない」と力説している。
ただ、今回の事件を巡っては、西村議員から「非弁活動を知らなかった」と報告を受けた鳩山氏が会見で「党として対応する必要はない」と述べるなど、執行部の危機管理の甘さも露呈した。民主党が信頼を回復し、党再生をはかる道のりは険しそうだ。
(毎日新聞) - 11月29日10時33分更新
208
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/29(火) 12:32:08
<西村議員逮捕>同期弁護士の説得で一転、認める
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051129-00000012-mai-soci
弁護士法違反(非弁護士との提携禁止)容疑で28日逮捕された民主党衆院議員、西村真悟容疑者(57)は、捜査員が逮捕状を読み上げると「分かりました」と素直に認めたという。その背景には、同期弁護士の説得があり、「名義貸し」の悪質性を解明する大阪地検特捜部と大阪府警の捜査には、曲折もあった。
「知らないなんて、通用しないぞ」。今月24日夕。大阪弁護士会の聴取後、同期の事務所に姿を見せた西村容疑者を仲間数人が囲み、鈴木浩治容疑者(52)による非弁活動の責任を認めるよう迫った。「名義貸しは否定しがたい」と公に認めたのは翌25日朝だった。
弁護士から政治家に転身した西村容疑者は97年、北朝鮮の拉致問題を巡る国会質問で政府の姿勢を追及。尖閣諸島に上陸するなど突出した言動で知名度が上がると、えたいの知れない人物が群がり始めた。政治団体「大日本皇誠会」の構成員だった鈴木容疑者もその1人。政策秘書の佐々木俊夫容疑者(47)は大学の友人から、勤務先の「第三通信社」の上司として鈴木容疑者を紹介された。
佐々木容疑者は別の議員秘書をしていたが、尖閣諸島上陸を手伝い、西村容疑者を慕うようになる。鈴木容疑者が、交通事故の交渉能力を売り込んできたのはそのころだった。佐々木容疑者は翌98年、西村容疑者の秘書に。「開店休業」の法律事務所再開を考え、鈴木容疑者を西村容疑者に引き合わせた。
「西村真悟の名前で保険金請求を手がける人物がいる」との情報を得た大阪府警警備部が、捜査を始めたのは昨年10月ごろ。大阪地検と協議し、鈴木容疑者は略式起訴、西村容疑者は罪に問わないことで落ち着き、今年7月、鈴木容疑者を書類送検した。同時期、大阪地検幹部が交代すると、強制捜査の方向に。地検単独で再捜査し、鈴木容疑者を逮捕した。
当初の判断を疑問視する声や、突然の方針転換への戸惑いが広がった。ある捜査関係者は「大阪地検が西村容疑者逮捕を府警に任せることで決着を図った」と語る。元札幌高検検事長で、同じ民主党の佐藤道夫参院議員は「弁護士が、それも国会議員でありながら、訳の分からない人物に非弁活動をさせるなんて考えられない。逮捕は当たり前だ」と言い切った。
(毎日新聞) - 11月29日3時8分更新
209
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/29(火) 12:34:24
<西村議員逮捕>違法性知りつつ「提携」 使途追及
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051129-00000008-mai-soci
民主党衆院議員、西村真悟容疑者(57)による弁護士法違反(非弁護士との提携禁止)事件で、西村容疑者は「示談屋」の鈴木浩治容疑者(52)=同法違反(非弁活動)容疑で逮捕=に対し「西村真悟法律事務所」の名称を使わせる約束をした当初から、弁護士法違反を認識していたことが分かった。大阪府警の調べに、違法性を知りながら鈴木容疑者との「提携」を決めたと供述した。大阪地検特捜部に逮捕された政策秘書の佐々木俊夫容疑者(47)が、名義貸しの見返りに鈴木容疑者から支払われる報酬を管理しており、特捜部は入金状況や政治活動などへの使途を追及する。
特捜部と府警は29日、東京・永田町の衆院議員会館の西村容疑者の自室など3カ所を家宅捜索する。
西村容疑者は調べに対し、「名義貸しに当たる弁護士法違反と言われても仕方ない」とも供述しているという。
18日に大阪府堺市の議員事務所が特捜部の家宅捜索を受け、自身の逮捕が濃厚になってくると、西村容疑者は報道陣に対し「弁護士事務所の管理のずさんさから起こったこと。その責任から逃れるつもりはない」と結果責任を認めるような言い回しをしていた。
ところが実際は、鈴木容疑者への名義貸しの違法性を十分、認識しながらも、依頼者と面談したり、鈴木容疑者に指示を出すなどの弁護士業務を一切せず、報酬だけを受け取っていた。非弁活動や名義貸しによる提携は法律上の明確な定義がなく、立件が難しいとされるが、西村容疑者は鈴木容疑者に業務を「丸投げ」しており、捜査当局は極めて悪質性が高いケースとみている。
調べでは、西村容疑者と佐々木容疑者らは、98年5月〜昨年2月ごろまで、鈴木容疑者の非弁行為を知りながら「西村真悟法律事務所」の名称を使わせ、交通事故の示談など計43件の弁護士業務をさせた疑い。鈴木容疑者への依頼者は、大阪府内の人が中心だったという。
(毎日新聞) - 11月29日3時8分更新
210
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/11/29(火) 12:35:37
西村議員、弁護士法違反で逮捕 190件名義貸しか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051129-00000019-san-soci
≪バッジなし「予定、淡々と」/清貧と脇の甘さ同居≫
歯にきぬ着せぬ物言いと、硬派の論客として全国区の知名度を持つ西村真悟容疑者。二十八日朝、出頭のため大阪府堺市の自宅を出た際、背広の胸に着けられていたのは、議員バッジでも弁護士バッジでもなく、拉致被害者救出を訴えるブルーリボンだった。
見送りに出た家族と一言二言交わすと、詰めかけた記者らに「今日の予定を淡々とこなします」と語り、事務所関係者の運転する車で大阪府警本部に向かった。主のいない自宅には入れ替わりに、捜査員六人が家宅捜索に入った。
二十七日夜には、顔見知りのすし店から誘われ、家族や秘書らと約一時間半ほど食事を取った。最近は控え気味だった焼酎の水割りにも口をつけたという。
父は元衆院議員で民社党の第二代委員長を務めた故・西村栄一氏。大学には八年通い、司法試験には三十四歳、六度目の挑戦で合格したという経歴を持つ。
「国家民族のために尽くし、偉大になる」と、四十歳で父と同じ道を進むことを決意し、平成五年に民社党公認で初当選。防衛政務次官などを務め、現在五期目。
九年には中国や台湾との間で領有権の問題が起きている尖閣諸島に上陸、視察して注目された。十一年には週刊誌上で「日本も核武装をしたほうがいいかどうか、国会で検討しないといけない」と問題提起し、防衛政務次官を辞任した。
十五年には朝鮮総連やオウム真理教施設への銃撃などで主宰者が逮捕された「刀剣友の会」の事件に絡み、同会の最高顧問に就任していたことが発覚。周囲から「脇の甘さ」を心配する声が上がったこともあった。
「ぜいたくは敵」という父の教えの通り、生活ぶりは地味だったと関係者は口をそろえる。西村容疑者も「清貧に生活することができないなら、政治家にはなるべきでない」と、自らを戒めていたという。
交流のある堺市議は「乗っている車もぼろぼろで、自宅にあがらせてもらったとき、雨漏りに驚いた」と話している。
西村容疑者は超党派の国会議員でつくる「拉致議連」の幹事長でもあった。横田めぐみさんの母、早紀江さん(69)は「ただただびっくりしています。拉致被害者の救出運動にとって西村さんは大きな存在だったのでとても残念です」と当惑を隠せない様子だった。
(産経新聞) - 11月29日2時43分更新
211
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/04(日) 11:13:09
弁護士法違反事件:西村議員逮捕 松浪議員の元秘書、鈴木容疑者を紹介−−非弁活動で
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20051204ddm041040069000c.html
元民主党の衆院議員、西村真悟容疑者(57)の弁護士法違反事件で、西村容疑者の代わりに弁護士業務をしていた鈴木浩治容疑者(52)=同法違反(非弁活動)容疑で逮捕=に、松浪健四郎・自民党衆院議員(59)=比例近畿ブロック=の元秘書が依頼者を紹介していたことが分かった。松浪議員と鈴木容疑者は知人だが、松浪議員は毎日新聞の取材に元秘書が当時、後援会の会計責任者となっていたことを認めた上で「(鈴木容疑者の)非弁活動や秘書が依頼者を紹介したことは知らない」と話している。
鈴木容疑者に交渉を依頼した大阪府内の40代女性によると、98年8月、交通事故で複雑骨折し保険金請求が必要になった。通院先の病院前で「松浪健四郎議員はあなたの国民生活をサポートします」と書かれたチラシを受け取り、女性は連絡先に電話した。すると、「松浪議員の秘書」を名乗る男性と鈴木容疑者が自宅を訪れた。鈴木容疑者は「衆議院議員 弁護士 西村真悟法律事務所 所長」を名乗り、「西村議員は弁護士資格があり、松浪議員の顧問弁護士をしている」と話した。
女性は会社との交渉を依頼。しかし、鈴木容疑者は保険金が増額になるからと手術を無理に勧めたり、法外な報酬を要求。女性は「国会議員の紹介だから信用してしまった」と憤る。
毎日新聞 2005年12月4日 東京朝刊
212
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/07(水) 11:49:33
多くは献金装い着服か 酒政連の不明金8000万円
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051206-00000247-kyodo-soci
全国小売酒販組合中央会(東京)の年金不正支出事件で、業務上横領の疑いで警視庁に逮捕された元事務局長が中央会の政治団体「全国小売酒販政治連盟」(酒政連)から、国会議員に献金したように装い、現金を着服していた疑いが強いことが6日、分かった。使途が問題となっていた酒政連の不明金約8200万円の多くは、元事務局長が着服したとみられる。
東京地検は同日、中央会から1650万円を着服したとして、業務上横領罪で元事務局長を起訴した。さらに約850万円の横領容疑も近く立件する方針。
東京地検の調べによると、元事務局長の関秀雄被告(49)は2000年以降「国会議員に渡す」などと言って餞別(せんべつ)や車代名目で、酒政連の経理担当者に議員名と金額を記したメモを手渡し、担当者から封筒に入った現金を受け取っていた。
(共同通信) - 12月6日21時5分更新
213
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/07(水) 11:50:55
県政連の選挙資金集め:会長、山教組部長を書類送検 虚偽記載の疑い /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051201-00000136-mailo-l19
教員から集めた選挙資金カンパを政治資金収支報告書に記載しなかったとして、県警捜査2課は30日、県教職員組合(山教組)の加盟する政治団体「県民主教育政治連盟」(県政連)の広瀬智徳会長(76)と山教組の長田英和財政部長(46)を政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いで甲府地検に書類送検した。長田財務部長は告発を受けていなかったが、県警の捜査で虚偽記載の疑いが分かった。【宇都宮裕一】
◇カンパ1000万円ゼロに
調べでは、広瀬会長ら2人は事前に相談して04年3月中旬、甲府市丸の内2の県政連事務局で、03年の政治資金収支報告書の寄付欄をゼロとする虚偽の記載をした上で、同月下旬、県選管に提出した疑い。実際の記載は長田部長が行った。
同課によると、2人は03年12月、小中学校の校長や教頭、一般の教職員の数百人から計約1000万円の寄付を集めた事実を知っており、記載しないのは違法であると知っていたにもかかわらず、故意にゼロと記載した疑い。動機などの詳細について同課は「甲府地検で捜査を継続するため」と明らかにしなかった。
一方、元参院議員らから広瀬会長とともに告発された県政連の会計責任者の女性(80)と事務担当者の男性(74)については、関与が認められないとの意見を付けた書類を甲府地検に送検した。また、県政連は03年12月のカンパで計約6000万円を集めたが、残り約5000万円は04年に回収され同年の報告書に記載されており、刑事責任はないと判断した。
県政連は04年7月の参院選で当選した山教組出身の輿石東氏の選挙資金にあてるため03年に資金カンパを実施したが、政治資金収支報告書に一切記載しなかったとして告発されていた。
県政連の広瀬会長は毎日新聞の取材に当初、記載しなかった理由を「03年12月にお願いした寄付は同月中に入金を確認できず、すべて04年中の寄付と認識していた。その後の調査で同月中に一部が届けられていたことを確認した」と説明、告発後の2月15日付で1021万円の寄付金収入があったと修正申告した。
甲府地検は今後、動機などについて補充の捜査を行い、処分を決める。 広瀬会長は「警察の捜査が終わった段階では何とも言えない。検察庁が最終判断をするまではコメントを差し控えたい」、山教組の渡辺靖副委員長も「内容についてまったく把握していないため、コメントできない」とのコメントを出した。
………………………………………………………………………………………………………
■解説
◇不明朗な会計処理の説明を
県政連の政治資金集め問題で、広瀬智徳会長が政治資金規正法違反の疑いで書類送検された。広瀬会長は「03年中の寄付金の入金を確認できなかった」と説明して来たが、県警の捜査に故意の虚偽記載を認め、ずさんな資金集めの実態が浮き彫りになった。山教組幹部も、「別組織」と主張していた県政連の会計に関与していた疑いで書類送検され、事実上一体の組織と疑わせる形となった。県政連と山教組は今後、不透明な会計処理や労組と政治団体との関係に対する明確な説明が求められる。
捜査では、県政連が特定政党の候補の支援に向け小中学校の教職員から約6000万円という巨額の寄付を集めた実態が明らかになった。うち1000万円は政治資金収支報告書へ故意に記載されず、表からは見えない資金として使われていた疑いも示唆した。カンパに応じた教職員らに対して使途や目的などの事実を公表すべきだとの声が一層高まりそうだ。
一方の山教組も、教え子への電話作戦、有権者への戸別訪問などの選挙運動を強いていると批判されるなど、教員に対し強い影響力を持つ現状が問題の背景にある。全国的には、教職員の9割以上が労働組合に属する都道府県はわずか4県。一連の疑惑を引き起こした環境自体を変えられるか、うやむやのままに終わってしまうのか、県民の監視の目はかつてなく厳しくなっている。
問題発覚後の9月の衆院選では、山教組が表立っての活動を控えるなど変化の兆しもある。幹部が書類送検を受けた事実を県政連と山教組はしっかりと受け止める必要があるのではないだろうか。
214
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/07(水) 11:52:47
《県政連による資金集め問題の経緯》
【04年】
11月 2日 県政連が03年12月、小中学校の教職員やOBに対し04年7月の参院選に向けての寄付を要請する文書配布が発覚
12月27日 県教委が学校のファクスなどでカンパの要請文を送った校長、教頭の計17人を訓告、厳重注意処分に。山教組委員長と書記長の2人も厳重注意処分
【05年】
1月27日 教職員の選挙資金集めを中山成彬文部科学相(当時)が衆院予算委員会の質疑で「法令に違反する政治的行為」と指摘
2月 7日 横浜市の元参院議員ら5人が県政連の広瀬会長ら3人を政治資金規正法違反の疑いで県警と東京地検に告発
15日 県政連が03年政治資金収支報告書を修正申告。個人からの寄付をゼロから1021万円に改めた
23日 県政連が04年政治資金収支報告書を提出。個人からの寄付5142万円を記載
3月 1日 県民有志で作る団体が県政連の広瀬会長ら3人を政治資金規正法違反の疑いで県警に告発
4月中旬 県警捜査2課が一般教員やOBから任意で事情聴取を開始
下旬 現職教員らでつくる「山教組問題と山梨の教育を考える会」が教職員のうち約3400人を対象にアンケートを実施。約200人から回答があり、9割が「カンパは自発的でない」
5月20日 山教組の定期大会で運動方針から「県政連との連携を強化する」の文言削除を決定。秋山俊一委員長は一連の問題で陳謝
8月26日 文部科学省が処分の妥当性を巡り県教委などから聞き取り調査
10月上旬 県警捜査2課が会計責任者と事務担当者から任意で事情聴取
下旬 県警捜査2課が広瀬会長から任意で事情聴取
12月1日朝刊
(毎日新聞) - 12月1日16時45分更新
215
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/07(水) 11:53:33
酒政連献金:小杉・元文相側、酒政連に白紙領収書−−01年、架空献金の疑い
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/archive/news/2005/12/05/20051205ddm001040131000c.html
全国小売酒販組合中央会の政治団体「全国小売酒販政治連盟(酒政連)」の政治資金収支報告書に架空支出が記載されていた問題に絡み、自民党の小杉隆衆院議員の事務所が01年ごろ、酒政連に白紙領収書を約20枚渡していたことが分かった。酒政連事務局長を兼任した中央会元事務局長、関秀雄容疑者(49)=業務上横領容疑で逮捕=らによる架空支出工作に使われた疑いがある。白紙領収書をやり取りする政治家と酒政連の不透明な関係が浮かんだ。酒政連を巡っては実体のない企業などを使った裏金づくりが判明しているが、国会議員側の関与が明らかになるのは初めて。
関係者によると、小杉氏が落選中の01年ごろ、酒政連に「顧問」として雇われていた同氏の元私設秘書が、小杉事務所から数回に分けて約20枚の白紙領収書を入手した。関容疑者が元秘書に依頼したものだった。関容疑者らはこれを使い、小杉氏側への架空献金を計上した疑いがあるという。
白紙領収書が明らかになったのは、01年の収支報告書がきっかけ。酒政連の収支報告書は、寄付とパーティー券代の計568万円を小杉氏の資金管理団体「現代システム研究会」に支出したことになっているが、同研究会の報告書で酒政連からの献金はパーティー券代100万円だけだった。
この違いについて、小杉氏側は今年10月、「酒政連側に誤りがある」として訂正を要求。これを受けた酒政連側の調査で、白紙領収書を小杉氏側から入手していた経緯が分かった。
小杉事務所は毎日新聞の取材に「『パーティー券を各支部で分散して購入したことにしたいから』と求められて、渡したことはある」と、当時の事務所関係者が白紙領収書を酒政連側に渡したことを認めた。ただ、「こんな使われ方をするとは全く想像しなかった」と、架空支出への意図的な加担は否定した。
小杉氏は東京5区選出で、96〜97年に文相。【三木陽介、石丸整、佐々木洋】
毎日新聞 2005年12月5日 東京朝刊
216
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/07(水) 11:57:05
吉田学校読者さんのおっしゃったとおりでした。
新聞の書き方も逮捕当初の扱いに比べ厳しさを増している気がします。
西村真悟容疑者、組織犯罪法も適用 違法報酬受領の疑い
2005年12月07日07時05分
http://www.asahi.com/national/update/1207/OSK200512060029.html
衆院議員の西村真悟容疑者(57)=民主党を除籍=らによる弁護士法違反事件で、大阪地検特捜部は6日、西村容疑者が弁護士名義を貸していた鈴木浩治容疑者(52)から受け取ったとされる3千数百万円について、組織的犯罪処罰法違反(犯罪収益等の収受)容疑でも立件する方針を固めた。西村容疑者が組織的な違法行為によって得られた収益の一部であると認識しながら、現金を受け取っていた疑いが強いと判断した。現職国会議員に同法が適用されるのは初のケースとなる。
調べでは、西村容疑者は98年、鈴木容疑者が自分の弁護士名義を使って無資格の弁護士活動(非弁活動)をすることを承諾。その後約6年間にわたり、鈴木容疑者が不正受任した示談交渉で得た報酬を分け合い、その結果として3千数百万円を受け取った疑いが持たれている。
特捜部のこれまでの調べによると、鈴木容疑者は妻ら3人と共謀。鈴木容疑者が保険会社などとの「交渉役」、残りが依頼人探しや経理係をこなすなど、交通事故の示談交渉を組織的に不正受任していたとされる。これらの違法行為によって得られた保険金は「預かり金口座弁護士西村真悟」という名義の口座に入金され、このうち1割を鈴木容疑者と西村容疑者が折半していたという。
3千数百万円のうち約600万円は弁護士事務所経費に充てられ、残りは鈴木容疑者から西村容疑者に直接渡されていた。また、鈴木容疑者が大阪府堺市にある西村容疑者の自宅や東京・永田町の議員会館などを訪れ、示談交渉の結果や報酬額を報告していたことも判明した。
調べに対し、鈴木容疑者は「西村議員も私が非弁活動をしていることを知っていた」と供述したという。
こうした経緯から特捜部は、西村容疑者が鈴木容疑者らによる組織的な非弁活動を把握していながら弁護士名義を貸し続け、見返りとして違法な報酬を受け取っていたと判断したとみられる。
217
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/07(水) 12:12:04
酒販中央会元事務局長、責任回避へ政治家人脈を利用
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051206-00000105-yom-soci
「全国小売酒販組合中央会」の資金流出事件で、元事務局長の関秀雄容疑者(49)(業務上横領容疑で逮捕)が退職後の今年初め、外債投資に失敗して焦げ付かせた年金資金の回収を巡り、元外相の衆院議員(現在は引退)に口利きを依頼し、外務省に調査させていたことが分かった。
元外相は酒店を支援する議員連盟の有力メンバーで、以前から面識があった。関容疑者が自らの責任回避に、中央会の政界工作で築いた政治家人脈を利用していた実態が浮かんだ。
この外債は、中央会が2003年に約144億円で購入した高利回り債。04年6月に投資先の英企業が破たんし、資金の大半が回収困難に陥っている。関容疑者は投資の決定や契約に携わったが、事前に理事会の承認を得ていなかった。
関係者によると、英企業の破たん後、内部で同社の清算人、代理人の信頼性に疑問の声が上がった。今年1月の同会臨時総会には、既に退職していた関容疑者が呼ばれ、批判を浴びた。
このため関容疑者は、業界を支援する自民党の議連「日本経済を活性化し中小企業を育てる会」の有力メンバーで外相経験もある議員の都内の事務所を訪ね、「(破たんした)英企業を調査したい。外相経験者なのだから、ぜひ外務省を紹介してほしい」と依頼。これを受け、元外相は外務省に電話をかけた。収支報告書によると、中央会の政治団体「全国小売酒販政治連盟」は01〜03年、元外相側にパーティー券代など計350万円を提供している。
外務省は2月25日、関容疑者側に調査結果をファクスで送信。清算人が所属する監査法人について「英金融アドバイザー連盟に名を連ねる」、代理人の英法律事務所についても「英国の法律事務所ランキングで45位」とし、インターネットで入手した関連資料を添付した。これに基づき、関容疑者は中央会側に「清算人、代理人とも、それなりの評価を得ている」と説明。だが、同会が委託した弁護士の調査では英企業の経営者に問題があり、資金回収は極めて困難という。
元外相は「関容疑者に頼まれて紹介したが、どんな外債かなど詳しい事情は聞いていなかった」と話している。外務省欧州局は「捜査にかかわるのでコメントを控えたいが、回答内容はネットで調べれば分かることばかりだ」としている。
(読売新聞) - 12月6日14時37分更新
218
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/09(金) 00:23:21
大阪・門真市議を逮捕 生コン労組から寄付金
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051208-00000278-kyodo-soci
大阪府門真市の市議の資金管理団体が、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(関生支部)から不正に寄付金を受け取ったとして、府警警備部は8日、政治資金規正法違反の疑いで同市議の戸田久和容疑者(49)と関生支部の会計担当者(55)を逮捕した。
戸田容疑者は黙秘。会計担当者は「記憶にない」などと容疑を否認している。
関生支部は関西などのセメント・生コン業界で大きな影響力を持つとされ、府警は同容疑で委員長の武建一被告(63)=強要未遂罪などで公判中=を週明けにも再逮捕する。
(共同通信) - 12月8日21時41分更新
219
:
小説吉田学校読者(風邪気味)
:2005/12/09(金) 01:17:02
>>218
しかし、やたら頑張っておりますな府警警備部。
さしものヒゲー戸田もこれで命運尽きますか否か。
公安と戦うというのなら、もう少し脇を締めなおさないといけません。
220
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/10(土) 02:13:50
なんとかならなかったのかなぁ、この事件は。
日歯ヤミ献金、橋本元首相ら再び不起訴処分に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051209-00000012-yom-soci
日本歯科医師会(日歯)側から自民党旧橋本派への1億円ヤミ献金事件で、東京第2検察審査会が「不起訴不当」と議決した橋本竜太郎元首相(68)、野中広務・元自民党幹事長(80)ら3人の政治資金規正法違反容疑について、東京地検は9日、再び不起訴処分とした。
また、日歯側からの献金を巡り、「起訴相当」と議決された自民党前副総裁の山崎拓衆院議員(68)ら政治家4人の同法違反容疑についても、再度不起訴処分とした。
1億円ヤミ献金事件では昨年9月、同派会長代理だった村岡兼造・元官房長官(74)(公判中)らが起訴される一方、野中元幹事長は起訴猶予、橋本元首相と青木幹雄・同党参院議員会長(71)は嫌疑不十分で不起訴とされた。
特捜部は議決を受け、3人から再聴取したが、起訴するだけの証拠がないと判断。野中元幹事長は、収支報告書への不記載を決めた同派幹部会に出席するなど、不記載に関与していたが、「村岡被告と違い、会務を統括する立場になかった」として再度起訴猶予とするなど、当初と同様の処分をした。
また、日歯側から2001年11月に3000万円の献金を受けたが収支報告書に記載しなかったとされた山崎議員については、「党への献金として受け取った」という山崎議員の弁解を覆す証拠がないと判断した。
山崎議員とともに日歯側から献金を受けたが記載しなかったとして告発され、不起訴不当の議決を受けた木村義雄衆院議員(57)と自見庄三郎前衆院議員(60)、自民党の政治資金団体「国民政治協会」を通した迂回(うかい)献金300万円を記載しなかったとされた佐藤勉衆院議員(53)も不起訴とした。
(読売新聞) - 12月9日20時33分更新
221
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/10(土) 12:36:29
西村議員事件:示談屋を弁護士法違反などで起訴 大阪地検
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20051209k0000e040052000c.html
元民主党の衆院議員、西村真悟容疑者(57)の弁護士法違反事件で、大阪地検特捜部は8日、西村容疑者の弁護士資格を使って保険会社と交通事故の示談交渉などをしたとして、右翼活動家で示談屋の鈴木浩治容疑者(52)を弁護士法違反(非弁活動)と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)の罪で起訴した。
起訴状によると、鈴木被告は弁護士資格がないのに、交通事故を巡る保険金請求など保険会社との示談交渉を請け負い、98年6月〜04年5月、45回にわたり、「預かり金口座弁護士西村真悟」名義の口座に賠償金や示談金を振り込ませた。また00年12月〜04年10月、非弁活動によって依頼者から受け取った報酬の一部計約4380万円を計78回にわたって「西村真悟法律事務所西村真悟」名義の借名口座に移し、犯罪収益を隠した。西村容疑者は口座管理を鈴木被告に任せていた。
鈴木被告と一緒に同容疑で逮捕した鈴木被告の妻(40)▽美容師の男性(35)▽タクシー運転手の男性(57)の3人は処分保留で釈放した。【田村晃一、日野行介】
毎日新聞 2005年12月9日 11時39分
222
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/13(火) 11:35:51
五島氏きょう議員辞職 選挙違反で「政治責任」
http://www.kochinews.co.jp/0512/051213headline01.htm
連座制適用の対象となる政策秘書らが公選法違反(買収)罪で起訴された民主党の五島正規衆院議員(66)=比例代表四国ブロック、当選6回=は12日午後、衆院議員会館で記者会見し、陣営の選挙違反の責任を取り、議員辞職する意向を表明した。13日午前、河野洋平衆院議長に辞職願を提出し、同日中に許可される見通し。戦後、本県選出の国会議員が選挙違反などで引責辞職するのは衆参を通して初めて。民主党では元議員による覚せい剤取締法違反事件などの不祥事に加え、11月下旬には西村真悟衆院議員(党除籍)が弁護士法違反容疑で逮捕されたばかりで、党再生を目指す前原執行部には大きな打撃となった。
五島陣営をめぐる選挙違反では、高知地検が政策秘書の矢吹雅敏被告(50)ら4人を同法違反罪で起訴。矢吹被告を選挙運動の中心である「総括主宰者」と認定して「百日裁判」を申請、五島氏への連座制適用の手続きに入っている。
12日の初公判で矢吹被告が起訴事実を全面的に認めたため、五島氏への連座制適用がほぼ確実視される状況だが、五島氏は会見で、陣営の選対責任者と位置付ける藤沢朋洋高知市議(党県連副代表)が同日、辞職願を出したことに伴う「政治責任」を辞職の最大の理由として強調。
「健康状態が優れない中で(選対責任者を)やってくれた藤沢君(部落解放同盟高知市連絡協議会議長)や解放同盟高知市協に申し訳ない。その政治責任を取る必要がある」と説明した。
一方で運動員に対する報酬の違法性を疑問視する考えから、捜査当局の手法や一連の選挙違反の摘発を「全く不当だ」と批判。矢吹被告の有罪が確定した場合の対応は「恐らく検察は連座制の適用(立候補の5年間禁止など)を求めてくるだろう。(異議申し立てなどの対応は)その時点であらためて考えたい」とした。
今後については「選挙はもうやらない」と引退を言明したが、離党はせず「支持団体なども『いま県連をやめてくれるな』で一致している」として党県連代表を当面続ける意向。「高知では(先の衆院選比例代表で民主党が)第一党となった。その思いは受け止めてやっていかなければならない」とも述べた。
五島氏は平成2年の衆院選で社会党公認初当選。8年に結党した民主党に移り、衆院環境委員長や党の「次の内閣」厚生労働相などを務めた。今年9月の衆院選では高知1区で落選、比例四国で復活当選した。
五島氏の辞職に伴い、同ブロックの民主党名簿次点の高井美穂氏が繰り上げ当選する見通し。
223
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/13(火) 11:36:39
五島氏議員辞職へ 埋まる外堀 苦渋の選択
http://www.kochinews.co.jp/0512/051213headline02.htm
自らの陣営から4人の逮捕者を出し、選対責任者だった高知市議も辞職へ――。民主党の五島正規衆院議員(66)=比例代表四国ブロック=が12日、15年余り着けてきた議員バッジを外すことを決めた。捜査に疑問を投げ掛けて議員辞職を否定したものの、政策秘書は違法性の認識を自供。不祥事続きの民主党がいち早く辞職勧告の動きを見せたことも追い打ちとなり、医療・社会保障の論客として鳴らしたベテラン政治家の外堀は次第に埋まっていった。
五島氏は12日正午すぎに上京し、民主党本部で鳩山由紀夫幹事長らに辞意を伝えた。特に慰留の言葉はなかったが、五島氏が「今の公選法はおかしい。変えなければ」と訴えると、幹事長は「その通りだ」と答えたという。
陣営の「労務者」には公選法で「報酬」の支払いが認められているが、彼らが有権者に手を振り、支持を求める行為は労務の枠外の「選挙運動」となり、「報酬」は「違法な買収資金」として認定される。一般にはやや分かりづらいこの「選挙運動」と「カネ」の線引きが、一連の摘発につながった。
五島氏は「警察や検察が勝手に『選挙運動』の範囲を決めるのはとんでもない話だ」と当初から反発し、「裁判で大いに争う」と主張。「選挙という民主主義の根幹について、最後の任期に政治家として決着を付ける」と議員辞職を強く否定してきた。
しかしその後、12年間にわたって公設秘書を務めた“懐刀”の矢吹雅敏被告(50)が「違法性を認識していた」と供述。11月29日には高知地検が連座制適用の手続きに入り、相前後して選対責任者だった藤沢朋洋高知市議(45)も書類送検され、議員辞職を示唆した。五島氏の取り得る選択肢は日を追うごとに狭められていった。
一方、元議員による覚せい剤取締法違反事件や西村真悟衆院議員の弁護士法違反事件など、不祥事続きの党本部の焦りも五島氏を追い込んだ。
衆院選敗北後に民主党トップに就いた前原誠司代表は、高知地検が連座制適用への手続きを行った段階で早々と五島氏への辞職勧告を検討すると表明。矢吹被告の公判も始まっていない段階での「前原発言」には党内から異論も出たが、結果として、この発言が「辞職包囲網」形成に拍車を掛ける形となった。
12日夕、五島氏は矢吹被告について「(2カ月間の拘束で)精神的に相当まいっているらしい。もう闘えないだろう」とぽつり。東京・永田町の衆院議員会館にある五島氏の事務所では、早くも備品類の撤去が始まっていた。
224
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/13(火) 11:37:56
「でたらめ捜査だ」 五島氏憤りあらわ
http://www.kochinews.co.jp/0512/051213headline03.htm
「全く不当」「でたらめな捜査だ」――。東京・永田町の衆院議員会館で12日夕、急きょ開かれた五島正規衆院議員の辞職表明会見。50人余りの報道陣とカメラの放列を前に、五島氏はこれまで通り、捜査機関に対する憤りをあらわにした。
「(政策秘書の矢吹雅敏被告らを)非常に長期に拘束し、でたらめな捜査だった」
自らの議員バッジを外す直接的な理由として、選対責任者だった藤沢朋洋高知市議の議員辞職を挙げた五島氏は、強い不快感を示しながら県警、高知地検への批判を展開。
「選挙事務員、労務提供者が一部の局面で手振り行為その他の『選挙運動』をした(ことが違法かどうか)という問題。私は徹底的に争うべきだし、治安当局の勝手な恣意(しい)的な判断で選挙運動がゆがめられてはならない」との認識を繰り返した。
報道陣から「どういう点が(捜査が)不当なのか」と問われると、むきになったような表情になり、労務者らが選挙事務所に出入りする選挙カーに手を振ったり、集会で旗を持っている姿を県警が撮影していたことなど具体例を列挙。
「彼らの多くの仕事は選挙事務、選挙労務とはっきりしている。その間に常識的な程度で手振りをしたことが選挙違反で引っ掛けられるのか、非常に疑問がある。市議を買収したとか、そういう事実は全くない」と語気を強めた。
ただ、「裁判で大いに争う」としてきた警察、検察との“対決”については、「私自身は被疑者にされていない。公判でどう対応するかは起訴された人たちの問題。矢吹被告は精神的にぼろぼろになっている。彼らに対してこれ以上『頑張れ』と言うつもりはない」とトーンダウン。
自らの「立候補禁止」を伴う連座制適用への対応については「矢吹(被告)の公判が終わり、有罪になれば、適用を求めてくるだろう」とし、「(連座制適用に異議を申し立てるかどうかは)その時にあらためて考えたい」と述べた。
225
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/13(火) 11:38:41
藤沢高知市議も辞職へ 五島陣営の責任者
http://www.kochinews.co.jp/0512/051213headline04.htm
五島陣営の選挙違反事件で11月末、県警に公選法違反(買収)容疑で書類送検された民主党県連副代表で高知市議会議員の藤沢朋洋氏(45)は12日、同市議会の田中健議長に辞職願を提出した。市議会は12月定例会を開会中のため、同氏の辞職許可には議会承認が必要。13日の本会議で許可される見通し。
藤沢氏は12日午後、同党県連の武内則男幹事長(高知市議)らとともに議長室で「一身上の都合」を理由とした辞職願を提出。その後の記者会見で「私自身が書類送検される事態を生み、選対責任者としての責任を痛感している。私なりの責任を取った。今後は政治活動に携わるつもりはない」と述べた。
高知市議が選挙違反に絡んで辞職するのは平成2年の社会党市議以来。公選法の文書違反で逮捕、公民権停止などの略式命令を受けた同市議は、係争中に天皇即位に伴う恩赦の適用を受けるため辞職した。
226
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/13(火) 11:40:00
五島議員辞職表明 県選出国会議員の反応
http://www.kochinews.co.jp/0512/051213headline05.htm
陣営の選挙違反事件を引き金にした民主党の五島正規衆院議員の12日の辞職表明で、県選出の衆参国会議員7氏もさまざまな反応を見せた。
五島氏と同じ平成2年に初当選した「同期組」の中谷元(衆院・高知2区、自民)、山本有二(同・同3区、同)、石田祝稔(同・比例四国、公明)の3氏は一様に複雑な表情。
山本氏が「今後も野党の中の大きな存在として活躍を期待していただけに残念だ」と話せば、中谷氏も「人一倍、正義感が強い人。(旧社会党時代には)今の民主党の基礎をつくった」。中谷氏は自社さ政権時代の思い出も口にし、政党こそ違え共に歩んだ15年間余を振り返った。
昨夏の参院選で民主党の推薦を受けて初当選した無所属の広田一氏(県選挙区)は、「介護保険や少子化対策などに貢献し、今はアスベスト(石綿)対策や医療制度改革で民主党の政策を引っ張っていただけに、残念のひと言」と五島氏の足跡を踏まえた所感。
政策通として知られた五島氏の辞職には、福井照氏(衆院・高知1区、自民)も「医療制度改革がこれからという時に、本人も悔しいだろう」と述べ、西本勝子氏(同・比例四国、同)は「アスベスト問題でいろいろと指導してほしかったのに」と話した。
一方、政策秘書逮捕という事態に加え、捜査当局が連座制適用を視野に入れていることに対し、福井氏は「想定の範囲内」。運動員買収を端緒とした辞職については、中谷氏が「どういう状況なのか分からない」、広田氏が「裁判の推移を見守る」とコメント。
田村公平氏(参院・県選挙区、自民)は「今回の事件は『形式犯』という印象。これからも形式犯でどんどん選挙違反を摘発し、それが即、議員辞職につながるのであればやや違和感がある」、石田氏も「形式犯で連座制が適用されるのは釈然としない部分もある」と問題意識を口にしたが、それぞれ「選挙違反をしないというのは当たり前のこと」「捜査当局が法律を厳格に適用するのは当然」という考え方だ。
弁護士でもある山本氏はこう指摘した。「連座制(の趣旨)は政治とカネに極めて高い廉潔性を求めたもの。自分の意図しないことであっても、(候補者は)管理責任を問われる。形式犯でも厳格に適用されることを承知で、国会はそれを立法している」
227
:
小説吉田学校読者
:2005/12/13(火) 21:02:52
五島氏の「病院理事長による買収ルート」はどうなったんでしょう?
あれで頂上いかなかったから、江戸の敵を長崎で討ったんでしょうな、捜査当局は。
「隠し撮りがあった」ということは、「内部からタレこみ」があったと見たほうがいいでしょう。
まあ、それはそれ。こっちは、某知事や某社長へのリベートまで行けるんでしょうか?
http://www.asahi.com/national/update/1213/TKY200512130164.html
助成金詐取の疑いで建設2社を捜索 東京地検特捜部
愛知県愛西市の建設会社「日起建設」が厚生労働省所管の独立行政法人「雇用・能力開発機構」(本部・横浜市)から助成金約1億5000万円を不正に受給していた疑いが強まったとして、東京地検特捜部は13日、詐欺容疑で日起建設本社などの家宅捜索を始めた。
捜索を受けているのは、ほかに三重県桑名市の建設会社「水谷建設」。特捜部などによると、日起建設は02年夏、下請けの社員の訓練をする施設を設置するとして、雇用・能力開発機構の愛知センター(名古屋市)に「建設教育訓練助成金」の受給を申請。受給資格を認められ、1億5000万円の助成金を受給した。しかし、訓練を行う回数が少ないなど、申請書の記載内容が実際とは違っていた疑いが持たれている。
雇用・能力開発機構の「建設教育訓練助成金」は、企業の事業主が下請けの建設会社の従業員に対し、国が定める基準に基づいた訓練を行う際、訓練施設の建設費について半額を助成する制度。助成額の上限は3億円で、条件として「訓練生の永続的な確保」などを挙げている。
民間の信用調査会社などによると、日起建設は1950年3月設立で、04年10月期の売上高は約127億円。05年5月時点で、水谷建設の関係者が筆頭株主、同社自体も大株主となっている。
◇
朝日新聞社の取材に対し、水谷建設は「この件については一切、話を差し控えさせていただく」(総務部)とコメント。日起建設は応対した総務課の従業員が「上司がすべて出ていて何もわかりません」と話した
228
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/21(水) 10:32:45
>>227
それもありましたね。あれは、どうなったんでしたっけ。。
本当は本人を捕まえたかったんでしょうかね。
松本氏陣営の買収で初公判 連座制適用向け百日裁判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051221-00000016-kyodo-soci
衆院千葉7区から初当選した自民党の松本和巳議員陣営の選挙違反事件で、公選法違反(買収)の罪に問われた当時の出納責任者で元私設秘書坂健太郎(38)、人材派遣会社社員牧内武志(38)両被告の初公判が21日、千葉地裁(金谷暁裁判官)で開かれる。
連座制適用に向け、迅速に審理を進める「100日裁判」。出納責任者の禁固以上の刑が確定すれば、東京高検が当選無効などを求める訴訟を東京高裁に起こし、松本議員は失職の可能性がある。
起訴状などによると、両被告は共謀して、8月30日から9月22日ごろにかけて、大学生を含む運動員31人に、ビラ配りなどの選挙活動の報酬として現金計約254万円を渡した。
同罪に問われた元私設秘書池田晃之被告(36)の初公判は、22日に開かれる。
(共同通信) - 12月21日6時5分更新
229
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/23(金) 12:50:20
5900万円献金記載せず 伊藤元国土庁長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051223-00000013-kyodo-pol
元国土庁長官の伊藤公介衆院議員(64)=自民党、東京23区=の資金管理団体などが、1990年から2002年までの間、東京都内の政治団体から受けた献金計5964万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことが22日、関係者の話などで分かった。
伊藤氏の事務所は「02年分の寄付については政治団体間の事務手続き上の問題で記載漏れがあったことが判明したので直ちに修正報告をした」と述べ、02年以外の寄付については事実関係の確認を進めるとしている。 伊藤氏に直接献金を手渡していたとされる政治団体の元幹部(58)は共同通信の取材に「適正に手続きするよう進言したところ、伊藤氏は『(献金の処理は)こちらできちんとやっているから余計なことは言わなくていい』などと取り合おうとしなかった」と証言している。
(共同通信) - 12月23日2時5分更新
230
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/23(金) 14:48:53
千葉地裁 松本派買収 出納責任者ら
起訴事実認める 千葉日報
違反認識も指示従う
衆院選千葉7区で初当選した自民党の松本和巳議員(40)派による運動員買収事件で、公選法違反の罪に問われた出納責任者で元私設秘書、坂健太郎被告(38)と人材派遣会社社員、牧内武志被告(38)の初公判が二十一日、千葉地裁(金谷暁裁判官)であり、両被告とも「間違いありません」と起訴事実を認めた。
検察側の冒頭陳述などによると、後援会事務局長代理として秘書らを統括していた池田晃之被告(36)=同罪で起訴=が衆院解散後の八月十日、松戸市内の飲食店で坂被告に「人が足りない。金がかかってもいい。知り合いの人材派遣会社に頼んでくれ」と要請。坂被告はその場で人材派遣会社会長に連絡し、翌十一日、同社社員の牧内被告とビラ配りなどアルバイト運動員の仕事内容と報酬の支払いについて打ち合わせた。
公示日前の同二十五日から運動員の派遣が始まると、坂被告らは「人に聞かれたらボランティアを装え」などと指示。九月十一日の投開票日前には、人材派遣の契約者名を後援会から支援者が経営する事業所に変更したり、関係書類を破棄するなどさまざまな隠ぺい工作をしていた。
坂被告は被告人質問で「池田被告は今年三月の知事選で自民党が支持した候補の陣営を手伝ってから、若手ボランティアを使うなどしたパフォーマンス型の選挙を理想としていた」と供述。「今回は突然の選挙で準備らしい準備をしていなかった。今回も落選すると自民党の公認をもらえなくなるため焦る気持ちが強く、違反になることは分かったが(池田被告の)指示に従ってしまった」などと述べた。
起訴状によると、坂被告らは未成年を含む運動員三十一人にビラ配りなどの選挙運動をさせた報酬として、八月三十日から九月二十二日まで、七十三回にわたり、現金計約二百五十万円を渡したとされる。
231
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/28(水) 14:21:42
西村真衆院議員を追起訴、弁護士法違反事件の捜査終了
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051228-00000003-yom-soci
衆院議員の西村真悟被告(57)(起訴済み)の弁護士法違反事件で、大阪地検特捜部は28日、無資格の弁護士活動(非弁活動)で得られた不法な報酬と知りながら、弁護士名義を貸し、対価として計836万円を受け取ったとして、組織的犯罪等処罰法違反(犯罪収益の収受)罪で、西村被告を追起訴し、一連の捜査を終えた。
西村被告側は同日、大阪地裁に保釈を請求する予定で、今後、衆院議員としての進退が注目される。
起訴状によると、西村被告らは、2002年12月、大阪府堺市の議員事務所で、法律事務所職員とされた鈴木浩治被告(52)(起訴済み)が非弁活動で得た収益のうち528万円を受領。さらに、03年1月から04年10月の間に22回にわたり、計308万円を銀行口座に振り込ませて受け取った。
西村被告は98〜04年、鈴木被告の非弁活動に45回にわたって弁護士名義を貸したとして今月18日、弁護士法違反罪(名義貸し)で起訴された。また、その対価として計約3424万円を受け取っていたことがこれまでの調べで判明しているが、特捜部はこのうち、公訴時効(3年)にかからない02年12月以降に受け取った836万円について立件した。
(読売新聞) - 12月28日12時32分更新
232
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/12/28(水) 16:09:13
酒政連:元事務局長が法案提出議員に現金 法成立の謝礼か
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051228k0000e040079000c.html
全国小売酒販政治連盟(酒政連)の不明朗な政治資金処理に絡み、元事務局長、関秀雄被告(49)=業務上横領罪で起訴=が、酒店の新規参入を規制する法律が成立した直後に、法案を提出した国会議員(自民)側に現金10万円を渡していたことが関係者の話で分かった。議員側は「謝礼の趣旨だと思った。その日のうちに返した」と話している。酒政連の政界工作の一端が浮き彫りになった。
法律は、議員8人によって提出され、03年4月に全会一致で衆参両院で可決した「酒類小売業者の経営の改善等に関する緊急措置法」。経営不振の酒店が集中する地域を「緊急調整地域」と指定し、販売免許の新規給付を停止する規定を設けている。
現金を渡された議員によると、関被告は同年5月初旬に議員の事務所を訪れ、封筒に入った現金10万円を秘書に渡した。その際、関被告は「この間はありがとうございました。他の先生にもお持ちしています」と話したという。議員は不在だったが、秘書から連絡を受け、その日のうちに現金書留で送り返した。
数日後、関被告から議員側に手書きの「わび状」が届いた。現金を渡したことを謝罪する文に加え、「事務処理は先生方にご迷惑がかからないようにしています」などの記述があったという。議員は「法案作りを巡って金で動いている者がいるとのうわさがあったが、『そういうことがあったらやらない』と私は公言していたので憤慨した」と話している。
酒政連をめぐっては、関被告が白紙領収書などを使って政界工作用の裏金をねん出したことが警視庁捜査2課の捜査で明らかになっている。裏金の一部は関被告自身が着服していたことも判明している。
酒の小売店を巡っては、98年の閣議決定で規制緩和の方向が定まり、既存店を保護する規制が相次いで廃止されることになった。これ以降、酒政連は規制緩和に反対するため政界工作を活発化させていた。【三木陽介、石丸整、棚部秀行】
毎日新聞 2005年12月28日 15時00分
233
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/01/12(木) 00:56:18
八三会という名前はもうメディアに出ないかも。
千葉7区買収、松本陣営の出納責任者ら3人に有罪判決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060111-00000304-yom-soci
昨年の衆院選で初当選した松本和巳議員(40)(自民、千葉7区)派による選挙違反事件で、大学生らに選挙運動を手伝わせ、違法に報酬を支払ったとして公職選挙法違反(買収)の罪に問われた同派の出納責任者坂健太郎(38)(東京都足立区栗原)ら3被告の判決が11日、千葉地裁であった。
金谷暁裁判官は「組織的な犯行で選挙の公正を害した」などとして、3被告にいずれも執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。
公選法の連座制の規定では、陣営の出納責任者が罰金以上の刑を受けて確定したり、秘書の禁固以上の刑が確定したりした場合、当選が無効になる可能性がある。
判決は、坂被告と松本議員の元秘書池田晃之被告(36)(東京都世田谷区駒沢)の2人がいずれも懲役1年6月、執行猶予5年(求刑はいずれも懲役1年6月)、人材派遣会社員牧内武志被告(38)(千葉県柏市豊四季)が懲役1年、執行猶予5年(求刑・懲役1年)。
判決によると、坂、池田両被告は、牧内被告の会社にアルバイト運動員の派遣を要請。選挙期間中、大学生ら31人にビラ配りなどを手伝わせ、報酬として計約254万円をそれぞれの口座に振り込むなどした。
◇
自民党の松本和巳衆院議員(千葉7区)は11日、千葉地裁が自派の出納責任者らに対し、公職選挙法違反(買収)で有罪判決を言い渡したことを受け、「有権者の方々にご迷惑をおかけしたことを深く反省し、申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と謝罪した。自らの進退については「(連座制の対象である出納責任者の)控訴の有無を注視したい。今後の対応は、最終判決が確定した段階で行う。それ(議員辞職)も視野にある」と述べ、判決が確定した段階で議員辞職する考えを示した。
衆院議員会館で記者団の質問に答えた。
(読売新聞) - 1月11日14時44分更新
松本議員の早期辞職促す 自民、イメージ悪化懸念
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060111-00000170-kyodo-pol
自民党執行部は11日、同党の松本和巳衆院議員が陣営の選挙違反事件で連座制を適用されて失職する可能性が高まったことを受け、通常国会を控え、党のイメージが悪化しないよう早期に事態を収拾させ沈静化を図りたい考えだ。
武部勤幹事長は松本氏の進退について記者団に「本人が熟慮し判断してもらいたい」と述べ、自発的な議員辞職に期待をにじませた。別の幹部は「まず自ら離党するのではないか」との見通しを示した。
武部氏によると、判決について連絡してきた松本氏に「議員という立場を考えて適切に判断すべきだ」と決断を促し、松本氏は「よく考えたい」と答えたという。
(共同通信) - 1月11日17時50分更新
234
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/01/12(木) 01:01:47
元鳴門市議5被告に有罪判決 七条派選挙違反、控訴せぬ意向
http://www.topics.or.jp/Lnews/lnews.php?id=LN2005122601000011&gid=G50
9月に行われた衆院選での七条明代議士(自民)派の選挙違反事件で、公選法違反罪に問われている元鳴門市議の5被告に対する判決公判が26日、徳島地裁で行われ、いずれも執行猶予5年で懲役2年6月−6月の判決が言い渡された。これで一連の事件で起訴された元市議7人全員に、有罪判決が下された。26日に判決を受けた5被告は控訴しない意向を示しており、このまま確定する見通し。
判決を受けた元市議と量刑は▽同市里浦町里浦、松下保被告(53)が懲役2年6月▽同市撫養町立岩、秦野卓被告(61)が懲役2年、追徴金50万円▽同市大麻町萩原、柿本公被告(71)が懲役1年6月、追徴金30万円▽同市撫養町木津、矢野善治被告(82)が懲役6月、追徴金10万円▽同市北灘町粟田、工藤武重被告(65)が懲役6月、追徴金10万円−。懲役、追徴金はいずれも求刑通り。執行猶予期間も全員5年。
2005年12月27日
五島陣営選挙違反 尾前被告が口止め工作
http://www.kochinews.co.jp/0512/051227evening03.htm
衆院選の五島正規氏(民主、辞職)陣営の選挙違反事件で、公選法違反(買収)罪に問われている高知市新屋敷2丁目の病院事務員、尾前和明被告(46)の第2回公判が27日、高知地裁で開かれた。検察側は同被告が運動員に金を払う際、「(選挙運動の原則は)ボランティアですから」と暗に違法な報酬であることを伝え口止めしていたことを明らかにした。
検察側は冒頭陳述で、「同被告は五島氏が理事長を務める病院の事務員として働いており、個人的な恩義もあり選挙運動に参加した」と指摘。運動員の報酬額を計算して一覧表を作成し、政策秘書の矢吹雅敏被告(50)=公判中=に報告していたとした。
被告人質問で同被告は「(陣営幹部から)指示されるままにやった。(違法な報酬だということを)話ができる状況ではなかった」と述べ、違法と認識しながら報酬を渡した背景を「人がいなかったのでどうしようもなかった」と答え、報酬支払いは運動員確保のためだったことを認めた。
起訴事実によると、同被告は矢吹被告らと4―3人で共謀。選挙期間中の9月10―12日、選挙事務所で選挙運動の報酬として、運動員計14人に計175万円余りを渡した。
235
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/01/12(木) 01:04:05
2005年12月18日
五島陣営 「報酬は違法」の手引書 党が配布
http://www.kochinews.co.jp/0512/051218headline02.htm
政策秘書らが選挙運動員に違法な報酬を渡した公選法違反(買収)罪で起訴された五島正規氏(民主)=衆議院議員を辞職=陣営の選挙違反事件で、同氏の陣営が「選挙運動員への報酬は違法で、議員は連座制で失職する」などと明記した選挙違反防止マニュアルを持っていたことが17日までに分かった。民主党の顧問弁護士のアドバイスを“指南書”として党がまとめ、関係者に配布した資料で、県警が捜査の過程で押収。調べに対し、政策秘書はマニュアルの内容を知った上で違法な報酬を渡していたことを認めており、選挙管理のずさんさが浮き彫りになった。
資料は昨年1月、民主党の衆参秘書会の研修会で顧問弁護士が講演した内容をまとめた「公職選挙法と運動買収」(A4判46ページ)。
その中で、顧問弁護士は同党議員が過去に運動買収で摘発された事例を示し、「運動買収で逮捕されたら当選しても失職! 候補者が罪にならなくても選対幹部が逮捕・有罪となったら候補者の当選は無効! このような事態を防ぐのが本日の勉強会の一番重要なテーマ」と強調。
選挙運動を「直接・間接に有権者に働き掛ける行為」とし、報酬の支払いが認められた事務員、労務者(アルバイト)らと一般の選挙運動員との違いを解説。「労務者、事務員らは選挙運動はできない」「選挙運動の対価としてお金を払ったらアウト」と注意点を記している。
さらに「『運動買収』とは運動員にお金を渡すこと。法律で許されたこと以外でお金を払えば、みんな『買収』です」などと、選挙運動に対し報酬を払えば違法だと繰り返し警告している。
秘書に「アルバイトの投票依頼の電話かけは合法か」「候補者周辺での旗持ちやビラ配りは合法か」などの質問する形で、「文句なしに違法」「必ず捕まる」などと明言している。
県警は家宅捜索で資料に線が引かれた状態で発見、押収。高知地検は五島氏の政策秘書、矢吹雅敏被告(50)の公判で、陣営が当初から運動買収の違法性を認識していた証拠としている。
一連の選挙違反事件では、矢吹被告らが街頭での手振りや旗持ち、マニフェスト(政権公約)配布、電話部隊の運動員19人に報酬計約215万円を支払った―などとして起訴された。
同被告は逮捕当初は「労務に対する正規の支出だった」と否認していたが、12日の初公判で起訴事実を全面的に認めた。
民主党県連によると、昨年4月に徳島県で開かれた党四国ブロックの学習会でもこの資料は配布され、県連でも2冊を保管していた。
しかし、党県連幹部は「今回、捜査当局による選挙違反の摘発が始まった後、あらためて見たのが実態だ」と釈明している。
236
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/01/12(木) 01:05:49
強い内部警告 無駄に
「民主党は危機管理体制が非常に手薄」――。民主党の顧問弁護士が選挙の運動買収について解説した選挙違反防止マニュアルは、違法な運動買収の具体例を挙げながら極めて分かりやすく説明している。そこには全国で同党議員が次々と運動買収で摘発される現状への強い危機感と、党関係者の認識の低さへのいら立ちさえうかがえる。
マニュアルの講演が行われたのは昨年1月。その約2カ月前の15年11月の前回衆院選で宮城1区、2区の同党候補の選対幹部が電話かけを有償で業者に依頼したとして公選法違反容疑で摘発され、連座制の手続きが始まった直後だった。
マニュアルはこれら実例を挙げ、運動員に報酬を払えば違法と強調。「『電話かけで捕まるのか?』『アルバイト(労務者)で捕まるのか?』と、議員や労組幹部、秘書でも言う人がいる」「警視庁幹部から『民主党は入れ食いだ』とからかわれている」などと警告。
公選法を「パズルのような法律」と批判的に説明しながら、「警察庁は選挙違反を徹底的に摘発し、自分の権威と権力の基盤にしようと考えている」とまで表現し、警察の捜査対策に多くのページを割いている。
「警察は全陣営を見張っている」と注意し、「運動の中心メンバーを出納責任者にしない」「実動部隊につまらない肩書を付けない」「選挙中にメモを取るのはやめる」「本当に裏に回りたかったら携帯電話を捨てる」「議員、秘書、運動の中心メンバーは金に触ってはいけない」などと具体的に示している。
「警察の捜査が始まるときはどんな兆候があるのか」という質問に答える形で、顧問弁護士は「(公選法で選挙運動そのものが禁止されている)未成年者は使わない」とし、「怖くて使えない。労務者ならいいとかいうが、雇わない方がいい」と忠告している。
今回の五島氏陣営の選挙違反事件は、選挙期間中に未成年の運動員が、街頭活動しているのを警察官が見掛けたのが端緒の一つとなった上、政策秘書らはマニュアルで違法とされた行為にことごとく手を染めていた。
237
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/01/12(木) 01:09:18
2005年12月14日
県民の声 五島議員の辞職に批判、疑問さまざま
http://www.kochinews.co.jp/0512/051214headline03.htm
「辞職は当然」「とどまって説明責任を果たすべきだった」――。民主党・比例代表四国ブロックの五島正規氏が議員バッジを外した13日、県内にはさまざまな反応が広がった。五島陣営の選挙運動の実態はどうだったのか、公職選挙法の立法趣旨とは何か、五島氏はなぜ、連座制が適用される前に自ら職を辞したのか…。
政治とカネの問題の透明化を図る「県政治倫理条例」制定を呼び掛けている市民オンブズマン高知のメンバーは「選挙運動の基本的なルールを踏み外している。言い訳は通用しない」とぴしゃり。高知市の男性会社員(29)も「(法律への)認識の有無はともかく、やったらいかんことはいかん」と話す。
一方、五島氏や民主党の支持者からは「自民党にも似たような状況があるはずだが、違反は民主党ばかりが表面化する。負けた党がいじめられているような気がする」(四万十市の自営業の男性)とぼやき節も。
高知市の女性(40)は「どこまでが(適法な)報酬なのか、線引きがあいまい過ぎる。ほかの政党や候補は払ってないカネなのか、(警察に)聞きたい」と憤る。
一方、選挙運動に携わったことのある県民からは「今回のケースが駄目ならわれわれのやっていることもいかんことになる」との声も。
かつて、“ボランティア”として建設会社からある陣営に派遣されたことのある50代の男性は「選挙戦となれば各陣営に企業から人が派遣されるのは、この世界ではいわば常識」と指摘。選挙スタッフに報酬を渡したことが買収とされた今回のケースについて、この男性は「金の出所が企業か陣営か、そこが違うだけではないか」と自らの経験から今回の摘発に疑問を投げ掛ける。
五島氏が自らバッジを外したことについては賛否が交錯。「責任の所在を明らかにしないまま辞職するのは良くない。法や制度に問題があると言うなら、現職の立場のまま総括をしなければならないはず。お粗末な結論」(高知市の70代男性)。
一方、「辞めるのは当たり前。潔く辞めたことを評価する」(高知市の40歳女性)、「党や自分へのイメージが悪化しないうちにけじめをつけたかったのでは」(室戸市の男性)と見る向きも少なくない。「辞めたことを評価したい」と言いながら、「次の選挙で(民主党の)イメージが悪くなる」(高知市の40代女性)と不安をのぞかせる意見もある。
長年、県内の旧社会党、民主党の看板を背負ってきた議員だっただけに、辞職を惜しむ声も。
吾川郡内の知的障害者施設の施設長は「五島氏は障害者や家族の話に耳を傾けてくれた。五島議員がいることで(福祉施策の)前が開けるのではという期待もあったのに…」と言い、室戸市の男性も、「アスベスト問題でも先見の明があり、残念」と語る。
ただ今回の辞職の経緯に対しては、支持者の間からも「(会見の場などで)有権者へのコメントって何かあった?」と同氏の説明不足を指摘する声がある。高知市の30代の男性は「政治の不透明さが自分の中でさらに増した」と冷めた口調で言い放った。
238
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/01/12(木) 01:11:21
2005年12月17日
選挙違反なぜ争わないのか 議員辞職の五島氏に聞く
http://www.kochinews.co.jp/0512/051217headline05.htm
政策秘書らが公選法違反(買収)罪で起訴された選挙違反事件の責任を取って衆院議員を辞職した五島正規氏(66)=民主党県連代表=は16日までに本紙のインタビューに応じた。連座制が適用される前になぜ自ら議員バッジを外したのか、今後争う意思があるのか、五島氏の考えを聞いた。
【写真説明】「裁判以外にも闘い方はある」と話す五島氏(高知市薊野北町2丁目のいずみの病院)
―捜査当局との対決姿勢を示しながら、なぜ辞めたのか。
5万票近い票をいただき、僕の議席を守ってくれた支持者に対して申し訳ない結果になった。辞職へのご批判はあろうし、いかに政治責任と言ってみても、そこはおわびするしかない。ただ、小選挙区で勝っていれば13日の辞職はなかったかもしれない。
―どういう意味か。
もし小選挙区で勝っていれば、「五島正規」の高知1区に対する責任がある。その議席にはとことんこだわる。しかし比例代表四国ブロック(で得たの)は民主党支持。僕が辞職しても議席は守られる。その違いはある。
―捜査は不当という考えに変わりはないか。
捜査当局はあくまで「選挙運動を目的とした買収」と言っている。(選挙事務員や労務者が)手振りをしたことがあるかないか、と言えばあるだろう。しかし朝から夜まで選挙労務をして、それに対する正当な報酬としてカネを払った。1日のうち1時間とか1時間半、旗を持ったことに対してはカネは払っていない。僕が「(事実と)違う」と言っているのはそこだ。
―あれだけ警察、検察批判をしながら、裁判で闘うかどうかは「これから考える」という。そのギャップに違和感を持つ向きもある。
私自身は闘う条件があれば闘う。最大の要素は「買収容疑」についてだ。今回は運動員買収。例えば(報酬を受け取った高岡郡)日高村の人々だって選挙区外だ。誰が考えても買収ではない。
―連座適用に異議申し立てをして初めて公の場で闘えるのではないか。
(矢吹被告らとの)接見も禁止され、裁判で物を言える機会は恐らくない。(捜査当局は尾前和明被告を)90日、(矢吹雅敏被告を)60日以上も拘束し、しかも半分以上は取り調べもせずほったらかし。とんでもない捜査で、(被告は精神的に)ぼろぼろだ。それぞれ本音では不当だと思っていると思う。だがサディスティックな弾圧の中、やむなく(容疑を)認めてしまった。第三者的に見れば事実と違うという思いはいっぱいあるが、私から「白旗を上げるな」というつもりはない。
―異議申し立てをすれば、自分自身が争える。
僕は議員辞職もしたし、もう選挙に出るつもりはない。その上で連座制を求めてくるなら、その時に考える。しかし五島は五島の立場で争うとなれば、被告をまた証人として法廷に引っ張り出さなければならない。ぼろぼろにされた矢吹たちの精神状態もある。矢吹にはスーツや靴、セーターも差し入れた。それも着せずにスリッパのまま出廷させている。そこまでいじめるのか。あのサディスティックなやり方に対する闘い方は裁判だけではない。
239
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/01/12(木) 01:12:00
―裁判以外に何が?
党を通じて検察批判を続けていくとか。最大の問題は公選法改正だろう。党県連代表としても、五島個人としても働き掛ける。
―捜査情報は誰から聞いてきたのか。
弁護士と連携を十分取っている県連幹事長や高知市議だ。
―検察の冒頭陳述の内容と五島氏の事実認識は真っ向から食い違う。自身が持っている情報が少ないということはないか。
ない。冒頭陳述の状況も聞いた。起訴事実も実態と全然違う。彼ら(捜査機関)のストーリーに強引に合わせようとするから事実から遠くなる。
―徳島2区の七条明氏(自民、比例四国で復活当選)派は鳴門市議らが投票買収で有罪になったが、連座制適用の手続きはされていない。
僕はバランスなんか考えてない。ただ、市議にカネを配り、票集めをしたことは罪が軽く、公選法に基づいてカネをもらった労務者が(やってはいけない)手を振り、旗を持った、というのが(結果的に)罪が重い。そんな常識が公選法のどこにあるのか、という思いはある。
―今回の事態を招いた理由は、捜査が不当なのか、選挙事務所にすきがあったのか、矢吹被告が選挙を知らなさすぎたのか。どれだと思うか。
3つともだ。うちが選挙違反をやるはずがないと思ったし、矢吹も矢吹流に選挙違反を出すまいとしていた。
―15年以上務めた衆院議員を辞した今の思いを。
こういう辞め方をしたことは県民、支持してくれた方に申し訳ない。おわびの気持ちがある。政治課題はどの時点で辞めようとも、常に残るものだが…。それを後に安心して任せられる状況に(民主党が)あるかと言えば、任せられないという思いはある。
(聞き手=社会部・半田裕一、政治部・浜田成和)
240
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/01/12(木) 16:45:20
鹿県議選買収 鹿地裁、現場検証へ
志布志で来月15日/検察、弁護側と協議
http://373news.com/2000picup/jj/picup_20060112_2.htm
2003年の鹿児島県議選に絡み、元県議中山信一被告(60)ら12被告=いずれも志布志市志布志町=が公選法違反罪に問われた現金買収事件で、鹿児島地裁は現金の授受があったとされる同市内の現場検証に向け、検察、弁護側双方と協議を進めている。同地裁や弁護人によると、刑事裁判で裁判官が現地に直接赴き、事実関係の調査を行うのはまれ。中山被告のアリバイ主張の信用性を判断する上で、重要な局面を迎える。
検証は2月15日を予定。裁判所、検察官、弁護人の3者は、時間帯や記録の方法などを詰めている。
検証では、中山被告が目撃された同市志布志町中心部のホテルから、検察側が犯行場所とする四浦地区の民家までの経路や所要時間を確認。起訴事実の内容や、弁護側が主張するアリバイ成立の可能性などを検討する。
刑事訴訟法は、裁判所が事実発見のため必要があるときは、検証できるとしている。結果は調書化され、証拠採用される。
弁護側は、会合日とされる03年2月8日夜、中山被告がホテルで同窓会に出席していたと弁論。複数の同窓生が、会場で中山被告を見たと証言した。車で片道約40分かかる買収会合の現場へ行くことは、不可能と無罪を主張してきた。
同窓会は午後7時から10時まで行われた。検察側は「アリバイ証人が中山被告を終始見ていたわけではない。途中で抜け出して、会合に出席できた」と反論している。
同事件は、中山被告らが同市内の民家で4回の会合を開き、住民に現金計191万円を配ったとされる。12人全員が起訴事実を「でっち上げ」と否認する異例の展開をたどっている。
241
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/01/21(土) 21:27:40
2006年01月19日(木)
政治資金虚偽記載で県政連会長を略式起訴
甲府区検、山教組幹部も 近く罰金命令の見通し
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/01/19/1.html
山梨県教職員組合(山教組)などで構成する県民主教育政治連盟(県政連)の政治資金収支報告をめぐる事件で、甲府区検は十八日、収支報告書に虚偽の記載をしたとして政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で、県政連の広瀬智徳会長(76)=甲州市塩山上於曽=と山教組の長田英和財政部長(46)=韮崎市藤井町北下条=を略式起訴した。近く甲府簡裁から罰金命令が出る見通し。
甲府区検によると、二人は二○○四年三月、甲府市の県教育会館で○三年分の収支報告書を作成する際、実際には個人から千二十一万円の寄付を受けていたにもかかわらず、寄付金の欄に「○円」と虚偽の記入をして県選管に提出した。
略式起訴とした理由について「種々の情状を考慮した」としている。
同法では虚偽記載の罰則として、「五年以下の禁固または百万円以下の罰金」と定めている。
一方、広瀬会長とともに告発された、県政連の会計責任者と事務担当者については「虚偽記入への関与を認めるに足りる証拠がなかった」として不起訴処分とした。
略式起訴されたことについて、広瀬会長は「法的なことについての認識不足だった。(長田財政部長は)自分の指示に従っただけで、共謀したとは考えていない。今後は誤解を招くような組織ではなく、県民に理解される県政連を目指したい」と述べた。会長職にはとどまる考えという。
山教組の長田財政部長は「私個人の立場でお話しすることはない」と話した。秋山俊一委員長は「仲間の財政部長がこのような立場に立たされてしまったことは非常に残念。事実を厳粛に受け止めなければならないが、今後については弁護士と相談して判断したい」との談話を発表した。
県教委の真田良一教育長は「県民の信頼を損なうものであり誠に遺憾」とした上で、「文部科学省の指導も踏まえて必要な調査を行い、適切に対応する」とのコメントを出した。
県警は昨年十一月三十日、二人を同法違反の疑いで書類送検していた。
242
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/01/22(日) 19:22:25
自民党内でも、政争の手がかりにしたい勢力があるのか?
あるいは、これ以上広がりのないネタだから、説明して終わりにしたいのか?
片山氏 喚問での説明も選択肢
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/01/22/d20060122000049.html
自民党の片山参議院幹事長は、岡山県新見市で講演し、耐震強度の偽装問題をめぐって、野党側が求めている伊藤公介元国土庁長官の証人喚問について、疑惑を晴らすため伊藤氏が、これに応じるのも選択肢の一つだという考えを示しました。
この中で片山参議院幹事長は、伊藤元国土庁長官が、マンション販売会社「ヒューザー」の小嶋進社長を国土交通省の担当課長に引き合わせていたことについて、「伊藤氏が行った記者会見での説明は不十分だ。参考人質疑や証人喚問を行うかは、衆議院国土交通委員会で決めるが、単なる疑惑であるのなら、みずから進んで説明するのも賢明な選択肢の一つだと思っている」と述べました。また片山氏は、アメリカから輸入された牛肉に、特定危険部位の背骨が混入していた問題について、「アメリカ側が責任を明らかにし、絶対同じようなことが起こらないという態勢をとったうえで、それを日本側も確認しなければ、輸入再開はできない。アメリカの体制をしっかり確認する責任が日本側にもあった」と述べ、日本政府にも一定の責任があるという認識を示しました。
243
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/02/02(木) 02:33:13
おい朝青龍、身分をわきまえなさい。
自民党のハゲ隠しに利用されてるだろうが。
<木俣参院議員>飲食店で女性にけが、愛知県警が書類送検へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060202-00000000-mai-soci
民主党の木俣佳丈参院議員(40)=愛知県選出=が、昨年末に同県豊橋市内の飲食店で女性にけがをさせたとして、同県警豊橋署が1月に任意で事情聴取していたことが1日、分かった。民主党関係者によると、女性は同署に被害届を出したが、1月に木俣議員側と示談が成立、被害届を取り下げたという。同署は近く傷害容疑で木俣議員を書類送検する方針。
関係者によると、木俣議員は昨年12月末、同市内の飲食店で酒を飲んでいた際、店の女性とトラブルになり、相手に軽いけがを負わせたという。
木俣議員は89年一橋大卒。経団連(現日本経団連)職員を経て98年、参院議員に初当選。現在2期目。
◇
民主党の前原誠司代表は1日夜、「党で事実関係を調査中で、2日に報告を受ける」と語った。東京都内で記者団の質問に答えた。
(毎日新聞) - 2月2日0時58分更新
244
:
小説吉田学校読者
:2006/02/04(土) 17:03:22
>>243
噂は絶えないお方でしたな。暴力振るわないまでも自民党の某幹部も評判悪いよね。議会筋では。
まあ、辞職でしょうな。
木俣議員、参院職員もボコボコか
http://www.nikkansports.com/ns/general/p-so-tp0-060204-0002.html
傷害容疑で書類送検された「政界の朝青龍」こと民主党の木俣佳丈参院議員(40)が3日、事件発覚後初めて名古屋市で記者会見を開き、陳謝した。しかし、木俣氏による暴力行為を告発する電話や複数の怪文書が、関係者に寄せられていることが判明。鳩山由紀夫幹事長(58)は同日、告発が来ていることを認め、事実と確認されれば、現在検討されている役職停止や厳重注意以上の重い処分に踏み切る考えを示した。
事件発覚後、初めて姿を見せた木俣氏は「大変な事件を起こし、被害者の方に大きな痛手を負わせ、国民や県民にも大変な迷惑を掛けた。心からおわび申し上げる」と頭を下げた。知人と飲酒中に飲食店の女性従業員を蹴ったとされるが、当時の詳しい状況について「酒を飲み過ぎて記憶にない」と述べた。「普段は記憶を失うような飲酒はしない。こんな事件を起こしたのは初めて」と強調。議員辞職について聞かれると「ひたすらおわびしたいという思いだけ」と述べ、進退には触れなかった。
木俣氏は「初めて」と強調したが3日までに、民主党の元秘書を名乗る匿名の人物から国会関係者のもとに、木俣氏の暴力行為を告発する電話が寄せられていたことが分かった。この人物は「彼は秘書などに暴力をよくふるう」「特別委員会の委員長をしていた時、運転手である参院職員をボコボコにしたこともある。職員とは示談したが、示談金は会派の金から出た」などと指摘。木俣氏の議員辞職を求めたという。
参議院広報課は「そのような事案は報告されていない」と話した。
この問題に関連し、鳩山幹事長は3日、「いろいろ調査しないといけないところも出ている」と発言。「いろいろな調査とは何か」と質問されると、匿名の電話があったことを認めた上で「本人はそのようなことはしていないと話しているが、関連するようなことが1つでもあったのかどうか調べている」と述べ、党幹部が電話の内容について調査していることを明らかにした。
民主党では、週明けにも木俣氏に役職停止や厳重注意などの処分を出す方向で検討しているとされる。鳩山氏は「それ(検討している処分)以上の話をしなくてはならないことが分かれば、それ以上の処分にしなければならない」と述べ、事実関係の調査を急ぐ考えを示した。
[2006/2/4/09:02 紙面から]
245
:
小説吉田学校読者
:2006/02/04(土) 17:05:27
さて、次は自民。この人、週刊新潮の記事の方が気になるが・・・飲食店に入り浸る国会議員というのも隔世の感あり。
自民議員が暴行と飲食店女性が被害届
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-060204-0012.html
自民党の中根一幸衆院議員(36=比例北関東ブロック)に暴力をふるわれたとして、東京都内の飲食店の女性店主(44)が警視庁池袋署に被害届を出していたことが4日、分かった。同署は事実関係を慎重に調べている。
同署などによると、中根議員は昨年12月15日夜、友人らと一緒に訪れた東京都豊島区池袋の飲食店で店側とトラブルとなり、女性店主に暴力をふるったとして被害届が出されているという。
中根議員は埼玉県鴻巣市議や衆院議員秘書を経て昨年9月の衆院選で初当選した。中根議員の事務所は「弁護士に任せているのでコメントできない」としている。
[2006/2/4/14:33]
246
:
小説吉田学校読者
:2006/02/04(土) 17:10:37
ついでに、このお人は知っていたのでしょうか?何か奥歯に物の挟まった言い方
杉村太蔵ブログ 2006年02月03日 前にも書きましたが・・・
http://www.sugimurataizo.net/
言いたくはありませんがね、仮に83会のメンバーが暮れの忘年会シーズンで、羽目を外し過ぎて覚えていないほどの酒を飲み、クラブのホステスさんにケガをさせていたとなればですよ、
「役職を停止いたしました」というだけで、話は済みますかね。おそらくは5点セットだの、6点セットだの、まるでスノボの特売のように徹底的に叩き売ると思いませんか。
247
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/02/04(土) 19:27:04
>>246
今日のエントリ
------
まさか!?とは思いますが、もし仮にも事実だとしたら、潔く6点セットで叩き売られましょう。
とにかくね、多少の倫理や道徳、常識やマナーという類のものを違反したとしても、「あの人って嫌な感じよね」で終わりますが、それでは終わらないの法治国家、絶対に犯してはならないのが法律でございます。
何も法律さえ守っていればいいとは申しませんが、最低限、法律遵守は一政治家として、というより人間として、日本人として、絶対に越えてはならない一線だと考えています。
------
実は杉村ブログの存在にこの書き込みで気づきました。
民主党は対極的にモノを考えろ、と杉村さんは以前からお書きになっていて、その流れではあるようですが、やや趣旨が掴みにくい書き込みであります。
飲食店って書いてあったから、ふつうに食い物屋かなという貧乏感覚でしたが、そっか、クラブなのか。
雑談スレかどっかのスレになんとなく「特に注視」議員を書いておいたのですが、そういえば中根さんは忘れていました。朝青龍さんも噂は絶えない人だったんですか。
「特に注視」系の人がまだいたらまた教えてくださいね。(大仁田とか、そもそも議員だと認めたくないのもいたな、そういえば)
248
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/02/04(土) 19:28:51
対極的にではなく大局的にですね。対極的な言葉でした。
なんにしろ、情報入手手段がすくないわな、私。
249
:
小説吉田学校読者
:2006/02/04(土) 20:16:01
「特に注視」議員で、前述に書いたような某幹部なんか、本当は実名出したいんですけどね。
私のニュースソースによるので信憑性はどうだかね。でも、確信に近いです。
朝青龍さんは、2ちゃんねるの愛知スレで結構叩かれていましたしね。なんか、内部から出たとしか思えない書き込みもありましたし。
しかし、これくらいではへこたれないような愛知民主の強さではありますが。
250
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/02/04(土) 20:24:06
えー、豪腕国体委員長だった人じゃないですよね。じゃないですよね・・・。
特に注視ってほどではないかもしれないですが、福岡の部落選挙区の遠藤さんもちょっと変わり者っぽいですよね。国土交通委員会の中継では、馬淵議員の後ろで目を細めていますが。
議員選挙板は、人間の汚さが詰まってる感じなので、体力が充実してるときに眺めますが、最近はあまり(笑)。けっこう関係者も書いてるんですかねぇ。
251
:
小説吉田学校読者
:2006/02/04(土) 21:03:10
>>250
某国対経験者ではありません(あんまり有名じゃないよ、明らかにしないけど)。
党職員からの評判は本当に最悪、事務所からも最悪の評判と、いつ造反秘書が出てもおかしくない状況だそうです、私のニュースソースによりますと。
強行犯罪という枠からはみ出ると、参院でわざわざODA特別委員会ができましたよね。
参院決算委の審議からODAはひどすぎるということでわざわざできたようなんですが、そこに名前が点滅するひとが、この前の総選挙で当選しちゃったんですね。どうなっちゃうんだろ。
特捜部がしつこいというかタラタラやっている某知事疑惑ですが、これは某議員の仕掛けという説があります。
特捜部が動けば、某県の選挙区情勢が自・民相討ちになって、この某議員が浮上するわけ。
永田町はライブドアよりも防衛施設庁よりもこっちの方が気になっていることでしょうな。
252
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/02/04(土) 22:27:29
>>25
あーそれは、前書いてたやつですよね。ODAの。
私にとってはどうもよくわからん県であります。
だいたい県庁所在地がどれなんだかわからんのだ。
253
:
小説吉田学校読者
:2006/02/04(土) 23:46:58
>>252
片言丸氏はレスを音読するということをしませんね〜〜(笑)
第1段落は音読をしてみよう。
それと県庁所在地は上の方だよ。
254
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/02/05(日) 03:28:09
>>253
ちょっと早とちりをした感じがします。
ODA議員と某県議員は同じ話かと思ってしまっていました。
いちばん下のは、かつての選挙区から出たいあの人の話?
なお、一段目の話は了承。げにぃの下かいな・・・。
255
:
小説吉田学校読者
:2006/02/05(日) 08:29:19
げにぃって誰?(笑)
野党の方も書きましょう。
自民ばかり構ったりしたら不平等と。
「酔ったふりして胸を押し付ける女性議員が脚光を浴びている」というのが昔ありましたが
この人もう議員じゃないんですが、誰のことでしょうね(笑)
一番下のは、そのとおりであります。この某議員が投書したのではないかと。
この議員Aと
「ある事件と某再開発と某条例にブチギレして地元代議士を切りたがっている別選挙区の地元では有名な某経済人」が結び合ってると・・・・
某議員Aは復権したい。某経済人のほうは某条例を葬りたい。某再開発に口挟みたい。そのためには某知事を失脚させたい。某知事が失脚すれば別の知事派某議員Bも糸の切れた風船になる。
疑惑が破裂したら、知事派の議員B、知事と密接な関係の議員C、ドン格の議員D、Dと密接な議員Eが窮地に陥って、
そして、D派の議員Fが引退する可能性があるので、その選挙にAが出馬したい。
ということで、ドロドロしてるんですが、海沿いの方の利権疑惑に火が上がったら、これは某経済人が二の矢を放ったと私は解釈します。
この某経済人野球関係の陳情を蔑ろにされたのも怒っています。この方野球がとても大好きなんです。
256
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/02/05(日) 18:32:38
> 派内は大荒れで、小泉総理や●●●会長を糾弾する声で溢れました。翌日の●●派緊急総会で、●●会長が自分の至らなさを詫びた後、司会が 「何かご意見がありますか?」 と出席者に尋ねた際、異様な沈黙が続いた事が事態の深刻さを物語っています。後日、事の真相を●●会長に尋ねても 「訳が分からん」 と言われるばかりです。
> 新聞はこぞって 『盟友関係終焉』 とか 『●●派使い捨て』 とか書きますが、真相は闇の中です。かく言う私も入閣最有力候補と目されて居ましたので、党内各派の議員が驚くことしきり。「○○さんは絶対入閣すると思っていたのに」 と度々声をかけられ、いささか辟易気味。そこへ××××▼▼会長から●●会長に、「○○さんを▼▼会長▽▽に出して欲しい」 と連絡が入りました。もう全くの無役で居よう、と心に決めていましたが 「我が派の為に受けてくれ」 と説得され、受ける事になりました。
> その後、××▼▼会長から電話があり 「あれだけ頑張ってくれたのに申し訳ない。是非、私と一緒に自民党▼▼会を担ってくれ」 と要請がありました。派閥こそ違いますが、××先生の思いやりには、いつも頭が下がります。
というようなことで。××大先生の非公式サイトが「げに」。
257
:
小説吉田学校読者
:2006/02/05(日) 21:07:16
いいねえ伏字満載で。これでほにゃらら団とか出てくるときっこのブログみたいになるねえ。
なんか、だんだん趣旨から外れていきますが、以下裏情報。
某元大臣は★★性愛者。ふつう★★性愛者というと★★を客体とするものだが、このセンセイ、自らを★★にコスプレするのが趣味。当然、★★よりちょっと年上の(これでも××××なんだけど)方に躾けられるのがいいそうだ。
258
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/02/17(金) 01:52:27
武部氏二男疑惑:自民、民主激しい応酬 泥仕合の様相
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060217k0000m010133000c.html
ライブドア前社長の堀江貴文被告から自民党の武部勤幹事長の二男への金銭授受疑惑をめぐって16日、自民、民主両党で激しい応酬が続いた。疑惑を指摘した民主党が「幹事長としての武部氏の資質、任命者である小泉純一郎首相の責任も追及したい」(前原誠司代表)と、首相の責任論まで持ち出す一方、自民党は武部氏の全面否定などを根拠に「事実無根」と反発。双方の主張はかみ合わないまま、泥仕合の様相にもなってきた。
民主党の永田寿康氏が衆院予算委員会で疑惑を追及すると、武部氏は国会内の幹事長室で自ら二男に電話をかけた。二男が金銭授受疑惑を否定すると、武部氏は側にいた予算委の茂木敏充理事に受話器を渡した。「そういう事実はありますか」と改めて問いかけた茂木氏に対し、二男は重ねて「ありません」と否定したという。
その後、「そういう事実は全くない」とした武部氏の記者団への否定発言のトーンが弱かったことが一部で憶測を呼んだが、永田氏の指摘した金銭授受疑惑に関するメールの存在について、東京地検次席検事が「全く把握していない」とのコメントを発表すると、武部氏は記者団に対し「だから言っただろう。事実は一つだ」と強調。自民党幹部は「そういうメールはないということだ」と批判を強めた。永田氏に対する懲罰動議の提出も検討している。
一方、民主党はライブドア事件などの政府・与党追及路線に手詰まり感もあっただけに、執行部は久々の「爆弾質問」に勢いづいている。前原氏は16日の代議士会で、永田氏の質問について「なかなか確度の高い情報だという認識を持っている。事実とすれば許すことができない」と声を張り上げた。
永田氏への情報提供は10日ほど前。野田佳彦国対委員長は7日の役員会で前原氏に伝え、「事実確認のため、質問時期は私に任せてほしい」と語った。永田氏は情報漏れを避けるため、単独で確認にあたった。衆院予算委でライブドア事件の集中審議が17日に決まると、野田氏は前日の16日に質問するよう指示。集中審議への注目を高める戦略だったようだ。
武部氏は16日、首相官邸を訪ね、小泉首相に事実関係を説明するとともに、永田氏の国会質問について「何でああいう事実無根の話を持ち出すのかわからない」との認識を伝えた。首相はその後、「根拠のないことを、公の場で言うのはおかしい」と記者団に述べ、不快感を表明した。【田中成之、衛藤達生】
毎日新聞 2006年2月16日 21時55分 (最終更新時間 2月17日 1時03分)
259
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/02/17(金) 01:59:14
武部氏二男疑惑:二男は無回答のまま「欧州に出張中」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060217k0000m010134000c.html
民主党の永田寿康衆院議員が衆院予算委で取り上げた電子メールに、資金提供先として記載されていた自民党の武部勤幹事長の二男(33)は先月25日以降、毎日新聞の計3回にわたる取材に無回答のままだ。16日は二男が経営する有限会社「ライフロング」の事務所がある東京・南青山のマンション前に報道陣約20人が詰めかけたが、男性スタッフは「(二男は)欧州に出張中。来週まで戻ってこない」と話した。
ライフロングは01年12月、飲食店の経営などを目的に設立。登記上の所在地は、武部幹事長の個人事務所とまったく同室の東京・永田町のマンション「パレロワイヤル永田町」になっている。
ライフロングを巡っては、週刊新潮が今月2日号で「ライブドアが数千万円の資金援助を行った」との疑惑を報じた。毎日新聞が1月25日、取材のため事務所を訪れると、二男側は「業務に支障が出る」と抗議したうえで、ファクスによる取材を要求した。
このため1月26日と翌27日、二男に対し、資金援助の有無やライブドア前社長、堀江貴文被告との関係などを尋ねる文書を事務所に送ったが、現在まで無回答。一方、武部幹事長は同26日夕、ライフロングへの資金援助を否定した。【堀文彦、曽田拓】
毎日新聞 2006年2月16日 21時59分 (最終更新時間 2月16日 22時42分)
260
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/02/17(金) 18:30:59
どうなんでしょ。
2006年2月17日(金)「しんぶん赤旗」
堀江被告・武部自民幹事長 振り込め疑惑
密接関係どこまで
総選挙直前のメール
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-02-17/2006021715_01_0.html
自民党の武部勤幹事長の二男あてに、ライブドア事件で起訴された堀江貴文被告が昨年の総選挙直前、三千万円の振り込みを指示していた―。十六日、政権政党の幹事長と、刑事被告人との密接な関係を浮き彫りにする疑惑が国会で指摘されました。武部幹事長は「そういう事実はまったくない」と否定しています。
--------------------------------------------------------------------------------
民主党の調査によれば、堀江被告が「至急扱いで処理してほしい」と、武部幹事長の二男あてに「選挙コンサルタント費」名目で三千万円の振り込みを指示したとされるのは、昨年八月二十六日付のメール。堀江被告が自民党本部で武部幹事長らと会見し、広島6区から総選挙に出馬することを表明した一週間後のことでした。
■異常な応援
この選挙では、武部幹事長は無所属にもかかわらず、堀江氏の応援にかけつけ、「わが弟です。わが息子です」と、異常な持ち上げぶり。選挙中の発言を振り返っても、「堀江君は将来の日本を背負っていくリーダーになる方だ」(八月二十三日)、「彼の可能性は誰にも負けないと思う」(九月八日)などとほめちぎっています。
選挙から一カ月たった昨年十月三日、ふたたび自民党本部で武部・堀江会談が行われています。武部幹事長は党の広報戦略・組織活動を強化するための民間会社設立の計画を披露。「党改革をすすめるうえで経営者としてのアドバイス」を求め、堀江氏は「党の財政・資産運用などで貢献したい」と応じています。
■二男の会社
武部幹事長と二男との間も、単なる「親子」だけではありません。
二男がただ一人取締役を務める「ライフロング有限会社」(資本金九百万円)という会社があります。登記簿によると、二〇〇一年十二月二十七日に設立され、「飲食店の経営業務」「経営コンサルティング業務」などのほか、「有価証券の投資業務」を目的欄に掲げています。
国会近くの高級マンション「パレロワイヤル永田町」五階の武部幹事長の個人事務所内に本店登記がありましたが、今年一月十一日に東京・渋谷区道玄坂に本店移転しています。
■規範抵触?
二男は、一九九九年十月に設立された外国株専門の証券会社「グローバルネットレード証券」(〇二年二月破産)の副社長に就任しています。
武部幹事長自身も出資していた同証券をめぐっては、〇二年三月、武部幹事長が小泉内閣で農水相として入閣後の〇一年七月に同証券株を新生銀行に売却していたことが発覚、閣議決定の「大臣等規範」に抵触するのでは、と指摘されたことがあります。
総選挙後のライブドアの機関誌で武部幹事長と対談、「規制緩和してくれると…我々みたいな新興企業が食い込めるんですよ」「非常に商売がしやすくなってます」と小泉政権の規制緩和路線をもちあげた堀江被告。武部氏の二男への資金提供疑惑の徹底的な解明が求められています。
261
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/02/17(金) 21:18:06
なんかマスコミが他人事のように盛り上がっていますけど。
<送金メール>首相「根拠ない情報」 永田氏は新証拠示さず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060217-00000139-mai-pol
小泉純一郎首相は17日、衆院予算委員会の金融・ライブドア事件に関する集中審議で、ライブドア前社長の堀江貴文被告が自民党の武部勤幹事長の二男に対する3000万円の「送金メール」をしたという民主党の指摘について「(同党が)根拠のない情報をもとに一方的に攻撃している」と強く批判した。一方の民主党は新たな証拠を示さなかったが、首相が同党の指摘を「ガセネタ」と発言したことに反発。両党がそれぞれ懲罰動議を出し合うなど、対立は激化している。
「送金メール」について小泉首相は「ガセネタをもとに人を傷付けることはいかがなものか」と述べ、メールの信ぴょう性を全面否定。民主党の原口一博氏が「ガセネタでなければ責任をとるか」とただすと「常に責任をとる気持ちで政治をしている」と答えた。自民党の逢沢一郎幹事長代理も「武部氏の二男の口座には振り込み記録がない」などと強調した。
これに対し民主党は、前日にこのメールの存在を指摘した永田寿康氏が再び質問に立ったが、政府・与党側が要求する新たな物証は示さなかった。永田氏は物証を提示しない理由について「ネタ元(情報提供者)が身の危険を感じている」と主張。「メールがガセネタと信じた根拠はどこにあるのか」と迫ったが、首相は「武部氏から事実無根との報告を受けた。いまだにどういう情報かわからず、ガセネタと信じてもおかしくない」と答弁した。
自民党は同日の予算委理事会で、民主党に対しメールの実物や振り込み口座名の提示を要求。民主党は、国政調査権に基づく調査の発動を条件に提示する考えを示したが、自民党は「民主党が自ら証明すべきだ」として拒否した。
民主党の指摘が事実なら武部氏の辞任は避けられず、政府・自民党は窮地に立たされるが、もし誤っていれば、メールの内容について「確度が高い」と発言した前原誠司代表を含む党全体の責任に波及しかねない情勢だ。【須藤孝】
(毎日新聞) - 2月17日21時15分更新
262
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/02/21(火) 09:46:58
謀略に振り回されている感が強いか。
[堀江メール]平沢氏も独自に入手 黒塗り記号は「@」
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1725333/detail
自民党の平沢勝栄衆院議員は20日、毎日新聞の取材に、ライブドア前社長の堀江貴文被告から同党の武部勤幹事長の二男に対する送金を指示したと民主党が指摘したメールについて、独自に入手したコピーを所有していることを明らかにした。
民主党が17日に公表した際に黒く塗りつぶした部分も一部、新たに読み取ることができ、「宮内の指示を仰いで」の前の伏せられていた部分に「問題があるようだったら」と書かれ、最後の堀江という署名の前に「@」が付いている。平沢氏は「情報の信ぴょう性があると印象付けるため、意味のないところも消したのではないか」と指摘した。メールの入手経路や入手時期は言及を避けたが、コピーの存在は自民党幹部にも伝えたという。【谷川貴史】
2006年02月21日03時31分
263
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/02/22(水) 17:55:41
前原代表は根拠を示せ 安倍氏、メール問題で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060222-00000117-kyodo-pol
安倍晋三官房長官は22日午前の記者会見で、同日午後の党首討論の焦点となるライブドア前社長の堀江貴文被告が武部勤自民党幹事長の二男への送金を指示したとされるメール問題について「民主党として責任を持って(メールが本物であるという)根拠を示してもらわなければならない」と述べ、民主党の前原誠司代表が自ら信ぴょう性を明らかにすべきだとの考えを示した。
安倍氏は「武部氏の二男という民間の方が巻き込まれており、仕事にも大変な支障が出ている。真偽をはっきりさせることが大切だ」と強調した。
(共同通信) - 2月22日12時10分更新
264
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/02/22(水) 21:03:03
平松社長「出金なし」 “送金指示メール”問題
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060222-00000260-kyodo-soci
ライブドアの平松庚三社長は22日夜の記者会見で、前社長堀江貴文容疑者(33)が武部勤自民党幹事長の二男への3000万円送金をメールで指示したとされる問題について「調べさせたが、そういう意味での出金はなかった」と述べた。
また同社の新たな代表取締役に就任した山崎徳之氏の姓が「問題のメールのあて名だったのではないか」との質問には「メール自体を見ていないので、コメントできないが、山崎という人は日本に何百万人もいる」と反論した。
(共同通信) - 2月22日20時38分更新
265
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/03/12(日) 03:56:11
公明な党だわさねー。
西村議員辞職勧告 発案から与党内調整まで公明党主導で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060311-00000019-maip-pol
自民、公明両党が10日共同提案した西村真悟衆院議員(民主党を除籍)の議員辞職勧告決議案は、発案から与党内調整まで公明党主導で進んだ。自民党が同決議案を出すのは衆院では初めてで、公明党の強硬姿勢に押し切られた格好だ。
昨年の衆院選での自民大勝で、存在感低下を懸念する公明党は、来年の統一地方選や参院選をにらみ、支持母体・創価学会の関心が高い「政治倫理」を前面に押し出す長期戦略を展開している。
両党は10日朝、議員辞職勧告決議案の扱いをめぐり、国対委員長会談を開催。自民党の細田博之国対委員長が共同提案への即答を避けると、公明党の東順治国対委員長は「単独でも決議案を提出する」と決断を迫った。あわてた細田氏が武部勤・自民党幹事長と相談し、共同提案に応じることを決めた。
与党による同決議案提出は極めて異例。参院でも、97年にオレンジ共済組合事件で起訴された友部達夫氏に対し、野党4会派と共同提出した例があるだけ。決議が可決されたのも衆院の鈴木宗男氏(02年、野党のみ提出)、坂井隆憲氏(03年、同)、参院の友部氏の計3件だけで、3人とも勧告通り辞職しなかった。
衆院議院運営委員会は13日の理事会で西村氏に対する決議案の扱いを協議し、早ければ14日の本会議で採決される見通し。民主党国対幹部は「反対する理由はない」との考えを示しており、決議案は賛成多数で可決される可能性が高い。
【田所柳子】
(毎日新聞) - 3月11日17時22分更新
266
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/03/12(日) 18:37:25
いやだいやだ。
京都・南丹市長を事情聴取 府警、有権者接待に同席
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060312-00000046-kyodo-soci
京都府南丹市長選で初当選した中川圭一市長(63)の運動員が有権者に飲食させ投票を依頼したとされる場に中川氏が同席していたことが分かり、京都府警捜査2課は12日、公選法違反の疑いもあるとして中川氏から事情聴取を始めた。
調べでは、運動員の奥村☆昭容疑者(70)=同法違反容疑で逮捕=が市長選告示前の昨年8月、同府亀岡市の旅館で有権者10数人に投票などを依頼し、1人当たり1万円相当の飲食をさせた際、中川氏も数時間、同席していた。
府警は、中川氏が投票依頼に関与した可能性があるとみている。奥村容疑者は2月24日に逮捕された。
(注)☆は日ヘンに喜
(共同通信) - 3月12日12時10分更新
267
:
小説吉田学校読者
:2006/03/12(日) 20:04:02
>>266
逮捕。
京都・南丹市長ら2人逮捕 接待し投票依頼
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060312-00000109-kyodo-soci
京都府警捜査2課などは12日、2月の京都府南丹市長選で有権者に飲食させ投票を依頼したとして公選法違反(買収など)の疑いで、当選した同市長中川圭一容疑者(63)と、長男の会社役員良斉容疑者(34)=いずれも同市園部町木崎町=を逮捕した。
2人は「選挙運動として酒食は提供していない。会合は会費制だったと認識している」と容疑を否認しているという。
調べでは、2人は昨年8月上旬、京都府亀岡市の料理旅館で有権者10数人に投票や票の取りまとめなどを依頼、1人当たり1万円相当の料理などを提供した疑い。
宴席は、良斉容疑者の会社の懇親会名目で得意先などを集めて約3時間、開かれたとされる。
268
:
小説吉田学校読者
:2006/03/12(日) 20:10:38
ちなみに前回2月の南丹市長選
当 9330 中川圭一(無新、63歳、初当選)←中川泰宏支援
9313 佐々木稔納(無新、51歳)←野中弘務支援
4243 佐々谷元秀(無新、55歳)←民主北神支援
269
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/03/23(木) 05:39:25
次の選挙そのものについては,以降,地方選挙スレに戻ります。
17票差だったから選挙結果にもたらす影響も実質的に大きかったといえ,買収の立件もキモチ的にやりやすかったのかな〜。それは穿った見かたになるのかな。
佐々木としては,さっさと選挙したほうが市長になりやすいかもしれないけど,選挙結果を一応でも受け入れるというのはしにくいかもしれん。
南丹市長が辞職、出直し選へ
選挙違反事件 「市民に心からおわび」
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006032200222&genre=A2&area=K40
京都府南丹市長選をめぐり、公職選挙法違反(買収など)容疑で逮捕された同市長の中川圭一容疑者(63)が22日、市議会の高橋芳治議長に辞職届を提出した。市議会は同日、本会議を開いて全会一致で同意し、辞職が決定した。
辞職届では「一身上の都合により、市長職を辞任致します」としている。また、辞職届には市民あての手紙が同封され、「このたびの不祥事により市政が混乱し、市民に多大の迷惑をかけたことを心よりおわびいたします」と記されていた。
中川前市長は園部、八木、日吉、美山の旧4町が合併して誕生した南丹市長選(2月19日投開票)に立候補し、次点候補にわずか17票差で当選し、初代市長になったばかり。先月23日の初登庁後、18日目に逮捕され、28日目の辞職となった。
中川前市長は、1983年から旧園部町議に連続6期当選し、うち議長を2期務めた。2003年から05年まで全国町村議会議長会会長を務めた。
公選法によると、選管が市長の辞職届を受理してから50日以内に選挙が行われることになっている。しかし、2月に行われた市長選をめぐって、当選無効などを求める異議申し立てが野中一二三旧園部町長らから出されており、その結論が出るまでは選挙が行えない。取り下げや裁決確定など、申し立てについての結論が出てから50日以内に市長選が行われることになる。
270
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/03/24(金) 01:24:41
流れの構図としては学歴虚称の原田義昭議員(&古賀潤一郎議員)のときと似ているかな。沈静化してからチョロリ。
でも,朝商流って起訴されてたっけか?
中根一幸議員:暴行で「刑事責任問えない」と判断 警視庁
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060324k0000m040156000c.html
自民党の中根一幸衆院議員(36)=比例北関東ブロック=が、飲食店で女性店主に暴行を加えたとして被害届を出された問題で、警視庁捜査1課と池袋署は23日までに、中根議員の刑事責任は問えないとの意見を付記し、東京地検に書類を送った。
同課によると、中根議員は昨年12月15日夜、東京都豊島区の飲食店に数人で来店し、女性店主に暴行を加えてけがをさせたとして、店主から被害届が出された。しかし捜査の結果、店側が中根議員に無断でビデオ撮影したため、もみ合いになったのがトラブルの原因と判明。同課は、中根議員にけがをさせる意図はなく、女性店主のけがも軽いと判断した。
中根議員の政策秘書は「弁護士に任せている」と話している。
毎日新聞 2006年3月24日 0時01分
271
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/03/30(木) 16:15:37
野中の起訴猶予はよくわからなかったし、青木・上杉が放置されたのもどうなのか。
津島派以外でも、山崎拓・佐藤勉・木村義雄らはギリギリだったよな・・・。
村岡元長官に無罪判決 1億円ヤミ献金事件
2006年03月30日14時09分
http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY200603300299.html
自民党旧橋本派の政治団体「平成研究会」の1億円ヤミ献金事件で、政治資金規正法違反の罪に問われた同会元会長代理で、元官房長官の村岡兼造被告(74)に対し、東京地裁の川口政明裁判長は30日午後、無罪の判決を言い渡した。検察側は禁固1年を求刑していた。「1億円の裏金化は村岡元長官の指示だった」とした元会計責任者の証言の信用性が焦点だった。
判決は、元会計責任者の証言について「疑問な点が少なくなく、到底信用できない」と述べた。
検察側は、村岡元長官が同会会長代理だった02年3月、派閥の幹部会で、日本歯科医師連盟(日歯連)側から受けた1億円の献金について領収書を発行せず、裏金化するよう議論を取りまとめたとして起訴した。村岡元長官は「幹部会でヤミ献金の話が出たことはなく、1億円については報道で初めて知った」と全面無罪を主張していた。
問題となった日歯連側からの1億円は01年7月、橋本元首相、野中広務元自民党幹事長、青木幹雄同党参院議員会長の3人が日歯連幹部と会食した際に小切手で受領。その後、同派が現金化して選挙資金などに使ったとされる。
裏金化を協議した幹部会には野中、青木の両氏と、上杉光弘・元自治相も出席したとされるが、東京地検特捜部は村岡元長官が主導的な役割を果たしたと判断。元長官のみを政治資金規正法違反の罪で在宅起訴し、野中氏は起訴猶予、橋本元首相と青木氏は嫌疑不十分で不起訴にした。裏金化を実行したとされる元会計責任者については、禁固10カ月執行猶予4年の有罪判決が確定している。
公判では村岡元長官の関与の有無をめぐって検察側と弁護側が激しく対立。元会計責任者が「村岡元長官が領収書を出さないように協議をしようととりまとめた」と証言したのに対し、野中氏や青木氏は「幹部会で1億円の話はでなかった」と検察側主張を否定していた。
272
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/03/30(木) 17:05:10
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0603/060329-6.html
7736ユニオンHD かな。
273
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/03/31(金) 00:14:05
日歯連献金事件:冤罪、スケープゴート 無罪判決の村岡氏
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060331k0000m040107000c.html
「今までの無念さがこれで何とか晴れた、と思わず涙が出た」。日本歯科医師連盟(日歯連)から自民党旧橋本派への1億円裏献金事件で、村岡兼造元官房長官(74)を無罪とした30日の東京地裁判決。無罪を言い渡された瞬間、両手を証言台の上に置いたまましばらく動けず、涙をこぼした。「全くの冤罪(えんざい)。スケープゴートにされた」との訴えが通じ、会見では何度も感謝の言葉を口にした。【佐藤敬一、山本浩資】
午後2時過ぎ、東京地裁104号法廷。スーツ姿の村岡元長官は、緊張した様子で証言台の前に立った。「被告人は無罪」。川口政明裁判長が主文を告げると、傍聴席から拍手が起きた。被告席に戻ると今までの苦しい思いが頭をよぎったのか、止まらぬ涙を何度もハンカチでぬぐった。
言い渡し後、川口裁判長は「長い間ご苦労様でした。桜が咲いています。これから先どうなるか分かりませんが、せめて今晩一晩ぐらいは平穏な気持ちで桜を見て楽しまれてはいかがでしょうか」と語りかけた。
村岡元長官は涙で言葉にならず、2度頭を下げた。裁判長の退廷後、検察官に歩み寄って「ぜひ橋本(龍太郎元首相)さん、元宿(仁・自民党事務局長)さんを(事件として)やってください」と声を掛けたが、検察官は無言で法廷を後にした。
「当然無罪を確信していたが、家を出るときは非常に不安だった。正しい判断をしてくれて感謝している。つらい毎日だったが、やっと何とか愁眉(しゅうび)を開いたな、という思いでいっぱい」。判決後の会見で、村岡元長官はそう切り出した。検察に対しては「十分な捜査をしていない。冤罪を作らんようにして頂きたい」と語気を強めた。
判決で虚偽供述をしたと指摘された滝川俊行元被告については「残念だと思います」。
03年11月の総選挙で落選し、政界を引退していた翌年9月に在宅起訴。「判決までの1年半、ものすごく失うことが多かった。道を歩いていても『あの人は起訴された犯罪者』という視線も感じた。本当につらい思いだった」。弁護士費用は自宅近くの土地を売って充てた。無罪を訴えたA4で16枚の最終意見陳述書は、起訴後に覚えたパソコンで1週間かけて打ったものだった。
毎日新聞 2006年3月30日 20時37分 (最終更新時間 3月30日 20時43分)
274
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/03/31(金) 00:16:10
事務局長を起訴できなかったのは痛いね。
日歯連献金事件:村岡元官房長官に無罪判決 東京地裁
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060331k0000m040053000c.html
日本歯科医師連盟(日歯連)から自民党旧橋本派への1億円裏献金事件で、政治資金規正法違反(不記載)に問われた元官房長官、村岡兼造被告(74)に対し、東京地裁は30日、無罪(求刑・禁固1年)を言い渡した。
検察側が立証の柱とした同派元会計責任者、滝川俊行元被告(57)=同法違反で有罪確定=の証言について、川口政明裁判長は「派閥会長だった橋本龍太郎元首相や自民党の元宿仁事務局長に累が及ぶのを阻止するため、虚偽の供述をした可能性がある」と指摘し、信用性を否定した。
滝川元被告に対する04年12月の東京地裁判決(確定)は、村岡元長官の指示を認定していた。検察側は控訴する。
裁判では、02年3月の派閥幹部会で、村岡元長官が1億円の政治資金収支報告書への不記載と、日歯連側へ領収書を発行しないことを決めたとする滝川元被告の証言の信用性が争点となった。
判決は、滝川元被告の証言について(1)逮捕前1カ月間に関係者と対応を協議し、金銭出納帳も廃棄しているのに、逮捕まで記憶を喚起する余裕がなかったと説明している(記憶喚起過程の不自然性)(2)1億円献金に関する村岡元長官への報告などで、無視できない供述の変遷がある(重要供述の変遷)(3)幹部会の開始が通常より約20分遅れた点について全く言及していない(供述内容の不自然性)−−などを列挙し、信用性を否定した。
さらに、滝川元被告が保釈後、幹部会出席者の上杉光弘元自治相の秘書に「誰にも責任がいかないように言った」と告げたことを取り上げ「あえて虚偽の事実を述べている疑いがあると言わざるを得ない」と判断した。
虚偽供述の理由について、判決は、1億円は橋本元首相個人への献金で、領収書不発行が元首相の意向である可能性に言及。「橋本元首相に累が及び、平成研(派閥)が大打撃を受ける事態だけは避けたいと考えるのが自然」と指摘した。
元宿事務局長についても、献金額決定に関与し、自民党の政治資金団体・国民政治協会を介して事後的に献金を処理する方法を指南した可能性があると言及。「元宿事務局長に捜査の手が及べば、国政協まで問題が波及することは十分予想でき、その不透明な献金処理が暴露されれば、党全体に回復し難い打撃になることは明らか」と述べた。
さらに判決は、元宿事務局長らにより、幹部会前日までに領収書問題が実質的に決着した可能性があるとして「検察側主張の『幹部会ルートによる処理』は虚構との可能性も否定できない」と指摘した。【佐藤敬一】
▽村岡元官房長官の主任弁護人、豊嶋秀直弁護士の話 極めて事件の本質を突いた適正な判決だ。村岡氏の主張や私たちの弁護活動の集大成が100%受け入れられた完全な無罪。
▽伊藤鉄男・東京地検次席検事の話 判決の認定には到底承服し難く、控訴する。
▽1億円裏献金事件 平成研究会(自民党旧橋本派)会長だった橋本龍太郎元首相は01年7月、日本歯科医師連盟側から東京都内の料亭で1億円の小切手を受領。村岡元長官は02年3月13日の幹部会で、当時入院中だった橋本元首相に代わり、会長代行として意見を取りまとめ、会計責任者だった滝川俊行元被告に不記載を指示したとして起訴された。
毎日新聞 2006年3月30日 19時17分 (最終更新時間 3月30日 20時50分)
275
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/05(水) 10:58:31
2chでさんざん書かれてた人物のような気がする。
あっせん収賄で市議逮捕へ 神戸の産廃施設建設で便宜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060405-00000040-kyodo-soci
神戸地検特別刑事部は、神戸市による産業廃棄物処理施設の建設許可をめぐるあっせん収賄容疑で逮捕状を取り、5日午前から神戸市議の村岡功容疑者(68)=自民=の取り調べを始め、神戸市役所を家宅捜索した。容疑が固まり次第、逮捕する。
贈賄容疑で神戸市の産廃処理会社「セーフティーアイランド」元社長北尾夏樹被告(60)=別の贈賄罪で起訴=も再逮捕する。
調べでは、大阪府和泉市の産廃処理業者が神戸市内に産廃処理施設を建設する計画が浮上したため、同業の北尾被告は2002年初めに数回、村岡容疑者に「神戸市から建設許可が下りないよう働き掛けてほしい」と依頼。
(共同通信) - 4月5日10時39分更新
276
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/05(水) 17:07:46
つかまってからこういうのを知るんだよね〜。
元神戸市会議長を逮捕 あっせん収賄容疑
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060405-00000024-san-soci
執拗な口利き 見返り300万円
容疑産廃施設の設置妨害
大手産業廃棄物処理会社の施設設置を妨害するため神戸市幹部に働きかけ、その見返りに地元産廃業者から現金三百万円を受け取ったとして、神戸地検特別刑事部は五日、あっせん収賄容疑で、元神戸市議会議長の同市議、村岡功容疑者(68)=同市灘区鶴甲=を逮捕するとともに市役所など十数カ所の捜索を始めた。また、贈賄容疑で同市東灘区の産業廃棄物処理会社「セーフティーアイランド」元社長、北尾夏樹被告(60)=別の贈賄罪で起訴=を再逮捕する方針。
調べでは、村岡容疑者は大手産廃処理会社(大阪府和泉市)が神戸市東灘区内に設置を計画している中間処理施設をめぐって北尾被告から依頼され、平成十四年九月ごろ、市環境局長らに設置を許可しないように働きかけた。十五年五月ごろ、その見返りとして北尾被告から現金三百万円を受け取った疑い。
市は十四年十二月、産廃処理施設指導要綱を改正し、「同意又は協定を要する(産廃処理施設の)隣接地の所有者」の範囲を二十二メートルから二十八メートルに拡大させた。この結果、設置に反対する産廃業者の施設がその範囲に入るようになり、設置は許可されないままになっている。
村岡容疑者は、昭和四十六年四月に初当選し、現在八期目。平成九年から副議長、十二年から議長を務めた。
北尾被告は兵庫県宝塚市の公共事業発注をめぐって前市長、渡部完被告(47)=収賄罪で起訴=に現金約百八十万円などを渡したとして贈賄罪で起訴されていた。
この事件での神戸地検の北尾被告に対する取り調べや家宅捜索の結果、今回の事件が発覚した。
≪“陰の市長”数の力でにらみ≫
神戸市の産業廃棄物処理施設指導要綱改正をめぐり、あっせん収賄容疑で逮捕された同市議、村岡功容疑者(68)。自民党市会議員団団長を務め、最大会派の「数の力」で神戸市政ににらみを利かし、“口利き”では市幹部を怒鳴りつける。県選出の国会議員の候補者選びにも影響力を及ぼした。神戸のJR高架下にあった通称「ヤミ市」からたたき上げた実力者はいつしか、“陰の市長”“市会のドン”と呼ばれていた。
原点は、このヤミ市にあった。昭和三十一年、神戸村野工業高校を卒業後、神戸市生田区(現・中央区)のJR高架下で商売を始めた。畳一枚足らずの広さの金網にネクタイをつるして販売。その後、米軍が払い下げた衣料でジーパン専門の雑貨商を始めた。
当時、高架下はヤミ市と呼ばれた。このころには戦後の復興も一段落し、市から立ち退き命令が出された。村岡容疑者は市との交渉の窓口になり、高架下の商店街をまとめて「三宮高架商店街振興組合」をつくって理事長となった。
この活動が政界入りにつながった。昭和四十一年に地元の衆院議員候補から選挙の応援を依頼され、参謀として資金集めなどで力を発揮。四十四年には同候補の選対企画部長を担当した。これを足がかりに四十六年、神戸市議選に立候補、三位で初当選を果たした。
その後、“市会のドン”と呼ばれるまでに力を持った村岡容疑者は、自民党県連内でも力を誇示。昨夏の衆院選でも兵庫一区の自民党候補選出に影響力を発揮した。
さらに来年の参院選でも、現職おろしに向け、神戸市議の擁立に動くなどキングメーカーとしての行動が注目されていた。
中央とのパイプも太く、逮捕がうわさされた先月二十九日の市議会最終日には、議員団総会で大物国会議員の名前を挙げ、「検察とは話がついた。もう大丈夫や」と豪語していたという。
(産経新聞) - 4月5日16時7分更新
277
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/07(金) 01:22:05
産廃業者参入に介入 神戸・村岡功市議汚職
2006/04/06
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000015772.shtml
神戸・六甲アイランドの産業廃棄物処理施設の建設で市の要綱が改正されたあっせん収賄事件で、神戸市議の村岡功容疑者(68)は、大手産業廃棄物処理会社の中間処理施設の設置に反対していた自動車会社の担当者を呼び出し、「地元住民が了承するまで同意するな」と圧力をかけていたことが分かった。村岡容疑者は神戸市幹部に「自動車会社が反対しているから同意の範囲を広げるように」と要綱の改正を求めていた。また、市の担当者は同容疑者の要求を「圧力と感じていた」と証言した。神戸地検特別刑事部は、こうした圧力が事件につながったとみて経緯を調べている。
関係者によると、村岡容疑者は二〇〇三年九月、自動車会社に六甲アイランドの土地を賃貸している神戸市みなと総局の幹部に、「(同社に)電話してくれ」と依頼。市幹部の電話を受けた同社の担当者が市役所に出向くと、村岡容疑者が一人で待っており、「地元自治会が了承するまでは、同意をするな」などと求めたという。
同社によると、輸出用の新車置き場が道を挟んで施設予定地に隣接。鉄粉が新車に付いて商品価値が下がる恐れがあったため、同社は「村岡市議の言うことに異論はなかったが、なぜ市議が出てくるのかと驚いた」としている。
また、この中間処理施設が計画された〇一年、村岡容疑者の長男の市議(45)が、「おれに任せてくれ」と地元住民に申し入れ、反対運動を展開。スーパーなどの前で署名を呼びかけたという。同市議は大手産廃会社を訪れて建設計画の延期を求め、同社が期限付きで了解すると、「白紙撤回に成功」などとする会報を配布したという。
一方、神戸市環境局の当時の担当者が神戸新聞社の取材に対し、「今の産廃要綱は基準があいまい。明確化すべき」と村岡容疑者から直接改正するよう求められたことを認めた。こうした働き掛けを数回にわたって受け、要綱の内容を決める際に「村岡市議の圧力を感じた」と認めた。
現在の担当者も「前任者は、村岡市議に『基準をはっきりさせなあかんやろ』『もっと透明にせなあかん』などと数回言われていた」とし、「かなり参っていた」と要綱改正の大きな圧力だったことをうかがわせた。
278
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/07(金) 01:23:10
村岡容疑者の「財布」 贈賄容疑の産廃処理会社元社長
2006/04/06
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000015774.shtml
神戸市内のパチンコ業者の脱税から始まった事件は、宝塚市長の汚職事件をへて、神戸政界の「実力者」として、さまざまな面で関与がささやかれる大物市議の逮捕に発展した。容疑者たちの点と線を結んだのは、利権に群がる政治家と、政治力を背景に業績を伸ばそうとした業者の「持ちつ持たれつ」の関係だった。神戸地検特別刑事部は、こうした“腐敗の連鎖”を含め、事件の全体像の解明を急いでいる。
「これは直球ど真ん中や」
神戸市東灘区の産廃処理会社の元社長(60)が、前宝塚市長の渡部完被告(47)への贈賄容疑で逮捕されたとき、産廃業界に詳しい男性は「この事件は村岡市議に伸びる」と直感したという。
「なぜなら産廃処理会社の元社長は村岡さんの一番の“財布”だから。すぐに発覚するような下手なことはしないが、二人一組で巧妙に利権を食っていた」と明かす。
二人の出会いは、二〇〇一年の産廃処理会社設立前に元社長(60)が勤めていた宝塚市内の建築資材会社時代という。同社は「議員にお金をばらまいて仕事を取るのが得意だった」(業界関係者)とされ、神戸市内にも営業所があり、選挙などを通じて村岡容疑者、渡部被告との接点ができたとみられる。
村岡容疑者の事務所がある神戸市役所前のビルに、産廃処理会社の元社長が運転手付きの高級車でたびたび訪れるのを目撃した人は多い。
また、渡部被告に高級車セルシオを提供した贈賄罪で起訴された被告(49)と被告(42)はパチンコ業者同士。パチンコ業者(49)、渡部両被告は石井一元衆院議員の秘書仲間で、二十年来の友人という。
石井元議員を初期のころから支えた秘書や人物で「七日会」を結成。石井元議員の選挙に一時深くかかわっていた村岡容疑者も加わっており、渡部、パチンコ業者(49)両被告らと親交を深めていったという。関係者は「村岡市議は渡部、パチンコ業者(49)の二人のボスのような存在。ほかにも村岡市議の力を頼っていた人は多い」という。
渡部、パチンコ業者(49)の両被告はよく飲み歩いていたが、村岡容疑者は業者と一対一で飲むことはあまりしなかったという。村岡容疑者について「わきの甘かった渡部元市長に比べ、はるかに慎重だった」とされるが、それだけに「闇は深い」という関係者は多い。
279
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/07(金) 01:25:26
神戸の逮捕市議が顧問の団体、金を払い市業務受注
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20060406p102.htm
神戸市の産業廃棄物処理施設の設置許可を巡る汚職事件で、あっせん収賄容疑で逮捕された同市議の村岡功容疑者(68)が顧問を務める業界団体が、資源リサイクルセンター(同市西区)の運営を、委託費を受け取らず、逆に市に対して5000万円を支払う「マイナス入札」で受注していたことがわかった。運営団体の選定については、村岡容疑者が団長を務めていた自民党市議団に所属する市議の働きかけによって、市がすでに決まっていた福祉団体への委託を撤回、公募形式に変更したという経緯があり、神戸地検特別刑事部は、村岡容疑者らの働きかけにより不自然な受注になった可能性もあるとみて関心を寄せている。
同センターは空き缶やペットボトルなどの資源ゴミを回収、選別して再利用する施設で、市が68億円かけて建設。当初、市は厚生労働省の補助対象となる福祉工場として運営を計画していたといい、市の選定委員会が選んだ市内の知的障害者の福祉団体が委託先に決まっていた。ところが、2003年12月の決算特別委で自民党市議団の所属市議が「民間に運営を任せるなら入札で決めるべきだ。特定の団体に任せることは公平性に欠ける」などと指摘。産廃業者を公募して運営を任せるよう市側に求めた。
これを受けて市は方針を転換。04年4月、応募した産廃業者ら8者に見積額を入札形式で提示させたところ3者が市に金を支払うと提示、村岡容疑者が顧問をしている団体が「マイナス5000万円」を示して受注した。市は「コスト面を考え、公募にした。障害者も雇用している」としている。
センターは04年6月に稼働。実際の業務は、この業界団体の加盟業者が下請けする形で請け負い、選別後の空き缶などの所有権は業者側にあり、その売却益が出ているという。
質問した市議は、読売新聞の取材に対し、「(村岡容疑者からの)指示はなかった」と話しているが、村岡容疑者は自民党市議団で絶大な力を持っていたとされ、地検は、市の方針転換に村岡容疑者の意向が働いていなかったか、関係者から事情を聞いている。
(2006年04月06日 読売新聞)
280
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/07(金) 01:26:21
ネットの疑惑書き込み、逮捕市議が告訴準備…神戸
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20060406p202.htm
あっせん収賄事件で逮捕された元神戸市議会議長の同市議・村岡功容疑者(68)を巡り、逮捕前の昨秋からインターネットの掲示板に、憶測を含んだ「不正疑惑」の書き込みが相次ぎ、村岡容疑者が掲示板の執筆者を刑事告訴する準備を進めていたことが、わかった。兵庫県宝塚市の前市長の汚職事件をきっかけに、神戸地検による〈包囲網〉が着実に狭まっていた時期で、ネットを通じて流れる様々な情報の影に、捜査の動きを敏感に感じとった村岡容疑者が“潔白”をアピールする狙いもあったとみられる。
書き込みが始まったのは昨年10月で、村岡容疑者を中心に市議や県議名を複数挙げ、「役所に難題を押しつけるのは私利私欲のため」「役人に圧力をかけて特定業者に落札させ、金をもらった」などの内容だった。
市議会最大会派の自民党議員団団長だった村岡容疑者は、同じ与党の民主、公明両党議員団にも影響力を持っていたといい、「ワシの言うことが与党全体の意見や」とすごんでいた実力者。建設業者や産廃関係の業者との不透明な関係をたびたび指摘されたこともあったため、掲示板の情報に関係者の注目が集まった。
産業廃棄物処理施設の設置許可に絡む贈賄容疑で再逮捕された産廃会社元社長の北尾夏樹被告(60)が、2月下旬に前宝塚市長の汚職事件で逮捕されて以降、今回のあっせん収賄事件を示唆するような書き込みが目に付くようになると、村岡容疑者は、知り合いの国会議員に盛んに連絡をとるようになった。
別の市議らは、村岡容疑者が携帯電話で何かを頼んでいるような姿をよく見かけたといい、3月上旬には同容疑者が市議会の議員控室で「もう大丈夫や。これから反撃に出るぞ」と大声を上げていたという。
村岡容疑者は3月下旬、ネット上で名指しされた2市議とともに弁護士に相談、掲示板の執筆者を名誉棄損などで告訴することを検討。執筆者については、県警に割り出してもらう考えだったといい、この2市議のうち一人は「書き込んでいる相手に反撃しようと思った」と話している。
3月30日から他の市議らの視察団に同行して2泊3日で韓国を訪れた村岡容疑者。現地の観光協会長らと面会するなど平静を装っていたが、捜査の手が迫っているのを察知したのか、帰国日は「ワシは残る」と言ってホテルで一行と別れたという。村岡容疑者はその4日後、逮捕された。
(2006年04月06日 読売新聞)
281
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/07(金) 01:39:22
逮捕の村岡・神戸市議、市幹部に「飛ばすぞ」 産経関西4/6
大手産業廃棄物処理会社の施設設置の妨害をめぐる汚職事件で、あっせん収賄容疑で逮捕された元神戸市議会議長の同市議、村岡功容疑者(68)=神戸市灘区=が、日常的に口利きを無理強いするため「飛ばすぞ」「ポストを約束する」と市幹部らに対し恫喝(どうかつ)と懐柔を巧みに使い分けていたことが5日、関係者の話でわかった。また同容疑者がひんぱんにハワイなど海外に旅行し、贈賄容疑で再逮捕された神戸市東灘区の産廃処理会社「セーフティーアイランド」元社長、北尾夏樹容疑者(60)が「(村岡容疑者から)行く度に300万円を要求される」と知人に不満を漏らしていたことも判明した。
市議会の最大会派の「数の力」を背景にした市役所内の“隠然たる人事権”を振りかざして圧力をかけ、業者にもその力を誇示してこうした要求をしていた可能性があるとみて、神戸地検特別刑事部はあっせん収賄の実態を調べている。
関係者の話によると、村岡容疑者は市役所前の事務所や議員控室などに市幹部や市職員を呼び出しては口利きなどを要求していたという。応じない場合は執拗(しつよう)な呼び出しが続き、「飛ばすぞ」などと恫喝されており、市職員らは「圧力を感じていた」と証言している。
今回事件となった大手産廃処理施設の進出妨害の働きかけを受けた同市環境局長(当時)ら数人も平成14年9月ごろ、市役所内に呼び出されて「設置許可が取得できなくするように許可基準を厳しくしろ」「進出反対の隣接者を同意対象に入れろ」と具体的に要求していた。その際も暗に人事権への影響力をちらつかせたとみられる。
同局長らは設置許可基準を市環境保全審議会に諮り、その判断を仰ぐ手続きをしたうえで産業廃棄物処理施設指導要綱(内規)を厳しく明記した。その結果、大手産廃処理施設の進出計画が事実上ストップしている。
村岡容疑者は市政への影響力を振りかざし、同局長らに自由裁量の範囲とはいえ、特定業者への便宜を図る職務上相当ではない行為をさせていたとみられる。
また関係者によると、村岡容疑者は毎年のように市議ら数人を連れて海外旅行に出かけており、北尾容疑者は「村岡容疑者らがハワイに行く度に300万円を要求される」と、知人にこぼしていたという。
地検には今年に入って「セ社が村岡容疑者ら数人のハワイ旅行の資金を提供している」「村岡容疑者が市に圧力を加えて大手産廃業者の進出を妨害している」との情報が寄せられ、地検は村岡容疑者らがハワイなど海外に渡航した事実を確認。今回の容疑事実で受け取ったとされる現金300万円も、海外への旅行渡航費として使われた可能性もあるとみている。
(2006/4/6 14:32)
282
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/07(金) 01:41:00
市議汚職−神戸の構図−㊤
利権まみれ“この世の春” 市幹部ら呼び出し怒号
http://www.sankei-kansai.com/tokusyu/tokusyu1.html
「大手産廃業者が営業できないように要綱を変えてくれ」
神戸市の産業処理施設指導要綱改正をめぐり、あっせん収賄容疑で逮捕された元市会議長、村岡功容疑者(68)の度重なる要求を市は受け入れざるをえなかった。
「村岡先生からの呼び出しは、執拗(しつよう)だった」と市職員OBは証言。罵声(ばせい)を浴びせられることも度々あった。それでも黙って言うことを聞いたのは「議会の機嫌は損ねられなかった」ためだ。
村岡容疑者が団長を務める自民党市会議員団は19人を擁する最大会派。市会議員定数(72人)の約4分の1を占める。与党の民主(16人)、公明(12人)に比べても「数の力」で圧倒していた。
「村岡市議を抑えれば議会の過半数はなびく。市は村岡市議の顔色をつねにうかがっていた」と、野党市議は話した。
■ ■
村岡容疑者が力を発揮し始めたのは平成11年ごろという。“市会のドン”と呼ばれていた革新系議員がこの年の市議選で落選し、自民党会派の勢力が大きく伸張した。
前年の10年9月には、市民団体などが神戸空港建設の是非を問う住民投票実現に向けて住民投票条例制定を求める署名簿(有効数約30万人分)を提出していた。空港建設を推進する市は危機感を持ったが、同11月に自民党会派が中心となり住民投票条例案を否決に持ち込んだ。「住民投票反対で与党と市当局の一体感が高まり、関係が深まった」と野党の市議は振り返る。
別の市議は「野党側の市議の長老がいなくなり、市は与党の優遇を強め、一気に村岡市議の力が高まった」と話す。
■ ■
今回、逮捕容疑になったあっせん収賄容疑での“口利き”は14年で、与党会派への市当局の配慮を背景に村岡容疑者が支配を強めた時期だった。
「村岡さんは、この時期、この世の春だった」と議会関係者はいう。その後、「私有地の売却をめぐって村岡さんが介在した」(元市議)、「神戸市の学校校舎取り壊しで村岡さんが関係する業者が下請けで入った」(元議員関係者)など黒いうわさがささやかれるようになった。
「議員はまじめにやればやるほど金がかかる。今の状態ではとてもやっていかれへん」。村岡容疑者はうわさを否定するようにこう語り、金目当ての口利きとは縁遠い活動ぶりを演出していた。
◇
神戸市議会の実力者による汚職容疑。その背景には市議会と市のゆがんだ関係がある。事件の構図を追う。
(2006/4/5)
283
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/09(日) 01:08:31
五島正規派の公選法違反:立候補禁止確定受け、連座制訴訟取り下げ−−高検 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060408-00000197-mailo-l39
民主党の五島正規・元衆院議員陣営による選挙違反事件で、高松高検は7日、公選法の連座制規定に基づき、五島氏に高知1区から立候補禁止(5年間)を求めて高松高裁に提訴した行政訴訟を取り下げた。
公選法違反(現金買収)罪に問われた元政策秘書を「総括主宰者」と認定した有罪判決が確定したことを受けて高検が提訴。しかし、五島氏が、判決の通知を受けてから期限(先月27日)までに不服申し立てをしなかったため、同選挙区からの立候補禁止が確定。このため、提訴自体を取り下げた。【大久保昂】
4月8日朝刊
(毎日新聞) - 4月8日15時1分更新
284
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/09(日) 01:11:53
政令指定都市がこの腐りっぷり。
神戸汚職・ドン逮捕:/上 国政選挙も牛耳る市議 /兵庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060407-00000229-mailo-l28
◇候補者決定権を掌握
今年1月、神戸市中央区の自民党県連で、同県連総務会長の神戸市議、村岡功容疑者(68)=5日、あっせん収賄容疑で逮捕=は、県連会長の渡海紀三朗・衆院議員(58)と向き合っていた。話題は昨年9月の衆院選。村岡容疑者は、現職を擁立しようとした渡海会長の姿勢を蒸し返し、「あなたのやり方はおかしい。けしからん」とかみついた。
翌月の同党県連拡大幹事会。県連規約の改正が議題に上り、了承された。国政選挙の候補者決定作業に、国会議員の関与を薄める内容。これにより村岡容疑者は事実上、国政選挙の候補者決定権を掌握した。
◇
自民県連ではこれまで、国政選挙での公認候補者の決定には、選挙対策委員会の協議に加え、国会議員で構成する常任顧問会の議決が必要だった。しかし、昨年の衆院選で、村岡容疑者の地元・兵庫1区の候補者選びを巡り、村岡容疑者は新人擁立を主張。2人がそれぞれ、自民党の二階俊博総務局長(当時)に直談判した結果、党公認は新人になった。
「現職擁立は県連規約に従ったまでだ」とする渡海会長に、村岡容疑者は「規約がおかしい」とはねつけた。結局、村岡容疑者は常任顧問会の議決部分を規約から削除させ、さらに来年夏の参院選に向けても、郵政民営化法案に反対した現職の代わりに、親しい市議を擁立する作業を本格化させた。県連内での力は誰も無視できないほど大きくなっていた。
今年2月。村岡容疑者は毎日新聞の取材に「選挙については、わしはそこそこやで。何でも力があってできるやろって思われて、変なうわさが流れるときもあるけど、選挙のときはごっつい力、発揮すんねん。金もうけはあんまり知らんけど」と満足げだった。
◇
「選挙では自民党公認という看板がほしいからね」。ある市議は村岡容疑者の意向に逆らえない心情をこう吐露した。反旗を翻そうとして「対立候補を立てるぞ」と言われた県議もいるという。「国会議員も選挙で世話になるから、触らぬ神にたたりなし、やな」。県連関係者は村岡容疑者の力の源泉を自嘲気味に解説した。
逮捕直前の3月末〜4月初め、村岡容疑者は市議会の自民党議員らと韓国・済州島にいた。会派内の親ぼく会の視察だったが、関係者は「圧倒的な集金能力を背景に同僚らと頻繁に海外旅行している」と話す。00年8月には、常任委員会の視察に参加せずハワイ旅行をしていたことが発覚。問題を指摘した市議の除名を機に会派が分裂したこともあった。
村岡容疑者が70年代前半に主宰していた勉強会の名前は「七日会」だった。記者が理由を聞くと、「田中角栄(元首相)の政策集団をまねしたんや」と語った。旅行や食事などで一体感を確立し、足場を固める手法も田中元首相をまねたつもりだったのだろうか。
村岡容疑者は6日、県連に離党届を提出、総務会長も辞職した。
〔神戸版〕
4月7日朝刊
(毎日新聞) - 4月7日17時1分更新
285
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/09(日) 01:13:27
神戸汚職・ドン逮捕:/中 市役所へ影響力行使 /兵庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060408-00000259-mailo-l28
◇人事絡め巧みに要求
「この職員はきちょうめんすぎる」。神戸市議の村岡功容疑者(68)=あっせん収賄容疑で逮捕=に呼び出された神戸市幹部は部下を名指しされ、交代の要求だと感じた。「担当を替えるのは無理です」と断ると、部下あてに直接、業者や住民からの電話が頻繁に掛かるようになった。しばらくして部下は自ら異動を求めた。
「村岡容疑者は、何かをしろというような露骨な発言は決してしない。しかし、人事を絡めた要求は役所としてはつらいですよ」。この幹部はため息をついた。
◇
村岡容疑者は最近4年間で議会本会議での質問はゼロ、委員会での質問もわずか2回しかない。有権者にとっては姿が見えにくい政治家といえる。元市議は「公の場での過激な発言は全部、面倒を見ている市議にさせている」と証言する。
04年3月の市議会予算特別委員会で、村岡容疑者と行動を共にしている同じ会派の市議が質問に立った。一般廃棄物を収集運搬するパッカー車の借り上げを巡り、特定の5社でつくる組合と随意契約している問題を追及。市側の動きは見直しの検討にとどまったものの、組合に4社が新たに加わった。4社が入っていた別の組合は03、04年、村岡容疑者の事務所にある政党支部に計192万円の献金をしていた。
「裏の市長」と呼ばれた村岡容疑者。関係者の話を総合すると、気に入らない市職員の負の情報を集め、人事に介入する▽他の与党会派との連携を背景に、議案の否決をちらつかせる――といった剛腕ぶりも浮かび上がる。
「できないことはできないと言わないといけない。1回でも聞いてしまったら、『あの時、できたやないか』と言われて断れなくなる」。別の市幹部はこう漏らした後、つぶやいた。「逮捕でもう気にしなくていい。議会の仕組みも変わるだろう」
◇
今回のあっせん収賄事件では、市環境局が村岡容疑者の意向に沿って、市産廃処理施設指導要綱や内部規定を改定した疑いが持たれている。毎日新聞の取材に村岡容疑者は「わしは行政ちゃう。職務権限なんて、なんにもないねんで」とうそぶいていた。これに対し、市側の1人は「市議が役所を握ってるなんて、ほかでは考えられない。異常です」とうなだれた。市政のゆがみの実態が捜査でどこまで解明されるのか、注目が集まる。
〔神戸版〕
4月8日朝刊
(毎日新聞) - 4月8日17時2分更新
286
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/09(日) 01:14:12
神戸市議汚職 焼却灰運搬でも圧力
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060408-00000032-san-soci
入札条件変更 贈賄業者ら参加
大手産廃処理会社の施設設置の妨害をめぐる汚職事件で、元神戸市議会議長で市議の村岡功容疑者(68)=あっせん収賄容疑で逮捕=らが平成十六年春ごろ、クリーンセンターのごみ焼却灰運搬事業の入札参加条件緩和を求め、市側に圧力をかけていたことが八日、分かった。これにより入札条件が緩和され、社長がいずれも贈賄容疑で逮捕された産廃会社二社を含む村岡容疑者と親密な業者が入札に参加していた。
村岡容疑者らが親密な業者に便宜を図るため圧力をかけたとみられ、神戸地検は村岡容疑者と業者の関係について実態解明を進める。
関係者によると、神戸市では市内五カ所のクリーンセンターから排出されるごみ焼却灰を神戸沖の処分所に運び、埋め立て処理している。
ごみ焼却灰の運搬業務について、市は十五年夏までは五カ所分の業務を一括して入札を実施。入札参加条件が厳しく、事実上は特定の一社だけが入札に参加し、独占的に受注していた。
ところが、村岡容疑者の側近の自民党市議(57)が十六年三月の市議会で、「競争性を高めるべきだ」などと入札方法の変更を要請。村岡容疑者がその後、市議会に市の担当者を呼び出し「入札方法を変えられないのか」と圧力をかけたという。
市は七月、クリーンセンターごとに入札を行い、それぞれ運搬業者を決める方式に変更。十六、十七年の入札では、村岡容疑者に政治団体を通じて献金をしていた事業組合加盟業者の入札参加が増え、このうち二社が計十回の入札で四件の落札に成功したという。
入札条件変更への圧力について、市側は「ノーコメント」としている。
(産経新聞) - 4月8日17時33分更新
287
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/09(日) 01:35:38
神戸市議汚職 御影工跡地開発でも疑惑浮上
2006年04月08日
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000604080001
神戸市の産業廃棄物処理施設をめぐるあっせん収賄事件に絡み、同市東灘区の市立御影工業高校跡地開発事業にも新たな疑惑が浮上した。コンペの不透明さや市の説明不足を問題視していた地元住民らに波紋が広がった。
同事業に関しては、あっせん収賄容疑で逮捕された神戸市議の村岡功容疑者(68)に対する贈賄容疑で再逮捕された北尾夏樹容疑者(60)が社長を務めていた産廃・土木会社が、跡地の土壌処理を市から受注していたことが判明した。跡地の売却先を選定するコンペをめぐっては、最低価格を提示した大手商社のグループが選ばれたことから、市議会などで疑問の声があがっている。さらに、50階建てマンション(約180メートル)の建設が予定されていることについても、市の説明不足を理由に、住民らが計画の撤回を求めている。
「説明不足」「遂行を」
近隣の住民らでつくる「東灘・御影の環境と景観を守る会」は、「市は中高層マンションと説明してきたのに、超高層マンションを建てるのはおかしい」として、コンペのやり直しなどを要望した。これに対して、市は「法令上、『中高層』という表現には60メートル以上の高層建築物も含まれる」と説明している。
同会の西島繁さん(70)は「事業に村岡市議と関係がある業者が入っていたと知って驚いた。コンペ自体にも不正があったとしたら、けしからん話だ」と憤る。近くの住民の1人は「多くの人は最近まで計画の中身を知らなかった。高層マンションが建ったら、日照や景観に影響しないだろうか」と心配する。
一方、5年前から同跡地について協議してきた「御影地区まちづくり協議会」の藤澤福男会長(86)は「長い時間をかけて市と会議を重ねて、事業者の選定に至った。不正はなかったと強く信じている。地域住民のためにも、早く計画を遂行して欲しい」と話した。
同市管財課の担当者は「コンペの審査基準は事前に公表している。9人も審査委員がいる中で、誰かの意向が働くことは考えられない」と説明する。審査委員になった市幹部も「特定の業者や市議から、便宜を図ってほしいということを言われたことはない」としている。
288
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/09(日) 23:55:35
贈賄側の産廃処理会社、設立1年で急成長 神戸市議汚職
2006/04/09
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000016794.shtml
神戸市の産業廃棄物処理施設の設置許可をめぐるあっせん収賄事件で、贈賄容疑で再逮捕された容疑者(60)が社長を務めていた産業廃棄物処理会社が、二〇〇一年の設立からわずか一年で、建築廃材などのがれきについて、神戸市内の処理量の四分の一を請け負っていたことが八日、分かった。また、旧御影工業高校跡地の土壌処理や神戸空港建設工事ではスーパーゼネコンの下請けに入るなど同市の巨大プロジェクトに絡む工事にも次々と参入。神戸地検特別刑事部は、あっせん収賄容疑で逮捕した神戸市議の村岡功容疑者(68)の政治力を背景に業績を伸ばしたとみて、参入経緯などを詳しく調べる。
神戸市によると、市内には産業廃棄物の最終処分場を持つ業者は四社、中間処理施設で四十七社あり、収集運搬も含めると約二千八百社が許可業者となっている。
建築廃材などがれきの年間処理量は約百十万トン前後。再逮捕された社長の産廃処理会社は〇一年の設立時に約二十七万四千トンを処理し、神戸の約25%を占める。その後も約十八万トン(〇二年度)▽約二十三万トン(〇三年度)▽約二十九万トン(〇四年度)と請け負い、少なくとも市全体の約六分の一を確保してきたという。
産廃処理会社の取引先には複数のスーパーゼネコンが名前を連ね、〇二年度には土木工事で同市の登録業者に。〇四年度には神戸市の指名業者となり、同市中央区の磯上通整地工事やポーアイ沖地区再生水管敷設工事などを落札するなど事業を拡大していった。
さらに、旧御影工業高校跡地の鉛除去の入札工事を落札。神戸空港建設に絡んでは、スーパーゼネコンが受注した神戸空港の護岸築造工事の下請けに入っており、複数の産廃業者は「村岡市議の力なくして、これほどの仕事はできない」と指摘している。
特刑部は、産廃処理会社が設立以降、急成長した背景には村岡容疑者の口利きがあったとの見方を強めており、逮捕容疑の三百万円以外にわいろが渡っている可能性があるとみて、産廃処理会社の金銭の流れについて調べている。
289
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/10(月) 23:14:31
神戸汚職、村岡容疑者の長男の市議立件へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060410-00000304-yom-soci&kz=soci
神戸市の産業廃棄物処理施設の許可を巡る汚職事件で、あっせん収賄容疑で逮捕された同市議・村岡功容疑者(68)の長男の同市議(45)が、村岡容疑者とともに大手産廃業者による施設設置の許可が受けられないよう妨害工作に加担していた疑いが強まり、神戸地検特別刑事部は10日、長男を共犯として同容疑で立件する方針を固めた。
また、長男が贈賄容疑で逮捕された産廃会社「大本紙料」社長・大本明秀容疑者(53)側から1500万円を借りていたことも判明。地検は、金の流れを調べるとともに趣旨や経緯について、詰めの捜査を進めている。
地検は、産廃会社「セーフティーアイランド」元社長・北尾夏樹被告(60)(贈賄容疑で逮捕)と大本容疑者から約300万円を受け取ったとするあっせん収賄容疑で村岡容疑者を逮捕した際、長男の事務所などを捜索するとともに、長男からも連日、参考人として事情聴取している。
さらに、大手産廃業者が六甲アイランドでの施設設置について、市に事前相談するなどしていた01年夏ごろの状況を市関係者からも説明を受けている。
その結果、長男が「六甲アイランドが、ごみの集積場となる」などとして、反対の署名運動をしたり、住民にビラをまいたりしていたことが判明。01年12月には、大手産廃業者を議員控室に呼びつけ、計画を白紙撤回するよう要求していたこともわかった。
こうした活動を受け、計画地の道を挟んで隣接する自動車会社は02年5月、「周辺の同意なしに許可しないでほしい」との陳情書を市に提出している。
地検は、村岡容疑者親子が共謀した疑いが強いと判断。村岡容疑者が神戸市に、長男が地元を中心にそれぞれ、許可を受けられないよう働きかけるなど、役割分担したとの見方を強めている。
また、長男が反対運動を始めた約1年後の02年の秋から冬にかけて、大本容疑者側から計1500万円を借りていた。借用書も作成されたが、現在も未返済のまま。
地検もこうした事実についても把握しており、長男に説明を求めるとともに、大手産廃業者への反対運動との関係について、慎重に調べている。
(読売新聞) - 4月10日14時37分更新
290
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/10(月) 23:15:26
神戸汚職・ドン逮捕:/下 会見に応じず、沈黙守る市長 /兵庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060409-00000196-mailo-l28
◇市民不在の蜜月を象徴
神戸市議、村岡功容疑者(68)=自民党を離党=が神戸地検にあっせん収賄容疑で逮捕された5日、同市の矢田立郎市長は、物流に関する政策提言を関係省庁にアピールするため、東京・霞が関にいた。「驚いている。(地検の捜査中なので)コメントは控える」。市政に大きな影響力を持った村岡容疑者の逮捕だが、矢田市長はわずか4行のコメントを文書で出しただけだった。同日夜に神戸に戻ったとされるが、市役所に姿を現すこともなかった。報道各社が会見を申し入れているが、「職員が逮捕されているわけではない」と、いまだに応じていない。
◇
神戸市長は戦後、4代続けて助役経験者が就いてきた。背景には「話の通じやすい」市長を望む市議会の意向が強く働いていた。
1947年以降、16回あった市長選の平均投票率は約35%。93年に20・43%という低投票率を記録したこともあり、政党の組織票が当落の行方を左右した。与党市議の一人は「ぼくらが協議して(市長を)決める」と豪語する。
矢田市長は、市保健福祉局長や助役を歴任し、01年10月、自民、公明両党などの支援で初当選した。2期目を決めた05年10月の市長選では、自民党市議を束ねる村岡容疑者が支援の先頭に立った。
「矢田さんは腫れ物に触るように村岡さんと付き合ってきた。庁内ですれ違ったときもわざわざ握手したりね」(保守系市議)。昨年3月、神戸空港旅客ターミナルビルからの眺望が不十分として、村岡容疑者らから屋上に展望施設の増築を求められた際も、矢田市長は難色を示しながら、最終的に要求に応じた。
矢田市長にとって、村岡容疑者が自らの選挙戦を左右する存在だったように、他の市幹部にとっても、村岡容疑者は欠かせない存在だった。「党内の『うるさ型』の市議をまとめてくれる村岡さんを通すと、予算などの話もすんなり進むことが多かった」。幹部の一人はそう打ち明ける。
◇
村岡容疑者の顔色をうかがいながら、実はその「力」を利用してきた神戸市政。いまだに事実上の沈黙を貫く矢田市長の姿は、村岡容疑者と市政の間に続いた、市民不在の蜜月を象徴しているように見える。
(この企画は堀雅充、坂口雄亮、竹内良和が担当しました)
〔神戸版〕
4月9日朝刊
(毎日新聞) - 4月9日15時1分更新
291
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/10(月) 23:18:12
神戸市議汚職 村岡容疑者、空港ビル設計に圧力
2006/04/10
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000017153.shtml
産業廃棄物処理施設の建設をめぐるあっせん収賄事件で逮捕された神戸市議村岡功容疑者(68)が、二月に開港した神戸空港の旅客ターミナルビルについて、着工から半年後、土台部分が既にできているのに、三階建てから四階建てに設計を変更し上積みするよう、神戸市幹部らを怒鳴りつけるなどして圧力をかけていたことが、十日までに分かった。村岡容疑者らの要求の後、ビルの設計が突如変更され、不自然さを指摘する声が出ていた。
「三百六十度の眺望といったではないか」。昨年三月、村岡容疑者は市役所内の会議室で、担当幹部らを前に、設計変更を迫った。三階建てのターミナルビルは高さ十七メートル。一方、北側に隣接するポートライナー神戸空港駅の駅舎は十九メートル。ターミナルビルの最大のセールスポイントだった海からの夜景が、駅舎で遮られることが分かり、村岡容疑者はターミナルビルの上積みか、駅舎の屋根を削ることを求めたという。
このやりとりの後、神戸市は上積みを決定。幹部らが市役所二十八階の自民党市議団の会派控室を訪れ、村岡容疑者に変更を報告した。
眺望の問題は、別の与党会派の市議が直前の本会議で質問したのが発端だった。関係者によると、村岡容疑者が「この問題は徹底的にやるべきだ」と執着し、市幹部や市の外郭団体の神戸空港ターミナル会社幹部を呼びつけては「言うことを聞かないなら辞めてしまえ」などとののしり、変更を求めていたという。
この結果、工事費は十億円近く膨らんで約五十億円になった。神戸市は「駅舎との調整をしておけばよかったが、設計書では眺望の問題は分からなかった。あくまでも指摘だったと思う」と“圧力”ではないことを強調していた。
292
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/15(土) 01:00:20
村岡容疑者、産廃業者に影響力 「阪神・淡路」が契機
2006/04/14
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000018755.shtml
産業廃棄物処理施設の許可をめぐる汚職事件で、あっせん収賄容疑で逮捕された神戸市議村岡功容疑者(68)は、一九九五年の阪神・淡路大震災で出た大量のがれき処理を取り仕切ったことをきっかけに、産廃業界に大きな影響力を持つようになったことが十四日、関係者の話で分かった。震災後、行政への要望が増えたため、強力な後ろ盾を求めた産廃業界。その要望を通すことで資金提供を受けた村岡容疑者。両者の思惑が一致して、「業界のドン」として力を持つようになったとみられる。
震災では約二十五万棟が全半壊し、兵庫県内全域で約二千万トンのがれきが出た。神戸市内のがれき約八百万トンは、大半が中間処理されず、そのまま同市の最終処分場「布施畑環境センター」に埋め立てられた。
このとき、村岡容疑者は、震災がれきを収集、運搬する業者を取り仕切ったとされ、ある元市議は「地元だけでなく、大阪の業者にも二割増しぐらいの料金で請け負わせていた」と話す。
また、ある廃棄物処理業者は「産廃業界は、震災時にがれき処理に奔走し、行政に大きな恩を売った。それ以降、『仕事を回して』と市当局に要望するようになり、それが実現しやすいよう、後ろ盾が必要となった」と業者側から村岡容疑者にすり寄ったと説明する。
ここ数年は、「村岡市議に頼めば仕事を回してもらえる」というのが業界の常識という。「カネを払う力がある業者は、情報をもらったり、担当者の紹介を受けたりして仕事量が増えている」と明かす。
村岡容疑者は、企業や商店などから出る一般廃棄物の収集運搬業者二十二社でつくる事業組合の顧問を務め、同組合は顧問料として自民党中央支部第一分会へ政治献金の形で二〇〇三、〇四年に各九十六万円を提供。同支部からほぼ全額が村岡容疑者の後援会に寄付されている。
293
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/15(土) 01:00:57
神戸市議汚職で矢田市長会見 独自調査に慎重姿勢
2006/04/14
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000018589.shtml
あっせん収賄の疑いで神戸市議の村岡功容疑者(68)が逮捕された事件を受け、同市の矢田立郎市長が十三日、逮捕後初めて記者会見し、職員の不正加担を否定するとともに、一連の疑惑解明に向けた独自調査について慎重な姿勢を示した。また、市議らの口利きなどを検証するため、弁護士らでつくる公正職務検討委員会(コンプライアンス委員会)を四月中に設ける、と発表した。
村岡容疑者からの働きかけについて矢田市長は、「圧力と感じた職員がいるかもしれないが、全体として不正な対応はない」と断言。自身への働きかけも否定した。
しかし、市の要綱改正で圧力をかけたとする逮捕容疑との食い違いを指摘されると、「捜査中なので詳しくは言えない」などと繰り返した。
事件以外に村岡容疑者からの圧力があったとされる疑惑については、「幹部、上司が常に指導しており、(働きかけが)あれば話をするよう指示している。ないと信じている」と述べるにとどまった。
新たに設けられる検討委は、弁護士や学識経験者ら五人程度で構成。市議の口利きの具体例を集め、現行制度の見直しなど対応を論議する。
294
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/15(土) 01:02:59
なかなかここまであらゆる圧力をかけてるのも珍しく。
村岡容疑者、環境5事業で圧力 神戸市議汚職
2006/04/13
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000018219.shtml
あっせん収賄の疑いで逮捕された神戸市議の村岡功容疑者(68)が、「市資源リサイクルセンター」(同市西区)の運営団体の変更をはじめ、環境局関連で疑惑が浮かんでいる五事業すべてにおいて、担当職員を詰問するなど、高圧的な口利き行為をしていたことが十二日、市関係者の証言で分かった。いずれも市会で有利な答弁を引き出した後、議員団室に職員を呼び出し、詳細を詰める形で圧力をかけていたという。
個別の業者名などは挙げていなかったが、対応次第では、その後の市会で同じ事業に関する質問が繰り返されており、議会と議員団室を巧みに使った“二重交渉”の実態がうかがえる。こうした構図は神戸地検特別刑事部も把握しており、関係資料を押収するなどして調べている。
五事業は、逮捕容疑となった産業廃棄物処理施設の設置許可のほか、市資源リサイクルセンターの運営変更▽ごみ収集事業の新規参入▽ごみ処分後の焼却灰の運搬業務入札▽家庭ごみ運搬の中継業務入札。証言によると、村岡容疑者の側近市議が、市会本会議や委員会で「効率化」「民間活用」などを掲げ、市当局を追及。「見直しを検討する」「前向きに考えたい」との答弁を引き出すと、村岡容疑者が後日、議員団室に担当者を呼び出し、見直し時期や内容などをただしていたという。
福祉団体から民間会社へ不自然な運営変更に介入した疑いのある市資源リサイクルセンターの場合も、二〇〇三年の決算特別委員会で別の議員が質問し、その後、村岡容疑者が職員を呼び出して、「どうなってるねん」「いつするんや」などと繰り返したという。
他の事業も同様に、議会の質問と、議員団室への呼び出しをセットに働きかけがあったといい、「市会で質問項目に上がると、今度はこれで団長(村岡容疑者)から呼び出されると分かる」(市幹部)ほどだったという。
295
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/15(土) 01:07:50
癒着が重くなりすぎただけ、ってことなんだろうか。
神戸市議あっせん収賄:自浄能力に募る不信 市長会見、「よく覚えていない」 /兵庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000267-mailo-l28
◇市民ら批判の声−−市議容疑の要綱改定経緯「よく覚えていない」
神戸市議、村岡功容疑者(68)=自民党を離党=の逮捕から1週間以上が過ぎた13日、矢田立郎市長が記者会見に臨み、事件について重い口を開いた。市内の産廃処理施設をめぐり、市の要綱を改定させた疑いがもたれる今回の事件。しかし、改定の経緯を「よく覚えていない」と述べるなど、捜査を理由に事件に関する具体的な言葉は一切なく、自浄能力に疑問を抱かせる会見となった。【坂口雄亮、武内彩】
矢田市長は会見の冒頭、「事件は遺憾」とするコメントを読み上げたが、これまでの報道機関の取材や、市議会代表者会議などでの発言と、ほとんど同じ内容だった。
村岡容疑者が逮捕された5日、矢田市長は東京から神戸に戻っても、神戸地検の捜索を受けるという非常事態の市役所に立ち寄らなかった。矢田市長は「寄る必要がなかった」とし、危機管理能力に疑問を残した。
事件に関する質問には「職員を信じている」「(村岡容疑者の)圧力に屈したことはない」と、詳しい説明はほとんどなかった。報道陣が発言の根拠を求める質問をしても、「(公務員に)法に触れるようなことがあってはならないのは当たり前」と答えるばかりで、最後まで根拠を示すことはなかった。
村岡容疑者との関係を問う質問も相次いだ。昨年3月、村岡容疑者に神戸空港旅客ターミナルビルの増築を強い口調で求められた際、矢田市長は要求を受け入れた。しかし「圧力というより、意見として受け入れた」と説明。また、市長選で村岡容疑者から全面的な支援を受けたことに対しては「広い層から支援を受けている」とかわした。
一連の発言に対し、市民からは批判の声が上がっている。同市中央区のの女性(38)は「内部でも調査し、説明責任を果たすべきだ」と指摘。同市西区の男性(64)は「時間がたてば市民が忘れるだろうとでも思っているのか」と憤った。
………………………………………………………………………………………………………
◇会見の一問一答
◆村岡容疑者との関係
――市長にとって村岡容疑者はどういう人か。
(市議会の中で)最大会派、与党会派の団長という点。そういう中で与党としての立場というものもあったのも間違いない。特別どうこうというふうな形で申し上げることはない。
――村岡容疑者から市長に働きかけはあったのか。
私にそういう話をしたことはありません。
――市長選では村岡容疑者に応援をされていたが。
自公民の支援を頂いたというのが選挙の状況。そういった点で政党支援を受けたのは事実。広い幅の中から支持を頂いたと思っている。
◆市職員への圧力
――実際の場面で議員からの圧力を感じたと言っている職員がいるようだが、どう思うか。
圧力に屈したわけではない。不正に対して職員が対応していることはない。職員を信じている。圧力という事象にならないような形をつくっていくために、コンプライアンス(法令順守)の委員会をつくろうとしている。
――幹部職員には働きかけがあったと把握しているか。
政策的なことのやり取りは考えられると思います。特別なことではないと私は思っています。
◆神戸空港疑惑
――空港のターミナルビルが3階から4階に変更になった件で村岡容疑者からの働きかけはあったのか。
神戸空港の大きな特徴として期待されている眺望が疎外されているという状況があるが知っているかと聞かれた。
――圧力と感じたか。
圧力というか、意見として言われたんじゃないかと思いました。
――最終的に受諾しているが。
結果として4階になっているわけですから、そういう点について諸条件にかなうかどうかの判断を、ターミナル会社を含めてやってきたということは確かです。
………………………………………………………………………………………………………
「裏の市長」と呼ばれた神戸市の村岡功市議が逮捕されました。神戸市政に対するご意見・情報をお寄せください。あて先は 〒650−0023 神戸市中央区栄町通4の3の5 毎日新聞神戸支局▽e-mail:kobe@mbx.mainichi.co.jp▽ファクス:078−371−7615
〔神戸版〕
4月14日朝刊
(毎日新聞) - 4月14日16時1分更新
296
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/21(金) 23:54:32
不起訴不当はアリな議決だと思うけど、そういう理由もあるのねー。
これは起訴もありうるような気がする、もう原田議員も山崎議員もカタがついてるし。
そういえば、東門氏は沖縄市長選に出るんだよな・・・。
古賀元議員の不起訴は不当 学歴問題で検察審査会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060421-00000205-kyodo-soci
「米ペパーダイン大学を卒業した」などと虚偽の学歴を公表したとして公選法違反(虚偽事項の公表)の疑いで書類送検された古賀潤一郎元衆院議員(48)を不起訴処分(起訴猶予)とした福岡地検の処分について、福岡検察審査会は21日までに、不起訴不当と議決した。
議決は20日付。同審査会は「米国の大学を巻き込み、日本の信用を失墜させかねない重大事案で不起訴は到底納得できない」とした。
福岡地検の中村明次席検事は「議決内容を検討して、再捜査する」とコメントした。
(共同通信) - 4月21日19時38分更新
297
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/26(水) 08:13:08
神戸市議汚職で地検 別の2市議立件視野 村岡容疑者再逮捕へ
2006/04/25
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000022717.shtml
あっせん収賄容疑で逮捕された神戸市議村岡功容疑者(68)が、神戸市資源リサイクルセンター(同市西区)の管理・運営をめぐっても、同市環境局職員に圧力をかけ、贈賄側の産廃会社の元社長容疑者(53)からわいろを受け取ったとして、神戸地検特別刑事部は二十四日までに、村岡容疑者をあっせん収賄の疑いで、容疑者を贈賄の疑いで今週中にも再逮捕する方針を固めた。また特刑部は、一連の汚職事件に、村岡容疑者の側近市議二人が関与した疑いが強まったとして、市議二人の立件を視野に詰めの捜査を進めている。
調べによると、市は同センターを当初、「福祉工場」と位置付け、福祉団体への管理・運営の委託を計画していた。しかし二〇〇二年三月以降、村岡容疑者の側近市議らが市会で強く変更を求めた。〇四年一月には、市が一転して民間業者への委託を決定。村岡容疑者が顧問の事業組合が、市に五千万円を支払う形で落札し、実際は産廃会社の子会社が請け負った。
これまでの特刑部の調べで、村岡容疑者は、市環境局幹部が市会の終了後などに議員控室に行くたび、「認めんからな」「知らん、勝手にせんか」などと激しい口調で詰め寄るなど、方針転換を迫っていたという。
容疑者は、同センターの業務が受けられるよう便宜を図ってもらう趣旨で、村岡容疑者に「数百万円を渡した」と供述しているといい、特刑部は、村岡容疑者がわいろを受け、同センターの業務を民間が受けられるよう市幹部に圧力をかけたとみて調べている。
一方、神戸市東灘区の産業廃棄物処理施設の設置許可をめぐるあっせん収賄事件で、村岡容疑者が贈賄業者から受け取っていた現金が計五百数十万円に上ることが二十四日、特刑部の調べで分かった。特刑部は二十五日、村岡容疑者をあっせん収賄罪で、容疑者と東灘区の産廃処理会社元社長、容疑者(60)=別の贈賄罪で起訴=を贈賄罪で起訴する。
特刑部はこれらの汚職事件に、村岡容疑者の側近市議二人が深くかかわった疑いがあるとみて、職務権限や金の流れなどを慎重に捜査している。
298
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/26(水) 18:00:51
中根さんと一緒かよ。
木俣参院議員を起訴猶予 名古屋地検豊橋支部
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060426-00000119-kyodo-soci
名古屋地検豊橋支部は26日、愛知県豊橋市内のクラブで女性従業員をけり、けがをさせたとして、傷害の疑いで書類送検された愛知県選出の木俣佳丈参院議員(41)=民主党を離党=を起訴猶予にした。
名古屋地検の津熊寅雄次席検事は処分理由について、女性のけがが軽く、示談成立で被害届が取り下げられているなどとした上で「改悛(かいしゅん)の情が顕著」とした。
調べでは、木俣議員は昨年12月29日夜、豊橋市内のクラブで30代の女性従業員の足をけり、約2週間のけがを負わせた疑い。
(共同通信) - 4月26日16時16分更新
299
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/27(木) 20:12:12
木俣参院議員の傷害:起訴猶予 民主県連「改めて襟正す」 区切りつけ再生へ /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060427-00000001-mailo-l23
飲食店で女性にけがを負わせたとして、傷害容疑で書類送検された木俣佳丈参院議員(41)が26日起訴猶予となったことを受け、同議員が副代表を務めていた民主党県連の関係者からは、来春の統一地方選を控え、「改めて襟を正す機会にしたい」という声が出た。
民主党県連の塚本久幹事長は「離党したとは言え、うち(党)にいた人だから、刑事事件にまでならずに良かった、という気持ちはある」と語った。一方で「我々は選ばれる立場。一般の人以上に襟を正さなければならない。これを機に、統一地方選の候補予定者には、一挙手一投足に気を配るよう求めていきたい」と気を引き締めた。
「やってはならんことをやったという事実は消えない。しっかり襟を正して地に足つけて、期待に応えるようにしてほしい」。片桐清高・県議団長は木俣議員に反省を求めつつ、「党も小沢一郎代表のトロイカ体制で再出発している。(起訴猶予を)一つの区切りにして、さらに前を向いていきたい」と述べ、メール問題など不祥事が続いた党の再生に意欲を見せた。
選挙を控えているとあって、自民党県連からも神妙な声が。あるベテラン県議は「我々も、酒席の場に行くことは多い。スキャンダルに巻き込まれたり、起こしたりしないよう、身を処していかなければ」と語った。
◇木俣議員の話
大変ご迷惑、ご心配をお掛けいたしました。今後は、よりよい国政の実現のために誠心誠意尽力したい。
4月27日朝刊
(毎日新聞) - 4月27日11時1分更新
300
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/27(木) 22:43:34
これってどう評価すればいいのかな。
都議に働きかけ依頼、イーホームズが検査機関申請時に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060427-00000215-yom-soci
耐震強度偽装事件で逮捕された民間の指定確認検査機関「イーホームズ」(東京都新宿区)社長の藤田東吾容疑者(44)が2001年、確認検査機関の指定を申請した際、吉原修・東京都議(50)(自民)に国土交通省への働きかけを依頼していたことがわかった。
吉原都議は働きかけを認め、「軽はずみな行動だったかもしれない」と話している。
吉原都議によると、藤田容疑者から「申請した確認検査機関の指定が下りずに困っている。いつになるか聞いてほしい」と依頼を受け、国交省に出向き、建築指導課の担当者に「早く指定して欲しい」と話したという。
吉原都議は、自民党衆院議員の伊藤公介・元国土庁長官の元秘書で01年6月に初当選し現在2期目。藤田容疑者からは、自らの資金管理団体などに02年に計36万円、03年に計39万円、04年に計326万円の献金を受けている。
吉原都議は「藤田容疑者は十数年来の友人なので力になりたかった」と話している。一方、国交省によると、イーホームズは2001年11月8日に申請、同年12月21日に指定を受けたが、「指定まではごく平均的な日数」としている。
(読売新聞) - 4月27日22時19分更新
301
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/29(土) 00:16:20
ひどいなぁ・・・。プロレスラーの中でも特に悪質なんじゃない、こいつ。
次は公認与えないでほしい。
大仁田議員:「場外乱闘」で対戦相手に賠償命令 東京地裁
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060429k0000m040104000c.html
大仁田厚参院議員(48)とプロレスの試合をした際、セコンドについた中牧昭二公設秘書から場外で暴行を受けたとして、プロレスラーの渡辺幸正さん(39)が、大仁田議員と中牧秘書に1500万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は28日、78万円の支払いを命じた。野村高弘裁判官は「秘書の暴行は不法行為で、大仁田議員には使用者責任がある」と述べた。
判決によると、渡辺さんと大仁田議員は03年4月27日、東京都内のリングでタッグマッチで対戦、渡辺さん組が勝った。試合内容が打ち合わせと異なったため渡辺さんが大仁田議員に近寄ったところ、中牧秘書らに押し倒されて顔をけられるなどし、1週間のけがをした。判決は「無防備な姿勢の原告をけりつけた秘書の暴行は正当化できない」と指摘した。
中牧秘書はプロ野球巨人軍の桑田真澄投手の暴露本で話題になった。【高倉友彰】
毎日新聞 2006年4月28日 20時52分
302
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/05/02(火) 00:57:02
神戸市議汚職 贈賄業者1億円荒稼ぎ
2006/04/30
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000024627.shtml
神戸市内の家庭や会社から出される資源ごみを一括して再資源化する「神戸市資源リサイクルセンター」(同市西区)をめぐる汚職事件で、贈賄容疑で再逮捕された産廃処理会社・元社長容疑者(53)が、同センターの管理・運営を実質的に取り仕切り、再資源化されたアルミの販売などで二年間に約一億円の利益を上げていたことが二十九日、神戸地検特別刑事部の調べなどで分かった。同センターの実際の仕事は、下請けの別会社と神戸市が契約した障害者が担当しており、容疑者は同センターの仕事を落札しただけで、市民が分別したごみから生まれる利益を得ていた。
調べによると、神戸市は当初、同センターを福祉団体が運営する「福祉工場」にする計画だった。しかし、あっせん収賄容疑で再逮捕された神戸市議村岡功容疑者(68)らの圧力で二〇〇四年一月、突然、民間委託に変更された。
同年四月に実施された業務委託(入札方式)には八社が参加し、村岡容疑者が顧問の「環境共栄事業協同組合」(二十二社)が、市に五千万円を支払う異例のマイナス受注で落札した。二番手もマイナス四千九百九十万円を提示した大本紙料だった。
同組合には、容疑者が当時社長を兼務していた子会社が加盟。容疑者は、同センターの管理・運営を子会社で独占し、実際の業務は神戸市内の管理会社に約四千万円で請け負わせた。また資源ごみを種類別に手で選別する部門は、神戸市が福祉団体に直接委託し、障害者二十八人分の人件費など(二年間で約二億円)は市が払っていた。再資源化されたアルミやスチールの販売権は、組合に月五万円の手数料を支払うだけで、子会社が手にした。
この結果、子会社はアルミなどの販売で〇四年度に約一億三千万円、〇五年度は約一億六千万円を売り上げたとみられる。管理会社への委託費や市へ支払う金額などを差し引いても二年間で約一億円の利益が上がったという。特刑部は、こうした“錬金術”の仕組みとともに、金の流れの解明を進めている。
303
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/05/06(土) 22:46:27
神戸市議逮捕1カ月 大平光代・元大阪市助役に聞く
2006/05/05
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000026686.shtml
神戸市議村岡功容疑者(68)逮捕から五日で一カ月。一連の汚職事件は、行政に介入する議員の「口利き」が焦点となっている。口利き問題をめぐる議会との対決から、昨秋、大阪市助役を辞任した弁護士の大平光代さん(40)=が神戸新聞社のインタビューに応じ、「大阪と構造は同じ。非常に根深い問題」と述べた。神戸市が「圧力はなかった」とする姿勢を疑問視し、「自浄能力を示せていない」と指摘した。
大平さんは事件について「表に出ているのは氷山の一角だろう。市と議会の体質の問題。市が『圧力や不正はない』と言い張るのにはあきれた。しっかり見据えないと、腐敗の構図が続く」と警鐘を鳴らした。
また、「(神戸と)似たような状況は日常茶飯事だった」と、大阪市で助役を務めた一年十カ月を振り返る。「公共事業の契約方法について一見、正論を言って変更させる。背後には業界の意向があり、特定の業者が得をする。人事に口出しすることもしょっちゅうだった」と明かした。
市と議会の改革は「一筋縄ではいかない」とし、「役所は失敗を表ざたにしたくない。議員は『議会で追及しない』ことをたてに駆け引きする」と指摘した。
村岡容疑者の再逮捕容疑となった市資源リサイクルセンターの委託先変更をめぐっても、村岡容疑者の「予算を通さない」という趣旨の発言が影響した、とされる。
「議案の否決は議会の意思表示で、そこから練り直せば済むのに、役所は『不細工なこと』と避けたがる」。行政の透明性が最大の解決策だと主張する大平さんは、「大阪も全国的な批判を浴び、関(淳一)市長が改革を打ち出してようやく緒についた。市長が変わらなければ何も変わらない」と、トップの姿勢の重要性を強調した。
304
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/05/06(土) 22:50:32
地方議員の役割ってなんなんだろうと思う。
自浄能力がききにくい構図になっているような。
地方の「自民党」をぶっ壊したらだいぶ変わるけど。壊せないし、壊したら日本じゃなくなる?
絶えぬ議員の口利き 違法性認識なさにあ然
2006/05/05
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000026676.shtml
大阪市の元助役で、議会改革に取り組もうとして猛反発を受けた弁護士の大平光代さん(40)。助役時代の経験を神戸の事件と重ねながら、「改革には積み重ねてきたものをひっくり返すパワーがいる」などと語った。主な内容は次の通り。
-神戸市議汚職事件をどうみる。
「本当にどこも同じだな、と。神戸市が『圧力を受けたことがない』としたり、村岡(功)容疑者が否認したりするのをみると、今後、改善されるのか懸念がある。市民の目に『どうせ変わらない』と映り、あきらめ感を生んでしまう。事件以上に根幹的な問題だ」
-大阪市も議員の口利きは多かったか。
「市議の仕事はそこにある、という感じ。背後には業界の意向があり、特定の業者が得をしている。職員も意図を分かった上で、会派や議員の『重いか軽いか』で対応を微妙に変えていた」
-議会改革への反発はどうだったのか。
「口利きの記録化を提案したら、議員の抵抗はすさまじかった。『あんたは弁護士やっとったらええやろ』と。つまり、辞めろと。『口利きにはいいものがある』との発言にもあきれた。当たり前だ。自らの職務に関する違法性について議員の意識はあまりにも低い」
「役所の体質も問題。議会との関係を少しでも変えようとすると、職員から『そこまでしなくても』とブレーキがかかる。何をおびえているのか。マインドコントロールされているようだった」
-改革には何が必要か。
「意識や体制を維持したままで、有識者による委員会を設置したり、口利きの記録制度をつくったりしても意味がない。市民やマスコミの厳しい批判など『外圧』か、トップによる人心一新か。積み重ねてきたものをひっくり返すにはパワーがいる」
-具体的には。
「役所は政策の失敗や手続きミスを表ざたにしたくない。議員は『議会で追及しない』ことをたてに駆け引きする。すべてオープンにすれば議員の優位性はなくなる。議員もどんな業者の顧問をしているのか、献金状況などを含め公開すべき」
「選挙制度にも疑問を感じる。一選挙区から同じ会派の複数の議員が出るため、地盤や業界、各団体の利益代表になっている。市全体の政策議論ができない。特に政令市のような大都市は選挙制度を見直すべきではないか」(聞き手 徳永恭子)
大平光代さんと大阪市議会の口利き問題 2003年12月、弁護士活動を一時休止し、大阪市助役に就任。市政改革を公約に掲げた関淳一市長の目玉人事だった。05年10月、職員厚遇問題の責任を取った関市長の辞任、出直し選への立候補に伴い、助役を辞任。再選された関市長の意向でいったん、市の法律顧問への就任が発表されたが、市議会の強硬な反発に遭い辞退した。その後、助役辞任の理由として、市議の口利き問題に手をつけたところ、一部の議員から発言が封じられたことなどを挙げた。現在、大阪市内の法律事務所に所属。西宮市出身。
305
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/05/14(日) 00:13:17
村岡を切れば浄化すんのかな?
村岡容疑者に自民市議団 除名視野退会迫る方針
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000030162.shtml
市議の村岡功容疑者による汚職事件で、同容疑者が所属する自民市議団は十二日、議員総会を開き、除名処分を視野に同容疑者に退会を迫る方針を確認した。逮捕後も会派残留を認める同市議団の姿勢に批判が強まる中、決別姿勢を鮮明にした格好だ。一方、会派として顧問弁護士を依頼することも決定。既に人選を進めており、議員活動に関する法律面のアドバイスなどを受ける。
村岡容疑者の扱いをめぐっては四月二十八日の本会議で議員辞職の勧告決議案が可決。同市議団も同容疑者の弁護士を通じて自発的な退会を再三求めているが、明確な意思表示はないという。
同市議団は当初、「本人が決めること」と推移を見守る姿勢だったが、事件に絡み複数の所属市議が地検の参考人聴取を受け、若手市議らから「今の状態では支持者に説明がつかない」などと批判が相次いでいた。
会則では除名処分時に本人の弁明を認めているが、これまでの交渉で弁明の機会はあったと判断。このまま退会などの意思表示がなければ、「起訴などのタイミングで処分を決める」という。
一方、会派として依頼する顧問弁護士は一人。神戸地検による市議団室の捜索などを受け、会派全体が混乱したことを重視。法律上のトラブルや、支持者からの相談、所属市議に対する中傷などにも対処していく。
平野昌司団長は「村岡さんの利得が絡んだ案件で、関連の質問や発言をした所属議員が迷惑している。事件とは無関係であり、会派としてきちんと態度を決めることにした」と話している。
306
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/05/16(火) 17:00:59
北村→久間 ?
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0605/060516-2.html
307
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/05/18(木) 12:19:27
なぜ辞職勧告とか受けて、さらにはこういうことになってしまったの。
苫小牧・桜井市長がわいせつ行為 飲食店で女性触る 被害者、近く告訴 2006/05/18 07:02
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060518&j=0022&k=200605188780
【苫小牧】苫小牧市の桜井忠市長(52)が5日未明、同市内の飲食店内で、40歳代の同店経営者の女性に対し、体を触るなどのいかがわしい行為をしたとして、この女性は17日までに苫小牧署に被害を届け出た。桜井市長は北海道新聞の取材に対し、「過ちだった」と事実関係を大筋で認めている。被害に遭った女性は近く刑事告訴する意向で、市長自身の進退問題に発展しそうだ。
この女性や現場を目撃した関係者によると、桜井市長は四日夜遅く、同市の男性幹部職員一人を伴ってこの飲食店を訪問。五日未明になって経営者の女性が店内のボックス席でうたた寝をしていたところ、市長が隣に座り、自分の上着を女性の腰のあたりに掛けて下着に手を入れ、女性の下腹部を触るなどした。
この女性が「何をやっているんですか」と怒ったところ、市長は、女性に口外しないことを懇願したという。当時、店内にはこの女性のほかに女性店員二人と客がいて、市長はかなり酒に酔っていたという。
その後、市長はこの女性に対し、自らの行為をわびるとともに、「百万円払うから許してほしい」と申し出たが、女性は「保身のため、お金で解決しようとした点は許せない」として、苫小牧署に告訴することにした。
桜井市長は、同店の常連客で、女性の体を触ったかどうかについては「全く何もないと言うつもりはない」と答えている。
桜井市長は室蘭市出身。苫小牧市議を二期目の途中で辞職、自民党の推薦を受けて二○○三年四月の市長選に立候補、五選を目指した現職の鳥越忠行氏を下し、初当選した。○四年三月には同市議会が「指導性、主体性、資質、信念が欠落」などとして辞職勧告決議案を賛成多数で可決している。
308
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/05/25(木) 13:53:37
怠業はだめだけど、口封じしてるだけにも思えるが。
職員は家に帰ってから書き込むべし。
神戸市庁内LAN「2ちゃんねる」接続ダメ
2006/05/24
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000037498.shtml
神戸市が職員向けの庁内LAN(構内情報通信網)で、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」への接続を制限していることが24日、分かった。市側は「適正な職務のため」と説明するが、市議による汚職事件関連の掲示板には、市関係者のものとみられる書き込みが相次いでおり、庁内情報“流出”を防止するための措置ともとれる。
市によると、市幹部からの指摘を受け、今月十八日から接続を制限。職員が庁内LANを使って「2ちゃんねる」につなごうとすると、「アクセスログを記録しました。履歴を公表することがあります」などの警告文が表示される。
同事件関連の掲示板には、市職員しか知りえない情報が、ほぼリアルタイムで書き込まれるケースもあり、職員の間でも“庁内情報”として広まっていた。
庁内LANは市役所や区役所などの職員約六千人が利用。市情報化推進課は「これまでにもアダルト関連への接続を制限している。職務に関係のないサイトを勤務中に見る必要はないと判断した。今回の事件とは関係はない」と説明している。
同掲示板をめぐっては、逮捕前の村岡功被告(68)も相次ぐ書き込みに対し、名誉棄損で告訴する準備を進めていた。
309
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/05/26(金) 01:45:22
ここも首が危ないな。
パーティー券:購入強制の郡山市部長ら14人送検 福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060526k0000m040084000c.html
福島県郡山市の原正夫市長の後援会が今年2月8日に同市で開いた「新春の集い」のパーティー券購入を部下に呼び掛けたとして、県警捜査2課と郡山署は25日、藤田憲一郎前総務部長(59)=現税務部長=ら当時の市部局長14人を政治資金規正法違反(公務員の地位利用)容疑で福島地検郡山支部に書類送検した。また、原市長の義弟の後援会事務局次長(60)ら後援会幹部2人も同法の告知義務違反容疑で書類送検した。
調べでは、藤田前総務部長は1月31日の庁内の会議前に、部局長13人にパーティー券購入を要請。各部局長らとともに部下に購入を呼び掛けた疑い。また、後援会幹部2人は、政治資金パーティーであることをパーティー券に明示せず販売した疑い。
藤田前総務部長は、当時の秘書課長に購入希望の取りまとめを指示し、課長級以上127人のうち91人が購入した。パーティー券は、1枚3000円で約1万枚販売され、同後援会には約1600万円の収益があった。【福沢光一】
毎日新聞 2006年5月25日 20時24分
310
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/05/26(金) 02:41:09
江島市長→安倍 ではあるけどもねぇ・・・。
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0605/060510-2.html
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0605/060516-4.html
町村?
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0605/060516-3.html
311
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/07(水) 20:43:04
>>298
本決まり。
女性への暴行:中根衆院議員、起訴猶予処分 東京地検
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060608k0000m040077000c.html
東京都豊島区の飲食店の女性店主に暴行を加えたとして傷害容疑で書類送検された自民党の中根一幸衆院議員(36)=比例北関東ブロック=について、東京地検は7日、起訴猶予処分とした。「暴行の内容が軽微で示談も成立し、被害者が重い処分を望んでいない」と判断した。
中根議員は昨年12月16日未明、豊島区池袋の飲食店で女性店主の手首をつかむなどして全治1週間のけがを負わせたとして、店主から被害届が出された。【篠田航一】
毎日新聞 2006年6月7日 20時12分
312
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/08(木) 19:30:54
豊郷町長敗訴が確定 小学校旧校舎の解体強行
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060608-00000163-kyodo-soci
裁判所の仮処分決定を無視し、滋賀県豊郷町立豊郷小の旧校舎解体を強行したとして、住民らが大野和三郎町長に町への損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(泉徳治裁判長)は8日、町長の上告を退ける決定をした。校舎損壊を違法と認め、町長に350万円の支払いを命じた昨年12月の2審大阪高裁判決が確定した。
1、2審判決によると、大野町長は2002年12月20日、大津地裁が前日に豊郷小旧校舎解体を差し止める仮処分を決定したのに、業者に指示して旧校舎の窓ガラスなどを破壊した。
1審大津地裁(昨年7月)は賠償額を175万円と算定したが、2審は行政手続きの違法も指摘し、増額した。
(共同通信) - 6月8日16時55分更新
313
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/08(木) 19:35:13
水谷建設と亀井
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0605/060531-6.html
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0606/060607-3.html
314
:
小説吉田学校読者
:2006/06/10(土) 10:32:51
>>313
いや、これが亀井さんかどうかは知りません。
話は変わりますが、いつ、Sをやるのでしょうか。もうずーーーーーっと、某県では底流に流れております。いつやるんだ。
いろんな事情もあって、Kは政治家以外のK、新人政治家のKに至るのではないかという噂もあります。梅雨ではない○○明けではないかとも。だいたい某県が、パーんと土地を提供する篤志家然した自治体だとでも本気で思っているんでしょうか、マスコミは、5月の段階で。○○明けなんじゃないの?本当は。
315
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/11(日) 12:50:58
>>314
論談は、国会議員とのつながりでいうと、水谷建設と亀井を主につなげているようです。
実際は、佐藤知事の線がメインなのかもしれませんが、
大手ゼネコン・中堅ゼネコン・サブコンといったところや、知事・衆院議員・参院議員、電力会社などいろいろかかわっていて、こんなのどこまで出てくるのかわからないですね。
佐藤知事を中心とした共謀という感じはあまりせず、水谷建設を金づるに、大きくかかわっていた人・そうでもない人くらいのことなのかなという印象ですが。
どこかに突破口が開かれれば、うわさ・風評が一挙に表に出てきそうですね。
316
:
小説吉田学校読者
:2006/06/11(日) 18:58:34
いや、これが亀井さんかどうか、水谷建設かどうかは知りません。
話は変わりますし、実際、異聞・外伝の類になるんですが、風評が一挙に出るとなると、この疑惑も出てくるのでありますが、本当に遊休地を高値で買ってくれる篤志家然とした自治体とでも思っているんでしょうか、マスコミは。
で、これまた高値で買ってくれる篤志家然とした某財団法人があるとでも思っているんでしょうか。
そこで、「地元と交流」とかいう美談仕立ての記事をしていいんでしょうか?
317
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/11(日) 21:07:56
>>316
いや、論談がそういう意味で書いているのは確かだということです。
吉田学校さんの意図はわかりました。
(何かのパスティーシュなんでしょうか・・・?)
下のは、何でしょ?
こういうところに書いた文でも、腹を探られたりすることあるんでしょうかねぇ。。。
(時々、そんなんだったら、あんまりきつい表現避けたほうがいいかなと思うので。)
318
:
小説吉田学校読者
:2006/06/12(月) 21:48:00
いやあ、田舎は怖いから(笑)
でもまあ、「経済の中心部」関連を責めるか、「海沿いの遊休地」を責めるか、「その中間」を責めるか。どれかで話は変わります。「海沿いの遊休地」なら、とんでもない大騒ぎになることは確実。なんと、当該自治体に入るかは要らないかはっきりしない時点で騒いでいる私だ。
319
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/12(月) 23:09:02
>>318
田舎は怖いというのはわかります。
村岡功被告が入院 神戸拘置所で聴取中倒れる
2006/06/12
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000049695.shtml
神戸市議汚職で、あっせん収賄罪などで起訴された元同市議の村岡功被告(68)が十一日、収容先の神戸拘置所(神戸市北区)で倒れ、同市内の病院に搬送された。命に別条はなく、入院して様子を見る。
同拘置所によると、村岡被告はこの日午後、神戸地検の聴取を受けていたが、途中で「気分が悪い」などと申し出た。このため、聴取を取りやめ。午後三時すぎ、いすから立ち上がった際、そのまま倒れたという。
倒れた後も意識はあるという。同被告は、高血圧などの持病があったという。
村岡被告は四月五日、神戸・六甲アイランドの産業廃棄物処理施設をめぐり、業者の新規参入を妨害する目的で市幹部らに働きかけて市の要綱を改正させ、業者から現金を受け取ったとして、あっせん収賄容疑で、同地検特別刑事部に逮捕され、同二十五日に起訴された。
同二十八日には、同市資源リサイクルセンターの管理・運営先をめぐり、市に圧力をかけて委託先を変更させ、業者から現金を受け取ったとして、同容疑で再逮捕。五月十九日、受託収賄罪に切り替えて追起訴された。今月七日、村岡被告は責任を取って議員辞職した。
320
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/18(日) 01:18:03
神戸産廃汚職、長男市議に別の2000万円渡す
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20060617p301.htm
◆贈賄被告が供述
前神戸市議・村岡功被告(68)らによる汚職事件で、贈賄側の産廃処理会社「大本紙料」の元社長・大本明秀被告(53)が神戸地検特別刑事部の調べに対し、起訴されたわいろ以外に、2000万円近くを功被告の長男で、同市議・龍男被告(45)に渡した、と供述していることがわかった。功被告が大手産廃業者の進出妨害に絡む見返りに大本被告らから600万円を受け取ったのと同じころで、地検は、慎重に捜査を進めている。
大手産廃業者の神戸・六甲アイランドへの進出を巡っては、市に阻止するよう要求するなどした謝礼に功被告が03年5月、大本被告と別の産廃会社元社長・北尾夏樹被告(61)から計600万円を、龍男被告は02年10月と12月、計1500万円を受け取ったとしてそれぞれあっせん収賄罪で起訴された。
地検はほかにも村岡父子側への資金提供がなかったか大本被告を追及したところ、03年4月ごろ、龍男被告に2000万円近くを手渡したことを認める供述を始めたという。地検は、一連の大手産廃業者の施設設置を妨害した見返りの可能性もあるとみて、2000万円の趣旨や使途などについて功、龍男両被告を追及する。
(2006年06月17日 読売新聞)
321
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/18(日) 01:20:10
村岡被告親子に贈賄業者からさらに2000万円
2006年06月17日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200606170041.html
神戸市議の口利きをめぐる汚職事件で、元神戸市議の村岡功被告(68)=あっせん収賄罪などで起訴=と、長男で同市議の龍男被告(45)=同罪で起訴=が市側への口利きの見返りに、贈賄側の産廃処理会社元社長からさらに現金約2千万円のわいろを受け取っていた疑いの強いことが、神戸地検特別刑事部の調べなどでわかった。同地検は、この現金の受け取りについて、両被告をあっせん収賄容疑で立件する方針。
同地検の調べや関係者の話によると、功被告が当選した03年4月の神戸市議選で、功被告の後援会の運動員ら10人が公職選挙法違反(詐偽投票など)の罪で略式起訴された。両被告は、この10人分の弁護士費用として約2千万円を産廃処理会社「大本紙料」(神戸市東灘区)元社長の大本明秀被告(53)=贈賄罪で起訴=に再三要求し、大本被告が応じたという。
公選法違反事件の前の01年11月ごろから、大本被告は、同社近くに産廃の中間処理施設の設置を予定していた大手産廃会社に施設の設置許可を出させないよう、別の業者と2人で、功、龍男の両被告に依頼。両被告は市職員らに働きかけ、02年12月に施設設置に関する市の要綱を変更させて許可が出ないようにし、大本被告ら2人から計2100万円を受け取ったとして、それぞれあっせん収賄罪で起訴されている。
同地検は、大本被告が支払った2千万円について、功、龍男の両被告が市に働きかけて要綱を改正させた後に大本被告に要求していることなどから、働きかけに対する謝礼だったと判断したとみられる。
功被告は今月11日、神戸拘置所(神戸市北区)で体調を崩して病院に入院中。同地検は回復を待って調べを進めることにしている。神戸地検は功、龍男の両被告による一連の贈収賄事件についていったん捜査を終えていたが、関係者の話などから両被告が大本被告に他にも現金を要求していた疑いが浮上した。
322
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/18(日) 01:21:06
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1149477510/
635 無糖派 ◆B3CMbEoo4o sage New! 2006/06/17(土) 17:34:03 ID:mzK99YGP
流れがわかりにくいので、読売・朝日の記事を整理しました。
1)2001/11、大本明秀・北尾夏樹が、大栄環境進出妨害を村岡功・龍男に依頼する
2)2002/10、村岡龍男が大本明秀・北尾夏樹から、大栄環境進出妨害に関して、計1,500万円の一部を受け取る
3)2002/12、神戸市は村岡父子の働きかけに応じて、環境保全審議会の答申を無視し、要綱を改変する
4)2002/12、村岡龍男が大本明秀・北尾夏樹から、謝礼として、計1,500万円の残金を受け取る
5)2003/04、神戸市議選で村岡功の後援会運動員10名が公選法違反(詐偽投票など)の罪で略式起訴される
6)2003/04、この弁護士費用として、村岡功・龍男が大本明秀から、約2,000万円を受け取る
7)2003/05、村岡功が大本明秀・北尾夏樹から、大栄環境阻止の謝礼として、600万円を受け取る
8)神戸地検特刑は、両被告をあっせん収賄容疑で立件する方針
636 無糖派 ◆B3CMbEoo4o sage New! 2006/06/17(土) 17:44:34 ID:mzK99YGP
そうすると、
①村岡父子が受け取った計4,100万円の全部または一部は市議選からみだったこと
②すでに立件されている受託収賄以外に、あっせん収賄で父子を立件する方針であること
③地検特刑は、村岡父子の財布と言われた大本からの金の流れを、さらに捜査していること
などが読み取れます。
ということは・・・盛山の公選法違反・拡大連座制適用も視野に入ったということですね、ミッションさん!
637 ミッショングループ ◆dyhvOxwUF6 New! 2006/06/17(土) 19:08:16 ID:uzNU2yFd
>>636
無糖派さんのカキコはいつも丁寧で我々も大変助かります。村岡は弁護士費用に二千万円も使うようなバカには思えないし。何に使ったのでしょうね。盛山の選挙を頑張った嫌疑市議が最近特に元気がありません。
323
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/19(月) 21:46:09
短期だし政界に類例は多そうだが、違法を取り上げられると言い訳しづらいのでは。
村上ファンド関連会社、民主議員の秘書給与肩代わり
2006年06月19日16時41分
http://www.asahi.com/politics/update/0619/005.html
民主党の前原誠司・前代表は18日、京都市東山区で開いた国政報告会で、証券取引法違反容疑で逮捕された村上世彰容疑者が代表を務めていた村上ファンドの関連会社が、同党の松井孝治参院議員(京都選挙区)の秘書給与を肩代わりしていたことを明らかにした。党本部の調査で分かったという。
前原前代表は「松井さんは、村上ファンドの関連の会社から秘書が給与をもらっていた。献金として計上しなければならないが、恐らくしていなかったのではないか」と述べた。期間は01年の初当選時から数カ月間という。また、同ファンドに出資もしており、「(議員になる前の)通産官僚の時に引き揚げ、もうかったお金は120万円だったと聞いている」と話した。
政治資金収支報告書によると、松井議員は資金管理団体などに02年12月、村上容疑者から計500万円を受け取っている。
松井議員は村上容疑者と東大時代の同級生で、通産省(現経済産業省)にも同期入省。01年の参院選で初当選した。
松井議員の京都事務所は「事実を確認しないとコメントのしようがない」としている。
324
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/22(木) 02:22:56
外務省背任事件、元局長が佐藤被告を擁護 高裁で証言
2006年06月21日22時29分
http://www.asahi.com/national/update/0621/TKY200606210529.html
鈴木宗男衆院議員と外務省を巡る一連の事件で、当時欧亜局長だった東郷和彦氏(61)が21日、東京高裁で開かれた元主任分析官、佐藤優被告(46)=休職中=の公判に弁護側証人として出廷した。佐藤被告はイスラエルのロシア専門家の旅費を国際機関から不正に支出させたとして背任罪などに問われているが、東郷氏は「担当部局の決裁を受けており違法性はない」と証言した。
東郷氏は米国在住。問題になったイスラエルの専門家の招待にかかわった。02年4月、鈴木議員との関係を問われて免職となり、翌5月に出国。帰国は4年ぶりという。
問題となった支出は国際協定上、許されないとする検察側の主張について「協定の解釈権限をもつ条約局が実施していいと判断しており、違法性はない」と強調した。
今回の出廷については「外務省で寝食を忘れて働いていた佐藤氏に頼まれたため」と述べた。
元欧亜局長「佐藤君は罪に問われず」…外務省背任事件
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060621-00000013-yom-soci
外務省の関連団体「支援委員会」(廃止)の予算を不正に支出させたとして、背任罪などに問われ1審で有罪判決を受けた同省元主任分析官・佐藤優被告(46)(休職中)の控訴審公判が21日、東京高裁であった。
この支出を決裁した東郷和彦・元外務省欧亜局長(61)が弁護側証人として出廷し、「支出は、外務省が組織として実行した。佐藤君が罪に問われることはない」と証言した。
佐藤被告は、イスラエルのロシア専門家を日本に招く費用などとして、支援委の予算を不正支出させたとされるが、東郷元局長は、「専門家を招く計画を進めた欧亜局長の自分と、支出を認めた条約局長が決裁した案件で、違法性はない」と述べ、組織的な支出行為だったことを強調した。
(読売新聞) - 6月21日21時28分更新
325
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/22(木) 14:00:56
こうなるかも、と思ってたんだよなぁ〜。
岩倉さんの選挙に影響?
桜井前苫小牧市長逮捕 道警、準強制わいせつ容疑 2006/06/22 12:44
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060622&j=0022&k=200606228942
【苫小牧】苫小牧署と道警捜査一課は二十二日、準強制わいせつ容疑で、苫小牧市の前市長で無職桜井忠容疑者(52)を逮捕した。同署は同容疑者からいかがわしい行為をされたとして、同市内の飲食店の女性経営者(45)から告訴状を受理し、飲食店の関係者らから当時の状況を確認するなど捜査を続けていた。同容疑者の辞職に伴う市長選が七月二日告示、同九日投開票の日程で行われるため、選挙戦にも影響を及ぼしそうだ。
調べによると、桜井容疑者は五月五日午前一時ごろから同三時ごろまでの間に、女性が経営する飲食店内のボックス席で、女性がうたた寝をしていたことに乗じて、体の一部を触るなどわいせつな行為をした疑い。
事件後、女性は下腹部を触られたとして、桜井容疑者に抗議する一方、同署に告訴状を提出し、同署は五月十八日付で告訴状を受理した。
一方、桜井容疑者は同二十五日の記者会見で、女性と親密な仲であることを認めた上で、当時の状況について「女性(の腰のあたり)に自分の上着をかけ、カラオケのテレビ画面を見て女性のお尻をなでながら歌っていた。その際、かなり酔っていたので、詳しく覚えていないが、前の部分も触ったかもしれない」と説明していた。
同署などは告訴状を受理した後、被害女性や店の従業員らから事情を聴くなどした結果、女性が当時寝ており、抵抗できない状態だったことを重視し、桜井容疑者の行為は準強制わいせつにあたると判断した模様だ。
この問題は五月十八日の新聞報道で表面化。その道義的責任を取り、桜井容疑者は同日、辞意を表明し、同三十一日付で市長を辞職していた。
326
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/25(日) 18:07:47
民主・松井議員、秘書問題で収支報告書訂正
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060621ia24.htm
民主党の松井孝治参院議員の秘書が、村上ファンドの社員が社長を務める会社から給与の一部を受け取っていた問題で、松井氏は21日、自らが代表を務める「党京都府参院選挙区第3総支部」の収支報告書を訂正した。
秘書が受け取った計約153万円が寄付に当たるとし、01年に約55万円、02年に約98万円を寄付に加え、同額を秘書の人件費として支出したと変更した。
(2006年6月22日1時45分 読売新聞)
327
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/27(火) 00:03:35
485 無党派さん 2006/06/26(月) 23:44:58 ID:Tikp1d/8
もり山まで到達すんの? どうなのよ?
486 ミッショングループ ◆dyhvOxwUF6 2006/06/26(月) 23:49:21 ID:p6aRkM8u
>>485
政治資金規正法違反と公職選挙法違反、今回は連座制適用を免れ得ないようです。たつおに任せてしまうとは、猫にカツオぶしでした。
328
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/29(木) 01:20:32
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0606/060628-9.html
大野功の秘書と岩永の息子
329
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/30(金) 15:45:29
民主・石関衆院議員:富岡参院議員を“告発” 「選対幹部に謝礼の疑い」 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060630-00000134-mailo-l10
◇前回の参院選後に
民主党の石関貴史衆院議員は29日、記者会見し、同党県連会長の富岡由起夫参院議員が04年7月の参院選後、票のとりまとめの見返りとして、選対幹部だった県議の黒沢孝行幹事長に200万円の謝礼を渡した疑いがあると指摘した。県連内で国会議員が国会議員を“告発”するのは異例。【藤田祐子、杉本修作、木下訓明】
県連では、会長人事をめぐり、石関衆院議員を推す衆院選挙区各総支部長と富岡参院議員の留任を求めるグループとの間で調整がつかず、29日、急きょ常任幹事会を開いた。富岡参院議員らが県連定期大会(7月1日開催予定)の無期限延期を求めたことに、総支部長らが反発し、幹事会を退席。その後、富岡参院議員らは総支部長の高橋仁、中島政希、田島国彦の3氏を常任幹事から解任し、さらに石関衆院議員と柿沼正明総支部長の解任手続きを党本部に求めることで合意した。
一方、石関衆院議員ら5総支部長と会計担当者の女性は退席後に会見。富岡参院議員が初当選した04年7月の参院選後に返還された供託金300万円のうち200万円が黒沢幹事長の個人口座に入金されたと説明し、入金を示す口座のコピーを示した。
さらに、同じ参院選の前に、県連から衆院5区総支部に渡った200万円が政治資金収支報告書に記載されなかった問題について説明。「200万円」の収支が記載されている県選管提出前の報告書原本のコピーを示した上で、会計担当者の女性が「故意に削除した」と述べた。この問題を巡っては、発覚直後に会計責任者の県連事務局長が自殺している。女性は「自殺した事務局長は、黒沢幹事長などから嫌がらせを受けていた。裏金づくりに加担させられた」と涙を流した。石関衆院議員は「疑義がある問題を隠ぺいしてはならない。今後も厳しく追及したい」と語った。
常任幹事会後に記者会見した富岡参院議員は「犯罪者と決めつけて『告発する』と脅迫するのは許さない」と反論。また、黒沢幹事長は「この問題は県連の倫理委員会に委ねたこと」と話した。
6月30日朝刊
(毎日新聞) - 6月30日12時0分更新
330
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/06(木) 09:28:06
パーティー参加呼びかけメール問題、町田市長から聴取へ
2006年07月05日09時38分
http://www.asahi.com/national/update/0705/TKY200607040570.html
2月に初当選した東京都町田市の石阪丈一市長(59)=前横浜市港北区長=を支援する政治資金パーティーへの参加を横浜市幹部らが市職員に呼びかけていた問題で、神奈川県警捜査2課は4日、石阪市長本人から近く任意で事情を聴く方針を固めた。パーティーへの参加の取りまとめを依頼した電子メールの送信への関与の有無などについて説明を求める。横浜市の北薗義広・前市長室長については、政治資金規正法違反(公務員の地位利用)の疑いで立件する方針。
北薗前室長は任意の調べにパーティーへの参加や献金を呼びかける文書を石阪市長側と相談して作成したことを認めている。
県警は石阪市長の関与の度合いを見極めたうえで、立件の可否を判断する。仮に市長が立件され罰金以上の刑が確定すれば、原則として、被選挙権を失い失職する。
調べによると、呼びかけメールは、石阪氏が使用するメールアドレスから送信された。文書の内容について、北薗前室長とやりとりした記録があるほか、石阪市長本人と家族の名前で、参加を念押しするメールも送信されていた。石阪市長は取材に対し、「念押しメールについては知らなかった」と関与を否定。呼びかけメールについては「捜査中なので言えない」としている。
この問題は、パーティーへの参加や献金の呼びかけ文書が、横浜市の局長や区長あてに庁内メールで送付されていたことから表面化。政治資金規正法違反の疑いで県警が捜査を進めていた。
パーティーは町田市長選前の昨年11月、横浜市内で開かれた。副市長3人や収入役を含む市役所の14人が発起人となり、メールで局区長ら80人以上に案内状を送付。参加者の取りまとめや、一口5000円の献金も要請していた。
331
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/08(土) 11:01:12
自民党籍で、カギタ市長の対抗馬にも擬せられたほどの期待の若手だった。
池田奈良市議が辞職−公文書流出に関与
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060707-00000009-nara-l29
奈良市議会議員で元副議長の池田慎久氏(37)=四期、創政会=が6日、和田晴夫議長に議員辞職願を提出、受理された。池田氏は同日、弁護士を通じ、「市民の皆様へ」と題するコメントを報道各社に流し、鍵田忠兵衛前市長と、同氏の父親で故・忠三郎元市長に関する税金未納・欠損処理の公文書の写しが流出した問題に、自ら関与したことを告白した。関係者によると、同氏は先月末から県警の取り調べを受け、周囲に「逮捕される可能性がある」と漏らしていたといい、和田議長に対しても辞職願いを提出した際、「(議会の)皆さんに迷惑を掛けることになってもいけない」と話したという。県警捜査2課は、池田氏の市議辞職の経緯について「事実関係を確認する」としている。
別の関係者によると、池田氏は同日、渉外交流室長などのポストを務めている奈良青年会議所に退会届を提出、受理されるなど他の公職からも退いた。議員の辞職願は同日正午過ぎ、本人が議会事務局に和田議長を訪ねて書面を提出した。
(奈良新聞) - 7月7日11時8分更新
<奈良>元奈良市長の個人情報流出 元市議を逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060707-00000011-abc-l29
前の奈良市長で、現在、衆議院議員の鍵田忠兵衛氏が、税金を滞納していたとする情報を漏らすよう依頼したとして、元市議会副議長・池田慎久容疑者が逮捕されました。
池田容疑者は、同じく逮捕された奈良市の元納税課係長をそそのかし、固定資産税の滞納分について、支払わないで済むようにしたことを示す書類をコピーさせたとされています。この事件で、職員から3人もの逮捕者が出たことについて、奈良市の藤原市長は、「市民に対し、深くお詫びしたい。」と謝罪しました。
(朝日放送) - 7月7日20時6分更新
332
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/08(土) 11:25:53
水谷建設を捜索=土地取引で2億円脱税容疑−使途など全容解明へ・東京地検
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060708-00000033-jij-soci
中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)による所得隠し疑惑で、同社が土地取引に絡んで多額の損失が出たよう装い、約7億円の所得を隠し、約2億円の法人税を脱税した疑いが強まったとして、東京地検特捜部は8日、法人税法違反容疑で、水谷建設本社や東京支店(千代田区)、東日本支社(福島県二本松市)、桑名市の水谷功・同社元会長(61)の自宅など関係先を一斉に家宅捜索した。不正経理で得た資金の詳しい使途などについて、全容解明を進める方針。
関係者によると、脱税事件の舞台となったのは福島県内の土地で、水谷建設が1998年ごろ取得したとされる。
水谷建設は2003年、この土地について、実際の取得額は1億円前後だったのに、約8億円で購入して数千万円で売却したとして、差額を損金として計上。約7億円の所得を隠し、約2億円を脱税した疑いが持たれている。
(時事通信) - 7月8日11時1分更新
333
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/08(土) 20:21:13
<水谷建設>代表取締役ら2人を法人税法違反容疑で逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060708-00000093-mai-soci
大手土木工事会社「水谷建設」(三重県桑名市)が、架空の土地売却損を計上する手口で脱税していた疑いが強まり、東京地検特捜部は8日、経理担当の代表取締役、中村重幸容疑者(55)と取引先の「小尾建設」(福島県二本松市)社長、小尾文男容疑者(58)を法人税法違反容疑で逮捕した。これに先立ち同日午前、東京国税局と合同で、水谷建設本社や同社元会長(61)の自宅などを捜索した。同社は不正経理の過程で2億円の裏金をねん出しており、特捜部などは、政界に流れた可能性もあるとみて使途の解明を進める方針。
調べによると、同社は03年8月期決算で、約7億6000万円の法人所得を隠し、法人税約2億3000万円を免れた疑い。98年8月に開発会社から約1億円で購入した福島県いわき市郊外の原野(約27万平方メートル)を、休眠中の不動産会社から約8億円で購入したように装い、03年7月に小尾建設へ約2000万円で転売。差額分を土地売却損として計上し、所得を少なく見せ掛けていた。
不動産会社への支払いのうち、2億円は元会長が役員を務める北海道の建設会社を通じて還流させ裏金化していた。
こうした土地取引と経理操作は、元会長と中村容疑者が中心になったとされるが、元会長は海外にいるため、特捜部は帰国を待って取り調べるとみられる。
家宅捜索では、福島県の佐藤栄佐久知事の実弟が社長を務める衣料メーカー「郡山三東スーツ」(福島県本宮町)も対象となった。同社は同県郡山市に所有していた旧本社用地(約1万1000平方メートル)を02年8月、水谷建設に約9億円で売却。この価格が不当に高値で、佐藤知事への資金提供だったとの報道が一部であり、知事が定例会見で関与を否定していた。
また、東京電力福島第2原発の残土処理事業に絡み、水谷建設が03年に国税当局から指摘された所得隠しに関与したとされる東京都内の建設会社なども捜索され、特捜部と国税局は、これらについても改めて調べを進めるとみられる。
(毎日新聞) - 7月8日19時56分更新
334
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/08(土) 20:43:57
だからといってカギタがいいわけでもないと思うけど・・・。
鍵田・奈良前市長の税金未納・欠損処理問題:奈良市議逮捕 落ちた市議会の星 /奈良
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060708-00000199-mailo-l29
◇4期連続トップ当選・池田慎久容疑者、「将来の市長」の期待も
前奈良市長、鍵田忠兵衛・衆院議員の税滞納・欠損処分に関する秘密漏えい問題は6日、ついに市議が逮捕される事態に発展した。この問題では、先月にも市職員2人が逮捕されており、地方公務員法違反(秘密漏えい唆しや秘密漏えい)容疑の逮捕者は計5人になった。【青木絵美】
県警に逮捕されたのは、奈良市議を辞職した池田慎久(のりひさ)容疑者(37)と、父の久容疑者(68)、同市衛生課長補佐の高橋義治容疑者(52)の3人。慎久、久両容疑者は04年2月ごろ、鍵田氏(当時は県議)が元市長の父から相続した滞納税などの不納欠損処理状況に関する情報の漏えいを、高橋容疑者に唆した疑いが持たれている。
池田容疑者は、4期連続でトップ当選を果たし、周囲から「将来の市長」と目されてきた。人望も厚かっただけに、和田晴夫議長は「志の高い青年だったはず」と複雑な表情。他の市議も「期待していた。ショックで怒りも大きい」と話した。しかし、別の市議からは「策におぼれた気がする」との声も聞かれた。
一方、計3人の職員が逮捕され、同市役所は7日、重い空気に包まれた。藤原昭市長は「市民の皆さんにおわびしたい」と会見で陳謝し、部長級職員を集めた緊急庁議では綱紀粛正を確認。また、9月を「服務規程強化月間」とし、全職員3300人を対象に研修を行う方針を示した。
県警は6、7両日で、池田容疑者ら3人の自宅と市議会控室、市役所を捜索した。
◇怒り、戸惑う同僚議員
池田慎久容疑者は、レストランなど複数の会社を興した久容疑者の長男。「おとなしい野球少年」(本人談)は、米国留学を経て、26歳で市議に。スポーツ振興や国際交流に力を入れ、3期目に副議長に選ばれた。市議会では、鍵田忠兵衛氏の公約の数値の誤りを指摘して大幅に訂正させたり、寺への50万円寄付問題を厳しく追及していた。
県警の調べでは、04年2月ごろ、池田父子が市職員の高橋容疑者を通じて鍵田氏(当時県議)の税関係書類を入手。自民党の国会議員や県議、市議らにばらまいたとされる。税関係書類は、元市長の父が地方税454万円を滞納して亡くなった後、遺産相続した鍵田氏に対し、市が督促や面会をしないまま、96年に欠損処理で帳消しにした事実を示していた。
鍵田氏は、04年9月の市長選で現職市長を破り初当選を果たす。県警の調べでは、慎久容疑者はその直後、全市議に対して税関係書類のコピーを郵送したとみられる。この「告発」が引き金となり、9月議会で百条委員会が設置された。市議会は「(税滞納を)失念していた」と弁明する鍵田氏の道義的責任を問い、辞任にまで追い込んだ。
それだけに、慎久容疑者に期待する市民も多かったはずだ。奈良署に出頭した6日、親しかった市議は「彼は市議会のスターだった。もし首謀者なら、百条委員会までやった我々が踊らされ、片棒を担がされたようで情けない」と落胆していた。【松本博子】
◇
鍵田氏は、慎久容疑者の逮捕を受け「個人的にもよく知っており、心中は複雑。市議会議員という立場で職員に機密文書を持ち出させ悪用したことは言語道断」とコメントを出した。
7月8日朝刊
(毎日新聞) - 7月8日17時1分更新
335
:
小説吉田学校読者(元フクスマ県民)
:2006/07/08(土) 21:27:03
盛り上がってまいりました。しかも私が前回指摘しました、私が言及した「海沿い」の地方(原野だけど)であり、とても面白いです。いわき市民にとっては、ナナトミ問題に次いで16年ぶりの東京マターとして盛り上がってるんじゃないんでしょうか。
思えば、仙台、宮城、新潟、茨城と各首長が訴追され、その中に挟まっている土地の首長が逮捕されない(昔逮捕されたけど)のもおかしい話であります。
いやあ、東京地検特捜部にあられましては、ぜひとも、ぜひとも、ぜひとも、獅子奮迅の働きをしていただきたい。ていうか、やる言うたらやれ。おれもやるから。
336
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/08(土) 22:07:04
日本歯科医師・・・のほうは奥歯に物が挟まったような捜査でしたがこっちはどうなるのか?
政界にまで伸ばしたいなら、国政選挙がある来年は避けたいのでは?
吉田学校さんは違う人を見てるかもしれないけど、やはりわたしは安易に西の亀ちゃんが・・・?と気になります。
337
:
小説吉田学校読者(sakusakuのDVDを見ながら)
:2006/07/08(土) 22:42:27
>>336
政局への影響とか、政界浄化とかそういう話をおいといて、たぶん西の亀ちゃんにはいきませんよ。無理スジ。
で、亀ちゃんやらない→でもカッコつかないな→某首相と同音異字の人、と行ってほしい。行け。やれ。突っ込め。検察ファッショと言われても、魚住昭に批判されても構わない。これは平成維新である。何年待たせたんだ。
・・・って、何熱くなってんだ俺。
338
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/10(月) 02:15:36
>>337
うーん、どうなるのか?
物資提供先新たに捜索 水谷建設脱税で東京地検
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060709-00000048-kyodo-soci
水谷建設(三重県桑名市)の脱税事件で、東京地検特捜部は9日、法人税法違反容疑の関連先として北朝鮮人道支援の非政府組織(NGO)「レインボーブリッヂ」(東京都中央区)や、出版社「行政問題研究所」(東京都千代田区)などを家宅捜索した。また水谷建設関係者の事情聴取も進めたもようだ。
レインボーブリッヂによると、数年前に水谷建設から計3億−4億円に相当する古い重機の寄付を受けた。北朝鮮への重機輸送費やスタッフの渡航費も出してもらった。
事務局は「不正な金ではない。寄付は水谷建設側が国交正常化後のビジネスを見据えた先行投資だと聞いている」と話している。
(共同通信) - 7月9日16時53分更新
339
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/11(火) 22:54:13
民主党県連:不正会計疑惑は「ミス」 常任幹事会で了承−−「倫理委」調査 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060711-00000093-mailo-l10
民主党県連会長の富岡由紀夫参院議員らの不明朗な会計処理を調査する倫理委員会の田辺誠委員長は10日、調査結果を発表した。同委は富岡会長が出馬した参院選(04年7月)の供託金の一部が黒沢孝行幹事長の個人口座などに入金されていた問題を「事後買収ではない」とし、政治資金収支報告書の記載漏れ問題については「原因は不明だが、不正な支出はない」と結論付けた。調査結果は9日の常任幹事会で了承された。
県連内の「不明朗な会計」については、衆院群馬1〜5区の総支部長5人と県連の会計担当の女性職員が(1)供託金300万円のうち、200万円が黒沢幹事長の個人口座に入金され、残り100万円が事務局長(記載漏れ問題発覚後に自殺)に渡っている(2)同参院選直前に県連から5区総支部に交付された200万円が双方の収支報告書に記載されていなかった――の2点を指摘している。
田辺委員長は、富岡会長から黒沢幹事長らへ渡った供託金は「返すつもりで一時的に預かっていただけ」としながら、約1年もの間会計処理しなかった点については「昨年9月の衆院選などで慌ただしかった」とした。一方、記載漏れ問題について同委は「管理がずさんだったが、意図的ではなく、200万円は適切に使われている」と問題視しなかった。【杉本修作、木下訓明】
………………………………………………………………………………………………………
■視点
◇「結論ありき」の倫理委
「法律違反はない。あくまで道義的責任だ」と、田辺委員長は強い口調で述べた。倫理委は一連の会計問題を最初から「すべてミス」とする結論ありきの調査だったように見える。
同委は富岡会長から黒沢幹事長らへの供託金の入金を「寄付金を預かっていただけ」としたが、ならば「寄付金」がなぜ県連口座ではなく、黒沢氏の個人口座に入金されたのかに疑問が残る。さらに黒沢氏口座に1年間放置されていた点への明快な説明もなかった。
一方、同委は記載漏れ問題に関して領収書の紛失を認めたが、「裏金として使われたのではなく、5区総支部で適切に使われた」とした。領収書がないのに適切な使途と言い切る調査結果も不可解としか言えない。
会計担当の女性県連職員が「200万円は記載漏れではなく、意図的に削除された」と主張している点にも答えていない。女性が証拠として収支報告書原本のコピーを記者会見で公表していながら、同委の結論は「ミス」とした。「意図的な削除」と「ミス」には大きな隔たりがある。隔たりを埋めるだけの十分な説明はなかった。
女性への事情聴取もせずに、2回の会合で結論を出した「倫理委員会」とは、そもそも何だったのか。常任幹事会が同委の調査結果を了承しており、もはや県連にこれ以上の調査は望めないようだ。総支部長らはこれまで「倫理委に調査をゆだねたい」と、刑事告発に消極的だった。だが、県連とはいえ、公党の会計問題だけに、放置すれば政治不信を助長しかねない。真相究明を第三者にゆだねるべきではないか。【杉本修作】
7月11日朝刊
(毎日新聞) - 7月11日13時3分更新
340
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/11(火) 23:35:22
木村剛さんが狙われているという話があり、秋にも?
そうなれば竹中もあやうくなるということか。
竹中平蔵総務相が、政界を引退するらしい
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0607/060711-8.html
警視庁もネタがカラカラだが、地検も全くないようだ
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0607/060711-9.html
341
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/11(火) 23:38:02
江田憲司?
村上ファンドをめぐる与野党の戦い
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0607/060711-4.html
342
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/12(水) 21:39:16
「法に限界」不起訴相当 山崎拓氏ら処分で検察審
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060712-00000197-kyodo-soci
東京第2検察審査会は12日、日本歯科医師連盟(日歯連)の献金隠し事件で、政治資金規正法違反容疑で告発された自民党の山崎拓前副総裁らについて再捜査後にあらためて不起訴とした東京地検特捜部の処分を「相当」と議決した。
議決理由で同検察審は「心から納得したわけではないが(無届けの)個人あて献金との裏付けが得られなかったという検察官の説明は論理的には認めざるを得ない。政治資金規正法には限界があり、迂回(うかい)献金を助長する装置となっている。より監視の目が行き届き、透明な運用が図られるよう改正すべきだ」と指摘した。
同検察審は昨年、山崎氏らがいったん不起訴となった後「起訴相当」などと議決していた。
(共同通信) - 7月12日20時44分更新
343
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/13(木) 00:31:55
「安倍氏秘書が見返り金」、放火事件公判で検察指摘
2006年07月12日23時01分
http://www.asahi.com/national/update/0712/SEB200607120047.html
山口県下関市で00年、安倍官房長官の自宅や後援会事務所などに火炎瓶が投げ込まれた事件で、非現住建造物等放火未遂などの罪に問われた指定暴力団工藤会系の元組員地蔵原知哉被告(27)に対する論告求刑公判が12日、福岡地裁小倉支部であった。検察は地蔵原被告に懲役10年を求刑。犯行の経緯について、99年の下関市長選の際、安倍氏が推した候補を支援した土地ブローカーに対し、当時の安倍氏秘書が300万円を工面したが、ブローカーはさらに安倍氏本人に金を要求。安倍氏が応じなかったため、暴力団と共謀して報復したと述べた。
論告で検察は、土地ブローカーの小山佐市被告(68)=同罪で公判中=が「安倍議員の地元秘書佐伯伸之氏(現・下関市議)と交際していた」としたうえで、「市長選で安倍議員が支持する候補者を支援して当選に寄与したとして、佐伯秘書に対し、絵画の買い取り名下に現金500万円の支払いを要求し、300万円を工面させた」と指摘。その後も「安倍議員に面会して金員を要求したが拒絶されたため恨みを抱いた」と述べ、親交があった工藤会系組長の高野基被告(56)=同=と共謀して犯行に及んだと主張した。
佐伯氏は工面した300万円について「公判中なのでコメントできない」、下関市の安倍事務所は「公判の中身を確認できないので、コメントは差し控えたい」と話している。
起訴状によると、地蔵原被告は高野被告らと共謀。00年6月から8月にかけて5回にわたり、下関市の安倍氏宅の車庫付き倉庫や後援会事務所などに火炎瓶を投げ、駐車中の乗用車を燃やすなどした。地蔵原被告は捜査段階では容疑を認めていたが、法廷では起訴事実を否認している。
344
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/13(木) 00:34:51
アウトっぽい。
東京・町田市長の献金集約問題:石阪市長、前幹部と連日メール調整 来週にも書類送検
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20060712ddm041040143000c.html
東京都町田市の石阪丈一市長(59)=前横浜市港北区長=の政治団体が町田市長選約3カ月前の昨年11月、横浜市幹部に政治資金パーティーへの参加や献金を電子メールで呼びかけた問題で、石阪市長と横浜市の北薗義広前市長室長がメールの内容を送信直前まで連日調整していたことが、神奈川県警捜査2課などの調べで分かった。同課は2人がメール作成に積極関与したと判断し、来週にも政治資金規正法違反(公務員の地位利用)容疑で書類送検する。
調べでは、メールは昨年11月5、14日の2回、石阪市長の政治団体「町田市政研究会」のアドレスから横浜市幹部約80人の業務用アドレスに送信された。1回目のメールの原案は昨年10月31日、北薗前室長が石阪市長個人のアドレスに送り、市長が献金振込先の口座番号などを書き込んで返信していた。さらに11月3〜4日もメールに関してやり取りし、石阪市長から数カ所の修正が加えられたという。
石阪市長は今月10日の記者会見で「10月31日の原案に目を通しただけ」と積極関与を否定した。
しかし、同課は、石阪市長が港北区長在職中の昨年9月中旬、北薗前室長とともに市職員による「激励会」を企画していたとの証言も得た。
毎日新聞 2006年7月12日 東京朝刊
345
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/16(日) 17:03:16
辞職カウントダウン祭。
町田市長パーティー
『市長と長女2人で準備』
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060715/eve_____sya_____001.shtml
前横浜市港北区長で二月の東京都町田市長選で当選した石阪丈一市長(59)側が、政治資金パーティーへの参加者と献金の取りまとめを依頼する電子メールを横浜市の局区長らに送っていた問題で、パーティーについての市長側の窓口になった担当者は当時秘書だった石阪市長の長女で、後援会役職員らにはパーティー内容などの詳細が知らされていなかったことが十五日、関係者の話で分かった。
石阪市長は、事情聴取後の会見で「メールを送信したのは後援会職員で、私に事前の相談も報告もなかった」と釈明。「後援会側の担当者は、秘書を含めた職員の一人。特定されているが、控えさせてほしい」と明らかにしていない。
市長の主張通りであれば問題のメールは長女が送信したことになる。
また、石阪市長本人名でパーティー参加の声掛けを念押しする二度目のメールを送信した人物についても市長は、同じ職員だと説明している。
最初のメールは、昨年十一月五日に後援会から横浜市の局区長らの業務用アドレスに送信。メールには、石阪市長本人名で「後援会の事務については、秘書(長女の名前)が行います」とし、長女の名前で「よろしくお願いいたします」などと記されていた。
後援会幹部は東京新聞の取材に対し、「パーティーに関しては(市長と長女が)二人で(準備を)やっていたと思う。激励会と聞いていただけで、政治資金パーティーというのは終わってから聞いた」と証言。
別の役職員は「私たちに詳細は知らされなかった。日時や場所すらも聞いてないので、他の役職員で横浜市職員側と事務連絡など調整のやり取りをしていた人物はいない」と話した。
石阪市長は、これまでの会見で「私が目を通した原文には(取りまとめを依頼する)記述がなかった。メールと原文は別物。原文に口座番号などを記入して返信した十一月二日以降、(横浜市の)前市長室長とのやり取りは後援会職員がやった。メールは三月末まで読んでいない」などと自身の関与を否定する説明をしている。
346
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/19(水) 10:22:02
関与改めて否定 町田市長パーティー問題
市議会全協で釈明 讀賣・東京多摩
「メールを送信したのは長女」「市議会の答弁は間違っていた」――。町田市長選を巡る政治資金パーティー問題で18日、市議会全員協議会が開かれた。石阪丈一市長(59)は、自らの関与を改めて否定。辞任の意思がないことを強調した。同協議会後の会見でも、石阪市長は「裁判も闘う」と身の潔白を主張し、強気の姿勢を崩さなかった。
この日の全員協議会は石阪市長の要請で開催された。16日に神奈川県警の家宅捜索を受けて以後、初めて公の席での釈明の機会になった。
冒頭で石阪市長は、パーティーへの参加を呼びかけるメールについて「送信したのは長女(29)」と、初めてメール送信者を明らかにし、「公表する理由はなかった」と弁明。3月の市議会では、メール作成について「相談され、確認した」と答弁していたが、この日は、「目を通したメールと送ったのは別物」とし、「答弁は誤りだった。訂正したい」と発言を翻した。
野党の市議らからは「進退を決すべき」と辞任要求が相次いだが、「まったく考えていない」と辞職を拒否。また、この問題を審議するための臨時議会開催を求める声が多くの市議から上がったが、石阪市長は「招集するつもりはない」と突っぱねた。
市議らからは「娘に責任をかぶせるのか」「市議会でうそをついた」「町田にとって異常事態」など厳しい指摘が続いた。
■市民団体、市長を刑事告発■
この問題を巡り、同市の市民団体「石阪市長の政治資金パーティー疑惑を究明する会」(端山好和会長)は18日、石阪市長を政治資金規正法違反容疑で神奈川県警に刑事告発した。県警は、告発を受理した。
告発状によると、昨年11月、石阪市長は当時の横浜市の市長室長と共謀し、パーティー参加を呼びかけるメールを作成。「地位を利用し、公務員に対して寄付やパーティー参加を求めた」としている。
同会では「今後、不起訴になった場合、刑事告発しておかないと検察審査会に不服を申し立てられない」と告発の理由を説明。端山会長は「警察が積極的に疑惑を解明してほしい」と話している。
石阪市長は「告発状を見ていないのでコメントできない」としている。
神奈川県警は近く、市長と長女、メールを作成した横浜市の当時の室長らを、同法違反容疑で書類送検する。
【政治資金パーティー問題の経緯】
2月26日 石阪市長初当選
3月上旬 政治資金パーティー問題が浮上
3月27日 市議会でメール作成の「相談」「確認」を認める
7月8、9、15日
神奈川県警が任意で事情聴取
7月16日 同県警が市役所、自宅などを捜索
(2006年7月19日 読売新聞)
347
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/19(水) 10:51:18
町田市長を刑事告発
市民団体が県警に 讀賣・神奈川
東京都町田市の石阪丈一市長(59)(前横浜市港北区長)の政治資金パーティー参加を呼びかける電子メールが横浜市幹部に送られた問題で、町田市の市民団体「石阪市長の政治資金パーティー疑惑を究明する会」(端山好和会長)は18日、石阪市長を政治資金規正法違反容疑で県警に刑事告発した。県警は、告発を受理した。
告発状によると、2005年11月、石阪市長は当時の横浜市市長室長と共謀し、パーティー参加を呼びかけるメールを作成した。その地位を利用し、公務員に対して寄付やパーティー参加を求めた。
同会は告発した理由について「不起訴になった場合、刑事告発しておかないと検察審査会に不服を申し立てられない」と説明した。端山会長は「警察が積極的に疑惑を解明してほしい」と話している。
石阪市長は「告発状を見ていないのでコメントできない」としている。
■メール作成「関与ない」■
町田市の石阪市長は18日、市議会の全員協議会で「メールを作成したのは北園義広・前横浜市長室長で、関与していない。(北園氏は)副市長や収入役と相談していた」と横浜市幹部に責任を転嫁する姿勢をみせ、法的責任がないことを改めて主張した。
全員協議会は石阪市長の要請で開かれ、県警から16日に家宅捜索を受けて以後、初めての公の席での釈明の機会となった。
石阪市長は、昨年11月に開かれた政治資金パーティーについて「北園氏が中心になって開催した」と主張。パーティーは北園氏から昨年9月に持ちかけられたもので、「市や港北区が全面的に準備する」認識だったという。
ところが、北園氏が「後援会側の担当者を決めてほしい」と娘の名前を挙げて要請してきたため、担当者に長女がなり、長女が後援会事務所からメールを送信したとしている。この間、パーティー発起人に副市長らが名を連ねていたため、「圧力と受け取られないよう、一般の人を入れて」と北園氏に指示したという。
石阪市長は協議会後の会見で、「(北園氏は)副市長や収入役と相談していた。わたしの関与度合いは、副市長らの関与と同程度」と述べた。
(2006年7月19日 読売新聞)
348
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/20(木) 12:08:24
本人の裁判も厳しいのでは。
元秘書、2審も有罪 鈴木宗男議員の共犯被告
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060720-00000090-kyodo-soci
衆院議員鈴木宗男被告(58)=1審懲役2年、追徴金1100万円、控訴審公判中=の共犯として受託収賄など3つの罪に問われた元政策秘書多田淳被告(54)の控訴審判決で、東京高裁は20日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の1審東京地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。
多田被告はあっせん収賄、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪も含め一貫して無罪を主張。控訴審公判でも「(1審判決がわいろと認定した現金の)一部は受け取っていない。(残りの一部は)わいろでなく、鈴木被告の官房副長官就任祝いだった」などと訴えた。
しかし池田修裁判長は「贈賄側の供述などから現金の受領やわいろであることは明らか。1審判決に事実誤認はない」として退けた。
(共同通信) - 7月20日12時7分更
349
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/07/22(土) 20:53:43
田中覚県議、傷害容疑で逮捕 三重朝日
2006年07月22日
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000607220001
田中覚(さとる)県議(48)が暴行と傷害容疑で逮捕――。5月まで議長職を務め、県議会最大会派「新政みえ」の代表も務める有力県議逮捕の一報は21日夕、県議会を駆けめぐった。田中県議は逮捕の約3時間前に県庁で記者会見を開き、暴行の事実を全面否定していた。関係者は事態の急展開に驚き、情報確認に追われた。
「会派代表辞任というレベルの話ではない。除名など厳しい判断になるだろう」と、新政みえの三谷哲央代表代行は、厳しい口調で話した。「とにかくびっくりしている。こんなに急展開すると思わなかった」
県議会事務局は、既に退庁していた職員を呼び戻すなど騒然となった。知らせを受けた藤田正美議長は「議員は人一倍倫理が大事。自ら律するのが基本で、今回のような容疑で逮捕されたのは大変遺憾だ」と話した。
かつて田中県議が秘書を務めた民主党の中井洽衆院議員(比例東海ブロック)は20日までに、本人から電話で「言葉ではいろいろ言ったが、手は一切出していない」などの説明を受けたという。
逮捕について中井氏は「恥ずかしいことだし、決してほめられることではない」と話した。22日午後に東京都内から津市内に戻り、党三重1区総支部事務所で開く緊急役員会に出席し、対応を協議するという。
田中県議は逮捕に先立って会見し、「いすやメニューを投げつけてはいない。けがを負わせた事実はないのに被害届を出したのは、虚偽告訴の罪に当たる」などと主張。21日、店側を虚偽告訴と名誉棄損の疑いで津署に告訴したが、容疑と記載事実が対応しないなどとして不受理とされた。
田中県議は民主県連の幹事も務め、来春の県議選では公認が内定している。県連代表の高橋千秋参院議員は「逮捕の事実を重く受け止めないといけない。除名などの処分を考えたい」と話した。
新政みえのある県議は県議選の行方に気をもむ。「『良識ある会派』というイメージが崩れた。激戦区の議員には大変な事態だ」
これに対し、自民党県連幹事長の西場信行県議は「存在感のある人だけに、県民、議会、政党への影響は大きい」と話した。
一方、複数の同僚議員からは「いつかこんなことが起きるのではと思っていた」「なるべくしてなった」との声も。「議長を経験して、何でもできるという自負があったのでは」と推測する県議もいた。
田中県議の地元・伊賀市で2年前まで後援会長を務めていた今高一三(かずみ)・同市自治会連合会長(76)は「日ごろのふるまいが県民の代表としてふさわしくない」として会長職を退いたという。逮捕について「いつかこういうことになるのでは、と感じていた」と話した。
新政みえは善後策を話し合うため、21日夜、緊急会議を招集した。
350
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/08/06(日) 03:13:39
岐阜県の裏金移し替えで関係者証言
職組幹部「組合員守るため承諾」
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060805/mng_____sya_____005.shtml
岐阜県庁の裏金問題で、県職員組合の管理口座への移し替えを県幹部から依頼された組合幹部が「組合員を守るため、受けざるを得ない」と判断し、依頼を受け入れていたことが4日、関係者の証言で分かった。「裏金の存在が表ざたになると、職員は処分対象になる。組合員を守る上でも断れない」と考えたといい、当時の状況の一端が明らかになった。
県調査チームの調べでは、移し替えが行われた直前の1998年度当初の裏金総額は、県全体で約4億4100万円。当時の森元恒雄副知事(59)=現参院議員=が指示し、県幹部3人が協議した上で出納長が組合に依頼したことが分かっている。移し替え総額は約2億5600万円に上った。
関係者によると、移し替えの話があったのは99年1月。出納長の依頼を受けた当時の組合委員長は、執行部が集まった席で「当局からこういう話があり、受けざるを得ない」と述べ、了承を求めたという。
出納長は組合委員長を務めた経験があり、組合に対する影響力を保持していた。取材に対し関係者は「ここで県に恩を売っておいても損はないと思った」とも話している。
また別の関係者は「裏金を受け継いだ職員は、後ろめたさから苦しんでいた。組合員を守るという大義から断り切れなかった」と振り返った上で「どんな理由があったにせよ、裏金を引き受けるなんてことは社会に通用しないことだった」と悔いた。
一方、県職員組合の三浦孝雄委員長は4日、取材に対し「事実を厳粛に受け止め、県民、組合員におわびしたい」と話した。組合員には今後、説明する場を設けるという。
元副知事が関与認める
岐阜県庁の裏金問題をめぐる県調査チームの調査結果で、裏金の処理を指示したとされた森元恒雄元副知事(現参院議員)が4日、事務所を通じ、「諸般の事情から窮余の策として、とりあえず組合に資金をプールすることになったと記憶している」と、関与を認めるコメントを発表した。その上で「その後の処理が適正に行われなかったことは残念です」としている。
元副知事は、先月15日の本紙の電話取材に対して「裏金を口座に移すというのは知っていた」とした上で、指示については「覚えていない」と話していた。
調査結果では、1999年の組織改編を目前に裏金の存在が表面化することを避けるため、元副知事が当時の知事公室長に指示したとしている。
森元元副知事は旧自治省(現総務省)出身。岐阜県副知事を96年3月から3年4カ月務めた。2000年5月に自治省を退職し、01年7月の参院選比例代表で自民党公認で初当選している。
梶原前知事「がくぜんとした」
梶原拓前岐阜県知事は4日、鳥取市内で行った講演で、岐阜県職員が裏金の処分に困り、現金を焼くなどした問題に触れて「がくぜんとした。知事就任中、他県に先駆けて裏金づくりと使用の凍結をやってきたが、裏目に出て大きな問題が出てしまい残念だ」などと述べた。
梶原前知事は、裏金の処分は「全く関知していない」と説明したが「当然、指導監督の責めを免れるということはない」と発言した。
351
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/08/20(日) 08:55:09
そんな方法があったのか。
東京・町田市長の献金集約問題:石阪市長、規正法違反で罰金30万円−−横浜簡裁
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20060812ddm041040109000c.html
◇公民権停止は退ける
横浜市幹部に政治資金パーティーへの参加などを取りまとめるよう依頼したとして、政治資金規正法違反(公務員の地位利用)の罪で略式起訴された東京都町田市の石阪丈一市長(59)=前横浜市港北区長=に対し、横浜簡裁は9日付で罰金30万円の略式命令を出した。検察側は公民権停止も求刑したが同簡裁は適用せず、命令が確定しても石阪市長は失職しない。検察側は命令を不服として正式裁判を申し立てるかどうか検討している。
起訴状などによると、石阪市長らは昨年11月29日の政治資金パーティーを控えた同5日、町田市内の政治団体事務所のパソコンから横浜市の局区長ら87人にパーティー参加と1口5000円の政治献金取りまとめを求めるメールを送信。同14日にも局区長らに部下への声掛けを依頼するメールを送った。【野口由紀】
毎日新聞 2006年8月12日 東京朝刊
352
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/08/21(月) 21:30:14
ニュースUP:現場で考える 神戸市議汚職と役人の道義的責任=神戸支局・藤田剛
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/newsup/news/20060821ddn010040021000c.html
◇もたれ合いが温床に
実力者とか大物と呼ばれる議員の口利きが成功するのは、ひとえに役人がそれに屈するからである。納税者である市民に顔を向けて仕事をしていない証左だろう。神戸市を揺るがせた市議汚職事件を取材した私は、厚顔無恥な役人たちにあぜんとした。神戸地検の捜査は終結したが、道義的責任を含めて、あしき温床は改まっていない。
最初に断っておくが、私は検察に肩入れしているわけではない。市役所や市議会を目の敵にしているわけでもない。事件の背景を取材するなかで看過できない市の体質に遭遇したのである。
汚職事件の主役は神戸市政で最大の実力者だった元市議、村岡功被告(68)。彼が市議会で力を持ち始めたのは99年ごろと言われる。同年4月の市議選で、市議を12期務めていた長老議員の落選を機に、村岡被告は議会での支配力を強めていった。
03年には自民党県連総務会長に就任し、国政選挙の候補者選定権も掌握する。昨年の市長選では選挙参謀として采配(さいはい)を振った。村岡被告はパーティーなどの席で「市も議会も意のままだ」と公言してはばからなかったという。
汚職事件の舞台は神戸市環境局で、幹部の一人は神戸地検特別刑事部の検事にこう証言したそうだ。
「職を賭してでも(村岡被告の)要求を拒むべきだった」
私は、この悔恨を好意的に受け止めた。「村岡被告の要求は支援業者の意向をくんだものと認識していた。村岡被告を怒らせたくなかった」と検事に話した職員もいた。
もちろん被告の言いなりになった道義的責任は、公務員として免れないだろう。それでも職員らが苦渋の胸中を明かしたのは、事実を白日のもとにさらすことが市の公益につながると考えた結果だと私は思った。
しかし検察の事情聴取が終わり、役所に戻った職員の言動は一変した。5月18日、村岡被告の要求を受け入れたことを事情聴取で認めていた前環境局長は、市議会で「要綱改定は(村岡被告の)圧力ではない。信念を持って要綱を改定したと(検事に)話したのに調書に書いてくれなかった」と釈明した。さらに市も同月26日に公表した内部調査報告書で「村岡被告の要求に応じた職員はいなかった」と結論づけたのだ。
私は何度も首をひねった。市職員の対応は、地検の事情聴取には関与を認め、市の内部調査に対しては否定するという、首尾一貫しないものだったからだ。
その夜、地検の幹部が激怒したのは当然だった。「市はそんなふうにしか説明できないのか」
検察は市政がゆがめられていた事実を、7月18日の村岡被告の初公判で明らかにした。当時の環境局幹部らの供述調書を朗読したのだ。
「村岡被告の意向を無視すると、(要綱改定を審議する)環境保全審議会が進まない。意向を踏まえてやるしかないと思った」
裁判という公の場で、市職員の供述がつまびらかになったのだから、神戸市もさすがに襟を正すだろうと思った。しかし、矢田立郎市長は「検察の冒頭陳述と内部調査の内容に差はない」と強弁を続け、再調査もしないと断言した。
市は村岡被告の要求に応じなかったという主張の根拠を「有識者や市議らで作る環境保全審議会の答申に基づいて要綱を改定したから、作為性は入らない」と説明する。しかし、地検は審議会の答申案を、市が村岡被告の意に沿うように修正していたことや、村岡被告が審議会の委員だった同僚市議に要綱を厳しくさせる発言を指示していたことを明らかにした。「市民の公益」がどの程度反映されていたか、大いに疑問が残る。
同僚の3市議も、地検の事情聴取に対する供述と会見での説明は180度異なっていた。3市議は地検の事情聴取では「村岡被告に指示されて質問した」と認め、初公判の冒頭陳述では、村岡被告が3市議に「資料を調べておくように」「がんばって質問してくれ」などと指示した様子が詳述された。ところが記者会見になると、3市議は「自分が疑問に感じたから質問した」と指示を否定した。
私はこうしたもたれ合いの体質こそが事件の温床だったのではないかと思う。
今回、多くの市民は市や議会の体質も変わると期待したに違いない。しかし、事件後、市や同僚市議は自らを正当化する弁明を繰り返し、まるで被害者であるかのような言動を続けている。私は取材を通じて、事件は村岡被告だけの問題ではないと強く感じた。村岡被告の度重なる口利きがなぜ成功したのか。その原因を掘り下げないで、どんな再発防止策があるというのか。今のままでは「第二の村岡」が現れかねない、と危惧(きぐ)している。
353
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/08/21(月) 21:31:28
==============
◇神戸市議汚職事件
村岡功被告は、地元の産廃処理業者の依頼で、大手のライバル会社が産廃処理施設の設置許可を得られないよう市に要綱改定を働きかけた見返りに計2600万円を受け取ったあっせん収賄罪と、同じ業者の依頼で、市のリサイクル施設の運営委託先を民間業者による公募に変更させ、見返りに200万円を受け取った受託収賄罪に問われている。
あっせん収賄罪は、公務員が他の公務員に職務上不正な行為をさせることが構成要件。神戸地検は、村岡被告が市に要綱改定を迫ったことを、「職務上不正な行為」の要求ととらえた。一方、受託収賄罪は、議員の職務権限に関してわいろを受け取ることが構成要件。地検は市議団長だった村岡被告が同僚の3市議に議会で質問させたことを職務密接関連行為ととらえた。
毎日新聞 2006年8月21日 大阪朝刊
354
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/08/23(水) 17:37:02
元市議がうそ演説名誉棄損で罰金刑 長浜簡裁判決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060822-00000006-kyt-l25
今年3月の長浜市長選の応援演説で、うそを言って滋賀県長浜市の竹内達夫市議(65)の名誉を傷つけたとして、長浜簡裁は21日までに、名誉棄損の罪で、同市の寺居之朗元市議(72)に罰金20万円の略式命令を出した。
命令によると、寺居元市議は2月28日、長浜市南小足町の南小足会館で、市長選候補者の個人演説会に集まった約80人に対し、「竹内達夫はやくざ同然です」などとうそを言い、竹内市議の名誉を傷つけた。
竹内市議が3月13日に寺居元市議を刑事告訴し、長浜区検が8月10日に略式起訴していた。
(京都新聞) - 8月22日9時29分更新
355
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/02(土) 08:17:22
陣内氏の関与示す証拠提出 商工共済訴訟 佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=159347&newsMode=article
2003年に破産した佐賀商工共済協同組合の元組合員が県や元組合幹部らに損害賠償を求めた集団訴訟で、原告側は1日、被告で参院議員の陣内孝雄前理事長が粉飾経理を認識していたことを示す証拠を佐賀地裁(神山隆一裁判長)に提出した。陣内氏はこれまで、粉飾決算については関与を全面的に否定している。
証拠は、組合が多額損失を把握した1994年、当時の陣内理事長がつくった「経営改善委員会」に関する書類で、同日の弁論準備手続きで提出された。委員会の議事録の発言内容をまとめた書類と稟議書の2種類がある。
「経営改善委員会」は陣内氏ら当時の幹部で構成し、月1回のペースで開催。議事録をまとめた書類では、陣内氏が多数回にわたって出席し、資産運用に失敗して粉飾決済を繰り返していた職員の処分についてなど、積極的に発言していたことが分かる。
稟議書は94、95年度の決算時期に作成。95年度の書面は「決算の損金は組合の信用問題もあり、有価証券の簿価額を上乗せして会計処理する」と、粉飾決定を伝える内容で、陣内氏のサインが記されている。
弁護側は「粉飾経理を前提とした発言内容が記録されている。本人の関与を示す客観的な資料になる」と話す。陣内氏側はこの証拠に対し、本人尋問も視野に入れて反論をする方針。
訴状によると、組合は陣内氏が理事長になった91年ごろから多額の欠損を粉飾決算で隠し、集金を続ける詐欺行為を続けたとしている。
356
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/03(日) 17:59:27
佐賀商工共済破産:損賠訴訟 来年1月に結審へ−−県が和解案拒否 /佐賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060903-00000157-mailo-l41
破産した佐賀商工共済協同組合の元組合員221人が、組合の元幹部と監督官庁の県を相手取り11億円余りの損害賠償を求めている民事訴訟の弁論準備手続きが1日、佐賀地裁であった。
原告側弁護士や県などによると、県側は裁判所が今年3月に提示した和解勧告案に対し、改めて「和解には応じられない」と回答。来年1月26日に結審する見通しとなった。
また、原告側はこの日、破たん状態にあった組合の経営をどう改善するか話し合った「経営改善委員会」の94〜96年の議事録をまとめた書類を提出。原告側の松田安正弁護団長によると、被告で当時組合理事長だった陣内孝雄参院議員が相当回、委員会に出席し発言していた内容が記載されているという。
また、粉飾決算を続ける方針が示され、陣内議員の氏名のサインと押印がある稟議(りんぎ)書も提出。松田団長は、陣内議員が組合の粉飾決算について把握していたことを示す証拠だとしている。
陣内議員は取材に対し「はんこも持っていないし、そういうもの(稟議書)にサインしたことも押印したこともない」と話しており、出廷して反論するかについては「弁護士に従う」という。
この問題では、先月24日に第2陣訴訟として、元組合員181人が約6億6600万円を求める民事訴訟を佐賀地裁に起こしている。(高芝菜穂子)
9月3日朝刊
(毎日新聞) - 9月3日11時4分更新
357
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/09(土) 23:01:54
富岡参院議員の収支記載漏れ:民主県連の不透明会計、また浮上 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060909-00000101-mailo-l10
◇組織的不正疑惑、深まる
民主党県連会長の富岡由紀夫参院議員が初当選した参院選(04年7月)で、政治資金収支報告書に120万円の記載漏れが新たに判明し、同県連の不透明な会計処理がまた一つ浮上した。県連では、今年に入り不正をうかがわせる政治資金の問題が相次いで発覚。県連倫理委員会(委員長・田辺誠元衆院議員)が調査に乗り出したが、結論は「不正はなかった」とした。しかし、新たに富岡会長自身の参院選を巡る記載漏れが判明したことで、組織的な不正行為の疑いがますます深まった。
関係者によると、富岡会長は04年7月の参院選直前の6月、「部落解放同盟県連合会」、同高崎支部、富岡市議から計120万円の陣中見舞いを受けながら、寄付者の名義を政治資金収支報告書や選挙運動費用収支報告書のいずれにも記載していなかった。
富岡事務所(高崎市)幹部は「事実関係が分からない」と話すが、解放同盟は「会員から集めた募金100万円を寄付した」と述べ、富岡市議も寄付の事実を認めた。
同県連では、同じ参院選時期に、県連が衆院5区総支部に支出した200万円について、双方の報告書に記載されなかったことが判明し、さらに昨年9月の衆院選では、衆院群馬1区総支部が20万円の寄付を記載しなかったことも明らかになった。ある県連幹部は「これは氷山の一角。組織的裏金づくりだ」と断定する。相次ぐ不明朗な会計処理の発覚は、来年の統一選、参院選に甚大な影響を与えそうだ。【杉本修作】
9月9日朝刊
(毎日新聞) - 9月9日12時1分更新
358
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/12(火) 13:23:34
魚住汎英議員が口利き 「エフ・エー・シー」関連NPO認証促す
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20060912/20060912_009.shtml
福岡県警から出資法違反容疑で捜索を受けた福岡市の資産運用コンサルティング会社「エフ・エー・シー」をめぐり、同社の関連団体が特定非営利活動法人(NPO法人)の認証を申請した際、自民党の魚住汎英(ひろひで)参院議員=比例代表=が、所管する内閣府に「認証はまだか。早くできないか」などと口利きしていたことが11日、西日本新聞社の調べで明らかになった。同時期に、関連団体は同議員が所属する派閥のパーティー券を購入する代金として、議員の事務所名義の銀行口座に約200万円を振り込んでおり、口利きの見返りだった疑いが浮上した。
■本人は全面否定
福岡県警も同様の事実を把握しており、エフ社が集めた金の使途について実態解明を進めている。行政の許認可をめぐり、議員が特定団体のために口利きすることは「あっせん利得処罰法」で原則禁じられており、行為の是非を問う声が上がりそうだ。魚住議員は取材に対し、事実関係を全面否定している。
関連団体は「WBEF」で、代表はエフ社の前社長(41)。昨年12月5日付でNPO法人の認証を内閣府に申請したが、審査は難航していた。
関係者の話を総合すると、魚住議員は3月末、参院議員会館の自室に内閣府職員を呼び、「WBEFが8月に(宮崎市で)3万人規模の集会を開く。認証をよろしく」と要請。その後も5月下旬までの間、5回にわたり職員を議員会館に呼んだり、内閣府に電話をかけ「(審査の)状況を説明してくれ」「とにかく早くできないか」などと働き掛けた。
一方、WBEFは魚住議員の事務所名義の銀行口座に4月から5月にかけ計約200万円を振り込んでいた。同議員の所属派閥「志帥会」が6月1日、都内のホテルで開いたパーティー券購入名目だった。支出元はエフ社だった可能性が高い。
WBEFは、全国各地で「起業セミナー」などと称した会合を開き、参加者にエフ社への出資を勧誘。WBEFがNPO法人の認証を受ければ社会的信用が高まり、出資が募りやすくなるなどとして、エフ社側が魚住議員に口利きを依頼したとの見方が出ている。
通常、内閣府は認証申請から4カ月以内に可否を判断するが、活動内容が不透明との指摘があり結論を留保。6月6日付で不認証とした。
福岡県警は今年6月、金融業の認可を受けず、全国の約8000人から約130億円を違法に集めたとする出資法違反(預かり金の禁止)容疑で、エフ社やWBEFの事務所などを捜索した。
魚住議員は熊本県議、衆院議員2期を経て、2000年の参院熊本選挙区補選で当選、01年の参院選は比例代表で当選し、現在2期目。50億円近くの債務を抱え04年に破産している。
=2006/09/12付 西日本新聞朝刊=
2006年09月12日12時55分
359
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/12(火) 13:37:00
魚住参院議員、NPO認証へ口利きか 250万円入金
2006年09月12日12時45分
http://www.asahi.com/national/update/0912/TKY200609120220.html
福岡県警から出資法違反(預かり金の禁止)容疑で家宅捜索を受けた福岡市の資産運用コンサルティング会社「エフ・エー・シー」の関連団体がNPO法人の認証を内閣府に申請した際、自民党の魚住汎英(ひろひで)参院議員=比例代表=が認証するよう内閣府に働きかけた疑いがあることが、県警の調べで分かった。県警は、関連団体から約250万円が魚住議員側の口座に入金されていることを確認しており、働きかけの経緯と入金の趣旨などとの関係を調べている。魚住議員の事務所は12日、「議員も秘書も連絡がつかない」としている。
関連団体は、エフ社が設立した起業家の育成などを目的とした任意団体「WBEF」。県警によると、6月にWBEFの事務所を家宅捜索した際、WBEF側が4月と5月の2回に分けて、魚住議員の事務所の銀行口座に計約250万円を振り込んだことを示す通帳と、「パーティー券購入のため」などと記された送金を示す書類を押収したという。
県警は、働きかけと入金の趣旨によっては、あっせん利得処罰法に抵触する恐れもあるとみて慎重に調べている。
360
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/12(火) 13:46:41
橋本聖子議員、親族借金トラブルで1500万円未返済
http://www.sankei.co.jp/news/060912/sha002.htm
自民党の橋本聖子参院議員(41)の親族が、「議員の選挙活動費」などの名目で知人女性から計2200万円を借り入れ、うち1500万円を返済していないとしてトラブルになっていることが11日、分かった。女性は未返済分の支払いを求めて札幌地裁苫小牧支部に提訴し、全面勝訴。判決に従わないとして親族の資産差し押さえを申し立て、近く差し押さえが実行される見通しとなっている。
複数の関係者によると、女性は平成10年4月、競走馬の牧場経営を通じて以前から付き合いのあった橋本議員の親族に融資を依頼され、1000万円を貸し付け。また13年7月に「議員の選挙資金が必要」などと求められて700万円を、17年8月には500万円を親族側に貸し付けた。
2回目の融資のうち200万円については、親族が14年1月ごろに女性宅に持参して返済。残り500万円は同年3月、「橋本聖子事務所」名で女性の銀行口座に振り込まれた。
しかし、1回目と3回目について返済がなかったことから、女性は札幌地裁苫小牧支部に提訴。1回目分は今年2月、3回目分は17年11月に判決が出され、いずれも親族側に全額返済と遅延損害金の支払いを命じた。
判決後、女性は再三にわたり親族や橋本議員の事務所に対して返済を求めたが、「対応に誠意がない」として同支部に親族の資産差し押さえを申し立て、今月1日に認められた。近く同支部の執行官や女性の代理人らが、差し押さえのため親族宅などに出向くとみられる。
女性に近い関係者の一人は「債権の回収が不十分だった場合には、橋本議員の議員報酬の差し押さえを申し立てる方針」としている。
橋本議員はスピードスケートや自転車競技の日本代表として、計7回の冬季、夏季五輪に出場。平成4年のアルベールビル冬季五輪では、スピードスケート1500メートルで銅メダルを獲得した。7年の参院選で初当選、13年に再選を果たし現在2期目。日本スケート連盟会長や自民党北海道連会長などを務めている。
産経新聞の取材に橋本議員の事務所は、「親族のことであり、詳細を把握できないのでコメントのしようがない。(一部を事務所名で返済したことについては)当時の事情を知っている者がいない」とした。
【2006/09/12 東京朝刊から】
(09/12 05:16)
361
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/13(水) 04:47:23
魚住議員口利き 「説明責任果たせ」 政府・与党に波紋
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060912-00000026-nnp-l40
福岡市の資産運用コンサルティング会社「エフ・エー・シー」の関連団体の特定非営利活動法人(NPO法人)認証をめぐり、本紙の調べで明らかになった自民党の魚住汎英参院議員=比例代表=の内閣府への口利き問題は12日、政府・与党内に波紋を広げた。内閣府は事実関係の確認を拒んだが、安倍晋三官房長官は政治の信頼にかかわる問題との認識を示し、自民党の武部勤幹事長は「本人が説明責任を果たすべきだ」と述べた。
内閣府の廣川治・市民活動促進課長は12日、本紙の取材に対し「認証審査に当たり、広く情報提供を求める法の趣旨にのっとり、だれからどのような内容の情報提供があったかは答えられない」と述べた。議員から働き掛けがあった場合、記録に残す内閣の申し合わせがある点に関しては「今回はそれに当たらない。(残すのは)判断をゆがめるような難しいケースの場合だ」と述べ、審査自体は適正に行ったとの立場を示した。
一方、安倍晋三官房長官は会見で、口利きの事実関係について「報告を受けていない」としながらも、問題の団体の審査経緯について「昨年12月5日の申請受理以降、市民から活動を懸念する声が内閣府へ多く寄せられたと聞いている。それらを含め総合的に判断し、今年6月6日付で不認証の決定を行ったと聞いている」と説明。「政治家は常に襟を正し、国民の信頼を損なう行為、また疑われる行為について極めて注意深くなくてはならない。もちろん、法令を順守するということは当然のこと」と述べた。
=2006/09/12付 西日本新聞夕刊=
(西日本新聞) - 9月12日16時59分更新
362
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/13(水) 20:42:29
富岡参院議員の収支記載漏れ:「寄付の個別氏名把握せず」規正法違反の疑い /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000126-mailo-l10
民主党県連会長の富岡由紀夫参院議員が初当選した参院選(04年7月)で、部落解放同盟県連合会などからの寄付を政治資金収支報告書に記載していなかった問題で、富岡会長側の弁明の一部に政治資金規正法違反の疑いがあることが12日、分かった。富岡会長側は記載漏れの報道に対し「陣中見舞いは寄付した団体が会員のカンパを集めたもの」として、団体名の記載義務はないと弁明している。だが、同法では
「匿名寄付の禁止」の規定があり、寄付団体が集めた金を、個別の寄付者氏名を把握しないまま受け取れば同法違反になる。この点について富岡事務所は「会計責任者が自殺しており、事実関係を把握できない」としている。
富岡会長は、参院選直前の04年6月、部落解放同盟県連合会から100万円、同高崎支部と富岡市議からそれぞれ10万円の陣中見舞いを受けながら、政治資金収支報告書などに記載しなかった。
同法では年間5万円を超える献金については報告書に団体名などの記載を義務付けている。しかし、富岡事務所は同連合会からの寄付100万円について「連合会が会員から集めたカンパ。5万円以下の小口の個人献金の集まり」とし、法律違反はなく、報告書の修正の必要もないとの見方を示している。
同連合会は毎日新聞の取材に「募金者の金額、名前などを記したリストはない」と明言。寄付した団体が把握していない個別の寄付者氏名をどのように知り得たのか、同連合会と富岡事務所側の説明は食い違いを見せている。県選管は「寄付者の氏名を把握していないのであれば、『匿名の寄付をしてはならない。受け取ってはならない』と定めた同法22条に違反する」と指摘している。【杉本修作】
9月13日朝刊
(毎日新聞) - 9月13日13時1分更新
363
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/15(金) 16:18:06
和歌山市幹部らを書類送検=市長選で部下動員の疑い−県警
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060915-00000080-jij-pol
7月の和歌山市長選で、大橋建一市長(60)の個人演説会への参加を市幹部が部下に働き掛けたとされる問題で、和歌山県警捜査2課は15日、同市理事の的場俊夫市長公室長(59)ら市幹部十数人を公選法違反(公務員の地位利用)の疑いで書類送検した。
調べによると、的場市長公室長らは選挙期間中の7月26日夜、市役所近くの小学校で開かれた大橋市長の個人演説会に参加するよう部下に働き掛けた疑い。演説会には約250人が参加していたが、多くは市職員だったという。
(時事通信) - 9月15日16時1分更新
364
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/15(金) 18:00:30
竹中、突然の議員辞職表明…金銭スキャンダル原因か
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_09/t2006091521.html
竹中平蔵総務相(55)は15日午前、総務省内で記者会見を開き、小泉内閣の退陣と同時に参院議員を辞職することを明らかにした。「(自分の)役割は首相を支えることだった」などと説明したが、任期を4年残しての議員辞職には批判もあるうえ、あす16日発売の週刊誌で金銭スキャンダルが報じられていることが分かった。
「総務大臣の職を辞する際、参院議員の職も辞したい。小泉内閣の終焉(しゅうえん)をもって、政治の世界での私の役割は終わった」
記者会見でこう語った竹中氏。この直前、官邸で小泉純一郎首相(64)に会い、辞職意向を伝えた。今後は「慶応大学にできるシンクタンクの代表」「ハーバード大教授」などの説があるが、なぜか顔は青ざめていた。
竹中氏は慶大教授などを経て、平成13年の小泉内閣発足と同時に経済財政担当相に就任。翌14年には金融担当相も兼務して「金融再生プログラム」を作成し、不良債権問題の解決にあたった。
16年の参院選に自民党比例代表で立候補し、約72万票でトップ当選。その後、経済財政・郵政担当相となり、17年の郵政民営化法を成立させた。同年10月からは総務相を務めている。
この5年5カ月、「小泉構造改革」の牽引(けんいん)役として影響力を発揮してきただけに、任期途中での議員辞職には批判や疑問が多く、竹中氏自身、「投票してくれた有権者には申し訳ない。民間人として改革を支えていく」と釈明したが、実は16日発売の週刊ポスト(9月29日号)が「裏献金パーティー疑惑」を報じている。
同誌によると、竹中平蔵経済塾などが主宰するパーティーが昨年4回開催されたが、これが今月8日に公表された政治資金収支報告書に記載されていないというのだ。
総務相は政治資金の所管大臣。竹中事務所に、記事と議員辞職の関係について聞くと、「詳しく分かるものが席を外している。お答えできない」と話すだけだった。
ZAKZAK 2006/09/15
365
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/16(土) 10:10:13
宮崎県知事:後援会長が初当選後に支援者に5千万円渡す
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20060916k0000e040012000c.html
安藤忠恕(ただひろ)宮崎県知事の佐藤公一後援会長が、初当選後の03年秋に、支援者の男性に現金5000万円を渡していたことが分かった。知事の政界指南役とされる男性はすぐに現金を知事に返したが、知事は後援会長に届けるまで約2カ月間保管していた。安藤知事は「男性に世話になった礼をしたいという気持ちはあったが、現金を渡すように指示はしていない」と釈明しているが、佐藤会長は「知事も了承し5000万円を用意した」と食い違いを見せている。
15日に会見した安藤知事によると、男性とは10年以上の付き合いがあり、国会議員秘書の経験もある。03年9月、男性から「(事務所の運営を)手伝ってもいい」と言われ、後援会に紹介した。だが、後援会内部から反発が出て会員にもならなかった。その際、安藤知事は後援会から「この件には関与しないでいい」と言われたという。
同年10月、後援会から「佐藤会長が5000万円を銀行から借りた」との報告を受けたが、その直後に男性が手提げバッグに入れた現金を持って訪れ「受け取るわけにはいかないから返してくれ」と言って、安藤知事に渡したという。
選挙区内の人物や法人への金銭の供与は公職選挙法(寄付の禁止)などに抵触する恐れがあるが、安藤知事は「後援会を通していないし、すぐに返されたのでそういう認識はなかった」と述べた。安藤知事は現金の趣旨について「数年にわたり指南を受けたお礼」と語り、約2カ月間、知事公舎で現金を保管していたことについては「公務で忙しかったから」などと話している。自身の釈明が後援会長の話と食い違うことについては「この問題に対応するグループが幾つかあったため、思い違いが生じたのではないか」と語った。
県選管に提出された「安藤ただひろ後援会宮崎県連合会」の政治資金収支報告書(03年分)によると、収入総額は約4365万円、支出総額は約4336万円となっている。【関谷俊介、甲斐喜雄、中尾祐児】
毎日新聞 2006年9月16日 10時06分
366
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/16(土) 19:50:15
宮崎県知事 5000万円提供関与否定 後援会側の説明と矛盾
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060916-00000004-nnp-l45
宮崎県の安藤忠恕(ただひろ)知事の後援会が後援会の元幹部とされる人物に5000万円を提供した問題で、安藤知事は15日、記者会見した。現金の受け渡しを自身が知っていたことは認めたものの、「具体的な額など指示しておらず、どのような方法で届いたかは分からない」と強調し、関与を否定した。一方、後援会長は、取材に対し「元幹部への現金提供を協議した会合に知事も同席していた」と証言。「会合は知らない」とする知事の説明との矛盾が浮き彫りになった。
会見で知事は、後援会が現金を渡した人物を「A氏」と呼び、「後援会とは関係ない」とした。
知事によると、初当選した知事選後の2003年9月ごろ、「後援会から『A氏が後援会に入ることに同意できない。断りを入れるが、知事はタッチしなくてよい』と言われ、任せた」という。翌月、後援会から「この件は処理できた」と報告を受けた1−2日後、A氏に呼び出され、宮崎市内の後援会事務所で多額の現金入りと思われる手提げ袋を返された。手提げ袋は「同年12月ごろ、額など中身を確認せず後援会長に渡した」と説明した。
知事は会見で「A氏への対応を決める後援会の会合は、まったく知らない」と主張したが、後援会長は、「用意した現金は5000万円」と認めた上で、「(現金を渡した人物は)事務局長の後任として知事が連れてきた。対応を話し合った会合には知事も顔を出している。知らないはずがない」と話し、双方の言い分は大きく食い違っている。
また、現金の趣旨について、知事は「A氏から政治の指南を受けたことへの対価だったが、適当ではなかった」と釈明。一方で「カネは後援会長が借りたもので、A氏からすぐ返されたこともあり公選法や政治資金規正法に触れない。渡した行為自体がなかったことになると思う」と強調した。
=2006/09/16付 西日本新聞朝刊=
(西日本新聞) - 9月16日10時6分更新
367
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/16(土) 20:26:37
選挙:県議選 自治労県本部、黒沢・民主県連幹事長の推薦見送る /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060916-00000133-mailo-l10
◇「会計問題未決着」−−来春県議選で
自治労県本部は15日、みなかみ町で開かれた定期大会で、民主党県連幹事長の黒沢孝行県議の県議選(来年4月)での推薦を見送った。同県議の地元の太田市職労が「県連の会計問題が決着していない」などとして、要請を見送っていた。黒沢県議は党の公認も得られておらず、選挙戦への影響が予想される。
同大会では、来春の統一地方選で、同党の桑原功県議、周藤雅彦桐生市議の推薦を決めた。同本部は黒沢県議が書記まで務めた出身団体。
同県連では、04年7月の参院選直前、県連と衆院群馬5区総支部との200万円の授受が政治資金収支報告書に記載されていなかったことが発覚。同参院選で初当選した富岡由紀夫県連会長が120万円の陣中見舞いを記載していなかったことも分かった。選対事務局長を務めた黒沢県議の記載漏れへの関与も一部で指摘されている。太田市職労は「組合員の理解が得られない。今後、推薦するかは会計問題の行方を見て判断したい」としている。【杉本修作】
9月16日朝刊
(毎日新聞) - 9月16日13時2分更新
368
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/21(木) 18:59:37
魚住議員口利き問題で内閣府を家宅捜索 福岡県警
2006年09月21日15時25分
http://www.asahi.com/national/update/0921/SEB200609210005.html
福岡県警から出資法違反(預かり金の禁止)容疑で家宅捜索を受けた福岡市の資産運用コンサルティング会社「エフ・エー・シー」の関連団体がNPO法人の認証を内閣府に申請した際、自民党の魚住汎英(ひろひで)参院議員(66)=比例代表=が認証するよう内閣府に働きかけたとされる問題で、福岡県警は21日午前、出資法違反容疑で内閣府の家宅捜索を始めた。
県警はすでに、エフ社側の少なくとも250万円が議員側の口座に振り込まれたことを確認。一方で同議員が、入金と比較的近接した時期に内閣府職員に対して複数回にわたりNPO認証の申請を認めるよう働きかけていたという関係者の証言を得ている。捜索はこうした一連の経緯を裏付ける狙いがあるとみられる。
エフ社は金融業の許可を持たないのに、起業指南をうたうCDソフトを1口100万円で購入すれば、1口につき月5万円の配当を約束して出資金を集めたとして6月に家宅捜索を受けた。全国の約8000人から約130億円を集めたとみられるが、凍結された同社関連の銀行口座には数億円しかなかったという。
魚住議員が認証を働きかけたとされる団体は、エフ社設立の起業家育成などを目的とした任意団体「WBEF」で、NPO法人を装い、出資者を募っていた。
県警は、エフ社とともにWBEFも家宅捜索しており、押収した資料の中に、魚住議員の事務所の口座へ、4月と5月の2回に分けて計約250万円を振り込んだことを示す通帳と、「パーティー券購入のため」と記された送金を示す書類を発見。この金の趣旨や認証するよう働きかけた経緯によっては、あっせん利得処罰法に抵触する恐れもあるとみている。
魚住議員はこれまでの朝日新聞の取材に対し、「エフ社のことは一切知らない。WBEFについては担当課に電話をし、事務所にも職員が1、2回来た。認可をやってくれと言った。だが、見返りは全く求めておらず、パーティー券の購入を頼んだこともない」と説明している。
369
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/21(木) 19:39:21
後援会資金提供 知事、見解覆す 宮崎日日
2006年09月21日
安藤知事の後援県連合会が元国会議員秘書に5千万円を提供していた問題で、知事は20日、後援会会長が個人的に提供したとの従来の見解を覆し「後援会のために提供されたと判断するのが至当のようだ」と話した。現在、後援会は県選管の指導を受けており、必要であれば政治資金収支報告書に記載することを明らかにした。
知事はこれまで「後援会会長が個人で借りた。後援会のカネではなく、後援会とは関係ない」と説明してきた。その後、後援会や後援会会長などと事実関係を確認。「借りたのは個人だが、立場が後援会会長であるということから、使途は後援会のためだったと考えるのが適当なようだ」と釈明した。
後援会が現金を渡したことになると公選法(寄付の禁止)に触れるとの指摘には「政治面でのコンサルタントとしての(元秘書への)対価であり、寄付ではない」と述べ、具体的な金額の指示や提供についてもあらためて関与を否定した。
5千万円が提供されたのは、知事の当選直後の2003年10月。政治資金収支報告書への記載について、県選管は「5千万円が後援会からの支出ということなら、今からでも訂正できる」としている。20日の県議会9月定例議会の一般質問では、中野一則議員(自民、えびの市区)が5千万円の借用書の存在を尋ねたが、知事は「知らない」と答えた。
370
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/22(金) 22:44:16
逮捕近し。
NPO法人口利き疑惑、内閣府を捜索・福岡県警
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060922AT5C2102H21092006.html
福岡県警が出資法違反容疑で捜査している資産運用コンサルティング会社「エフ・エー・シー」(福岡市)の関連団体について、九州出身の国会議員が特定非営利活動法人(NPO法人)の認証を内閣府に働きかけたとされる疑惑で、県警は21日、出資法違反事件の関連先として内閣府を家宅捜索し、関係資料を押収した。
県警は、認証を働きかけた口利き行為が、あっせん利得処罰法に抵触する疑いがあるとみて解明を進める。
働きかけたとされる国会議員は、熊本県出身で自民党の魚住汎英参院議員(66)=比例代表。関係者によると内閣府では同議員から繰り返し働きかけを受け、やり取りや対応を記したメモを作成していたという。県警はこれらのメモを押収したもようだ。
魚住議員は口利き否定
http://210.128.247.29/newsfile/view_news.php?id=9850
高配当をうたって違法に資金集めをしたとして、警察の捜索を受けた福岡市の会社の関連団体のNPO法人認証をめぐり、自民党の魚住汎英参議院議員が内閣府に口利きしたとされる問題で22日、魚住議員が菊池市の事務所で会見を開き口利きを否定した。
この問題の発端は、福岡市博多区に本社を置くコンサルティング会社「エフ・エーシー」が全国8000人から約130億円を違法に集めた出資法違反の疑いで今年6月警察の家宅捜索を受けたことにあった。警察のその後の調べで今年4月から6月にかけてこの「エフ・エー・シー」の関連団体が比例区選出で自民党の魚住議員の事務所名義の銀行口座にパーティー券の購入代金として計240万円を振り込んでいたことが分かった。また、同じ時期に魚住議員がこの関連団体をNPO(特定非営利法人)の認証を受けられるよう内閣府に口利きをしたとの情報も把握。警察はこうした行為があっせん利得処罰法に違反しないかどうか事実確認を進め、21日、内閣府を家宅捜索し、関係書類を押収した。
こうした疑惑が浮上する中、22日ようやく魚住議員がマスコミの前に姿を現した。結局、よく知らない団体のためになぜ何度も内閣府に接触したのかはっきりしないまま一部のマスコミの報道の仕方に不満をぶつけ会見は途中で打ち切り。釈然としない会見となった。
2006-09-22 19:17:47
口利き疑惑 魚住議員 疑惑を否定
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2006/9/22&group=4&id=5
福岡市の資産運用コンサルティング会社の関連団体のNPO認証をめぐり、口利きの疑いが持たれている魚住汎英参議院議員は、9月22日の会見で疑惑を否定しました。
魚住議員は今年3月、出資法違反の疑いが持たれているエフ・エー・シーの関連団体、WBEFの関係者から「東南アジアとの交流を目的とした大会を開きたい」などの相談を受けました。賛同した魚住議員は、内閣府の担当者に電話で接触し、WBEFのNPO認証手続きの状況を聞いたということです。
魚住議員はその後も内閣府の担当者と接触を繰り返しましたが、WBEFが事務所の口座にパーティ券購入代金として、250万円を振り込んだ件については、4月に200万円、6月に40万円の入金は確認したとしながらも口利きの見返りとしての疑惑は否定しました。
371
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/29(金) 11:28:39
パーティー券収入記載せず 松岡農相の資金管理団体
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=DLT&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2006092901000250
松岡利勝農相(自民、衆院熊本3区)が、出資法違反容疑で今年6月に福岡県警の家宅捜索を受けたコンサルタント会社「エフ・エー・シー」の関連団体に昨年12月、政治資金パーティー券100万円分を購入してもらったのに、資金管理団体の昨年分の政治資金収支報告書に記載していなかったことが29日、分かった。
政治資金規正法は、1回20万円を超えるパーティー券を購入してもらったりした場合、相手先の名前や金額を、政治資金収支報告書に個別に記載しなければならないとしている。松岡農相側は今月26日付で報告書を訂正した。
この関連団体は「WBEF」で、エフ・エー・シーとともに捜索を受けている。
WBEFはことし4、5月に自民党の魚住汎英参院議員(比例代表)の事務所の口座にパーティー券購入代金を振り込んでおり、魚住議員が所管の内閣府にWBEFを特定非営利活動法人(NPO法人)に認証するよう口利きしていた疑いが持たれている。
松岡農相は当選6回。安倍晋三首相を支持、今回初入閣を果たした。
WBEFは各地で「起業家セミナー」を開催。その際にエフ社への出資を募り、約8000人から約130億円を違法に集めていた。
372
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/29(金) 12:11:06
松岡農水相が報告書記載漏れ=パーティー券100万円−出資法違反容疑事件
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060929-00000042-jij-soci
安倍内閣で初入閣した松岡利勝農林水産相の資金管理団体が、出資法違反容疑で福岡県警の家宅捜索を受けた資産運用コンサルティング会社「エフ・エー・シー」(福岡市)の関連団体から、パーティー券購入代金として100万円を受け取りながら、政治資金収支報告書に記載していなかったことが29日、分かった。
松岡農水相の説明などによると、パーティー券を購入したのは「WBEF」。昨年12月、代金100万円が松岡農水相側の口座に振り込まれた。
資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」の2005年分の収支報告書には、この100万円の記載はなく、松岡農水相は「記載ミス」として、安倍内閣が発足した26日になって総務省に訂正を届け出たという。
(時事通信) - 9月29日12時0分更新
“疑惑”団体がパーティー券購入、松岡農相記載せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060929-00000205-yom-soci
安倍内閣で初入閣した松岡利勝農相(61)(自民党、衆院熊本3区)が昨年12月に政治資金パーティーを開いた際、福岡県警に出資法違反容疑で捜索を受けた団体からパーティー券100万円分を購入してもらいながら、政治資金管理団体の収支報告書(昨年分)に記載せず、組閣日の今月26日になって訂正していたことがわかった。
総務省政治資金課は「記載すべき事項が1つでも漏れていれば法に抵触する可能性がある」と話している。
パーティー券を購入していたのはコンサルティング会社「エフ・エー・シー」(福岡市)の前社長が代表を務める「WBEF」(ワールド・ビジネス・エキスパート・フォーラム)。エフ社は6月、金融業の許可を受けずに全国の会員5000人余から100億円以上を集めたとして、県警の捜索を受けた。県警は、WBEFはエフ社と一体となって活動しており、会員勧誘の窓口の1つとみている。
(読売新聞) - 9月29日12時7分更新
373
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/30(土) 19:26:10
福島県議を一斉聴取=談合資金使途など追及−東京地検
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060930-00000043-jij-soci
福島県発注の下水道工事をめぐる談合事件で、東京地検特捜部は30日、佐藤栄佐久前知事を支持していた複数の福島県議を、一斉に任意で事情聴取したもようだ。佐藤前知事実弟の紳士服メーカー「郡山三東スーツ」社長佐藤祐二容疑者(63)らが落札業者側から受け取った現金が、選挙資金などに使われた可能性について、説明を求めたとみられる。特捜部は10月1日以降も、県議会議長経験者を含む数人の県議に聴取を要請しており、談合をめぐる資金と前知事周辺との関係について、解明を進めている。
(時事通信) - 9月30日16時1分更新
374
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/30(土) 22:07:21
自民・藤井衆院議員の政策秘書 無届けで社長兼職 讀賣滋賀
自民党の藤井勇治衆院議員(56)(比例近畿ブロック)の政策秘書の男性(44)が、国会議員秘書給与法に違反して、衆院議長に無届けで奈良県天理市の建設会社社長を兼職していることがわかった。男性は30日付で秘書を退職する予定。
藤井議員は読売新聞の取材に対し、事実を認めた上で「今年4月に秘書として雇ったが、社長は既に辞任しているものと思っていた」と説明。8月に男性から「家族の都合で9月末で秘書を退職したい」と申し出があり了承したという。秘書は「会社に辞任の意向を伝えたが、後任が決まらず、登記上そのままになっていた。関係者に迷惑をかけ申し訳ない」としている。
同法は、議員秘書の兼職を原則的に禁止。議員が許可した場合は兼職できるが、文書で議長に届け出なければならない。無届けでも罰則はない。
藤井議員は昨年9月の衆院選に滋賀2区から立候補して落選したが、比例区で復活し、初当選した。
(2006年9月30日 読売新聞)
375
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/01(日) 18:10:11
【悪党】福島県知事佐藤栄佐久を糾弾しよう【3】
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1159271687/
334 名無しさん@お腹いっぱい。 New! 2006/10/01(日) 16:40:55 ID:TKZmsVDt
既出かもしれないけど、書きたいから書かせて。
知事の選挙資金ルートも視野に入ってきたらしいよ。
すでに現職県議3名が任意で事情聴取されたらしい。
さらに、現職の国会議員複数名も知事の選挙のときに資金が流れているので顔面蒼白状態。勿論、知事の娘婿、「げ○ば」も。
自分の選挙のときも選挙区外の県内中小ゼネコンがこぞって人員派遣しているし。これで終わりじゃないかって話もある。
さらに、さらに、連合会長も数百万円の資金が流れており、びびってるってさ。
いずれにしろ、長きに渡り、税金の無駄遣いをしてきた、県政主流派は地盤沈下の模様。
民間情報だからどこまで本当かわからないけどね。
335 名無しさん@お腹いっぱい。 New! 2006/10/01(日) 17:02:01 ID:B0tY9SYd
郡山青年会議所も一枚かんでる模様。
選挙活動での最大の応援部隊。郡山で開催される
青年会議所全国大会にも金が動いているのでは。
336 名無しさん@お腹いっぱい。 New! 2006/10/01(日) 17:37:34 ID:TKZmsVDt
県の外郭団体に出向している職員の逮捕の可能性が出てきた。
地方議員も戦々恐々だとさ。おらの地元の市議会議員様の中にもお金を貰っていた方が複数名いる。
玄○の元秘書出身議員とか、自○党の元幹事長の市議とか。
結局、みんな、知事からお金貰って応援してたんだね。その出どこは税金てとこが泣かせる。
337 名無しさん@お腹いっぱい。 New! 2006/10/01(日) 17:40:24 ID:TKZmsVDt
郡山青年会議所というよりは特定の個人でないの?
JC出身の大物財界人とか。今日の情報によると知事の選挙資金ルートはかなり広範囲だと。
376
:
小説吉田学校読者
:2006/10/01(日) 22:28:17
>>375
事情聴取された県議とはおそらくこの人。
http://www.akina.ne.jp/~jimin/main/kenkai03.html
郡山で狙われる特定個人とは、JCもさることながら、おそらくビッグアイ入札関連を特捜がいじらないと浮上しないと思います(土木に関心のない人でもある)けれども、郡山財界の名物オヤジ、野球大好きの特定個人が浮かびますね。
http://www.zaikai21.co.jp/oshirase_m_4.htm
ただし、この特定個人は、郡山市長選を機に、根本匠と疎遠になったんですけれども、かといって、積年の確執を超えて増子に乗るとも思えない人物ではあるんですねえ。
佐藤前知事は郡山JC出身です。
捜査線上にいる県庁OBは元土木部長E氏で外郭団体トップのと思われます。
377
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/02(月) 22:07:38
>>376
江花氏については、時効なのかな。
殺人の時効が最近問題になるけど、こういう問題の時効って歯がゆいねぇ。
市幹部ら2人を略式起訴=市長選で部下動員−和歌山区検
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061002-00000104-jij-soci
7月の和歌山市長選で、市幹部らが大橋建一市長(60)の個人演説会に部下を動員したとされる事件で、和歌山区検は2日、公選法違反(公務員の地位利用)の罪で、的場俊夫市長公室長(59)と宮木多喜男元特別秘書(63)の2人を略式起訴した。書類送検された他の幹部10人は嫌疑不十分で起訴猶予となった。
起訴状によると、2人は選挙期間中の7月25日または26日、庁内で部下に対し「午後6時半から大橋市長の個人演説会があるので行ってほしい」「他にも声を掛けて参加させてほしい」などと告知し、部下を動員した。
(時事通信) - 10月2日19時1分更新
378
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/03(火) 09:05:47
「受注調整の結果聞いた」 前福島知事弟、供述かえる
2006年10月03日06時11分
http://www.asahi.com/national/update/1002/TKY200610020371.html?ref=rss
福島県発注の下水道整備工事をめぐる談合事件で、競売入札妨害(談合)の疑いで逮捕された、佐藤栄佐久・同県前知事の実弟で縫製会社「郡山三東スーツ」社長の佐藤祐二容疑者(63)が、東京地検特捜部の調べに対し、「受注調整の結果を聞いていた」と認め、これまでの供述を変えていることが関係者の話でわかった。特捜部はさらに、佐藤社長を頂点としていたとされる同県内の公共工事での受注調整システムの全容解明を進めるものとみられる。
佐藤社長は、設備会社社長、辻政雄被告(59)=競売入札妨害の罪で起訴=らと共謀。04年8月に入札が行われた広域下水道整備工事で、準大手ゼネコン「東急建設」(東京都渋谷区)などの共同企業体が落札できるよう受注調整していた疑いが持たれている。
関係者によると、佐藤社長は逮捕された当初、特捜部の調べに対し、談合へのかかわりを一切否定していた。
しかし、この工事の入札で東急建設が落札予定会社になったことは辻社長らから聞かされていたという内容の供述を始めたという。
ただし、自らの意向で東急建設を選んだり、受注調整したりしたことはなかったと否認する姿勢を変えていないという。
佐藤社長はこれまで、東急建設東北支店側から現金数百万円を受け取ったことは認めている。だが、授受の時期は、入札が行われた04年8月前後ではないとし、受注謝礼の趣旨を否認していた。
特捜部は、辻社長や東急建設東北支店元副支店長の門脇進容疑者(63)らから、佐藤社長の談合への関与についての調べをさらに進め、佐藤社長を追及するものとみられる。
379
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/05(木) 17:02:17
パーティー券、市長室があっせん 大阪、柳本議員が依頼
2006年10月05日08時22分
http://www.asahi.com/national/update/1004/TKY200610040526.html
大阪市の市長室秘書部が、元環境総括政務次官で自民党の柳本卓治衆院議員=比例・近畿ブロック=側の依頼を受け、同議員の政治資金パーティーのパーティー券の購入を市の幹部職員にあっせんしていたことが4日、関係者の証言で明らかになった。10年ほど前から続いており、局長、部長級職員らが1枚3万円の券を毎年数百枚単位で購入していたという。
政治資金規正法は、公務員が地位を利用してパーティー券の販売にかかわることを禁じており、同法に抵触する可能性もある。
柳本議員は中曽根康弘元首相の秘書を務めた後、75年に大阪市議に初当選。90年の総選挙で旧大阪1区から衆院議員に初当選し、現在5期目。
関係者の話を総合すると、あっせんの対象となっていたのは、柳本議員の政治資金パーティー「柳本卓治君を励ます会」のパーティー券。柳本議員が自民党大阪府連会長を務めていた時には、同府連主催の「自民党大阪政経懇談会」のパーティー券も対象になった。いずれも毎年1回程度、大阪市内のホテルなどで開かれ、党幹部や閣僚、歴代の大阪市長らも出席していた。
柳本議員側は市長や助役、市長室側に「パーティーがあるのでよろしく」と依頼し、市職員名簿を基に、部長級以上の幹部の自宅にパーティーの案内状と振込用紙を郵送していた。この際、市長室の秘書部長や秘書課長らが、各部局の局長や部長らに購入者を指示したり、目標の枚数を指定したりしたという。
購入した幹部の大半は個人で会費を振り込んでいたが、一部の局では庶務担当課長が幹部の振込用紙を集め、局ごとに組織された親睦(しんぼく)団体「管理職会」の積立金からまとめて払っていた。
振込用紙には通し番号が振られ、誰が購入したかが分かる仕組みになっていた。「売れ行き」が悪いと、柳本議員側から助役や市長室などに「協力をいただけていないみたいですね」などと電話がかかることもあったという。
〈柳本議員の話〉
自分の活動を広く知ってもらうため、局部長級のリストをつくって、「励ます会」の案内状を毎年送っている。市長や助役に会った際に「今度パーティーがあるのでよろしく」とはお願いしたことがあるが、「たくさん買って欲しい」などと言ったことはない。ただ、市職員に迷惑をかけたり誤解を招いたりしたくはないので、来年以降はパーティー券の送付をやめる方向で検討したい。
380
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/05(木) 17:03:39
柳本衆院議員のパー券、大阪市4局の親睦団体が購入
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061005i207.htm
大阪市の公園管理、文化施策等を所管する、ゆとりとみどり振興局、港湾局、市民局、水道局の4局が、元環境総括政務次官で自民党の柳本卓治衆院議員の政治資金パーティー券を、各局の親睦(しんぼく)団体の経費で購入していたことがわかった。
判明した昨年分は計17枚51万円。政治資金規正法は、公務員が地位を利用してパーティー券の購入を求めることなどを禁じており、市は「組織的に関与していたなら不適切」として、過去にさかのぼり全庁調査を行う。
市などによると、柳本議員は毎年、市の部長級以上の職員宅に、パーティーの案内状と、振込用紙を郵送しているという。
ゆとりとみどり振興局は昨年6月、局長級ら5人分として15万円を、課長級以上でつくる「管理職会」から支出したが、5人は出席しなかった。2001年に局が設置された後、局部長会議で購入することが決まったという。昨年以前の購入枚数は、帳簿が残っていないため不明としている。
庶務担当者は「国とのパイプが重要なため、購入していた。誤解を招きかねないので、今年は購入していない」としている。
港湾局も昨年は6人分18万円、一昨年は5人分15万円を「管理職会」から支出。「約10年前から支出している」としている。市民局は昨年、3人分計9万円を「課長会」から、水道局も昨年、3人分計9万円を「局部長会」から支出していた。いずれの親睦団体も、公費は使われていないという。
柳本議員は「大阪市出身の国会議員として、市をよくすることが関西、日本をよくすると思っており、市職員にもこうした考え方を知ってほしいと案内状を送ってきた。誤解を招くなら来年からは改める」としている。関淳一市長は「職員への購入の呼びかけは、一切していない。参加は個人の意思」と話している。
(2006年10月5日13時51分 読売新聞)
381
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/05(木) 17:31:10
柳本衆院議員パーティー券 市長室、購入調整か 大阪市調査へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061005-00000019-san-soci
元環境総括政務次官で、自民党の柳本卓治衆院議員(比例代表近畿ブロック)が、毎年開催する自身の政治資金パーティーの案内状を、大阪市の局長や部長級の幹部宅に郵送し、一部の局で購入の取りまとめをしていたことがわかった。市長室が過去に購入のあっせんや調整をしていた疑いもあり、市は事実関係を調査する。
政治資金規正法は公務員が地位を利用してパーティー券購入を求めることを禁じている。
市によると、政治資金パーティーは「柳本卓治君を励ます会」で、年1回、大阪市内のホテルなどで開催。事前に部長級以上の幹部宅に案内状が送付された。1枚3万円で、10年以上続いているという。
今年6月のパーティーでは、経済団体代表らと並んで、関淳一市長も発起人に名を連ねており、市長室には各局からパーティー券の取り扱いについて、相談が数件あった。
市長室は「『市政に貢献していただいているから、個々の判断で協力するなら協力してほしい』とは回答しているが、何枚買ってくれという指示はしていない」と説明している。
ただ、10年前にさかのぼって購入の指示がなかったかは確認できておらず、あっせんの有無について市長室の歴代担当者からヒアリングし、調査を行うという。
過去にパーティー券を購入した幹部は「市長が発起人になっており、局部長はなかなか断りにくい。局によっては、庶務で、一括して取りまとめて対応していたところもあった」と証言している。
関市長は「全く知らない。少なくとも私が市長になってからはないはずだが、事実関係を調査したい。自分自身は局長、助役時代も購入したことはない」としている。
柳本議員の話 「市議出身ということもあり、市幹部の自宅あてに毎年、パーティーの案内状を出していたのは事実。だが、パーティー券のあっせんを市側に要請したことはない。誤解を招くのであれば今後は送付はやめたい」
(産経新聞) - 10月5日17時27分更新
382
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/06(金) 22:49:29
「前県議長が上納金要求」 本人は否定 朝日広島
2006年10月05日
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000610050001
藤田雄山知事の個人後援会による政治資金規正法違反事件の刑事訴訟記録で、後援会関係者の元秘書が、自民党県連に対する「上納金」として桧山俊宏・前県議会議長(自民党県連会長代行)から3千万円を過去の知事選で要求されたと供述していることが明らかになった。前議長は朝日新聞社の取材に対し「藤田陣営から県連で選挙を代行して欲しいと申し入れがあったので、断っただけだ」と内容を否定している。(福家 司)
供述調書によると、元秘書は「97年の知事選で、3千万円を県連に渡したという話を、元事務局長(今回の事件で有罪確定)から聞いた」とした。「当時、1千万円ぐらいは必要と聞いていたが、元事務局長は『領収証はもらっていない。それが慣例だ』と言っていた」という。
01年の知事選では「1500万円を県連に渡したと元事務局長から聞いた。ところが、その後、事件関係者(公開文書では具体名を黒塗り)が別の関係者に『こんなもんで済むと思っているのか』『あと3千万円用意しろ』と言っていると元事務局長が伝えてきた」と述べた。1500万円について元事務局長に聞くと「慣例で領収書はない。参院選を含めてない」と答えたという。
さらに、05年の知事選では、元事務局長に「まさか今回はやっていないだろうな」と問うと、「いいえ」というような答え方をして口ごもり、「(上納金を)渡したのか、確たる心証を持てなかった」と供述している。
これに対し、桧山前議長は取材に答え、事件関係者が自身を指しているとしたうえで、「過去に参院選などで、県連が選挙カーを回したり、集会の会場を押さえたりする実費を負担していたことがあった」とした。
そのうえで「細かくは覚えていないが、恐らく97年の知事選で、藤田陣営が1千万〜1500万円で県連で選挙を代行してほしいと申し入れてきた。断ったが、そのときに『なぜか』と問われ、『そんな額では全県の選挙はできない』などと言ったかもしれない」という。01、05年の知事選は「(知事が)仕事をしないから支援もしておらず、指摘のようなことはなかったと思う」と説明している。
383
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/08(日) 08:09:05
複数県議・実弟立件へ 福島県知事選「集票で報酬」認める
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061008-00000005-san-soci
平成16年の福島県知事選をめぐる選挙違反疑惑で、佐藤栄佐久前知事(67)の実弟、佐藤祐二容疑者(63)から裏金を受領した複数の現職県議が東京地検特捜部の調べに対し、「金は知事選で票をとりまとめる報酬だった」などと供述していることが7日、関係者の話で分かった。特捜部は公職選挙法違反(買収)の疑いが強まったとみて、祐二容疑者の再逮捕と複数の県議の立件に向け捜査しているもようだ。
福島県の発注工事をめぐる談合事件は前知事と県、そして県政界も巻き込んだ大型事件へと発展する可能性が強まった。
関係者によると、祐二容疑者は16年9月5日に投開票された知事選の前、刑法の談合容疑が持たれている阿武隈流域下水道整備工事(同年8月入札)を受注した東急建設から設備会社社長、辻政雄被告(59)を介して「陣中見舞い」名目で300万円を受け取っていた。
このほか、祐二容疑者は辻被告を仲介するなどして、県発注工事を受注した県内外の建設業者など数十社から総額数千万円を受け取っていた。これらの金はすべて裏金処理され、地区選対の幹部を務めていた複数の県議らに数十万〜数百万円を配布していたという。
裏金を受領した県議はこれまでの特捜部の任意聴取に、「選挙資金として祐二容疑者から裏金を受け取っていた」と供述していたが、さらに「裏金は票をとりまとめる報酬だった」と買収行為を認める供述をしていることが新たに分かった。
祐二容疑者は特捜部の調べに、裏金の使途について「選挙資金などに充てるため辻被告から定期的に現金を受け取り、県議らに配った」と供述しており、裏金の集金から配布まで一貫して取り仕切っていた。
祐二容疑者が裏金処理した数千万円は、佐藤前知事の選挙運動費用収支報告書に記載されておらず、選挙費用の収支をすべて報告するよう定めた公選法にも抵触する疑いがある。
特捜部は、候補者本人の佐藤前知事がこうした事実を認識していたかについても捜査を進めるとみられる。
佐藤前知事をめぐっては、平成12年に入札があった福島県発注の木戸ダム本体建設工事を受注した前田建設工業(東京)などゼネコン2社から親族企業の土地取引に絡み、高値の土地購入や融資などで多額の利益提供を受けていた疑惑も浮上している。
(産経新聞) - 10月8日8時0分更新
384
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/11(水) 22:55:56
崩れた長期政権:県議へ裏金授受疑惑、各会派が所属議員に確認 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061011-00000143-mailo-l07
◇一部から議会解散の主張も
県発注工事を巡る談合事件で逮捕された佐藤栄佐久前知事の実弟「郡山三東スーツ」社長、佐藤祐二容疑者(63)が建設業者から受け取った金を一部県議に渡していたとされる疑惑に関し県議会各会派は、所属議員に対し授受の確認をするなど対応に追われている。県民連合の一部からは疑惑解明のため議会を解散すべきだとの声が上がるなど、混乱は県議会にも波及した。
事件を巡っては、祐二容疑者が04年の知事選に際し、票の取りまとめを依頼する名目で、談合の謝礼などを県議に配ったとされる疑惑が浮上している。
県民連合は瓜生信一郎会長が、連休中から所属議員全員に授受の有無を確認した。10日に会派緊急会議を報道陣に公開する異例の形で「我が会派に関しては一切(現金授受は)ないということが判明した」と公表した。
11日からは談合問題を究明する議会の特別委員会が開かれる。県民連合では「疑惑を持たれている県議が疑惑を追及することが、県民の信頼回復につながるのか」と議員辞職による議会解散を一部が主張した。
瓜生会長は解散について「佐藤前知事に政治、道義的責任を迫ってきたわけだから、我々も道義的責任を明確にしていかなくてはならない」と述べた。
既に解散を主張する議員もいる。1人会派改進の会の小澤隆代表と無所属の望木昌彦、満山喜一両議員は渡辺敬夫議長に「議会は監視機能が十分果たせず、不祥事を見抜くことができなかった」と解散を申し入れた。
自民党も個別に聞いたが、遠藤忠一幹事長は「裏金を受け取った人物は確認できないが、(聴取を受けた県議は)東京地検特捜部に口止めされており、簡単には答えられないだろう」と歯切れが悪かった。
共産党は渡辺議長自ら裏金問題の真相解明をするよう申し入れた。渡辺議長は「調べが続いており、今の段階で白黒判断すべきではない。状況の変化があれば議長として対応する」と述べるにとどまった。
公明党は中島千光幹事長名で「当会派3人においては、一切そういう事実はない」とするコメントを発表した。【菊谷隆、坂本昌信】
10月11日朝刊
(毎日新聞) - 10月11日13時3分更新
福島裏金:受領の県議なし 自民県連が発表
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20061012k0000m040095000c.html
04年の福島県知事選で、佐藤栄佐久前知事の実弟(63)が建設業者から受け取った金を選対幹部を務めた複数の県議に裏金として配っていたとされる疑惑で、自民党福島県連は11日、所属33人のうち裏金を受け取った県議はいなかったと発表した。個別の聞き取り調査を11日に実施した遠藤忠一自民党県連幹事長は「全員間違いなく受け取っていない」とした。
民主、社民両党と無所属議員で構成する会派「県民連合」や公明党、共産党などは10日に裏金受領を否定している。【坂本昌信】
毎日新聞 2006年10月11日 21時19分
385
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/12(木) 19:49:48
和歌山談合:県出納長ら5人逮捕 「官製」の解明急ぐ
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061012k0000e040089000c.html
和歌山県発注のトンネル工事入札を巡り、談合で決まった落札予定業者を承認したなどとして、大阪地検特捜部は12日、県庁から出納長の水谷聡明(さとあき)容疑者(60)を任意同行し、競売入札妨害容疑で逮捕した。受注した準大手ゼネコン「ハザマ」(本社・東京)の幹部ら3人と同社の受注希望を取り次いだ大阪府河内長野市のゴルフ場経営会社元社長、井山義一容疑者(55)も逮捕した。逮捕者は計5人。特捜部は、木村良樹知事の関与の有無やゼネコン側が元社長に提供した不透明な資金の流れなど「官製談合」の全容解明を急ぐ。水谷出納長は木村知事の側近で県のナンバー3。知事の進退問題に発展しそうだ。
調べでは、水谷容疑者は04年11月10日に実施された県発注平瀬・切畑両トンネル(ともに田辺市)工事の入札に際し、関西一円の土木工事で談合を取り仕切っていた大林組顧問(64)から、それぞれハザマと東急建設に受注させると連絡を受け、談合と知りながらこれを承認した疑い。水谷容疑者は12日朝、報道陣に対し「一切知らない。(大阪地検に)潔白を主張するだけだ」と関与を否定していた。
ハザマ、東急の両社は、木村知事と親密な関係にあり、業者選定に影響力を持つ井山容疑者に受注を希望。さらに井山容疑者が大林組顧問に希望を伝え、両社を落札予定業者に決定したとみられる。両社は受注に成功した後、それぞれ井山容疑者に落札額の約5%に当たる5900万円と6000万円を謝礼として支払っていた。
関係者によると、水谷容疑者は県職員として土木畑の経験が長く、県発注工事を通じて土木・建設業界ににらみのきく存在だった。入札直前の04年10月、審議監(部長待遇)から出納長に抜てきされていた。
また、井山容疑者は木村知事と大阪府総務部長時代から懇意で、選挙の支援などを通じて影響力を強めたとみられている。木村知事の初当選(00年9月)後、県発注の公共工事について、井山容疑者が県側に口利きする見返りに多額の謝礼を受け取るシステムが出来たとみられ、01、02年の土木・建築工事でも、落札したゼネコンが数千万円の謝礼を支払ったことが分かっている。【日野行介、田中龍士】
毎日新聞 2006年10月12日 15時48分 (最終更新時間 10月12日 16時05分)
386
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/12(木) 19:51:00
和歌山談合:県工事の処理一手に…知事側近の水谷出納長
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061012k0000e040070000c.html
「官製談合」の実態解明に大阪地検特捜部の捜査のメスが入った。12日、競売入札妨害容疑で和歌山県の水谷聡明(さとあき)出納長(60)らに対する強制捜査に着手した同県発注のトンネル工事を巡る談合事件。水谷出納長は、秘書課や土木部の入札担当など当時の「エリートコース」を歩み、木村良樹知事が出納長を任せた側近だ。県側に口利きをしていたとされるゴルフ場経営会社元社長(55)と引き合わせたのも木村知事だという。“重用”の裏にあるのは「天の声」の代役だったのか。木村知事の関与も含め、捜査の行方に注目が集まる。
「土建屋やら暴力団関係者やら、県の工事に絡んでいろんな人が無理を言ってきたり、脅しのような態度をとったりしてくる。彼は業者らによく顔が利き、そういった圧力の処理を一人で担っていた」。ある県幹部は、水谷出納長の「役割」の一つを明かす。
1970年、県庁に入庁。寺の住職でもある。秘書課などを経て、86年に土木部(現・県土整備部)へ。翌年には入札を担当する同部監理課建設業班の班長となった。以後、土木畑が長く、00年4〜9月には同部次長を務めた。
「審議監時代に知り合った。知事から『友人だからよろしく頼む』と紹介された」
水谷出納長は、取材にゴルフ場元社長との最初の接点をこう説明した。審議監は知事側近に位置づけられるポストの一つ。就いたのは、木村知事が初当選した直後の00年10月。再選後の04年10月に出納長に就任した。
土木部を離れても、「土木や建設業者に顔が広かった」と県職員の一人は言う。04年夏、水谷出納長の自宅でもある和歌山市内の寺で営まれた親族の通夜には、長い列の中に業者らが多くいた。別の職員は「相当慕われているのだと思った」と振り返る。
県幹部の一人は以前、「逮捕を覚悟しているのでは」と感じたことがある。県立情報交流センターやトンネルなど複数の工事の入札に絡み、談合に関与した疑いがあるとみて、大阪府警が数回にわたり井山容疑者から聴取していた05年春ごろ。「精神的にまいり、睡眠薬を常用していた」と明かした。
だが、多くの職員が「入札の便宜を図って私腹を肥やすような人ではない」と口をそろえる。ある県議も「自ら進んで談合を仕切るようなことができる人ではない」。自民党県連関係者は「和歌山県の発注工事で、知事側近を通じて『天の声』が出されるのは前からの慣例。(水谷出納長)いわば汚れ役。気の毒だ」と話した。
水谷出納長は11日夜、毎日新聞の電話取材に応じた。「一人で泥をかぶるのでは」との問いかけにこう答えた。「それは言わんとこうじゃないですか」
◇仲介役「天の声」…福島談合と酷似
大阪地検特捜部が捜査していた和歌山県発注のトンネル工事を巡る談合事件が12日、現職出納長も関与する「官製談合」に発展した。この事件は、時を同じくして東京地検特捜部が捜査を進めている福島県発注工事の談合事件と多くの点で構図が重なる。
どちらも、強大な権限を持つ知事の周辺にいる人物が仲介役となって「天の声」を出すよう行政側に指示し、落札の見返りに謝礼金が流れるシステム。「知事の代理人」の立場を利用して業者から謝礼を集金するフィクサー的口利き役、そして依頼を受けて落札予定業者を指名する知事側近など登場人物も共通する。ゼネコン業界の強固な談合組織も存在し、受注業者としては同じ準大手ゼネコンの名前まで挙がっている。
数々の事件を経て官製談合防止法ができるなど国レベルでは規制が進み、市町村では住民の監視の目が比較的行き届きやすいとされる。だが、同時に摘発された二つの事件は、県レベルの公共工事ではいまだに談合がまん延していることを図らずも示した。
福島県の事件では、実弟を逮捕された佐藤栄佐久知事が辞任した。ほぼ同じ構図で、実弟の役割を出納長が果たした和歌山県。捜査の焦点は今後、口利き役が得た巨額謝礼の流れと木村良樹知事の関与の有無に移る。【日野行介】
毎日新聞 2006年10月12日 12時38分 (最終更新時間 10月12日 18時46分)
387
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/13(金) 12:45:02
「今後も地産地消をよろしく」 保釈の佐藤被告早速議会回り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061013-00000008-khk-toh
福島県発注工事をめぐる談合事件で、競売入札妨害罪で起訴された県内建設最大手、佐藤工業(福島市)会長の佐藤勝三被告(67)が保釈から一夜明けた12日、県議会に主要会派や渡辺敬夫議長らを訪ね、おわびのあいさつに加え、「今後も(地元業者優先の)地産地消をよろしく」と念を押して回った。
この日は、談合事件で大揺れに揺れた9月定例会最終日。あいさつを受けた議会関係者は複雑な表情を浮かべていた。
渡辺議長とは午前9時すぎ、議長室で面談し「大変、ご迷惑をおかけしました」と陳謝。
自身の起訴で建設業界の捜査は一段落したと伝えた上で、公共工事の発注方法について「地産地消と談合は別問題。工事の品質確保と良好な維持管理のためには競争原理だけでは不十分」と強調したという。
渡辺議長は「あいさつは受けたが、こちらからは何ともコメントのしようがなかった」と話した。
(河北新報) - 10月13日7時2分更新
388
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/13(金) 22:17:18
46都道府県で130億集金 巨額詐欺事件に発展か
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006101301000539.html
全国で約130億円を集めたとされる「エフ・エー・シー」(福岡市)の出資法違反事件で、同社が島根県を除く46都道府県で主に女性や高齢者を中心に資金を集めていたことなど、活動の実態が福岡県警生活経済課の調べで13日、分かった。同社の資産は現在10億円程度といい、同課は巨額の被害が発生するとみて詐欺容疑の適用を念頭に捜査。松岡利勝農相ら政治家のパーティー券を購入した意図についても解明を進める。
同課によると、出資者は約8000人。最も多かったのは福岡県で約2110人。熊本県の約920人、鹿児島県の約840人と続いていた。
年代別では60代が27%と最も多く、70代や80代以上の人と合わせた高齢者は57%になるという。男女別では女性が62%。個人で3600万円を出資した大分県の70代の女性もおり、最高額の出資者は4500万円を出した熊本県の法人だった。
エフ社は前社長(41)を中心とする組織で、関連団体の「WBEF」とともに起業家セミナーを開催。起業に関するCDソフトの購入代金やセミナー受講料として1口100万円を出せば、会員として毎月5万円の「活動助成金」が支給されると約束していた。
ソフトを返却して解約すれば、ほぼ全額を返還するとしており、1口の出資で年間60万円、年利60%の収益となるが、同社は「優秀なトレーダーを集め、外国為替証拠金取引で運用益を上げている」と説明していた。
生活経済課は、出資法に触れないようCDの販売を装っていたが、実態は違法な資金集めだったと判断。また、外国為替証拠金取引での運用額は少なく、損失を出していたことも判明した。
新たな出資者から集めた資金を、会員の配当に充てる自転車操業をしていたとみられる。同課は6月に出資法違反容疑でエフ社を家宅捜索。同社は活動助成金の支給を停止した。
これまで、WBEFが松岡農相のほか、魚住汎英参院議員、野呂田芳成元農相側にパーティー券購入代金を振り込んでいたことも明らかになっている。
(共同)
(2006年10月13日 19時22分)
389
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/15(日) 20:11:05
福島談合:佐藤前知事の実弟起訴 買収立件へ近く最終判断
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061016k0000m040064000c.html
福島県発注工事を巡る談合事件で、東京地検特捜部は15日、佐藤栄佐久前知事(67)の実弟で衣料メーカー「郡山三東スーツ」(同県本宮町)社長、佐藤祐二容疑者(63)ら2人を競売入札妨害罪で起訴した。事件では、祐二被告らが建設業者から集めた裏金数千万円を、04年知事選で県議らに配った公職選挙法違反(買収)や、スーツ社の土地取引に絡む贈収賄の疑いも浮上。佐藤前知事の立件に向け捜査している特捜部は、近く上級庁と協議し、今後の捜査方針を最終判断するとみられる。
ほかに起訴したのは、東急建設(東京都渋谷区)東北支店元副支店長で嘱託職員の門脇進容疑者(63)。一緒に逮捕された元県土木部長の坂本晃一・県建設技術センター元理事長(65)は、関与が従属的だったとして処分保留で釈放した。祐二被告は起訴事実を認めている。
起訴状によると、祐二被告らは前知事支援者で談合の仕切り役だった郡山市の空調設備会社社長、辻政雄被告(60)=既に起訴=らと共謀。阿武隈川の流域下水道整備工事(04年8月入札)で東急建設と地元大手の佐藤工業(福島市)の共同企業体に落札させるため、仙台市内の建設会社事務所などで談合した。
祐二被告は、談合の謝礼などとして東急側から計1100万円を受領し、その大半を04年9月の知事選で、県議らに票の取りまとめを依頼して配布。辻被告が東急側から受領した数百万円と、別工事の謝礼として「奥村組」(大阪市)から受け取った約5000万円も、同様に知事選に使われた疑いがある。
また、スーツ社を巡っては、郡山市にあった旧本社跡地を担保に前田建設工業(千代田区)から受けた融資や、水谷建設(三重県桑名市)による同跡地買収が、県発注の「木戸ダム」(楢葉町)工事の受注の見返りだった疑いも出ている。
毎日新聞 2006年10月15日 20時07分
390
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/20(金) 14:41:38
自民党3支部 談合疑惑業者から献金
新潟市官製談合で排除勧告 讀賣新潟
県選管が20日付で公表した2005年分の政治資金報告書で、自民党の県内3支部が、新潟市官製談合事件で公正取引委員会から排除勧告を受けたばかりの建設業者から献金を受けていたことが明らかになった。官業の癒着が表面化する中、談合の疑惑がある企業から献金を受けていた是非をめぐって論議を呼びそうだ。
献金を受けていたのは、同党の第1選挙区支部(支部長・吉田六左エ門衆院議員)、第2選挙区支部(同・近藤基彦衆院議員)、第3選挙区支部(同・稲葉大和衆院議員)の3支部。
新潟市発注の公共工事をめぐる官製談合事件では、公取委が2004年7月、大手ゼネコンや新潟市の業者113社に対し、独占禁止法違反で排除勧告。同市もこれら企業を指名停止処分とした。
こうした中、3支部は翌05年1〜12月、このうち8社から計217万円の献金を受けていた。支部別では、第1支部が6社から計90万円、第2支部が2社から30万円、第3支部が3社から97万円だった。
献金した企業の中には、談合への関与を否認して排除勧告に応じず、公取委の審判で争った業者もあったが、同社はその後、「談合と受け取られても仕方のない行為があった」などと排除勧告を受け入れている。
第1支部代表の吉田議員の地元事務所は「いずれも長年の付き合いのある会社で毎年、会社側から振り込まれてくる。(献金企業に)何か問題がはっきりすればその時点で考えるが、今のところは見守っている」とした。第2支部代表の近藤議員の地元事務所も「長い付き合いでいただいた献金」と話し、第3支部代表の稲葉議員の事務所は「談合を認め、談合体質から脱却した会社もある。そのような会社からの献金も断ればいいのか分からない。今後の対応を慎重に検討したい」としている。
これについて、新潟市民オンブズマンの斎藤裕弁護士は「企業が政治家に献金するのは、何らかのメリットを求めてのことであり、談合が疑われる企業から受け取るだけでも問題。談合が確定していないと言っても、客観的に見れば談合はあると考えるのが常識的な判断。政治家の甘い態度が談合を助長しかねない」と指摘している。
(2006年10月20日 読売新聞)
391
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/20(金) 14:42:12
江戸川区の塗装談合組織、島村衆院議員に30万円献金
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061020i305.htm
東京都江戸川区が発注した区立中校舎の塗装工事を巡る汚職事件で、贈賄側となった塗装会社「大成塗装」社長(66)が会長を務める談合組織「江戸川区塗装研究会」が2002〜04年にかけ、地元の東京16区選出の島村宜伸・衆院議員(72)(自民)に年10万円ずつ計30万円を政治献金していたことが20日わかった。
島村議員によると、研究会に参加する塗装業者のうち、数人が十数年来の知人で、「地元支援者として付き合っていたが、研究会が談合組織とは知らなかったし、公共事業に絡んで口を利いたこともない」と話している。島村議員は1976年に初当選し、当選9回。
(2006年10月20日12時54分 読売新聞)
392
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/20(金) 14:46:30
上限超すパーティー券 県医師連盟 広島朝日
2006年10月20日
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000610200001
03年12月に藤田雄山知事の後援会が開いた政治資金パーティーで、県医師会の政治団体「県医師連盟」が、政治資金規正法の上限を上回る400万円分(200枚)のパーティー券代を知事後援会に振り込んでいたことが、同後援会をめぐる規正法違反事件の刑事訴訟記録から分かった。連盟はその後、後援会の元事務局長(52)=政治資金収支報告書の虚偽記載で有罪確定=の指示を受けたとして、上限を超えた250万円分を知事の政治団体への寄付金として処理していた。同連盟は「上限の150万円しか買っていない」と違法性を否定している。(福家 司)
供述調書によると、医師連盟の事務局幹部は「上司の指示でパーティー券代金として400万円を振り込んだ」と供述。その後、上司から「元事務局長にパーティー券は150万円までしか買えないので、後は寄付ということにしてくれと言われた」と言われ、事務員に支出決議書を作成し直させたとしている。
事務局幹部と上司はともに「400万円はパーティー券購入代金に間違いない」と供述。「残りのパーティー券125枚は市郡医師会に譲り、1枚も返還していない」とも述べている。
供述をした医師連盟の事務局幹部は朝日新聞社の取材に400万円の振り込みは認めたものの、「残りの125枚(250万円分)のパーティー券は返していないが、廃棄しており、市郡医師会に配った事実はない」と供述内容を一部否定。
また、400万円のパーティー券購入は「連盟役員が決めたが、その時上限額は知らなかった。その後、元事務局長が『パーティー券は75枚までしかだめだから、残りは寄付金にしてくれ』というから信頼して決議書などを書き換えただけ」としている。
これに対して、元事務局長は供述調書で、振り込みを受けた後、連盟に指摘したのでは、との検察官の問いに「そういう記憶はない」とした。さらに、「事前に連盟事務局幹部との間で150万円をパーティー券代、残りの250万円を寄付金という形で払ってもらうという話をしたはず」と説明している。
393
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/20(金) 14:55:45
談合逮捕の業者、中川幹事長と世耕補佐官をゴルフ接待
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061020i306.htm?from=main3
和歌山県発注の公共工事を巡る談合事件で、競売入札妨害(談合)容疑で逮捕された井山義一容疑者(56)が今年7月、自ら経営していた大阪府河内長野市のゴルフ場で、自民党の中川秀直・幹事長(当時・政調会長)や参院議員の世耕弘成・首相補佐官(同・党幹事長補佐)、木村良樹・和歌山県知事と一緒にプレーしていたことがわかった。
料金は井山容疑者側が負担している。プレー後、大阪府内の市長2人も、井山容疑者に呼び出されて会食しており、井山容疑者が政界とのつながりを市長に見せることで影響力を誇示しようとしたとみられる。
ゴルフがあったのは7月2日。中川幹事長の秘書によると、知人から、「関空(関西国際空港)に近いからゴルフしないか」と、井山容疑者経営のゴルフ場を紹介され、中川幹事長、井山容疑者の3人でゴルフをすることになった。
ゴルフ場に行くと、世耕補佐官と木村知事もおり、秘書を除いた4人でプレーを開始。ハーフを終えたあたりで、雨のため中断。4人はその後、クラブハウスで会食し、井山容疑者から呼び出された近隣市の市長2人を加え、道州制や市町村合併などについて数十分間懇談したという。
中川幹事長は秘書を通じて、「途中で中断したためゴルフ場側から支払いは結構と言われたと記憶している。この時、初めて井山容疑者を紹介されたが、その後一切、付き合いはない」とコメント。
世耕補佐官は「中川幹事長の秘書か、木村知事の秘書から誘われた。プレーを途中で中断したため、料金は不要と思った。料金が必要であれば、すぐにでも支払いたい」と話している。
木村知事はこれまでの会見で、「井山容疑者とは何度か一緒にプレーしたが、自分の分は払っていた」と話していたが、読売新聞の取材に対し、7月のゴルフについては、「ノーコメント」としている。
井山容疑者の経営していたゴルフ場は、官公庁の職員らがよく利用することで知られている。
(2006年10月20日14時37分 読売新聞)
394
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/23(月) 09:34:15
知事ゴルフ代容疑者負担 「改革」何だったのか 地元業者に不信感 讀賣和歌山
県発注のトンネル工事の入札を巡り、受注業者の選定にかかわっていたとして、大阪地検特捜部に県出納長の水谷聡明容疑者(60)らが逮捕された談合事件。井山義一容疑者(56)が経営していた大阪府河内長野市のゴルフ場で7月、木村知事が中川秀直・自民党幹事長、世耕弘成・首相補佐官、井山容疑者と一緒にプレーして料金を負担してもらっていたことも明らかになった。地元業者からは、知事への不信感が噴出している。
「これまで知事は再三、『入札改革を進める』などと言ってきた。なのに結果はこれか、と言いたい」と、県南部の業者は憤る。
公共工事の発注が減少するなど、厳しい状況が続く。それでも、いつかは好転すると思って耐えてきたといい、「知事は事件について『全く知らない』と言っているが本当か。裏切られた気持ちだ」と怒りを隠さない。
和歌山市内の建設会社経営者は「知事は『開かれた政治』と言っていたが、開かれた方向が地元じゃなく、大阪だった」と言う。
木村知事が初当選した後、「和歌山を良くしてほしい」との期待を込めて業界団体から献金した。しかし、2期目はそれもやめたという。「ゼネコンの共同企業体(JV)に地元業者も入っているというが、県内大手ばかりで別世界の話。小さな業者を育てようという気があるのか」と疑問を投げかける。
「和歌山の建設業界は追い込まれている」というのは、業界団体幹部を務める和山市内の別の業者だ。木村知事になって、業者のランク分けが進むなど談合をなくす制度が整ってきたというが、「ハコモノ」と呼ばれる公共施設の建設などは「つくり尽くした」といい、公共工事は減少の一途。「冗談めかして言うと、談合すらできないのが現状」と話す。
「木村知事はクリーンなイメージが売りだと思っていたが、今回の事件で、『他聞に漏れず』といった感じ」と、失望感をあらわにした。
(2006年10月23日 読売新聞)
395
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/24(火) 09:51:12
函館・慈愛会 自民松前支部に献金 道から補助金 規正法抵触の恐れ 2006/10/24 08:06
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20061024&j=0022&k=200610241083
前理事長らが贈賄と詐欺の罪に問われた函館市内の医療法人「慈愛会慈愛会病院」が、道の補助金を受けていたにもかかわらず、事件が発覚した二○○五年、自民党松前支部(支部長・川村正道議)に対し七十五万円を献金していたことが、二十四日公表の政治団体収支報告書で分かった。
政治資金規正法は、自治体から補助金を交付された法人が、交付決定の通知を受けてから一年以内に自治体の首長や議員を支持する政党、政治団体に献金することを禁じている。慈愛会の献金は同法に抵触するとみられる。
慈愛会病院は○五年二月、道の軽費老人ホーム運営費補助金(○四年度分)三百五万円の交付を受け、同年六、七月にも○五年度分として三百六十五万円ずつ交付されている。
その間、同三月から六月まで五回に分けて計七十五万円を松前支部に献金していた。前理事長らは昨年八月に逮捕された。
自民党松前支部の川村道議は「逮捕されるとは思いもしないし、補助金交付も知らなかったが、そのことを確認しなかったのは軽率だった。返還することも考えたい」と話している。
政治資金に詳しい日大法学部の岩井奉信(ともあき)教授(政治学)は「税金が政治献金に回ったという見方もできる。受ける側は補助金交付が予想される団体には目を光らせるべきだ」と指摘する。
慈愛会は、前理事長らが病院の介護保険施設などに対する道の指導をやめるよう渡島管内選出の野呂善市前道議(辞職)に働きかけ、わいろを贈ったなどとして一審で実刑判決を受け、控訴中。野呂前道議は、あっせん収賄で有罪が確定している。
川村道議は慈愛会側からの口利きの依頼などについては「一切ない」としている。
396
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/24(火) 09:51:50
日歯連、武部、町村氏のパー券を購入 渦中の企業、団体は 道内政治団体 05年収支報告 2006/10/24 08:09
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20061024&j=0022&k=200610241084
道選管の二○○五年政治団体収支報告書によると、事件を起こしたり、社会的な問題を抱えるなどしている団体や企業から、道内の政党・政治団体への主な政治資金提供の事例は次の通り。
自民党旧橋本派へのヤミ献金事件で元会長らが逮捕された日本歯科医師会の政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)が、武部勤氏と町村信孝氏の政治資金パーティー券をそれぞれ百万円分と四十万円分を購入。
土地取引をめぐる脱税事件に絡み、元会長が法人税法違反の罪で起訴された水谷建設(三重県桑名市)の関連企業、朝日建設(苫小牧)が、自民党道参院第一支部(伊達忠一支部長)に十二万円を献金。水谷建設北海道支社と、朝日建設は○二−○四年までの三年間に計六十万円を同支部に献金。
美唄市が発注した一般廃棄物最終処分場工事をめぐる入札妨害事件で、社長らが今年九月に逮捕された札幌の設計会社「未来開発コンサルタント」は、自民党の道釧路市第三支部(支部長・小畑保則道議)と道札幌市白石区第二支部(支部長・上瀬戸正則札幌市議)にそれぞれ十二万円を献金。
多重債務問題が深刻化し、出資法と利息制限法の上限金利の間のグレーゾーン(灰色)金利の廃止をめぐって議論が続いている消費者金融業関連では、全国の業者が加入する日本消費者金融協会が、自民党道二区支部(吉川貴盛支部長)に十万円を献金。
397
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/24(火) 11:47:42
政治資金報告書、県選管に修正申告へ 宝塚市長
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000147606.shtml
宝塚市の阪上善秀市長が、衆院議員だった一九九九-二〇〇五年の七年間、自民党旧亀井派の政治団体「志(し)帥(すい)会」からの寄付金など計千二百七十万円を政治資金収支報告書に記載していなかった問題で、寄付金そのものや、領収書など支出記録書が残っていないことが二十三日、分かった。同市長はこれまで「(寄付金は)後援会の口座に残っている」としていた。二転三転する説明や不明朗な処理が、市民の不信感を招きそうだ。
同日の定例会見で、阪上市長が明らかにした。
市長は二日の会見で、一連の記載漏れを発表した際、寄付金が現在も自身の後援会の口座に残っている、と説明。ところがその後、市長自身が調べた結果、口座に該当する残金がない上、支出を証明する領収書なども残っていなかったという。
二十三日の会見で同市長は「衆院選落選後の昨秋、事務所閉鎖時にほとんどの書類を捨てた。支出を証明するものはないが事務所経費など政治活動に充てた」と釈明。「不明朗な処理で申し訳ない」と陳謝した。近く兵庫県選管に修正申告する。
県選管によると、領収書などがなくても、宣誓書を添付すれば修正申告できるという。
一方、支出の関係書類は、政治資金規正法で三年間の保存が義務付けられている。廃棄した場合は、会計責任者に対し三年以下の禁固か五十万円以下の罰則規定がある。
398
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/25(水) 20:54:15
大仁田厚議員の責任認定 場外乱闘事件で東京高裁
2006年10月25日18時31分
http://www.asahi.com/national/update/1025/TKY200610250338.html
プロレス興行試合後の場外乱闘でけがをしたとして、プロレスラーの渡辺幸正(リング名=セッド・ジニアス)さんが大仁田厚参議院議員と第1公設秘書を相手に、1500万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が25日、東京高裁であった。小林克巳裁判長は、秘書の違法行為と大仁田議員の使用者責任を認定。議員と秘書に計78万円の支払いを命じた一審・東京地裁判決を支持し、議員側の控訴を棄却した。
判決によると、大仁田議員がプロレスラーとして出場した03年4月の試合で対戦相手だった渡辺さんが、試合終了後、議員のセコンド役だった元プロレスラーの秘書から顔を靴でけられた。
大仁田氏の議員事務所は「近日中に記者会見して議員の考えを明らかにする」としている。
399
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/25(水) 21:51:36
知事、発言迷走続き/トンネル談合 朝日和歌山
2006年10月25日
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000610250003
県出納長の水谷聡明(さとあき)容疑者(60)の逮捕に発展した県発注のトンネル工事をめぐる談合事件。県庁が大阪地検特捜部の家宅捜索を受けてから1カ月余りの間、木村良樹知事の発言は迷走し続けている。逮捕された大阪府河内長野市のゴルフ場経営会社元代表、井山義一容疑者(56)との関係について、ゴルフ場のプレー代について、など。その変遷を振り返ってみると――。
県庁が家宅捜索を受けた9月20日午後2時前、木村知事が県議会閉会直後に報道陣に説明した。「(井山容疑者を)7、8年ほど前に紹介された。いや、9年前からの知り合いかな。ゴルフ場に行ってないし、会ってもいない」
その3時間後、木村知事の説明は、早くも変化した。「ゴルフ場には10年で1回か2回行った。最近は特別な事情があって行った」
9月25日の県議会一般質問。井山容疑者との関係などを聞かれ、「いろいろ報道されているが、個人的に人から誤解を受けるようなことは何もしていない」。
5日の定例記者会見でも、木村知事と井山容疑者との関係についての質問が続いた。「そんなに会うわけでもないし、ゴルフも5、6年前には何回かしたことあるけど、ここ4、5年は1回たまたまやったぐらい」。接待の有無を質問されると、「それはもう絶対全然ゼロ」。
「(井山容疑者が代表だった会社が経営する)天野山(カントリークラブ)でゴルフした時、例えばゴルフ代金を払わなかったり、安くやったりとかは?」との質問には、「5年も6年も前だからあれだけど、その度にきっちりお金は払っている」。
12日、水谷出納長が逮捕。木村知事は緊急記者会見を開いた。同ゴルフ場でゴルフをした回数について、「大阪府の総務部長か副知事のころ、2、3回行った。ちょっと事情があって、何カ月か前に1度だけ、3年ぶりぐらいに行ったことはある」。その時に井山容疑者と一緒だったかと問われ、「細かい個別の話をしていくと、いろんなところに差し障りが出たらいかんから」と言葉を濁した。
16日の県議会全員協議会。木村知事は、井山容疑者との関係を詳しく説明するよう求められた。「(井山容疑者は)知人を介して紹介され、話をするようになった知人の一人だ」「私が知事選に立候補する時、和歌山の情勢を知らせてくれた。初当選後、1、2度県庁に来た」。木村知事は、井山容疑者との具体的な親交を初めて説明した。
「ここ数年は年に一度、会うか会わないかという状況だった」
だがその後、7月に木村知事が井山容疑者、中川秀直・自民党幹事長、首相補佐官の世耕弘成・参院議員と一緒に同ゴルフ場でゴルフをして、プレー代を払っていなかったことが明らかになった。木村知事は取材に、声を荒らげて言った。
「だから払うって言ってるでしょうが」
木村知事の指示を受けた県秘書課員が24日、未払いだった代金3万4820円を同ゴルフ場の口座に振り込んだ。
400
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/27(金) 08:54:28
SBI30数億円申告漏れ
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20061027/mng_____sya_____004.shtml
東証一部上場の投資会社「SBIホールディングス」(北尾吉孝・最高経営責任者、東京都港区)が東京国税局の税務調査を受け、昨年三月期までの数年間に三十数億円の申告漏れを指摘されたことが明らかになった。同国税局はその大半を所得隠しと認定、SBIは修正申告に応じている。追徴税額は約十二億円に上ったとみられる。この中には、SBIの運営する投資ファンドが、初当選する前の自民党参院議員との間で行った三億数千万円の株取引が含まれていた。この取引について同国税局は、投資行為ではなく、事実上の資金提供と認定したもようだ。
■議員側『問題ない取引』
関係者によると、SBIが運営する投資ファンド「ソフトバンク・インターネットテクノロジー・ファンド」は二〇〇〇年九月、議員が同年四月に設立し、経営していたインターネット関連会社(当時の資本金三千万円)に投資し、利益を上げる目的で第三者割当増資を引き受け、増資された同社の株式を約三億五千万円で購入した。
さらに同年十二月には議員個人が保有する同社株の一部を、三億数千万円で購入した。議員個人からの株式購入は、議員が〇一年七月の参院選に、自民党公認候補として初出馬することが決まった後のことだった。
結局、インターネット関連会社の事業はうまくいかず、投資ファンドは〇四年になって、取得したすべての株式を同社側に一千万円前後で買い戻してもらったという。
一連の取引のうち同国税局は、投資ファンドが議員個人から株を購入した行為について着目。(1)設立間もない会社の株式を多額の資金で購入している(2)購入は参議院の公認候補に決まった直後のことだった−などの点から、投資ではなく議員側への資金提供で、税法上の交際費に当たると認定したとみられる。議員は当選後、このインターネット関連会社の経営から手を引いている。
本紙の取材に対し、議員は「(株式売却時に)税務申告している」としたうえで、「会社への出資は設立の約一年前から交渉してきたことだ。(個人所有の)株を買ってもらったのは選挙に出る前だが、こちらから買ってくれと言ったわけではない。(選挙で)会社の責任者がいなくなるから、SBI側で(経営に)責任を持ちたいと持ちかけられた。問題のない取引だ」と話している。
SBIホールディングスは自社のホームページで「税務調査を受け、当局の指導に基づいた修正申告、納税を実施済み」だと説明。
取材に対しては「ホームページに記した以上、お話しすることはない」としている。
401
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/27(金) 14:12:16
SBI所得隠しの3億数千万、小林温議員に利益供与
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061027-00000004-yom-soci
総合金融サービス会社「SBIホールディングス」が東京国税局から三十数億円の所得隠しを指摘された問題で、このうち3億数千万円は、同社運営の投資ファンドが、自民党の小林温(ゆたか)参院議員(42)が当選前に社長を務めていた会社の株式を、議員個人から高値で買い取った分だったことがわかった。
購入価格が適正価格より高く、同議員への実質的な利益提供にあたるとして、課税対象の「寄付金」と認定されたという。
関係者によると、SBIが運営する投資ファンドは2000年12月、翌年参院選に自民党公認候補として初出馬が決まっていた小林議員から、同議員が社長を務めるインターネット関連会社の株式を3億数千万円で購入。
(読売新聞) - 10月27日13時59分更新
402
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/28(土) 20:42:06
自民・森元参院議員のパーティー券、大阪府OBが販売
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061028-00000206-yom-soci
自民党の森元恒雄参院議員(比例)が30日に大阪市内のホテルで開く政治資金パーティーを巡り、大阪府の元幹部職員らのあっせんで、府や大阪市の現役幹部職員らがパーティー券を購入していたことが、わかった。
「OBからの依頼だったので、断るわけにはいかなかった」と話す職員もおり、販売手法が議論を呼びそうだ。
政治資金規正法では、公務員が地位を利用して政治活動への寄付を求めることを禁じているが、森元議員の事務所は「現職公務員には販売を依頼しておらず、規正法に抵触することはなく、問題ない」としている。
事務所の説明によると、「森元つねお君を励ます会」と銘打った政治資金パーティーで、大阪市内のホテルを会場に、1人1万円の会費で、500人程度の出席者を見込んでいる。
(読売新聞) - 10月28日20時9分更新
403
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/28(土) 20:51:19
森元参院議員のパーティー券、大阪府・市OBがあっせん
2006年10月28日06時18分
http://www.asahi.com/national/update/1027/OSK200610270105.html
元自治省総務審議官で自民党の森元恒雄参院議員=比例区=が30日に大阪市内で開く政治資金パーティーをめぐり、大阪府と大阪市の元幹部職員らが準備を取り仕切り、両府市の特別職を含む現役幹部らに1枚1万円のパーティー券を販売していたことが27日、関係者の証言で明らかになった。府内の他の市幹部らも含め、自治体関係者に計100枚以上を売りさばいたとみられる。
政治資金規正法は、国や地方自治体の公務員がその地位を利用して、政治活動への寄付を求めることなどを禁じているが、公務員が直接パーティー券のあっせんなどをしない限り、同法には抵触しないと解釈されている。森元氏側は、民間人の元幹部職員を介在させて違法性を回避しつつ、OBと現役との密接な関係を利用してパーティー券を大量販売していたことになる。政治的な中立が求められる公務員を政治資金集めに巻き込む手法は、論議を呼びそうだ。
森元氏の政治資金パーティー「森元つねお君を励ます会」は大阪市内のホテルで30日に開かれる予定で、500人程度の出席を見込む。自民党幹部や関西財界首脳が発起人となり、両府市の元幹部職員を中心に準備を進めている。一部の府OBは森元氏の後援会幹部も務めている。
森元氏の事務所は「大阪後援会が中心となって地元の支援団体や自治体議員らに案内状を配布している。大阪府や市町村の公務員には直接依頼しておらず、複数のOBの職員の人にお願いした。政治資金規正法には抵触しないものと考えている」と話している。
〈森元恒雄参院議員の話〉 詳しいことは承知していないが、批判を受けるようなことはないと思っている。
404
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/29(日) 08:04:09
汚い選挙だなあ
福島県汚職 前回知事選で裏金2億円 元秘書が供述
http://www.kahoku.co.jp/news/2006/10/20061029t61033.htm
福島県発注工事をめぐる汚職事件で、逮捕された前知事佐藤栄佐久容疑者(67)の元秘書が、東京地検特捜部の事情聴取に「(2004年の)前回知事選で、県議に分配するなどして、約2億円の裏金が使われた」と供述していることが28日、関係者の話で分かった。裏金の多くは、県工事を受注した建設業者からの謝礼金や陣中見舞いとして集められたという。特捜部は、前知事側と建設業者とのこうした癒着が、汚職事件の背景にあったとみて調べている。
関係者によると、知事選直前の04年8月上旬ごろ、前知事陣営の選対支部ごとに500万円前後、総額で数千万円が、前知事実弟の佐藤祐二容疑者(63)から配布された。
このほか、前知事を支援した県議に加え、市町村ごとに開設された選挙事務所などにも、選対支部を通さずに現金が分配されたという。
元秘書は任意聴取に、こうした裏金の支出総額は、2億円近くに達したと供述。さらにこれ以前の知事選に関しても、「1億5000万円から2億円の裏金が、選挙のたびに投入されてきた」と証言したとされる。
過去の知事選での選挙運動収支報告書には、これらに該当する収入は記載されていない。04年知事選の法定支出制限額は約3500万円だったが、別の元秘書は「法定費用だけで選挙運動を賄えるはずがない」と話している。
同県発注の県北流域下水道工事をめぐる談合事件で、東急建設から祐二容疑者に提供された800万円の受注謝礼金も、前回知事選に流れたことが判明している。
調べでは、栄佐久容疑者らは02年、ダム工事受注の見返りとして、親族会社保有の土地を、前田建設工業などに時価を超える高値で購入させた疑いが持たれている。
405
:
小説吉田学校読者(ムチ打ち静養中)
:2006/10/29(日) 10:25:58
>>404
共産を除く各党相乗りなので、こんなに選挙に必要なはずがない。選挙を名目にして単に県議に金を配りたかっただけじゃないか・・・
406
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/29(日) 17:42:50
「なぜ右翼幹部と」議員控室を捜索
2006年10月28日 朝日滋賀
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000610280002
西村大津市議強要容疑逮捕】
大津市のベテラン市議、西村良平容疑者(82)が27日、逮捕された。容疑は右翼団体会長らと共謀した職務強要。議員歴23年の西村容疑者を知る関係者からは、「なぜ右翼幹部とつきあいがあったのか」と困惑の声が上がった。県警は同日夕、西村容疑者の所属する議員団控室を家宅捜索するとともに、右翼団体幹部との接点について調べている。
「10月末が(申請の)受け付け締め切りなのに、言わなかったのは行政のミスやないか」
昨年12月6日、東近江市湖東支所で、西村容疑者は京都市西京区の右翼団体会長、森寺信義容疑者(60)ら2人=職務強要、同未遂容疑で逮捕=とともに、職員に詰め寄った。
発端は同年10月、東近江市の農家から土地を購入しようとした人が、同支所で土地の農用地区域からの除外を申請したことだった。職員は難色を示し、除外申請の期限が同月末であることを説明しなかったという。
この経緯を知った西村、森寺両容疑者らが、除外するよう職員に強要した疑いが持たれている。このとき、森寺容疑者は「音の出る車もある」と暗に「街宣活動」をほのめかしたという。
西村容疑者は83年4月の初当選から6期連続当選。議長を2回務め、最高齢議員として周囲からの信頼も厚かった。目片信市長は「大変驚いており、残念に思う」、中江忠洋議長は「ベテラン議員であり、模範とする所も多かった。捜査の進捗(しんちょく)を見守りたい」とそれぞれコメントを出した。
村瀬安彦・市議会事務局長も「比較的温厚なイメージで、職員とも親しかったので非常に驚いている。右翼とつきあいがあったことは知らなかった」と話した。
◇
県警は27日夕、市議会事務局と、西村容疑者が所属する会派「政新会」の控室を捜索。議員報酬や出張費に関する書類など、段ボール2箱分の書類を押収した。
407
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/29(日) 17:46:21
知事、明言回避に終始
2006年10月28日 朝日和歌山
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000610280002
◆トンネル談合「推移見極める」
辞職?「適切な対応考える」
定例会見45分で終了
「捜査が進行中なので推移を見守る」――。県発注のトンネル工事をめぐる談合事件で、木村良樹知事(54)は27日、定例記者会見で何度も繰り返した。県出納長の水谷聡明(さとあき)容疑者(60)が大阪地検特捜部に競売入札妨害容疑で逮捕されてから初めての定例会見。木村知事は自らの責任問題について、明言を避ける姿勢に終始した。
定例会見は午前10時に始まった。冒頭、木村知事は約7分間、「紀州和歌山みかん日本一祭」の開催など3項目について淡々と話したが、記者側からの質問は一切出なかった。
続いて質疑。記者の質問は、談合事件での知事の責任と進退問題に集中した。しかし木村知事は「捜査が進展中で、推移を見極めて真剣に考えていきたい」と答えるだけ。「選択肢として辞職もあるのか」と問われても、「いま(捜査の)経過の最中。いろんな人の意見を参考にしながら、どういう対応が一番適切か真剣に考える」。
水谷出納長が起訴された場合は進退を考えるのかと問われ、木村知事は「起訴されるとかされないとか、これは予断になってくる。実際に起こったら、起こった時に考える以上に、私から物事を発言できる状況になってない」とかわした。
26日の県議会最大会派の自民党県議団からの申し入れについて、木村知事は「県民の声は厳しく県議も厳しい認識を持っている、と代表者から伝えられた。真剣に受け止めた」と答えた。「自ら判断するように求められたのか」との質問には、「そんな全然」と否定。「辞職要求を突きつけられたのかという認識はあるのか」と聞かれると、「私の方はそうは取っていない」。
県が独自に設置する調査委員会に、市民団体「市民オンブズマンわかやま」が参加を求めていることに対し、木村知事は「前向きにというか、私の心としては入って頂きたい」と述べた。
談合事件で辞職した前福島県知事が東京地検特捜部に逮捕されたことの感想を尋ねる質問も出た。木村知事は「まあ、こちらも大騒ぎになってる時だから。福島の状況については新聞で見てるだけで知識もなく、コメントするのは適当ではない」と話した。
「改革の字がかすんだともいわれるが」と尋ねられ、木村知事は「それはもうねえ。私自身がやってることは全部改革だったんだけど。来年度の新しい事業について出せる指示はもう出してある」と述べた。「県政が停滞して、改革がお留守になっているということはありません」
会見は45分で終了した。
408
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/29(日) 18:04:57
>>405
ちゃんと知事選終わったら摘発されるでしょうね!?
409
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/31(火) 23:17:43
和歌山談合 出納長、関与認める ハザマ「一部は知事に」
2006年10月31日23時02分
http://www.asahi.com/national/update/1031/OSK200610310074.html
]
和歌山県発注のトンネル工事入札をめぐる談合事件で、競売入札妨害容疑で逮捕された同県出納長の水谷聡明(さとあき)容疑者(60)が大阪地検特捜部の調べに対し、談合への関与を認める供述を始めたことが31日、わかった。また、同容疑で逮捕された準大手ゼネコンのハザマ元常務ら3人が、ゴルフ場経営会社元代表の井山義一容疑者(56)=同容疑で逮捕=に提供した5900万円について、「一部は木村良樹知事に渡ると思った」と供述したことも判明。木村知事は事件への関与を否定しており、特捜部は、ハザマの供述の信用性や資金の流れについても慎重に調べを進めている。
調べでは、水谷容疑者らは04年10月、翌11月に実施予定だったトンネル道路改良工事の入札で、ハザマの共同企業体(JV)が受注できるよう談合したなどの疑いが持たれている。井山容疑者は入札前、業界内で談合を仕切っていたとされる大林組の幹部(64)にハザマのJVが受注できるよう求め、この幹部から相談された水谷容疑者がハザマのJVの受注を指示する「天の声」を出したとされている。
関係者によると、水谷容疑者は逮捕直後は容疑を否認していたが、その後、業界側に対して受注JVの中に特定の地元業者を参入させるよう指示していたことなどを認めたという。特捜部は、こうした「官製談合」の実態解明のため、水谷容疑者らを別の工事をめぐる談合容疑で再逮捕することを検討している。
一方、ハザマ元常務の片山富雄容疑者(62)らは受注後に井山容疑者に提供した5900万円の趣旨について、受注を成功させるための工作費だったとしたうえで、「受注できたのは木村知事の意向が反映されたと考えた。一部は知事に渡ると思っていた」と供述したとされる。井山容疑者は資金を受け取ったことは認めたが、使途についてはあいまいな説明をしているという。
410
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/01(水) 07:59:30
県不正経理問題〜知事99年に「預け」認識するも適正化指示にとどめる 讀賣長崎
「『預け』は6年前になくなっていたものと思っていた」――。会見で県庁内での不正経理の実態を公表した金子知事は31日、裏金の存在を隠ぺいした経緯などを時折、涙を浮かべながら、明らかにした。
――「預け」の事実を知ったのはいつか。
知事 1999年の4月か、5月。その後、「預け」について「全庁的に適正にしなさい」と指示をした。今後は二度としないという約束でオープンにしなかっただけに、非常に残念だ。
――2000年4月に「預け」がないとした県の調査結果について、どう思うか。
知事 今から振り返ると、あったかもしれない。
――いつごろから、やっていたのか。
知事 20〜30年前からあっただろう。1965年ごろに入庁した職員が既にあったと話している。
――(指示の後も「預け」が)何年も続いた理由は何か。
知事 (裏金が)処理できず、現在も残っている理由については、担当者からは返還するシステムがなかったとの説明を聞いている。
――「預け」が続いていることを知っていたか。
知事 知らなかった。2000年の時点でなくなっていた、という認識だった。
――(「預け」の存在を知った1999年の段階で)情報を開示しないと判断した理由は何か。
知事 当時は知事になって1年で、すでに県政の様々な問題を指摘しており、これ以上、職員を委縮させたくなかった。また、事務経費が削られる中、「やむを得ないのかな」と思ったこともあり、適正に処理できればいいと判断してしまった。その時にオープンにして徹底的に調査をするべきだった。
――公表しないことを誰と決めたのか。
知事 その時の出納長と2人で決めた。
――事実を隠ぺいしようとしたのか。
知事 そういうつもりはなかった。だが、結果的にはすべきでなかった。反省している。
――私的流用はなかったか。
知事 現時点で私的流用があるかは分からない。我々では調査できない部分もあるので、私的流用についても外部調査に委ねたい。
(2006年11月1日 読売新聞)
411
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/01(水) 08:02:25
教育基本法の賛成質問依頼か タウンミーティングで
2006年11月01日06時06分
http://www.asahi.com/politics/update/1101/003.html
9月に開かれた政府主催のタウンミーティングで、青森県教育委員会が内閣府の指示を受け、教育基本法改正案に賛成の立場の質問を地元の学校関係者に依頼した可能性があると、31日の衆院教育基本法特別委員会で高橋千鶴子議員(共産)が指摘した。高橋氏は、同県教委が作成したという文書を示して質問したが、事前に理事会に提出していなかったなどの理由から政府側は答弁しなかった。文書などの扱いは11月1日の理事会で協議する。
高橋氏が問題としたのは、9月2日に青森県八戸市で開かれた「教育改革タウンミーティング イン 八戸」。小坂憲次文科相(当時)らが出席した。
高橋氏は質問で二つの文書を読み上げた。いずれも青森県内の中学校校長にあてられた8月30日付と9月1日付のもので、それぞれ地元の教育事務所と教育政策課の作成という。「タウンミーティングの質問のお願い」と題した8月30日付の文書は「当日に(2)の質問をお願いします」などと書かれ、質問案として「時代に対応すべく、教育の根本となる教育基本法は見直すべきだと思います」などが挙げられていたという。
また、9月1日付の文書では「発言者を選んでいただき、誠にありがとうございます」としたうえで、内閣府から「お願いされてというのは言わないでください」などの注意がある、と書いてあったという。
412
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/02(木) 08:52:36
不正経理問題 「公金」認識薄さ露呈 讀賣長崎
県庁の不正経理問題で、県の内部調査で不正が判明した部署は、34か所にも上った。「ついやった」「仕方なかった」――。各部署は、不正に手を染めた経緯をこう語り、公金の取り扱いに対する認識の希薄さを改めて露呈した。
納入業者との架空取引で備品を購入したように装い、代金を業者の口座に預けていた裏金作り。4月現在、計2081万円の残高が見つかった4部署は「調査中で何も話せない」とそろって黙り込んだ。
一方、5000円以下の物品購入は係長決裁で済む制度を悪用し、業者に請求書を分割させ実際には高額な備品などを納入させた不正は31部署で発覚。県北振興局は裏金作りもしていた。31部署は2001年度以降、プリンターや食器棚など744万円分を購入していた。この手口は、背任罪に問われた元住宅課総務係長が使っており、内部調査の契機となった。
原爆被爆者対策課は昨年8月、原爆で心に傷を負った「被爆体験者」の医療受給者証に張る病名のシール2000枚を不正経理で購入。制度改正で新しい受給者証の発行が必要になったといい、「正規の手続きでは時間がかかる。急な制度改正で、つい不正をしてしまった」と釈明した。
県教委福利厚生課は、組織改正で必要な部屋が増え、引っ越し業者の委託費用34万円を捻出(ねんしゅつ)。「予算の使途を途中で変更するのは難しく、そうせざるを得なかった」と振り返った。
昨年5月、文具品名目で7万7000円の食器棚を購入した政策企画課は「すぐ買いたかったので、便利な方法を選んだ。弁明のしようがない」とした。
納入業者との架空取引で備品を購入したように装い、代金を業者の口座に預けていた裏金作り。4月現在、計2081万円の残高が見つかった4部署は「調査中で何も話せない」とそろって黙り込んだ。
一方、5000円以下の物品購入は係長決裁で済む制度を悪用し、業者に請求書を分割させ実際には高額な備品などを納入させた不正は31部署で発覚。県北振興局は裏金作りもしていた。31部署は2001年度以降、プリンターや食器棚など744万円分を購入していた。この手口は、背任罪に問われた元住宅課総務係長が使っており、内部調査の契機となった。
原爆被爆者対策課は昨年8月、原爆で心に傷を負った「被爆体験者」の医療受給者証に張る病名のシール2000枚を不正経理で購入。制度改正で新しい受給者証の発行が必要になったといい、「正規の手続きでは時間がかかる。急な制度改正で、つい不正をしてしまった」と釈明した。
県教委福利厚生課は、組織改正で必要な部屋が増え、引っ越し業者の委託費用34万円を捻出(ねんしゅつ)。「予算の使途を途中で変更するのは難しく、そうせざるを得なかった」と振り返った。
昨年5月、文具品名目で7万7000円の食器棚を購入した政策企画課は「すぐ買いたかったので、便利な方法を選んだ。弁明のしようがない」とした。
(2006年11月2日 読売新聞)
413
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/02(木) 08:53:38
知事支援の会社役員逮捕…自宅などを捜索 讀賣宮崎
安藤知事後援会が男性支援者に5000万円を提供した問題に絡み、金を受け取った宮崎市の会社役員(68)が電磁的公正証書原本不実記録・同供用(虚偽登記)容疑で逮捕されてから一夜明けた1日、県警捜査2課と宮崎北署は、会社役員宅や会社事務所を家宅捜索した。今後、5000万円授受の経緯についても解明を進めるとみられるが、安藤知事は「(自分と)直接関係ない案件。責任は問われないと思う」と話している。
家宅捜索は、宮崎市内の会社役員宅は午前9時ごろから、県庁近くのビル4階にある事務所では午後1時半ごろから始まった。事務所には捜査員10人が段ボール箱などを持って入った。
安藤知事は、会社役員が逮捕された直後の10月31日深夜、読売新聞の取材に「逮捕については気の毒に思うが、コメントするものはない。(会社役員からは)政治的活動の助言、指導を受けたが、そういう人だと分かっていれば、指導は受けなかった」と語った。1日朝に登庁した際も「やましいことは何もない」と強調。県文化賞授賞式など、予定していた仕事をこなした。
5000万円提供の趣旨について、安藤知事や後援会側は「政治面でのコンサルタントを受けた対価であり、寄付ではない」と説明している。ただし、会社役員を巡っては「知事選の資金集めに手腕を発揮していた」などと証言する関係者もおり、知事は今後さらに説明を求められそうだ。
(2006年11月2日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/02(木) 09:28:21
和歌山談合:知事擁立働きかけ…井山容疑者が業界関係者に
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061102k0000m040157000c.html
和歌山県発注のトンネル工事入札を巡り、競売入札妨害(談合)容疑で逮捕された井山義一容疑者(56)が00年9月の知事選前、県内の建設業界関係者に「大阪府の副知事を出したいので協力してほしい」と木村良樹知事の擁立を持ちかけていたことが分かった。木村知事は同年9月の知事選に初当選直後、井山容疑者らと談合の仕組みづくりに関与した疑いが浮上している。大阪地検特捜部は業界関係者の聴取などでこうした事情を把握している模様で、談合システム作りが井山容疑者の意に沿って進んでいた可能性が強いとみている。
建設業界関係者は国会議員や県庁などにも顔が広く、井山容疑者とは以前から親密な付き合いをしていた。関係者によると、井山容疑者は自らが実質的に経営する大阪府河内長野市のゴルフ場で00年春ごろ、一緒にプレーしていた業界関係者に「知事選には、大阪から候補を出したい」と打診。当時大阪府の副知事だった木村知事の名前を挙げ「擁立に協力してほしい」と持ちかけた。
その後、業界関係者のところに木村知事から直接電話が入り「選挙に出たいので、協力してもらえないか」と要請された。井山容疑者のことを「井山社長」と呼び、「おかげで選挙に出られる」という趣旨の発言もあったという。
木村知事は同年9月の知事選に初当選後、井山容疑者らと面談。その席で、県発注工事では井山容疑者が受注希望業者の窓口となることに合意したとされる。その後、井山容疑者が業界内の談合組織に意向を伝え、時には県側が業者選定に“お墨付き”を与える談合システムができたとみられる。
井山容疑者は調べに対し、木村知事との関係について「よくゴルフをしたし、就任当初はいろんな相談にも乗った」などと供述しているという。
◇県出納長ら起訴…大阪地検特捜部
この事件で大阪地検特捜部は1日、井山容疑者のほか、県出納長の水谷聡明(60)=1日付で退職=と準大手ゼネコン「ハザマ」非常勤顧問の丸岡紘一(64)の両容疑者を競売入札妨害罪で起訴。関西一円の土木工事を仕切る談合組織「池田会」を主宰していた日沖九功(ちかのり)・大林組顧問(64)と、準大手ゼネコン「東急建設」の谷本治・大阪支店副支店長(59)を同罪で在宅起訴した。
調べなどによると、丸岡、谷本両被告は04年11月に和歌山県が実施したトンネル工事2件の入札を前に、井山被告に受注できるよう依頼。井山被告は日沖被告に両社の意向を伝え、電話で同被告から問い合わせを受けた水谷被告もこの業者選定を了承し、公正な入札を妨害した。口利きの謝礼として、ハザマは5900万円、東急は6000万円を井山被告に提供したとされる。【日野行介、田中龍士、久保聡】
毎日新聞 2006年11月2日 3時00分
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/02(木) 09:29:16
和歌山県出納長ら2日にも再逮捕 知事は会見で辞任否定
2006年11月02日03時07分
http://www.asahi.com/national/update/1101/OSK200611010063.html
和歌山県発注のトンネル工事をめぐる談合事件で、大阪地検特捜部は2日にも、同県出納長の水谷聡明(さとあき)容疑者(60)らを別の県発注工事をめぐる談合容疑などで再逮捕する方針を固めた。「官製談合」の実態解明に向け、木村良樹知事の関与についても調べを進める。特捜部は1日、水谷容疑者ら5人を競売入札妨害(談合)罪で起訴した。5人とも談合の事実を認めているという。
木村知事は同日午後、記者会見し、辞任する考えのないことを改めて表明。2期目の退職金約5000万円相当を返上するとともに、月給(約120万円)の半額を1年間カットする考えを示した。
起訴されたのはほかに、業界で土木工事の談合を仕切っていたとされる大林組顧問(当時)の日沖九功(ちかのり)(64)▽大阪府河内長野市のゴルフ場経営会社元代表の井山義一(56)▽ハザマ非常勤顧問の丸岡紘一(64)▽東急建設営業部社員の谷本治(59)の各容疑者。同容疑で逮捕されたハザマ元常務(62)と同社和歌山営業所長(56)は処分保留で釈放された。
起訴状によると、水谷、井山、日沖、丸岡の4容疑者は04年10〜11月、11月10日に入札があった「国道371号(仮称・平瀬トンネル)特殊改良一種工事」をハザマを中核とした共同企業体(JV)が受注できるよう残りの6JVの入札担当者と談合した。また、水谷、井山、日沖、谷本の4容疑者は同工事と同じ日に入札があった「国道168号(仮称・切畑トンネル)道路改築工事」を東急建設のJVが受注できるよう談合したとされる。
特捜部の調べでは、ハザマ、東急建設の受注調整担当だった丸岡、谷本両容疑者が、木村知事と親交のあった井山容疑者に工事を受注できるよう依頼。井山容疑者から両社のJV受注を求められた日沖容疑者が県側の意向を確認したところ、水谷容疑者が「その通りでいいです」と同意したという。
井山容疑者は受注工作費としてハザマから5900万円、東急建設から6千万円を受領したとされる。調べに対し、井山容疑者は「ハザマの5900万円のうち手元に残ったのは3000万円で、残りは別の人にあげた。東急建設からは3000万円しかもらっていない」と説明しており、特捜部は資金の流れや使途についても捜査する方針。
水谷容疑者は1日、弁護士を通じて知事に出納長の辞職願を出し、同日付で承認された。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/02(木) 09:30:57
「事実無根」繰り返す木村知事 進退語らず 和歌山談合
2006年11月01日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200611010026.html
和歌山県発注のトンネル工事をめぐる談合事件は、逮捕された同県出納長の水谷聡明(さとあき)容疑者(60)が、「官製談合」への木村良樹知事(54)の関与を認めたことで、新たな局面を迎えた。県議や職員ら足元からも知事の辞職を求める声が強まっている。逮捕された5人はみな容疑を全面的に認めており、大阪地検特捜部は1日午後、水谷容疑者らを競売入札妨害罪で起訴した。
「なんなんだよこれ。こんなこと全然してない」
1日早朝、県庁から車で5分ほどの知事公舎の門前で、木村良樹知事は開口一番、こう言葉を発した。
和歌山県発注のトンネル談合事件で、逮捕された県ナンバー3の水谷出納長が、知事の関与を認める供述を始めたことを伝える朝日新聞の記事に対し、「そんなことするわけないじゃない。前から言ってるように」と自らの関与を否定した。「事実無根だね。全く全く無根。全く無根。はっきり言える。全く無根」。「無根」を何度も繰り返し、門の中に姿を消した。
午前9時50分ごろ、知事は「アジア防災教育子どもフォーラム」の開会式に出席するため、県庁向かいの県民文化会館に車で到着した。
「水谷容疑者に指示したのか」「自身の進退はどうするのか」。報道陣の問いかけには全く答えなかった。
午前10時すぎから始まった式では、壇上に立ってあいさつをしたが、事件について一切触れず、約30分後には、県庁3階の知事室にこもった。
県庁が家宅捜索を受けた9月20日以降、木村知事は一貫して自らの談合事件への関与を否定している。
「知事が指示した」とする水谷出納長の供述が明らかになり、県幹部や県議らにも困惑や動揺が広がった。
小佐田昌計副知事は午前7時前、自宅で「知事と連絡を取っていないので何も分からない」と話した。ある県幹部は「(知事は)もう死に体なんやけどなあ」と漏らした。「普通なら、とうの昔に辞めてる状況やのに。実際、持たんで。こんなことでは」。別の幹部も「もう無理。関与していないというから支えようと思ったのに」と失望感をあらわにした。
県議会(定数46)最大会派の自民党県議団(25人)は、水谷出納長が起訴された場合、臨時議会を開催して木村知事の責任や進退を追及する方針を決めている。県議会は2日午前10時に会派代表者会議を開き、臨時議会の開催日程について協議する。
県議団の中には、辞職勧告決議や不信任決議を求める強硬論も出ている。ある県議は「報道が事実ならば、知事は即刻辞職すべきだ。県議会として、それを求めていく必要がある」と憤る。県議団の尾崎要二会長は「1日の水谷出納長に対する捜査の動きを見極めて、会派代表者会議の前に、会派の意見を集約する」と述べた。
自民党県議団の一人でもある向井嘉久蔵議長は「これまで知事は『自らは潔白』と主張していた。供述が事実なら、その前提が崩れるが、今日の動きをもう少し見極めて対応を判断する」と話した。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/02(木) 19:35:17
野党“質問依頼”で政府追及
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/02/k20061102000094.html
野党4党は、衆議院教育基本法特別委員会の理事らが会談し、政府主催のタウンミーティングで、内閣府が参加者に対し教育基本法の改正に賛成の立場で質問するよう依頼し、政府側に都合のよいように操作しようとしていたとして、政府の責任を追及していく方針を確認しました。
この問題は、ことし9月に開かれた政府主催のタウンミーティングにあたり、内閣府が参加者に対し教育基本法の改正に賛成の立場で質問するよう依頼していたと、衆議院特別委員会の審議の中で共産党の議員が指摘したものです。これについて、民主党、共産党、社民党、それに国民新党の野党4党は、特別委員会の理事らが会談し対応を協議しました。この中で、出席者からは「この問題は教育の中立性を侵すだけでなく、小泉内閣以来開かれているタウンミーティングが政府の世論操作の道具として使われてきた可能性を示すものだ」などといった意見が出されました。そして、政府に対し、ほかにもこうした問題が起きていないかどうか調査を求めるとともに、政府の責任を追及していく方針を確認しました。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/03(金) 15:14:46
和歌山知事辞職、談合事件の端緒は1枚のメモ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061103-00000002-yom-soci
和歌山県の木村良樹知事を辞職に追い込んだ談合事件の端緒は、1枚のメモだった。
7月中旬。大阪地検特捜部は大阪府阪南市発注の汚泥・し尿処理施設の談合に絡む汚職事件の関係先として、準大手ゼネコン「ハザマ」大阪支店などを捜索。押収したメモには、「井山氏に5900万円」との記述があったという。
ハザマは、同県発注のトンネル工事を落札できるよう、木村知事と親しい元ゴルフ場経営、井山義一被告(56)に依頼、井山被告が元県出納長の水谷聡明(さとあき)被告(60)に同社の受注を働きかけた。5900万円は、こうした受注工作の謝礼だった。
だが、ハザマと中堅ゼネコン「東急建設」から井山被告に渡った計1億1700万円の使途は、つかみきれていないという。
(読売新聞) - 11月3日14時35分更新
419
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/03(金) 16:33:40
岸元首相ゆかりの御殿場別荘地、市財産区が異例の購入
2006年11月03日12時02分
http://www.asahi.com/national/update/1102/TKY200611020488.html
安倍首相の祖父・岸信介元首相が晩年を過ごした静岡県御殿場市の邸宅をめぐって、市の御殿場財産区が03年、約5300平方メートルの敷地を首相の実母で土地所有者の安倍洋子さん側の要請を受ける形で、約1億2000万円で購入していたことが明らかになった。財産区は合併した自治体の財産管理などを目的とした特別地方公共団体で、原則として山林の保護など以外には財産を取得できないことになっている。同財産区による別荘地の購入は異例で、今回の取得が財産区の本来の目的に沿っていないのではないか、との指摘が出ている。
登記簿や市の資料などによると、財産区が購入したのは、建築家の故吉田五十八氏が設計した木造鉄筋コンクリート造り2階建ての建物が立つ宅地。土地は元首相の息子名義で登記されていたが、元首相の死去後に洋子さんに売却された。
長田開蔵市長や市によると、旧岸邸の売却は01年夏、当時官房副長官だった安倍首相の秘書(当時)から市長に直接持ちかけられた。市長は財政難を理由に財産区に話を引き継いだという。
財産区によると、当初、土地の提示価格は約2億2000万円だったが、交渉の結果、03年に約1億2000万円で購入。建物は市に寄付された。
市側はその後、土地と邸宅の活用を検討した結果、周辺地も財産区に取得してもらい、市に貸与してもらったうえで、記念公園として整備する構想を立ち上げた。08年に旧岸邸など一部を公開し、10年には全面公開する予定になっている。
静岡県が政府見解を踏まえて作成した「財産区運営の手引き」によると、財産区の権能は、財産の管理や処分に限定され、原則的には新しく財産を取得することはできないとされている。
この点について、御殿場財産区は10月半ば、朝日新聞の取材に対し、「『新しい財産は取得できない』という内容は85年ごろまでに政府が見解を変更したため、問題はなかった」といったん答えた。
ところが、静岡県は「解釈について政府が見解を示したのは83年で、手引きは94〜99年に作られており、内容・解釈については現在も変更がない」と回答。このため改めて財産区に確認したところ、「解釈の変更が、手引きの作成より前に行われたとは知らなかった」としたうえで、「土地の購入には景観を保全する目的も含まれており、本来の目的に反していないと考えている」としている。
長田市長は「財産区でも購入できると思っていた。民間に売却され、マンションでも建てられれば、周りの景観が壊される。地域の福祉向上を考えて購入した」と話している。総務省は「県の手引きに書かれている解釈の通り。個別事案にはお答えできない」としている。
安倍首相の事務所に対して、土地売却の詳しい経緯について尋ねたが、回答はなかった。
420
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/03(金) 20:00:18
知事支援の会社役員逮捕…宮崎市の自宅などを捜索 讀賣宮崎
安藤知事後援会が男性支援者に5000万円を提供した問題に絡み、金を受け取った宮崎市の会社役員(68)が電磁的公正証書原本不実記録・同供用(虚偽登記)容疑で逮捕されてから一夜明けた1日、県警捜査2課と宮崎北署は、会社役員宅や会社事務所を家宅捜索した。今後、5000万円授受の経緯についても解明を進めるとみられるが、安藤知事は「(自分と)直接関係ない案件。責任は問われないと思う」と話している。
家宅捜索は、宮崎市内の会社役員宅は午前9時ごろから、県庁近くのビル4階にある事務所では午後1時半ごろから始まった。事務所には捜査員10人が段ボール箱などを持って入った。
安藤知事は、会社役員が逮捕された直後の10月31日深夜、読売新聞の取材に「逮捕については気の毒に思うが、コメントするものはない。(会社役員からは)政治的活動の助言、指導を受けたが、そういう人だと分かっていれば、指導は受けなかった」と語った。1日朝に登庁した際も「やましいことは何もない」と強調。県文化賞授賞式など、予定していた仕事をこなした。
5000万円提供の趣旨について、安藤知事や後援会側は「政治面でのコンサルタントを受けた対価であり、寄付ではない」と説明している。ただし、会社役員を巡っては「知事選の資金集めに手腕を発揮していた」などと証言する関係者もおり、知事は今後さらに説明を求められそうだ。
(2006年11月2日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/05(日) 08:20:20
企業選定は「知事の意向」 前出納長が供述 和歌山談合
2006年11月05日06時07分
http://www.asahi.com/national/update/1104/OSK200611040073.html
和歌山県発注工事をめぐる談合事件で、競売入札妨害(談合)容疑で再逮捕された前県出納長水谷聡明(さとあき)容疑者(60)が大阪地検特捜部の調べに対し、容疑の対象となった下水道工事を受注した共同企業体(JV)に知事選で貢献した企業を参入させたのは、木村良樹知事(54)の意向だったと供述していることが4日、わかった。さらに水谷容疑者は「5億円以上の大型土木工事は木村知事の指示で受注する地元業者を選んでいた」と述べ、知事の関与を全面的に認めているという。特捜部は一連の「官製談合」が知事主導だったとみて全容解明を進める。
調べでは、水谷容疑者は、04年11月10日に入札があった「紀の川中流流域下水道(那賀処理区)那賀幹線シールド工事」(予定価格約11億5000万円)で、同県海南市の建設会社を参入させるよう、業界内で談合を仕切っていた大林組元顧問の日沖九功(ちかのり)被告(64)=競売入札妨害罪で起訴=に要請していたことが明らかになっている。同社は、同年8月の知事選で木村知事が自民党の推薦を得られるように県議らに働きかけるなど再選に貢献したとされる。水谷容疑者は特捜部の調べに対し、同社を指名したのは木村知事の意向で、知事選支援の見返りだったと供述しているという。
和歌山県は、発注金額が5億円以上の大型土木工事について、95年から、業者を公募、審査したうえで指名する公募型指名競争入札を導入している。
水谷容疑者は特捜部の調べに対し、知事公室審議監に就任した00年10月から、ゼネコンと地元業者がJVを組む大型土木工事について、受注させるJVの中核ゼネコンを選ぶ際は、日沖被告と話し合いながら決めていたことを認めた。そのうえで、JVに参加する地元業者については「木村知事から指示を受けて選定していた」と供述しているという。
特捜部は、一連の官製談合は知事が主導していたと判断。談合の全容解明とともに、県側と業者との仲介役で、所得税法違反容疑で再逮捕された大阪府河内長野市のゴルフ場経営会社元代表井山義一容疑者(56)が受注業者から受け取った資金の流れや使途についても捜査を進める方針。
木村知事は2日、事件が招いた県政の混乱の責任を取るとして辞職を表明したが、談合とのかかわりについては一貫して否定している。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/05(日) 12:27:44
前知事加重収賄罪適用も 福島県汚職 東京地検検討
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/11/20061105t63021.htm
福島県発注のダム工事をめぐる汚職事件で、東京地検特捜部は贈賄側が工事を受注するための談合などに関与した疑いがあるとして、収賄容疑で逮捕した前知事佐藤栄佐久容疑者(67)に対し、加重収賄罪の適用を検討していることが4日、関係者の話で分かった。
加重収賄罪はわいろの見返りとして不正行為をするなどしたケースで、収賄罪より刑が重い。特捜部は前知事が収賄を認める前後から、県土木部OBらの事情聴取を通じて談合などの裏付け捜査を進め、前知事に不正行為への関与をただしているとみられる。
調べや関係者の話によると、前知事は実弟で衣料メーカーの郡山三東スーツ元社長祐二容疑者(63)と共謀。県が2000年8月に実施した木戸ダム本体工事の入札で、前田建設工業が筆頭の共同企業体の落札に便宜を図った謝礼として、02年8―9月に三東スーツの旧本社地を水谷建設に時価より高い約9億7000万円で買い取らせたとして逮捕され、容疑を認めたとされる。
入札当時の福島県土木部長(下水道工事の談合事件で逮捕、処分保留で釈放)は調べに「前知事から前田側への発注を指示された」と供述。
また前田側は1999年秋、東北地方の公共工事の談合仕切り役とされる鹿島の元東北支店幹部と会い、ダム工事受注を調整していたことも判明している。
下水道工事の談合事件で起訴された祐二容疑者は、ほかの県発注工事の談合にもかかわっていたとみられている。収賄容疑を認め「兄も土地取引が受注謝礼だったことを知っていたはずだ」などと話しているという。
加重収賄罪が適用された場合、公訴時効は7年となり、収賄罪では時効(5年)の前田側から三東スーツへの01年3―7月の4億円融資なども立件対象となる。
2006年11月04日土曜日
423
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/05(日) 17:05:00
渡辺・経産副大臣と家族、身内企業から2億円
2006年11月04日09時50分
http://www.asahi.com/national/update/1103/TKY200611030410.html
経済産業省の渡辺博道副大臣(千葉6区・自民)の一族が経営してきたタクシー会社が06年7月に、約24億円の負債を抱えて民事再生法の適用を東京地裁に申請していたことがわかった。民事再生の申請前に、「借入金返済」名目で渡辺氏に約6870万円が支払われたほか、家族や親族企業にも計約1億2390万円が支出されていた。他の債権者からは「身内を優先する返済は道義的におかしい」と批判の声が出ている。
民事再生を申請したのは千葉県松戸市の「渡辺交通」。同社代理人の弁護士が東京地裁に提出した資料などによると、渡辺氏の父親が68年に同社を設立。渡辺氏は85年から役員、93〜95年は代表取締役を務め、申請時には同社株式の65%を保有していた。
同社は90〜95年度に渡辺氏から計約6350万円を借り入れた。04年3月期決算では渡辺氏からの借入金は約6870万円になったが、04年度中に全額返済した。同社の説明によると、渡辺氏の役員報酬の未払い分で、借入金として経理処理されていたという。
このほか、04年4月〜06年7月には、渡辺氏の家族や親族企業に対して計約1億2390万円が支出された。
支出の名目は、渡辺氏の実父への死亡退職金(1100万円)や、妻や長男、長女への役員報酬(計約840万円)、妻が社長を務める別の親族会社への地代(約4900万円)など。渡辺氏にも、父親に対する「未払分一部返済」名目で約4220万円が支払われていた。
この間、同社は赤字続きで、03年3月期以降は6億円を超す債務超過。この時期の大半は、渡辺氏の妻が社長だった。
一方で、保有していた有価証券(03年3月末時点で4億4720万円分)の大半を03、04年度に売却。同社側が作成した報告書によると、この売却代金の一部が渡辺氏の親族らへの支払いに充てられ、この経理処理は簿外処理されていたという。
同社の経理はタクシー部門と渡辺家が管理する不動産部門に分けていたという。役員は「借入金は不動産部門から返済している。株購入も不動産部門で処理していた。タクシー部門は一切関係ない」と話している。
渡辺氏は朝日新聞の取材申し入れに対し、「(渡辺交通とは)もう今は関係がない」とだけコメントした。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/07(火) 02:21:26
辞職後の単独取材 知事「関与絶対ない」 讀賣和歌山
県発注のトンネル工事を巡る談合事件によって県政の混乱を招いたとして、身を引くことを明らかにした木村良樹知事。辞職表明後に応じた読売新聞の単独取材で、「(県民の信頼を回復するため)先頭に立って取り組もうとしたが、自分の力では難しいと思った」と、決断に至った心境などを語った。事件への関与については、「絶対にあり得ない」と改めて強く否定した。一問一答は次の通り。
――「続投宣言」から一転、辞職を決めたのは
「(辞職を表明した2日)朝、大阪地検の捜索が入り、自民党県議団が不信任決議するとの情報も伝わってきた。それと、母校の京都大からの講演のキャンセル。そういう断りが相次いでいて、改革を進め、全国に発信してきたことが水泡に帰すと思ったら、徒労感が強くなった」
――進退について気持ちは揺れていたのか
「県の関与はないと思っていたら、新聞記事が出る度に自分の考えていたことと全然違い、『いかんな』と。多くの県民の支持を得て知事になっているので、軽々に辞めるわけにはいかないと気を取り直してきたが、もう具合が悪いと思い、決意した」
――談合への関与はないのか
「これまで公共事業にかかるコストを減らして、別のことに使うよう力を注いできた。業者に嫌われるぐらいだったから、関与はあり得ない」
――元出納長・水谷聡明被告(60)と元ゴルフ場経営・井山義一被告(56)を引き合わせたのは
「井山被告は政治に詳しく、県の仕事で役立つこともあると思い、『いい人だから』と紹介した。責任はすごく感じているが」
――まだ任期が残っているが、全国知事会への出席など公務はどうするのか
「知事会には出ない。辞めるのだからもう『死に体』。無責任のそしりを免れないが、好奇の目にさらされるので」
――これまで和歌山でやってきたことについて
「利権を排除しようと仕事をしてきたが、こんなことになってがっかりしている。ただ、和歌山の施策が全国で注目されるようになったのは良かったと思う」
――今後の身の振り方は
「今まで上っ面のきれいなところを見ながら、オピニオンリーダー(世論形成の指導者)みたいな顔してやってきた。足元をすくわれて地方自治の深さがわかったので、地方自治とかかわりのあるような仕事ができれば、と思う」
(2006年11月6日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/07(火) 09:28:03
04年選挙で対立候補降ろし工作
和歌山談合
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20061107/mng_____sya_____007.shtml
和歌山県発注工事の談合事件で、再逮捕容疑の下水道工事を受注した同県海南市の建設会社役員が2004年の知事選をめぐり、木村良樹知事側から「助けてほしい」と依頼され、立候補を模索していた県議側に出馬を取りやめるよう働き掛けていたことが6日、関係者の話で分かった。
同社について、前出納長水谷聡明容疑者(60)が「知事の意向を踏まえて、下水道工事を受注させた」と供述していることが既に判明。大阪地検特捜部は、受注指名が票の取りまとめも含めた知事選での貢献に対する見返りだったとの見方を強め、当時の経緯を調べているもようだ。
木村知事は04年4月に再選への出馬を表明したが、最大会派の自民党県議団の幹事長だった県議が立候補に意欲をみせたため調整が難航した。
関係者によると、建設会社役員は知事側の依頼を受け、幹事長を後押ししていた県政界に強い影響力を持つ元県議(故人)に「木村知事は自民党が担ぎ出した知事ではないか」などと出馬断念を要請。幹事長は結局、党本部の説得もあり立候補をやめ、木村知事は8月の選挙では共産党候補との一騎打ちで圧勝した。
建設会社役員は元県議と親しく、関係者は「元県議を動かし、出馬を中止させられるのは役員以外にいなかった」と話している。
一方、立候補をやめた幹事長は「元県議から何も聞いておらず、自民党本部の幹部から(出馬を)やめなさいと言われた」としている。
426
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/07(火) 10:17:35
自民3議員に811万円献金 和歌山談合の工事参入業者
2006年11月07日08時53分
http://www.asahi.com/national/update/1106/OSK200611060077.html
和歌山県発注工事をめぐる談合事件で、容疑の対象となった04年11月入札の下水道工事を受注した共同企業体(JV)に参入した同県海南市の建設会社側が02〜05年、県選出の自民党の国会議員3人側に計811万円を献金していたことがわかった。事件の責任を取って木村良樹知事(54)が辞職表明をしたことに伴う出直し知事選で、同党は県選出国会議員らを対象に候補者選考を進めており、献金問題が影響を与えそうだ。
献金を受けたのは、鶴保庸介参院議員(39)=和歌山選挙区=、石田真敏衆院議員(54)=和歌山2区=、二階俊博衆院議員(67)=和歌山3区。それぞれ代表を務める政治団体や後援会組織が、同社や関連会社、同社役員の名義で受領していた。
うち、鶴保議員側は計440万円で、同議員が代表を務める「鶴翔会」が02〜04年に計260万円、「自民党和歌山県参議院選挙区第二支部」が05年に180万円の献金を受けた。
石田議員側へは計348万円で、同議員が代表の「自民党和歌山県第二選挙区支部」が04〜05年に計248万円、後援会組織の「石田真敏後援会」が02年に100万円の献金を受けた。
二階議員側は、代表を務める「自民党和歌山県第三選挙区支部」に04〜05年に計23万円の献金があった。
木村知事側も00〜05年に、同社役員名義で計170万円の献金を受けたことが判明している。
11月30日告示、12月17日投開票と決まった出直し知事選で、同党県連は「談合事件に厳正な対処ができる」ことを候補者選定の条件の一つに挙げている。
国会議員らへの献金について同社役員は「地元企業として県選出議員を出来るだけ応援するため、適正な手続きで献金した。見返りを求めたことはない」、木村知事への献金については「木村知事の前からずっと続けてきた」と述べた。
献金について、鶴保議員の事務所は「適切に処理して何ら問題のない献金」、石田議員の事務所も「政治資金として適法に処理されている」とそれぞれコメント。二階議員の事務所は「責任者が不在でわからない」と回答している。
427
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/07(火) 10:58:27
和歌山談合 複数の県職員聴取
大阪地検 業者の知事選支援状況
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/w_jisyoku/wj61106e.htm
和歌山県発注工事を巡る談合事件で、大阪地検特捜部が、複数の県職員らから事情聴取していることがわかった。2004年8月に行われた知事選で、地元業者らが木村良樹知事(54)(辞職表明)を支援した状況などについて情報収集を進めているとみられる。元県出納長・水谷聡明(さとあき)被告(60)の再逮捕容疑となった下水道工事を受注した共同企業体(JV)には、知事選を支援した地元業者が組み込まれており、特捜部は、選挙支援と工事受注の経緯について調べる。
関係者によると、木村知事の2期目となった同年8月の知事選では、木村知事は当初、自民党の推薦を取り付けることができなかったほか、県議の1人が立候補表明するなどし、情勢は混とんとした。
その後、県選出の国会議員や県議団の代表らによる調整の結果、木村知事は投開票の約3か月前になってようやく、自民党の推薦を得られた。共産系候補との一騎打ちとなった選挙戦では、民主、公明なども相乗りし、有利に戦いを進めるなか、地元業者らが熱心に知事の応援に回ったという。
JVに参加した地元業者は、知事選で事務所用地を提供するなどしており、水谷被告は「知事の意向で業者を選んだ」と供述。特捜部は、知事選を支援した見返りだった可能性との見方を強めている。
特捜部は、当時、知事公室周辺で勤務していた県職員や地元業者ら幅広い関係者から、知事選を巡る支援状況などについて情報収集。
一方、工事受注を巡りゼネコン2社から受け取った計1億1700万円を隠したとして、所得税法違反容疑で再逮捕された大阪府河内長野市の元ゴルフ場経営・井山義一被告(56)も木村知事を支援していたことから、木村知事陣営の選挙資金の流れについても解明を進める。
(2006年11月06日 読売新聞)
428
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/07(火) 11:21:07
5000万円提供問題で知事「今まで以上の説明しない」 讀賣宮崎
安藤知事後援会が5000万円を提供した会社役員(68)(宮崎市)が虚偽登記の疑いで逮捕された問題に関連して知事は6日、金銭提供と政治資金規正法との関係について「今まで以上の説明をする考えはない」と述べた。
定例会見での質問に「(政治上の)指導を受けていた方がああいう状態になったのは、非常に残念だ」と答えた。さらに、えびの市在住の男性(63)らが、政治資金規正法違反などの容疑で安藤知事の告発状を宮崎地検に提出したことについて「納得できない人もいるようだが、私は事実を話している。今まで以上の説明をする考えはない」と話した。
そのうえで5000万円の授受を2003年分の政治資金収支報告書に当初記載しなかったことについて〈1〉後援会長が個人的に借りた〈2〉会社役員が後援会から受け取った後、全額返したため、授受が実行されなかったと判断した――と従来と同じ理由を説明した。さらに「後援会では、政治資金規正法にかかるとの議論はなされていなかったのではないか。意図的なものではない」としたものの「5000万円は高額であるし、適正だったとは思わない。誠に申し訳なく思う」と述べた。
■必修逃れ14校 知事「適切な指導を」
安藤知事はまた、計14の県立と私立高校で必修逃れが発覚したことについて「一部の学校であっても、不適切な運用の実態があったことは残念に思う。卒業や大学入試に支障が出ないように、適切な指導、配慮をお願いしたい」と述べた。
また、必修科目の見直しについて「学習指導要領と、現実対応(が異なる)という不都合がある。文科省が中心となって原因を追及し、入試科目を含めてどうあるべきかを検討する必要がある」と語った。
(2006年11月7日 読売新聞)
429
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/07(火) 11:22:03
岐阜裏金 元幹部7人7200万返還
岐阜県支出、処分で2億5700万減 讀賣岐阜
岐阜県庁の裏金問題で、県は6日、梶原拓前知事ら退職幹部8人のうち、元副知事の森元恒雄参院議員を除く7人から計7200万円が返還されたことを明らかにした。
返還されたのは、梶原前知事3000万円、藤田幸也元出納長1500万円など。森元氏からも「1500万円の返還手続きを進めている」との連絡があった。8人は、「より責任が重い」として、OB返還分8億6700万円の1割以上の負担を求められていた。
裏金の返還額は、利子を含め約19億1700万円に上るが、すでに現職の幹部職員や職員組合などが計約10億5000万円の返還に応じている。残るOB返還分のうち、8人を除いた幹部らの負担分については、負担額や返還方法の検討が続けられているが、約7億8000万円の一部についても、8人は負担に応じる意向を示している。
一方、県は、裏金問題で7人を懲戒免職処分としたことで、退職金約1億4400万円と、古田肇知事を筆頭に課長級以上の323人を減給処分としたことで、給与約1億1300万円の計約2億5700万円が、県予算から減額されることを明らかにした。また、再発防止策として今月1日から始めた公金支出のインターネット上での情報公開に、5日間で3900件を超すアクセスがあったこともわかった。
(2006年11月7日 読売新聞)
430
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/07(火) 23:26:18
「やらせ質問」常態化?八戸では10人中6人に依頼
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061107-00000415-yom-pol
内閣府は7日午後、9月に青森県八戸市で開かれた「教育改革タウンミーティング」での質問依頼問題で、当日の質問者10人中6人に質問を依頼していたと発表した。
小泉内閣で実施した174回のタウンミーティングでも同様のケースがあった可能性があるとしており、今後調査を検討する。教育改革に関する過去7回分に関しては、9日の衆院教育基本法特別委員会理事会に調査結果を報告する。
塩崎官房長官は7日夕の記者会見で、「大変遺憾だ。今後、誤解を招くようなことは一切やめる」と述べ、運営を一新する考えを示した。
内閣府の説明によると、タウンミーティングでの質問依頼は「円滑に対話を進める」などの名目でしばしば行われ、内部ではこうした質問者を「依頼発言者」と呼んでいた。
(読売新聞) - 11月7日23時6分更新
431
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/08(水) 22:17:21
森元氏が1500万円返還 岐阜新聞
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20061108/200611080825_176.shtml
県の裏金問題で、県は7日、森元恒雄元副知事(現参院議員)から1500万円が県の口座に入金されたことが確認された、と発表した。
第三者機関から「最も責任が重い」と指摘された退職幹部8人で、OB全体に返還が求められている約8億7000万円のうち、1割に当たる計8700万円が返還されたことになる。残り9割はまだ返還されていない。
県が返還を求めている総額約19億2000万円のうち、現職、職員組合、職員の寄付・保管分などはすでに返還済みで、退職幹部8人分を合わせると、これまでに返還された額は約11億4000万円(返還率は59・3%)。
県は、県のホームページで返還の進ちょく状況を公表している。
432
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/08(水) 23:55:11
夏祭りに祝儀吉田町長辞意
「20年以上の慣習」複数議員も寄付の疑い 讀賣静岡
「公人としての自覚を欠いた行為だった」。吉田町の住吉神社で8月に行われた夏祭りで、個人名義の祝儀を渡していた問題で、田村典彦町長(62)は7日、事実関係と自らの責任を認める一方で、地元で寄付行為の慣習が20年以上続いていることを明らかにした。複数の議員による寄付も指摘されており、波紋を呼びそうだ。辞任は15日付の意向で、町議会臨時会で議決されれば失職する。
記者会見した田村町長は、8月4〜6日の夏祭りに総額20万円以上を寄付し、2003年の就任以来続けていたと述べた。今年は自分の町内会が当番役となり、「寄付した人数はいつもより多かった」と説明し、同神社の秋祭りでも玉ぐし料1万円を納めたという。
祝儀は、町内会の集金係が徴収したものが多く、主に妻を通じて現金が渡されたという。地元の屋台などに寄付する慣習は長年にわたって続けられ、「地域がそれだけ強く私を縛った」と釈明している。
公選法では、首長や議員が選挙区内の住民や町内行事などに金品を寄付することは禁止している。
ほかにも複数の町議が現金を寄付していた疑いが持たれているが、増田宏胤(ひろたね)議長(65)は、「町長が辞めたのは残念なことだが、公選法について襟をただしたい」と述べるにとどまった。今後、議会運営委員会や全員協議会を開き、対応を協議する。
住民の男性(75)は「慣習としての寄付金がなければ、祭り自体が難しくなることもある。だが、町長としての立場は、しっかり自覚してもらわなければ」と話していた。
地方自治法では、首長は辞任を申し出ても20日間は職にとどまる。ただ、臨時会で承認されれば、それ以前に失職する。辞職の申し出は5日以内に選管に通知され、その翌日から50日以内に選挙日が設定されるため、年内にも出直し選挙となる見通しだ。
田村町長は9月、来春の町長選に立候補する意向を表明した。出直し選挙への出馬については、「町民や職員にどのようにわびたら、お許しをいただけるか。それだけで頭がいっぱい」と、明言を避けた。
田村町長は防衛庁に採用後、外務省のベルリン総領事館領事などを経て2003年4月の町長選で初当選した。
(2006年11月8日 読売新聞)
433
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/09(木) 00:14:08
「収支報告書への記載不必要」…知事5000万円授受問題で県選管が県議会答弁 讀賣宮崎
安藤知事後援会が支援者の会社役員に5000万円を渡していた問題で、県選管の江上仁訓書記長(市町村課長)は7日、後援会の政治資金収支報告書に5000万円授受の記載がないことについて「後援会は『本人が受け取っていない』との認識なので、支出はなかったことになる。積算漏れなどがあれば記載を指導するが、(今回の件で)『書け』とは言えない」と述べ、記載の必要はないとの認識を改めて示した。
県議会生活福祉常任委員会で、井本英雄議員(自民)の質問に答えた。江上書記長は「選管には、後援会の帳簿を調べたりする審査権がない。政治活動は自由で、行政の介入は好ましくないとの原則に従い、自主性を尊重した」と話した。
収支報告書を巡っては、知事後援会が9月22日、2003年分の提出書類を訂正。後援会長が後援会に貸した5000万円を収入に、後援会が後援会長に返した同額を支出にそれぞれ追加するなどしたが、後援会と会社役員との金銭授受については、後援会が「受け取りを拒否された」と主張、記載されなかった。
総務省選挙資金課の話「一般論として、政治団体が金銭授受を収支と認識すれば記載すべきだが、具体的なケースは把握、調査する権限もないのでコメントできない」
◆県警にも知事告発 えびの市の男性ら3人
安藤知事の後援会が男性支援者に5000万円を提供した問題を巡り、政治資金規正法違反や受託収賄などの容疑で安藤知事の告発状を宮崎地検に提出したえびの市在住の男性(63)ら3人は7日、同様の告発状を県警にも提出した。
(2006年11月8日 読売新聞)
434
:
片言丸
:2006/11/09(木) 15:47:50
和歌山知事立件へ 下水道工事入札談合の共犯容疑…大阪地検
公舎、地元業者など捜索
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/w_jisyoku/wj61109d.htm
和歌山県発注の公共工事を巡る談合事件で、大阪地検特捜部は、木村良樹知事(54)(辞職表明)が、2004年11月の下水道工事の入札で受注業者の選定に関与したとして、競売入札妨害(談合)容疑の共犯で立件する方針を固め、9日朝から、和歌山市内の知事公舎や大阪府池田市内の知事の実家などを捜索した。工事を受注した共同企業体(JV)には、同年8月の知事選で木村知事を支援した地元業者が参加しており、元県出納長・水谷聡明(さとあき)被告(60)(再逮捕)は「知事から『選挙で世話になったのでよろしく頼む』と言われ、参加させた」と供述。特捜部は、地元業者選定は、知事選支援の見返りだったと判断、ほかにも知事側が利益提供を受けていなかったか捜査を進める。
捜索には木村知事が立ち会った。特捜部は、ほかにJVに参加した同県海南市の建設会社「丸山組」の複数の役員宅も捜索。役員から事情聴取した。
調べでは、水谷被告は同年11月10日に行われた「紀の川中流流域下水道那賀幹線シールド工事」の入札前、大手ゼネコン「大林組」顧問・日沖九功(ちかのり)被告(64)(起訴)らから、準大手ゼネコン「熊谷組」のJVに落札させるとの受注調整結果を伝えられ了承。その際、日沖被告に、丸山組をJVに加えるよう指示したとされる。
丸山組は、04年8月の知事選で事務所用地を提供するなど熱心な選挙活動を展開。同社の役員2人が00年から6年間で計170万円を木村知事の二つの政治団体に献金していた。
これまでの調べに、水谷被告は、丸山組を参加させたことについて、「木村知事から、熱心に選挙活動をしてくれたので、何かあったらよろしく頼むと言われた」と供述。丸山組の関係者も任意の聴取に、「下水道工事の受注実績がほしかったので、選挙後、水谷被告に工事を受注できるよう頼んだ」と供述した。
2期目となった04年の知事選では、木村知事は当初、自民党の推薦を取り付けられなかったほか、県議が一時立候補表明するなど窮地に立たされた。
特捜部は、丸山組の選定は、知事選を支えたことに対する“論功行賞”だったと判断。今後、知事本人の聴取も行い、立件に向けた詰めの捜査を進める。
木村知事は11月2日、「談合事件で県政の混乱を招いた責任をとる」として、引責辞職することを表明したが、事件へのかかわりは終始、否定している。
(2006年11月09日 読売新聞)
435
:
片言丸
:2006/11/09(木) 15:50:20
http://www.wa-net.net/modules/bluesbb/viewsread.php?topic=2&sread_id=213&number=l50
#postid2042
6 Re: 中西氏の自殺と奔放な生き様 事件は今序章か
ゲスト
和ネット 2006-11-9 8:37:49 [返信] [編集]
元和歌山県出納長で、先月末まで、県内最大手のゼネコン「淺川組」副社長をしていた中西伸雄氏(71)が8日午後、和歌山市栄谷の南海電車踏切で電車に跳ねられ死んだ。中西氏は、大阪地検特捜部に談合の疑いで取り調べの最中で、これを苦にした自殺とみられている。
中西氏は、仮谷志良元知事(死去)が県東牟婁農林事務所長当時に仕え、その手腕が認められ、仮谷知事の栄進とともに出世街道を駆け上がり、秘書課長、公室長、出納長として常に県中枢にあった。県庁退職後は県信用保証協会理事長に。その後、淺川組に請われ、同社副社長に就任し、会社更生法の適用を受けて、事実上倒産状態の淺川組の再建に辣腕をふるった。中西出納長時の県職員官舎は、後の知事で自治省から出向中の木村良樹氏総務部長と隣同士。木村知事とは家族ぐるみの付き合いで、知事の刎頚の友、天野山カントリー元社長の井山義一氏とも親交があり、知事、井山、中西氏とのトライアングルによる官製談合の発信源でもあった。
木村知事誕生の6年前、井山氏と画策して副知事ポストを狙ったが、一部の県議らに反対され、適わなかった。しかし、知事再選時は、井山とともに副知事に小佐田昌氏、出納長に水谷聡明氏を推薦し、木村知事も受け入れた。この人事は他の県幹部職員より早く建設業界に流れた。この人事に先立ち、前副知事、出納長に「あなたは辞めていただきます」と引導を渡したのはフィクサーの井山社長だった。井山社長の県政関与も度を超していた。新副知事、新出納長とも、中西氏が知事秘書課長当時の部下で、中西氏派と、中西人事とも言われていた。
淺川組副社長に就任と前後して舞い込んだ県立医大の公募型一般指名競争入札の旧施設解体工事を12企業体参加の競争に打ち勝って大林組、大日本土木と、淺川組の企業体で落札し、淺川組入社の持参金代わりとした。
この落札には、マスコミに談合情報が寄せられ、予告とおりの落札に、県談合審査会で談合の有無を調べたが「、不正はなかった」として、予定通りの企業体に仕事が決まった。この審査員を采配したのは水谷出納長だった。この「審査会で不正なしと決定」の情報は審査会終了1時間以内に業界に駆け巡った。知事への報告前で、業界では、その発信元は水谷・中西ラインだと推定している。
中西氏最後の仕事は、淺川組も加わる県庁東別館の耐震補強工事だが、複数の建設業者の話では、地検特捜部がこの入札に中も西氏が関与していたとの疑いを持ち、事情を聴いていると伝えられていた。
中西氏は、艶福家とも知られ、県信用保証協会理事長当時、市内の有数の料理屋の若女将と親密な関係に。和若女将は離婚し、中西氏が世話して、和歌山市内でスナックを経営したが、中西氏に擦り寄る建設業者や県職員の溜り場として賑わったが、すでに閉店し、若女将は九州の実家に帰ったという。やりたい放題に生きた中西氏だが、自らの生命を絶ったことで、その人となりを知る多くの人は、中西氏の死を惜しむ。奔放に生きた中西氏への羨望と、暗転。その劇的な人生の幕切れに哀惜を感じるのだろう。9日朝、木村知事感謝に特捜の家宅捜索が入った。中西氏は幕切れを図ったが、官製談合事件は、今が序章だ。
436
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/10(金) 01:41:31
「やむを得なかった」…佐世保市の裏金問題で市長ら会見 讀賣長崎
佐世保市が8日発表した裏金などの不正経理問題で、市は「やむを得なかった部分もある」などと釈明したが、県庁で大規模な裏金作りが問題化している中、改めて公金に対する意識の低さを露呈した。一方で、裏金作りの開始時期や、調査対象時期以前の私的流用の有無などは、完全には解明されていないが、市は、今後の継続調査については慎重な姿勢を見せた。
市役所で開かれた会見では、光武顕市長が不正経理について謝罪。財務部は「(国や県の)補助金を使い切れず、やむを得ずに業者に架空の請求書を提出させた」「担当者が病気になり、処理が遅れた」「急に備品が必要なときに正規の手続きを省いてしまった」などと釈明した。各部署が裏金や不正経理で納入させた物品はパソコンやデジタルカメラ、草刈り機、シュレッダー、エアコンなどだったという。
一方、昨年度末現在で裏金作りをしていた選挙管理委員会など6部署のうち一部では、業者に金を預け始めた時期が特定できなかったと説明。私的流用についても、昨年度と今年度分で確認できなかったことから、光武市長は「(それ以前も)なかったと推測される」と、消極的な理由を述べるにとどまった。
しかし、今回の対象外となった2004年度より前の不正経理の調査について、光武市長は「検討はするが、担当者が異動している可能性があるなど、公正、公平な調査法が見当たらない」と語り、現段階ではやや否定的な見解を示した。
(2006年11月9日 読売新聞)
437
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/10(金) 09:01:09
自民党:県6区支部、赤字企業の献金返還 02年から4年間420万円 /千葉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/chiba/news/20061109ddlk12010438000c.html
◇元社長は渡辺支部長
渡辺博道副経産相(6区選出、自民党)が支部長を務める県党6区支部が02〜05年に赤字企業から420万円献金を受けていたことが分かった。政治資金規正法は3年以上赤字が続く企業からの献金を禁じており、同法抵触の疑いがあるとして、同支部は全額を返金した。献金企業はかつて渡辺氏が社長を務めた「渡辺交通」(本社・松戸市)で、渡辺事務所は「赤字が続いているとの認識がなかった」と話している。県警は同法違反の疑いがあるとして資料を集め関係機関と協議している。
渡辺交通によると、同社は渡辺氏の父が68年に創業。タクシーと不動産業を営んできたが、今年7月、約24億円の負債で東京地裁に民事再生法の適用を申請した。
渡辺氏は93〜95年に社長を務めた。返金した420万円は、渡辺氏の父と妻が社長だった02〜05年の4年間の献金だった。【中川紗矢子】
毎日新聞 2006年11月9日
438
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/10(金) 09:16:40
>>432
田村・吉田町長「辞職、捜査きっかけ」 朝日静岡
2006年11月08日
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000611080004
地区の夏祭りの踊り子らに祝儀を配り、公職選挙法違反(寄付行為の禁止)の疑いが指摘されている吉田町の田村典彦町長(62)=1期目=は7日、記者会見を開き、辞職を表明した。「警察の捜査が入ったのが辞職の大きなきっかけ。入らなかったら慣習と法律のはざまで苦しみながら(祝儀を渡すことを)重ねていった」と釈明した。一方、同様に祝儀を配ったとされる町議数人の記者会見などはなかった。同法違反の疑いで調べている県警は今後、田村町長を書類送検する方針だ。
田村町長は増田宏胤議長に15日をもって退職する旨の申し出書を提出した。町議会は15日に臨時会を開いて、退職同意をはかる見込みで、12月下旬にも出直し選挙になる見通しだ。
役場内で記者会見した田村町長は、8月4〜6日に開かれた神社の夏祭りの際、神社に玉串料を、さらに屋台(山車)や踊り子らに祝儀を配ったことを認めたうえで「法に抵触することを承知しているのにもかかわらず、地域の慣習に従った。重大な背信行為」と謝罪した。
辞職について「予想される町政の混乱を未然に防止するため、責めを我が身に負う」とした。
田村町長は03年4月、現職の町政運営を批判し、初当選。日曜日も役場の窓口を開く「日曜開庁」を実施したり、公共工事の談合防止のため抽選型指名競争入札制度を導入したりするなどの改革に取り組んできた。来年4月が任期で、9月町議会で再選への立候補を表明していた。
今年の夏祭りでは、田村町長のほか、増田議長ら数人の町議も祝儀を配っていた。田村町長の辞職表明に対し、増田議長は「頑張ってきた人がやめるのは残念」としたが、祝儀の問題に該当する町議については、「議員一人ひとりの判断になる」として記者会見などの予定はないという。
一方、祝儀の受け渡しは地域の長年の慣習として行われていた。
関係者によると、住吉地区には8町内会あり、毎年交代で2町内会ずつ屋台を引き、主に子どもたちが踊り子として出る。今年は森下(181世帯)と、町長が住む山八(520世帯)の両町内会の当番だった。
祭りの近くになると、町内会の役員たちが他の町内会を含む住吉の全地域を分担して集めに回る。一つは屋台にかかる祝儀として一軒5千円程度。数百万円が集まり、屋台のかざりつけや会合費など、祭りの準備資金として使われる。
もう一つが踊り子として出る子ども個人への祝儀。住民たちは知り合いの子どもが出ることを事前に配られたチラシで知り、自分と相手の名前を書いたのし袋に千円〜5千円ほど入れ、踊り子の親を通じて手渡される。基本的には、祝儀を出すか出さないか、誰にいくら出すかは自由だ。
長年の慣習が、町長の突然の辞職につながったことに、町民たちは動揺を隠せないようだ。
今年、孫が踊り子として出た住吉地区内の女性は「こんなことになると、これから、踊り子として出ることも遠慮してしまう」と残念そうな表情を見せた。
町内会役員の男性の1人は「責任は町長ひとりだけでなく、我々にもある。これまでも、祭りの資金を寄付金でなく各自が毎月払う積立金に変えようという意見はあったが、今後、もう一度みんなで話し合うことになるだろう」と話した。
439
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/10(金) 09:35:34
やらせ質問:タウンミーティング 定着一転、存続の危機
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20061110k0000m010135000c.html
政府の教育改革に関するタウンミーティングで発覚した「やらせ質問」問題は、過去174回におよぶ全タウンミーティングを調査する事態に発展し、今後も問題は拡大する様相だ。小泉前政権が「政府と国民との直接対話」をうたい文句に導入したが、あらかじめ質問者を用意し、政府側の意に沿った質問をさせるやり方は国民の強い不信を招き、「情報操作」との指摘も出ている。政府は信頼回復に躍起だが、タウンミーティングの再開のめどは立っておらず、存続も危ぶまれる状況となっている。
「参加者には大変不愉快なことだろう。運営が不透明という批判が起きてもやむをえない」。内閣府の内田俊一事務次官は9日の会見で政府の非を全面的に認め、陳謝した。
政府の同日までの調査で「やらせ質問」が明らかになったのは、教育改革に関する過去5回のタウンミーティング。政府が事前に用意した質問案は、「新しい時代にふさわしい教育基本法となるよう改正が必要だ」(04年5月、松山市)▽「義務教育の財源が地方に移ると公教育に地域格差が生まれることが懸念される」(同年10月、和歌山市)−−など文部科学省の意向を反映させたものだった。「できるだけ自分の言葉で」「『依頼されて』とは言わないでください」といった注意事項を付けたケースもあった。
タウンミーティングは小泉純一郎前首相が就任時の公約に掲げ、01年6月〜06年9月に計174回開かれた。昨年の場合、1カ所につき平均1100万円の開催費をつぎ込むなど「劇場型政治」の典型とも指摘されてきたが、自作自演のPRショーの疑いをぬぐえなくなっている。
政府は調査結果が出るまで再開を見送る方針だが、時期については「時間を少しいただきたい」(塩崎恭久官房長官)と述べるのが精いっぱい。タウンミーティング自体は抜本的に見直した上で存続させる意向だが、信頼回復のための妙案は見いだせないでいる。
【平元英治】
毎日新聞 2006年11月9日 23時48分
440
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/10(金) 09:36:56
やらせ質問:タウンミーティングの開催、当面見送り
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20061110k0000m010136000c.html
小泉内閣時代に開かれた教育改革に関する8回のタウンミーティングのうち、5回で「やらせ質問」が判明したのを受け、塩崎恭久官房長官は9日の記者会見で他のテーマで開かれた166回についても調査し、結果が出るまではタウンミーティングの開催を見合わせる方針を示した。また文部科学省の結城章夫事務次官は同日の会見で、関係者の処分を検討する考えを明らかにした。
安倍晋三首相は同夜、記者団に対し「(国民との)信頼関係を危うくしてしまうようなことがあり、大変残念で遺憾なことだ。しっかり調査すべきは調査をして、ちゃんと体制を作ってタウンミーティングを再開したい」と表明。安倍首相が小泉内閣で官房長官を務めた当時「やらせ」を知っていたかについては、「もちろん知っていなかった」と述べた。
また塩崎氏は会見で「現場の行き過ぎとはいえ、大変遺憾だ。決してどちらか一方に(世論を)引っ張っていこうというつもりはなかった」と世論誘導の意図を否定。「早急に点検し、二度と今回のようなことがないよう新しい運営の仕方を考える」と語った。調査範囲に安倍首相ら当時の官房長官も含まれるかとの質問には「総点検すると言っている」と答え、含まれるとの認識を示した。【西田進一郎】
毎日新聞 2006年11月9日 23時54分 (最終更新時間 11月9日 23時56分)
やらせ質問:岐阜で開催のタウンミーティングでも判明
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20061110k0000m010166000c.html
政府が教育改革に関するタウンミーティングで教育基本法改正に賛成する立場での質問などを参加者に依頼していた問題で、岐阜県教育委員会は9日、03年12月に岐阜市で開かれた「教育改革タウンミーティング」でも、文部科学省から同様の質問依頼を受けたことを明らかにした。県教委職員2人が知人の教員5人に依頼し、うち4人が会場で実際に質問したという。
県教委によると、同省から当時、同法改正をはじめ5項目の質問案を記した文書も送られてきたという。当日は当時の河村建夫文科相らが出席。案通りに教員4人が▽義務教育に関する国の役割▽最近の若者−−などについて質問したが、同法改正については別の参加者が質問した。県教委は「依頼は質問内容にまで踏み込んでおり、行き過ぎがあった」と話している。
この問題で内閣府も9日、新たに岐阜市など4カ所で開かれたタウンミーティングで、政府が「やらせ質問」に関与していたと認める調査結果を衆院教育基本法特別委員会に提出した。他に会場となったのは▽松山市(04年5月)▽和歌山市(同10月)▽大分県別府市(同11月)。【秋山信一】
毎日新聞 2006年11月10日 2時07分
441
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/10(金) 11:45:46
やらせ質問「内閣府からの指示ない」…下村官房副長官
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061110i204.htm?from=main2
下村博文官房副長官は10日の閣議後の記者会見で、教育改革に関するタウンミーティングの8回のうち5回で「やらせ質問」が発覚した問題について、「内閣府から特別何か指示し、組織的にタウンミーティングが構成されたわけではない」と述べ、内閣府が主導的に行ったものではないとの見方を示した。
その理由について、「教育改革の8回は、それぞれ状況、事情が違う結果が出ている。(今後調査する)ほかのタウンミーティングについても同じことが言えるのではないか」と語った。
「やらせ質問」が行われた教育改革に関するタウンミーティングでは、文部科学省が質問案を作るなど、同省が深く関与していることが明らかになっている。
(2006年11月10日11時31分 読売新聞)
442
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/10(金) 14:33:48
民主県連・不正経理問題、幹部の対立和解へ 群馬上毛
http://www.raijin.com/news/fri/news02.htm
不正経理問題への対応をめぐり、対立が続いていた民主党県連の執行部側と総支部代表側は正常化に向け大筋で合意したことが九日、分かった。合意案では不適当な経理処理があったことを認め、富岡由紀夫会長ら執行部三役(会長、会長代行、幹事長)が責任を取って退任。当面は三役を空席とし、暫定的な執行機関を設ける。合意内容は十一日にも、前橋市内で党幹部らを交えて正式に発表される。
◎あすにも正式発表、富岡会長ら3役退任
関係者の話を総合すると、今後の県連運営は退任する富岡会長ら三役に代わる暫定的な執行態勢として、本県選出の国会議員と国政選挙の「党公認候補」でつくる「最高執行役員会議」を設置。経理処理方法の改善や地方選の公認作業などを含め、県連運営の在り方を協議するという。
不正経理問題への関与が指摘された黒沢孝行幹事長に対する次期県議選の公認も話し合い、対応を決めていくもようだ。
県連の正常化に伴い、来夏に予定される参院選の公認候補選考作業も党本部を中心に加速するとみられる。
民主党県連は六月下旬の緊急常任幹事会以降、不正経理問題の徹底解明を目指す石関貴史衆院議員ら総支部代表側と、発足以来の体制維持を狙う富岡会長ら執行部側の対立が深刻化。定期大会の延期など約四カ月にわたって異例の事態が続いている。
党本部からの要請で県連活動を事実上凍結したため、来春の統一地方選を前にした公認候補の擁立作業も停滞し、“和解”に向けて十月中旬から党本部を交えた調整が続いていた。
443
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/12(日) 10:38:16
政治資金 不適正会計再調査
民主県連分裂解消合意発表 讀賣群馬
民主党群馬県連の政治資金収支報告書問題で、党本部の直嶋正行組織委員長は11日、前橋市内で記者会見し、「(執行部側と総支部代表側が)分裂状態を解消し、県連の正常化のために努力していくことで合意した」とする声明を発表した。会見には、対立していた両陣営の富岡由紀夫県連会長と石関貴史衆院議員が同席した。
声明によると、〈1〉富岡会長ら三役は「政治資金規正法に違反する不適正な経理処理」の責任を取って辞任〈2〉国会議員と公認候補者の5人でつくる「最高執行役員会議」を暫定的に設置〈3〉不適正な会計処理の再調査と修正〈4〉来年7月の参院選ごろの定期大会開催――などで合意したとしている。
直嶋組織委員長は、「来年の統一選や参院選を目前にして、県連が機能不全に陥っている状態を早く脱する必要があった」と問題収拾への理解を求めた。
辞任する黒沢孝行幹事長の県議選公認については、最高執行役員会議で今後協議するとして先送りした。
同県連では、不適正な会計問題の処理を巡り、6月下旬に執行部側と総支部代表側が分裂し、選挙対応などの党運営が実質的にストップしていた。危機感を抱いた党本部が先月中旬、介入し、事態収拾へ向け、双方が協議していた。
真相解明より正常化優先
「個々の問題についての真偽について我々は調査していない。県連の今後の対応に委ねる」(直嶋組織委員長)との言葉が、今回の合意の実態を端的に示している。真相解明を先送りし、組織正常化を優先させた合意劇と言わざるを得ない。
統一選や参院選が迫る中、政治決着を図らなければならない事情も分かるが、県民が最も関心を持っている「不正はあったのか、あったとしたらどのような不正だったのか」という点はあいまいにされたままだ。さらに、調査を指揮する執行役員会議には、疑惑の当事者の1人である富岡県連会長や、疑惑について「不正なし」と過去に結論付けた倫理委員会メンバーの角田義一参院副議長も含まれている。有権者の視線は厳しい。
今回の合意はむしろ出発点と言える。4か月間にわたって機能不全に陥り、失った信頼をどこまで回復できるかは、今後の新体制の徹底した再調査にかかっている。
(笠原一哉)
(2006年11月11日 読売新聞)
444
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/12(日) 18:22:49
2004-4-21
和歌山県知事選挙で現職が再選出馬表明
http://www.wbs.co.jp/news/archives/2004/04/21/index.html
9月に任期満了を迎える和歌山県知事選挙で木村良樹知事が20日午後4時から和歌山市内のホテルで記者会見して再選に向けて出馬する考えを明らかにしました。
県知事選挙を巡っては、自民党県連の中に木村知事の実績を評価する声がある一方、政治姿勢に対する不満から、「自民党として独自候補を擁立すべき」との意見があり、知事選に対する考え方が分かれています。このため、県選出の自民党国会議員や県議会義員らが会議を重ねていますが、平越孝哉(ひらこし・たかや)県連幹事長が、役員会議で「対立候補が誰も出ないなら私が出る」と出馬に向けた強い意欲を示したことなどから、調整が難航しています。こうした中、木村知事は、自民党県連内の意見調整が終わるのを待っていましたが、結局、決着をみないまま、出馬表明することになりました。この点について、木村知事は、記者会見で「知事選挙の日程が決まる21日までに立候補を表明すべきと判断した。現職として2期目を担当しようと決意したのであって 問題が片付くとか、片付かないとかいうのは、こちらの話ではない。出馬表明には、特段、影響はない」と話しました。そして、今後、前回の選挙で推薦を受けた自民、民主、公明、社民の各政党に推薦依頼を出す考えを示しました。そして、2期目の抱負について、木村知事は、林業の活性化をはかる緑の雇用事業を農業や漁業にも広げて、中山間地域で新しい雇用を生み出すシステムづくりや、世界遺産を活かした地域活性化策、防災対策や教育改革などを挙げていて「今後、マニフェストのような数値目標を盛り込んだビジョンを提示する」と話しました。知事選挙には、すでに共産党などでつくる「ゆたかで住みよい和歌山県をつくる会」が泉敏孝(いずみ・としたか)氏66才の擁立を表明していて、知事選挙に立候補を表明したのは、木村知事が2人目です。また、21日には、県選挙管理委員会の会合が開かれ、知事選挙の日程が決まる見込みです。ところで、木村知事は、19日、上京した際、国会を回って、県選出の国会議員数人に直接、出馬の意向を伝えた他、20日、共産党を除く政党や団体を回り、出馬会見の設定を報告しました。木村知事が出馬表明したのを受けて自民党県連は、役員会から一任を受けた国会議員ら7人が、引き続き、知事選への対応を検討し、5月8日の自民党県連大会までに結論を出すことにしています。しかし、平越県連幹事長は20日、和歌山放送のインタビューに対し、「知事選出馬に向けた不退転の決意は変わっていない。自民党県連の役員の皆さんには、理解してもらえると思う」と話していて、自民党県連としての結論が出るまでにはさらに時間がかかるものとみられます。また、民主党県連は、今後、幹事会で知事選への対応を検討しますが、前回、木村知事を推薦したという実績がある中で、県連顧問を務める大江康弘参議院議員がいまの県政に異を唱えていて、調整が難航することも予想されます。また、公明党県本部は、「推薦依頼が出てくれば、受理し、党として検討する」としています。また、社民党県連も今後、対応を検討します。
445
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/12(日) 18:23:42
2004-5-7
自民党県連が木村知事推薦を決定、平越氏は辞退
http://www.wbs.co.jp/news/archives/2004/05/07/index.html
8月に投票が行われる和歌山県知事選挙で、自民党県連は6日、東京で役員会を開き、木村良樹知事の推薦を決めました。
知事選挙を巡っては、自民党県連幹事長で県議会議員の平越孝哉(ひらこし・たかや)氏が、立候補の決意を固め、自民党県連に対し、推薦願いを提出したため、県連では、同じように推薦依頼のあった木村知事と、どちらを推薦するかで意見調整を行ってきました。そして、6日8時から東京都内のホテルで平越県連幹事長が、地元・九度山町の奥野町長とともに安倍幹事長や森前総理大臣と会い、2人から要請された知事選挙への出馬断念について、受け入れることを決めました。その後、県選出の国会議員らも含めて30分余り会談した安倍幹事長は、記者団に対し、「自民党県連や県民の中に、木村知事の政治姿勢に対する批判があることは承知しているが、自民党県連は、去年、やっと一本化できたところで、これから自民党王国をつくろうとする中で、平越県連幹事長には、まさにその支柱になっていただかねばならない。木村知事も、今回のことを教訓に、今後の政治姿勢にいかしていただけると思うので、平越県連幹事長には、県連を一本化して現職知事を推薦する立場に立っていただきたいとお願いし、受け入れていただいた。大変ありがたい」と話しました。そして、この後、開かれた代表役員会では、これまでの経過が説明され、満場一致で木村知事の推薦が決まりました。推薦状は、8日の自民党県連大会で木村知事に手渡されますが、推薦にあたって自民党県連は、知事との間で、政策協定を結ぶことを前提としていて、来週中に、この問題を一任された5人の県選出の自民党国会議員が、木村知事と面談するなどして、政策協定をまとめることにしています。内容的には、県民とのコミュニケーション不足を補う取り組みや、公共事業での地元優遇など、4月19日に国会議員らが木村知事に提示した24項目の質問を中心に、調整が行われるものとみられます。すべての会議が終了した後、記者会見した世耕弘成自民党県連会長は、「平越県連幹事長が、知事選に名乗りを挙げる中で、現職の知事を変える必要があるのか、少し知事に改めてもらえば済む話なのか、ギリギリの判断だった。4月、木村知事に対し、自民党県連としての24項目に及ぶ意見をぶつけた際には、最終的に納得のいく答えが得られたので、連休中、平越県連幹事長にも説明した。時間はかかったが、一本化できて県民に胸をはれる結論になった」と話しました。また、出馬を断念した平越県連幹事長は、「木村知事には、政党政治を軽んずる言動があったので、県連幹事長として見過ごすことができなかった。しかし、経過を聞く中で、今後、知事が、自民党の声に耳を傾けてくれるのではないか、と感じたし、安倍幹事長と森前総理に要請されたこともあり、出馬の辞退を決意した。近々、木村知事と会って県政について話し合うなど、今後、木村県政の監視役として、県政の場で頑張りたい」と話しました。
446
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/13(月) 08:19:46
佐賀商工共済破産:損賠訴訟 陣内議員が「署名」−−元幹部が証言 /佐賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061111-00000259-mailo-l41
破産した佐賀商工共済協同組合の元組合員221人が、組合の元幹部と監督官庁の県に対し、11億円余りの損害賠償を求めている民事訴訟で、被告の元幹部2人に対する証人尋問が10日、佐賀地裁であった。
橋本秋吉・元専務理事は、組合の粉飾決算を公表しないとした「伺い書(稟議(りんぎ)書)」について「94年度、組合の陣内(孝雄・参院議員)理事長(当時)など5人が参加した幹部会で5人の認め印を押すことが了承された」と証言。さらに幹部会と同じメンバーで経営改善委員会が組織された翌年度以降は「署名にし、(伺い書に)本人が署名するところを見ていた」と述べた。
これに対し元理事長の陣内議員は「サイン及びハンコはいずれも私のものではない」とのコメントを文書で発表した。【高芝菜穂子】
11月11日朝刊
(毎日新聞) - 11月11日19時1分更新
447
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/13(月) 21:06:56
文科省調査みて対応 「やらせ質問」で官房長官
http://www.sankei.co.jp/news/061113/sei002.htm
塩崎恭久官房長官は13日午前の記者会見で、青森県八戸市で9月に開いた「教育改革タウンミーティング」で政府側が用意した「やらせ質問」の作成に文部科学省広報室長(当時)が関与した問題に関し「同省で調査しており、それを聞いてみたい」と強調した。
当時の広報室長は現在、山谷えり子首相補佐官(教育再生担当)付の内閣参事官に就任しており、塩崎氏はその適格性に関し「調査をみてから判断する」と述べた。
(11/13 13:44)
448
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/13(月) 21:24:00
全くいないなら黙ってるとか。
やらせ質問、政府が調査チーム発足へ 期限示さず先送り
2006年11月13日20時04分
http://www.asahi.com/politics/update/1113/006.html
塩崎官房長官は13日の記者会見で、タウンミーティング(TM)での「やらせ質問」の有無などを調べるため、外部の有識者を加えた調査チームを近く発足させることを明らかにした。新しいTMの運営方法も別途検討する。ただ、調査対象が多いことを理由に調査期限は設けておらず、全容の解明は当面、先送りされる見通しだ。
塩崎官房長官は、外部有識者を調査に加える狙いについて「うみを出し切るという点でご指導いただく」と説明。調査終了までTMは実施しない方針を重ねて示した上で「外の知恵を借り、各役所とも連携しながら、(新しいTM開催の)方法を編み出していきたい」と述べた。
また、札幌市で5月に「再チャレンジ」をテーマに開かれたTMで、内閣府が北海道に質問者のあっせんを事前に依頼していたことについては「発言者が全くいないのでは困るので、探していただくようお願いした。あんまり問題はないと思っている」と述べた。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/13(月) 21:54:18
和歌山談合 秘書課に数百万円 知事支援 親睦団体の金か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061113-00000002-san-soci
和歌山県発注の公共工事をめぐる談合事件で、大阪地検特捜部が県庁を捜索した際、知事室に隣接する秘書課から現金数百万円が見つかっていたことが13日、分かった。関係者によると、木村良樹知事(54)を支援する県内業者らの複数の親睦(しんぼく)団体があり、会費は秘書課が管理しているという。発見されたのはこうした金とみられるが、特捜部は金の性質や使途について慎重に調べているもようだ。
特捜部は9月20日以降、3度にわたり県庁を捜索したが、この際、秘書課に保管されていた現金数百万円を発見。県関係者は任意の聴取に対し「県内の支援者から集めた」と説明したという。
関係者によると、木村知事を囲んで食事会などをする非公式の親睦団体が複数あり、建設や設備、食品関係などさまざまな会社の社長らが会員となっている。県秘書課が事務局を務めて会費などを集め、県の予算とは別で管理しているという。
捜索で見つかった数百万円はこうした親睦団体に関係する金とみられるが、特捜部は、金額が多いうえ、県発注工事を受注している業者から集めた金が含まれているとみられることから、金の趣旨などについて調べているもようだ。県秘書課では「捜査に関することについてはコメントを控えたい」と話している。
(産経新聞) - 11月13日16時50分更新
450
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/14(火) 21:42:36
やらせ質問、サクラに謝礼5千円? 社民・保坂氏が追及
2006年11月14日21時08分
http://www.asahi.com/politics/update/1114/016.html
政府主催のタウンミーティング(TM)をめぐり、「内閣府が事前に用意されていた質問者に5000円の謝礼を払っていたのではないか」と保坂展人氏(社民党)が14日の衆院教育基本法特別委員会で追及した。これに対し、内閣府からは明確な答えはなく、今後調査することを約束した。
保坂氏は、内閣府が広告会社と結んだTMの請負契約書を提示。02年度後半から05年度までの契約書に「民間人有識者謝礼金3万円」「依頼登壇者謝礼金等2万円」「その他の協力者謝礼金等5000円」との記載があることを指摘した。そのうえで保坂氏は、「その他の協力者」は、事前に質問することが決められているいわゆる「サクラ」ではないかと追及した。
これに対し、内閣府の山本信一郎官房長は「確認できない」としたうえで、「キックオフ的にお名前を明示し、代表質問として最初の発言をしていた。そのことを想定していたのではないか」と述べた。「その他の協力者」はサクラではなく、主催者側が発言を依頼していることを明かしたうえで肩書と名前を名乗ってスピーチをした人のことだとの認識を示した。
451
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/15(水) 19:57:32
やらせ質問:質問者に謝礼金…官房長官が認める
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20061115k0000e010050000c.html
塩崎恭久官房長官は15日午前の記者会見で、政府主催のタウンミーティング(TM)で内閣府が質問者に謝礼金5000円を支払っていたことを認めた。謝礼の支払いは、判明分だけで02〜04年度まで計25回のTMで計65人に上ることも明らかにした。ただ「司会者が『代表発言』などと紹介したうえで議論の口火を切ってもらう、かなりオープンな役割に対する謝礼金で、いわゆる『やらせ質問』に払ったという話ではない」と述べ、問題はないとの認識を示した。
質問者への謝礼金問題は、14日の衆院教育基本法特別委員会で保坂展人氏(社民)が質問して発覚した。塩崎氏の説明によると謝礼金は▽02年度=14回42人▽03年度=7回15人▽04年度=4回8人−−に対して支払われていた。01年度も支払いがあったが資料が残っておらず、05年度以降は支払いは行われていないという。
また内閣府も15日、同府で開いた「タウンミーティング調査委員会」(委員長・林芳正副内閣相)の初会合で、謝礼金5000円を支払っていたことを認める一方、「やらせ質問」との関係は否定した。会合では、小泉政権下で開かれた計174回のTMについて調査することを確認し、各省庁や開催自治体、関連団体などに資料提出を要請する方針を決めた。【平元英治】
毎日新聞 2006年11月15日 11時36分 (最終更新時間 11月15日 14時39分)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/15(水) 20:30:07
福島汚職:前知事弟、買収認める 県議ら聴取 東京地検
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061115k0000e040070000c.html
福島県発注の公共工事を巡る収賄事件で追起訴された郡山三東スーツ元会長、佐藤祐二被告(63)が東京地検特捜部の調べに対し、実兄で前知事の佐藤栄佐久被告(67)=収賄罪で起訴=が5選を果たした04年の知事選について「県議らに現金を渡し、選挙運動をするよう頼んだ」と供述していることが分かった。同知事選には1億円以上の裏金が飛び交ったことが既に判明しており、特捜部は現金を受領した複数の県議から公職選挙法違反(買収など)容疑で一斉に聴取した模様だ。
買収工作に対する捜査は、前知事と祐二被告を収賄容疑で逮捕した先月23日以前にも行われていたが、先行させた収賄事件の捜査のため中断。先週になって、現金を受領した県議に加え、買収に関与した前知事の秘書らの一斉聴取に踏み切ったとみられる。検察当局は、前知事陣営の買収についても立件の方向で検討を進めており、さらに捜査を継続する方針。
この知事選は04年9月5日に投開票され、前知事が共産党系候補を約58万票の大差で退けた。
関係者によると、陣営は同8月19日の告示日前後、約320の地元業者で組織する「福島県建設業協会」の17支部を介し、1億円以上の裏金を集めた。さらに、祐二被告は談合事件の舞台となった阿武隈川の流域下水道整備工事(04年8月20日入札)を共同企業体で落札した東急建設から1100万円、前知事の支援者で談合の仕切り役、辻政雄被告(60)=競売入札妨害罪で起訴=も、こまちダム(03年8月8日入札)を共同企業体で受注した奥村組から約5000万円を受領した。
祐二被告は特捜部の調べに対し、こうした裏金の大半を自らが管理していたことを認めた。そのうえで、県内の各地域で力を持つ複数の有力県議に、それぞれ現金数百万円を渡し「兄(前知事)の選挙運動に協力してほしい」と依頼したことも認めているという。
特捜部は祐二被告について、選挙運動者に対する買収を禁じた公選法の「運動買収」(懲役・禁固3年以下または50万円以下の罰金。総括主宰者など特定の場合は4年以下または100万円以下)に当たる疑いが強いと判断。県議らについても、買収資金の受領を禁じた同法の「被買収」(懲役・禁固3年以下または50万円以下の罰金)に当たるとみている模様だ。
毎日新聞 2006年11月15日 15時00分
453
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/16(木) 01:01:22
鶴保議員 会長逮捕の会社から自宅借りる
http://www.news24.jp/71069.html
和歌山県選出の自民党・鶴保庸介参議院議員(39)が、和歌山県発注工事をめぐる談合事件で会長らが逮捕された会社から、自宅マンションを借りていたことがわかった。
関係者によると、鶴保議員は、和歌山・海南市の3LDKの分譲マンションを地元での自宅としているが、このマンションは談合事件で会長が逮捕された建設会社「丸山組」の所有で、鶴保議員によると、月額5万円で賃貸契約を結んでいる。家賃は銀行振り込みではなく、手渡しで支払っているという。
鶴保議員は、NNNに対し「丸山組のために動いたことはない」と話している。
丸山組は、ほかにも複数の国会議員や地方議員に選挙支援などを行っているが、いずれの議員も不正なことはないと話している。
454
:
とはずがたり
:2006/11/16(木) 03:40:44
>家賃は銀行振り込みではなく、手渡しで支払っているという。
つまり家賃をちゃんと払ってた証拠は無いと云ってるのですな。
455
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/16(木) 07:51:35
「地方自治の深さわかった」…逮捕察知し木村知事
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061116it02.htm?from=top
「改革派知事」についに検察当局のメスが入った。和歌山県発注工事を巡る談合事件で15日、木村良樹知事(54)が競売入札妨害容疑で逮捕された。和歌山県庁の最初の捜索から50日余り。大阪地検特捜部の捜査が徐々に身辺に迫る中、木村容疑者の心は、揺れ続けた。
9日には、ずっとこもっている知事公舎が捜索され、おびえたように「もうあかん」と弱音を吐いた。
自らの逮捕が近いと察知すると、「地方自治の深さがわかった。今まで上っ面のきれいな部分を見て、オピニオンリーダーみたいにしてやってきたが、足元をすくわれた」と語った。事件の発端にもなった大阪府河内長野市の元ゴルフ場経営者・井山義一被告(56)(競売入札妨害罪で起訴)については、「付き合うたのが失敗。そうやなかったら、こんなことにはならんかったかも」と悔しがった。
在職中の業績についても、15日には「もう関係ない。こうなったら何も意味ないやん」と吐き捨てた。
在職6年余りでの転落。その歩みは、「改革派」として始まった。
2000年9月、初当選を果たした木村容疑者は、前知事が打ち上げた大型公共事業を相次いで凍結した。港湾整備事業・雑賀崎沖埋め立て計画と白浜空港跡地への県立和歌山工科大の新設。「窮迫する県財政に考慮した」決断だった。
つまずく元になったのは、幅広い人脈で初当選を支えた井山被告の存在だった。井山被告は、「政治顧問」として木村容疑者の信頼を獲得。その威光を背に、公共工事の受注に口を挟むようになった。
「地元の工事を取るのに、何で大阪の人間に頼まな、いかんのか」。業者の苦情が県選出の国会議員や県議に、頻繁に届き始めた。
04年1月、和歌山市で開かれた自民党和歌山県連の年賀会。「今秋の知事選では、党と歩んでいただける人を推したい」。国会議員のあいさつを聞いていた木村容疑者は、耳を疑った。
「自民党と共に歩む木村でございます」。再出馬の意向を固めていた木村容疑者は繰り返し頭を下げたが、はらわたは煮えくりかえっていた。「こびて政策を変えることはせんぞ」。終了後、周囲が驚くほど強い口調で言った。
翌2月の定例県議会。再選を目指す知事は、与党会派の質問に答える形で出馬表明するのが慣例だったが、知事選に関する質問は出なかった。
閉会後、県連幹事長を務める平越孝哉県議が、知事選に意欲を見せ始めた。
「何とか頼みます」。あわてた木村容疑者は、有力支援者の建設会社「丸山組」会長・田渕利都容疑者(80)(競売入札妨害容疑で逮捕)に協力を依頼した。
田渕容疑者の尽力もあり、木村容疑者は自民党の推薦を得て再選を果たした。その“論功行賞”が、官製談合による丸山組の下水道工事の受注だった。
(2006年11月16日3時4分 読売新聞)
456
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/16(木) 09:01:45
知事裏金、4000万円超す 和歌山談合
2006年11月15日15時27分
http://www.asahi.com/national/update/1115/OSK200611150038.html
和歌山県発注工事をめぐる談合事件で、県庁秘書課に保管されていたことが発覚した木村良樹知事(54)=辞職表明=の裏金が、03年からの3年間で総額4000万円を超えることが、大阪地検特捜部の調べでわかった。知事を支援する地元建設会社でつくる親睦(しんぼく)団体が集めた分が計約2000万円にのぼり、これとは別に、地元の金融機関やメーカーなどが加盟する親睦団体が同期間に計約2千万円を集めていたという。
こうした裏金づくりは、遅くとも木村知事が初当選した00年から続けられていた。特捜部は、加盟各社が県発注工事を受注したり、県と取引があったりすることから、悪質な裏献金と判断。政治資金規正法に抵触する恐れがあるとみており、工事受注などとの関連について解明していくとみられる。
木村知事は、04年11月に入札が実施された「紀の川中流流域下水道(那賀処理区)那賀幹線シールド工事」で、前県出納長の水谷聡明(さとあき)容疑者(60)=競売入札妨害(談合)容疑で再逮捕=に対し、同年の知事選で支援を受けた同県海南市の建設会社「丸山組」=会長らが談合容疑で逮捕=を受注先の共同企業体(JV)に参入させるよう指示したとされる。大阪地検は、談合の共犯容疑での立件に向け、最高検との最終協議に入っており、15日午後にも結論を出すとみられる。
調べによると、地元建設会社でつくる親睦団体には、丸山組など、談合の舞台となった県発注工事を受注した県内業者を含む約20社が加盟していたという。
この親睦団体は、加盟社から会費として毎月3万円ずつ集金。現金は秘書課内にプールされ、木村知事が「裏交際費」として懇親会の会費などに使っていたという。
また、この団体とは別に、県内の金融機関や機械製造会社、食品会社など約20社が加盟している親睦団体があることも判明。県と取引のある企業も含まれており、各社は毎月3万円ずつ拠出していたという。
2団体への寄付は、少なくとも木村知事が初当選した00年から続けられているとみられる。いずれも総務省や県に資金管理団体や政治団体として届け出ていなかった。
457
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/16(木) 09:04:08
県警、森雅子派から聴取 讀賣福島
県警捜査2課と会津坂下署が、12日に投開票された知事選に無所属で立候補して落選した森雅子氏(自民、公明推薦)派の支援者や運動員ら数人から、公選法違反(運動員買収など)の疑いで事情聴取していることが15日、わかった。調べなどによると、支援者は運動員に対し、ビラ配りなどの選挙運動をするように依頼、報酬として現金を渡した疑いが持たれている。金額は1人数千円程度とみられる。県警は13日から事情聴取を始めたが、組織的な違反行為ではないとみている。
(2006年11月16日 読売新聞)
458
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/16(木) 15:11:46
>>454
なるほど。合点がいきますね。
5000万円運び役を逮捕へ 公共工事で談合容疑 宮崎日日
2006年11月16日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200611160115
県発注の公共工事で談合が行われていた疑いが強まり、県警捜査2課は16日、競売入札妨害容疑で東京の設計コンサルタント会社社長(56)宅や会社を家宅捜索した。社長から事情聴取しており、容疑が固まり次第逮捕する方針。
会社社長は、安藤忠恕知事の後援会が支援者に5000万円を提供していた問題で現金の運び役をしており、同課は公共工事をめぐる疑惑や5000万円提供の経緯について解明を進める。
459
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/16(木) 15:31:58
宮崎知事側、指南役に5千万円 談合容疑で関係先捜索
2006年11月16日15時19分
http://www.asahi.com/national/update/1116/SEB200611160012.html
宮崎県の安藤忠恕(ただひろ)知事(65)側が03年7月の知事選直後の9月、知事自身が「政治の指南役」と呼ぶ元国会議員秘書(68)に対し、現金5000万円を渡していたことが分かった。元秘書は「受け取れない」と知事本人に返却。知事は約2カ月間、公舎に現金を保管した後、後援会に預けたという。宮崎地検と同県警は、原資と授受の趣旨に重大な関心を示しており、全容解明を目指すとともに、授受に関与した関係者らが絡む県発注工事についても捜査を進める方針で、16日、関係先の強制捜査に着手した。
県警捜査員らは同日午前、県発注工事で談合があった疑いが強まったとして競売入札妨害容疑で、知事と関係が深い東京都江東区のヤマト設計本社や同県新富町の同社宮崎支店、宮崎市の社団法人宮崎県測量設計業協会などに家宅捜索に入った。ヤマト設計は橋梁(きょうりょう)やコンクリート工事が専門の設計会社で、社長(56)ら関係者数人への任意聴取もしている模様だ。
関係者によると、社長は元秘書とも懇意で、5000万円問題では、知事らとともに関与し、現金を元秘書に手渡す役回りをしたとされる。
関係者の話を総合すると、安藤知事が03年7月の知事選で初当選した後の9月、知事の後援会側から知事が「政治の指南役」と呼ぶ元秘書に現金5000万円が届けられた。元秘書は選挙直後に後援会の事務所に短期間出入りし、事務局長を名乗ることもあった。
安藤知事はこの現金の授受が発覚した今年9月、「後援会長が個人的に銀行から借りて渡した」などと釈明。しかし、知事によると、その後、元秘書は「受け取れない」として知事に5000万円を返却。知事は2カ月も知事公舎に現金を保管した後、後援会に預けたという。5000万円の趣旨については「コンサルタント料」などとしている。
当初、知事はこの現金の授受について、後援会の政治資金収支報告書への記載の必要はないと強弁していたが、その後、収支報告書への記載漏れを認め、03年分の収支報告書の収入欄に「5000万円」を後援会長からの借入金として計上。支出欄に5000万円と利息を後援会長に支払った旨を記載し、訂正した。
知事は元秘書との関係について「政治に詳しい方。後援会組織の作り方を指導してもらったり、支持者の広げ方、演説の指導を受けたりした」としている。また、5000万円の趣旨については「(元秘書の)後援会事務所入りには猛反発があった。正式決定がないまま、事務局長の名刺を勝手に持ち回り、困っていた。後援会に『こちらで処理する』と言われ、その後、『無事に処理が済んだ』と報告を受けた」とも述べ、「手切れ金」だったことを暗に認めている。
しかし、安藤知事は一連の経緯について記者会見などで「後ろめたいことはしていない。私が責任を問われない自信はある」と言っている。
460
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/17(金) 08:36:55
捜索対象企業、首相団体に500万円献金 食肉脱税事件
2006年11月17日07時34分
http://www.asahi.com/national/update/1116/TKY200611160382.html
安倍首相が代表を務める政党支部や資金管理団体が、東京地検特捜部の家宅捜索を受け、東京支店長が関税法違反容疑で逮捕された食肉輸入会社「山水物産」(山口県下関市)から、95〜99年と01〜05年の計10年間にわたって総額500万円の献金を受けていたことが政治資金収支報告書などから明らかになった。
報告書などによると、山水物産は95〜99年、資金管理団体「晋和会」に毎年50万円ずつを献金。01〜05年には自民党山口県第4選挙区支部に50万円ずつ寄付している。
山水物産は朝日新聞の取材に対し「献金のことについては答えられない」と話している。
首相の事務所は、献金について返還の手続きをとるなどとしている。
461
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/17(金) 08:39:12
和歌山談合:知事自らが無届け支援団体結成
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20061117k0000m040154000c.html
和歌山県発注の土木工事を巡る談合事件で逮捕された県知事、木村良樹容疑者(54)が初当選(00年9月)直後、県内企業約10社からなる「翔樹(しょうじゅ)会」という非公式の支援団体を結成させ、必要な届けをせずに月3万円の会費を集めていたことが分かった。集めた会費は秘書課にプールし、新規勧誘にも秘書課が関与していた。同様の支援組織はほかにも確認されており、就任以降の無届け資金は5000万円近くに膨らむ可能性がある。秘書課からは現金約200万円のほか複数の預金通帳も見つかっており、大阪地検特捜部は政治資金規正法に抵触する可能性もあるとみて、無届け資金の全容解明を進めるとみられる。
関係者によると、翔樹会は当初、土建会社以外の企業約10社が集まって「見返りを求めない、木村知事のファンクラブ」として発足。集めた会費は秘書課で保管し、知事が通常の交際費では落とせない接待やパーティー券の購入などに充てていた。
04年8月の知事選で木村知事を応援した見返りに下水道工事を受注したとされる同県海南市の土建会社「丸山組」も会員。結成翌年の01年、社長の田渕利幸容疑者(51)=競売入札妨害容疑で逮捕=が秘書課から「翔樹会に入らないか」と誘われ、他の2社とともに新しく加わった。幹事や会費の徴収担当など特別な役割を担ったことはないという。
知事を支援する同様の親ぼく会としては、建設業者や事務機器業者など県と取引のある業者の「しまだ会」が木村知事就任以前から活動していたことが既に判明。こちらも翔樹会と同規模で、月数万円の会費を無届けで集め、秘書課で保管していたことが明らかになっている。
発足から6年の翔樹会の場合、会員が会費を支払い続けると1社当たりの会費の合計は216万円。会員10社では総額2160万円。2団体では4000万円を超える計算だ。
秘書課の勤務経験がある県OBは「特定の人の葬儀とか、祝い金とか、通常の交際費で出しにくいものに使うため、秘書課ではかなり以前から、後援会などの現金を保管していた。ゴルフや接待で相手が持つこともあるが、たまには知事が全部払うこともある。そういう時にその金を使っていた」と話している。【内田幸一、久保聡、井上直樹】
毎日新聞 2006年11月17日 3時00分
462
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/17(金) 17:27:15
04年福島知事選 県議も在宅起訴へ 買収資金受領
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/11/20061117t63026.htm
前福島県知事佐藤栄佐久被告(67)=収賄罪で起訴=の実弟で、衣料メーカー「郡山三東スーツ」の前代表取締役佐藤祐二被告(63)=同罪などで起訴=が2004年の知事選で選対幹部の県議らに、票の取りまとめ費用として数千万円を配布した疑惑で、検察当局は16日までに、公選法違反(買収、被買収)罪で、祐二被告とともに県議数人を来週にも在宅起訴する方針を固めた。これまで実態解明を進めてきた東京地検から、福島地検が捜査を引き継ぎ、起訴するとみられる。
同年の知事選をめぐっては、市民団体が祐二被告らについて、同法違反容疑で福島地検に告発状を提出している。
関係者によると、祐二被告は知事選の約1カ月前の04年8月上旬ごろ、前知事陣営の選対支部幹部だった数人の県議に、それぞれ500万円前後、総額で数千万円の現金を渡し、票の取りまとめを依頼したとされる。
祐二被告はこれまでの調べに、票取りまとめを依頼し、県議らに裏金を提供したことを認めた。複数の県議も、買収資金として現金を受領したことを認めているという。
栄佐久被告については、買収への直接の関与はなかったとして、立件は見送られる見通し。
現職県議が公選法違反(被買収)の罪で起訴された場合、公判で有罪が確定すれば失職することになる。
公選法二五二条によると、罰金刑の場合は刑が確定した日から5年間、執行猶予判決の場合は刑の確定から猶予期間中、公民権が停止される。地方自治法には、公民権が停止された地方議員は失職すると定めた条文があり、有罪が確定した県議は自動的に失職する。
◎前知事弟を保釈/東京地裁
前福島県知事佐藤栄佐久被告(67)の実弟、佐藤祐二被告(63)=収賄罪などで起訴=が16日、保釈され、逮捕から約50日ぶりに東京拘置所を出た。同日、保釈を請求し、東京地裁が認めた。保釈保証金2000万円は現金で納付した。
463
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/17(金) 19:22:14
宮崎官製談合
知事側に度々受注要求
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20061117/eve_____sya_____000.shtml
宮崎県発注の設計業務をめぐる官製談合事件で、逮捕されたヤマト設計社長二本木由文容疑者(56)は、宮崎県の安藤忠恕(ただひろ)知事を選挙で支援し、知事当選後に仕事が受注できるよう度々働き掛けていたことが十七日、関係者の話で分かった。宮崎県警捜査二課もこうした経緯を把握。県土木部長の藤本坦容疑者(59)が知事と関係の深い二本木容疑者に仕事が回るよう調整した疑いもあるとみて調べている。
捜査二課は十七日、県庁を家宅捜索した。関係書類を分析し談合の実態を詳しく調べる。
安藤知事は二〇〇三年八月の知事選で、前知事の後継候補を破って初当選した。この選挙で二本木容疑者は安藤知事を支援。関係者によると、二本木容疑者は、周囲に「自分は知事のブレーンだ」などと話し、仕事を回してもらうよう知事周辺に働き掛けていた。
知事後援会が、元国会議員秘書で不動産会社社長の石川鎮雄容疑者(68)に活動謝礼として五千万円を提供した際には、「五千万円を用意する」と申し出るなど積極的に関与。
後援会内部で「業者の金を使うのはまずい」との意見が出て、後援会会長が個人で銀行から融資を受けて工面したが、紙袋に入れた現金を石川容疑者のもとに運ぶ役割を果たしていた。
この際には安藤知事のものとみられる署名が入った借用書を作成。借用書が本物かどうかは不明だが「安藤知事を支援してきたのに仕事が来ない」と漏らし、借用書を知事と対立するグループに持ち込むこともあった。捜査二課は設計業務の受注を目当てに知事周辺を揺さぶる狙いもあったとみている。
464
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/17(金) 20:10:57
5千万円「知事が決めた」 宮崎知事の後援会長が証言
2006年11月17日19時53分
http://www.asahi.com/national/update/1117/SEB200611170009.html
宮崎県の安藤忠恕(ただひろ)知事の後援会側が03年7月の知事選の約2カ月後、知事の「政治の指南役」で会社役員の石川鎮雄容疑者(68)=競売入札妨害などの疑いで逮捕、元国会議員秘書=に現金5000万円を届けていた問題で、現金を工面した後援会の佐藤公一会長が朝日新聞の取材に応じ、当時の状況を詳細に証言した。5000万円の支出について、安藤知事は「金額の決定や指示などに関与していない」と繰り返しているが、佐藤会長は、知事が自ら後援会の反対を押し切って決定したと述べ、知事の説明を否定した。
佐藤会長によると、石川容疑者は知事選の直後、突然、後援会事務所に現れた。知事が連れてきた。まもなく、後援会の承諾もなく「事務局長」の名刺を持ち歩き始めたという。
従来の支持者らは反発した。
「突然やって来て事務局長に座られても、汗水流して応援してきた人間が浮かばれない」
後援会幹部らは協議。石川容疑者の退会を決めた。この際、知事が石川容疑者への「退職金」として5000万円を渡すことを決めたという。
「退職金にしては高すぎる」。幹部らは反対したが、知事の意思は変わらなかった。
03年9月30日、佐藤会長は、経営する酒造会社の社員4人を連れ、宮崎銀行本店を訪れ、現金5000万円を借りた。このカネを、石川容疑者への現金受け渡しの仲介役で、今回の談合容疑で県警から家宅捜索を受けた設計会社「ヤマト設計」(東京都)の社長、二本木由文容疑者(56)=競売入札妨害の疑いで逮捕=に渡したという。二本木容疑者も知事選後に、知事が突然、後援会に連れてきた男だった。
それから約3カ月たった12月29日。安藤知事が妻を連れ、佐藤会長のもとを訪れた。
「使いませんでした」
そう説明する知事の手には5000万円があった。
年が明けた04年1月4日、佐藤会長は宮崎銀行に現金を返した。
だが、佐藤会長は今でも「(知事と2容疑者の)3人の間でカネがどう動いたのかは分からないままだ」という。
佐藤会長は05年11月から計7回、宮崎県警や宮崎地検に事情聴取を受け、同様の証言をしてきた。佐藤会長は話した。
「知事はいつも自分で決めてしまう。支持者も今は離れていっている」
◇
一方、安藤知事はこれらのカネのやりとりについて、「『こちらで処理する』と後援会から言われ、その後、『無事に処理が済んだ』と後援会から報告を受けた」などと、自らの関与を一切否定。カネの趣旨は「政治のいろいろなことを教わったコンサルタント料」としている。
また、5000万円を後援会に返した経緯については「石川さんが1カ月後、『受け取れない』と返してきた。知事公舎で2カ月間保管した後、後援会に預けた」としてきた。
16日夜、県庁幹部3人の逮捕を受けての緊急記者会見でもそうだった。石川容疑者をめぐる協議が後援会で持たれたことについては「協議があったかどうかも分からない」といい、二本木容疑者が現金授受の仲介役をしたことについても「(問題が)解決したころ、それらしいことは聞いていました」とひとごとのように語った。
465
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/17(金) 20:32:46
日経11/17 激震 紀の国
「木村さんの会なのに何やってんだ。おまえの講演会やないんやぞ」
2004年2月,海南市で開かれた木村良樹知事の県政報告会。あいさつに立った地元選出の衆院議員に鋭い怒声が浴びせられた。
再選出馬を半年後に控えた木村知事の支援を訴えるのではなく,国政の状況ばかり話す議員に業を煮やした建設会社「丸山組」会長の田渕利都容疑者が激怒したのだ。
(以下略)
466
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/18(土) 02:02:20
TMやらせ概要、公表せず 説明責任で批判必至
2006年11月17日21時52分
http://www.asahi.com/politics/update/1117/017.html
「やらせ質問」が問題化した政府のタウンミーティング(TM)について、政府のTM調査委員会(委員長・林芳正内閣府副大臣)は17日、持ち回りによる第2回会合を開き、全174回分の発言内容の依頼の有無や謝礼金の支払い状況などの調査概要を24日にまとめる方針を決めた。だが林委員長は中間報告にあたるその概要を公表する考えはないとし、最終報告書をまとめる期限も決まっていない。説明責任の観点から政府の姿勢を批判する声が強まりそうだ。
林氏は17日、メンバーと連絡を取り合って(1)質問の口火を切るよう依頼したケース(2)質問者に発言内容まで依頼したケース(3)謝礼金の支払い状況(4)契約状況――などについて調べることを決め、内閣府の作業チームに指示した。20日に第3回会合を開いて作業状況の報告を聞く予定だ。
だが林氏は17日、記者団に対し、24日にまとめる概要は追加調査や精査が必要な「途中経過」だとして「公開は考えていない」と説明。最終報告書は公表する考えは示したものの、今臨時国会中に公表するかどうかなど時期のめどは明言しなかった。
調査手法についても「原則は聞き取り。紙だと情報管理上の問題もある。(情報流出を)想定していろんなものを隠されても困る」と言い、内閣府から各省庁や地方自治体に調査用紙を送る方法はとらず、途中段階での情報流出を避けたいとの考えを示した。
この問題で野党は全面的な調査結果の早期報告を求め、民主党は独自調査の動きも見せ始めている。一方、塩崎官房長官は15日の記者会見で「謝礼金を支払ったTM会場はどこか」と問われ、即答できずに「明らかにしないようなことは安倍内閣ではない」と対応を約束した。だが結局、調査途中での情報公開に消極的な姿勢に転じ、その後は「(内閣府)会計課長に聞いてほしい」と繰り返している。
467
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/18(土) 02:22:13
政治資金 知事に出席要請 県議会調査会が次回会合に 讀賣広島
藤田知事の後援会元事務局長(有罪確定)による政治資金規正法違反事件で、県議会の調査会(座長・平浩介県議)は16日、参考人招致を予定していた元事務局長と知事の元陣営幹部、前県議会議長の3人が出席しないことが報告された。真相究明は行き詰まりをみせ、藤田知事に12月1日の次回会合への出席を要請した。
平座長が10月下旬から、3人に出席を求めていた。
地検の調べに、県議らへの選挙対策費について供述した元陣営幹部は文書で「検察で話した以上のことは何もない」と欠席の理由を説明。自民党県連への上納金を求める発言をしたとされる前議長も文書で「過去4回の知事選で、公選法に抵触する金銭にかかわる行為や発言をしたことは断じてない」と強調した。
5月に拒否していた元事務局長は今回も出席しないことを伝えてきたという。
出席要請を受けた藤田知事は「質問を十分検討して後日回答する」と話したという。
また、地検が開示した供述調書で黒塗りになっている現職県議10人の名前を開示するよう地検に求めることも決めた。
(2006年11月17日 読売新聞)
468
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/18(土) 02:46:58
県談合:県幹部逮捕 事件進展に県庁激震−−台風復旧事業巡り /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20061117ddlk45040522000c.html
◇安藤知事の責任追及必至
安藤忠恕知事の後援会を巡る不可解な5000万円のやりとりの問題は17日、県庁を舞台にした談合事件へ進展した。昨年9月に県内に甚大な被害をもたらした台風14号の災害復旧工事の設計を巡り、官製談合があった疑いで県警は県土木部長ら県幹部3人を逮捕した。後援会の5000万円を巡る不手際を含め、県庁トップである安藤知事の責任を問う声があがるのは必至だ。
福島県、和歌山県に続き、県庁の土台が揺らいでいる。死者13人、住宅の全半壊約500棟、床上浸水約5500棟という甚大な被害を出した台風14号。全国からボランティアが駆けつけ、県民が復旧作業に必死だった時期に、その裏で県庁幹部らが、県民の税金を食い物にする官製談合を行っていた。県民にとっては、何ともやり切れない展開となった。
大規模な土砂崩れが発生した宮崎市田野町の鰐(わに)塚渓谷。県警の調べでは談合は、その道路にかかる橋の設計を巡って行われたという。
業者側で逮捕されたヤマト設計社長の二本木由文容疑者は、知事の“政治指南役”だった石川鎮雄容疑者=競争入札妨害の疑いで再逮捕=に対して、安藤後援会が5000万円を渡す際の“運び役”とされた人物でもある。
県警は、談合事件の捜査と並行して、この5000万円の動きや趣旨についても、逮捕した二本木容疑者から詳しい事情を聴くものとみられる。
知事後援会が「知事への政治的コンサルタント料」として5000万円を支払ったことが明るみに出た際、県議会では地方自治法100条に基づく調査特別委員会設置の動きが出たものの、結局は設置を見送った。県幹部逮捕という事態を受けて、県議会の動向もまた注目される。
来年夏の知事選をにらみ、安藤知事陣営は県内最大の政治団体・県農民連盟や県建設業協会など約400団体もの推薦を着々と集めている。その一方、対抗馬の出馬表明者は一人もいない。
一昨年には元後援会幹部に処遇を約束したとされる「念書問題」が発覚するなど、5000万円問題以前から知事の「脇の甘さ」を指摘する声があった。今後の捜査の広がり次第によっては、知事選を巡る動きも流動化しそうだ。
◇県警、設計支店を捜索
談合を主導した疑いが浮上している建設情報コンサルタント会社(本社・東京)の新富町の宮崎支店には午前10時すぎ、県警の捜査員9人がワゴン車とトラックで乗り付け、家宅捜索を開始。朝早くから出勤した従業員約10人が応対した。
捜索中、社屋正面玄関のガラス扉は捜査員が内側からブルーシートで覆い、周囲の窓もすべてブラインドが下ろされ、完全にシャットアウト。内部の様子はうかがい知ることが出来なかった。
毎日新聞 2006年11月17日
469
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/18(土) 02:57:57
町長辞職 議会同意せず
2006年11月16日 朝日静岡
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000611160003
◆吉田町・祝儀事件 事情聴取の町議6人が反対
夏祭りで祝儀を配った公職選挙法違反(寄付行為の禁止)事件に揺れる吉田町議会は15日、臨時会を開き、田村典彦町長(62)の辞職同意議案を採決、議長を除く4対9の賛成少数で否決した。田村町長の同日付の辞職を認めない異例の展開となった。同じく祝儀を配ったとして県警の事情聴取を受けたとされる9人も審議に加わり、議長を除く6人が反対に回った。議会側の責任も明確にされなかった。田村町長は地方自治法に基づき、辞職届提出の翌日から20日後にあたる27日付で自動的に辞職する。
◇田村町長、辞職は27日に
町長が退職する場合、20日前までに申し出が必要。それより前に退職するときは議会の同意が必要で、同日の臨時会になった。
臨時会に先立って田村町長は「町民に対して重大な背信行為を行った。町政に混乱が起きることを未然に防止することは私の務めでもある。身をひかせていただく」と話し、改めて陳謝した。
採決で辞職に賛成した4人のうち2人は、県警の事情聴取を受けたと見られる議員だった。事情聴取を受けた側、関係ない議員とも対応が分かれた。
審議は一時混乱した。大塚邦子議員から、町長辞職の審議の前に議会としての対応を協議する全員協議会の開催を求める動議が出た。「事情聴取を受けた9人の議員に関して議会は町民への説明を行っていない。道義的責任についても明らかにしていない。このような状態のままで審議に臨むことは道理に反する」と指摘したが、否決された。
質疑の中で、増田宏胤議長は「近日中に司法の場の結果が出されると耳にしている。(事情聴取を受けた町議については)個々の判断にゆだねる。これ以上、議会を混乱させたくない」と述べた。議会としての責任を棚上げにしたままとなった。
同じく祝儀を配ったとして事情聴取を受け、今回賛成しなかった町議は臨時会終了後、「事情聴取を受けた私が『あんた悪いですよ』と同意するのもおかしいと思った。どうしていいか分からないので、(結果的に)同意しなかった」という。議会終了後、大半の議員は口を閉ざして議場をあとにした。
470
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/18(土) 09:33:50
宮崎県談合、知事に受注を直接依頼…逮捕の業者供述
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061118i401.htm
宮崎県発注の橋梁(きょうりょう)設計業務を巡る官製談合事件で、宮崎県警に競売入札妨害(談合)容疑で逮捕されたヤマト設計(本社・東京)社長、二本木(にほんぎ)由文容疑者(56)が、安藤忠恕(ただひろ)知事に、県発注の設計業務を受注できるよう直接、依頼したと供述を始めていることが17日、わかった。
県警では知事への直接の働きかけの経緯や、今回の談合との関連について慎重に調べている。
安藤知事は2003年7月、2回目の知事選挑戦で初当選した。調べによると、当選後、二本木容疑者は選挙で支援した見返りに、県発注の設計業務の受注を目指し、県上層部への働きかけを繰り返していた。
今回の逮捕容疑となった県道災害復旧事業の橋梁設計業務の入札でも、「知事選で応援したので、仕事を下さい」と、安藤知事に受注を迫ったことを供述しているという。
この橋梁設計は、ヤマト設計と宮崎市内の4社の計5社が指名を受け、談合の結果、ヤマト設計が2回目の入札で724万5000円(税込み)で落札した。
◆安藤知事は否定◆
安藤知事は読売新聞の取材に対し、「(二本木容疑者が)業者という認識はなく、県とのかかわりがあるかどうかも知らなかった」と述べ、二本木容疑者からの働きかけについても「要請はなかった」と否定している。
ヤマト設計は安藤知事の当選後、県工事の受注件数を増やしており、05年度には、今回の逮捕容疑となった橋梁設計業務を含め、計9件(総額5831万円)の県発注の設計業務を受注している。
一方、競売入札妨害(談合)容疑で逮捕された県土木部次長柴岡博明容疑者(58)は「受注業者は県上層部からの指示で決まっていると業者側に伝えた」と供述。県警は官製談合を裏付ける供述として、具体的指示の流れを捜査している。
(2006年11月18日3時2分 読売新聞)
471
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/18(土) 09:35:18
宮崎県知事近く聴取へ 県幹部が関与供述 宮崎談合
2006年11月18日06時20分
http://www.asahi.com/national/update/1118/SEB200611170028.html
宮崎県が発注した県道の災害復旧工事の設計をめぐる談合事件で、談合を主導したとして競売入札妨害の疑いで逮捕された県土木部長の藤本坦(ひろし)容疑者(59)ら県幹部が県警の調べに対し、官製談合について、安藤忠恕(ただひろ)知事の関与があったことを示唆する供述を始めた模様だ。県警は、慎重に供述の裏付けを進める一方、近く知事本人から事情聴取する方針を固めた。
県警の調べで、逮捕された県幹部は「(官製談合は)上からの声だった」などとし、より「上層部」からの指示で談合を行ったことを認めたうえで、知事の関与を示唆する供述を始めたという。
この事件で、藤本容疑者のほかに逮捕されたのは、県土木部次長の柴岡博明容疑者(58)と県道路保全課長の黒木勝男容疑者(57)の県幹部2人と、設計会社「ヤマト設計」(東京都)社長の二本木由文容疑者(56)、元国会議員秘書の石川鎮雄容疑者(68)など計9人。
10人は05年11月、県宮崎土木事務所が発注した県道の災害復旧工事の設計業務の指名競争入札で、ヤマト設計に落札させるように申し合わせた疑い。
当時、藤本容疑者は同部次長、柴岡容疑者は同事務所長、黒木容疑者は事務所次長で、これまでの調べに3人は、藤本容疑者が部下の2人に談合の指示を出していたことを認めており、県警は藤本容疑者にさらに上から強い指示があった可能性が高いとみていた。
また、これまでの調べで、ヤマト設計は03年夏に安藤知事が初当選を果たした翌年度から県からの受注が急増。県土木部技術検査課の資料によると、同社は01年度以降の5年間に同部発注の設計業務を18件受注しているが、このうち3分の2にあたる12件が04年度以降の2年間に集中していた。県警はこうした実態も踏まえて、今後、官製談合への知事の関与の有無を調べていく方針だ。
472
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/18(土) 11:49:33
青森のタウンミーティングで県・市職員を大量動員
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061118-00000303-yom-pol
青森県内で過去4回開かれた政府主催のタウンミーティングのすべてで、公務員の動員があったことがわかった。
同県内で開かれたのは、2001年6月(青森市)と02年7月(弘前市)、04年6月(青森市)、06年9月(八戸市)の計4回。
同県政策調整課によると、3回目までは、内閣府から「参加申し込みが少ないので、県から職員を出してほしい」との要請があり、同課が参加予定者の名簿を作成して内閣府に報告した。
また、04年6月のタウンミーティングでは、青森市にも内閣府から要請があり、市職員と市議、それに市職員の呼びかけに応じた一般人計数十人分の参加予定者の名簿をまとめ、内閣府に報告していた。
(読売新聞) - 11月18日11時41分更新
473
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/18(土) 15:23:09
宮崎談合、元国会議員秘書が「天の声」伝達
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061118i106.htm?from=main1
宮崎県発注の橋梁(きょうりょう)設計業務を巡る官製談合事件で、安藤忠恕(ただひろ)知事の側近で「政治の指南役」とされる元国会議員秘書石川鎮雄容疑者(68)(競売入札妨害容疑で逮捕)が、落札業者を決める「県上層部の意向」を官側と業者双方に伝えるなど、知事の周辺で受注調整を行う重要な役割を担っていたことが、県警の調べでわかった。
県土木部次長、柴岡博明容疑者(58)(同)は、石川容疑者の指示を知事の意向と受け止めたことを認める供述をしているが、石川容疑者や県土木部長、藤本坦(ひろし)容疑者(59)(同)は知事の関与を否定している模様だ。
調べによると、ヤマト設計(本社・東京)社長、二本木(にほんぎ)由文容疑者(56)(同)は「知事に受注をお願いしたところ、石川容疑者に相談するように言われた」と説明。知事の指示に従って、石川容疑者に連絡したところ、「(石川容疑者は)受注に向けた協力を約束してくれた」と供述しているという。
一方、今春まで宮崎土木事務所(宮崎市)の所長だった柴岡容疑者は「石川容疑者から『上の了解は取ってある。ヤマトが仕事を取れるようにしてほしい』と言われた」と供述。柴岡容疑者は、知事の意向を暗に示されたものと受け止め、同事務所次長だった道路保全課長、黒木勝男容疑者(57)(同)に指示し、県道災害復旧事業の橋梁設計業務の入札で、ヤマト設計が落札できるように取りはからったとされる。
県警は、二本木、柴岡両容疑者の供述などから、石川容疑者が、安藤知事の意向を県土木部幹部に伝えていたとみているが、石川容疑者は談合への関与を全面的に否認。藤本容疑者も柴岡容疑者へのヤマト落札指示を認めながらも、知事関与を否認している模様だ。
安藤知事はこれまでの会見や読売新聞の取材に対し、談合への関与を否定している。県警は、ヤマト設計が一時期、石川容疑者の関係する口座に毎月約70万円を振り込んでいたことを突き止めており、この振り込みは、受注協力への謝礼金だったとみている。
(2006年11月18日14時33分 読売新聞)
474
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/18(土) 15:26:27
「買収」県議は辞職 主要会派が見解
立件多数なら解散も 讀賣福島
県発注工事を巡る汚職事件で起訴された佐藤前知事の実弟、佐藤祐二被告(63)が2004年の知事選で県議らを買収した疑惑で、県議会の主な会派は17日、検察当局が来週にも、公職選挙法違反で祐二被告とともに県議を立件した場合「(該当議員の)辞職は避けられない」との見方を示した。全会派が所属議員の「潔白」を表明しているだけに、県議も立件されれば、本人だけでなく、県議会や会派への批判も高まるのは必至だが、自民党や県民連合では「個人の問題」にとどめたい構えだ。
関係者によると、祐二被告は04年8月の知事選で、県発注工事を受注したゼネコンなどから裏金を集め、県議や選対支部の幹部らに票の取りまとめを依頼する目的で、1人当たり数十万〜数百万円を渡した疑いが持たれている。
自民党県連ではこの日、議会運営への影響を懸念する声が上がる一方、「早く全員に疑惑の目を向けられる状態から脱したい」との声も出た。これまでも「各議員の潔白宣言は重い」としていた遠藤忠一幹事長は「(立件対象者の)離党や議員辞職は避けられない」との見方を示した。
与党で第2会派の県民連合・瓜生信一郎会長は「全員が『もらっていない』と言っていたのに、立件されればうそをついていたことになる。当人に責任を取ってもらう」と個人の責任を強調した。
共産党の神山悦子県議は「疑いがかかっている人は自ら辞めるべき。ウミを出さないと県民の信頼を得られない」、公明党の甚野源次郎代表は「事実とすれば、県民への裏切りになる」といずれも厳しい見方を示す。
10月に買収疑惑が報じられた際、無所属議員と計3人で「解散申し入れ」を渡辺敬夫議長に提出した改進の会の小沢隆県議は「事実ならば、議会のチェック機能が働かなかったということだ」とし、解散すべきとの姿勢を崩していない。
現状では全議席の8割超を占める自民党と県民連合では「議会や会派の問題というより個人の問題」との声が強く、県政に空白を生む解散など議会全体への波及は避ける形での決着となる公算が大きい。ただ、「一部議員が『解散だ』と騒ぎ、世論も強く反応すれば避けられなくなるかも」(自民党県連幹部)という声もある。情勢次第では、解散もあり得るとの見方も消えていない。立件対象者の人数も判断に影響を与えるとみられる。
一方、疑惑を受け、10月11日に各会派からの報告に基づき議会として裏金授受の事実は確認できないとしていた渡辺議長は「(報告を受けた当時から)何ら状況は変わっていない」と推移を見守る構えを示している。
(2006年11月18日 読売新聞)
475
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/18(土) 19:08:47
無断手続き:市議、元町長がいつの間にか自民党員に 大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20061119k0000m010033000c.html
自民党大分県連会長の衛藤征士郎・衆院議員=大分2区=の事務所が今年6月、選挙区管内の市議と元町長を、本人に無断で入党させていたことが分かった。本人名の認め印を事務所が用意して手続きしていた。事務所は「事務的な手違い。申し訳ないことをした」としている。
同事務所の田中一三事務局長によると、6月、党勢拡大のため事務所が入党候補者をリストアップ、約300人の入党手続きをとった。その際、市議については、事務所が入党費4000円を払った一般市民と単純に取り違えたという。来週にも市議を党員名簿から抹消する。
元町長については「党費が数年途絶えていた元党員で、お願いすれば再度入ってもらえると、勝手に進めてしまった」と説明。本人に陳謝し、既に入党の内諾を得ているという。【梅山崇】
毎日新聞 2006年11月18日 18時33分
476
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/18(土) 19:58:34
「6千万円は知事に…」木村容疑者の政治団体の残金
http://www.wbs.co.jp/news/archives/2006/11/18/index.html
和歌山県の談合事件で逮捕された地元建設会社の会長が、同じく逮捕された知事の政治団体の残金およそ6000万円を知事に渡すよう後援会の幹部に働きかけていたことが分かりました。
この事件は、和歌山県の公共工事の入札をめぐり、知事の木村良樹(きむら・よしき)容疑者が、県の前の出納長を通じて、地元の建設会社「丸山組」に受注させるよう指示したとされるもので、木村容疑者らが談合の疑いで逮捕されています。関係者によりますと、木村知事が辞職を表明したあと、木村容疑者の政治団体「木村よしき後援会」の副会長で、丸山組会長の田淵利都(たぶち・としくに)容疑者80才ら幹部が集まり、対応を協議しました。その結果、会計上の都合を理由に来月中旬までに2つの政治団体を解散することが決まり、その上で、田淵容疑者は、政治団体の残金およそ6000万円について、「知事は退職金をもらえないかもしれないし、家族のことも考えたらあげたらいい」と発言したということです。解散する政治団体の残金処理については、法律では定めておらず、後援会では頭を痛めています。
477
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/19(日) 13:32:11
全4回 公務員を動員 タウンミーティング
内閣府の要請で 讀賣青森
県内で過去4回開かれた政府主催のタウンミーティングのすべてで、公務員の動員があったことがわかった。
県内で開かれたのは、2001年6月(青森市)と02年7月(弘前市)、04年6月(青森市)、06年9月(八戸市)の計4回。
県政策調整課によると、3回目までは、内閣府から「参加申し込みが少ないので、県から職員を出してほしい」との要請があり、同課が参加予定者の名簿を作成して内閣府に報告した。
また、04年6月のタウンミーティングでは、青森市にも内閣府から要請があり、市職員と市議、それに市職員の呼びかけに応じた一般人計数十人分の参加予定者の名簿をまとめ、内閣府に報告していた。
内閣府に県から報告した人数は、01年が19人(参加者約190人)、02年が41人(同約220人)だった。また、04年は県分が71人(同206人)で、青森市分も含めると参加者の半分以上を占めた可能性がある。
また、06年9月のTM(参加者401人)では、県教委が職員約10人の名簿を、八戸市教委が職員59人分の名簿を、内閣府にそれぞれ参加予定者として伝えていた。
同課は「国からのお願いなので、参加予定者を取りまとめた。全員が予定通り出席したかどうかはわからない」としている。名簿には氏名と所属を記載したほか、発言希望者に印をつけたが、質問内容を巡る内閣府との調整はなかったとしている。
(2006年11月19日 読売新聞)
478
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/20(月) 21:35:39
宮崎談合、県測量設計業協会追及へ…会長を逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061120i406.htm
宮崎県発注の橋梁(きょうりょう)設計業務をめぐる官製談合事件で、県警は20日午前、県測量設計業協会長の志多克彦容疑者(65)を競売入札妨害(談合)容疑で逮捕、志多容疑者が経営する「国土開発コンサルタント」(宮崎市)などを捜索した。
すでに協会の副会長2人が同容疑で逮捕されており、県警は協会が組織的に談合を繰り返したとみて追及する。今回の事件で逮捕者は11人となった。
調べによると、志多容疑者は昨年11月、「ヤマト設計」(本社・東京)社長二本木(にほんぎ)由文容疑者(56)らと共謀。県宮崎土木事務所(宮崎市)が発注した県道災害復旧事業の橋梁設計業務の入札で、ヤマト設計に有利な価格で落札させようと計画、指名業者間で同社の入札価格を上回る金額で入札することを申し合わせた疑い。
入札は11月16日に行われ、県内業者4社とヤマト設計の計5社が参加。ヤマト設計が724万5000円(税込み)で落札した。
(2006年11月20日14時46分 読売新聞)
479
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/20(月) 22:32:19
犯罪収益、改めて否認 西村真議員が最終弁論 大阪地裁
2006年11月20日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200611200063.html
弁護士名義を他人に使わせて違法な報酬を得ていたとして、弁護士法違反と組織的犯罪処罰法違反の両罪に問われ、懲役2年罰金100万円、追徴金約836万円を求刑された衆院議員西村真悟被告(58)の公判が20日、大阪地裁(中川博之裁判長)であった。弁護側は最終弁論で、「名義貸しは認めざるを得ないが、受領したのは雇用関係にある事務員に任せた仕事に対する報酬であり、犯罪収益ではない」として組織的犯罪処罰法違反罪を否認し、執行猶予付きの判決を求めた。判決は来年2月7日。
弁護側は、犯罪収益が犯罪組織の維持拡大などに使われるのを防ぐという立法趣旨に照らすと、西村被告への同法適用は疑問があると指摘。さらに、西村被告の法律事務所員だった鈴木浩治被告(53)=両罪で公判中=が交通事故の示談交渉で得た収益は、西村被告に帰属するものであり、違法性の認識はなかったと述べた。
西村被告は最終意見陳述で「悔悟と反省の針のむしろの上にいるような日々だった。真実、深く痛切に反省しております」と謝罪した。
480
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/20(月) 22:51:38
知事選への意識があるか。
強気の知事、議会は腰砕け 談合で不信任決議見送り 宮崎
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2006112001000669
宮崎県の官製談合事件で、安藤忠恕知事(65)への不信任決議案提出を決めていた同県議会は20日夜、これまでの方針を転換し、当面辞職を求める動きをしないことを決めた。坂元裕一議長は「捜査が新たな段階に至った場合は知事の責任を厳しく追及する」としているが、「トーンダウンした」と説明。辞職を拒否する知事の前に議会が腰砕けになった形だ。
この日午後、県議会は安藤知事の説明を聞くため全員協議会を開催。知事は「私は何とかの(天の)声は一切出していない。福島や和歌山と同視してもらっては困る」と語気を強めて疑惑を否定。
進退については「現時点でどうこうすることは考えていない」と強気の姿勢を示した。
また、逮捕された二本木由文容疑者(56)との関係を問われ「知り合った当初はよく電話がかかってきたが、受注に関する電話はしてくるなと断った」と話した。
各会派は知事の説明を受けて対応を協議。自民党内に慎重論があり、不信任決議案の提出などを棚上げすることにした。
知事に近い関係者は「不信任決議が可決された場合は議会解散もあり得る」などと発言。坂元議長は「解散を懸念する議員がいることは否定できない」と内情を明らかにした。
坂元議長は同日昼、「このまま粛々と22日の県議会初日を迎えることは県民の理解が得られない」としていたが、全員協議会後は「知事がすべての疑惑を否定したことで、責任の追及は困難との声が多かった。県議42人の意見を集約することができなかった」と語った。
481
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/21(火) 01:01:30
解散かよ。
「福島、和歌山と一緒にするな」 宮崎談合、知事が潔白主張
http://www.sankei.co.jp/news/061120/sha025.htm
「私は(天の声は)一切出していない。福島や和歌山と同視してもらっては困る」。官製談合事件をめぐり宮崎県議会は20日、安藤知事に説明を求めるため全員協議会を開いた。安藤知事は終始談合への関与を否定し、知事が相次いで逮捕された福島、和歌山両県のケースと「一緒にするな」といわんばかりに語気を強めて“潔白”を訴えた。
全協で安藤知事は進退について問われ、「現時点でどうこうすることは考えていない」と強気の姿勢を示し、辞職の意思がないことを改めて強調した。
また、逮捕された二本木容疑者との関係を問われると、「知り合った当初はよく電話がかかってきた」などと説明。「電話をしているうちにこれは受発注の話だと気付き、それは私に犯罪行為をしろと言っているのと同じだと思い、『こんな電話を知事にしてくるな』『そういう話は担当の部局に行って希望を伝えろ』と言った」と語気を強めて語った。
全協終了後、安藤知事は庁内で報道陣に「私は潔白。(談合事件の)真相を正しくつかんでくれることを願っている」などと述べた。
知事の説明を受け、各会派は対応を協議。この日午前中に各会派が一致して知事に辞職を申し入れる予定だったが、最大勢力の自民党の会合で「知事の話を聞くべきだ」との意見が出て全員協議会の開催となった。
18日に県議会の代表者が協議した際には、知事が辞職しない場合は22日に不信任決議案を提出する方針を決定していた。
知事に近い関係者は「不信任決議が可決された場合は議会解散もあり得る」などと発言。県議の間には解散を恐れるムードもあるという。
482
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/21(火) 08:37:51
宮崎県の談合事件、知事の収賄容疑も視野に捜査
2006年11月21日06時21分
http://www.asahi.com/national/update/1121/TKY200611200495.html
宮崎県発注の災害復旧工事設計の入札をめぐる官製談合事件で、受注した設計コンサルタント会社社長から安藤忠恕(ただひろ)知事(65)の「政治の指南役」だった元国会議員秘書に、顧問料名目で毎月80万円、1年間で総額約1000万円が渡っていたことがわかった。県警は、この資金が知事への事実上のわいろだった疑いがあるとみて、競売入札妨害容疑(談合)とともに収賄容疑も視野に調べを進めている。
コンサルタント会社社長はヤマト設計(東京都)を経営する二本木(にほんぎ)由文容疑者(56)。元国会議員秘書は石川鎮雄(しずお)容疑者(68)。いずれも談合に関与したとして競売入札妨害容疑で逮捕された。
これまでの調べで、二本木容疑者は「知事から石川の面倒を見てほしいと依頼された」「知事からは受注について、何度か『石川に相談したらいい』と言われた」などと供述している。二本木容疑者は04〜05年に石川容疑者に対し、毎月80万円、総額約1000万円の資金を提供したという。
県警は、03年夏の知事選直後に、安藤知事側から石川容疑者に5000万円が提供された点と、二本木容疑者の供述に注目。知事は、選挙などで支援を受けた石川容疑者に資金提供しなければならない何らかの事情があり、その肩代わりを二本木容疑者に依頼した可能性があると判断した。この肩代わりの対価が、ヤマト設計に県土木部発注の工事設計を優先的に受注させることだった疑いがあるとみている。
安藤知事は20日の県議会全員協議会で、両容疑者と面識があることや、かつて二本木容疑者から「受発注に関する電話がかかってきた」ことを認めたが、官製談合事件については「一切関与していない」「福島、和歌山と同一視してもらっては困る」と語った。
各会派は辞職勧告について協議したが、最大会派の自民が「捜査が進んでいる現段階では拙速」などと主張し、勧告は見送られた。
483
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/21(火) 08:38:59
宮崎談合、土木部長「ある人から指示」…県警特定急ぐ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061121i201.htm?from=main2
宮崎県発注の橋梁(きょうりょう)設計業務を巡る官製談合事件で、県土木部長藤本坦(ひろし)容疑者(59)(競売入札妨害容疑で逮捕)が県警の調べに対し、「ある人から指示され、ヤマト設計(本社・東京)に仕事を取らせるよう部下に言った」と供述していることが20日、わかった。
県警は、「ある人」が藤本容疑者より上の幹部だった疑いを強め、特定を急いでいる。
調べによると、藤本容疑者は、土木部次長だった昨年11月、宮崎土木事務所(宮崎市)の所長だった柴岡博明容疑者(58)(現・土木部次長、同容疑で逮捕)に「ヤマト設計の落札」を指示した。その理由について「ある人」という表現で、県上層部の一人から要請があったことを認め、「談合で、金銭的な利益などは得ていない」と供述しているという。また、柴岡容疑者も「『天の声』が下りたと感じた」などと話しているという。
一方、ヤマト設計社長、二本木(にほんぎ)由文容疑者(56)は、「安藤忠恕(ただひろ)知事に県発注業務を受注できるよう依頼した結果、相次いで指名業者に選ばれ、落札できた」と供述しているという。
(2006年11月21日3時9分 読売新聞)
484
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/21(火) 08:40:24
宮崎談合:安藤知事を捜査へ 受託収賄容疑で 県警
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061121k0000m040176000c.html
宮崎県発注の設計業務入札を巡る官製談合事件で、同県警は安藤忠恕(ただひろ)知事(65)について、受託収賄容疑で捜査する方針を固めた。建設情報コンサルタント「ヤマト設計」(東京都)社長、二本木由文容疑者(56)から直接、業務を受注できるよう依頼されたことが「請託」に当たり、その見返りに知事の政治指南役だった元国会議員秘書、石川鎮雄容疑者(68)に「顧問料」名目で提供された計約1000万円もわいろだった疑いが強いと判断したとみられる。今後、検察当局と協議し談合事件への関与と併せ最終的な検討に入る。
知事の収賄容疑が浮上しているのは、05年11月16日に指名競争方式で入札があった台風災害に伴う宮崎市田野町の県道復旧工事にかかわる橋りょう設計の業務委託など。ヤマト設計と県内4社が指名され、同社が予定価格の94.2%に当たる724万5000円で落札した。
調べによると、ヤマト設計からは石川容疑者に04〜05年、「顧問料」として月80万〜10万円で計約1000万円が提供された。この資金提供について二本木容疑者は安藤知事が初当選した後の03年9月ごろ、「安藤知事から『石川さんの面倒をみてほしい』などと依頼された」と供述している。
一方、二本木容疑者は安藤知事を何度も訪ね、橋りょう設計を含む複数の業務を受注できるよう依頼を重ねていたことが判明しており、県警はこれらの依頼が請託に当たると判断しているとみられる。県警はこれまで、石川容疑者への顧問料が知事の意をくんだわいろだったとして第三者供賄(収賄)を構成しないかについても検討したが、二本木容疑者が「知事あての金だった」との趣旨の供述をしたことなどから、実質的に安藤知事に提供された疑いが強まった。
また、県警はヤマト設計の落札に向け受注調整した疑いで逮捕された当時の県土木部次長、藤本坦容疑者(59)ら県幹部3人についても、安藤知事から指示があったかどうか追及している。
安藤知事、石川、二本木両容疑者をめぐっては、03年9月に知事の後援会から石川容疑者に「長年の指導に対するコンサルタント料」として5000万円を提供。二本木容疑者が金を石川容疑者に運んでいたことが判明している。
毎日新聞 2006年11月21日 3時00分
485
:
片言丸
:2006/11/21(火) 16:22:47
県教育長「配慮欠いた」
タウンミーティング6人訓告処分 讀賣青森
八戸市で9月に開かれた政府の教育改革タウンミーティングで、教育基本法改正案に賛成の立場で質問するよう内閣府などが参加者に依頼していた問題で、県教委の田村充治教育長は20日の県議会文教公安委員会で、「一連の対応は十分な配慮を欠いていた」として、陳謝した。再発防止策として「今後は国の依頼内容を的確に判断し、厳正に対応する」との考えを示した。
県教委はこの日、細越友之・教育政策課長と同課の職員3人、新岡嗣浩・三八教育事務所長と同事務所の職員1人を口頭での訓告処分としたが、田村教育長は処分理由について、「内閣府の質問項目をそのまま送付したが、あたかも強制して発言したととられるような対応をして、県民の不信を招いたことは誠に遺憾である」と述べた。細越課長は「やらせと受け取られてもしかたがない。判断の甘さがあった」と述べた。
一方、県教委はこの日の委員会で、八戸市のタウンミーティングに田村教育長と県教育委員2人、県教委職員7人の計10人が、公費の支出を伴う出張で出席したことを明らかにした。県教委は〈1〉田村教育長は教育行政の課題を小坂文科相に報告する〈2〉教育委員は教育改革の知識を身に着ける〈3〉職員はスタッフとして運営にあたる――などの仕事で出張したもので「問題はない」と説明。公立学校の教員が出張した場合でも「校長の裁量権の範囲で問題ない」としている。
これに対し、共産党県議団が公務での参加者数を明らかにするよう要求。県教委は、県内の公立小中高などの職員を対象に該当者数を調べている。
(2006年11月21日 読売新聞)
486
:
片言丸
:2006/11/21(火) 16:43:04
《衝撃 県官製談合》県議会 核心に迫れず 讀賣宮崎
県の橋梁(きょうりょう)設計業務をめぐる官製談合事件の逮捕者は20日、県測量設計業協会会長の志多克彦容疑者(65)で、計11人になった。県議会はこの日、全員協議会を開き、事件への関与疑惑が浮上している安藤知事の釈明を聞いたうえで、必至とみられていた辞職勧告を先送りすることを決めた。真相解明を求める県民の願いは届かないままだ。
■ドキュメント
7・00 県測量設計業協会会長、志多容疑者宅(宮崎市)に県警捜査員が到着
7・30 志多容疑者を宮崎北署へ任意同行
8・40 安藤知事が公用車で知事公舎を出発。報道陣の問いかけには無言
8・44 坂佳代子副知事、江藤隆出納長が登庁。一様に緊張した面持ち。様子を見守っていた県幹部の一人は「これから先、どうなるのか計算できない」
8・54 安藤知事が登庁。進退に関する報道陣の質問に、硬い表情で「辞める気は全くない。(談合には)関与してないから」と答え、本館2階の知事室へ
9・00 県幹部らが集まり、月曜定例の庁議が始まる。吉田尚正・県警本部長も出席
9・12 庁議終了
9・42 県警捜査2課が志多容疑者を逮捕
10・00 県議会最大会派・自民党(32人)の会合始まる。永友一美会長は「意見統一を図りたい」とあいさつ
10・10 庁内で仕事に追われていた県の女性職員(30)は「突然で驚いていますし、私の周りも少し動揺しています。これ以上、大きな事件になってほしくないですね」と不安そうに話した
11・15 自民党の会合終了。全員協議会で安藤知事の釈明を聞く方針で一致。永友会長が「現段階で辞職勧告はしない」と表明
11・17 志多容疑者が経営する国土開発コンサルタント(宮崎市)に、更に段ボール箱が運び入れられた
11・25 各派代表者会議を開催。自民党が全協開催を提案、了承される
11・50 議会運営委員会で安藤知事出席の全員協議会を午後2時から開くことで一致
12・00 坂元裕一議長が「自民党議や代表者会議などで『辞職勧告より、知事から説明を聞くのが先だ』『マスコミに踊らされている』『強硬策を取ると、知事が県議会を解散するかもしれない』などの意見が出た。百条委員会の設置も検討したい」
14・00 県議会全員協議会(全協)が開会。知事「信頼回復に一日も早く努めたい」と強調
15・27 全協終了。知事、速足で委員会室を去る
15・35 県議会各派代表者会議が始まる
15・47 代表者会議終了。会派ごとに今後の対応を取りまとめることを確認
15・50 国土開発コンサルタントで、捜査員たちが押収資料の入った段ボール箱をトラックへ積んだ
16・30 代表者会議再開。自民党が「捜査の推移を見守る」との方向を示す
17・25 自民党の案を他3会派が持ち帰る
17・45 代表者会議再開
18・40 代表者会議終了。自民党案の方向で合意。知事が県庁を退庁
487
:
片言丸
:2006/11/21(火) 16:45:28
■今こそ調査権発動を
新聞報道をもとに、追及する県議。疑惑を否定する安藤知事――。県発注の官製談合事件で、浮上した知事の疑惑を巡る県議会全員協議会の論戦は1時間半に及んだが、核心には迫れないままに終わった。
知事は、協議会の冒頭、手元の用紙(A4判)を見ながら、「職務を精いっぱい務め、県政に全力を尽くす」と淡々と読み上げ、辞任の意思のないことを重ねて強調した。
各議員は、新聞記事の要旨を読み上げながら、追及するものの、知事は「(天の声は)全く出していません」「いつ、どこで入札が行われたのか私は知らないし、興味もない」と繰り返した。
それまで淡々と答えていた知事の声が早口になったのは、萩原耕三議員(自民)が「福島、和歌山でもそうだが、外堀を埋めて捜査している。これから内堀にいくのではないか」と質問した時。「福島、和歌山と同一視してもらっては困る」と答える知事の口調が怒気を含んでいた。
念書問題に始まり、不可解な5000万円提供問題、今回の土木部長ら県幹部3人の逮捕と、安藤県政は混乱続きだ。今こそ、県政をチェックする議会の腕の見せ所だろう。現在、県議には一人当たり年額360万円の政務調査費が与えられている。新聞報道に頼らず、議会として十分な調査権を発動できなければ、県民の県政への不信は払しょくできないことは確実だ。(大野)
■人脈幅広い「実力者」 志多容疑者の横顔
県の官製談合事件で競売入札妨害(談合)容疑で逮捕された県測量設計業協会会長、志多容疑者は、地元設計業界では実力者といわれていた。日ごろから「県外の業者が進出してくると、県内の業者はなかなか指名にも入れてもらえず、実績もつくれない」と周囲にもらすこともあったという。
志多容疑者は地元ゼネコン「志多組」(宮崎市)の創業者が父親。大学卒業後、東京都内の橋梁コンサルタント会社を経て、1968年、「志多組」の関連会社といわれる「国土開発コンサルタント」(宮崎市)に入社し、73年から社長を務めている。02年には黄綬褒章を受章している。
昨年10月、同社の40周年記念パーティーでは麻生外相が招かれ、記念講演をしており、幅広い人脈で知られる。
一方、国土開発コンサルタントは、協会加盟の設計測量業者の中で、売上高はトップクラス。民間信用調査機関、東京商工リサーチ宮崎支店によると、近年の公共投資削減の影響を受けているものの、財務内容は良好という。
(2006年11月21日 読売新聞)
488
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/21(火) 19:55:58
鶴保議員「格安」で入居 談合で逮捕の業者が賃貸
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2006112101000509
自民党の鶴保庸介参院議員(39)=和歌山選挙区=が、和歌山談合事件で会長らが逮捕された地元建設会社「丸山組」(同県海南市)から同市内の自宅マンションを約10年にわたり、月3万円で借り続けていることが21日、分かった。
地元の不動産会社によると、同様のマンションの家賃相場は月6万−7万円。鶴保議員は「ちゃんと(家賃を)払っている。相手との契約だから、安いと言われればそうかもしれない」としている。
鶴保議員や関係者によると、自宅はJR海南駅から約250メートルにある6階建てマンションの4階の1室2LDKで、丸山組が所有。バルコニー部分を除く占有面積は約70平方メートル。1996年10月の衆院選に落選し、和歌山県内で部屋を探していたところ、後援会関係者を通じて紹介されたという。
家賃は同じマンションの2階に住む丸山組社長の田淵利幸容疑者(51)=談合容疑で逮捕=に手渡しで支払い。敷金など契約時の保証金は払っていないという。
鶴保議員は、同社会長の田淵利都(たぶち・としくに)容疑者(80)=同=から「タダでもいいよ」と言われたが問題があると思い、月3万円で借りることにしたといい、「(丸山組から)頼み事をされたことは全くない。家賃は滞納したこともあったが、ことし12月分まで支払っている」と話している。
鶴保議員は98年の参院選で初当選し、現在2期目。妻は野田聖子衆院議員。
489
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/21(火) 20:25:41
「女性問題」報道、松岡農相…対応は「相談中」
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_11/t2006112119.html
松岡利勝農水相は21日の閣議後会見で、自身の女性関係トラブル処理を食肉卸大手「ハンナン」関係者らに依頼したと週刊誌「アエラ」が報道したことに対して、「トラブルを抱えたことも解決を頼んだこともなく、事実無根だ」と全面的に否定した。
松岡農水相は「選挙のたびに怪文書で書かれている。組閣時にも全国会議員にまかれた」と説明したが、「どう対応するかは相談中だ」と述べるにとどまった。
490
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/21(火) 20:33:25
宮崎談合、“暗黙ルール”破り「天の声」で受注横取り
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061121i306.htm
宮崎県発注の橋梁(きょうりょう)設計業務をめぐる官製談合事件で、県測量設計業協会(73社)の会員企業が受注するのが業界の“暗黙のルール”だったのに、非会員のヤマト設計(本社・東京)が「天の声」を背景に受注したことがわかった。
この橋梁が計画された宮崎市田野町は昨年9月の台風14号の被害を受けた地域で、会員企業が2次災害を警戒した見返りに、復旧関連事業を受注することになっていた。
県警は、協会長の志多克彦容疑者(65)(競売入札妨害容疑で逮捕)が「天の声」を了承し、反発する会員企業を納得させ、今回の談合が成立したとみている。
調べによると、田野町の一帯は、台風に伴う豪雨で大規模な土砂崩れが起きた。協会の会員企業は各社の社員が2人1組で警戒を続け、状況を県宮崎土木事務所などに報告するなどした。まもなく現場一帯で復旧事業が始まった。その一つが橋梁(長さ10メートル)の建設で、設計業務が談合の対象となった。
入札で会員企業4社とヤマト設計の計5社が指名を受けたが、地元4社はヤマト設計から「『天の声』で、うちが受注することになった」と告げられた。
復旧事業も受注できると考えていた4社は「なぜ会員ではないヤマト設計なのか」と反発し、協会長の志多容疑者に相談した。志多容疑者は発注者の県宮崎土木事務所に、協会副会長の宮崎産業開発社長大坪邦彦容疑者(66)(同)らを行かせ確認したところ、「県上層部の意向」とわかり、了承した。指名業者だった大坪容疑者らも談合に協力することになったという。
(2006年11月21日14時56分 読売新聞)
491
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/21(火) 20:44:08
和歌山談合 知事後援会を捜索
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/21/k20061121000090.html
和歌山県が発注した工事の談合事件で、大阪地検特捜部は、木村知事が選挙で支援を受けた業者を下水道工事で特別扱いしたいきさつを調べて知事の容疑を裏付けるため、和歌山市にある知事の後援会事務所などを捜索しました。
捜索を受けたのは、和歌山県知事の木村良樹容疑者(54)の和歌山市にある後援会事務所などです。木村知事は、おととしの下水道工事に選挙で支援を受けた海南市の丸山組を参加させるよう出納長を通じて業界に要請し、談合にかかわったとして逮捕されました。捜索は、丸山組が工事で特別扱いを受けたいきさつを調べて知事の容疑を裏付けるため行われたもので、事務所の捜索は3時間近くにわたって続けられ、ダンボール箱およそ30箱分の資料が押収されました。これまでの調べで、木村知事は、おととしの選挙で、丸山組の会長の田渕利都容疑者(80)に対立する人物の立候補を抑える働きかけをしてもらうなど積極的な支援を受けています。田渕会長は、木村知事の後援会の副会長も務め、選挙の直前、知事に会って下水道工事の受注を頼んだ疑いも持たれています。一方、特捜部は、逮捕した元出納長が「木村知事から談合全般の仕切りを任されていた」という内容の供述をしていることから、下水道工事と同じ日に入札が行われた2件のトンネル工事にも知事がかかわっていた疑いが強いとみて、引き続き調べています。
492
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/21(火) 20:51:29
自ら官製談合発案か
和歌山知事 初当選直後に
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20061121/eve_____sya_____010.shtml
和歌山県発注工事の談合事件で、県側が地元業者を選ぶ受注調整システムを、知事木村良樹容疑者(54)が2000年9月の初当選直後に知人の元ゴルフ場経営井山義一容疑者(56)と相談して決めた疑いがあることが21日、分かった。
県の元幹部らが大阪地検特捜部の事情聴取に同様の証言をしたとされ、特捜部は既に立件した下水道工事など3件以外の工事でも、知事ら“発案”の官製談合が長期間にわたり繰り返されていた可能性があるとみて全容解明を進めている。
また、特捜部は同日、和歌山市の「木村よしき後援会」事務所のほか、木村容疑者が選挙事務所として地元建設会社「丸山組」から無料で提供されていた和歌山県海南市の建物を捜索した。木村容疑者の政治資金の流れを検証するためとみられる。
調べでは、県発注の大型工事で共同企業体(JV)の中心となるゼネコンについては、井山容疑者と業界側の談合仕切り役だった大林組の元顧問日沖九功被告(64)が決定。井山容疑者は受注を希望したゼネコンから報酬を受け取っていた。
一方、JVに参加する地元業者は、前出納長水谷聡明容疑者(60)が「保護、育成」のため均等に受注できるよう調整。その一部は木村容疑者が特定の業者を指名したとされる。
関係者によると、この談合システムをめぐり、県の元幹部らは「知事が初当選直後に、選挙支援をした井山容疑者と知事公舎などで相談して決め、水谷容疑者を引き入れた」などと特捜部に話したという。
木村容疑者は大阪府総務部長だった1998年ごろ、井山容疑者と知り合い、逮捕前には「政治顧問のような存在だった」と説明。水谷容疑者については、初当選直後に土木部次長から審議監に抜てきした。
493
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/21(火) 21:08:56
やっぱり平沢には警察の情報入りやすいんだな。
当局同士の対抗心、相次ぐ内部告発…知事逮捕続発ウラ
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_11/t2006112107.html
前職・現職知事の逮捕が相次いでいる。談合や汚職事件に絡むもので、福島県や和歌山県に続き、宮崎県でも知事の立件が取りざたされている。今年9月に安倍晋三政権が発足したばかりだが、地方行政腐敗にメスを入れる「国策捜査」が行われているのか?!
最近、新聞やテレビで知事の犯罪を目にしない日はない。10月末、福島県の佐藤栄佐久前知事が同県発注のダム工事に便宜を図った見返りにわいろを受け取っていたとして、東京地検特捜部に収賄容疑で逮捕。今月15日には、和歌山県の木村良樹知事が公共工事の地元業者選定で主導的役割を果たしたとして、大阪地検特捜部に競売入札妨害(談合)容疑で逮捕された。
宮崎県の談合事件でも、県警は21日までに、安藤忠恕知事が談合に関与していた疑いが強まったとして、立件する方針を固めたという。いずれも「改革派知事」などともてはやされた面々である。
予算や人事権などを一手に握るため、業者との癒着の構図が生まれやすいといわれる知事だが、わずか1カ月の間に3人もの前職・現職知事が塀の内側に落ちることになれば、まさに異常事態。地方分権推進の流れの中、何らかの“天の声”でも働いているのか?
東大法学部を卒業後、警察庁に入庁。岡山県警察本部長や警察庁長官官房審議官などを務めた自民党の平沢勝栄衆院議員は「捜査当局は法律と証拠が明確でなければ事件化できない。国策捜査はあり得ない」といい、こう解説する。
「これだけ知事逮捕が続いているのは、第1に、地検や県警同士の『負けられない』という対抗意識がある。第2に、福島県の事件などをきっかけに内部告発が続々と寄せられていることも大きい。漠然とした噂ではなく、立件に耐えうる詳細な情報と証拠が入っていると聞く。内偵中の事件が複数あるようですから、まだまだ続きそうですよ」
平成15年に施行された官製談合防止法の罰則強化を盛り込んだ改正案は継続審議のまま。
ともかく、有権者の信頼を裏切り、私腹を肥やすトップは許せない。捜査当局には、徹底的に膿を出し切ってもらいたいものだ。
494
:
片言丸
:2006/11/22(水) 14:59:15
回答の37人「潔白」表明
裏金授受疑惑で県議56人にアンケ 讀賣福島
2004年の知事選挙で、佐藤栄佐久前知事の実弟から複数の県会議員が裏金を受け取ったとされる疑惑を巡り、県議56人を対象にしたアンケート結果を福島県市民オンブズマン(広田次男代表)が21日、発表した。回答があった37人全員が改めて裏金授受に関しては「潔白」を表明。回答がなかった19人はみな自民党所属だった。同疑惑を巡っては、検察当局が、公選法違反容疑で立件する方針を固めている。
アンケートは計6問で、2004年の知事選での佐藤前知事の実弟や選対関係者からの選挙資金の授受についてのほか、佐藤前知事や実弟の談合関与を知っていたかなどを選択式で質問。また、談合をなくすための方策を自由記述で聞いている。
37人の回答者全員は佐藤前知事の実弟や選対関係者、他の人物から「(裏金は)受け取っていない」とした。同選挙に絡む前知事実弟の談合関与の事実については、自民党県議の1人が「うわさがあることを知っていた」としたが、残りは「知らなかった」との回答だった。
談合防止策では、大半の県議が「一般競争入札の導入」を挙げていたという。
県庁で会見した広田代表は非回答議員の所属がすべて自民党だったことに触れ、「際だった特徴を示した」と述べた。ただ「(裏金は)もらっていないけど答える義務はないという方もいるのではないか」とし、非回答の意義付けには慎重な姿勢を示した。
自民党の33人中、半数超の19人が回答しなかったことについて、同党県連の遠藤忠一幹事長は「(回答の有無は)議員個々が判断したこと」としている。
非回答だった県議の一部からは「封書に差し出し人名が記されていない。(差出人不明の郵便物は)開封もしない」との指摘もあった。回答しなかった県議は取材に対し「(回答の)法的拘束力はない」「アンケート結果の使用方法が不明確」などの理由を上げた。知事選挙の最中だったこともあり、「忙しくて対応していられなかった」との声もあった。
(2006年11月22日 読売新聞)
495
:
片言丸
:2006/11/22(水) 15:07:07
吉田町長と妻、起訴猶予処分 讀賣静岡
吉田町の田村典彦町長(62)が今年8月、地元の夏祭りの参加者に対して個人名義の祝儀を渡していた問題で、静岡地検は、公選法違反容疑(寄付行為の禁止)で書類送検された吉田町長と妻について起訴猶予処分を決めた。
町長と妻は8月4〜6日に行われた夏祭りで町内会や踊り子ら約60人に計約30万円を寄付した疑いで書類送検されていた。県警は寄付行為が選挙目的や一般の社交の程度を超えているとみていたが、地検は辞職表明や祭りでの祝儀の慣習などから社交の程度の範囲内で起訴相当ではないと判断したとみられる。
(2006年11月22日 読売新聞)
496
:
片言丸
:2006/11/22(水) 15:21:09
日本基督教団教区:統一教会系団体に知事が祝電と指摘 /宮城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyagi/news/20061122ddlk04040494000c.html
「日本基督教団東北教区」(福島純雄総会議長)は21日、村井嘉浩知事が今年5月、世界基督教統一神霊協会(統一教会)の文鮮明教祖が創設した「天宙平和連合(UPF)」の集会に祝電を送った、と発表した。統一教会は霊感商法や合同結婚式が社会問題化している。知事は「公費で打っていないので、祝電の有無も含めて答える必要はない」と話している。
同教区によると、集会は仙台市内のホテルで開かれた。同知事の姿勢を問う質問状を3回提出したが、「UPFと統一教会の関係は知らなかった。(公の場での釈明は)公費を用いていないので必要ない」と回答したため、公開質問状でこの問題への態度を明確にするよう求めた。
統一教会問題に詳しい浅見定雄・東北学院大名誉教授は「このままでは知事が統一教会に協力している、と言われかねない。県民に認識不足を謝罪すべきだ」と話している。
毎日新聞 2006年11月22日
497
:
片言丸
:2006/11/22(水) 15:25:57
福田知事:「甘い誘いに乗ったため」 相次ぐ知事逮捕で苦言 /栃木
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tochigi/news/20061122ddlk09010180000c.html
◇「多選禁止」は否定
福田富一知事は21日、福島、和歌山など各県で知事が逮捕されている要因を定例会見で問われ、「甘い誘いに乗ったため。政治家には付き合っていい人といけない人、もらっていい物といけない物があり、正義感の中で対応すべきだが、制御装置が働かなかったのではないか」と述べた。
入札制度については、「談合が起こりにくい仕組み作りは継続して取り組む。職員一人一人が身ぎれいにし、甘い誘いに乗らないき然とした態度を取らなければならない」とした。
知事の多選禁止が議論になっているが、条例化について福田知事は「身を引く時は、自分で決めるものだ」と否定的な考えを強調した。福田知事は来月9日で就任から3年目となり、任期の折り返し点を迎えるが、「日々新たな課題に耳をそばだてたい」と抱負。掲げた公約の中では、自治基本条例の制定が遅れているが、その他はおおむね実現しているという。【沢田石洋史】
毎日新聞 2006年11月22日
498
:
片言丸
:2006/11/22(水) 15:26:42
上田知事:相次ぐ談合事件「底流には選挙」−−会見で言及 /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20061122ddlk11010523000c.html
談合など地方自治体で相次ぐ不祥事について、上田清司知事は21日の定例会見で「底流には選挙がある」と述べ、選挙で特定の支持者との癒着を排除する方策が重要との考えを示した。全国知事会に設置される談合防止プロジェクトチームの座長就任を打診されていることも明らかにし、受諾する意向を示した。
一方、県警が摘発した飯能県土整備事務所発注土木工事を巡る談合事件に関しては「初めての電子入札で不慣れな時期。いろんなことを(業者側に)教えてしまった」などと述べ、県の制度運用が不完全だった可能性を示唆した。【高本耕太】
毎日新聞 2006年11月22日
499
:
片言丸
:2006/11/22(水) 15:45:46
無断入党手続き問題:自民の衛藤征氏事務所、新たに別の元町長も /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20061122ddlk44010589000c.html
自民党の衛藤征士郎・衆院議員(大分2区)の事務所が元町長ら2人の入党手続きを本人に無断で進めた問題で、別の元町長についても同様の入党手続きをしていたことが21日、分かった。
同事務所によると、大分2区内の支部から今年6月、この元町長が入党を了解したとの連絡を受け、事務所が認め印を押し、入党手続きをしたという。事務所は「支部を信用していた」として、本人の意思確認をしていなかった。党員名簿からの抹消手続きをする。
同事務所での無断入党手続き発覚はこれで3人目。いずれも党勢拡大キャンペーン(5〜6月)期間中に起きている。同事務所は、大分2区内でのキャンペーン期間中の入党について、本人の意思確認がなされているかどうかチェックを始めた。【藤原弘】
毎日新聞 2006年11月22日
500
:
片言丸
:2006/11/22(水) 17:48:31
秋田の首長ら340万円返還へ 交際費で祝い金、不適切
2006年11月22日16時52分
http://www.asahi.com/national/update/1122/TKY200611220300.html
秋田県内の23市町村の首長が政治資金パーティーなど特定の政党や政治家の会合に交際費から祝い金などを支出していた問題で、秋田市長ら22人が「不適切だった」として各自治体に返還することを決めた。朝日新聞社の集計で返還額は267万1217円。同様に、18市町村の議長や前議長も返還を決めた。それも合わせると総額で340万1217円に上る見通しだ。
首長らは、政治資金パーティーなどへの公費支出は「行政の政治的中立性の要請に反する」として、02年12月に大阪高裁が違法とした判例を根拠にした。
首長が公費支出していたのは、県内25市町村のうち五城目町と八郎潟町を除く23市町村。このうち鹿角市を除く22市町村の首長が返還を決めた。
この問題では、議長も同様の公費支出をしていたことが発覚。「市長の交際費返還に伴い、市当局と議会の予算執行の統一性を図るべきだ」として、現任期中(03年5月から)に支出した議長と前議長の支出分計13万円の返還を決めた秋田市議会をはじめ、21日現在で県内18議会の議長らが返還する意向だ。総額は計73万円に上る見通し。
501
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/23(木) 10:54:28
知事が改めて辞職を否定…問責決議案可決ドキュメント 讀賣宮崎
8・35 安藤知事が公用車で知事公舎を出発
8・50 県庁本館に到着。報道陣からの質問を振り切るように終始無言のまま知事室へ
9・00 社民党県連合の鳥飼謙二代表ら8人が、安藤知事に辞職を求める申し入れ書を提出
9・30 議会運営委員会(議運)開始。社民党が安藤知事の辞職勧告決議案を日程に追加するよう提案
9・45 議運中断。社民の提案を各会派に持ち帰り、会合で検討。自民党の会合で、坂元裕一議長が問責決議の議長案を示す
10・25 議運再開。社民の提案に公明、民主が難色。自民が代案として、問責決議案を日程追加するよう提案
10・40 議運中断
11・45 代表者会議始まる。自民の提案に他3会派も同調。議長案をたたき台に、議員発議案をまとめる
11・48 安藤知事が、議員らにあいさつをしながら議場入り
11・50 本会議開会。知事の問責決議案を提案し、全会一致で可決
12・10 本会議終了
12・12 安藤知事が退席。報道陣にもみくちゃにされながら知事室へ。「(真摯(しんし)に受け止めるという)議会の答弁通り。知事の仕事を一生懸命続けていきたい」と、辞職を改めて全面否定
12・34 問責決議案が可決された後、男性職員の一人は「突然、決議が出て驚いたが、これだけ世間を騒がせたら仕方ない」と硬い表情
12・37 山口哲雄代表(民主党県議団)は「議会の総意としてなし得る最大限のことだった。現状を傍観しているわけにはいかない」
12・37 坂元議長が記者団に「辞職勧告決議案は難しいと思い、きょうの朝、(たたき台となる)問責決議の案を自分でつくった。何らかの形で議会の意思を示すべきと考えた」
12・40 社民党県議団の控室で満行潤一議員が「全会一致で可決できたことは一定の前進と評価している。しかし、厳しい対応を求めている県民感情を考えて、辞職勧告、百条委設置を各会派に引き続き投げかけていきたい」と強調
12・55 公明党県議団の長友安弘代表は、「議会の対応が甘いという県民感情はよくわかるが、知事の事件への関与が明確でなく、不信任には至らなかった。知事は本来、出処進退を自分で決めるべき。今後は入札制度の見直しを求めていきたい」
17・00 宮崎市の宮崎山形屋前で社民党県連合が街頭宣伝。「知事は納得できる説明責任を果たしておらず、県政に混乱を招いた責任は大きい」と声を張り上げた
■15議案を提案
22日開会した県議会では、会期を12月19日までの28日間と決定、13億4900万円を増額する一般会計補正予算案や、2005年度一般会計決算認定案など、計15議案が提案された。補正後の一般会計予算規模は5841億9000万円。
主な日程は次の通り。
▽28日 本会議(決算認定議案の総括質疑など)▽12月7、8、11、12日 一般質問▽13、14日 常任委員会▽15日 特別委員会▽19日 本会議(委員長報告、採決など)
(2006年11月23日 読売新聞)
502
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/23(木) 10:58:10
知事「受注調整ではない」
2006年11月22日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000611220003
官製談合事件をめぐり、安藤知事は20日の県議会全員協議会で「(業者に)希望があるなら部局に行きなさい、と言ってきた」と発言した。これに関して知事は21日、「受注調整とは言っていない」と述べ、あっせんの趣旨を否定した。関与が取りざたされている収賄容疑については「受け取っていません」と強調した。この日は県の幹部職員3人が逮捕されて以来、初めて県庁外の公式行事に顔を出した。
安藤知事は全員協議会で、競売入札妨害(談合)容疑で逮捕されたヤマト設計(東京都)社長の二本木由文容疑者(56)から、受発注関係の電話がかかっていたことを明らかにした。その上で、二本木容疑者に「知事にそういうことを言うもんじゃない」と伝え、「希望があるなら部局に行きなさい、と言ってきた」と発言した。
知事は21日、県庁で記者団に「受注調整とは一言も言ってない。私のところには、いろんな要請がある。私は県民の声を聞く立場で、要望があれば県の担当の窓口に行ってくれ、と言う。消費生活センターとか、そういう意味です」と説明。「ヤマト(設計)についてだけではない」と強調した。
一方、二本木容疑者から知事の「政治の指南役」だった元国会議員秘書の石川鎮雄容疑者(68)に渡っていた約1千万円の「顧問料」は、知事への事実上のわいろだった疑いが浮上している。こうした収賄容疑に対しては「収賄? わいろ? 何ですか? 私は受け取っていません。まったく分かりませんね」と答えた。
□
安藤知事は21日午前、土木部長ら県幹部3人が16日に競売入札妨害(談合)容疑で逮捕されて以来、初めて庁外の公式行事に出席。自身が運営委員長を務める第11回若山牧水賞の記者会見のため、宮崎市のホテルを訪れた。会見場には多くの報道関係者が詰めかけ、知事の一挙手一投足を見守った。
賞は短歌文学の発展に寄与すると共に、県のイメージアップを図ることを目指しており、今年は東大教授の坂井修一さん(48)と歌人の俵万智さん(43)が選ばれた。
庁外の公務に復帰した感想を問われると、知事は「通常の仕事ですから」とだけ答え、県庁に戻った。
503
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/23(木) 11:12:36
宮崎談合、「工作は出納長指示」と土木部長供述・本人否定
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06112301.htm
宮崎県発注の橋梁(きょうりょう)設計業務を巡る官製談合事件で、県土木部長藤本坦(ひろし)容疑者(59)(競売入札妨害容疑で逮捕)が江藤隆・県出納長(63)からヤマト設計(本社・東京)に受注させるよう指示されたという趣旨の供述をしていることが22日、関係者の話などでわかった。藤本容疑者はこれまで「ある人からの指示」と供述し、実名を挙げることをためらっていたが、「ある人」を江藤出納長と認めるようになったという。県警は指示の内容などについて慎重に捜査を進めている。
藤本容疑者への談合指示について、江藤出納長は「心当たりがなく、全く知らない」と否定している。
調べや関係者の話を総合すると、藤本容疑者は昨年11月に県宮崎土木事務所(宮崎市)が発注した県道災害復旧事業の橋梁設計業務の入札について、江藤出納長からの指示を認め始めたという。
出納長の指示を受け、藤本容疑者は土木事務所長だった柴岡博明容疑者(58)(現土木部次長)に「(上層部の指示で)ヤマトに仕事を取らせてほしい」と指示。上層部の具体的な名前を聞かされていなかった柴岡容疑者は、指示者を安藤忠恕(ただひろ)知事と考え、ヤマト設計が受注できるよう、土木事務所次長だった黒木勝男容疑者(57)(現道路保全課長)に伝えた。
504
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/23(木) 17:24:08
松山で教員ら100人動員 政府の教育改革TM
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006112301000192
2004年5月15日に松山市で開かれた政府主催の教育改革タウンミーティング(TM)で、文部科学省が愛媛県教育委員会を通じて教員など県教委関係者約100人を参加者として動員していたことが、23日分かった。会場に集まった431人の約4分の1が県教委関係者で占められていたことになる。政府関係者が明らかにした。
このTMでは、教育基本法改正に賛成する「やらせ」質問があったことなどが既に明らかになっているが、この質問者が動員された現職教員だったことも新たに判明。お手盛りの運営ぶりが、あらためて浮き彫りになった。
政府側の働き掛けによる大量動員は、同年6月の青森市での地域再生TMでも発覚している。松山のTMでは、先に県教委が教員ら約100人に出席要請したことが判明。実際に出席していたか、調査が進められていた。
関係者によると、04年4月ごろ、文科省が県教委にTM参加者の取りまとめを依頼。県教委は現職教員、県教委事務局員、教員OB、教育事務所職員らに参加申請するよう呼び掛け、約100人が応じた。県教委は住所、氏名、電話番号などの個人情報を記載した応募リストを国に提出した。
当日のTMには河村建夫文科相(当時)、鳥居泰彦中央教育審議会会長らが出席。やらせ質問をした教員は「新しい時代にふさわしい教育基本法となるよう改正することが必要ではないか。50年、100年先を見据えた教育の在り方についてお聞かせ願いたい」などと、文科省の指示通りに発言した。
県教委幹部は「呼び掛けに応じた教員らは実際に出席していたと考えられる」と認める一方「応じたのは自発的意思のはずだ」とし、問題はないとの認識を示している。
505
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/24(金) 11:45:34
「尻尾切りは困る」 柴岡容疑者上層部関与追及訴え
2006年11月24日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200611240101
県発注の橋設計業務入札をめぐる官製談合事件で、県土木部次長柴岡博明容疑者(58)=競売入札妨害容疑で逮捕、送検、宮崎市佐土原町下那珂=が、県警捜査2課の調べに「トカゲの尻尾(しっぽ)切りで捜査を終わらせないでほしい」と供述していることが23日、分かった。
県幹部の逮捕から1週間。“天の声”の出所をたどる取り調べには、逮捕された幹部より上の関与を指摘する供述も出始め、県警は慎重な捜査を続けている。
県警は落札業者を指示する天の声が安藤知事を含む県上層部から出たと見て、天の声が最後に伝わったとされる測量・設計業者8人=競売入札妨害容疑で逮捕、送検=から供述の積み上げを始め、「“伝言ゲーム”を逆から組み立てるような地道な捜査」(捜査幹部)を進めている。供述の共通点や矛盾点を洗い出しながら、県土木部長藤本坦容疑者(59)=同、宮崎市生目台東5丁目=が柴岡容疑者に指示を出した時点までは供述で明らかにしている。
ただ、藤本容疑者以下、逮捕された同部道路保全課長黒木勝男容疑者(57)=同、高鍋町持田=や業者8人は直接の上下関係の中でしか天の声を聞いていないとされ、藤本容疑者は「上から頼まれた」と供述しながらも、具体的に上層部を名指ししていないという。
柴岡容疑者は県警の調べに、「(直属の上司の)藤本容疑者から指示を受けたが、知事から直接指示を受けたわけではない」と供述。一方で、「上からというのは知事と認識していた」とほかの関係者に話していたことも分かっている。藤本容疑者や自身の逮捕に関して「トカゲの尻尾切りで捜査を終わらせないでほしい」と供述し、藤本、柴岡両容疑者は天の声の“伝言ゲーム”の末端だったことを説明。出所は藤本容疑者よりも高い階級の上層部で、主導的に官製談合を成立させたことをほのめかしている。
506
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/24(金) 11:54:30
発言依頼は約80回
内閣府調査 全開催のほぼ半数
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20061124/mng_____sei_____003.shtml
政府主催のタウンミーティングをめぐる「やらせ質問」問題で、小泉内閣時代に開かれた全百七十四回のうち、半数近い八十回前後で事前の発言依頼が行われていたことが二十三日、内閣府の調査で分かった。
過去の開催報告書などの内部資料から判明した。発言者の確保は、開催地の自治体や教育委員会に依頼する形で行われており、内閣府は実際に発言してもらったかどうかや、政府の意向を反映した内容の発言案を渡して発言してもらう「やらせ」の有無を確認するため、関係先への聞き取り調査を進めている。
これまでの調査では、教育改革をテーマにした八回の集会のうち五回で、発言案に沿って意見を述べてもらった「やらせ」を確認。
教育改革以外のテーマでの二十五回では、議論の問題提起として、司会者が指名した上で発言してもらい、五千円の謝礼を支払ったことが分かっている。
ほかの多くの集会でも、「やらせ」ではなくても発言内容を特定せずに口火を切ってもらったり、誰も手を挙げなかった場合に発言するよう頼んでおく手法が取られていたとみられる。
内閣府が設けた専門家らによる調査委員会は二十四日、現場の作業チームから中間報告を受けた上で、その後の調査方針を決める。
■松山 教委関係100人動員
二〇〇四年五月十五日に松山市で開かれた政府主催の教育改革タウンミーティング(TM)で、文部科学省が愛媛県教育委員会を通じて教員など県教委関係者約百人を参加者として動員していたことが、二十三日分かった。会場に集まった四百三十一人の約四分の一が県教委関係者で占められていたことになる。政府関係者が明らかにした。
このTMでは、教育基本法改正に賛成する「やらせ」質問があったことなどが既に明らかになっているが、この質問者が動員された現職教員だったことも新たに判明。お手盛りの運営ぶりが、あらためて浮き彫りになった。
政府側の働き掛けによる大量動員は、同年六月の青森市での地域再生TMでも発覚している。松山のTMでは、先に県教委が教員ら約百人に出席要請したことが判明。実際に出席していたか、調査が進められていた。
関係者によると、〇四年四月ごろ、文科省が県教委にTM参加者の取りまとめを依頼。県教委は現職教員、県教委事務局員らに参加申請するよう呼び掛け、約百人が応じた。県教委は住所、氏名、電話番号などを記載した応募リストを国に提出した。
当日のTMには河村建夫文科相(当時)らが出席。やらせ質問をした教員は「新しい時代にふさわしい教育基本法となるよう改正することが必要ではないか」などと、文科省の指示通りに発言した。
県教委幹部は「呼び掛けに応じた教員らは実際に出席していたと考えられる」と認める一方「応じたのは自発的意思のはずだ」としている。
507
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/24(金) 12:20:55
平越孝哉氏
和歌山県知事が対立候補下ろし依頼?逮捕の会長が現金
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061124i401.htm
和歌山県発注工事を巡る談合事件で逮捕された同県海南市の建設会社「丸山組」会長・田渕利都(としくに)容疑者(80)が、2004年8月の知事選に出馬意欲を見せた自民党県議を抑えるため、同年春ごろ、県議と親しい県議OB(故人)に数百万円を渡していたことが大阪地検特捜部の調べでわかった。
知事の木村良樹容疑者(54)(逮捕)から「県議を抑えてほしい」と依頼を受けていたといい、現金を渡した日時などが、押収された田渕容疑者の日記に記されていた。知事選を巡り、具体的な金銭のやりとりが表面化したのは初めて。
調べや関係者によると、04年3月、当時、自民党県連幹事長だった県議が知事選への出馬意欲を見せたため、再選に危機感を抱いた木村容疑者は田渕容疑者に「この県議に影響力を持つ県議OBに働きかけてほしい」と依頼。田渕容疑者は、和歌山市内の県議OBの自宅に出向き、現金を手渡したという。
県議は同年5月、安倍首相(当時、自民党幹事長)ら党本部幹部の仲介を受け入れる形で立候補断念を表明。自民党は木村容疑者を推薦。知事選は共産党推薦候補に約20万票の大差を付けて再選された。
田渕容疑者の日記には、推薦が決まった同時期に、木村容疑者と3回面会したことも記載されていた。
(2006年11月24日3時2分 読売新聞)
508
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/25(土) 23:03:12
吉田町夏祭り祝儀 聴取8町議立件見送り7人「引責辞任しない」 讀賣静岡
地元の夏祭りの参加者に個人名義の祝儀を渡していたとして、吉田町の複数の町議が公選法違反容疑(寄付行為の禁止)で牧之原署から事情聴取を受けた問題で、現金を渡した町議らが24日記者会見し、同署から立件の見送りを伝えられたことを明らかにした上で、引責辞任しない考えを示した。
会見には、現金を渡したとされる8議員のうち7人が出席。冒頭で、増田宏胤(たね)議長が「今後、二度とこのようなことがないよう深く反省し、法令順守を徹底したい」と謝罪した。8議員は1人当たり現金十数万〜1万数千円を町内会の屋台や踊り子に渡したことを認めたが、事情聴取されたもう1人の別の町議は、現金を渡していなかったという。
町議らは22〜23日、同署に個別に呼び出され、立件見送りが伝えられた。その後、それぞれの町議が「公選法の趣旨を踏まえ、寄付行為は一切行わない」などとする誓約書を同署の礒部悦蔵署長あてに提出したという。
責任問題については、1町議が態度を保留しているが、ほか7町議は議員を辞職しない考えを示した。理由として、「(来年4月の)統一地方選で町民の審判をいただきたい」(増田議長)、「任期を満了していくことも一つの責務」(本橋和野副議長)、「議会ではやるべきことがあるので、放り投げるわけにはいかない」(良知義弘議員)などと述べた。
また、「町長は慣習を利用して無差別に祝儀をばらまいた。町議は必要最小限の所に渡したので処分に違いが出た」などと、27日付で失職する田村典彦町長との違いを強調する町議もいた。
吉田町長選は12月19日告示、24日投開票される。田村町長の出馬は可能だが、これまで出馬の意思を明らかにしていない。仮に出馬し当選した場合、任期は来年4月29日までとなり、改めて来年4月の統一地方選で町長選が行われる。出直し町長選で新人が当選した場合は、来年4月の選挙は行われない。
(2006年11月25日 読売新聞)
509
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/25(土) 23:04:59
京大にもやらせ質問 タウンミーティング 讀賣京都
2002年11月に京都市内で開かれた政府の「大学発タウンミーティング」で、内閣府が開催前に共催の京都大に対し、質疑の冒頭の質問者の推薦を依頼し、3種類の“模範質問”を提示していたことがわかった。京大側は事前に学内の教授を選んで内閣府に氏名などを伝えたうえで、この教授が会場で依頼通りの質問をしていた。
京大によると、「ベンチャー企業の創出は日本経済の活性化のために必要であると思うが、政府としてはどのような取り組みを行っているか」との質問を選んで内閣府に事前通告。こうした質問持ちかけについて当時、内閣府は「議論を活発にするため」と説明していたという。
さらに、参加申し込みが少なかったことから、内閣府は京大に90人分の参加者リストを要請。京大は学内関係者ら25人分の氏名などを提出したという。
このほか、05年11月に同市内で開かれた「親子タウンミーティング」でも、京都市教委が内閣府と話し合ったうえ、小、中学生、高校生と大人計5人の質問者を確保。名前、質問の趣旨などを事前に内閣府に伝えたという。当日は、このうち4人が「京都の伝統産業を受け継ぐにはどうすれば」などと質問した。
内閣府大臣官房タウンミーティング担当室は「現在調査中で個別の案件には答えられない」としている。
(2006年11月25日 読売新聞)
510
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/25(土) 23:21:52
04年知事選買収疑惑:原・郡山市長、裏金授受を否定 「聴取受けていない」 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20061125ddlk07010320000c.html
04年知事選での買収疑惑に関し、原正夫郡山市長は24日の定例会見で、「私はそういうことはなかったというふうに思っている」と述べ、裏金授受を否定した。原市長は04年9月の知事選当時、県議で自民党県連幹事長を務めており、佐藤栄佐久前知事の選対幹部だった。
原市長は買収疑惑について、「私がコメントする立場ではない」と捜査中を理由に回答を避けたが、検察の事情聴取を受けたかについては、「受けていない」と明確に否定した。
一方、後援会が主催したパーティーを巡る政治資金規正法違反事件で、後援会が罰金30万円を命じられ、大高善兵衛会長が引責辞任したことについて、「このような結果で会長を辞職されるのは大変残念なこと」と述べた。【福沢光一】
毎日新聞 2006年11月25
511
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 12:15:36
運営スタッフを過剰配置 内閣府「水増し」調査へ
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006112501000506
「やらせ質問」が問題となった政府主催の教育改革タウンミーティング(TM)で、過剰な運営スタッフが契約上、雇用されていたことが25日、内閣府の資料で明らかになった。スタッフ数が参加者の3割超に当たるケースもあった。内閣府は突出したケースについて、経費の水増しの有無などを調査する方針だ。
スタッフが参加者の3割を超えたのは、2004年10月の和歌山市(参加者354人)の110人、同年11月の大分県別府市(同312人)の107人、05年6月の静岡市(同340人)の108人。過剰な要員配置が、計7回の教育改革TM(資料がない06年9月の青森県八戸市を除く)の1回当たり平均経費約960万円という「高コスト」につながったといえそうだ。
静岡市のTMでは、閣僚1人、有識者2人の計3人の登壇者に対し、送迎用ハイヤー(1台当たり費用3万円)を契約上15台使用していたことも分かった。ほかの6回は6−4台しか使っていなかった。
TM運営については、内閣府が想定する参加者や作業内容を示し、大手広告代理店が1回当たり経費を入札して契約。契約した代理店は入札時に設定した「会場整理」など100数10項目の単価に、当日の作業人数をかけて最終的請求額を決めた。
このほかの教育改革TMのスタッフ人数は、03年12月の岐阜市(参加者473人)80人、04年4月の山形県米沢市(同389人)71人、同5月の松山市(同431人)79人、05年3月の松江市(同422人)95人だった。
512
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 14:26:36
タウンミーティング、鹿児島でも質問依頼…国交省要請
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061126i401.htm
内閣府主催の「タウンミーティング」での「やらせ質問」問題で、大阪市や鹿児島市などで開かれたタウンミーティングでも政府側が事前に質問を依頼した人が一般の参加者に交じって参加していたことが25日、読売新聞社の調べで分かった。
鹿児島のケースでは、国土交通省が質問者の確保や会場への職員動員を具体的に要請しており、内閣府と文部科学省以外でも、質問依頼を行っていた実態が浮き彫りになった。
読売新聞社の調べでは、2002年11月に産官学連携などをテーマに京都市で行われた「大学発タウンミーティング」(内閣府と京都大の共催)で、内閣府が事前に用意した質問案に沿って1人が質問を行っていた。このケースは、教育改革以外をテーマとしたタウンミーティングで「やらせ」が見つかった初めての例だ。
また、質問案提示はしないものの、事前に質問依頼した人が一般参加者として参加したケースとして、今年8月の「道州制」タウンミーティング(北海道稚内市)、同7月の「道州制」(大阪市)、同7月の「子どもを犯罪に巻き込まない地域づくり」(大津市)、05年7月の「災害に強い地域づくり」(鹿児島市)などが新たに判明した。
一方、会場への自治体職員の動員依頼については、新たに04年9月の経済関係をテーマにしたタウンミーティング(鹿児島市)で、内閣府が「100人動員してほしい。業界関係者が望ましいが、県職員でもいい」などと依頼していたことがわかった。これに対し、鹿児島県側が職員100人、団体関係者13人のリストを事前に提出していた。
また、05年7月に防災をテーマにした鹿児島市のケースでは、国交省九州地方整備局が、鹿児島県土木部に、参加者の募集と「防災を絡めた質問を依頼するように」と要請し、人数を指定したうえで県職員の動員も求めていた。
こうした実態を踏まえ、内閣府の「タウンミーティング調査委員会」は27日に、各省庁と地方自治体からの聞き取り調査の中間とりまとめを公表する予定だ。
(2006年11月26日9時51分 読売新聞)
513
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 14:42:48
大成建設ダンピング落札?・・・沖縄総合事務局発注工事で 讀賣沖縄
内閣府沖縄総合事務局が発注した那覇港の海底トンネル工事を今年9月、予定価格の68・3%で落札したゼネコン大手「大成建設」(東京都新宿区)に対し、内閣府が安値落札の理由について説明を求めたところ、同社が下請け業者に請け負わせる価格を実際より1億円程度も安く抑えた報告をしていたことが分かった。内閣府は安値落札のしわ寄せが下請けにいきかねないと判断、「差額は自社で負担する」とする異例の誓約書を大成建設に提出させた。
問題の工事は、9月21日に一般競争入札で行われた「那覇港道路空港線沈埋函(ちんまいかん)7号函製作工事」。大成建設が予定価格34億9197万円を大きく下回る23億8600万円で落札した。
(2006年11月26日 読売新聞)
514
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 15:08:38
みやにち、必死だな
「知事への贈賄」指摘も 指南役受領の1000万円
2006年11月26日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200611260105
県発注の橋設計業務入札をめぐる官製談合事件で、落札した東京都の設計コンサルタント会社「ヤマト設計」社長の二本木由文容疑者(56)=競売入札妨害容疑で逮捕、送検=は、安藤知事の威光を借りて県内の業界を仕切ろうとしていた構図が浮かび上がっている。
二本木容疑者は、知事の政治指南役で元政治団体役員の石川鎭雄容疑者(68)=同=に計約1千万円の資金を提供していたと供述、県内の法律専門家からは資金が知事へのわいろにあたるのではと指摘する声もあり、石川容疑者の果たした役割の解明などが重要となる。
二本木容疑者は県警の調べに、石川容疑者の処遇について「知事から『面倒を見てくれ』と頼まれた」と供述。実際に毎月80万円(途中で10万円に変更)、計約1千万円を顧問料名目で提供していた。この資金の流れから知事に、単純収賄や受託収賄、第三者供賄などの容疑が取りざたされている。
法律専門家によると、この1千万円について石川容疑者が自分のために使わず知事の政治活動のために使われたとすれば、知事と石川容疑者の経済的一体性が認められ二本木容疑者を贈賄側とする単純収賄が成立、さらに二本木容疑者から優先受注の依頼など請託を受ければ受託収賄になる。
また、知事が自分で払うべき石川容疑者への指南役としての対価など債務を二本木容疑者に肩代わりさせたという見方もある。その場合、資金の使途は関係なく知事は「債務を負担させた」という利益を得るため単純収賄が成り立つが、知事と石川容疑者の間に債務があることが前提となる。
石川容疑者が知事の威光を借りて業者などへ働き掛け、二本木容疑者に便宜を図るなどしていなければわいろに当たらず、単に顧問料をもらっただけになるとの指摘もある。
515
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/28(火) 00:56:11
タウンミーティング経費、初年度前期は突出2400万
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061127it15.htm?from=top
政府主催のタウンミーティングが始まった2001年度前期の広告料を含む運営経費が1回平均約2400万円に上り、02年度以降を大きく上回っていたことが、内閣府のタウンミーティング調査委員会(委員長・林芳正内閣府副大臣)が27日にまとめた中間報告で明らかになった。
中間報告によると、全174回のタウンミーティングの運営について01年度以降、広告会社2社と計8回契約を交わした。
このうち、01年度前期は「緊急開催」を理由に16回の運営を随意契約とした。企画競争入札だった01年度後期(36回)の平均経費は約1500万円で、一般競争入札となった02年度以降(122回)は約720万〜約1280万円だった。林氏は記者会見で「01年度前期の運営経費は高いので、精査したい」と述べた。
中間報告は、「やらせ質問」が判明した教育改革タウンミーティグ以外でも政府側が質問者を事前に把握していたケースがあると明記したが、質問依頼の有無などに関する詳細の公表は先送りした。一方、事前に依頼を受け、氏名や経歴を紹介されたうえでの発言は81回、282人で、うち謝礼を払ったのは公表済みの25回、65人以外は確認できないとした。
自治体職員などの動員では、8回のうち6回で動員依頼の判明した教育改革タウンミーティング以外は調査中とした。
調査委は、12月15日までの今国会中の最終報告の策定・公表を検討する。
(2006年11月27日23時4分 読売新聞)
516
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/28(火) 02:54:28
出納長の立件へ詰め 宮崎県官製談合事件
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=main&NWID=2006112701000581
宮崎県の官製談合事件で、逮捕された土木部長藤本坦容疑者(59)が同県の江藤隆出納長(63)から談合の指示を受けたと供述していることが27日分かった。宮崎県警捜査2課は、江藤出納長が談合にかかわっていた可能性が高いと判断。出納長立件に向けた詰めの検討を始めた。同課はさらに安藤忠恕知事(65)の関与の有無についても調べを進める。
江藤出納長は「私自身にそういう覚えはない」と談合へのかかわりを全面的に否定。安藤知事も出納長の関与について「絶対ないと思う」としている。
調べでは、藤本容疑者らは昨年十一月、県宮崎土木事務所が発注した災害復旧工事に伴う橋設計業務の入札で、二本木由文容疑者(56)が経営するヤマト設計に落札させるよう談合した疑い。
藤本容疑者は業者選定について当初「上の意向だった」と供述。その後、江藤出納長の名前を挙げ具体的な供述を始めたという。このため、捜査2課は江藤出納長の事件への関与は極めて濃厚とみている。
藤本容疑者は江藤出納長の指示を受け、土木事務所長だった県土木部次長柴岡博明容疑者(58)にヤマト設計に仕事を取らせるよう指示したとみられる。
この事件では、二本木容疑者が安藤知事に仕事が受注できるよう依頼したと供述。昨年秋ごろ、県側からヤマト設計宮崎支店に「5000万円ほど仕事を受けませんか」と打診があったことも判明した。実際にヤマト設計は昨年十月から年度末までに7件の設計業務を落札、契約総額は約5100万円だった。
517
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 00:18:39
前福島県知事の弟ら8人を在宅起訴 公選法違反
http://www.sankei.co.jp/news/061129/sha000.htm
前福島県知事の佐藤栄佐久被告(67)=収賄罪で起訴、保釈=が5選を果たした平成16年の知事選をめぐり、佐藤被告への票の取りまとめを依頼し、現金を渡すなどしていたとして、福島地検は28日、公職選挙法違反(買収、被買収)の罪で、佐藤被告の実弟、佐藤祐二被告(63)=同罪などで起訴、保釈=や飛田新一県議ら計8人を在宅起訴した。
候補者だった佐藤被告については、買収への直接的な関与はないとして立件が見送られた。
東京地検特捜部が福島県発注工事の談合事件を捜査する過程で買収疑惑が浮上。市民団体からの告発状を受理し、福島地検が捜査していた。
起訴状などによると、祐二被告らは知事選直前の16年7〜8月にかけ、佐藤被告陣営の選対幹部だった飛田被告らに票の取りまとめを依頼し、現金計約2300万円を渡した。
知事選では佐藤被告が対立候補に約60万票の大差をつけて当選していた。
(11/29 00:00)
518
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 00:22:38
あ、終わりなのかホントに。
佐藤前知事の弟ら8人、公選法違反罪で在宅起訴
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000111-yom-soci
福島県ダム汚職事件で起訴された佐藤栄佐久前知事(67)の実弟、佐藤祐二被告(63)(競売入札妨害罪と収賄罪で起訴、16日に保釈)が、2004年の福島県知事選の直前、県議らに現金計2275万円を渡したとして、福島地検は28日、祐二被告を公職選挙法違反(買収、事前運動)の罪で福島地裁に在宅起訴した。
現金を受け取った前知事選対幹部の飛田新一・福島県議(49)(自民)ら7人も、同法違反(被買収など)の罪で同地裁に在宅起訴した。
栄佐久被告や他の県議については、「買収への関与が認められない」(福島地検)として立件を見送った。8人は起訴事実を大筋で認めているとみられる。
(読売新聞) - 11月28日23時14分更新
519
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 00:50:41
「裏金」告発受理前知事陣営在宅起訴へ総額3000万の分配先焦点 讀賣福島
佐藤栄佐久前知事(67)の実弟、佐藤祐二被告(63)が、2004年知事選で県議らを買収したとされる疑惑は、県市民オンブズマンが提出した告発状を27日、福島地検が受理したことで、同地検が東京地検特捜部から捜査を引き継ぐことになった。福島地検は近く、祐二被告と当時の前知事の陣営関係者の在宅起訴に踏み切るとみられる。
04年知事選を巡っては、祐二被告が県発注工事を受注したゼネコンなどから計2億円近い裏金を集め、このうち少なくとも約3000万円を県議や選対支部幹部らに分配した疑いがもたれている。現金の額は1人あたり数十万〜数百万円とされる。特捜部は、知事選を巡る前知事側と建設業者の癒着が県汚職事件の背景にあったとみて、祐二被告や県議らから事情聴取を進めてきた。
県市民オンブズマンが提出した告発状は、祐二被告と、祐二被告から現金を受け取った「氏名不詳者」が、買収、被買収の罪にあたるとし、速やかな刑事処分を求めている。福島地検は今月7日に告発状の提出を受けたが、東京地検特捜部が捜査を進めてきたため、告発状を受理し、福島で捜査を引き継ぐかどうかについて仙台高検と慎重に協議を続けていた。
福島地検の片岡康夫次席検事は27日の会見で、告発状を受理した理由について「所定の要件を備えている」とだけ説明。今後の捜査の進め方についても、「スタートラインに立ったばかり」だとし、新たに関係者の事情聴取をするかどうかなどについて具体的に言及しなかった。
告発状の受理を受け、県市民オンブズマン代表の広田次男弁護士は、「迅速にして厳正な捜査を遂行されることを心から期待する」とのコメントを出した。
祐二被告については、競売入札妨害と収賄罪で東京地裁に起訴されており、福島地検が公選法違反の罪で福島地裁に起訴すれば、公判は東京・福島の両地裁で行われることになる。ただ、検察官または被告人の請求があれば、事件は一つの裁判所に併合することができる。
04年知事選の買収疑惑を巡っては、県市民オンブズマンが全県議56人を対象にアンケート調査を実施し、今月21日までに回答があった37人全員が「潔白」を表明した。回答のなかった19人は全員、自民党所属だった。
県議会11月定例会はあす29日に開会する。買収疑惑に関連し、自民党県連の遠藤忠一幹事長は27日、「(起訴された議員は)早急に議員辞職し、離党もしてもらう」と改めて厳しい見解を示した。
(2006年11月28日 読売新聞)
520
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 02:01:09
知事「落札率なぜ高い」
2006年11月28日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000611280003
県発注工事の入札を巡る官製談合事件に絡み、安藤知事は27日、県工事の落札率(予定価格に対する落札価格の割合)の高さに触れ、「なぜ高いのか。納得のいく説明が担当部署からない」と問題視する姿勢を見せ、入札制度のあり方を抜本的に見直す考えを明らかにした。県土木部によると、05年度に同部が発注した公共工事の落札率の平均は96・62%と高率で、全国の公共工事の落札率を調べている市民団体も「談合疑惑度が高い」と指摘してきた。
一方、安藤知事は事件への関与を改めて否定し、辞職する考えがないことも重ねて表明した。
土木部管理課によると、05年度の同部発注公共工事の入札は2227件。うち一般競争入札は15件で落札率は95・2%、指名競争入札は2212件で落札率は96・82%だった。04年度の落札率平均は97・5%だった。
全国市民オンブズマン連絡会議のまとめでは、05年度の県発注工事(1億円以上)170件のうち124件で落札率が95%以上だった。「落札率95%以上の工事は談合の疑いが強い」と同会議は指摘しており、県の談合疑惑度は「全国最悪レベル」としている。
今回、土木部長ら幹部職員3人が逮捕された工事設計の入札は、94・1%の落札率だった。
安藤知事は県庁内で記者団に囲まれ、「落札率がなぜこんなに高くなるのか、と土木部に聞くが、私が納得するような説明がない。適正にやってますと。それだけです」と答えた。
背景について、「土木部は土木部の、歴史か何かあるんですかね。以前の県政の公共事業に対する歴史は無視して、思い切って(改革を)やらないといけないと思っている」と前県政から続く問題との認識を示した。
その上で、「改善はしなくちゃいけないとは十分認識していて、その方向でやっていることは間違いないが、徹底してやらなきゃいけない。特に今回の(事件の)ことを考えると」と、県工事を巡る入札を抜本的に見直す考えを明らかにした。
県は今年度から談合対策として、一般競争入札の対象を従来の「予定価格2億円以上」から「同1億円以上」に引き下げたが、「1億円未満」は指名競争入札のままになっている。
官製談合事件への関与も取りざたされている安藤知事だが、進退については「絶対、退くようなことはやってませんから。まったく考えてません」と述べ、辞職する意思のないことを強調した。
521
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 02:19:39
「夢であってほしい」 安藤知事が涙浮かべ議会答弁
2006年11月28日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200611280108
県議会11月定例議会は28日、総括質疑を行った。官製談合事件で県幹部3人が逮捕されたことについて答弁を求められた安藤知事は「夢であってほしい」と語り、涙を浮かべ、言葉を詰まらせた。
社民党県議団の外山良治議員は、逮捕された3人が上層部の指示で談合を行ったと報じられていることについて触れ、「県職員3人に対する思いについて伺いたい」と質問。
知事は「職員とその家族のことを思うと、夢であってほしいという思いでいる」と声を詰まらせ、おえつを飲み込むようにしながら「極めて心痛を持って毎日を過ごしている」と続けた。
また、各質問議員から抜本的な談合対策を求められたことを受け、一定要件を満たせば業者が自由に参加できる条件付き一般競争入札の拡大や電子入札の全面実施などの入札制度改革を早急に行う考えを示した。
522
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 02:21:12
知事の意向で後援会統括 石川容疑者
2006年11月28日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200611280101
県官製談合事件で官民の調整役とされる元政治団体役員石川鎭雄容疑者(68)=競売入札妨害容疑で逮捕、送検=が2003年8月に安藤知事の意向で後援会県連合会の統括事務局長に就任したことを当時の複数の後援会関係者が証言した。
その後、石川容疑者は同連合会の事務所で建設業者らと面会していたという。知事はこれまで、「(統括事務局長は)本人が勝手に名乗っていたのではないか」などと関与を否定している。
関係者によると、知事は当選後の03年8月、「いい人がいるから」などと当時の事務局長に退任を求めたほか、「今度は(政治活動に)詳しい人に事務局長をやってもらう」と周囲に説明。同8月25日ごろに、知事の政治指南役である石川容疑者が統括事務局長に就任した。
石川容疑者は知事とのパイプ役であることをちらつかせ、就任から約2週間、宮崎市内の事務所で県外の大手、中堅ゼネコンや県内業者から「石川詣で」を受けた。
しかし、同連合会内部から石川容疑者の退任要求が噴出。知事は「私が頼んだから、私が断らないと(石川容疑者は)退かないでしょうね」などと漏らしたという。関係者の一人は「知事は石川から経済援助を受けていたから」と就任劇の内情を語る。
石川容疑者は過去、2人の県選出国会議員の事務所を渡り歩き、次第に政治の裏舞台での地位と“金脈”を築いたとされる。
523
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 16:30:32
ちゃんと仕事せよ>地検
前知事5選の陰に裏金
公選法違反で前知事実弟や県議ら8人在宅起訴 讀賣福島
県政史上初の知事5選の陰で、2000万円を超す裏金が買収に使われていた。2004年知事選を巡る買収疑惑で、福島地検が28日、公職選挙法違反の罪で在宅起訴したのは、佐藤栄佐久前知事(67)の「裏の金庫番」と言われた実弟の佐藤祐二被告(63)と、前知事陣営の“キーマン”だった私設秘書や選対本部・支部の幹部ら。談合事件に始まった県庁を巡る一連の捜査はこれで終結する見通し。県議でただ1人起訴された飛田新一容疑者(49)(自民、郡山市選出)は同日、県議の辞職願を提出し、許可された。
総額2275万円の買収資金の受領額は、各容疑者それぞれ、▽飛田新一=555万円▽私設秘書・馬場幸蔵(53)=100万円▽前知事の総合選対本部長で会社役員・坪井孚夫(76)=200万円▽総合選対常任幹事で同・倉島光一(69)=100万円▽選対地区担当で会社役員・佐藤和也(60)=600万円▽同、無職大野敦弘(51)=220万円▽同、会社役員日下健一(58)=500万円。
福島地検の片岡康夫・次席検事は「ほかに起訴すべき人物はおらず、追起訴の予定もない」とし、公選法疑惑について事実上の“終結宣言”をした。
関係者によると、前知事陣営で金を中心的に管理していたのは、馬場容疑者と祐二被告。馬場容疑者は郡山市にある佐藤栄佐久事務所に私設秘書として常勤。同居する前知事の政治団体「社会政治工学研究会」の職員も兼ね、「表の金庫番」として同研究会の会計実務や、選挙時の収支報告書作成などを事実上、一手に引き受けていた。
飛田、大野、日下、佐藤の4容疑者は選挙の時は県南、相双、会津、県北の各地区を担当。飛田容疑者は前知事の元私設秘書で、ほかの3容疑者も「秘書」と言われていたことがあった。
飛田容疑者は中央大法学部を卒業後、1983年に参院議員だった前知事の私設秘書になり、88年まで務めた。その後、前知事系の政治団体勤務、郡山市議を経て、99年の県議選で当選し、2期目だった。
大野・日下両容疑者は前知事の参院議員時代からの支援者。談合事件に関連し、日下容疑者が経営する郡山市の会社は9月、東京地検特捜部の捜索を受けた。
一方、佐藤容疑者は、前知事のいとこ。祐二被告が社長を務めていた紳士服縫製販売会社「郡山三東スーツ」(本宮町)の本社・工場の土地・建物の一部を、同社が郡山市から移転するまで所有するなど密接な関係にあった。
元県商工会議所連合会長の坪井容疑者は、県内経済界の重鎮として、「佐藤栄佐久連合後援会」会長を務めるなど前知事を長年支えた。坪井容疑者の義理の兄の倉島容疑者も、複数のガソリンスタンドを経営する傍ら、福島地区の後援会幹事長を務めるなどしていた。
(2006年11月29日 読売新聞)
524
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 16:57:32
宮崎談合:「頼母子講の感覚」 出納長に単独取材
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20061129k0000e040072000c.html
宮崎県発注事業を巡る官製談合事件で29日、県警から事情聴取された県庁ナンバー3の江藤隆出納長(63)は、毎日新聞の単独インタビューで、「『天の声』なんてあるはずない」と関与を否定したが、業界内で繰り返される談合については「業者にとって『頼母子講(たのもしこう)』のような感覚」と存在を認めていた。一方、安藤忠恕(ただひろ)知事の関与についても「絶対ないのが安藤県政だ」と強く否定した。主な一問一答は次の通り。【中尾祐児】
−−ヤマト設計社長の二本木由文容疑者(56)との面識は。
出納長室に1人で名刺を置きに年1回ぐらい来た。宮崎に出張してきたというあいさつ程度。「仕事をよろしく」とか言われたことは一切ない。知事に頼まれたこともない。
−−藤本坦(ひろし)容疑者(59)に受注調整を指示したことは。
公共事業にはかかわらない。指名業者の選定について私に決裁権はない。決裁するのは金額に応じて知事や副知事、土木部長だ。(藤本容疑者らの逮捕容疑となった)この設計(落札額724万円)では知事にも上がらない。上がったとしても判を押しただけだろう。仮に私が(土木部に)「資料を持ってこい」と言えば、持ってくるだろうが、そんなことしたら(警察に)やられる。
−−県内に官製談合の体質があるか。
私が出納長に就任以降はあり得ない。誰が取るとか、取らないとかは業界の話。県は土木部が指名するまでが仕事。昔は「これと、これの業者を」とあったかもしれないが、今は指名理由も情報公開される。
−−業界内部の談合の存在は。
あるかもしれない。業者同士は仲がいいわね。業界にとっては「頼母子講」(金銭の融通を目的とする互助的な組合)ぐらいの感覚ですよ。でも(官側に)見返りがあるかどうかが問題。私にはやましいところはない。
−−知事から受注調整を指示する「天の声」を受けて伝えたことは。
「天の声」の言葉の意味が分からない。「ここの会社が最近、仕事が少ないんじゃない」と言っただけで天の声になるのか? 「何とか組を取らせろ」とか出来たら簡単。でも、今の時代、そんなことは出来ない。私には影響力がないから、業者の営業もこない。どうせ(知事の)ライン外やから。
−−知事側から政治コンサルタント料5000万円の提供を受けた石川鎮雄容疑者(68)との面識は。
私が県東京事務所長時代(99〜01年)に、参院議員秘書をしていたというのを聞いた。ほとんど会ったことはない。県庁に出入りしていたのを見たこともない。付き合いがなくてよかった。
毎日新聞 2006年11月29日 12時37分 (最終更新時間 11月29日 12時58分)
525
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 07:36:42
「権力」執着裏金まみれ
栄佐久被告陣営 讀賣福島
「公正公明な県政をするためには、選挙で強いことが大事な要素だ」
栄佐久被告は、県発注工事を巡る談合事件で最初の逮捕者を出した翌日の9月5日、緊急会見でこう語った。この会見で口にした「80万票」は、04年の知事選で陣営が実際に得票目標に掲げた数字だとされる。その前の知事選に当てはめると、実に投票者の87%からの得票が必要な数だった。
和歌山県発注工事を巡って談合容疑で逮捕された同県の木村良樹前知事は、再選が危うかった同年の知事選で支援を受けた建設業者の受注工作をしたとされる。これに対し、栄佐久被告は共産党推薦の新人候補との一騎打ちで、楽勝ムードだった。にもかかわらず、大量得票にこだわった理由を、元県議は「得票率で権力を見せつける必要があった」と解説する。
80万票を達成するため、汗を流したのが、被買収で起訴された私設秘書の馬場幸蔵被告(53)、坪井孚夫(たかお)被告(76)ら2人の総合選対本部幹部、前県議の飛田新一被告(49)ら4人の地区担当だった。票の取りまとめ代などの裏金は2275万円に上っていた。
7被告が受け取った現金を運動員らに渡したかどうかは明らかになっていないが、前知事の陣営関係者の一人はこう明かす。「8月中旬、(7被告の1人から)50〜60万円を2回に分けてもらった。その前の(2000年の)知事選でも30万円くらい受け取った」
裏金の原資は「裏の金庫番」と言われた祐二被告が建設業界から集めたとされる。ある建設会社社長は「地元業者が裏金を毎月積み立て、多い年は1000万円くらい渡した」と話す。建設業界とは“無縁”を装っていた栄佐久被告だが、日常の政治活動費も03年には個人献金総額の3割近くを建設業者が占めるまでになっていた。
04年知事選での法定選挙費用は約3600万円だったが、裏金の総額は2億円に上っていたとみられる。7被告への裏金は選挙運動費用収支報告書には一切、記載されていない。陣営幹部は打ち明ける。「破たんしているのを承知で(ウソの)報告書を出すしかなかった」。栄佐久被告はこの知事選で相手候補に58万票差の70万票で勝利し、県政史上初の5選を果たした。
7被告の中には、談合罪で起訴された辻政雄被告(60)と同様に、かつて前知事の「秘書」を名乗り、建設業界に影響力を持っていた人物も複数いた。
元県議は述懐する。「前知事陣営の幹部は、利権構造の中心にもいた」。知事選で前知事側が建設業界に作った“借り”は談合事件、県ダム汚職事件を生む温床にもなった。
(2006年11月30日 読売新聞)
526
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 07:37:07
自民、飛田被告を除名 讀賣福島
自民党県連は29日、党規委員会を開き、公選法違反(被買収)で在宅起訴され、県議を辞職した飛田新一被告を除名することを決めた。近く総務会で正式決定する。飛田被告は28日、離党届を提出していたが受理されなかった。
委員会では、議員にとって最も順守すべき公選法違反での起訴、会派内調査で虚偽の報告をした――などの理由で厳しい声が相次いだ。先の知事選で党籍を持ちながら同党推薦候補とは別に出馬した元県議の川田昌成氏については離党勧告を行うことも決めた。
また、同県連の遠藤忠一幹事長はこの日、本会議前の各派交渉会の冒頭で「聞き取り調査による(議長への)報告が虚偽だったということ、議会の権威を失墜させたことを深くおわび申し上げる」と謝罪した。県議会本会議では、渡辺敬夫議長が冒頭、「県民の信頼を裏切る行為で県議会を代表して心よりおわび申しあげる。議員一人ひとりの順法意識や倫理観を高めるよう喚起していく」と述べた。
飛田被告の在宅起訴を受け、県議会の一人会派「改進の会」と無所属の計4議員は同日、県議会の解散を渡辺議長に申し入れた。
(2006年11月30日 読売新聞)
527
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 07:45:24
「巨悪は眠っている」…県庁不正経理問題で県議会集中審議 調査結果に批判続出 讀賣長崎
県庁の不正経理問題で、県議会は29日、集中審議を行った。県の外部調査委員会による報告が、裏金作りなどの不正の全容解明に至らなかったことを巡り、議員から「巨悪は眠っている」などと批判が続出。金子知事ら県側は、調査の継続や、職員の意識改革など再発防止の徹底を強調した。
集中審議は、外部調査委の報告書が24日に提出されたのを受け、開会中の定例県議会に合わせて実施。不正経理問題に焦点を絞り、全会派の議員が質問した。
審議では、外部調査委の報告で1999年度以降に計3億3533万円の裏金があったと判明したものの、県の会計担当者や納入業者のほとんどが、帳簿を開示しないなど調査に非協力的だったことに対し「全容解明には程遠く、県民の不信感はとてもぬぐいきれない」などの批判が集中。
裏金の私的流用で懲戒免職となった職員が1人だったことについても「トカゲのしっぽ切りだ」「(不正を)黙っている県職員はひきょう者だ」などと厳しい指摘が相次いだ。
これに対し、金子知事は30日を期限に職員や納入業者に対する調査を継続していることを説明。「不明瞭(ふめいりょう)な部分は出来るだけ残すべきでない。調査に協力する業者としない業者への対応の違いを明確に示す」とし、年内に打ち出す方針の再発防止策については「職員の意識改革に向けた研修の充実、(公金支出を)節約する仕組みを構築する」と述べた。
知事の責任問題や職員の処分に関する追及も相次いだ。県は来週にも弁護士らによる処分委員会の設置を予定しており、金子知事は「県政を預かる者として責任を痛感している。組織に深く根ざした問題であり、指導、監督するべき立場の職員も厳しく処分する方向で検討する」とした。
(2006年11月30日 読売新聞)
528
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 15:47:15
自浄しないで潔白宣言、福島県議会。
県議会:前県議在宅起訴、議会解散申し入れも−−11月定例会開会 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20061130ddlk07010260000c.html
◇議長「信頼裏切る行為」
県議会の11月定例議会が29日開会した。佐藤雄平知事が迎える初の議会となったが、飛田新一前県議が在宅起訴されたことを受け、渡辺敬夫議長が「県民の信頼を裏切る行為であり、心よりおわび申し上げる」と謝罪。閉会後には、改進の会の小澤隆県議と無所属議員の3人が渡辺議長に議会解散を申し入れるなど、事件の余波が続いている。【菊谷隆、坂本昌信】
佐藤知事は、所信表明演説で「談合事件などで失われた信頼を回復するのは容易な道のりではないが、福島県の発展のため全身全霊をささげる」と述べた。
裏金問題では、開会前に渡辺議長が各会派に対し、潔白宣言を出しながら、県議が起訴されたことについて事情説明をした。自民党と県民連合は「責任は限定的なので、議会運営には支障がない」との結論に達した。
これに対し、議会解散を申し入れた小澤県議は「県民は不信感を持っている」とし、「新たな議員が県政を担うのが最良」と主張している。
また、共産党県議団も▽裏金を受け取った議員の有無を明らかにすること▽検察から事情聴取を受けた議員の有無を調査し報告を求める−−の2点を議長に申し入れた。神山悦子団長は重要な議案を抱える中、県政の空白を招くと解散には否定的だが、「説明責任は避けて通れない。議長の対応を見守りたい」と話している。
この日は総額54億6200万円の一般会計補正予算案など23議案が提出され、職員の12月期末手当の引き下げ条例案などが可決された。
◇飛田前県議、除名処分に−−自民県連、離党願は不受理
自民党県連は29日、党紀委員会を開き、28日に飛田新一前県議から提出されていた離党願を受理せず除名処分とすることを決めた。今後飛田前県議からの異議申し立て期間などを経て、正式決定する。
この日午前の党議で遠藤忠一幹事長は「全員が潔白であることを確認したが、こういう結果になり誠に遺憾。議会に対し、権威を失墜させたおわびをしなくてはならない」と述べた。
その後に開かれた党紀委員会では、飛田前県議への除名処分は重すぎるのではないか、との意見も出たものの、紛糾することなく処分が決定したという。また、自民党籍がありながら知事選に出馬した川田昌成氏への処分は離党勧告と決まった。
ある自民党県議は「(飛田前県議とは)同僚として長年やってきた。情か筋かの議論があったが、組織である以上やらざるをえなかった」と話していた。
529
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 16:48:58
◇1項目に限らず答弁−−県議会議運申し入れに、知事が前向き回答
県議会本会議での知事自身の答弁回数などの改善を求めた議会運営委員会の申し入れに対し、佐藤雄平知事は29日までに、「これまでの経過や今回の申し入れを踏まえ、県の重要な政策課題を中心に対応する」との回答を示した。前知事時代の複数項目の一般質問への知事答弁は1項目とする慣例が改善される見通しとなった。
議長を通じた申し入れへの回答はこの日の議会運営委員会で明らかにされた。申し入れは「一般質問について、現行の1答弁に限らず、知事が答弁するよう求める。代表質問についても同様」とする内容だった。
佐藤栄佐久前知事は、2期目途中から、複数項目に渡る一般質問への自身の答弁は1項目に対してのみ行い、そのほかの項目は部局長らに答弁させた。このスタイルが定着し、これまで改善されていなかった。
また、この日は「再質問は1回5分、2回以内」とする慣例も改善の方向となった。
県議会事務局によると、全国的には、本会議での質問には知事自身が答え、細部のみを幹部職員が答えるのが主流という。
ある県職員は「佐藤前知事は自分のペースで議会を進めて行き、得意なモノだけ答えれば良く、それがまかり通った。まさに多選の弊害」と指摘した。
==============
■解説
◇県議会、自ら解明する姿勢を
04年9月の知事選買収事件で、飛田新一前県議が公職選挙法違反(被買収)の罪で在宅起訴されたことは、県議会が実施した調査の信頼性に大きな疑問を投げ掛けた。
1人とはいえ現金の授受が明らかになったことで、10月に県議会を代表して渡辺敬夫議長が出した“潔白宣言”は事実ではなかったことになる。一連の事件を巡っては、複数の県議が東京地検特捜部に任意の聴取を受けている。現金の授受があった県議は本当に1人だけなのか、疑問は残る。
だが、自民党、県民連合ともに前県議の在宅起訴は「個人の犯罪」との意見で一致、渡辺議長も「捜査機関が捜査した以上の結果を出すのは難しい」と述べ、再調査に否定的だ。
調査の信用性が崩れたからには、徹底した再調査を行うのは、潔白宣言が県民を裏切った形となった以上当然のことだろう。一連の談合事件でチェック機能を果たせなかった議会にとって、せめて議会自身の問題を自ら解明する姿勢を示すことはできないのか。何も変わっていないと落胆する県民も少なくないだろう。
毎日新聞 2006年11月30日
530
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 20:12:29
駅から5分…タウンMで東京−静岡間にハイヤー4台
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20061130/20061130-00000020-ann-soci.html
静岡市で開かれた教育改革のタウンミーティングで、会場がJR静岡駅から徒歩で5分だったにもかかわらず、関係者が往復するために、東京からハイヤー4台を走らせていました。しかも、「駅と会場を往復するために15台使った」と嘘の報告書を作成していました。
民主党・藤本祐司議員:「仕様書には、きちっと(ハイヤー)4台と書いてある」
内閣府・山本大臣官房長:「東京から、車、運転手を調達せざるを得なかった。東京−静岡の往復350キロの移動とか、運転手の拘束時間に要した経費を計上する必要があった」
また、進行台本の作成費用に10万円の予算をつけていましたが、実際は、展示施設を作るための経費を上乗せして、20万円を支払っていたことも分かりました。こうしたずさんな経理に、塩崎官房長官も次のように述べています。
塩崎官房長官:「我々もびっくりするような話もあるわけで、過去にどんなことが起きたのか、我々としても徹底的に調べたい」
政府内部からこうした声が上がるほど、あきれた経理の実態が次々と明らかになっています。
[30日18時30分更新]
531
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/01(金) 16:19:00
土屋衆院議員:市長時代の交際費、5万円返還確定 最高裁
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061201k0000e040093000c.html
土屋正忠・衆院議員が東京都武蔵野市の市長時代の99年度に市長交際費6件を違法に支出したとして、三宅英子・同市議が土屋議員側に計7万5000円の返還を求めた住民訴訟で、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)は1日、双方の上告を棄却する判決を言い渡した。6件中3件分を違法と認め、土屋議員側に5万円の返還を命じた東京高裁判決が確定した。
違法とされたのは、ライブハウス営業開始祝い金(1万円)▽寺の住職承継披露祝い金(同)▽市部課長会の懇親会への祝い金(3万円)。
これに対し、焼酎メーカーで構成する「焼酎愛飲党」定例会への祝い金(5000円)▽早稲田大出身の市議、市職員でつくる「武蔵野市役所稲門会」懇親会への祝い金(1万円)▽市議会会派「市民クラブ」忘年会への祝い金(同)は適法とされた。
公務との関連が薄い民間への支出について、土屋議員側は「幅広い情報収集のために補助金などの予算がつかない会合に交際費を使う必要がある」と主張したが、第2小法廷は「自治体の役割を果たすため、相手との信頼関係を図るという目的が客観的に認められない場合は、儀礼の範囲でも違法」との判断基準を示した。【木戸哲】
毎日新聞 2006年12月1日 14時54分
532
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/01(金) 18:42:08
南相馬市議会:落選や引退の7人、任期切れ直前に政調費で視察 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20061201ddlk07010254000c.html
◇駆け込みと批判−−1泊2日、東京に
南相馬市議会の小高区選出市議9人で構成される会派「おだか憲政会」の7人が、任期切れ直前の27日から1泊2日で政務調査費を利用して東京で視察研修を行ったことが30日分かった。11月12日投開票の市議選では4人が落選、3人が立候補せず、7人とも30日で任期を終え、市議ではなくなる。参加議員は「有用な研修で制度的にも問題ない」と説明するが、市民からは「任期切れ間際の駆け込み研修ではないのか。税金の使途をチェックする立場なのに」という批判が出ている。【塚本弘毅】
政務調査費は議員の調査研究に必要な経費として支給され、残った場合は返還しなければならない。
南相馬市は合併により在任特例を適用した。06年度の政務調査費は、4〜11月に月額1人1万5000円分で、同会派には総額108万円が支給された。会計担当議員によると、29万円ほど残った分の使途を、▽研修▽会報発行▽講演会の三つの中から検討した。市立小高病院の経営問題があることから、東京の医療関係の専門家から意見を聞くことにした。
27日午前に貸し切りのマイクロバスで地元を出発し、全国の特産品を集めた東京都千代田区の「むらからまちから館」を視察し、宿泊先の都内ホテルで同日夜、1時間半ほど専門家と勉強会を開いた。28日午前は福島県東京事務所で企業誘致などについて話を聞いて地元に戻った。バス代、宿泊費、日当は政務調査費で支払われるという。
同会派の佐々木功会長は「前から計画していたが選挙のために時間がなかった。政務調査費を使い切るためではない」と語る。佐々木会長は市議選に立候補しなかったが、今後も市民として会合などでアドバイスするのに役立つ研修だったと強調する。
参加した議員の1人は「30日まで議員としての職責があり制度的には問題はない。憲政会はOB会を結成することにしたし、今後の活動にも今回の研修は役立つというのがみなさんの認識だと思う」と語る。研修結果のリポートと報告書も提出するという。
これに対し、原町区選出市議の1人は「落選や不出馬の議員がいる中で今後の市政に反映できず、政務調査費を使い切るためではないか」と同僚議員からも疑問視する意見が出ている。
毎日新聞 2006年12月1日
533
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/01(金) 19:14:57
エフ社の違法集金:「出資金1490万円返還を」 県内9人が集団提訴 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20061201ddlk43040374000c.html
資産運用コンサルティング会社「エフ・エー・シー」(福岡市博多区)による出資法違反事件で、県内の出資者9人が出資金など総額約1490万円の返還を求めて熊本地裁に集団提訴した。
原告は県内在住の22〜78歳の出資者。05年8月〜06年5月に一口100万円の出資に対し、月5万円の配当金を受ける契約を結んだ。しかし、06年6月以降配当金の支払いはなく、原告は出資金や入会金などの返還を求めている。
訴状によると原告側は「エフ社は『出資金を外国為替証拠金取引などで運用し、利益を上げる』と説明しているが、運用の実態があるかどうかは極めて疑わしい。月5%の高配当は資金運用では不可能で、配当金の支払いに行き詰まり、破たんすることは明らか」とエフ社の違法性を指摘している。
同事件に関しての集団訴訟は福岡に次いで2例目。熊本弁護団は被害者を募り、今後追加提訴する方針。問い合わせは、被害者熊本弁護団(0968・76・8861)へ。【伊藤奈々恵】
毎日新聞 2006年12月1日
534
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/01(金) 20:06:35
TMで高額な「出演者謝礼」 1回90万円超も
2006年12月01日19時26分
http://www.asahi.com/politics/update/1201/010.html
「やらせ」質問などが問題化している内閣府主催のタウンミーティング(TM)で、高額な「出演者謝礼」が支払われていたことが1日、明らかになった。社民党TM調査委員会(委員長・福島党首)の調査によると、01年度中に支払先の詳細が分からない「出演者謝礼」とする支出項目が判明。1回あたり90万円を超える事例もあり、同委は「政府の調査委はすぐにでも内容を発表して欲しい」と求めている。
全47回のうち、最も高額だったのは01年6月に神奈川県で実施されたTMで、90万8000円に上る。内閣府のホームページによると、この時の出席者は一般参加者641人以外に閣僚2人、弁護士1人、コーディネーター1人、ミーティング参加者7人。これ以外にも30万円を超える「謝礼」が支払われた事例が7回あった。単価が高すぎることから、同委は「会場から発言した『やらせ』や『キックオフ』の発言者にも支払われたのではないか」と疑問を投げかけている。
内閣府はこれまで、01年度の会計処理の内訳を「精査中」などとして公表してこなかったが、今回、社民党の求めに応じて運営委託業者から内閣府に対する01年度の請求書を提出した。
535
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/02(土) 00:11:00
自民福島県連 祐二被告から裏資金 96年知事選 河北福島
http://www.kahoku.co.jp/news/2006/12/20061201t61040.htm
2004年の福島県知事選の前知事佐藤栄佐久被告(67)=収賄罪で起訴=派の選挙違反事件で買収の罪で起訴された実弟祐二被告(63)が、1996年の3選目の知事選で自民党県連に1000万円の裏資金を提供していたことが、関係者の話で分かった。県連はこれを所属県議に配り、県選管には政治資金パーティー収入の一部として報告していた。祐二被告からの裏資金提供はその前後の知事選でも行われ、恒常化していたという。
関係者によると、祐二被告は、知事選があった96年9月の前後、代理人を通じ、知事選支援の謝礼として、県連幹部に現金1000万円を届けた。
県連は他の収入と合わせて「組織対策費」として所属県議に配った。政治資金収支報告書を作成する際は、過去に祐二被告から金が提供された前例にならい、翌97年2月に県連が郡山市で開催した政治資金パーティーの収入に加え、県選管に提出した。
自民党県連は97年分のパーティー収入として8500万円を県選管に報告しており、この一部が祐二被告から流れた裏資金だったとみられる。
当時の県連幹部は取材に対し「前知事の政治団体の正規資金と思って受け取ったが、今にして思えば、建設業界からの上納金だったのかもしれない」と話している。
関係者によると、知事選時に祐二被告から自民党県連に裏資金が提供されたのは96年だけでなく、2選目の92年から5選目の04年まで続いたという。
今回の選挙違反事件では、立件された県議が1人だけだったため、自民党県連内では「議員個人の問題」と見る向きが強く、県議会独自の検証作業は行わない見通しとなっている。
しかし、元自民県議は「10年ぐらい前は、政務調査費が県議に配られるとき、モチ代として『これは知事からだ』と10万円入りの別封筒を渡されたこともあった」と、知事サイドから恒常的に不透明な資金提供があった事実を証言している。
別の元自民県議は「祐二被告から流れた金を受け取った県議が一人ではないことは明らか。この際、きちんと検証し、うみを出し切るべきだ」と話している。
2006年11月30日木曜日
536
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/02(土) 13:30:53
議員対策費問題「真相は闇」幕引き
県議会調査会知事、辞職を否定 讀賣広島
藤田知事の後援会元事務局長の政治資金規正法違反事件を巡る県議会の調査会が1日開かれ、藤田知事が初めて参考人として出席した。県議らに配られたとされる議員対策費について、「わからない」「知らない」と、これまで通りの説明を繰り返し、真相解明はできなかった。今後、招致できる参考人はおらず、同事件を発端に浮かび上がった疑惑を追及してきた調査会は今月7日の会合で新田篤実議長への報告案をまとめる。
10人の委員が約1時間30分にわたり、対策費や政治資金パーティー、政治責任などについて質問した。
藤田知事は冒頭で「県民の皆様に多大な政治不信を招き心からおわびする」と陳謝。「説明責任を十分に果たせず、政治不信を招いたことについてけじめをつけたい」と、自らの処分を表明したが、辞職の考えについては「するつもりはない」と語気を強めた。
疑惑のポイントになっていた知事選での対策費については、「(地検に供述した元陣営幹部に)質問したが『供述調書で申し上げた以上話すことはない』の一点張りで、らちの明かない状態だった」とし、「対策費が存在したのかわからない」とした。
対策費への関与にも「最初の知事選(1993年)は激戦で私は外に出ずっぱり。どういうことがあったのかまったく知らない」と説明。2期目以降についても「正義感が強く信頼していた元事務局長に任せていた」と、関与を否定した。
元陣営幹部の供述調書で、知事選で自民党県連に多額の「上納金」を渡していた疑惑が浮上したが、藤田知事は「なかったと思う」と振り返った。
会合では、知事を追及する委員が「(知事与党の会派は)クリーンではない」と発言すると、知事を支持する委員が反発するなど、委員同士がいがみ合う一幕もあった。
委員の一人は「知事は元事務局長らから何も話を聞けない、わからないの一点張り。事件発覚から1年もひっぱってきた大騒動は何もわからずに幕引きになる」と渋面をつくった。
(2006年12月2日 読売新聞)
537
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/02(土) 13:38:36
県政史上初の「不信任」決議 知事「これから熟慮」 讀賣宮崎
官製談合事件で、安藤知事の責任追及を巡り、迷走を続けてきた県議会(42人)が、ようやく知事に「不信任」を突きつけた。知事は事件への関与はなお否定するものの、初めて「辞職」を口にした。辞職か、議会解散か、失職かの選択を迫られる知事に対し、県民からは早期辞職を求める声が相次いだ。
■県議会
県議会各会派は、1日朝から党議を開き、知事への不信任決議について協議。焦点だった自民党(32人)では、「なぜ、このタイミングで不信任なのか」「議会が解散して知事が逮捕されると、県政は空転する」など、時期尚早とする声も出たが、「辞職勧告に対して『辞任しない』とする知事に、議会の機能を発揮するべきだ」との意見が大勢を占め、一気に「不信任やむなし」へ傾いた。
早々と不信任を決めた社民党県議団の満行潤一幹事長は、「『辞めない』と言い続ける知事には、不信任しかない」。民主党県議団の山口哲雄会長は「後は不信任の一本道」と可決を確信。公明党県議団の長友安弘会長は「(不信任決議に対する)知事の賢明な判断を待ちたい」と話した。
午前11時46分に開会した本会議では、わずか15分で不信任決議案を可決。由利英治、内村仁子両議員(ともに自民)以外の40人が出席した。徳重忠夫議員(自民)が、提案理由を読み上げた後、記名式の採決が始まった。議員たちは議席順に登壇し、全員が賛成の白票を投じた。「原案通り可決しました」。坂元裕一議長が県政史上初の知事への不信任決議を告げた。
議会終了後、坂元議長は「議会の総意、県民の意思と受けとめていただきたい。議会解散でも甘んじて受ける」と毅然(きぜん)とした表情。ここまでの迷走を問われると、「議会の総意として3段階の決議が必要だった」と釈明した。
■知 事
安藤知事は午前10時すぎ、濃紺のスーツに白いシャツ、黄色のネクタイ姿で登庁。玄関前で待ちかまえた報道陣には、「不信任決議の動きは不適切。事件に関与しておらず、辞職は考えていない」と強気の発言を繰り返した。
議会が不信任決議案の提案を決めたことを知ると、引きつった笑みを浮かべながら本会議場に向かった。
本会議が開会すると、硬い表情で、時折、うなずきながら提案理由の説明を聞いた。採決が始まると、体を左右に揺らすなど落ち着かない様子。賛成の白票を手に登壇する議員一人ひとりに軽く頭を下げた。不信任決議案が可決されると、背筋を伸ばして議員、議長に深々と一礼し、議場を後にした。
議場退席後、唇を強くかみしめて、県職員4人に脇を固められ、講堂に向かい、硬い表情で会見に臨んだ。今後の対応について、「色々な人に相談したうえで、辞職か、解散か、失職か三つの選択肢について、これから熟慮する」と白紙であることを強調した。
会見後、いったんは知事室に戻ったが、10分後、報道陣を振りきるように走って階段を下り、県庁正面玄関に横付けしていた白い乗用車に乗り込んだ。車は近くの後援会事務所に回った。後援会幹部によると、知事は、不信任決議を受けたことを報告したという。
午後、副知事、後援会幹部らが立て続けに知事室を訪ねて会談。坂佳代子副知事は、「知事からは『いろいろご迷惑をかけますがよろしく』と言われました」と答え、足早に立ち去った。
(2006年12月2日 読売新聞)
538
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/02(土) 14:22:35
郡山市幹部パーティー券購入問題:義弟らの略式命令で市長「市民に迷惑」 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20061202ddlk07010307000c.html
◇自らの責任触れず
郡山市の12月定例議会が1日開会し、原正夫市長は、2月の後援会主催のパーティー開催をめぐる政治資金規正法違反事件について、「市民に迷惑をかけ、改めて心からおわびする」と謝罪した。
この事件では、原市長の義弟の橋本民蔵後援会事務局元次長(61)ら2人と後援会が同法(告知義務)違反の罪で略式起訴され、郡山簡裁からそれぞれ罰金30万円の略式命令を受けた。
本会議で原市長は、自らがオーナーを務める「原商店」社長でもある義弟や後援会が略式命令を受けたことについて、「厳粛に受け止め、自ら襟を正し、全身全霊を傾注して市政執行に取り組む」と釈明したものの、「このようなことがないよう後援会に強く要請する」と自身の責任問題については言及しなかった。
一方、部下にパーティー券購入を呼び掛けたとして同法違反(公務員の地位利用)容疑で書類送検された前総務部長ら市の部局長(退職者2人を含む)14人が嫌疑不十分で不起訴になったことについては、「関係職員の法知識の欠如や認識の甘さが要因」と説明した。
この日は、ごみ集積所から廃棄物を持ち去った場合、20万円以下の罰金を科す罰則規定を加えた市廃棄物処理条例改正案や2億8121万円の一般会計補正予算案など33議案が提出された。会期は15日までで、一般質問は6〜8、11日。【福沢光一】
毎日新聞 2006年12月2日
539
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/03(日) 12:46:41
裏金会社から献金 金子知事の資金管理団体 長崎新聞
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20061203/01.shtml
金子知事の資金管理団体「明日の長崎県を創(つく)る会」が、一九九八年から二〇〇四年にかけて、県の裏金づくりに関与した長崎市の事務用品販売会社と社長から、計百四十四万円の政治献金を受けていたことが二日、分かった。
金子知事は「社長とは昔からの付き合いだが、献金を受けていたとは全く知らなかった。個人献金なので問題はないと思う。(裏金問題の調査では)わたしから直接社長にお願いし、(資料の提出など)協力をしてもらった」と話している。
「創る会」の政治資金収支報告書によると、事務用品販売会社は九八年と九九年に計四十八万円を献金。資金管理団体への企業・団体献金が禁止された後は、社長個人が二〇〇〇年、〇二年、〇三年、〇四年に計九十六万円を献金していた。
県では、事務用品などを購入したと見せかけて支出した公金を業者側の口座にプールする手口で裏金づくりが行われていた。関係者によると、この事務用品販売会社は長崎土木事務所など複数の部署や出先機関の裏金を管理。土木事務所はこの裏金でゴルフクラブや米、高級牛肉などを購入していた。
会社の社長は「知事が県議時代から会社として付き合いがあり、ポケットマネーを献金していた。知事が任期満了ごとに何千万円も退職金をもらうと知り、去年から献金していない。今後もするつもりはない」と話している。
金子知事は九八年に初当選し、現在三期目。
540
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/05(火) 09:30:09
沖縄科技大予算、“政治圧力”で評価格上げ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061205it02.htm?from=top
国による科学技術施策の「格付け」作業で、国が沖縄振興の目玉として推進している「沖縄科学技術大学院大学」構想の評価が、関係閣僚や内閣府沖縄振興局の強い要請を受けて、公表直前に最高の「S」ランクに“修正”されていたことが関係者の話でわかった。
科学技術の専門家が審査し決定した評価が覆るのは極めて異例で、評価過程の不透明性が問題となりそうだ。
この評価制度は、科学技術予算を適正に配分するために、総合科学技術会議(議長は首相)が、省庁の枠にとらわれず、総額1兆円規模の概算要求の妥当性を審査し優先順位をつけるもの。専門家である同会議有識者議員と外部委員の計約100人が審査し、判定をまとめる。ランクはS(積極的に実施)、A(着実に実施)、B(問題点を解決して効率的に実施)、C(内容や計画の見直しが必要)の4段階。
評価結果は予算額に直接跳ね返る。2006年度予算の場合、S評価をうけた施策の予算は合計で前年度比15・7%と大幅に伸びているのに対し、Aは同1・9%増とほぼ現状維持にとどまっている。B、Cはそれぞれ同2・6%、30・3%のダウンだった。
200〜380件程度ある評価対象施策のうち、Sが取れるのは、最近3年間では9〜15%。予算要求元の省庁や研究者らが、S評価を勝ち取ろうと、しのぎを削っているのが現状だ。
関係者の話を総合すると、同大学構想に対する評価の付け替えが行われたのは05年度と06年度予算分。いずれも専門家らの判定は「A」だった。〈1〉開学時期〈2〉研究・教育の組織〈3〉教育カリキュラム〈4〉学則・教務規則〈5〉学生の生活環境――などが不備であることを指摘し、「早急に具体化し、開学までの明確なスケジュールを示すべきだ」と注文を付けていた。
ところが、指摘事項はそのままなのに、公表された評価はSに変わっていた。総合科技会議の関係者らは「関係閣僚が政治判断で、S評価維持を強く求めた結果、不自然に覆った」と証言している。総合科技会議の専門家らが下した判定に対し、関係閣僚が直接見直しを求めること自体、極めて異例だ。沖縄振興局も強く見直しを要請していた。
同大学構想は01年に提唱され、03年度から予算が付いたが、評価制度が始まった02年(03年度予算分)から5年連続で「S」とされている。5年にわたって施策全体がS評価を受け続けているプロジェクトは、ほかに1件もない。
この構想については03〜04年の施政方針演説で小泉首相(当時)が推進を表明するなど、政治主導で計画が進んでいる。大学構想の事業費はこれまで172億円がつぎ込まれ、来年度予算概算要求には94億円が盛り込まれている。
沖縄振興局新大学院大学企画推進室の板谷英彦次長は「大学構想の予算は一層、増額する必要がある。そのためにはS評価の維持が欠かせない」と話している。
(2006年12月5日9時20分 読売新聞)
541
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/05(火) 09:54:43
百条委設置要請 知事後援会事件で4会派
2006年12月05日 朝日広島
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000612040010
藤田雄山知事の個人後援会による政治資金規正法違反事件で、県議会の自民党議員会(山田利明会長)など4会派は4日、百条調査特別委員会を設置するよう新田篤実議長に申し入れた。同委員会は地方自治法に基づいて設置される組織で、出頭拒否や虚偽陳述に刑事罰を問える調査権をもつ。
申入書によると、「議会としての使命を果たし県民の不信を払拭(ふっ・しょく)するためには、より強い調査権限を有する新たな組織を設置すべきだ」としている。山田会長は「(03年に知事後援会が開いた)パーティーによる政治資金の疑惑解明を進めなければならない」と説明している。これに対し、新田議長は「勉強してみたい」と答えた。
百条委員会の設置は、10月に共産党県委員会が新田議長に申し入れているが、実現していない。(福家 司)
542
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/05(火) 11:26:52
>>540
沖縄科技大学院大の格上げ、官房長官ら「圧力」否定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000204-yom-pol
国が推進している「沖縄科学技術大学院大学」構想の予算格付けが、公表直前に、関係閣僚らの強い要請を受けて最高の「S」ランクに修正されていた問題で、塩崎官房長官は5日午前の記者会見で「特に政治的な圧力があって格上げされた事実はないと聞いている」とし、問題はなかったとの認識を示した。
また高市科学技術相は同日の閣議後会見で、「(総合科学技術会議が)十分に議論した上で、最初からS評価だったと聞いている」と述べ、圧力を受けたとの見方を否定。「政治家が必要と思う施策を推進しようとする場合、党の部会などで主張し、その結果、(組織として)決議がなされるようならば政治的圧力ではない」との認識を示した。
(読売新聞) - 12月5日11時24分更新
543
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/05(火) 19:29:57
無断入党手続き問題:無断、他にも 自民・衛藤征氏事務所「人数把握せず」 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20061205ddlk44010483000c.html
自民党の衛藤征士郎・衆院議員(大分2区)の地元事務所が、無断で元町長ら3人の入党手続きを進めた問題で、地元事務所は4日、調査結果を発表した。3人以外にも同様に意思確認をしていないケースがあったことを認めたが「人数は把握していない」とした。【藤原弘】
事務所は、大分2区内で入党勧誘をする人物のリストを作成、選挙区内36支部から対象者の入党OKの連絡を受けた事務所が入党手続きをした。問題発覚を受け、事務所は先月20日、問題が起こった党勢拡大キャンペーン期間(5〜6月)の衆院大分2区内の入党者約320人について、支部を通じて意思確認調査。複数の支部で、事前に入党の意思確認をしていないケースがあったという。
これまで、元町長2人と市議1人の計3人の無断入党手続きが判明。事務所は元町長の入党手続きを取り消し、市議については党籍抹消の手続きをしている。
事務所は「本人の了解を取り付けずに党員にするのは、してはいけないこと。支部に対し、事前に了解をとるように伝えたい」と話している。
毎日新聞 2006年12月5日
544
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/05(火) 23:07:31
航路参入求め圧力 宮路議員、献金企業が依頼
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/061204/jkn061204002.htm
自民党の宮路和明衆院議員(鹿児島3区)が平成15年、地元の後援企業による鹿児島〜種子島航路の高速船事業への新規参入計画をめぐり、参入を許可しない国土交通省の担当幹部らを繰り返し事務所に呼び出すなどして圧力をかけていたことが3日、分かった。複数の同省幹部は「強い圧力を感じ、一時は参入を認めようかとも思った」と話している。(三枝玄太郎)
口利きを依頼したのは、鹿児島県内でタクシー事業などを展開する「市丸グループ」(鹿児島市)。
宮路議員は市丸グループの会社やグループ代表の市丸良一社長が代表を務める政治団体から、平成14〜16年の3年間に計208万円の政治献金を受けている。市丸社長は宮路議員と所属派閥会長(当時)のパーティー券をそれぞれ10万円ずつ購入したとしている。
同グループは平成14年12月、種子島航路に高速船を就航させると表明。15年2月、高速船1隻を約8億円で購入した。
鹿児島の離島航路には、国が定めた基準で「乗客200人、乗用車20台」以上の輸送が許可条件とされるため、車両を運べない高速船のみの就航は認められない。
市丸グループは、既にフェリーを運航していた別の海運会社と協定を結ぶことで基準をクリアできるとし、許可を申請した。九州運輸局は許可されるとの見解を示したが、本省は不許可。
このため市丸社長らは、地元の宮路議員に相談し、国交省への陳情を頼んだ。宮路議員を通じて所属派閥の会長(当時)にも口添えを頼んだという。
複数の国交省幹部によると、宮路議員はこの後、担当の海事局次長や国内旅客課長を議員会館の事務所に繰り返し呼び出し、「本省の考えはおかしい」などと許可を求めた。その後も省幹部が宮路議員から「市丸グループの参入問題をなぜ放っているんだ」と叱責(しっせき)され、当時の海事局長が宮路議員から電話で怒鳴りつけられたこともあったという。
国交省はこの問題に関する議員からの働きかけ内容を内部文書に記録していた。
■宮路和明衆院議員の話「九州運輸局がOKだと言ったのに、本省の国内旅客課長が“いけない”などと訳の分からないことを言うので、行政の連続性がないではないか、とただしただけ。種子島の住民も市丸の新規参入を望んでいた。国会議員が官僚を怒るのは日常茶飯事だ」
545
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/05(火) 23:08:07
≪国交省幹部苦悩 「要求飲めば省がもたない」≫
「先生に従おうかとも思ったが、国会で追及されれば省がもたないと考えた」。高速船の定期航路参入をめぐる宮路和明衆院議員の「口利き」問題で、当時の国土交通省幹部は産経新聞の取材に、宮路議員の圧力にさらされ困惑した胸中を、こう振り返った。当時、宮路議員とは逆に「新規参入を認めるべきでない」との考えを同省に伝えていた地元議員もいた。規制緩和で海運業界の再編が進む中、既存業者と新規参入業者が、政治家を巻き込んでバトルを展開した構図がうかがえる。
海運業界の再編は、平成12年10月の海上運送法改正が契機。定期旅客船の就航が免許制から国交相の許可制に規制緩和され、全国の航路で新規参入や既存業者の撤退などの動きが始まった。
宮路議員に口利きを頼んだ鹿児島市の「市丸グループ」は14年12月、鹿児島〜種子島航路の高速船就航計画を表明。この航路は古くから、「いわさきグループ」(鹿児島市)の商船会社による1社独占が続いていた。
新規参入のネックとなったのは、海上運送法に基づき国交省が特定航路ごとに定めている「サービス基準」だ。離島住民の利便確保などのため、種子島航路の場合は「乗客200人、車両20台」を乗せることが条件。
海運業界では、人を運ぶ高速船は利益が出るが、車も運ぶフェリーは赤字に陥る傾向がある。高速船のみの参入では、フェリー航路が打撃を受ける恐れがあるためだ。
先発業者の「いわさき」は、フェリー1隻を定期運航する別の海運会社と協定を結ぶことで基準をクリアし、高速船4隻を運航してきた。「市丸」は、「いわさき」と協定を結んでいる会社と「二重協定」を結ぶことで就航をもくろんだ。
この二重協定の是非をめぐり、国交省内の見解は二分したという。
国交省出先の九州運輸局や鹿児島運輸支局は「市丸」側に「二重協定で参入できる」と“お墨付き”を与えていた。
だが、東京・霞が関の本省サイドの見解は「ノー」。フェリー1隻だけを運航する会社が2社と協定を結ぶのは認められないと回答した。
既に高速船購入の本契約を結んでいた「市丸」側は結局、約17億円かけて自前のフェリー1隻の購入に追い込まれる。
当初の就航申請が通っていれば、「市丸」側は17億円の追加投資が浮いた計算だ。
宮路議員は「九州運輸局はOKしたのに」と、省内の不統一を繰り返し責めたという。
一方、「いわさき」も鹿児島県選出の議員らに手紙を出し、善処を訴えていた。15年2月には、二重協定を容認した九州運輸局を批判する意見広告を地元紙に掲載。これに呼応し、国交省に「いわさきの言うとおりだろう」と電話をかけた地元議員もいた。
本省側の幹部は「九州運輸局がお墨付きを与えていたことは、事前に一切聞かされていなかった」としている。
九州運輸局の不透明なお墨付きが、政治家の介入を招き、問題を混乱させる結果となったといえるだろう。なぜ地元運輸局が後発企業に著しく有利な判断を示したのか検証されるべきだ。
◇
市丸グループの市丸良一社長ら幹部は産経新聞社の取材に対し、政治家に口利きを依頼したことを認めた。一問一答は次の通り。
−−宮路衆院議員が国土交通省に「市丸グループの参入を許可する方法を考えろ」と働きかけていたようだが
「宮路先生を経由し別の有力議員にも頼んだ。宮路先生だけじゃ太刀打ちできんから。当時の国交相とも懇意の運輸族議員が『いわさき』さんのバックにいた。向こうも政治的にガンガン来た。有力議員は途中で『まとめ役をせねばならないから』と手を引いた」
−−宮路議員への見返りは
「(この件で)金銭を代議士にやったとかは一切ない。ただ宮路先生のパーティー券を10万円、派閥会長のパーティー券も10万円ほど買った」
−−17億円かかったフェリー建造費の負担を回避するため、議員会館に役人を呼びつけて怒る行為は軽率ではないか
「宮路先生が市丸寄りに動いてくださるよう、自分たちが頼んだことは事実だ。ただ、裏には鹿児島県のほかの代議士がいわさき寄りだったことがある」
−−国交省の判断が間違いだと主張するが
「(国交省本省は)宮路先生からしかられて当然。いい加減な行政指導をして、しかられたくらいで、ありがたいと思わないと」
−−サービス基準がある以上、しかられるべきなのはむしろ、参入を容認した九州運輸局の方ではないか
「本省、運輸局、支局のラインがきちんと結べていないことが問題だ」
(2006/12/04 02:12)
546
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/05(火) 23:10:10
宮路議員に圧力依頼の業者と鹿児島県が不透明取引
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000012-san-soci
■虫食い状の土地、24億円で買収
鹿児島〜種子島の高速船航路への参入をめぐり、自民党の宮路和明衆院議員(鹿児島3区)が国土交通省に圧力をかけていた問題で、圧力を依頼した「市丸グループ」(鹿児島市)の市丸良一社長や親族らの土地を、鹿児島県が不透明な形で買い上げていたことが4日分かった。(三枝玄太郎)
土地は、種子島の新種子島空港西側に広がる山林約357ヘクタール。市丸グループが約8億円で高速船を調達する前の平成13年9月〜14年3月にかけ、県は森林育成を目的とした「環境の森林」事業名目で、約24億2200万円で買収した。
買われたのは、すべて市丸社長と親族、市丸グループ企業の所有地。周囲もすべて山林だが、なぜかほかの地主の土地は買収しなかったため、虫食い状に複雑に入り組んだ穴だらけの形状になっている。県はほかの地主たちには、土地買収を進めていることさえ告げていなかった。
9年度に始まった「環境の森林」事業の対象はもともと、「複数の市町村にまたがる1、2級河川流域の森林」と規定されていた。種子島の土地は、複数市町村にまたがらず、1、2級河川流域でもない。県は買収に先立ち、規定の末尾に「ただし離島はこの限りではない」の一文を付け加えていた。
事業は14年度に終了。買収された山林は計約638ヘクタールで、市丸一族の土地が半分以上を占め、突出している。
県林務水産部は「近隣の土地所有者に購入の告知はしていない。申し出があった土地で条件に合致したから購入しただけ」と説明。市丸社長は「空港建設で土地が沈み木が傷むので適正な価格で購入してもらった」としている。
市丸グループは14年12月、鹿児島〜種子島航路への参入のため、高速船購入を仮契約している。
(産経新聞) - 12月5日8時0分更新
547
:
片言丸
:2006/12/06(水) 11:24:57
ほかにも無断入党手続き、自民の衛藤征士郎事務所 讀賣大分
自民党県連会長の衛藤征士郎・衆院議員(大分2区)の大分事務所が、承諾を得ないまま市議や元町長ら3人の入党手続きを取っていた問題で、事務所は、3人以外にも、新たに複数の支部で無承諾のまま入党させていたケースがあったことを明らかにした。人数は把握しきれていないという。
事務所は、新規党員を増やすキャンペーン中だった6月、党の各地域支部とともに選挙区内で党籍のない元首長や市町議らを勧誘。約300人の入党申込書を作成し、県連事務局に提出したが、市議や元町長ら3人に承諾を得ないまま入党手続きをしていたことが発覚した。
このため、選挙区内の36支部の手続き状況を調べたところ、複数の支部で本人に意思確認をしないままで入党手続きを行っていたケースが新たに判明した。人数については「何人いるのか把握しきれていない」としているが、入党を拒否している人はいないという。
事務所は「支部に対し、来年以降は、事前に了解を取るようお願いしている」と話している。
(2006年12月6日 読売新聞)
548
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/07(木) 08:25:20
和歌山談合:「闇の勢力」暗躍 元暴力団幹部経営会社など
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20061207k0000m040124000c.html
和歌山県前知事の木村良樹容疑者(54)への贈賄容疑で再逮捕された大阪府河内長野市のゴルフ場経営会社元社長、井山義一容疑者(56)が大阪地検特捜部の調べに、ゼネコンからの受注謝礼の一部を大阪府内の企業グループ側に提供していたと供述していることが分かった。グループは、00年9月の知事選で井山容疑者を通じて木村前知事の選挙資金を提供したとも言われる。事件の背景には関西の“闇の勢力”の姿が見え隠れする。【日野行介、田中龍士】
「和歌山で工事しようとしたら、なんやかんやと妨害が入ったりするんやけど、井山さんに受注を頼むと本当に現場でトラブルがなかった。でもゴルフ場経営者にそんな力があるはずない。強力なバックがおるんや」。大阪府内の建設業界関係者はこう語る。
その「バック」とされるのがこの企業グループだ。暴力団関係者とのつながりも取りざたされ、関係する企業は60社以上に上るとみられているが、全容は明らかになっていない。
グループの中でも、井山容疑者と特に懇意だったのが元暴力団幹部の肩書を持つ大阪府内の建設会社の実質的経営者。井山容疑者のゴルフ場のメンバーで、このゴルフ場が02年に経営難に陥った際は、買収先として名前が挙がったほどだった。
井山容疑者の周辺にはこのグループの影がちらつく。木村前知事が競売入札妨害容疑で逮捕された同県岩出市の下水道工事では、グループ系の土建会社が下請けに入り、落札した熊谷組が代金に5000万円を上乗せして支払っていた。
井山容疑者と一緒に上乗せを要求した建設コンサルタントの男性もまたグループに極めて近い存在。この男性は毎日新聞の取材に「井山さんとは全然関係ない」と否定した。特捜部は本人の事情聴取を含め、男性の周辺も捜査したが、立件には至らなかった。
大阪府の総務部長や副知事も務めた木村前知事。グループとの直接の関係は判然としない。逮捕前、木村前知事はこう語った。「ゴルフ場に行った時、(グループの建設会社代表の)名前の札があったのは見たが、特に何とも思わなかった。私も過去に、大阪府の元知事から『いい人だから』と3回くらい紹介されそうになったが、すべて断った。だから会ったことは一度もない」
グループについては、大阪府の太田房江知事が00年初めから約1年間に、府幹部らとグループ代表宅を訪れるなどして接待を受けていたことが発覚、議会で論議を呼んだ。この問題についても、木村前知事は「太田知事の(グループ代表宅での)パーティーがあったでしょ。あれも最初は私が段取りするようになっていたんだが、拒んだから別の人が仕切ったんだ」と話すだけだ。
一方、元暴力団幹部の建設会社実質経営者は、特捜部の聴取に対し、選挙資金提供や井山容疑者との関係などをすべて否定したとみられる。
毎日新聞 2006年12月7日 3時00分
549
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/07(木) 08:50:30
松岡農水相に献金集中 鳥インフル対策事務局長時
2006年12月07日07時47分
http://www.asahi.com/national/update/1207/TKY200612060371.html
松岡利勝農林水産相=衆院熊本3区=の政治団体が昨年、茨城県などで鳥インフルエンザが発生した直後の約3カ月間に、養鶏業者十数社とその関係者から総額約1100万円の政治献金を受けていたことが分かった。松岡氏は当時、自民党鳥インフルエンザ対策本部の事務局長を務めていた。献金は養鶏業者が農水省に業界保護のための陳情攻勢をしていた時期で、献金先は松岡氏に集中しており、献金業者は朝日新聞の取材に対し「業界の保護に理解のある松岡さんを応援したかった」と話している。
松岡氏が代表を務める二つの政治団体の05年分の政治資金収支報告書について、二つの業界団体の約40人の役員と、関連業者からの献金について調べた。
松岡氏の政治資金を管理する資金管理団体には、7業者の役員やその親族ら11人から総額約430万円の献金があった。松岡氏が支部長を務める「自民党熊本県第三選挙区支部」には、大手のグループ企業6社と、ほかの6業者から総額約700万円を献金していた。
献金は、昨年6月末に茨城県で鳥インフルエンザ発生後の翌7月下旬から10月下旬に集中。業界団体はこの間、鳥インフルエンザ対策で国の補償が得られる鶏の殺処分や、感染していない鶏へのワクチンの予防的使用の承認などを強く求める要望書を数回にわたって農水省に出していた。
二つの業界団体の役員らから自民党鳥インフルエンザ対策本部の松岡氏以外の議員への寄付は、一部の役員が以前から地元選出の議員に年数十万円の献金を続けてきた程度で、そのほかは目立ったものはなかった。
パーティー券については、業界団体でつくる「日本養鶏政治連盟」が、ほかの農水族の自民党議員などのパーティー券とともに松岡氏から昨年末に150万円分を購入していたほか、業界団体の役員が経営する2社が計140万円分を購入していた。
業界団体の役員で自らも松岡氏に寄付した業者は一連の献金について、「個々の業者の判断で、組織的にしたわけではない」としている。
松岡氏は「(対策本部事務局長と政治献金について)それとこれとは関係ない。直接、自分から(献金を)頼んだこともない。(業界団体の意向を)尊重すべきだと言ったこともない」などと話している。松岡氏は林野庁OBの農水族で、農水省の政務次官、副大臣を歴任し、安倍内閣で初入閣した。
550
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/07(木) 09:52:28
県警の説明 意味不明 捜査費調査報告 高知新聞
http://www.kochinews.co.jp/0612/061207headline02.htm
#shimen2
国費分も含めた県警捜査費の内部調査結果を報告した県警は6日、村田達哉警務部長らが県警本部で記者会見し、疑惑の物証ともいえる「捜査費執行状況等一覧表」について「出所不明で、県警の内部文書ではない」とあらためて否定した。しかし一方で、一覧表に記載された日付や金額が県警の公文書と一致する点を「内部情報が(一覧表に)結び付いた可能性は高い」とも説明。組織的裏金を否定する県警の反論は矛盾とちぐはぐさが際立ち、疑惑はむしろ深まっている。
14年4―10月の本部捜査一課の国費捜査費の執行状況が記された「一覧表」は、県警が今年11月に開示した公文書と捜査費の執行日や金額、領収書の有無まで一致した。高知新聞の取材に対し、一覧表に記載された「協力者」と同姓同名の人物はいずれも捜査費の受領を否定している。
この一覧表について、村田部長は「当時の捜査一課員に聞き取りしたが、いずれもそのような資料を作成した事実はないとのことだった」と説明。「一致する部分もあるが、一致しない部分も相当数ある。総合的に判断し、出所不明の文書だということだ」とし、一覧表には組織的にも捜査員個人も関与していないと強調した。
しかし、どこが一致するのかは「答えられない」の一点張り。公文書の黒塗り部分にも一覧表と一致する内容があることは認めたが、報道陣が「協力者名は一致するのか」とただすと、「すべてが一致しないかもしれないし、一部が一致しないかもしれない。でも、すべてが一致するわけではない」(村田部長)と意味不明の言葉を続けた。
「県警と無関係の人間は知り得ない情報だ」との質問には、「(捜査一課の)幹部と本部会計課以外は知ることはできないと思う」としながらも「金庫が24時間、365日閉まっているか、断定はできない…」と釈明。あたかも部外者が侵入したかのような可能性まで持ち出して矛先をかわそうとした。
村田部長は「われわれはやれることはやった」と言いながら、一覧表への説明は歯切れが悪く、不明瞭(めいりょう)なまま。「疑惑が晴れたと思うか」の問いには、「疑惑は県民の心の中にある。われわれは内部調査で解明した事実を説明することで、責任を果たしたい」と話した。
許されぬ安易な幕引き
県警は6日発表した捜査費問題の内部調査の最終報告で、組織的不正をあらためて否定した。しかし県民が問い掛けた疑惑の核心には一切答えず、いわば詭弁(きべん)に終始した。組織の自浄と県民の信頼回復への道を自ら閉ざしたとさえいえる。
15年に捜査費疑惑が浮上して以降、不正を否定し続けた県警を内部調査に向かわせたのは、組織的不正を指摘した県監査委員の特別監査結果だった。組織の一員として関与させられた捜査費不正を吐露した捜査員の内部告発が、事態を突き動かした。
しかし、特別監査分を対象にした9月の内部調査で県警は「幹部の私的流用やプール金はなかった」と組織的不正を全面否定。監査委員に内部告発した捜査員の県警再生への思いに応えることはなかった。
また、県警捜査費の文書開示訴訟で裁判所は、疑惑の原点でもある「捜査費執行状況等一覧表」が内部文書である可能性を強く指摘した。県警が開示した公文書と一覧表は日付や金額、領収書の有無まで一致しており、県警の内部文書であることはもはや明白だ。
ところが今回の内部調査は「一致しない部分が相当ある」として「出所不明の文書」と強引に結論付けた。「内部情報が含まれようが、作成者は不明」と説明しているだけで、一覧表が内部文書ではないとする根拠にはなっていない。
やるべき調査をせずに現場の執行ミスだけを列挙した内部調査と、捜査員の告白を基に組織的不正を指弾した県監査委員の特別監査結果の、どちらに信用性があるかは明らかだろう。
県警はこの調査結果を最終報告と位置付けている。しかし疑惑は解明されていない。知事、県議会は、安易な幕引きを許してはならない。
551
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/07(木) 09:54:45
県警捜査費報告 県議会反応に濃淡 高知新聞
http://www.kochinews.co.jp/0612/061207headline03.htm
#shimen3
組織的な裏金づくりをあらためて全面否定した県警の捜査費執行に関する“最終報告”。6日開会した12月定例会で県警の鈴木基久本部長から報告を受けた県議会は、橋本大二郎知事に一歩先んじて特別監査を請求した立場として何らかの意思表示を迫られるが、最大会派の自民党は捜査費問題の終結を視野に入れる一方、2会派が「疑惑は未解明」と受け止めるなど、反応に濃淡が表れている。
自民党の結城健輔会長は「県警も長い時間をかけて調査結果を出した。今議会で議論して終結する形にし、県警に本来業務に戻ってもらうことが県民のためになる」とする声が会派内の大勢と説明。調査内容については「すべての疑問が氷解したわけではなく、疑義を持つ議員もいる」としながら、「意思表示は議論を踏まえて検討していく」と述べた。
公明党の池脇純一会長も「調査の努力は評価するし、県警が経理上の問題点や誤りを認めたのは前向きにとらえる」との姿勢で、「監査委員の特別監査結果は重く受け止めているが、裏金の存在が完全に立証されたわけではない。議会独自の調査で立証するのも難しく、解明作業には限界があると思う」との考え。
県政会の岡崎俊一代表も「県警の努力は買う」「これ以上の解明は難しい」という認識では一致。報告内容に「単なる事務ミスとは言えないものもある」として県警に懲戒処分も視野に入れた対応を求める考えだが、「議会の調査にも限界があり、捜査費の秘匿性からマスキング(黒塗り)をすべて外した上での再監査も難しいだろう」。
新21県政会の高野光二郎代表は、会計監査の充実など県警が示した改善策は評価しながらも「内部調査には限界があり、県民には疑義が残る内容だろう」とやや厳しい見方。「特別監査報告の内容との乖離(かいり)を含め、県警が県民に説明できるかを見ていく。このまま幕引きにはならない」と含みを持たせた。
一方、9月定例会で再監査や特別監査が「違法・不当」と指摘した金額の返還を求める決議案を提出(いずれも否決)した共産党と緑心会、県民クラブの2会派は、今回の報告にも不信感を示し、疑惑解明を求める姿勢を崩していない。
共産・緑心の田頭文吾郎会長は「隠ぺいのための作文にすぎない。高裁判決でも認定された組織的不正の疑惑が『ない』という説明になっていない」と厳しく批判。「組織的不正がないと主張するなら、マスキングを外した資料を提出し、県監査委員の監査を求めるのが筋だ」と、再監査を求める決議案を再度提出する構えだ。
また県民クの江渕征香代表も「9月に報告された内部調査の踏襲で、疑惑の解明に至るものではない」とした上で、「県警が自らマスキングなどを外さない以上、特別監査報告の方を信頼すべきだ」と強調。会派の意思は、質問戦や委員会での議論を注視した上で各会派の動向を見守りつつ決めるとしている。
【写真説明】内部調査結果を県議会で報告した後、報道陣に取り囲まれる鈴木本部長(6日午前、県議会棟)
「しっかり調査した」 鈴木県警本部長が強調
県警捜査費の組織的裏金づくりをあらためて全面否定する内部調査結果を公表した県警の鈴木基久本部長は6日、「できる限り、しっかり調査した結果だ」と強調した。
調査結果を報告した同日の県議会散会後、鈴木本部長は報道陣に囲まれながら、「多数の問題執行の判明は誠に遺憾だ。改善措置をしっかり講じ、しっかりした仕事をすることで県民の信頼を回復したい」と述べた。
疑惑の端緒となった「捜査費執行状況等一覧表」については「日付、金額はかなり一致する部分があるが、多数違うところもある。情報がどこから出たかは判明しなかったが、一覧表は県警内部から(組織的に)出たものではなく、職員が個人的にどうこうしたものでもないということは確認した」と答えた。
捜査費を支払ったとする「捜査協力者」に対する調査を今回も行わなかったが、同本部長は「書面、店舗、捜査員の調査を尽くした上で(組織的不正はないという)結論を出した」とした。
組織的不正を断じた特別監査結果と大きく乖離(かいり)する内部調査結果に県民の理解が得られるのかとの問いには、「真摯(しんし)にやった調査であり、ご理解いただけると思っている」と述べた。
552
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/07(木) 09:55:47
「報告は県民が判断」 奴田原代表監査委員が見解
県監査委員の奴田原訂・代表監査委員は6日、県警が特別監査対象外の署の執行状況を自ら調べた点を「一定の自浄作用が働いた結果」としつつも、裏金づくりを否定したままの報告内容については「県民が判断することだ」として論評を避けた。
今回の内部調査の範囲が監査対象ではなかったため「コメントする根拠がない」とも強調したが、県警本部の課別や署別の問題執行件数を一覧表にまとめた資料に年度別、金額別の数字がないことを疑問視。
その上で「既に監査の手から離れている。今後は(市民オンブズマン高知が特別監査で違法・不当などとした金額の返還を求めている)裁判で一つ一つ前進していくのではないか」との見方を示した。
幹部の責任回避 オンブズマン声明
県警の内部調査結果に対し、文書開示訴訟などで捜査費問題を追及している市民オンブズマン高知は6日、声明文を出し「真相解明を回避し県警幹部の責任を避けるための『労作』であり、信用できない」と非難した。
同オンブズマンは声明文で「『捜査費執行状況等一覧表』と一致しない部分が多数あると弁明するが、それなら一覧表に該当する部分だけでもマスキングを外して文書を開示し、主張するべきだ」などと指摘。
「一覧表との整合性、県監査委員の特別監査結果報告との乖離(かいり)について、県議会の徹底追及を求め、県警幹部の詐欺容疑での告発を再捜査している高知地検にも強く期待する」と真相解明を要請した。
県警捜査費来年度要求 本年度と同額900万円
県警が6日発表した19年度当初予算の見積もり概要で、県費捜査費の要求額を18年度と同額の900万円としたことが分かった。本部会計課によると、18年度の同費執行状況は「10月末時点で執行率30%程度の300万円弱」だが、同課は「短期の執行状況から判断すべきではない。15年四月から今年9月までの平均執行額は年約900万円だ」としている。
県警捜査費は15年の疑惑発覚後の16年度から国費、県費分とも当初予算額、執行額が急減。県費分は16年度当初予算1800万円に対し、執行額は34・5%の621万円。17年度は当初予算1200万円の47・6%、571万円にとどまった。会計課は「特別監査や訴訟などで、捜査員が捜査費を使いづらい環境にある」などと説明している。
捜査費を含む県警の19年度当初予算要求総額は前年度比3・5%、1億2300万円増の36億700万円。
3カ年事業で着工する中村署新築工事の初年度分6063万円、20年度に導入予定のIC免許証用装置3413万円、インターネットでの拾得物公表システム1113万円、大規模災害時の備蓄食糧(3日分)250万円、留置施設視察委員会の設置費26万円―など。
553
:
片言丸
:2006/12/07(木) 14:00:25
公選法違反:知事選で森氏支持派、現金授受容疑で4人を書類送検 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20061207ddlk07040542000c.html
県警捜査2課と会津坂下署は6日、11月の知事選で落選した森雅子氏派の支援者と運動員の間に現金の授受があったとして、三島町副議長の布川孝平容疑者(58)ら支援者2人を公選法違反(買収)容疑で、また運動員2人を同法違反(被買収)容疑で地検会津若松支部に書類送検した。
調べでは、布川容疑者ら支援者2人は10月26日の告示日後、運動員2人に現金を渡してチラシやポスターを配るよう依頼した疑い。運動員2人はそれぞれ1万円と5000円を受け取った疑い。【西嶋正法】
毎日新聞 2006年12月7日
554
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/07(木) 19:55:47
衛藤征事務所党員水増し問題 複数支部でも確認 詳細明かさず調査終了
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000010-nnp-l44
自民党県連会長を務める衛藤征士郎衆院議員(大分2区)の大分事務所が、本人の承諾を得ないで勝手に入党手続きしていた問題を調査していた同事務所は4日、これまでに判明している由布市議と元町長2人以外にも複数の地域支部で事前に承諾を得ていない党員が見つかったことを明らかにした。ただ、地域支部や人数はいっさい不明で、再調査もしない方針。ずさんな対応ぶりにさらに批判が強まりそうだ。
県庁で会見した同事務所の田中一三事務局長は、「3人以外に誤りはなかった」とする調査結果を発表。しかし、経過説明の中で、選挙区の36地域支部のうち複数で事前に了解を得ていなかったケースがあったことが判明した。田中事務局長は詳細を把握していないとしながらも「日ごろから付き合いがある人や元党員で、入党していただけると考えた」と述べ、意思確認が不十分だったことを認めた。
さらに、党員に党員証が届いていない問題については「ほとんどが(地域)支部で保管しており、年末に配布する。支部の判断でそうなった」と説明し、事務所が不正発覚を隠ぺいするために工作したとの疑惑を否定。「今後は改善したい」と述べた。
その上で、3人を除くと6月初めに同事務所で入党手続きを取った約320人にはすべて地域支部を通して了解を取り付けたと強調。「各支部に負担をかけて調査したため、今後あらためて調査するつもりはない」と調査を終了する考えを示した。ただ、3人以外にさらに不正が発覚した場合には「万が一出てきたら再確認するしかない」とも述べ、調査の不透明さもうかがわせた。
=2006/12/05付 西日本新聞朝刊=
(西日本新聞) - 12月5日10時9分更新
555
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/08(金) 08:56:46
「買収行為する必要ない」 矢上村長改めて無罪主張 讀賣熊本
相良村の助役選任を巡る汚職事件で、贈賄罪に問われている元衆院議員で村長の矢上雅義被告(46)の公判が7日、熊本地裁(松下潔裁判長)で開かれた。弁護側の最終弁論後、矢上被告は「私が前助役のために買収行為をする必要はなく、一切不当な要求をしたこともない」と改めて無罪を主張、結審した。前回公判で検察側は懲役2年を求刑しており、判決は来年2月26日に言い渡される。
弁護側は、争点である贈賄工作の事前共謀について反論。検察側が論告で「2002年1月27日、村内のゴルフ場で矢上被告ら4人が議員に金を配ることを話し合い、同2月2日に人吉市内の民家で共犯者と3人で金額や配る相手、方法などを具体的に決めた」とした点に対し、「謀議の場で助役選任議案の票読みもせず、誰にわいろを渡すのか矢上被告に意見も聞いていないのは不自然。贈賄に至る経緯がない」と主張した。
その後、矢上被告は松下裁判長に意見陳述。「05年1月26日夕、まるで拉致されるかのように突然逮捕され、漫然と11か月も身柄を拘束された。理由が理解できず、気が狂いそうだった」と事件を振り返り、「政治家は主義主張を持って選挙で選ばれ、多くの敵が存在する。何かあれば足を引っ張って失脚させようとする勢力もあり、(共犯とされる)元議長がその一つ」と訴えた。
起訴状によると、矢上被告は元議長や前助役(いずれも贈賄罪で有罪確定)ら4人と共謀。村長就任後の02年2月、研修旅行先の岩手県内のホテルなどで、当時の村議3人(収賄罪で有罪確定)に助役選任議案に同意するよう依頼し、各10万円を渡すなどした。
事件を巡っては、贈賄側5人のうち矢上被告以外の4人に1審で有罪判決が出された。うち3人が福岡高裁に控訴したが棄却され、2人は最高裁に上告している。
(2006年12月8日 読売新聞)
556
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/08(金) 09:01:33
公示前、二田氏側に献金 国契約業者から
2006年12月08日06時04分
http://www.asahi.com/national/update/1207/TKY200612070411.html
自民党広報本部長の二田(ふただ)孝治・衆院議員(東北比例)が代表を務める同党秋田県第1選挙区支部が、昨夏の総選挙の公示8日前に、国の公共工事を施工中の建設業者から50万円の寄付を受けていたことが分かった。国と契約を結ぶ業者から選挙に関する献金を受けることは公職選挙法で禁止(特定寄付の禁止)しているが、二田氏側と業者は選挙との関連を否定している。
同支部の政治資金収支報告書によると、05年8月22日、県内大手の建設会社(秋田市)から50万円の寄付を受けた。少なくとも03年と04年の同報告書には同社の寄付記載はない。
同社は当時、国土交通省東北地方整備局が発注した秋田県能代市の能代港の工事を約1億5000万円で受注し、施工中だった。
同社は朝日新聞社の取材に対し、「(二田氏側から)寄付の要請があったので寄付をした」と話し、「選挙を動機などとして行ったものではない」と書面で回答した。
二田氏の事務所の政策担当秘書も取材に対し、寄付依頼をしたことを認めたうえで、「(寄付が)世の中に誤解を与えるのではないかと言われれば、与える(と思う)」とも述べ、今後は同様の寄付を受ける際は吟味する、とした。
献金の返還について、この秘書は7日、「選挙関連の寄付ではないので返還しない」と答えた。
二田氏は86年に初当選し、現在7期目。農林水産政務次官や自民党の副幹事長などを務めた。
〈政治資金に詳しい日本大学の岩井奉信教授(政治学)の話〉 相当注意が必要なケースだ。衆議院の解散後は、政治活動用のポスター一つにも規制がかかる。政治資金も、これと一体的に規制がかかると考えるのが普通だろう。公示前であっても、解散して選挙日程が明らかなら、国と契約関係にある業者から政治献金を受けてはいけない。
557
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/08(金) 09:02:53
前宮崎県知事、揺れる発言 5千万円の趣旨など
2006年12月08日06時04分
http://www.asahi.com/national/update/1207/SEB200612070008.html
宮崎県の官製談合事件をめぐる捜査は、安藤忠恕(ただひろ)・前知事(65)=4日付で辞職=の立件に向けて最終局面を迎えた。前知事はこれまで一貫して身の潔白を主張してきたが、発言を追うと矛盾やぶれもちらつく。事件の背景に何があったのか。県警は前知事への強制捜査で真相解明を目指す。
今年9月。安藤前知事の後援会から元国会議員秘書の石川鎮雄容疑者(68)=競売入札妨害容疑で逮捕=に不明朗な5000万円が渡っていた問題が発覚した。現金のやりとりがあったのは03年7月の前回知事選の直後。現金の運び役は「天の声」で県発注事業を落札したとされるヤマト設計(東京)の社長二本木(にほんぎ)由文容疑者(56)=同=だった。
「政治の指南役です」。9月15日、問題発覚を受けて記者会見した前知事は、石川元秘書についてこう表現し、「(自分が)県選挙管理委員会の選挙係をしていた約30年前から知っていた」と明かした。
知事選への立候補を目指して県を退職した98年以降、県政界の人脈などについて「私から教えてくださいということが多かった」。一方で、「知事選には一切かかわらず、後援会にも入っていなかった」と強調した。
同26日の県議会全員協議会では、石川元秘書からの指南について「後援会組織の作り方、支持者拡大、演説、団体への推薦要請などのやり方を指導してもらった」と具体的に述べた。ところが、「選挙期間中は接触しなかった」とも説明。議員から「それで選挙にかかわっていないというのはおかしい」と突っ込まれた。
石川元秘書に渡った5000万円は、後援会長が銀行から借り入れたとされる。その経緯についての説明も、関係者の証言と食い違う。
前知事は「後援会に『タッチするな』と言われ、金額も知らない」と主張。一方、後援会長は「安藤前知事自らが後援会の反対を押し切り、支出を決めた」と話す。
二本木社長が5000万円を運んだことについては、11月16日の会見で「知らなかった」と断言。だがその後、「後で『何となくそうかな』とわかった」と修正した。
5000万円の趣旨は何か。その説明も「長いことお世話になった謝礼」(9月14日、知事公舎前で)→「指南に対する対価」(同15日、記者会見で)→「コンサルタント料」(同26日、県議会全員協議会で)と二転三転した。
変わらないのは、談合事件への関与を否定する姿勢だ。安藤前知事と石川元秘書、二本木社長の関係に注目して進められてきた県警の捜査は、まもなくそこに切り込む。
558
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/08(金) 09:17:13
知事の月給返上に議会反発
2006年12月08日 朝日広島
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000612070001
「年度内に整理がつく範囲内で最大の処分を考えた」――。藤田雄山知事の個人後援会による政治資金規正法違反事件の発覚から1年余りの7日、知事が決めたのは来年1月から3カ月間、月給を全額返上する処分案だった。月給カットの条例案は11日に追加提案されるが、同日から3日間の一般質問では議員から厳しい質問が予想され、最終日の18日に予定される採決は波乱含みだ。(福家 司、八百板一平)
藤田知事はこの日、昼前に開かれた県議会の各派代表者会(非公開)に出向き、処分案を明らかにした。続いて開かれた議会運営委員会で城納一昭総務部長が条例案を説明し、上程が決まった。
午後に記者会見した藤田知事は、辞職を選択しない理由について「直接的に私が罪を犯したわけではないし、他県で起きているような公金をどうしたとか、談合でお金を得たとかとは違うと考えている」と述べた。また、「これで調査や真相解明に向けた努力を放棄するわけではない」と、幕引きを否定した。会見は5分の時間制限付きだった。
処分案に対し、県議会の各会派からはさまざまな声が上がった。3月、県議会で知事の辞職を迫った河井案里議員(自民党議員会)は「処分案は世間を騒がせたことへのおわびに過ぎず、選挙の買収という本質に対するものではないと感じる。まったく賛成できない。別の責任の取り方をしてもらいたい」と話した。
これに対し、知事与党の自民党良政議員会に所属する新田篤実議長は「説明責任が十分でなかった点などを謝罪されたことは尊重したい。処分内容は知事自らがお決めになったことであり、議長としてコメントすべきでないと思う」とする談話を発表した。
民主県政会の蒲原敏博会長は、処分案について「とても評価できるものではない」とし、「『こういう理由で辞めずにがんばる』という決意を、自分の言葉で、県民に明らかにするべきだ」と知事に注文をつけた。
この日、百条委員会の設置を新田議長に要請した公明党議員団の安木和男団長は「処分によって県民の不信が晴れ、幕引きになったわけではない」と述べた。
559
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/08(金) 10:03:56
松田・元県議ら逮捕 阿南東部土地改良区で資金流用の疑い 徳島新聞
http://www.topics.or.jp/News/news2006120710.html
阿南東部土地改良区(阿南市見能林町渡り瀬)の理事長だった松田一郎元徳島県議(71)=同市見能林町青木、農業=らが、役員を務めていた農事組合法人に改良区の資金を流用したとして告発されている背任事件で、県警捜査二課と阿南署は七日午前、松田容疑者と改良区理事の森良勝容疑者(69)=同市中林町南林、会社役員=を背任容疑で逮捕した。
調べでは、松田容疑者ら二人は二〇〇四年三月、土地改良事業の減歩のための精算金として県から改良区に支払われた約四十五億円のうち、約一億六千万円を農事組合法人「見能林農業振興組合」の預金口座に、約三千百万円を同法人「阿南東部農業生産組合」の預金口座にそれぞれ振り替えて交付し、改良区に損害を与えた疑い。
松田容疑者は調べに対し、現金を両法人に交付したことは認めているものの、「見解の相違がある」として趣旨を否認。森容疑者は「(資金の流用を)私は了承していない」として否認している。松田容疑者はこれまでの徳島新聞社の取材に対しても「何が背任に当たるのか分からない」と容疑を否認していた。
県警は同日午前七時すぎ、二人を小松島署と阿南署に任意同行し、既に取得していた逮捕状を執行した。自宅の家宅捜索も行っている。
改良区の不明朗会計の問題は〇一年十二月、組合員が土地改良法に基づく会計検査を県に請求して表面化した。組合員らは〇三年七月に業務上横領容疑で松田容疑者らを県警に告発。〇四年十一月には容疑を背任に変更して再び告発し、受理された。
県警は今年七月、改良区や振興組合、生産組合の各事務所などを家宅捜索。資料を分析するとともに、改良区の関係者らから事情を聴くなどして、慎重に捜査を進めていた。
松田容疑者は阿南市議二期を経て一九七九年に県議選阿南選挙区で初当選し、三期務めた。三期目途中の九四年十一月には、理事長を務めていた打樋川土地改良区(阿南東部土地改良区の前身)発注の工事で便宜を図った見返りに建設業者からわいろを受け取ったとして土地改良法の収賄容疑で逮捕され、九六年三月に有罪が確定。阿南東部土地改良区理事長は〇五年三月に辞職している。
560
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/08(金) 14:36:31
官房長官 仕組みの変更が大事
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/12/08/k20061208000100.html
道路特定財源の見直しをめぐって、政府・与党が具体案で合意したことについて、塩崎官房長官は閣議のあとの記者会見で、「昭和29年に、のちに総理大臣となった田中角栄衆議院議員が中心となって議員立法でつくった道路特定財源の仕組みを変えることが、いちばん大事な問題だったと思うので、そういう意味で改革が後退したということではない」と述べました。
また、塩崎官房長官は、来年度の予算編成での道路特定財源の取り扱いについて、「当然のことだが、一般財源化する金額を増やして、今回、政府・与党が合意した改革の哲学を反映させたい」と述べました。尾身財務大臣は「税収の分だけ道路をつくるという、50年間続いてきた大きな枠組みを変更する画期的なものであり、歴史の転換になる」と述べました。冬柴国土交通大臣は「税収の全額を道路整備に充てるという今の仕組みは改めるが、道路歳出はきちんと行うということなのでバランスは保たれた。きちんと書いてもらったので、道路整備に責任を持つ者としては、これでいいと思う」と述べました。菅総務大臣は「道路特定財源を一般財源化するという小泉内閣さえ踏み込めなかったことを、こういう形で取り決めることができたことはたいへんなことだ。また、地方の現状を踏まえて、さまざまな配慮がなされていることを高く評価したい」と述べました。
自民幹事長 改革の道筋ついた
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/12/08/k20061208000112.html
道路特定財源の見直しをめぐって、政府・与党が具体案で合意したことについて、自民党の中川幹事長は記者会見で、「安倍総理大臣のねらいは税収が自動的に道路整備に振り向けられる仕組みを変えることであり、それに抜本的なメスが入れられ、改革の道筋がついた。平成19年度までは閣議決定された道路整備5か年計画が適用されるので、この改革が20年度から行われるのは当然のことであり、先送りでも何でもない」と述べました。そのうえで中川氏は、来年中に作成する道路整備の中期計画について、「これからの道路整備は、費用対効果を厳しく分析して絞り込んでいかなければならず、交通量の少ないところまで景気対策の観点から建設することにはならない」と述べ、道路整備の抑制を図っていきたいという考えを示しました。
561
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/09(土) 02:23:47
石原宏高衆院議員が脱税の罪を認めた水谷建設元会長と会食していたことが明らかに
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20061209/20061209-00000728-fnn-pol.html
3選出馬を表明した東京都の石原知事だが、議会での追及がやまない。
また、三男の石原宏高衆議院議員が、脱税の罪を認めた水谷建設の元会長と会食していたことが明らかになった。
四男の公費出張問題、そして自らの海外出張への追及を交わす石原都知事は「事務局が従来のルールに従って適切に行っております。わたしの方から条件や注文をつけたことは一度もございません」と述べた。
そうした中、今度は三男で自民党衆院議員の宏高氏が、脱税事件で起訴され、8日の初公判で起訴事実を認めた中堅ゼネコン「水谷建設」元会長・水谷 功被告と会食したことが明らかになった。
石原宏高議員は「ファクスで送っていただけたら、ちゃんと答えますから」と述べた。
石原宏高議員側はこのあと、会食の事実を認めた。
元衆院議員・糸山 英太郎氏が開いた宏高議員の初当選を祝う会で、水谷被告を宏高議員に紹介した。
この席には、石原都知事もいたという。
石原都知事は「僕は会ったことがありますよ。僕は初めて会いました。恰幅(かっぷく)のいい人。若いんだね、あの人。それだけですよ。(2005年9月の会合は金銭のことについては?)知りませんよ。わたしは関係ない。糸山氏に聞いてくださいよ、本当に」と述べた。
[9日1時47分更新]
562
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/09(土) 09:32:16
川村県議「酒酔い」逮捕
県政界から非難の声 讀賣岩手
現職県議で民主党県連政調会長の川村農夫(あきお)容疑者(52)(矢巾町土橋)が8日、酒酔い運転の道交法違反で現行犯逮捕された。飲酒運転による悲惨な事故が後を絶たぬ中、範を示すべき立場の県議が自ら禁を破った。県政界や地元関係者からは、厳しい非難の声が上がった。
県警の調べによると、川村容疑者は同日午前11時5分ごろ、紫波町江柄の国道396号で、酒酔い状態で乗用車を運転した。
「車が低速で蛇行運転して、渋滞になっている」と後続の車を運転する男性から110番通報があり、駆けつけた県警交通機動隊員が、車を止めて職務質問した。酒のにおいがしたため呼気を調べたところ、規定量を超えるアルコール分が検出された。足取りもふらふらしていたという。
川村容疑者は紫波署の調べに「8日未明までビールや焼酎などを飲んだが、いつまで飲んだか覚えていない」などと供述している。
関係者によると、川村容疑者は7日、県議会総務委員会に出席後、同日午後6時から盛岡市のホテルで、同委員会の忘年会に参加した。その後、県議仲間と市内のスナックで開いた2次会でも、ビールなどを飲んでいたという。
川村容疑者は、県土地改良事業団体連合会職員を経て、1999年に県議選紫波選挙区で初当選。現在2期目。98年から約2年間、県PTA連合会の副会長を務めていた。来春の県議選に向けた民主党の第1次公認候補予定者にもなっている。
家族によると、川村容疑者は毎日のように自宅や飲食店でたしなむほど、酒が好きだという。母親(72)は「いつもは酒に酔うとタクシーなどを使っていた。なぜ飲酒運転をしたのかわからない」と困惑した様子だった。
(2006年12月9日 読売新聞)
563
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/09(土) 09:32:40
民主党県連が県議選公認取り下げへ 讀賣岩手
川村容疑者の逮捕を受け、民主党県連の藤原良信幹事長は8日、盛岡市で緊急記者会見を開き、「県民に範を示す立場なのに、ご迷惑をかけた」と謝罪した。
県連は、県議選での川村容疑者の公認申請を取り下げる方針。9日にも県連関係者が川村容疑者に接見し、議員辞職や県連の役職辞任を含め、対応を協議する。
県議会は11日の定例会最終日に、「飲酒運転根絶対策の強化を求める意見書」を全会一致で発議し、採択する予定だった。
川村容疑者は民主党会派の政策担当者として、発議に関する他会派との協議にあたっていた。伊藤勢至議長は「誠に残念で、県民に深くおわび申し上げる」と述べた。
増田知事は「公職にある者は飲酒運転をしないように改めて注意を促したい」と語った。
(2006年12月9日 読売新聞)
564
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/09(土) 09:34:24
佐藤工業元会長初公判 「なぜ私だけ罪に…」
一部否認検察側のシナリオ批判 讀賣福島
県発注工事をめぐる談合事件や佐藤栄佐久前知事(67)の収賄事件など一連の事件の裁判が8日、東京地裁で始まった。談合事件で競売入札妨害(談合)の罪に問われた福島市の建設会社「佐藤工業」の元会長、佐藤勝三被告(67)はこの日の初公判で、談合への直接的関与などを一部否認した。
佐藤被告の初公判は午後1時半から約2時間半にわたって行われ、約50の傍聴席は一般傍聴人らですべて埋まった。スーツ姿で現れた佐藤被告は、証言台で礼儀正しく会釈すると、小池勝雅裁判長の質問に従順に答えた。検察側の冒頭陳述の間は、書面を読み上げる検察官の顔を表情を変えずにじっと見つめ続けた。
冒頭陳述によると、佐藤被告は、県が2004年に入札を行った下水道工事で東急建設、佐藤工業の共同企業体に落札させるため、東急建設元東北副支店長、門脇進被告(63)や空調設備管理会社社長、辻政雄被告(60)らと共謀し、仙台市のゼネコン東北支店などで談合を行った。
これに対し、佐藤被告は罪状認否などで「(共謀者とは)話したことも、会ったことも、電話したこともない」「(犯行現場は)どこにあるのかも知らない」と繰り返し強調。業務担当の役員に談合を指示し、報告を受けたことは「記憶は定かではないが、あったかもしれない」と認めたが、「(入札に参加した業者の)トップも同じ立場なのに、なぜ私だけ(罪に問われるのか)」と検察側が描くシナリオを批判した。
弁護側の被告人質問では、県建設業協会の支部長らが仕切り役となり、各支部で談合が恒常的に行われていたことを暴露した。また、佐藤被告自身が談合担当の役職を社内につくり、佐藤工業が受注調整の中心的な役割を担っていたことも告白した。
検察側は、佐藤前知事の実弟、佐藤祐二被告(63)が前知事3期目のころから知事選の資金捻出のため、談合にかかわるようになったとする祐二被告の供述調書などを証拠として提出した。
公判は1月24日の次回で結審する見通し。談合事件では11日に門脇被告、14日に辻被告の初公判が開かれる。
一方、県発注工事をめぐる事件の発端となった三重県の中堅ゼネコン「水谷建設」の脱税事件で、法人税法違反の罪に問われた同社元会長、水谷功被告(61)ら1法人2個人の初公判も8日、東京地裁で行われ、3被告とも起訴事実を全面的に認めた。次回公判は1月26日。
(2006年12月9日 読売新聞)
565
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/10(日) 12:12:18
5000万円問題解明へ前知事後援会長宅など捜索…宮崎県警
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06121002.htm
宮崎県の官製談合事件で県警は9日、競売入札妨害(談合)容疑で逮捕された前知事の安藤忠恕(ただひろ)容疑者(65)の後援会長(64)宅など十数か所を同容疑で捜索した。
後援会長ら安藤容疑者の周辺では5000万円のやりとりがあり、受け渡しの仲介役だったヤマト設計(本社・東京)社長二本木(にほんぎ)由文被告(56)(競売入札妨害罪で起訴)が、安藤容疑者にこの事実の公表をちらつかせて受注を迫ったとされる。県警は談合事件の背景にこうした不透明な金の流れがあったとみて調べている。
関係者の話によると、5000万円は安藤容疑者の初当選後の2003年9月、後援会長が銀行から借り入れた。この金を二本木被告が受け取り元国会議員秘書、石川鎮雄被告(68)(同)に届けたとされる。しかし同年の年末、安藤容疑者を通じて後援会長に返却された。
今年9月になって、この金のやり取りが表面化。その際、安藤容疑者は「私はやましいところはない」とした上で、「石川被告が授受の数日後、『受け取るわけにはいかない』と金の包みを持ってきたので、知事公舎で保管し会長に返した。趣旨は政治コンサルタントの対価で、後援会の支出として処理すべきだった」として、政治資金収支報告書に記載して訂正した。
しかし後援会長は読売新聞の取材に対し「(報告書の訂正は了承したが)今でも、金は知事に貸したと思っている」と話し、食い違いを見せている。一方、金の仲介役を務めた二本木被告は昨春以降、安藤容疑者に5000万円の受け渡しの公表をちらつかせ受注を迫ったとされる。
この「5000万円問題」をめぐっては、県内の男性らが今年10月、政治資金規正法違反、受託収賄などの容疑で安藤容疑者を宮崎地検と県警に告発した。
◆安藤前知事を宮崎地検に送検
県警は9日、安藤容疑者を宮崎地検に送検した。
566
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/12(火) 10:36:31
石原ファミリー“金銭授受疑惑”…糸山氏「選挙妨害」
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_12/t2006121124.html
3選出馬を正式表明した東京都の石原慎太郎知事(74)。先週末、巨額脱税事件で起訴された「水谷建設」の元会長、水谷功被告(61)らとの東京・銀座の高級料亭での宴席が発覚したが、この宴席に絡んだ“金銭授受疑惑”が浮上し、近く訴訟沙汰に発展しそうなのだ。キーマンである糸山英太郎元衆院議員(64)は夕刊フジ取材に「ガセネタ。これは石原知事への選挙妨害だ!」と憤慨する。石原知事の続投戦略にどう影響するのか?
宴席は昨年9月14日夜、東京・銀座の高級料亭「吉兆」の2階で行われた。出席者は石原知事と三男の宏高衆院議員(42)、糸山氏、水谷被告、埼玉県の石材業者T氏の5人。直前の総選挙で、宏高氏が初当選したことを祝う趣旨で、着物姿の女性がお酌をする華やかな会だった。
発案したのは「石原知事の盟友」を自負する糸山氏だが、注目は国会議員から暴力団関係者まで幅広い人脈を誇り、「平成の政商」と呼ばれる水谷被告が同席していたこと。水谷被告は、福島県談合汚職事件の端緒となった約11億円の巨額脱税事件で今年7月、東京地検特捜部に逮捕・起訴されている。
この宴席について、石原知事は「私は糸山君を昔から知っていて、(宏高氏の)当選祝いをやろうということで会に行った」(東京新聞8日朝刊)といい、宏高氏も「水谷氏とはその時が初対面。その後ああいう(脱税)事件が起きて驚いた」(赤旗日曜版10日付)と出席は認めている。
ところが、この宴席に絡み“金銭授受疑惑”が浮上している。
水谷被告に近い関係者はこう語る。
「宴席の前日(13日)、糸山氏の秘書室長(当時)から水谷氏と懇意な女性経営者に『(吉兆で)当選祝いを渡したい。水谷氏の方で500万円を用意してほしい』と電話があった。水谷氏と相談して女性経営者が立て替えた。14日午後3時半過ぎ、女性経営者は銀行で新札に替えた500万円を包装紙に包み、三田にある糸山タワーの糸山氏の事務所に届けた」
「当選祝いは水谷氏側の500万円と、糸山氏の1000万円、石材業者T氏の500万円を合わせた2000万円らしい。女性経営者は糸山氏の別の秘書から『お金はお土産として渡す(高級焼酎の)森伊蔵の箱2つに入れた』と聞いたが、後で調べると、宏高氏や石原知事の政治資金収支報告書には掲載がない。不信感が重なった女性経営者は今週中にも、糸山氏に500万円の返還請求訴訟を起こす」
これと符合するのが前出した赤旗の記事。糸山氏の元秘書室長は、女性経営者に500万円を用意するようお願いしたことと、女性経営者から現金が入ったとみられる「紙袋」(=包装紙)を受け取ったことを認めているのだ。
事実なら、政治資金規正法違反の疑いもある驚くべき話だが、石原知事は先週末、日本テレビの「(吉兆で)金銭の受け渡しは?」との取材に、「私は関係ない。糸山さんに聞いてくださいよ」と答え、宏高氏も「金銭は一切頂いていない」と金銭授受を否定している。
キーマンである糸山氏は夕刊フジ取材に「ガセネタ。石原知事の続投阻止を狙う選挙妨害であり、恐喝未遂事件ですよ」といい、こう説明する。
「あの夜、吉兆で宴席があったのは事実。私が米国出張中に秘書がセットしたもので、私も石原知事も水谷氏とは初めて会った。宴席費用の68万円は払ったが、新人議員の宏高氏に私が1000万円も渡すわけがない。大体、森伊蔵の箱に1000万円は入らない」
「20年も国会議員をやってきて(政治資金関係の)法律は熟知している。マスコミに『水谷氏が特捜部に金銭授受を認めた』という情報が流れたようだが、不正があれば、私も石原知事も事情聴取を受けているはず。それは一切ない。逆に、水面下で金銭の要求のようなものはあった。向こうが提訴するなら、(恐喝未遂などで)捜査当局に相談したい」
そして、石材業者T氏も「500万円を出した覚えはない。宏高氏が糸山政経塾出身なので、塾の専務理事として出席しただけ。秘書室長が(宴席後に)退職したが、『糸山憎し』の感情でもあったのでは」と語る。
言い分は完全に食い違っているが…。
ZAKZAK 2006/12/11
567
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/12(火) 10:38:48
本間税調会長、愛人と官舎生活…税トップのモラルは?
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_12/t2006121101.html
政府税制調査会の本間正明会長(62、写真)が、都内の官舎に愛人と同居していることが11日、分かった。官舎住まいの公務員などが国民の税金で甘い汁を吸う構図が問題視されている中、税制調査組織のトップにいる人物としてのモラルが問われそうだ。
本間氏の官舎愛人同居疑惑は、11日発売の週刊ポストが報じた。
それによると、本間氏は平成15年1月から、JR原宿駅から徒歩5分の東京・神宮前「東郷台宿舎」に部屋を借りている。部屋は上層階の96平方メートルで、民間の相場で50万円はくだらないとされるが、本間氏はわずか7万7000円で借りているという。
その格差だけでも噴飯ものだが、大阪大学大学院教授である本間氏がなぜ東京の官舎を借りられたのか。実際、13年1月から今年10月まで務めた経済財政諮問会議議員としての東京での会議は、月3回程度しか開かれていないのに。
しかも、同居人の届けが出されているのは本間氏の本妻だというが、実際は、同誌の取材に愛人関係であることを認め、「奥さんとは離婚調停中。結婚しようと話し合っている」。本妻も「北新地の女性らしい」と愛人の存在を承知しているが、「離婚の話は具体的にはない」と話している。
本間氏本人は「個人的なことで、プライバシー侵害」と話しているというが、官舎を使った愛人との生活は個人的問題では済まないのでは…。
568
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/12(火) 22:31:49
町田市長の政治資金パーティー事件:市長が証拠改ざんか 市議会で追及 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20061212ddlk13040132000c.html
◇市議会一般質問で追及
町田市の石阪丈一市長の政治資金パーティー事件で、石阪市長が検察官調書で「以前使用していたシステム手帳の記載に、警察への説明と矛盾していた点があったため、手帳を書き換えた」などと供述していたことが明らかになった。調書のコピーを入手した殿村健一市議(共産)が11日の市議会一般質問で追及した。この手帳は後の捜査で警察に押収されており、自身の事件への関与を隠すために証拠を改ざんしたとみられる。
石阪市長は今年4月、事件を捜査していた神奈川県警に「パーティーの準備は長女に任せており、自分はかかわっていない」などとする弁明書を提出した。
しかし検察官調書によると、石阪市長は手帳の昨年11月17日の欄に、パーティー会場のホテルの下見をする予定を書き記していた。このため「弁明書と手帳の記載の矛盾を追及されるのでは」と考え、4カ所を改ざんしたという。【古関俊樹】
毎日新聞 2006年12月12日
569
:
片言丸
:2006/12/13(水) 11:12:55
自民党上越支部 市出資企業から献金
2006年12月13日 朝日新潟
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000612130004
昨年10月の上越市長選で再選された木浦正幸市長を推薦し、同市長への献金の窓口になっていた自民党上越支部(市川文一支部長)が、政治資金規正法で禁じられている、地方自治体が出資した企業からの献金を受けていたことが、12日までにわかった。同支部は11日、不正な献金の疑いがあるとして、110万円全額を企業に返還した。同様の献金は木浦市長が初当選した01年にも100万円あり、同支部はこうした献金を市長後援会に献金したことから、今後、市長後援会に対して返還を求める方針だ。
問題の献金をしていたのは地元の直江津海陸運送(中田達雄社長)と上越ケーブルビジョン(大島精次社長)の2社。同支部の05年の政治資金収支報告書によると、海陸運送は05年3月14日に100万円、ケーブルビジョンは同10月18日に10万円を献金していた。また01年分の収支報告書でも、海陸運送が100万円を献金していた。
政治資金規正法の22条は、地方公共団体が出資する企業が、地元の首長や議員を推薦・支援などする団体への献金を禁止している。2社はそれぞれ上越市から750万円、500万円の出資を受けていた。同支部は05年3月に再選を目指して立候補を表明した木浦市長を同6月に推薦。木浦市長は01年10月に初当選している。
問題の献金について同支部の市川支部長は「政治資金規正法にそうした規定があることを知らなかった。そのため、2社が市から出資を受けていたかはチェックはしておらず、一部報道の指摘を受けて党県連にも相談し、返還することにした」と話している。
また、「支部は1期目から市長を全面的にバックアップしており、当時は支部が市長の献金の窓口になり、市長後援会からも『お願いします』ということで相当数の企業に要請した。その中に違法な献金があった。勉強不足だった」とも話している。
1期目の献金についても「同様の献金があったかどうか調査し、あった場合はどうするか、その時検討する」などと話している。
献金したケーブルビジョンの大島社長は「自民党からの献金要請を受け、初めて応じた。違法だということは知らず、知っていれば当然、応じなかった」。海陸運送も「違法との認識はなかった。自民党の要請で応じた」(役員)と話した。
一方、後援会が同支部経由で献金を受けた木浦正幸市長は「開会中の市議会の場で、事実関係や責任について、直接、議員や市民の皆さんにご説明申し上げたい」との談話を出した
570
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/13(水) 20:04:53
小杉元文相の妻が自己破産、怪しげな投資話に次々
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_12/t2006121317.html
自民党の小杉隆元文相(71、写真)=衆院東京5区=の夫人(69)が、投資の失敗などで14億円もの巨額債務を抱え、東京地裁に自己破産を申し立てていたことが13日、分かった。東大ボート部出身でさわやかなイメージの小杉氏だが、いったい夫人に何があったのか。
関係者によると、敬子夫人が“借金地獄”に足を踏み入れたのは平成5年、エステティックサロンに投資してから。銀行融資などで1億円以上を注ぎ込んだが、1年足らずでサロンは失敗した。
その後も、ITベンチャーや風力発電、養殖魚の餌など、怪しげな投資話に数千万円単位で手を出し、借金はどんどん膨らんだ。数年前からは、高利の闇金融にも手を出していたという。
「敬子夫人は後援会関係者にも投資話を持ちかけていただけでなく、『選挙にお金がかかる』などといって、数百万円から数千万円もの借金を重ねていた。債権者が何度返済を申し入れても、『あと10日間だけ待って』『もうすぐ返せる』とトボけていたらしい」(永田町事情通)
小杉氏は目黒区内の閑静な住宅地に自宅を構えていた。長男夫婦との二世帯住宅で、両隣には二男夫婦と長女夫婦の家があったが、今年秋以降、次々と一家は引っ越し。ひそかに土地建物を売却したといい、“元文相一家の夜逃げ”という前代未聞の事態となっているのである。
「代議士夫人」「元文相夫人」という社会的信用をバックに借金を重ね続けた敬子夫人は今月初め、東京地裁に自己破産を申し立てた。積もり積もった債務総額は14億円を超えるという。
前出の永田町事情通は「常識で考えれば議員辞職は必至だろう」と語るが、小杉氏は14日夕、目黒雅叙園で「小杉隆を囲む会」という政治資金パーティーを開く。
小杉事務所に問い合わせると、「ええ、パーティーは予定通り開きます。近く、後援会や有権者の方々には説明しなければならないと思っていますが、どうするかは決まっていません」とコメント。「議員辞職する気はないのか?」とたずねると、「その局面になれば(議員本人が)考えるでしょう」と語るのだ。
教育崩壊が指摘されるが、元文相がこの程度では…。
ZAKZAK 2006/12/13
571
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/13(水) 20:14:21
小杉元文相の妻、自己破産申し立て
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20061213/20061213-00000055-jnn-soci.html
元文部大臣の小杉 隆 衆議院議員の妻が、後援者ら260人から14億円以上の借金を重ねた末、返済不能になったとして自己破産を申し立てました。
小杉議員夫人の弁護士が債権者に送った通知書によりますと、夫人は13年前にエステティックサロンに出資して失敗したのをきっかけに借金を重ね、返済不能になったとして、今月6日、東京地裁に自己破産を申し立てました。負債総額は14億円を超えています。
「(夫人が)『小杉事務所の給料がどうにもならない』と言うから貸した。それで貯金を下ろしまして・・・」(200万円貸した男性)
関係者によりますと、債権者は260人にのぼり、そのほとんどは議員の後援会員でした。夫人は借金にあたり、「議員秘書の給料支払いに必要」という説明をしていましたが、その秘書らからも金を借りていました。4年前に複数のヤミ金融に手を出すようになってから債務が数千万円単位で増え、多重債務者となりましたが、夫人はさまざまな投資話に使っていたとみられます。
小杉議員は東京5区選出で当選8回。橋本内閣で文部大臣を務めました。
「(小杉議員に)『僕の知らないところでやっていたことなので』と。今回の対応は非常に代議士としてあるまじき行為」(300万円貸した女性)
小杉議員の事務所は、「夫人が借りた金が事務所秘書の給料に使われた事実はない。その他については調査中。いずれ小杉議員自身から支援者に説明する」としています。現在、夫人は都内の病院に入院しています。(13日17:50)
[13日19時16分更新]
572
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/13(水) 20:15:22
京都市のTMでは政府が作為的な抽選
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20061213/20061213-00000048-jnn-pol.html
今回、新たに指摘された特定の応募者を排除していた京都のタウンミーティングでは、政府は作為的な抽選まで行っていました。
問題の抽選が行われたのは、去年11月に京都市で開かれた親子向けのタウンミーティングです。
調査委員会によると、事前に共催の京都市教育委員会から政府に、過去のイベントで「プラカードを掲げたり、大声を出す」など進行を妨げた親子が応募しているという連絡がありました。これを聞いたタウンミーティング室は、この親子らを出席させないよう、2組の受付番号をあらかじめ落選とする作為的な抽選を行ったということです。
「大声を急に出したりということがあれば、(出席している)子供たちが大変ショックを受けると思いますので。(Q.内閣府から事前に言うようにと?)それは一切ございません」(京都市教委 稲田新吾 課長)
一方、調査委員からは・・・。
「なぜそんなようなところ(抽選の不正)に、突っこまなくちゃいけなかったのか、タウンミーティングでですね。現象面だけで『こんな問題だ』というふうに決めつけるのも、私は若干、危険なのかなという気がしています」(郷原信郎 委員)
政府は混乱を避けるためと説明していますが、調査委員会はタウンミーティングの趣旨に反するとしています。(13日17:56)
[13日19時13分更新]
573
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/13(水) 20:18:34
司法改革巡るTMで最多の「やらせ質問」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20061213/20061213-00000049-jnn-pol.html
社会の公平なルールを司る司法制度。その改革を巡るタウンミーティングで、最多のやらせが行われていた事に関係者は大きな衝撃を受けました。ひどいケースでは3分の2がやらせの質問者でした。
先月、やらせ質問についてこう答えていた長勢法務大臣。
「法務省のテーマがタウンミーティングのテーマになったことあるの?」(長勢甚遠 法相)
「裁判員制度についてございました」(法務省職員)
「で、やらせやったの?」(長勢甚遠 法相)
「念のため、各所に調査するように」(法務省職員)
「あんまりうちの役所はそんな器用なことできそうにないね」(長勢甚遠 法相)
しかし、実際は「器用なこと」が行われていたのです。
去年4月、
栃木県宇都宮市で行われた司法制度改革のタウンミーティング。この日質問した11人のうち3人が法務省の関係者が依頼した人物でした。去年1月、香川県では質問者9人のうち3分の2の「6人」がやらせでした。
「裁判所に呼ばれた場合、法律の本を買って勉強しておいたほうがいいんでしょうか」(依頼された質問者)
「いろいろな勉強も大切でしょうが、今、お持ちの考え方、そして常識的なものが裁判で生かされる」(南野知恵子 元法相)
政府の調査委員会の発表を受けて法務省は会見を開きましたが、カメラ撮影は許可されませんでした。
Q.誰がタウンミーティングで質問をしたのですか?
「法務省や検察庁の職員はいません。職員の知人など頼みやすい人にお願いしました」(法務省)
Q.見返りは払ったのですか?
「私どもからはまったくありません」(法務省)
法務省は組織的な関与はなかったと説明。やらせ質問は内閣府のタウンミーティング室から提案されたといいます。当時、法務大臣だった南野氏は質問にはノーコメント。
法務省は「思慮が足らなかったと反省している」とコメント。関係者の処分も検討するとしています。(13日17:52)
[13日19時35分更新
574
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/13(水) 20:18:59
タウンミーティング「やらせ質問」は15回
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20061213/20061213-00000050-jnn-pol.html
タウンミーティング「やらせ」問題の調査で政府の最終報告書が公表されました。15回のタウンミーティングで「やらせ質問」があったほか、新たに特定の応募者を参加者から排除していたケースも明らかにされました。
「今後の運営にあたっては、主催者側から特定の参加予定者に対し、特定の内容の発言を会場内で行うことを事前に依頼するということは、厳に禁止をすべきである」(内閣府 林 芳正 副大臣)
調査委員会の最終報告によると、タウンミーティングでの「やらせ質問」はこれまでに発覚した教育改革に関する5回の他に、司法制度に関するタウンミーティングなどでも10回見つかり、あわせて15回で確認されました。
これについて委員会では、政府の方針を浸透させるための「世論誘導」ではないかという疑念を払拭出来ないと指摘しました。さらに、質問の内容を示さないかたちでの発言の依頼は全体のおよそ6割に当たる105回で行われましたが、、こうした発言者が司会者の紹介を受けずに、一般の参加者を装って発言していたケースもこのうち29回あり、不透明な運営という批判を免れないとされました。
発言者への謝礼金については新たな事例はなく、やらせ質問への謝礼は確認されなかったとされています。
また、こうした発言依頼とは裏腹に、去年の京都でのタウンミーティングでは、参加者の選考の段階で特定の応募者を排除していたことも新たに明らかにされました。
一方、不適切な会計処理としては、ハイヤー代で37件、その他で19件あり、いずれも、内閣府の担当者が了承していたということです。
タウンミーティング一回当たりの平均の開催費用は、開始当初の2001年は随意契約で2200万円にのぼっており、委員会では、翌年以降は一般競争入札で700万円で済んだこともあったのに比べて高額で、疑問を抱かざるを得ないとしています。(13日17:25)
[13日19時14分更新]
575
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/13(水) 21:15:46
政府税調会長:公務員住宅、入居は適正 本間氏が釈明会見
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061214k0000m010072000c.html
政府税制調査会(首相の諮問機関)の本間正明会長(大阪大教授)は13日、財務省内で記者会見し「規則に違反して都心の国家公務員住宅に入居している」との週刊誌の報道に対して釈明した。本間会長は「入居は適正に行われた」と述べたものの「私的な問題で、答えなければならない状況になったことをおわびする」と陳謝した。
公務員住宅に国立大学法人教官が入居する場合は、居住者名簿を提出しなくてはならない。本間会長は名簿に妻の名前を記載したのに別の親しい女性と同居していると報じられたが、本間会長は「入居名義は単身。知人は大阪に生活の本拠があり同居はしていない。引っ越しの手伝いなどで来ていた」と釈明した。更に「妻とは離婚協議中で、基本的に合意している。女性とは誠実に交際している」と語った。
本間会長は01年から06年10月まで経済財政諮問会議の民間メンバーを務め、「勤務地の大阪と往来が頻繁」との理由で03年に公務員住宅に入居。民間メンバーを退任して今年10月に一度は転居したが、政府税調会長に任命されたため11月に再び入居したという。本間会長は「短期間の救済措置だった」と述べ、近く転出する考えも示した。
政府税調は来年秋以降、財政再建のための増税論議を本格的に始める見通し。「安価な家賃の公務員住宅に住みながら増税を求めるのは問題」との批判も出ているが、本間会長は「職務を全うしたい」と、会長職を続ける意向を示した。【山本明彦】
毎日新聞 2006年12月13日 20時06分
576
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/14(木) 19:24:07
>>569
市長選で迂回献金か再選の木浦氏へ
自民党上越支部 「選挙支援で窓口」 讀賣新潟
上越市長選が行われた2005年、再選を目指す木浦正幸市長を推薦した自民党上越支部(市川文一支部長)が企業・団体から計1333万円の献金を受け、ほぼ同時期に同支部から木浦市長の関係2団体に計1275万円が寄付されていたことが13日、新たにわかった。市川支部長は「選挙支援のため、支部が市長への献金窓口となった」と話しており、政治資金規制法で禁じられている政治家個人への企業献金を回避するための“迂回(うかい)献金”だった可能性が浮上してきた。同市議会は14日の議会終了後に全員協議会を開き、木浦市長に説明を求める。
自民党上越支部や、木浦市長の資金管理団体など関係2団体が県選管に提出した05年の政治資金収支報告書によると、05年に同党支部に集まった企業・団体献金は計1333万円。うち5万円以上を寄付した21社分(計640万円)の企業名と金額は報告されている。1社は木浦市長の再選出馬表明(05年3月)直前に寄付したが、残る20社は表明後から告示日(同10月23日)までに寄付していた。
一方、同党支部から木浦市長の関係2団体に寄付された1275万円は、選挙後の05年12月に資金管理団体に寄付された25万円を除くと、いずれも出馬表明から告示日までに寄付されており、企業・団体が同党支部に献金した時期と重なる。
一方、同党支部は木浦市長が自民党推薦で初当選した01年にも、上越市が出資する直江津海陸運送(中田達雄社長)から100万円の献金を受けていたことが新たに分かった。
市は同社に資本金の10%の750万円を出資している。政治資金規正法では、地方公共団体の出資企業が地元首長を推薦・支援する政治団体への献金を禁じており、同党支部は同法違反の疑いがあるとして、05年に同社を含む2社から受けた献金計110万円を返還したばかり。01年の献金は同法の公訴時効(3年)が成立しているが、企業と政治家のモラルが問われそうだ。
(2006年12月14日 読売新聞)
577
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/14(木) 19:27:03
「返還留保」 県を批判新潟県知事 讀賣岐阜
裏金問題に絡んで、県の新産業労働局長の経験がある泉田裕彦新潟県知事が、県から105万円の返還を求められている問題で、泉田知事は「責任の所在をあいまいにしたまま、不正経理に関する金を返して責任問題の風化を待つという対応に終始している」と岐阜県の対応を厳しく批判し、「責任が明らかになるまで(返還を)留保」するとのコメントを発表した。
これに対して、13日に開かれた県議会の検討委員会で、委員の県議から「泉田知事のコメントによって、退職者の返還が滞るのではないか」と批判の声が相次いだ。検討委では、泉田知事に対し県として抗議するように求めた。古田肇知事は「丁寧に説明してきたのに残念」と語った。
退職者の裏金の返還金約8億6700万円のうち、12日までに約260人から約2億7000万円が返還されたが、まだ総額の約30%が返還されただけで、今後、泉田知事の「返還留保」の影響が心配される。
(2006年12月14日 読売新聞)
578
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/14(木) 20:22:23
本間税調会長、愛人同居居直り会見…責任取らぬ輩たち
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_12/t2006121427.html
国民の税金で建てた官舎での“愛人同居”をスッパ抜かれながら、政府税制調査会の会長職にしがみつこうとする大阪大学大学院の本間正明教授(62、写真右)。一体、どういう思考回路があれば、これで国民に税負担を求められるのか。そういえば、最近の日本のリーダーたちは責任を取らない輩が続出。この国はいつから、ここまで堕落したのか。
「(彼女は)引っ越しの手伝いで来ていただけ。入居は単身であり適正。抜本的な税制改革の実現に向けて、全身全霊を込めて職務を全うしたい。今後の努力の中で信頼回復を図っていきたい」
本間氏は13日午後、財務省内で記者会見し、週刊誌に愛人と官舎で同居しているなどと報道されたことについて、「私の不徳の致すところ」といいながら、責任を取る素振りを見せなかった。
JR原宿駅から徒歩5分の東郷台宿舎。民間相場で月50万円は下らないとされる最上階の部屋(約96平方メートル)に、本間氏はわずか7万7000円で大阪・北新地で出会った愛人と暮らしていたとスッパ抜かれたのだ。
会見で本間氏は、大阪に自宅があるものの、経済財政諮問会議の民間議員を務めていた平成15年から都内の官舎に入居。民間議員退任に伴い10月12日にいったんは退去したが、その後、政府税調会長に就任することになり、11月6日に再入居したと説明した。
ただ、週刊誌が報道した同居生活の一部は入居から約1カ月後の12月初旬のこと。入居から約1カ月後の「引っ越しの手伝い」との説明もすんなりとは受け入れがたい。
また、都内にある官舎への入居は不適切だとの批判に対しては、「宿泊代や日当とかを考慮すれば、(官舎に入居する方が)安いとの話もあり、過失にならないと判断した」と釈明したが、その一方で「公職に対する十分な思いが至らなかった」とし、早期に官舎を退去する考えを示した。
ただ、夫人を官舎での同居人として財務省に届け出ているとの報道については、「現在は『同居人なし』で届け出ている」と反論、「妻とは離婚協議中だ。(報道で)同居とされた人とは誠実に交際しているが、同居はしていない」と釈明した。
本間氏は今年11月の就任後、「法人税の実効税率引き下げ」という大企業優遇の方針は打ち出しているが、消費税増税については来年夏の参院選以後に議論を持ち越している。
永田町事情通の1人は「(法人税減税で)5000億円規模の歳入の減少を招くため、将来的な消費税増税は避けられない。本間氏の任期は3年。来年の今ごろは豹変(ひょうへん)しているだろう」という。
居座っているといえば、日銀の福井俊彦総裁(71、写真左)も同類だろう。
日本の金融政策の最高責任者であり、総元締めという立場ながら、証券取引法違反で起訴された村上世彰被告率いる村上ファンドに1000万円を投資し、1700万円以上の運用益を得ていた。
村上ファンドは「投資」というより「投機」に近く、何より公正性や中立性が求められる日銀総裁には不適切。今年2月の解約も、「村上ファンドに近いライブドアへの強制捜査を受けて行われたもので、まさに責任回避だ」(民主党幹部)と批判されたが、福井氏は「職責をまっとうする」と蛙の面に〇〇だ。
女性だけにツメ腹を切らせたのは、9月末にTBS系「NEWS23」のキャスターだった山本モナさん(30)との不倫スキャンダルが炸裂(さくれつ)した民主党の細野豪志衆院議員(35、写真中)。
モナさんは番組休養から降板に追い込まれたが、細野氏は不倫旅行の改札通過の際、議員特権であるJR無料パスを使用していながら、「信頼回復に努めたい」と居座りを決め込んでいる。
ノーブレス・オブリージュ。身分の高い者はそれに応じて果たさなければならぬ社会的責任と義務がある。
政治評論家の屋山太郎氏は“無責任トリオ”についてこう語る。
「3人とも国策にかかわる大きな仕事をする者として、自覚が足りない。本間氏の場合、安倍首相の『脱・官僚政治』路線という重責を負う者としてワキが甘い印象は拭えない。本間氏の税調会長起用は官邸主導で行った希有なケースで、責任の重さを軽く見ていたのではないか。ワキの甘さという点では細野議員も同様だ。ただ、より責任が重いと言えるのは福井総裁。金融担当者としての職業倫理に欠けるし、なにより人を見る目がない。なんにせよ彼らは自己管理ができないという点で武士ではない」
ZAKZAK 2006/12/14
579
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/14(木) 21:15:02
やらせ質問:当時の担当閣僚処分は見送り 政府方針
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20061215k0000m010100000c.html
政府は14日、タウンミーティング(TM)問題で「やらせ質問」などがあった当時の担当閣僚の処分を見送る方針を決めた。現行法では閣僚の懲戒処分規定がないうえに、すでに閣僚を辞めた議員が給与を返納するのも不可能との判断からだ。一方、塩崎恭久官房長官ら現職の4閣僚は同日、問題の責任を取り給与2〜3カ月分を国庫に自主返納することを決めるという、ちぐはぐな「けじめ」となった。
やらせ質問は02年11月〜06年9月の文部科学省、法務省、国土交通省がかかわるTMで発覚、当時の閣僚は南野千恵子法相、北側一雄国交相、小坂憲次文科相らだった。政府は当初、責任の取り方を検討したが、現行法では現職も含めて閣僚を処分する規定はなく、国会議員が歳費を国庫に返上することは公職選挙法の「公職の候補者等の寄付の禁止」に抵触すると判断した。
一方、現職閣僚は議員歳費とは別に支給される閣僚給与の国庫返納が可能なため、塩崎長官が3カ月分(79万円)、伊吹文明文科相、長勢甚遠法相、冬柴鉄三国交相の3閣僚と林芳正副内閣相は2カ月分(53万〜34万円)を返納することにした。政府は問題があった当時の官僚については処分対象としているが、本来の責任者である当時の閣僚が不問に付されることに国民の理解が得られるか疑問符が付きそうだ。【谷川貴史】
毎日新聞 2006年12月14日 20時58分
580
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/14(木) 21:25:09
町田市長の政治資金パーティー事件:市長、証拠の手帳記述改ざん認める /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20061214ddlk13040157000c.html
町田市の石阪丈一市長の政治資金パーティー事件に絡み、神奈川県警が証拠として押収した手帳の記述を市長本人が書き換えたとされる問題で、石阪市長は13日の記者会見で、「そういう事実はある」と証拠の改ざんを認めた。だが、パーティー会場の下見として書き込んだ日程は「娘の日程だ」と説明し、自らの関与は否定した。
この問題は、11日の市議会で殿村健一市議(共産)が「パーティー会場の下見予定を書き込んだ手帳を、今年5月に自ら書き換えた」とする検察官調書を明らかにした。これまでの「開催準備に直接かかわっていない」という市長の説明と食い違い、矛盾を隠すために書き換えたとされる。
改ざんがあった5月ごろは神奈川県警が石阪市長の長女を聴取していたころで、石阪市長は「精神的に不安定な状況だった」と改ざん理由を説明。「いま考えると、娘の日程だから書き換える必要はなかった」などと釈明した。【古関俊樹】
毎日新聞 2006年12月14日
581
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/14(木) 21:27:55
フジテレビ隠し撮り損賠訴訟:田中議員が初めて意見陳述し結審 /新潟
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/news/20061214ddlk15040404000c.html
選挙事務所を無断撮影され、選挙運動に支障をきたしたなどとして田中直紀参院議員と後援会などがフジテレビジョン(東京都港区、村上光一社長)に計2500万円の損害賠償と公式謝罪を求めた訴訟が13日、地裁長岡支部(北村史雄裁判長)で結審した。田中議員が初めて意見陳述し、「盗撮は相手陣営の妨害と考えて不安になり、事務所に人が集まらなくなるなど選挙活動が遅れた」と述べた。判決は来年2月7日に言い渡される。
訴状によると、フジテレビは参院選を控えた04年6月半ばから長岡市幸町1の田中議員の選挙事務所向かいの民家2階にビデオカメラを設置し、出入りする関係者の様子を継続的に撮影していたという。【渡辺暢】
毎日新聞 2006年12月14日
582
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/14(木) 21:28:40
政治献金:自民党上越支部、市出資2社から 「チェック不足」と説明 /新潟
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/news/20061214ddlk15010397000c.html
◇上越市長選で現職推薦
上越市が出資する港湾運送業「直江津海陸運送」(中田達雄社長)とケーブルテレビ事業「上越ケーブルビジョン」(JCV、大島精次社長)の2社が昨年の同市長選で現職の木浦正幸市長を推薦した自民党上越支部に献金していたことが分かった。市出資企業から市長を支持・推薦する政治団体への政治献金は政治資金規正法に抵触する上、同支部は献金のほとんどを木浦市長の後援会と資金管理団体に環流しており、政治家個人への企業献金を禁じた同法の抜け道の実態も明らかになった。
市は直江津海陸運送に資本金の10%の750万円を、JCVには同1%の500万円を出資している。同法では地方公共団体から出資を受ける企業がその公共団体の首長選や議員選挙の候補者とその資金管理団体、候補者を支持・推薦する政治団体に献金することを禁止。違反した場合は3年以下の禁固、50万円以下の罰金が科せられる。
同支部の05年政治資金収支報告書によると、直江津海陸運送は昨年3月14日に100万円、JCVは昨年10月18日に10万円をそれぞれ献金した。また、直江津海陸運送は、02年にも同支部に100万円を献金している。両社とも毎日新聞の取材に対し「違法とは知らなかった」としている。
同支部の市川文一支部長によると、同支部は昨年6月、木浦市長の推薦を機関決定し、併せて市内の企業に献金を要請した。加えて集まった献金のほとんどを木浦市長の後援会と資金管理団体に寄付したという。市川支部長は市出資企業から献金について「知らなかったのは我々のチェック不足。お粗末としかいいようがない」と語った。また環流については「不明朗なお金の流れはないので問題はない」と説明した。
木浦市長は14日の市議会全員協議会で事実関係を明らかにし、釈明する方針。【萩原滋樹】
毎日新聞 2006年12月14日
583
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/14(木) 21:29:12
岐阜県の裏金問題:泉田知事、責任追及まで返還を拒否 /新潟
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/news/20061214ddlk15040392000c.html
岐阜県の裏金問題に絡み、同県在職時の連帯責任名目で105万円の返還を求められている泉田裕彦知事は13日、「組織責任の名の下に個人の責任を明確にしないことは法治国家にあるまじき対応だ」と同県側の対応を批判、納得できる責任追及がされるまで返還を拒否する姿勢を鮮明にした。
泉田知事は自身が経済産業省から岐阜県に出向した03〜04年について同県に説明を求め、「(泉田知事が)不正資金の捻出や隠ぺいに関与した事実は認められない」との回答を得た。一方、責任については「組織全体が関与した」とされ、詳しい経緯説明も拒まれたという。
泉田知事は「臭いものにふたをするというか、返金すればそれでいいのか」と反発。さらに「新潟県政の運営に当たり、岐阜県を反面教師としたい」と付け加えた。
一方、新潟県では97年に発覚した食糧費など不正支出問題で、約9億7100万円をOBや国からの出向者を含む県の全管理職が返還した経緯がある。この点について泉田知事は「私が決めたことではなく、過去の判断だ」と無関係を強調した。
こうした対応の差に関係者からは「不正に関与していないとはいえ、いかがなものか」「正論だが、岐阜県のためというなら支払えばいい」といった声もささやかれている。【五十嵐和大】
毎日新聞 2006年12月14日
584
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/14(木) 22:32:35
石原宏高氏の疑惑秘書、辞職へ…不透明授受に関与か
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_12/t2006121425.html
巨額脱税事件で起訴された「水谷建設」元会長、水谷功被告(61)との宴席が発覚した自民党の石原宏高衆院議員(42、写真)。新たに一部週刊誌で、水谷被告らから秘書に現金がわたっていた疑惑が報じられたが、この秘書が今月末で辞職することが14日、分かった。一体何があったのか。
辞表を提出していたのは石原氏の公設第一秘書S氏。かつては石原事務所の金庫番といえる事務局長を務めていた。
石原氏については、昨年9月14日夜、東京・銀座の高級料亭「吉兆」で、父親の石原慎太郎都知事(74)と水谷被告、糸山英太郎元衆院議員(64)を加えた宴席での“2000万円授受疑惑”が注目されているが、14日発売の「週刊新潮」は、水谷被告と懇意な女性経営者の証言として、新たな疑惑を報じた。
同誌によると、昨年の総選挙直前、東京・品川のホテルパシフィックで石原氏の支援集会が開かれた。この場で、水谷被告から50万円、女性経営者から5万円がS秘書に渡されたが、これが石原氏の政治資金収支報告書に記載されていないというのだ。
この疑惑は報道関係者の間に広まっており、その真偽をめぐり新聞や週刊誌の記者らがS秘書に取材をかけており、突然の辞職情報に「裏に何かあるのでは?」と憶測が飛び交った。
石原氏は14日午後、本紙取材に「S秘書に確かめたが『55万円は受け取っていない』と言っている。水谷氏側から『領収書がほしい』との要請も一切ない。S秘書は品川区長選が終わった10月初め、一身上の都合で辞表を出しており、今回の騒動とはまったく関係ない」と話している。
ZAKZAK 2006/12/14
585
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/15(金) 09:14:27
上越市長迂回献金を否定 「寄付依頼していない」
自民党支部献金問題 讀賣新潟
昨年10月の上越市長選の際、自民党上越支部(市川文一支部長)が集めた企業献金が、推薦する木浦正幸市長の資金管理団体などに寄付されていたことについて、木浦市長は14日の市議会全員協議会で、「党支部がすべて企画して行ったもので、私から寄付を依頼したことはない」と“迂回献金”の疑惑を否定した。
政治資金規制法では、政治家個人が企業や団体から献金を受けることを禁止している。木浦市長は、疑惑を持たれ市政を混乱させた責任として、自らの給与を2か月、30%減給処分とする条例改正案を12月議会に追加提案することを明らかにした。
木浦市長は、同支部への企業献金が自らの資金管理団体などに寄付されたことについて「献金は行った人の意志がポイント。党に寄付した人は党に依頼されて行った。党は私の政治理念や活動に賛同して寄付してくれたもの。これは同一のものではない」とした。
また、党への献金法人に市出資企業が含まれていたことについては「寄付金の中身は知るよしもない」と説明した。ただ、今後は市の出資企業へ法令順守を強く求めていきたいとした。
一方、全員協議会では、市から補助金を受ける「平安セレモニー」も昨年9月30日、同支部に30万円を寄付していたことが判明した。同社は、市が一定条件を満たした企業の立地などに支払う「企業設置等奨励金」を2004〜5年度で約671万円受けている。
(2006年12月15日 読売新聞)
586
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/15(金) 09:19:44
魚住参院議員債務巡る訴訟「県議ら棄却主張」 讀賣熊本
破産した自民党の魚住汎英参院議員(66)(比例代表)の債務を巡り、銀行から債権を譲渡された整理回収機構が、魚住議員の妻や県議、元県議の3人に連帯保証債務計約2億1700万円を請求する訴訟を熊本地裁に起こし、第1回弁論(川野雅樹裁判官)が14日、開かれた。
被告側弁護士は、妻は支払う能力がないとして債務の大幅減額や長期分割を求めた。県議と元県議については、魚住議員が銀行から2億4000万円を借りたり破産したりしたことについて銀行側から全く通知がなかったため、支払い責任は生じないとして棄却を求めた。訴状によると、魚住議員は1988年に妻を連帯保証人として旧富士銀行から1億6900万円、85、86年に妻と県議、元県議の3人を連帯保証人に旧大和銀行から計2億4000万円を借り、2004年3月に破産。同機構には計約2億1700万円の債権が残った。
(2006年12月15日 読売新聞)
587
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/15(金) 13:06:21
内閣府など26人処分 担当室長を戒告
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006121501000270
政府は15日、「やらせ質問」や経費の無駄遣いが問題となったタウンミーティング(TM)をめぐり内閣府、文部科学、法務両省の担当者ら計26人について、戒告などの処分を行ったと発表した。
塩崎恭久官房長官は同日午前の記者会見で、内閣府の谷口隆司TM担当室長を国家公務員法上の懲戒処分に当たる戒告、内田俊一事務次官を訓告とするなど計11人を同日付で処分したと発表。これを受け内田次官は給与の1割を1カ月自主返納する。
長勢甚遠法相も、法務省の大林宏事務次官、小津博司刑事局長をいずれも厳重注意処分にした。ただ、このほかの関係職員については「広報宣伝を一生懸命やる一つの方法として行われた。非常に重大な間違いではない」として処分しない方針を表明した。
伊吹文明文部科学相は、教育改革タウンミーティングの「やらせ」の質問案作成にかかわったなどとして、銭谷真美初等中等教育局長、白間竜一郎大臣官房付内閣官房内閣参事官ら8人を訓告や文書厳重注意などとする処分を明らかにした。
588
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/15(金) 20:22:16
県発注工事談合:落札後もたびたび会う 辻被告が門脇被告に衆院選支援を要請 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20061215ddlk07040463000c.html
県発注工事を巡る談合事件で、競売入札妨害罪に問われた空調設備会社社長、辻政雄被告(60)は、東急建設東北支店元副支店長の門脇進被告(63)=同罪で公判中=と同社が工事を落札した後も頻繁に会い、昨年の衆院選での支援を要請していたことが、14日に東京地裁で開かれた初公判で明らかにされた。
検察側の冒頭陳述によると、辻被告は同社が工事を落札した後にも2、3カ月に1回程度、門脇被告と会っていた。昨年夏、門脇被告に同年9月の衆院選での支援を要請していたが、8月に郡山市内のホテル喫茶室で「今度の選挙でもいろいろご入り用でしょうから」と現金200万円を差し出された。
辻被告は、工事落札の謝礼であることを認識していたが、衆院選の活動資金を扱ったことがなかったため、前知事実弟の佐藤祐二被告(63)=収賄罪などで起訴=に直接渡すよう要請した。【松本惇】
毎日新聞 2006年12月15日
589
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/15(金) 21:49:23
知事処分案を可決 県議会総務委
2006年12月15日 朝日広島
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000612150001
県議会の総務委員会(吉井清介委員長)は14日、後援会による政治資金規正法違反事件の道義的責任を取り、藤田雄山知事が来年1月から3カ月間、月額給与の全額を返上するとした条例案を可決した。態度が注目された公明党議員団が賛成に回ったが、厳しい意見も相次ぎ、委員の採決では可否同数だった。最終的に委員長が裁決した。議会最終日の18日に本会議で採決する。(福家 司)
藤田知事は、自らを支援する団体(後援会)に法律違反があった▽説明責任を果たせなかった▽県民に多大な政治不信を招いた――などとして、今期県議会に条例案を提案していた。
委員会では、「知事は自らが真っ白というなら(有罪となった)元事務局長を告訴すべきだし、黒なら辞職すべきだ。(処分案は)本末転倒で、到底認められない」といった反対意見が出た。一方、「納得はしていないが、おわびの気持ちとしての給与返上は理解する。浮いたお金は福祉予算に上乗せしてほしい」などとする発言もあった。
採決では民主県政会(2人)、自民党刷新議員会(1人)、自民党広政会(同)、公明党議員団(同)が賛成したが、自民党議員会(4人)、県民同志会(1人)が反対。吉井委員長が「可決すべきだ」として可決された。同委員長は刷新議員会に所属している。
一方、市民団体「裏金・買収問題を糾明し県政を大掃除する会」が出していた、事件に関する百条調査特別委員会の設置や裏金を受け取った議員、政党名の公表を求める請願は、継続審査とした。
590
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/15(金) 22:04:29
小杉隆元文相:妻の自己破産、負債総額は14億円
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061216k0000m010108000c.html
小杉隆・元文相(衆院東京5区)の妻(69)が投資の失敗などで自己破産を申し立て、東京地裁は14日、破産手続きの開始を決定した。申立書によると、負債総額は約14億5700万円で、債権者は約260人。
妻の代理人の弁護士によると、妻は93年ごろ、小杉氏の当時の秘書の紹介でエステティックサロンの経営会社に約1億円を投資したが、数カ月後に倒産。その後も養殖魚のえさや風力発電の事業に投資したが、失敗。02年ごろにヤミ金融業者に約2000万円を借り入れるなどして、返済が行き詰まっていた。その後、小杉氏の後援者にも借金をしていた。【青島顕】
毎日新聞 2006年12月15日 21時16分
591
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/15(金) 22:19:26
自民片山氏:本間政府税調会長、トップのイメージ悪化は残念
自民党の片山虎之助参院幹事長は15日午後、国会内で記者会見し、政府税制調査会(首相の諮問機関)の本間正明会長(大阪大大学院教授)が都内の官舎で家族ではない親密な女性と同居しているとの一部週刊誌報道に関して、「税調会長はトップだからイメージの問題はある。権威ある会長だから大変残念なことだと思う」と苦言を呈した。ただ、自民党税調で小委員長を務める町村信孝前外相が本間氏の進退に言及したことに関しては、「(片山氏が総務相だった当時)本間さんとはだいぶ議論し、私の意見と合わないところはたくさんあったけれども、それは今回とは関係ない。税調会長としての適格性とこの問題は違う」と述べ、引責辞任までは必要ないとの認識をにじませた。
本間氏の官舎入居を巡る問題点については、「(同居問題は)プライバシーではあるけれども、公務員住宅にいるというのはちょっと引っかかる。財務省に聞いたら『経済財政諮問会議の議員(当時)だから入ったんじゃないでしょうか』ということだったが、諮問会議議員は入ることになっていない」と指摘。「あの人の国家公務員というのは大阪大学だから(都内の官舎に入居する理由にはならない)。そこのところははっきりした方がいい」と強調した。
592
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/16(土) 10:57:20
石原都知事:文化事業めぐる親族、知人起用に批判高まる
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061216k0000e040019000c.html
来春の東京都知事選に3選出馬を表明した石原慎太郎知事(74)が、都の文化振興事業に画家の四男や知人を参画させていたことに批判が集まっている。石原知事は「余人をもって代えがたかったら、どんな人間でも使う」と言い切るが、身内びいきともとられかねない行為で、知事の姿勢が問われている。【北村和巳】
問題の事業は、若手芸術家育成を目的に石原知事の発案で01年度から始まった「トーキョーワンダーサイト事業」。作品発表や交流などのため都内に三つの施設が設けられた。今年度の都立文化施設への都費支出が02年度比で2〜4割カットなのに比べ、同事業は8.4倍の4億7152万円と突出。
知事の四男延啓(のぶひろ)氏(40)の関与は、同事業の開始当初からだった。最初にオープンした施設のステンドグラスの原画をデザイン。そして、03年3月の1カ月間と03年6月〜04年3月にアドバイザーとして事業の役職に就いた。
延啓氏は現代美術の画家で米国にも留学。国内各地で個展を開いている。石原知事は「息子でありながら立派な芸術家。交際範囲が広く若手芸術家仲間もたくさんいる」と評する。
その延啓氏が▽03年3月18〜26日のフランスなど訪問(旅費約55万円)▽同年6、9月の2回の国内視察(旅費計約6万円)で公費出張。石原知事が04年1月にスイスで開催したレセプションで、大鼓公演の舞台装置製作のため2回現地入りした際の旅費125万円も事実上、公費だった。
また、この事業を切り盛りするのが延啓氏の友人で建築家の今村有策氏(47)。01年12月に文化行政担当の都参与となり、同時に施設の館長を兼ねた。副館長には今村氏の妻が就任。夫妻の人選に石原知事は「現代美術に精通し、彼ほどの適材はいない。奥さんも芸術家に顔が広く語学も堪能。夫婦だからこそ、気脈が通じて運営がうまくいく」と説明する。
延啓氏のスイス出張の際、都職員と今村氏との電子メールが公文書として残っていた。そこには「大鼓演奏者に延啓氏へ舞台装置製作を発注してもらい、演奏者との契約の中に延啓さんの旅費を含める」との内容や、延啓氏への報酬の相談が記されていた。
都庁にはメールや電話で「公務への近親者起用は控えるのが常識」などと300件近い批判が寄せられている。石原知事は「彼(延啓氏)の企画でずいぶんおもしろいことをやった。(延啓氏の関与が)フォーカスされるのは、こっちにとっても息子にとっても心外。事業は充実してきて外国でも評価されている」と実績を強調する。
◇「丁寧な説明必要」
この問題について、延啓氏と面識のある美術評論家の千葉成夫・中部大教授(現代美術)は「延啓氏は大勢いる現代美術家の一人という認識」としたうえで、「為政者の立場にある人は、身内を使うべきではない」と指摘。前宮城県知事の浅野史郎・慶応大教授(地方自治)は「石原知事の木で鼻をくくったような弁明が反発を呼ぶ。都民の納得を得るには丁寧な説明が必要」と話す。
毎日新聞 2006年12月16日 10時34分
593
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/16(土) 11:04:59
民主県連 政治資金 01年分も記載漏れ
参院選巡り 8団体から130万 讀賣群馬
2004年の参院選を巡り、民主党県連の政治資金の不正処理が相次いで発覚している問題で、01年の参院選でも、8政治団体から受け取った計130万円の献金が県連の収支報告書に記載されていなかったことが15日、わかった。別の選挙でも政治資金の不正処理が浮上したことで、県連の政治資金処理に対する批判が一層強まりそうだ。
献金していたのは、全国社会保険労務士政治連盟、日本弁護士政治連盟(いずれも東京)、県興農政治連盟、県税理士政治連盟、県遊技業政治連盟(いずれも前橋市)など。
読売新聞の調べによると、8団体は参院選直前の01年6月末〜7月下旬、「陣中見舞」などの名目で県連に10〜30万円を寄付し、各団体の収支報告書の支出欄に記載。しかし、県連の01年の収支報告書の収入欄にはこれら献金の記載はなかった。
県連では当時、角田義一参院副議長(69)が会長を務めており、角田氏は同参院選で群馬選挙区から党公認候補として出馬、3期目の当選を果たした。8団体からの献金は、角田氏の選挙運動費用収支報告書や、資金管理団体などの収支報告書にも記載がなかった。
同県連を巡っては04年の参院選でも、県連から支部へ交付した200万円や、県内の団体などが陣中見舞として寄付した120万円が県連の収支報告書に記載されていなかった問題が今年、相次いで発覚。角田氏らで作る県連倫理委員会は7月、「単純な事務的ミス」と結論付けたが、内外の批判を受けた党本部の指示で事実関係を再調査している。
記載漏れについて、角田氏は「当時、(参院民主党の)議員会長を務めていて、東京にいる時間が長かったので事実関係がわからない」とし、県連の長沼広事務局長も「当時の事実関係が分かる者がいないのでコメントできない」と話している。
政治資金規正法は、収支報告書に記載すべき事項を記載しなかったり、虚偽を記入したりした者は5年以下の禁固または100万円以下の罰金と定めている。
■04年分再調査結果公表延期■
民主党県連の2004年分の政治資金収支報告書の記載漏れ問題で、同県連は15日、長沼広事務局長を中心に進めていた再調査の結果について、同日までとしていた公表期限を延期した。
関係者によると、再調査の内容についてはほぼまとまったが、調査結果を受けた処分として、同問題で引責辞任した黒沢孝行前幹事長の来年4月の県議選での公認を巡り、認めるべきだとする角田義一参院副議長と、認めるべきでないとする中島政希・4区総支部代表や柿沼正明・3区総支部代表が対立。公表期限に定めた15日までに合意できなかった。延期期間は未定という。
(2006年12月16日 読売新聞)
594
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/16(土) 11:26:38
やらせ質問、関与否定で県が県議会で陳謝…発言依頼、国が公表 讀賣福岡
内閣府主催のタウンミーティング(TM)での「やらせ質問」について、12月県議会代表質問で麻生知事が県の関与を否定したにもかかわらず、国が公表した調査結果で、県が国から発言要請を受けていたことが明らかになり、県は15日の県議会総務企画委員会で、「答弁に説明不足があった」として陳謝した。ただ、質問の「やらせ」については否定した。
この問題を巡っては、民主・社民党系会派「県政クラブ」が7日の代表質問で、「国から発言者の人選や発言内容についての依頼はなかったか」と質問。麻生知事は「発言内容の依頼などはなかった」などと答えた。ところが、その後の国の調査などで、6月に福岡市で開かれた道州制をテーマにしたTMの際、事前に国から県に対し、会場で発言するよう要請があったことが判明した。
県によると、5月ごろ、総務省から「質問が途切れた時には自由な考えで質問してもらえないか。できれば女性がいい」と要請があった。県は、参加を申し込んでいた女性職員2人に「何でもいいから発言したらどうか」と勧め、2人はTMで発言したという。
この日の同委員会では、同クラブの新村雅彦県議が「2人の職員が質問したのは事実であり、『県の関与がなかった』との答弁はうそになる」と指摘。井上照明・企画振興部長は「議員への説明が不十分だった」と陳謝した。
委員会後、武居丈二副知事が同クラブを訪れ、所属議員に釈明。「知事の答弁は十分でなかったところがあった。ただ、発言内容を依頼されたのではないので、やらせ質問ではないと判断している」などと説明したという。同クラブの吉村敏男幹事長は「聞かれたことに答えなかったり、出来るだけ内容を薄く答えたりする県の体質が、今回の問題を招いた」と批判した。
(2006年12月16日 読売新聞)
595
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/16(土) 21:23:20
民主党県連:3団体からの寄付金、収支報告記載漏れ /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20061216ddlk10010284000c.html
角田義一参院副議長が3期目の当選を果たした01年の参院選で、全国社会保険労務士政治連盟(東京都)など政治団体3団体から民主党県連に支出された寄付金20万〜30万円が、同県連の政治資金収支報告書に記載されていないことが15日、分かった。同県連では04年の参院選でも記載漏れが相次いで発覚している。同県連の長沼広事務局長は「当時の書類がなく分からない」などとしている。
寄付をしたのはこのほか、県興農政治連盟(前橋市)、県税理士政治連盟(同)。3団体は参院選直前の01年6月から7月にかけて寄付し、同年の報告書に記載。しかし、県連の報告書には寄付を受けた事実が記されていなかった。故意であれば政治資金規正法に違反するが長沼事務局長は「現時点でその問題を掘り下げるつもりはない」と話した。【杉本修作、木下訓明】
毎日新聞 2006年12月16日
596
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/17(日) 09:12:05
県議選当選者の後援会幹部逮捕
公選法違反の容疑 讀賣福島
県警捜査2課と常総署は16日、10日投開票の県議選筑波郡区(定数1)で当選した鈴木亮寛氏(61)(自民)後援会幹部で、つくばみらい市小絹、無職中村英一容疑者(61)を公職選挙法違反(現金買収)の疑いで逮捕した。調べでは、中村容疑者は県議選告示前の11月上旬から下旬までの間、5人の運動員に、鈴木氏への投票と票の取りまとめなどの報酬として、現金1万5000〜1万円を渡した疑い。中村容疑者は容疑を認めているという。
中村容疑者は運動員5人に対し、有権者宅を回り、鈴木氏への投票を呼びかけるなどの戸別訪問を依頼。後日、「この前の分だ」などと謝礼として1日当たり5000円を渡していたとみられる。中村容疑者は後援会では小絹地区の支部長を務めており、県警は、県議選での中村容疑者の役割も調べている。
(2006年12月17日 読売新聞)
民主・郡司参院議員後援会事務所で盗難 讀賣茨城
16日午後6時ごろ、水戸市南町、民主党の郡司彰参院議員(57)の後援会事務所で、裏手にある北側の窓の鍵が外され、ロッカーの上に置いてあったレターケース内の切手約6万3000円分が盗まれているのに、事務所の男性職員(43)が気づき、水戸署に通報した。同署が窃盗事件として調べている。
調べでは、事務所は4階建てビルの1階にあり、窓の高さは約1メートル。縦約90センチ、横約180センチほどの大きさで、割れるなどの被害はなかった。15日午後7時ごろから16日午後3時半ごろまでは無人だったという。
(2006年12月17日 読売新聞)
597
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/17(日) 09:14:15
後任正副議長も祝儀
夏祭り問題受け吉田町議会選出「議会運営が優先」 讀賣静岡
吉田町議会の12月定例会は最終日の15日、増田宏胤(たね)議長(65)と本橋和野副議長(56)から、地元の夏祭りへの祝儀問題で、町と議会を混乱させた責任を取るとして出された辞職願が許可された。さらに、再発防止を誓う「公職選挙法の順守に関する決議」を全会一致で可決するなどして閉会した。
議長辞職について、増田議員は「公選法に抵触したのを真摯(しんし)に受け止めた」としている。しかし、新しい議長には、地元の夏祭りに祝儀を出して牧之原署から事情聴取された三輪正彦議員(71)(3期目、無所属)、副議長には吉永満栄議員(69)(2期目、無所属)がそれぞれ選ばれた。
三輪新議長は、辞職した増田議員らと同様に、地元神社の夏祭りで踊り子や屋台に祝儀名目として現金計1万3000円を渡したとして事情聴取されたが、議長選挙では、13議員中9議員の投票を得た。議長就任について、「事情聴取を受けたが、一番の年長者として、新しい方向付けをしていかなければいけない」と語った。
吉永・新副議長も、10月に問題となっていた神社とは別の地元神社の屋台に、祝儀を渡すなどしたことを明かした。
渦中にあった議員が議長に選出されたことについて、本橋議員は「公選法順守の決議が再出発。祝儀問題よりも、リーダーとして議会運営できる議員を選んだ」と説明した。
(2006年12月16日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/17(日) 16:07:33
県議選公選法違反:買収容疑で運動員逮捕…鈴木氏、戸惑い /茨城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ibaraki/news/20061217ddlk08040250000c.html
◇「法に従う、徹底したが…」−−筑波郡区
10日に投開票された県議選で有権者5人に投票を依頼し現金を渡したとして、初当選した自民党新人、鈴木亮寛氏(61)=筑波郡区(定数1)=の運動員が公選法違反(買収)容疑で16日、逮捕された。同選挙区は同党と中村喜四郎衆院議員の系列会派「自民県政クラブ」の一騎打ちとなった4選挙区の一つで、唯一同党が制した選挙区だっただけに、陣営や支持者には衝撃が走った。【栗本優、原田啓之】
◇支持の男性「残念」
県警捜査2課と常総署に逮捕されたつくばみらい市小絹、無職、中村英一容疑者(61)は県議選告示前の11月初旬〜下旬にかけて、近くに住む運動員5人に鈴木氏への投票と票の取りまとめの報酬として現金1万〜1万5000円を渡した疑い。容疑を認めており、県警は中村容疑者の自宅を16日に捜索し、買収を指示した人物がいるか慎重に捜査を進めている。中村容疑者は鈴木氏の後援会の小絹支部長だった。運動員5人は有権者宅を個別に訪問していた。
同選挙区は、鈴木氏と5選を目指した同会派の現職、染谷清氏(73)の一騎打ちとなり、飯島善市長らの支援を受けた鈴木氏が約1万票を獲得した。染谷氏は約6000票にとどまった。
鈴木氏は毎日新聞の取材に「法に従って戦おうと運動員に徹底していたのに……。連座制は適用されるのでしょうか」と戸惑ったように答えた。鈴木氏に投票したという無職の男性(62)は「誠実に支持を訴えていたのに残念」と声を落とした。
連座制は候補者の関係者が選挙違反を起こした際に候補者にも罰則を科す制度。選挙運動を指揮・監督する「組織的選挙運動管理者」などが対象範囲となる。対象者の禁固刑以上が確定し裁判所が連座制適用を認めると当選が取り消され、該当選挙区からの立候補が5年間禁止される。
鈴木氏は99年から旧谷和原村長を2期務めた後、旧伊奈町との合併に伴って失職し、県議に転身した。
毎日新聞 2006年12月17日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/18(月) 08:35:44
四男への仕事依頼、「自ら仲介」石原都知事が認める
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061217i115.htm
東京都が2004年1月にスイス・ダボスで開いたパーティーで、石原慎太郎都知事の四男の画家(40)が大鼓演奏の舞台背景の絵などを制作し、旅費など計175万円が公費から支出されていた問題で、石原知事が17日夜、フジテレビの番組に出演し、「私からも四男に『君やってくれるか』と頼みましたよ」と述べ、自らが仲介したことを認めた。
石原知事は「急に決まったことだったので、『四男に頼んでいいか』と聞かれ、私も『いいよ』と答えましたよ」と明かした上で、「画料を受け取っているわけではない」として、旅費を公費から出したのは問題ないと改めて強調した。
都はこれまで「四男に制作を依頼したのは大鼓演奏家側の意向で、知事の口添えはない」と説明。石原知事も7日の都議会で「(パーティーの企画を)受託した会社から委託され、派遣されたもの」と答弁していた。
一方、文化振興施策「トーキョーワンダーサイト(TWS)」事業で四男に欧州への旅費などが支出された問題で、石原知事はこれまで四男の関与について「余人をもって代えがたい」としてきたが、「反省している。発言は舌足らずだった。ボランティアでやっており、簡単にただ働きする人間は見つからないという意味だった」と釈明した。
(2006年12月18日1時37分 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/18(月) 22:17:04
与党で更迭論強まる 本間税調会長の官舎入居問題 '06/12/18
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200612180367.html
官舎への不適切入居が指摘された政府税制調査会の本間正明会長をめぐり、与党内で十八日、更迭論が強まった。公明党幹部は「安倍内閣の支持率に影響するので、傷口が広がらないうちに早く処置した方がいい」と明言した。
これに対し、安倍晋三首相は記者団に「職責を全うすることによって責任を果たしてもらいたい」と述べ、辞任の必要はないと擁護。自身の肝いりで起用した本間氏が辞めれば「人事権者」の責任も問われかねないとの判断があるとみられるが、与党との対立が深まる可能性もある。
自民党の石原伸晃幹事長代理は十八日の記者会見で「政府税調は大変重い諮問機関だ。その会長はさらに社会的責任が重く、適切に判断することを望む」として、自発的辞任が妥当との考えを示唆。公明党幹部は「本間氏が(税制で)何を言っても聞いてもらえない。太田昭宏代表から首相に『辞めさせた方がいい』と言ってもらう」とも言明した。
野党も攻勢を強めており、民主党の小沢一郎代表は「普通はあり得ないことだ。国民の負担を増やす措置をしてきたので、なおさらだ」と批判した。
一方、政府は現段階で進退を求める必要はないとの姿勢。塩崎恭久官房長官は十八日午後の会見で「税調会長としての仕事に期待しており、結果を出してほしい」と述べるにとどめた。
ただ官邸は「厳しく受け止めなければならない」(首相周辺)と事態の深刻化を懸念。政府高官は来年の税制の抜本改正をにらみ「会長として結果を出せない可能性があるのかないのか、判断しなければならない場面があるかもしれない。これはもう政治マターだ」と語った。
601
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/19(火) 08:41:27
ホンマに逆風 政府税調会長問題 与党に進退迫る動き
2006年12月18日21時26分
http://www.asahi.com/politics/update/1218/010.html
本間正明政府税調会長が官舎に入居していた問題を巡る与党内からの責任追及の声は18日も相次ぎ、本間氏の進退が焦点となってきた。11月の本間氏の会長就任は、成長重視戦略と官邸主導の両方の観点から安倍首相が打ち出した鳴り物入り人事。ただ、辞めずに問題が長引けば、来夏参院選にかけ通常国会で野党の格好の標的となるとの不安が募る。「切るなら早く切るべきだ」(与党幹部)と決断を促す声も強まり、かばう姿勢を貫く首相が矢面に立つ展開も予想される。
問題の発端となったのは、東京都内の一等地の官舎に家族ではない女性と同居していると報じた11日発売の週刊誌報道。塩崎官房長官は11日の記者会見で「ルールにのっとったものだ」とかばい、本間氏は13日の記者会見で「同居」を否定しつつ、「不徳の致すところ。深く反省している。全身全霊をこめて職務を全うしたい」と陳謝、官舎の退去を表明した。
だが、党側からの批判は収まらない。首相の出身派閥である自民党町村派会長の町村信孝・党税調小委員長が14日、派閥総会で「わかりやすい対応を」と官邸に進退判断を求めたのを皮切りに、同党税調の津島雄二会長も17日のテレビ番組で「(本間氏が)胸に手をあてて考えるときもあるのではないか」と追い打ちをかけた。
18日も、中川昭一政調会長が記者団に「ご本人が判断されるんじゃないか。政策以前の話だ」と突き放し、石原伸晃幹事長代理は「適切に会長がご判断されることを望む」。公明党の漆原良夫国対委員長も「厳しく律していただかなければいけない」と語った。
自主的辞任を望む声が強まってきたのは、年明けの通常国会前が事実上の辞任の「ラストチャンス」だからだ。国会が始まれば辞めるタイミングを失い、野党が政権攻撃の材料とする可能性が高い。また、もともと「本間人事」に対しては、自民党側に「官邸主導」への不満や、企業減税先行論への批判がくすぶっていた側面もある。
首相は18日夜、記者団に「職責を果たすことによって責任を果たしてもらいたい」と繰り返した。だが、複数の政府高官は同日、「厳しい」と危機感を隠さなかった。ある政府高官は「一度風評が立つと何回でも蒸し返される。(政府税調の答申の)正統性が問われ、政権のリスクになりえる。深刻な問題だ」と語った。
602
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/19(火) 08:42:57
宮崎前知事、2千万円の受領認める 収賄視野に捜査
2006年12月19日06時03分
http://www.asahi.com/national/update/1219/SEB200612180019.html
宮崎県の幹部らによる官製談合を主導したとして競売入札妨害の容疑で逮捕された前知事の安藤忠恕(ただひろ)容疑者(65)が、入札で便宜を受けたとされるヤマト設計(東京)社長の二本木(にほんぎ)由文容疑者(56)=同容疑で逮捕=から現金2000万円を受け取っていたことを認める供述をしていることが18日、分かった。2000万円については二本木社長らが渡したことなどを認めていたが、前知事は授受そのものを否認していた。関係者によると、前知事は「(二本木社長に)無理やり置いていかれたが、返却した」と供述しているという。県警は収賄容疑にあたる可能性があるとみて、現金の趣旨を中心に調べを進めている。
県警や関係者によると、2000万円の授受があったのは03年7月の前回知事選の直後で、前知事の政治指南役とされる元国会議員秘書の石川鎮雄容疑者(68)=同=も同席したという。
この現金の趣旨について、石川元秘書は調べの中で、「『あうん』の呼吸だった」と、二本木社長が何らかの見返りを期待していたことを示唆。受け渡した場所については「おそらく前知事の私邸に持参した」と話しているという。一方、二本木社長は「知事選の後片づけの費用」と説明、わいろ性を否定している。
これまでの調べで、安藤前知事は2000万円のうち、2年後の昨年夏にまず1000万円を二本木社長に直接返却。残りの1000万円は同年末に石川元秘書を通して返却したとされる。
県警は、すでに2000万円がヤマト設計の会計部門から出されていたことを示す文書類を入手。現金の授受の事実は揺るがないとして、今後は返却に至った経緯などを調べる。
603
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/19(火) 09:25:58
辞職勧告決議可決 知事進退崖っぷち
議会、県民から批判 讀賣広島
後援会元事務局長の政治資金規正法違反事件を巡り、県議会が藤田知事に辞職勧告決議を突きつけた18日、議会の各会派や県民からは厳しい意見が相次いだ。事件発覚から1年以上経過する中で、十分な説明責任を果たさないまま「解明は残念ながらできていない」と繰り返してきた知事は、自ら進退を決する崖(がけ)っぷちの局面に立たされた。
知事を支持してきた自民党刷新会・林正夫会長は「決議は厳粛に受けとめるが、とても残念。知事だけではなく本質的には議会全体の問題であり、今後とも真相解明のための努力を続ける」と気を引き締めた。
一方、知事の姿勢に批判的な檜山俊宏県議は「県民の意思を真摯(しんし)に受けとめるべきなのは当然」と淡々と語った。
議会後会見した新田篤実議長は「知事は議会の決議という重みを厳粛に受け止め、改めてご自身で判断してほしい」と述べた。
知事のおひざ元の県庁で働く職員には衝撃が走った。40歳代の中堅男性職員は「県民の知事への不信が高まるのを肌で感じていたが、議会がここまで厳しい判断をするとは。我々は事務に取り組むだけです」と言葉少なだった。
「法的拘束力がないとは言え、県民を代表する議会に『辞めろ』と突きつけられたのだから、紳士的に辞職し出直し選挙で県民の判断を仰いでほしい」(30歳代男性職員)と身内からも厳しい声が出る中で、「決議は重いが、藤田知事以外に人材も見当たらない。決議は決議として真摯(しんし)に受け止めた上で再出発すべき」(50歳代の男性幹部)と擁護する意見もあった。
辞めた方がいい/事実なら悲しい
広島市中区の本通商店街で買い物をしていた会社員安本むつみさん(23)は「様々な疑惑に対して説明責任を果たさないなら、辞めた方がいい」ときっぱり。帰宅途中の同区の男性会社員(55)も「私たちの願いは正直に事実を明らかにしてほしい。ただ、それだけ」と厳しい表情で話した。
同区紙屋町で帰宅するためバスを待っていた南区の男性会社員(56)は「全国で知事への不信感が高まる中、広島県でも襟を正さないといけないことがあるのかもしれない。疑惑が事実なら県民として悲しい」と淡々と話した。
東区の無職女性(82)は「夫が応援していたこともあり、初当選の時から毎回(藤田知事に)投票してきた。クリーンなイメージで、悪いことをするようには見えなかったのに……。疑惑が本当なら、県民への裏切り」と、やりきれない表情を見せた。
県議会が閉会
12月定例県議会は18日、広島郵便貯金ホール(広島市中区)の取得費などの34億2400万円の一般会計補正予算案や、一般職員を除く管理職の給与とボーナスを来年度7〜5%減額する特例条例案など42議案を可決、閉会した。
特例条例ではこのほか▽知事、県議会議長15%▽副知事、出納長、副議長、県議12・5%▽教育長、代表監査委員、各行政委員会の委員10%▽市町立学校の校長、教頭5%――減額する。
(2006年12月19日 読売新聞)
604
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/19(火) 19:27:36
「国会議員が口利き依頼」和歌山前知事が供述 業者選定など便宜か
http://www.sankei-kansai.com/01_syakai/sya121901.htm
和歌山県発注工事をめぐり収賄容疑で再逮捕された前知事の木村良樹容疑者(54)が大阪地検特捜部の調べに対し、工事の受注業者選定や県職員の採用などをめぐって、複数の県選出国会議員や有力県議から依頼を受けたと供述していることが18日、分かった。木村容疑者は依頼を受けた議員について具体名を挙げているといい、特捜部は、前知事に対する議員による口利きの実態について慎重に調べているもようだ。
木村容疑者はこれまでの調べに対し、談合への関与や収賄容疑について認めており、談合の動機について「和歌山での地盤づくりのためだった」などと供述している。
特捜部はこうした供述を受け、木村容疑者が選挙での支援をめぐり、支援者らに対して継続的に便宜を図っていた可能性があるとみて捜査。その後の調べに対し、複数の県選出国会議員や有力県議から口利きの依頼を受けたとの供述を始めたという。
木村容疑者は口利きの内容について、県発注工事の受注業者選定や県職員の採用などに関するものだったと説明しているという。
木村容疑者は平成12年と16年の過去2度の知事選では、国会議員や県議らの支援を受けて当選しており、こうした支援に対する見返りや自らの支持基盤固めのため、議員からの口利きを受けた可能性がある。
特捜部は、議員からの具体的な依頼の経緯などについて慎重に捜査を進めるものとみられる。
木村容疑者は県が平成16年11月に発注した下水道工事をめぐり、自らの再選を支援した後援企業に工事を受注させるよう元県出納長の水谷聡明(さとあき)被告(60)=競売入札妨害(談合)罪で起訴=に指示したとして、同罪で起訴された。さらに、県発注工事を仕切らせるなど便宜を図った見返りとして、懇意だったゴルフ場経営会社元社長の井山義一容疑者(56)=贈賄容疑で再逮捕=から1000万円を受け取ったとして、収賄容疑で再逮捕されている。
605
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/19(火) 19:32:12
本間税調会長の宿舎問題、閣僚からも批判続出
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061219i304.htm
政府税制調査会の本間正明会長が常勤の国家公務員ではないのに公務員宿舎に入居していた問題で、19日の記者会見でも一部閣僚から本間氏を批判する発言が出た。
柳沢厚生労働相は「(税は)国民に負担を与えるものだから、できるだけ国民から信頼されるのが必須の条件だ」として、本間氏の対応を批判した。佐田行政改革相は「出処進退はご自身で考えて欲しい。しっかりとえりを正して欲しい」と強調。
麻生外相も「官舎に住むのはどうということはないが、奥さん以外の女性と住むというのは、うわさ通りだとすれば常識的な話ではない」との見方を示した。
これに対し、塩崎官房長官は「本間会長は昨日までに宿舎を退出し、退去届も出したと聞いている。職務できちんと結果を出し、責任を果たしてもらいたい」と述べた。尾身財務相も「手続き上問題はない。個人的なことについてとやかく言う話ではない。役職をしっかり果たして欲しい」と述べ、本間氏の進退問題にはつながらないとの考えを示した。
一方、自民党の中川幹事長は「国民の信頼回復のため本人の説明が必要だ」として、本間氏が問題の経緯などを説明すべきだとの考えを示した。公明党幹部は「この問題をやりすぎると任命権者の責任にまで行ってしまうので、もう手を引くという雰囲気だ」と語った。
(2006年12月19日11時26分 読売新聞)
606
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/19(火) 20:36:40
非常勤の本間氏が官舎利用、財務省「極めて異例」
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20061219AT3S1900Y19122006.html
衆院財務金融委員会は19日午前の理事会で、政府税制調査会の本間正明会長が公務員官舎で親しい女性と同居中などと報じられた問題を巡って、官舎を管理する財務省理財局から説明を受けた。財務省は「使用頻度が月に2、3回の非常勤公務員に官舎を賃貸するケースは極めて異例だ」との見解を示した。野党側は事実関係の解明のため、本間氏の参考人招致を含む閉会中審査を求めた。
民主党の池田元久筆頭理事らが理事会後の記者会見で明らかにした。財務省の説明によると、官舎の入居契約はまず関東財務局と本間氏が勤務する大阪大学が無償貸与契約を結び、阪大が本間氏に貸していた。
本間氏が阪大に提出した書類には同居人の記述はなかったという。この点について池田氏らは「事実なら国有財産の不当な貸し付けになる。適正な手続きがあったか疑問だ」と指摘。財務局と本間氏の間に阪大が入る形で入居したことについても「本間氏は阪大の教員としてではなく経済財政諮問会議の仕事で東京に来ていたはずだ」と疑問を呈した。
これに関連し、尾身幸次財務相は同日午前の記者会見で、官舎入居に関して「手続き上問題ない」と強調。民主党の高木義明国会対策委員長は記者会見で「関係資料の提出を閉会中に要求したい」と述べた。
607
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/19(火) 20:37:37
本間氏問題、閣僚から進退問う声
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20061219AT3S1900U19122006.html
政府税制調査会の本間正明会長が公務員官舎で親しい女性と同居中などと報じられた問題を巡り、19日の閣議後の記者会見で閣僚から批判の声が相次いだ。佐田玄一郎行革担当相は「出処進退は自分で考えていただきたい。襟を正してほしい」と本間氏の進退に言及した。
この問題では与党内に本間氏の辞任論が浮上している。ただ安倍晋三首相は「職責を果たしてほしい」との立場。塩崎恭久官房長官も19日の記者会見で、本間氏が18日までに公務員官舎を退去したと明らかにしたうえで「税調会長の責任を全うしてほしい」として辞任の必要はないとの認識を示した。
閣議後の記者会見では麻生太郎外相が「うわさ通りなら常識的ではない」と指摘。菅義偉総務相は「(進退は)本人が判断することだが、説明責任もあるのは当然」と語った。若林正俊環境相も「これだけ不信感を買うと、姿勢を本人が明らかにしなければいけない」と本間氏による十分な説明が必要との認識を示した。
このほか「税は国民に負担を与える。できるだけ国民に信頼されるのは必須条件」(柳沢伯夫厚生労働相)、「証券税制で意見が違うので辞めてほしいと思っているが、それは私の主観だ」(山本有二金融担当相)などの発言がでた。甘利明経済産業相は「仕事にかかわることではないので、任務をしっかり果たして信頼を回復していただきたい」と擁護した。
自民党の中川秀直幹事長は19日午前の記者会見で「『本間氏は職責を果たすことで責任を果たして欲しい』という安倍晋三首相の方針を支持する」と述べた。「国民の信頼回復のために本人が説明することが必要だ」と強調した。
608
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/19(火) 21:34:49
石原知事四男の公費出張問題:四男へ依頼、知事も関与 テレビ番組で釈明 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20061219ddlk13010526000c.html
◇スイスへ公費出張
都が04年にスイスで開いたレセプションに、石原慎太郎知事の四男延啓氏(40)が公費出張して舞台装置を製作していた問題で、石原知事は17日夜のテレビ番組に出演し「『君やってくれ』と言いましたよ、息子に」と述べ、自身も関与していたことを認めた。
延啓氏は、レセプションで行われた大鼓公演の舞台の背景を飾る「鏡板」製作を担当、2回現地入りして旅費計125万円が公費負担されていたことが分かっている。
◇「ただ働きする人、他にいない」
これについて石原知事は、演奏者が友人だった延啓氏に製作を依頼したと説明。演奏者側から「頼んでいいか」と相談を受け、「あいつにやらせたらいいんじゃないか」と答えたことを明らかにした。さらに「画料は払っていないが、自費で行くまでの仕事じゃないので、旅費だけは公費として出した」と述べた。
そのうえで石原知事は「急を要する中、ただ働きしてくれる人間は簡単に見つからない。他に行く人がいないから頼んだだけで、息子はつまらないぬれぎぬを着せられた」と弁明し、「東京のためによかれと思ったこと。レセプションは大成功だった」と強調した。
一方、定例会見で四男を「余人をもって代えがたい」と評したことについては、「舌足らずで反省している。一応の作家ですが、芸術家の評価とかではなく、ただ働きしてくれる人間という意味で言った」と釈明。「親族でも他人でも利用性があるなら利用する。息子の力もやっぱり借りていく」と話した。【北村和巳】
毎日新聞 2006年12月19日
609
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/19(火) 21:54:24
奈良前市長の税金未納・欠損処理問題:池田元市議に猶予付き判決 /奈良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/news/20061219ddlk29040664000c.html
◇「市の民主主義の手本に」 地裁裁判長が異例の説諭
「奈良市の民主主義の手本になるよう裁判所として望みます」
前奈良市長、鍵田忠兵衛衆院議員の税滞納・欠損処理問題で、市の内部文書のコピーを流出させたとして、地方公務員法違反(秘密漏えいそそのかし)の罪に問われた、元市議、池田慎久(のりひさ)被告(38)=同市宝来3=に対し、奈良地裁(奥田哲也裁判長)は18日、懲役6月、執行猶予3年の判決を言い渡した。奥田裁判長は判決文を朗読した後、池田被告が将来、政界に復帰する可能性があることを踏まえた異例の説諭をした。
奥田裁判長は説諭で「この事件に限れば、あなたの行為で市政への信頼は損なわれました。あなたが何をするのか分からないですけど、同じような形で市政に関与することもありえます」と話した。さらに「今回のようなことがあっては困ります。対立候補がどうあれ、自分の主張を選挙民に受け入れてもらうことが大切です。奈良市の民主主義の手本になるよう裁判所として望みます」と述べた。
池田被告は同市議選で連続4回のトップ当選を果たし、将来の市長候補と目されていた。事件の背景は、04年秋に予定されていた市長選。検察側は冒頭陳述で、父久被告(69)=同罪で懲役10月を求刑=が池田被告を市長にしようと画策し、ライバルの鍵田氏を当選させないよう考えたなどと動機を指摘した。池田被告自身も被告人質問で、「(市長選は)将来の目標だった」と述べ、政界復帰については「まずは罪を償いたい」と語っていた。【高瀬浩平】
毎日新聞 2006年12月19日
610
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/19(火) 22:16:06
小泉政権官邸HP、5年の経費10億円・メルマガ8億円
2006年12月19日21時42分
http://www.asahi.com/politics/update/1219/009.html
小泉政権の5年間で運営された首相官邸ホームページに約10億円、メールマガジンに約8億円の経費がそれぞれ支払われていたことが19日、政府が閣議決定した政府答弁書でわかった。タウンミーティング(TM)をめぐっても1回2000万円を超える法外な経費支出が指摘されており、政府の広報予算全般のあり方が問われそうだ。
社民党の保坂展人氏の質問主意書に答えた。それによると、官邸HPの制作・運営は「既に使用している設備やアプリケーション類との互換性を確保できるものが1社」しかないなどの理由で、01年度から05年度までほぼすべてが随意契約。支出額は01年度1億5000万円、02年度2億2000万円、03年度2億円、04年度1億9000万円、05年度2億3000万円。
小泉内閣メールマガジンも、多数の登録者に配信するためのソフトウエアの使用権を設定できる社が1社しかなかったとして、制作・運営を随意契約。01〜05年度の支出額はそれぞれ2億円、1億4000万円、1億5000万円、1億5000万円、1億4000万円だった。
611
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/19(火) 22:44:51
県民批判に議会「苦渋」 知事辞職勧告決議
2006年12月19日 朝日広島
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000612180007
「辞職は考えていない」と繰り返していた藤田雄山知事が18日、ついに県議会から「ノー」を宣告された。県政史上初めて、県議会で可決された知事への辞職勧告決議案。事件の刑事訴訟記録公開により、この3カ月余り、次々と明らかになった過去の知事選をめぐる疑惑の解明がいっこうに進まない中、知事の去就が注目される。(福家 司)
この日朝から開かれた公明党議員団の党議は難航した。協議中に廊下に出てきた公明党議員は報道陣に囲まれ、「幕引きは許されない」「県民の声を(議決に)反映しなければ」「前回(3月に反対したとき)とは状況が違う」などと苦しげな表情で話した。
本会議は午前10時30分の予定から4時間以上後の午後2時45分に開会した。辞職勧告決議案については、竹鶴寿夫議員(自民党刷新会)が「知事が辞職されたら、疑惑は闇から闇に葬られる」と反対討論。提出者の1人、石橋良三議員(如水会)が「知事個人の問題によって県民に与えた損失の大きさは、知事として万死に値する」と厳しく賛成討論した。
可決後、知事側近の自民党刷新会の林正夫議員は「残念だ。出処進退は知事が決めることだから、われわれから進言することはない」と言葉少なに話した。
自民党議員会など4会派は、「03年のパーティー券の売りさばきと知事の職務権限の関係」などを調査するため、百条調査特別委員会の設置を求める決議も提案。大半の議員の賛成で可決された。
一方、公明、民主県政会は「県議名の公開を求める決議」を共同提案。当初は反対の姿勢を示していた自民党議員会も、賛成に転じ、全会一致で可決された。新田篤実議長は、閉会後の会見で地検への開示請求について「年内にできれば一番いい」と述べた。
612
:
片言丸
:2006/12/20(水) 11:59:48
民主、記載漏れ分返還へ
県連への寄付120万「預かり金」で処理 讀賣群馬
民主党県連は19日、都内で最高執行役員会議を開き、2004年の参院選で寄付を受けながら、県連の政治資金収支報告書に記載されていなかった計120万円について、記載漏れの事実を認めたうえで、年内に寄付した団体などに返還することを決めた。
この問題は、富岡由紀夫・前会長が初当選した同年の参院選を巡り、県連が前橋市内の団体や富岡市議などから陣中見舞いとして受けた計120万円の献金を収支報告書に記載していなかったもので、今年9月に発覚した。県連は当初、「収支報告書に記載した寄付総額には含まれている可能性がある」(富岡前会長)などとしていたが、当時の会計資料を再調査した結果、寄付総額にも含まれておらず、記載漏れだったことが判明したという。
このため、県連は「寄付を受けた事実はあるが、帳簿に記載がなかったため、『預かり金』として処理し、返還することにした」(長沼広事務局長)と説明している。
この日の会議では、公表が延期されたその他の不正経理問題の調査結果について、年内に公表することも決めた。
(2006年12月20日 読売新聞)
613
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/20(水) 23:30:02
民主県連:04年参院選、報告書未記載の120万円返金−−役員会議 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20061220ddlk10010368000c.html
◇部落解放同盟などが寄付
民主党県連の会計問題で、県連最高執行役員会議(座長=伊藤基隆参院議員)は19日、富岡由紀夫参院議員が初出馬した04年の参院選で、陣中見舞いとして部落解放同盟県連合会などから県連に寄付され、政治資金収支報告者に未記載だった120万円を返金することを決めた。県連はこれまで「問題な処理ではない」としてきたが、一転、不適切な会計処理を認めた形だ。長沼広・県連事務局長は「不適正な処理によって入金されていなかった寄付金で、返金するのが筋」と説明している。
04年の参院選では、同連合会のほか、解放同盟高崎支部、富岡市議の3者から計120万円が寄付され、領収書を発行したが、収支報告書への記載はなかった。
政治資金規正法では、年間5万円を超える寄付を受けた場合、報告書に個人・団体名の記載を義務付けている。これに対し、富岡参院議員側は当初、解放同盟2団体の寄付は「5万円以下の個人カンパの集積」として報告書修正の必要はないと主張していた。今回、返金を決めたが、記載漏れの理由やどこに保管されていたかなどはまったく明らかにされなかった。県選管は「司法判断になるが、寄付を受けたことを会計責任者らが把握していたのなら、修正するのが適切」と、返金処理に疑問を示している。
一方、05年の衆院選で、同連合会から1区総支部への寄付金20万円の未記載については、報告書を修正する方向で調整しているという。
この日の会議では、黒沢孝行県議の来春の県議選での公認問題も論議されたが、富岡参院議員の選対事務局長を務めた黒沢県議の責任を求める声は根強く、結論は次回以降に持ち越された。【杉本修作】
毎日新聞 2006年12月20日
614
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/20(水) 23:31:14
町田市長の政治資金パーティー事件:紙代など返還求め市長相手に住民監査請求 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20061220ddlk13040098000c.html
町田市の石阪丈一市長の政治資金パーティー事件をめぐり、石阪市長が市職員に配布したおわび文書の紙代などを公費で支出したのは不当だとして、市民が約9万1000円の返還を求めて同市に住民監査請求した。請求は18日付で、同市監査委員が受理するかを検討している。請求した市民は「本来なら必要ない人件費がかかるなど、市に損害を与えた」としている。【古関俊樹】
毎日新聞 2006年12月20日
615
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/21(木) 00:15:05
岐阜知事VS泉田氏、火花
2006年12月20日 朝日新潟
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000612200005
岐阜県の裏金問題で、同県が退職者にも裏金の返還を求めているのに対し、同県の新産業労働局長を務めていた泉田裕彦知事が「責任関係が明らかになっていない」などと応じない意向を示していることについて、岐阜県の古田肇知事は19日の記者会見で「私は自信を持って、泉田氏が局長だった時の部下が裏金を抱えていたという事実を申し上げたい」と反論した。
◆ ◆ ◆
会見で古田知事は、泉田知事が返還をめぐる岐阜県の手法を批判していることについて「理解を得られないのは残念。ただ、泉田氏に返還をお願いしているのは県ではなく、梶原拓・前知事らによる退職者の協議会だ。また、処分は私自身と現職職員との問題であり、処分対象でない泉田氏がコメントするべきではない」との見解を示した。
その上で古田知事は、過去に新潟県でも裏金が問題となり、全管理職がリレー方式で返還したことを指摘。「裏金が組織ぐるみで存在していた時に重要なポストを担った人に返還をお願いしている。泉田氏が局長時代にどうしていたのかはよく知らないが、部下が裏金を抱えていたという事実だけで十分ではないか」と述べた。
◆ ◆ ◆
古田知事の反論に対し、泉田知事は朝日新聞社の取材に「部下が裏金を抱えていたという点について、誰がどのような形で保管していたのか、個人情報を理由に全く情報開示がなされていない。それを明らかにして欲しい」と改めて対応を非難した。
泉田知事は「組織責任と言うが、新しくできた新産業労働局という組織で裏金が作られたわけではなく、別の部署で作った裏金を部下が持ってきたとしか考えられない」と自らの関与を否定。その上で、「裏金があったとしながら、その詳細が明らかにされないのはおかしい」と述べた。
また、過去に新潟県で裏金の返還に全管理職がかかわったことについても「新潟と違い、岐阜の最大の問題は隠蔽(いんぺい)されたこと。私が赴任した時にはすでに隠された後だった」と指摘した。
616
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/21(木) 00:25:01
2006/12/20-23:43 本間政府税調会長、辞任不可避の情勢=政府・与党に早期収拾論−官舎入居問題
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2006122000940
政府税制調査会の本間正明会長(大阪大大学院教授)が都内の公務員宿舎で知人女性と同居していたとされる問題をめぐり、政府・与党内で20日、本間氏の自発的辞任を求める声が一段と強まった。政権内には、安倍晋三首相も本間氏の決断に期待しているとの見方が浮上。同氏の辞任は避けられない情勢となった。
首相は同日夜、本間氏について「税制に高い見識を持った方だから、職責を全うすることでぜひ国民の信頼を回復してもらいたい」と記者団に述べ、辞任は求めない考えを改めて示した。
しかし、首相に近い政府筋はこの発言について「首相はああいう言い方しかできない。何か言えば騒ぎになる」と指摘。「客観的な情勢を見て自分で判断していただきたい」と語り、本間氏に自発的辞任を強く促した。別の政府関係者も「(首相の考えは)今のところ変わらない」と述べた。
617
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/21(木) 00:49:46
「ほんまによくない」森元首相が本間税調会長を批判
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/061220/skk061220006.htm
自民党の森喜朗元首相は20日、都内の公務員宿舎で入居資格のない女性と同居していた本間正明政府税制調査会長(大阪大教授)の進退問題について「ほんま(本当)によくないね。進退は自分で判断すること。自分の立場の重さを考えたらいいのではないか」と述べ、自発的な辞任を暗に求めた。首相官邸で安倍晋三首相と会談後、記者団の質問に答えた。
(2006/12/20 18:22)
本間氏の辞任要求拡大 森元首相「自分で判断を」
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=IBR&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006122001000510
公務員官舎への不適切な入居が指摘された本間正明政府税調会長の辞任を求める声が20日、与野党内で一段と広がった。
自民党の森喜朗元首相は20日、安倍晋三首相との会談後、記者団に「良くない。立場の重さを考えて、自分で判断したらいい」と自発的な辞任を促した。
自民党参院幹部も「あとは本人がどう判断するかだけだ。ほとぼりが冷めるのを待っていても、来年の通常国会が始まれば野党は当然取り上げる。安倍内閣は重い荷物を抱えたまま進まざるを得なくなる」と強調、事態の沈静化は厳しいとの認識を示した。
野党側も、社民党の福島瑞穂党首は記者会見で「官舎削減を言っていた当人だ。自民党からも責任論が出ており、お辞めになったらいかがか」と辞任を要求。
国民新党の綿貫民輔代表も会見で「信頼が必要なポストに就く人は、自らけじめをつけるべきだ」と指摘した。
618
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/21(木) 00:51:51
本間、辞任不可避「分別ある人だから自身で判断して」
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_12/t2006122008.html
本間正明政府税調会長が愛人と公務員官舎に同居していた問題で、安倍晋三首相は20日までに、本間氏自身が会長辞任を申し出た場合、これを容認する意向を固めた。世論や政府与党内の批判を受け止め、これまでの擁護方針を転換した。早ければ週内辞任という可能性も出てきた。
「分別ある人だから、自身で判断していただけないかと期待している」
首相に近い政府筋は19日夕、本間氏の自発的辞任をこう促した。
民間相場なら50万円は下らない東京・原宿の3LDK(90平方メートル以上)の官舎に、大阪のクラブで知り合った愛人と同居していたという本間氏。
これまで首相は、財務省の意向を押し切って本間氏を抜擢(ばつてき)した経緯もあり、「税や経済に対する見識を生かし、職責をまっとうしてもらいたい」と擁護してきたが、政府与党や世論の反応は予想以上だった。
閣僚や与党幹部からも、「常識的な話じゃない」(麻生太郎外相)、「税調会長はクリーンなイメージが必要だ」(自民党の片山虎之助参院幹事長)、「自分で出処進退はお考えいただきたい」(佐田玄一郎行政改革担当相)などと、批判や進退を問う声が続出。
20日の新聞各紙も厳しく、毎日新聞が「国民が納得できるけじめを」と、任命権者である安倍首相の責任まで踏み込んで早急な出処進退を求めただけでなく、安倍内閣と距離が近いとみられている産経新聞までが「もはや職責は果たせない」として、本間氏に進退を迫ったのだ。
永田町関係者はいう。
「野党が19日の衆院財務金融委員会理事会で、本間氏を参考人として呼んで、閉会中審査を行うように要求した。与党は難色を示したが、これが『早く辞任しないと国会でつるし上げにあうぞ』という、事実上の最終通告だ。来週26日に税調会長としての記者会見が予定されているが、本間氏はそれまでに決断するのではないか」
619
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/21(木) 12:51:24
本間政府税調会長が辞任=官舎入居問題で引責、政権に打撃−電話で報告、首相了承
http://www.jiji.com/jc/s?k=2006122100167
政府税制調査会の本間正明会長(大阪大大学院教授)は21日午前、都内の公務員宿舎に知人女性と同居していたとされる問題で混乱を招いた責任を取り、会長職を辞任する意向を安倍晋三首相に電話で伝えた。首相も了承した。官邸主導で会長に起用した本間氏が辞任に追い込まれたことは、政権にとって大きな打撃。首相の任命責任も問われそうだ。
首相は同日午前、首相公邸を出る際、記者団に本間氏の進退について「(本人とは)電話で話した」と説明。この後、塩崎恭久官房長官は記者会見で「電話で『一身上の都合により辞任したい』との強い申し出があり、(首相は)受け入れた」と辞任を発表した。同時に「辞任は本間氏の一身上の都合であり、首相の任命責任の問題ではない」と述べ、首相の責任を否定した。
さらに、塩崎長官は、後任人事について「あまり遅くなるのはふさわしくない」と述べた。これに関連し、塩崎長官は自民党幹部に電話で「こういうことがあったので慎重に選びたい」と報告した。
本間氏は税調の委員も辞任する。後任の会長には、いずれも委員で東大教授の吉川洋、神野直彦(会長代行)、伊藤元重の各氏の名前が挙がっている。さらに、塩崎長官は会見で、2008年度以降の税制改正議論を念頭に「官邸主導でやる考え方に寸分の変更もない」とも付け加えた。
本間氏は宿舎入居問題について、今月13日の記者会見で「不徳の致すところで深く反省している」と陳謝。首相は「職責を全うしてほしい」と辞任は求めない考えを示していた。しかし、与野党から同氏に対する批判や進退を問う声が相次ぎ、政権内部からも自発的辞任を求める意見が浮上。来年の通常国会に問題を引きずらないためにも、辞任による早期決着は不可避との見方が強まっていた。
本間氏は小泉政権下で経済財政諮問会議の民間議員として構造改革を支えた。安倍政権発足後の11月7日、成長戦略を掲げる首相の後押しを受け、続投との見方もあった石弘光前会長に代わって会長に就任した。宿舎入居問題が明らかになり、1カ月半での異例の辞任となった。
620
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/23(土) 21:06:51
議長が「対策費」県議の実名閲覧を請求
2006年12月23日 朝日広島
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000612220003
藤田雄山知事の後援会による政治資金規正法違反事件で、新田篤実議長は22日、知事陣営から「対策費」を受け取ったとされた現職県議の名前を記した刑事訴訟記録の閲覧を広島地検に請求した。県議の実名開示を求める県議会の決議を受けての措置。
藤田知事の元秘書の供述調書では、97年の知事選で、県議15〜17人に「対策費」が配られ、うち10〜12人が現職とされたが、これまでの公開ではいずれも実名が伏せられていた。この日は代理の議会事務局職員が地検に出向き、議会の決議書を添付した請求書を提出した。
閲覧をめぐっては、県議3人が自身の名前がないか地検に開示を請求したが、「関係者の名誉や生活の平穏を著しく害する恐れがある」として不許可とされている。(福家 司)
621
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/23(土) 21:08:32
県、違法性の認識薄く
2006年12月22日 朝日長崎
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000000612220003
《裏金の構図・上》
◆流用、エスカレート◆
携帯電話の呼び出し音に、県内の事務用品業者はため息をついた。
電話には、県庁の番号が表示されている。朝からもう10回目だ。
「納入されたはずの商品が見当たらない」「帳簿が間違っているんじゃないか」
『疑問抱く業者』
裏金問題の県の調査に応じて帳簿を提出して以来、何度も同じ質問を繰り返されてきた。「帳簿の通りに報告しただけです」。業者は声を少し荒らげて、電話を切った。
事務用品業者に入社した30年前、県庁の裏金を業者が預かるシステムは、すでに出来上がっていた。疑問を感じながらも、やめることはできなかった。
10年ほど前、県庁のある部署の経理担当者に、裏金の管理をやめたいと持ちかけた。相手は「それは困る」の一点張り。同業者にも相談を持ちかけてみたが、「業界が回らなくなる」と反対された。
裏金問題が発覚した今回を逃せば、長年の悪弊を改める機会は来ない。そう考えて、調査に協力した。だが、帳簿の提出にすんなり応じた業者は5社。裏金担当の県職員の証言と帳簿が食い違うこともしばしばあった。
11月24日、裏金問題の解明に挑んだ外部調査委員会が調査結果を発表した。委員長を務めた永田雅英弁護士は「全容解明とは言えない」と認め、県職員や業者の態度をこう非難した。「基本的に不誠実」
この調査で、総額3億3500万円の裏金が存在していたことが明らかになった。裏金担当の課長補佐は、私的流用をしたとして懲戒免職になり、県警に告訴された。
『批判に反発も』
だが、県の経理担当者の1人は他人事のように語った。「予算の有効活用。課のため、県のためにやった。みんな同じ気持ちのはずですよ」
県庁のある部署で経理担当になった時、前任者から不正経理の仕組みを引き継いだ。「自分はしない」。初めはそのつもりだったが、正規の手続きでは備品の納入に時間がかかる。同じ部署の職員にせかされ、不正経理に手を染めた。業者に領収書と請求書を偽造させ、その代金で備品を買った。
不正経理でつくられた裏金の多くは、パソコンやキャビネットなど、県庁の備品の購入に使われていた。
だが、それが、ゴルフクラブなど懇親会の景品や飲食代への流用にエスカレートしていった部署もある。外部調査委の報告書は「(県庁に)違法性が軽いという誤った風潮がある」と指摘した。
県職員でつくる労働組合は、12月初めに発行した月刊誌で「公務員はいじめられやすい」と、県職員に対する批判に反発した。
組合職員の1人は言う。「開き直りと受け止められても仕方がない。だが、県職員だけが悪いのではない。トップの責任をもっと指摘してほしかった」
◇
県庁の裏金問題で、県は再発防止策を取りまとめた。県幹部からは「幕引き」を期待する声さえ出始めている。だが、不正の全容はいまだに解明されていない。長年にわたる悪弊の背景を探った。
622
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/24(日) 22:39:54
本間税調会長辞任/場当たり対応で未熟さ露呈
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2006/1221.html
安倍晋三首相が「成長路線」の象徴として異例の「官邸主導」で政府税制調査会会長に据えた本間正明氏が、官舎への入居問題で辞任に追い込まれた。起用から問題発覚、そして辞意伝達までの経緯をたどると明確な戦略と強固な意思を持てずに、状況に「場当たり」的にしか対応できない「安倍官邸」の未熟さが浮き彫りになる。
▽公然の秘密
「つきあっている女性がいるらしい…」。本間氏の官舎入居問題の印象を、より悪化させた「同居人」とされる女性の存在は関係者の間では公然の秘密だった。
会長起用前にも「国民の関心が高い税を扱う人だけに発覚すれば大変なことになる」との声が官邸側に届いていた。しかし、本間氏が「妻とは離婚し、女性と近く再婚する」などと説明したため官邸も不問に付した。
首相周辺では今になって「身辺はきれいにしておくよう本間氏にきつく言っておくべきだった」と悔やむ声が上がるが、最近の官邸に珍しいことではない。
求心力の低下を招いた郵政造反組の復党では「首相が説明するべきだった」、「改革後退」イメージを印象付けた道路特定財源見直しでは「最初に一般財源化をぶち上げるべきではなかった」…。こんな「後悔の山」が官邸の現状を如実に象徴している。
▽内閣支持率
十二月十一日、入居の事実が女性問題と絡めて週刊誌で報道されて以後も官邸の「危機管理」が機能しない中、事態打開に動いたのは与党だった。
「美しい国らしからぬ行為が散見される」。十四日、自民党税制調査会の町村信孝小委員長が首相のキャッチフレーズをもじって辞任論の口火を切った。十七日には津島雄二党税調会長もテレビ番組で「(本間氏が)胸に手を当てて考える時もあるのではないか」と同調した。
会長就任後、税収増による財政再建を目指す「成長路線」に立った議論を進める本間氏と消費税増税も視野に入れる党税調の間に政策論の違いがあり当初、町村氏らの発言は「路線闘争」とみられた。
しかし、都内の一等地にありながら格安な国会議員宿舎や公務員官舎を、かつてから「特権的」と批判していたテレビの情報番組やワイドショーなどが、本間氏の問題を取り上げるに及んで他の与党関係者も腰を上げ始めた。
「内閣支持率に影響するので、傷口が広がらないうちに早く処置した方がいい」。十八日、来年の統一地方選や参院選への悪影響を懸念した公明党の漆原良夫国対委員長が辞任を求めた。焦点はすでに「時期」に移りつつあった。
▽心境の変化
入居報道直後の記者会見での釈明と官舎退去で沈静化を図った本間氏もメディアの厳しい反応とそれを受けた政府、与党内の批判の高まりに十八日ごろから関係者に辞任も選択肢としていることを漏らし始める。
「スピードをもって処理しないといけない」。閣僚からも記者会見であからさまに進退論が噴出し始めた十九日、首相の盟友でもある自民党の中川昭一政調会長が電話で辞任を前提に塩崎恭久官房長官に忠告した。すでに本間氏の「心境の変化」を伝え聞いていた塩崎氏も無言で応じた。翌二十日にかけ、塩崎氏は本間氏側と連絡を取り合い「処理」にあたった。
朝、本間氏が首相に電話をし、一身上の都合を理由に辞任を申し出る。その後、塩崎氏が記者会見で公表する―。段取りが決まったのは二十日夜だった。
623
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/25(月) 10:34:19
東京都知事:身内懇談に交際費 四男友人の参与と計6回
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061225k0000m040096000c.html
東京都の石原慎太郎知事や特別秘書が03年度まで、都の文化振興事業「トーキョーワンダーサイト」で中心的役割を果たしている今村有策・都参与との懇談の際、交際費から飲食費を支出していたことが分かった。都参与は地方公務員法で規定された非常勤の特別職で、給与も支払われている。都の公務員同士の懇談に対する都費支出は妥当性が問われそうだ。【北村和巳】
都は99年に定めた交際費支出基準で、原則的に公務員との懇談への支出を認めていない。
00年度以降の知事らの交際費に関する公文書などによると、02年1月から03年4月まで、石原知事や高井英樹・政務担当特別秘書が、今村参与と計6回の懇談を行い、他の参加者分も含め知事交際費から27万円、高井特別秘書の交際費から6万円余が支出された。中には知事と今村参与ら計5人の懇談に知事交際費から12万円余の高額を支出したケースもあった。
今村参与は建築家で、01年12月に文化行政担当の参与に就任。それと同時に、石原知事の発案で01年度から始まった若手芸術家の育成を目指す「ワンダーサイト事業」の施設館長に就いた。事業には石原知事の四男延啓氏が関与していたが、今村参与は延啓氏の友人だった。
都参与は知事が選任し、都政の課題について専門的立場から助言する。定員は7人以内で、現在は今村氏や浜渦武生前副知事ら6人が委嘱され、月額33万9000円の給与が支給されている。
今村参与のほかにも、石原知事らは00〜03年度に、元運輸官僚で航空振興財団会長の棚橋泰参与(航空政策)と11回の懇談を行い、他の参加者分も含め計237万円が交際費から支出されていた。米長邦雄・都教育委員や都議、国会議員との懇談でも、知事らの交際費から支出されていた。
これについて都知事本局秘書課は「政策の立案、実現のため、専門知識を持つ人たちとの懇談で、必要かつ適正な支出。都の支出基準は、いわゆる(官僚への)官官接待を排除するためのもので、趣旨を踏まえて支出している」と説明する。高井特別秘書は「(同趣旨の問題が)裁判になっており判決を待って対応を考える」とコメントする。
知事交際費については、市民団体が「高額なうえ、職務と関連のない私的な飲食に使っている」として石原知事を相手に支出金返還訴訟を東京地裁に起こしており、判決が来年1月30日にある。
毎日新聞 2006年12月25日 3時00分
624
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/25(月) 23:48:41
慎太郎、税金で四男の友人接待…“現金入り焼酎”証言
糸山氏元秘書「森伊蔵に現金詰めた」
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_12/t2006122517.html
東京都の石原慎太郎知事(74)らが、都の現代芸術振興事業「トーキョーワンダーサイト(TWS)」の館長である今村有策参与(47、左写真)との懇談の際、交際費から飲食費を支払っていたことが25日までに分かった。また同日、銀座の高級料亭「吉兆」での金銭授受疑惑で、「現金を詰めた」というキーマンの衝撃証言が報じられた。
毎日新聞によると、石原知事や高井英樹特別秘書は平成14年1月から翌年4月まで、都参与の今村氏と計6回の懇談を行い、知事交際費から27万円、高井秘書の交際費から6万円余が支出されたという。
都参与は地方公務員法で規定された非常勤の特別職。都知事本局秘書課は「政策の立案、実現のため、必要かつ適正な支出」とコメントしているが、都が11年に定めた交際費支出基準によると、原則的に公務員同士の懇談への支出は認められていない。
今村氏は、石原知事の四男で画家の延啓(のぶひろ)氏の友人。今村氏の妻はTWSの副館長で、石原知事の長男、伸晃元国交相(49)の子息の私塾教師を務めていた。
こうした中、石原知事や三男の宏高衆院議員(42)に対する金銭授受疑惑で、サンデー毎日(新春合併号)が衝撃的記事を掲載した。
石原知事側に2000万円が入った高級焼酎「森伊蔵」を渡したとされる糸山英太郎元衆院議員(64)の元秘書が語った証言テープの詳細を入手したといい、同誌によると元秘書は「ボクも(現金を森伊蔵に)詰めました」「(糸山氏も1000万円を)出しました」などと証言しているのだ。
このキーマンである元秘書については、夕刊フジも含めたマスコミ各社が接触を図ろうとしているが、茨城県内の勤務先でも連絡がつかず、家族ともども“行方不明状態”となっている。
石原知事は15日の定例会見で、現金授受について「ない」と明言しているが、一連の疑惑追及は年明けも続きそうだ。
ZAKZAK 2006/12/25
625
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/25(月) 23:56:47
イケメン長身議員★寺田 学(29)を応援しよう
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1127013424/
253 無党派さん sage 2006/12/25(月) 11:38:21 ID:ieUrEwRf
議員宿舎って奥さんや家族は住めないのかな?
254 無党派さん New! 2006/12/25(月) 23:10:19 ID:LeAkN4P1
>253さん
関係者としてお知らせすると、
奥さんや家族は住めます。
原則として議員のみ、ただし家族らの同居を世話人会で認めることがある
と、法律でも規則でなく「衆議院先例集」に書かれています。
地元に家族をおいてる議員以外は結構家族で住んでます。
寺田さんに関しては世話人会に知らせていなかったのかもしれないので
その点では問題かもしれません。
でも、実際家族らの同居を認めるために世話人会が開かれたという
話は聞いたことがありませんが。。。
それより問題なのは、
議員本人が住んでいないケースが多いことです。
みんな知らないでしょ?
宿舎関係者等ではそちらのほうが話題。
大学生になって東京にでてきた大事な支持者の息子を住まわせている
とか、他の知人にまた貸しとか、秘書が住んでるとか。
小泉さんだって宿舎に部屋があったけど、少なくとも5年間は
公邸に住んでて、首相動静を見る限り、休みの日は
高輪プリンス(宿舎の隣)にご宿泊だったわけだしね。
なぜ返納しないのか。一応安いとはいえ、家賃かかるわけ
だし。誰かに住まわせるためにそのままおいといたとか、
それくらいしか考えられない。
貧乏議員が多い民主党は大抵本人住んでます。
週刊誌も書くならこっち(議員が住まず、誰かに貸してる)
のほうが芋づる式にでてくるのに、そういうことをしてる人が
総じて多いと思われる自民党を敵にまわすのが
怖いんだな〜としか思えません。。。。
そういう意味で、日本はまだ言論の自由がないですよ。
626
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/26(火) 00:16:27
元衆院議員の名誉棄損訴訟、文芸春秋側に賠償命令
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061225ic24.htm
週刊文春の記事で名誉を傷つけられたとして、山田敏雅・元衆院議員(57)が、発行元の文芸春秋や編集長などに損害賠償などを求めた訴訟の判決が25日、東京地裁であった。
菅野雅之裁判長は、「文春側は原告の名誉を傷つけないよう注意する義務を怠った」などと述べ、100万円の賠償を命じた。
問題となったのは、2003年5月22日号の記事。1996年にタイ・バンコク市内で女性の死体が発見された殺人事件を巡り、「日本の現職国会議員に事情聴取」などの見出しで、警視庁捜査1課が国会議員「X」から事情を聞いており、関与が疑われるなどと報じた。記事には山田元議員の名前は出されなかったが、判決は「匿名報道であっても経歴などから記事に書かれた人物は原告と特定できる」と指摘した。
文芸春秋社長室の話「記事は匿名で疑惑を伝えたもので、読者に本人と特定されるおそれはない。裁判所の判断には疑問を感じる」
(2006年12月25日23時51分 読売新聞)
627
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/26(火) 01:26:09
石原都知事:交際費支出問題で企画調整部長が釈明
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061226k0000m040122000c.html
東京都の石原慎太郎知事らが都参与との懇談に交際費から飲食費を支出していた問題で、都の秋山俊行・知事本局企画調整部長は25日会見し、「他の出席者から知見や情報を得るための懇談だが、その人たちの名前が出せないので、懇談相手として、その場にいた参与の名前を公文書に記した。参与は知事をサポートする出席者の位置づけだった」と釈明した。都の説明が事実とすれば、公文書に虚偽の記載をしていたことになり、都の公文書管理のあり方が問われそうだ。
秋山部長は参与以外の出席者について「当時の事務担当者は把握していると思うが、記載した書類は残っていない。情報収集や交渉ごとの相手なので、名前は明らかにできない」と述べた。交際費に関する都の公文書には、参与を都側の出席者として明記しているものもある。これについては「文書をつくる担当者の表記の問題。参与が相手側になっている文書は記載上の不備、誤記だ」と主張した。
一方、都の交際費支出基準が公務員との懇談への支出を禁じていることについて、「都内部の運用基準であり、条例や規則ほど違法性が問われるものではない」と述べた。【北村和巳】
毎日新聞 2006年12月25日 22時43分
628
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/26(火) 08:12:47
選挙対策費疑惑 元陣営幹部らに出席要請
知事 議会調査会に、会見で説明 讀賣広島
後援会元事務局長による政治資金規正法違反事件をめぐり、県議会から辞職勧告を受けた藤田知事は25日の記者会見で、元事務局長と、県議らへの選挙対策費を地検に供述した元陣営幹部の2人が、県議会の調査会に出席する可能性が出てきたことを明らかにした。進退については「まずは事件の真相解明の努力を尽くしたい」と強調。来年2月に提案予定の2007年度当初予算案の成立に意欲をみせるなど、当面は辞職する考えがないことを改めて示した。
藤田知事は、18日の辞職勧告決議後、元事務局長と元陣営幹部の2人とそれぞれ面会したといい、「彼らは重たい口を開き始めてくれた。調査会の出席も最終的には協力してくれるのではないか」との見通しを明かした。
その上で、2人の証言内容については、「私がいろいろと聞き取った上で固有名詞を含めて発言可能かどうか、それとも当事者の彼らが調査会で言った方がインパクトが強いのかなどと考えている」と述べ、積極的に公表したいとの考えを示した。
2人は今年11月、調査会から参考人として出席を求められたが、「検察で話した以上のことは何もない」(元陣営幹部)などと拒否していた。
具体的な説明をすることになれば、事件の“核心”が一気に明らかになることも予想され、県議会調査会の平浩介座長も「出席してもらえたら、今までよりも調査は前進する」と期待感を示した。
一方、進退については、「ありていに言えば、このような事態になれば個人的にはいつ辞職しても構わない。しかし、辞職して真相を闇に葬る性格のものではなく、(真相解明に)引き続き努力したい」と従来の姿勢を強調。
その上で、「間もなく(知事給与を全額カットする)無料奉仕期間に入るが、(1〜3月の)期間中は県政のための最大限の努力をしたい」と説明し、最終的な判断は来春ごろになる可能性も示唆した。
(2006年12月26日 読売新聞)
629
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/26(火) 08:38:43
架空事務所に経費7千万 佐田行革担当相の政治団体
http://www.chunichi.co.jp/flash/2006122501000623.html
佐田玄一郎行政改革担当相(群馬1区)の政治団体「佐田玄一郎政治研究会」(11月に解散)が、1990年の発足当初から事務所がなかったのに、2000年までに光熱水費や事務所費など経費計約7800万円を支出したとする虚偽の政治資金収支報告書を国に提出していたことが25日、分かった。
研究会の事務担当者(第1公設秘書)は「事務所はなかった。取材で指摘を受け、適切な手続きを取り解散した」としたが、資金の使途は明らかにしなかった。
当時の政治資金規正法は、政治家個人の収支報告は「指定団体」を通じてするよう義務付けており、佐田氏は90年8月、研究会を指定団体として国に届け出ていた。
官報などによると、事務所所在地は東京都豊島区のビル。94年11月に同区内の別のビルに移転したと報告しているが、2つのビルの管理会社は「研究会と賃貸契約は交わしていない」としている。
(共同)
630
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/26(火) 11:20:00
佐田行革相の政治団体
架空事務所に経費支出
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20061226/mng_____sei_____000.shtml
佐田玄一郎行政改革担当相(群馬1区)の政治団体「佐田玄一郎政治研究会」(十一月に解散)が、一九九〇年の発足当初から事務所がなかったのに、二〇〇〇年までに光熱水費や事務所費など経費計約七千八百万円を支出したとする虚偽の政治資金収支報告書を国に提出していたことが二十五日、分かった。
研究会の事務担当者(第一公設秘書)は「事務所はなかった。取材で指摘を受け、適切な手続きを取り解散した」としたが、資金の使途は明らかにしなかった。
当時の政治資金規正法は、政治家個人の収支報告は「指定団体」を通じてするよう義務付けており、佐田氏は九〇年八月、研究会を指定団体として国に届け出ていた。
官報などによると、事務所所在地は東京都豊島区のビル。九四年十一月に同区内の別のビルに移転したと報告しているが、二つのビルの管理会社は「研究会と賃貸契約は交わしていない」としている。
両ビルには佐田氏の実父が経営していた佐田建設の東京支店が入居していたが、支店内にも事務所は置いていなかった。
収支報告によると、家賃など事務所費は二〇〇〇年までの間、約十五万円から約千四百万円とバラバラの金額を報告、〇一年からはゼロだった。光熱水費は九三年の約百七十万円が最高額でゼロの年もあった。備品・消耗品費や人件費も報告していた。
関係者によると、研究会は佐田建設の協力会社のメンバーらが、東京でも佐田氏を支援しようと発足させたという。
佐田氏は九〇年に初当選。総務副大臣を経て九月から現職。六期目。
631
:
片言丸
:2006/12/26(火) 18:11:43
行革相政治団体の不明朗支出、政権へ新たな打撃にも
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061226i104.htm?from=main1
佐田行政改革相の政治団体が賃貸契約のない事務所の経費を報告していた問題は、安倍政権にとって新たな打撃となる可能性がある。行革相が今後、国民の納得できる説明をできなかった場合、進退問題に発展するとの見方も出ている。
安倍首相は26日昼、「(26日午前の)閣議の後に行革相から報告を受けた。調査して国民に説明して欲しい」と記者団に述べた。塩崎官房長官は26日午前の記者会見で、行革相の責任について「事実関係による」と述べた。
内閣府によると、佐田行革相は26日午後の公務をキャンセルした。
佐田行革相は、公務員宿舎入居問題で政府税制調査会長を辞任した本間正明大阪大大学院教授について、「自分で出処進退を考え、きちっと襟を正していただきたい」と批判していた。
(2006年12月26日14時31分 読売新聞)
632
:
片言丸
:2006/12/26(火) 18:14:28
佐田行革相の政治団体、借りてない事務所へ7千万支出
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061226it05.htm
佐田玄一郎・行政改革相(群馬1区)の政治団体「佐田玄一郎政治研究会」が1990年〜2000年まで、実際には不動産賃借契約を結んでいない「事務所」について、事務所費や光熱費などの支出を計上した政治資金収支報告書を国に提出していたことが分かった。
収支報告書によると、この間の経費は約7840万円に上っている。
官報などによると、研究会は90年8月に設立届を提出。90〜94年11月は東京都豊島区南池袋のビルに、それ以降は同区池袋のビルに事務所を置いたとしている。しかし、両ビルを所有、管理する会社はそれぞれ、「政治団体との賃貸契約は交わしたことはない」などとしている。研究会は今年10月30日付で解散届を出している。
南池袋のビルには94年9月まで、佐田行革相の実父が経営していた佐田建設(本社・前橋市)の東京支店が入居、現在は池袋のビルに移転している。
佐田行革相は26日午前の閣議後会見で、この問題について、「昨夜初めて知った。事実関係はわからない。調べるように指示した」などと述べた。
佐田行革相は、90年2月に初当選し、現在6期目。先の自民党総裁選で中堅議員の「安倍晋三さんを支える会」会長を務め、安倍内閣で初入閣を果たした。
(2006年12月26日13時34分 読売新聞)
633
:
片言丸
:2006/12/26(火) 20:23:56
佐田行革担当相、架空事務所に経費7800万支出
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_12/t2006122649.html
佐田玄一郎行革担当相(54)の政治団体が、平成2年の発足から10年間で、架空の事務所に光熱水費や事務所費など経費計約7800万円を支出したとする虚偽の政治資金収支報告書を国に提出していたことが26日、分かった。佐田氏といえば、公務員宿舎への不適切な入居が発覚した本間正明・政府税調会長に対して自主的な辞任を求めた急先鋒。進退問題に発展する可能性もあり、支持率低下にあえぐ安倍晋三首相(52)にとって新たな逆風となりそうだ。
東京新聞によると、架空の事務所に経費を計上したとされるのは、佐田氏の政治団体「佐田玄一郎政治研究会」。官報などでは、事務所は東京都豊島区内の2つのビル間を移転したとされているが、研究会として両ビル管理会社との賃貸契約は結んでいなかった。両ビルには佐田氏の実父が経営していた佐田建設の東京支店があったが、支店内にも事務所は置いていなかったという。
収支報告によると、家賃など事務所費は12年までの間、約15万円から約1400万円の金額を報告。光熱水費は5年の約170万円が最高額でゼロの年もあった。備品・消耗品費や人件費も報告していた。
研究会の事務担当者は同紙に対し、「最近は活動もしていなかったので11月に解散届を国に出した」と話したが、資金の使途は明らかにしなかったという。
「本間問題」では、「ルールにのっとったもの」(塩崎恭久官房長官)「職責を全うしてほしい」安倍首相)という声に対し、佐田氏は「襟を正してほしい」「よく自分で出処進退をお考えいただきたい」などと本間氏の自主的な辞任を求めていた。今回のケースでは「違法性はないが、閣僚として不適切だったのでは」(政府関係者)との声は多い。佐田氏は26日に記者会見する予定だが、果たしてどう説明するか。
ZAKZAK 2006/12/26
634
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/27(水) 01:14:06
安倍政権:佐田行革担当相疑惑が新たな火種に
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061227k0000m010104000c.html
安倍政権発足から3カ月の26日、佐田玄一郎行革担当相の関連政治団体(今年10月解散)の不正経理疑惑が浮上した。佐田担当相は「調査中」を繰り返し、現段階で事実関係は不明確だが、野党各党は一斉に批判し、政権を揺るがす新たな火種となる可能性もある。支持率急落にあえぐ安倍晋三首相側は、マイナス要因を年内にすべて清算しようと、政府税制調査会長の後任人事は決着にこぎつけたが、一難去ってまた一難のようだ。
「私もよく分からない」。佐田担当相は26日の記者会見で疑惑を追及されたが、約10分間に「調べている」を22回連発。問題の政治団体がどのような団体かも答えられず、事実関係を一切明らかにしなかった。首相は調査結果の報告を担当相に求めている。
官報などによると、関連政治団体「佐田玄一郎政治研究会」が90〜00年、事実上存在しない事務所に約7000万円の経費を支出したとする虚偽の政治資金収支報告書を国に提出した疑惑がもたれている。
これに対し、野党各党は首相の任命責任追及で攻勢をかける構えだ。民主党の鳩山由紀夫幹事長は同日、東京都内で記者団に「大変な問題だ。事実ならばお辞めになるしかない」と語り、国会の閉会中審査を求める考えを表明。共産党の市田忠義書記局長も「規範意識に欠ける内閣だ」と批判した。連立政権を組む公明党の太田昭宏代表も「国民にきちんと説明する必要がある」と懸念を示す。
安倍政権は郵政造反組の復党で世論の批判を招き、タウンミーティングの「やらせ質問」問題、政府税調会長の辞任劇に発展した公務員官舎問題などマイナス要因が止まらない。新たな疑惑の浮上に、ある政府高官は「何で昔の問題ばかりが出てくるんだろうか。問題に対処した経験のある人が政権内に少ないんでしょう」とぼやいた。
毎日新聞 2006年12月26日 20時58分
635
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/27(水) 10:01:03
佐田行革相不明朗支出
支持者に動揺拡大「事実でないこと祈る」 讀賣群馬
衆院1区選出の佐田玄一郎・行政改革相の政治団体が、契約を結んでいない「事務所」の費用を政治資金収支報告書に記載していた問題が明らかになった26日、県内の関係者にも動揺が広がった。
前橋連合後援会の八木原勇治幹事長は「本人から直接、説明を聞きたい。事実ではないことを祈っている」と話した。佐田氏は9月の安倍内閣発足で初入閣したばかり。同後援会では1月20日に行革相就任祝賀会を前橋市内で開く予定だが、開催を危ぶむ声も出ているという。自民党県連の金子泰造幹事長も「突然のことで驚いている。今後、本人が速やかに善後策を講じるものと思う」と述べた。
(2006年12月27日 読売新聞)
636
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/27(水) 10:13:41
佐田行革相問題、野党が批判 進退問題に発展の可能性
2006年12月27日01時35分
http://www.asahi.com/politics/update/1227/001.html
佐田行革担当相が親族の経営する会社の入居するオフィスビルの住所を政治団体の所在地として届けていた問題で、安倍首相は26日、「国民に説明していただきたい」と佐田氏自らが釈明すべきだとしたうえで「できるだけ早い段階で報告を受けたい」と語った。一方、野党各党は「事実なら辞めるしかない」(鳩山由紀夫・民主党幹事長)などと一斉に批判。佐田氏が国民に理解を得られる説明ができなければ、年内にも進退問題に発展する可能性がある。
本間正明前政府税調会長の辞任に続き、佐田氏辞任という事態になれば、政権が大きなダメージを受けることは避けられない。
26日、首相と面会した公明党の太田代表は「事実関係がまだつかめない」としながらも、「政治とカネという問題は厳しくなくてはならないというのが基本的な考え。説明をきちんとする必要がある」と強調した。首相周辺は「こんな話ばかりで困った」(政府高官)と危機感を募らせる。首相側近の一人は「年明けまでずるずる引っ張る問題ではない」と語り、早期決着を図る必要性を指摘した。
首相は26日夜、首相官邸で記者団に「まず佐田大臣から直接、説明を受けたい」と語るにとどめた。だが、本間氏の進退をめぐり、首相は当初、「職責を全うしてもらいたい」と語ったが、佐田氏の問題ではこうした表現はいっさい使わなかった。野党に追及材料を与えるのを避けるため、早めに進退の決断を迫る可能性もある。
一方、共産党の市田忠義書記局長も記者会見で「領収書添付の義務づけがないことを利用し、公表したくない経費を捻出(ねんしゅつ)する悪質な手口だ」と指摘した。政治資金収支報告書に記載する際、政治活動費は領収書の添付が必要だが、光熱費などは義務づけがない。これを利用し、総額約7800万円分の公開できない経費支出を処理した疑いがある、というわけだ。
社民党の福島党首も記者団に「政治資金規正法違反の虚偽記載にあたる」として、衆参両院の予算委員会で閉会中審査を行い、佐田氏を証人喚問すべきだとの考えを示した。
637
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/27(水) 10:15:28
事実なら辞任不可避か=安倍首相、一両日中の調査報告指示−佐田氏疑惑
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2006122600927
佐田玄一郎行政改革担当相の政治団体が、架空の事務所経費を計上した政治資金収支報告書を提出していた疑惑をめぐり、政府・与党内に26日夜、事実なら佐田氏の引責辞任は避けられないとの見方が浮上した。安倍晋三首相は佐田氏に、一両日中にも調査結果を報告するよう指示したが、辞任となれば首相の任命責任も問われそうだ。
佐田氏が所属する自民党津島派の幹部は「事務所の実体がなかったとすれば言い訳できない。閣僚を続けるのは厳しいだろう」と指摘。別の同派幹部も「党内外への波紋の広がり方次第で最悪の事態も想定できる」と語った。公明党幹部は「本当なら収支報告書への虚偽記載であり、辞任は当然」と強調した。
638
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/27(水) 10:20:06
佐田行革相、辞任へ 与党内でも批判高まる
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/061227/skk061227000.htm
佐田玄一郎行政改革担当相(54)=衆院群馬1区=の政治団体が、実体のない事務所の経費を政治資金収支報告書に記載する虚偽報告をしていた問題は26日、与党内からも道義的責任を問う声が強まり、佐田氏が辞任する方向となった。安倍晋三首相の周辺も後任の検討を開始、政権へのダメージを最小限にとどめるためには、佐田氏更迭はやむをえないとの見方が強まった。
安倍首相は同日夜、記者団に「佐田氏によく調査して報告するように申し伝えた。政治資金は適切に処理していかなければいけないし、政治家は襟を正していく必要がある」と述べ、佐田氏に早期に報告するよう求めたことを明らかにした。これに関連、政府高官は「年を越すようでは遅い。調査報告は遅くても28日までにしなければいけない」と決着を急ぐ考えを示した。「あやふやな状態」(公明党)が続けば、首相の任命責任が問われかねないためだ。
佐田氏自身、19日の記者会見で、公務員宿舎への不適切な入居問題の渦中にあった本間正明前政府税制調査会長に対し、「自分で出処進退を考え、襟を正していただきたい」と厳しく批判していた経緯もある。
ただ、佐田氏は自らの説明責任が問われた26日の会見では「報道で初めて知った」「事実関係を調べてから説明する」と繰り返し、虚偽報告を認めなかった。午後からは公務をすべてキャンセルし、事務所の秘書たちとともに雲隠れした。
こうした事態に野党側は「事実であれば辞めるしかない。首相の任命責任もある」(民主党の鳩山由紀夫幹事長)として、辞任を求める姿勢を鮮明にした。
与党内でも「金額が大きすぎる。秘書がやったことで済む問題ではない」(公明党幹部)、「事実関係が分かれば1日、2日で本人が判断できる問題だ」(与党幹部)などと批判が強まっており、辞任不可避の情勢に追い込まれた。
(2006/12/27 03:10)
639
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/27(水) 12:29:55
2006/12/27-12:26 政府・与党、佐田氏の辞任論強まる=調査結果、きょうにも発表
http://www.jiji.com/jc/s?k=2006122700297
佐田玄一郎行政改革担当相の政治団体が架空経費を政治資金収支報告書に記載していた疑惑で、政府・与党内で27日午前、佐田氏の辞任は避けられないとの見方が一気に強まった。佐田氏は同日中にも疑惑に関する調査結果を発表するとみられるが、塩崎恭久官房長官は午前の記者会見で、結果次第で佐田氏の進退を問う可能性もあることを示唆した。
佐田氏は都内の議員宿舎を出る際、調査結果の公表時期について「近々」と記者団に述べた。
政府筋は佐田氏について「進退は自分で決めるものだ」と突き放した。また、自民党幹部は「事実なら明白な虚偽記載に当たる」と指摘。また、公明党幹部は「仮に秘書が勝手にやったとしても政治家と秘書は一体だ。事実なら辞めるのは当然だ」と強調。与党内には「もう辞めるしかない」(自民党谷垣派幹部)との声が強まった。
塩崎長官は会見で、佐田氏の進退について「国民への説明責任を果たしていただいた上で、何が問題なのか考えなければいけない」と述べた。(了)
640
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/28(木) 09:33:33
「残念だ」 支持者落胆…佐田行革相辞任
説明責任求める声も 讀賣群馬
佐田玄一郎・行政改革相が27日、自身の政治団体の不適切な会計処理の責任を取って辞任したことを受け、支持者の間には、就任からわずか3か月での辞任となったことに落胆の声が広がった。同時に、佐田氏にさらなる説明責任を求める声も上がった。
佐田氏は1990年の初当選から連続6回当選。安倍首相が自民党幹事長だった時に筆頭副幹事長を務め、安倍首相誕生に際しては中堅議員の取りまとめに奔走した。
9月26日の安倍内閣発足に伴う初入閣で地元支持者の期待が膨らんでいただけに、前橋連合後援会の八木原勇治幹事長は、「せっかく大臣になって、これから活躍をというところだったのに残念だ。地元としては今後も応援していきたい」と言葉少なに話した。
記者会見した同党県連の金子泰造幹事長も、「コスタリカ方式がうまくいった結果、安倍内閣で尾身財務相と2人同時に入閣したことを喜んでいただけに、残念だ」と述べた。ただ、「辞めるしか道はなかった。応援してきたが、これから先はわからなくなる」(前橋市の自営業男性)などと厳しい声も出ている。
金子幹事長も、「政治に対する不信につながる印象を与えたことは免れ得ない」としたうえで、来年の県議選や知事選、参院選への影響については、「県民の反応を鋭敏に受け止めていく努力が必要だ。マイナスに作用しないように努めたい」との考えを示した。
◇
前橋市三俣町の佐田氏の事務所では、佐田氏の辞任会見後、集まった報道陣を前に男性事務所員が「こういう形で辞めるのは誠に残念だ。申し訳ありません」と語り、頭を下げていた。
(2006年12月28日 読売新聞)
641
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/28(木) 09:56:14
佐田行革相辞任:「安倍人事」甘さ露呈
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20061228k0000m010164000c.html
佐田玄一郎行革担当相が関連政治団体の不正経理問題で27日、疑惑発覚からわずか1日で辞任に追い込まれた。佐田氏の入閣は自民党総裁選の論功行賞人事の典型だっただけに、本間正明・政府税制調査会前会長の辞任劇と同様に「安倍人事」が直撃された影響ははかりしれない。スピード決着の流れを作ったのは今回も与党で、首相官邸サイドは事態を傍観するばかり。郵政民営化造反議員の復党問題を境に坂道を転げ落ちるように打つ手打つ手が裏目に出る安倍政権には「末期症状」の感すら漂い始めた。【中川佳昭、宮下正己】
◇また与党が引導…政権の求心力、低下に拍車
「大変残念な結果になったが、致し方ないですね」
27日午後5時ごろ、安倍晋三首相は東京都内を移動中の車中で佐田氏から連絡を受け、辞任を了承した。辞任会見でこの経過を聞かれた佐田氏が「ちょっとその時は(気が)動転していたので……」と自ら認めるようなドタバタ劇だった。
与党内で「辞任やむなし」のムードが広がったのは、26日の佐田氏の記者会見ぶりが転機だった。矢継ぎ早に質問され、佐田氏は10分間の会見中に「調べている」を22回も連発、事実関係を一切明らかにせず、公明党幹部は「歯切れが悪すぎる」といら立った。同じ津島派に所属する青木幹雄参院議員会長周辺も「今回は派閥もかばいきれない」と、会見後に佐田氏サイドに電話し事実上の「辞任決断」を迫った。
与党側は、問題が長引けば1月25日召集予定の通常国会で冒頭から野党の厳しい攻勢にさらされることを懸念していた。特に佐田氏は、政府が次期国会の重要法案と位置づけ野党との対決法案と目している「公務員制度改革関連法案」の担当閣僚。来春の統一地方選、7月の参院選を控え「年初の出はなをくじかれるのは避けたい」(自民中堅議員)と早期の幕引きを求めていた。
ところが、官邸サイドの反応は鈍かった。首相は26日昼、「まずは調査結果をうかがいたい」と繰り返し「待ち」の姿勢に。与党内に辞任論が浮上しても、政府筋は「なんでやめなきゃいけないのか」と言うほどだった。首相に近い中川秀直幹事長も同日、オーストリアに家族旅行に出発、世耕弘成首相補佐官は27日、片山虎之助参院幹事長に電話し「説明できるので大丈夫」と伝えるなど問題の深刻さを見誤ったとしか言えない対応。与党主導で引導を渡した本間氏交代劇の構図がまたも繰り返された。
27日の佐田氏の会見はわずか11分間で一方的に打ち切られ、「不適切な処理」の具体的な説明はほとんどせずじまい。続く塩崎恭久官房長官の会見も、事実関係に関しては「正確なことは佐田大臣サイドに(聞いてほしい)」と述べるだけ。逆に世論の反発を強めかねない不十分な内容となるなど事後処理のまずさも目立った。
復党問題、タウンミーティングの「やらせ質問」問題、本間氏辞任劇、佐田氏の辞任……。守りに入ると対応に予想外のもろさを見せる「安倍官邸」。求心力は低下するばかりで、歯車は大きく狂い始めている。
642
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/28(木) 09:57:26
◇「論功行賞」裏目に
佐田氏の辞任は、自民党総裁選の「論功行賞」人事が裏目に出た形だ。首相主導の人事だっただけに出身派閥の津島派も佐田氏を守ろうとする空気に乏しかった。首相が意中の人物の起用にこだわり、結果的にその人物や周辺のスキャンダルの見極めが甘くなったツケが回っている。
首相は政権発足時の組閣で、総裁選の論功行賞と首相個人の「仲良し」人脈の2点を念頭に人事を行った。総裁選で佐田氏は党内中堅議員の「安倍晋三さんを支える会」の会長を務め、「再チャレンジ議連」会長の山本有二金融担当相や派閥横断で中堅・若手の取りまとめに奔走した菅義偉総務相らと並び「安倍優勢」の流れを作った立役者の一人だった。
本来、佐田氏は安倍首相とは疎遠な津島派の所属。同派では、額賀福志郎前防衛庁長官が総裁選出馬への意欲を示したが佐田氏は久間章生防衛庁長官らとともに額賀氏の支援に回らず、額賀氏を出馬断念に追い込んだ。そのため、津島派内からは「佐田氏の辞任は派とは全く関係がない」(幹部)と突き放す声も聞こえるほどだ。
内閣発足からわずか3カ月で閣僚がスキャンダルで辞任する事態に、党内からは組閣の際に行われる閣僚候補の「身体検査」が不十分だったとの批判も出ている。
塩崎官房長官は27日の記者会見で「論功行賞と言われる人事はやっていないと思う。事前の調査についてもやるべきことはやったが残念だ」と語ったが、ある自民党幹部は「安倍さんは脇が甘い」と首相の任命責任を指摘。自民党の中川昭一政調会長も首相の任命責任について「政治は結果責任。そういう意味で首相も重く受け止めるだろう」と記者団に語った。
◇不透明な経理認めるが…経費依然明確でなく
佐田玄一郎行革相の関連政治団体「佐田玄一郎政治研究会」は、事務所の実体がないのに90〜00年にかけ事務所費や光熱水費など計約7800万円の経費を支出したとして政治資金収支報告書に記載していたとされる。
官報によると、この政治団体は佐田氏が初当選した90年に発足。佐田氏の父親が社長だった建設会社「佐田建設」(本社・前橋市)の東京支店(東京都豊島区)内に事務所を置いたと報告していたが、実体はなかった。
しかし、90〜00年までに家賃などの事務所費を多い年で約1400万円計上するなど経費が計約7800万円かかったと報告。経費の計上は年によってばらつきがあり、事務所費も17万円の年があるなど不自然さが目立つ。研究会は01年以降は収支がなく、今年10月末に解散届が出された。
事実なら政治資金規正法上の虚偽記載にあたるが、佐田氏は27日の辞任会見で「調査したところ政治研究会は実体があった」と釈明。しかし、「他の政治団体の経費を政治研究会分として計上したことがあり不適切な会計処理だった」などと説明、佐田氏の関連団体間で不透明な経費処理を続けていたことを認めた。【青島顕】
毎日新聞 2006年12月28日 2時58分 (最終更新時間 12月28日 3時03分)
643
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/28(木) 10:40:39
無断入党問題 自民党本部へ質問状 手続きされた由布市議 責任の在り方ただす 西日本大分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/ooita/ooita/20061228/20061228_001.shtml
自民党県連会長の衛藤征士郎・衆院議員の大分事務所(大分市)による無断入党問題で、無断で入党手続きされた3人のうちの1人である小林華弥子・由布市議は27日、自民党本部の中川秀直幹事長あてに党籍削除の確認や党本部としての責任の在り方をただす質問状を提出した。来月10日までの回答を求めている。
衛藤氏の大分事務所は今月中旬、小林市議に対して党員登録データ抹消の証明書とともに、経過説明と謝罪の文書を届けた。経過説明によると、小林市議と別の女性入党希望者を誤って手続きしたと釈明しており「事務的な誤りとはいえ、大変な間違いをいたし、心よりおわび申し上げます」と謝罪している。
これに対し、小林市議は「無所属であることを誇りとしており、一時期とはいえ自民党に入党したという事実も抹消してほしい」と訴えており、党本部に党籍データ削除の意味を再確認するとともに、無断入党問題に対する自民党本部としての責任の在り方をただすことにした。
この問題をめぐり、自民党県連は11日付で県議などに新規党員獲得の際に、本人の意思を確認することをあらためて求める文書を送付し、再発防止を呼びかけた。
小林市議は自身のホームページで無断入党問題の経緯を公表。党本部に質問状を郵送した27日、西日本新聞社に実名での報道を了承した。
=2006/12/28付 西日本新聞朝刊=
644
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/28(木) 10:48:56
政治姿勢に厳しい批判
佐田行革担当相が辞任 東京新聞群馬
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20061228/lcl_____gnm_____002.shtml
念願の初入閣からわずか三カ月−。安倍内閣の重要閣僚として地元の期待も高かった佐田玄一郎行革担当相が二十七日、自身の政治団体の疑惑で大臣のイスを追われた。前橋市にある佐田氏の前橋事務所では、秘書らが困惑しながら報道陣や後援者に対応するなど終日混乱。夕方の辞任会見後は、自民党や地元の有権者が辞任を残念がる一方で、普段からクリーンな政治家を強調していた佐田氏の政治姿勢への疑問や会見での不明朗な説明に対する批判など厳しい意見が相次いだ。 (石屋法道、藤原哲也、禰〓田功)
同三俣町の前橋事務所では、前日に続き朝から事務スタッフらが、支持者や報道陣の対応に追われた。だが、肝心の佐田氏の地元責任者は前日に続き“雲隠れ”。事務所関係者によると、公設第二秘書も務める下田辰馬事務所長は疑惑発覚後、一度も事務所に姿を見せなかった。
昨年の衆院選まで事務所長を務めた元秘書も東京に行ったきり。支持者からの電話が相次ぐ事務所に残った秘書の一人は「何も分からない」と力なく繰り返すのみ。辞任会見後はひたすら「本当に申し訳ない」と平身低頭で釈明していた。
佐田氏の辞任表明を受け、自民党県連は夕方に急きょ記者会見。金子泰造幹事長は「政治不信を与えてしまったことは免れない」と述べ、佐田氏が会見で説明責任を果たしていると思うかとの問いに、「県民には背景が分かりにくい。納得しきれない部分もあったとは思う」と苦しい心境を漏らした。来年の統一地方選や参院選への影響について、「マイナスに作用しないよう反省すべきは反省する。県民からはシビアな反応があると思う」と気を引き締めていた。
小寺弘之知事は「政治家として判断されたことだと思う。誠に残念です」とコメントを出した。
同市の女子大学生(21)は「地元から(尾身幸次財務相と佐田氏の)二人も大臣が出て、すごいと思っていたのに残念」と話したが、首相の任命責任には「選び方に問題があるのでは」と厳しかった。同市の保険代理店経営若井健夫さん(52)は「辞任は仕方ない」とした上で、「ほかの政治家もあると思う。きれいなままで大臣になれる人などいないのではないか」と政治家への不信を口にした。
645
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/28(木) 10:50:10
裏金地域有力者25人に 知事選公選法違反初公判 福島民報
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20061228/kennai-200612281015220.html
平成16年の知事選で前知事佐藤栄佐久被告(67)=収賄罪で起訴、保釈=を当選させるため、実弟の佐藤祐二被告(63)=収賄などの罪で起訴、保釈=から当時の県議ら選対幹部7人に合わせて2275万円が不正に渡った事件で、公選法違反(買収など)の罪に問われた祐二被告ら8人の初公判は27日、福島地裁(大沢広裁判官)で開かれた。8人はいずれも起訴事実を全面的に認めた。元県商工会議所連合会長の坪井孚夫被告(76)=福島市=ら4人は即日結審し、検察側は懲役1年6月などをそれぞれ求刑した。裏金は地域の有力者25人にも流れ、選挙工作は遅くても栄佐久被告が再選した平成4年知事選から続いていたことが明らかになった。
646
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/29(金) 12:02:34
今井衆院議員が草加市議を提訴 「被害届の内容、事実無根」 讀賣埼玉
草加市の石村次郎市議(56)が草加署に傷害容疑で被害届を提出したことで、名誉を傷つけられたとして、自民党の今井宏衆院議員(65)が石村市議を相手取り、慰謝料1000万円の支払いを求める損害賠償訴訟をさいたま地裁越谷支部に起こしたことが28日、わかった。
訴状によると、今井議員は11月12日、来賓として出席した同市学童保育合同運動会の会場で、石村市議に声を掛ける際、肩を手のひらで軽く数回たたいたところ、翌13日に石村市議が「今井議員から後頭部を殴られ、頸椎(けいつい)ねんざのけがを負った」とする被害届を同署に提出した。今井議員が石村市議に傷害を負わせたとの風評が広がり、名誉と信用が傷つけられ、人格権を侵害されたと主張している。今井議員の事務所は「殴打し、傷害を負わせた旨の石村市議の主張は、まったくの事実無根。司法手続きによって対応したい」としている。
石村市議は「(今井議員の主張は)事実と異なっており、法的に対処したい」としている。
(2006年12月29日 読売新聞)
647
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/29(金) 14:12:01
■◆■ 神戸市議・兵庫県議の悪行・17 ■◆■
http://society4.2ch.net/test/read.cgi/giin/1165725985/
584 『改革男』 New! 2006/12/29(金) 14:09:07 ID:NaeEln5j
有名人になれる可能性をもった県議、市議、役人!
1、門信雄(本会議場での仕事ぶりは、既に放送各社収録済)
2、原 吉三(渡部、門、村岡らの中心的人物、兵庫県を担うに適任者)
3、末松信介(既に大阪では、逮捕への記事が出ているぐらい、俄な英雄)
4、矢田市長(神戸市民の財産なんて?街創りなんておかまえなし!)
楽しいお正月を過ごされると思います。湯気の出るお雑煮などを堪能下さい!
648
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/05(金) 10:21:02
参院出馬予定の前国交事務次官、橋梁業界に資金要請
2007年01月05日06時13分
http://www.asahi.com/national/update/0104/TKY200701040388.html
今夏の参院選比例区に自民党公認で立候補予定の前国土交通事務次官、佐藤信秋氏(59)の後援会が、橋梁(きょうりょう)談合事件で起訴された26社を含む橋梁メーカー各社にパーティー券の購入を依頼していたことが分かった。26社中12社が購入を認めており、一部は同省OBからの働きかけがあったと証言。国交省が指名停止や違約金を請求するなど厳しく対処する一方で、前事務次官側から選挙資金の提供を求めていた形で、官が民にもたれかかる構図が改めて浮き彫りになった。
パーティーは昨年12月14日、都内のホテルで開かれ、国交省の旧建設省系OBや現役幹部、建設業界関係者ら約2000人が出席した。
後援会によると、パーティー券(1枚2万円)の購入依頼を始めたのは昨年10月ごろ。活動の中心は後援会理事で、全国に約100人いる理事の大半を国交省OBが占める。天下り先の業界やエリアを受け持ち、パーティー券の購入や後援会への入会を勧めたという。
橋梁業界に対しても、橋梁メーカーに天下ったOBの理事が、約60社が加盟する業界団体・日本橋梁建設協会の企業の大部分に依頼したという。
佐藤氏は橋梁談合の強制捜査着手から3カ月後の05年8月に事務次官就任。直前は技術官僚トップの技監で、談合の再発防止に向けた省内組織の委員長代理として、防止策をまとめた。
事務次官就任後も、国交省は、旧日本道路公団幹部が談合に関与したとして起訴されたのを受け、公団に改善を促すとともに、5年以内の同省退職者は営業部門に配置しないよう企業側に要請。佐藤氏の退任から2カ月後の06年9月には談合防止を目的に創設した違約金制度に基づき37社に計約44億円の違約金を請求した。
朝日新聞社が橋梁談合事件で有罪判決を受けた23社と公判中の3社(橋梁部門を分社化した1社を含む)に、パーティー券購入の有無を尋ねたところ、12社が購入したと回答。口数は2〜7口としており、金額は少なくとも70万円を超える。
「購入していない」は7社で、7社が「答えられない」だった。
佐藤氏は、旧建設省出身で河川局長を務めた岩井国臣参院議員の引退に伴う後継として、06年8月に自民党の公認を受けた。
649
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/05(金) 11:06:16
松岡農相秘書が照会? WBEF認証 内閣府資料に記載
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20070105/20070105_006.shtml
福岡県警が出資法違反容疑で捜索した資産運用コンサルティング会社「エフ・エー・シー」の関連団体WBEFの特定非営利活動法人(NPO法人)認証申請をめぐり、松岡利勝農相の秘書が、審査状況を内閣府に照会していた可能性が高いことが4日分かった。農相はWBEFからパーティー券100万円分を購入してもらいながら、政治資金収支報告書に記載していなかったことが昨年9月に発覚している。
県警などによると、内閣府から押収した資料の中に「WBEFについての対応」との表題の文書があった。認証申請の経緯などが書かれた中に、松岡事務所の秘書から審査状況の照会を受け、「よろしくお願いしたい」と要請があったことが1‐2行記載されているという。照会は昨年3月13日にあり、文書は同28日付で作成された。
松岡農相は9月の記者会見で、自身の依頼や働き掛けについては「全くありません」と答えていた。農相の事務所は「内閣府に働き掛けをした事実はなく、9月の会見と矛盾する点はない」とコメントした。この問題に関連し、安倍晋三首相は4日の会見で「松岡大臣からは、内閣府に働き掛けや要請を行った事実はないと報告を受けている」と述べた。内閣府の西達男国民生活局長は「電話があったのは事実だが、こういうたぐいの問い合わせはちょくちょくあり、働き掛けとは認識していない」と話した。
=2007/01/05付 西日本新聞朝刊=
2007年01月05日00時28分
650
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/05(金) 12:27:32
松岡農相:秘書が内閣府にNPO審査で照会 高市氏明かす
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070105k0000e010054000c.html
出資法違反容疑で福岡県警の家宅捜索を受けた資産運用支援会社「エフ・エー・シー」の関連団体「WBEF」のNPO法人申請をめぐって、昨年3月に内閣府が、松岡利勝農相の秘書から審査状況の照会を受けたことが分かった。5日の閣議後会見で高市早苗科学技術担当相が明らかにした。
松岡農相は一昨年12月にWBEFからパーティー券100万円の購入を受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかった。
高市担当相によると、昨年3月13日に松岡農相の秘書と名乗る人物から内閣府に電話があり、審査状況の照会があった。やりとりを記録した文書には「秘書からよろしくお願いしたい旨照会」と書いてあると言う。高市担当相は「担当職員からは働きかけや要請はなかったと報告を受けている」と話した。文書は福岡県警に押収されている。
松岡農相は同日の閣議後会見で「私サイドから働きかけや要請を行った事実はない」と自身の関与を否定した。【青島顕】
◇
この問題に絡み塩崎恭久官房長官は5日午前の記者会見で、「松岡農水相からは『内閣府に対してNPO認証について働きかけや要請を行った事実はない』と聞いている。内閣府からも同じように報告を受けている」と述べ、内閣府への働きかけではないとの認識を示した。照会を受けた際の内閣府の文書が福岡県警に押収されていることについては「押収した文書の内容や、あるなしも含めてコメントを差し控えたい」と語った。
毎日新聞 2007年1月5日 12時10分 (最終更新時間 1月5日 12時24分)
651
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/05(金) 12:33:42
松岡農水相が照会認める 「後援者の依頼」 NPO審査
2007年01月05日12時00分
http://www.asahi.com/national/update/0105/TKY200701050124.html
松岡農林水産相の秘書が、福岡県警の家宅捜索を受けた会社の関連団体「WBEF」のNPO法人申請をめぐり、内閣府に審査状況を照会していたとする内部文書が作成されていた問題で、松岡農水相は5日、閣議後の記者会見で、「秘書の記憶では内閣府に照会したかどうかは確認できないが、(パーティー券の購入を仲介した)後援者に確認したところ、(松岡氏の)事務所で(審査状況を)確認してもらったことがあると言っている」と述べ、事務所側から内閣府に照会したことを事実上認めた。そのうえで「要請や働きかけはしていない」とした。松岡農水相側はこれまで、農水相自身も事務所もWBEFとは一切関係がないとの見解を示していた。
WBEFをめぐっては、松岡農水相側がパーティー券代100万円を受け取っていたにもかかわらず、政治資金収支報告書に記載していなかった事実が昨年9月に判明。松岡農水相は記者会見で、購入の経緯について「後援者がWBEFにお願いした」結果であり、WBEFについて「事務所の人間はまったく覚えがない」と説明し、関係者と接触したことや働きかけたこともないとしていた。
だが、内閣府の内部文書に、昨年3月13日に松岡農水相の秘書から審査状況の照会があったことや、「よろしくお願いしたい旨連絡」との記載があったことが朝日新聞の報道で明るみに出た。
松岡農水相は会見で、「よろしく」との記載について「(その発言の有無については)確認できないが、あったとしても何かを頼むということではなく礼儀的なものだと思う」と述べたが、問い合わせが単なる照会にとどまるものといえるのかどうかについても疑問が残りそうだ。
一方、内閣府の高市担当相は記者会見で、「昨年3月に松岡事務所の秘書と名乗る者から審査状況の照会を受けたが、働きかけはなかった」と述べた。
652
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/05(金) 12:37:25
■◆■ 神戸市議・兵庫県議の悪行・17 ■◆■
http://society4.2ch.net/test/read.cgi/giin/1165725985/
734 『改革男』 New! 2007/01/03(水) 19:13:49 ID:5Fk9QTLR
末松信介の立件は、難しいです!
村岡の時と違い、森派そのものだからです!
大阪地検の島あらしの批判が内部にあるみたいです!
島あらしとの大義名分での上級長の圧力もあるみたいです!
5000万円もの金を見返り無しで貸してくれる人を紹介してほしいな!
兄貴の診療所の建て替えのオーバーローンで工面したとの見方もあります!
返したら終わりなら、村岡親子が気の毒ですね!国会議員は捕まり難いからいいですね!
653
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/05(金) 12:43:01
■◆■ 神戸市議・兵庫県議の悪行・17 ■◆■
http://society4.2ch.net/test/read.cgi/giin/1165725985/
775 無党派さん sage New! 2007/01/04(木) 16:30:24 ID:8nyJZM1o
東灘区から自民党公認で出馬する右翼の長瀬猛氏(維新政党新風兵庫代表・救う会兵庫代表)は
自民党兵庫県連や兵庫県警がパチンコ屋、自動車教習所とズブズブなのを知っていて
拉致問題運動をやっているのでしょうか?
654
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/05(金) 15:58:45
農水相のNPO問題 「よろしく」内部記録、認める
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070105/jkn070105008.htm
高市早苗沖縄北方少子化担当相は5日、福岡県警が出資法違反容疑で家宅捜索した資産運用コンサルティング会社の関連団体WBEFの特定非営利活動法人(NPO法人)認証をめぐる問題で、松岡利勝農水相の秘書から「よろしくお願いしたい旨連絡」と記した内部記録が、内閣府内に残っていたことを認めた。
ただ高市氏は、内部調査の結果、秘書からは、審査状況の照会があったのみで、審査に関する具体的な働きかけや要請はなかった、と説明。「よろしく」との表現については、事務方から「具体的に書くべきことがないときに、便宜上メモを残す」と説明を受けたといい、「審査状況の日程の問い合わせだけだとすれば、(記録として)適切な表現ではない」と述べた。
(2007/01/05 14:25)
655
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/05(金) 16:17:42
羽田拡張で受注調整、2社が主導権争い 複数関係者証言
2007年01月04日07時01分
http://www.asahi.com/national/update/0103/TKY200701030325.html
羽田空港の再拡張工事をめぐり、大手ゼネコン「鹿島」(東京都港区)と「大成建設」(新宿区)が、05年3月の入札の前に、共同企業体(JV)を一本化するなど受注調整をしたうえで、建設各社を巻き込んだ主導権争いを展開していたと、複数の受注会社幹部が朝日新聞に証言した。鹿島が代表になって入札することで決着したが、総額6000億円近い事業をこのJVが予定価格の99.8%で落札しており、不明朗な受注実態が浮かび上がった。
この工事では、ゼネコン業界が、別工法で挑んだ造船業界の入札参加阻止をめざして工作し、造船業界が入札を断念したことが既に判明している。一連の事前調整は独占禁止法に触れる可能性もある。
受注調整があったとされるのは、羽田沖に4本目の滑走路を新設する工事。受注したマリコン(海洋土木会社)やゼネコン関係者らによると、同空港の工事を多く手がけてきた大成建設など数社の幹部らが04年ごろ、仕切り役として受注調整に乗り出し、鹿島など各社とJVを一本化することに決めたという。
あるゼネコン役員はそのころ、仕切り役の一人から「余分なJVの参加は認めない」と言われた。「逆らうと、わが社の落札予定の別工事を邪魔されるので、従った」と話す。マリコン幹部は「一本化されるJVのメンバーから漏れたマリコンは、下請けに回すことになった」と振り返る。
しかし、大成建設に利益が多く配分される調整方法などをめぐり、意見が対立。大成建設関係者らによると、両社が多数派工作をした結果、鹿島に同調する社が増えた。同年中に両社の直接交渉で、鹿島がJVの代表となり、大成がその下に入ることで合意した。その後は鹿島が中心となり、JVの枠組みや工区の割り振りを決めたという。
受注会社の幹部は「大成中心の仕切りに、うちも『だめだ』と言って対立し、鹿島と組んだ。大成は最後には『名前だけでもJVの頭にしてくれ』と言っていた」と証言。両社の主導権争いの激しさを明らかにした。
別の受注会社関係者も受注調整があったことを認め、「何とか受注メンバーに入れてほしかった。大成より鹿島が優勢とみて鹿島につくことを決めた」と話した。
一方、この工事をめぐり、ゼネコン同士の対立の前にゼネコン業界と造船業界の争いがあった。巨大な鉄製構造物を浮かべる工法の造船側と、埋め立てと桟橋を組み合わせる工法のゼネコン側が競合。最後は、ゼネコン側が造船業界とのJV結成を拒み、入札断念に追い込んだとされる。
05年の入札では、鹿島を筆頭とする15社のJVだけが入札に参加、5985億円で請け負った。
朝日新聞の取材に、国土交通省関東地方整備局は「受注調整の情報はない。発注については第三者委員会の提言を受けつつ一切をオープンにやっている」と回答。鹿島と大成建設の各広報室は「(JVの)代表者は、各構成員の総意により決定された」と説明した。
■「独禁法違反の恐れ」公取委元幹部
空港拡張工事でゼネコン業界が入札前の調整でJVを一本化させた行為などについて、公正取引委員会元幹部は「その事実通りならば、独占禁止法違反になる可能性がある」と指摘。工事規模などにかかわらず、不当に取引を制限したとして、入札談合になる恐れがある、と語った。
また、ゼネコン業界が造船業界とJVを組まないよう業界各社に働きかけたとされる行為も、独禁法上の不公正な取引方法にあたる可能性があると指摘した。
一方、談合問題に詳しい郷原信郎・桐蔭横浜大学法科大学院教授は、「入札制度そのものの限界を示した」と見る。約6000億円もの巨大プロジェクトを一括発注したことで、「実質的な随意契約となってしまった」と言う。1JVのみの応札となったことについては、「これほど大規模の発注では、価格競争が成り立たないことを示したケースとも言える」と話した。
この入札から約9カ月後の05年12月、大成建設や鹿島を含むゼネコン大手4社は、今後、民間からの受注を含む工事の談合を一切行わないことを申し合わせている。
◇
〈キーワード:羽田空港の再拡張事業〉 空港沖合に4本目の滑走路を建設し、年間の発着能力を現在の1.4倍にする計画。工事は港湾土木、浚渫(しゅんせつ)など5業種に及び、各業種がJVを構成し、国交省が事業全体を一括発注した。着工は06年春に予定されていたが、漁業補償の交渉が長引き、現在も着工されていない。
656
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/05(金) 16:50:38
宮崎談合:安藤前知事を再逮捕へ 事前収賄容疑で 県警
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070105k0000e040068000c.html
宮崎県の官製談合事件で競売入札妨害罪で起訴された前知事、安藤忠恕(ただひろ)被告(65)が03年7月の前回知事選直後にヤマト設計(東京都)社長、二本木由文被告(56)から提供を受けた2000万円について、県警はわいろ性が高いと判断し、安藤被告を事前収賄容疑で近く再逮捕する方針を確認した。
調べや関係者によると、2000万円は「選挙事務所の撤去費」の名目で03年7月末、知事選で初当選し知事就任直前だった安藤被告に届けられた、とされる。二本木被告は授受の際に安藤被告に知事選で支援したことを強調し「『(受注増を)よろしく』と持ちかけると、安藤被告が『分かった』と了承した」と供述しているという。
安藤被告は「二本木氏が(2000万円を)勝手に置いていった。既に(全額を)返却した」と否定している。
一方、安藤被告の資金管理団体の03年分の収支報告について、親族など寄付者として記載された数人が実際には寄付をしていない疑いが浮上し、県警は政治資金規正法に触れる可能性があるとみて、関係者から事情聴取を進めている。報告書では、親族ら約50人から計約4000万円の寄付を受け、うち約3500万円が後援会に、約500万円が安藤被告個人に寄付されたように記載されている。
また、二本木被告側から安藤被告の政治指南役だった元国会議員秘書、石川鎮雄被告(68)に04年1月から「顧問料」として提供された計約1000万円▽安藤被告の後援会側から石川被告へ03年9月に提供された5000万円を巡る経緯についても追及している。
毎日新聞 2007年1月5日 13時29分
657
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/07(日) 00:28:39
■◆■ 神戸市議・兵庫県議の悪行・17 ■◆■
http://society4.2ch.net/test/read.cgi/giin/1165725985/
874 『改革男』 New! 2007/01/06(土) 15:39:41 ID:2HwNfznh
末松信介に近い村岡情報を寄せてくれた、情報筋によると、
「政治資金規制法だけで地検が動くかいや!本人も秘書もスネに傷あるからビリビリかんどるで」との事だ!
たつおの「大栄環境がやばいねん」発言と同じ情報筋であるだけに、
信憑性が高いと思います!
三田市に世話したガソリンスタンドの件か?
西の山林を兵庫県庁を通じて明石市に売りつけようとして、予算がないからペンディングになっている件か?
5000万円も借りた形をしてもらえる程のお世話をしたわけだからね!
使途は、参議院選挙の掲示板ポスターの貼る手配を同僚にたのんだので消えたとの説がある!
875 『改革男』 New! 2007/01/06(土) 15:46:26 ID:2HwNfznh
明石市の市長は、末松の尊敬する石井はじめ民主党副代表と同じ政党だし、
オヤジは民主党の県議であったし、自身も県議選挙に出馬し当選するも、
選挙違反にいとこがかかったにも関わらず、お目こぼしをして貰っている上に、
花火事件では、元検事正の弁護士まで派遣して貰っているから、末松や藤本や斎藤らの要請は受けたいだろう?
予算さえ付けば山林だろうが?
876 『改革男』 New! 2007/01/06(土) 16:27:23 ID:2HwNfznh
又、新たな情報が入った!
県議は言った「市議会はしばらくは大丈夫や!今度は県議会が危ないねん!末松の事件は県議が絡んでるねん!」だって!
末松信介の事件に絡んでる県議とは誰だろうか?
877 無党派さん New! 2007/01/06(土) 18:59:41 ID:nW7yKQvu
平野章三は昔、末松の秘書をしてたのでつよ。
平野を育てたのは、末松信介のオヤジでつ。
信介の父の末松三芳は、
石井一と刎頸の友。
みんな石井大学の
門下生でふ。
神戸に沢山の愛弟子を産み落とした功績は永遠に不潔です。
878 『改革男』 New! 2007/01/06(土) 19:49:43 ID:2HwNfznh
末松信介のマスクに騙されている人は多い!
マスクの下は、末松三芳が残した農業経済連の利権や平野章三だ!
パチンコ利権を原吉らの上前跳ねて貪る男だよ!
879 『改革男』 New! 2007/01/06(土) 19:53:02 ID:2HwNfznh
県議時代に既に石井が離党しているにもかかわらず、
裏で繋がって、自民党県議団の情報を漏らしていたし、議長選挙では、村岡に頼まれて、
立石を裏切っているしね!
880 『改革男』 New! 2007/01/06(土) 19:54:28 ID:2HwNfznh
立石県議可哀想!
末松の一票が議長に成れなくなった一票になったからね!
881 無党派さん New! 2007/01/06(土) 19:56:24 ID:nW7yKQvu
すえまつ
はらきち
ともに逝ってよち。
882 『改革男』 New! 2007/01/06(土) 20:18:15 ID:2HwNfznh
パチンコ議連なんかを県議会に創ったり、参加したりする感覚が既に県議の感覚としておかしい!
職務権限対象団体ですよ!
883 無党派さん New! 2007/01/06(土) 20:21:06 ID:nW7yKQvu
原原やら
加田やら
門やら
末松やら。
貝原やら。
危ないアブナイ。
危険が危ない。
嫌疑県議。
県のOB
おわたオワタ。
悪い奴らおわた。
みんな悪いやつでつ
884 無党派さん New! 2007/01/06(土) 20:23:13 ID:nW7yKQvu
ぱチンコ議連は
末松とはらきち
門の合作でつよ。
658
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/07(日) 00:31:24
■◆■ 神戸市議・兵庫県議の悪行・17 ■◆■
http://society4.2ch.net/test/read.cgi/giin/1165725985/
893 『改革男』 New! 2007/01/06(土) 22:31:55 ID:2HwNfznh
末松信介は、もっか、自宅に隠って荒らしが過ぎるのを待っているようだ!
選挙は、まだまだ先の参議院議員の大先生だからね!
子分の平野章三ともども、別事件に連座するなど何かの因縁かも?
895 無党派さん New! 2007/01/06(土) 23:05:56 ID:nW7yKQvu
>>893
ちんちゅけ「ねえちゃん、こわいよう。ぼく何もしてないのに、警察がぼくを探しているんだよう」
ねえちゃん「なにも悪いことしてなかったら逃げ隠れしなくていいでしよ」
ちんちゅけ「だってぼく、こわいんだもの。村岡みたいになりたくないよう。ふくちじにもしらせてやろーっと」
896 無党派さん New! 2007/01/06(土) 23:17:37 ID:nW7yKQvu
ふくちじ「こんな時間になんでつか?」
ちんちゅけ「しんわふくちかいに警察から天下りさせてんのに、なんで警察はぼくをおわえるの?」
ふくちじ「それは、あのー。センセを追いかけてるのは警察じゃなく地検でつ」
ちんちゅけ「明石の土地の件も何もなかったことにしとかなあかんよ」
ふくちじ「・・・」
897 『改革男』 New! 2007/01/06(土) 23:21:01 ID:2HwNfznh
副知事をかばって、知事は絶対動かないほうがいい!
副知事に及んだ時は、矢田市長と違い、深々とマスコミを通じて県民に頭を下げて欲しい!
矢田市長との違いが鮮明になり、井戸知事の人気は上がる!このへん注意しとけよ知事室の連中!
知事の秘書連中の程度が低いと県議から聞いているので、
対応が心配だ!
898 『改革男』 New! 2007/01/06(土) 23:47:35 ID:2HwNfznh
親和福祉会ってのは、業種別で言うと、
古物商!
金融業!
何になるのかね?
いずれにしても、免許業になると思いますが、
プレハブみたいな、検査済証のないような建物で景品交換しているね!
899 無党派さん New! 2007/01/06(土) 23:50:51 ID:nW7yKQvu
>>898
亀井が考えて平沢が飯のタネにし石井が上前をはねていく。
薄汚い商売でつよ。
902 『改革男』 New! 2007/01/07(日) 00:25:26 ID:D2Tl3PH+
県議会の役回りで、警察常任委員会に入る機会の多い県議に限って、
パチンコ議連に所属しているし、金の援助も多いですね!
903 『改革男』 New! 2007/01/07(日) 00:29:47 ID:D2Tl3PH+
県議会事務局職員よりパチンコ議連の名簿を入手しました!
ご協力に感謝します!
休み明けに貼り付けさせていただきます!
659
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/07(日) 00:37:24
“佐田氏は事実関係説明を”
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/01/07/k20070106000122.html
公明党の太田代表は、NHKの日曜討論の収録で、政治団体の不適切な会計処理の問題で辞任した佐田前行政改革担当大臣について、国民に対し、事実関係などを十分に説明すべきだという考えを示しました。
この中で太田代表は、安倍内閣の支持率が下がる傾向にあることについて、「安倍政権は、小泉前総理大臣ほど派手ではないが、仕事はしている。政策実現が大事であり、着実に仕事をしていけば、必ず評価はいただける」と述べました。そのうえで太田氏は、安倍総理大臣が憲法改正を夏の参議院選挙の争点にしたいという考えを示していることについて、「憲法改正の手続きを定める国民投票法案を通常国会で成立させることがことしの最大の焦点だ。憲法改正は国民的な議論が巻き起こらなければならない」と述べ、否定的な見解を示しました。また、太田氏は、野党側が佐田前行政改革担当大臣の政治団体の不適切な会計処理の問題を追及する姿勢を示していることについて、「野党というよりも、国民に対し、政治とカネの問題は厳しくなければならないというメッセージを出したい」と述べ、佐田氏は国民に対し事実関係などを十分に説明すべきだという考えを示しました。
660
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/07(日) 00:52:17
松浦英一氏派運動員を起訴
県議選で公選法違反 東京新聞茨城
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20070106/lcl_____ibg_____004.shtml
水戸地検土浦支部は五日、公選法違反の罪で土浦市立田町、会社員古渡広容疑者(73)を起訴した。起訴状によると、古渡被告は、昨年十二月に行われた県議選で土浦市区から立候補し落選した自民党の松浦英一氏派の運動員で、告示前の十一月一日ごろから同月上旬の間、土浦市内の有権者四人に対し、投票と票の取りまとめを依頼し、報酬として現金計十九万四千円を渡した。
また、同支部は、同じく県議選で届け出前に有権者に金を配り選挙運動をしたとして、同法違反の罪で、つくばみらい市小絹、無職中村英一容疑者(61)を土浦簡裁に略式起訴した。同被告は、筑波郡区で当選した鈴木亮寛氏派の運動員。
661
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/07(日) 22:58:38
政調費問題の品川・自民区議団
返還後も不明朗飲食
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20070107/mng_____sya_____010.shtml
キャバレーでの飲食費などを「不適切な支出」と認め、政務調査費の一部を二〇〇四年一月に返還した東京都品川区議会の自民党区議団が、〇五年度の政務調査費でも不自然な支出を繰り返していたことが六日、本紙の調べで分かった。同じ日に一つの店で二度飲食をしたり、店が定休日に当たる日に飲食したりしていたことを示す領収書が収支報告の書類に添付され、区議長に提出されていた。「品川区民オンブズマンの会」は、〇三−〇六年度分の飲食に関する支出についても「不適切」として同区議団に近く返還を求める。
同区議団の政務調査費の使途をめぐっては、同会が〇一、〇二年度に飲食に充てた分の返還を求め、相次いで訴訟を起こした。同区議団は正当性を主張して全面的に争ったが、最初に返還を求められた銀座、六本木のキャバレーやクラブで使った九件約三十万円について、〇四年一月に「誤解を招きかねない不相当な支出」と認め、区に返還した。
本紙は昨年十二月、返還後の〇五年度分の政務調査費について、関係文書の情報公開請求をしたところ、同区議団の不自然な支出が相次いで見つかった。
四月十一日の「会議費」とされた支出では、同じ日付で区内の同一の日本料理店で一万円ずつ二度飲食したことになる領収書が添付されていた。二枚の領収書とも、あて名がなかった。
七月十五日の「研究費」では、再び同じ店で二度飲食したことになる領収書を添付。一枚は二万円、もう一枚は一万二千円と金額が違っていた。あて名はどちらも「自民党品川区議団」だった。
また、九月十八日の「会議費」は、区内の別の日本料理店で二千八百円を支払ったことになっているが、この日は日曜日で店の定休日。領収書にあて名はなかった。金額と日付にある「8」の数字の筆跡が異なることが分かる。
ほかにも、同区議団が飲食で支出したことを示す領収書には、あて名がないものが多く、日付も記入していないものが少なくなかった。
本紙の取材に対し、同じ日付の領収書二枚を出したことになっている日本料理店は「分からない」と回答。定休日に飲食したことになっている別の日本料理店の店員は「その日はまず営業していないと思う」とした上で、「金額は自分の筆跡だが、日付は自分の筆跡ではない」と証言した。
これに対し、同区議団の築舘武雄幹事長は、四月十一日分について「二人の議員がそれぞれ会費として払った」としたが、どの議員が使ったかは言えないとした。一方、七月十五日分については「金額が違うので会費ではないと思う。調べたが、どうしてなのか分からなかった」とした。
また、九月十八日分では「使った議員が店はやっていたと言っている」と主張したが、どの議員が使ったかは言えないとした。
同区議団は、〇四年に返還した約三十万円を除く〇一、〇二年度分の飲食の全三百五十一件、計約七百七十万円分について同会から返還訴訟を起こされ、東京地裁が昨年四月、全額を目的外支出と認定し返還を命令。区議団は控訴審で争ったが、目黒区議会で政務調査費の不適切な支出が問題となった同十一月末に突然、「目的外」と認め、延滞金を含め千百二十八万円を返還した。一方で〇三年度以降は返還の意向を示していない。
一連の訴訟の原告代理人の千葉恒久弁護士は、「明らかにおかしな使い方をしても、誰もチェックしていないのが実態だ。仮に日付などを勝手に書いているとすれば有印私文書偽造にあたる。説明できないというのは驚きで論外だ。使途報告では、誰が何の目的で使ったかを明確に記載し区民に説明できるようにすべきだ」と話している。
662
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/08(月) 10:56:26
“農相は事実関係の説明を”
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/01/08/k20070108000026.html
公明党の太田代表は、北京で記者団に対し、松岡農林水産大臣の秘書が出資法違反の疑いで警察の捜索を受けたコンサルティング業者の関連団体のNPO法人の申請をめぐって内閣府に照会していたとする記録が残されていたことについて、松岡大臣自身がわかりやすく事実関係を説明すべきだという考えを示しました。
この中で、太田代表は、松岡農林水産大臣の秘書が出資法違反の疑いで警察の捜索を受けたコンサルティング業者の関連団体のNPO法人の申請をめぐって内閣府に照会していたとする記録が残されていたことについて「松岡大臣自身が、できるだけ早く、より明確に話をしたほうがよいのではないか」と述べ、松岡大臣自身がわかりやすく事実関係を説明すべきだという考えを示しました。また、太田氏は、憲法改正問題をめぐって、6日に安倍総理大臣と電話で意見を交わしたことを明らかにしたうえで「憲法改正の手続きを定める国民投票法案を成立させたあと、法律が施行されるまでの間、しっかり改正論議をしたいというのが安倍総理大臣の意向だ。ただ、今は公明党や民主党は改正案を持っていないので政党間で議論はできない」と述べ、安倍総理大臣が参議院選挙で憲法改正を争点にしたいとしていることについて時期尚早だという認識を示しました。
663
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/08(月) 11:01:15
民主党佐賀県連の元女性職員、県連の活動費およそ880万円を着服
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20070108/20070108-00000221-fnn-soci.html
民主党佐賀県連の元女性職員が、県連の活動費およそ880万円を着服していたことがわかった。
民主党佐賀県連・大串博志副代表は「国民、県民の皆さまに不信の念を与えてしまったことを、非常に申し訳なく思います」と話した。
民主党佐賀県連によると、元職員の女性は、2006年3月から6月にかけて、5回にわたって、県連の活動費を引き出し、一部を着服していたという。
着服額は87万円余りにのぼり、その大半は、税金でまかなわれている政党交付金だという。
元職員は、9月に解雇されていて、着服された金は2006年11月に、家族から全額返還されている。
民主党佐賀県連では、会計責任者による定期的なチェックを徹底するなどして、再発防止に努めたいとしている。
[8日7時16分更新]
664
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/08(月) 11:05:46
佐田衆院議員 前橋で新年会出席
行革相辞任を謝罪 讀賣群馬
自身の政治団体の不適切な会計処理の責任を取って先月27日に行政改革相を辞任した佐田玄一郎衆院議員(群馬1区)が7日、前橋商工会議所の新年互礼会に出席し、「皆様方にご心配、ご迷惑をおかけしたことを、心からおわび申し上げる」と謝罪した。ただ、「内容的には十数年前に会計上のミスがあったが、後ろめたいことは一切ない」との認識も示した。
佐田氏が辞任後、地元の公の席に姿を見せたのは初めて。
参加者の1人は、「まだ十分な説明もしていないのに『後ろめたいことは一切ない』というのはどういうことか。反省が感じられなかった」と話した。
(2007年1月8日 読売新聞)
665
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/08(月) 11:52:54
■◆■ 神戸市議・兵庫県議の悪行・17 ■◆■
http://society4.2ch.net/test/read.cgi/giin/1165725985/
939 『改革男』 New! 2007/01/07(日) 20:21:10 ID:D2Tl3PH+
無糖派さん!
生意気な言い方ですが!
『創建設計』
ビンゴです!
次に有名人なる先生です!
944 『改革男』 New! 2007/01/07(日) 20:48:46 ID:D2Tl3PH+
神戸事件の中心的役割を担っているのは、全て設計関係です!
事前に地域や役所、議員の要望や方針を知り得れる立場であります!
946 『改革男』 New! 2007/01/07(日) 21:58:38 ID:D2Tl3PH+
ミッションさん!
私は、以前にも申し上げましたが、検察庁は警察より多方面の圧力に弱いのです!
まず、上級庁の慎重論!
政府の圧力!
又、圧力とは別に政治的バランス!
色々と辛い面があるのです!
穴を叩かないで上げ下さい!
953 無党派さん New! 2007/01/08(月) 01:05:55 ID:U/Smvw2z
門信雄は少し前まで、黒のセルシオを乗り回していますた。もちろん、業者の献上品でつ。
それを見た渡辺完が「門よりマシなセルシオよこさんかい!」と要求したのでつよ。
渡辺完は門信雄にかなり感化されていますた。
門信雄にセルシオを提供した業者はどこか?どんな利益提供があったのか?きちんと洗い出すべきでつよ!
954 無党派さん New! 2007/01/08(月) 01:15:55 ID:BLbJi+Ep
門は北村前市長の頃から、傍若無人に市政にクビを突っ込み
圧力をかけてますた。
みな職員は嫌がっていますたでふ。
阪神県民局も嫌がってますでふ。
955 無党派さん New! 2007/01/08(月) 01:20:07 ID:BLbJi+Ep
高級乗用車アバロンの提供を受けた安井市議の元秘書
寺田新は
灘区から自民党公認で市会選挙に出るそうでつが、
門県議も彼の公認に一役かつたのではないでふか?
956 無党派さん New! 2007/01/08(月) 01:22:08 ID:BLbJi+Ep
改革男さん。
守屋市議、安達市議の乗っていたセルシオやクラウンは、
調べないのでつか?
666
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/08(月) 12:52:08
961 無党派さん 2007/01/08(月) 02:31:48 ID:BLbJi+Ep
>>955
ミッショングループ情報では、
浅井設計、安井、
平野、と続いていくようでつが、
県会議員や末松と
どうつながるのか
わからないでふ。
本当にコンペや設計事務所にはいったら、余りにたくさんの違法行為の集積で、
市政は崩壊しまつ。
962 無党派さん 2007/01/08(月) 02:38:48 ID:BLbJi+Ep
元旦に末松の記事をスクープしたのは
読売新聞でつが。
大阪の地検はいつも読売にリークするようでつね。
話がややこしくなりまつ。
地検の捜査の照準を見誤ると、ついていけなくなりまつ。
やはりミッショングループさんの言う
設計事務所から逝くというのは狂いないのではと思うのでふ。
963 無党派さん 2007/01/08(月) 02:54:35 ID:BLbJi+Ep
>>944
改革男さんも設計関係に絞ってまつね。
安井
平野兄弟
荻阪
安達
この5人に当面
絞って調査を
続けたいと思うでふ
965 『改革男』 2007/01/08(月) 08:24:07 ID:SLTiDj/Q
マスコミの皆様へ!
安達のクラウンは、小さな事かもしれませが、福田からの提供であるとの報道がなされました!
その福田らから携帯電話の僅かな提供を将来の犯罪を予期したとの訳分からん罪で、
ボンクラ裁判官が執行猶予の最高刑である懲役三年をジャッジしました!
記事には、したが何ら罰のない安達は、リサイクルセンター事件でも参考人に!
検察庁の捜査の大きな欠点は、小物に感心を示さない事です!
釣りなら、リリースするの流行ってますが、犯罪は出来るだけ平等に罰を受けなければならないのではないでしょうか?
安達が辞めもせず、マスコミに報道されただけ、参議院選挙はあきらめた!
検察庁は、小物らしい罰だと考えているかも知れませんが?
それにより、村野誠一は、公認されない事になりました!
選対を開けば都合が悪いので、選対を開きません!
議論する場所も与えず、現職だけ何とか当選すればいいとの考えです!
県の選対は門信雄が連携しているみたいです!
667
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/08(月) 13:59:49
尾身財務相:在職中は理事長の職務権限停止 NPO法人
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070108k0000e010018000c.html
訪米中の尾身幸次財務相は7日、ワシントン市内で開かれた、自らが理事長を務める特定非営利活動法人(NPO法人)「STSフォーラム」の理事会に出席、同理事会は吉川弘之元東大学長を理事長代行に選出した。尾身財務相は理事長にとどまるが、大臣在任期間中は職務権限を停止すると決めた。
同フォーラムは科学技術振興を目的としているが、尾身財務相の兼職をめぐり、閣僚らに原則として公益法人など諸団体の役職員との兼職を禁じた大臣規範に抵触するとの指摘が出ていた。
内閣官房総務官室は「やむを得ない事情があれば代行を置いて、理事長としての職務を執行しないと理事会などで決めれば、規範に抵触しない」としている。(ワシントン共同)
毎日新聞 2007年1月8日 13時01分
668
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/09(火) 09:56:31
衛藤議員秘書へ1億円超、情報会社通じ購読料名目で
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070109it01.htm?from=top
元防衛長官・衛藤征士郎衆院議員(65)(自民、大分2区)の公設第1秘書(57)が私設秘書時代、情報サービス会社を作り、地元建設業者などから情報冊子の購読料名目で2004年までの9年間に少なくとも1億4000万円を集めていたことが、読売新聞の調べで分かった。
複数の秘書が購読を働きかけ、元秘書の1人は「政治資金として集めた」と証言している。資金の一部は同社役員の個人献金の形で議員側に流れており、政治家個人への企業献金を禁じた政治資金規正法に抵触しかねない“迂回(うかい)献金”だった疑いも出ている。
元秘書の話などによると、公設第1秘書は私設秘書だった1996年2月、当時秘書活動の拠点だった大阪市に「情報サービス」を設立。冊子を毎月発行し、大分県の地元事務所の複数の秘書が購読を建設業者などに依頼した。
冊子はA4判、十数〜数十ページで、公設第1秘書がインターネットなどで官公庁の発表資料などを集めてコピーしただけのものだったが「購読料」は月5万〜20万円と破格で、業者によって金額にばらつきがあった。
同社は、登記上は大阪市の公認会計士事務所内だったが、実際には同市内の別の場所にあった。社長は支援者の不動産鑑定士、取締役はこの会計士が務め、社員は公設第1秘書ら2人だった。会計士は「この秘書に頼まれて名前を貸した」とし、不動産鑑定士は「話す必要はない」としている。同社は、この秘書が公設第1秘書となった後の05年3月に解散した。
公設第1秘書の説明などによると、購読業者は延べ17、18社で、多くが大分県内の建設会社。年1600万〜2千数百万円を購読料として集める一方、冊子作りにかかるコピー代は年40万円程度だった。収入のうち、社員2人の給料として年1000万円以上、役員報酬として1人につき年約120万円が払われた形になっていた。
不動産鑑定士は衛藤議員の政治団体に献金していた00年から5年間に約600万円の報酬を得たことになるが、この間の献金額は約480万円に上った。会計士は同社設立前から、ほぼ毎年十数万〜150万円を献金していた。
公設第1秘書は、鑑定士が役員報酬の大半を献金していた点などは認めたが、「自分の個人的なビジネスで、事務所として組織的にやったわけではない」と主張。衛藤議員も「情報サービスという会社は知らなかった。秘書の個人ビジネスで問題はない」と話した。
これに対し、購読を勧誘した元秘書は「公設第1秘書から政治資金にするという説明を受けて協力した」とし、別の元秘書も「個人ビジネスなら協力しない。代議士のためにやっており、集まった金の処理は公設第1秘書の裁量と思っていた」と証言している。
衛藤議員は現在8期目で、衆院国家基本政策委員長。
(2007年1月9日3時0分 読売新聞)
669
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/09(火) 20:29:21
衛藤元長官:秘書が情報冊子購読料名目で1億円以上収集
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070109k0000e010063000c.html
自民党衆院議員の衛藤征士郎・元防衛庁長官(65)=大分2区=の公設第1秘書(57)が私設秘書だった96〜05年、情報冊子発行の会社を設立し、冊子の購読料名目で地元建設業者などから1億円以上を集めていたことが9日、分かった。金の一部はこの会社の役員を務める不動産鑑定士を通じて衛藤氏側に個人献金の形で流れており、地元業者からの金が衛藤氏に迂回(うかい)献金された疑いが出ている。政治資金規正法は、政治家個人への企業献金を禁じており、これに抵触する可能性もある。
公設秘書の説明によると、自身の活動拠点だった大阪市に96年2月、有限会社「情報サービス」を設立。冊子はA4判で数十ページ。月1回発行し、購読料は月5万〜20万円で業者によってばらつきがあった。大分県内の建設業者を中心に延べ約20社に配布し、年間計1600万〜二千数百万円を集金したという。
公設秘書によると、不動産鑑定士は少なくとも00年から5年間で役員報酬計約600万円を受け取ったが、この間、同鑑定士は衛藤氏の政治団体に計約480万円を個人献金した。
冊子は、公設秘書が官公庁の発表資料などを基にコピーし、地元秘書が建設業者らに購読を依頼した。コピー代は年間約100万円だった。
衛藤事務所(大分県佐伯市)の事務局長を兼ねるこの公設秘書は、鑑定士が役員報酬の一部を献金していたことはおおむね認めたが、「会社は個人的にビジネスに興味があったので設立した。きちんとした手続きにのっとった献金だ。衛藤氏本人は知らなかった」と話している。【藤原弘、下畑和幸】
毎日新聞 2007年1月9日 12時58分 (最終更新時間 1月9日 14時08分)
670
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/09(火) 20:29:58
「責任感じる」と衛藤議員 献金に違法性ないと強調
2007年01月09日 19:56
http://www.kitanippon.co.jp/contents/kyodonews/20070109/51790.html
衛藤征士郎衆院議員(自民)の公設第1秘書が設立した会社が、地元の建設業者などから約1億4000万円を集めていた問題で、衛藤議員は9日夕、大分県佐伯市で記者会見し「世間をお騒がせして申し訳ない。政治資金規正法に違反するのでは、という疑念を持たせたことに道義的責任を感じる」と陳謝した。
衛藤議員は、秘書が設立した「情報サービス」の存在は、昨年末に秘書からの報告で初めて知ったと説明。同社から役員報酬を得ていた不動産鑑定士らが衛藤議員の政治団体に献金していたことについては「きちんとした会社から報酬を得た人が献金しているので、違法性はないと思う」と強調した。
同社が地元の会社などと契約を結んだ背景に、衛藤議員の影響力があったのではとの問いには「あり得ることだと思う」としながらも、「(各社は)情報の対価として契約したもので問題はない」とした。
671
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/09(火) 22:11:23
秘書の資金集め問題、衛藤議員が「迂回献金」を否定
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070109it13.htm?from=top
元防衛長官・衛藤征士郎衆院議員(65)(自民、大分2区)の公設第1秘書(57)が私設秘書時代、情報冊子の購読料名目で1億円超の資金を集めていた問題で、衛藤議員は9日夕、大分県内で会見し、「秘書のビジネスで、違法性は全くなかった」と、迂回(うかい)献金疑惑を全面否定した。
また、集めた資金が秘書給与の肩代わりになっていたのではないかとの指摘についても、否定した。
同県佐伯市の地元事務所で会見した衛藤議員は、秘書による資金集めの事実を認め、「世間を騒がせた道義的責任を感じている」と謝罪。その上で、「同じ内容の冊子を異なる金額で相手先の企業に売るのは問題だ。私が知っていたら注意し、やめるように言った」と問題があったことを認めた。
しかし、「情報サービス」が集めた購読料の一部が、同社役員からの個人献金として議員側に流れていた点については、「迂回献金とは思わない。個人献金するかしないかは(献金者の)自主的な判断だ」と強調。同社から公設第1秘書への給与が、本来、議員側が払うべき秘書給与の代わりだったのではないかとの点には、「そうは思わない。彼は彼として働いて、生活の糧にしていた」と否定した。
自身の進退に関しては、「(自民党大分県連会長などを)辞めるつもりはない」と明言。公設第1秘書の処遇は「調査後に判断する」とした。
(2007年1月9日21時52分 読売新聞)
672
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/09(火) 23:00:14
衛藤衆院議員:秘書の集金問題で会見…「問題はない」強調
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070110k0000m040133000c.html
自民党衆院議員の衛藤征士郎・元防衛庁長官(65)=大分2区=の公設第1秘書(57)が私設秘書時代に設立した会社が情報冊子購読料の名目で約1億4000万円を地元建設業者などから集めた問題で、衛藤議員が9日夕、大分県佐伯市で記者会見し「私の政治活動資金に疑念を抱かせたことは遺憾」と述べた。「秘書のしたことで私に道義的責任がある」とする一方で「政治資金規正法に触れるような問題はない」と強調した。
衛藤議員の説明などによると、公設秘書は96年2月、活動拠点だった大阪市に有限会社「情報サービス」を設立。05年までの9年間、月5万〜20万円の購読料で建設業者など17、18社に冊子を配布した。同社の社長(不動産鑑定士)の銀行口座に年間約120万円の役員報酬が振り込まれ、社長が衛藤議員の政治団体に個人献金として振り込む手続きをし、00年から5年間で計約480万円を献金した。
衛藤議員は「昨年暮れ、秘書の報告で会社(情報サービス)を知った」としたうえで「秘書が会社を設立し、企業と契約を結んで行ったビジネスであり、事務所ぐるみではない。秘書が大阪での生活費を賄ったと思う。(購読企業に便宜を図ったことは)一切ない」と説明した。また、「企業によって購読料が違うなどの問題がある」とし「秘書に調べるよう指示し、できるだけ早く結果を公表したい」と話した。【藤原弘、下畑和幸】
毎日新聞 2007年1月9日 22時45分
673
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/09(火) 23:31:17
高市少子化担当相:「農相秘書働きかけ」改めて否定
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070110k0000m010140000c.html
内閣府を所管する高市早苗少子化担当相は9日の記者会見で、特定団体のNPO法人申請をめぐり松岡利勝農相の秘書が内閣府に審査状況を照会した際のやり取りを記録した同府の文書に「秘書からよろしくお願いしたい旨照会」と書かれていたことについて、「具体的な依頼がなかったか再度確認したが、審査日程の問い合わせだけだった」と述べ、内閣府への働きかけを改めて否定した。また「(やり取りを記録した)文書が唯一残っている記録で、それ以上の確認はできない。圧力でもなく、何の問題もなかった」と語った。【渡辺創】
毎日新聞 2007年1月9日 23時22分 (最終更新時間 1月9日 23時23分)
674
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/10(水) 00:11:13
疑惑県議の実名閲覧認めず 広島・中国
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200701100035.html
藤田雄山広島県知事後援会の政治資金不正事件で、1997年の2期目の知事選で現金を受け取った疑惑のある県議の実名閲覧を請求した県議会に対し、広島地検は9日、閲覧を不許可とする決定を通知した。全会一致決議に基づく閲覧請求が認められなかったことで県議会は今後、広島地裁への不服申し立てをするかどうか決断を迫られる。閲覧を求めていたのは、地検が昨年開示した訴訟記録に出てくる現職県議の実名。
675
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/10(水) 00:14:22
佐田前行革相
地元・前橋で謝罪
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20070108/lcl_____gnm_____001.shtml
政治資金不正処理で昨年末に辞任した佐田玄一郎・前行政改革担当相が七日、地元の前橋市内で開かれた前橋商工会議所の新年互礼会であいさつし、「ご心配、ご迷惑を掛けた。本当に申し訳こざいません」と頭を下げ謝罪した。不正の内容については「十数年前に会計上のミスがあった」とだけ説明し、「うしろめたいことは一切ない」と繰り返した。
佐田氏は年明けから県内で後援会関係者らを個別に回っていたが、辞任後、公の場で不正処理に言及したのは初めて。互礼会も当初は代理の出席が予定されていた。互礼会には地元政財界などから約二百九十人が参加。出席者の中には佐田氏の後援会関係者も多い。
互礼会では、自民党の国会議員だけでなく、民主党の角田義一・参院副議長から「このことを心に刻んで精進し、くじけず頑張ってほしい」と“励まし”の言葉を掛けられる場面もあった。佐田氏は退席後、記者らに「詳細は今後、文書で報告するから」とだけ答え、足早に車に乗り込んだ。 (石屋法道)
676
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/10(水) 11:58:20
松岡農水相の資金管理団体、家賃ゼロでも事務所費高額
2007年01月10日07時05分
http://www.asahi.com/national/update/0109/TKY200701090406.html
松岡農林水産相(自民、衆院熊本3区)が代表を務める資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」が01〜05年、家賃のかからない衆議院議員会館を事務所の所在地としているにもかかわらず、年間約2500万〜3300万円を事務所費として支出していたと、政治資金収支報告書に記載していることが分かった。家賃支出がないのに数千万円の支出は極めて異例。朝日新聞の取材に対し、松岡農水相の事務所から具体的な回答はなかった。
国会議員の事務所経費をめぐっては、佐田玄一郎前行革担当相が代表を務める政治団体が事実上実体のないとみられる事務所を事務所所在地として収支報告書に記載し、政治団体が発足した90〜00年に事務所費など約7800万円を支出していたことが昨年末に発覚。佐田氏は、別の政治団体の支出を付け替えるという「不適切な会計処理があった」と認め、閣僚を辞任している。
収支報告書によると、この団体は01年に2642万円、02年に2475万円、03年に2632万円、04年に3166万円、05年に3359万円を事務所費として支出。いずれの年も人件費とほぼ同じ額となっている。
総務省によると、事務所費として計上されるものは、事務所の家賃のほか、火災保険などの保険料、電話使用料、切手購入費、修繕費など事務所の維持に通常必要とされるものとなっている。
政治団体の支出については、政治活動費には1件5万円以上に限り収支報告書に領収書の添付が求められるが、事務所費や人件費など経常経費には領収書の添付は義務づけられていない。
松岡農水相は昨年、資金管理団体が福岡県警から出資法違反の疑いで家宅捜索を受けた福岡市のコンサルティング会社の関連団体からパーティー券代として100万円を受け取ったにもかかわらず、政治資金収支報告書に記載していなかったことが発覚。松岡農水相は直後の会見で「直接、関連団体とのつながりはない」と関連を否定したが、その後、松岡農水相の秘書が内閣府に対し、関連団体のNPO法人申請をめぐる審査状況を照会していたことが判明している。
松岡農水相の事務所は、朝日新聞の文書による質問に対し「9日中の回答は時間的に困難」としている。
松岡農水相、「架空、付け替えはない」 事務所費問題で
2007年01月10日11時23分
http://www.asahi.com/politics/update/0110/007.html
松岡農林水産相は9日夜(日本時間10日午前)、外遊先のパリでの記者会見で、家賃が不要な議員会館に事務所がある資金管理団体が年間2千万〜3千万円の事務所費を計上していた問題について、「架空のものだとか、付け替えというのは一切ございません」と述べ、不適切な支出はないと明言した。
松岡農水相の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」は01〜05年、人件費や光熱水費、備品・消耗品費とは別に年間2千万〜3千万円を事務所費として支出していると、政治資金収支報告書に記載している。松岡農水相はこの支出について「事実に基づいてきちんと積み上がったものがそれだけある」と説明、不適切な支出は一切ないとしている。支出の内容の調査、公表についても「必要に応じてあると思うが、私の一存でということではない」と述べた。
677
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/10(水) 12:07:36
衛藤議員秘書に不透明な給与…形を変えた迂回献金か
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070110it01.htm
元防衛長官・衛藤征士郎衆院議員(65)(自民、大分2区)の公設第1秘書(57)が私設秘書時代、冊子購読料の名目で1億円超の資金を集めていた問題で、冊子を発行していた「情報サービス」(大阪市、解散)の社員2人に支払われた形となっていた年1000万円以上の給与のほぼ全額は、この秘書が1人で得ていたことが分かった。
社員は秘書とその親族だけだった。秘書自身が読売新聞の取材に明らかにした。
資金集めをしていた当時の秘書給与は年20万〜30万円しかなく、同社の給与が実質的な秘書給与代わりになっていた可能性もある。
公設第1秘書の説明では、同社設立前は、東京駐在の私設秘書として衛藤議員側から年間数百万円の給与を受け取っていたが、大阪駐在の私設秘書となって同社を設立した後は、年20万〜30万円の秘書給与しか受け取っていなかった。ただ、「情報サービスからの収入は秘書給与の肩代わりではなかった」としている。
しかし、土本武司・白鴎大法科大学院教授(刑法)は、「秘書が購読料を集めて高額な報酬を得る一方、議員からは秘書給与をほとんど受け取っていなかったのであれば、議員が本来負担すべきものを業者が肩代わりしていたことになりかねず、実に巧妙なやり方だ。形を変えた迂回(うかい)献金と言え、政治家個人への企業献金を禁止した政治資金規正法に抵触する可能性もある」と指摘している。
◆衛藤議員が謝罪、迂回献金は否定◆
一方、衛藤議員は9日、大分県佐伯市の地元事務所で会見、「秘書のビジネスで、違法性は全くなかった」と述べ、迂回献金疑惑や集めた資金が秘書給与代わりになっていたのではないかとの点を全面否定した。
衛藤議員は秘書の資金集めを認め、「世間を騒がせた道義的責任を感じている」と謝罪。「同じ内容の冊子を異なる金額で相手先の企業に売るのは問題だ。私が知っていたら注意し、やめるように言った」と述べた。だが、情報サービスが集めた購読料の一部が、同社社長からの個人献金として議員側に流れた点には、「迂回献金とは思わない。個人献金するかしないかは(社長の)自主的な判断だ」と強調。秘書給与代わりとの指摘も、「そうは思わない」と否定した。
自身の進退に関しては、「(自民党大分県連会長などを)辞めるつもりはない」と明言。公設第1秘書の処遇は「調査した後に判断する」とした。
(2007年1月10日3時1分 読売新聞)
678
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/10(水) 12:28:58
事務所費に年2000万超計上 議員会館所在の農相の団体
2007年01月10日 11:53
http://www.kitanippon.co.jp/contents/kyodonews/20070110/52040.html
松岡利勝農相の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」が、家賃のかからない衆院議員会館事務所(東京都千代田区)を所在地としているのに、2001−05年の政治資金収支報告書に「事務所費」として毎年2000万円以上を計上していたことが10日、分かった。 事務所経費をめぐっては、佐田玄一郎前行政改革担当相の政治団体が事務所の実態がないのに、11年間にわたり事務所費など約7800万円を記載、辞任したばかり。
松岡農相は訪問先のパリで記者団に対し「事実に基づいて積み上がった経費がそれだけあるわけで、必要な経費がそれだけの額に上っている。架空の経費とか(別の団体の支出の)付け替えは一切はない」と話した。
収支報告書によると、同団体は事務所費として01年に2642万円、02年に2475万円、03年に2632万円、04年に3166万円、05年に3359万円を支出と記載。
679
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/10(水) 19:14:21
伊吹氏の政治団体も不適切処理 事務所費で飲食代
2007年01月10日17時20分
http://www.asahi.com/national/update/0110/TKY200701100301.html
伊吹文部科学相(自民、衆院京都1区)の二つの政治団体が05年、家賃のかからない議員会館を事務所としながら年間総額約4700万円を事務所費に支出したと政治資金収支報告書に記載していることが分かった。伊吹氏の事務所は朝日新聞の取材に対し「東京と京都の別の事務所の賃料にあてていた」と説明。両団体の事務所費のうち総額1200万円程度を会食費などに充てていたとも明かし、実体と食い違った経理処理をしていた疑いが強くなった。
昨年末には佐田玄一郎前行革担当相が事務所経費の付け替えなどを「不適切な会計処理」として閣僚を辞任しており、伊吹氏の進退問題に発展する可能性もある。松岡農林水産相も資金管理団体が議員会館を事務所の所在地としているのに年間約2500万〜3300万円を事務所費として支出していたと政治資金収支報告書に記載していることが明らかになっている。
収支報告書によると、伊吹氏の資金管理団体「明風会」は05年、事務所費として4146万円を支出。同じ議員会館を事務所の所在地としている政治団体「構造改革研究会」も事務所費として590万円を計上している。
伊吹氏の事務所は、明風会について「収支報告書には事務所を議員会館と報告しているが、実際の活動は京都市や東京都千代田区にある事務所でも行っており、両事務所の賃料についても明風会の事務所費として計上していた」と説明。その上で「議員などの会食費など年間500万〜600万円を事務所費として計上していた」と説明した。
構造改革研究会については「現在、活動しておらず、事務所費として計上していた金額は、議員の会食代などにあてていた」と述べた。
政治資金収支報告書によると、京都市の事務所については、伊吹氏が代表を務める政党支部が事務所地として申請しており、05年には157万円を事務所費として支出している。千代田区の事務所についても、政治団体「明友会」が事務所として申請し、222万円を事務所費として計上している。
政治資金規正法施行規則によると、交際費については、人件費や事務所費などの経常経費ではなく、政治活動費に計上するとしている。これに対し、伊吹氏側は「事務所費に含まれる交際費もあると考える」としている。
総務省によると、事務所費に含まれるものは事務所の家賃のほか、火災保険などの保険料、電話使用料、切手購入費、修繕費など事務所の維持に通常必要とされるものと規定されている。
政治団体の支出については、政治活動費には1件5万円以上の支出に限り収支報告書に領収書の添付が求められるが、事務所費や人件費など経常経費には領収書の添付は義務づけられておらず、使途の明細を報告する必要もない。
佐田氏の辞任問題に続き閣僚による政治資金問題が相次いだことで、25日開会の通常国会では野党側が追及を強める見通しだ。伊吹氏の進退問題が浮上すれば、安倍政権に対するダメージは加速しそうだ。
680
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/10(水) 20:12:48
県知事後援会・虚偽記入:県議実名非開示 「残念」「予想通り」 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070110ddlk34040647000c.html
◇各会派の反応さまざま
藤田雄山知事の後援会政治資金規正法違反事件を巡り、広島地検が供述調書など訴訟記録の県議の実名閲覧請求を不許可とした9日、県議会各会派の代表者らは「残念な結果」「予想していた」などとさまざまな反応を見せた。
昨年12月の本会議で訴訟記録の実名開示請求の決議案を出した公明党議員団の安木和男団長は「大変残念。司法の判断だが、疑惑解明のためにやるべきことはすべき。具体的な手立てについてはよく相談したい」と話した。民主県政会の蒲原敏博会長は「なぜ不許可なのか。議会での決議の重みをしっかり受け止めてほしかった」。県政会の河原実俊会長は「当事者の議員が一致して開示請求した、地方議会の総意をしっかり受け止めてほしい。このままでそうですかとはいかない」と憤った。共産党の辻恒雄会長は「期待していたが残念。県民世論でここまで来た。引き続き異議申し立てなどして開示を求めたい」と述べた。
一方、地検の決定に冷静だったのは県議会最大会派の自民党議員会。松浦幸男幹事長は「予想通りの結果。訴訟記録が開示された時に既に検討していたことだろう。混乱を招くことになるのでやめたのでは」と話した。自民刷新会の林正夫会長も「可能性があると思っていたが地検の見解を受け止めなければならないと思う。今後の対応はまだ決めていないが、他の議員と十分話し合いたい」と静かに答えた。
一方、地検の決定に先立って県議会各会派代表者会議が同日開かれ、百条委員会設置について協議したが、結論は出なかった。11日に再度、会議を開いて協議する方針。【下原知広】
毎日新聞 2007年1月10日
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/10(水) 20:39:08
松岡農水相にまた疑惑
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20070110/20070110-00000030-nnn-pol.html
松岡農水相の資金管理団体が家賃のかからない議員会館を事務所所在地としながら、事務所費の名目で1億4000万円以上を計上し、政治資金収支報告書に記載していたことが明らかになった。
松岡農水相が代表を務める資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」は、01年から05年までに事務所費として計1億4000万円以上を計上し、政治資金収支報告書に記載している。しかし、団体の事務所所在地は、衆議院の第1議員会館になっているため、家賃は必要なく、事務所費として計上された金が何に使われたのかわかっていない。
これについて松岡農水相の事務所は「今の時点では回答できない。松岡農水相は外遊中で、会見の予定も決まっていない」と話している。
一方、塩崎官房長官は10日午前、「本人も(経費の)付け替えなどはないと明確にしているが、いずれにしても本人が説明することだと思う」と述べ、松岡農水相自身が疑惑について説明すべきとの考えを示した。
事務所費をめぐっては、佐田前行革相が辞任に追い込まれている。松岡農水相から十分な説明がなければ、進退問題に発展する可能性もあり、安倍政権は新たな火種を抱えた形となった。
[10日16時49分更新]
鳩山幹事長「説明できぬなら閣僚辞すべき」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20070110/20070110-00000040-nnn-pol.html
松岡利勝農水相の資金管理団体が、家賃のかからない議員会館を事務所所在地としながら事務所費の名目で1億4000万円以上を計上し、政治資金収支報告書に記載していた件について、民主党・鳩山幹事長は10日午前、納得いく説明ができないならば、閣僚を辞めるべきだとの考えを示した。
民主党・鳩山幹事長は「松岡よ、お前もかと。多額のお金が出し入れされていたとすれば、何かに使われているなと。ということになれば、閣僚としての職務遂行が難しくなる」と述べた上で、この件について、通常国会でも追及していく考えを示した。
一方、民主党・松本政調会長も松岡農水相と同様に1866万円を事務所費として05年分の政治資金収支報告書に計上している。これについて鳩山幹事長は、松本政調会長に説明責任を果たすことを求めた上で、「正当な理由があると信じているが、それがない場合は厳しい話になる」と述べた。
[10日18時49分更新]
682
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/10(水) 20:57:17
事務所費:伊吹文科相が会合・飲食費や交通費を計上
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070111k0000m010107000c.html
伊吹文明文部科学相(衆院京都1区)の資金管理団体が賃料のかからない議員会館を所在地としながら多額の「事務所費」を支出したと政治資金収支報告書に記載し、一部を会合・飲食費や交通費に流用していることが10日、明らかになった。不透明な事務所費支出問題は中川昭一自民党政調会長、松岡利勝農相ら既に複数の政治家で発覚。年末には佐田玄一郎前行革担当相が辞任したばかりで、政界にまん延する実態が浮き彫りになっている。
伊吹氏の資金管理団体「明風会」は05年の政治資金収支報告書に事務所費として4146万円を計上した。この問題は毎日新聞が昨年9月に報じ、その際は事務所側は「(議員会館以外の)東京、京都の事務所の家賃で1500万円。交通・通信費、印刷費なども月200万円かかる」などと説明した。
10日に改めて説明を求めたところ、秘書官は、東京と京都の3カ所の事務所の家賃で計約1700万円と、切手代、通信費などを挙げたほか「飲食を含む会合費としても300万〜400万円かかっているし、夫人や秘書の京都との往復交通費もかかる」と話した。
政治資金規正法施行規則によると、事務所費は「家賃、電話代、切手代など(中略)、事務所の維持に通常必要とされるものを指す」とある。飲食費や交通費は明示されていない。伊吹氏の秘書はこの点について「20年以上前に旧自治省と相談しており、問題ないはずだ」と話した。明風会は01〜04年にも毎年4200万〜4700万円の事務所費を計上していた。
中川氏の資金管理団体「昭友会」は05年に3096万円の事務所費を計上。昨年9月の毎日新聞の取材に「法の定める事項以外の詳細な回答はしない」と答えたが、10日は「議員会館近くの別の事務所の家賃を含めて計上しているが、詳細は調査中だ」とした。01年には7656万円、02年には6479万円を計上するなど年による大きなばらつきもある。
松岡農相の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」は05年、事務所費3359万円を計上するなど過去5年間で毎年2400万円以上を報告している。さらに10日には、民主党の松本剛明政調会長の資金管理団体「松本たけあき後援会」が05年、約1866万円を事務所費として支出していたことが発覚。同後援会によると、兵庫県内の地元事務所の家賃や通信費などに充てていたなどと説明している。【青島顕、竹中拓実】
毎日新聞 2007年1月10日 20時53分
683
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/10(水) 21:28:20
不透明集金で衛藤征氏 違法性を否定 献金「個人の判断」 大分日日
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1168354800=11683912873269=1
自民党大分県連会長の衛藤征士郎衆院議員(大分2区)の公設第一秘書(57)が設立した情報サービス会社が衛藤氏の支援企業から一億円以上の「情報収集料」を集めていた問題で衛藤氏は九日、佐伯市内で記者会見し、「政治資金規正法に違反する資金は集めていない」と説明。同社の役員の個人献金を「迂回(うかい)献金ではないと思う」と違法性を否定した。
この問題は、同秘書が私設秘書として大阪在住だった一九九六年から二〇〇四年にかけて運営していた会社が月額五―二十万円で契約した業者に、インターネットなどで集めた情報を冊子にして送付。大分県内の建設業者を含む十七、八社から年間二千万円前後の売り上げがあった。同社の社長は年間百二十万円の報酬を受け取り、ほぼ同額を衛藤氏の資金管理団体に献金。取締役も多額の献金をしていた。
衛藤氏は「わたしの政治資金に疑念を持たれたことは遺憾。責任を感じている」と謝罪したものの、「同社の業務は昨年暮れに報告があるまで知らなかった。会社は適法に運営され、使途不明金もなかったと聞いている。役員は以前からの支援者で、報酬の中から献金したことは個人の判断」とした。
「企業は情報冊子の代金を衛藤氏への献金と思っていたのではないか」との質問に対して、「(衛藤氏の)秘書だからと企業が(購入契約に)前向きになったことはあり得ると思う」としながらも「情報の対価として契約しているとの説明を受けている」と説明。社長らの献金や同社の業務の在り方に道義的な問題はないとの見方を示した。
◇ ◇ ◇
この問題に関連して、自民党県連の阿部英仁幹事長は同日、大分市内で記者団の取材に応じ、「情報サービス会社の役員からの献金は、法律に沿って適正に処理されたものであり、違法性はないと、衛藤氏本人から聞いている」と説明した。
一方で、阿部幹事長は「統一地方選や参院選を控えた大事な時期に、党員や党友が混乱しないよう、衛藤氏は事実関係をきちんと説明する必要がある」と述べた。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/10(水) 21:33:47
県カラ出張訴訟 栗田前知事側が控訴 (●1月9日午後5時15分) 福井新聞
http://www.fukuishimbun.co.jp/topics.php?code=14382
一九九七年に発覚した県のカラ出張問題をめぐる住民訴訟の差し戻し審で、被告の栗田幸雄前知事に約一億九百八十万円の返還を命じた福井地裁判決を不服として、前知事側は九日、名古屋高裁金沢支部に控訴した。
昨年十二月二十七日の福井地裁判決は、「前知事は旅費の不正支出を予見でき、調査を命じていれば阻止できた」と前知事の指揮監督義務違反を指摘。「公務遂行上の経費」を理由に県に損害はない、としていた被告側の主張についても「流用は許されない」などと退けていた。
685
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/10(水) 21:38:24
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0701/070109-6.html
「 松岡利勝 ・ 農水相をかばえば、安倍総理も危ない 」 という報道があったが、本当にそうなる可能性がある。
「 この男、ほころびが多すぎる。 だから、松岡入閣に関しては、反対した人たちがいたんだ。 それでも入閣させたのは、何か理由があったのだろうが、大手紙の記者は 『 辞めなければ次 ( のスキャンダル ) を出す 』 と言い切っている 」 (週刊誌の事件記者)
『 読売新聞 』 が4日の朝刊に書いた 「 フジチクの脱税 」。
何か臭うゾ。
686
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/10(水) 21:40:38
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0701/070109-7.html
現職知事が逮捕された 「 福島県汚職事件 」 ─。
どこへ伸びるのかが注目の的だが、その一つは、羽田空港拡張工事だ。
「 ある全国紙も書いたが、この工事には 『 鹿島と大成建設のケンカ 』 というプロローグがある。 捜査当局もここに目をつけているから “ネタ” を拾いやすい。 いま、この工事に食い込もうとしていたマリコンから集中的に情報をとっている 」 (社会部記者)
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0701/070109-8.html
「 福島県汚職事件 」 のもう一つの延長戦の舞台は、大阪府それとも愛知県?
疑惑は関西国際空港と中部国際空港の建設工事に絡むものだ。
「 3日付の 『 朝日新聞 』 は、『 議員秘書、暴力団にあてた水谷建設のウラ金 ・ 15億円 』 を報じたが、このネタは捜査当局から流れたものらしい。 つまり、ターゲットはしぼり込まれてきたということだろう。 当然、政治家に伸びる。 ターゲット? S に決まってるだろう 」 (ベテランの社会部記者)
687
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/11(木) 00:35:36
「やましいことない」 不適切経理問題で伊吹氏が会見
2007年01月10日23時38分
http://www.asahi.com/national/update/0110/TKY200701100400.html
伊吹文部科学相(自民、衆院京都1区)の二つの政治団体が、家賃のかからない議員会館を事務所としながら、05年の政治資金収支報告書に多額の事務所費を記載していた問題で、伊吹文科相は10日夜に記者会見し、会食費を事務所費に計上した事実を認めたうえで、「領収書のとれないものは人件費と事務所費でしか処理できない」と釈明した。
伊吹氏は「付け替えとか架空の経費とか、不適切ということは一切ない」と強調。しかし、別の政治団体が使用する事務所の経費を、議員会館に事務所を置く政治団体の事務所費に計上するのが「付け替え」にあたらないのかという指摘には、明確に答えなかった。
05年の報告書では、議員会館を所在地とする「明風会」が4146万円を、同様に政治団体「構造改革研究会」も590万円を事務所費として計上していた。両団体の会食費も事務所費に合算していた。
伊吹氏は、「飲み食いに使ったと言われるのは誠に不本意」と話した。しかし、金額を問われると、「弁当代とか」と述べ、飲食代が含まれていたことを認めた。金額については「そんなに大きな金額ではないと思う。政治資金規正法上、開示しない経費になっている」とした。
自身の進退について、「別にやましいことがあるとは思いませんから、そういう気持ちはありません」と話し、10分程度で会見を終えた。
688
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/11(木) 02:57:50
事務所費:不透明処理 安倍政権にまた打撃
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070111k0000m010178000c.html
政治団体の「不適切な会計処理」で佐田玄一郎前行政改革担当相が引責辞任したのに続き、新年早々、「政治家とカネ」をめぐる新たな疑惑が安倍政権を直撃した。伊吹文明文部科学相、松岡利勝農相、中川昭一自民党政調会長らの事務所費問題は毎日新聞が昨年9月に指摘していたが、その不明朗さが厳しく問われ、当事者は納得のいく説明を迫られる。支持率低下に苦悩する安倍政権にとってはまたしても大きな打撃で、次期通常国会は「スキャンダル国会」になりそうだ。【佐藤千矢子、青島顕、竹中拓実】
◇危機感薄い官邸
安倍晋三首相は15日まで欧州とフィリピンを訪問中で、主要スタッフも随行のため不在ということもあり、伊吹文科相らの事務所費問題に対し、安倍官邸の危機感は今のところ希薄だ。当事者の松岡農相も16日まで外遊中。塩崎恭久官房長官は10日、「一政治家の収支報告にかかわる問題で、政府としてコメントするものではない」と繰り返すしかなかった。
しかし、参院自民党幹部は「家賃にしては高すぎるし、電話や切手など通信費を入れてもこんな額にはならない。これ以上閣僚が辞めると、いよいよまずい」と不安感を隠さなかった。
政府税調の本間正明前会長が公務員宿舎入居問題で先月下旬に辞任した際、安倍首相は本間氏を最後までかばいながら、与党の圧力や世論の反発に押し切られて辞任を了承した。佐田氏についても当初「法的には5年の時効が成立しており問題はない」との見方が多かったが、結局辞任に発展し、安倍官邸の危機管理の甘さを印象づけた。
そこに新たな「政治家とカネ」の問題が急浮上したわけで、勢いづく野党は25日召集予定の通常国会で、佐田氏の問題も含め安倍首相の任命責任を徹底追及する。教育改革は安倍政権の看板政策でもあり、政権運営は厳しさを増しそうだ。
民主党の鳩山由紀夫幹事長は10日「カネのかからない事務所なのに、多額のカネが出し入れされていたなら、何に使われたのか勘ぐらざるを得ない。そうなれば、大臣職の遂行は難しくなる」と記者団に述べ、進退問題への発展は不可避との考えを強調した。
事務所費の問題は以前から指摘され、毎日新聞の調べでは、国民新党の亀井静香代表代行も05年に2418万円を計上していた。ただ、佐田氏が昨年末、事務所費に支出したと政治資金収支報告書に記載していた約7800万円について、支出先などを説明できず、辞任に追い込まれたことで、意味合いが大きく変わった。
あいまいな説明のままでは「佐田氏は辞めたのに」と進退の判断を迫られかねない。火消しには明確な説明が必須となるが、10日夜に文科省で緊急会見した伊吹文科相は「不適切なことは一切ない。誠に不本意」と繰り返すにとどまった。
「リクルート疑惑」で竹下内閣は、リクルート関連議員を外して行ったはずの内閣改造で、直後の88年12月に長谷川峻法相が辞任、年明けには原田憲経済企画庁長官も辞任に追い込まれた。一方、04年4月に発覚した政治家の年金保険料未納問題では、福田康夫官房長官が辞任したが、他の閣僚には波及しなかった。
自民党幹部は「今回の事務所費問題はリクルートなどに比べればそんなに大きな問題ではない。それなのに首相官邸が浮足立っていて危機管理能力に乏しく、与党とのチームプレーもできていない。昨年末の一連の辞任問題の教育効果も出ておらず、困った状態だ」と頭を抱える。
689
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/11(木) 03:00:13
◇「帳尻合わぬと計上」不正の温床、秘書が証言
政治団体が計上する「事務所費」は、定義が不明確なうえ、細目を書いたり、領収書を添付する必要もない。ある衆院議員の秘書は先月、「(支出の)帳尻が合わないと事務所費に計上した」などと毎日新聞に証言した。不透明な政治資金収支報告書の記載は後を絶たず、「不正の温床」との指摘もある。
政治資金規正法によると、事務所費など経常経費は領収書の添付が求められていない。04年の国会で関連団体の事務所費二重計上問題を追及された当時の小泉純一郎首相は、該当団体の事務所費の使途の説明を二転させ、結局答えなかった。
昨年11月29日の参院政治倫理・選挙特別委員会でも、井上哲士氏(共産)が「事務所費を含む経常経費も領収書の写しを添付すべきではないか」と質問したが、菅義偉総務相は「政治団体側に過大な事務負担となる。各会派の議論をいただいて結論を得る問題だ」と答弁するにとどまった。
一方、定義が不明確な点も問題だ。同法施行規則によると、事務所費は家賃、電話代など「事務所の維持に通常必要とされるもの」と書かれているが、伊吹文明文部科学相の秘書官は10日、「交通費や飲食費を書いても問題はない」との解釈を示した。
政治資金収支報告書を管轄する総務省の担当者は「施行規則にある『事務所の維持に通常必要とされるもの』に該当するかどうかを、各事務所の責任者が判断した結果。個別案件について妥当性を述べる立場にない」と繰り返した。
だがその一方で「交通費で言うと、選挙カーのガソリン代などは明細が必要な『政治活動費』に当たる。事務所員の通勤定期にしても年間何百万円もかかるとは考えにくい……」と話す職員もいる。
定義を明確にしなければ、他の経費との区別がつかない。収支に関する報告書の添付を義務付けるなど、透明化に向けた対応が必要だが、その動きは見えない。
■「事務所費」にかかわる規定■
・事務所費の定義
<政治資金規正法施行規則による>
借料損料(地代、家賃)▽公租公課(固定資産税など)▽火災保険金等の各種保険金▽電話使用料▽切手購入費▽修繕料▽その他これらに類する経費で事務所の維持に通常必要とされるもの
・報告内容
<政治資金規正法と同施行規則による>
総額のみ報告義務有り。明細の記載や領収書添付は必要なし
毎日新聞 2007年1月11日 1時50分
690
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/11(木) 03:52:16
有力議員ら不透明事務所費、タダの議員会館で7千万も
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070111it01.htm?from=top
伊吹文明・文部科学相や松岡利勝・農相ら少なくとも6人の有力議員の資金管理団体が、家賃のかからない議員会館内の事務室を「主たる事務所」と届け出ていたのに、政治資金収支報告書には年1000万円程度から7000万円もの「事務所費」を支出したと記載していたことが分かった。
各議員は「議員会館とは別の所にある事務所経費を計上していた」などと説明しているが、細かい使途は明かしていない。収支報告書に領収書のコピーを付ける必要がない事務所費は、以前から不透明さが指摘されており、政治資金の公開のあり方を巡って改めて論議を呼びそうだ。
多額の事務所費の支出が判明したのは、伊吹文科相の「明風会」、松岡農相の「松岡利勝新世紀政経懇話会」、中川昭一・自民党政調会長の「昭友会」、遠藤利明・文科副大臣の「新風会」、衛藤征士郎・元防衛長官の「新21世紀政治経済研究所」、松本剛明・民主党政調会長の「松本たけあき後援会」。
2005年までの5年間に、明風会は計2億2695万円、松岡利勝新世紀政経懇話会は計1億4275万円、昭友会は計2億8586万円、新風会は計6229万円、新21世紀政治経済研究所は計6368万円の事務所費を支出したと記載。松本たけあき後援会は、05年から「主たる事務所」を地元・姫路市から議員会館の事務室に移したが、同年の事務所費は1866万円に上っていた。
政治資金規正法や同法施行規則では、事務所の家賃や火災保険の保険料、事務所で使った電話代や切手代などを「事務所費」として記載するよう義務づけている。議員に無償提供されている議員会館の事務室を資金管理団体の事務所に使用した場合は、家賃が不要で、事務所費は低額に抑えられることが多い。
現職の大臣、副大臣、政務官で、05年に資金管理団体の主たる事務所を議員会館に置いていた衆参両院議員は、伊吹文科相ら3人のほかに13人いたが、大半は事務所費がゼロから500万円程度だった。
伊吹文科相の事務所は「議員会館の事務所とは別に、東京と京都に事務所があり、家賃が年間計1800万円ほどかかる」と説明。残る年間2千数百万円は「駐車場代やコンピューター経費など」としている。遠藤副大臣、衛藤元防衛長官の各事務所も、「別の事務所があり、その賃料や電話代などを計上している」などと説明した。
松本氏は、主たる事務所を姫路市に置いていた04年の事務所費は805万円で、議員会館に移した05年は倍以上に増加。松本氏の事務所は「後援会活動を大幅に拡大したことに伴う事務所費も計上されている」としている。
一方、松岡農相の事務所は「(農相が)海外出張中で、現時点ではコメントできない」とし、事務所費が年7600万円に上る時もあった中川氏の事務所は「他の事務所の家賃等を計上している。詳細は調査中」と述べた。
(2007年1月11日3時9分 読売新聞)
691
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/11(木) 13:41:12
神戸市役所を捜索 墓地工事汚職で大阪府警
http://www.kitanippon.co.jp/contents/kyodonews/20070111/52569.html
神戸市西区の福谷財産区発注の墓地移転整備工事をめぐる汚職事件で、大阪府警捜査2課は11日、収賄容疑で逮捕した同財産区管理会会長藤井精治容疑者(61)の関係先として、神戸市役所を家宅捜索した。押収資料を分析し、藤井容疑者が図った便宜の詳細など事件の全容解明を進める。
財産区は土地などの財産を保有する特別地方公共団体。府警は、管理会の指導・監督に当たる市管財課と墓地整備を担当する生活衛生課を捜索した。
藤井容疑者は、財産区内の墓地を移転集約する工事を墓地石材大手「中山石渠」(大阪府豊中市)に受注させようと財産区会員に働き掛けるなどし、謝礼として2006年3月21日、同社子会社の元部長金丸正夫容疑者(47)=贈賄容疑で逮捕=から現金300万円を受け取った疑いが持たれている。
692
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/11(木) 16:25:37
>>598
>>660
公選法違反:自民県連副会長逮捕へ 昨年12月茨城県議選
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070111k0000e040067000c.html
昨年12月の茨城県議選で、有権者に現金を渡して票の取りまとめなどを依頼した疑いが強まったとして、県警捜査2課と土浦署は11日にも、土浦市選挙区(定数3)から立候補し落選した自民党県連副会長の松浦英一・前県議(75)を公選法違反(買収)の疑いで事情聴取する。容疑が固まり次第、逮捕する方針。
調べでは、松浦前県議は昨年11〜12月、土浦市内の有権者数人に投票と票の取りまとめを依頼し、報酬として現金計約数十万円を渡した疑いが持たれている。
松浦前県議は同市議を経て78年に県議に初当選。連続7期務めたが、今回の選挙では民主党の若手新人候補らが当選、約1300票差で次点となり落選した。
県警は昨年12月、有権者4人に現金計約20万円を渡したとして、松浦前県議の後援会幹部、古渡広被告(73)を同容疑で逮捕。水戸地検土浦支部が1月5日に同罪で起訴している。【三木幸治、清野崇宏】
毎日新聞 2007年1月11日 15時00分
693
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/11(木) 16:31:07
民主県連・不正会計問題:未記載の責任、解散届を提出−−1区総支部 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070111ddlk10010574000c.html
民主党県連の不正会計問題で、同党衆院群馬1区総支部は10日、05年の衆院選の際に部落解放同盟県連合会(前橋市)からの寄付金20万円を政治資金収支報告書に記載しなかったことを認め、県選管に報告書の修正を申し出ると共に、未記載の責任をとり、同支部の解散届を提出した。また、同じく未記載があった5区総支部も同日までに解散届を提出した。
1区を巡っては06年9月に、同連合会から交付を受けた「陣中見舞い」が報告書に記載されていないことが判明。県連最高執行役員会議(座長・伊藤基隆参院議員)は昨年末、当時の会計担当者の処理に問題があったとし、報告書の修正と支部の解散を決めた。10日に県選管で手続きを行った1区総支部の高橋仁代表は「安易な経理処理を容認する慣習があった。解散を古い体質を改める好機としたい」と述べた。【杉本修作】
毎日新聞 2007年1月11日
694
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/11(木) 16:34:56
上越市出資企業の献金:市が寄付実態調査 出資、補助の企業に /新潟
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/news/20070111ddlk15010331000c.html
◇上越市長選献金問題、政治資金規正法抵触の恐れも
05年秋の上越市長選にからみ、同市の出資企業などが自民党上越支部に献金し、大半が同支部から木浦正幸市長の後援会と資金管理団体に寄付されていた問題で、市は出資企業および補助金を受けた企業に対し、寄付の実態を調べるアンケートを開始した。
市総務課、用地管財課などの調査では、同市内に本社のある港湾運送業「直江津海陸運送」とケーブルテレビ事業「上越ケーブルビジョン」に加え、市からの補助金(企業奨励金)を受給していた冠婚葬祭業「平安セレモニー」が05年9月に30万円、市が出資しているスキー場「キューピットバレイ」(同市安塚区)が同7月に2万円を同支部に献金していたことが判明。いずれも昨年までに同支部から返還されている。
政治資金規正法では自治体が出資する企業・団体だけでなく、補助金を受給した企業・団体が首長選や議員選に際し、候補者個人と資金管理団体のほか候補者を支持あるいは反対する政治団体に献金することを禁止。このためアンケートは市から補助金・利子補給金などを受給した企業・団体228社と、市の出資企業・団体12社を対象とした。
市長選は01年、05年に行われたため▽00年1月〜01年12月▽04年1月〜05年12月の合計4年間に、政党に寄付したかどうかについて、政党名、金額、寄付の時期を聞く内容となっている。今月19日締め切り。併せて今後寄付することがないよう法令順守を求めている。【萩原滋樹】
毎日新聞 2007年1月11日
695
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/11(木) 16:40:35
土地計画変更強要:起訴事実を認める 西村・大津市議が辞職へ−−初公判 /滋賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shiga/news/20070111ddlk25040096000c.html
転用不可と指定されている農地を転用できるよう東近江市職員に土地計画変更を迫ったとして、職務強要罪に問われた大津市議の西村良平被告(83)に対する初公判が10日、大津地裁(長井秀典裁判長)であり、西村被告は起訴事実を認めた。検察側は「右翼の力と議員の権力を背景に一方的に圧力をかけており、犯行は粗暴」などとして懲役1年6月を求刑し結審した。判決は17日に言い渡される。
起訴状によると、西村被告は「政治結社 皇守菊華会」会長で土木建設業、森寺信義被告(60)=同罪などで公判中=ら2人と共謀。転用不可と指定されている同市下一色町の農地を転用させようと、05年12月6日午後、同市の支所で市職員に対し、市議の名刺を渡して「私は大津市の監査役をしている。市長とも親しくしてるんや」などと脅した。
検察側の冒頭陳述によると、森寺被告と西村被告は10年前に知り合い、右翼団体設立の際は祝電を送っていた。東近江市を脅した帰りの車の中で、実行役3人は依頼者から300万円を受け取り、そのうち西村被告は50万円を手にしたという。
西村被告は公判で、今月中にも市議を辞職する意向を示した。【蒔田備憲】
毎日新聞 2007年1月11日
696
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/11(木) 17:37:08
>>659
>>662
太田代表 両大臣は説明責任を
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/01/11/k20070111000122.html
公明党の太田代表は、千葉市で開かれた会合であいさつし、伊吹文部科学大臣と松岡農林水産大臣がそれぞれ代表を務める資金管理団体の事務所費の会計処理について、両大臣は国民が納得するよう説明責任を果たすべきだという考えを示しました。
この中で、太田代表は「政治に対する信頼が失われていると言われるなか、事務所費用の計上に対する疑念が出された。政治資金の取り扱いについては、正しく、透明性や公開性をもって対処しなければならないという法律の趣旨にのっとって対応することで、政治家は初めて責任が全うできる」と述べました。そのうえで、太田氏は「疑念が出された場合は、政治家は国民にわかりやすく説明する責任がある」と述べ、伊吹文部科学大臣と松岡農林水産大臣は資金管理団体の事務所費の会計処理について国民が納得するよう説明責任を果たすべきだという考えを示しました。
697
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/11(木) 19:49:23
事務所経費問題:架空計上など否定 中川政調会長が釈明
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070112k0000m010074000c.html
自民党の中川昭一政調会長は11日、自身の資金管理団体「昭友会」が05年に3096万円の事務所費を計上していた問題について、党本部で記者団に「架空経費やつけ替えはない。別事務所の経費を含めて正確に計算した結果だ」と述べ、問題ないとの認識を示した。
中川氏は事務所費に飲食費が含まれていることも明らかにし、「飲食代は通常必要とされる事務所の経費という法律の条項に基づいた範囲内に含まれる」と主張。別事務所の経費や飲食費の具体的な金額は「細かいことは今、調べている」と述べるにとどめた。
領収書の添付が必要ないなど不明朗な現行制度の見直しについては「いろんな場で議論することは大いにあり得る」と話した。【衛藤達生】
毎日新聞 2007年1月11日 19時41分
698
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/12(金) 03:37:45
県内各党から批判の声 “疑惑持たれぬ行動を” 衛藤征氏秘書集金問題 大分日日
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1168441200=116847752914458=1
自民党県連会長の衛藤征士郎衆院議員の公設第一秘書の情報サービス会社が県内の建設業者などから約一億四千万円を集めていた問題で、県内の野党からは衛藤氏の責任を問う声や献金の在り方への批判が出ている。与党からは統一地方選や参院選への影響を懸念する声も聞かれた。
民主党県連の梶原九州男幹事長は「政治家とカネの関係については、法律の規制を強化しながら襟を正してきた歴史がある。疑惑を持たれるような行動はいかがなものか」と批判。「秘書個人であれだけの金額が集まるとは思えない」と、衛藤氏の影響力が背景にあった可能性を指摘する。
共産党県委員会の林田澄孝委員長は、会社の役員が報酬にほぼ相当する額を衛藤氏の資金管理団体に献金していたことを「迂回(うかい)献金と疑わざるを得ない」と指摘。衛藤氏が「昨年末まで会社の存在を知らなかった」と釈明していることについて「秘書の行動を知らないことはあり得ない。政治家の名前を利用した献金で、企業も見返りを求めて情報料を払っていると考えるのが普通だろう」と批判する。
社民党県連合の久原和弘幹事長は「政治資金規正法などに違反するのであれば良くない。今後も調べていく必要がある」として、実態解明の必要性を強調する。
連立与党を組む公明党県本部の竹中万寿夫代表は「今年は政治決戦の重要な年なので、県民、国民から疑念を持たれるのは問題がある。きちんと説明しないと、自民党の選挙に影響が出てくるだろう」と指摘する。
一方、自民党県連の阿部英仁幹事長は「違法性はないとの報告を受けているが、内容はどうであれ、疑念を持たれるような報道がされたことは残念」とした上で、「党員、党友や、県議、市町村議など統一地方選の立候補予定者に対して説明責任を果たしてほしい」としている。
699
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/12(金) 03:39:24
吉田市長側に全額返還請求 選挙カー代不適正受給 福岡市選管
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070112/20070112_008.shtml
昨年11月の福岡市長選で初当選した吉田宏市長の陣営が、公費で賄われる選挙カー賃料を請求権のない看板製作会社に請求させ、負担金を不適正に受給させていた問題で、市選管は11日、この業者に対し、支払った21万円の全額返還を請求した。業者は「指示に従う」と話している。
市選管によると、陣営は選挙告示前の昨年11月3日、同市南区の看板製作会社と選挙カーの賃貸を契約。ところが、実際には同社は車を所有しておらず、陣営関係者の依頼を受けた市内の自動車販売会社から持ち込まれた車に選挙運動用看板を取り付けた後、陣営に搬入したという。
市選管の聞き取り調査で、自動車会社は系列のレンタカー会社から借りた車を、看板製作会社に「また貸し」していたことも判明した。しかし、3社は賃貸借について契約書を結んでおらず、口約束だけのずさんな実態だった。
看板製作会社は選挙後、公費負担額の上限に近い21万円を市に請求。昨年末、同社の口座に入金があり、現在もそのままになっている。
市選管は「看板製作会社は、車の使用の権限を何ら持っておらず、市条例の支払い要件を満たしていない」として、全額返還を求めることにした。吉田氏陣営に対しても手続きを厳正に行うよう指導する方針。
吉田市長は「公費負担金の手続きで不適切な処理があり、市民の皆さまにご迷惑をおかけしたことを心からおわび申し上げます」とコメントした。
=2007/01/12付 西日本新聞朝刊=
700
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/12(金) 03:42:58
自民県連内外から批判 衛藤会長秘書「不透明集金」 選挙控え 公認返上の動きも 西日本大分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/ooita/ooita/20070112/20070112_002.shtml
自民党県連会長の衛藤征士郎衆院議員(大分2区)の公設第一秘書が私的に設立した会社が、情報冊子購読料の名目で県内外の支援企業から9年間にわたり少なくとも約1億4000万円を集めていた問題に対し、県連内外から批判の声が強まっている。4月の統一地方選を控える自民党県議の中には「このままでは戦えない」と党公認返上を検討する動きもあり、党県連会長の責任問題に発展する可能性も出てきた。
問題発覚後に会見した党県連の阿部英仁幹事長は「もう少ししっかりとした対応をお願いしたい」と困惑の表情をみせたが、そうした動揺が選挙戦を控えたほかの県議などに広がっている。11日に大分市内で開催された公明党県本部(竹中万寿夫代表)の新年互礼会に出席した自民党県議の多くは「時期が悪過ぎる」と不満を隠さず、一部の現職県議は公認返上も視野に検討していることを明らかにした。
この問題をめぐって、民主党県連の梶原九州男幹事長は「違法でないというが、一般常識からいえば誤解を招くような行為だ」と批判。選挙協力関係にある公明党県本部の竹中代表も「疑惑を持たれたままでは、一連の選挙戦の指揮を執りにくいのではないか。県民に安心感を与える対応が必要」と述べ、衛藤氏の対応に疑問を呈した。
衛藤氏は不透明な集金問題が表面化した9日、佐伯市内の事務所で「(秘書が設立した)会社の社長からの献金は個人報酬から支出されており、迂回(うかい)献金ではない」と反論。「道義的な責任は感じている」としながらも、党県連会長などの役職を辞める考えはないと強調していた。しかし、選挙協力関係にある公明党に加え、県連内部からもさらに批判の声が高まれば、厳しい対応を迫られるのは必至だ。
=2007/01/12付 西日本新聞朝刊=
701
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/12(金) 13:55:56
伊吹文科相:活動実態の乏しい政治団体が事務所費支出
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070112k0000e010075000c.html
伊吹文明文部科学相の資金管理団体の不透明な事務所費支出問題に絡み、最近の活動実態の乏しい伊吹氏の別の政治団体「構造改革研究会」が04年と05年に計875万円の事務所費を支出していた。研究会は家賃のかからない議員会館を「主たる事務所」としており、新たな不透明な政治資金処理の疑いが浮上した。
政治資金収支報告書などによると、伊吹氏が代表を務める研究会は97年に設立されたが、最近は活動が乏しかった模様だ。03年は事務所費を含む支出がまったくなかったが、04年は285万円、05年は590万円の事務所費をそれぞれ支出している。
伊吹氏の大臣秘書官は研究会について10日「(最近は)活動が乏しい。(事務所費の使途は)帳簿を見ないと分からない」と話したが、12日午前までに追加の説明はない。
伊吹氏の資金管理団体は家賃のかからない議員会館を主たる事務所としながら、01〜05年に飲食費を含む会合費、交際費、冠婚葬祭費を含めて事務所費に計上し、毎年4000万円以上を支出したことが明らかになっている。
総務省によると、事務所費に含まれるのは家賃など「事務所の維持に通常必要とされるもの」とされる。【青島顕】
毎日新聞 2007年1月12日 12時27分 (最終更新時間 1月12日 13時16分)
702
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/12(金) 14:38:03
宮崎官製談合:元自治相が資金提供事後処理に関与の疑い
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070112k0000m040158000c.html
宮崎県の官製談合事件で逮捕、起訴された前知事、安藤忠恕被告(65)の後援会側が03年9月、政治指南役だった石川鎮雄被告(68)に5000万円を提供した疑惑に絡み、同県選出の元参院議員、上杉光弘・元自治相(自民)が事後処理に関与した疑いがあることが分かった。約2カ月後の同年12月にあった会合で元自治相が話を持ち出したと、会合に出席した前出納長、江藤隆被告(63)が周囲に証言した。県警も同様の情報を把握し、安藤被告らを追及している模様だ。
5000万円の授受は昨年9月に発覚するまで政治資金収支報告書に記載はなく、後援会の「裏支出」となっていた。
逮捕前の安藤被告の説明によると、知事当選直後の03年9月、後援会長(当時)が銀行から融資を受け、「長年の政治コンサルタント料」名目で提供したが、石川被告は数日後、安藤被告に金の包みを返却。安藤被告は公舎で保管した後、同年12月末になって後援会長に戻したとされる。
これに対し江藤被告の証言によると、同年12月ごろ、宮崎市内で開かれた会合で、現職議員だった上杉元自治相は5000万円授受が問題化する可能性もあるとの趣旨の話を持ち出し「(5000万円を)返す形にして、裏にした方がいい」などと発言し、問題の表面化を回避する方策を示した。会合には江藤被告と県内の有力土建業者数人が同席し、安藤被告は約1時間遅れて参加した。安藤被告は会合終了後、その場にきた時には手にしていなかった紙袋を持っていたが、江藤被告は「中身は分からない」としているという。
一方、5000万円を石川被告に届けたとされる東京都のヤマト設計前社長、二本木由文被告(56)が「(5000万円は)石川氏と二人で分けた」などと話していることも判明した。
県警は二本木、江藤両被告の証言が「石川氏は数日後に全額返却してきた」とする安藤被告の説明と矛盾することに着目し、後援会長に戻した5000万円が別に用意された可能性があるとみている。上杉元自治相の関与の有無についても慎重に裏付けを進めている模様だ。
元自治相は03年7月の前回知事選にいったん出馬を表明したが取りやめ、安藤被告の支援に回った。
また、江藤被告は11日、保釈保証金400万円で保釈された。
◇元自治相「まったく関係ない」と否定
毎日新聞は11日、上杉元自治相の事務所に、事実関係を尋ねる文書を送ったが、回答はなかった。元自治相は同日夜、宮崎市の自宅前で取材に応じ「(5000万円授受について)知らない。まったく関係ない」と否定したうえで「(安藤被告に)政治資金規正法は厳しいからぴしっとせにゃいかんと言ったことはあるが、詳しく覚えていない」と語った。【宮崎談合取材班】
毎日新聞 2007年1月12日 3時00分
703
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/12(金) 14:54:12
5千万円問題 石川被告は返却せず?
2007年1月12日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200701120102
県官製談合事件で、前知事安藤忠恕被告(65)=競売入札妨害罪で起訴=の後援会県連合会が元政治団体役員石川鎭雄被告(68)=同=に提供し、その後返却されたとされる5千万円について、実際は返却されず第三者が代わりに用立てした疑いがあることが11日、関係者の話で分かった。
前県出納長江藤隆被告(63)=同=が本県選出の元国会議員から聞いた話として、捜査当局の調べに対し明らかにしたもので、事件の発端となった5千万円問題の解明につながりそうだ。
5千万円は2003年9月、安藤被告の政治指南役だった石川被告に対し、政治コンサルタントの対価として提供された。その後の経緯について、安藤被告は「石川被告から5千万円が入ったとみられる紙袋を渡された」などと、現金は返却されたと説明していた。
調べなどによると、江藤被告は出納長に就任した1カ月後の同年12月に出席した宴会で、親交のあった元国会議員と面談。5千万円について「きちんと処理していない金が表のままになっている。知事の側近である以上、知っておいたほうがいい」と聞かされた。
具体的には、石川被告が実際は返さなかった5千万円を、返却された形にして「表から裏の金に変えられた」という趣旨の話だった。銀行から調達した金が戻らなかったため、第三者が裏ルートで用立てしたことを指すとみられる。
704
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/12(金) 15:01:09
福島談合:「根本議員の選挙支援」仕切り役が公判で供述
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070112k0000e040083000c.html
福島県の談合事件で競売入札妨害罪に問われた仕切り役の空調設備会社社長、辻政雄被告(60)は12日の東京地裁(小池勝雅裁判長)公判で、05年8月に東急建設側から前知事実弟の佐藤祐二被告(63)に渡った200万円について「根本匠衆院議員(現首相補佐官)の選挙支援名目だった」と述べた。談合で工事を受注した東急側からは、辻被告を介して祐二被告に計1000万円が渡り、うち200万円は衆院選支援に使われたことが分かっていたが、誰の選挙支援かは不明だった。
また、辻被告は04年11月、前知事、佐藤栄佐久被告(67)=収賄罪で起訴=の娘むこの玄葉光一郎衆院議員のパーティー券を購入するよう祐二被告から求められ、東急側に購入を要請し、東急側が200万円分を買ったと述べた。
被告人質問で辻被告は「祐二被告から『根本議員の状況が悪い。知事の地元の郡山地区選出の議員が落選すると、知事が不利な状況になる』と言われた」と述べた。
被告人質問後、検察側は論告を行い「発注者側の意向である『天の声』をゼネコンに伝達する窓口的な役割を担った」と指摘して辻被告に懲役1年6月を求刑。弁護側は最終弁論で執行猶予付きの判決を求め、結審した。判決は2月22日。
起訴状によると、辻被告は祐二被告らと共謀。04年8月、同県発注の下水道整備工事で東急建設などの共同企業体に落札させるため、仙台市内の建設会社事務所などで談合した。【篠田航一】
毎日新聞 2007年1月12日 12時55分 (最終更新時間 1月12日 14時17分)
705
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/12(金) 18:54:04
「元国会議員が裏処理助言」5000万問題で前宮崎県出納長 九州讀賣宮崎
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_07011252.htm
宮崎県の官製談合事件で起訴された前知事の安藤忠恕(ただひろ)被告(65)の後援会から、元国会議員秘書の石川鎮雄被告(68)に渡ったとされる5000万円について、前出納長の江藤隆被告(63)が「元国会議員から『裏で処理しておいたほうがいい』と言われた」と関係者に対し説明していることが12日、わかった。
安藤被告の逮捕前の説明などによると、5000万円は安藤被告の初当選後の2003年9月、後援会長が銀行から借り入れ、石川被告に届けた。名目は「政治コンサルタントの対価」で、石川被告は「受け取れない」として全額を安藤被告に返却したという。同年末に安藤被告が後援会長のもとに5000万円を持参して返した。
一方、関係者によると、江藤被告は出納長就任後の同年12月、元国会議員に呼び出され、宮崎市内であった酒席に出席した。酒席には土木業者数人がおり、安藤被告も遅れて参加したという。
元国会議員は江藤被告に対し、5000万円の経緯などについて「知事の側近として知っておいたほうがいい」と説明したうえで、「表できちんと処理してない変な金をほったらかしにしてある。裏の金にしておいたほうがいい」と話したとされる。
県警は、5000万円の返却に元国会議員が関与した可能性もあるとみている。これに対し、元国会議員は「(2003年の)会合をいちいち覚えていない。政治の先輩として政治資金は法律に沿ってきちんとしておいた方がいいとアドバイスしたことはあるかもしれないが、5000万円について話したことはない」と話している。
706
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/12(金) 22:14:34
都城市:「談合の疑い」中学改築、再入札へ 「確証ないが可能性高い」 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070112ddlk45010010000c.html
都城市は11日、9日に実施した市立中郷中校舎改築工事の指名競争入札に談合の疑いがあるとして落札業者を決定せず、一般競争入札でやり直すことを決めた。事前に落札業者を名指しする情報が寄せられ、情報通りの共同企業体(JV)が最低金額で入札した▽参加10JVの入札金額の幅が小さい−−などから「確証はないが、談合の可能性が高い」と判断した。
同市によると、談合の「疑い」を理由に入札をやり直すのは、極めて異例。市指名委員会委員長の土持正弘助役は「(県の官製談合事件で)入札問題に市民、議会の関心が高まっている中、このままでは議会の承認も難しいと判断した」と語った。
指名業者は地元の3社一組で構成する10JV。先月8日に入札の予定だったが、直前に談合情報が寄せられたため、延期していた。入札価格は3億9630万〜4億300万円と670万円の開きしかなく、予定価格4億444万円に対する“落札率”も98%と高率だった。
市は入札延期中に30業者、入札後は代表10社から事情を聴いたが、いずれも談合を否定した。
一般競争入札は4月の導入を予定していたが、これを前倒しする形で2月に実施する。30業者も参加できる。【木元六男】
毎日新聞 2007年1月12日
707
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/12(金) 23:01:47
福島県談合 根本氏陣営に200万円 東京地裁公判
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/01/20070112t63050.htm
福島県発注の下水道工事をめぐる談合事件で、前知事佐藤栄佐久被告(67)=収賄罪で起訴=の支援者で競売入札妨害罪に問われた会社社長辻政雄被告(60)の第2回公判が12日、東京地裁であった。被告人質問で辻被告は、2005年9月の総選挙の際、辻被告の要請で東急建設(東京)が自民党の根本匠衆院議員(福島2区、首相補佐官)側に選挙資金200万円を拠出していたことを明らかにした。
辻被告の供述によると、辻被告は総選挙時、栄佐久被告の実弟祐二被告(63)=収賄罪などで起訴=から「地元(郡山市)選出の根本氏の情勢が悪い。自民党議員を落選させると兄の選挙が非常に不利になるので協力してくれ」と言われた。
辻被告は東急建設東北支店の副支店長だった門脇進被告(63)=競売入札妨害罪で公判中=に支援を要請。05年8月上旬か中旬、郡山市のホテルで門脇被告が辻被告に現金200万円を差し出したが、辻被告は「知事以外の政治活動は自分の範囲ではない」として祐二被告に直接持参するよう指示。門脇被告は同年8月23日、祐二被告に手渡した。
また、弁護側は辻被告が04年秋、祐二被告と県の元土木部長から栄佐久被告の娘婿で民主党の玄葉光一郎衆院議員(福島3区)の政治資金パーティー券の購入を依頼され、門脇被告を通じて東急側が200万円分のパーティー券を購入していたことを明らかにした。
検察側は辻被告に懲役1年6月を求刑した。起訴状によると辻被告は04年8月に実施された県北流域下水道整備事業の指名競争入札で、門脇被告や他の入札参加会社の担当者らと共謀し、東急建設と佐藤工業(福島市)の共同企業体が落札できるよう談合した。判決公判は2月22日。
2007年01月12日金曜日
708
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/12(金) 23:22:53
伊吹文科相の事務所費計上、別の政治団体も875万円
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070112ic24.htm
伊吹文明・文部科学相の資金管理団体が、家賃のかからない議員会館に事務所を置いているにもかかわらず、多額の「事務所費」を政治資金収支報告書に載せていた問題で、伊吹文科相が代表を務め、議員会館の事務室内に事務所を置いている政治団体「構造改革研究会」も、2004〜05年に計875万円の事務所費を計上していたことが分かった。同文科相側は、「会議費などに使った」としている。
同研究会は伊吹文科相らが、1997年に自民党の派閥を横断するグループとして結成。伊吹文科相の事務所によると、当初は約70人の議員から会費を集め、政策勉強会を開いていたが、2003年ごろから勉強会は開かれなくなり、収入もほとんどなくなった。東京・永田町のビルにあった事務所も同年までに議員会館内に移転した。
ところが、同研究会の収支報告書には04年に285万円、05年に590万円の事務所費を支出したと記載されていた。
これについて、伊吹文科相の事務所では、「選挙の際の祝電や議員同士で飲食を伴う会合を開いた際の費用などに使った」と説明。政治資金規正法施行規則では「事務所費」を「事務所の維持に通常必要とされるもの」としており、記載の仕方に批判が出そうだ。
(2007年1月12日23時4分 読売新聞)
709
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/13(土) 10:23:56
事務所費問題で伊吹氏会見 代表だが「私の団体でない」
2007年01月13日02時45分
http://www.asahi.com/national/update/0113/TKY200701120475.html
伊吹文部科学相の政治団体による不透明な経理処理問題で、伊吹氏は12日夜、記者会見を開き、活動が休止状態だった政治団体「構造改革研究会」について、伊吹氏が代表を務めているにもかかわらず「私の政治団体ではありません」と釈明。また、家賃がかからない議員会館に事務所をおきながら、04、05の両年に総額約900万円を事務所費としていることについて、これまで明らかになっている会食代のほか「選挙の際に事前に情報をもらう際の謝金」にも支出したことを明らかにした。
研究会は97年に発足。当初から伊吹氏が代表を務め、遅くても03年以降は伊吹氏の議員会館の事務所を住所とし、会計責任者や事務担当者も伊吹氏の事務所関係者が務めている。
それにもかかわらず、伊吹氏は「私の団体ではありません。(国会議員ら)七十数人の政策集団です」と弁明。その一方で、経理事務を「(私の)秘書が総務省に問い合わせながらやってきた」と、伊吹事務所が担っていたことを認めた。
伊吹氏の事務所は10日、朝日新聞の取材に対し、研究会は03年以降は活動実態がないことを認めていたが、伊吹氏は「まったく動いていないわけではない」。約900万円の使途については「冠婚葬祭や役員の会食代、謝金は2年目には選挙の年だったから、事前に落選しそうな人の世論調査をして、その人に知らせるのに使った」と説明した。
選挙費用は政治活動費に計上すべきではないかと問われると、「さあ、どうだろう、それは。私のお金で出していればそうかもしれないが、これは私のお金じゃない」。しかし「どう見ても政治活動費では」と問われると、「おっしゃる通りでしょう」と認めた。
710
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/13(土) 10:33:08
事務所費問題:伊吹文科相が疑惑否定
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070113k0000m010166000c.html
伊吹文明文部科学相は12日深夜、代表を務める「構造改革研究会」が「政治活動が乏しいのに事務所費を支出した」との報道について「(会員の国会議員間の)勉強会はやめたが、相互の親ぼくをやっている」と不正支出疑惑を否定した。
そのうえで、冠婚葬祭費や役員会の食事費、電報代、選挙の情報調査料などを事務所費に計上していたことを明らかにした。政治資金規正法施行規則は「事務所の維持に通常必要とされるもの」を事務所費と定めており、これらの費用が含まれるかどうかは極めて微妙だ。
また、自身の資金管理団体が交際費などを事務所費に計上した問題について「(領収書の必要な)政治活動費に入れるべきだという考えはあるが、冠婚葬祭費など領収書が取れないので事務所費に入れた。総務省と議論してきたうえでのことだ」と解釈の正当性を改めて強調した。【青島顕】
毎日新聞 2007年1月13日 0時59分 (最終更新時間 1月13日 1時05分)
711
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/13(土) 12:05:25
知事選・森氏派の選挙違反三島町議らに略式命令 讀賣福島
昨年11月の知事選で落選した森雅子氏(自民、公明推薦)陣営による公職選挙法違反事件で、会津若松簡裁は、三島町議の布川孝平被告(58)、同町元副議長で自民党三島町支部長の小柴四郎被告(78)にそれぞれ罰金20万円の略式命令を出した。運動員の男は罰金10万円、追徴金5000円、運動員の女は罰金10万円、追徴金1万円の略式命令を受けた。命令は10日付。
起訴状などによると、布川被告は告示後の10月下旬、運動員の男にビラ配布や票の取りまとめを依頼し、報酬として現金5000円を渡した。小柴被告も同時期、運動員の女に票の取りまとめなどを依頼し、報酬として現金1万円を渡した。
刑事訴訟法の規定では、略式命令を受けた被告は、告知を受けた日から14日以内に正式裁判を請求することができ、請求がない場合、命令が確定する。罰金刑が確定すると、布川被告は公選法の規定で5年間、公民権が停止され、地方自治法の規定で自動失職する。
布川被告は1996年に町議に初当選し、3期目。04年5月から副議長を務めていたが、昨年12月の書類送検後、副議長を辞めている。布川被告は取材に対し「深く反省している。議員辞職は考えておらず、失職するなら受け入れるしかない」と話している。
(2007年1月13日 読売新聞)
712
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/13(土) 12:07:53
松浦前県議を逮捕 選挙で票買収容疑
重鎮、多選批判受け落選 讀賣茨城
12月の県議選で有権者に現金を渡して票の取りまとめなどを依頼したとして、県警捜査2課と土浦署は12日、土浦市選挙区(定数3)に立候補し、落選した前県議で自民党県連副会長の松浦英一容疑者(75)(同市中高津)を公職選挙法違反(現金買収)の疑いで逮捕した。
調べによると、松浦容疑者は11月上旬、自派の後援会幹部の古渡広被告(73)(同罪で起訴)と共謀のうえ、土浦市内の有権者4人に投票と票の取りまとめなどを依頼し、報酬として計約20万円を渡した疑い。松浦容疑者は「悪いことと知りつつ、やってしまった」と容疑を認めているという。
今回の県議選で候補者本人の逮捕は初めて。県警はこの日夕方から松浦容疑者の自宅など2か所を捜索し、証拠品を押収した。
県警は12月、古渡被告を同容疑で逮捕後、古渡被告が有権者に渡したとされる買収資金の出所を追及。松浦容疑者から受け取ったと認めたため、松浦容疑者の関与をにらんでいた。県警は松浦容疑者が犯行を主導し、地盤の弱い地域に現金を配ったとみており、余罪なども調べる方針。
松浦容疑者は1978年の初当選以来、県議選で連続7回の当選を果たした。この間、議長などを歴任し、現在は自民党県連副会長を務める重鎮。
12月の改選で8選を目指した。土浦市区には5人が立候補したが、選挙戦は事実上、強固な組織を背にした公明党現職候補以外の4人が2議席を争う構図だった。
ぶ厚い保守地盤の中で松浦容疑者は毎回、着実に票を集めてきたものの、今回は27歳の民主党新人候補と地盤が重なったうえに、無所属の新人候補に多選を批判されるなどして、守勢に立たされた。
その結果、75歳の松浦容疑者は世代交代の波を防ぎ切れず、涙をのんだ。敗戦の弁では「私にもこの得票はちょっと分からない。強く反省し、自分の不徳として再起を図る」と述べていた。
ある自民党県連幹部は「今にして思うと、何とかしないといけないという焦りがあったんだろう」と胸中を推し量った。
■県政界に衝撃■ 松浦容疑者逮捕のニュースは、県政界に驚きを伴って流れた。
当選回数も近く、ともに自民党県連に尽くしてきた長谷川大紋・同党県連幹事長は「残念ということ以外、言うべき言葉がない」と言葉は少なかった。
また、松浦容疑者が選挙前に開いた決起集会に出席するなど、支援に動いた橋本知事も「容疑が事実であれば、県政に貢献してくれた方なので大変残念。県政に関していろいろと教えてもらったこともあり、当選を願っていたのだが」と複雑な表情を見せた。
(2007年1月13日 読売新聞)
713
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/13(土) 12:35:33
民主党:「小沢代表の事務所費は問題なし」…鳩山幹事長
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070113k0000e010049000c.html
民主党の鳩山由紀夫幹事長は13日午前、東京都内で記者団に対し、同党の小沢一郎代表の資金管理団体が05年分の政治資金収支報告書に4億円を超える事務所費を計上していることについて「東京・世田谷の土地家屋の購入費がほとんどで、全く問題ないと判断している」と語った。04年の10倍以上に事務所費が急増したことが同日の一部報道で指摘されたのを受け質問に答えた。
小沢氏は世田谷区内に自宅があるが、土地家屋の使途に関して鳩山氏は「事務所として使っていると党職員から聞いている」と説明した。
鳩山氏はそのうえで「透明度を高めるためにも領収書の添付を義務づけることが必要ではないか」と述べ、事務所費などの明細の記載や領収書添付を義務づけていない政治資金規正法を25日召集の通常国会で改正すべきだとの考えを示した。【山田夢留】
毎日新聞 2007年1月13日 11時50分
小沢氏の事務所費、3億6千万円の秘書宿舎建設費も計上
2007年01月13日12時25分
http://www.asahi.com/politics/update/0113/002.html
民主党の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」が05年の政治資金収支報告書に事務所費約4億1500万円を記載していたことをめぐり、小沢氏は13日、「大部分は秘書の宿舎を建てた費用だ」と説明。前年に比べて約10倍に急増していると一部報道で指摘されたことについて問題がないとの認識を示した。政治資金規正法施行規則では、宿舎の建設費用をどの費用に計上するかは明記されておらず、「総務省に相談した結果、事務所費に計上した」(小沢氏の秘書)という。
家賃のかからない議員会館に事務所を置きながら数千万円の事務所費が計上されているケースが相次いで発覚した一連の問題では、伊吹文部科学相の政治団体が通常、政治活動費に計上すべき選挙関係の費用や飲食代などを事務所費に計上していたことが不適切だと指摘されている。今回のケースは金額自体は突出しているものの、小沢氏側の説明通りだと、政治資金収支報告書に不適切な記載の疑いがあるとはいえない。
収支報告書や小沢氏の秘書の説明によると、05年に東京都世田谷区に独身寮を新築し、秘書が生活している。土地代約3億4000万円(約470平方メートル)、建物代約2300万円を事務所費として計上したという。登記簿上は小沢代表名義になっているが、費用については陸山会が支出しているという。
03年にも事務所費約1億円を計上しているが、「盛岡と仙台に、事務所としてマンションの一室を買った」という。
小沢代表は「秘書の給与が低いから、宿舎を提供してやろうと、(私の自宅の)近所に購入した。(事務所費に)計上するしかない」と話している。
陸山会は東京都港区に事務所を置いており、04年には事務所費として約3800万円を計上していた。
714
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/13(土) 12:36:34
小沢氏、05年の事務所費4億円超=鳩山幹事長「問題ない」−民主
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007011300158
民主党の小沢一郎代表の資金管理団体が2005年に事務所費として約4億1500万円を計上していたことが13日、政治資金収支報告書で分かった。それによると、03年の事務所費は約9900万円、04年は約3800万円を計上。事務所費の計上には領収書が不要で使途は不明だが、衆院選が行われた05年に急増している。
民主党は25日召集の通常国会で、伊吹文明文部科学相や松岡利勝農水相の事務所経費をめぐる不透明な会計処理について追及していく方針だが、小沢氏の事務所費に関して与党側が追及する可能性がある。政治資金の透明化を求める声が一層高まりそうだ。
同氏の資金管理団体「陸山会」(東京都港区赤坂)の報告書によると、03年から05年の事務所費以外の人件費など経常経費は約600万円〜1400万円で推移している。
これに関連し、同党の鳩山由紀夫幹事長は13日午前、小沢氏が東京都世田谷区内に約3億6500万円相当の土地と建物を購入し、費用を事務所費として計上した、と党職員から報告を受けたことを説明。「全く問題ないと判断している」と述べた。都内で記者団に語った。
715
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/13(土) 12:45:19
実態ない団体の事務所費問題 伊吹大臣が疑惑否定
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20070113/20070113-00000004-ann-soci.html
伊吹文部科学大臣が代表を務め、家賃のかからない議員会館を事務所とする政治団体が、冠婚葬祭費などの支出を「事務所費」として届け出ていた問題で、伊吹大臣が反論しました。
伊吹文部科学大臣:「内容のないものは一切ありません。疑惑とか、不透明なことはありません」
政治団体「構造改革研究会」は、家賃のかからない議員会館を事務所としながら、2004年と2005年の政治資金収支報告書に「事務所費」約900万円を計上していました。伊吹大臣は「私がたまたま代表をしているだけで、私のお金ではない」と強調。「研究会に所属する議員の冠婚葬祭費や、選挙に必要な情報収集の費用など領収書の取れない支出を、領収書を提出する必要のない『事務所費』として計上していた」と説明しました。ただし、その額については、「公開する義務はない」と詳しい説明を避け、一方で、「実態のないお金を私は絶対に計上していない」と繰り返しました。
[13日8時40分更新]
文科相、事務所費めぐる一部報道に反論
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070113/20070113-00000000-jnn-pol.html
伊吹文部科学大臣が自ら代表を務める政治団体の事務所費をめぐり、新たな問題を指摘した一部報道について、伊吹大臣は12日深夜、会見を開き反論しました。
この政治団体は97年におよそ70人の自民党の議員らで発足した「構造改革研究会」で、議員会館に事務所を置いています。
政治資金収支報書によりますと、この団体は2004年と2005年に総額およそ900万円を事務所費として計上していましたが、一部報道で、この時期、団体は活動していなかったなどと指摘されました。
「私の政治団体ではありません。私がたまたま代表をしているということです。ここに計上されているお金は、私が自由に使えるお金ではありません。政治資金を私的に流用したとか、そういうことがあれば、これは私が最も嫌うことですから。だけど、私は別に恥ずかしいことをしているとは思っていないんですよ」(伊吹文明 文部科学相)
伊吹大臣は、900万円は「会員の選挙情勢の調査費用や冠婚葬祭の出費などにあてた」と説明し、不透明な経理処理はしていないことを強調しました。(12日23:59)
[13日12時22分更新]
伊吹氏 事務所費で「やましい点はない」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20070113/20070113-00000008-nnn-pol.html
伊吹文科相は12日、代表を務める政治団体が休眠状態だったにもかかわらず、事務所費を計上していた問題で、「やましい点はない」と強調した。
伊吹文科相が代表を務める政治団体「構造改革研究会」は、事実上、活動を休止していたにもかかわらず、04年からの2年間で875万円の事務所費を計上していた。これについて、伊吹文科相は12日夜に会見し、総務省と相談して処理したもので、「やましい点はない」と繰り返し強調した。
また、伊吹文科相は、「私は堅い男なので、お金を計上せずにポケットに入れたとか、私費を公費に回したとかというのはもっともやらない人間と自負している」と述べた。
しかし、金の一部は冠婚葬祭や落選した議員の選挙区の情報収集に使うなど、事務所費に含まれるとは言い難く、不適切な経理処理との批判も上がりそうだ。
[13日8時41分更新]
716
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/13(土) 12:46:29
小沢氏事務所費、05年は4億超…前年の10倍に急増
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070113i305.htm?from=main3
民主党の小沢代表の資金管理団体「陸山会」が2005年の政治資金収支報告書に事務所費約4億1500万円を計上していたことが13日、明らかになった。
事務所費は03年が約9900万円、04年が約3800万円で、05年は前年の10倍以上に急増した。
政治資金収支報告書によると、陸山会の主な事務所所在地は東京都港区のマンション。05年に世田谷区内に計約3億6500万円の土地と建物を購入した。
小沢氏の事務所は、「秘書の寮の建設費を事務所費として報告書に適正に記載した」と説明している。
同党の鳩山幹事長は13日、都内で記者団に対し、「土地、家屋の購入費と聞いており、何も問題ない」と語った。
民主党は25日召集予定の通常国会で、伊吹文部科学相、松岡農相らの事務所費を巡る不透明な会計処理を追及する方針だが、与党側から小沢氏の事務所費を追及される可能性もある。
(2007年1月13日12時40分 読売新聞)
717
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/13(土) 12:54:37
>>713
今回のケースは金額自体は突出しているものの、小沢氏側の説明通りだと、政治資金収支報告書に不適切な記載の疑いがあるとはいえない。
↓
今回のケースについて、小沢氏は支出の費目を付け替えた一連の疑惑とは違うことを強調した。
小沢氏の事務所費、3億6千万円の秘書宿舎建設費も計上
2007年01月13日12時25分
http://www.asahi.com/politics/update/0113/002.html
民主党の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」が05年の政治資金収支報告書に事務所費約4億1500万円を記載していたことをめぐり、小沢氏は13日、「大部分は秘書の宿舎を建てた費用だ」と説明。前年に比べて約10倍に急増していると一部報道で指摘されたことについて問題がないとの認識を示した。政治資金規正法施行規則では、宿舎の建設費用をどの費用に計上するかは明記されておらず、「総務省に相談した結果、事務所費に計上した」(小沢氏の秘書)という。
家賃のかからない議員会館に事務所を置きながら数千万円の事務所費が計上されているケースが相次いで発覚した一連の問題では、伊吹文部科学相の政治団体が通常、政治活動費に計上すべき選挙関係の費用や飲食代などを事務所費に計上していたことが不適切だと指摘されている。今回のケースについて、小沢氏は支出の費目を付け替えた一連の疑惑とは違うことを強調した。
収支報告書や小沢氏の秘書の説明によると、05年に東京都世田谷区に独身寮を新築し、秘書が生活している。土地代約3億4000万円(約470平方メートル)、建物代約2300万円を事務所費として計上したという。登記簿上は小沢代表名義になっているが、費用については陸山会が支出しているという。
03年にも事務所費約1億円を計上しているが、「盛岡と仙台に、事務所としてマンションの一室を買った」という。
小沢代表は「秘書の給与が低いから、宿舎を提供してやろうと、(私の自宅の)近所に購入した。(事務所費に)計上するしかない」と話している。
陸山会は東京都港区に事務所を置いており、04年には事務所費として約3800万円を計上していた。
718
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/13(土) 16:38:26
県関係国会議員事務所費 ゼロから1400万円 実態つかみにくく 大分日日
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?==1
国会議員の場合、自身の資金管理団体に加えて、選挙区の政党支部や他の政治団体の代表を務めている場合がほとんど。各政治団体は総務省か県選管に設立届を出し、毎年収支報告をする。届け出上の事務所は資金管理団体、政党支部とも地元の事務所だったり、一方は東京だったりとさまざまで、それぞれ地元と東京の事務所経費を各団体の収支に振り分けているのが実情だ。
〇五年分の報告書によると、資金管理団体の事務所費が最も高額だったのは衛藤征士郎氏で場所は東京の議員会館だった。議員会館の場合、家賃などは不要だが、衛藤氏の事務所は「議員会館近くに別の事務所があり、その家賃が年間約一千万円。電話代などの経費と合わせて計上しているため」と説明している。
政党支部の事務所費も同様にゼロから一千万円以上まで幅がある。資金管理団体の収支がゼロの佐藤錬氏の事務所は「事務所費を含めて経費は政党支部と別の政治団体の二団体で支出している」としており、政党支部の事務所費は約五百万円になっている。
◇ ◇
「事務所費」の実態をさらに不透明にしているのが、その定義のあいまいさ。一応「事務所の維持に必要な経費」とされているが、飲食代や冠婚葬祭の費用を計上するかは「各団体の判断になる」(総務省政治資金課)という。
議員秘書の一人は「出費はすべて記録を取っているが、報告書を作成する際、香典など領収書のない細かな出費は事務所費にまとめることがある」と話す。
議員の一人は「なんでも事務所費に含めてしまい実態がよく分からないのでは、国民の納得は得られないだろう。一部の議員への疑念が政治不信を高めることになる」と制度見直しの必要性を指摘している。
政治団体の種類と事務所費
資金管理団体は、各政治家が自身の活動のための資金を集める政治団体として一つを指定する。政党支部は国会議員の場合、選挙区ごとに議員を代表として設けられ、政党本部からの交付金の受け皿になる。政治資金規正法の施行規則では、事務所費には家賃、税金、各種保険料、電話料、切手購入費、修繕費や「これらに類する経費で事務所の維持に通常必要とされるもの」を計上できる。報告書では、総額のみの記載で、支出の細目や領収書は必要ない。
719
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/13(土) 16:51:28
資金管理団体 鹿県4氏も議員会館登録、事務所費計上
1185万−9万円/目的外使用は否定
(01/13 07:40)鹿児島南日本
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=2244
国会議員の資金管理団体が家賃無料の議員会館を所在地としながら、年間数千万円単位の事務所費を政治資金収支報告書に記載している問題で、鹿児島県関係の国会議員10人のうち、自民党の4人が議員会館を「主たる事務所」として登録し、1000万から数万円の事務所費を計上していることが12日、分かった。いずれも事務所費の目的外使用は否定している。
2005年政治資金収支報告書によると、4人の団体や事務所費は、保岡興治後援会連合会(保岡興治衆院議員、鹿児島1区)1185万円▽南野知恵子と共に政策を考える会(南野知恵子参院議員、比例)457万円▽森山会(森山裕衆院議員、鹿児島5区)431万円▽全国泰山会(小里泰弘衆院議員、鹿児島4区)9万円。
政治資金規正法施行規則が事務所費と認めているのは家賃や火災保険、電話料など。各議員事務所は「適正に処理している」としている。
保岡氏の団体が1000万円以上計上したことについて、事務所側は「司法制度改革や憲法問題を勉強する際、都内の別の事務所を使っており、その家賃を含んでいる。収支報告書には同事務所の住所を記載する欄がない」と説明。今後、収支報告書に記載する住所を、議員会館から実際の所在地に変更するという。
ある議員秘書は「東京は家賃が高く、新たな事務所を持つのは困難。事務所費を目的外に流用するのは問題だが、資金管理団体の所在地が議員会館と同じになるのは自然の流れ」と語った。
720
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/13(土) 17:14:32
事務所費問題 危機感乏しい自民 「法的問題ない」 2007/01/13 07:57
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070113&j=0023&k=200701138553
伊吹文明文部科学相が資金を管理する政治団体が高額の事務所費を計上していた問題で、伊吹氏は十二日「不適切な処理はない」と釈明したが、その使途は不透明で、一連の事務所費問題の霧は一層濃くなっている。訪欧中の安倍晋三首相は自民党に対し政治資金規正法見直しも含めた検討を指示したが、党内は「法的問題はない」と消極姿勢。「政治とカネ」の問題に対する認識の甘さに世論の批判が高まる可能性もある。
「どういう方向性をもって透明性を確保していくのかということを政党、政治家が大いに議論すべきことだと思う」
塩崎恭久官房長官は十二日の記者会見で、首相の指示を念頭に同法改正検討の必要性を強調した。
自民党は、事務所費の内訳の記載や領収書添付などを法制化できるかどうかについて、首相直属の党改革実行本部で議論を始める方針だ。
ただ、伊吹氏の問題が発覚した十二日も、政府与党内には法改正に消極的な意見が相次ぐ。自民党幹部は首相の指示に対し「領収書の添付は政治団体の事務処理の負担が重くなる。簡単ではない」と否定的な見解を示す。参院幹部も「何か悪いところがあるのか。秘書や会計担当者に任せている例が多いですから」と素っ気ない反応だ。
二十五日開会の通常国会で野党は、辞任した佐田玄一郎・前行革担当相の問題など「政治とカネ」を争点にする構え。これに対し自民党が法改正を本格検討すれば「一連の問題の非を認めることになり、野党に追及されるスキを与えてしまう」(党関係者)との懸念があり、嵐が過ぎるのを待ちたい思惑がある。
しかし、公明党の高木陽介広報局長は十一日、記者団に「政治家は政治と金の問題は厳密にやらないといけない。制度を決める政治の側が襟を正すことは当然」と述べ、自民党の対応に対し不満な表情を見せている。
同党関係者は「景気回復を実感していない中で、国民は政治家のカネの問題に敏感になっている」と指摘、早急に透明化を図る対策を取ったほうが世論の批判を避けられるとの考えだ。自民党内の危機感の乏しさは、連立与党の亀裂に発展する恐れも出てきた。(東京政経部 堀井友二)
721
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/13(土) 17:38:39
04年知事選買収:得票目標で存在感誇示 飛田前県議、地裁公判で背景釈明 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20070113ddlk07040206000c.html
04年知事選の買収事件で、公選法違反(被買収)の罪に問われた前県議、飛田新一被告(49)は12日の福島地裁(大沢広裁判官)での公判で、選挙違反の背景となった佐藤栄佐久前知事陣営が高い得票率を目標に掲げた点について「政治家としての存在感、対外的な認知度をあげることや、議会対策もあったかもしれない」と述べた。
被告人質問で飛田被告は、買収資金の分配役を断れなかったのは「担当地区の人間関係を構築しているのは自分だけである上に、違法行為を他の人にまかせるわけにはいかなかった」と釈明。「違法行為をいさめようとする思いはあったが、大きな意思に従わなくてはならず、未熟さ、甘さがあった」と謝罪した。
また、飛田被告は、04年の知事選で佐藤祐二被告(63)から渡された買収資金の配布先と金額を記載したメモを、昨秋、東京地検特捜部の事情聴取を受けた際に自ら提出したことを明らかにした。
弁護側は最終弁論で、次々回の県議選への出馬への影響がないように公民権の停止期間を3年とすることを求めた。飛田被告は今後の政治活動については「判決を受けるまで具体的には決めない」と明言を避けた。【町田徳丈】
毎日新聞 2007年1月13日
722
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/13(土) 17:40:27
県議選・公選法違反:松浦前県議逮捕 「票を金で買うとは」 有権者怒りの声 /茨城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ibaraki/news/20070113ddlk08040078000c.html
◇有権者から怒りの声
昨年12月の県議選で有権者4人に現金約20万円を渡し、票の取りまとめなどを依頼したとして、県警捜査2課と土浦署は12日、自民党県連副会長で、前県議の松浦英一容疑者(75)を公選法違反(買収)容疑で逮捕した。有権者からは「票を金で買うなんて。こんな人を支持していたのか」と怒りの声が上がった。
松浦容疑者は土建会社社長、同市議を経て、78年に同市選挙区から県議に初当選。連続7期務めたが、今回の選挙では民主党新人の青山大人氏らが当選したため、約1300票差の次点で落選していた。自民党県連副会長は05年2月から務めている。
県警は同日午後5時ごろ、松浦容疑者の自宅と土建会社事務所を一斉に家宅捜索。自宅には捜査員約10人が立ち入り、関係資料を段ボールに入れて押収した。
松浦容疑者の自宅近くに住む会社員男性(29)は「正直に働いている一般市民のことを政治家として本当に考えているのか、と言いたい」と怒りを交えて話し、近くの主婦(63)は「(票を金で買う)こういうやり方が通用する時代ではない。(逮捕が)政治が変わるきっかけになってほしい」と話した。【三木幸治、清野崇宏】
◇現金買収の事実よくわからない−−松浦容疑者
松浦容疑者は、後援会幹部である古渡広被告(73)=公選法違反罪で起訴=が逮捕された昨年12月17日、毎日新聞に次のように答えていた。
−−古渡被告の逮捕につながった現金買収の事実を知っていたか。
よくわからない、としか言えない。
−−わからないというのは、古渡被告が選挙運動をすべて取り仕切っていたからか。
そういう言い方をすると、古渡がすべて悪いということになってしまう……。
毎日新聞 2007年1月13日
723
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/13(土) 22:43:21
衛藤議員秘書、8321万の集金認める
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070113it12.htm?from=top
元防衛長官・衛藤征士郎衆院議員(65)の公設第1秘書(57)が、情報サービス会社を設立し、情報冊子の購読料名目で1億円超の資金を集めていた問題で、この秘書が13日、大分県佐伯市の事務所で会見し、会社を解散する2005年3月までの3年半分の決算内容を明らかにした。
読売新聞が巨額の不透明な資金集めの実態を報道した9日に公表した1年間分を含めると、00年10月から05年3月までの4年半で、計8321万円を集めていたことを認めた。
この会社は1996年2月に設立されたが、公表分以外は「資料が残っていない」として明らかにしなかった。
9日と13日の説明や決算書類によると、「企業活動を停止した」とする最後の半年間を除き、年1631万〜2298万円を集める一方、インターネットで収集した官庁情報などを冊子にする際に使用したコピー代は年18万〜87万円。集めた資金の額と冊子作成に要したコピー代は全く比例しておらず、2298万円と最も多額を集めた02年9月期のコピー代が最も少ない18万円だった。
集めた資金のうち5204万円は、この秘書を含む社員への給料や役員報酬にあてられた形になっている。賞与、退職金が計上されている年もあるが、03、04年9月期より集金額の多い01年9月期は賞与が計上されていない。
一方、社長だった不動産鑑定士が役員報酬を受けていた期間の一部だけ衛藤議員側に献金し、迂回(うかい)献金の疑惑を持たれていることについて、秘書は、献金の前後も「パーティー券を購入してもらっている」と強調。
しかし、会社の解散後は献金がない点には、「本人の判断で、私がどうこう言う問題ではない」「なぜ献金をやめるのか分からない」と述べるにとどまった。
(2007年1月13日21時21分 読売新聞)
724
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/14(日) 11:11:55
議員の会合、県庁が窓口 長崎知事、秘書課に指示
2007年01月14日09時22分
http://www.asahi.com/national/update/0114/SEB200701130017.html
長崎県の金子原二郎知事が、今月22日に予定された谷川弥一衆院議員(長崎3区)の自民党副幹事長就任を祝う懇談会の呼びかけ人となり、県秘書課の職員に指示し、案内状の発送や出欠の確認をさせていたことが13日、分かった。懇談会は谷川氏側が同日午後、「迷惑をかけるので辞退したい」と県側に伝え、中止が決まった。同課は「以前も同様の会合で窓口を務めており、問題はない」としているが、専門家は「地方公務員法の職務専念義務違反にあたる」と指摘している。
県秘書課によると、懇談会は22日夜、長崎市の高級料亭を会場に会費2万円で開かれる予定だった。呼びかけ人は金子知事と長崎商工会議所会頭。先月末、同知事の指示を受け、同課が地元経済界を中心に約80人に案内状を発送したという。
案内状には、出欠の回答先を「長崎県秘書課」と指定。担当者として池松誠二秘書課長と総括課長補佐の名前、同課の直通電話やファクス番号を記し、秘書課で業務時間にも受け付けていた。あて名書きや発送は、業務時間外にしていたと説明している。
県秘書課は昨年秋にも、防衛庁長官(現・防衛相)として入閣した久間章生衆院議員(長崎2区)の就任を祝う会合を開く際、案内状の発送や出欠確認など事務局的な仕事をしたという。
池松秘書課長は「政権与党には陳情でお世話になることも多く、県出身の国会議員が要職についたことは県にとっても意義がある。封筒や切手代は、会費でまかなう予定で問題はない」と話した。
725
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/14(日) 11:15:27
備品費:政治団体が高額支出…不透明、領収書不要
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070114k0000m010101000c.html
閣僚らの政治団体の不明朗支出問題で、焦点となっている「事務所費」だけでなく、「備品・消耗品費」でも、高額な報告をする団体が相次いでいる。事務所費と同じく明細や領収書提出の義務がない経常経費にあたるが、松岡利勝農相の後援会は2年連続で1300万円以上を計上し、金田勝年前副外相のように、2000万円以上を報告した団体もある。政治家間の額面差も大きく、不透明感は否めない状況だ。【青島顕、竹中拓実、篠原成行】
松岡農相の「松岡利勝後援会」は05年に1343万円かかったと報告。この後援会は04年にも1435万円を計上した。
内訳などの毎日新聞の問い合わせに関し、松岡氏の事務所は「本人が海外出張中であり、今の段階では答えられない」とコメントした。
金田前副外相の資金管理団体は05年2205万円、04年1505万円、03年2315万円だった。内訳の説明を求めたが、事務所は「東京と地元秋田を含めて活動している。ガソリン代など適切なものだ」とコメントするのみだった。
資金管理団体が03年に1353万円で、05年も936万円だった遠藤利明副文部科学相の秘書も「車なども持っている。政治資金規正法にのっとった内容の支払いを計上したもの」と内訳の説明に応じなかった。
総務省に資金管理団体を届け出た閣僚12人の05年の備品・消耗品費の平均は372万円となっている。この資金管理団体に限った比較では麻生太郎外相が924万円でトップ。松岡農相の資金管理団体は742万円だった。
政治資金規正法施行規則の定めにより、車など100万円を超える動産を取得した場合は収支報告書に記載する必要があるが、松岡、金田、遠藤3氏の団体の05年分の該当欄に記載は無い。
▽備品・消耗品費 政治資金規正法施行規則によると「机、椅子、ロッカー、複写機、事務所用自動車等の備品の類(たぐい)及び事務用用紙、封筒、鉛筆、インク、事務服、新聞、雑誌、ガソリン等の消耗品の類の購入費」。事務所費に比べて定義が明確だが、領収書添付や細目の記載は不要。ただし、価格が100万円を超える動産を取得した場合は資産の欄に記入し、「自動車」「絵画」「応接セット」などの品目と数量を記載する必要がある。
◇高級車記載漏れ、報告書を訂正…正甘利経産相の団体
備品・消耗品費をめぐるルーズな報告もあった。甘利明経済産業相の資金管理団体は、04年に購入した高級乗用車を政治資金収支報告書に記載していなかった。甘利氏の事務所は12日、毎日新聞の指摘を受け、総務省で報告書の訂正手続きを取った。事務所は「うっかり記載を怠った」と説明している。
甘利氏の事務所は04年の収支報告で「備品・消耗品費」を918万円と記載。衆院選があって一般的に経費がかかるとされる前後の03、05年より500万円以上高い、不自然な記載となっていた。
毎日新聞が指摘したところ、事務所は467万円の高級国産乗用車を購入したためと説明。しかし「100万円超の動産」を報告するよう求めている収支報告書の資産欄には記載をしていなかった。秘書は「指摘されるまで気づかなかった。ただ、記載の方法なども分かりにくい」と話した。
◇領収書不要の仕組みがブラックボックス
岩井奉信・日本大教授(政治学)の話 「事務所費」や「備品・消耗品費」に領収書が不要という仕組みは、事実上、政治活動費の付け替えを生んでいる。政治資金規正法の成立後、裏金が作れなくなったため、一部の政治家は表の項目を使って巨額な金をねん出するようになった。同法は金の収入についてはチェックするが、使い方について厳しく監視することが想定されていない。まさにブラックボックスの役割を果たしていると言え、原則的に細かな支出まで領収書を添付させるように法改正することが必要だろう。
毎日新聞 2007年1月14日 3時00分
726
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/14(日) 18:21:19
自民・谷川副幹事長を祝う会、長崎県職員が手伝う 金子知事が指示 '07/1/14
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200701140204.html
長崎県の金子原二郎知事が、今月二十二日に予定されていた谷川弥一衆院議員(長崎3区)の自民党副幹事長就任を祝う会合の呼び掛け人となり、県秘書課の職員に、案内状の発送や出欠の確認をさせていたことが十四日、分かった。県によると、会合は谷川氏側が十三日に「遠慮したい」と申し入れ、中止が決まったという。
県秘書課によると、会合は長崎市の料亭で開かれる予定で、知事の指示で約八十人に案内状を発送。出欠の回答を秘書課の電話とファクスで受け付けていた。
金子知事は昨年秋に防衛庁長官(現防衛相)として入閣した久間章生衆院議員(長崎2区)の就任を祝う会合の際にも呼び掛け人となり、秘書課職員が同様の作業をしたという。
池松誠二秘書課長は「県出身の国会議員には陳情などでお世話になることも多く有志でやった。公費は支出しておらず、発送作業は勤務時間外にしており問題はない」と説明する。
石村善治・福岡大名誉教授(憲法・行政法)は「私的なことに県職員を使うのはおかしいし、知事としての公平性に欠けるのではないか。勤務時間外であっても、きちんとけじめをつけるべきだ」と話している。
727
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/14(日) 19:10:22
事務所費・不透明処理:伊吹文科相、地元入り 従来の主張繰り返す /京都
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070114ddlk26010336000c.html
資金管理団体の不透明な事務所費支出が問題となっている伊吹文明文部科学相(衆院京都1区)が13日、問題が表面化してから初めて地元へ戻り下京区内のホテルで開かれた自民党府連の新春懇談会に出席した。
府連会長でもある伊吹氏は冒頭「今年は政治決戦の年。改革を進めるため反対する政党や価値観の違うマスコミの妨害を乗り越え、心を一つにして戦う。まずは統一地方選での公認候補全員当選を目指す」とあいさつ。問題にはまったく触れず、約250人の参加者とあいさつを交わした。
散会後、報道陣に囲まれ問題について質問された伊吹氏は「事務所費は法律に基づいて処理した。他の人より特別なことは一切ない」と従来の主張を繰り返して、足早に立ち去った。【矢倉健次】
毎日新聞 2007年1月14日
728
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/14(日) 19:31:49
町議会議長逮捕:質問控える見返りに現金 静岡・吉田
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070115k0000m040031000c.html
ごみ処理に関する質問を控える見返りに業者から現金を受け取ったとして静岡県警捜査2課などは14日、同県吉田町住吉、吉田町牧之原市広域施設組合議員で同町議会議長、三輪正彦容疑者(71)を収賄容疑で逮捕した。また、同県牧之原市の廃棄物収集処理業者「東洋商事」の元社長室長、山口六夫容疑者(73)を贈賄容疑で逮捕した。
調べでは、三輪容疑者は両町市のごみ処理事務を管理する同組合の議会で、同社が単独随意契約で処理事業を請け負っていることを問題視する質問を控える見返りに04年12月ごろ、自宅で山口容疑者から現金80万円を受け取った疑い。2人とも容疑を認めている。借金返済のため、三輪容疑者側から現金を要求したとみて調べている。【山田毅】
毎日新聞 2007年1月14日 19時08分
729
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/14(日) 20:37:44
不正献金問題で市川氏が辞任 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=230328
上越市出資企業などによる自民党上越支部への不正献金問題で、同支部は14日、市内で役員会を開き、市川文一・同支部長が正式に辞任を表明、賛成多数で了承された。
市川支部長は一連の問題について「党員、党友、市民に心配と迷惑をかけた。心からおわび申し上げる」と陳謝。市出資企業からの献金が政治資金規正法に抵触していたと認め、「私自身の不勉強に起因している。法の内容を知らないで済む問題ではない」と述べた。
市川支部長の辞任を受け、同支部は市議らで構成する後任支部長の選考委員会を設置、2月5日に開く役員会で後任を決定する方向だ。
730
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/14(日) 20:46:51
自民副幹事長就任祝い 県秘書課が事務局、金子知事が指示 会費2万円の懇親会、案内状を発送 長崎県
長崎県の金子原二郎知事が、谷川弥一衆院議員(長崎3区)の自民党副幹事長就任を祝う懇親会の案内状発送などの事務局業務を県秘書課職員に指示していたことが14日、分かった。政治的中立性が求められる県職員を政治的行為にかかわらせた知事の行為は、批判を招きそうだ。
県秘書課によると、懇親会は地元経済界の要望を受け、金子知事らが呼び掛け人になって計画した。1人2万円の会費制で、22日夜、長崎市内の料亭で開催する予定にしていた。
金子知事は秘書課長に窓口業務を行うよう指示。課長と総括課長補佐の2人が昨年12月下旬、出欠の回答を1月12日までとする案内状を経済人ら約80人に送付した。あて名書きなどは公務時間外にしたという。
懇親会は代理を含め約60人が出席を予定していたが、13日になって谷川議員側から「迷惑をかけるので今回は辞退したい」と連絡があり、中止したという。
県秘書課の池松誠二課長は「県選出の国会議員が公党の要職に就任したことは、陳情などで県にとっても意義がある。誕生祝いなど議員の個人的な懇親会ではないため、特に問題はないと思っている」と語った。切手代などの経費については、今後呼び掛け人らで話し合い、精算するという。
=2007/01/15付 西日本新聞朝刊=
2007年01月14日19時40分
731
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/14(日) 22:28:32
長崎県知事呼びかけ、県職員が案内状…議員祝う会中止
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070114i214.htm?from=main2
長崎県の金子原二郎知事が、自民党の谷川弥一・衆院議員(長崎3区)の党副幹事長就任を祝う懇談会の開催を呼びかけ、県秘書課職員に案内状の送付や出欠確認をさせていたことが分かった。
懇談会は、谷川議員の「迷惑をかけるので辞退したい」との意向で中止になった。
秘書課によると、懇談会は金子知事と松藤悟・長崎商工会議所会頭が呼びかけ人となり、長崎市内の料亭で今月22日、会費2万円で開く計画だった。
昨年末、知事の指示で同課が窓口になり、地元経済界などの約80人に案内状を送った。あて名書きや発送は、秘書課長と同課の総括課長補佐が業務時間外に行い、切手や封筒代は会費で賄う予定だったという。
(2007年1月14日21時57分 読売新聞)
732
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/14(日) 23:20:40
民主・松本政調会長、事務所費支出、内訳示し説明
2007年01月14日23時13分
http://www.asahi.com/politics/update/0114/010.html
民主党の松本剛明政調会長は14日、フジテレビの報道番組で、家賃ゼロの議員会館に主たる事務所を置く自らの資金管理団体が事務所費として年間1866万円を支出していたことについて内訳などを説明した。議員会館分は通信費など101万円。兵庫県姫路市の地元事務所は家賃(306万円)、電話代(400万円)、郵便(208万円)などで計1765万円かかったという。
松本氏は「05年は郵政政局の年で、地元に臨時事務所もつくり、全体で700万円くらい(かかった)」と支出が膨らんだ理由を説明。「会社で言えば本社が議員会館で、事業所である地元事務所の経費も一括して管理している」と、問題ないとの認識を改めて示した。
733
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/15(月) 05:44:44
計3000万円、わいろ性濃厚=不明朗資金を本格解明へ−宮崎談合事件で県警
http://www.jiji.com/jc/s?k=2007011400153
宮崎県の官製談合事件で、前知事安藤忠恕被告(65)=競売入札妨害罪で起訴=周辺で浮上した不明朗な資金のうち、前ヤマト設計社長二本木由文被告(56)=同=から安藤被告側に渡った計約3000万円は、県発注業務をめぐるわいろだった疑いの強いことが14日、分かった。県警捜査2課はこの約3000万円について、本格的に解明する方針を固めた。県幹部ら計16人が逮捕された事件は、行政トップによる汚職事件へと発展する見通しとなった。
調べや関係者によると、安藤被告は2003年7月の知事選に初当選した直後、自宅で二本木被告から2000万円の提供を受けたとされる。
同年秋ごろから約1年間、二本木被告側から安藤被告の「政治指南役」石川鎮雄被告(68)=同=に対し、総額約1000万円が振り込み送金された疑いも浮上している。
同課は、こうした資金の趣旨に注目し、安藤被告らの今月10日の追起訴後も捜査を継続。その結果、これらの資金は二本木被告がヤマト設計の受注増を依頼した見返りだった疑いが強まった。
関係者によると、これまでの調べに対し、2000万円について、安藤被告は「受け取っていない」と主張。授受の場に立ち会った石川被告は「二本木社長が見返りを求めていると思った」と話した。二本木被告は約1000万円について、「前知事から『石川の面倒を見てくれ』と言われ、顧問料として支払った」と説明していた。
安藤被告は県発注の橋設計業務3件をめぐり、ヤマト設計が落札できるよう談合したとして、起訴されていた。
734
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/15(月) 05:51:34
自民党上越支部長の辞任承認 政治献金問題で 讀賣新潟
上越市長選に絡む一連の政治献金問題で、自民党上越支部は(支部長=市川文一市議)14日の役員会で、市川支部長の辞任を承認した。
上越支部は2005年10月の市長選で政治資金規正法で寄付が禁じられている市出資企業から献金を受けていたことが発覚。その後、全額返還したが、献金の大半を木浦正幸市長の資金管理団体などに寄付したことで、迂回(うかい)献金疑惑が指摘されている。
役員会で市川支部長は「多くの党員、党友、市民に心配、迷惑をかけ心からおわびする」と陳謝。その上で、迂回(うかい)献金指摘について「認識は全くなく、正当な支部活動。しかし、市出資企業から寄付を受けたことは100%法に反しており、責任は私にあり、知らなかったではすまされない」と語り、正式に辞意表明した。
後任支部長は市議ら7人から成る選考委員会で候補者を絞り、2月5日の役員会で正式決定する予定。
(2007年1月15日 読売新聞)
735
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/15(月) 21:13:46
献金不記載:伊藤元国土長官、東京地検が不起訴に
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070116k0000m010081000c.html
自ら代表を務める政治団体の政治資金収支報告書に献金を記載しなかったとして、政治資金規正法違反容疑で告発されていた伊藤公介元国土庁長官(65)について、東京地検特捜部は15日、不記載を認定した上で「関与を認める証拠がない」として不起訴とした。報告書の作成を担当した秘書については「前任者の手法を踏襲したもので金額も多くない上、元長官の政治団体内での資金移動の側面があり、外部からの寄付を隠そうとしたわけではない」として、起訴猶予処分とした。
元長官の支援者らで作る「西多摩夏冬(かとう)会」の元幹部が、同会から元長官の資金管理団体「東京公友会」と「自由民主党東京都第23選挙区支部」に01、02両年に計421万円を献金したにもかかわらず、両団体の収支報告書に記載されなかったとして、昨年3月に告発していた。【銭場裕司】
毎日新聞 2007年1月15日 20時34分
736
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/15(月) 21:35:23
伊藤・元国土庁長官、不起訴処分に…収支報告書で告発
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070115ic22.htm
元国土庁長官の伊藤公介衆院議員(65)(自民、東京23区)が、資金管理団体などへの献金を政治資金収支報告書に記載していなかったとして、政治資金規正法違反(不記載)の疑いで告発されていた問題で、東京地検特捜部は15日、献金を意図的に報告書に記載しなかった事実を認定した上で、収支報告書を作成した政策秘書を起訴猶予とした。
伊藤議員については、「不記載に関与した証拠がない」として嫌疑不十分で不起訴処分とした。
調べによると、伊藤議員の資金管理団体「東京公友会」と同議員が代表を務める「自民党東京都第23選挙区支部」は2001、02年、同議員の政治団体「西多摩夏冬会」(解散)から計421万円の献金を受けた。政策秘書は資金管理団体と政党支部の実務担当者だったが、この献金を収支報告書に記載せず都選管に提出した。不記載は、01年以前も行われていた。
特捜部は、政策秘書について、<1>金額が多額ではない<2>02年分の不記載については収支報告書を訂正している――ことなどから、起訴猶予処分とした。
伊藤議員の事務所の話「事実関係を把握しておらず、コメントできない」
(2007年1月15日21時20分 読売新聞)
737
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/15(月) 21:54:54
佐世保市秘書課が「事務局役」 久間防衛相囲む会 長崎新聞
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070115/03.shtml
佐世保市の光武市長が、久間章生防衛相(衆院長崎2区)の就任を祝って二十七日に開く「囲む会」で発起人に名を連ね、同市秘書課職員に案内状の発送や出欠の取りまとめをさせていたことが十四日、分かった。
囲む会では自衛隊や米軍基地を抱える地域の事情から防衛政策を想定した時局講演会も予定されているが、案内業務までを職員に担当させたことに批判も出ている。
発起人は光武市長のほか同市議会議長や地元商工会議所会頭、陸海の自衛隊代表ら六人。事務局となった職員が昨年十二月下旬、同市内と周辺の商工業者や防衛関連企業など約千二百カ所に案内状を発送した。囲む会当日にも受付に職員を派遣するという。秘書課幹部は「基地を抱える地域の特性から大臣の発言は関心事。市では公務と考えているが、受付職員の時間外手当などは参加費でまかなう」と説明している。
738
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/15(月) 22:15:26
事務所費:伊吹文科相らのケースとは違う 小沢代表説明
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070116k0000m010056000c.html
民主党の小沢一郎代表は15日の党役員会で、自身の資金管理団体の事務所費が05年に4億円を超えたことについて「今、問題となっていることと同列に見られているのは非常に残念だ」と述べ、飲食費などを事務所費に計上した伊吹文明文部科学相らのケースとは違うとの認識を強調した。小沢氏の事務所は「秘書の独身寮を新築した費用」と説明している。
小沢氏はまた、同日の党常任幹事会で「明日(16日)の党大会や国会で明確に申し述べる」と通常国会の代表質問などで事務所費の内容を説明する考えを表明。「民主党の腰が引けていると言われるが、党として追及することはしっかりやってほしい」と述べた。【葛西大博】
毎日新聞 2007年1月15日 19時40分
739
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/16(火) 02:07:02
委託費流用:愛知県医師会から聴取へ 民主党調査チーム
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070116k0000m010172000c.html
愛知県医師会が県の委託費で運営する「救急医療情報センター」の委託費を医師会事務局課長の人件費に流用していた問題で、民主党愛知県議団は15日、この問題についての調査プロジェクトチーム(救急医療調査PT)を設置した。県や医師会の関係者らから事情を聴き、今月中に中間報告をまとめる。県議会2月定例会でも追及する。
一方、厚生労働省は、委託費(年間約2億円)のうち約3分の1が国からの補助金となっていることから、県に詳細な報告を指示。県は補助金の返還も視野に入れ、調査を行う。
神田真秋知事は15日の定例記者会見で、「分析し、どうあるべきか考えていかなければならない」と述べ、委託費のあり方を見直す考えを示した。【清藤天】
毎日新聞 2007年1月16日 1時59分
740
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/16(火) 03:29:30
角田参院副議長の陣営、選挙の献金2520万記載せず
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070116it01.htm?from=top
角田義一・参院副議長(69)(群馬選挙区)が3選を果たした2001年7月の参院選で、民主党群馬県連などでつくる角田氏の総合選挙対策本部が総額約2520万円の政治献金(寄付)を集めながら、政治資金や選挙運動費用の収支報告書には記載されていないことが15日、読売新聞の調べでわかった。
労働団体や個人などから寄付を受けたとする内部帳簿があり、当時の選対経理担当者は帳簿通りに現金を受け取ったことを認めている。政治資金規正法などに抵触するヤミ献金として処理された疑いが出ている。
読売新聞が入手した内部帳簿によると、献金があったのは、01年5月から投開票日の7月29日直後にかけて。「陣中見舞い」や「当選祝い金」名目で、労組など約90の企業・団体から計約2250万円が、約130の個人から計約270万円が集まった。経理担当者は、帳簿について「私が作成した」と認め、「当時の民主党県連事務局長から預かり、金庫に入れた献金がすべて記載されている。集まった金は、角田氏の選挙に使ったと思う」と話している。
政治資金規正法は、政党や政治家の資金管理団体などが献金を受けた場合、政治資金収支報告書への記載を義務付けている。また、選挙関係の寄付は、公職選挙法で候補者本人の選挙運動費用収支報告書への記載が義務付けられている。
しかし、今回の献金は、角田氏が代表だった民主党県連と党群馬県参院選挙区第1総支部、角田氏の資金管理団体・後援会の収支報告書、角田氏本人の選挙運動費用収支報告書のいずれにも記載されていない。
読売新聞の取材に、角田氏は「民主党群馬県参院選挙区第1総支部、(資金管理団体の)角田義一政治経済研究会および、つのだ義一後援会は、寄付を受けていない。他の団体については知らない」と文書でコメント。角田氏が「他の団体」とした民主党県連の当時の事務局長は、「資料がないのでわからない」としている。
一方、献金した側は、内部帳簿で最高の1000万円を出したとされる労働団体が寄付を否定しているが、群馬県興農政治連盟や群馬県税理士政治連盟など8政治団体は、それぞれの収支報告書に内部帳簿通り10万〜30万円を寄付したと記載。個人十数人も、取材に対し、内部帳簿通りの寄付を認めている。
角田氏は、89年に社会党(当時)公認で初当選。97年に民主党入りし、98年から、副議長に就任した04年7月まで県連会長を務めた。
(2007年1月16日3時1分 読売新聞)
741
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/16(火) 18:33:14
与党「角田氏に説明責任」、献金不記載問題で
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070116i205.htm
民主党の角田義一参院副議長(会派は離脱中)の総合選挙対策本部が政治献金2520万円を政治資金収支報告書などに記載していなかった問題をめぐり、政府・与党側から角田氏に対し、説明責任を果たすよう求める声などが出た。
自民党の中川幹事長は16日午前の記者会見で「国民から疑念を持たれることがあってはならない。本人が有権者に分かりやすく説明する必要がある」と述べた。
溝手国家公安委員長は同日の記者会見で「そんなことを最もしそうにない人だから、何でかなと、ちょっといぶかしがっている」と語った。塩崎官房長官は「政治家個人の政治活動に関する収支報告書の問題だ。政府としてコメントするものではない」と語った。
これに対し、民主党の小沢代表は16日昼の記者会見で「事実関係について本人からも聞いていないので、論評するわけにはいかない。後日に対応したい」と述べるにとどめた。
角田氏は16日、「民主党群馬県参院選挙区第1総支部、つのだ義一後援会、(資金管理団体の)角田義一政治経済研究会について調査したところ、献金の入金の事実はない。他の団体については分からない」とするコメントを発表した。
(2007年1月16日14時23分 読売新聞)
742
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/16(火) 18:38:04
角田参院副議長:陣営が寄付2517万円を「裏金処理」
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070116k0000e010066000c.html
参院の角田義一副議長(群馬選挙区)が3選を果たした01年夏の参院選で、民主党群馬県連などでつくる総合選挙対策本部に「陣中見舞い」などとして寄付された個人・団体献金計約2517万円が、同県連や角田氏らの政治資金収支報告書に記載されていないことが16日、分かった。毎日新聞は寄付を記した裏帳簿を入手。中には寄付を受けることが禁止されている外国人団体も記載されていた。当時の会計担当者は裏帳簿作成と報告書などへの未記載を認め「指示を受けて作成した。すべて裏金として処理された」と話しており、政治資金規正法などに抵触する可能性がある。
裏帳簿などによると、角田氏の総合選対本部は参院選前後の01年5月〜8月、企業・団体約90団体、個人約130人から献金を受けた。しかし、当時、角田氏が代表を務めていた民主党県連と党群馬県参院選挙区第1総支部、角田氏の資金管理団体や後援会などいずれの報告書にも献金の記載はなかった。政治資金規正法は政党や政治家の資金管理団体などが献金を受けた場合、政治資金収支報告書への記載を義務付けている。また、公職選挙法は選挙に伴う寄付を選挙運動費用収支報告書に記載するよう義務付けている。当時の会計担当者はこれらの報告書作成を担当していたという。
帳簿に記載されている主な団体は、連合群馬(前橋市、1000万円)、群馬県教職員組合(同、600万円)などの労組のほか、社民党県連(同、30万円)も含まれている。また、政治資金規正法で寄付を受けることが禁止されている外国人団体で朝鮮総連系の「在日本朝鮮群馬県商工会」(前橋市、50万円)の記載もあった。このうち、全国社会保険労務士政治連盟(東京都)や群馬県興農政治連盟(前橋市)、同県税理士政治連盟(同)が10万〜30万円を寄付したことを報告書に記載している。同県庁職員労働組合(同)は3万円の献金を認めている。
一方、連合群馬と県教職員組合は「担当者が不在でコメントできない」とし、社民党県連は「当時の資料がなく分からない」と話している。在日本朝鮮群馬県商工会は「事実関係は分からない」としている。
民主党群馬県連では、昨年1月から角田氏、富岡由紀夫参院議員(群馬選挙区、04年初当選)の政治献金を巡って報告書の記載漏れが相次ぎ、県連幹部が引責辞任する事態に発展していた。
角田氏は89年に社会党(当時)から出馬して初当選し、97年に民主党入り。04年7月から参院副議長を務め、今期限りでの引退を表明している。
角田氏の事務所は16日、「党群馬県参議院選挙区第1総支部、角田義一後援会もしくは(資金管理団体の)角田義一政治経済研究会について調査したところ、ご指摘の献金の入金の事実がありません。他の団体については、角田義一は分かりません」と文書でコメントを出した。
【杉本修作】
毎日新聞 2007年1月16日 15時00分
743
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/16(火) 19:34:18
衛藤衆院議員の秘書集金問題:自民県連幹部が要望 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070116ddlk44010652000c.html
自民党県連会長の衛藤征士郎・衆院議員(大分2区)の秘書による集金問題で、党県連幹部が14日夜、衛藤氏と大分市内で面会し、党員らへの書面での報告と公的行事への出席自重を申し入れた。衛藤氏は了承したという。県連幹部は「いろいろな会合への出席を自重する」との趣旨を書面に入れるよう求めた。
また、広瀬勝貞知事は15日の定例会見で「一般論」としながら「政治家たるものは政治と金の関係で国民、県民に疑惑をもたれることのないよう、できるだけクリーンな集め方、使い方をしていかなければならない」と述べた。
毎日新聞 2007年1月16日
744
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/16(火) 20:48:20
長崎県知事、政界懇親に交際費 6年で146万円
2007年01月16日07時26分
http://www.asahi.com/national/update/0115/SEB200701150020.html?ref=rss
長崎県の金子原二郎知事が01年度から06年11月にかけて、県選出の国会議員や県議、政党のパーティーの会費などの名目で、146万円を交際費から支出していたことが分かった。このうち自民党と同党系の議員、党支部などのパーティーが約116万円を占めていた。特定の政治家や政党の会合への公金支出をめぐっては02年12月、大阪高裁が「政治的中立性を害する」として違法性を指摘する判決を出し確定しているが、長崎県は判決後もこうした支出を続けていた。朝日新聞が情報公開などで入手した資料で分かった。
金子知事の交際費は年間240万〜312万円。このうち議員や首長、政党の「パーティー」への支出は、01年度57万円、02年度22万円、03年度31万円、04年度16万円、05年度18万円。06年度は昨年11月までで2万円だった。
政党別では、自民党と同党系の国会議員、県議、党支部などのパーティーへの支出が最も多く116万円。うち78万円は県議のパーティーだった。
支出には、資金集めのパーティーも含まれていた。ほかに、議員らの「新春の集い」や「出版記念会」、自民党長崎県連幹事長(県議)らの就任祝賀会などがあり、会費としてそれぞれ3000〜2万円、花代として約1万〜1万5000円を出していた。
長崎県は朝日新聞の取材に対し、高原剛総務部長名で「大阪高裁の判決については承知していなかったので、過去の慣例に従って支出していた。今後は判決の趣旨をふまえ、より適正に支出を行っていきたい」とのコメントを出した。
745
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/16(火) 21:12:22
「政治資金収支報告書は訂正せず」 末松信介参院議員
2007年01月16日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200701160046.html
自民党の末松信介参院議員(51)=兵庫選挙区=が03年、後援会長の会社経営者から5千万円を借り、一部を政治活動費として使いながら、政治資金収支報告書に記載していなかったとされる問題で、末松議員は16日、「政治資金規正法には、私個人の借入金の使途について収支報告する制度はない」との文書によるコメントを出し、同報告書を訂正しないことを明らかにした。末松議員は当初、「速やかに訂正する」としていた。
同議員事務所によると、借り入れた5千万円のうち約800万円を政治活動費に使っていたが、弁護士や総務省に相談した結果、記載義務はないと判断したという。
746
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/17(水) 03:36:15
無家賃の議員会館、22人が事務所費1000万超計上
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070117it01.htm?from=top
閣僚らの資金管理団体が家賃のかからない議員会館内の事務室を「主たる事務所」としながら、政治資金収支報告書に多額の事務所費を計上していた問題で、2003〜05年に年間1000万円以上の事務所費を計上したことがある国会議員は22人に上ることが、読売新聞の調べでわかった。
地元事務所の経費を含めていたケースが大半だが、会合での飲食費も合算するなど適正さが疑われる会計処理も新たに判明。領収書の必要がない事務所費のあり方が改めて問われそうだ。
政治資金収支報告書によると、05年の資金管理団体の所在地として議員会館を届け出ていた国会議員は167人。このうち03〜05年に1回でも1000万円以上の事務所費を支出していたのは、衆院議員18人、参院議員4人。内訳は、自民党19人、民主党、国民新党、新党日本各1人だった。
合計額が最も多かったのは、中川昭一・自民党政調会長の資金管理団体「昭友会」の1億4450万円で、伊吹文明・文部科学相の「明風会」(1億3702万円)、亀井静香・国民新党代表代行の「亀井静香後援会」(1億3634万円)が続いた。一方、3年連続で事務所費がゼロの議員も7人いた。
政治資金規正法施行規則では、事務所費は事務所の家賃や電話代など事務所の維持に必要な費用を計上すべきだとされている。ところが、「飲食費や他の団体との交際費」(佐藤昭郎参院議員の団体)や「会合の案内の送付費」(亀井氏の団体)など、本来は領収書添付の必要な政治活動費に計上するのが適当とみられるものを事務所費として記載していたケースがあった。
一方、事務所費同様、領収書添付の必要がない備品・消耗品費も、22議員のうち6議員が年間1000万円以上を計上。3年間で計6025万円だった金田勝年参院議員の事務所は、「ガソリン代など、必要な経費を適正に計上した」などとしている。
日本政治総合研究所の白鳥令理事長は「議員は領収書をすべて保存し、疑惑を持たれればすべて公開するという合意をお互いにまず行い、監視し合う制度を作るべきだ」と指摘している。
(2007年1月17日3時4分 読売新聞)
747
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/17(水) 04:37:26
前知事実弟求刑 「これで解放された」
違法性認識、兄関与は否定 讀賣福島
「これで(選挙から)解放された」。佐藤栄佐久前知事(67)(収賄罪で起訴)が5選を果たした2004年知事選で、総額2275万円の裏金を選対幹部らに配ったとして公職選挙法違反(買収、事前運動)の罪に問われた佐藤前知事の実弟、佐藤祐二被告(63)(郡山市)は16日の論告求刑公判で、消え入るような声でそう心情を吐露し、「選挙には二度とかかわらない」と誓った。一方で、祐二被告は、違法性を認識しながらゼネコンから集めた裏金を買収資金にあてたと証言し、知事選と県発注工事の受注調整が密接な関係にあったことを明らかにした。
公判では、論告に先立ち、祐二被告の妻(48)が情状証人として出廷。その後、弁護側、検察側双方が被告人質問をした。
被告人質問で祐二被告は、ゼネコンから集めた裏金を買収資金にあてたきっかけについて、「選挙にはお金がかかるが、(政治資金規正法の改正で)企業献金が受けられなくなった。他人に迷惑をかけられず、自分がやらざるを得なかった」と述べた。
2275万円の趣旨については、県選管に届け出た福島、郡山両市の選挙事務所とは別に、市町村単位にあった違法な事務所の経費だったとし、「(事務所がないと)選挙が盛り上がらず、投票率も上がらなかった」と語った。「兄はお金のことは知らなかった」と前知事の関与は否定した。
58万票差をつけた新人候補に「無理をしなくても圧勝できたのでは」との問いには、「勝てると思ったが、80万票という目標に向かって1人でも多く票をもらおうとした」とし、無理な得票目標が買収のきっかけになったと明らかにした。
弁護人に「知事の弟として得をしたことは」と問われると、祐二被告は「何もない。これで(選挙から)解放された」とほっとした表情を浮かべ、最終弁論が読み上げられる際にはハンカチで涙をぬぐう場面もあった。弁護側は最終弁論で、「(現金は)事務所の活動費などの実費で、有権者の買収のためにばらまかれたものではない」とし、執行猶予付きの判決を求めた。
公判では、同法違反(被買収)に問われて併合審理されている選対地区担当の会社役員、日下健一被告(59)に対する論告も併せて行われ、検察側は懲役1年6月、追徴金15万円を求刑した。
この事件では、公職選挙法違反の罪に問われた前知事陣営の幹部8人のうち、同法の「連座制」対象者を含む5人に既に福島地裁が有罪判決を言い渡している。
(2007年1月17日 読売新聞)
748
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/17(水) 04:39:28
#議員辞職も無きにしも非ず?
民主また不透明経理
角田副議長陣営ヤミ献金疑惑 讀賣群馬
民主党県連を巡る政治資金問題が、また発覚した。同県連会長でもあった角田義一参院副議長が3選を果たした2001年の参院選で、陣営への陣中見舞いなど計2520万円がヤミ献金として処理されていた疑惑。角田氏は具体的な説明をせず、同県連の経理処理の不透明さが改めて浮き彫りとなった。
同県連は昨年12月、これまで相次いで発覚した一連の政治資金収支報告書問題について「不適正な経理処理だった」とする最終的な調査報告書をまとめ、「連綿として県連内に存在してきた政治資金についての安易な処理を容認する体質を克服する」として幕引きを図ったばかりだった。
この日、東京都内で同党の大会が開かれており、県内関係者も出席していたため、前橋市内の県連事務所は午前中、女性職員だけが、報道関係者などからの電話に応対していた。
今回の疑惑が発覚したことについて県連関係者は、「ずさんな経理体質が構造的で根の深いものだったことを示すもので、こうした体質を一掃する必要がある」と指摘する。
また、別の関係者は、「事実とすれば大変な問題。自民党の閣僚に対し、政治資金規正法違反について追及していく立場の民主党が党内からこうした疑惑が出たのは深刻な事態だ」とし、「説明責任をきちんと果たさなければ、角田氏の進退問題につながる」と危機感をあらわにした。
一方、角田氏は、午前6時45分ごろ、前橋市内の自宅を出た。自らのヤミ献金疑惑について、記者から問われると、硬い表情で、「知らん、知らん。(記事を)おれ見てない」と短く答えるだけ。自らの責任について問われ、無言のまま、タクシーに乗り込んだ。同日の党大会にはオブザーバーとして出席する予定だったが、欠席。国会議事堂の参院副議長室に入った。
その後、角田事務所からは、「民主党群馬県参議院選挙区第1総支部、つのだ義一後援会もしくは角田義一政治経済研究会について調査したところ、献金の入金の事実がありません。他の団体については角田義一はわかりません」と、従来通りのコメントが発表された。角田氏が記者会見を開いて疑惑について説明することはなかった。
(2007年1月17日 読売新聞)
749
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/17(水) 04:47:46
知事交際費、政党会合などに83万円・・・03〜06年度 讀賣長崎
県は16日、金子知事が2003〜06年度に、県選出国会議員や県議、県内の首長、政党のパーティーの会費などとして交際費から65件・83万1000円を支出していたことを明らかにした。首長の交際費を巡っては、政党の会合などへの支出の違法性を指摘した判決もあり、県は「見直しが必要かどうか検討する」としている。長崎、大村、松浦、平戸の各市長らも同様の支出をしていた。
県によると、知事、副知事の交際費は毎年度720万円を計上。支出基準はなく、香典や見舞金、名刺代などに使っている。03〜05年度は計295万6000円〜358万5000円を支出した。
うち03年度の17件・24万1000円、04年度の23件・27万4000円、05年度の22件・27万4000円は、知事が議員や政党の新年交歓会、党県連幹事長就任祝賀会、出版記念祝賀会などの会費や祝い金、生花代の名目で支出したという。06年度は11月までに3件・4万2000円を使った。
副知事も04、05年度に計6件・5万円を支出した。
首長の交際費では、奈良県旧西吉野村(現・五條市)の住民訴訟で大阪高裁が02年12月、政党の年賀会や定期大会などへの支出を「行政の政治的中立性を害する」などの理由で地方自治法違反とし、村長に返還を命じる判決を出した(確定)。一方、最高裁は昨年12月、東京・武蔵野市長の交際費支出を巡り、市議会会派の忘年会への祝い金支出を適正と判断している。
高原剛・県総務部長は「大阪高裁の判決は知らなかった。こうした支出は慣例で、秘書課の判断で行っていた。過去の判例や他県の状況を調べ、必要があれば見直したい」としている。
長崎市では2001年度以降、伊藤一長市長ら三役の交際費から国会議員、県議、市議や、政党のパーティー会費などの名目で、74件・約92万円を支出。伊藤市長分は42件・約51万円だった。市秘書課は「返還するかどうかは、もう少し内容を精査してから考えたい」としている。
大村市の松本崇市長も市長交際費から05、06年度に、計1万5000円を政党の大会やパーティーに支出。04年度以前の支出については調査中で、市秘書広報課は、今後はこうした公金支出はやめる、という。
04年度以降、松浦市では計5万7000円、平戸市では計4万1000円の同様の支出があった。
◇ ◇
金子知事が谷川弥一・自民党衆院議員(長崎3区)の党副幹事長就任を祝う会などの呼びかけ人となり、県秘書課職員が案内状送付などの窓口業務をしていた問題で、共産党県委員会(山下満昭委員長)は16日、知事に責任の明確化などを申し入れた。
県職員による窓口業務について「地方公務員法で定める職務専念義務に違反し、政治的中立の観点からも問題」と指摘。▽知事の見解を示し、責任を明確にする▽同様の祝う会などへの県職員の関与を公表する▽通信費、人件費など公金を返還する――よう求めた。
池松誠二・県秘書課長は「知事の指示ではなく、自分の判断で窓口になった。県政推進の上で政党とのかかわりがゼロというのはあり得ず、職務の一環と考えている」と答えた。
(2007年1月18日 読売新聞)
750
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/17(水) 15:42:08
角田参院副議長・政治資金記載漏れ:批判の声渦巻く 民主県連、選挙へ懸念 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070117ddlk10010293000c.html
◇重要選挙への影響懸念
参院の角田義一副議長(群馬選挙区)の01年夏の参院選で、民主党の総合選挙対策本部が受けた寄付金約2517万円が政治資金収支報告書などに記載されていなかった問題は、同党県連に大きな衝撃と波紋を広げている。昨年相次いだ不正会計問題は、年末の調査結果発表でけりを付けたはずだった。県連内からは統一地方選や参院選への影響を懸念する声が上がり、「説明ができなければ、副議長を辞任すべきだ」と、厳しく角田氏を批判する声が渦巻いている。
県連最高執行役員会議(座長・伊藤基隆参院議員)は昨年12月29日、一連の政治資金収支報告書への記載漏れ問題を公式に認め、謝罪した。
今回発覚した未記載には、昨年12月に判明した「全国社会保険労務士政治連盟」(東京都)など11政治団体からの寄付も含まれているが、同会議の調査結果は、これらの献金を「帳簿類の保存義務を過ぎており、詳細な事実関係は確認できない」としていた。従って、これと同時期の寄付の未記載を再調査するかは微妙な情勢だ。ただ、同会議委員の石関貴史衆院議員は「このままでは党のダメージは避けられない。角田氏から説明がなければ、会議で追及していきたい」としている。
一方、裏帳簿に寄付の事実が記されていた団体にも驚きが広がっている。600万円を寄付したとされる県教職員組合の真下治之委員長は「献金はしているかもしれないが、資料がなく確認できない。適切に使われたと信じたい」と漏らした。1000万円を寄付したとされる連合群馬は「担当者がおらず、わからない」と困惑している。県連関係者は「重要な選挙が迫っているのだから、参院副議長の角田さんには、せめて佐田玄一郎氏(前行政改革担当相)程度の説明責任は果たしてもらいたい」と訴えていた。【杉本修作、木下訓明】
毎日新聞 2007年1月17日
751
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/17(水) 15:52:00
谷川衆院議員の祝賀会問題:共産党県委員会、県に抗議 /長崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagasaki/news/20070117ddlk42010624000c.html
共産党県委員会は16日、谷川弥一・衆院議員の自民党副幹事長就任祝賀会の案内状発送や出欠確認事務を県秘書課がしていた問題で「公務員の職務専念義務に違反し、政治的中立の観点から問題」と同課に抗議した。
同委員会は「県庁は一政治家の下請け機関ではない。裏金問題で県民の不信を招く中、誤解を招かないようにすべきだ」と批判した。これに対し、池松誠二・秘書課長は「県政推進のうえで国会議員や政党に支援をお願いしており、私的な祝宴ではなく公党の公職に関する会合」と説明した。
同委員会は、国会議員や県議、政党関連のパーティー会費などに対する知事交際費からの支出についても抗議。こうした支出の全額賠償や知事自身の説明を求めた。池松課長は「中立公正を破るつもりはなく、過去の判例や他県の状況を参考に、見直す点があれば見直したい」と述べた。
毎日新聞 2007年1月17日
752
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/18(木) 05:50:01
角田参院副議長の選対、朝鮮総連系から献金受領か
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070118i401.htm?from=main4
2001年の参院選を巡る角田義一・参院副議長(69)の総合選挙対策本部のヤミ献金問題で、同選対が在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の在日本朝鮮群馬県商工会と、朝鮮総連関係者のパチンコ業者から計160万円の献金を受けた疑いのあることが17日、わかった。
政治資金規正法は、外国人や、外国人が主たる構成員の団体から政治献金を受けることを禁じている。時効は3年。
読売新聞が入手した内部帳簿には、01年7月9日に「陣中見舞い」として同商工会から50万円、不動産会社名で100万円などと記載され、7月25日には群馬県内のパチンコ業者から10万円の献金が記されている。
7月9日の献金について、内部帳簿を作成した経理担当者は読売新聞の取材に、当時の民主党県連事務局長から「在日本朝鮮群馬県商工会からだ」と150万円を渡されたと証言。内部帳簿類への記載は「50万円は選対幹部名に、100万円は不動産会社の名前にしろ」と指示されたという。
実際に記載する際、経理担当者は50万円について同商工会名を書いたうえで、選対幹部名をかっこ書きにした。100万円は、指示通りの不動産会社名を記したが、同社は県内になく、献金と無関係という。
同商工会の理事長は「献金した覚えはない。当時の会長は3年前に死亡しており、献金したかどうかはわからない」と説明。当時の県連事務局長は「資料がないのでわからない」としている。また、朝鮮総連県本部によると、パチンコ業者は数年前に死亡。献金について、業者の関係者は「亡くなっており、わからない」としている。
(2007年1月18日3時6分 読売新聞)
753
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/18(木) 06:28:09
事務所移転届け出怠る 久間防衛相関連の政治団体 長崎新聞
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070117/03.shtml
久間章生防衛相(自民、長崎2区)が関連する三つの政治団体が、二〇〇四年六月に事務所を移転した後、約二年半にわたり所在地の変更届を国に出していなかったことが十六日、政治資金収支報告書や関係者の話で分かった。
政治資金規正法は移転などがあった場合は七日以内に届け出るよう義務付けているが、罰則はない。
三団体の事務責任者は久間氏の公設秘書らが務めていた。公設秘書は「会計責任者の元秘書にすべて任せていた」と釈明。元秘書は「当時雇っていた女性事務員が届け出を忘れた」としている。
三つの政治団体は「東京久栄会」「憲政懇話会」と「辰己会」。共同通信の取材を受け、今月十日と十二日に所在地の変更届を提出した。
〇四、〇五年分の収支報告書によると、三団体は主たる事務所の所在地を、東京都港区新橋六丁目にある賃貸マンション六階の部屋と記載。
関係者によると、この部屋には元秘書が役員を務めていた貿易会社が入居し、同社に三団体の事務所も置いていた。貿易会社が〇四年六月に事実上倒産して転居した際、三団体も港区赤坂と大田区仲池上にそれぞれ移転したが、所在地の変更を届け出なかった。
報告書に記載した新橋六丁目のマンションの部屋には同年九月から、久間氏とは無関係の内装会社が入っている。
三団体は〇四、〇五年分の二年間で、家賃を含む事務所費を総額で約千三百万円計上していた。
754
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/18(木) 19:33:16
角田参院副議長に疑惑 寄付2500万円記載されず
2007年01月18日18時50分
http://www.asahi.com/national/update/0118/TKY200701180299.html
角田義一・参院副議長(群馬選挙区)が01年の参院選をめぐって、選挙対策本部で総額約2500万円を集めながら、政治資金収支報告書に記載していない疑いが浮上し、民主党の菅直人代表代行は、18日の記者会見で、参院が調査していることを明らかにした。朝日新聞が入手した帳簿には、寄付が禁じられている外国人の団体も記載されており、政治資金規正法に触れる可能性がある。
帳簿には、01年5〜8月に選対に集まった「陣中見舞い」などの献金者、日付、金額が記載され、総額2517万円に上る。朝鮮総連系の「在日本朝鮮人群馬県商工会 50万円」との記載もあった。角田氏の資金管理団体や後援会、角田氏が当時会長だった民主党県連の収支報告書にはいずれも記載されていない。
県連関係者は朝日新聞の取材に対し「幹部の指示で、現金は金庫に入れ、様々な請求書の支払いに使った」と証言した。角田事務所は「ご指摘の入金の事実がありません」としている。
県連をめぐっては、昨年6月に旧社会党系と保守系の対立が表面化して以来、人事の混乱や経理をめぐる内部告発などで混迷が続いている。
755
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/18(木) 22:37:32
泉田氏に岐阜県議会議長声明 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&newsNo=230418
岐阜県庁の裏金問題で岐阜県議会の白橋国弘議長は18日、議長声明を発表し、同県庁OBで105万円の返還を留保している泉田裕彦本県知事の対応を念頭に「資金返還に悪影響を及ぼしている」と強く批判した。
声明文は「資金返還に向けた取り組みに対し軽挙妄動ともいうべき批判を行っている県職退職者が存在することは誠に遺憾」とし、「資金返還に向け多大な悪影響を及ぼしていることを十分認識し、資金返還に協力されたい」と求めた。
会見で白橋議長は、「退職者とは主に泉田知事のことか」との質問に「彼が一番だ」と答えた。さらに「新潟県知事として一連の発言をしているのは公私混同だ。岐阜県のOBとしての見解を示してもらいたい」と強調。本県に声明文を送付することも検討するとした。
泉田知事は新潟日報社の取材に対し、「何も見ていないのでコメントしようがない。こちらは(岐阜県に)情報を出してほしいと言っているだけだ」と反論した。
岐阜県は1992年度以降に退職した約1400人のOBに対し、約8億7000万円の返還を要請。17日現在で、1億8862万円、約400人分が未納となっている。
756
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/19(金) 13:54:57
角田陣営献金疑惑「総連は大切な団体」
民主県連関係者 説明責任求める声も 讀賣群馬
2001年の参院選を巡る角田義一参院副議長(69)陣営へのヤミ献金問題で、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の在日本朝鮮群馬県商工会などから計160万円の献金を受けた疑惑。同県連の関係者からは18日、県連と朝鮮総連との関係が以前から深かったことや、角田氏の説明責任を求める声などが相次いだ。
朝鮮総連について、県連関係者は「大切にしなければいけない関係団体として、名前が挙がることが度々あった」と明かす。別の関係者は、「群馬の社会党は全国的にみても朝鮮総連との関係が深かった」とし、「民主党県連発足後も、旧社会党系の一部でつながりが続いていた」と指摘。朝鮮総連との関係について、旧社会党系と保守系で対立することもあったという。
また、石関貴史衆院議員は「(献金が)事実だとすれば、違法であるだけでなく国家に対する背信行為だ。副議長というより議員としての責任が問われる」と語った。18日、角田氏の説明を聞くための最高執行役員会議を開くよう、長沼広事務局長に申し入れた。長沼氏は「現在、日程を調整中」としている。
一方、記者会見を開かない角田氏に対して、同党本部内でも「ちゃんと説明するべきだ」との声が上がっており、角田氏の対応が注目される。
(2007年1月18日 読売新聞)
757
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/19(金) 13:57:39
場所取り巡り千葉市議逮捕 稲毛駅に演説集中
以前から争い絶えず 讀賣千葉
通勤客で混雑するJR稲毛駅前で18日朝、街頭演説中の千葉市議が逮捕された傷害事件。統一地方選に向け各立候補予定者の動きが活発化する中で、演説の“場所取り”を巡るトラブルが発端となった前代未聞の事態に、関係者の間からは「いつかこうなると思っていた」と前哨戦の過熱ぶりを指摘する声も聞かれた。
傷害の現行犯で千葉西署に逮捕されたのは、稲毛区選出の千葉市議、谷戸俊雄容疑者(72)(稲毛区小仲台)。調べによると谷戸容疑者は、同日午前7時30分ごろ、同駅の西口ロータリーで、自分の氏名が書かれたのぼり旗を使って美浜区選出の橋本登市議(65)(美浜区真砂)を殴り、顔に軽傷を負わせた。
現場となったJR稲毛駅の1日の利用者は約10万人。西口からは美浜区へのバス路線も開設されているため、稲毛、美浜の両区からの立候補予定者が、こぞって政治活動を行う特殊な場所となっていた。そこに、同時に行われる県議選の立候補予定者も加わり、「毎日平均5〜6人が駅立ちをしている状況」(稲毛区選挙管理委員会)だったという。
各予定者とも朝の通勤時間帯を狙って駅に立つため「交通の妨げになる」と市民からは苦情が寄せられ、また昨年12月には場所取りのトラブルから警察官が出向いたこともあった。このため稲毛区選管では同駅周辺を視察し、各陣営に自重を促していた。
稲毛区選出のある市議によると、立候補予定者同士は暗黙の了解で、駅に立つ曜日を調整したり、のぼり旗の本数を最小限にするなどして、無用な混乱が起こることを避けてきた。「しかし、中にはルールを守らず毎日のように駅に立ったり、5〜6本の旗を立てたりする人もいた」といい、予定者同士の争いが絶えなかった。また、立候補予定者が駅に立ち始める時間は最近では午前6時前に早まり、本人がいないのに氏名の書かれたのぼり旗を立てたままにする陣営もあったという。
JR稲毛駅に通う千葉市内のパート清掃員の女性(59)は「谷戸さんたちはつかみ合いのけんかをしているように見えた。多くの通行人も見ていたが、かかわり合いになりたくないから、誰も止めようとしなかった」と話していた。
また、同駅で客待ちをしていた同市美浜区のタクシー運転手岩竹貞郎さん(64)は「お互い議員なんだから譲り合えばいいのに。大人げない」とあきれ顔だった。
今回の事件について、市選挙管理委員会は「場所取りを巡るトラブルはこれまで聞いたことがない」と困惑気味。ある立候補予定者も「手っ取り早く顔を覚えてもらうため、利用者の多い稲毛駅に集中している。誠実さを示すために毎日駅に立つ気持ちは分かるが、駅利用者はうんざりしているはず」と話していた。
(2007年1月19日 読売新聞)
758
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/19(金) 14:07:04
知事選疑惑議員名非開示 県議会、準抗告見送り
自民党議員会が反対 讀賣広島
藤田知事の後援会による政治資金規正法違反事件を巡る選挙対策費疑惑で、県議会の各会派代表者会議は18日、過去の知事選で対策費を受け取ったとされる現職県議10人の実名開示請求を地検が不許可としたことに対し、地裁に不許可の取り消しを求める準抗告を見送ることを決めた。最大会派の自民党議員会が反対したためで、実名開示に向けた議会の取り組みは事実上、暗礁に乗り上げた。
新田篤実議長によると、会議では、自民党刷新会、民主県政会、公明党議員団の3会派が準抗告すべきと主張したが、自民党議員会が「準抗告をしてまで実名を開示する意味はない」などと反対したという。
新田議長は「地検に対する請求は全会一致で行っており、地裁に対する準抗告もそうあるべき。議長の独断で(準抗告することは)出来ない」と説明した。
準抗告への反対理由について自民党議員会の山田利明会長は「そもそも訴訟記録に名前があるから真実とは限らない。地方自治法100条に基づく調査委員会(百条委)の調査項目を絞るほうが先だ」と話した。
一方、準抗告を求める民主県政会の蒲原敏博会長は「このままでは県民が納得しない。(開示の)可能性がある限りやるべき」、公明党議員団の安木和男団長は「疑惑がある以上、議会として説明責任を果たすのが本当だ」などと語った。
新田議長は「将来も準抗告しないと決めたわけではない。各会派で引き続き検討してほしい」と強調したが、自民党議員会と他の3会派の主張の隔たりは大きく、実名開示に向けた道のりは厳しさを増している。
(2007年1月19日 読売新聞)
759
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/19(金) 14:14:17
角田議員の献金不記載問題、民主党が調査開始
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070119i205.htm
民主党の鳩山幹事長は19日午前の記者会見で、同党の角田義一参院副議長(会派離脱中)の総合選挙対策本部が政治献金2520万円を政治資金収支報告書などに記載していなかった問題について、「(献金を受けたとする)資料の信ぴょう性などを慎重に調査する必要があり、輿石東参院議員会長のもとで調査している」と述べ、党として調査を開始したことを明らかにした。
そのうえで、「角田氏は、国民にしっかり説明する責任がある。十分調査した後に発表すると思う」と語った。
(2007年1月19日12時30分 読売新聞)
760
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/19(金) 22:08:10
角田参院副議長の献金問題、民主党内からも辞任論
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070119i316.htm?from=main3
民主党の角田義一参院副議長(会派離脱中)の総合選挙対策本部が政治献金約2520万円を政治資金収支報告書などに記載していなかった問題について、民主党は19日、通常国会が召集される25日までに事実関係を調査・公表する方針を固めた。
党内の一部からは、4月の統一地方選や夏の参院選への影響を懸念し、自発的な副議長辞任を求める声も出ている。
鳩山幹事長は19日の記者会見で、輿石東参院議員会長を中心に、献金を受けたとする資料の信ぴょう性などの調査を開始したことを明らかにした。
民主党は通常国会で、伊吹文部科学相らの事務所費問題を追及する考えだ。「角田氏の問題を引きずったままでは、追及の手がゆるみかねない」として、党として対応に乗り出すことになった。参院幹部は「来週、角田氏本人が記者会見し、調査結果などについて説明することになるだろう」と述べた。
ただ、角田氏は疑惑が報じられた16日に、約2520万円の政治献金について自らの後援会や資金管理団体への「入金の事実はない」とのコメントを文書で発表しただけで、事実関係を説明する記者会見は開いていない。
与党内には、「角田氏は副議長辞職などのしかるべき判断をするだろう」と見る向きがある。
角田氏は民主党幹部に「疑惑は心当たりがない」と話しているが、党内からは「説明責任を果たしていない」と角田氏の対応を疑問視する声が出ている。中堅議員は19日、「閣僚の疑惑を追及しても、与党から角田氏の問題を持ち出され相打ちになる。進退も含めて考えて欲しい」と語った。
(2007年1月19日21時58分 読売新聞)
761
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/19(金) 22:41:24
品川・自民区議 政調費架空請求
『ひどすぎる』と怒り 東京新聞東京
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070119/lcl_____tko_____001.shtml
品川区議会の自民党区議団の築舘武雄幹事長(55)が白紙の領収書に勝手にうその金額を書き込み政務調査費を架空請求していた問題について、「品川区民オンブズマンの会」の千葉恒久弁護士は「ひどすぎる。ここまでとは驚きだ」と怒りをみせている。
政調費では過去に、福島県郡山市議=当時=が架空の領収書で政調費三十万円をだまし取ったとして二〇〇四年に逮捕され、有罪判決を受けた事例がある。同会は刑事告発も検討している。
築舘幹事長は現在四期目で、区議会議長も務めた。架空請求の事実を全面的に認め返還の意向を示しているが、「議員辞職する考えはない」とし、四月の区議選にも立候補するとしている。
同区議団の政調費では、問題が次々と噴出。〇一、〇二年度に飲食にあてた分の返還を求められ提訴され、〇四年にその一部のキャバレーやクラブでの飲食代三十万円を区に返還。昨年十一月には、残り全額の七百七十万円と延滞金を合わせた千百二十八万円を返還している。
築舘幹事長は、同区議団が同じ日に一つの店で二度飲食したり、定休日の店で飲食したりしたことを示す領収書なども架空請求の可能性を認め、「全体を調査し、不適切なものがあれば返還したい」と話している。
762
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/20(土) 11:35:10
自民党議員会、若手から批判 広島
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200701200020.html
藤田雄山広島県知事後援会の政治資金不正事件で、過去の知事選で買収に応じたとされる現職県議らの実名閲覧を求める不服申し立てにいったん反対した県議会の最大会派・自民党議員会は19日、揺れに揺れた。総会では、疑惑解明に手段を尽くすように求める若手県議から不満や批判が噴出。山田利明会長らが急きょ、新田篤実議長に「賛成」と申し入れる事態に及んだ。
県知事後援会・虚偽記入:実名閲覧不許可の不服申し立て、自民が一転賛成へ /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070120ddlk34040003000c.html
◇「不適切な意見訂正」/「全訴訟記録開示を」強調
藤田雄山知事の後援会政治資金規正法違反事件で、広島地検が出した訴訟記録にある県議らの実名閲覧不許可決定に対し、広島地裁への不服申し立てに反対していた自民党議員会は19日、「会派の真意がうまく伝わらなかった」などとして態度を一転、全訴訟記録の開示を前提に、新田篤実議長に不服申し立て賛成の申し入れ書を出した。
申し入れ書によると、▽議会の総意として裁判所への不服申し立てに賛成▽訴訟記録の非開示事項についてすべて開示するよう求める−−としている。山田利明会長は「(事件となったパーティー収入の問題ではなく、藤田知事の)2期目の選挙について実名開示するということに異論があった。訴訟記録をすべて開示するとの考えは変わらない」と釈明。「不適切な説明や意見を述べたことを訂正したい。会派の真意が伝わっていなかった」と話した。松浦幸男幹事長も「調書まですべて開示してほしい。確証の取れないところを報道されたことは残念」と述べた。
山田会長らが各会派代表者会議で異議を唱えたことについては、この日開かれた同会の総会で、一部の議員から「このままでは選挙に大変影響が出る。不服申し立てに反対していないことをしっかり県民に伝えるべき」などの意見が出て、松浦幹事長らが意見を取りまとめていた。【下原知広】
毎日新聞 2007年1月20日
知事選疑惑議員名非開示 県議会、準抗告へ
自民党議員会が一転賛成 讀賣広島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news002.htm
藤田知事の後援会による政治資金規正法違反事件を巡る選挙対策費疑惑で、自民党議員会は19日、過去の知事選で対策費を受け取ったとされる現職県議10人の実名開示請求を地検が不許可としたことに対し、「(地裁に不許可の取り消しを求める)準抗告には賛成」との申し入れ書を新田篤実議長に提出した。前日の代表者会議では主要4会派のうち唯一、準抗告に反対していた自民党議員会が一転、賛成に回ったことで、県議会は近く、準抗告に踏み切る見通しとなった。
自民党議員会は18日の代表者会議で「準抗告をしてまで実名開示を行う意味はない」と反対していた。だが、この日、申し入れ書を提出した山田利明会長は記者団に「準抗告には反対していない。供述調書の一部に焦点を当てるのではなく、非開示の部分はすべて開示することが真相解明につながると考えている。(準抗告に反対と受け取られた)不適切な発言、意見は訂正したい」と釈明した。
新田篤実議長は「昨日と違う意見を申し入れされて困ったが、真摯(しんし)に受けとめる」と話し、来週中にも代表者会議を開いて各会派の意志を改めて確認する考えを示した。
一方、この日は県議会の調査会(座長・平浩介議員)も開かれた。藤田知事の政治資金パーティーを巡り、元事務局長からパーティー券を購入したとされる県土地改良事業団体連合会(会長・藤田知事)や県医師連盟など3団体の関係者に対し、購入の経緯などを尋ねる質問書を送ることを決めた。26日までに回答を求め、調査会の意見を添えて議長に提出する。
<連合広島旗開き知事、解明へ決意>
後援会元事務局長による政治資金規正法違反事件を巡って、藤田知事は19日、広島市内で開かれた連合広島(宮地稔会長)の新春旗開きで「大変お騒がせしている。そろそろ終止符を打つべく自分自身でまとめにかかって皆さんにご報告しなくてはならない時期に近づいている」と述べ、一連の疑惑の解明に向けた決意をアピールした。
一方、連合広島は旗開きに先立って、執行委員会を開き、今春の統一地方選の推薦候補について、1次推薦に12人を追加した計37人とすることを決定。うち県議選は17人に上った。
宮地会長は旗開きのあいさつで「夏の参院選での政権交代をかけて、積極的に行動を起こす年。一致団結してたたかう」と話し、統一選と参院選での必勝を誓っていた。
(2007年1月20日 読売新聞)
763
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/20(土) 11:50:39
裏金 元出納長証言 県議会で報告
2007年01月19日 朝日岐阜
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000000701190002
県の裏金問題で、職員組合に裏金を集約するのにあたって大きな役割を果たしたとされる藤田幸也・元出納長(69)の具体的な証言が18日、県議会に報告された聞き取り調査結果で明らかになった。藤田氏はこれまでの証言を翻し、組合による裏金流用を了承したと認めた。また、その後の処理はひとごとと考えており、当時の県の最高幹部らの無責任ぶりが改めて浮き彫りとなった。
藤田氏は昨年12月20日、県議会の不正資金問題調査検討委員会の坂志郎委員長と宮嶋和弘副委員長に対し、1時間にわたって質問に答えた。18日に県議会に報告されたのは、この時のやりとり。
それによると、組合に裏金を集約する案は、98年度当時の奥村和彦・知事公室長から相談を受ける中で、「公表する」「土に埋める」などの案の一つとして浮かんだという。組合は監査の対象外だったことが決め手だった。
さらに99年1月、当時の坂上一秀・職員組合委員長=懲戒免職=に裏金の受け入れを依頼した際、「正規の(組合の)活動になら使ってもいい」と受け取れる発言をしたことを認めた。「組合で訴訟費用や公的な活動に使うなら、組合員も納得するし、後で返還問題が起きても当然組合から返すという話になると思った」と説明したという。
一方で、「組合への裏金集約に中心的な役割を果たした」とする、弁護士による調査委員会の指摘は否定。森元恒雄・元副知事(現・自民党参院議員)から奥村知事公室長を通じて「組合に頼んでくれ」と指示され、「伝達役」をしたに過ぎなかったとした。
「組合に移した裏金をどうするつもりだったのか」との質問には、「いずれ公になるだろうと考えていたが、長い時間がたつにつれて忘れていった。『どこかで、どうにかしてくれるだろう』という安易な気持ちがあった」と述べた。組合の坂上・元委員長からも集約した裏金がどうなったか報告を求めておらず、「気まずいことであり、聞きもしなかった」という。
森元・元副知事は、昨年9月の同委員会の参考人聴取で、「自分は組合の事情は全く知らず、部下が出した案に同意した。その後は生え抜きの幹部職員に任せていたので、後任に引き継ぎもしなかった」などと説明している。
764
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/20(土) 11:51:26
裏金 議長声明で退職者に「全額返還を」
2007年01月19日 朝日岐阜
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000000701190003
県議会の白橋国弘議長は18日、裏金の返還を終えていない退職幹部・管理職に対し、総額8億6712万円を3月末までに全額返還するよう強く求める議長声明を発表した。県退職者資金返還推進協議会(梶原拓会長)や、「返還留保」を表明している泉田裕彦・新潟県知事らに送る予定だ。
これまでに返還に応じた退職者は、17日現在で約1400人中1007人で、返還額は総額の78・2%にあたる6億7850万円。まだ1億8862万円が返還されていない。
中でも、かつて県の新産業労働局長を務めていた泉田知事が「個々人の責任を明確にしないまま、職員を処分することは法治国家にあるまじき対応」などと主張し、返還に応じない考えを繰り返している。退職者協議会によると、泉田知事の理屈を持ち出して返還に応じない退職者もおり、返還作業に影響が出ているという。
議長声明は、返還に応じない退職者に「在職中の職務による社会的・道義的責任の重さを深く自覚し、返還に協力されたい」と呼びかけ、特に泉田知事に対しては「軽挙妄動ともいうべき批判は誠に遺憾」と批判した。
白橋議長は会見で、「泉田氏は元県局長としてではなく、新潟県知事として一連の発言をしており、公私混同ではないか。また、岐阜県や古田肇知事に意見を言っているが、言うべきは退職者協議会と梶原前知事で、筋違いだ」と述べた。
765
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/20(土) 12:30:30
角田氏献金問題 与党追及、失速も 民主、参院にいらだち 2007/01/20 08:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070120&j=0023&k=200701190191
角田義一参院副議長(民主党会派離脱中)の選対本部による献金不記載の疑いが指摘されたことについて、民主党が対応に苦慮している。執行部は角田氏本人に早急に記者会見させ、説明責任を果たしたい意向だが、参院側がガード。同党の「政治とカネ」追及の矛先が鈍る懸念も出てきた。
「現在調査中。参院中心に動いているが、副議長も説明責任はあると言っている。参院の報告を待っている」。十九日記者会見した鳩山由紀夫幹事長は煮え切らない説明に終始。参院側の対応にいらだちを隠さなかった。
与野党を巻き込んだ事務所費問題では、民主党は小沢一郎代表、松本剛明政調会長の名前が取りざたされたが、調査の結果「法に照らして一点の曇りもない」(鳩山氏)と整理。同党は通常国会で政治とカネの問題を前面に押し出し、与党との対決姿勢を強める戦術を描いていた。
ところが、角田氏問題への対応をめぐっては、輿石東参院議員会長が鳩山氏に「調査は任せてほしい」と要請。参院の独自性を認める慣例から、執行部は受け入れざるを得なかった。ただ執行部は途中経過すら「報告を受けていない」(幹部)のが実情だ。党内からは、二十五日の通常国会召集までに角田氏本人が説明すべきだとの声が高まっているが、参院内には「本人が出る必要はない」との擁護論もある。
昨年の臨時国会終盤では、安倍晋三首相の参院での問責決議案をめぐり、執行部の提出要請を参院側が拒否、野党共闘崩壊の原因となった。今回はその構図の再現ともいえ、執行部の指導力に疑問符が付きかねない。
766
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/20(土) 13:43:34
角田氏献金問題「進退の議論に」…自民・片山氏
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070120i204.htm?from=main2
自民党の片山参院幹事長は20日午前、岡山市内で記者会見し、民主党の角田義一参院副議長(会派離脱中)の総合選挙対策本部が政治献金2520万円を政治資金収支報告書などに記載していなかった問題について「疑惑がかかっているなら、まず本人なり関係者が(真相を)明らかにすることが筋だ」と指摘し、事実関係を説明するよう求めた。
そのうえで、「報道されていることが事実なら、場合によっては出処進退の議論になるかもしれない」と述べ、副議長の辞任があり得るとの考えを示した。
安倍首相が「共謀罪」を創設する組織犯罪処罰法改正案の通常国会成立を指示したことについては「野党が対決路線を取れば難航する。この国会が(夏の参院選を控え)会期延長できないことを前提に国会日程上どうかも検討の要がある」と述べ、通常国会での成立にこだわるべきではないとの考えを示した。
(2007年1月20日13時40分 読売新聞)
767
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/21(日) 05:11:06
「一から出直したい」
佐田前行革相 後援会役員会で謝罪 讀賣群馬
自身の政治団体の不適切な会計処理の責任を取って先月27日に行政改革相を辞任した佐田玄一郎衆院議員(群馬1区)が20日、前橋・勢多地区の後援会役員会を前橋市内で開き、集まった約300人に謝罪した。
役員会は報道陣に非公開で、20分ほどで終了した。出席者によると、佐田氏は「皆様にご迷惑をおかけし、おわびしたい。また一から出直したい」などと、涙を流しながら話したという。
「佐田玄一郎政治研究会」が2000年までの11年間、不動産賃借契約のない事務所の事務所費や光熱費など計約7840万円を計上していたとされる不適切な会計処理については、「赤字の事務所の経費を黒字の事務所で負担していた。本当は寄付をすればよかったが、そうしていなかった」などと説明したという。秘書によると、今も過去の資料などを精査中で、まとまった段階で金額などを説明したいとしている。
前橋連合後援会の町田錦一郎会長は、「言い訳がましいところは一切なく、反省していた。後援会としては理解をした」と話した。佐田氏は役員会終了後、記者団に「ご心配をおかけしたことをおわびしました」と話した。
(2007年1月21日 読売新聞)
768
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/21(日) 05:21:45
衛藤征士郎衆院議員 日田市で国政報告会 不透明集金 釈明に終始 西日本大分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/ooita/ooita/20070121/20070121_001.shtml
秘書が設立した会社が情報冊子の購読料名目で約1億4000万円を集めていた問題で、公式行事への出席を自粛している自民党県連会長の衛藤征士郎衆院議員(大分2区)が20日、日田市で国政報告会を開いた。同問題については「心配をお掛けし申し訳なく思っているが、政治資金規正法に触れることはなく適正に処理している」などの釈明に終始し、県連会長職の進退については触れなかった。
衛藤氏の政治団体は、秘書が設立した会社の役員から計約480万円の献金を受けていたが、「会社からの政治献金はない。パーティー券の購入もない」と説明した。来賓からは「疑われることがないようにしてほしい」という要望も出た。
=2007/01/21付 西日本新聞朝刊=
769
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/21(日) 14:43:02
角田氏選対のヤミ献金問題、個人献金に団体名で領収書
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070121i502.htm
角田義一・参院副議長(69)(群馬選挙区)の総合選挙対策本部のヤミ献金問題で、同選対が個人献金者に対し、角田氏の資金管理団体「角田義一政治経済研究会」の名義で領収書を渡していたことが20日、民主党群馬県連関係者らの話でわかった。
ヤミ献金とされるうち個人献金分は同研究会が受け皿だったことになり、問題発覚後に文書で「資金管理団体に献金入金の事実はない」とした角田氏の説明と矛盾する。
読売新聞が入手した選対の内部帳簿によると、県連などでつくる角田氏の選対は参院選前後の2001年5〜8月、「陣中見舞い」などとして政治献金約2520万円を受け取った。このうち、個人献金は、約130人から5000円〜20万円ずつ、計約270万円だった。
個人献金者のうち十数人は、読売新聞の取材に記載通りの献金を認め、ほとんどが「角田氏と古い付き合いがあり、応援する意味で選対に陣中見舞いを持っていった」と説明。複数の人は、領収書を受け取っていた。
県連関係者によると、個人献金を受けた場合、領収書が必要ないという人を除いて同研究会名義の領収書を渡していた。このため、これらの個人献金は政治資金規正法上、同研究会の政治資金収支報告書に記載する義務があり、年間5万円を超えるものは献金者名などの記載も必要だ。しかし、同研究会の収支報告書に記載はなかった。
一方、企業・団体献金は同法で政党支部は受け取れるが、政治家の資金管理団体が受け取ることはできない。今回の献金も、企業・団体などからのものは、民主党県連名義で領収書が出されていた。
問題発覚後、角田氏は「民主党県参院選挙区第1総支部、角田義一政治経済研究会、つのだ義一後援会に献金の入金の事実はない。他の団体についてはわからない」と文書でコメントしている。
(2007年1月21日10時20分 読売新聞)
770
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/22(月) 15:52:50
自民党支部:佐田氏の資金管理団体借り入れ金を未記載
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070122k0000e040058000c.html
自民党の佐田玄一郎前行政改革担当相(衆院群馬1区)が支部長を務める自民党支部が、00年衆院選前後に佐田氏の資金管理団体から借り入れた1640万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことが分かった。また同支部は、事務所駐車場の支払いでも事実と異なる記載をしていたことが判明。政治資金規正法や政党助成法に違反する可能性が浮上した。佐田氏の事務所は「担当者が誤って記載しなかった。修正ができるか検討したい」と話している。
佐田氏の事務所などによると、佐田氏が支部長を務めていた自民党群馬県第1区支部(現・自民党群馬県衆院比例区第2支部)は99年から衆院選があった00年6月の間、佐田氏の資金管理団体「赤城倶楽部」から「借地料」「職員給与」「組み立てハウス損料」などとして1640万円を借り入れ、00年末の政党交付金収入などで返済したという。赤城倶楽部の00年の収支報告書には返済の記載はあったが、同支部の報告書には借り入れは記載されていなかった。総務省政治資金課は「借入金は収入であり、事実に即して報告書に記載されるべきだ」と指摘する。
一方、同支部が04年に提出した政党交付金使途等報告書には、事務所駐車場として「借地料」60万円を佐田氏の父が04年4月まで社長を務めていた「佐田建設」(前橋市)に支払ったと記載されている。借地期間は「04年4月1日から05年3月31日まで」とされているが、実際は04年10月に土地の所有権が同社から関連会社に移転していた。
佐田氏の政治資金を巡っては、政治団体「佐田玄一郎政治研究会」(昨年10月に解散)が90〜00年に事務所費など計約7800万円を支出したとする虚偽の政治資金収支報告書を提出した疑惑が発覚し、佐田氏は昨年12月、行革担当相を辞任している。【杉本修作】
毎日新聞 2007年1月22日 15時00分
771
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/22(月) 21:57:13
安藤前知事を再逮捕 3000万円わいろ授受疑い
2007年1月22日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200701220113
県官製談合事件を捜査している県警は、前知事側に提供された計約3千万円がわいろに当たる疑いが強まったとして、事前収賄と第三者供賄の疑いで前知事安藤忠恕容疑者(65)=競売入札妨害罪で起訴=を22日午後4時10分までに再逮捕した。
また、事前収賄の共犯で会社役員石川鎭雄容疑者(68)=同=を、約1千万円を提供した贈賄の疑いで設計コンサルタント会社「ヤマト設計」前社長二本木由文容疑者(56)=同=をそれぞれ再逮捕した。
容疑について安藤容疑者は否認、石川、二本木容疑者は認めている。
県警は同容疑で同日、県庁知事室などを家宅捜索した。
調べでは、安藤被告は2003年7月の知事選に当選して就任する直前に、二本木容疑者から2千万円を受け取った疑い。
また、政治指南役の石川容疑者について、二本木容疑者に「石川の面倒を見てくれ」と働き掛け、二本木容疑者から石川容疑者に対して03年10月ごろから05年5月ごろまでの約1年半にわたり計約1千万円を提供させた疑い。
県警は、いずれも二本木容疑者側から仕事上の便宜を図るよう求める請託があったとみている。
772
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/22(月) 22:26:58
岐阜県裏金 知事「情報操作」と反論
2007年01月22日 朝日新潟
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000701220004
岐阜県で裏金が見つかり、同県幹部OBも返還を求められる中、同県の部長級ポストを務めた泉田裕彦知事が返還を「留保」している問題で、泉田知事と岐阜県側との応酬が続いている。知事が返還要請を「法治国家にあるまじき対応」と批判したのに対し、岐阜県議会の白橋国弘議長が18日、「軽挙妄動ともいうべき批判」と指弾。翌19日、知事は「岐阜県によって、あたかも裏金に私が関与したかのような情報操作が行われた」との談話を出して反論した。
白橋議長は18日に記者会見し、返還を終えていない県幹部OBに3月末までに全額返還を求める議長声明を発表した。
岐阜県退職者資金返還推進協議会(会長・梶原拓前知事)は、裏金作りが確認された92〜03年度の県幹部OB約1400人に計約8億7千万円の返還を求めた。が、18日までに約400人が返還に応じず、約1億8千万円が未納になっている。
03年11月から10カ月間同県の新産業労働局長を務めた泉田知事も105万円の返還を求められたが、「部下の誰がどのような形で裏金を抱えていたのか明らかにしてほしい」と求め、返還は「留保する」としている。
白橋議長は会見で泉田知事の批判について「元局長ではなく新潟県知事として発言し、公私混同ではないか。岐阜県や古田肇知事に意見を言っているが、言うべき相手は協議会や梶原前知事。筋違い」と述べた。
これに対し、泉田知事は19日夕、「当初から岐阜県によって私についてのみ、本人の同意を得ることなく個人情報が公開されてきた」とした上で「本件が個人的な問題であるとするならば、岐阜県に対しては、私の同意なくして行われた一連の個人情報の公開に対して謝罪を求める」というコメントを発表した。
773
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/22(月) 22:57:15
民主元県連事務局長、不正献金否定 角田参院副議長問題
2007年01月22日22時42分
http://www.asahi.com/national/update/0122/TKY200701220381.html
01年参院選で角田義一・参院副議長(群馬選挙区)の選挙組織で献金の不正処理があったとされる問題で、民主党群馬県連の元事務局長(64)が22日、前橋市内で記者会見した。当時、会計責任者も務めており、献金の授受を記したとされる帳簿について「県連事務所に保管されておらず、本物かどうかコメントしようがない」と述べた。政治資金規正法で禁止されている外国人団体からの献金は「入金の事実はない」と否定した。
元事務局長は、当時の資料が残っていないので確認ができないこと、記憶が不鮮明であることなどを理由に、明確な事実関係については言及しなかった。
ただ、(1)実際の献金の事務処理は選挙組織スタッフが担当していた(2)他の選挙でも同様の帳簿は作っていた(3)献金額や団体名は選挙後に何らかのかたちで角田氏にも報告したはず――と述べた。
774
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/23(火) 00:10:17
裏帳簿問題:「適切に行った」角田議員の会計責任者
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070123k0000m040079000c.html
民主党群馬県連などでつくる角田義一参院副議長(群馬選挙区)の総合選挙対策本部が、01年参院選で約2517万円の寄付を受けながら政治資金収支報告書に記載されていなかった問題で、選対本部の会計責任者だった山田光彦氏(64)が22日、前橋市で記者会見。「会計書類が保管されておらず事実を確認できないが、会計処理は適切に行った」と述べた。
会見で山田氏は、指摘されている労働団体などからの寄付について「個別のことは分からない」との回答に終始。献金内容が詳細に記された裏帳簿については「私は知らない。単なる怪文書だ」と話した。また、政治資金規正法が禁止する外国人団体からの寄付に関して、裏帳簿に献金団体として朝鮮総連系の「在日本朝鮮群馬県商工会」の記載があった点は「外国人から寄付を受領できないのは常識だ。そういう授受は全くない」と否定した。
同席した角田氏の秘書で党県連事務局長の長沼広氏は「今後は角田副議長が判断して、何らかの形で説明する」と述べた。【杉本修作】
毎日新聞 2007年1月22日 20時40分
775
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/23(火) 00:11:16
>>772
新潟県知事:裏金問題の連帯責任で岐阜県を非難
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070123k0000m040128000c.html
岐阜県の裏金問題で、泉田裕彦・新潟県知事は22日、臨時記者会見を開き、岐阜県OBとして連帯責任を問われたうえ、105万円の支払いを保留していることを同県側が批判したことについて、「困っている人を助けてあげようと思ったら、居直り強盗だった」と語気を強めて非難した。また、近く同県に対して、謝罪を求める抗議文を送付する考えを明らかにした。
泉田知事は03年7月に経済産業省から岐阜県に出向し、04年8月まで新産業労働局長を務めた。返還請求に対し、納得できる責任追及がなされるまでは拒否する姿勢を示している。一方、岐阜県側は「一定の要職にあった方に理解されないのは残念」などと批判している。
この日の会見で、泉田知事は裏金づくりへの関与を改めて否定し「多大な迷惑をこうむった」と強調。支払い保留について「どうして私だけ(返還に)反対しているような話になるのか。返還は(裏金を)取ったから返すということ。言葉の巧妙なすり替えだ」などと不満をあらわにした。
一方で「(岐阜県側が)謝罪し、返還ではなく『寄付のお願い』とするならば検討の余地はある」とも述べ、支払いに応じるかどうかは同県側の対応次第とする態度を示した。【五十嵐和大】
毎日新聞 2007年1月22日 23時14分
776
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/23(火) 03:45:15
角田氏献金問題、きょう調査結果説明…辞任しない意向
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070123i501.htm?from=main5
民主党の角田義一参院副議長(会派離脱中)の総合選挙対策本部が政治献金約2520万円を政治資金収支報告書などに記載していなかった問題で、角田氏は23日に記者会見を開き、党による調査結果を説明する。
角田氏は「自らは政治献金の処理に関与しておらず、責任はない」として、副議長を辞任する考えはないことを表明する意向だ。同党幹部が22日、明らかにした。
これにより、党執行部は問題の決着を図りたいとしているが、党内外の理解を得られるかどうかは不透明だ。
民主党は、疑惑が明らかになった16日以降、輿石東参院議員会長や角田氏らが中心となり、参院側で調査を進めてきた。角田氏が代表を務めた党群馬県連の関係者らを通じ、献金の経過を調べるなどしたという。それによると、政治資金にかかわる事務は当時の県連事務局長らが取り仕切っており、「角田氏は全く関与していなかった」としている。
輿石氏ら参院執行部は、これらの調査結果を23日昼の参院役員会で報告する。了承を得た上で衆院側の理解を得たい考えだが、党内外では角田氏への厳しい見方が強まっている。
(2007年1月23日3時15分 読売新聞)
777
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/23(火) 09:47:41
ヤミ献金深まる疑惑
元会計責任者 具体的説明なし 讀賣群馬
「資料がないので事実関係が確認できない」「記憶にない」――。角田義一・参院副議長(69)の総合選挙対策本部のヤミ献金問題で、当時の会計責任者だった山田光彦・元民主党県連事務局長(64)は22日の記者会見で、具体的な説明は出来ず、疑惑解消にはほど遠かった。また、陣中見舞いについて「選挙後、角田氏に報告した」と発言し、「知らない」としている角田氏の回答と食い違いをみせた。
角田氏への陣中見舞いを受ける可能性がある団体は同県連のほか、角田義一政治経済研究会など角田氏らが代表を務める3団体があるが、山田氏は会見の冒頭、「金銭の受理について県連が窓口となって主導的な役割を果たしていた」と話し、「収支報告書への記載漏れがあれば、自分の責任だ」と強調した。
また、陣中見舞いを受けたことについて、「(角田氏に)報告しないということは全くあり得ないと思う」と述べた。しかし、陣中見舞いの具体的な金額や、記載漏れが実際にあったかどうかについては、「当時の会計帳簿や関係書類がないのでわからない」「記憶にない」と繰り返すのみ。会見終了間際には、陣中見舞いについて記載したとされる内部帳簿を実際に記者に見せられて真偽を問われたが、「こんなに丁寧な形式で作らない。怪文書だ」と述べるにとどまった。
山田氏の会見について、石関貴史・衆院議員は、「県連事務局長に責任を押し付けてあいまいにするやり方。角田氏自身が、自らの選挙について一刻も早く説明責任を果たす必要がある」と指摘した。
会見には、県連最高執行役員会議の事務局長で、角田氏の秘書を務める長沼広氏も同席した。
■ 山田氏の会見要旨は次の通り。
一連の報道で県民の皆さんに大変な心配をかけていることをおわびする。参院選も含めて、2001年の県連関係の資金処理にかかわる問題についての一切の責任は会計責任者の私にある。ただ、会計帳簿が保存されてないので、(報道内容について)事実関係を確認するすべがなく、わからない。外国人団体などからの寄付も指摘されているが、禁止事項であるのは常識で受けるはずもない。
――報道で指摘されている内部帳簿を目にしたか
見ていない。
――この場で資料を見せれば、報道が事実かどうか判断できるか
それはできない。その資料がどういう資料なのか、そういうことを含めてわからない。
――個人献金者でさえ、1万円や2万円を寄付したことを覚えているのに、寄付を受けた側がいくらの陣中見舞を受けたか記憶していないというのは通用しないのでは
わからないのはわからない。確かめようがない。
――寄付は受けていないのか
受けていないことはない。選挙をやっていて陣中見舞が来るのは当たり前。
――県連の収支報告書は献金がほとんど載っていないが
収支報告書に関するいくつかの不備を指摘されているが、そういう誤りがあれば私の責任できちんと訂正する。それから逃げてるということではない。
――党本部で参院を中心に調査をしている中、今日、元事務局長が会見する意味は
長沼広氏 今までずっと、角田の責任という報道がされている。角田が裏金を作ったのでは、という報道がなされている中、責任がどこにあったのかというのを明確にしておかないと、誤解を招くと山田さんからも話があった。
(2007年1月23日 読売新聞)
778
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/23(火) 09:48:38
築館・品川区議、幹事長辞任
白紙領収書で政調費不正受給 讀賣東京
書店などからもらった白紙の領収書に金額を書き込み、政務調査費を不正に受け取っていたことがわかった品川区議会の自民党区議団の築館武雄幹事長は22日、政務調査費計約209万円を会派を通じて区に返還するとともに、責任を取って幹事長職を辞任した。
また、区に対して、延滞金として約37万円も納付した。
同区議団によると、築館氏は18日、2001年度〜05年度にかけて受け取った政務調査費計約170万円を返還する考えを示したが、その後、精査した結果、06年度分などの14件計約39万円も合わせて返還することにしたという。
築館氏は22日開かれた区議会文教委員会の審議を、体調不良を理由に欠席した。
新たに幹事長に就任した須藤安通区議は記者団に対し、「区民に対し、政務調査費の適切な運用と、説明責任を果たす努力を重ねたい」と述べた。
(2007年1月23日 読売新聞)
779
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/23(火) 17:40:30
角田参院副議長・政治資金記載漏れ:「適正作成」も深まる疑惑 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070123ddlk10010360000c.html
◇山田・元民主県連事務局長、あいまい発言繰り返す
参院の角田義一副議長(群馬選挙区)が01年の参院選で、約2517万円の寄付を政治資金収支報告書に記載していなかった問題で、22日、県庁で記者会見した山田光彦・元民主党県連事務局長(64)は「資料がないのに分かる訳がない」「当時のことは覚えていない」などと繰り返し、裏金疑惑についての説明を避ける一方、「報告書は適正に作成した」と抗弁し、疑惑を深めるだけの回答に終始した。
この日の会見は「角田氏が不正をしているような誤解がある」と、山田氏が角田氏の秘書で県連事務局長の長沼広氏に申し入れて開いたという。山田氏は問題となっている外国人団体からの献金の事実を否定し「すべての責任は会計統括者の私にある」と述べ、角田氏や同氏の政治団体が一切無関係であると強調した。
しかし、具体的質問には「実務は職員に任せていた」などと回答が空回り。「陣中見舞い」の窓口となった県連の収支報告書(01年分)に5万円を超える企業・団体からの寄付が1件も記されていなかった点には「どうしてなのか分からない」と述べた。さらに「裏金作りをしていたのか」と厳しく問われると、「ちょっと明確には答えられません」などとあいまいな発言で逃げ、角田氏の説明責任には「本人が判断されること。明確に態度を表明されると思います」と述べた。
山田氏の説明について、同党の石関貴史衆院議員は「政治不信を増大させる極めて悪い例だ」と批判。民主党関係者からは「角田氏が責任を果たさなければ、(通常国会での)国会対策が持たない。出処進退を決断すべきだ」との声が出ている。【杉本修作】
毎日新聞 2007年1月23日
780
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/23(火) 17:41:04
政治資金記載漏れ:佐田氏事務所、故意はないと不正否定 求められる説明責任 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070123ddlk10010338000c.html
実在しない政治団体の事務所に経費を計上していた疑惑が浮上し、昨年末に行革担当相を辞任した佐田玄一郎衆院議員(群馬1区)に、新たな経理問題が明らかになった。佐田氏が支部長を務める自民党支部が同氏の資金管理団体から受けた借入金約1640万円を報告書に記載していなかった。同支部は事務所の「借地料」についても報告書に誤りがあったが、佐田事務所は「故意ではなく、資金は正しく使われている」と否定する。
事務所の説明では、00年6月の衆院選に際して、資金管理団体「赤城倶楽部」が、佐田氏が支部長だった自民党県第1選挙区支部の人件費、事務所借地代などを立て替えた。同年末に返済を受けた同倶楽部はこれを収支報告書の収入欄に記載したが、同支部の報告書には借入金の記載はなく、県報にも記されていなかった。事務所は「担当者が記載方法を間違えた。借入金は報告書の人件費、事務所費などに含まれており、不正はない」という。
同支部については報告書の誤りがほかにもある。支部事務所は後援会事務所(前橋市三俣町1)の西側に置かれ、土地は「佐田建設」(同市)が所有していた。支部は政党交付金から年間60万円の借地料を支払っていた。03年10月には支部事務所を後援会事務所東側の駐車スペースに移したが、その後も1年間、同社に約60万円を支払っていた。03、04年分の政党交付金使途等報告書では借地期間がそれぞれ「04年4月1日から同年9月30日まで」「04年4月1日から05年3月31日まで」と一部重複し、登記では04年10月から佐田建設の関連会社に所有権は移っていた。これについて、事務所は「書類作成上のミス」としている。
20日には前橋市内の後援会会合で支持者らに涙ながらの謝罪をしたという佐田氏。民主党側は通常国会で、佐田氏の参考人招致や証人喚問を求める姿勢を示している。改めて説明が求められそうだ。【杉本修作】
毎日新聞 2007年1月23日
781
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/23(火) 19:16:50
小沢代表事務所費:中川自民幹事長が批判
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070124k0000m010026000c.html
自民党の中川秀直幹事長は23日の記者会見で、小沢一郎民主党代表の資金管理団体が秘書の独身寮の購入費を事務所費として計上した問題について「政治資金規正法は不動産取得まで想定していない。(金額が)庶民の常識をはるかに超えたもので、税法上の問題が起こってくる」と批判した。中川幹事長はさらに、党改革実行本部のコンプライアンス(法令順守)小委員会で問題点を議論する考えを示した。
同法は資金管理団体の不動産取得を禁じていないが、中川氏は「資金管理団体は任意団体だから(不動産は)個人名での登記になる」と述べ、団体が解散した場合、不動産が小沢氏個人のものになる可能性を指摘した。【野口武則】
毎日新聞 2007年1月23日 18時28分
782
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/23(火) 19:37:44
誠意というものが見えない。
参院副議長収支報告:幕引き図る民主 辞任論消えず
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070124k0000m010060000c.html
角田義一参院副議長の政治団体などが01年参院選の政治資金収支報告書に寄付金約2500万円を記載していなかったとされる問題で23日、角田氏本人が関与を否定する記者会見を行い、民主党執行部も「問題ない」として了承した。しかし、角田氏の説明にはあいまいな点が残り、他党だけでなく、参院選への影響を懸念する民主党内からも辞任論が出始めた。問題の幕引きを図りたい党執行部の思惑とは裏腹に、通常国会の焦点の一つとなりそうだ。
角田氏は01年参院選で群馬選挙区から民主党公認で当選したが、党群馬県連などでつくる総合選挙対策本部が受け取った「陣中見舞い」の裏帳簿を毎日新聞が入手した。角田氏は23日の会見で「選挙資金の問題は認識の外にあり、政治活動にまい進してきた」と関与を否定し、「職責を全うさせていただければありがたい」と副議長を辞任する考えのないことを明言した。
しかし、寄付金の行き先について、角田氏は自身の資金管理団体などへの入金がなかったことを強調するだけで、裏帳簿に記載されている朝鮮総連系団体からの寄付についても「当時の会計責任者が外国人関係団体などの寄付の事実はないと言っている」と伝聞証言を基に説明。あとは「会計責任者を信じる」と繰り返し、裏帳簿の記載団体が寄付の事実を認めていることなどへの言及は避けた。
これに対し、与党だけでなく、社民党の福島瑞穂党首も23日、札幌市で「説明責任を尽くしているとは思わない。問題があるなら副議長職を辞職すべきだ」と批判。民主党内にも「辞任は早い方がいい。長引かせると参院選に影響する」(中堅)と厳しい見方が出ている。【須藤孝】
毎日新聞 2007年1月23日 19時28分
783
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/23(火) 22:15:47
自民、資金管理団体の不動産取得で規制検討へ
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070123/skk070123001.htm
自民党は23日、政治家の資金管理団体の不動産取得を規制することの是非について、党改革実行本部(本部長・石原伸晃幹事長代理)のコンプライアンス小委員会で検討することを決めた。
民主党の小沢一郎代表の平成17年分の政治資金収支報告書に、事務所費として約4億1500万円が計上され「大部分が、事務所を設けるために購入した土地、建物の代金」(鳩山由紀夫同党幹事長)だったことを問題視したため。
23日の自民党役員連絡会で笹川尭党紀委員長が「政治資金は政治活動に使うためのもの。不動産取得が適切なのか議論すべきだ」と提起した。
中川秀直幹事長は記者会見で「政治資金規正法には、資金管理団体が不動産を取得できないとは書いていないが、(法は)想定はしていないのではないか」と強調。「資金管理団体は不動産登記できない。個人名で登記すれば、(相続税などの)税法上の問題も出てくる」と述べた。
(2007/01/23 13:28)
784
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/24(水) 20:06:54
角田参院副議長、関与を否定
ヤミ献金問題 民主県連から批判も 讀賣群馬
「(陣中見舞いの)処理については、私は携わっていない」「副議長職は職責を全うさせていただきたい」――。角田義一参院副議長(69)は23日、東京・永田町で開いた記者会見で、2001年参院選の自らの総合選挙対策本部のヤミ献金問題について、自らの関与を否定し、副議長を続ける考えを強調した。陣中見舞いの処理は民主党群馬県連が行っていたとし、自身の責任を回避しようとする角田氏に対し、民主党県連内からも「誰も納得しない」などの批判が相次いだ。
角田氏は冒頭、「国民の皆さんにご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げる」と陳謝したが、参院選当時の会計状況については、「選対関係者から『お金の問題は一切心配するな』と言われ、お金の出入りに何の心配もなく選挙を戦った」「私の脳裏から選挙資金問題は認識外」と、金には関係しなかったと何度も強調した。
そのうえで、陣中見舞いは同県連が処理したとしたが、具体的な処理については、「(県連の)会計責任者が会計についての責任を一切負う立場で、(元県連事務長の)山田(光彦)君を信頼してきた」「私はまったく携わっていないので、それ以上のことは答えられない」と答えるのみ。外国人団体などからの寄付についても、「山田君がないと言っているので、責任者の言葉を信じる」と述べた。
また、前日、山田氏が会見で陣中見舞いについて、「角田氏に選挙後、報告したと思う」と述べたことについては、「説明を受けた記憶はない。選挙後は国会対応に追われ、あいさつ回りはしていない」とし、両者の発言内容は食い違ったままだ。
この日の角田氏の会見について、当時の選挙を知る県連関係者は、「資金の授受や分配は、角田氏本人を含めた選対幹部が行っていた」と話し、別の関係者も、「受けた寄付について報告を何も受けないのは考えられない」など、疑問の声が相次いだ。
石関貴史・衆院議員は「誰も納得しないひどい会見。十分な説明ができないなら、副議長だけでなく議員も辞職すべきだ」とし、今後、角田氏の責任を厳しく追及していくとした。
(2007年1月24日 読売新聞)
785
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/24(水) 20:13:55
票取りまとめで現金授受 山本陣営 容疑の韮崎市議3人逮捕 讀賣山梨
知事選の選挙違反を捜査していた県警捜査2課と韮崎署は24日、落選した山本栄彦知事への投票取りまとめなどの見返りに現金の受け渡しを行ったとして、公職選挙法違反(買収、被買収)の疑いで韮崎市議3人を逮捕した。同市は、当選した横内正明元衆院議員の地元。関係者からは、事件の背景として、前回知事選から続く“ねじれ現象”を指摘する声が挙がっている。県警によると、知事選で逮捕者が出たのは1991年以来。
逮捕されたのは、いずれも同市議で、同市本町、建築業岩下照人(64)、同市大草町下条西割、農業清水清(74)、同市龍岡町下条南割、同秋山武広(75)の3容疑者。岩下容疑者は今月中旬、清水、秋山両容疑者の自宅で、それぞれに現金約3万円を渡し、山本氏への投票と票の取りまとめを依頼した疑い。岩下容疑者だけは、容疑を否認しているという。
3人はいずれも、山本氏の後援会「山輝会」の韮崎支部会員で、秋山容疑者は同会韮崎支部幹事長、岩下容疑者は同支部幹事長代行、清水容疑者は同支部常任役員だった。横内正明氏の弟、公明氏が当選した昨年11月の市長選では、対立候補で同支部長で前市長の小野修一氏を支持した。
岩下容疑者は調べに対して容疑を否認しており、現金を渡した動機は明らかになっていない。だが、県警は、選挙戦で山本氏の劣勢を知った岩下容疑者が巻き返しを図ろうと、犯行に及んだ可能性もあると見ている。県警は23日、それぞれの容疑者の自宅など計数か所を捜索。押収した資料から、今後は動機の解明と共に、資金の流れやほかに関与した者がいなかったかなども追及する。
(2007年1月24日 読売新聞)
786
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/24(水) 20:57:20
角田参院副議長・政治資金記載漏れ:角田副議長「一切把握していない」 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070124ddlk10010272000c.html
◇「裏金」疑惑、党内から辞職の声噴出
01年参院選での寄付金約2517万円の政治資金収支報告書への未記載を指摘される角田義一参院副議長が23日、都内で記者会見し、副議長職や議員を辞職する考えはないと言明、事実関係も「一切把握していない」と述べた。前日、前橋市内で記者会見した当時の会計責任者同様、“裏金”疑惑への不審を増幅するだけの弁明に、所属していた民主党内からも辞職を求める声が噴出した。
会計責任者の山田光彦氏(64)が前日、「報告はしていたと思う」と述べた寄付の取り扱いについて、角田氏は「事務方に任せていた。報告も受けていない」と発言、大きな食い違いを見せた。
一方、寄付者の氏名や金額などを記載した裏帳簿について「どんな文書か知らない。2500万円が独り歩きしているが証拠はない」と言い切り、受領が禁止されている外国人団体の記載があるとの指摘には「山田君が事実はないと言っている」とかわした。
民主党の石関貴史衆院議員は角田氏の会見について「これが政治家の説明かと暗たんたる思い。通常国会を『戦う国会』と位置づけていただけに大きな打撃だ」と失望感をにじませた。また、同党衆院群馬3区の柿沼正明代表は「県政界の腐敗を断ち切るため、潔い決断を求めたい」と出処進退に言及した。一方、自民党の山本一太参院議員は「ライバルであり、尊敬もしており、残念」と語り、同党県連の金子泰造幹事長は「外国人団体の献金が事実であれば遺憾だ」と述べた。【杉本修作、木下訓明】
==============
■視点
◇問われる出処進退
角田義一参院副議長の発言には部下や秘書に責任を押しつけるあしき政治家像を見る思いがする。「陣中見舞い」(寄付)の窓口だった民主党県連の01年分の政治資金収支報告書には企業・団体献金の個別記載が一切ない。現職国会議員の選挙で企業・団体献金がなかったとは考えにくく、当時の県連会長だけに「知らなかった」では済まされないはずだ。
通常国会で「政治と金」をテーマに掲げた同党にも疑問を感じる。何らの事実確認もできず、角田氏に参院副議長としての責任を問う姿勢も見えてこない。
県連関係者からは「佐田玄一郎前行革担当相らの事務所費問題などを抱える自民党と手打ちをしたのでは」とのささやきも聞こえる。有権者の失望が野党にも広がっていることを強く認識すべきだ。【杉本修作】
毎日新聞 2007年1月24日
787
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/24(水) 20:59:38
宮本県議:有権者にお歳暮 公選法で禁止「選挙目当てではない」 /石川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ishikawa/news/20070124ddlk17010493000c.html
石川県の宮本惣一郎県議(66)=自民、七尾市選出=が昨年末、選挙区内の有権者の一部に1人1500円程度のお歳暮を贈っていたことが分かった。宮本県議は毎日新聞の取材に対し認めている。政治家が選挙区の有権者にお歳暮など金品の寄付をすることは公職選挙法で禁止されている。【池内敬芳】
宮本県議によると、昨年12月初旬、1500円程度のハム詰め合わせをお歳暮として本人名義で同市内外の数十人に贈った。この中に、自らの選挙区内の有権者が30人弱含まれていた。購入や発送の手続きは家族が行ったという。
宮本県議は能登わかば農協(同市)の副組合長。贈り先は、農協の仕事で付き合いのある人ばかりだという。宮本県議は「日常の中でお世話になっており、感謝の気持ちだ。県議選に出ると表明したのは1月中旬で、お歳暮はその前。選挙目当てではない。厳密に言えば公選法に触れるかもしれないが、どこまで適用されるものなのか……」と話し、歳暮は毎年続けており、お中元も贈っているという。今春の県議選七尾市選挙区(定数3)からの立候補については「これが悪いということなら立候補しない」という。
公職選挙法は、現職の政治家や立候補しようとする人が選挙区内の有権者に寄付することを、一部の例外をのぞき、禁止。特定の選挙に関する寄付の場合は1年以下の禁固または30万円以下の罰金などの罰則規定がある。
宮本県議は03年の県議選で初当選、現在一期目。
毎日新聞 2007年1月24日
788
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/24(水) 21:09:09
元神戸市議汚職:「責任放棄のそしり免れない」 検察、市の姿勢を批判 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070124ddlk28040005000c.html
◇監察報告も「村岡被告の弁解」−−論告求刑公判
神戸市も自らの行政責任を放棄したものとのそしりを免れない−−。神戸地裁で23日に開かれた元神戸市議、村岡功被告(69)に対する論告求刑公判で、検察側は村岡被告の要求に屈した神戸市の姿勢を批判した。「(村岡被告の)働きかけに応じた職員はいない」とした内部行政監察結果報告を「被告の弁解に沿った内容」といっしゅうするなど、村岡被告だけでなく、市にとっても厳しい内容となった。【酒井雅浩、坂口雄亮】
村岡被告は紺色のスーツ姿で出廷。検察官が論告を読み上げると、手元の資料に視線を落とした。
村岡被告は、市産廃処理施設指導要綱の改定や、資源リサイクルセンターの運営業務委託について、贈賄側の産廃処理会社に有利になるように市に圧力をかけ、現金を受け取ったとされる。論告で検察側は「自己の政治的影響力を金もうけの手段とし、被告の政治力を利用しようとする業者等に対しての現金の要求行為が常態化していたことが明らか」と指摘し、「議員としての一片の清廉性も見いだすことはできない」と切り捨て、懲役5年、追徴金2800万円を求刑した。
論告はさらに、内部行政監察結果報告が「働きかけに応じて特定の者への利益の供与を意図し、ほう助した職員はいなかった」と判断したのに対し、当時の市環境局長らが取り調べで重い口を開き、「強い働きかけを受け、やむなく被告の意向に沿った」などと供述したと反論。「市の行政が被告の意に沿う形で左右されたことは明白」と結論付けた。
同市の熊取谷護・環境局長は「リサイクルセンターの関係では(村岡被告の)同意を得ないと予算に響く、という危ぐはあった。だが、危ぐを抱いたことが、屈したことになるのだろうか」と話す。また「(村岡被告が介入した環境政策についても)私なりに精いっぱい判断した結果だ」と弁明した。矢田立郎市長は「公判中なので、コメントは控える」との談話を出した。
村岡被告の逮捕後、市議会は事件を調査する特別委員会を設置した。約20回の審議を通じ、市議が市側に寄せた働きかけなどの記録、公開を規定した「コンプライアンス条例」を制定。条例は今月1日から施行された。市の担当者は「事件後、議員からの働きかけは減った」と話す。
次回は2月20日に最終弁論が行われる。
◇論告要旨
神戸地裁で23日開かれた元神戸市議、村岡功被告の公判の検察側論告要旨は次の通り。
<情状関係>
本件は、8期32年もの長期間にわたり神戸市議を務め、自民党市議団長の要職に就くなどして培った圧倒的な影響力を背景に、神戸市政を牛耳り、ほしいままに行政を左右させてきた被告が、市政に露骨に介入して本来の行政をゆがめるとともに、自らの政治的影響力を利権化させた極めて悪質な収賄事案である。
789
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/24(水) 21:09:57
◇社会的責任は重大
大手産廃処理会社案件では、再三にわたり、市環境局担当者らを議員控え室に呼びつけるなどした上、「産廃処理施設指導要綱を改正しろ」「局長や助役、市長にも言うぞ」などとどう喝し、自民党所属の神戸市議に対し、環境保全審議会で被告の意向に沿った発言をさせただけでなく、村岡龍男被告に陳情書まで提出させ、その結果、指導要綱を改正させた。
資源リサイクルセンター案件においては、知的障害者の雇用確保の観点から、運営主体について、社団法人育成会と随意契約を締結して同会に業務委託することが決定されていた。
それに対し、被告は贈賄側から請託を受け、市環境局担当者らに対し、「リサイクルセンターの運営は民間じゃないといかん」などと随意契約方式の撤回・変更を要求し、さらに、環境局担当者らに対し、「絶対にあかん。そのままでは予算を通さんぞ」などとどう喝し、自民党所属の神戸市議に指示して決算特別委員会等で被告の意向に沿った発言をさせるなどし、知的障害者福祉工場を断念させた。
被告は、環境局担当者らに対して働きかけをしたことは認めながら、「指導要綱の改正は適正であった」旨弁解し、資源リサイクル案件においても、「入札方式への変更は適正であった」旨弁解している。また、神戸市による内部行政監察結果報告書等は、指導要綱の改正につき、被告からの指摘を圧力と感じた職員がいたことを認めつつ、被告らの圧力に応じて、特定の者への利益の供与を意図し、ほう助した職員はいなかったなどとし、資源リサイクル案件では、入札方式への変更は、行政として総合的な政策判断を行ったものと認められるなどとして、被告の弁解に沿った内容となっている。
しかし、当時の神戸市環境局長以下担当者らは、神戸地検の取り調べで重い口を開き、「被告からの強い働きかけを受け、やむなく被告の意向に沿う形で指導要綱を改正した」旨供述し、資源リサイクル案件においても、「じくじたる思いで、やむなくそれまでの方針を撤回・変更した」旨供述している。
被告の強い働きかけによって、神戸市の行政が被告の意に沿う形で左右されたことは明白であり、被告の弁解は、責任を少しでも軽くするための詭弁(きべん)に過ぎない。
◇自ら現金を要求
被告は、何のためらいもなく、平然と高額の現金を再三要求しており、一私企業を自らの金庫代わりとして利用したものといわざるを得ず、自己の政治的影響力を金もうけの手段とし、被告の政治力を利用しようとする業者等に対しての現金の要求行為が常態化していたことが明らかに認められ、議員としての一片の清廉性も見出すことはできない。
たとえ被告の権勢が圧倒的で、抗するのが困難であったにせよ、被告の要求に屈して唯々諾々とこれに応じ、本来なすべき行政を怠った神戸市も、自らの行政責任を放棄したものとのそしりを免れないが、被告の執ようさ、狡猾(こうかつ)さ、陰険さこそ厳しく非難されるべきである。
<結論>
本件は、自民党神戸市議団長の要職にあり、長きにわたって神戸市政・神戸市議会に君臨し、ほしいままに行政を左右させてきた被告によって敢行された極めて悪質な汚職事件である。態様が極めて悪質であること、現金要求行為が理不尽であること、収賄額が多額であること、社会的影響が極めて大きいことなどに徴すれば、被告が神戸市議を辞職したことなどの事情を最大限勘案したとしても、被告の刑責は極めて重い。
〔神戸版〕
毎日新聞 2007年1月24日
790
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/24(水) 21:57:31
「裏金」で知事会見 岐阜県に謝罪要求
2007年01月23日 朝日新潟
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000701230006
岐阜県庁で裏金が見つかり、同県庁OBらが返還を求められる中、部長級ポストを務めた泉田裕彦知事が返還を「留保」している問題で、同知事は22日、臨時に記者会見を開き、「岐阜県という権力機関が、私が裏金に関係したかのような個人情報を本人の同意なく流布した」と述べて、岐阜県に謝罪を求める意向を明らかにした。一方で、「岐阜県が今までの行為を謝罪し、『寄付のお願い』をするのであれば、考える余地がある」と支払いに含みを持たせた。
◆ ◆ ◆
泉田知事は謝罪を求める理由を「岐阜県とのやり取りの中で個人情報が流布されたうえ、関与したとする事実の証明が行われていない」と述べた。しかし、この個人情報の中身については「私人として岐阜県と話し合いをしている」ことなどを理由に明らかにしなかった。
裏金の「返還」という言葉の使い方については、「返還というのは取ったから返すということ」と述べ、「寄付のお願い」とすべきだと指摘した。
さらに、裏金問題を抱える岐阜県の泉田知事への対応を「居直り強盗」に例え、「家の外で何か失敗をして困っている人がいる。助けてあげようと思ったら、居直り強盗だった」と述べた。
泉田知事は03年11月から10カ月間、岐阜県の新産業労働局長(部長級)を務めたため、岐阜県退職者資金返還推進協議会(会長・梶原拓前知事)から105万円の返還を求められている。岐阜県議会の白橋国弘議長が18日、泉田知事を批判する声明を出し、翌19日に泉田知事が反論の談話を出す応酬が続いている。
泉田知事の会見に対し、岐阜県の白橋議長は「『個人情報』や『居直り強盗』とは意味がわからない。組織ぐるみで作られた裏金を、退職者も含めて組織で返還するという原点に立ち返るべきだ」と反論。古田肇知事は「退職者の返還については、梶原拓前知事ら退職者協議会が話し合うべき問題だ。個々の発言にコメントはしない」と従来の姿勢を改めて示した。
791
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/24(水) 21:59:02
私人?公人?不可解な会見
2007年01月23日 朝日新潟
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000701230005
「岐阜県の議長さんからリクエストがあるようなので、『私人』と『公人』とに分けて説明したいと思います」
県庁の記者会見場で、泉田知事は新潟県のロゴマークを背景に語り始めた。冒頭から奇妙な記者会見だった。
「元局長ではなく新潟県知事として発言し、公私混同ではないか」。岐阜県議会議長が裏金問題について発言する泉田知事をこう批判した。それに応えたのだという。
知事は「私人」の立場から、「裏金に関係したかのような個人情報を本人の同意なく流布した」と岐阜県の対応を非難。「多大な迷惑が生じている」と謝罪を求めた。
知事は19日にも同様のコメントを知事名で発表した。コメントには「裏金に私が関与したかのような情報操作が行われました」とあり、県のホームページにも掲載された。
激しい言葉を岐阜県側に投げかける根拠としている「個人情報」や「情報操作」の具体的な中身について、記者からの質問が集中した。
ところが、知事は答えない。「個人としての話なので、会見ではお話ししません」「私人としての発言にかかわるやり取りは、お話ししません」。質問のたびに、この言葉を繰り返した。
県知事という「公的」な立場で批判のコメントを出し、詳細については「私的なやり取り」なので答えないという。
県庁に集まった記者団も困惑した。「さっぱり分からないですが」。記者の質問に知事は「そもそも、そういう立場を分けて説明するのはどうかと思うけど、リクエストに応えました」。
詳細な説明は、最後までないままだった。(増田勇介)
792
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/24(水) 22:01:44
宮本県議が歳暮 公選法違反か
2007年01月24日 朝日石川
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000701240004
■30人に1800円相当■
自民の宮本惣一郎県議(66)=七尾市選挙区=が昨年12月上旬、七尾市内などの農業関係者約30人に1個1800円相当のハムを歳暮として贈っていたことがわかった。宮本氏は23日、朝日新聞社などの取材に対し、「お世話になった相手に贈っただけ」と話したが、公職選挙法は、現職を含む候補者が選挙区内の相手に寄付をすることを禁じている。
宮本県議は03年の前回選で初当選。今春の県議選にも再選を目指して立候補する意向を表明している。公選法違反の疑いもあることについて、宮本県議は「弁護士とも相談するつもりだが、今のところ不出馬は考えていない」としている。
県選管は「すでに終わった行為については警察が判断すること。寄付に当たるかどうかが判断基準になる」と話している。
793
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/24(水) 22:03:08
韮崎3市議を逮捕
2007年01月24日 朝日山梨
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000701240002
21日に投開票があった知事選を巡り、県警捜査2課と韮崎署は23日午前、落選した山本栄彦知事に対する投票と、投票の取りまとめを依頼するやりとりで現金の受け渡しがあったとして、韮崎市議会議員で建築工事業岩下照人容疑者(64)=韮崎市本町3丁目=ら3市議を、公職選挙法違反(現金買収、被買収)容疑で逮捕した。捜査2課は、ほかにも関与した人がいないかなど調べを進めている。
逮捕されたのは、岩下容疑者のほか、いずれも韮崎市議会議員で、農業清水清(74)=同市大草町、農業秋山武広(75)=同市龍岡町=の両容疑者。
調べでは、岩下容疑者は告示後の1月中旬、清水、秋山両容疑者のそれぞれ自宅で、知事選で山本知事に対する投票と有権者への投票の取りまとめを依頼。岩下容疑者はその報酬として、2人に1人あたり現金3万円を渡した疑い。清水、秋山両容疑者は現金を受け取った疑い。
調べに対し、岩下容疑者は容疑を否認。一方、清水容疑者は「3万円をもらった」、秋山容疑者も「清水容疑者を介して現金3万円をもらった」などと、ともに容疑を認めている。
県警は23日午後、容疑者の自宅や韮崎市役所など数カ所で家宅捜索をした。今後、押収した資料の分析や容疑者の供述などをもとに、現金の出どころや岩下容疑者に買収を指示した人間がいないか、背後関係も含めて調べを進めていく。
岩下容疑者は現在、韮崎市議会議員2期目で前市議会議長。清水容疑者は4期目、秋山容疑者は3期目だった。
■市長選敗北の「焦り」か
「おれは山本(知事)さんの応援をする」
知事選の前哨戦のまっただ中にあった昨年12月中旬。韮崎市内のある料亭で設けられた議員会派の忘年会。その席で、岩下容疑者は強い口調で言った。
テーブルには、ビール瓶や焼酎のボトルが散乱している。「かなり酒に酔っていたようで、顔が紅潮していた」。同席した市議は振り返る。
岩下容疑者ら3人の韮崎市議が逮捕された選挙違反事件。
背景には、昨年11月にあった韮崎市長選がある。現職山本氏を支持する前市長と、知事選で初当選した横内氏の実弟が立候補した。知事選の「前哨戦」と言われた選挙は、横内氏の弟が勝った。岩下容疑者の会派では前市長を推していた。
「知事選は横内派に回ったほうがいい」。選挙後、そんな声が同僚から漏れ聞こえる中、岩下容疑者はかたくなに山本氏の支持を訴えた。「絶対に横内なんかを知事にさせない」。次第に、感情的な発言が目立った。
同じ会派の市議の一人は「ずっと支えてきた前市長が敗れて、よほど悔しかったのだろう」と代弁した。現実に前市長の支持者は、岩下容疑者について、「毎日のように前市長の部屋を訪れていた。市長の一番の支持者だった」と話す。
県警などによると、今年1月半ば、岩下容疑者は、横内氏に「くら替え」しようとしていた秋山、清水両容疑者に現金を渡した、とされる。すでに知事選も終盤を迎え、山本氏の劣勢が伝えられていた。山本氏陣営の幹部は組織的な関与を否定しながらも、「市長選で負けて、焦りがあったのだろう」と分析する。
昨年暮れ、岩下容疑者がこう漏らしたのを知人たちは覚えている。
「これ以上、韮崎を横内派に牛耳られたくない。知事選では、絶対に見返してやる」
794
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/25(木) 08:48:15
四男に日当・支度料 海外出張、石原知事の主張と矛盾
2007年01月25日06時21分
http://www.asahi.com/national/update/0125/TKY200701240388.html
石原慎太郎・東京都知事の四男・延啓(のぶひろ)氏(40)が03年3月、全額公費で欧州に渡航していた問題で、出張費計55万円の詳細が24日、朝日新聞の情報公開請求でわかった。航空運賃や宿泊費など実費だけではなく、日当や支度料も、同行した都の参与と同額が支払われていた。石原知事は延啓氏の起用について「ただ働きする人間が必要」などと説明していた。
延啓氏は、03年3月19〜26日、フランス、ドイツ、ベルギーを訪問。延啓氏の旧知でもある「トーキョーワンダーサイト」(TWS)館長の今村有策・都参与と、今村氏の妻、都の担当職員が同行した。
開示された文書によると、延啓氏には1日あたりパリで7200円、ベルリンで6200円といった日当が計約4万6000円支払われていた。また、支度料として約3万5000円も支給された。
渡航は、石原知事がトップダウンで始めた若手芸術家の支援事業であるTWSが04年に上演を企画し、石原知事が脚本を書いた「能オペラ」の制作準備が目的。渡航日程によると、延啓氏は、欧州で活動中の日本人作曲家と打ち合わせしたほか、ベルリンフィルハーモニーなど現地の楽団などの演奏会を5回「視察」していた。
延啓氏は、この渡航の前後約1カ月間だけ、TWSの外部委員を委嘱されている。「能オペラ」は公演4カ月前に、この作曲家とのトラブルで中止になった。出張費に加え、中止に伴うトラブル処理などで、都と都の関連団体から計2400万円が支出されている。
795
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/25(木) 08:51:14
竹内・さいたま市議、政務調査費で自宅の事務所に家賃
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070125i401.htm?from=main4
竹内昭夫・さいたま市議(62)が、自宅敷地内にあり、自身が役員を務める有限会社の2階に議員事務所を置き、2005年5月の初当選以降、政務調査費から、家賃として月額7万7000円を有限会社に支払っていることが24日、わかった。
有限会社の代表は竹内市議の妻が務めている。
竹内市議は「支出の適否を所属会派に確認しており、問題ない」とするが、全国市民オンブズマン連絡会議の新海聡事務局長は「政務調査費は税金。使用は必要最小限に抑えるべきで、このケースで家賃を払う必要はない」と指摘する。
竹内市議は05年5月、合併に伴う増員選挙でさいたま市議に初当選。同年6月には「自民党市議団」に加わった。
半年に1度、議長あてに提出される政務調査費収支報告書によると、竹内市議は、同年6月は日割り計算で5万1333円を個人名で、それ以降は、会派支部名で、毎月の家賃を政務調査費から支出していた。
竹内市議は「事務所家賃を政務調査費から支出していいかを会派に確認した際、『会社から事務所を借りる形にすれば問題ない』と言われた」と説明。同会派の吉田太幹事長は「会派で認めた事務所への支出で、問題ない」とする。
同市の政務調査費は、1人当たり月額34万。同市議会事務局は「政務調査費の使途は会派に任せており、会派の判断に基づき使用されていると判断する」としている。
(2007年1月25日3時10分 読売新聞)
796
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/25(木) 08:51:56
エフ・エー・シー社幹部ら詐欺逮捕へ…被害130億円
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070125i201.htm
福岡県警は、出資法違反容疑で捜索した福岡市博多区のコンサルティング会社「エフ・エー・シー」が、当初から金をだまし取る目的で会員に出資を勧誘した疑いが強まったとして、詐欺容疑で立件する方針を固めた。
エフ社が全国の8000人から約130億円を集めたことを突き止めており、同社幹部らの逮捕に向けて捜査を進めている。
県警は昨年6月、エフ社が金融業の許可を得ず、起業指南のCDソフトの購入代名目で、1口100万円出資すれば、資産を運用して月5万円の配当を支払うとうたって金を集めたとして、出資法違反(預かり金の禁止)容疑で捜索した。
捜索後に凍結されたエフ社の銀行口座には約10億円しか残っていなかった。
エフ社を巡っては、前社長が代表を務める関連団体「WBEF」(ワールド・ビジネス・エキスパート・フォーラム)から、自民党の魚住汎英(ひろひで)参院議員(比例選出、熊本県出身)がパーティー券購入代金240万円と囲碁セット購入代として2000万円を受け取っていたほか、パーティー券代金として松岡農相(衆院熊本3区)が100万円、野呂田芳成衆院議員(無所属、衆院秋田2区)が40万円を受け取ったことが判明している。エフ社幹部は読売新聞の取材に「会員から金をだまし取る意図はなかった」と主張している。
(2007年1月25日3時6分 読売新聞)
797
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/25(木) 08:53:58
前知事全面否認へ汚職公判収賄額算定法でも争い 讀賣福島
県ダム汚職事件で、収賄罪で起訴された佐藤栄佐久前知事(67)が、公判で起訴事実を否認し、全面的に争う方針を固めたことが、関係者の話で分かった。栄佐久被告は、捜査段階では、東京地検特捜部の調べに対し、起訴事実を認めていた。
栄佐久被告は2002年8〜9月、実弟の佐藤祐二被告(63)と共謀し、県発注の木戸ダム建設工事の入札で、前田建設工業などの共同企業体が落札できるよう便宜を図った見返りに、祐二被告が経営していた紳士服会社の土地を下請けの水谷建設に高値で売却、時価との差額分の約1億7000万円をわいろとして受け取ったとして起訴された。
栄佐久被告は逮捕当初、否認したものの、その後の調べで認めていた。しかし、関係者によると、栄佐久被告は保釈後、わいろとされた土地取引について、祐二被告が独断で行ったことで詳しく知らなかったなどと否認に転じたという。弁護側はわいろ額の算定方法も争う方針とみられる。
(2007年1月25日 読売新聞)
798
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/25(木) 09:01:27
知事選・選挙違反岩下容疑者 買収認める供述 清水、秋山容疑者「ほかにももらった」 讀賣山梨
知事選で落選した山本知事への投票取りまとめの見返りに現金の受け渡しを行ったとして韮崎市議3人が逮捕された公職選挙法違反事件で、買収側の同市本町、建築業岩下照人容疑者(64)が県警の調べに対し、容疑を認める供述をしていることが24日、分かった。
また、現金を受け取ったとされる同市大草町下条西割、農業清水清(74)、同市龍岡町下条南割、同秋山武広(75)の両容疑者は「ほかにも現金を受け取った」と供述。県警は、岩下容疑者が買収工作を繰り返すことで山本氏への支持を確かなものにしようとしたと見て、追及する。
調べによると、岩下容疑者は知事選2日前の19日、清水容疑者の自宅を訪れ、「選挙を頼む。秋山さんにも渡して下さい」などと言って3万円の入った封筒を2通渡した。清水容疑者は翌20日、秋山容疑者宅を訪れ、3万円の入った封筒を渡したとされる。岩下容疑者は当初、「議会関係の費用で、選挙とは関係がない」と容疑を否認していた。
清水、秋山容疑者は、逮捕された分とは別に、告示後に1、2回、岩下容疑者から計数万円を受け取ったことを認めた。県警は24日、3人を甲府地検に送検。今後、金の流れやほかに関与した者がいないか、調べを進める。
(2007年1月25日 読売新聞)
799
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/25(木) 09:10:17
知事選疑惑県議名非開示 再請求し疎明手続きへ
議会、準抗告に向け準備 讀賣広島
藤田知事の後援会による選挙対策費疑惑で、県議会は24日、各会派代表者会議を開き、過去の知事選で対策費を受け取ったとされる現職県議10人の実名開示を地裁に求める準抗告を申し立てることで意見が一致した。その上で、過去の判例を踏まえ、地検に対して開示の再請求を行い、正当な理由があることを詳述する「疎明」という手続きを取ることにした。
新田篤実議長によると、この日の会議では、前回は「反対」した自民党議員会を含む全会派が準抗告を行う方針を確認した。
ただし、昨年12月22日の開示請求は、開示の正当性を訴える疎明が不十分で、「過去の判例ではこのまま地裁に準抗告しても門前払いになる可能性が高い」(議会事務局)という。
そこで、新田議長はこの日、十分な疎明を添え、地検に開示を再請求することを提案。地検が非開示とした時点で、県議会の議決を得て正式に準抗告することになった。
開示対象には、自民党議員会の主張を受け入れ、藤田知事の政治資金パーティーの背景を供述した元後援会事務局長の調書など、文書全体が非開示とされた訴訟記録も加えることにした。新田議長は「法律の専門家と相談しながら、できるだけ早く、2月定例議会が始まる来月9日までに再請求したい」と話した。
(2007年1月25日 読売新聞)
800
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/25(木) 09:13:22
公選法に抵触恐れ…自民県連幹事長後援会も活動報告で支援求める 讀賣熊本
自民党県連幹事長の西岡勝成県議(60)の後援会が、4月の県議選で西岡県議への支持を求める文を載せた活動報告を、選挙区となる天草市・郡の約2万世帯に配布していたことが24日、わかった。事前運動を禁じる公選法に抵触する恐れがあり、県選管は「内容を総合的に勘案しなければならないが、違反となる可能性もある」としている。
活動報告はA4判で4ページ。あいさつの中で、「8期目の立候補を決意しました。皆様にはご理解の上、ご支援ご声援賜りますようお願い申し上げます」と書いている。後援会によると、昨年12月から1月にかけ、天草市と苓北町の民家などに配ったという。
西岡氏は「認識不足で注意が足りなかった。反省している」と話している。
(2007年1月25日 読売新聞)
801
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/25(木) 13:23:23
角田副議長、再度説明の意向=選挙資金疑惑「先の会見不十分」
http://www.jiji.com/jc/s?k=2007012500442
角田義一参院副議長(民主党会派離脱中)は25日朝、同党の輿石東参院議員会長に電話で、自身の選挙資金不正処理疑惑について「23日の記者会見では十分ではないので、自分として考えていきたい」と述べ、改めて説明する考えを伝えた。輿石氏が25日午前の常任幹事会で明らかにした。
常任幹事会では、岡田克也元代表が「党としてしっかりとしたけじめを付けるべきだ」との見解を表明。この後の両院議員総会でも、横光克彦衆院議員が「衆院予算委員会が始まる前にしっかり身を処してほしい」と指摘した。これに対し、鳩山由紀夫幹事長は「執行部に任せていただき、1日も早く対応したい」と述べ、党として角田氏にけじめを付けるよう促す考えを示した。
これに関連して小沢一郎代表は常任幹事会で、「政治資金規正法の改正については、やらなければならない。特に透明性についてしっかりと改正すべきだ」と述べ、同法改正案を通常国会に提出する考えを示した。
角田氏は23日の記者会見で、2001年の参院選で自身の総合選挙対策本部が約2500万円の献金を集めながら政治資金収支報告書に記載していなかったとされる疑惑について、自らの関与を否定。副議長を辞任する考えがないことを明らかにしていた。
802
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/25(木) 17:29:52
衆院選・三重2区の公選法違反:亀山市議ら、罰金と公民権停止−−地裁判決 /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20070125ddlk24040250000c.html
05年9月の衆院選三重2区で、自民党候補(落選)への投票を働き掛ける文書を配布したとして公職選挙法違反(事前運動、文書違反)の罪に問われた▽亀山市議、豊田勝行(63)▽同、坊野洋昭(62)▽前同市議、中川賢一(60)の3被告=いずれも亀山市=に対する判決公判が24日、津地裁であった。山本哲一裁判官は「候補者の知名度を上げ、得票数を上げるための犯行」などとして中川被告に罰金40万円、公民権停止4年(求刑・罰金50万円、公民権停止5年)、豊田、坊野両被告に罰金30万円、公民権停止2年(求刑・共に罰金40万円、公民権停止5年)をそれぞれ言い渡した。
判決によると、3被告は共謀し、公示直前の8月26日ごろ、「自民党候補を国政へのパイプ役としてご支援いただくようお願いします」などと書いた文書を宅配便で亀山市内の112人に配布した。
弁護側は、いずれも「文書は投票を依頼するものではなく、後援会活動の一環だった」と無罪を主張したが、山本裁判官は「投票するよう働き掛けていると読みとれる」として退けた。
判決が確定すると、豊田、坊野両被告は市議を失職するが、判決後、坊野被告は控訴する意向を示し、豊田被告も「弁護士と相談して控訴を検討する」と話した。【山口知】
〔三重版〕
毎日新聞 2007年1月25日
803
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/25(木) 17:34:20
県知事後援会・虚偽記入:実名閲覧を再請求 県議会「解明へ他に手段なし」 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070125ddlk34040545000c.html
藤田雄山知事の後援会政治資金規正法違反事件で、県議会は24日、「対策費」を受け取ったとされる県議などの実名閲覧を広島地検に再請求する方針を決めた。今月9日に地検から閲覧の不許可決定が出されたが、「事件解明のために他に手段がない」という趣旨の理由を明示したうえで、再請求する。再度不許可決定が出れば、議会の議決を経て広島地裁に不服申し立てをする。【下原知広】
この日開かれた県議会各会派代表者会議で決めた。同会議では、地検の不許可決定について対応を協議。不服申し立てで意見が一致したが、「実名開示請求時に正当な理由があると十分説明していなければ、不服申し立てしても棄却される可能性が高い」と判断。地検に閲覧理由を明示した上で再度、議会として開示請求をする。今後、専門家と協議して速やかに再請求し、地検の決定後、改めて対応を協議する。
新田篤実議長は「各会派の意見の一致をみたので手続きを進めることにした。不服申し立てについては、開示請求時に正当な理由があると説明しておかないと、棄却される可能性がある」と説明。昨年12月の実名開示請求では、地検への説明が不十分だったとして、自民党議員会が主張した「訴訟記録における非開示事項」も含めて訴訟記録中に含まれる現職県議すべての実名開示を求めることとした。
安木和男・公明党議員団長は「不服申し立てする方向で意見が一致した。県民の不信感を解消するためにも、良かったのではないか」と話した。蒲原敏博・民主県政会長も「我々の主張が受け入れられた。議会として当然やるべきこと」、松浦幸男・自民党議員会幹事長は「あらゆる手を尽くしてほしい。会派の主張が再請求する上での理由付けになったのは良かった」と話した。
毎日新聞 2007年1月25日
804
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/25(木) 23:24:45
事務所費問題:強気姿勢アピール 派閥総会で伊吹文科相
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070126k0000m010128000c.html
「国会での質問を心待ちにしている」。伊吹文明文部科学相は25日、会長を務める自民党伊吹派総会で、自らの資金管理団体が多額の事務所費を計上していた問題について、同僚議員らに強気の姿勢をアピールした。
文科相は約8分間のあいさつのうち約5分間を事務所費問題にあて、「法律で禁止されているような金や、架空経費を計上しているようなことは一切ない」と明言した。
総会では、文科相と同様に多額の事務所費支出が指摘された松岡利勝農相も「伊吹氏が言った通りで、何がなんだか自分もわからない。不正は一切なく、必要経費を出した」と主張した。
ただ、不透明な支出を野党側が追及するのは必至で、強気のポーズが逆効果になる可能性もはらんでいる。【坂口裕彦】
毎日新聞 2007年1月25日 21時33分
805
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/25(木) 23:59:48
政調費でパーティー券
2007年01月25日 朝日東京
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000000701250001
地方議員の政務調査費が、国会議員らの政治団体の資金集めの一端を担っていることが、朝日新聞が入手した収支報告書からわかった。目黒、品川両区の一部の区議が、政治団体主催の政治資金パーティーに政務調査費を支出していた。「調査研究に資する」目的に使われるべき公金が、政治団体に事実上「上納」された格好だ。
05年5月11日、都内で政治資金パーティーが開かれた。主催は、目黒区を含む東京5区選出の小杉隆・衆院議員(自民)の資金管理団体。このパーティー券を、目黒区の自民区議4人が政務調査費で計5万円分購入していた。
目黒区議会ではこのほか、05年度だけで少なくとも自民区議5人が、政治団体や政党支部主催の政治資金パーティーに計6万円を支払っていた。
政治資金パーティーは政治資金規正法が定めるパーティーで、利益分は政治活動に使われる資金源だ。実際、小杉氏がこの年2回開いたパーティーでは、1400万円の収入に対し500万円余りの収益が出ている。
パーティー券を05年度に計4万円分購入した高品吉伸区議(自民)は、「単なる飲み食いの場とは違い、国政の話や他の講師の話が聞ける。ためになったと思うものは請求した。政治資金集めというパーティーの目的は自分には関係ない」と話す。
◇
品川区議会でも03〜05年度、会派の「区民連合」や自民党区議団が政治資金パーティーのパーティー券購入に少なくとも計12万円以上を使っていた。
区民連合では、比例東京ブロック選出の松原仁・衆院議員(民主)の資金管理団体と、名取憲彦・都議(同)の資金管理団体が03年7月に開いたパーティーにそれぞれ8万円、2万円を支出していた。
区民連合の土井洋一幹事長は「政治資金集めのパーティーには、政務調査費からは支出しないと会派内で申し合わせている。チェックが甘かった」と話す。
目黒、品川の両区議会とも、政務調査費から政党の政治活動への支出を認めていないが、政治資金パーティーに支出することは明確に禁じておらず、各会派に判断を任せている。
■講演会の催し参加費も
目黒の自民区議 参議院集いに1万円
政務調査費が、政治家の後援会の集会参加費に使われたケースもある。
目黒区の宮沢信男区議(自民)は、東京選挙区選出の保坂三蔵・参院議員(同)の後援会が主催し、05年4月23日に日比谷公会堂で開いた「後援会の集い」に、参加費として1万円分を支出した。
「後援会の集い」は、後援会関係者によると「日頃の後援会員の活動をねぎらうのが主な目的」だという。
集いでは保坂氏と数人の来賓があいさつし、その後、歌手の川中美幸さんの歌謡ショーがあった。後援会が集めた参加費約960万円から700万円が出演料として払われたという。
宮沢区議の政務調査費の収支報告書には、後援会が発行したこの日付の領収書が添付されているが、領収書に記されているただし書きには「国会報告会」とある。
宮沢区議は政務調査費を支出した理由として「保坂先生の国会報告会が1時間ほどあったため」と説明する。
ただ、保坂氏の後援会関係者は「保坂氏のあいさつは手短なものだった。政務調査費の支出としては目的外と言われてもしょうがないのではないか。講師を呼んでの勉強会なら許されるだろうが」と話している。
806
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/26(金) 00:10:35
民主困惑 角田氏「副議長辞めぬ」、鳩山氏と綱引きに
2007年01月26日00時05分
http://www.asahi.com/politics/update/0126/003.html
角田義一・参院副議長が01年参院選の自らの選挙組織で献金の不正処理があったとされる問題について、民主党の鳩山由紀夫幹事長は25日、副議長辞任を含む対応を求めた。今国会で政治とカネの問題を追及する同党の立場から、厳しい態度で臨むべきだとして同調する声は執行部内でも強い。だが、角田氏は同日、辞任しない考えを重ねて強調。角田氏が副議長職にとどまれば党内の不満は鳩山氏に向かう可能性もある。
「一日も早く対応したい」。鳩山氏は25日の両院議員総会で、出席議員から出た「予算委員会が始まる前に身を処すよう小沢代表にお願いしたい」との訴えに、こう応じた。
角田氏は23日の会見で「お金の問題について何も知らないで今日まで来た」などと説明したが、鳩山氏は説明責任を果たしていないとみる。執行部内では同様の受け止めが多く、高木義明国会対策委員長も25日の会見で「まず本人が自ら公の場できちんと説明することが大事だ」と語った。
輿石東・参院議員会長は同日昼、こうした党内の意見を角田氏に伝えたが、角田氏は会談後、記者団に「辞める気がないことははっきりしている」と明言した。
鳩山氏ら厳しい対応を求める幹部は、角田氏が副議長職にとどまれば「政治とカネ」の問題で与党を攻めにくくなるとして、論戦が本格化する衆院予算委員会までの角田氏の辞任に期待する。だが、角田氏を副議長に推した参院民主党執行部は「本人の判断」(幹部)と様子見の構えだ。
角田氏は25日、必要があれば改めて釈明する考えも示したが、十分な説明がないまま角田氏が副議長職にとどまれば、党内の反発は、辞任に持ち込めない鳩山氏にも向きかねない。菅直人代表代行は25日の会見で「参院執行部さらには幹事長を含めてしっかり対応するものだと思う」と述べ、鳩山氏が事態収拾に責任を持つべきだとの考えを示した。
807
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/26(金) 08:17:26
品川・政調費問題 築館前幹事長が出馬断念 讀賣東京
政務調査費の不適正支出問題に揺れる品川区議会の自民党区議団は25日、白紙の領収書に金額を書き込み、不正に政調費を受け取っていた築館武雄前幹事長が、同党都連に離党届を提出し、同党公認で出馬予定だった4月の区議選には立候補しない意向であることを明らかにした。また、政調費の使途をチェックする改善策を区議団としてまとめるまでは、政調費を一切支出しない方針を示した。
同区議団の須藤安通幹事長によると、築館前幹事長は24日夜に開かれた会派の会合で、離党と同党区議団からの離脱を表明。今後の議員活動については「迷惑をかけ、重大な責任を感じている」としながらも、「政務調査費の仕組みの改善に全力を尽くしたい」として、残る任期は無所属で活動する考えを示したという。
一連の不祥事を受け、同区議団は現在、すでに支出した2001年度から今年度までの政務調査費の使途を点検しており、必要があれば返還するとしている。
須藤幹事長は25日、記者団に対し「返せばいいという問題ではない。これまでの我々のチェックが甘かったので、改善策を講じ、襟を正したい」と述べた。
(2007年1月26日 読売新聞)
808
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/26(金) 18:30:12
県の裏金問題:新潟県知事から謝罪要求の手紙 古田知事に /岐阜
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gifu/news/20070126ddlk21040100000c.html
県庁の裏金問題で、裏金の返還を求められている新潟県の泉田裕彦知事から25日、謝罪を求める文書が古田肇知事あてに郵送で届いた。また返還についての議長声明を出した白橋国弘県議会議長あてにも同様の文書が届いた。古田知事は「具体的な内容は言えないが、これまでに聴いている以上のことは何もないので、改めてコメントのしようがない」とコメントした。
泉田知事は03年7月に経済産業省から岐阜県に出向、04年8月まで新産業労働局長を務めた。県退職者資金返還推進協議会から連帯責任として105万円の返還協力を求められたが、泉田知事は「納得できる責任追及がなされていない」として拒否の姿勢を示し、22日の記者会見では「同意を得ずに個人情報が公開され、裏金に関与したかのような情報操作が行われた」などと岐阜県側を批判した。【宮田正和】
毎日新聞 2007年1月26日
809
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/26(金) 18:38:57
陣内参院議員が粉飾の認識否定 佐賀商工共済訴訟
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070126/20070126_003.shtml
粉飾決算の末、約58億円の負債を抱えて破産した佐賀商工共済協同組合(佐賀市)をめぐり、組合員約220人が佐賀県と元経営陣らに損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が26日午前、佐賀地裁(神山隆一裁判長)であり、原告と被告の佐賀県や元組合理事長・陣内孝雄参院議員らが準備書面を提出して結審した。判決は6月22日。
原告側は「県や元経営陣らは、組合の詐欺行為が行われていることを認識しながら放置した責任がある。陣内被告は粉飾経理の実態を詳細に把握し、自ら詐欺業務の継続を指示した」と主張した。
これに対し、陣内被告は「理事長在職当時、組合の粉飾経理操作を認識していたという証拠はない」と反論。佐賀県は「組合に対する監督状況は違法なものではなく賠償の責任はない」とした。
=2007/01/26付 西日本新聞夕刊=
2007年01月26日13時33分
810
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/27(土) 08:06:24
批判、惜しむ声交錯カネ問題 角田副議長
佐田氏に続き引責 讀賣群馬
「潔くない。辞めるのは当然だ」「期待していただけに残念」――。批判の高まりに抗しきれない形で行われた角田義一参院副議長(69)の辞任表明。県内では佐田玄一郎衆院議員が行革相を辞任したことに続く政治とカネの問題に、県民からは改めて強い批判の声が出る一方、労組関係など支援者からは惜しむ声も聞かれた。
民主党関係では、石関貴史衆院議員が「政治の大きな責任と大局を見据えてギリギリのところで決断されたことを多としたい。県連としては、党の信頼回復のため、一から出直すつもりで体制を刷新する」とのコメントを発表。別の県連関係者からは「主体的でなく、政治家の出処進退としていかがなものか」「世論との意識の差は超えられなかった」など、冷ややかな反応も目立った。
元社会党委員長で角田氏の後援会長田辺誠さん(84)は「コメントする立場にない。(後援会の)会長だって、形式だから」と言葉少なだった。
県民からは角田氏の辞任を当然視する声が大勢を占めた。沼田市西倉内町の洋服店経営小林龍志さん(54)は「遅かれ早かれ辞めるのは当然だと感じていたが、潔くない。政治不信を募らせた責任は重いのでないか」とばっさり。過疎化が進む藤岡市の旧鬼石町地区で異業種交流団体を主催する藤田省吾さん(55)は「政党間の駆け引きが先立って、本人の責任の自覚が見えてこない。国民のためという国会議員の責務をもう一度思い起こしてほしい」と語気を強めた。
また、自民党県連の金子泰造幹事長は「良識の府の副議長という立場から考えると、(疑惑について)説明できないこと自体が適格性においてふさわしくない状況だった。説明できないという説明では国民も納得しないだろう」などと話した。
一方、支持者からは辞任表明に惜しむ声が出された。同時期に旧社会党県連で役員を務めるなど40年来の付き合いという、旧赤城村長の永井良一さん(68)は「村の要望もよく耳を傾けてくれ、期待を持っていた。半年の任期を残すだけの時期に名を汚すことになったのは本当に残念」と肩を落とした。労働組合出身で、長く角田氏を支援してきた高崎市議吉井照雄さん(57)は「国会議員本人が資金の出入りを細かく把握するのは難しいだろう。残念だが、何事にも筋を通す人だけに(参院副議長職の)返上はやむを得ない」とあきらめた表情で話した。
(2007年1月27日 読売新聞)
811
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/27(土) 08:31:38
堀内光雄後援会の役員名簿盗まれる
幹部の乗用車から、氏名・住所など1000人分 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2007/01/27/4.html
自民党の堀内光雄衆院議員(山梨2区)の石和事務所は二十六日、事務局長(64)が、車の中から堀内氏の後援会役員約千人分の名簿が入ったかばんを盗まれたと発表した。被害届を受けた笛吹署が窃盗事件として調べている。
事務所が同日、記者会見して明らかにした。二十五日午後九時半ごろ、事務局長が、笛吹市石和町の駐車場に止めた乗用車左後部ドアの窓ガラスが割られ、後援会「光21」の役員名簿や現金約一万八千円、通帳などが入った手提げかばんが盗まれていることに気付いた。
名簿には笛吹市や市川三郷町、旧下部町の後援会役員の氏名や役職名、住所、電話番号が記載されていたが、これまでのところ実害はないという。
812
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/27(土) 08:45:38
角田氏への献金認める
虚偽説明強まる
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20070126/eve_____sei_____001.shtml
角田義一参院副議長の選挙対策本部が、二〇〇一年の参院選の際に受け取った政治献金の一部を収支報告書に記載しなかったとされる疑惑をめぐり、共同通信が入手した内部資料に記載されていた個人献金者十三人と六団体・二企業が二十六日までの取材に対し、献金の事実を認めた。献金額は五千−三十万円。
複数の政治団体は「民主党群馬県総支部連合会名の領収書をもらった」と証言した。角田氏は疑惑発覚後の会見で「入金の事実はない」などと事実関係を否定。「二千五百万という金が独り歩きしているようだが、それを裏付ける証拠も全くない」と述べたが、内部資料の信ぴょう性が高まり、会見の説明が虚偽だった疑いが強まった。
角田氏の出身である民主党内部にも副議長辞任や議員辞職を求める声が高まっており、角田氏の辞任は不可避との見方が強まっている。
取材に対し、〇一年参院選での献金を認めた個人や企業・団体は「ささやかだが事務所へ持っていった」「古い付き合いで選挙のたびに寄付している」「角田氏と面識があり、演説を聞いているときにカンパとして渡した」などと話した。内部資料の「当選祝」の項目に複数の町長や町議会議長が五千円ずつ献金した記載があるが、ある町議会議長経験者は「町長と町議会議長は、公費で五千円ずつ当選祝いを贈る習慣になっていた。公費なので記録も残っているはずだ」と証言した。
内部資料によると、角田氏の選対本部は〇一年五月から八月まで、「陣中見舞い」や「当選祝い金」の名目で、約九十の企業・団体と個人約百三十人から献金計約二千五百万円を受け、政治資金規正法で禁じられている外国人団体からの寄付も含まれていたとされる。
当時の会計責任者だった元民主党群馬県連事務局長は会見で「会計帳簿が全く保存されていないので、事実関係を確かめようがない」などと釈明していた。
813
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/27(土) 09:31:20
前福島県知事側、収賄を全面否認の方針 三者協議で表明
2007年01月27日09時15分
http://www.asahi.com/national/update/0126/TKY200701260369.html
福島県発注のダム工事をめぐる汚職事件で、収賄罪で起訴された同県前知事の佐藤栄佐久被告(67)側が26日、東京地裁で開かれた検察官、裁判官との三者協議の際、公判で起訴事実を全面否認する方針を表明したことが、関係者の話でわかった。同罪で起訴された前知事の実弟で縫製会社「郡山三東スーツ」前社長の佐藤祐二被告(63)も否認する方針という。前知事らは捜査段階で容疑を認めていたが、公判では検察側と全面的に争う見通しとなった。
佐藤前知事は昨年10月に東京地検特捜部に逮捕され、当初は収賄容疑を否認。その後、佐藤前社長がゼネコン側との土地取引をダム工事の受注謝礼と認識し、前知事に報告したと供述したことなどから、容疑を認めたとされる。
関係者によると、起訴された同年11月13日に保釈された前知事は、弁護人らと公判の方針について検討。起訴事実について、「業者に便宜を図ったこともなければ、土地が取引されたことも弟から報告を受けていなかった」とし、全面否認する意向を固めたという。
捜査段階で容疑を認めた理由については、県発注工事をめぐる談合事件で周辺関係者が逮捕されるなどしたため、「行政のトップとして道義的責任を取った」とし、勾留(こう・りゅう)が長引いていた佐藤前社長の体調も考慮して、「断腸の思いで、形だけ容疑を認めた」と話しているという。
起訴状によると、佐藤前知事らは、同県が発注した木戸ダム建設工事の一般競争入札で、準大手ゼネコンの前田建設工業などの共同企業体が落札できるよう便宜を図った見返りに、同社の指示を受けた中堅ゼネコンの水谷建設に、三東スーツの所有地を高値で買い取らせ、時価との差額約1億7000万円をわいろとして受け取ったとされる。
814
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/27(土) 09:53:16
民主冒頭から大打撃 角田参院副議長辞任 与党は波及に警戒感
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070127/20070127_006.shtml
「国会の冒頭、このような事態になったことを率直におわびしなければならない」‐。通常国会が始まったばかりの26日、民主党の鳩山由紀夫幹事長は、角田義一参院副議長(会派離脱中)の辞任に伴う陳謝会見を余儀なくされた。政府・与党との対決姿勢を強め、夏の参院選勝利の展望を切り開く同党の戦略はいきなりつまずいた形だが、「政治とカネ」の問題がクローズアップされた中、閣僚の事務所費問題などを抱える与党側には“辞任ドミノ”への警戒感ものぞく。
「政治とカネの問題は徹底的に追及していく立場に変わりはない」。会見で、鳩山氏は戦う姿勢を何度も強調した。
党執行部が早期の事態収拾を明言してから1日。週明けの代表質問を皮切りに、国会論戦が本格化する前の角田氏の「決断」に、同党内にはむしろ安堵(あんど)感も漂う。
しかし、角田氏本人の記者会見は、23日の会見と同様「(問題となった政治献金の処理に)私自身は関与していないという事実については、今日も同じことを申し上げざるをえない」と、人ごとのような釈明に終始。同党の国会戦略、選挙戦略へのダメージとなったことは間違いない。
角田氏は、献金を処理した群馬県連の内紛で当時の会計簿が外部に流出したことを理由に「説明責任を果たさないという批判は甘んじて受けるが、資料が存在しないので説明できなかったというのが実態」と、開き直りともとれる論理を展開。約20分、一方的にしゃべると「皆さんと応答する心境にない」として報道陣を振り切り、会見場から姿を消した。
与党側は、この問題では政治資金規正法で禁じられている外国人や、外国人が主たる構成員の団体からの献金が含まれているとされている点を踏まえ「わが国の外交政策上、重大な懸念がある。その点に関し、明確な説明がされたとは言えない」(中川秀直自民党幹事長)などと批判。ただ、公明党の漆原良夫国対委員長は「自分の傷をなるべく少なくして、与党を攻めやすくする考えだったのではないか」との警戒感も示した。
政治資金収支報告書の虚偽記載問題による昨年末の佐田玄一郎前行革担当相の辞任に端を発し、「政治とカネ」をめぐる問題が噴出。今国会で、野党側が松岡利勝農相、伊吹文明文科相ら閣僚、与党幹部の高額事務所費問題を追及する構えを見せる一方、与党側は小沢一郎民主党代表の資金管理団体が不動産取得に当てた約4億1500万円を事務所費として計上した点を批判している。
鳩山氏はこの日、「法的に何ら問題ない小沢代表への中傷ともいえるような指摘もある」と与党を批判。角田ショックが拡大しないよう予防線を張った。これに対し、漆原氏は「審議引き伸ばしなど、この問題を党利党略に使ってはいけない」と野党をけん制、早くも火花を散らした。 (東京報道部・宮田英紀)
■疑惑否定「断腸の思い」角田氏会見
自身の選挙対策本部が政治献金の一部を収支報告書に記載しなかったとの疑惑が指摘された角田義一参院副議長は26日夕、国会内で記者会見し「政治家は結果責任を取らねばならない。断腸の思いで決断した。残念無念との気持ちもある」などと辞任の心境を語った。角田氏はこれまでと同様「私に関する3つの団体には入金は一銭もない」と強く疑惑を否定。その一方で、副議長職にとどまれば政治不信を増大させ、国会の円満な運営にも影響が出ると考え「昨晩、熟慮の結果、決断した」と述べた。
角田氏は疑惑が指摘された背景に、民主党群馬県連が昨年6月以降、内紛で分裂状態に陥り、会計帳簿や貯金通帳が外部に流出した問題があると強調。「資料が存在せず説明できなかった」と釈明した。
また「一議員としての職責は全うしたい」として議員辞職はせず、夏までの残り任期を務める考えを示した。
「皆さんと応答する心境にない。惻隠(そくいん)の情を持っていただきたい」。角田氏は質問を受け付けず、一方的に会見を打ち切った。
■最低限のけじめ 五十嵐暁郎立教大教授(日本政治論)の話
民主党は身内の問題に対する国民の関心の強さが予想できず対応が遅れた。辞任は最低限のけじめという感じだ。民主党としては国会の論戦で自民党に挑み、参院選に向けて争点を明らかにし、選挙結果につながるポイントを稼ぎたいところだろう。先日の宮崎県知事選でも顕著だったように無党派層が増加傾向にある中、自民党への追及が不十分なようなら疑惑が晴れない自民、追及できない民主の両党への不信はさらに強まるだろう。
=2007/01/27付 西日本新聞朝刊=
815
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/27(土) 14:42:07
久間防衛相「囲む会」、佐世保市が公費で職員派遣
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070127i104.htm
長崎県佐世保市で27日夕開かれる久間防衛相(衆院長崎2区)を「囲む会」に、市が受付などの要員として職員を派遣し、公費から時間外手当を支給することが分かった。
市秘書課によると、「囲む会」は市、市議会、佐世保商工会議所と、陸自、海自の出先機関、自治団体の計6団体の代表者が発起人となって計画。市内のホテルで午後6時から開かれる。約500人が参加予定で、久間防衛相の時局講演会の後、懇談会を開く。会費は1人1万円。
同課が事務局を務め、関係団体に計1200通の案内状を発送した。会場に派遣するのは同課などの計11人。係長級を除く一般職7人に計約4万円の時間外手当を支給する。案内状の郵送費や印刷代、会場費(飲食費を含む)などは会費から賄い、久間防衛相にも旅費などを支払う予定。会計業務は同商工会議所が行う。
事務局を決める際、「商工会議所に」との声もあったが、商工会議所が「新年交歓会の準備で忙しい」としたため、市が受け持ったという。
同課の中島正美課長は「米軍や自衛隊基地を抱える市にとって現職大臣の話を聴く機会は有益。公務と位置づけているので、時間外手当の支出も問題はないと判断している」としている。
(2007年1月27日12時58分 読売新聞)
816
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/27(土) 14:57:33
角田氏に影響力を持つ政界関係者=田辺誠?
角田参院副議長辞任/党内の声に抗しきれず
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2007/0126.html
通常国会初っぱなの二十六日、民主党出身の角田義一参院副議長が政治献金疑惑で辞任に追い込まれた。三日前の記者会見で疑惑を否定し、職にとどまる考えを表明したばかりだが、代表質問を控え、党内で高まる辞任要求にこらえきれなかった。伊吹文明文部科学相ら閣僚の事務所費問題に影響するのは必至で「天下分け目の戦い」となる参院選を控えた国会は波乱の幕開けとなった。
▽小沢動く
「私に関する三つの団体には入金は一銭もない」「私自身は関知していない」
国会内で開いた辞任表明の緊急記者会見。疑惑を否定し続ける角田氏の口調に力はなかった。角田氏は「身内の恥をさらすことになるが、(群馬)県連は昨年六月から事実上の内紛状態にあり、会計帳簿、預金通帳などが流出した」などとも漏らし、自らの意に反する決着に至らざるを得なかった悔しさもにじませた。
この日同様、角田氏が「入金がないのは事実だ」と言い張った三日前の記者会見後、党内には「あの説明ではとてももたない」(幹部)とけじめを求める声が一気に強まった。
召集日前日の二十四日夕、民主党本部に小沢一郎代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長の「トロイカ」と呼ばれる最高幹部が緊急参集。この席で小沢氏が「角田問題はおれがやる」と自ら事態打開に動く方針を明言。菅、鳩山両氏らも同意し、事態が動き始めた。
▽様子見
二十五日昼、角田氏側近の輿石東参院議員会長が国会内の副議長室を訪ねた。
輿石氏「党内の意見は厳しい。院の権威にもかかわるということも踏まえて対応してほしい」
角田氏「分かった。真剣に考える」
同日夜からは角田氏に影響力を持つ政界関係者が党執行部の意向を受け、早期辞任を働きかけた。角田氏も国会運営や党への影響を考慮し、辞任を決断したという。
角田氏が一回目の記者会見の時点で風向きを読み違えたのには訳がある。追及する自民党側に迫力がなく、周囲も「不問」の雰囲気だったからだ。
安倍晋三首相サイドには、年末に佐田玄一郎前行政改革担当相が政治資金問題で十分な説明ができずに辞任したのに加え、伊吹氏や松岡利勝農相らの問題が相次いで発覚。政治とカネが焦点になるのは避けたいとの思いがあった。「角田問題」を抱えたままの民主党の方が御しやすい、との計算も働いた。
何より自民党参院執行部の動きが鈍かった。衆院に対抗意識を持つ参院の自民、民主両党は、青木幹雄自民党参院議員会長の影響の下で「常に机の下では手を握っている」(民主党衆院議員)と皮肉られるほど良好な関係を維持。自民党幹部は問題発覚後も「まず民主党がどうするか見てからだ」と様子を見ていた。
角田氏の辞任を求める声が、岡田克也元代表をはじめ衆院側から真っ先に噴き出したのも、そうした参院の体質に不満を抱いていたことが背景にあったとみられる。
▽春はいつ
しぶしぶ辞任を決断した角田氏は、辞任表明の記者会見で「記者の皆さんと応答する心境にない。惻隠(そくいん)の情を持っていただきたい」と報道陣の質疑を一切受け付けず、記者と衛視にもみくちゃにされながら、会見場を逃げるように去った。
「政治とカネ」に関する説明責任が、またもないがしろにされた感は否めない。小沢氏をめぐっても巨額の事務所費問題が指摘され続けている。民主党が閣僚の問題を追及しようとすれば切り返される可能性が高い。角田氏が辞任の意向を固めた二十六日昼、輿石氏は周辺に「民主党に春は来るかなあ」とつぶやいた。
817
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/27(土) 20:54:55
クローズアップ2007:角田副議長辞任(その1) 「裏帳簿」悪質さ突出
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070127ddm003010134000c.html
◇法令違反、明確に 「事務所費」支出、違法性あいまい
佐田玄一郎前行革担当相に続き、角田義一参院副議長が26日辞任した。次々に明らかになる政治とカネの問題。表面化したものは、いずれも政治資金規正法で収支の項目として報告が義務付けられたものだ。角田氏は収入が問題となり法令違反が明確だが、事務所費などへの支出が問われた佐田氏らは、規定があいまいで責任を追及しづらいのが実態だ。それぞれの問題を詳細に見ていくと、規正法が政治家に甘いザル法であることを改めて浮き彫りにしている。
角田氏の疑惑は、01年の参院選で、自身の総合選対本部が2517万円の献金を集めながら政治資金収支報告書に記載していなかったことだ。また、「裏帳簿」には「在日本朝鮮群馬県商工会」から献金を受けたとする記載があった。
政治資金規正法は収支に対する報告を義務付けている。また、外国人団体からの献金も禁止だ。いずれも違反行為だが、報告書への虚偽記載は、処罰の対象が「会計責任者」だ。角田氏が「会計責任者に任せており、私は知らない」と話す以上、法令違反に対する本人への追及は難しい。また、報告義務違反の時効は5年。疑惑について刑事罰を問うには、時間的にも難しい。収入を隠せば、支出自体もないことにできる。収入の報告をしなければ「裏金」としての転用も可能だ。
これに対して、佐田氏らのように支出が問題となったケースでは、「使途不明」疑惑が生じる。問われているのは多額の事務所費を計上した点。政治資金規正法施行規則は、事務所費の項目として、家賃、電話代などを例示したうえで「事務所の維持に通常必要とされるもの」と規定する。しかし、該当するものは必ずしも明確ではない。内訳についての報告書への記載や領収書の添付も不要だ。
一般的には、裏金の疑いがある「収入」不記載の方が悪質と見えるが、事務所費として「支出」で逃れる方がより巧妙で悪い、との見方もできる。実際、「使途を明らかにしたくない支出は事務所費にしている」との声は、永田町でよく聞かれる。
辞任に追い込まれた佐田氏は、使途を十分に説明できなかった。一方、松岡利勝農相は「事務所費として報告すれば、説明責任を果たしている」と言い、問題から逃れようとしている。
伊吹文明文部科学相は、規正法施行規則が「政治活動費」として想定する冠婚葬祭費や飲食費、交通費などを「事務所費」として計上していた。本人は「20年前に自治省(現総務省)に相談した」「領収書が取れない冠婚葬祭費を事務所費に入れた」などと説明する。中川昭一自民党政調会長の使途への説明も飲食費だ。2人とも、事務所費に組み込まれたカネの使途は、目くじらを立てるものではないとの主張を展開している。「違法かどうかは、議員個人が判断すべきもの」との総務省の見解も、政治家への助け舟になっている。
一方、小沢一郎民主党代表は05年に約4億1500万円の事務所費を計上したが、秘書のための独身寮の土地・建物代として約3億6300万円を収支報告の資産欄に記載。他の使途についてもおおむね説明している。ただ、不動産取引に伴うカネは、事務所費としての趣旨を逸脱しているとの見方もある。
◇制度の根幹揺るがす−−岩井奉信・日本大教授(政治学)の話
政治資金規正法は記載内容が真実という前提で成り立っている。副議長というポストにある人間が平気で献金を記載しないのでは、制度の根幹を揺るがす話で悪質だ。政治家は皆似たり寄ったりではとの疑いもある。政治とカネの問題が次々と起きるのはシステムがどこかおかしいわけで、もう一度制度全体を洗い直す必要がある。当面の課題としては、国民が政治資金収支報告書の原本をすぐに見られるようにし、抑止力が働くようにすべきだ。
毎日新聞 2007年1月27日 東京朝刊
818
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/28(日) 09:09:32
事務所費:「支出は不自然」松岡農相の元地元関係者証言
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070128k0000m040104000c.html
松岡利勝農相の事務所費の不明朗な支出について、地元事務所の元関係者が毎日新聞の取材に応じ、「地元にある後援会の事務所費の支出は不自然な印象だ。(事務所費の主要項目である)家賃は少なくとも計上されているほどかからない」と証言した。松岡農相は事務所費の内訳を明らかにしないまま「適正に処理している」と主張しているが、身内の発言でさらに不自然さが強まった。「備品・消耗品費」など他の高額支出を含め、説明責任が問われている。
松岡農相は、熊本県の地元選挙区に政治団体「松岡利勝後援会」を持つ。政治資金収支報告書で菊陽町の事務所を「主たる事務所」としているが、同後援会は家賃、電話代などを計上する事務所費として05年に4023万円を支出したと報告。04年は1124万円、03年は2742万円となっている。
松岡農相は「地元には事務所は四つある」と説明しているが、地元事務所の元関係者は「(四つの事務所のうち中心的な)菊陽町の事務所の家賃は月20万円。他(の三つは)はもっと安いだろう」と証言。05年の後援会の4000万円以上の計上について「(四つの事務所をすべて合わせても)家賃では絶対そんなにかからない。不自然な印象だ」と首をかしげる。
さらに、高額な事務所費について「他の経費の付け替えをするなど帳尻合わせをしている可能性がある。(事務所費になりうる)携帯電話代も秘書は自腹だし、切手代もさほどかかっていない」と証言した。
一方、松岡農相の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」は賃料のかからない議員会館を「主たる事務所」としているが、事務所費は05年に3359万円▽04年3166万円▽03年2632万円と、こちらも高額だ。
松岡農相の政治団体の支出の不明朗さは事務所費にとどまらない。
机、椅子やガソリン代などを計上する「備品・消耗品費」も高額さが目立つ。松岡利勝後援会は05年1343万円、04年も1435万円。また資金管理団体も05年に742万円を計上した。
政治活動費の中で、例外的に領収書の添付が必要ない「1件5万円未満」の支出では、資金管理団体の05年の支出は総額3470万円。政治活動費全体の4割以上を占めた。松岡利勝後援会も05年の政治活動費2255万円のうち8割以上の1951万円が該当した。 一連の支出について、松岡農相は記者会見で「事務所費は法令で領収書の添付が必要ないことになっており、『事務所費』として報告することで国民の説明責任を果たしている。架空のものを計上したり、他のものの付け替えはない」と強調。さらに領収書添付を義務付けるべきかを問われると「他の国会議員もすべての領収書はとっていないでしょう」とけむに巻いている。【山田宏太郎、青島顕】
毎日新聞 2007年1月28日 3時00分
819
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/28(日) 09:49:15
角田県議書類送検へ
神社修復親族名義で数百万寄付公選法違反容疑 渋川市議ら7人も 讀賣群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news003.htm
渋川市赤城町津久田の「赤城神社」の修復工事を巡り、宮司を務める角田登県議(64)(自民、7期)の親族名義で、氏子らでつくる修復整備委員会に計数百万円が寄付されていたことが27日、わかった。
渋川署は、この寄付は実質的に角田県議が寄付したものと判断、同様に1万〜100万円を寄付したとされる渋川市議ら7人とともに、近く角田県議を公職選挙法違反(公職の候補者等の寄付の禁止)容疑で書類送検する方針だ。
関係者によると、2005年10月に完了した社殿などの大規模な修復工事で浄財を募った際、角田県議の妻や兄弟などの名義で計数百万円が同委員会に寄付されていた。親族の寄付の一部は、神社境内の柵の石柱に、金額などが刻まれている。
取材に対し、角田県議は、「私が贈与した現金の中から、親族が自分の意志で寄付をしただけ。名義を借りているわけではなく違法性はないと考えている」と話している。
一方、同署は、贈与の税申告が確認されていないことや関係者への任意聴取の結果などから、実質的に角田県議が寄付をしたと判断したとみられる。公選法は、選挙区内での政治家の寄付行為を禁じている。
角田県議は、議長経験者で、4月の県議選に立候補を表明している。
同神社の寄付を巡っては、浄財の寄付者として、渋川市議2人の名前が境内の柵の石柱に刻まれていたことがすでに判明している。
(2007年1月28日 読売新聞)
820
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/28(日) 09:49:55
県議選出馬表明の石原氏が学歴偽る 讀賣埼玉
4月8日投開票の県議選に西4区(狭山市)から民主党公認で立候補を表明している新人の石原裕子氏(49)が、報道各社に提出した資料の学歴欄に「玉川大学教育学部中退」と虚偽の内容を記入していたとして、修正を申し出た。石原氏陣営によると、玉川大に在学した事実はなく、横浜市西区の富士見丘高校を卒業していた。
石原氏は「友人に大卒が多く、つい、みえを張ってしまった。申し訳ない」と謝罪しており、立候補のとりやめを検討しているという。
(2007年1月28日 読売新聞)
821
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/28(日) 09:51:06
横内氏支援 元小菅村議を供応容疑で逮捕 讀賣山梨
知事選で当選した横内正明元衆院議員の選挙運動をするよう有権者に依頼して酒食を提供したとして、県警捜査2課と上野原、大月両署は27日、小菅村の元村議で自動車整備販売業古菅丁(つよし)容疑者(63)を公職選挙法違反(供応)の疑いで逮捕した。
調べによると、古菅容疑者は今月上旬、大月市内の飲食店で、同村の有権者数人に対して、横内氏への投票や票取りまとめをするよう依頼し、1人当たり数千円相当の食事や酒を振る舞った疑い。古菅容疑者は容疑を認めているという。
県警では、ほかに関与した者がいなかったか、古菅容疑者が支払った飲食代の出所などを追及している。また、宴会に出席した有権者についても、同法違反(被供応)容疑で書類送検する。
横内氏の後援会「甲斐の国・復活倶楽部」によると、同村に後援会支部は無く、大月支部が統括していたという。後援会では「選対のメンバーではなく、どんな活動をしていたかは把握していない」と話している。
横内氏は「(古菅容疑者とは)面識があるが、選対本部は供応の指示を出したことはない。事実関係を確認していないのでコメントできない」としている。
(2007年1月28日 読売新聞)
822
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/28(日) 10:19:55
>>819
県議、数百万寄付か 本人は事実否定 群馬上毛
http://www.raijin.com/news/a/28/news05.htm
渋川市内の神社改修工事で、同神社の神職を務める県議が数百万円を寄付していた疑いが二十七日までに浮上し、渋川署は公選法違反(寄付の禁止)の可能性もあるとみて調べている。容疑が固まれば書類送検する方針。
県議は「子供や兄弟に寄付を依頼したが、自分は出していない」と寄付行為を否定している。
昨年九月、同神社の改修工事をめぐり、渋川市議六人と旧村長が一万−百万円の寄付をしていたことが明らかになり、同署が関連を調べる過程で浮上した。
県議によると、県議の子供二人が各五十万円、兄弟八人が各十五万円を寄付したという。同署は子供と兄弟名義の寄付についても、県議本人との関連を調べている。
同神社は老朽化したため、二〇〇二年に氏子らによる修復整備委員会を組織。奉賛金などを募って社殿などの改修を進め、二〇〇五年十月にすべての改修が終了した。
823
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/28(日) 14:37:37
エフ社の違法集金:エフ社側代表「解約応じたい」−−第一回口頭弁論 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20070128ddlk43040340000c.html
資産運用コンサルティング会社「エフ・エー・シー」(福岡市博多区)による出資法違反事件を巡り、県内の9人が同社に出資金など総額約1490万円の返還を求めた訴訟の第1回口頭弁論が26日、熊本地裁(富張邦夫裁判官)であり、エフ社側は「基本的には解約に応じたい」などと述べて和解を希望した。
訴状によると、9人は05年8月〜06年5月、起業家育成プログラムのCDソフトの代金名目で一口100万円を出資し、活動助成金などの名目で、月5万円の配当金を受ける契約を結んだ。しかし、昨年6月以降は配当を受けていない。9人は出資金や入会金の返還を求めていた。
エフ社側は「解約に応じたいが、昨年6月の強制捜査以降、口座が止まっている状況」と述べた。ただ、月5万円の配当金については「配当金ではなく『活動助成金』。6月以降は活動が止まっており、助成金を出す理由がない」と述べた。
毎日新聞 2007年1月28日
824
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/28(日) 15:32:26
前代未聞!久間防衛大臣「雀荘」が政治団体事務所だった (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/28gendainet02030323/
佐田玄一郎行革相(54)が辞任に追い込まれた「事務所費問題」で、新たな疑惑が発覚した。久間章生防衛相(66)が関連する政治団体が、なんと「雀荘」を所在地として届け出ていたのだ。
東京・赤坂の「雀荘」を事務所にしていたのは、元公設第1秘書(66)が会計責任者を務める「憲政懇話会」。今年1月までは、港区新橋のビル6階を所在地として届けていたが突然、赤坂に変更している。
「もともと『憲政懇話会』は新橋のビル6階には、存在していません。そこには2年以上前から久間大臣とは無関係の内装会社が入居している。要するに架空の事務所を届けていたということ。共同通信の取材を受けて、慌てて所在地を赤坂として届け出たようです」(政界関係者)
その移転先が「雀荘」だったというわけだ。25日発売の「週刊新潮」によると、雀卓4台が置かれ、場代は1時間1人400円、予約制の雀荘だとか。
それにしても、架空の住所を届け出たうえ、移転先が雀荘とは……。「憲政懇話会」の会計責任者で、久間大臣と中学・高校の同級生である元公設第1秘書はこう釈明する。
「憲政懇話会は新橋のビル6階にあったが、事情があって2年半前に赤坂に移転した。移転届を出していなかったのは私のミスです。しかし、決して雀荘ではありません。確かに雀卓は置いてあるし、飲食代はもらうけど……。それに憲政懇話会は久間とは無関係です」
中学・高校からの親友とあって、久間大臣を必死にかばうが、政界関係者の間では久間大臣の政治団体という認識だ。設立の初年度には、運営費としてか、久間大臣自身も150万円を寄付している。久間大臣とは「無関係」は通じないんじゃないか。
【2007年1月25日掲載記事】
825
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/29(月) 03:17:11
国会議員の事務所費、年2000万円超が26議員
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070129i501.htm?from=main5
国会議員の資金管理団体の事務所費について、2003〜05年に年間2000万円以上を計上したことのある議員は26人に上ることが、読売新聞の調べで分かった。
領収書の添付が不要で、明細を明かさなくて済む事務所費については、政治資金規正法の見直しを求める発言が出ており、週明けからの国会審議でも大きな焦点となる。
読売新聞では、06年3月末時点の衆参両院議員721人のうち、資金管理団体の届け出があり、05年分の政治資金収支報告書を提出した650人を対象に、05年までの3年間分の事務所費を調査。家賃不要の議員会館とは別の場所に事務所を構えていると通常は年間数百万円程度の家賃がかかるため、2000万円以上と記載した団体に多額計上の理由を尋ねた。
26人の内訳は、衆院22人、参院4人で、自民党21人、国民新党2人、民主党、新党大地、無所属各1人。
小沢一郎・民主党代表の団体は、東京都内に秘書宿舎を建てたため、05年の支出が約4億1500万円に膨らんだ。平沼赳夫・元経済産業相の団体は03、04年とも約8200万円を計上。平沼氏の事務所は「地元を含む計4か所の事務所経費の総額」と説明する。
3年間で各2200万〜2900万円を支出した鳩山邦夫・元文相の団体は、「2か所の事務所家賃だけで計1000万円以上ある。後援者全員に手紙を送れば何万通にもなり、切手代もかさむ」としている。
選挙の年に、事務所費が急増したケースもある。与謝野馨・前経済財政相の団体は、総選挙のあった03年と05年は事務所費を3000万円以上支出したが、04年は約1100万円だった。秘書は「選挙が近いとなれば、後援会活動も活発になる。電話代も100万円から450万円ぐらいに跳ね上がり、発送物も数倍になる。新たに作業場も借りるため」と説明している。
しかし、総務省政治資金課は「切手代でも、領収書が必要な『政治活動費』の中の『パーティー開催費』や『選挙関係費』に分類すべき場合がある。実態に応じて判断すべきだ」としており、事務所費には該当しないものが含まれていた可能性もある。
03〜05年の事務所費を巡っては、吉村剛太郎参院議員が高速料金などを、倉田寛之前参院議長が交際費などを事務所費に入れていたことが既に判明している。
(2007年1月29日3時8分 読売新聞)
826
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/29(月) 03:43:44
7議員、決定に反し事務所 議員会館に政治団体
http://www.chunichi.co.jp/flash/2007012801000346.html
田中和徳財務副大臣や大村秀章内閣府副大臣、根本匠首相補佐官ら国会議員7人の関連政治団体が、衆院、参院の内部決定に反し、資金管理団体の指定を受けずに各議員の議員会館事務室を「主たる事務所」としていることが28日、分かった。議員側は「決定を知らなかった」などとしている。
ほか4議員は菅原一秀厚生労働政務官、衆院議員の御法川信英、神風英男の両氏と参院議員の荻原健司氏。民主党の神風氏以外の6人は自民党。
国会法は議員会館の設置目的をあくまで「議員の職務遂行のため」に限定し、各議員に事務室が無料提供されている。
この趣旨から、衆院の規則で設けられた管理委員会(議院運営委員長らで構成)は1994年12月、政治家が1つだけ指定できる資金管理団体を除き、政治団体の事務所を置くことは認めないと決めた。同様に、参院でも95年12月に決定した。政治資金規正法には、事務所所在地の規制はない。
(共同)
(2007年01月29日 02時26分)
827
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/29(月) 05:00:34
ファイル広島No.27 知事選対策費疑惑への県議会対応 讀賣広島
藤田知事の過去の知事選を巡る選挙対策費疑惑で、県議会は、対策費を受け取ったとされる現職県議の実名などの開示を求める準抗告をする方針でようやく足並みがそろった。しかし、準抗告には最大会派が一時、慎重姿勢を示し、地方自治法100条に基づく調査委員会(百条委)に至っては設置の見通しも立たないまま。4月の県議選への思惑が複雑に絡み合い、議会側の真相解明は県民の期待ほど進んでいない。知事の辞職勧告から1か月が過ぎた議会を取材した。(中筋夏樹、山本夕記子、米井吾一)
「このままでは選挙が厳しくなる」「県民に分かりやすい説明をすべきだ」
最大会派・自民党議員会の19日の総会。前日の代表者会議で準抗告に「反対」した山田利明会長らに対し、若手議員を中心に異論が噴出した。
選挙での金銭授受は、県民に最も分かりやすい疑惑であり、その解明に後ろ向きでは2か月後に告示の県議選を戦えない、というのが言い分だ。
これに対し、山田会長は「反対ではない。(地検が開示した)供述調書の一部だけに焦点を当てるべきではないと主張しただけ」と釈明するが、混乱の背景にはやはり県議選がある。
会派内には、対策費が配られたとされる1997年の知事選■当時、藤田知事を支援した議員も多い。ベテラン議員は「実名が開示されても誰も真偽を担保できない。否定すればいい」と平静を保つが、中堅議員は「名前が出れば選挙で大きなダメージになる」と打ち明ける。
■◆…◆■
「座長として困惑している」。19日の県議会調査会で、座長の平浩介議員が不満を口にした。
昨年3月に設置された調査会は十数回の会合を開いたが、元後援会事務局長らが参考人招致を拒むなど行き詰まりを見せた。そうした中で、証人喚問などに強い権限を持つ百条委を求める案が浮上し、昨年12月議会で設置を決議した経緯がある。
しかし、今月11日の県議会の各会派代表者会議は「百条委は、従来の調査会で調査対象が特定できた時点で設置する」とボールを投げ返した格好となった。
結局、調査会は知事の政治資金パーティーでパーティー券を大量購入した3団体に質問書を送り、その結果を踏まえて代表者会議で判断することになったが、任期中に残された時間は少ない。
百条委を設置しても、2月定例議会(2月9日〜3月9日)中に委員長報告をまとめなければならず、昨年12月の決議は〈アピール〉に終わる可能性も出てきた。
■◆…◆■
2月定例議会に提案される新年度当初予算案を巡り、公明党議員団が知事要望を見送るなど、辞職勧告に賛成した会派から慎重な対応を求める声が出ている。
ただし、そうした会派も“一枚岩”とは言えず、「県民生活に密着した予算案を否決していいのか」「予算を付けてもらわんとメンツが立たない」と県議選への影響を懸念する議員もいる。
とはいえ、「辞職勧告した知事の予算案。否決してさらに追い込むべきだ」との声がくすぶっているのも事実。藤田知事は昨年12月の記者会見で当面の辞職を否定し、元後援会事務局長ら2人に真相解明の協力を依頼したことを明らかにした。
29日の定例記者会見や、2月議会で進ちょく状況を明らかにするとみられ、その内容は予算審議の行方に少なからず影響しそうだ。
1997年の知事選 再選を目指した藤田氏を自民、民主など5党が相乗りで推薦し、共産推薦の候補を大差で破った。自民はその前の93年に藤田氏と亀井郁夫氏(参院議員)が激戦を展開した“分裂選挙”から一転、多くの県議が藤田氏の支持に回った。
(2007年1月29日 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/29(月) 16:09:49
県商工共済訴訟が結審/判決は6月22日
2007年01月27日 朝日佐賀
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000701270001
佐賀商工共済協同組合の破産で損害を被った元組合員らが、元理事長の陣内孝雄参院議員ら元経営陣5人と県に対し、損害賠償を求めた商工共済第1陣訴訟(221人、請求額約11億6千万円)が26日、佐賀地裁(神山隆一裁判長)で結審した。判決は6月22日に言い渡される。組合の粉飾決算を黙認したとされる県の責任と、参院選を控えるなか、陣内氏の関与を裁判所がどう判断するかが注目される。
被告のうち、出廷しなかった弥冨啓治・元副理事長には、請求通りの支払いを命じる判決がすでに出ている。また、水田唯市・元理事長は認諾しており、判決は県と被告3人に言い渡されることになる。原告弁護団は「県の責任が認められるのは間違いないと確信している。請求通りの判決をいただきたい」と話した。
第2陣(同181人、請求額約6億7千万円)は昨夏に提訴、1陣とは別に審理が進んでいる。
829
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/30(火) 09:36:30
#こけおどし?
選挙対策費疑惑 知事、県議名聞き取り
公表控える 元陣営幹部らから 讀賣広島
藤田知事の後援会による政治資金規正法違反事件を巡る選挙対策費疑惑で、藤田知事は29日の定例記者会見で、過去の知事選で対策費を受け取ったとされる現職県議の実名について、地検に供述をした元陣営幹部らから聞き取っていることを明らかにした。ただ、「まだ、人数や名前の確定に至っていない」として、公表は控えた。地検が非開示とした現職県議の実名開示を求め、県議会が地裁に申し立てる方針の準抗告の結果を待って判断するという。
藤田知事は、元陣営幹部と元事務局長から聞き取りを行っていると説明。「重たい口を開いてくれて、私も名前を聞きつつある。だが、県議の人数や名前について、2人の説明には食い違いがあり、私が軽々に話すべきではない」とした。
そのうえで、実名開示のあり方について「地検が開示するのが望ましい」とした。
また、藤田知事が要請している2人の県議会の調査会(座長・平浩介議員)への出席については、「まず、元事務局長から出席すべき」との考えを示したが、「私は調査会を開いてくれという立場にない」と述べるにとどまった。
新田篤実議長は「知事には、説明責任を果たすよう積極的な取り組みを要請しており、一歩前進だと考える。調査会にすみやかに対応してもらいたい」と話した。一方、自民党議員会の松浦幸男幹事長は「懸命に努力しているようにアピールしているだけ。真相にまったく近づいておらず評価すべき点がない」と批判した。
(2007年1月30日 読売新聞)
830
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/30(火) 13:09:25
以後このスレで。
メールで投票依頼、逢沢議運委員長「うっかりミス」
2007年01月30日11時07分
http://www.asahi.com/politics/update/0130/005.html
自民党の逢沢一郎・衆院議院運営委員長は30日、宮崎県知事選で落選した同党推薦候補への投票を呼びかける電子メールを投票日直前に送った問題について、「うっかりミス。私の活動を事務所の秘書が書いて送っていた。それをチェックしていなかった」と弁明した。国会内で記者団に語った。
逢沢氏は、公職選挙法に違反しているとの指摘については「地元の岡山県の支援者に送った。宮崎県に向けて、大量に、不特定多数に投票依頼したものではない」と述べ、違法ではないとの認識を示した。さらに、議運委員長職については「緊張感を持ち、より襟を正していく」と語り、辞任は否定した。
831
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/30(火) 22:16:18
自民党・逢沢氏 投票依頼メール送信で陳謝
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20070130/20070130-00000053-nnn-pol.html
自民党・逢沢衆議院議運委員長が、先の宮崎県知事選挙で自民党推薦候補への投票を依頼するメールを送っていたことがわかり、問題となっている。逢沢氏はこの問題で30日、陳謝した。
「うっかりミスといえばそうなんだけど…。ちょっと不注意であったのかなと。岡山の選挙区の青年部だとか後援会など限定された皆さんに、私の事務所の者が活動報告だとかを書いていた経緯があったが、ちょっと不注意であったのかなと。よく調べないといけない」「党の執行部にも心配をかけているということで、お騒がせしていることについて申し訳ない気持ちを伝えた」−逢沢氏はこのように述べて陳謝した。
さらに逢沢氏は、議運委員長の職については「大切な国会が始まったばかりであり、より一層身を正していく」と述べて、辞める考えはないことを強調した。
メールでの投票依頼は公職選挙法で禁じられており、中川幹事長は逢沢氏に対し、「よく注意をしながら活動しなくてはいけない」としっ責した。
一方、野党側は、公職選挙法に抵触しかねない重大な問題だとして追及する方針。
[30日20時58分更新]
832
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/31(水) 01:13:01
事務所費問題 首相官邸が想定問答集
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20070131/20070131-00000003-nnn-pol.html
首相官邸が30日、閣僚らに詳しい内容を明かさないよう指示していたことが日本テレビの取材でわかった。
30日朝の閣議で配られた想定問答集では、国会などで事務所費の内訳などを聞かれた場合、「個々の支出を積み上げて報告書を作成しており、適切に報告している」などと答えるよう記している。
答弁を統一し、詳しい使い道を明かさないことで、疑惑が持たれている松岡農水相らが追及を逃れる狙いがあるとみられているが、批判を浴びそうだ。
[31日0時59分更新]
833
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/31(水) 15:51:44
石川県の出資会社、自民党3支部に計120万円献金
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070131i108.htm
石川県が出資する会社が自民党の県内3支部に2000年以降だけで総額120万円を政治献金(寄付)していたことが、31日わかった。
政治資金規正法は自治体が出資する会社が首長や地方議員の推薦、公認などを行う政治団体に寄付することを禁じている。総務省政治資金課は「推薦、公認を行う政党の支部も該当する」としており、政治資金規正法に抵触する。
献金していたのは、金沢市中心街の商業ビルや公共駐車場の管理などを行っている商業ビル管理会社「金沢都市開発」(金沢市、社長=杉山栄太郎・元副知事)。県は資本金の8・33%にあたる1000万円を同社に出資している。
石川県選管に届けられた政治団体収支報告書などによると、同社は自民党県第1選挙区支部(代表・馳浩衆院議員)に00、01年と03〜06年の6年間で計72万円、県参議院選挙区第2支部(代表・岡田直樹参院議員)に04〜06年に計36万円、県金沢市第19支部(04年3月解散)に03年に12万円をそれぞれ寄付した。
自民党は02、06年の石川県知事選で現職の谷本正憲知事を推薦し、県議選では党県連が多数を公認している。
金沢都市開発は「寄付は、国会議員の支援や街づくりへの理解を求めるためだった。違反にあたるとは知らなかった。今後は寄付をやめる」と説明。県第1選挙区支部、県参議院選挙区第2支部ともに「違法との認識はなかった」としたうえ、今後、返金するとしている。
自治体出資の会社などによる政治団体への寄付は、公平性などの観点から制限を受けている。
岩井奉信(ともあき)・日本大学法学部教授(政治学)は「政治資金規正法は、政治資金の透明性を明らかにして癒着的な関係を排除するためのもの。自治体から出資を受けた会社には税金が投入されており、法を厳密に解釈し公平性を確保しなければならない」と話している。
(2007年1月31日14時30分 読売新聞)
834
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/01(木) 10:40:51
知事政治資金 パーティー券 3団体、押しつけ否定 讀賣広島
藤田知事の後援会元事務局長による政治資金規正法違反事件で、県議会の調査会(平浩介座長)は31日、2003年12月に開かれた藤田知事の政治資金パーティーのパーティー券を購入したとされる3団体から届いた回答書は「押しつけではなかった」などとする内容だったことを明らかにした。この結果、地方自治法100条に基づく調査委員会(百条委)で審議する明確な疑惑が見つからないとして、設置の判断を代表者会議に委ねることにした。
3団体は、県土地改良事業団体連合会(県土改連)(会長・藤田知事)と県医師連盟、建設業団体で、県との関係やパーティー券を購入した枚数、その経緯などを聞いた。
県から補助金を受けている県土改連は「1枚を購入したが事務費で支出した」とし、県医師連盟も「元事務局長から押しつけられたものではない」などと回答。百条委の設置理由になる自治体事務の不正疑惑は浮かばなかった。
昨年12月の県議会で設置決議案が可決された百条委について、新田篤実議長は調査会での議論の中で疑惑が浮かんだ時点で設置する意向を示していたが、この日の結果を受け、「2月9日開会の定例議会までに代表者会議で意見を聞いて対応を決めたい」と語った。
調査会メンバーで自民党議員会の松浦幸男幹事長は「今さら設置の可否を議論するのは、設置したくないからだとしか思えない。決議の重みを感じ早急に設置すべきだ」と反発。一方、民主県政会の蒲原敏博会長は「事実がはっきりしていないのに設置できるはずがない。設置のために疑惑を探すのでは本末転倒だ」と話した。
(2007年2月1日 読売新聞)
835
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/01(木) 11:04:11
父親の会社に政調費 東京・練馬区議、事務所賃料で支出
2007年02月01日08時00分
http://www.asahi.com/politics/update/0201/009.html
東京都練馬区の山田一義区議(41)が、父親の経営する地域新聞社の事務所に区議の事務所を置き、借り上げ料として毎月9万5000円を04、05年度の政務調査費から支出していたことが31日、朝日新聞社の調べでわかった。父親の会社の家賃月額11万4000円の大半を公費で肩代わりしていたことになり、23カ月分で計218万5000円にのぼる。山田区議は、民主党と無所属などでつくる所属会派から指摘を受け、今年度から自費で支払っているという。
事務所は都営大江戸線練馬駅近くにある7階建てビルにあり、約40平方メートル。郵便受けには地域新聞社や認証を取り消されたNPO法人のほか、「山田かずよし事務所」の表示が出ている。
関係者によると、この部屋は地域新聞社が区内の所有者と契約している。04、05年度の政務調査費の収支報告書には、「事務所借り上げ料」として、山田区議が属する会派が地域新聞社に対し、毎月9万5000円を支払ったことを示す領収書が計23カ月分、添付されていた。
朝日新聞の取材に対し、山田区議は「父親の事務所と同じ場所にあれば(父親への資金提供と)誤解を受けることは分かる。無料でもよかったのかもしれない」と話した。使用頻度は「月に数回は使っている。多いときもある」という。事務所の机や電話は共同で使用しているという。
政調費は議員としての「調査研究に資する」活動に使うこととされている。練馬区の条例では、自己所有の物件以外なら、事務所の家賃を政調費で支払うことを認めている。
836
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/01(木) 15:16:50
既出ネタですが仕方ないでしょう。
民主・愛知3区総支部へ総連系企業から献金320万円
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070201i504.htm
近藤昭一衆院議員(愛知3区)が代表を務める民主党愛知県第3区総支部が2002年、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の団体関係者が経営する名古屋市内のパチンコ関連企業など5社から計320万円の献金を受けていたことが、同総支部の政治資金収支報告書などでわかった。
政治資金規正法は、外国人、外国人が主たる構成員の団体などから政治献金を受けることを禁じている。近藤議員は、「外部からの指摘を受け、違法献金の疑いがあったので、昨年までに全額返却した」としている。
政治資金収支報告書などによると、献金していたのは、名古屋市内にあるパチンコホールや機械器具設置会社など5社。代表者は、朝鮮総連傘下の在日本朝鮮人愛知県商工会の副会長を務め、朝鮮総連系の新聞で紹介されたこともある。5社は02年、会社名で110万〜30万円を寄付していた。政治資金規正法では、外国人が過半数の株を所有する企業から政治献金を受けることを禁止している。
近藤議員は当選4回で、昨年2月から民主党愛知県連代表。読売新聞の取材に1日、「私自身の信念もあり、帰化しているかどうかを本人に確認することはしなかった。(会社の)株式保有の比率についても、詳細をすべて調べるのは難しく、把握していなかった」と説明した。
(2007年2月1日13時49分 読売新聞)
837
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/01(木) 20:35:06
1億円裏献金:帳簿廃棄、津島氏が了承 村岡被告控訴審
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070202k0000m040089000c.html
日本歯科医師連盟(日歯連)から自民党旧橋本派(現津島派)への1億円裏献金事件で、政治資金規正法違反(不記載)に問われ1審で無罪となった元官房長官、村岡兼造被告(75)の控訴審第2回公判が1日、東京高裁(須田賢裁判長)であり、同派の会計責任者だった滝川俊行元被告(58)=有罪確定=が検察側証人として出廷した。滝川元被告は、事件発覚当時の派閥事務総長で現会長の津島雄二元厚相に、裏金を記載した金銭出納帳を廃棄すると伝え、了承されたと証言した。
1審で滝川元被告は、派閥のパーティー券の売上金を裏金処理したことや、1億円の裏金を「橋本扱い」と記入した金銭出納帳を、事件発覚翌月の04年8月下旬にホテルのトイレで破って流したと証言していた。この日の法廷では、廃棄した04年8月26日の当日か前日、津島氏に「帳簿(金銭出納帳)は私の独断で処分させて頂きます」と伝え、津島氏が「分かりました」と答えたと証言。滝川元被告はこのやり取りを「了承されたと思った」と振り返った。
津島氏の事務所は「本人は『そういうことはございません』とだけ話しています」とコメントした。【篠田航一、青島顕】
毎日新聞 2007年2月1日 20時20分
838
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/01(木) 21:50:21
滝川も津島も最悪。
1億円記載の出納帳廃棄「津島氏に報告」 元会計責任者
2007年02月01日21時31分
http://www.asahi.com/national/update/0201/TKY200702010403.html
自民党旧橋本派の政治団体「平成研究会」の1億円ヤミ献金事件で政治資金規正法違反の罪に問われ、一審で無罪となった元官房長官・村岡兼造被告(75)の控訴審の公判が1日、東京高裁であった。平成研の滝川俊行・元会計責任者(58)が検察側証人として出廷し、1億円を記載した金銭出納帳を廃棄する際、平成研事務総長だった津島雄二・津島派会長に処分することを報告したと証言した。
津島氏は同日夜、朝日新聞の取材に対し、「そういう事実は全くない。その一言につきる」と否定した。
滝川氏の証言によると、日本歯科医師連盟(日歯連)からのヤミ献金を「日歯連1億円 橋本会長扱い」と記載した金銭出納帳を、東京地検特捜部に逮捕される直前の04年8月末に宿泊先のホテルで破り、トイレに流して廃棄した。滝川氏が廃棄前、津島氏に「これ(出納帳)は私の独断で処分させていただきます」と報告すると、津島氏は「はい、わかりました」と応じたという。
滝川氏は、日歯連から受け取った1億円について収支報告書に記載しなかった政治資金規正法違反で有罪が確定している。
839
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/02(金) 14:41:45
当選した小林氏の支援者逮捕=接待し厚木市長選の投票依頼−神奈川県警
http://www.jiji.com/jc/s?k=2007020200480
1月28日に投開票された神奈川県厚木市長選挙に絡み、有権者数人を飲食接待し、投票を依頼したとして、県警捜査2課などは2日、公職選挙法違反(供応買収)容疑で、当選した小林常良氏の支援者3人を逮捕した。
逮捕されたのは、厚木市三田、元県議で学校法人理事長小沢金男(78)▽同市恩名、土木会社社長吉村保典(58)▽同市下荻野、造園会社社長難波良雄(53)−の3容疑者。
吉村容疑者は容疑を認めているが、小沢容疑者らは「忘年会だった」と否認しているという。同課は3人の選挙対策本部での役割や、小林氏の関与がなかったかどうか調べる方針。
調べによると、3人は共謀し、昨年12月下旬、厚木市の温泉旅館に市内の会社経営者5、6人を集め、厚木市長選挙に立候補予定だった小林氏への投票や票のとりまとめを依頼。1人当たり数万円相当の飲食接待をした疑い。
接待は1人1万円の会費制だったが、実際の飲食費は1人当たり約2万円上回っていたという。
840
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/03(土) 10:20:19
資金管理団体の不動産取得に制限…自民党改革本部方針
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070202ia21.htm
自民党の党改革実行本部(本部長・石原伸晃幹事長代理)は2日、党本部でコンプライアンス(法令順守)小委員会を開き、政治家の資金管理団体による不動産取得に一定の制限を設ける方針で一致した。
小委員会では、事務所費で高額の不動産を取得していた民主党の小沢代表を念頭に、資金管理団体による不動産取得の是非について、関係省庁の意見を聞いた結果、「必ずしも違法とは断言できない」と結論づけた。だが、小沢氏の資金管理団体が不動産の賃料を得ていたことから、「政治資金の運用として政治倫理上、妥当ではない」との意見が大勢を占めた。
民主党や公明党などが主張する、一定額以上の事務所費に領収書の添付義務を課す案については「支援者のプライバシーや政治活動の自由を確保すべき」などと慎重意見が相次いだ。
民主党も同日、政治改革推進本部(本部長・岡田克也副代表)の初会合を開き、政治資金規正法を改正し、事務所費を含むすべての支出について、一定の金額以上は領収書添付を義務づけることを目指す点で一致した。
(2007年2月3日1時47分 読売新聞)
841
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/03(土) 10:29:28
厚木市長選 元県会議長ら3人逮捕
小林陣営 供応容疑、連座制も視野 讀賣神奈川
厚木市長選(先月28日投開票)で当選した小林常良氏(57)への投票などを依頼し、酒食を提供したとして、県警捜査2課は2日、陣営の選対総本部長で元県議会議長小沢金男容疑者(78)(厚木市三田)ら3人を公職選挙法違反(供応買収)の疑いで逮捕した。小林氏自身も酒席に顔を出しており、県警では、連座制の適用も視野に、小沢容疑者の選挙への関与の度合いや小林氏との関係について追及する。
他に逮捕されたのは、土木会社社長吉村保典(58)(厚木市恩名)、造園会社社長難波良雄(53)(同市下荻野)の両容疑者。
調べによると、小沢容疑者らは昨年12月25日、厚木市飯山の高級温泉旅館に地元有権者6人を集めて会合を開き、1人1万円の会費を徴収したが、芸者を呼ぶなど約3万円分の酒食を提供するなどして、投票や票のとりまとめを頼んだ疑い。
吉村容疑者は容疑を認めているが、小沢、難波両容疑者は「忘年会をしていただけ」と、否認している。
小林氏は酒席が開かれる前の昨年11月、市長選への出馬を表明しており、3人のうちの1人が「年明けに市長選がある。小林さんの応援をよろしくお願いします」と頼んだという。
また、小林氏本人も約20分にわたって同席していた。酒席では、すき焼きや刺し身盛り合わせなどの料理が出されたという。
小沢容疑者は、県議を8期務めて2003年に引退しており、小林氏は後継者として同年4月、厚木市議から県議選に出馬して当選していた。また、吉村、難波両容疑者は、小沢容疑者の県議時代からの有力支持者で、小林氏の後援会の一般会員だが、今回の小林氏の選挙では選対には入っていなかったという。
同市長選は、小林氏(無所属)と、4選を目指した現職の山口巖雄氏(64)(無所属=自民、公明推薦)の一騎打ちとなり、「多選」を争点にした小林氏が1万880票差で当選した。
◆酒席「応援」の意味ない 小林氏が会見、釈明
小林常良氏は2日、厚木市役所で記者会見を開き、「逮捕は青天の霹靂(へきれき)。みなさまにご心配をかけ、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです」と沈痛な表情で語った。小林氏は小沢容疑者の後継者として4年前に県議に当選しただけに、身内同然の逮捕にショックを隠しきれない様子だった。
会見で小林氏は、逮捕容疑となった酒席に顔を出し、その際、「これから後援会活動を進めたい」と話したことを明らかにしたが、「市長選への応援の意味ではない」と釈明。また、会費1万円を支払って約20分ほどで中座したという。
また、小沢容疑者の肩書である選対総本部長について、「年齢や経歴を勘案してつけた」と説明。「全体を見回す立場だと思うが、実質的には本部長以下のスタッフが仕切っていた」と話し、責任ある立場ではなかったことを強調した。小沢容疑者が、総括主宰者や組織的選挙運動管理者などに認定されて有罪となった場合、連座の対象になるが、小林氏は「今は答えかねる」と述べるにとどまった。
◆会見一問一答「カネのやりとりない」
小林氏の会見での一問一答は次の通り。
――(容疑となった)12月の会合に出席したのか。
旅館の別の部屋で会合があり、その時、15〜20分くらい顔を出した。出席者は8、9人。市長選出馬の意思を決めていたので、後援会活動をしたいということを話した。
――会費は?
1万円。出る時に置いてきたと思う。全体でいくらかかって、誰が支払いしたのか分からない。
――逮捕された3人が勝手に(依頼)したのか。
3人と打ち合わせたことはない。私は誰が出席していたのか把握していない。
――小沢容疑者に支援者を広げるよう頼んだのか。
小沢さんが自分の判断でしていたと思う。私は(後援会の)最高顧問をお願いしただけ。
――小林さん自身、小沢容疑者とカネのやりとりはなかったのか。
二十数万の支払いに一切関係していないし、過去にもカネのやりとりはない。
■連座制 選挙違反で秘書や親族などの罪が確定した場合、候補者の当選を無効にし、立候補を制限する制度。陣営幹部でも、選挙参謀として運動全般を指揮する「総括主宰者」や、政党や後援会などの組織で選挙運動の企画、指導監督を行う「組織的選挙運動管理者」は対象となる。
(2007年2月3日 読売新聞)
842
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/03(土) 10:34:26
福井市議2人書類送検 百条委で虚偽証言 讀賣福井
元福井市農林水産部長(当時58歳)の自殺原因を調べた市議会の百条委員会で虚偽の陳述をしたとして、福井署は2日、市議会に告発されていた元議長の皆川修一市議(72)と、元福井中央市場水産物卸協同組合理事長の浜田篤市議(58)を偽証容疑で書類送検した。
調べでは、当時の市職員らが「(両市議から)PR館建設を補正予算に計上するよう要望(圧力)があった」と証言したのに対し、皆川市議ら2人は2003年12月に開かれた百条委の証人喚問で、「予算請求せよとは言っていない」などと虚偽の証言をした疑い。
百条委は同月、報告書の中にPR館建設費を補正予算案に計上するよう皆川議員らに要望された元部長が、自殺するまでの経過を盛り込んだほか、「通常の範囲を越えるような強引な要望や働きかけをした」として、両市議の「圧力」を認定。市議会は04年、「圧力」を否定したのは偽証にあたるとして両市議を告発していた。
(2007年2月3日 読売新聞)
843
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/03(土) 10:43:26
知事選 問題百条委設置、時間切れへ 讀賣広島
藤田知事の元後援会事務局長による政治資金規正法違反事件で、県議会の各会派代表者会議は2日、地方自治法100条に基づく調査委員会(百条委)の設置を協議したが、設置理由になる自治体事務の不正疑惑を特定することができず、任期中の設置はさらに厳しい見通しとなった。
新田篤実議長によると、藤田知事の政治資金パーティーのパーティー券を購入した経緯などについて、県土地改良事業団体連合会(会長・藤田知事)など3団体から調査会に届いた回答書の内容を検討。
自民党議員会は設置を主張したが、他の会派は「知事の職務権限と3団体の購入の因果関係が不明確」などと難色を示し、結局、今後も各会派で検討することになった。しかし、次回の代表者会議の日程は決まらず、新田議長は「(昨年12月に百条委設置を求めた)決議の時と今では皆さんの意見が違うということ」と漏らした。
一方、この日の会議では、過去の知事選で選挙対策費を受け取ったとされる県議の実名などの開示を地検に求める再請求を5日にすることも決めた。
(2007年2月3日 読売新聞)
844
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/03(土) 13:36:15
厚木市長選の公選法違反:3容疑者逮捕 小林氏、関与を否定 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070203ddlk14040408000c.html
◇容疑の会合に短時間同席
1月28日投開票の厚木市長選で初当選した前県議、小林常良氏(57)を支援した元県議会議長、小沢金男容疑者(78)ら3人が2日、公選法違反(供応)容疑で逮捕された選挙違反事件。小沢容疑者は「選挙対策総本部長」の肩書で選挙戦に臨んだが、県警は連座制の適用について慎重に捜査を進めている。一方、小林氏は同日、緊急記者会見し、容疑の会合に短時間同席したことを明らかにしたうえで、事件への関与を否定した。小林氏は「市民派」を名乗って草の根選挙で現職の4選を阻んで圧勝しただけに、陣営から逮捕者が出たことに、市民の衝撃も大きい。【佐藤浩、野口由紀、長真一】
◇市民「がっかり」あきれ顔
県警の調べでは、3容疑者は昨年12月25日、同市内の旅館で、市内の会社経営者ら5、6人を集め、小林氏への投票と票の取りまとめを依頼して1人当たり数万円相当の酒食の接待をした疑い。小沢容疑者は「忘年会だった」と否認している。
小林氏は2月23日に同市長に就任予定。記者会見で「ショックで残念。市民の皆さんにおわびしたい」と謝罪。自らの責任は「今の時点でどうこう言えない」とした。
小林氏と妻の裕美さん(58)によると、別の会合出席のため旅館に行き、容疑の会合に先に出席。1万円を払って約15〜20分後に退席し、「あいさつしただけ」としている。裕美さんの知人の旅館関係者から前日に「(小沢容疑者の会合に)ちょっと寄ってみて」と提案があったという。
小沢容疑者は71年から県議を8期務め、引退。86年から1年間、県議会議長を務めた。小林氏は03年、小沢容疑者の事実上の後継者として県議選に出馬し当選した。
小林氏は連座制適用の可能性について「今の時点では(回答を)お許しいただきたい」と語った。選挙対策本部長の小島一郎市議は「私のネームバリューが低いので(小沢容疑者の)年齢、経歴などを考慮し『総本部長』をやってもらった」と補足し、小沢容疑者の名誉職的立場を強調した。
事件を受けて、厚木市妻田東、派遣社員の女性(34)は「がっかり。多選批判で当選したが、有権者は中身をしっかり見ないといけない」とあきれ顔だった。同市恩名の無職男性(59)は「接待という手法も古く、自民党の保守的な体質を表している事件だと思う」と淡々と話した。
県警は小沢容疑者宅を家宅捜索。捜査員が段ボール箱1個と手提げ袋1袋分の資料を押収した。隣に住む親せきの女性は「40年前に私が嫁いでから、金男さんの選挙を手伝っていた。残念です」と沈痛な表情で話した。
また落選した山口巌雄市長は「市長選に関し逮捕者が出たことは、誠に残念。詳細を把握していないので、コメントは控えたい」としている。
毎日新聞 2007年2月3日
845
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/03(土) 21:59:28
不透明な政治団体の不動産、総額11億円 9割が小沢氏 '07/2/3
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200702030254.html
民主党の小沢一郎代表ら国会議員(元職を含む)に関係する九つの政治団体が不動産を所有していたことが三日、総務省に提出された二○○五年分の政治資金収支報告書で分かった。取得価格は総額約十一億六千四百万円で、うちほぼ九割の約十億千九百万円を小沢氏の資金管理団体が占めた。
政治資金規正法は政治団体の不動産所有を認めているが、報告書の資産の項目に売買契約書などの添付書類は不要で、不透明さがぬぐえない。解散時の取り扱いの規定もなく、法の不備が指摘されている。
不動産を持っていたのは小沢氏の資金管理団体「陸山会」と元衆院議員相沢英之氏の関連する政治団体「新政経グループ」、同高橋嘉信氏の資金管理団体「嘉友会」など。政治団体に法人格がないため、代表者の議員本人ら個人名で不動産登記していた。
報告書などによると、陸山会は一九九四年から二○○五年にかけ東京都内や地元の岩手県奥州市、仙台市、盛岡市の十二カ所に土地建物を取得。事務所や資料の保管場所、秘書の居宅として使用し、二物件は財団法人などに貸しているという。
購入費用を事務所費に計上しており、報告書では購入先や諸費用の明細は不明。陸山会は「総務省と相談し事務所費で購入した。一度も売却したことはなく運用目的ではない」としている。
新政経グループは九二年に鳥取市に四千八百万円で土地建物を購入。相沢氏の事務所は「事務所として使っている。かなり前のことなので、どの費目で購入したかは分からない」としている。
嘉友会は○四年と○五年、都内にマンション三室を約三千二百万円で購入。政治活動費から支出し、報告書には取得費や登記費用、相手方名などが明記されている。高橋氏は「一室は事務所。残る二室は賃貸に出し、賃料を政治活動に充てていたが昨年六月、売却した」と説明した。
ほかに町村信孝前外相や杉浦正健前法相ら六人の団体が登記のできないプレハブなどを所有。取得価格は約千七百万−三十万円だった。
小沢氏については、陸山会の○五年の事務所費のうち約三億六千六百万円が、東京都世田谷区内の土地建物の購入によることが民主党の説明ですでに分かっている。
▽ 政治家の投機になりかねぬ
小林良彰・慶応大教授(政治学)の話 政治家は身分が長期にわたって保証されておらず、政治団体が不動産を所有するのは適切ではない。必要があれば借りるべきだ。不動産価格が上昇すれば利益を生み、見方を変えれば投機をしたことになる。下がれば政治活動に支障を来しかねない。解散時の取り扱いが不透明なのも問題だ。日本の政治は世襲性ではないのだから政治家が引退した時点で政治団体も解散すべきだ。その際、資金が残ったら選挙区内の福祉施設に寄付などをして清算する。政治団体の資産まで後継者に引き継いだら公平公正な選挙とはいえない。政治資金規正法を改めるべきだ。
846
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/04(日) 13:06:00
自民衆院議員が元理事長の法人を舞台に架空投資詐欺容疑
2007年02月04日06時00分
http://www.asahi.com/national/update/0204/TKY200702030273.html
自民党衆院議員が理事長を務めていた農事組合法人「アジア・アグリ連合会」(解散)の元理事(65)らが、農作業の共同化を目的とした同法人の設立話に絡む架空の投資話を会社役員らに持ちかけ、登記費用などの名目で総額数億円をだまし取っていた疑いがあることが、関係者の話でわかった。被害者の一部は詐欺容疑で元理事を東京地検に告訴している。
この衆院議員は03年の総選挙で落選。東京都の同連合会が設立された04年7月から解散した同年9月まで理事長を務め、この時期も被害例があったという。被害者の一人は「(落選後の)04年3月に元理事と衆院議員と会食した際、2人の親密な様子を見て元理事を信用した」と証言している。
衆院議員の事務所は「議員は何も話すことはないと言っている」としている。
被害者の会社役員らは04年12月、告訴とともに、他の事業を含めだまし取られたとする計約5000万円の損害賠償を、元理事や東京都と沖縄県にある二つの同連合会などに求める訴訟を東京地裁に起こした。
同地裁は05年3月、元理事や沖縄県の同連合会などに約3500万円の賠償を命じる判決を言い渡した(現在控訴中)。東京都の同連合会に求めた1500万円については、06年9月に被告側が全額支払うことで和解が成立している。
判決によると、元理事は04年1月、会社役員らに「規制緩和で沖縄に行政特区が認められ、沖縄に農事組合法人の本部を置けば福祉介護事業を展開することができる」「国から建設費の補助金が出る」などと架空の投資話を持ちかけた。その際、「登記費用として1法人につき305万円の支払いが必要」と言って、役員らに3法人の設立費用名目で計約1千万円を金融機関に振り込ませたとされる。
関係者によると、同連合会側の働きかけを受けて、03〜04年に沖縄県に設立された農事組合法人は、この会社役員の分を含め少なくとも70に上るとみられ、100人近くが計数億円をだまし取られた疑いがあるという。
農水省によると、いずれの法人も設立に義務づけられている都道府県や国への届け出をしていない違法状態だったため、監督官庁の農水省が解散命令を出すなどし、沖縄県と東京都の同連合会を含めた72法人がすでに解散している。
847
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/05(月) 07:52:49
県議時代の支援者集める 小沢容疑者、忘年会名目で
厚木市長選違反 讀賣神奈川
厚木市長選で当選した小林常良氏(57)陣営の選挙違反事件で、公職選挙法違反(供応買収)の疑いで逮捕された元県議会議長小沢金男容疑者(78)が、県議時代の支援組織のメンバーを「忘年会」名目で集めて接待していたことが4日、県警捜査2課の調べで分かった。小沢容疑者は容疑を否認しているが、県警では、最初から小林氏への支援を依頼するために、かつての支持者に声をかけたとみて追及する。
調べによると、小沢容疑者の県議時代の支援組織は「柏友同志会」。建設会社など地元企業の経営者らがメンバーだったが、小沢容疑者が2003年に引退するとともに活動を休止し、過去数年は、忘年会を開催していなかった。小沢容疑者は酒席の冒頭であいさつし、「年明けに市長選がある。小林さんの応援をよろしく」と呼びかけたという。その後、小林氏が顔を出し、集まったメンバーに後援会活動のチラシを配ってあいさつしたという。
共犯の土木会社社長吉村保典容疑者(58)は調べに対し、「支援を依頼するためだった」と認め、出席したメンバーも任意の聴取に、「選挙のことを頼まれまずいと思った」「会費では足りないと思った」などと供述している。
(2007年2月5日 読売新聞)
848
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/05(月) 07:58:58
厚木市長選の公選法違反:飲食接待、会社名義で 27万円のうち約20万円 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070204ddlk14040125000c.html
1月28日の厚木市長選で初当選した前県議、小林常良氏(57)の選対総本部長を務めた小沢金男容疑者(78)=同市三田=ら3人が有権者に飲食接待をしたとして、公職選挙法違反容疑で逮捕された事件で、この接待の資金は土木会社を経営する吉村保典容疑者(58)=同市恩名2=の子会社名義で支払われていたことが3日、県警捜査2課の調べでわかった。同課は資金の出所を追及するとともに、選挙運動における小沢容疑者らの役割についても解明を急ぐ。【野口由紀】
同容疑で逮捕されたのは小沢、吉村両容疑者のほか、厚木市下荻野、造園会社社長、難波良雄容疑者(53)の3人。吉村、難波の2容疑者は小林氏の後援会員という。
調べでは、元県議会議長の小沢容疑者らは06年12月25日、厚木市内の会社経営者ら6人を同市飯山の温泉旅館に集め、「小林候補者を応援したい。よろしく頼む」などと言って、1人あたり2万〜3万円の酒食で接待した疑いで2日逮捕された。
同課や関係者によると、小沢容疑者らは出席者から1人1万円の会費を集めていたが、宴会の総費用は計27万円だった。小沢容疑者らは当日、会費分を現金で旅館に支払い、残りの約20万円は後日、吉村容疑者の子会社名義で支払われていたという。
捜査2課は3日、小沢容疑者を健康上の理由から釈放し、任意捜査に切り替えた。また、小沢容疑者らから接待を受けたとして、新たに厚木市まつかげ台、会社役員、貞光哲子容疑者(62)を逮捕した。
2日に記者会見した小林氏は問題の宴会について「15〜20分間ぐらいいて、少し飲み食いをした」と同席したことを認めたが、「会費制だろうと思い、退席する前に1万円を支払った。あいさつをしただけなので、それ以外はわからない」と供応の認識はなかったと説明。宴会の総費用は「金額自体知らなかった。誰が支払ったかわからない」と述べ、小沢容疑者らとの金銭のやりとりは「一切ない」と断言した。
◇連座制適用の可能性も
事件は、捜査の展開によっては初当選を果たした小林氏に「連座制」が適用され、当選が無効とされる可能性もある。
選挙違反事件で連座制が適用されるケースは(1)選挙運動を取り仕切っていた「総括主宰者」、総括主宰者から権限を与えられて選挙運動をしていた自治会長などの「地域主宰者」、会計を管理する「出納責任者」(2)候補者の親族や秘書(3)労働組合や宗教団体など組織的な選挙運動の管理者−−など候補者と近い人が有罪となった場合。選挙違反事件の被告が有罪となった際、検察官が当選者を相手取って当選無効を求める訴訟を起こし、勝訴が確定した時点で当選が取り消される。
今回の事件の場合、逮捕された3容疑者とも(2)の親族や秘書ではなく、(1)か(3)に当たるかが検討されることになる。小沢容疑者は小林氏の選対総本部長で、後援会の最高顧問だった。
ただ、県警幹部は「肩書は関係ない。実質的な役割が重要」とも言う。小林陣営は2日の記者会見で「実質的に選挙を仕切っていたのは選対本部長以下。小沢さんの年齢、経歴を含めて『総本部長』という肩書をやってもらった」と名誉職的な立場を強調した。県警捜査2課は小沢容疑者らが選挙運動の中心的役割を果たしていた実態があったのか、慎重に調べている。
毎日新聞 2007年2月4日
849
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/05(月) 18:52:53
市長後援会幹部ら聴取/豊見城市長選 沖縄T
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200702051700_01.html
昨年十月の豊見城市長選で、現職の金城豊明市長(63)の陣営が市発注工事の受注業者から寄付を受け取った疑いがあるとして、県警捜査二課は五日午前、公職選挙法違反(特定寄付の禁止)の疑いで、同市内の建設業者や金城市長の後援会幹部ら関係者数人から、任意事情聴取を始めた。
複数の関係者によると、金城市長陣営は市長選の告示前の昨年八月下旬、建設業者が集まった会合で選挙への協力を要求。そのうち市発注工事の受注実績のある数社から数十万円の寄付を受け取った疑いが持たれている。会合には後援会幹部も同席したとみられる。
受け取った金が公選法で禁じられている業者から後援会への寄付なのか、また選挙運動の収支報告書に正しく記載されているかも不明で、県警は業者や後援会幹部、会計責任者から事情を聴き、選挙資金の実態や集めた金の流れについて解明を進める。
後援会幹部は沖縄タイムスの取材に「選挙に関するいくらかの寄付はあったが、業者からではなく、個人からだ。あくまで個人の意思による寄付で、後援会が要請したわけでは断じてない」と話している。
公選法は、自治体からの工事請負や業務委託などのある業者から寄付を受けたり、業者に寄付を要求したりしてはいけないなどと規定している。
特定寄付の禁止をめぐっては二○○三年三月に当時現職の宜野湾市長が逮捕され、企業献金の在り方や「政と業」の不適切な関係が指摘された。
豊見城市長選は現職に前市議ら新人三人が立候補、昨年十月十五日に投開票され、自民、公明から推薦を受けた金城市長が次点に四千票以上の差をつけ三選を果たした。
心当たりない
後援会幹部の事情聴取について、金城豊明市長は「初めて聞き驚いた。どこも金がなく厳しい時代に、後援会が市長選でわざわざ寄付を求めるようなことはない。後援会幹部らが事情を聴かれることについて、私は全く心当たりがなく、推移を見守るしかない」と話している。
[ことば]
特定寄付 公選法199条は自治体の議員や首長の選挙に関し、その自治体と工事などの請負、そのほか特別の利益を伴う契約の当事者である企業などが寄付をしてはいけないと規定。同法200条はこうした企業などに寄付を勧誘したり、要求したり、またこうした企業から寄付を受け取ったりすることを禁止している。
850
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/05(月) 23:39:51
実名閲覧実現でも非公開も '07/2/6 広島
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200702060023.html
藤田雄山広島県知事後援会の政治資金不正事件で、元秘書が「知事選で金を渡した」と供述した現職県議の実名閲覧を認めなかった広島地検に対し、県議会は5日、「閲覧に正当な理由がある」として実名の閲覧を再請求した。ただ、閲覧が実現した際には「真否が判断されるまでは議会内部で資料として扱う」と明記。公表の是非を慎重に協議する考えも示しており、県議会が実名を公表しない可能性も含んでいる。
851
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/06(火) 01:19:56
衛藤征が讀賣大分で『政治資金法に触れてません。関係御座いません。秘書のビジネスであります』てなことを謝罪した模様。
http://www.n-seikei.jp/2007/02/0205c.html
852
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/06(火) 08:08:18
投資「国会議員同席で信用」 農事法人詐欺容疑、立件へ
2007年02月06日06時00分
http://www.asahi.com/national/update/0205/TKY200702050383.html
農事組合法人アジア・アグリ連合会(解散)の元理事(65)が、架空の投資話をもとに総額数億円をだまし取ったとされる問題で、複数の被害者が朝日新聞社の取材に応じ、東京都の同連合会理事長だった自民党の金子善次郎衆院議員(63)=比例北関東ブロック=と元理事のつながりを見せられて「信用してしまった」などと証言した。これに対し金子議員は「私は広告塔として利用された」と説明している。
被害者の一部から告訴を受けた東京地検は近く、元理事に対する詐欺容疑で本格捜査に乗り出す方針を固めた模様だ。
北陸地方で会社を経営する男性によると、04年春、都内のホテルで元理事や金子議員らと会食。その席で、03年の総選挙で落選した金子議員が、選挙のためのパーティーを開催してほしいと元理事に頼んだという。男性は「金子議員など政治家とのつながりの深さを見せられて、(元理事を)信用した」と話す。
男性はサプリメントの販売事業など様々な投資話に応じ、計約5000万円を支払わされたという。
一方、別の建築関連会社の役員は、同連合会の会員費名目で約100万円を元理事側に支払って被害を受けたと話す。この役員も、元理事が金子議員と電話で話す姿を見て信用したという。
「農事組合法人は国から8割近い建設費の補助金を受けられる」と元理事から説明された際、疑問に思ったが、元理事は金子議員らの名をあげ、「政治家絡みじゃないと出ません」と話した。
これに対し、金子議員は朝日新聞の取材に、元理事との関係などを説明。03年の落選後、元衆院議員の知り合いから元理事を紹介され、農業振興を行う同連合会に「協力してくれ」と頼まれた。その後、沖縄県と別に東京都にも同連合会を設立する際、元理事から就任を依頼され、理事長になったという。
詐欺行為の疑いについては「まったく知らなかった」とし、04年に農水省の調査が同連合会に入った際は驚いたという。 金子議員は、元理事側からの献金など資金援助はなかったとし、「結局、広告塔として利用された」と話している。
同連合会の働きかけで沖縄県に設立された同法人は少なくとも70法人で、100人近くが数億円をだまし取られた疑いがあるとされる。
金子議員は、自治省消防庁審議官などを経て、00年の衆院選で民主党公認で比例区北関東ブロックで初当選。03年の衆院選では保守新党公認で埼玉1区で出馬し落選。自民党公認となった05年の衆院選では、比例区北関東ブロックで復活当選した。
853
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/06(火) 08:25:42
“大物華僑”強制捜査へ きょうにも東京地検
http://www.chunichi.co.jp/flash/2007020501000647.html
「華僑の大物・葉剣英」を名乗る男(65)らが実現不可能な「農事組合法人による介護事業」を持ち掛け投資を募った問題で、東京地検は5日、詐欺容疑で6日にも男らの強制捜査に乗り出す方針を固めたもようだ。全国の約100人から少なくとも数億円を集めたとされ、東京地検は告訴した会社経営者らの被害を立件するとともに、全容解明を目指す。
関係者によると、男らは2003−04年、自民党衆院議員が代表理事を務める「農事組合法人アジア・アグリ連合会」を設立。男は理事として北陸地方の会社経営者らに「農事組合法人をつくって介護施設を建設すれば8割は国の補助金でまかなえる」と投資を勧誘し、経営者らは法人登記費用などとして約5000万円を支払った。
ところが、農事組合法人に介護事業は認められておらず、登記費用もほとんどかからないことが分かり、経営者らは男らを告訴した。東京地検は約5000万円のうち約900万円の被害をまず立件するとみられている。
(共同)
854
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/06(火) 08:32:47
石原伸晃&宏高兄弟が事務所費二重計上か…週刊誌報じる
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200702/sha2007020606.html
石原伸晃自民党幹事長代理(49)と弟の宏高衆院議員(42)が、1つの事務所費を2団体で計上する「二重計上」を行っていたと、6日発売の写真週刊誌「FLASH」が報じた。閣僚らによる多額の事務所費支出問題を受け、自民党は党改革実行本部が政治資金規正法改正も含め検討に着手しており、伸晃氏は同本部長を務めている。
同誌によると、両氏は自ら代表を務める自民党選挙区支部と資金管理団体を同一の事務所に置き、それぞれの収支報告書に事務所費を計上。一昨年の伸晃氏の場合、資金管理団体が1600万円超の事務所費を計上し、選挙区支部では2000万円以上を計上していたという。
宏高氏の事務所は本紙の取材に「二重計上ではない。同じ場所に2つの事務所があるから、そのようにとらえられたのでは。家賃は折半して契約しています」とした。
855
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/06(火) 10:18:04
寄付現場に市幹部 豊見城市長選公選法違反疑惑 沖縄琉球
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21064-storytopic-3.html
昨年10月の豊見城市長選に絡み、当選した金城豊明市長の後援会が市発注工事の請負業者などから寄付を受け取っていたとされる問題で、業者らが寄付金を渡した場に市幹部が同席していたことが5日、関係者の証言で分かった。県警捜査2課もこれらの事実を把握しており、6日にもこの幹部を任意同行して事情聴取するとみられる。市の建設業協会に加盟する業者に昨年8月中旬、選挙事務所に集まるよう呼び掛けるファクスが一斉に送信されていたことも分かった。業者らは同月下旬に事務所に集められ、後援会から寄付金を依頼されたという。
県警は5日、後援会幹部ら数人と業者らを任意で事情聴取。関係者によると、事情聴取を受けた後援会幹部は、代表と会計責任者ら数人。業者は地元大手の土木、建設業者が中心という。
業者関係者らによると、業者らは呼び掛けに応じ、昨年9月初旬、選挙に向けて市内に開設していた後援会の事務所で、1社当たり30万円を渡していたという。この中に市発注事業の受注業者も含まれていたとみられる。公職選挙法は首長選や議員選では、選挙の行われる自治体と請負契約のある業者からの寄付を禁じている。
後援会幹部らが事情聴取を受けたことについて、金城市長は「今の時代に企業に献金を求めることはあり得ない。驚いている」とコメント。赤嶺要善助役は「市内業者育成という意味で、市発注工事で地元業者を優先することはあるが、献金はあり得ないし、あってはならない」と強調した。
(2/6 9:37)
856
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/06(火) 11:41:36
詐欺:「アグリ」元会長逮捕 会社経営者ら数億円被害か
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070206k0000e040024000c.html
実現不可能な事業を持ちかけて会社経営者から約922万円をだまし取ったとして、東京地検刑事部は6日、農事組合法人「アジア・アグリ連合会」(解散)元会長、畑隆氏(たかし)容疑者(65)を詐欺容疑で逮捕した。ほかにも経営者ら約100人から総額数億円をだまし取ったとみて追及する。
調べなどによると、畑容疑者は04年2〜3月、農事組合法人では介護事業が認められていないのに「法人で介護事業を展開できる。国から建設費の8割の補助金が出る」などとうそをつき、同様の法人設立の登記費用名目で、富山県の会社経営者から約922万円をだまし取った疑い。
畑容疑者は03〜04年に那覇市と東京都港区に同連合会を設立。実在した中国共産党幹部の「葉剣英」という名を使って「華僑の大物」を名乗り、相手を信用させていたという。また、東京の連合会には自民党の金子善次郎衆院議員(比例北関東ブロック、当時落選中)を理事長に迎え、会社経営者への事業持ち掛けに同席させるなど「広告塔」として利用していたという。
連合会を巡っては、富山県の経営者らが畑容疑者らに約5000万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴して勝訴し、控訴され係争中。連合会関連の農事組合法人は73あったが、農水省が解散命令を出すなどして全法人が解散している。
毎日新聞 2007年2月6日 11時03分
857
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/06(火) 19:07:52
石原宏高に“最後通告”…「55万円献金認めよ」
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007020625.html
自民党の石原宏高衆院議員(42)が55万円の政治献金授受を認めないとして、都内にある芸能プロの女性社長(50)が、抗議と発言訂正を求める通知書を送っていたことが6日、分かった。宏高氏の事務所はコメントを拒否している。この女性社長は、東京都の石原慎太郎知事(74)を直撃した“宴席とカネ疑惑”のキーマン。回答次第では名誉棄損で告訴するという。
「冠省 貴殿の事実に反する発言等に関し、抗議ならびに訂正要求をいたします」
女性社長は先月30日付で送った通知書(内容・配達証明郵便)の冒頭にこう記している。
書面などによると、郵政総選挙直前の平成17年8月末、東京・品川のホテルパシフィックで宏高氏の決起集会が開かれた。この場で「平成の政商」との異名をとる水谷建設元会長、水谷功被告(61)=脱税容疑で公判中=から50万円、水谷被告と懇意な女性社長から5万円が、宏高事務所のS秘書(当時)に手渡されたという。
しかし、宏高氏の政治資金収支報告書には55万円の記載がないうえ、献金疑惑が浮上した昨年12月、宏高氏はマスコミ取材に対し、「S秘書に聞いたが『お金は受け取っていない』と言っている」「水谷氏側から『領収書がほしい』という要請も一切ない」と発言していた。
このため、女性社長は「(宏高氏の)発言は事実と違う」「S秘書に『領収書はあとで会社に送ってくれ』と伝えている」などとして、1週間以内の回答を求めるとともに、回答次第では「名誉棄損で告訴する準備がある旨、申し添えておきます」と通告している。
S秘書は、この献金疑惑が浮上した昨年末で辞職している。
今回の通知書に対し、宏高氏の事務所は「(通知書が)来ているか、来ていないかを含め、マスコミに発表する必要はない」として、コメントを拒否している。
この女性社長は、東京・銀座の高級料亭「吉兆」で開かれた宏高氏の当選祝いの宴席で、石原都知事側に2000万円が入った高級焼酎「森伊蔵」の箱が渡されたという“宴席とカネ疑惑”のキーマンでもある。石原都知事や宏高氏はこの疑惑も全面否定しているが、女性社長はこの件についても先月30日付で、糸山英太郎元衆院議員(64)と石原都知事の特別秘書に通知書を送付しており、今後の展開が注目されそうだ。
ZAKZAK 2007/02/06
858
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/06(火) 22:58:54
違法献金疑惑 豊見城市幹部を聴取
公選法違反容疑で県警 寄付関与か 沖縄T
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200702061700_01.html
県警捜査二課は六日午前、昨年十月の豊見城市長選で、現職の金城豊明市長(63)陣営が市と契約のある業者から違法に寄付を受け取ったとされる問題に関与した疑いがあるとして、公職選挙法違反(特定寄付の禁止)などの疑いで、同市幹部に任意出頭を求め、事情聴取を始めた。建設業者らを集めた会合や、業者から後援会が寄付を受け取った場所に同席していなかったかなどを調べる。県警は六日も前日に引き続き、金城市長の後援会幹部らから任意の事情聴取を行っている。
関係者によると、市幹部は選挙告示前の昨年八月下旬、市建設業協会の呼び掛けで「金城トヨアキ後援会事務所」に市内の建設・土木業者五十―七十社が集まった会合に出席したとみられる。会合では業者らに選挙への協力を求めたとされ、その中で実質的に寄付の要求があった疑いが持たれている。
また、会合後の九月初旬に業者の代表らが同後援会事務所で一社当たり数十万円を寄付した場に、この幹部が同席していたことを複数の業界関係者が目撃しているという。
市幹部は寄付の要求などについて、これまでの沖縄タイムスの取材に「八月の会合への参加についてはよく覚えていない。企業からの寄付は違法。寄付を要求したり、受け取ったりすることはあり得ない」と話している。
公選法は、国や地方自治体と契約関係にある業者が選挙に関連して寄付をしたり、首長や議員などが寄付を受け取ったりすることを禁じている。
この問題では、金城市長の後援会幹部のほか、市内業者の関係者が県警から任意で事情を聴かれている。
◇ ◇ ◇
「寄付」管理に別口座か/業者から受領疑い
後援会 収支報告に記さず
昨年十月の豊見城市長選に絡む違法献金疑惑で、金城豊明市長(63)陣営が、選挙運動の収支報告書に記載された寄付以外にも、業者などから寄付を受け取っていた疑いのあることが六日、関係者の話で分かった。同陣営は、こうした金を後援会の口座とは別に管理していたとみられ、県警は違法な裏金の可能性もあるとみて、調べを進めている。一方、金城市長は同日朝、あらためて疑惑を否定。豊見城市役所では、県警から任意聴取を受けている幹部が欠席する中、定例庁議が開かれた。
同市長選で金城市長陣営が市の選挙管理委員会に提出した「選挙運動費用収支報告書」によると、収入の部は五百七十四万千円。そのうち五万円以上の寄付は、十月八日から同月十四日までに、二十七人から二百九十万円、自民党県連豊見城支部から二百四十万円となっている。寄付した個人はすべて会社役員だった。
関係者によると、同陣営は収支報告書に記載された寄付とは別に、業者から集めた金を管理していた疑いがあるという。
県警は収支報告書に記載された寄付の内容と実際の金の流れに不透明な点はないか、慎重に調べている。
公職選挙法一八九条は、選挙の出納責任者は、告示の前後を問わず選挙運動に関するすべての寄付、寄付した人の名前、住所、金額、寄付の日付、すべての支出などを領収書を添付して、収支報告書として、選挙期日から十五日以内に当該選挙を管理する選挙管理委員会に提出しなければならない、と規定している。
同市長選では、金城市長陣営が、市と契約のある業者から選挙運動に関する寄付を受け取った公職選挙法違反の疑いが持たれている。
市長「違法献金 考えられぬ」
【豊見城】豊見城市役所には六日午前八時四十五分ごろ、任意で事情聴取されている市幹部から市長秘書に、午前の定例庁議と午後の日程を欠席するとの連絡が入った。「来年度予算の調整をしっかり進めてほしい」と話したという。
金城豊明市長は市幹部の事情聴取について、「内容を聞いておらず、コメントしようがない」と述べた。疑惑についても「(違法な)献金があったとは考えられない」と否定し、定例庁議に臨んだ。
ある職員は「一連の報道で職場に、張り詰めた空気が漂っている」と話した。
859
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/07(水) 16:48:57
選挙事務所隠し撮りは「違法」、田中直紀議員側が勝訴
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070207i104.htm
2004年7月の参院選の際、選挙事務所を隠し撮りされ、選挙運動を妨害されたなどとして、参院選新潟選挙区の田中直紀参院議員(自民党)と地元後援会代表がフジテレビジョン(本社・東京)を相手取り、計2500万円の損害賠償と謝罪などを求めていた訴訟の判決が7日、新潟地裁長岡支部であった。
北村史雄裁判長は、「撮影は隠し撮り的なもの」とした上で、「選挙活動中という特殊な状況下で行われる撮影としては、正当な取材の範囲を逸脱する違法なもので軽率」として、フジテレビに対し、田中議員ら2人と後援会に36万円を払うよう命じた。
判決によると、フジテレビは公示前後の6月下旬、新潟県長岡市の田中氏の事務所向かいにある民家1階や2階に外から気付かれにくいようにビデオカメラを設置し、入り口付近の様子を撮影した。
北村裁判長は、〈1〉撮影は選挙報道の一環として行われたもの〈2〉撮影目的自体は不当ではないし、選挙活動を妨害する意図があったとも認められない――とした。
しかし、1日に3〜6時間計6日間、無差別に撮影したもので、田中氏らに「精神的苦痛が生じた」と認めた。撮影した映像は報道されていないことから、プライバシーと肖像権の侵害は認めなかった。
フジテレビ側は、妻の真紀子衆院議員の応援体制を知るための取材で選挙妨害ではないと否定していた。
田中氏は「今回のフジテレビの行為は報道の自由のらち外にあることは明らか。選挙とその活動の自由が、報道の自由に名を借りた不当な人権侵害行為に踏みにじられてはならないことを示した画期的な判決」とのコメントを出した。
フジテレビ広報部は「判決文を読んでからでないとコメントできない」としている。
(2007年2月7日13時43分 読売新聞)
860
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/07(水) 16:49:24
弁護士の名義貸し、衆院議員・西村真悟被告に有罪判決
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070207i508.htm
弁護士資格のない人物に名義を貸し、違法な報酬を受け取ったとして、弁護士法違反(名義貸し)と組織的犯罪処罰法違反(犯罪収益の収受)の罪に問われた衆院議員・西村真悟被告(58)の判決が7日、大阪地裁であった。
中川博之裁判長は、弁護士法違反罪については「弁護士の信頼を踏みにじり、刑事責任は重大だが、反省もしている」と述べ、懲役2年、執行猶予5年(求刑・懲役2年、罰金100万円、追徴金約836万円)の有罪判決を言い渡した。
一方、組織的犯罪処罰法違反罪について、中川裁判長は「非弁活動の共犯者と言え、同罪は成立しない」として無罪とした。
起訴状によると、西村被告は、知人の無職鈴木浩治被告(53)(公判中)が1998年6月〜2004年5月、交通事故の示談交渉などの無資格の弁護士活動(非弁活動)を行う際、計45回にわたって弁護士名義を貸した。
2002年12月、堺市の議員事務所で、鈴木被告から約528万円を受領したほか、03年1月〜04年10月にも計22回、計308万円を自分の口座に振り込ませ、鈴木被告が非弁活動で得た犯罪収益の一部を収受したとして、組織的犯罪処罰法違反罪で起訴された。
(2007年2月7日15時25分 読売新聞)
861
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/07(水) 17:30:50
農事法人顧問に2参院議員 逮捕の元理事が政界人脈多用
2007年02月07日17時23分
http://www.asahi.com/national/update/0207/TKY200702070318.html
農事組合法人アジア・アグリ連合会(解散)の投資詐欺事件で、同連合会が、自民党の複数の国会議員を顧問にしたり、設立総会で当時の農水相のビデオメッセージを流したりするなど、政治家との関係を誇示する手口を多用していたことがわかった。東京地検に6日に詐欺容疑で逮捕された同連合会元理事の畑隆氏容疑者(65)はこうした手口で相手を信用させ、架空の疑いが強い様々な投資話を会社役員らに持ちかけ、出資金を集めていたという。
同連合会の顧問に就任していたのは、自民党の太田豊秋参院議員(71)=福島選挙区=と、西銘順志郎参院議員(57)=沖縄選挙区=ら。
太田議員の事務所によると、太田議員が02年10月に農水副大臣に就任後、知り合いの国会議員から、農業の振興に寄与する団体という説明を受け、顧問就任を頼まれたという。事務所関係者は「国会は狭い社会で、頼みは断りづらい」と話す。太田議員は、畑元理事とは面識がなく、同連合会から報酬を受け取っていなかったとし、その後、目的外の事業をやっているという話を聞き、顧問を辞めたという。
また、西銘議員の事務所によると、地元財界の支援者から同連合会の顧問就任を依頼され、引き受けたもので、畑元理事との面識はまったくなかったとしている。同事務所も、議員は報酬を受け取っていないとし、「結局、議員の名前を使われたと思っている。遺憾だ」と話している。
さらに、詐欺被害にあった会社役員らによると、沖縄県の同連合会が03年10月、同県内のホテルで設立総会を行った際、当時の農水相だった亀井善之氏(故人)のビデオメッセージが披露され、設立を祝う内容だったという。
一方、元理事は、農事組合法人で福祉介護事業ができるとした架空の投資話以外に、10件以上の投資話を、富山県の会社役員らに持ちかけてきたという。この会社役員は、親族らと栄養補助食品の製造販売など2事業に計2500万円を出資したが、いずれの事業も実現しなかったという。
この役員は、元理事の政界人脈とともに、「華僑の大物の葉剣英」を名乗る畑元理事について、朝日新聞社が94年に発行した「最新華僑地図」(絶版)で紹介されたことなどから、「事業パートナーとして信用してしまった」と話している。
862
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/07(水) 17:41:45
選挙:県議選・西4区 民主、学歴詐称で公認候補出馬中止に /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20070207ddlk11010429000c.html
民主党埼玉9区総支部長の五十嵐文彦・前衆院議員は6日、所沢市役所で記者会見し、今春の県議選西4区(狭山市)から同党公認で立候補表明した女性(49)が出馬を取りやめたと発表した。女性の学歴は高卒だったが、報道機関あてに提出した立候補予定者の経歴やホームページには「玉川大教育学部中退」と虚偽の記載をしていた。女性はマスコミ各社あてに謝罪文を提出した。同党県連は同区には無所属候補を推薦する見通し。
女性は06年5月から五十嵐氏の秘書を務め、同党の公募に応じ、県議か狭山市議への出馬を要請されていた。女性は元々は五十嵐氏の妻の友人グループの1人で、仲間のほとんどが大卒だったことに引け目を感じて「玉川大中退」と言ったことから、うそをつき続けてしまったという。
五十嵐氏は「まさかと思っていたが、チェックできずに申し訳ない。再発防止のため、党県連としてすべての立候補予定者に証明書の添付を義務づけることになる」と話した。【内田達也】
毎日新聞 2007年2月7日
863
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/07(水) 18:30:00
http://www.rondan.co.jp/html/mail/0701/070115-13.html
http://www.rondan.co.jp/html/mail/0702/070207-4.html
“邪道”大仁田が“極道”二瓶と禁断合体!=喧嘩プロレス
1月12日18時15分配信 スポーツナビ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070112-00000020-spnavi-fight
“戦う現役国会議員”大仁田厚が都内の参議院議員宿舎で会見を行い、2月11日に新宿歌舞伎町のキャバレー「クラブハイツ」で行われる「喧嘩プロレス〜新宿歌舞伎町路地裏喧嘩試合〜」へ参戦することを表明した。
今回の参戦は大会を主催する喧嘩(けんか)プロレス二瓶組・組長(大仁田注・モノホンではない)二瓶一将のラブコールにより実現したもので、大仁田にとっては2007年の初のプロレスとなる。
マッチメークは現在検討中で、決定次第後日発表とのこと。大仁田が二瓶のオファーを快諾したことから両者がタッグを結成する線が濃厚と見られていたが、場合によっては両者が敵・味方に別れる可能性もあるという。というのも、大仁田には現役国会議員という立場があり、これについて大仁田は「二瓶さんが“モノホン”ではないことはよく知っているけど、こういう格好の人とタッグを組むとなると……どうだろうねえ」と苦笑。
共闘か敵対か──。いずれにせよ歌舞伎町を舞台とした“邪道”と“極道”の禁断合体はタダゴトでは済まない展開となりそうだ。
864
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/07(水) 20:39:12
「前議長が5千万要求」 広島知事選で元事務局長 '07/2/7
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200702070391.html
広島県の藤田雄山知事は七日の記者会見で、政治資金規正法違反事件で有罪が確定した知事の元後援会事務局長が「二○○一年の知事選の際、自民党県連に五千万円を払うよう、県連会長代行の桧山俊宏議長(当時)に要求された」と話していることを明らかにした。
藤田知事によると、元事務局長は「参院選が三千万円だから知事選は五千万円かのう」と暗に金を要求されたが、応じなかったという。知事は○一年の選挙で自民党の推薦を受けていた。
桧山前議長は「荒唐無稽(むけい)な話。自らの問題を他に転嫁しようしている」と反論している。
事件では知事の元秘書が「元事務局長が県連に『上納金』として千五百万円を渡したと聞いた。その後、桧山前議長側が知事側に三千万円を要求した」と供述したことが明らかになっているが、前議長は否定していた。
865
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/07(水) 21:05:37
豊見城市長選違法献金疑惑/市幹部らの聴取継続 沖縄T
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200702071300_04.html
昨年十月の豊見城市長選で、当選した金城豊明市長(63)の陣営が市と契約のある業者から寄付を受け取ったなどとされる問題で、県警は七日も公職選挙法違反(特定寄付の禁止など)の疑いで、市幹部や金城市長の後援会幹部などからの事情聴取を継続する。
これまで五、六の両日で十人以上から任意で事情を聴き、違法な献金がなかったかを調べている。
関係者によると、金城市長の後援会幹部らは選挙告示前の昨年八月下旬、同市内の後援会事務所に建設業者らが集まった会合で選挙への協力を依頼。
その後に、市と契約のある建設業者数社の代表らから、それぞれ数十万円を受け取った疑いが持たれている。
県警は、建設業者らを前に後援会幹部らが実質的に寄付を要請した可能性もあるとみて事情聴取を行っている。
金城市長陣営の選挙運動の収支報告書と実際の金の流れに不透明な点がないかなども調べている。
866
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/08(木) 10:11:44
知事選選挙違反十数人を書類送検へ 酒食提供山本氏後援会支部長ら 讀賣山梨
知事選で落選した山本知事の後援会・山輝会芦川支部の支部長が、票の取りまとめなどを依頼して有権者に酒食を提供したとして、県警捜査2課と笛吹署は近く、公職選挙法違反(供応・被供応)の疑いで、支部長と有権者十数人を書類送検する方針を固めた。
調べによると、支部長は告示直後の1月初旬、笛吹市内の飲食店で、有権者十数人に1人当たり約5000円相当の酒食を提供した疑いが持たれている。出席者は1000円の会費をそれぞれ支払ったが、県警は、実際に飲食した代金との差額が供応に当たると判断した。出席者には元同村議もいたという。
また、県警は6日、いずれも元韮崎市議で、同市本町、建築業岩下照人(64)と同市大草町下条西割、農業清水清の両容疑者(74)=公職選挙法違反(買収、被買収)容疑で逮捕=を同法違反で甲府地検に追送検した。
調べによると岩下容疑者は1月初旬、韮崎市の山本氏後援会事務所で清水容疑者に対し、投票取りまとめなどの見返りとして、現金5万円を渡した疑い。
岩下容疑者は、清水容疑者を通じて同市龍岡町下条南割、同秋山武広容疑者(75)=同法違反で逮捕=にも5万円を渡したが、秋山容疑者が「選挙に関する金とは思わなかった」と供述したことなどから、県警は立件を見送った。岩下容疑者が両容疑者に渡した現金は計16万円に上る。
(2007年2月8日 読売新聞)
867
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/08(木) 10:14:55
選対費疑惑 「前議長から金銭要求」 知事が会見で元事務局長発言 檜山氏は全面否定 讀賣広島
藤田知事の後援会による選挙対策費疑惑で、藤田知事は7日の記者会見で、元後援会事務局長(有罪確定)が、県議会の檜山俊宏前議長から2001年の知事選に絡んで金銭を要求されたと話していることを明らかにした。檜山前議長は「元事務局長とは会ったこともなく荒唐無けい」と知事の発言を全面否定した。
藤田知事は元事務局長から電話で聞いたとして、「2001年9月、(檜山)前議長から議長室に呼ばれ、『参院選が3000万円だから、知事選は5000万円かの』と暗にお金を要求された」「要求に応じずにいたら、執拗(しつよう)に呼び出されるなど嫌がらせの仕打ちを受けた」と話したという。
これについて、藤田知事は「議長室に呼ばれた話はこれまでにも聞いたことがあり、(内容の)現実性は高いんじゃないか」と話した。
また、予算案については「広島の発展、福祉の向上に必要不可欠の予算。真摯(しんし)にご議論いただいてぜひ可決してほしい」と述べ、選挙対策費などの疑惑と予算審議を切り離すべきという考えを示した。
一方、檜山前議長はこの日、報道陣に対し、「知事の地位を悪用して話を作り上げ、自身の問題を責任転嫁しているだけだ」と、藤田知事を批判した。
(2007年2月8日 読売新聞)
868
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/08(木) 18:07:17
人吉球磨組合談合:親密な“側近”も逮捕 市長、自身の関与は否定 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20070208ddlk43040590000c.html
人吉球磨広域行政組合(代表理事、福永浩介人吉市長)の官製談合事件で7日、競売入札妨害容疑で逮捕された人吉市の会社役員、西建一容疑者(59)は、福永市長が「命の恩人」とまで評する側近中の側近だった。腹心の部下とされる市企画部次長、北川徹容疑者(56)が同容疑で逮捕された先月25日より一段と険しい表情で記者会見に臨んだ福永市長は「指名業者を、どうこうしろと何か特別な指示をしたことはない」と自身の関与を否定した。
福永市長は「分析能力や情勢判断が非常に高く、選挙を一番下支えしてくれた男。仮に彼が敵陣営だったらこれほど長く市長をやっていなかった」とも語り、親密な間柄を隠さなかった。
北川容疑者らが逮捕された後も西容疑者の姿は数回、市役所2階の市長室で目撃されていた。2人は6日にも市長室で面談。福永市長は「事件の話も少し出たが、詳しいことは記憶していない」と話した。
西容疑者がその親密ぶりを背景に市や組合発注事業の業者選定にたびたび介入していたとの指摘も多いが、福永市長は「民間人だから、私が何か指示したり、指示を受けたりする立場でもない」と主張。市長選で資金援助を受けたことはないかとの質問にも「そんなことはない。収支報告書以上でも以下でもない」と否定した。
一方、新たな逮捕者が出たことに、元組合職員は「現場の職員はまじめに頑張っているのに上層部が業者とゆ着するなんて。この際、すべてのうみを出し切ってほしい」と語った。【阿部周一】
毎日新聞 2007年2月8日
869
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/08(木) 20:58:43
西銘氏会見 関与を否定/農事法人詐欺 沖縄T
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200702081700_05.html
詐欺容疑で逮捕された畑隆氏容疑者らが投資金を集めるために東京と沖縄に設立した「農事組合法人アジア・アグリ連合会」(解散)で、顧問を務めていた西銘順志郎参院議員(自民)は八日午前、那覇市の後援会事務所で記者会見し、運営に「まったくかかわっていない」と強調した。
顧問就任の経緯については、「三、四年前に地元経済界の支援者から、熊谷弘元衆院議員が名前を貸してほしいと言っていると伝えられた。むげに断れず、安易な気持ちで了解した」と釈明した。
870
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/09(金) 05:55:24
「町田市長、勧誘に積極関与」
政治資金パーティー問題 市民団体が公開質問状 讀賣東京多摩
町田市の石阪丈一市長の政治資金規正法違反事件で、市長が政治資金パーティーの参加者勧誘に積極的に関与していたとして、市民団体が8日、石阪市長に対し公開質問状を提出した。
この市民団体は「石阪市長の政治資金パーティー疑惑を究明する会」(端山好和会長)。同会は刑事確定訴訟記録法に基づき、石阪市長や横浜市の前市長室長(同法違反で罰金刑確定)らの「検察官面前調書」を横浜地検から入手した。それによると、石阪市長は検察官の取り調べに対し、2005年11月中旬にパーティー参加を電話で勧誘する「キーパーソン」6人を推薦したことを認めていた。
市長はこれまで「パーティー開催には消極的に関与しただけ」と繰り返し説明。調書でも「キーパーソンの推薦以外は何もしていない」と供述しているが、記者会見や議会などで「キーパーソン」に言及したことはなかった。
このため、公開質問状では「『消極的関与』とした市議会答弁の撤回」などを要求し、15日までの回答を求めている。石阪市長は「質問状を読んでおらずコメントできない」としている。
(2007年2月9日 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/09(金) 05:56:50
「金、横内選対関係者から」 古菅容疑者供述 讀賣山梨
知事選で当選した横内正明元衆院議員の選挙活動をするよう依頼して小菅村の有権者数人に酒食を提供したとして、同村の元村議で自動車整備販売業古菅丁(つよし)容疑者(63)が逮捕された公職選挙法違反事件で、県警の調べに対し、古菅容疑者が「供応に使った金は選対関係者からもらった」と話していることが8日、分かった。県警は、同法違反(買収)の疑いがあるとしてこの関係者から任意で事情聴取する方針だが、現在所在が分かっていないという。
調べによると、古菅容疑者は1月4日、大月市内の飲食店で、有権者8人に対して、横内氏への投票や票取りまとめをするよう依頼し、1人当たり約3000円相当の食事や酒を振る舞った疑い。
古菅容疑者は当初、資金の出所についてはあいまいな供述を繰り返していたが、県警で追及したところ、告示日前に、横内氏選対の関係者から手渡されたことを認めたという。
横内氏の選対事務局では「一切承知していない」とコメントしている。
(2007年2月9日 読売新聞)
872
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/10(土) 05:52:58
函館の老人ホーム問題:意見書を差し替えろ 部外秘文書、市長発言生々しく /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20070209ddlk01010029000c.html
◇市、開示請求応じぬ構え
「道に提出した意見書を差し替えろ」−−。函館市の井上博司市長(70)が本来は立地を認められない場所での老人ホーム建設の可能性を再検討するよう幹部職員に指示したとされる問題で、毎日新聞が入手した内部文書には「命令」とも受け取れる市長の生々しい発言が記録されている。発言の場には市議会の福島恭二議長(67)が同席。同席した福祉部長に「柔軟な対応」を迫ったとみられる場面もある。市長と、市政を監視する立場の議長の異様な“密談”の記録は「部外秘」扱い。市は公文書と認めず、条例に基づく開示請求にも応じない構えだ。【安味伸一】
内部文書によると、“密談”があったのは昨年7月20日。市長室に井上市長と福島議長、岡田芳樹福祉部長、佐々木健裕福祉部次長の4人が集まり、午後5時から50分間、会合が持たれた。文書は市長と議長の発言のみを記録している。
会合で問題となった施設はA社が市街化調整区域の同市石川町に計画した介護付き有料老人ホーム。市は同年2月、「立地は認められない」との意見書を許可権限のある道に提出した。1週間後、A社顧問(当時)で地元政界情報誌「NEW現代函館」を主宰する河野玄氏が当時の西尾正範助役(昨年12月退任)に「政治的な判断で認めろ」と要求したが、西尾氏は突っぱねた。
7月の会合で福島議長はA社の立地に「河野氏が強いこだわりを持っている」と指摘。口利き疑惑が持たれているB社の老人ホーム建設について要望を受けた自身の立場をにおわせながら、「A社が選ばれず、B社が選ばれるとおれが(河野氏に)攻撃される」と困惑気味に語っている。井上市長も「Aが選ばれず、Bが選ばれると福島議長が(河野氏の)攻撃の的になる」と同調している。
井上市長は先月末の会見で「私が意見書を差し替えろと言った形で報道されているが、いいか悪いかを先に決めて仮にいいとなれば意見書を差し替えればいいだろうと部長に言った」と述べ、命令した疑惑を否定した。
福島議長は「法的に認められない施設の設置や優先的認可を福祉部に求めたことはない。トラブルが続けば職員の士気、行政への信頼にも影響が出ると考え、市長に話した方がよいと思った」との声明を出している。
昨年7月20日の会合を記録した文書は幹部職員の相談を受けた西尾助役の指示で職員が作成した。井上市長は会見で「備忘録的なメモだと思う。正確なものかも確認していない」と述べ、公文書ではないとの見解だ。
総務省は8日、毎日新聞の取材に対し「公文書は国や地方公共団体の職員が職務上作成した文書。法令の定めはないが社会通念上もそのように理解されている」(官房総務課)との見解を示し、「助役が指示して作成されたとすれば公文書に当たる」(同課)と指摘している。
873
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/10(土) 05:53:28
◇部外秘文書全文
毎日新聞が入手した文書に記録された井上市長と福島議長の全発言は次の通り。
議長 A社(原文は実名)対策はできないものか。河野氏は「湯川−A社」には関係しておらず、あくまでも「石川−A社」にこだわりを持っている。現在、有料老人ホームに係る特定施設について審査をしている状況である。ここに「石川−A社」は応募していないため、今すぐに特定施設とはならないが、(私と)河野氏との話し合いの中では、石川町で、まずは「住宅型有料老人ホーム」の届け出をし、その後、特定施設への話へと進んでいっても良いとの内容であった。河野氏は「石川−A社」へ強いこだわりを持っているため、善後策が必要である。
市長 「石川−A社」は、市街化調整区域であるが、より市街地に近いので認めても良いのではないか。福祉部が認めると、都市建設部も合意するのではないか。A社に悪徳業者という先入観を持つな。A社がつぶれるなら、それで良いではないか。慈愛会のように、その時は苦労するが、捌(さば)くことはできるだろう。一時混乱しても整理がつく。市内では、旭ケ岡の家やベーネ函館のように、市街化調整区域にある有料老人ホームもあるでしょう。今の状況では、市にとって一大事件となる。工藤助役も交通局長も心配している。石川町でA社が有料老人ホームをやれるようにならないか。道に提出した意見書を差し替えろ。
議長 市長にこのような発言をさせるな。福祉部で状況を把握しながら柔軟に対応すべきである。平成18年度に3カ年分の特定施設の枠を、全(すべ)て決めるのはいかがなものかと考えている。西尾助役は「石川−A社」に関して意地になっている。A社が選ばれず、B社(原文は実名)が選ばれると、俺(おれ)が攻撃される。
市長 市街化調整区域に有料老人ホームの建設がダメであるという理由の中に、市街化区域で有料老人ホームをやりたいという事業者がたくさん待っている状況にあるので、市街化調整区域でやらせる必要がないという判断があった。しかし、現状では、事業者が少ない状況にあることから、「石川−A社」は考えられないかということである。
職員配置の考え方について(引き続き市長発言)
有料老人ホームの職員配置基準は3対1である。最低基準をクリアしていれば良いのではないか。2・5対1や2対1が良いとは言えないでしょう。有識者会議において、A社が選ばれず、B社が選ばれると、河野氏が電子新聞で報道し、福島議長が攻撃の的になり大変なことになる。いろんな事が報道されれば、三和以上の大きな問題となり、市政が混乱する。市街化調整区域においても、事前相談の中で、どこでやるかは場所を特定できるので、交通の便等の心配はいらないのではないか。
(慈愛会は同名の病院が起こした介護・診療報酬不正受給事件。三和は「三和廃棄物処理産業」が起こした産廃不法投棄事件を指す)
毎日新聞 2007年2月9日
874
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/10(土) 05:59:50
町田市長の政治資金パーティー事件:電話でも参加呼びかけか /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070209ddlk13040283000c.html
町田市の石阪丈一市長の政治資金パーティー事件で、石阪市長が横浜地検の調べに対し、パーティー参加を呼びかけるために「電話勧誘をするキーパーソンを推薦した」と供述していたことが8日、分かった。電話で参加を呼びかける手法は、パーティーの出席者がうまく集まらないことに焦った横浜市の北薗義広・前市長室長=依願退職=が発案したという。問題とされた電子メールの一斉送信以外の方法でも、参加者の取りまとめがあったとみられる。【古関俊樹】
◇「究明する会」、石阪市長に公開質問状
石阪市長の責任を追及している「石阪市長の政治資金パーティー疑惑を究明する会」(端山好和会長)が供述内容を明らかにした。昨年9月、検察官に対する供述調書の閲覧を横浜地検に申請して認められ、「供述内容がこれまでの市長の説明と食い違う」として8日、石阪市長に説明を求める公開質問状を提出した。
同会によると、北薗前室長は横浜市幹部にパーティー参加を求める電子メールが05年11月5日と14日に一斉送信された後も出席者の集まりが悪かったため、電話で参加を呼びかけることにした。同月17日、電話をかける要員(キーパーソン)の紹介を石阪市長の長女に求め、長女から連絡を受けた石阪市長は、知人6人の名前を挙げたという。
これまで石阪市長は「一斉送信されたメールの原案に目を通した以外は、パーティーの準備にかかわっていない」と説明。供述内容と食い違っており、同会の長崎真人事務局長は「市長は何が真実なのかを明らかにしなければいけない」と話している。
一方、石阪市長は「質問状の内容を見ておらずコメントできない」としている。
毎日新聞 2007年2月9日
875
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/10(土) 06:09:54
県知事後援会・虚偽記入:百条委可否、再び先送り 設置要件めぐり見解相違 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070209ddlk34040272000c.html
県議会は8日、各会派代表者会議を開き、藤田雄山知事後援会の政治資金規正法違反事件解明のための百条委員会設置について議論したが、設置要件に関する意見は平行線をたどり、設置の可否は再び先送りになった。昨年の12月定例会で百条委員会の設置を求める決議案を賛成多数で可決したが、9日開会の2月定例会までの設置は出来なかった。
代表者会議では、今月2日に開かれた前回と同様、自民党議員会から「元後援会事務局長が、藤田知事が会長を務める土地改良事業団体連合会にパーティー券の売りさばきを依頼したことは設置要件に当たる」とする一方、同党刷新会などは「(同連合会は)パーティー券購入に県の補助金を使っておらず、全国の過去の設置例と比べても、具体的な自治体の事務の特定が必要な百条委員会の設置要件を満たしていない」と主張した。
新田篤実議長は「現段階では百条委員会の設置は困難。新たな協議事項が生じれば、速やかに代表者会議を開くなど、真相解明に向けて最大限の努力をしたい」と述べた。【吉川雄策】
毎日新聞 2007年2月9日
876
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/10(土) 06:33:04
知事が土改連会長を辞任 後援会事件余波?
2007年02月09日 朝日広島
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000702080001
県土地改良事業団体連合会(土改連)の理事会が8日、広島市中区の同連合会であり、藤田雄山知事の会長辞任を承認した。1月中旬に辞表が提出されていた。土改連は知事後援会事件の舞台となった03年の知事の政治資金パーティーで600枚の券を引き受けたことが、刑事訴訟記録から明らかになっており、事件を受けて任期半ばで辞任したとみられる。
関係者によると、理事会には会長の藤田知事を除く13人が出席し、全会一致で辞任を承認した。副会長の吉岡広小路・三次市長が当面、会長の職務代理を務める。
藤田知事は父の故藤田正明・元参議院議長の後を受け、参院議員だった91年6月から会長を務めていた。任期は来年3月末までだったという。
藤田知事は朝日新聞の取材に「今後、理事会や総会にマスコミが取材に押しかけ、(土改連に)迷惑をかけることのないように、辞めることにした」と話している。
土改連をめぐっては、事件で有罪となった後援会元事務局長に頼まれてパーティー券を引き受け、うち約300枚強を下請け業者や県のOBに引き受けてもらったとする幹部の供述調書が明らかになっている。県の補助金を受けている団体であることから、知事の職務権限との関係を調査する百条調査特別委員会を県議会に設置するよう求める会派もある。(福家 司)
877
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/10(土) 09:28:12
拉致家族支援団体角田氏と民主党に抗議
総連系献金疑惑「全国組織と協議」 讀賣群馬
角田義一・前参院副議長(69)の陣営のヤミ献金問題で、北朝鮮による拉致被害者家族らへの支援を続ける「救う会・群馬 群馬ボランティアの会」(大野トシ江代表)が、角田氏と民主党に対する抗議文を会のホームページ上に掲載した。
角田氏陣営が、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の団体や朝鮮総連関係者のパチンコ業者から計160万円の献金を受けた疑惑を指摘したもので、「総連から政治献金を受けていた。ただ副議長を辞任すれば済むことではない」と批判。さらに、「北朝鮮に政府として経済制裁をしているときに、民主党として、(献金の事実を)明確にしてほしい」と訴えている。
同会の大野敏雄事務局長は「何も説明しないままの角田氏に憤りを感じる。今後、全国組織とも協議して行動を起こしていきたい」と話している。
抗議の掲載を知った同党県連の一部役員は「不信の念を抱かせたことは痛恨の一事」と、同会に謝罪した上で、「角田氏に詳細な説明を求め、事実解明に全力で取り組む」としている。
(2007年2月10日 読売新聞)
878
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/10(土) 09:31:13
都知事交際費 会食1人5万5000円も
共産都議団調査 接待など7年で1615万円 讀賣東京
石原知事らの交際費をめぐる住民訴訟で東京地裁から一部の支出が違法とされた問題に絡み、共産党都議団は9日、知事らが2000年4月〜昨年12月の7年間に計1615万円を接待などの飲食代に充てていたとする調査結果を発表した。老舗料亭などの会合で支出額が1人あたり5万円を超えたこともあり、同都議団は「知事や側近による都政私物化で、税金の無駄遣い」と批判を強めている。
同都議団は、情報公開請求で開示された交際費を分析した。それによると、石原知事や特別秘書の出席した会合で、庁外の料亭やレストランが使われたのは計100回。参加人数が明記されている支出の中で、1人あたりの単価が2万円を超える会食は24回あった。
最高は昨年3月に港区赤坂のすっぽん料理店で開かれた会食。知事や元運輸省幹部ら4人が出席し、1人約5万5000円、計22万円が支出された。また05年12月に渋谷区の高級レストランで開かれた会合では、1本3万9000円のワインが注文された。
葛飾区内の市民団体のメンバーらが住民監査請求したのは03年12月までに支出された交際費が対象で、石原知事らが監査請求以降も高額な接待を続けていた実態が見て取れる。
石原知事は2月分の交際費支出から、都のホームページ(HP)上に金額や相手の氏名を公表するよう手続きを改めた。都知事本局は「これまでも必要な会合に、適正な支出をしてきたが、誤解を招かないよう透明性を高めていく」としている。
交際費をめぐる住民訴訟では、東京地裁は先月30日、2件分計約40万円の支出について「社会通念を逸脱する」と認定し、知事と特別秘書に返還を命じている。原告と被告の双方が9日、東京高裁に控訴した。
(2007年2月10日 読売新聞)
879
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/10(土) 12:15:14
慎太郎、外遊費銭々恐々…連敗なら都知事選に影響必至
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007020927.html
東京都の石原慎太郎知事(74)らが、都条例の規定を上回る旅費でガラパゴス諸島(エクアドル)や米ワシントンに出張したとして、都民が約464万円を都に返還するよう求めていた住民訴訟の東京高裁判決が14日、下される。先月末、石原知事は巨額交際費をめぐる住民訴訟で一部敗訴しており、判決結果は4月の都知事選にも微妙な影響を与えそうだ。
「都知事が都の条例を守るのは基本。企業でもコンプライアンス(法令順守)が叫ばれており、行政のトップも当然そういう意識であるべき。何をやっても許されるわけではない」
こう語るのは原告の元商社マン、松原邦博氏(57)。昨年11月に乳がんで亡くなった元文京区議、若林ひとみさん(享年52)とともに「税金の無駄遣いはおかしい」と戦ってきた。
2004年に出された訴状や都の公文書によると、石原知事らは01年6月にガラパゴス諸島を視察して1444万円(8人参加)を支出。典子夫人も同行した同年9月の米ワシントン出張では2161万円(8人参加)を支出した。都の条例では、宿泊代として支給される旅費は知事が1泊4万200円だが、石原知事はワシントンで夫人とともに1泊26万3000円もの部屋に泊まるなど、いずれも規定を大きく超えていた。
訴状では、条例で規定額を超える場合に必要とされている人事委員会との事前協議がなく、夫人の同行も必要性がないとして、旅費の一部、合計約464万円を違法な支出として都に返還するように求めている。
昨年6月の東京地裁の判決では、ガラパゴス視察は「請求期間を過ぎている」として棄却されたが、ワシントン出張の約98万円については「違法な支出」と認定し、石原知事らに返還を命じた。原告、被告ともに判決に不服として控訴していた。
石原知事は判決直後の会見で、「人事委員会への申請が遅れた事務手続きのミス」「今までの規定は低過ぎる」などと話している。
松原氏は「地裁判決後の知事会見を聞く限り、反省は感じられなかった。1999年に初出馬したとき、知事は『税金の無駄遣いNO』を掲げていたが、あの感覚はどこに行ったのか」と語る。
石原知事の豪華視察はガラパゴスとワシントンだけではない。
別表のように、四男の画家、延啓(のぶひろ)氏がパーティーの舞台背景を描いて注目された4年1月のスイス、フランス出張(10人参加)は2815万円。昨年5月のロンドン、マン島視察(18人参加)は最高額となる3573万円など、やはり目立つ。
ただ、それぞれの視察には、都市外交の展開や環境保護、NYマラソン視察、五輪招致関連調査といった大きな目的があるのも確かだ。
ちなみに、大阪府の太田房江知事は00年の就任以降、17回の海外出張を行ったが、最大8人という同行者分も含めた費用の合計は3652万円。石原知事のロンドン、マン島視察1回分とほぼ同額である。
東京高裁はどういった判決を下すのか!?
【石原知事の主な海外出張】
01年 6月 ガラパゴス諸島(8人参加)1444万円
9月 米ワシントン(8人)2161万円
02年10月 米ワシントン(7人)1700万円
11月 インド(13人)2266万円
04年 1月 スイス、フランス(10人)2815万円
6月 米国(11人)2135万円
11月 インドネシアなど(16人)2202万円
05年11月 米ニューヨーク(14人)2263万円
06年 4月 台湾(18人)1504万円
5月 英ロンドンなど(18人)3573万円
ZAKZAK 2007/02/09
880
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/10(土) 13:02:52
角田参院副議長・政治資金記載漏れ:拉致被害者救う会・群馬、民主党に抗議文 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070210ddlk10010260000c.html
◇HP上に「疑惑に答えて」
朝鮮総連の傘下団体から寄付を受けたなどとして、副議長職を辞任した角田義一参院議員と所属する民主党に対して、北朝鮮による拉致被害者と家族の支援組織「救う会・群馬」が、ホームページ(HP)に抗議文を掲載していることが9日、分かった。角田氏の辞任後、国会では問題の真相究明がなされず、角田氏も同党に復党している。同会は「副議長を辞任すれば済むことではない。疑惑に明確に答えてほしい」と訴えている。
1月16日、01年夏の参院選を巡って、角田氏の総合選対が在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系の「在日本朝鮮群馬県商工会」などから受けた「陣中見舞い」計約2517万円を裏金化したとの疑惑が浮上。角田氏は混乱の責任を取る形で副議長職を辞任した。また、政治資金規正法は外国人団体からの寄付を禁止しているが、角田氏は総連系団体からの寄付について「担当者が受けていないと言っている」と否定し続けている。
同会の抗議文は今月6日付でHPに掲載。「民主党を信頼していたが、これでは余りにむごい。過去のことを明確にしてはっきり謝罪すべきではないか」と記している。大野敏雄事務局長は「我々は政治的な問題にかかわらないというスタンスでしたが、この問題は看過できない。とにかく真相が知りたい」と訴えた。
同党県連の石関貴史衆院議員は「私も思いは同じ。一刻も早く、県連最高執行役員会議を開き、角田氏に説明を求めたい」と述べた。また、同会と共に支援活動に取り組んできた同党衆院群馬3区総支部の柿沼正明代表は「救う会の思いを裏切らぬように疑惑解明に努めたい」と語った。【杉本修作】
毎日新聞 2007年2月10日
881
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/10(土) 17:09:46
県庁裏金問題:“片山イズム”浸透せず 知事就任以降も557万円 /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070210ddlk31010007000c.html
◇39部署で2488万円、14人を懲戒処分
透明化の徹底という“片山イズム”は、県庁全体に浸透していなかった。県が9日にまとめた最終報告で、39部署で総額2488万円の裏金が存在していた。片山善博知事就任の99年度以降も、地方機関などが裏金557万円を作り、915万円を不正支出していたことが判明。県は、近年の懲戒処分では89年のストライキ処分(30人)に次ぐ14人を懲戒処分、41人を口頭注意などにした。【松本杏】
県行政監察室は昨年9月から3回にわたり、延べ133人の職員を対象に聞き取り調査を実施。その結果、園芸試験場など計39部署で裏金が見つかり、OBも含めた関係職員に返納させる。返納額は、予算要求すれば認められた会議用の土産代など382万円を除く2105万円で、現在1536万円が残っているため、実際は569万円。
同室の調べで、今回新たに西部総合事務所地域整備課で裏金作りが判明。99年4月時点で、431万円を預金した銀行通帳が見つかった。同課は04年7月までの間に、課内の球技大会のバス・弁当代など計125万円を支出したが、知事就任以降の新たな裏金作りはなかった。課長(58)は「責任が先輩に及ぶ」と危惧(きぐ)し、過去2回の調査に報告しなかった。
県は、この課長を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分としたうえ、管理職の適性を欠くとして課長補佐級に降格した。ほかにも、園芸試験場次長の減給10分の1(6カ月)を最高に、農林水産部長(55)ら13人を減給・戒告処分にした。局長など幹部を含む職員15人を文書訓告、26人を口頭注意処分にした。
片山知事は9日、「必要な改善を加えて再発防止措置を講じる。自らも責任を考慮し給料を減額する」とコメント。管理監督責任を徹底していなかったとして、藤井喜臣副知事とともに給料を減給10分の1(1カ月)とする条例案を2月県議会に提案する。
八頭総合事務所建設総務課ではカラ残業による裏金作りが判明。法橋誠・行政監察監は「予算要求をすれば認められたものも多く、なぜそうしなかったのかと首をひねらざるを得ない。地方機関で裏金が多く見つかったのは、片山知事の進めてきた透明性の向上・徹底が隅々まで浸透していなかったということだろう」と総括した。
毎日新聞 2007年2月10日
882
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/11(日) 10:53:14
2007年02月09日(金)
知事選違反、横内正明氏の元秘書を聴取へ
古菅容疑者「供応資金もらった」と供述 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2007/02/09/5.html
山梨県知事選をめぐる選挙違反事件で、当選した横内正明氏への投票と票のとりまとめを依頼し酒食の接待をしたとして、公選法違反(供応)の疑いで逮捕された元小菅村議で前村教育委員長の古菅丁(つよし)容疑者(63)が県警の調べに対し、供応資金について「横内氏の選対本部の関係者から約十万円を受け取った」と供述していることが八日、分かった。選対関係者は横内氏の衆院議員時代の秘書で、県警は資金が買収目的で渡されていた可能性があるとみて、この元秘書の男性(54)から事情を聴く方針。
調べでは、古菅容疑者は知事選告示日の一月四日、大月市内のレストランで、小菅村の元助役(68)ら有権者八人に対して一人約三千円相当の酒食をふるまい、横内氏への投票や票のとりまとめを依頼した疑い。
供応資金について、古菅容疑者は当初はあいまいな説明をしていたが、その後の調べに「昨年十二月、(古菅容疑者が経営する自動車整備販売業の)事務所内で選対関係者から受け取った。横内氏の支持拡大のために使ってくれという意味だと思った」などと供述した。
883
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/12(月) 15:47:31
藤田知事と桧山前議長 中国新聞「朝刊探索」ブログ
http://blog.chugoku-np.co.jp/fureai3/?date=20070212
#p04
以下の話はどこまで書こうかと迷ったのですが、もう時効の部分もあろうかということで一定の範囲で触れることにしました。
最近の動きを見ていて、藤田知事の立候補に疑問を抱いていた参院自民党首脳の話が頭に浮かんで離れないからです。オフレコとして聞いた話で、全てというわけにはいきませんが、一定の範囲で…。
1993年のことです。私は東京支社にいて、夏の総選挙で宮沢内閣が敗北した後、野党に転落した自民党を担当していました。そこへ当時参院議員だった藤田雄山氏の広島県知事選立候補の動きが浮上したのでした。
担ぎ手は桧山俊宏前県議会議長です。今の対立関係が信じられない時代ですね。
地元は知事選へ、というのですが、自民党は野党に転落したばかり。参院の議席とはいえ失うことに根強い抵抗がありました。そこで、参院自民党が藤田氏の立候補を容認するかどうか、というのが一つの焦点となっていましたので、参院自民党幹部をいろいろ朝に夜に取材して回っていたときです。
ある首脳(東日本が選挙区でした)が積極的に賛成できない理由を次のようにオフレコとして話してくれたことがありました。以下、ちょこっと要約して紹介します。
「彼(藤田氏)は二世議員だ。担ぎ手の桧山氏は百戦錬磨の地方政治家だろう。下手をすると知事が操り人形になる恐れがある。それに彼は人の話をあまり聞かない」
結果からいうと、この見立ては半分当たり、半分外れたというところでしょうか。藤田知事は桧山議長に頭が上がらない時期もありましたが、今は一線を画する方に転じています。
一連の事件や疑惑は、両者の関係が密接だった時期と、離反した時期と両方に及んでいることから、構造は複雑です。
自民党県連への上納金疑惑に関連して、桧山氏の名前を出した藤田知事。自身の中ではのるかそるかの大勝負に出た、といったところでしょうか。ただ、このとき放った矢は、ブーメランのように自らに返ってくる可能性もあることを忘れず、覚悟を決めて真相解明に突き進んでほしい。
884
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/13(火) 21:13:07
能力あるから問題なし…尾身財務相、出張に長女を同行
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070213i113.htm
尾身財務相は13日の衆院予算委員会で、沖縄科学技術大学院大学の設立に向けた国際会議への自身の出張に、長女の朝子氏(45)を同行させていたことを認めた。内閣府は、朝子氏の同行出張費の一部への公費支出を認めた。
尾身氏は、「(大学設立は)私が小泉政権時に提唱した構想だ。私の家族も(語学)能力がある者は使うべきだ。報酬は一切もらっていない」と述べ、問題はないとの認識を示した。
内閣府の清水治沖縄振興局長は、朝子氏が「(尾身氏の)通訳連絡兼秘書的な役割」で同行したとしたうえ、朝子氏の宿泊費の一部と食事代、レセプション参加費は公費から支出され、宿泊費の大半と航空運賃などは朝子氏が負担したと説明した。馬淵澄夫氏(民主)の質問に答えた。
内閣府によると、朝子氏が同行した尾身氏の沖縄出張は03年1月〜06年5月の計9回。公費の額は、「調査が済んでいない」として明らかにしていない。朝子氏は夏の参院選の比例選に自民党公認で出馬する予定だ。
(2007年2月13日20時2分 読売新聞)
885
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/13(火) 21:21:33
秘書官の裏金、柳沢厚労相「事実は全くない」
2007年02月13日18時57分
http://www.asahi.com/politics/update/0213/010.html
柳沢厚生労働相は13日の閣議後の記者会見で、政策秘書官が知人から裏金200万円を受け取ったとする一部週刊誌の報道について「そういった事実は全くないことを確認している」と否定した。
報道は、知人がこの秘書官に飲食店開業の後押しを依頼した後の99年、現金200万円を渡したなどの内容。柳沢厚労相は「私は(知人とは)全然面識を持ってない」としたうえで、秘書官は事実関係を否定していると述べた。
886
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/14(水) 01:25:49
尾身財務相が国際会議に長女同行 一部公費を支出
2007年02月13日23時43分
http://www.asahi.com/politics/update/0213/016.html
沖縄担当相の時に沖縄科学技術大学院大学構想を提唱した尾身財務相が同担当相退任後、公式の通訳がいる大学運営会議などに、長女の朝子氏を個人的な通訳などとして9回同行し、一部公費が支出されたことが分かった。野党側は「公私混同」と批判している。
13日の衆院予算委員会で馬淵澄夫氏(民主)が質問し、内閣府が資料を公表した。それによると尾身氏は02年12月〜06年5月、国内外での会議や視察にオブザーバーなどで13回出席。うち9回は朝子氏が同行し、朝子氏にホテル代1回、食事代6回、公費が支出された。内閣府は、支出金額は公表せず、通訳報酬や旅費は支払っていないという。
会議はほとんどが英語といい、尾身氏は国会で「(自分は)ヒアリングに難点がある。娘はバイリンガルで、能力のある者は使うべきだという考えで連れていった」と説明した。ただ、9回のうち5回は公式の通訳が配置されていた。逆に英語の会合で通訳がいないのに、朝子氏が同行していないケースもあった。
尾身財務相は米国駐在経験があり、財務省関係者によると、昨年ポールソン米財務長官と電話会談した際は「パーフェクトイングリッシュ(完璧(かんぺき)な英語)と褒められた」と話していたという。
朝子氏は04年の参院選比例区に自民党から立候補したが落選。今夏の参院選出馬に意欲を見せている。
887
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/15(木) 12:10:14
石原都知事四男:役職退いた後も肩書入りの名刺 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070215ddlk13040407000c.html
◇「トーキョーワンダーサイト」で
都の若手芸術家育成事業「トーキョーワンダーサイト」を巡り、石原慎太郎知事の四男延啓氏が事業の企画や助言をする役職から退いた後も、その肩書を印刷した名刺を作っていたことが分かった。共産党が都議会代表質問で指摘した。
延啓氏は03年3月に1カ月間、事業に助言する「アドバイザリーボード委員」に委嘱され、03年6月〜04年3月に事業の企画や運営などにあたる「キュレーティングアーティスト」に委嘱された。その後は事業に参画していたものの、肩書などはなかったという。
同党に開示された公文書によると、06年6月と9月、アドバイザリーボードとキュレーティングアーティストの肩書が入った延啓氏の名刺が計900枚発注されていた。【北村和巳】
毎日新聞 2007年2月15日
888
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/15(木) 18:58:10
事務所費問題:自民中堅・若手議員が改革提言
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070216k0000m010045000c.html
自民党の中堅・若手議員で作る「改革加速議員連盟」(会長・棚橋泰文元科学技術担当相)は15日、与野党幹部や閣僚らの事務所費支出問題に関する提言をまとめ、石原伸晃幹事長代理に提出した。政治資金規正法を改正し、不明朗との指摘が強い事務所費の使途を透明化するほか、資金管理団体による不動産取得を全面禁止することが主な内容。提言では現行法の事務所費という支出項目を廃止。事務所費に含まれている家賃や機器リース料金、電話や切手代、交通費などの支出を、それぞれ「借料損料」、「通信料」、「交通費」などの個別項目として新設することで内訳を明確にする。
一方、資金管理団体による不動産取得は、問題を指摘されているのが民主党の小沢一郎代表であることを念頭に、全面禁止という厳しい措置を盛り込んだ。【野口武則】
毎日新聞 2007年2月15日 18時55分
889
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/15(木) 19:20:00
小菅村議長ら供応の疑い
知事選山本派村議ら20人に酒食 書類送検へ 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2007/02/15/16.html
先月二十一日に投開票された山梨県知事選をめぐり、小菅村議会の古家清光議長(61)と古屋金男副議長(57)らが有権者約二十人に対し、落選した山本栄彦氏への投票と票の取りまとめを依頼し酒食を振る舞っていた疑いが強まり、南甲府署は十四日までに、公選法違反(供応、被供応)の容疑で議長ら二十数人を書類送検する方針を固めた。酒食の席には複数の村議も参加していたという。同村内では当選した横内正明氏派の前教育委員長による供応事件も摘発されていて、両派の陣営関係者が公選法違反容疑で立件される事態となる。
調べなどによると、古家議長らは知事選告示日の一月四日、笛吹市石和町のレストランで、村議を含む有権者約二十人に山本氏への投票などを依頼する趣旨で一人当たり二千数百円相当の食事や酒を振る舞った疑い。古家議長らは「ポケットマネーで支払った」などと説明、いずれも容疑事実を認めているという。
古家議長らは甲府市内で行われた山本氏の出陣式にマイクロバスで参加した後、同店に立ち寄った。
890
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/15(木) 21:30:26
自民と民主、事務所費めぐり対応急ぐ
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070215/20070215-00000067-jnn-pol.html
政治とカネの問題をめぐって、民主党が事務所費などの会計処理で、1万円を超える支出について領収書の添付を義務づけるなどの基本方針をまとめる一方、自民党の若手議員らも提言をまとめました。
民主党の基本方針では、政治資金の収支報告の際、これまで領収書の添付義務がなかった事務所費などについて、1万円を超える支出には領収書の添付と保存を義務づけるとともに、5万円以上が領収書添付の対象だった政治活動費についても同様の扱いとする方針です。
民主党としては、政治資金規正法の改正案作りに着手し、改正に先立って、この方針を実行していくとしています。
一方、自民党の若手議員らが作る議連では事務所費の費目を細分化し、政治家個人の資金管理団体による不動産取得を全面禁止するよう求める提言をまとめ、執行部に申し入れました。
「小沢さんの不動産の問題もありましたけど、それを規制することが与党として正しいのかどうか」(自民党 藤田幹雄 衆院議員)
「一般企業並みのディスクロージャーを実現することで良いと思います」(自民党 平 将明 衆院議員)
自民党内には、事務所費に領収書の添付を義務づける法改正には慎重論も根強く、野党の動きと世論の反応を見ながら結論を出す方針です。(15日18:08)
[15日21時10分更新]
891
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/16(金) 09:06:14
就任後も波乱含み?
厚木市長選選挙違反事件 東京新聞神奈川
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20070216/lcl_____kgw_____000.shtml
厚木市長選で初当選した小林常良氏(57)派の選挙違反事件は、これまでに選対幹部ら四人が公職選挙法違反(供応買収)容疑で逮捕される展開に発展。供応買収が行われたとされる宴会に同席していた小林氏には、捜査の行方次第で、連座制が適用される可能性も出てきた。一部の市議からは就任前から“辞めろコール”が飛び出すなど、初登庁を二十三日に控え、早くも市政混乱の気配が漂い始めている。 (岸本拓也)
「今後、一体どうなるのか分からず、不安に感じる職員も少なくない」。ある市幹部は、事件が市政に与える影響を測りかねた様子でこう話す。市が直面している課題は三月議会に提出される新年度当初予算案だ。市長選で現職の山口巖雄氏が敗れたため、新市長となる小林氏の意向で、義務的経費など最低限のものを盛り込んだ骨格予算となる見通しだが、市幹部は「最悪の事態に備えて、いろんな対応を想定しないといけない」という。
「最悪の事態」とは、小林氏の進退がどうなるかだ。県警の調べでは、昨年十二月下旬、厚木市内で開かれた宴会で、元県議会議長の小沢金男容疑者(78)ら三人が、市内の会社経営者ら六人(うち一人を受供応容疑で逮捕)に、小林氏への投票や票の取りまとめを求めて、一人あたり二万−三万円分の飲食接待をした疑いが持たれている。
小林氏も短時間だが、宴会に同席して「後援会活動を進めたい」などとあいさつ。後援会のリーフレットを出席者に手渡しており、県警も会の開催にあたり、同氏の関与がなかったか捜査を進めている。
小林氏の関与がなくても、「選対総本部長」の肩書を持つ小沢容疑者が、選挙活動で重要な役割を果たしたと認定されれば、連座制が適用され、当選無効となる。市の中堅職員は「事件が長引いた揚げ句、再選挙になれば、当分は本格予算が組めず、市民生活に支障が出かねない」と嘆く。
事件の波紋は、市議会にも広がる。市長選で小林氏を支持した地域政党「厚木ネット」(代表・前田多賀子市議)は、事件を受け、早々に当選辞退を促す声明を発表。前田市議は「市政の混乱に早く終止符を打つことが政治家としての責任だ」と話す。
また、表向きは「捜査の推移を見守る」として静観する、山口氏を支援した保守系市議の一部は、水面下で不信任決議案などに必要な手続きの確認を始めるなど、小林氏の政治責任を問う動きを見せ、徐々に“小林氏包囲網”ができつつある。
あるベテラン市議は「個人的な考え」と強調した上で「仮に刑事責任に問われなくても、議会として何のおとがめなしとはいかないだろう。それが不信任決議案まで発展するのか、辞職勧告や問責決議で終わるのか…」と話し、三月議会が波乱含みであることをにおわせた。
892
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/17(土) 05:49:31
「丁寧な説明必要ない」
手帳書き換え問題で町田市長 讀賣東京多摩
町田市の石阪丈一市長の政治資金パーティー事件をめぐり、市民団体が公開質問状を提出していることについて、石阪市長は16日の記者会見で「市民に丁寧に説明する必要はない」と発言した。
公開質問状では、市長が自らの手帳の内容を書き換えたことについて、横浜地検への取り調べに対して語った「供述調書」と、記者会見での説明との食い違いをただしていた。石阪市長は、回答するかどうかについて「弁護士と相談する」とし、「回答しない可能性もある」と語り、丁寧な説明の必要はないと言い切った。この会見では、直前に市の廃プラスチック処理施設建設問題について「市民への説明は重要だ」としたばかりだった。
石阪市長は昨年12月の記者会見で、手帳に関して「長女の日程を書いていたが、それを書き換えた」と説明した。しかし、供述調書では「私も(長女に)同行する予定だったので、手帳の欄に(日時と場所を)記載しました」となっている。
(2007年2月17日 読売新聞)
893
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/17(土) 06:04:18
事務所費問題幕引きか 国会論議低調
2007年02月16日21時35分
http://www.asahi.com/politics/update/0216/015.html
今国会の与野党攻防の焦点となると見られていた政治家の事務所費問題をめぐる論議が低調だ。16日の衆院予算委員会で、野党は伊吹文部科学相と松岡農林水産相に事務所費の公表を改めて求めたが、「与野党で新しい基準が決まったら公表する」とはねつけられた。閣僚や与野党幹部に公表を呼びかけた民主党の小沢代表が自らの事務所費について公表に踏み切らなければ、このまま幕引きとなる気配も強まっている。
「なぜ疑惑と言われるのか、今も疑念に思っている」。伊吹氏は小川淳也氏(民主)から説明を求められたが、これまで同様、強気の姿勢を崩さなかった。
伊吹氏は、事務所費に計上できるか明確でない会食費について「秘書が後援会の人と食事する」ケースなどを例に挙げ、「他団体との交渉ではないから、政治活動費ではない。事務所費に入れるしかない」などと説明。選挙の前後の非常勤職員の人件費やコピー機のリース代なども、政治団体職員の人件費や消耗品購入費に計上できないため、事務所費に分類するしかないと述べ、「総務省と相談した結果」であると強調した。
さらに、伊吹氏が主張するのは政治家間の「公平性」だ。「私の事務所費の内容を見せてほしいなら、いつでも喜んでお見せする」と明言したものの、「私の事務所費が多いから公表しろということになると、政治団体をいくつもわけている人は公表しなくてすむ。政治活動を平等にするためには不適切だ」と語気を荒らげた。
穀田恵二氏(共産)は、政治資金の不適切な処理を認めて辞任した佐田玄一郎・前行革相の証人喚問を求め、松岡氏には事務所費の公表を迫った。しかし、松岡氏は伊吹氏と同様、「架空のものは一切ない。一律に平等に基準を決めていただければ対応する」の一点張りだった。
馬淵澄夫氏(民主)も13日の質疑で伊吹、松岡両氏らを追及したが、「自己採点は50点」。問題を浮き彫りにする証拠などが新たに出ていないため、盛り上がりに欠けている。
小沢氏は12日の記者会見で、自らの事務所費について「整理が済み次第、時期をみて、遠からず公表したい」と改めて強調した。しかし、民主党内には公表を迫る動きはなく、小沢氏の判断を見守っているのが実情だ。
一方、政治資金の透明性を増すための政治資金規正法の改正論議も先行きは不透明だ。
民主党は事務所費を含め1万円超の経費に領収書を添付することなどを義務づける案をまとめた。与党は今国会中に一定の結論を得る方針で一致しているが、具体策はこれからだ。
自民党の党改革実行本部長の石原伸晃幹事長代理は9日の講演で「事務所にいくらかかっていると部分ごとに経理で分けて示せば、『なあんだ』という話もたくさんある」と述べた。領収書添付の義務づけではなく、記載項目を増やすことで対応する考えを示したものだ。
ただ、その具体的な方法をめぐっては、党内に「法改正案作成から成立まで2〜3カ月かかる。当面は内規改正で対応すべきだ」など様々な声が出ている。同本部のコンプライアンス小委員会が16日開かれたが、対応は定まっていない。
894
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/17(土) 07:03:41
自民党県議を名誉棄損で書類送検…自身HPなどで河村議員を中傷
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200702/sha2007021709.html
愛知県警は16日、事実と異なる中傷記事で民主党の河村たかし衆院議員(愛知1区)に精神的苦痛を与えたとして、名誉棄損の疑いで自民党の筒井タカヤ県議(61)=名古屋市名東区=を書類送検した。
調べでは、筒井県議は自分のホームページなどで、平成2年2月の衆院選に出馬した際の河村議員について「『自民党宮沢派』を勝手に標榜(ひょうぼう)し立候補。自民党では誰も相手にしなかった」などと記述し、名誉を棄損した疑い。
筒井県議は「わたしの主張は正しい。河村議員の著書などからも明らかだ。徹底的に争う」と話している。
河村議員は昨年10月、告訴状を愛知県警に提出していた。
895
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/17(土) 16:26:02
県知事後援会・虚偽記入:元事務局長、調査会出席に前向きな反応−−知事答弁 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070217ddlk34040643000c.html
藤田雄山知事後援会の政治資金規正法違反事件で、藤田知事は16日、県議会で「元事務局長については、出席に前向きな手ごたえを感じており、引き続き粘り強く説得したい」と述べた。
県議会2月定例会の代表質問で答えた。藤田知事はこれまで「元事務局長は調査会の出席に前向きとまでは言えない」と述べており、元事務局長の出席に向けて一歩踏み出した形になった。【吉川雄策】
毎日新聞 2007年2月17日
896
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/18(日) 09:09:19
自民品川区議団、政調費報告に漫画やポルノ小説領収書
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070218i501.htm
東京都品川区議会の自民党区議団が、政務調査費の収支報告書に、漫画や推理小説、ポルノ小説などの領収書を添付していたことがわかった。
提出された書店の領収書は一見しただけでは書籍名はわからないが、レシートにある識別番号からわかった。同区議団は「不適切なものがあった」として、政調費の返還に向け過去の収支報告書などを調べている。
同区議会は、収支報告に書籍名の記載を求めていない。だが大手書店などのレジで印字されたレシートには、「ISBN(国際標準図書番号)」と呼ばれる識別番号が記載されており、書籍名が特定できる。
読売新聞の情報公開請求に対し、議会側が開示した2004年度〜06年度上半期の2年半分の領収書を調べた結果、辞典や評論書のほか、山村美紗さん、内田康夫さん、大沢在昌さんらの推理小説やハードボイルド小説などが少なくとも11冊あった。
また4コマ漫画雑誌2冊、少年向けコミック3冊のほか、ポルノ小説も4冊。徳大寺有恒さんのロングセラー「間違いだらけのクルマ選び」や、焼酎の選び方などを解説した本、囲碁の本なども含まれていた。
同区議会は、「書籍の内容まで調べるのは議員の政務活動を委縮させる恐れがあり、適当でない」(区議会事務局)としている。これに対し、新宿区議会では「適正な支出であることを区民に明らかにする」として、書籍名などの記載を求めている。
自民党品川区議団の須藤安通幹事長は「会派としてのチェックが甘かった。官能小説などが含まれているのは確かで、精査の上、政務調査になじまない書籍代は返還したい」と話している。
政調費は議員報酬とは別に、自治体の議員の調査研究活動などのために支給される経費で、品川区の場合、区議1人当たり年間228万円になる。
(2007年2月18日3時14分 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/18(日) 09:31:35
政治家、残高証明が小道具 「もうけ話」次々引き込む '07/2/18
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200702180139.html
架空の介護事業をめぐる詐欺容疑で東京地検に逮捕された自称「大物華僑・葉剣英」の畑隆氏容疑者(65)。長年にわたって、政治家との親しい交際や巨額の残高証明などの“小道具”を見せつけ、資産家らを「もうけ話」に引き込んできた。“知る人ぞ知る”畑容疑者の軌跡を追った。
東京地検の調べや関係者の話によると、畑容疑者は北海道生まれの日本人だが、本人は「葉剣英が本名。以前日本人の戸籍を買ったので、日中両方の国籍がある」と言い続けている。
一九九〇年代半ばごろから、経営していると称するクレジットカード会社などをめぐる金銭トラブルで“葉剣英”の名前が何度も浮上。昨年摘発された日本エルエスアイカードの特別背任事件では、同社破たんの遠因となった十五億円の転換社債引受先が畑容疑者の事務所(当時)と同じ所在地だった。
「昼食会に来た金子善次郎衆院議員(自民、比例代表北関東ブロック)はパーティー開催を畑容疑者に頼んでいた。大物だと思った」。逮捕容疑となった農事組合法人による介護事業を持ち掛けられ、出資した人が振り返る。
金子議員は畑容疑者が設立した「農事組合法人アジア・アグリ連合会」の代表理事で、太田豊秋参院議員(同、福島選挙区)と西銘順志郎参院議員(同、沖縄選挙区)も顧問を務めた。二〇〇三年に沖縄で開かれた同連合会設立総会では、最高顧問として熊谷弘元衆院議員もあいさつした。
「有力議員がバックにいる」と印象づけ、畑容疑者は資産家らにこう切り出した。「実は農水省の各課に剰余金がある。集めれば膨大な金で、それを介護に回せる」
もう一つの小道具だった「華僑の資金力」。カード事業名目で会社経営者らから出資金を集めた際、約四十七億円の残高証明書を提示した。また五億円の残高証明書を使って資本金五億円の会社を簡単に設立し、経営者らを驚かせた。
ところが、残高証明書の発行元は聞き慣れない金融機関で、所在地とされる東京都内のビルの管理会社は「そんな企業は存在しない」と話す。また「巨額の残高証明書を売っていた」と語る関係者もいる。
畑容疑者に出資した人の中には、“葉剣英”が「最新華僑地図」(朝日新聞社刊)などで大物華僑と紹介されたため信用した人もいたという。
898
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/19(月) 08:16:02
自民 事務所費の扱い慎重検討
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/02/19/k20070219000016.html
自民党内では、資金管理団体の事務所費の透明性を高める方策について、中堅・若手から出された法改正を求める提言に対して、党の内規などで対応できるという意見もあり、党執行部は、国会での論議の行方なども見極めながら、慎重に検討することにしています。
自民党は、党改革実行本部の小委員会で、国会議員の資金管理団体の事務所費をめぐる検討を進めており、これまでの議論では、政治活動の自由を確保し、プライバシーの保護にも十分配慮したうえで、政治資金の透明性を確保していくべきだという考えでおおむね一致しています。こうした中、党の中堅・若手で作る「改革加速議員連盟」は、収支報告書の内容の内訳をより細かく分類したものに改めるなどとした提言をまとめ、政治資金規正法を改正するよう求めています。これに対して、党内には、政治資金の透明化を図るためには、法律を改正するまでもなく、政党間の申し合わせや党独自の内規を設けることで対応できるという意見も出ています。このため、自民党執行部は、国会での論議の行方や公明党の意向なども見極めながら、法改正して対応するかどうか、慎重に検討することにしています。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/19(月) 13:47:44
トラストジャパン脱税、書籍発行元の代表に元衆院議員
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070219i404.htm?from=main4
広島市中区の出版会社「トラストジャパン」などが企業を脅して同和関連書籍などを買わせ、法人税など3億円を脱税していた事件で、書籍を発行していた政治団体の代表を、元衆院議員の和田静夫氏(80)(東京都武蔵野市)が務めていたことが、広島県警公安課の調べでわかった。
和田氏の銀行口座には同社などから定期的に入金があったが、和田氏は県警に対し、「代表になっていたのは知っていたが、団体の活動実態は把握していない」と話しているという。
和田氏は、2003年8月から昨年12月まで「全国同和人権促進会」(大阪市生野区)、04年1月から昨年12月まで「政治経済新改革連合会」(埼玉県ふじみ野市)の代表をしていたという。いずれの団体も、トラストジャパンの代表取締役、李一雄被告(63)らが設立したという。和田氏は旧社会党の参院議員を3期務め、1987年の都知事選に立候補。90年には衆院選旧埼玉1区で当選し、1期務めた。
(2007年2月19日13時43分 読売新聞)
900
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/19(月) 13:52:55
恐喝団体の代表は元衆院議員 トラストジャパン '07/2/19
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200702190278.html
広島市中区の書籍販売会社トラストジャパンをめぐる脱税・恐喝事件で、販売員が企業を脅して書籍を高額で売りつける際に名乗っていた政治団体は、元衆院議員(80)=東京都武蔵野市=が代表を務めていたことが十八日、広島県警の調べで分かった。県警は、販売員が代表の議員歴を巧みに利用して売りつけていた可能性があるとみて、元議員の活動への関与や報酬の有無などを調べている。
県警によると、販売員らは「全国同和人権促進会」(大阪市生野区)、「政治経済新改革連合会」(埼玉県ふじみ野市)などを名乗り、領土問題や人権問題の書籍購入を迫っていた。
大阪府選管によると、全国同和人権促進会は一九九七年二月に政治団体の届け出があり、昨年十二月に解散届が出されるまで元議員が代表を務めていた。また、県警の調べでは「政治経済新改革連合会」も元議員が代表になっていた。
二つの団体はいずれも活動実態はなかったとみられるが、販売員らは政治活動をちらつかせ、他の書類から引用するなどして作った三千円程度の書籍を五万円前後で売りつけ、十八億円を超す売り上げを得ていたとみられている。
県警はすでに元議員の自宅を家宅捜索。元議員は捜査員に「捜索の理由は分かるが、政治団体の活動実態は把握していない」などと関与を否定しているという。元議員については、連絡が取れない状態になっている。
元議員は社会党の参院議員三期を経て、一九八七年四月の東京都知事選に同党推薦で立候補し落選。九〇年二月には衆院選旧埼玉一区から当選して一期務めた。
県警公安課と広島中央署は十八日、恐喝容疑で再逮捕したトラストジャパン社長李一雄(63)=東区戸坂山根二丁目=や関連の岡山市の書籍販売会社「ユニオンKA」役員相本浩(59)=西区庚午南二丁目=の両被告や、同容疑で逮捕したユニオンKA役員上本澄洋容疑者(39)=倉敷市福田町、同社社員ら計十一人を送検。トラストジャパンなどから元議員に恐喝した金が流れていないか慎重に調べる。
901
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/19(月) 15:10:17
公明、処分せず 広島市議政調費不正支出
2007年02月18日 朝日広島
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000702170001
広島市議の政務調査費をめぐる問題で、公明党広島市議団が不正支出を市監査委員から指摘されたことを受け、同党幹部が17日、記者会見を開いた。自動車購入費など約358万円を政務調査費の事務所費(05年度)から支払っていたことについて、あらためて謝罪した。全額を近く市に返還するという。一方で、不正の背景を「制度の使途基準が明確でなかった」とし、かかわった市議の処分はしないことを明らかにした。(宮崎勇作)
同党県本部代表の斉藤鉄夫衆院議員、中国方面副議長の桝屋敬悟衆院議員と、05年度の会計責任者で同党市議団の平木典道幹事長の3人が出席。冒頭で謝罪した。
今回の監査で明らかになった3会派総額約386万円の不正支出のうち、約358万円を公明党が占めた。自動車をはじめ、スーツや靴など私的な商品の代金まで事務所費から支払ったことがわかっている。
不正の背景について幹部らは、「我々の認識も甘かったが、使途基準そのものがあいまいだ」と制度の問題を指摘した。また金額の大小はあるものの、所属議員8人全員が不正にかかわっていた可能性が高いことを明らかにした。
「全員が深く反省している」として、公認の取り消しや辞職を求めるなどの処分はしない方針という。
取材陣からは「なぜ公明党だけ突出しているのか」「公金意識が欠けているのではないか」などと質問が相次いだ。
政務調査費に関する領収書は会派で5年間の保管が義務づけられている。同党は今後、05年度以前の支出についても独自に調査を進める方針。また共産党などが、開会中の2月定例会の最終日(21日)に各会派の収支報告書にすべての領収書を添付する条例改正案を議員提案する予定で、公明党も加わるという。
住民監査請求をした市民団体「政務調査費を透明にさせる会」の秦明美代表は「これだけの不正支出があって処分もないなど、市民の常識からかけ離れている。独自調査をするなら外部の専門家を入れて徹底的にすべきだ」と話している。
902
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/19(月) 22:14:06
この爺さんが財務大臣である必要はあまりないと思う。
尾身財務相、予算要求を指南か 沖縄大学院大構想
2007年02月19日21時35分
http://www.asahi.com/politics/update/0219/014.html
沖縄担当相だった01年に沖縄科学技術大学院大学構想を提唱した尾身財務相が、この大学を建設・運営する独立行政法人側に「強い予算要求があれば、大きな予算が確保される可能性が高い」と伝えていたとする内閣府の資料が19日公表された。伝えた時期は不明だが、昨年9月下旬の財務相就任の後であれば、予算の編成・査定の責任者が個別の案件に関し、自ら提唱した事業を進める側に要求を「指南」したことになる。尾身財務相はこうした内容を否定している。
19日の衆院予算委員会で馬淵澄夫氏(民主)の求めで、内閣府が昨年10月24日夜に開かれた独立行政法人・沖縄科学技術研究基盤整備機構の運営委員会(BOG)による電話会議の概要をまとめた資料を公表した。
それによると、ある委員が尾身財務相からの情報だとして「来年度予算の確保に向けて、BOGからの強い要求があればより大きな予算が確保される可能性が高い。特に円滑な施設整備に向けて、施設予算についてはプライオリティー(優先順位)が高い」と紹介している。
この大学関連の07年度の当初予算案は87.3億円と前年度より10.3億円増えた。うち建設に充てられる大学施設整備費は44.2億円と同8.9億円増加している。
尾身氏は19日の衆院予算委で「財務相就任以来、予算要求の具体的内容などについて、BOGのメンバーにアドバイスなどをしたことは一切ない」と関与を否定した。
運営委員会は、国内外のノーベル賞受賞の科学者などで構成され、機構の運営を監視する一方、業務についても意見を言う。機構は内閣府所管で、会議に内閣府の職員が出席することもあるという。内閣府によると、この電話会議には職員が出ておらず、出席者から聞き取った内容を資料にまとめたという。
高市沖縄担当相は19日、「内閣府の職員が参加委員から聞き出したもので、内容が正しい、正しくないとも言えない」と語った。
903
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/20(火) 00:15:47
石原知事らの海外出張、随意契約見直し 割引運賃も活用
2007年02月19日22時22分
http://www.asahi.com/politics/update/0219/016.html
東京都の石原慎太郎知事の海外出張費が「高額だ」として批判を浴びている問題で、都は19日、これまで随意契約していた旅行会社を競争で選んだり、随行職員の航空運賃を見直したりすることで経費削減を目指すと公表した。また、今後の知事の海外出張は総経費や成果をホームページで公表する。ただ、知事や側近の特別秘書の航空運賃は、「緊急時に行き先や予定を柔軟に変えられるように」との理由で、これまで通り正規運賃にする。
都はこれまで、特定の旅行会社と随意契約を結び、ホテル選定や現地での車の手配などの業務を発注。結果的に石原知事の過去19回の出張は、大手2社が業務を独占していた。今後は数社に見積もりを出させ、最安値を提示した社と契約を結ぶ「競争見積もり」に改める。ただし、同様に随意契約をしている通訳会社1社については、「毎回お願いしている通訳の能力が高く、知事の信頼も得ている」として見直す予定はないとした。
随行職員の航空運賃は、これまで全員が正規運賃だったが、今後は割引料金を活用する。
石原知事の海外での宿泊費は、都条例で総理大臣と同額と定められているが、実際は毎回のように規定額を大幅に超えており、知事も「見直す」としていた。しかし、この日、記者会見した秋山俊行報道官は「これ以上の引き上げは難しく、規定を見直すつもりはない」と話した。
904
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/20(火) 10:01:55
団体代表の元国会議員に数千万円 トラストジャパン事件 '07/2/20
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200702200101.html
広島市中区の書籍販売会社トラストジャパンをめぐる脱税・恐喝事件で、同社が名乗っていた政治団体の代表に就いていた元国会議員に、四年間にわたり数千万円が同社から支払われた疑いがあることが十九日、広島県警などの調べで分かった。県警は金の趣旨などについて、近く元議員から事情を聴く方針だ。
この元国会議員は和田静夫氏(80)=東京都武蔵野市。一九六八年以降、社会党の参院議員(旧全国区)を三期、衆院議員(旧埼玉1区)を一期務め、九三年には党副委員長にも就いた。
県警などによると、和田氏には二〇〇三年から〇六年まで、トラストジャパンから個人口座などに毎月、入金記録があったという。振り込まれた金は合計数千万円に上るとみられている。こうした実態から、和田氏がトラストジャパンの活動を把握していた可能性も浮上している。
元議員は「代表になっていたのは知っていたが、団体の活動実態は把握していない」などと関与を否定しているという。
和田氏は〇三年八月から昨年十二月まで「全国同和人権促進会」(大阪市生野区)、〇四年一月から昨年十二月まで「政治経済新改革連合会」(埼玉県ふじみ野市)の代表を務めていた。
これまでの調べでは、恐喝容疑で再逮捕されたトラストジャパン社長李一雄被告(63)らはこの二つの団体名を名乗り、企業に領土問題や人権問題に関する書籍購入をって十八億円を超す売り上げを得ていたとみられている。
県警は近く、口座に多額の金が振り込まれた理由などを和田氏から詳しく聴き、事件への関与などを慎重に調べる。
905
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/20(火) 10:04:24
「定例会中の解明に努力」 '07/2/20
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200702200020.html
藤田雄山広島県知事は19日の県議会一般質問で、後援会の政治資金不正事件について「定例会の会期中に可能な限り真相解明に向けた取り組みを行うことが必要」と述べ、3月9日までに解明を目指す考えを明らかにした。2005年11月の事件発覚以来、知事が解明の目標時期に言及したのは初めて。吉井清介氏(自民党刷新会・尾道)の「(4月の)県議選で県民が真の選択権を行使できるように」との質問に答弁した。
自民党議員会が知事に通告書 '07/2/20
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200702200047.html
藤田雄山広島県知事の知事選での自民党県連への上納金疑惑をめぐり、元後援会事務局長からの聞き取り結果として桧山俊宏前県議会議長の言動に触れた藤田知事の発言をめぐり、最大会派の自民党議員会が藤田知事に対し、今後控えなければ法的手法に訴えるとの通告書を提出していたことが19日、分かった。知事の発言をけん制する内容となっている。通告書は県議会定例会で代表質問が始まる前日の14日付。
906
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/20(火) 10:10:22
千葉市議会 辞職勧告を決議
傷害で逮捕の谷戸市議
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20070220/lcl_____cba_____001.shtml
千葉市のJR稲毛駅頭で先月、街頭あいさつをしていた別の市議をのぼり旗で殴りけがをさせたとして、千葉西署に傷害の現行犯で逮捕(送検後釈放)された谷戸俊雄市議(無所属、稲毛区)に対する議員辞職勧告決議案が十九日、千葉市議会二月定例会で全会一致で可決された。
可決後、谷戸氏は記者団に「(辞職するかどうかは)私が決めること。多くの後援者から『谷戸がんばれ』との言葉をもらっている」と述べ、辞職する考えのないことを明らかにした。
また、「大衆の面前であのようなことをやったことは選挙民に謝る」と反省の言葉を述べたが、「今後も一生懸命市民のために市政に参加していきたい」と語り、四月八日に投開票される同市議選に立候補する考えを表明した。
同決議案は、最大会派の自民党の小梛輝信幹事長が「言論の府である議会の構成員であるにもかかわらず、暴力事件によって本市議会の名誉を著しく傷つけ、市民の信頼を失墜させたことは誠に遺憾」などと提案理由を述べ、谷戸氏の弁明を認めず採決した。
谷戸市議は先月十八日午前七時半ごろ、JR稲毛駅西口構内で、のぼり旗を立てて街頭あいさつ中、近くであいさつを始めた橋本登市議(自民、美浜区)に「おれの旗が見えなくなるだろう」などと抗議。自分ののぼり旗で橋本市議の顔を殴り、約一週間のけがを負わせたとされる。 (荘加卓嗣)
907
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/20(火) 11:27:12
尾身財務相「内閣府資料、信憑性疑わしい」 指南を否定
2007年02月20日11時00分
http://www.asahi.com/politics/update/0220/007.html
尾身財務相は20日の閣議後の記者会見で、尾身氏が沖縄科学技術大学院大学を建設・運営する独立行政法人側に予算要求の「指南」をしたとする内閣府の資料について「本当に信憑(しんぴょう)性があるのかどうか疑わしい」と述べた。同法人の運営委員会委員らと時々会い、食事や話し合いをしていることは認めたが、「予算の具体的な内容について話をしたことは一切ない」と改めて否定した。
また、尾身氏は日本銀行が20、21の両日開く金融政策決定会合で、追加利上げの提案があった場合、政府として議決延期請求権を行使するかどうかについて「いろいろなことを総合的にひっくるめて、自然体でいきたい」と述べ、明言を避けた。1月の決定会合の際は、行使しない意向を事前に明らかにしていた。
908
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/20(火) 16:19:12
「要求側に予算増指示」 大学院大学で馬淵氏が財務相追及 沖縄琉球
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21464-storytopic-3.html
【東京】民主党の馬淵澄夫氏は19日の衆院予算委員会で、尾身幸次財務相が沖縄科学技術大学院大学の独立行政法人の運営委員に対し、2007年度予算編成に向けて施設整備予算の増額を求めるよう指示したと指摘、「本来予算を監督する立場にある財務大臣が、予算要求側にアドバイスするのは適正ではない」と追及した。
これに対し尾身氏は「予算の具体的内容について委員にアドバイスしたことは一切ない」と否定した。
同日の衆院予算委で馬淵氏が、内閣府が昨年作成したメモを提出させ、ただした。メモは、昨年10月の独立行政法人運営委員による電話会議の発言内容。
メモによると、ある委員が尾身氏から「予算の確保に向けて運営委員会から強い要求があれば、より大きな予算が確保される可能性が高い。特に円滑な施設整備に向けて、施設予算はプライオリティー(優先順位)が高い」との話を受けたことを紹介。さらに「これを踏まえ12月の運営委員会では、予算増に向けた決議文の作成および働き掛けを行う方針が確認された」と記されている。
高市早苗沖縄担当相は、メモを内閣府の行政文書だと認めたものの「間接的に(職員が)聞き取ったメモなので、一言一句が正確がどうかは分からない」と述べた。
このほか予算委では、大学院大学施設整備工事契約のうち、地元の1企業が総額の約86%に当たる5億6600万円を受注したことも明らかになった。
馬淵氏は「自身が提唱した大学院大学に予算がつき、土建工事が発注される中、政治献金が突如として沖縄企業グループから寄せられるようになった。その企業が土建工事の86%を受注していることについて説明責任はないのか」と指摘。尾身氏は「個々の工事についてどの企業が、いくら受注したかは一切知らない」と答えた。
(2/20 9:51)
909
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/20(火) 16:43:11
千葉市議の辞職勧告可決 場所取り傷害事件
2007年02月20日 朝日千葉
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000702200002
JR駅前での朝のあいさつ場所取りを巡る千葉市議同士の傷害事件を受け、同市議会は19日、傷害容疑で現行犯逮捕(その後、釈放)された谷戸俊雄市議(72)=無所属=に対する辞職勧告決議案を全会一致で可決した。同市議の発言は、起立少数で認められなかった。決議に強制力はなく、同市議は従わない考えを明らかにした。
市議会は同日開会。谷戸市議が退席する中、小梛輝信市議=自民党市議団=が議案の提出者として、「市政全体に対する市民の信頼を失墜させたことはまことに遺憾である」「社会的、道義的責任を深く自覚し、速やかに議員を辞職するように」などとする決議案を読み上げた。
谷戸市議は退席前に発言を申し入れていたが認められないまま、全会一致で可決された。
議会終了後に同市議は「みなさんの名を汚したことは謝らねばならない」と謝罪。ただ、「自分のやってきたことは間違いではないと思っている。今後も誠実に市政に参加したい」とし、市議を続けることを明言した。4月の統一地方選で予定されている市議選にも立候補するという。
谷戸市議はさらに、事件の背景として、演説時に立てていた名前入りののぼり旗の本数をめぐり市議の間でもめていたと説明。稲毛区選挙管理委員会から「原則的には立ててはいけないが、1カ所に2本ずつ程度にするように」と助言を受けていたなどと主張した。
これに対し、同選管は「通行の邪魔になるので毎日見ていたが、そんな指導はしていない」と否定している。
名前入りののぼり旗を立てての演説については、「そもそもが公選法違反にあたる」と同市議団や市選挙管理委員会が事件後に指摘。市選管は、立候補予定者に自粛を呼びかけている。
910
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/21(水) 08:18:56
#早めに責任取らせたい自民県議団?
政治資金調査会出席 「元事務局長が内諾」
知事答弁対策費の解明、前進へ 讀賣広島
藤田知事の元後援会事務局長による政治資金規正法違反事件をめぐり、藤田知事は20日の県議会一般質問で、県議会調査会への元事務局長と元陣営幹部の出席について、「元事務局長からやっと内諾を得た」と説明、元陣営幹部も準備していることを明らかにした。出席が実現すれば、過去の知事選で県議に配られたとされる対策費などの疑惑解明が大きく前進する。
安木和男議員(公明党)と門田峻徳議員(自民党広政会)の質問に答えた。
藤田知事は事件の真相解明には「元事務局長ら2人の調査会への出席と証言が必要」と強調し、元事務局長をねばり強く説得したことを説明した。
さらに、元陣営幹部も「1回目の知事選(1993年)での出来事から話す必要があり、出席に備えて内容を整理していると言っている」とし、「2人が調査会にできるだけ早く意思表示をするよう引き続き説得していく」と述べた。
元事務局長と2、3日前に電話で話したといい、一般質問の終了後、報道陣に対して藤田知事は「(元事務局長は)県議から(業務上横領容疑で)告発されている身なので、出席するにしても(弁護士などの)専門家が同席することもあると思う」と話した。
県議会調査会の平浩介座長は「元事務局長らから出席の連絡があれば速やかに調査会を開きたい」と話し、開催時期について「連絡次第だが、有権者の判断材料になるので県議選前に開くのが望ましい」との考えを示した。
答弁を聞いた安木議員は「一歩踏み込んだ答弁で、疑惑の解明が進む可能性が出た」と評価。一方、自民党議員会の松浦幸男幹事長は「元事務局長を呼ぶことと、知事自身の政治責任を果たすことはまったく別次元の話」と批判した。
(2007年2月21日 読売新聞)
911
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/21(水) 16:27:00
【特報 追う】福島・桑折町の官製談合疑惑 産経福島
http://www.sankei.co.jp/chiho/tohoku/070221/thk070221002.htm
昨年、官製談合事件に揺れた福島県。現在は県や福島市など各自治体で談合撲滅に向けたルール作りが進められ、昨年のドタバタもようやく収まったかに見える。だが、そんな中、同県北部、人口約1万3000人の桑折町では、町長の関連企業が町の事業を落札率100%で受注し、町議会を紛糾させている。1月30日には、町長の辞職勧告案が賛成多数で可決される事態に。福島県で終わらない「官製談合」疑惑。小さな町の騒動を追った。(西山典男)
「官製談合の疑惑が最初に議会で追及されたのが2年ほど前。昨年談合で注目された福島県の中でも、一番早い時期に始まった追及だった。それなのに、今もまだ議論は続いている」。町議の1人は自嘲(じちょう)ぎみに話す。
問題となっているのは、林王喜久男町長が創業し、現在は町長の義兄が社長を務める「林王測量設計」。林王氏が町長に就任した平成14年以降、落札した測量事業のうち6件が落札率100%という異例の事態となった。
最初は15年2月。「伊達崎台地区水路実施測量業務」。6社が入札して同社が110万円で予定価格ぴったりに落札。その後も100%落札は続き、16年7月には、町道の測量業務でも84万円で、またも予定価格と同じだった。
また同社の平均落札率も、林王町長就任前はそれでも94.24%だったが、就任後2年間には平均98・75%に上昇して、さらに疑惑は濃くなった。当然、同町の測量事業全体に対する同社の受注占有率も、65.10%から70.20%に上がった。
これを受けて、町議会は昨年9月、「公共工事100%落札問題調査特別委員会」を設置。町に入札調書などを提出させ、同社社長を呼んで事情を聴くなどした後、「100%落札が2年間に6件で、占有率も5ポイント上がった」などとして、12月、「官製談合を疑わざるをえない」と結論付けた。
町議会は、入札適正化法に基づき、公正取引委員会に通知するように町長に求めた。
912
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/21(水) 16:27:37
◇
だが、林王町長側の反応はそっけなかった。
町長は助役や町役場幹部らによる内部調査を実施。その上で「官製談合の事実はなかった」との見解をまとめて公表。当然、町議会が求めた公取委への通知は拒否して、林王町長と町議会はついに全面対決することになった。
「一連の入札は公正かつ適正な入札の結果」と譲らない林王町長。これに対して、町議会は1月30日に、町長の辞職勧告決議案を可決。さらに助役の再任議案を否決して、林王町長に圧力をかけた。
だが林王町長は、辞職勧告が可決された30日の臨時議会の直後、報道陣に対し「19年度の予算編成の大事な時期。町民生活への影響を考えながら対応したい」と辞職の考えがないことを示したうえで、「議会に理解していただけなかったのが残念」とコメントした。
町議の1人は「町長の不信任案の提出も考えられるし、予算審議に対しても厳しく臨まざるをえない」と対決は当分続きそうな空気だ。
知事逮捕という不祥事を経験した福島県内でのことだけに、町議会がいうような公取委への通知でなくても、せめて第三者を入れた調査があってもよかったかもしれないが、それすらない。
◇
ただ、この対決の構図で、林王町長側だけを一方的に責めるのも難しいらしい。反町長派の町議たちも不可思議な動きをしていたからだ。
官製談合疑惑は、林王町長1期目の16年末ごろから取りざたされるようになり、調査委が立ち上がったのは昨年9月。
だが、その疑惑の最中となった昨年9月の桑折町長選では、林王町長は無投票で再選を果たしているからだ。
「辞任しろと迫るくらいなら、あのとき、対抗馬を立てて戦っておけばよかった」。そんな声も聞こえる。
「確かにそういう意見はもっともだ」と力なくうなずくのは反町長派の町議。他の町議に聞くと「実は直前まで対抗馬を立てるつもりだったのだけど…」「あれだけ談合の疑惑を指摘されて、まさか林王町長が立候補するとは」と、みな言葉を濁してしまう。
8日に行われた調査委では、測量事業だけでなく、土木、建築部門の入札でも100%での入札が頻発していたことが確認された。桑折町の入札を巡る体質自体に何らかの問題があるのは確かなようだ。
「知事逮捕」の教訓は、桑折町には届かないのだろうか。
◇
■他にもこんな問題が… 桑折町の前町長、安細隆清氏が経営する建設会社は、町の入札参加資格の格付けを下げられ受注工事が減り損害を受けたとして、町と林王喜久男町長を相手取り、約9500万円の損害賠償を求める訴訟を福島地裁に起こしている。平成14年の町長選で林王町長と争った安細氏は「選挙の意趣返しでランクを下げられた」と主張している。
(2007/02/21 04:33)
913
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/21(水) 16:31:25
県知事後援会・虚偽記入:元事務局長、調査会出席へ−−知事「内諾を得た」 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070221ddlk34040620000c.html
◇元秘書も「準備」−−県議会で答弁
藤田雄山知事後援会の政治資金規正法違反事件を巡り、元事務局長が県議会が設置した調査会に出席する見通しが20日、明らかになった。藤田知事がこの日開かれた県議会一般質問で答えた。また、参院議員時代の元秘書についても「出席に備えて準備をしている」と答弁。疑惑解明に向けて、調査会での発言が注目される。【吉川雄策】
安木和男県議(公明党県議団)らの質問に答えた。藤田知事は「元事務局長の出席については内諾を得るに至った」としたうえで、「元秘書は出席に備え、1回目の知事選から話す必要があるとして内容を整理している。2人が速やかに調査会出席への意思表示をして、出来るだけ早く出席が実現するように、私も頑張りたい」と述べた。
一般質問後に会見した藤田知事は、元事務局長について「執行猶予期間中でもあり、想像だが、元事務局長は(弁護士など)専門家の同席などの条件が付くと思う」と述べた。一方、元事務局長と元秘書の同時出席については「まだ(2人には)温度差がある」と話し、調整の必要性を示唆した。
藤田知事の答弁を受け、調査会の平浩介座長は「元事務局長から連絡があれば、議会日程などを考慮してなるべく早く調査会を開催したい。質問事項は、以前の調査会で各会派から出たものを基本としたい」と述べたが、報道陣への公開については「(2人は民間人なので配慮が必要」と話し、調査会で改めて議論が必要との認識を示した。
毎日新聞 2007年2月21日
914
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/21(水) 16:32:04
西村真悟議員:弁護士法違反で有罪確定へ 双方控訴せず
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070221k0000e040071000c.html
弁護士法違反(非弁提携)と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の収受)の罪に問われた衆院議員の西村真悟被告(58)を一部無罪とした今月7日の大阪地裁判決について、大阪地検は21日、控訴しないと発表した。被告・弁護側も控訴しない方針を表明。弁護士法違反罪だけを認め懲役2年、執行猶予5年とした判決が確定する。
西村議員は、非弁活動をしていた男性に弁護士名義を貸し、その収益から報酬を受け取ったとして起訴された。大阪地裁判決は組織犯罪処罰法違反について「実質的に被告は非弁活動の共犯者で犯罪収益の収受罪は成立しない」として無罪とした。
大阪地検の清水治・次席検事は「一部主張が認められなかったのは遺憾だが、求刑通りの量刑がなされ、既に利得分について被害弁償されていることなどを考慮した」とのコメントを出した。
【遠藤孝康】
毎日新聞 2007年2月21日 12時10分
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/21(水) 16:36:00
元事務局長が証言へ 知事後援会事件
2007年02月21日 朝日広島
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000702200003
藤田雄山知事の後援会による政治資金規正法違反事件をめぐって、藤田知事は20日、県議会で一般質問に答え、「後援会元事務局長(事件で有罪確定)から調査会への出席についてやっと内諾を得るに至った」と述べた。後援会の実務を仕切っていた元事務局長の証言が確実になったことで、事実解明に向けた県議会の動きは新たな局面を迎える。
事件では、過去の知事選で知事陣営から県議らに多額の対策費が配られていた疑惑などが知事の元秘書の供述で浮上している。藤田知事は元秘書についても「調査会に出席する場合に備え準備をしている。1回目の知事選での出来事からお話しする必要があり、内容を整理しているところだ」と述べた。
答弁後に記者会見した藤田知事は、元事務局長が出席する調査会について「できるだけ早く開かれるのが望ましいが、元事務局長は執行猶予中で一部県議から告発もされている身だ。専門家の同席とか条件が付くと思う」との見解を示した。
一方、自民党県連への「上納金」を檜山俊宏前議長から要求されたとする元事務局長の発言を7日の記者会見で知事が明らかにしたことに対し、檜山前議長らが名誉棄損として通告書を知事に出した点については「法的なことを言われると、慎重にならざるを得ない。真相解明への努力に水を差す場合もあるのかなと思う」と述べた。
調査会の平浩介座長は知事の答弁を受け、報道陣に対し「元事務局長から連絡があれば、すみやかに調査会を開きたい」と話した。(福家 司)
916
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/22(木) 08:19:13
元県会議長を書類送検
厚木市長選・供応買収容疑 接待で支援依頼と供述 讀賣神奈川
厚木市長選で当選した小林常良氏(57)陣営の選挙違反事件で、県警捜査2課は21日、体調不良で釈放していた元県議会議長小沢金男容疑者(78)を公職選挙法違反(供応買収)の疑いで横浜地検に書類送検した。
調べによると、小林氏の後援会の最高顧問だった小沢容疑者は昨年12月25日、土木会社社長吉村保典容疑者(58)らと、同市飯山の温泉旅館に県議時代の自分の支持者6人を忘年会名目で集め、1人1万円の会費を徴収したが、芸者を呼ぶなど約3万円分の酒食を提供し、投票や票の取りまとめを頼んだ疑い。費用は吉村容疑者が負担した。
小沢容疑者は当初、「忘年会だった」と否認していたが、釈放後「接待して支援を頼んだ」と供述したという。
(2007年2月22日 読売新聞)
917
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/22(木) 08:26:27
#堀江支援企業
ツネイシ土地未登記 市議会、徹底調査求める
全員協議会 福山市が初説明 讀賣広島
福山市沼隈町の造船会社グループ「ツネイシホールディングス(HD)」(神原勝成社長)の常石工場で、固定資産税などが未払いになっている未登記の土地約2ヘクタールが見つかった問題で、同市議会は21日、全員協議会を開き、市側から初めて経緯の説明を受けた。市議からは「報告が遅すぎる」など厳しい声が上がったほか、「市独自で徹底的な調査を」など、市に毅然(きぜん)とした対応を迫る意見が相次いだ。
羽田皓市長が「合併した旧町の土地や家屋の調査を行ってきた中で、沼隈町で未登記の土地を把握した」と報告。ツネイシHDの神原社長が謝罪に来たことや、市側から早急に整理するよう会社側に申し入れたことなどを説明した。
その後、質疑が行われ、市からの報告が遅れたことについて、川崎誠市議(共産党市議団)が「報告がなかった。議会軽視だ」と批判。「(未登記の状況は)40年続いている。市は第三者ではなく、まさに当事者だ。自覚を持って報告すべきではなかったか」とし、埋め立ての時期などを早急に詳細に明らかにするよう求めた。
また、前議長の小川真和市議(水曜会)は「(未登記が発覚した)土地以外についても調査しなければ、問題の根本解決にはつながらない」と強調。元議長の背尾博人市議(市民連合)は、同社による違法行為が過去にもあったにもかかわらず、今回の未登記問題が放置されていた、とした上で、「今、きちんと調査しておかないと、また次に出た場合、(市が)ダメージを受けるのではないか」と指摘した。
(2007年2月22日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/22(木) 08:38:58
芥川はなんなの?
南青山土地取引:糸川議員脅迫の前草津市長ら逮捕へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070222k0000m040126000c.html
東京・南青山の土地取引を巡り国会質問した糸川正晃衆院議員(32)=国民新党、比例北陸信越=が昨年3月、福井市の飲食店で再質問をしないように圧力をかけられていた問題で、警視庁組織犯罪対策4課は21日、元土木建築会社相談役、山元康幸(49)▽前滋賀県草津市長、芥川正次(48)の両容疑者について、暴力行為法違反(集団脅迫)容疑で逮捕状を取り、山元容疑者の取り調べを始めた。容疑が固まり次第、逮捕する。
調べでは、山元、芥川両容疑者は昨年3月3日、福井市の飲食店に糸川議員を呼び出し、暴力団組長を同席させたうえで、「あんたが質問して迷惑しとる仲間が大勢おるんや」「今後質問したら仲間が許さんよ。命狙われるよ」などと脅し、再質問しないよう脅した疑いが持たれている。
糸川議員はその前の同2月14日の衆院予算委員会で、東京都港区南青山3丁目の遊休地について、外資系ファンド「サーベラス」の子会社「昭和地所」やUR(都市再生機構)が土地を所有した経緯や現状について説明を求め、外資の参入を懸念。「今後も調査して(再質問を)やっていきたい」と発言していた。
元閣僚の後援会関係者に呼び出された糸川議員は、山元容疑者と地元の暴力団組長の間に座らされ、約10分間にわたり、質問を断念するよう詰問されたという。組長は詳しい事情を知らずに居合わせた。
同課によると、山元容疑者は当時、南青山3丁目の土地売買に関係した土木建築会社の相談役で、周辺地を所有する外資系の昭和地所関係者などと協力して、未買収の土地建物を一体で買い上げる計画を持っていた。糸川議員の国会質問などで、一部の売却交渉がストップし、山元容疑者側は結果として約20億円の損失を抱えたという。
芥川容疑者は03年2月の市長選をめぐり、受注業者からわいろなどを受け取った収賄罪で、05年4月に懲役2年の有罪判決が確定し、現在執行猶予中。山元容疑者とは幼なじみで親しかった。
毎日新聞は昨年1月、土地取引の金銭の流れに関する疑惑を報道。糸川議員と毎日新聞社には5月、「お前の体に入るぞ」などの脅迫文と銃弾が封書で送り付けられた。11月には、国民新党の綿貫民輔代表と亀井静香代表代行あてに、糸川議員を辞職させるよう求めた脅迫文が届き、糸川議員は12月、警視庁に被害届を出していた。
毎日新聞 2007年2月22日 6時00分
919
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/22(木) 09:05:06
糸川衆院議員脅迫:「命狙われるよ」 暴力団組長も同席、最奥に座らされ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070222ddm041040152000c.html
◇福井のクラブで
「命狙われるよ」。暴力団風の男たちがうごめく店内で脅しは続いた。東京・南青山の一等地を巡り国会質問した国民新党の糸川正晃衆院議員(32)が昨年3月、福井市の飲食店で再質問を封じられたとされる脅迫事件。逮捕状が出た元土木建築会社相談役、山元康幸容疑者(49)らは政治家や暴力団の影をちらつかせながら、危害を加えることさえほのめかしていた。
「国会議員の秘書らがいるから、名刺交換に来てほしい」。昨年3月3日夜。元閣僚の後援会関係者から呼び出しを受けた糸川議員は、福井市の通称「片町」と呼ばれる繁華街にあるクラブに着いた。韓国やフィリピンのホステスのいる店だが、糸川議員がドアを開けた瞬間、目に飛び込んできたのは、カラオケに興じる暴力団風の男数十人だった。
警視庁の調べでは、糸川議員が座らされたのは、出入り口から一番遠い左奥。2人の国会議員の秘書と、地元の建設業者ら十数人がいたが、糸川議員の左には地元の暴力団組長、右に山元容疑者や前滋賀県草津市長、芥川正次容疑者(48)らが囲んだ。
「誰に頼まれて質問したんだ。あそこにどれだけカネをかけてきたか分かっているのか」。山元容疑者らが詰問する。自民党の大物政治家の名を挙げ、「あの土地を買えるところまで詰まったのに、手を引かれた。あんたが壊した」と絡んできた。
さらに、暴力団の存在を誇示する。
「あの土地はものすごもうかるんや。組関係者も絡んでいるんや。今後質問したら、仲間が許さんよ。命狙われるよ。気をつけた方がいいよ」
隣の組長は、話には加わらなかったものの、水割りのグラスを糸川議員に差し出し、服に付けた暴力団のバッジを見せたという。
「これは、政治と組が絡んでいることだから。僕らはいつでも動くから理解しといて」。山元容疑者らは最後にこう言って、店を出る糸川議員を見送った。この間、約10分。店内には、カラオケの大きな音が脅す声をかき消して、ほとんどの客は、何が行われたか気づかなかったという。
◇南青山地上げ、大手が次々挫折
山元康幸容疑者らが地上げに取り組んでいた舞台は、東京都港区南青山3の約4500平方メートルの土地だ。青山通り(国道246号)に面し、三つの地下鉄の駅がある表参道交差点から徒歩約5分。まとめて開発に成功すれば100億円単位の利益を生むといわれている。約20年前から大手企業の系列不動産会社などが次々と地上げに挑んだが、結局まとめきれずに挫折。今もなお一帯は更地となっている。
03年7月、都市再生機構(UR)による「土地有効利用事業」がスタート。土地利用を促進するのが目的で、まず大手企業系の不動産会社から2616平方メートルの土地を買い上げた。一方、近くの土地を所有する、サーベラスの子会社の昭和地所は、URと競合するように周辺の土地を買い求めるようになったという。さらに、他の外資系ファンドや独自の開発計画を持つ不動産会社らも参入し、相場が高騰。「ミニバブル」の様相を呈するようになっていた。
山元容疑者も、昭和地所に協力する形で土地買収などを手がけていた。
URには「自分たちが地上げをして開発するから所有分を売ってくれ」などとの話が不動産業者やブローカーらから次々と持ち込まれ続けてきた。こうした話の背景には有力政治家や広域暴力団の名前がささやかれてきた。
サーベラスは「土地取引の詳細については関知せず、不適切な行為にはかかわっていない」との公式見解を明らかにしている。
920
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/22(木) 09:05:36
◇糸川議員の国会質問要旨
糸川議員の質問と答弁は次の通り(URは都市再生機構)。
糸川議員 外資系ファンドの経済活動についてお尋ねします。南青山3の土地をURが所有することになった経緯と現況は。
UR 2616平方メートルを03年7月に取得した。周辺を集約整形化し有効利用可能な形にして民間に将来譲渡したい。
糸川議員 隣接地に昭和地所所有の1473平方メートルの土地があるが、どうなっているのか。
UR 現在進行中のことで、個別内容については差し控えたい。
糸川議員 グレーな部分を残している会社に対しての包括的基本法の検討も必要と思う。今後、調査してまたやっていきたい。
==============
◆糸川議員脅迫事件を巡る主な経緯◆
<06年>
1月12日 毎日新聞が東京・南青山の土地取引について「暴力団と親しい関係者」が関与していたという疑惑を報道
2月14日 糸川議員が衆院予算委で南青山の土地に関して国会質問
3月 3日 糸川議員が地元・福井市内の飲食店に呼び出され、国会質問に至る経緯を聞かれたうえ、再質問しないよう脅迫される
5月29日 糸川議員事務所と毎日新聞東京本社に銃弾入りの脅迫状が届く
6月21日 警視庁組対4課は銃弾が実弾であると確認
22日 毎日新聞が「国会質問を巡り糸川議員に圧力」と報道
12月 1日 糸川議員が11月29日付で警視庁に福井脅迫事件の被害届を提出していたことが判明▽国民新党が綿貫民輔代表と亀井静香代表代行あての脅迫状が届いていたことを発表
毎日新聞 2007年2月22日 東京朝刊
921
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/22(木) 11:32:46
10県議名が判明 広島県知事選「現金提供」との元秘書供述 '07/2/22
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200702220129.html
▽議長ら自民が9人 全員受け取り否定
藤田雄山広島県知事後援会の政治資金不正事件で広島地検の事情聴取を受けた知事の元秘書が、県議十七人の名前と金額が記載されたメモに基づき「一九九七年の知事選で金を渡した」などと供述した疑惑で、現在も県議の職にある十人の名前が二十一日、中国新聞の調べで分かった。新田篤実議長をはじめ自民党が九人を占める。中国新聞の取材に十人全員が金の受け取りを否定している。(広島県知事後援会不正事件取材班)
複数の関係者によると、十人は自民党議員会が奥原信也氏(呉市)、山田利明氏(安芸郡)、小島敏文氏(世羅郡)、坪川禮巳氏(豊田郡)、木山耕三氏(比婆郡)の計五人と最も多い。自民党良政会が新田議長(広島市中区)と窪田泰三氏(南区)の二人で続く。自民党広政会が大山広司氏(豊田郡)、自民党刷新会が平田修己氏(三原市)で、自民党が計九人。残る一人は県民同志会の石田幹雄氏(福山沼隈)だった。
中国新聞の取材に対し全員が九七年の知事選で藤田知事を支援したと述べる一方、現金授受を否定。元秘書の供述の信ぴょう性に疑問を呈する県議もいた。
元秘書は、後援会の元事務局長の政治資金不正事件で任意調べを受けた際、九七年の二期目の知事選での買収工作を証言。県議十七人の実名と金額が記載された当時のメモに基づき「折に触れて現金で渡したように記憶している」などと供述していた。元事務局長の有罪判決確定後、県議会調査会などによる裁判記録の閲覧請求に伴い、地検が昨年九月に元秘書の供述調書を開示し、十七人が浮かんだ。
供述の根拠となった当時のメモは、地検が元事務局長の自宅から押収。元事務局長は供述調書の中で「金を渡した後の集計を書いたものか、金を渡す予定を書いたものかまでは分かりません」としている。一方、元秘書は昨年十月に県議会調査会に提出した文書で「法に抵触したのは間違いない」と買収行為などを認めている。
元秘書は十七人のうち、十人は今も現職と供述しているが、地検は関係者の名誉などを理由に匿名で調書を開示したため、議員の名前は特定されていなかった。
県議会は昨年末、全会一致決議に基づいて現職県議の実名閲覧を地検に請求したが、地検は一月に不許可と決定。県議会は今月五日に地検に再請求しており、再び不許可になれば、広島地裁に不服申し立てをする。ただ、真否の確認までは真相解明への資料として扱うとしており、実名が開示されても公表しない可能性もある。
コメントできない
藤田知事の話 対策費については私の調査でも特定されておらず、コメントしようがない。
淡々と調査をする
新田議長の話 県議会には調査会もあるし、訴訟記録で伏せられた県議の実名については広島地検に再請求し、不許可の場合は不服申し立てを決めている。(中国新聞の調べで判明した)十人の名前とは関係なしに淡々と調査をする。
●クリック 広島県知事選での対策費疑惑
広島地検が2005年11月、藤田雄山知事後援会の元事務局長の自宅を捜索した際、1997年の知事選に関する元秘書の手書きメモを押収。県議15人の名前と金額が記載され、10人は今も現職とされる。地検の調べに元秘書は「メモが残っている以上は話すべきであると思う」と現金提供を供述した。地検は、元事務局長がワープロ打ちした別のメモも押収。元秘書の手書きメモにはない県議3人の名が含まれ、元秘書はこのうちの2人に30万円ずつ渡したと供述している。2人が今も現職かどうかは分かっていない。
922
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/22(木) 11:36:22
指摘の10人、潔白強調 「心当たりない」「気分悪い」 '07/2/22
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200702220135.html
藤田雄山広島県知事後援会の政治資金不正事件に絡み、広島地検の押収メモを基に、元秘書が一九九七年の二期目の知事選で金を渡したと供述した現職県議十人が中国新聞の調べで分かった二十一日、全員が受け取りを否定した。任意聴取とはいえ、元秘書が署名・押印した一連の調書は重い。ただ、十人は元秘書らとの関係の薄さや、当時の状況などを理由に「潔白」を強調している。(広島県知事後援会不正事件取材班)
「対策費」の存在は、昨年九月末に広島地検が開示した訴訟記録で詳細が明るみに出た。県議名などが書かれたメモを示された元秘書は「おりにふれて金を渡した」「選挙に関して渡すということは買収で現在の彼らにとっても致命的な意味がある」と供述。一方で十人は中国新聞の取材に「あり得ない」「絶対ない」などと説明している。
元秘書や元後援会事務局長(有罪確定)と「面識がなかった」としたのは、二期目の知事選で遊説に同行したという木山耕三氏。選挙を手伝ったという坪川禮巳氏も「ほとんど面識はない」と述べ、対策費をもらう関係にないとした。
「面識はあるが知事選について二人と話したことはない」と小島敏文氏。九三年の一期目の選挙で遊説隊長を務めた平田修己氏は「遊説の最中には必要経費もあるが(対策費は)受け取っていない」とした。
元秘書とともに藤田知事の父・故正明参院議長の秘書を務めた窪田泰三氏。「藤田家を応援する立場でもらう必要がない。当時は入院後、静養中だった」と否定した。
「直接は金にかかわらないようにしていた。私がポケットに入れるようなことはない」。当時、自民党県連幹事長だった大山広司氏も潔白を強調する。
選挙構図から「必要なかった」とするのは現自民党県連幹事長の奥原信也氏。「二期目の知事選は対抗する候補者が共産党だけ。無風選挙」と疑問を呈した。
「うそを言って検察庁から許してもらえると思うのか」。元秘書は中国新聞の取材に調書の信ぴょう性を強調したが、疑問の声も出た。山田利明氏は「メモに名前があったからと言って犯人になるのか」などとし、元秘書の供述は裏付けがないと反論。県議会議長の新田篤実氏は「元秘書はよく知っているが、どういう根拠で言ったのか分からない」としている。
二期目の知事選で会派として藤田知事を推薦した石田幹雄氏は「『もらっていない』という証明は難しい。配ったというなら、供述した本人が証明すべきだ」と指摘した。
923
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/22(木) 11:39:24
「政治とカネ」真相は闇 発覚から1年3ヵ月 '07/2/22
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200702220131.html
一九九七年の広島県知事選で、藤田雄山知事の元秘書が現金を渡したなどと供述した現職県議十人の名前は二十一日判明したが、「政治とカネ」の疑惑の真相は闇に包まれたままだ。対策費の全体像や二〇〇三年の政治資金パーティーの使途不明金、自民党県連への上納金…。知事後援会の政治資金不正事件発覚から既に一年三カ月。早期に解明すべき課題は山積している。(広島県知事後援会不正事件取材班)
▽対策費
元秘書の供述では、知事選で県議らに配る対策費は、藤田知事が初当選した九三年の知事選では二、三億円に上ったとされる。今回、広島地検の押収メモに基づいて元秘書が金を渡したとした現職県議名が判明したのは九七年分だけ。元秘書が「推して知るべし」と供述した〇一年、〇五年の知事選での県議の関与を含め、真相を明らかにする必要がある。
藤田知事は二十日、元後援会事務局長(有罪確定)が県議会調査会への出席を内諾したと明らかにした。元秘書も調査会出席をにらんで準備作業を進めており、調査会を舞台にした解明作業が急務となる。
▽パーティー裏金
疑惑発覚のきっかけは〇三年末にあった知事後援会の政治資金パーティー。後援会の元事務局長が八千六百万円を集めたのに、県選管には五千万円と報告し、三千六百万円を裏金にしていた。元事務局長は「表に出せない活動費に使った」と供述しただけで、使途は分かっていない。
パーティーは、藤田知事が四選を果たす〇五年の知事選を二年後に控え、反知事の姿勢を示す桧山俊宏前県議会議長の候補擁立の動きに神経をとがらせた元事務局長が資金確保の狙いで企画した。政治的な争いが激化した時期に裏金がどこに流れたのかが焦点だ。
▽自民県連への上納金
元秘書の供述によると二期目の知事選(九七年)で三千万円、三期目の知事選(〇一年)で千五百万円が知事陣営から県連に渡ったとされる。藤田知事は七日の記者会見で、県連会長代行を務める桧山前議長の関与を指摘。〇一年の知事選前に桧山前議長が後援会の元事務局長を呼び出し「知事選は五千万円かの」と暗に現金を要求したと述べた。
桧山前議長は関与を全面否定し、同様の発言を繰り返す場合は法的手法を取るとの通告書を、所属する自民党議員会の山田利明会長との連名で知事に提出している。
924
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/22(木) 12:25:37
厚木市長選事件:元神奈川県議会議長を書類送検
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070222k0000e040051000c.html
]
1月28日の神奈川県厚木市長選で初当選した前同県議、小林常良氏(57)陣営の選挙違反事件で、神奈川県警捜査2課は21日、公選法違反(供応買収)容疑で逮捕した元県議会議長で幼稚園経営、小沢金男容疑者(78)=同市三田=を横浜地検に書類送検した。小沢容疑者は逮捕後に健康上の理由で釈放され、容疑を認めているという。
調べでは、小沢容疑者は▽同市恩名2、会社役員、吉村保典(58)▽同市下荻野、会社役員、難波良雄(53)の両容疑者と共謀。昨年12月25日、同市飯山の温泉旅館に市内の会社経営者6人を集めて1人約2万円の酒食で接待し、小林氏への票の取りまとめを依頼した疑い。
小沢容疑者は小林氏の後援会最高顧問と選対総本部長を務めていたため、当選した小林氏にも公職選挙法に基づく連座制が適用され、当選が無効となる可能性が浮上していた。しかし、県警は小沢容疑者は選挙運動を実質的に仕切っていなかったとみており、連座制は適用されない見通しだ。【野口由紀】
毎日新聞 2007年2月22日 12時15分
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/22(木) 17:41:04
糸川事件:「山元容疑者は相談役でない」平和奥田
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070222k0000e040076000c.html
山元康幸容疑者が「相談役」を名乗っていた「平和奥田」(滋賀県東近江市)の上原平太郎・常務取締役総務部長は22日、取材に応じた。
上原部長は「(山元容疑者は)土地取引の代理人をお願いしている数人のうちの一人だが、社員や相談役ではない」としたうえで、「南青山の土地取引で会社は数千万円の利益を得たが、取引が終わったのに国会議員を脅す意味が分からない。(山元容疑者には)1年前から会社の名前を使わないように言っていたのだが……」と語った。しかし、警視庁は相談役とみている。
毎日新聞 2007年2月22日 14時15分 (最終更新時間 2月22日 16時12分)
糸川事件:焼き肉店で謀議か 福井に滞在と知り
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070222k0000e040075000c.html
糸川正晃衆院議員(32)=国民新党、比例北陸信越=が、東京・南青山の土地取引に関して国会で再質問をしないよう脅された事件で、中堅ゼネコン「平和奥田」(滋賀県東近江市)の元相談役、山元康幸(49)=22日逮捕=と、前滋賀県草津市長、芥川正次(48)の両容疑者は、福井県内の焼き肉店で糸川議員を呼び出す計画を立てていたことが警視庁と福井県警の合同捜査本部の調べで分かった。
脅迫現場となった福井市内のクラブには閣僚経験者の元秘書らも呼び出されており、捜査本部は両容疑者が糸川議員が出席しやすいように招き入れ、計画的に脅迫事件を実行したとみている。
調べでは、昨年3月3日、福井県内で建設業者らによるゴルフコンペが開催され、同県内の建設会社の役員をしたことのある山元容疑者は、芥川容疑者とともに参加。コンペの後、両容疑者は焼き肉店で食事を取っていた。同5日に投票日を控えていた福井市長選で、国民新党推薦の候補者が出馬し、糸川議員が応援に駆けつけていたことを知った両容疑者は、糸川議員を呼び出して脅迫することを計画したという。
この日の夜に福井市内のクラブで容疑となった脅迫があった。クラブには実際に2人の閣僚経験者の秘書らが顔を出したことが確認されている。2人を呼び出したのは芥川容疑者で、「建設業者が集まっているので紹介する」など言って誘い出していたという。
山元容疑者らは、元閣僚の地元後援会関係者に「秘書らがいるから、名刺交換に来てほしい」と伝えるよう糸川議員に連絡していた。糸川議員はこの後援会関係者からの誘いでクラブに出向いていた。
当時、クラブには建設業者らも含め十数人がいたが、閣僚経験者の秘書ら2人は結局、業者とは名刺も交換せずに店を後にしたという。
◇未明の赤坂路上で確保
山元容疑者が捜査員に身柄を確保されたのは22日未明の東京都港区赤坂の路上だった。逮捕状を用意した捜査員は21日から山元容疑者の行方を追跡。同日夜に入り、山元容疑者の東京での事務所がある赤坂周辺を集中的に捜索し、山元容疑者の車を発見。戻ってきたところで同行を求めた。捜査本部のある麹町署に入ったのは、午前1時過ぎだった。
毎日新聞 2007年2月22日 15時00分
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/22(木) 19:52:06
随意契約を民主が追及 沖縄大学院大工事
2007年02月21日 朝日沖縄
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000000702220003
沖縄科学技術大学院大学の施設整備工事をめぐり、独立行政法人「沖縄科学技術研究基盤整備機構」が計約1億2千万円の工事2件を入札によらない随意契約で発注していたことが、20日の衆院予算委員会で明らかになった。原口一博氏(民主)が「1億円を超える随意契約はおかしい」と指摘、その理由を説明するよう求めた。だが政府は十分な説明ができず、高市沖縄担当相が「随意契約になった理由がわかる書類を探して提出する」と資料の提出を約束し、審議を22日に持ち越した。
この大学院大学は、01年に沖縄担当相だった尾身財務相が設立を提唱。尾身氏が整備機構側に政府の予算要求の「指南」をしたとする内閣府の内部文書の存在が明らかになっている。
20日に問題になった工事は大学院大学の施設を沖縄県恩納村につくるもの。内閣府の資料などによると、施設本体の工事は、11社が参加した入札で地元業者が2億4150万円で落札、05年12月19日に受注契約を結んだ。
しかし、外構工事(6167万円)と内装工事(5638万円)は06年1月19日と2月1日に同じ業者がそれぞれ随意契約で受注した。
927
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/22(木) 20:31:38
沖縄大学院大学、運営費交付金の一部を工事費に支出
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070222it12.htm?from=top
内閣府は22日、沖縄科学技術大学院大学の設立準備を進める独立行政法人「沖縄科学技術研究基盤整備機構」が運営費交付金の一部5638万円を、大学施設の内装工事費に支出していたことを明らかにした。衆院予算委員会で原口一博氏(民主)の質問に答えた。
内閣府によると、同機構は2005年12月〜06年2月、既存の宿泊施設を同大学セミナーハウスに改修する工事3件について那覇市内の建設業者と契約した。うち本体と外構の2件は国から補助を受けた施設整備費計3億3000万円で支出したが、内装工事費5638万円は同機構の運営費交付金で支出したという。
高市沖縄相は「交付金は使途の制限がなく、こういう事態になったと思う」と述べ、法的な問題はないとした上で、同機構から事情を聴く考えを示した。
この工事をめぐっては、内装、外構の2件計約1億1800万円が競争入札ではなく、随意契約だったことが明らかになっている。随意契約にした理由について、内閣府の清水治沖縄振興局長は20日の衆院予算委で「設計が遅れたため」と説明したが、22日の質疑で高市沖縄相は「予算の制約があったために分割発注した。結果的に前回の答弁は間違っており、深くおわびする」と陳謝した。
(2007年2月22日20時16分 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/22(木) 20:39:01
一等地の利権背景か
糸川議員脅迫 組長の隣座らせ
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20070222/eve_____sya_____007.shtml
脅迫によって国会質問を封じようとしたのか−。国民新党の糸川正晃衆院議員(32)=比例代表北陸信越ブロック=が国会で取り上げた土地取引の“疑惑”に対し、これ以上の質問をしないよう脅したとして、暴力行為処罰法違反容疑で警視庁が二十二日未明に逮捕したのは、大証二部上場で滋賀県東近江市にある中堅ゼネコン「平和奥田」の相談役山元康幸容疑者(49)だった。さらに同容疑で逮捕状を取ったのが、前滋賀県草津市長芥川正次容疑者(48)。地域社会の名士というべき人物が国政の場に暴力を持ち込んだ事件の構図に、関係者からは怒りの声が上がっている。
「何であんなことしたんだ!」。福井市のスナック。糸川議員がソファに座ると、いきなり右隣の山元容疑者から強い口調で国会質問をとがめられた−。
糸川議員は二十二日午前、脅された当時の状況を国会内で語った。
昨年三月、東京から地元に帰っていた糸川議員は、元閣僚秘書二人のいる席に呼び出され、あいさつだけのつもりでスナックを訪れた。秘書二人は話に加わらなかった。店内には暴力団関係者風の男十人以上がいて「入った瞬間に異様な感じがした。早く立ち去らねば」と思ったという。
だが、同議員は山元容疑者と左隣の暴力団組長に挟まれる形で座った。組長は話に加わらなかったが、山元容疑者とともに前草津市長の芥川容疑者とみられる男の二人から脅された。
糸川議員は両容疑者と面識はなかった。芥川容疑者が前草津市長だということも当時は分からず、その後に捜査が進む中で、伝え聞いて初めて知ったという。
糸川議員は「国会質問を暴力で封じようとすることは断じて許せない。今後も厳然とした態度で国政に臨む」と語った。
■地権者複雑 整理が難航
糸川議員が国政の場で取引状況をただした東京都港区南青山の土地は、表参道交差点に近い都心の一等地にある。ブランド店が立ち並ぶ国道246号の「青山通り」。同交差点から三百メートルほど北東へ歩くと、工事現場を覆うような鉄製の壁が突然現れる。広さ約五千平方メートルの空き地が、ぽっかりと口を開ける。
最大地権者の都市再生機構(UR)は二〇〇三年七月、初めてこの土地の一部を取得。現在、約二千六百平方メートルがURの所有になっている。有効利用のため、所有権を整理して民間に譲渡する予定。だが、URによると、投資目的で不動産を購入した人物もいるほか、暴力団が介在しているとの情報や国会議員を通じた取引話などもあり、土地整理は難航しているという。
残りの土地のうち約千八百平方メートルの中には、「平和奥田」が地主から購入し、同じ日に米国の投資会社系不動産会社が取得した部分もある。
この不動産取引をめぐっては、毎日新聞が昨年一月、米国の投資会社系列の不動産会社が土地を買収した際、山口組系暴力団関係者に手数料が渡った疑惑を掲載。投資会社側は同月、毎日新聞社に一億ドル(約百十六億円)以上の賠償などを求めてニューヨーク連邦地裁に提訴し、同十二月に和解した。
929
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/22(木) 20:40:18
■言論テロの側面も
田島泰彦・上智大教授(メディア法)の話 国政の最も重要な問題を議論する場である国会の活動が脅かされた深刻な事態だ。国会の持つある種の権威から、かつては議員活動へのストレートな脅迫的言辞はあまりなかったように思うが、最近はそれを意に介さない妨害、工作が目に余る。怖い風潮だ。今回の事件は、毎日新聞記者への脅迫に発展する可能性もあり、言論テロにかかわる側面もある。メディア、社会は、たまたま起こった事件と受け止めるのではなく、もっと強い危機意識を持ち、事態に対処していくべきだ。
■逮捕状の前草津市長 黒いうわさ絶えず
前草津市長の芥川正次容疑者(48)は同市出身。元総理大臣の故宇野宗佑氏の秘書を十二年務めて一九九五年に滋賀県議に初当選。二〇〇三年二月に草津市長選に立候補して現職を破り当選した。
「改革、実行、挑戦」を旗印に土、日曜日の窓口業務開始、黒塗り公用車廃止などを公約に掲げた。だが、特定業者と癒着の悪いうわさもつきまとっていた。
〇四年二月に市長選に絡む収賄容疑などで滋賀県警に逮捕され、一審の大津地裁では実刑判決。二審の大阪高裁で〇五年四月に懲役二年、執行猶予五年の有罪判決を受けた。
芥川容疑者は、山元容疑者と同じ中学の先輩後輩の関係。有罪判決確定後、芥川容疑者は家族を残して滋賀県を離れ、山元容疑者とともに千葉県に移り住んでいたらしい。
芥川容疑者の名前が再び別の事件で登場したことに、草津市のある職員は「派手なパフォーマンスが多かったが、元気ではっきりしていて職場の雰囲気は明るくなった。しかし二度も事件を起こすとは」と驚いていた。
930
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/22(木) 21:01:02
菅代表代行:「中川幹事長の自宅は財団法人の所有」と指摘
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070223k0000m010073000c.html
民主党の菅直人代表代行は22日の記者会見で、自民党の中川秀直幹事長の東広島市の自宅や後援会事務所について、中川氏が理事長を務める財団法人の敷地内にあると指摘した。菅氏は「財団法人は個人の後援会などに使うべきではないとされている。相続税の関係はどうなっているか、疑問が生じる」と述べ、今後追及する考えを示した。
財団法人は「耕道会館」(東広島市)で、1961年に中川氏の義父が土地を財団に寄付して設立。同財団が所有する建物に、中川氏の自宅や後援会事務所が家賃を支払って入居している。
これに対し中川氏は自民党本部で記者団に「県の監査も受けており(自宅や事務所の賃貸は)違法ではない。相続税は発生していないが、個人の資産ではなく、解散したときは公共のものになることが法や定款で明記されている」と述べ、問題ないと反論した。【須藤孝】
毎日新聞 2007年2月22日 20時38分
931
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/23(金) 05:43:13
宮本県議、有権者に歳暮
寄付行為 次期不出馬を表明 讀賣石川
七尾市選挙区選出の宮本惣一郎県議(66)(自民、1期)が昨年末に、有権者らにハム詰め合わせのお歳暮を贈っていたことが分かり、宮本氏は22日、3月30日告示の県議選に出馬しないことを明らかにした。公職選挙法では、現職を含む候補者の選挙区内での寄付行為を禁じており、お歳暮も寄付行為にみなされる。
宮本氏の後援会関係者によると、宮本氏は選挙区内の有権者約30人に、1800円程度のハム詰め合わせを、お歳暮として贈っていた。先月23日に報道機関や県警本部に、差出人不明の投書があり、県警も関心を寄せている。
宮本氏は22日、不出馬を明言したうえで、「お世話になっている人にお歳暮を贈るのが公職選挙法に抵触するなら、出馬しないということは前から決めていた」などと話した。宮本氏は、自民党県連から公認され県議選に出馬を予定していたが、公認辞退を申し入れた。22日の党県連役員会で、公認取り消しが了承された。
七尾市選挙区からは、自民党公認で七尾市議会副議長の石島正則氏(63)が24日に出馬表明する予定で、党県連も公認する方針。
■自民県連が河北・桜川氏の公認決定■
今春の県議選で、自民党県連は22日、河北郡選挙区(定数2)の農業桜川剛氏(56)(新人)の公認、珠洲市選挙区(定数1)の元会社員塚崎康彦氏(55)(新人)の推薦を決めた。
河北郡選挙区に出馬する内灘町議の小谷一也氏(41)から申請があった推薦は見送り、「党籍証明書」の発行にとどめた。自民党員を名乗れるが、県議や国会議員の応援は自粛される。
(2007年2月23日 読売新聞)
932
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/23(金) 21:16:41
糸川議員取材記録:毎日記者が協力者に渡す ネット掲載
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070224k0000m040096000c.html
毎日新聞東京本社記者が、取材内容を記録したICレコーダーを外部の取材協力者に渡し、その音声データを基にしたとみられるメモがインターネットのブログに掲載されていたことが分かった。毎日新聞社は23日、記者の倫理に反する行為として関係者に謝罪するとともに、伊藤芳明・東京本社編集局長らが記者会見し公表した。今後も事実関係の調査を進め、社内処分を行う。
レコーダーを渡したのは、社会部の大平誠記者(41)=23日付で東京本社代表室付。今月22日、産経新聞社から取材があり、毎日新聞が調査チームを作って聴き取りなどを進めたところ、大平記者と取材協力者が事実関係を認めた。
毎日新聞の調査では、大平記者は、糸川正晃衆院議員(国民新党)が国会質問に絡んで福井市内で昨年3月に脅迫された事件について、翌月5日に議員本人から取材。その際、本人の了解を得ずに録音した。5月初め、94年ごろから交友のあった取材協力者に、別の取材データを消したうえで機器ごと渡した。取材協力者は今年1月、ブログを運営するメディア関係者に機器を渡し、音声データが基とみられる取材メモが同16日、ブログに掲載された。
同19日に糸川議員側から大平記者に指摘があり、初めてネットへの流出を確認。しかし、大平記者はこれを上司らに報告せず、取材協力者を通じて削除を依頼、1〜2日後に削除された。取材メモは複数のブログなどに転載され、毎日新聞の要請により、一部が削除された。
ブログに掲載されたメモは音声データと完全には一致しないものの、構成などは酷似。レコーダーの受け渡しは、取材協力者側が要求し、大平記者は迷った末、他人に聞かせないことなどを確認したうえで渡した。再三返却を要請したが、機器は回収できなかった。取材協力者はレコーダーについて、メディア関係者が破棄したとしているが、確認されていない。
伊藤編集局長と斉藤善也社会部長が記者会見に先立ち、糸川議員を訪ね、事実関係を説明するとともに謝罪した。
▽糸川正晃衆院議員の話 毎日新聞社から、私に対する取材のデータを基にしたとされる内容がネット上に流れている件について、それが事実としたら、とても残念に思います。私としては、発言内容とされるものについては一切確認していません。今後、適切な取材が行われることを期待しております。
毎日新聞 2007年2月23日 21時08分
933
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/23(金) 21:37:09
担当相に調査を指示=沖縄大学院大の施設整備問題−安倍首相
http://www.jiji.com/jc/s?k=2007022300904
安倍晋三首相は23日午後の衆院予算委員会で、沖縄科学技術大学院大学の施設整備が不透明な随意契約で行われていたと指摘されている問題について「担当閣僚が(事業主体の沖縄科学技術研究基盤整備機構の)業務の実施状況を的確に把握し、しっかり説明すべき事柄だ。そのように指示する」と述べた。原口一博氏(民主)への答弁。
この後、高市早苗沖縄・北方担当相は内閣府に同機構の担当者を呼び、事業の経緯などについて聴取。担当者は、事務所棟の内装工事を随意契約にし、本体部分の工事を行った業者に請け負わせた理由について「(本体工事と)違う業者が入って混乱することを避けたかった」と説明した。高市氏はさらに詳細な資料の提出と報告を求めた。
934
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/23(金) 23:21:35
収賄前草津市長 執行猶予中に
2007年02月23日 朝日滋賀
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000702230003
【癒着なお再び逮捕】
収賄などの罪で2年前に懲役2年執行猶予5年の有罪判決を受けた前草津市長が、今度は国会議員を脅迫した疑いで逮捕された。東京・南青山の土地取引に関する国会質問をめぐって国会議員を脅迫したとして暴力行為法違反の疑いで逮捕された芥川正次容疑者(48)は、以前から業者との不透明な関係がささやかれていた。在任わずか11カ月で市政トップの座を降りた男が、再び捜査対象になった。
草津市内の閑静な住宅街の一角にある芥川容疑者の自宅は22日朝、家族の出入りはあったが、芥川容疑者は不在とみられ、雨戸は閉まったままひっそりしていた。
芥川容疑者は、故・宇野宗佑元首相の秘書を経て36歳で県議に。03年2月の市長選で、3選を目指す現職を破ったときは44歳の若さだった。
市長選でこう訴えた。「改革や実行、挑戦を旗印に、市民の目線で物事を考え、税金は効率的に運用して無駄遣いは許さない」。当選後は公約通り黒塗りの公用車を売却し、自転車で市役所に通う姿も見られた。「即断即決。今どきの市長だ」と当時の職員からは評価されていた。
だが、建設業者と癒着疑惑も浮上した。市内の業者から地元優遇の指名競争入札制度に改めるよう要望を受け、それまでのA〜Cの入札のランク分けを変更し、7千万円以上の工事も地元業者が優先的に指名できる「特A」ランクを新設した。
04年1月に市長選時の運動員が公職選挙法違反容疑で逮捕されると、すぐに辞職を表明。同2月には自身が収賄などの容疑で逮捕された。わいろを贈った業者の中には、特Aランクの業者も含まれていた。
このころすでに、今回の事件で暴力行為法違反容疑で逮捕された山元康幸容疑者(49)との関係もうわさされていた。ある市議は「山元容疑者は金の面倒をみて、行政情報を得ていた。芥川容疑者の保釈金を払ったのも山元容疑者で、保釈後は自分の会社の仕事もあてがっていた」と話す。
芥川容疑者が市長だった当時、助役だった伊庭嘉兵衛市長は「前市長の収賄事件以来、情報公開と透明度の高い市政運営を進めている中で、誠に遺憾に思う」とコメントした。
935
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/24(土) 11:22:20
イメージダウンだ
芥川前市長逮捕 草津市民 落胆の声 京都新聞滋賀
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007022300027&genre=C4&area=S00
前草津市長の芥川正次容疑者(48)の逮捕に、滋賀県草津市内には衝撃が走った。共犯とされる山元康幸容疑者(49)とも以前から深いつながりを持っており、市関係者や市民からは「草津のイメージダウン」と声が上がった。
芥川容疑者は、山元容疑者と草津市内の同じ中学、高校で過ごし政界進出後も親交が続いていた。関係者によると、山元容疑者は栗東市で運送会社を経営し、地元の政治家らと資金面で強く結びついていたとされる。
2人を知る草津市議は「芥川容疑者の市長時代、山元容疑者は市役所に姿を見せないなど表に出ず、陰からのサポートに徹していたようだ」と明かす。
芥川容疑者は逮捕前、家人や知人に「同席していただけで脅迫はしていない」「事件とは無関係」と漏らしていた。市幹部は「市長時代は腰が低く、実行力もあって評判がよかった」と振り返る一方で、「おとこ気があるというか、声を荒らげるなど、けんか早い面もあった」と証言する。
芥川容疑者は故宇野宗佑元首相の秘書や滋賀県議を経て、2003年2月の市長選に初当選した。04年2月に建築業者から選挙資金などを受け取り、収賄罪と公選法違反で逮捕、05年に懲役2年(執行猶予5年)の有罪判決が確定した。
市長辞職後も政界にパイプを持つ山元容疑者や衆院議員秘書と親しくしており、ある市議は「(前回の逮捕で)政治から足を洗うべきだった、身から出たさび」と厳しく指摘する。
草津市役所を訪れた同市内の男性(64)は「あってはならないこと。市長に選んだ反省もしないといけないが、他にもまだまだ出てくるのでは。世間に対して格好悪い」とやり切れない表情を浮かべた。
936
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/24(土) 11:25:54
いくら今年当選してるからといって、これでは有罪・当選無効は免れないと思われる。
上峰町長初公判 「公選法違反知らなかった」 佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=1&classId=0&blockId=348136&newsMode=article
有権者に中元や歳暮を贈ったとして公選法違反(寄付の禁止)の罪に問われた三養基郡上峰町の大川紀男町長(59)の初公判が23日、鳥栖簡裁(今井光朗裁判官)であった。起訴事実について大川町長は、贈った行為は認めながらも「当時はそれが寄付にあたり、公選法違反になるとは知らなかった」と否認した。
冒頭陳述で検察側は、大川町長は1999年の初当選以降、同様の寄付を繰り返していたと指摘。2003年の再選後は、反町長派の町議や全区長にも酒や食品を贈るようになったという。また、自分が参列しない葬式に香典を出し、自宅の新年会に町議や区長を招いて飲食させてもいた。
中元や歳暮を贈る際には、勤務中の町職員に配達を手伝わせ、公用車を利用していた実態を明らかにした。町課長が「こんなことをしてはいけない」と忠告しても、大川町長は「物をもらって腹を立てる人はいない」と聞き入れなかったという。
さらに、問題発覚後、親しい町議や区長を使って隠ぺい工作をしたことにも触れ、大川町長は違法性を認識しており、「『私はバカだから公選法違反になるとは知らなかった』と不合理な弁解しかできない」と非難した。
一方、弁護側は検察が証拠提出した延べ51人への詳しい寄付行為の内容について「贈った事実は認めるが、期日が違う」などとし、証拠の一部不採用を主張。閉廷後、弁護人は「(大川町長に)違法性の認識はなかった」とだけ話した。
大川町長は昨年12月、同簡裁から罰金30万円の略式命令を受けたが、不服として正式裁判を請求。ことし1月、同違反の罪に問われたまま町長選に立候補し、3期目の当選をした。この公判で公民権停止を伴う有罪が確定すれば、町長を失職する。 次回公判は3月16日。
937
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/24(土) 12:57:25
安倍氏らの写真見せ出資募る '07/2/24
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200702240061.html
熊本市の石油輸入販売会社による46億円に上る出資法違反事件で、福山市内で開催したセミナーで、同社社長が安倍晋三首相と一緒に写った写真を見せて出資者を募っていたことが23日、広島県警の調べで分かった。同法違反の疑いが持たれているのは、熊本市の「ジャパンエージェンシー」。県警は有力政治家との関係を装い、資金集めを進めたとみている。安倍氏の事務所は、同社との関係を全面否定している。
【写真説明】広島県警が押収したジャパンエージェンシーの名前が入ったインドネシア企業のパンフレット(左)と、配当の仕組みを説明する文書
938
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/24(土) 16:55:09
厚木市長選違反 連座制はない見通し
2007年02月24日 朝日神奈川
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000702240002
厚木市長選で初当選した小林常良氏(57)派の選挙違反事件で、横浜区検は23日までに、小沢金男・元神奈川県議会議長(78)=厚木市三田=ら8人を公職選挙法違反(供応買収、受供応など)の罪で略式起訴し、横浜簡裁は全員に罰金50万〜20万円、公民権停止(5年か3年)の略式命令を出した。8人とも罰金を納めた。
この事件では、小沢元議長が小林氏陣営の選対総本部長の立場にあったことなどから、刑罰の内容によっては小林氏の当選が無効となる連座制が適用されるかどうか注目されていた。しかし、全員が罰金刑となったことで適用されない見通しとなった。
起訴状によると、小沢元議長ら3人が共謀し、昨年12月25日、厚木市内の旅館で、有権者ら6人に小林氏への票の取りまとめなどを依頼、報酬として1人当たり約2万円相当の酒食を接待したとされた。小林氏も同席していた。接待を受けた側とされる1人は、所在不明になっているという。
■抗議活動に備え厳戒の中初登庁 小林市長
厚木市長選で初当選した小林常良氏が23日、初登庁した。選挙違反事件の影響で初登庁の際に抗議活動が行われるという情報が事前に流れたため、多数の警察官が警戒する物々しい雰囲気の中での船出となった。
午前8時半、小林市長が公用車に乗って市役所玄関前に現れると、支援者、市職員ら約300人が拍手で迎えた。支援者や職員から贈られた花束を手に「頑張ってきます」と語った。登庁時の抗議行動はなかった。
職員や、正副議長へのあいさつを済ませ、記者会見に臨んだ小林市長は、事件の舞台となった宴席に自分も同席したことについて、「今思えば軽率な行動だった。全身全霊を傾けて市政運営に取り組むことが市民の付託に応える唯一の道」などと話した。
その後、小林市長を選挙で応援した小沢金男・元県議会議長らが罰金と公民権停止の略式命令を受けたことを知り、「支援者が罰金刑を受けたことは、誠に遺憾であり、市民の皆様に深くおわび申し上げます」などとするコメントを出した。
市議28人のうち、選挙で小林市長を応援したのは6人。ベテラン市議は「難しさは当然ある。(円滑な市政運営には)時間はかかるだろう」と話した。3月2日に開会する定例会が、小林市長の最初の関門となりそうだ。
厚木市ではこの日、07年度一般会計など総額約1221億820万円の当初予算案が発表された。人件費などが中心の「骨格予算」で、6月定例会に提出する補正予算案で「小林色」を出す。小林市長は新しい政策について、「具体的にはこれから」などと語り、詳しい説明はなかった。
(須田世紀)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/24(土) 18:02:30
石油への投資話で違法集金 安倍首相との写真で勧誘?<2/23 19:24> 広島HTV
http://www.htv.ne.jp/news2/hiroshima/20070223192400_1172226555_17252_h.html
熊本市内の石油製品輸入会社が投資話を持ちかけ違法に金を集めたとされる事件で、この会社の社長が安倍首相などと一緒に写った写真などを見せては、勧誘していたと見られています。
インドネシアの会社と提携して石油採掘を行っていることを示す冊子・・・。このほかにも、社長が安倍首相や軍服姿の外国人と一緒に写った写真が勧誘に使われたと見られています。きのう捜索を受けた熊本市の石油製品販売会社「ジャパンエージェンシー」は、広島県の男女3人にインドネシアの石油採掘事業への出資を持ちかけ、350万円を振り込ませた疑いがもたれています。ジャパンエージェンシーは、100万円の出資に対し、毎月およそ8万円の配当金と元本保証を約束していましたが、ほとんど支払われていませんでした。被害は全国でおよそ1,300人、40億円を超えるとみられており、県警は詐欺の疑いもあるとみて、調べを進めています。
940
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/25(日) 09:10:10
献金疑惑 角田氏 再び説明なし
久々公の場に 前橋で集会出席 讀賣群馬
参院副議長を辞任した角田義一参院議員(69)が24日、辞任後久々に公の場に姿を見せ、ヤミ献金疑惑について、「自分の選挙費用については一切関わっていなかった」と述べ、これまでの主張を繰り返した。発言は15分ほどで、献金に関しては具体的な説明は一切なかった。
4月の県議選出馬予定者の前橋市内の集会に参加した角田氏は毛糸の帽子をかぶって登場。「先週、頭部にできた腫瘍(しゅよう)を切除する手術を受けたため」と前置きして、ヤミ献金疑惑について、「(2001年の参院選で)金も集まっただろうが、どこへどういう金が集まったかなんて候補者はわからねえ」「政治家は政治と金について神経質にならなくちゃいけないが、金のことばかり気にしていたらろくな政治はできない」などと語った。
また、辞任後、県庁に小寺知事を訪ねたことも明らかにし、「『今回のことで角田氏のこれまでの功績や人格を疑う人は誰もいない』と言ってくれた。涙が出るほどうれしかった」と話し、涙ぐむ場面もあった。
集会には小寺知事も出席、角田氏にそう話しかけたことを認めた。
(2007年2月25日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/25(日) 20:55:00
角田参院議員:「金に汲々したら政治できない」 知事選、小寺知事支持も明言 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070225ddlk10010218000c.html
政治資金不記載問題で参院副議長を辞任した民主党の角田義一参院議員は24日、前橋市内で開かれた県議選立候補予定者の集会に出席した。自らの辞任に触れ「政治家が金に汲々(きゅうきゅう)したらろくな政治などできない」と開き直りとも取れる発言をしたほか、7月の知事選で小寺弘之氏を支持すると明言した。
角田氏は「陣中見舞いが記載漏れだとおとがめを受けそうになったが、私は5年半、自分の選挙費用とか選挙運動の金がどうなっているか、一切かかわりなく、国事に尽瘁(じんすい)できてきた。政治と金には神経質でなければならんとは思うけれども、政治家は金のことになんか汲々やっとってはろくな政治などできない」と述べた。また、同席した小寺知事に「私もやりますよ、小寺知事実現のために」と明言。「多選批判なんか関係ない。県民が決めること」とたきつけた。
民主党は知事選について方針を示していないが、同党の富岡由紀夫参院議員は集会後、「角田さんの個人的な思いであり、党の方針とは別」とした。【藤田祐子】
毎日新聞 2007年2月25日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/26(月) 19:31:02
田中前知事を任意聴取 長野県警、公文書破棄の幇助容疑で
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070226/jkn070226012.htm
長野県の田中康夫前知事が公文書破棄などをめぐって3件で告発されている問題で、県警が今月中旬、田中前知事を公文書等毀棄ほう助の疑いで、任意聴取していたことが26日、分かった。前知事は容疑を否認したとみられる。県警は、捜査結果の書類を近く長野地検に送付する。
告発は、田中前知事が現職だった平成15年4月ごろの入札制度改革見直しのやり取りを記した公文書をめぐるもの。告発状では、同年10月に報道機関が情報公開請求をした際、県職員がこの公文書を破棄したと指摘。前知事については、「破棄するという報告をメールで受けているのに止めず、文書破棄をしやすくした」としている。
この問題は、17年7月に設置された長野県議会の調査特別委員会(百条委)が調査。18年3月、委員を務めた17人のうち有志12人が県警に告発していた。県警の聴取は2日間にかけ、東京都内で行われたという。
これとは別に田中前知事は、百条委に出頭した際に偽証したとして、昨年3月に県議会議長から、地方自治法違反(偽証)罪2件でも長野地検に告発されている。
(2007/02/26 19:06)
943
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/26(月) 19:33:49
公開請求の文書破棄ほう助容疑、田中康夫前知事を聴取
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070226i306.htm?from=main3
長野県の田中康夫前知事が元後援会幹部による県への働きかけを記した公文書の破棄を止めなかったとして告発された問題で、長野県警が田中前知事を公文書毀棄(きき)ほう助の疑いで事情聴取していたことが26日、わかった。田中前知事は容疑を否認したとみられる。県警は聴取結果も踏まえ、告発手続きに従って近く長野地検に書類送付する。
県警の聴取は今月19日から2日間、東京都内に捜査員を派遣して任意で行われた。
この問題をめぐっては、県議会が2005年7月に調査特別委員会(百条委)を設置。百条委の報告によると田中前知事が現職だった03年4月ごろ、後援会幹部(当時)が県幹部に対し、県内企業を県下水道事業に参入しやすくするよう入札制度の見直しを働きかけた。経緯は下水道課長(当時)らが文書に記した。同年10月ごろ、報道機関から文書の情報公開請求を受け、前知事側近職員の指示で下水道課長が文書を破棄した。
百条委は、文書の破棄について、「知事の威光を背景にした働きかけが記されていたため、存在しないことにしなければならなかった」と推察。前知事は破棄するとの報告を受けながら、破棄を中止させなかったと認定した。
田中前知事は百条委に対し、報告を受けたことを否定せず、「文書の破棄はあらぬ疑いをかけられ、まずいのではないかと思った」と、指示については否定していた。
(2007年2月26日14時35分 読売新聞)
944
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/26(月) 21:47:32
「潔白なら自ら証明を」7割
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200702270053.html
藤田雄山広島県知事後援会の政治資金不正事件で、2期目の知事選をめぐり元秘書が「金を渡した」と供述した現職県議10人の実名が判明したことについて、潔白なら自身で証明し、県議会も真偽を調査すべきだと受け止める有権者が7割近くに上ることが、中国新聞社の電話世論調査で分かった。藤田知事の対応は7割近くが支持していない。県議選では8割強が「政治とカネ」の問題が投票の判断材料になるとした。
藤田知事ら3人に公開質問状
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200702270013.html
藤田雄山広島県知事後援会の政治資金不正事件で、元秘書が1997年の2期目の知事選で「現金を渡した」などと供述した現職県議10人に含まれる自民党議員会の木山耕三氏(比婆郡)が26日、「元秘書の供述は事実無根だ」などとして元秘書と藤田知事、元後援会事務局長の3人に公開質問状を送った。木山県議は、藤田知事を支援した97年の知事選について「手弁当で、買収の金銭などは全く無縁」と主張している。
945
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/28(水) 05:32:27
河合参院議員事務所 収支報告書の訂正申請 讀賣富山
河合常則・参院議員(70)が県議だった2003年の県議選での選挙運動費用収支報告書にずさんな記載が見つかった問題で、河合議員の事務所は27日、県選挙管理委員会に対し、同報告書の訂正申請などを行った。
同報告書では、収入と支出の総額が91万5036円と一致していた。収入のうち91万2036円は政治団体「河合常則後援会」からの寄付金だったため、公費で支払われた20万5000円のポスター印刷代が余ったはずだが、使途などが分からなくなっている。
訂正では、収入総額91万5036円のうち、同後援会からの寄付金を91万2036円から印刷代相当の20万5000円を引いた額に直すことが申請された。
これに伴い、同後援会の03年分の政治資金収支報告書の訂正も行われ、河合議員の選挙事務所への寄付金を20万5000円マイナス。その分、後援会の支出である「政治活動費」を増額させ、帳尻を合わせた。
選挙運動費用収支報告書は、公職選挙法で定められた保存期間3年を過ぎているため、県選管は今後、訂正報告に基づき、県報で訂正内容を告示する。
(2007年2月28日 読売新聞)
946
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/28(水) 05:36:10
一転、調査会出席を拒否 知事後援会元事務局長
座長「警告文などきっかけ」 讀賣広島
藤田知事の元後援会事務局長による政治資金規正法違反事件をめぐり、県議会が設置した調査会の平浩介座長は27日、記者会見を開き、調査会への出席に前向きと伝えられていた元事務局長が一転して出席を拒否したことを明らかにした。これにより、3月9日に閉会する県議会開会中の出席は事実上、困難となった。
平座長によると、この日、広島市内で会った元事務局長から直接、「出席を撤回したい」と伝えられた。元事務局長は、出席拒否の理由として、自身が業務上横領容疑で県議らから告発されたことに加え、最近、藤田知事に一部県議から警告文が届いたことを挙げ、「『(真相を)話せ』と言いつつ話させないようにする矛盾だ」との不満があることを説明したという。
関係者によると、警告文は、2月14日付で自民党議員会の山田利明会長と檜山俊宏・前県議会議長名で出され、藤田知事が記者会見で「元事務局長が2001年9月、(檜山)前議長から議長室に呼ばれ暗にお金を要求されたと話している」と話したことに抗議する内容。藤田知事に対し、法的手続きをとる可能性も示唆しているという。
平座長は会見で、元事務局長が業務上横領容疑で地検の事情聴取を受けたと話していたことも明かし、「警告文や取り調べが出席拒否のきっかけになったと感じる。おびえているような印象を受けた」と語った。
出席拒否に転じたことについて藤田知事は「一度は内諾をもらい、早く条件整備をして出てほしいと思っていたので、こういう結果で挫折してしまったのは非常に残念」と話した。
(2007年2月28日 読売新聞)
947
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/28(水) 05:37:51
開票混乱2人を翻弄…佐賀市議選最高裁判断 讀賣佐賀
佐賀市議選の選挙結果は覆されることになった。2005年10月の佐賀市議選をめぐり、次点で落選した永渕利己さん(71)らが県選管に選挙無効などを求めた訴訟で、27日に下された最高裁の判断も最下位当選の当選無効だった。これで永渕さんの当選が決定することになるが、市議選での開票ミスが発端となった混乱は、永渕さんと当選が無効とされた吉川隆市議(55)を翻弄(ほんろう)する結果となった。
当選となる永渕さんは「福岡高裁とは、違う判断になる可能性もあるし、ずっと心配していた」とほっとした表情。「10月の佐賀郡3町との合併で新議員も誕生する。負けないように勉強し、最大限の力で市民に貢献したい」と意欲をみなぎらせた。
市選管に対しては「これから県知事、県議選、参院選がある。1票の重みをかみしめながら、ミスがないようにやってほしい」と注文を付けた。
一方、市選管の土井健太郎副局長は「非常に厳しい判断。これを謙虚に受け止め、票が有効か無効かの判断などで、より的確に取り組むようにしたい」と話した。
市選管によると、最高裁からの文書通知を受け、選管委員長が専決で、最下位当選者の当選効力の無効を決めて告示。公選法に従って、選挙会を開いて、選挙録の更正(変更)を決定、告示して、新しい当選人が確定することになるという。
県選管は「内容を詳細に把握していないので、コメントできない」としている。
(2007年2月28日 読売新聞)
948
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/28(水) 05:39:36
有罪判決にも矢上被告は「無罪まで闘う」と強気姿勢を崩さず
相良村の助役選任を巡る汚職事件の判決で 讀賣熊本
無罪を訴えた村長に下されたのは有罪判決だった――。相良村の助役選任を巡って贈賄罪に問われ、26日に熊本地裁で懲役2年、執行猶予4年(求刑・懲役2年)の判決を言い渡された村長の矢上雅義被告(46)。閉廷後の記者会見では「でっち上げられた事件。無罪を勝ち取るまで闘う」と強気の姿勢を崩さず、村から地裁に駆け付けた支援者らは、「不当判決だ」と憤りを見せた。その一方で、有罪判決を受けたにもかかわらず村長職にとどまろうとする矢上被告の姿勢を疑問視する声も相次いだ。
午後1時半すぎ、矢上被告は黒っぽいスーツ姿で熊本地裁201号法廷に現れた。松下潔裁判長に深々と頭を下げて、口を真一文字に結び、被告人席に深く腰掛けた。
「被告人を懲役2年に処する。4年間その刑の執行を猶予する」「積極的に(犯行に)関与するなど極めて重要な役割を果たした」「全面否認するなど反省の態度はうかがわれない」。松下裁判長が判決文を朗読すると、矢上被告は時折、伏し目がちになりながら、身じろぎすることなく聞き入った。
判決後の地裁前集会には、相良村や人吉市からマイクロバスなどで駆け付けた40人を超える支援者らが参加。拘置中に再選を目指し立候補した矢上被告の選挙を支えた宮崎富生後援会長(68)は「不当判決。無罪を勝ち取るまで応援する」と訴え、支援者は「おかしい」「うそばっかりだ」と口々に判決を批判した。
閉廷後、矢上被告は、弁護士4人と県弁護士会館で記者会見。「議会では自分を支持する議員は過半数を超え、議案もすべて通っていた。(多数派工作のために)わいろを贈る動機がない」と強調。「自分の主張はほとんど取り入れられていない。本来なら無罪だ」と述べた。
逮捕された8人のうち、矢上被告以外は全員、有罪が確定している。村長職の去就に質問が及ぶと「私だけでなく関係のない人たちまで犯罪者とされた。政治家として人生をかけて最後まで闘う」と辞職を強く否定。控訴して裁判を続けることについては「弁護士もおり、公務に支障はない」との考えを示した。
反対を表明している川辺川ダム建設問題への影響については、「反対は個人的な意見ではなく、住民の気持ちを代弁している。判決とは別次元の話で関係ない」とした。
一方、相良村のある農業男性(72)は「これ以上、村を混乱させないよう、けじめをつけて辞職した方がいい」と道義的責任に言及。元村幹部の男性は「これだけ迷惑をかけているのだから、辞職して村民に信を問うべき」と強調した。
判決公判を傍聴した徳田正臣村議(48)は「判決の重みと村政の混乱を考えれば、政治家としての身の処し方がある」と述べたうえで、「矢上被告の態度次第では、3月議会に不信任案を提案する」との考えを示した。
(2007年2月27日 読売新聞)
949
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/28(水) 05:55:30
大学院大問題「チェック甘かった」/沖縄相、政治家関与は否定 沖縄T
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200702271700_03.html
【東京】高市早苗沖縄担当相は二十七日午前の閣議後会見で、独立行政法人沖縄科学技術研究基盤整備機構発注の同大学院大施設整備関連工事をめぐる事務処理手続きの不備で聞き取り調査した同機構について「認識が甘い」と指摘した上で「内閣府も業務の在り方を改善しなければならない。率直に反省している」とあらためて陳謝した。
二十三日に同機構に自ら直接聞き取り調査をした高市沖縄相は、昨年十二月までの発注工事について「法令に従って公報掲示がなされていなかった。非常に残念だと思うし、内閣府もチェックが甘かった」と述べた。
恩納村の旧白雲荘改修工事で、本体工事が設計段階で想定していたよりも安い価格で落札できたため、外溝、内装工事を事後に追加し、不足分は運用交付金を流用して賄ったことも指摘し、「今後改めていかなければいけないことが整理できた」とした。
一連の工事について政治家の関与を疑う指摘が国会で上がっていることについては「(聞き取り調査では)『それは全くなかった』と明言していた」と否定した。
950
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/28(水) 07:04:45
「のぼり旗」被害市議、共産市議に大声
2007年02月27日 朝日千葉
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000702270002
千葉市の共産党市議団は26日、所属市議が市議会ロビーで橋本登市議(65)=自民党市議団=から暴力的行為を受けたとして、同市議と同市議団に対して抗議と謝罪を求める申し入れ内容の文書を、三須和夫議長に提出した。橋本市議は口頭で謝罪した。
橋本市議は1月、JR駅頭でのあいさつ場所をめぐる争いで、別の市議=傷害容疑で逮捕、釈放=からのぼり旗でなぐられた被害者とされる。
共産党市議団によると、23日の本会議終了後、ロビーで、小関寿幸市議が橋本市議に話しかけたところ、右手首を強くつかまれ、「うそを言っている」と大声で言われた。周りには多くの職員や市議がいたという。
抗議を受けた橋本市議は「話が長くなると思い、ソファに座ろうとして手首をつかんだ。それについては謝る」としたうえで、「呼び止められ、1月の事件のことだと思った。うそつきと言ったかもしれない」などと釈明。大声を上げたことについては「耳が遠いから」と説明した。
同市議は「個人的な問題」とし、謝罪文の提出には応じない考え。
951
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/28(水) 08:23:53
元事務局長が出席を撤回 藤田知事後援会不正事件 '07/2/28
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200702280134.html
藤田雄山広島県知事後援会の政治資金不正事件で、県議会調査会(平浩介座長)への出席を内諾していた後援会の元事務局長(53)=有罪確定=が二十七日、一転して調査会に出席しない考えを平座長に伝えた。元事務局長と同様に疑惑の核心を知るとされる元秘書の出席も見通しはついておらず、真相解明はさらに長期化の恐れが出てきた。
元事務局長は平座長に出した書面で「いったん出席する旨を伝えたが、撤回する」と通告。理由として、藤田知事が七日の記者会見で元事務局長の話として「二〇〇一年の知事選前に桧山俊宏前議長から暗に現金を要求された」と述べたのに対し、桧山前議長らが「根拠のない発言を繰り返せば法的措置を取る」と通告したことを挙げた。
調査会委員を含む県議の一部が業務上横領容疑で告発してきた点にも触れ「調査会の一部には真実を知りたいと思っておられない方が存在することは間違いない事実」とも主張。平座長に対し、自宅への無言電話が続いたと訴え、不安な表情を見せたという。
元事務局長は昨年五月、〇三年の政治資金パーティーの収入の一部などを県選管に報告しなかったとして禁固一年六月、執行猶予三年の判決が確定した。パーティーの使途不明金や知事選で県議らに配る対策費、自民党県連への上納金などの疑惑がくすぶる中、藤田知事が調査会への出席を要請。二十日の県議会一般質問で「出席の内諾を得た」と述べ、会期中の出席にも前向きな姿勢を示していた。
元事務局長の内諾撤回について、藤田知事は記者団に対し「自分が聞き取って報告するのでは伝聞になるので、本人が調査会に出席して話すのが一番いい。引き続き努力を続けたい」と強調。今後も調査会出席に向けた説得を続ける考えを示した。
952
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/28(水) 11:47:13
君が代伴奏拒否訴訟:最高裁合憲判決 「なぜ、この時期に」 卒業式目前、教諭ら憤り
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070228ddm041040171000c.html
東京都内の公立小学校の女性教諭(53)の訴えを「憲法の番人」は退けた。入学式での「君が代」ピアノ伴奏拒否を巡る27日の最高裁判決。卒業式や入学式のシーズンを目前にして、懲戒処分を合憲とした判決に、教諭側は「なぜこの時期に」と憤りながらも、理解を示した反対意見に一筋の希望を見いだした。一方、東京都教育委員会の幹部は「我々の指導に誤りはなかった」と自信の表情を見せた。【木村健二、木戸哲】
「上告してよかった」。判決後、都内での会見で教諭はそう切り出し、2審判決の破棄、差し戻しを求めた藤田宙靖(ときやす)裁判官の反対意見を読み上げた。一方で「自由に心の表現ができる音楽を、権力の道具におとしめるもの。この時期の判決に、政治的意図を感じる」と判決を批判した。
伴奏を命じる校長らからの執ような圧力で体調を崩し、退職も考えたこともあったが「絶望してはいられない」と訴えた。日の丸・君が代の「強制」を巡っては、東京や神奈川、広島、福岡などで500人超が違憲訴訟を起こしており、弁護団の吉峯啓晴弁護士は影響について「判決は論理性がなく、先例性は持たない」と話した。
◇都教委、自信の表情
最高裁判決を受け、東京都教育委員会の幹部は「我々の指導に何の瑕疵(かし)(欠点)もなかったことが証明された」と自信の表情を見せた。
昨年9月21日に東京地裁で「君が代」斉唱などを義務付けた03年10月の通達を違憲とする判決が出たものの、都教委は翌日に都立学校の臨時校長連絡会を開き、従来通りの方針を続けると説明。今月8日には、地区ごとに連絡会を開き、各校長に、全教職員に職務命令を出すよう改めて指導した。昨年11月に都立高校の記念式典でピアノ伴奏を拒んだ教諭について、地裁判決後で初めての懲戒処分も下す方針だ。
◇30代教諭「関心ない」
一方、都内の30代の中学教諭は「自分たちの世代は日の丸・君が代の問題に特に関心がない」という。卒業式や入学式が混乱したことはないと言い「公務員である以上、職務命令には従う。自分の思想・良心に反する命令を実行したくなければ、処分を受けるか辞めるしかないかもしれない」と話す。「教師への強制は生徒への強制につながる」との指摘もあるが「『歌わない生徒は処分しろ』という命令でも出ない限り、他の教育活動にエネルギーを注ぎたい」と語った。
◇最低限の抵抗が…−−成嶋隆・新潟大大学院教授(憲法・教育法)の話
伴奏拒否は、君が代斉唱の強制に対する最低限の抵抗だ。判決は、思想・良心の自由も公務員の職務の公共性に由来する制約を受けるとしたが、多様な価値観が尊重される中で、子供の自由な人格形成を図りたいという教育者としての良心の発揮こそ「職務の公共性」に合致する。校長は、教諭の意思を知りながら職務命令で「踏み絵」を踏ませて懲戒処分にした。これほどの人権侵害を最高裁は追認したことになる。より緻密(ちみつ)な司法審査がされるべきだった。
◇真の論点に触れず−−小林節・慶応大教授(憲法学)の話
判決は筋が通っている内容とはいえ、真の論点には触れていない。教諭が苦痛に思っているのは、自らの良心に反することへの強制という事実。録音テープや他の教諭の演奏など代替手段があってもよかったわけで、教諭が不幸な抵抗を強いられたという実態が判決で述べられていない。公務員として上司の職務遂行命令に従わなければならないとの理屈は分かる。しかし、そもそも国民的合意が深まっていない状況で国旗・国歌法が制定されており、それを強行してきた行政の姿勢が問題だ。
毎日新聞 2007年2月28日 東京朝刊
953
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/28(水) 18:59:17
県知事後援会・虚偽記入:県議会調査会、元事務局長“出席”を撤回 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070228ddlk34040053000c.html
◇県議の刑事告発、理由に 座長に伝える 前議長に反論
藤田雄山知事後援会の政治資金規正法違反事件を巡り、県議会の調査会への出席を内諾していた元後援会事務局長が、出席の意思を撤回したことが27日、明らかになった。調査会の平浩介座長が記者会見で発表した。2月定例会中の疑惑解明は困難になるとみられ、今後、藤田知事の参院議員時代の元秘書が調査会に出席するかどうかが注目される。【吉川雄策】
平座長によると、元事務局長から連絡があり、27日午後に広島市内で約20〜30分間面談したという。元事務局長は、一部県議が業務上横領容疑で広島地検に告発したため、今月20日に藤田知事が県議会で元事務局長の調査会出席について答弁した後、地検から事情聴取を受けたと説明。告発を受けた立場で、司法の場以外で話すのは無理としている。また、元事務局長の話を伝えた同7日の藤田知事の会見を巡り、自民党議員会の議員が藤田知事に対し、名誉棄損にあたり法的措置を取ると「警告文」を渡したことなどを理由に挙げている。
元事務局長は平座長あてに文書も託しており、告発した県議について、「話せと言いつつ、話させないようにしている。調査会の一部には、真実を知りたいと思っていない方が存在することは事実」と非難。一方、前議長についても「私と会ったことはないと言っているが、平成13年には頻繁に会っている」と反論。「(01年)10月初旬に県議会議長室で前議長から『参議院は3000万じゃけえ、知事は5000万かのお』と言われた」などと記している。
藤田知事は、平座長の会見後、取材に応じ「(元事務局長から)無言電話や嫌がらせがあったと聞いており、心が揺れたのだと思う。早く出てほしいと思っていただけに一旦挫折したのは残念」と話し、再び元事務局長が出席するように説得を続ける考えを示した。
毎日新聞 2007年2月28日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/28(水) 21:23:02
元事務局長が出席撤回 知事後援会事件
2007年02月28日 朝日広島
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000702270008
藤田雄山知事の後援会による政治資金規正法違反事件で、県議会調査会に出席して証言することを「内諾」していた後援会元事務局長(有罪確定)が27日、一転して出席を撤回した。調査会の平浩介座長が記者会見して明らかにした。藤田知事が答弁していた今期県議会中の事実解明は、事実上不可能になった。
平座長は同日午後、広島市内で元事務局長と会い、回答書を受け取ったという。それによると、拒否の理由として「知事が私との(01年の知事選前、前県議会議長が5千万円を要求したという)会談内容を会見で話したことを受け、(県議から名誉棄損を指摘する)通告書が知事に届いた」「(政治資金パーティー収入の使途をめぐって)県議から業務上横領という、いわれない告発を受けた」の2点を挙げた。「話せと言いつつ、話せないようにするのは矛盾と言わざるを得ない」と、反知事派の県議らの動きを批判した。
さらに、01年の知事選前の金銭要求について、前議長が否定していることに反論。「短期間に何度も議長室に呼ばれ、選挙準備の報告を求められた。最後は金の話と知事の批判だった」などとした。
藤田知事は報道陣のインタビューに応じ、「元事務局長への説得を含め、引き続き努力を続ける」と述べた。(福家 司、八百板一平)
955
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/02/28(水) 23:19:23
糸川議員激白「ここにいたらやばいと思った」
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007022824.html
東京・南青山の土地取引に関する国会質問をやめるよう脅迫された国民新党の糸川正晃衆院議員(32)。警視庁と福井県警が暴力行為等処罰法違反(共同脅迫)容疑で関係者2人を逮捕したが、事件の全容解明はまさにこれから。当選1回にしていきなり刑事事件に巻き込まれた糸川氏を直撃した。
糸川氏は永田町で“質問王”とも呼ばれている。なんと昨年の通常国会では86回質問に立ち、33年ぶりに質問回数の最高記録を塗り替えた。その糸川氏が衆院予算委員会で南青山の土地取引について質問したのは、昨年2月14日のこと。都市再生機構が進めていた土地整理事業をめぐり取引の不透明さを指摘した。
そして、事件は3月3日夜、地元・福井市内のスナックで起きた。糸川氏は当時の様子をこう振り返る。
「スナックの外には、黒塗りの車が4台止まっていて、車両のドアの外に1人ずつ暴力団員風の男が立っていました。スナックに入って思ったのは、その筋の方が多いなと。店内には十数人…ほかのグループも含めると30人ぐらいいました。恐怖というより、身の危険というより、ここにいたらやばいなと思いました。(逮捕された)容疑者から『まだやるのか』と聞かれたから、『今のところ材料がないからやらない』と答えたんです」
糸川氏がスナックにいたのは約10分間。
「だれが言ったのか断定できませんが、『この件で質問があると、東京の仲間はカネをいっぱい入れているから許さないよ。命的にもね』という声が聞こえたんです」
そもそも糸川氏が南青山の土地取引について質問したのは、党からの指示があったため。糸川氏自身に利害関係はない。気になるのは、今後、南青山の件について質問するかどうかだが、糸川氏はやる気満々。
「今すぐにはしませんが、権利関係が動いたときにはせざるを得ません。それまで温めておきます。僕は負けません。僕ならではの質問を今後もどんどんしていきたいです」
さらに、「自分の信義のことを考えるとこの質問をやってよかった。確かに脅迫電話や脅迫状はもちろん、銃弾まで届いたが、それだからひるむということはない。僕が質問したことで物件は止まっているじゃないですか。本当に問題がないなら、動かせばいいじゃないですか」とおじけづく様子は全くない。
こうした中、毎日新聞記者が糸川氏に無断で録音した、取材のやりとりが入ったICレコーダーを社外の人物に渡していたという驚愕の事実が発覚。「(記者とは)信頼関係があったのに…。友達を失った感覚です。信頼していた人に裏切られるという非常に寂しい思いがします」とガックリと肩を落とす。
この事件、どこまで波及するのか。糸川氏が呼ばれたスナックには閣僚経験者2人の秘書が同席していることが捜査当局の調べで判明している。 この事件に詳しい永田町関係者はこう語る。
「元閣僚の秘書は南青山の件ではなく別件で来ていたのではないか。ここのスナックには九頭竜川の河川改修の談合の件で集まったともいわれている。捜査当局も重大な関心をもっている。この事件は根が深いよ」
政治家秘書、暴力団、建設業者が一堂に集まったスナックでは、一体何が話し合われていたのか…。事件はすでに次の展開を見せ始めている。
ZAKZAK 2007/02/28
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/01(木) 09:56:53
動機は政治的 主張繰り返す 讀賣山形
鶴岡市の加藤紘一・元自民党幹事長の実家などが放火された事件で、現住建造物等放火などの罪に問われている右翼団体構成員堀米正広被告(66)(東京都文京区)に対する第3回公判が28日、山形地裁(金子武志裁判長)で開かれ、被告人質問と証人尋問などが行われた。
事件の動機や背景として検察側は、堀米被告が借金や持病などで行き詰まり、自殺を考えるようになったと主張しているが、この日の法廷で堀米被告は、弁護側からの質問に対し「事件前に韓国旅行に行っており、借金は苦にするほどではない。体も丈夫で、健康面や借金に苦しんで事件を起こしたのではない」と述べて、「動機は政治的なもの」との主張を繰り返した。
15日の次回公判では、引き続き被告人質問などが行われる。
(2007年3月1日 読売新聞)
957
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/01(木) 11:50:41
「田中前知事が破棄指示」は作り話 証言の元県参事 長野信毎
http://www.shinmai.co.jp/news/20070301/KT070228FTI090021000022.htm
田中康夫前知事の知事後援会元幹部による県下水道公社の入札方法変更関する「働き掛け」の記録文書をめぐり、県会百条委員会の証人尋問などで「知事から破棄を指示された」と証言してきた岡部英則・元県経営戦略局参事(現阿南介護老人保健施設所長)は28日、信濃毎日新聞の取材に対し、「知事室で指示を受けたことはフィクション(作り話)だった」と明かした。県議有志の告発を受けた県警の事情聴取にも同様の供述をしたという。
元参事は、本紙の取材、その後の県会百条委員会の尋問などで一貫して「2003年10月9日午前に県庁1階知事室に呼ばれ、記録文書を公開しない方向で調整するよう指示された」としてきた。
取材に対し、元参事は、9日朝知事室で秘書とメモをやりとりしたが、知事室に呼ばれて前知事から指示を受けたというのは「フィクション」で、同日以外にも「知事から直接指示を受けたことはなかった」と話した。虚偽を証言した理由については「知事が文書破棄にかかわっていたことを何とか公にしたい思いがあった。仕方ない手段だった」などと話した。
元参事によると、同9日朝に経営戦略局職員から文書の公開請求について相談を受け、「知事も承知している」と言われた。「知事のイメージを守ることなどを考え、対応を引き受けた」とし、下水道課長と破棄の打ち合わせに入った。
その後、知事から排斥された個人的な思いや、知事が文書破棄にかかわっていた可能性が高いと思ったが立証できなかったことで、「(自分が直接指示を受けたと)一石を投じればいろんな事実が浮かび上がり、真実が明らかになると思った」という。
また、証言を覆した理由について、元参事は、県警の捜査を受ける中で、自分が文書破棄に向けて動きだすよりも前に経営戦略局内で破棄に向けた動きがあったことや知事の関与の可能性が分かってきたため−とした。県警による事情聴取が終わり地検に捜査書類を送付することになったため、明らかにしたという。
「知事から破棄を指示された」とする元参事の証言をめぐっては、文書破棄問題を調べた県会の総務委員会、百条委員会とも、知事室にいたとされた知事と秘書の証言と、元参事の証言が食い違ったままで、事実か判断しなかった。
958
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/01(木) 12:18:21
桧山前議長に調査会出席要請 '07/3/1 中国広島
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200703010026.html
藤田雄山広島県知事後援会の政治資金不正事件で、県議会の民主県政会は28日、県議会調査会の平浩介座長に対し、桧山俊宏前県議会議長に調査会への出席を要請するよう文書で申し入れた。申し入れ書によると、元後援会事務局長が2001年の知事選の際、桧山前議長から暗に金を要求されたと明かした点に言及。その上で「真実を明らかにする責任がある」とし、桧山前議長の調査会への出席を強く求めた。
959
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/01(木) 16:49:04
トラスト社の脱税・恐喝事件 和田元衆院議員を参考人聴取 産経広島
http://www.sankei.co.jp/chiho/hiroshima/070301/hrs070301004.htm
広島市中区の書籍販売会社「トラストジャパン」役員、李一雄容疑者(63)らによる脱税・恐喝事件で、県警公安課は28日までに、書籍販売の際に、名乗っていた2つの政治団体(解散)の元代表、和田静夫・元衆院議員(80)=東京都武蔵野市=から参考人として事情聴取した。和田元議員は「活動は知らなかった」と、改めて関与を否定した。
和田元議員は平成15年ごろ、李容疑者とは、李容疑者の親族を通じて知り合い、政治団体の代表就任を依頼されたという。和田元議員の個人口座には16〜18年の間、毎月10〜20万円が振り込まれているが、入金の趣旨については「報酬と思っていた」と話したという。李容疑者も「代表就任に対する謝礼だった」と供述している。
一方、和田元議員が代表理事を務めていたNPO法人(解散)の口座には、15〜17年にかけてトラスト社側から計約7000万円の入金記録があったことが分かった。しかし、和田元議員は「入金の事実は知らない」と話しているという。
書籍の売上金について、李容疑者は「一部をNPO法人の口座に移した」などと供述していることから、捜査当局は課税対策として、NPO法人の口座を利用した可能性が高いとみて、調べている。
(2007/03/01 10:28)
960
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/01(木) 19:23:16
公選法違反の責任取り、村議10人総辞職 山梨・小菅
2007年03月01日19時16分
http://www.asahi.com/national/update/0301/TKY200703010368.html
1月下旬の山梨県知事選をめぐり、村議10人のうち、8人が県警に公選法違反(供応、被供応)で書類送検された小菅村議会は初日の1日、村議全員が総辞職した。「全員で責任を取る」というのが理由。臨時特例に基づいて新たな村議が選ばれる統一選の後半戦(4月22日投開票)まで議員がゼロという異例の事態となった。
この事件は、古家清光議長ら3村議が1月初め、ファミリーレストランで有権者約20人(うち村議5人)に対し、酒や食事など1人あたり2000円相当のもてなしをして投票の依頼をしたとされる。古家議長らは当時、山本栄彦前知事を支援していた。村議8人とも容疑を認めているという。
書類送検されていない2人も含めて辞職することについて、古家議長は「地元の公共事業に尽力した山本前知事を村議全員が応援していた。連帯責任として納得してくれた」と説明した。
村によると、村が提出した新年度の当初予算案など約20議案は残ったまま。広瀬文夫村長は「ビックリした。新議員が決まったら承認してもらうことになる」と話した。
961
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/01(木) 19:30:44
加藤氏宅放火「病気が動機」否定
2007年03月01日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000703010004
∞公判で被告 警察官「組織と関係も」
昨夏の終戦記念日に、鶴岡市の加藤紘一・元自民党幹事長の実家兼事務所を全焼させたとして、現住建造物等放火罪などに問われた右翼団体幹部堀米正広被告(66)=東京都文京区湯島4丁目=の第3回公判が28日、山形地裁(金子武志裁判長)であった。
弁護側の被告人質問で「(病気や借金で)自暴自棄になったことが動機とする検察側の調書をどう思うか」と問われた堀米被告は「糖尿病や借金は苦しむほどではなかった。でたらめを公判で何としても晴らしたい」と述べた。途中、弁護側の質問に「検事が威圧するので答えられない」と黙る場面もあった。
証人尋問では、加藤氏の事務所に勤める女性事務員(25)と、被告の所属団体などを調べた県警の警備部門の警察官(40)らが、検察側の証人として出廷した。
女性は、検察側の質問に「炎と煙に包まれる玄関から何度も『おばあちゃん』と叫んだ」などと事件当時、加藤氏の母親を気遣った様子を詳しく証言した。
市販の刊行物やインターネット、幹部への事情聴取で調べた団体の歴史を証言した警察官には、弁護側が「この事件は組織的なのか」と質問した。
検察側冒頭陳述では「個人的事情」が強調されたが、警察官は「被告本人の主義主張は組織の中で生まれた。組織と全く関係ないとはいえない」と個人的犯行と断定できないとした。
962
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/01(木) 19:48:27
頭使って動けよな・・・
毎日記者データ流した元暴力団組長「俺が矢面に立つ」
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007030101.html
毎日新聞社会部の記者が、国民新党の糸川正晃衆院議員に無断で録音した取材データを第三者に渡していた問題で、この第三者が元暴力団組長で画家に転身した山本集氏であることが分かった。山本氏はなぜ取材データを借り、それがインターネットに流出したのか。山本氏を直撃した−。
「弟、息子みたいに大事にしていた」
山本氏は、取材データを受け取った毎日新聞の大平誠記者(41)についてこう語る。
昨年1月、大平記者は東京・南青山の土地取引疑惑を1面トップで報じた。山本氏と大平記者は約15年前からの知り合い。山本氏は1989年に組を解散していたが、米投資ファンドの子会社が行った土地取引に暴力団関係者が関与したという疑惑だったため相談に乗っていた。
記事掲載の約1週間後、米投資ファンドは毎日新聞を相手取り約1億ドル(約115億円)の賠償請求訴訟を起こす。
その後、糸川議員に脅迫事件が発生した。大平記者は糸川議員に一連の経緯を取材、この様子を無断でICレコーダーに録音していた。
社内で厳しい立場にあった大平記者を心配した山本氏は、あることを思いついた。それがデータの横流しだったという。
「国会議員が脅された。こんなもん、ただで済まされる問題ちゃうがな。大平君が会社で本線(主流)から外されたと聞いたから、『なんでやねん』と。頭にきたから、レコーダーを、もっとよそが騒いだら問題になる。大平君のやったことが間違ってなかったことを(証明できる)、毎日新聞も『大平君、すまなかったなあ』とやってくるやろと(思った)」
そこで、インターネットでブログを開設しているジャーナリストにレコーダーを渡した。
ところが、大平記者はネット上に録音データをもとにした内容が掲載されたことを知ると、山本氏に「すぐ消してほしい。そうでないと私は死んで関係者にわびを入れる」とのメールを送ってきた。「死なれたらあかん」と思った山本氏は土下座して削除を求めたという。
「これだけ重大なこととは、あいつが死ぬの生きるのと言ったときに、初めて思ったんや」
山本氏の怒りはいまだ収まっていない。
「この件で一番カネを儲けたりした政治家を放っておくようやったら、俺は日本のマスコミは一切信用せん。俺が矢面に立ってやったろうかという気になりまっせ」
そして、最後にこうブチかましてくれた。
「やくざやめても男やめてへんねん!」
ZAKZAK 2007/03/01
963
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/02(金) 07:03:53
角田県議を書類送検
公選法違反容疑 神社修復、数百万寄付 元村長ら3人も 讀賣群馬
渋川署は1日、渋川市赤城町津久田の「赤城神社」修復工事を巡り、現金を寄付したとして、同神社宮司を務める角田登県議(64)(自民、7期)ら4人を、公職選挙法違反(公職の候補者等の寄付の禁止)容疑で前橋地検に書類送検した。角田県議は同日、取材に対し、「事実を確認してから、後援会と相談したい」と話し、出馬を予定している4月の県議選への対応を検討する考えを示した。
調べによると、角田県議は2005年10月に完了した社殿などの大規模修復工事で寄付を募った際、数百万円を氏子らでつくる修復整備委員会に寄付した疑い。公選法は選挙区内での政治家の寄付行為を禁じている。ほかに書類送検されたのは、永井良一・元赤城村長(68)、当時村議だった狩野富雄(69)、角田一民(82)両元渋川市議で、同様にそれぞれ、8万円、100万円、1万円を寄付した疑いが持たれている。
これまでの取材で、角田県議は寄付が親族名義だったとした上で、「皆さんが寄付をしてくれる以上、私の親族がするのは当然だということで、遺産の一部を分配し、本人が了解して寄付をした。名義貸しとは全く違う」と違法性を否定している。
同署は関係者の聴取を進めた結果、寄付は角田県議が主導し、現金も実質的に県議自身から出ていると判断した。当時の別の村議4人についても同法違反の疑いで調べていたが、今回は、容疑が固まった4人に絞って書類送検した。
今後、地検が3月30日の県議選告示日までに処分を決めるとみられるが、略式を含め起訴する場合は、罰金刑のほか、公民権停止を請求する可能性もある。
(2007年3月2日 読売新聞)
964
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/02(金) 15:38:44
パーティー事件発覚から1年
『説明不十分』不信消えず 東京新聞東京
http://www.chunichi.co.jp/00/tko/20070302/lcl_____tko_____000.shtml
石阪丈一・町田市長の政治資金パーティー事件が発覚してから十日で丸一年。記者会見での市長の説明は、迷走を続けてきた。市長らの供述調書の内容が明らかになり、これまでの説明が虚偽だった疑いも浮上しているが、市長から明確な説明はなく、市民の不信感は消えていない。公約の「徹底した情報の公開と提供」は、どこへいったのか。 (近藤晶)
「八月の臨時議会で基本的に説明は済んでいる。(事件について)徹底した情報公開は考えていない。説明する必要はない」。石阪市長は二月二十八日の会見で、笑いながら答えた。
「情報公開」の一環として、原則月二回とした会見は、これまでに臨時も含めて二十六回。ほぼ毎回、事件について質疑があったが、市長の説明は二転三転し、説明を尽くしたとは言い難い。
事件に関連して住民監査請求を行った「ウオッチ町田市政(考える会)」のメンバーは「施政方針でも『徹底した情報公開』と言っているのに、事件の説明は不十分」と批判する。
新たな疑惑が浮上しても、会見で「事件と市政は関係ない」「説明の必要はない」と強弁し続ける石阪市長。供述調書を入手した「石阪市長の政治資金パーティー疑惑を究明する会」が提出した公開質問状に対しても、「弁護士と相談して、どうするか決めたい」とし、まだ回答していない。
同会のメンバーは「弁護士と何を相談するのか。自分が一番よく知っているはず。調書の内容から市長の積極的な関与は明白で、説明での意図的な隠ぺいは明らか」と指摘する。同会は、調書と説明の相違点を文書にまとめ、公表する準備を進めており、新たな火種になりそうだ。
事件に関する市民からの意見は、現在も市役所に寄せられ続けており、計二百七十件に上る。説明責任を果たそうとしない石阪市長に対する市民の不満は、くすぶり続けている。
新市長誕生から一年たっても、政治資金パーティー事件の余波が続く町田市。石阪市長が説明責任を果たさない限り、市政への信頼回復の道のりは険しい。
<メモ>政治資金パーティー事件 元横浜市職員の石阪丈一・町田市長側が、市長選前の2005年11月に横浜市内で開いた政治資金パーティーで、事前に元同僚の横浜市幹部ら87人に参加者と献金のとりまとめを依頼する電子メールを送信した。神奈川県警は06年7月、政治資金規正法違反(公務員の地位利用)の疑いで、石阪市長と横浜市前市長室長らを書類送検、同市長と前室長は横浜簡裁から8月に罰金30万円の略式命令を受け確定した。ただ、失職につながる公民権停止は適用されず、同市長は自ら6カ月減給30%の処分とするにとどまった。
965
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/02(金) 15:39:43
厚木市
小林市長に辞職勧告へ
http://www.chunichi.co.jp/00/kgw/20070302/lcl_____kgw_____001.shtml
厚木市長選で初当選した小林常良市長陣営の選挙違反事件で、同市議会最大会派の民政クラブ(久崎教生代表)は一日、各派代表者会議で、小林市長に事件の責任を取って辞任するよう求める辞職勧告決議案を提出する方針を明らかにした。複数会派が同調しており、二日に開会する市議会二月定例会に提案、可決される見通し。
決議案は、事件が多くの市民の信頼を裏切り、厚木市のイメージを失墜させたと指摘。選挙や行政への市民の不信感が高まり、市政運営が困難になると予測され、その責任は重大だとして、小林市長に辞職するよう求めている。
同市長選をめぐっては、小林氏の選対幹部らが投票依頼のために市内の温泉旅館で飲食接待したとして、幹部ら三人と、接待を受けた会社社長ら五人の計八人が公職選挙法違反(供応買収)罪に問われ、横浜簡裁でそれぞれ罰金二十万−五十万円と公民権停止三−五年の略式命令を受けた。
小林氏への連座制適用は見送られる方向となったが、久崎代表は「あれだけ報道などで騒がれて、議会としては毅然(きぜん)とした対応が必要」と提案した理由を説明。少なくとも、同クラブ九人(沼田幸一議長を除く)と、公明党市議団五人が決議案に賛成の意向を示している。この二会派だけで、決議案の可決に必要な市議会(定数二八)の過半数の十四人に上ることから、可決はほぼ確実な情勢だ。
辞職勧告に法的拘束力はないが、先月二十三日に就任したばかりの小林市長にとって、出ばなをくじかれるような形となり、市民への説明を含め、どう対応するのかが注目される。 (岸本拓也)
966
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/02(金) 16:28:20
記者Maiコラム:ある検事の口癖 市長は真相明らかに=古関俊樹 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070302ddlk13070453000c.html
町田市の石阪丈一市長は、都内の首長では恐らく、石原慎太郎知事の次に新聞に名前が多く登場する人物ではないか。自らの政治資金パーティーを不正に行った問題で、次から次へと新しい疑惑が発覚するからだ。
横浜簡裁が昨年8月、公民権を停止しない有罪判決を出したとき、私は「市長が独り勝ちした」と思った。そして、市長を告発した市民団体、責任追及した一部の市議、「辞職は避けられない」と報道したメディアは、みな負けたかたちとなった。
しかし昨年末、警察に証拠提出した手帳を改ざんしていた事実が判明。2月には別の疑惑も発覚し、一見強固だった足元が再び揺らいでいる。
最近、「天網恢々疎(てんもうかいかいそ)にして漏らさず」という言葉が頭をよぎる。知り合いの検事の口癖で、その人は「悪いことをしても逃げ切れない。だから過ちを犯した人は事実を隠すより、早々に打ち明けた方がいい」という解釈をしていた。
不利な事実を隠そうとする市長をだれが信じられるだろうか。
石阪市長はすべてを市民に明らかにすべきだ。
毎日新聞 2007年3月2日
967
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/02(金) 18:40:57
田中前知事の元後援会幹部問題:百条委証言「うそだった」−−岡部元参事 /長野
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagano/news/20070302ddlk20010296000c.html
◇岡部元参事「隠ぺい検証されればと」
田中康夫前知事の元後援会幹部による県下水道事業への働き掛けを記した文書を県職員が破棄した問題で、岡部英則・元経営戦略局参事(現阿南介護老人保健施設所長)は1日、県議会調査特別委員会(百条委)で「知事から文書を出さないように指示を受けた」とした証言が、うそだったことを明らかにした。この問題では百条委が岡部元参事の証言などを元に、田中前知事の偽証を認定。県議有志は公用文書等毀棄ほう助の疑いで、田中前知事を県警に告発し、現在、地検が捜査しており影響を与えそうだ。
岡部元参事は百条委の証人尋問で「03年10月9日午前に知事室に呼ばれ、田中前知事から『公開しない方向で調整してほしい』と直接、指示を受けた」などと証言していた。しかし、1日の取材に岡部元参事は「前知事とメモのやりとりはあったが、直接の指示はなかった。うそかと言われればうそだ」と話した。うその証言をしたことについては「前知事から間接的に相談は受けていた。どのように問題が隠ぺいされたか、検証され、オープンになればと思った」とした。【神崎修一】
◇総合的に判断
また、県警は2月28日、公用文書等毀棄(きき)ほう助容疑で告発された田中前知事の捜査書類を長野地検に送付したが、その際に刑事責任を問うことは難しいとする意見を添えたとみられる。岡部元参事が「知事からの指示は作り話」などと述べたことを含め、総合的に判断した模様だ。送付を受けた地検は、同容疑に加え、地方自治法違反容疑についても捜査する。【江連能弘】
◇県議会の見解二分
岡部元参事の虚偽証言について、県議会の見解は二つに分かれた。百条委員会の委員長だった小林実議員(自民党県議団)は「本当だとすれば極めて残念だ。しかし、公文書が破棄されたのはまぎれもない事実。百条委が出した結論とそれに基づいて告発し、県民に真実を示したことは揺るぎない事実だ」とし、百条委の正当性を強調した。
一方、田中前知事を支持し、証言を疑問視してきたトライアル信州、あおぞら、共産党県議団の県会3会派は会見し、「真実を究明すべき百条委が虚偽の証言に基づいて、告発したのは県民に対する背信行為」とする声明を発表。同党県議団の石坂千穂団長は「百条委が政争の具に使われた結果だ」と指摘した。
萩原清議長は同日、2日以降の総務委員会で対応を検討するように竹内久幸委員長に要請した。【仲村隆】
毎日新聞 2007年3月2日
968
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/02(金) 19:03:15
連帯責任と説明 「山本氏支援皆同じ」
2007年03月02日 朝日山梨
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000703020002
村議がいなくなった。小菅村議がかかわった公選法違反事件を受け、村議会(定数10)は1日、議員全員が突然、総辞職するという事態に発展した。新年度の予算審議などを予定していた山あいの小さな村が揺れた。(西村悠輔、高野裕介)
■残る議案「専決処分で」
「多くの村民に心配や迷惑をかけ申し訳ない。深く反省している」。村議会の散会後の記者会見で、古家清光(ふる・や・きよ・てる)議長は頭を下げた。古屋金男副議長ら2村議とともに、村民約20人(うち村議5人)に飲食を振る舞い、投票を依頼したとして、自らも県警に供応容疑で書類送検されている。
書類送検されていない2人も含む村議全員が辞職した理由について、「知事選で、山本栄彦前知事を支援していたのは皆同じだった。全員が道義的責任を感じており、ある意味で連帯責任のようなものだ」と説明した。さらに全員が山本氏を応援したことには、「(大月市に抜ける)松姫トンネルの工事に着手してくれた。村のことを考えてくれた」と答えた。
午前中、規約変更など4議案の審議は滞りなく可決。一方で、総辞職する意向は、休憩中に非公開だった全員協議会で決めたという。村議の一人によると、「反対意見は出なかった。全員の総意で責任を取る方向でまとまった」という。「もともと辞めるつもりだった」との声もあった。午後2時に審議が再開した直後、10人から辞職願が相次いで提出され、そのまま了承された。
3月議会をめぐっては、公選法違反事件が発覚した2月以来、開催時期が決まらず、混乱が起きていた。古家議長ら議員幹部とも連絡が取れなくなり、広瀬文夫村長は2月23日、例年より1週間ほど前倒しして議会の招集を決めた。仮に起訴され、罰金刑が確定すれば、村議の大半にあたる8人が失職、議会が成立しない可能性もあったからだ。
来月、村では統一選の後半戦(4月17日告示、22日投開票)も予定されている。今回のケースでは臨時特例が適用され、選挙日程は変わらないが、約1カ月半の間は議員がいなくなる。
広瀬文夫村長は「事前の話もなく、突然のことだった。残りの議案は専決処分などで行い、今後、村政が1日も停滞しないようにしたい」と話した。
969
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/03(土) 07:13:20
総連系の献金裏付け、角田前副議長の選対収支資料入手
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070303i201.htm?from=main2
角田義一前参院副議長(69)(民主、群馬選挙区)の総合選挙対策本部が2001年の参院選で集めた献金を政治資金収支報告書などに記載していなかった問題で、読売新聞は、献金を裏付ける入・出金伝票の実物や、詳細な収支を記載した会計帳簿のコピーなどを入手した。
これらには、すでに明らかになっている内部帳簿通り、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の傘下団体などからの約2520万円の献金が記載されている。
入手したのは、〈1〉01年7月〜9月分の入・出金伝票をつづったファイル〈2〉企業・団体献金に対し民主党群馬県連名義で発行した同年7月13日〜28日分の領収書の控え〈3〉00年10月から01年9月にかけての全収支(約8000万円)を記載した会計帳簿のコピー。
入手資料には、法律で禁止された朝鮮総連傘下の在日本朝鮮群馬県商工会(7月9日・50万円)や県内のパチンコ会社(7月25日・10万円)の献金を記載した入金伝票のほか、朝鮮総連関係者とされる当時の同社会長(故人)あての領収書控えもあった。
角田氏はこれまでの記者会見で「県連の内紛で会計帳簿などが流出した。資料が存在しないので説明できない」と釈明。当時の県連会長だったが、「脳裏から選挙資金の問題は認識の外にあり、すべて県連が処理していた」と関与を否定している。本紙が内容の確認を求めたのに対し、同県連の長沼広事務局長は「対応を検討するため内部で調整中」としている。
(2007年3月3日3時2分 読売新聞)
970
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/03(土) 18:13:18
県知事後援会・虚偽記入:調書の議員実名、非開示 県議会の閲覧請求に再び /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070303ddlk34040222000c.html
藤田雄山知事の後援会政治資金規正法違反事件を巡り、知事の元秘書が県議10人らに対策費を渡したとする供述調書などについて、広島地検は2日、実名閲覧請求を一部不許可とする決定を県議会側に通知した。実際は昨年9月の開示内容と変わらず、実名は開示されない。請求は2回目だった。同議会は近く各会派代表者会議を開き、広島地裁への不服申し立てを検討する。
同議会事務局によると、供述調書などの訴訟記録は、昨年9月の開示時点ですべては開示されていない。今回の一部不許可の決定は、非開示部分を開示せず、昨年9月の開示内容と同じ。
今年1月にも、県議会の実名閲覧請求を地検は不許可としていた。不許可の理由は前回同様、「関係人の名誉又は生活の平穏を著しく害するおそれがあると認められる」に加え、「閲覧につき正当な理由がある者に該当しない」としている。
新田篤実議長は「極めて残念。速やかに各会派に結果報告して、広島地裁への不服申し立ての手続きを進めたい」との談話を出した。【下原知広】
毎日新聞 2007年3月3日
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/04(日) 08:35:04
角田氏選対献金 会計資料あす公表
民主県連 伝票や領収書控え 讀賣群馬
角田氏の総合選対のヤミ献金問題で、県連が会計資料を公開するのは初めて。資料は、献金を裏付ける、2001年7月の参院選で県連名義で発行した領収書の控えや、同年7月〜9月分の入・出金伝票をつづったファイルなど。
この会計資料を巡っては、01年当時の県連会長だった角田氏がこれまでの記者会見で、「県連の内紛で会計帳簿などが流失した。資料が存在しないので説明できない」と釈明。当時の山田光彦県連事務局長も記者会見で、「当時の会計帳簿や関係書類がないのでわからない」などと話していた。
長沼氏の公開方針表明に先立って、県連関係者の一人は3日、「ないから調査できないといっていた資料が出てきた。きちんと調査し、自浄能力を示せるか、改革政党としてのあり方が問われる」と話した。
(2007年3月4日 読売新聞)
972
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/04(日) 08:40:37
人吉市長に収賄容疑・・・「真実話してほしい」市民に驚き広がる 讀賣熊本
人吉市と周辺9町村でつくる人吉球磨広域行政組合に対する県警の捜査は3日、ついに組合トップの福永浩介・人吉市長(67)本人に及ぶ局面を迎えた。「本当にわいろをもらったのか。真実を話してほしい」。市民や組合関係者には驚きが広がり、真相解明を求める声が上がった。
収賄容疑の舞台は、組合が管理する一般廃棄物処理施設「人吉球磨クリーンプラザ」の燃料納入に関する指名競争入札。福永市長は市内の業者を指名業者に加える便宜を図り、謝礼としてわいろ50万円を受け取った疑いが持たれている。
人吉市九日町の福永市長の自宅には同日早朝、県警の捜査員4人が車2台で乗り付け、福永市長がウオーキングから戻るのを待って任意同行を求めた。捜査員の姿を目にし、「警察が来ている。いよいよか」と顔をこわばらせた福永市長は約50分後、スーツ姿に着替えて勝手口から姿を現し、「お待たせしました」と話し、捜査員に導かれ、県警のワゴン車に乗り込んだ。
同市役所は、閉庁日。秘書課職員が顔を見せたが、「あくまで任意捜査の段階」として記者会見や説明は行わなかった。
人吉市下城本町の組合事務局では、秋山健児事務局長が取材に応じ、「驚いている。全く状況が把握できておらず、コメントしようがない。間違いであってほしい」と動揺した様子。
県警が先に摘発した競売入札妨害(偽計)事件で前組合事務局長の市職員・北川徹被告(56)が逮捕された際、福永市長は記者会見で、自身の事件への関与の有無について「核心の一つだろう。色々言うのは適切ではない」と明確に否定しなかったこともあり、何らかの疑惑に関与しているのではないかとの見方も出ていた。
吉村勝徳市議(59)は「市長周辺では様々な疑惑があり、全容解明を期待したい。今まで追及しきれなかった議会の責任も考えなければいけない」と力を込めた。
市民も今後の行方をかたずをのんで見守っている。ある男性(80)は「組合に関しては以前から疑惑を耳にしていた。福永市長は知っていることを洗いざらい話し、真実を明らかにしてほしい」と訴えた。
(2007年3月4日 読売新聞)
973
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/05(月) 07:48:43
糸川議員脅迫:事情知らぬ元閣僚秘書ら利用 周到に準備
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070305k0000m040118000c.html
国民新党の糸川正晃衆院議員(32)が東京・南青山の土地取引を巡り国会で再質問しないように脅された事件で、脅迫現場に居合わせた関係者の全容が分かった。事情を知らない閣僚経験者の秘書らを先に来させて、糸川議員の警戒心を解かせたり、暴力団組長を横に座らせて威圧していた。警視庁と福井県警の捜査本部は、多人数がいる騒がしさの中、脅しが露見しないように舞台装置を用意したとみている。
捜査本部によると、中堅ゼネコン「平和奥田」元相談役、山元康幸容疑者(49)は、糸川議員が昨年2月に東京都港区南青山3の土地取引について国会質問した後、外資系ファンド「サーベラス」の子会社「昭和地所」と協力して進めていたビル買収が順調に進まなかったことから、糸川議員の再質問を断念させたいと思っていた。
関係者の話を総合すると、事件当夜の同3月3日夜、福井市のクラブには、山元容疑者と前滋賀県草津市長、芥川正次容疑者(48)のほか、元閣僚の地元後援会関係者、別の元閣僚私設秘書、さらに別の元閣僚の公設秘書ら政界関係者と地元の建設業者ら計十数人が呼ばれていた。
芥川容疑者と秘書らは政界や地元を通じた知り合い。当日昼間に建設業者も含めてゴルフをしようという話をしていた。元閣僚私設秘書は、山元容疑者の知人の建設業者らから「カニを食いに来ないか」と誘われた。ゴルフ後に食事をして、2次会としてクラブに行った。公設秘書は所用でゴルフには参加できず、当日に、山元、芥川容疑者らから「飲みにだけでも来い」と誘われ、クラブで合流した。さらに、後援会関係者の知人の暴力団組長も同席していた。
糸川議員に対しては、山元容疑者らが後援会関係者を使って、「国会議員の秘書らがいるから、名刺交換に来てほしい」と伝えて、呼び出した。
クラブに到着した糸川議員は、秘書らに名刺を渡すなどあいさつをしたが、秘書らは事情が分からず、地元の建設業者ら知人と話すなどしていた。双方の秘書とも、糸川議員が座ったソファから離れた位置におり、脅す声などは聞こえなかったという。
捜査本部によると、山元容疑者は、組長を糸川議員の横に座らせて、「おれがだれだか分かっているのか」と言って、自分が南青山の土地取引に関する関係者であることを強調。「命狙われるよ」などと脅していた。糸川議員は、サーベラスについての国会質問をしていたことなどから、山元容疑者をサーベラスの子会社昭和地所の役員と思いこんでいた。しかし、捜査本部が確認したところ、この役員はこの夜、東京都内での会合に出席して現場には来ておらず、脅迫事件とは関係がないことが分かった。組長も事情を知らないで、現場に座らされていたという。
【糸川議員脅迫事件】 東京・南青山の再開発をスムーズに進めたいと思った元建設会社相談役、山元康幸容疑者(49)らが昨年3月、福井市のクラブで、糸川正晃衆院議員に対し、取引に関する2度目の国会質問をしないよう圧力をかけた事件。山元容疑者と前滋賀県草津市長、芥川正次容疑者(48)の2人が暴力行為法違反(共同脅迫)容疑で逮捕された。現場には、複数の元閣僚の秘書や建設業者など十数人がいたとされ、捜査本部が事件と関連があるか確認を進めていた。
毎日新聞 2007年3月5日 3時00分
974
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/05(月) 08:01:25
「警察のリークだ」鈴木宗男議員が京都府警を批判
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070305ic01.htm
鈴木宗男衆院議員(新党大地)は4日、友人で歌手の松山千春さんが京都で暴力団の会合に出席したと報道されたことについて「警察のリークだ」などと述べ、京都府警の対応を批判した。
同日、北海道夕張市内で開かれた「新党大地」の月例会後、記者団に答えた。
鈴木氏は、会合が「暴力団の資金集めに使われたわけではない」とした上で「警察のリークだ。こんな密告の世の中はいかん」などと批判した。
松山さんは2月、京都市に本拠地を置く指定暴力団会津小鉄会が開いた会長就任10周年記念の会合に出席し、歌を披露していたことが判明。京都府警は「社会的影響力のある芸能人が出席するのは問題」としていた。
(2007年3月5日3時2分 読売新聞)
975
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/05(月) 16:10:13
緊急企画・霧は晴れるか:人吉市長逮捕/上 突然の“滑り込み” /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20070305ddlk43040341000c.html
「うちみたいな小さな会社が指名に入れるわけがない」
人吉市長、福永浩介容疑者(67)に50万円を渡したとされる贈賄側(時効成立)の同市の石油卸売会社の社長(当時)は、親しい知人にそうこぼしたという。02年のことだった。
その年の12月、ごみ処理施設「人吉球磨クリーンプラザ」がオープンする予定だった。焼却炉などに使われる重油の納入業務に食い込めば、安定した収益が計算できた。
だが、同社は当時、施設近くでガソリンスタンドを経営する小さな石油販売会社を買い取り、業界に新規参入したばかり。人吉球磨広域行政組合が山江村で運営していた旧施設で指名に入っていたのは軒並み地元の大手・中堅企業で、指名入りは困難とも思えた。それでも、知人から「施設に近いスタンドが指名に入って何がおかしい」と背中を押され、同社は組合事務局に指名願を出すことを決めた。
ここで手違いが起きる。関係者によると、従業員が2月1日〜3月31日の指名願受付期間に申請書を提出し損ねたのだという。その間、地元の計17社は申請を済ませた。この時点で受注の可能性はいったんついえた、かに見えた。
ところが、稼働を目前に控えた02年10月ごろ、同社から指名願が出され、事務局に受理される。突然の“滑り込み”だった。県警も、時期は明言しないものの、福永容疑者の逮捕容疑として挙げている。全業務の指名願を受付順に入力したパソコン画面でそれを確認したという元組合幹部は「通常あり得ない。何があった?」といぶかった。
指名願を出した業者のリストは管理課が保管していたが、当時の課長によると、初回の燃料入札直前の02年12月に確認した時点では、同社の申請日は「3月末」になっていたという。職員の手でリストそのものが偽装された可能性さえある、ということになる。
03年5月中旬、社長は市長室を訪れ、直接現金を手渡したとされる。福永容疑者が5選を果たした約1カ月後のことだった。
◇ ◇
「私はそういう体質を持っていない」。1月、組合の汚泥処理場設計入札を巡って元事務局長と元設計会社幹部が逮捕された日の会見で、関与を問われた福永容疑者はこう答えた。「今まで20年間、仕事を特定の業者に(割り振る)ということは一切やっていない」
しかし、かつて福永容疑者の側近だった元市議はこう批判する。「急きょ特定業者を指名に加えるような力が入り込む余地があること自体がおかしい。これこそ福永政治の体質だ」
× ×
人吉市長を5期20年続けた福永容疑者が3日夜、収賄容疑で逮捕され、春を迎えた球磨盆地に衝撃が走った。これまで霧に包まれていた市政、組合運営の不透明な構図を緊急報告する。【人吉汚職事件取材班】
毎日新聞 2007年3月5日
976
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/05(月) 23:18:24
角田逃げすぎ。
角田前副議長の献金記載、選対伝票など公開…民主県連
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070305ic24.htm
角田義一前参院副議長(69)(民主、群馬選挙区)の総合選挙対策本部が2001年の参院選で集めた献金を政治資金収支報告書などに記載していなかった問題で、民主党群馬県連の長沼広事務局長は5日、記者会見し、同選対の入・出金伝票や会計帳簿などとされる資料を公開した。
伝票などについて、当時の経理担当者が「自分が書いたものもある」と認めているといい、長沼氏は、当時の県連事務局長に資料を見せるなどして調査を進めるとしている。
角田氏や、選対の中核だった県連はこれまで、「資料が流出したので説明できない」としてきた。しかし、伝票などの存在が明らかになり、国会などで角田氏の説明責任を求める声が強まりそうだ。
公開されたのは、01年7月〜9月分の入・出金伝票をつづったファイルや、企業・団体献金に対し県連名義で発行した領収書の控えなど。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の傘下団体からの献金などの記載があり、読売新聞が入手後、県連に確認を求めていた。
長沼氏は、資料について角田氏に報告したという。ただ、長沼氏が資料を県連としてではなく個人の立場で預かったとしていることから、角田氏は「事務局長個人として受け取ったのだから、対応についても個人で考えるべきだろう」と話しているという。角田氏は5日、読売新聞の取材に対し、「私は謹慎中の身なので、その話について語る立場にない」と述べた。
(2007年3月5日22時0分 読売新聞)
977
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/06(火) 00:06:05
無料のはずが2880万円 松岡農水相団体の光熱水費
2007年03月06日00時02分
http://www.asahi.com/politics/update/0306/001.html
松岡農林水産相の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」が、光熱費や水道代が無償の議員会館に事務所を置いているにもかかわらず、少なくとも01〜05年に計約2880万円を「光熱水費」として計上していたことが分かった。5日の参院予算委員会で使途を問われた松岡氏は「詳細を覚えていない」として明確な説明を避けた。
この問題は、小川敏夫氏(民主)が指摘した。政治資金収支報告書によると、05年に計上された光熱水費が約507万円だったとして、「議員会館は水道も電気も暖房も無償。不正計上だと思われても仕方ない」と追及した。
松岡氏は、同団体の事務所を議員会館にしか置いていないことを認めたうえで、「水道は『何とか還元水』とかいうものを付けている。暖房なりなんなり、別途そういうものも含まれている。必要な範囲で、確認したものがあれば答える」と述べるにとどまった。
収支報告書によると、同団体は、01年に約659万円、02年に約779万円、03年に約416万円、04年に約518万円をそれぞれ計上している。
光熱水費は政治資金規正法施行規則で、事務所費とともに経常経費として扱われ、領収書の添付は不要。同団体は05年、事務所費としても3359万円を計上している。
民主党は今後、事務所が複数ある伊吹文部科学相とは切り離し、松岡氏の追及を強める構えだ。
ある自民党幹部は「かばいきれない。複数の事務所の費用をまとめて計上していると思っていた」と話した。
978
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/06(火) 03:18:16
秘書給与1千万肩代わり 久間防衛相、企業から
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007030501000668.html
久間章生防衛相(自民、長崎2区)の公設第1秘書が私設秘書時代の1990年ごろから95年ごろまで、東京都内の貿易会社から年間約180万円の給与を受け取りながら、政治資金収支報告書に記載していなかったことが5日、分かった。
公設秘書は「貿易会社に出勤したことはなかった」と肩代わりを受けたことを認めており、総額は少なくとも1000万円前後に上るとみられる。
久間氏は事務所を通じ「(事実関係は)全く分からない」としている。
政治資金規正法では、秘書給与の負担は企業からの寄付扱いとなり、収支報告書に記載しなければならない。
複数の関係者によると、貿易会社は88年に設立、久間氏の別の元秘書が役員を務めていた。支給された給与の月額は約15万円で、公設秘書は「元秘書から言われ貿易会社から受け取るようになった」と説明。
(共同)
(2007年03月06日 02時00分)
979
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/06(火) 06:45:50
知事政治資金県議会調査会「場外乱闘やめるべき」告発や警告文に批判 讀賣広島
藤田知事の元後援会事務局長による政治資金規正法違反事件をめぐり、県議会の調査会(平浩介座長)が5日開かれ、元事務局長が調査会への出席を再び拒否したことが報告された。出席拒否の理由として元事務局長が挙げた一部県議による告発や、檜山俊宏・前県議会議長らによる知事への警告文の提出については「(調査会以外の)“場外乱闘”はやめるべき」との批判も出たが、真相解明に向けた議論は深まらず、次回日程も未定のまま終わった。
一部県議が業務上横領容疑で元事務局長を地検に告発したことが出席拒否の一因とされたことには「なぜこのタイミングで告発したのか。(出席する)環境を阻害したのでは」との意見が出た。これに対し、告発に名を連ねた委員は「調査会では限界がある。真実を知るための告発なのに何がおかしい」と反発した。
また、元事務局長が平座長に対し、檜山前議長から議長室に呼ばれ、暗にお金を要求されたと証言したことも報告され、民主県政会の蒲原敏博委員らが「前議長の調査会への出席を再び要請すべき」と要求。しかし、座長を含む委員10人の意見は二分され、出席要請には至らなかった。
この日は、引き続き元事務局長らの出席を待つことでは一致したものの、次回日程は決まらず、現職県議の任期が切れる4月29日までの真相解明への道筋は、なお不透明なままだ。
(2007年3月6日 読売新聞)
980
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/06(火) 15:09:47
角田前参院副議長・政治資金記載漏れ:民主県連「会計資料本物か分からない」 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070306ddlk10010100000c.html
民主党の角田義一前参院副議長の不正会計問題を巡り、県連の長沼広事務局長は5日、前橋市内で記者会見し、「裏金化を裏付ける会計資料を入手した」との一部報道について「裏付けが取れず、本物であるか分からない」と述べた。
01年夏の参院選で、角田氏陣営が約2517万円の献金を政治資金収支報告書に記載しなかったとされる問題で、入金があったことを示す出入金伝票と領収書の一部などを入手し、不正経理が裏付けられたとの報道に応えたもの。
長沼氏は「会計文書が紛失していることは事実」としながらも、資料の真贋(しんがん)については「誰が報道機関に提供したものか分からず、判断できない」とした。今後、当時の会計責任者らに事情聴取しながら、資料の信ぴょう性を検討するという。【杉本修作】
毎日新聞 2007年3月6日
981
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/06(火) 15:11:34
町田市長の政治資金パーティー事件:自ら呼びかけ人選定に関与か /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070306ddlk13040260000c.html
町田市の石阪丈一市長の政治資金パーティー事件で、パーティー開催の呼びかけ人に横浜市の副市長3人が加わった経緯について、同市の北薗義広・前市長室長=依願退職=が横浜地検の調べに、「石阪市長の希望だった」と供述していたことが5日、分かった。パーティーを開くに当たり、石阪市長が準備段階から積極的にかかわっていた疑いが強まった。
供述調書の内容は、同日の市議会で殿村健一市議(共産)が明らかにした。調書によると、石阪市長は05年10月19日、横浜市役所で北薗前室長とパーティーの打ち合わせをした際、呼びかけ人について「副市長3人も入ってくれたらありがたい」と述べた。
さらに「財政局長はちょっと」「市民局長にお願いできたらいいな」など、局長クラスの人選も提案。こうした意向を受けて、副市長3人を含む14人の呼びかけ人が選定された。【古関俊樹】
毎日新聞 2007年3月6日
982
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/06(火) 15:12:11
東京・町田市長の政治資金パーティー事件:呼びかけ人選定「市長の希望」 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070306ddlk14040358000c.html
◇「石阪・町田市長の希望」前市長室長が供述
東京都町田市の石阪丈一市長(前横浜市港北区長)の政治資金パーティー事件で、パーティー開催の呼びかけ人に横浜市の副市長3人が加わった経緯について、同市の北薗義広・前市長室長=依願退職=が横浜地検に「石阪市長の希望だった」と供述していたことが5日、分かった。石阪市長はこれまで、パーティー開催への関与について「(横浜市職員に)一斉送信された(案内の)電子メールの原案に一度目を通しただけ」と述べていたが、準備段階から積極的にかかわっていた疑いが強まった。
市民団体が弁護士を通じて横浜地検に請求し、開示された北薗前室長の供述調書に書かれていた。同日の町田市議会一般質問で、殿村健一市議(共産)が明らかにした。
調書によると、石阪市長は05年10月19日、横浜市役所で北薗前室長とパーティーの打ち合わせをした際、呼びかけ人について「副市長3人も入ってくれたらありがたい」と述べた。
さらに「財政局長はちょっと」「市民局長にお願いできたらいいな」など、局長クラスの人選も提案。こうした意向を受け、選定された呼びかけ人14人のほとんどは副市長3人ら横浜市幹部だった。北薗前室長は「副市長3人が呼びかけ人に名を連ねれば全庁的なパーティーになり、参加や寄付を募りやすくなる。石阪市長もその効果を狙っていると思った」と供述している。
一方、石阪市長は毎日新聞の取材に対し「これまでの議会で答弁した通り」と呼びかけ人選定への関与を否定した。【古関俊樹】
毎日新聞 2007年3月6日
983
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/06(火) 15:16:37
私は関係ない−久間氏 秘書給与肩代わり問題
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007030601000343_Politics.html
久間章生防衛相は6日の記者会見で、自身の公設秘書が私設秘書当時に、貿易会社から給与を支給されていた問題について「10年ほど前の話で知らなかった。私は関係ない」と述べ、自身は無関係であることを強調した。
その上で「(公設秘書)本人には、その辺がどうなっていたのか、(貿易会社から給与を)もらっていればその分の関係をどうやっていたのか。事務所の給料が足らなかったからよそからもらったんだろうと思うが、よく事実関係を調べるように言っておく」と述べた。
(初版:3月6日11時43分)
984
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/06(火) 19:16:34
緊急企画・霧は晴れるか:人吉市長逮捕/中 賛成派優遇に住民嘆息 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20070306ddlk43040169000c.html
関係者が「福永政治の縮図」と呼ぶ地区がある。人吉市赤池水無町。燃料入札を巡る贈収賄事件の舞台となったごみ処理施設「人吉球磨クリーンプラザ」のお膝(ひざ)元だ。
施設から約300メートル離れた集落に、真新しい公民館がそびえる。体育館と棟続きになった「赤池水無町活性化センター」。“迷惑施設”の建設に伴う周辺整備事業の一環として人吉球磨広域行政組合が約7300万円をかけて建設した。
そのすぐ隣の敷地に、古びた木造の建物が建つ。看板には「水無公民館」とある。活性化センターの前身の旧施設ではない。今も住民が利用する現役公民館だ。
異なる公民館が隣り合うのは理由がある。実は、この地区には二つの町内会が存在するからだ。一つは古くからある「赤池水無町内会」(32世帯)。もう一方は「赤池水無町外園町内会」(24世帯)。ごみ処理施設受け入れの賛否を巡って住民が分裂した揚げ句、賛成派が02年11月、元の町内会を飛び出す形で「外園町内会」を発足させた。
両町内会の構成世帯は入り乱れている。隣同士が別々の町内会に属し、親ぼくゴルフ大会も別なら子供運動会も別。もちろん新しく立派な公民館を管理、利用するのは「外園町」だ。
「ごみ処理施設が住民間にくさびを打ち込んだうえ、活性化センターのように賛成派だけを優遇するやり方がさらに亀裂を深めた」。ある住民は恨み節を漏らす。
組合は02年度から外園町内会へのセンター維持管理費計1500万円を予算計上(うち約500万円を交付済み)。これとは別に「関係地域活性化支援事業」名目で計1500万円を「赤池水無町活性化委員会」への交付金として予算化、同じく約500万円を既に交付した。同委員会は賛成派住民による建設促進期成会を前進とし、代表は外園町内会長が務める。かたや、赤池水無町内会長(72)は「一昨年まで交付金が存在することすら知らなかった」と話す。
昨年3月の組合議会で「不平等ではないか」と追及を受けた代表理事、福永浩介容疑者(67)は「地域の融和に向けそれなりに努力しているが難しい話もある。ここまで来たことは賛成派の方々のおかげだと思っている」とうそぶいた。現在、赤池水無町内会側の住民が「不公正な支出」として組合に対する住民監査請求を検討している。
ごみ処理施設は、市中心部を離れた静かな地区に深刻な住民対立をもたらした。その裏で、行政トップが特定の業者に入札指名の便宜を図り、見返りにわいろを受け取っていた疑いが持たれている。住民の一人は「昔は仲の良い地区だった。やり切れない」とつぶやいた。【人吉汚職事件取材班】
毎日新聞 2007年3月6日
985
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/06(火) 23:51:47
角田氏の献金問題 伝票の真偽「言えぬ」
2007年03月06日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000703060003
角田義一参院議員の01年参院選時にあった約2500万円に上る献金疑惑で、民主党県連の長沼広事務局長が5日、記者会見し、当時の献金の事実を裏付ける可能性のある領収書や伝票類など新たな資料を公表した。ただ長沼氏は資料類の信頼性については不明との見解を示し、今後の追跡調査に関しても具体的な方針は語らなかった。
公表した資料はいずれも参院選前後の01年6〜9月ごろに作られた、という。県連名義で振り出された領収書の控え、選挙組織内で作成された出入金の伝票、陣中見舞いの相手先や金額を記した献金者リストなどだ。長沼氏によると、資料類は今月初めに入手し、長沼氏個人が保管しているという。
長沼氏は「(真偽について)言えない立場」と語った。だが少なくとも、伝票の字体や領収書の印鑑が日常的に使用しているものに似ている点や、異なった資料で金銭のやり取りの整合性がとれている点を明らかにした。
一方、会見では角田氏本人や県連暫定機関「最高執行役員会議」ではなく、事務局長個人で対応している点に疑問の声も上がった。長沼氏は役員会議の一員ではないが、メンバー間で信頼関係が損なわれている点を挙げ、「開かれる状態ではない」とし、今後の組織的な真相究明に不透明感をにじませた。
役員会議のメンバーからは「会議が開かれなくても、各メンバーには資料を開示するべきだ」との声が出ている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/07(水) 08:35:09
知事辞職勧告を再提案? 後援会問題
最大の自民会派で議論浮上 讀賣広島
藤田知事の元後援会事務局長による政治資金規正法違反事件を巡り、県議会最大会派の自民党議員会で、昨年12月に可決された藤田知事への辞職勧告決議案を定例県議会最終日の9日に再度、提案しようとする議論が浮上している。県議への選挙対策費疑惑などの真相解明が図られない中、会派内に「議会の意思を改めて示すべき」とする意見がある一方、「意味がない」という慎重論も。他会派の動向も流動的で、統一選を控えた会期末の県議会は混迷を深めている。
定例県議会では、藤田知事に、多くの議員が代表質問や一般質問、予算特別委員会などで事件の真相解明の取り組みをただした。
これに対し、藤田知事は2月20日の一般質問で、元事務局長から県議会調査会に出席する内諾を得たことを表明。しかし、1週間後、元事務局長が業務上横領容疑で告発されたことなどを理由に出席を撤回。藤田知事は説得を続ける考えを示したが、議会内からは「結局、何の進展もない」といった不満も出ている。
こうした中、自民党議員会では、議会として改めて意思表示すべきとの意見が浮上。法的拘束力を持つ不信任案の可決には4分の3以上の賛成が必要のため、過半数で可決される辞職勧告決議案の提出を支持する意見が多い。
しかし、「昨年12月の可決の意義が薄れる」「可決の可能性が低くても、不信任案にこだわるべき」などの声もあり、同議員会は、前回賛成した公明党議員団の意向も踏まえながら、議員総会を開いて最終的な方針を決めるという。同決議案は昨年3月にも提案されたが、否決されている。
一方、2007年度当初予算案については、「知事の問題と、県民生活に密着した予算とは別」との声が議会全体で強く、現時点では可決される見通しになっている。
(2007年3月7日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/07(水) 08:51:53
光熱水費2800万計上 無料の議員会館で松岡農相
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007030701000100_National.html
松岡利勝農相の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」が光熱水費無料の議員会館に事務所を置きながら、2005年までの5年間で約2880万円の光熱水費を計上し、安倍内閣の他閣僚と比べて突出して多いことが7日、政治資金収支報告書で分かった。
国に報告書を提出した松岡氏ら閣僚12人の資金管理団体の5年間分を集計。松岡氏を除く11人の平均は計約120万円だった。
松岡氏は5日の参院予算委員会で、懇話会の事務所は議員会館だけだとした上で「詳細は承知していない。確認して必要な範囲で答えたい」と答弁した。
報告書によると、松岡利勝新世紀政経懇話会が支出した光熱水費は01年が659万円、02年779万円、03年417万円、04年518万円、05年508万円だった。
988
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/07(水) 15:43:26
安倍首相の政治団体、敷金を記載漏れ 収支報告書訂正
2007年03月07日06時10分
http://www.asahi.com/politics/update/0307/004.html
安倍首相の資金管理団体「晋和会」が、04年6月に東京都千代田区内のマンションの一室を事務所として借りた際に負担した敷金の一部約260万円の支出を政治資金収支報告書に記載せず、今年2月9日付で訂正していたことが分かった。同じ部屋に入居している安倍首相の政治団体「東京政経研究会」も同日、敷金の一部約110万円が不記載だったとして訂正した。
政治資金収支報告書(04年分)などによると、晋和会と東京政経研究会は「主たる事務所の所在地」としてこの部屋を記載し、04年6月24日、約260万円と約110万円をそれぞれ敷金として貸主である神戸製鋼所の不動産部門(現在は分社化)あてに支出したという。神戸製鋼所は安倍首相が衆院議員に当選する前の79〜82年に勤務していた。
安倍首相の事務所は「両団体は敷金を事務所費から支出し、収支報告書に計上している。事務のミスで記載が欠けていたことが判明したので必要な修正をした」としている。
989
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/07(水) 17:36:58
緊急企画・霧は晴れるか:人吉市長逮捕/下 しがらみが市政を左右 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20070307ddlk43040533000c.html
「西さんに取り入れば、自分の出世につながると考えた」
人吉球磨広域行政組合を巡るもう一つの事件、「汚泥再生処理センター」の設計業務に絡む競売入札妨害事件で、逮捕・起訴された元組合事務局長の人吉市職員、北川徹被告(56)は、調べに対し、業者に入札情報を漏らした動機をそう供述したという。同被告に不正を依頼したとされる会社役員、西建一被告(59)=競売入札妨害罪で起訴=が、民間人ながら、公共事業の業者選定だけでなく、職員人事にまで発言力を有していたことがうかがわれる。
地元関係者の間で「市長の金庫番」「裏の市長」とまであだ名された西被告。その絶大な影響力の源は、燃料入札を巡って収賄容疑で逮捕された市長、福永浩介容疑者(67)との親密さだった。
蜜月の始まりは20年以上前にさかのぼる。86年7月の衆院選で4回目の落選を経験した福永容疑者は87年4月の市長選にくら替え出馬した。当時の陣営幹部によると「福永容疑者は活動資金の大半を衆院選の後始末に使い切ってしまった」。そこで活躍したのが西被告だったという。「西被告は中古車販売をしていた関係で融資会社に顔が利いた。市長選に必要な資金を工面できた」。福永容疑者は晴れて市長に初当選。西被告はその「後見人」の座に着いた。
競売入札妨害事件では、北川被告が西被告の自宅に出向き、そこから電話で設計会社役員、土取春水(つちとりしゅんすい)被告(57)と受注工作を謀議したとされる。西被告が業界の仕切り役的立場だったことが垣間見える。また、ある球磨郡の土建業者は約2年前、市発注の土木工事を巡って「西被告から仕事を請け負わないか打診され、代わりに仲介料を要求された」と明かす。
別の地元土建会社幹部は「この20年間、人吉市からの仕事はほぼゼロ。入札指名にすら入れない」と話す。幹部によると、福永容疑者の支援企業数社が地元で談合グループを形成し、選挙で福永容疑者の対抗馬を支援するなどした業者を排除してきたという。
◇ ◇
人吉市では今、4月の市長選に向け、立候補予定者の事務所開きが相次いでいる。ある陣営では、支持者がマイクを握り「しがらみのない市長、側近政治のない市長を選ぼう」と訴え、拍手を浴びた。参加していた50代の自営業の男性は「過去20年間、いろんな黒い噂が取りざたされながらも結果的に福永容疑者を選んできたのは市民。事件の責任の一端は我々にもある」と語った。
市政トップの逮捕という異常事態のなか迎える選挙は、事実上、出直し選の様相を呈し始めた。【人吉汚職事件取材班】
毎日新聞 2007年3月7日
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/07(水) 18:32:55
10年間、事務所費変わらず 移転しても同じ額計上
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007030701000577_National.html
久間章生防衛相(長崎2区)の関係する3つの政治団体が事務所移転を繰り返していたのに1996年から2005年分までの10年間、政治資金収支報告書に同額の事務所費を計上し続けていたことが7日、分かった。 事務所費は家賃のほか電話代や各種保険料なども含み、年ごとに額が異なるケースが大半。3団体の会計責任者を務める元秘書は「事務所費はあらかじめ予算を決めていたので、同額になった。不自然に見えるかもしれないが、架空経費は計上してない」としている。
3団体は「憲政懇話会」「東京久栄会」「辰己会」。報告書などによると、3団体は10年間に、2回ずつ東京都内で主な事務所を移転。元秘書の所有していたマンションなどを所在地にしていたこともあった。
ところがこの間、報告書に記した事務所費は毎年、憲政懇話会が120万円、東京久栄会が360万円、辰己会が180万円と一定だった。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/07(水) 20:18:47
松岡農水相「適切」の一点張り 光熱水費問題で説明拒む
2007年03月07日19時49分
http://www.asahi.com/politics/update/0307/009.html
松岡農林水産相は7日の参院予算委員会で、自らの政治資金管理団体の光熱水費をめぐる問題について「適切に報告している」などと繰り返した。5日に「きちんと確認してから答えたい」と答弁しており、野党側が詳細な説明を求めたが、松岡氏は「(内容の)開示は現行制度が予定していない。差し控えさせていただきたい」と応じなかった。
「確認したところ、適切に報告しているということだった。現行制度に基づいてすでに報告すべき点は報告している」。松岡氏はこの日、芝博一(民主)、井上哲士(共産)両氏の質問に「適切に報告」と23回繰り返した。
松岡氏は5日に「水道は『何とか還元水』とかいうものを付けている。暖房なりなんなり、別途そういうものも含まれている」と答弁した。これに対し、7日に質問した芝氏は「浄水器やストーブは備品・消耗品費だ。光熱水費ではない」、井上氏は「松岡氏の熊本の二つの事務所の光熱水費が66万円、38万円なのに、なぜ無償の議員会館の事務所の光熱水費がそれよりも多額なのか」と追及したが、松岡氏は頑として内容を明かさなかった。
松岡氏の光熱水費問題については、政府・与党内からも疑問の声が出ている。副大臣の一人は「石油ストーブで石油をがんがん使い、高級な飲料水を飲み続けているのでなければあり得ない」。自民党内にも「水がとろとろになる美容用の浄水器でもつけているのでは」(党執行部)と冷ややかな見方が広がっている。
党内には「会計責任者の記載ミスとして乗り切る」(幹部)との考えもあった。だが、松岡氏は5日の答弁で「どういう金額でどうだということについては、私も承知して了解したものとして報告している」と明言し、会計責任者の責任にはできなくなっている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/07(水) 20:21:01
補助交付先から献金の疑い 安倍首相ら3閣僚
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007030701000752_National.html
安倍首相と伊吹文科相、久間防衛相が、政治資金規正法で献金が禁止されている国の補助金が交付された法人から、12万−20万円の献金を受けていた疑いのあることが7日、分かった。
同日の参院予算委員会で井上議員(共産)が指摘した。
井上議員によると、安倍首相が支部長の選挙区支部は05年、医療法人から、12万円の献金を受けた。伊吹文科相は秘書官が会計責任者の政党支部が05年に社団法人と病院からそれぞれ10万円、久間防衛相も支部長を務める選挙区支部が04−05年、医療法人から計12万円の献金を受けた。いずれも厚労省から補助金を交付されていた。
伊吹文科相は委員会で「事実であれば返還したい」、久間防衛相は「調査する」と述べた。
政治資金規正法によると、国から補助金などの交付が決定した法人や会社は通知から1年間、政治活動に関する献金が禁止される。井上議員は、いずれの献金も、補助金交付の決定から1年以内で、違法献金の疑いがあると指摘した。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/07(水) 20:49:01
なぜこのひとを大臣にしたんだろうか?
松岡農相:光熱水費で内訳の回答を拒否 参院予算委
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070308k0000m010085000c.html
松岡利勝農相は7日、自らの資金管理団体が無償のはずの光熱水費を政治資金収支報告書に計上した問題について、参院予算委員会で説明を求められたが「適切に報告している」と繰り返し、内訳の回答を拒否した。説明責任を果たさない農相の態度は、不明朗支出の疑惑を増幅させる結果となった。
農相は5日の参院予算委で「何とか還元水のようなもの、暖房なりが含まれる」と説明し「確認して必要ならばお答えをしたい」と約束した。しかし、この日は、芝博一氏(民主)の質問に「確認したが、適切に報告しているとのことでございました」と答弁。芝氏が内容を尋ねると「現行制度に基づいて報告すべきことは、適切に報告している。それ以上の内容(の説明)は現行制度が予定していない」と答え、以後の質問にはすべて「適切に報告している」と繰り返した。
続く井上哲士氏(共産)にも同様の答えで、「適切に報告」の答弁は計20回以上に上った。
松岡農相の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」は光熱費や水道代がかからない議員会館にしか事務所がないのに、05年に約507万円を計上するなど01〜05年の5年間で計約2880万円の光熱水費がかかったと報告した。【青島顕】
毎日新聞 2007年3月7日 20時23分
994
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/08(木) 08:08:13
松岡事務所、謎の光熱費 同僚事務所「かかる訳ない」
2007年03月08日01時40分
安倍内閣の閣僚や首相補佐官、副大臣、政務官のうち、議員会館だけに資金管理団体の事務所を置いている国会議員は、松岡農林水産相を除いていずれも政治資金収支報告書(05年分)に光熱水費を計上していなかったことが朝日新聞のまとめでわかった。議員会館の光熱水費はすべて税金で賄われており、約507万円を計上していた松岡氏の経理処理の不自然さが改めて浮き彫りになった。松岡氏は7日の参院予算委員会でも「適切に報告している」と繰り返すだけで具体的な説明をしなかった。
収支報告書によると、閣僚や副大臣ら約70人のうち、資金管理団体の「主たる事務所」を議員会館にしているのは20人。このうち、松岡氏を除き、朝日新聞の取材に対し、議員会館だけを事務所にしていたと回答した9人は、いずれも光熱水費をゼロと記載していた。
「議員会館しか使っていないんだから光熱水費は計上していない。計上しようがないでしょ」
いずれの議員事務所も、そう口をそろえた。
光熱水費は、政治資金規正法施行規則で「電気、ガス、水道の使用料及びこれらの計器使用料等」とされており、議員会館の場合、電気代や水道代がかからない。
浅野勝人・外務副大臣の事務所は「議員会館だと光熱水費がかかりようがない」。根本匠・首相補佐官の秘書は「議員会館以外に事務所がないですから、ゼロということです」と説明した。
やはりゼロとしていたある自民党衆院議員は、匿名を条件に松岡氏の光熱水費について「会館だけで500万円なんて、絶対おかしい」と言い切った。別の参院議員秘書も「浄水器や加湿器を買った代金を強引に光熱水費とし、おいしい水をたくさん飲んだって、500万円には届かない」と話した。
残る10人は、それぞれ9万〜103万円を計上していたが、資金管理団体が、議員会館以外に出先事務所を抱えているケースがほとんどだった。
松岡氏の資金管理団体は01〜05年に毎年416万〜779万円を光熱水費として記載していた。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/08(木) 11:07:58
公用車で宗教行事に 宝塚市長
2007/03/07 兵庫・神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000262433.shtml
宝塚市の阪上善秀市長が昨年五月、大阪府茨木市内の宗教法人本部で開かれた行事に出席するため、公用車を使っていたことが分かった。阪上市長はこの宗教の信者といい、「よい話が聞けるからと人に誘われて行った。教養が身に付き、市政の発展にもつながるのだから公務」と説明。これに対し、地方自治の専門家は「政教分離は明確にすべきで、市民に誤解されるような公用車の利用は不適切」と指摘している。
関係者などによると、阪上市長が出席したのは各地の信者が集う「感謝祭」で、同市長は講話を聞いたり、寺の関係者や信者らにあいさつをしたりして、約四十分間滞在した。宝塚市内からの往復約四十キロは公用車を使い、秘書も同行したという。
宝塚市は、ハイヤー二台を市内の民間会社と年間約千二百万円で委託契約し、市長、助役の公用車として利用。契約上の利用時間帯は午前八-午後六時だが、昨年四月の阪上市長就任後、毎月六十時間前後の時間外利用があり、市によると、超過料金は年間数百万円に上るという。
市民グループ見張り番宝塚の兼子忠泰・代表世話人は「信者だからといって特定の宗教の集まりに公用車で行くのは軽率。公務かどうかをチェックできる仕組みが必要だ」と話す。
感謝祭への出席について、阪上市長は「付き合いで二十近い宗教に入信している。個人的な信仰とは無関係だ」と説明している。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/08(木) 12:52:45
無料の光熱水道費計上、議員8人の団体
http://news.tbs.co.jp/20070307/headline/tbs_headline3510491.html
与野党の国会議員8人の資金管理団体が、光熱費などが無料の議員会館に主たる事務所を置きながら、光熱水道費として100万円以上を計上していたことが、JNNの取材で明らかになりました。
政治資金規正法では、光熱水道費は電気やガス、水道の使用料金などを指し、領収書の添付は必要ありません。
しかし、松岡農水大臣の資金管理団体が巨額な光熱水道費を計上していたとして、7日も国会で追及を受けました。
「すぐそこの事務所(議員会館)じゃないですか。行ってみればすぐ分かることですよ。その場所でしか使われない光熱水道費なんです」(民主党 芝 博一 参院議員)
「確認をしたところ、適切に報告をしているとのことでございます。それ以上の報告については、現行制度は予定しておりません。制度のあり方にも関わることでございますから、差し控えさせていただきたいと思います」(松岡利勝 農水相)
2005年分の政治資金収支報告書によりますと、光熱費や水道代が無料の議員会館に主たる事務所を置いている団体は164あり、そのうち117の団体は光熱水道費がゼロでした。
しかし、松岡大臣ら8人の資金管理団体が、議員会館に主たる事務所を置いているにもかかわらず、光熱水道費として100万円以上を計上していたのです。
松岡大臣のほか、それを追及する立場の野党の幹部2人も含まれています。
民主党の中井議員は、「自分では分からないので、会計責任者に聞いてほしい」と我々にコメント。その会計責任者によりますと、資金管理団体としての事務所は、議員会館にしか置いていないということですが、地元の事務所の光熱費を計上しており、2006年分からは改めたいと説明しています。
「光熱費がいくらかかったかまで俺がチェックするわけないじゃないか。俺、そんな暇じゃないよ」(国民新党 亀井静香 代表代行)
取材に対し、亀井氏の事務所は、「2004年分までは光熱水道費を家賃に含んで記載していたが間違いに気づき、2005年分より光熱水道費に記載しております」とだけコメントしていて、議員会館のほかに事務所があるかどうかについては回答はありませんでした。
また、瓦力議員ら5人の議員は、資金管理団体として議員会館のほかにも事務所があり、その光熱費などもまとめて計上していると説明しています。
総務省によりますと、「個別に判断しなければ分からないが、その団体として必要な経費ということであれば違反とは言えない」ということです。
「本当に光熱費が500何十万かかっていなかったとすればですね、これは明確に政治資金規正法上の虚偽記載となりますから、これは刑事罰の対象になり得るというふうに考えています」(社民党 福島みずほ党首)
現行制度の不備を改める政治資金規正法の改正をめぐっては、民主党が6日、法案を提出しましたが、自民党は法改正に消極的な意見も党内にあり、法案提出のメドは立っていません。(07日17:57)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/09(金) 07:02:54
追及不十分の反省から…民主が「カネ疑惑」解明チーム
2007年03月09日03時14分
http://www.asahi.com/politics/update/0309/004.html
民主党は8日、伊吹文部科学相と尾身財務相、中川秀直自民党幹事長を対象にした「政治とカネの疑惑解明チーム」(仮称)の設置を決めた。国会で「政治とカネ」の問題を追及しきれなかった反省から、問題が指摘される事務所や施設の現地調査を報道陣に公開。メディアを意識した対策で、世論に訴える狙いがある。
伊吹氏は飲食費など多額の事務所費を支出。尾身氏は独立行政法人に予算要求の「指南」をしたことを示す内閣府の内部文書が発覚した。中川氏について民主党は「スポーツ振興を目的としてつくった財団法人に自宅と自民党支部を置き、目的外使用で是正勧告も出ている」(鳩山由紀夫幹事長)と問題視している。
水道代や光熱費がかからない議員会館の「光熱水費」として年間507万円を計上した理由を「『還元水』や暖房」と説明した松岡農林水産相についての調査も検討中だが、「議員会館は報道陣のカメラ取材が難しい」(党幹部)と、3人の調査を先行させる。
首相が代表の自民支部、24万円を返金 問題指摘の寄付
2007年03月09日06時34分
http://www.asahi.com/national/update/0309/TKY200703090020.html
安倍首相が代表を務める自民党山口県第4選挙区支部が厚生労働省からの補助金交付決定を受けた医療法人から寄付を受けたと指摘された問題で、首相側は8日、05、06両年に同法人から寄付された計24万円を返金したことを明らかにした。首相側は「疑いが指摘されたので返金したが、同法人への補助金は知事認可であり、違反ではない」と説明している。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/09(金) 19:05:05
松岡農水相 高額水道費説明あらためて拒否
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20070309/20070309-00000030-nnn-pol.html
松岡農水相が議員会館の事務所に高額の水道・光熱費を計上していた問題で、松岡農水相は9日朝、法律で内容の報告は求められていないとして、あらためて説明を拒否した。
松岡農水相は、経費がかからないはずの議員会館に事務所を置いているにもかかわらず、05年に水道・光熱費として507万円を計上している。9日朝も、記者団に詳しい内容の説明を求められたが、「今の法制度の下では、報告を差し控えさせていただく」「(Q事務所で水道水を飲んでいる?)今、水道水を飲んでいる人はほとんどいないんじゃないですか」と述べ、「適切に報告している」と繰り返すにとどまった。安倍首相もこれまで「法令にのっとっている」として、問題視しない姿勢を見せている。
「きょう事務所へアポは取っていないが、お邪魔をさせていただいた。結果、見る限り、浄水装置もなかったし、冷暖房装置も見当たらなかったことは確認させてもらった」−民主党・芝博一参院議員らは9日朝、松岡農水相の事務所を訪れ、「農水相が主張する浄水器などはなかった」ことを確認し、あらためて詳細の説明を求めている。
[9日17時44分更新]
事務所費問題 民主党参院議員が松岡氏の事務所視察、浄水器などがないことを確認
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20070309/20070309-00000729-fnn-pol.html
松岡農林水産相が、本来は光熱水費がかからないにもかかわらず、国会事務所の光熱水費として500万円以上を政治資金収支報告書に計上していた問題で、民主党の4人の参議院議員が9日朝、松岡農水相の事務所を視察し、費用がかかったとされる浄水器などがないことを確認した。
松岡農水相の事務所を視察したのは、民主党の参議院議員の有志4人で、松岡農水相が5日の予算委員会で、500万円を超える光熱費・水道費の中には「浄水装置や暖房などの費用が含まれる」と答弁したため、確認に訪れた。
民主党の芝 博一参院議員は「浄水装置もなかったし、多くの暖房装置も見当たらなかった」と述べた。
議員らは「虚偽報告の可能性が高くなった」と指摘し、9日午後の予算委員会などで追及していく方針。
[9日13時52分更新]
事務所費問題 松岡農水相、光熱水費の具体的な中身の説明避ける
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20070309/20070309-00000730-fnn-pol.html
松岡農林水産相は、閣議後の会見で、光熱水費の具体的な中身の説明を避けた。
松岡農水相は「確認いたしましたところですね、適切に報告をしていると、そういうことでございまして」、「それ以上ということになれば、現行法制が求めていないことになっておりますので、その開示については、差し控えさせていただきたい」と述べた。
また9日朝、民主党議員が事務所を視察したことについて、「急に聞いた話」としてコメントを避けたうえで、「適切に報告している」と繰り返した。
[9日12時15分更新]
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/09(金) 19:07:51
松岡事務所を民主議員「急襲」 「浄水器ないじゃない」
2007年03月09日13時11分
http://www.asahi.com/politics/update/0309/006.html
松岡農林水産相の資金管理団体の光熱水費問題の裏付けを取ろうと、参院会派「民主党・新緑風会」の芝博一議員ら4人が9日朝、同団体が事務所にしている松岡氏の議員会館の部屋を突然「視察」し、秘書と押し問答になった。
議員会館は光熱費や水道代がかからないのに、同団体は05年分の光熱水費として約507万円を計上。松岡氏は参院予算委員会で「水道は『何とか還元水』とかいうものを付けている」などと釈明したが、「適切に報告している」と繰り返し、詳細な説明は拒んだ。
「浄水器、付いていないじゃない」「個別メーターも見あたりませんね」。事務所を訪れた芝氏らは、水道がある入り口付近を見渡し、秘書に説明を求めた。「本人がおりませんので……」と秘書が対応すると「本人がいなくたって分かる」と詰め寄った。
一方、松岡氏はこの日の閣議後会見で、光熱水費問題について「いま水道水を飲んでいる人、ほとんどいない」と発言したが、詳しい説明は避けた。
「誰が見てもおかしい」 松岡氏光熱費で自民党紀委員長
2007年03月09日16時36分
http://www.asahi.com/politics/update/0309/013.html
自民党の笹川堯党紀委員長は9日、松岡利勝農水相が無料であるはずの議員会館の光熱水費を政治資金収支報告書に計上した理由を「還元水、暖房(代)など」と説明したことについて「頑張ってもシロにならない。ただのところにかかっているのは誰が見たっておかしい」と批判した。
また、笹川氏は「わたしも毎日還元水を飲んでいるが、1台20万円だ。1度付けると5年や6年持つ」と指摘した。党本部で記者団の質問に答えた。(時事)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/09(金) 19:09:32
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松岡農相:新たな疑惑「光熱水費」 年間500万円計上
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070309k0000e010060000c.html
不明朗な事務所費支出、政治資金収支報告書不記載に続き、松岡利勝農相に「光熱水費」という新たな疑惑が持ち上がっている。松岡農相の東京の事務所は、電気代も水道代も公費で負担している議員会館しかないのに、資金管理団体に年間500万円前後を計上している。松岡農相は「(光熱費がかさむのは)ナントカ還元水のようなもの。確認して必要ならお答えをしたい」と国会で述べたが、9日の閣議後会見では「適切に報告している」と繰り返すばかりだった。
松岡農相の収支報告によると、ただのはずの議員会館に05年は約507万円の光熱水費がかかっている。同年、熊本県菊陽町のテナントビルに入居する自民党熊本県第3選挙区支部(代表=松岡農相)の光熱水費は約38万円、熊本県内に3カ所の事務所を賃借している松岡利勝後援会は約66万円だ。
政治資金規正法施行規則による光熱水費とは「電気、ガス、水道の使用料及びこれらの計器使用料等をいう」を指す。「事務所の維持に通常必要とされるもの」と定義が不明確な事務所費と比べれば極めて明快で、不正な支出を組み込む余地は少ないとみられている。実際、東京の事務所が議員会館以外にない議員の多くは光熱水費「ゼロ」と報告している。
この日の閣議後会見では、報道陣から「1本5000円の(ボトルの)水を飲んでいて、それを計上していると聞いているが」と質問が飛んだ。松岡農相は「内容に関することなので差し控えたい」「今、水道水を飲んでいる人はいないでしょう」などとはぐらかし、公務を理由に約15分で会見を打ち切った。「ナントカ還元水」とは、浄水器のようなものを指そうとしているとみられる。
松岡農相の地元事務所の内情に詳しい男性は8日「光熱費がそれほどかかるとは思えない。表に出せないカネの処理に回った可能性もあるのではないか」と述べた。政治アナリストの伊藤惇夫さんは「あまりにずさんな会計処理としか言いようがない。明らかにうそだと分かって強弁を繰り返すなら、大臣の資格はない」と語った。
窮地に追い込まれた松岡農相だが、安倍晋三首相は8日夕、記者団に「法令にのっとって報告していると松岡大臣は答弁している。大切なのは法令にのっとっていること」とかばった。【青島顕、山田宏太郎、北川仁士】
◇「適切に報告」繰り返す 閣議後会見で
松岡利勝農相は9日の閣議後会見で、光熱水費の不明朗支出について、「(参院)予算委員会で答弁した通りで、適切に報告していることを確認した。現行の法制度ではそれ以上の内容にわたる報告を求めているわけではなく、報告することは控えたい」と繰り返し述べた。
報道陣から「1本5000円の(ボトルの)水を飲んでいて、それを計上していると聞いているが」と問いかけられると、農相は「内容に関することなので差し控えたい」「今、水道水を飲んでいる人はいないでしょう」などとはぐらかした。
報道陣の質問が続いたが、公務を理由に約15分で会見を打ち切った。【北川正士】
◇不明朗な事務所費、政治資金収支報告書未記載…疑惑次々
松岡農相は就任前後から、次々に疑惑が表面化している。農相の資金管理団体は、賃料のかからない議員会館にしか事務所がないのに、05年に3359万円▽04年3166万円▽03年2632万円の事務所費を計上していた。地元・熊本県にある政治団体「松岡利勝後援会」も05年に4023万円の事務所費を計上していた。
福岡県警の捜索を受けた資産管理会社の関連団体WBEF(福岡市)からパーティー券を購入してもらったが、政治資金収支報告書に報告していなかった。今年1月には、この団体のNPO認証に絡み、昨年3月に秘書が内閣府に審査状況を照会していたことも明るみに出た。
◇水道の蛇口に浄水器見当たらず 民主党議員が確認
民主党の芝博一、蓮舫両参院議員は9日朝、松岡農相の議員会館の事務所を予告なしに訪ねた。松岡農相は5日の参院予算委で高額の光熱水費の使途について「ナントカ還元水や暖房が含まれる」などと答弁しており、確認するのが目的だった。
秘書は「本人が不在で対応できない」などと入室させなかったが、水道の蛇口に浄水器などは見当たらなかった。
毎日新聞 2007年3月9日 12時24分 (最終更新時間 3月9日 14時45分)
1001
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/09(金) 19:38:12
久間防衛相も返金 「違法献金」指摘受け
2007年03月09日19時25分
http://www.asahi.com/politics/update/0309/020.html
久間防衛相が代表を務める自民党長崎県第2選挙区支部が、04年に厚生労働省の補助金交付決定を受けた医療法人から04〜05年に計12万円の献金を受けていた問題で、久間氏の事務所は9日、「交付決定を受けていたことは知らなかったが、明らかにこちらのミス」として、全額を返金したことを明らかにした。
政治資金規正法は、国の補助金を受けた法人について、交付決定から1年以内の政治献金を禁じている。安倍首相が代表を務める党支部も同様の問題を指摘され、返金したことを事務所が明らかにしている。
1002
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/09(金) 19:43:24
安倍首相の団体に違法献金疑惑 共産が指摘
2007年03月09日19時37分
http://www.asahi.com/politics/update/0309/022.html
安倍首相が代表を務める自民党山口県第4選挙区支部が02年1月、県内のメーカーから50万円の献金を受けていたと政治資金収支報告書に記載されていることが9日の参院予算委員会で取り上げられ、共産党の井上哲士参院議員が国の補助金を受けた法人からの政治献金を1年間禁止している政治資金規正法に抵触する疑いがあると指摘した。
井上氏は、同社は01年7月、経済産業省の補助金交付決定を受けていたと指摘。安倍首相は「会計責任者に問い合わせてみなければ答えようがない」と答弁した。
また、井上氏は、関係者から入手したという同社の社長名で同年4月に発信されたとされる電子メールに、当時の日本道路公団関連の財団法人への機械納入をめぐり、「内閣筋から直接、財団の理事クラスに当社機を推薦するよう要請して頂いた。訪問には秘書も同行する」と書かれていたと指摘した。
そのうえで、社長が安倍首相の後援会幹部を務めており、当時は安倍首相が内閣官房副長官だったことから、「内閣筋」は安倍首相だという前提にたって「社長の依頼を受けて財団に要請したのではないか。献金は口利きの謝礼と思わざるを得ない」とただした。「内閣筋」が安倍首相だとする明確な根拠は示されなかった。
安倍氏は「勝手な決め付けをしている。極めて心外だ」と反論した。
1003
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/09(金) 20:45:12
宝塚市長の宗教行事公用車問題:「あくまで公務」 市議会委、論議は平行線 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070309ddlk28010321000c.html
宝塚市の阪上善秀市長が06年5月、大阪府茨木市の宗教法人本部であった行事に公用車で参加した問題が8日、市議会予算特別委員会で取り上げられた。古谷仁市議(社民)が「紛れもない宗教行事。公用車で行くのは憲法の政教分離に反する」と追及したが、阪上市長は「宗教行事ではなく、あくまでも公務だ」と主張。論議は平行線をたどった。
一方、江原和明市議(公明)が「宗教関連の活動に参加する時は慎重であるべきだ」と問うたのに対し、阪上市長は「慎重に検討したいと答えた。【田畑知之】
〔阪神版〕
毎日新聞 2007年3月9日
1004
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/10(土) 09:49:07
県議会が辞職勧告 知事は続投表明 “想定内”の再び 讀賣広島
藤田知事の元後援会事務局長による政治資金規正法違反事件をめぐり、知事への2度目の辞職勧告決議案が可決された9日、決議案を提案した最大会派・自民党議員会の幹部らは「知事に対する議会の意思表示だ」と自賛した。しかし、法的拘束力を持たない辞職勧告の再決議は知事、議会とも“想定内”といえ、県議選を控えた議会は、セレモニーの雰囲気すら漂った。
午前8時―。自民党議員会(28人)のメンバーが広島市中区のホテルに集まった。8日夜にも同じホテルで会合を開いたが、辞職勧告と不信任決議のどちらを提案するかで議論は平行線をたどった。一夜明けた朝食会は40分で終了。松浦幸男幹事長は報道陣に、「辞職勧告を出す」と話した。
ある若手議員は解説する。「100%不発のミサイル(不信任決議)よりも、絶対に命中するピストル(辞職勧告決議)を選んだということだ」
ベテラン議員は本音を漏らす。「自分たちは選挙で県民の審判を受ける。もう一度、だめ押しで知事にノーと言ってやれば選挙で有利になる」
同9時過ぎ―。公明党議員団(6人)は党議を開き、「知事は真相解明の努力はしたと思うが、結果的に説明責任を果たしてない」(安木和男団長)と辞職勧告に同調することを決めた。
一方の知事派・自民党刷新会(14人)。控室のメンバーは辞職勧告の提案に動じる様子もなく、反対を決めた。「知事は真相を説明しようとしたが妨害された。それで辞職を求めるのは矛盾するのではないか」。林正夫会長は知事の発言に警告文を送るなどした自民党議員会を批判した。
午後1時―。本会議は2時間半遅れで開会し、予算案などの採決が始まった。
同2時45分―。松浦幹事長が辞職勧告決議案の提案理由を読み上げた。「知事の道義的、政治的責任はもはや免れられない」
これに対し、民主県政会の蒲原敏博会長が反対討論。「辞職勧告は選挙を意識したパフォーマンスそのもので、県民を欺く行為だ」
議席からすかさず、「詭弁(きべん)だ」「いい加減なことを言うな」といった怒声が飛んだ。
同3時―。採決。「起立多数であります」。藤田知事は自民党議員会以外の会派の議員が座る席を一瞬見ると、すぐに手元の資料に視線を落とした。
閉会のあいさつで、藤田知事は短く語った。「私の後援会問題については、引き続き真相解明に向け、努力を続けてまいりたいと思います」。〈続投表明〉にはヤジ一つ飛ばず、議会はそのまま閉会した。
同3時20分―。藤田知事は記者会見で自民党議員会などを批判した。「私に真相解明の努力をしてほしくない人がいるのではないか」
同4時半―。新田篤実議長も続いた。「不信任案ならともかく、常識のない行為だ。恥ずかしい」。これに対し、賛成したある議員は淡々と語った。「我々は意思表示できればいい。本当に辞めるかは知事自身が決めることだ」
◇
県議会は、過去の知事選で対策費を受け取ったとされる現職県議名の開示などを求めた県議会の再請求を地検が不許可にしたことについて、取り消しを求める準抗告を行う議員提案を全会一致で可決した。
県議会が閉会
定例県議会は9日、2007年度一般会計当初予算案や、2人目の副知事に総務部長の城納(じょうのう)一昭氏(59)、関靖直教育長の後任の教育委員に榎田(えのきだ)好一氏(58)を任命することに同意する議案など83議案を原案通り可決、閉会した。
(2007年3月10日 読売新聞)
1005
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/10(土) 09:52:18
贈賄有罪の相良村長 議会が“続投”支持
不信任案を否決「村民の声を反映」 讀賣熊本
相良村議会(定数12、欠員1)の定例会が9日始まり、助役選任を巡って贈賄罪に問われ、2月26日に熊本地裁で懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けて控訴している矢上雅義村長に対する不信任案が提案され、賛成4、反対7で否決した。
不信任案は、徳田正臣議員が賛成議員2人と発議し、「村政の混乱は非常に深刻で、これ以上長期化すれば村民利益の損失は計り知れず回復は困難。政治的・道義的責任を感じることもなく自ら辞職の意思がない」と提案理由を説明。友田政春議員が「司法の判断を真摯(しんし)に受け止めるべき」と賛成討論し、反対討論はなかった。採決は議長も含む11人の無記名投票で行われた。
矢上村長は議場で「改めて議会からの信任を得たものと受け止め、全力で村政に取り組む」と述べた。矢上村長は一貫して無実を主張している。
議会終了後、反対した生駒浩一議員は「村長に頑張ってほしいという村民の声や私の考えで反対した。否決は村民の声を反映した結果」、徳田議員は「残念。与党議員にも賛成してもらいたかった」と話した。
(2007年3月10日 読売新聞)
1006
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/10(土) 10:05:02
政治献金:補助金受給者から受ける 安倍首相の党支部
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070310k0000m010133000c.html
安倍晋三首相が代表を務める自民党支部が02年、国の補助金を受けた会社から50万円の献金を受けていたことが分かった。9日の参院予算委員会で井上哲士氏(共産)が「政治資金規正法に抵触するのではないか」と指摘。安倍首相は「(献金先が)補助金を受けているかどうかは確かめようがない」と答えた。
規正法は、1年以内に国の補助金の交付決定を受けた法人から献金を受けることを禁じている。党支部は02年1月、山口県下関市のリサイクル機器会社から献金を受けたが、この会社は01年7月に経済産業省の補助金交付決定を受けていた。
さらに井上氏は、この会社の社長が発信したとされる電子メールをもとに、01年に製品を旧日本道路公団の関連財団へ売り込む際、官房副長官だった安倍首相が口利きをしたのではないか、と追及。安倍首相は「まったく記憶がない。極めて心外だ」と答えた。
社長は9日夜「メールに書かれたアドレスは当時使っていたものではなく、ありえないメールだ」と話した。【青島顕、取違剛】
毎日新聞 2007年3月9日 22時27分 (最終更新時間 3月9日 22時38分)
1007
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/10(土) 10:19:21
松岡農水相の光熱費問題、論戦沸騰
2007年03月10日06時49分
http://www.asahi.com/politics/update/0310/003.html
松岡農林水産相の光熱水費問題が、事務所費の問題に代わって「政治とカネ」をめぐる論戦の焦点になってきた。1年間で507万円を計上した合理的な説明が難しく、松岡氏も国会答弁で窮する場面が目立つ。対する民主党は事務所費問題では「詳細な公表」を求めるだけだったが、光熱水費問題では「虚偽報告の可能性が極めて濃い」と攻勢を強めており、与党内にはじわり危機感も広がり始めている。
●松岡氏、苦しい答弁続く
松岡農水相の9日の記者会見は、こんなやりとりが続いた。
記者「大臣が1本5000円の水を飲んでいるという話もある」
松岡氏「まあ内容にかかわることですから、そこまで報告するのはちょっと差し控えたい」
事務所費問題で強気を通した松岡氏だが、光熱水費問題では歯切れが悪くなる。
松岡氏の資金管理団体は、電気代や水道代のかからない議員会館を事務所としながら、05年に光熱水費として507万円を使ったと届け出た。
政治資金規正法施行規則では、幅広い経費を含む「事務所費」と違って、「光熱水費」は「電気、ガス、水道の使用料」などに限られる。与党にも「どんな高級な水を飲んだら500万円もかかるのか」(参院自民党幹部)という疑念が広がるのも無理もない。
さらに、松岡氏は資金管理団体の事務所を「議員会館だけ」と説明してきたため、今さら「ほかの事務所の電気代や水道代を計上した」と言い逃れもできない。この問題を民主党から初めて指摘された5日の参院予算委では「水道は『何とか還元水』とかをつけている。暖房なりなんなり、別途そういうものも含まれる」と苦しい答弁に終始した。
その後、松岡氏はだんまりを決め込み、9日の参院予算委では「適切に報告した」の一点張り。この答弁をみて、自民党執行部の一人は「もう逃げられない」と語り、公明党幹部も「守りきれるか分からない」と突き放した。口を閉ざし辞職で幕引きをはかった佐田玄一郎前行革担当相や角田義一前参院副議長のケースと似てきた――そんな受けとめも出始めた。
●民主は事務所急襲作戦
民主党は、松岡氏と伊吹文科相の事務所費問題で、自民党を攻めあぐねた。衆院予算委員会で使途の公表を迫っても、松岡氏には「各党が合意すれば」と拒まれ、伊吹氏には「(公表すれば)ルールが崩れるので我慢する」と開き直られた。
事務所費で10億円超の不動産を取得した小沢代表の問題で反撃され、もたつく間に予算審議も打ち切られた。それだけに参院審議で浮上した松岡氏の光熱水費問題に対する意気込みは強い。
水道や電気代の問題は「議員会館を訪ねれば一目瞭然(りょうぜん)」(参院議員)の攻めやすいテーマ。「還元水の装置や電気ストーブが100個も置いてあるのか」(小川敏夫参院幹事長)というわけだ。
実際、民主党参院議員の芝博一氏や蓮舫氏らは9日朝、予告なしに議員会館の松岡事務所を訪問し「浄水器、ついてないじゃないか」。その後、記者団に「浄水装置もなかったし、多くの冷暖房装置も見あたらなかった。光熱費が虚偽報告である可能性が高くなった」。この「急襲」について、参院予算委メンバーは「数では与党に勝てない。世論を盛り上げて辞任に追い込みたい」と鼻息が荒い。
鳩山由紀夫幹事長は9日の記者会見で「はぐらかす答弁を続けるのなら証人喚問を求める」と語気を強めた。
一方、松岡氏をかばう安倍首相は9日夜、「松岡大臣は法令にのっとって処理をしていると、答弁しているし、そのように報告を受けている」と記者団に語った。議員会館に浄水器が見あたらなかったことについては「ま、どうですかね。私が見たわけでは」とかわした。
1008
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/10(土) 10:50:04
松岡農相:光熱水費問題 首相擁護に野党攻勢 自民党内でも批判
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070310ddm002010032000c.html
松岡利勝農相は9日の参院予算委員会で、自らの資金管理団体が無償のはずの光熱水費を政治資金収支報告書に計上していた問題に関し詳細な説明を拒否した。安倍晋三首相もこうした対応を擁護。野党側は「安倍内閣は隠ぺい体質」として攻勢を強めている。
「必要な報告はすべて適切に行っている。それ以上の報告は、現行の法制度が求めていないので差し控えたい」。松岡農相は、浅尾慶一郎氏(民主)が、東京には議員会館しか事務所がないのに01〜05年の5年間で計約2880万円の光熱水費を計上した問題を追及すると、「不明朗」な答弁に終始した。首相も、政治資金規正法に沿った対応をしているとの説明を繰り返すだけだった。
野党側が光熱水費の内訳を追及するのは、農相自身が5日の参院予算委で「何とか還元水や、暖房とか別途そういうものが含まれる」と釈明し、「確認して必要な範囲で答える」と答弁したためだ。しかしその後は「確認したが適切だった」の一点張りだ。
ただ、自民党内でも「(光熱水費が)かかっているのは誰が見たっておかしい。私も毎日還元水を飲んでいるが、1台20万円だ」(笹川尭党紀委員長)との批判があり、この問題は安倍内閣の足元を脅かす火種となりそうだ。【谷川貴史】
毎日新聞 2007年3月10日 東京朝刊
松岡農相:光熱水費問題 「水道水」発言、農水省に苦情電話が7本
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070310ddm002010020000c.html
松岡利勝農相が9日午前の閣議後会見で、議員会館事務所の「光熱水費」をめぐり「今、水道水を飲んでいる人はほとんどいない」と発言したことに対し、農水省に同日、苦情電話が7本あった。「水道水を飲んでいる人もいるのに」「浄水器を買えということか」などの内容だったという。
一方、松岡農相は10日に予定していた愛知県田原市の酪農家の視察を急きょ取りやめた。「9日になって本省から、急な国会対応のため中止すると連絡があった」(東海農政局)という。光熱水費問題でのメディアの取材を避けるため、公の行動を控えたとの見方も出ている。【位川一郎】
毎日新聞 2007年3月10日 東京朝刊
1009
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/10(土) 11:17:15
「松岡農水相、浄水器どこに?」 民主党、追及強める 光熱費問題 2007/03/10 08:20
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070310&j=0023&k=200703091399
松岡利勝農水相の資金管理団体が、光熱水費無料の議員会館に事務所を置きながら多額の光熱水費を計上していた問題で、民主党は九日、事実確認のため直接、事務所を視察したほか、参院予算委員会で取り上げるなど追及姿勢を強めた。「ただなのになぜ経費が生じるのか」という素朴な疑問があるだけに、与党内でも困惑が広がっている。
民主党の芝博一、蓮舫氏ら参院議員四人は同日朝、松岡氏が光熱水費に含まれると主張した「何とか還元水(の装置)や暖房(機器)」を確認する目的で、松岡氏の事務所を訪問。予告無しだったため、秘書と押し問答になった。芝氏は訪問後、記者団に「見た限り、浄水装置も冷暖房装置もなかった」と虚偽記載の可能性を指摘した。
同党は同日午後の参院予算委でも浅尾慶一郎氏がこの問題を追及したが、松岡氏は「適切に報告している。それ以上の報告は現行法では求められていない」と繰り返し、説明拒否の姿勢に終始。民主党の鳩山由紀夫幹事長は同日の記者会見で「このままデタラメの答弁を続けるなら、偽証罪に問えるよう証人喚問を求める」と強調した。
一方、松岡氏の問題では自民党の笹川尭党紀委員長も九日、記者団に「誰が考えてもおかしい。がんばらないと『白』にはならない」と指摘。同党幹部も「すぐ謝ればいいのに、初動で間違えた」と突き放している。
松岡氏の資金管理団体は二○○五年までの五年間で、光熱水費計二千八百万円余りを計上した。
1010
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/10(土) 17:37:36
光熱水費に不自然さ 松岡農相の資金管理団体 '07/3/10
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200703100184.html
松岡利勝農相の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」が、光熱水費無料の議員会館に事務所を移転した一九九五年以降、光熱水費が急激に増え同年の百二十二万円から、ピークの二○○二年には七百七十九万円と約六・四倍に達していることが十日、政治資金収支報告書で分かった。
○五年までの十一年間の合計は四千四百七十六万円にも上る。光熱水費は大きく変動しないのが通常で、松岡氏の場合は不自然な増え方を示していた。国会内外で、光熱水費の使途の詳細について説明責任を果たすよう松岡氏に求める声が高まりそうだ。
報告書によると、懇話会は九○年六月、東京都江東区内に設立。同年の光熱水費は七万六千円だった。九一年は七十九万円、その後徐々に増え、九四年は百十八万円を計上した。
九五年一月には議員会館への移転届を国に提出。翌年は二百二十一万円と九五年の約一・八倍になり、○二年は約六・四倍に急増した。○三年は四百十六万円に減少したが、○四年は五百十八万円、○五年は五百七万円となっている。
松岡氏は五日の参院予算委員会で光熱水費の使途について「確認して必要な範囲で答えたい」と答弁したが、九日の記者会見では「確認したところ、適切に報告している。内容に関することは差し控えたい」とした。
政治資金規正法施行規則は、光熱水費を「電気、ガス、水道の使用料及びこれらの計器使用料など」と規定。家賃のほか切手代や電話代などを計上できる事務所費に比べ、使途が限定されているが、事務所費と同様に領収書の添付や明細の記載は必要ない。
懇話会の光熱水費をめぐっては五日、参院予算委で民主党議員が追及。その後、○五年までの五年間の光熱水費が計約二千八百八十万円に上ることが判明した。
1011
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/11(日) 08:36:42
都知事の政治資金巡り告発状 石原氏は全面否定
2007年03月11日06時01分
http://www.asahi.com/national/update/0310/TKY200703100195.html
東京都の石原慎太郎知事(74)が05年9月、都内の料亭で支援者らから現金2000万円を受け取ったのに、自らの政治団体の政治資金収支報告書に記載しなかったとして、都内の自営業男性(57)らが、石原知事と、政治団体の会計責任者を務める知事特別秘書(57)の2人について、政治資金規正法違反の疑いで刑事告発状を東京地検に提出したことがわかった。石原知事は会合への出席は認めたが、現金の授受は全面的に否定している。
告発人の男性は、会合の出席者からも現金授受に関する証言を得ているという。
告発状によると、石原知事は05年9月、東京・銀座の老舗(しにせ)料亭で、元衆院議員や支援者ら計3人が用意した現金2000万円を受け取った。現金は焼酎の2箱に1000万円ずつ分けて入れられ、元衆院議員が知事に手渡し、知事は2箱が入った紙袋を持ち帰ったとしている。
政治資金規正法は、年間5万円を超える寄付を受け取った場合、寄付者の氏名や金額などを記載することを義務づけている。だが、石原知事関連の政治団体の05年分の報告書には、この2000万円は記載されていない。
石原知事はこれまで、朝日新聞などの取材に対し、元衆院議員の招きで料亭で会食したことは認めたが、「もらうはずがない」と現金の授受を否定。元衆院議員も「焼酎は渡したが、現金など渡すわけがない」と話している。
1012
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/11(日) 23:14:55
松岡農相の証人喚問要求 野党4党が一致
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007031101000241_Politics.html
野党4党の幹事長・書記局長は11日、テレビ朝日の番組にそろって出演し、松岡利勝農相の資金管理団体の光熱水費問題に関して、松岡氏の証人喚問を求めていくことで一致した。
民主党の鳩山由紀夫幹事長は「証人喚問ならば偽証罪にも問えるので野党一致して求めていきたい」と連携の必要性を指摘。共産党の市田忠義書記局長は「不信任案も出すし、証人喚問も必要だが、安倍晋三首相の任命責任も重い」と松岡氏の罷免を求める考えを強調した。
社民党の又市征治幹事長は「刑事告発を含め考えたい」とし、国民新党の亀井久興幹事長は「(通常の)国会の質問では本当のことは分からないので証人喚問が必要だ」と主張した。
1013
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/12(月) 20:16:29
農水相の光熱水費問題「民間では許されぬ」 御手洗会長
2007年03月12日19時22分
http://www.asahi.com/politics/update/0312/008.html
日本経団連の御手洗冨士夫会長は12日、松岡農林水産相の政治資金管理団体による光熱水費問題に関連して、国会議員が光熱水費の領収書を添付しなくても済む現行法制度について「私は経理出身の企業家だが、(民間とは)ずいぶん違う世界。我々では絶対に許されない」と述べ、政治資金規正法を改正するなどして経費の透明性を高めるよう求めた。
松岡農水相の光熱水費を巡る説明については「政治とカネは透明性が高くないといけない。ああいう問題が起きたとき、明確に国民に説明することが絶対に必要だ」と強調した。
また、親会社の株式を対価にして合併できる「三角合併」が、当初予定された方式で5月に解禁されることに決まったことについては、「実施される中で見守りたい」とした。政府・与党が、親会社についての情報開示や外国為替法による規制の強化、企業合併・買収(M&A)法制の見直しの方針を示したことは「高く評価したい」と述べた。
1014
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/13(火) 09:46:49
学歴 各党ピリピリ 民主・公明 証明書で確認 讀賣埼玉
統一地方選前半(県議選、さいたま市議選)が30日に告示されるのを前に、各党は立候補予定者の「学歴」に神経をとがらせている。
自民党の深井明幹事長は12日朝、党県連で行った公認・推薦証授与式で「自分が卒業した時の学校名で書かないと、それも学歴詐称になる。きちんと報告してほしい」と立候補予定者らにわざわざ注意を促した。
ただ、県議選だけでも63人の立候補予定者がいるだけに、県連で全員の学歴の事実関係を確認するのは困難。そのため、「(公認申請する)各支部長を信頼するしかない」(深井幹事長)のも実情だ。県議選に21人を擁立する共産党県委員会も、「学歴が投票の判断材料の多くを占める訳でもない。本人が書いてきた経歴を信頼するしかない」との立場だ。
一方、民主、公明両党は立候補予定者に証明書などの提出を“義務”づけている。
民主党県連は原則すべての立候補予定者に、最終学歴の証明書を提出させている。ただ、証明書を入手するのが難しいなどの理由がある場合には、同窓会名簿などで代用することも認めている。秦哲美副代表は「学歴を詐称するような人は立候補を目指さないと考えていた。今後、初めて公認申請する人は(全員学歴を)確認する」としている。
民主党はすでに、今回の県議選で公認した女性候補予定者が学歴を「私大中退」と偽ったことで公認を取り消す事態が起きている。それだけに、より過敏になっているようだ。
公明党県本部も卒業証明書の提出を求め、党が確認している。
公職選挙法235条は、候補者が身分や経歴などで虚偽事項を公表した場合、2年以下の禁固または30万円以下の罰金と定めている。
(2007年3月13日 読売新聞)
1015
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/13(火) 18:37:04
松岡農水相の説明「私にはわからない」 高市特命相
2007年03月13日11時41分
http://www.asahi.com/politics/update/0313/010.html
松岡農林水産相の資金管理団体が多額の光熱水費を計上していた問題で、高市内閣府特命担当相は13日午前の記者会見で「(松岡氏の説明は)私自身もわかんないです。『なんとか還元水』をいくらぐらいのものを使っているか(を公表する)だけでもずいぶん違う。わかりやすくお話しされたら国民も納得されるのでは」と語った。
一方、松岡氏は同日の会見で、浄水器やミネラルウオーターの費用が入っているかどうかについて「報告の具体的内容にかかわることで、法律で求められていることを超えたものになるので、今の段階では差し控えさせていただきたい」と語った。
一方、民主、社民、国民新の野党3党の幹事長は13日朝、都内で会談し、3党共同で松岡氏の光熱水費問題の疑惑解明チームを設置し、松岡氏の証人喚問も視野に、徹底追及と辞任要求をしていくことで一致した。
「5千円」不自然でない 農相の飲料水?で塩崎氏
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007031301000474_Politics.html
塩崎恭久官房長官は13日午後の記者会見で、松岡利勝農相の不明朗な光熱水費をめぐり、松岡氏が飲んでいると一部で指摘される500ミリリットルで5000円という水の値段について「それは人による。値段は価値を見いだす人によって決まってくる。どういう価値を見いだすかという問題だ」と述べ、不自然さは感じないとの認識を示した。
松岡氏の「今どき、水道水を飲んでいる人はほとんどいない」との発言についても、「好みの問題を言っているのではないか」と擁護した。
高市早苗沖縄北方担当相が記者会見で「今の説明では私自身も分からない」と松岡氏の説明不足を指摘したことに関しては、「政治家の政治資金規正法にのっとった報告ですから、政府がコメントすることではない」と述べるにとどまった。
1016
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/13(火) 18:38:22
農相の罷免や辞任必要なし 首相、参院予算委で明言
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007031301000484_Politics.html
参院予算委員会は13日午後、「農業と食の安全」に関する集中審議を行った。安倍晋三首相は、資金管理団体の多額の光熱水費計上が批判を浴びている松岡利勝農相について「今後とも職責を果たすことで国民の信頼を得る努力をしてもらいたい」と述べ、罷免や辞任の必要はないとの考えをあらためて明言した。
農相の答弁に関し、首相は「農業の政策分野について相当な見識があることを証明した」とも指摘した。民主党の小川勝也氏が「農相を辞めさせるつもりはないのか」と罷免を求めたのに答えた。
一方、松岡農相は光熱水費の内訳を公表することを重ねて拒否、「決して答える気がないとか、拒否しているわけではない。各党、各会派で公表の基準などを決めてくれれば率先して答える」と釈明した。
1017
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/13(火) 20:00:42
こういうタイミングでFACが進展すればアウトなんだろうけどな。
苦しい答弁続く松岡農水相=与党内に懸念広がる−光熱水費問題
http://www.jiji.com/jc/s?k=2007031300994
無料のはずの議員会館事務所の光熱水費を多額計上していた松岡利勝農水相が、苦しい答弁を続けている。野党側は連日、「虚偽記載ではないか」と集中砲火。ここにきて与党内からも、「(適切に処理しているなら)説明した方がいい」(片山虎之助参院自民党幹事長)などと説明責任を果たすよう求める声が出始めた。
「最近の松岡氏をめぐる報道にうんざりしている」。13日の参院予算委員会では、自民党の山東昭子氏からも苦言が飛び出した。公明党の渡辺孝男氏も「国民の目線から見てさらに十分な説明責任を」と、渋る松岡氏に詳細の公表を促した。
議員会館を事務所とする松岡氏の資金管理団体が、政治資金収支報告書に計上した光熱水費は5年間で計約2800万円。松岡氏は「還元水や暖房代など」と説明しているが、身内の自民党内ですら「党や内閣のイメージにはプラスではない」(片山氏)などと懸念が広がっている。
当の松岡氏は同日の予算委でも、政治資金規正法の見直しをめぐる与野党協議が進まないことを見越して「法律の運用、在り方にかかわるので、各党各会派でその基準が決まればしっかり答えたい」と逃げ切りを図った。安倍晋三首相も「松岡氏は法令にのっとって報告していると答弁している」と擁護する姿勢を変えていない。予算委の民主党の追及が迫力不足だったこともあり、同日夕に開かれた自民党の中川秀直幹事長、二階俊博国対委員長らの会議では「民主党は不発だった。ヤマを越えたどころかそもそもヤマはなかった」と余裕の声も漏れた。ただ与党内では、このまま松岡氏が何の対応も取らなければ、ようやく下げ止まり感が出てきた内閣支持率を再び押し下げ、統一地方選や参院選にも悪影響を与えるとの懸念は強い。公明党幹部の一人は「これ以上何か出てきたら、かばい切れない」と語った。
1018
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/13(火) 20:36:36
片山氏 光熱水費の内訳説明を
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/03/13/k20070313000141.html
自民党の片山参議院幹事長は、記者会見で、松岡農林水産大臣の資金管理団体の光熱水費をめぐる問題について、松岡大臣がその内訳を示し説明責任を果たすことが望ましいという考えを示しました。
松岡農林水産大臣は、みずからの資金管理団体が光熱水費などがかからない国会の議員会館に事務所を置きながら多額の光熱水費を計上していることについて、政治資金規正法では費用の内訳の報告は求められていないとして、内訳を明らかにする考えはないとしています。これについて、片山参議院幹事長は「法律では求めていないが、説明責任という意味では、適切だとしている中身を明らかにしたほうがいい」と述べ、松岡大臣が光熱水費の内訳を示すことが望ましいという考えを示しました。そのうえで、片山氏は、民主党などが衆・参両院で松岡大臣の証人喚問を要求することを決めたことについて「野党側がすぐに証人喚問を要求するのはいかがなものか。ただ、証人喚問の扱いは松岡大臣が所属している衆議院で対応するのが筋だ」と述べました。
1019
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/14(水) 07:26:26
光熱水費:民主・中井元法相が虚偽記載 286万円分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070314k0000m040126000c.html
中井洽(ひろし)元法相(民主、衆院比例代表東海ブロック)の資金管理団体が05年に計上した286万円の光熱水費について、元法相の事務所は13日、電話代や花代など別の費目の経費を付け替えて虚偽に記載していたことを明らかにした。政治資金収支報告書の虚偽記載を禁じた政治資金規正法に抵触する可能性がある。会計責任者は「本当はゼロ。慣例的にやっていた。(収支報告書を)訂正したい」と少なくとも数年間の報告が虚偽だと認めた。
資金管理団体「洽和(こうわ)会」は電気代や水道代を公費で負担している議員会館にしか事務所がないのに、04年236万円▽03年546万円など01〜05年の5年間で1850万円の光熱水費を計上した。
会計責任者は05年について「議員会館から地元の三重県への電話代、慶弔の花代、議員連盟の会費、タクシー代などを計上していた。(前任者から)引き継いだので数年間はやっている」と明かした。01年分から会計責任者となっており虚偽記載が長年続いている可能性があるが、どこまでさかのぼって訂正するかは「いま調べている」と話した。中井元法相自身の関与については「議員から指示はなかった。詳しいことは知らないと思う」と否定した。
中井元法相は「私は分からない。秘書(会計責任者)からは、前任者のころから同じように処理していて、訂正すると聞いている。領収書はあるし、違法ではないのではないか」と話した。
政治資金規正法によると、収支報告書の虚偽記載は5年以下の禁固または100万円以下の罰金に問われる。
光熱水費を巡っては、同様に議員会館にしか事務所がない松岡利勝農相の資金管理団体が05年に507万円など、01〜05年の5年間に計2880万円を計上していたことが明るみに出ている。【青島顕】
毎日新聞 2007年3月14日 3時00分
1020
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/14(水) 08:04:02
松岡農相の光熱水費問題、政府・与党も「説明責任」
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070314AT3S1302313032007.html
松岡利勝農相の光熱水費問題を巡り政府・与党内にも説明責任を果たすよう求める声が出始めた。のらりくらりとかわしてきた農相が発言の矛盾を突かれ、詳細な説明を拒む姿勢に転じたためだ。民主など野党陣営は攻勢を強めており、早期に辞任しない場合、証人喚問を求める方針で一致。刑事告発も検討している。
問題視されているのは農相の政治資金管理団体が2001年から5年間に計上した約2880万円の光熱費・水道代だ。事務所所在地は衆院議員会館。光熱費などは無料で、つじつまが合わないと指摘された。
「早く職務に専心できるよう姿勢を正してほしい」。13日、参院予算委員会の農業と食の安全に関する集中審議。自民党の山東昭子氏は農相にこう注文を付けた。
だが、農相は「報告している以上のことは各党で基準が決まれば対応したい」との言い回しで内訳の公開を拒否。辞職要求も突っぱねた。
安倍晋三首相は「法律にのっとって報告している」と擁護。同日の予算委では「法律に従い」と繰り返した。塩崎恭久官房長官は記者会見で「一本5000円の水は高いか」とやゆした質問に「人によるんじゃないか」と言い返した。
ただ、政府・与党内でも4月の統一地方選や7月の参院選への悪影響を懸念する声は少なくない。高市早苗少子化担当相は記者会見で「今の説明では私自身も分からない」と首をかしげた。片山虎之助参院幹事長も「国民に分かりやすく言った方がよい」と注文を付けた。
ただ、民主党も衆参両院で追及姿勢にやや温度差がある。同日の予算委の1時間半の質問時間のうち農相問題に割いたのは10分足らず。参院議院運営委員会では芝博一氏らが農相事務所を突然訪れ、暖房器具の有無などを見せろと迫ったことについて「慎重さを欠いた行動」と謝罪した。
菅直人代表代行は「じっくり攻めた方が首相にとってきつい」と話したが、与党内には「角田義一前参院副議長の政治資金を巡る疑惑を抱え、及び腰になっている」との見方もある。
1021
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/14(水) 10:55:29
光熱水費「付け替え」記載=05年286万円、訂正へ−民主・中井氏
http://www.jiji.com/jc/s?k=2007031400285
民主党の中井洽元法相の資金管理団体が2005年分の光熱水費として計上した286万円について、別項目に記載すべき慶弔の花代やタクシー代などの経費を付け替えて記載していたことが14日分かった。中井氏は同日午前、時事通信の取材に「秘書から項目を間違って記載していたと聞いた。ただ、領収書は残っており、間違ったところはきちんと訂正する」と語った。
光熱水費は電気や水道、ガス代などが対象。中井氏の資金管理団体「洽和会」は電気代や水道代のかからない衆院議員会館を事務所としながら、04年236万円、03年546万円、02年446万円、01年336万円と01年から05年まで計1850万円の光熱水費を計上していた。
中井氏の会計責任者は「本来は別の項目に記載すべき議員連盟の会費やタクシー代、慶弔の花代などを、疑問を持たずに間違えて計上していた。保存している領収書に基づき訂正する」と話した。
光熱水費問題をめぐっては、松岡利勝農水相の資金管理団体が多額の費用を計上していることが問題になっている。民主党国対幹部は「松岡氏も記載ミスならば領収書を公開し訂正すればいい」と述べた。
1022
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/14(水) 19:40:55
糸川議員を脅迫 元相談役起訴
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/03/14/k20070314000159.html
東京・南青山の土地取引をめぐって国会で質問した国民新党の糸川正晃衆議院議員を脅したとして、滋賀県の建設会社の元相談役の男が脅迫の罪で起訴されました。
起訴されたのは、滋賀県の建設会社「平和奥田」の元相談役、山元康幸被告(49)で、去年3月、地上げを進めていた東京・南青山の土地取引について国会で質問した国民新党の糸川正晃衆議院議員を福井市内の飲食店に呼び出し、「今後も質問したら許さない」などと脅したとして、脅迫の罪に問われています。山元元相談役は起訴事実を認めているということです。一方、この事件で山元元相談役とともに逮捕された滋賀県草津市の芥川正次元市長(48)は、関与が薄いとして処分保留で釈放されました。
1023
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/14(水) 19:50:31
中井氏の虚偽記載を批判=安倍首相
3月14日13時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070314-00000077-jij-pol
安倍晋三首相は14日昼、民主党の中井洽元法相の資金管理団体が政治資金収支報告書の経費を付け替えて記載していた問題について「政治家はそれぞれ法令にのっとって政治資金を処理しなければいけない。法令に反していれば当然問題だ」と批判した。
一方、松岡利勝農水相の光熱水費をめぐる問題に関しては「法令にのっとっていると報告を受けている」と述べ、問題ないとの認識を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
松岡農水相の対応不十分=民主・中井氏にも説明求める−公明・北側幹事長
3月14日13時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070314-00000076-jij-pol
公明党の北側一雄幹事長は14日午前の記者会見で、松岡利勝農水相の資金管理団体の光熱水費問題について「ここまで指摘されているから、もう少し誠実に説明されてしかるべきではないか」と述べ、これまでの対応は不十分との認識を示した。ただ、野党が要求している松岡氏の証人喚問に関しては「証人喚問は解せない。資料を示しながらやろうと思えば、きのう(の参院予算委員会で)もできたはずだ」と疑問を呈した。
北側氏はまた、民主党の中井洽元法相の資金管理団体が光熱水費を虚偽記載していたことにも触れ「政治とカネの問題で指摘があった場合は、その政治家が説明責任をしっかり果たすことだ。中井さんも十分な責任を果たしてほしい」と指摘。その上で「光熱水費ももっと細分できる。透明性を高めるために検討してもいいのではないか」との考えも示した。
自民内で松岡農水相批判広がる=安倍首相「迷惑掛けてる」
3月14日17時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070314-00000111-jij-pol
松岡利勝農水相の資金管理団体が多額の光熱水費を計上していた問題で自民党内に14日、詳細説明を拒否し続ける松岡氏に対する批判の声が広がった。安倍晋三首相が首相官邸で開いた当選1回の同党衆院議員約40人との昼食会では、出席者から「(統一地方選を控えた)地元の市議、県議は納得しない」「国民の視線は厳しい」などの意見が続出。首相は「迷惑を掛けていることは分かっている」と述べた。
一方、同日の津島派幹部会では、津島雄二会長が総裁派閥である町村派の町村信孝会長から「松岡氏を守りたいのでよろしくお願いしたい」と要請があったことを紹介。しかし、笹川堯副会長は「安倍内閣をつくるのに協力はしたが、1閣僚を守ると言った覚えはない。自分で転んだのだから自分で起きなければいけない」と反発し、松岡氏自ら疑惑を払しょくすべきだと主張した。
「中井氏批判の資格ない」=福島社民党首が安倍首相を非難
3月14日17時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070314-00000116-jij-pol
社民党の福島瑞穂党首は14日の記者会見で、安倍晋三首相が民主党の中井洽元法相の政治資金の付け替え問題に関し「法令に反していれば問題」と述べたことについて「全くの噴飯ものだ。中井氏は付け替えを認めたが、松岡利勝農水相は説明すらしていない。首相に中井氏の問題を批判する資格は全くない」と非難した。
福島氏はさらに「首相は説明責任を一切尽くさない松岡氏をかばっている。松岡氏と同罪だ」と指摘した。
1024
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/14(水) 20:20:34
糸川議員脅迫:元会社相談役を起訴 前草津市長は処分保留
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070315k0000m040071000c.html
国民新党の糸川正晃衆院議員(32)が東京・南青山の土地取引を巡り国会で再質問しないよう脅された事件で、東京地検は14日、中堅ゼネコン「平和奥田」(滋賀県東近江市)元相談役、山元康幸容疑者(49)を脅迫罪で起訴した。逮捕容疑は暴力行為法違反(共同脅迫)だったが、山元被告の単独犯と認定したことから、刑法の脅迫罪に罪名を切り替えた。ともに逮捕された芥川正次・前同県草津市長(48)については「事件への関与が薄い」として同日付で処分保留のまま釈放した。
山元被告は「反省している」と起訴事実を認めているという。
起訴状によると、山元被告は、糸川議員が昨年2月の衆院予算委員会で、南青山のいわゆる地上げ問題を質問したことなどに憤慨。同3月3日午後10時35〜45分ごろ、福井市内の飲食店で、糸川議員に「僕らがあそこにどれだけ金を突っ込んでいるか知っているのか。僕らが何カ月もかけてやってきたことをあんたは壊した。東京の仲間は許さないと思うよ。東京の仲間は、それなりの仁義の中で生きているんだからな。僕らはいつでも動くから」などと声を荒らげ、生命、身体などに危害を加えるかのように脅迫した。
毎日新聞 2007年3月14日 20時00分
1025
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/14(水) 22:32:45
光熱水費:民主党につまずき 中井氏の「付け替え」発覚で
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070315k0000m010130000c.html
民主党・中井洽元法相の光熱水費付け替え問題が新たに発覚したことは、「政治とカネ」問題で政府・与党を攻めあぐむ民主党にとって思わぬつまずきになった。小沢一郎代表の資金管理団体が多額の不動産を取得していた問題も、世の中の納得を得られたとは言いにくく、これまでも松岡利勝農相の光熱水費問題などに対する追及不足が他の野党から批判されてきたが、そこに小沢氏側近の中井氏の問題が加わったからだ。民主党内には農相問題との相打ちを懸念する声も出始めた。
「与党の閣僚たちは全然、説明責任を果たしていない。うちの方は、間違ってしまったことが明らかならば、それを早く国民に示してきちっと謝ることだ」。小沢氏は14日、党本部で菅直人代表代行らと対応を協議し、中井氏が「間違い」を陳謝して政治資金収支報告書を訂正すれば問題ないとの認識を示した。
中井氏は同日、議員宿舎の賃料やガソリン代などを事務所の光熱水費に付け替えたことを認め、今週中に訂正の記者会見をする考えを表明。小沢氏自身も不動産取得費を計上していた事務所費の領収書をすでに公表している。鳩山由紀夫幹事長は記者団に「中井氏との一番の違いは、松岡氏は明らかにうそをついていることだ」と、詳しい説明を拒む農相との「透明性」の違いを強調した。
しかし、民主党は14日の参院予算委員会でも農相問題を追及したが「法律に定められた報告はしている」の一点張りでかわされた。公明党の北側一雄幹事長が同日の会見で「(農相は)もう少し誠実に説明してしかるべきだ」と批判するなど、農相の説明不足に対する不満が与党内にもある中、迫力に欠ける民主党の追及ぶりにはほかの野党に「政権交代を目指す意気込みがない」(亀井静香国民新党代表代行)と反発も広がっている。
小沢氏の問題には、与党から「たとえ合法でも多額の不動産を資金団体が取得するのは有権者に理解されない」との批判が根強く残る。1月には角田義一前参院副議長が政治資金不記載問題で、詳細を明らかにしないまま辞職。民主党幹部に毎月のように政治とカネの問題が発覚していては、「透明性」を強調しても「どっちもどっち」と受け取られかねない。
鳩山氏は中井氏の問題を先週つかんでいたことを認めている。対応が後手に回ったのは、世論とのズレがあるからだ。
「攻めづらくなった。返り血を浴びることになる」(民主若手議員)。国会審議の現場からは、こんなため息も漏れている。【須藤孝】
毎日新聞 2007年3月14日 22時24分
1026
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/15(木) 09:54:01
小杉元文相元秘書口座に江副氏関連2社から1100万
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070315i201.htm
元文相の小杉隆衆院議員(71)(自民、東京5区)側が、同議員落選中の2001〜02年、元リクルート会長の江副浩正氏(70)が社長を務めるなどしている2社から計約1100万円の資金提供を受けていたことが、読売新聞の調べでわかった。
元私設秘書名義の銀行口座が受け皿となっていたが、事務所が口座を管理しており、秘書給与などに充てられたとみられる。小杉議員が支部長を務める自民党支部の政治資金収支報告書には両社からの献金の記載はなく、政治資金規正法に抵触するヤミ献金の疑いもある。
読売新聞が入手した資料などによると、01年4月〜02年3月の間、元秘書の銀行口座に不動産会社「スペースデザイン」(東京都千代田区)から計約779万円が、引き続き同年4月〜10月にはイベント企画会社「ラヴォーチェ」(港区)から計約329万円が振り込まれ、総額約1108万円に達する。振込額は215万円だった1度を除き、毎月約47万円だった。
民間の信用調査機関などによると、スペース社はリクルートの関連不動産会社が前身で、小杉議員と親交のある江副氏が筆頭株主。ラ社は江副氏が代表取締役を務め、小杉議員も役員に就任したことがある。両社間には資本関係もあり、一時期、同じ場所に事務所を構えていた。
関係者によると、元秘書は1990年ごろから小杉議員の私設秘書を務め、02年夏に退職した。両社での勤務経験はなかった。
政治資金規正法は、政治家の資金管理団体などへの企業献金を禁じている。政党への企業献金は認められるが、小杉議員が代表を務める「自民党東京都第5選挙区支部」の収支報告書には、両社からの献金の記載はない。
小杉議員の話「(資金提供は)私も落選中で大変だったから、応援してくれる方にお願いした。しかし、その件を扱っていた事務所の担当者が亡くなっているので、どういう処理をしたのかわからず、調査している」
(2007年3月15日3時59分 読売新聞)
1027
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/15(木) 10:06:24
白紙領収書で政調費請求 公明越谷市議団長
会計担当時、偽の名目で 讀賣埼玉
越谷市の公明党市議団(6人)の杉本千恵子市議団団長が、同市議団の会計担当だった2005年度、白紙の領収書に金額を書き込み、飲食費を政務調査費として請求していたことが14日、同市議団の調査報告でわかった。
同市議団によると、杉本団長は05年5月10日に越谷市内の中華料理店で会派会議を開いたことにして、独自に入手した白紙の領収書に1万8000円と記載。「会派研究会昼食代」として政務調査費に計上した。支給された経費は同市議団6人で1人3000円ずつ分けたという。
領収書の内容を偽ったことについて、杉本団長は調査で「05年5月9〜11日の長崎県五島市視察について、1人当たり1日1000円程度の雑費を工面しようと勝手に配慮してやった。不正請求は1回だけだ」と説明しているという。
調査報告の内容は、14日の同市議団の会合で説明され、党本部にも伝えられた。すでに同市議団は「視察中に越谷市内にいるはずがない。全く覚えのない領収書だ」などとして全額を返還した。
杉本団長は同日、読売新聞の取材に対し、事実関係を認めた上で、「責任をとって辞職することなどは考えていない」と語った。
政務調査費を巡っては、越谷市民7人が、05年度に市議会4会派に支払われた政務調査費のうち、飲食費に使われた計約76万円が使途基準に違反しているとして、板川文夫市長に返還を求めるよう住民監査請求が出されている。
住民監査請求に関連し、越谷市議会7会派は14日、代表者会議を開き、政務調査費のあり方について協議した。会議では「飲食費については見直しが必要だ」との認識で一致。各会派が個別に改善策をまとめ、22日の議会運営委員会で改めて検討することにした。
(2007年3月15日 読売新聞)
1028
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/15(木) 10:26:08
「金づる」の寝返り恐れ「天の声」? 宮崎官製談合事件
2007年03月15日09時37分
http://www.asahi.com/national/update/0315/SEB200703150001.html
宮崎県の発注事業をめぐる官製談合・汚職事件で、競売入札妨害の罪に問われた前県出納長の江藤隆被告(63)の初公判が14日、宮崎地裁であった。起訴された4人の中では最初になる江藤被告の公判の冒頭陳述で、検察側は前知事の安藤忠恕(ただひろ)被告(66)=競売入札妨害、事前収賄、第三者供賄の各罪で起訴=が主導した事件であることを詳述した。
一方、前出納長は罪状認否で起訴事実について認否を留保した。弁護人によると、官製談合について前知事からの指示などを大筋で認める方針だが、「検察側が共謀関係をもっと明確にしないと弁護方針が立てにくい」として留保したという。
他に起訴されたのは、前知事の「政治指南役」で元国会議員秘書の石川鎮雄被告(68)とヤマト設計元社長の二本木(にほんぎ)由文被告(57)。談合に絡んで前知事は元社長から2000万円を就任前に受け取ったほか、約1000万円を石川元秘書に供与させるなどしたとされる。
◇
安藤前知事は、金づるだった元設計会社長が選挙のライバルに寝返るのを恐れた――。江藤前出納長の初公判の冒頭陳述で検察側が明らかにした官製談合の経緯のほとんどは、前知事に絡むものだった。
「二本木が『仕事を早くくれないと暴れる』と言っている」
自らの支援者で元国会議員秘書の石川被告から、二本木元社長の発言を伝え聞いた前知事は驚いた。
初当選前の02年ごろから03年夏までに多額の現金を受け取り、料亭で会食する仲だった。しかし、県からの受注が増えないことに元社長はいらだっていた。知事選で争ったライバル候補に「相談する」と揺さぶられ、「これまでのカネの返還」も迫られた。05年7月のことだった。
前知事も配慮はしてきた。まず、04年夏に江藤前出納長に言った。「元社長が仕事がほしいと言っている。なんとかできんか」。前出納長は動かなかった。
その後、元社長の発言は具体的になっていく。「受注実績が中間位の業者の金額が8000万円。当社もそれくらいほしい」
前知事は05年6月、知事室に江藤前出納長を呼び出して切り出した。
「8000万円くらい何とかしてくれ」
「とんでもない数字ですね」と言いながらも前出納長は土木部次長(当時)に話を下ろした。
次長も「そんなにせっつかれても困ります」と困惑したが、結局、起訴事実となった2件の橋の設計事業を見繕い、ヤマト設計に受注させるよう「地元の談合母体」に圧力をかけた。
「逆らうと指名に入れない」。業者たちが天の声を受け入れたのは、「揺さぶり」から3カ月後だった。
06年2月、前出納長から「5千何百万円いったそうです」と報告を受けた前知事は言った。「あ、そうな。8000万円はいかなかったんだ」
前出納長は答えた。
「これだけいけば上等でしょう」
◇
江藤前出納長は紺色のダブルのスーツ姿で入廷後、裁判官に向かって一礼し、着席する前に再び頭を下げた。言葉を発したのは2回だけ。罪状認否の際の「認否ということならば、留保したい」と、冒頭陳述の後の裁判官からの再度の問いかけに対する「弁護士と相談させてください」という言葉だった。
弁護人によると、かつての部下が公判に呼ばれることを心配する前出納長は「前知事が(容疑を)認めていれば、そんなことにならないのに」と嘆いているという。
1029
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/15(木) 10:33:27
光熱水費、衆参45議員が計上・年100万円超も
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070315AT1G1403314032007.html
資金管理団体の「主たる事務所」を議員会館に置いている国会議員のうち衆参45人が、2005年の政治資金収支報告書に「光熱水費」を計上していることが14日、明らかになった。議員会館の水道代や電気代は公費で負担されることになっているにもかかわらず、年間100万円を超える金額を計上している団体もあり、「不自然」との指摘が挙がっている。
05年の収支報告書で、資金管理団体の主たる事務所を議員会館として届け出ている現職国会議員は157人で、このうち112団体の光熱水費はゼロだった。一方、計上していた45人のうち最も高額だったのは、松岡利勝農相で約507万円。次いで中井洽・元法相(民主)が約286万円、関谷勝嗣・元建設相(自民)は約182万円、瓦力・元防衛庁長官(自民)は約166万円を計上していた。
松岡農相は国会答弁などで「適正に処理している」などの発言を繰り返し、使途や内訳などの明確な説明をしていない。中井氏は慶弔費など他の経費を付け替えていたことを認めて収支報告書を訂正する意向を示している。関谷、瓦両氏の事務所は「議員会館以外の事務所の光熱水費を計上した」としている。
議員会館に置かれた団体の光熱水費を巡っては、井上哲士参院議員(共産)が7日の参院予算委員会で「3分の2以上の人がゼロと報告している。光熱費がかからない議員会館ではそれが自然だと思う」と指摘するなど、不自然な計上のあり方が議論となっている。
1030
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/15(木) 10:39:04
なんで水道光熱費にそういう余計なものが入るのか? なにかインセンティブがあるのか?
災い転じて福に?
中井氏の虚偽記載
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20070315/mng_____sei_____002.shtml
2005年分の資金管理団体の政治資金収支報告書に、電話代などを光熱水費として虚偽記載していたことが明らかになった民主党の中井洽元法相。松岡利勝農相の多額の光熱水費計上問題を追及している真っ最中だけに、同党にとっては痛手だ。ところが、執行部はむしろ「災い転じて福となす」という強気の戦略を描いているという。
(清水俊介)
「完全に間違っていました。経理をやっている女性が、光熱水費でないものを光熱水費の費目に入れていました」
中井氏は十四日、鳩山由紀夫幹事長に会い、虚偽記載について全面的に認めた。十六日に詳細を公表し、政治資金収支報告書を訂正する見通しだ。
中井氏のケースは、光熱水費無料の議員会館に事務所を置きながら、巨額の光熱水費を計上していた松岡氏と同じ構図。民主党は松岡氏を虚偽記載ではないかと追及してきただけに、格好がつかない。鳩山氏は記者団に「(松岡氏追及の)足かせにならないよう、早く解決しなければいけない」などと危機感をにじませた。
半面、党執行部には、中井氏の虚偽記載は「適切に報告している」などと繰り返すだけの松岡氏を追いつめる奇手になるのではという期待もある。中井氏が積極的に非を認め、付け替えていた経費の詳細を公表すれば、松岡氏や事務所費問題を指摘されるほかの閣僚との「対応の違い」(鳩山氏)をアピールできるからだ。
中井氏が務める党常任幹事会議長を辞任すれば、さらに効果的という見方も出ている。
小沢一郎代表は同日午後、鳩山氏らと対応を協議し、「閣僚たちは全然説明責任を果たしていない。うちは、間違ったことが明らかなら早く国民に示し、きちんと謝ることだ」と、政府と違う対応を求めた。同日の参院予算委員会では、蓮舫参院議員らが「自分はクリーンだということを答弁していると、自信を持っているか」などと、松岡氏への追及の手を緩めなかった。
中井氏側は、光熱水費に付け替えていた領収書をすべて保管しており、「架空のものは一切ないようだ」(党関係者)といい、こうした事情も強気路線につながっているようだ。
ただ、虚偽記載は政治資金規正法に抵触する疑いもある。国民が中井氏と松岡氏の違いを理解する保証はない。
■農相批判与党内強まる
民主党の中井洽元法相が光熱水費の虚偽記載を認めたのを受けて、与党内では、同じく多額の光熱水費を計上しながら、詳細な説明を拒んでいる松岡利勝農相に対する批判が強まった。
公明党の北側一雄幹事長は記者会見で「農相は、もう少し誠実に説明されてしかるべきだ。説明責任をしっかり果たしてもらいたい」と苦言を呈した。
自民党津島派の幹部会では、笹川尭党紀委員長が「安倍内閣をつくるのには協力したが、一閣僚を守ると言った覚えはない。農相は自分で転んだのだから、自分で起きるべきだ」と批判した。
1031
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/15(木) 10:51:55
中井氏の地元困惑
収支報告書虚偽記載 中日三重
http://www.tokyo-np.co.jp/00/mie/20070315/lcl_____mie_____000.shtml
民主党の県第1区総支部長を務める中井洽(ひろし)衆院議員(比例東海)の資金管理団体の政治資金収支報告書への虚偽記載が明らかになった14日、地元関係者たちは突然のニュースに困惑が隠せなかった。しかし、身内に同様の疑惑を抱えている自民党側から厳しい声が出ることはなかった。
中井氏の津市の事務所には、一部の支持者から問い合わせがあったという。関係者は「東京の事務所から『訂正して、ちゃんと説明できるようにする』と電話があった」としながら「詳細が分からないので見守るしかない」と話した。
「自ら問題をただそうとしており、ちゃんと対応すれば理解してもらえる」と冷静に受け止めたのは民主党県連代表の高橋千秋参院議員。「いろいろ言い訳をして引っ込みがつかなくなるのが一番悪い」と、多額の光熱水費問題で激しい批判を浴びている松岡利勝農相との「違い」を強調した。
この問題で守勢に立たされてきた自民党だが、県連会長の田村憲久衆院議員は「経緯を見守らないとコメントのしようがない。自民、民主ともよく似た問題が出てきている。お互いに説明責任を果たしていただくしかないでしょう」と、最後まで批判の言葉を口にしなかった。
これに対し、共産党の大嶽隆司県委員長は「収支報告書を訂正すればいいという問題ではない」と明快に批判。「政治と金の問題で政治不信が高まっている。事実関係を明らかにするためにも、帳簿の公開などいっそうの対応が必要だ」と述べた。
1032
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/15(木) 11:20:14
無所属の会支部に水谷建設幹部献金 福島県議会で議員指摘 河北福島
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/03/20070315t63031.htm
佐藤雄平福島県知事が参院議員時代に一時所属した「無所属の会」の福島県総支部(会津若松市、2004年10月解散)が2000年から03年にかけ、法人税法違反(脱税)の罪で元会長らが起訴された水谷建設(三重県)の監査役から計144万円の個人献金を受けていたと、共産党の長谷部淳県議が14日、県議会2月定例会の総括審査会で指摘した。
佐藤知事は「承知していない」と答弁。献金返還などの対応については「(事実関係を)確認してからの判断になる」と述べた。
監査役の個人献金をめぐっては出直し知事選前の昨年10月、佐藤知事が代表を務めていた民主党の福島県参院第二総支部が05年に36万円の献金を受けていたことが明らかになり、知事側が返還する手続きを取っていた。
1033
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/15(木) 22:03:46
場外暴行:大仁田議員側の上告棄却、賠償支払い確定
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070316k0000m040126000c.html
大仁田厚参院議員とプロレスの試合をした際に、付き添っていた元レスラーの政策秘書から場外で暴行を受けたとして、プロレスラーの渡辺幸正(セッド・ジニアス)さんが、大仁田議員と秘書に1500万円の賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(泉徳治裁判長)は15日、大仁田議員側の上告を棄却する決定を出した。2人に連帯して78万円を支払うよう命じた1、2審判決が確定した。
1、2審判決によると、渡辺さんと大仁田議員は03年4月に東京都内でタッグマッチ(2人対2人の試合)を行い、事前の取り決め通り渡辺さん組が勝利した。試合後、渡辺さんは大仁田議員をけろうとして秘書らに押し倒され、顔をけられるなどして1週間のけがをした。1、2審は試合後の渡辺さんの行動を「事前の打ち合わせにない行き過ぎた行為」とする一方で「押し倒した後も暴行を続けた秘書の行為は正当防衛とは言えない」と判断。大仁田議員には使用者責任を認めた。【木戸哲】
毎日新聞 2007年3月15日 21時44分
1034
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/16(金) 00:10:45
小杉元文相「ヤミ献金」報道 事務所は「詳細わからず」
2007年03月15日23時44分
http://www.asahi.com/politics/update/0315/016.html
自民党衆院議員の小杉隆・元文相(71)=東京5区=が東京都内の不動産会社とイベント企画会社から計約1100万円の「ヤミ献金」を受けていた疑いがあると15日付の読売新聞が報じたが、小杉氏の事務所は朝日新聞の取材に対し「責任者だった当時の秘書が死亡しており、詳しいことが分からない」としている。
指摘された疑惑は、小杉氏が落選後の01〜02年に、元秘書名義の銀行口座あてに2社から計約1100万円の資金提供を受けていたというもの。政治資金規正法では政党への企業献金は認められているが、小杉氏が代表を務める党東京都第5選挙区支部の政治資金収支報告書には、この資金提供の記載はない。
小杉氏の事務所は、小杉氏が02〜04年、役員を務めていたイベント企画会社から計約1000万円の報酬を受け取り、復活当選後の04年3月に辞めたことは認めている。しかし、01〜02年の資金提供の事実関係については「元秘書などに確認しないと分からない」としている。
朝日新聞の取材に対し、不動産会社は「資金提供の事実はない」と否定している。
小杉氏は妻が昨年末、14億円超の負債を抱えて東京地裁へ自己破産を申し立てた。01〜02年当時は、妻が負債を抱えていた時期と重なっている。
1035
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/16(金) 18:15:56
光熱水費の内訳を詳細説明…民主・中井氏が記者会見
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070316i304.htm
民主党の中井洽(ひろし)元法相は16日午前、国会で記者会見し、自らの資金管理団体が光熱水費を虚偽記載していた問題で、2005年分の詳細を説明するとともに、総務省に政治資金収支報告書の訂正を15日に届け出たことを明らかにした。
中井氏の説明によると、同氏の資金管理団体は光熱費や水道代が無料の議員会館に主たる事務所を置きながら、05年の光熱水費として286万円を計上した。
しかし、実際には光熱水費はかかっておらず、〈1〉議連・勉強会会費の約123万円〈2〉公用車使用費の約27万円〈3〉ファクス通信費の約77万円〈4〉地元事務所経費の60万円――を光熱水費に付け替えていた。
訂正では、光熱水費をゼロとし、議連・勉強会費と公用車使用費は「組織活動費」、ファクス通信費は「機関紙誌の発行その他の事業費」(宣伝事業費)、地元事務所経費は「備品・消耗品費」にそれぞれ変更したという。
虚偽記載の理由について、中井氏は「会計担当者が引き継ぎの際、誤った記載方法を教えられ、それを続けていた」とし、「私も十分チェックできず、反省している」と謝罪した。議員辞職や党常任幹事会議長辞任などは否定した。中井氏の資金管理団体は03年に546万円、04年にも236万円を光熱水費として計上していた。これについてはなお調査するとしている。
これに関連し、公明党の太田代表は16日午前の記者会見で、「中井氏も(高額の光熱水費を計上している)松岡農相も、疑惑を持たれている方は説明することが大事だ」と述べ、松岡氏も詳細な説明をすべきだとの考えを示した。
(2007年3月16日13時59分 読売新聞)
1036
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/16(金) 18:27:16
確信犯だとよくないのか?
加藤氏宅放火動機の解明至らず
2007年03月16日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000703160005
∞来月18日論告求刑 揺れる被告証言
昨夏の終戦記念日に、鶴岡市の加藤紘一・元自民党幹事長の実家兼事務所を全焼させたとして、現住建造物等放火罪などに問われた右翼団体幹部堀米正広被告(66)=東京都文京区湯島4丁目=の第4回公判が15日、山形地裁(金子武志裁判長)であった。最大の争点となった動機の被告人質問が終わったが、堀米被告の証言は検察、弁護側の間で揺らいでおり、全容解明には至らなかった。
検察側はこれまで、動機は個人的な事情で政治思想は薄いと主張してきた。この日も堀米被告は「複数の病気にかかっていた。団体で十分に活動できなかったという思いもあった」と認めた。
借金苦だったのでは、との問いにも当初は「借金もあったが信販会社からの4、500万円だけだ。すぐ返済できる」とした。しかし、追及されると「家族からも1千万円を借りていた。仕事はなく返済できるかどうか分からない」と気弱な一面を見せた。
これに対し、弁護側は右翼思想に基づくテロを主張し続けている。公判では毎回200人近い右翼団体構成員が集まり、10人前後が傍聴している。公判廷内外で「堀米さんがんばれよ」という声を上げている。
弁護側の被告人質問で「(加藤氏は)小泉前首相の靖国参拝問題で中国寄りの主張をして資金提供を受けようとしていると思い、許せなかった」と説明した。検察側が主張する自暴自棄という動機については「まったくのでたらめ。何としても晴らしたい」と強気に証言した。
検察側の調書の「意味のある行動をとってほしい」と仲間に呼びかけたくだりについて、検察官は先月14日の公判で、取り調べ中に堀米被告の求めで調書を書き直したことを明らかにした。
当初「(火を放った)自分を見て行動を起こしてほしい」としたが「過激すぎて若い人が事件を起こすからやめてほしい」という理由だったという。
だが、今回の公判では弁護士から「改めて同志に呼びかけたいことはあるか」と問われると「機が熟したら行動に移れ」と語り、強気な右翼団体幹部の顔を取り戻した。
公判はこの日で証拠調べを終え、次回4月18日に検察側の論告求刑と弁護側の最終弁論が開かれる。弁護側が請求していた加藤氏の証人尋問について金子裁判長は「必要がない」と却下した。
1037
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/16(金) 18:49:59
民主県連、火消しに躍起
2007年03月15日 朝日三重
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000703150004
◆「説明責任果たした」◆
中井議員高熱水費問題
電気・水道代がタダのはずの議員会館に事務所があるのに、「光熱水費」が計上されている――。国会議員の経理処理問題が、県内にも波及した。民主党の中井洽・衆院議員(比例東海ブロック)が14日、資金管理団体の「光熱水費」に別の経費を付け替えたことを認めたが、具体的な使途については、説明内容が揺れた。同党県連は「中井議員は非を認めた」と騒ぎが広がるのを抑えようと躍起になった。
東京都千代田区の議員会館に事務所を置く中井議員の資金管理団体「洽和会」の政治資金収支報告書によると、公費で負担されるはずの光熱水費として、00〜05年の6年間で計1986万2千円が計上されていた。
中井議員は14日朝、朝日新聞の取材に、当初は「電話代」や「花代」などの経費を付け替えて報告していたと説明。だが、同日昼には「今の段階でわかっているのは、『公用車使用代』と『議連活動費』の二つ」と使途を変えた。また、「(会計責任者が)費目を区分するのが煩雑だったようだ」と自らの関与を否定した。
議員会館に事務所がある資金管理団体の光熱水費を巡っては、松岡農林水産相にも問題が持ち上がっている。
参院議員の高橋千秋・民主党県連代表は「松岡農水相は『何とか還元水』の問題にして、後に引けなくなっているのに対し、中井先生は非を認めた。使い道についても説明責任を果たした」と違いを強調。「今後、報告書を修正して陳謝すると思う」と話した。
伊賀市上野丸之内にある地元事務所は、マスコミからの問い合わせが数件あっただけで、後援会関係者の出入りもなく、ひっそりとしていた。秘書は「こちらでは何もわかりません。東京の方で対応していると思いますから」とだけ話した。
今高一三・後援会長は「政治とカネの問題を巡って攻める以上、民主は身ぎれいでなければならない。事実なら残念。週末に地元に帰ったら本人に直接尋ねたい。有権者にもきちんと説明することが大事だ」と話した。
4月8日投開票の県議選伊賀市選挙区に、中井議員の全面支援で立候補する民主新顔の森野真治氏(37)は「選挙に影響が出なければいいと思うが……」と懸念した。
1038
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/16(金) 19:49:34
光熱水費:「報告義務はない」 答弁書を閣議決定
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070317k0000m010023000c.html
政府は16日、松岡利勝農相の光熱水費問題をめぐり「現行法では、個別の支出内容についての報告は求められていない」とする答弁書を閣議決定した。保坂展人衆院議員(社民)の質問主意書への回答。保坂氏は農相が挙げた「何とか還元水」や「暖房」について、具体名や価格の開示を求めたが、事実上のゼロ回答となった。社民党の福島瑞穂党首は同日の記者会見で「内閣の居直り以外の何ものでもない。安倍首相は任命権者として調査すべきだ」と批判した。【山田夢留】
毎日新聞 2007年3月16日 18時14分
光熱水費:民主・中井氏の説明に不自然な点も
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070317k0000m010053000c.html
光熱水費の付け替え問題が発覚した民主党の中井洽(ひろし)元法相が16日、政治資金収支報告書の訂正会見を行ったことで、同党はこの問題に幕を引き、多額の光熱水費について説明を拒み続けている松岡利勝農相の疑惑追及に全力を挙げたい考えだ。ただ、中井氏の説明には不自然な点も残るため、党内では「追及しづらい」(中堅議員)との声が依然消えていない。
民主党の鳩山由紀夫幹事長は16日の記者会見で「法的に違反しているものはないと分かった。松岡農相はいまだに光熱水費問題で隠ぺいを続けている」と、中井氏と松岡農相との違いを強調した。同党は夕方には東京・有楽町で農相批判の街頭演説会を開き、野田佳彦国民運動委員長らが「農相は証人喚問に応じるか、できないなら閣僚を辞めるべきだ」と訴えた。
しかし、中井氏は公用車使用費などを光熱水費に付け替えていた理由について「(付け替えを始めた)当時の秘書が重い病気で連絡も取れない」とあいまいにしか答えず、自民党の片山虎之助参院幹事長から「虚偽記載が故意または重過失なら罰則の適用がある」と指摘された。与党側は引き続き中井氏の問題を反撃の材料とする構えだ。【葛西大博】
毎日新聞 2007年3月16日 19時45分
1039
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/17(土) 07:35:51
期待の果て「当然」「同情」
堀江被告実刑 讀賣広島
ライブドア前社長・堀江貴文被告(34)に懲役2年6月の実刑判決が言い渡された16日、2005年の衆院選で、堀江被告が立候補し、激戦の舞台となった広島6区では、選挙関係者や市民らが複雑な反応を見せた。「実刑は当然」とする厳しい意見がある一方、「堀江さんだけがたたかれるのはおかしい」とする同情的な声もあり、様々な思いが交錯した。
堀江被告が当時、選挙事務所を構えた尾道市。支援者や観光客でにぎわったJR尾道駅前のテナントビルは、静まりかえり、当時の熱気はまったく感じられない。選挙運動を支えた同市内の会社社長(39)は、「尾道が変わるかも、と感じさせてくれただけに残念。公判を通じて、信じていいのか悪いのか揺れ続けたが、実刑という結果は受け止めざるを得ない」と沈痛な面持ちで話した。
一方、堀江被告らを破った亀井静香氏(国民新党)の選対本部長を務めた同市東御所町、水産卸会社会長、三宅敬一さん(75)は「経営者としての責任逃れに終始していたので、厳しい判決は当然。そんな人が人気を集めたあの選挙は何だったのか」と指摘する。
選挙中、市長室で堀江被告と直接、話したこともある亀田良一市長(80)は「選挙は、本気で尾道を思っているのではなく、パフォーマンスをしている感じだった。だが、若者のやったことであり、反省して出直してほしい。彼の会社経営は、株を使った一種のギャンブル。それが通用する世の中になってはいけない」と淡々と述べた。
市民の受け止めも様々だ。
尾道市門田町、会社員杉田理恵さん(33)は「期待しただけに裁判が気になっていた。人をよく見ないでブームに踊らされていたのかと思うと悔しい」と表情を曇らせ、三原市宮浦、会社員佐川清史さん(30)は「よく調べないで支援した政党にも責任がある。古いタイプの政治家にはない、新しい風を感じていただけに寂しい」と話した。
同市長谷町、主婦森川文江さん(49)は「選挙当時は街が活気づいたし、言動に親しみも感じていた。罪を犯したことがはっきりしたが、もっと悪い人もいるはず。堀江さんだけがたたかれるのはおかしい」と同情的だった。
これに対し、尾道市山波町、無職野宗睦夫さん(77)は「尾道に住んでもいないのに立候補した時からおごりがあると感じていた。この判決は当たり前」と冷ややかな受け止め方。府中市府中町、施設管理人浦上昇さん(59)も「ホリエモンは金の世界ではスーパースターだったのだろう。何をしても許されるという風潮に歯止めをかけるためにも、実刑は当然」と話した。
(2007年3月17日 読売新聞)
1040
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/17(土) 13:10:53
太田市長宅トラック激突:市、市長の日程公表中止 「身辺警護のため」 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070317ddlk10040050000c.html
清水聖義市長宅に何者かがトラックで激突し、門や石塀が壊された事件を受け、太田市は16日、職員にパソコン上で知らせていた市長の日程の公表を中止した。同市秘書課はこの措置について「身辺警護のためで、当分の間、公表しないことにした」と説明している。
市長宅が襲われるという異常事態に、同市はこのほか、清水市長の“ボディーガード”役として外出時には職員を付き添わせることも決めた。これに伴い、これまで自ら公用車を運転して出勤していた清水市長は、公用車による迎えを受けることになり、同日朝、初めての迎えに「すみません」と照れ笑いし、車に乗り込んだ。
一方、同日、市長宅の隣家の塀などにも被害が出ていることが分かった。【佐藤貢】
毎日新聞 2007年3月17日
1041
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/18(日) 08:46:58
光熱水費 中井氏が釈明の報告 民主党県連幹事会で 讀賣三重
民主党の中井洽衆院議員は17日、津市内で開かれた党県連の定例幹事会に出席し、自身の政治資金管理団体の光熱水費が付け替えられていたとされる問題について経緯を報告した。
幹事会後に記者会見した県連代表の高橋千秋参院議員は「説明責任を果たすことで、(松岡農相に対する追及の)反転攻勢につなげたい」と語った。また、来月の統一地方選への影響についても「特にないと思う」との考えを示した。
一方、中井氏は「付け替えではなく、記載区分の誤り」と故意ではなかったことを改めて強調。その上で「恥ずかしい話で、選挙を控え、皆さんにご迷惑をおかけした」と述べた。
(2007年3月18日 読売新聞)
1042
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/18(日) 19:01:19
なんだこの知事。
紀州ジグザグ:前知事の裏交際費問題 事実、どう向き合うのか /和歌山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20070318ddlk30040336000c.html
◇知事、独自調査に否定的
県発注工事の官製談合・汚職事件に絡んで表面化した、前知事、木村良樹被告(55)=収賄罪などで起訴=の裏交際費問題で、仁坂吉伸知事が県の独自調査に一貫して否定的だ。今月13日の記者会見で「(木村被告らの)裁判の結果で、しかるべき処置をする」と話した程度。「気が進まない」などと議会で答弁する仁坂知事に批判的な声も上がっている。
前知事は県内有力企業などでつくる親ぼく団体「翔樹会」と「21会」で、00年秋ごろから4000万円超を集めていたとみられる。現金は秘書課で管理し、大半を前知事の裁量で私的交際費などに使っていた。県選管に政治団体としての届け出はなかった。
今月8日、元出納長の水谷聡明被告(61)=談合罪で起訴、ゴルフ場経営会社元社長、井山義一被告(56)=贈賄罪などで起訴=の公判が大阪地裁で始まった。検察側冒頭陳述によると、井山被告が04年5月か6月ごろ、選挙を控えた木村被告に、水谷被告と当時知事公室長だった小佐田昌計前副知事を通して1000万円を提供。うち500万円が木村被告に批判的だった地元紙対策などに使われたと指摘し、残りが裏交際費に組み込まれたとした。
また、検察側は小佐田前副知事の他、当時の秘書課長ら知事公室幹部の供述調書を証拠提出。県の組織的関与とも言える実態が判明した。
この問題で県の調査について議会で質問された仁坂知事は、「気が進まない」などと答弁した。一方で「就任以来、職員から聞いている」とも。質問した議員からは「子どものようなひどい答弁」「過去にふたをしようということ」と批判の声が上がった。昨年の出直し知事選で仁坂知事を支援した自民党のある県議も「下手な答弁だ」と漏らした。県職員からも「あの答弁はまずい」との声が聞かれる。
13日の記者会見。仁坂知事は、汚職事件に発展した1000万円授受にかかわったとの報告を、在任中の小佐田前副知事から受けていたことを明かした。「辞任でけじめがついたのか」との記者の質問に「基本的にはそうだ」と答えたものの、「(判決が)確定した段階で、(処分)できるか考えなければいけない」とした。
さらに、関与した職員が今年度末で退職しても、処分の対象となる可能性があることも示唆。だが問題について、「木村さんの私的な活動。公金が動いたわけではない。県民の財産の話でもないのでばかばかしい」と切り捨てた。
少なくとも、公務員倫理に反した職員がいる。この事実にどう向き合うのか、仁坂知事からは談合防止策ほどの決意は伝わってこない。【栗原伸夫】
毎日新聞 2007年3月18日
1043
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/18(日) 22:24:05
光熱水費問題:農相は説明不十分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070319k0000m010090000c.html
自民党の片山虎之助参院幹事長は18日のNHK討論番組で、松岡利勝農相の光熱水費問題について「もう少し説明責任を果たした方がいい」と述べた。公明党の木庭健太郎参院幹事長も「説明責任を果たしているかというと疑問がある。なかなか厳しい」と指摘した。
「政治とカネ」の問題では、公明党が5万円超の事務所費に領収書添付の義務付けを柱とする政治資金規正法改正を主張しているが、自民党は内規で済ませる意見が大勢で、与党内の調整は難航している。片山氏は「政治活動の自由が侵される恐れもある。法律でやるか他の形でやるか、各党各会派で虚心に話し合えばいい」と述べ、法改正に慎重な姿勢を示した。
一方、民主党の小川敏夫参院幹事長は同番組で、同党の中井洽元法相の光熱水費の付け替え問題について「訂正報告だけで国民に納得してもらえるかどうか。虚偽報告していた事実があるので、きちんと責任を取る必要がある」と述べた。中井氏自身は16日の記者会見で、議員辞職や党常任幹事会議長辞任の考えのないことを表明したが、小川氏の発言は役職辞任などが必要との考えを示したものだ。【中澤雄大】
毎日新聞 2007年3月18日 20時46分
1044
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/19(月) 08:55:03
この人は何のために議員やってるの?
魚住参院議員が国交省幹部を恫喝 延滞金1億円減免迫る
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070319/jkn070319002.htm
自民党の魚住汎英参院議員(比例代表、熊本県出身)が平成16〜17年、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)に対し、地元企業の同機構への使用料滞納により生じた延滞金約1億円を減免するよう働きかけていたことが分かった。要求を拒んだ同機構の課長を事務所に呼びつけて廊下に立たせ、機構理事長や所管の国土交通省局長らも呼んで叱責(しっせき)、この課長は直後に配置換えされていた。減免は制度上認められない。複数の官僚が議員に脅迫的な言葉で怒鳴られたと証言している。
この企業は、熊本県宇城市の内航海運会社。5年に同機構(当時は船舶整備公団)の船舶共有建造制度を利用し、機構に約1億円を負担してもらって貨物船を新造。しかし、機構への使用料は長年滞ったままとなり、16年には延滞金が約1億円に膨らんだ。
この海運会社が加盟する熊本県内航海運政治連盟(同市)の当時の代表(同年6月死去)が魚住議員と旧知の仲だったことから、借金について議員に相談したという。
機構によると、魚住議員は16年、機構に対し約1億円の延滞金を減免するか、船の共同所有権を海運会社に譲渡するよう要請した。
延滞金の減免は原則として事業者が破産した場合などしか認められず、船の所有権譲渡も、競売を経ない相対取引は認められないため、機構側は要請を断った。
ところが16年12月、貸付金の徴収を担当する業務課長がこの海運会社社長と電話で話した際、「魚住先生はいろいろお金がかかるでしょう」「政治家に頼まないように」などと発言したことが魚住議員に伝わった。複数の関係者によると、魚住議員は17年1月、この発言を問題とし、課長を参院議員会館(東京・永田町)の事務所に呼び出し、廊下に長時間立たせて怒鳴りつけたうえ、機構理事長や国交省海事局長らも事務所に呼びつけ謝罪させた。
さらに当時の北側一雄国交相や首相周辺にも電話し、「政治家に対し非礼だ。監督責任を問う」などと抗議した。機構は同年2月、この課長を生活支援課長に異動させ、徴収業務から外した。この時期の異動は異例のことだった。
「月夜の晩ばかりじゃないぞ」
複数の国交省幹部(当時)は「この海運会社の問題で魚住議員から『殺すぞ』『月夜の晩ばかりじゃないぞ』などと恫喝(どうかつ)された」と話している。
結局、政治連盟代表や海運業者が相次ぎ死去したため、延滞金減免や貨物船売却の話は立ち消えとなった。
魚住議員の政治団体は15年3月と5月に同連盟から計100万円の政治献金を受けている。連盟の当時の出納担当者は「パーティー券購入や講演料などでも数十万円献金した」としている。
魚住議員の話「内容は具体的に記憶しておりません。ただ、困っている方々のために働くのが政治家の使命であり、時によっては、役所などに強く主張する場合もあります」
◇
【船舶共有建造制度】 鉄道建設・運輸施設整備支援機構と海運事業者が費用を分担して船舶を共同で建造する制度。海運業者は、機構側が負担した建造費を「使用料」として毎月弁済する。共有期間が満了した際に、機構側の持ち分を簿価で買い取ることで、船舶の所有権が移る。初期費用が少額になるため、船舶を建造しやすくなる。
(2007/03/19 06:15)
1045
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/19(月) 09:44:33
21 名前: 事情通 投稿日: 2000/12/01(金) 12:07
>>15
殴り合いの詳細!
時は市長選、落選した現参議の木村の敗戦が決まったとき。
場所:木村選挙事務所。
松岡と魚住は木村陣営だったのだが、松岡は相手陣営の三角(現市長)と
高校の同窓生で選挙に本腰をいれなかったんだね。
ところが負けた責任を、支持者や県議とか他の人のせいにして、
ぶつぶつ文句ばかり言っていた。
あんまりひどいので、魚住がブチ切れて放送中にもかかわらず鉄拳を
おみまいってわけ。放送はそこで終わったが、その後県議達にボコボコに
蹴り入れられていた。
1046
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/19(月) 20:55:48
小杉元文相の妻破産、債権は20億円…231人届け出
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070319i213.htm?from=main2
元文相の小杉隆衆院議員(71)(自民、東京5区)の妻(70)が昨年12月に自己破産した問題で、第1回の債権者集会が19日、東京地裁で開かれた。
破産管財人から、債権者は231人で、債権届け出額が計約20億円に上ることなどが報告された。これに対し、妻の資産は現金や生命保険解約金など計約2100万円だった。
関係者によると、集会では、債権者が「借りる手口がまるで詐欺で、刑事告訴してしかるべきだ」などと詰め寄る場面もあり、議員の妻は「だますつもりはなかった。申し訳ない」と語ったという。
2003年に計約3000万円を貸した目黒区内の女性後援者は、集会後、「長年、小杉議員を支持してきた間柄だから信用して貸した。老後のための蓄えだったのに」と怒りをあらわにした。小杉議員本人は保証人ではないため法的責任はないが、債権者からは「議員本人も責任をとるべきだ」との声も上がった。債権者は今後、集団告訴などを検討するという。
(2007年3月19日20時44分 読売新聞)
1047
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/19(月) 21:00:50
魚住参院議員が減免働き掛け 地元企業の遅延損害金 '07/3/19
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200703190283.html
自民党の魚住汎英参院議員=比例代表=が二○○四年ごろ、地元の熊本県の海運会社が鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)に支払うべき遅延損害金の減免などを、同機構側に強く働き掛けていたことが十九日、分かった。
魚住議員は同日、熊本市で記者会見し「当時はゼロ金利時代だったのに、機構の遅延損害金はかなりの高金利だった。個別の会社のためではなく、業界全体の状況を伝えた」と説明した。
魚住議員や同機構などによると、海運会社は船舶共有建造制度を活用し、機構と費用を分担して船を建造して使っていたが、分担金の返済を滞らせ、多額の遅延損害金が発生した。
魚住議員は○四年十月ごろ、議員会館で同機構の業務課長らに対し、船を買い取らせてほしいと求め、遅延損害金の減免を強く求めた。
この後、機構側の説明などに問題があったとして、当時の北側一雄国土交通相にも抗議。業務課長は○五年二月に異動になった。
魚住議員の政治団体は海運会社が所属する「熊本県内航海運政治連盟」から百万円の政治献金を受けているが、同議員は「政治家は困っている人の思いを実現するもの。口利きでも何でもない」と主張している。
1048
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/19(月) 21:04:42
魚住議員の「口利きあった」 次官、国交相が事実関係認める
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070319/jkn070319013.htm
自民党の魚住汎英(ひろひで)参院議員(比例代表、熊本県)が平成16−17年、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)に対し、地元企業の同機構への延滞金を減免するよう働きかけた問題で、国土交通省の安富正文事務次官は19日、「未収金に関して債権の免除を要請し、その際の職員の言動についてクレームがあったことは事実」と述べた。
安富次官は「強い働きかけがあった」としたうえで、「恫喝(どうかつ)かどうかは受け取る側の問題」とし、「口利きかと問われれば口利き」とも述べた。
また、冬柴鉄三国交相は19日の参院予算委員会で「魚住氏のクレームがあったことは事実のようだ」と述べた。民主党の山根隆治氏(民主)への答弁。
冬柴国交相は19日の産経新聞の報道を受けて機構側に調査を依頼したことを明らかにし、平成17年1月に、当時の北側一雄国交相や機構理事長へも「(魚住氏から)政府の対応が悪いとの趣旨の発言があったと認めている」と述べた。
ただ、冬柴国交相は「魚住氏にも言い分があると思うので、一方的に調べたことだけで論評することは差し控えたい」と指摘。また、地元企業が延滞金の支払いを継続していることを紹介し、「(魚住氏の働きかけは)結果的になんの影響もない」と述べた。
1049
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/19(月) 21:17:23
松岡農相:逃げの姿勢続け、参院予算委の集中審議妨げ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070320k0000m010089000c.html
社会保障や格差問題をテーマに開かれた19日の参院予算委員会の集中審議は、本来のテーマ以上に松岡利勝農相をめぐる光熱水費問題がクローズアップされ、農相問題が審議に集中できる環境作りを妨げている実態が改めて示された。にもかかわらず、農相は「報告すべきは報告している」と法律を盾にかわし続け、安倍晋三首相も同じ言葉で擁護し続けた。
資金管理団体が無償のはずの光熱水費を多額計上していた問題は、民主党の中井洽(ひろし)元法相らにも広がったが、中井氏らは不十分とはいえ記者会見を開くなどして事情を説明している。それだけに、農相の逃げの姿勢が日に日に際立っている。
民主党はこうした構図を利用して、この日の委員会でも、小林正夫氏が「我が党でも(光熱水費での)付け替えが発覚したが、直ちに記者会見を開いて説明した。ましてや閣僚は率先して説明責任を果たすべきだ」と追及。しかし、農相は「これまでも申し上げてきたが、現在の制度で定められたことはすべて尽くしている」と、逃げの一手に終始した。
統一地方選を控えた時期だけに、ここまで来ると自民党内でも「もう少し説明責任を果たした方がいい」(片山虎之助参院幹事長)など不満が噴出し始めている。与党の空気にも便乗し、小林氏は首相に「説明責任を果たすよう農相を指導し、聞き入れなければ罷免すべきだ」と迫ったが、首相は「農林水産政策の重要性を肝に銘じ、その職責を果たしてもらいたい」と擁護に徹した。【谷川貴史】
毎日新聞 2007年3月19日 21時07分
1050
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/19(月) 23:08:43
知事選の選挙違反 続く捜査、疑惑は依然
2007年03月17日 朝日山梨
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000703170003
1月の知事選から間もなく2カ月。県警の選挙違反取締本部は、これまでに公職選挙法違反容疑で4人を逮捕、40人以上を書類送検している。統一地方選を迎えるが、捜査は続けるという。
韮崎市では、同市議会議員3人=後に全員が辞職=が1月、同法違反(現金買収、被買収)容疑で逮捕、起訴された。3月28日に、甲府地裁で初公判を迎える。
小菅村の元村議会議長(63)は有権者に飲食の接待をしたとして1月末に逮捕され、罰金20万円の略式命令を受けた。接待された有権者8人は、書類送検されたが、起訴猶予となった。
この事件はまだ尾を引いている。元議長が県警の取り調べに対し、「同じ陣営関係者から現金約10万円をもらった」という供述をしたからだ。この陣営関係者は、朝日新聞の取材に「元議長と面識はある」としつつも、現金授受は「ない」と否定。「今は仕事で東京へ行っている」とも話している。
小菅村では、さらに村議ら有権者20人以上が同法違反(供応・被供応)容疑で書類送検された。うち8人は村議で、3月1日に全員が辞職した。
山本栄彦前知事の後援会である山輝会芦川支部(笛吹市)の支部長ら17人が2月、同法違反(供応・被供応)容疑で書類送検された。
うち飲食の接待をした笛吹市の支部長(66)ら3人が略式起訴され、3月15日、甲府簡裁から罰金50万円、公民権5年間停止の略式命令を受けた。接待を受けた有権者14人は、起訴猶予処分だった。
略式命令を受けた男性は、「懲役刑を免れただけよかった」と言うものの、「誰でもやっている。自分たちだけ、さらし者にされた気分」と納得できない様子だ。もう1人の男性も「(選挙違反と)言われてみれば仕方がない」と罪を認めつつも、「飯の時間と重なったから、おごっただけなのに……」と釈明する。
県警捜査2課は「必要な捜査はまだ残っており、統一地方選での取り締まりと並行して捜査を進めたい」としている。
1051
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/19(月) 23:26:47
口利き:魚住参院議員が船舶買い取り要請 本人は否定
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070320k0000m010135000c.html
自民党の魚住汎英(ひろひで)参院議員(比例代表、熊本県出身)が04年、独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」(横浜市)に対し、同機構と熊本県の海運会社が共同建造した輸送船について、海運会社に有利な条件で買い取らせるよう要請していたことが分かった。魚住氏は19日、熊本市内で会見し「船舶業界全体の話の一例だった」と述べ、同社のための「口利き」を否定した。
海運会社の社長は当時、地元業界組合の組合長で、組合員らでつくる政治団体「熊本県内航海運政治連盟」は03年に魚住氏の政治団体に計100万円を献金していた。
機構によると、同社は93年に機構の「船舶共有建造制度」を使い、貨物船を新造。機構が約4億円を負担したため同社は「使用料」の形で利息を含め返済する義務が生じた。しかし、返済は滞り、04年には延滞損害金が1億円になった。
同年10月、魚住氏から機構に「海運会社が望む条件で、共有船舶を買い取らせることはできないか」と電話があった。担当課長が事務所に出向き「会社が共有船舶を買い取るには使用料と延滞金の返済が必要。返済の減免はできない」と説明。その後、会社社長の死亡などで買い取り話は立ち消えになり現在も船舶は共有状態にあるという。
機構関係者は、魚住氏の言動について「強い口調で話もあったが、どう喝されたという報告はない」と話している。魚住氏は「『こういう事例がある』と海運会社の話はしたが、業界の陳情を伝えただけだ」と話した。【門田陽介、山田宏太郎】
毎日新聞 2007年3月19日 23時03分
1052
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/19(月) 23:28:08
魚住議員 行政法人に働きかけ
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/03/19/k20070319000183.html
自民党の魚住汎英参議院議員が、平成16年ごろ、地元の熊本県の海運会社が支払わなければならない遅延損害金を免除するように、独立行政法人に働きかけていたことがわかりました。これについて魚住議員は「個別の業者のためではなく、業界の陳情を代弁したもので、口利きにはあたらない」としています。
関係者によりますと、熊本県宇城市の海運会社は、国土交通省関連の独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」への支払いが滞ったために、遅延損害金を支払わなければならない状況になっていましたが、魚住議員が、平成16年ごろ鉄道・運輸機構の担当者に遅延損害金を免除するよう働きかけたということです。これについて、国土交通省の幹部は「鉄道・運輸機構は、魚住議員から『何とかならないか』などと言われたが、『免除することはできない』と説明したと聞いている」と述べて、鉄道・運輸機構が働きかけに応じなかったことを認めています。この海運会社が所属する地元の海運業界で作る政治団体は、魚住議員の政治団体に対して、前の年の平成15年に100万円の政治献金をしていました。これについて、魚住議員は、19日午後、熊本市内で記者会見し、「免除するように頼んだが、個別の海運会社のためではなく、地元の海運業界から陳情された内容を代弁したものだった。制度の見直しを訴えたのであって、口利きにはあたらない」と述べました。
1053
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/20(火) 20:00:30
民主党:中井元法相は責任取るべきだ 党役員会で指摘
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070321k0000m010031000c.html
民主党の中井洽(ひろし)元法相が公用車使用費などを事務所の光熱水費に付け替えていた問題をめぐり、20日の同党役員会で中井氏の責任を問う声があがった。中井氏は16日に政治資金収支報告書の訂正会見を行ったが、役員会では小川敏夫参院幹事長が「虚偽報告していた事実についてきちんとした責任を取る必要がある」と指摘し、対応を鳩山由紀夫幹事長に一任した。
小沢一郎代表は「説明責任はきちんと果たした」として中井氏を不問に付す方針で、光熱水費の内訳説明を拒んでいる松岡利勝農相の追及で政府・与党に攻勢をかけたい考え。しかし、党内には「せめて党の役職ぐらい辞任させないと農相追及もしづらい」(中堅議員)などの不満がくすぶっており、小川氏の発言はこれを代弁した。【葛西大博】
毎日新聞 2007年3月20日 18時22分
1054
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/20(火) 20:42:10
松岡農水相「職務全うしたい」 辞任を否定
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20070320/20070320-00000032-nnn-pol.html
高額の光熱水費問題で、野党からの追及に対し、あいまいな回答を続けている松岡農水相は20日朝の会見で、「安倍首相からも、しっかりやるように言われているので、職責を全うしたい」と述べ、辞任の意向がないことをあらためて強調した。
松岡農水相は20日朝の閣議後に行われた会見で「農林水にわたって全力を尽くして職責、使命を全うしていきたい。安倍首相からもしっかりやるように言われている。なおしっかりと、さらに取り組んでいきたい」と述べ、辞任する考えがないことをあらためて強調した。
また、光熱水費が適切に処理されているか松岡農水相自身が確認したのかとの質問に対しては、「会計責任者からしっかり報告を受けている」と答えるにとどまった。
1055
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/20(火) 21:07:06
魚住議員、独立行政法人へ働き掛け 熊本日日
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070319200027&cid=main
自民党の魚住汎英参院議員(比例代表)が二〇〇四年から〇五年にかけて、国土交通省が所管する独立行政法人の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)に対し、宇城市の海運会社からの要請を受けて、この会社と機構が共同所有する船舶の債務減免などを働き掛けていたことが十九日、分かった。
魚住氏は同日、県庁で会見し、「機構の高金利の債務に困っている内航海運業界の窮状を伝え、その一例として宇城市の会社の話をした。業界全体のことをどうにかしてくれということ。口利きではない」と述べた。
同機構や国交省によると、魚住氏は〇四年十月、「会社が船舶を買い取りたいと要望しているので対応してほしい」と要請。機構の業務課長らが、譲渡には機構への債務完済が必要などと説明したが、同氏は債務の減免を求めてきたという。
そのやり取りの中で、「業務課長が海運会社に『政治家に頼まないように』などと話した」という情報が魚住氏に伝わった。〇五年一月、魚住氏は参院議員会館に機構理事長や当時の国交省海事局長らも呼び出し、強い口調で謝罪を求め、当時の北側一雄国交相にも抗議したという。業務課長は同年二月一日付で異動した。機構は「本人が精神的に疲れていたため」と説明している。
魚住氏は県内航海運政治連盟の顧問を務め、同氏の政治団体は〇三年、この海運会社も所属する同政治連盟から政治献金を受けている。
この海運会社は一九九三年、機構(当時は船舶整備公団)の船舶共有建造制度を利用し、機構八割、会社二割の負担で約五〇〇トンの貨物船を約六億円で建造。会社が〇七年まで機構の負担分を使用料として毎月支払う契約を結んだ。しかし、支払いが滞りがちとなり〇一年と〇二年の二度、支払い期限を延長した。最終的に一三年までに延ばし、船舶の譲渡や債務の減免はなかった。(亀井宏二、潮崎知博)
1056
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/20(火) 21:08:14
「魚住議員のクレームあった」 国交相 熊本日日
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070320200015&cid=main
自民党の魚住汎英参院議員(比例代表)が二〇〇四年から〇五年にかけて、国土交通省が所管する独立行政法人の鉄道建設・運輸施設整備支援機構に対し、宇城市の海運会社が同機構と共同所有する船舶の債務減免などを働き掛けた問題で、冬柴鉄三国交相は二十日の閣議後会見で、「当時の国交省海事局長や機構にクレームがあったのは事実」と述べた。
冬柴国交相は、クレームは船舶使用料の不払いにより、機構が海運会社に求めた14・5%の延滞利息の債務減免だったとした上で、現在、この会社が使用料や延滞金の支払いを続けていることも紹介。「債務の減額はなかった」と説明した。
魚住氏の行為が違法な口利きに当たるかどうかについては、「魚住氏の考えを聞いておらず、評価は差し控えたい」と明言を避けたが、「乱暴な表現を使うのはその人の性行」と語った。その上で「もしどう喝であれば刑事罰の対象になる」と述べた。
魚住氏の政治団体は働き掛けがあった前の〇三年、この海運会社が加盟する県内航海運政治連盟から計百万円の献金を受けている。
(潮崎知博)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/21(水) 11:17:28
ぶっ
松岡農水相、民主党側と押し問答
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070321/20070321-00000004-jnn-pol.html
国会では20日も松岡農水大臣の光熱水費の問題が取り上げられ、議員会館の事務所の中を見せて欲しい、と求める野党側と松岡大臣が押し問答となりました。
「そんななんとか還元水500万もするんだろうか、あるいはその暖房のなんか器械がね、500万もするんだろうかどうなんだろうなぁと、みんな不思議に思っていますよ。私あのきょうでもね、この後大臣の事務所伺ってみたいなと思うんですけれども、大臣いつなら良いですか?」(民主党 高山智司議員)
「高山先生に収支報告書の内容まで確かめて頂く必要無いと思っております」(松岡農水大臣)
「何か大臣、見せられないものでもなんかあるんですか?見られたらまずいんですか?」(民主党 高山智司議員)
「遠慮させて頂きたいと思います」(松岡農水大臣)
「何で見せないんですか。よっぽど不思議ですよ見せない方が。何で見せないんですか?本当に。大臣これはおかしいですよ。法律上どうだこうだという問題じゃないですよ。常識でおかしい大臣の行動は。なぜ見せないんですか」(民主党 高山智司議員)
また、高山議員が他の費用の光熱水費への付け替えが無かったかどうかを質したのに対し、松岡大臣は「担当者が総務省とも相談して適切に報告している」と答弁しました。
高山議員は持ち時間の多くを松岡大臣の光熱費問題の追及にあてましたが、松岡大臣は「法令に基づいて対応している」と繰り返しました。(20日20:36)
1058
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/22(木) 20:18:54
政調費:自民党市議団に2460万円返還命令 名地裁
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070322k0000e010073000c.html
自民党名古屋市議団の政務調査費を巡り、名古屋市民オンブズマンが松原武久・同市長を相手取り、03〜04年度に支出した政調費の一部計2870万円を同市議団から返還させるよう求めた訴訟の判決が22日、名古屋地裁であった。中村直文裁判長は政調費の一部に不適切な会計処理があったことを認定し、松原市長に対し、同市議団に2460万円を返還させることを求めるよう命じた。
訴状などによると、同市議団は議員1人当たりに支給される月額55万円の政調費のうち5万円を団の共通経費として徴収。03年度と04年度の共通経費については「全額を使用した」との収支報告書を議長に提出したが、04年度に団長を務めた西村健二市議(離団)が両年度の共通経費の残金を「『預かり金』として保管した」と公表した。このため同オンブズマンが「共通経費を全額使い切ったとする収支報告書は虚偽記載だ」などとし、共通経費分を返還させるよう求めて提訴した。
西村市議は訴訟でも「97年度〜03年度までの間に余った『預かり金』計3300万円は、改選時に所属議員に分配された」と目的外使用があったことを証言した。
一方、市側は「同市議団の会計処理方法については関与していない」と請求の棄却を求めた。補助参加人として加わった市議団側は「議員個人は実際は55万円以上の政務調査活動を行っている。共通経費に剰余があって結果的に残ったとしても不当利得には当たらない」などと反論していた。
同市議団の政調費を巡っては、この他にも、病気療養中の市議に450万円の政調費が支給されるなど不透明な運用があったことが判明。オンブズマンは「議員個人分(50万円)の支給も違法だ」として、04年度に同市議団の議員全員が受け取った1億3500万円についても返還を求め、提訴している。【月足寛樹】
毎日新聞 2007年3月22日 14時36分
1059
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/24(土) 00:52:19
“不合格”採用は7人 加西市職員試験
2007/03/23 兵庫神戸
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000278377.shtml
加西市の二〇〇六年度の職員採用試験に絡み、中川暢三市長(51)が採用方法の変更を指示した問題で、事務職と消防職の合格者十三人のうち、当初は不合格とされた七人が同市長の指示で採用されていたことが二十二日、分かった。同日開かれた加西市議会の百条委員会で、当時の担当職員らが証言した。幹部職員ら五人でつくる「市職員採用試験委員会」の当初の答申通りなら、事務職は上位十人が合格となるが、実際には十位以内の五人と十一位以下の五人を採用。消防職も合格者三人のうち二人が四位以下だった。
証言では、採用者はほとんどを中川市長が決めたとし、担当職員が、市長の決定と試験結果のつじつまを合わせるため、情報開示用の書類の数字を差し替えていたことも明らかになった。
同日の百条委は書類調査を行い、当時の担当職員二人が証人として出席。証言によると、中川市長は〇五年九月、担当職員が市長の指示で偏差値を導入した試験結果の一覧表に、「○」(採用)「△」(補欠)「×」(不採用)を書き入れ、担当者に渡したという。
中川市長は「数字改ざんの指示はしていない。自治体の最終責任者として、人材を自分で決められないのはおかしい。採用した人材は、各職場でよく働いていると報告を受けており、正しい採用だったことは誰の目にも明らか」としている。
1060
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/24(土) 00:53:36
関与は「市民の利益」 採用不正疑惑で加西市長
2007/03/23 兵庫神戸
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000278379.shtml
市長は職員採用にどこまでかかわれるのか。加西市で二十二日に浮上した職員採用をめぐる不正疑惑。中川暢三市長は採用試験委員会の答申を受け入れずにほとんどの合格者を自ら決めるなど、独断専行ともいえる強引な手法をとっていた。「市民の利益を考えてやったこと」と釈明する中川市長。一方で市議らは「あまりに恣(し)意(い)的」と批判を強める。他の自治体は「市長の意向で合格者が決まることはない」と口をそろえ、中川市長のやり方に批判が集まりそうだ。
同市は「市長が職員採用に関与すると不正を疑われる恐れがある」との理由から、市幹部らでつくる「市職員採用試験委員会」が試験結果をもとに合格者と補欠合格者を決め、報告を受けた市長がそれに従っていた。
二〇〇六年度の試験でも同様に担当職員が名簿を作り、中川市長に提出。しかし、同市長が「自分でも作文や受験申込書を見る」と異例の関与をした。事務職では名簿の欄外に自ら点数を書き込み、合格者に〇印をつけていた。消防職についても、合格者らの名前を書いた文書を担当職員に渡したという。
この日の市議会特別調査委員会(百条委員会)では、委員の市議が「おかしいと指摘しなかったのか」と当時の担当職員を追及したが、職員は「市長に試験委員会の趣旨などを説明したが聞き入れられなかった。市長の決定に従わざるをえなかった」と弁明。「きっちり突っぱねるべきだったと思う」と話した。
一方、他の自治体では市長の関与は決裁だけにとどまる。神戸市は「中立性を保つため」として外部の弁護士や大学教授らでつくる人事委員会を設け、採用者を決定。市長は同委が選んだ採用者の報告を受けるだけで、選考にはかかわらない。
助役や教育長をメンバーとする試験委員会が採用者を決める小野市や、面接や論文の結果を点数化して上位者を採用する西脇市も市長の決裁は必要だが、「その時点で結果がくつがえることはない」としている。
地方政治に詳しい関西大学法学部の若田恭二教授(政治学)は「選考過程にかかわっていない市長に結果を変える根拠はない。点数化された結果と同じように客観的、常識的で、誰もが納得できる根拠がなければ、どう説明をしても、苦しい言い訳にしか聞こえないだろう」と話している。
1061
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/24(土) 00:55:24
市長を証人喚問へ 加西市採用問題
2007/03/23 兵庫神戸
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000278691.shtml
加西市の二〇〇六年度の職員採用試験で、中川暢三市長(51)の指示で合格者が入れ替わった問題で、同市議会の調査特別委員会(百条委員会)は二十三日、中川市長を二十七日に証人喚問することを議員協議会で報告した。また、事務職を受験して上位十人の合格圏にいながら、中川市長の関与で不合格になった受験者の家族からは、「試験を行う意味がない」と怒りの声が上がった。
調査特別委は、市長の喚問で、合格者の入れ替えを指示した経緯や動機などを直接ただして真相解明を目指す。前日の二十六日には、当時の「市職員採用試験委員会」の委員五人を喚問する。
職員試験で上位にいたが不合格となった地方公務員の女性(25)の母親(51)は「こんな採用をするくらいなら、最初から試験なんかしなければいいのに」と怒りをあらわにした。
女性は二年連続で公務員試験に不合格となったが、近くの町役場でアルバイトしながら勉強し、加西市を受験。届いた不採用の結果に「ものすごく自分を責めており、見ていてかわいそうだった」と母親は涙ぐんだ。
「自宅から通える職場」を希望していたが結局、別の公務員試験に合格し明石市内で暮らしている。父親(55)は「新しい市長になり、しがらみにとらわれない採用を期待していたが、まったく公平性に欠ける判断」と憤っていた。
一方、加西市議会本会議はこの日午前十時に再開され、中川市長も出席。各委員会の報告、質疑・討論を実施したが、議員から採用問題をめぐる質問は出なかった。人事を担当する同市総務課には同日までに、「本当に市長が独断で合格者を決めることができるのか」など職員採用問題に対する苦情の電話が約二十件あった。
1062
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/24(土) 09:30:18
那賀町無断借り入れ問題 日下町長の辞職同意 讀賣徳島
旧鷲敷町土地開発公社(現那賀町土地開発公社)の事業費を巡り、那賀町の日下正隆町長が、独断で町の定期預金を担保に農協から町名義で約3億8500万円を借り入れた問題で、町議会は23日、日下町長が欠席のまま、辞職の申し出に同意。町は近く、町職員2人と弁護士ら専門家3人の計5人で調査委員会を設け全容解明に努める。
この日の町議会では、現公社の債務保証額約9億3500万円の期限延長を含む07年度一般会計予算案について、議員4人が「説明がないまま認めるわけにはいかない」などと反対したが、11対4で可決された。
町によると、坂口博文助役が17日、知人宅で町長に面会した際、日下町長は「町の資金を先物取引で運用したが、損金が生じ穴埋めに充てた。23日の議会で説明する」と話したという。しかし、21日に町議の1人に「議会も欠席する」と連絡したのを最後に、所在が確認できなくなったという。
閉会後、記者会見した臼木良幸議長は「真相解明は司直に委ね、新体制で信頼回復に当たるしかない」と苦渋の表情。坂口助役は「町長1人に会計処理を許した体制も一因で、早急に改めたい」と話した。
傍聴した町内の飲食業男性(60)は「約束を破って真相を説明しないのは、あまりに無責任」と憤りをあらわにした。
<来月22日出直し選>
那賀町選管は23日、日下正隆町長(61)の辞職を受け、町長選の日程を、統一地方選の特例法により、4月17日告示、同22日投開票と決めた。
(2007年3月24日 読売新聞)
1063
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/27(火) 20:03:07
公選法違反:台東区議選で詐偽投票容疑、落選候補ら逮捕 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070327ddlk13040438000c.html
今月18日に投開票された台東区議選(定数32)で、虚偽の転入届をして投票したとして、警視庁捜査2課は26日、同選挙で落選した自民党台東区第20支部長、伊藤晴康容疑者(31)=同区北上野1▽支援者の会社員、坂井富美男(55)=葛飾区亀有2▽同、高橋正和(35)=千葉市若葉区高品町の3容疑者を公選法違反(詐偽登録・詐偽投票)容疑で逮捕したと発表した。
調べでは、坂井、高橋両容疑者は昨年7月、伊藤容疑者の自宅に転入したとの虚偽の転入届を区役所に提出。選挙人名簿にそれぞれの名前を登録させ、伊藤容疑者に投票した疑い。【石丸整、鳴海崇】
毎日新聞 2007年3月27日
1064
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/27(火) 20:31:44
選挙:広島市長選 秋葉候補のポスター破損 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070327ddlk34010668000c.html
広島市長選(4月8日投開票)で、秋葉忠利候補の選挙用ポスターが、数十カ所ではがされていたことが26日、分かった。秋葉候補の選挙事務所は27日にも、公選法違反容疑で県警に被害届を出す方針。
同事務所によると、26日午前7時半ごろ、南区出汐1の出汐会館前に設置された市長選ポスター掲示板で、秋葉候補のポスターがはがされているのに住民が気づき、同事務所に連絡があったという。市選管の調査では、被害は、中区や東区、安佐南区など市内全域で少なくとも37カ所(同日午後5時現在)。他候補のポスターに、被害はなかった。広島東署などが実況見分をして調べている。
秋葉候補を支援する「みこし連」の河野美代子代表は「攻撃に負けず、クリーンに闘いを続けていきたい」とのコメントを出した。【田中博子】
毎日新聞 2007年3月27日
1065
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/27(火) 20:45:00
農相「100万円受領の事実無い」
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070327AT3S2700A27032007.html
松岡利勝農相は27日の閣議後の記者会見で、都内の会社経営者が、松岡農相側に後援者を通じて渡そうとした100万円の行方が分からなくなっているとの一部報道に対して、「(100万円を受領したという)事実は無い」と語った。
松岡農相は「振り込みは無いし、領収書があるわけでもない。その会社の人も存じ上げない」と述べた上で、「政治資金収支報告書に基づいて処理をしているという以外に申しようがない」と語り、不透明な金銭のやりとりを否定。
1066
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/27(火) 21:22:12
入金の「事実ない」と松岡農水相 百万円使途不明問題
2007年03月27日11時56分
http://www.asahi.com/politics/update/0327/007.html
松岡農林水産相の後援者であるインド文化協会会長(74)に対し、都内の会社が「松岡氏への資金協力」として支払った100万円が使途不明になっている問題で、松岡氏は27日、閣議後の記者会見で「記録がなく、したがって事実はない」と話し、100万円の受け取りを否定した。
松岡氏は「事実があれば、政治資金収支報告書に載せることに何の問題もない」と説明。この後援者について、「10年ぐらいの知り合いだが、一緒に食事をしたこともない」と話した。1月5日の会見では「長いお付き合いのある人。元々熊本出身だし、いろいろな関係がある人なわけです」と説明していた。
1067
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/27(火) 21:51:21
“ボス”の犯罪どう判断 神戸市議汚職・きょう判決 兵庫神戸
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000282527.shtml
神戸市議による汚職事件で、あっせん収賄罪などに問われた元同市議の村岡功(69)と長男の龍男(46)両被告の判決が二十七日、神戸地裁で言い渡される。両被告は起訴事実を争っていないが、市への働き掛けは「適正な行為だった」と、一部で検察側の主張と食い違う。また検察側は「市も不正を認識していた」と指摘したが、市側は一貫して「不正はない」と反論。判決が市のかかわりをどう判断するのかも注目される。神戸地検が事件を摘発して約一年。政治と金が絡む腐敗の構図を作り上げた“市政のボス”が裁かれる。(三島大一郎、三木良太)
■圧力■ 「今の要綱は時代遅れ。市長や助役にも言う」
産廃施設設置の要綱改正をめぐっては、両被告が何度も市環境局長らに圧力をかけたことが明らかになった。
大手産廃会社が市内に中間処理施設を設置できる基準を満たしていたが、両被告は市に許可を出さないよう再三、求めた。要綱では同意が必要ないにもかかわらず、「許可を得るには、隣接する自動車会社の同意も必要だ」とごり押し。要綱改正を審議する環境保全審議会でも、「基準を厳しくしろ」と要求した。
こうした働き掛けについて、弁護側は「あいまいな許可基準を画一的な内容にするよう市環境局に働き掛けた。行政的に適正」としている。
■団長■ 「入札方式に変わったのは、(私の)働き掛けが原因ではない」
市資源リサイクルセンターで、市と福祉団体の随意契約が一部公募入札に変わったことについて、功被告は被告人質問でそう答えた。
「入札のほうが適切だと思っていた。ただ財政局も関係するし、最後は市長が決めること」
しかし、検察側立証では、功被告の圧力が入札方式への変更に大きく働いたことを裏付ける供述が次々に飛び出した。
福祉団体への契約に了承を得ようとする環境局長らに、功被告は「運営は民間じゃないといかん」とはねつけた。さらに、「そんな話は聞かん。予算を通さんぞ」と、与党最大会派の団長の地位を利用して、予算を“人質”に迫ったという。さらに、団長を務める自民党会派の三市議に指示して市会本会議などで質問させ、市を揺さぶった。
結局、同センターの主な業務は公募入札に変更され、贈賄業者の子会社が落札した。
弁護側は「随意契約を入札に変えるようあっせんしただけ。市職員に不正行為を求めていない」としている。
■対立■ 検察側は市の対応の甘さも指摘してきた。
「不正を認識し、功被告に逆らって施策が停滞することを恐れた」
功被告の論告求刑公判でも「市は被告の要求に応じ本来の行政を怠るなど、責任を放棄した」と、毅然とした態度を取らなかった市にも責任の一端があるとした。
しかし、矢田立郎市長をはじめ市幹部は「圧力を感じた職員はいるが、法令違反や不正行為はなかった」と会見などで主張。最後まで平行線をたどった。
対立は、親子関係にまで及んだ。
龍男被告は「父に逆らえなかった」と功被告を恐れ、弁護人は「犯行は功被告の指示に従ったにすぎない」と、主犯は父親だと強調。功被告の弁護人は「わいろを実際に受け取ったのは龍男被告」と主張し、法廷で責任をなすり付け合った。
【神戸市議汚職事件】
神戸市会で最大会派の団長だった村岡功市議と長男の龍男市議(いずれも辞職)が、産廃業者からわいろを受け取り、別業者の産廃処理施設の建設を阻止するため、神戸市に設置要綱の変更を迫り、神戸地検にあっせん収賄容疑で逮捕された。市資源リサイクルセンターの管理運営をめぐっては、会派の議員に質問させて市に圧力を掛けた。わいろの総額は4300万円。神戸市役所が捜索を受け、矢田立郎市長らが地検に参考人聴取されるなど、市政が混乱した。市は議員の働きかけを原則記録し公開するコンプライアンス(法令順守)条例を制定した。
1068
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/27(火) 21:53:03
疑惑解明に不満の声 兵庫神戸
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000282529.shtml
現職の神戸市議二人が逮捕、起訴された汚職事件は、「口利き」や「密室交渉」など市議と市当局の不透明な関係を浮かび上がらせた。事件を受け、市は悪質な口利きを抑止するための新条例を制定。市会側も再発防止策を打ち出した。しかし、疑惑の解明のために設置した地方自治法百条に基づく市会特別委員会は権限を行使せずに解散。市民の中に「対応は不十分」とする声がくすぶっている。
事件を受け、市は職員から直接聞き取るなど、内部調査を実施した。報告書では村岡被告から圧力があったことを認めたが、職員に法令違反や不正な行為はなかったと結論づけた。
市は弁護士らで構成する外部委員会を設け、口利きの実例などを検証。その答申を受け、市議らからの要望などを記録し、情報公開の対象とするコンプライアンス(法令順守)条例を制定した。今年一月の施行後一カ月間で、市議などからの要望は計約百二十件が記録された。
一方、議会側も事件に絡む疑惑の解明と、再発防止策を検討するため、政治倫理確立委員会を設置し、地方自治法百条に基づく調査権を同委員会に付与した。しかし与党が野党を押し切り、権限を行使しないまま昨年十二月に解散した。
再発防止策の検討でも与野党で意見が分かれた。結局、条例化を見送り、具体的な罰則規定を設けない綱領を決議するにとどめた。
こうした対応に対する不満はくすぶっている。判決の三日後には神戸市議選が告示される。神戸新聞社の電話アンケートでは、七割の有権者が同事件を「投票の参考にする」と答えており、有権者の判断が注目される。
1069
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/28(水) 08:27:25
政調費“先送り同盟”
愛知県議会、選挙後の議論確認
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20070327/eve_____sei_____004.shtml
名古屋地裁が自民党名古屋市議団に交付された政務調査費(政調費)約2500万円を返還するよう命じた判決について、愛知県議会の自民、民主、公明党は「全面敗訴」に衝撃を受けながらも、「市議団のケースは特殊」との認識で一致。2月の知事選で与野党に分かれた自・公と民だが、政調費問題では3党協力して4月の県議選後に議論を本格化させる方針を判決前に確認しているため、結論を事実上選挙後に“先送り”した。
2月議会は与野党対決型議会になったため、自、民、公とも当初は独自の政調費調査チームを立ち上げ、議会で“改革派”ぶりを競った。その後、自民側が「議会全体で制度をまとめた方がいい」と提案。「県議選前に政調費問題にかかり切りになれない」(与党県議)との各党共通の事情もあり、選挙後の本格論議へトーンダウンした。
こうした変化について自民党県議団の岩村進次団長は「議員全員の課題である以上、皆で批判に答えられる分かりやすいルールをつくるべきだ」と指摘。民主党県議団の片桐清高団長も「本当の意味で効果を上げるために、早い段階で3会派が同じテーブルにつくのは悪いことではない」としこの問題では知事選で激しく争った両党が、なぜか、足並みをそろえる。
公明党県議団の議会改革検討会議座長を務める小島丈幸幹事長は「政調費の一部を共通経費としてプールした名古屋市議団のケースは特殊で、われわれと別次元。右往左往することはない」と述べ、拙速な対応は必要ないとの立場。3党とも「県議団は目的外使用をしていない」とし、裁判で“違法”とされた自民党市議団との違いを強調する。
前回県議選で議席を失った共産党は、県議の政調費の領収書全面公開などを求め、県議選に向けて全面対決の構えだ。
民主の片桐団長は「裁判で有権者の関心が高まり(論争には)いいタイミング。決して腰が引けているわけでなく、県議選でもどんどん争点にしてもらえればいい」と言うが、県議の中には「裁判であのような結果が出て有権者がどう受け止めるか不安がなくもない」との声も出始めている。
1070
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/28(水) 08:50:58
「陰の市長」厳しく断罪
「政策変更働きかけ」 神戸市の見解否定 讀賣兵庫
神戸市を長年にわたって牛耳ってきた前神戸市議父子に対する判決は実刑だった。27日、村岡功被告(69)と、長男の龍男被告(46)に言い渡された地裁判決。父子の犯罪を指弾する佐野哲生裁判長の言葉に、「陰の市長」とも呼ばれたかつての実力者たちは、じっとうつむいたまま聞き入った。また、佐野裁判長は判決で「市の政策変更は村岡功被告らの働きかけがあったからというべきで、因果関係があるのは明らか」と指摘し、「働きかけに応じた職員はいない」とする市の見解を否定。取材に応じた矢田立郎市長は「因果関係は分からない」と言葉を濁した。
■ ■被告□■ 地裁101号法廷。傍聴席を埋めた市民の前で、改めて最終意見陳述した功被告は「迷惑をかけたことを改めて心からおわびします」と謝罪した。「懲役2年6月に処する」。功被告は実刑判決にも動じず、主文を告げた佐野裁判長を直視。その約1時間後、父親と同じ法廷に立つ龍男被告も実刑を予想していたのか、「国民の政治不信にもつながり、社会的影響からも厳しい非難を免れない」などと指弾する佐野裁判長の言葉にも落ち着いた様子。
関係者によると、功被告は事件後、「一番愛していた神戸市を裏切り、業者から金銭をもらってしまい、すべてを台無しにした」と悔やみ、「実刑を覚悟している」と漏らしていた。
公判中は、自宅と神戸市中央区内の事務所を往復するだけで、ひっそりと暮らしているといい、寛大な処分を求めて5000人以上の市民から嘆願書が集まったことを知り、信頼を寄せてくれていた市民に対して「申し訳ない」と何度も口にしていたという。
■ □市、議会■■ 判決を受け、矢田市長は27日夜、市長室で取材に応じた。判決の指摘ついて、「市の内部調査で、村岡被告から圧力を感じた職員もいた。(働きかけには応じていないが)圧力のことを指しているのかもしれない」とし、「(因果関係については)わからない。政策変更はすべて市の裁量の範囲内で、公益に反することはやっていない」と、従来の主張を繰り返した。
一方、両被告が所属していた自民党市議団の平野昌司団長は「判決は村岡被告本人のものであり、我々は新しい自民党として頑張っているのでコメントできない」と記者会見を拒否。民主党市議団は「同じ議員として責任の重さは感じているが、コメントは差し控えたい」とし、公明党市議団は「市会全体として重く受け止めなければならない」とコメントした。
新社会党市議団などの野党会派は「市民の信頼を大きく損ねた事件であり、実刑判決は当然。判決は村岡被告の圧力に屈した市の対応も『職務上相当の行為をしなかった』としており、市の反省も求められている」などとしている。
(2007年3月28日 読売新聞)
1071
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/29(木) 00:34:07
自民市議団は会見拒否2007/03/28 兵庫神戸
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000283576.shtml
功被告が団長を務めていた神戸市会自民党市議団の平野昌司団長は、会見を拒み「判決がどうあれ、村岡(被告)本人の判決。われわれは新しい自民党として頑張っている。コメントのしようがない」とだけ述べた。
捜査で事情聴取を受けた自民市議三人のうち一人は、産廃施設をめぐる要綱変更などについて、「功被告の意向により市会で質問した」と、判決でも認定された。しかし、この市議も取材に応じないままだった。
聴取を受けた他の市議は「厳しい判決とは思うが、村岡親子の犯罪」としつつ、目前に控えた統一選の市議選に向け「今はそれに集中したい」。別の自民市議は「有権者は判決をどう受け止めるのか」と選挙への影響を心配した。一方、判決公判を傍聴した野党市議は「市民の信頼を裏切り、当然の判決。市側に特定の企業を有利にする認識があったこと、自民ぐるみの疑いがあることを示した」と批判を強めた。
1072
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/29(木) 08:19:58
知事選違反懲役1年〜10月求刑 前韮崎3市議、起訴事実認める 讀賣山梨
知事選で落選した山本前知事への票とりまとめなどの見返りに現金の受け渡しをしたとして、公職選挙法違反(買収、被買収)の罪に問われている、いずれも前韮崎市議で、同市本町、建築業岩下照人(64)、同市大草町下条西割、農業清水清(74)、同市龍岡町下条南割、同秋山武広(76)の3被告の初公判が28日、甲府地裁(矢野直邦裁判官)であり、3人はいずれも起訴事実を認めた。検察側は「市議会への信頼を失墜させ、選挙の公正を著しく害した」として、岩下被告に懲役1年、清水被告に懲役10月、追徴金8万円、秋山被告に懲役10月、追徴金5万円と、捜査段階で押収していた現金3万円の没収を求刑した。
被告人質問で岩下被告は、横内公明・現市長が昨年11月、県議からくら替えして市長選に出馬した際、後援会幹部を務めていた自分に相談がなかったことに腹を立てたと証言。公明氏の実兄・横内知事と山本氏の対立構図となった知事選では「なんとかして山本氏を勝たせたかった」と供述した。
冒頭陳述などによると3被告は市長選で、落選した小野修一前市長を支持。岩下被告は知事選でも、小野氏が支持した山本氏への支持を打ち出していたが、清水、秋山両被告が態度を明確にしていないと感じたため、現金を渡すことを思いついたという。岩下被告は公判で「2連敗はいけないと思った。頭に血が上っていた」と話した。
岩下被告は1月7日と同19日、清水、秋山被告に「いよいよ知事選が始まった。頼むよ」などと言って、それぞれ計8万円を渡した。清水被告は炊飯器などを買い、秋山被告は散髪代などに使ったという。
閉廷後、岩下被告は取材に対し「大勢の方に迷惑をかけ、反省している」と話した。判決は4月11日。
(2007年3月29日 読売新聞)
1073
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/29(木) 08:20:47
【ニュース追跡】田中前知事 刑事責任追及困難か
元参事「百条委証言は作り話」 讀賣長野
田中康夫前知事の元後援会幹部による県への働きかけを記した公文書の破棄を巡り、前知事や当時の職員が公文書毀棄(きき)ほう助などの疑いで告発された問題で、県警は前知事本人に任意で事情聴取した結果も踏まえ、長野地検に書類送付した。地検が最終的な結論を下すのは、4月の県議選後になる見込みだが、少なくとも前知事については刑事責任の追及は困難とみられる。
(前知事告発問題取材班)
この問題は2005年2月、前知事の元後援会幹部が県下水道事業の入札制度見直しを働きかけた疑惑を巡り、情報公開請求された公文書について、県が当初「不存在」と回答していたのに、その後、一転して「存在する」として公開したことを読売新聞などが報道したことに端を発する。
県議会が同年7月に設置した調査特別委員会(百条委)は、半年以上かけた調査の結果、元県下水道課長が元県経営戦略局参事の指示で情報公開請求された文書を破棄したと認定した。
元参事は「(前知事から)破棄するよう指示された」と証言したものの、前知事は否定。百条委は前知事の積極的な指示があったとは認定せず、破棄するとの報告を受けながら止めなかったと判断。委員だった県議有志が昨年3月、前知事ら3人を県警に告発した。
前知事立件の可否が最大の焦点となっているが、県警の調べに対し、元参事が「(破棄について前知事の指示があったという)百条委での証言は作り話」と供述した。前知事も「破棄を指示もしていないし、容認もしていない」などと容疑を否認したとみられる。
刑事訴訟法では、警察が告発を受理した場合、容疑の有無にかかわらず、検察官に書類を送付しなければならないとされている。県警は結局、前知事の刑事責任追及は困難という趣旨の意見を付け、書類送付した。
また、文書を破棄したとされる元下水道課長(退職)も、「公文書ではなく私的メモと思っていた」などと容疑を否認。元参事は、容疑を大筋で認めているという。
■偽証容疑も不起訴の公算■ 百条委は、情報公開請求された文書の非公開について、「私の指示はない」などとした知事の証言も「偽証」と認定。偽証したとされる場所が県議会だったことから、議会が長野地検に告発した。
地検では、県警から書類送付された前知事の公文書毀棄ほう助容疑と、偽証容疑について、一括して結論を出す方針だ。
文書の破棄・非公開についての前知事の関与と、それについて「私の指示はない」とした「偽証」は、「別々に論ずることはできない。捜査上、最終的には一体のもの」(捜査関係者)との考え方などから、公文書毀棄ほう助容疑で不起訴処分となる場合、偽証容疑についても同じ結果となる可能性が強い。
地検が処分を下す時期が4月以降となる見込みなのは、捜査結果が県議選に影響を与える可能性があるとみられるためだ。
(2007年3月29日 読売新聞)
1074
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/29(木) 16:32:32
宝塚市長の宗教行事公用車問題:費用の返還求め監査請求−−市長に市議 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070329ddlk28010471000c.html
宝塚市の阪上善秀市長が、大阪府茨木市の宗教法人の行事などに公用車で参加したことに対し、古谷仁市議(社民)は28日、公用車の運転にかかった費用計2万6100円を阪上市長が市に返還するよう求めて監査請求した。
古谷市議によると、阪上市長は昨年5月8日午後7時、秘書を伴って宗教法人本部であった感謝祭に参加。市長用公用車は、タクシー会社と平日午前8時〜午後6時で契約しており、午後6時〜9時50分の時間外管理料とガソリン代、高速道路料金計8200円が発生した。
また、古谷市議は、阪上市長が昨年4月〜今年1月の計4回、公用車に乗って宝塚市内の社団法人主催の早朝行事にも参加した、と主張。「この行事が公務に当たるのかを明らかにできなければ私的利用だ」として、4回分の時間外管理料など1万7900円の返還も求めた。【田畑知之】
〔阪神版〕
毎日新聞 2007年3月29日
1075
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/29(木) 19:19:04
松岡農相:市民団体が告発へ 規正法違反容疑で
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070329k0000e010077000c.html
弁護士や大学教授でつくる市民団体「政治資金オンブズマン」(大阪市)のメンバーは、松岡利勝農相と資金管理団体の会計責任者が、政治資金収支報告書に光熱水費を虚偽記載したとして、2人を政治資金規正法違反(収支報告書の虚偽記載など)の疑いで東京地検に告発することを決めた。今週中に告発状を提出する。
告発状では、松岡農相の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」は、光熱水費が公費負担されている衆院第1議員会館にしか事務所がないのに、会計責任者は01〜05年の収支報告書に、5年間で計約2880万円かかったと虚偽記載したと指摘。松岡農相も虚偽記載を知っていたか、監督責任を怠った疑いがあると主張している。
規正法によると、収支報告書の虚偽記載は5年以下の禁固または100万円以下の罰金。
オンブズマン共同代表の上脇博之・神戸学院大大学院教授(憲法)は「農相は説明責任を果たしておらず、違法な問題を放置できない。国会での追及が一段落したのを機に、告発して裁判の場で事実を明らかにしなければならないと考えた」と話している。
松岡農相は05年に約507万円を計上した光熱水費の内訳について「ナントカ還元水や暖房が含まれる」と5日の参院予算委で答弁したが、その後は「報告すべき点は適切に報告している。それ以上の報告は、現行制度が予定していない」と説明を拒んでいる。【青島顕】
毎日新聞 2007年3月29日 15時00分 (最終更新時間 3月29日 15時07分)
松岡農相:民・社・国民新が「疑惑追及チーム」発足
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070330k0000m010030000c.html
民主、社民、国民新3党は29日、松岡利勝農相の「疑惑追及チーム」を発足させた。光熱水費問題や秘書によるNPO法人審査の照会問題などを調査、農相辞任を求めていく。13日の3党幹事長会談で設置を決めたが、民主党が中井洽元法相の光熱水費付け替え問題などの対応に追われ発足が遅れた。疑惑追及の主舞台となる予算審議が終わってからの発足には疑問の声もあがっている。共産党は「中井氏の問題も取り上げるべきだ」と主張して参加を見送った。
毎日新聞 2007年3月29日 18時24分
1076
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/29(木) 23:26:07
市水道局の政治家祝賀広告費支出、高裁が逆転違法判断
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070329i113.htm
福島県いわき市水道局が2005年3月、自民党の衆院議員と県議の祝賀広告を新聞に掲載したのは、地方公営企業の政治的中立義務違反にあたるとして、市民団体「市民オンブズマンいわき」の山崎裕子代表が同局水道事業管理者に対し、広告代金3万1500円を当時の同管理者に損倍賠償請求するよう求めた住民訴訟の判決が29日、仙台高裁であった。
大橋弘裁判長は「額がわずかでも、特定の政党、政治家を応援する印象を抱かせる」などとして、原告側の請求を棄却した福島地裁の判決を取り消し、同局側に広告代金全額を請求するよう言い渡した。
判決などによると、同市水道局は2005年3月、坂本剛二・衆院議員の自民党県連会長就任と同市選挙区選出の渡辺敬夫県議の県議会議長就任の祝賀広告を、全国紙の福島県版に掲載した。
福島地裁判決では「額も小さく、政治的中立に反するとは言えない」として原告側の請求を棄却していた。同市水道事業管理者職務代理者の藍原克美・水道局長は「主張が認められず残念。判決内容を精査し、対応したい」と話している。
(2007年3月29日20時44分 読売新聞)
1077
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/31(土) 01:58:33
政治家のモラルどうなってる?大田2区議にも盗作疑惑
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007033009.html
自民党の鈴木章浩前大田区議(44)が、海外視察後に議会に提出する報告書にインターネット上の記述をほぼ丸写ししていた問題に絡み、同区の別の自民党区議と民主党前区議の報告書もネットの記述と酷似していることが30日までに分かった。政治家のモラルはどうなっているのか?
新たに問題視されいるのは、自民党の安藤充区議(60)と、民主党の田中健前区議(29)。
「おおた区議会年報−平成18年版」には、2006年に安藤氏が米セーラム市などを、田中氏が中国・北京を訪問した報告書が掲載されているが、それぞれ1段落目がネット上のフリー百科事典「Wikipedia」の「ニューヨーク」「北京オリンピック」の記述と酷似しているうえ、田中氏の報告書は中国の旅行者のホームページともほぼ一致する記述があるという。
当然、これらの海外視察には税金が使われている。問題を指摘した共産党の渋谷要区議団長(73)は「こんないい加減な報告書しか出せないなら、海外視察をやめるべきだ」と語っている。
ZAKZAK 2007/03/30
1078
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/31(土) 02:36:01
加西市長不信任案を可決 職員採用問題 市長、議会解散へ
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000285088.shtml
加西市の二〇〇六年度職員採用試験の合格者が、中川暢三市長(51)の指示で入れ替わった問題で、加西市会は二十九日、緊急動議で提出された市長の不信任決議案を十八対一の賛成多数で可決した。中川市長は本会議後の記者会見で「就任から一年八カ月、やってきたことに問題はない」と述べた上で、自身の失職ではなく、市会解散の手続きを進めることを明らかにした。本会議ではまた、〇七年度予算案が否決された。
午前十時からの本会議には、全議員十九人が出席。午前中、採用問題を調べていた同市会調査特別委員会(百条委員会)による報告が行われ、「市長の採用方法は任命権者の裁量権を大幅に逸脱しており、地方公務員法に違反する」との結論が賛成多数で可決された。
午後に提出された市長不信任決議案では「『改革』を旗印に、何でも変えればいいというパフォーマンス行政を行った。市職員や議会、近隣市長との関係も悪化し、市の将来に大きな損失を与えた」などと指摘。「今回の百条委の調査は不十分。慣習にとらわれず改革に挑んだ市長を信じている」との反対意見も一議員からあったが、起立による採決で可決された。
市議選は、統一地方選後半戦の四月二十二日に行われることが既に決まっており、解散となっても、この日程で実施される。定数は現在の二〇(欠員一)から一八に減り、再び不信任決議案が提出された場合、過半数の賛成で可決となる。可決によって市長は失職し、市長選が行われるが、中川市長は会見で「(そうなれば)立候補する」と明言した。
中川市長は〇五年七月に初当選。〇六年度の職員採用試験で、試験委員会が選んだ合格者ではなく、合格圏外の受験者を採用するよう指示していたことが分かり、百条委が調べていた。市長は関与は認めたが、「人物重視で選んだだけで、違法行為はしていない。最終任命権は市長にある」と主張していた。
1079
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/03/31(土) 08:41:38
市議への「暴行」 今井議員不起訴 讀賣埼玉
草加市の石村次郎市議(57)が、今井宏衆議院議員(65)に殴られたとして、草加署に被害届を提出した問題で、さいたま地検は30日、傷害容疑で書類送検された今井議員を嫌疑不十分で不起訴とした。
不起訴の理由について、同地検は「肩を手のひらでたたいたことは認められるが、これを暴行と認定することは困難」としている。
石村市議は昨年11月12日、草加市内で開かれた学童保育の運動会で、左後頭部を今井議員に手のひらで数回たたかれ、けがをしたとして、同署に被害届を提出していた。
一方、今井議員は、被害届提出で名誉を傷付けられたとして、石村市議に、慰謝料1000万円の支払いを求める損害賠償訴訟をさいたま地裁越谷支部に起こしている。
(2007年3月31日 読売新聞)
1080
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/01(日) 21:27:17
公認候補が虚偽経歴、共産が横浜市議選で活動取りやめ
http://www.yomiuri.co.jp/election/local2007/news/20070401i512.htm?from=main5
日本共産党神奈川県委員会は1日、過去に虚偽の資格や学歴を書いた名刺や年賀状を配ったとして、横浜市議選泉区選挙区に立候補した同党公認の新人、坂本利恵候補(54)の選挙活動を取りやめたと発表した。
公職選挙法では立候補の辞退は告示日しかできず、党県委は、「本人も選挙活動を一切行わず、当選しても辞任する」と説明した。
党県委によると、坂本候補は県立高校のPTA役員だった2001年ごろ、資格がないにもかかわらず、弁護士、司法書士と印刷した名刺や年賀状を配布。名刺には、早稲田大学法学部卒と刷り込んでいたが、実際は県立横須賀高校中退だった。
他党が、虚偽を指摘する質問状を送ったことから、党県委が坂本候補に確認し、同候補も認めた。党県委は1日から、坂本候補の選挙活動を中止、ポスターもはがし始めた。
党県委の小池潔委員長は「不適切な人物を候補者にした。心からおわびする」と謝罪した。
(2007年4月1日21時21分 読売新聞)
1081
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/02(月) 23:05:45
大学教授ら、松岡農水相を告発 市民へ呼びかけも
2007年04月02日22時40分
http://www.asahi.com/national/update/0402/TKY200704020278.html
松岡農林水産相の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」の光熱水費問題をめぐり、市民団体「政治資金オンブズマン」(大阪市)のメンバーは2日、政治資金規正法違反(虚偽記載など)容疑で、懇話会の会計責任者と松岡氏の告発状を東京地検に送った。
告発状では、懇話会が電気代や水道代のかからない議員会館にしか事務所がないのに、会計責任者が02〜05年分の政治資金収支報告書に総額約2200万円の光熱水費を計上し、懇話会代表者の松岡氏も承知していた、としている。
同オンブズマンは、ホームページ(http://homepage2.nifty.com/〜matsuyama/)に告発状のひな型を掲載。はがきに印刷して住所、氏名を書き込み、判子を押せば、だれでも告発することができるとしている。村上正邦・元労相が受託収賄罪に問われた00年のKSD事件でも、同様の試みをした結果、約60の告発状が送られたといい、代理人の弁護士は「松岡氏の光熱水費をめぐるおかしさはだれもが感じているはずだ。多くの声を検察に届けよう」と話している。
松岡農水相は報道陣に対し「特段申し上げることはない」と述べた。
1082
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/03(火) 08:17:00
民主議員の団体名借用、高額本押し売り 都内の出版社
2007年04月03日06時16分
http://www.asahi.com/national/update/0402/TKY200704020292.html
民主党の山下八洲夫参院議員(64)が代表を務める政治団体の名前を借りて、東京都内の出版社が、領土や公安問題を扱う高額書籍を脅しまがいの手法で売りさばいていたことが、出版社の内部資料や関係者の証言でわかった。出版社は売り上げから、山下氏の政治団体に印税名目で1億3000万円余を支払っていた。政治団体側は「出版には携わっていないが、名義貸し料として受け取っていた」と授受を認めた。
この出版社は「エス・ビー・ビー」(東京都北区、柿原邦人社長)。山下氏の団体は「政治経済研究会」(同中央区)。売っていたのは「日本の領土」「自衛隊国防大綱」「公安百二十年史」などで、どれも1冊4万円ほどだ。
朝日新聞が入手したエス社の販売マニュアルなどによると、社員たちは同研究会の「統括理事」などの肩書を名乗って電話で直販していた。
「我々のようなもんがいきなりお伺いしては、仕事の邪魔になると思いましてな」と職場や自宅に押しかけることを示唆。断ると「領土に関心ないのか、日本人だろ」などと怒鳴ったという。
買わされた人には、中小企業経営者や中学高校の校長らもいたという。
研究会は90年代初め、元衆院議員と元国会職員が中心となって設立。山下氏は、かつて秘書を務めたこの元衆院議員がエス社創業者と知り合いだった縁で、代表に就任。03年11月エス社幹部が代表になったが、05年10月に再び山下氏が代表に就いた。
研究会の政治資金収支報告書などによると、05年までの7年間、「印税」としてエス社から毎年150万〜2500万円前後が支払われた。主にここから研究会の人件費や、千代田区平河町にあった事務所家賃、民主党サポーター会費やパーティー券代などが支出された。
書籍の一つには、同社の社外監査役である吉永祐介・元検事総長(75)が推薦文を寄せていた。吉永氏は「強引な売り方をしていたとは知らなかった」と言う。
エス社関係者によると、「印税」支払いは05年で打ち切られたが、現在も同じ手法で販売を続けているという。
柿原社長によると、エス社は05年12月に「政治・経済研究会」という「・」を加えただけの名称の政治団体を平河町の別のビルに設立。その後はこの団体名で出版している。その理由を、柿原社長は「政治家との付き合いに金がかかるので関係を絶ち、新たな団体を作った」と話している。
強引な電話セールスについて、柿原社長は「昔の手法を使う社員がいたのかもしれない。現在は誤解されないよう指導している」と説明。年間数千冊を売っているが、「クーリングオフには応じており、返金もする」と言う。
山下氏は83年の衆院選から連続4回当選し、96年に落選。98年の参院選(岐阜選挙区)で民主党公認で当選し、2期目。
〈山下参院議員の話〉 政治団体の運営は元国会職員が取り仕切っており、私自身は一切かかわっていない。エス社の社長と面識はあるが、印税収入や同社の営業の実態は知らなかった。
1083
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/03(火) 12:50:13
民主議員団体名で高額本…出版社から名義料5880万
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070403i305.htm?from=main3
民主党の山下八洲夫参院議員が代表を務める政治団体が、北方領土関係の書籍などを販売している出版社に名前を貸す見返りに3年間で計約5880万円の「印税収入」を受け取っていたことが分かった。
山下議員は、「(問題の)政治団体には名義を貸しただけで、運営などには一切かかわっていません。脇の甘さに深く反省しています」とのコメントを出した。
この団体は「政治経済研究会」(東京都中央区)。同研究会の幹部を務める元国会職員(77)によると、1990年ごろ山下議員ら旧社会党の国会議員数人が中心になって結成され、中小企業の経営者などを相手に政治家の講演会を開くなどしてきた。その一方で、東京都北区の出版社が、北方領土関係の書籍などを出版する際、資料を提供するなどの協力を行ってきたという。
ところが、この出版社が、同研究会の名前を使い、高額の書籍を売りつけているとの苦情が、同研究会に寄せられるようになったため、元国会職員は再三抗議したが、改まらなかったという。このため2005年暮れに出版社との関係を解消したとしている。
同研究会は、出版社から「印税収入」を受ける一方、山下議員の政治団体への寄付や民主党のパーティー会費などとして、03年に計45万円、04年に計190万円、05年に計20万円を支出していた。書籍販売を巡ってトラブルがあったにもかかわらず、多額の印税収入を受けていたことについて、この元国会職員は「反省している」としている。
(2007年4月3日12時40分 読売新聞)
1084
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/03(火) 15:01:18
「無視&抹殺」…松岡農水相へ民主が“奇策”も
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_04/t2007040301.html
資金管理団体の光熱水費問題をめぐり、市民団体から政治資金規正法違反容疑で東京地検に告発状が出された松岡利勝農林水産相(62)。国会でも説明責任を全く果たそうとしないことから、民主党がこの問題以外、つまり政策については松岡氏に一切質問しないという作戦に出ている。大臣としての存在を“抹殺”し、屈辱を味わわせようというわけだ。ただ、当の松岡氏は全く意に介していないようで、この大臣には何をしても無駄!?
「何回質問しても同じ答弁が返ってくるだけで、どうしようもない。あとは選挙を通じて国民に判断してもらうしかない。そのためにも、この問題を風化させるわけにはいかない。松岡氏には光熱水費問題は質問するが、法案など本来議論すべきことについては、もう質問しない。大臣として答弁する資格がない」
こう語るのは、とある民主党衆院議員。この“答弁封じ込め戦術”は3月28日から衆院農林水産委員会で開始。
同党の岡本充功衆院議員が「国民の信頼を確保していると考えるか」と質問したところ、松岡氏は「国民の信頼をいただけるものと思っている」とお気楽な答弁でかわし、説明責任についても「定められた法令をきちっと順守している」と従来の答弁の繰り返すだけ。
あまりの開き直りの姿勢にぶち切れた岡本氏は「今後、同僚議員からは大臣規範に基づく状況になるまでは、もしくは、大臣が辞めるまでは質問はできない」と“通告”。以後、民主党議員の松岡氏への質問は光熱水費問題だけに限り、政策については副大臣以下に答弁を求めている。29日も同様の手で、「松岡氏はもう用なし」(党幹部)であることをアピールした。
野党が国会で政府・与党側に抵抗する場合、審議ボイコットは効果的な作戦の一つ。ただ、タイミングを間違えると、逆に世論の反発を招きかねないこともあり、民主党内では「評判が悪い手段」となっている。こうした中、苦肉の策として編み出したのが今回の奇策。
次回の農水委は今月10日に行われるが、「松岡氏が態度を改めない限り、政策面での審議では松岡氏を無視し続ける。その松岡氏は『答弁しなくていいから楽でいい』なんて言っているらしい。全く頭にくる」と民主党関係者。
この新戦術が効果を上げるかどうかは微妙なところだが、告発状を出されても「特段申し上げることはない。今まで国会で何度も申し上げてきたし、記者会見でも申し上げた通りだ」と開き直る松岡氏。自民党からは「こんなことをしても無駄。甘ちゃんの民主党には打つ手はないということだ」(中堅)との声も出ている。
ZAKZAK 2007/04/03
1085
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/03(火) 18:42:44
松岡大臣"水"問題で事務所費めぐる与党議論立ち往生
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20070403/20070403-00000013-ann-pol.html
政治家の資金管理団体の事務所費問題をめぐり、与党内の議論が遅々として進んでいません。自民党の中川幹事長は、検討を進めると強調していますが、調整が進む見通しは立っていません。
自民党・中川幹事長:「(安倍)総理のご指示もありますし、『法改正も視野に今国会検討しなさい』ということでありますから、それに従っていくべきだろう」
中川幹事長はこのように述べ、事務所費への領収書添付義務の見送りを否定しました。しかし、公明党がすでに5万円以上の支出に領収書の添付を義務づける案をまとめているのに対し、自民党内には反対意見が強く、調整がついていません。
松岡農水大臣:「党で決まって決定されれば、それに従うのは(自民党)所属の政治家として当然のこと」
ある自民党幹部は「松岡大臣の水の問題さえなければ、領収書の議論も進むのに」と話していて、松岡大臣の問題が与党内の議論にも影響しています。
1086
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/04(水) 09:52:45
県議選ポスター掲示板に「×」 2日続けて落書き 豊橋 讀賣愛知
3日午前9時ごろ、豊橋市岩屋町の県議選豊橋市選挙区のポスター掲示板が、赤いスプレーで落書きされているのを住民が見つけ、同市へ通報した。
市選管によると、掲示板に張られたポスターの上に赤いスプレーで、「×」が10か所書かれていた=写真=。2日朝にも同じ掲示板で同様の落書きがされているのが見つかり、掲示板ごと取り換えたばかりだった。
市選管は豊橋署へ被害届を出すとともに、選挙啓発活動に合わせて、市内各所の掲示板の見回りを行っていく。豊橋署では、公選法の選挙の自由妨害と器物損壊の疑いで捜査する方針。市選管は「2度も落書きするとは、これまで聞いたことがない。悪質な落書きで許せません」と憤りを隠せない。
(2007年4月4日 読売新聞)
1087
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/04(水) 18:50:11
松岡氏側に献金700万円 談合疑惑で検査受けた団体
2007年04月04日15時30分
http://www.asahi.com/national/update/0404/TKY200704040208.html
農林水産省所管の独立行政法人「緑資源機構」をめぐる談合疑惑で、公正取引委員会の立ち入り検査を受けた企業・団体やその代表者が、05年までの10年間に少なくとも700万円を松岡農水相の資金管理団体に献金していたことがわかった。松岡氏は3日の閣議後の記者会見で「99年時点で返却し、それ以降はない」と説明したが、00年以降も団体の代表者による個人献金があった。
検査を受けたのは、財団法人「林野弘済会」(東京都文京区)、同「林業土木コンサルタンツ」(同)、株式会社「フォレステック」(東京都三鷹市)などで、企業・団体数は約30にのぼるとみられる。一部は、01年にも別の談合で、公正取引委員会から排除勧告を受けている。
この企業・団体と、それぞれの代表者について、松岡氏の資金管理団体への献金を政治資金収支報告書で調べた結果、96〜05年に少なくとも4団体と3個人が計708万円を献金していた。
99年までの4年間は、四つの企業・団体が毎年72万〜202万円を献金していた。政治家個人への企業・団体献金が禁じられた00年以降は、社団法人や財団法人の代表者個人から毎年6万〜24万円の献金が続いていた。
緑資源機構のOBが多い財団法人「森公弘済会」(東京都千代田区)の理事長を務める塚本隆久・元林野庁長官は01〜05年に毎年12万円を献金していた。塚本氏は取材に対し、「(松岡氏とは)林野庁で一緒に仕事をした仲。特別な思いがあり、01年以前からポケットマネーで出している」と話した。
松岡氏は3日の会見で、99年時点でこうした献金を返却したとし、「それ以降はないと聞いております」と説明。松岡事務所に改めて見解を尋ねたところ、文書で「緑資源機構の件は誠に遺憾であり、事態の推移を見守りたい。企業献金と個人献金は全く主旨が違う」などと回答した。
1088
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/04(水) 20:59:34
前加西市長、名誉棄損で中川市長を告訴
2007年04月04日 朝日兵庫
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000704040004
加西市の06年度職員採用試験に指示を出し、採用順位が入れ替わったことなどを問われ、市議会で不信任決議案を可決された中川暢三市長(51)が03〜05年度にも順位の入れ替わりがあったと発言したことに対し、当時の市長だった柏原正之氏(64)が3日、中川市長を名誉棄損容疑で訴える告訴状を神戸地検に提出した。柏原氏は「職員採用の具体的選考には一切かかわっていない」としている。
告訴状によると、中川市長は先月27日の市議会調査特別委員会などで「03〜05年度の採用試験でも改ざんがあり、03年度では補欠の受験者が採用されている」などと発言した。これについて、「前市長ら採用関係者が不正に試験結果を改ざんしていたと主張するものだが、そのような事実は一切ない」としている。
同市の職員採用試験では、これまで幹部職員でつくる試験委員会が選考し、市長はその結果通りにしてきたとされる。
中川市長は「試験委で改ざんと順序の入れ替えがあったのは事実。前市長が関与したとは言っていない。事実を究明し、公の場で明らかにしたい」とコメントした。
1089
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/04(水) 21:29:31
松岡疑惑追及に水、会館事務局の“怪入”で会議室使えず
「個人名はダメ」の一点張り 野党憤慨
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_04/t2007040430.html
事務所費疑惑が浮上している松岡利勝農水相を追及するため、民主、社民、国民新の野党3党が立ち上げた「松岡疑惑追及チーム」。この初会合を衆院議員会館内の会議室で開催しようとしたところ、会館事務局が使用を許可しなかったことが4日、分かった。「会議名に個人名が入っているのは好ましくない」というのがその理由だが、こんなことってありえるの!?
国会議員が会議を開く場合、多くが議員会館内の会議室を利用する。議員名で事務局に「会議室使用申込書」を提出さえすれば先着順に無料で使えるためだ。用途は特に限定されておらず、来日中の外国要人との会談や講師を招いての勉強会、業界団体からの陳情などさまざま。
「松岡疑惑追及チーム」も初会合の前日である3月28日夕に、座長を務める民主党の馬淵澄夫衆院議員が「使用申込書」を提出。ところが、事務局から「これでは受理できない。個人名を出すのはダメだ」と電話連絡が入ったというのだ。
「何でダメなんですか。そういう会議名なんだから変えようがない」と食い下がる民主党側に、事務局は「とにかく個人名はダメ」と強硬に却下を通告。何度かやりとりしたあげく、「農相問題追及チーム」の初会合とすることでようやくOKが出たのだという。
申し込みを却下された馬淵事務所では、「公党が決めた会議の名前を事務局が変更させるというのもおかしい。内規もない」と不満爆発。
民主党若手議員も「中立であるはずの会館事務局がこんな“介入”をするのは何かの差し金か。公党が幹事長・国対委員長会談で決めた正式なチーム名による開催申し込みを何の根拠があって事務局が問題視するのか」と憤慨する。
ZAKZAK 2007/04/04
1090
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/05(木) 08:35:37
選挙公報に「金要求された」 民主前衆院議員が告発 讀賣埼玉
県議選西12区(鶴ヶ島市)の選挙公報に掲載された無所属新人候補の主張について、民主党の前衆院議員松崎哲久氏(56)は4日、公選法違反(選挙公報の不法利用)の疑いで西入間署に告発状を提出した。
選挙公報で同候補は、無所属出馬の理由を「初めは民主党からと思いましたが、私が断りました。公認に際して地区の総支部長から金を要求されたからです」と説明。要求された金額については「200万円。当選後は毎月20万円」とし、「(民主党県連の)枝野(幸男)会長も武正(公一)幹事長も、知ってて知らん顔」などと記載した。
同候補は昨年12月、鶴ヶ島市を含む衆院10区の民主党総支部長を務める松崎氏から、県議選出馬の誘いを受けたが、党公認を得られなかったという。
松崎氏は「選挙資金の会計を預かることや、当選後、総支部の活動に協力してもらうという話はしたが、金を要求したことはない」と否定。同候補が民主党からの出馬を「断った」と説明していることについても「こちらが公認しなかったのであり、事実と違う」と主張している。
松崎氏の訴えに対し、同候補は「事実関係を書いただけ」と話している。
県選管によると、選挙公報は、政見発表の自由を侵害しないよう、候補者が提出する原文のまま掲載するのが原則という。選挙公報の原稿を受け付けた鶴ヶ島市選管は、同候補の原稿について「名誉棄損などで訴えられる可能性がある」と差し替えを促したが、同候補は「そのままの掲載」を希望したという。
(2007年4月5日 読売新聞)
1091
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/05(木) 17:05:09
選挙:県議選 「公報に虚偽掲載」 民主前衆院議員、新人候補を告発 /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20070405ddlk11010318000c.html
県議選に出馬した無所属新人候補の選挙公報をめぐり、民主党の前衆院議員が4日、「虚偽の事実でひぼうされた」などとして、この候補について公選法違反(選挙公報の不法利用罪)容疑で西入間署に告発状を提出した。
公報は同日、県西部の2万5000世帯に配布された。新人候補は「(同党の)公認に際して地区の総支部長から金を要求された」「200万円。当選後は毎月20万円」などと記載している。
一方、総支部長を兼ねる前衆院議員は「党の公認をしようした際、候補には当選した場合は県連への寄付などを説明した。総支部運営に応分の協力も求めたが、私個人への献金は要求していない」と反論。これに対し、新人候補は毎日新聞の取材に「(出金のための)しっかりした規約や書類もないのに、200万円出せといわれたことは許せない」と話した。
県選管は「法令違反の疑いがあった場合、注意喚起はできるが、候補者の発表の自由を侵害する恐れがあり、公報には原文のまま掲載せざるを得ない」としている。【橋本利昭】
毎日新聞 2007年4月5日
1092
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/05(木) 17:23:00
’07統一地方選:議会は誰のもの/中 議員の判断、住民が困惑 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20070405ddlk19010122000c.html
◇責任の重さ、自覚不足
「村を混乱させた“連帯責任”を取ったということです」。全10人の小菅村議が総辞職をした3月1日、記者会見した古家清光議長(当時)は、疲れたような顔つきで理由を切り出した。1月の知事選で議長、副議長ら村議8人が公選法違反(供応、被供応)容疑で書類送検され、罰金以上の処分を受けると公民権停止になるため、対応が注目されていた。
この日午前10時に開会した村議会は広域連合組合の規約の改正など4案件を全会一致で可決後、休憩に入り、議員らは別室での協議に移った。報道陣に閉ざされた壁の向こうで約1時間にわたる議論の後、村議は議場に戻り、議会は再開。全議員の辞職が承認され、議員不在で定例村議会は流会した。
村の新年度予算は総額約11億5000万円。予算執行には議決が必要だが、議会不在の緊急事態に人件費など4、5月分の支出予算約9000万円を広瀬文夫村長が専決処分して対応した。村側は、22日に投開票される村議選で新村議誕生後、臨時議会開会で専決処分した暫定予算の承認のほか、残りの新年度予算の議決を得たい考えだ。
村幹部の一人は「小さな村では10人の議員がまとまって村長と村作りをしてきた。村を騒がせ、議員一人一人が責任を感じた行動だろう」と総辞職に理解を示すが、「法律では議会で承認されないと予算が執行できない。村政の停滞になり、早く通常の形に戻ってほしい」と困惑した。
■ ■ ■
「当時、議決という重大さを私もそれほど感じていなかった。議決が判決までひっくり返すなんて」。旧玉穂町(現中央市)発注の公共工事の落札予定価格を業者に漏らし町に損害を与えたとして町に代わり森川百規(ももき)元町長に約3億円の損害賠償を求めた住民側代表・中沢勝子さん(72)は最高裁で敗訴が決まった2週間後の3日、記者会見で意気消沈したように当時を振り返った。
1審の甲府地裁では元町長に約1億4000万円の返還を命じたが、2審の係争中だった06年2月、合併を約2週間後に控えた町議会が「辞職して社会的制裁は受けた」とし町の損害賠償請求権放棄を議決。このため東京高裁は「(議決は)議会の判断として最大限に尊重されるべき」と請求権消滅を認め、住民側が逆転敗訴した。
裁判所の近年の判断は議決優先の流れにある。千葉県の鋸南町、新潟県旧安塚町の住民訴訟でも係争中に議会が請求権放棄を議決、最高裁まで争ったが、結局敗訴した。住民側代理人の小笠原忠彦弁護士は「裁判所がそれだけ議会の議決を重くみているのだろう」と指摘。
山梨学院大法学部の江藤俊昭教授(地方行政)は「住民が選挙で選んだ議会は民主政治の基盤。その役割は重要で、議決は重い。議員にこそ議員の力と責任の重さを実感してほしい」と話している。
毎日新聞 2007年4月5日
1093
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/05(木) 23:44:26
加西市議16人が市長を告発 きょう解散へ
2007/04/05 兵庫神戸N
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000291936.shtml
加西市の二〇〇六年度職員採用試験問題をめぐり、加西市会が中川暢三市長の不信任決議案を可決したことを受け、中川暢三市長は五日午後、議会を解散する。一方、不信任を決議した議会側は、市議十六人の連名で同日午前、「中川市長の独断で合格者を入れ替えたのは違法」として、地方公務員法違反容疑で神戸地検に告発状を提出した。地検も告発状を受理した。
同日午後零時半、市役所の委員会室で、議員二人が記者会見。「行政に不正があってはならないので、訴えるのは当然」とし、全議員十九人のうち十六人の連名で、中川市長を刑事告発したことを明らかにした。
中川市長はこの日午前、会議などの予定がないため、市役所には姿を見せなかった。
市役所には、朝から多くの報道陣が詰めかけ、物々しい雰囲気に包まれたが、職員は淡々と仕事に取り組んでいた。
解散を受けて立つ市議会。事務局には同日午前、二人の議員が姿を見せただけ。三月議会が会期延長となったため、予定された統一地方選後半の選挙活動の出遅れを取り戻そうと、あいさつ回りに奔走する議員や、解散を控え緊張した面持ちの議員も。
高見忍議員(71)は「議会解散だけでなく市長も辞職して同時に選挙し、市民の審判を受けたかったが仕方がない」と話していた。
1094
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/06(金) 15:07:10
県議選・公選法違反:松浦前県議に有罪−−地裁土浦支部判決 /茨城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ibaraki/news/20070406ddlk08040455000c.html
県議選(昨年12月10日投開票)で有権者に現金を渡し、投票と票の取りまとめを依頼したなどとして公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた土浦市中高津1、前県議、松浦英一被告(75)に対し、水戸地裁土浦支部は5日、懲役1年6月、執行猶予5年(求刑・懲役1年6月)の判決を言い渡した。伊藤茂夫裁判官は「公明かつ適正に実施されるべき選挙に現金買収を蔓延(まんえん)させて腐敗させた」などと述べた。
判決によると、松浦被告は後援会幹部=同罪で懲役1年、執行猶予5年の判決=と共謀。まだ立候補を届け出ていなかった昨年11月上旬ごろ、自身の選挙区である土浦市内の有権者4人に現金計19万4000円を与え、投票と票の取りまとめを依頼した。【清野崇宏】
毎日新聞 2007年4月6日
1095
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/06(金) 15:28:59
加西市長不正採用疑惑:市議会解散 市長との対立、先鋭化 徹底追及の構え /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070406ddlk28040238000c.html
◇職員採用巡り刑事告発
加西市の職員採用試験を巡る中川暢三市長の不正介入問題で、不信任案が可決された中川市長が5日、議会を解散した。中川市長は「議会に意識改革をしてもらいたい」と訴えるが、同日午前には市議16人が地方公務員法違反容疑で中川市長を刑事告発し、市長の責任を徹底追及する構え。中川市長は「不毛な権力闘争」と一蹴するなど両者の対立は先鋭化するばかりで、市議会の改選後に行われる可能性が高まっている出直し市長選まで混迷は続きそうだ。【松田栄二郎】
この日午後2時、中川市長は議会解散通知書を手に議長室を訪れたが、後藤千明議長が不在だったため、議会事務局長に通知書を提出した。中川市長は会見で「百条委員会の調査結果は一方的な決めつけによるもの。最初から不信任に誘導するのが狙いだ」と指摘。さらに問題を追及してきた議会について「選挙前にアピールしたいのでは」と冷ややかに分析した。
出直し選には再出馬する意向だが「これまで以上に議会との対話に時間をかけたい」として自身の姿勢を反省する場面もあった。
一方、刑事告発した高見忍、西村衛両議員は会見で「市長の行為は受験成績などに基づいて選考しなければならないとする地方公務員法の規定に違反している」と告発の趣旨を説明。改ざんを行った職員を告発しなかったことについては「市長の命令を受けてやったことであり、職員に罪はない」との理由を説明した。
〔播磨・姫路版〕
毎日新聞 2007年4月6日
1096
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/06(金) 22:29:42
選挙違反 各陣営ピリピリ
2007年04月06日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000704060003
∞「特に庄内地方」県警本部長名指し
県議選の選挙運動も最終盤。各陣営は例年以上に選挙違反に気を使っている。03年の県議選では20人の逮捕者が出た。失職した当選者もいた。支持者も離反しただろう。安田貴彦・県警本部長が「違反は1件たりとも見逃さない」と力を込めるだけに各陣営は県警の動きに神経をとがらせる。
定数5に8人が立つ酒田市・飽海郡区。安田本部長が「特に庄内地方」と名指ししただけに、ピリピリムードは他選挙区の比ではない。
●捜査員の姿に戦々恐々
ある陣営関係者は集会参加者の顔を念入りに見る。3月、個人演説会に交番勤務の警察官らしき男が私服で来ていた。普段と違う厳しい目つき。候補者の言葉が誤解されないか冷や冷やした。
遊佐町の女性は告示後ほぼ毎日、巡回する酒田署員を見かける。「パトカーがいると町の人は不審がる。激戦で警察も本腰を入れているのでは」
東置賜郡区のある町議は捜査員の姿に戦々恐々としている。後援者宅に聞き込みに来たと聞くと、いてもたってもいられない。「何を聴いているのか。危なくてしょうがない」
ある陣営の幹部宅には告示1カ月も前から捜査員が聞き込みにきた。「答え方によっては買収ととられる」と言葉を選んで対応した。
食べ物の取り皿を出さない事務所もある。皿に載せて出せば、提供したことになるからだ。せんべいやミカンを山積みにして、支援者が取る形にした。当選祈願に集まった支援者にも神経をとがらせた。その場で飲むよう用意した清涼飲料を持ち帰らないよう指導した。どういう誤解を招くか分からないからだ。
ある飲食店には連日、捜査員がやってきて事細かに話を聞いていく。「お客さんの対応もあるので、答えるのに大変だ」と店主。
新庄市区の事務所には「酒類などの寄付はご遠慮ください」「食事代300円」という張り紙。寄付は受けない、食べ物も供与しないことの証拠としているようだ。
「相手候補より違反が怖い」と別の陣営幹部。「自分も警察に呼ばれるんじゃないかと思うと、おおっぴらに応援できない」と運動におよび腰な市議もいるという。
陣営の慎重な姿勢を反映してか、告示日前日までの県警の違反警告件数は、前回比39件少ない19件にとどまっている。
1097
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/07(土) 02:02:33
加西市長が議会解散 22日に市議選 兵庫神戸N
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000292622.shtml
加西市の二〇〇六年度職員採用試験をめぐる問題で、同市会が中川暢三(ちょうぞう)市長(51)の不信任決議案を可決したことを受け、中川市長は五日午後、議会を解散した。解散にかかわりなく、市議選は統一地方選後半戦の二十二日に実施されることになっており、日程変更はない。新しい市議が再び中川市長の不信任決議案を提出した場合、過半数の賛成で市長は失職する。
中川市長はこの日、市役所内の議会事務局に青木清・事務局長を訪ね、議長あての解散通知書を手渡した。
その後の記者会見で、中川市長は、辞職せず議会解散を選んだ理由について「(市会の)百条委員会(調査特別委員会)の調査は不十分。騒動について市民に説明する時間がほしかった」と述べ、十一、十四の両日、市民向け説明会を開くことを明らかにした。
市議選については「市長の信任、不信任だけを問う選挙にはしたくない」と話し、自身の政策に共鳴する候補者の選挙応援もしない考えを示した。また、失職の可能性に触れ「市長選になれば再出馬したい」と述べた。
同市では、〇六年度の職員採用試験をめぐり、市長が合格者を入れ替えたことが問題となった。
七十五人が受験し十人を採用した事務職では、幹部職員らでつくる試験委員会が当初、受験者の得点順に採用候補者十人、補欠候補者五人をリストアップした名簿を作成。しかし、中川市長は「作文と面接を重視する」と、合格圏外の九人を加えることなどを指示し、順位が大幅に入れ替わった。
市会は百条委員会を設置し「合格者を入れ替えたのは裁量権の範囲を逸脱し、受験成績などの能力の実証に基づいて(職員採用を)行うとする地方公務員法第一五条に違反する」と結論。三月二十九日、市長不信任決議案を一八対一で可決した。
1098
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/07(土) 02:03:24
市民不在、争点棚上げ 兵庫神戸N
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000292626.shtml
職員採用をめぐる問題で、加西市会が突きつけた不信任決議に対し五日、中川暢三市長が議会解散のカードを切った。しかし、選挙には距離を置き、市長派候補の擁立や応援には動かない考え。解散で失職した前市議らも、通常選挙と同日程となることは計算済みで、「普段の選挙スタイルを変えたくない」との考えが支配的だ。職員採用問題や市長不信任決議の是非など、解散を招いた直接の争点は棚上げされた格好で、市民からは当惑の声も漏れる。
「議会を解散する」
五日午後二時。市長室を出た中川市長は議長室に入り、議会事務局長に解散通知書を手渡した。終始胸を張り、引き締めた表情を崩さなかった。
「五年先、十年先の加西市を考えたい」-。会見では、再度の不信任決議を前提に、出直し市長選に向けた抱負を強調した。市議選への期待は語らなかった。
一方、市長の不信任決議に賛成した前市議の多くは、解散選挙で「反市長色を前面には出さない」と打ち明ける。
ある前市議は「(色を出すのは)プラスかマイナスか分からない。判断する人によって違う」。別の前市議は「予想以上に市長を擁護する市民も多い。正直戸惑っている」と話す。
「選挙の戦い方を変える。市長の非を前面に訴える」と明言したのは、この日、中川市長の刑事告発を発表した前市議ら少数だった。
立候補を予定している新人も、多くは態度を明確にしない。ある新人は「市長も市議も“何をやってるんや”という疑問が解けないまま、解散になった。態度を表明したくてもできない」。
これに対し、中川市長の不信任案に唯一反対した前市議は「市長支持を前面に出す。反対したのはただ一人というのは大きい。特に女性の受けがいい」と話し、態度を表明する利点を強調する。
対立軸があいまいになりつつある解散選挙に、市内の無職の女性(48)は「何でこういう事態になったのかよく分からず、解散選挙といってもピンとこない。早く正常な状態に戻ってほしい」と話していた。
1099
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/07(土) 02:04:19
県内では47年ぶり 不信任受け市議会解散
2007/04/06 兵庫神戸N
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000292628.shtml
地方自治法に基づく市長の不信任決議が可決され、市長が失職や辞職せずに市議会を解散したのは、兵庫県内では一九六〇年の洲本市以来、四十七年ぶりとなる。全国でも、市ではあまり例がなく、加西市の事態は異例といえる。
県内では、赤穂市で五三年、同決議が可決され、市長は議会を解散したが、新議会で再び同決議が可決されて失職、出直し選には立候補しなかった。洲本市では、二度の同決議可決で市長は失職し、市長選に立候補したが、落選している。
総務省の調査では、二〇〇二年度まで五年間で、同様の例は、全国約三千二百市町村(当時)のうち東京都足立区など五区町村。市では、奈良市で〇五年、市長が同決議可決を受け議会を解散したが、自らも辞職した上、出直し選で落選した。
都道府県では、官製談合事件に揺れた宮崎県で〇六年十二月、安藤忠恕前知事の不信任決議が可決された。徳島県で〇三年、長野県でも〇二年に知事不信任決議が可決されたが、いずれの知事も失職を選ぶか辞職し、議会を解散しなかった。長野では、田中康夫前知事が出直し選で当選した。
全国市議会議長会(東京都)は「不信任決議の提案でさえ、全国八百二市議会で年に数件。背景はいろいろあるだろうが可決され、首長が議会解散に踏み切るケースはまれ」としている。
1100
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/10(火) 10:01:57
志賀町長が公務復帰
「今さら何をするのか」町民、非難の声 讀賣石川
志賀町発注の公共工事をめぐる談合事件に絡み、県警の事情聴取を受けた直後に自殺未遂を図って入院していた細川義雄町長(73)が9日、公務に復帰した。この日の記者会見で、細川町長は「時機をみて辞職したい。しかし、このまま町政を投げ出すことは許されない」と語った。細川町長は入院中、面会した同町の松浦恒義議長に辞意を伝えており、自らがまいた町政混乱の責任をないがしろにした、身勝手な行動と言動に、町民からは非難の声が上がっている。
談合事件を発端にした自らの自殺未遂、北陸電力の臨界事故隠ぺい、能登半島地震と同町はここ数か月の間揺れに揺れた。
細川町長は会見で、「町の最高責任者として言い訳の出来ない状態を招いたことは深く反省している」と謝罪。復帰について「命をなげうってでも(能登半島地震や北陸電力の臨界事故隠しの)問題に対処していきたい」と述べた。
自殺に至った経緯は、「10時間も事情聴取を受け、心身ともに疲れ果てた」と当時の精神状態を説明した。辞任の意向に変わりはないものの、「災害や北陸電力の臨界事故の問題にきちんと方向付けをした上で、判断したい」と時期については明言を避けた。
細川町長は同日午後、地震の被害を受けた同町富来地区の避難所や倒壊した家屋などを視察したが、町民から厳しい意見が相次いだ。同町鵜野屋の避難所で避難生活を続けている男性(75)は、「今復帰するならば、どうして地震直後にしないのか。町の助けもなく住民だけで復旧作業をしてきた。今さら何をしにきたのか」と目に涙を浮かべながら話した。別の女性(69)も「ほとぼりが冷めたころに来て何をするのか」と憤りを隠さなかった。視察後、細川町長は不在だった間の町の対応について「復旧に遅れはない」と言い切った。
■疑問と不信ばかり残る■
約50日ぶりに細川町長が公務に復帰した。
町のトップが自殺未遂で入院という異例の事態、町長不在の間に起きた北陸電力の志賀原発1号機の臨界事故隠しの発覚や、能登半島地震を考えると、この日の会見で何度も繰り返した「町政を投げ出すことは許されない。命をなげうってでも問題に対処したい」という言葉に、白々しさを感じた。被災地の視察でも、厳しい言葉が投げかけられたが、被災地以外でも、「理解しがたい」という声は多い。
町長の立場を忘れた行動が招いた町政の混乱と、大きな問題を抱えた町政を軌道修正することすらしなかったあいまいな判断を、正当化するすべはない。この状態で、町民の声に正面から向かい合えるのか、疑問と不信ばかりが残る。(小泉朋子)
(2007年4月10日 読売新聞)
1101
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/10(火) 10:22:13
玉野市議3人 年金引き下げ前日に辞職
3月末 減額回避2人認める 讀賣岡山
統一地方選後半戦で市議選が行われる玉野市議会で、出馬せずに引退を表明していた市議3人が、今月30日の任期満了を待たずに3月末で辞職していたことが分かった。法改正により今月1日から退職年金(議員年金)が12・5%引き下げられたことから、うち2人は「老後の生活を考えた」などと、減額を逃れようとした“駆け込み辞職”だったことを認めている。市民からは「そんな理由で任期途中で辞めるとは、有権者への裏切りだ」と批判の声が上がっている。
今回辞職したのは、9期から5期の議員3人。いずれも「一身上の都合」を理由に、3月31日付の辞職願を提出、議長が受理した。 議員年金は、議員の掛け金と自治体の負担金を財源に、在職12年以上で退職すると支給。3か月分まとめて年4回、死亡するまで支払われる。市議会議員共済会(東京都)によると、平均年額は111万円。市町村合併で受給者が増えることに伴う財政状況の悪化を踏まえ、引き下げられた。今回の引き下げは2003年7月以来という。
玉野市議会事務局の試算では、辞職した3人に支給される議員年金は年額約188万〜146万円。任期満了まで務めると新たな給付水準が適用され、年間27万〜14万円が減額される計算だった。4月分の報酬(45万円)を失っても早い議員で2年間で元が取れることになる。
辞職した元議員の1人は「大勢の孫もおり、何かとお金がかかる。我々も生活を考えないといけない」と理由を話し、別の元議員も「心の片隅には、そうした気持ちもあった。年金は市民の税金をほとんど使わないので逆に市も助かる。罪の意識はない」と話した。もう1人は「体調が悪くて辞めただけ。銭金のことは関係ない」と釈明している。
一方、3人とは別に引退を決めながら任期満了まで務める議員は「法改正は知っており、自分も計算したが、議員としての職責を最後まで全うしたいと思いとどまった」としている。
統一選後半戦で選挙が行われる県内6市町村議会で、こうした辞職者が出たのは玉野市議会だけ。藤原貢議長は、「一番大事な3月議会の審議を終えており、正当な理由があればやむを得ない。減額逃れの辞職とは思っていない」としている。
(2007年4月10日 読売新聞)
1102
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/10(火) 11:37:27
奈良 生駒前市長の関係先捜索
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/04/10/k20070410000042.html
奈良県生駒市の前の市長が、民間の山林を実際よりも1億円ほど高い値段で買い上げる契約を結び、市側に損害を与えていた疑いが強まり、大阪地検特捜部は前の市長の関係先を背任の疑いで捜索しています。
捜索を受けているのは、奈良県生駒市の中本幸一前市長(70)の自宅や、土地の取り引きにかかわった奈良市内の建設会社などです。大阪地検特捜部の調べによりますと、中本前市長は平成15年に、奈良市内の建設会社が実質的に所有していた山林4万平方メートルをスポーツ公園の用地の名目で、実際よりも1億円ほど高い1億3400万円余りで買い取る契約を結び、市側に損害を与えたとして背任の疑いが持たれています。山林は、建設会社が取り引きのあった女性の名義で3800万円で購入し、半年後には、生駒市土地開発公社が3倍以上の1億3400万円余りで買い取っていました。契約では、その後、市が公社から買い取ることになっていますが、地元の住民グループが値段が高すぎると裁判を起こしたために手続きが止まっていて、裁判所の鑑定の結果、山林の評価額は10分の1以下の1200万円しかなかったことがわかっています。特捜部は、今後、中本前市長らの取り調べも進め、異常な高値での土地取り引きを解明することにしています。中本前市長は、県議会議員などを経て、平成6年から市長を3期務め、去年の選挙で落選しました。
1103
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/10(火) 12:03:19
広島県森林連ビル、会長知人会社へ不明朗売却
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200704100175.html
▽5億円提示よそに4億5000万円で譲渡
広島県森林組合連合会(広島市中区、会長・小島敏文県議)が昨年、所有する「林業ビル」を経営再建のために売却した際、市内の不動産会社が五億円で購入する意向を事前に伝えていたにもかかわらず、小島会長の知人の福山市の資産管理会社に四億五千万円で譲り渡していたことが九日、分かった。五億円の購入話は連合会幹部の一部がうやむやにしたとみられ、不動産会社は「会員の財産なのだから一円でも高く売るのが責務。納得できない行為」と主張している。
林業ビルは鉄筋十階建て延べ約六千平方メートル。築後三十年以上が経つが、中区上八丁堀の一等地八百五十四平方メートルに立つ。連合会が入居しているほか、安定したテナントが多く入り、しっかりとした賃料収入も見込める。連合会からビルの査定を二〇〇五年十二月に依頼された業者を通じて売却話を知った不動産会社が、昨年三月ごろから購入の意思を連合会幹部に伝えていた。
同社などによると、当時の幹部が「五月の連休明けまで待ってほしい」などはっきりした返事をしないため、査定業者と五月二十六日に理事の一人を通じて五億円の買い付け証明書を当時の専務理事に提出。小島会長にも提出したという。
ところが、五月二十九日の連合会定期総会では「四億円以上で売却する」ことだけが決まり、約一カ月後の役員による協議会で小島会長の知人の会社に任意売却することが決まった。
買い付け証明を取り次いだ理事は小島会長とともに売却先を探す二人の理事の一人だったが「五億円の話は証明書を見て初めて知った。なぜ話が進まないのか不思議だった」などと話している。
連合会が売却先を積極的に探した形跡はなく、より高く売れる入札方式もとらないまま、会長の知人の会社に任意売却した理由について、連合会は現在も会員などに明確な説明をしていない。
広島市内の不動産市況は昨年の「底値」から上昇に転じており、関係者によると、林業ビルの売買は「今なら六、七億円の取引になるのではないか」という。
小島会長は「ビルを買ってくれる相手がおらず自分が知人に頼んだ。五億円の話はよく知らず、売却の手続きに問題点はない」と不動産会社と食い違う説明をしている。
不動産会社社長は「金融機関の融資決済も受けて利用計画も付けて買い取りの意思表示をした。以前から買い取りの意向は何度も伝えてあり、連合会の売却には何か意図的なものが働いたとしか思えない」としている。
●クリック 広島県森林組合連合会
1941年に森林所有者の共同組織として設立。現在は県内17の森林組合を会員として県産材の需要拡大や緑化事業推進などを手がける。広島市中区上八丁堀の県林業会館(通称・林業ビル)に本所を置き、三次市と三原市に共販所がある。県林業会館は74年築。2006年7月13日に売却されている。
1104
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/10(火) 12:03:53
前市長の背任容疑で捜索 奈良・生駒の土地売却 '07/4/10
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200704100218.html
奈良県生駒市の中本幸一前市長(70)がスポーツ公園用地の売買をめぐり、市に約一億円の損害を与えた疑いが強まり、大阪地検特捜部は十日、背任容疑で前市長の自宅や取引に関与した奈良市内の建設会社など関係先の捜索を始めた。関係者からも事情を聴いているもようだ。
関係者によると、「総合スポーツ公園」(仮称)の建設計画は、中本前市長が二〇〇三年三月市議会で表明。市土地開発公社は同年十二月、生駒市南田原町の約四万平方メートルの山林を所有者の女性から約一億三千五百万円で買い取った。
女性は、これに先立ち同年五―六月、この土地を大手鉄道会社や奈良市の建設会社から計約三千八百万円で取得していた。中本前市長は、市に約一億円の損害を与えることを知りながら、公社に購入を指示した疑いが持たれている。
この土地売買をめぐっては、市民団体が「公社の買い取り価格が高すぎる」として、市に取得差し止めを求め提訴。奈良地裁の嘱託鑑定では約千二百万円と評価された。
中本前市長は〇五年十二月の市議会で「いちいち市民と相談してたら、用地を売ってもらえなくなる場合もある。やらなければならない時には、先行投資して買う場合もある」などと答弁していた。
中本前市長は一九九四年から三期務めたが、〇六年一月の市長選で現職の山下真市長に敗れた。
1105
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/10(火) 16:11:16
志賀町長の自殺未遂:公務復帰 辞職判断延期、地震被災地を初視察 /石川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ishikawa/news/20070410ddlk17040113000c.html
◇談合で聴取
町発注工事の談合事件で県警の事情聴取後に自殺未遂し、約2カ月間入院していた石川県志賀町の細川義雄町長が9日、公務に復帰した。この日、地震と北陸電の志賀原発臨界事故隠しで指揮を取れなかったことを朝礼で謝罪、町内の被災地などを視察した。自殺未遂の直後に示していた辞職の意向については、災害復旧などのめどがつくまで判断を延ばすという。
同町総務課によると、細川町長は職員全体朝礼などで公務に穴を開けたことへの謝罪のほか、「事情聴取で身の潔白を証明したい。思わぬ行動をし、深く反省している」と説明。
また、辞職時期については「こんな混乱期に町政を放り出すことは許されない」と話して災害復旧や北陸電への対応が済むまでは辞職しない方針を示した。
細川町長は2月17日に石川県警から同町発注工事の談合事件で任意の事情聴取を受け、翌日未明に自宅で睡眠薬を飲み自殺を図って同県羽咋市などの病院に入院。
その間に同町では、3月15日に発覚した北陸電力志賀原発の臨界事故隠しや同月25日の能登半島地震などの難題が次々と噴出。町議会などでは、町長の辞職を求める声もあったが、これまで辞表は提出されず、約2カ月間の指揮は職務代理者である坪野高志副町長が行っていた。
10日午前には町議会全員協議会が行われ、細川町長は再び町議らと現地視察に訪れる予定。【泉谷由梨子】
毎日新聞 2007年4月10日
1106
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/11(水) 03:12:59
前生駒市長背任:不動産鑑定士を逮捕 大阪地検
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070411k0000m040174000c.html
奈良県生駒市の中本幸一前市長(70)らが市土地開発公社に不当な高額で山林を買収させたとされる背任事件で、大阪地検特捜部は10日夜、実勢価格の11倍にあたる1億3480万円と算定した奈良市内の不動産鑑定士、高松茂喜容疑者(58)を背任容疑で逮捕した。1億円近い売却益を得ていた建設会社「ウツミ」(同市)の元社長、内海武正容疑者(60)ら同社関係の3人も逮捕。特捜部は前市長の指示や鑑定士が加担した経緯などについて調べを進める。
他に逮捕されたのは、「ウツミ」社長の小松秀次(63)と取締役の奥田照子(34)の両容疑者。中本前市長については、健康上の問題から任意で事情聴取するとみられる。
調べでは、内海容疑者らは03年5〜6月、奥田容疑者の母親と「ウツミ」の名義で、生駒市南田原町の山林約4ヘクタールを計3812万円で取得。高松容疑者は中本前市長らと共謀の上、この土地の価格を合計1億3480万円と不当に高く鑑定し、先行取得した公社から土地を買い取る契約を結んでいた生駒市に同額の債務を負担させて損害を与えた疑い。
関係者によると、高松容疑者は奈良市内で開業。買収があった03年当時は生駒市の指定業者になっていなかったという。また「ウツミ」と仕事上の関係が深かったとする証言もあり、中本前市長や「ウツミ」側から不当に高い買収価格を設定するため恣意(しい)的に選定された可能性もある。
高松容疑者の事務所は逮捕前、毎日新聞の取材に対して「何も話せない」と話していた。【日野行介、田中龍士】
毎日新聞 2007年4月11日 3時00分
1107
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/11(水) 09:31:02
あんた自身がややこしいがな。
「松岡氏へ資金協力」不明100万円、後援者が返却
2007年04月11日06時09分
http://www.asahi.com/national/update/0411/TKY200704100391.html
松岡農林水産相の後援者であるインド文化協会会長に対し、都内の会社から「松岡氏への資金協力」として支払われた100万円が使途不明になっている問題で、協会会長が会社側に100万円を返金していたことが分かった。
会社経営者によると、会長の弁護士が、2日付の文書で100万円を返却する意向を通知してきた。会長に電話で「何の金か分からないので受け取れない」と伝えたが、会長は「例の松岡氏の分です。受け取ってください」と言い、翌日に入金があったという。
会長は朝日新聞の取材に対し、「ややこしいことにかかわりたくないから返した」と話した。
この100万円をめぐっては、会社の経営者は「会長の依頼で、松岡氏への資金協力として05年2月に手渡した」と説明。松岡氏の政治資金収支報告書に記載はなく、松岡氏は「(授受の)事実はない」としていた。
一方、会長は、経営者には「(松岡氏側へ)渡したのは間違いないが、渡さずに私が使ったことにしてほしい」と話し、朝日新聞の取材に対しては「記憶がない」「話したくない」とあいまいな回答を繰り返していた。
この会社は、100万円を渡した翌月にも、閣僚経験のある国会議員への資金協力を会長に頼まれて40万円を支出。この議員の収支報告書には、会社が支出した翌日付で同額の記載があった。
1108
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/11(水) 10:04:57
前生駒市長強制捜査 市民「税金無駄遣い」 讀賣奈良
生駒市の土地開発公社による不明朗な土地取引は、10日、大阪地検特捜部の捜査のメスが入り、刑事事件にまで発展した。市長就任まで疑惑追及の先頭にたってきた山下真市長は、真相解明に期待を寄せるとともに、市の土地取得や組織のあり方を見直す考えを表明。一方で3期12年にわたってトップを務めた中本幸一前市長(70)の疑惑に、職員らは動揺を隠せない様子。市民からは怒りの声が相次いだ。
山下真市長は、市役所での記者会見で「異常な土地取引だったことは明らかと言わざるを得ない。捜査を見守り、刑事処分が出た段階で、本市としての対応を決めたい」と話した。さらに「就任前のことだが、結果として市への信頼を損なった。真相が解明された段階で、今の組織のあり方を見直す必要があると思う」として、組織改革を検討する考えも示した。
一方で「地裁の鑑定結果が出たばかり。こんなにすぐ(強制捜査を)やるのかと驚いた」と急展開に困惑気味。報道陣から「返還訴訟は考えているのか」「調査委員会の立ち上げは」「このような事態を招いた原因は」などと質問が矢継ぎ早にとんだが、「まだ考えていない」「わからない」と答えるにとどまった。
市役所にはこの日、市民から疑惑の説明を求めるメールなどが数件届いたといい、ある幹部は「前市長はトップダウンの強引な手法をとることが多かった。大型開発や箱物を造ることで力を誇示する面があったと思う。それが今回の事件につながったなら、不正の起こらない市の体質やルール作りをしなければいけない」と厳しい表情。30歳代の男性職員は「これから市民の目が厳しくなると思う。不安だが、この際徹底的に不正を洗い出してもらい、市政を正常化する機会になれば」と力無く話した。
前市長の疑惑に市民らも「税金の無駄遣い」などと憤りを隠さない。無職男性(65)は「徹底的に事実関係を調べ、市民に明らかにすべき。私たちの税金であのような事をしていたなんて許せない」と批判。公社から問題の山林を買い取らないよう求める住民訴訟を起こした原告の男性(58)は「裁判所が現地確認することは異例であり、このような展開はみんな予想していた。今後問題の全容を明らかにし、市にはきちんとけじめをつけてもらいたい」と指摘。引っ越してきて約1年になる主婦(30)は「現市長と議会のいざこざなど、悪いニュースばかり。税金が使われているのだから、検察庁には徹底的に調べてほしい」と語気を荒らげた。
(2007年4月11日 読売新聞)
1109
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/11(水) 22:45:37
生駒の山林高値買収:真相解明へ期待、職員ら不安と驚き−−大阪地検強制捜査 /奈良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/news/20070411ddlk29010453000c.html
疑惑の土地取引の真相は−−。生駒市土地開発公社が奈良市の建設会社から実勢価格の約11倍に当たる1億3480万円で山林を購入していた問題は10日、大阪地検特捜部が中本幸一前市長(70)の自宅を捜索、土地売買にかかわった建設会社元社長の内海武正容疑者(60)ら3人を逮捕し、強制捜査に踏み切った。中本前市長がかつてトップとして務めた市役所や前市長宅の周辺には早朝から大勢の報道陣が集まり、市職員は落ち着かない様子。山下真市長は会見で、捜査による真相解明への期待を表明した。【田中龍士、高瀬浩平、曽根田和久】
近鉄生駒駅前にある中本前市長の自宅マンションには午前6時50分ごろから、大阪地検の係官らが到着、押収書類を運び出すための段ボールを持ち、次々とマンションの中に入った。
同市内の新興住宅街にある内海容疑者の自宅では、同55分ごろから係官約10人が捜索を開始。約2時間の捜索で係官らは段ボール1箱分の押収品を運び出した。
市役所には午前7時半ごろから、報道で強制捜査を知った幹部職員らが次々と出勤、情報収集に当たった。ある幹部は「これからどうなるのか……」と不安げな表情。市民課の窓口を訪れた市内在住の主婦(70)は「市の財政事情もよくないと聞いているのに、そんなことが出来るなんて」と驚いていた。
同9時半からは、山下市長が緊急会見。「異常な土地取引であることは明らか。捜査によって真相が解明されることを願っている」と話した。実勢価格が約1200万円だったことについて「そこまで安いとは思っていなかった。税金で購入しているので、市民にとっては許されない行為」と指摘した。
毎日新聞 2007年4月11日
1110
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/12(木) 11:49:30
松岡農水相の団体、9年分の交際費の使途「白紙」
2007年04月12日08時08分
http://www.asahi.com/national/update/0412/TKY200704110353.html
松岡農林水産相の資金管理団体が、97〜05年の政治資金収支報告書の「交際費」に記載した総額約8600万円の使途を全く記載していないことが分かった。1件5万円以上の交際費は、金額や支出先などを記載するよう義務づけられているが、高額なのに1件も公表されていないのは異例。事務所費や光熱水費疑惑の説明を避け続ける松岡氏。9年間にわたる交際費は毎回、「5万円未満」だったのか――。
収支報告書の支出欄は、事務所費や光熱水費などを含む「経常経費」と、組織活動費や選挙関係費などの「政治活動費」に分かれている。
政治資金規正法施行規則によると、交際費は行事費や渉外費などとともに組織活動費に含まれる。1件5万円以上の支出は、領収書を添付し、支出目的▽金額▽日付▽支出先などの内訳を収支報告書に記す決まりだ。ただ、どんな支出を交際費に計上するかについては、提出者側に任されており、総務省は「実態に基づいて各団体が判断すること」としている。
資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」は、05年の収支報告書の組織活動費として、交際費=2104万円、組織対策費=792万円、渉外費=752万円を計上している。
組織対策費については「役員会/5万2000円/7月19日/○○」(○○は店名)といった内訳を25件、渉外費も同様の内訳34件を記載している。だが、交際費は総額しか記しておらず、いつ、どんな目的で、だれに、いくら支出したのかが、不透明になっている。
交際費は、98年の245万円から毎年増え続け、05年には2104万円。交際費を計上し始めた97年からの9年間で総額8648万円にのぼる。どの年も内訳がなく、支出の実態が年々わかりにくくなっている。
また、松岡氏が代表を務める「自民党熊本県第三選挙区支部」の収支報告書では、01年に交際費として149万円を計上したが内訳は記載せず、02〜05年は計上していなかった。「松岡利勝後援会」も05年に交際費223万円を計上したが、内訳は載せていなかった。
安倍内閣の閣僚や副大臣、政務官ら計71人の資金管理団体の収支報告書を見ると、会食費や贈答品費を交際費として計上している例が多い。
05年に1000万円以上の交際費を計上していたのは、松岡氏を除くと、安倍首相(1002万円)と麻生外相(2637万円)の2人だけ。
安倍氏は慶弔費や贈答品費として計約430万円分、麻生氏も料亭での会合費など計約1200万円分の内訳をそれぞれ記載している。いずれも交際費の約半分の使途が明確になっている。
松岡氏と同じように、交際費の費目を立てながら内訳を記していない人もいたが、松岡氏ほど高額で内訳のないケースはなかった。
懇話会は、どんな支出を交際費として計上しているのか。5万円以上の支出は1件もなかったのか。松岡事務所に文書で説明を求めたが、「こういう件に関しては取材に対してお答えしていない」との回答だった。
1111
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/12(木) 11:56:49
民主・中井氏、782万円の「光熱水費」付け替えを訂正
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070412i103.htm
民主党の中井洽(ひろし)・元法相は12日午前、国会内で記者会見し、自らの資金管理団体が光熱水費を虚偽記載していた問題で、2003、04年分の詳細な内容を公表、11日に総務省に政治資金収支報告書の訂正を届け出たことを明らかにした。
05年分はすでに公表、訂正している。
中井氏によると、03年分に546万円、04年分に236万円の光熱水費を計上した。しかし、実際には光熱水費はかかっておらず、<1>議連・勉強会費(03年約158万円、04年約117万円)<2>公用車使用費(03年約47万円、04年約40万円)<3>ファクス通信費(03年約68万円、04年約79万円)<4>地元事務所経費(03年約272万円)――に付け替えて計上していた。
訂正では、議連・勉強会費と公用車使用費を「組織活動費」、ファクス通信費を「宣伝事業費」、地元事務所経費を「備品・消耗品費」にそれぞれ変更した。
中井氏は「(会計責任者が)誤って記入した。法的なルールを破ったわけではなく、進退は考えていない」と述べ、常任幹事会議長などの役職を辞任しない考えを示した。
(2007年4月12日10時53分 読売新聞)
1112
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/12(木) 12:08:19
年金減額直前、区議14人辞職
「選挙一色で仕事ない」 「4月の報酬より今後の金」 讀賣東京
統一地方選で区議選が実施される都内21区のうち8区で、議員年金を受給できる議員計14人が、4〜5月の任期満了前の3月中に辞職していたことが、読売新聞の調べでわかった。年金の給付水準を12・5%引き下げる議員年金に関する改正法が4月1日に施行され、この前に辞職すれば減額されないことから、複数の識者は「年金の減額逃れだ」「勝手に辞めることは許されない」などと批判している。
議員年金は、地方議員が計12年(3期)以上在職すると受給資格を持ち、退職後から支払われる。議員が納める掛け金(月額報酬の13%)と、自治体の負担金(同10・5%)が原資だが、市町村合併で議員が減少する一方、高齢化で受給期間が伸びて、年金の財政状況が悪化していることなどから、4年ぶりに地方議員年金制度に関する法が改正され、給付水準が引き下げられた。
4月末から5月にかけて任期満了となる21区の議員の在職状況について、読売新聞が議会事務局を通して調べたところ、3月中に辞職した在職12年以上の区議は、計14人に上っていた。都議補選などへの立候補や死亡した場合はのぞいた。
区別でみると、もっとも多いのは江東の4人。板橋の3人、江戸川の2人と続き、このほか、中央、墨田、大田、世田谷、中野で、それぞれ1人が辞職していた。14人のうち、13人は「一身上の都合」、1人は「健康上」を理由に議長に届け出ていた。
任期満了前に辞めた議員の多くは、「4月は選挙一色で議会の仕事はない」ことを理由に挙げた。6期務めた元区議は「4月は行事がなく、何もすることがない。それなのに報酬(約61万円)をもらうのは耐えられなかった」と説明した。
年金の減額を避けるためだったとした議員もいた。7期務めた元区議は「一生懸命働いて年金の掛け金を払ってきたので、議会もなく何もせずに4月の報酬を受け取るよりも、3月中の辞職を選択した」と明かした。
江戸川区の元区議は「任期まで務めるのが正論だが、4月に出勤する日は1日もない。今後の生活を考えた場合、年金を減らされるよりも、4月の報酬をもらわないで辞職した方が、正直いい。金のためと言えば金のためだ」と話した。「年金が減額されるのは知らなかった」「身辺整理」「病気療養のため」とした元区議もいた。
こうした議員の任期満了前辞職について、大森彌(わたる)・東大名誉教授(行政学)は、「議員は選挙で選ばれた公職である以上、よほどの理由がない限り、勝手に辞めることは許されない。議長も辞職を却下すべきだった」と指摘。「4月は会議がない」ことを辞職理由に挙げた議員に対しては、「報酬は、会議の有無に関係なく支払われているもので、まったく理由になっていない。辞職は軽率で非常識だ」とした。
(2007年4月12日 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/12(木) 12:19:56
市役所異様な光景 生駒市背任事件
捜索に唇かむ職員 公園緑地課 シートで目隠し 讀賣奈良
「市役所が崩れ落ちたような気分。いったいどうなってしまうのか」――。生駒市の総合スポーツ公園用地を巡る背任事件で、大阪地検特捜部が市役所の捜索に入った11日、職員は一様に、動揺と不安の色を浮かべた。訪れた市民らは物々しい雰囲気に驚きつつも、市政の浄化に期待を寄せた。
同地検の係官らは午前9時40分、市役所内の捜索に着手。疑惑の舞台となった総合スポーツ公園計画の担当課のほか、財政部門、市長室など計11か所に及び、当時の資料やメモ帳などを押収。中本幸一前市長から用地購入の指示を受けた公園緑地課などでは、様子がのぞけないようにカウンターの内側に、ブルーシートが幕のようにかけられた。
捜索では幹部の電子メールの内容まで調べられたといい、ある幹部は「ショックで言葉が出ない。市民も不信感を抱いており、市政の立て直しに全力を尽くすしかない」と唇をかんだ。50歳代の職員は「根こそぎ持って行かれた。業務が滞らないようにするのが大変」とこぼしていた。
異様な雰囲気に、訪れた市民も戸惑った様子。同市あすか野北の主婦(33)は「偶然来たが本当にびっくりした。これをきっかけに、市のあり方を考え直してほしい」と要望。同市喜里が丘の主婦(60)は「市民として恥ずかしいが、これでよどんだ空気が一掃され、市政もいい方向に進むはず」と願うように話した。
捜索後、記者会見した山下真市長は「市民に不安を与えて申し訳ない」と改めて謝罪。「早期に真相が解明されることを期待している」と話した。
(2007年4月12日 読売新聞)
1114
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/12(木) 12:21:29
倉吉市農業委員を逮捕 県議選 投票依頼の買収容疑 讀賣鳥取
8日に投開票された県議選で、有権者に現金を渡し、票のとりまとめなどを依頼したとして、県警捜査2課と倉吉署は11日未明、市農業委員で倉吉市小鴨、鳥取中央農協理事の河本誠友(よしとも)容疑者(62)を公選法違反(買収)の疑いで逮捕。午後、同容疑で地検に送検した。
調べでは、河本容疑者は当選した村田実氏(69)が理事長を務める社会福祉法人の非常勤職員で、2006年11月ごろから2月ごろまで5回にわたり、同市内で有権者3人に、村田氏への投票や票の取りまとめなどを依頼、報酬として現金計数万円を渡した疑い。容疑を認めているという。
県警は早朝から約30人で、自宅や倉吉市西倉吉町の後援会事務所など4か所を家宅捜索。事務所には午前8時過ぎ、約10人が訪れ、書類などを段ボール箱十数箱に入れて押収した。
村田氏は4人が争った県議選倉吉市選挙区(定数3)に無所属で立候補し、3位で当選した。次点とは768票差だった。
(2007年4月12日 読売新聞)
1115
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/12(木) 12:30:22
県議選巡る違反相次ぐ「定数減で激戦原因か」 讀賣熊本
県議選を巡る公選法違反事件の摘発が相次いでいる。県警は、9日に前球磨川漁協組合長・木下東也容疑者(64)を買収の疑いで逮捕したのに続き、10日は益城町副町長・松本和彦容疑者(61)を公務員の地位利用禁止の疑いで逮捕した。さらに宇城市区、阿蘇郡区でも計4人を逮捕した。違反事件が続出する背景には、市町村合併に伴う区割り変更、定数減などで選挙戦が激化したことが挙げられそうだ。
ナンバー2の副町長逮捕という事態を受け、益城町役場では11日朝、住永幸三郎町長(66)が課長ら約20人を集め緊急幹部会を開き、「町民の不安を取り除くためにしっかり仕事をするように」と指示した。午後3時50分ごろには、県警の捜査員6人が副町長室で捜索を始め、約1時間で段ボール箱2箱分の関係資料を押収した。役場は終日、重苦しい雰囲気に包まれ、職員らは険しい表情で机に向かっていた。
町民には驚きと怒りが広がった。自営業女性(34)は「裏切られたような気持ち。悪いうみが出てしまうといいが」と不信感をあらわにした。
県警によると、統一地方選の違反警告件数は334件(7日現在)で、前回同期の174件と比べて倍増している。
内訳は、県選管が掲示を許可する証紙がないまま候補者名の入った看板を設置する文書掲示違反が318件、チラシ配布など文書頒布違反が10件、その他が6件。このうち、県議選関連の件数は全体の約75%に当たる248件で、前回同期よりも140件も増えている。
前回県議選は落選候補1人を含む10人を公選法違反(買収)の疑いなどで逮捕、121人を書類送検している。
(2007年4月12日 読売新聞)
1116
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/12(木) 22:25:42
自民党宮崎県連会長を逮捕、県議選で現金買収などの容疑
2007年04月12日21時45分
http://www.asahi.com/national/update/0412/SEB200704120006.html
8日投開票の宮崎県議選で息子を当選させるため後援会員らに現金を渡すなどしたとして、県警は12日、自民党県連会長で前県議の川添睦身容疑者(73)=宮崎市学園木花台南3丁目=を公職選挙法違反(現金買収、供応、事前運動)の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。
調べでは、川添容疑者は昨年12月下旬、宮崎市内のホテルに後援会幹部ら数十人を集め、自身の後継として県議選宮崎市区(定数12)に自民党公認で立候補、当選した長男の川添博氏(45)への票の取りまとめなどを依頼。報酬として1人当たり現金数千円を渡し、千数百円相当の食事の接待をした疑い。
関係者によると、会合には川添容疑者の後援会員ら50〜60人が参加。博氏も同席し、あいさつしたという。現金は帰り際に2000円ずつ配られ、食事代と合わせて供与された額は計20万円以上とみられる。取材に対し、後援会側は「先月末ごろから全額回収した」と説明。博氏は「(現金は)交通費として配ったと聞いている。違法とは思わなかった」と話した。
川添容疑者は衆院議員秘書を経て75年に県議に初当選し、連続8期務めた。県議会議長や自民党県連幹事長などを歴任し、05年から県連会長。
1117
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/13(金) 01:10:49
金沢・政務調査費返還訴訟:控訴審、2市議が証人尋問欠席−−高裁金沢支部 /石川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ishikawa/news/20070412ddlk17010096000c.html
金沢市議会の2会派が飲食代を政務調査費で支出したのは違法として、「市民オンブズマン石川」のメンバーが山出保・金沢市長に対し、支出の一部を両会派に返還させるよう求めた訴訟の控訴審第4回口頭弁論が11日、名古屋高裁金沢支部(長門栄吉裁判長)であった。両会派の会計責任者の2市議に対する証人尋問が予定されていたが、両市議は選挙活動の準備と体調不良などを理由に出廷しなかった。
両市議は10日付で、同支部に対し、欠席理由とともに「5月以降の尋問であれば出廷する」とする連絡文書を送付していた。
両市議はこれまで、領収書など政調費の支出内容を示す文書を提出するよう求めた同支部の命令に従わなかったとして、過料20万円を科されている。次回の弁論は5月28日の予定。【八田浩輔】
毎日新聞 2007年4月12日
1118
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/13(金) 01:27:06
公選法違反:県議選・倉吉市選挙区、村田氏の運動員を買収容疑で逮捕−−県警 /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070412ddlk31040594000c.html
8日に投開票された県議選で、有権者に現金を渡して票の取りまとめを依頼したとして、県警捜査2課と倉吉署は11日、倉吉市小鴨、団体職員、河本誠友容疑者(62)を公職選挙法違反(現金買収、事前運動)容疑で逮捕、送検した。関係者によると、河本容疑者は倉吉市選挙区(定数3)で返り咲いた村田実氏(69)の選対幹部で、「間違いありません」と容疑を認めているという。
調べでは、河本容疑者は告示前の06年11月〜07年2月、同市内の有権者3人に村田氏への投票と票の取りまとめを5回にわたって依頼し、現金計数万円を渡した疑い。
県警は11日、河本容疑者を鳥取地検に送検。資金の出所を慎重に調べるとともに、現金を受け取った有権者を同法違反(被買収)容疑で近く、書類送検する方針。
県などによると、河本容疑者は村田氏が理事長を務める社会福祉法人「みのり福祉会」が運営する身体障害者療護施設「サンジュエリー」の非常勤職員。利用者の送迎補助や夜勤、宿直勤務に就いていたという。
村田氏は、無所属の元職として自民党の推薦を受け同選挙区に立候補。現職3人と3議席を争い、3番目の得票で7度目の当選を果たした。
毎日新聞の電話取材に対し、村田氏は「(河本容疑者は)支持者の1人で、後援会の幹部などではない。面識がないことはないが、(逮捕については)全く訳が分からない」と話した。
一方、県警は11日朝、河本容疑者の自宅など4カ所を家宅捜索。同市西倉吉町にある村田氏の事務所にも午前8時過ぎ、捜査員約10人が到着し、約6時間にわたって書類などの資料を段ボール箱に詰めて押収した。
居合わせた事務所関係者は「報道で初めて知り驚いている。河本さんがなぜそういうことをしたのか分からない」と戸惑っていた。【小島健志、田辺佑介】
毎日新聞 2007年4月12日
選挙:県議選 当選者に証書 倉吉選挙区、村田氏本人は姿見せず /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070412ddlk31010597000c.html
8日に投開票された県議選(定数38)の当選者に11日、県選管から当選証書が交付された。倉吉市選挙区でも同市役所で証書が交付されたが、選挙違反事件で逮捕者を出した村田実氏(69)本人は姿を見せず、代理人は「(村田氏本人は)知らなかったと思う」と述べた。
村田氏の代理人として証書を受け取った藤井一良・関金地区支部長は「(当選証書が交付された日に)こんなことがあって切ない気持ち。今の時代にあるのかなと思う」と述べた。河本容疑者は、選対本部のナンバー2に当たる幹事長で小鴨地区支部長だったとし、「『票の上乗せをしたい。一軒一軒回ってお願いするしかない。下位でもいいから当選させたい』というのを聞いたことがあるが、どうしてそんなことをしたのか分からない」と話した。【田辺佑介】
毎日新聞 2007年4月12日
1119
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/13(金) 08:20:56
越谷の政調費不正請求 杉本市議、出馬せず 讀賣埼玉
白紙の領収書を使い、虚偽の飲食代を政務調査費として越谷市に不正請求していた同市公明党市議団の杉本千恵子市議(58)が、15日告示の同市議選への立候補を取りやめたことが12日、明らかになった。
杉本市議は、3月16日に不正請求の責任を取り、党市議団長などの党役職を辞任したが、「議員辞職する考えはなく、市議選にも5選を目指し立候補する」として、準備を進めていた。
支持者らによると、杉本市議は、最近になって「体調不良」を理由に出馬断念の意思を示し、党県本部や支持者らと協議、正式に立候補取りやめを決めたという。同党の市議選立候補者は、当初予定より1人減り、現職2人と新人3人の計5人となる見込み。
(2007年4月13日 読売新聞)
1120
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/13(金) 19:47:00
記者Maiコラム:前副知事との再会 汚職事件にやるせなさ=岩佐淳士 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070413ddlk13070450000c.html
ニュースの風化はめまぐるしいが、当事者にとっては違う。昨年10月に佐藤栄佐久・前福島県知事が逮捕された汚職事件。その半年前まで福島支局に勤務していただけに、なじみの県庁舎や県幹部の姿を全国ニュースで目にしたときは、まるで知人が突然、劇中の登場人物になったような感覚。彼らの戸惑いはまだ続いているはずだ。
先日、前副知事の川手晃さんと会う機会があった。旧自治官僚。15年近く仕えた前知事が辞職すると、職務代理で県政の混乱収拾に当たり、その後、自らも辞職した。
福島では76年、当時の木村守江知事が収賄容疑で逮捕された。事件を描いた朝日新聞の連載「木村王国の崩壊」は精緻(せいち)な取材による劇的なルポだった。それを書いたのは当時、朝日の支局にいた若手記者。我が身と比べて打ちのめされた気もした。
川手さんも若いころ、「木村王国の崩壊」を読み、記者にあこがれたという。約30年を経て再現された汚職劇。いつの間にか「観客席」から「舞台」へと身を移していた川手さんの気持ちを思うと、やるせなさが募る。
毎日新聞 2007年4月13日
1121
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/13(金) 20:12:18
公選法違反:買収容疑で再逮捕 被買収容疑でも4人−−県議選鞍手郡区 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20070413ddlk40040033000c.html
県議選鞍手郡区を巡る公選法違反事件で、県警捜査2課と早良、宮若両署は11日、宮若市高野、無職、香月清美(72)と同市平、農業、安藤紫朗(65)の両容疑者を同法違反(買収)容疑で再逮捕し、同市稲光、会社役員、安永修二容疑者(48)ら4人を同法違反(被買収)容疑で逮捕した。
他に被買収容疑で逮捕されたのは、同市小伏、無職、中村道男(70)▽同市下、会社役員、野見山要市(69)▽同市福丸、無職、野見山一子(71)の3容疑者。
調べでは、香月、安藤両容疑者は2月下旬〜3月上旬、鞍手郡区に自民党現職で立候補し、落選した久野清隆氏(63)を当選させるため、安永容疑者ら4人に数万円ずつ計十数万円を渡し、票の取りまとめなどを依頼した疑い。香月容疑者は久野氏の後援会支部の事務局長。
〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2007年4月13日
1122
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/14(土) 07:11:07
公選法違反:三重県議選で当選した塩谷氏の運動員逮捕
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070414k0000m040168000c.html
三重県警捜査2課は13日、同県議選の尾鷲市・北牟婁郡選挙区で当選した塩谷龍生氏(67)の運動員で同県紀北町紀伊長島区道瀬、飲食店経営、奥地敬子容疑者(68)を公職選挙法違反(供応買収、事前運動)の容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
調べでは、奥地容疑者は告示前の昨年12月上旬ごろ、同地区内の民宿で、知人9人に1人当たり6000円相当の酒食を振る舞い、塩谷氏に対する票の取りまとめを依頼した疑い。塩谷氏もその場に同席していたといい、事件への関与を調べる方針。
塩谷氏は同選挙区(定数2)に自民党公認の新人で立候補し、トップで当選した。【山口知】
毎日新聞 2007年4月14日 1時50分
1123
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/14(土) 08:14:06
#山本派。
秋山派2人を逮捕 県議選買収・被買収容疑で 讀賣山梨
県議選で当選した富士吉田市選挙区の秋山隆信氏(52)への投票などの見返りに現金の受け渡しを行ったとして、県警は12日夜、秋山氏派の運動員で、同市下吉田、会社役員奥脇高広容疑者(39)を公職選挙法違反(買収)の疑いで、同市上暮地、型枠解体工市川里美容疑者(70)を同法違反(被買収)の疑いで逮捕した。今回の県議選を巡る逮捕者は計7人となった。
調べによると、奥脇容疑者は告示前の3月下旬、同市上吉田の後援会事務所で、市川容疑者に現金10万円を渡し、秋山氏への投票と票取りまとめを依頼した疑い。市川容疑者は趣旨を知りながら現金を受け取った疑い。2人はいずれも容疑を認め、市川容疑者は「受け取った金の一部は使った」と供述しているという。
奥脇容疑者は、秋山氏の運転手を務めたり、県議選立候補の際に報道機関に提出するプロフィルを作成するなど秘書的な仕事をしていた。秋山氏の事務所は「(奥脇容疑者は)選対にも後援会にも入っていない」としているが、選挙事務所に日常的に出入りしていたことも確認されている。また、経営する情報処理会社は、秋山氏の親族が経営する建築会社の中に事務所を構えていた。一方、市川容疑者は秋山氏の後援会支部の幹部を務めていた。
県警は12日深夜から両容疑者の自宅や、秋山氏の選挙事務所となっていた建物などを捜索。13日には、両容疑者を甲府地検に送検した。今後、買収資金の出所も含め、秋山氏派の組織的関与がなかったか、追及する。
定数が3から2に減った富士吉田市選挙区は、渡辺正志前県議が市長選に出馬表明したため、一時、無投票がささやかれていたが、前市長の武川勉氏らが立候補したことで選挙戦となった。
関係者は「(市川容疑者の住む)上暮地地区は、秋山氏と武川氏の勢力が伯仲していたので、危機感を募らせたのでは」と推測する。県議選は秋山氏が武川氏を約2400票離し、トップで4選を果たした。
逮捕から一夜明けた13日、秋山氏の自宅は静まりかえり、家族によると、秋山氏は12日夜から外出したという。同市下吉田の主婦は「知事選であれだけ違反者が出たのに、まだこんなことをやっているとは」とあきれた様子だった。
(2007年4月14日 読売新聞)
1124
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/14(土) 09:09:54
党関係者動揺、怒り 自民県連会長逮捕 宮崎日日4/13
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200704130101
「大打撃だ」。自民党県連会長の川添睦身容疑者(73)が逮捕された12日、党関係者に衝撃が走った。議会改革が焦点となった県議選で、カネ絡みの旧態依然とした公選法違反が明らかになった。
知事選での惨敗以降、党再生へ県連内で改革を進めていた矢先のトップ逮捕。統一地方選第2ラウンドが迫り、夏に参院選を控える中、「苦戦は免れない」と県議や市議は怒りや危機感をあらわにした。
「信じられない。残念だ…」。党県連の米良政美幹事長は事件を知ったショックで、それ以上の言葉が出てこなかった。 県警は同日まで連日、川添容疑者から聴取。親族や会合出席者ら支持者を一斉に呼び、容疑を固めた。
川添容疑者は国会議員秘書の後、県議を8期務めるなど政治経験豊か。選対本部長の久島時夫宮崎市議は「犯罪と知った上で現金を配ったとしか思えず、非常に残念」と肩を落とした。
自民県連会長の川添容疑者を送検 県警
2007年4月13日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200704130110
県警は13日午後、県議選に絡み公選法違反(現金買収、供応)の疑いで逮捕した自民党県連会長の元県議、川添睦身容疑者(73)=宮崎市学園木花台南3丁目=を宮崎地検に送検した。
また同日午前から、川添容疑者の自宅や後援会事務所など関係先十数カ所を家宅捜索している。
調べでは、川添容疑者は昨年12月下旬、同市内のホテルで、立候補を予定していた長男の博氏への投票と票のとりまとめを依頼する趣旨で会合を開催。出席した後援会員や有権者ら数十人に対し、一人当たり交通費名目で現金数千円を渡し、千数百円分の弁当を出して接待した疑い。
1125
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/14(土) 09:16:19
川添容疑者逮捕 重鎮苦戦に危機感 宮崎日日4/14
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200704140102
現職の自民党県連会長逮捕という衝撃が県政界に走って一夜明けた13日、川添睦身容疑者(73)は同県連トップの座も下りた。事件の背景には、激戦区で後を継ぐ長男の博氏(45)を勝たせようとした“勇み足”もあったのか。当選した博氏も、行方をくらましたまま。関係者の間には、さまざまな憶測が広がっている。
選挙を知り尽くした県政界の重鎮ながら、カネ絡みの安易な選挙違反に足を踏み入れた川添容疑者。関係者からは、長男の博氏への票集めに焦った余り、事件を引き起こしたとみる声が上がっている。
自民党県連、川添会長の辞職願受理
2007年4月14日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200704140105
県議選に絡み公選法違反の疑いで逮捕された自民党県連会長の川添睦身容疑者(73)の処遇について同県連は13日付で、提出されていた辞職願を受理した。会長職は5月上旬の同県連定期大会まで空席となり、職務は坂元裕一筆頭副会長が代行する。坂元筆頭副会長は「不祥事で統一地方選の後半戦にも影響がある。けじめをつけた」としている。
川添前会長は1月の知事選で、同県連内の一部地域支部長らが対立候補支援に回り、さらに自らが推薦した候補が惨敗した責任をとり、2月14日付で役員10人とともに辞職願を同県連に提出。5月の定期大会まで保留扱いとなっていた。
1126
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/14(土) 09:17:59
宮崎UMK
【県内】川添睦身容疑者逮捕で衝撃走る2007年04月13日
県議会選挙に絡む買収の容疑で逮捕された、自民党県連会長の川添睦身容疑者が、きょう送検されました。
自民党県連トップの逮捕に、党内には衝撃が走りました。
公職選挙法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、自民党県連会長で、元県議会議長の川添睦身容疑者、73歳です。
川添容疑者は、今回の県議選に絡み、支持者を集めて地盤を譲った長男、博氏への票の取りまとめを依頼し、現金や食事を提供したものです。
警察では、きょう川添容疑者の自宅や後援会事務所など10数箇所を捜索しました。
川添容疑者は、3月末で議員を辞職し、現在は、自民党県連会長を務めていますが、「県連トップの逮捕」に関係者は、衝撃を受けています。
一方、県民も今回の事態に驚いています。
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【県内】川添容疑者、党勢拡大装い買収2007年04月13日
また川添容疑者は、支持者に現金を渡した際、「党勢拡大のためなので、買収にはあたりません」などと話していました。
買収の舞台となったのは川添容疑者が、博氏の県議選を前に開いた会合で、博氏も出席しました。
博氏によりますと、1人当たり、交通費として現金2000円を渡したうえ、1200円の食事で接待し合わせて3200円相当を数十人に提供しました。
川添容疑者は、「会合は党勢拡大が目的で、選挙の事前運動にはあたりません。
金は買収にあたりません」という内容の話をした、ということです。
博氏が立候補した宮崎市選挙区は定数12に対し、20人が立候補した激戦区で博氏は、最下位で当選しました。
川添容疑者の有罪が確定し、公選法の連座制が適用されれば博氏の当選は無効となります。
また、博氏が、4月8日の投票日から3ヶ月以内に辞職した場合次点だった候補者が繰り上げ当選となります。
1127
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/14(土) 09:20:56
宮崎MRT
1.自民県連会長逮捕・長男も聴取へ
(04/14 05:55)
先の県議会議員選挙に絡み、自民党県連会長の川添睦身容疑者が、買収の疑いで逮捕された事件で、警察は、13日、関係か所を家宅捜索するとともに、川添容疑者の身柄を宮崎地方検察庁に送りました。警察では、県議選で当選した川添容疑者の長男からも事情を聴くことにしています。逮捕・送検されたのは、自民党県連の会長で、前の県議会議員、川添睦身容疑者73歳です。警察の調べによりますと、川添容疑者は、県議選告示前の去年12月、宮崎市内のホテルで、有権者およそ50人に、長男の博氏への票の取りまとめを依頼し、交通費として、一人あたり現金数千円を渡したほか、千数百円相当の食事の接待をした疑いが持たれています。警察では、容疑を裏付けるため、川添容疑者の自宅や博氏の選挙事務所など、十数か所を捜索しました。川添容疑者は、昭和50年、県議会議員に初当選。8期連続で県議を務め、議長などを歴任したほか、おととしからは、自民党県連の会長を務めています。去年11月には、自らの引退を表明し、長男の博氏を後継者に擁立しました。(川添容疑者・今年3月)「従来のような選挙の作戦を立てたのでは、票にならないと思う。地方の選挙も変わらざるを得ない。そういう時期にきていると思う」今月行われた県議選で博氏は、定数12の宮崎市選挙区から立候補し、6888票を獲得、次点に131票差の12番目で初当選しました。県連会長の逮捕について、坂元裕一会長代行は、次のように述べました。(自民党県連・坂元裕一会長代行)「統一地方選の後半戦が日曜日から始まる。自民党公認候補に迷惑かけるという思いがある。残念だ」調べに対し、川添容疑者は、「間違いありません」と容疑を認めています。川添容疑者が、現金を渡した会合には、博氏も出席し、あいさつをしたと言うことで、警察では、博氏からも事情を聴く方針です。
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2.東国原知事「県政の冒とく」
(04/14 05:56)
県政の信頼回復に取り組んでいる東国原知事は、今回の事件について、「民主主義、県政の冒とく」だと述べました。(東国原知事)「こういう旧態依然とした政治とカネという不信感を県民が持っている中で、そういう残念な事件が起きたと、本当に何と言いますか、民主主義の冒涜と言いますか、県政の冒涜という感じがしますね」「自己浄化というか、自ら襟を正すというか、コンプライアンスの徹底に努めていただきたいですよね。そうしないと、県民のみなさん、広く国民のみなさんが、政治に不信感とか、不満とか、そういうものをお持ちになると思う。それに拍車がかかると思うんですよね」
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3.自民県連会長逮捕各党の反応
(04/14 05:56)
県議会の改革が叫ばれる中での自民党県連会長の逮捕。自民党以外の各党の反応です。(社民党県連・鳥飼謙二代表)「政治不信がかつてないくらい県民に高まっているわけですから、政治不信を解消するためにも清潔な選挙が期待されていただけに、非常に残念な思いがするし、裏切られた思いがあります」(民主党県連・井上紀代子代表)「官製談合事件の後の県議会選挙だったので、県議会に求められるものは大きかったと思う、これからの市議選、町議選で有権者が(政治不信に)どのような判断を下すのかが非常に心配です」(公明党県本部・新見昌安幹事長)「今回の選挙の大きな争点が議会改革ということもあってこれはとりもなおさず、候補者の意識改革だったと思うんです。そういったなかで、こういった旧態依然としたことが公然と行われていたことに関して非常にショックを受けている」(共産党県委員会・津島忠勝委員長)「県民の皆さん、有権者の皆さんに対する重大な背信行為で本当に、許せないことだと思う。自民党の旧来の全権腐敗体質的な一端が、露呈してきたのではないかと思う」
1128
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/14(土) 09:59:53
自民県連会長の公選法違反事件 「なぜカネ断ち切れぬ」 党公認候補ら怒り 辞任届受理 坂元氏が会長代行 西日本宮崎
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20070414/20070414_001.shtml
自民党県連会長の川添睦身容疑者(73)が県議選に絡む公選法違反(買収・供応)容疑で逮捕され一夜明けた13日、同県連は筆頭副会長の坂元裕一県議を会長代行に決定。川添容疑者を除く県連役員10人が同容疑者から提出された会長職の辞任届を受理した。川添容疑者は県議選宮崎市区で初当選した長男博氏(45)=自民=の支援者らに現金を配った疑いが持たれているが、前知事が逮捕された官製談合事件と同様に起きた選挙をめぐる「政治とカネ」のしがらみ。統一地方選後半戦の市議選の告示直前だけに、市議選立候補予定者からは「なぜいつまでもカネを断ち切れないのか」と怒りの声が上がった。
県連は、県内5市議選(15日告示、22日投開票)で現職9人、新人1人の10人を公認。延岡市の党公認現職候補は13日朝、支援者から「残念だ」「自民党はもう知らない」などと言われ、「何とかこらえてほしい」と答えたという。同候補は「官製談合事件の反省はどこに行ったのか。自民党は何も変わっていない」と憤った。
宮崎市区の党公認現職候補も「ショックだ。指導する立場の人間があまりにも感覚が古すぎる」としたうえで「出直し知事選の候補選考過程から県連は横暴だった。選挙では批判票が出るだろうから、支援者を頼りにするしかない」と話した。
出直し知事選で党公認候補が惨敗、8日投開票された県議選でも改選前(32議席)から6議席減らすなど自民勢力は後退気味だ。県連幹部は「公認候補には申し訳ない」と肩を落とし、統一選後半戦以上に今夏の参院選への影響を懸念する。
坂元会長代行は「世襲や従来の慣習などをやめて大衆政党に生まれ変わらなければいけない」と党再生へ語気を強めた。
=2007/04/14付 西日本新聞朝刊=
1129
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/14(土) 10:12:44
参院選出馬予定者パンフ 農業委会長が配布 由布市 大分合同
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1176476400=11765119492587=1
二月末に開かれた由布市農業委員会(油布丁一会長)の定例会で、油布会長が議事終了後、夏の参院選の立候補予定者のパンフレットと後援会加入用紙を委員に配っていたことが十三日、分かった。公務員の地位利用を禁じた公職選挙法に抵触する恐れもあり、油布会長は三月末の定例会で「白紙撤回」したという。
由布市農業委員会事務局によると、二月定例会は二月二十八日の午後、委員三十八人のうち三十五人が出席して開かれた。議事終了後、「会長の判断」(同事務局)でパンフレットと加入用紙が配布されたという。
農業委員は特別職の地方公務員であり、公選法は公務員の地位を利用した選挙運動を禁止している。このため一部の委員が、配布した行為を「農業委員会の会長がこのようなことをすれば、公務員の地位利用になるのではないか」と問題視。指摘を受けた油布会長は、翌三月の定例会で「白紙に戻すので(書類は)処分してほしい」と撤回を求めた。
油布会長は「議事が終わっていたので、一農業者として個人的に配ったつもりだった。会長という立場を利用した行為ではないが、注意不足だった」と話している。
立候補予定者は農業分野の全国組織出身者。油布会長は、二月定例会開催日の午前中に開かれた県内農業関係者の会合で、パンフレットなどをまとめて受け取り、持ち帰ったという。
1130
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/15(日) 09:13:26
「改革派」小声でおわび 木村前知事初公判
2007年04月11日 朝日和歌山
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000704110002
■書面を読み上げ
弁護側「関与は間接的」
「県政の改革を志向しながら、このような過ちを犯してしまいました」。県発注工事に絡む談合汚職事件で競売入札妨害(談合)と収賄の罪に問われた前知事の木村良樹被告(55)は、10日に大阪地裁であった初公判で、起訴事実を全面的に認めた。「改革派」という看板の裏で建設業界の暗部に足を踏み入れたことを悔やみ、「多くの方を裏切ってしまい無念で申し訳ない」と謝罪した。 (根本俊太郎)
午後1時10分ごろ、開廷約20分前。木村前知事は弁護士ら5人と一緒に、正面玄関から大阪地裁に入った。先頭を歩く木村前知事は、グレーのスーツに茶色のネクタイ姿。髪はやや乱れていた。報道陣のカメラのフラッシュを浴び、口を横に結んだ険しい表情のままだった。
「木村良樹です」。裁判の冒頭、裁判長に名前を聞かれ、小さな声で答えた。
検察側が起訴状を朗読する間、立ったままほとんど動かない。「公訴事実にどこか間違いはありますか」。裁判長に問われると、弁護人から渡された書面を読み上げた。
「いずれの公訴事実についても有罪であることを認めます。この場を借り、県民のみなさまや関係者各位に深くおわび申し上げます……」
終始消え入るような声。法廷のマイクを通してやっと傍聴席に聞こえる程度だった。
その後、被告人席に座った。検察側が冒頭陳述書や関連する証拠を読み上げる間、書面を丸めて両手で持ち、時折目を閉じたり、宙を見つめたりしながら、じっと聴き入っていた。
閉廷後、木村前知事は玄関前で待つ報道陣の前に姿を見せなかった。「(木村前知事は)予約していたタクシーで帰りました」。地裁関係者が言った。
◇
検察側は冒頭陳述で、木村前知事が官製談合に関与するに至った経緯や犯行状況を指摘した。
木村前知事は、ゴルフ場経営会社元代表の井山義一被告(56)=贈賄罪などで公判中=とは大阪府総務部長時代からの付き合いだった。木村前知事は知事就任後、選挙を支援した井山元代表と毎日のように電話していた。井山元代表が木村前知事の意向を県幹部に伝えることもあった。
木村前知事が自らの選挙基盤を確立するため、公共工事を受注させる見返りに、建設業者の支持を取り付けていた。2期目の選挙に立候補する際、自民党から推薦を得られなかったため、支援者の建設会社の会長に反対派の説得を依頼した。自民党から推薦を受けた木村前知事は、「推薦をもらうことができたのは同社のおかげ。感謝してもしきれない。頼み事をしてきたらぜひ聞いてやってほしい」と工事受注を希望していた同社を共同企業体(JV)に加えるよう、当時審議監だった前出納長の水谷聡明(さとあき)被告(61)=談合罪で求刑懲役2年=に指示した。
井山元代表は、木村前知事から県発注工事の受注調整に関与する際に便宜をはかってもらった謝礼の趣旨で、水谷前出納長らを介して、01年から03年にかけ、毎年200万〜300万円の現金を供与していた――などとした。
◇
弁護側は冒頭陳述で、公訴事実を認めた一方、談合、収賄の両罪とも「関与はあくまで間接的」と主張した。
談合については、木村前知事が井山元代表にゼネコンの調整役を依頼していたことなどから、「談合システム温存の原因を生み、放置した責任は重い」と認めつつ、建設関係の事業は水谷前出納長にほぼすべて任せていたとして、「(木村前知事は)談合の詳細については知りうる立場になかった」とした。
収賄についても、井山元代表から1千万円を受け取ったことは認めたが、「(木村前知事)自身は何の要求をしたものではなく、金員も見ていない。使途も報告されていない」として受動的・間接的なものだとした。
弁護側は、木村前知事が任期中に行った公共事業の削減や緑の雇用事業の実施などの実績を強調し、「県政改革に懸命に取り組んでいたのは事実。業績のすべてが否定されるわけではないはず」と主張した。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/15(日) 09:13:46
■「心から恥じる」前知事陳述要旨
木村前知事が読み上げた「陳述」の要旨は以下のとおり。
いずれの公訴事実についても有罪であることを認める。改革県政に期待を寄せてくださった方々をも裏切る結果になってしまい、悔やんでも悔やみきれない。
1回目の当選直後は、政治というものは清濁併せのむものではないかという誤った考えを持っていた。談合の具体的な仕組みそれ自体は知らなかった。しかし、私が(前出納長の)水谷(聡明(さとあき))さんに指示したことは事実。県が関与して業界を自分のほうに向けるという発想自体許されないし、気に入らない業者をはずすことは県の意向を業者に知らせることにつながり、談合への介入にほかならない。
私が(ゴルフ場経営会社元代表の)井山(義一)さんをブレーンのように頼ったことがあるのは事実。しかし、受け取った1千万円については、友情ではとても片付けられないもの。地方自治体の長として許されるものではない。公務員生活で培ったはずの真の順法精神がいかされなかったことを心から恥じている。
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■新制度7月から実施 知事表明
仁坂吉伸知事は10日、初公判についての感想を報道陣に問われ、「怒りを感じる。それは県民100万人の一致した気持ちだと思う」と述べた。
今後の対応については「システムとしてこういうことが二度と起こらないものをつくらないといけない」と述べ、1日にスタートした「監察査察制度」や「職員倫理規程」に加え、5月に出される公共調達検討委員会からの提言を県民に公開し、7月1日から新制度を実施する方針を明らかにした。
また、木村前知事らに対する損害賠償請求については「談合して県に迷惑をかけた、加担をしたすべての関係者に対して損害賠償請求はする」とし、刑が確定した時点で実施する考えを改めて示した。
初公判を傍聴した雑賀忠士・監察査察室長は「起こったことを悔やんでも仕方がない。今は仁坂知事のもとで、二度と起こらない仕組みをつくるしかない」と話した。
30代の女性職員は「これだけ県政を混乱させたことに怒りを感じる。新知事のもとで信頼回復につとめる」と話した。30代の男性職員は「心のどこかで無実であってほしいと思っていたが、残念」と肩を落とした。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/15(日) 09:16:44
「給料から払った」 県議選買収事件
2007年04月13日 朝日鳥取
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000000704130002
■村田氏関与否定■
県議選倉吉市選挙区で当選した村田実氏(69)への票の取りまとめをする見返りに金を渡したなどとして、公職選挙法違反(現金買収)の疑いで逮捕、送検された倉吉市小鴨、団体職員河本誠友容疑者(62)が県警の調べに対し、「(買収した金は)自分の給料から払った」と話していることが12日、わかった。
村田氏は12日、朝日新聞社の取材に対し、「関係者が逮捕されたことは申し訳ない」としたうえで、事件については「全く知らなかった」とした。河本容疑者が村田氏の選挙対策本部幹事長とされていたことについて「幹事長の仕事はほとんどないし、昨年11月に幹事長の役を解いたと思っていた。それ以降、後援会事務所にも顔を出しておらず、自分も付き合いがない」と話した。
11日にあった当選証書授与式については「案内が代理人に届いたため自分は行けなかった。やましいところはない」と話している。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/15(日) 09:27:43
県議名開示拒否の検察に反論 県議会
2007年04月13日 朝日広島
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000704130003
藤田雄山知事の後援会事件をめぐり知事陣営から現職県議に「対策費」が配られた疑惑が上がっている問題で、議員名の記載された刑事訴訟記録の閲覧を求めている県議会の新田篤実議長の代理人の弁護士は12日、広島地検の閲覧不許可を取り消すよう広島地裁に求めている「不服申し立て」(準抗告)で意見書を提出した。開示に反対する検察側に反論している。
県議会側の意見書によると、検察側は3月23日に意見書を提出。「疑惑が生じた公選法違反事件は、すでに公訴時効が完成しており、起訴することも捜査することも許されない状況にある」「県議の氏名が明らかになれば、それが一人歩きするなどして当該議員の氏名が公表されることになるおそれがある」などと、開示に反対している。
これに対し、県議会側は「真偽不明の根拠に基づく(検察側の)冒頭陳述によって、困難な調査を余儀なくされている県議会にとってはまったく言語道断の意見」「県議会の調査を貶(おとし)め、裁判所に予断と偏見を与える」などと反論している。
この問題では、地検の取り調べを受けた知事の元秘書が県議らに対策費が配られた疑惑を供述。訴訟記録は地検が保存している。(福家 司)
1134
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/15(日) 09:34:33
町長失踪 どうなる那賀町
2007年04月14日 朝日徳島
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000704140003
統一地方選後半戦は15日、鳴門市長選、徳島(定数34)、小松島(同19)の両市議選の告示でスタートする。後半戦で注目されるのは、4億円近い融資金を無断で流用したことが発覚して前町長が辞職したため、急きょ、決まった那賀町長選。17日の告示に向け、立候補を表明しているのは、今のところ、同町副町長の坂口博文氏(58)と元ケーブルテレビ社員の山崎篤史氏(30)の2人。合併から2年、ようやく軌道に乗り始めた町政の混乱にどう対処するかが問われそうだ。
05年3月、3町2村が合併して生まれた那賀町は、面積695平方キロ。三好市に次いで四国で2番目に広い市町村で、旧自治体の意識が根強い。旧鷲敷町長だった日下正隆氏(61)は、初代町長を決める同年4月の選挙で当選。「自らの責任と努力でまちづくりを行うのが地方分権」を信条に、職員の給与カットなど積極的に財政改革を進めた。
●不明朗債務
昨年末、助役だった坂口氏は、年度末に償還期限を迎える町土地開発公社の債務残高を金融機関に確認して驚いた。決算書にない3億7500万円の債務があったからだ。公社理事長でもある日下氏に尋ねると、「助役は心配せんでええ。私が解決する」と平然と答えたという。
年明け、日下氏は、町議会の追及を「4月初めに報告する」とかわし続けた。町の調査で、日下氏は、旧鷲敷町収入役だった97年ごろから、商品先物取引を始め、その損失の穴埋めに、公社が町の債務保証で借り入れた資金の一部を流用していたことが分かった。
3月下旬に所在不明になった日下氏は、同月22日、町議会議長に辞職願と謝罪の手紙を郵送してきた。「本件への対応は、後任に委ねたいと考えます。また、これらのことは、私が独断で行ったことであり、第三者などは、一切関係してないことを申し述べます」
●辞職を否決
町木沢支所長だった坂口氏は、日下氏に請われて助役になった。町長を支えてきた立場から、責任を取るべきだと考え、3月末で辞職したいと町議会に願い出たが、「新しい町長が決まるまで職務を全うしないのは無責任」と拒否された。
町長選告示まで3週間を切った1日夜、旧木沢村の集会所で、村長や村議の経験者ら約200人が地元出身の坂口氏を囲んだ。「助役をやめるより、町長として立て直すのに全力を注ぐべきではないか」「わかりました」。新年度初日の2日、町長職務代理者の副町長として辞令交付式で訓示した後、坂口氏は、立候補を表明した。
坂口氏は「町の損失は、日下さんに弁償してもらうのが筋だが、事実上不可能。だが、この問題を解決しないと、旧鷲敷町に対する不信感が高まり、さまざまな障害を乗り越えて合併した町が再び分裂してしまう」と心配する。国や県の助成、合併の優遇措置などを利用して、無利子の融資を受け、高い利子の金融機関からの借入金を減らし、町道や林道などの公共工事も優先順位を再検討するという。
●徹底調査を
一方、山崎氏は「普通の子育て、平和な暮らしを求めて帰郷したのに、普通じゃない問題が起こった。今、課題は開かれた行政にすることだ」と立候補を決意したという。「民間企業で働いてきたので、官の世界に、しがらみはない。まず徹底的に調査をして、情報をすべて町民に公開してから、対策を考えたい」
日下氏が自ら問題の経緯を説明していないことで、町民は不安を募らせ、さまざまな憶測も飛び交っている。日下氏と同じ地区出身の土木作業員(63)は「おとなしく、まじめ一方の人だったのに、今でも信じられない。本当にあの人だけでやったことなのだろうか。黒幕が他にもいるのではないか」と首をかしげる。「早く新町長が決まって、町民を安心させてほしい」
坂口氏は、今も毎日、日下氏の携帯電話に連絡をとり続けている。回線はつながり、呼び出し音だけが鳴り続いているという。
1135
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/15(日) 09:40:08
川添・自民県連会長逮捕
2007年04月13日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000704130003
8日投開票の県議選を舞台に持ち上がった公選法違反事件。最初の逮捕者は、現職の自民党県連会長だった。現金買収、供応などの疑いで12日に逮捕された川添睦身容疑者(73)は、県議連続8期を務め、議長も歴任した大ベテラン。県議選で自民は前回より議席を減らし、得票率も前回を下回るなど苦戦を強いられた。15日には統一地方選の後半戦が始まる。県連の「顔」の逮捕は、後半戦を控えた党関係者や、官製談合事件からの再生を掲げる東国原英夫知事にも波紋を広げた。
「犯罪があった行為は、自民県連会長としての行動ではなく、候補者の『親』としての行動。県連にとって大きな影響にはならない」
県連の筆頭副会長を務める坂元裕一県議は、会長逮捕の報を受けて強調した。
睦身容疑者は統一地方選を前に引退を表明し、県議選では後継に長男・博氏を擁立。選挙戦を全面的にバックアップしていた。事件の舞台となった会合も睦身容疑者の後援会主催だったが、県警は「博氏の選挙運動が目的だった」とみている。
05年5月から県連幹事長として、睦身容疑者と二人三脚で県連の運営に当たってきた米良政美県議は「大変驚いた。とても残念」と深いため息をついた。統一選後半戦には「多少の影響はあるかもしれない」とみる。
県議選で自民は改選前議席と同数の32人を公認候補に立てたが、現職5人が落選。獲得議席は26議席で、前回選挙の27議席を下回った。加えて、政党別の得票率では前回選挙より4ポイント余り低い46・53%に。1月の出直し知事選で明らかになった「自民離れ」に歯止めをかけられなかった。
後半戦の立候補予定者は戸惑いの表情を隠せない。宮崎市議選に自民公認で立つ予定の現職は「残念だ。こういう事件が起きては、選挙がやりにくい」。睦身容疑者は以前から知り合いだが、「感覚が古すぎる。現金を渡すなど今の時代に合わない」と言い切った。
睦身容疑者の逮捕について、東国原知事は「非常に残念。旧態依然とした選挙システムがはびこっていた証左。選挙システムや候補者、選挙スタッフの意識は変わっていると信じていた。裏切られた気分だ」と話した。さらに「政治を変えないといけない。変える人だけ残っていけばいい」と語った。知事公舎で記者団の取材に答えた。
◇
川添博氏は11日夜、睦身容疑者を巡る公選法違反事件の事実関係を認めた上で、「交通費として現金を配られたのは知っていたが、違法性はないと思っていた。関係者らから指摘があり、全員から現金は回収した」と説明した。
1136
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/15(日) 09:45:17
地方議員:年金等の減額避ける前倒し辞職、九州で続々判明
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20070415k0000m010130000c.html
地方議員が年金・退職金の減額を避けるため任期満了前に前倒しして辞職する問題で、任期満了前に市議を退職した56人(県議選出馬のための失職など含む)のうち、新たに福岡や熊本など4県の7市議会で少なくとも計14人が同様に辞職したことが毎日新聞の調べで分かった。既に判明している福岡県筑後市の4人、同県中間市の1人を加えると計19人になり、地方議員のあり方、姿勢が問われている。
新たに判明した14人の内訳は▽福岡県嘉麻市3人▽同県朝倉市1人▽大分県別府市3人▽熊本県人吉市1人▽同県荒尾市1人▽佐賀県鹿島市3人▽同県多久市2人−−で、いずれも年金・退職金の減額を逃れるための前倒し辞職を認めた。
地方議員が退職した場合、全国市議会議員共済会から、3期以上の議員には議員年金、2期以下の議員には退職金が支払われる。今月1日施行された改正地方公務員等共済組合法で、同日以降に退職した議員の年金や退職金の給付水準が原則12・5%引き下げられた。このため、法施行前の3月までに“駆け込み辞職”したらしい。
各市の議員報酬によって年金額は異なる。例えば嘉麻市の場合、13人が前倒し辞職しており、年金額で年8万2800〜12万3495円の減額を免れる。辞職した1人は「年金を減らしたくない、という気持ちはあった」と話している。
別府市で前倒し辞職した6人は同17万6400〜24万6960円の減額を免れることになるが、うち1人は「(年金額を減らさないため前倒しで辞めることは)おかしいとは思っていない。法を犯したり、制度に違反しているわけではない」と主張。
また、辞職した元鹿島市議は「議員は生活に保障がなく、私にも生活がかかっている。財産も貯金もない。批判はあえて受ける。辞職を正当化するつもりはない。みんなやっていることだ」と開き直った。
また、市議会によっては議会事務局が法改正をについて「早く辞める手もありますよ」などと説明していたケースもあった。
一方、有権者たちは年金・退職金減額を逃れるための“前倒し辞職”への憤りを募らせている。佐賀県多久市多久町、パート、船津敬子さん(48)は「全員が年金のためではないとは思うが、市民の信任を得て選ばれた人たちだから、ちゃんと4年の任期を満了してほしかった」。嘉麻市の男性(36)は「自分のことを中心に考えている気がして、許せない」と話した。
毎日新聞 2007年4月15日 3時00分
1137
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/15(日) 14:01:17
塩谷氏の運動員逮捕 県議選で供応買収容疑 県警と尾鷲署 三重伊勢
http://www.isenp.co.jp/news/20070414/news01.htm
八日投開票された県議選の尾鷲・北牟婁郡選挙区で、自民党新人で当選した塩谷龍生氏(67)の運動員が、投票や選挙運動の見返りに飲食接待した疑いが強まり、県警捜査二課と尾鷲署は十三日、公選法違反(供応買収事前運動)の疑いで、北牟婁郡紀北町紀伊長島区道瀬、喫茶店経営奥地敬子容疑者(68)を逮捕し、自宅や後援会事務所など十数カ所を家宅捜索した。
調べによると、奥地容疑者は告示(三月三十日)前の昨年十二月上旬ごろ、紀北町紀伊長島区の民宿で、知り合いの地元女性ら九人に対し、塩谷氏への投票や投票依頼など選挙運動を依頼。報酬として、一人当たり六千円相当の酒食の接待をした疑い。接待を受けた女性らについては今後、同法違反(受供応)の疑いで書類送検する方針。
奥地容疑者は、塩谷氏の支援者の一人だが、選挙対策本部や後援会役員には登録されていない。大筋で容疑を認めた上で「わたし一人で企画し、金はわたしが支払った」供述している。さらに会合を催した理由を、紀北町からの出馬が塩谷氏だけである点を踏まえ「紀北町から県議を出したかった」と話しているという。
県警は、投開票翌日の九日以降、連日、会合参加者から事情聴取していた。この日、容疑が固まったとして、会合を主催した奥地容疑者を逮捕。奥地容疑者の自宅などのほか、後援会事務所や塩谷氏の自宅も相次いで家宅捜索した。
塩谷氏は、土木建設会社社長などを務めた後、平成六年に海山町長に就任。以降、連続三期務めた。昨年十一月末、自民党新人候補者として県議選への出馬を正式表明した。
定数二の県議選尾鷲市・北牟婁郡選挙区には、塩谷氏のほか、無所属新人の津村衛氏(32)=尾鷲市=、無所属現職の野田勇喜雄氏(53)=同市=が出馬。塩谷氏は九千二票を獲得し、トップ当選を果たしている。
1138
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/15(日) 14:02:13
「私は呼ばれて行った」 塩谷氏の一問一答 三重伊勢
http://www.isenp.co.jp/news/20070414/news02.htm
【北牟婁郡】公選法違反(供応買収)容疑で、運動員の喫茶店経営奥地敬子容疑者(68)=紀北町紀伊長島区道瀬=が逮捕される直前の十三日夜、塩谷氏は本紙の取材に応じ、心境を語った。一問一答は次の通り。
―席は自分でつくったのか。
私が能動的に動いたものではない。取り持つ人がいて、私は呼ばれて行った。
―そんな席は何度もあったのか。
考えや話を聞きたいという人たちに呼ばれれば出掛けた。そうでなければ運動はできない。
―料理などの支払いはしたのか。
一切していない。一度もない。
―誰が支払ったのか。
誰かは分からない。私を呼んでくれた人ではないかと思う。
―席で接待の認識はあったか。
ない。
―支援者が逮捕される見通しだが、責任は感じるか。
小集会を取り持つ人はたくさん居るから一人ずつのことは言えない。
―自身の責任はどうか。
私は分からない。警察が判断すること。席に出て選挙の話をして罪に問われるのであれば、選挙をやれなくなる。
―自身に対する嫌疑についてはどうか。
一生懸命やってきた。ない方が良い。
1139
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/15(日) 14:03:10
塩谷氏の運動員 別の日にも接待 県議選の公選法違反 三重伊勢
http://www.isenp.co.jp/news/20070415/news01.htm
県議選尾鷲市・北牟婁郡選挙区で初当選した塩谷龍生氏=自民=の運動員による選挙違反で、公選法違反(供応買収、事前運動)容疑で十三日逮捕された北牟婁郡紀北町紀伊長島区道瀬、喫茶店経営奥地敬子容疑者(68)が、別の日にも投票や選挙運動の見返りに酒食接待していた疑いがあることが十四日、県警捜査二課と尾鷲署の調べで分かった。県警は、この供応買収についても立件を目指す。
調べや関係者によると、酒食接待は昨年十一月、逮捕事実と同じ紀北町紀伊長島区の民宿で開かれた。奥地容疑者は「食事会をしよう」と知り合い数人に呼び掛け、その知り合いがそれぞれの友人らを伴って参加した。参加者は合わせて十人前後で、いずれも地元有権者の女性だった。
この会合にも塩谷氏が同席した。一部参加者は両方の会合に出席しているが、事情を知らずに初めて参加した女性は、塩谷氏の姿を見て「なんだ選挙かぁと思った」ものの、そのまま接待を受けたという。奥地容疑者が投票や投票依頼などの選挙運動を依頼し、報酬として酒食接待したらしい。
塩谷氏は昨年十二月の時と同様に最初から最後までいたという。旧海山町長の塩谷氏は「なぜ、市町村合併に伴う紀北町長選に出なかったか」をテーマに話し、「旧紀伊長島町長が出馬するというから、合併後の町がスムーズに一本化するよう対立を避けたかった。県議選に出ることにした」と述べたという。
参加した女性は「宴席はしばしば設けられ、出席した人はものすごい数。誰がどの席に出たかは、本人すらも分からないようになっているほど」と話している。民宿関係者はこれら宴席について「忘れた」と話している。
調べでは、奥地容疑者は昨年十二月上旬ごろ、同町紀伊長島区の民宿で、地元女性九人に、塩谷氏への投票や投票依頼など選挙運動を依頼。報酬として、一人当たり六千円相当の酒食の接待をした疑い。
県警は十三日夜から十四日未明にかけて行った後援会事務所や塩谷氏の自宅など関係十一カ所への捜索で、リーフレットや請求書など約六百点を押収、分析を進めている。十五日、同容疑者を送検する。
1140
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/15(日) 14:07:09
井脇 代議士 関係者を告訴
A市議 「窃盗、建造物侵入罪だ」と 大阪河北新聞
http://www.ne.jp/asahi/kahoku/shinbun/2007/070415.htm
去る3月31日付で、枚方市のA市議は『建造物侵入罪、及び窃盗罪』で、
岡沢けんじ前府議の後援者等を相手取り、枚方警察署に告訴したことが関係
者の話で明らかになった。告訴されたのは辻純一(住所不詳)、市来義浩
(楠葉丘1)等他氏名不詳2名の合計4名。
調べによると市来被告人等は3月30日午前11時30分頃、A市議の後援会事
務所に「衆院議員井脇ノブ子事務所からの者だ」として突然侵入し、同事務
所に貼っていたA市議所有の市会議員立候補用のポスター等、約30枚(時価
約3万円)を無断で引き剥がして持ち帰った、という。
今回の事件の端緒は8日投票が行われた府議選挙に当たり、A市議が「自
民党枚方支部には公認の手順に不正がある」として自民党公認府議候補を応
援せず、政治家として筋を通す意味から無所属候補を支持する旨、態度を鮮
明にしていたことにあるという。
これに腹を立てた市来被告人等は仲間と共謀の末、A市議事務所に押し入
るという、暴力的実力行使に出たようだ。
市来被告人等はA市議事務所に押し入る際に「井脇衆院議員の指示があっ
た」と語っていたが、井脇事務所の方では今回の押し込み事件について「ポ
スター剥奪は岡沢氏の指示で、井脇議員は関知していない」としているとい
う。
治安を保ち、平安な日常生活に署員一同全力で取り組み『住んで良かった
まち』実現の大きな一翼を担っている枚方警察署により、市議選後に何らか
の対応がなされる模様だ。
1141
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/15(日) 14:15:31
川添博氏に離党要求へ 自民県連
2007年4月15日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200704150110
県議選に立候補し、初当選した川添博氏(45)への投票を依頼したとして、公選法違反(現金買収、供応)の疑いで元自民党県連会長で父親の川添睦身容疑者(73)が逮捕されたことを受け、同党県連は14日までに、博氏に離党を求めることを決めた。
離党要求の理由について、坂元裕一筆頭副会長は「事件によって党の尊厳と名誉を傷つけた」と説明。博氏の議員としての任期は30日からで、それまでに離党を決断せず議員となった場合、「党紀委員会にかける必要も出てくる」としている。
同県連によると、川添睦身容疑者の逮捕後、博氏の所在は不明で、県連役員らも接触できていない。睦身容疑者については13日付で県連会長の辞職願を受理している。
1142
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/17(火) 01:26:52
総社市長が業者選定に介入か 対象外が入札参加し落札 '07/4/17
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200704170091.html
総社市の指名競争入札で、竹内洋二市長(57)が市の担当者に、対象外になっていた建設業者名を挙げて「なぜ入っていないのか」と疑問を示し、結果的にこの業者が参加して落札したことが十六日、分かった。
市長によると、後援会関係者がこの会社に勤めているという。
市の担当部署は「市長から『競争拡大のため、参加する会社を増やした方が良い』といわれ、追加した」と話し、竹内市長は「過去に設計ミスがあって外したと聞いたが、後で別の会社と取り違えたと説明され、『それはいけない』と話しただけ」としており、説明が食い違っている。
吉冨陸夫副市長や契約管財課によると、昨年十二月、市指名委員会が水道配水管の設計業務の入札に参加する十社を決定。
数日後、竹内市長が担当者に社名を挙げ「これまで入札していたのになぜ入っていないのか」と疑問を示した。
市長の発言を受けて、担当者らはこの業者を追加するよう指名委員会に再提案。委員会は了承し、今年一月、業者が千七百七十万円で落札した。
市は昨年十月、官製談合問題を受け、入札関係の内規にあった市長への報告義務を廃止し、「市長は指名委員会の決定に従う」との規定を定めた。
1143
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/17(火) 15:56:40
川添博氏関与を否定 県議辞退せず
2007年4月17日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200704170106
8日投開票の県議選で初当選した川添博氏(45)は16日、宮崎日日新聞社の電話取材に応じ、父で元自民党県連会長の川添睦身容疑者(73)が公選法違反(現金買収、供応接待)容疑で逮捕されたことについて「わたしは関与していない」と自身の潔白を主張した。
配った現金についても「回収しており違法性はない」と県議職の辞退も否定。一方で、自民党県連の離党要求には「県連を混乱させてもいけない。受ける方向で考えている」と話した。
県警の調べでは、睦身容疑者は昨年12月下旬、宮崎市内のホテルで博氏の票のとりまとめを依頼する趣旨で、自身の後援会関係者ら約60人を集めた会合を開催。1人当たり交通費名目で現金2千円を配り、1千数百円分の弁当で接待した疑い。睦身容疑者は容疑を認めている。
取材に対して博氏は、会合が睦身容疑者の県議引退あいさつの趣旨だったと説明。博氏は睦身容疑者から「ひと言あいさつしておけ」と求められ、後援会幹部数人と出席。睦身容疑者から「後継者」と出席者に紹介され「新しい政治をやりたい。よろしくお願いします」とあいさつした。
配った現金や弁当については「会合の席上で『党勢拡大のため党支部から費用を捻出(ねんしゅつ)した』と聞いた。選挙とは関係なく、現金買収には当たらない。弁当代も出席者から徴収したと思っていた」と話し、「疑いを持たれてはいけないので、投票日前日に出席者全員から回収した。違法性はない」と説明。
その上で「(事件について)心に一点の曇りもない」とし、県議職を辞退しない考えを示した。
1144
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/18(水) 08:37:55
京都府議を公選法違反容疑で逮捕 本人は全国初
2007年04月18日00時02分
http://www.asahi.com/national/update/0417/OSK200704170082.html
京都府警は17日、金銭を払う約束で未成年者らに選挙運動をさせたとして、統一地方選前半の8日に投開票された京都府議選で当選した水口洋議員(54)=京都市中京区西ノ京両町=を公職選挙法違反(買収、未成年者使用)容疑で逮捕した。府警によると、今回の統一地方選で候補者本人が公選法違反容疑で逮捕されるのは全国初。
捜査2課の調べによると、水口容疑者は中京区内の事務所で2月中旬、時給千円で選挙運動をすることを未成年を含む数人と約束し、今月7日までの選挙期間中、数人に選挙運動をさせた疑い。
調べに対し水口容疑者は「選挙運動をしてもらうためにアルバイトを雇った。未成年者がいることも知っていた」と供述しているという。
水口容疑者は、中京区選挙区(定数3)に無所属で出馬し、4候補者中2番目の得票で4選を果たした。
1145
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/18(水) 08:38:31
銃撃された伊藤・長崎市長が死亡…銃創で大量出血
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070418it01.htm?from=top
長崎市のJR長崎駅前で17日夜、暴力団幹部に銃撃されて危篤状態だった伊藤一長(いっちょう)・長崎市長(61)が18日午前2時28分、収容先の長崎大医学部・歯学部付属病院で銃創による大量出血のため死亡した。
長崎県警の捜査本部は、殺人未遂の現行犯で逮捕した同市風頭町、指定暴力団山口組系水心会会長代行の城尾哲弥容疑者(59)について、殺人容疑に切り替えて調べる。
15日に告示された長崎市長選に、4選を目指して立候補していた伊藤市長の死去に伴い、公職選挙法に基づいて投票日3日前の19日午後5時まで、新たな立候補(補充立候補)が可能となる。市長選はすでに立候補している他の3人と補充立候補者で争われ、日程通り22日に投開票される。
調べによると、伊藤市長は17日午後7時52分ごろ、JR長崎駅前の長崎市大黒町で、遊説を終えて選挙事務所に入ろうとした際、城尾容疑者に至近距離から背中を2発撃たれた。
市長は長崎大医学部・歯学部付属病院に搬送されて緊急手術を受けたが、銃弾で心臓が傷付き、意識はなく、心肺停止状態だった。
調べに対し、城尾容疑者は「道路工事現場での自動車事故で、市の対応に不満があり、狙って撃った。殺すつもりだった」と供述している。長崎市では1990年1月、当時の本島等市長が銃撃され、重傷を負う事件が起きている。
(2007年4月18日8時33分 読売新聞)
1146
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/18(水) 11:30:52
水口府議逮捕 有権者ら憤りの声 讀賣京都
統一地方選前半戦の府議選にからみ、府議会議員水口洋容疑者(54)(中京区西ノ京両町)が17日逮捕された公選法違反(買収の約束、未成年者使用)事件。現職の府議の逮捕に、有権者からは「議員の責務の大切さがわかってない」などと憤りの声があがった。
中京区西ノ京両町の水口容疑者の事務所には、午後8時過ぎから次々と報道陣が集まった。2階建ての事務所は、明かりがともされているものの、呼びかけに応答はなかった。隣の自宅のマンションには、午後10時過ぎ、府警捜査員約10人が捜索に入った。
逮捕を知った近所の会社員男性は「近所の交差点の清掃などボランティア活動にも熱心だった。信じられない」と驚いた様子。中京区の主婦は「地元の活動にも熱心に参加し、信頼されていた。裏切られたと感じている人も多いのでは」と話した。別の主婦は「選挙違反は論外。議員がどれほど重要な責務か、認識されていないのでは」と憤っていた。
水口容疑者は府議会の会派「新政会」に所属しているが、今回の選挙は無所属で中京区選挙区に出馬。8727票をとって2位当選した。新政会の木村繁雄・議員団長は「何とも言い難い。新政会所属の府議と話し合い、今後の対応を考えたい」と硬い口調だった。
同じ中京区選挙区で戦った植田喜裕議員(57)(自民)は「年も近く、一緒に切磋(せっさ)琢磨(たくま)していくつもりだったので、残念の一言につきる」と話していた。
府選管によると、当選者が同法違反で逮捕された場合、裁判で違反が確定した時点で当選が無効となる。選挙期日から3か月以内に無効、または当選者が辞職した場合、法定得票数以上の得票のある次点候補が繰り上げ当選となる。
(2007年4月18日 読売新聞)
1147
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/18(水) 11:33:39
入札1割26件に「介入」
総社市長 業者選定 讀賣岡山
総社市の竹内洋二市長(57)が、市長の介入を禁止した市の内規に反し、指名競争入札の業者選定に「口出し」した問題で、内規改定前の2005年度、年間の入札の約1割にあたる26件で、竹内市長が市指名委員会の業者選定に「意見」を言い、決定内容が変更されていたことが関係者の証言でわかった。指名リストの業者名の上に×印を付けたり、新たに業者名を書き込んだりしていたという。竹内市長は17日、記者会見し、今後は内規を踏まえ、「選定について報告を受けたり、判子を押したりしない」と述べ、指名に直接関与しない姿勢を示した。
関係者や職員によると、竹内市長は内規が改められた昨年10月まで、市指名委員会が決定した指名メンバーのリストをチェックしていた。リストの業者名の上に直接×印や斜線を付けて指名から外すよう指示したり、外れた業者の代わりに新たに業者名を書き込み、指名メンバーに追加したりしていた。
さらに、「この業者は外せ」「あの業者を加えろ」などと細かく指示し、職員に書き込ませたこともあったという。
05年度は、市発注の建設工事や設計業務など全280件の入札のうち、26件のリストに「口出し」。一つの入札についての変更を指示したため、同じ日に指名委員会で決定された十数件について、約2週間後に審査し直されたこともあったという。
昨年10月、市の内規で業者選定にからむ市長の介入が禁止されて以降は、指名委員会に諮られる前に業者のリストを見ることはなくなったが、竹内市長は、指名委員会が報告書を提出した際に、「意見」を述べていた。
市のある幹部は「指名委員会の決定に首長が口出しすることは、大学の推薦入試で、学長が口出しするのと同じで危ない。そのために、指名委員会も設けられている。口を出すべきではない」と話している。
◇
竹内市長は17日の記者会見で、「業者選定への介入にはあたらない」との弁明を繰り返した。
後援会幹部を務める業者が、指名業者に入っていない理由を担当者に尋ねたことについて竹内市長は、「後援会との関係は判断の中にはない」と言い切り、「以前、この業者にミスがあったとの説明が誤りだったので、理由なく外すのはおかしいと担当者に言った」と主張。「どういう立場の会社であろうと、厳正な判断をしていかなければならないのが、私のスタンス。自分は、(業者選定に)介入したとは思っておらず、心外」と語気を強めた。
また、竹内市長は、内規改定後も、指名委員会の決定内容について「疑問を感じたら、担当者に尋ねていた」と言及。「10月以降、指名委員会の決定は市長の決裁事項でなくなっており、わきまえていたが、今後は、決定について報告を受けたり、関係書類に判を押したりしないほうが誤解を招かなくてよい」と述べ、指名委委員長の吉冨陸夫副市長も「今後は選定した業者を市長に報告しない」との方針を明らかにした。
(2007年4月18日 読売新聞)
1148
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/18(水) 12:18:29
伊藤長崎市長が死亡 逮捕の組幹部、逆恨みか
2007年4月18日 10時00分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007041890100030.html
JR長崎駅前で銃撃され重篤状態だった長崎市の伊藤一長市長(61)は18日午前2時28分、大量出血のため、蘇生(そせい)措置を受けていた長崎大病院で死亡した。病院によると、緊急手術で人工心肺を装着したが意識は一度も戻らず、妻十四子さん(61)ら家族に見守られながら息を引き取ったという。
殺人未遂の現行犯で逮捕された指定暴力団山口組系水心会会長代行、城尾哲弥容疑者(59)=同市風頭町=は長崎署捜査本部の調べに「市とのトラブルが頭にきていた。市長を殺し、自分も死んでも構わないぐらいの気持ちでやった」と供述。
2003年に市道工事現場で自分の乗用車に傷が付いたことをめぐり、道路工事会社や仲裁した市とトラブルになり、市役所に30回以上抗議に押し掛けていたことも新たに分かり、捜査本部は城尾容疑者が市への逆恨みを募らせていたとみて、市長銃撃に至った経緯を詳しく調べる。
捜査本部は18日、容疑を殺人に切り替え、城尾容疑者宅や水心会事務所など5、6カ所を家宅捜索した。
長崎市によると、城尾容疑者は03年2月24日、市道工事現場の陥没個所で車が損傷したと主張。バンパーに傷が付いた程度だったが、道路工事会社に補償金約60万円を要求し、市道路維持課が仲裁に入った。
城尾容疑者は市役所に来るたびに要求をつり上げ、最終的な額は二百数十万円になった。市は県警に相談し、不当要求に当たるとして05年1月、交渉を打ち切った。
城尾容疑者はその後もこのトラブルをめぐって、伊藤市長や市の担当者を刑事告発したり、自身のホームページに主張を掲載し続けたりしていた。ただ、市長への面会要求は一度もなく、市の担当者も「軽微な事案」と市長には経緯を報告していなかった。
伊藤市長は17日午後7時50分ごろ、長崎駅前にある事務所前で選挙カーを降りた直後、待ち伏せしていたとみられる城尾容疑者に背後から2発撃たれた。弾丸は2つとも右肩甲骨の下から体内に入り、肺と心臓を突き破って胸骨で止まっていた。
(共同)
1149
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/18(水) 12:20:17
平和行政尽くした長崎市長、銃撃死に悲しみと動揺広がる
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070418i2w2.htm?from=main2
「どうしてこんなことに……」。回復を信じる家族や市民の願いはかなわなかった。
18日未明、懸命の治療もむなしく凶弾に命を奪われた伊藤一長(いっちょう)・長崎市長(61)。
統一地方選さなかの凶行に、長崎市長選の候補者らには動揺が広がり、被爆者たちも、平和行政に尽くした市長の死を悼んだ。
■病院、現場
長崎大医学部・歯学部付属病院(長崎市)では、午前1時50分ごろから約10分間、妻の十四子(としこ)さん(61)ら家族が集中治療室内に入った。十四子さんは市長の右手を両手で強く握り締め、「お父さん、元気になって」と呼びかけた。心臓が完全に停止すると、娘らとともに泣き崩れたという。
銃撃のあった長崎市大黒町の選挙事務所前では、18日朝、足を止めて表情をこわばらせる会社員や、涙ながらに花束を手向ける女性の姿も見られた。通勤中のアルバイト女性(53)は、「なぜ市長が撃たれなければならないのか。悲しくて言葉が出ない」と声を詰まらせた。
■市役所
長崎市役所では同日午前9時から臨時部長会が開かれた。黙とうの後、内田進博(のぶひろ)・副市長が、「志半ばで凶弾に倒れた無念を思うと、残念でならない。残された職員が一丸となって全力を尽くそう」と述べた。
涙ながらに副市長の言葉を聞いた山本正治・企画部長(57)は、「気さくな人柄で、喫煙所でたばこを交換して吸うこともあった」と振り返り、「告示を控えた公務最終日に握手し、『あとは頼むけんね』と言われたのが最後のやり取り。亡くなったのは信じられない」と話した。
午前10時ごろには、市役所の総合案内前に記帳所が設置された。
■選挙運動
22日投開票の同市長選、市議選では、選挙運動を差し控える動きが広がった。
市長選に立候補している無所属新人・前川智子候補(59)の陣営は、18日は喪に服すため、個人演説会を中止。共産党新人・山本誠一候補(71)も、最後の追い込みとして予定していた市内全域への遊説と演説会を取りやめた。無所属新人・前川悦子候補(57)は病院を訪れ、「頭が真っ白で、今は選挙のことは考えられない」と話した。
(2007年4月18日11時42分 読売新聞)
1150
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/18(水) 18:01:55
公選法違反:水口府議を逮捕 未成年者に選挙運動、統一選で府内初 /京都
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070418ddlk26040389000c.html
◇容疑で府警
統一地方選の府議選(8日投開票)で未成年者らに選挙運動をさせたなどとして、府警捜査2課と南署は17日、中京区選挙区から無所属で立候補し当選した水口洋容疑者(54)=同区西ノ京両町=を公職選挙法違反(買収など)容疑で逮捕した。容疑を認めている。今回の統一選で立候補者が逮捕されたのは府内初。
調べでは、水口容疑者は2月中旬ごろ、同区西ノ京両町の事務所で未成年者ら数人に対し、選挙運動をする報酬として後日現金を渡す約束をした疑い。また先月30日〜今月7日、未成年者数人に街頭で同容疑者への投票を有権者に呼びかける選挙運動をさせた疑い。
水口容疑者は1952年生まれ。95年に初当選し、4回目の当選を果たしたばかりだった。府議会では新政会に所属、文教や厚生労働の常任委員長などを歴任。現在、政治アナリストやNPO法人理事を務めている。
新政会の木村繁雄代表(府議)は「突然のことで内容が分からない」としつつ、18日に会派の全員協議会を開き善後策を検討する意向を示した。
府選管によると、公選法では選挙から3カ月以内に欠員が生じた場合、法定得票数を満たした落選者で最多票だった候補者が繰り上げ当選となるが、3カ月を過ぎると欠員となる。同選挙区では民主新人の田中健志氏が繰り上げとなる可能性がある。【朝日弘行、小川信】
毎日新聞 2007年4月18日
1151
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/18(水) 18:49:42
水口府議を逮捕、公選法違反容疑
府議選運動員 未成年雇う
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007041800023&genre=C1&area=K00
京都府警捜査二課と南署は17日、京都府議選(8日投開票)で未成年者らに報酬を支払う約束をして選挙運動を手伝わせたとして、公選法違反(供与約束、未成年者の選挙運動)の疑いで、京都市中京区から無所属で立候補して当選した府議水口洋容疑者(54)=中京区丸太町通御前西入ル=を逮捕した。今回の統一地方選で、候補自身の逮捕は全国で初めて。現職の京都府議が選挙違反で逮捕されたのも初めて、という。
調べでは、水口容疑者は2月中旬ごろ、自宅近くの事務所で、未成年者を含む数人に、3月30日の告示後に選挙運動を手伝う報酬として、時給1000円を支払う約束をした疑い。また、選挙の期間中、未成年者数人に街頭で投票依頼などの選挙運動をさせた疑い。
調べに対し、水口容疑者は「選挙運動をしてもらうため、アルバイトとして雇った。未成年者がいることは知っていた」「違反行為になることは分かっていた」と容疑を認めている、という。
府警は17日夜、水口容疑者の自宅などを捜索した。
府警によると、水口容疑者は知人を通じて未成年者らのアルバイトを募り、自ら面接をして採用した。報酬はまだ支払われていない、という。
今回の府議選で、中京区は定数3に対して4人が立候補した。水口容疑者は8727票を集めて、2位で4期目の当選を決めた。
府警は17日午前7時すぎ、自宅にいた水口容疑者に任意同行を求め、事情を聴いていた。
公選法の規定では、有罪が確定した場合、当選は無効になる。当選日から3カ月以内に確定すると、次点候補が繰り上げ当選となる。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/18(水) 19:53:29
兵庫県議の不起訴不当 政務調査費をローンに流用 '07/4/18
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200704180353.html
調査研究目的の政務調査費をマイカーのローン返済に流用したとして詐欺容疑などで書類送検された門信雄兵庫県議(57)=八日の県議選で落選=を嫌疑不十分で不起訴とした神戸地検の処分について、神戸検察審査会は十八日までに不起訴不当と議決した。
審査会は「調査費の使途基準は抽象的だが、ローン代金に充てるのは社会常識で納得できない。血税を自己の利益としており悪質」と指摘した。
議決などによると、門県議は二〇〇三―〇四年度の政務調査費のうち、約百十万円をローン返済に充て、収支報告書には「車リース代」と名目を記載した。
県警は昨年八月、書類送検。地検は「調査費の使途基準の解釈には幅がある」などとして不起訴処分にした。昨年十二月、市民団体が検察審査会に審査を申し立てた。
神戸地検の大野宗次席検事は「議決内容を踏まえ、再捜査の上、適正に処理する」としている。
1153
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 15:26:13
加藤家放火求刑 検察「多額の借金も動機」
弁護側「正当性」主張崩さず 讀賣山形
「暴力的手段を用いた民主主義への挑戦」――。山形地裁(金子武志裁判長)で18日に開かれた加藤紘一・元自民党幹事長の実家などへの放火事件の論告求刑公判で、検察側は厳しい言葉を連ね、現住建造物等放火などの罪に問われた右翼団体構成員堀米正広被告(66)(東京都文京区)を断罪した。一方、弁護側は「国を思うあまりの行為。犯行は『祖国防衛権』の行使に当たる」と述べ、行動の「正当性」を強調。検察側と弁護側の主張は最後まで交わることなく裁判は結審し、5月31日の判決を待つことになった。
検察側は論告で、堀米被告が事件前日の06年8月14日に現場付近を下見していたことや、現場に持参した包丁が使いやすいよう細工されていたことに言及。「犯行は計画的で、犯罪遂行に対する意欲は極めて強固だった」と述べた。
動機については、「加藤氏への政治的反発もあった」とするとともに、「多額の借財などから将来を悲観したことや、所属団体で存在意義を示したかったことなどが大きな要素」と指摘。
「政治的言論への批判や反発は、法治国家では合法的な活動によってのみなされるべき。暴力に訴えるのは絶対に許されない。短絡的で自己中心的な動機に酌量の余地はない」と厳しく非難した。
これに対し弁護側は、「小泉首相(当時)の靖国神社参拝や中国などを巡る加藤氏の発言を月刊誌で読み、加藤氏を成敗しようとした」と、加藤氏への敵意・反感を前面に出し、「後に続く志ある者へ模範となる決意を抱きながら実行した犯行について、正当な判断をしてほしい」と訴えて、「自らの行動は正当」との姿勢を最後まで崩さなかった。
堀米被告はこの日、黒のジャンパーに深緑色のズボン姿で入廷。耳の障害のためか、検察側の論告などには身を乗り出したり、眉間(みけん)にしわを寄せたりしながら聞き入った。
最終意見陳述では、実家に住んでいた加藤氏の母に対しては「ご長寿を祈念する」などと述べて頭を下げたが、加藤氏への謝罪の言葉は最後までなかった。
山形地検によると、今回の堀米被告に対する懲役12年の求刑は、放火事件としては重いという。小池充夫・次席検事は「政治的な背景など、様々な事情を考慮した結果」と述べた。
(2007年4月19日 読売新聞)
1154
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 15:39:52
秋山氏派買収新たに運動員2人逮捕 被買収容疑後援組織中心メンバー 讀賣山梨
県議選で当選した富士吉田市選挙区の秋山隆信氏(52)派の運動員による公職選挙法違反事件で、同市下吉田、会社役員奥脇高広容疑者(39)=同法違反(買収)容疑で逮捕=から現金を受け取った疑いが強まったとして、県警は18日、新たに秋山氏派の運動員2人を同法違反(被買収)容疑で逮捕した。秋山氏派の逮捕者は4人となった。後援組織や資金管理団体の役員、親類など、いずれも秋山氏に近い人物で、県警は、買収資金の出所を含め、秋山氏本人や選対などの関与がなかったか追及する。
逮捕されたのは、同市上吉田、板金会社社長渡辺衛(59)と、同市下吉田、青果商外川一(59)の両容疑者。渡辺容疑者は秋山氏のいとこ。調べによると、2人は3月下旬、市内で、秋山氏への投票や票の取りまとめをする見返りに、奥脇容疑者からそれぞれ現金十数万円を受け取った疑い。県警は奥脇容疑者を同法違反(買収)容疑で追送検する。
奥脇容疑者は12日夜、秋山氏の後援組織の支部幹部で同市上暮地、型枠解体工市川里美容疑者(70)=同法違反(被買収)容疑で逮捕=に現金10万円を渡し、秋山氏への投票と票取りまとめを依頼したとして逮捕された。その後の調べで、渡辺、外川両容疑者の存在が浮上した。
奥脇容疑者は、秋山氏の資金管理団体「徳誠クラブ」の会計責任者と事務担当者を兼任しているほか、県選管に届け出ている政治団体「秋山たかのぶ後援会」と「秋友会・AFC」の事務担当者も担い、秋山氏の秘書的な存在。外川容疑者は秋山氏の後援組織の支部で中心的な役割を果たしていたといい、渡辺容疑者とともに県議選期間中、選挙事務所にほぼ常駐しているのが目撃されている。
公職選挙法では、候補者本人が選挙違反を犯していなくても、選挙の総括主宰者や出納責任者で罰金刑以上、親族や秘書、組織的運動管理者で禁固刑以上の刑が確定した場合、検察が高裁に連座制の適用を求めて提訴。当選無効と、5年間の同一選挙区からの立候補が禁じられる。県選管によると、連座制が適用されるには、肩書よりも容疑者らが実質的にどのような活動をしていたかが問われるといい、県警で実態解明を急いでいる。
これまで県内の選挙で連座制が適用された事例はないという。
(2007年4月19日 読売新聞)
1155
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 15:42:59
「残念」「辞職すべき」 水口府議逮捕 讀賣京都
統一地方選前半戦の府議選を巡る公職選挙法違反(買収の約束、未成年者使用)事件で、逮捕された府議(中京区選出)の水口洋容疑者(54)が所属する府議会会派「新政会」(4人)は18日、緊急会議を開くなど対応に追われた。「熱心な支持者らを裏切るなんて残念」「議員辞職すべきだ」。有権者の審判を受けたばかりの府議会に落胆や批判が広がった。
新政会は、水口容疑者を除く所属議員3人が正午ごろから府議会控室で断続的に対応策を協議した。
府議会事務局によると、府議会で代表質問ができるのは慣例で所属議員4人以上の会派。今回の府議選で、新政会の所属、公認の議員は3人に転落した。
木村繁雄・議員団長は「まったく情報が集まらず、どう対応したらいいかわからない。本人に直接会って話を聞きたいのだが……」と、お手上げ状態。同会府議の一人は「これから会派はどうなるのか」と案じていた。
水口容疑者は1995年に当時の新進党公認で初当選。その後は無所属に転じ、前回府議選では公明党の推薦を受けて当選した。所属会派も1人会派の新進党から公明を経て、新政会に移った。
今回の府議選では公明党の推薦なしで出馬。公明府議の一人は「公明支持層の票が目減りするのは予測できたことで、その穴をどう埋めるか焦りがあったのかもしれない」と話した。
(2007年4月19日 読売新聞)
1156
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 15:46:21
前生駒市長に賠償求めよ
塩漬け土地 「見張り番」が監査請求 讀賣奈良
生駒市土地開発公社が9億円で先行取得した土地が8年間塩漬けされている問題で、生駒市の市民オンブズマン「見張り番・生駒」(阪口保・代表幹事)は18日、長期保有で地価が下がり、市に損害を与えたとして、取得を指示した中本幸一前市長への損害賠償請求措置を市に求める住民監査請求をした。
請求によると、公社が1999年に購入した同市東生駒の東地区コミュニティー施設用地で、評価額は2006年に4億5000万円に下落した。この間、建設計画が進んでいないことから「早急に取得する必要はなかった」と指摘。取得による損失を前市長に賠償させ、市が買い戻しをしないことなどを求めている。
(2007年4月19日 読売新聞)
1157
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 15:49:44
「指名委は形骸化」 総社・業者選定
吉冨副市長 市長の介入に疑問出ず 讀賣岡山
総社市の竹内洋二市長(57)が、市長の介入を禁止した内規に反し、指名競争入札の業者選定に“口出し”した問題で、市指名委員会委員長の吉冨陸夫副市長(61)が18日、読売新聞の取材に応じ、「内規改定前は、市長が慣例的に委員会の決定に変更を加えていた。市長独自の判断として、やむをえないと思っていた」と、同委員会の決定が事実上、形骸(けいがい)化していたことを認めた。さらに、内規変更後の今回の入札でも、市長の介入が指摘されたことを受け、「今後は市長の関与する余地をなくし、透明性の高い指名選定を行う」と述べた。
同市では、指名委員会は吉冨副市長ら市幹部6人で構成。指名競争入札の業者選定では、市契約管財課が選んだ業者のリストを同委員会で審議し決定していたが、昨年10月まで「業者指名に関する事務処理規定」で「市長が、特に指示した場合」として一定の裁量を容認。2005年度には同委員会の決定の約1割が、市長の指示によって変更されていた。
このことについて吉冨副市長は、「委員会では担当課の案を変更することは少なく、市長がなぜそのようなことをするのかという思いもあった」と明かした上で、「好ましくないこととは分かっていたが、内規で認められている以上、独自の判断があるのだろうと思っていた」と話した。
内規改定後の昨年12月、同委員会の決定が、市長の“口出し”により改められたことについて、「私自身、介入にあたるとの認識は持っていなかったが、結果的に市民の間に疑惑を招き、おかしいことをしてしまったという思いはある」と述べた。
吉冨副市長の説明によると、昨年12月に開催された同委員会では、竹内市長の後援会幹部が営業部長を務める業者が、契約管財課(当時監理課)作成の入札参加業者リストに入っていないことについて、委員から質問や疑問の声は出ず、吉冨副市長自身も、竹内市長からの「なぜ入っていないのか」という指摘を聞くまでは気付かなかったという。
その上で吉冨副市長は、この業者を入れて再度、指名委員会にかけたことについて、「よく覚えていないが、『担当課が別の業者のミスと勘違いして除外していた』と市長から聞き、選定をやり直した方が良いと判断したように思う」と説明。翌1月に開かれた委員会でも、「委員からは、特に問題視する声は出なかった」という。
吉冨副市長は、同委員会のチェック機能が十分働いていなかったことについて、「すべての業者の内情を把握することは難しく、選定案を作る担当課の評価を信用するしかない」とした。
また、今後選定した業者を市長に報告することをやめ、内規の運用を改めることについては、「市長には相談せず、自分の判断で決めた」とし、「今後は不信感を持たれないように、誰が見ても公正な選定を実施していく」と強調した。
(2007年4月19日 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 16:26:34
林道談合 松岡農水省に献金428万円 公益法人や企業
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070419/jkn070419011.htm
農林水産省所管の独立行政法人「緑資源機構」の官製談合疑惑で、19日に公正取引委員会の強制調査を受けた公益法人や民間企業から、松岡利勝農水相の資金管理団体が献金を受けていたことが分かった。パーティー券購入も含めた献金額は平成17年までの10年間で計約428万円に上る。機構と公益法人は農水省が所管しており、林野庁OBが天下っている。機構の調査業務の発注額は年間十数億円で、近年の受注件数は献金した法人と企業が上位だった。
資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」に献金していたのは、農水省が所管する公益法人では▽財団法人「林野弘済会」(東京都文京区、10年間の献金額は184万円)▽同「林業土木コンサルタンツ」(同区、同96万円)▽社団法人「日本森林技術協会」(同区、同36万円)。
民間企業では、測量会社「フォレステック」(東京都三鷹市)が同じ10年間で112万円を献金した。このほか、公益法人の出資先企業も献金していた。これらの法人、民間企業から直接、資金管理団体に献金があったのは11年まで。12年以降は公益法人の理事長や会長らが個人名で献金している。公益法人からの献金について松岡農水相は記者会見で、「11年に返金した」としている。
◇
川崎市のJR川崎駅前にある緑資源機構には19日午前9時半ごろ、カメラのフラッシュを浴びながら、公取委の係官約10人が硬い表情のまま姿を見せた。報道陣からの「公取の立ち入り調査か」との問いにも口を真一文字に結んで答えず、足早に機構内へ。
機構職員の一人は「役員室にも調査が入っている。昨年の立ち入り検査と同じように夜中まで調べが続くのだろうか」と不安げに話した。
(2007/04/19 15:16)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 16:48:42
加藤紘一氏実家放火:論告求刑公判 検察と弁護側、動機巡り主張が対立 /山形
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamagata/news/20070419ddlk06040400000c.html
◇借金など個人的要素が大−−検察
◇祖国守るためと繰り返す−−弁護側
鶴岡市の加藤紘一衆院議員(67)の実家と事務所が全焼した事件で、現住建造物等放火などの罪に問われた右翼団体幹部、堀米正広被告(66)の論告求刑公判が18日、山形地裁(金子武志裁判長)で開かれた。検察側は懲役12年を求刑したが、動機を巡り、検察側と弁護側の主張が真っ向から対立した。
検察側は求刑理由について、犯行の動機には借金や糖尿病、組織での自己の存在意義の確立など個人的な要素が大きいとした上で、「下見をするなど計画的で悪質。真摯(しんし)な反省の態度も認められず、再犯の恐れが強い」と指摘した。また、当時、全焼した加藤議員の実家に住んでいた母親の「お金では買えない何もかもすべてを失った。残酷な行為をした犯人は絶対に許せない」という発言を紹介し、厳重処罰を求めた。
一方、弁護側は検察側の主張について「わずかな借金や糖尿病を苦にして、割腹自決という壮絶な死に方を選択することはあり得ない」と反論。「靖国神社参拝を妨げる加藤議員を自らの手で成敗したかった」と動機があくまで祖国を守るためだとする従来の主張を繰り返した。
また、堀米被告は「右翼」という言葉では語り尽くせない普通の人間だとし、「無色透明で繊細な感性を持つ」と情状酌量を訴えた。【林奈緒美】
毎日新聞 2007年4月19日
1160
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 18:45:30
福島・石川町職員採用汚職 自民県議から要請 元町長が供述 河北福島
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070418t63016.htm
福島県石川町の職員採用をめぐる汚職事件で、受託収賄罪に問われた元町長西牧立博被告(61)の控訴審初公判が17日、仙台高裁であった。被告人質問で、西牧被告は贈賄罪で有罪が確定した男(50)の長男採用について「自民党県議から『よろしく、お願いする』と言われた」と供述した。
供述によると、西牧被告は2005年9月、会合で同席した自民党県議(60)から「知人の息子が町役場の採用試験を受けるのでよろしくお願いしたい。後で礼はさせる」と頼まれ、同月下旬、西牧被告宅を訪ねた男が妻と現金入りの封筒を差し出した。
西牧被告は「受け取れない、と断った。(政敵の)県議に(収賄の)弱みを見せられないと思った」と話し、積極的に受け取ったわけではないことを強調した。
西牧被告の弁護人によると、男は捜査段階で「県議から200―300万円を(西牧被告に)持っていくように言われた」と供述したという。
自民党県議は河北新報社の取材に「男は妻の遠縁。西牧被告には『まあ、よろしく』と紹介しただけで、採用の働き掛けなどはしていない」と説明している。
一審判決によると、西牧被告は05年9月下旬、男とその妻から長男を合格させるよう依頼され、自宅で現金300万円を受け取った。翌10月には後援会事務所で、長男の採用を望んでいた別の男(54)=贈賄罪で有罪確定=から、元町議(63)=同=を介して現金500万円を受け取った。
福島地裁は昨年11月、西牧被告に懲役2年、追徴金900万円を言い渡し、同被告は量刑不当などを理由に控訴した。
2007年04月17日火曜日
1161
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 19:08:27
門県議の不起訴不当 政務調査費問題で検察審査会
2007/04/19 兵庫神戸
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000306435.shtml
元自民党兵庫県議団幹事長の門信雄県議(57)=芦屋市=が、政務調査費の一部を自分の車のローン返済に充てていた問題で、神戸検察審査会は十八日までに、嫌疑不十分で不起訴とした神戸地検の処分について、「不起訴不当」と議決した。
議決要旨などによると、門県議は二〇〇三-〇四年度に受け取った政務調査費のうち約百十万円を車のローン代に充てながら、収支報告書に「車のリース代」と虚偽の記載をしたとして、「市民オンブズ尼崎」などが兵庫県警に告発した。
県警は詐欺と虚偽公文書作成、同行使容疑で門県議を書類送検。しかし、地検は昨年十一月、「政務調査費の使途基準に解釈の幅があった」として、不起訴処分にした。
検察審査会は「門議員は、ローン代が政務調査費の使途基準に該当しないと認識しながら、リース代と記載した。県民の血税を自己の利益としており、悪質」としている。神戸地検の大野宗次席検事は「議決内容を踏まえ、再捜査のうえ、適正に処理する」とコメントしている。
門県議は一九九一年から四期連続当選。県議会副議長などを歴任したが、八日の県議選で落選した。任期は六月十日まで。
1162
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 21:54:38
農水相疑惑追及チーム、インド文化協会をアポなし訪問
2007年04月19日20時12分
http://www.asahi.com/politics/update/0419/TKY200704190337.html
民主、社民、国民新の野党3党による松岡農林水産相の疑惑追及チームが19日、松岡氏への不透明な献金疑惑が明るみに出たインド文化協会(東京都渋谷区)の会長(74)を「アポなし」で訪問した。松岡氏の「何とか還元水」発言を受け、民主党議員らが松岡事務所を突然訪問したのに続く「急襲」だったが、本人に会えず、不発に終わった。
会長は、都内の会社から「松岡氏への資金協力」として渡された100万円をめぐり、会社側に「松岡氏に渡した」と3回にわたって説明していたのに、朝日新聞の報道直後に返金していた。
この経緯を直接聞こうと、同チームの高山智司衆院議員(民主)、保坂展人衆院議員(社民)ら4人がこの日、協会を訪ねた。だが、協会側はインターホン越しに「会長は不在」と答え、面会は実現しなかった。
高山氏は今後も会長に連絡をとり続け、松岡氏との関係や、100万円問題について問いただす意向を示した。
一方、農水省所管の独立行政法人「緑資源機構」をめぐる談合疑惑について、高山氏は「松岡さんは農水省出身でもある。チームの活動の一環としてこの問題にも取り組む」と話した。議員らはこのあと、林野庁幹部と会い、事実関係について説明を求めた。
1163
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/20(金) 08:06:53
「朝鮮半島出身は捏造」 土井たか子氏、出版社側提訴
2007年04月19日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200704180057.html
月刊誌「WiLL」が社民党元党首の土井たか子氏が朝鮮半島出身であるかのような記事を掲載したことに対し、土井氏は18日、事実に反し、信用や名誉などを毀損(きそん)されたとして、発行元のワック・マガジンズ(東京)と代表者らを相手取り、全国紙への謝罪広告の掲載と損害金1万円を求める訴えを神戸地裁に起こした。
訴状によると、同誌は06年5月号に掲載した論文「拉致実行犯辛光洙(シン・グァンス)釈放を嘆願した“社民党名誉党首”」の中で、「土井氏は知る人ぞ知ることではあるが、本名『李高順』、半島出身とされる」などと言及した。土井氏側は「事実無根の捏造(ねつぞう)記事で、土井氏に対する取材に基づかない一方的な推測で作成したものだ」と主張している。
同誌の花田紀凱編集長は「訴状を見て対応したい」と話している。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/20(金) 09:03:45
市長「介入一度もない」
真庭市関与認める規定 讀賣岡山
総社市の竹内洋二市長(57)が、市長の介入を禁止した内規に反し、指名競争入札の業者選定に“口出し”した問題で、県内15市で唯一、市長の関与を認める規定が残る真庭市の井手紘一郎市長が19日、読売新聞の取材に応じ、「これまで指名委員会の決定に口を挟んだことは一度もない」と答え、その上で、「市長が関与できない形に規定を見直す方向で検討したい」との意向を示した。一方、総社市議会は27日、全員協議会を開き、今回の問題について調査を行う方針。
総社市では、昨年10月まで「業者指名に関する事務処理規定」で業者選定への市長の一定の裁量を認めていたが、一切関与できないように改めた。一方、真庭市では現在も、「競争入札指名委員会規定」で「特に必要と認める場合、市長は、入札者を指名することができる」などと明記している。
井手市長は「これまで、市長が関与できる規定があることを意識したことがない」と明かし、「指名委員会で公平公正な審議が行われていると信じており、これまで決定に口を挟むことなど考えたこともない」と説明した。
そのうえで、「首長が指名委員会の決定に口出しすることは、不透明な介入と指摘される恐れがある。真庭市でも市長関与を排除する方向で、早急に見直しを検討したい」とし、「他市の状況を踏まえ、不正を完全に排除できるよう、システム全体を見直し、再構築したい」と意欲を見せた。
◇
一方、県内のほかの13市では、業者選定に関する規定に市長の関与を認めているところはない。
県東部の市の入札担当者は「選挙で選ばれる市長にはどうしてもしがらみがつきまとう。関与を認めると、入札の透明性を確保できない」。県南部の市の担当者は「公平、公正な入札のためにも、市の決定と市長の意向は一線を画した方がいい。(総社市や真庭市のように)いまだに市長が関与できる規定が残っていたこと自体が考えられない」とする。
また県西部の市の担当者は、「高額案件はできるだけ入札参加業者数を増やすようにしているが、市長の恣意的な介入を避けるため、決定はあくまで指名委員会の権限にしている」と説明。また別の市では、「市長は完全に蚊帳の外で、関与しないのが大原則。市長の指摘や口出しが正しい場合もありうるが、指名委員会の複数の目でチェックすべきこと」とする。
指名委員会を「市長の諮問機関」と位置づけ、市長への報告と決済を必要としている市もあるが、いずれも市長の直接的な関与を認める規定は設けていない。
(2007年4月20日 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/20(金) 09:56:04
「交通費なら抵抗ない」 現金買収認識か川添容疑者
2007年4月20日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200704200102
県議選に絡み、会合を開き出席者に現金を配ったとして公選法違反(買収、供応接待)容疑で逮捕された元自民党県連会長の川添睦身容疑者(73)が県警の調べに対し、現金について「交通費名目ならもらいやすいと思った」と供述していることが19日、分かった。県警は川添容疑者が投票日前日になって現金の一部を回収したことを把握しており、違法性を認識していたものとみて追及している。
川添容疑者は「交通費名目で現金を配れば受け取りやすいと思った」と供述。県警は、川添容疑者が後援会関係者らに指示し、投票日前日の7日に現金を出席者の一部から回収していたこともつかんでいる。
現金の調達先や回収した意図について川添容疑者や後援会関係者を詳しく調べる。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/20(金) 14:42:31
松岡“追及緩和作戦”失敗!?民主党に海外みやげも…
民主党関係者「丸め込みの思惑が見え隠れ」
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_04/t2007042002.html
多額の光熱水費疑惑などで追及を受けている松岡利勝農林水産相(62、写真)が、今月17日までの日程で行っていたインド・パキスタン訪問のみやげを、衆院農林水産委員会の複数の民主党理事に買ってきていたことが分かった。すでに同党の篠原孝筆頭理事は受け取りを拒否。民主党関係者は「みやげで丸め込もうという思惑が見え隠れする」と指摘するが、どうやらこの“作戦”は空振りに終わりそうだ。
松岡氏は11日から14日までインドを訪れ、同日パキスタンに移動、17日に帰国した。WTO(世界貿易機関)の非公式閣僚会合などへの出席が目的だった。
みやげは現地で購入した紅茶セットで、松岡氏サイドは篠原氏らの事務所を訪ねるなどして、「おみやげをどうぞ」などと差し出してきたという。
しかし、こうした行動に出る松岡氏に民主党はあきれるばかり。ある同党関係者はこう打ち明ける
「松岡氏はこれまでも大臣就任後、海外に行っているが、みやげを持ってきたのは初めてではないか。追及の手を緩めてほしいというメッセージが込められているのでは」
実際、農水委員会で松岡氏は、光熱水費問題について民主党から追及されているが、らちが明かないため、同党は法案など政策に関する質問は、松岡氏には一切しないという戦術をとっている。答弁は副大臣以下に求めており、松岡氏は事実上、ほされた格好となっているのだ。
同氏は光熱水費問題以外にも、米国から牛肉の輸入条件緩和を求められる事態に直面。最近では独立行政法人「緑資源機構」発注の調査業務をめぐる官製談合事件で、公正取引委員会の強制調査を受けた公益法人や民間企業から、松岡氏の資金管理団体が政治献金を受けていたことが分かっている。松岡氏は「返金した」と説明しているが、次から次へと火の粉が飛んできているのだ。
それだけに、民主党内では「こうした事態を前に、『民主党議員と良好な関係を築いておきたい』とのせこい思いがあったのでは」(同)との見方がもっぱらだ。
ZAKZAK 2007/04/20
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/20(金) 22:39:37
石川県議会議長、県議選の買収容疑で逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/election/local2007/news/20070420i214.htm?from=main2
石川県警捜査2課は20日、8日投開票の石川県議選で金沢市選挙区に立候補し落選した同県議会議長、長井賢誓(けんせい)容疑者(83)(金沢市利屋町)と、運動員で建築業荒木武司容疑者(53)(同)を、公職選挙法違反(現金買収)の疑いで逮捕した。
調べによると、長井容疑者らは2月3日ごろ、金沢市内の男性(58)に投票と票の取りまとめなどの報酬として、現金5万円を渡した疑い。
長井容疑者は「後援会の活動資金だった」などと供述しているという。
長井容疑者は自民党所属で、現在4期目。
(2007年4月20日22時26分 読売新聞)
1168
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/20(金) 23:12:23
公選法違反:札幌市議選の落選候補宅など捜索 容疑で運動員逮捕へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20070420ddj041040003000c.html
8日投開票された札幌市議選で、白石選挙区から新人で立候補し落選した稲津定俊候補(52)=自民=の運動員の男が現金を渡して票の取りまとめを依頼した疑いが強まり、札幌白石署などは20日朝、公職選挙法違反(買収)容疑で稲津氏の自宅を含む関係先の家宅捜索に着手した。男から任意で事情を聴き、容疑が固まり次第、逮捕する。
調べなどによると、男は今年1月ごろ、別の運動員に票の取りまとめを依頼。見返りとして現金を渡した疑いがもたれている。白石選挙区では定数7に対し、現職と新人の計9人が立候補し、稲津候補の得票は最下位の4061票だった。
道警は3月に統一地方選挙違反取締本部を設置して捜査を進め、7日現在で違反警告数は138件に上った。強制捜査は今回が初めて。
毎日新聞 2007年4月20日 北海道夕刊
1169
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 05:44:35
高齢と多選で苦戦 長井賢誓・県会議長逮捕
票とりまとめ 現金5万円手渡す 讀賣石川
現職の県議会議長が現金買収で逮捕された。選挙では、高齢と多選で苦戦が伝えられていた。「政治と金」の関係が政治不信を助長している。
県警捜査2課と金沢東署などの合同捜査本部は20日、先の県議選の金沢市選挙区(定数17)に立候補し、落選した県議会議長で住職の長井賢誓(83)(金沢市利屋町)と運動員で建築業荒木武司(53)(同)両容疑者を、公職選挙法違反(現金買収)の疑いで逮捕した。長井容疑者は「後援会の分配金だった」などと供述。逮捕前日の取材に対して、現金が有権者に渡ったことは認めているが、票の取りまとめの依頼の意図についてあいまいな答えを繰り返した。
調べによると、長井容疑者らは共謀し、2月3日ごろ、市内の男性(58)に投票と票の取りまとめの報酬として、現金5万円を渡した疑い。荒木容疑者は、「活動費」名目で長井容疑者から現金を預かり、封筒に入れて男性に手渡したという。
長井容疑者は、金沢市議を6期務め、1991年に県議選金沢市選挙区に立候補、初当選して以来、連続4選を果たした。昨年6月に議長に就任、任期は今月29日まで。
■出遅れで危機感か■
金沢市森本地区が地盤の長井容疑者は、「議長が花道」との周囲の見方に反し、5選を目指し出馬した。一時は後継者探しをしていたが、2月1日に出馬を決意したと支持者らには伝えていた。現金による票の取りまとめ依頼をしたとされるのは、その直後。同17日の事務所開きでは、「2か月から3か月は出遅れている」と危機感を訴えていた。
選挙戦では、高齢もネックになり苦戦が伝えられていた。8日の県議選では6587票を獲得したが、前回選挙より約1100票減らし落選。最下位当選者とは518票差だった。
■長井容疑者と一問一答■
――現金を渡したことは
私が財布から出して渡したということではないが、(陣営が)持って行ったことはある。少額ですけど。公職選挙法の改正ごとに指導していた立場として、まずい点が絶対ないとは言えない。警察、検察庁がどうとらえるのかじゃないですか。弁護士からは、2万円や5万円なんてと……。
――運動員から有権者に現金が渡っていたことを知っていたか
そうそう(知っていた)。
――公職選挙法違反にあたる認識はなかったか
後援会活動が始まった瞬間の出来事で、後援会内の「活動費」です。それが「投票依頼」と取られるのか。正しいとか正しくないとか。私も言いたいことはたくさんあるが、今は慎重に構えている。
(2007年4月21日 読売新聞)
1170
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 05:48:36
京都市議選当選 青木容疑者逮捕 市民「許せない」 讀賣京都
統一地方選前半戦の京都市議選で初当選した青木克之容疑者(63)(左京区一乗寺谷田町)が逮捕された公選法違反(買収)事件。今回の統一地方選では、府議選に当選した現職府議が公選法違反で逮捕されたばかりで、20日夜に逮捕の一報が伝わると有権者からは「どうなっているのか」と怒りの声があがった。
青木容疑者の地盤の左京区の男性(59)は「ほかの候補者は若く、危機感があったのでは」としながらも、「ただ、金で選挙をやるのは許せない。政策で争うべき」と語った。
府議選の公選法違反事件に続いての当選者逮捕について同区の会社員女性(52)は「わからなければ、やってもいいんだという感覚があるのでは」とあきれた様子。
青木容疑者は自民公認で市議選・左京区選挙区に立候補し、4752票を集めて当選した。自民のベテラン市議は「実直でまじめな人という印象だったので、信じられない。詳しい事情も分からないので何とも言えない」と戸惑いを隠せなかった。
(2007年4月21日 読売新聞)
1171
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 08:41:14
当選した京都市議会議員を逮捕 公選法違反の疑い
2007年04月20日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200704200094.html
8日に投開票があった京都市議選をめぐり、京都府警は20日、選挙運動の報酬として数人に金銭を支払ったとして、自民公認で初当選した青木克之容疑者(63)=左京区選挙区、同市左京区一乗寺谷田町=を公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕した。同容疑者は「違法行為と知っていた。周囲の方に迷惑をかけた」などと供述し、容疑を認めているという。
捜査2課によると、青木容疑者は当選後の今月中旬、選挙運動をした数人に報酬として計数十万円を渡した疑い。1人あたり時給約1200円で、知人を介して渡したり、口座に振り込んだりしたという。
青木容疑者は京都市立中学校の教員や校長として約35年間勤務した後、05年4月から京都陸上競技協会理事長を務めている。今回の市議選には、引退する兄の地盤を引き継ぐ形で立候補した。
1172
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 14:12:38
加藤氏宅放火論告あっさり「生活苦」
2007年04月19日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000704190002
∞検察側 弁護側は政治テロ主張
右翼団体幹部堀米正広被告(66)は、なぜ火を放ったのか――。懲役12年が求刑された加藤紘一・自民党元幹事長の実家兼事務所放火事件の公判は、動機を「生活苦」と強調する検察側と、「政治テロ」を訴える弁護側がそれぞれ主張を譲らず、動機に関する議論はかみ合わないまま18日、結審した。
堀米被告は事件当初から、容疑を大筋で認めていた。弁護側は昨年11月、地検、地裁と事前に争点を整理する公判前整理手続きを「争点などなく、不要」と主張していた。
1月に公判が始まると弁護側は、中国政府の意をくみ、小泉前首相の終戦記念日の靖国神社参拝を変更させた加藤氏への公憤が動機、と主張。「動機は生活苦」を強くにじませる検察側に対し「右翼思想に基づく政治テロ」と事件を印象づける主張を繰り返した。
この日の公判でも、検察側は動機について生活面での苦境ぶりを強調。重大事件だと2時間を超えるケースもある論告をあっさり15分程度で終えた。
これに対し、弁護側は最終弁論で、被告が加藤氏の言動に反発を感じた契機などを詳細に披露。犯行を「祖国を守るための正当行為」とする主張を1時間半以上にわたって大展開した。
裁判長は予定時間を超えない範囲で、弁護側の主張をすべて言わせる訴訟指揮だった。「占領下で作られた今の憲法ではなく、大日本帝国憲法に基づいて判断するべき」など多少、弁護側の脱線気味の主張にも多くの時間を割いた。判決公判は5月31日午後1時半から開かれる。
1173
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 14:18:45
買収容疑で県議長逮捕
2007年04月21日 朝日石川
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000704210001
≡驚き・困惑広がる≡
「なぜ」「焦っていたのか……」。8日投開票された県議選で、有権者に現金を配った公選法違反(現金買収)の疑いで、県議会議長の長井賢誓(けんせい)容疑者(83)が県警に逮捕された20日夜、知らせを聞いた県議会関係者らに驚きと困惑が広がった。
県警は長井容疑者の金沢市利屋町の自宅や後援会事務所、県議会議長室など関係8カ所を家宅捜索した。このうち議長室の捜索は午後6時ごろから始まり、5人ほどの捜査員が部屋に入った。県議会事務局によると、長井容疑者は落選後、2度ほど議長室を訪れ、書類などを整理しており、押収物はなかった。議長室への家宅捜索は03年の現在の庁舎移転後は初めてという。
議会事務局総務課の高田俊夫課長補佐は「突然の捜査で驚いている」と話した。また、長井容疑者が所属していた自民党県連の米田義三幹事長代行は「大変驚いている。事実とすれば誠に遺憾だ」。別の県連幹部は「当初から苦戦が伝えられていただけに、長井議員や陣営に焦りがあったのだろう。議長まで務めた人がこういうことになるのは残念だ」と述べた。
長井議長は住職を務める傍ら、91年に県議に初当選。昨年6月に議長に就任した。
関係者によると、長井容疑者や党県連は当初、今春での引退を考えていた。だが、後継が見つからなかったことから、2月上旬になって急きょ5期目に挑むことになった。定数17に対し21人が立候補した県議選金沢市選挙区で6587票を獲得したものの落選。最下位当選者とは518票差だった。
1174
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/24(火) 18:03:56
現金授受「知らなかった」 讀賣山梨
県議選で当選後、自派の運動員計4人が、選挙活動の見返りに現金の受け渡しを行ったとして公職選挙法違反(買収など)容疑で逮捕された富士吉田市選挙区の秋山隆信氏が23日朝、読売新聞の取材に応じ、事件への関与を否定した。
秋山氏は事件について「非常に残念だ」と述べ、自身の関与については「(現金授受は)知らなかった」と明言した。
秋山氏は22日夜、同市長選で敗れた渡辺正志氏の事務所に訪れ、事件から10日ぶりに公の場に姿を見せた。
県議選と同市長選を巡っては、これまでライバル関係にあった蓬莱派の秋山氏と堀内派(躍進会)の渡辺氏が「派閥横断」的な連携を図ったが、渡辺氏は落選。秋山氏は渡辺氏の敗北について「市政を変えてくれる人だと思っていたので残念。(派閥横断については有権者の)意識が変わってきているんでしょう。反省しないといけない」と述べ、自派の事件の影響には言及しなかった。
(2007年4月24日 読売新聞)
1175
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/24(火) 20:14:24
疑惑に幕引き与党追及へ 民主、角田氏らを「注意」
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007042401000690_Politics.html
民主党は24日、政治資金収支報告書の虚偽記載などをめぐり、角田義一前参院副議長を「常任幹事会名の厳重注意」、中井洽元法相を「幹事長名の注意」とすることを決めた。執行部は今回の措置で疑惑の幕引きを図り、後半国会で松岡利勝農相の光熱水費問題などをめぐる政府、与党側の姿勢を追及する構えだが、党の役職停止より軽い措置にとどめたことには党内外から不満の声も出ている。
「けじめをつけない自民党との違いを見せることが大事だ」。鳩山由紀夫幹事長は同日、記者団にこう強調した。
民主党がこの日の常任幹事会で決定した文書は、政治献金を収支報告書に記載していなかった角田氏について「説明責任を果たせない事実は極めて遺憾」としたが、副議長を自ら辞任したと指摘。収支報告書の光熱水費に虚偽記載が発覚した中井氏については「説明責任を果たし、真摯に謝罪した」との理由で、最も軽い措置にした。
1176
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/24(火) 23:23:49
港区議選:虚偽の住民異動届を提出、4人を逮捕
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070425k0000m040106000c.html
22日に行われた東京都港区議選に投票するため、虚偽の住民異動届を提出したとして、警視庁捜査2課は24日、新宿区内の経営コンサルタント会社社員、米田茂徳容疑者(25)=新宿区新宿5=ら同社社員4人を公職選挙法違反(詐偽登録)容疑で逮捕した。傘下の飲食店のホストら十数人にも、虚偽の住民異動届を提出させており、同課は会社ぐるみの可能性があるとみて追及する。
調べでは、米田容疑者らは今年1月、同社社員2人について、港区内の傘下の飲食店を転居先とする虚偽の住民異動届を区役所に提出し、選挙人名簿に登録させた疑い。4人とも容疑を認めている。
4人の勤める会社は資本金2000万円で、飲食店、花屋、ホストクラブなど十数店舗を傘下に収めている。虚偽の届けは米田容疑者が指示し、自らも住民票を移したが、投票しようとしていた候補予定者が出馬せず、実際に投票はしなかった。【石丸整】
毎日新聞 2007年4月24日 21時51分
1177
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/24(火) 23:38:15
面識ない人に結婚式招待状
参院選候補、公選法抵触も
2007年04月24日 14:30 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200704/CN2007042401000378.html
7月の参院選愛知選挙区に民主党公認で出馬予定の谷岡郁子・中京女子大学長(52)の結婚式と披露パーティーの招待状が、面識のない人にも送付されていたことが24日、分かった。
愛知県選挙管理委員会は「候補者名を記した文書を不特定多数に配るのは、事前運動(売名行為)を禁じた公選法に抵触する可能性もある」としている。
谷岡氏の後援会事務所によると、結婚式などは来月5日に名古屋市内で開催する予定。招待状は後援会名簿や関係者が受け取った名刺、年賀状などを基にして3月から約3000枚を郵送するなどしたという。
谷岡氏は24日午後、愛知県庁で記者会見し、「姑息な売名行為に頼ろうとしたわけではなく、疑いをかけられるのは心外だ。多忙で(結婚式の)準備の時間が十分になく、(送付先の)精査が不十分だったかもしれないが、不特定多数に送り付けたわけではない」と説明した。
1178
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 01:12:16
「やらせ」認識食い違い
2007年04月23日 朝日京都
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000000704230001
京都市教委「依頼せず」
05年11月に京都市で開かれたタウンミーティング(TM)で特定の応募者が落選させられた問題で、4人が発言する機会を奪われて表現の自由を侵害されたなどとして国と京都市を相手取り、計800万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が20日、京都地裁(山下寛裁判長)であった。国と市は棄却を求める答弁書を提出し「賠償責任はない」とした一方で、事実認識で国と市に食い違いがあることがわかった。
「やらせ質問」について、国は答弁書で「市教委が事前に発言依頼していた」としたが、京都市は「市教委は発言依頼をしていない」と否定した。原告4人のうち2人について、国はTMに参加させないよう市教委から要請されたとしたが、市教委は「要請していない」としている。
抽選前に応募者リストを同市教委に送った理由について、国は「応募者に必ず当選としてもらいたい者と当選としなくてよい者がいるため、チェックしたい」という連絡を同市教委から受けていたと説明。一方、市は当選を決めるために送付を頼んだのではないとした。
この日は原告のうち1人が意見陳述し、「事実関係の解明もあわせて、十分な審理をしてほしい」と訴えた。
1179
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 01:34:12
生駒市議長、足湯建設でも圧力 親族会社が下請け参加
2007年04月24日 朝日関西奈良
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200704240030.html
奈良県生駒市の総合スポーツ公園用地取得をめぐる背任事件で、市議会議長の酒井隆容疑者(65)=背任容疑で逮捕=が、高値建設が指摘されている市発注の足湯施設について「早く整備しろ」と市幹部に求めていたことが24日、わかった。受注業者の下請けには、酒井議長の親族会社や同容疑で役員が逮捕された建設会社「ウツミ」(奈良市)が参入しており、大阪地検特捜部は議長が建設を急がせた経緯について調べを進めている。
足湯施設は、屋外型の「歓喜乃湯(かんぎのゆ) 足湯」(約120平方メートル、定員15人)。昨年2月、酒井議長の選挙地盤の生駒市小瀬(おぜ)地区の丘陵地に建設された。足裏マッサージ場や駐車場も整備された。
関係者によると、市は05年度、同地区に6億1千万円で温泉施設、2千万円で足湯をつくる計画を策定した。しかし、同10月の市議会で、酒井議長が市幹部らに「もっと予算をつけて立派なものにしろ」と発言。当時の中本幸一市長(70)=同容疑で任意聴取=は翌11月に足湯の先行建設を決め、当初計画の約2.7倍にあたる5355万円の随意契約で新潟県内の会社に発注した。
同社は酒井容疑者と親交があり、下請けには、生駒市内にある酒井議長の親族会社のほか、内海武正容疑者(60)=同容疑で逮捕=が社長を務めていたウツミが入った。酒井議長は着工後も複数の市幹部を議長室に何度も呼び出し、「早く完成させろ」と強く迫ったという。
酒井議長は逮捕前の朝日新聞の取材に「(市側に)どこの業者を使えとか、指図をしたことはない」と話していた。
1180
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 01:36:21
「山林購入迫られた」市幹部、前市長に相談 生駒市背任
2007年04月23日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200704230029.html
奈良県生駒市の総合スポーツ公園用地取得をめぐる背任事件で、背任容疑で逮捕された同市議会議長の酒井隆容疑者(65)から用地として山林の先行取得を求められた市幹部が、中本幸一前市長(70)=同容疑で任意聴取=に「酒井議員から『山林を買え』と迫られている」と相談していたことが23日、わかった。大阪地検特捜部は、中本前市長が市議会で強い発言力を持つ議長に配慮し、高値での購入を急がせた疑いがあるとみている。
特捜部は同日午前、生駒市の議長室や議会事務局、酒井議長の選挙事務所などを同容疑で家宅捜索した。
調べでは、酒井議長は前市長や建設会社「ウツミ」(奈良市)元社長小松秀次容疑者(63)=背任容疑で逮捕=らと共謀。03年12月、同社役員の奥田照子容疑者(34)=同=の母親が所有する生駒市南田原町の山林約4万平方メートル(時価1243万円)を市土地開発公社に1億3480万円で先行取得させ、同価格で買い取ることになる市に損害を与えたとされる。
関係者によると、酒井議長は03年秋ごろ、山林部分での総合スポーツ公園建設を検討していた担当課の幹部に対し、中本前市長に山林の先行取得を急ぐよう伝えさせた。幹部は前市長に「酒井議員が山林を購入してくれと言っています。しつこく、困っています」と相談した。
先行取得直前の同12月には、別の課の幹部も酒井議長から山林の速やかな購入を迫られ、前市長に報告したという。
中本前市長は同5月、山林の大部分を所有していた近畿日本鉄道(大阪市)からの直接売却話をいったん断っていた。しかし、複数の幹部から酒井議長の意向を聞いた後の同12月、近鉄などから山林を計3812万円で買い取った奥田容疑者の母親から、公社に1億3480万円で先行取得させた。
担当課の幹部は同5月の時点で、近鉄が母親への売却額について市を通じて奈良県に届け出たことを知っており、特捜部は、酒井議長や中本前市長が公社の取得価格が不当に高いことを認識していた疑いが強いとみている。
1181
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 01:36:50
生駒市議長、マンション競売回避 元社長が借金肩代わり
2007年04月23日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200704230049.html
奈良県生駒市の総合スポーツ公園用地取得をめぐる背任事件で、市議会議長の酒井隆容疑者(65)=背任容疑で逮捕=が所有するマンションが05年に差し押さえられ、建設会社「ウツミ」(奈良市)元社長の内海武正容疑者(60)=同=側が購入していたことがわかった。酒井議長は同容疑者側にマンションを任意で売った形を取り、売却金の1億円を返済に充てていた。議長は売却後もマンションに住んでおり、大阪地検特捜部は内海容疑者が議長の多額の借金を事実上肩代わりしたとみて、経緯を詳しく調べている。
登記簿などによると、同マンションは同市壱分町の鉄筋コンクリート6階建て。酒井議長が金融機関から約3億円を借り受け、91年に建築した。議長は、5階の一室を自宅、1階を後援会事務所、地下を選挙事務所などとして使っていた。
その後、返済が滞ったために金融機関にマンションと土地を差し押さえられ、05年3月に奈良地裁が競売手続きの開始を決定。ところが、同5月、内海容疑者が社長を務める奈良市の不動産会社が乗り出し、金融機関の同意を得たうえでマンションを買い取ることに応じたという。
酒井議長は逮捕前の朝日新聞の取材に対し、25年来の友人だった内海容疑者が「おれが助けてやる」との申し出があったことを認めた。そのうえで、不動産会社が同マンションを担保にして別の金融機関から約1億円を借りたことや、自ら用意した3千万円と合わせて金融機関への返済に充てたことを明らかにした。
さらに酒井議長は、マンションの所有権は不動産会社になったものの、他の入居者の家賃は自分が回収していることも認め、「毎月の家賃収入で(内海容疑者に)130万円ずつ返している。やましいことは何もない」と説明した。
調べでは、酒井議長は中本幸一前市長(70)や内海容疑者らと共謀。03年12月、ウツミ役員の母親が所有していた同市南田原町の山林約4万平方メートル(時価1243万円)を市土地開発公社に1億3480万円で先行取得させ、市に損害を与えたとされる。母親はこの取引で1億円近い売却益を得ていた。
1182
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 03:31:45
民主党、「政治とカネ」で3議員処分 「軽すぎ」の声も
2007年04月25日02時01分
http://www.asahi.com/politics/update/0425/TKY200704240411.html
民主党は24日、「政治とカネ」の問題で党倫理規則に反したとして角田義一・前参院副議長ら3人の議員を厳重注意などとする処分を決めた。処分は8段階で最も軽い部類だ。松岡農水相の事務所費問題などを追及したい民主党は、この処分でケリをつけ、攻勢に転じたい考えだが、党内から「処分が軽すぎる」と疑問視する声も出ている。
処分を受けたのは、01年参院選時に多額の寄付を政治資金収支報告書などに記載しなかったとの疑惑を受けた角田氏▽03〜05年の光熱水費に別の費目経費を付け替えていた中井洽(ひろし)衆院議員▽高額書籍を扱う出版社に自らが代表を務める政治団体の名前が使われていた山下八洲夫参院議員。
処分は、除籍や党の役職の停止など8段階のうち、角田氏が2番目に軽い「常任幹事会による厳重注意」、中井、山下両氏は最も軽い「幹事長注意」。鳩山由紀夫幹事長が決め、24日の党常任幹事会で承認された。
鳩山氏は「一番大事なのは、けじめをつけない自民党との立場や考え方の違いを見せていくことだ」と強調したが、実効性を伴わない処分には党内から疑問の声も出ている。岡田克也元代表は常任幹事会で角田氏について「新たな事実が出た時、新たな措置も考えなければならない」と指摘した。
与党側は、小沢代表の事務所費による不動産取得・保有をなお問題視するなど、互いに「すねに傷を持つ」状態であることには変わりなく、処分の「効果」は期待できそうにない。
1183
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 03:39:52
大仁田、不可解な抵抗…損害賠償金なかなか支払わず
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_04/t2007042402.html
参院議員の大仁田厚議員(49)が歳費差し押さえの大ピンチに陥っていたことが24日、関係者の話で明らかになった。プロレス場外乱闘にからむ民事裁判で出された賠償金の支払いを渋ったため、原告側が激怒して歳費差し押さえも辞さない構えを見せたものだが、夕刊フジ直撃の寸前、なぜか全額が振り込まれた。
“場外乱闘傷害事件”は2003年4月27日、プロレスラーの渡辺幸広氏(リング名、セッド・ジニアス)が都内で主催したプロレス大会で勃発。大仁田氏とタッグマッチで対戦した渡辺氏が、試合終了直後、大仁田氏に場外で詰め寄った際、当時はまだレスラーで大仁田氏の公設秘書も兼務していた中牧昭二氏が間に割って入り、倒れ込んだ渡辺氏の顔面に“本気”で強烈なキックを叩き込んで負傷させた。
渡辺氏は東京地裁に1500万円の損賠請求訴訟を起こし、中牧氏と管理責任を問われた大仁田氏に1、2審とも70万円余りを支払えとの判決。3月15日には最高裁で上告が棄却された。
ところが、待てど暮らせど支払いはなかった。
「最高裁で上告が却下されて2週間以上たった4月2日、弁護士を通して、支払いがなければ大仁田氏の歳費の差し押さえも検討すると伝えた。すると、3日に先方から『1週間以内に支払うので強制執行は止めて欲しい』といってきた」(渡辺氏)
本紙は23日午後、不払いの理由を大仁田事務所に問い合わせると、中牧秘書が「もう支払ってます」と回答。中牧秘書は支払日について、「弁護士がもう支払ったっていってますから。先週でしょうか」と答えた。
大仁田氏らの弁護士は支払い遅れの理由に関し、「遅延損害金の計算などするのに時間も必要で、支払い期日など(渡辺氏の)弁護士と話もしようとしていたが、話をする機会がなかった」と説明した。
大仁田氏側の弁護士は結局、渡辺氏の弁護士と連絡をとらずに期日を決め、一方的に計算した遅延損害金をプラスした計93万5464円を23日午前に振り込んでいた。
渡辺氏の弁護士は「3日以降、あちらから何の連絡もないし、そんな理由はおかしいですね。判決が確定して、ここまで支払いを引き伸ばすのも普通じゃないでしょう」とあきれ返る。
永田町の外では何かと話題の大仁田氏。国会での活躍は、あまり聞くことはない。
ZAKZAK 2007/04/24
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 07:37:48
大館市議選 石垣昇氏義弟・義母逮捕
知人に酒配った疑い 讀賣秋田
22日の大館市議選で買収行為があったとして、県警捜査2課と大館署は23日深夜、同市芦田子芦田子、農業近藤久義(51)、母親の同カナ子(74)両容疑者を公選法違反(買収、事前運動)の容疑で逮捕した。久義容疑者は、当選した石垣昇氏(53)の妻(53)の弟で、カナ子容疑者とともに陣営の運動員だった。
調べによると、両容疑者は告示前の1月下旬ごろ、近所の知人宅を訪ねて回り、男女数人に対し、計数千円相当の日本酒を配るなどして、石垣氏への投票と票の取りまとめを依頼した疑い。両容疑者は大筋で容疑を認めているという。
石垣氏は1999年4月の旧大館市議選に立候補して初当選したが、03年4月の選挙で落選した。
今回選では定数30に対して54人が立候補し、石垣氏は27番目の981票で当選したが、次点との差が40票という混戦だった。
陣営幹部らが選挙違反の罪に問われ、有罪が確定した場合、当選無効などの連座制が適用される。実の父母や子らも対象となるが、義母や義弟などの姻族は含まれない。
◆石垣氏関与否定「辞めない」
石垣氏は24日、大館市内の自宅で、読売新聞の取材に応じ、関与を全面否定した。一問一答は次の通り。
――身内が逮捕されたことについて
「婿である私、義兄である私を思ってくれた余りある心情を非常に察する。しかし、違反は違反。支持者には大変すまないことをした」
――買収行為が選挙結果に与えた影響は?
「そんなに影響はないと思う。芦田子は妻の出身地で、実家は14代続く大本家だ。盆暮れ、年始のあいさつでお酒や箱菓子を持って行く習わしがある。推測だが、届ける際に『もしかしたら選挙に出るかもしれない。そのときは頼むよ』とでも言ったのでは」
――関与はしていないのか
「もちろんだ。関与しようがない。出馬を表明したのは2月中旬で、配られたのはその前だ」
――当選を辞退するつもりはないか?
「道義的な責任は痛切に感じているが、私を信託してくれた皆さんのことを考えると、辞めるわけにいかない気がする。議員活動を通じて、どん底から立ち上がっていくところを見てもらいたい」
(2007年4月25日 読売新聞)
1185
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 08:07:06
携帯盗み見、2審も「違法」 高松高裁判決
旧那賀川町長らの控訴棄却 讀賣徳島
携帯電話に登録された支持者らの情報を勝手に見られたなどとして、山田正博・旧那賀川町議(65)が臣永正廣・旧那賀川町長(52)を相手取り、慰謝料など約165万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が24日、高松高裁であった。矢延正平裁判長は、プライバシー権侵害を認め旧町長に5万5000円の支払いを命じた1審・地裁判決を支持、双方の控訴を棄却した。1審判決に続いて高裁でも、「他人の携帯電話の情報について、正当な理由なく見ることは、プライバシー権を侵害するもので違法」と判断した。
(2007年4月25日 読売新聞)
1186
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 08:12:05
エフ社和解案原告側拒否 出資金返還訴訟 讀賣大分
福岡市博多区のコンサルティング会社「エフ・エー・シー」の出資法違反事件に絡み、日田市の夫婦が出資金約300万円の返還を求めた訴訟の口頭弁論が24日、大分地裁日田支部(立川毅裁判官)で開かれた。
同社は2007年5月から15年8月まで100回に分けて返還する和解案を提示したが、原告側は「(その)最終月まで会社が存続している可能性は低い」として拒否した。裁判は結審し、5月8日に判決が言い渡される予定。
(2007年4月25日 読売新聞)
1187
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 08:40:18
京都市議選 青木容疑者の逮捕「裏切られた」 産経京都
http://www.sankei.co.jp/chiho/kyoto/070422/kyt070422002.htm
8日に行われた京都市議選で、当選した青木克之容疑者(63)=同市左京区=が公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕されてから一夜明けた21日、関係者からは驚きの声が上がった。「地域に育ててもらった恩返しをしたい」と抱負を語っていた青木容疑者。「裏切られた」といった厳しい声もあがった。
青木容疑者は中学校の教頭や校長、京都市立中校長会長などを歴任。今回の市議選では、9期務めた実兄の善男氏(82)の後継として、自民党公認で立候補して初当選した。
善男氏は「なぜ、こんなことをしたのか。私は陣営に参加していないので何も分からないが、法律がある以上、違反は許されない」と絶句。自民党市議団長の中村安良議員は「驚いた。立派な方だと確信していたが裏切られた思いだ」と話した。同市議団はすでに青木容疑者の会派入りを決めていたが、今後の対応は未定という。
今回の選挙で当選した候補者の任期は4月30日から。総務省によると、同法違反で有罪が確定すると原則として当選が無効となる。選挙から3カ月以内に、当選無効になるか本人が辞職した場合は次点の候補が繰り上げ当選となる。
(2007/04/22 02:58)
1188
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 08:53:12
『高速道無料化』フリーウェイクラブ 公判中に出馬 江戸川区議選
2007年4月25日 東京N東京
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070425/CK2007042502011461.html
二十三日開票の江戸川区議選(定数四四)では、高速道路無料化を目指し料金不払い運動を展開した「フリーウェイクラブ」(FWC、現在は解散)元副会長、田中健氏(41)=無所属=が六十人中二十五位で当選した。料金不払いの共謀で道路整備特措法違反の罪に問われ、刑事被告人の立場での出馬だったが、四たび議席を得た。彦根簡裁で行われている公判は二十六日、結審する予定だ。
FWCは一九八七年に設立、多くのメディアで取り上げられた。だが二〇〇五年に同法改正で料金不払いに罰金刑が設けられ、昨年九月に会長が逮捕されるなど、会員の摘発が相次いでいた。
田中氏は昨年十一月、滋賀県警に逮捕された。会の勉強会で「本人の覚悟で始められる市民運動だ」などとあいさつしたことが会員への「指導」とされ、共謀共同正犯に問われた。あいさつを共謀とするのは「拡大解釈だ」などと一貫して容疑を否認し、拘置期間は百十九日間に及んだ。
逮捕前、自宅の家宅捜索を受けた。「書類もみんな持って行かれた。定住して職もあり、証拠隠滅や逃亡の恐れもない。(逮捕は)運動つぶし。見せしめだ」。先月十四日に保釈された時、体重は十五キロも減っていた。
再起を期した選挙戦では、「少数意見であっても、正しいと思うことは発言し、議論を起こしてきた。違った意見に耳を傾けることが議会、行政に求められるのではないか」と訴え、有権者に信を問うた。
当選を決め「裁判はどうなるか分からないが、有権者に無罪判決をもらった気持ち。頭が真っ白です」と喜びを語った。今後、高速道路不払い運動は行うつもりはないが、「無料化に向けて、形を変えた運動は必要だ」と話していた。 (原昌志)
1189
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 13:19:20
参院選出馬予定者が“不特定多数”に結婚招待状!?
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070425-OHT1T00044.htm
7月の参院選愛知選挙区に民主党公認で出馬予定の中京女子大学長・谷岡郁子(くにこ)氏(52)の結婚式と披露宴の招待状が、面識のない人にも送付されていたことが24日、分かった。
愛知県選挙管理委員会では「候補者名を記した文書を不特定多数に配るのは、事前運動(売名行為)を禁じた公選法に抵触するおそれがある」としている。
谷岡氏は、来月5日にイベントプロデューサーで後援会事務所副代表の男性(55)と結婚式を挙げる予定。招待状は後援会名簿や関係者が受け取った名刺などを基に3月から約3000枚を郵送していた。後援会事務所では「谷岡氏の知名度などを考えれば3000人の招待客は妥当。不特定多数に送ったとは言えない」と話している。
この日、会見した谷岡氏は「姑息(こそく)な売名行為に頼ろうとしたわけではなく疑いをかけられるのは心外だ」と怒り心頭。「多忙で(結婚式の)準備の時間が十分になく(送付先の)精査が不十分だったかもしれないが、不特定多数に送りつけたわけではない」とした。
同氏はスポーツを軸に中京女子大を全国区にした中心人物。特にレスリング部の徹底強化を図りアテネ五輪金メダリストの吉田沙保里ら有力選手を多数輩出した。05年4月には女子の硬式野球部を創部するなど、その剛腕ぶりで話題を集めている。
(2007年4月25日06時01分 スポーツ報知)
1190
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 18:47:45
県知事後援会・虚偽記入:藤田知事「辞職勧告決議、拘束力ない」 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070425ddlk34040426000c.html
藤田雄山知事後援会の政治資金規正法違反事件で、藤田知事は24日、元後援会事務局長や元秘書への聞き取りなどを通じて引き続き真相解明に努める一方、「辞職勧告決議には法的拘束力はない。私も県民から負託を受けており、(職を)投げ出す訳にはいかない」と述べ、重ねて辞職を否定した。
県議選後初の定例会見で答えた。藤田知事は、前議長への「上納金」問題について「元秘書、元事務局長とも97年の知事選時には『持って行った覚えはない』と断言したが、元事務局長は01年の知事選時に関して『持って行った』とも『持って行っていない』とも言ってくれない」と話し、「話してもらえないことが多く、遺憾ながら事実解明が進んでいない」と述べた。
また、秋葉忠利・広島市長が10日の会見で、乳幼児への医療保障などの補助金を県が削減する方針を巡り、「一方的な通告だ」と不快感を示したことについて、「事務レベルではずっと話し合っている。(市が)市長に話を上げていないか、カメラの前で意識的に言ったのかどちらかだと思う」と応酬。一方で、「新球場建設問題では、県として出来る限りのお手伝いをしたい。(同問題などで)非公式のトップ会談を開いてフランクに議論することが大切だと思う」と関係改善に意欲を見せた。
長崎市の伊藤一長・前市長への銃撃事件については、「政治家へのテロは許されることではない。(伊藤前市長は)心当たりがないのに背後から撃たれており、怖い世の中だと思う」と非難。県でも行政介入暴力に関し、知事が23日に該当例があれば申告するように県職員に指示したという。【吉川雄策】
毎日新聞 2007年4月25日
1191
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/26(木) 22:34:31
大和高田市議選の落選候補、内縁の妻を刺し逮捕
2007年04月26日21時05分
http://www.asahi.com/national/update/0426/TKY200704260325.html
奈良県警は26日、内縁の妻を包丁で刺したとして、統一地方選後半の同県大和高田市議選に立候補し、落選した旅行代理業の植田篤司(あつし)容疑者(33)=同市北本町=を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。妻と口論になったという。妻は病院に運ばれたが、約1時間後に亡くなった。県警は殺人容疑に切り替え、取り調べる。
調べでは、植田容疑者は同日午後4時50分ごろ、大和高田市内の両親宅で内縁の妻の菅原三貴子(みきこ)さん(36)の胸などを数回、包丁で刺した疑い。
植田容疑者は、22日に投開票された同市議選に無所属で初めて立候補し、20番目に当たる1115票を獲得したが、落選した。同市議選は今回から定数2減の18となったが、25人が立候補する激戦となった。新顔候補は植田容疑者を含めて5人だった。
高田消防署によると午後4時54分に、男性の声で119番通報があった。現場に午後5時2分に着いたところ、風呂場の洗い場で菅原さんが血を流して倒れていたという。
1192
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/27(金) 07:54:42
門真市議の違法献金受領:被告の控訴棄却−−高裁 /大阪
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/osaka/news/20070426ddlk27040038000c.html
違法な献金を受け取ったなどとして政治資金規正法違反の罪に問われた門真市議、戸田久和被告(51)に対する控訴審判決が25日、大阪高裁であり、仲宗根一郎裁判長は罰金80万円、追徴金360万円、公民権停止2年(求刑・禁固2年、追徴金360万円)とした1審・大阪地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。戸田被告は上告する方針。
判決によると、戸田被告は03年1月と2月、大阪市西区の労働組合支部から、代表を務める政治団体への違法な寄付計90万円を受け取るなどした。戸田被告は22日の市議選でトップ当選したばかり。判決が確定すれば失職する。【山本直】
毎日新聞 2007年4月26日
1193
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/27(金) 08:02:25
公選法違反:県議選日田市選挙区、供応買収容疑で運動員逮捕 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070426ddlk44040518000c.html
◇「会費制、免罪符でない」
県警捜査2課と日田署は25日、日田市日高、土木関係会社代表、樋口末好容疑者(49)を公選法違反(供応買収、事前運動)容疑で逮捕した。日田地方には「会費さえ払っておけば選挙違反にはならない」と飲み食いする選挙風土が根強く、警鐘となりそうだ。
調べでは、樋口容疑者は県議選日田市選挙区(8日投票)で落選した候補の運動員。告示前の3月上旬、市内の小料理店で支持者ら十数人に同候補への投票などを依頼し、1人当たり数千円の酒食を提供した疑い。この時は会費制ではなかったが、これとは別に1000円会費で酒食を提供した疑いもあり、捜査当局は「会費制は、免罪符にならないことを周知させたい」との狙いを話す。
政界関係者によると、日田地方には「1000円か2000円の会費さえ取っておけば、多少の飲み食いをしても選挙違反にならない」との選挙風土があるという。
ある市議は「同僚市議から『それをしないから票が増えんとたい』と言われ、かなり前だが初めて会費2000円で酒とオードブル付きの市政報告会を開いた」と話す。
年始会など県議関係も同様の傾向があり、ある県議は「肝に銘じたい」と話した。【楢原義則】
毎日新聞 2007年4月26日
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/27(金) 08:50:16
4選の埼玉・自民党県議、買収容疑で逮捕…運動員に現金
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070426i316.htm
埼玉県警捜査2課と東入間署は26日、埼玉県議選・西5区(旧上福岡市、定数1)で4選を果たした自民党県議の近藤善則容疑者(48)(ふじみ野市中ノ島)を公職選挙法違反(事前運動、現金買収)容疑で逮捕した。
調べによると、近藤容疑者は告示前の今年1月中旬、自宅に集めた運動員5人に、現金計二十数万円を渡して票のとりまとめなどを依頼した疑い。また、同じころ、別の運動員1人に現金数万円を渡すことを申し出た疑い。調べに対し、「買収の意図はなかった」と話しているという。
近藤容疑者は2004年3月から1年間、県議会副議長を務めた。今回、西5区には3人が立候補し、近藤容疑者は次点候補の倍以上の得票で当選した。
(2007年4月27日1時52分 読売新聞)
1195
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/27(金) 09:00:46
公明、民主クも返還へ 墨田の政調費問題
2005年度 「目的外使用」支給の2割 讀賣東京
墨田区議会の2005年度の政務調査費を巡り、4会派が使った計約1030万円について、区監査委員が目的外使用と指摘した問題で、区議会公明党と民主クラブ(当時)は26日、指摘された計約417万円全額を区に返還する方針を明らかにした。すでに区議会自民党は指摘分の約539万円を返還しており、返還を表明していないのは、約74万円を指摘された無所属クラブ新しい風(現・新しい風・民主)だけとなった。同年度に4会派に支給された政調費は計約4578万円で、指摘額は全体額の2割以上に及んだ。
26日指摘した監査委員の監査結果によると、「使途基準に反した目的外使用」とされたのは、区議1人当たり5000円以上の飲食費や、個人活動と政務調査との区別が不明なタクシー料金の4分の3、区役所で開かれた勉強会に出席した議員に支出された交通費の一部など。
自民は、タクシー料金などの交通費計246万円や、個々の議員が使用しているガソリン代の約8割にあたる計100万円、1人当たり5000円を上回る飲食費の超過分などが、目的外使用とされた。
公明は計約353万円が目的外とされた。会派の勉強会や会議に出席した議員1人当たりに支給された5000円の交通費のうち、周辺の交通事情を踏まえ、1000円を上回る分(183万円)が指摘された。このほか、視察の際に支払われた1人1日あたりの出張手当と視察代(各5000円)について、3000円を上限とし、超過分の計44万円が目的外と判断された。
民主クラブは計約64万円が指摘された。北朝鮮と韓国への視察費計39万円のほか、車の洗車代1万2000円が目的外使用とされた。
無所属クラブ新しい風は、指摘された計約74万円のうち、携帯電話代の半額が、「政務調査費以外の活動と評価すべき」として、26万円を目的外使用とされた。また、議員の後援会の会場費18万などが、「調査研究活動のために必要な経費とは考えがたい」と判断された。
区議会公明党の広田充男幹事長は「適正な支出と考えているが、誠実に受けとめ、返還することにした」としている。民主クラブはすでに解散しているが、当時の会計責任者だった江木義昭議員は「視察は意義があったと考えている。政務調査費は政治活動が制約を受けるので、今後は受け取らない。指摘分も返還する」としている。
当時の無所属クラブ新しい風の会計責任者だった田中哲議員は「携帯電話の使用などは、(全額が)認められるべき。見解の相違があり、対応を検討したい」としている。
一方、すでに返還した区議会自民党の中村光雄幹事長は、「すべて使途基準に従って支出したと考えているが、謙虚に受け止めた」と話していた。
(2007年4月27日 読売新聞)
1196
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/27(金) 10:35:38
輪之内町長当選者を逮捕 公選法違反の容疑 岐阜
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20070427/200704270749_1687.shtml
統一地方選で行われた任期満了(4月29日)に伴う安八郡輪之内町長選で、運動員に候補者への投票と票の取りまとめを依頼して現金を渡したとして、県警捜査二課と大垣署は26日、公選法違反(現金買収、事前運動)容疑で、初当選した元同町助役の渋谷桂一容疑者(66)=同町福束=と妻の秀子容疑者(59)、いずれも運動員で会社顧問の鈴木正男容疑者(60)=海津市南濃町太田=と、無職の栗山みち子容疑者(71)=輪之内町福束=を逮捕した。
調べでは、渋谷容疑者らは共謀し、今年2月中旬ごろ、運動員の男4人に対し、渋谷容疑者への投票と票の取りまとめを依頼、報酬として1人現金数千円を渡し、事前運動などをさせた疑い。いずれも大筋で容疑を認めている。運動員の男4人は「5000円をもらった」と供述しているという。
渋谷容疑者は県立羽島高校を卒業し、民間企業に勤務。1965(昭和40)年に輪之内町役場に入り、土地改良課長などを歴任。96年4月から98年5月まで収入役、同年6月から昨年6月まで助役を務めた。
今年1月、「長年の行政経験を生かして、活力ある町づくりを目指したい」と町長選への出馬を表明。町長選は無所属新人による三つどもえの激戦となり、渋谷容疑者は今月22日の投開票で2370票を獲得。得票2位の候補にわずか85票差で辛くも当選した。
公選法によると、刑が確定して当選が無効になったり、当選者が辞職した場合、町選管への通知から50日以内に出直し町長選が行われることになる。
県警は同法違反容疑で、買収に応じた運動員の男4人を書類送検する方針。また渋谷容疑者らを27日午後、岐阜地検に送検する。
1197
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/27(金) 11:19:31
前知事と実弟争う姿勢 27日から公判前整理手続き
http://www.minyu-net.com/news/news/0427/news3.html
県発注工事をめぐる談合、汚職事件で、収賄の罪に問われた前知事佐藤栄佐久被告(67)=保釈中=と、収賄と談合の罪に問われた弟の祐二被告(64)=公選法違反の罪で懲役2年6月、執行猶予5年確定、保釈中=の公判前整理手続きの初めての協議が27日、東京地裁で行われる。栄佐久、祐二両被告とも起訴事実について争う姿勢を示しているとされる中、5月23日まで計3回予定されている協議を経て、昨年の県内を揺るがせた「県政汚職」の争点が浮かび上がることになる。
検察の立証焦点に
栄佐久、祐二両被告が争う姿勢を見せる中、検察側は水谷建設の脱税疑惑による家宅捜索で幕を開けた「福島事件」で、栄佐久被告の収賄事件、祐二被告の収賄、談合事件を除く3つの事件すべてで有罪判決を得ている。公判前整理手続き後に控える公判では、両被告が翻した供述部分の立証が焦点となりそうだ。
(2007年4月27日 福島民友ニュース)
1198
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/27(金) 21:08:32
選挙違反:岐阜・輪之内町長選の当選者逮捕、町民に衝撃
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070427k0000e040073000c.html
統一地方選の岐阜県輪之内町長選で初当選した前助役、渋谷桂一容疑者(66)と、妻ら4人が公職選挙法違反(現金買収、事前運動)の疑いで逮捕された事件を巡り、同町役場は27日朝、幹部が緊急の会議を開いて対応を話し合った。渋谷容疑者は30日に就任する予定だったが、5月1日の新町長の歓迎式は中止。30日から小見山剛参事が町長職務代理者を務める。
同町は95年の町長選でも現職の渡辺勉町長派の現金買収事件が発覚。当時の町議ら8人が逮捕されたことがあり、不祥事が繰り返されたことに、町民の間に衝撃が広がっている。
27日夕に退任式が行われる渡辺町長は「本当に残念。退任式で『(満足する形で終われて)よかった』とあいさつしようと思ったがこういうことになり、申し訳ない」と神妙な面持ちだった。
毎日新聞 2007年4月27日 14時14分 (最終更新時間 4月27日 16時33分)
1199
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/27(金) 22:17:44
落選の米沢市議逮捕
2007年04月26日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000704260004
∞酒渡し票依頼容疑
統一地方選後半戦の米沢市議選で、酒などを渡して票のとりまとめを依頼したとして、県警捜査2課は24日夜、米沢市窪田町、市議で今回選挙で落選した佐藤正夫容疑者(65)を公職選挙法違反(物品供与)容疑で逮捕した。
調べでは、佐藤容疑者は3月中旬、地元有力者の男性5人の自宅を訪問し、投票と票のとりまとめを依頼した。その見返りに、1人数千円、計約2万円相当の清酒やコーヒーセットなどを渡した疑い。
佐藤容疑者は24日朝から任意で事情聴取を受けていた。容疑を認めているという。同課は品物を受け取った有権者ら、関係者約10人を任意で事情聴取している。酒を受け取ったとされる5人の中には、後に返品した人もいるという。同課はほかにも渡して
いるとみて、佐藤容疑者を追及している。
佐藤容疑者の自宅では25日午前7時ごろ、捜査員3人が家宅捜索を開始。7時間にわたって家宅捜索した。午後2時過ぎ、捜査員らが酒やコーヒーセットのほか、それらを買ったことを示す書類、名簿など百数十点を十数箱の段ボール箱に入れ、捜査車両に載せて運び出した。
∞定数減、若手出馬で苦戦 思うように支援得られず
佐藤容疑者は元米沢市職員。02年3月に退職し、03年4月、引退した元議長の地盤を引き継ぎ、別の現職と窪田地区の票を分け合う形で市議選に立候補、初当選した。
市の連合青年団長や小学校同窓会長などの役職経験から、青年団やPTAなどにも支持を求め地区では有力候補と見られていた。定数28に35人が立候補する大激戦で健闘、約1400票を集めて21位で当選した。議会では、地区の道路や水路の整備について質問した記録が残っている。現在は議運の副委員長も務めている。
今回の市議選は、定数が4減となり、29人が立候補した。激戦が予想される中、佐藤容疑者は、クリーンな選挙を強調していた。
選挙中、ずっと事務所を手伝ったという主婦(62)は「きまじめなタイプで、買収など絶対しない人だと思っていた。逮捕されたと聞いてびっくりした」。別の男性(77)も「事務所開きもお茶だけで簡素に済ませたほどだ」と言う。
一方で、佐藤容疑者は2期目の選挙に不安があったようだ。後援会幹部は「地元のために動かない、議会で居眠りしていたと悪評がたち、支援が思うように得られなかった」と漏らす。
同じ窪田地区南部から若手の新顔が名乗りを上げたことで、焦りもあったとみられる。告示前には支持者宅に夫婦であいさつ回りし、市選管から公職選挙法違反の恐れがあるとして注意を受けた。
1200
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/27(金) 22:18:53
清酒手に「区長推薦くれないか」
2007年04月26日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000704260003
∞頭下げ回る容疑者受け取った区長も 窪田町地区集落
3月中旬、鬼面川に面した60世帯ほどが集まって暮らす窪田町地区北西部の集落に佐藤容疑者の姿があった。
清酒2本を手に、区長(65)=当時=宅で頭を下げた。「区長推薦をくれないか」。だが、区長は即座に断った。「悪いが推薦はできない。帰ってくれ」
佐藤容疑者の市議としての評判は悪かった。前回選挙で当時の区長は「当選したら、道路を整備してほしいという集落の要望を市側に伝える」と約束した上で、佐藤容疑者を推薦した。
しかし、いつまでたっても実現しない。集落では「あいつは約束を守らない」という声が上がっていた。区長は「もう推薦はしない」と訪問を受ける前に心に決めていた。
同じころ、佐藤容疑者は同地区で別の複数の集落も訪ねていた。どの集落でも「総会で使ってください」と区長に頭を下げて、清酒を差し出す。「それは困る」とすぐ突き返した区長がいる一方で、そのまま受け取った区長もいた。
佐藤容疑者は区長らに選挙の苦境を訴えて回った。新しい住宅地と田園地帯が混在する窪田地区は毎回、市議2人を議会に送り込んでいた。
今回は、佐藤容疑者を含む現職2人に新顔の計3人が立った。「支持が広がらず、悩んでいる様子だった」とある区長は話している。
1201
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/28(土) 08:12:55
県議選違反吉田豊容疑者を逮捕
票取りまとめ報酬渡す 讀賣青森
県警捜査2課と八戸署は27日、8日投開票の県議選で上北郡区から立候補して落選した東北町旭南3、農業吉田豊容疑者(48)を、公職選挙法違反(事前運動、現金買収)の疑いで逮捕した。吉田容疑者の陣営はすでに、運動員ら7人が逮捕されている。
調べによると、吉田容疑者は1月中旬ごろ、運動員の附田光雄容疑者(48)(逮捕済み)と共謀し、別の運動員に票の取りまとめなどの報酬として現金数十万円を渡した疑い。
上北郡区(定数4)には7人が立候補し、吉田容疑者は6位で落選した。
吉田容疑者は、これまでの読売新聞の取材に対し、「(現金授受を)私はやらせていません。(違反には)注意するように言ってましたから」などと話していた。
一方、青森区検は27日、吉田容疑者の陣営の運動員から現金6万円を受け取るなどしたとして、六戸町犬落瀬、大工佐々木清一容疑者(59)を同法違反の罪で青森簡裁に略式起訴した。同簡裁は同日、罰金50万円と追徴金6万円、公民権停止5年の略式命令を出した。
(2007年4月28日 読売新聞)
1202
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/28(土) 08:38:53
全員協議論は平行線 総社市長介入問題 讀賣岡山
総社市の竹内洋二市長(57)が、市長の介入を禁止した市の内規に反し、指名競争入札の業者選定に“口出し”した問題で、市議会は27日、事実解明のための全員協議会を開いた。竹内市長は改めて「指示はしていない」と介入の事実を否定したが、「市長の行為は介入にあたる」とする議員も多く、議論は平行線をたどった。市議会は「真相究明にはほど遠い」と判断、百条委員会の設置も含め、5月7日に開く議会運営委員会で具体的な方策を協議することとなった。
全員協議会では、昨年10月の市の内規改訂以降も、市長の“口出し”で指名メンバーが変更されたとする疑惑について質疑が行われ、冒頭、竹内市長は、「法律、規則に違反することはしていないが、ご心配をおかけしたことについては深くおわびしたい」と謝罪した。
その上で、「水道事業管理者として、いつも指名に入っている業者が外れた理由を正しただけで、(指名メンバーに入れるよう)指示はしていない。業者から頼まれたわけでもない」と重ねて介入の事実を否定。
吉冨陸夫副市長も「疑惑を招いたことは反省している。(2度目の)指名委員会の開催は指示したが、これを入れろと命令はしていない」とした。
これに対し、議員からは「『なぜ入っていないのか』と担当者に尋ねること自体、職員への無言の圧力だ。10月の内規に確実に違反する」「なぜ指名委員会の決定通りに印鑑を押さなかったのか」などとして、さらに詳しい事実関係の説明を求めた。
結局、「当局側の説明では、納得できない。市民の関心も非常に高く、市議会の責任として、引き続き真相究明に努めていきたい」との認識で一致。発言に一定の法的拘束力を持つ百条委の設置を求める意見も出され、今後の具体的な対応については再度、議会運営委員会で協議することを決めた。
協議会終了後、服部剛司議長は「百条委のほか、特別委の設置や監査請求など、様々な手法が考えられる。市民の関心も高く、真相解明に向け、議会として最善の方法を話し合いたい」と、真相究明に意欲を示した。
竹内市長は「説明を求められれば、誠心誠意説明する」と話した。今回の問題を受け、業者指名に関する全権を副市長に一任する方向でシステム改訂を検討していることも明らかにし、「早ければ6月にも運用開始したい」とした。
(2007年4月28日 読売新聞)
1203
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/28(土) 08:39:23
知事後援会選対費疑惑 解明へ新展開なし
県議会調査会 座長が追加報告書提出 讀賣広島
藤田知事後援会の選挙対策費疑惑などについて、県議会調査会の平浩介座長が27日、追加報告書を新田篤実議長に提出した。真相解明につながる新展開はなく、調査会の存続を含めた今後の対応は新議員で協議する。
追加報告書は昨年12月に中間報告書を提出した以降に開いた3回分の内容。2003年12月に開かれた藤田知事の政治資金パーティー券を大量購入するなどした3団体からの「(知事後援会からの)押しつけではなかった」などとする回答や、一度は調査会への出席を表明した元後援会事務局長が一転して拒否したことなどを説明している。
提出後に記者会見した平座長は「多くの県民は『対策費はあったに違いない』と感じているが、真相解明は難しい。けじめをつけるには政治倫理条例の制定などが必要だと思う」と述べた。
また、今期で引退する新田議長はこの日記者会見し、「今議会で真相解明を果たすとの強い気持ちで努力してきたが、県民の県政に対する信頼を回復できず誠に残念」と話した。
(2007年4月28日 読売新聞)
1204
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/28(土) 08:40:59
県議選落選候補買収容疑で逮捕 讀賣高知
県警捜査2課と南国署は27日、県議選南国市区に無所属で立候補し、落選した同市緑ヶ丘1、沢田幸子容疑者(57)を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕。同市岡豊町笠ノ川、無職内田明治(63)、妻佐千子(55)、同市幸町、会社役員和田敏(65)の3容疑者を同法違反容疑で再逮捕した。
調べでは、4人は3月31日、期日前投票会場の同市役所で、市内の女性(59)に、票の取りまとめの報酬などとして1万数千円を渡した疑い。沢田容疑者は「一切知らない」と否認しているが、他の3人は容疑を認めている。
(2007年4月28日 読売新聞)
1205
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/28(土) 09:08:59
「どこでもやっている」 三股町長が指名外し
2007年4月28日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200704280109
三股町の桑畑和男町長(76)が、昨年9月の町長選で他候補を支持した建設業者らを、半年以上にわたって町発注工事の指名に入れていないことが分かった。業者らは「生活できない。死活問題」と困惑。桑畑町長は、選挙協力がなかったことが要因と認め「うち(の町)だけではない。どこでもやっていること」と開き直りとも取れる発言をしている。
町長選は桑畑町長のほか、元職と新人が出馬。指名外しは、この2人を支持した業者約10社が対象とみられる。ある建設業者は2003―05年度に毎年11―4件あった指名が昨年9月以降ゼロになり、「驚いた。こんなことは今まではなかった」と憤る。ほかの業者らも例年5―10件前後あった指名が途絶えたという。
1206
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/28(土) 21:52:27
選挙:上三川町長選 落選・田村氏、最終学歴を訂正 /栃木
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tochigi/news/20070428ddlk09010176000c.html
統一地方選の上三川町長選に立候補、現職に敗れ落選した元同町議、田村稔氏(48)は27日、選挙期間中に最終学歴として公表した、米国ビッグベンド大学の「卒業」を「修了」に訂正すると発表した。
選挙中に報道機関から問い合わせがあり、同大に確認したところ、「修了証書」が26日に届いたという。田村氏は「(82年まで)2年間で76単位を取得し、卒業と理解していたが、大学の規則では修了だった」と説明している。【佐野信夫】
毎日新聞 2007年4月28日
1207
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/28(土) 21:57:44
批判本賠償訴訟:元教諭批判の本、名誉棄損認める 3都議に賠償命令−−地裁 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070428ddlk13040391000c.html
都内の元中学校教諭、増田都子(みやこ)さん(57)が「自分を批判する本で名誉を傷つけられた」などとして、著者の都議3人と出版社に820万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は27日、76万円の支払いを命じた。遠山広直裁判長(転勤のため笠井勝彦裁判長代読)は判決で「多分に憶測が含まれていたり、過度に蔑視(べっし)的な表現が一部にある」と述べた。
敗訴したのは▽土屋敬之▽古賀俊昭▽田代博嗣−−の3都議と展転社(文京区)。判決によると、増田さんは社会科教諭時代に米軍基地問題などを取り上げた授業を巡り保護者から抗議された末、減給処分を受けたりした。3都議は00年にこの経緯を記した本を出版、増田さんを「偏向授業をしている確信犯」「教師としての資質に一番欠ける人物」などと表現した。【高倉友彰】
毎日新聞 2007年4月28日
1208
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/28(土) 22:07:16
輪之内町長選の公選法違反:前助役逮捕に町民ら困惑、町政に支障も /岐阜
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gifu/news/20070428ddlk21040198000c.html
◇幹部が緊急会議、今後の対応話し合う
統一地方選の輪之内町長選で初当選した前町助役、渋谷桂一容疑者(66)と妻ら4人が公職選挙法違反(現金買収、事前運動)の疑いで県警に逮捕された事件で、町役場では27日、幹部が緊急の会議を開き、今後予想される再選挙などに向けて対応を話し合った。町長不在が長引けば町政に支障が生じる恐れもあり、町職員や町民の間に困惑が広がっている。
町役場では午後5時から、29日に任期満了となる渡辺勉町長の退任式が開かれた。職員約80人が出席し、30日から町長職務代理者を務める予定の小見山剛参事がお礼を述べたあと渡辺町長があいさつ。3期12年を振り返り「市町村合併ができなかったことは心残りだが、素晴らしい仕事をさせていただいた。ただただ感謝を申し上げるのみ」と述べたが、事件には触れず、厳しい表情だった。
◇「逮捕者」のうわさも−−渋谷容疑者、自ら信頼裏切る形に
同町長選は、渋谷容疑者と元県職員の木野隆之さん(60)の差がわずか85票。激戦だっただけに地元では「逮捕者が出るのでは」とのうわさが飛び交っていた。
渋谷容疑者は木野さんの出馬表明から5日後の1月15日に町長選への名乗りを上げた。これを受け、昨年の12月議会で4選に向けて出馬表明していた渡辺町長が19日に立候補を断念。2月23日には元町議長の小寺強さん(60)も出馬の意向を示し、三つどもえの争いとなった。
当初は、木野さんと小寺さんが小・中学校の同級生で出身地区も同じであるために票が分散し、渋谷容疑者が優勢と伝えられた。しかし木野さんが草の根選挙で激しく追い上げ、渋谷容疑者の総決起集会では陣営からもブーイングが出るような応援弁士の激しい木野さん批判があった。運動員までもが土下座する異様な光景も見られた。
渋谷容疑者は選挙のマニフェストで「自立し、信頼される街」を訴えたが、自ら信頼を裏切る形になった。
◇「勝ちたい」思い裏目に出たのか−−容疑者の近隣住民
渋谷容疑者の自宅近くの住民からは驚きの声が相次いだ。
同町では12年前の町長選でも選挙違反が発覚した。ある男性は「選挙違反の取り締まりは厳しくなっている。気が小さくて、とてもそんなこと(選挙違反)ができるような人ではない。勉強不足だったのでは」と言う。
主婦の一人は渋谷容疑者の逮捕を知り「信じてたのに」と声を失ったという。「『勝ちたい』という一生懸命さが裏目に出たのでは」と話し、選挙違反事件が繰り返されたことに「恥ずかしい。他の町の人からあれこれ言われても仕方ないわね」とこぼしていた。
県警は27日、渋谷容疑者ら4人を公選法違反容疑で岐阜地検に送検した。【子林光和、鈴木敬子、稲垣衆史】
毎日新聞 2007年4月28日
1209
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/28(土) 22:15:26
公選法違反:買収容疑で4人逮捕 県議選の澤田幸子候補者ら、現金渡す /高知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kochi/news/20070428ddlk39040221000c.html
◇票取りまとめで現金渡す−−県警捜査二課
県警捜査二課と南国署は27日、投票の謝礼や票のとりまとめの見返りに現金を支払ったとして、県議選南国市選挙区から立候補して落選した南国市緑ケ丘1、澤田幸子容疑者(57)ら4人を公選法違反(現金買収)容疑で逮捕した。
他に逮捕されたのは、同容疑で既に逮捕されている同市岡豊町笠ノ川、無職、内田明治(63)▽同、妻佐千子(55)▽同市幸町2、会社役員、和田敏(65)の3容疑者。
同課の調べでは、4人は共謀。3月31日、同市役所駐車場で期日前投票を終えた同市内の女性(59)に投票や票のとりまとめの見返りとして現金数千円を渡した。また、女性が連れてきた数人への報酬などとして、さらに現金1万数千円を渡した疑い。澤田容疑者は「一切知らない」と容疑を否認しているという。同課では現金の出所や余罪などを追及する。
澤田容疑者は、本人が提供した経歴表などによると、1972年に四国女子大(現四国大)を卒業。県職員を務めた後、渡米。帰国後、91年の南国市議選に初当選。3期務め、03年12月の市長選に立候補したが、落選。今月8日投開票の県議選では、南国市選挙区(定数2)から立候補。出馬した5人中最下位得票で落選した。
今回の県議選での逮捕者はこれで5人となったが、候補者本人の逮捕は初めて。県議選立候補者の逮捕は95年に土佐郡選挙区で落選した男性が同容疑で逮捕されて以来。【近藤諭、服部陽】
毎日新聞 2007年4月28日
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/28(土) 22:40:12
自民現職逮捕に衝撃 連続無投票で焦りか 「イメージダウン心配」 埼玉
http://www.saitama-np.co.jp/news04/28/18x.html
現職県議逮捕のニュースは県議会に衝撃を走らせた。四月の選挙で新人二人と争い、大差をつけての当選。それだけに、近藤容疑者の同期の自民県議は「驚いた。まじめで子煩悩というイメージがあり、まだ信じられない」と話す。四期連続当選を果たしたが、そのうち一九九九年、二〇〇三年の二回は無投票。「その焦りがあったのでは」と指摘する声もある。
記者から「逮捕」の一報を伝えられた民主党県議は「えーっ。本当ですか」と驚きの声を漏らす。県議会副議長など要職を務めた議員だけに「議会のイメージダウンにつながる。影響は大きいだろう」とした。
県議選では、県議本人が逮捕された九五年に続き、九九年に買収容疑で運動員が逮捕され、県議が辞職するなど、過去にも同様の事件が起きている。山岸昭子共産党県議団長は「公正・公平な選挙でやってはいけないこと。金権体質を改めるべきだ」と批判した。
四月の選挙で近藤容疑者と戦った鈴木啓太郎氏は「二度の無投票当選で後援会の立て直しなど焦りがあったのでは。選挙戦で近藤さんは『互いに切磋琢磨(せっさたくま)してまちをよくしよう』と言っていたのに残念」と話している。無所属で初当選し、自民党県議団に入団予定の男性は「議員としてあってはならない。会派を是正するよう頑張りたい」と話した。
近藤容疑者は九五年に県議初当選後、まず無所属系会派に所属し、九九年十二月に自民党県議団に入団。〇四年三月から一年間、県議会副議長を務めた。三期目の最後は決算特別委員会委員長や教育改革・スポーツ振興特別委員会委員長を歴任した。
副議長経験、父は元市長
近藤善則容疑者は父・克郎氏が旧上福岡市の初代市長、祖父の源吉氏も当時の村議会議員を務めるなど、地元政界のサラブレッド的存在。二十八歳で旧上福岡市議に当選して二期務めた後、一九九五年には三十六歳の若さで県議に初当選し、四月八日に連続四選を決めたばかりだった。
しかし四年前と八年前の県議選は連続無投票当選で、今回の選挙は十二年ぶりだった。選挙区である旧上福岡市のエリア自体は変わらないものの、旧大井町との合併で“地元”ふじみ野市議会とのかかわりや様相も十二年前とは一変。慣れない選挙に危機感を強めていたとの見方もある。
今回の県議選では、対抗馬の民主系新人が「十二年間の無風状態が市の発展を停滞させた」などと、現体制脱却を強調したのに対し、近藤容疑者はこれまでつくり上げてきた県との人脈、実績をPR。「県議会与党でパイプをつくってきた自分でなければ、結局は何もできない」などと訴え、閣僚も応援に駆け付ける熱の入った選挙戦を展開していた。
近藤容疑者は“誠実でまじめ”として近所の評判もよく、「将来は市長に」と期待する声も多かった。近所の女性は「腰の低い人。何事も一生懸命なので本当に驚いた」と、信じられない様子だった。半面、まじめさが“地味”とみられるケースもあり、「何をやったか、あまり目立たない。そんなに人気がなかったのでは」と話す市民もいた。
ふじみ野市の島田行雄市長は「報道を聞いて驚いている。事実とすれば大変遺憾に思う」とコメントした。
・・・・・
自宅を家宅捜査
県警は二十七日、近藤容疑者の自宅を家宅捜索した。
近藤容疑者宅は代々地主で、広大な家屋敷に蔵もある。
午後二時ごろ、県警の捜査車両三台が自宅に到着。捜査員十五人が約六時間半にわたって捜索し、選挙会議資料やパソコンなど段ボール十四箱分の資料を押収した。
1211
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/30(月) 21:07:18
12年ぶり選挙 危機感 公選法違反容疑の近藤県議
2007年4月28日 埼玉
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20070428/CK2007042802012207.html
公職選挙法違反(現金買収など)容疑で県警捜査二課に逮捕された、県議の近藤善則容疑者(48)=西5区(ふじみ野市の一部)=が票の取りまとめを依頼して現金を渡していた五人は、いずれも同市議だったことが二十七日、分かった。近藤容疑者は今回、十二年ぶりの選挙戦で、地元市議らは「相当危機感を持っていた」と指摘する。同課はこの日、近藤容疑者の自宅を捜索して関係資料を押収。買収に至る経緯についても詳しく調べる。 (萩原誠、池田悌一、山口哲人)
一九九五年の県議選で初当選した近藤容疑者は、その後二回の選挙は無投票当選だった。今県議選で近藤容疑者を支援した市議は「ちまたでは、負けそうだと言われていた。十二年ぶりの選挙で、本人は相当、焦っていたんだろうね」と振り返る。
この市議は「支える側の我々の中でも『自分たちの選挙もあるのに、大変だよ』とブツブツ言う人は多かった」と話し、近藤容疑者が市議の協力を得るために「がむしゃらだった」と感じていたという。
複数の保守系市議が、近藤容疑者について「やたら『頑張る』と言っていた」「相当、危機感を持っている様子だった」などと語る。「全然動いていなかった市議が、急に応援し始めたのでおかしいと思った」と首をかしげる別会派の市議もいた。
現職県議の逮捕は一九九五年以来で、前回も自民の県議だった。同党県議は「真面目な人だと思っていたのに残念。『カネ=自民』のイメージが広がらなければいいが…」と苦り切った様子。別の県議は「次回の市長選に意欲があるように聞いていた。それと何か関係があるのでは」と推測していた。
1212
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/01(火) 23:03:45
桑畑・三股町長:「町長選で対立候補応援」 12業者指名外し /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070501ddlk45010263000c.html
昨年9月の三股町長選で、3選された桑畑和男町長(76)の対立候補を応援した建設業者ら12社が、選挙前から半年以上にわたって町発注工事の指名競争入札に指名されていないことが分かった。業者らは「町長から『選挙で私を応援しなかった』と言われた」と話している。桑畑町長は「選挙は(しこりが残って)そういうことになるのではないか」と、町長選を巡る対立が背景にあることを事実上認めた。
町長選には桑畑氏と元職、新人の3人が立候補し、桑畑氏が大差で当選した。業者らによると、指名がなくなったのは町長選の構図がはっきりした昨年8月ごろから。05年度は3〜13件、12業者平均約7件の指名を受けていたが、その後は1件の指名もなかった。
7業者は1月、町長に「よろしくお願いします」と指名に入れるよう要請した。町長はその際、選挙の応援がなかったことに言及したという。業者らは「選挙前までは普通に指名に入っていたのに、あまりにもあからさま」と訴えている。
今年度に入り、指名された業者もいる。桑畑町長は「反省すべきは反省する。年度末は元々、町発注工事が少ない時期であり、仕事が出るのはこれからだ。新年度は(このような事態は)解消する」と話している。【木元六男】
毎日新聞 2007年5月1日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/02(水) 07:59:34
背任容疑:新潟の掘削会社役員ら逮捕 生駒市の公共事業
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070502k0000m040142000c.html
奈良県生駒市の公共事業を巡る背任事件で、大阪地検特捜部は1日、中本幸一前市長(70)や市議会元議長の酒井隆容疑者(65)と共謀の上、同市発注の足湯の建設工事を不当な高値で受注し、市に約2000万円の損害を与えたとして、新潟県南魚沼市の掘削会社「中由商会」取締役、中島三晴(51)と同、中島直人(41)の両容疑者を背任容疑で逮捕した。特捜部は、水増しされた約2000万円の一部が、同社と懇意の酒井容疑者側に渡った疑いもあるとみて追及する。三晴容疑者は否認、直人容疑者は容疑を認めているという。
調べでは、中島容疑者らは中本前市長、酒井容疑者らと共謀し、05年12月、地方自治法の規定で随意契約で発注できない額の工事であるのに、入札が実施された場合の適正価格を約2000万円上回る5355万円で、生駒市と足湯建設工事を随意契約し、市に損害を与えた疑い。
毎日新聞 2007年5月2日 3時00分
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/02(水) 08:21:40
公設秘書、議員への寄付2億8千万円 「強要」証言も
2007年05月02日06時04分
http://www.asahi.com/national/update/0502/TKY200705010448.html
公金から給与が支出されている国会議員の公設秘書が、所属する国会議員の政治団体に寄付するケースが相次いでおり、03〜05年の3年間で国会議員114人の公設秘書205人(いずれも元職を含む)から総額約2億8000万円が支出されていることが朝日新聞の調べで明らかになった。大半の議員や秘書が自主的な寄付だとしているが、「寄付を前提に採用された」「強要された」との証言もある。公設秘書の給与が政治資金に回っているとみられる実態が浮き彫りになった形だ。
03〜05年の政治資金収支報告書によると、03年には64議員の104秘書が約8500万円を所属議員の政治団体に献金。04年は71議員の秘書120人が約1億2000万円、05年は49議員の秘書78人が計約7500万円を寄付している。最も多く寄付を受けていたのは民主党の参院議員で、3年で計約1380万円。次いで自民党の参院議員と民主党の衆院議員がそれぞれ3年で約1000万円となっている。民主党の2議員は「自主的な寄付だ」と回答、自民党議員は取材に答えなかった。
ある自民議員は03年だけで、当時の第1秘書から給与のほぼ全額にあたるとみられる800万円を受領。配偶者を公設秘書として登録し、3年間で計約800万円の寄付を受け取っていた参院議員もいた。献金額でみると、民主が約7割、自民が約3割を占める。
寄付した公設秘書のうち70人が3カ月以上連続で振り込んでいた。この70人に尋ねたところ、回答した約6割の秘書のほぼ全員が「自主的な寄付だ」と答えた。
その一方、複数の秘書は「議員側から強要され、仕方なく寄付していた」「採用の際、寄付を前提に話が決まった」などと証言する。
また、収支報告書に「会社員」や「無職」と虚偽の肩書を記載していた秘書が16人いた。
国会事務局によると、公設秘書の給与は年齢や経験によって決まり、昨年度の年収は政策秘書で約710万〜1120万円、第1秘書で約670万〜1100万円、第2秘書で約510万〜810万円となっている。
公金流用の恐れ
新藤宗幸・千葉大法経学部教授(行政学)の話 公設秘書給与は、秘書の生活を保障するために国が目的を定めて支出している公金だ。雇用権限を持つ議員が秘書の給与を目的外の政治資金に組み入れることは、公金の流用ともとられかねない。政治資金の流れの透明性を保つという政治資金規正法の趣旨にも反している。
◇キーワード◇公設秘書制度 議員1人あたり政策、第1、第2の計3人の公設秘書が認められ、特別職公務員として国から給与が支給される。勤務実態のない秘書を登録していた給与詐取事件が発覚したことなどから、04年5月に秘書給与法が一部改正され、議員の配偶者や65歳以上の採用禁止▽兼職の原則禁止▽寄付の要求の禁止などが盛り込まれた。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/02(水) 08:27:42
県議選で落選 成田文雄容疑者を逮捕
運動員に現金渡した容疑 讀賣青森
4月8日投開票の県議選で運動員8人に現金計十数万円を渡したとして、弘前署は1日、南津軽郡区から立候補し、落選した藤崎町藤越東亀田、建設工事業成田文雄容疑者(54)を公職選挙法違反(日当買収)の疑いで逮捕した。
調べによると、成田容疑者は4月8〜10日ごろ、田舎館村と藤崎町で運動員8人に対し、自分の名前などが書かれたチラシなどの文書を有権者に頒布したことなどへの報酬として、現金計十数万円を渡した疑い。
成田容疑者は1995〜97年に藤崎町議を務めた。今回の県議選には南津軽郡区(定数1)から民主党公認で出馬。自民党公認の現職候補と戦ったが、当選者と4648票差の2676票にとどまり、落選した。
(2007年5月2日 読売新聞)
1216
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/02(水) 08:38:47
#なんだこいつは
選挙公報に虚偽経歴 森・世田谷区議
外務省「1等」書記官と記載 讀賣東京
先月の統一地方選の世田谷区議選で、民主公認でトップ当選した新人の森学氏(38)が、選挙公報やポスターに虚偽の経歴を記載していたことが1日、わかった。元外務省職員の森区議は在ルクセンブルク大使館に勤務していた当時の肩書について、実際には2等書記官として活動していたのに、選挙公報などには「1等書記官」と記載していた。
森区議は虚偽記載を認め、1日付で同区議会議長あてに謝罪文を提出した。
森区議によると、外務省内での当時の職位は3等書記官で、4年前まで同大使館に勤務していた。小国の大使館では、相手国に失礼がないよう、実際の階級より高く名乗る「ローカルランク」という仕組みがあり、それにより森区議は一つ上の「2等書記官」を名乗って活動することを許されていた。
今回、1等書記官と記載したことについて、森区議は「外交官用の当時のパスポートに2等と記載があり、それを本来の階級と思いこみ、1等書記官として働いていたと勘違いした」と説明している。有権者の指摘で改めて外務省に問い合わせたところ、間違いが分かったという。
森区議は「不正確な経歴を記載してしまい、区議会と区民の皆さんにご迷惑をおかけした。深くおわびします」と話している。森区議は、同区議選で最多の7554票を獲得した。
(2007年5月2日 読売新聞)
1217
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/02(水) 08:53:30
前那賀町長告訴 「流用金使途明らかに」
14日から町民説明会 讀賣徳島
公金を無断で借り入れ、横領した金の穴埋めに充てたとして、那賀町の日下正隆前町長を告訴した同町の坂口博文町長は1日、町役場で記者会見。「捜査で金額の使途などを明らかにしてほしい」と期待を寄せる一方、引き続き真相解明に向けた調査を実施していく考えを示した。14日から各地区計12か所で町民説明会を行う。
坂口町長は、1日午後3時に、担当課長や弁護士とともに那賀署を訪れ、告訴状を提出。その後の記者会見で原因究明について「議会と十分協議し、外部の専門家を加えた委員会を設けたい。その方が住民も納得してもらえる」と述べた。
また、行方不明になっている日下前町長については「毎日、携帯電話を鳴らしているが、呼び出し音が鳴ったままの状態が続いている」と説明。「本人の口から話してもらうことが罪滅ぼしになり、町民に対する一番の謝罪になるはずだ」と訴えた。
坂口町長によると、町では、金融機関から日々の金銭の出入りを記録した日計表が出納室に提出されているが、日下前町長が公金を流用した時期については、日下前町長によって改ざんされた可能性もあるといい、金融機関から関係書類を取り寄せ、近く照合する。
また、日下前町長が旧鷲敷町(現那賀町)土地開発公社理事長だった時期のうち、2003〜05年度の出納簿はなくなっているという。本来は公社の出納管理者が保管するが、日下前町長は自ら管理したという。
近くの主婦(80)は「優しくおとなしい日下前町長が、大金をどうしたのかと気になる。(告訴を受けて)早く明らかになれば」と話していた。
(2007年5月2日 読売新聞)
1218
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/02(水) 09:07:39
「建設費むちゃくちゃや」 前生駒市長、知人に漏らす
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007050201000020_National.html
奈良県生駒市の足湯施設建設をめぐる背任事件で、中本幸一前市長(70)が施設オープン直前の昨年一月ごろ、「足湯の建設費はむちゃくちゃや」などと市長室を訪れた知人に漏らしていたことが2日、関係者の話で分かった。
スポーツ公園用地売買をめぐる背任事件で逮捕された前市議会議長酒井隆容疑者(65)については「あいつがおらんかったらもっと安くできたのになあ」と話し、酒井容疑者に工事費水増しを迫られたことを認めていたという。
工事の下請けには酒井容疑者が実質経営する建設会社が入っており、大阪地検特捜部は、酒井容疑者が中本前市長に工事費の水増しを要求、中本前市長も不当な高値と認識していたとみて、詳しい経緯を調べている。
1219
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/03(木) 00:47:11
川添元自民県連会長を起訴 公選法違反罪
2007年5月2日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200705020110
4月8日投開票の県議選に絡み、会合を開き出席者に現金などを配ったとして、宮崎地検は2日、公選法違反(現金買収、供応接待、事前運動)の罪で元自民党県連会長の川添睦身容疑者(73)=宮崎市学園木花台南3丁目=を起訴した。
起訴状によると、川添被告は昨年12月21日、同市内のホテルで、県議選宮崎市区から立候補、当選した長男の博議員(45)=同=を当選させる趣旨で会合を開催。
博議員の選挙運動員ら53人に、博議員への投票と票のとりまとめなどの選挙運動に対する報酬として、1人当たり現金2千円を渡し、うち52人に昼食として1200円相当の弁当を出して接待した。
川添被告は起訴事実を認めており「選挙地盤が弱いと分かっていたので、何としても息子に当選してもらいたいという焦りからやった」と供述している。
1220
:
名無しでチュウ
:2007/05/03(木) 08:19:15
玉野市議でたらめ政調費
「税金は小遣いでない」 讀賣岡山
まさか税金で、孫と東京ディズニーランド旅行するなんて――。複数の玉野市議による政務調査費の不適切支出が明らかになった2日、市民からは「税金は議員の小遣いではない」と驚きと怒りの声が上がった。先月22日の統一地方選後半戦で市議選が行われ、問題の支出のあった議員も多数再選。9日には改選後初の会合が開かれる予定で、今後、政務調査費の見直しについての議論を迫られることになりそうだ。
東京ディズニーランドへの入園が自由にできる「パスポート券」を含む旅費や、カンボジアへの旅行代金などを請求していた議員(65)は、「知見を広めるため、世界遺産や人気スポットを見ておきたかったが、やりすぎだった」と反省する。
子ども向けアニメのマンガ本を購入していた議員(72)は、温泉入浴代800円も請求し、「高齢者から子どもまでの心理を知るために必要だった」と弁明する。
ほかに車の修理代やDVDプレーヤーの購入費などを請求する議員もいた。視察先や目的が明記されていない旅費の領収書も複数見られたほか、ただし書きが記されていない領収書も。ガソリン代や電話代などは、公私の区別が不明確なものが多かった。
一方、使途の基準が明確でなく、誤解を招くなどとして、2006年度は1人の議員が全額を返納。9人が一部を返納した。しかし、4月30日の期限までに収支報告書を提出していない議員が5人いるという。
現在、05年度分について黒田晋市長が、市監査委員に監査請求中。市議会事務局は「2月の市議会代表者会議では、選挙後直ちに領収書添付を義務づけ、使途基準を細かく見直すことを申し合わせている」という。
「市民オンブズマンおかやま」の重田龍三代表幹事(70)は「問題外で、議員の資質が問われる。不正に使った金は速やかに返還すべきだ。玉野のケースは、氷山の一角だと思う。すべての自治体で一刻も早く透明性を高めるよう改めるべきだ」と批判している。
元東京都武蔵村山市議で、地方自治評論家の富久尾浩さんの話「東京を中心に監視の目は年々、厳しくなっているが、地方ではまだ、こんなでたらめな支出がまかり通っていたとはあきれる。市民は議員の税金の使途について目を光らせることが必要だ」
(2007年5月3日 読売新聞)
1221
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/03(木) 23:25:18
森・世田谷区議:選挙公報で虚偽経歴 議長あて謝罪文 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070503ddlk13010226000c.html
先月22日に投票があった世田谷区議選で、トップ当選した民主党の森学区議(38)が、選挙公報やポスターに虚偽の経歴を掲載していたことが分かった。元外務省職員だった森区議は、海外の大使館で「2等書記官」として活動していたが、「1等書記官」と虚偽記載しており、同区議は1日付で同区議会議長あてに謝罪文を提出した。
外務省によると、森区議は在ルクセンブルク大使館に勤務していた01〜03年当時、3等書記官だったが、相手国に失礼がないように一つ上の役職を名乗る「ローカルランク」制度にのっとり、「2等書記官」として活動していた。
虚偽記載について、森区議は「当時の外交官パスポートに2等と記載があったため、ローカルランクで1等書記官として働いていたと勘違いした」と話している。
区選管によると、選挙公報への虚偽記載は公職選挙法235条に抵触する可能性もあり、違反となれば2年以下の禁固または30万円以下の罰金刑になるという。
森氏は区議選で7554票を獲得し、初当選した。【三木幸治】
毎日新聞 2007年5月3日
1222
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/03(木) 23:35:21
県議選の供応買収:容疑者を起訴 県警、別の事件で再逮捕 /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20070503ddlk24040413000c.html
先月8日投開票の県議選に絡む公職選挙法違反(供応買収、事前運動)事件で津地検は2日、紀北町紀伊長島区道瀬、飲食店経営、奥地敬子容疑者(68)を同法違反の罪で津地裁に起訴した。
起訴状などによると、奥地被告は告示前の昨年12月上旬ごろ、同区内の民宿で、知人9人に1人当たり約5600円相当の酒食を振る舞い、票の取りまとめを依頼した。
奥地被告は尾鷲市・北牟婁郡選挙区で当選した塩谷龍生氏(67)の運動員。
また県警捜査2課と尾鷲署は2日、昨年11月にも同区内の民宿で、知人10人に1人当たり6000円相当の酒食を振る舞い、塩谷氏への票の取りまとめを依頼した疑いで奥地被告を同法違反容疑で再逮捕した。この酒食の席にも塩谷氏は同席していたという。【高木香奈】
〔三重版〕
毎日新聞 2007年5月3日
1223
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/04(金) 00:27:14
山形の村山隆県議、酒気帯び運転容疑で切符切られる
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070503i412.htm
山形県の村山隆県議(47)=無所属、2期目=が2日未明、山形市内で酒を飲んで乗用車を運転し、道交法違反(酒気帯び運転)で交通切符を切られていたことがわかった。
同県警の調べなどによると、村山県議は2日午前4時ごろ、同市内で県警自動車警ら隊の飲酒検知を受けて呼気からアルコール分が検出され、交通切符を切られた。
1日夕から同市内の飲食店で同僚県議ら数人と酒を飲み、近くに止めていた自分の乗用車内などで数時間休息した後、同市に隣接する中山町の自宅に帰る途中だったという。
(2007年5月3日21時40分 読売新聞)
1224
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/04(金) 09:39:44
公選法違反 塩谷陣営の運動員を再逮捕 三重伊勢
http://www.isenp.co.jp/news/20070503/news03.htm
県議選尾鷲市・北牟婁郡選挙区で初当選した塩谷龍生陣営の選挙違反で、公選法違反(供応買収、事前運動)容疑で逮捕された紀北町紀伊長島区道瀬、喫茶店経営奥地敬子容疑者(68)が、別の日にも投票や選挙運動の見返りに酒食接待した疑いが強まり、県警捜査二課と尾鷲署は二日、同容疑で再逮捕した。三日、塩谷氏の後援会事務所や奥地容疑者が経営する喫茶店など関係十カ所を捜査員約四十人態勢で再捜索する。
調べでは、奥地容疑者は昨年十一月九日、紀北町紀伊長島区道瀬の民宿で、塩谷氏への投票や投票依頼といった選挙運動をしてもらう見返りに、一人当たり約六千円相当の酒食接待を同区内の五十―七十代の女性十人にした疑い。容疑を認め「わたしが催し、支払いもした」と供述。塩谷氏の関与は黙秘している。
この宴席にも、塩谷氏本人が出席。紀北町長選への不出馬などについて話した。奥地容疑者が塩谷氏の県議選出馬を述べた後、塩谷氏は「その際はよろしく」と語ったという。奥地容疑者は「食事会をしよう」と知り合い数人に呼び掛け、その知り合いがそれぞれの友人らを伴って集まった。参加女性のほとんどが、奥地容疑者が先月十三日逮捕された容疑事実の昨年十二月の会合にも出席しており、同様の接待を受けている。
塩谷氏は、土木建設会社社長や海山町長を務めた後、自民党新人候補として県議選出馬。定数二の県議選尾鷲市・北牟婁郡選挙区には、塩谷氏のほか、無所属新人の津村衛氏(32)=尾鷲市=、無所属現職の野田勇喜雄氏(53)=同市=が出馬。塩谷氏は九千二票を獲得し、トップ当選を果たしている。
◇ ◇
津地検は二日、公選法違反(供応買収、事前運動)の罪で奥地容疑者を起訴した。起訴状によると、奥地被告は昨年十二月十一日ごろ、同町紀伊長島区道瀬の民宿で、地元女性九人に塩谷氏への投票や票の取りまとめなど選挙運動を依頼。報酬で一人当たり五千五百七十五円相当の酒食の接待をするとともに、立候補届け出前の選挙運動をした。
1225
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/04(金) 10:25:27
酒気帯び村山県議
会派除名に「県民におわびしたい」 讀賣山形
2日未明に道路交通法違反(酒気帯び運転)で摘発された村山隆県議(47)が3日、所属する会派「県政・公明クラブ」から除名処分を受けた。村山氏は読売新聞の取材に対し、「県民におわびしたい。(議員辞職するかどうかは)支持者や関係者と協議して対応を決めたい」と話している。
山形署などの調べによると、村山氏は1日夕から山形市内の飲食店で同僚県議ら数人と酒を飲み、乗用車内などで数時間休息した後、2日午前4時ごろ、中山町に帰宅しようと乗用車を運転した。パトロール中の県警自動車警ら隊員が、店の近くで村山県議に飲酒検知を行い、呼気からアルコール分を検出したという。
県政・公明クラブは3日午前、市内で緊急会議を開き、村山氏から事情を聞いた後、除名処分を決めた。
寒河江政好代表は、「昨年の県議会で、村山氏も賛成して飲酒運転撲滅の決議を行っている。会派の一員があってはならないことを起こし、県民に申し訳ない」と処分理由を述べた。
(2007年5月4日 読売新聞)
1226
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/04(金) 18:25:26
酒気帯び運転:村山県議を摘発 「酔いさめた」と車で帰宅中 /山形
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamagata/news/20070504ddlk06040129000c.html
東村山郡区選出の中山町長崎、村山隆県議(47)=無所属=が酒を飲んで車を運転し、県警自動車警ら隊に道交法違反容疑(酒気帯び)で摘発されていたことが3日分かった。村山県議は「酒がさめたと判断して運転してしまった。反省している」と話している。
調べでは、村山県議は2日午前2時ごろ、山形市のJR山形駅近くの路上で、車を運転中に職務質問を受け、酒気帯び状態と分かった。村山県議は1日夕方ごろから同市内の飲食店数軒で酒を飲んでいた。自家用車で1軒目の店に行き、次の店にはタクシーで移動。その後、再びタクシーで最初の店に戻り、自家用車で家に戻る途中だったという。
村山県議は4月の県議選で当選したばかりで現在2期目。村山県議が所属する県議会会派の県政・公明クラブは3日、山形市内で臨時総会を開き、除名処分を決めた。村山県議は進退について「有権者や支持者に事情を説明し、その後に、みなさんの意見を聞いて判断したい」と話している。
県議会は、昨年10月の定例会最終日に「飲酒運転撲滅に関する決議」を全会一致で採択した。決議は「飲酒運転の撲滅と交通事故のない社会の実現に向けて不断の努力を払うことを決意する」と宣言して、飲酒運転をなくすための強い意志を示していた。【林奈緒美、佐藤薫】
毎日新聞 2007年5月4日
1227
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/04(金) 22:22:24
県議選買収:埼玉・ふじみ野市議逮捕 5万円受け取る
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070505k0000m040089000c.html
4月8日投開票の埼玉県議選で現金を受け取ったとして、県警捜査2課と東入間署は4日、同県ふじみ野市福岡中央2、同市議、細井地久容疑者(75)を公選法違反(被買収)容疑で逮捕した。現金を受け取ったことを認めているが、買収の趣旨は否認している。
調べでは、細井容疑者は告示前の1月中旬、県議選西5区から立候補して当選した近藤善則容疑者(48)=同容疑(買収など)で4月26日逮捕=の自宅で、近藤容疑者から投票と票の取りまとめを依頼され、報酬として現金約5万円を受け取った疑い。細井容疑者は旧上福岡市議を3期務め、合併後初のふじみ野市議選で初当選した。【村上尊一】
毎日新聞 2007年5月4日 21時12分
1228
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/05(土) 22:18:02
港区議選の公選法違反:不正転入容疑でさらに2人逮捕 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070505ddlk13040120000c.html
先月22日に行われた港区議選に絡む住民票の不正異動事件で、警視庁捜査2課は4日、新たに新宿区新宿5、飲食店店長、金幸司(26)=韓国籍▽新宿区原町2、同、古沢進(26)の両容疑者を公職選挙法違反(詐偽登録)容疑で逮捕したと発表した。この事件の逮捕者は6人となった。
調べでは、両容疑者は新宿区内の経営コンサルタント会社社員、米田茂徳容疑者(25)=同法違反容疑で逮捕=と共謀、今年1月、それぞれ店長を務めるコンサルタント会社傘下の飲食店のホスト計6人に港区内の鉄板焼き店を転居先とする虚偽の住民異動届を区役所に提出させて、選挙人名簿に記載させた疑い。いずれも容疑を認めている。同区議選に出馬予定だったコンサルタント会社の取引先関係者に投票させる予定だったという。【石丸整】
毎日新聞 2007年5月5日
1229
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/07(月) 09:23:13
選挙公報に虚偽の疑い
2007年05月02日 朝日神奈川
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000705020004
4月8日に投開票された県議選座間市選挙区の選挙公報に虚偽の内容を記載したとして、県警捜査2課は1日、民主党公認で立候補、落選した菅原和洋元県議(65)を公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いで横浜地検に書類送検した。
調べでは、菅原元県議は4月4日に配布された選挙公報で、「私達(わたしたち)も応援しています」という部分に、本人の了承を得ないまま、座間市商工会会長名を記載した疑い。
商工会法では、商工会を特定の政党のために利用してはならない、と規定。菅原元県議は取材に対して、「ご迷惑をおかけして申し訳ない」と話している。
市選挙管理委員会によると、選挙公報は新聞の折り込みで約4万4千部が配布されたという。
1230
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/07(月) 09:43:57
自民党県連に異例の外部監査
2007年05月03日 朝日広島
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000705030003
藤田雄山知事の後援会をめぐる政治資金規正法違反事件で、過去の知事選で元県議会議長(自民党県連会長代行)に要求され、数千万円に上る「上納金」が知事陣営から同党県連に支払われたなどとする疑惑を受け、党本部が県連に対する異例の外部監査を実施したことが2日、分かった。
関係者によると、外部監査は先月27日に実施。公認会計士らが広島市中区大手町2丁目の党県連を訪れ、帳簿類をチェックしたり、県連事務局幹部から事情を聴いたりしたという。
奥原信也・県連幹事長は朝日新聞の取材に、元議長や後援会元幹部らに対する事情聴取は実施されていないとの見方を示し、「個人の問題であり、県連とは無関係だからだ」としている。
事件では、知事の元秘書が「97年の知事選で3千万円を県連に渡したと後援会元事務局長から聞いた」「01年には1500万円を渡したところ、元議長からあと3千万円を要求されたと人を介して聞いた」と地検の調べに供述。元議長は強く否定している。(福家 司)
1231
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/07(月) 09:51:18
任期残し辞職 その心は/元市議7人に聞く
2007年04月28日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000704280002
議員在職通算12年以上で、議員年金の受給資格がある市町村議のうち、4月の任期満了を待たずに3月末で辞職し、県議選にも出馬しなかった市議が、県内には7人いた。在任期間が4月にまたがっていたら、受け取れる年金は減額になっていたが、それを逃れるのが理由か、全員にきいた。「そうだ」「いや、心外だ」「知らなかった」「言えない」。答えは、さまざまだった。
「得な方を選ぶという、人間の本能が出ただけだ」。8期務めた80代の自民市議は、年金の減額逃れが理由だと率直に認めた。「選良としては、いかがなものかとは思うが」と自問しながらも、話は皮算用に及んだ。
辞職時の議員報酬と会派交付金の月額は、計約45万円。3月末に辞職したので、4月分は受け取れないが、年約30万円に及ぶ議員年金の目減りは防げた。「1年半以上、長生きできるなら、利口な選択といえる」
還暦を過ぎて3期で辞めた社民市議は「民間企業でいう早期退職制度と受け止め、辞職に踏み切った」。年金が減れば生計が苦しくなるという事情を支持者に隠さず説明し、理解を得たという。
7人中3人は、6期務めた60代の公明市議だった。
このうち1人は取材に対し、「年金なんか、なくても、十分、生活できる。疑われるのは心外だ」と、減額逃れを強く否定。一方で、「年金減額が続けば、市町村議のなり手はいなくなる」とも話した。
別の1人は「誰にも迷惑はかけていない。理由は勝手に想像してくれ」と回答。「私らが初めてではない」とも話した。
もう1人は「4月は議会が開かれないので、3月で辞職するのが潔い」と持論を述べた後、「年金の目減りは全く気にならなかったと言えば、うそになる。掛けただけの金額を受け取る権利はある」と打ち明けた。
3期で辞めた60代の社民市議は、年金の目減りについて「後任の選挙のため、3月で辞めると決めた後、議会事務局から聞いた」という。任期満了前の辞職に違法性はないとして、「年金減額前だからおかしいというのなら、そう思って議員になる人たちが改めればいい話だ」。
5期務めた70代の自民市議は、体調不良で議場から遠ざかっていたところ、親しい市職員から「辞めるなら今ですよ」と3月末のタイミングを勧められたという。「それ以上は、言わせんでくれ」。質問は遮られた。
●地方議員の年金
地方議員の年金 地方公務員等共済組合法で、議員報酬の額に応じた積み立てが強制される。共済会の財政悪化を受けて、03年、07年とも給付水準は下方修正された。今年4月以後に辞職した場合、給付額は従来より約1割、目減りする。今回任期満了前に辞職した7市議の場合、4月に辞任していたら、年額150万〜220万円台の給付額が、約17万〜30万円減額されていたとみられる。
1232
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/08(火) 08:19:04
県議酒気帯びで知事「県職員なら免職」 讀賣山形
道路交通法違反(酒気帯び運転)で2日未明に摘発された村山隆県議(47)について、斎藤知事は7日の記者会見で、「仮に県職員であった場合、(処分基準に照らせば)免職は免れない」と厳しく指摘。村山氏の出処進退に関し、「政治家として自ら判断し、決断すること」と前置きしたうえで、「適切に判断するだろう」と述べ、自発的な辞職が望ましいとの考えを示唆した。
斎藤知事は会見で、「4月の県議選で激戦を勝ち抜いた議員の行動としては極めて遺憾」と表明。福岡市職員による飲酒運転死亡事故などを受け県議会が2006年10月に可決した「飲酒運転撲滅に関する決議」に言及し、「県議会は『自ら安全運転に努めることはもとより』とうたっている。村山氏にいかなる事情があるにせよ、同情の余地はない」と批判した。
県は06年、福岡での事故などを受け、飲酒運転にかかわった職員に対する処分基準を厳罰化。酒酔い運転をした職員は免職、酒気帯び運転の場合も原則として免職とした。斎藤知事は「飲酒運転は犯罪であり、飲酒運転者を免職とするのは、社会通念化している。村山氏も適切に判断するだろう」と語った。
■本人はおわび行脚■
村山隆県議は7日、読売新聞の取材に対し、「(出処進退の)結論はまだ出ていない。今はただ、おわびをして回っている。『辞職しなさい』という意見や『頑張りなさい』との言葉もいただいた。しっかり受け止め判断したい」と述べた。現在支援者宅などを一軒ずつ回って“おわび行脚”しているといい、8日には県議会各会派に経緯を説明するという。
(2007年5月8日 読売新聞)
1233
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/08(火) 08:32:23
総社市議会百条委設置へ 「責任ある答弁求める」 市長介入問題22日にも臨時会 讀賣岡山
総社市発注の水道配水管設計業務の指名競争入札を巡り、竹内洋二市長(57)が業者選定に“口出し”したとされる問題は7日、市議会議会運営委員会で「百条委員会」設置を求める臨時議会を開くことを全会一致で決め、真相究明に向けて動き出した。22日にも開かれる臨時議会では、設置案が採決で可決される見通し。疑惑は、偽証すれば刑事罰に問われることもありうる総社市初の百条委での追及に発展した。
議会運営委員会は非公開で開かれ、委員8人のほか、オブザーバーとして正副議長も出席。委員からは「いくら内規を改めても、市長が介入をやめないなら、議会として一歩踏み込んだ追及をすべき」「このまま市長と議会で平行線の議論を続けてもらちがあかない。責任ある答弁を求めるためにも、百条委で追及すべき」などの声が相次いだ。
委員からは「通常の特別委員会など、一定の手順を踏んではどうか」などの慎重意見も出されたが、最終的には「(発言に法的拘束力がある)百条委でなければ真相を解明できない」との意見が強く、臨時議会に百条委設置の議案を提案することを全会一致で決めた。
百条委では、竹内市長と職員とのやり取りを含め、指名業者の選定への市長の介入の有無などについて、関係者から事情を聴くなどして事実が明らかにされる見通し。服部剛司議長は、「開かれた公正な入札のために、議会として、徹底糾明していきたい」と話した。
百条委設置に向けた臨時議会の開催が決まったことを受け、竹内市長は、「多くの方にご心配をおかけし誠に申し訳ない。水道管理者として把握しておかなければならないことを尋ねただけで、(指名委員会の決定に)介入したことはない。百条委では、事実をはっきりさせ、疑惑が晴れることを願っている」と話した。
また、竹内市長の指名業者選定への“口出し”に関しては、05年度には年間の入札の1割近くにあたる26件で指名業者を入れ替えるなど、昨年10月の内規改定以前から介入が繰り返されてきたことも判明。一部議員の間では「これを機に過去の口出しも含め、市長の入札へのかかわり方を徹底的に究明すべきだ」との声が上がっている。
(2007年5月8日 読売新聞)
1234
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/08(火) 08:35:52
前那賀町長無断借り入れ 農協の残高証明「0円」
職員ミス、支店長も確認せず 讀賣徳島
那賀町の日下正隆・前町長が、正規の手続きをせずに町名義で3億8500万円を農協から借り入れた問題で、1月4日に町名義で借り入れがあったにもかかわらず、2月22日と3月2日に農協から町に対して発行された借り入れ残高証明書に発行された借り入れ残高証明書には「0円」と誤って記載されていたことが7日、町議会全員協議会で明らかになった。残高証明書は毎月の監査に使われており、町議からは「農協側の行為が、日下前町長の無断借り入れ発覚の遅れにつながった」と指摘する意見も出され、町は「農協に対し再発防止を求めたい」としている。
借り入れ残高証明書は、町監査委員が行う毎月の監査に必要として、農協から町に提出。しかし、3月中旬に日下前町長の無断借り入れが表面化、農協で調査したところ、実際とは違う証明書が提出されていたことが判明。同22日になって、農協本部職員が、町に対し正しい数字が入った残高証明書とおわびを提出した。
農協によると、これまで町とは長期間、一時借り入れがなかったことから、担当の窓口職員が、残高0円と記載してある書式をあらかじめ作成しており、端末で借り入れ残高を確認しないまま、作成日と基準日に日付を入れたと説明。町に提出する際には、支店長がチェックすることになっているが、農協は「支店長も残高を確認しなかった」と説明している。
町監査委員は2月27日に1月分の月例監査を実施したが、借り入れ金があることはわからなかった。2人いる監査委員の一人が3月末に辞職願を町長に提出しているが、町は預かっている。また全員協議会では、町議会として今回の問題が発生した原因や再発防止に取り組む特別委員会の設置を決めた。
(2007年5月8日 読売新聞)
1235
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/08(火) 08:37:39
出納責任者ら逮捕・・・県議選公選法違反事件 讀賣福岡
県議選(4月8日投開票)鞍手郡区に立候補、落選した前県議の久野清隆氏(63)の後援会幹部による選挙違反事件で、県警捜査2課などは6日、宮若市脇田、後援会支部会長の宝部利一容疑者(82)ら2人を公選法違反(買収)容疑で再逮捕。小竹町赤地、出納責任者の森玉樹容疑者(65)を同容疑で逮捕した。
調べによると、宝部容疑者ら3人は1月中旬から3月下旬にかけ、宮若市内の会社役員ら4人に、久野氏への投票と票の取りまとめを依頼し、計16万円を渡した疑い。
出納責任者は、公選法で連座制の適用対象。森容疑者が現金を供与したとされるのは告示前で、出納責任者に就任する前だったが、実質的な責任者と認定されて罰金以上の刑が確定すれば、久野氏は同選挙区で5年間、立候補禁止となる可能性がある。久野氏陣営を巡る一連の公選法違反事件での逮捕者は計11人。森容疑者は「買収に使った現金はすべて自分が準備した」と供述しているという。
(2007年5月8日 読売新聞)
1236
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/08(火) 13:56:51
政資法改正と公開は別 松岡農相、光熱水費問題で
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007050801000233_Politics.html
松岡利勝農相は8日午前の記者会見で、自民党が1件5万円以上の光熱水費などにも領収書添付を義務付ける政治資金規正法改正案の提出を決めたことに関連し、改正法が成立しても疑惑が指摘される自身の光熱水費の詳細をさかのぼって明らかにする必要はないとの認識を示した。「法律以上のことをするのならば、扱いについて基準を設けてほしい」と述べた。
松岡氏は3月の参院予算委員会で「公表の基準などを決めてくれれば率先して答える」と答弁、法改正論議が続いていた。新たな基準を持ち出した松岡氏の対応に、あらためて批判が集まりそうだ。
塩崎恭久官房長官は記者会見で「遡及的な適用を求める法律でない限りはその必要はない。法律が求めれば法律に従って行動するというのが『法の支配』だ」と強調し、松岡氏を擁護した。
松岡氏の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」は、光熱水費無料の議員会館に事務所を置きながら、2005年までの5年間の政治資金収支報告書に、約2880万円の光熱水費を計上していた。
1237
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/08(火) 21:49:57
村山県議の酒気帯び運転:知事、辞職を求める /山形
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamagata/news/20070508ddlk06040308000c.html
村山隆県議が酒気帯び運転で摘発されたことについて、斎藤弘知事は7日の定例会見で、「議員、政治家の出処進退は自ら判断、決断すること。しかし県職員の懲戒基準では原則、免職処分だ」と辞職を促した。斎藤知事は「仮定の話ではあるが、村山県議が県職員ならば、免職は免れないのではないかという感じを持っている」と述べた。【佐藤薫】
毎日新聞 2007年5月8日
1238
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/08(火) 22:02:04
町あいあいセンター:邑楽町長、施設使用認めず 町政批判?組合は困惑 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070508ddlk10040333000c.html
邑楽町中野の農産物直売所「町あいあいセンター」(神谷理十郎組合長、43人)の施設使用許可を巡り、久保田文芳町長が同センターに「使用許可を認めない」と告げていたことが7日、関係者の証言で分かった。使用不可の理由は「施設の利用者に町政を批判する組合員がいる」と語ったとされ、同センターは同日、会議を開き、今後の対応を協議した。
町によると、同センターは96年4月、女性グループが、手打ちそばの食堂や野菜、まんじゅうなどの加工品の販売を目的にオープンした。当初の売れ行きは、低調だったが、近年は知名度が上がり、04年度には約15万人が来場し、約1億2000万円の売り上げがあったという。
だが、同センターが町に今年度の使用許可を申請したところ、久保田町長は「許可できない」と、神谷組合長に口頭で告げたという。このため、同センター関係者は“町政批判者”と名指しされた組合員に辞めてもらうか、久保田町長に使用不可の撤回を申し込むかで頭を痛めている。
同センターは15日に臨時総会を開き、役員を改選するなど対応を協議することにしている。ある組合員は「町長は権力を利用して、町民を攻撃するなど、民主主義の根幹を揺るがす許されない行為だ」と憤っている。これに対し、久保田町長は「そういう発言はしていない。町の農産業の地位を示すセンターは広く町民に活用してもらいたい」と話している。【中野秀喜】
毎日新聞 2007年5月8日
1239
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/08(火) 22:55:10
川添県議:議会を欠席へ、事務局に伝える「今月中、体調不良で」 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070508ddlk45010395000c.html
4月の県議選に絡んで前自民党県連会長の父睦身被告が公選法違反罪で起訴された川添博県議(45)は7日、県議会事務局に「体調不良で今月中は議会を欠席する」と伝えた。自民党公認で初当選した川添県議は睦身被告が逮捕された4月12日以降、公の場に姿を現していない。
県議会事務局によると、7日午前、川添県議から電話で連絡があった。会派所属届を提出せず、無所属になっていることについては何も話さなかったという。議会(定数45)は8〜10日、改選後初めての全員協議会を開き、14、15日の臨時会で議長選出などを行う。
選挙違反事件を巡っては、睦身被告の禁固刑以上が確定した場合、連座制が適用され川添県議の当選が取り消される可能性がある。【中尾祐児】
毎日新聞 2007年5月8日
1240
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/08(火) 22:57:06
松岡農相:緑資源機構官製談合に関与疑惑の法人から献金
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070509k0000m010133000c.html
松岡利勝農相は8日の参院農水委員会で、農林水産省所管の独立行政法人・緑資源機構の官製談合事件に関与した疑いのある財団法人・森公弘済会(東京都千代田区)の塚本隆久理事長から政治献金計60万円を受け、今春返還したことを明らかにした。紙智子議員(共産)の質問に答えた。紙議員は松岡農相が96年以降、同事件への関与が疑われる財団法人やその幹部、企業から計852万円の献金を受けていたことも指摘した。
紙議員によると、松岡農相は、同事件で公正取引委員会の強制調査を受けた森公弘済会の塚本理事長から、01〜05年に計60万円の政治献金を受けていた。この献金も含め、同事件に関与した疑いのある財団法人などからの献金は96年以降、計852万円に上る。01年以降は法人代表らによる個人献金のみで、団体・企業からの献金はない。
松岡農相は、塚本理事長ら2人分の個人献金については「私が役所にいた時の先輩ということで、個人的な形でいただいた。団体の代わりとしての献金ではない」と説明。さらに「きちんと身を正すべきということで、4月だったと思うが、既に返却した」と答えた。
昨年9月に就任した松岡農相は農水官僚出身。塚本理事長は元林野庁長官で、森公弘済会には緑資源機構OBが多数天下っており、機構から受注した測量・設計業務の大半を民間業者に丸投げして中間マージンを得ていたことが分かっている。
このほか、代表者や住所が重なっているなど「林野庁所管の公益法人と表裏一体」(紙議員)の政治団体計9団体から96年以降、計1億3184万円の献金も受け取っていたことも明らかにされたが、これについて松岡農相は「政治資金規正法に基づいて適切に報告申し上げた」とだけ述べた。【日下部聡】
毎日新聞 2007年5月8日 22時02分
1241
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/08(火) 22:57:56
領収書添付:政治資金規正法改正案で遡及に否定的…首相
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070509k0000m010140000c.html
安倍晋三首相は8日夜、松岡利勝農相の過去の事務所・光熱水費問題と、与党が合意した5万円以上の経常経費に領収書添付を義務付ける政治資金規正法改正案との関係について「法律の基本的な原則にのっとるのが当然ではないか」と述べ、過去にさかのぼって適用する必要はないとの認識を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
また「遡及(そきゅう)しないと国民の不信は解消されないのではないか」と質問には「与党としては、政治への信頼を得るべく仕組みを作っていくことで責任を果たす」と語り、政治資金規正法を改正することで国民の信頼は得られるとの考えを示した。
一方、松岡農相は8日の記者会見で、自らの対応について「法律上、さかのぼってということになれば、当然みんなそれに従うことになるだろう」と述べ、法律の規定がなければ内訳を公開しない考えを示した。【石川貴教、位川一郎】
毎日新聞 2007年5月8日 22時13分
1242
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/08(火) 22:59:07
片山氏 松岡農相は説明必要
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/05/08/k20070508000159.html
自民党の片山参議院幹事長は、記者会見で、野党側が引き続き、松岡農林水産大臣の光熱水費をめぐる問題を追及するとしていることについて、松岡大臣は、政治資金規正法の改正にかかわらず、さらに説明責任を果たすべきだという考えを示しました。
この中で、片山参議院幹事長は、自民党が、資金管理団体の事務所費や光熱水費などの5万円以上の支出に対し領収書の添付を義務づける法改正を図る方針を決めたことについて、「これだけ世間の関心を集めた問題だから、領収書の添付を義務づけるのはやむをえない」と述べました。そのうえで、片山氏は「ただ、松岡農林水産大臣の問題については、みずから説明責任を果たすべきだと以前から言っており、その考えは変わらない」と述べ、松岡大臣は、政治資金規正法の改正にかかわらず、光熱水費をめぐる問題でさらに説明責任を果たすべきだという考えを示しました。また、片山氏は、民主党の小沢代表が、安倍総理大臣との党首討論に来週応じる考えを示したことについて、「重要法案がめじろ押しのときに党首討論を開くのはいかがなものか。党首討論が開きにくい状況を見越して応じる考えを示したのではないかと疑いを持たれる」と述べました。
1243
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 08:45:06
公選法違反 水口府議に略式命令 讀賣京都
未成年者らに報酬を支払う約束をして選挙運動させたとして、京都区検は8日、4月8日投開票の府議選中京区選挙区に無所属で立候補、当選した府議会議員水口洋容疑者(54)(中京区)を公選法違反(買収の約束、未成年者使用)の罪で略式起訴。京都簡裁は8日、罰金50万円の略式命令を出し、水口容疑者は即日納付した。辞職か有罪確定の時点で、法定得票数を満たした次点候補が繰り上げ当選となる。
水口容疑者は「違反と認識していた。府警の取締本部の解散時期を見計らって報酬を払うつもりだった。議員は辞職する」と供述している。
起訴状によると、水口容疑者は2月15日〜27日、中京区の事務所で、未成年者を含む6人に選挙運動の報酬として時給1000円を支払うことを約束したほか、告示後の3月30日〜4月7日、未成年者3人に選挙運動をさせた。
(2007年5月9日 読売新聞)
1244
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 08:51:45
生駒市前議長辞職勧告14日提案 讀賣奈良
総合スポーツ公園用地取得を巡る背任事件で揺れる生駒市議会の全員協議会で8日、角田晃一市議(無所属)は、大阪地検特捜部に背任容疑で逮捕された前議長の酒井隆容疑者(65)に対する辞職勧告決議案を14日に開会する臨時議会に提出する意向を明らかにした。旧与党系の市議も賛成に回る方向で、可決される公算が大きい。ただし、決議に法的拘束力はない。
この日、全員協議会の席上で角田市議が決議案の提出を表明。提出の手続きなどを確認した。
この動きに対し、山下真市長に近い民主や共産の市議らも「議会として不正や倫理に反する行為を許さないという姿勢を示すことは必要」と賛同している。
一方、中本幸一・前市長を支えた旧与党系の市議も「市民感情を考えれば、反対することはできない」と賛成する方針。酒井容疑者と同じ清和会(解散)に所属していた中谷尚敬市議は「まだ捜査中ではあるが、逮捕されたのは事実。流れには逆らえない」と述べ、かつて同じ会派にいた凛風(りんぷう)の井上充生市議も「辞職を求めること自体に反対ではない」と容認。可決に必要な過半数に届くのは確実な情勢となっている。
(2007年5月9日 読売新聞)
1245
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 09:02:25
前那賀町長無断借り入れ前出納室長に指示
残高ゼロ証明書監査委資料に 讀賣徳島
那賀町の日下正隆・前町長が、正規の手続きをせずに町名義で3億8500万円を農協から借り入れた問題で、当時の町出納室長が日下前町長の指示を受けて3億8500万円を借り入れる事務手続きを行っていたことが、町や農協の調べでわかった。この出納室長は「0円」と誤って記載された借り入れ残高証明書を農協から受け取り、帳簿をチェックする町監査委員の資料としてそのまま提出していた。
農協や町関係者によると、当時の出納室長は1月4日、3億8500万円を借りるため農協を訪問。借り入れ申込書などの必要書類を町役場に持ち帰り、書類を整えて提出した。出納室長は借り入れについて「日下前町長から3月31日までに返済するから一時的に借りてくれと言われた」と話しているという。
当時の出納室長は2月下旬、「0円」と書かれた1月末現在の借り入れ残高証明書と日々の現金の出し入れを記録した日計表を農協から受け取ったが、農協側に残高証明書の訂正を求めず、町監査委員による月例監査の関連資料にしていた。
日下前町長は昨年12月末、坂口博文町長(当時助役)に対し、旧鷲敷町(現那賀町)土地開発公社名義の借入金3億7500万円について、「1月4日に総額返済する」などと説明。借り入れの事務手続きを出納室長に依頼していた。
町の財務規則によると、一時借入金は、総務課長が会計管理者(出納室長)と協議し、町長の決裁を経た上で、手続きができる。しかし、当時の出納室長の協議相手だった総務課長も、当時助役だった坂口町長も借り入れについて「知らなかった」としている。
当時の出納室長は読売新聞の取材に対し、「『0円』と書かれた残高証明書を受け取ったが、いつもと同じ書類だと思い、意識して見ていなかった。捜査中であり、それ以外のことは言えない」と話している。
(2007年5月9日 読売新聞)
1246
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 09:48:38
水口府議に罰金50万円
選挙違反で略式命令 刑確定なら当選無効 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007050900005&genre=C1&area=K1C
京都府議選(4月8日投開票)で、未成年者らに報酬を支払う約束をして選挙運動を手伝わせた選挙違反事件で、京都区検は8日、公選法違反(買収、未成年者使用)の罪で、京都市中京区から無所属で立候補して当選した府議水口洋容疑者(54)=中京区丸太町通御前西入ル=を略式起訴した。京都簡裁は同日、罰金50万円の略式命令を出し、水口被告は即日納付した。
正式裁判申し立て期間の22日までに水口被告から申し立てがなければ刑が確定し、当選は無効となる。水口被告は調べに対し、起訴事実を認めて、辞意を漏らしていた、という。
命令によると、水口被告は未成年者を含む5人に、選挙運動を手伝う報酬として時給1000円を支払う約束をした。また選挙期間中、未成年者3人に選挙運動をさせた。
京都地検によると、水口被告は京都府警の選挙対策本部が解散するのを見計らって報酬を支払う予定だった、という。
1247
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 10:22:58
公選法違反事件 川添親子が自民離党 博氏「道義的責任感じる」 西日本宮崎
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20070509/20070509_002.shtml
自民党県連は8日、4月の県議選宮崎市区で自民公認で初当選した川添博県議(45)と同選挙に絡む公選法違反罪で起訴された父親の前県連会長川添睦身被告(73)の離党申請を了承した。博氏は県議会に所属会派届を提出しておらず、無所属扱いとなる。
県連によると、博氏は7日、県連に電話で「いろいろご迷惑をおかけしました。父の事件で道義的責任を感じており、離党手続きを取って下さい」と離党を申請。睦身被告も5日に弁護士を通じて同様に離党を申請したため、県連は8日の役員会で経過を報告後、2人の離党を認めた。
また、博氏は8日の全員協議会を欠席。県議会事務局には7日に本人から「今月中は、体調不良のため(議会を)欠席させてもらいたい」との電話があったという。
=2007/05/09付 西日本新聞朝刊=
1248
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 10:36:49
片山議員の元秘書が暴行 けがの浜松市議は被害届 '07/5/9
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200705090131.html
自民党の片山さつき衆院議員(静岡7区)の元私設秘書(38)が浜松市内で開かれた酒席で、同市の波多野亘市議(38)に暴行を加えていたことが八日、分かった。波多野市議は顔などにけがをし、同日、浜松中央署に被害届を出した。
関係者によると、元秘書と波多野市議は高校の同級生で、三日夜、浜松まつり期間中の慣習である民家の初子祝いの宴席に同席した。酒を飲みながら話すうちに口論になり、元秘書が同市議の顔などを殴ったという。
八日夜、片山議員とともに記者会見した元秘書は「四月の市議選で応援したのに礼がなく、忠告しようと室外に連れ出そうとした際、手の甲を激しく引っ張られ、身の危険を感じて殴ってしまった」などと話した。
片山議員は、自らは暴行の現場には居合わせなかったと説明した上で、元秘書は四月三十日付で退職しており、「事務所としては無関係」と強調した。
1249
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 11:10:19
農水相側に1億3千万円献金=林業業界の政治団体などから−共産指摘・緑資源談合
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007050801140
農林水産省所管の独立行政法人「緑資源機構」(本部川崎市)をめぐる官製談合事件で、公正取引委員会の家宅捜索を受けた同機構や業者らが加入する社団法人などの林業業界と関係の深い政治団体が、松岡利勝農水相の政治資金管理団体などに多額の献金をしていたことが8日、分かった。紙智子参院議員(共産)が参院農水委員会で指摘した。
紙議員によると、献金していたのは、林野庁所管の社団法人「日本林業協会」(東京都港区)や他の社団法人などと代表者や住所などが一致する8つの政治団体。献金額は2005年までの10年間で、総額約1億3100万円に上るという。
1250
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 11:20:10
片山さつき議員ピンチ 元秘書が浜松市議に暴行
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20070509/20070509-00000001-ann-soci.html
自民党の片山さつき議員の秘書だった男性が、浜松市の市議会議員の顔を殴ってけがをさせ、被害届が出されていたことが明らかになりました。
片山さつき衆議院議員:「その場の状況というのは見ていないので、けんかがあったという認識がありません」
片山議員の元私設秘書・田中酉一氏:「世間をお騒がせし、申し訳ありません」
片山議員らによると、田中元秘書は今月3日夜、浜松市の波多野亘市議会議員の顔を殴り、口の中を7針縫うけがをさせました。
波多野亘浜松市議:「(Q.謝罪の言葉は)片山さんからはありません。本人からは『申し訳ない』と電話があり、会っています」
田中元秘書は、今月3日の「浜松まつり」の夜、友人宅の酒の席に招かれ、同席した波多野議員とけんかになったということです。片山議員本人も現場に行ったもののトラブルの後のことで、田中元秘書も先月30日付ですでに秘書を辞めているため、事務所とは関係ないと強調しています。
1251
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 11:44:50
久間事務所にカミソリ入り封筒 「弱腰」と批判する文面
2007年05月09日11時12分
http://www.asahi.com/national/update/0509/TKY200705090103.html
久間章生防衛相の衆院第2議員会館(東京都千代田区)の事務所に、カミソリなどが入った封筒が届いていたことが分かった。久間氏の米国に対する姿勢を批判する文書も同封されていた。封筒には差出人の名前が書かれていたといい、久間氏の事務所から相談を受けた警視庁は、威力業務妨害の疑いもあるとみて調べる。
麹町署や久間氏の事務所によると、不審な手紙が事務所の郵便受けに入っているのを7日午後、職員が見つけた。白い封筒の中にはA4の手紙1枚と、カミソリの刃1枚が入っていた。
手紙には久間氏の米国に対する姿勢を「弱腰」と批判する内容の文面が手書きで記されていた。封筒には事務所住所や久間氏の名前のほか、差出人の名前も書かれていたという。
事務所を閉めていた3日から6日の間に届いたとみられ、同署は差出人が実在の人物かも含め調べを進める。
1252
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 12:43:39
松岡氏側に1億3000万献金 森林・土木団体が10年間公共予算狙う?
2007年5月9日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007050902014640.html
全国の森林土木業者や林業経営者らが加入する八つの業界団体の各政治団体が、一昨年までの十年間に松岡利勝農相の二つの政治団体に総額約一億三千万円を献金していたことが、八日の参院農水委員会の質疑で明らかになった。林野公共予算の獲得を主な目的としているところが多く、業界団体に天下った林野庁OBが政治団体の幹部を兼任するケースが目立っている。「官・業」が一体となって、有力林野族の松岡氏を資金面で支援している実態が浮かび上がった。
共産党の紙智子議員の調査によると、献金額が最も多かったのは、社団法人「全国森林土木建設業協会」の政治団体「民有林整備懇話会」。松岡氏の資金管理団体と同氏が代表を務める「自民党熊本県第三選挙区支部」に、一九九六年からの十年間で計四千二百六十二万円を献金していた。
同協会は森林土木業者が加入する各地方団体の全国組織。林野予算確保を目的に省庁や国会に陳情活動などを行う。同協会に天下った元林野庁森林技術総合研修所長が、政治団体の代表者・会計責任者を兼任していた。
二番目は、全国の林業関連団体が加盟する社団法人「日本林業協会」などの政治団体「全国治山林道政治連盟」(二〇〇〇年五月解散)の計二千三百八十六万円。
次いで社団法人「日本林業土木連合協会」の政治団体「林土連懇話会」の千七百九十四万円となっている。会計責任者は同協会に天下った元林野庁北海道森林管理局次長が兼任していた。
農林水産省所管の独立行政法人「緑資源機構」の工事受注業者らでつくる任意団体「特定森林地域協議会」(特森協、昨年十一月解散)の政治団体「特森懇話会」(今年一月解散)も計五百二十万円を献金していた。
献金していた業界団体には特森協や日本林業協会のように、同機構の官製談合事件に絡み、公正取引委員会(公取委)の強制調査を受けた林野庁所管の公益法人や民間コンサルタント会社が加入する団体もある。
紙議員に「談合疑惑がある公益法人や業者からの献金を返す気は」と問われた松岡氏は「談合疑惑は遺憾の極み。(公益法人理事長からの)個人献金は返却したが、政治団体からは法に認められた範囲で献金を受けている」と答え、返却の意思のないことを表明した。
1253
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 13:15:06
片山さつき元秘書が市議殴る…選挙応援のお礼で口論
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_05/t2007050901.html
自民党の片山さつき衆院議員(静岡7区)の元私設秘書(38)が同党の浜松市議会議員(38)を殴ってけがを負わせたことが9日、分かった。市議は同日までに、浜松中央署に被害届を出した。
関係者らによると、2人は3日夜、地元の浜松まつりで招かれた市内の民家で酒を飲んでいたが、統一地方選で市議が片山議員から応援を受けたことに対するお礼の有無で口論。元秘書が市議の顔面などを殴り、頭や口の中を縫うけがを負わせたという。2人は高校の同級生だった。
片山議員とともに8日夜記者会見した元秘書は「同級生として片山さんに選挙の応援のお礼を言うよう諭そうと民家の中庭に出たが、拳法有段者の相手から手を引っ張られたので、身の危険を感じて先に殴ってしまった」と説明した。
元秘書は、転職を理由に今回のトラブル前の4月30日付でやめたという。
ZAKZAK 2007/05/09
1254
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 19:32:43
農水相 過去の事務所費公開あらためて否定
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20070509/20070509-00000057-nnn-pol.html
松岡農水相らの不透明な事務所費問題で、与党が5万円以上の支出に領収書添付を義務づける方針を固めたことを受けて、野党側は9日午後、衆・農水委で、松岡農水相に対し、過去の事務所費をさかのぼって明らかにするよう求めたが、松岡農水相はあらためてこれを拒否した。
民主党・高山智司議員「原因をよく考えていただきたい。そもそもの原因は何なのか。5万円以上の領収書をつける。民主党は1万円以上です。当たり前です。実はこうなっていると、(事務所費の)内訳をなぜ公開しないのか」
松岡農水相「大きな声と身ぶりでやっているが、ここはあなた1人の場ではない。お互い礼節を持ってやりたい」
民主党・高山智司議員「意味のわからない答弁しないで。何ですか?今の礼節がどうのこうのって、失礼なのは松岡農水相でしょ。ずっと答弁をはぐらかしているだけ」
衆・農水委で、民主党・高山智司議員は、疑惑が持たれている松岡農水相の507万円に及ぶ光熱水費の内訳を公開するよう繰り返し求めた。
これに対し、松岡農水相は「水道代ではない。光熱水費全体として報告している」と述べたが、重ねて質問されると「これ以上申し上げることはない」などと逃げの答弁に終始した。
1255
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 19:36:20
首相秘書らが「週刊朝日」の記事で提訴…長崎市長射殺事件
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070509i306.htm
長崎市長射殺事件に関する「週刊朝日」の記事や新聞広告で名誉を傷つけられたとして、安倍首相の公設秘書2人と元公設秘書の計3人が9日午前、朝日新聞社と週刊朝日編集長らを相手取り、総額約5000万円の損害賠償と記事の取り消し、謝罪広告の掲載を求めて東京地裁に提訴した。
訴状によると、問題の記事は射殺事件の容疑者が所属する暴力団と公設秘書との間でトラブルがあったとする内容で、朝日新聞社は4月24日発行の朝日新聞に、「長崎市長射殺事件と安倍首相秘書との『接点』」というタイトルで記事を紹介する広告を掲載した。
その後、首相側からの抗議を受け、朝日新聞は4月25日の朝刊に、「一部広告の見出しに安倍首相が射殺犯と関係があるかのような不適切な表現がありました」と謝罪する週刊朝日編集長名のコメントを掲載した。28日には、朝日新聞などに同編集長名で「おわび」と題する記事を掲載した。
公設秘書らは「暴力団幹部から脅された事実はない」と主張し、首相も「でっち上げ、捏造(ねつぞう)だ」と批判している。首相の事務所は9日、「根拠薄弱な記事でも、首相に関することであれば躊躇(ちゅうちょ)なく掲載する判断が朝日新聞社でまかり通っている事実に、きわめて執拗(しつよう)な悪意と恐ろしさを感じる」とする談話を発表した。
朝日新聞社広報部は「訴状が届きしだい、内容をよく検討して対応を考えたい」としている。
(2007年5月9日14時9分 読売新聞)
1256
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 21:11:12
「流用では」の問いに、「冗談じゃない」と松岡農水相
2007年05月09日19時30分
http://www.asahi.com/politics/update/0509/TKY200705090297.html
議員会館に事務所を置く松岡農林水産相の資金管理団体が、本来、無償のはずの光熱水費として01〜05年に計約2880万円を計上していた問題で、松岡農水相は9日の衆院農水委員会で、ほかの経費に流用したのでは、との質問に「冗談じゃありませんと申し上げたい」と答えた。
そのうえで「法律で求められる以上のことは基準が決まればそれに対応します」と従来の見解を繰り返し、光熱水費などの内訳を説明する意思はないことを改めて示した。
この問題で、松岡農水相は当初、「水道は『何とか還元水』とかいうものを使っている」と発言した。9日の委員会では高山智司議員(民主)が「『冗談じゃない』と思っているのは国民の皆さんの方では」と追及したが、松岡農水相は「私は元々、適切に報告してきている。何かおかしなことと言われるが、法律に反してはいない」とかわした。
1257
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 08:40:55
酒井前議長に辞職勧告を-新人議員が決議案提出へ (2007.5.9 奈良新聞)
http://www.nara-np.co.jp/n_all/070509/all070509c.shtml
改選後初めての生駒市議会の全員協議会が8日開かれ、14日開会する臨時議会の日程や役員改選の方法などについて協議した。会期は16日までの3日間の予定で、正副議長選は投票で実施することが決まった。
また、会議の中で、新人の角田晃一議員が、総合スポーツ公園用地取得にからむ背任容疑で逮捕された前議長の酒井隆容疑者(65)の議員辞職勧告決議案を提出する意向を明らかにした。会議後、角田議員は「事件の再発防止、市民に対する議会の信頼回復などから提案を考えていた。他の議員のみなさんにも理解していただけると思う」と話した。
一方、酒井容疑者と同じ会派だった中野陽泰、稲田欣彦、中谷尚敬の各議員は、辞職勧告決議への流れには理解を示しつつも「捜査が途中の段階での決議は、時期的に少し早いのではないか」と疑問を口にした。
また、井上充生議員も決議に反対するものではないとした上で「まだ起訴されておらず、議会独自の調査もできていない状況。時期的には事件の全容が明らかになってからでも遅くないのでは」。小笹浩樹議員は「辞職勧告決議は、議会の姿勢を示すという意味では必要。しかし、こうした事件が起こらないルールづくりの方が大切ではないか」と述べた…
〜この続きは本紙をご覧下さい〜
1258
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 09:01:05
波多野・浜松市議:「片山・衆院議員の元秘書に殴られた」と被害届 /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20070509ddlk22010185000c.html
波多野亘(わたる)浜松市議(38)が、今月3日に静岡7区選出の片山さつき衆院議員の30代の元私設秘書に殴られ、けがをしたとして、浜松中央署に被害届を出したことが8日、分かった。元秘書は4月30日付で退職しており、片山議員の事務所は「辞めた人のプライベートで起きたので基本的にコメントを控えたい」としている。
波多野市議によると、3日午後11時ごろ、浜松市中心部の民家で浜松まつりの初子祝いの集まりがあり、高校の同級生として元秘書と居合わせた。その際、元秘書と、片山議員との支援関係や市議会の新会派への入会などを巡って口論になり、元秘書側から一方的に殴られたという。波多野市議は口の中などを7針縫うけがをしたという。波多野議員は「相手の言い分と食い違いがある。支援者などのためにも捜査機関を通じて真実を明らかにしたい」としている。
一方、片山議員の事務所によると「(元秘書の話だと)殴ったのは波多野議員の方からだという。事件は片山議員の知らないところで起きたことだ」と述べた。【竹地広憲】
毎日新聞 2007年5月9日
1259
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 09:04:42
県議選の供応買収:供応受けた容疑、紀北の10人を書類送検 /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20070509ddlk24040047000c.html
県警捜査2課と尾鷲署は8日、紀北町紀伊長島区の50〜70代の女性10人を、公職選挙法違反(供応買収の受供与)容疑で津地検に書類送検した。
調べでは、10人は昨年11月、同区内の民宿で、今月2日に同法違反(供応買収、事前運動)容疑で再逮捕された奥地敬子容疑者(68)から、1人当たり6000円相当の酒食の振る舞いを受けた疑い。10人は奥地容疑者の知人などで、いずれも容疑を認めているという。
奥地容疑者は、県議選に尾鷲市・北牟婁郡選挙区で出馬しトップ当選した塩谷龍生氏(67)の運動員。昨年12月上旬にも同じ民宿で知人9人に酒食を振る舞ったとして同容疑で4月13日に逮捕され、今月2日、同法違反の罪で津地裁に起訴されている。いずれの酒食にも塩谷氏が同席していたという。
〔三重版〕
毎日新聞 2007年5月9日
1260
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 09:05:48
府議選挙違反:水口府議に略式命令、罰金50万円 次点候補が繰り上げへ /京都
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070509ddlk26040012000c.html
統一地方選第1ラウンドの府議選(4月8日投開票)での公職選挙法違反事件で、京都区検は8日、中京区選挙区から無所属で4選を果たした府議、水口洋容疑者(54)=新政会=を同法違反(買収と未成年者使用)罪で京都簡裁に略式起訴し、同簡裁は同日、求刑通り罰金50万円の略式命令を出した。水口被告は起訴事実を認めており、即日納付。辞職か有罪確定(今月23日午前0時)により同選挙区で次点だった民主新人の田中健志氏(37)が繰り上げ当選する見通し。
起訴状によると、水口被告は2月中旬、自分の事務所で未成年者ら6人に対し、選挙運動をする報酬として1時間当たり1000円を後日渡すと約束。3月30日〜4月7日、未成年者3人に交差点などで投票を呼びかける選挙運動をさせた。
水口被告は調べに「議員は辞めるつもり」と漏らす一方、「報酬は5月の連休に支払う予定だった。そのころには府警の取締本部が解散して立件されないと思っていた」などと供述しているという。検察側は水口被告が違反行為を認め、報酬が未払いであるため略式裁判を選択した。
公選法では、当選無効や辞職で選挙から3カ月以内に欠員が生じれば、法定得票数を満たした次点候補が繰り上げ当選する。水口被告が辞職しなくても、略式命令から2週間以内に正式裁判を申し立てなければ有罪が確定し当選無効となる。
田中氏については、開票作業中に京都市選管が落選を当選と発表するミスがあった。今回の略式命令を聞いた田中氏は「一から出直しのつもりで国会議員秘書として活動し始めたばかりで、正直戸惑っている。当選となれば、いただいた票の重みを感じながら責任を果たしていきたい」と話した。【太田裕之、藤田文亮】
毎日新聞 2007年5月9日
1261
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 09:07:26
傷害・窃盗:容疑で生コン労組の4人逮捕 /大阪
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/osaka/news/20070509ddlk27040405000c.html
府警警備部と高槻署などは8日、「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」(大阪市西区)執行委員の湯川裕司(34)=京都市山科区▽松浦明人(36)=兵庫県三木市▽七牟礼時夫(40)=守口市▽同支部組合員、渡辺州章(36)=京都市山科区−−の4容疑者を傷害や窃盗などの容疑で逮捕した。
調べでは、同支部員約50人が3月1日午前8時半ごろ、高槻市の生コン会社に、同社分会の組合員の解雇撤回を求める団体交渉で押しかけた後、湯川、松浦両容疑者は作業中だった社員(29)に暴行して骨折など2カ月の重傷を負わせた疑い。また、七牟礼容疑者は社長(59)がトラブルを撮影していたビデオ機をひったくり、渡辺容疑者は駆けつけた社員(32)のミニバイクのエンジンキーを奪った疑い。
毎日新聞 2007年5月9日
1262
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 09:08:05
現職に2新人の構図
告示まで1週間 西谷氏が立候補へ 讀賣青森
6月3日投票の知事選が告示される17日まであと1週間。再選を目指す三村申吾氏(51)、新人の共産党県委員長、堀幸光氏(59)に加え、市民団体代表の西谷美智子氏(46)が9日、出馬の意向を表明し、立候補予定者は計3人になった。
西谷氏は同日、県庁で記者会見し、「(政策の)すべてに地球環境の視点を入れていく。(日本原燃の使用済み核燃料)再処理工場の是非を問いたい。私は反対の立場で出る」と述べ、“反核燃”をアピールしていく考えを強調した。
西谷氏は、環境保護と国際交流の活動をしている市民団体「プロ・ワークス弘前」の代表。先月8日投開票の県議選弘前市区(定数6)に無所属で出馬したが、候補者8人中最下位で落選した。知事選で政党に支援を求めるかどうかは今後、検討するという。
堀氏も9日、県庁で記者会見し、知事選で訴える公約を発表した。「『住むなら青森県』をめざして」と題し、〈1〉増税・負担増に反対し、社会的弱者の生活を守る〈2〉医師・看護師の確保で地域医療の危機を救う〈3〉中小企業を応援し、県内産業を支える〈4〉再処理工場の操業を認めず、核燃・原発依存を見直す――などの10項目を掲げた。
堀氏は三村氏に対し、公開討論会の共同開催を呼びかけていたが、三村氏は8日の記者会見で、応じない考えを示した。堀氏はこれについて、「現職知事が公開討論を呼びかけてこそ多くの人が関心を持ち、投票率も高まる。知事のイニシアチブで企画されることを期待する」と述べた。
堀氏の陣営は12日に、青森市内で選対事務所開きと決起大会を予定している。
三村氏は9日、対抗馬が2人になったことについて読売新聞の取材に、「自分の政策と思いを県民に伝え、判断してもらうだけだ」と淡々と話した。
三村氏の陣営は先月21日に同市内に選対事務所を構えたほか、13日には同市内のホテルで決起大会を開く。公約も近く発表するとしている。
(2007年5月10日 読売新聞)
1263
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 09:08:58
生駒の背任:逮捕の酒井前議長の辞職勧告案可決へ−−全員協で市議が提案表明 /奈良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/news/20070509ddlk29040511000c.html
生駒市土地開発公社の山林売買を巡る背任容疑で大阪地検特捜部に逮捕された前市議会議長の酒井隆容疑者(65)について、角田晃一市議=1期目、無所属=が8日に開かれた市議会の全員協議会で、辞職勧告決議案を提案する意向を表明した。14日開会の臨時議会で、議会運営委員会を開き、決議案の取り扱いについて決める。議員の過半数が賛成する意向を示しており、可決される見通し。
角田市議は取材に対し「提出者になる予定の市議は複数いる。酒井容疑者が逮捕された時から辞職勧告を考えていた」と述べた。酒井容疑者と同じ「清和会」に所属していた市議は「賛成せざるを得ない情勢。全会一致になるのではないか」と話した。一方で「酒井容疑者はまだ捜査中。時期尚早ではないか」と慎重な声も一部にある。【高瀬浩平】
毎日新聞 2007年5月9日
1264
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 09:15:12
酒気帯び摘発 検挙「1時間遅く」釈明 村山県議 会派代表らに
検挙時刻「記憶」で回答 讀賣山形
道路交通法違反(酒気帯び運転)で県警に摘発された村山隆県議(47)が、県議会の各会派代表に対し検挙時刻を実際よりも遅く説明していた疑いのあることが9日、わかった。村山氏は「2日午前3時ごろに摘発された」と釈明していたが、複数の関係者の証言によると、検挙時間は午前2時ごろだったという。村山氏が虚偽の説明を行っていた場合、各会派からの批判が高まる可能性がある。また、検知されたアルコール分の数値を「覚えていない」としていたが、酒気帯び運転の最低基準の2倍を超える数値だったことも判明した。村山氏は8日に各会派代表に陳謝した際、「1日午後7時ごろから山形市内の飲食店で同僚県議ら数人と酒を飲み、途中から酒を飲まないようにして、2日午前1時ごろ解散した」と説明。「運転代行業者を呼んだが来なかったため、乗用車内で休息した。さめたと思った午前3時ごろ、中山町に帰宅しようと乗用車を運転し、巡回中の県警自動車警ら隊員から飲酒検知を受けた」と経緯を述べた。
検挙時刻について、県警は、逮捕に至った事件ではないため公表できないとして明らかにしていない。しかし、目撃者や関係者の証言を総合すると、村山氏が実際に摘発されたのは、説明より1時間早い午前2時ごろだったという。
また酒気帯び運転の基準となるアルコール分は呼気1リットルあたり0・15ミリ・グラム以上だが、県警隊員が村山氏から検知したのは「0・15ミリ・グラムの2倍を超える数値」(関係者)だったという。
県議会はすでに、村山氏が自主的に辞職しない場合は辞職勧告決議案を提出する方針で各会派代表が合意している。また「自らの行動を厳しく律し、議員としてふさわしい品位と識見を養う」との行為規範に違反した疑いのある議員を審査するため、「政治倫理審査会」を設置することもできる。ある会派の幹部は、「ほかにも『本当に運転代行業者を呼ぼうとしたのか』など疑惑は多い」と指摘。「“武士の情け”でそこまで追及したくはない。村山氏は潔く辞職するべきだ」と話している。
村山隆県議は9日夜、読売新聞の取材に対し、検挙時刻について「『午前3時』というのは、時計を確認したわけではなく、記憶で答えている」と説明。「1日午後11時ぐらいから酒を飲まないようにしていた」とも述べ、数時間休息していたとの釈明を繰り返した。アルコール分の数値については「記憶にない」と述べた。
(2007年5月10日 読売新聞)
1265
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 09:33:53
自民県連:「迷惑掛けた」 川添父子が離党 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070509ddlk45010203000c.html
自民党県連は8日、県議選に絡んで公選法違反罪で起訴された前県連会長の川添睦身被告(73)と、自民公認で初当選した長男博議員(45)の2人から出された離党届を受理した。
県連によると、川添被告は5日、弁護士を通じて提出。博県議は7日、本人が電話で「迷惑を掛けた道義的責任を感じている」と口頭で申し出た。8日の役員会で離党を了承した。坂元裕一会長代行は「会長自らの不祥事で責任は重い。博議員は父の判決が確定するまで、いったん離党するべきだ」と述べた。
選挙違反事件を巡っては、睦身被告の禁固刑以上が確定した場合、連座制が適用され、博議員の当選が無効になって失職する可能性がある。
毎日新聞 2007年5月9日
1266
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 09:43:36
玉野・政調費問題 15市議290万円返納
06年度分 05年度の4倍近い額 讀賣岡山
玉野市議会の複数の議員が2005年度の政務調査費を不適切に支出していた問題で、同市議会の半数以上の議員が06年度分の政務調査費計約290万円を返納していたことが9日、わかった。この日は、先月22日の統一地方選後半戦で行われた市議選で当選した議員22人と市執行部の初顔合わせも行われ、近く政務調査費の見直しについての議論が本格化しそうだ。
政務調査費は、政策の調査、研究のための経費として公費から支給され、同市では、4月と10月の年2回に分け、議員1人あたり計66万円を支給。4月30日までに前年度の収支報告書を提出し、残余額は返還するよう義務付けられている。
同市議会事務局によると、06年度は議員24人に対し、計1650万円を前払い支給しているが、9日現在で、引退した1人を除く23人が収支報告書を提出。半数以上にあたる15人が、2万4000円から66万円までの計289万6629円を返納した。このため、実際の支給額は約1360万円となる見込み。
05年度は3人が76万8000円を返納したのと比べると4倍近い額に上っており、議会事務局は「05年度の不適切な支出が指摘されたことで、疑わしいものについて議員が請求を自粛したのではないか」としている。
05年度の政務調査費では、孫との東京ディズニーランドへの旅費やマンガ代、温泉入浴代など、複数の議員が不適切な支出をしていたことが、読売新聞の調査で判明。黒田晋市長も市監査委員に監査請求している。
同市議会は、統一地方選後半戦で市議選が行われたが、2月の市議会代表者会議では、選挙後直ちに領収書添付を義務づけ、使途基準を細かく見直すことを申し合わせている。近く改選後の議員で、政務調査費への領収書添付を義務付け、使途基準を明確化する条例改正の議論が具体的にスタートする。
06年度の政務調査費を全額返納したのは1人で、この議員は、「現状では、使途の基準が明確でなく、市民から疑惑を持たれる恐れがある。だれもが納得できる制度に改め、新基準に従って受け取りたい」としている。
(2007年5月10日 読売新聞)
1267
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 09:45:12
海外視察そっくり報告書 前県議、別県議分大幅引用し提出 讀賣佐賀
前佐賀県議(58)が海外視察の報告書を他の県議の報告書とほぼ同じ記述で議長に提出していたことがわかった。前県議は「帰国後、ほかの県議が同じ場所に行ったということを知り、全く違うことを書いてもおかしいと思った。資料の一部として引用したが、丸写しではない」と釈明している。
「佐賀県にも(中略)貴重な自然は多いが、自然にふれあい利用する以上は、厳しくルールをつくり、それを守ることが重要」とした成果についての私見も語句の使い方が違うだけだった。
県議会事務局によると、視察費用1177万円は全額公費でまかなわれた。議長に報告書の提出が義務づけられている。
前県議は今年4月の県議選に自民党公認で立候補し、落選した。
(2007年5月10日 読売新聞)
1268
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 20:07:14
1億円裏献金:逆転有罪に「裁判じゃない」村岡元官房長官
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070511k0000m040069000c.html
「最初から有罪ありきだ。これは裁判じゃない」。日本歯科医師連盟(日歯連)から自民党旧橋本派への1億円裏献金事件の東京高裁判決で10日、「予想外」の逆転有罪を受けた元官房長官の村岡兼造被告(75)は怒りで体を震わせた。喜びの涙を浮かべた東京地裁の無罪判決から約1年2カ月。一変した司法判断に対し、改めて無実を訴え「泣き寝入りはしません」と上告を明言した。
午後3時過ぎ、東京高裁102号法廷。青スーツ姿で入廷した村岡元官房長官は緊張の面持ちで判決を待った。「原判決を破棄する」。須田賢裁判長が告げる主文に耳を疑い、後ろの弁護団を振り返る。逆転有罪を確認すると、裁判所が用意した判決文の目次のみが印刷された1枚紙をじっと見つめた。
判決朗読が進み、争点となった滝川俊行元被告(58)の証言を巡り「不自然ではなく信用できる」などと指摘する部分になると、思わず顔を上げ首を横に振る。しきりにメモを取りつつ、紅潮した顔で時折、検察官や裁判官をにらみつけた。
政界引退で得た穏やかな暮らしが途絶えたのは04年9月。在宅起訴され新たな闘いが始まった。冠婚葬祭も「被告人だから」と固辞し、暗記するほど裁判資料を読み込んだ。昨年3月の1審無罪判決では裁判長から「今晩ぐらいは桜を楽しまれては」と告げられたが、検察側の控訴で「重い鉛が入ったような気持ち」は続いた。迎えた2審。「検察に不利な証言しか出て来なかった」と抱いた期待は裏切られた。
判決後の会見で村岡元官房長官は「検察に迎合した不当極まる判決。上告します」と切り出した。「こんな判決では司法への信頼を失う。良心が痛まないのか」と須田裁判長を名指しして批判も。支援者へのメッセージを問われると、テレビカメラに向かって現役さながらの熱弁をふるった。「献金にははじめから関与しておりません。不当な判決や横暴な検察と闘います」。起訴から足かけ4年。まだ終わりは見えない。
一方「祈るような気持ち」(検察幹部)で2審判決を迎えた検察側は、逆転有罪判決で威信を保ち、安堵(あんど)の空気が広がった。ある幹部は「ほっとした。1審は『えっ、なぜ?』って感じだったからね。こういう日ぐらい祝杯を上げたい」と笑顔を見せた。【高倉友彰、銭場裕司】
毎日新聞 2007年5月10日 19時57分
1269
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 23:13:21
2007/05/10-21:26 自民、逆転有罪に言葉少な=野党は一斉批判−村岡元長官判決
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007051001128
自民党旧橋本派(現津島派)の1億円ヤミ献金事件で、村岡兼造元官房長官に逆転有罪判決が下されたことについて与野党幹部らは10日、「政治家が襟を正して国民から誤解のないようにしなければならない」(中川秀直自民党幹事長)などと感想を語った。
松岡利勝農水相の事務所費問題を抱える自民党では、慎重な発言も目立った。事件の舞台となった津島派の津島雄二会長は「ノーコメント」。同派の久間章生防衛相も「推移を見守りたい」と述べるにとどめた。
一方、公明党の斉藤鉄夫政調会長は「国民から『政治とカネ』について厳しい目が向けられるのは間違いない。与党としてしっかり対応するためにも政治資金規正法改正案の今国会成立を目指す」と強調した。
これに対し、民主党の鳩山由紀夫幹事長は「農水相や伊吹文明文部科学相の問題に対してもきちんとした説明責任を一切果たそうとしない」と述べ、自民党の「政治とカネ」の問題に対する対応を批判。共産、社民両党は「1億円が何の目的で渡され何に使われたのか依然として明らかになっていない」(共産党の佐々木憲昭氏)などとして、事件の徹底した真相究明を要求した。
国民新党の亀井久興幹事長は、松岡氏らに対し「自ら(事務所費の詳細を)公表するのが当然の筋」と語った。
1270
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/11(金) 08:07:36
逆転有罪に「村岡ブランド」動揺
衆院選出馬予定の二男「影響ない」 讀賣秋田
地元の支持者とともに、歓喜の涙を流した無罪判決から1年余、村岡兼造元官房長官(75)は10日、東京高裁102号法廷の被告席から、須田賢裁判長をにらみつけていた。政治資金規正法違反(不記載)の罪に問われた日歯ヤミ献金事件の2審判決は一転、有罪。閉廷後に開かれた記者会見で「偏見に満ちた裁判」とののしる村岡元長官。次期衆院選への立候補を表明している二男敏英氏(46)への影響について「まったく無関係」と否定、地元支持者に対し「私を信頼してほしい」と呼び掛けた。しかし、地元には動揺が広がっている。
「参院選の影響はない」。自民党県連の津谷永光会長は判決後、「敏英氏は兼造氏と直接関係があるとは思っていない。粛々と戦っていく」と語った。
同党本部は2月、敏英氏に対し夏の参院選の協力を要請。村岡元長官自身の引退、そして起訴、前回の衆院選での敏英氏の敗北といった経緯にもかかわらず、党本部は由利本荘地区での“村岡ブランド”に期待を寄せ、これに応じた敏英氏は復党した。しかし、ある地元支持者はこう指摘している。「ただでさえ村岡離れが進んでいるのに、今回の有罪判決で疑惑を持つ人も出てくるだろう」
閉廷後、3人の弁護人と裁判所内で記者会見を行った村岡元長官は、顔を紅潮させながら一気にまくし立てていた。「予想すらしない有罪判決」「有罪ありきの裁判」「不当極まる、偏見に満ちた裁判」
地元支持者に関する質問でも「私を信頼してほしい。泣き寝入りはしない。検察を相手に戦う」と力強く語り、敏英氏が立候補を予定している次期衆院選については「まったく無関係。影響はない」と言い切った。
敏英氏は傍聴後の取材に、「当然無罪だと思っていたのだが……。支持者に心配をかけ申し訳ないが、自分の政治活動の道を進んでいきたい」と話して裁判所を後にした。
敏英氏は05年9月の衆院選でも父親の「無罪」を訴えてきた。その姿を見てきたある後援会幹部は「裁判が続く限り、敏英氏は父親の無罪を訴え続けなければならない。参院選に本腰が入るのか」と懸念していた。
(2007年5月11日 読売新聞)
1271
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/11(金) 08:10:16
いすみ市選挙区 県議選落選者ら逮捕 供応買収容疑 現金入りのし袋疑惑も 讀賣千葉
統一地方選として4月8日に投開票された県議選で、自陣営の運動員ら十数人に飲食の接待をして票の取りまとめを依頼したとして、県警捜査2課といすみ署などは10日夜、いすみ市選挙区(定数1)に立候補して落選した会社役員飯塚弘芳容疑者(60)(いすみ市岬町桑田)と、後援会会長で元いすみ市議の渡辺徳明(75)(同市岬町和泉)、会社員木村和美(54)(同市岬町桑田)の両容疑者を公職選挙法違反(供応買収、事前運動)の疑いで逮捕した。
調べによると、飯塚容疑者らは昨年10月下旬、いすみ市岬町内の飲食店で、運動員ら十数人に対し、1人当たり数千円の飲食を提供、票の取りまとめなどを依頼した疑い。飯塚容疑者らは、大筋で容疑を認めているという。
会合は、後援会の「婦人部」をつくる名目で行われ、出席した運動員らはすべて女性だった。同課は、会合に出席した運動員らについても、同法違反(受供応)の疑いで書類送検する方針。
飯塚容疑者については、今回の逮捕容疑となった接待が行われたのと同じ時期、直後の11月に投開票が行われた同市議選の複数の候補者に対し、「陣中見舞い」の名目で現金数万円入りの「のし袋」を配っていた疑惑も浮上している。飯塚容疑者はこのころすでに県議選への出馬の意向を表明していたことから、市議の候補者の大半はこれを受け取らなかったとみられるが、捜査2課では飯塚容疑者のこの行為が、公職選挙法違反(買収申し込み)にあたる可能性もあるとみて、慎重に調べている。
複数の関係者の話によると、飯塚容疑者が「のし袋」を配ったのは10月下旬。飯塚容疑者の地元にあたる旧岬町からの立候補予定者の自宅や、経営する会社を訪れて置いていったという。
ある市議は、選挙を数日後に控えた日の朝、自宅を訪れた飯塚容疑者から「ちょっと早いけど陣中見舞いを持ってきた。頑張って」と袋を渡された。いったんは受け取ったものの、中に現金5万円が入っているのに気づき、数日後に自分の選挙事務担当者に返しに行かせたという。この市議は「陣中見舞いにしては額が多すぎた。時期が時期だけに『県議選を頼むよ』とも受け止められると思った」と話す。
また、別の市議も同じ時期、経営する会社の社員に飯塚容疑者が預けた袋が執務室の机の上に置かれているのを発見。中に5万円が入っていたため、すぐに飯塚容疑者の自宅へ行き、家族に「県議選はまだ先だし、力になれるか分からない。受け取れない」と話して袋を返したという。
(2007年5月11日 読売新聞)
1272
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/11(金) 08:13:19
県議選違反 前県会議長ら再逮捕
別の3人にも報酬票取りまとめ 讀賣石川
県議選を巡る選挙違反事件で、県警捜査2課などの合同捜査本部は10日、前県議会議長の長井賢誓容疑者(83)(同市利屋町)と、運動員の建設業荒木武司容疑者(53)を公選法違反(現金買収)の疑いで再逮捕した。
調べによると、長井容疑者らは共謀し2月2日ごろ、金沢市内の町内会役員の男性(65)ら3人にそれぞれの自宅で、投票と票の取りまとめの報酬として、1人あたり5万円、計15万円を渡した疑い。捜査本部は、現金を受け取った3人も同法違反容疑で書類送検する方針。
長井容疑者は荒木容疑者に25万円を手渡し、荒木容疑者は5万円を自分で受け取り、残りを「長井先生から預かったので取っといて」と言って5万円ずつ配っていた。
両容疑者は先月20日、市内の男性に5万円を渡し票の取りまとめを依頼したとして逮捕された。金沢地検は10日、両容疑者を同法違反の罪で起訴した。
(2007年5月11日 読売新聞)
1273
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/11(金) 08:39:17
村岡元長官に逆転有罪 1億円献金隠しで東京高裁 '07/5/11
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200705110060.html
自民党旧橋本派の政治団体「平成研究会」の一億円献金隠し事件で、政治資金規正法違反(不記載)罪に問われた元官房長官村岡兼造むらおか・かねぞう被告(75)の控訴審判決で、東京高裁は十日、無罪(求刑禁固一年)とした一審東京地裁判決を破棄、禁固十月、執行猶予三年を言い渡した。
村岡被告との共謀を認めた平成研の会計責任者滝川俊行たきがわ・としゆき元事務局長(58)=有罪確定=の証言の信用性が焦点となったが、須田賢すだ・まさる裁判長は「合理的、具体的で、根幹部分で一貫している。極めて高い信用性がある」と述べ、被告が献金隠しを主導したことを認定した。
村岡被告は判決後「不当極まる。全く承服できない」と批判。弁護側は上告状を提出した。
国会議員経験者で、一審無罪が二審で逆転有罪となったのは、リクルート事件で受託収賄罪に問われた藤波孝生ふじなみ・たかお元官房長官(74)に対する一九九七年の東京高裁判決(最高裁で確定)以来。
判決によると、村岡被告は平成研の会長代理だった二〇〇二年三月、滝川元局長と共謀し、日本歯科医師連盟(日歯連)からの献金一億円を平成研の政治資金収支報告書に記載しなかった。
昨年三月の地裁判決は「派閥幹部会で、村岡被告が裏金化することを取りまとめた」とする滝川元局長の証言を「変遷があり、不自然で到底信用できない」としたが、須田裁判長は「変遷しているのは重要性に劣る周辺に関する部分」と判断。幹部会に関する証言は具体的で、裏金化の処理に関与した橋本龍太郎元首相の秘書(当時)の供述とも符合するとした。
さらに、元局長の証言に反する野中広務元幹事長ら派閥幹部の供述は「証拠上、明らかな事実を否定しているなど信用性に問題がある」とした。
地裁が「一億円は橋本元首相への個人献金で、元局長は元首相や党への累を避けるため虚偽の供述をした可能性がある」とした点については「派閥への献金であることは明らかだ。誰かをかばい、派閥の幹部に刑事責任を負わせる恐れの高い虚偽の供述をする理由はない」と退けた。
その上で「要職を歴任し、政治資金の透明性確保への強い要請に応えるべき立場にありながら、犯行に果たした役割は大きく、刑事責任は軽視できない」と結論付けた。
また、「ほかの派閥幹部も起訴する処理も考えられた」と捜査手法にも言及した。
1274
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/11(金) 09:22:19
札幌市議選公選法違反 落選の稲津候補逮捕へ 運動員買収、関与の疑い(05/11 07:36)北海道
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/25253.html?_nva=30
四月に行われた札幌市議選(白石区)で落選した新人の稲津定俊氏(52)=自民=の陣営幹部による公選法違反(運動員買収)事件で、稲津氏本人が買収に関与した疑いが強まったとして、道警捜査二課と札幌白石署は十一日にも同容疑で稲津氏を逮捕する方針を固めた。
調べでは、稲津氏は同容疑で逮捕された陣営幹部で無職杉山秀都容疑者(50)=札幌市中央区南二五西八=と共謀し、告示前の今年一月下旬と三月初旬、陣営の選挙運動員の男性に対して、戸別訪問などによる票の取りまとめを依頼、報酬として現金計約三十万円を渡した疑いが持たれている。
同署などが、杉山容疑者ら陣営関係者に聴取したところ、運動員に報酬として渡した金は、稲津氏が用意した疑いが強いことが判明。また杉山容疑者が金を渡した場面にも同席していたとの情報もあった。
同市議選白石区には定数七人に対して、九人が立候補。稲津氏の得票は四千六十一票で最下位だった。
1275
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/11(金) 11:16:22
報告書不開示は違法と提訴 農相の光熱水費で市民団体
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007051101000184_National.html
松岡利勝農相の事務所光熱水費問題をめぐり、大阪市の「政治資金オンブズマン」共同代表の松山治幸さんらが11日、松岡農相の資金管理団体の政治資金収支報告書を開示しなかった国の処分の取り消しを求め大阪地裁に提訴した。
訴状によると、松山さんらは、ことし4月、「松岡利勝新世紀政経懇話会」の2002−05年分の収支報告書の記載に虚偽があるとして、政治資金規正法違反容疑で松岡農相らを東京地検に告発。
06年分も付け加えようと、同月5日に情報公開請求したが、国は公表前であることを理由に開示しなかった。
松山さんらは、旧橋本派や森派の政治団体をめぐる同様の訴訟を起こし、大阪地裁で勝訴している。
1276
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/11(金) 11:25:14
九頭竜川用水談合 数人、近く立件へ 県警 関係先3ヵ所捜索
5月10日午前10時30分
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=735
国が発注した九頭竜川下流域の農業用水パイプライン事業入札の談合事件で県警は、入札に参加し談合を主導したとされる関係者ら数人を近く競売入札妨害の容疑で立件する方針を固め、9日、越前市の建設会社社長宅や福井市内の政治団体事務所など関係先3カ所を家宅捜索し関係資料を押収した。立件に向け、容疑を裏付ける詰めの捜査を本格化させたとみられる。
県警は予定価格をどのように知り得たかや、落札業者の選定方法など談合システムの全容解明に向けさらに詳しく調べる。この日は越前市の木原建設社長宅、福井市にある県外選出衆院議員の政治団体事務所と、その事務局長の自宅の3カ所を捜索した。
問題の工事は、農水省北陸農政局(金沢市)が発注したパイプライン事業の一部。3つの工事について2004年10月に公募型指名競争入札が行われ、県内外十数社が参加。それぞれ1億9500万円、1億4800万円、1億3200万円で県内業者が落札した。予定価格に対する落札率は、いずれも約97%だった。
このうち、2つの工事入札に参加した計14(一部辞退を含む)の建設会社や共同企業体は全く同じ構成で、残る1つの工事入札も、県外の建設会社1社が加わっただけだったことが、これまでの捜査で分かっている。また任意で事情を聴かれた複数の人物も談合を認める供述をしている。
県警は昨年11月以降、関係先や北陸農政局などを家宅捜索。入札に参加した建設業者の担当者ら数十人から任意で事情聴取を進めている。
1277
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/11(金) 20:24:54
公選法違反:札幌市議選で落選の稲津候補、買収容疑で逮捕 後援会幹部と共謀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20070511ddj041040007000c.html
札幌白石署などは11日、札幌市議選(4月8日投開票)の白石選挙区に立候補し落選した自民新人、稲津定俊容疑者(52)=同市白石区本通16=を公選法違反(買収)容疑で逮捕した。
調べでは、稲津容疑者は同法違反容疑で逮捕された後援会幹部、杉山秀都(ひでと)容疑者(50)=同市中央区南25西8=と共謀。今年1月下旬と3月上旬の2回、同市白石区内の後援会事務所で、運動員の男性に票の取りまとめを依頼し、報酬として現金計約25万円を渡した疑い。
同選挙区は定数7に対し、現職と新人の9人が立候補し、稲津容疑者は最下位だった。【久野華代】
毎日新聞 2007年5月11日 北海道夕刊
1278
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/11(金) 20:26:38
日歯連事件:旧橋本派裏献金 逆転有罪、村岡被告の地元に波紋 /秋田
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/akita/news/20070511ddlk05040231000c.html
日本歯科医師連盟(日歯連)から自民党旧橋本派への1億円裏献金事件で、政治資金規正法違反罪に問われた元官房長官の村岡兼造被告(75)に対する東京高裁の逆転有罪判決は、村岡元長官の地元、由利本荘市にも波紋を広げた。無罪の1審判決を覆した結果に、村岡氏の次男で、自民党に復党して政治活動に携わる敏英氏(46)は「不当で信じられない判決。私も最高裁まで全面的に闘う」と憤った。
最大の争点は、1審が否定した同派元会計責任者、滝川俊行元被告(58)=有罪確定=の「元長官が(政治資金収支報告書への不記載などを)指示した」とした証言の信用性だが、別の裁判長が担当した滝川元被告の判決(04年12月)では、村岡元長官の指示を認定。1審で判断が割れる形になっており、高裁の判断が注目されていた。有罪判決に、ある地元議員は「1審と同じく無罪を信じていたが、大変驚いている。村岡さんには以前からお世話になった。無罪が確定するまで支援していく」と話した。【津村豊和】
毎日新聞 2007年5月11日
1279
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/11(金) 22:28:53
公選法違反:公報に虚偽記載の元県議、罰金30万円−−県議選座間市選挙区 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070511ddlk14040547000c.html
選挙公報に虚偽の内容を記載したとして、横浜区検は10日、4月8日に投開票された県議選座間市選挙区で落選した菅原和洋元県議(65)を公職選挙法違反罪(虚偽事項の公表)で横浜簡裁に略式起訴し、同簡裁は同日、罰金30万円と公民権停止4年の略式命令を出した。
起訴状によると、菅原元県議は3月30日、同市商工会から推薦や応援を受けていないのに、「私たちも応援しています 座間市商工会会長」と記載した選挙公報掲載文原稿用紙を座間市選挙管理委員会に提出。同市選管は4月2〜7日、虚偽の内容を記載した選挙公報約5万2200部を新聞折り込みなどで配布した。【鈴木一生】
毎日新聞 2007年5月11日
1280
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/11(金) 22:49:45
県知事後援会・虚偽記入:県議会代表者会議で対応策など協議 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070511ddlk34040493000c.html
県議会は10日、任期開始後初の各会派代表者会議を開き、藤田雄山知事後援会の政治資金規正法違反事件解明に向けた対応などについて協議した。
会議後に会見した林正夫議長によると、知事の元秘書の供述調書にある県議の実名閲覧請求を広島地検が不許可処分としたのは不当として、処分取り消しを求めた広島地裁への準抗告について、同地裁の決定が出た場合の対応や、政務調査費のあり方などについて、次回の同会議までに検討を依頼したという。
同事件について、林議長は「一刻も早い解決という点で意見が一致している。知事も大変重く受け止めていると思うので、早く解決して正常な県政に戻したい」と強調した。【吉川雄策】
毎日新聞 2007年5月11日
1281
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 00:24:42
判決「耳を疑った」/村岡元長官に逆転有罪
2007年05月11日 朝日秋田
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000705110003
「これは裁判ではない」。元官房長官の村岡兼造被告(75)は判決後の記者会見で、悔しさをぶつけた。一審の無罪判決が一転、有罪へ。自民党旧橋本派の政治団体「平成研究会」の1億円ヤミ献金事件。関係者からは、今夏の参院選や自民党に3月に復党した次男敏英氏(46)の政治活動への影響を心配する声も上がった。
◆◆「上告して戦う」怒り
裁判長から有罪判決が言い渡された瞬間、腰掛けていた村岡元長官は口をとがらせ、首をかしげるようなしぐさを見せた。
後ろの列の弁護人に話しかけた。「(有罪という言葉に)耳を疑ったので確認するために振り向いた」(村岡元長官)。
1時間20分続いた判決の読み上げの間は、視線を落として、右手に持ったペンで、紙に何かを書き込んだり、目をつぶったりしながら聞いていた。ときおり、裁判官に視線を向けた。
村岡元長官は入廷時には裁判官に向けて2度頭を下げた。しかし閉廷時はゆっくりと腰を上げ、頭は下げずにそのまま退廷した。
途中、傍聴席の知人から声をかけられると、「当然、上告しますよ」と強い口調で話した。
◇
その後、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見を開いた。10台近いテレビカメラが並ぶ中、顔を少し紅潮させながら「不当極まりない判決。裁判官は心が痛まないのか。上告して戦う」と強い口調で話した。
地元への思いについては「私を信頼して下さい。必ず潔白を証明して見せます」と訴えた。
次男の敏英氏の地元での政治活動への影響を尋ねられると「(政界を)私は引退しており、息子の活動とは関係ない。影響はないと思う」ときっぱりと述べた。
◇
村岡元長官は03年の総選挙で秋田3区から立候補して、御法川信英氏に敗れた。日歯連事件で在宅起訴されたあとの05年の総選挙では、次男敏英氏が同区から初めて立候補したが、やはり御法川氏に敗れた。
傍聴席にいた敏英氏は「有罪」と読み上げられた瞬間席を立ち、退廷。地元の事務所に連絡するなど対応に追われた。
敏英氏は会見後の取材に対し、「父同様に良い結果が出ると信じていたので本当に驚きと怒りでいっぱいです。私自身の政治活動はこれからもいばらの道だが、多くの支援者の方々とともに歩いていきたい」と話した。
◆◆どう考えたら… 支持者困惑
村岡兼造氏の地元、由利本荘市。
判決の30分前、午後2時半ごろには敏英氏の事務所に数人の支持者が集まっていた。「無罪だったらバンザイを」。そんな笑い声も上がった。
しかし午後3時すぎ、テレビに「逆転有罪」のテロップが出ると、空気は一気に重苦しくなった。あちこちからため息がもれた。無職の男性支持者(71)は、「有罪はあり得ないと確信していたのに……。一審の『無罪』はなんだったのか、どう考えたらいいのか」と困惑した様子。
別の農業男性(57)も「先月、(村岡氏)本人から『新しい証拠は何も出てきていない、大丈夫』ときいていたのに」と唇をかんだ。「きっと最高裁では無罪になるだろう。(自民党に復党した)敏英氏も含め、これまでと同じように応援していく」
兼造氏の選挙に協力していた柳田弘・同市長は市役所内で取材に応じた。「びっくりしている」と淡々。「政治にはいろいろある。有罪判決で村岡さんの見方が変わるわけではない。村岡さんは村岡さんだ」とも付け加えた。
敏英氏の今後の政治活動について、市民の反応は様々だった。
市役所に来ていた無職の女性(87)は「由利本荘市民として残念。有罪だが父は父、子は子。選挙では(敏英氏を)応援しようと思っている」と語った。
市嘱託職員の男性(57)は「兼造さんは本荘のためにいろいろやってくれた人かもしれないが、有罪となれば敏英氏への影響も当然出てくるだろう」と話した。
◆◆地元県議は「対応難しい」 自民・小田氏
村岡元長官の地元、由利本荘市選出の小田美恵子県議(自民)は判決結果に、「厳粛に受け止めている。政治と金の問題で、国民からの信頼を回復するため、気を引き締めないといけない」と話した。
小田県議によると、地元では自民党に復党した敏英氏を応援する雰囲気が高まっているといい、党の地元支部長としてある程度、歩調を合わせていた。
しかし今回の判決を受けて「敏英氏も私たちもそれぞれビジョンがあるし、今後、対応が難しい」と話した。
1282
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 00:25:10
◆◆「証言の矛盾指摘せず」村岡元長官質疑応答
判決後の記者会見で、村岡元長官は思いを語った。主な質疑応答は次の通り。
――一転、有罪判決となったが。
「あぜんとした。全く予想していなかった。検察の主張に迎合した判決に驚き、怒りを覚える」
――判決理由を聞いて、とくに納得できなかった点は。
「証人同士の証言の食い違いに触れていない。矛盾していた証言を一つも調べていない。これは裁判ではない」
――では、どうしてこうした判決になったと思うか。
「分かりません。裁判長は心が痛まないのかと聞きたい」
――判決理由の中で、「他の国会議員も起訴が考えられるが……」という一文があり、4人の中で1人だけ起訴されたことへの言及があった。
「もともと1億円を領収書を出さずに裏金処理することを決めた、という幹部会なんてなかった。私は経理も帳簿も1回も見たことはない。そんなことは(検察は)全然調べていない。(元会計責任者らの)食い違いがある供述をそのまま採用している。そんな裁判なんてありえない」
――判決文が読み上げられる間、しきりにメモをとっていたが何を書いていたのか。
「後で記者会見するというので、感想などしゃべろうとする内容をまとめていた」
――驚きと怒りでは、どちらが強い。
「怒りですね。一審と二審で、全く正反対だから。検察の供述をすべて採用して、証人同士の矛盾点については何も指摘がない」
――地元で支持してくれた人たちに伝えたいことは。
「無罪を確信している。泣き寝入りはしない。上告して戦っていくので信頼してください。1億円献金事件に始めから関与していないと伝えたい」
1283
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 00:41:08
裏金返還 泉田知事最後まで拒否
2007年05月11日 朝日新潟
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000705110002
岐阜県庁の裏金問題で、同県は9日、退職した職員に求めていた8億4252万円の返還が完了したことを明らかにした。しかし、同県の部長級ポストから新潟県知事に転身し、105万円の支払いを求められていた泉田裕彦知事は最後まで応じなかった。知事は10日、「お金を払って幕引きでは、隠蔽(いんぺい)体質の改善につながらず、自治体への信頼も回復できない」との談話を出した。
泉田知事はこれまで「部下の裏金保管について知り得る立場になかった」などとして返還を保留。10日の談話では「今後は、原因の究明と、裏金問題の責任の所在を確定させる作業が行われると期待する」と調査を促し、「私が裏金問題に関与したような情報を流しておきながら、一切の謝罪がない岐阜県に対して、遺憾の意を表明する」と改めて岐阜県側の対応を批判した。
岐阜県によると、返還の対象者は92年度以降に県の幹部や管理職を務め、すでに退職した約1450人。新産業労働局長を務めた泉田知事ら約190人の返還が確認されていないが、対象外の退職者からの協力金があったため、目標額に到達したという。
返還のために退職者らが設けた岐阜県退職者資金返還推進協議会会長の梶原拓前知事は「未納付の皆さま方には、今後の速やかなるご協力をお願いしたい」としている。
1284
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 00:45:17
公選法違反 元県議長ら2人を再逮捕
2007年05月11日 朝日石川
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000705110001
◆別の有権者にも現金◆
4月8日に投開票された石川県議選に絡み、元県議会議長の長井賢誓容疑者(83)=金沢市利屋町=と、運動員の荒木武司容疑者(53)=同=が、金沢市の町会役員の男性に現金を渡し、票の取りまとめなどを依頼したとして逮捕された事件で、県警は10日、別の有権者の男性3人にも現金を渡し、票の取りまとめを依頼したとして、長井、荒木両容疑者を公職選挙法違反(現金買収)の疑いで再逮捕した。
調べでは、荒木容疑者は長井容疑者から現金を受け取り、2月2日に金沢市の町会役員の男性(65)ら地元有力者3人を訪ね「長井先生から預かってきた」などと、3人にそれぞれ現金5万円を渡し、票の取りまとめなどを依頼した疑い。
2人はと容疑を認め、余罪の供述を始めたという。県警はさらに余罪があるとみて追及するとしている。
一方、金沢地検は10日、長井、荒木両容疑者を公職選挙法違反(現金買収)罪で起訴した。2人は容疑を認めており、長井容疑者は「後継候補の擁立がうまくいかず、選挙活動が遅れて焦っていた」と動機を話しているという。
起訴状などによると、2人は2月3日ごろ、金沢市利屋町の公民館で同市の町会役員の男性(58)に現金5万円を渡し、票のとりまとめなどを依頼した疑い。
1285
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 01:35:11
韮崎市長を摘発 運転中に携帯電話 産経山梨
http://www.sankei.co.jp/chiho/yamanashi/070511/ymn070511002.htm
韮崎市の横内公明市長は10日、乗用車を運転しながら携帯電話を使ったとして道交法違反(携帯電話の使用)の現行犯で韮崎署に摘発された。
調べでは、横内市長は10日午後2時35分ごろ、同市韮崎本町の韮崎署前の県道で、携帯電話を使いながら乗用車を運転していた。交通取締中の同署員が発見、摘発した。
市長は10日は公務がなく、休日だった。市長は職業を問われると「会社役員」と答え、署員に「すみません」と素直に謝罪したという。
報道機関からの指摘を受けて、市の政策秘書課長が市長に確認を取ったところ、「不注意だった。かかってきたので、ついとってしまった」と釈明している。
市長は11日、韮崎駅前で春の全国交通安全運動の街頭啓発に参加予定だったが、取りやめた。
(2007/05/11 03:26)
1286
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 01:39:42
生駒市足湯建設 あっせん収賄立件へ 元市会議長に謝礼数百万円
http://www.sankei-kansai.com/01_syakai/sya051101.htm
奈良県生駒市の足湯施設建設をめぐる背任事件で、工事を受注した温泉掘削会社「中由(なかよし)商会」(新潟県南魚沼市)が、元市議会議長の酒井隆容疑者(65)=別の背任事件で逮捕=に数百万円を提供していたことが10日、分かった。酒井容疑者が市側に強く働きかけた結果、同社は随意契約で高値受注に成功しており、大阪地検特捜部は資金提供が中由商会側からの謝礼だったとの見方を強め、酒井容疑者をあっせん収賄容疑で立件する方針を固めたもようだ。
酒井容疑者は、総合スポーツ公園用地の転売で約1億円の利益を得た建設会社からも1000万円を受け取っており、特捜部はこの現金の趣旨についても捜査。同公園用地転売をめぐる背任容疑で逮捕された酒井容疑者の拘置期限となる13日に向け、特捜部は詰めの捜査を進めている。
調べによると、酒井容疑者は、中本幸一・前市長(70)や中由商会役員の中島三晴(51)、中島直人(41)両容疑者=いずれも背任容疑で逮捕=と共謀し、平成17年12月、足湯施設の建設工事を約5355万円の随意契約で同社に受注させ、入札を行った場合よりも約2000万円高い公費を支出させて市に損害を与えたとされる。
関係者によると、酒井容疑者は契約前の17年11月ごろ、市幹部を議長室に呼び出して「5000〜6000万円の随意契約で中由商会に受注させろ」などと強く要求していた。同工事は、地方自治法が随意契約の上限基準とする予定価格130万円を超える工事だったが、市幹部を通じて酒井容疑者の意向を知った中本前市長は、随意契約で中由商会に工事を発注するよう、担当職員に指示していたという。
特捜部は、酒井容疑者が本来は入札の対象だった工事を随意契約に変更するよう市側に強く働きかけ、中由商会に不当な高値で受注させた不正行為の見返りとして、数百万円を受け取ったと判断したとみられる。
(2007/05/11 7:51)
1287
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 08:57:45
喜多方市議選買収 物品配布数百人か
物江容疑者「票上積みのため」 讀賣福島
4月の喜多方市議選で当選した物江隆夫前市議(65)が有権者数人に飲料セットを配り投票を依頼したとして公選法違反(買収)の疑いで逮捕された事件で、物江容疑者は、飲料セットなどの品物数百個を購入し、ほぼすべてを有権者に配った疑いがあることが11日、喜多方署の調べでわかった。同署は、裏付け捜査を進めている。
物江容疑者は「違法と知っていたが、票の上積みのために数百軒を戸別訪問し、多くの家で飲料セットなどを配った」と供述しているという。
物江容疑者が、市内の複数の店から飲料セットなどの品物数百個を購入したことは、各店の販売リストから判明した。だが、10日に行われた同市内の物江容疑者宅の捜索では、品物はほとんど見つからなかった。
同署では、品物の配布にかかわったとみられる運動員や、受け取ったとされる有権者からも事情を聞いている。
(2007年5月12日 読売新聞)
1288
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 11:09:55
青木・京都市議を起訴 讀賣京都
選挙運動員に報酬を支払ったとして、地検は11日、4月8日投開票の京都市議選左京区選挙区に自民党候補として立候補、初当選した青木克之容疑者(63)(左京区)を公選法違反罪(選挙運動者の買収)で起訴した。辞職か有罪確定の時点で、法定得票数を満たした次点候補が繰り上げ当選となる。
青木被告は「法律違反と知っていた。後援者と相談して議員は辞職する」と供述している。
起訴状によると、青木被告は4月9日〜18日ごろの間、左京区の大学構内などで、選挙運動員の女性8人に対し、報酬として1人当たり9600円〜10万8000円、総額30万3300円を支払った。
(2007年5月12日 読売新聞)
1289
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 21:41:09
京都市議選の公選法違反:青木市議を起訴−−地検 /京都
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070512ddlk26040451000c.html
統一地方選の京都市議選(4月8日投開票)での公職選挙法違反事件で、京都地検は11日、左京区選挙区から自民党公認で立候補し初当選した市議の青木克之容疑者(63)=会派届では無所属=を同法違反(買収)罪で起訴した。
起訴状によると、青木被告は20代〜50代の女性8人に3月末からの同選挙期間中に選挙運動をさせた報酬として、4月中旬に現金計30万3300円を支払った。
地検によると、時給1200〜2000円の約束で、支給額は一人当たり9600〜10万8000円だった。青木被告は起訴事実を認め、辞意を示しているという。【太田裕之】
毎日新聞 2007年5月12日
1290
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 21:42:42
県議の違法寄付:清元県議、不起訴 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070512ddlk28040395000c.html
清元功章県議(姫路市選出、先月の統一選で落選)が、選挙区内の団体が主催するイベント計11回に出席し、県議会の政務調査費から計22万円を支出したのは公職選挙法違反(寄付の禁止)に当たるとして「市民オンブズ尼崎」など3市民団体が告発していた問題で、神戸地検姫路支部はこのほど、8回分を容疑不十分で不起訴処分、3回については起訴猶予処分にした。【馬渕晶子】
〔神戸版〕
毎日新聞 2007年5月12日
1291
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/13(日) 08:20:23
プロミス創業者が武部氏のパーティー券160万円購入
2007年05月13日06時25分
http://www.asahi.com/national/update/0513/TKY200705120213.html
消費者金融大手プロミスの創業者で最高顧問の神内良一(じんない・りょういち)氏(80)が、03年暮れに北海道で農業関連の財団法人を設立する際、財団の会長や非常勤理事への就任などで自民党衆院議員の武部勤氏に協力をあおぎ、その翌年以降、武部氏のために160万円分のパーティー券を購入していたことが分かった。取材に対し、武部氏も神内氏も財団設立とパーティー券購入に因果関係はないとしている。
この財団は浦臼町にある「北海道農業企業化研究所」。武部氏は設立許可を審査する道への申請書に設立者の1人として名を連ね、当初から財団設立に協力していた。総務省によると、現職国会議員が理事になっている公益法人は、05年10月時点で223。理事を務める国会議員は「許可権を握る所管官庁に影響力を行使しうる立場で注意が必要」(総務省)とされ、96年以降、同省の公益法人の調査項目に加わった。
武部氏を支援する政治団体「東京翔武会」の収支報告書によると、神内氏は個人名義で、「武部勤政治文化フォーラム」のパーティー券を購入。最初は、財団の設立許可が出てから約半年後の04年7月。続いて05年6月と同年11月にも購入した。金額は3回とも50万円。神内氏は「今年は10万円ぐらい、去年も(金額は不明だが)購入したと思う」と話し、合計すると160万円分となる。法的には問題がなく、いずれも武部氏の秘書から依頼を受けたためという。
財団の理事には、神内氏と同郷(香川県)の衆院議員大野功統(よしのり)氏も04年9月まで名を連ねており、武部氏は大野氏を介して神内氏と親密になった。その後、神内氏が道内で企業並みの生産性を上げる農家の実現を目指して財団を立ち上げることを知り、その熱意に感銘。会長や理事への就任を引き受けたという。
03年11月に道農政部に提出された設立許可申請書に添付された「役員就任承諾書」には、武部、大野両氏とも自筆で署名。申請の翌12月に設立が許可された。
同財団の基本財産と運用財産は計120億円。プロミス株200万株や現金などからなり、すべて神内氏が提供。年間数億円の同株の配当で財団は運営され、品種改良の研究や大規模農家の出荷支援、表彰などの事業を営んでいる。
パーティー券購入について、神内氏は「だんだんつきあってお互いがわかり、頼む、頼まれる(の関係)となる。会長になってもらったお礼ではない」と説明。会長や理事への就任は「武部氏は元農水大臣で農業を何とかしようとする(財団)には適任。私が進めようと思う方向を道が邪魔をしたときは武部さんに(登場してもらおう)と思った。ただ、順調に進んでおり、現に頼んだことはない」と話した。
武部氏はパーティー券について「財団会長ということで財団から金をもらったわけではない。神内さんが私にほれ、私も神内さんにほれたということだ」と話した。
1292
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/13(日) 08:24:03
九頭竜川工事談合:建設会社幹部ら11人を逮捕 福井
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070513k0000m040067000c.html
農林水産省北陸農政局が発注した九頭竜川下流土地改良事業の工事入札に絡む談合事件で、福井県警組織犯罪対策課などは12日、県内の建設会社幹部ら計11人を、競売入札妨害(不正談合)容疑で逮捕した。暴力団関係者もおり、県警は談合が組織の資金源になっていた可能性もあるとみて実態解明を進める。
逮捕されたのは、▽同県鯖江市石生谷町、木原建設元社員、白崎清隆容疑者(51)▽同県越前市国高3、山清建設社長、山本達雄容疑者(60)ら当時の営業担当者。
談合の疑いがあるのは、北陸農政局が福井県北部で進める、土地改良事業に伴う農業用パイプラインを建設する3件の工事入札。04年10月に公募型指名競争入札があり、県内外の計14社が参加した。それぞれ別の県内の建設会社や共同体が、1億9500万円、1億3200万円、1億4800万円で落札。落札率はいずれも予定価格の97%だった。
調べでは、11人は事前に福井市内の業界関連事務所などに集まって、落札業者を決め、辞退業者は落札業者の下請けに入るなどの利益供与協定を結び、公正な入札を妨害した疑い。
県警は昨年11月の強制捜査着手以降、関係先約60カ所を家宅捜索し、建設会社の幹部ら100人以上から事情を聴いてきた。落札業者から受注額の一部が調整役の営業担当者らに支払われていた可能性があるという。【松井聡、菅沼舞】
毎日新聞 2007年5月12日 20時14分 (最終更新時間 5月12日 21時03分)
1293
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/13(日) 08:25:05
奈良・山林売買:市議会元議長を再逮捕へ 市長も捜査
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070513k0000m040126000c.html
奈良県生駒市の山林売買を巡って背任容疑で逮捕された市議会元議長の酒井隆容疑者(65)に土地所有者の建設会社「ウツミ」(奈良市)側から渡った現金1000万円が、高値での売却に便宜を図った見返りだった疑いが強まり、大阪地検特捜部は13日に酒井容疑者をあっせん収賄容疑で再逮捕する方針を固めた。市長と有力市議が絡んだ一連の背任事件は贈収賄事件に発展する。また、別に1000万円を受け取ったとされる病気療養中の中本幸一前市長(70)についても加重収賄容疑での立件を視野に慎重に捜査を進める。
これまでの調べなどによると、酒井容疑者と中本前市長、ウツミの役員らは共謀し、03年5〜6月、自社や取締役の母親名義で同市南田原町の山林5筆(計約4ヘクタール)を3812万円で購入。知り合いの不動産鑑定士に実勢価格の約11倍にあたる1億3480万円という法外な高値の評価を出させ、03年12月、市と先行取得契約を結んでいた公社に同額で売却し、1億円近い利益を得た。
酒井容疑者は中本前市長らに購入を働きかけた謝礼としてウツミ側から現金1000万円を受領。中本前市長も不正な売買に応じた見返りに同額を受け取った疑いが持たれている。
中本前市長は03年3月にスポーツ公園整備構想を発表し、山林はその用地の名目で購入した。ところが実際には使用に堪えないもので、特捜部は先月、不必要な土地の購入で市に1億3480万円の損害を与えたとする背任容疑で、酒井容疑者やウツミの役員ら5人を逮捕した。
贈賄罪の公訴時効は3年のため、処分保留で既に釈放しているウツミの元社長(60)と社長(63)については任意で取り調べる方針。
酒井容疑者は逮捕前の取材に対し、売却益の一部を受け取ったとの疑惑について「アホなことを言うな。あの土地売買はウツミの社長が中本前市長に話をしたんや。あれはもうかってないって聞いたで」と否定していた。【田中龍士、藤田剛】
毎日新聞 2007年5月13日 3時00分
1294
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/13(日) 09:19:34
談合事件11人逮捕 金の流れ徹底追及
県警 残り8業者も捜査 讀賣福井
公共工事の闇はどこまで解明されるのか――。北陸農政局の発注工事を巡る談合事件で、県内の建設会社幹部ら11人を競売入札妨害容疑で逮捕した12日、県警幹部は談合に調整役が存在していたことを明らかにし、その役割や金の流れについて追及していく姿勢を強調した。
今回逮捕されたのは入札に参加した14業者のうち、3共同企業体(JV)を含む6業者。残る8業者の関与についても調べる。「県内の公共工事では恒常的に談合が行われている」との指摘もあり、県警幹部は「まだ山を登っているところで、頂の高さは分からない。息切れしないように頑張る」と話した。
一方、発注者の北陸農政局は「極めて遺憾。社会的影響は大きく、指名停止要領に基づいて厳格な処分を科する。より透明性、競争性の高い入札制度の運用と改革も図りたい」とのコメントを発表した。
県は14日にも、土木部長らで構成する県請負契約適正化委員会を開き、逮捕者を出した建設会社の指名停止処分を決める。
◇談合事件で逮捕された容疑者
▽木原建設元営業担当幹部、白崎清隆(51)(鯖江市石生谷町)▽山清建設代表取締役、山本達雄(60)(越前市国高)▽辻広組元取締役、杉山保博(57)(敦賀市三島)▽前川元組元営業部長、小島善亮(52)(福井市舞屋町)▽細田建設・兼井組元取締役、麻生裕一(40)(同市上北野)
▽道端組元取締役、高田寛之(62)(同市志比口)▽山本組代表取締役、奥山芳樹(59)(越前市押田)▽野沢組代表取締役、野沢匡(50)(永平寺町鳴鹿山鹿)▽石黒建設元福井本店長、上嶋一幸(58)(越前市行松町)▽兼井組代表取締役、兼井隆(59)(大野市今井)▽増田建設代表取締役、増田進二(38)(坂井市三国町平山)
(2007年5月13日 読売新聞)
1295
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/13(日) 09:24:14
選管ミスで「当選」発表 田中氏繰り上げへ 水口府議が辞職願提出 讀賣京都
4月8日投開票の府議選を巡る公選法違反事件で罰金50万円の略式命令を受けた府議(中京区選出)の水口洋被告(54)が、議員辞職願を府議会事務局に提出したことがわかった。水口被告の辞職が認められると、開票日に誤った確定票発表で当選とされ、直後に落選とわかった民主新人の参院議員秘書田中健志氏(37)が繰り上げ当選となる。
府議会事務局によると、辞職願は11日に出された。議会閉会中は議長が許可すれば辞職が認められるが、現在は府議選直後で議長が不在。議長不在の地方議会で最年長議員が辞職を許可した例もあるといい、「週明けに議員側に伝え、判断を仰ぎたい」としている。
一方、田中氏は、同区選管が得票数を入れ違えて確定票を発表、落選にもかかわらず当選を祝う万歳をした経験があるだけに慎重。「(水口被告の)その後の経過は気にかけていた。正式に当選が決まらないことには何も言いようがない」と話している。
(2007年5月13日 読売新聞)
1296
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/13(日) 10:27:11
清元県議は起訴猶予 政調費不正支出
2007/05/12 兵庫神戸
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000332266.shtml
無料講演会の参加費として政務調査費から計十一回にわたって現金を支出した行為は公職選挙法が禁じた寄付に当たるとして、清元功章・兵庫県議(79)=姫路市、自民党県議団=が同法違反容疑で書類送検された事件で、神戸地検姫路支部は十一日までに、三件の支出について起訴猶予処分にし、残りを不起訴処分(嫌疑不十分)とした。
尼崎市などの市民団体は昨年十一月、清元県議が二〇〇四年度に計十一回、講演会参加費として政務調査費から二十二万円を支出したことは寄付にあたる-として告発。兵庫県警捜査二課は同十二月に清元県議を書類送検した。
同支部は、うち三回については各一万円の寄付があったとして起訴猶予処分とし、残りを不起訴処分にした。同支部は起訴猶予処分の理由について、「寄付と認められるが、講演会で配られた弁当の対価という性格もあり、総合的に判断した」としている。
同県議は現在九期目で、四月の統一地方選で落選した。任期は六月十日まで。
1297
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/13(日) 10:38:27
豊富な資金力背景に 県議選いすみ供応買収事件
候補者の会社など捜索 千葉日報
http://www.chibanippo.co.jp/news/shakai/kiji.php?id=shakai07051214072301
県議選いすみ市選挙区をめぐる飯塚弘芳容疑者(60)=落選=陣営の供応買収事件で、県警捜査二課などの選挙違反取締本部は十一日、飯塚容疑者が経営する同市内のコンクリート関連会社や自宅などを家宅捜索した。飯塚容疑者とともに公選法違反容疑で逮捕された陣営幹部の木村和美容疑者(54)は、飯塚容疑者のグループ会社の社員。後援会長で元同市議の渡辺徳明容疑者(75)も役員を務めていた。
飯塚容疑者は順調なグループ企業に加えて株投資などでも利益を挙げていたとされる。取締本部は、豊富な資金力を背景に早い段階から違法な選挙運動を行っていたとみて解明を進める。同日、三容疑者を送検した。
取締本部や関係者によると、飯塚容疑者は県を退職後、一時、渡辺容疑者のコンクリート会社に勤務。その後、自らコンクリート二次製品の製造販売会社を設立して事業を拡大し、関連三社による「飯塚企業グループ会長」となった。渡辺容疑者も、このうち一社の取締役になっている。
昨年五月に後援会組織を立ち上げていた飯塚陣営は、人物紹介のパンフレットを作製したり、イメージポスターを派手に張り巡らすなど活発な動きをみせていた。三町合併後初の県議選で区割りも変わり、当初は旧大原町を地盤とする現職をしのぐ勢いとも噂される一方、手法を批判する文書なども出回っていた。
1298
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/13(日) 21:14:59
生駒市前議長を再逮捕 1000万円、あっせん収賄容疑 '07/5/13
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200705130262.html
奈良県生駒市のスポーツ公園用地売買をめぐる背任事件で逮捕された前市議会議長酒井隆容疑者(65)が、山林を市に高く買い取らせた見返りに、奈良市の不動産仲介会社から一千万円を受け取ったとして、大阪地検特捜部は十三日、あっせん収賄容疑で再逮捕した。容疑を認めているという。
中本幸一前市長(70)もこの会社から一千万円を受け取っていたことが既に判明しており、特捜部は四月末に手術を終え入院中の中本前市長の回復を待ち、収賄容疑で立件する方針。贈賄側は公訴時効(三年)が成立している。
調べなどによると、不動産仲介会社は二○○三年五―六月、取締役の母親名義などで生駒市南田原町の山林約四ヘクタールを購入。酒井容疑者は、知り合いの不動産鑑定士に時価の十倍以上に当たる約一億三千五百万円と評価させた上、中本前市長らに働き掛け、市土地開発公社にこの価格で買い取らせた。同社側が約一億円の転売益を得た見返りに、十二月下旬に一千万円を受け取った疑い。
同社社長(63)らは○三年十月上旬、公社に山林の取得を要請し、十一月に二回にわたり酒井容疑者に市側への働き掛けを依頼。酒井容疑者は市の担当職員を呼び出して「例の件、頼むで」などと買い取りを迫り、中本前市長も当時の公園緑地課長に早期購入を指示していたという。
特捜部は、この用地売買をめぐる背任容疑についてはいったん処分保留とした。温泉施設建設計画や足湯施設建設に絡み、新潟県の掘削会社「中由商会」から酒井容疑者に二千数百万円が渡った経緯についても捜査を進める。
1299
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/14(月) 06:46:36
山林売買:生駒市元議長を1000万受領容疑で再逮捕
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070514k0000m040139000c.html
奈良県生駒市に高値で山林を購入するよう働きかけた見返りに、売り主の建設会社「ウツミ」(奈良市)側から現金1000万円を受け取ったとされる市議会元議長の酒井隆容疑者(65)が、市発注の足湯施設の工事でも建設した業者から400万円を受け取っていたことが分かった。大阪地検特捜部は13日、酒井容疑者を山林売買でのあっせん収賄容疑で再逮捕した。
調べでは、酒井容疑者は、中本幸一前市長(70)やウツミの社長(63)らと共謀し、03年5〜6月、同社や取締役の母親名義で同市南田原町の山林約4ヘクタールを計3812万円で購入。同12月、実勢価格の約11倍の1億3480万円で市土地開発公社に購入させたとされる。
酒井容疑者はこの売買にあたり、中本前市長に法外な高値での購入を働きかけるなど便宜を図った謝礼として、ウツミ側から現金1000万円を受け取った疑いでこの日、逮捕された。酒井容疑者はウツミ側から同社の購入価格の3倍以上で市に買い取らせるよう頼まれたという。最初の逮捕容疑となった背任容疑については処分保留とされた。
また、不正な売買に応じた見返りに同額を受け取ったとされる中本前市長には加重収賄の疑いが浮上しており、特捜部は病気療養中の前市長の体調を見ながら捜査。贈賄の公訴時効(3年)が成立しているウツミの社長らも任意で調べる。
一方、足湯施設の工事は05年12月、新潟県南魚沼市の掘削会社「中由商会」が5355万円で随意契約で受注。入札を実施した場合の適正価格との差額に当たる約2000万円の損害を市に与えた背任の疑いで、特捜部が同社取締役の中島三晴(51)と中島直人(41)の両容疑者を逮捕している。酒井容疑者はこの工事でも発注前、市幹部に「5000万〜6000万円で中由と随契しろ」と要求。地方自治法の規定に反して随意契約させ、同社側から400万円を受け取っていた。特捜部は他にも中由商会から金品を受け取った可能性もあるとみて追及するとみられる。【田中龍士、藤田剛】
毎日新聞 2007年5月14日 3時00分
1300
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/14(月) 08:54:56
福井談合「調整役」 手数料に応じ業者選定 落札予定者“逆転”も
2007年5月14日 07時59分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007051490075957.html
農林水産省発注の公共工事の競争入札をめぐる福井県内の談合事件で、競売入札妨害の疑いで逮捕された建設会社の幹部らが、同県警捜査本部の調べに対し「談合を仕切っていた3、4人の調整役が落札を希望する業者と手数料を個別に交渉し、金額次第で業者を決めていた」と供述していることが13日、分かった。
捜査本部の調べでは、落札額の3%前後が調整役に支払う手数料の相場とされ、今回の事件の舞台とされる2004年10月の北陸農政局発注の九頭竜川流域の農業用水パイプライン化事業の工事入札3件(合計落札額約4億7500万円)では、計1500万円近くが、落札業者から3、4人の調整役に渡った疑いが持たれている。
調べに対し、逮捕された業者の一部は「調整役は落札を希望する業者と個別に交渉して、手数料が変わることもあった」と供述しているという。捜査本部は、調整役が落札業者の決定権を利用して、手数料をつり上げていたとみて追及。さらに手数料の一部が暴力団の資金源となっていた可能性があるとみて捜査している。
建設業界の関係者によると、逮捕容疑となった工事入札3件のうち1件では、事前の談合で決まっていた落札予定業者が入札当日に突然、差し替えられたという。関係者は「先に決まっていた業者より高い手数料を調整役に渡すことを約束したようだ」と話している。捜査本部もこの事実を把握しており、調整役がより多くの手数料を得るために談合を繰り返した裏付けになるとみて調べている。捜査本部は同日、元木原建設営業担当の白崎清隆容疑者(51)=同県鯖江市石生谷町=ら11人を送検した。
(中日新聞)
1301
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/15(火) 00:47:23
日歯連事件:旧橋本派裏献金 上杉元自治相、関与改めて否定 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070514ddlk45040189000c.html
上杉光弘元自治相は13日、「日歯連1億円裏献金事件」で村岡兼造・元官房長官が控訴審で逆転有罪判決を受けたことについて「驚いた」としながらも、自身の関与を改めて否定した。自民県連大会会場で毎日新聞の取材に対して答えた。
上杉元自治相をめぐっては、検察側が、旧橋本派あての1億円の献金を政治資金収支報告書に記載しないことを決めた02年3月の派閥幹部会に村岡元長官とともに同席したと指摘していた。これについて上杉元自治相は「献金された場や、処理を決めたとされる会合には出ていない。だれが参加したのかも知らない」と全面的に否定した。
毎日新聞 2007年5月14日
1302
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/15(火) 09:01:08
安倍、小泉、慎太郎親子に献金…エキスポランド社長
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_05/t2007051428.html
ジェットコースターで死傷事故を起こした大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」の山田三郎社長(77、写真)や関連会社が、安倍晋三首相(52)や小泉純一郎前首相(65)、石原慎太郎都知事(74)ら大物政治家に政治献金をしていたことが14日、分かった。入園者の安全確保よりも、政治家との関係を優先していたのか!?
政治資金収支報告書によると、山田氏は2003年と05年に、安倍首相の管理団体「晋和会」に各50万円の計100万円、小泉前首相の「東泉会」に各100万円の計200万円、石原知事が2選を果たした03年には「石原慎太郎の会」に150万円を献金した。
また、山田氏が代表取締役会長を務めるアミューズメント施設開発会社「泉陽興業」(大阪市浪速区)は、03年と05年に石原知事の長男、伸晃衆院議員が支部長を務める自民党東京都第8選挙区支部に各100万円の計200万円、三男の宏高衆院議員の自民党東京都第3選挙区支部には各100万円の計200万円を献金していた。
山田氏は、佐藤内閣時代に衆院議長まで務めた自民党の松田竹千代元衆院議員(故人)の元秘書で、全日本遊園地施設協会の会長。泉陽興業をはじめとする遊園地関連グループ企業の総帥で、政界人脈も深いという。
エキスポランドの入園者は、開業直後の1972年度の260万人がピーク。2006年度は104万人と減少傾向に歯止めがかかっていないが、最近6年間は毎年平均で約8500万円の最終利益を計上するなど、安定収益を確保してきた。その理由の1つは“コスト削減策”にあるといわれる。
事故を起こしたコースター「風神雷神II」は運行が始まった92年以降、約15年間、一度も車軸を交換していなかっただけでなく、毎年1〜2月に行う定期検査も今年はGW後に延期していた。車軸交換には800万円程度かかるとされる。大物政治家に何百万円もの献金を出しながら、安全確保を後回しにする同社の姿勢について問いただしたところ、「詳細が分からないのでコメントできない」(広報担当者)という返事が返ってきた。
【エキスポランド関係の政治献金】
晋和会(安倍晋三首相)
2003年 山田三郎50万円
2005年 山田三郎50万円
東泉会(小泉純一郎前首相)
2003年 山田三郎100万円
2005年 山田三郎100万円
石原慎太郎の会
2003年 山田三郎150万円
自民党東京都第3選挙区支部
(石原宏高衆院議員)
2003年 泉陽興業100万円
2005年 泉陽興業100万円
自民党東京都第8選挙区支部
(石原伸晃衆院議員)
2003年 泉陽興業100万円
2005年 泉陽興業100万円
ZAKZAK 2007/05/14
1303
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/15(火) 09:19:24
前知事へ新たに1700万円 地検、不透明カネ指摘
2007年5月15日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200705150106
「2003年の知事選前にも1700万円を供与した」「ゼネコンの口利きで1240万円の謝礼を得た」―。宮崎地裁で14日あった石川鎭雄(69)、二本木由文(57)両被告の初公判。前知事安藤忠恕被告(66)をめぐる贈収賄事件で、宮崎地検は二本木、安藤被告の間で、これまで立件された以外にも不透明なカネのやりとりがあったことを明らかにした。
知事選をきっかけにして暗躍した石川、二本木被告と前知事のカネをめぐる「しがらみ」解明に向け、法廷闘争の幕が切って落とされた。
スーツ姿の両被告は宮崎地裁に徒歩で現れた。二本木被告はうつむき加減、石川被告は前を見据え並んで座る。二本木被告は罪状認否で、メモを取り出して「県民、県庁の皆さまに本当に申し訳ない。心からおわびします」と読み上げた。
検察側は冒頭陳述で、03年の知事選をめぐり両被告が安藤被告を支援したいきさつを説明した。石川被告は落選した前回選挙(1999年)から金銭支援。二本木被告も安藤被告を当選させて県発注業務の入札で有利な取り計らいを受けようと考え、宮崎市潮見町の安藤被告宅で、02年秋から03年夏にかけて5回にわたり計1700万円を提供したという。
1304
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/15(火) 09:58:47
逮捕者出た談合11社、12ヵ月間指名停止 県が処分発表
5月15日午前2時03分 福井
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=765
九頭竜川下流域パイプライン事業の談合事件で県は14日、逮捕者を出した11社を、同日から12カ月間の指名停止処分にすると発表した。今回の逮捕容疑のみに基づく処分で、今後、暴力団の関与が明らかになったり、首謀者が判明するなど、捜査の進展次第ではさらに重い処分を行う可能性も示した。
今回の事件を「県民の公共工事への信頼を著しく損なうもので誠に遺憾」とする西川知事のコメントも発表。「一般競争入札をさらに拡大強化するなど、入札制度の改革を強く進めていく」として、昨年5月に5億円以上から7000万円以上に引き下げた一般競争入札の対象額を、さらに引き下げることを示唆した。
12カ月の指名停止は、県内の工事で談合などの不正行為が行われた場合に県が定めている内規で最も重い処分。過去には、2002年に旧今庄町が発注した人工造雪機入札に対する入札妨害で一業者に出されたことがある。また、県内業者10社以上を一度に処分するのは公取委の排除勧告に基づいた1999年の「公園談合」による13社に次ぐ規模。
県はこの日、県建設業連合会の副会長3人を県庁に呼び、会員への法令順守徹底と、業界として再発防止に向けた取り組みを行うよう要請した。
<北陸農政局も10社処分>
北陸農政局は14日、九頭竜川パイプライン事業の談合事件で逮捕者を出した11社のうち、10社を11―12カ月間、入札指名停止とする処分を発表した。残る1社は現在、2007、08年度の同局の一般(指名)競争入札参加登録を申請中の段階で、登録され次第処分する。
11社の処分内訳は次の通り。
▽指名停止12カ月 兼井組(大野市)野沢組(永平寺町)細田建設(福井市)増田建設(坂井市)山清建設(越前市)
▽同11カ月 石黒建設(福井市)木原建設(越前市)辻広組(福井市)前川元組(同)道端組(同)
▽処分留保 山本組(越前市押田1)
<越前市も7業者指名停止>
九頭竜川下流域パイプライン事業の談合事件で越前市は14日、逮捕者を出した木原建設(同市)など7社を、同日から12カ月間の指名停止処分にすると発表した。 指名停止となったのは同社のほか山清建設、山本組(以上越前市)、辻広組、前川元組、道端組、石黒建設(以上福井市)。
市財務課は「請負業者として不適当」と説明、21日に入札予定の市道舗装工事についても、参加資格のある木原建設、山清建設の両社を取り消し処分とすることとし、15日にも通知する。
1305
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/16(水) 19:57:56
福井談合:「暴力団関与視野に捜査」−−県警本部長 /福井
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukui/news/20070516ddlk18040365000c.html
企業に対する暴力の防止、排除を目指す県企業防衛対策協議会の07年度総会が15日、ウェルシティ福井(福井市手寄)であり、加盟企業103社のうち67社の関係者約90人が、「関係機関との連携強化」など5項目の今年度推進目標を決議した。
協議会顧問の繁田誠県警本部長は「談合事件では、暴力団の関与を視野に入れて捜査を展開している。暴力団の不当要求に屈せず、排除してもらいたい」と強く促した。【菅沼舞】
毎日新聞 2007年5月16日
1306
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/16(水) 22:06:29
出身大OB歯科医らに便宜、社保庁医療官を収賄容疑で逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070516it02.htm
社会保険庁の指導医療官が、出身大学である東京歯科大(千葉市美浜区)のOBの歯科医らに監査や指導で便宜を図る見返りに、同大同窓会幹部から現金を受け取った事件で、警視庁捜査2課は16日、栃木社会保険事務局の指導医療官・佐藤春海(はるみ)容疑者(57)を収賄容疑で、同大同窓会副会長で日本歯科医師会前専務理事の内山文博容疑者(66)ら2人を贈賄容疑で逮捕した。
同窓会側が佐藤容疑者に約10年間にわたって提供した約1000万円のほかにも、別名目で現金が支払われており、捜査2課は、同大の同窓会組織が癒着の温床になっていたとみて、この現金の趣旨についても追及する。
ほかに贈賄容疑で逮捕されたのは、内山容疑者とともに同大同窓会副会長を務めている歯科医師の大友好(よしみ)容疑者(73)。同課は16日、厚生労働省保険局医療課などを捜索した。
調べによると、佐藤容疑者は、指導医療官として東京社会保険事務局などに勤務していた2002年11月〜05年7月、同大OBの歯科医らとの勉強会の場で、社会保険事務局から監査や指導を受けた時の対処法を教えるなどした見返りに、内山、大友両容疑者から現金2百数十万円を受け取った疑い。
一方、贈賄側2人については、大半が贈賄罪の公訴時効(3年)を過ぎているため、逮捕容疑は、現金数十万円を佐藤容疑者に渡した疑い。
佐藤容疑者は1994年4月に指導医療官に赴任してから間もなく、同窓会側から勉強会などの会合1回につき約50万円の現金を受け取るようになり、その総額だけで約1000万円に上っていたほか、別の名目で同窓会側から現金の提供を受けていた。
全国の社会保険事務局に所属する指導医療官は、医療機関の保険診療についての指導や監査を担当。診療報酬の請求点数の高い医療機関や、不正請求情報があった医療機関について個別指導に入り、レセプト(診療報酬明細書)やカルテをチェックし、必要のない薬が使われていないか見破ることなどを期待されている。不正が疑われた場合は、指導を監査に切り替え、保険医の登録の取り消しを求めるなど強い権限がある。
佐藤容疑者は、東京歯科大で内山容疑者の6期後輩にあたり、歯科医師の資格を持ち、指導医療官になる以前は、都内の金融機関の診療所で勤務医をしていた。同窓会側から受け取ったカネの多くは貯蓄していたという。
(2007年5月16日14時32分 読売新聞)
1307
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/17(木) 08:55:54
村山県議に辞職勧告決議
全会一致「信頼著しく失墜」 讀賣山形
県議会は16日の本会議で、道路交通法違反(酒気帯び運転)で県警に摘発された村山隆氏(47)(無所属)に対する辞職勧告決議を全会一致で採択した。本県議会で議員への辞職勧告決議が採択されるのは初めてだが、決議に法的拘束力はない。採択を受け村山氏は同日、今臨時会最終日の22日までに進退を判断する考えを改めて明らかにした。
村山氏の問題が発覚したことを受け、県議会各会派の代表者は8日の協議で、村山氏が自発的に議員辞職しない場合、臨時会初日に辞職勧告決議案を提出する方針を固めていた。決議は、第1会派「自民党」の志田英紀、第2会派「県民クラブ」の広谷五郎左ェ門の両氏が提出者、発覚後に村山氏を除名処分とした第3会派「県政・公明クラブ」の木村忠三氏らが賛成者として、それぞれ名前を連ねた。
県議会は2006年の9月定例会で「飲酒運転撲滅に関する決議」を行い、「自らが安全運転に努めることはもとより、県当局に対し取り締まり強化を強く要請するなど撲滅に向けた不断の努力を払う」とうたっている。
村山氏への辞職勧告決議では、この飲酒運転撲滅決議を踏まえ、「自らの行動を厳しく律することはもとより、率先して規範を示すべき県議の行為として、県議会の信頼を著しく失墜させるもの。職責、与える影響を考え合わせると極めて遺憾」と、村山氏を厳しく指弾。「村山議員が今回の行為の重大さを真摯(しんし)に受け止め、自らの社会的・道義的な責任を痛感し、速やかに県議を辞職することを強く求める」とした。
採択は、反対する議員がいないため、簡易採択となった。当事者である村山氏が退席する際には、「恥ずかしくないのか」とのヤジが議員席から飛ぶ場面もあった。
採択後、村山氏は記者団に対し、「大変厳しい判断と受け止めている。最終日の22日まで、最後まで考えたい」と述べた。ただ、記者団が「『議員が議会での議決を自ら守らないのはおかしい』との声が議会内では大勢だ」「斎藤知事は『県職員なら免職』と発言しているが」などと畳みかけても、村山氏は「重く受け止める」「ご意見として承っておきたい」などと繰り返すにとどまった。
(2007年5月17日 読売新聞)
1308
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/17(木) 09:52:47
同窓会が組織的に不正関与か
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/05/17/k20070517000026.html
社会保険庁の診療報酬の指導をめぐる汚職事件で逮捕された指導医療官は、13年前に診療報酬をチェックする立場になってまもなく、東京歯科大学の同窓会の関係者から現金を受け取るようになったことがわかりました。警視庁は、同窓会が組織的に不正にかかわっていた疑いがあるとみて詳しいいきさつを調べています。
この事件は、東京歯科大学のOBで、社会保険庁の指導医療官の佐藤春海容疑者(57)が、大学のOBの歯科医師に対する診療報酬の指導などに便宜を図る見返りに、同窓会の副会長の内山文博容疑者(66)らから現金二百数十万円のわいろを受け取っていたとして、16日に収賄の疑いで逮捕されたものです。これまでの調べによりますと、佐藤指導医療官は、13年前の平成6年に当時の厚生省に入り、診療報酬の請求をチェックする指導医療官になってまもなく、同窓会の関係者から飲食の接待や現金を受け取るようになったことがわかりました。現金の受け渡しには複数の同窓会関係者が同席することもあり、同窓会の会費からねん出された疑いがあるということです。佐藤指導医療官は、同窓会の関係者からの依頼で、当時、勤務していた診療所を辞めて指導医療官になったとみられ、警視庁は、東京歯科大学の同窓会が大学のOBを指導医療官に送り込んだうえで、組織的に不正にかかわっていた疑いがあるとみて、詳しいいきさつを調べています。
1309
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/17(木) 10:02:06
青木京都市議「辞職せず」
公選法違反で起訴 裁判で争う意向
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007051700025&genre=C1&area=K10
京都市議選(4月8日投開票)で自民党公認候補として初当選後、無届けの運動員に報酬を払ったとして公職選挙法違反(買収)の罪で起訴された市議の青木克之被告(63)=左京区=が、「真実が明らかになるまで裁判で闘う」として、議員辞職せずに裁判で争う意向を固めたことが16日、分かった。
青木被告は同日夜開いた後援会の会合で、その意向を伝えた。京都新聞社の取材に対して「取り調べでは『違反と知っていてやった』と言われ続けたが、違反と知っていてやったのではない。公判の場で真実を明らかにしたい」と語り、「(一審で)納得ができなければ控訴も考える」と争う構えを強調した。
公選法違反の罪で当選した本人が被告となる場合、「百日裁判」となるが、青木被告が辞職せず争う方針を固めたことで、有罪確定による失職などで次点候補が繰り上げ当選となる選挙後3カ月(7月8日)の期限を超え、裁判が長引くことが想定される。次点候補の繰り上げ当選の可能性が低くなったとみられる。
1310
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/17(木) 11:53:42
談合 業界ぐるみ
2007年05月14日 朝日福井
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000705140001
■暴力団関係者関与か
農林水産省北陸農政局発注の工事をめぐる談合事件は12日、「木原建設」(越前市)元営業担当の白崎清隆容疑者(51)=鯖江市=をはじめ県内有力企業の幹部ら11人が、一斉に競売入札妨害容疑で県警に逮捕される事態に発展した。県警は、業界ぐるみで談合が恒常的に行われてきた一方、公共工事の減少で生まれた業者間のあつれきの調整を暴力団関係者が利権化していたとみて、実態解明を進める。
◇
■工事減りあつれき
建設業関係者によると、県内では福井地区、武生地区など地区ごとにそれぞれ「勉強会」と称して談合が行われ、発注元や工事の規模ごとに「調整役」が介在し、数回の会合で落札業者を決めてきた。
ところが、公共事業が減少する中で、北陸農政局が武生地区で進めた農業水利事業も04年に終了すると、武生地区の業者が仕事を求め、99年から福井地区で進んでいた九頭竜川下流の土地改良事業にも進出を図るようになったという。
04年ごろ、逮捕された11人のうち4人が調整を仕切るようになり、落札を希望する業者に「今回は降りろ」などと強引に調整を進めてきたという。
談合に加わった建設業関係者は、県警のこれまでの事情聴取に対し、「福井地区で従来のバランスが崩れ、『勉強会』だけでは調整が難しくなった」「そこへ暴力団関係者が相次いで調整に入り込んできた」などと説明しているという。県警は調整役が多額の談合金を得ていたとみて資金の流れなどを解明する。
北陸農政局は事件を受けて「発注者として極めて遺憾。より透明性の高い入札制度の厳格な運用・改善を図りつつ、事業の円滑な推進に万全を期したい」とのコメントを出した。
◇ ◇
このほか逮捕されたのは、「山清建設」社長山本達雄(60)=越前市▽「辻広組」元役員杉山保博(57)=敦賀市▽「前川元組」元営業部長小島善亮(52)=福井市▽「細田建設」元役員麻生裕一(40)=福井市▽「道端組」役員高田寛之(62)=福井市▽「山本組」社長奥山芳樹(59)=越前市▽「野沢組」社長野沢匡(50)=永平寺町▽「石黒建設」役員上嶋一幸(58)=越前市▽「兼井組」社長兼井隆(59)=大野市▽「増田建設」社長増田進二(38)=坂井市=の各容疑者。
1311
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/17(木) 11:54:58
談合 役割分担で主導をにぎる?
2007年05月16日 朝日福井
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000705160002
農林水産省北陸農政局発注の農業用水パイプライン建設工事をめぐる談合事件で、談合の「調整役」とされる「木原建設」元営業担当の白崎清隆容疑者(51)ら4人が、司会や説得役、主張を譲らない「ゴネ役」を役割分担した上で、利害調整を主導していた可能性が高いことが県警の調べでわかった。
調べでは、3件の工事の入札直前の04年10月21〜28日に計4回にわたり、福井地区建設業会の事務所などに業者が集まり談合したとされる。
調整役を務めたとみられるのは、白崎容疑者と、「兼井組」元役員の麻生裕一(40) 「辻広組」元役員の杉山保博(57) 「前川元組」元営業部長の小島善亮(52)の4容疑者。
談合調整の場では、杉山、小島の両容疑者が「当番」と称して司会進行を担当。越前市周辺の武生地区の調整役を務める白崎容疑者が、3件のうち1件は武生地区の業者が落札するよう強硬に主張。これに対し、麻生容疑者は兼井組が3件とも元請けか下請けで仕事ができるよう求め、他社が落札する場合は、落札額の約3%という「ペーパー料」と呼ばれる談合金を要求。杉山、小島の両容疑者が調整し、2件を福井地区の業者に、1件を武生地区の業者に落札させ、下請け業者、「辞退金」を受け取る業者も割り振ったという。
1312
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/17(木) 23:06:22
福井談合:“主導”者に多額の現金 暴力団、政治団体に流れる? /福井
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukui/news/20070517ddlk18040002000c.html
農林水産省北陸農政局が発注した九頭竜川下流土地改良事業の工事入札を巡る談合事件で、県警は、競売入札妨害(不正談合)容疑で逮捕した県内の建設会社幹部ら11人のうち、主導的役割を果たしていた木原建設元社員、白崎清隆容疑者(51)に、談合で得た1000万円以上の手数料が渡っていたことを突き止めた。県警はこのような手数料の一部が県内の暴力団や政治団体に流れていたとみて、さらに調べを進めている。
県警や関係者の話などによると、談合は逮捕された11人が福井市内の建設業関連の事務所などに繰り返し集まり行われていた。この中で、白崎容疑者=鯖江市石生谷町=の他に、▽細田建設元取締役、麻生裕一容疑者(40)=福井市志比口1▽辻弘組元取締役、杉山保博容疑者(57)=敦賀市三島▽前川元組元社員、小島善亮容疑者(52)=福井市舞屋町−−の3人が、調整役として「司会役」や、落札を希望する業者と個別に話をする「交渉役」などと役割分担して、手数料を多く支払った会社に落札させていた。また、落札できなかった会社を受注会社の下請けに入れることで、落札できなかった会社からも手数料を得ていたという。
白崎容疑者は、同級生が社長を務める木原建設で営業部長を務めていたが、暴力団との関係も指摘され、関係者の一人は「暴力団員の名前を出し談合を仕切っていた。その見返りとして組織に金を渡していた。暴力団とは持ちつ持たれつの関係だったのではないか」と話す。
また、麻生容疑者が勤めていた細田建設の役員には政治団体関係者もおり、資金が団体に流れていた可能性もあるという。
ある捜査関係者は「談合の闇は深いが、ここですべてのうみを出し切らなければ同じことが繰り返される。捜査はまだ始まったばかりだ」と話している。
毎日新聞 2007年5月17日
1313
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/17(木) 23:14:56
太田知事:「問題となるものでない」 献金問題でコメント /大阪
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/osaka/news/20070517ddlk27010379000c.html
太田房江知事の後援会「21世紀大阪がんばろう会」が04年1月、府から随意契約を受けた企業の社長から献金を受けていた問題で、太田知事は16日、「献金は政治資金規正法上、問題となるものではない。また、府政運営とは何ら関係のないもので、契約については引き続き適正に執行していく。『がんばろう会』に対しては今後とも、府民に誤解を生じないよう関係法令の厳格な順守を求めていく」とのコメントを発表した。
毎日新聞 2007年5月17日
1314
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/19(土) 06:37:56
県議選公選法違反:近藤県議を起訴 自動失職前に辞職の意向 /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20070518ddlk11040469000c.html
4月8日投開票の県議選で、ふじみ野市議6人を現金買収したとして、さいたま地検は17日、ふじみ野市中ノ島1、県議、近藤善則容疑者(48)を公選法違反(買収・事前運動)の罪でさいたま地裁に起訴した。近藤被告は当初、容疑を否認していたが、現在は「買収の意図はなかったが(公選法)違反と言われれば仕方ない」と弁護人に話し、有罪確定で自動失職する前に自ら辞職する意向を示しているという。
起訴状によると、近藤被告は告示前の1月15日ごろ、同市議6人を自宅に招いて票の取りまとめなどを依頼し、うち5人に報酬として1人当たり現金5万円を渡した。残る1人は現金を受け取らなかった。
近藤被告の弁護人などによると、自民党上福岡地区支部長の近藤被告は、党から市議に付与される「推薦料」名目で現金を配ったため違法の認識がなかったという。しかし、自分の後援会費から現金を支出しており、弁護人は「元手が個人の金だったため、警察は違法と判断したのでは」と推測する。
また、買収は「選挙戦への危機感の表れ」との見方もある。近藤被告は過去3回の県議選に無投票で当選。3期目に県議会副議長を務め、今回も次点にほぼ2倍の差をつけて圧勝した。しかし旧上福岡市と旧大井町の合併後初のふじみ野市長選(05年11月)では、近藤被告が選対本部長を務めた候補者が落選。自民党系市議の求心力が低下し始めたとも指摘される。今回の県議選では同党系市議が立候補する動きもあり、ふじみ野市議の一人は「派閥内からの対抗馬の動きに危機感を募らせたのでは」と話した。
同地検は17日、現金を受け取った5人を同法違反(被買収)の罪で略式起訴し、さいたま簡裁は同日、5人にいずれも罰金50万円の略式命令を言い渡した。【浅野翔太郎】
毎日新聞 2007年5月18日
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/19(土) 07:13:42
前県議会議長を賠償提訴 生コン組合「損害を与えた」 讀賣鳥取
回収できる可能性が低い手形を割り引くなどして、鳥取地区生コンクリート協同組合(鳥取市、山本悟理事長)に損害を与えたとして、同組合が元理事長で前県議会議長の山根英明県議を相手取り、200万円の賠償を求める訴訟を地裁に起こしていたことが分かった。
訴状などによると、山根県議は理事長だった1998年ごろ、理事会の承認を経ずに砂を販売する資材会社の手形を割り引いたほか、2001年5月〜2003年5月には、後任の元理事長(故人)と共謀し、資金繰りに困っていた同社を救済するため、多額の貸し付けや回収見込みの薄い手形の割引などを行った。
その結果、資金は回収できず、多額の不良債権を抱えたため、職員に粉飾を指示したとしている。
同組合は06年10月、山根県議と共謀して損害を与えたとして、後任の元理事長の相続人を相手に、損害賠償を求める訴訟を地裁に起こしており、山根県議が関係する損害は計約8億6000万円とみて今後、二つの訴訟の併合を地裁に求める方針。「経理担当者が交代して粉飾決算が分かった。山根県議にも責任がある」としている。
これに対し、山根県議は「わからない。身に覚えがない」と話している。
(2007年5月19日 読売新聞)
1316
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/19(土) 20:05:42
県議選公選法違反:近藤県議、辞職へ 弁護人、買収意図「公判で争う」 /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20070519ddlk11040030000c.html
4月の県議選西5区=ふじみ野市(旧上福岡市)=を巡る選挙違反事件で、公選法違反(買収など)罪で起訴された県議、近藤善則被告(48)の弁護人が18日に会見し、近藤被告が「自民党議員として恥ずかしくない行動を取りたい」と、議員辞職の意向を示していることを明らかにした。
弁護人で県議の荒川岩雄氏は、近藤被告が同日午後に保釈されたと述べ、今後の公判では「起訴された事実は認めるが、犯情(犯罪の意図)については大いに争いたい」と述べた。
荒川氏は「正直言って気の毒。もし買収の意図があったら夜中にするものだ」などと話し、臨時県議会(22日)で辞職勧告決議案が提出された場合は、反対討論を行う考えを示した。
仮に辞職願が議長に受理されると、議長から県選管に欠員通知が出された時点から50日以内に、西5区の県議補選が行われることになる。
◇ふじみ野市議会、市議3人を批判
一方、現金を受け取ったとして同法違反(被買収)の罪で罰金50万円の略式命令を言い渡された自民党系現職市議3人がいるふじみ野市議会は、18日に開いた臨時市議会で、3人を批判する議会声明文を発表した。
声明文は、名指しを避け「略式命令は遺憾であり、市民の信頼を著しく損ねた。議員は全力で信頼回復に努力する」との文面になっており、略式命令を言い渡された3人を除く23人が署名した。
市議会共産党議員団(塚越洋一団長)は、他の会派に対し、6月1日開会予定の定例議会に、3人の議員辞職勧告決議案を提出する意向を伝え、同案に賛成するように求めている。【高本耕太、藤川敏久】
毎日新聞 2007年5月19日
1317
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/19(土) 20:18:49
村田県議派運動員の公選法違反:罰金の略式命令 連座制適用されず /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070519ddlk31040665000c.html
鳥取簡裁は18日、公職選挙法違反(現金買収、事前運動)の罪で同日略式起訴された村田実県議派の運動員で倉吉市の団体職員(62)に対し、罰金80万円の略式命令を下した。職員は即日罰金を支払い、釈放された。
鳥取地検は「村田実県議からの指示はなかったと考えていい」と話し、候補者本人が当選無効などの制裁をうける連座制は適用されない。
起訴状などによると、職員は06年8月から11月にかけて、同市内の男性有権者6人に現金計8万円を渡し、村田県議への投票と票のとりまとめを依頼した。現金を受け取った6人のうち、返金しなかった4人は同法違反罪(現金受供与)で17日、鳥取地検に書類送検されている。【宇多川はるか】
毎日新聞 2007年5月19日
1318
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/19(土) 20:31:22
前自民県連会長の選挙違反:川添被告、起訴事実を大筋認める−−初公判 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070519ddlk45040320000c.html
◇弁護側、情状面で争う方針
4月の県議選で、公選法違反(事前運動、現金買収、供応)の罪に問われた宮崎市学園木花台南3、前自民党県連会長、川添睦身被告(73)の初公判が18日、宮崎地裁(高原正良裁判長)であり、川添被告は起訴事実を大筋で認めた。弁護側は今後、情状面で争う方針を明らかにした。
起訴状によると、昨年12月21日、宮崎市内のホテルで、県議選に自民党公認での出馬を表明していた長男博氏(45)の選挙運動員53人に票の取りまとめなどの報酬として1人2000円を渡し、52人に弁当(1200円相当)を提供した。
検察側は、冒頭陳述で「博氏が選挙活動や政治活動に疎く、立候補表明が遅れたことで落選の危機を感じ、当選させてやりたかった」と動機を明かした。また、「警察の内偵捜査を知り、現金2000円の回収を図り、自民党の正当な政治活動費であることを装うため、政治資金規正法で作成が義務付けられている収支報告書を改ざんするなど証拠隠滅工作をした」と指摘した。
博氏は宮崎市区(定数12)で最下位当選。川添被告の裁判は連座制適用対象事件で、禁固刑以上が確定し、当選無効訴訟で検察側が勝訴すれば、博氏の当選は取り消される。【小原擁】
毎日新聞 2007年5月19日
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/19(土) 20:45:14
社保庁汚職 内山容疑者が主導か 診療報酬制度に詳しく
5月19日15時35分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070519-00000025-san-soci
東京歯大の同窓会を舞台にした社会保険庁技官らの汚職事件で、同庁指導医療官、佐藤春海容疑者(57)=収賄容疑で逮捕=への贈賄工作は、日本歯科医師会前専務理事、内山文博容疑者(66)=贈賄容疑で逮捕=が同窓会内で主導し、本格化したとみられることが警視庁捜査2課の調べなどで分かった。
佐藤容疑者が栃木社会保険事務局に転勤後も診療報酬請求に関する指導内容の情報を入手し、同窓会側に伝えていたことも判明。捜査2課は内山容疑者が癒着の全容を把握しているとみて追及している。
調べなどによると、内山容疑者は医療機関から請求された医療費を支払う「社会保険診療報酬支払基金」で審査委員を務め、診療報酬の制度に詳しかった。同窓会副会長の大友好容疑者(73)=同=は事情に明るくなかったという。
佐藤容疑者への現金提供は同窓会幹部の引き継ぎ事項で、大友容疑者が平成12年に同窓会の東京地域支部連合会の会長就任後、正式に予算化された。内山容疑者は当時、大友容疑者の下で渉外担当副会長を務め、実質的に差配していたという。
1320
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/20(日) 07:21:28
知事元秘書 関与否定
公選法違反 有罪元村議へ「金渡していない」 讀賣山梨
知事選を巡る公職選挙法違反事件で、横内知事への集票活動のため、小菅村元村議に供応資金を渡したとされ、名前が浮上した知事の元秘書の会社員男性(55)が19日、県内で読売新聞の取材に応じ、「金は渡していない。今はそういう時代じゃない」と関与を否定した。
男性は横内知事の衆院議員時代の秘書。2003年の知事選で横内知事の落選後に秘書をやめ、知事の知人が経営する会社で働いている。今回の知事選では、選対本部での役職はないが、西八代郡と南巨摩郡の選挙運動にかかわったという。男性は元村議の事件が発覚後、連絡が取れなくなり、県警が行方を追っていた。
男性は「仕事で他県を転々とし、腰痛のため都内の病院にも通った。自分が家にいると知人や関係者に迷惑がかかるので、もどらないようにしていた」と説明、「逃げたり隠れたりしていたわけではない」と語った。県内には3月中旬に戻ったという。
元村議との関係については「秘書時代に数回会い、名刺を交換するなどした。知事選の際、大規模な集会で元村議を見かけたことはある」と述べるにとどまり、密接な関係を否定した。
元村議は、公職選挙法(供応)の容疑で逮捕され、2月16日に甲府簡裁で罰金20万円、公民権停止4年の略式命令を受けた。元村議は県警の調べに「供応の資金は、横内氏の選対関係者から受け取った」と供述し、男性の存在が浮上した。
(2007年5月19日 読売新聞)
1321
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/21(月) 07:53:55
前自民党県連会長 公選法違反初公判
2007年05月19日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000705190003
「県議選で長男を当選させたいとの気持ちから犯行を決意した」。宮崎地裁で18日にあった前自民党県連会長で前県議、川添睦身被告(73)=公選法違反罪で起訴=の初公判。検察側は、支持者らを集めた会合で現金を配ったとされる事件の背景に、選挙戦での焦りがあったと指摘した。一方、川添被告は会合の趣旨を「長男の当選目的だけではない」と主張。禁固以上の刑が確定すれば連座制で長男博氏(45)の当選が無効になる可能性が生じるだけに、公判の行方は注目を集めそうだ。
午前10時過ぎ、川添被告はスーツ姿で入廷。1週間前に保釈金700万円を支払い、保釈されていた。裁判官席や傍聴席に頭を下げ、被告人席に着席。罪状認否では眼鏡をかけ、用意した書面を読み上げた。
「博を当選させる目的だけで、会合を開いたわけでない。県議8期務めた私の引退表明に主眼を置いたものだった」。投票や票のとりまとめの報酬として、参加者に配ったとされる現金2千円については「交通費の趣旨も含めた」と主張。県議長も務めた自民党県連の元重鎮の声は、法廷で震えていた。
最後に「裁判長に申し上げたい」と発言。難病に苦しんでいた孫が、事件に絡む親族宅の家宅捜索を受けた5日後に急逝したと、むせび泣きながら陳述した。「残念、無念でなりません」
続いて行われた冒頭陳述で、検察側は「博氏や後援会は選挙運動のノウハウを知らず、川添被告が指導、助言をした」「博氏が選挙運動に疎く、立候補表明が遅れたことなどで落選の危機を感じた」などと指摘。川添被告と後援会などが「博氏への投票を呼びかける会合を計画した」と事件の構図を示した。
配った現金は「自民党県連から受け取ったパーティー券販売奨励金などを原資とする現金20万円」から充てたとし、捜査を察知した4月初旬、川添被告は配った現金を回収したり、後援会などの政治資金収支報告書を改ざんしたりして、「証拠隠滅を図った」と指摘した。
次回の公判は25日。連座制の適用を視野に入れた「百日裁判」で、地裁は迅速な審理を進める方針だ。
一方、博氏は4月12日の川添被告の逮捕後、公の場に姿を見せていない。正副議長を選出した今月14、15日の臨時議会も「体調不良」を理由に欠席している。
1322
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/21(月) 07:56:43
林道談合、理事「談合隠し」指示 「落札率93%に」
2007年05月21日06時13分
http://www.asahi.com/national/update/0520/TKY200705200172.html
農林水産省所管の独立行政法人「緑資源機構」(川崎市)が発注した林道整備の調査業務の入札談合事件で、同機構理事(59)が地方建設部担当者らに対し、談合が発覚しないように落札率を下げる指示をしていたことが、関係者の話でわかった。公正取引委員会は週内にも、受注実績上位の公益法人とコンサルタント会社の計4法人を、独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で検察当局に刑事告発する見通しだ。検察側と連携し、同機構が主導した官製談合の全容解明を目指す。
関係者によると、この理事は、同機構の森林業務部次長だった03年4月ごろ、全国に8カ所ある地方建設部の担当課長に対し年度内の発注計画などを伝える会議を同機構本部で行った。理事はこの席上、入札予定価格に対する受注額の割合を示す落札率について、「95や96では談合を疑われる。93%ぐらいが適切ではないか」などと発言。落札率を従来より抑える方策をとるよう指示したという。
出席した課長の一人は公取委の調べに対し、理事の発言を認めたという。理事も「あまり高くなりすぎないように」と談合隠しを促すような発言をしたことを公取委に認めているという。また、理事が「(落札率を)93%程度に」と指示した会議の内容を記録したメモをすでに押収しているという。
各地方建設部の担当課長らはこの会議を受け、落札予定業者に対してそれまでの入札より低い落札率になるよう働きかけたり、地方によっては予定価格を業者に漏らしたりした疑いが持たれている。
公取委は、談合の隠蔽(いんぺい)工作が理事らによる「官主導」で行われたという悪質性に注目しているほか、会議が開かれた直前の03年1月に施行された官製談合防止法に対応する狙いがあった可能性もあるとみている。
この理事は、同機構本部の課長が年度ごとの受注業者の割り振りを決定する際、各業者が前年度と同じ程度の業務を受注できるようにするなど、アドバイスしていたことも判明している。
関係者の事情聴取を始めている東京地検特捜部も、この理事らが組織的に落札予定会社を割り振っていた官製談合との見方を強めている。公取委の告発後、談合していた農水省所管の公益法人や民間のコンサルタント会社計4法人の入札担当者らとともに、理事らも独禁法違反容疑の共犯として刑事責任を追及する方針を固めている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/22(火) 07:28:44
福井の組事務所強制捜査へ 農水省工事入札の談合事件 '07/5/22
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200705220085.html
農林水産省発注の九頭竜川かんがい事業の競争入札をめぐる談合事件で、福井県警は二十一日、暴力団関係者が業者間の受注調整に不当にかかわったとして談合容疑で県内の暴力団の組事務所数カ所を家宅捜索する方針を固めた。
談合に加わった建設業者が落札した工事の利益の一部が暴力団に流れた可能性が高く、県警は事件の全容解明に乗り出す。
調べでは、農水省北陸農政局(金沢市)が福井県北部の九頭竜川下流域で一九九九年から進めている農業用水のパイプライン化事業の三つの工事について、複数の暴力団関係者が二〇〇四年十月の公募型指名競争入札で、落札価格を不当に調整した疑いが持たれている。調整役を務める業者の意向を受け、暴力団関係者が談合に加わるようほかの業者に強く働き掛けをしたらしい。
談合事件をめぐっては、昨年十一月以降、福井県警が同県越前市の総合建設業「木原建設」や北陸農政局など約六十カ所を家宅捜索。今月十二日には県内の建設業者十一社の社長ら十一人を談合容疑で逮捕した。
かんがいパイプライン化事業は全長五四・八キロに及び、九頭竜川から取水し福井市などの水田に農業用水を供給。当初、総事業費は約四百八十九億円だったが、北陸農政局は昨年、工法の見直しなどを理由に二・三倍の約千百三十三億円に増額する方針を県に伝えていた。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/22(火) 07:50:05
志賀町談合 建設業者11人に有罪
地裁判決「動機 身勝手で悪質」 讀賣石川
志賀町の下水道工事を巡る談合事件で、談合の罪に問われた浅井建設会長浅井重行被告(59)(志賀町)ら11人の判決公判が21日、金沢地裁で開かれ、堀内満裁判長は「動機は身勝手で悪質」として、11人全員に対し懲役10月、執行猶予3年(求刑・懲役1年)を言い渡した。
堀内裁判長は「下水サイクルと称し、業者間で落札する順番をあらかじめ決めておき、談合を繰り返した」と指摘。「生計を立てていくには、下水サイクルに加わることにやむを得ない面があった」とし、町内に談合組織を作り、くみしなければ業者は生活していけない状況にあったとした。
判決によると、11人は2005年8月に行われた同町発注の下水道工事4件の指名競争入札で談合を行った。
金沢地検は昨年12月、浅井被告と田端建設役員、田端政一被告(46)(志賀町)の2人を同罪で逮捕・起訴、町内の建設会社9社の代表ら9人を在宅起訴していた。
■「下水サイクル」■
堀内裁判長が指摘した談合組織といえる「下水サイクル」は、落札する順番をあらかじめ決め、サイクルに基づいて談合を繰り返していた。
判決などによると、同町内の下水道工事では95年度ごろから9業者で談合を始め、04年度ごろに2業者が加わった。落札の順番(サイクル)が回ってきた業者は、他の参加業者に電話などで自社の入札金額を伝えていた。決めていた入札金額が予定価格を超えるなどして不調に終わった場合に備え、2回目の入札金額も決めておく徹底ぶりだった。
堀内裁判長は執行猶予判決の理由に「生計のために、やむを得ない面があったことは否定できない」と述べたが、これは、同町の公共事業に巣を作る談合という不法行為の根深さを指摘したと受け取れる。
同町の公共事業では、町立中学校体育館の電気工事を巡って羽咋市内の電気工事会社代表らが談合の罪で起訴され公判中だ。
(2007年5月22日 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/22(火) 07:51:20
選対本部長代行ら追起訴
県議選鷹野氏派違反 連座制視野に捜査 讀賣山梨
県議選を巡る公職選挙法違反事件で、甲府地検は21日、中央市・中巨摩郡選挙区の鷹野一雄氏(46)派運動員で、昭和町河東中島、会社員篠原直樹(46)、同町飯喰、アルバイト山本和真(46)=公職選挙法違反(買収、事前運動)の罪で起訴済み=の両被告を同法違反(同)罪で甲府地裁に追起訴した。
起訴状などによると、両被告は3月28―30日、昭和町や中央市の駐車場や居酒屋などで、選対支部の幹部7人にそれぞれ現金3万円を渡して鷹野氏への票の取りまとめを依頼した。両被告は、別の選対支部幹部3人にもそれぞれ現金3万円を渡したとして、すでに起訴されている。
買収資金は篠原被告が用意し、山本被告が支部幹部に配った。金は選対メンバーへの酒食提供などに使われた。篠原被告の金融機関の口座からは現金の引き出しが確認されている。
篠原被告は鷹野氏の選対本部長代行で、山本被告は選対青年部本部長。今後は連座制の適用も視野に入れた捜査が進められる。
(2007年5月22日 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/22(火) 07:54:28
選挙違反で塩谷県議逮捕 自民関係者に波紋
参院選控え、新体制の直後 讀賣三重
4月の県議選尾鷲市・北牟婁郡選挙区(定数2)で発覚した供応買収事件は、初当選した塩谷龍生容疑者(67)(自民)本人の逮捕に発展した。21日午後、塩谷容疑者逮捕の知らせが伝わると、閉会中の県議会や夏の参院選を控えた自民党関係者の間に、波紋が広がった。
18日に就任したばかりの岩名秀樹議長は、逮捕前の21日午後3時半ごろ、代理人を通じて、塩谷容疑者から辞職願を受け取った。本人が書いたとみられる辞職願には、ボールペンで「一身上の都合により、職を辞したい」とあり、岩名議長は本人に電話で意向を確認したうえで受理した。議会は閉会中で、地方公務員法の規定に基づき、間もなく辞職を許可したという。
岩名議長は「逮捕されたと聞き、大変残念。町長としての経験を役立てていただこうと期待していたが、誠に遺憾だ」とのコメントを発表した。
塩谷容疑者は津市で自民党県連大会が開かれた20日、新執行部から、政調副会長の就任を要請されていた。新体制がスタートし、夏の参院選に向け一丸となって取り組む方針を確認した県連大会翌日の逮捕に、幹事長の山本勝県議は「参院選への影響は、現時点では何とも言えないが、とにかく、影響が出ないよう一生懸命やるしかない。ただ今は、捜査の進展を見守るしかない」と戸惑いを隠せない様子だった。
公選法の規定で、同選挙区では、次点の野田勇喜雄氏(53)(無所属)が繰り上げ当選となる見通し。
一方、塩谷容疑者の地元にも動揺が広がった。奥山始郎・紀北町長は「県政の場で活躍していただけると思っていたし、住民からの期待も大きかったのだが」と残念そうに語った。また、植村恭行・後援会長は、ショックを受けた様子で、「こんなことになるとは。支援者の皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と、言葉少なだった。
(2007年5月22日 読売新聞)
1327
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/22(火) 07:56:31
#必ずしもここではないけど、とりあえず
武村元蔵相長男 論告求刑公判 ストレス 中学で飲酒
俊一被告 反省と謝罪 「自制きかず大麻使用」 讀賣滋賀
不眠症からアルコールに依存し、やがて、大麻に快楽を求めた。「精神的な体力が足りなかった。どうもすみませんでした」。大麻取締法違反などの罪に問われ、21日、地裁での公判で懲役3年6月を求刑された元滋賀文化短大助教授の武村俊一被告(44)は、反省と謝罪、そして元蔵相の長男としての「ストレス」をも口にした。中学時代に飲酒を始めたことも明らかにされたが、法廷に立った母は「全然、考えてもみなかった」と一瞬、言葉を失った。
弁護側はこの日、起訴事実ともなった俊一被告の万引きについて、「大麻使用の影響で行動の制御がきかなくなったことも原因」とする医師の診断書を提出。被告人質問では、俊一被告が大麻を常用するに至った経緯をつまびらかにした。
俊一被告は小学生時代、母、姉と東京で暮らした。父は知事となり、中学入学後、一家で公舎に住んだ。「環境が大きく変わった。言葉遣いで笑われたりして、今で言ういじめのような状態だった」。母は開業医。代わりに、公舎を訪れる県幹部らの応対をすることもあった。「前の知事が亡くなったのはお前のお父さんの責任と、理不尽なことも言われた」という。
忙しい親に相談もできず、ストレスで眠れなくなった。公舎にはもらい物の酒がたくさん置いてあった。「眠れるかも」。2年生のころ、初めて口にした。万引きもした。「父は知事なのに」と弁護人に尋ねられると、「寂しくて、こっちを見てほしいという気持ちだったのかも」と答えた。
年齢とともに酒量は増し、1998年ごろ、アルコール依存症に。足りない時には料理酒まで飲んだ。
3年前。大病を患い、アルコールを受け付けなくなった。代わりに、睡眠薬の量が増えた。さらに、「生きてるうちにやりたいことを」と、インターネットで大麻種子を輸入。自宅で育てて吸った。
「歯止めはかからなかったのか」。弁護人が問う。俊一被告は頭の近くに手をやって、「やったら大変なことになるぞという声はするんですが、自制がきかない状態でした」と話した。現在は入院中だが、薬物依存症者の自助グループに参加しているという。
母は情状証人として出廷した。被告の中学時代の行動については、「仕事が忙しく、気づいてやれなかった」と悔やんだ。逮捕の知らせを受けた時、「私たちは何という親だと思った」と振り返る一方で、「やり直すことができても、同じような育て方をするかも。一生懸命の人生でしたから」とも語った。
(2007年5月22日 読売新聞)
1328
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/22(火) 09:11:29
社保庁汚職:佐藤容疑者の講演料受領を承認 東京事務局
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070522k0000m040137000c.html
東京歯科大同窓会を舞台にした贈収賄事件で、社会保険庁東京社会保険事務局が、収賄容疑で逮捕された指導医療官、佐藤春海容疑者(57)に対し、歯科医から報酬をもらって講演することを承認しながら、報酬額や講演回数をチェックしていなかったことが分かった。歯科医を指導・監督する指導医療官が相手方から報酬を受け取ることには「不正の温床だ」との批判が強く、受領を野放しにしてきた制度のあり方や行政の姿勢が問われそうだ。【鳴海崇、古関俊樹】
佐藤容疑者は同窓会向けの講演で診療報酬請求の監査基準を漏らしたことが既に判明しており、警視庁捜査2課もこうした講演での指導が同窓会側への便宜供与の一つと見ている。関係者によると佐藤容疑者への講演料は1回7〜10万円が相場で、20万円を超えることもあった。講演回数も承認分を大幅に上回っていた。
一方、同事務局によると佐藤容疑者は診療報酬について説明する日常業務を補足する名目で、年に数回、歯科医向けに講演を行う届けを出し、承認を受けていた。国家公務員倫理規程に基づくもので、1時間2万円を上限に報酬を受け取るとしていた。同事務局の他の指導医療官も、歯科医向けの講演で報酬を受け取る承認を得ていた。
同事務局総務課は「承認を受けていれば報酬を受け取っていても問題なく、不正が行われているとは思わなかった」と説明。厚生労働省も「問題ない」としている。報酬額や講演回数が申告内容と異なる点については「届け出の内容を信用するしかない」(同事務局)という。
こうした現状に、行政問題評論家で元特殊法人労働組合連絡協議会事務局長の堤和馬氏は「歯科医にとって『おいしい話』だからこそ報酬がもらえる。必要があれば日常業務の中で説明すべきで、講演料は形を変えたわいろだ」と指摘。「届け出をすれば許されるという制度の下で、感覚がまひしているのではないか」と述べた。
指導医療官への講演料支払いは各地で恒常化しており、東海地方の歯科医は「歯科医の生死を握っている指導医療官には講演会で謝礼を出さざるを得ない。こうした体質が不正の温床になっている」と明かした。
毎日新聞 2007年5月22日 3時00分
1329
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/22(火) 17:36:03
内野幸博
松岡事務所関係者が自殺…熊本の自宅で首吊り
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_05/t2007052223.html
松岡利勝農水相(62)=熊本3区、写真=の地元事務所関係者の損保代理店社長(62)が、先週末に熊本県阿蘇市の自宅で自殺していたことが22日、分かった。「ナントカ還元水」など、カネの問題で話題となっている松岡氏の周辺者だけに、さまざまな憶測も飛び交う。いったい何があったのか。
関係者によると、18日午前、社長が首をつっているのを親族が発見した。社長は1990年の総選挙で松岡陣営の運動員として活動し、別の運動員に金銭を渡して票の取りまとめを依頼したとして、公職選挙法違反で逮捕。今年1月には、阿蘇市議選に立候補して小差の次点で落選した。
地元事情通の1人は「松岡さんに近かった社長の自殺だけに、原因をめぐってさまざまな噂が流れている。かつて、民主党に『松岡の不正は社長を調べれば分かる』というタレコミが入ったこともあるぐらいだからね。ただ、真相はヤブの中だ」と打ち明ける。
遺族は夕刊フジの電話取材に「取材はお断りしています」とだけ語った。
ZAKZAK 2007/05/22
1330
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/22(火) 21:52:06
公選法違反:塩谷元県議逮捕 「裏切られた…」1カ月で辞職 /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20070522ddlk24040434000c.html
◇野田氏、繰り上げ当選へ
「町長経験者が……」「裏切られた思い」−−。海山町長を務めた後、県議に初当選したばかりの塩谷龍生容疑者(67)の逮捕に、選挙区の住民は動揺を隠せなかった。議員仲間も「残念だ」。多くの人の期待を裏切る形で塩谷容疑者は県議を辞職。わずか1カ月強の議員生活となった。【田中功一、七見憲一、岡大介】
塩谷容疑者の辞職願は逮捕直前の21日午後3時半ごろ「一身上の都合」を理由に代理の男性3人が、岩名秀樹議長あてに提出。岩名議長が、電話で塩谷容疑者に確認した上で、許可した。
公選法では、投開票日から3カ月以内に欠員が生じた場合は、繰り上げ当選するよう規定。県選管は20日以内に選挙会を開き、次点だった野田勇喜雄氏(53)=自民推薦=の当選を決める。
逮捕を受け、岩名議長は「(旧海山)町長としての経験を役立ててもらうことを期待していたが、誠に遺憾だ。議会としては、今後とも県民の負託に応えられるよう取り組んでいく」というコメントを出した。
自民党県連の山本勝幹事長は「突然、辞表が提出され、驚いた。逮捕されたということで、二重の驚きであり、非常に残念だ。事件そのものに本人がかかわったのかどうか、詳細が分からないので見守っていきたい」とコメントした。
紀北町海山区中里、男性会社員(44)は、「古い体質が表面化したようで恥ずかしい。もう少し地元の人のことを考えて行動してほしかった。本当に残念です。これからは地域の人が元気になることを真剣に考えてくれる人が出てほしい」と残念そうに話していた。同区相賀の30歳代の女性会社員は「地元住民としてショックで、裏切られた気持ち。これから紀北町がどのようになっていくか不安です」と憤っている様子だった。
尾鷲市中央町の主婦(63)は「お金を使っている政治家がいるというのを聞いたことがあり“やっぱり”と思った」と怒りを込めて話していた。
〔三重版〕
毎日新聞 2007年5月22日
1331
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 07:51:36
村山県議辞職拒み紛糾
「職責全う」繰り返す 讀賣山形
道路交通法違反(酒気帯び運転)で県警に摘発され、県議会で辞職勧告決議が採択されて進退が注目されていた村山隆県議(47)(東村山郡区)は22日、辞職しない考えを表明した。各会派代表らは村山氏に繰り返し辞職を求めたが、村山氏は拒絶。県議会は同日夜、政治倫理審査会を開き、村山氏が行為規範に違反した疑いがあるとして史上初の審査を開始した。全会一致の辞職勧告決議を袖にされ、県議会の権威が大きく傷つけられたのは間違いなく、「選良」たちがどのように県民の信頼を回復するかが問われることになりそうだ。
村山氏は臨時会最終日の22日朝、議会事務局に電話で辞職しない意向を伝えた。これを受け各会派は、代表者が非公開で断続的に協議し、午後1時から村山氏本人を呼んで、改めて摘発時の状況をただした。司会を務めた佐藤藤弥・議会運営委員長によると、「摘発された時間は」「アルコール検知の数値は」などと佐藤氏らが尋ねたものの、村山氏は「(記憶にないと)先日申し上げた通り」と繰り返したという。
こうした村山氏の対応に、各会派とも「極めて誠実さに欠け、居直りを感じた」(佐藤氏)などと態度を硬化させ、議会運営委員会は公開の場で村山氏に辞職を促す方針を確認。報道陣などが見守る中、午後4時過ぎから村山氏が出席して質疑が行われた。
村山氏は、「辞職勧告決議は大変厳しい判断だが、県議は公正な選挙で選ばれた身分。信託に応えるため職責を全うするのが課せられた責任と思い、総合的、最終的に判断した」と、辞職しない理由を述べた。
これに対し、委員からは「職務を全うするという責任の取り方は、『飲酒は免職』という一般の考えと全く相いれない」(海鋒孝志氏)、「飲酒運転する人間だと有権者が知っていたら、そもそも選挙で選ばれていない」(舩山現人氏)、「県議を続けること自体が県のイメージダウン」(沢渡和郎氏)など、1時間以上にわたり批判が相次いだが、村山氏は「職責を全うすることで責任を果たす」と繰り返した。各会派は同日夜、阿部信矢議長に対し、政治倫理審査会の審査を請求し、阿部議長は審査会の後藤源委員長に審査開始を命令。審査会は初会合で、次回会合を6月12日に開くことを決めた。後藤委員長は「事実関係が詳細に判明すれば、村山氏の行為が辞職に値することがより明確になる。審査を通じ、村山氏に辞職を強く促す」と述べた。
(2007年5月22日 読売新聞)
1332
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 07:58:03
ふじみ野2市議 辞表
県議選 県議から現金、略式起訴 讀賣埼玉
4月の県議選で自民党県議から現金を受け取ったとして公職選挙法違反の罪で略式起訴されたふじみ野市議3人のうち、小坂部政勝(60)、粕谷正臣(58)両市議は22日、大築守議長に辞表を提出した。辞職は23日付で認められる。
同市議会事務局によると、小坂部、粕谷両市議は22日午前、別々に議会事務局を訪れ、辞表を提出。辞職の理由について、いずれも「一身上の都合」と語ったという。公選法違反に問われたもう一人の細井地久市議(75)からの辞表提出はされていない。
公職選挙法では、選挙犯罪で有罪が確定した者は、選挙権及び被選挙権を原則5年間失う。
同市選挙管理委員会などによると、選挙違反に問われた両市議は17日に罰金50万円の略式命令が言い渡されている。命令を不服とする場合には刑事訴訟法が定める14日以内の31日までに正式裁判を請求しない限り、有罪が確定。6月1日に議員を自動失職することになっていた。
粕谷市議は読売新聞の取材に対し、「政治と金の問題が注目されるなかで、勉強不足な面があり、反省している。不本意だが失職を待つより自ら辞職することを決めた」と話した。
◇
市選挙管理委員会によると、4月の市議選で落選した4人のうち次点以下3人は法定得票数に達しており、選挙から3か月以内であることから、松尾勝一(75)(無所属)、飯沼潤子(49)(同)の両氏が繰り上げ当選になる見通しだ。
(2007年5月23日 読売新聞)
1333
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 08:02:30
「町田市長引責辞職を」
政治資金規正法違反 市民団体が声明 讀賣東京多摩
町田市の石阪丈一市長による政治資金規正法違反事件を巡り、市民団体「石阪市長の政治資金パーティー疑惑を究明する会」(端山好和会長)は22日、事件の真相を市長自ら市民に明らかにし、政治責任を取るよう求める声明を発表した。
究明する会はこの事件について、石阪市長や当時の横浜市長室長(同法違反で罰金刑確定後に辞職)の検察官面前調書を横浜地検から入手し、事実関係を整理して見解をまとめたという。そして、市長室長の供述調書から、横浜市職員を退職した石阪市長の「送別会」が、石阪市長の了解と希望もあって、横浜市全庁を挙げて応援するための「政治資金パーティー」として企画されたなどと指摘。石阪市長の事件への積極的関与は明白だとし、「市民に真相を明らかにし、即刻、引責辞職すべきだ」としている。
(2007年5月23日 読売新聞)
1334
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 08:05:03
農政局工事談合 組事務所を一斉捜索
県警 金の流れ裏付けへ 讀賣福島
北陸農政局が発注したパイプライン設置工事を巡る談合事件で、逮捕された「細田建設」取締役麻生裕一(40)ら談合の調整役とされる容疑者から、暴力団関係者に工事代金の一部が流れていた疑いが強まり、県警は22日、競売入札妨害の容疑で、あわら、越前、敦賀各市に本拠を置く三つの暴力団の組事務所など計6か所を捜索した。
いずれも指定暴力団山口組系の二代目川内組(あわら市)、高木興業(越前市)、正木組(敦賀市)。
県警は、04年10月に入札が行われた3件の工事で談合したとして12日、建設業者ら11人を同容疑で逮捕。これまでの調べで、麻生容疑者や、県内最大手の「木原建設」(越前市)の元営業担当幹部、白崎清隆容疑者(51)ら4人が落札業者や落札額を決める調整役を務めていたことがわかった。
いずれも談合を仕切る際には、捜索を受けた暴力団との関係を誇示したり、におわせたりして異論を封じ込めていたという。
さらに落札業者から請負額の少なくとも3%(600万〜400万円)が、一部の辞退業者の関係口座に、下請け工事代金などの名目で入金されていたことも判明。県警は、談合を仕切る手数料として調整役の集めた金が、辞退業者を迂回(うかい)するなどの形で暴力団関係者らに流れたとみて、裏付けを急ぐ。
捜索は、捜査員ら計約100人の態勢で午前9時に始まった。越前市桂町にある高木興業の組事務所では、防弾チョッキを付けた機動隊員が警護する中、捜査員が組関係者に令状を示し、約1時間かけて事務所を捜索した。
(2007年5月23日 読売新聞)
1335
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 08:06:02
県議選秋山氏派買収 奥脇被告を追起訴 讀賣山梨
県議選を巡る公職選挙法違反事件で、甲府地検は22日、富士吉田市選挙区で当選した秋山隆信氏(52)の秘書的な存在だった同市下吉田、会社役員奥脇高広被告(39)=公職選挙法違反(買収、事前運動)罪で起訴済み=を同罪で甲府地裁に追起訴した。
起訴状などによると、奥脇被告は告示前の3月25日、秋山氏への票のとりまとめを依頼するため、秋山氏の後援会事務所で、同市上吉田、板金会社社長渡辺衛被告(59)に15万円、同市下吉田、青果商外川一被告(59)に10万円を渡した。渡辺、外川両被告はいずれも同法違反(被買収)の罪で起訴されている。渡辺被告は秋山氏のいとこで、外川被告は秋山氏の支援団体支部幹部。両被告とも「選挙活動に使った」と供述している。
奥脇被告はこのほかにも、支部幹部計3人に現金計30万円を渡した疑いが持たれている。「金は自分で用意した」と供述しているが、奥脇被告の金融機関の口座からまとまった現金が引き出された形跡は確認されていない。同地検や県警は、連座制の適用を視野に入れた捜査を進めている。
(2007年5月23日 読売新聞)
1336
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 08:11:13
市議会が百条委設置
全会一致6月議会前にも本格審議 讀賣岡山
総社市発注の水道配水管設計業務の指名競争入札を巡り、竹内洋二市長(57)が市の内規に反し、入札参加業者の選定に“口出し”した問題で、市議会は22日、臨時議会を開き、真相解明に向けた地方自治法に基づく「指名事務調査特別委員会」(百条委員会■)の設置を求める決議案を全会一致で可決した。直後に初会合が開かれ、正副委員長を決めた。本格的な審議に入る次回会合は、6月議会開会予定の6月4日前にも開かれる見通し。
決議案は、秋山律郎議員ら議員11人の連名で提案され、中村吉男議員が提案理由を説明。中村議員は、疑惑に対する市議会全員協議会での市長答弁について、「極めてあいまいで、真相解明にはほど遠い」と批判。そのうえで「市民の関心は高く、市政に対する市民の信頼回復のためにも百条委を設置し真相解明を図りたい」と述べた。
服部剛司議長と欠席者1人を除く22人で採決した結果、全会一致で可決。百条委での調査事項は▽問題の入札の指名事務に関する市長の関与▽内規を改めた昨年10月1日以降の他の指名事務での市長の関与――についてとし、メンバーは市議23人で、服部議長はオブザーバーとして出席するとした。
直後に開かれた初会合では、委員長に萱原(かやはら)潤議員、副委員長に荒木勝美議員を選任。次回会合では、百条委の進め方について協議し、執行部側に提出を求める書類の確認や証人として誰をいつ呼ぶかなど具体的な審議に入る予定。
萱原委員長は「審議には公平、公正な立場で臨む。専門家の意見を十分に聞き、できるだけ早く疑惑の解明を進めたい」とし、証人として、市長や副市長、担当課職員、関係業者にも証言を求める考えを示唆し、正当な理由のない出頭拒否や偽証が判明した場合のほか、竹内市長の介入の事実が確認された場合には、議会として刑事告発することもありうるとの認識を示した。
服部議長は「市民のため、議会として徹底糾明する。市長はすべてを公開し、誠実に対応する必要がある」と話した。
一方、竹内市長は「法律や条例に違反したことはなく、証人の証言や委員の調査によって、事実解明ができると思う。納得していただけるまで調査してほしい」と話した。
また、昨年10月の内規改定では、業者の指名選定に関し、「指名委員会の決定を市の決定とみなす」と市長の介入を禁じたが、改定前の2005年度には年間の入札の約1割に介入しており、報道陣が介入理由の説明を求めたのに対し、竹内市長は「今は、申し上げられない。百条委の場で説明したい」と明言を避けた。
◇
傍聴席には、報道陣のほか、多くの市民が駆けつけ、用意した傍聴券では足りずに別室で聞く市民もおり、関心の高さをうかがわせた。友人と傍聴した総社市新本の主婦(65)は「議会の場で市民に分かりやすい議論をし、市政を正しい方向に導いてほしい」と話した。
百条委員会 自治体の事務を調査する必要があると判断した場合、地方自治法100条の規定に基づき、地方議会が設置できる特別委員会。調査権限が通常の委員会より強く、関係者を出頭させ、証言や記録の提出を求めることができる。正当な理由なく出頭や証言を拒んだり、虚偽の証言をした場合には、禁固または罰金が科されることもある。
最近は県内では、2005年に津山市の再開発ビル「アルネ・津山」の事業資金の不正流用疑惑を巡って百条委が設置。03〜04年には町長が土地売買をめぐる詐欺・背任の罪に問われた旧日生町議会で設置された。
(2007年5月23日 読売新聞)
1337
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 08:11:37
広報紙に釈明文掲載 6月号コラム 「私物化」議員ら批判 讀賣岡山
総社市の指名競争入札を巡る介入疑惑について、竹内市長が、市広報紙6月号に介入を否定する内容の文書を掲載したことに対し、市民や市議から「税金でつくる広報を、個人の釈明に使うのはおかしい」と批判の声が上がっている。
釈明文が掲載されたのは、「市長室から」に掲載された「水道の設計業務の指名の件について」と題する署名入りコラム。「実績のある業者が入っていないので理由をたずねた。私は、介入も圧力もかけていない」などと、これまで竹内市長が市議会などで主張してきた経緯を説明しているが、議会側の主張については一切触れられていない。
ある議員は、「疑惑に対する市長の一方的な主張のみを掲載するのは問題」とし、別の議員も「市民の税金で作る広報紙を、自分の後援会報と勘違いしているのではないか」と批判している。
これに対し、竹内市長は、「市民への説明責任を果たすため、事実と今後の方向性について掲載しただけ」としている。
(2007年5月23日 読売新聞)
1338
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 09:04:55
松岡農相側に2600万円献金 解散の「特森協」会員ら個別に
2007年5月23日 朝刊
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007052302018186.html
独立行政法人「緑資源機構」が発注する工事・調査の請負業者でつくる任意団体「特定森林地域協議会」(特森協、解散)の会員企業と経営者らが、松岡利勝農相の二つの政治団体に、一昨年までの三年間で計二千六百万円余りを献金していたことが分かった。農相には特森協の政治団体「特森懇話会」(解散)から計五百二十万円の献金があったことが国会で明らかになったが、個別の会員からも政治団体分を上回る献金を受けていたことになる。
政治資金収支報告書と二〇〇三年の特森協の会員名簿によると、〇三年からの三年間で、農相が代表を務める「自民党熊本県第三選挙区支部」は、特森協の会員企業三十三社から計千六百七十二万円の寄付を受けた。ほかに特森協宮崎地区協議会が〇五年に二百万円を献金していた。
特森協は、林道工事が盛んな地域ごとに、北海道、盛岡、岐阜、宮崎など八つの地区協議会があった。献金していたのは九州地方を統括する宮崎地区協議会と、岐阜、富山両県を中心とした岐阜地区協議会の建設業者が多く、両方で全体の七割を占めた。
また、松岡農相の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」は同じ三年間で、会員企業の経営者六人から百五十七万円の寄付と、会員企業四社から計六百万円のパーティー券収入があった。パーティー券は農相の地元の熊本県内の建設業者がすべて購入していた。
特森協は、緑資源機構の林道調査をめぐる官製談合事件で、公正取引委員会による立ち入り検査を受けた直後の昨年十一月に解散した。機構からの受注高二千万円につき七万五千円を、会費として徴収、年間数千万円の収入があったことが明らかになっている。
松岡農相は八日の参院農水委員会で「談合疑惑は遺憾の極みだが、献金は法に認められた範囲で受けている」と述べ、林業土木関連団体からの献金は、返金の意思がない考えを示していた。
1339
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 09:06:52
ふっかけてから値下げ 足湯工事で生駒前議長
2007年05月23日 07:58
http://www.kitanippon.co.jp/contents/kyodonews/20070523/114588.html
奈良県生駒市の足湯施設建設をめぐり、あっせん収賄容疑で再逮捕された前市議会議長酒井隆容疑者(65)が、当初は7000万−8000万円で新潟県南魚沼市の掘削会社「中由商会」と随意契約するよう市側に要求していたことが23日、関係者の話で分かった。
しかし、前市長中本幸一容疑者(70)=加重収賄容疑などで逮捕=が「高すぎる」と拒否。直後に酒井容疑者は「5、6000万で」と“値下げ案”を提示し、了承されたという。
通常通りに入札で発注した場合の工事費は2000数百万円で、大阪地検特捜部は、借金返済に追われていた酒井容疑者が市側にふっかけて、多額の“手間賃”を稼ごうとしたとみて追及している。
1340
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 09:09:08
塩谷県議を逮捕 見返りに酒食接待 「まちがいありません」 三重伊勢
http://www.isenp.co.jp/news/20070522/news01.htm
県議選尾鷲市・北牟婁郡選挙区から自民党新人で立候補し、初当選した塩谷龍生陣営の選挙違反で、候補者本人が酒食接待の宴席を開いていた疑いが強まり、県警捜査二課と尾鷲署は二十一日、公選法違反(供応買収、事前運動)の疑いで北牟婁郡紀北町相賀、元県議塩谷龍生容疑者(67)を逮捕した。逮捕直前に県議を辞職した塩谷容疑者は調べに「間違いありません」と容疑を認めているという。
選挙違反で県議らが逮捕されるのは県内で、八年前の統一地方選で公選法違反(買収)容疑で逮捕、辞職した服部富男氏=三重郡=に次ぐ。
調べでは、塩谷容疑者は奥地敬子容疑者(68)=両容疑で再逮捕、拘置中=と共謀し昨年十一月九日と十二月十一日、紀北町紀伊長島区の民宿で、投票や投票依頼などの選挙運動をする報酬として、同区内の五十―七十代の女性延べ十九人に一人当たり約五千五百円相当の酒食の供応接待をした疑い。
塩谷容疑者は、奥地容疑者の提案に応じる格好で宴席を設けたという。十一、十二月の両会合に出席。奥地容疑者から「県議選に出る塩谷さんです」と紹介された塩谷容疑者は「よろしくお願いします」などと話していたという。宴席費用の捻出(ねんしゅつ)先については県警の今後の調べだが、民宿関係者は取材に「忘れた」と話している。
逮捕当初は「わたし一人で企画し、金はわたしが支払った」と供述した奥地容疑者だったが、今月二日の再逮捕以降、態度が次第に変わり、塩谷容疑者との共謀が浮上。今月十四日の拘置理由開示の法廷では、裁判官から「『口裏合わせ』『(塩谷容疑者を)かばう言動』の事実がみられる」と指摘を受けていた。
捜査二課と尾鷲署がこの日午後二時ごろ、自宅にいた塩谷容疑者に任意出頭を求め、午後三時すぎから津署で取り調べたところ、容疑を認めたため、逮捕に踏み切った。この間、塩谷容疑者は代理人を通じて県議会に、県議の辞職願を提出、受理された。
塩谷容疑者は土木建設会社社長などを経て、平成六年九月に海山町長に初当選。十七年十月まで連続三期十一年務めた。市町村合併に伴う紀北町長選には出馬せず、県議選尾鷲市・北牟婁郡選挙区から自民党新人候補者として出馬することを昨年十一月二十八日、正式に表明した。
同選挙区には塩谷氏のほか、無所属新人の津村衛氏(32)、無所属現職の野田勇喜雄氏(53)が出馬していた。四月八日投開票の結果、塩谷氏は九千二票を獲得し、トップ当選を果たした。
1341
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 09:09:51
「出席が罪なら選挙できない」 運動員逮捕後は強気発言も 三重伊勢
http://www.isenp.co.jp/news/20070522/news02.htm
【尾鷲・北牟婁郡】公選法違反(供応買収、事前運動)の疑いで県警捜査二課と尾鷲署に逮捕された塩谷龍生容疑者(67)は、奥地敬子容疑者(68)の逮捕後も終始強気を装ったが、最終的には有権者を裏切る形となった。
塩谷容疑者は四月十三日夜、奥地容疑者の逮捕直前、伊勢新聞社の取材に応じ「(料理の支払いなどは)一切していない。一度もない」「私は呼ばれて行っただけだ」などと容疑を強く否定。
接待の認識もなかったとした上で、「(飲食代は)誰が支払ったかは分からない。私を呼んでくれた人ではないか」などと言い、奥地容疑者を一部でかばいながら、自身との距離を強調していた。
旅館での接待を設定したのも、「私が能動的に動いたものではない。取り持つ人がいて、私は呼ばれて行った」と言い、接待の認識についても「ない」と断言。
自身の嫌疑については「私は分からない。警察が判断すること」「ない方が良い」と話していた。
ただ、「席に出て選挙の話をして罪に問われるのであれば、選挙をやれなくなる」と強気の一面ものぞかせ、奥地容疑者の逮捕後も紀北町だけでなく尾鷲市である祭りなどへ積極的に参加、自らの潔白をアピールしていた。
1342
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 09:38:52
緑資源機構理事ら、24日にも強制捜査 林道談合事件
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070523/jkn070523000.htm
農林水産省所管の独立行政法人「緑資源機構」(川崎市)発注の林道整備調査業務をめぐる官製談合事件で、公正取引委員会は22日、林野庁所管の財団法人「林業土木コンサルタンツ」(東京都)など4法人を24日にも独占禁止法違反(不当な取引制限)罪で検事総長に告発する方針を固めた。告発を受け、東京地検特捜部は機構の森林業務担当理事(59)らと4法人の担当者4人に対し、独禁法違反容疑で強制捜査に踏み切るもようだ。天下り先を優先した悪質な官製談合は、刑事事件に発展する。
同事件で公取委は計10法人に強制調査(家宅捜索)を実施していたが、告発対象については、業務の受注額が多い林業土木コンサルタンツと財団法人「森公弘済会」、民間企業「フォレステック」「片平エンジニアリング」(いずれも東京都)の4法人を軸に絞り込み作業を進めてきた。24日に検察当局と告発問題協議会を開いて最終決定する。
年度ごと、事前に受注予定決める
関係者によると、機構本部の林道企画課長は平成16〜18年度に発注した林道整備の測量、地質調査、環境調査の業務について、入札前の各年度初めに林野庁や機構OBの天下り受け入れ状況、受注実績などを考慮し、受注予定業者を決定。これに基づき、各法人は談合を繰り返していた疑いが持たれている。
森林業務担当の理事は同課長が各法人に業務を割り振った配分表を了承しており、公取委の調べにも談合への関与を認めているという。各法人の担当者も公取委や特捜部の任意聴取に談合を認めているという。
公取委は昨年10月末から各法人に立ち入り検査を実施。その後、刑事告発に向けた犯則調査に切り替え、4月19日に強制調査に乗り出した。特捜部も公取委と連携し、各法人の担当者らの任意聴取を進めるとともに、今週から他地検の検事を加え、強制捜査に向けて捜査態勢を拡充していた。
(2007/05/23 05:23)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 09:56:06
やまぬ不祥事に閉口 塩谷県議辞職後逮捕
2007年05月22日 朝日三重
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000705220004
◆自民、参院選懸念も◆
尾鷲市・北牟婁郡の選挙違反事件は、県議に初当選した塩谷龍生容疑者(67)の逮捕に発展した。21日午後、県庁や県議会、地元では、淡々と事実を受け止めるとともに、相次ぐ県議の不祥事にあきれる声が出た。旧海山町長の塩谷容疑者を公認した自民党関係者からは、参院選への影響を懸念する声も聞かれた。
午後3時半、塩谷容疑者の代理人3人が議会棟を訪れ、岩名秀樹議長に辞職願を提出した。理由は「一身上の都合」と記されていた。
岩名議長はその場で塩谷容疑者本人に電話をかけ、確認したという。議会閉会中に出された辞職願は地方自治法で議長に許可権が与えられており、岩名議長は辞職を許可した。岩名議長は「町長としての経験を役立てていただくことを期待していたが誠に遺憾」とするコメントを出した。
県議会事務局によると、82年以降、現職か当選した県議の逮捕は塩谷容疑者以外に4件あった。82年1月に旧桑名市選出の自民県議が収賄容疑で、86年12月に旧一志郡選出の自民県議が公職選挙法違反容疑で、06年7月には旧上野市選出の民主系県議が傷害容疑でそれぞれ逮捕された。
99年4月には、当選したばかりの民主系候補者が公選法違反(買収)容疑で任期前に逮捕され、一度も登庁しないまま辞職。5年間の公民権停止を経て、今春の県議選で自民公認で再選した。
県議会では昨年7月の傷害事件後、政治倫理条例を定め、不祥事の再発防止を図ったが、なくならない不祥事にうんざりした表情を見せる県職員もいた。
塩谷容疑者が県議会で所属していた会派「自民党青雲会県議団」の森本繁史団長は、「本人も逮捕を分かっていたのでは。世間を騒がせたという道義的な責任はある、と言っていた」と話した。辞職については「本人は昨日、一晩考えると言っていた。(辞職願を出すなら)今朝か、もう少し様子をみるかと言っていたのだが……」。
塩谷容疑者は逮捕前日の20日の自民党県連定期大会で、県連の政調副会長への就任が内定していたが、辞職を受け、取り消される。山本勝・県連幹事長は「(辞職、逮捕は)二重の驚きであり、非常に残念。事件そのものに本人がかかわったかどうか詳細が分からないので、推移を見守りたい」と話した。県内の自民党関係者からは、「(イメージダウンで)参院選への影響がなければよいが……」との声も聞かれた。
野呂昭彦知事も「大変驚いている。今後の捜査の進展を見守りたい」とコメントを出した。
05年の旧海山町との合併前に旧紀伊長島町長を務めた奥山始郎・紀北町長(69)は、県議選で自ら塩谷容疑者の応援演説に立ち、「県の中央へのパイプを確保しよう」と支持を訴えた。「紀北町の声を県政に届けてもらうよう期待していただけに残念だ。まさかこういうことになるとは」と声を落とした。
紀北町の漁業の30歳代男性は「うわさでは聞いていたが、そこまで無理してやらなくても十分に勝てたのに。情けないし、がっかりです。僕たちを信用してほしかった」と話した。
◇◆野田勇喜雄氏が繰り上げ当選へ◆◇
塩谷容疑者の辞職に伴い、県議会の尾鷲市・北牟婁郡選挙区(定数2)からは、4月8日の選挙で次点だった野田勇喜雄氏(53)が繰り上げ当選する見込みだ。公職選挙法によると、選挙期日から3カ月以内に欠員が生じた場合、繰り上げによる補充が認められる。野田氏は7794票を獲得しており、法定得票数を満たしていることから、繰り上げの条件は満たしている。
新たな当選者の決定には、欠員の通知が選管に届いてから20日以内に選挙会を開く必要がある。同選管では、28日に選挙会の開催を告示し、30日に県尾鷲庁舎で開催する方向で調整を進めている。
1344
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 10:10:00
暴力団事務所を一斉捜索 九頭竜川用水談合
5月22日午後0時12分 福井
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=817
九頭竜川下流域の農業用水パイプライン事業入札の談合事件で、県警の合同捜査本部は22日、県内暴力団関係者が業者間の調整に不当にかかわった疑いがあるとして、県内3つの暴力団組織の事務所など数カ所を一斉に家宅捜索した。
家宅捜索を受けたのはいずれも指定暴力団山口組系の高木興業、正木組、川内組の3組織で、越前市、敦賀市、あわら市、福井市内の事務所など関係先数カ所とみられる。県警が、複数の県内暴力団の関係先を一斉捜索するのは極めて異例。
調べでは、金沢市の農林水産省北陸農政局が発注したパイプライン事業の3つの工事について、複数の暴力団関係者が2004年10月28日の公募型指名競争入札で、落札価格を不当に調整した疑いが持たれている。
捜査本部は、談合に加わった建設業者から工事の利益の一部が暴力団に流れた可能性があるとみて、事件の全容解明を進める。
この事件では今月12日、県内の建設業者11社の社長ら11人が競売入札妨害容疑で逮捕された。うち4人は暴力団との関係も指摘されている。
1345
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 16:25:28
農相、光熱水費の説明拒む 「政治とカネ」集中審議 '07/5/23
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200705230243.html
衆院予算委員会は二十三日、安倍晋三首相らが出席し、松岡利勝農相の資金管理団体による多額の光熱水費問題など「政治とカネ」をめぐる集中審議を行った。農相は、「法に基づいて適切に報告している」と繰り返し、内訳を説明することを重ねて拒否した。
首相は今国会で、与党が提出予定の一件五万円以上の光熱水費などにも領収書添付を義務付ける政治資金規正法改正案の成立に強い意欲を表明。野党側は参院選をにらみ農相を追及するとともに、与党改正案についても資金の透明化には不十分な内容と批判した。
審議で農相は、与党の改正案に従い、光熱水費の詳細を明らかにするかどうかについて「法の定めに従い対応するのが基本だ」と述べ、改正案が成立した場合でも法律の不遡及(そきゅう)原則により開示しないことを示唆した。
首相は野党側の追及に、「法に求められている中で農相は説明を果たした」と擁護。同時に「国民の信頼という政治の基盤をしっかりしたものにするためにも国民の厳しい声に応えて法改正を行うべきだ」と述べ、法改正への取り組みをアピールした。
一方で首相は、民主党の小沢一郎代表の資金管理団体が不動産取得費を事務所費に計上したことに関連し「不動産取得は(登記名義人の)個人のものになる可能性があり、投機にもなるため禁止することが望ましい」と指摘。禁止条項を盛り込む方針の与党改正案について「極めて妥当な案ではないか」と述べた。
農水省所管の独立行政法人「緑資源機構」をめぐる談合事件に関し、農相は「誠に遺憾、残念の極みで申し訳ない」と陳謝。かつて関係公益法人から政治献金を受けていたとの指摘には「この七年ぐらいは献金を一切いただいておらず、返却すべきものは返却している」と釈明した。
民主党の高山智司、岡田克也、公明党の東順治各氏らへの答弁。
1346
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 18:33:23
松岡農水相「適切に対応」 光熱水費、法改正後も過去分開示せず
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070523/skk070523003.htm
衆院予算委員会は23日午前、安倍晋三首相らが出席して政治資金問題など「政治とカネ」をめぐって集中審議を行った。松岡利勝農水相は、議員会館の事務所で無償の光熱水費に年間500万円以上支出していた問題について「法の定めに従い適切に対応している」と改めて述べ、内訳は明らかにしない考えを示した。安倍首相も「松岡氏は法に従っていると説明している」と擁護した。
民主党は高山智司、岡田克也両氏が質問に立ち、「松岡氏は説明責任を果たしていない」などと執拗(しつよう)に追及した。松岡氏は、与党が今国会に提出を予定している1件5万円以上の光熱水費などに領収書の添付を義務づける政治資金規正法改正案が成立した場合でも「法に従って対応する」と述べ、実施以前の事項にさかのぼって適用されない「法の不遡及(そきゅう)原則」により、過去の分は公開する必要がないとの認識を示した。
一方、安倍首相は民主党の角田義一前参院副議長について「朝鮮総連から(違法な)献金を受けていたとの疑惑がある」と指摘。さらに小沢一郎代表が事務所費で高額の不動産を取得していた問題についても「政治活動に本当に複数の不動産を所有する必要性があるのか」と述べ、反転攻勢に出る場面もみられた。
集中審議は、3月に国会審議が停滞した際、事態打開の条件として平成19年度予算の成立後に行うことで与野党が合意していた。
(2007/05/23 16:42)
1347
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/23(水) 23:33:00
衆院予算委:野党の「政治とカネ」追及は尻すぼみ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070524k0000m010113000c.html
松岡利勝農相の光熱水費問題など「政治とカネ」の問題をめぐって23日に開かれた衆院予算委員会の集中審議は、不透明な支出の内訳を公表するよう迫る野党に対し、安倍晋三首相はこれまで通り、農相を擁護する姿勢を崩さなかった。野党にとって、参院選を前に政府・与党を追い込む格好のチャンスだったが、新たな追及材料は見つからないまま。逆に、小沢一郎民主党代表の資金管理団体が約10億円の不動産を所有している問題で逆襲され、追及は尻すぼみに終わった。
「農相は説明責任を果たしているか」。民主党の岡田克也元代表の追及に対し、安倍首相は答弁で「法律に求められている中で説明を果たされた」と繰り返した。民主党は3月から社民党、国民新党と合同で「松岡農相疑惑追及チーム」を設置。真相解明を試みてきたが、追及材料は集まらず、岡田氏は審議後、記者団に「首相が松岡農相をかばうのを力でやめさせる具体的な道はない」と嘆くしかなかった。
スキャンダルでは攻めきれないとみた岡田氏は、与党が提出予定の政治資金規正法改正案を取り上げ、制度面から批判を展開。与党案は資金管理団体について、5万円以上の事務所費や光熱水費などの支出に領収書のコピー添付を義務づけるほか、不動産所有を禁止するのが主な内容。民主党はすべての政治団体の1万円超の支出に領収書添付を義務付ける同法改正案を提出している。
与党案の対象となる資金管理団体は全国に1万団体余り。民主案は約7万の政治団体すべてを網羅する点で、はるかに目が細かい。岡田氏は「与党案では、資金管理団体をやめて他の政治団体で活動しようとなる。抜け穴だらけのザル法だ」とボルテージを上げた。
これに対し、首相も制度論で応酬。小沢氏の問題を念頭に、資金管理団体による不動産所有について「不正な蓄財や投資が行われる懸念がある」と切り返した。岡田氏は「団体の解散や相続時に個人の財産に紛れるようなことを認める国税庁ではない」と反論。透明性は確保されているとの認識を強調したが、身内に問題を抱えて攻めあぐねた印象は否めなかった。
結局、民主党は政治とカネだけでは政府・与党を追い込めないと判断。2時間の持ち時間のうち、3分の1にあたる40分を社会保険庁改革や年金問題などに費やした。
また、この日の質疑で自民党の松浪健太氏が、小沢氏が公表した不動産の関連書類を「偽物の可能性が高い」と指摘。民主党は「根拠のないひぼう中傷だ」と松浪氏の懲罰動議を衆院に提出した。【高山祐、山田夢留】
毎日新聞 2007年5月23日 21時45分
1348
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/24(木) 00:05:30
村山県議の酒気帯び運転:村山県議「辞職せず」 議会空転、急きょ政倫審開く /山形
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamagata/news/20070523ddlk06040429000c.html
◇飲酒運転で勧告
飲酒運転で摘発され、県議会で辞職勧告が決議された村山隆県議(47)は22日の県議会臨時会最終日に、決議に応じない意思を議会に報告した。これを受け県議会は同日、政治倫理審査会(後藤源委員長)を急きょ開催するなど議会審議が一日空転。本会議が夜にずれ込み、ようやく閉会した。政倫審は今後、村山県議に辞職を求めていくという。【佐藤薫、釣田祐喜】
同日朝、村山県議が辞職しない意向を報告したことを受け、自民、山形県民クラブ、県政・公明クラブの主要3会派は断続的に会派協議会と会派総会を繰り返し、対応を協議した。
午後、議会運営委員会を開き、村山議員に対して約1時間20分、質疑をした。村山議員は、緊張で汗だくになった顔を時折、ハンカチでぬぐいながら、硬い表情で委員からの質問に答えた。
各委員から「辞職しないのはなぜか」と問われたのに対し、「厳正な選挙で選ばれた身分で、その負託に応えるとともに県会議員の職責を全うすることが責任を取ることになる」という回答を繰り返し、「私の政治信条だ」と強調した。
22日までに意思を表明しなかったことについては「(8日の)代表世話人会に呼び出された以降、きょうまで呼び出しがなく、弁明の機会もなかった。罪は罪として大変申し訳なく思ってきたが、釈明の場がなかった」と述べた。
議運後、報道陣からの「飲酒運転の問題をどう考えているか」という問いに、しばらく置いて「あってはいけないことだと思う」と答えるにとどまった。
村山県議の説明を聞いた後、主要3会派の合意で政倫審が開かれた。後藤委員長は「全会一致の議員辞職勧告決議があり、村山県議は飲酒運転の事実も認めている。辞職しないのはおかしなことだ」と語り、議会の信頼回復を図るためにも政倫審の場で辞職を迫っていく意向を示した。
毎日新聞 2007年5月23日
1349
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/24(木) 08:12:01
接待「軽い気持ちで」 選挙違反の塩谷容疑者宴席飲食代、自ら支払う 讀賣三重
先月8日投開票の県議選で、尾鷲市・北牟婁郡選挙区から当選した元県議塩谷龍生容疑者(67)(辞職)が公職選挙法違反(供応買収など)の容疑で逮捕された事件で、塩谷容疑者は県警捜査2課の調べに「運動員からの有権者を集めて宴席を開こうとの申し出に、軽い気持ちで応じた」との趣旨の供述をしていることがわかった。一方、酒食接待の飲食代は、塩谷容疑者自ら支払っていたことが判明。宴席を開いた民宿に塩谷容疑者名義の領収書の写しが保管されており、最終的には塩谷容疑者が接待を主導していたとみられる。
調べでは、塩谷容疑者は同容疑で逮捕、起訴された紀北町紀伊長島区、喫茶店経営奥地敬子被告(68)の二女が経営する同町のスナックに、町職員を連れ、週に数回訪れていた。奥地被告は「娘の経営する店の上客だったので、応援しようと思った」などと供述。正式な立候補表明は昨年11月28日だが、それ以前に出馬の意向を知らされていた奥地被告が同月上旬、最初の宴席の準備を調えた。
塩谷容疑者はこれら2度の宴席で、奥地被告から「今度の県議選に出馬する塩谷さんです」と紹介され、「よろしくお願いします」とあいさつをしていた。
一方、津地検は23日、昨年11月に同町内の民宿で有権者の主婦ら10人を集めて接待したとして、奥地被告を最初の起訴とは別の公選法違反の罪で津地裁に追起訴した。
(2007年5月24日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/24(木) 09:04:09
『躍進』民主に冷や水 森氏に辞職勧告決 議虚偽経歴問題世田谷区議会
2007年5月24日 東京
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070524/CK2007052402018521.html
先月の世田谷区議選でトップで初当選した元外務省職員の森学氏(38)=民主=の虚偽経歴問題で、同区議会は二十三日の本会議で、同氏への議員辞職勧告決議を、出席議員全員の賛成で可決した。採決には、民主区議団の三人が退席した。
採決後、森氏はコメントを発表。「区民の負託に応えるべく議員活動に全力で取り組む」とし、辞職しないことを表明した。これを受け自民区議団などは二十四日、公選法違反容疑で、森氏を警視庁に刑事告発する。
森氏は二〇〇一−〇三年にかけ、在ルクセンブルク大使館に勤務。職位は三等書記官だったが、選挙公報やポスターには「一等書記官」と記載した。森氏は民主会派には入らず、一人会派「世田谷公共経営改革クラブ」を名乗り活動している。
森学・世田谷区議の問題は、先月の統一地方選での躍進に沸く民主党関係者に冷や水をかけた。同区議選で民主は、改選前の三議席から一挙に十一議席に勢力を伸ばし、第一党の自民(十二議席)に肉薄した「躍進の象徴区」。その足元で、党公認でトップ当選した区議の不祥事に、有権者のイメージダウンは必至。統一選の勢いを参院選勝利につなげるもくろみも根底から崩れかねない。 (浅田晃弘)
「公党としての責任を果たしていない」「議会改革を唱える以前に、必要なのは“民主党改革”ではないのか」−。
辞職勧告決議案をめぐる本会議での討論では、自民のみならず無所属議員も、民主に激しい集中砲火を浴びせた。防戦に追われた民主は、「自らの進退は自らで決めるもの。決議案提出に抗議する」と述べながら、「虚偽記載の道義的責任には同意せざるを得ない」と結論づけた。
分かりにくい賛成理由の説明に、場内からは「どっちなんだ」と苦笑も。さらに、採決を前に民主議員三人が退席する造反も。選挙後早々、重大な場面で一枚岩になれぬ、党の構造的な体質を露呈した。
一方、本会議終了後に記者会見すると約束していた森氏は、書面のコメントを議会事務局職員に預け、そのまま雲隠れ。会見場に集められた報道陣からは「どうなっているんだ」とブーイングが起こり、職員が釈明に追われる場面もあった。
続いて会見した民主区議団の菅谷康子政調会長は「森氏を公認した都連に、何らかの要望書を提出したい」と述べたが、詳細は「(決議に)賛成したことを踏まえた内容。それ以上は話せない」と言葉を濁し、対応に手をこまねいている姿ばかりを印象づけた。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/24(木) 10:55:22
政治とカネで集中審議/松岡問題、逃げ切り許す
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2007/0523.html
松岡利勝農相の光熱水費問題など「政治とカネ」をめぐり二十三日行われた衆院予算委員会の集中審議は、攻めるべき民主党が小沢一郎代表の不動産所有問題で安倍晋三首相から“けん制”を受け、追及も不発に終わった。来週、与党は政治資金規正法改正案を国会提出するが、抜本見直しは期待できない。政治とカネは中途半端な決着となる可能性が大きい。
▽けん制
「小沢代表の問題についても(自ら)発表されたが、別の人が監査をしただろうか」
首相は「松岡氏が辞めないのは首相がかばっているからだ」と迫る民主党の岡田克也副代表に小沢氏の資金管理団体による不動産所有問題を持ち出し、けん制。さらに「(必要なのは)批判に応えて法律を整えていくことではないか」として攻勢をかわした。
野党は、「法の定めに従って対応する」と繰り返す松岡氏と、法律の不遡及(そきゅう)原則を盾に、擁護する首相の「逃げ切り」(自民党若手議員)を許す形になった。
岡田氏は、領収書添付を資金管理団体に限った与党の政治資金規正法改正案と政治団体に領収書添付を義務付ける民主党案を比較、「ザル法」と決め付けたが、首相は「資金管理団体を対象とすることが与党の大勢の議論だった」と経過説明で逃げた。
クリーンさを売り物にする公明党の東順治副代表も「ザル法と言われるのは心外。すべての政治団体とすると大変混乱する」と歩調を合わせ「与党内のずれ」も浮かび上がらなかった。
▽丸のみ
松岡氏らの問題が発覚して間もない一月下旬、首相が法改正を含めた透明化策を自民党に指示したにもかかわらず、対応は遅れた。要因には、領収書添付をめぐる自公両党の姿勢の違いがあった。
「石原伸晃幹事長代理が法改正で添付を義務付けるのに消極的だった」。義務付けを求めた公明党幹部は自民党の責任者である党改革実行本部長の石原氏の後ろ向きな姿勢が対応を遅らせたと非難する。
石原氏は、義務付ければ松岡氏に対して過去の光熱水費の内訳説明を求める声が高まる上、「事務作業が膨大になる」との声が党内に強かったことを受け、法改正ではなく党内規で乗り切ろうとしていた。
公明党は再三にわたり、領収書添付は譲れないとのメッセージを送り、「激しいやりとり」(公明党幹部)も重ねて、今月初め、案を丸のみさせた。この時、より厳しい案を示して公明党の背中を押し、自公間の「ずれ」を浮かび上がらせようとした民主党の作戦は無力となっていた。
▽小沢問題
自民、公明両党は二十五日のプロジェクトチーム会合で、改正案を決定。二十九日に国会提出する。野党側に修正協議を呼び掛ける方針で、民主党が難しい対応を迫られることになる。
民主党は安易に与党案に乗ることはできないが、資金管理団体の不動産所有禁止が盛り込まれている。民主党が反対に回れば与党は採決しない口実に“民主党の反対”を挙げ「小沢氏の問題があるから法改正を阻んだ」と攻撃してくることは必至だからだ。
既に自民党は資金管理団体名義で不動産を所有している衆院議員に売却を指示。集中審議でも小沢氏が資金管理団体の事務所費を公表した際に示した確認書を「偽物の可能性がある」と追及、“小沢問題”をあぶり出そうとしている。
「『政治とカネ』で民主党は攻めていない。攻められている」(中堅議員)という声が民主党内に強まりつつある。
1352
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/24(木) 13:38:48
2年前「辞退する」
2007年05月24日 朝日和歌山
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000705240002
中国系業者 太地町分
グリーンピア跡地開発問題/町長に文書提出
巨額の年金資金がつぎ込まれて建設された大規模保養基地「グリーンピア南紀」(那智勝浦町、太地町)の跡地開発で、中国の請負業者「香港ボアオ」による再生事業が頓挫している問題をめぐり、同社のオーナー、蒋暁松氏が05年3月、三軒一高・太地町長に対し、「貴町部分への進出を辞退する」とした文書を提出していたことがわかった。23日の衆院予算委員会で保坂展人議員(社民)が明らかにした。
保坂氏などによると、文書はA4判で計2枚。蒋氏は文中で、「(三軒町長が)10年後の所有権移転並びに譲渡価格を現時点で約すことについてのめないと考えておられること、そもそも土地、建物の所有権を譲渡する意向が薄いことなどを承りました」として、「(仲介者で衆院議員の)二階(俊博)先生にもご指導いただき、諸般の事情を重ね合わせ考えて検討いたしましたが、プロジェクトの成功が極めて難しいと推測せざるを得ないとの結論に至りました」などと記している。
保坂氏は委員会後、「2年2カ月も前に、香港ボアオ側が平地で施設の多い太地町部分に進出しないと表明していたことは、初めから跡地全体の開発を考えておらず、ホテルなどの再生事業もやる気がなかったのではないか」と再生事業に対する疑問を改めて強調した。
1353
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/24(木) 13:39:33
首相、厚労省へ指示方針
2007年05月24日 朝日和歌山
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000705240004
「公益性の観点から対応を」
グリーンピア南紀の跡地開発で再生事業が頓挫している問題が23日の衆院予算委員会でとりあげられ、安倍首相は「本来の趣旨にのっとって公益性の観点から対応するように厚生労働省に努力していくよう指示したい」と述べた。保坂展人議員(社民)の質問に答えた。
グリーンピア跡地には、公共目的利用と10年間の転売禁止が課せられている。跡地を所有する地元の那智勝浦町は05年12月、総額1億6千万円で10年間賃貸した後、無償譲渡する契約を香港ボアオと結んだが、再生事業は進んでいない。
保坂氏は「(跡地は)年金保険料でできている国民の財産。公益性、公共性を担保して使ってもらうはずが、何もできていない」と批判。安倍首相は「もともとは年金の保険料の中から造ったものだということを忘れずに、運営に当たっていただきたい」と答えた。
1354
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/24(木) 13:40:25
未完成の事業計画提出/グリーンピア問題
2007年05月22日 朝日和歌山
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000705220001
巨額の年金資金をつぎ込んで建設された大型保養施設「グリーンピア南紀」(那智勝浦町、太地町)の跡地開発で、再生事業が頓挫している問題をめぐり、中国の請負業者「香港ボアオ」が21日、事業変更のための計画書を那智勝浦町に提出した。しかし計画書は複数のページが欠落するなど未完成。中村詔二郎町長は受け取ったうえで、「企業秘密なので第三者に公開しない」と決めた。町民からは「事業のチェックができない」と怒りの声が上がっている。 (松尾一郎)
この日、香港ボアオに関係があるとされる「南紀ボアオ」(同町)の男性社員(49)が町役場を訪れ、「南紀ボアオ基本計画概要版案」と題された冊子を中村町長に提出した。途中のページが抜けているため、ページ数は不明で、同町も未完成と認めている。
中村町長は記者会見し、「町長及び担当職員4人以外は計画書を読まず、第三者に対して計画内容を明かさない」とした誓約書を業者側に提出する意向を表明。亀井二三男産業課長は「町議会グリーンピア特別委には、南紀ボアオが別につくる計画書のダイジェスト版を提出する。町議にも秘密を厳守してもらうため、書類はその場で回収したい」としている。
情報公開に詳しい堀部政男・一橋大名誉教授は「跡地の用途が『公共目的』と決められているならば、メディアなり、町民なりがどう使われているのか(計画書から)チェックする必要がある。町長が企業に誓約書を出すことは町民の知る権利を制約することになり、情報公開の流れに逆行する」と話している。
この問題は、跡地の約8割を占める那智勝浦町部分300ヘクタールについて、香港ボアオが公共目的で再開発をすることを条件に、同町から10年間1億6千万円で賃貸後に無償譲渡を受ける契約を05年12月に結んだ。現在まで事業計画通りに進んでおらず、同社は事業計画履行の前提となるホテル再開の見送りをすでに関係者に伝えている。那智勝浦町や同町議会は、同社に事業変更の計画書の提出を求めていた。期限は今月20日だった。
1355
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/24(木) 13:48:08
福祉関係者ら衝撃 施設の選挙違反相次ぐ
2007年05月24日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000705240001
今年の統一地方選をめぐる選挙違反では、福祉施設を舞台にした事件が県内で初めて相次いで発覚した。県警はこれまでに、豊後高田市の知的障害者更生施設と、中津、大分市の特別養護老人ホームで、施設幹部や職員計8人を逮捕した。不在者投票の制度を悪用し、特定の候補者の名前を知的障害者に事前に覚え込ませて投票させたり、監視の目のない施設内では、認知症のお年寄りに代わって勝手に候補者の名前を書き込んだりしていた。入所者の障害などを逆手に取った卑劣な行為に、福祉施設の幹部や職員たち自らが加担していたことが明らかになり、県内の福祉関係者らは衝撃を受け、事態を深刻に受け止めている。(中野浩至、小田健司)
4月7日、大分市竹矢の特別養護老人ホーム「和泉荘」では、朝から入所者の不在者投票が、施設内の一室に設けられた「投票所」で行われていた。
公選法違反(投票偽造)の疑いで今月14日に逮捕された施設職員、岩田友子(52)と、坂田まつみ(54)の両容疑者は、入所者が自分で投票用紙に記入することができない場合に代筆する「代理投票」の係を務めていた。
「投票所」に詰めていたのは、「立会人」の職員1人と、岩田容疑者らに犯行を指示していた容疑で18日に逮捕された施設長の佐藤剛容疑者(72)だった。
この日、入所者46人は職員の介助を受けながら、この「投票所」を次々と訪れて、「投票」が行われ、投票用紙はその日のうちに大分市選管に届けられた。
ところが、79〜97歳の認知症の女性入所者7人分の「投票」は、佐藤容疑者の指示を受けた岩田容疑者らが7人の意志を装って、投票用紙に県知事選と県議選の特定の候補者の名前を書き込んでいたとされる。
佐藤容疑者は容疑を否認しているが、岩田容疑者らは容疑を認め、「福祉に携わる人間として、軽率な行為をしてしまった」と供述しているという。
この大分市の老人ホームを舞台にした事件が発覚する10日前の今月4日には、中津市三光森山の特別養護老人ホーム「望箭荘(ぼう・せん・そう)」でも、同様の不正投票があったとして、施設長の三重野健作容疑者(75)と職員3人が同容疑で逮捕された。
4月12日には、豊後高田市の知的障害者更生施設「コスモス」の支援課長、田口浩慶容疑者(50)が公選法違反(投票干渉)容疑で逮捕された。
田口容疑者は30〜70歳代の入所者十数人に、県議選の特定の候補者の名前を事前に覚え込ませ、候補者名が書かれたはがきも持たせて投票所に連れて行き、「この名前を書いて」と指示して投票させたとされる。
警察庁によると、今回の統一地方選の選挙違反では、福祉施設を舞台にした同様の事件は、福岡県と福井県のみで、各県とも逮捕者は3人ずつだった。県内でも、福祉施設での選挙違反が立件されたのは初めてだ。県老人福祉施設協議会の冨永健司会長は「福祉施設でこのような事件が相次ぎ、言葉もない。不在者投票は、もうやめた方が良いと言う人まで出始めた」と話している。
◆「密室」、外部の監視なく
不在者・代理投票 不正行為 想定せず
公職選挙法では、病院や老人ホームなどの施設でも、県選管の指定を受ければ建物内に「投票所」を設けて、入院患者や入所者が期日前に不在者投票をすることができる。障害や病気などで、投票所へ行くのが困難な有権者に配慮した措置だ。
指定を受けるには、施設側が、有権者の入院患者や入所者に投票の意思があることを確認したうえで、施設職員らから「管理者」や「立会人」などを、「投票所」に配置することが条件になる。
指定を受けた後は、市町村の選管に対して、投票する人数分の投票用紙を請求→選管が投票する人の住所などを審査→選管が施設に投票用紙を交付――の手順を踏んで、施設内での不在者投票が実施される。今回の統一地方選では、県内の主に病院や福祉施設など297施設でこの形の投票が行われた。
この不在者投票は、施設内という「密室」で行われるため、外部の監視の目がなく、今回の一連の事件のように、施設側に悪意や不正の意志があれば簡単にできてしまう。
障害などで筆記できない人も想定し、代理投票も認められているが、これも不正行為を想定していないため、書面での記録を残すことなどは求めておらず、代理人が本人の意志を装うなどの不正が行われた場合、第三者が見破るのは困難だ。
1356
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/24(木) 15:01:59
長勢法相 奇妙なカネの流れ
2007年05月24日10時00分トラックバック 0user クリップ (コメント 0user)
http://news.livedoor.com/article/detail/3173667/
松岡農水相や伊吹文科相の事務所費問題が非難された安倍政権に、またカネ絡みの疑惑だ。長勢甚遠法相(63)の政治資金収支報告書にも“怪しい記載”が発覚した。
長勢の資金管理団体「長政会」と、秘書官が代表を務める政治団体「新時代政策研究会」は同じ場所にあり、会計責任者も同一人物。その新時代政策研究会は長政会から05年700万円、04年650万円、03年500万円と、6年間で4000万円近い寄付を受けていた。右から左のキャッチボール。しかも、カネの使い道がデタラメなのだ。
「『会合費』名目の飲み食いがスゴい。赤坂の高級料亭やホテルで1度に50万円以上が使われ、05年には総額225万円を計上している。また『贈答物品代等』として、高島屋で計70万円、銅器店で50万円の買い物をし、計280万円を支出しています。新時代政策研究会は会員数ゼロ。怪しいにおいがプンプンします」(永田町関係者)
なぜ資金管理団体から政治団体にカネを移したのか。政治評論家の有馬晴海氏によると、「議員自らが代表を務める資金管理団体の場合、支出によっては自分に火の粉が降りかかるケースがある。それで、他人が代表を務める政治団体を迂回して、支出を報告する政治家もいる」という。
長勢はかつて、労働省所管の公益法人から違法献金を受けて返上。今年2月には選挙運動費用収支報告書に実際とは異なる記述がバレて訂正している。こんな男に法務大臣を任せていいのか。
【2007年5月21日掲載】
1357
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/24(木) 23:52:27
この言い方では改造できなくなるのでは。する気がないということだろうケド。
首相、松岡氏を擁護 「献金は早くに返した」
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007052401000837_Politics.html
安倍晋三首相は24日夕、談合事件で理事らが逮捕された農水省所管の独立行政法人「緑資源機構」関連の公益法人などから松岡利勝農相が献金を受けていた問題に関し「かなり早い段階で返したと報告を受けている」と述べ、問題はないとの考えを示した。
その上で、松岡氏の政治資金資金管理団体の光熱水費問題などに国民の批判が強まっていることについて「(松岡氏は)農業、水産分野の専門家で実績も挙げている。オープンな姿勢で農業に活力を与えながら輸出も増やす、攻めの農政を進めていく上で必要な人材だ」と指摘し、重ねて擁護する姿勢を表明した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
1358
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/25(金) 09:45:18
林道談合 高木容疑者、機構きっての「やり手」 頂点に君臨
5月25日8時0分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070525-00000014-san-soci
緑資源機構の官製談合事件は24日、「林道のプロ」と呼ばれた理事の高木宗男容疑者(59)ら機構側の2人が逮捕される事態に発展した。高木容疑者は、林道事業一筋で生え抜きトップの森林業務担当理事に上り詰めた技術畑のたたき上げ。林野庁と機構OBの天下り先に業務を優先配分する一方、「権益を侵されたくない」として林野庁には談合を一切知らせなかった。
高木容疑者は宇都宮大を卒業後、昭和45年に機構前身の森林開発公団に採用された。同僚からの評判は「明るく面倒見がよい」。旧公団では野球部のキャプテンや部長を務めていた。
その半面、仕事では妥協を許さず、「こんな仕事しかできないのか!」と業者をしかりつけることもあった。林道整備以外にも猛禽(もうきん)類や環境、自然保護の知識が豊富で、機構きっての「やり手」として知られていた。
一方で、問題の林道調査業務が随意契約から指名競争入札に移行した平成9年から林道企画課長を務め、当初から中心人物として談合に関与していた。その後も同課長の直属の上司に当たる森林業務部次長、同部長を歴任。17年4月には理事に昇進し、北海道から九州まで全国を網羅した強固な談合システムの頂点に君臨し続けた。
公正取引委員会の立ち入り検査から約3カ月後の今年1月には、機構が立ち上げた入札制度等改革委員会の委員に就任。「原則一般競争入札」とする中間報告のとりまとめに関与した。
機構林道企画課長の下沖常男容疑者(56)も機構プロパー。昭和49年に森林開発公団に採用され、林道企画課、林道建設課など、やはり林道畑を歩んだ。高木容疑者が直属の上司だった期間は7年間に及ぶ。高木容疑者とは3年前から“二人三脚”で談合を差配し続けた間柄だ。
下沖容疑者は公取委の任意聴取に「談合のことは一切、林野庁に知らせなかった。林野庁を巻き込むわけにはいかなかったし、こちらの権益を侵されたくなかった」と供述。高木容疑者とともに談合権益を守り続けた姿が浮かび上がっている。
1359
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/25(金) 10:11:36
宝塚・阪上市長に経費返還勧告 公用車問題
2007/05/25 兵庫神戸
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000349771.shtml
宝塚市の阪上善秀市長が宗教団体行事に出席するため公用車を使用していた問題で、市監査委員は二十四日「不当な公金の支出に当たる」との判断を示し、阪上市長に対し、運転手の時間外手当やガソリン代など約六千七百円を市に返還するよう勧告した。
監査結果によると、阪上市長は昨年五月、大阪府茨木市の宗教団体の行事に、秘書とともに公用車で出席。市監査委員は、今回のケースは特定宗教団体の行事で一般人が参加できない▽主催者からの参加招請がない▽市外の行事である-などの理由を挙げ「社会通念上も、市民感覚からも『宝塚市長の公務性』を見い出すのは極めて困難」と指摘した。
住民監査請求していた古谷仁・前宝塚市議は「市民の目線に立てば当然の結果。市長は議会で『公務』と言い張った経緯があり、市民への説明責任を果たすべきだ」と話した。
阪上市長は「市民福祉の向上のため信念を持って行動しているが、その一部が公務と認められなかったのは残念。今後、勧告の内容を十分に検討する」とコメントした。
1360
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/25(金) 10:36:23
指名リストに変更指示 緑資源機構の課長や理事 '07/5/25
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200705250162.html
緑資源機構の林道整備をめぐる官製談合事件で、業務を発注する地方建設部が入札参加業者のリストを本部に報告した後、前林道企画課長の下沖常男容疑者(56)が具体的な業者名を挙げ「指名に入れるように」と差し替えをたびたび指示していたことが二十五日、関係者の話で分かった。元理事高木宗男容疑者(59)=解任=が指示することもあったという。
東京地検特捜部もこうした状況を把握、機構本部の主導で談合が行われていたことを裏付けるものとみて、詳しい経緯を調べている。
調べなどによると、機構が発注する測量などのコンサルタント業務は、高木容疑者らが一年分の落札予定業者を割り振った「星取表」を作り、地方建設部の林道課長らに連絡していた。
ところが関係者によると、この情報は地方建設部内でも一部の職員にしか伝えられていなかった。そのため、各入札の約一カ月前に審査会で作成される指名業者リストに「本命業者」が含まれていないというトラブルが、時々起きた。
こうしたケースでは、指名業者リストを本部に報告した後で、下沖容疑者らから「この入札に○社を入れてくれ」「この入札の○社と別の入札の○社を入れ替えるように」などと、具体的な業者名を挙げて変更を指示してきたという。
ある地方建設部の職員は「どの業者がどの業務を受注するのか、すべて本部が仕切っていた。地方が口を挟める余地はなかった」と話している。
1361
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/25(金) 23:39:11
緑資源機構理事ら逮捕/現役とOBもたれ合い
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2007/0524.html
「緑資源機構」の林道整備をめぐる入札談合は二十四日、公正取引委員会の立ち入り検査から半年余りで、東京地検特捜部による理事らの逮捕に発展した。鋼鉄製橋梁(きょうりょう)談合や名古屋の地下鉄工事談合など、大型事件が次々と摘発されるのを横目に、山中での測量・調査という特殊な分野で、天下りのOBと発注側の現役がもたれ合うあからさまな談合が続いていた。
▽丸投げ会社
談合の中心は、森公弘済会など二公益法人と、民間のコンサルタント会社二社。四社の受注実績は全体の約七割と突出しており、役員に林野庁や緑資源機構のOBらが顔をそろえる。
「技術者もそんなにいないし、OBを養うための丸投げ会社と思っていた」。理事のほとんどを機構OBが占める森公弘済会について、入札に参加した経験がある企業の幹部はこう話した。
機構から天下った同弘済会理事は「下請けはやらせていたが、仕事の最初と最後は現場で検査に立ち会っていた」と釈明。しかし約一割を「必要経費」として取り、ほとんどの業務を下請けに出していたことは認めた。
OBを受け入れていない会社も、業界の慣習に従う実態がある。九州地方の測量会社社長は「OBが在籍する会社が指名業者に入っていると、うちは形だけのために入れられたんだと『お察し』するのが習い」と話す。
▽星取表
「緑(資源機構)から直接、文書の形でもらっていた」。担当者が逮捕されたコンサル会社の幹部は、機構主導の談合をあっさり認めた。発注案件と落札予定業者、予算額などを書き込んだ「星取表」から、自社分を抜き出した文書だった。
毎年三月下旬から四月上旬、機構本部の林道企画課長が直接、今回逮捕者が出た四社に渡すとともに、各地方建設部の担当にも伝達するのが慣例だったという。「本命業者」はこれを受けて入札価格を積算し、他の業者に伝えることもあった。
東京のコンサル会社社長によると、指名に入っているときは、「本命」に在籍する林野庁や機構のOBから「うちで希望します」と電話がかかってくる。しばらくたっても電話がないときは、地方建設部の林道課長や調査役を訪問して「取らせていただきたい」と言うと、首を縦に振ったり横に振ったりして教えてくれたという。
▽「持ち株会社」
もともと随意契約だったコンサル業務が入札に変わったのは一九九七年。入札を増やすようにと、旧総務庁の勧告を受けたためだ。関係者は、発注方法が変わっても従来の受注量を確保しようとしたのが、一連の談合の始まりだと指摘する。
ある民間業者は「もともと特殊な分野で、随意契約のころは専門技術者を育てていた側面もある。たたき合いになったら、赤字でやっていけない」と漏らした。
「談合は、受注側の大手企業が調整し、官が了承する場合が多い。しかし今回は、官が主導した強い官製談合で悪質だ。以前の談合で、排除勧告を受けた再犯の業者もある」。捜査幹部は手元の紙に、逮捕された機構理事や受注業者らの関係を図示しながら説明し「ここまで強い官製談合は珍しいのではないか」と悪質性を強調した。
別の検察幹部も「普通、官製談合といっても民と官の間には溝がある。しかし、今回は業績の悪い業者の心配までして、緑資源機構が持ち株会社みたい。そこが変なんだよね」。特捜部の実態解明が始まった。
1362
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 00:50:40
緑資源機構 中山間事業でも談合か 宮崎と松江 両地建など捜索
2007年5月25日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007052502018969.html
独立行政法人「緑資源機構」の林道調査業務をめぐる官製談合事件で、熊本、島根両県の中山間地域で進められている二つの大規模プロジェクトでも、談合が繰り返された疑いのあることが分かった。東京地検特捜部は二十五日午前、事業を管轄する出先機関の九州整備局(福岡市)と宮崎・松江の両地方建設部を捜索した。特捜部と公正取引委員会はすでに、両地方建設部の担当課長らから任意で事情聴取しており、新たな談合疑惑の解明を進める。
関係者によると、新たに談合の疑いが持たれているのは森林や農地が混在する中山間地域で、機構が農林業の振興を目的に行う「特定中山間保全整備事業」。主な事業は森林整備と農地整備で、工事費の半額以上は国の補助金でまかなわれる。
機構は同事業を一九九九年度に開始。現在、熊本県南小国町などを事業区域とする「阿蘇小国郷区域」(九州整備局発注、約五千七百ヘクタール)と、島根県江津市などの「邑智(おおち)西部区域」(近畿北陸整備局発注、約三千二百ヘクタール)の二カ所で進めている。総事業費は熊本が二〇〇三−〇九年度で百五十四億円、島根が〇七−一三年度で百二十億円に上る。
事業は機構本部と全国に六ある地方整備局が発注するが、関係者によると、建設業者やコンサルタント業者は全国八カ所の地方建設部に希望する工事や調査業務を伝え、談合が図られたという。
特捜部は二十四日、機構が発注する林道調査業務をめぐる談合事件で、森林業務担当理事高木宗男容疑者(59)ら機構の幹部二人と受注側の公益法人などの営業幹部四人を独占禁止法違反容疑で逮捕した。今後、林道調査談合の裏付け捜査を進めるとともに、中山間地域整備事業をめぐる談合疑惑についても解明を進めるとみられる。
1363
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 01:39:11
県議会:川添県議が初出席 「辞職する考えない」と強調 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070525ddlk45010476000c.html
4月の県議選で公選法違反(現金買収など)の罪で起訴された前自民党県連会長の川添睦身被告の長男、川添博議員(45)が24日、当選後、初めて議会に出席した。体調不良のため5月中は欠席すると県議会事務局に伝えていたが、記者団に対し「議員の責任を果たすために体調不良を押して出席した。迷惑をかけたことをおわびしたい」と述べ、陳謝した。
川添議員は、同日あった総務政策委員会に出席した。既に自民党を離党しており、所属1人の無所属会派を届け出た。
裁判で睦身被告の禁固刑以上が確定すれば、連座制が適用され、自身の当選が取り消される可能性がある。委員会休憩中に川添議員は「(自ら)辞職する考えはない。しっかり議員の仕事をしたい」と否定した。
事件を巡って、睦身被告は昨年12月、博氏の運動員に票の取りまとめを依頼し、報酬として1人2000円や弁当を提供したとして起訴された。睦身被告は18日の初公判で起訴事実を大筋で認めた。博氏は宮崎市区(定数12)で最下位当選した。【中尾祐児】
毎日新聞 2007年5月25日
1364
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 08:37:02
緑資源松江建設部捜索 中山間事業 遅れ必至
全域対象の邑南町 「中止になるのでは」 讀賣島根
緑資源機構の官製談合事件で25日、東京地検特捜部の捜索が入った松江市母衣町、緑資源機構松江地方建設部。官製談合の疑いが浮上した特定中山間保全整備事業「邑智西部区域」は、農林業が続けられる環境整備を目指す事業で、住民の期待も高かった。事業費の一部を負担する地元や県の関係者からは「事件の行方を見守るしかない」「事業はどうなってしまうのか」と、事件の余波を心配する声が相次いだ。松江地方建設部では「事業は遅れることになると思う」としている。
事業は、邑南町全域と江津市の旧桜江町地域、浜田市の旧旭町地域が対象で計約3200ヘクタール。2001年4月から始まり、農水省が05年6月まで地区計画調査などを実施した。その後、事業主体が緑資源機構に移り、今年8月に認可を受け、13年度までに完了する予定だった。
事業では▽延長8・9キロの農林道(約94億2000万円)▽43ヘクタール分の区画整理(約9億4000万円)▽農業用排水路(約7億8000万円)▽排水用の地下水路(約3億4000万円)―などを建設する。総事業費120億円のうち、県負担が約30億2600万円、江津市と邑南町など地元の負担が約11億7600万円だった。
全域が事業対象の邑南町の職員は「比較的小規模の農業用地を救済できると期待していた。今回の事件で中止になるのでは」と心配する。町によると、今年度開始予定だった20事業について住民への説明を進めてきた。町役場には今回の問題が報じられるようになってから、「実際にできるのか」「大丈夫か」などと心配する電話が10本以上かかったという。
江津市では、農地の区画整理などで200人以上が恩恵を受ける見込み。市地域整備課では「期待している事業に絡んで事件が起きたのは残念。予定通り、今年度着工してもらいたい」としていた。
農地の排水施設やため池整備などを予定する浜田市。三浦和成・市農林課長は「事件の舞台になって迷惑だ。農家の多くが事業の先行きに不安を感じているだろう」と話していた。
県森林整備課などでは「田んぼへ行く道や農業用水路が整備され、生活を向上させると期待していた。見守るしかないが、今後、どうなってしまうのか」と困惑する声が出ていた。
一方、捜索終了後、緑資源機構松江地方建設部の松本保・総務課長は「地元に迷惑や心配をおかけし、申し訳ない。期待されていた事業だが、スケジュールは遅れることになると思う」と述べた。
(2007年5月26日 読売新聞)
1365
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 09:08:38
落札14社から1300万円 松岡農相の団体、3年間で
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007052501000850_National.html
独立行政法人「緑資源機構」の官製談合事件で、機構が発注した「特定中山間保全整備事業」の建設工事を請け負った熊本県内の14業者が、2005年分までの3年間に松岡利勝農相の資金管理団体などに計約1300万円を献金していたことが25日、入札調書と政治資金収支報告書から分かった。
松岡農相側は、林道整備をめぐる談合事件で摘発された公益法人やコンサルタント業者らから計約850万円の献金を受け取っていたことが分かっており、松岡農相と受注業者との結び付きがあらためて浮き彫りとなった。
熊本、島根両県の中山間事業でも官製談合の疑いが浮上、東京地検特捜部が機構の関係先を家宅捜索している。
献金を受けていたのは資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」と、松岡農相が代表を務める「自民党熊本県第3選挙区支部」。
献金額が最も多かったのは、熊本県阿蘇市の建設業者。パーティー券計200万円を購入したほか、3年間にわたり毎月6万円を献金しており、総額は416万円だった。同事業の農林道工事などを4件(計約4億5000万円)落札している。
1366
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 09:34:06
緑資源談合 特森協会員が独占 宮崎地建の発注工事
2007年5月26日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007052602019153.html
独立行政法人「緑資源機構」の官製談合事件で、九州地方を管轄する機構宮崎地方建設部(宮崎地建、宮崎市)が二〇〇五年度に発注した林道工事のほぼ全部について、「特定森林地域協議会」(特森協、解散)の会員企業が受注していたことが明らかになった。宮崎地建は新たに浮上した中山間整備事業をめぐる談合疑惑で二十五日、東京地検特捜部の家宅捜索を受けた。特捜部は疑惑解明に向け、押収資料の分析を進めるとともに、地建幹部らから事情聴取を進めるとみられる。
〇五年度に宮崎地建が発注した林道工事は、「宇目・小国線」(大分県)▽「宇目・須木線」(宮崎県)▽「菊池・人吉線」(熊本県)の三路線。林道開設・のり面・舗装工事の計二十五件で総額約二十五億九千八百万円だった。このうち複数の社で構成する共同企業体(JV)が受注したのは十七件あった。
機構の請負業者でつくる特森協の〇三年の名簿によると、八件の単独工事はすべて特森協の会員企業が落札。受注JVを構成する延べ四十社も、延べ三十八社までが特森協の会員だった。
工事を受注した会員企業には、林野庁や旧森林開発公団(現機構)OBらが設立した「モリ技建」(〇五年十一月解散)や、林野庁OBの天下り先の財団法人「林野弘済会」が大株主だった「リンキコウ」(昨年他社に合併)もあった。
宮崎地建が〇五年度に発注した林道調査業務も十六件中十三件までを特森協の会員法人が受注。特森協会員で、特捜部に摘発された財団法人「林業土木コンサルタンツ」や同「森公弘済会」など四法人が、半分以上の九件を落札した。総額約一億五百万円のうち会員法人が90%と独占した。
特森協非会員の熊本県内の建設業者は「林道工事は特森協の会員でないと受注できなかった」と証言している。特森協は、機構元理事の元副会長が中心に運営。機構からの受注高に応じて会員企業から会費を徴収しており、宮崎地建発注工事でも特森協に多額の会費収入があったことになる。
1367
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 10:39:50
落札14社から1300万円 中山間談合疑惑、松岡農相の団体 '07/5/26
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200705260139.html
独立行政法人「緑資源機構」の官製談合事件で、機構が発注した「特定中山間保全整備事業」の建設工事を請け負った熊本県内の十四業者が、二○○五年分までの三年間に松岡利勝農相の資金管理団体などに計約千三百万円を献金していたことが二十五日、入札調書と政治資金収支報告書から分かった。
松岡農相側は、林道整備をめぐる談合事件で摘発された公益法人やコンサルタント業者らから計約八百五十万円の献金を受け取っていたことが分かっており、松岡農相と受注業者との結び付きがあらためて浮き彫りとなった。
熊本、島根両県の中山間事業でも官製談合の疑いが浮上、東京地検特捜部が機構の関係先を家宅捜索している。
献金を受けていたのは資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」と、松岡農相が代表を務める「自民党熊本県第3選挙区支部」。
献金額が最も多かったのは、熊本県阿蘇市の建設業者。パーティー券計二百万円を購入したほか、三年間にわたり毎月六万円を献金しており、総額は四百十六万円だった。同事業の農林道工事などを四件(計約四億五千万円)落札している。
次いで阿蘇市の別の建設業者がパーティー券百万円を含め二百八万円を献金。同事業では区画整理など五件(同三億二千五百万円)を落札。
最も少額の十二万円を献金していた熊本県小国町の建設業者は、農林道工事など四件(同五億三千八百万円)を落札した。
中山間整備事業は農林業振興などを目的に、熊本県の阿蘇小国郷区域(総事業費約百五十億円)と、島根県の邑智西部区域(同百二十億円)の二カ所で実施。特捜部は二十五日、事業に関連する機構の九州整備局(福岡市)と松江、宮崎地方建設部などを家宅捜索した。
1368
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 13:38:41
松岡農水相 地元の事務所関係者が首つり自殺
2007年05月25日10時00分トラックバック 3user クリップ (コメント 0user)
http://news.livedoor.com/article/detail/3175136/
日経新聞の地元版が小さく報じたくらいだが、先週末、熊本で松岡利勝農水相(62)の事務所関係者が自殺した。捜査情報も飛び交う松岡周辺に何があったのか。
18日午前、自宅で首をつっていたのは、熊本県阿蘇市で損保会社の代理店を経営していたU氏、62歳。
松岡大臣とは学校の同級生だそうで、松岡事務所の名刺を持って阿蘇地区を回っていたという。
「だから、阿蘇の人たちは大臣の地元秘書と思っていました」(関係者)
U氏は90年の総選挙で、松岡陣営の運動員として公選法違反で摘発されたこともある。
「今年1月28日に行われた阿蘇市議選に立候補しましたが、思うように松岡事務所の協力を得られず、小差の次点で落選しました。それを苦にしたんじゃないかという解説もありますが、4カ月も経っての自殺はおかしい。地元の人もクビをかしげています」(地元事情通)
松岡大臣といえば、巨額の事務所費の使途不明ですっかり有名だが、それ以上に注目されているのが東京地検特捜部が手がける独立行政法人「緑資源機構」の談合事件。林野庁OBがウマイ汁を吸い合っていた事件だが、登場する企業、団体の多くが“林野行政のドン”である松岡大臣を応援し、さらに熊本の業者が絡んでいることから当然、東京地検も着目。
「検事2人が熊本に飛んだ」という情報が最近流れ、司法記者たちが色めいている。果たして、自殺したU氏もどこかで接点があったのかなかったのか。
ナントカ還元水問題からダンマリを決め込む松岡大臣の事務所は、問い合わせに回答してこなかった。
【2007年5月22日掲載】
1369
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 13:55:29
青木市議、問責決議へ
京都市会与野党会派、29日提案で合意 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007052500176&genre=A2&area=K10
京都市議会の与野党4会派は25日、4月の市議選で初当選後、公職選挙法違反で起訴された青木克之市議=無所属=に対する問責決議案を、29日の5月定例議会最終本会議に提案することで合意した。
4会派は、市議会が今年2月に政治倫理条例を制定した中で、公選法違反で逮捕、起訴された事態が「市政に対する市民の信頼を失墜させるものとなりかねず、誠に遺憾」との認識で一致。ただ、出処進退を明らかにするよう求める文言は盛り込まなかった。決議案は、市会運営委員会の委員全員の提案として提出され、可決される見通し。
一方、青木市議は25日、市議会に初めて登庁した。内海貴夫議長らに「議会に迷惑をかけて申し訳ありませんでした」と謝罪し、公選法違反に問われた内容について経過を説明。所属する厚生委員会に出席した。
1370
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 13:56:17
松岡農相側に落札14社から1300万円献金 熊本日日
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070526200002&cid=main
独立行政法人「緑資源機構」の官製談合事件で、機構が発注した「特定中山間保全整備事業」の建設工事を請け負った県内の十四業者が、二〇〇五年分までの三年間に松岡利勝農相の資金管理団体などに計約千三百万円を献金していたことが二十五日、入札調書と政治資金収支報告書から分かった。
松岡農相側は、林道整備をめぐる談合事件で摘発された公益法人やコンサルタント業者らから計約八百五十万円の献金を受け取っていたことが分かっており、松岡農相と受注業者との結び付きがあらためて浮き彫りとなった。
熊本、島根両県の中山間事業でも官製談合の疑いが浮上、東京地検特捜部が機構の関係先を家宅捜索している。
献金を受けていたのは資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」と、松岡農相が代表を務める「自民党熊本県第3選挙区支部」。
献金額が最も多かったのは、阿蘇市の建設業者。パーティー券計二百万円を購入したほか、三年間にわたり毎月六万円を献金しており、総額は四百十六万円だった。同事業の農林道工事などを四件(計約四億五千万円)落札している。
次いで阿蘇市の別の建設業者がパーティー券百万円を含め二百八万円を献金。同事業では区画整理など五件(同三億二千五百万円)を落札。
最も少額の十二万円を献金していた阿蘇郡小国町の建設業者は、農林道工事など四件(同五億三千八百万円)を落札した。
中山間整備事業は農林業振興などを目的に、阿蘇小国郷区域(総事業費約百五十億円)と、島根県の邑智西部区域(同百二十億円)の二カ所で実施。特捜部は二十五日、事業に関連する機構の九州整備局(福岡市)と松江、宮崎地方建設部などを家宅捜索した。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 16:42:47
はちみつ公取協、事業目的離れ政治活動に…「団体」設立
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070526i205.htm?from=main2
人工甘味料などの混入疑惑に対する不透明な処理が判明した社団法人「全国はちみつ公正取引協議会」(東京都中央区)が、適正表示の推進という本来の活動を離れ、政治活動にも乗り出していたことがわかった。
厚生労働省が輸入はちみつの残留抗生物質への検査強化を打ち出したことに危機感を強めた同協議会役員らは2005年、事務所内に政治団体を設立。同省元政務官の衆院議員に献金したり、同省に陳情したりしており、協議会が事業目的に反して、業界振興に力を注いでいた実態を浮き彫りにしている。
この政治団体は「はちみつ蜂産(ほうさん)会」で、05年5月、同協議会の事務所内に設立された。野々垣孝会長が代表、会計責任者は副会長、事務担当は事務局長(専務理事)で、電話番号も協議会と同じだった。
05年の政治資金収支報告書によると、蜂産会は同年8月、田村憲久衆院議員(現・総務副大臣)が代表の政治団体「憲政会」に100万円を寄付していた。収入は、協議会の会員業者37人から集めた計約117万円だった。
国内のはちみつ業者は原料の95%を輸入に頼っている。同協議会の02年度の事業報告書によると、野々垣会長らは、田村議員が厚労省政務官だった同年6月、厚労省を訪ね、はちみつの残留抗生物質について、基準値の設定に関する陳情をしている。その後、食品全般の残留農薬・抗生剤の規制を強化した「ポジティブリスト制度」(06年5月施行)の導入に向けて、厚労省と意見のすり合わせを円滑に行うため、政治団体を設立したという。
同協議会では、「田村氏の地元(三重4区)の会員業者から紹介された。献金は特に理由はなく、『よろしくお願いします』という趣旨だった」と説明した。
田村議員の事務所では「協議会は消費者の安心、安全を守るため熱心に取り組んでおり、共感している。規制に関して協議会から働きかけを受けたことはない」として、寄付は問題ないとの認識を示している。同協議会は景品表示法に基づき、公正取引委員会の認可を受けて設立。定款には「公正取引に関する法令の普及、並びに違反の防止」など8項目の事業を掲げているが、政治活動や業界振興について記されていない。
公益法人の政治団体を巡っては、同じ場所に政治団体「日本歯科医師連盟」を設立した日本歯科医師会が、広報誌で政治団体の特集記事を掲載したことについて、厚労省が01年、「二つの組織が一体のものと誤解される恐れがある」として改善を指導した経緯がある。
公取委消費者取引課は「一般論として、協議会の活動と政治的な活動を混同してはならないのは当たり前のことだ」としている。
(2007年5月26日14時34分 読売新聞)
1372
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 16:43:20
緑資源談合、前理事が書類廃棄促す…公取委の立ち入り前
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070526i305.htm
独立行政法人「緑資源機構」発注の林道測量コンサルタント業務を巡る官製談合事件で、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで逮捕された同機構前理事、高木宗男容疑者(59)が、昨年10月の公正取引委員会の立ち入り検査の前、入札関係書類の証拠隠滅を促すような指示をしていたことが、関係者の話でわかった。
一部の地方建設部の林道課長らは実際に立ち入り検査前に書類を廃棄しており、東京地検特捜部と公取委は、高木容疑者の指示で証拠隠滅が行われた可能性があると見ている。
公取委は昨年10月31日、測量業務で談合の疑いがあるとして、機構本部や全国8か所の地方建設部、受注業者など約二十数か所で立ち入り検査を実施した。同機構関係者によると、この立ち入り検査の前に、一部の報道機関が機構側に入札結果に関する資料などを請求した。これを受け、機構の森林業務部の担当理事だった高木容疑者が職員に、「入札関係の書類には、十分に気を付けるように」などと注意を促したという。
地方建設部の一部の林道課長らは、公取委の立ち入り検査前に、年間の発注予定業務と入札参加予定業者を記載した一覧表など、談合が行われていたことを裏付ける書類を廃棄。機構本部でも、パソコンのデータの一部を消去するなどした形跡があったという。
一部の林道課長らは公取委などの調べに対し、「高木容疑者から指示を受けて、書類をシュレッダーにかけた」などと、高木容疑者の発言を証拠隠滅の指示と受けとめたとする供述をしているという。
ただ、一部の地方建設部では、発注予定業務ごとに入札参加予定業者が記載された一覧表に、落札予定業者を示す「○」などの印を付けたものを、そのまま保管していた。この一覧表が公取委の立ち入り検査で押収され、今回の官製談合摘発の決め手の一つとなった。
(2007年5月26日14時34分 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 18:20:31
経歴詐称:横山市議が諏訪市議選で 選挙公報に「講師」、実態なし /長野
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagano/news/20070526ddlk20040487000c.html
今年4月の諏訪市議選に初当選した横山真市議(35)=無所属=が、同選の選挙公報に虚偽の経歴を記載していたことが25日、わかった。横山市議は「認識が甘かった。反省している」と事実関係を認めている。
横山市議は市選挙管理委員会が発行した選挙公報の役職に「松本大人間健康学部スポーツ健康学科講師」と記載した。しかし同大総務課によると、同大関係者から今夏のヨット実技指導におけるインストラクターの依頼はあったが、教授会での承認は得られていなかった。
また横山市議によると、選挙公報の作製は「インストラクター」などと書かれた自身の経歴を選対幹部に渡して依頼。和訳した際に「講師」としたという。横山市議は「広報作製を選対幹部に任せており、配布後に知った」と釈明している。
また宮川速雄前県議(69)は同日、公職選挙法違反(虚偽事項の公表)容疑で、地検諏訪支部に告発状を提出した。宮川氏は「公正な判断を誤らせるものだ」とした。
横山市議は同市議選(定数15)に立候補した17人中1904票を得て、5位で当選した。公職選挙法によると、「虚偽事項の公表」は禁固2年以下又は30万円以下の罰金にあたり、罰金刑以上が確定すると失職する。【池乗有衣】
毎日新聞 2007年5月26日
1374
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 18:28:56
緑資源機構談合:県内にも捜査のメス 当惑を隠せぬ関係者 /島根
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shimane/news/20070526ddlk32040658000c.html
◇「特定中山間保全整備事業」独禁法違反容疑で
緑資源機構の官製談合事件で、同機構が県内で進める大型プロジェクト「特定中山間保全整備事業」にも、ついに捜査のメスが入った。東京地検特捜部が25日、独占禁止法違反容疑で、同機構の出先機関である松江地方建設部(松江市)や、邑智西部調査事務所(江津市桜江町)の一斉捜索に着手した。県内まで舞台が広がった事件に、関係者は「まさか県内でも談合が」と当惑した表情を隠せなかった。
●県
県によると、この事業は、中山間地を対象にした森林や農地整備を07〜13年度までの7カ年で行う、総額120億円の大型プロジェクト。国は事業費のうち55%全額を補助する。対象は江の川中流域の旧旭町(浜田市)、旧桜江町(江津市)、邑南町の3市町3080ヘクタールにまたがり、内容は水源林の造成(60ヘクタール)や農用地の区画整理(43ヘクタール)、約9キロの農林道路や2カ所のため池整備など。05年6月に全体実施設計に着手し、今年8月に着工予定だった。
県は「地元も一部を負担する以上は、他県の業者が受注するのでは意味がない」と、昨年度に同機構に対し「地元業者を優先して受注させてほしい」と口頭で要望していた。今年6月には、同機構や地元市町などと連絡会を開き、着工場所や業者の受注状況などを確認する予定だった。
県農地整備課は「まさか県内の工事でも談合があったとは思っておらず、驚いている。地元との調整はすべて機構がやっているため、詳しい受注状況は分からないが、事業は適正に進めてもらうしかない」と話している。
●松江地方建設部
松江商工会議所のビル内にある緑資源機構松江地方建設部には午前10時ごろ、東京地検特捜部の係官2人が捜索に入った。その後、さらに黒カバンを持った別の係官2人も部屋に入っていった。
同建設部事務所内では職員12人が勤務中で、捜索前から慌ただしく電話対応などに追われていた。地検の捜索は午後6時過ぎまで続き、段ボール4箱分の資料を押収した。
同建設部のある男性職員は「内容については話さないように言われている」と語った。松本保総務課長は「談合があったかどうかについては、地検が捜査中なのでコメントできない」としている。
●邑智西部調査事務所
江津市役所桜江支所の4階部分にある邑智西部調査事務所にも午前10時ごろ、東京地検特捜部関係者5人が捜索に入った。事務所内は関係者以外立ち入り禁止となり時折、外に出てくる職員も「捜索に関しては何もいえない」と足早に事務所内に入っていった。
地検の捜索は午後5時半まで続き、段ボール9箱分の関係書類を押収した。
森谷開所長は毎日新聞の取材に対し「業者の選定は京都(事務所)でやっている」とだけ答えた。
市関係者らは「新聞を見て知ったが、驚いた」などと、困惑の表情を見せていた。
毎日新聞 2007年5月26日
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 21:54:14
政治とカネ:「松岡農相辞めるべき」…金子衆院予算委員長
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070527k0000m010058000c.html
金子一義・衆院予算委員長は26日、岐阜市内で開かれた自民党岐阜県連の総務会で、政治とカネの問題で批判を受けている松岡利勝農相について「安倍晋三首相は農相を擁護しているが、(官製談合事件をめぐる)緑資源機構の調査が(農相の)地元の熊本に及ぶという状況を受け、国会終了後、自ら辞任するという対応をとるべきだ」と語った。【宮田正和】
毎日新聞 2007年5月26日 19時29分
1376
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 22:22:12
緑資源談合:熊本の工事受注14業者、松岡農相側に献金
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070527k0000m040067000c.html
農林水産省所管の独立行政法人・緑資源機構が熊本県の阿蘇北部で進めている「特定中山間保全整備事業」で官製談合の疑いがもたれている問題で、工事などを受注した熊本県内の14業者が、05年分までの3年間に松岡利勝農相の資金管理団体などに計約1300万円を献金していたことが分かった。
献金を受けていたのは、松岡農相が代表を務める「自民党熊本県第3選挙区支部」と松岡農相の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」。両団体の03〜05年分の政治資金収支報告書によると、14業者の献金や政治資金パーティーのパーティー券購入額は3年間で約17万円から416万円。最高額の献金をした同県阿蘇市の業者は昨年度、2件で計2億9100万円の農林道工事を受注した。
予定価格に占める落札額の割合を示す「落札率」は、14業者が落札した14事業では13事業までが91〜94%台と高率だった。一方、松岡農相が献金を受けていない大手ゼネコンが落札した農林道工事(2件)の落札率は67〜77%だった。
阿蘇北部地方の事業を巡っては、関係者が東京地検特捜部の調べに「談合が行われていた」と供述。特捜部が25日、同県小国町の緑資源機構の建設事業所などを独占禁止法違反容疑で捜索した。
松岡農相の地元事務所は「担当ではないのでコメントできない」と話している。
松岡農相は、今月8日の参院農水委員会で、一連の談合事件に関与した疑いの持たれている財団2法人の幹部などから約850万円の献金を受けたと指摘されていた。【山田宏太郎】
毎日新聞 2007年5月26日 19時52分 (最終更新時間 5月26日 21時58分)
1377
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 22:37:57
予算委員長 松岡農相は辞任を
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/05/26/k20070526000130.html
自民党の金子衆議院予算委員長は岐阜市での党の会合であいさつし、農林水産省が所管する緑資源機構の官製談合事件などを受けて、松岡農林水産大臣は国会閉会後にみずから辞任すべきだという考えを示しました。
この中で、金子予算委員長は、松岡農林水産大臣の資金管理団体が多額の光熱水費を計上している問題などについて、「松岡大臣の問題もたいへんつらい問題だ。さきの予算委員会でも、政治とカネという問題の中でまた取り上げられた」と述べました。そのうえで、金子氏は「緑資源機構の官製談合事件の調査が松岡大臣の地元の熊本に及ぶという状況を受けて、松岡大臣は国会終了後、みずから辞任するという対応を取るべきだ。安倍総理大臣が内閣改造などを行う前に、みずから身をきちっとするのが政治家として大事なことだ」と述べました。一方、中川幹事長は熊本市で、記者団が、松岡大臣が緑資源機構と取り引きのある企業から献金を受け、その後返していたことについて質問したのに対し、「松岡大臣は政治資金規正法に基づいて適切に処理している。説明が足りないのであれば、疑惑をもたれないようしっかりと説明してほしい」と述べました。
1378
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 23:10:35
松岡農相:金子衆院予算委員長が辞任求める 幹事長は擁護
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070527k0000m010102000c.html
金子一義・衆院予算委員長は26日、岐阜市内で開かれた自民党岐阜県連の総務会で、政治とカネの問題で批判を受けている松岡利勝農相について「23日の予算委員会でも、この問題がまた取り上げられた。安倍(晋三首相)さんは松岡さんを擁護していたが、(官製談合事件をめぐる)緑資源機構の調査が(農相の地元の)熊本に及ぶという状況を受けて、国会終了後、自ら辞任するという対応をとるべきだ」と指摘した。
ただ、金子氏が「安倍さんが内閣改造するとか、閣僚を更迭するとか、その前に自ら処すのが大事なことだと思う」と重ねて辞任を求めたのに対し、同党の中川秀直幹事長は26日、熊本市内で記者団に「政治資金規正法に基づいて適正に処理していると思う」と改めて擁護する姿勢を示した。
この問題では首相が24日、「(緑資源機構に絡む)献金はかなり早い段階で返したと報告を受けている。松岡農相は農業、水産の分野では専門家で実績も上げている。攻めの農政を進めるうえで、必要な人材だと判断している」と、現段階で更迭する考えのないことを記者団に語った。【宮田正和、渡辺創】
毎日新聞 2007年5月26日 22時58分
1379
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/27(日) 09:24:01
緑資源談合:業界団体「特森協」、年数千万円の使途不明
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20070527k0000m040118000c.html
農林水産省所管の独立行政法人・緑資源機構の官製談合事件で、機構から林道関連業務を受注する業者でつくる「特定森林地域協議会」(特森協=昨秋解散)が、年間数千万円の会費を集めながら、使途を会員業者にも明らかにしていないことが分かった。東京地検特捜部は26日、機構OBで元特森協副会長の自宅を関連先として家宅捜索し、不透明な資金の流れの解明を進めている。
関係者によると、特森協は、業界の陳情団体として1950年代に発足。全国の約300業者が会員になっていたが、昨年10月の公正取引委員会による立ち入り検査直後、突然解散した。
各業者の分担金は、前年度の機構からの受注額2000万円当たり7万5000円と決められており、特森協の06年度の会費収入は5000万円程度と推計される。しかし、任意団体のため、収支状況は明らかにされていない。
また、特森協があった東京都内のビルの一室には、政治団体「特森懇話会」(今年1月解散)が同居し、両団体は表裏一体と指摘されている。同会の政治資金収支報告書によると、特森協からの入金はないものの、03〜05年に21人の国会議員に対し、計822万円を献金していた。
特森協のある会員業者は「毎年、請求された額を振り込んだらそれっきり。会報の一つも送ってこず、会費が何に使われていたのか分からないが、機構の仕事が受注できなくなるかもしれないと思い、断れなかった」と話している。
捜索を受けた元特森協副会長は90年ごろ、天下り先に業務を優先的に発注する手法を確立。前機構理事の高木宗男容疑者(59)=独占禁止法違反容疑で逮捕=に談合システムを引き継いだとされ、周囲からは「陰のドン」とも呼ばれる。
元副会長は毎日新聞の取材に対し、特森協と特森懇話会の関係は明言せず「特森協に入ってないと機構の仕事が取れないことはない。政治献金はすべて収支報告書に記載してある」と話した。突然の解散については「談合のための組織との誤解を生むという意見が以前からあったため」と説明した。
毎日新聞 2007年5月27日 3時00分
1380
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/27(日) 11:55:38
緑資源機構幹部、落札予定業者に「あなたがチャンピオン」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070527i401.htm
農林水産省所管の独立行政法人「緑資源機構」(川崎市)が熊本県で実施している「特定中山間保全整備事業」を巡り、機構が2006年度に発注した2件の工事で、宮崎地方建設部や出先事業所の幹部が、落札予定業者に「今回はあなたのところがチャンピオンになった」などと伝えていたことが、地元業者の証言で分かった。
地方建設部の幹部らは東京地検特捜部の調べに、機構本部の指示で談合を行っていたことを認めている。特捜部は、農水省の大型補助事業を巡る新たな官製談合システムの解明を進めている。
問題の工事は、熊本県小国町などを事業区域とする「阿蘇小国郷区域」(5800ヘクタール)で進められている同事業の農林道と農用地を整備する2件の工事で、06年度中に機構が数千万〜1億数千万円で発注した。
農林道工事の入札に参加した県内業者によると、入札前に地元大手建設会社の幹部から「今回はウチに決まったから、よろしく頼む」という電話があった。その際、「宮崎地方建設部の幹部から呼び出され、『あなたのところがチャンピオンに決まった』と言われた。予定価格と指名業者を教えてもらったから連絡した」などと説明され、確実に落札できるよう、具体的な金額を示して自分のところより高値で入札するよう依頼されたという。
また、熊本県内の業者は取材に対し、06年度に発注された農用地の整備工事の入札前、機構の阿蘇小国郷建設事業所(小国町)を訪れ、工事の見積書を提出した際、所長から「本命業者」に決まったことを示唆された上で、「いくらで応札すれば落札できるか金額のすり合わせをした」と証言。この業者は他の入札参加業者に、チャンピオンに決まったことを伝えたという。
関係者によると、宮崎地方建設部の幹部らは特捜部の調べに、機構本部の幹部の指示で談合を行っていたことを認めている。
特捜部は、25日、宮崎地方建設部と阿蘇小国郷建設事業所の捜索で大量の資料を押収しており、今後、これら押収資料の分析を進め、官製談合システムの全容解明を図るとみられる。
(2007年5月27日3時6分 読売新聞)
1381
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/27(日) 11:57:33
緑資源機構談合、農水相支援者が調整か
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070527/jkn070527003.htm
農林水産省所管の独立行政法人「緑資源機構」が熊本、島根両県内で発注する中山間地域整備事業をめぐる談合疑惑で、熊本県内では同県阿蘇市内の建設会社幹部が業者側の「談合調整役」を務めていた疑いが強いことが26日、関係者の話で分かった。阿蘇市は松岡利勝農水相の選挙区内にあり、幹部は松岡農水相の有力支援者。同社は松岡農水相側に過去10年間で計約1600万円を献金する一方、同事業を億単位で受注している。
東京地検特捜部は中山間地域整備事業をめぐる談合疑惑についても、発注元の九州整備局(福岡市)や阿蘇小国郷建設事務所(熊本県小国町)など機構の関係先を捜索しており、機構発注の林道整備調査業務の官製談合事件と合わせ、全容解明を進めるもようだ。
関係者によると、熊本県内で進められている「特定中山間保全整備事業」の農林道建設工事では、県内の建設業者数十社が加盟する任意団体の会合で、業者が受注したい工事をアピール。談合調整役とされる建設会社幹部が、各社の要望を阿蘇小国郷建設事務所に伝えていたという。業者が同事務所に行くと、事務所側から「がんばれよ」などと受注予定業者に決まったことを伝えられた上で、入札額を指定されていた。
この任意団体は、調整役とされる幹部を中心に設立された。同事業を受注した県内の業者は産経新聞の取材に「任意団体は談合のための団体。ただ幹部を直接訪ね、要望を伝える業者もいた」と証言した。
この幹部は松岡農水相の有力支援者で、幹部が経営する建設会社は松岡農水相が代表を務める「自民党熊本県第3選挙区支部」に平成8年から10年連続で献金、総額は約1060万円に上る。松岡農水相の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」には10〜17年にパーティー券購入で計550万円を献金している。
この建設会社は同事業を、少なくとも18年度に2件(計約2億9000万円)請け負っている。
複数の機構幹部は特捜部の任意聴取に対し、中山間地域整備事業でも談合に関与していたことを認めており、同事業も官製談合だった疑いが強まっている。
同事業は森林と農地が混在する中山間地域について森林や農用地、農林道などを一体的に整備することが目的。熊本県・阿蘇小国郷区域と島根県・邑智西部区域で進められており、総事業費は熊本約150億円、島根約120億円。
(2007/05/27 04:17)
1382
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/27(日) 13:02:20
緑資源機構談合 前理事「政治家から圧力」<5/27 12:30>
http://www.news24.jp/84773.html
緑資源機構の官製談合事件で、新たに談合が疑われている大型事業の工事の受注について、機構の前理事が、逮捕前に「受注調整の決定の際は、政治家から圧力もあった」などと話していたことが関係者の話でわかった。
この大型事業は、森林や農業用地の整備を目的とした「特定中山間保全整備事業」で、機構側の主導による官製談合の疑いが持たれており、東京地検特捜部が調べている。
関係者によると、この事業について、機構の前理事・高木宗男容疑者は、談合に関与していたと話している。さらに、逮捕前には、「受注業者の決定の際は、政治家から圧力もあった」などと話し、工事の受注調整に政治家の影響力があったことを周囲に漏らしていたという。
特捜部は、受注の経緯などを調べている。
1384
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/28(月) 04:03:26
緑資源疑惑、熊本の36社で談合組織…「公取委に注意を」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070528i301.htm?from=main3
農林水産省所管の独立行政法人「緑資源機構」が熊本県で実施している「特定中山間保全整備事業」を巡る談合疑惑で、同県阿蘇地域の一部の地元業者が事実上の談合組織を設立し、同事業の工事を独占的に受注していたことが、関係者の話で分かった。
組織の設立時には、公正取引委員会による調査に注意することなどが確認されたという。東京地検特捜部は、機構側が、この組織の受注希望を踏まえ、落札予定業者を決定していたとみて調べている。
この組織は「阿蘇北部地域中山間事業安全推進協議会」。同協議会の複数の会員業者によると、2003年度に行われた同事業の工事の入札で、地元業者間で受注を巡るトラブルがあったことから、阿蘇市の大手建設会社が、再びトラブルが起きないようにと設立を発案した。04年4月、同県北部の阿蘇地域の地元業者36社を会員に任意団体として発足。会長には大手建設会社が選ばれた。
同協議会の設立総会では、〈1〉年会費は1万円とする〈2〉受注した工事の落札額の0・3%を「賦課金」として同協議会に納付する〈3〉共同企業体(JV)を組んで受注する場合は、会員同士でJVを構成する――ことなどを申し合わせたという。
また、設立総会では、受注に当たっては、阿蘇地域内の北部、中部、南部の3区域で公平に受注することが確認され、役員側から「公取の調査が入るかもしれないので、気を付けるように」との指示も出されたという。
受注希望については、会長が中心となって調整し、その結果が機構側に伝えられていたという。
同事業で機構が06年度に発注した農林道や農用地などの整備工事計18件(総額約17億6000万円)では、同協議会の会員や会員同士が組んだJVが8割近い計14件(同約12億9000万円)を落札。平均落札率は、大手ゼネコンが入札に参加して談合ができなかったとされる1件を除き、約93・6%だった。一方、残る4件は大手ゼネコン2社や熊本市内の業者2社が落札。大手ゼネコンが落札した2件の工事の平均落札率は約69%と低率だった。
特捜部では、同機構は、この談合組織の希望を踏まえた上で、各工事の落札予定業者を決定し、阿蘇小国郷建設事業所や宮崎地方建設部を通じて、落札予定業者に「本命」に決まったことを伝達するという官製談合システムが出来上がっていたとみている。
(2007年5月28日3時2分 読売新聞)
1385
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/28(月) 04:55:40
元県議長が無断使用
選挙はがきに対立陣営個人名など 讀賣三重
今春の県議選伊賀市選挙区(定数3)に無所属で立候補し、落選した元県議会議長の田中覚氏(48)の陣営が選挙運動用はがきに、対立候補を支援する個人や団体の名前を無断で使っていたことが27日、わかった。公選法では氏名や身分、推薦や支持に関して虚偽の内容を公表することを禁じている。
田中氏は昨年7月、傷害事件を起こして逮捕され、議員辞職した。県議選で5選を目指したが、民主党公認の森野真治氏(37)らに敗れた。
森野氏の陣営幹部らによると、はがきにはあいさつ文の横に、森野氏の実父や、地元選出の民主党国会議員の親族、森野氏を支援していた労働組合などの名前が印刷や手書きで入っていた。名前を使われた個人らから同陣営に「誤解を与える」との苦情が複数あり、問題のはがきは少なくとも数十枚はあるとみられる。
田中氏は読売新聞の取材に「明確に応援を断られた人の名前は使わなかったが、すべての確認はしていなかった。迷惑をかけて申し訳ない」としている。
(2007年5月28日 読売新聞)
1386
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/28(月) 04:56:34
青木京都市議が辞意 讀賣京都
4月の京都市議選で無届けの選挙運動員に報酬を支払ったとして公職選挙法違反罪で起訴された市議、青木克之被告(64)(左京区)が市議会関係者に辞意を漏らしていることがわかった。28日にも辞職願を議会に提出するとみられる。市議会は最終日の29日の本会議で、青木被告に対する問責決議案を可決する見通しになっていた。
(2007年5月28日 読売新聞)
1387
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/28(月) 10:04:54
青木市議 辞職へ 京都市会
きょう議長に辞表提出
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007052800019&genre=C4&area=K10
4月の京都市議選で初当選後、公職選挙法違反で起訴された市議の青木克之被告(64)=左京区、無所属=が27日、議員辞職する意向を固めたことが分かった。28日に内海貴夫議長に辞表を提出し、29日が会期末の5月定例議会で認められる見通し。
青木被告は無届けの運動員に報酬を払ったとして今月11日に公選法違反(買収)の罪で起訴された。市議選で公認を受けた自民党を離党する一方、「公判で真実を明らかにしたい」として議員は辞職しない意向を示していた。
しかし、市議会の与野党全会派が25日、「市政への信頼を失墜させた」として問責決議の可決に合意したことなどを受け、27日に関係者で協議し、辞職の意向を固めたとみられる。
青木被告の辞職が29日の最終本会議までに認められれば、公選法の規定によって市議選左京区で次点だった鈴木正穂氏(58)=民主党=が繰り上げ当選する見込み。
1388
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/28(月) 16:44:42
松岡農水相が自殺 議員宿舎リビングで首をつる
http://www.sanspo.com/sokuho/0528sokuho028.html
28日午後零時20分ごろ、東京都港区赤坂2丁目の議員宿舎で、松岡利勝農水相(62)が首つり自殺を図り、意識不明となっているのが見つかった。都内の慶応大学病院に搬送されたが、午後2時、死亡した。現職閣僚の自殺は、安倍政権に大きな打撃となりそうだ。
警視庁によると、松岡農水相は宿舎のリビングでドアの金具に犬の散歩用のような布製のひもをかけ、首をつっていた。
28日午後1時40分からの参院決算委員会に出席する予定だったが、部屋から出てこないため、秘書とSPが部屋を訪れて自殺を図っているのを発見した。秘書は午前10時ごろ、農相本人と会って話をしていた。
松岡農水相をめぐっては、家賃のかからない議員会館に事務所を置きながら毎年多額の事務所費を計上し、光熱水費の使途なども問題となった。
さらに、農水省所管の独立行政法人「緑資源機構」の談合事件に絡み、同機構の事業を受注した熊本県内の業者から、資金管理団体などに多額の献金を受けていたことが判明。野党などの厳しい追及を浴びていた。
松岡農水相は25日午後、都内のホテルで開かれた農産物の輸出促進のための協議会に出席。熊本県の地元事務所によると、先週末の26、27の両日は県内に戻っていたという。
松岡農相は1990年、衆院選に立候補し初当選。2005年に衆院選で6選を果たした。昨年、安倍晋三内閣の農相として初入閣した。
★「政治とカネ」批判集まる 談合事件でも献金発覚
議員宿舎で自殺を図った松岡利勝農相(62)は、農水省所管の独立行政法人「緑資源機構」の談合事件で、地元の熊本県内の業者らから、資金管理団体などへ計約1300万円の献金を受けるなど「政治とカネ」の問題で批判を浴び続けていた。
松岡農相は1945年、熊本県阿蘇町(現阿蘇市)生まれ。地元の県立高校から鳥取大農学部をへて農林水産省林野庁広報官を務めた後、88年に退職、90年衆院選に立候補し初当選。06年、安倍晋三内閣誕生で、農相として初入閣した。
入閣後に、資金管理団体が家賃のかからない衆院議員会館に事務所を置きながら、05年までの5年間に毎年2000万円以上の事務所費を計上するなど、事務所費・光熱水費で問題となった。
国会で追及されても、松岡農相は「法に従い適正に報告している」を繰り返し、光熱水費については「ナントカ還元水といったようなものを付けている」と発言。与党議員からも失笑を買った。
緑資源機構談合事件では、特定中山間保全整備事業を受注した熊本県内の14業者から、2005年分までの3年間に、資金管理団体などへの計約1300万円の献金を受けていたことが判明。林道整備談合でも、逮捕者が出た受注企業などから05年までの10年間に、計約850万円の献金があった。
同機構の元理事らが独禁法違反容疑で逮捕された今月24日には、所管大臣として「発注側が深く関与した官製談合で、遺憾の極み」とコメントしていた。
また、全国から約130億円を集め福岡県警に出資法違反容疑で家宅捜索を受けた「エフ・エー・シー」の関連団体「WBEF」のNPO法人認証をめぐり、秘書が内閣府に審査状況を照会したり、WBEFから100万円分の政治資金パーティー券を購入してもらったりしていたのに、政治資金収支報告書に記載していなかった。
公判中の鈴木宗男衆院議員をめぐる贈収賄事件でも、鈴木議員とともに北海道の製材会社から200万円の献金を受けていたとして、東京地検特捜部の聴取を受けた。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/28(月) 16:45:15
★衝撃、驚がくの関係者
「松岡利勝農水相が自殺を図った」。28日午後に飛び込んできた衝撃的なニュースに、関係者は驚きを隠せず確認に追われた。
農水省報道室。「通信社がそういう情報を速報したのは聞いているが、農水省として現段階では確認していない」。職員は電話での取材に慌ただしく話した。
報道室によると、松岡農水相は、この日は午後1時40分から参院決算委員会に出席する以外、公務は入っていなかったという。
衆院第一議員会館の松岡農水相の事務所には、報道陣数十人が詰め掛けた。部屋の入り口前には衛視が立ちふさがり、出入りできない。室内では秘書と思われる女性が外部からの電話応対に追われ、周辺の事務室からは秘書が「何事か」と心配そうにのぞいていた。
★「追い詰められたのか…」 議員宿舎、驚く男性
松岡利勝農水相が自殺を図った現場の東京・赤坂の議員宿舎には28日午後、報道関係者など約100人が殺到。宿舎の敷地に入れないよう警察がロープを張って規制し、入ろうとする報道陣を大声で阻止する場面もあった。
ニュース速報で駆けつけたという近くの不動産業の男性(60)は「松岡さんは強い政治家だと思っていただけに、そういうことをするなんてびっくりした」と驚きを隠せず「(事務所費問題などで)追い詰められていたのかもしれない。もっと早く辞めていれば…」と声をひそめた。
警備担当者によると、午後1時ごろに、救急車と消防車1台ずつが宿舎を出て行ったが、この担当者は「中の様子は分からない」と繰り返すばかりだった。
★「ただただ驚いている」 混乱する地元の熊本
熊本3区選出の衆院議員、松岡利勝農水相が議員宿舎で自殺を図ったと知らせに、地元の佐藤義興阿蘇市長は28日、「詳しいことは何も分からない。ただただ驚いている。あちこちから電話がかかってくる状況だ」と混乱した様子で話した。
知人の女性(59)は「びっくりした。一体どうなるのか。地元に帰ったときは、お墓参りをよくしており、一時間ぐらいは手を合わせていたと聞いている」と述べた。
熊本事務所の女性は「何も聞いていない。分かりません」。別の男性も「何も入ってこないので、こちらでは何も分からない」。阿蘇市の事務所によると、農水相は26、27の両日は熊本県内に戻っていたという。
次の参院選に熊本選挙区から立候補を予定している自民党公認候補者の事務所の男性は「今聞いたばかり…」と絶句し、「大変なことになった。全国の参院選に影響がでるだろう。特に熊本への影響は大きい」と予測。
事務所の1つがある熊本県菊陽町の役場では、テレビのニュース速報を見た職員たちが驚きの声を上げた。総務課の職員は「テレビを見ただけで、何も分かりません。課長以上はみんな会議で…」と慌てた様子。
熊本市の自民党熊本県連事務所で、次々とかかってくる電話に応対していた女性職員は「(事務所費など農相をめぐる最近の)報道の在り方にも問題があったのかもしれない」と話した。県連の古閑三博会長は「ただただ驚いている」とのコメントを発表した。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/28(月) 16:46:17
★与党、事実関係の確認急ぐ 石原氏「初めて聞いた」
自民党は28日、松岡利勝農相が自殺を図ったことについて、中川秀直幹事長が党職員に事実関係を把握するよう指示するなど、確認を急いだ。自殺を図ったとの一報が飛び込んだのは、自民党の石原伸晃幹事長代理の国会内での記者会見中だった。
石原氏は、記者団から一報を聞かされて絶句した後に「まったく承知していない。いま初めて聞いた。幹事長室は(情報を)入手していない」とだけ述べ、ただちに会見を終わらせて確認作業に入った。丹羽雄哉総務会長は「何も分からない」と一言だけ残して、党本部に急行した。
★事務所経費などが問題に 松岡農水相
松岡利勝農水相(62)は1945年、熊本県阿蘇町(現阿蘇市)生まれ。地元の県立高校を卒業後、鳥取大農学部に入学、69年に農林水産省に入り、86年に林野庁広報官になった後、88年に退職、90年衆院選に立候補し初当選。06年、安倍晋三内閣誕生で、農相として初入閣した。
入閣後に、資金管理団体が家賃のかからない衆院議員会館に事務所を置きながら、05年までの5年間に毎年2000万円以上の事務所費を計上するなど、事務所費・光熱水費で問題となった。
また、全国から約130億円を集め福岡県警に出資法違反容疑で家宅捜索を受けた「エフ・エー・シー」の関連団体「WBEF」のNPO法人認証をめぐり、秘書が内閣府に審査状況を照会したり、WBEFから100万円分の政治資金パーティー券を購入してもらったりしていたのに、政治資金収支報告書に記載していなかった。
公判中の鈴木宗男衆院議員をめぐる贈収賄事件でも、鈴木議員とともに北海道の製材会社から200万円の献金を受けていたとして、東京地検特捜部の聴取を受けた。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/28(月) 16:46:43
★「本当か」と防衛相 政界に大きな衝撃
松岡利勝農水相が28日、自殺を図ったとの一報を受け、首相官邸や与野党など政界に大きな衝撃が走った。
「本当か。何も聞いてない」。久間章生防衛相は同日、共同通信の電話取材に言葉を詰まらせた。
国会内で記者会見を開いていた自民党の石原伸晃幹事長代理は、記者団から一報を聞かされて絶句。「いま初めて聞いた。幹事長室は(情報を)入手していない」とだけ述べ、ただちに会見を打ち切って確認に走った。片山虎之助参院幹事長は国会で記者団に「突然でびっくりしている。いろいろ疲れたのだろうか。考えた末の行動だろうが、本当に痛ましいことだ」と述べた。中川秀直幹事長は党職員に事実関係の把握を指示した。
自民党幹部は動機について「想像もつかないが、緑資源機構(の談合事件に絡む献金問題)の話が出て、追い込まれたのかもしれない」と指摘した。
野党各党も情報収集を急ぐなど対応に追われた。「政治とカネ」で追及を強める方針だっただけに、民主党幹部も「この段階でなぜ自殺を図るのか」と戸惑いの表情。社民党の福島瑞穂党首は「大変驚いた。今はただ命が助かってほしいと心から願うが、真相究明がこれ以上進まなくなることを心配している」と語った。
★ダービーに姿見せず 直前の会議でも精彩欠く
松岡利勝農相は、25日午後1時半から都内のホテルで開かれた農産物の輸出促進のための協議会に出席。得意分野にもかかわらず、用意した紙を読み上げるだけで、精彩を欠いていた。
同日朝の定例記者会見では、緑資源機構の官製談合事件に質問が集中。松岡農相は「極めて遺憾」「信頼回復に全力で取り組みたい」との答弁を繰り返したが、疲れ切った様子だった。
27日の日本ダービーでは、自身の名前で皇太子さまらに招待状を出していたにもかかわらず、姿を見せなかった。
★野党、情報収集急ぐ 「なぜ自殺?」 民主幹部
野党各党は28日、光熱水費問題が指摘されていた松岡利勝農水相が自殺を図ったとの報道を受け、情報収集を急ぐなど対応に追われた。政治とカネをめぐり引き続き追及を強める方針だっただけに「この段階でなぜ自殺を図るのか」(民主党幹部)と戸惑いを隠せない。
民主党国対幹部は同日午後、「松岡氏が出席予定の委員会審議に臨む矢先だった。事実確認を急いでいる」と記者団に述べた。民主党は衆参国会対策連絡会議を開いて対応を協議する。
福島瑞穂社民党党首は「大変驚いた。今はただ命が助かってほしいと心から願う」と記者団に話した。その一方で「しかし事務所費問題に対する説明責任は尽くされていないままで、真相究明がこれ以上進まなくなることを一番心配している」と指摘した。
★外国通信社も速報
ロイター通信など外国通信社は28日、松岡利勝農水相が東京・赤坂の議員宿舎で首をつって自殺を図ったと、日本の報道を引用する形で相次ぎ速報した。
AP通信などは松岡農水相が議員会館事務所の経費問題などスキャンダルの渦中で自殺を図ったと伝えた。(共同)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/28(月) 16:58:27
緑資源談合:配分不満の業者排除 強い指名権裏付け
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070528k0000e040083000c.html
農林水産省所管の独立行政法人・緑資源機構の官製談合事件で、機構側が、工事の配分に不満を持つ業者を指名から外し、入札に参加させないようにしていたことが分かった。入札から排除した業者名とその理由を書いた文書が機構の出先機関から押収され、発覚したとみられる。東京地検特捜部は、機構が強大な指名権限を背景に業者側を従わせ、談合を主導したとみて調べている。
機構が発注する林道の調査・設計業務は、全国8カ所にある地方建設部の林道課長が1年間の工事予定と落札予定社を記載した配分案を作成し、機構本部で集約。前森林業務担当理事、高木宗男容疑者(59)=独占禁止法違反容疑で逮捕=が最終的に配分表を決定し、業者側はそれに従って応札していたとされる。
関係者によると、各林道課長は、機構側の決めた配分に不満を持つ業者が出た場合、以後その業者を指名から外していたという。排除した業者名とその理由を書いた文書を作成し、後任の課長に引き継いでいた課長もおり、昨年10月の公正取引委員会による立ち入り検査でこの文書が見つかっていた。
談合事件では、各業者がお互いに「ルール」を守って活動し、談合から離脱しないという「相互拘束」の存在が独禁法違反(不当な取引制限)成立の要件の一つとなる。過去の事件では業者間で会合などでルールを合意するのが通例だったが、緑資源機構の場合は、こうした会合がほとんどなかったのが特徴となっている。
ある受注業者の幹部は毎日新聞の取材に「指名されなくなったら困るので機構の指示に従った」と話し、業者選定の強い権限を持つ機構の意向には逆らえないことを強調した。特捜部も、業者間に「機構の決めたことに従う」という暗黙の了解があり、独禁法が禁じる「相互拘束」が実質的にあったと判断しているとみられる。
毎日新聞 2007年5月28日 15時00分
1393
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/28(月) 17:07:13
「本当か」「なぜ?」 談合捜査中の検察も衝撃
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070528/jkn070528008.htm
28日、松岡利勝農相が自殺を図ったとの一報に、農林水産省所管の独立行政法人「緑資源機構」の官製談合事件の捜査を進めていた検察当局にも衝撃が広がった。
ある検察幹部は「えっ、本当?どこで?」と驚いた表情。「なぜ、自殺を図ったのか。(事件との関連は)全く分からない」と言葉少なに語った。
東京地検特捜部は機構理事らを逮捕した翌日の25日、松岡農相の地元、熊本県での大規模事業を所管していた関係部局などを捜索していた。
法務省幹部の一人は「捜査とは全く関係ないだろう」と話した。
(2007/05/28 16:55)
1394
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/28(月) 17:40:57
贈賄会社から献金、ナントカ還元水… 松岡氏に疑惑数々
2007年05月28日17時09分
http://www.asahi.com/national/update/0528/TKY200705280298.html
松岡農水相をめぐっては、90年の初当選以来、「政治とカネ」についての疑惑が何度も指摘されてきた。
98年8月、鈴木宗男衆院議員をめぐる汚職事件で贈賄側となった製材会社「やまりん」(北海道帯広市)側から、200万円を受領していた。やまりん側は、鈴木議員と同様に松岡議員へも林野庁への働きかけを依頼したとされるが、松岡農水相側は疑惑が明るみに出た02年当時、資金の受領は認めたものの働きかけは否定していた。
松岡氏の事務所は「献金があったのは事実だが、やまりんからいかなる要望も受けていないし、林野庁にいかなる働きかけもしていない」などと説明していた。
昨秋、安倍内閣発足時に初めて閣僚に就任すると、さらなる疑惑が次々に噴出した。
まず、福岡県警に出資法違反容疑で捜索された資産運用会社の関連団体WBEFからパーティー券代100万円を受け取っていながら政治資金収支報告書に載せていなかったことが発覚。
閣僚就任当日に収支報告書を訂正したが、国会や記者会見などで、松岡氏本人は「この団体とは私も事務所も関係が一切ない」と説明し続けた。
しかし、今年初めには、WBEFのNPO法人認証をめぐり、松岡氏の秘書が内閣府に対し、審査状況を照会していた事実も明るみに出た。
松岡氏は「照会はしたのだろうが、はたらきかけはしていない」と説明していた。
松岡氏の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」をめぐる疑惑も浮上した。
家賃や水道代のかからない議員会館だけに事務所を置きながら、多額の事務所費や光熱水費を計上していた。
光熱水費については、国会で「ナントカ還元水をつけている」と答弁。以来、何度も野党の追及を受けたが、そのたびに「法に基づいて適正に処理している」と繰り返すばかりだった。
最近では、松岡氏が、官製談合事件で東京地検特捜部に摘発された緑資源機構発注の林道調査事業を受注した法人と関係のある団体から、多額の政治献金を受けていたことも判明。共産党は国会で、林道などの事業と関係のある政治団体を含む計9団体が、農水相に計約1億3000万円の政治献金をしていたと指摘していた。
これに対し、松岡氏は「政治資金規正法に基づいて献金頂いた。適切にご報告申し上げたもの。それ以上申し上げることはない」などと答え、公共事業へのかかわりについて答弁を避けてきた。
林業土木コンサルタンツやフォレステックなど、今回の官製談合事件で公正取引委員会から職員らが告発されたり、立ち入り検査の対象となったりした公益法人・企業やその代表者が、計852万円を松岡氏側に献金していたことも判明している。
松岡氏の地元・熊本県阿蘇地域の建設業者は「東京地検特捜部の捜査が県内に及び、地元の業者の間では『松岡氏に捜査が伸びるのではないか』とうわさになっていた。捜査が自分に迫ってきたと思ったのではないか」と話した。
1395
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/28(月) 23:05:18
無断記載:対立候補支援者の名前、選挙はがきに−−落選の元議長・田中氏陣営 /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20070528ddlk24040299000c.html
◇県議選伊賀市選挙区
4月8日投開票の県議選で、伊賀市選挙区(定数3)から立候補し落選した元県議会議長の田中覚氏(48)の陣営が、選挙期間中、有権者に発送した「選挙運動用はがき」に別候補の支援者名を無断で記載していたことが27日、分かった。公選法では、当選を得ることを目的に真実に反する氏名などを表示して通信することを禁じており、同法に抵触する可能性もある。
田中氏は昨年8月、津市内の飲食店で女性店長にけがをさせたとして傷害罪で罰金50万円の略式命令を受け、議員辞職し、民主党も離党した。県議選には無所属で立候補したが、民主公認の新人、森野真治氏(37)らに敗れた。
森野氏の後援会関係者によると、はがきには「田中覚にご恩返しの機会を与えてください」などと記載され、脇の欄に森野氏の支援者や支援企業の幹部、森野氏の実父の名前が本人に無断で印刷されていたという。
こうしたはがきは少なくとも10枚以上確認され、一部は伊賀署に提出したという。同じ関係者は「告示後すぐに出回った。支援者として両陣営から名前を記載された人もおり、名誉にかかわる問題だ」と主張している。
田中氏は取材に対し、公選法に基づき8000枚の選挙はがきを出したとした上で「弁護士に対応を相談しているので、コメントは差し控えたい」としている。
「選挙運動用はがき」は公選法で認められ、郵送料は公費で賄われる。【傳田賢史】
〔伊賀版〕
毎日新聞 2007年5月28日
1396
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 08:43:59
松岡農相自殺:疑惑に自ら封印
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070529k0000m010165000c.html
事件に関与しているのではないか−−。独立行政法人・緑資源機構(川崎市)を巡る官製談合事件の一斉逮捕から4日。松岡利勝農相(62)はさまざまな憶測が飛び交う中、説明すべき事実を自らの手で封印した。事務所費問題に端を発した疑惑を、東京地検特捜部はどう見ていたのか。また、捜査はどこまで及んでいたのか。その核心に迫った。【斎藤良太、三木陽介、伊藤一郎、田中謙吉】
◇検察の「ターゲット」緑資源事件…少額、異例の告発
「驚いた」「コメントしようがない」。検察幹部の口調は一様に重かった。関係者は「事件に関係しているかどうかをこれから調べる、という段階だった。幹部は何とも言いようがないはずだ」と代弁した。
自殺直後、検察幹部が口々に「残念」と語った新井将敬・衆院議員のケース(98年)とは、明らかに異なる反応だ。証券取引法違反(利益要求)容疑で逮捕寸前の新井氏に比べ、今回は支援企業などを独占禁止法違反容疑の関係先として捜査し、押収資料の分析を始めたばかりだった。
それでは捜査の照準はまったく定まっていなかったのか。謎を読み解くカギは、緑資源機構事件が刑事事件化した過程にある。
同事件のような独占禁止法違反事件は法の規定により、公正取引委員会の刑事告発が不可欠。公取委は、刑事告発するか、排除措置などの行政処分にとどめるかの判断基準の一つを発注規模に置く。今回舞台となった林道整備などの調査・設計業務は年間約7億円に過ぎず、通常なら告発を見送るほど少額だった。
それでも、刑事告発に踏み切った理由を、ある公取委関係者は「検察の意向が非常に強かったため」と明かす。検察幹部が24日の一斉逮捕後「公取委が告発に積極的だった」と正反対の見解を示しても、公取委関係者は「それはカムフラージュ」と語っていた。
法務・検察幹部はこう語る。「緑資源機構の事件そのものは、検察としては特にやりたかったわけではない。しかし裏に潜む疑惑を解明したかったのは事実」。松岡農相を「ターゲット」に据えていたことは確かだった。
◇糸口「支援企業の落札」
特捜部がまず注目したのは、松岡農相と緑資源機構の発注事業との関係だ。支援企業が松岡農相に献金→業者間で談合→支援企業が落札という経緯に関心を寄せた。
機構の受注企業などからの献金は04、05の2年だけでも1100万円余。96〜05年を対象とした紙智子参院議員(共産)の調査では、事件に関与した法人や企業、その代表者らから、総額852万円の献金を受けていた。
中でも特捜部が注目したのは、松岡農相の地元・熊本県で進む「特定中山間保全整備事業」だ。同事業を巡っては、県内の15社が04、05年、松岡氏が代表を務める「自民党熊本県第3選挙区支部」と松岡氏の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」に献金やパーティー券購入費の名目で約967万円を献金した。内訳は▽杉本建設(阿蘇市)344万円▽森工業(同市)172万円▽熊阿建設工業(同市)100万円▽佐藤企業(熊本市)90万円−−など。杉本建設は松岡農相の初当選(90年)以来の有力後援者だったとされ、06年度発注の同事業で2億9100万円を受注した。
こうした地元企業とのつながりを発端にした捜査は、特捜部が02年に摘発した鈴木宗男衆院議員の事件と共通する。松岡農相が「九州のムネオ」と呼ばれていたこともあり「地元のカネを丹念に洗っていけば、糸口がつかめる」とある検察関係者は語っていた。
業界団体にも関心を寄せた。機構の受注業者でつくる「特定森林地域協議会」(特森協)=解散=と表裏一体だった政治団体「特森懇話会」=同=から03〜05年に120万円の献金を受けた。
特森協と企業−−。照準はこの二つに向けられた。ただ、参院選を2カ月後に控え、安易な捜査は「選挙妨害」との批判を招く。農相周辺や支援企業を表立って捜査することはできず、特定中山間保全整備事業の発注機関「阿蘇小国郷建設事業所」(熊本県小国町)を25日に捜索。当然想定される捜索先ではあったが「松岡農相の“琴線”に触れるものがあった可能性はある」と語る関係者もいる。
1397
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 08:44:37
◇「光熱水費」もヤミに
松岡農相を巡ってはもう一つ疑惑があった。06年9月に毎日新聞の報道で発覚した事務所費と、3月に国会で取り上げられた光熱水費問題だ。
松岡利勝新世紀政経懇話会は、家賃や光熱費、水道代がかからない議員会館に事務所を置きながら過去5年間、毎年2400万円以上の事務所費を、さらに01〜05年には総額約2880万円の光熱水費を計上していた。
光熱水費について松岡農相が「ナントカ還元水」と釈明した今年3月、政治資金規正法違反(虚偽記載)に当たるのではないか、との批判が巻き起こった。しかし、検察幹部は「厳密に言えばそうだが、資金の『出』を事件化するのは難しい」と語り、4月に市民団体からの告発状を受理したものの、この問題については一貫して慎重な姿勢を見せていた。
その裏でひそかに続けていた政治資金の「入り」に向けられた捜査。関係者によると、松岡農相を含む「利益誘導型」の政治姿勢を問題視した情報収集の開始は、5年以上前にさかのぼる。初入閣となった06年9月の農相就任時には、検察内部に「現職大臣をターゲットにする初めての事件になるかもしれない」との声さえ起き、検事らの間で、摘発に向けた意気込みを語り合う場面さえ見られた。だが、自殺はその蓄積のすべてを闇に葬り去った。
毎日新聞 2007年5月29日 3時00分
1398
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 09:21:51
青木・京都市議が辞職願 讀賣京都
4月の京都市議選で無届けの選挙運動員に報酬を払ったとして公職選挙法違反罪で起訴された市議、青木克之被告(64)(左京区)は28日、内海貴夫議長に辞職願を提出した。
29日の本会議で辞職が許可される見通しで、その場合、左京選挙区で次点となった鈴木正穂氏(58)(民主)が繰り上げ当選となる。
青木氏は当初は議員を続ける考えを示していたが、28日朝、「一身上の都合」を理由とする辞職願を出した。
青木氏は、読売新聞などの取材に対し、「有罪となると失職するので、昨夜、辞職したいと後援会に話して理解を得た」と話した。
(2007年5月29日 読売新聞)
1399
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 10:11:12
松岡農水相が自殺 赤坂・議員宿舎で首つり
2007/05/28
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000355502.shtml
東京都港区赤坂二の議員宿舎で二十八日、首つり自殺を図り意識不明の重体だった松岡利勝農相(62)は午後二時、搬送先の慶応大病院(新宿区)で死亡が確認された。
部屋からは安倍晋三首相らにあてた封書六通と便せん二通の遺書計八通が見つかった。便せん一通には「国民の皆さま、後援会の皆さま」あてに「私自身の不徳の致すところ。ご迷惑をかけおわび申しあげます」と記されていた。
衆院事務局によると、現職国会議員の自殺は戦後七人目で、現職閣僚は初めてとみられる。警視庁は死因を窒息死と発表。同日夜には都内で仮通夜が営まれた。衆院熊本3区の補欠選挙は公選法の規定により、今夏の参院選と同日に実施される。
農相はこの日午後の参院決算委員会で、農水省所管の独立行政法人「緑資源機構」の談合事件に絡み答弁が予定されるなど「政治とカネ」をめぐり追及の渦中にあった。
警視庁によると、遺書は自殺した議員宿舎一一〇二号室の机の上に置いてあった。封書のあて先は安倍首相のほか、景山俊太郎参院議員、農水事務次官ら。便せんの一通に国民や後援会への謝罪が直筆で書かれ、もう一通は自殺の現場に駆け付けた関係者にあてたものとみられ「家内だけが内情を知っている」とも書かれていた。
松岡農相はリビング入り口のドア上部の角に布製のひもをかけ、パジャマ姿で首をつり、足元に脚立が倒れていたという。発見時は玄関のドアに鍵がかかっており、警護の警察官と秘書が合鍵を使って部屋に入った。
同日午前十時ごろ、秘書が松岡農相と直接会って話をしていた。午後零時二十分ごろ、部屋を訪れた警護の警察官や秘書が首をつっている農相を発見、一一九番した。
東京消防庁や慶応大病院によると、消防隊員が到着した時点で心肺停止状態で、搬送時には呼吸も脈もなく、人工呼吸や酸素投与でも蘇生(そせい)できなかった。
松岡 利勝氏(まつおか・としかつ)1945年、熊本県阿蘇町(現阿蘇市)生まれ。69年鳥取大農学部卒。農林水産省に入り、国土庁課長補佐などを経て、86年林野庁広報官。88年に退職し、90年衆院選に立候補し初当選。2005年衆院選で6選を果たした。06年に安倍晋三内閣の農相として初入閣。
1400
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 13:09:42
森林開発公団の元理事が自殺か…緑資源で自宅が捜索対象に
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070529i102.htm?from=main1
29日午前5時15分ごろ、横浜市青葉区青葉台の7階建てマンション「ドルフ青葉台」1号棟と2号棟の間の駐車場に、男性が倒れて死亡しているとマンション管理人から119番通報があった。
消防から連絡を受けた神奈川県警青葉署で調べたところ、亡くなっていたのは、同マンション5階に住む旧森林開発公団(現緑資源機構)の山崎進一元理事(76)と判明、全身を強打して即死だった。山崎元理事はパジャマ姿で死亡しており、山崎元理事が住む2号棟の6階外階段に靴がそろえてあった。
同署によると、山崎元理事は妻(76)と二人暮らし。同日午前4時30分ごろ、夫妻で一緒に起きて新聞を読んだ。妻が居間のソファで再び寝て、同5時ごろに起きた時には姿が見えなくなっていたという。同署は自殺とみて調べている。
山崎元理事は1988年、緑資源機構の前身、森林開発公団で生え抜き職員初の理事に就任した。
関係者によると、理事時代の1990年ごろ、緑資源機構談合事件で独占禁止法違反容疑で逮捕された機構前理事・高木宗男容疑者(59)らが主導した受注調整の手法を考案したとされる。退職後も機構に大きな影響力を持ち、高木容疑者らから落札予定業者の一覧表を見せられ、了承するなど相談を受けていたという。また、退職後には、林道関係の土木、測量業者などでつくる任意団体「特定森林地域協議会」(特森協、解散)の副会長も務めた。26日には、緑資源機構談合事件の関連先として、東京地検特捜部から自宅の捜索を受けていた。
山崎元理事が副会長を務めた特森協と同じ場所に事務所があった政治団体「特森懇話会」(解散)は、松岡農相ら複数の国会議員に献金していた。
山崎元理事はこれまでの取材に、機構の受注調整などについて「私は関心はなく、課長たちがやっていた」と関与を否定。特森協の活動についても、「談合をやっていたということはない。ただ、解散は(公取委の)立ち入り検査を受けたことと関係はある」と話していた。
一方、山崎元理事の死亡について、東京地検の岩村修二次席検事は「現在、事実関係を確認中」としている。
(2007年5月29日11時52分 読売新聞)
1401
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 13:10:58
2007/05/29-13:08 元森林公団理事が自殺か=自宅マンションから転落−緑資源談合で参考人聴取
http://www.jiji.com/jc/s?k=2007052900193
29日午前5時15分ごろ、横浜市青葉区青葉台のマンション駐車場で、同マンションに住む独立行政法人「緑資源機構」の前身、森林開発公団理事だった山崎進一氏(76)が頭から血を流して倒れているのが見つかり、間もなく死亡が確認された。県警青葉署は状況から自殺の可能性が高いとみている。山崎元理事の自宅は26日、同機構官製談合事件の関係先として東京地検特捜部の家宅捜索を受けたほか、元理事は参考人として事情聴取を連日受けていた。
同署の調べによると、山崎元理事は素足で、6階踊り場には靴がそろえて置いてあった。マンション5階に妻(76)と2人で住んでいた。遺書などは見つかっていない。
東京地検によると、特捜部は山崎元理事宅の捜索後に連日、任意で事情聴取をしていた。28日も聴取し、午後8時ごろに帰宅した。特段変わった様子はなかったという。29日も午後から聴取の予定だった。
同地検は「高齢であることから休憩を入れるなど対応に配慮していた」としている。
同事件をめぐっては、独禁法違反(不当な取引制限)容疑で逮捕された前同機構理事の高木宗男容疑者(59)が、周辺関係者に「受注調整システムは1990年ごろに山崎さんが考案した。昨年度分まで山崎さんに受注調整の結果を報告し、了承を得ていた」と話していたことが既に判明している。
関係者によると、高木容疑者は毎年4月に全国の担当者会議で「本命」業者を選定していたが、この直前に山崎元理事に配分表を見せて了承を得ていたという。
山崎元理事は業務部長を経て、88年10月に旧森林開発公団で生え抜き職員として初めて理事に就任。退職後は財団法人「森公弘済会」に理事として天下ったほか、林道整備にかかわる建設会社などで作る業界団体「特定森林地域協議会」(特森協)の副会長も務めた。
◇冥福をお祈りする−東京地検次席
岩村修二東京地検次席検事の話 任意で事情聴取していた山崎進一・元森林開発公団理事が亡くなられたとの報告を受けました。心よりご冥福をお祈りします。(了)
1402
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 13:13:46
緑資源談合:元森林開発公団理事が飛び降り自殺 横浜
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070529k0000e040037000c.html
29日午前5時15分ごろ、農林水産省所管の独立行政法人・緑資源機構の前身の森林開発公団理事だった山崎進一さん(76)が、横浜市青葉区青葉台1の自宅マンション駐車場でパジャマ姿で死亡しているのが見つかった。6階の踊り場に山崎さんの靴がそろえて置かれ、手すりを乗り越えたような跡があったことから、神奈川県警青葉署は飛び降り自殺したとみている。
同機構の官製談合事件をめぐり、東京地検特捜部が26日に、山崎元理事の自宅を独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で家宅捜索していた。
調べでは、山崎さんはマンション5階に妻(76)と2人暮らし。この日、普段と同じ午前4時半ごろ起床。松岡利勝農相の自殺を報じた新聞を見た妻が「松岡大臣のニュースが書いてある」と話しかけると、うなずいていたという。遺書は見つかっていない。山崎さんは目が悪く、普段は妻が新聞の見出しを読み上げていたが、緑資源機構の官製談合事件の記事は自ら虫めがねを使って読むなど、気にかけていた様子だったという。
関係者によると、山崎元理事は90年ごろ、天下り先に業務を優先的に発注する手法を確立し、前機構理事の高木宗男容疑者(59)=独禁法違反容疑で逮捕=に引き継いだとされる。退職後も機構に影響力を持っていたといい、周囲からは「影のドン」とも呼ばれていた。
また、山崎元理事は、機構から林道関連業務を受注する業者でつくる「特定森林地域協議会」(特森協=昨秋解散)の副会長も務めていた。特森協は、業者から年間数千万円の会費を集めながら、使途を会員業者にも明らかにしておらず、特捜部は資金の流れの解明を進めていたとみられる。【堀智行、安高晋】
毎日新聞 2007年5月29日 11時35分
1403
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 14:44:49
談合の「指南役」? 自殺した元理事、退職後も影響力
2007年05月29日14時20分
http://www.asahi.com/national/update/0529/TKY200705290286.html
自殺した山崎元理事は、緑資源機構の官製談合事件にからんで26日から28日まで連日、東京地検特捜部から事情聴取を受けていた。28日は昼前から午後8時まで聴取を受け、そのさなかに農水相の自殺を知ったという。29日も午後から聴取される予定だった。横浜市の自宅には26日、特捜部の係官が家宅捜索に入っていた。
同地検の岩村修二次席検事は29日午前、「特捜部で任意に事情を聴取していた山崎氏が亡くなられたとの報告を受けた。心よりご冥福をお祈りします」とのコメントを出した。元理事が高齢のため、聴取の際は休憩を取らせていたといい、28日の聴取中も特に変わった様子はなかったという。
元理事について、元機構職員は「我々の大先輩。まじめで、仕事が出来る人という評価だった。まじめさゆえのナイーブさがあったのかも」と驚いた様子だった。
公正取引委員会などのこれまでの調べで、元理事は、官製談合事件で逮捕された機構理事の高木宗男容疑者(59)の「談合の指南役」だった疑いが持たれていた。前身の旧公団時代に官製談合の枠組みを最初に作った張本人とみられ、退職後も、高木理事らが作成した割り振り表を最終的に了承する立場だったという。
落札予定業者を変更させることもあったといい、高木理事は周囲に「現在の業者の割り振りについても山崎元理事の影響力が及んでいた」と話していたという。
元理事は林野族議員らに組織的に献金していた受注業者らの業界団体「特定森林地域協議会(特森協)」(06年11月に解散)の幹部も務めていた。
1404
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 15:24:23
緑資源談合:「陰のドン」も自殺 真相解明、闇の中
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070529k0000e040071000c.html
官製談合システムを発案した緑資源機構の「陰のドン」も命を絶った。29日、機構の前身、旧森林開発公団の山崎進一・元理事(76)の自殺。山崎元理事は業界団体「特定森林地域協議会」(特森協)=解散=の副会長も務め、政界への窓口役とされた。命と引き換えに、いったい何を守ろうとしたのか。松岡利勝農相に続く死の選択で、真相は闇に葬られようとしている。
「またも自殺者が出るとは」。検察関係者は29日朝、キーマンの自殺を知り絶句した。
山崎元理事は公団発足(56年)当時からの職員。業務部長などを経て88年10月〜90年10月、理事を務めた。担当は今回事件の舞台となった林道部門など。発注権限を一手に握った山崎元理事は90年ごろ、天下りを多く受け入れた企業や公益法人に優先的に業務を回すため、出先機関から配分案を吸い上げ公団本部で決定する現行システムの原型を作り上げた。
「自分は山崎さんから直接引き継いだ。最近も割り振り済みの業務に介入してきて、受注先を差し替えたことがあった」。24日に独占禁止法違反容疑で逮捕された高木宗男前理事(59)=解任=は逮捕前、周辺にこう語り、関係者は山崎元理事を「陰のドン」と呼んだ。
山崎元理事には「政界とのパイプ役」というもう一つの顔があった。副会長を務めた機構の受注業者でつくる特森協は、表裏一体の政治団体「特森懇話会」=解散=を設立。03〜05年、この懇話会から21人の国会議員に計822万円の献金があり、うち計120万円が松岡氏に渡った。
支援企業と特森協は、談合事件の裏で極秘裏に進めてきた政界捜査の焦点で、山崎元理事は真相を語ることができる重要人物だった。松岡氏の後を追うかのような自殺。「林野の闇」の実態解明が遠のこうとしている。
◇「にこやかな人」とマンション住民
山崎進一元理事が自殺したマンションには29日午前、報道関係者数十人が集まった。
山崎さんと顔見知りというマンションの女性住民は「山崎さんはここ1カ月で一度、団地内で後ろ姿を見たのが最後だった。あいさつをすると、にこやかで夫婦の仲がいい様子だった。自殺するような人には見えなかった。気の毒だ」と表情を曇らせた。
同マンションに住む60代男性は「午前6時半ごろ自宅に車で戻るとパトカーが来て、警察がマンション上層階から距離を測る鑑識活動をしていた。昨日は松岡(農相)さんが自殺したばかりで嫌な気分だ」と話した。【山衛守剛、杉埜水脈】
毎日新聞 2007年5月29日 15時00分
1405
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 16:09:02
緑資源談合:自殺した山崎元理事との主なやり取り
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070529k0000e040073000c.html
29日自殺した山崎進一・元理事は今年4月28日と5月4日の2回、毎日新聞の取材に応じ、緑資源機構主導型の談合システムについて「まったく記憶にない。僕はあまりそういうのはやってない」と関与を否定していた。主な一問一答は次の通り。
−−逮捕された(同機構の)高木宗男理事との面識は。
孫みたいなもん。2代ぐらい違う理事(実際は5代)なので、何かを引き継いだりしたことはない。
−−談合システムを作り引き継いだのでは?
まったく記憶にないけど、そういうことはありえないと思う。僕はあんまりそういうのやってないんですよ。
−−(機構の受注業者で作る)特定森林地域協議会(特森協)はなぜ設立したのか。
時代の要請というか、過疎化で取り残された山をどうするかみたいな。
−−入らないと仕事をもらえない?
それはまったくない。
−−政治団体から松岡利勝農相ら政治家への献金の趣旨は。
山のため、森林のために陳情するのが時代のすう勢だった。各種林業団体が一緒になって、山のために先生にお願いしようと。山のために真剣になってくれる人って少ないわけですよ
−−解散の理由は?
談合のための団体と誤解を生むので、社会的にどうだという意見があったと聞いている。
−−談合隠しの意図があるのでは。
それはそうだが、逆に今でもやってたらもっといろいろ言われるでしょ。
毎日新聞 2007年5月29日 15時00分
1406
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 16:14:04
自殺した山崎元理事の一問一答
2007年05月29日16時06分
http://www.asahi.com/national/update/0529/TKY200705290331.html
自殺した山崎進一元理事は5月上旬、林野族議員らに組織的に献金していた受注業者らの業界団体「特定森林地域協議会(特森協)」とのかかわりについて、自宅のインターホン越しに朝日新聞の取材に応じていた。
――特森協でのあなたの役割は。
自分は6年も前にやめているし、協会の実務には一切かかわっておりませんし、取材はお受けしないことにしています。
――政治団体「特森懇話会」は特森協と一体ではないのか。
そうです。あれは政治資金規正法なんかができて、パーティー券を買う時などに、先生方に迷惑がかからないようにということです。
――表向きの献金にするためか。
そうです。ほかの業界団体でもやっておられることをまねしただけです。
――政治家とのかかわりは。
と、いうことですので。
1407
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 17:02:38
村山県議の酒気帯び運転:違反累積で免許取り消し /山形
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamagata/news/20070529ddlk06040247000c.html
酒気帯び運転で摘発された村山隆県議(47)が運転免許取り消しの処分を受けていたことが分かった。摘発前の時期に人身事故を起こしており、違反点数が累積し、免許取り消し処分になった。
村山県議は2日未明、酒気帯び運転で摘発され、交通違反切符を切られた。その際、呼気1リットル中0・25ミリグラム以上のアルコール量が検出され、違反点数は酒気帯び運転の中でも重い13点。違反点数が15点以上の場合に免許取り消し処分になるが、村山県議は過去1年間に、違反点数5点以下の軽微な人身事故を起こしたため、今回の13点と合わせて違反点数が累積し、免許取り消し処分となった。
過去の人身事故について、村山県議は「あったとしてもプライベートなことなので話す必要はない」と話している。
村山県議は24日、弁明の申し立てなどをする機会として県公安委員会が設けた意見の聴取に呼ばれていたが出席せず、処分が決定した。【林奈緒美】
毎日新聞 2007年5月29日
1408
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 17:10:40
損賠提訴:「告発は名誉棄損」と後藤都議が 都に550万円 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070529ddlk13040327000c.html
都議会1人会派「行革110番」の後藤雄一都議(57)=世田谷区選出=は28日までに、府中市の都立府中病院の検査科に立ち入ったことを理由に病院から刑事告発され、名誉を傷付けられたとして、都を相手取り総額550万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
訴状によると、後藤都議は同病院内での職員の飲酒を指摘する匿名の情報提供を受け、04年3月19日朝、同病院2階の検査科を訪問。冷蔵庫内にワインやウイスキーなどのアルコール類があったことを確認し、活動報告として公表した。
しかし、後藤都議の行動は行き過ぎだとして、都議会は昨年3月、自民、公明両党の提案でこの問題の調査特別委員会を設置して議論を開始。さらに、病院側は公訴時効の3年が迫ったことなどから昨年11月、「後藤都議は無許可で病院に立ち入った。建造物侵入罪に当たる」として府中署に告発していた。
地検八王子支部は今年3月、嫌疑不十分で不起訴処分を決定。これを受け、後藤都議は「病院の視察は都議としての正当な業務行為。刑事告発により社会的評価が低下させられた」と主張し、名誉棄損での提訴に踏み切った。
都病院経営本部は「訴状を見ておらず、コメントできない」と話している。【木村健二】
毎日新聞 2007年5月29日
1409
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 17:16:37
県の裏金問題:返還OB推進協解散 対象15%未納、現役との不公平感否めず /岐阜
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gifu/news/20070529ddlk21010369000c.html
裏金問題の発覚から約11カ月。県が決めた裏金OB返還総額19億1775万円も今月半ばに完済し、28日にOBの返還をまとめてきた「県退職者資金返還推進協議会」(会長・梶原拓前知事)の解散が正式に決まった。これで、県庁を大きく揺さぶった問題が一つの区切りを迎えたかに見えるが−−。【中村かさね】
92年以降に退職したOB約1400人が、総額8億4252万円の返還を求められていた。91年以前に退職したOBらからの協力金約4000万円を含め、これまでに請求額を約1250万円上回る約8億5500万円を返還した。梶原前知事は「大きな額で先行き不安感もあったが、県職員としての良識とプライド、同じ釜の飯を食ったという連帯感はさすがだと感動した」と語る。
しかし、未納OBも少なくない。経済的理由から一部が未納だったり、個人で「自分の責任の分」と考えた金額しか返還しない者など一部未納者76人を含めると、対象者の約15%に当たる219人が、現在も未納のままだ。
推進協は先月、未納者に調査票を配布して未納の理由を調べた。生活苦以外にも、「自分の在職中は裏金はなかったはず」「返還すれば生き方を否定することになる」など、個人の信念を理由に挙げたOBも多く、約100人からは回答すらなかった。全職員の6割近くが処分を受けた上、課長クラス以上の役職に就いた職員が各ポストに応じて決められた額を毎月リレー方式で負担しなくてはならない現職員との不公平感は、否めない。
中でも、中央官庁からの出向職員と県立校長OB計348人のうち計80人が、「自分の在職中は裏金に関与していなかった」などとして返還を拒否している。県教委の現役職員は「私は十数年前、毎日チョークを握るただの一教員で裏金の存在すら知らなかった。でも、現職である以上払わざるをえない」。今年度から返済が始まった現役員にとって、裏金問題はまだまだ終わらない。別の課長クラスの職員は「(未返還OBの気持ちを)理解はしているが、不満は誰もが感じていると思う」と話していた。
毎日新聞 2007年5月29日
1410
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 17:19:55
宝塚市長の宗教行事公用車問題:阪上市長が返還手続き指示 市監査委員勧告で /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070529ddlk28010433000c.html
◇見解の相違と反論も
宝塚市の阪上善秀市長が宗教団体の行事に公用車で参加したことについて市監査委員が費用の返還を求めた問題で、阪上市長は28日の定例会見で「返還手続きを指示した」と勧告に応じる意向を示した。しかし一方で、参加したのは「公的な行事であったと信じている」とこれまでの主張を繰り返し、「監査結果は見解の相違だ」と反論した。
宗教団体行事への参加は昨年5月。市監査委員は、行事が会員らを対象としたもので、場所も大阪府茨木市だったことなどから「公務性は極めて低い」などと判断、6765円を市に返還するよう阪上市長に勧告していた。【山田奈緒】
〔阪神版〕
毎日新聞 2007年5月29日
1411
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 17:25:16
グリーンピア南紀跡地利用:事業ダイジェスト版、企業と町当局批判が続出 /和歌山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20070529ddlk30040724000c.html
◇副町長「誓約書返還求める」
那智勝浦町議会のグリーンピア跡地利用に関する特別委員会が28日開かれた。中国系企業が進めるリゾート開発事業の見直し計画案のダイジェスト版を、資料として町が提出。2011年末にホテルを開業し、既存ホテル棟を利用予定−−などとしているが、委員からは事業者への不信の声が上がった。
資料は、中国系企業の現地法人「南紀ボアオ」が特別委向けに作成。それによると、07年に基本計画策定、ゲストルーム完成▽09〜11年にホテル設計・開発▽11年開業(年末)−−などの予定。当初のホテル開業は06年4月だった。町によると、6月1日にボアオが開催する住民説明会で詳細な内容が示されるという。
委員側は「資金の裏付けもない、お粗末な内容」「資料はダイジェスト版にもなっていない。企業としての認識を疑う」などボアオへの不信、町の対応のまずさを指摘する意見が相次いだ。
また、見直し案の非公開を求めるボアオと中村詔二郎町長が交わした誓約書について追及。中路進副町長は「企業秘密を含む内容の濃いものと判断したが、重要な事は載っていない。同意すべきではなかった。誓約書の返還を求める」と述べた。
一方、入院した中村町長の病状について、中路副町長は「肝性脳症と診断され、2週間の入院、加療が必要」との診断書が出ていることを報告した。【神門稔】
毎日新聞 2007年5月29日
1412
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 18:21:43
開業5年先延ばし案
2007年05月29日 朝日和歌山
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000705290001
大型保養施設「グリーンピア南紀」(那智勝浦町、太地町)の跡地開発で、中国の請負業者「香港ボアオ」による再生事業が頓挫している問題をめぐり、那智勝浦町議会のグリーンピア特別委が28日開かれ、同社が提出した新たな事業計画が、開業を当初より5年先延ばしする内容だったことが明らかになった。さらに「期待したほど中身がない」(中路進副町長)と町側が認める内容だったため、委員からは「同社は信用できない」などの意見が相次いだ。
町は、同社が21日に提出した事業計画書について「企業秘密なので第三者には公開しない」として、特別委では計画書の概要を個条書きにした簡単な資料を配布。その資料も当初は審議後に回収するとしていたが、回収はしなかった。
この資料によると、年内に基本計画を策定し、「ゲストハウス」と呼ばれる住宅を完成。08年にホテル運営会社や投資ファンドを決め、09〜11年にホテルを設計、開発する。当初計画で06年4〜7月だった開業時期は、「11年末」としている。既存のホテル棟については「検討、利用予定」とし、投資総額や投資ファンドなど資金面の詳細には触れられていない。
特別委では、委員が「多少の変更なら許されるが、(開業が)5年後とは話にならん」「契約書通りに(開発を)やるべきだ」と批判。亀井二三男産業課長は「(同社は)やる気がある」などと答弁した。また、特別委では中村詔二郎町長と同社の早川泰雄社長がやりとりした書簡3通も公開された。早川社長から中村町長あてに9日付で出された書簡では、「事業計画の見直しについては、今後も幾度となく発生するとお考えください」などと断っている。
◇
東京の広報専門会社「エイレックス」は、香港ボアオと関係があるとされる「南紀ボアオ」名で、6月1日にグリーンピア南紀跡地の多目的ホール(太地町)で住民説明会、那智勝浦町の宿泊施設で記者説明会を開くと関係者に通知した。エイレックスによると、香港ボアオのオーナー、蒋暁松氏はテレビカメラが入らない住民説明会のみに出席する予定という。
1413
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 18:22:55
生駒市、不当価格の山林買い取り 前市長らに賠償請求へ
2007年05月29日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200705290020.html
奈良県生駒市の総合スポーツ公園用地取得をめぐる汚職事件で、同市は29日、実勢価格を大幅に上回る価格で市土地開発公社が先行取得したとされる山林約4万平方メートル(時価1243万円)を買い取ると発表した。6月8日開会の市議会に提案する一般会計補正予算案に取得費計約1億3600万円を計上。これにより市は損害を確定させ、全額を前市長の中本幸一容疑者(70)=加重収賄容疑などで逮捕=と元市議会議長の酒井隆容疑者(65)=あっせん収賄容疑で再逮捕=らに損害賠償請求する。応じなければ提訴する方針。
市などによると、山林は同市南田原町にあり、中本前市長時代の03年12月、同公社が1億3480万円で先行取得し、市はこの価格に利子分を足した金額で同公社から購入する契約を結んだ。購入価格は時価の約11倍だった。
この問題をめぐっては、同公社の先行取得価格が適正ではなかったとして、市民ら4人が山下真市長に対し、公社から土地を買い取らないよう求めて奈良地裁に提訴。今月28日、中本、酒井両容疑者らに早期に損害賠償請求する――などを条件に和解することで合意した。
1414
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 18:32:06
談合公判 江藤被告 知事の指示明言
2007年05月29日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000705290001
「安藤前知事から強く指示され、どうしても止めることができなかった」。県庁ナンバー3だった前出納長、江藤隆被告(63)=競売入札妨害罪で起訴=は28日、宮崎地裁であった第2回公判で、前知事から談合への強い指示があったと明言した。
検察側は江藤前出納長の初公判の冒頭陳述で、安藤忠恕被告(66)=競売入札妨害、事前収賄罪などで起訴=の談合事件での主導ぶりを指摘。江藤前出納長も認めたことで、宮崎地検は「安藤前知事の公判維持にも十分な自信をもって臨める」としており、6月1日に公判前整理手続きが始まる安藤前知事の裁判にも影響しそうだ。
起訴状などによると、江藤前出納長は05年にあった二つの県事業の指名競争入札で業者らと共謀し、談合したとされる。
江藤前出納長は、この日の公判で起訴事実を認め、弁護人も事実関係は争わない意向。ただ「前知事からの談合の指示を伝えただけ」「入札に関して、出納長に職務権限はない」との立場を強調するなどして、減刑を求める方針だ。
一方、検察側は7月4日の次回公判で、江藤前出納長が談合を指示した県土木部次長(当時)の証人尋問を行い、江藤前出納長から部下への指示の具体性を立証する構えだ。
1415
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 23:08:42
世田谷区議を任意聴取=経歴虚偽、トップ当選−公選法違反の疑いで警視庁
5月29日21時31分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070529-00000170-jij-soci
4月の東京都世田谷区議選で、トップ当選した森学区議(38)が選挙公報やポスターに虚偽の経歴を記載したとされる疑いがあり、警視庁捜査2課は29日までに、公選法違反の疑いで、森区議から任意で事情聴取した。
関係者によると、森区議は元外務省職員で、民主党公認で出馬。選挙公報などに在ルクセンブルク大使館勤務時の職位について「一等書記官」と記載したが、実際には三等書記官だった。
在外公館には実際の職位より階級を高く名乗る「ローカルランク」という仕組みがあり、森区議は調べに「事実誤認をしていた」と釈明したとみられる。
1416
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/30(水) 08:08:46
農政局工事談合 県建設連が再発防止策
講習や通報窓口利用促す 讀賣福井
北陸農政局発注の九頭竜川パイプライン工事を巡る談合事件の捜査が進む中、県建設業連合会の総会が29日、福井市御幸の県建設会館であった。会員企業から逮捕者11人が出たことを受け、入札や契約関連の法令順守や社会的責任の周知徹底などを盛り込んだ再発防止策を決議し、業界全体で談合排除に取り組むことを確認した。
10地区の建設業会の代表60社の経営者が出席。会長の木原一雄・木原建設会長(82)は冒頭で事件に触れ、「本当に残念で、申し訳なく思う。信頼回復に向けて再発防止に取り組みたい」と話した。
「会員企業の関係者が競売入札妨害容疑で逮捕され、県民からの批判を受けるに至ったのは誠に遺憾」として、会員に法令順守を求める決議を全会一致で採択。具体策としては、全会員679社(4月1日現在)に決議を周知し、独占禁止法などの関係法令や人事管理に関する講習会への参加を求めるほか、国土交通省の通報窓口の利用も促していくという。
談合事件では、県内最大手の木原建設の元営業担当社員も、談合を仕切っていたとして逮捕された。木原会長は高齢を理由に連合会の会長職を辞任する意向を表明していた。
しかし、理事全員が「このような時期を乗り切れるのは現会長以外にない」と留任を求め、後継選びが難航。木原会長が暫定的な留任との条件で続投を受け入れたという。
木原会長は総会後、報道陣に対して「任期は2年だが、半年も続けるつもりはない」とし、早期に退いて体制の一新を図る意向を強調した。
参加した経営者は一様に厳しい表情で会場を後にしたが、「公共事業がどんどん少なくなり、暴力団の介入を許すほど追い込まれている」「大手企業の実績を基準にする入札制度が続く限り、中小業者の談合はなくならない」などの声も漏れた。
(2007年5月30日 読売新聞)
1417
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/30(水) 09:40:22
自殺、政界波及苦に? 松岡氏肝いり事業捜査
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070530/jkn070530001.htm
「政治とカネ」のさまざまな疑惑を切り抜けてきた松岡利勝前農水相(62)が28日、自殺した。緑資源機構の談合捜査が地元・阿蘇に伸びた直後、国会で談合事件との関連を本格追及される直前だった。松岡氏はなぜ死を選択したのか−。
平成17年9月初旬。阿蘇外輪山の外側にある熊本県小国町の松岡氏の選挙事務所に、数十人の建設業者が集まっていた。時あたかも、衆院選の真っ最中。15年11月の前回は小選挙区で敗れていただけに、血走った目をしている業者もいた。
「緑資源機構の中山間地域整備事業は、松岡先生が阿蘇に持ってきた。だから応援しないといけない」。初老の男性が声を張り上げた。この男性こそ、同事業の農林道工事などで「談合調整役」とされる阿蘇市の建設会社幹部だった。
関係者によると、同事業は11年に機構の前身、森林開発公団と農用地整備公団が合併して緑資源公団が発足した際、森林と農用地の一体的整備を進めるために始まった。林野庁OBは「松岡氏がつくった事業。だから地元の阿蘇が第1号になった」と証言する。
林野庁出身の松岡氏は農水政務次官(7年)、衆院農水委員長(11年)などを歴任し、農林族議員としてキャリアアップを重ねながら、機構発注事業にも関与してきたというのだ。しかし皮肉にも、自身が農林族のトップ、農水相に就任して間もない昨年10月、機構は談合の疑いで公正取引委員会の立ち入り検査を受ける事態となった。
この時点で公取委は、市場規模が小さいことなどから排除勧告などの行政処分にとどめる方向に傾いていたとされる。だが公取委は刑事告発に向けた犯則調査に切り替え、4月19日に機構本部などの強制調査(家宅捜索)に踏み切った。「犯則調査は検察の意向」(公取委関係者)とされ、特捜部は数日後に証拠品を借り受けていた。
このころから特捜部は機構幹部らの任意聴取に乗りだす。5月24日には公取委から告発を受け、前理事らを独禁法違反容疑で逮捕。そして25日、特捜部は松岡氏のおひざ元、小国町にある阿蘇小国郷建設事業所などを捜索した。事件は逮捕容疑の林道整備調査業務から、松岡氏肝いりの中山間地域整備事業に飛び火した。産経新聞は27日付1面で「緑機構談合 農水相支援者 調整か」と報じた。
この数カ月間、光熱水費や献金問題の質問にはきはき答えていた松岡氏に変化が見られたのは、25日だった。閣議後の会見でしどろもどろになり、言葉が出ない。
検察幹部は表向き「松岡氏は捜査対象ではなかった」としている。しかし、法務・検察関係者は「松岡氏を視野に入れていたことは確かだ。ただ参院選を控えており、松岡氏周辺の捜査はしていない」と断言した。逮捕許諾請求が議決された当日に自殺した新井将敬衆院議員(10年2月)とは異なり、松岡氏周辺への捜査が始まっていない時期の自殺は不可解ともいえる。
松岡氏を知る関係者は「地元の捜索は心理的な負担になったかもしれない。ただ、参院選を控え、党や内閣にこれ以上迷惑をかけられないと思い詰めた可能性のほうが高い」と指摘した。
松岡氏は28日午後1時40分から、参院決算委員会で談合事件について質問を受ける予定だった。その数時間前、自ら命を絶った。
(2007/05/30 08:07)
1418
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/30(水) 15:12:43
火災保険に未加入/香港ボアオ
2007年05月30日 朝日和歌山
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000705300001
グリーンピア南紀(那智勝浦町、太地町)の跡地再生事業が頓挫している問題で、中国の請負業者「香港ボアオ」が、那智勝浦町との賃貸借契約で定められた火災保険をホテル棟などに掛けていないことが29日、明らかになった。町側はこの事実を1年以上把握していなかった。同町議会で、上松祥宏議員の一般質問に亀井二三男・産業課長が答えた。
町側は、同社の資本状況などについて説明に窮する場面もあり、議員らは「町の対応はずさんだ」と批判している。
香港ボアオと町が05年12月に結んだ契約では、火災保険の加入を義務づけている。町は約2カ月前に関係書類を再確認した際、未加入の実態に気づいたとしている。亀井課長は「(契約を)早急にすべし、と申し入れた」と述べた。
上松氏は同社の株式の8割は、英領バージン諸島に設立された「オール・コースト・インベストメンツ・リミテッド」(オール社)が所有していることを指摘。「オール社の株主構成が変われば香港ボアオの実質オーナーが変更される危険性がある」として現在の株主構成を質問したが、亀井課長は「(香港ボアオオーナーの)蒋暁松氏の会社と聞いているが、出資比率はわからない」と答えるにとどまった。
また、香港ボアオの経営状況について、亀井課長は「経営状況は悪い状況でなく、誠実な会社だと聞いているが、現在、資料を求めているところだ」と答え、口頭の確認だけで済ませていたことを認めた。
上松氏は「町や香港ボアオの態度はとんでもない。同社との契約を見直すべきだ」と話している。
1419
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/30(水) 16:57:50
松岡利勝はなぜ死を選んだか――月刊FACTAの直前記事
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070528-02-1101.html
松岡利勝農水相が5月28日、首吊り自殺した。緑資源機構の談合捜査に絡んで、東京地検特捜部の標的となっていたというのが、大方の想像する自殺の理由だが、特捜部の捜査はどこまで松岡氏を追い詰めていたのか。調査報道の月刊総合誌「FACTA」最新号(6月号、5月20日発売)の記事(「現職閣僚めがけ東京地検が臨戦態勢」)は、直前の切迫した状況を克明に追っているので、ここに公開する。彼はなぜ死を選んだのか……。
連休明け応援検事を招集して態勢を拡充。緑資源機構の官製談合事件はいよいよ風雲急だ。
独立行政法人緑資源機構の林道工事をめぐる官製談合事件と、松岡利勝農水相周辺の捜査は、着々と進んでいる。東京地検特捜部は応援検事を全国から集め全力を傾けている。これまで捜査に横槍を入れてきた法務省側にも変化があり、政権中枢にいる現職閣僚周辺のウミを出す日が近づいているようだ。特捜部が時の権力に真っ向から立ち向かうのは、1998年の大蔵汚職以来となる。
「頑張ります。熊崎さんのときのように闘いたい」。東京地検特捜部長の八木宏幸氏は1月16日の就任直後、元特捜部長の熊崎勝彦弁護士らとの会合で決意表明した。
1420
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/30(水) 16:58:43
権力中枢にメスが入るか
八木氏は東京、大阪両地検特捜部に約13年在籍し、イトマン事件や4大証券による総会屋利益供与事件、鈴木宗男事件などの捜査を担当。被疑者や関係者から自白や重要な供述を引き出す「割り屋」として名を馳せた。その八木氏が師と仰ぐ熊崎氏は苦学して検事となり、東京地検特捜部長、前橋地検検事正などを経て最高検公安部長で退官した。元検察担当記者は「89年のリクルート事件から大蔵汚職までの特捜検察は、熊崎氏なしでは語れない。彼の取調べのうまさ、部下の統率力があったからこそ、数々の事件を解明できた」と振り返る。
リクルート事件で藤波孝生元官房長官立件の道筋を付けたのも、故金丸信元自民党副総裁に巨額の脱税を自白させたのも、元副総裁への献金捜査からゼネコン汚職を摘発したのも、大蔵省の金融証券検査官や証券局課長補佐らの逮捕に踏み切ったのも、熊崎氏の手腕による。こうした事件を機に、自民党の一党独裁は終わりを告げ、大蔵省は解体された。
「熊崎氏は上司だった石川達紘氏(東京地検特捜部長、名古屋高検検事長などを歴任、現弁護士)とともに、旧田中派が牛耳る政権中枢を恐れず、摘発を続けた。捜査に難癖をつけてくる法務省にウソの報告をしたこともある。退官後は公正取引委員会委員に転ずる話もあったが、横槍が入り実現しなかった」と熊崎氏の周辺関係者は打ち明ける。
この関係者によると、八木氏は熊崎氏を慕い、熊崎氏も八木氏をかわいがった。八木氏に東京地検から大阪地検への異動話が持ち上がった際、熊崎氏が骨を折り、東京に残したこともあるという。さらに「熊崎氏が去った特捜検察は旧二信用組合、住専、長銀、日債銀などの国策捜査ばかり。鈴木宗男、村上正邦、中尾栄一、村岡兼造各氏らを立件したが、いずれも権力中枢からはじかれた政治家たちで、痛くもかゆくもなかった。時の政権を揺るがす政治家起訴は、熊崎氏が逮捕した中村喜四郎元建設相以来ない。特捜部は大蔵省汚職から、かれこれ10年近く権力中枢と戦っていない」と指摘する。
また、政界関係者は「旧福田派の森、小泉、安倍政権は、宿敵の旧田中派に切り込み、その勢力をそいだ特捜部に感謝している。北島敬介、原田明夫、松尾邦弘各検事総長時代の法務・検察は通信傍受法や司法制度改革関連法、犯罪被害者保護、共謀罪などのテーマがあり、時の政権に従順だった」と分析する。
なかでも、松尾前検事総長は「規制緩和に伴う事後チェック型社会で、検察は大きな役割を果たす」と小泉改革路線をバックアップする方針を掲げ、大鶴基成前特捜部長らはUFJ銀行の検査忌避やカネボウの粉飾決算、ライブドア事件など「ルール違反」の経済事件を次々に立件した。「八木氏は(時の政権に)従順な検察に忸怩たる思いがあるのではないか」と、熊崎氏の周辺関係者はみる。
八木氏は就任記者会見で「特捜部に期待されているのは、政官財の不正を見つけて解明することに尽きる」と言い放ち、法務省幹部は「何をやろうとしているのか。ネタがあるのかな」と早速、部下に探りを入れるように指示したとされる。松岡農水相周辺が絡んだ緑資源機構をめぐる疑惑は、そんな中で浮上した。
「緑資源機構の林道工事受注先の関係者が特捜部の事情聴取で、松岡農水相周辺へのヤミ献金を供述し、農水相周辺には、特捜部に寝返った関係者もいると言われている。このため、緑資源機構の談合は公正取引委員会の行政処分で終わるはずだったが、その事件化が決まった。こうした情報はもちろん法務省にも入っているが、ライバルがこけて昇格した『昼行灯』の大林宏事務次官や、佐賀地検検事正時代に起訴した北方事件の無罪が確定し、威信が失墜した小津博司刑事局長は手出しできないだろう」と検察関係者は明かす。
一方、現在の但木敬一検事総長は法務省の秘書課長、官房長、事務次官を歴任。与謝野馨前経済財政相らと気脈を通じ「国会対策のプロ」と評された。通信傍受法や司法改革関連法の成立などは、但木氏の力に負うところが大きいとされる。
「だからこそ、但木氏は政界捜査に前向きだ。もし、横槍を入れたりしたら『やっぱり』と言われ、現場の信頼を失うことが目に見えているから」と前出の検察関係者は解説する。
司法制度改革審議会の事務局長などを務め、次の検事総長最有力候補にまで駆け上がった東京高検の樋渡利秋検事長も、事情は但木総長と同じだ。さらに、八木氏の上司に当たる東京地検検事正には、元特捜部長で現東京高検次席検事の伊藤鉄男氏が近く就任する予定。伊藤氏は八木氏に「頑張れよ」と盛んに発破を掛けているという。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/30(水) 16:59:25
閣僚周辺捜査は参院選後
八木氏を支える態勢は次第に固まりつつあり、部下の検事も4月から増員された。特捜部のメンバーも大鶴前部長当時とは入れ替わり、応援検事とともに、緑資源機構の幹部、同機構のコンサルタント業務や林道工事の受注先関係者らの事情聴取を続けている。すでに落札率を下げるために受注予定業者に予定価格の95%以下で入札するよう指示したとされる同機構理事らが捜査線上に浮かんでいると報じられている。
さらに、受注先の企業や公益法人で組織していた「特定森林地域協議会」(昨年11月解散)や、その政治団体「特森懇話会」(今年1月解散)と松岡農水相周辺との関係などにも、注目している模様。5月2日付の東京新聞は特森協議会が受注実績に応じて各会員から年会費を徴収していたと報じた。これによると受注2千万円につき7万5千円を集める仕組みで、総額は年数千万に上るという。受注高に応じた特森協議会への「上納システム」だった可能性もある。
公取委と共同で捜査をしている特捜部は連休明けに応援検事を招集して捜査態勢をさらに拡充、いよいよ風雲急だ。5月中にも、林道のコンサルタント業務などをめぐる談合事件で、林野庁から天下った緑資源機構や受注先の幹部らを逮捕したうえ、林野庁OBでもある松岡農水相周辺の捜査を本格化させる方針と見られる。「現職閣僚にメスが及ぶのか。松岡農水相周辺に捜査が迫るのは7月の参院選の後だろう。汚職は出なくとも、政治資金規正法違反のヤミ献金だけでも立件すると言われている」とある司法記者は話す。
これに対して、捜査の対象となっている側には「検察の女性スキャンダルや調査活動費問題などで揺さぶりをかける動きがある」(関係者)。捜査をめぐる水面下の攻防は熾烈をきわめそうだ。
1422
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/30(水) 17:54:54
3年分で150カ所を訂正 松岡前農相の資金管理団体
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007053001000520_National.html
自殺した松岡利勝前農相の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」が、林業関係の政治団体が購入したパーティー券の金額を含め、2005年分までの3年間の政治資金収支報告書を計約150カ所訂正していたことが30日、総務省提出の収支報告書で分かった。
訂正は今年4月から5月にかけてで、「ナントカ還元水」発言で注目されていた高額な光熱水費の訂正はなかった。多くは政治活動で利用した飲食店の名前や住所だったが、ずさんな会計報告をしていた実態が浮かび上がった。
収支報告書によると、金額の訂正があった林業関係の政治団体は「民有林整備懇話会」と「林土連懇話会」で、いずれも05年12月に都内で開かれた政治資金パーティー「21世紀を語る会」のパーティー券を購入。
訂正個所は05年分が約60、04年分が約40、03年分が約50だった。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/31(木) 05:48:59
動機「借金」か「政治」か 加藤家放火事件きょう判決 讀賣山形
2006年8月、鶴岡市の加藤紘一・元自民党幹事長の実家などが放火された事件で、現住建造物等放火などの罪に問われた右翼団体構成員堀米正広被告(66)(東京都文京区)に対する判決が31日、山形地裁(金子武志裁判長)で言い渡される。公判では動機が最大の争点となり、検察側が「個人的事情も絡んだ犯行。民主主義に対する挑戦と言える」として懲役12年を求刑したのに対し、弁護側は「国を思った純粋に政治的な犯行」などと主張して無罪か軽い量刑の判決を求め、真っ向から対立した。大物政治家が狙われた犯行にどのような審判が下されるか、注目される。
検察側の論告などによると、堀米被告は「終戦の日」の06年8月15日夕、加藤氏の実家に侵入。1階寝室にガソリンをまいてライターで火をつけ、実家と隣接する事務所計約380平方メートルを全焼させた。堀米被告は放火後、自殺しようと包丁で腹などを切って重傷を負い、家の外で倒れているところを見つかった。
公判では、放火や住居侵入などの事実関係については、被告側に大きな争いはなかった。また、「日中関係や小泉首相(当時)の靖国神社参拝を巡る加藤氏の月刊誌での対談記事を読んで犯行を決意した」との“契機”についても、検察側、被告・弁護側とも認めた。
しかし、動機形成の経緯などを巡って両者は厳しく対立。公判を通じ、検察側は、堀米被告が信販会社や内縁の妻から計約1500万円の借金をしていたことや、糖尿病などの持病に苦しんでいたことに言及。論告では、「加藤氏の政治的言論への反発もあった」とするとともに、「借金などで将来を悲観したことや、所属団体で存在意義を示したかったことが大きな要素」とも述べ、動機形成には個人的な事情も大きく影響したと位置づけた。
一方、弁護側は初公判から、ほかにも政財界の大物を襲撃の標的としていたことなどをあえて自ら明らかにし、「動機は純粋に政治的なもの」と強調。「加藤氏襲撃は『祖国防衛権』を行使した憂国の犯行。現場で自殺を図ったことは自首に当たる。被告が聴力が弱っている中で行われた取り調べも不当」などとして寛大な判決を求めた。
堀米被告は公判で、実家に住んでいた加藤氏の母に対しては謝罪したが、加藤氏に対しては非難・攻撃の言葉を口にし続けた。
(2007年5月31日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/31(木) 05:49:30
前知事選買収運動員全員起訴猶予に
告発事実は認める地検「証拠が不十分」 讀賣福島
2004年知事選を巡る公職選挙法違反事件で、福島地検は30日、県市民オンブズマン(代表・広田次男弁護士)が3月に同法違反(買収、被買収)の疑いで告発していた運動員25人について、全員を起訴猶予とした。同オンブズマンは処分を不服として福島検察審査会に不起訴不当を申し立てる方針。
告発事実によると、佐藤栄佐久前知事(収賄罪で起訴)陣営の運動員25人は2004年7〜9月、知事選の選挙費用などとして現金を受け取った。さらにこのうち4人は選挙運動の報酬などとして現金を渡すなどした。
同地検は「告発事実は認められる」としながらも〈1〉関係者の供述に齟齬(そご)があり、客観的な証拠も十分ではない〈2〉従属的に関与したにすぎない――などとして起訴を見送った。
この事件を巡っては、同オンブズマンの告発を受けて福島地裁に在宅起訴された前知事の実弟(64)ら8人全員が昨年12月から今年1月にかけて、執行猶予付きの有罪判決を受け、確定している。
広田弁護士は「選挙は民主主義の根幹であり、違反に関与しているのに処罰しない検察は民主主義を軽視している」と話している。
(2007年5月31日 読売新聞)
1425
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/31(木) 05:54:12
秋山、鷹野氏派選挙違反事件 百日裁判申し立て
地検連座制の適用視野 讀賣山梨
県議選を巡る公職選挙法違反事件で、甲府地検は30日、富士吉田市選挙区の秋山隆信県議(52)派運動員で同市下吉田、会社役員奥脇高広被告(39)を甲府地裁に追起訴し、連座制適用の前提となる「百日裁判」を申し立てた。また、中央市・中巨摩郡選挙区の鷹野一雄県議(46)派運動員2人についても21日に同様の申し立てをしたことを明らかにした。連座制が適用されれば県内初。運動員の有罪が確定すれば、両県議が議席を失う公算が大きくなった。
地検と県警のこれまでの調べで、秋山氏が政務調査費の使途として収支報告書に記していた「秘書」名目の支出額と、奥脇被告の金融機関の口座への入金額などが一致。「奥脇秘書様」と書かれた手紙なども見つかり、地検は奥脇被告を秋山氏の秘書と断定した。
また、奥脇被告は「配った金は自分で用意した」と供述していたが、買収資金は秋山氏が実質的に経営する建設会社から支払われたことも確認。奥脇被告に現金を渡した同社幹部は「事務所費などの名目で払った。買収に使われるとは思わなかった」などと話しているという。
一方、百日裁判の申し立ての対象となった鷹野氏派運動員は篠原直樹被告(46)(昭和町河東中島)と山本和真被告(46)(同町飯喰)。選対本部長代行と選対青年部本部長をそれぞれ務め、ポスターはりや遊説の指揮、監督などを行っていたことが裏付けられ、地検は両被告を組織的選挙運動管理者と判断した。
鷹野氏は30日、報道陣に対し、連座制適用の可能性について「捜査中なのでお答えできない。現状では粛々と県政のために頑張っていきたい」と話した。
法務省によると、連座制適用を求めた行政訴訟はこれまですべて検察側の主張が認められ、候補者に連座制が適用されている。
同地検は同日、奥脇被告以外に、奥脇被告からそれぞれ現金10万円を受け取ったとして、富士吉田市下吉田、会社役員渡辺一(ひとし)(75)、同市上吉田、衣類販売業小池治男(75)両容疑者を同法違反(被買収)の罪で甲府地裁に起訴した。
(2007年5月31日 読売新聞)
1426
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/31(木) 06:44:40
緑資源談合 丸投げの『森公』 “実績”主張し受注拡大
2007年5月30日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007053002020181.html
独立行政法人「緑資源機構」の林道測量コンサルタントをめぐる官製談合事件で、大部分の業務を丸投げしていたことが発覚した財団法人「森公弘済会」(森公、東京都千代田区)。仕事をしていないにもかかわらず、過去の“受注実績”を理由に、機構からの有利な受注配分を業界内で正当化していた。機構全体の発注量が減る中、林野庁や機構OBの給与維持のため、仕事量を維持しようとする森公。天下り法人に対する民間業者の反発は次第に膨らんでいった。 (荒井六貴)
受話器からいつもの丁寧な声が聞こえてきた。「入札案内は届きましたか。継続だから協力をお願いします」
声の主は、森公の業務第二部長金子賢治容疑者(64)=独占禁止法違反容疑で逮捕。ある民間コンサルタント会社の幹部に談合への参加を求めた。
金子容疑者が強調した「継続」とは、過去に測量や環境調査を行った場所の延長線上にある案件は、地盤や地形に詳しいとの理由で、受注調整で有利になることを示す。実際には、森公は業務を丸投げしており、実際の仕事の経験がない。それにもかかわらず、継続案件であることを理由に受注を重ねた。
機構OBが多数天下る森公に、機構元理事高木宗男容疑者(59)=同=らが前年度並みの仕事を割り振っていたからだ。森公は機構最大の天下り先で、昨年四月時点で役員二人を含む十七人の機構OBが天下っていた。
機構の測量調査の発注量は予算などの関係で減少傾向にある。そのため森公の業界内での受注割合は年々大きくなっていた。金子容疑者から電話を受けた民間コンサル幹部は怒気を込めて話す。
「森公は仕事を確保しないと、天下りの人件費で立ち行かない。談合で機構に受注をまとめてもらわないと困るんだ」
仕事が減る中、談合に協力しても見返りはほとんどなかったという。
「一昨年あたりから、金子さんは他社から談合の承諾をもらうのに苦労していたようだ。民間は仕事をろくに取れないのに、協力しないといけないからだ。金子さんには『このままいくと、危ないですよ』と言ったことがあった」
別の業者は「業界全体に談合体質があったことは認める。しかし、森公以外は技術者を長い間かけて養成してきた。森公と一緒にされては困る」と不満をぶちまけた。
官に抑えつけられた民間業者。昨年十月、公正取引委員会の立ち入り検査の際、「事件は内部告発ではないか」とささやかれた。談合のうまみが少なくなったとき、官業の利権構造にひび割れが生じ、事件摘発へと結びついた可能性は十分ある。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/31(木) 15:11:59
「現職にばれないと思った」 塩谷元県議 三重伊勢
http://www.isenp.co.jp/news/20070531/news01.htm
県議選尾鷲市・北牟婁郡選挙区で、辞職直後に公選法違反(供応買収、事前運動)容疑で逮捕された元県議塩谷容疑者(67)=紀北町海山区相賀=が、正式に出馬表明する前に運動員から持ち掛けられた酒食接待の宴席開催を了承した経緯について「参加が女性なら(当時の)島本(暢夫県議)さんにバレないと思った」と供述していることが三十日、県警捜査二課と尾鷲署の調べで分かった。
関係者によると、塩谷容疑者は前回県議選まで島本暢夫県議(当時)を支持支援。県警は、島本県議が引退表明しない中で、塩谷容疑者が出馬表明できない焦りと、島本県議との関係悪化を恐れた「苦肉の策」で、紀伊長島区で地元女性たちを対象にした宴席開催を受け入れたとみている。
県警の調べでは、塩谷容疑者は運動員の喫茶店経営奥地敬子被告(68)=同町紀伊長島区道瀬=と共謀し昨年十一月九日と十二月十一日、紀北町紀伊長島区の民宿で、投票や選挙運動の見返りに同区内の五十―七十代の女性延べ十九人に一人当たり約五千五百円相当の酒食の供応接待をした疑いが持たれている。
塩谷容疑者は昨年十一月末に正式に出馬表明。同十一月九日の会合時は、島本県議らに分からないよう「隠密裏に動く必要があった」という。そこで「(支持拡大が一層望める)地元の有力者が相手ではなく、一般女性であれば島本県議には宴席開催は伝わらない」と判断し、奥地被告から持ち掛けられた酒食接待の会合を了承していたらしい。
加えて、塩谷容疑者には既に出馬表明していたほかの二候補に対する「出遅れ感」から来る焦りがあり、会場の紀伊長島区が〝草刈り場〟だったことも手伝って、「危険な会合」(選挙関係者)の開催に応じたとみられている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/31(木) 17:26:23
世田谷区議の経歴虚偽:民主都連、森氏に離党勧告 応じない場合は除名 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070531ddlk13010366000c.html
4月の世田谷区議選でトップ当選した民主党の森学区議(38)が、選挙公報などに虚偽の経歴を記載した問題で、同党都連は30日、「有権者をだました事実は重大」として、森氏に離党を勧告した。本人が応じない場合は除名する方針。
同日、千代田区の党本部で開かれた都連常任幹事会で決定した。
森区議は外務省出身。01〜03年に在ルクセンブルク大使館で「3等書記官」として勤務した経歴を、選挙ポスターなどに「1等書記官」と記載していた。森区議は「勘違いだった」と話しているが、都連は「仮に故意でなくても、有権者に誤った情報を与えた責任は重い」(小川敏夫・都連幹事長)と判断した。
一方、この日の常幹では、衆院東京17区の公認候補となる総支部長に、同党の早川久美子・葛飾区議(36)が就任することも決まった。
同党は「郵政解散」に伴う05年9月の衆院選で与党に惨敗。以降、都内25小選挙区のうち17区を含む13小選挙区が、総支部長不在の空白区だった。党本部は都道府県連に対し、全小選挙区で総支部長を早急に決めるよう求めており、小川幹事長は「残る空白区も6月中に解消できるよう努力する」と話している。【夫彰子】
毎日新聞 2007年5月31日
1429
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/01(金) 09:30:09
加藤氏実家放火判決
「危険なテロ行為」断罪 讀賣山形
「将来への悲観から、言論封殺を狙ったテロ行為に及んだ」。鶴岡市の加藤紘一・元自民党幹事長の実家などが放火された事件で、山形地裁は31日、右翼団体構成員・堀米正広被告(66)に対し、懲役8年の実刑判決を言い渡した。大物政治家が標的とされ、社会に衝撃を与えた事件。堀米被告の行為を、金子武志裁判長は「法治国家では到底許されない無法な犯行」と強い言葉で断罪した。
午後1時半からの判決言い渡しを前に、地裁前では32枚の傍聴券を巡って387人が行列を作った。堀米被告の支援者とみられるグループの姿もあった。
堀米被告は黒のジャンパーに灰色のズボン姿で法廷に現れ、いつものように傍聴席に一礼してから入廷。金子裁判長が言い渡す判決を、直立の姿勢で聞き入った。判決の中で金子裁判長は、堀米被告が借金や持病などの個人的な悩みから、「『死んでもいい』という心境になった」と、犯行の動機が形成された経緯を説明。堀米被告が事件前、所属団体内で孤立感や疎外感を抱いていたことにも触れ、「自らの犯行を仲間や社会に誇示しようと放火に及んだ」とも述べた。
その一方、雑誌に掲載された加藤氏の発言に対する反発が動機の一部となったことも認め、「加藤氏の言論を封じる目的で敢行された危険なテロ行為」と厳しく指弾した。
ただ、金子裁判長は、「積極的な右翼活動を行わないなど、事件に至るまでの被告の思想的背景はそれほど強固とは認められない」とも述べ、政治的な信条や思想が動機に与えた影響は限定的との判断も示した。
判決は、捜査の違法性や、犯行を巡る「祖国防衛権」の認定などについての弁護側の主張をことごとく退けたが、公判後に記者会見した弁護側は「動機の政治性が一定程度認められた」と評価。また、「どんな量刑でも控訴はしない。被告本人も、公判後に『サバサバしている』と話していた」と述べた。一方、山形地検の小池充夫・次席検事は「こちらが主張したことは全面的に認められたと考えている」としたが、懲役8年という量刑判断については「検討を要する。控訴を含め、対応を考えたい」と言葉を選びながら話した。
(2007年5月31日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/01(金) 09:30:49
堀米被告から手紙住民ら「なぜ、うちに…」 讀賣山形
堀米正広被告が今年3月中旬、事件現場となった加藤氏の実家周辺の複数の住民にあてて手紙を送っていたことが31日、わかった。
手紙は便せん3枚で、毛筆のような筆致。「迷惑をかけ、不安と恐怖心を与えた事、深くお詫(わ)び申し上げます」と、手紙のあて先の住民や加藤氏の母に対する謝罪の言葉はある反面、加藤氏に対しては公判時と同様、激しい攻撃の言葉を連ね、「もう生きている必要はありません。出来るものなら極刑を望んでおります」との言葉で結んでいる。
受け取った住民は、「なぜ、うちの住所と名前がわかったのか。誰かが調べたのではないのか。被告や被告の仲間がまた同じような事件を起こすかもしれないと思うと、とても不安です」と話していた。
手紙について、堀米被告の弁護人を務めた南出喜久治弁護士は「内容はわからないが、周辺住民など、多くの人に手紙を出していたようだ。加藤氏や母親への手紙は、考えをまとめてからの方が良いと考えて私が預かったが、ほかの手紙については私は中身を見ず、自由に出してもらっていた」と述べた。
(2007年5月31日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/01(金) 09:31:29
再建の「精三会館」警戒続く
政治家らの委縮 犯人の思うつぼ 讀賣山形
鶴岡市大東町の事件現場。放火で全焼した加藤氏の事務所「精三会館」は再建され、31日も後援会関係者らが通常通りの業務を行った。事件直後に現場のそばに設置されたポリスボックスは今もあり、この日は普段の倍の4人体制で事務所周辺の警戒が続けられた。
加藤氏の父・精三氏と後援者らによって建てられた旧精三会館は、地元の婦人会や子供会など、地域の会合の場としても利用されていた。事件直後の昨年8月末には、後援者らが「精三会館再建委員会」を設立。約5000万円の寄付金を集め、ホールや会議室などを備えた新しい精三会館を今年1月に完成させた。
事件当日、加藤氏の実家から激しい炎が上がった直後に消防へ通報したという近くの男性理容師(38)は、「あの時は、女性職員が突然駆け込んできて、ただ驚いていた。あれだけ世間を騒がせ、不安に陥れた犯人なのに、刑罰が軽いという印象だ」と、話していた。
自身の記事への報復として長男が元暴力団幹部に襲われた経験を持つジャーナリストの溝口敦さんは、「放火という反撃できない卑劣な犯行で言論封殺を図るのは許し難い。こうした事件を恐れて山形県の政治家たちが委縮して口をつぐめば、それこそ犯人の思うつぼだ」と強調する一方、「再発が許されないこれほどの重大犯罪で、懲役8年は軽いのでは」とも述べた。
戦前の言論統制の実態などについてまとめた著書がある門奈(もんな)直樹・立教大教授(情報社会論)は、「言論封殺を狙った暴力行為を厳しく批判した意義は大きい」と判決を評価。「事件を再び許すことのないよう皆が努力することが、様々な意見を口にできる社会の実現につながる」と強調した。
(2007年5月31日 読売新聞)
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片言丸
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:2007/06/01(金) 09:40:55
秋山、鷹野氏を参院選対から除名
県議選違反事件で自民、民主 讀賣山梨
県議選を巡る公職選挙法違反事件で、自民党の秋山隆信県議(52)派運動員と民主党の鷹野一雄県議(46)派運動員が連座制適用の前提となる「百日裁判」を申し立てられたことを受け、自民、民主両党県連は31日、それぞれ対応を協議し、両県議を参院選の選対本部から外すことを決めた。両県連内では2か月後の参院選への影響を懸念する声も出ている。
自民党県連は同日、党公認で出馬予定の入倉要氏(42)の事務所で三役会議を開き、秋山県議が務める選対本部副幹事長の職を解く措置を決めた。秋山県議にはすでに内容を伝え、了承を得たという。入倉氏総合選対本部の臼井成夫幹事長は「真実は不明だが、判決を待っていては選挙が終わってしまう」と理由を説明。参院選への影響は「全くないといったらうそになる」と話している。
民主党県連も同日、米長晴信氏(41)の選対中心メンバーが協議し、鷹野県議を選対委員から外すことを決めた。県連事務局は「これまで選挙違反事件は(鷹野氏の)運動員が勝手にやったとの認識だったが、本人にも影響する可能性が出てきたため」と説明している。
(2007年6月1日 読売新聞)
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片言丸
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:2007/06/01(金) 09:44:51
栗東の新駅関連百条委 真相解明に至らず 讀賣滋賀
栗東市の新幹線新駅建設予定地周辺で市が進めた区画整理事業に絡み、市土地開発公社の土地取得価格が不当に高額とされる問題を調査していた市議会百条委員会は31日、臨時市議会で真相解明には至らなかったなどとする調査結果を報告した。
土地所有者からの売却の申し出をいったん断りながら、約1年後に取得した件について、「金額の確認もせずに財政事情を理由に断ったことに矛盾を感じる」などと指摘。別の土地取得については「10年以上が経過し、当時の町長が死亡している」として追及できず、「市や公社の情報開示が不十分で、市民に大きな誤解を与えた」とするにとどまった。
百条委は昨年12月に設置。会議は非公開で計16回の審議を行った。市議会終了後、記者会見した国松正一市長は「指摘された点を真摯(しんし)に受け止め、適正な市政運営に努める」と話した。
(2007年6月1日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/01(金) 10:05:49
前農相の地元で談合組織 緑資源発注事業 受注高に応じ会費徴収
2007年6月1日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007060102020669.html
独立行政法人「緑資源機構」(川崎市)の官製談合事件で、機構が熊本県で進める大型事業をめぐり、松岡利勝前農相(62)=自殺=の地元の建設業者三十七社が、事実上の談合組織をつくっていたことが関係者の証言や内部資料で分かった。前農相の有力後援業者を中心に落札予定業者を決定、機構の出先機関に連絡し、機構側で最終決定していた。会員企業は受注金額の0・3%程度を会費として納めていた。東京地検特捜部は、押収資料の分析や関係者の事情聴取を進め、談合の実態解明を急いでいる。
内部資料によると、この組織は「阿蘇北部地区中山間事業安全推進協議会」(推進協)。二〇〇四年四月、熊本県阿蘇市(当時は阿蘇町)や小国町などに本社を置く建設業者が集まり、任意団体として発足した。推進協の会長には、松岡氏の有力後援者の阿蘇市の業者が就任した。
機構は一九九九年度から、小国町と南小国町に広がる「阿蘇小国郷区域」(約五千七百ヘクタール)で、農地の造成や区画整理、農林道建設や造林などを一体的に行う中山間整備事業を開始。
工事の入札が始まった〇四年一月、最初の入札でトラブルが起きたため、会長会社を中心に受注調整の場として推進協が発足したとされる。
推進協は受注高に応じて会員業者から多額の会費を徴収。金額は五段階に分かれており、(1)一億円以上受注が十五万円(2)七千五百万円以上が十三万円(3)五千万円以上が十万円(4)二千五百万円以上が七万−八万円(5)二千五百万円以下が三万−五万円−となっていた。
入札調書によると、同事業で機構が〇六年度に発注した工事二十二件(約十八億六千万円)のうち、推進協の会員業者や会員同士が組む共同企業体(JV)が、十七件(約十三億六千万円)を落札している。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/01(金) 10:06:17
【関連】青木参院会長側に150万円 緑資源談合 特森協元幹部ら献金
2007年6月1日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007060102020640.html
独立行政法人「緑資源機構」の官製談合事件で、刑事告発された財団法人「森公弘済会」(森公)や、任意団体「特定森林地域協議会」(特森協)の元幹部らが、自民党の青木幹雄・参院議員会長の政治団体に計百五十万円を献金していたことが分かった。機構は現在、青木氏の地元の島根県と、松岡利勝前農相=自殺=の地元の熊本県で、農地と森林を一体整備する大型事業を進めている。献金の経緯などについて青木氏の事務所は「マスコミの取材には答えていない」と回答した。
政治資金収支報告書によると、二〇〇三年から〇五年までの三年間で、青木氏の資金管理団体「青木幹雄後援会」に献金していた森公の関係者は四人。二人の理事と理事の親族とみられる女性の計三人が十五万円ずつを献金。機構OBで、東京地検特捜部に独占禁止法違反容疑で逮捕された業務第二部長金子賢治容疑者(64)も、一昨年に五万円を献金していた。
特森協関係者は七人。機構の前身の旧「森林開発公団」元理事で、特森協元副会長の山崎進一氏(76)=自殺=や元専務理事、元事務局長ら五人が十五万円ずつ、元理事と元経理部長が五万円ずつ寄付していた。
ほかに林野庁OBらが旧公団の林道工事を専門に請け負うために設立した建設会社「モリ技建」(東京都港区、〇五年解散)の元役員も十五万円を献金していた。
献金は毎年同じ日付で一斉に行われ、献金者は計十人で一定。顔ぶれは年ごとにやや入れ替わっているものの、一人五万円で合計が五十万円と毎年同額になっていた。
青木氏の資金管理団体は一九九九年から一昨年までの七年間で、特森協と表裏一体の政治団体「特森懇話会」(特森懇)から、百二十八万円の献金を受けたことが明らかになっている。特森懇と特森協からの献金は松岡氏がトップの七百二十万円で、青木氏は五番目に多かった。
機構は島根県江津市などの「邑智(おおち)西部区域」で、森林と農地を一体的に整備する「特定中山間保全整備事業」を展開している。農林道の建設や農地の区画整理、造林などで、総事業費は約百二十億円。
林野庁の有力OBは「林道建設事業の政界での後ろ盾は以前、竹下登元首相と旧経世会だった。青木さんも特森協の総会に出席することがあった」と話している。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/01(金) 11:45:20
市長誹謗 落書き27カ所/札幌市が被害届
2007年05月30日 朝日北海道
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000705300001
札幌市の市有施設などに上田文雄市長を誹謗(ひぼう)する落書きが4月以降相次ぎ、市有施設だけで27カ所にのぼることが分かった。市は器物損壊の疑いで道警に被害届を提出した。
市によると、落書きは地下鉄の通路やトイレ、エレベーター、公園のトイレや団地などで確認された。いずれも赤や黒のスプレーで「死ね」などと書かれていた。比較的似た字体という。中には、一度消したにもかかわらず再び落書きされたところもあった。
市では「軽微なことといって見過ごすことは出来ない。厳正に対処していきたい」としている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/02(土) 09:41:24
農政局工事談合7人起訴 暴力団関与なお「捜査中」
県警幹部「一罰百戒の効果」 讀賣福井
北陸農政局の発注工事を巡る談合事件で、県内最大手の「木原建設」元営業担当幹部、白崎清隆容疑者(51)ら7人が談合罪で起訴された1日、捜査幹部は「一罰百戒の効果がある」と成果を強調したが、当初から指摘されていた暴力団の関与や請負金の流れの解明については「捜査を継続中」とするにとどまった。事件の真相解明は、法廷の場に移る。
記者会見した地検の西谷隆次席検事は、7人のうち白崎容疑者や「細田建設」役員、麻生裕一容疑者(40)ら4人が談合を仕切っていたと指摘。麻生容疑者と辻広組元取締役、杉山保博(57)、前川元組元営業部長、小島善亮(52)両容疑者の計3人について「暴力団との関係が深い」とした。しかし、暴力団の具体的な関与や金の流れについては「捜査は継続しており、公判で明らかにしていく」と述べるにとどまった。
「反社会的勢力の排除が目的。談合捜査は手段に過ぎない」。県警幹部らは、計11人を逮捕した当初から、そう繰り返してきた。
この日、起訴された7人以外の4人も略式起訴され、罰金100万円を命じられた。額は略式命令の上限で、県警幹部は「暴力団と付き合うと処罰が重くなり、指名停止の処分も受ける。割に合わないという一罰百戒の効果がある」と強調する。
しかし、建設業者からは「調整役の手下らが、いまだに公共工事に介入している」との声が漏れる。ある関係者は「堂々と談合を仕切る手口は消えても、息のかかった業者から資材の購入を迫るなど、巧妙に資金を吸い上げようとする動きは続くだろう」と指摘する。
公共工事の価格が不正な手段で決まり、そこに暴力団が介在する構図がどこまで明らかにされるのか。県警幹部は「地道な捜査を続けるだけだ」と話した。
(2007年6月2日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/02(土) 09:43:50
県議選秋山氏派選挙違反、出納責任者を逮捕 讀賣山梨
県議選を巡る公職選挙法違反事件で、甲府地検は1日、富士吉田市選挙区の秋山隆信県議(52)派の選挙運動の出納責任者だった同市下吉田、無職佐藤将光(64)と、同市新倉、無職堀内三由(63)の両容疑者を同法違反(被買収)の疑いで逮捕し、秋山氏の秘書的な存在だった同市下吉田、会社役員奥脇高広被告(39)=公職選挙法違反(買収、事前運動)で起訴済み=を同法違反(買収)の疑いで再逮捕した。県議選を巡る一連の捜査で、地検が自ら運動員を逮捕したのは初めて。秋山氏への連座制適用を確実なものにする狙いがあるとみられる。
公選法では、出納責任者による違反は、奥脇被告が務めたとされる秘書よりも重視され、より厳格に連座制の適用対象となる。佐藤容疑者が起訴され、有罪が確定した場合、連座制に該当しないことを確認する行政訴訟を秋山氏が高裁に起こさなければ自動的に失職する。地検は、佐藤容疑者の起訴と同時に連座制適用の前提となる「百日裁判」を新たに甲府地裁に申し立てる見通し。
調べによると、佐藤、堀内両容疑者は今年3月上旬から4月上旬にかけ、同市上吉田の秋山氏の後援会事務所で、奥脇被告から、秋山氏への票の取りまとめなどの見返りに、それぞれ現金計20万円を受け取った疑い。
佐藤容疑者に選挙活動への積極的な関与は認められなかったが、出納責任者の立場が重視された。堀内容疑者は秋山氏の選挙事務所に常駐し、庶務を担当していた。堀内容疑者は逮捕前、読売新聞の取材に「自分は雑用係。選対内に買収があるなんて知らなかった」と話していた。
地検は、買収に使われた金は、秋山氏が実質的に経営する建設会社の会長で秋山氏の父親が用意したほか、秋山氏の政務調査費からも支払われた可能性があるとみている。
秋山氏派運動員による買収事件の逮捕者は計8人になった。奥脇被告の逮捕は4回目。
(2007年6月2日 読売新聞)
1439
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/02(土) 09:45:51
トップ当選にこだわる? 塩谷元県議選挙違反の背景
乏しい順法意識のツケ 讀賣三重
有権者を酒食接待したとして公職選挙法違反(供応買収など)の罪で1日、起訴された元県議の塩谷龍生容疑者(67)は、かつて地元県議の運動員として活動し、その後、旧海山町で3期にわたって町長を務めた。選挙を知り尽くしているはずの同容疑者を、何が選挙違反へ走らせたのか。
「はい。分かりました。おうかがいします」。電話越しの塩谷容疑者は、すべてを悟った様子で応じた。5月21日午後3時半ごろ、背広姿で津署を訪れ、塩谷容疑者は捜査員に促されるまま、取調室に入った。
逮捕の数日前には、代表取締役を務める第三セクター「海山物産」にも、辞職の意向を示していた。「本人も覚悟を決めていたようだ」と、県警幹部は当時の様子を語る。
「これ以上自分が黙っていれば、より多くの人に迷惑をかけてしまうと思った。支援者の方々には、本当に申し訳ないことをした」。塩谷容疑者は、取り調べの中で、しきりに謝罪の言葉を口にした。先に逮捕、起訴されていた運動員の奥地敬子被告(68)に対しても「自分のせいで、多大な迷惑をかけてしまった。申し訳ない」と繰り返したという。
塩谷容疑者の地元・紀北町海山区にも、衝撃が走った。主婦は「塩谷さんなら町のために頑張ってくれる人だと思って応援していたのに」と残念がる。塩谷容疑者と親しい男性は、「当選には自信があったようだが、町長だった立場もあり、トップ当選にこだわって違反に手を染めてしまったのでは」と話した。
住民らは「都市部に比べると、いまだに選挙応援を依頼するための接待が常態化している」と異口同音に語る。別の主婦は「20年ほど前までは『金も物もくれなければ票はやらない』という地域もあり、金品がばらまかれていた」と打ち明けた。
塩谷容疑者自身、1991年4月の統一地方選では、地元県議の運動員で、有権者に5000円相当の牛肉を配ったとして、他の運動員4人とともに公選法違反容疑で逮捕されている。地元の後援者らには、当時の事件を引き合いに出し「前回は失敗した。法には抜け道があり、やり方がある」と吹聴していたという。県警は「もし発覚しても、運動員が金を出す形をとっていれば自分は摘発されないと甘く考えていた」とみるが、その一方、押収した宴席の領収書の名義は塩谷容疑者本人で、最終的には接待を主導していた。
県警幹部は「なれ合いの中で『公正な選挙』に対する感覚がまひしていたようだ」と指摘した。転身した県議選では、約9000票を集め、トップ当選した塩谷容疑者だが、裁判で有罪が確定すれば、公民権は何年も停止する。乏しい規範意識の代償は、あまりにも大きい。(田中宏幸、田口詠子)
(2007年6月2日 読売新聞)
1440
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/02(土) 11:02:28
赤城農相のパーティー券、特森協関連団体が26万円分購入
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070601ic21.htm
自殺した松岡前農相の後任として1日就任した赤城農相が、農林水産省所管の独立行政法人「緑資源機構」の受注業者などでつくる任意団体「特定森林地域協議会」(特森協、解散)の関連政治団体から2005年までの3年間に、政治資金パーティーのパーティー券を計26万円分購入してもらっていたことがわかった。
赤城農相は就任記者会見で、「具体的にはよく分からないが、つねづね秘書、事務所の者には資金の問題をきちっと処理するようにと言っている」と述べた。
この政治団体は「特森懇話会」(解散)。政治資金収支報告書によると、同懇話会は03〜05年に、赤城農相の資金管理団体が開いたパーティーに各年8万〜10万円を支出していた。
(2007年6月1日22時8分 読売新聞)
1441
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/02(土) 11:03:02
島根の事業でも談合疑惑、緑資源部長ら参考人聴取
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070602it01.htm
独立行政法人「緑資源機構」(川崎市)が島根県で実施している「特定中山間保全整備事業」で、東京地検特捜部が、同事業を担当する機構本部の担当部長や出先機関の担当者らに対し、参考人として一斉に事情聴取を始めたことが、関係者の話で分かった。
特捜部は5月25日、同事業を所管する松江地方建設部などを捜索している。特捜部では、既に官製談合疑惑が浮上している熊本県内と同様、島根県内でも官製談合が行われていた可能性が高いとみて、同事業を巡る談合の全容解明を進める。
関係者によると、聴取を受けているのは、機構本部で特定中山間保全整備事業の農用地整備を担当する部長や、島根県江津市を中心とした「邑智(おおち)西部区域」(3080ヘクタール)で進められている同事業の各工事を発注する近畿北陸整備局京都事務所、松江地方建設部の担当者など約10人。
松江地方建設部の幹部らは調べに対し、「工事発注の際に地元業者と受注を調整した」などと供述しているという。林道測量コンサルタント業務を巡る官製談合を主導した機構の前理事・高木宗男容疑者(59)も、特定中山間保全整備事業でも談合が行われたことを認めている。
同事業は、島根県と、熊本県小国町などを中心とする「阿蘇小国郷区域」(5800ヘクタール)の2か所で進められている。阿蘇小国郷区域では地元業者が事実上の談合組織を作り、同事業の工事を独占的に受注していたことが分かっている。
特捜部は5月25日、松江地方建設部を捜索し、邑智西部区域に関する打ち合わせや積算の資料など段ボール箱計4箱分を押収している。
(2007年6月2日3時1分 読売新聞)
1442
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/02(土) 11:20:54
緑資源発注事業 『松岡前農相が予算付け』 熊本の談合組織
2007年6月2日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007060202020885.html
独立行政法人「緑資源機構」による熊本県の大型事業をめぐる談合疑惑で、二〇〇四年に開かれた熊本県阿蘇地域の談合組織の発会式で、松岡利勝前農相(62)=自殺=の有力後援者の建設業者が「緑資源の事業は松岡先生が予算を付けたのだから、先生に返さなければ」と支援を呼びかけていたことが分かった。メンバーの六割は松岡氏側に計約千八百万円を献金しており、東京地検特捜部は、この業者を中心に、松岡氏への支援を条件に談合を繰り返したとみて、調べを進めている。
内部資料や関係者によると、この談合組織は「阿蘇北部地区中山間事業安全推進協議会」(推進協)。熊本県小国町などの「阿蘇小国郷区域」(約五千七百ヘクタール)で、農地と森林を一体的に整備する大型事業をめぐり、農林道建設や区画整理などの入札で談合を繰り返した疑惑が浮上している。
推進協は〇四年四月に地元の三十七社が参加して発足。松岡氏の有力後援者の建設業者(阿蘇市)が会長に就任した。機構からの受注高に応じて会員業者から会費を徴収していた。
推進協の会員企業のうち二十三社は一昨年までの三年間に、松岡氏の資金管理団体と松岡氏が代表の自民党支部に献金。うち十四社は〇三−〇六年度、機構が発注する農林道や区画整理の工事など三十件(約二十二億二千四百万円)を落札していた。
献金額が最も多かったのは、会長となった阿蘇市の建設業者で計四百十六万円。全体の二割強を占めた。この業者は農林道工事と区画整理の四件(約四億五千万円)を落札。落札額も推進協の中でトップだった。
次いで献金額が多かったのは阿蘇市の別の建設業者で計二百八万円。農林道工事など四件(約三億三百万円)を落札し、落札額は三番目だった。
推進協の会長会社の社長は「談合はしていない。松岡先生は地元だから最初の選挙から応援していた」と話している。
1443
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/02(土) 11:29:41
井桁元津島市長、2度目の逮捕 選挙中も買収のうわさ絶えず
2007年6月1日 中日愛知
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20070601/CK2007060102020595.html
四月の津島市議選に絡む選挙違反事件で、三十一日に買収容疑で逮捕された元津島市長の井桁克容疑者(67)に関しては、選挙中から「金を配っていた」といううわさが広まっていた。一九八八年に自派の選挙違反事件で辞職後、市長在任時の収賄容疑で逮捕(有罪確定)されたのに続いて、今回が三度目の事件。市民の間からは「金を使った選挙しかできない体質なのか」と厳しい批判も上がっている。
関係者によると、井桁容疑者から現金二十万円を受け取った愛西市諸桑町東浦、無職鈴木茂夫容疑者(65)は長年、津島市内にあった老舗繊維会社の労働組合幹部を務めていた。八七年の市長選で井桁容疑者を応援したことから関係ができたとみられる。
今回の市議選では、井桁容疑者の妻で、市議に初当選した井桁和子氏(62)=三十一日に辞職願を提出=とともに立候補説明会に出席するなど、選対幹部として動いていたほか、労組関係者には「井桁陣営として選挙に取り組む」とあいさつして回ったという。
県警捜査二課が、選対関係者の取り調べを始めたのは四月二十四日。井桁和子氏の選挙運動を担った団体関係者や、元市議らを集中的に事情聴取していた。
市民の間からは「井桁元市長がまた逮捕されたのか」という驚きと、選挙中から金を配ったといううわさが絶えなかったことに「やっぱり本当だったか」という声も。ある男性は「津島市にはムラ社会的なつながりが残っているので、金を配らざるを得なかったのではないか」と表情を曇らせた。
元市長の逮捕を受け、伊藤文郎市長は「詳細が分からないので詳しいことは申し上げられないが、逮捕という事態になり大変残念。今後の捜査を見守りたい」と話した。
井桁和子氏の辞表は一日にも正式に受理され、次点だった中村勝司氏(69)が繰り上げ当選する見込み。
(市川真)
1444
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/03(日) 09:20:38
買収資金、秋山県議政調費から20万
公選法違反事件 、奥脇被告が供述 讀賣山梨
県議選を巡る選挙違反事件で、富士吉田市選挙区の秋山隆信県議(52)の秘書とされる富士吉田市下吉田、会社役員奥脇高広被告(39)=公職選挙法違反(買収、事前運動)罪で起訴=が、選挙運動の出納責任者ら2人に、秋山氏に支出された政務調査費のうち、計20万円を買収資金として渡していたことが、甲府地検の調べで分かった。
政務調査費を渡されたのは、出納責任者だった佐藤将光(64)、庶務を担当していた堀内三由(63)の両容疑者。2人は、奥脇被告から現金20万円ずつの計40万円を受け取ったとして1日、地検に逮捕された。容疑となった買収資金の半分に政務調査費が充てられたことになる。
奥脇被告はこれまでの調べに、2人に渡した現金の出所について、「建設会社幹部からの金と政務調査費を半分ずつ使った」と供述。地検で秋山氏の口座に振り込まれた政務調査費の流れを調べたところ、2人に渡ったことが裏付けられた。
政務調査費は、議員の調査研究活動のための経費として公費から支出される。県議の場合、個人に月額23万円、会派に対し1人あたり5万円の計28万円。奥脇被告らは税金を使って買収工作を行っていたことになり、秋山氏の監督責任や、領収書の添付を義務づけていない県議会のあり方も問われそうだ。
(2007年6月3日 読売新聞)
1445
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/04(月) 01:26:57
大阪府議も会食に同席 市長の紹介、警部補誘う '07/6/4
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200706040073.html
大阪府枚方市の清掃工場をめぐる談合事件で逮捕された大阪府警警部補平原幸史郎容疑者(47)と大林組顧問森井繁夫容疑者(63)が中司宏市長と会食した際、当時市議だった府議(49)も同席していたことが三日、分かった。
中司市長が平原容疑者に府議を紹介、会食には平原容疑者が誘ったという。大阪地検特捜部は、府議が何らかの事情を知っているとみて、詳しい経緯を調べているもようだ。
市長や府議の説明によると、問題の会食は約三年前、平原容疑者が中司市長に「談合で情報が聞きたい」、府議に「外で食事しようよ」とそれぞれ誘い、大阪市内の飲食店で開かれた。
府議は七、八年前に中司市長の紹介で平原容疑者と知り合い、以後、自宅で年数回のペースで市長を交えて情報交換会を開いていたという。
また、会食の約一カ月前には、平原容疑者の紹介で森井容疑者と面会。その際、平原容疑者から「業界最大手の大林さんが談合のない仕組みをつくってくれるから、きちっとお願いしとけ」と言われたという。
府議は取材に「談合にはまったく関与していない。約八年間、清掃工場に一生懸命取り組んできたことは何だったんだろう。悔しい」と話した。
府議は枚方市議を三期務め、ことし四月、大阪府議に初当選した。
1446
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/04(月) 01:50:04
鹿児島県警警部、対立候補と情報交換 県議選無罪事件
2007年06月02日06時11分
http://www.asahi.com/national/update/0602/SEB200706010010.html
03年の鹿児島県議選に立候補した中山信一さん(61)ら12人全員の無罪が確定した「公職選挙法違反事件」で、捜査を指揮していた県警の警部(57)が、「主犯」とされた中山さんと同じ選挙区の県議との間で、捜査情報などをやりとりしていた疑いが強いことが1日、分かった。県警の内部文書や関係者の証言などから浮上した。警部は「コメントする立場にない」と言い、県議は「覚えていない」と話している。
この事件では、前回の統一地方選の際、中山さん=事件後、辞職。今年4月の統一選で返り咲き=らが同県志布志市の民家で、計4回の「買収会合」を開き、11人と総額191万円の現金を授受したとして逮捕、起訴された。
しかし、鹿児島地裁は今年2月23日の判決で、買収会合が架空だった可能性に踏み込みながら、中山さんら被告全員に無罪を言い渡し、確定した。
警部と県議との関係については、05年1月の公判に弁護側の求めで出廷した警部自らが、03年4月13日の投票日の県議との面会を認めたうえで「一般情勢的なことで聞きに行った」と釈明していた。
ところが、朝日新聞が入手した県警の内部文書によると、警部は04年10月に開かれた地検との協議の場では、「県議に接触した理由については、被買収者を出すための手段であった」などと語っていた。
捜査関係者によると、県警が中山陣営にかけた最初の容疑は「ビールを使った買収」だった。この容疑で、投票日の翌日から二つの建設業者を取り調べる手はずで、「捜査員の割当表もできていた」という。
一方、容疑がかけられた業者によると、県議から投票日の午前中に、「お前と○○は中山陣営からビールをもらっただろう」などと電話があった。心配になった2業者がそろって出向くと、県議は「お前たちは警察から取り調べられることになる」と明言。これに対し、県議の支持者だった2業者はビールの授受を強く否定。結局、調べはなかったという。
県警はその翌日、同じ「ビールによる被買収容疑」で、新たに別の4業者を調べ始めた。この捜査も、県議と接触した警部の情報などに基づいて行われたという。
捜査関係者の一人は「捜査の公平さを考えれば、捜査幹部が投票日に被疑者と対立している県議に会いに行くことも、そこからの情報ですぐに動き出すことも全くあり得ないことだ」と言っている。さらに、「2業者が強く否定したことを知った警部は慌てて県議に相談に行った」という。
「ビールによる買収容疑」など、県警が中山陣営にかけた買収容疑はいずれも失敗。最後に立件したのが、無罪となった「現金による買収会合事件」だった。
03年の県議選ではこの県議と中山さんは旧曽於郡区(定数3)でともに当選した。
関係者によると、警部の親族の仲人を県議が務めるなど、2人の親しさは県警内でも知られていた。捜査幹部の一人は「無投票にしたかった県議と、県警本部に戻ったばかりで早く実績を残したかった警部の思惑が重なった捜査だった」と証言している。
取材に対し、警部は「コメントする立場にない」、県議は「年寄りだから4年前のことは覚えていない。(業者への電話は)わからない」と言っている。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/04(月) 08:12:13
枚方談合、大阪府議は3000万円受領か…逮捕の業者供述
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070604i201.htm?from=main2
大阪府枚方(ひらかた)市発注の清掃工場建設を巡る官製談合事件で、逮捕された兵庫県西宮市の建設会社「羽衣組」社長・松山武仁容疑者(65)が、大阪地検特捜部の調べに対し、大手ゼネコン大林組から受け取った3000万円を、当時枚方市議だった府議(49)に渡したことを認める供述を始めていたことがわかった。
府議は当初、大林組に受注謝礼として、受注額の2%(約1億1000万円)を要求していたことも判明。大林組から金額の調整役を依頼された松山容疑者が府議と交渉、3000万円に「値切った」という。特捜部は近く、府議を事情聴取し、3000万円の流れを解明する方針。
これまでの調べで、大林組顧問・森井繁夫容疑者(63)(逮捕)ら同社側の3人は受注謝礼として4000万円を支出。1000万円は、府警捜査2課警部補・平原幸史郎容疑者(47)(同)の要求を受けて、大阪府泉佐野市の建設会社「国土建設」社長・山田睦司(ちかし)容疑者(46)(同)経由で平原容疑者に渡り、残る3000万円は、松山容疑者が受け取っていたことがわかっている。
調べなどによると、府議は平原容疑者から森井容疑者を紹介され、中司(なかつか)宏市長(51)も含めた4人で会食。森井容疑者から数回、訪問を受けていた。
こうした経緯から、府議は「第2清掃工場」(仮称)の建設工事の受注を市側に働きかけたとみられ、大林組が予定価格の約98・4%に当たる55億6000万円で落札した後、森井容疑者らに受注額の2%を要求したという。
しかし大林組側は「金額が大きすぎる」といったん断り、取引のあった松山容疑者に調整を依頼。最終的に、3000万円で合意したため、松山容疑者を経由して府議に渡ったという。
特捜部は府議が受け取ったとみられる3000万円が、さらに市側に流れた可能性もあるとみて、近く、府議から事情を聞く。
読売新聞の取材に対し、府議は「森井容疑者から受注を依頼されたことはなく、金銭の授受も一切、ない」などと話していた。
(2007年6月4日3時0分 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/04(月) 17:35:33
’07記者リポート:九頭竜川工事談合事件 県警組織犯罪対策課が捜査 /福井
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukui/news/20070604ddlk18040091000c.html
◇建設業界の体質変革促す−−「暴力団と関係」社会的制裁を
農林水産省北陸農政局が発注した九頭竜川下流土地改良事業の工事入札を巡る談合事件で先月12日、福井県内の建設会社幹部ら11人が競売入札妨害(不正談合)容疑で県警に逮捕された。知事の逮捕にまで発展した昨年の福島県や宮崎県、先月に自殺者が出た緑資源機構が絡む談合事件は、いずれも官製談合に発展し、捜査の主導は地検特捜部や知能犯罪を扱う捜査2課だった。しかし、九頭竜川の工事入札を巡る談合は、捜査の主導を暴力団事件が主の組織犯罪対策課が担った。警察庁のある幹部は「組対課が捜査する談合事件として注目している」と話した。福井県警の真の狙いは何なのか。事件の核心を探った。【松井聡】
談合事件捜査の伏線は昨年8月に発生した建造物侵入事件だった。4人の暴力団員が県警敦賀署内に侵入し、捜査車両のナンバーを控えていたとして逮捕された。県警幹部は「暴力団が警察の捜査車両を調査するのは前代未聞。越えてはいけない一線を越えた。これまで以上に厳しい姿勢で臨むことで県警(内部)が一致した」という。
県警は、既に組対課員が内偵捜査した九頭竜川下流土地改良工事の入札に絡む談合容疑の捜査員を、一挙に50人以上に増やして事件解明に乗り出した。捜査にかかわった県警幹部は「敦賀での一件があったから今回の談合事件に着手した。暴力団に対しては厳しい姿勢で臨むことの表れだ」と強い調子で話した。
事件で逮捕された11人のうち、暴力団関係者は3人。3人が「調整役」として談合を取り仕切り、暴力団の影をちらつかせながら落札業者を決めたり、落札しない業者を落札業者の下請けに入れるなどしていたという。県警の調べによると、3人には架空工事を発注したと見せかけるなどして、計1000万円以上の金が建設会社からわたっていた。
先月22日には、これらの金が暴力団に流れていたとみて、県警は県内6カ所の暴力団事務所などを一斉に家宅捜索。資金の流れを裏付けるための捜査を行った。県警幹部は「談合で暴力団に流れている金額はたかが知れてる。捜査の狙いは事件を機に業界内に自浄作用が働くことだ。各社が暴力団と決別することで、資金源は絶てるはずだ」と胸の内を明かした。
また、別の捜査関係者は「逮捕した容疑者から暴力団の関与を裏付ける供述を引き出すのはなかなか難しい。そんなことは初めから分かっているが、暴力団とかかわるから社会的制裁を受けるということを、今回の事件捜査で業界に身をもって感じてほしいんだ」と話す。
県内全市をはじめ、東海農政局や北陸地方整備局も関係者が逮捕された建設会社を指名停止処分にするなど、県内の建設業界は揺れに揺れている。県内のある建設会社の社長は「業界内では、仕事をもらうために暴力団に近い人と分かっていても付き合わなければいけなかった。それは慣例以外の何物でもない。今、それが音をたてて崩れかけている」と話す。
業界では先月29日、県建設業連合会に所属する建設会社の関係者が福井市内に集まり、今回の談合事件で失った信頼回復のために一致団結することを誓い、講習会や研修会を開いて再発防止に努めることを決めた。
だが、県警は今回の事件が立件されたことで、談合に絡む捜査を終えたとは思っていない。捜査関係者の一人は「今回はあくまでも第一弾だ」と言い切る。建設業界と暴力団の関係は過去にも繰り返し指摘されており、県警の方針は根深い業界の体質を徹底的に変える、“大手術”を見据えている。
毎日新聞 2007年6月4日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/04(月) 22:58:23
市長と親密の府議逮捕 大阪・枚方談合で地検
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007060401000754_National.html
大阪府枚方市の清掃工場建設をめぐる談合事件で、大阪地検特捜部は4日、談合の共犯の疑いで、元枚方市議で府議の初田豊三郎容疑者(49)と大林組元顧問山本正明容疑者(71)を新たに逮捕、大阪府議会の議員団控室や初田容疑者の自宅を家宅捜索した。事件の逮捕者は計10人となった。
副市長小堀隆恒容疑者(60)、大阪府警警部補平原幸史郎容疑者(47)に続き、中司宏市長と親密な関係にあるとされる初田容疑者の逮捕で、市長は極めて苦しい立場に追い込まれた。
既に逮捕された建設会社社長が、受注後に初田容疑者に謝礼として3000万円を渡したと供述しており、特捜部は贈収賄容疑の立件も視野に追及する。
調べでは、当時市議だった初田容疑者、当時大林組顧問だった山本容疑者は同社顧問森井繁夫容疑者(63)らと共謀。2005年11月実施の「第2清掃工場建設工事」入札で、大林組と浅沼組の共同企業体(JV)に落札させるため、談合した疑い。2人とも容疑を認めているという。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/04(月) 23:34:45
塩谷陣営の選挙違反 元県議との関係が背景に 三重伊勢
http://www.isenp.co.jp/news/20070604/news01.htm
投票の見返りに酒食接待したとして、県議選尾鷲市・北牟婁郡選挙区で初当選した元県議塩谷龍生容疑者(67)=紀北町海山区相賀=が一日、公選法違反(供応買収、事前運動)の罪で起訴された。運動員の逮捕から二カ月近くたち、捜査はようやく終結した。塩谷陣営の幹部は事件について「危険な橋をあえて渡り、今回の選挙で唯一のアキレスけんを突かれた格好になった」と話す。背景には、前任期で引退した島本暢夫・元県議と塩谷被告の「微妙な関係」が横たわっている。(岡正勝、吉田大作、北村博司)
■ ■
「塩谷はいら立っていた」。昨年秋ごろの塩谷被告の様子を、支援者が証言する。ライバルの二候補がミニ集会を重ねるなど、精力的に活動する中で、塩谷被告は「表立った動きは厳禁」とされた。ひとえに、北牟婁郡選出の島本県議(当時)が引退を表明していなかったためだという。
塩谷被告は当初、遅くとも昨年九、十月の出馬表明を検討していたとみられる。その早い段階で、支持者が地元・海山相賀地区の自治会に推薦を働き掛け「出馬表明もしていないのに、おかしい」と指摘されていることからも、そうした事情が裏付けられる。
関係者によると、塩谷被告の県議選出馬は平成十七年の紀北町誕生時に決まった。紀伊長島町と海山町の合併に伴い、紀伊長島町長の奥山始郎氏が新町長選出馬を表明したことを受け、海山町長の塩谷被告は支援に回った。
県警の調べに、塩谷被告は「仲の悪かった両町がようやく合併できたのに、新町長選で対立することは後に影響すると思った」と供述していたという。その傍らで、島本元県議と塩谷被告の間で「県議職禅譲の約束ができた」との見方をする地元関係者は多い。
「周りはいろいろ言ってるけど、あんたはどんどんやればよい」。島本元県議は「もう一期」を望む声があると言いながら塩谷被告に話したという。昨夏前後だった。同様のやりとりが昨年一月にもあったとされるが、「島本が公的に自身の口で引退をほのめかすことはなかった」という。
煮え切らない島本元県議の態度にしびれを切らしたかのように、塩谷被告は昨十一月二十八日、正式に出馬表明した。元県議の後援会幹部として支えた塩谷被告は、島本元県議の後継者とは明言しなかった。四期を務めた島本元県議が引退を表明したのはさらにそれから約一カ月後だった。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/04(月) 23:35:22
■ ■
定数二はそのままで選挙区が市郡で統合された「県議選尾鷲市・北牟婁郡選挙区」には、海山区出身の塩谷被告のほか、無所属新人の津村衛氏(32)=尾鷲市=、無所属現職の野田勇喜雄氏(53)=同市=が出馬。落選すれば「北牟婁郡選出の県議がいなくなる」との危機感が塩谷被告にはあった。
酒食接待の舞台となった旧紀伊長島町は〝草刈り場〟とされていた。妻の出身地である津村氏や、業界を中心に票をまとめる野田氏。紀北町の出身ではあるものの塩谷被告は「票を食われ」焦りを感じていたとされる。
塩谷被告は、土木建設会社社長を務めた後、平成六年に海山町長に就任。以降、連続三期務めた。自民党新人で出馬して九千二票を獲得、トップ当選を果たした。塩谷被告は平成三年、県議選で牛肉を有権者に贈り、逮捕。罰金と公民権停止の略式命令を受けた。その際、塩谷被告が応援していたのが島本元県議だった。
それでも塩谷被告は、島本元県議に気を使い、正式表明まで表立った動きをしなかった。紀伊長島区の女性運動員奥地敬子被告(68)=両罪で起訴=から持ち掛けられた酒食接待を了承したのも「(支持拡大が一層望める)地元有力者が相手ではなく、一般女性が対象なら島本県議には宴席は伝わらないと思ったから」と供述したという。
だが、それがあだになったとの見方もある。選挙関係者は「塩谷や奥地の甘さは当然だが、出席者の全員が政治や選挙から遠い、無垢(むく)な女性だったことが逆に災いとなった。選挙通が一人でもいたら、会費制になっていたはず」と話す。
さらに、塩谷被告が逮捕前に辞職していることも併せて考えれば「塩谷自身が『ここがほころびたら、紡ぎようがない』と思っていたはず」と指摘。塩谷の今回の選挙で、唯一ほころびては駄目だったところが崩れたため、素早い対応になったのではないかとの見方を示す関係者もいる。
■ ■
県警が、供応買収の事実を察知したのは今年二月。地元出身の警察官らの知り合いを総動員して周辺捜査に当たった。しかし、本格的な捜査に着手した投開票の翌日、県警はまだ会合の全容を把握し切れていない。本来は「着手三日が勝負」(捜査員)の選挙違反の捜査で、奥地被告を逮捕できたのは五日目だった。
「わたし一人で企画し、わたしが代金を支払った」。奥地被告は〝難攻不落〟だった。逮捕容疑の事実は素直に認めたが、塩谷被告との関係など「都合の悪い話」に及ぶと胸の痛みを訴えた。取り調べはたびたび中断し、最終的には県警が病院で精密検査を受けさせて「無事」を確認した。
捜査陣も、塩谷被告の共謀を裏付ける確たる物証を得ていたわけではない。ただ、候補者本人が同席したのに「支払いも奥地の全額負担というのは一般常識から考えてもおかしい」。奥地被告の供述が変わらないまま、拘置満期を迎えた。県警は五月二日、十一月の宴席分で再逮捕した。
拘置理由開示の法廷が開かれた数日後、奥地被告は塩谷被告との共謀を自供。この間、県警は取調官を交代させ、取り調べを「理詰め」から「情に訴える」方法に転換していた。捜査幹部は、自供について「接見禁止で約一カ月接触できなかった娘たちを法廷で見てから、奥地の態度が明らかに変わった」と分析する。
そして先月二十一日、要請に応じて津署に任意出頭した塩谷被告は開口一番、「代理人を通じて県議会に辞職願を提出してきました」と告げた。容疑を全面的に認め、十二日間の拘置だけで起訴、保釈された。酒食接待を受けた十二人は起訴猶予になった。
起訴状によると、塩谷被告は奥地被告と共謀。昨年十一月九日と十二月十一日、紀北町紀伊長島区の民宿で、投票や選挙運動の見返りに同区の五十―七十代の女性延べ十九人に一人当たり約五千五百円相当の酒食の供応接待をした。
捜査二課出身の機動捜査隊長を現場指揮官に充て、当選県議の逮捕に執念を燃やした県警。四十四日間の身柄拘束を経て、保釈された奥地被告は先月二十四日、号泣して周囲の関係者を驚かせたという。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/05(火) 15:59:12
緑資源機構、島根でも官製談合…前理事ら供述始める
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070605i106.htm?from=main1
独立行政法人「緑資源機構」(川崎市)の林道測量コンサルタント業務を巡る官製談合事件で逮捕された同機構前理事・高木宗男容疑者(59)らが、東京地検特捜部の調べに対し、同機構が島根県で実施している「特定中山間保全整備事業」でも談合を主導していたことを認める供述を始めたことが5日、関係者の話で分かった。
同事業は、島根県江津市を中心とする「邑智(おおち)西部区域」(3080ヘクタール)で進められている農林水産省の助成事業で、2007〜13年度の総事業費が約120億円に上る大規模プロジェクト。
関係者によると、高木容疑者と、同機構の前林道企画課長・下沖常男容疑者(56)は、特捜部の調べに対し、この事業の測量業務でも、下沖容疑者が入札前に受注予定業者を決定し、高木容疑者がこれを了承するなど、談合に主体的に関与したことを全面的に認める供述を行っているという。
また、邑智西部区域の測量業務を受注した業者は、読売新聞の取材に対し、「下沖容疑者から、『お宅はこれ』という風に連絡があった」などと、同機構主導の官製談合が行われていたことを認めている。
特捜部は先月25日、同事業を所管する松江地方建設部や、各工事を発注する近畿北陸整備局京都事務所などを捜索。また、事業を担当する機構本部の部長や出先機関の担当者らの一斉聴取を行っている。
(2007年6月5日14時35分 読売新聞
1453
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/06(水) 08:03:14
緑資源機構、旧農用地系でも談合か 出身幹部の関与捜査
2007年6月6日 朝刊
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007060602021916.html
独立行政法人「緑資源機構」発注の熊本県での大型事業をめぐる談合疑惑で、機構主導の不正な受注配分は、林道建設と農地整備の二つのルートで行われていたことが分かった。機構は、旧森林開発公団と旧農用地整備公団が“合併”して発足。受注配分の結果も、それぞれの旧公団出身幹部から、現地事務所を通じて業者に伝達されたという。東京地検特捜部は、既に逮捕した旧森林系の幹部だけでなく、旧農用地系幹部の関与の実態についても調べを進めているもようだ。
特捜部は既に、機構の現地事務所「阿蘇小国郷建設事業所」(同県小国町)の前所長らから任意で事情聴取し、二つのルートによる受注配分結果の伝達方法などについて、詳しい説明を求めたとみられる。
関係者によると、機構が小国町と南小国町の約五千七百ヘクタールで、農地と森林を整備する「特定中山間保全整備事業」(総事業費約百五十億円)では、林道建設や林道測量に加えて、農地整備・測量の入札でも、地元業者を中心に談合が繰り返された疑いが浮上している。
林道建設や林道測量の入札では、森林業務部門担当の前理事高木宗男容疑者(59)=独占禁止法違反で逮捕=らが落札予定者を最終決定。機構の宮崎地方建設部(宮崎市)から現地事業所を経由して業者に伝えたとされる。
一方、農地の区画整理工事などの受注配分については、農用地部門で決定し、九州整備局(福岡市)から現地事務所を通じて伝達されたという。
両方の工事はいずれも松岡利勝前農相=自殺=の有力後援企業を中心とした地元の親ぼく団体「阿蘇北部地区中山間事業安全推進協議会」(推進協)で、談合が繰り返されたことが明らかになっている。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/06(水) 08:50:39
府議、3000万円受領認める 枚方談合、贈収賄追及へ '07/6/6
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200706060068.html
大阪府枚方市の清掃工場建設をめぐる談合事件で逮捕された元枚方市議の府議初田豊三郎容疑者(49)が、大阪地検特捜部の調べに、大林組側から謝礼として三千万円を受け取ったことを認めたことが五日、分かった。
初田容疑者は、経営する建設会社が倒産するなど金銭トラブルを抱えており、カネ目的で関与した可能性が高い。特捜部は、府警警部補平原幸史郎容疑者(47)が受け取ったとされる一千万円に比べ高額であることなどから、ほかの市幹部に一部が渡った可能性もあるとみて、談合容疑に加えて贈収賄容疑の立件も視野に捜査を進めている。
調べでは、初田容疑者は、談合があったとされる「第2清掃工場建設工事」を大林組と浅沼組の共同企業体(JV)が受注した後、大林組から兵庫県尼崎市の建設会社社長松山武仁容疑者(65)を通じて三千万円を受領。一方、平原容疑者には別の建設会社社長山田睦司容疑者(46)を通じて一千万円が支払われた。
関係者によると、初田容疑者は枚方市内で建設会社を経営していたが、売り上げが減少し二○○二年五月に倒産。土地や建物を税務署に差し押さえられたという。
倒産直後には、下請け業者への未払い代金約二千六百万円をめぐりトラブルに。この業者は何度も初田容疑者宅を訪問し、支払いを要求したが「議員の間は何とか協力するから辛抱してほしい」と言われたという。
業者は○二年七月に初田容疑者を提訴。しかし、初田容疑者が倒産の約半年前に取締役を辞めていたことを理由に退けられた。
1455
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/06(水) 12:05:19
緑資源談合 旧農用地系も解明へ 旧森林系と2ルート
2007年6月6日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007060602021991.html
独立行政法人「緑資源機構」発注の熊本県での大型事業をめぐる談合疑惑で、機構主導の不正な受注配分は、林道建設と農地整備で別々のラインの幹部が行っていたことが分かった。機構は、旧森林開発公団と旧農用地整備公団が“合併”して発足したため、受注配分の結果も工事ごとにそれぞれの出身幹部から、現地事務所を通じ業者に伝達されたという。東京地検特捜部は、既に逮捕した旧森林系の幹部だけでなく、旧農用地系幹部の関与の実態についても調べを進めているもようだ。
特捜部は五日までに、機構の現地事務所「阿蘇小国郷建設事業所」(同県小国町)の前所長らから任意で事情聴取し、二つのルートによる受注配分結果の伝達方法などについて、詳しい説明を求めたとみられる。
関係者によると、機構が小国町と南小国町の約五千七百ヘクタールで、農地と森林を整備する「特定中山間保全整備事業」(総事業費約百五十億円)では、林道建設や林道測量だけでなく、農地整備・測量の入札でも、地元業者を中心に談合が繰り返された疑いが浮上している。
農地と森林が混在する中山間区域で行う同事業は、旧農用地公団と旧森林公団が統合した一九九九年に始まった。両公団が行っていた農地造成と森林整備の二つの事業を一緒にしたものだが、統合後も事業の計画・立案や入札業務は、別々の部門が担当した。
林道建設や林道測量の入札では、森林業務部門担当の前理事高木宗男容疑者(59)=独占禁止法違反で逮捕=らが落札予定者を最終決定。機構の宮崎地方建設部(宮崎市)から現地事業所を経由し業者側に伝えたとされる。
一方、農地の区画整理工事などの受注配分については、農用地部門で決定し、九州整備局(福岡市)から現地事務所を通じて伝達されたという。両公団の統合前、整備局は旧農用地公団、地方建設部は旧森林公団の出先機関だった。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/07(木) 00:16:21
赤城農水相の政治団体 40万円記載漏れ
2007年06月06日23時17分
http://www.asahi.com/politics/update/0606/TKY200706060396.html
赤城農林水産相の資金管理団体「徳友会」が、全国の治山、林道の公共事業などを請け負う業者らでつくる社団法人「日本林業土木連合協会」の関連政治団体「林土連懇話会」から03年と05年に計40万円の寄付を受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかったことが6日、衆院農水委員会でわかった。高山智司議員(民主)の指摘に、総務省の担当者が認めた。
赤城農水相は「報告がないということは報告すべきものはないということ」と述べるにとどまった。赤城農水相の事務所は「事実関係を調査中で、適切に対応していきたい」としている。
赤城農水相側は、緑資源機構の工事の受注業者らでつくる政治団体「特森懇話会」から02〜05年に計40万円の政治資金パーティー券の購入を受けていたことがすでに判明している。同委員会で改めて金額を問われた赤城農水相は「法律にもとづいて適切に処理している」と回答を拒否。このため、民主党が反発し、審議が1時間近く中断した。
1457
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/07(木) 09:20:58
逮捕の前市長、わいろ1千万円は「競馬に」 生駒市汚職
2007年06月07日06時18分
http://www.asahi.com/national/update/0607/OSK200706060064.html
奈良県生駒市の公園用地取得をめぐる汚職事件で、山林を不当な高値で市側に買い取らせる見返りに業者から1000万円を受け取った前市長の中本幸一容疑者(70)=加重収賄と背任容疑で逮捕=が大阪地検特捜部の調べに「わいろは競馬につぎ込んだ」と供述していることがわかった。前市長は、市側から業者に土地代金が入金された翌日にわいろを受領したことが判明しており、公金を瞬時に還流させてギャンブルに使っていた形だ。特捜部は勾留(こうりゅう)期限の7日、前市長を起訴する方針。
調べでは、中本前市長は03年12月、奈良市の建設会社側が購入した山林4万平方メートルを元値の3倍を超す1億3480万円で市側に買い取らせて損害を与え、謝礼として同社社長(63)=背任容疑で逮捕後に処分保留で釈放=から現金1000万円を市長室で受け取った疑い。わいろの授受は、市側が購入代金の一部9436万円を同社に入金した翌日だったとされる。
中本前市長は1000万円の使途について「競馬の馬券を買うため大半を使い切ってしまった」などと供述しているという。関係者によると、前市長はひそかに競馬にのめり込み、「今日は勝った」「大負けした」とごく親しい人物に漏らすこともあったとされる。
ある市幹部は「前市長は代々の資産家で、経済的に困った様子はなかった。競馬好きと聞いたことはなく、わいろで馬券を買っていたなんて信じられない。わいろ自体を受け取っていないと信じていたので、二重のショックだ」と話した。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/07(木) 09:25:21
枚方談合 大林組に受注工作提案 逮捕の大阪府議、金策困り
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070605/jkn070605009.htm
大阪府枚方市発注の清掃工場建設工事をめぐる官製談合事件で、元枚方市議で府議の初田豊三郎容疑者(49)=競売入札妨害(談合)容疑で逮捕=が入札前、大林組側に「市側に働きかけてあげる」などと自ら受注工作を持ちかけていたことが5日、わかった。初田容疑者が当時、金に困っていたことも判明。初田容疑者は、受注した大林組側に一時、億単位の謝礼を要求しており、大阪地検特捜部は、親密な関係だった中司宏市長(51)の威光を武器に利得を図ろうとしたとみて追及している。
特捜部は、中司市長の関与がなければ談合は成立しなかったと判断。官製談合の全容解明に向け、中司市長に対する強制捜査に乗り出す方針を固めている。
関係者によると、初田容疑者は平成10年ごろ、中司市長から、府警捜査2課警部補、平原幸史郎容疑者(47)=同=を紹介された。さらに今回の清掃工場建設工事の入札前年の16年ごろ、平原容疑者から「会わせたい人がいる」と、大林組顧問の森井繁夫容疑者(63)=同=を紹介され、ゼネコン人脈のコネを得たとされる。
その後、森井容疑者の訪問を受けるようになった初田容疑者が「工事を受注できるように市側に働きかけてあげる」などと自ら提案したという。
初田容疑者は当時、市発注工事について協議する市議会建設常任委員会に所属。議員控室に市の担当部長らを頻繁に呼び出し、話し込む場面が複数の市議らに目撃されている。
入札では大林組と浅沼組の共同企業体(JV)が予定価格の98.4%にあたる55億6000万円で落札した。
一方、初田容疑者が実質的に経営する建設会社が14年5月に多額の負債を抱えて破産。自宅の土地建物が一時、枚方税務署に差し押さえられたこともあったという。
初田容疑者は大林組の工事受注後、大林組に受注額の2%(約1億1000万円)の謝礼を要求したが、大林組から依頼を受けた土木建築会社「羽衣組」社長と交渉する中で3000万円で折り合ったとみられている。
特捜部はこうした経緯に着目。初田容疑者が水面下で進めた受注工作の解明とともに、3000万円が市側の人物に流れた疑いもあるとみて贈収賄容疑を視野に捜査している。
◇
大阪地検特捜部は5日、競売入札妨害容疑で兵庫県西宮市の「羽衣組」を捜索した。
(2007/06/05 15:24)
1459
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/07(木) 09:26:10
枚方談合 市長バックに勢力拡大 「一心同体」の初田府議
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070605/jkn070605008.htm
大阪府枚方市発注工事の官製談合事件で、逮捕された元枚方市議で府議の初田豊三郎容疑者(49)と、中司宏市長(51)は同世代で似通った家に育ち、「一心同体」の関係で歩んできた“盟友”といわれる。市長は、初田容疑者が市議時代、議会対策で信頼を寄せ、初田容疑者も市長の後ろ盾を使って勢力を拡大してきたという。市長は「(逮捕は)何かの間違いではないか」と話すばかりだ。
2人は昭和30年代前半に枚方市で生まれた同世代。中司市長は昭和62年に府議の父の後を受け31歳で府議選に立候補して当選。2期務めた後、平成7年に39歳の若さで市長に就任した。
一方、初田容疑者も祖父が府議、父が市議という政治家の家に育った。中司市長よりも2歳若く、青年会議所(JC)の活動を通して出会い、親交を深めるようになった。市長と同じく平成7年に市議に初当選した。
初田容疑者は父親が市役所内で築いた人脈があり、当初から影響力を持っていた。しかし、中司市長は若さをアピールして「停滞した市政を変える」と乗り込んできただけに、市長就任当初は、ベテラン議員や市の古参幹部の反発にあうことも少なくなかった。
関係者によると、そうした状況に、初田容疑者の方から近づき、中司市長を援護し始めたという。交渉力にたけた初田容疑者は議会対策を自ら買って出て、市政方針に反発する議員のもとを精力的に回り、市長の代わりに説得役をこなした。
次第に、市長は相談相手として信頼を寄せ、初田容疑者と頻繁に市長室などで会い、今後の市政運営を話し合うようになったという。
プライベートでも結びつきは強く、初田容疑者の結婚式では、市長が仲人になり、初田容疑者の母親が亡くなったときは葬儀委員長も務めた。
今回の事件で逮捕された大阪府警捜査2課警部補の平原幸史郎容疑者(47)を初田容疑者に紹介したのも市長。「捜査2課の選挙のプロで、初田氏は建設業界にいて、そういうことにも興味があると考え、よかれと思って紹介した」と市長は言う。
一方、そうした2人の蜜月ぶりに、まゆをひそめる関係者も少なくなかった。枚方市内の建設業者は「利権屋の初田容疑者に、中司市長はうまく利用されていた」。別の業者も「市長の後ろ盾を利用して、初田容疑者は傘下の建築業者に、工事をまわしていた」と話す。
また、2人の関係をよく知る元市幹部は、クリーンさをアピールする中司市長にとって、初田容疑者は「汚れ役だった」と指摘。さまざまな案件を持ち込んでくる建築業者との防波堤となり、「先回りして動いていた」という。
さらに、反中司派だった元市議が引退したことをめぐり、事情を知る関係者は「この市議は初田容疑者とも、ことあるごとに対立していた。市長と初田容疑者の利害が一致し、引退へ圧力をかけたのではないか」と話す。
長年の盟友が逮捕された中司市長。4日の記者会見で、「いまだに信じられない思いでいっぱいで、何かの間違いではないか」と話した。大きなショックを受けていることを包み隠さず打ち明け、「談合はいまでもなかったと信じている」と言い切った。
(2007/06/05 15:27)
1460
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/07(木) 15:03:53
松岡前農水大臣の後任にも「政治とカネ」問題浮上!
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20070607/20070607-00000009-ann-pol.html
林業関係の政治団体からの寄付を政治資金収支報告書に記載していなかった疑いが指摘されている赤城徳彦農林水産大臣は、6日夜、「調査する」と話しました。
赤城徳彦農林水産大臣:「秘書・事務方が調べて『間違いないようにやっています』ということだったが、さらによく調べて適切に対応する」
この問題は、6日の衆議院農水委員会で、民主党の高山智司議員が指摘しました。林業関係の政治団体「林土連懇話会」の政治資金収支報告書では、2003年と2005年にそれぞれ20万円ずつ赤城大臣の資金管理団体の「徳友会」に寄付しているのに対し、徳友会の収支報告書には寄付を受け取った記載がありませんでした。赤城大臣は自殺した松岡前大臣の後任として、1日に就任したばかりです。
[7日9時11分更新]
1461
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/08(金) 10:27:33
緑資源機構発注工事 林野OB会社最多受注 『のり面』も不正配分?
2007年6月8日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007060802022542.html
独立行政法人「緑資源機構」の官製談合事件で、林野庁OBらが設立した建設会社「モリ技建」(東京都港区、二〇〇五年解散)が、機構が発注する林道関連工事を最も多く受注していたことが分かった。モリ技建は機構の工事を専門に請け負う目的で設立され、歴代役員には機構の前身の旧森林開発公団OBも多数在籍していた。同工事は林野庁OBが社長を務めていた別の建設会社も上位で受注しており、機構の工事が天下りOBの利益に結びついている実態が浮かび上がった。
この工事は林道沿いの山の崩落を防ぐため、山を斜めに削ってコンクリートなどで補強する「のり面工事」。
機構の入札調書によると、二〇〇三−〇五年度の三年間に機構が発注したのり面工事は、計九十七件で総額約十五億一千五百万円。このうちモリ技建は単独で十八件、共同企業体(JV)で十四件と計三十二件を受注。自社分の受注額は、計四億三千二百万円と全体の三割近くを占めた。モリ技建とJVを組んでいた建設会社(新宿区)も林野庁OBが設立した会社だった。
モリ技建は一九八七年に元林野庁指導部長らが設立。十八人の歴代役員のうち、農林水産省と林野庁のOBが八人、旧森林開発公団OBが五人いた。
元公団理事で機構の工事受注業者が加入する「特定森林地域協議会」(特森協)の山崎進一元副会長(76)=自殺=も、同社が解散するまでの十四年間役員を務めた。
受注額(約二億円)が次いで多かったのは、林野庁所管の公益法人「林野弘済会」が大株主だった旧「リンキコウ」(文京区、〇六年に他社と合併)。同社も林野庁と機構の有力な天下り先で、合併前の社長は林野庁から同弘済会副会長に天下ったOBだった。
受注額四位は東証一部上場の建設会社。のり面工事では業界大手で、同社にも機構OBが天下っていた。上位四社で全体の63%(約九億五千八百万円)を占めており、林野庁や元公団OBが天下る会社が優先的に受注していた。
東京地検特捜部の調べによると、機構が発注する林道の測量コンサルタント業務では、機構前理事高木宗男容疑者(59)=独禁法違反容疑で逮捕=らが官製談合を主導したとされる。のり面工事もモリ技建やリンキコウに受注が集中していることなどから、同容疑者らが不正に受注配分した疑いが強まっている。
1462
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/08(金) 12:45:21
赤城農水相、林土連からの献金を訂正のうえ返還
2007年06月08日12時25分
http://www.asahi.com/politics/update/0608/TKY200706080276.html
赤城農林水産相の資金管理団体が、林業関係者でつくる政治団体「林土連懇話会」から03年と05年に計40万円の寄付を受けながら政治資金収支報告書に記載がなかった問題で、赤城農水相は8日の閣議後会見で、報告書の訂正を届け出たうえで、同懇話会に全額返還したことを明らかにした。
05年分の20万円の寄付は、資金管理団体が領収書を発行したが、同団体の収支報告書に記載がなかった。この20万円については、実際には自民党茨城県第1選挙区支部が受け取り、同支部の報告書に記載していたと説明した。
また、緑資源機構の工事の受注業者でつくる「特森懇話会」から03〜05年の3年間に政治資金パーティー券の購入を受けた計26万円についても秘書に返還を指示したという。
1463
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/08(金) 13:55:17
赤城新農相、松岡前農相とダブる疑惑…献金不記載など
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_06/t2007060802.html
自殺した松岡利勝前農水相の後任として就任した赤城徳彦農水相(48)が早くも追及の矢面に立たされている。赤城氏をめぐっては、政治団体の寄付の一部を政治資金収支報告書に記載していなかった疑惑が浮上。しかし、赤城氏は「適正に法律に基づいて処理している」との答弁を繰り返し、説明責任を果たそうとしないのだ。ところでこの答弁、どこかで聞いたことがあるような…。
「なぜ国会の場で『これから調べます』と言えないのか。やましいことでもあるのか!」
こう疑惑の目で見つめるのは民主党幹部。赤城氏の疑惑とはこうだ。
林道の公共事業などを請け負う業者らでつくる社団法人「日本林業土木連合協会」の政治団体「林土連懇話会」は2003年と05年、赤城氏の資金管理団体「徳友会」に対し、それぞれ20万円を寄付しており、収支報告書に記載していた。
ところが、徳友会の収支報告書には、同懇話会から寄付を受けたという記載がなく、記載漏れの可能性が高いのだ。
6日の衆院農水委員会で、総務省の政府参考人も「5万円超の寄付に当たるので、記載義務が発生する」と答弁した。
そこで、民主党の高山智司衆院議員が「虚偽記載ですか?」などと度々突っ込んだが、赤城氏はなぜか、「いずれにしても適正に処理をしている」の一点張りだった。
ちなみに、同懇話会からは、松岡氏も献金を受けていた。その松岡氏が光熱水費問題で、野党側から追及されると、「適切に処理している」と繰り返していたのは記憶に新しい。
赤城氏をめぐっては、このほか、官製談合事件の舞台となっている緑資源機構発注業務の受注業者らで構成する任意団体「特定森林地域協議会」(解散)の政治団体「特森懇話会」から、05年までの3年間に、パーティー券購入名目で計26万円の献金を受けていることも分かっている。
この件についても、野党側からは「この献金を受け取るのは不適切」(民主中堅)との批判が出ている。赤城氏と松岡氏。ダブって見えるのは気のせいか?
ZAKZAK 2007/06/08
1464
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 01:23:07
政治資金:宝塚市長の政党支部、不自然な費用計上 調査を約束 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070608ddlk28010140000c.html
◇05年収支報告
宝塚市の阪上善秀市長が、かつて代表を務めた政党支部「自民党兵庫県衆議院比例区第一支部」(既に解散)の05年分の政治資金収支報告書で、機関紙発行など政治活動に伴う支出がまったくないにもかかわらず、人件費のみが計上されていたことが7日、開会中の市議会一般質問で明らかになった。「政治活動がないのに人件費だけあるのは不自然」と指摘された阪上市長は「調査して報告する。私的には一切使っていない」と答弁した。
収支報告書によると、収入は政党交付金など計843万3512円。一方で支出は、光熱費などの経常経費がゼロで人件費のみが843万3511円計上されていた。阪上市長は同年、衆院選に立候補して落選し、同支部を解散している。【山田奈緒】
〔阪神版〕
毎日新聞 2007年6月8日
1465
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 02:11:02
緑資源農地担当理事を聴取 東京地検 熊本の大型事業を統括
2007年6月8日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007060802022702.html
農林水産省の独立行政法人「緑資源機構」の官製談合事件で、東京地検特捜部は八日、農水省OBで、機構農用地業務部の担当理事から任意で事情聴取した。機構が熊本と島根の両県で進める大型事業をめぐり、林道工事だけでなく、農地整備事業でも官製談合の疑いが浮上しており、特捜部は、入札実態や政界関係者からの口利きの有無などについて、理事から詳しい説明を求めたもようだ。
関係者によると、機構は一九九九年から熊本県阿蘇地方で、森林と農地を一体的に整備する総事業費百五十億円の大型事業を展開。数年前から農地の区画整理工事や農林道整備工事を発注しているが、地元業者でつくる協議会を中心に、不正な受注配分が繰り返された疑いが持たれている。
このうち林道整備工事については、機構前理事高木宗男容疑者(59)=独占禁止法違反容疑で逮捕=ら森林業務部門の幹部が関与しており、高木容疑者は特捜部の調べに、機構側が受注配分を最終的に承認し、出先機関が事実上の予定価格を漏らしていたことなどを認めているという。
一方、農地の区画整理工事の入札でも、機構の農用地部門が統括し、業者間の受注配分を承認していたとされる。特捜部の聴取を受けた理事は農水省中国四国農政局長で退官後、〇五年に機構理事に就任した。
1466
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 09:13:02
参院選・立候補予定者、盛岡市議時代に飲食代を無償提供
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070609i201.htm?from=main2
7月に予定されている参院選岩手選挙区に社民党公認で立候補を表明している本宮秀孝・前盛岡市議(61)が、市議だった昨年1月、同市内で開いた会合で、計約21万円分の飲食を有権者らに無償で提供していたことが8日、読売新聞の調べで分かった。
公選法で禁止されている寄付行為の疑いがあるうえ、費用はすべて政務調査費で賄っていた。
関係者によると、問題の会合は、1月26日午後5時から同市大沢川原の岩手労働福祉会館で開催された本宮前市議の市政報告会。参加した約85人に対し、本宮前市議は、1個2100円の折り詰め弁当と1杯320円のウーロン茶やコーヒーなどを配った。会費は徴収していなかった。
本宮前市議は、飲食にかかった代金や、会合を開いた会議室の使用料などを、議員の調査・研究に対して支給される政務調査費として市に請求した。名目は市政報告会費用で、義務付けられた領収書も添付されていた。所属する市議会会派を通じ、市から計24万2000円が交付されている。
本宮前市議は8日、読売新聞の取材に対し、飲食の無償提供を認めたが、「法的なことはよく分からない」と話している。
本宮前市議は、旧国鉄職員、国労盛岡地方本部書記長などを経て、1991年に同市議に初当選し、今年5月まで4期務めた。
昨年12月に参院選への立候補を表明し、社民党が公認を決めていた。
(2007年6月9日3時0分 読売新聞)
1467
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 09:14:45
「政調費で飲食」会派の常識?
盛岡市議会「市民連合」 有権者に無料提供…幹事長も 讀賣岩手
盛岡市議会の政務調査費をめぐり、参院選に社民党公認で出馬予定の本宮秀孝・前市議(61)が、有権者に計21万円分の飲食を提供し、それらの費用を政務調査費として請求していたことが8日、新たに発覚した。本宮氏が所属していた市議会第2会派で社民党系の「市民連合」では、会派代表の佐藤妙子幹事長(61)らも、同様に、会合での飲食代を政務調査費として受け取っていたことも判明。「政策の調査・研究」のための公金が、目的とはかけ離れた形で使われている実態がいっそう鮮明になった。
読売新聞が情報公開請求した政務調査費の収支報告書などによると、佐藤幹事長は昨年1月29日午前、盛岡市の「みたけ活動センター」で市政報告会を開き、地域住民ら約145人が参加した。その際、市内のウナギ料理店に1個1260円の幕の内弁当を150人前注文し、参加者に配った。会費は徴収していなかった。
公職選挙法は選挙区内での政治家の寄付行為を禁じており、本宮氏と同様、同法に抵触する疑いがある。佐藤幹事長は、市政報告会に引き続き、同センターで懇親会を開き、酒や果物などを振る舞ったが、この時には、会費として1人1500円を集めたという。
佐藤幹事長は、幕の内弁当150個分の費用18万9000円を政務調査費として請求、会派を通じて市から全額交付を受けた。読売新聞の取材に対し、「当時の会派の責任者に聞いてほしい」とするだけで、詳しい説明を避けた。
当時、会派幹事長だった刈屋秀俊副議長は、「市政報告会の参加者は、仕事を終えてから来たり、昼休みに来てくれたりするので、政務調査費の使途基準の趣旨に照らして食事を差し上げても良いだろうと、会派として判断した」と釈明した。
市民連合はこのほか、04年10月23日にも市内の県高校教育会館で開いた「議会報告会」で弁当22人前を提供し、その費用2万2000円が政務調査費として交付された。
【「明政会」会計 議員から批判】
盛岡市議会の自民党系会派「明政会」(会派再編で今年5月に解散)で、政務調査費の不明朗な会計処理が行われていた問題で、市議会の他会派からは8日、明政会の姿勢に対する批判や、市民に対する説明を求める声が相次いだ。
市議5人が所属する「改革」の鈴木一夫幹事長は「不明朗な支出を指摘されたのであれば、納税者である市民が納得できる説明をすべきだ。できないのであれば問題で、言われる前に(調査費を)返還すべき」と指摘する。他会派からも、「こうしたやり方は誤解を招く」「事前にチェックできなかったことで、会派の姿勢も問われる」といった声が噴出した。
一方、政務調査費が会派単位で交付され、各議員の責任があいまいな点を指摘する声もあがる。明政会に所属していた市議の1人は、「政務調査費は個人交付にして、会計処理を透明化した方がいい」と漏らす。共産党盛岡市議団の鈴木礼子幹事長は「この問題を受けて今後、議会でも議論になるはず。どういう風に税金が使われているかを考えるいい機会だ。我々も襟を正さなくてはいけない」と話している。
(2007年6月9日 読売新聞)
1468
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 09:16:26
村山県議酒気帯び辞職求め署名活動82歳男性2週間で1000人以上確保 讀賣山形
道路交通法違反(酒気帯び運転)で県警に摘発され、県議会で辞職勧告決議が可決されたものの職にとどまっている村山隆県議(47)(東村山郡区)について、山形市の男性(82)が辞職を求めて署名活動を始めた。県や県議会事務局には、8日までのほぼ1か月間に電話などで計57件の意見が寄せられ、いずれも村山氏に対し批判的だった。12日から始まる県議会の政治倫理審査会(後藤源委員長)の審議で、村山氏は再び厳しい立場に立たされそうだ。
男性は、「県外の友人から、『山形県民は、あの人を県議にしたままで良いのか』と指摘された」ことをきっかけに、5月下旬、「村山隆県議の辞職勧告決議を支持する会」をつくり、署名活動を始めた。「(飲酒運転は)有権者から負託を受け、率先して規範を示すべき議員の行為として極めて遺憾」とする文書と署名簿を地元町内会に配るなどして、2週間ほどで1000人以上の署名を集めたという。男性は「自分の活動は、特定の団体や組織とは一切関係ない」と強調。署名は斎藤知事らに提出したいとしている。
県庁の県民相談室と県議会事務局には、村山氏が「県議を続けることで責任を果たしたい」と表明した臨時会最終日の翌日の5月23日だけで計28件の意見が寄せられ、「支持者のためにしか働く気がないのでは。本当に責任を果たすのであれば、無給で続けてほしい」「全国から笑われる」など、すべて村山氏に対し厳しい内容だったという。
(2007年6月9日 読売新聞)
1469
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 21:39:04
福井談合:参加業者すべて立件 暴力団の摘発はできず /福井
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukui/news/20070609ddlk18040317000c.html
県警組織犯罪対策課、福井署などの合同捜査本部は8日、北陸農政局発注の改良工事を巡る談合事件で、既に立件された11人を除く、17業者の社長や社員ら計22人を競売入札妨害(談合)の容疑で福井地検に書類送検。談合参加者全員を立件し、捜査は終結した。
書類送検されたのは、▽福井市長本町、道端組社長、道端茂昭容疑者(58)▽永平寺町松岡上合月、椛山建設社長、椛山義洋容疑者(61)=いずれも当時=ら計22人。
22人は事件当時、▽道端組▽椛山建設▽石黒建設▽木原建設▽坂川建設▽中日本土木▽辻広組▽丸岡土建▽グリーンシェルター▽半澤組▽中山組▽江川組▽ウエキグミ▽日本国土開発▽佐伯建設工業▽大和建設▽三越建設工業(増田建設の代理として出席)−−の17社で、社長や営業担当などをしていた。
調べでは、道端容疑者らは04年10月21〜28日ごろ、計4回集まり、落札予定業者を決定。この業者の予定価格よりも高く入札し、工事を受注させるなどした疑い。17社のうち、2社が工事を受注した建設業者の下請けに入っていた。しかし、22人は金銭授受などがなく、逮捕を見送った。
この事件では暴力団と関係のある業者が深く関与、不正な利益が暴力団に流れたとみられているが、暴力団自体の摘発はないまま終わった。【菅沼舞】
毎日新聞 2007年6月9日
1470
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 21:45:07
生駒の山林買収:元議長らに、足湯建設費も損賠請求 市議会で市長意向 /奈良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/news/20070609ddlk29040639000c.html
◇適正価格と2000万円差
生駒市の山林売買と足湯施設建設工事を巡る背任・贈収賄事件で、山下真市長は8日開会した市議会の一般質問で、背任とあっせん収賄の罪で起訴された市議会元議長の酒井隆被告(65)らに対して、足湯施設の建設費についても損害賠償請求する意向を示した。市の試算で建設工事の契約額(5355万円)と適正価格との間に約2000万円の開きがあったことも明らかにした。
山下市長は、山林売買で問題になった市土地開発公社について、解散を含めて抜本的に見直し、公社を情報公開の対象に含めるよう情報公開条例を全面改正する方向で検討を進めていることも明らかにした。
一連の汚職事件を受けて設置予定の調査委員会について「他にも不自然な事業がないとは言い切れず、委員会で調査してもらいたい」と述べた。委員会は、大学教授、弁護士、公認会計士ら学識経験者で構成する見通し。設置時期は未定。
市は公社から山林を買い取るための費用1億3620万円を盛り込んだ一般会計補正予算案や、議員らによる口利きを防止する法令順守条例案など12議案を提案した。会期は21日まで。【高瀬浩平】
毎日新聞 2007年6月9日
1471
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/10(日) 13:07:18
松岡前農相、豪政府負担で招待旅行 協定めぐり議員外交中
2007年6月7日 朝刊
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2007060702022285.html
先月自殺した松岡利勝前農相が、農相就任約五カ月前の昨年五月、オーストラリア政府の負担で同国への招待旅行に出かけていたことが分かった。松岡氏は有力な農水族議員の一人として、オーストラリアとは自由貿易協定(FTA)をめぐり難しい議員外交をする立場にあり、自民党内からも「誤解を生む」との批判が出ていた。
松岡氏がホームページ上で記した活動報告(現在は閉鎖)などによると、松岡氏は昨年五月一日から八日までの日程でオーストラリアに招待された。現地ではウォレン・トラス貿易相をはじめ、外務、農林水産など政府要人と会談、天然資源を生かしたバイオマスや食肉処理、ワインなどの施設を見て回った。
問題は趣旨と渡航費用だ。オーストラリア政府は本紙の取材に「外国の上級の政治家などを招く特別プログラムを有しており、豪州の主要な人物と親しんでもらうことが目的だ」と文書で回答。
具体的な金額については言及しなかったが、その前年に同じプログラムで渡航した別の大物農水族議員のケースでは費用は約百万円。この農水族議員は「交渉相手国から金品を授受すれば、後ろ指をさされる」として、招待を断り費用は自己負担したが、松岡氏は自らの活動報告で「招待」だったと認めている。
松岡氏が訪豪した当時は、日豪両政府間で貿易自由化に向けたFTAの共同研究が進行中。日本の農業団体などからは、オーストラリアからの輸入増による大打撃を懸念する声が上がっていた。オーストラリア側には、有力な農水族議員の理解を得ることで、交渉をスムーズに運ぶ狙いがあったとみられている。
1472
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/10(日) 23:40:40
選挙:参院選 本宮氏の擁立、社民取りやめ 公選法、念頭になく /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070610ddlk03010328000c.html
◇「会派全体の責任」指摘も
夏の参院選に社民党から出馬予定だった前盛岡市議、本宮秀孝氏(61)の政務調査費(政調費)を巡る擁立取りやめによって、一部議員の公職選挙法への認識の甘さが改めて浮き彫りになった。
問題となったのは、本宮氏が06年1月の市政報告会で有権者らに計約21万円分の弁当などを無償で提供していた事実。
また、盛岡市に情報公開請求した毎日新聞に開示された収支報告書などによると、本宮氏が市議時代に所属していた会派「市民連合」では、佐藤妙子幹事長(61)が06年1月29日に盛岡市みたけの「みたけ地区活動センター」で開催した市政報告会で地区住民145名に弁当を提供。弁当150個の代金18万9000円を政調費から支出している。また、千葉健一市議(68)は04年10月23日、盛岡市の県高校教育会館で議会報告会を開催。22人の参加者への弁当代2万2000円を政調費として請求、全額交付されている。
問題は、本宮氏らの行為が公選法に抵触するかどうか。公選法では選挙区内での寄付行為を禁じている。本宮氏は9日の会見で、公選法に触れるかもしれないという考えはなかったかと問われ、「触れるとは考えていなかった」と答えた。また当時、会派幹事長だった刈屋秀俊市議(53)は「政調費として支出が正当だと認識はしていたが、公選法に抵触するかどうかは考えなかった」と認識不足を認める。同会派では06年度から食糧費への政調費の支出禁止を申し合わせた。
県議会の事務処理マニュアルは、食糧費の運用に当たり、公選法の制限に配慮するよう明記している。一方、市議会では食糧費が社会通念上、妥当かどうかを議論した経緯はあるが、公選法を念頭に置いた申し合わせなどはないのが現状だ。
政調費からの食糧費支出を自粛している他会派もあるが、「社会通念上、認められない」との考えが背景にあり、公選法を意識したわけではないのが実情だ。
市民オンブズマンいわての井上博夫会長は、「原則として政調費は政務調査に用いるのが目的で、飲食には用いてはいけない。だが政調費を使って他人にごちそうしたということになると、公選法違反に該当する恐れが強い」と話す。また「政調費は会派に対して支給されている。会派全体の責任だ」と指摘。「市議会全体として調査と改善策を出すべきだ」としている。【念佛明奈、岸本桂司】
毎日新聞 2007年6月10日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/12(火) 06:15:52
自民党県連前会長の川添被告に懲役1年6月を求刑 讀賣宮崎
県議選(4月8日投開票)で長男(当選)を当選させようと支援者らに現金を配るなどしたとして、公選法違反(現金買収、供応、事前運動)の罪に問われている自民党県連前会長で前県議の川添睦身被告(73)の論告求刑公判が11日、宮崎地裁(高原正良裁判長)で開かれた。検察側は「民主主義の根幹を揺るがす悪質な犯罪。公職を世襲の対象にしたもので、酌量の余地はない」として懲役1年6月を求刑した。
川添被告は連座制の適用対象。禁固以上の刑が確定し、訴訟で連座制の適用が認められれば、長男の川添博議員(45)の当選は無効となり、5年間は県議選宮崎市区から出馬できなくなる。
起訴状によると川添被告は、県議選宮崎市区(定数12)に立候補した博議員を当選させようと、昨年12月21日、宮崎市内のホテルで支援者ら53人に投票や票の取りまとめを依頼。交通費名目で各2000円を渡し、うち52人に1200円相当の弁当を食べさせた。
公判で川添被告は、「ホテルでの会合は自分の引退表明のためでもあった」などと主張。検察側は論告で「出席者に選挙資料を配り、博議員のポスターも張っていた。博議員の後援会長も応援依頼をしており、選挙目的であることは明らか」と反論。さらに、「収支報告書を改ざんし、領収書などを隠して証拠隠滅工作もした」と指摘した。
弁護側は「現金や弁当は、すべてが博議員の選挙のためだったとは言えない。罰金刑を望む」と述べた。
最後に川添被告は「今回の事件は、私の思慮が足りないため。(長男が当選無効となる)連座制が心配。温かい、寛大な処分をお願いしたい」と述べた。
判決は7月19日。
(2007年6月12日 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/12(火) 10:28:14
NOVA社長、国会議員連れ市長面会 解約トラブル巡り
2007年06月12日06時00分
http://www.asahi.com/national/update/0611/TKY200706110268.html
英会話学校最大手「NOVA」(統括本部・大阪市)の解約を巡ってトラブルが相次いでいる問題で、NOVAの猿橋(さはし)望社長と自民党の中山泰秀衆院議員(大阪4区)が関淳一・大阪市長を訪ね、解約時の精算方法の正当性を訴えていたことがわかった。訪問は、大阪市消費者センターが市民とのトラブルをあっせんで解決するため、NOVAに対し、市条例にもとづく「出頭通知」を出した後だった。結局、センターはあっせんを打ち切ったが、関市長は中山議員の面会との因果関係を否定している。
大阪市などによると、出頭通知は昨年4月18日付で、市消費者センターから猿橋社長あてに送付された。解約時の精算金が少ないという消費者の苦情を受け、センターのあっせんで解決を図るため、NOVA側から見解を直接聴くのが目的だった。市消費者保護条例では、市はあっせんのほか、悪質な業者に指導、勧告でき、勧告にも従わない場合は業者名を公表することができる。
中山氏と猿橋社長が関市長を訪ねたのは昨年5月22日午前。市によると猿橋社長は、解約精算金規定が特定商取引法に違反しているかどうか最高裁(今年4月、NOVAの敗訴が確定)で争われていることや、経済産業省とも十分に協議していることなどを訴えたという。
また、中山氏も「最高裁で係争中だが、NOVAの精算規定が認められないのは社会通念上おかしい」などと主張したことを認めている。
これを受け、関市長は消費者センターに事実関係を確認しておくよう秘書担当課長に指示。担当課長は、センター所長から出頭通知を出した経緯などを聞き出し、中山氏の秘書に内容を伝えた。また、中山氏と猿橋社長の訪問については、センターの現場担当者にも知らされた。
センターの池見寛勝所長によると、社長らが市長を訪問する前の昨年4月26日、NOVAの担当者が出頭通知を受けて出頭し、「最高裁の判断が出るまで応じない」と宣言したという。池見所長は「その時点で判決を待つしかないと判断し、あっせんを不調として打ち切った」と説明。関市長は「国会議員が来たことで現場が判断をゆがめることはあり得ない」と話している。
中山氏によると、猿橋社長は後援会の一員で、パーティー券購入などの支援を受けているという。また、猿橋社長が理事長を務める財団法人「異文化コミュニケーション財団」では中山氏が評議員を務め、父親の中山正暉・元衆院議員が理事に就いている。
中山氏は市長訪問について、猿橋社長の依頼だったことを認め、「支援者が困っているときに助けてあげるのが政治家の仕事」と説明。「出頭通知は市長名で来ていたが、猿橋社長だけでは関市長に会えないので、面会できるよう設定した。あっせんをやめるよう口利きはしていないし、圧力をかけるつもりもなかった」と話している。
NOVAの広報担当者は朝日新聞の取材依頼に対し、「面会して答えたいが、社長の日程調整を続けている状態だ」とし、11日までに具体的な回答は得られなかった。
1475
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/12(火) 10:41:47
緑資源機構の捜査終結へ 官製談合 元理事ら13日にも起訴
2007年6月12日 朝刊
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007061202023393.html
農林水産省所管の独立行政法人「緑資源機構」の官製談合事件で、東京地検特捜部は十三日にも機構元理事らを独占禁止法違反罪で起訴するとみられ、一部疑惑を残したまま一連の捜査は終結する見通しが強まった。一方、機構の請負業者が加入する任意団体「特定森林地域協議会」(特森協)が昨年十一月に突然解散した際、約二千万円が残っていたことが分かった。機構からの受注高に応じて業者から徴収した会費のプール金の一部とみられる。
特捜部はこれまで、機構が熊本県で展開する大型事業を中心に捜査。しかし、談合疑惑に何らかの関与をした可能性があるとみていた松岡利勝前農相と、機構の官製談合に深く関与していたとされる特森協元副会長の山崎進一氏が、相次いで自殺したことなどから、疑惑解明が困難になったと判断しているもようだ。
関係者によると、特森協には全国の森林土木業者や測量コンサルタント業者ら約三百社が加入。機構発注の林道工事や測量業務を独占的に受注する一方、前年度の機構からの受注高二千万円につき七万五千円を年会費として支払っていた。総額は年間数千万円にのぼったとみられる。
公正取引委員会が機構などに立ち入り検査した直後の昨年十一月、特森協は山崎氏の進言で理事会を開き、突然解散した。
山崎氏は機構の前身の旧森林開発公団時代、不正な受注配分の手法を確立し、元理事高木宗男容疑者(59)=独占禁止法違反容疑で逮捕=らに継承。一九九〇年に旧公団理事から特森協に天下りし、副会長として会を中心的に運営する一方、高木容疑者らから受注配分の報告を受けていた。特森協の政治団体の献金も差配していたという。
特捜部は先月二十四日、高木容疑者ら六人を逮捕した。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/12(火) 13:09:22
片山さつき衆院議員の元秘書を傷害容疑で書類送検
2007年06月12日11時09分
http://www.asahi.com/national/update/0612/TKY200706120098.html
浜松市議の波多野亘氏(38)を殴ってけがをさせたとして、静岡県警浜松中央署は12日、片山さつき衆院議員(静岡7区選出)の田中酉一(ゆういち)元秘書(38)を傷害容疑で地検浜松支部に書類送検した。
調べでは、浜松まつりが開催中の5月3日夜、市内の民家で市議を殴り、顔や口に計7針縫うけがを負わせた疑い。容疑を認めているという。
2人は高校の同級生で、知り合いの民家で開かれた祝いの席で顔を合わせたという。波多野市議によると、田中元秘書は酒に酔いながら「片山代議士とお前を会わせたくない。帰ってくれ」としつこく迫り、押し問答になったという。同市議は5月8日、被害届を同署に提出した。
田中元秘書は片山氏の地元私設秘書だった。トラブルの直前の4月30日で秘書を辞めたと片山氏は説明している。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/12(火) 13:26:35
片山議員元秘書を書類送検 浜松市議への傷害容疑で
2007年6月12日 13時05分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007061201000286.html
浜松市議(38)を殴ってけがをさせたとして、静岡県警浜松中央署は12日、自民党の片山さつき衆院議員(静岡7区)の元私設秘書の男性(38)を傷害容疑で書類送検した。容疑を認めているという。
調べでは、元秘書は5月3日夜、浜松市内の民家で開かれていた祭りの宴席で同席した市議と口論となり、顔を殴って軽傷を負わせた疑い。2人は高校の同級生という。
元秘書は「商売をしたいと思い3月末に退職届を出し、(事件前の)4月30日付で退職している」と話しており、同議員の事務所も「事件前に退職しており、議員とは一切関係ないのでコメントは差し控える」としている。
この事件をめぐっては、市議が5月8日、同署に被害届を提出。片山議員は同日夜に会見を開き、「自分は宴席にいたが、暴行の現場には居合わせていない」と釈明し、元秘書は「市議選で応援したのに礼がなく、忠告しようと室外に連れ出そうとした際、手を激しく引っ張られ、身の危険を感じて殴ってしまった」と話した。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/12(火) 13:58:25
2007/06/12-13:54 衆院議員と市長訪問=NOVA社長、精算の正当性訴え−大阪
http://www.jiji.com/jc/s?k=2007061200501
英会話学校大手NOVA(大阪市)の解約トラブル問題で、同社の猿橋望社長が、自民党の中山泰秀衆院議員(大阪4区)とともに大阪市の関淳一市長を訪れ、解約時の精算方法の正当性を訴えていたことが12日、分かった。市消費者センターは当時、同社と市民のトラブルをあっせん調停しようとしていた。
市などによると、センターは消費者の訴えを受け昨年4月、同社に出頭通知を出し、出頭した担当者は「最高裁で係争中なので(センターの勧める精算方法には)応じられない」と主張した。
猿橋社長と中山議員が市長を訪問したのは昨年5月22日で、猿橋社長は精算方法の正当性などを主張し、中山議員は特定商取引法改正の必要性を訴えたという。
市長は面会後、トラブルの事情を確認するよう秘書担当課長に指示。センターは昨年6月、あっせんを打ち切った。
センターは「消費者側からNOVA側の条件で解約すると連絡があったため、打ち切りを決めた」と説明している。
関市長は「面会したのは事実だが、特別な対応は一切していない」とし、同社も「表敬訪問だった」としている。
中山議員の話 市長に法改正の必要性など自分の考えを述べた。当事者間に介入していないし、圧力も掛けていない。猿橋社長とは普段から連絡を取り合っているので、(自分が市長と面会する際)声を掛けた。社長から要望があったわけではない。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/12(火) 14:14:04
赤城農相:補助金交付団体から献金計30万円 規正法違反
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070612k0000e010065000c.html
赤城徳彦農相が03年と05年、国の補助金交付団体である2法人から計30万円の献金を受けていたことが分かった。政治資金規正法によると、国から補助金を受けた法人は1年間、政治活動への寄付が禁じられており、これに違反した形。
12日の参院農水委員会で、紙智子議員(共産)が明らかにした。同議員によれば、赤城農相が代表を務める自民党茨城県第1選挙区支部は03年11月、農水省所管の社団法人中央酪農会議から10万円、全国農業協同組合連合会(JA全農)から10万円の献金を受けた。JA全農は05年9月にも10万円を献金している。いずれの年にも両団体は国の補助金を受けていた。
赤城農相は「調査のうえ適切に処理したい」と述べるにとどまった。
赤城農相の献金を巡っては、政治団体「林土連懇話会」から受けた計40万円の寄付が、政治資金収支報告書に記載されていなかったことが発覚、返還している。「特森懇話会」に購入させたパーティー券の26万円分についても返還した。【日下部聡】
毎日新聞 2007年6月12日 13時20分
1480
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/12(火) 15:02:14
2県議進退の行方は?
2007年06月12日 朝日山梨
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000706120002
■選挙違反事件検察、連座
2人の県議が失職に追い込まれるかもしれない。秋山隆信氏(52)と鷹野一雄氏(46)。両県議の陣営関係者が逮捕された選挙違反事件で、甲府地方検察庁が、県内初となる連座制の適用を視野に入れたからだ。地検も独自に捜査に乗り出した今回の事件。何が彼らを追いつめたのか。
■「秘書的存在」裏付けた“あて名”/家宅捜索機に進展
「奥脇秘書様」
A4判のファクス用紙のあて名には、こう記されていた。
5月19日、富士吉田市内の秋山氏が関連する二つの会社の事務所。甲府地検の50人が9時間にわたって家宅捜索をした際、そのファクス用紙が出てきたのだ。
奥脇高広被告(39)=公職選挙法違反罪で起訴=は県議秋山氏の陣営幹部で、4月12日に公職選挙法違反(現金買収)容疑で県警に逮捕された。
「秋山さんの、ただの運転手」「秘書なんかじゃない」
捜査2課の取り調べに、奥脇被告はこう言って、組織的な関与を否定してみせた。
奥脇被告は、秋山氏が関係する会社(富士吉田市)の社員で、秋山氏が12年前の県議選で初当選を果たした際、運転手になった。今では県議本人の片腕的な存在、というのが後援会など周囲の一致した見方だった。
甲府地検も奥脇被告を「秘書的存在」とみていた。そのことを裏付ける物証が欲しかった。そのため秋山氏の関連の会社を地検単独で捜索に踏み切ったのだ。県警が奥脇被告を逮捕し、選挙事務所や自宅を捜索してから1カ月以上もたっていた。
5月下旬にあった検事による取り調べ。捜索で見つかったファクス用紙は県内の会社から奥脇被告あてに送られたものだった。「秘書様」という言葉の前に奥脇被告は、言い逃れができなくなっていた。
地検の「隠し球」はまだあった。
家宅捜索の2日前、5月17日。地検の事務官ら2人は県庁の議会事務局にいた。過去数年にわたる政務調査費の「収支報告書」をめくっていた。
収支報告書を眺めていた男性事務官は、ある数字に気付いた。奥脇被告の通帳にある入金額と、報告書の人件費に記載されている秘書への支払額が同じ額だったのだ。
収支報告書自体は、奥脇被告が県議に代わって自ら作成し、県議会へ提出したものだった。こうして「奥脇=秘書」という当初、にらんだ図式が捜査の結果、徐々に裏付けられるようになった。
一連の捜査では奥脇被告が選挙で買収に使った資金計95万円の出どころも、通帳など押収品からの分析で解明された。
70万円が秋山氏の親族の指示で関連会社から奥脇被告へ支払われ、20万円は政務調査費が充てられていた。被告自身の負担は、5万円だけ。「買収資金はすべて自腹だった」という当初の奥脇被告の供述は覆された。
■捜査で中心人物と判明
一方の鷹野県議派の選挙違反事件。
逮捕当時は、ただの運動員とされた篠原直樹(46)と山本和真(46)=公選法違反で起訴=の両被告。こちらも捜査の結果、青年部を立ち上げるなど、選挙運動の中心人物だったことがわかった。同地検は「組織的選挙運動管理者等」とみて、起訴の際、連座制を視野に入れ、奥脇被告と同様、「百日裁判」を申し立てた。
2人の県議は今、多くを語らない。鷹野氏は9日夕、朝日新聞の取材に「まさかこんな事態になるとは思わなかった。時期がきたら、しっかりと話をしたい」と答えた。
秋山氏の富士吉田市内の自宅を3日夕、訪ねたが本人は不在。妻が「今は話をする時ではない、と話しておりました」とだけ答えた。
今回の県議選をめぐる選挙違反事件では、これまでに3氏(1氏は落選)の関係者計13人が県警と同地検に逮捕された。近年にない規模で全国でも異例の多さ。現職2県議の進退が問われる事態となった。
21日には秋山陣営の奥脇被告ら6人の公判が始まる。
1481
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/13(水) 01:34:39
受注先、生え抜きが決定 緑資源談合、捜査終結へ '07/6/13
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200706130138.html
独立行政法人「緑資源機構」の林道整備をめぐる官製談合事件で、独禁法違反容疑で逮捕された元理事高木宗男容疑者(59)は、林野庁出身の担当部長を通さず、その部下である前林道企画課長下沖常男容疑者(56)と直接話し合い、発注の割り振りを最終決定していたことが十二日、関係者の話で分かった。
高木、下沖両容疑者は、いずれも機構の前身に当たる旧森林開発公団採用の生え抜き職員。外部出身者を関与させず、機構独自の違法な受注調整システムを継続させていたとみられる。東京地検特捜部は拘置期限の十三日に高木容疑者らを起訴。捜査はほぼ終結する見通しだ。
関係者によると、高木容疑者は二○○五年四月、森林業務部長から理事に昇進し、後任の部長には林野庁のキャリア職員が就任した。
一方、下沖容疑者は地方から本部の森林業務部に戻った○四年春から、全国の地方建設部から上がってくる受注配分案を集約。部長の交代後も報告は高木容疑者に直接行い、新任の部長は受注割り振りの協議から外されていたという。
機構をめぐっては、松岡利勝前農相の地元熊本県や、島根県で実施中の大規模事業についても官製談合疑惑が浮上。特捜部は事業を所管する機構の地方出先機関などを捜索するなど捜査を進めていた。
しかし、高木容疑者に談合システムを引き継いだとされ、特捜部の事情聴取を受けていた元上司(76)が自殺したことで、全容の解明が困難になった。受注業者からの政治献金が問題となっていた松岡前農相の自殺も影響したとみられる。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/13(水) 17:31:28
忘年会飲食代、県議に支払い命令 神戸簡裁
2007/06/13 兵庫
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000381131.shtml
加藤修兵庫県議(49)=神戸市東灘区、民主党・県民連合=が忘年会の飲食代を支払っていないとして、神戸市中央区のふぐ料理店が同県議に対し、約十一万円の支払いを求めた訴訟の判決が十三日までに、神戸簡裁であった。妹尾圭策裁判官は「客全員が連帯して支払う義務がある」として、店側から支払いを求められた同議員に、提訴後に支払った自身の飲食代金(約一万二千円)を除いた約九万七千円の支払いを命じた。
判決によると、加藤県議は二〇〇五年十二月、事務所名義で同店を予約。計九人で飲食し、一人の男性が「請求書を(会社に)送ってほしい」と店側に名刺を渡した。
しかし、男性は支払いに応じず、店側が今年一月、加藤県議を相手に提訴した。
1483
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/13(水) 18:20:45
本田前斐川町長、収賄で逮捕/工業用地取得で金銭受領の疑い 島根日日
県警本部は十一日夜、中田製作所(斐川町神氷)の工業用地取得をめぐる贈収賄事件で、前斐川町長で会社役員本田恭一容疑者(55)=斐川町出西=を収賄容疑で逮捕。中田製作所社長中濱賢造容疑者(54)=出雲市平田町=と、NPO法人ビジネスサポートひかわの前事務局長で無職周藤幸夫容疑者(61)=斐川町学頭=を贈賄容疑で逮捕した。県警本部は出雲署と合同で十二日正午現在、斐川町役場など全十六カ所を捜索。同役場には十七人の捜査員が入り、午後一時半までにダンボール八箱分の捜査資料を押収した。
県警によると、本田容疑者が町長だった二〇〇五年六月ごろ、中田製作所が斐川西工業団地(同町神氷)に約二千九百㎡の工業用地を取得する際、中濱容疑者と周藤容疑者が共謀、便宜を受けようと現金百万円を本田容疑者に供与、本田容疑者がこれを受領した疑い。県警本部は内偵捜査を進め、十一日、出雲署と合同で三人を任意で取り調べていた。県警本部は三人の関係性が捜査の要になるとしている。
逮捕された本田容疑者は、町議会議員を経て一九九九年から二期八年間町長を務め、三選を目指した今年四月の選挙で落選した。
中濱容疑者が経営する中田製作所は一九八五年に設立、セラミックコンデンサなど電子部品の製造機械の部品などを製造し、斐川町が起業家の初期投資の軽減を狙って斐川西工業団地内に立てた貸し工場に二〇〇一年四月に入居。〇五年に同工業団地内に約三千平方mの用地を取得し、〇六年三月に操業を開始している。
NPO法人ビジネスサポートひかわは、地元経済界有志が県内初の産業支援型のNPO法人として〇二年に設立。同町が同工業団地内に建てた企業支援センター内に事務所を置き、地元企業の商品開発や販路開拓などを支援している。周藤容疑者は〇三年四月から同NPOの事務局長を務め、〇五年十一月に辞職している。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/13(水) 19:57:27
県議選公選法違反:自民・近藤県議、県連に離党届 議員辞職はせず /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20070613ddlk11040204000c.html
4月の県議選西5区=ふじみ野市(旧上福岡市)=をめぐる選挙違反事件で、公選法違反(買収など)の罪で起訴された近藤善則県議(48)が5月下旬、自民県連に離党届を提出していたことが分かった。
滝瀬副次・県議団長は同日、近藤県議の離党に伴い、会派所属議員数を1減の52人に変更する所属議員異動届を吉田弘議長あてに提出、受理された。議員辞職はしておらず、当面無所属となる。【和田憲二】
毎日新聞 2007年6月13日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/13(水) 20:14:33
山県市議選ポスター費問題:「捜査見守る」 与党4会派20議員が申し合わせ /岐阜
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gifu/news/20070613ddlk21040058000c.html
04年の山県市議選で当選した議員5人前後が、公費負担されるポスター製作費を市に水増し請求した疑いがある問題で、同市議会(定数22)の与党4会派に所属する20議員が会合を開き、県警の捜査を見守ることを申し合わせた。一方、県議会(定数46)の最大与党会派「県政自民クラブ」(32人)は12日、今年4月の県議選のポスター代について、個々の県議が自己点検するよう指示した。今回の問題では、同クラブに所属する同市議出身の県議も県警の事情聴取を受けている。
同市議会はこの日、6月定例会が開かれ、水増し請求疑惑が持たれている市議らも初めて公の場に姿を見せた。本会議では、平野元市長はポスター問題に一切言及しないなど、この問題が取り上げられることはなかった。本会議後に行われた4会派の会合では、約40分間協議があり、県警の捜査状況をみて対応することにしたという。
会合後、村橋安治議長は取材に対し「事情聴取を受けている人もおり、個々の現状を話すことはできない。市民や議会に迷惑をかけており、申し訳なく思う。今後、様子を見ながら、その都度対応を考えていきたい」と陳謝した。
一方、県政自民クラブはこの日、総会を非公開で開いた。渡辺信行議員会長が「間違いがあれば、党県連事務局に相談して速やかに訂正してほしい」と呼びかけたという。県議選のポスター製作費をめぐっては、市民団体「くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク」が県に監査請求を行う準備をしている。
総会に出席した議員の一人は「(自分は)不正はなかった。県議の場合は会計担当者がすべて取り仕切っているので、候補者では分からないケースが多いのではないか」と話していた。【稲垣衆史、宮田正和】
毎日新聞 2007年6月13日
1486
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/13(水) 20:17:52
飲食代:加藤県議に9人の代金支払い命令 「全員連帯して義務」神戸簡裁判決 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070613ddlk28010195000c.html
神戸市中央区のふぐ料理店が、加藤修県議(49)=神戸市東灘区選出、民主党・県民連合=らが会食した飲食代を支払わなかったとして、加藤県議に10万9305円の支払いを求めた訴訟の判決が12日、神戸簡裁であった。妹尾圭策裁判官は、加藤県議が自身の飲食代として支払った分を除く9万7160円の支払いを命じた。
加藤県議は05年12月、計9人で同店で会食した。会計時に参加者の男性が名刺を出し「飲食代は後日支払う」と約束したが、男性が支払わなかったため、同店は加藤県議に請求。加藤県議は提訴後、1万2145円を振り込んだ。
判決は「客の一人が請求先を指定しても、店側に対する支払い義務や参加者内の負担割合とは別の問題」と指摘。飲食代金は全員で連帯して支払う義務があるとし、加藤県議に残額の支払いを命じた。
加藤県議は「政治家は一緒に飲食した参加者にだまされる可能性がある。公職選挙法の下で活動しており、自己分は負担していた」と述べた。判決は公職選挙法について触れていないが、加藤県議は「今回は(同法の)寄付、買収に当たらないという判決を得て、他人分も支払えるようになった。今後は見極めをしっかりしたい」と話した。【酒井雅浩】
〔神戸版〕
毎日新聞 2007年6月13日
1487
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/13(水) 20:19:40
前斐川町長収賄:逮捕の前町長、用地助成金の上限額改正 町職員は困惑 /島根
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shimane/news/20070613ddlk32040458000c.html
◇300万〜1000万円に
斐川町の工業用地取得を巡り、業者側から現金100万円を受け取ったとして、県警捜査2課は11日、前斐川町長の本田恭一容疑者(55)を収賄容疑で、出雲市平田町、中田製作所社長、中浜賢造容疑者(54)と、斐川町学頭、無職、周藤幸夫容疑者(61)を贈賄容疑で逮捕した。事件の舞台となったのは斐川西工業団地。中田製作所が同工業団地への進出を検討し始めた05年に、町の用地取得助成金の上限が300万円から1000万円に引き上げる内容の条例改正を町が行っていることが分かった。
◇16カ所家宅捜索
中田製作所は01年に町の貸工場に入居。その後、05年に斐川西工業団地に進出準備を進めてきた。同年7月には県と町とで工場新設の覚書を締結。同年10月31日には同工業団地2928平方メートルを約4000万円で取得した。
一方、町は同年9月、町企業立地促進条例を改正し、同年10月から施行。これまで助成金の上限額が300万円だったのを1000万円まで引き上げた。このため、中田製作所は町から約870万円の助成金を受け取っている。
本田容疑者が周藤容疑者を介して中浜容疑者から現金100万円を受け取ったとされるのは、同年6月。この3カ月後に条例が改正されたことになる。町は「300万円の助成では企業は進出しないということで、当時は改正した」としている。
同団地は、町が地場産業用の分譲型工業団地として89年から整備。総面積は15・6ヘクタールで、町と県がそれぞれ条例に基付いて進出企業に対して用地取得などの助成措置を実施、現在は12企業が計14・6ヘクタールに進出している。
■町役場
県警は12日、斐川町役場や本田容疑者の自宅など16カ所を家宅捜索した。町役場には午前10時ごろ、段ボールを持った約20人の捜査員が2階の会議室で捜索を開始。緊迫した雰囲気の中、職員は指示された関係資料を会議室に運び込むなど、終始対応に追われた。県警が押収した資料は段ボール箱8箱分に上った。
町では、この日朝から勝部勝明町長や担当者らが会見。勝部町長は「驚き遺憾に思っている。捜査に協力したい。事実ならば町民の負託に応えるべき者としてあってはならないこと」と話した。
一連の事件を知った町職員は、一様に「信じられない」と困惑の表情を見せた。斐川町は深刻な財政難に直面しており、町は産業誘致に力を注いでいた。それだけに、多くの職員は「なぜ金を渡してまで便宜をはかるのかわからない。あの団地はむしろ業者に金を払ってでも来てもらいたいくらいなのに……。便宜とは何なのか」と首をかしげた。
本田容疑者は町議、町議会議長を経て99年に町長に初当選。2期務め、全国町村会副会長もしていた。今回の町長選では3選を目指したが、新人の勝部氏に敗れた。
■周藤容疑者
本田容疑者と中浜容疑者の現金受け渡しの仲介役をしたとされる周藤容疑者は、「NPO法人ビジネスサポートひかわ」の前事務局長。同NPOは02年7月に地域企業の産業振興を目的に作られ、同町内などの企業が会員となっている。逮捕された中浜容疑者も役員として名を連ねている。
周藤容疑者は同NPO設立後の03年4月に事務局長に就任。05年11月に事務局長を突然、辞任。現事務局長の樋野文雄さん(60)は「突然の逮捕でびっくりしている。当NPOの役割は人材育成や情報提供にある。企業の工場用地取得や進出の際に便宜を果たすような役割も権限もなく、考えられないことだ」と困惑した表情で話した。
毎日新聞 2007年6月13日
1488
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/13(水) 20:20:27
同和関連本押し売り:「指示していない」トラストジャパン代表が起訴事実否認 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070613ddlk34040627000c.html
中区の書籍販売会社「トラストジャパン」による脱税・恐喝事件で、会社ぐるみで同和問題や北方領土関連の本を高額で売りつけていたとして、組織犯罪処罰法(恐喝)違反罪に問われた同社代表の李一雄被告(63)=法人税法違反罪などで公判中=と相本浩被告(59)=同罪で公判中=の公判が12日、広島地裁(細田啓介裁判長)であった。李被告らは「団体を統括していたのは間違いないが、恐喝を指示していない」などと起訴事実を否認した。
起訴状などによると、2人は代表を務める「トラストジャパン」と関連会社「ユニオンKA」(岡山市)の社員らと共謀し、廿日市市内の事業者などに電話をかけ、「本を作ったので協力してくれ」などと言い、拒否されたら「お宅の前を街宣車でよく通っている」などと脅迫し、計約90万円を振り込ませた。
検察側は冒頭陳述で「同和団体や右翼団体を連想させる団体名を名乗り、団体としての威迫力を背景に電話の相手を脅迫し、金を要求。1冊4万8000円または5万2500円などの法外な高額を振り込ませる恐喝行為を繰り返し、収益を得ていた」などと指摘した。
毎日新聞 2007年6月13日
1489
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/13(水) 20:22:32
前那賀町長の公金私的流用:公印使用簿を作成せず 前町長が無断で使う /徳島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokushima/news/20070613ddlk36040599000c.html
◇今年1月まで規定違反
那賀町の日下正隆前町長が公金を私的な先物取引に不正流用していた問題で、同町では今年1月まで、町の公印管理規定で作成が定められている公印使用簿がなかったことが12日、わかった。合併(05年3月)の後、外部へ持ち出すことがなかったため作成していなかったという。一連の問題では、町や町土地開発公社の公印が前町長による融資借り入れの際に無断で使われていた。【加藤明子】
同町によると、現町長の坂口博文氏は町助役だった1月4日、徳島市内の公務で公印が必要になるため、総務課長の承認を得て公印を預かった。その時点で公印使用簿がないことを知り、作成を指示。帳簿は1月中に作成されたという。
一方、日下前町長は同日、「公社名義の借入金3億7500万円を返済するため手続きに公印が必要」と坂口氏に虚偽の説明をし、公印を前出納室長(現・商工地籍課長)に渡すよう指示。日下前町長の指示に従い、前出納室長は同日、前町長の署名と公印の押された3億8500万円の借入申込書を地元農協に提出。農協は同日、3億8500万円を町の口座に振り込んだ。
公印は日中は総務課長席の机の上で管理。夜間は金庫に入れて保管していた。規定では外部に持ち出す場合、管理者である総務課長の承認を得て、公印使用簿に使用理由や使用者の氏名を記入するよう定めている。しかし、日下前町長は、総務課長に公印使用の承認を得ていなかった。
坂口氏は「使用簿が存在したからといって今回の問題が起きなかったわけではないが、日下前町長の言い分を信じていたため、使途の確認なども不十分だったと責任を感じている」と話している。
毎日新聞 2007年6月13日
1490
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 00:17:47
長勢法相:実家の建物が未登記 富山・魚津
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070614k0000m040138000c.html
長勢甚遠法相が資産公開している富山県魚津市の実家の建物が、「未登記」の状態となっていることが13日、分かった。
関係者によると、換地処分に伴い複数の土地がまとまって合筆された際、新しい地番に建物登記がない状態になったという。
この問題は95年に一部報道で報じられ、長勢氏は周囲に改善を指示していたというが、そのままになっていた。建物は現在は空き家で、固定資産税は納付されているという。
地元事務所は「(法相も)きちんと登記が済んだものと考えていたと思う。現在、司法書士に調べてもらっている」とコメントしている。
法務省民事第2課によると、建物を所有したにもかかわらず登記を怠ると不動産登記法違反に当たる。
長勢氏は旧労働省出身。90年に初当選し、現在6期目。01年、副法相、05年官房副長官を務め、昨年9月から法相。
毎日新聞 2007年6月13日 23時17分
1491
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 09:01:27
緑資源談合捜査終結へ 松岡氏の死、影響も
2007年06月14日06時36分
http://www.asahi.com/national/update/0613/TKY200706130397.html
独立行政法人「緑資源機構」の入札談合事件で、東京地検特捜部は13日、同機構元理事ら7人と4法人を独占禁止法違反(不当な取引制限)の罪で起訴した。捜査はこれで終結する見通し。松岡利勝前農林水産相の影響下にあるとされた熊本県内の業者らの談合疑惑も解明中だったが、松岡氏の自殺が捜査に影響した面は否定できない。死の真相はいまだ謎だが、同県の地元業者らは「今後も談合はなくならない」と話している。
松岡氏側近の一人は「緑資源機構の事件が死の原因とは思えない」と振り返った。「小心者」の松岡氏は気になると必ず周囲に相談するがこの事件では一言もなかったという。
それよりも、光熱水費問題で批判を浴びるようになったころ、後援会の間で「もう次の選挙は戦えない」という声が高まり、松岡氏は大きな衝撃を受けた様子だったという。「後援会に情けない思いをさせるぐらいなら死ぬ」と常々言っていたという。
松岡氏の選挙区の熊本県阿蘇地域。特捜部は先月25日、同機構の中山間保全整備事業(総事業費154億円)が実施中のこの地域で、独占禁止法違反の疑いで機構の出先機関・阿蘇小国郷建設事業所の捜索に入った。
この事業を落札していた熊本市、阿蘇市などの16業者が、01〜05年に松岡氏の資金管理団体などに計2465万円の政治献金をしていた。業者らによると、献金の趣旨には、松岡氏の政治力が事業の発注に及ぶことへの期待もあったという。
この事業をめぐっては、機構側が落札予定業者を割り振る官製談合を行っていたが、松岡氏と太いパイプを持つとして地元で影響力を持つ建設業者が、業界側の仕切り役として調整に関与していたと、複数の業者が証言している。
ある業者は以前、熊本市内の料亭で松岡氏と会食した際「阿蘇の業者を公平に扱っていただくことが先生の力になりますよ」と陳情したという。
検察側は談合疑惑の捜査を進める中でこのような地元事情をつかんでいたとみられる。松岡氏について「捜査上、距離感はあるが、意識する存在」ととらえていた模様だ。
同機構の官製談合が摘発され、松岡氏がいなくなった後を見据え、ある地元業者はこう語る。「官製の要素はなくなっても、松岡氏の威光を借りて受注実績を築き上げた業者らが今後も優位に立つ。談合自体はなくならない」。他の会社役員も「予算を地元にとってきてくれる政治家と業界の関係は切っても切れない」と話した。
1492
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 09:06:13
赤城農相:収支報告書を訂正 違法献金問題
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070614k0000m040155000c.html
赤城徳彦農相が代表を務める自民党茨城県第1選挙区支部が、国の補助金交付団体である農業関連2法人から計30万円の献金を受けていた問題で、農相側は13日までに全国農業共同組合連合会(JA全農)からの20万円については有志からの個人献金だったとして収支報告書を訂正していたことが分かった。
政治資金規正法は国から補助金を受けた法人は、交付後1年間、政治活動への寄付が禁じられている。収支報告書によるとJA全農からの献金は03年と05年に各10万円行われていた。
農相の事務所は「単純なミスだった」と説明している。
一方、社団法人中央酪農会議からの10万円の献金は訂正されておらず、これについて事務所は「(補助金交付団体だと)気づかず受けてしまった」としている。
毎日新聞 2007年6月14日 3時00分
1493
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 09:11:05
緑資源 林道談合の捜査終結 前理事ら7人・4法人起訴
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070614/jkn070614003.htm
農林水産省所管の独立行政法人「緑資源機構」発注の林道調査業務をめぐる官製談合事件で、東京地検特捜部は13日、独占禁止法違反(不当な取引制限)罪で、同機構前理事、高木宗男容疑者(59)や機構前林道企画課長、下沖常男容疑者(56)ら7人と受注4法人を起訴した。高木被告らは起訴事実を全面的に認めている。周辺関係者の事件への関与などが浮上した松岡利勝前農水相(62)の自殺などで、特捜部はこれ以上の解明は困難として捜査を終結させた。
発注者側が同法違反の共同正犯として起訴されたのは、平成17年の旧日本道路公団副総裁と理事以来。
起訴状によると、高木被告らは4法人の担当者らと共謀、機構が平成17〜18年度に指名競争入札で発注した林道整備の測量・地質調査業務について、事前に落札予定業者を決めるなど談合を繰り返した。
談合は機構側が主導。高木、下沖両被告は林野庁OBらの天下り先に配慮して業者に業務を割り振る「配分表」を作成、受注業者などの任意団体「特定森林地域協議会」(特森協)元副会長で機構前身の森林開発公団元理事(76)=自殺=に了承を得ていた。
機構が熊本、島根両県内で実施している「特定中山間保全整備事業」では、松岡前農水相の有力支援者が談合を調整していた疑いが浮上。特森協は受注業者から受注額に応じて会費を徴収し、松岡氏らに献金していた。
4法人を告発していた公正取引委員会は起訴前の同日午前、7人を追加告発した。
◇
起訴された法人、個人は次の通り(呼称略)。
財団法人「林業土木コンサルタンツ」▽同法人元理事兼林道部長、●林光久(65)▽同法人元環境部長、橋岡伸守(63)▽財団法人「森公弘済会」▽同法人元業務第2部長、金子賢治(64)▽民間企業「フォレステック」▽同社元取締役技術本部長、谷本功雄(64)▽民間企業「片平エンジニアリング」▽同社企画営業部技師長、杉本★佑(62)。
●=雨かんむりに鶴
★=日の下に高
(2007/06/14 08:19)
1494
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 09:32:09
近藤県議 買収を否認
初公判 市議に現金「推薦料」 讀賣埼玉
4月に行われた県議選西5区(旧上福岡市)でふじみ野市議に現金を渡し票の取りまとめを依頼したとして、公職選挙法違反(買収など)の罪に問われた同市中ノ島、県議近藤善則被告(48)の初公判が13日、さいたま地裁(中谷雄二郎裁判長)であった。罪状認否で近藤被告は「(現金は)あくまでも推薦料の趣旨だった」と起訴事実を否認した。
冒頭陳述によると、近藤被告は県議選の票を取りまとめるため、支部長を務めていた自民党上福岡支部からの推薦料名目で、当時のふじみ野市議に買収金を渡そうと計画。1月15日夜、自宅で同市議6人それぞれに「推薦料 自由民主党上福岡支部」と書いた現金5万円入りのし袋を渡した。うち1人は後に返却した。
検察側は動機について、〈1〉将来はふじみ野市長から国会議員になりたいと考え、その布石を打つために他候補者に大差をつけて4選を果たしたかった〈2〉2、3期目が無投票当選で、後援会にまとまりがないことを危機に感じ、市議中心の選対本部を組織化しようとした――などと指摘した。
近藤被告は「当選を得る目的で自己への投票や票の取りまとめの報酬として現金を供与したというのは事実と異なる」と起訴事実を否認。近藤被告は5月24日に自民党を離党し、今月12日には同党県議団も退団したが、県議は続けている。
(2007年6月14日 読売新聞)
1495
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 09:46:39
グリーンピア南紀再生事業改装でホテル再開も」
国会議員ら跡地を視察 讀賣和歌山
大型保養施設「グリーンピア南紀」(太地町、那智勝浦町)の那智勝浦町の跡地で、中国企業「香港ボアオ」による再生事業が大幅に遅れている問題で、超党派の国会議員でつくる「公共事業チェック議員の会」の保坂展人衆院議員(社民)らが13日、跡地を視察した。
太地町の三原勝利議長や、那智勝浦町の亀井二三男・産業課長らが同行。閉鎖中のホテル棟や滞在型PR用施設の建設予定地、市屋区所有の「与根河池」などを回った。池の周辺では、地元住民数十人が、工事による水質汚染のおそれなどについて訴えた。
視察後、記者会見した保坂議員は、「巨額の年金で建設された施設が放置されているのはもったいない。ホテルは改装すれば、再開できる可能性があると思った」と話した。
(2007年6月14日 読売新聞)
1496
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 09:47:52
前斐川町長ら贈収賄で逮捕 「企業進出に水差す」 企業家ら 讀賣島根
斐川町が開発した工業用地の購入を巡り、前町長ら3人が逮捕された贈収賄事件で、同町では、企業進出への影響を懸念する声があがっている。
企業間の交流促進を図る同町のNPO法人「ビジネスサポートひかわ」(長岡秀治理事長)は、贈賄容疑で逮捕された、無職周藤幸夫容疑者(61)が、容疑事実があったとされる2005年6月当時、事務局長を務めていた。また、同容疑で逮捕された、機械部品製造会社社長中浜賢造容疑者(54)が理事に名を連ねている。
12日の同法人役員会では、中浜容疑者本人から事情を聞いた上で理事辞任を求める方針を決めた。会員企業からは「企業進出に水を差されるのが何より困る」との声が寄せられているといい、樋野文雄事務局長は「用地取得に(周藤容疑者が)介入したというが、私たちの仕事とはかけ離れたこと」と説明している。
(2007年6月14日 読売新聞)
1497
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 09:50:13
町長が引責、減給 前那賀町長不正借り入れ
議会特別委 公印問題に質問集中 讀賣徳島
那賀町の坂口博文町長が助役時代の今年1月、日下正隆前町長に頼まれ、正規の手続きを経ずに町名義で3億8500万円を農協から借り入れる手続きをした前出納室長に、町の公印を渡した問題を受け、坂口町長は13日開会の町議会定例会で、責任を取って、給料月額のカット率を現行の10%から、20%を上限に引き上げる方針を表明した。今議会で条例改正案を追加提案する。また同日、日下前町長による不正流用問題を調べる町議会の行財政調査特別委員会の会合があり、公印の管理責任を問う意見が相次いだ。
坂口町長は提案理由で、「(日下町長から)運用先から返還するために(公印が)必要と求められ、それを信用したとしても、当時の助役としての責任を自覚している」と説明。議会後、報道陣に「公印管理を怠ったけじめをつけたかった」と理由を語った。前出納室長の手当もカットする方向で調整するほか、町長交際費を削減する意向も明らかにした。交際費の使途についても、今後はホームページなどで公開する。
特別委では、坂口町長が公印を前出納室長に渡した経緯について質問が集中。「なぜ前町長に公印を渡す必要があったのか」「ほう助の疑いがあるのではないか」などと厳しい意見が出され、坂口町長は「信頼していた前町長がこんなことをするとは思わなかった。反省している」と釈明した。
また、町民からの要望を受け、公金流用問題に関する議会の調査報告会を開催することも決めた。
(2007年6月14日 読売新聞)
1498
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 11:16:33
聴取の市議が辞職示唆 岐阜・山県ポスター費疑惑
2007年6月14日 朝刊
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007061402023912.html
岐阜県山県市の選挙ポスター製作費をめぐる詐欺疑惑で、県警から事情聴取を受けた市議(57)が十三日、市議会内で取材に応じ、選挙公営制度に基づいて市費負担となるポスター製作費の水増し請求を認めたうえで、進退について「常識は持っている」と述べ、辞職も示唆した。
この市議は、疑惑の舞台となった二〇〇四年四月の山県市議選で、ポスター製作費として一人当たりに認められる上限に近い三十六万八千五百五十円を市に請求したが、実際にポスター製作にかかった費用よりも水増しした額だった。
市から不正に得た金額については「ノーコメント」としたが、市議は「事の重大さを認識し、深く反省している。金については自主的に返還したい考えがある」と話した。
一方、元山県市議で、県警から事情聴取を受けている県議(53)は疑惑発覚後の今月十一日、山県市役所を訪れ、「迷惑をかけた」として、〇四年四月の市議選後に市から支給されたポスター製作費の全額(三十六万八千五百五十円)を返すと申し入れていた。
しかし市は、制度上は印刷業者に支給した形になっている市費を、県議から返還される問題などを踏まえて「今は受け取れない」と対応したという。県議は、今年四月の統一地方選で県議選に出馬して当選した。
県議は水増し請求疑惑や市に返還を申し入れたことについて「ノーコメント」としている。県警は、この二人を含めた数人について詐欺容疑で事情聴取を進めている。
1499
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 11:17:02
パーティー会費、公費で一時負担 三重・亀山市長
2007年6月14日 朝刊
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007061402023910.html
三重県亀山市の田中亮太市長が昨秋、東京都内で開かれた片山虎之助自民党参院幹事長の政治資金パーティーの会費二万円を一時、市長交際費から支出していたことが分かった。十三日の市議会一般質問で、服部孝規氏が指摘した。
市は「片山氏側からはすでに返還されている」と答弁したが、特定政治家の政治資金を公費負担しようとした姿勢が問われそうだ。
パーティーは、片山氏の政治団体「地域活性化研究会」が昨年九月に開催。会費はいったん交際費から支出されたが、今年五月になって市は「好ましくなかった」と判断。片山氏側から返還を受け、あらためて田中市長が私費で支払い直した。
市は理由を明かしていないが、四月に服部氏が交際費に関する情報公開を請求していた。関係者によると、政治資金パーティーへの公費支出を違法とした判例もある。
市の市長交際費は本年度、昨年度とも三百万円。支出基準はあるが、政治資金パーティーについての記載はない。市によると、基準は市内の個人・団体を想定した目安だが、記載事項以外でも市長が必要と判断した場合は支出できるとしている。
旧自治省出身で県幹部の経歴がある片山氏と田中市長は約四十年来の知人という。本紙の取材に対し、市担当者は「上京した市長が片山氏から頻繁に助言いただいており、支障ないと考えた」と釈明した。
1500
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 14:01:37
長勢法相の富山の実家、指摘受けても未登記のまま
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070614ic05.htm
長勢法相が富山県魚津市に所有している実家が、不動産登記法に違反して現在も未登記の状態になっていることがわかり、法相は14日、「地元の者に指示し、登記されたと信じていた。よく確認しなかったのは申し訳ない」と謝罪した。
法相は、厚生政務次官だった1995年、読売新聞記事で実家の建物の未登記を指摘され、「社会的に非常識ということであれば登記する」としていたが、その後も登記手続きをしていなかった。固定資産税は納付しているという。
一方、法相は、大臣規範で首相への届け出が義務づけられている公益法人の役職の届け出を怠っていたとして、富山県内のスポーツ団体など5団体の役職について12日付で届け出書を提出した。
(2007年6月14日13時50分 読売新聞)
1501
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 14:11:43
暴力団関係者が出席 県議会議長ら就任祝賀会 長崎
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070614/01.shtml
三好徳明県議会議長らの就任祝賀会に、暴力団と関係の深い長崎市内の元会社経営の男性(54)が出席していたことが十三日分かった。伊藤一長前長崎市長の射殺事件を機に、暴力追放の機運が高まる中、県警幹部からは「暴力団の周辺者と政治家の密接な関係を疑われても仕方がない」と批判が出ている。
三好議長、自民党県連幹事長の末吉光徳県議、同政調会長の馬込彰県議の三人の就任を祝う会は、長崎商工会議所副会頭で長崎自動車の上田惠三社長ら経済界の七人を発起人に七日夜、長崎市内の料亭で開催。会費は一万五千円で、田上長崎市長、松島南島原市長ら五十−六十人が出席した。
登記などによると、祝賀会の実行委員会が置かれた長崎市内の会社は、男性が今月初めまで代表理事を務めていた建設資材販売などを手掛ける協同組合の関連企業で、両社は同じ住所にある。
男性は、インターネット上で政治家や行政の批判、建設業界の談合情報などを掲載するホームページを運営。五月中旬には県漁業取締室で職員の対応への不満から湯飲みを割って器物損壊容疑で逮捕され、県は行政への「不当要求」と認定した。二〇〇三年には暴力団員が長崎市内の会社役員を暴行死させた事件で傷害致死ほう助罪で有罪判決を受けたほか、〇四年には暴力団員から自宅に銃弾を撃ち込まれた。
県警はこの男性を「暴力団との関係を背景に威力を用い、または暴力団と資金的なつながりを有し、構造的な不正の中核をなす『特殊知能暴力集団』の対象者」としている。ある県警幹部は「(この男性が)どんな人物か、県議なら知っているはず。暴力を追放しようという時期に、このような人物と同席するのは不適切」と批判する。
祝賀会の発起人となった上田副会頭は「三好議長から頼まれて引き受けた。誰が会を企画したかは知らない」、末吉県議も「三好議長から呼ばれて行っただけ。誰が来るかは知らなかった」。田上長崎市長は「あいさつしてすぐに帰ったが、出席者はほとんど顔も知らなかった」と語った。
一方、三好議長は「誰が祝賀会を企画し、誰から自分に話があったかはっきり覚えていない」とし、男性については「県議になったころから知っている」と説明。だが、この男性が祝賀会に出席することや県への不当要求行為に関しては「知らなかったし、もし(男性が)祝賀会に来ると知っていれば出席しなかった」と話した。
1502
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 15:32:09
金融相:政治団体10万円記載漏れ 緑関連の業者団体
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070614k0000e010067000c.html
山本有二金融担当相(衆院高知3区)の政治団体「自由政策懇話会」が、緑資源機構の工事受注業者らでつくる「特定森林地域協議会」(昨秋解散)の政治団体「特森懇話会」から03年に10万円の献金を受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかったことが分かった。山本氏は、同機構が公正取引委員会の家宅捜索を受けた直後の5月1日に総務省に修正を行っていた。
特森懇話会は、04、05年開催の山本氏の政治資金パーティー「21世紀フォーラム」で、パーティー券計40万円を購入。03年には10万円を寄付したが記載がなかった。山本事務所は「隠す意図はなく記載ミス。事件が発覚したから修正したのではなく、偶然タイミングが重なった」としている。同懇話会は03〜05年、自殺した松岡利勝前農相を含む国会議員21人に計822万円を献金し、今年1月に解散した。【杉本修作】
毎日新聞 2007年6月14日 15時00分
1503
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 15:37:05
長勢法相、実家の建物未登記 「必要な申請する」と陳謝
2007年06月14日 富山北日本
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070614/5363.html
長勢甚遠法相が魚津市石垣に所有する実家が、建物登記されていないことが十四日分かった。
建物は木造二階建て住宅(約四百八十平方メートル)で、現在は空き家になっている。法相は平成二年三月、父親の甚正氏から周辺の田、畑、山林などとともに相続した。
長勢事務所(富山市太郎丸本町)によると、法相の資産等報告書に建物が立地する土地約二千四百平方メートルと建物を記載し、魚津市に固定資産税も納付しているという。
長勢法相は同日午前、法務省で「実家の建物登記については、自身でよく確認しておらず申し訳なく思っている。詳細を調査しており、結果を踏まえ、必要な申請をしたい」と話した。
不動産登記法では建物を新築や増築した場合、一カ月以内の登記申請を定めている。違反すると十万円以下の過料を払わなければならない。
▽5法人で兼職、届け出怠る
長勢甚遠法相は十四日、県ソフトボール協会など県内四つの公益法人と都内に事務局を置く特定非営利活動法人(NPO法人)で会長や顧問など報酬のない名誉職を務めながら、大臣規範が定める兼職の届け出を怠っていたことを明らかにした。法相は同日午前、十二日付で安倍晋三首相に届けたことを記者団に説明した上で「報酬をもらわない兼職は届け出る必要はないという勘違いでやっていなかった。申し訳ない」と陳謝した。
ほかにも数団体で未届けの兼職があるといい、法相は詳しく調べた上で届け出をする方針。
1504
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 18:43:49
「赤城敵前逃亡」民主怒りの声、欧州出張で追及できず
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_06/t2007061410.html
政治資金疑惑を抱える赤城徳彦農水相(48)が14日から9日間の日程で欧州に出張するため、国会の会期延長がない限り、農林水産委員会の開催がきわめて困難な情勢となった。こうした事態になることを想定していた民主党は、13日に衆院農水委の開催を自民党に要求していたが、自民党はこれを拒否。民主党からは「敵前逃亡だ」と怒りの声が上がっている。
「衆院農水委は6日に開催してから1回も開いていない。14日から海外出張だというから、13日に開催してほしかったが、これ以上の追及に赤城氏はもたないと自民党が判断したようだ」
こう語るのは民主党幹部の1人。実際、赤城氏をめぐる政治資金疑惑はとどまるところを知らず、最近では、国の補助金交付団体である「全国農業協同組合連合会」と「中央酪農会議」から計30万円の献金を、赤城氏が支部長を務める自民党茨城県第1選挙区支部が受けていたという疑惑が発覚。政治資金規正法は、国から補助金を受けた法人は1年間、政治活動に関する寄付を禁止しており、これに抵触する可能性大なのだ。
この指摘を受けた赤城氏は12日の参院農水委で「調査のうえ適切に処理したい」と答弁したが、民主党がこの答弁に納得するはずもなく、ある同党議員は「手ぐすねを引いて待っていたのに…。本当に14日に出発しないといけないのか」と怒り心頭だ。
というのも、今回の海外出張はフランス、ベルギー、スイス、ドイツを訪問するというものだが、メーンはあくまで19日からの米、EUなどによるG4関係閣僚会議。余裕を見て日程を組んでいる節があるのだ。
帰国は会期末前日の22日。赤城氏は一体いつ説明責任を果たすつもりなのか?
ZAKZAK 2007/06/14
1505
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/15(金) 01:24:59
亀山市長:片山参院議員パーティー会費、交際費で払う 議会で取り上げ /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20070614ddlk24010058000c.html
◇片山議員が返還
亀山市の田中亮太市長が昨年9月、市長交際費で自民党の片山虎之助・参院議員の政治資金パーティーの会費(2万円)を払い、その後返還していたことが分かった。13日の市議会一般質問で服部孝規市議(共産)が取り上げた。【中島幸男】
市によると昨年9月6日、東京で開催の片山議員の政治団体「地域活性化研究会」主催の政治資金パーティー会費を、田中市長が交際費で支払った。しかし、今年5月に片山議員側から市に返還され、田中市長が片山議員側に2万円を私費で払ったという。
私費にしたことついて、田中市長は「好ましくないと考えた」などと説明している。服部市議は4月に交際費について情報公開請求していた。片山議員は旧自治省に勤務していたころ、県庁に在籍していたことがあり、田中市長は約40年来の知人という。
〔三重版〕
毎日新聞 2007年6月14日
1506
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/15(金) 10:35:31
赤城農相:事務所費が大きく変動 19万円〜1千万円幅で
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070615k0000m010133000c.html
家賃のかからない議員会館に事務所を置く赤城徳彦農相の資金管理団体で、「事務所費」支出が年によって大きく変動していることが14日分かった。19万円と少額の年があれば1000万円を超える年もある。事務所費など経常経費では松岡利勝前農相も不自然さを指摘され、政治資金規正法の見直しの大きな要因となった。赤城農相のカネをめぐっては、同法に違反した形で補助金交付団体からの献金も発覚している。【日下部聡】
資金管理団体は「徳友会」。95年に設立されて以降、議員会館に「主たる事務所」を置いている。同法施行規則では事務所費は、家賃、税金、保険料、電話代など「事務所の維持に通常必要とされるもの」と規定。「本来は大きく変動するものではない」(国会議員秘書)のが常識という。
徳友会の収支報告書で経常経費を見ると「事務所費」として設立時に84万円を計上。その後、100万円台で推移したが、00年は19万円に激減。02年には1017万円にはね上がっている。
また「備品・消耗品費」は02年から04年の間はゼロ。「備品・消耗品がゼロなら、事実上の休眠団体」(同)とされるが、徳友会はその間も政治資金パーティーを開くなど活動していた。
こうした変動について、赤城農相の事務所は「保管義務期間(3年間)を過ぎている部分については分からないが、徳友会の経理は東京の議員会館と地元(水戸市)の事務所の合算で行っている。年度によって活動に濃淡がある」と説明している。
しかし、赤城農相が地元事務所を置く「自民党茨城県第1選挙区支部」の収支報告書を見ると、「事務所費」をはじめ「光熱水費」「備品・消耗品費」の支出が毎年別途記録されている。
事務所費を含む経常経費は、現在は収支報告書に領収書添付が義務付けられておらず、不透明と批判がでていた。
赤城農相をめぐっては国の補助金交付団体2法人から計30万円の献金を受けていたことが発覚。同法では、国から補助金を受けた法人は交付後1年間、政治活動への寄付が禁じられている。農相側は20万円分は個人献金だったと収支報告書を訂正した。
毎日新聞 2007年6月15日 3時00分 (最終更新時間 6月15日 3時41分)
1507
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/15(金) 11:09:22
斐川町農業委員 前町長の推薦撤回 町議会 急きょ勝部町長に 讀賣島根
任期満了を迎えた斐川町農業委員(定数20)の改選で、2人の推薦枠を持つ町議会が、うち1人について、前町長の本田恭一容疑者(55)の推薦をいったん決め、贈収賄事件のため撤回していたことが14日、わかった。町議会は代わりに現職の勝部勝明町長を推薦した。岡田征記議長は「過去にも前町長が農業委員になった前例があり、慣例に沿っただけ。こんな事態になったことに合わせて変更した」と話している。
農業委員の任期は3年で、町議会は前回、当時町長だった本田容疑者を推薦。今回は現職町長ではなく、本田容疑者の推薦を決め、議案の文書も印刷されていた。しかし、事件を受けて、町議会は13日、全員協議会と議会運営委員会を開き、勝部町長への変更を決めた。議案は各議員に事前に配布していたため、開会当日の14日、別紙を配布して差し替え、農業委員の改選議案は可決された。
議会開会前、4月の町長選で本田容疑者を支援した岡田議長は「大変残念。議会としても事件を真摯に受け止め、襟を正して研さんを重ねなければならない」と発言した。
(2007年6月15日 読売新聞)
1508
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/15(金) 12:32:45
筒井議員への賠償減額の判決 新潟
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=604
週刊誌「週刊ポスト」の記事で名誉を傷つけられたとして、民主党の筒井信隆衆院議員が発行元の小学館などに1000万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めた訴訟の控訴審判決が14日、東京高裁(太田幸夫裁判長)であった。太田裁判長は小学館側に500万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を命じた一審東京地裁判決を変更し、同社側に50万円の支払いを命じた。
判決によると、同誌は2005年7月発売の記事で、筒井議員ら与野党の関係者が都内の料理屋で開いた会合を郵政民営化法案の「衆院通過の打ち上げ」と報じた。
太田裁判長は名誉棄損(きそん)を認定したが、「真実と異なっていたのは会合の趣旨で、ほかはおおむね事実と合致していた」などとして賠償額を変更した。謝罪広告の掲載は退けた。
小学館広報室は「記事の意図が理解されなかったのは残念だが、政治活動を検証、論評する報道を幅広く認める内容であり、東京地裁判決と比べ一定の評価はできる」とコメント。
筒井議員は「名誉棄損は認められたが、精神的苦痛に対する代償としての賠償額が少ない。上告する」と話した。
新潟日報2007年6月14日
1509
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/16(土) 10:24:17
ポスター費用水増し 謝罪も核心口つぐむ 県議ら5人
請求理由、質問かわす 讀賣岐阜
「山県市民や県民に迷惑をかけました」――。山県市議選の選挙ポスター製作費水増し問題で、県警から事情聴取を受けた市議4人と元市議の現職県議、計5人は15日、県庁で行った記者会見でそろって頭を下げた。しかし、なぜ不正請求したのか、理由や手口を報道陣から質問されても、のらりくらりとかわすだけ。さらに今年四月の統一地方選の県議選で、別の県議2人の陣営が、ポスター製作費の水増し請求をしていたこともこの日新たに発覚、相次ぐ不正に県選管などでは苦り切った表情だ。
県警から事情聴取を受けた元同市議の横山善道県議(53)と、吉田茂広市議(42)ら4市議は、この日午前、山県市役所を訪れ、水増し請求した全額の返還を申し出たが、同市は「不正が事実であれば返還してもらうが、時期や方法については、弁護士らと慎重に相談する」として、即答を避けた。
この後、午後3時半から臨んだ県庁での記者会見。5人は報道陣を前に、謝罪の意を示しながら、肝心な点になると、口をつぐんだまま。
「議員辞職は現時点では考えていない」「事情聴取中のため答えられない」と堂々巡りの問答を繰り返した。
(2007年6月16日 読売新聞)
1510
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/16(土) 10:25:33
選挙違反運動員初公判「宴会費、私が払ったことに」 塩谷元県議「その線で」と依頼 讀賣三重
元県議塩谷龍生被告(67)の公職選挙法違反(供応買収など)事件で、同法違反の罪に問われた運動員の紀北町紀伊長島区、喫茶店経営奥地敬子被告(69)に対する初公判が15日、津地裁(山本哲一裁判長)で開かれ、奥地被告は起訴事実を全面的に認めた。公判で検察側は、塩谷被告が奥地被告の親族に対し、有権者を招いた宴席の費用について、奥地被告が警察に「自分で出した」と供述していると聞かされ、「その線でお願いします」と依頼していたことを明らかにした。
検察側の冒頭陳述などによると、塩谷被告は奥地被告が逮捕された直後、奥地被告の二女の携帯電話に電話をかけ、様子を探っていた。その際、二女から「母は、警察から集会の代金支払いを誰がしたのかをしきりに聞かれている。母が払ったことにしている」と説明を受けた。このため、塩谷被告は捜査が自分に及ばないよう、「その線で」と口裏合わせをするよう頼んだという。
実際には費用は塩谷被告が全額支払っていた。
奥地被告の二女は、同町海山区でスナックを経営し、塩谷被告は常連客。塩谷被告は、地盤のなかった同町紀伊長島区での票を獲得するため、奥地被告の協力を期待して、正式に県議選への立候補を表明する前の昨年10月ごろ、二女に立候補を打ち明けていた。
奥地被告は、塩谷被告には二女が日ごろから世話になっていると恩義を感じており、恩返しをするため、同区内の知人を集めて宴席を設け、投票や票のとりまとめを依頼したという。
(2007年6月16日 読売新聞)
1511
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/16(土) 10:26:27
認識甘さ浮き彫り
府議会政務調査費監査請求 讀賣大阪
2004、05年度の政務調査費に対する住民監査請求で、府監査委員から15日、会派と個人の総額3億4117万円が「目的外の支出」と認定された府議会。中には支出の全額が目的外とされた府議もおり、公金に対する認識の甘さが浮き彫りになった。
対象になったのは現職79人、元議員35人。個人分計約12億9129万円については、ほぼ4分の1の約2億9075万円が目的外支出とされた。
議員別で、認定額が100万円を超えたのは89人(約78%)。500万円以上も17人(約15%)いた。ゼロだったのは、参院議員に転身し、05年度に政調費の支給自体がなかった元議員1人を含む2人だけだった。
最多は自民の梅本憲史議員で、2年分の計1176万円全額が、目的外で使われたとされた。
大阪市中央区にあるビルの6、7階を自宅と事務所にし、母(故人)が社長を務める不動産会社に毎月21万円を支払っていたが、監査委員は「賃貸借の実態があるとは言えない」とした。
梅本議員は「母親が社長だったとは言え、家賃を払うのは当然。領収書なども渡して説明したが理解してもらえなかった」と反論する。
一方、共産は会派としては唯一、目的外支出がゼロだったが、阿部誠行議員は個人分約501万円が目的外支出とされた。うち約213万円が事務所の賃借料で、党地区委員会が所有しており、契約書がないことなどから賃貸借の実態がないとの指摘を受けた。
阿部議員は「慣例で口約束で契約した。間違いなく事務所に活用しており、契約書も作る」と釈明する。
別会派の議員では、実父の持つ建物を事務所として月20万円払ったり、観光目的とされた上海視察に24万円を計上したりしたケースも。住民監査請求を行った市民グループ「見張り番」の松浦米子・代表世話人は「政調費を『第2報酬』と考えていたとしか思えない。反省して足元を清潔にするかどうか見守りたい」と話した。
(2007年6月16日 読売新聞)
1512
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/16(土) 10:33:50
選挙応援の見返りに落札業者を指示 水門談合で元技監
2007年06月16日03時02分
http://www.asahi.com/national/update/0615/TKY200706150445.html
国土交通省発注の水門工事をめぐる談合事件で、旧建設省(現国交省)ナンバー2だった元技監が、01年7月の参院選での同省OBの自民党候補に対する応援の見返りとして、特定の水門メーカーに落札させるよう、業界側に指示していたことが、国交省の内部調査などでわかった。選挙と談合をめぐる政官業の癒着が、改めて浮かび上がった。
国交省が15日公表した調査報告書などによると、豊田高司・元技監は退職後、業者間の談合に「お墨付き」を与える役割を担い、新設ダムの水門工事をめぐって01年末ごろ、熊本県のメーカーが受注できるよう、業界の世話役に要請した。
すでに受注予定企業は談合で決まっていたが、豊田元技監は、同年の参院選で、このメーカーが自民党の比例候補、岩井国臣議員の選挙活動に協力したことを理由に、変更を求めたという。
岩井議員は旧建設省の河川局長を務めた後、95年に初当選。01年の参院選で、豊田元技監は岩井議員の後援会副理事長を務めたという。岩井議員は約28万票を得て、再選を果たした。
国交省の調べに対し、元技監は、談合への関与を認める一方、「(受注予定企業を変えるよう)話をしたのは、選挙でお世話になったからというのでなく、各社平等に工事をさせた方がよいと思ったからだ」と説明。これに対し、業界側は、選挙応援の見返りだったと受け止めているという。
一連の経緯について、同省の報告書は「参院選への協力が理由と業界側に受け取られかねないものだった」とだけ記した。
豊田元技監も河川局長を務めた。調査報告書によると、談合に関与していたのは、01年5月から05年5月ごろまで。ほとんどは業界側の調整に任せていたが、この1件を含む2件の入札で、受注予定企業の変更を求めたという。
岩井議員は「まったく知らない話だ。(豊田元技監とは)会合で一緒になることはあるが、そのような話は聞いたことがないので、何とも言いようがない」と話した。
1513
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/16(土) 15:09:29
地検、控訴しない方針
2007年06月15日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000706150002
∞加藤氏実家放火 懲役8年が確定へ
昨夏の終戦記念日、鶴岡市の加藤紘一・元自民党幹事長の実家兼事務所が全焼した現住建造物放火事件で山形地検は14日、懲役8年とする山形地裁判決を受け入れ、控訴しない方針を明らかにした。弁護側も同様の方針を表明しており、右翼団体幹部堀米正広被告(66)=東京都文京区=の刑が確定する。被告側も「予想外」とする軽い量刑に当初「問題が残る」と不快感を示した地検だが「慎重に検討した結果」として、控訴を見送る。
検察側は4月の論告求刑公判で、動機を「借金などで将来を悲観し、団体内で存在意義を示したかった」として「自己中心的で酌量の余地はない」と断じた。現住建造物等放火罪は死刑も適用できる重罪だが、放火は1件で事件当時、加藤氏宅は無人、人的な被害はなかった。その上で、事前にガソリンを用意した計画性や周囲が恐怖感を抱いたこと、再犯の可能性がある点に触れ、懲役12年を求刑した。
公判では、「加藤氏の発言に対する怒りに起因する政治テロ」とする弁護側と争った動機面でも、判決は検察側の主張をほぼ全面的に認めた。その上での量刑に、地検は控訴しない判断を固めたとみられる。
弁護側は量刑について「死刑も覚悟していたのに。判決も求刑も予想以上に軽かった」として「温情判決」と喜び、当初から控訴しない方針を明らかにしていた。
ある右翼団体幹部は当初、10年以上の実刑判決を覚悟していたという。公判で、弁護士が右翼側の論理を大々的に展開したことを「反省していない」とみられ、情状面で不利になると考えていたからだ。
だが、量刑が想定したより軽かったことや、弁護側の「(首相の靖国神社参拝に反対する加藤氏への行為は)祖国防衛権に基づくもの」との主張を「仮にこのような権利が認められるにしても」という言い回しで「全面的に否定しなかったと理解した」(同幹部)こと。「加藤氏以外に被害を及ぼしたことを悔いている」として情状面もくんだことを挙げ「量刑は5割増と考えていたが、5割減だった。主張も認められ、控訴する理由がない」という。
この事件に詳しい作家の宮崎学さんは、「裁判所は伝統的に思想事件の思想部分を十分評価してこなかった。今回も単なる放火事件として扱ったため、軽くなったのではないか」と指摘する。
1514
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/16(土) 15:19:22
辞職勧告決議を可決、上野原市議会
2007年06月16日 朝日山梨
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000706160005
上野原市の市川順市議(60)=1期目=が開設したホームページ(HP)などで示した自身の経歴の一部に、正規には認められない「学位」が含まれていたとして市議会は15日、市川市議に対する辞職勧告決議を15対3の賛成多数で可決した。法的拘束力はなく、市川市議は「(学位の)通用度の違いにより誤解を招いて申し訳ないが、間違いではない」として今後も議員にとどまる考えだという。問題とされたHPの経歴部分は同日、削除した。
市川市議らによると、問題のHPは市議選(1月21日投開票)後の2月8日に開設された。経歴紹介の中で、「平成7年米国キャリア認定校パシフィックウエスタン大学、環境工学博士(PhD)修了」と表記していた。市議選の際には後援会加入カードで同様に使用していたという。しかし市によると、選管への届け出や選挙公報については掲載されていない。
決議は動議で提出された。米国大使館に問い合わせた回答書などを根拠に、問題の経歴は「正規に認められない学位であることが確認された。(市川市議の)『陳謝文』なるものは、到底『陳謝文』とはいえない」などと指摘している。しかし提出議員は「違法性は不明だが、不適切」という。
市川市議は米国の「証明書」を提示し、「日本の教育制度に適さないものは十分に調査をして、記載すべきで、軽率だったが、虚偽ではない」と反論している。県選管は「こうしたケースでの辞職勧告は珍しい。違法かどうか判断できない」と話している。
1515
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/16(土) 15:21:54
長勢法相所有在宅 「建物登記」せず
2007年06月14日 朝日富山
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000000706140002
富山1区選出の長勢甚遠法相が魚津市に所有する住宅が、建物登記されていないことが13日、わかった。長勢法相の事務所は「事実関係を調査中」としている。
建物は、魚津市石垣の木造2階建て住宅。登記簿によると、土地は約2400平方メートルで90年3月、父親の甚正氏から相続され、長勢法相に所有権が移っている。長勢法相の資産等報告書によると、この土地には約480平方メートルの建物があることになっているが、登記簿上は存在しない。ただし、土地改良前の旧住所には、約225平方メートルの住宅や作業場など計4棟が建っていることになっている。名義は祖父の次郎四郎氏だ。
同事務所によると、建物は長勢法相の生家だが、現在は誰も住んでいないという。生家は、北陸道魚津インターから山側へ約2キロのぼった県道から少し入った水田地帯。木立に囲まれた中にあり、門には地元の石垣自治会名入りの「祝 長勢甚遠 法務大臣就任」という看板が掲げられている。
富山地方法務局の話では、建物は新築の場合1カ月以内に登記申請することが不動産登記法で定められている。違反すると10万円以下の過料を払わなければならない。同局登記部門は「一般論だが、相続の際に土地だけを登記し直すことはありえない。相続前から建物が登記されていないのではないか」と話す。
1516
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/17(日) 01:09:39
自民党名古屋市議:「祝賀会」看板掲げ懇親会 公選法抵触の恐れ /愛知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aichi/news/20070616ddlk23010053000c.html
4月の統一地方選名古屋市議選で初当選した自民党市議(43)が選挙後、「祝賀会」の看板を掲げ、地元で懇親会を開いていたことが15日、分かった。市選管によると、選挙後のあいさつ行為を制限した公職選挙法に抵触する恐れがあるという。
同市議によると、懇親会は後援会主催で5月25日に名古屋市内で実施。酒食の伴うもので、1人1000円の会費を取り、後援会役員のほか、同市議がかつて秘書を務めていた自民党参院議員や衆院議員ら約150人が参加した。
公選法178条は「選挙後に当選、または落選に関し選挙人にあいさつする目的をもって当選祝賀会その他の集会を開催することができない」などと定めている。懇親会の会場には「祝賀会」の看板が掲げられ、市議は「当選させていただきありがとうございました」とあいさつし、参加者から祝辞もあったという。
市議は毎日新聞の取材に対し、看板の存在を認めつつも「懇親会は、毎月開いている後援会役員会の延長上のもので、当選祝賀会の意図で開いたものではない。当選のあいさつも常識的なもので深い意味はない」と弁明している。【式守克史】
毎日新聞 2007年6月16日
1517
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/17(日) 02:12:24
上峰町長の公選法違反:町職員の歳暮配布手伝い、「慣習」答弁に議員反発 /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070616ddlk41040004000c.html
上峰町の大川紀男町長は15日、大川町長の歳暮配布を町職員が手伝ったとされる問題を町議会でただされ「どの職場にも慣習がある」と答弁した。
大川町長は「勤務中の職員が公務で地域の人と交流することはあるという趣旨。贈答事件についての見解ではない」と釈明している。
大川町長は05年、町議らに歳暮などを贈ったとして、公選法違反に問われている。公判で検察側は、町長が勤務中の町職員に公用車を運転させ、歳暮を配る手伝いをさせたと指摘している。
一般質問で松尾仁議員は同問題について「職員の行為は規律違反。行政上の処分が必要だ」と質問。大川町長は「(職員が)職務規律を守るのは当然」としつつ「どの職場にも慣習がある」と答えた。
松尾議員は「町長は『勤務時間中の職員が歳暮配布を手伝うのは慣習だ』と答弁したとしか思えない。倫理が欠けている」と批判している。【遠藤雅彦】
毎日新聞 2007年6月16日
1518
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/17(日) 02:14:40
三好・県議会議長:暴力団関係者祝賀会出席 「非常に迷惑かけた」釈明と陳謝 /長崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagasaki/news/20070616ddlk42040611000c.html
◇県議会各派代表者会議
県議会の三好徳明議長の就任祝賀会に、暴力団との関係が深い男性が出席した問題で、三好議長は15日の県議会各派代表者会議で経緯を説明し、「非常に迷惑をかけた」と陳謝した。議長は18日の議会運営委員会でも説明、各派は19日の本会議冒頭で陳謝を求める方向で調整している。
各派代表者会議では、三好議長が祝賀会について(1)経済界の知人に誘われ開催を依頼(2)発起人7人のうち1人を除いて誰が発起人になるか事前に知らなかった(3)男性が出席することを事前に知らなかった−−などと説明。「男性の出席が事前に分かっていたら祝賀会の中止を申し入れた。反省しており、非常に迷惑をかけた」と陳謝した。
三好議長は会議後の記者会見で、男性との関係を説明。それによると、議員になって2年目ぐらいに知人から紹介されて知り合い、1〜2回ほど一緒に食事をした。自民党県連幹事長時代には県連幹事長室で1回会ったという。三好議長は「暴力団関係者だとは知らなかった。特別親しくしていたわけではない」と話した。
祝賀会は今月7日、地元経済界が主催し、長崎市内の料亭で開いた。長崎市の田上富久市長、自民党県連の幹事長と政調会長に内定していた末吉光徳、馬込彰両県議ら約50人が出席した。【宮下正己】
〔長崎版〕
毎日新聞 2007年6月16日
1519
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/18(月) 22:46:56
桐生市議の公選法違反:桐生市議黒保根区、再選挙に 罰金刑の金子氏辞職へ /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070618ddlk10040089000c.html
慣習名目で住民に現金を配った公職選挙法違反罪(一般寄付)で前橋簡裁から罰金50万円の略式命令を受けた、金子敬・桐生市議(57)=同市黒保根町水沼=は17日、議員辞職の意向を固めた。18日にも市議会議長に辞職願を提出する。4月の同市議選黒保根選挙区(定数1)で当選した金子市議以外の候補者は、法定得票数に達していなかったため、繰り上げ当選者はなく、金子市議の辞職確定日から50日以内に、再選挙となる見通し。
金子市議は3月、「新彼岸(あらひがん)」という地元の慣習名目で10世帯にそれぞれ現金5000円を渡した。当初は「長年続く習慣で、良かれと思った」とし、議員は続ける意向だったが、金子市議は毎日新聞に「けじめをつけたい」と語った。【塚本英夫】
毎日新聞 2007年6月18日
1520
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/18(月) 23:31:11
名誉棄損:国民新党の亀井静香代表代行が勝訴
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070619k0000m040116000c.html
月刊誌「選択」の記事で名誉を棄損されたとして、国民新党の亀井静香代表代行が発行元の選択出版(東京都港区)に5000万円の損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟で、東京地裁は18日、250万円の支払いを命じた。瀬木比呂志裁判長は「記事が真実と認める証拠はなく、秘書が問い合わせ対応を余儀なくされるなど影響もあった」と述べた。
問題になった記事は選択の06年1月号に掲載され、成田国際空港会社や防衛施設庁の発注工事を巡る官製談合事件に関し「亀井氏周辺が発注元に働きかけをしたという」と報じた。
毎日新聞 2007年6月18日 21時05分 (最終更新時間 6月18日 21時20分)
1521
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/19(火) 09:58:30
県裏金372万円 薄い「公金意識」
検証委員長「チェック不十分」 讀賣山形
岐阜県や長崎県などで問題になった裏金作りが、山形県でも行われていた。18日、県の「公金管理実地調査班」がまとめた内部調査結果で、裏金作りは少なくとも1983年度までさかのぼり、現時点でも残高として金融機関の口座などに計372万円がプールされていることが判明。税金を取り扱っているとの意識の稀薄さを浮き彫りにしたといえ、県は職員の意識改革の徹底と実効ある再発防止策を待ったなしで求められる。
「公金を取り扱っているという意識の不足や、(予算はその年度のうちに使い切らないといけないという)予算の使い切り主義などが背景にある。予算執行の際のチェックシステムも十分機能していなかった。県職員の意識改革が必要だ」。調査班の活動に助言してきた外部有識者による検証委員会の諸橋哲郎委員長(弁護士)は、調査班の報告書と独自の意見書を斎藤知事に提出した後、記者会見し、厳しい表情で指摘した。
報告書では、判明分だけで5部署で裏金作りが行われていたとした。不適切な公金の保管額が最も多かったのは、庄内総合支庁総務企画部総務課が管理する金融機関の口座。84年度以降の職員延べ18人から聞き取りを行った結果、カラ出張によって95年度まで年間数十万〜100万円前後の裏金を作っていたと推定し、現時点での残高約264万円の大半に当たる約259万円を裏金と認定した。裏金は、来客の昼食代や接待費、支庁長が出席する会合の会費などに充てていたという。
村山総合支庁総務企画部総務課の金庫には現金約52万円が保管されていたが、報告書ではこれについても「カラ出張で捻出(ねんしゅつ)された」と推定。同支庁の裏金は「職員同士の懇親会に使った」との証言もあったという。
県立新庄北高校最上校では、95〜2004年度に、雪囲いを外す作業員の賃金を過大請求し、現金と口座の合計で約23万円をプールしていた。県立北村山高校の口座でも01、02年度に同じ手口で過大請求し、現在も約20万円が残っている。ともに使途は特定できていないが、校内の清掃費用や樹木の管理費などに充てられていたとみられるという。
知事部局の健康福祉企画課では90〜05年度に、戦没者追悼式典の際に遺族から受け取った「供花料」などを、式典の準備に当たった職員の弁当代や職員同士の親睦(しんぼく)行事に充て、現在も約17万円がプールされていた。
報告書ではこのほかに、山形東高校など7部署で、計約30万円分の現金や郵便切手の出所、購入目的が確認できなかったとした。
■「県議会で説明」 斎藤知事■
報告書を受け取った斎藤知事は「対策はできるだけ早く打ち出したい。県議会でも説明し、理解を得たい」と述べ、19日に開会する県議会6月定例会で再発防止策が議論されることに期待を示した。
(2007年6月19日 読売新聞)
1522
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/19(火) 10:05:18
自民、台湾視察335万円
大阪市議政調費 使途の一端浮き彫り 讀賣大阪
18日に初めて公開された大阪市議の政務調査費の領収書(5万円以上)からは、全容は不明ながらも使途の一端が浮き彫りになった。政調費として妥当かどうか、判然としない支出がある一方、だれが使ったかが記入されていないずさんなものもあった。
支出額が最も多かったのは、自民の29人が昨年8月に2泊3日で行った台湾視察で335万円。台北市役所や市議会を訪れ、都市政策などについて意見交換したことを会派のホームページで報告しており、参加した議員の一人は「決して観光旅行ではない」と強調する。
また、少子化対策の調査を目的に、自民党本部が主催したスウェーデンなど欧州視察には、女性市議4人が参加。「党勢拡大が目的ではなく、政務調査に該当する」として、1人あたり21万6000円を支出した。
一方、パソコンやパソコンの関連機器を購入していた議員は自民12人、公明5人、民主4人、共産2人、超党NOW1人の計24人。会派分としては自民、共産が各1台購入しており、総額は410万円。
購入した議員は「過去の議会での質疑や、他都市の政策を調べるのに必要」としているが、領収書にはだれが購入したかが空欄のままで、本当に購入したのかどうか確認できないケースも複数あった。ほかに、民主議員1人と市民ら37人がバス1台を貸し切り、兵庫県内のごみ分別工場などを視察した「ゴミの行方バスツアー」に9万円、公明が会派資料として購入した市内全域の詳細電子地図に30万円といった支出も。
政調費を巡っては、「どこまで認められるかの線引きが難しい」と悩む議員も多く、「市民の声を聞きながら、支出についてのルールを議論する必要がある」(自民幹部)との声が上がっている。
(2007年6月19日 読売新聞)
1523
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/19(火) 15:50:42
中川泰議員 固定資産税納めず
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/06/19/k20070619000096.html
京都4区選出で、自民党の中川泰宏衆議院議員が、京都府南丹市の自宅の建物にかかる固定資産税を18年間にわたって納めていなかったことがわかりました。中川議員は課税に応じるとしています。
中川泰宏議員は、京都府南丹市の同じ敷地に、延べ390平方メートルの2階建ての自宅1棟といずれも3階建ての事務所2棟のあわせて3つの建物を所有しています。南丹市によりますと、自宅の建物が不動産登記されていなかったため、固定資産税の課税対象だとは気づかず、自宅が登記されたおととし12月になって初めて、3つの建物について固定資産税の納付の有無を調査したということです。その結果、自宅については18年間にわたって、また、2つの事務所は27年間と8年間にわたって固定資産税が納められず、その額はあわせておよそ450万円に上ることがわかりました。南丹市は、中川議員に課税通知書を送って固定資産税の納付を求めました。これについて、中川議員は「自宅については、自治体から課税されれば固定資産税を払うつもりだった。また、事務所については工事中なので納める必要はないという見解を自治体側から示されていたが、今回、工事をいったん終えて税金を納めることにした」と話しています。
1524
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/19(火) 16:20:19
三好議長の辞職要求 改革21など祝賀会問題で 長崎
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070619/02.shtml
県議会の議会運営委員会は十八日、三好徳明県議会議長の就任祝賀会に暴力団関係者が出席していた問題について対応を協議した。民主、社民系議員でつくる改革21と共産は「これまでの説明では県民が納得しない」として議長辞職を要求。だが三好議長は十九日の本会議冒頭であらためて謝罪する意向を示し、議長出身会派の自民・県民会議はそれで幕引きを図る構えだ。
改革21は議長不信任決議案の動議提出も検討している。
議運では三好議長が「県民挙げて暴力追放の機運が高まる中、不信を招いたのは私の不徳の致すところ。深くおわびしたい」と陳謝した。
これに対し渡辺敏勝議員(改革21)は「誰が祝賀会を企画し、誰に出席を呼び掛けたのか県民は知りたがっている」と議長に説明責任を果たすよう要求。山口初實議員(同)や楠大典議員(同)は「おわびだけで県民は納得しない。議長は暴追のリーダー的役割がある。責任は重い」と追及し、吉村庄二議員(同)も「議長が暴力団と深い関係にある人物とお付き合いしていたとすればこの問題をここで終わらせることはできない。議会の品位と見識が問われている」と議長辞職を突き付けた。
一方、小林克敏議員(自民・県民会議)は「議長は誰が祝賀会に出席するかや問題の人物が暴力団関係者と知らなかった。それでも言い訳もせず反省している」と議長を擁護。黒田成彦議員(同)は「知らなかったことを説明するのは難しい」と述べ、馬込彰議員(同)は「本会議冒頭の議長の謝罪を聞いてから後のことを考えていいのではないか」と話した。
また小林駿介議員(公明)は「伊藤市長銃撃事件の後にこんな問題が起きて残念」とし、松島完議員(創爽会)は「説明責任を果たしているのか疑問」と述べた。堀江ひとみ議員(共産)は「この人物が暴力団関係者かどうかは別にして、県への不当要求とみなされた行為もある。知らなかったでは済まされない」と議長辞職を求めた。
1525
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/19(火) 16:20:45
三好議長が県議会で陳謝 就任祝賀会問題 長崎
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2007061901.shtml
三好徳明県議会議長らの就任祝賀会に、暴力団と関係の深い長崎市内の元会社経営の男性(54)が出席していた問題で、三好議長は十九日、県議会本会議冒頭に「県民の不信を招き、私の不徳の致すところ」と釈明し、頭を下げた。
三好議長は、面識のある経済関係者らが就任祝賀会を催した、とあらためて説明し「出席者も発起人も確認せずに出席したことを深く反省している。(伊藤前長崎市長射殺事件後に)四月の臨時会で『暴力の根絶に関する意見書』を決議しており、暴力根絶への決意は揺るぎない。これを契機に、自らの襟を正したい」と述べた。
就任祝賀会は七日夜、長崎市内の料亭で開催。三好議長、自民党県連幹事長の末吉光徳県議、政調会長の馬込彰県議の就任を祝う目的で、田上長崎市長ら五十−六十人が出席した。
1526
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/19(火) 18:27:45
五條市議会:地元紙の報道巡り紛糾、流会 /奈良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/news/20070619ddlk29010620000c.html
五條市議会は最終日の18日、地元紙の報道を巡って紛糾、新しい副市長や教育長らの選任の審議に入れないまま流会、閉会した。副市長らの人事案件は臨時市議会か、9月定例市議会に持ち越された。
この日、地元紙が「吉野晴夫市長が元暴力団員を使って前市長の辞職を強要した」という趣旨の記事を掲載。議運で市長の考えを聞き、各会派の意見を調整したがまとまらず、本会議を再開できなかった。
8日の一般質問でも保守系議員が、この問題を質問。吉野市長は「そんな工作はしていない」と否定していた。
本議会流会後、吉野市長は記者会見し「元暴力団員とは顔見知りで、立候補表明(2月28日)前に会ったことはあるが、報道されたような事実は無い。取材もなかった。副市長らの選任が審議にも入れなかったのは残念」と話した。【栗栖健】
毎日新聞 2007年6月19日
1527
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/20(水) 04:16:51
中川泰宏議員:自宅など登記せず 固定資産税18年未納
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070620k0000m040162000c.html
自民党の中川泰宏衆院議員(55)=京都4区=が所有する、京都府南丹市八木町氷所の自宅敷地内にある母屋と事務所の計3棟が、不動産登記の遅れや未登記のため固定資産税が課税されていなかったことが19日、明らかになった。このうち母屋は18年間にわたっていた。南丹市は今月、今年度分の固定資産税として、土地も含めて約90万円の納付を求める納税通知書を中川議員に送ったが、さかのぼって納付を求めるかどうかは「検討中」としている。
同市によると、課税対象とされた母屋(木造2階建て)は88年に新築されたが、登記されたのは05年。同市は登記に基づき昨年12月、評価額算定の現地調査をしたが、その際、未登記の事務所2棟(鉄筋平屋、鉄骨3階建て)も確認した。中川議員によると、事務所の建物は約20年前から工事を続け、05年9月の初当選後に建物を完成させたという。同市は、事務所も使用実態があるとして併せて課税対象とした。
同市は、旧八木町など4町が06年に合併。中川議員は92年から10年間、同町長を務めていた。不動産登記法では、不動産取得後1年以内の登記を定めている。
この日夕、会見した中川議員は、母屋について「以前、父親の名義で(税金を)納めていた。改築したので自分名義で登記した」と説明し、18年間未登記だったという市側の説明と食い違っている。また、事務所については「工事中は納税できないと言われていた」と釈明している。【藤田文亮】
毎日新聞 2007年6月20日 0時16分 (最終更新時間 6月20日 2時34分)
1528
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/20(水) 05:27:44
真相解明を断念 政治資金不正事件で藤田知事が最終報告 '07/6/20
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200706190390.html
藤田雄山広島県知事後援会の政治資金不正事件で、藤田知事は十九日、県議会の林正夫議長に「総括」と題して報告書を提出した。真相を知るとみられる元後援会事務局長(有罪確定)と元秘書から、県議会での証言を拒否され続けて手だてを失ったとして、真相解明の断念を表明した。知事は昨年十二月と今年二月、議会から二度の辞職勧告を受けているが、辞職の考えがないことをあらためて強調している。
報告書はA4判、十ページ。元事務局長と元秘書からの聞き取り結果、所信などをまとめた。知事選で県議らに配ったとされる対策費については「双方の記憶の食い違いもあり、裏付ける材料は示されず確証を得るに至らなかった」と説明。自民党県連への上納金疑惑も「事実の有無を明らかにできなかった」と結論づけた。
二〇〇三年の政治資金パーティーの使途不明金三千六百万円も「元事務局長から話すことを拒否され続け、明らかにできなかった」と釈明。「事実を明らかにするための手だてを失ったと判断せざるを得ない」と結論づけた。県政への不信を招いたことに「断腸の思い」とする一方、「全身全霊を傾注して県政運営に当たることが私の使命」と表明している。
報告書には、元後援会事務局長と元秘書が、それぞれ知事にあてた書簡も添付。二人は、広島地検の事情聴取で供述した以上の内容は話せない、などと記している。
記者会見で藤田知事は「全容を明らかにできず県政への不信を招き、大いに責任を感じている」と謝罪。報告書を受けた林議長は「事実の解明に至らなかったのは大変残念。定例会でこの問題を議論する」と述べた。
事件をめぐっては、林議長が五月、早急な解明に向け、知事に最大限の努力を要請した。知事は二十一日開会の定例会前に、真相解明への取り組みを報告する考えを表明。いったんは議会での証言を内諾して撤回した元事務局長らを、知事が再び説得できるかどうかが焦点となっていた。(荒木紀貴)
1529
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/20(水) 05:28:13
県議会にも広がる波紋 '07/6/20
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200706190391.html
十ページの報告書に、真相はない。「心からおわびを申し上げる」。広島県の藤田雄山知事は十九日、記者会見で二度立ち上がって頭を下げた。一方で続投も宣言。一年半以上にわたり、県政を混乱させた事件は今も多くの疑惑を残す。「解明なき総括」は、改選後初の定例会開会を二十一日に控えた県議会にも波紋を広げた。
県庁二階の記者会見室。「数回電話で話をしたが、もう話すことはないとのスタンスだった」「考え直してくれと頼んだが、かたくなな態度」。着席し、報道陣と向き合った藤田知事は、元後援会事務局長と元秘書が公の場での証言を拒否した経緯を厳しい表情で説明した。
五月二十一日。林正夫議長から真相解明へ「最大限の努力」を求められた。核心を知るはずの二人はしかし、重い口を開くことはなかった。
辞職して県民の信を問う考えは―。会見で重ねて問われた知事は「選挙には大変な県費と時間がかかる。目の前に山積する課題に取り組むことを選択した」。それで県民の理解が得られるのか―。「そこまで推測は不可能」と答えた。
会見に先立ち知事は林議長を訪ね、報告書を説明した。途中で議長は各派代表者会議を招集する。主要五会派の代表と副議長、議会運営委員長が次々に入室する。四角い応接テーブルを囲む議会のキーマンたち。「断腸の思い」。ソファから立ち上がった知事は真相解明の断念を陳謝した。約十分後、議長室を後にした。
その約二十五分後、代表者会議を終え、会派代表が退席する。反応は、知事へのスタンスを映した。二度の辞職勧告に賛成した自民党議員会。宇田伸会長は「期待していたが、新たなものは何も出ていない。残念だ」。自民党広誠会の門田峻徳会長も「結果が出ない以上、努力が足りなかったと言わざるを得ない」と厳しい言葉が続く。
二十一日開会の定例会。知事の報告書を容認するのか、辞職勧告や不信任決議案の提出に踏み切るのかが焦点になる。知事と距離を置く宇田、門田両氏とも、県民の反応や定例会での知事の説明を踏まえて対応を決めると含みを持たせた。
一方、二度の辞職勧告決議案に反対した自民党刷新会議。間所了会長は「残念だがやむを得ない感じがする。会派としては、これから意見を聞く」。民主県政会の大曽根哲夫会長は「会派で十分議論したい」。ただ、県民がどう受け止めるか聞かれると、「決して納得できないと思う」とも述べた。
「定例会では踏み込んだ質問をする。議会の決断は最終日」。二度の辞職勧告に賛成した公明党議員団の田辺直史団長は、元秘書らの自筆の書面が報告書に添付されたことを評価しながらも、こう語った。(広島県知事後援会不正事件取材班)
1530
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/20(水) 06:30:13
那智勝浦町議選15人立つ グリーンピア跡地巡り舌戦 讀賣和歌山
那智勝浦町議選(定数14)が19日、告示され、現職10人、元議員1人、新人4人の計15人が立候補した。党派別では、公明1人、共産1人、無所属13人。投票は24日に行われ、午後8時15分から町体育文化会館で開票される。有権者数は1万5610人(18日現在)。
同町では、グリーンピア南紀の跡地問題を巡り、中国企業「香港ボアオ」による再生事業が遅れ、町側の対応が問われている。また、町立温泉病院(同町天満)は、常勤医の退職で整形外科の診療日が減少するなどして大幅な赤字を計上し、経営再建策が求められている。こうした課題を争点に、各候補の訴えは、選挙戦初日から熱を帯びた。
現職の一人は、商店街の事務所前で出陣式を行い、グリーンピア南紀の跡地利用では「ボアオの契約不履行を理由に、契約撤回を町に求める」と明言。「病院に医師を確保し、安心できる町づくりを訴える」と話した。
別の現職候補は、海沿いの広場で「跡地は、町が作った利活用計画に基づき、ボアオに事業計画を実施させる」と事業の継続を支持していくことを表明。温泉病院については、「特長をいかした経営で閉院を回避させたい」と述べた。
(2007年6月20日 読売新聞)
1531
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/20(水) 06:30:32
前知事親睦団体会費管理 知事、裁判後に調査の方針 讀賣和歌山
前知事の親睦(しんぼく)団体の会費を秘書課が管理していた問題について、仁坂知事は、19日の県議会一般質問で、「問題に耳をふさぐということは全くない」と述べ、前知事らの公判終了後に調査する方針を明らかにした。
仁坂知事は、調査にはこれまで消極的な姿勢を示していたが、この日の議会では、「(前知事の)裁判のすべてが終わったら調書を公開してくれるので、それに基づき、ルールに従って淡々と処理する」と説明した。
議会後、仁坂知事は、親睦団体の会費に関する資料だけでなく、一連の談合事件のすべての公判資料の点検を監察査察監に指示する考えを示し、「県庁のルールに従ってけじめをつけておく必要がある。職員の処分も含めて対処する」と述べた。
(2007年6月20日 読売新聞)
1532
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/20(水) 06:33:45
県議長不信任案を否決 祝賀会報道巡り第2会派提出 讀賣長崎
県議会の民主、社民両党系の第2会派「改革21」(橋本希俊会長、13人)は19日の本会議で、三好徳明議長(自民党)の就任祝賀会に暴力団と関係の深い男性が出席していたと報道されたとして、議長の不信任決議案を提出、賛成少数で否決された。
決議案では、長崎市内の料亭で今月7日に開かれた祝賀会に出席した男性について、「暴力団関係者」などと一部で報道されたことについて、「暴力追放の先頭に立っている県議会議長として信任に値しない」と指摘。採決では、最大会派の自民党・県民会議や公明党、無所属新風が「報道内容だけを根拠に決議案を出すのは軽はずみ」などとして反対した。
また、三好議長は本会議の冒頭、「発起人や出席者を確認せず、結果として軽率な行動だったと深く反省している」と陳謝した。
(2007年6月20日 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/20(水) 10:11:03
特森協から自民1区支部に献金2千万円 島根
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=407229004
農水省所管の独立行政法人緑資源機構の官製談合に絡み、島根県議会の一般質問のなかで共産党の尾村利成県議が十九日、機構の受注業者でつくる任意団体「特定森林地域協議会」(特森協、二〇〇六年解散)が自民党島根県参院選挙区第一支部に対し、三年間で約二千万円の献金をしていたと指摘した。
尾村県議によると、特森協は二〇〇三年から〇五年にかけて、青木幹雄参院議員が支部長を務める同支部に対して二千百五十一万円を献金。会員十二社の中には県内の建設業者も含まれていたという。
尾村県議は、政治家には献金の趣旨などを明らかにする責任があるとして、溝口善兵衛知事に企業献金へ対する姿勢を質問。溝口知事は、一般論として「政治活動に必要なもの」とし、「収支を十分に公開し、ガラス張りにした上で行うべきもの」との認識を示した。
一方、指摘を受けた青木氏の事務所は「担当者が不在で答えられない」とした。
('07/06/20
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/20(水) 11:15:14
出版差し止め申し立て 社民党・又市幹事長が週刊新潮次号(06/20 09:35)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/33205.html
社民党の又市征治幹事長(参院議員)が19日、21日発売の「週刊新潮」(新潮社発行)に掲載される又市氏に関する記事について「名誉棄損に当たる」などとして、出版差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。
関係者によると、記事には又市氏を知る女性として、40代のマッサージ師が登場。インタビュー内容のほか、女性の手帳、又市氏から送られてきたとするメール、名刺の裏に書かれたメモなどを紹介しているという。
又市氏の秘書は「週刊新潮側との取材のやりとりから判断すると、記事は名誉棄損に当たり、参院選を控える議員に対する悪質な選挙妨害だ。議員も『週刊新潮が指摘するような事実はない』と記事を否定している」と話している。
新潮社は「現時点で特にコメントはしない」としている。
1535
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/20(水) 11:29:58
対馬市議長に議員辞職勧告案 政治論理条例抵触認定受け 長崎
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070620/05.shtml
対馬市議会は十九日、全員協議会を開き、市政治倫理条例に抵触すると認定された波田政和議長の議員辞職勧告決議案を提出することを、同議長を除く全員一致で申し合わせた。二十六日の最終本会議に提案し、可決される見通し。
同条例は▽議員が実質的に経営に携わっている企業は市の公共事業に関する請負契約は自主的に辞退すること▽審査会が違反と判断すれば市長は契約を解約または中止できる−と規定している。
市民から調査請求を受けた市政治倫理審査会が五月、市とごみ運搬業務の請負契約を結ぶマルハ運輸の実質的な経営者が波田議長と認定。同社が「契約を辞退しなければ条例に抵触する」と指摘していた。
波田議長は同社の創業者で(二〇〇五年四月の)契約時まで代表取締役を務めていた。波田議長は「創業者ではあるが、実質的な経営者ではない」として、契約辞退や議員辞職する考えを示していない。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/20(水) 14:50:45
町田市長の責任追及 パーティー事件で市民団体がビラ
2007年6月20日 群馬
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070620/CK2007062002025606.html
石阪丈一・町田市長の政治資金パーティー事件で、市長の責任を追及している「石阪市長の政治資金パーティー疑惑を究明する会」(端山好和会長)は十九日、市役所前で、同市長ら事件関係者の供述調書などの調査結果をまとめたチラシ約千枚を市民に配布した。「市長の事件への積極的関与は明白」とし、石阪市長に対して、市民に真相を明らかにし、政治責任を取るよう求めている。
同会のメンバー六人が参加。A4判のチラシでは、石阪市長がパーティーの準備に積極的に関与したとみられる供述が、いくつも残されているとし「市民に対していまだに事実をねじ曲げた説明を行ったままで、何ら真実を明らかにしていない」と指摘。「真の謝罪をしていない以上、このまま幕引きを図ることは許されない」と訴えている。
また同会の公開質問状に対し、石阪市長が四カ月たっても回答していないことを挙げ「うそと事実隠しを押し通している」と批判している。
石阪市長は十八日の市議会定例会の一般質問で、事件への積極的関与をあらためて否定した。 (堂畑圭吾)
1537
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/20(水) 15:06:08
自民・中川泰宏議員、自宅敷地内の建物で固定資産税を未納
自民党の中川泰宏衆院議員(京都4区)が京都府南丹市八木町の自宅敷地内にある住宅と事務所2棟の計3棟について、固定資産税を納めていなかったことが19日、市の調査でわかった。
このうち事務所1棟は、27年間未納だった。市は今年度分の課税を決め、過去にさかのぼった課税についても検討を始めた。中川議員は長年、3棟を登記しておらず、市は新築建物について1か月以内に登記申請するよう所有者に義務づけた不動産登記法に違反する疑いもあるとしている。
市などによると、中川議員は1988年に建てた木造2階建ての自宅を2005年に登記。法務局から通知を受けた京都府と市が昨年12月に課税額を決めるため自宅建物を評価する現地調査した際、築27年と8年の事務所2棟(いずれも鉄骨3階建て)が課税されていないことがわかった。
中川議員の事務所は「住宅は最近、父親から中川本人に所有名義を変えたが、税は支払っている。事務所2棟は、市から『工事中で課税できない』と説明を受けてきたので、06年度で工事を終えたことにして、課税対象にした」と説明。市から通知された今年度分の固定資産税約90万円については、「速やかに支払い、納税者としての義務は果たす」としている。
中川議員は、昨年1月に合併した旧八木町長を92年から2002年まで務めている。
(2007年6月19日23時58分 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/20(水) 21:12:20
出版差し止め認めず 又市社民幹事長の記事で
http://www.47news.jp/CN/200706/CN2007062001000702.html
参院議員で社民党幹事長の又市征治氏の女性問題を掲載した21日発売の「週刊新潮」をめぐり東京地裁は20日、又市氏が発行元の新潮社に対し、出版差し止めを求めた仮処分申し立てを却下する決定をした。
石橋俊一裁判長は決定理由で「記事は公務員である又市氏の人格的評価や議員宿舎の使用についての批判であり、公益性がないとは明白には認められない。真実でないとも明白にはいえず、差し止めを許容できない」と指摘した。
又市氏は「記事にあるような事実はなく、名誉が侵害される。参院選を控える議員に対する悪質な選挙妨害だ」と主張。新潮社側は女性本人に取材した上、又市氏から送られたとされる女性あての電子メールも確認したなどと反論していた。
又市氏の秘書と新潮社によると、又市氏側は今年2月にも、週刊新潮の記事で名誉が侵害されるとして出版差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てたが、後に取り下げた。
2007/06/20 20:51 【共同通信】
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/20(水) 23:35:02
自民・中川泰衆院議員の課税漏れ問題:未完成と判断 岸上・南丹副市長が陳謝 /京都
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070620ddlk26010520000c.html
自民党の中川泰宏衆院議員(55)=京都4区=が自宅の母屋や事務所の固定資産税を払っていなかったことを受け、南丹市は19日、記者会見。合併前の旧八木町時代、旧町民から事務所部分について納税されていないとの指摘があったことを明らかにしたが、当時の八木町長だった岸上吉治副市長は「完成していないので、課税できないと判断した」と述べ、「税の公平性の点で、住民のみなさまに非常に申し訳ない」と陳謝した。
岸上副市長は、「事務所の2、3階は壁もないままだった。税務課員から『7割出来ていなければ課税できない』と聞かされ、そうか、と思った」と述べた。母屋についても「当然払っているものと思いこんでいた」と述べた。現在も事務所の2、3階は吹きさらしのままだが、1階は事務所として利用されていることが確認されたため、課税対象となった。
また、旧八木町での経緯が、南丹市として合併した際、引き継がれていなかったことも明らかにした。【藤田文亮】
毎日新聞 2007年6月20日
1540
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/21(木) 11:40:34
3等なのに「1等書記官」の職歴 世田谷区議を書類送検
2007年06月21日11時36分
http://www.asahi.com/national/update/0621/TKY200706210116.html
4月の統一地方選の東京都世田谷区議選(定数52)で選挙公報などに事実と違う職歴を掲載したとして、警視庁は21日、トップ当選した森学区議(38)=民主党を離党=を公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いで書類送検した。
捜査2課の調べなどでは、森区議は元外務省職員で、在ルクセンブルク大使館勤務だった01〜03年当時に実際は3等書記官だったのに、選挙公報やポスターに「在ルクセンブルク大使館1等書記官」と虚偽の経歴を公表した疑い。調べに対し「票を得るため意図的に偽った」との趣旨を供述しているという。
森区議は民主党公認で出馬し、7554票を得てトップ当選。問題発覚後、区議会議長に謝罪文を提出し、1人会派となり、民主党を離党した。区議会は5月23日、辞職勧告決議案を可決した。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/21(木) 12:22:16
市議ら「現金、買収と認識」 県議公判 讀賣埼玉
4月の県議選に絡み、公職選挙法違反(買収など)の罪に問われたふじみ野市中ノ島、県議近藤善則被告(48)の第2回公判が20日、さいたま地裁(中谷雄二郎裁判長)であった。
県議選西5区(旧上福岡市)でふじみ野市議に現金を渡し、票の取りまとめを依頼したとされる点について、証人として出廷した同市議ら3人は「(近藤被告から)選対を頼まれた。現金は買収に当たると思った」などと証言した。
近藤被告から1月15日、推薦料名目で5万円を受け取ったものの、即日返却したという市議(59)は「票の取りまとめなどを依頼された。時代劇で悪徳商人と代官がやりとりするわいろのシーンに似て、もらってはいけない買収金だと思った」と当時の心境を述べた。
公選法違反の罪で略式命令を受けた元市議(60)は「選対役員を依頼されて受け取った金なので、買収になったら困ると思った」と証言。別の元市議(58)も「市議選に立候補しないはずの議員ももらったので、おかしいと思った」と述べた。
近藤被告の弁護人は冒頭陳述で「自身の当選に不安はなかった。現金は自民党上福岡支部から保守系市議らに対する推薦料交付の趣旨」と主張。「票の取りまとめを依頼するのに5万円は低すぎ、現実味に欠ける」として無罪を訴えた。
(2007年6月21日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/21(木) 13:08:26
佐賀商工共済訴訟あす判決 県などの責任どう判断 佐賀地裁 讀賣佐賀
約56億円の負債を抱えて2003年8月に破産した佐賀商工共済協同組合を巡り、元組合員221人が県や元理事長の陣内孝雄参院議員ら元幹部3人に約10億3500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、佐賀地裁で言い渡される。同組合は債務超過となりながら、粉飾決算で隠ぺいを続けたあげくに破たんしており、監督官庁の県や元幹部らの責任を判決がどう判断するかが注目される。
原告側は、同組合は1991年ごろから債務超過の状態だったにもかかわらず、元組合幹部らが粉飾決算を継続して積立金を集めるという詐欺行為で損害を与えたと主張。県については96年の調査で粉飾決算を把握しながら、監督責任を果たさず容認したとしている。
これに対し、県は「組合からの報告で、再建が可能と判断し、推移を見守った」と反論。陣内参院議員も「粉飾決算には関与しておらず、行っていたこと自体知らなかった」と争っている。他の2人の元幹部は粉飾決算への関与は認めたが、賠償責任については否定している。
この訴訟は2004年10月、元組合員82人が県と元幹部5人を相手に提訴した。その後、追加提訴で原告は221人、請求額は約11億6230万円となった。佐賀地裁は昨年3月、県の責任を指摘し、請求額から元組合員が借り入れていた分を差し引いた残額の65%を、県と元組合幹部が連帯して支払う内容の和解案を提示した。しかし、県側は審理が尽くされていないことなどを理由に拒否し、和解は成立しなかった。一方、元組合幹部5人のうち、2人は争わずに、請求を受け入れた。
同年8月以降、破産管財人の弁護士から元組合員に配当金が払われたため、請求額はその分減額された。
(2007年6月21日 読売新聞)
1543
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/21(木) 13:12:36
又市社民幹事長、新潮社を提訴 「重大な選挙妨害だ」と
2007年06月21日12時50分
http://www.asahi.com/politics/update/0621/TKY200706210191.html
社民党の又市征治幹事長は21日の記者会見で、同日発売の週刊新潮(28日号)が掲載した又市氏の女性問題をめぐる記事について「事実無根」とし、「参院選目前の時期に来て、社民党への重大な選挙妨害だと受け止める。卑劣な行為に断固たたかう」と強く批判した。又市氏は同日、新潮社を相手取り、3300万円の損害賠償と謝罪広告を求める訴訟を東京地裁に起こした。
社民党は21日、党見解で「議員宿舎の関係者に紹介されたマッサージ店を利用してマッサージを受けたことが、あたかもマッサージ師と男女関係があったかのごとく書かれていることは全く事実無根で、又市幹事長本人の名誉を著しく傷つけるだけでなく、社民党に対する攻撃だ」とした。又市氏は同日の党常任幹事会で「内容は事実無根」と報告し、福島党首は「毅然(きぜん)と、しっかりと戦ってほしい」と述べた。
又市氏は19日、出版差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てたが、地裁は20日、申し立てを却下している。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/21(木) 14:35:23
「中傷ビラを出す」-五條市長辞職強要疑惑 (2007.6.21 奈良新聞)
http://www.nara-np.co.jp/n_all/070621/all070621b.shtml
吉野晴夫五條市長が元暴力団員幹部のA氏を通じて榎晴信前市長の辞職を強要したとされる問題で、榎前市長は20日、奈良新聞の取材に応じた。榎前市長は、今年1月31日に同市西吉野町の料理屋で、約1時間半にわたりA氏や団体役員と会食、席上A氏から「吉野氏が市長になりたいと言っている。(榎氏は)体の具合も悪いので(市長を)降りてもらってほしい。もし(市長を)降りないのであれば、ダイオキシン問題を含めた中傷、誹謗(ひぼう)のビラを出すなどして、市民運動を起こすと言っている」といった内容のことを雑談の中で出たのを記憶しているという。
榎前市長は、吉野市長が2年前の市長選の際にも榎前市長を誹謗、中傷することなどがあったとして「公選法違反にあたるのではないかと思っていたほどだ」とも話した…
〜この続きは本紙をご覧下さい〜
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/21(木) 16:54:51
中川議員宅など建築確認申請せず
京都府が調査へ
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007062100095&genre=C4&area=K00
自民党の中川泰宏衆院議員(京都4区)の南丹市八木町氷所の敷地内にある自宅や事務所が、新築時に必要な建築確認申請が行われていなかったとして、京都府が調査のうえ、必要に応じて是正指導を行う方針であることが21日、分かった。
府土木建築部によると、中川氏は鉄筋3階建ての自宅を建てるため、1988年に府に建築確認申請を行ったが、計画に建築基準法上の問題があるため是正を指導した。その後、再申請はなかったという。
今回、敷地内の建物の一部について、実際は自宅や事務所として使われているのに、必要な固定資産税(市町村税)や不動産取得税(都道府県税)が課税されていないことが分かったことを受け、府が調査に乗り出すことにした。
88年の申請を除く敷地内の5棟も、建築確認申請が行われていないという。府土木建築部は「建築時期や規模によって申請が必要でない場合もあるが、申請のない建物が使われていることが分かったので調査が必要と判断した」としている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/22(金) 09:11:48
NOVA擁護 経産相にも 中山泰議員、検査直後に訪問
2007年06月22日08時08分
http://www.asahi.com/national/update/0622/TKY200706210412.html
経済産業省から業務停止命令を受けた英会話学校大手「NOVA」(統括本部・大阪市)が特定商取引法違反の疑いで同省の立ち入り検査を受けた直後の今年2月、自民党の中山泰秀衆院議員(大阪4区)が甘利経産相を訪ね、問題視されていたNOVA商法を肯定し、「特商法は経済活動の実態に合わない」などと法律の見直しを主張していたことがわかった。中山氏は立ち入り検査が訪問のきっかけだったことを認めたが、検査への働きかけは否定し、「法改正の必要性を訴えただけだ」と話している。
甘利経産相は「中山氏の訪問を受けて職員に何か伝えたり、指示したりしたことはない」としている。
NOVAが立ち入り検査を受けたのは今年2月14日。契約時に一括して買うポイントの量が多いほど単価が安くなるが、解約時には使用済みポイントをそれより高い単価で計算して差し引く精算規定などが問題視されていた。
中山氏や関係者によると、中山氏が大臣室を訪れたのは立ち入り検査の8日後の22日午前。甘利経産相に対して「まとめ買いによる割引を認めないのは経済活動の実態に合わない」などと主張した。さらに、NOVAの精算規定が特商法に違反しているかどうか最高裁(今年4月、NOVAの敗訴が確定)で争われていることに言及。「司法判断が出ると経済活動への影響が大きい」と特商法の見直しを訴えたという。
この際、甘利経産相は、NOVAへの苦情が1年間で千件前後にのぼるという趣旨の指摘をしたが、中山氏は「1軒の店に千件の苦情があれば問題だが、NOVAの規模が大きいから苦情が多くなる面もあるのではないか」と述べた。中山氏は甘利経産相に面会したことをNOVAの猿橋(さはし)望社長に報告し、礼を言われたという。
朝日新聞の取材に対し、中山氏は「立ち入り検査の記事を読み、自分の判断で大臣を訪ねた」と話し、訪問と立ち入り検査との関係を認めた。訪問の動機については、「大量購入で割り引く商法が否定される風潮や役所がおかしいと思った」と説明したが、「(立ち入り検査後の処分を)制止する意図はなかった」と話した。
甘利経産相は中山氏とのやりとりについて、「個別ケースの話ではなく、現行法について一般的な意見交換をした。議員から立法論について問題提起があり、議論をするのはごく自然なことだ」と文書で回答した。
中山氏は昨春、大阪市消費者センターがNOVAのトラブル解決に乗り出した後、猿橋社長とともに市長を訪ね、NOVA側の主張の正当性を訴えたことがすでに判明している。
猿橋社長は中山氏の後援会員で、社長が理事長を務める財団法人「異文化コミュニケーション財団」では中山氏が評議員を務めている。
中山氏は父親の中山正暉・元建設相の秘書などを経て、03年11月の総選挙で初当選し、現在2期目。衆院経済産業委員会の理事を務めている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/22(金) 11:30:42
【速報】佐賀商工共済訴訟判決 県と元経営陣に賠償命じる
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=502379&newsMode=article
2003年に経営破綻した佐賀商工共済協同組合の元組合員221人が、元経営陣3人と監督官庁の県に約10億3500万円の損害賠償を求めた訴訟で、佐賀地裁は22日、県と元経営陣に賠償を命じる判決を言い渡した。
訴えによると、組合は1991年ごろから、債務超過を粉飾経理操作で隠ぺい。「経営不安がないように装い、破産まで集金を続けたのは詐欺に当たる」と指摘。県については、組合の詐欺行為を把握した後も制止せずに黙認した「行政の不作為」を問う形で国家賠償法に基づいて賠償請求していた。
訴訟は、県が1996年に組合の財務問題を把握しながら、その後も黙認・放置したことの適否が最大の争点となり、県は、破産直後から一貫して「組合に自主再建の可能性があり、取り付け騒ぎを回避するためやむを得なかった」と主張。原告側は「県は、組合が実質破綻(はたん)状態にあることを認識していた」とし、「犯罪(詐欺)行為の追認は、『行政の不作為』以前の問題」としていた。
佐賀地裁は昨年3月、和解勧告案で「その不行使が著しく合理性を欠く」と県の責任を認めたが、県は和解に応じなかった。
元経営陣については、ただ一人粉飾経理への関与を否定している元理事長の陣内孝雄参院議員の責任を、裁判所がどう判断するかが焦点だった。別の元理事長と元副理事長はすでに請求通りの賠償責任を負う判決などを受けている。
佐賀商工共済協同組合 中小零細事業主らの互助組織として1960年、佐賀市に設立。組合員の積立金運用に失敗し、2003年8月に破産した。被害者は約5000人、負債総額は約56億円。債務超過を粉飾経理で隠し続け、損失補てんのため購入したアルゼンチン債も01年末、債務不履行に。経営破綻が確実な状況で集金を続けたとして、元経営陣ら4人が逮捕され05年、詐欺罪で全員有罪が確定。元組合員が04年から昨年にかけ、県や元経営陣に損害賠償を求め相次いで提訴した。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/22(金) 13:54:35
佐賀商工共済粉飾訴訟、佐賀地裁が陣内元法相らに賠償命令
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070622i303.htm?from=main3
佐賀商工共済協同組合(佐賀市)が粉飾決算の末、破産し積立金が戻ってこなかったとして、元組合員221人が、元理事長で自民党参院議員の陣内(じんのうち)孝雄・元法相(73)ら元役員3人と監督した佐賀県に、約10億3500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、佐賀地裁であった。
神山隆一裁判長は、陣内氏ら3人と県の責任を認定し、全額の支払いを命じた。
原告弁護団によると、中小企業等協同組合法に基づいて設立された団体の監督を怠ったとして、事業認可を行う都道府県に対して賠償を命じた判決は初めて。
判決によると、組合は陣内氏が理事長だった1991年ごろから資金運用の失敗で債務超過に陥り、粉飾決算を始めた。県は96年の監査で粉飾を把握したが、「再建が可能」と判断し、行政指導をしなかった。組合は粉飾決算を続けたまま03年8月、負債約56億円を抱えて破産。金融機関でないため積立金は保護されず、破産管財人を通じて約3割しか返済されなかった。
判決で神山裁判長は、陣内氏について、「94年12月に粉飾経理を知った」とし、経営会議で粉飾を公表しないことを決定したと指摘。「資産状況を粉飾し、積立金の預け入れを継続させたのは不法行為に該当する」と判断した。
県に対しては、「業務改善命令を発令する義務があったのに、行使せず、漫然と放置した」と認定し、県が粉飾経理を公表していれば、新たな積立金の預け入れはなかったとして、請求額の4割を県の不法行為による損害と認めた。
陣内氏は「粉飾は知らず、関与していない」と反論し、県も「組合の報告で再建が可能と判断し、推移を見守った」としていた。
判決について、陣内氏は「当方の主張が認められず、極めて遺憾。今後の方針については弁護士と協議したい」とのコメントを出した。
陣内氏は、法相や参院予算委員長などを歴任。7月の参院選佐賀県選挙区で立候補予定だったが、判決の影響を懸念する声が相次ぎ、立候補辞退を表明した。
(2007年6月22日13時2分 読売新聞)
1549
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/22(金) 20:06:49
中川議員、建築確認受けず 基準法違反か、府が調査へ
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007062201000668_National.html
京都府南丹市にある自宅敷地内の建物の固定資産税未納が判明した自民党の中川泰宏衆院議員(京都4区)が、敷地内の建物の建築確認も受けていないことが22日、京都府の調査で分かった。
建築基準法は、一定規模以上の建築をする前に建築確認を受けることを義務付けている。府は同法違反の疑いがあるとして、中川議員の同意を得た上で現地調査をする方針。
府建築指導課によると、1988年3月に鉄筋コンクリート3階建て1棟について建築確認申請があったが、修正を求めると、その後は再申請がなかった。敷地内にはほかに数棟あるが、建築確認を受けたものはないという。
同議員をめぐっては、自宅敷地内の建物3棟の固定資産税計450万円が納付されていなかったことが判明している。
同議員の事務所は「詳しいことは本人しか分からない」としている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/22(金) 20:11:00
職位は“あだ名” 森・世田谷区議 議員活動の継続強調
2007年6月22日 東京
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070622/CK2007062202026213.html
世田谷区議選で虚偽の経歴を選挙公報などに記載したとして、公職選挙法違反(虚偽事項の公表)容疑で書類送検された森学区議は二十一日午後、区議会本会議終了後に記者団の質問に答え、「(有権者から)票をいただいているのだから、最大限のことをしたい」と述べ、自ら辞職する考えはないことを強調した。
在ルクセンブルク大使館勤務当時の職位が「三党書記官」だったのに、区議選での選挙公報やポスターに「一等書記官」と記載した理由については、「ローカルランクで名乗っていた『二等書記官』を、実際の職位と思いこみ、『ローカルランクでの一等書記官』だと思っていた」と、これまでの主張を繰り返した。
職位を間違えることなどあるのか、との質問に森区議は、「『一等』『二等』など、“あだ名”みたいなもの。仕事に集中していたので興味はなかった。興味ないから、覚えていない」と言い切った。
その一方で、「これだけ勘違いと言っても、テレビ報道などでうそつきと決め付けられるのだから仕方がない」などと、弱気なところも見せた。
進退については「(自分がいなくても)区議選のマニフェストが実現されるのなら、すぐにでも辞めたいが、そんな状況でもない」と話し、有罪が確定して失職しない限り、議員活動を継続するとした。 (浅田晃弘)
1551
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/23(土) 10:22:25
県議会 村山議員出席し流会
政倫審勧告拒否で混乱 讀賣山形
県議会は22日、道路交通法違反(酒気帯び運転)で摘発され県議会で辞職勧告決議を可決されたものの職にとどまっている村山隆県議(47)への対応を巡って混乱し、予定されていた本会議での一般質問を行えないまま流会となる異常事態となった。本会議などへの出席を自粛するよう求める政治倫理審査会(後藤源委員長)の勧告を村山県議が拒否し、本会議に出席したのが発端。この日持ち越された一般質問は25日に行われるが、村山氏の行動によっては再び混乱する可能性もある。
政倫審の後藤委員長は22日朝、これまでの審査を踏まえ、〈1〉辞職勧告決議を直ちに受け入れる〈2〉受け入れるまでの間、本会議や常任委員会への出席を自粛する――の2点を村山氏が履行するよう求める「措置」を、阿部信矢議長に報告した。
これを受け阿部議長は午後、議長室に村山氏を呼び、政倫審の措置を説明。審査結果を受け入れ、少なくとも同日の本会議には出席しないよう説得したが、村山氏はこれを拒否した。
会談後、村山氏は記者団に「政倫審の勧告内容は大変厳しく受け止めるが、詳細は今後検討する。県民の代表として、本会議には当然出席する」と述べた。
本会議開会のため、午後2時20分に議員が本会議場に参集し、村山氏も自席に着席した。開会を宣言するに先立ち、阿部議長が「政倫審の勧告の意味を真摯(しんし)に受け止め、本会議の出席を自粛されるよう求めます」と村山氏に対し述べると、集まった議員の多くから「そうだ、そうだ」と賛同の声が上がった。さらに、机をたたく議員や、「恥知らずにもほどがある」などとヤジを飛ばす議員もいて、議場は騒然となった。
これを見た阿部議長が、「今のままでは会議を開くことができない。改めて号鈴をもって知らせます」と宣言すると、議員は相次いで退席。村山氏はしばらく着席したままだったが、退席する後藤氏から「辞表を出すのはゆっくり考え、きょうは帰って下さい」と話しかけられる場面もあった。
その後、午後3時半すぎから議会運営委員会が開かれ、佐藤藤弥委員長が「本会議の会議時間を延長する必要があるので、本会議を開きたい」と諮ったが、村山氏の本会議出席に反発する委員から異議が続出。各会派で対応を協議しているうちに、県議会規則により、午後4時で流会が決定した。この日予定されていた2議員の一般質問は25日にまとめて4人分行われることになった。県議会事務局によると、本会議が開かれないまま流会となったのは県議会史上初という。
流会決定後、阿部議長は「村山氏が議会の意思を無視したことが流会の最大の原因」と述べ、不快感をあらわにした。村山氏は記者団に対し、「辞職しないで頑張りたい」と述べる一方で、「流会について大変責任を感じており、おわびする。政倫審の結果と合わせ、25日は、出席自粛も含め考えたい」と、やや疲れた表情で語った。
(2007年6月22日 読売新聞)
1552
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/23(土) 10:38:13
汚職で堀・旧和知町長逮捕 業者と根深い癒着
逮捕前の一問一答「便宜を図ってない」 讀賣京都
京丹波町の簡易水道工事を巡る汚職事件は、新たに、旧和知町長で京丹波町副町長の堀郁太郎容疑者(54)と河野建設元社長宇野成官被告(51)(別の贈賄罪で起訴)が逮捕され、町の“ナンバー2”を巻き込む贈収賄事件に発展した。府警による再度の捜索を受けた京丹波町役場では、一夜明けた22日、松原茂樹町長らが改めて謝罪。町幹部の相次ぐ逮捕で、旧和知町時代からの建設業者との癒着の根深さが浮き彫りになり、町民からは、厳しい批判の声が上がった。
「要職にある副町長が逮捕され、痛恨の極み。町民の皆様に心より深くおわびします」。松原町長はこの日、上田正副町長とともに記者会見し、頭を下げた。
同町発注の水道工事契約を巡り、前和知支所長田井勲被告(54)(懲戒免職)が、宇野被告から計80万円を受け取った収賄容疑で逮捕、起訴された直後とあって、「このような事件が二度も続けて起き、町政の信頼を取り戻す道はさらに厳しいものになる」と沈痛な表情。
松原町長は、堀容疑者を同日付で解職とし、近く臨時議会を開いて自らを処分する考えを明らかにした。
事件の舞台になったのは、前回と同じ旧和知町内で進む簡易水道事業(2001〜12年度、総事業費約45億円)。大型公共事業を巡る相次ぐ汚職事件に、町民には怒りが、職員には失望が広がった。堀容疑者が和知町職員だったころから知る男性職員は、「気さくで親しみやすい上司だったが、裏切られた。権力が人を変えたのか」と絶句。町内に住む男性は「情けないの一言に尽きる。町の体質に問題があるとしか思えない」と批判した。
堀容疑者は和知町職員を経て、2003年1月の同町長選で初当選。05年10月の新町発足後は助役を経て今年4月から副町長となり、職員の処分を検討する「町職員懲戒分限審査委員会」委員長を兼任。田井被告の逮捕後は、業者との癒着に関し、自ら職員の聞き取り調査をしていた。
逮捕前、堀容疑者は読売新聞の取材に対し、事件への関与を否定していた。
――河野建設、宇野被告とのかかわりは
和知町時代に建設課にいたこともあり、そのころから知っている。
――宇野被告からの働きかけは
町長時代、地元の建設業協会役員としての要望はあったが、業者の指名は庁内の指名委員会で行っており、受注に関して便宜などを図ったことはない。
――旧和知町長選で支援は受けたのか
建設業協会は(対立候補の)当時の現職を応援していたと思う。
――飲食など接待を受けたことは
一業者と飲食することはない。(金品など)何かをもらうこともない。
(2007年6月23日 読売新聞)
1553
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/23(土) 10:41:26
早島・前理事社協“天下り” 議長裁決で人件費認定 讀賣岡山
早島町のユーロ円債購入問題で文書訓告処分を受けた佐藤喜世文前理事(60)が町社会福祉協議会の常務理事として再就職し、“天下り人事”との批判が出ている問題で、町議会最終日の22日、常務理事の人件費を認めないよう補正予算案を減額修正する緊急動議が出された。当初、修正案に賛成すると見られた議員1人が病気のため欠席した結果、賛否同数となり、議長裁決の結果、修正案は否決された。傍聴席で多数の町民が見守る中、“天下り”を認める常務理事の人件費を含む原案が賛成多数で可決された。
この日の町議会は、町議から「常務理事選任にあたり、どういう議論がなされたか知りたい」として社協理事会の議事録の提出を求める意見が出されるなど議論が紛糾。船越健一議員(無所属)が「国会で自公政権が天下り規制を強化する改正案の審議を進める中、今回の天下り人事は絶対に見過ごす訳にはいかない」などと、補正予算案から常務理事の人件費244万円を減額する修正案を緊急動議で提案した。
修正案に対し、賛成議員からは「基金問題で処分を受け、福祉の経験もない前理事が、常務理事の人選としてふさわしいかは疑問」「議会に相談なく人件費を専決執行したのは、議会軽視で憤りを感じる」「(常務理事の就任に合わせ)報酬を3割増加させたことは行革にも逆行する」などの意見が出された。
一方、反対議員は、「社協の理事会が決めた人事に口を出すのは越権行為」「天下りにはよい天下りもある」「今回の人事は、社協の体制を強化する人事で尊重すべき」「訓告処分を受けたから駄目だというのはおかしい」などと反論。
結局、病欠の1人を除く8人で採決した結果、賛否同数となり、太田尅子(ともこ)議長(公明)裁決となり、修正案は否決され、原案が可決された。
太田議長は、「批判の声があることは理解はするが、社協の組織強化が目的の人事で、単なる天下りとは考えていない。(天下り規制に取り組む)公明党中央とのねじれと思われても仕方がない部分もあるが、説明すれば分かってもらえると思う」と話した。
採決後、佐藤友彦町長は、「社協の体制強化には厳しい議論がなされたが、高福祉社会を目指し頑張りたい」と一方的に主張するだけで、報道陣の取材には一切答えずに議場から立ち去った。
(2007年6月23日 読売新聞)
1554
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/23(土) 11:32:05
県議選・選挙違反:2派8被告、全面的に認める−−連座制への百日裁判初公判 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20070622ddlk19040332000c.html
4月の県議選で当選した鷹野一雄氏(中央市・中巨摩郡区)と秋山隆信氏(富士吉田市区)両派による2件の選挙違反事件の初公判が21日、甲府地裁(渡辺康裁判長)でそれぞれ開かれ、公選法違反罪で起訴された全8被告は起訴事実を全面的に認めた。いずれも、候補者の責任を問う「連座制」の適用を視野に、甲府地検が県内で初めて申し立てた百日裁判で、遅くとも8月上旬には判決が出る見通し。【沢田勇、小林悠太】
◇山本被告が提案−−鷹野氏派、篠原被告に
鷹野氏派の初公判で、検察側は選対本部長代行を務めていた篠原被告と選対青年本部長の山本被告が選挙運動の計画を立てるなど、選対の中心的な役割を果たしていたと指摘。篠原被告が自分の郵便貯金から現金を引き下ろし、山本被告が渡せなかった1人を除く10人の支部長に3万円ずつ渡したとした。
冒頭陳述で、鷹野氏から選挙運動の協力を求められた篠原被告が山本被告とともに、鷹野氏の対立候補の地盤を除く町内11地域で地盤を固めようと画策。選対青年部の支部を11地域に作り、消防団OBらを支部長に就けた。しかし、青年部以外の選挙運動が低調で、不満を募らせていることを知った山本被告が「青年部に金でも配った方がいいんじゃないか」と篠原被告に提案したことを明らかにした。
◇5被告は無尽メンバー−−秋山氏派、奥脇被告は秘書活動
一方、検察側は秋山氏派の初公判で、奥脇被告から現金を受け取った5被告が、いずれも秋山氏を中心とする無尽メンバーで、選挙運動の実働部隊となる「秋信会」の有力者であると冒頭陳述で指摘。富士吉田市区の定数が1減の激戦となる中、無尽を通じてリーフレットを各世帯に配る「ローラー作戦」を2度行った5被告に対し、奥脇被告が「『労に報いるため』などの名目で現金を渡した」とした。
買収金計55万円のうち、奥脇被告が出した5万円以外の50万円は、秋山氏の父が奥脇被告に渡したものだったという。
奥脇被告は95年から秋山氏の選挙運動に関与し、秋山氏のスケジュール管理や送迎、収支報告書などの書類作りなど、秘書としての活動を行い、政務調査費から秘書手当として毎月3万円が支払われていたことも明らかにした。
■起訴事実
起訴状などによると、いずれも鷹野氏の選対幹部だった昭和町河東中島、無職、篠原直樹(46)と同町飯喰、アルバイト、山本和真(46)の両被告は3月28〜30日、鷹野氏への投票と票の取りまとめを依頼する趣旨で、選対青年部の支部長10人に各3万円を渡した。
一方、秋山氏派の運動員だった富士吉田市下吉田、会社役員、奥脇高広被告(39)は3月25日、富士吉田市上吉田にある秋山氏の後援会事務所で、秋山氏への投票と票の取りまとめを依頼する趣旨で、秋山氏の運動員である5被告に計55万円を渡し、5被告は趣旨を知りながら受け取った。
次回の公判は、鷹野氏派が27日、秋山氏派は7月4日に行われ、20日に起訴された秋山氏の出納責任者・佐藤将光被告(64)と運動員1人の公判も併合して行われる予定。
1555
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/23(土) 12:20:11
陣内氏辞職 民主が要求
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/saga/20070623/20070623_003.shtml
佐賀商工共済協同組合の粉飾決算に絡む損害賠償請求訴訟で、自民党の陣内孝雄元法相の賠償責任が認められたことを受け22日、民主党の大串博志佐賀県連代表らが国会内で記者会見、陣内氏の議員辞職を求める考えを表明した。
大串氏と原口一博同県連常任顧問は会見で「国会議員が無責任な事態を引き起こしたことは極めて重大」と指摘。議員辞職勧告決議案の提出も視野に、国会審議を通じ責任をただす考えを示した。
陣内氏は5月、参院選佐賀選挙区からの立候補を辞退。自民党は公認候補を差し替えたが、党内には判決の影響を懸念する声もある。これについて、同党の片山虎之助参院幹事長は「影響はほとんどないんじゃないか。まだ一審だ」と強調した。
=2007/06/23付 西日本新聞朝刊=
1556
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/23(土) 12:21:13
粉飾隠し詐欺認定 佐賀商工共済訴訟 県や陣内氏に責任 地裁判決 4被告に賠償命令
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/saga/20070622/20070622_004.shtml
粉飾決算の末、約58億円の負債を抱えて2003年に破産した佐賀商工共済協同組合(佐賀市)をめぐり、元組合員221人が「粉飾決算を隠し、集金を続けたのは詐欺行為に当たる」などとして、理事長を務めた陣内孝雄参院議員ら元経営陣3人と監督官庁の佐賀県に約10億3500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、佐賀地裁は22日、元経営陣と県に請求額通りの支払いを命じた。神山隆一裁判長は組合側の詐欺行為を認定し「県が違法行為を黙認するのは許されない」と指摘した。
判決で、神山裁判長は県の責任について「規制権限を適切に行使せず、漫然と放置したのは裁量の限度を逸脱し、著しく合理性を欠く」と指摘。ただ、粉飾決算を認識しながら組合の業務継続を容認したことに関しては「(詐欺行為に対する)共同不法行為に当たるとまではいえない」として原告の主張を退けた。賠償額のうち、県に対する認容額は約5億5600万円とした。
元経営陣3人の経営責任は、いずれも認定。このうち、ただ1人粉飾決算への関与を否定した陣内孝雄元理事長については「(提示された)証拠は信用できない」として主張を退けた。
判決によると、組合は1991年ごろから、債務超過に陥り粉飾決算を重ねた。県は財務状況を調べ、96年7月に粉飾決算を確認したが、業務改善命令を出さずに放置。組合は損失補てんのために購入したアルゼンチン債の運用にも失敗し、03年8月、破産した。
同地裁は昨年3月、県の責任を認める和解案を提示したが、県は「審理が尽くされていない」などの理由で拒否した。
同訴訟では当初、元経営陣5人が被告となったが、うち2人は昨年10月までに賠償責任を受け入れている。06年8月には、別の組合員181人が提訴している。
◇
●原告側控訴へ
判決について、記者会見した原告弁護団は「県に対する責任の認め方は不十分なので、控訴することになる」との考えを示した。全額救済されない組合員がいるとみられ、「県の賠償の範囲は不十分」としている。
=2007/06/22付 西日本新聞夕刊=
1557
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/23(土) 12:21:53
佐賀商工共済判決 “完敗”の元法相 姿なく
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/saga/20070622/20070622_005.shtml
佐賀商工共済協同組合の元理事長として、損害賠償を命じられた陣内孝雄参院議員(自民、佐賀選挙区)。法相経験者が「不法行為」を認定されるという異例の判決が出た22日の法廷に、その姿はなかった。
陣内氏は、組合の粉飾決算について「認識していなかった」と関与を全面否定。取材に対して「立派な判決が出ると思っています」と述べるなど、「無罪判決」に自信をのぞかせていた。
結局、法廷には一度も姿を見せず、弁護人も「書面による主張で(責任がないことを)十分立証できる」と強気の姿勢を崩さなかった。
その一方、民意の厳しさをひしひしと感じていたようだ。参院選では、自民党の公認候補者として5選を目指すはずだったが、公認を辞退し、立候補そのものも断念せざるを得ない状況に追い込まれた。ある自民党関係者は「本人は元法相という経歴を気に入っていた。公認辞退に加え、法相が罪を犯したという判決は耐えがたいものだろう」とおもんばかった。
判決について陣内氏は「主張が認められず、極めて遺憾。今後の方針は弁護士と協議する」とのコメントを出した。
=2007/06/22付 西日本新聞夕刊=
1558
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/23(土) 12:23:01
佐賀商工共済訴訟判決 原告、大きく前進 知事、苦しい答弁
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/saga/20070623/20070623_002.shtml
県と元経営陣の責任を認める‐。佐賀商工共済協同組合をめぐる損害賠償訴訟で22日、佐賀地裁が下した判決は、不安と苦悩の生活を強いられてきた原告にとって、大きな前進となった。一方、古川康知事は開会中の県議会で苦しい答弁を繰り返し、訴訟で対立してきた双方の表情は対照的なものとなった。
原告の1人で、みやき町で洋品店を経営する女性(69)は「組合にはずっと憤りを感じていたが、皆で頑張ってきたかいがあった」と安堵(あんど)の表情。「預けたのは約1000万円。どれだけ戻ってくるか分からないが、店の経営が切迫している上、被害者の高齢化もあるので、少しでも多く、少しでも早く支払ってほしい」と話した。
老後の生活資金にしようと約460万円を預けていた小城市芦刈町の自営業、久原勝利さん(62)は「こんなもんでしょう」と比較的冷静。「県が和解勧告に応じていれば、もう少し早く決着した。県が控訴しても、どこまでも戦う覚悟です」と決意を語った。
妻が約30年間、組合に勤めていたという東与賀町の農業男性(78)は組合を信用し、家の改築や子どもの結婚費用として約100万円を預けていた。男性は元理事長の陣内孝雄参院議員について「選挙では応援もした。彼から『監督不行き届きでした』という謝罪の一言が欲しかった。葉隠れ武士出生の地で、立場ある人間が責任を取らなくなったことが悲しい」と話した。
約300万円を組合に預け入れたみやき町の男性小売店主(43)は「県の責任が4割という点には不満。必ず金は戻ってくるのだろうか」と漏らし、「不景気のどん底で組合が破産し、町の経済にも影響している。私たちはあぶく銭を預けたわけではない。経営に苦しみ、借金も増えた。裁判はこれで終わってほしい」と訴えた。
一方、判決は「県に法的責任はない」と突っぱねてきた古川知事の態度を一変させた。この日の県議会一般質問で「組合の破産に伴って被害に遭った原告の皆さまに対し、率直におわび申し上げる」と初めて謝罪。第2次訴訟の原告や、訴訟に加わっていない被害者の救済についても「重要な問題。早急にやらないといけないと思っている」と踏み込んだ。
「この訴訟では2年半にわたって、県と県民とが向かい合う形になっていた」と振り返った古川知事。控訴するかどうかについては明言を避けたものの「なるべく早くこの問題を解決したいという思いに変わりはない。今日の厳しい判決を受けてなおいっそうその気持ちを深くしている」と強調。「被害者救済があなたの果たすべき責任だ」と迫られると、珍しく答弁に詰まる場面もあった。
■「速やかに被害復旧を」 民主党県連会見
佐賀商工共済協同組合の訴訟判決を受け、民主党県連(大串博志代表)は22日、県庁で会見。元経営陣と県に対して「控訴せず、速やかに原告の被害を復旧すべきだ」との意見を表明した。
県の道義的・法的責任は県議会でも引き続き追及すると強調。一方、元理事長の陣内孝雄参院議員について、自身も組合員だった藤野靖裕・幹事長代理は「法務大臣経験者でありながら自分には一切責任がないと言ってきた。大変遺憾だ」と述べた。園田泰郎・代表代行は「参院選でも(判決について)当然触れていく」と争点の1つとすることを明らかにした。
また、共産党県委員会も同日、県に対して控訴を断念し、原告や被害者に謝罪して適切な対応をとるよう申し入れた。
=2007/06/23付 西日本新聞朝刊=
1559
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/23(土) 14:24:29
自民党最高顧問・五戸氏に聞く
2007年06月22日 朝日青森
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000706220002
■受注調整情報をどう見るか
21日、朝日新聞記者は青森市議会最大会派である自民の最高顧問、五戸三次郎市議(71)にインタビューした。五戸市議は建設会社「五戸組」の筆頭株主。五戸組は受注調整の事前情報が寄せられた工事2件のうち、給排水衛生設備工事を落札した共同企業体(JV)を構成している。
――問題の工事の契約締結に賛成ですか。
「賛成する。私がそこにいたわけではないので、受注調整のことはよくわからない。個人的には、受注調整はなかったと思う」
――4月21日に指名業者が、青森市管工事業協同組合で会合を持ちましたね。
「建設業界は大変な時代を迎えている。つぶれる企業も多い。指名業者がJVをつくるためには、相手をしっかり選ぶ必要がある。相手が倒産する可能性もあるから、JVを組むには集まる以外にない」
――五戸市議は、事前情報があった2工事のうち1件を落札した五戸組の筆頭株主です。
「五戸組の社長からは『談合』と一方的に決めつけられるようなことはやっていない、と聞いている。組合での集会についても、疑われるような行動はすべきではないと反対したそうだ」
――企業が事前に受注調整をすることについて、どう考えますか。
「大企業ならともかく、中には家族でやっているような零細企業もある。会社がつぶれれば家族まで路頭に迷う。末端業者の行為を『談合』と言って責めるのは、私は酷だと思う」
――では、どうすればいいですか。
「私にもわからない」
1560
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/23(土) 14:38:35
飲酒運転村山県議地元8割「辞職を」
2007年06月22日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000706220001
∞政倫審 きょう「措置」提言
飲酒運転で摘発された村山隆県議(無所属)の問題を審議する県議会政治倫理審査会(=政倫審、委員長・後藤源県議)が21日開かれた。村山氏や同氏の地元、中山町議会議長から聞き取り調査した。
後藤委員長によると、この日の政倫審で、山辺、中山両町の4851世帯に村山氏の進退について民間調査会社が電話で調査した結果を村山氏に示した。
回答した838世帯のうち、村山氏は「辞職すべきだ」との答えは80・4%で「必要ない」の8・8%を大きく上回った。4月の県議選で村山氏に投票した人のうち、辞職すべきだとした人も76・9%に上った。
委員たちは、19日の聴取で「地元は辞めないでとの声が多い」と答えた村山氏に調査結果をつきつけ、改めて辞職を迫った。村山氏は「辞職するというカードは常に手元にあるが、(議員を)続けるつもりでいる」と述べたという。
後藤委員長は政倫審後の記者会見で、だれが調査を依頼したのかと問われ「言えない」などと言葉をにごした。
政倫審は22日朝、阿部信矢議長に村山氏に対する「措置」を提言する。措置には県議会での役職辞任勧告や会議への出席自粛勧告などがある。
1561
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/24(日) 08:57:36
NOVA擁護主張の中山泰秀議員、スポンサー番組に出演
2007年06月24日00時27分
http://www.asahi.com/national/update/0623/TKY200706230238.html
自民党の中山泰秀衆院議員(大阪4区)が、経済産業省から業務停止命令を受けた英会話学校大手「NOVA」(大阪市)を擁護する主張を経産相や大阪市長にしていた問題で、中山氏が出演するテレビ番組にNOVAがスポンサーとして出資していたことがわかった。中山氏は一時、スポンサー料の中から出演料を受け取っていたが、「番組を通じて政治活動費を出してもらっていたわけではない」と話している。
テレビ番組は、兵庫県や大阪府で視聴できるローカル局「サンテレビジョン」(神戸市)で毎週土曜午前0時40分から約30分間放送されていた情報番組「十人十色」。
サンテレビや制作会社によると、番組が01年8月に始まった当初から中山氏がコメンテーターとして出演し、約1年後にNOVAがスポンサーになった。中山氏にはスポンサー料から1回1万円前後の出演料が支払われていたが、03年11月の総選挙に立候補を表明した時点で支払われなくなったという。
サンテレビは「NOVAに様々な問題が指摘されている」として今月中旬、番組を打ち切った。幹部は「番組は制作会社が作成し、時間枠を貸していた。中山氏が出る場合は政治的な発言や、選挙に出る3カ月前からの出演は控えるよう要請していた」と話す。
制作会社の担当者は「知人から中山氏を使ってほしいと要請があり、受けた。ローカル局の深夜番組なので、中山氏の宣伝に利用されていたとは思えない」としている。
NOVAの猿橋(さ・はし)望社長は中山氏の後援会員。中山氏によると、00年の総選挙で落選し、支援者らへのあいさつ回りをする中で、番組のスポンサーになるようNOVAに依頼したという。
中山氏は「国会議員になってから出演料は受け取っていないし、初当選前も受け取らないことがあった。スポンサーはNOVAだけではなく、番組を通じた資金提供ではない」と話している。
1562
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/24(日) 09:42:34
平均回収率86%、控訴回避も 商工共済訴訟原告側集会 佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=504946&newsMode=article
破産した佐賀商工共済協同組合をめぐる損害賠償訴訟で、佐賀地裁判決を受けた原告側の報告集会が23日、佐賀市であった。弁護団は、県と元経営陣の責任を認めた判決を評価した上で、「県は判決を受け入れる可能性が高い。その場合、原告としても控訴しない方が早期救済のため得策ではないか」との考えを示した。
22日の判決は、県と元経営陣に対し、請求通り約10億3500万円の支払いを命じた。うち県の責任範囲は約5割。弁護団によると、資本力のある県だけから賠償金を回収した場合でも「破産配当(返金)と合わせ、回収率は平均86%になる」という。
集会では、弁護団から判決内容の説明があり、その後の質疑応答では、原告から「控訴すれば訴訟期間はどのくらいかかるのか」「経営陣からは賠償金を回収できないのか」などの質問が相次いだ。
松田安正弁護団長は、控訴について「県が控訴しないとなれば、難しい判断を迫られる」と返答。「高裁で県の責任が否定される可能性もゼロではなく、県の動きを見極めながら、慎重に弁護団としての考えをまとめたい」と述べた。
控訴の判断は最終的には各原告に委ねられる。ただ、その場合の判断材料にしてもらうため、近く弁護団の見解を知らせるという。
集会に参加した三養基郡の女性(48)は「県が粉飾決算を知った1996年に組合が破綻していれば、戻ってくるのは7割程度だったと思う。それを考えれば百パーセントの判決では」と話した。
古川康知事は早期解決と早期救済を基本に今後の対応を決めるとしており、原告以外の組合員の救済も示唆している。県が控訴の有無を判断する際、県議会の意見もポイントになるが、議員の間では「控訴すべきでない」との声が多い。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/24(日) 10:42:07
商工共済判決、原告弁護団が原告30人に説明会 讀賣佐賀
2003年8月の佐賀商工共済協同組合の破産をめぐり、元役員らと県に損害賠償を求める裁判で勝訴した原告の元組合員に対し、弁護団が23日、佐賀市民会館で判決内容についての説明会を開いた。控訴するかどうかについては、判決を受け入れる意向を示している県の対応を見極めながら決めることにした。
22日の佐賀地裁判決では、理事長だった陣内孝雄・参院議員ら元役員3人と県に対し、原告側の請求通り約10億3500万円の損害賠償を認めた。古川知事は同日、県議会や記者会見で「早期に解決させることを基本に考えたい」と述べ、謝罪した。
この日の説明会には、221人のうち、約30人の原告が出席した。弁護団が、判決内容や今後、仮に控訴した場合の審理見通しなどを説明した。松田安正弁護団長は、控訴審に移ると、審理に1〜2年程度かかるとの、個人的な考えを伝えた。
原告からは、「陣内元理事長らから実際に賠償金を得られるのか」との質問があった。弁護団は、県以外からの賠償金獲得は難しいとの認識を示した。
出席した女性は「控訴審に移ると、今回よりも厳しい判決も考えられるので、控訴はしない」とし、判決を受け入れる意向を示した古川知事については「もっと早く謝ってほしかった」と話した。
(2007年6月24日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/25(月) 09:50:37
前町長、指示を否定/錦町指名外し問題
2007年06月23日 朝日熊本
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000706230002
03年の錦町長選で現職の対立候補を応援した建設業者2社が町発注工事の入札指名から外されたとして、町議会は22日、地方自治法100条に基づく調査特別委員会(土肥俊一委員長)で園田耕輔前町長ら4人の証人尋問をした。
会議は秘密会で開かれた。終了後、土肥委員長によると、園田氏は指名外しの指示を否認した。2社は04年、町に約1億円の損害賠償を求める訴訟を熊本地裁に起こしている。2社が指名から外れた理由などについて、園田氏は「係争中につきお答えできない」と述べたという。
この日で実質的な審議を終え、次回7月2日までに最終報告がまとめられるが、園田氏以外の証人や参考人に園田氏の関与について聞かないなど不十分な面もあった。
99年1月〜03年6月の町産業振興課長で、指名審査員だった森本完一町長は「職員として適切に処理した」と話したが、町ぐるみの指名外しの有無については「ノーコメント」としている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/25(月) 11:19:02
無断で入会手続き 武見議員後援会 従業員名簿を流用
2007年6月25日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007062502026941.html
自民党参院議員(比例代表)で厚生労働副大臣を務める武見敬三氏の後援会に、さいたま市内の会社の複数の従業員が本人の了解なく入会させられていたことが分かった。同社は武見氏を支持する政治団体・日本医師連盟(東京都文京区)の地方組織と賃貸契約関係にあり、後援会員集めを頼まれた社長が無断で手続きをしていたという。社長は既に後援会名簿から従業員の名前の削除を依頼し、従業員と家族に謝罪した。
武見氏は、来月の参院選比例代表で、自民党公認で立候補する予定。
社長によると、今年三−四月、同社が管理するビルに入居している埼玉県医師連盟(同市)の依頼で、武見氏の後援会の入会申込書類に自社の従業員名簿から約百二十−百三十人分の名前や住所を記入し、登録した。うち少なくとも三人の従業員からは、入会の意思を確認しなかったという。
その一人、同県内のパートの女性の自宅に今月上旬、武見氏の後援会事務所からビラや知人紹介用入会申込書などが入った封書が届き、社長が勝手に入会手続きをしていたことが分かった。女性の夫は「なりふり構わない支持者集めだ」と憤っている。
埼玉県医師連盟は「了承を得て支持者を集めるようお願いしていた」としている。社長は「連盟からお願いされ、社員名簿を安易に扱ってしまった。認識が甘かった」と話した。
武見氏の後援会事務所は「医師連盟から名簿を削除し、話は収まったと聞いている。特にコメントはない」としている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/26(火) 09:25:02
県議会 村山議員出席でも開会
混乱回避で手詰まり感も 讀賣山形
道路交通法違反(酒気帯び運転)で県警に摘発され、県議会で辞職勧告決議を可決されたものの職にとどまっている村山隆県議(47)への対応を巡って22日に本会議が流会となった県議会は25日、村山県議も出席して本会議が開かれた。辞職勧告決議に続き、出席停止を求める政治倫理審査会の勧告も村山氏から袖にされ、またも権威を傷つけられた議会だが、これ以上の審議の空転・混乱を避けるため、苦渋の判断を迫られた格好だ。阿部信矢議長らは今後も村山氏に対し辞職を強く求める方針だが、議会内には手詰まり感が漂っている。
辞職するまで本会議や常任委員会への出席を自粛するよう求める政倫審の勧告にもかかわらず、村山氏が22日の本会議に出席しようとしたことから、これに反発する議員らが議場を退席し、結局同日の本会議は流会となった。
これを受け、25日は議会運営委員会の佐藤藤弥委員長らが午前10時ごろ、村山氏の控室を訪ね、政倫審の勧告を受け入れるよう改めて説得した。これに対し村山氏は、「流会になった責任の一端は自分にある」としたものの、政倫審の勧告については「議員としての活動の場をすべて奪うような内容で、受け入れることはできない」などと述べ、従わない考えを明らかにした。
この後開かれた議会運営委員会で、阿部議長は「議会運営を正常化させたい。これからも議会として、村山氏が辞職勧告を受け入れるよう取り組んでいきたい」と述べて審議を行いたいとの考えを示し、委員会はこれを了承。村山氏も出席して午前11時過ぎに本会議が始まり、4議員が一般質問を行った。
このうち、小池克敏氏(自民)は冒頭、「県民に対して恥じることのないよう、倫理観を持って県政の一翼を担うという当然の思いを、殊更に深くしたのは私だけではない」と述べ、一連の村山氏の行動を厳しく批判。議場からは「そうだ」などと賛同の声が上がった。
本会議後、村山氏は記者団に対し、「選挙で与えられた4年間の任期を全うしたい」と述べ、議員辞職や議員活動の自粛には応じない姿勢を改めて強調した。
阿部議長は本会議後、「テープレコーダーみたいに同じことしか言わない。煮ても焼いても食えない」とあきれた表情で話し、「辞職を求める考えに何ら変わりはなく、継続的にできることをするしかない」と述べた。第2会派「山形県民クラブ」の海鋒孝志代表も、「手の施しようがない。本人は『山は越えた』と思っているのではないか。(地方自治法上、解職請求が可能になる)任期開始から1年後に、議会外からリコールの声が上がるまでは、状況に変化はないのでは」と憮然(ぶぜん)とした表情で話していた。
(2007年6月26日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/26(火) 09:27:20
角田元県議ら起訴猶予 神社修復寄付
「宮司の側面」地検 讀賣群馬
渋川市赤城町津久田の「赤城神社」修復工事を巡り、同神社の宮司を務める角田登元県議(64)らが現金を寄付していた事件で、前橋地検は22日、公職選挙法違反(公職の候補者等の寄付の禁止)の疑いで書類送検されていた角田元県議ら4人を起訴猶予処分とした。
地検によると、角田元県議と当時村議だった元渋川市議がそれぞれ790万円と100万円を氏子らで作る修復整備委員会の口座に寄付。元赤城村長と当時村議の別の元渋川市議がそれぞれ8万円と1万円を委員長に寄付した。
起訴猶予としたことについて、前橋地検は、角田元県議が宮司であることから、「議員として寄付したのではない側面が大きい」などとしたほか、4人とも統一地方選などに出馬していないことなどを挙げた。
角田元県議は取材に対し、「集票のためでなく、地域の文化財を守るための寄付ということを認めてもらえたということだろう。誤解を招く行為だったことは反省している」と話している。
(2007年6月26日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/26(火) 09:28:59
盛岡市議会政調費 市民連合140万返還意向
検討委、使途指針など策定へ 讀賣岩手
盛岡市議会の政務調査費を巡る問題で、市議会の議会制度検討委員会が25日開かれ、社民党系会派「市民連合」は2002〜05年度に政調費で支出した飲食費計約140万円を全額返還する意向を示した。各会派が、領収書添付が義務化された02年度以降の収支報告書を自主点検した結果、政党懇親会費(2万円)や水族館視察代(1万2720円)などの不明朗な支出があったことが報告された。委員会は今後、返還すべき範囲について検討を進める。
自主点検は市議会事務局が立ち会い、支出の妥当性を再検討。このうち計550件、約5700万円分について報告書をまとめた。
市民連合は、05年度まで支出していた視察先などでの飲食費について、「当時は適正な支出と考えていたが、すべて返還したい」(細川光正市議)とした。05年8月の青森県の浅虫水族館での視察では、入館料やガソリン代などを支出していたが、視察報告書が添付されていないことから、「支出の妥当性が判断できない」と自ら疑問を呈した。
明政会(今年5月に会派再編で解散)は、飲食があった懇談会費4万7000円や後援会連絡所の立て看板代6万9300円、名刺代1万9200円について返還の必要があるとした。自民党県連の懇談会費にも2万円を支出していた。
しかし、アイスクリーム工房などを「会派分室」としていた問題については、「賃貸契約の有無や賃料を確認できる書類が不足している」とするにとどまった。当時の経理責任者の菊田隆委員長は「返還したいと言っている人もいるので、もう一度会派で集まって結論を出したい」と述べた。
一方、カメラやパソコンに計215万円を使っていた新盛同志会は、領収書に購入品目の記入がなかったことなどについて「不備があった」としながらも、購入の必要性については触れなかった。
このほか公明党が、03年度に名刺代として5万1415円を支出したり、視察の際に領収書をもらわずに支払い証明書で処理したりしていたことを明らかにした。共産党は視察時の夕食代などに支出していたことなどを報告した。
検討委は今後、9月の定例市議会までに政調費の使途マニュアルや金額、交付対象などを決める方針。それまでは今年度分の政調費から調査旅費や事務所費、備品費などへの支出を自粛することで合意した。次回会合は7月2日の予定。
■阿部元市議も食事代 支持者に提供
盛岡市議会の政務調査費問題で、阿部和平・元市議(77)が2002年度、支持者らに提供した分を含む食事代6万円余を政務調査費で賄っていたことが25日、わかった。また、政調費の使途にそぐわないパーティー会費などにも4万円余を使っていた。阿部氏は市議会事務局に対し、全額を返還する意向を示したという。
市議会事務局が同日の議会制度検討委で明らかにした。それによると、阿部氏は02年5月から03年3月にかけて、「自治会役員との広聴活動」「支持者行政相談」などの名目で食事を繰り返し、相手分の代金を含め計6万1936円の食事代を政調費で賄った。そのうち、02年12月の「行政相談」では630円の弁当を20個注文していた。
このほか、「カナダ大使ご夫妻歓迎の夕べ」会費(8000円)などの飲食費4万1000円を政調費から支出した。
阿部氏は読売新聞の取材に「内容はその通りだと思う。問題があれば返還したい」と話している。
■北上市議長「在り方」再検討指示
北上市議会の複数会派が、議員視察の際の食事代として計100万円を超える政務調査費を使っていた問題で、鈴木健策議長は25日までに、各会派に対し政務調査費の在り方について再検討するよう指示した。28日に会派代表者会議を開き、視察時の飲食代は政調費として認めない方向で使途基準の見直しに着手する。
問題の発覚を受け、鈴木議長と各会派の代表者が23日に対応を協議した。関係者によると、鈴木議長は「(視察時の食事代は)費用弁償の範囲内ということでやってきたが、やはり市民の理解は得られない。反省し、厳しく対応しなければならない」と述べ、政調費の使途基準の早期見直しを求めた。各会派も、これに応じる姿勢を示した。
鈴木議長はまた、第3会派の「市民ネットクラブ」が改ざんした領収書で政調費を受け取っていた問題について、「論外だ。弁解すべきものではなく、不正な行為として素直に認めるべきだ」と非難した。会合に出席した市民ネットの小原健二代表は「申し訳ない」と謝罪したという。
(2007年6月26日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/26(火) 09:47:02
「ブログの内容は事実と違う」と、外務副大臣の罷免要求
2007年06月26日03時12分
http://www.asahi.com/national/update/0626/OSK200706250085.html
母親が前夫から暴力を受けて出生届を出せず、無戸籍になった滋賀県の女子生徒(16)が旅券発給を求めていた問題で、岩屋毅外務副大臣が、自身のブログに生徒の母親の婚姻関係について事実と違う内容を書き込んでいるとして、支援者らが25日、岩屋副大臣の罷免を求める抗議文を麻生外相に送った。
岩屋副大臣がこの問題に触れたのは21日付のブログ「たけしの国会日記」。母親は前夫と93年に協議離婚しているが、ブログに「正式な離婚は成立していない」「離婚が確定していない以上」という表現があった。母親が離婚していないと誤解して寄せられた市民の書き込みも掲載されている。これに対し、支援者らは「プライバシーに立ち入る内容の記載で良識を疑う」と話している。
岩屋副大臣はフランス外遊中で、事務所側は「本人の帰国後、事実関係を確認して対応したい」としている。
女子生徒は12日、現在の姓で旅券を発給するよう麻生外相に直接求めたが拒まれ、海外への修学旅行の参加を断念した。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/26(火) 12:05:41
大仁田、官僚とエロパーティー? 「脱げコール」で…
美女はべらせ…国交省キャリアらと乱痴気騒ぎ
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_06/t2007062515.html
参院選直前に突然、政界引退を表明した大仁田厚参院議員(49)が、25日発売の「週刊ポスト」に「大仁田厚が国交省役人を招いた『性の乱痴気』写真」とのスキャンダル記事を掲載された。永田町では「さすがに役人がらみのスキャンダルはまずいと思って敵前逃亡した、というのが真相ではないか」とも噂されている。
同誌によると、今月15日、大仁田氏が東京都港区の自宅マンションに国交省のキャリア官僚らを招き、10〜20代の美女7人をはべらせてパーティーを開催。キャバクラ嬢やAV嬢もおり、男性陣が「脱げコール」で女性の上半身をあらわにさせたり、男女が密室で2人きりの時間を楽しむ場面もあったという。
大仁田氏は昨年5月に、自民党の比例代表候補として公認を受けていたが、今月23日に出馬辞退を表明した。その理由をめぐってさまざまな憶測を呼んでいた中でのスキャンダル炸裂(さくれつ)だっただけに、ある自民党関係者は「記者会見で『安倍さんと僕の考え方は違う。参院は首相の人気取りの道具ではない』とえらそうに言っていたが、実際は選挙も厳しい。そこへきてこんなことがあったから逃げたのだろう」。
一方、大仁田氏の事務所は「記事が出るからとか、そんなくだらないことでやめるほど国会議員の責任は軽くない。選挙に負けるから引退したわけでもない」と否定。ただ、記事の事実関係については「どうかねぇ。答える必要はない」と回答した。
ZAKZAK 2007/06/25
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/26(火) 14:37:31
2人を略式起訴 九頭竜川用水談合 20人猶予処分
6月26日午後2時12分 福井
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=1094
九頭竜川下流域の農業用水パイプライン事業入札の談合事件で、県警から競売入札妨害容疑で書類送検された17社22人について、福井区検は25日、同罪で「椛山建設」の椛山義洋社長(61)と「グリーンシェルター」の佐孝茂男社長(67)=肩書はいずれも入札当時=を略式起訴。福井地検は同日、残りの建設会社社長や役員ら20人を起訴猶予処分とした。
同区検は椛山社長に100万円、佐孝取締役に80万円の略式命令を福井簡裁に請求した。同簡裁は後日、2人に求刑通り略式命令を出すとみられる。
談合事件をめぐっては、談合の調整役や落札業者の営業担当者11社11人が逮捕され、うち7人が起訴、4人が略式命令を受けている。
公訴事実などによると、22人は、逮捕された11人と共謀、農水省北陸農政局が2004年10月28日に発注した3つの公募型指名競争入札をめぐり複数回にわたり、福井市の福井地区建設業会などで談合を行い公正な入札を妨害した。
略式起訴の理由について、椛山社長は工事の下請けに入るなど利益を得たためとし、佐孝取締役は施工しなかったが、いったん下請けに入ったためとしている。あとの20人については談合で果たした役割や関与程度が薄いとして起訴猶予処分とした。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/26(火) 14:45:14
長井賢誓前石川県議会議長、4回目の逮捕 (25日)石川HAB
石川県議選での買収事件で逮捕された前の県議会議長長井賢誓容疑者ら3人が公職選挙法違反の疑いで再逮捕されました。長井容疑者ら3人は、今年2月、金沢市内の飲食店で運動員の男性ら9人に現金5万円ずつを渡し投票と票のとりまとめを依頼した疑いが持たれています。4月の県議選にからみ長井容疑者が現金買収の容疑で逮捕されたのはこれで4回目で、運動員26人に対し総額130万円の現金を渡したとされています。長井容疑者ら3人は全員、容疑を認めており、今月29日には金沢地裁で初公判が開かれます。(17:06)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/26(火) 23:44:39
村山県議の酒気帯び運転:流会した県議会再開 村山氏辞職拒否、議長「促す」 /山形
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamagata/news/20070626ddlk06040260000c.html
飲酒運転した村山隆県議(47)が辞職勧告決議に従わず、22日に本会議が流会となった県議会は25日、「課題が山積している中で、議会の空転は県民の信頼を失う」として本会議を開いた。村山県議は改めて辞職を拒否し、本会議に出席した。
開会前に会派代表者会議が開かれた。阿部信矢議長が議会運営の正常化への協力を各会派に要請し、これを各会派が了承したことで再開の道筋がついた。
その後、議会運営委員会の佐藤藤弥委員長らが村山県議を訪れ、政治倫理審査会が報告した「直ちに議員辞職。辞職しない場合は本会議などへの出席自粛」を改めて申し入れた。村山県議は「議員としての職務を全うする」と受け入れを拒否した。
午前11時前に本会議が開会した。当初2日間で4人が質問する予定だった一般質問があり、質問に立った4人の県議のうち、自民党県議2人はそれぞれ冒頭で、村山議員に対して辞職勧告決議の受け入れを要請してから質疑に入った。
こうした混乱について阿部議長は議会後「流会したことは県民の皆様に申し訳ないと思っている。重要な課題が山積している中でこれ以上、議会を空転させるわけにはいかない。議会としてはこれからも(村山県議に対して)辞職を促していく」と話した。【佐藤薫】
毎日新聞 2007年6月26日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/27(水) 17:36:43
中川泰議員宅を調査
建築確認申請で京都府
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007062700070&genre=C4&area=K00
京都府は27日、自民党の中川泰宏衆院議員(京都4区)の南丹市八木町氷所の敷地内にある自宅や事務所が、新築時に必要な建築確認申請が適正に行われていたかを調べるため立ち入り調査を行った。
府土木建築部によると「調査は敷地内にある建築物についてそれぞれ概要や位置、用途を把握し、建築基準法上の手続きにのっとっていたかを調べるのが目的」という。
同部と府南丹土木事務所の職員計8人が午前9時前、中川議員の自宅に入り、約2時間をかけて建物をカメラで撮影したり、メモを取るなどした。
府土木建築部の話では、中川議員は鉄筋3階建ての自宅を建てるため、1988年に府に建築確認申請を行ったが、計画に建築基準法上の問題があるとして府が是正を指導した。しかし、その後の再申請はなく、敷地内のほかの5棟についても建築確認申請が出されていなかったという。
中川議員の自宅や事務所については、建物の一部に固定資産税(市町村税)や不動産取得税(都道府県税)が課税されていないことが先日、明らかになっている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/28(木) 00:32:50
江戸川区議会:田中区議の辞職勧告決議案可決 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070627ddlk13010028000c.html
江戸川区議会は、定例会最終日の26日、「フリーウェイクラブ」の元副会長、田中健区議に対し、辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。
田中区議は、高速道路の料金を支払わずに通行した容疑で昨年11月に逮捕され、有罪判決を受けて大阪高裁に控訴中。
採決を棄権した一人会派の区議2人を除く全会派で可決した。決議に法的な拘束力はない。【杉本修作】
毎日新聞 2007年6月27日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/28(木) 00:41:51
政務調査費:山岸・元府議が異議申し立て /大阪
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/osaka/news/20070627ddlk27010620000c.html
府議会の政務調査費(04、05年度)のうち、約3億4100万円を目的外支出とした外部監査結果について、山岸俊昭・元府議が26日、太田房江知事と監査委員あてに異議申立書を送った。監査結果に対する異議申し立ては初めてだが、制度上の規定がないため、監査委員事務局は対応を検討している。
山岸氏は、外部監査で、NPO法人への支出やインターンの交通費など計6万2080円を目的外支出とされ、返還を求められた。申立書では「インターンは学生で、政務調査活動補助を目的に来てもらった。なぜ不認定となるのか理解できない」と主張している。
毎日新聞 2007年6月27日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/28(木) 00:51:29
県知事後援会・虚偽記入:辞職要求相次ぐ 知事「責務果たしたい」−−県議会 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070627ddlk34040610000c.html
県議会6月定例会の一般質問があり、藤田雄山知事後援会政治資金規正法違反事件を巡り、知事の辞職などを求める厳しい発言が相次いだ。藤田知事は「全身全霊を傾注して県政推進のために知事としての責務を果たしたい」と改めて辞職を否定した。
自民刷新会議の山木靖雄議員と民主県政会の渡壁正徳議員、自民党議員会の松浦幸男議員が事件や県政の課題などについて質問。事件については、3人とも知事の辞職や決意を求めた。松浦議員は「知事が陳謝や説明をしても政治は結果責任。解明は無理であるというなら、知事自らが辞職し、改めて県民の信を問うしか方法はない。堂々と県民に信を問えばいい」などと厳しく指摘。
藤田知事は「真相を明らかにするという責任を果たすことが県民の負託に応えることと考えているが、さまざまな施策の展開による県政の発展や県民の福祉の向上を図ることも負託に対して応えることと思う」と説明。「事実解明ができなく、責任を大いに感じているが、行財政改革などによりようやく元気な姿をみせつつある県の将来を見据えたビジョンを持って、道筋をつけていくことが私の責務」などと述べた。【下原知広】
毎日新聞 2007年6月27日
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/28(木) 01:06:01
’07参院選みやざき:前哨戦、早くも過熱 警告、既に4件 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070627ddlk45010578000c.html
7月12日公示の参院選を前に、早くも前哨戦が過熱している。県警は同6日に取締本部を設置する予定だが、既に警告は文書掲示違反など4件を数える。県選管も数件の口頭注意を出しており「公平な選挙を」と呼び掛ける。
公選法は、任期満了6カ月前に候補者の名前や顔を載せた文書や絵を掲示することを禁じている。改選を迎える参院議員の任期満了日は7月28日だが、ある候補陣営は今月に入り、名前と上半身を印刷したポスターを支持者宅の外塀などに張っていた。
これを見た自治体職員が県選管に通報。県選管が「公選法上、問題がある」として口頭で注意した。しかし、その後も、他地域で同じポスターが見つかり、計2、3回注意したという。
この陣営は「指摘を真摯(しんし)に受け止めて撤去を決断し、関係者に周知徹底した」と説明している。一方、別の立候補予定者の陣営幹部は「お互いルールを守るからこそ公正な選挙が成り立つ。やった者勝ちになるのはよくない」と批判する。
県選管は「公選法上疑わしい行為は自陣営のイメージダウンにもなる。あくまでもフェアに」と自制を促している。【参院選取材班】
毎日新聞 2007年6月27日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/28(木) 09:39:13
「枚方談合」で余波
市制60周年記念式典延期 市民イベント見通し立たず 讀賣大阪
清掃工場の建設を巡る枚方市の官製談合事件により、市は、8月1日に予定していた市制施行60周年記念式典を延期することを決めた。市政の混乱で、式典で表彰される市政功労者の選考が間に合わない上、「この時期の開催は、市民感情を考えるとどうか」といった声が職員から上がったことなどが理由。式典では、市民らによるミュージカルや韓国全羅南道霊岩郡と市との友好都市提携の調印式も予定されていたため、波紋が広がっている。
ミュージカルには約90人が出演し、継体天皇が樟葉宮(くずはのみや)(現在の枚方市北部)で即位したとされることや、平安時代の歌人在原業平が渚院跡(枚方市渚元町)で桜を詠んだとされることなどを45分間の物語に仕立て、市の歴史や文化を紹介する計画だった。
出演者は5月中旬から週1回、2時間の練習に取り組んできた。市は27日、練習会場の市民会館で出演者に延期を伝えたが、式典がいつ開催できるかについては「見通しが立たない」とするだけ。
同市茄子作北町の主婦(50)は「この時期にやるより、市政が落ち着いてから本番に臨んだ方がいい」と割り切るが、同市禁野本町の男性(71)は「8月以降は別のことをやろうと思っていた。時期が時期だけに仕方がないが……」と戸惑いを隠せない。
霊岩郡との民間交流に取り組んできた人たちも突然の延期に表情を曇らせる。
同市藤阪東町には、朝鮮半島・百済から4世紀末ごろに渡来し、日本に漢字と儒教を伝えたとされる王仁(わに)博士をまつる府史跡「伝王仁墓」があり、住民団体「王仁塚の環境を守る会」が、博士の生誕地とされる霊岩郡の関係者らと草の根の交流を続けてきた。
その交流がようやく実を結び、市が友好都市提携を結ぼうとした矢先の談合事件の発覚。市は近く、霊岩郡の出席予定者に延期を知らせるが、守る会の吉留一夫会長は「調印式と合わせて日韓の関係者で開く予定だった納涼祭の準備も一からやり直しだ。事件が民間の交流にまで影響するなんて」と憤っている。
(2007年6月28日 読売新聞)
1580
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/28(木) 09:43:15
佐賀商工共済訴訟 県、求償権行使せず 元知事らに重大な過失ない 讀賣佐賀
22日の判決は、「県は96年7月中に、速やかに粉飾経理是正などを指示する業務改善を命令する義務があったのに、同8月以降も(その状態を)漫然と放置したのは、裁量の限度を逸脱する」と指摘。県が粉飾経理を知りながら事業継続を容認したと認定して、約10億3500万円の賠償額のうち約5億5600万円を県の責任範囲とした。
その一方で、「県の違法行為は、規制権限の不行使という不作為。組合の行為が詐欺的との認識まで持っていたとは言えず、ほかの被告との共同不法行為とは言えない」と、この部分での原告の主張を退けた。
同委で取り上げられたのは、国家賠償法が地方公共団体の賠償責任が認められ、関係する公務員に故意または重大な過失があった場合、その公務員に対し求償権があると規定している点。県は「井本氏らに責任はあると思うが、判決は共同不法行為とまで認定しておらず、重大な過失も指摘されていない」と判断理由を示した。
古川知事は判決を受け、原告以外の被害者の救済にも言及した。県は「第2陣原告は181人、破産債権者が約3700人と聞いている。仮に全体を救済した場合の予算までの作業はできていない」とし、29日に明らかにする議案は、今回の判決に絡む救済にとどまる可能性も示唆した。
また、昨年3月、地裁の和解案を拒否したことについては「(被告のうち)県だけへの提示だった。経営責任の司法判断も示されなかったので応じられなかった。(敗訴した)判決の賠償金額が和解案より2億800万円増えたことを重く受け止める」とした。
(2007年6月28日 読売新聞)
1581
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/28(木) 12:22:12
商工共済訴訟、県が控訴断念へ 知事減給処分か 佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=509290&newsMode=article
県と元経営陣に約10億3500万円の損害賠償を命じた佐賀商工共済協同組合の民事訴訟で、県は27日、佐賀地裁が県の責任範囲とした5億5600万円を受け入れ、控訴しない方針を固めた。また、古川康知事は「県に法的責任はない」としてきた経緯を踏まえ、減給など自らにも厳しい処分を科すとみられる。
佐賀地裁の判決について、古川知事は当初から「早期解決と被害者の早期救済を基本に、できるだけ早く結論を出す」と言明。この日の県議会産業常任委員会では県商工課が昨年3月の和解勧告案に比べ、県の負担が約2億800万円増えたことを明らかにし、県幹部が「司法判断を重く受け止めなければならない」と繰り返した。
控訴の有無については「委員会での質疑を踏まえ、知事と協議して決める」としたが、県議からは「判決を受け入れるべき」との意見が多数を占めたことから、控訴断念を決めたとみられる。
県はさらに、判決を受け入れた場合、「原告以外の組合員に対する救済も必要」との考えを表明。ただ、損害額の算定は現時点では難しいとし、どの程度の予算が必要になるかは明らかにしなかった。
一方、組合の粉飾決算を把握しながら放置した1996年当時の対応について、井本勇前知事ら当時の県幹部に対しても「責任がある」との見解を示した。ただ、判決は「故意に組合の違法行為を助長したり、共謀があったとまではいえない」としており、県は当時の関係者に対し、国家賠償法上の求償権は行使できないとした。
県は29日、控訴断念に伴う関連議案を県議会運営委員会で提示する。議会の会期は7月3日までだが、議員の間には「責任問題を含めた審議が必要」との声もあり、会期延長論が浮上している。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/28(木) 12:47:21
中川泰議員に府が通知
不動産取得税の納税求め 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007062800054&genre=C4&area=K00
自民党の中川泰宏衆院議員(京都4区)の自宅敷地(南丹市八木町氷所)にある一部の建物が登記されず、長年、課税対象となっていなかった問題で、京都府が不動産取得税(府税)の納税通知書を中川議員に送付していたことが27日、分かった。
2005年に登記された建物を評価するため、昨年12月から府と南丹市が現地で調査した結果、新たに課税対象となる住宅と事務所計3棟を見つけた。建物の評価額や課税額を精査した上で、府は26日に納税通知書を送った。
同様に課税されていなかった固定資産税(市税)は、同市が15日に納税通知書を送っている。
不動産取得税の税額は、取得時期や建物の種類により課税標準額の3−4%で、支払っていなかった場合の時効は5年。実際には5年以上前の建物もあるとみられるが、本人に納税の意思があることも踏まえ、5年以内に取得したとみなして課税対象にした。
中川議員の自宅と事務所については、新築時の建築確認申請が行われていないため、府が27日に建物の現況調査に入った。中川議員は、不動産取得税について「求められた税額は支払う」と話している。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/28(木) 13:20:11
暴力団情報提供「要件厳しい」と県警 議長就任祝賀会問題 長崎
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070628/03.shtml
三好徳明県議会議長らの就任祝賀会に暴力団と関係の深い男性が出席していた問題を受け、二十七日の県議会総務委員会では、暴力団などに関する県警の情報提供の必要性や、行政対象暴力など暴力追放に向けた具体的な対策を求める意見が上がった。
この問題で、県警はこの男性を暴力団とつながりがある「『特殊知能暴力集団』の対象者」としているが、公式には「コメントできない」と明らかにしていない。浅田眞澄美委員(創爽会)は「個人情報の問題はあるだろうが、情報がなければどう対応していいか分からない」と指摘した。
これに対し、県警の浜田利隆組織犯罪対策課長は「暴力団といえども、個人情報は厳格に管理する必要がある」とし、法令などに基づく個人情報提供の基準などについて説明。「(情報提供の)要件は厳しいが、安全のためには積極的に公表したい」と述べるにとどめた。
一方、伊藤前長崎市長の射殺事件を受けて、県警は行政対象暴力への対応を強化推進する本部長名の通達を出したり、自治体とのネットワークづくりなどの対策を推進していると説明。行政対象暴力や類似する行為を徹底的に取り締まる姿勢を示した。
だが、高比良元委員(改革21)は「これまでと何が違うかの具体策が見えない」と指摘。「新たに何に取り組み、どんな効果が出るかを明示しなければ、県民は納得しない」と注文を付けた。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/29(金) 08:27:32
元役員らの控訴が焦点に…佐賀商工共済訴訟 讀賣佐賀
佐賀商工共済協同組合の破産を巡る損害賠償請求訴訟で、古川知事が28日、控訴せずに、約3670人全員の早期救済を目指す考えを示したことに対し、原告弁護団は「評価したい」との考えを示した。今後は、粉飾経理をしたとして、請求全額の約10億3500万円の支払いを命じられた、当時の理事長の陣内孝雄・元法相ら元役員3人や、原告側が、控訴するかどうかに焦点が移る。
知事は記者会見で、第2陣訴訟原告に関しては「基本的な考え方は、今回の判決の計算手法を使い算定し、和解したい」と、救済策について具体的に言及。
また、訴訟の不参加者への対応では、「かなりの人数なのでいつまでとは言いにくいが、原告団のようにまとまっているわけでもない。やや時間はかかると思うが、年内を一つのメドとして取り組みたい。場合によっては(根拠となる)条例案を検討していかなければ」と述べた。
一方、原告弁護団は23日、佐賀市内で原告の元組合員221人を対象に判決内容の説明会を開催。全体で控訴するかを決めるのではなく、個別対応することにし、それぞれの意向を確認する文書を7月2日締め切りで発送したという。
松田安正弁護団長は「県が責任を認めたことで、原告の感情も和らいでいくのでは。控訴する人はさほど多くないだろう」との見通しを示したうえで「原告には高齢者や事業資金が必要な人もおり、早期解決・救済をしようとする判断は評価したい」と話した。
◇
古川知事の記者会見での主な発言は次の通り。
――法的責任はないと主張したのに敗訴したが。
県と原告の主張があって、そのうえで裁判結果が得られる。それによって被害者を救済する根拠をいただけた。そもそも、中小企業等協同組合法が訴訟で争われた例がほとんどなかった。しかも監督官庁の責任が問われたのはゼロ。最終的に責任の有無を判断するには、判決を待つほかないと考えた。
――知事以外の責任や、賠償についての考えは。
故意の事実認定はなかったので、法的な求償権はない。井本勇・元知事以外には、連絡していないが、責任の表し方については今後、様々な議論があると思う。そこに耳を傾けたい。
――早期救済を目指すなら、なぜ昨年3月の和解案を拒否したのか。
県がまだ、主張をきちんとしていないタイミングだった。しかも、ほかの被告への考えは全く示されずに県だけ払えというものだった。(和解案は)判決とは違うものなので、同意できなかった。
――今回の教訓は。
コンプライアンス(法令順守)、情報公開、県民の側に立った判断。それから、調査報告書について厳しい指摘があった。中立性を損なっていると指摘されるようなやり方をしないことだ。
(2007年6月29日 読売新聞)
1585
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/30(土) 02:23:18
村山県議の酒気帯び運転:特別委に出席、一時中断 退席要請を拒否 /山形
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamagata/news/20070629ddlk06040277000c.html
飲酒運転をした村山隆県議(47)が辞職勧告決議に従わない問題で、村山県議が所属する県議会行財政改革・危機管理対策特別委員会が28日開かれた。出席自粛を要請した伊藤重成委員長の申し出を拒んで村山県議は出席したため、委員から反発する意見が出されて委員会が一時中断した。
委員会の席上で伊藤委員長は、改めて村山県議に退席を求めた。黙ったまま要請を拒んだ村山県議に、委員の鈴木正法県議が「特別委員会は安心安全について話し、交通安全も所管する。飲酒運転で摘発された人が審議に参加するのはいかがなものか」と発言した。その後、委員会は約10分間中断した。
委員会終了後、村山県議は「スピード違反をした委員は委員会に入れないのか」と、開き直りともとれる発言で不快感を表した。【釣田祐喜】
毎日新聞 2007年6月29日
1586
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/30(土) 03:05:24
自民・中川泰衆院議員:課税漏れ 府が不動産取得税の納税通知書送付 /京都
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070629ddlk26010616000c.html
自民党の中川泰宏衆院議員(55)=京都4区=が所有する南丹市八木町の自宅敷地内の建物が、長年の不動産未登記などで課税されなかった問題で、府は28日の府議会で、母屋と事務所2棟の計3棟について、不動産取得税の納税通知書を中川議員に送付したことを明らかにした。
府議会総務常任委での府総務部答弁によると、05年の母屋の登記を受けて昨年末、同市と現地調査。6棟ある建物のうち3棟分の通知書を26日に送った。同市は15日、市税の固定資産税の納税通知書を送っている。残り3棟は税務上適切に処理されているという。
また建設常任委では、中川議員が自宅に隣接する中野谷川の地下水路化された部分の上に、無許可で構造物を造り、駐車場として利用しているとの指摘もあった。川は05年3月までは府が、それ以降は旧八木町と南丹市が管理しているが、現在は府、同市ともに「現状は把握していない」と口をそろえる。同市は「現場は市有地で水路と認識している。実態を把握し、問題があれば指導する」としている。
中川議員は「税金は通知が届けば支払う。川は駐車場として府から許可をもらっていると認識している。指摘があれば改める」と話している。【藤田文亮】
毎日新聞 2007年6月29日
1587
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/30(土) 03:09:10
前斐川町長収賄:「100万円は飲食費に使った」 本田前町長、容疑認める /島根
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shimane/news/20070629ddlk32040652000c.html
斐川町の工業用地取得を巡り、業者から現金100万円を受け取ったとして、収賄容疑で逮捕された前斐川町長の本田恭一容疑者(55)が、県警捜査2課の調べに対し、28日までに容疑を全面的に認めていることがわかった。贈賄容疑で逮捕された中田製作所社長、中浜賢造容疑者(54)と、無職、周藤幸夫容疑者(61)も既に容疑を認めている。
本田容疑者は、周藤容疑者を仲介役とした工業用地の取得を巡り、中浜容疑者に便宜を図る見返りとして100万円を受け取った容疑で逮捕された。調べに対し、本田容疑者は「中田製作所が斐川西工業団地の土地を安く取得できるように便宜を図る旨、05年6月に町職員に指示した」「現金は個人的な飲食代で使用した」などと供述している。
斐川町は05年9月、町企業立地促進条例を改正し、助成金の上限額を300万円から1000万円に引き上げた。中田製作所は、同年10月、工業団地の土地を約4000万円で取得、約870万円の助成金を受け取っている。【御園生枝里】
毎日新聞 2007年6月29日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/30(土) 03:32:02
佐賀商工共済破産:損賠訴訟 県が控訴断念 知事「年内にも救済」 /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070629ddlk41040682000c.html
◇第2陣には和解求める
佐賀商工共済協同組合を巡る損害賠償訴訟の県の控訴断念。古川康知事は28日の会見で、裁判に加わらなかった被害者も含めた全員救済策を年内にも打ち出したい考えを示した。181人が提訴している第2陣に対しては和解を求める姿勢を見せ、控訴する動きもある第1陣原告団についても、控訴しないよう理解を求めた。【上田泰嗣、関谷俊介】
第1陣原告弁護団は「高齢者や事業費に窮する被害者もいる中での今回の決断は評価したい」とコメントしながらも、27日に全原告に発送した意向確認書で1人でも控訴を望む原告がいた場合は「控訴せざるを得ない」という。
知事は、県民の税金を使って賠償することに対しては「賠償しないとなると、控訴するしかなくなる。しかし、被害者を早期に救済すべきだと考えた」と、他に選択肢がないことを強調した。
一方で、自らと坂井浩毅副知事がそれぞれ給料をカットする方針を明示。法的には賠償の分担を求められない井本勇前知事についても「『当時の責任者として責任を感じている』と話している」と語り、県民感情に配慮した。
県議会は会期を延長し29日に提出される関連議案の審議を行う。この中では、当時の県職員や幹部の道義的責任についても改めて論議になりそうだ。
一方、第2陣原告弁護団は「県が意向表明しただけなので現時点ではコメントできない」としている。
毎日新聞 2007年6月29日
1589
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/02(月) 17:47:05
吉田政務官、大臣規範に3度目の抵触…報酬一部を返却
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070702i105.htm?from=main1
吉田六左エ門・国土交通政務官が、地元の新潟市内にある学校法人の役員を兼務して報酬を受け取り、大臣規範に抵触していたことが、2日公開された2006年分の衆参両院議員の所得等報告書などで分かった。
吉田政務官は2001年の国交政務官、02年の総務政務官時代も同様の状態だったといい、3度目の抵触。吉田政務官の事務所では「大臣規範に対する認識が甘く反省している」と平謝りしており、報酬の一部を返却したほか、今回はきちんと役員辞任の手続きを取るとしている。
吉田政務官の事務所などによると、吉田政務官は新潟県議時代の1984年、新潟市内の学校法人の理事に就任。同法人は、91年ごろから毎年2回、計20万円を吉田政務官に支払っていた。
01年に森内閣の国交政務官に就いた際の所得公開では、配偶者の資産を報告していない大臣規範違反を指摘されるなどした。この時は指摘こそ受けなかったものの、学校法人理事との役職兼務についても違反の状態だったという。
さらに、02年10月に小泉改造内閣で総務政務官に就任した翌年の所得公開では、この学校法人のほか、新潟市内の損保会社と駐車場経営会社の取締役を兼務していた違反を、読売新聞などに指摘された。
同事務所では、ただちに辞任手続きを取ったと説明していたが、2社に関しては辞任手続きが取られていたものの、学校法人理事はそのままになっていた。
同事務所では、学校法人から今年3月に支払われた報酬10万円については、すでに返却したとしている。
◆河合政務官も違反◆
一方、河合常則・総務政務官も、富山県南砺市で家族が経営する呉服店の取締役を無報酬で兼務しており、6月29日付で役員辞任の手続きを取ったとしている。河合政務官の事務所は、「事務方の単純な手続きミス」と釈明している。
(2007年7月2日14時38分 読売新聞)
1590
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/02(月) 17:49:20
国家公安委員長も抵触の恐れ=大臣規範、福祉法人から日当
7月2日17時32分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070702-00000106-jij-soci
溝手顕正国家公安委員長が、特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人三原福祉会(広島県三原市)の理事長を兼ね、企業などの役職員との兼職を禁じた「大臣規範」に抵触する恐れのあることが2日、分かった。
溝手委員長は昨年9月の委員長就任後、三原福祉会の理事会に3回出席、日当計3万円を受け取っていた。事務所は「役員報酬は受け取っておらず、抵触するとは考えていなかった。内閣府から抵触の恐れがあるとの見解を得たので、兼職を見直すつもりだ」と話している。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/03(火) 00:45:12
東村山市議:元風俗誌編集、ネットの発言巡り波紋 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070702ddlk13010322000c.html
◇市議2氏、セクハラと辞職求める/市民団体、職業差別と2氏を批判
東村山市の男性市議が過去に風俗誌編集者として発言した内容を巡り、市議2人から「セクシュアルハラスメントに当たる」と辞職を求められていることが分かった。一方、性風俗産業の労働者を支援する団体は「風俗業への職業差別だ」と市議2人に反発、近く文書で抗議する構えで、波紋が広がっている。
辞職を求められているのは、無所属の薄井政美市議(44)。毎日新聞記者や風俗誌編集者などを経て、市内の再開発を巡る住民投票運動にかかわり、4月の市議選で初当選した。
薄井市議は選挙前の今年初め、インターネットのアダルトサイトに出演し「人妻は体をほめろ」などと発言。この動画が当選後も同サイトにアップされていた。これに対し、朝木直子市議(39)が5月末、任期開始後の継続的な女性べっ視発言だとして、人権侵害を理由に条例に基づき辞職勧告決議を議長に求めるよう市長に申し出た。同じ会派の矢野穂積市議(59)も自身が発行する地域紙で「超セクハラ市議」などと批判した。
両市議の言動に対し、性風俗産業の労働者の健康や安全を訴える市民団体「SWASH(スウォッシュ)」の要友紀子代表(31)は「薄井氏の発言は特定の風俗利用者に向けた過去のもの。それをセクハラとして辞職を求めるのは職業差別だ」と批判する。同団体は今月21日、抗議文をホームページ(HP)上に掲載。近く両市議に郵送する。抗議への賛同人は宮台真司・首都大学東京教授、武者小路公秀・元国連大学副学長など約220人に上っている。
両市議は地域紙のHP上で「市議の任期開始後の(動画での)言行が問題の核心」「職業差別と議論をすり替えたうえで抗議するのは筋違い」などと反論している。
動画は管理会社が6月下旬削除した。薄井市議は「申出書の審査を控えているので見解は控えるが、今後何らかの対応はする」と話している。【伊藤直孝】
毎日新聞 2007年7月2日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/03(火) 10:05:50
知事不信任案県議会で否決 自民議員会が追及断念
「県民の意思だと理解」 讀賣広島
藤田知事の元後援会事務局長による政治資金規正法違反事件をめぐり、定例県議会で不信任決議案が提案、否決された2日、知事派の県議からは「(同決議案の否決は)信任されたことになる」との声が上がり、提案した自民党議員会も「これが県民の意思だと理解せざるを得ない」と、知事への責任追及を断念する考えを示した。
県政史上初となる同決議案は午後1時に始まった本会議に提案され、賛成、反対の討論の後、1人が欠席した65人で採決。賛成26人、反対39人で否決された後、じっと目をつぶっていた藤田知事は立ち上がり、深々と頭を下げた。
藤田知事の責任を追及してきた自民党議員会の宇田伸会長は「否決されたことで、知事は辞めなくていいことになる。県民に選ばれた県議による採決なので、この問題に一定の区切りをつけたい」と語った。
昨年12月と今年3月の辞職勧告決議案で賛成したが、不信任決議案には反対した公明党議員団は「出処進退は本人が決めるべきで、議会が押しつけるものではない」と説明。知事派の県議は「知事は事件などに関与しておらず、否決は当然」と話した。
藤田知事は閉会後の記者会見で、「知事としての責任の重要さを改めて考え、山積する課題に全力で取り組む」と話した。
(2007年7月3日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/04(水) 21:52:40
佐賀商工共済破産:被害者の救済、県負担は27億円 当時の執行部責任問う声 /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070704ddlk41010382000c.html
古川康知事は3日、佐賀商工共済協同組合破産問題で、訴訟を起こしていない被害者も含めた全員救済の県負担は約27億円に上るとの試算を明らかにした。具体的な額の算定にあたり、県側と被害者側の双方から委員を出す第三者機関の設置を検討する意向も示した。
県議会一般質問で答えた。試算では、6月22日に佐賀地裁で判決のあった損害賠償訴訟第1陣(原告221人)に支払う5億8500万円のほか、第2陣(同181人)に支払う損害賠償を5億1500万円、訴訟に参加していない被害者約3300人の救済金を16億円と見込んでいる。
商工共済の解散による資産売却などで元組合員にはすでに計16億9700万円の配当金が支払われている。これに27億円を加えると、破産債権約50億円の9割弱に当たる約44億円が元組合員に返る計算になるという。
この日の一般質問には末安善徳(県民ネットワーク)▽伊東猛彦(自民)▽宮崎泰茂(市民リベラルの会)−−の3県議が立った。
それぞれから、井本勇前知事ら商工共済の粉飾決算を県が認知した当時の県幹部の責任を問うよう求める質問が出された。古川知事は「井本前知事のほか、当時の県幹部からも応分の負担をしたいとの申し出がある」と述べるにとどまった。
ただ、多額の公金をつぎ込むことを疑問視する意見もあり、当時の執行部の責任を問う声はさらに高まりそうだ。【上田泰嗣】
毎日新聞 2007年7月4日
1594
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/04(水) 22:09:37
【東京】
民主、謝罪で決着 兼業問題で会期延長 決議案可決し閉会
2007年7月3日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070703/CK2007070302029149.html
民主区議の兼業問題をめぐり会期を延長する事態となっていた豊島区議会は二日、本会議を再開、この区議に猛省と謝罪を求める決議案を可決し、三日遅れで閉会した。 (松村裕子)
この民主区議は、和賀井哲代氏(54)。今春の初当選後も、地方自治法で兼業が禁止されている区と請負契約のある特定非営利活動法人(NPO法人)の代表を務めていた。
この日の決議の採決では、退席した一人会派の区議以外は賛成。決議を受け和賀井氏は「区民、議員、職員に多大な迷惑をかけた」と陳謝した。本会議前の全員協議会では、和賀井氏が所属する民主系会派の大谷洋子幹事長も、対応の悪さを謝罪した。
六月定例会は六月二十九日が最終日だったが、問題をめぐって二度も会期を延長。この日も午後一時の開会時間が大幅に遅れ、本会議再開は午後六時前で、七時にようやく閉会した。
二十九日には、民主系会派が決議の採決時に退席する意向を示し、他会派が反発。他会派が民主系会派の副議長に退席しないよう求めると、民主系会派は和賀井氏の謝罪をしないと主張。他会派は民主系会派に対して、混乱を招いたとする問責決議も用意した。
しかし、他会派によると、週明けの二日になって、民主系会派は謝罪はするとし、その代わりに決議の表題から和賀井氏の名前を外すよう求めるなど態度を軟化。他会派は、民主系会派幹事長も全員協議会で謝罪することで折り合った。
区によると、会期延長で区議の費用弁償や区職員の残業代などで数十万円の経費がかかった。吉村辰明議長(自民)は「区議会は区民が待っていることにこそ、対応すべきなのだが…」と語った。
1595
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/04(水) 22:34:35
自民・中川幹事長HPに脅迫メール数回、事務所が被害届
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070704i212.htm
自民党の中川幹事長がインターネット上に開設しているホームページ(HP)に「殺すぞ」などという内容のメールが数回にわたって送り付けられていたことがわかった。中川幹事長は4日午前、秘書を通じて被害届を警視庁麹町署に提出、同署は脅迫容疑で捜査を始めた。
同署によると、問題のメールは先月27〜29日、いずれも中川幹事長のHPの問い合わせ欄に書き込まれていた。いずれも「殺すぞ」「身辺に気を付けろ」といった短い文で、脅迫の理由はなかった。差出人の名前やメールアドレスは、それぞれ異なっているが、文体などから、同一人物が送信した疑いが強いという。
中川幹事長の事務所は「脅迫を受ける理由はなく、悪質ないたずらだと思うが、参院選を控え遊説などが増える時期でもあるので被害届を提出した」とコメントしている。
(2007年7月4日20時5分 読売新聞)
1596
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/04(水) 23:01:56
黒川紀章氏が追突事故「ぶつかった覚えはない」
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070704-OHT1T00130.htm
参院選に出馬表明している建築家の黒川紀章さん(73)の乗用車が東京都港区赤坂二丁目の交差点で女性運転手(65)のタクシーに追突し、乗客の男性(40)が頚椎(けいつい)ねんざで約2週間のけがを負っていたことが4日分かった。
警視庁赤坂署は、自動車運転過失致傷容疑で黒川さんを書類送検する方針。
同署の調べでは、黒川さんは3日午後零時十分ごろ、交差点を外堀通りから六本木方面へ右折しようとして、同じレーンの前方に停止していたタクシーに追突したとみられる。
現場で黒川さんは「ぶつかった覚えはない」と話していたという。
(2007年7月4日12時08分 スポーツ報知)
1597
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/05(木) 09:43:57
酒気帯び村山県議 活動に制限 包囲網も 讀賣山形
道路交通法違反(酒気帯び運転)で摘発され、県議会の辞職勧告決議に従わず職にとどまっている村山隆県議(47)への対応を巡り、本会議の流会にまで陥った県議会6月定例会は4日、阿部信矢議長が「辞職勧告決議の意義をいま一度真剣に受け止め、議会人として適切な行動を取るよう強く求める」との異例の声明を出し、閉会した。村山氏は今後も職責を果たしたいとしているが、様々な活動を制限された上、10か月後には法的拘束力を持つリコール(解職請求)も可能になる。今議会を振り返り、今後の見通しを探った。(江村泰山)
■□□包囲網
今議会では、村山氏が所属する建設常任委員会で視察に参加させないことが決まった。議会運営委員会でも、9月定例会で村山氏に割り振る予定だった予算特別委員会の質疑を他の議員に差し替えた。
村山氏は閉会後、記者団に「責任を果たしたい。今後できることに取り組んでいきたい」と述べた。県議会最大会派・自民党の平弘造代表は「議員1人でできることなどない」と村山氏の姿勢を批判。斎藤知事も「県に対する負のイメージを植えつけたことは間違いない」と憤りを隠さない。
□■□“選良”の責任
今年4月の県議選東村山郡区(中山、山辺町)は村山氏と自民党候補の一騎打ちで、429票の小差だった。飲酒運転発覚後、自民党は非公式に辞職を説得したが拒否された。だが、自民党が民間調査会社に委託して6月中旬に両町で実施した電話アンケートでは、村山氏への投票者の76・9%が「やめるべき」と回答した。
また、村山氏は、2006年10月に県議会が可決した「飲酒運転撲滅決議」に賛成しており、地方議会に詳しい山梨学院大の江藤俊昭教授(地域政治論)は「議会として決めたルールを破ったことは、政治家として有権者に対する裏切りに当たる」と指摘する。
□□■地元以外でも反発
県議会文教公安常任委員会は6月27日、法的拘束力も視野に飲酒運転根絶条例を来年の2月定例会に提案する方針を決めた。リコールを見越した村山氏へのプレッシャーともみられ、政治倫理審査会の委員長を務める後藤源県議(自民)も4日の閉会後、会派の会合で「決して風化させてはならない」と述べた。
村山氏の辞職を求める声は各地で高まっており、鶴岡市区選出の笹山一夫県議(共産)も「鶴岡でも市民の反発はすごい。村山氏の地元ではリコールの動きも出るのでは。動きが出れば本請求まで行くだろう」と話す。
「汚職の構造」などの著書がある評論家の室伏哲郎さんは「全く話にならない。有権者はこういう人物を金輪際当選させるべきでないし、責任を持ってリコールすべき」と話している。
※リコール 有権者の3分の1の署名が提出された場合、選管は署名の内容を公表し、60日以内に「解職投票」を実施しなくてはならない。投票で過半数の同意が得られた場合、議員は失職する。請求の乱発を防ぐため、署名活動が有効となるのは就任1年後からと定められており、村山氏の場合は2008年5月1日から有効となる。
(2007年7月5日 読売新聞)
1598
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/05(木) 09:56:48
公明「目的外」全額返還へ府議会政調費問題 讀賣大阪
府議会の政務調査費問題で、公明党府議団は4日、府監査委員に「目的外支出」と指摘された会派への2年間の支給分1534万円について、「議会で承認した外部監査人の監査結果を誠実に受け止めたい」と全額返還を決め、収支報告書を訂正した。報告書では支出が支給を上回っていたため、差し引いた実際の返還額は1300万円になる。当時、会派に所属していた23人が分担して支払う、という。個人支給分についても「目的外」とされた全額を返す方向で調整している。
監査結果に対して、会派内には「見解の相違や不明確な判断もある」との不満もあったが、支持者らからの批判もあり、「すべて返さなければ府民に納得してもらえない」(会派幹部)との考えで一致した。
公明には2004、05年度で会派に計5520万円が支給され、交通費や飲料水購入代の一部などが「目的外」とされた。
(2007年7月5日 読売新聞)
1599
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/05(木) 11:50:50
むつ市長選で自民 宮下氏で候補一本化(2007/07/05) D東北青森
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/07/05/new0707051103.htm
杉山粛市長の死去に伴うむつ市長選(八日告示、十五日投票)で、自民党青森県連は四日、出馬表明し同党に推薦願を提出している前むつ市議会議長の宮下順一郎氏(55)を推薦候補とすることを申し合わせた。党むつ市支部の総務会などを経て正式決定する。県連の大島理森会長は「宮下氏を擁立して、むつ下北の発展を図ろうということに志を同じくした」と語った。
この日は大島会長、江渡聡徳衆院議員、冨田重次郎幹事長、むつ市選挙区選出の三県議、党むつ市支部の中新鉄男支部長、宮下氏が県連で会談。自民系候補を宮下氏に一本化することで意思統一を図った。
中新支部長はこれに先立って大島会長に会い、自身の出馬の可能性も含め協議したが、県連の候補一本化の方針を受け入れた。
同市長選では、早くから自民系の越前陽悦、菊池健治両県議の出馬の可能性が取りざたされていた。一方で、県連は参院選や県議会勢力への影響などから、両県議の出馬に否定的な姿勢を取ってきた。大島会長は「三県議、支部長から意見を聞いた。政治を結集し、むつ下北の発展を図ろうという大局に立った決断をいただいた」と、一致団結し選挙に臨む姿勢を強調した。
越前県議は同日夕、むつ市内で記者会見し、「宮下氏を支えていく」と、市長選に出馬しないことを正式に表明。菊池県議は取材に対し「皆が協力し合っていかなければならない」と語った。
中新支部長は「大島会長、江渡衆院議員の考えに同調せざるを得ない。五日に支部の総務会を開き、宮下氏の推薦願を(県連に)上げたい」と話した。
同市長選にはこれまで、宮下氏と行政書士の新谷泰造氏(57)が出馬を表明している。このほか、同市議の中で候補擁立を模索する動きもある。
1600
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/05(木) 14:29:07
高市氏のSPを痴漢で逮捕 「酔っていて覚えてない」 '07/7/5
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200707050224.html
電車内で女性の体を触ったとして、都迷惑防止条例違反の現行犯で、高市早苗内閣府特命担当相のSP(警護官)をしていた警視庁警護課の警部補品田真男容疑者(39)=千葉市若葉区=を警視庁葛飾署が逮捕していたことが五日、分かった。「酔っていて覚えていない」と供述しているという。
調べでは、品田容疑者は二日午後十時四十分ごろ、JR総武線錦糸町―新小岩間の下り電車内で、都内に住む二十代の女子大学生の下半身を服の上から触った疑い。
乗客の男性が品田容疑者を取り押さえ、葛飾署員に引き渡した。
品田容疑者は二日、日勤を終え、東京駅近くの飲食店で同僚とビールや焼酎を飲んで帰宅する途中だったという。
北村博文警務部参事官は「被害者の方に深くおわびします。今後十分に捜査を尽くし厳正に処分したい」とコメントした。
1601
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/05(木) 15:46:09
元民主衆院候補、ストーカー容疑で逮捕 愛媛県警
2007年07月05日13時26分
http://www.asahi.com/national/update/0705/OSK200707050068.html
知人女性にわいせつな画像をパソコンのメールで送り続けたとして、愛媛県警西条署は5日、高知市中秦泉寺の無職斉藤政光容疑者(38)をストーカー規制法違反容疑で逮捕した。斉藤容疑者は03、05両年の衆院選の愛媛2区、04年の参院選の愛媛選挙区に、いずれも民主党から立候補して落選していた。
同署によると、斉藤容疑者は4月26日から5月19日ごろにかけて7回にわたり、愛媛県東部に住む30代の知人女性にわいせつな画像をメールで送りつけた疑い。
調べに対し、「自分の存在に気付いて欲しかった」などと話しているという。5月中旬に女性が同署に相談し、6月に被害届を出していた。
1602
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/05(木) 15:47:11
ストーカーで元国会議員秘書・斉藤容疑者逮捕
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070705/news20070705194.html
西条署は5日、知人女性にパソコン(PC)メールでわいせつ画像を繰り返し送ったとして、ストーカー規制法違反の疑いで高知市中秦泉寺、元国会議員秘書斉藤政光容疑者(38)を逮捕した。
斉藤容疑者は2003年から05年にかけ、衆院選愛媛2区や参院選愛媛選挙区から民主党公認で計3回出馬し落選している。
調べでは、斉藤容疑者は4月26日ごろから5月19日ごろまでに計7回、好意を持った東予地方の30代知人女性に自宅PCから、わいせつな写真画像を匿名メールで送り付けた疑い。容疑をおおむね認め、「自分の存在に気付いてもらいたかった」と供述しているという。
5月中旬に女性が同署に相談。着信記録から発信元のPCを特定した。
同容疑者は東京都出身。元民主党県連副代表。昨年5月から今年6月中旬まで、高知選挙区選出の参院議員の地元公設秘書を務めていた。
1603
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/05(木) 18:49:36
中川泰衆院議員に納税通知書送付
南丹市、4年分徴収へ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007070500098&genre=C4&area=K40
自民党の中川泰宏衆院議員(京都4区)の自宅敷地(南丹市八木町氷所)にある一部の建物が登記されず、長年、課税対象となっていなかった問題で、南丹市は5日、2003年度から06年度分の固定資産税の納税通知書を中川議員に送付した。「課税額については明らかにできない」(同市)としている。
市は昨年12月、中川議員が05年度に登記した建物を評価するため、府と現地調査を行い、新たに住宅(木造2階建て)のほか、鉄筋コンクリート造り平屋、鉄骨3階建ての計3棟を発見。事務所などとしての使用実態があることなどから課税対象と確認し、先月15日に本年度分の固定資産税の納税通知書を中川議員に送った。
その上で、以前から使用されていた事実も考慮し、市は昨年度より前についても課税する方針を示し、法令上の整合性などを検討していた。その結果、地方税法では法定納期限から5年をさかのぼって徴収できることから、すでに納税通知書を送付している本年度分を差し引いた4年分を徴収することにしたという。
1604
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/05(木) 19:07:15
佐賀商工共済訴訟 一部原告が控訴へ 県の責任あらためて追及
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/saga/20070705/20070705_003.shtml
粉飾決算の末に破産した佐賀商工共済協同組合(佐賀市)をめぐる損害賠償請求訴訟で、原告弁護団は4日、県の責任範囲を限定した佐賀地裁判決を不服とし、原告の一部が控訴するとの方針を明らかにした。5日に正式発表する。
弁護団によると、控訴するのは原告221人のうち10人前後となる見通し。6月22日の地裁判決が、陣内孝雄参院議員ら元経営陣3人の賠償責任をほぼ請求通り認めた一方、県については賠償額における認容額(賠償責任範囲)を約5割に限定したことなどが控訴する理由という。このため、控訴審は県だけを相手取って争うとしている。
一方、控訴しない原告約200人は、県が既に地裁判決の受け入れを決定しており、県の賠償部分が確定する。
また、県は訴訟第二陣の181人と提訴していない組合員約3300人に対しても、地裁判決に基づいて救済することを決めている。陣内参院議員ら元経営陣は、まだどうするのか態度を明らかにしていない。
=2007/07/05付 西日本新聞朝刊=
2007年07月05日05時12分
1605
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/06(金) 10:43:13
商工共済賠償議案可決 元知事らの責任明確化を 県議会早期救済へ注文明記 讀賣佐賀
県議会が5日、最終本会議を開き、佐賀商工共済協同組合の破産(2003年8月)を巡る損害賠償請求訴訟で佐賀地裁が命じた賠償金など計約5億8400万円を支払う議案を可決したことで、古川知事が敗訴を受けて繰り返し訴えてきた早期解決・救済の第一歩が始まることになった。
関連議案に関する討論では、判決で過失が認定された1996年当時の井本勇・元知事ら県幹部や、元組合役員に求償し、関係者の責任の明確化を促す意見が出された。
全議員提案で全会一致で可決された早期救済を求める決議でも、様々な注文が明記された。早期救済のほか、▽現在の行政当局の責任を明らかにする▽被告ら旧経営陣に対し、出来る限りの求償▽当時の知事らの責任を明確にし、道義的、政治的、法的責任を問うこと▽県民への十分な説明――などが盛り込まれた。
可決を受けた記者会見で、知事は「(全員救済への)最大約27億円という額が(今後)少なくなるとしても大きな額であることには間違いない。福祉や暮らしに振り向ける部分を損害補充に振り向けることについて大変申し訳なく思う」と陳謝した。
そのうえで「今回は財政調整基金などで対応したが、本当に来年度の予算が組めるのかとの問題もある。支払いや県財政のあり方について、引き続き私の重い課題にしなければならない」と述べ、道のりの困難さを示した。
井本元知事ら元県幹部の責任に関し「個人について故意や重大な過失があったとは認定されておらず、法に基づく求償はできない。県が(求償権を)行使しないのではないという点を県民にも理解してほしい」と説明。井本元知事に加え、当時の幹部7、8人から応分負担の申し出があることを明らかにした。
◇
この日の最終本会議では、肉付けとなる一般会計補正予算案など33議案を可決、監査委員の選任など人事議案3件に同意した。また、伊藤一長・前長崎市長の銃撃死亡事件を受けた暴力団などによる暴力の根絶を求めた再発防止策強化と、国営諫早湾干拓事業に絡み中・長期開門調査の早期実施と有明海再生を願う計2件の決議も可決された。
《解説》 県議会の可決によって、第1陣原告221人への賠償が現実のものとなったが、古川知事は約3670人の全員救済に向けて、賠償金などの巨額な支払いの算段と、膨大な事務への対応を迫られることになった。
第1陣原告への支払い議案は、控訴しなかった原告を対象に支払い手続きが始まることになる。これに続く第2陣原告181人に対しても、12日の口頭弁論までに、佐賀地裁に対し、6月22日の判決の認定基準に基づく和解協議の開始を申し入れる方針だ。
それに比べ、訴訟に参加していない被害者への対応は困難を極めそうだ。知事は「具体的にどうするか、これから検討する。できれば年内をメドに策を講じたい」と述べたが、一人ひとりの確認作業をしなければならないのに加えて、仮に故人になっていた場合の相続関係など、確認・認定作業の困難さが予想される。
財政的に見ても、被害回復の認定基準を単純に被害者数に当てはめて算出したとはいえ、27億円という全員救済に必要と見込まれる数字は、県民の目線で見ると、あまりにも巨額だ。
知事は、元組合役員への求償方針を示したが、元組合役員にも賠償が命じられているため、被害者救済を優先した後に、果たして求償できる財産があるかは疑問だ。元県幹部に対しても法的求償権が行使できないとの立場を勘案すると、結果的にはすべて県費になる可能性が大きい。
なぜ、粉飾経理をし、混乱を招いた元組合役員の当事者より先に監督権限を指摘された県が巨額の公金を投入せざるを得ないのか。知事は県民への十分な説明責任を果たす義務がある。
(2007年7月6日 読売新聞)
1606
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/06(金) 10:51:19
陣内元法相が控訴 佐賀商工共済協同組合の賠償訴訟
2007年07月06日10時16分
http://www.asahi.com/national/update/0706/TKY200707060076.html
粉飾決算を重ねて破綻(はたん)した佐賀商工共済協同組合(佐賀市)の問題をめぐり、経営責任を問われ、佐賀地裁から約10億3500万円の賠償の支払いを命じられた元理事長で参院議員の陣内孝雄元法相が6日、判決を不服として福岡高裁に控訴した。
陣内氏はこの日、朝日新聞の取材に対して、「真実をよく明らかにする必要がある。被害を受けられた方には本当に申し訳ないと思うが、裁判では事実の取り違えもあり、まだ主張すべき余地がある」と控訴理由を語った。
佐賀地裁判決では、91年から96年まで理事長を務めた陣内氏について、粉飾決算を認識し、その事実を隠して組合員から掛け金の受け入れを続ける方針を決めたとして、民法上の賠償責任を認め、元役員2人とともに、約10億3500万円の賠償支払いを命じた。
1607
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/06(金) 11:30:00
民主・大串衆院議員、組長の葬儀で焼香 佐賀
2007年07月06日10時44分
http://www.asahi.com/national/update/0706/SEB200707060006.html
民主党佐賀県連代表の大串博志衆院議員(比例九州ブロック)が6月、佐賀県久保田町で刺殺された暴力団組長の葬儀会場を、弔問に訪れていたことが6日、わかった。大串氏は「よくないこととは承知しながら、支持者の依頼で断れなかった。責任の取り方について県連関係者と話し合いたい」としている。
大串氏は6月16日午前、九州誠道会系暴力団の鶴丸善治組長(当時68=佐賀市大財1丁目)の葬儀が執り行われた佐賀市内の葬儀会場に、葬儀開始の約1時間前に1人で訪れ、住所と名前を記帳、香典1万円を出して焼香した。
大串氏は「鶴丸組長とまったく面識はなかったが、組長の近くに住む支持者から頼まれ、断り切れなかった。暴力団容認とも取られかねない軽率な行為だった。まずは有権者、支持者に説明を尽くし、陳謝したい」と述べた。
大串氏は05年9月に当選、2月から県連代表。民主党の小沢代表は6日午前、訪問先の鹿児島市内で記者団に対し、「事実関係はわからない」とした上で、「みなさんから誤解を招くような行為は、特に国政に参加する者は常に身をつつしまなければならない」と述べた。
鶴丸組長は先月13日、漁の帰りに船着き場で刺殺された。
1608
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/06(金) 13:33:37
政策通も変わり者で…ストーカー民主候補の流浪人生
頼まれもしないのに市長選応援
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007070609.html
知人の30代女性にわいせつ画像を繰り返しメールで送り付けたなどとして、ストーカー規制法違反容疑で愛媛県警に逮捕された元民主候補の男(38)、高知市中秦泉寺。03年から3度にわたり、愛媛県から民主党公認で国政選挙に立候補。その後、同党参院議員の公設秘書まで務めていた。政策通という評価の半面、「あんな変わり者は見たことがない」と地元政界で評判だったようだが、参院選公示直前の不祥事に地元の党関係者は「迷惑千万」と苦り切っている。
容疑者は東京・深川の出身。民主党本部で法案の立案や選対の仕事をした政策通で知られ、1997年から党愛媛県担当へ。03年から落下傘候補として愛媛で国政選挙に臨んだが、03年衆院選(愛媛2区)、04年参院選(愛媛選挙区)、05年衆院選(2区)で、いずれも自民党候補の前に敗れた。
もっとも、関係者によると相当な“問題候補”だったようだ。05年の衆院選を手伝った地元県議は、「政策はしっかりしていたが、あんなに人間的にダメでは…」と吐き捨てる。当時、容疑者は「(大票田の)今治市に親戚や友人が多くいる」と党関係者に語っていたが、実は真っ赤なウソで「選挙態勢が全く取れなかった」と地元県議。さらに落選直後、党県総支部連合会に一切報告することなく音信不通になってしまった。この非常識な行動に同連合会は激怒、“絶縁状”を叩きつけたという。
落選後はいったん政治から離れ、東京に戻ってIT関係の仕事についたと周囲に吹聴していたようだが、その後、徳島県に渡って結婚。そして05年に行われた今治市長選挙では、いきなり自民党県政調会長を務めた越智忍候補(現市長)の選挙事務所を訪ね、関係者をア然とさせる。
「突然、『応援に駆けつけました』って来てね。“応援に来てもらわんでも勝てるし、第一、頼んどらんよ”と大笑いになったことがある。不思議な人でしたねえ」(自民党県連幹部)
流れ流れた末、昨年5月から民主党推薦の無所属、広田一・参院議員(38)=高知選出=の公設秘書に就任。そしてまだ職務中の今年5月、ストーカー事件を起こすのである。
広田氏によると、先月18日に「愛媛県警から事情を聴かれた」という報告とともに、辞職を申し出てきたという。広田氏は今回非改選だが、「事務所の業務に関わった事ではないと承知していますが、事の如何を問わず私の監督責任は重いと痛感しています」と困惑を隠せない。地元党関係者は「このタイミングでこんな騒ぎを起こして迷惑千万」とカンカンだ。
容疑者が政治に関わった愛媛、高知はいずれも激戦の1人区。思わぬ“敵失”に、自民関係者からは「女性でなく、有権者を一生懸命ストーカーしていれば、当選しとったのになあ」(愛媛県連幹部)と含み笑いが聞こえてくる。
ZAKZAK 2007/07/06
1609
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/07(土) 00:42:07
前那賀町長の公金私的流用:日下前町長、詐欺容疑などで逮捕 /徳島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokushima/news/20070706ddlk36040261000c.html
◇坂口町長「真実を明らかににし、町民に謝罪してほしい」
多額の公金流用が明るみに出てから約4カ月にわたり、姿を隠していた前那賀町長、日下正隆容疑者(61)が5日、詐欺容疑などで県警に逮捕された。役場では坂口博文町長が会見し、「前町長は真実を明らかにし、町民に謝罪してほしい」と求めた。県警は今後、業務上横領容疑などでの立件も視野に入れ捜査を進める。【加藤明子、向畑泰司】
町役場で会見した坂口町長は「さまざまなうわさや憶測が飛び交い、町が混乱している。本人の口から真実を明らかにして、謝罪してもらいたい。直接会うことはできないので、弁護士を通じて、質問に答えてほしい」と話した。今後、議会や弁護士と対応を検討するという。
また、捜査や日下容疑者を相手取った民事訴訟などの進展状況については広報誌やケーブルテレビで町民に公表するとし、「町民の不安解消のため、町政懇談会などを開き、意見交換したい」と述べた。
日下容疑者は1964年、旧鷲敷町に採用された。総務課長、教育長などを経て、97年に収入役に就任。02年の同町長選に当選した。那賀郡内5町村の合併で05年3月に那賀町が発足し、翌月行われた同町長選で当選した。
◇業務上横領や背任容疑で立件も検討
日下容疑者は5日午前7時、徳島市内の知人宅のアパートで捜査員に同行を求められ、捜査車両で那賀署に向かった。午前8時20分、同署に到着。捜査員に連れられ、通用口から署内に入った。午後2時20分、逮捕状を執行され、留置施設のある小松島署に身柄を移された。
県警は町の刑事告訴(5月)を受け、坂口町長ら幹部から繰り返し事情聴取を行い、捜査を進めてきた。流用期間が長期間に及ぶことや、流用を隠ぺいするため4回にわたり、複数の金融機関で借り換えを行っていることなどから、捜査は難航。告訴状の提出から2カ月後の着手となった。
日下容疑者は調べに対し、「金やプラチナ、ガソリンなどの先物取引を始め、損失補てんのため公金の流用を重ねた」と供述。県警では今回の逮捕を入り口に業務上横領や背任容疑での立件も検討する。
毎日新聞 2007年7月6日
1610
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/07(土) 01:02:37
暴力団葬儀:民主衆院議員や自民県議らが参列 佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070707k0000m010155000c.html
民主党佐賀県連代表の大串博志衆院議員(比例代表九州ブロック)や地元の自民県議らが、6月に刺殺された佐賀市の暴力団組長の葬儀や通夜に参列したことが分かった。大串議員は「軽率な行動で判断が甘かった」と釈明。7日に県連幹部と相談し、代表辞任も含め責任の取り方を決める。
大串議員によると、大串議員は6月16日昼ごろ、佐賀市内で行われた組長(当時68歳)の葬儀が始まる1時間前に葬儀会場を1人で訪れ記帳、香典1万円を渡して焼香。その後、遺族にお悔やみの言葉を述べた。
支援者の女性から前夜、電話で「お悔やみに行ってほしい」と頼まれた。ためらったが「(葬儀が)始まる前に行ったらどうか」と提案され承諾したという。大串議員は「組長と面識はない」と話している。
大串議員は05年9月、金融庁の銀行監督調整官から転身して衆院佐賀2区に出馬、比例代表九州ブロックで初当選した。1期目。今年2月から県連代表を務めている。
民主党の小沢一郎代表は大串議員の問題について「特に国政の政治家は、どんな事情があっても世間に誤解を招くような行動は厳に慎まなければいけない」と苦言を呈した。
毎日新聞 2007年7月7日 0時12分
1611
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/07(土) 03:04:32
参院事務局、「議員宿舎建設」反対住民の情報を横流し
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070707i201.htm?from=main2
「参議院新清水谷議員宿舎」(東京都千代田区)の建設計画に苦情などを寄せた住民らの個人情報を含むリストを、施主である参院の事務局が、本人に無断で計画に賛成する地元町会幹部らに提供していたことが分かった。
参院は「軽率だった」としてリストを回収、職員の処分を検討している。衆参両院には行政機関個人情報保護法などが適用されず、内部規定もない。
同じように同法の対象外となっている裁判所では、最高裁が個人情報保護の通達を出しており、衆参両院の内規の不備も浮かんだ。
計画では、千代田区紀尾井町の国有地(約4500平方メートル)に地下2階、地上16階建て(高さ約56メートル)を建設。国土交通省が既に工事を発注しており、当初の予定では2009年に完成することになっている。
参院事務局によると、リストは1月、苦情を寄せたり問い合わせてきたりした住民の氏名や住所、電話番号、苦情などの内容をパソコンに入力して作成。国交省に寄せられた苦情なども同省から情報提供を受けて加えた。
参院は同月、地元町会幹部らに「参院や国交省への苦情などの内容を確認したい」と頼まれ、リストを提供。外部の指摘で6月になって回収し、謝罪した。
個人情報を漏らされたのは少なくとも3人おり、その1人で美術館理事長の梶浦淳代(あつよ)さん(62)は、「非常に不快で、異なる見解の人たちに無断提供されたのは、なおさら納得がいかない。個人情報保護に関する法律が、国会に適用されていないのはおかしい」と憤る。一方、参院事務局では「個人情報を安易に第三者に渡してしまい、遺憾だ。以前に各部署の個人情報保有状況を調べたが、内規作りは具体化していない」としている。
行政機関個人情報保護法では、各省庁が個人情報を保有する際には利用目的をできる限り特定することや、業務上知り得た個人情報をみだりに他人に知らせてはならないことなどを規定。立法機関の国会や司法機関の裁判所には、個人情報保護関連で適用される法律がないため、最高裁は事務総長の通達で、各裁判所が保有している司法行政関連の個人情報について開示できる場合などを定めているが、衆参両院には内規もない。
また、衆参両院は裁判所とともに情報公開法も適用外で、個人情報保護と同様、最高裁は通達で法律に準じた扱いをしているが、両院にはやはり内規がない。
(2007年7月7日3時1分 読売新聞)
1612
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/07(土) 09:21:38
伊達道議、酒気帯び運転 道連が辞職促す(07/07 08:08) 北海道
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/36588.html
自民党の伊達忠応(ただまさ)道議(34)=札幌市厚別区選出=が昨年十月、旭川市内で道交法違反(酒気帯び運転)で道警に摘発されていたことが明らかになった。六日にこの事実を知った自民党道連幹部が、本人から事情を聴いたところ、大筋で事実関係を認めた。同党道連は事態を重く見て、近く議員辞職を促す方向で調整に入った。
伊達道議は二○○三年春の道議選で初当選したが、○五年十月に札幌市中央区内の路上で、酒に酔って通りすがりの男性の腕をねじり上げるなどして、暴行容疑で現行犯逮捕され、任期途中で議員辞職した。
このため、酒気帯び運転で摘発されたときは現職議員ではなかったが、今春の道議選出馬に向け、謹慎中の身だった。酒酔い・酒気帯び運転に対する社会的制裁が厳しくなる中、同道議は摘発を受けた事実を伏せて今春の選挙に出馬したことになる。
選挙には無所属で出馬し、当選後、自民党会派に復帰した。
関係者によると、伊達道議は昨年十月下旬に投開票が行われた旭川市長選の候補応援のため、旭川市内を訪れた。その際、コンビニエンスストアで購入したビールを飲み、そのまま車を運転して宿泊先のホテルに戻るところを、警察官に摘発されたという。これにより、交通違反の累積点数がかさみ、免許の取り消し処分になった。
伊達道議は、自民党参院議員の伊達忠一氏の長男。忠一氏は十二日公示の参院選道選挙区に再選を目指して立候補する予定で、同党道連は公示前に事態を沈静化させるためにも、議員辞職などの厳しい対応が必要と判断している。
1613
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/08(日) 01:33:37
赤城農相:政治団体が実体ない事務所に経費…父親の自宅
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070707k0000e010059000c.html
赤城徳彦農相(衆院茨城1区)が関係する政治団体「赤城徳彦後援会」が、茨城県筑西市の父親の自宅を団体の所在地として届け、05年までの10年間に約9045万円に上る経常経費を計上していたことが7日、政治資金収支報告書から分かった。父親は「(事務所として)使っていない」と話し、事務所としての実体がないことを認めた。また東京・世田谷の妻の実家に事務所を置く政治団体「徳政会」も毎年100万円以上の経常経費を計上しながら、少なくともここ10年は活動実態がなく、1000万円以上が不透明な支出となっていることが分かった。
赤城農相をめぐっては、家賃のかからない議員会館に事務所を置く資金管理団体「徳友会」の事務所費が、年によって大きく変動する不自然さが毎日新聞の調査で明らかになっているが、「政治とカネ」をめぐる閣僚の新たな問題発覚は、参院選を控え安倍政権への大きな打撃となりそうだ。
経常経費は家賃に相当する事務所費に加え人件費や光熱水費などを含む。
茨城県選管に提出された政治資金収支報告書によると、「後援会」は家賃などに当たる事務所費だけで10年で約1631万円を計上している。このほか、同じく10年間に▽人件費約5353万円▽光熱水費約794万円▽備品消耗費約1266万円を計上していた。
複数の関係者によると、父親の自宅は、農相を務めた祖父の故宗徳氏の時代には事務所として使っていたが、同後援会の代表者になっている前茨城県議は「今は使っていない。私が代表として名前を使われていることは一切知らなかった」と話している。
一方、政治団体「徳政会」は1989年の設立当初から妻の実家に事務所を置いているが、政治資金収支報告書によると毎年100万円以上の経常経費を支出。総額は農相が衆院議員に初当選して以降17年間で3341万円に達している。「徳政会」代表者は、毎日新聞の取材に「自分の父から引き継いでからここ10年はほとんど活動していない」と証言しており、政治団体としての実体がないことを認めている。登記簿によれば、この実家の土地は05年に赤城農相の妻が他の親族とともに相続している。
農相の資金管理団体「徳友会」が支出する事務所費の不自然さが発覚したのは6月。家賃がかからない議員会館に事務所を置きながら、事務所費支出が年によって19万円から1017万円まで大きく変動していた。
事務所費や光熱水費など経常経費では松岡利勝前農相も不自然さを指摘され、政治資金規正法の見直しの大きな要因となった。
赤城農相は農水省を経て90年、衆院議員に初当選。防衛庁副長官などを務めた。松岡利勝前農相の自殺を受け、6月に初入閣した。
毎日新聞 2007年7月7日 15時00分
1614
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/08(日) 01:34:19
赤城農相:事務所費問題で「活動実態ない」との報道否定
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070708k0000m010086000c.html
赤城徳彦農相は7日夕、農水省で記者会見し、「ご指摘のようなものではありません」と述べ活動実態がないとの報道を否定した。茨城県筑西市の父親宅を事務所としていることについては「後援会の連絡を受けたり会合を開く場所で、長年にわたり後援会活動の中核となる象徴のような場所。事務所としての経費を報告している」と説明した。
赤城氏によると、経費は父親宅のほか水戸市内の自民党支部と同じ場所に置く事務所の2カ所分を合算しているという。内訳については「電話代や切手代、事務機器のリース料、人件費を積み上げた。家賃は含まれていないと思われる」とし、「架空のものや付け替えではない」「公表すべきものはきちっと公表している」と繰り返した。
後援会代表者の前茨城県議が「名前を使われていると知らなかった」などと述べたことについては「祖父の代から中心になって活動してくださっていて、代表になる了解も得ている。勘違いか誤解か分からないが、事務所にも何度もおいでいただいている」と話した。
また、東京都世田谷区の妻の実家に別の政治団体「徳政会」の事務所を置き、毎年100万円以上の経常経費を計上していることについては「親族や友人の寄付の受け皿として活動しており問題ない」と話した。【五味香織】
毎日新聞 2007年7月7日 20時46分 (最終更新時間 7月7日 20時59分)
1615
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/08(日) 01:37:01
赤城農相:事務所費問題 不透明な「四つの財布」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070708k0000m010110000c.html
関連する政治団体の事務所経費の不透明さが発覚した赤城徳彦農相。「徳友会」「徳政会」「赤城徳彦後援会」「自民党茨城県第一選挙区支部」の四つの政治団体があり財布を四つ持つ形だが、そのうち三つの団体で不自然な政治資金の支出が指摘された。赤城氏は7日、釈明会見をしたが疑問は払しょくされない。
■900万円も必要か
茨城県の実家を事務所としている関連政治団体「赤城徳彦後援会」は10年間に約9045万円に上る経常経費を計上していたことが発覚したが、平均すれば年間の支出額は約900万円となる。
会見で、「支出額が多すぎるのでは」と記者から指摘されると、赤城氏は「電話代とか切手代、事務機器のリース料とかいろいろなものを積み上げた」と説明した。
さらに「家賃なしで数百万円になるのか」と重ねて問われると、赤城氏は「活動が活発な年には事務通信関係にかなり費用がかかる。多いか少ないか分からない」と語るにとどまった。
■光熱水費の混同
「後援会」は本人の実家。このため当然、両親が使う分とは区別が必要だ。この点について赤城氏は「後援会活動と生活は違うので、おのずと……」歯切れが悪く、納得できる回答はなかった。
■活動実態はあるのか
「後援会」などの活動について、常駐のスタッフがいるのかも問題となった。この点では「今はいない。忙しい時にはアルバイトやスタッフに来てもらうことはある。両親がいるので、(用があれば)いろいろ連絡してもらっている」と強調。支持者らは「(実家は)事務所として使ったことがない」と証言。元秘書も「日常的な活動はしていない」といい、赤城氏の説明の苦しさを示す。
■代表者はだれ
赤城氏は「後援会」の代表者について会見で「先代から後援会活動の中核。代表就任にあたってもご了解いただいている」と説明した。しかし、当の代表者とされる男性は「代表を頼まれたことはない」と否定している。赤城氏は、この男性の証言について「何かの勘違いか誤解」と反論した。
◇農相釈明「いろんな形態が…」
国会議員の「事務所費」を巡る疑惑が次々と明らかになる。赤城徳彦農相は7日に緊急会見し、「事務所と言ってもいろんな形態がある」「どうしてああいう報道になるのか分からない」と述べ、疑惑を否定した。繰り返される政治家の釈明。安倍晋三首相は国会の会期を延長して政治資金規正法を改正したが、「ザル法」との指摘も強い。「政治とカネ」の闇は深まるばかりだ。
赤城農相はこの日午前中から地元の茨城県に戻り、支持者らと会った。事務所費などの不透明な支出を指摘する報道が相次いで、夕方になって農水省で緊急会見、釈明した。
これまで党首クラスを含めて、与野党を問わず、多くの国会議員たちが事務所費の実態を疑問視されてきた。
疑惑を報道などで指摘されると、多くの議員が「法律に従って処理している」などと正当性を主張してきた。しつこく追及されて、記者会見に応じたケースでも、詳細を積極的に明らかにすることはほとんどない。
「秘書が処理している」と秘書を盾にして追及をかわし続けることも多い。また、伊吹文明文部科学相や小沢一郎民主党代表らは、政治資金規正法の問題点や解釈の不統一さを指摘している。
毎日新聞 2007年7月7日 22時15分 (最終更新時間 7月8日 0時32分)
1616
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/08(日) 01:48:29
赤城農相、実家に事務所経費を計上 16年間で1億2千万円 '07/7/8
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200707070299.html
赤城徳彦農相(衆院茨城1区)に関係する政治団体「赤城徳彦後援会」が、茨城県筑西市の両親が住んでいる実家を主たる事務所として県選挙管理委員会に届け、一九九〇―二〇〇五年の十六年間に、計約一億二千三百万円の経常経費を計上していたことが七日、分かった。
赤城農相は同日午後、農水省内で記者団に「(事務所は)初当選以来まさに拠点。付け替えや架空計上は全くない」と説明。安倍晋三首相は同日夕、野党の農相辞任要求について「そういう問題ではない」と述べ、法的問題はないとの認識を示した。公邸で記者団の質問に答えた。
一方、赤城農相の父親は同日午前、共同通信の取材に「家賃をもらっておらず、事務所として使ったことはない」と話した。
事務所費をめぐっては、佐田玄一郎前行政改革担当相の政治団体が架空事務所費を計上していたことが発覚し、昨年十二月に辞任。松岡利勝前農相も不透明な光熱水費について国会で追及されていた。赤城農相は自殺した松岡前農相の後任として六月に就任した。
県選管に提出された政治資金収支報告書によると、後援会事務所は茨城県筑西市赤浜の住宅。内訳は人件費が計約七千百六十万円、光熱水費が同千三百五十万円、備品・消耗品費が同千五百六十万円、事務所費が同二千二百八十万円だった。
後援会の代表として報告書に記載されている元県議は「(事務所としての使用は)聞いたことがなく、実体はない」と話している。
赤城農相は六月にも、林業団体からの寄付金などが報告書に記載されていなかったことが発覚している。一九九〇年に初当選。当選六回。
1617
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/08(日) 01:49:02
官邸にまたも火の粉 与党は懸念、野党は攻勢 '07/7/8
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200707080086.html
原爆投下を「しょうがない」と発言した久間章生前防衛相の辞任表明からわずか四日後。赤城徳彦農相をめぐり七日、関係する政治団体の事務所費問題が急浮上した。午前中は記者団の質問にも無言だった安倍晋三首相は、夕方になって急きょ記者団に「詳しく説明したと聞いている」などと釈明。火の粉を懸命に振り払ったものの、足元の「政治とカネ」の問題に的確に対応できず、またも後手に回った。参院選に向けて走りだしていた与党は影響を懸念。一方の野党は辞任要求を突き付け、攻勢に出た。
「きちんとした説明ができないと大きな問題に発展しかねない」。与党幹部は七日午前、危機感を強めた。赤城氏が記者団に説明した後も「言っている通りなら問題ないが、もう少し事態を見極めたい」と警戒を解かなかった。
自民党の中堅議員は「なぜ次から次に問題が出るのか。たがが緩んでいる。言い訳ができない。民主党に攻められる」と漏らした。事務所費問題の渦中に自殺した松岡利勝前農相の後任だけに「余計に痛い」(中堅)というのが本音だ。
参院選公示を十二日に控え、公明党は「国民に理解されるような説明責任を果たしてほしい」(斉藤鉄夫政調会長)と不安を隠さない。政治家の資金管理団体に限り五万円以上の経常経費に領収書添付を義務付ける改正政治資金規正法を主導したこともあり、党内からは「資金管理団体でない政治団体が問題になれば、法改正は実効性がなかったと批判されかねない」との指摘が出ている。
これに対し、野党各党は「(事務所費問題で辞任した)佐田玄一郎前行革担当相と全く同質で、辞任に値する。安倍首相の任命責任も本当にひどい」(市田忠義共産党書記局長)などと集中砲火を浴びせた。
小沢一郎民主党代表は、名古屋市内で記者団に「内閣でこういう状況が多すぎる。任命権者の責任は当然」と批判。鳩山由紀夫幹事長も高知県南国市で記者団に「間違ったことはしていないと言うのなら、領収書を出し潔白を証明すべきだ。それができないなら辞めるべきで、辞めないなら罷免を要求する」と徹底追及を宣言した。社民党の福島瑞穂党首も東京都立川市で街頭演説し「安倍首相は政治とカネ問題をきちんと考えていない」と語気を強めた。
事務所費問題では民主党の中井洽衆院議員が三月、虚偽記載を認めた上で訂正を届け出ており、当面は赤城氏の対応が焦点になりそうだ。
1618
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/08(日) 01:55:10
民主党:大串衆院議員が佐賀県連代表辞任 組長葬弔問で
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070708k0000m010100000c.html
民主党佐賀県連代表の大串博志衆院議員(比例九州)は7日、佐賀市の暴力団組長の葬儀会場を弔問した問題を受け、県連代表を同日付で辞任した。同日あった県連常任幹事会で了承された。大串議員は6月16日、刺殺された暴力団組長の葬儀が始まる約1時間前に会場を訪れ、香典1万円を渡して焼香した。【姜弘修】
毎日新聞 2007年7月7日 21時41分 (最終更新時間 7月7日 21時51分)
1619
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/08(日) 01:59:15
伊達・北海道議:辞職、「酒」で2回目 父の参院選考慮
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20070707ddj041040004000c.html
酒気帯び運転で昨年、違反切符を切られたことが分かった伊達忠応(ただまさ)道議(34)=札幌市厚別区選挙区、自民党・道民会議所属=が7日会見し「私の不始末について、公人としての立場の重さを深く反省し、議員辞職することにした。本当に申し訳ない」と述べた。伊達道議は05年、暴行容疑で現行犯逮捕された際にも議員辞職しており、これが2回目。12日公示の参院選に立候補予定の伊達忠一議員(68)の長男で、影響を考慮して早急に辞職を決断したとみられる。道選管によると、辞職に伴う補選は行われない。
伊達道議の説明によると、昨年10月、私用で訪れた旭川市内のコンビニエンスストアで深夜に350ミリリットルの缶ビールを購入し、駐車場で飲んだ。その後、乗用車を運転し、宿泊施設の駐車場に着いたところ、職務質問された。当時は議員辞職して会社役員の立場だったが、再選を果たした4月の選挙では、一連の事実を公表していなかった。
会見の冒頭で「大変な親不孝をした」と述べ、忠一議員からは6日夜に叱責(しっせき)されたと明かした。参院選への影響を問われると「謝罪に来ただけですので」と述べ、約15分で会見を打ち切った。週明けに釣部勲議長に辞職願を提出するとみられる。
伊達道議は忠一議員の秘書を経て、03年4月に道議に初当選。05年10月、札幌市中央区のススキノの路上で、酒に酔って自営業男性に暴行した容疑で現行犯逮捕され、同月末に議員を辞職した。【去石信一、真野森作】
毎日新聞 2007年7月7日 北海道夕刊
1620
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/08(日) 02:23:21
2007/07/08-01:48 実体ない事務所に経費計上=実家所在の政治団体−5年で3100万円・赤城農水相
http://www.jiji.com/jc/s?k=2007070800016
赤城徳彦農水相(衆院茨城1区)の政治団体「赤城徳彦後援会」が、茨城県内の実家を事務所の所在地として届け出て、経常経費として過去5年間に約3100万円を計上していたことが7日、分かった。このうち事務所費は総額で約853万円に上る。
関係者によると、実家には赤城農水相の両親が住んでおり、事務所としての活動実体はないという。農水相の母親は取材に対し、「家賃や光熱費は受け取っていない」と話した。
同後援会の事務所所在地として届け出られていたのは、茨城県筑西市内の実家。不動産登記簿によると、1987年から88年にかけ、母親ら複数の親族が贈与によって取得した。
政治資金収支報告書によると、約3100万円の経常経費のうち、家賃に当たる事務所費は5年間で計約853万円を計上。各年の事務所費は、多い年で約357万円、少ない年は約40万円と大きな開きがある。
このほか、光熱水費計約300万円、人件費計約1200万円、備品消耗品費計約740万円が、それぞれ5年間に支出されたことになっている。年間約110万円もの多額の光熱水費が計上された年もあった。
事務所費をめぐっては、議員会館に所在する松岡利勝前農水相の資金管理団体が、多額の光熱水費を計上して問題となったほか、昨年12月には佐田玄一郎行政改革担当相(当時)が、90年から2000年までに架空の事務所経費など約7800万円を政治資金報告書に計上していたことが発覚。同相は辞任した。
赤城農水相は当選6回。松岡前農水相の自殺に伴い、入閣した。
1621
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/08(日) 03:34:23
大串衆院議員、暴力団組長弔問 佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=518988&newsMode=article
民主党県連代表の大串博志衆院議員が6月に佐賀郡久保田町で刺殺された暴力団組長の葬儀会場に出向き、弔問していたことが6日、分かった。地元の町長、自民党県議らも通夜に出席していた。大串氏は記者会見を開き、「地元の人だからと、甘い判断をしてしまった。公人として軽率な行為で、深く反省している」と陳謝した。
大串氏は6月15日夜、支援者から暴力団九州誠道会鶴丸組の鶴丸善治組長=佐賀市大財1丁目、久保田町出身=の葬儀に参列するよう電話で依頼された。最初は断ったが、「地元の人たちが参列するから」と頼まれ、承諾したという。
葬儀は16日、佐賀市内の葬儀場で営まれ、大串氏は葬儀が始まる1時間ほど前に会場を訪れ、住所と氏名を記帳。香典1万円を出し、焼香を済ませて数分間で帰った。
大串氏は「(組長と)面識や関係は一切ない。葬儀の前ならいいだろうと判断してしまったが、きっぱり断るべきだった。反社会的勢力を社会全体でなくしていこうとしている中、不信感を抱かせて申しわけない」と頭を下げた。
責任問題については7日に県連常任幹事会を開き、事情を説明した上で今後の対応を決める。
殺害された組長は同町議会副議長の兄で、川副綾男町長と同郡選出の古賀善行県議も通夜に出向き、弔問していた。
川副町長は「副議長との付き合いがあり、知らん顔はできなった」と述べ、古賀県議は「副議長は幼なじみだが、公人として軽率だったかもしれない」と釈明した。また、平原康行・佐賀市議(自民)も通夜に出席。「副議長にお世話になっていたので顔を出した」と話した。
【写真】沈痛な面持ちで謝罪会見する大串博志衆議院議員=佐賀市の民主党県連本部
07月07日更新
1622
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/08(日) 03:51:35
市議の長男、暴行受ける 加西市長の失職、再選で
2007/07/07 兵庫
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000443955.shtml
三月と五月の加西市会で、中川暢三市長の不信任決議案を提出した高見忍議員の長男(36)が六月、市内の自宅で、男二人組に暴行されていたことが分かり、加西署が六日までに傷害容疑で捜査を始めた。二人組は「市長が通っとるのに(父親は議員を)なんでやめへんのや」などと言い、殴りかかってきたという。長男は全治四日間の軽傷を負った。
同署などによると、六月三十日午前十一時ごろ、長男宅に高見議員の支持者と名乗る六十代の二人が現れ、長男が名前を尋ねたところ暴行されたという。二人は白い軽トラックで逃げた。
一方、出直し市長選後の六月下旬、高見議員宅に「議員を辞めろ」という電話があり、その後、長男宅にも電話や訪問で嫌がらせがあったという。高見議員は「市政のチェック機関としての議会の役目を担ってきただけだ。脅迫や傷害は許せない」と話している。
1623
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/08(日) 08:40:08
証拠示さず全否定 赤城農相、強気の姿勢に終始
2007年7月8日 朝刊
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2007070802030515.html
官製談合や政治資金をめぐる疑惑の渦中にあった松岡利勝前農相の自殺により、急きょ就任して一カ月余。今度は、赤城徳彦農相の政治団体の経費をめぐる疑惑が浮上した。団体事務所の所在地は両親宅。母親も代表の元県議も「活動していない」と口をそろえるが、十年間で九千万円以上の事務所経費が計上されていた。赤城農相は「付け替えや架空計上はない」と強調するものの、経費の詳細は伏せたまま。辞任に追い込まれた佐田玄一郎・前行政改革担当相に始まった相次ぐ閣僚の疑惑。参院選を前に、政治不信が、また募る。
「付け替えとか架空のものの計上はない」。赤城農相は七日夕、農林水産省のエレベーターホールで取材に応じ、約三十分にわたり、事務所の会計処理に問題がなかったとの説明を繰り返して不正処理の疑惑を全面否定した。しかし、どんなに記者団から問われても経費の詳細は明かさないまま。同様の疑惑を追及された松岡前農相の国会答弁のリプレーを見るかのような、歯切れの悪い説明に終始した。
赤城農相は、予定時間より約三十分遅れて記者団の前に登場。政治団体「赤城徳彦後援会」の所在地として届けていた茨城県筑西市の両親宅について「祖父(農相を務めた故宗徳氏)の代から、選挙や後援会活動の中核となっていた場所だ」と、事務所の実体があることを強調した。
同団体は二〇〇五年までの十年間で約九千万円の経常経費を計上していた。多い年は二千万円近くに上るが「電話代や切手代、事務機器のリース料などを積み上げた額。多いか少ないか、私には分からない」と釈明。同期間に五千万円以上の人件費を計上した点については「スタッフは常駐していないが、忙しい時にはアルバイトを雇っている」とし、架空経費の計上を否定した。
両親への家賃などの支払いは「実家だから払っていない」と述べた。
団体の代表が「勝手に代表にされていた」と述べていることを指摘されても、「勘違いなのか誤解なのか分からないが、祖父の代から長年にわたって支えてもらっている人。代表になるときも了解をもらっている」。
「疑惑を晴らすために光熱費などの領収書を公表するのか」との問いかけには、「公表すべきものは公表している。問題なく行われているということでご理解いただきたい」とかわした。
終了の間際には、余裕があるふうに、笑みを見せる場面も。募る疑惑をよそに「(今回の件について)官邸から、特段どうするということも聞いていない」「(政治資金の報告は)極めてすっきりしていると思います」と強気の姿勢に終始した。
◆母「事務所、実体ない」
赤城徳彦農相の政治団体が、茨城県筑西市にある実家を事務所の所在地として届け出ていたことについて、同農相の母親は七日、取材に対し、「家賃や光熱費は受け取っていない。秘書などはおらず、わたしたち(夫婦)が住んでいるだけ」と話し、事務所としての実体がないことを明らかにした。
母親は、赤城農相が農水省を辞め、選挙に出馬する際に実家を事務所としたと説明。しかし、「選挙の際には水戸の事務所が中心で、ここを使って活動はしていなかった。ここが(政治資金収支)報告書に記載されていることも知らなかった」と語った。
農相の公設秘書からは、以前から「間違った使い方はしていない」と説明されていたことも明らかにした。
◆後援会元県議も「勝手に代表にされた」
一方、赤城徳彦後援会の政治資金収支報告書に代表として記載されている元茨城県議も同日、「勝手に代表にされていた。実際には事務所の実体はないはずで、非常に不満に思っている」と話した。
十期四十年にわたり県議を務め、議長などを歴任したベテランで赤城農相の祖父の宗徳氏の選挙には協力していたが、赤城農相本人の選挙については「積極的に関与していない」と説明。「なぜ、勝手に代表にされていたのか分からない」と話している。
また、同後援会事務所の実体については「宗徳さんの選挙では事務所として使っていたこともあったが、今は使用していないはず。(収支報告書の記載は)ありえないと思う」とし、事務所としての実体がなかったとの認識を示した。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/08(日) 09:21:53
【茨城】
『一日も早く説明すべき』 農相偽装報告疑惑 参院選目前、新たな懸念
2007年7月8日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20070708/CK2007070802030584.html
参院選公示目前に明らかになった赤城徳彦農相(衆院茨城一区)に関係する政治団体の事務所費疑惑。県内でも、年金や「政治と金」の問題で逆風を受けている自民党にとって、新たな懸念材料として浮上した。地元関係者からは説明責任を求める声が上がった。
安倍首相は七日、参院選や結城市長選の立候補予定者を応援するため同市を訪問。首相に先立ち演説に立った地元の自民党関係者たちは次々と、「逆風が吹いている」と危機感をあらわにした。
そんな中、同党公認で参院選への立候補を予定している長谷川大紋県議は記者団に対し「(赤城氏)本人か関係者が、一日も早く(国民が)納得できるような説明をすべきだ」と語った。
農相の祖父・赤城宗徳元衆院議員の秘書を務めたことがあるという新井昇県議は、今回問題視されている農相の親族宅について「宗徳さんが辞めるまで事務所に使っていたが、それ以降のことは分からない。従来の事務所のまま(選管の届け出の)変更をしていなかったのでは。一時、下妻市に移した事務所も届けておらず、ずさんと言えばずさん」と話した。 (中西公一)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/08(日) 12:39:45
事務所費問題、安倍政権で4例目…「脇の甘さ」指摘も
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070707i1w7.htm
安倍内閣で、閣僚の事務所費が問題化したのは赤城農相で4例目となる。発足からわずか9か月の間に、同じ問題が繰り返し浮上する事態に対し、安倍首相の閣僚の人選に対する「脇の甘さ」を指摘する声が強まりそうだ。
「もちろんちゃんと見てますよ」
安倍首相は7日夕、記者団に赤城氏の農相起用に際して事務所費の問題を調べたかどうかを問われると、こう強調した。
これまで、事務所費が問題視された閣僚は佐田玄一郎・前行政改革相、伊吹文部科学相、松岡利勝・前農相。このうち佐田氏が閣僚を辞任し、松岡氏が自殺するなど事務所費問題は安倍内閣にとって「鬼門」ともいえる問題だ。
松岡利勝・前農相の場合は、資金管理団体が家賃や光熱水費のかからない衆院議員会館に事務所を置きながら、2001〜05年で事務所費計約1億4275万円、光熱水費計約2881万円を計上していた。松岡氏は国会で野党から追及され、「ナントカ還元水(の装置)を付けている」などと説明したが、松岡氏の自殺により、事務所費の詳細な使途は不明だ。
佐田玄一郎・前行政改革相は自らの政治団体「佐田玄一郎政治研究会」が1999年までの10年間に賃貸契約を結んでいない東京都豊島区内の事務所家賃約7840万円を政治資金収支報告書に記載していた。昨年12月に「違法性があった」として虚偽記入を認め、閣僚を辞任したが、何が違法性のある行為だったのかについてはいまだに明らかになっていない。
一方、伊吹文部科学相も松岡氏同様、衆院議員会館に資金管理団体の「主たる事務所」を置きながら、01〜05年までの5年間に計2億2695万円の事務所費を政治資金収支報告書に記載していた。伊吹氏は「政治活動をしていく上で、必要な食料費、冠婚葬祭費がある。事務所費と人件費でしか処理できない」と釈明した。
赤城氏は7日夕、「長年にわたり後援会活動をしている拠点で、事務所費も計上すべきものについて計上している」と農水省で記者団に語ったが領収書の提出はしない方針で、今後、詳細な使途が説明できるかどうかが問題になりそうだ。
ただ、政治資金規正法では、政治団体の支出を経常経費と政治活動費に分類し、問題となった事務所費などの経常経費は総額を記すだけで内訳の公表は必要とされていない。
このため、赤城氏のケースでも、法的にはこれ以上の詳細を公表する義務はないとされている。首相は、こうした制度を十分に考慮に入れた上で、赤城氏を「守りきれる」と判断したと見られる。
(2007年7月8日1時44分 読売新聞
1626
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/08(日) 17:43:14
地元に困惑の声 赤城農相問題
2007年07月08日 朝日茨城
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000707080004
赤城農水相を支援する政治団体「赤城徳彦後援会」が実家を主な事務所として届け、多額の経費を計上していた問題が7日発覚し、県内の支持者の間にも動揺が広がった。赤城氏は記者団に「架空や付け替えはなく、実体はある」と強調する一方、団体代表と明記された元県議は「事務所として機能していなかったのではないか。団体の代表になっているとも思わなかった」と話し、赤城氏の説明と食い違った。地元の関係者からは「真意を知りたい」と困惑の声が上がった。
水戸市内から上京した衆院茨城1区選出の赤城氏は同日午後5時ごろ、農水省内で報道陣の質問に応じた。
筑西市赤浜の実家が後援会事務所になっていることについて「初当選以来、後援会活動の拠点。地元の人からも周知された象徴的な場所」と実態があることを強調。その上で「実家なので家賃や人件費を払うのがおかしいかなと思う」と話し、事務所費に家賃は含まれないことを明かした。
さらに、10年間で約9045万円を計上した事務所費は「電話代や切手代とかを計上することになっており、そういうものを積み上げて報告している。架空や付け替えはない」との答えに終始。淡々とした表情で、同じ文言を繰り返した。
一方で、政治資金収支報告書で同後援会の代表者と記載されている元県議は実家について「小選挙区になってからは徳彦さんの事務所として使ったことはなかったはずだ」と説明。赤城氏の母親は「選挙の時は秘書や事務所の人が来ることもある。ただ、(祖父の宗徳氏の時は)ここで会合などをやることもあったが、徳彦の代になってからはないし、ここに人を集めることもない」と述べた。
筑西市に合併前の旧明野町の元後援会幹部は「選挙の時は事務所らしくなるが、事務所として位置づけていたのかは分からない」と困惑した表情で語った。
祖父の宗徳氏が国会議員時代に秘書を務めていた新井昇県議は「中選挙区から小選挙区になって活動拠点を水戸に移した後も、(収支報告書の)記載をそのままにしていたのではないか。真意が分からなく本当に困っている。会って早く真意を確かめたい」と述べた。
1627
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/08(日) 19:43:22
赤城農水相窮地、両親「知らない」
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070708-223821.html
赤城徳彦農水相(48)の政治団体「赤城徳彦後援会」が、茨城県筑西市の両親が住む実家を主たる事務所として届け、90〜05年の16年間に計約1億2300万円の経常経費を計上していたことが7日、分かった。両親は「事務所として使ったことはない」と証言したが、赤城氏は同日夕、記者会見し、「架空計上は全くない」と疑惑を否定した。事務所費問題では、佐田玄一郎前行革担当相(54)が辞任、松岡利勝前農水相も追及されていた。
茨城県選挙管理委員会に提出された政治資金収支報告書では、後援会の事務所の所在地は茨城県筑西市の赤城氏の実家で、90年の初当選から05年までの16年間に約1億2300万円が経常経費として計上されていた。
しかし、赤城氏の父毅彦さん(77)は「家賃をもらっておらず、事務所として使ったことはない」説明。「事務所として登録されていたことは全く知らなかった。常駐スタッフはおらず、選挙中も活動はない」と証言した。また、収支報告書で後援会代表とされている元県議の青木来三郎氏(85)も「先代(祖父の赤城宗徳農相)の時代は実家で活動したが、赤城農水相の初当選以来、あの家には入ったことがない。私が代表になっていたのも知らない。事務所の活動実態もない。裏切られた気持ちだ」と激怒した。
報道陣の質問には一切答えず、赤坂の議員宿舎から茨城入りしていた赤城氏は同日夕になって農水省に現れ、緊急会見した。「活動経費として積み上げた結果。付け替えや架空の計上は一切ない」と、疑惑を否定したが、報道陣から「住んでいる人(両親)が実家が事務所だったことをご存じないが…」と問われると「どう取材があったか直接聞いていないので分からない」と釈明。90年以降1度も実家に入ったことがないとしている青木氏の証言についても「度々(実家に)入って活動していただいている。勘違いか誤解か」などと苦しい説明に終始した。
また、「経費は実家の生活費と別々に請求書がくるのか」と問われて「承知していない」と答える一方で「光熱水費は実家の生活分と分けているか」と問われると「区分けはない」と答えるなど、発言は一貫しなかった。さらに実家の使用状況について「活動の拠点で地元の方にとっても象徴的な場所」と説明したが「『象徴的な場所』を最近では具体的にいつ使用したか」と問われると「いつ何をしたか、分からない」と、目を赤くして答えた。
野党からは辞任や罷免を求める声が上がっているが、進退については「(経常経費の計上は)間違いなくやっている」と辞意を否定した。今後詳細を明らかにする考えはないという。
[2007年7月8日8時26分 紙面から]
1628
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/09(月) 10:21:15
光熱水費に不自然さ 赤城農相政治団体
2007年7月9日 07時33分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007070990073335.html
赤城徳彦農相(衆院茨城1区)の政治団体「赤城徳彦後援会」をめぐる事務所費疑惑で、安倍晋三首相は8日、出演したテレビ局の番組で、「光熱費が月800円の人を辞めさせるのか」と農相の罷免を拒否したが、後援会の政治資金収支報告書では、1999年分で約131万円(月約10万円)が計上されるなど、以前は100万円を超える光熱水費が計上されていたことが分かった。同後援会と農相が支部長を務める自民党茨城県第1選挙区支部(水戸市)の収支報告書に記載された光熱水費を見比べても、不自然さが浮かび上がる。
同後援会は、農相の両親が住む実家(茨城県筑西市)を事務所として茨城県選管に届け、2005年までの10年間に約9045万円の経常経費を計上している。
代表者の元茨城県議は「勝手に代表にされた。事務所に実体はない」と証言。赤城農相は「水戸でも活動しており、水戸の分も計上している」と語り、政党支部の分を同後援会の経費に上乗せしたと説明した。
しかし、後援会の収支報告書では、事務所の電気・ガス代や水道料など固定的な経費であるはずの光熱水費は、最も多い時期で約131万円(99年分)を計上する一方、05年分では、政党支部分と合わせても一般家庭の1カ月分にも満たない約2万円しか計上されないなど、年によって大きなばらつきがあることが分かった。
一方、過去10年分の政党支部の収支報告書を見ると、光熱水費の計上は05年分だけで、他の年には一切計上されていない。家賃などとともに事務所費としてまとめることも考えられるが、報告書では05年以外、事務所費と家賃が同じ額で、光熱水費が含まれる余地はなかった。
この日、テレビ各局をはしごした安倍首相は、農相をかばい続けた。「かつておじいさん(赤城宗徳元農相)の時代に本拠だった実家から徐々に水戸に移ったということだ。実家の占める割合がだんだんと小さくなり、水戸の事務所の方が大きくなってきたのだろう」と指摘。
05年分の後援会の光熱水費9600円に触れ、「月800円の人を辞めさせるのか」と強調したが、後援会の収支報告書では、99年分の131万円のほか、98年の129万円、01年の109万円など800円どころか、月約10万円前後を費やしていた時期が続いていた。
赤城徳彦農相は8日夜、同相の政治団体である「赤城徳彦後援会」が茨城県の実家を事務所の所在地として届け出、多額の経費を計上していた問題で、実家での後援会活動の実態をめぐり農相と両親の認識が食い違うとの報道について「(取材時のやりとりでの)単純な誤解だ」と述べ、認識に差がないことを強調した。都内で記者団の質問に答えた
◇
また、同相は世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)に関連して今週計画している欧州への出張を、予定通り実施すると表明した。
実家での後援会活動に関して赤城農相は「長年、後援会の方に集まってもらい、いろいろな会合を行ってきたのは皆さんご存じのことだ。事実はただ一つしかない」と述べた。
その上で同相は「(取材に応じた両親の)答え方が誤解を招いた」と指摘した。
(東京新聞)
1629
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/09(月) 10:21:55
「地元活動の拠点」と釈明 事務所費問題で農相両親
2007年7月9日 08時41分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007070901000095.html
赤城徳彦農相の関係政治団体「赤城徳彦後援会」が、両親の実家を主たる事務所として事務所経費を計上していた問題で、茨城県筑西市の実家に住む両親は「今でも地区幹部会など地元の会合は行われたり、水戸の事務所と相まって、地元の活動の拠点となっている」と釈明する文書を、9日までに出した。
文書は「自宅が後援会事務所として使われていないかのような報道がされているが、私どもの真意が伝わらず、騒ぎが大きくなって驚いている」とした上で「以前は秘書が自宅に常駐していたが、今は事務を水戸事務所で行わせていることから、事務を行う事務所としての活動が以前ほど活発でないという趣旨でお話しした」とした。
父親は7日、「家賃はもらっておらず、事務所として使ったことはない」と話していた。
(共同)
1630
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/09(月) 11:04:28
久間防衛相が辞めた「もうひとつの理由」 (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/09gendainet02032646/
辞任会見ではニヤニヤし、防衛省を去るときもニコニコしていた久間前防衛大臣。針のムシロからの解放感かと思ったが、「別の理由がある」という政界関係筋がいる。ズバリ、「火の粉が飛んでくる前にトンズラしたんだ」というのである。朝日新聞が2日、唐突に社会面トップで取り上げていた次期戦略輸送機CXのエンジンにまつわるゴタゴタだ。
「防衛省は現行の輸送機のリタイアに伴い、次期CXは国産と決め、川崎重工が選ばれた。エンジンは米GE社製を採用することになっている。ところが、間に入るはずだった老舗の防衛商社、山田洋行で内紛が勃発し、昨年、旧防衛庁出身の宮崎元伸氏がごっそり仲間を引き連れて退社、新会社『日本ミライズ』を立ち上げた。そうしたら、GEは山田洋行からミライズに販売代理店を変更することを通知してきたんです。そのため、防衛省もミライズにエンジンを発注する可能性が濃厚なのです」(防衛産業関係者)
エンジンは1基数億円で、将来を見越すと総額1000億円の商取引だ。実績がないミライズは防衛省の格付けでDランク。山田洋行はAランクだ。ポッと出の新会社が老舗防衛商社を出し抜き、巨額の取引を成功させようとしているのである。
「当然、政官界の引きがあったのでしょう。それでなくても、防衛利権は政治的人脈で決まっていく。今、両社のイザコザは裁判沙汰に発展しています。内紛はお互いの暴露合戦になるかもしれません。東京地検も重大関心を寄せている矢先に、久間さんが辞めちゃったんです」(司法関係者)
防衛利権は久間が属する旧経世会が独占してきた金ヅルだ。久間は防衛大臣になる前は、防衛利権を仕切る大物政界フィクサーとワシントン詣でを繰り返していた。このフィクサーは外務省外郭団体の専務理事の肩書を持ち、三菱重工などの大手企業の担当者も頼っている。ついこの間も、三菱重工の幹部とゴルフしていたところを写真に撮られた。
怪しい人物が跋扈(ばつこ)してきた防衛産業で、仲間割れが起こり、パンドラの箱が開いた。途端に久間はニヤニヤしながら辞めたのである。
【2007年7月6日掲載記事】
1631
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/09(月) 16:23:17
両親らの説明の変遷は選挙制度変更の影響? 赤城農水相
2007年07月09日12時51分
http://www.asahi.com/politics/update/0709/TKY200707090134.html
赤城農林水産相の政治団体が茨城県筑西市の実家を所在地とし、事務所費として多額の経常経費を計上していた問題で、赤城氏は9日午前、都内で報道陣の取材に応じた。当初、両親や後援会代表者らが「最近は活動実態はない」との趣旨の発言をしたことについて、「中選挙区時代の後援会活動のやり方と小選挙区になってからの政党中心のやり方と変わってきた。そこをあまり活動していないととられたのかもしれない」と釈明し、選挙制度の変更が影響したとの見方を示した。
赤城氏は「中選挙区制から小選挙区制に変わって、新たに水戸が選挙区になった経緯を含め、改めて明日の閣議後の会見で整理して説明したい」と述べた。
当初、赤城氏の両親らは実家の事務所について「徳彦の代になってからは使っていない」と答えたが、8日になって「今でも地元の会合が行われ、活動の拠点」とのコメントを出し、修正した。赤城氏は9日、政治団体から両親の生活費などへの支出はないとし、「公私混同はありません」と強調した。
ただ、詳細な内訳の公表については「実際の支出を計上しているわけで、月々の額にすればみなさんわかってもらえると思う。きちっと公表しており、これ以上でも以下でもない」と拒んだ。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/10(火) 02:34:27
伊達道議辞職:次点候補が「繰上げなし」に不服の上申書
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20070710hog00m040005000c.html
酒気帯び運転が発覚し、辞職を表明していた自民党・道民会議所属の伊達忠応(ただまさ)道議(34)=札幌市厚別区=が提出した釣部勲議長あての辞職願が、9日午後の本会議で承認された。補選は行われず、欠員となる。一方、4月の道議選の同選挙区(定数2)で次点だった行政書士の松山丈史(たけふみ)氏(33)が、繰り上げ当選されないのは不服として、来週にも道選管へ上申書を提出することが分かった。
道選管によると、公選法で繰り上げ当選が認められるのは4月8日の選挙から3カ月の今月8日までで、松山氏は1日差で議席を逃した。松山氏は「(8日は日曜なので)判例によると、民法の規定を援用すれば期限は9日と解釈できる」と主張。「(伊達氏の2度の辞職で)道議が1人不在の状態が通算5年以上続くのは(厚別区民に)不平等だ」と話している。
高橋はるみ知事は同日の会見で伊達道議の辞職に触れ、「極めて残念。(酒気帯び運転の)情報を開示せずに4月の道議選に立候補したのは政治家としてやってはいけないこと」と話した。議会事務局によると、3年以上の在職が要件となる退職一時金は今回は支払われない。【大谷津統一、真野森作】
2007年7月10日
1633
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/10(火) 09:24:54
流山市議逮捕 社民県連が除名 本人は辞職の意向 讀賣千葉
女子中学生にわいせつ行為をしたとして流山市議の菅沼樹夫容疑者(58)(社民)が8日、強制わいせつの疑いで埼玉県警春日部署に緊急逮捕されたことを受け、社民党県連は9日、菅沼容疑者を除名処分とするとともに、弁護士を通じて議員辞職を勧告した。
同党県連によると、菅沼容疑者は、接見した弁護士に辞職の意向を示しているという。
市選管によると、菅沼容疑者が、4月の市議選から3か月にあたる今月22日までに辞職した場合は、公職選挙法の規定により、次点だった田中美恵子・前市議(73)(選挙時は社民公認、その後離党)が繰り上げ当選となる。
また、同市議会でも9日、各党・会派代表者会議が行われ、馬場征興議長名で菅沼容疑者に辞職を申し入れることを決めた。
(2007年7月10日 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/10(火) 09:31:04
公選法違反の塩谷被告初公判 今後は政治活動しない
口裏依頼、申し訳ないと反省 讀賣三重
公職選挙法違反(供応買収など)の罪に問われた元県議塩谷龍生被告(67)は9日、津地裁で開かれた初公判で、県議辞職を決意した理由を、共謀した運動員の女性(69)(執行猶予付きの有罪判決)に、自分をかばう虚偽の供述をさせたのが決め手となったと明かした。さらに、塩谷被告は法廷で「今後は一切、政治活動にかかわらず、立候補するつもりもない」と表明した。
検察側の冒頭陳述などによると、塩谷被告が4月の県議選で当選した直後、運動員女性は県警から、有権者を招いた宴会を開き、塩谷被告への投票や票の取りまとめを依頼した公選法違反容疑で取り調べを受けた。女性は調べに対し、この宴会費用について「自分が出した」と供述。これを知った塩谷被告は、電話で女性に「その線で」と口裏合わせを依頼した。
被告人質問で、弁護側が「あなたをかばったために、運動員は長い間拘束された。心苦しく思い、申し訳ないという気持ちから辞職したのではないか」と問うと、「そうです」と力無く答えた。
さらに、検察側も「運動員がかばったことについて、どう思うか」と追及。塩谷被告は「私の不徳の致すところで、弁解の余地はない。当選したばかりで、いろいろなことが頭をよぎった。私がもっと早く(本当のことを)言うべきだった」とうつむいた。
そのうえで、「人間として最低の卑劣な行為をした。申し訳ない」と、反省の弁を口にした。
(2007年7月10日 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/10(火) 11:01:26
「事務所として実態あった」赤城農相後援会代表も前言翻す
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070709ic24.htm
赤城徳彦農相(衆院茨城1区)の政治団体「赤城徳彦後援会」の事務所費問題で、後援会代表で元県議の青木来三郎氏(85)が9日、茨城県古河市の自宅で記者会見を開いた。
青木氏は「主たる事務所」として届けられていた赤城農相の実家(茨城県筑西市)について、「事務所としての実態があったと認識している」と述べ、これまでの発言を翻した。青木氏は7日、「(実家を)事務所として使われてはいない」と話していた。
しかし、この日の会見では「(問題発覚後に)後援会幹部から説明があり、実態があったと確認した。選挙の情報交換に使ったのではないだろうか」と説明した。
(2007年7月9日22時19分 読売新聞)
1636
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/10(火) 13:00:44
社民党困惑、強制わいせつで流山市議逮捕…参院選に逆風
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200707/sha2007071000.html
14歳の女子中学生にわいせつな行為をしたとして、社民党所属の千葉県流山市議(58)が9日までに、強制わいせつ容疑で埼玉県警に逮捕された。逮捕当初は職業について市議の身分を明かさず「豆腐屋だ」とだけ説明。参院選公示(12日)直前に起きたハレンチ事件に、千葉選挙区の社民党候補の陣営は「逆風です」と大弱りだ。
◇
「9条と年金があぶない」をスローガンに参院選に向かう社民党。身内にはもっとアブナイ男がいた。
埼玉県警春日部署に逮捕されたのは、千葉県流山市野々下の菅沼樹夫容疑者(58)。調べでは、8日午前11時半ごろ、春日部市の東武線春日部駅改札口付近で、同市内の中3の少女に「一人なら遊ばない?」などと声を掛け、近くのラブホテルに連れ込み約30分間、服を脱がして体に触るなどのわいせつな行為をした疑い。
少女はホテルを出た後、近くの交番に駆け込んだ。署員がホテルから200メートルほど離れた路上に座り込んでいた菅沼容疑者を発見、容疑を認めたため逮捕した。
菅沼容疑者は参院選に向け「地元候補者の応援に入っていた」(同党千葉県連流山支部)が、犯行当日は出会い系サイトで知り合った女性と春日部駅近くで待ち合わせ。しかし、すっぽかされてしまい、少女とは面識もないのに「たまたま目が合った」だけで声を掛けたという。
少女は「怖くて逃げられなかった」と話しているという。同駅で友人と待ち合わせし、大人びた服装だった。菅沼容疑者は「18、19歳だと思った。申し訳ないことをした」と供述している。
菅沼容疑者は妻帯者で平成15年4月に初当選し現在2期目。自身のホームページでは「困ったときの“みきお”さん 市民誰もが安心して暮らせる街づくりを目指します」とアピールしている。当初、職業を実際に自営している「豆腐屋」とだけ話していたが、同署が家族に問い合わせて市議でもあるとバレてしまった。
社民党の参院選候補者への逆風は強く、中でも直撃されそうなのは千葉選挙区に出馬する青木和美氏(56)。陣営によると、青木氏はテレビで事件を知り「許されることではない」と激怒した。陣営は「青木氏は元中学校の先生ですから心を痛めています。街頭演説では有権者に謝るしかない」と話した。
県連は菅沼容疑者の除名と議員辞職勧告をすることを決定。「参院選公示前にこのような事件を起こし深くおわび申し上げる」との談話を出した。
★千葉選挙区は激戦
千葉選挙区(改選数3)は、これまで改選数2で自民、民主が1議席ずつ分け合う“無風状態”が続いていたが、今回から改選数が1増し激戦区に。自民と民主が各2人を擁立、社民、共産、国民新も候補を立て前県議も無所属で出馬を表明。少なくとも8人が出馬する見通し。
自民が複数候補を擁立したのは千葉と東京だけ。公示日の12日には安倍晋三首相(52)が選挙区入りする“重点区”だ。5月にようやく青木氏を擁立した社民は「自民が逆風となり、出遅れを挽回して攻勢をかける時期だった。事件を起こしてしまうとはもったいない」(県連関係者)と恨み節だった。
1637
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/10(火) 13:07:02
赤城農相、辞任か続投か…10日再会見
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070710-OHT1T00004.htm
赤城徳彦農相の関係政治団体「赤城徳彦後援会」が茨城県筑西市の両親の実家を主たる事務所として事務所経費を計上していた問題で、実家に住む両親と後援会代表者が9日、「事務所の実体がない」との発言をそれぞれ撤回し、「地元活動の拠点だった」などと釈明した。赤城農相は10日に再会見を行い、経緯を説明する予定だ。安倍晋三首相はこの日も「問題ない」とフォローしたが、野党はさらに追及する構えで、問題が尾を引くのは確実だ。
これまで「(事務所は)実体がない」としていた後援会代表の青木来三郎元県議はこの日、同県古河市内で記者会見し、「『実体がない』と言ったのは説明不足だった」と発言を撤回した。
青木元県議は「発言後に、別の県議から実家を事務所として使っていると聞いた」と釈明。政治資金収支報告書に代表と記載されていることに対して同元県議は「(後援会)会長という認識はあったが、代表という認識はなかった。(経理は)事務方がしていたので、私は口を挟んでいなかった」と話した
別の県議も「(事務所費は)茶菓子ぐらいだと思うが、地域の人は何かの時に集まれる事務所だと思っている」とした。
「家賃はもらっておらず、事務所として使ったことはない」としていた両親も「地元の活動の拠点となっている」と"前言撤回"。実家で取材に応じた父親は「広間には茶わんが100個以上あるし、500人ぐらい来たこともあった。ファクスやコピー機はないので『事務所でない』と言っていたが、(今も)妻が電話の対応をしている」と説明した。
赤城農相はこの日も「付け替えや架空計上はない」と適切に処理していることを強調。だが、与野党から「説明不足」の批判が相次ぎ、10日に再会見することになった。
安倍首相は「問題ない」と再び農相を擁護。領収書添付の義務付けを資金管理団体に限定した改正政治資金規正法の再改正は検討課題になると表明し、事態の沈静化に懸命。
だが、「赤城疑惑」は参院選に向け自民党への痛手になることは必至だ。両親らが前言撤回したことについて、政治評論家の浅川博忠氏は「取り繕っていて見苦しい。最初の親の発言が限りなく実体に近いのではないか。世間が納得するわけがない。逆にマイナス作用になる」と指摘。「年金問題よりも『政治とカネ』の方が国民にとって大きな怒りになる可能性がある。会見次第で山を越せるのか、(赤城氏)辞任までいくのか決まるでしょう」と見る。
「今までのことを含め、整理してお話ししたい」という赤城氏の会見で、幕引きなるか。これまで通りの説明では野党が攻勢を強め、安倍政権のさらなる打撃になる恐れも出てきた。
(2007年7月10日06時00分 スポーツ報知)
1638
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/10(火) 13:12:35
赤城農相“事務所”の怪…豪邸にはコピー機すらなし
「人の出入りなし」地元民も否定
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007070901.html
“迷走”する赤城農水相の父、毅彦氏=8日夜、茨城県筑西市
赤城徳彦農水相の事務所費問題で、茨城県筑西市の“後援会事務所”が批判の矢面に立っている。官房長官や農水相などを務めた祖父の時代は、地元民の駆け込み寺のような存在で尊敬を集めていたという。だが、今は地元からソッポを向かれ、「事務所なんて聞いたことがない。人の出入りもない」と言われる始末。渦中の父親は「事務所だ」と当初の主張を反転するも、コピー機すらない実態を自ら暴露するあわてぶり。どう見ても、そこは立派な「家」だった。
【父は前言を撤回】
赤城農水相の実家は筑波山を臨む田園地帯にそびえ立っていた。
当初は「事務所じゃなかった」と受け答えしていた赤城農相の父、毅彦氏(77)は8日夜、ようやく姿を現し、「ここは昭和8年から事務所だったんです」と、いとも簡単に前言を撤回した。
ご丁寧に、「事務を行う『事務所』としての活動が以前ほど活発ではないという趣旨で発言した」と記したコメントを3枚配ったが、同じ文章でしかも手書き。赤城農水相は7日、経費について「事務機器のリース代に積み上げた額」と弁明したが、コピー機さえないらしい。16年間で1億2300万円の事務所経費は、紙とペンに消えたようだ。
「テーブルや事務員、事務機械みたいな近代的なものはないが、必要なときに後援会から貸してもらう」とも語ったが、使用頻度や光熱費の区別、事務機のリース代などに質問が及ぶと「事務所に聞いてください」と、いきなりトーンダウンしてしまった。
実家は赤城農水相の祖父にあたり、農相(計6回)、官房長官、防衛庁長官、党総務、政調会長など要職を歴任した故・赤城宗徳氏の時代から使われていた。「約120年前に立てられた」(近所の住人)という文化財級の豪邸は延べ床面積450平方メートル。蔵2棟に物置1棟、庭、裏庭もある。
現在はゴルフ場とガソリンスタンドを経営する赤城氏の両親が暮らすのみで、電気メーターは古びた蔵と母屋の2系統、ガスは小ぶりのボンベが2本にメーターは1つと、居住部と事務所に分けようもない。
【乳房付きの門】
特徴的なのは巨大な門。「宗徳さんの青年隊長だった。心配して駆け付けた」という結城市の男性(70)は、門に付いた乳金物(ちかなもの)とよばれる文字通り乳房のような装飾を「見てくれ」と指差した。
「おっぱいが付いている。どんなに困った人でも受け入れるという意味を持つ。それが8つもついている家はないべー。土地改良やなんかで世話してもらおうと、宗徳さんのところには、毎日のように陳情が来ていた」と証言。かつては事務所的な役割もあったようだ。
赤城農水相の実家は大豪邸。門には乳金物(左)と呼ばれる“おっぱい”がいっぱい
元青年隊長によると赤城家は代々、下妻の広大な農地を所有する地主だった。それでも、「農地解放のずっと前に宗徳さんがタダみたいな年貢で小作に土地を分け与えた。人徳のある人で田中角栄に似ていた」といい、選挙ともなれば数百人の支持者で屋敷はごった返すほどにぎわったという。
ところが、選挙改革で中選挙区から小選挙区に移行し、選挙区に都市部で大票田となる水戸市が加わった。このため、「当時、水戸は自民党が弱かった。必然的に水戸で顔を売らざるを得なくなり、後援会の主たる事務所は水戸に移った。今でも地域の後援会でも時々使わせてもらっている」と語るのは地元後援会関係者。「16年も事務所じゃなかったというのはウソ。確かにこの1、2年は使ってないが…」と、現状はやはり「家」のようだ。
同じ町内会に住む農業の男性(79)は「事務所なんて初めて聞いた。徳彦になって全然、人寄せしねーんだわ。選挙も全部、水戸でやるようになり、人の出入りなんてない」と事務所的機能を完全に否定する。人寄せしない不義理からか、おひざ元の旧明野町内では赤城氏や自民党のポスターを貼る家屋は極めて少なかった。
ZAKZAK 2007/07/09
1639
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/10(火) 14:42:17
農相、領収書公開に難色 事務所費問題
2007年7月10日 14時00分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007071090140035.html
赤城徳彦農相(衆院茨城1区)の政治団体「赤城徳彦後援会」が茨城県筑西市の実家を主たる事務所として経費を計上していた問題で、赤城農相は10日、閣議後の記者会見で「実家以外に、水戸市や下妻市の事務所の経費を合算した。公私混同はない」と語り、あらためて架空計上などはなかったと強調した。しかし、経費を裏付ける領収書の公開については「現在の法律に従っている」と拒否の姿勢を貫き、各事務所の支出の内訳も明かそうとはしなかった。
また、東京都世田谷区にある赤城農相の妻の親族宅を所在地とする政治団体「徳政会」が9日、解散の手続きを取ったことを明らかにした。
赤城農相は世界貿易機関(WTO)の交渉のため、10日午後に渡欧する予定で、その直前の会見となった。
農相は「これまでの質疑応答で、必ずしも事実関係が正確に伝わらなかったので、整理したい」と切り出し、準備していた書面を20分以上にわたりゆっくりと読み上げた。
赤城徳彦後援会が2005年までの10年間に、約9千万円の経常経費を計上していた点について、赤城農相は「中選挙区から小選挙区に(衆院選の選挙制度が)変わり、新たに水戸市に事務所を開設した。一時期は下妻市にも事務所があり、それらを合算してある程度の額になった」と説明した。
また、実家についても「水戸の事務所の活動割合が大きくなっていったが、古くからの後援者の活動の場になっており、陳情も受けている」と、あらためて活動実体があることを強調した。
水戸事務所は、自民党の第一選挙区支部と同居しているが、「コピーなど明確に区分できない経費は事務所間で案分している」と説明。
だが、詳細を示す領収書の公表については「ルールにのっとり、公表すべきものは公表している。今の説明で理解してほしい」などと、これまでの答えを繰り返しただけだった。
一方、徳政会については「細々と活動していたが、代表者は100歳を超えており、今回を機に解散したいとの申し出があった」と語った。
(東京新聞)
1640
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/10(火) 18:46:57
赤城農水相、開き直り会見…領収書公開拒否
呪文のように「法律にのっとって…」17回
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071019.html
事務所費問題が炸裂(さくれつ)した赤城徳彦農水相(48)が、10日午前の閣議後記者会見で「問題ない」と釈明した。しかし、支出に関する詳細な内訳や領収書の提示については、自殺した松岡利勝前農水相よろしく、「法律にのっとって適正に処理している」と17回も呪文(じゅもん)のように繰り返すだけで拒否。まるで説明責任を果たさなかった。
「真実かかった経費を積み上げた結果だ」、「政治資金規正法というルールにのっとって適正に報告している」と繰り返すばかり。
赤城氏の釈明会見は予定時刻を30分遅れ、10日午前10時ごろに始まったが、まず赤城氏が「これまでの質疑応答を整理したい」として、手元のペーパーを30分間にわたって棒読み。(1)経費は(茨城県内の)水戸、下妻の事務所、実家の事務所の経費を合算したもの(2)実家ではいまでも後援会幹部の会合をしている(3)両親には人件費も払っておらず、生活費として支出している事実はなく、公私混同はない−などと、これまで同様の説明を繰り返した。
報道陣から、「領収書を提出しないのか」、「領収書はあるけど出せないのか、そもそもないのか」、「3カ所の事務所の経費の内訳は」などと矢継ぎ早に質問が出ると、時々、笑みすら浮かべてペーパーの部分部分を読み返すだけ。さらに、「法律にのっとって…」といったお決まりのフレーズを合計で17回繰り返し、客観的な証拠は一切示さなかった。
一方、赤城氏の政治団体「徳政会」が東京・世田谷の妻の実家を主たる事務所としていたことについて、「代表者が100歳をこえ、会計責任者も80歳を迎えた。これを機に解散の申し出があり、9日に手続きを取った」と説明。
あげ句には「事実を整理してお答えした。ぜひとも理解していただきたい」と胸を張り、最後は農水省側が強引に会見を打ち切った。質疑応答は30分間だった。
赤城氏は10日から13日までの間、欧州出張するが、「国会もないし、赤城氏が日本にいなければ国民は忘れる。参院選への影響も少ないだろう。だから、きちんと説明しなかったんだろう」(自民党中堅)という見方も。いずれにしても、疑惑は深まるばかりのようだ。
ZAKZAK 2007/07/10
1641
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/10(火) 18:47:53
名義使われた叔父激怒、一族内紛勃発…事務所費問題
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071018.html
事務所費問題で“絶縁宣言”も飛び出した、まり子夫人の実家=東京都世田谷区
赤城徳彦農水相(48)の事務所費問題。茨城県筑西市の実家以外にも自身の政治団体「徳政会」事務所を夫人、まり子さんの実家としていた。「学生時代に見合い結婚した」というまり子夫人は息子たちの教育に熱心な一方、「事務所の名義の問題はまったく知らなかった」(関係者)という。今回の一件で、まり子夫人の親戚(しんせき)にとてつもない内紛が勃発(ぼっぱつ)。「事務所費問題で相当、怒っている」といい、三くだり半が突き付けられなければいいのだが…。
父と夫の“工作”を何も知らなかったまり子夫人(赤城徳彦氏のホームページから)
徳政会は、路面電車の東急世田谷線世田谷駅から徒歩約10分の高級住宅街にあるまり子夫人の実家も「事務所」としていた。まり子夫人の一族は先代からの自営業を営み、現在は遺産相続して500坪の土地を兄弟3人で分割。3人は軒を連ねて住んでいる。
徳政会の代表は夫人の叔父(78)。ただ、関係者は「仕切っていたのは会計責任者を務めるまり子夫人の父。まり子夫人も代表者も利用されただけだ」と怒りをぶちまける。
この関係者によると、婿養子で一族と血のつながりがない、まり子夫人の父(77)と赤城農水相が、勝手に叔父を代表者にまつりあげたのだという。赤城農水相はこの“工作”をまり子夫人にさえナイショにしていた。今回の問題発覚で初めて名義を勝手に使われていることを知った叔父は激怒し、まり子夫人の父に「縁を切る」と突き放したという。
一族から追い出されそうなまり子夫人の父は元外務官僚。オーストラリア大使を務め、95年に退官。現在は外郭団体に天下りしているという。「非常にドライ。外務省を辞め、まり子夫人の母が他界してから、義理の息子(徳彦氏)を大臣にすることに、残りの人生をかけていたのではないか」(親戚筋)。それでも好き勝手に名義を利用するとは、“絶縁宣言”されたのも納得できる。
当のまり子夫人もこうした実態をつゆ知らず、もっぱら子息の進学に情熱を注いでいた。この地域は教育熱が高いが、その中でも“教育ママ”ぶりは近所でも有名だった。長男(16)を地元の名門国立中学から東大進学者数が全国一の開成高校へ進学させ、長女(14)も同じ名門国立中学に通わせている。長男は後を継ぐことを考えているという。
「まり子夫人が早大4年、赤城農水相が農水官僚だったときにお見合いし、学生結婚したんです。まり子夫人は社会人経験がまったくない。夫の政治活動や後援会活動なんてあまり興味がないのでは?」(親戚筋)
まり子夫人は「目鼻がクッキリした派手な印象だが、実際は非常に地味で後援会ウケも良い」(関係者)との評判どおり、問題発覚の翌日には、代表者や後援会幹部に「ごめんなさい。ご迷惑をおかけしています。関係者全員に直接おわびしたいが、現職大臣夫人としてSP(警護官)にガッチリ警護され、自由に身動きがとれません」とキッチリ謝罪をしている。
嫁の一族を泥沼の窮地に追い込んだ赤城農水相。このまま“高飛び”でさらに関係がギクシャクすることは間違いない。
ZAKZAK 2007/07/10
1642
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/11(水) 09:29:06
赤城農相 メモを手に経緯説明
事務所費問題「実家はシンボル」強調 讀賣茨城
「経費の付け替えや架空経費はありません」。両親の住む実家を後援会の主たる事務所とし、約9000万円の経常経費を計上していた赤城農相は10日、1時間余りの記者会見でも従来の主張を繰り返し、疑問を残したままとなった。後援会については、農相が7日午後に初めて経緯を説明して以降、両親や代表者が「事務所としては使われていない」としていた当初の説明を次々に覆した。
予定より約30分遅れの午前10時ごろ。赤城農相は報道陣のあふれる農林水産省3階の記者会見室に姿を見せた。農政に関する報告の後、約20分間、メモを手に、「赤城徳彦後援会」について経緯を説明した。
ゆっくり文面を読みながら、「実家は後援会のシンボル的な存在だ」と強調し、「中選挙区時代は多くの人が集まり、時には数百人規模で足の踏み場もない状態だった」とも語った。「実家の生活費を計上している事実はない」と主張する場面では口調を強め、コップの水を何度も飲んで、公私混同を否定した。
(2007年7月11日 読売新聞)
1643
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/11(水) 10:18:48
逮捕の知人の捜査情報照会 長崎県議長が警察幹部に
2007年07月11日 09:50
http://www.kitanippon.co.jp/contents/kyodonews/20070711/137994.html
長崎県の三好徳明県議会議長が、長崎県警に逮捕、拘置されていた知人男性の捜査情報について、県警幹部らに「どのくらいで出てくるのか」などと直接問い合わせていたことが11日、分かった。議長は「捜査に圧力をかけたつもりはない」と話している。
県警などによると、男性は5月18日、県の施設内で職員の対応に不満を募らせ湯飲みを割ったとして、器物損壊容疑で逮捕、拘置され、同月末に長崎簡裁から略式命令を受けている。
三好議長によると、男性とは10年ほど前から面識があり、男性が逮捕された後、県警幹部らに事件の内容を問い合わせた。
議長は「別の知人から『知らないか』と尋ねられたので県警に問い合わせた。幹部からは『内容は言えない。徹底的に調べている』と言われた」と話している。議長は5月11日に就任したばかりだった。
1644
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/11(水) 11:41:39
加西市議の長男、また暴行被害
2007/07/10 兵庫
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000451310.shtml
三月と五月の加西市会で、中川暢三市長の不信任決議案を提出した高見忍議員(71)の長男(36)が九日朝、自宅を訪れた男に暴行されていたことが分かった。長男は六月三十日にも自宅で男二人組に襲われて軽傷を負っており、加西署は十日までに暴行事件として捜査を始め、前回の事件との関連を調べている。
同署などによると、九日午前九時半ごろ、加西市内の長男宅に新聞販売店従業員を名乗る男が訪問。長男が玄関のドアを開けると、男は持っていた長さ五十-六十センチの木の棒でいきなり襲いかかり、長男の頭や右肩、右腕を数回殴って逃走した。長男は軽傷。男は帽子をかぶり、作業服、運動靴姿だった。
また七日朝には、高見議員宅に「ええ加減に辞めんかい」という電話があり、八日夕方にも長男宅に「新聞に載って済んだと思ったら間違いや」という内容の電話が、いずれも男の声であったという。
1645
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/12(木) 10:11:12
民主、社民系会派と共産党 県議長辞任を要求 讀賣長崎
県議会の三好徳明議長が県への行政対象暴力事件で逮捕、拘置された長崎市内の男性について、県警幹部らに拘置期間などを問い合わせたとして、民主、社民両党系の県議会第2会派「改革21」(橋本希俊会長)と共産党県委員会(山下満昭委員長)は11日、三好議長あてに議長辞任を要求する申し入れ書をそれぞれ提出した。
改革21は「捜査への介入や圧力と受け取られかねず、議長としての品位を欠く」と批判。共産党県委員会も「暴力の根絶・追放を決意した県議会の議長としてふさわしくない」とした。三好議長とは面会できず、県議会事務局が対応した。
男性は5月、同市の県総合水産試験場を情報公開請求の手続きに訪れ、対応した職員の態度が悪いなどとして、湯飲み茶わんを振り払って割り、器物損壊容疑で逮捕された。
三好議長によると、男性の逮捕後、県警本部総務課の県議会担当の課長補佐や畔林(うねばやし)一喜刑事部長に電話で重大な事件なのかどうかや、拘置期間がどれくらいになるのかなどを聞いたという。
(2007年7月12日 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/12(木) 19:12:34
「選挙戦始まり、あらゆる点で攻撃される」赤城農相
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070712i405.htm
【ジュネーブ=渡辺覚】訪欧中の赤城農相は11日午後、自身の政治団体「赤城徳彦後援会」が実家を主な事務所としながら多額の経費を計上していた問題で、「(参院の)選挙戦が始まる中、与野党の攻防が激しくなっている。色々な論戦・政策だけでなく、あらゆる点について攻撃にさらされるということがある」と述べ、事務所費問題を野党が選挙戦術に利用しているとの認識を示した。
ジュネーブの世界貿易機関(WTO)本部で記者団に語った。
その上で農相は、「私は政治家として国会議員として、常に清廉でなければいけないと思っている。(政治)資金も決して間違いのないように適切に処理しているし、(野党などの)指摘は全く当たらない」と重ねて強調。国民に対する説明としては、訪欧前の10日に行った閣議後の記者会見での釈明によって、「皆様の理解をいただけるものと思っている」と語り、説明責任は十分に果たしたとする考えを表明した。
(2007年7月12日14時9分 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/15(日) 09:45:06
ちょうちんは公選法違反? 靖国神社の祭り、自民候補ら撤去
2007年7月14日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/all/CK2007071402032501.html
東京・九段北の靖国神社で始まった「みたままつり」に、安倍首相と同じようにちょうちんを献灯した自民党国会議員のうち、今回の参院選に立候補した比例代表の現職議員たちが十三日、公職選挙法に触れる可能性があるとして、神社側に要請して掲げられたばかりのちょうちんを急きょ取り外した。
ちょうちんは、参拝客らの目に触れる境内にある。献灯者の名前が書かれており、選挙期間中のため、改選議員らは公選法で認められている範囲を逸脱する選挙運動とみなされる可能性があると判断したとみられる。ある議員の事務所は「誤解を避けるため」と説明。参院選が思わぬ余波を広げた格好だ。
ただ献灯は初穂料一万円がかかる。総務省によると、選挙期間中でなくても、全国が選挙区になる比例代表の参院議員の場合、公選法が禁じた「選挙区内での利益供与」に当たる可能性もある。
1648
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/15(日) 11:12:47
赤城農水相、議員宿舎不正入居疑惑にも“強弁”
都内にマンション所有も「審査を経ている」
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071325.html
欧州出張中、記者団に囲まれる赤木農水相(ロイター)
約9000万円にものぼる事務所費疑惑が指摘される赤城徳彦農水相(48)が13日(日本時間)、新たに浮上した赤坂宿舎不正入居疑惑について「何ら問題がない」と釈明した。しかし、相次ぐ疑惑の噴出に、参院選を闘う自民党候補者からは「もういいかげんにしてくれ」と怒りの声が上がっている。
赤城氏は現在、今年4月に完成したばかりの赤坂議員宿舎に入居している。都心の一等地にありながら、家賃9万2000円、駐車場代2万円で、近隣の同程度の賃貸マンションに比べて4分の1から5分の1という格安家賃となっていると批判を浴びた場所だ。
議員宿舎には特別の事情がない限り、東京23区内に住居を持っている議員は入居できないが、赤城氏は東京・世田谷区に自宅高級マンション(89.5平方メートル)を妻と共同で所有しており、「不正入居だ」との指摘が出ていた。
この指摘に対し、赤城氏は訪問先のパリ市内で記者団に対し、「その報道は知らないが、きちんと審査を経て入居している。何ら問題はない」と釈明した。
衆院事務局によると、「昨年6月の衆院議運庶務小委員会で、『23区内に住居があれば入居できない』と決まった」という。ただ、「『特別の事情があれば委員長が(入居を)許可することができる』とのただし書きがあります」と話す。
赤城氏の釈明どおり、「きちんと審査を経て入居している」のであれば、同小委員会委員長を務める原田義昭議員(自民党)が特別の事情を認め入居を許可したことになる。
そこで、赤城氏の特別な事情とはなんなのか、赤城氏の国会事務所に尋ねたところ、「正式な許可を得て入居しておりますが、極めてプライベートな問題なので回答できない」と説明を拒否。
一方、パリ滞在中の赤城氏は後援会の事務所費疑惑についても、「付け替えなどしていないし、実家の生活費を経費として計上したこともない」などと従来の釈明を踏襲。国民や野党側が要求している領収書の公表に応じない考えを改めて示すなど、またも説明責任を果たさなかった。
ZAKZAK 2007/07/13
1649
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/15(日) 13:44:50
市議が議長に辞任要求 加西
2007/07/14 兵庫
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000457657.shtml
加西市会の臨時会が十三日再開し、中川暢三市長が表明した所信について、市会各会派の議員が「緊急質問」した。この中で、今月六日の臨時会後、市長、副市長と市会正副議長が、姫路市内の料理店で懇親会を開いたことが明らかになった。
西川正一議員が動議を出し、予算案審議前に市長と議長らが懇親会を開いたことは問題として、中川市長や桜井光男議長に説明を求めた。
西川議員は、議会側が三月に当初予算案を否決し、桜井議長は、市長の採用介入問題などを審議する百条委員会の委員長などを務めたことに触れ、「なぜ、そのような席に出席したのか」と議長辞任を求めた。
これに対し、桜井議長は「民意を得て当選した議員の中から選ばれた議長なので辞任はしない」と答弁。
中川市長は「根回しや事前協議はしていない。議会との懇話会の一環として開いた。適度な緊張関係をもって誠実に向き合いたい」と答えた。
1650
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/15(日) 13:45:46
採用問題は平行線 加西市会緊急質問
2007/07/14 兵庫
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000457759.shtml
市立加西病院の産科再開についての質疑や市長が表明した所信への緊急質問が行われた市会臨時会=加西市会議場 中川暢三・加西市長の再選後初の臨時市会本会議が十三日に再開。市会各会派の議員が、市長の所信表明に対する緊急質問をした。複数の議員が、市長の職員採用介入問題に触れ「地方公務員法や市の規則を守るべきだったと反省すべき」などと言及。中川市長は「法令違反の認識はない。事務方が(規則を変えるなどの)手続きを踏まなかったことは残念」と答弁し、議論は平行線をたどった。市民からは「両者にしこりが残っている。早く事態を正常化させてほしい」との声も出た。
議員側は「市長が所信表明で『反省すべき点は反省する』」とした点の具体内容をただした。これに対し、中川市長が「人の意見を聞かず、職員や市議への配慮が足りなかった」と答弁したが、複数の議員が「軽い反省にしか聞こえない。職員採用介入が法律違反と反省すべき」と追及した。
さらに、議員側は「多くの自治体は市長が職員採用試験に介入しない」と指摘し、中川市長は「過剰な関与は駄目だが、任命権者である市長がこれまでかかわらなかったのが問題だ」と答えた。
第三者委員会の設置で職員採用介入問題を究明することについては、議員側から「公正なルールをつくるため異論はない。学者らをメンバーに人事委員会に匹敵するものをつくり、職員採用の公平性を担保することも必要」との意見が出た。
また、中川市長らは「市役所内外の連絡調整を密にするため加西市参与を置く」とした理由や、副市長の職務との整合性について「山積する市の問題を早急に解決するためだ。副市長は市長補佐として組織をけん引し、参与は重要施策について議会と調整し、市長に助言する」などと答えた。
この日も傍聴人席は満席になった。六十代男性は「以前の市長と比べ、柔らかくなったように思う。一時的でなければいいのだが」。三十代男性は「議論がかみ合わない点があり、市長と議員の間にはしこりがある。早く正常化させ、財政など重要な議論を前に進めてほしい」と話していた。(佐藤由里)
1651
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/16(月) 09:15:48
選挙事務所前に「盗撮」カメラ 愛知・民主陣営が告発
2007年07月16日08時27分
http://www.asahi.com/politics/update/0716/NGY200707150036.html
参院選愛知選挙区に立候補している民主党新顔の谷岡郁子氏の陣営は15日、選挙事務所前にビデオカメラを置かれて盗撮されたとして、被疑者不詳のまま、住居侵入容疑で県警本部に告発状を提出したと発表した。
谷岡氏の事務所によると、見つかったのは紙袋に入ったビデオカメラ。事務所前の自動販売機の上に置かれていた。紙袋には直径約2センチの穴が開けられ、事務所に出入りする人の顔が撮影できるようになっていた。
公示直前の10日、事務所の看板を設置していた業者が発見。確認したところ、事務所前を通りかかった人が録画されていた。事務所で保管していたが、20〜30歳代とみられる男性から12日、「ビデオカメラを返してほしい」と電話があり、職員が名前などを聞いたが、答えずに電話を切られたという。
谷岡氏の選対事務局長の高木浩司県議は「政治的意図をもった妨害、嫌がらせと判断した。何を意図して盗撮しようとしたのか、徹底的に調査してほしい」と話した。
1652
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/19(木) 20:27:56
宮崎・前自民県連会長に有罪 県議選で長男当選図り現金
2007年07月19日14時42分
http://www.asahi.com/national/update/0719/SEB200707190044.html
今年4月の宮崎県議選で長男を当選させるため支持者らに現金を配ったなどとして、公職選挙法違反(現金買収、供応、事前運動)の罪に問われた前自民党県連会長で前県議の川添睦身被告(73)に対し、宮崎地裁は19日、懲役1年6カ月執行猶予5年(求刑懲役1年6カ月)の判決を言い渡した。弁護側は控訴する方針。
川添被告の長男博氏(45)は県議選で当選している。福岡高検は、川添被告に禁固以上の刑が確定した場合、30日以内に博氏の当選無効など連座制の適用を求めて、福岡高裁に行政訴訟を起こすことになる。
判決によると、川添被告は昨年12月21日、宮崎市内のホテルに支持者ら約50人を集め、博氏への投票や票のとりまとめなどを依頼。報酬として1人あたり現金2000円を渡し、1200円相当の弁当で接待した。
1653
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/20(金) 09:22:07
赤城農相は「説明不足」…石原幹事長代理が苦言
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070720i401.htm
自民党の石原伸晃幹事長代理は19日、鳥取県米子市内で講演し、赤城農相の政治団体が農相の実家を主な事務所にしながら、多額の経常経費を計上していた問題について、「(農相の)説明が悪すぎる。三つの事務所費が10年間でいくら、というふうに説明すれば、だれも文句は言わない。下を向いて、『法律にのっとってやっている』と言うが、それは当たり前で、法律にのっとってなければ捕まってしまう」と述べ、「説明不足」と苦言を呈した。
(2007年7月20日3時6分 読売新聞
1654
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/20(金) 22:06:51
塩崎官房長官にも事務所費疑惑…赤旗22日付紙面で報道へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070720i214.htm?from=main2
共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が22日付の日曜版で、塩崎官房長官に関連する二つの政治団体の事務所費に使途不明の疑惑があると報じることが20日、明らかになった。
塩崎氏は同日、首相官邸で記者団に「政治資金規正法にのっとって適正に処理している」と述べ、疑惑を否定した。
同紙や政治資金収支報告書によると、塩崎氏が支部長を務める「自民党愛媛県第一選挙区支部」と「塩崎恭久後援会」は、松山市内の同一のビルに事務所を置き、2005年分の政治資金収支報告書に事務所費計約2100万円を計上している。だが、家賃や電話代などの経費は計約770万円で、残る約1330万円について「どこに消えたのか」と指摘している。
これに対し、塩崎氏は「松山の後援会事務所と議員会館、東京にもう一つ連絡事務所があり、(支出は)この三つを合わせたものだ」と反論した。
民主党の小沢代表は20日、鹿児島県龍郷町で記者団に「閣僚は問題が指摘された以上、(詳細を)公表すべきだ。説明できないというなら、職を辞する以外にない」と批判した。
(2007年7月20日21時45分 読売新聞)
1655
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/21(土) 06:23:25
前自民県連会長に有罪判決
2007年07月20日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000707200002
選挙の公正さや県議会に、県民が不信感を抱いたことは想像に難くない――。県議選に絡む公選法違反事件で、宮崎地裁は19日の判決で前自民党県連会長の前県議、川添睦身被告(73)の責任を厳しく指摘した。判決は川添被告の刑事責任の重さに加え、「選挙犯罪で民主主義の根幹を揺るがした」と社会的影響の大きさにも言及した。
地裁は、川添被告が昨年12月に支持者を集め、県議選への立候補を表明していた長男博氏(45)の当選のために、約50人に投票や票のとりまとめを依頼して現金を配り、弁当で接待した、と認定。「大胆かつ大規模で悪質」とも指摘した。
判決言い渡し後、川添被告は報道陣の取材に「会合は私の引退表明とお礼の趣旨で開いた。長男のために金を配ったわけではない」と主張。「買収するつもりなら、昼間に金を配るようなことはしない」と判決への不満の思いを述べ、控訴する意向を示した。
公判で、被告側は情状酌量を訴え、連座制が適用されない罰金刑を求めてきた。だが、言い渡されたのは、懲役1年6カ月執行猶予5年。禁固以上の刑が確定すれば、福岡高検が、県議の博氏の当選無効など連座制の適用を求める行政訴訟を福岡高裁に起こすことになる。
川添被告は「控訴には、長男のことは関係ない。真実を明らかにしたいだけ」と強調した。
一方、博氏は同日、「多くの方にご迷惑とご心配をおかけし、心よりおわび申し上げます。今後は当事者の父が『上訴』について決めるので、その対応を見て対処したい」との談話を出した。
1656
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/21(土) 06:29:05
塩崎官房長官:事務所費1330万円使途不明…共産党指摘
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070721k0000m010165000c.html
自らの事務所費についての一部報道に関する記者の質問に答える塩崎恭久官房長官(中央)=首相官邸で20日午後4時54分、藤井太郎撮影 共産党の志位和夫委員長は20日、仙台市で記者会見し、塩崎恭久官房長官の政治団体の事務所費について、05年の計2100万円のうち約1330万円の使途が不明だと指摘し、「領収書を出して明らかにすべきだ」と批判した。同日配達された共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の日曜版(22日付)でも報じている。
志位氏は「(塩崎長官の地元である)松山市の一つの事務所を、自民党選挙区支部と個人後援会の二つの政治団体が使っている。その上で不明分がある。これはなかなか説明しがたい」と述べた。
これに対し、塩崎長官は同日夕、首相官邸で記者団に対し「私の政治資金収支は政治資金規正法に則って適正に処理されている。他の国会議員とそんなに変わった数字(金額)ではない」と反論。「政治資金収支報告はずっと公開してきたが、(参院選挙期間中の)このタイミングでどうして出てくるのか。場合によっては厳重に抗議をしたい気持ちだ」と不快感を示した。
一方、この問題について民主党の小沢一郎代表は「閣僚は法律で許されているといっても、問題が指摘された以上は(領収書を)公開すべきだ。説明がどうしてもできないのであれば、職を辞する以外にないと思う」と批判した。【三沢耕平】
毎日新聞 2007年7月21日 1時27分 (最終更新時間 7月21日 3時11分)
1657
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/21(土) 21:19:09
赤城農相:政治団体、退去後も事務所費計上 実在と記載
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070721k0000e010063000c.html
赤城徳彦農相(衆院茨城1区)の関連政治団体「つくば政策研究会」(04年に解散)が97〜03年の7年間、すでに東京都港区新橋のオフィスビルから退去していたにもかかわらず、政治資金収支報告書には、この場所に事務所が実在するように記載し、事務所費など経常経費を計1215万円計上していたことが、毎日新聞の調べで分かった。赤城事務所は「事務所の異動届を怠っていた」と釈明している。一方、研究会の元代表は「移転した事実も、活動実態も全く知らなかった」とも証言している。【日下部聡、苅田伸宏】
官報によると、同研究会は赤城農相が初当選する前年の89年2月に設立された。解散する04年2月まで、新橋のオフィスビルに事務所を置く政治団体として存続した形になっていた。同ビル関係者などによると、実際には96年8月で退去。97年以降は赤城農相とは関係のないテナントが入った。
しかし、政治資金収支報告書では、研究会は97〜03年の間、同ビルに事務所を置き、家賃などの事務所費に年8万〜56万円のほか、人件費に年37万〜346万円▽光熱水費年に8万〜39万円▽備品・消耗品費に年11万〜36万円−−を支出したことが記載されていた。
毎日新聞の取材に、赤城事務所は「97年以後は(研究会の業務は)茨城県下妻市の事務所や、下妻の会計責任者の自宅で事務を行い、その経費を計上した」「新橋の事務所を移転した後、会計責任者が異動届を怠っていたことから疑念を招いてしまい、今後は同じ過ちを起こさないよう会計責任者を厳しく注意したところであります」と文書で回答した。
政治資金規正法は、事務所の移転があった場合は7日以内に選挙管理委員会か総務省に届け出ることを義務付けており、これに違反した形だ。
また、赤城事務所は研究会について「地元の有力者らが設立した。代表者が高齢のために解散した」と説明した。
だが、04年の解散当時代表だった茨城県の元町長は取材に対し「赤城事務所の秘書に頼まれて代表になった。研究会の事務所がどこにあるのかも知らなかった。解散は秘書から事後に知らされた」と話している。
赤城氏を巡っては、関連政治団体「赤城徳彦後援会」が茨城県の実家を所在地としながら05年までの10年間に約9045万円の経常経費を計上するなど不自然な点が指摘されてきた。しかしこうした問題について赤城氏は「適切に処理している」などとするだけで具体的な説明を避けている。
毎日新聞 2007年7月21日 15時00分
1658
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/21(土) 21:31:19
赤城農相の関連政治団体、事務所移転の届け出を7年間怠る
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070721i313.htm?from=main3
赤城徳彦農相の関連政治団体「つくば政策研究会」(2004年解散)が1997年以降、既に事務所を引き払っていた東京・西新橋のビルを主な事務所として総務省に届け出ていたうえ、同年以降の7年間にわたり、政治資金収支報告書に計225万円の事務所費と計111万円の光熱水費を計上していたことが分かった。
赤城氏は21日夕、記者団に対し、「事務所を移転したのに届け出をしていなかった。申し訳なく思う」とし、「私自身がこの団体のことを知らなかった」と述べた。
赤城氏の事務所などによると、同研究会は、中選挙区時代に赤城氏の地盤だった茨城県つくば市周辺の支持者が、89年2月に設立した。当初は西新橋のビルを事務所にしていたが、96年に引き払って同県下妻市内の事務所に移転。00年にこの事務所を閉鎖してからは、会計責任者の自宅を使い、01年には、参院選のため同市内に設置した臨時事務所も使用していた。同研究会は、代表者の元八千代町長が高齢となったため、04年2月に解散したという。
収支報告書によると、同研究会は、97年〜03年に計757万円の人件費を含め計1216万円の経常経費を計上する一方、政治活動費は00年に52万円が支出されているだけだった。代表者だった元町長は、「新橋に事務所があったことは、取材を受けて初めて知った」と話している。
政治資金規正法は、主な事務所を移転した場合、7日以内に異動届を提出するよう義務付けており、今回のケースはこれに違反していた。ただ違反した場合の罰則はない。
(2007年7月21日20時51分 読売新聞)
1659
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 01:39:26
赤城農相:退去後事務所費問題は「会計責任者の怠慢」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070722k0000m010077000c.html
事務所経費問題で会見する赤城農水相=東京都港区の赤坂議員宿舎で21日午後6時36分、松田嘉徳撮影 赤城徳彦農相の関連政治団体「つくば政策研究会」(04年に解散)が、東京都港区西新橋のオフィスビルを退去後も事務所経費を計上していた問題で、赤城氏は21日、赤坂議員宿舎で報道各社の取材に応じ、事実関係を認めた上で、「会計責任者の怠慢」と自らに責任がないことを強調した。一方、領収書の公開については「法律に従ってやっている」と今まで通りの見解を繰り返し、拒否した。
会見で赤城氏は「迷惑、心配をかけてすみません」などと陳謝の言葉を口にしたものの、「私はこの団体のことを知らなかった」「(茨城県)下妻(市)に研究会を移転した際に届けを出していなかったため誤解を招いた」と釈明。さらに「架空のもの(経費計上)や(経費の)付け替えはない」と語った。
解散当時に代表だった茨城県の元町長が毎日新聞の取材に「移転したことも活動実態も全く知らなかった」と証言していることについては、「逐一活動について、采配(さいはい)を振るのが代表ではない。実質的には会計責任者が事務処理を行っていたということだと思う」と述べた。
同研究会は89年2月に設立され、西新橋のオフィスビルに事務所を置いていたが、96年8月に退去。しかし、政治資金収支報告書には解散するまでの7年間、この場所で実在するように記載。事務所費など経常経費を計1215万円計上していた。【日下部聡、古関俊樹】
毎日新聞 2007年7月21日 22時21分 (最終更新時間 7月22日 0時18分)
1660
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 03:58:58
松岡氏事務所費は「芸者の花代」 山本副大臣 後に撤回
2007年07月22日03時10分
http://www.asahi.com/politics/update/0722/OSK200707210111.html
自殺した松岡利勝・前農水相の事務所費問題について、山本拓・農水副大臣=自民=が福井県坂井市で20日に開かれた演説会で、「芸者の花代として使った、と聞いた」などと発言していたことがわかった。その後、「話した内容は事実ではなかった」として、発言を撤回した。
演説会で山本副大臣は事務所費問題に触れ、「たいした話ではない。赤坂の芸者に行く際に、花代は領収書がもらえないんですよ。それを事務所費で払っていたという話だった」などと発言したという。山本副大臣は21日、朝日新聞の取材に「松岡さんとは昔から友だちで、若い頃一緒に遊んだ仲間。『政治とカネ』に絡んで参院選で自民党に逆風が吹いているので、会場の人を和ませるために冗談を言った。まともに取られたのは心外だ」と話した。
1661
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 04:20:11
香港ボアオ「親会社」町の調査に疑問の声
2007年07月21日 朝日和歌山
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000707210001
巨額の年金資金でつくられた大規模保養施設「グリーンピア南紀」(那智勝浦町、太地町)跡地の中国の請負業者「香港ボアオ」による再生事業が頓挫している問題で、那智勝浦町議会グリーンピア特別委が20日開かれた。6月の町議選で当選した新メンバーによる初の開催。特別委では、「香港ボアオ」の親会社とされる中国・海南島のリゾート開発会社についての町による調査をめぐって、委員から疑問の声が上がった。
香港ボアオは、町議会で資本金1万香港ドル(約15万円)のペーパーカンパニーであることが指摘され、町側が認めている。香港ボアオの親会社とされる中国・海南島の会社について、委員から「登記簿などは取り寄せているのか」「財務諸表は必要ではないか」「町長、町議は現地視察のときに書類を集めたのか」などの質問が相次いだ。
これに対し、亀井二三男・同町産業課長は「(親会社の企業情報は)インターネットなどでみた」「(今後)財務諸表を取らなければならないと思っている」「行政として(現地に)調査には行っていない」などと答えた。
1662
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/24(火) 08:02:25
知事裁決取り消し提訴 井上市議の資格認定
佐久市議28人 讀賣長野
地方自治法が禁じる議員の兼業に当たるとして、佐久市議会が、同市議の井上順喜(のりよし)氏に下した議員失職決定(3月22日付)を、村井知事が裁決(7月3日付)で覆した問題で、佐久市議28人が23日、村井知事を相手取り、裁決の取り消しを求めて長野地裁に提訴した。
訴状によると、原告の市議らは、最高裁判例(1987年)などを根拠に「兼業に当たらない」と判断した知事裁決について、「判例の趣旨を誤解している。(井上氏の)会社は事実上、地方自治法が請負契約を禁じた個人経営と同視できる」などと主張している。
村井知事は「議員の身分にかかわる重要な問題であり、県としては慎重に検討した。具体的な対応は、訴状が届いてから判断したい」としている。
(2007年7月24日 読売新聞)
1663
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/27(金) 07:35:17
赤城農水相、政治活動費を2重計上 同じ領収書を添付
2007年07月27日03時03分
http://www.asahi.com/politics/update/0727/TKY200707260490.html
赤城農林水産相(衆院茨城1区)が支部長を務める自民党支部と、赤城氏の後援会が、03年分の政治資金収支報告書に同じ領収書のコピーを添付して、約20万円の郵便料金を二重に計上していたことが分かった。朝日新聞の情報公開請求に対して茨城県が開示した資料で判明した。赤城事務所は二重計上を認め、「後援会の収支報告書に事務処理上のミスがあった」と説明。26日に後援会の収支報告書を訂正した。
自民党茨城県第1選挙区支部の収支報告書に添付された郵便料金受領証のコピー
赤城徳彦後援会の収支報告書に添付されていた郵便料金受領証のコピー
二重計上が発覚したのは、赤城氏が支部長で水戸市に事務所を置く「自由民主党茨城県第1選挙区支部」と、赤城氏の事務所関係者が会計責任者を務め、茨城県筑西市の実家を主たる事務所としている政治団体「赤城徳彦後援会」。郵便料金はいずれも、収支報告書に領収書のコピーなどを添付する義務がある5万円以上の「政治活動費」として茨城県選挙管理委員会に報告されていた。
支部側は郵便料金について、03年分の収支報告書に「組織活動費(行事費)」の「案内状発送費」として、9月11日に13万435円と6万5650円を支出したと記載。領収書のコピー2枚を添付した。
一方、後援会側は「機関紙誌の発行事業費(機関紙の発行費)」の「荷造発送費」として、同日に同じ金額を支出したと記載。領収書のコピー2枚を添付した。コピーはいずれも発行時刻や郵便物の数、おつりの金額、発行ナンバーなどが2団体で同じだった。
領収書は、13万435円が「水戸中央郵便局」、6万5650円が「水戸駅前郵便局」の発行になっていたが、後援会の収支報告書はいずれも支出先が「水戸市役所前郵便局」になっていた。
赤城事務所側は取材に対し「03年9月11日付の郵便料金は、支部の経費だった」と説明。後援会の収支報告書に同じ領収書のコピーを添付して実際にない支出を計上したことを認め、「事務処理上のミスで意図的ではない」としている。
政治資金規正法では、収支報告書の虚偽記載が認められた場合は、5年以下の禁固、100万円以下の罰金が定められている。
1664
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/27(金) 07:44:13
赤城農相後援会、「発送費」を二重計上…同じ領収書を添付
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070727i301.htm
赤城農相が代表を務める「自民党茨城県第1選挙区支部」と、赤城氏の実家が主な事務所となっている「赤城徳彦後援会」が、2003年分の各政治資金収支報告書に、同じ領収書の写しを添付し、「発送費」を二重計上していたことが分かった。
赤城事務所が26日、明らかにした。同事務所では「後援会の収支報告書の記載は事務的ミス」と認め、同日、茨城県選挙管理委員会で訂正の手続きをとった。
支部の収支報告書では、「案内状発送費」として03年9月11日に13万435円と6万5650円の支出があり、支出先として水戸中央郵便局と水戸駅前郵便局を記載。一方、後援会の収支報告書にも、「荷造発送費」として同じ日付で13万435円と6万5650円の記載があり、いずれも水戸市役所前郵便局が支出先となっていた。
赤城事務所は「週刊現代」の取材を受け、調べたところ、これらの支出が、支部の活動によるものと判明。後援会の記載が誤りだったことを認め、「計上ミスにつき、国民の皆様に深くおわび申し上げます」としている。ただ、27日発売の同誌が領収書改ざんの疑いを指摘している点は、「事実に反する」と強調している。
政治資金規正法は、5万円以上の政治活動費の支出については、事務所費などの経常経費と異なり、領収書添付を義務づけている。
赤城農相は26日夜、訪問先の北京から帰国する予定だったが体調不良のため27日以降に帰国を延期した。
(2007年7月27日3時4分 読売新聞)0
1665
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/27(金) 10:29:52
県賠償金支払う…佐賀商工共済1陣訴訟 讀賣佐賀
破産した佐賀商工共済協同組合を巡る損害賠償訴訟で、県は26日、県などが敗訴した第1陣訴訟の原告220人のうち、控訴せず県との間で1審佐賀地裁判決(6月22日)が確定した207人に対して、遅延損害金を含む賠償金計約4億9150万円を原告弁護団の指定した銀行口座に振り込んだと発表した。今後、弁護団を通じて、各原告に支払われるという。
同地裁は、県と参院議員の陣内孝雄・元法相(73)ら元組合役員3人の責任を認定。請求額全額の約10億3500万円の支払いを命じ、県には約5億5700万円の範囲で賠償義務があるとした。
同組合の破産を巡っては、別の元組合員の原告181人が県と元組合役員3人に、約6億6600万円の損害賠償を求めた第2陣訴訟が係争中で、県と原告との間では和解協議することで合意している。
(2007年7月27日 読売新聞)
1666
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/27(金) 14:22:45
赤城農相政治資金:二重計上に「コメントない」と官房長官
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070727k0000e010063000c.html
塩崎恭久官房長官は27日午前の記者会見で、赤城徳彦農相の政治団体の一部政治活動費が政治資金収支報告書に二重計上されていたことについて「赤城大臣の政治活動に関する問題であり、政府として特にコメントはない」と述べた。そうした対応で国民の納得が得られるかと問われると「政府として良い、悪いのコメントはしないが、一般論として政治資金収支報告書は法律にのっとってなされるべきというのが常識だ」と語った。
また、共産党の市田忠義書記局長は同日午前、二重計上問題について「政治とカネにまつわる不正疑惑はとどまるところを知らない。農相は即刻辞任すべきだ。かばいつづける安倍晋三首相の責任も厳しく問われなければならない」とのコメントを発表した。【西田進一郎】
毎日新聞 2007年7月27日 13時01分
赤城農相:中国から帰国 二重計上問題は一切答えず
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070727k0000e010069000c.html
訪中していた赤城徳彦農相は27日午後、北京から空路帰国した。政治活動費の二重計上問題について、成田空港に到着した赤城農相は、記者団の質問に一切答えず、公用車に乗り込み同空港を後にした。
赤城農相は、日本産米の中国販売記念式典に出席するため、25日に中国へ。26日午後に帰国予定だったが、体調を崩したことを理由に、1日延期していた。今後、東京都内の病院で検査を受けるという。
北京空港ではかなり疲れた様子だったとされ、宮本雄二駐中国大使らが付き添った。二重計上問題については、この時も記者団の質問に答えなかった。
毎日新聞 2007年7月27日 13時26分
1667
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/27(金) 15:45:59
農相の即刻辞任を要求 二重計上問題で野党 '07/7/27
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200707270257.html
野党各党は二十七日、赤城徳彦農相の政治活動費二重計上問題に関し、一斉に農相の即刻辞任を求めるとともに、安倍晋三首相の任命責任を追及する姿勢を示した。
民主党の鳩山由紀夫幹事長は富山市内で記者団に「赤城氏はお辞めになるべきだ」と強調。「参院選で、不祥事続きの安倍内閣の信を問いたい」と述べた。
共産党の市田忠義書記局長は「農相の疑惑は文字通りとどまるところを知らない。『事務処理上のミス』などとしているが、そんな言い訳は世間に通用しない」と辞任を求める談話を発表。「このような閣僚を任命し、疑惑が明らかになってもかばい続ける首相の責任も厳しく問われなければならない」と強調した。
社民党の福島瑞穂党首は名古屋市で記者団に「領収書を二重に使うのは意図的だ。直ちに辞任すべきだし、しないのなら首相は罷免すべきだ。国民をなめているとしか言いようがない」と述べた。
1668
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/27(金) 23:24:44
参院選:与党、最終盤にまた痛手 赤城農相の二重計上問題
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070728k0000m010147000c.html
赤城徳彦農相の政治団体などが政治活動費を二重計上していた問題の発覚は、最終盤の追い込みをかけようと、「政治とカネ」の問題で新たな対応策も模索してきた自民、公明両党にとって大きな痛手となった。自民党幹部は「こんな選挙、聞いたこともない」とぶぜんとし、公明党幹部からは「いいかげんにしてくれよ。この選挙は赤城に始まり、赤城で終わるだな……」と悲痛な声が漏れた。
一方、野党側は終盤に願ってもない攻撃材料を得た格好だ。民主党の鳩山由紀夫幹事長は遊説先の福井市で赤城氏の問題を取り上げ「こういうけしからん方が農相を務めている以上、安倍政権を信任できるはずがないじゃないですか。安倍政権に対して不信任を突きつけようじゃないですか」と力説した。共産党の市田忠義書記局長も27日「(赤城氏の)不正疑惑はとどまるところを知らない。かばい続ける首相の責任も厳しく問われなければならない」との談話を出した。
社民党の福島瑞穂党首も「二重三重の疑惑まみれの人物を、いまだに放置し擁護したままであり、首相の指導力のなさが露呈した」として、赤城氏の罷免を重ねて求めた。
毎日新聞 2007年7月27日 23時17分
1669
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/28(土) 07:41:30
政党支部が家賃補助/横光議員事務所費
2007年07月25日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000707250004
横光克彦衆院議員(比例九州ブロック)の宇佐市四日市の事務所の家賃を、横光氏の資金管理団体が負担しているにもかかわらず、同じ場所にある政党支部も多額の事務所費を支出していたことが、政治資金収支報告書で分かった。朝日新聞の取材に対し、横光氏側は、政党支部の「事務所費」には「党の行政区支部への家賃補助が含まれている」としている。しかし、この行政区支部は県議の事務所と事実上一体で、政治資金の問題に詳しい専門家らは「本来は『事務所費』ではなく、『寄付』として扱うべきだ」と指摘している。(小田健司、野崎健太)
横光氏の資金管理団体「横光克彦『清烈の会』」と「横光克彦後援会」は、宇佐市四日市の同じビルに、主たる事務所を置いている。横光氏が社民党から民主党に移った05年には、民主党県3区総支部も、同じ事務所に設立された。
同総支部と二つの政治団体の政治資金収支報告書によると、03〜05年当時、この事務所の「家賃」は「清烈」が負担しており、「事務所費」として424万〜510万円を計上。さらに、同居する後援会の「事務所費」は16万〜19万円だが、同総支部は05年、「事務所費」として227万円を計上していた。
横光氏側の説明では、同総支部の「事務所費」には、「切手代」などのほか、党別府市支部、中津下毛支部、宇佐市支部の三つの「行政区支部に対する家賃補助54万円が含まれている」という。そのうえで、行政区支部は「独立した政治団体ではなく、3区総支部の出先事務所という位置づけだ」とし、「家賃補助」については「交付金のような位置づけだ」としている。
さらに、この「家賃補助」の財源は、県連から3区総支部に交付される政党助成金といい、「行政区支部への交付金として支出する方法もあるが、行政区支部は政治資金規正法に基づく会計処理ができないため、3区総支部の事務所費として計上した」と説明する。
しかし、この三つの行政区支部は、いずれも県議が支部長を務めており、県議事務所と事実上一体となっており、専門家らは「同総支部からの家賃補助は、透明性を担保するうえでも、事務所費ではなく、県議への寄付として経理処理すべきだ」と指摘する。
また、寄付や交付金として処理する場合、氏名や団体名、金額などの明細を政治資金収支報告書に記載する義務があるが、事務所費として計上すれば、内訳や領収書は不要となる。
横光氏側は「05年当時は領収書を取っておらず、支出を証明する資料はない。領収書を取っていなかったのは良くなかった」と話している。
1670
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/28(土) 07:42:13
事務所費問題/会計責任者一問一答
2007年07月25日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000707250003
3区総支部の会計責任者を務める増原寛秘書との主なやりとりは次の通り。
――3区総支部の主たる事務所の家賃は「清烈の会」が負担しているのに、行政区支部の家賃補助を3区総支部が計上しているのは不自然だ。
「行政区支部は民主党のビラ配布をするなど政党活動の拠点としての実体がある。主たる事務所の家賃を清烈の会が負担していたのは05年までで、パーティー収入などを充てていた。06年からは3区総支部に党本部からの政党助成金が通年分、入るようになり、3区総支部が負担している」
――家賃補助は県議への寄付を事務所費に付け替えたことにならないか。
「支部長の県議は党の活動をしている。寄付というより、交付金のような位置づけだ。だが、行政区支部は政治団体ではないから、独立した会計処理ができない。(使途を限定しない)交付金として支給するのは良くないので、仕方なく事務所費として計上している」
――事務所費は内訳や支出先が分からない。正当な支出だと証明できるのか。
「05年は家賃の領収書をもらっていなかった。本来なら取るべきであり、良くなかった。05年に横光議員が社民から民主に移り、その後、会計責任者が交代してすべての領収書を保管している。06年以降の行政区支部の家賃の領収書もある。また、別府市支部は06年に政治団体の届け出をしたため、交付金として支出している」
――行政区支部を名乗れば、事務所費を隠れみのにいくらでも寄付できることになる。
「党の内規で県議が支部長を務めることになっており、支部の乱立に歯止めをかけている。また、党員50人以上の支部は政治団体として独立した会計処理をして外部監査も受けるため、透明化は図れると考えている」
1671
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/28(土) 07:42:53
政治資金問題−法律上の不明朗さ問題
2007年07月25日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000707250002
政治資金問題に詳しい岩井奉信・日大法学部教授(政治学)の話 党が所属議員への手当として出す「モチ代」「氷代」を、県議個人ではなく政党支部に出しているということだろう。実質的には寄付にあたる。ただ、政党支部への交付金としても法的には説明がつくので、違法とまでは言えない。制度の抜け道を利用した微妙なケースだ。
大事なことは、資金がどう動いたかを明らかにすること。事務所費ではだれにいくら渡したのか、使途が不明で不適切だ。寄付の項目で扱うべきだろう。
そもそも、政党支部はだれのものなのか。実質的に国会議員や県議個人の「便利な財布」になっており、政党への交付金なのか政治家個人への寄付なのかが法律上、不明朗になっているのが問題だ。
1672
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/30(月) 14:11:29
参院選比例選で落選、自民・福本陣営事務所などを捜索
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070730i505.htm?from=main5
自民党新人として参院選比例選に出馬して落選した福本亜細亜氏(33)の陣営が公示前、福本氏が卒業した東北福祉大の野球部OBらに、投票を呼びかける法定外の文書を宅配便で発送するなどしていた疑いが強まり、警視庁捜査2課は30日、公職選挙法違反(文書頒布)の疑いで、東京都葛飾区内の福本氏の選挙事務所などを捜索した。
同課の調べによると、法定外の文書は今月12日の参院選の公示前、全国各地の東北福祉大野球部のOBらに発送されていた。
福本候補は自民党の平沢勝栄衆院議員の秘書を経て、2005年11月までの1期4年間、葛飾区議を務めた。参院選比例選では5万4618票を獲得したが、同党の33位で落選した。
(2007年7月30日13時49分 読売新聞)
1673
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/31(火) 07:30:18
投票管理者の元市議逮捕 讀賣山形
参院選で投票管理者に任命されているにもかかわらず、禁止されている選挙運動をしたとして、県警捜査2課と天童署は30日、天童市川原子、元同市議で建設会社社長の森谷市重郎容疑者(74)を公職選挙法違反(選挙事務関係者の選挙運動)の容疑で逮捕した。
調べによると、森谷容疑者は参院選で、自宅近くにある同市第32投票区の投票管理者に任命されていたにもかかわらず、公示後の7月中旬、山形選挙区の舟山康江氏(民主)への投票を依頼する目的で、投票区内の有権者9人の自宅を戸別訪問してチラシを配ったほか、投票区内に住む男性1人を、同市内で開かれた舟山氏の個人演説会に送迎するなどの選挙運動をした疑い。
投票管理者は、投票所で不正な投票がないかを監視する非常勤の特別公務員。森谷容疑者は6月29日に同市選管から投票管理者に任命された。投票管理者は、任期中は投票区内で選挙運動を行うことを禁止されている。
森谷容疑者は1975年から5期連続で同市議を務めた。調べに対し、「違法なこととは認識していた。対立候補の地盤だったこともあり、何としても舟山氏を当選させたかった」などと容疑を認めているという。同課などで詳しい動機や背後関係の有無などを調べている。
(2007年7月31日 読売新聞)
1674
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/31(火) 09:05:08
川上村副村長を逮捕 公選法違反容疑
自民比例候補後援会に村職員を勧誘 讀賣長野
29日に投開票が行われた参院比例選をめぐり、川上村副村長が、落選した自民党候補の後援会入会申込書を同村職員に配布し、投票を依頼していた疑いが強まり、県警捜査2課と南佐久署は30日深夜、同村御所平、副村長の由井明彦(はるひこ)容疑者(60)を公選法違反(公務員の地位利用など)容疑で逮捕した。
調べによると、由井容疑者は参院選公示前の7月上旬ごろ、自民党候補の後援会入会申込書を部下の村職員数人に配って記入させ投票を依頼したなどの疑い。
県警は30日早朝から、由井容疑者を事情聴取。大筋で容疑を認めたため、逮捕状を取った。由井容疑者は今年3月まで助役だったが、制度改正で4月から副村長。任期は来年6月まで。
公選法は、公務員が地位を利用して特定候補の後援団体に入るよう勧誘することなどを禁じ、2年以下の禁固か、30万円以下の罰金を科している。
県内では、2000年の知事選をめぐって、立候補した前副知事の後援会の入会申込書を渡して職員に配るよう依頼したなどとして、県土木部幹部や塩尻市の助役らが同容疑で逮捕、起訴されている。
(2007年7月31日 読売新聞)
1675
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/02(木) 07:47:17
参院選違反歯科技工士を逮捕
自民比例の陣営4人への供応容疑 讀賣山形
県歯科技工士会事務所に入る県警の捜査員たち(1日午後11時、山形市西田で)
参院選の比例選候補を当選させるため有権者に酒食のもてなしをしたとして、県警捜査2課と酒田署は1日、酒田市若原町、県歯科技工士会専務理事で歯科技工士の阿部和夫容疑者(55)を公職選挙法違反(供応)の容疑で逮捕した。阿部容疑者は容疑を認めているという。
調べによると、阿部容疑者は、比例選に自民党から立候補した新人・中西茂昭氏(落選)を当選させるため、選挙公示後の7月下旬、同市中町の居酒屋などで、職場の同僚や歯科技工士仲間ら男女計4人に対し、中西氏への投票や選挙運動を行うことの見返りとして、1人につき約5000円の酒食を提供した疑い。
中西氏は日本歯科技工士会長。今回の参院選では全国の歯科技工士会が支援し、県歯科技工士会の赤塚幸伸会長によると、同会も中西氏の後援会入会の勧誘や会員名簿作りなどを行っていた。
捜査2課などによると、阿部容疑者は実父が経営する酒田市内の歯科技工所に勤め、4年前から県歯科技工士会の専務理事を務めていた。今回の参院選では中西氏のため熱心に選挙運動をしていたという。
阿部容疑者から飲食の提供を受けた4人はその前後に、阿部容疑者の求めに応じてビラ配りやポスター掲示などの運動を手伝っていたという。4人は同署などの任意の事情聴取に対し「飲食接待が禁じられていることは知っていた」などと話しているといい、同署などで詳しい経緯を調べている。
阿部容疑者が逮捕されたことについて、県歯科技工士会の赤塚会長は読売新聞の取材に対し、「今、初めて聞いた話なので、全くわからない。事前に県警などから接触があったということもない」と驚き、「県歯科技工士会の幹部なのだから、中西候補のために活動したのは当然だが、どうしてこんなことになったのか」と話していた。
(2007年8月1日 読売新聞)
1676
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/02(木) 08:19:40
買収容疑で運動員を逮捕 新潟選挙区の塚田一郎氏陣営
2007年08月02日02時47分
http://www.asahi.com/national/update/0802/TKY200708010494.html
7月の参院選で新潟選挙区から初当選した塚田一郎氏(自民)を当選させるため、現金を配ったとして、新潟県警捜査2課は1日、同県小千谷市城内、無職丸山文男容疑者(78)を公職選挙法違反(買収・事前運動)の疑いで逮捕した。
調べでは、丸山容疑者は6月中旬ごろ、小千谷市内の数人に、立候補表明していた塚田氏への票のとりまとめなどを依頼。報酬として、1人あたり現金数千円を渡した疑い。丸山容疑者は容疑を認めているという。
塚田氏は同選挙区(改選数2)で、民主党2候補を上回る40万3497票を集め、トップ当選した。選挙戦では、34人の自民党県議全員がそれぞれ、塚田氏のために500人規模の集会を開くなど組織的な運動を展開した。
1677
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/03(金) 15:20:58
山本派、新たに2人逮捕 知事選
未成年者使い違法ビラ 公選法違反容疑 讀賣群馬
山本龍氏の事務所に入る捜査員ら(2日午前10時ごろ、前橋市内で)
県警捜査2課と前橋署は1日深夜、知事選で落選した山本龍元県議(48)派の運動員で前橋市岩神町、土建会社社長関秀樹(34)と、伊勢崎市宮子町、自動車販売業押尾健(28)の両容疑者を公選法違反(文書頒布、未成年者使用)の疑いで逮捕し、2日午前、前橋市内の山本氏の後援会事務所など数か所を捜索した。
調べによると、2人は投開票日直前の7月下旬、未成年者ら数人を使って同市内の民家など数十軒に山本氏への投票を呼びかける法定外ビラを配布した疑い。
配布したのは押尾容疑者の遊び仲間の少年らで、県警は同法で選挙運動が禁止されている未成年者を使用した点を悪質と判断した。市内の広範囲に配られた疑いがあり、選対側が関与していたかどうかも調べる。ビラには山本氏の写真や政策も掲載されていた。
山本氏は2日、読売新聞の取材に対し、「若い人たちへの政治参加の呼び掛けがこのような結果になり、残念だ」と話した。山本氏派の運動員は7月30日にも同法違反(供応)容疑で1人が逮捕されている。
(2007年8月3日 読売新聞)
1678
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/03(金) 15:23:44
参院新潟選挙区選・塚田派運動員を買収容疑で逮捕、県警 讀賣新潟
参院新潟選挙区選で票を取りまとめる見返りに現金を渡したとして、県警捜査2課と小千谷署は1日、当選した自民党の塚田一郎氏(43)陣営の運動員で、小千谷市城内、無職丸山文男容疑者(78)を公選法違反(買収、事前運動)の疑いで逮捕した。丸山容疑者は容疑を認めているという。同課などは自宅など数か所を捜索し、書類などを押収、買収資金の出所などを慎重に捜査している。
調べによると、丸山容疑者は公示前の6月中旬、小千谷市の有権者数人に票の取りまとめなどを依頼し、選挙運動の報酬として現金数千円を渡した疑い。
丸山容疑者は小千谷市区選出の木村一男県議の後援会長を務め、今回の参院選では塚田陣営の小千谷選挙対策本部副部長だった。旧JA小千谷市の組合長、県JA中央会副会長なども歴任している。
複数の関係者によると、丸山容疑者は6月中旬、木村県議の後援会支部長の自宅数軒を訪ね、選挙チラシと共に現金約5000円を渡していたという。後援会幹部の一人は「今年は統一地方選もあり、選挙が続いた。参院選は関心が薄かったため、はっぱをかけようと現金を渡したのではないか。後援会からは一切金は出していない」と話している。
塚田氏は読売新聞の取材に対し「昨日深夜、マスコミの方からの連絡で初めて内容を知り、大変驚いている。みなさまにご心配をおかけしたことについてはおわびしたい」と話した。
(2007年8月3日 読売新聞)
1679
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/03(金) 15:27:08
秋山・前県議に連座制適用へ
百日裁判、控訴しない見通し 讀賣山梨
4月の県議選を巡る秋山隆信・前県議派の選挙違反事件で、連座制適用を前提とした百日裁判は、3日午前0時に控訴期限を迎える。公職選挙法違反(買収など)の罪でほかの6人とともに甲府地裁から有罪判決を受けた、奥脇高広(39)、佐藤将光(64)両被告はともに控訴しない見込み。秋山氏も連座制適用について争わないとみられるため、9月上旬にも適用される見通し。
出納責任者だった佐藤被告の刑が確定すれば、秋山氏は、地裁から通知を受けた日から30日以内に、連座制にあたらないことを確認する訴訟を東京高裁に起こさない限り、連座制が適用される。秋山氏は公判の中で、今後選挙に出馬しない意向を文書で示しており、訴訟を起こさない可能性が高い。
一方、検察側は、奥脇被告について、刑が確定し次第、秋山氏への連座制適用を求めるため、東京高裁に行政訴訟を起こす準備に入る。先に佐藤被告分で連座制適用が決まれば、訴えを取り下げるか訴えが却下されることになる。
奥脇被告の弁護人で、秋山氏の代理人も務める平田定男弁護士は取材に対し、「控訴するつもりはない」とし、秋山氏については「連座制訴訟で争うつもりはないだろう」と話した。佐藤被告側も同様の考えとみられる。
(2007年8月3日 読売新聞)
1680
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/03(金) 16:48:03
塚田氏陣営買収「苦労かける」と現金
2007年08月03日 朝日新潟
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000708030005
7月の参院選新潟選挙区(改選数2)で初当選した塚田一郎氏(自民)への票のとりまとめを依頼し、6月中旬に現金を配ったとして逮捕、送検された小千谷市城内の無職丸山文男容疑者(78)が、県警の調べに対し、「選挙で苦労をかけると思い、カネを渡した」などと供述していることが2日、分かった。
◇ ◇ ◇
県警は、小千谷市選出で自民党の木村一男県議の後援会長を務める丸山容疑者が、激戦が予想された参院選に危機感を強めていたことが、後援会のメンバーに現金を配る動機になったとみて、資金源や組織的な関与がなかったかなどを調べている。
調べでは、丸山容疑者は後援会の支部長宅を回り、塚田氏の後援会入会カードやリーフレットなどとともに、4、5人に現金5千円ずつを手渡したという。
木村県議は塚田氏陣営小千谷支部の選対本部長を務め、丸山容疑者は二十数人いる「副本部長」のうちの1人だったという。自民党関係者からは「選挙での集票力が地元県議の力量とみられるから、少しでも多く票を取りたいと思ったのではないか」「後援会メンバーへの気遣いのつもりだったのでは」などの見方も出ている。県警は塚田氏の選対支部の組織実態の解明を急いでいる。
一方、塚田氏は丸山容疑者の逮捕について「正直びっくりしている。皆さんにご心配をかけたことは申し訳ない」とコメント。小千谷市に自身の後援会はなく、丸山容疑者に応援を依頼したこともない、などと強調したうえで、「広く自民党そのものの中で応援していただいており、大勢の方がかかわっている」と話し、直接の関係を否定した。
2日は予定通り「党中越沖地震対策本部」の一員として、東京電力柏崎刈羽原子力発電所や柏崎市などの被災地を視察した。
今回の参院選で塚田氏の陣営は党の組織固めに力を入れる戦術を徹底。県連の石井修幹事長は、県議団34人に各500人規模の集会を開くよう呼びかけた。石井幹事長は「塚田氏を応援する自民党本体の後援会と、県議個人の後援会とは別のものだ」と話した。
丸山容疑者は小千谷農協の組合長を務めていたこともあり、「小千谷の農家では知らない人はいない」(地元関係者)。「面倒見の良い人だが、選挙では古い体質を引きずったままだったのではないか」などと話す関係者もいた。
1681
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/04(土) 19:21:51
田中元県議を書類送検 選挙はがきに虚偽 県警 三重伊勢
http://www.isenp.co.jp/news/20070804/news12.htm
今春の統一地方選で、県議選伊賀市選挙区から出馬し、落選した田中覚元県議(49)が、「選挙運動用はがき」に本人の了承を得ず推薦人として記載した疑いが強まり、県警捜査二課と伊賀署は三日、公選法違反(虚偽事項の公表)容疑で書類送検した。
調べでは、田中元県議は県議選の選挙運動期間中に有権者に送った選挙運動用はがきに、本人の承諾なしに推薦人として少なくとも十数人の名前を書いて十数人に送り、推薦や支持に関し虚偽の事項を公にした疑い。
当選した対立候補の支持者らが「名前を勝手に使われた」などと、伊賀署に告発。県警はこの日、書類送付した。
田中元県議は昨年七月、津市内の飲食店で、女性店長にいすを投げてけがを負わせたとして、逮捕された。傷害罪で罰金五十万円の略式命令を受けて県議を辞職。ことし四月の県議選には無所属で立候補したが、落選した。
1682
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/04(土) 21:26:54
森元陣営 県内少なくとも44市町村に入会依頼送付
8月3日(金)長野信毎
http://www.shinmai.co.jp/news/20070803/KT070802FTI090004000022.htm
参院選に絡んで南佐久署などが摘発した南佐久郡川上村副村長による公選法違反(公務員の地位利用)で、副村長が村職員に配り記入を求めたとされる自民党比例代表候補の後援会入会申込書などが、県内で少なくとも44市町村に届いていたことが2日、信濃毎日新聞の調べで分かった。ほとんどが市町村長名にあてて、市役所や町村役場に段ボールに詰められた形で宅配便などで届いていた。
候補は、落選した前職で元自治省官僚の森元恒雄氏。44市町村のうち5市町村では、後援会入会申込書が現在も残っており、4月から5月に宅配便で発送された段ボール箱に入っていた。中には、住所、名前、電話番号を記入する申込書のほか、同氏の名刺やポスター、活動報告なども束になってあった。
また、首長あての「支援者確保のお願い」の「内部文書」も同封。「署名集めと名刺配布に特段のお力添えを」などと記し、1カ月間にまとめる目標会員数を市町村ごとに定めて、「市町村議、市町村長の後援会、森元つねおを支援する団体の会員方々」への署名を依頼、事務所に送り返すよう求めている。
また、ある市に届いた文書には、県内の市町村別に、2001年参院選の本人の得票数、今選挙の「想定得票」「目標後援会員数」が並ぶ一覧表も添えてあった。
取材に対し、大半の市町村長は、森元氏と面識がないなどとして署名は集めなかったとしたが、中には幹部とともに知り合いの署名を集めたことを認めた首長もいた。
森元氏の秘書は、県内の市町村あてに入会申込書を送ったことを認めた上で、「役場内で配るようなことはお願いしていない」と強調。目標会員数については「このくらい集めてもらえればありがたいという意味で強制していない」としている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/05(日) 09:27:46
2007年8月4日(土)「しんぶん赤旗」
小池氏に受注企業献金
環境相時代、100万円
05年総選挙直前 公選法違反の疑い
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-08-04/2007080401_02_0.html
小池百合子防衛相(衆院東京10区)が環境相時代、同省主催の国際シンポジウムを随意契約で受注した企業から百万円の献金を受け取っていたことがわかりました。献金は、一昨年の総選挙の公示直前で、公職選挙法違反の疑いがあります。
--------------------------------------------------------------------------------
献金していたのは、官公庁の国際会議などのコンベンション業務を数多く手がけている「コングレ」(大阪市、資本金九千九百万円)。
小池氏が支部長を務める「自民党東京都第十選挙区支部」の政治資金収支報告書(〇五年)によると、小泉内閣の「郵政解散」にともなう総選挙の公示四日前の八月二十六日に、コングレ社から百万円の献金を受け取っています。
コングレ社は、〇五年度、環境省主催の環境ホルモンに関するシンポジウム「化学物質の内分泌かく乱作用に関する国際シンポジウム開催業務」(五千四百六十万円)を随意契約で受注しています。このため、〇五年八月の献金は、公共事業受注企業からの「選挙に関する」寄付を禁止した公職選挙法一九九条、二〇〇条(特定寄付の禁止)に違反する疑いがあります。
官公庁の契約は業界との癒着をなくし、金額を低く抑えるため原則として競争入札が義務付けられています。ところが、環境省は昨年、〇〇年度から〇四年度に発注した五百万円以上の事業、約三千二百件のうち、競争によらない随意契約が約92%を占め、各省庁のなかでも群を抜いて高いとの批判を受けました。コングレ社も、二〇〇〇年度以降、「世界湖沼会議運営業務」(〇一年度)など、五年間で計十件、総額三億八千七百万円をすべて随意契約で受注していました。
昨年四月二十五日の参院環境委員会で日本共産党の市田忠義書記局長が、随意契約の割合が異常に多い問題を追及、小池環境相(当時)は「効率性、透明性を高めるために見直しをしていきたい」と“決意”を表明しました。しかし、契約の「見直し」の結果は、シンポ開催業務の一般競争入札は困難として、業者が出した企画を発注者側が選定するという「企画競争」にとどまりました。
当の大臣が随意契約によって同省の仕事を一貫して受注してきた企業から献金を受けとっていたことは重大です。
小池事務所の話 コングレから百万円の寄付をちょうだいしていることは事実だが、環境省と随意契約をしている企業であるかは承知していなかった。献金と随意契約の因果関係もなく、寄付者の自発的な意思にもとづいての寄付と認識している。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/06(月) 08:28:33
県議選公選法違反:近藤被告、現金は推薦料/検察側、非党員への交付は買収 /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20070805ddlk11040064000c.html
◇近藤被告、現金は党支部の推薦料−−8日判決
4月の県議選西5区=ふじみ野市(旧上福岡市)=で当選し、公選法違反(買収など)の罪に問われたふじみ野市中ノ島1、県議、近藤善則被告(48)の判決公判が8日、さいたま地裁(中谷雄二郎裁判長)で開かれる。近藤被告は現金を渡したことは争わず、現金の趣旨を「(党支部からの)推薦料」と主張。買収金ではないとして無罪を訴えている。判決を前に争点を整理した。
論告などによると、近藤被告は、告示前の1月15日、のし袋に「推薦料 自由民主党上福岡支部」と書き、自身の資金管理団体の口座から引き出した現金5万円ずつを入れた。同日午後6時ごろ、自宅に市議6人を集めてすしを振る舞い、のし袋を配った。うち1人は直後に返還し、現金を受け取った5人は同法違反(被買収)罪に問われて罰金を納付した。
近藤被告は当時、県議3期目で自民党上福岡支部長。党県連によると、市町村議への推薦料の交付は各支部ごとに管理しており、「誰にいくら交付したか」を県連に報告する義務はないという。党県連は「支部の会計から推薦料が交付されていれば間違いではない。県内の別の支部でも交付されていると聞く」と話した。
一方、検察側は「党員でない市議や、次回選挙に出馬しないと考えられていた市議にも現金を交付している。買収金であるとの認識は明らか」との見方だ。これに対して弁護側は、市議の一人に「県議は推薦料がもらえていいな」と言われ、党支部長として近藤被告は推薦料交付を思い立った。現金を資金管理団体から出したのは、党支部に対しての寄付行為であり、公選法上適法−−などと主張している。
近藤被告は、警察の捜査段階で「私の選挙運動を頑張ってもらうための報酬として渡した」などと容疑を認め、県議辞職の意向を示したと伝えられた。しかし6月の初公判以降、一貫して否認。離党したものの議員辞職はせず、現在も月額計142万7000円の議員報酬と県政調査費を受け取っている。【弘田恭子】
毎日新聞 2007年8月5日
1685
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/06(月) 09:50:58
参院選比例代表の公選法違反:後援会申し込み用紙発送、候補者事務所が依頼 /長野
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagano/archive/news/2007/08/03/20070803ddlk20040402000c.html
◇後援会申し込み用紙、全国に発送
川上村副村長の由井明彦容疑者(60)が公職選挙法違反(公務員の地位利用)の疑いで逮捕された事件で、同容疑者が票の取りまとめを図った候補者の事務所から村役場に、後援会申し込み用紙が発送されていたことが2日、分かった。同事務所は全国の自治体に送っていたらしい。県警は由井容疑者がこの用紙を使って、部下に記入するよう働きかけた可能性もあるとみて調べている。
発送元は、参院選比例代表で落選した元自治省官僚の森元恒雄氏(自民党)の選挙事務所。佐久地域11市町村のうち、少なくとも川上村を含む9市町村に同事務所から段ボール詰めの荷物が届いた。中には申し込み用紙のほか、森元氏の名刺やポスターが入っていたという。いずれも今年3〜6月にかけ、首長あてで役場に届いた。
ある自治体では「支援者確保のお願い」と題する文書が同封され、森元氏の名前で「1人でも多くの支援者を確保するため、特段のお力添えを願いたい」などと書かれていた。また別の用紙には前回参院選での同氏の県内市町村別得票数が記され、それぞれに「目標後援会会員数」、今回選挙での「想定得票数」が割り振られていた。川上村の会員数の目標は150、想定得票は20だった。
佐久穂町の佐々木定男町長は「役場に申し込み用紙を送るなんて聞いたことがない。私は放っておいたが、(由井容疑者は)公選法や事情を知らないまま、部下に書かせてしまったのではないか」と話した。別の自治体関係者は「選挙違反にはあたらないだろうが、元自治省官僚が上からの命令のように用紙を送りつけるのは、道義的に問題がある」と話した。
荷物の配達を請け負った業者は「長野県だけでなく全国に配った。送り先は個人名もあったが、役場が多かった」と話した。森元氏の事務所は「責任者が不在で分からない」と話している。【川崎桂吾】
毎日新聞 2007年8月3日
1686
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/06(月) 09:51:37
参院選比例代表の公選法違反:知事が“同情”発言 「住民のため、よかれと」 /長野
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagano/archive/news/2007/08/04/20070804ddlk20040521000c.html
参院選にかかわり公職選挙法違反容疑で川上村副村長が逮捕されたことについて、村井仁知事は3日、「住民のためを思い、自治体の経営を考える上でよかれと決断されたことを非難する心境になれない」と話した。容疑者への同情とも受け取れる発言は今後、論議を呼びそうだ。
この事件では、同村副村長の由井明彦容疑者(60)が、参院選比例代表で立候補して落選した元自治官僚の候補への投票の働きかけを、部下の村職員に行ったとして逮捕された。村井知事は同日の定例会見で、地方交付税が減額されて苦しい財政状況の地方自治体の立場を説明。その上で「わらをもつかむ思いで選択されたことに同情を覚える」と述べた。
また、森元候補の事務所が、後援会の申込書を全国の自治体に発送したことについては「いいことではないでしょうが、自分の経歴にかかわるところで、いろいろな形で働きかけをすることはあるのでしょう」と述べるにとどまった。【仲村隆】
毎日新聞 2007年8月4日
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/06(月) 09:59:30
参院選・塚田派の公選法違反:逮捕の運動員、刑事の目前で現金渡す /新潟
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/archive/news/2007/08/04/20070804ddlk15040415000c.html
◇「私服で気づかず」
参院選新潟選挙区で初当選した塚田一郎氏(自民)派の運動員、丸山文男容疑者(78)=小千谷市城内=が運動員数人に投票とりまとめなどを依頼し、見返りに現金を配った疑いで逮捕された公職選挙法違反事件で、丸山容疑者が私服警察官の目の前で現金を渡していたことが3日、関係者らの証言で分かった。県警もこの事実を把握しており、捜査の端緒の一つになったとみられる。
関係者によると、小千谷市区選出の県議(自民)の後援会長だった丸山容疑者は公示前の6月中旬、市内の後援会支部長の会社事務所を訪問。同じ時間に小千谷署の私服刑事ら数人が窃盗事件の捜査で訪れていたが、丸山容疑者は先客が刑事とは気づかず、家族に塚田氏の集会の案内チラシなどと一緒に現金5000円を渡し、不在の支部長に渡すように依頼。あとで知った丸山容疑者が関係者に「私服だったので刑事だとは思わなかった」などと話していたという。
当時、同署員らが捜査していたのは昨年11月、市内の美容院の女性美容師(43)が客の髪を洗っている間にバッグから現金7万円を盗んだ容疑の窃盗事件。同様の被害が4、5件相次ぎ、支部長の家族も被害届を提出していた。同署は聞き込み捜査を続け、6月14日に美容師を逮捕していた。
先月、丸山容疑者本人から事情を知らされた塚田氏陣営の関係者は「タイミングが悪すぎた」と肩を落としたという。【岡田英】
毎日新聞 2007年8月4日
1688
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/06(月) 10:57:13
民主・牧山氏が「法定選挙費オーバー」
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070806-237673.html
参院選神奈川選挙区で初当選した民主党の牧山弘恵氏(42)が出演したTBS系の番組で、選挙運動のために使用できるお金の最高限度額(法定選挙費用)を「オーバーした」と発言していたことが5日、分かった。法定選挙費用を超過した場合は出納責任者が罰則を科され、連座制の適用によって当選は無効になる。
牧山氏は4日朝、「みのもんたのサタデーずばッと」に出演し、選挙運動に「お金がかかりました」などと話した。司会役の下村健一氏(47)に「法定選挙費用には収まりました?」と聞かれ「やっぱりオーバーしましたね」と返答。同席した民主党の原口一博衆院議員(48)に「法定選挙費用をオーバーしたら失格だよ」と指摘された。番組の一部は投稿型動画サイト「ユーチューブ」に掲載され、インターネット掲示板「2ちゃんねる」には牧山氏の発言に対する批判が多数書き込まれている。
公職選挙法では金権選挙を避けるために、選挙にかけられる費用の上限が定められている。総務省の発表によると今参院選の神奈川選挙区の法定選挙費用は5925万円。牧山氏の選対幹部は「超過はあり得ない話。本人は法定選挙費用のことをよく分かっていなかったのでは」と話した。
牧山氏はTBSのディレクターを経て89年に米国の司法試験に合格。05年の補欠選挙に続いて参院選に立候補し、初当選した。
民主党新人議員では比例代表で当選した横峯良郎氏(47)が7月30日、TBS系の番組で「『(事務所費問題の)ほとんどが飲み食い代』と国会議員に聞いた。(民主党も)たぶんそうだと思います」と発言し、やはり出演していた原口氏が「冗談じゃない」と激怒したことがある。
[2007年8月6日8時31分 紙面から]
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/06(月) 14:46:55
公選法違反:参院選で取り調べ 容疑で木之本町監査委員 /滋賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shiga/news/20070805ddlk25040012000c.html
7月の参院選を巡り、木之本町の代表監査委員の男性(61)が、立場を利用して特定候補への投票を呼びかけたとして、公職選挙法違反(公務員の地位利用)容疑で県警参院選選挙違反取締本部の取り調べを受けていることが4日、わかった。
調べでは、男性は先月11日、町役場などであった定期監査で、同町の職員ら10数人に滋賀選挙区の自民前職候補の後援会入会申込書付きのパンフレットを「頼む」などと言って渡した疑い。
男性は事実関係を認め、3日に監査委員の辞職願を提出。同町は「捜査を待って処分を検討する」としている。県警は町職員ら関係者から事情を聞き、容疑が固まり次第、書類送検する方針。【近藤希実】
毎日新聞 2007年8月5日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/07(火) 08:07:36
赤城氏に地元不満 農相更迭1週間
事務所費問題いまだ説明なし 讀賣茨城
不適切な会計処理の問題を受け、赤城徳彦衆院議員(48)が農相を更迭されてから7日で1週間を迎える。しかし、赤城氏は閣僚辞任後、地元の衆院茨城1区で公式に釈明する場を設けておらず、地元有権者だけでなく、身内の後援会関係者からも不満の声が上がっている。
赤城氏は6日午前、自民党県連を訪れ、山口武平会長と会談した。関係者によると、赤城氏サイドから面会を求めたといい、参院選大敗につながった自らの事務所費問題を謝罪したという。しかし、赤城氏の事務所は「地元への説明はいずれやらないといけないが、今のところ具体的な予定は立っていない」としている。
こうした赤城氏の対応に、おひざ元である筑西市内の支持者も不信感を募らせている。
吉沢範夫・前市議会議長(44)は「事務所費のミスなのだから、当然、地元有権者や支持者に経緯をよく説明すべきだ。同じ意見の人は多い」と話す。祖父・宗徳氏の代からの支持者という電器店経営鈴木勝家さん(64)は「事務所費問題でつまずくなど、危機管理能力の問題だ。政治家の質も問われる」、無職鈴木明さん(67)は「当然、地元に経緯を説明する責任があると思う。長年支持していたが、今後の投票も考え直したい」と不満をあらわにする。
政治団体「赤城徳彦後援会」の代表で元県議の青木来三郎氏(85)は赤城氏本人に説明を求めてきたが、これまでに納得できる連絡はなく、「もう少し様子を見る」構えだ。代表を続けるかどうかは「本人の出方次第」としている。
ある後援会幹部は「本人は白に近い灰色と思っているだろうが、有権者には限りなく黒に近い灰色だと思われている。このままでは次の選挙も危ない」と危機感を募らせる。
ただ、赤城氏は、公開義務のない領収書まで開示する意思がないことを重ねて表明しているため、地元で説明の機会を設けた場合でも同様の立場を貫く見通しだ。一方、自民党県連は「県民が納得できる説明をすべきだ」(幹部)とくぎを刺しており、後援会幹部は「既に説明した内容だけでは地元に不満が残るが、現行の法制度を超えてどこまで明らかにすべきかという問題もある」と悩ましげだ。
(2007年8月7日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/07(火) 08:15:02
「前参院議員側から勧誘文書」 逮捕の川上副村長が供述
首長300人以上に発送か 讀賣長野
川上村副村長の由井明彦(はるひこ)容疑者(60)が公選法違反(地位利用など)容疑で逮捕された事件で、由井容疑者が調べに対し、「自民党の前議員側から、村長あてに送られた後援会入会申込書を使い、職員に投票依頼をした」と供述していることが6日、わかった。読売新聞の取材に対し、前議員の秘書は「全国300以上の首長あてに申込書を発送した」と説明。県内の首長は「地位利用を誘発しかねない」と、その手法を懸念している。
前議員は、自民党の森元恒雄氏(60)。旧自治省出身で、岐阜県副知事などを経て2001年の参院選比例選で初当選し、今回、落選した。
森元氏の事務所によると今年1月以降、全国の首長あてに10〜20枚ずつ後援会入会申込書を送付し、入会者の紹介を依頼していた。送付先は役場か首長の自宅だったという。
東信地方の町長への郵送物には、入会申込書以外にも、「支援者確保のお願い」と題した文書や、自治体ごとに「想定得票」や目標後援会員数などを記載した文書も含まれていた。
総務省選挙課によると、首長への後援会入会申込書の送付について、「聞いたことのないケース」としつつ、公示前で、投票を依頼する選挙運動の性格がなければ違法ではないとする。一方、「首長らが特定政治家の後援会への入会を勧誘することは、公選法で禁じた地位利用となるケースもある」と指摘している。
申込書を送られた南木曽町の宮川正光町長は「こういう資料を役場に送りつけられたのは初めて。『危ないな』と思った」と打ち明ける。東信地方の市長も「森元氏は旧自治省出身だし、うまくやれば交付税が多くもらえるのかと期待してしまう。地位利用を誘発しかねないのでは」と、首をかしげる。別の市では「市長に相談して受け取りは不適切と判断し、そのまま送り返した」(担当者)という。
森元氏は取材に対し、「政治活動にあたっては、法令違反のないよう慎重を期してきた」とコメントしている。
(2007年8月7日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/07(火) 08:21:01
長勢法相:相談役の団体から「ビザ照会謝礼献金」受領
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070807k0000m010133000c.html
長勢甚遠法相(衆院富山1区)の地元事務所が昨年9月ごろ、法相が相談役を務める外国人研修生の受け入れ団体「富瀋(とみしん)国際事業協同組合」(富山市、中田幸男理事長)から、研修生の査証(ビザ)について法務省などに問い合わせた謝礼として50万円の献金を受けていたことが分かった。法相側は、毎日新聞が富瀋などを取材した今年6月以降に「入管行政をつかさどるトップとして誤解があってはいけない」として返金し、相談役も辞任した。【外国人就労問題取材班】
複数の組合幹部によると、法務省入国管理局から在留資格認定証明書を取得しながら、外務省の在中国公館からビザの発給を受けられない研修生が十数人いたため、昨年8〜9月、地元の松田勝人秘書に「どういう理由なのか」と確認を依頼。事務所が入管や外務省に問い合わせた結果、中国側にミスがあったことが分かった。入国はできなかったが、組合幹部は「いろいろ動いてもらったお礼がしたい」と秋ごろ事務所を訪れ、松田秘書に50万円を渡した。
しかし、本紙が中田理事長らに献金の取材を始めた今年6月から7月初旬、松田秘書から組合に「何もなかったことにしよう」と申し出があり返金された。献金を証明する領収書を事務所から受け取っていたが、返したという。また、法相は富瀋設立の98年5月から相談役に就任していたが、「大臣等規範」に規定されている首相への届けがなかったことなどから辞任の申し出があり、組合は了承した。
松田秘書は、現金を受け取った時期は「法相就任(昨年9月26日)前で、返金は参院選公示前の6月ごろだったと思う」と説明。今年3月末までに提出した昨年の政治資金収支報告書(9月下旬公開予定)を返金した際に修正したという。富瀋の依頼については「うちの事務所が名古屋(入管)に問い合わせたと思うがよく覚えていない。献金したいと言われたので、安易に受け取ってしまった。すべて私が処理し法相は知らない。返金は、法相に報告した」と話す。長勢法相は松田秘書を通じ「返金の報告を受けたかどうかもよく覚えていない」と回答している。
相談役について松田秘書は「大臣就任時に、富瀋に外すよう言ったのに、残っていたので辞任した」と話している。
長勢法相は旧労働省出身で現在6期目。05年10月に内閣官房副長官、昨年9月、安倍内閣で法相に就任した。92年に外国人研修・技能実習制度を提言した自民党検討委員会のメンバーで、今年5月には、厚生労働、経済産業省が改善案を発表した直後に、単純労働を事実上認める私案を発表していた。
富瀋は研修生を受け入れるための異業種協同組合。富山、石川、岐阜、新潟各県の製造、建設業者などの132社が加盟し富山では最大規模。昨年までに約900人の研修生を受け入れた。
毎日新聞 2007年8月7日 3時00分
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/07(火) 20:10:12
ちょっと気になる:新人記者の参院選/9 選挙違反 /山口
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamaguchi/archive/news/2007/07/26/20070726ddlk35070363000c.html
◇厳罰でも後絶たず
本来の持ち場は警察。選挙と野球取材の傍ら事件警戒もしなきゃ。選挙違反も気になる。「またやせたな」と先輩たち。締め切りに追われ食事する余裕もなくなってきた。
その選挙違反。候補が恐れるのは運動員らが買収、供応など悪質な違反をすれば当選が無効となるから。しかも禁固以上の刑確定で同一選挙区から5年間、立候補できなくなる。これは怖い。
「それでも後を絶たないんだな」と捜査幹部。県警によると、24日現在、警告は19件にのぼる。気になるのが捜査員。日ごろ何をしているのか。
「そりゃ言えんいね」と幹部に一蹴(いっしゅう)されたが、引き下がるわけにはいかない。
先輩の紹介で訪ねた捜査関係者が明かした捜査手法とは−−。「飲食店やゴルフ場の特定だな」と一言。裏選対幹部ら仕切り役がよく利用する店などをいち早く特定し、そのうえで頻繁に通い、ホステスら従業員を情報源にするのだという。
また選挙中、ビール券が数百枚単位で酒店に持ち込まれないか目を光らせる。「買収目的でばらまくケースがほとんど」で情報が入ると捜査員たちは色めき立つという。
鉄則は怪しまれない服装。「農村地域で背広姿は目立つだろ。軽トラックに農機具を積み麦わら帽子姿で内偵するんだ」
ドラマのようだが、捜査費はほとんど自腹だとか。「請求できるが報告書を出さんといかん。情報源を守るためで、あんたらと同じ。でもそこまでやる刑事魂を持った連中は減ったな」【藤沢美由紀】
〔山口版〕
毎日新聞 2007年7月26日
1694
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/07(火) 20:18:39
下関市長選公選法違反:容疑の市議ら12人不起訴は不当 検察審査会が議決 /山口
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamaguchi/archive/news/2007/08/01/20070801ddlk35010596000c.html
05年3月の下関市長選に絡み、当時の市議ら12人が公職選挙法違反容疑で書類送検された問題で、山口検察審査会が山口地検の不起訴処分を「不当」と議決していたことが分かった。地検が昨年7月、11人を起訴猶予、1人を嫌疑不十分で不起訴処分にしていた。
当時の別の市議らの告発で発覚。告示前の05年3月上旬、自民党豊浦支部長ら2人(市議)が支部の市議ら10人に、立候補を予定していた江島潔氏(当選)を支援する選挙運動用はがきと現金5000円入りの封筒を手渡した疑いで書類送検されたとされる。
議決は26日付け。議決要旨によると、支部長ら2人は旧豊浦町議を4期連続で務めた経歴などを挙げ「選挙用はがきのあて名書きの報酬として現金を渡すことが買収罪に抵触することは十分に知っていたはず」と指摘した。10人についても「(現金を)そのまま受け取ったことは順法精神に乏しい」とした。これらを踏まえ「選挙制度に対する国民の信頼を失墜させる恐れがあり、不起訴処分には納得できない」と結論付けている。
当時、党支部長らは「現金は後援会に関する労務費だった」と主張していた。【新里啓一】
〔下関版〕
毎日新聞 2007年8月1日
1695
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/07(火) 21:36:50
長勢法相:50万円献金 「おかしな金ではない」と釈明
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/archive/news/2007/08/20070807dde041010014000c.html
長勢甚遠法相の地元事務所が、外国人研修生の受け入れ団体から査証(ビザ)について法務省に照会した謝礼に50万円の献金を受けた問題で、長勢法相は7日の閣議後会見で「法相の立場上、直接権限にかかわる団体から献金を受けたのは適切でないと思い返金した」と釈明した。献金の趣旨について「秘書から聞いた限りでは謝礼ではなく一般的なもので、おかしな金ではないと思う」との見解を示した。既に政治資金収支報告書を訂正したという。
一方、塩崎恭久官房長官は閣議に先立ち、首相官邸で長勢法相に説明を求めた。法相が「受け取った献金は既に返却しており、収支報告も修正している」と述べたのに対し、塩崎長官は「よく事実関係を確認し説明を尽くすように」と指示した。【坂本高志、西田進一郎】
毎日新聞 2007年8月7日 東京夕刊
1696
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/07(火) 22:22:59
公選法違反容疑で小林温氏の秘書ら逮捕 神奈川選挙区
2007年08月07日21時44分
http://www.asahi.com/national/update/0807/TKY200708070408.html
7月の参院選神奈川選挙区で再選された自民党の小林温(ゆたか)氏(43)の選挙運動に絡み、神奈川県警は7日、自民党神奈川県連職員の山口聡容疑者(34)=横浜市磯子区汐見台3丁目=や、小林氏の公設第2秘書だった鈴木美香容疑者(33)=神奈川県相模原市相模大野4丁目=ら3人を公職選挙法違反(日当買収)の疑いで逮捕した。
県警によると、鈴木容疑者は小林氏陣営の出納責任者という。買収などで有罪が確定した場合、連座制の適用で小林氏の当選が無効になる可能性がある。
ほかに逮捕されたのは、同党横浜市連職員の松岡篤宏容疑者(27)=横浜市港北区大豆戸町。
山口、松岡の両容疑者は容疑を認めているが、鈴木容疑者は「買収はしていない」と否認しているという。
捜査2課の調べでは、3容疑者は、街頭でビラを配るなどの選挙運動をさせた報酬として、7月下旬から選挙後の8月上旬にかけ大学生ら二十数人に現金計百数十万円を渡した疑い。
参院神奈川選挙区の改選数は3で、小林氏は2番目に多い89万5752票を得て再選された。
1697
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/07(火) 23:21:11
小林温議員の出納責任者逮捕
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/08/07/k20070807000207.html
先月、投票が行われた参議院議員選挙で、神奈川選挙区で当選した自民党の小林温参議院議員の選挙事務所の出納責任者ら3人が、選挙運動の報酬としてアルバイトの運動員二十数人に現金百数十万円を渡していたとして公職選挙法違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、自民党の小林温参議院議員の選挙事務所の出納責任者で秘書をしていた鈴木美香容疑者(33)と自民党神奈川県支部連合会と横浜市支部連合会の職員の男2人のあわせて3人です。警察の調べによりますと、鈴木容疑者らは先月29日に投票が行われた参議院議員選挙の神奈川選挙区で当選した小林議員の選挙運動でアルバイトの運動員二十数人にビラ配りなどをさせたことの報酬として、あわせて現金百数十万円を渡したとして公職選挙法の買収の疑いがもたれています。調べに対して鈴木容疑者は容疑を否認していますが、ほかの男2人は認めているということです。警察は今後、横浜市内の小林議員の事務所や自民党神奈川県連の事務所などを捜索し、現金が渡された詳しいいきさつについて鈴木秘書らを追及することにしています。公職選挙法によりますと、出納責任者の罰金刑以上の有罪が確定し、その後の裁判で連座制の適用が認められれば、議員本人の当選が無効になるとともに、5年間、同じ選挙で同じ選挙区から立候補できなくなります。小林議員は先月行われた参議院議員選挙で89万票あまりを獲得し、2回目の当選を果たしました。小林議員の事務所は、「強制捜査を受けたことを報道で知り、たいへん驚いています。法にのっとった選挙を指示してきたところですが、事案の詳細を把握していないので、今後、捜査の推移を見守り、要請があれば、捜査に協力する所存です。皆様にご心配をおかけして申し訳なく感じています」というコメントを出しました。
1698
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/08(水) 01:33:28
出納責任者逮捕:小林温参院議員の辞職問題に発展も
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070808k0000m010163000c.html
先の参院選で再選された自民党の小林温参院議員の元出納責任者らが7日、公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕されたことは、「政治とカネ」の問題でダメージを受けている同党にとって、さらに追い打ちをかける格好となった。党内から小林氏の議員辞職に発展するとの見方も出ている。
同党の中川秀直幹事長は「逮捕者がでたことは極めて遺憾だ。小林議員も公正な選挙運動を指導していたと思うが、事態を厳粛に受けとめ捜査の推移を見守りたい」とのコメントを発表した。同党幹部から「参院惨敗の傷が癒えていないのに、弱り目にたたり目だ」と悲嘆の声も漏れた。
公選法で出納責任者などに罰金刑以上の刑が確定すると、連座制が適用され、小林氏の当選は無効となり、補選が行われるが、逆風下の与党にとって補選を回避したいのが本音のようだ。
また同法の規定では、参院選の7月29日から3カ月以内に欠員が生じると、次点の候補者が繰り上げ当選することになるが、小林氏の神奈川選挙区の次点は公明党の松あきら前参院議員。議員辞職問題が浮上した場合、自民、公明両党間で難しい判断を迫られる可能性もある。
毎日新聞 2007年8月8日 1時23分
1699
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/08(水) 08:15:04
投開票日に報酬配り口止め 小林議員陣営の選挙違反
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007080801000056_National.html
参院神奈川選挙区で当選した自民党の小林温議員陣営の選挙違反事件で、公選法違反(買収)容疑で逮捕された出納責任者の鈴木美香容疑者(33)らが、先月29日の投開票日などに選挙運動の報酬を大学生らに配った際、口止めしていたことが8日、神奈川県警捜査2課の調べで分かった。
県警は、鈴木容疑者らが違法性を認識した上で、選挙運動の対価として現金を渡していたとみて追及するとともに、現金の出どころなどについても詳しく調べる。
調べでは、鈴木容疑者らは7月下旬から8月上旬にかけて、主に大学生の運動員20数人に、街頭で投票を呼び掛けたり、ビラを配ったりした報酬として計百数十万円を支払った疑いが持たれている。
大半は開票日の7月29日夕、横浜市中区の小林議員の事務所で、鈴木容疑者らが手渡しで支払い、その際、大学生らに現金の授受について口止めしていたという。
1700
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/08(水) 08:22:17
小林温氏陣営の出納責任者ら逮捕/神奈川県警
社会 2007/08/07
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiaug0708121/
参院選神奈川選挙区で当選した小林温氏(43)=自民=の陣営がアルバイトに日当を支払って選挙運動をさせていたとして、県警捜査二課と都筑署などは七日、公選法違反(日当買収)の疑いで、陣営幹部ら三人を逮捕した。出納責任者も含まれており、有罪が確定した場合、連座制が適用されて小林氏の当選が無効となる可能性がある。
逮捕されたのは、出納責任者で小林氏の公設秘書、鈴木美香(33)=相模原市相模大野四丁目=、自民党県連職員、山口聡(34)=横浜市磯子区汐見台三丁目=、自民党横浜市連職員、松岡篤宏(27)=同市港北区大豆戸町=の三容疑者。山口、松岡容疑者は容疑を認めており、鈴木容疑者は「買収はしていない」と否認しているという。
調べでは三人は共謀して七月下旬から八月上旬にかけて、小林氏のビラ配りなどの選挙運動をした報酬として、県内の大学生ら二十数人に計百数十万円を支払った疑い。
公選法は、いわゆるウグイス嬢など法律で定められた者を除き、選挙運動の対価として報酬を支払うことを禁じている。
神奈川新聞社の取材に対し、小林氏は「学生や、その知り合いという形でアルバイトを集めた」と説明。一方で「会場設営のためのアルバイトがビラ配りなどをしてしまったのかもしれないが、よく分からない。現場の人に任せており、ボランティアとアルバイトがごっちゃになっていたのかもしれない」と話している。
七月二十九日に投開票された参院選神奈川選挙区には八人が立候補。自民党現職の小林氏は約八十九万票を獲得し二位で二度目の当選を果たした。
◆ 連座制 ◆
候補者と一定の関係にある者が悪質な選挙違反(買収など)をした場合、候補者本人の当選が無効となる。連座制の対象者は【1】(選挙運動の)総括主宰者、出納責任者、地域主宰者【2】親族、秘書、組織的選挙運動管理者など─で、【1】は罰金以上【2】は禁固以上の有罪となった場合、検察官が当選者を相手取って当選無効を求める訴訟を起こし、勝訴が確定した時点で当選が取り消される。
1701
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/08(水) 11:34:30
選挙ポスター掲示で「嫌がらせ」 公選法違反で告発 高橋氏後援会幹部 三重伊勢
http://www.isenp.co.jp/news/20070808/news04.htm
七月二十九日施行の参議院議員選挙で、「選挙ポスター」掲示で嫌がらせを受け、選挙運動を阻害されたとして、伊勢市の会社経営男性(41)が、公選法違反容疑で告発状を提出し、伊勢署に受理されていたことが七日、分かった。男性は、参院選三重選挙区から民主党公認で出馬し、三選を果たした高橋千秋氏の後援会の伊勢地区代表者。県警捜査二課と伊勢署は、同法違反(選挙の自由妨害)などの疑いで捜査している。
告発状などによると、地区代表者は参院選公示後の七月中旬、民主党関係者から参院選比例区で使用する政治運動用の同党ポスターを張らせてほしいと依頼を受け、許可した。党関係者は伊勢市内にある地区代表者の自宅壁面にポスター二枚を張っていった。
ところが、しばらくして地区代表者が経営する会社事務所に、男の声で電話があり「誰の許可を得て、ポスターを張っているのか」「民主党を応援するな」などときつい口調で言われた。同党のポスター掲示などに対する抗議は五分以上続き、留守時も含め三回電話があったという。
地区代表者は「これまでにも水面下で嫌がらせを受けたことはあるが、直接的でこんなあからさまなものは初めて。このまま泣き寝入りするのは今後のためにもよくない」と主張。被疑者不詳のまま、公選法の疑いで告発状を伊勢署に提出し、受理された。着信履歴が残っており、県警も確認したとみられている。
県警は今後、地区代表者が先の参院選比例区でどのような選挙運動をし、民主党のポスター掲示に関し文句を言われるなど嫌がらせを受けたことで「いかに選挙運動の自由を阻害されたのか」を焦点に捜査を進めていく方針だ。
1702
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/08(水) 11:57:52
アルバイトに口止めも 讀賣神奈川
自民県連に捜索に入る捜査員ら(7日午後11時)
出納責任者の鈴木美香容疑者(33)は小林議員の公設秘書で、側近中の側近だった。連座制の対象となる、小林議員派の選挙運動で中核的立場にあった。また、山口聡容疑者(34)は県連、松岡篤宏容疑者(27)は横浜市支部連合会のそれぞれ職員で、応援のため小林議員の陣営に派遣されていた。運動員の配置やビラ配りの計画を立案するなど、街頭活動を指揮していた。
調べによると、買収された運動員の多くは県連学生部に所属する都内や県内の大学生。一部は、事務所のアルバイトとして働いていた。
山口容疑者らは学生らに違法な報酬を伴う街頭での選挙運動をさせる際に「(アルバイトかと)聞かれたらボランティアと答えるように」と口止めしていた。
学生らは手渡しで現金を受け取っており、調べに「(現金を)もらっていいのかなと思った」などと供述している。
関係者によると、学生らは当初、選挙事務所のアルバイトだったが、年金記録漏れ問題などによる逆風で情勢が厳しくなり、山口容疑者らがビラ配りや旗持ちなど選挙運動を指示したという。
午後9時50分過ぎ、横浜市中区の党県連事務所に、選対事務局長を務めた竹内英明県連幹事長が駆けつけ「びっくりしている。どういう状況か分からない。捜査の方向性を見極めていきたいと思っている」と困惑した表情で語った。
小林議員は中区の個人事務所に「法にのっとって選挙運動するよう指示していたが、強制捜査を受けたことを知り、驚いている。捜査の推移を見守り、要請があれば協力する」とのコメントを張り出した。
(2007年8月8日 読売新聞)
1703
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/08(水) 12:02:10
ビザ調査で長勢法相側に献金
参院ショックに追い打ち 讀賣富山
長勢法相が支部長を務める自民党富山県第1選挙区支部が、中国人研修生の受け入れ事業を行う団体から献金を受けていたことが、7日に発覚し、県内の自民関係者からは、「参院選敗北のショックが癒えていないのに……」と問題の広がりを懸念する声が漏れた。
献金していたのは、中国人研修生の受け入れ事業を行っている「富瀋(とみしん)国際事業協同組合」(富山市問屋町)。同組合などによると、昨年8月ごろ、外務省の在中国公館からビザ発給を受けられない研修生12人がおり、法相の地元事務所に原因調査を依頼した。
その後の同年9月6日、同組合の林広森専務理事が地元事務所を訪れ、50万円を手渡した。同組合の中田幸男理事長は7日朝、読売新聞の取材に、「献金というか謝礼」と答えた。ただ、林専務理事は、「謝礼ではなく政治献金だった」と強調する。
法相の事務所は、法務省が入国管理業務を管轄しており、法相就任に伴い、「誤解を招く」(私設秘書)として、今年7月4日になって、全額を返金した。
また、長勢法相は2003年4月、組合相談役に就いていたが、法相就任の昨年9月以降、大臣規範で義務付けられている首相への届け出も怠っていた。
この問題について、自民県議の一人は、「単なる献金。返却が遅くなったのも事務的なミスだろう」と擁護する。
ただ、ある自民関係者は、「参院選で負けてすぐなので痛い」と語る。6月中旬には、法相の魚津市の実家が未登記だった問題が報道されたばかりで、「風当たりがまた強くなる」と問題の広がりを懸念する。
同組合は、1998年設立。中国人の研修生と実習生を受け入れ、建設業や製造業など県内外の会員企業約120社に紹介。実績は約900人に上るという。
長勢法相は現在6期目。05年10月、小泉内閣で官房副長官に就き、昨年9月から現職。
(2007年8月8日 読売新聞)
1704
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/08(水) 12:03:34
川上村公選法違反 職員20人超後援会申し込み
副村長の求めで 県警、裏付け捜査 讀賣長野
参院選比例選を巡り、川上村副村長の由井明彦(はるひこ)容疑者(60)が公選法違反(地位利用など)容疑で逮捕された事件で、村職員20人余りが、村の調査に対し、由井容疑者の求めに応じ、自民党前議員の後援会入会申込書に記入したと回答していることが7日、わかった。県警も、職員20人前後が申込書に記入した疑いがあるとみて、職員から事情聴取を行うなど、裏付け捜査を進めている。
村は事件発覚後、全職員約80人のうち、事件の舞台となった本庁舎の全職員約35人を対象に、由井容疑者に求められ、後援会入会申込書に記入したかを問う内容の無記名のアンケートを実施した。集計した結果、20人余りが「(申込書に)記入した」と回答した。
県警の調べでは、由井容疑者は、参院選公示前の7月上旬ごろ、部下の村職員数人に対し、自民党の森元恒雄前議員(60)(落選)の後援会入会申込書に氏名の記入や投票を依頼した疑い。また、役場内で勤務時間中に投票を依頼していたことも判明している。
藤原忠彦村長は既に、由井容疑者の働きかけに応じて申込書に記入した幹部職員2人に対し、「公務員としてあるまじき行為」として、口頭で厳重注意した。今井好・村会議長も、「村民の信頼を損なう事態。職員教育の徹底を」と藤原村長に申し入れた。
村は、事件の背景には、公選法などについての職員の知識不足があるとみており、近く、再発防止のために全職員を対象に講習を行う方針だ。
講習は、村選管書記が講師となり、事件を報じた新聞記事なども参考資料として、公選法や地方公務員法で違反となる基本的な事項を再確認するという。担当者は「講習で知識や倫理感を高め、もう一度、公務員の原点に立ち返るよう呼びかけたい」と話している。
(2007年8月8日 読売新聞)
1705
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/08(水) 17:27:27
小林温議員に「進退判断を」 出納責任者逮捕で各党
2007年08月08日13時57分
http://www.asahi.com/politics/update/0808/TKY200708080197.html
公明党の北側一雄幹事長は8日の記者会見で、参院選神奈川選挙区で再選された自民党の小林温氏の出納責任者が公職選挙法違反の疑いで逮捕されたことについて「本人が事実を知らなかったとはいえ連座が働くわけで、これから事実関係が明らかになるにつれて、自ら判断することだと思う」と述べた。
神奈川選挙区の次点は公明党の松あきら前参院議員で、参院選から3カ月以内に欠員が生じれば繰り上げ当選になる。
一方、民主党の鳩山由紀夫幹事長は8日、記者団に「秘書や出納責任者が買収行為を行ったことが事実なら、直ちに連座制が適用される。事実であれば小林議員は辞めるべきだ」と述べた。
1706
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/08(水) 17:30:10
野党「小林氏は辞職を」 与党「本人が判断すべき」
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070808/skk070808000.htm
参院選神奈川選挙区で当選した自民党の小林温参院議員の出納責任者が公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕された事件に対して、野党側から8日、小林氏の議員辞職を求める声が相次いだ。与党側からも「(進退は)本人が判断することだ」(公明党の北側一雄幹事長)と厳しい声が出ている。
民主党の鳩山由紀夫幹事長は党本部で記者団に、「事実なら(小林氏は議員を)お辞めになるべきだ。民主党は、自民党との大きな違いとして、クリーンな政治を目指す。(今回の事件は)やはり自民党の体質だと思う」と述べた。
また、社民党の福島瑞穂党首は、国会内で記者会見し、「事実なら、刑事裁判で連座制の適用を受けるまでもなく(議員)辞職すべきだ」と述べた。共産党の市田忠義書記局長も「事実なら極めて重大な問題だ。自民党の順法意識の欠如が底知れないことを示した」との談話を発表した。
一方、自民党の中川秀直幹事長は党本部で記者団に「逮捕者が出たのは遺憾だ。小林議員も公正な選挙運動を指導していたと思うが、(党として)事態を厳粛に受け止めて、捜査の進展を見守りたい」と述べた。
公明党の北側一雄幹事長は記者会見で、「(小林氏は)きちんと説明し、対応しないといけない。(進退は)ご本人が判断することだ」と述べた。北側氏は安倍政権への影響について「良いわけないが、大事なことは説明し、きちんとした対処をされることだ」と指摘した。
出納責任者の有罪が確定した場合には、連座制の適用で小林氏の当選は無効になる。投票日から3カ月以内に欠員が生じた場合、次点の候補が繰り上がるが、3カ月を超えると補欠選挙が行われる。神奈川選挙区の次点は公明党前職の松あきら氏。
(2007/08/08 14:02)
1707
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/08(水) 17:59:14
公選法違反容疑:選挙当日も現金渡す 小林氏陣営
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070808k0000e040074000c.html
参院選神奈川選挙区で再選を果たした小林温氏(43)陣営の選挙違反事件で、公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕された同陣営の出納責任者、鈴木美香容疑者(33)=神奈川県相模原市相模大野4=らは選挙当日の先月29日にも、横浜市内の選挙事務所で選挙運動をした大学生らに現金を手渡していたことが県警捜査2課などの調べで分かった。一部の大学生らは「封筒は早く捨てて」「人には言わないで」と現金の受け渡しを口止めされていたという。
調べでは、鈴木容疑者らは7月下旬から8月上旬ごろにかけ、大学生ら二十数人にビラ配りなどの選挙運動をした見返りに現金百数十万円を渡した疑い。大学生らの多くは自民党神奈川県連の学生部に所属。十数人は選挙運動のための事務員として登録されていた。
県警は7日夜から8日未明にかけ、横浜市内の小林氏の事務所や自民党県連など十数カ所を同容疑で家宅捜索。数百点の資料を押収し、他の陣営幹部の関与や資金の出所を追及する。【鈴木一生、野口由紀】
毎日新聞 2007年8月8日 15時00分
1708
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/08(水) 22:23:40
自民・小林 温議員秘書ら逮捕 公明・北側幹事長「議員本人が公の場で説明すべき」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20070808/20070808-00000905-fnn-pol.html
秘書らが参院選での選挙違反で逮捕された自民党の小林 温議員について、公明党の北側幹事長は記者会見で、議員本人が公の場で説明すべきとの考えを示した。
北側幹事長は「当事者である小林議員自らですね、そこはきっちり釈明を、説明をしてもらいたいと思いますね」と語った。
北側氏は、小林議員自身が記者会見を開いて事実関係を説明すべきとの考えを示す一方、小林氏の議員としての進退については、「これから事実関係が明らかになるにつれて、ご本人が判断されるべきだ」と述べるにとどまった。
一方、民主党の鳩山幹事長は、相次ぐ「政治とカネ」の問題について、「自民党の体質と思わざるを得ない」と批判したうえで、「もし事実であるとすれば、それは直ちに連座制が適用されるということですから」、「小林議員はお辞めになるべきだと」と述べた。
小林議員については、所属する自民党町村派内からも、「あってはならないこと。議員活動の継続はかなり厳しい」との見方が出ている。
1709
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/08(水) 22:46:43
小林議員陣営、投開票日に報酬配り口止め
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070808-OHT1T00201.htm
参院神奈川選挙区で当選した自民党の小林温議員陣営の公選法違反(買収)事件で、前公設秘書で出納責任者の鈴木美香容疑者(33)らが、先月29日の投開票日などに選挙運動の報酬を大学生らに配り、口止めしていたことが8日、神奈川県警捜査2課の調べで分かった。
県警は、鈴木容疑者らが違法性を認識した上で、選挙運動の対価として現金を渡したとみて追及するとともに、現金の出どころなどを調べる。
また大学生ら運動員の大半を、公選法で報酬を受け取ることができる「事務員」として県選挙管理委員会に届けていたことも判明。事務員としての勤務実態はなく県警は公選法の規定を“隠れみの”にした疑いもあるとみている。
調べでは、鈴木容疑者らは大学生ら20数人に街頭で投票を呼び掛けたり、ビラを配ったりした選挙運動の報酬として現金計100数10万円を支払った疑いが持たれている。
20数人のほとんどに投開票日の7月29日夕、鈴木容疑者らが手渡しで支払い、自民党神奈川県連職員、山口聡容疑者(34)らが口止めしていたという。
公選法などは、有権者に直接、投票を依頼する運動員は原則無報酬だが、選挙運動にかかわらない事務員は届け出があれば報酬を受け取ることができると規定している。
(2007年8月8日19時08分 スポーツ報知)
1710
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/09(木) 07:15:50
県議選違反 近藤県議に有罪 地裁判決 被告は即日控訴 讀賣埼玉
判決について記者会見する近藤被告
今年4月の県議選を巡り、公職選挙法違反(現金買収など)の罪に問われた県議近藤善則被告(48)(ふじみ野市中ノ島)の判決が8日、さいたま地裁であった。中谷雄二郎裁判長は「自己の利益を優先し、選挙の自由・公正をないがしろにする違法な手段をあえて選択した」として、懲役2年、執行猶予5年、追徴金10万円(求刑・懲役2年、追徴金10万円)を言い渡した。近藤被告は判決を不服とし、即日控訴した。
判決によると、近藤被告は告示前の1月15日夜、自宅にふじみ野市議6人を招き、票の取りまとめなど選挙運動の報酬として、「推薦料 自由民主党上福岡支部」と表記した現金5万円入りの祝儀袋を5人に渡し、1人に渡そうとした。
弁護側は、現金は4月の市議選に向けて交付した同支部からの「推薦料」だとして買収目的を否定し、無罪を主張してきた。しかし、判決は「あらかじめ推薦手続きが踏まれず、支部の会計責任者の了解もなく実行された異例でずさんな手続き。推薦料の趣旨には重大な疑念がある」と判断。「市議らが受け取りやすいように、しかも後に発覚しても言い逃れが出来るように推薦料名目で買収金を手渡した」と指弾した。
買収に至った背景についても、近藤被告は2年後のふじみ野市長選をにらみ、県議選に大差で勝ちたいと考えていたが、2期連続の無投票当選により後援会が弱体化し、「支援体制に危機感があった」と指摘した。
判決後、県庁で記者会見した近藤被告は「無実を証言してきたが、理解されなかった。控訴して戦っていく」と話した。弁護人の立石雅彦弁護士は「判決はこちらの主張にきちんと答えず、都合良く認定した事実に合う証人の証言が信用性が高いとしており、不合理極まりない」と批判した。
(2007年8月9日 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/09(木) 07:19:42
「村長候補」思慮欠く
川上副村長選挙違反 職員ら連日聴取 讀賣長野
参院選比例選をめぐり、川上村副村長の由井明彦(はるひこ)容疑者(60)が、公選法違反(地位利用など)容疑で逮捕されてから10日。県警は事件の全容解明を目指し、役場内で連日、職員らの事情聴取を続けている。将来の村長候補とも目されたナンバー2の逮捕に、特産のレタスが収穫期を迎えた山村が揺れている。
■「この程度で」
「(地位利用を)許した我々も公務員として意識を高め、この局面を乗りきろう。レタスのイメージを傷つけないようにしてほしい」。前夜、由井容疑者が逮捕され、役場が捜索された7月31日朝、村総務課長が沈痛な表情で職員約25人によびかけた。課長自身も、由井容疑者から働きかけを受けていた。
事件について、ある村議は「こんなちょっとしたことで逮捕されるのか」と驚き、別の村民も「かわいそう」と同情するなど、公選法への意識の低さもうかがわせる。
逮捕の数日前には、村職員が県警から事情聴取を受けたことを知ったという藤原村長も、「ここまでの事態になるとは…」と逮捕に驚きを隠せなかった。
■全職員が参考人
由井容疑者は、公示前、自民党の森元恒雄前議員(60)(落選)側から村役場に、村長あてで送られた資料を使って投票依頼したと供述。村の調査では、本庁舎の職員35人のうち23人が申込書に記入したと回答した。
藤原村長は、自身の事件への関与を否定。取材に対し、役場に入会申込書が届いていたかは「把握していなかった」と説明している。村によると、警察側からは「本庁舎の職員全員から話を聞きたい」との意向が伝えられ、役場の会議室で1人ずつ、参考人として連日事情聴取を受けている。
■勇み足?
ある村議は「県の町村会長でもある村長は、役場に不在の時が多く、実質的に由井容疑者が村長業務を担っていた部分があった」と語る。5期目の藤原村政の任期が切れる来春の村長選には、由井容疑者が出馬するのではとの見方も出ていた。
旧自治省出身の前議員への投票を依頼した由井容疑者について、別の村議は、「国に陳情に行く時に手伝ってくれると考えたのでは」と推測する。村井知事は記者会見で「苦しい自治体経営の担い手として、ワラをもつかむ思いだったのでは」とコメント。東信地方の市長は「うまくやれば地方交付税が多くもらえると期待したのだろうか」と、由井容疑者の心中をおもんぱかった。
■レタスの村
村は国内有数のレタス産地。農家出身の由井容疑者は、レタス生産に従事する中国人研修生の受け入れ体制の整備を進める「村農林業振興事業協同組合」の副理事長として、熱心に取り組んでいた。
村は昨年から、台湾へのレタス輸出を始めており、今夏からは香港への輸出も検討するなど、レタス生産を軸に村内が活気づいていた。事件が起きたのは、その矢先のことだった。
「レタスの収穫でてんてこまい。事件のことなんか構っていられない」という声もある。その一方、「クリーンレタスで売っているのに、買ってくれなくなったりしないか」と心配する農家もあった。
(2007年8月9日 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/09(木) 08:58:19
公設秘書、支払った金は選挙運動資金と示唆/小林温議員陣営公選法違反事件
社会 2007/08/09 神奈川
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiaug0708156/
参院選神奈川選挙区で当選した自民党の小林温議員陣営による公選法違反事件で、逮捕された出納責任者で公設秘書だった鈴木美香容疑者(33)が、支払った金は選挙運動資金だったことをほのめかす供述をしていることが八日、県警捜査二課などの調べで分かった。また、複数の陣営関係者が「人手が足りずに困っていた」などと話していることも判明した。
県警は鈴木容疑者と、自民党県連職員山口聡(34)、横浜市連職員松岡篤宏(27)の両容疑者を九日に送検。約九十人態勢で八日未明まで行った家宅捜索の押収資料五百数十点の分析作業と合わせ、事件の全容解明を進める。
調べに対し鈴木容疑者は、容疑事実については依然として否認しているが、「支払った金は、ここにあった金」などと、個人のポケットマネーではなく選挙運動用の資金の一部を使ったという趣旨の供述をしているという。県警は資金の出所の裏付け捜査を急ぐとともに、買収に組織的な関与があった可能性もあるとみて三人の役割などを慎重に調べる。
また、複数の陣営関係者が、事情聴取に対して「人手が足りなかった」と説明していることも分かった。買収された二十数人の運動員の中には、選挙公示後に新たに参加した人もいたという。
投票日が一週間ずれ込み「夏休みに掛かってしまったため、集まった大学生が通常の選挙よりも三割ほど少なかった」(陣営幹部)との事情もあったとみられ、厳しい選挙戦の中で人手不足への危機感が事件の背景となった可能性もある。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/09(木) 09:53:06
【神奈川】
小林議員陣営買収 背景に『慢性的人手不足』
2007年8月9日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20070809/CK2007080902039725.html
「人が足りなかった」−。自民党の小林温参院議員(43)の出納責任者ら三人が、運動員に報酬を渡したとして公選法違反(日当買収)容疑で逮捕された事件。県警の調べに、小林議員の陣営関係者は、事件の背景に選挙運動を手伝うスタッフの「人手不足」をあげているという。現職とはいえ、もともと“落下傘候補”で強固な支持基盤を持たない同陣営が、厳しい選挙戦の中で、不正へと駆り立てられたとみて、全容解明を進めている。
小林議員は参院選初挑戦の二〇〇一年、“小泉旋風”の追い風の中、約百三十万票を獲得しトップ当選。IT(情報技術)や資源・エネルギー政策に強い議員として鳴らし、経済産業大臣政務官も務めた。
ただ、小林議員は福島県出身で、県内に頼れる地縁血縁はない。自民党公認とはいっても独自の後援会組織を整えていたとはいえず、自民党県連幹部の一人は「選挙ごとにスタッフを集めざるを得なかった。慢性的に人手不足だった」と苦しい内情を証言する。
しかも今回は、年金問題や「政治とカネ」問題などで自民への逆風が吹き荒れる中、改選三議席をめぐって民主の新人二人と公明の現職候補と競り合う激戦となり、小林陣営は危機感を募らせていた。結果は二位で議席を死守したものの、得票は前回より約四十万票も減らし、苦戦が裏付けられた。
小林議員は二期目の当選を決めた七月二十九日夜、今後の抱負を報道陣に問われて「『政治とカネ』の問題を含めて政治改革を」と意気込んだが、皮肉にもその「政治とカネ」問題で出ばなをくじかれることになった。
出納責任者らの逮捕から一夜明けた八日も、小林議員は公の場に姿を現さず、国民と支援者に対して説明責任を果たしていない。自民党県連も同日、報道陣の会見要請を拒否し、小林議員や県連が受けた衝撃の大きさを物語った。
連座制適用が焦点
<解説> 参院選挙をめぐる小林温議員陣営の選挙違反事件は、議員本人の不正への関与の有無と、連座制の適用が注目される。
小林議員は、逮捕された鈴木美香容疑者(33)を出納責任者として選管に届け出ていた。公選法では、出納責任者に罰金刑以上の有罪が確定した場合、連座制が適用され、候補者は当選が無効となり、失職する。
候補者が失職を免れるためには、出納責任者らの有罪確定後、三十日以内に検察側を被告として、当選が無効にならないことなどの確認を求める訴訟を高裁に起こし、勝訴しなければならない。
もし小林議員が投開票日から三カ月以内に連座制によって失職するか、自ら辞職した場合、次点だった公明党の松あきら氏が繰り上げ当選する。三カ月が経過して以降の失職や辞職なら、もう一度選挙が行われる。
県内では二〇〇三年の衆院選神奈川14区に立候補した自民党の中本太衛元衆院議員に連座制が適用された。中本元議員は落選したが、元政策秘書が公選法違反(買収)の罪に問われ、有罪判決が確定。中本元議員は連座制によって同選挙区から五年間、立候補ができなくなった。
小林議員に連座制が適用されることになれば、県内の国政選挙の当選者に初めて適用されるケースとなる。 (中沢穣)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/09(木) 09:55:04
【埼玉】
近藤被告に有罪判決 県議選選挙違反『推薦料』の主張認めず
2007年8月9日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20070809/CK2007080902039750.html
四月の県議選でふじみ野市議に現金を渡して票の取りまとめを依頼したとして、公選法違反(現金買収など)の罪に問われた県議の近藤善則被告(48)の判決公判が八日、さいたま地裁で開かれた。中谷雄二郎裁判長は「選挙の自由と公正を甚だしく害する買収行為で、社会の腐敗をも招く悪質な犯行」として近藤被告に懲役二年、執行猶予五年、追徴金十万円(求刑懲役二年、追徴金十万円)を言い渡した。近藤被告は即日控訴した。
弁護側は現金を渡したことは認めていたものの「市議選の推薦料だった」と無罪を主張していたが、中谷裁判長は「自民党上福岡支部として過去に推薦料を交付した先例がない上、支部の会計責任者の了解も得ないまま被告の独断で実行された極めて異例でずさんな手続き。推薦料とするには重大な疑念を生ずる」と指摘。現金について「選挙運動に対する報酬」と認定した。
判決によると、近藤被告は県議選告示前の今年一月十五日夜、ふじみ野市中ノ島の自宅で、当時の同市議五人=いずれも公選法違反罪で罰金五十万円が確定=に、票の取りまとめの報酬としてそれぞれ現金五万円を渡したほか、別の市議一人にも同様の趣旨で現金五万円を渡そうとした。
『控訴審で闘う』近藤被告辞職は否定
有罪判決を受けた近藤被告は県庁で会見し「無実が理解されずこのような判決になったが、私の言っていることが真実。控訴審で闘っていく」と述べ、辞職しない考えをあらためて表明した。
近藤被告は、判決で認められなかった“推薦料”について「(支出手続きに)ずさんなところはあった。反省すべきは反省する」としたが、違法性の認識は否定。捜査段階で買収の趣旨を認めたり議員辞職の考えを漏らしたりしたことについては「自責の念にとらわれていた上、うつ状態でもあった」と、本意でなかったことを強調した。
また「私に投票してくれた一万人の信託に応える責任がある」と話し、病気で亡くなった支援者との思い出を振り返りながら目元を赤らめる場面も。さらに「議会でも無実を訴えていきたい」と続けた。
同席した弁護人は判決内容について「検察の主張をなぞっただけ。不自然で不合理だ」と批判した。 (池田悌一)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/09(木) 10:52:51
赤城農水相辞任 県政界でも厳しい声 産経茨城
http://www.sankei.co.jp/chiho/ibaraki/070802/ibr070802000.htm
「辞めて当然」「遅きに失した」−。衆院茨城1区選出の赤城徳彦農水相が就任からわずか2カ月で辞任した1日、与野党問わず県政界では厳しい声が相次いだ。
自民党県連(山口武平会長)の鶴岡正彦政調会長は「領収書の二重使用の話が出た時点で辞任すべきだった。政治資金規正法のルールに従って処理していれば説明責任も果たせたが、コピーの二重使用では説明のしようがない」と辞任の時期を疑問視。対応のまずさが「自民支持者の気持ちを『懲らしめ』から『怒り』に変えてしまった」と指摘し、「参院選に影響が出たことは否定できない」と批判した。
そのうえで「やはり辞任は残念。“農業大県”の茨城は大きな期待を持って迎えた大臣就任だった。これからも農業問題のスペシャリストとして農業振興のために一議員として努力してほしい。捲土(けんど)重来してもらいたい」と今後の活動に期待していた。
「選挙の結果が出ると同時に責任を取って辞めるべきだった」と吐き捨てるベテラン県議もいた。「党内でああいう話(辞任要求)が出る前に出処進退は自分で決めるべきだ。すべてが1つ遅れている」と怒りが収まらない様子だった。
野党からも当然厳しい声が相次いだ。
民主党県連(大畠章宏代表)の千葉広副代表は「遅きに失したが、これで無罪放免というわけにはいかない。事務所費問題をきちんと明らかにすべきだ」。共産党県委員会(田谷武夫委員長)も「大臣の資格はなく辞任は当然。『政治とカネ』の問題を引き続き追及していきたい」と厳しく批判している。
橋本昌知事は「農政の専門家として活躍を期待していたので大変残念。事務所費や絆創膏をめぐる問題への対応が、国民の理解を得られず、厳しい選挙結果にもつながったことを考えれば、やむを得なかったと思う」とのコメントを出した。
◇
赤城徳彦農水相が辞任したことを受け、筑西市赤浜の赤城農水相の実家には昼ごろから大勢の報道陣が押し寄せた。近くの住民も様子をうかがいに来るなど、静かな集落は一時騒然とした。
窓には白いカーテンが引かれ、2階の窓は開いていたが、報道陣の問いかけには答えがなかった。年配の女性が洗濯物や布団などを取り込みに出てきたが、「手伝いなので何も分からない。(両親は)2人ともいない。どこにいるかも分からない」と繰り返した。
近くに住む70代の農業の男性は「地元の農業発展に尽くしてくれると思っていたので(辞任は)残念。一番悪いときに大臣になってしまった」と辞任を惜しんだ。
一方、60代の主婦は「事務所費問題も領収書問題もやることがみみっちい。天国のおじいさん(故宗徳衆院議員)が見ていたら、なんというだろう」と顔を曇らせた。
さらに、40代の自営業男性は「これまで仕事で県外に行き、筑西市といっても分かってもらえなかったが、最近は『ああ、あの絆創膏大臣の地元ね』と、筑西の知名度が上がった。これが赤城大臣の唯一の功績ではないか」と皮肉った。
筑西市の冨山省三市長は「わが国の農業行政発展のため、赤城大臣の政治手腕を期待していただけに誠に残念。名誉を挽回(ばんかい)され、これからの政治活動に頑張っていただきたい」とのコメントを発表した。
(2007/08/02 02:50)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/09(木) 11:20:53
若林兼任農相側へ22万円 緑資源受注業者、既に返還
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007080901000197_National.html
農相を兼任する若林正俊環境相の政治団体「東京正風会」が、官製談合事件で摘発された農水省所管の独立行政法人「緑資源機構」の受注業者3法人と受注業者らでつくる政治団体から2005、06の両年に、パーティー券購入代として計22万円分を受け取っていたことが9日、分かった。
若林氏側は農相兼任後の今月3日、「監督官庁の長に就任したため」として全額を返還した。
若林氏の事務所によると、東京正風会は05年と06年に「若林正俊君を励ます会」を開催。緑資源機構が発注した林道整備のコンサルタント業務を受注していた森公弘済会、林業土木コンサルタンツ、林野弘済会の3公益法人と、受注業者らでつくる政治団体「特森懇話会」から、それぞれ計2万−10万円分のパーティー券を購入してもらっていたという。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/09(木) 11:28:37
自民、違反の小林氏辞職させ帳尻合わせ?
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070809-238936.html
参院神奈川選挙区で当選した自民党の小林温参院議員(43)陣営の公選法違反(買収)事件で、逮捕された出納責任者らが、本来報酬を受けられない運動員の身分を「事務員」に偽装し、投開票日に報酬を配って口止めしていたことが8日、分かった。自民党では「完全にアウト」として小林氏の早期辞職を求める声が強まった。投開票日から3カ月以内なら、次点の公明党松あきら氏(59)が繰り上がる。1議席減を避けたい与党は防衛策に必死だ。
神奈川県警の調べによると、小林議員の前公設秘書で出納責任者だった鈴木美香容疑者(33)らは、ビラ配布の報酬として現金を渡した大学生など本来無報酬の「運動員」の大半を、公選法で報酬を受け取ることができる「事務員」として選管に届けていた。鈴木容疑者は「正当な報酬で、選挙運動への対価ではない」と容疑を否認しているが、事務員としての勤務実態はなく、県警は公選法の規定を隠れみのに、偽装工作していた疑いがあるとみて調べている。
また、鈴木容疑者らは投開票日の先月29日、大学生らに現金を手渡した際、「封筒は早く捨てて」「人には言わないで」と、現金授受の実態を口止めしていた。県警は、陣営が違法性を認識していたとみている。
小林氏はこの日姿を見せなかったが、参院選惨敗の一因となった政治とカネの問題が最悪のタイミングで蒸し返され、自民党内には「完全にアウト」(関係者)と、かばう声はない。出納責任者の有罪が確定すれば、議員本人も責任を問われる連座制が適用され、小林氏の当選は無効になる。野党は「事実なら連座制の対象。議員を辞めるべき」(民主党鳩山由紀夫幹事長)と攻勢を強めており、自民党参院幹部も「出納責任者が起訴されるなら、起訴前の辞職はやむを得ない」。辞職は不可避の状態となっている。
公選法は、投開票日から3カ月以内に欠員が出た場合、次点が繰り上げ当選する。神奈川選挙区では公明党の松氏が繰り上がる。3カ月を過ぎれば補欠選挙になり、与党が議席を守れるかは分からなくなるため、自民党内には「松氏の繰り上げしかない」「逆風のあおりで議席減になった公明党への罪滅ぼしになる」(選対関係者)との声が上がっている。
[2007年8月9日8時57分 紙面から]
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/10(金) 08:14:24
「人手足りなかった」 小林陣営、選挙戦に危機感? 産経神奈川
http://www.sankei.co.jp/chiho/kanagawa/070809/kng070809002.htm
参院選神奈川選挙区で再選した自民党の小林温氏の陣営による公選法違反(日当買収)事件は、自民党関係者に大きな衝撃を与えている。県警は7日夜から8日未明にかけて約100人態勢で自民党県連などを家宅捜索し、他の陣営幹部の関与や現金の出どころを調べているが、複数の関係者が県警の聴取に対して「選挙の人手が足りていなかった」と証言。買収行為の背景には、厳しい選挙戦を強いられた陣営の危機感があった可能性も浮上している。
県警捜査2課のこれまでの調べでは、買収された二十数人の運動員の大半が、公選法で報酬を受け取ることができる「事務員」としての届け出があったが、実際には事務活動をせずに、街頭などで投票を呼びかける選挙運動を行い、日当1万円の報酬を受け取っていた。小林氏の出納責任者で公設秘書だった鈴木美香容疑者(33)は「正当な報酬で買収はしていない」と否認しているが、街頭活動を取り仕切っていた自民党県連職員、山口聡容疑者(34)ら2人は容疑を認め、県警が聴取した複数の関係者も「選挙運動を手伝う人が足りなかった」などと話しているという。また、一部の運動員は報酬について逮捕者から口止めされていたことを打ち明け、「お金をもらってもいいのかと思った」「軽率だった」などと、違法性を認識していたという。
小林氏の陣営による公選法違反事件は、連座制が適用されれば小林氏の当選が無効になる可能性もあり、関係者らは情報収集を急ぎながら事態を見守っている。ある県連幹部は「まさに寝耳に水だ。経験の少ないスタッフだけで大丈夫かと不安だったが、まさかこんなことになるとは」と肩を落とした。一方で買収行為については「選挙で一番の悩みは人手不足。ボランティアとして運動員を集めているが、タダでは動かないのは常識で、今回の逮捕はまさにそこを突かれた」と打ち明けた。また、自民党の若手議員は「政治と金の問題がクローズアップされているので頭が痛い。小林氏は公選法違反などとは無縁なイメージだったので、非常に残念だ」と困惑している。
県警は、鈴木容疑者ら3人を逮捕した7日午後9時から8日午前4時まで、約100人態勢で横浜市中区の自民党県連など十数カ所を家宅捜索。押収資料の分析を進め、小林氏本人の連座制適用を視野に捜査を進めている。
(2007/08/09 02:35)
1719
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/10(金) 08:18:31
日当買収 認識を否定
参院選違反 竹内幹事長に聞く 讀賣神奈川
参院神奈川選挙区で再選した自民の小林温議員(43)派幹部の公選法違反事件で、自民県連の竹内英明幹事長は9日、県連職員の山口聡容疑者(34)ら3人の逮捕後初めて読売新聞社の取材に応じ、「責任はいつでも取る覚悟はあるが、3人は無罪と信じている」と語った。小林議員から謝罪の連絡はあったが、進退などには言及しなかったという。
竹内幹事長は、出納責任者鈴木美香容疑者(33)について、「ずっと事務所内にいたので、(アルバイト学生らの)活動内容は知らなかったはず」と話し、日当買収との認識はなかったとの考えを示した。また、山口容疑者と横浜市連職員松岡篤宏容疑者(27)が逮捕前、学生に街頭演説中にビラ配りなどをさせたことについて、「腕章を付けさせていたので問題ないと思った」と話していたことを明かした。
人員確保に苦労していたとの見方については「そうした認識はない」と反論、「空いている時間にビラ配りさせただけ」と語った。
3人が逮捕された7日夜以降、小林議員とは何度か電話で話したといい、小林議員は、「本当に申し訳ない」と話したが、記者会見などで釈明しない理由について、「逮捕された3人に迷惑を掛けたくない」と説明したという。
竹内幹事長との一問一答は次の通り。
―人手不足だった?
アルバイトはピーク時で1日30人くらい。人数が足りないという状態ではなく、きちんと稼働していた。
―現金を渡す際に「口封じ」したとされるが。
口封じではない。事務所にはボランティアもいた。アルバイトに現金を渡したことがボランティアに知られて気分を損ねられたくなかった。現金を渡した人には「早くしまうように」などと指示したようだ。
―小林議員は違反を認識していたか。
議員自身は、あまり事務所に顔を出さないので、事情は知らないはず。街頭演説でも、ボランティアとアルバイトとの区別はできないはず。
―小林議員はなぜ公の場に出てこない?
捜査中の今は、小林議員が話せることは何もない。捜査に支障が出ると思って出てこないのだろう。逃げている訳ではない。
(2007年8月10日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/10(金) 18:03:45
小林連座制失職危機に…自民別件に飛び火懸念
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_08/t2007081011.html
公職選挙法違反容疑で、自民党の小林温参院議員(43、写真)の出納責任者らが逮捕されたことを受け、与党内がザワついている。事件の広がりを心配する自民党と、「議員辞職すれば1議席増える」とソロバンを弾く公明党サイドが、対称的な反応を見せているのだ。どちらにしても、小林氏は崖っぷちのようだが…。
「(警察が家宅捜索で押収した)資料が命取りにならなければいいが…」。自民党関係者は9日夜、こうもらした。
神奈川県警は、小林陣営が運動員に百数十万円の報酬を渡した公選法違反(日当買収)容疑で、出納責任者ら3人を逮捕し、事務所や自民党県連などを家宅捜索した。
出納責任者は連座制の適用対象で、有罪が確定すれば小林氏の当選は無効となるが、先の関係者の懸念は別のところにある。実は選挙直前、永田町で「小林氏が狙われている。選挙違反と株絡みらしい」という極秘情報が流れていたのだ。
小林氏については昨年10月、全国紙数紙が「A社が小林議員に利益供与…国税が認定」という記事を掲載。A社は東証1部上場の投資会社で、東京国税局から三十数億円の所得隠しを指摘されたが、このうち3億数千万円が初当選前の小林氏側への資金提供と判断されたというのだ。
国税局が指摘した資金提供には、かつて小林氏が設立したIT企業の株売買がかかわっていたとされる。ちなみに、このIT企業の監査役には以前、安倍首相の後見人を自認する森喜朗元首相の親族も名前を連ねていた。
報道直後、小林事務所は「本件記事は全くの誤り」という反論文を公開、A社もHPで強く否定している。
赤城徳彦前農水相の一件が冷めやらぬうちに炸裂(さくれつ)した小林陣営の公選法違反事件について、安倍首相は8日、「個別案件なので、コメントは差し控える」と語った。
一方、微妙な立場に立たされているのが公明党。小林氏が参院選から3カ月以内に辞職すれば、神奈川選挙区で次点だった同党のマドンナ、松あきら前参院議員が繰り上げ当選するためだ。
同党の北側一雄幹事長は小林氏の進退について「連座制が働くわけで、これから事実関係が明らかになっていくにつれて、ご本人が自ら判断されることだ」と、言外に議員辞職を匂わせている。
政権続投に党内外の批判を浴びる安倍内閣。小林氏の一件を引きずれば、さらなる支持率低下は避けられそうにない。
ZAKZAK 2007/08/10
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/10(金) 20:12:52
選挙違反で有罪の幹部8人に1億円/川崎交通労組が「救援金」
社会 2007/08/10 神奈川
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiaug0708187/
二〇〇四年の参院選をめぐる川崎市交通局の川崎交通労組幹部による公選法違反事件で、有罪が確定した労組の元委員長(59)ら幹部八人に対し、労組と上部団体の「日本都市交通労組」(東京都港区)が、退職金などの名目で計約一億円を支給していたことが十日、分かった。
組合活動中の損失を補てんする川崎交通労組の「犠牲者救援金」制度に基づく支給で、谷野安喜夫委員長は「事件や処分で生活費を絶たれる組合員を救済する制度だが、時代にそぐわないので現在、見直している」と話している。
元委員長は民主党比例代表候補那谷屋正義氏=当選=への選挙運動報酬として十五万円を受け取ったなどとして懲役一年六月、執行猶予五年の刑が確定し、交通局を懲戒免職。ほかの七人も罰金の略式命令を受け、三-六カ月の停職処分となった。
日本都市交通労組は昨年八月、元委員長に来年三月の定年までの給与、賞与と退職金に相当する約四千五百万円に裁判費用などを加え、計約六千万円を支給。川崎交通労組も八人に対し停職などによる給与の減額分、計約四千万円を支払った。
救援金制度には給与補てんのほか、逮捕に一万円、三カ月以上の懲役・禁固刑に二十万円の見舞金を支払うことなども規定されている。
1722
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/10(金) 22:16:27
衛藤征士郎氏 政治活動費を二重計上、2年で約百万円
2007年08月10日21時52分
http://www.asahi.com/national/update/0810/SEB200708100017.html
元防衛庁長官の衛藤征士郎衆院議員(大分2区、自民)の二つの政治団体は10日、04年と05年の政治活動費を計98万7060円、二重計上していたとして、政治資金収支報告書の修正を総務省に届け出た。
衛藤事務所によると、二重計上していたのは、いずれも同じ東京都千代田区のビルに主たる事務所を置く資金管理団体の「新21世紀政治経済研究所」と、政治団体「二十一世紀政治経済研究所」。
「新21世紀」は04年、通信費として計18万円を計上しながら、同年の政治資金パーティーの事業費にも郵送費として二重計上。さらに、04年と05年にも、通信費として計80万7060円を計上しながら、「二十一世紀」にも、政治資金パーティー事業費や郵便代などとして二重計上していた。
郵便局発行の同一の領収書のコピーを、両団体の収支報告書などに添えていたという。両団体の会計責任者を務める衛藤氏の秘書は「意図的なものではなく、事務処理上のミスだが、今後は気をつけたい」としている。
1723
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/11(土) 01:24:10
衛藤元長官 二重計上で訂正
http://www.nhk.or.jp/news/2007/08/11/k20070810000145.html
元防衛庁長官の衛藤征士郎衆議院議員の2つの政治団体が、おととしまでの2年間に、およそ100万円の政治活動費を二重に計上していたことがわかりました。衛藤議員は10日付けで政治資金収支報告書の訂正を総務省に届け出ました。
二重計上があったのは、自民党の衛藤征士郎衆議院議員の資金管理団体「新21世紀政治経済研究所」と、政治団体の「二十一世紀政治経済研究所」です。2つの団体の政治資金収支報告書や衛藤議員の事務所によりますと、平成16年と17年に支出された政治活動費のうち、「通信費」があわせて8回、98万7060円、二重に計上されていました。これについて衛藤議員は、二重計上があったとして、10日付けで総務省に収支報告書の訂正を届け出ました。衛藤議員は「党からの指示で4年分の収支報告書などを見直したところ、毎月開いている勉強会を知らせるためのはがき代で二重計上のミスが見つかった。ミスがあった場合はすぐに明らかにしなければならないので、説明責任を果たすために訂正をした」と話しています。政治活動費の二重計上は、赤城前農林水産大臣の政治団体でも明らかになっています。
1724
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/11(土) 08:29:40
買収容疑で元小千谷市議逮捕 新潟
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=1817
先月の参院選で当選した自民党の塚田一郎陣営の運動員による公選法違反事件で、小千谷署と県警捜査二課は10日、同法違反(買収、事前運動)の疑いで、小千谷市城内、元同市市議濁川正勝容疑者(66)を逮捕した。
濁川容疑者は5月から、木村一男県議(自民)の後援会事務員をしていた。今月1日に逮捕された元県農協中央会副会長、丸山文男容疑者(78)は同後援会長を務めており、県警は今回の買収事件で同後援会が組織的に関与していなかったかどうか慎重に捜査する。
調べでは、濁川容疑者は丸山容疑者と共謀。6月20日前後、同後援会の地区支部長約50人に現金5000円などを配り、塚田氏への投票と票のとりまとめを依頼した。容疑を大筋で認めている。
実際に配布したのは、別の後援会関係者が運転する車で各支部長を訪ねた丸山容疑者。濁川容疑者は同行しなかったが、事前に封筒に現金や塚田氏の集会チラシを入れるなどしていた。
濁川容疑者は今年4月まで小千谷市議を3期務めていた。
木村県議は新潟日報社の取材に対し「驚いている。どうなっているのか何も分からない」と話した。
新潟日報2007年8月11日
1725
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/11(土) 08:34:45
メンバー半数 有罪の元幹部
川崎交通労組 「犠牲者救援金」支給決定の委員会 讀賣神奈川
記者会見で釈明する谷野安喜夫・川崎交通労働組合委員長
川崎交通労組などが選挙違反事件で有罪が確定した元幹部8人に「犠牲者救援金」名目で退職金など計1億円を支給していた問題で、同労組の谷野安喜夫委員長は10日、川崎市役所で記者会見し、支給を決めた委員会の半数は、有罪となった元幹部らで構成されていたことを明らかにした。また、当時、組織内にも反対意見があったことを認めたが、「規定がある以上、認めざるを得なかった」と釈明した。
谷野委員長は冒頭、支給の経緯などを説明。「組合員の中に反対意見はなかったのか」と質問されると、「各職場や組合員の中には、『犯罪者に救援を認めていいものか』という反対意見や批判があった」と述べた。しかし、「たとえ有罪であれ、救援の規定がある以上、認めざるを得なかったのだろう」と弁明した。
また、2004年12月、救援を認めるかどうかを審議した犠牲者救援委員会のメンバー10人の中に、停職処分を受けた副委員長、書記長ら5人が含まれていたことを明らかにし、今後は、他の労組幹部などを加えることを検討したいとした。
谷野委員長は「企業などでコンプライアンスが重視される中、この規定では市民の理解は得られない。法律の専門家の話も聞きながら『どこまで救援を認めるのか』という具体的な見直しを進めていきたい」と話している。
一方、元幹部らが選挙違反事件で票の取りまとめなどをした民主党の那谷屋正義参院議員の事務所は、「(支給は)組合が決められたことなので、議員からコメントすることはない」としている。
(2007年8月11日 読売新聞)
1726
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/11(土) 08:40:11
野田議員事務所放火 「強い憤り感じた」 事務所関係者ら困惑 讀賣岐阜
放火された事務所前で報道陣の質問に答える野田議員
10日未明、パソコン3台が盗まれ、放火された岐阜市加納新本町の野田聖子衆院議員(岐阜1区)の事務所。焼けこげたにおいが漂う中で、警察官の現場検証が続いた。事務所関係者は「だれが何の目的でやったか分からない」と困惑。近所の人たちも不安げな表情で現場を見つめ続けた。
事務所の入っているビルは5階建て。1階は野田氏の事務所、2階は事務所の倉庫、3階は民間会社、4階は祖父・卯一氏の資料館、5階は野田氏が地元に戻ってきたときに使っている。
放火された事務所は、壁や床、机が焼け焦げ、書類や文具、電話といった備品のほとんどが廃棄され、職員らによる片づけは夜まで続いた。出火直後に駆けつけた小檜山千代久事務局長は「室内は荒らされ、経理担当者の机を中心に激しく燃やされた」と当時の状況を振り返った。
野田氏は国会内や事務所前で記者の質問に答え、「誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)は、この仕事をしていれば当然ある。ただ、最近、特にそういうことがあったという記憶がない」としながらも、非難のメールや電話を受けていることを明らかにした。また、「盗まれた私のパソコンはメールなどを見るのに使い、名簿などは入れていなかった」と述べた。
一方、野田氏と岐阜1区で自民党の公認争いを続けている佐藤ゆかり衆院議員は国会内で記者らの質問に応じ、「県警も警備、安全の強化に取り組んでほしい」と述べた。
野田事務所を訪れた自民党県連の尾藤義昭幹事長は「暴力は許されない。荒らされた事務所をみて強い憤りを感じた」と語った。また、近くに住む自営業の男性(67)は「警報器の音で気づいた。近所でこんなことが起きるなんて信じられない」と話していた。
(2007年8月11日 読売新聞)
1727
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/12(日) 07:15:50
証拠隠滅で灯油まく? 野田氏事務所放火事件 '07/8/12
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200708120152.html
自民党の野田聖子元郵政相(衆院岐阜1区)の地元事務所=岐阜市=が窃盗被害に遭い放火された事件で、岐阜県警は十一日までに、放火現場から灯油とみられる成分を検出した。県警は、何者かが事務所に侵入し証拠隠滅を意図して事務所に灯油をまいて火を付けた可能性があるとみて、同日、岐阜南署に特別捜査本部を設置し、調べを進めている。
捜査本部は、内部事情に詳しい者が犯行に関与しているとみており、事務所関係者から最近変わったことがなかったかなど事情を聴いている。
また、捜査本部の調べで、犯行のあった十日朝、被害に遭った野田氏の事務所近くと、自民党の佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)を支持する岐阜市選出の県議の自宅近くなどで、野田、佐藤両氏を取り上げた週刊誌のコピーが数枚ずつ落ちていたことが分かった。同捜査本部は、コピーを押収し、事件との関連を調べている。
野田、佐藤両氏は二〇〇五年の衆院選で岐阜1区で激しい選挙戦を展開。無所属で出馬した野田氏が当選し、自民党の公認を受けた佐藤氏は比例代表で当選した。野田氏は昨年復党した。
1728
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/12(日) 07:16:52
上野元官房副長官の元秘書、法定外の文書郵送で書類送検へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070812i301.htm?from=main3
7月の参院選比例選に出馬して落選した上野公成・元官房副長官(68)(自民)への協力を呼びかける法定外の文書を有権者に郵送したとして、奈良県警は、上野氏の元公設秘書の男性(42)(東京都)を近く公職選挙法違反(法定外文書の頒布)の疑いで書類送検する。
調べでは、元秘書は公示前の6月、「自民党の上野公成をよろしくお願いします」などと書いて投票を促す文書を作成し、奈良市の「奈良県旅館・ホテル生活衛生同業組合」に郵送した疑いが持たれている。
調べに対し、元秘書は「計2000枚を作り、推薦を受けた全国の組合に郵送した」と話しているという。
(2007年8月12日3時1分 読売新聞)
1729
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/12(日) 07:17:28
野田聖子議員の事務所放火、工具使って窓ガラスに穴
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070812i401.htm?from=main4
岐阜市の野田聖子衆院議員(自民)事務所で10日起きた窃盗・放火事件で、事務所裏側の窓ガラスに約2センチの穴が開けられ、激しく燃えていた経理担当者の机には少量の油がまかれていたことが、岐阜県警の調べでわかった。
何者かが窓ガラスに工具で穴を開けたうえで鍵を開けて侵入し、ノートパソコン3台などを盗んだ後、用意した油をまいて放火した計画的な犯行とみて、県警は11日、岐阜南署に特別捜査本部を設置した。
一方、10日朝、事務所周辺には、岐阜1区で公認を争っている佐藤ゆかり衆院議員に関する週刊誌の記事のコピー数枚が、佐藤議員を応援する岐阜市内の県議宅前にもコピー数十枚が、それぞれ散乱しているのが見つかった。特捜本部は関連を調べるとともに、事件が単なる盗み目的ではない可能性もあるとみて、野田議員や事務所関係者から事情を聞いた。
(2007年8月12日3時2分 読売新聞)
1730
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/12(日) 09:20:49
佐藤ゆかり議員支援の県議宅付近にもコピー 事務所放火
2007年08月12日08時27分
http://www.asahi.com/national/update/0811/NGY200708110018.html
野田聖子衆院議員(46)=岐阜1区=の事務所で10日未明、パソコンなどが盗まれ、放火された事件で、事務所の近所に散乱していた週刊誌のコピーと同一とみられるコピーが、佐藤ゆかり衆院議員(45)=比例東海ブロック=を支援する県議の自宅近くにも散乱していたことが11日わかった。岐阜県警は、コピーをばらまいた人物が事件とかかわりがあるとみており、関連を調べている。
調べでは、10日午前8時ごろ、警察官が知人から「(佐藤派の)県議の自宅周辺にビラがまかれている」という話を聞き、岐阜市内の現場を調べたところ、週刊誌のコピー13部が路上に散らばっているのを発見し、回収したという。10日朝には、野田氏の事務所の周辺にも、佐藤氏を批判する内容の週刊誌のコピー数十枚が、路上にばらまかれていた。コピーは同じとみられ、県警は関連があると見て、聞き込みなどを続けている。
県議は朝日新聞の取材に対し、「怖いし気味が悪い。野田さんのところと同じ日の朝にばらまかれるなんて、まったく関係がないとは思えない」と話した。
1731
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/12(日) 10:38:00
小林氏派 選挙違反
2007年08月08日 朝日神奈川
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000708080002
参院選の神奈川選挙区(改選数3)で再選を果たした小林温氏(43)の選挙運動で買収があったとして、小林氏の秘書や自民党県連職員ら3人が7日、県警に逮捕され、小林氏の事務所など関係先が家宅捜索を受けた。年金記録漏れ問題や、赤城前農相の事務所費問題などで同党に逆風が吹いた選挙で議席を守っただけに、同党関係者が受けた衝撃は大きい。
県連関係者によると、選挙期間が大学の試験と重なり、小林氏の陣営では選挙中も人手が足りず、困っていたという。
県警によると、大学生らは容疑者らから誘われ、数万円から十数万円を受け取っていた。同党県連学生部の大学生もおり、現金の授受について口止めされたとする大学生もいるという。
また、県警によると、逮捕された秘書は、買収などで有罪が確定すると候補者の当選が無効になる出納責任者だった。捜査の進展によっては、小林氏の当選が無効になる可能性もある。
横浜市にある小林氏の事務所では夜、ドアに「大変驚いております。法に則った選挙を指示してきたところですが、捜査の推移を見守り、要請があれば協力する所存です」などと書いた紙を張った。しかし、小林氏本人からの説明について担当者は、「きょう、明日は予定はない」とした。
県連の竹内英明幹事長は「ノーコメント。弁護士とも相談したい」。市連の佐藤茂幹事長は「現時点では何も申し上げられない」と言った。
党内からは「ケアレスミスでは済まされない。『政治とカネと自民党』という構図で見られてしまう」(若手国会議員)など批判の声も出た。
1732
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/12(日) 10:39:24
小林氏、姿見せず
2007年08月09日 朝日神奈川
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000708090002
小林温参院議員(43)は8日、公の場には姿を見せなかった。国会事務所の秘書は朝日新聞の取材に「小林本人と連絡がつかない。本人からの連絡もない」と話した。県警から家宅捜索を受けた自民党県連も「小林氏とは連絡が取れない」としている。
ただ、秘書が逮捕されながら記者会見を開かない小林氏の対応には、党内の国会議員から批判の声が出ている。県内選出の衆院議員は「事件の内容については、有権者が知りたがっていると思う。政治家として一刻も早く説明すべきだ」と指摘した。
一方、県連(会長・菅総務相)は県政記者クラブからの記者会見の要請を「捜査中なのでコメントは差し控えたい。いまは推移を見守りたい」と拒んだ。県連幹部のひとりは「言いたいことはあるが、いま何を言っても言い訳に取られてしまう。弁護士からも控えるように言われている」と語った。
職員が逮捕された自民党横浜市連の佐藤茂幹事長は朝日新聞の取材に「事態を極めて深刻に受け止めており、いまの時点では捜査状況を見守るとしか言いようがない。捜査の進展度合いに応じて対応を考えたい」と話した。
人手不足、報酬で確保? 小林氏陣営
2007年08月09日
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000708090001
参院選神奈川選挙区で再選された自民党の小林温氏(43)陣営の選挙違反事件で、県警の8日までの事情聴取に対し、複数の陣営関係者が「選挙をやってくれる人が足りなかった」と話していたことが分かった。県警は人手不足を補うために、大学生らに違法な報酬を払ったとみて、動機を調べている。
自民党関係者によると、従来、国政選挙に自民党公認候補が出る場合、企業や業界団体など同党を支援する組織が陣営に人を派遣していた。しかし、最近ではこうしたボランティアは減っており、どうやって運動員を確保するのかが課題になっているという。
さらに、小林氏の陣営関係者によると、今回の参院選は大学生の定期試験日程とも重なり、ボランティア学生の確保もままならなかったという。
同党県連の関係者も「ボランティアだけで選挙を勝ち抜ける陣営は、ほとんどないのではないか」と話している。
こうした状況のなかで、陣営は、自民党県連の学生部などを通じ、選挙を手伝う大学生らを募集。選挙期間中は、小林氏が演説する会場に学生らを派遣し、投票を呼びかけながらビラなどを配らせていたという。
県警の調べでは、公職選挙法違反(日当買収)の疑いで逮捕された自民党県連職員山口聡容疑者(34)と、同党横浜市連職員松岡篤宏容疑者(27)はいずれも、学生らの配置や管理などを担当していたという。
両容疑者は報酬を手渡す際、学生たちに「あまり人に言わないで」などと口止めしたり、「封筒をはやく捨てて」と証拠を残さないように頼んだりしていたという。
県警は、両容疑者は当初から違法性を認識していたとみて、両容疑者と一緒に学生らに現金を渡していたとされる小林氏の秘書で出納責任者の鈴木美香容疑者(33)に対し、現金を渡した趣旨や、資金の出どころなどを確認している。
1733
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/14(火) 08:49:13
元厚生労働相 収支報告を訂正
http://www.nhk.or.jp/news/2007/08/14/k20070814000020.html
元厚生労働大臣の川崎二郎衆議院議員のおととしの選挙運動費のうち、120万円余りがどのように処理されたかわからない状態になっていたことが明らかになりました。川崎議員の事務所は、「現金の状態で金庫に置かれたままになっていた」として、総務省に政治資金収支報告書の訂正を届け出ました。
収支報告書を訂正したのは、自民党の川崎二郎衆議院議員の資金管理団体「白鳳会」です。川崎議員の事務所によりますとおととしの衆議院選挙の際白鳳会と自民党からあわせて2000万円の提供を受け、このうち1875万円余りは選挙運動費に使っていましたが、残りの124万円余りはどのように処理されたかわからない状態になっていました。この124万円余りについて川崎議員の事務所では「事務所の金庫に置かれたままになっていた」としておととしの12月にさかのぼって「白鳳会」に戻したとする収支報告書の訂正を、総務省に届け出ました。自民党が党所属の国会議員に政治資金収支報告書をあらためて点検するよう求めたことを受けて今月、事務所の会計などをチェックしたところわかったということで川崎議員の事務所では、「前の会計担当者が資金の処理をしていなかったので訂正した」とコメントしています。
1734
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/14(火) 08:53:32
参院選収支報告 小林議員提出できず
選挙違反で領収書押収 讀賣神奈川
参院選の収支報告書の提出が13日、締め切られた。自民の小林温議員陣営は選挙違反事件で県警に領収書などを押収されたため、提出できなかった。「法定選挙費用をオーバーした」と発言した民主の牧山弘恵議員の選挙費用は、法定の範囲内だった。
小林陣営は13日、政策スタッフが県選管を訪れ、選挙費用を算出できない事情を説明。県警から返却され次第、速やかに提出すると伝えた。公職選挙法には提出期限に関する例外規定はないが、県選管は「警察の捜査が終わるのを待つしかない」として、了承した。
小林議員を除く7人はいずれも期限内に提出した。
民主の牧山議員の支出額は、印刷費や広告費などで約1353万円。出演したテレビ番組での“オーバー”発言で物議を醸したが、支出は、法定選挙費用(5925万円)の範囲内に収まっていた。
そのほかの支出額は、3位当選の民主の水戸将史議員が約1299万円。次点で落選した公明の松あきら氏は約2036万円、共産の畑野君枝氏は約639万円、社民の和田茂氏は約1129万円、国民新党の斉藤さちこ氏は約217万円だった。
光熱費など請求が遅いものは、今後、各陣営が別途報告書を出す。最終的な収支報告書は、11月下旬の県公報に掲載される。
(2007年8月14日 読売新聞)
1735
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/14(火) 08:54:43
神奈川選挙区・小林温氏、資料押収され収支報告書提出できず
政治・行政 2007/08/14
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiaug0708252/
参院選に関する収支報告書の提出期限だった十三日、神奈川選挙区で当選した自民党・小林温氏は、出納責任者らの公選法違反事件で領収書などが押収されたため、報告書を提出できなかった。
同日、小林氏の事務所スタッフが県選挙管理委員会を訪れ、「家宅捜索で選挙運動に関する領収書などの資料が押収され、本日の報告書提出は困難」と申し立て、「今後資料が返却され、選挙費用の算出が可能になり次第、速やかに提出する」と約束したという。
同選管は申し立てを了承し、資料が返却され次第速やかに提出するよう求めた。収支報告書の作成は出納責任者の仕事だが、いない場合は候補者本人が職務を代行することになっている。
1736
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/14(火) 17:58:14
元公設秘書を近く書類送検…上野陣営選挙違反
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_08/t2007081318.html
7月の参院選に立候補し落選した上野公成元内閣官房副長官=自民、比例代表=への支援を呼び掛ける法定外文書を配ったとして、奈良県警捜査二課などは12日までに、公選法違反(法定外文書の頒布)の疑いで、元公設秘書(42)を近く書類送検する方針を固めた。
調べによると、元公設秘書は参院選公示前の六月、「自民党の上野公成をよろしくお願いします」などと書いた投票を促す法定外文書を作成。奈良県旅館・ホテル生活衛生同業組合(奈良市)の組合員に郵送した疑いが持たれている。
ZAKZAK 2007/08/13
1737
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/18(土) 10:47:08
塚田派、木村一男県議を聴取 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=1861
先月の参院選で当選した塚田一郎陣営の運動員による公選法違反事件で、県警捜査二課と小千谷署が、小千谷市区選出の木村一男県議(自民)から任意で事情聴取していることが13日、分かった。
関係者らによると、木村県議は12日から、事情聴取を受けている。木村県議の後援会長と後援会事務員が逮捕されていることから、県警は木村県議が買収を把握していたのかどうかを中心に聴いているとみられる。
木村県議は新潟日報社のこれまでの取材に対し「後援会事務所から(買収資金の)現金は出ていない。(丸山容疑者に)現金を回収するように言ったが、回収しなかった」などと答えていた。
木村県議は今春の県議選で4期目の当選を果たし、参院選では塚田陣営の小千谷支部選対本部長を務めていた。
これまでの調べでは、後援会長の元県農協中央会副会長丸山文男容疑者(78)と、事務員の元小千谷市議濁川正勝容疑者(66)=いずれも同市城内=が共謀。6月20日前後に同後援会の地区支部長約50人に現金5000円などを配り、塚田氏への投票と票の取りまとめを依頼した。
丸山容疑者は濁川容疑者から現金を受け取り、買収に使っていたことから、県警は現金の出所が同後援会と関係があるかどうか調べている。
1738
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/18(土) 10:48:59
買収資金は総額20数万円か 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=1946
先月の参院選で当選した塚田一郎陣営の運動員による公選法違反事件で、逮捕された丸山文男容疑者(78)=小千谷市城内=は、同容疑者が会長を務める小千谷市区選出の木村一男県議(自民)後援会の事務員、濁川正勝容疑者(66)=同所=から、買収資金として20万円を受け取っていたことが17日、県警の調べで分かった。
丸山容疑者はほかに数万円を準備、買収資金の総額は20数万円になるとみられる。
県警は木村県議や自民党小千谷支部関係者、元同市市議らから幅広く事情を聴取。濁川容疑者が丸山容疑者に渡した20万円など買収に使われた資金の流れの解明を進めている。
調べでは、丸山容疑者は6月20日前後、濁川容疑者から受け取った20万円を金融機関で5000円札に両替。自分で準備した数万円と合わせた計20数万円を、同後援会の地区支部長約50人に5000円ずつ配った。
丸山容疑者は現金のほかにも塚田氏の集会チラシなどを同封し、同氏への投票と票の取りまとめを依頼した。
新潟日報2007年8月18日
1739
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/18(土) 10:56:49
水戸参院議員:選挙カー事故で書類送検 バイクの女性けが
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070817k0000e040058000c.html
参院選神奈川選挙区で初当選した民主党の水戸将史参院議員(45)が選挙運動中に、開けた選挙カーの助手席ドアにバイクが衝突する事故を起こしたとして、神奈川県警保土ケ谷署は17日、重過失容疑で横浜地検に書類送検した。
調べでは、水戸議員は7月18日午後0時50分ごろ、横浜市保土ケ谷区岩間町の市道交差点で、乗っていた選挙カーの助手席ドアを開け、左後ろから走って来た同区内に住むパート女性(37)のバイクと衝突した疑い。女性は首に軽傷。同署は選挙カーの男性運転手(58)も、自動車運転過失傷害容疑で書類送検した。
水戸議員は調べに、「信号待ちの間に車を降りて支援者と握手しようと思い、確認せずにドアを開けてしまった」と供述している。
水戸将史参院議員は17日、選挙期間中の交通事故で書類送検されたことについて「私自身深く反省し、おわび申しあげる。被害者の方には誠心誠意の対応をする」とするコメントを発表した。
毎日新聞 2007年8月17日 12時47分 (最終更新時間 8月17日 12時57分)
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片言丸
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:2007/08/18(土) 19:18:33
参院選で供応疑い 長峯氏の支援者逮捕 公選法違反
08:10 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=1155&catid=74&blogid=13
県警捜査二課と小林、都城署は16日、7月29日投開票の参院選宮崎選挙区に立候補、落選した長峯基氏(66)の支援者でスナック経営松山絹子容疑者(59)=小林市堤=を公選法違反(供応接待、事前運動)の疑いで逮捕した。
調べでは、松山容疑者は昨年12月初め、長峯氏を当選させようと小林市内の焼き肉店で約80人を集めて会合を開催。投票や票の取りまとめなど選挙運動の報酬として、数十人に1人当たり数千円相当の食事や酒を提供し接待した疑い。会合の中で長峯氏を応援するよう呼び掛けがあったという。松山容疑者は会合を開いたことは認めているが、容疑は否認。県警は、会合にかかわった支援者数人についても任意で事情を聴いている。
長峯氏は取材に対し「忘年会をするから出てくれと言われ、行ったときのことではないか。(松山容疑者が)自分で呼んだ人におごったのだろうが、全く知らない」と関与を否定している。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/19(日) 16:39:33
参院選・小林温氏派の公選法違反:出納責任者の鈴木容疑者、選挙直前に就任 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/archive/news/2007/08/09/20070809ddlk14040489000c.html
小林温参院議員(43)陣営の選挙違反事件で、公職選挙法違反容疑で逮捕された鈴木美香容疑者(33)は選挙直前になってから出納責任者に決まっていたことが自民県連幹部の話で分かった。この幹部は「小林氏の事務所には全体を仕切る人材がいなかった」とも指摘。小林氏陣営の人手不足、人材不足が事件の背景との見方が強まっている。【山下修毅、鈴木一生】
小林氏陣営は小選挙区選出の自民衆院議員の秘書が1人ずつ応援に入って実務をこなすなど「寄せ集め部隊」となっていた。「6年間の準備期間がある現職が県連のお抱えで選挙をすべきではない」と不満を漏らす衆院議員もいた。
県連も遊説日程などの調整のため職員2人を選挙事務所に派遣。うち1人が逮捕され、関係者は「うちは人手不足を補うお手伝いだったが、こんなことになってしまった」と顔を曇らせた。自民県議は「候補者の一本化が甘えを生んだのでは」と語り、独自の後援会組織を作らなかった小林氏の選挙準備を疑問視した。
県連は8日、来年度予算編成に向けた業界団体からの要望受け付け(ヒアリング)を横浜市内で行った。冒頭、幹部が事件について謝罪したうえ「事実関係も把握できていないので、捜査の状況を見守るしかない」と説明したという。報道陣には「捜査中なのでコメントは控えたい」と記者会見しなかった。小林氏も公の場に姿を見せなかった。
一方、捜査幹部は鈴木容疑者らが選挙当日にも大学生らに現金を手渡ししていたことに「なぜそんな方法を」と首をかしげる。通常の買収は公示前や選挙の捜査が終了した後に現金が支払われるケースが多いという。捜査幹部も「普通はもっと選挙の経験のある人が運動を取り仕切る。小林陣営は人材の層が薄かった」と分析している。
有権者からも批判の声があがっている。横浜市港南区大久保の税理士補助、岩崎真弓さん(55)は「逮捕されたのが誰であれ、陣営の管理責任は立候補者が負うべきだ」と厳しい表情。同市中区仲尾台の男性会社員(45)は「自分が使っている人の行動を掌握できていないのでは、国民の代表である資格はない」と話した。
◇連座制適用で当選取り消しも
連座制が適用されれば小林氏の当選が取り消される可能性がある。
公職選挙法によると、候補者が選挙違反に直接かかわってなくても、候補者に近い人が買収や利益誘導などの悪質な罪を犯した場合に連座制が適用される。対象となるのは▽選挙運動を取り仕切っていた「総括主宰者」▽総括主宰者から権限を与えられて選挙運動をしていた自治会長などの「地域主宰者」▽会計を管理する「出納責任者」▽候補者の親族や秘書▽労働組合や宗教団体など組織的な選挙運動の管理者−−など。
鈴木容疑者のように陣営の出納責任者が公選法(買収)罪で罰金以上の刑が確定すると、裁判所から候補者に刑の確定の通知が来る。候補者は通知を受けた日から30日以内に、検察官を被告として高等裁判所に当選が無効とならない確認を求める訴訟を起こすことができる。その訴訟で候補者の敗訴が確定したときや、訴訟を起こさず30日が経過した時点で当選が取り消され、同じ選挙で同一選挙区から5年間、立候補できない。
毎日新聞 2007年8月9日
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片言丸
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:2007/08/19(日) 16:43:46
参院選・小林温氏派の公選法違反:鈴木容疑者、大学生の勤務時間を管理 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/archive/news/2007/08/11/20070811ddlk14040314000c.html
◇タイムカードで
参議院神奈川選挙区で再選を果たした小林温氏(43)陣営の選挙違反事件で、選挙運動をした見返りに現金を渡されたとされる大学生らがタイムカードで勤務時間を管理されていたことが、県警捜査2課などの調べで分かった。同課は公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕した出納責任者、鈴木美香容疑者(33)らが当初から大学生らに現金を払うつもりだったとみて捜査している。
調べでは、鈴木容疑者らは選挙当日の7月29日などに、小林氏の選挙事務所で大学生らに現金を手渡していた。現金を渡された二十数人のうち十数人は事務員として登録していたが、実態は選挙運動をさせていたと同課はみている。
現金の多くは金融機関の封筒に数万〜十数万円入れられ、大学生らは渡される際にあて名が空白の領収書を書かされていた。数千円を手渡された大学生らもおり、1日1万円を目安に運動時間を計算していたとみられる。【鈴木一生】
毎日新聞 2007年8月11日
参院選・小林温氏派の公選法違反:自民県議団に報告 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/archive/news/2007/08/18/20070818ddlk14040274000c.html
自民県議団(田島信二団長、40人)は17日、参院選後初めての団会議を県庁内で開き、小林温氏(43)陣営の選挙違反事件について同党県連が報告した。小林氏が「迷惑をかけたことをおわびしたい」と話していることなどが紹介された。
竹内英明県連幹事長が参院選について「一丸となって勝利を得たことに感謝したい」と述べた後、県連事務所などが捜索を受けたことや小林氏に連座制が適用される可能性があることなどを報告。公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕された県連職員らについて「悪意を持っての買収ではなかったことは推察できる」などと説明した。
また、小林氏が事件後、公の場に姿を見せていないことについて「弁護団と小林氏が協議し『説明できる立場にない』と判断している」と述べ、理解を求めた。【山下修毅】
毎日新聞 2007年8月18日
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片言丸
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:2007/08/19(日) 18:34:56
塚田陣営買収容疑/「活動費」名目で配布か
2007年08月16日 朝日新潟
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000708160002
7月の参院選新潟選挙区で初当選した塚田一郎氏(自民)への票のとりまとめを依頼し、有権者に現金を配ったとして公職選挙法違反(現金買収)容疑で逮捕された地元県議後援会長丸山文夫(78)、後援会事務員濁川正勝(66)の両容疑者が、後援会の「活動費」名目で買収資金を準備し、配っていたことが県警の調べで分かった。調べでは、小千谷市選出の木村一男県議(自民)の後援会幹部である2人が「活動費」などとして現金数十万円を準備し、丸山容疑者が後援会メンバー数人に5千円ずつ配布した疑い。濁川容疑者は、丸山容疑者の指示で準備などを手伝ったとみられる。
丸山容疑者は調べに「カネはポケットマネー」「後援会メンバーに諸経費がかかるので配った」などと話しているが、県警は資金源や組織的な関与がなかったかについて引き続き調べている。木村県議は県警の任意の事情聴取に対し、関与を否定。ほかの後援会関係者らも取材に対し、組織的な関与ではないとしているが、「資金管理面でずさんな点があった」との声も出ている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/19(日) 18:38:22
阪上・宝塚市長の使途不明金 「事務所費」と報告訂正
2007年08月18日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200708180029.html
兵庫県宝塚市の阪上善秀市長は17日、99〜05年に代表をしていた自民党支部や自らの政治団体が受け取って使途がわからなくなっていた1270万円について、「事務所費にあてた」とする内容の政治資金収支報告書の訂正願を県選管や総務相に提出したと明らかにした。事務所費には領収書添付の義務がない。阪上市長は市秘書課長を通じて「法律に基づいて適正に訂正した」とだけコメントした。
訂正の内容は、自民党兵庫県第6選挙区支部の03年の報告書で前年からの繰越金を460万円減額。同支部など3団体の03〜05年の事務所費を計810万円多く使っていたとした。99〜02年については「保管期限が過ぎていた」として訂正はしなかった。
1270万円の記載漏れは阪上市長が昨年4月に市長当選後、市議会で指摘されて発覚。阪上市長は一度は「後援会口座にある」と説明したが、後に「口座になかった」と説明を翻し、「領収書類はほとんど捨ててしまったので、関係者の記憶などで確認を進めたい」と話していた。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/19(日) 18:41:36
長峯候補の支援者逮捕
2007年08月18日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000708180002
参院選宮崎選挙区で落選した元参院議員、長峯基氏(66)への投票や票のとりまとめを依頼して飲食の接待などをしたとして、県警は16日、同氏の支援者で小林市堤のスナック経営松山絹子容疑者(59)を公選法違反(供応、事前運動)の疑いで逮捕した。松山容疑者は会合があったことは認めているが、「供応や接待はしていない」と容疑を否認しているという。県警は17日、松山容疑者の自宅など数カ所を捜索した。
長峯氏は16日夜、朝日新聞の取材に「会合は松山さんが主催した。忘年会だと言われて私も出席したが、選挙のことは話していない。会費も払ったが、会合全体の費用は出していない」と関与を否定したうえで、「支持者としての熱心さとはいえ、容疑が事実なら大変申し訳ない」と語った。
調べでは、松山容疑者は昨年12月、小林市内の飲食店で有権者数十人に対し、長峯氏への投票や票のとりまとめなどの選挙運動の報酬として、焼き肉やビール、焼酎など1人あたり数千円相当で供応接待をした疑い。
県警によると、会合について「応援の会という名目だった」「長峯氏の顔写真入りカレンダーが配られた」と話す出席者もいるという。県警は供応接待にかかわった人物がほかにもいるとみて、任意で事情を聴取するとともに、資金の入手先なども調べている。
長峯氏は県議を経て、95年参院選に自民公認で出て当選。01年参院選では自民の公認争いに敗れて無所属で出馬し、落選した。今回は6候補者中4番目の得票だった。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/20(月) 14:00:55
塩崎氏事務所職員が流用 政治資金約630万円、領収書を二重添付
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007082001000259_Politics.html
塩崎恭久官房長官の事務所職員が自民党愛媛県第1選挙区支部の政治資金約630万円を私的に流用し、その隠ぺい工作のため2005年の選挙運動費用収支報告書に添付していた領収書の一部を同年の政治資金収支報告書に二重添付していたことが20日分かった。
これを受け塩崎氏側は20日、愛媛県選挙管理委員会に対し、05年の政治資金収支報告書を訂正。また19日付でこの職員を懲戒解雇し、今後、刑事告訴を含め法的責任の追及を検討するとしている。
これに関連し塩崎事務所は「このような事態が起きたことを、国民の皆さまに深くおわびし、速やかに実効的な再発防止策を実施していく」とコメントしている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/20(月) 14:02:45
金子衆院議員:事務所の無償提供、政治資金収支に記載せず
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070820k0000e010074000c.html
元行政改革相で岐阜4区選出の金子一義衆院議員が、寄付に当たる事務所の無償提供を政治資金収支報告書に記載していなかったことが分かり、金子氏の資金管理団体「飛友会」が、03〜05年分の同報告書の訂正を総務省に届け出ていたことが分かった。
金子氏の事務所などによると、飛友会の事務所は金子氏の親族所有の都内の事務所を無償提供されている。党本部から今月10日、親族からの提供であっても政治資金規制法による「金銭、物品その他の財産上の利益の供与」にあたるとの指摘を受けた。このため「周辺の状況などから賃貸料は年間120万円が妥当」と判断し、3年分計260万円を訂正した。
事務所は「近い親せきからの事務所提供は、寄付に当たるとは考えていなかった」と話している。【宮田正和】
毎日新聞 2007年8月20日 13時40分
1748
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/21(火) 05:44:57
川上副村長公選法違反「村のこと考え、やった」
由井容疑者に罰金50万円 讀賣長野
参院選比例選をめぐる公選法違反事件で、同法違反容疑(地位利用)で逮捕された川上村副村長の由井明彦容疑者(60)が、長野地検の調べに対し、「公選法に抵触することは分かっていたが、村のことを考え、やってしまった」などと供述していることが20日、わかった。長野区検は同日、由井容疑者を同罪で略式起訴し、長野簡裁は罰金50万円の略式命令を出した。由井容疑者は即日納付して釈放された。
起訴状によると、由井容疑者は参院選公示前の7月6〜12日の業務時間中、役場内などで、職員27人に対し、「地方交付税をなくさないように言っているのは、この人だけだから頼む」などと言って、自民党の森元恒雄前議員(60)(落選)の後援会入会申込書に氏名を記入するよう呼びかけるとともに、森元氏への投票や投票のとりまとめを依頼した。
地検によると、森元前議員の事務所から届いた後援会申込書などの資料は、今年5月初め、同村の藤原忠彦村長あてに届いた。6月初め、藤原村長が「これ」などと言って、由井容疑者に直接手渡したという。
調べに対し、藤原村長は「後援会活動ということで渡したが、(投票への)指示はしていない」と話し、事件への関与は否定したという。
一方、藤原村長は読売新聞の取材に対し、「村長あてには毎日、膨大な郵便物や宅配物が届く。(由井容疑者に)後援会申込書を渡した記憶も認識も全くない」と資料を渡したこと自体を否定している。
(2007年8月21日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/21(火) 11:17:37
迫る内閣改造、自民で政治資金「訂正ラッシュ」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070821ia01.htm
27日の内閣改造・自民党役員人事を前に、自民党国会議員の資金管理団体や関連政治団体が政治資金収支報告書を訂正するケースが相次いでいる。
読売新聞の調べでは、今月になってから、総務相所管の政治団体だけでも9議員の計12団体が訂正した。
政治資金収支報告書の「訂正ラッシュ」が見られるのは、自民党が安倍内閣の閣僚の「政治とカネ」の問題が参院選惨敗の一因として、党所属議員に収支報告書(2003〜06年分)の点検を指示したことによるものだ。9人のうち閣僚経験者は5人、閣僚経験がないのは4人で、うち2人は衆院当選6回で初入閣の“適齢期”だ。
20日に訂正を届け出た鈴木俊一・元環境相の資金管理団体は、04年分の光熱水費を当初の約16万円から約65万円に増額した。
宮路和明・元厚生労働副大臣の資金管理団体と2関連団体は10日に訂正を行った。このうち、資金管理団体は05年分収支報告書で、光熱水費約5万円と備品・消耗品費約12万円を新たに計上、事務所費を約59万円増額し、組織活動費を約99万円減額するなどの訂正を行った。04、03年分も訂正した。
谷垣禎一・前財務相の資金管理団体は、03年分事務所費のうち約2万円を光熱水費に計上し直した。谷川弥一衆院議員の資金管理団体は04年分の光熱水費約16万円をゼロにし、事務所費を同額増やした。
このほか、衛藤征士郎・元防衛長官、金子一義・元行政改革相、川崎二郎・前厚労相、鈴木恒夫衆院議員、山崎正昭・自民党参院幹事長の資金管理団体、関連団体も訂正を行った。
一方、塩崎官房長官が支部長を務める自民党愛媛県第1選挙区支部が20日、05年分収支報告書を訂正したように、都道府県選挙管理委員会所管の政治団体でも訂正が行われている。国会議員が毎年提出する「所得等報告書」についても、島村宜伸・元農相が16日、04〜06年分を訂正するなど、政治資金収支報告書に限らず「政治とカネ」にまつわる会計報告の「駆け込み訂正」は内閣改造直前まで続く可能性がある。
(2007年8月21日10時30分 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/21(火) 17:24:05
選対幹部の県議を逮捕 自民・塚田氏陣営
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007082101000498_National.html
新潟県警捜査2課は21日、公選法違反(買収、事前運動)の疑いで、参院新潟選挙区で初当選した自民党の塚田一郎氏陣営の支部選対本部長で新潟県議の木村一男容疑者(76)=新潟県小千谷市平成=を逮捕した。
公選法は選対幹部など「組織的選挙運動管理者」の禁固刑以上の有罪が確定した場合、連座制の対象となると定めており、塚田氏の当選が無効となる可能性も出てきた。
調べでは、木村容疑者は6月中旬、小千谷市の有権者10数人に塚田氏への投票や票の取りまとめなどを依頼し、報酬として1人当たり現金5000円を渡した疑い。
木村容疑者は塚田氏陣営の小千谷支部選対本部長で、小千谷市内での選挙活動を取り仕切る立場にあったとされる。
改選2議席の参院新潟選挙区には、6人が立候補し、塚田氏がトップで初当選した。次点は民主党の黒岩宇洋氏。
1751
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/21(火) 17:24:50
塚田派事件で木村県議を逮捕 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=2005
先月の参院選で当選した自民党の塚田一郎陣営の運動員による公選法違反事件で、県警捜査二課と小千谷署は21日、同法違反(買収、事前運動)の疑いで、小千谷市区選出の自民党県議、木村一男容疑者(76)=同市平成1=を逮捕した。木村容疑者は容疑を否認している。
木村容疑者は、7月29日投開票の参院選で塚田陣営小千谷支部の選対本部長を務めていた。公選法では「組織的選挙運動管理者」が禁固以上の刑(執行猶予を含む)となった場合に、連座制の対象になると定めていることから、連座制が適用されるかどうか焦点になる。
この事件では、これまでに木村容疑者の後援会長、丸山文男容疑者(78)と、同会事務員、濁川正勝容疑者(66)=いずれも同市城内=が逮捕されている。県警は木村容疑者が事件に関与した疑いが強いとみて事情聴取を繰り返していた。
調べでは、木村容疑者は丸山、濁川の両容疑者と共謀し、6月20日前後、同会の地区支部長に現金5000円などを配り、塚田氏への投票と票の取りまとめを依頼した疑い。
実際に現金を配布した丸山容疑者は支部長約50人を買収していることから、買収資金の総額は二十数万円とみられる。県警は、買収資金が木村容疑者から濁川容疑者を介して、丸山容疑者に渡ったと追及する。
木村容疑者は小千谷市議などを経て、1997年6月の県議補選で初当選し、現在は4期目。
新潟日報2007年8月21日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/22(水) 08:23:47
ついに現職県議まで、参院選塚田派の公選法違反事件 讀賣新潟
参院選新潟選挙区の塚田一郎派陣営の公職選挙法違反事件は、ついに現職県議の逮捕にまで発展した。県警捜査2課などは21日、自民党県議の木村一男容疑者(76)=写真=を同法違反で逮捕した。現職県議の逮捕は、1993年に田村鉄舟氏が脱税容疑で逮捕されて以来、14年ぶり。同課などは木村容疑者が支部長を務める自民党小千谷支部や自宅など数か所を捜索。ほかにも買収に関与した人間はいないかなど、事件の全容解明を進めている。
同課はこの日、木村容疑者を新たに公選法違反(買収、事前運動)で逮捕。今月1日に逮捕していた木村県議の後援会長、丸山文男容疑者(78)を、別の有権者数人に現金を渡した疑いで再逮捕した。
これまでの調べでは、丸山容疑者は後援会支部長らの自宅を訪ねて現金約5000円を配り、後援会の事務担当だった元小千谷市議の濁川正勝容疑者(66)=逮捕済み=は、丸山容疑者が配る金を事前に用意していたことがわかっている。木村容疑者の役割については、同課は「捜査中でコメントできない」としている。
木村容疑者は小千谷市議を経て、97年6月の県議選補欠選挙で初当選。現在4期目だった。木村容疑者は逮捕前、読売新聞の取材に対し、「後援会の運営はすべて丸山会長らに任せており、(現金を渡したことは)事前に知らなかった」などと話していた。
一方、木村容疑者が4選を目指した今年4月の県議選は激しい一騎打ちとなり、塚田氏や同氏の妻が小千谷市入りし、熱心に応援していた。木村県議後援会の支部長の一人は「危ないと言われた選挙で塚田氏から応援をもらい、恩義に感じていたようだ」と話した。
自民党現職県議の逮捕について、同党県連の石井修幹事長は「びっくりしている。ベテランの先生で、買収なんてするわけがないと信じている。捜査の推移を見守りたい」と語った。
塚田参院議員は「いろいろな方にご心配ご迷惑をおかけしましたことに、深くおわび申し上げます。しかしながら、木村県議が行ったことについては、私が関わったものではありません」などとのコメントを出した。
(2007年8月22日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/22(水) 12:58:44
衝撃隠せぬ県政界 塚田陣営 木村県議逮捕
2007年08月22日 朝日新潟
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000708220005
公選法違反容疑で逮捕された木村一男県議の自宅の家宅捜査を終え、押収物を運び出す県警捜査員=21日午後5時36分、小千谷市平成1丁目で
7月の参院選新潟選挙区をめぐる自民党の塚田一郎氏派運動員による選挙違反事件で、小千谷市選出の自民党県議、木村一男容疑者(76)が21日、公職選挙法違反容疑(買収・事前運動)で逮捕された。現職県議の逮捕という異例の事態に衝撃を隠せない県政界。選挙戦での木村容疑者の役割などによっては連座制が適用され、塚田氏が失職する可能性も出てくることから、関係者はかたずをのんで捜査の行方を見守っている。
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木村容疑者の逮捕を受け、塚田氏は朝日新聞の取材に対し、「皆さまにおわびしたい」と陳謝。「逮捕を聞いて、正直、驚いている。今後の推移を見守るしかないが、事実ならば大変残念」としたうえで、買収行為については「なかったものと信じたい」と語った。
自民党県連の石井修幹事長は同日午後3時ごろ、県議会庁舎の同党役員室前で報道各社の取材に応じ、「大変驚いており、残念だ。今でも関与してないと思っている」と述べた。
参院選新潟選挙区(改選数2)には野党候補が4人立ったため、公認候補を塚田氏に一本化した自民党にとって有利な構図だった。石井幹事長は「負けるわけがないから、買収しろなんて言うわけがない」と話し、組織的な指示や関与を否定。さらに「5千円で票が買えるのか」とも話し、今回の容疑事実への疑問を示した。
泉田裕彦知事は「公選法違反の容疑が事実だとすれば、民主主義の根幹を揺るがす由々しき事態であり、大変遺憾」とする談話を発表した。
県選挙管理委員会によると、木村容疑者が辞職したり、有罪が確定したりして失職した場合、県議会事務局から県選管に通知のあった日から50日以内に補欠選挙が行われる。
一方、今後の焦点となる連座制の適用については、仮に木村県議が連座制の対象と認められ、塚田氏が辞職するなどした場合、参院選から3カ月以内であれば民主党の黒岩宇洋氏が繰り上げ当選となるが、3カ月以降であれば、4月か10月のいずれかに補欠選挙が行われることになる。
今回の参院選で、木村容疑者は塚田氏陣営小千谷支部の選対本部長を務めていた。
これが連座制の「地域主宰者」などに当たるかについて県警の水庭誠一郎・捜査2課長は記者会見で「一般的に、地域主宰者は小千谷支部だけでなく、長岡方面全域を統括するなどのケースを指すと思われる」とした上で、「客観的な肩書などをみる限りでは連座制の対象となる可能性は低いが、実質的な役割がどうだったかは今後の捜査の問題だ」などと話した。
県警はこの日、木村容疑者の自宅など関係先数カ所を家宅捜索。また、同法違反容疑ですでに逮捕した木村容疑者の後援会長で無職丸山文夫容疑者(78)を、ほかに十数人の有権者に現金を配った同法違反の疑いで再逮捕した。
◇ ◇ ◇
●現金配布 「おれは知らない」/木村県議との一問一答
木村一男県議は今月上旬、朝日新聞の取材に応じた。主なやりとりは次の通り。
――丸山容疑者の現金配布を知ったのは?
「7月29日の選挙が終わった後の30日か31日」
――後援会事務所は6月に把握していたと話しているが。
「事務所は事務所。おれは知らない」
――木村県議から丸山容疑者に現金配布を指示したことは?
「そんなことはあるわけない」
――カネを渡してもいないか?
「ないない。当たり前だ」
――今回の事件は丸山容疑者が個人的にやったことか?
「丸山さんにはお世話になった。非常に残念だし、皆さんにも迷惑をかけた」
◆
【キーワード】連座制
公職選挙法で、候補者と一定の関係にある者が同法違反の罪で有罪判決を受けた場合、候補者が直接かかわっていなくても、当選無効や5年間の立候補制限を受ける制度。候補者の秘書や陣営の総括責任者、出納責任者、地域主宰者などが対象となる。94年の公選法改正で適用対象を拡大。有罪が確定した後、検察庁が申し立てる裁判で適用が決まる。
1754
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/22(水) 13:01:31
参院選・塚田派の公選法違反:木村・自民県議を逮捕 連座制適用も視野か /新潟
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/news/20070822ddlk15040136000c.html
参院選で初当選した塚田一郎氏(自民)派の運動員らによる公職選挙法違反事件で21日、同法違反容疑で逮捕された現職の自民県議、木村一男容疑者(76)。県警捜査2課によると、現職県議が同法違反容疑で逮捕されるのは1960年の衆院選以来47年ぶり。同課などは塚田氏の当選無効、立候補禁止となる公選法の連座規定が適用されることも視野に、木村容疑者の選挙運動上の役割について慎重に調べている。
調べなどによると、木村容疑者は自民党小千谷支部長を務めているほか、今回参院選では塚田陣営の選対小千谷支部で選対本部長を務めていた。既に別の公選法違反容疑で逮捕された丸山文男容疑者(78)らと共謀し、6月中旬、後援会支部長ら十数人に各5000円を渡すなどし、投票などを依頼した疑い。
連座制は、候補者や立候補予定者と一定の関係にある者が買収などの罪で刑に処せられた場合、本人が行為にかかわっていなくても、当選を無効とし、5年間の同一選挙区からの立候補制限を科す制度。
連座制が適用するかどうかは検察庁が判断するが、県警は、木村容疑者が連座制適用対象のうち、組織的な運動の中で計画立案や調整、指揮監督など運動の管理を行う「組織的選挙運動管理者」に当たる可能性もあるとみて調べている。
これに対し、塚田氏の事務所によると、参院選では県内3カ所の選対の拠点が県内106カ所ある自民党地域支部を統括して選挙戦に臨んだといい、木村容疑者が支部長を務めた小千谷支部について「地域支部のうちの一つに過ぎない」と説明している。【岡田英】
毎日新聞 2007年8月22日
1755
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/22(水) 17:29:01
藤井元運輸相後援会、収支報告書に限度額超える寄付金記載
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070822i407.htm?from=main4
] 自民党の藤井孝男参院議員(元運輸相)の後援会「藤井孝男後援会連合会」(岐阜県美濃加茂市)が、2003年分の政治団体収支報告書に、個人の寄付限度額150万円を超える200万円の寄付金を記載していたとして、訂正願を岐阜県選管に提出し、受理されていたことが、22日わかった。
県選管によると、収支報告書には同年9月、個人から200万円の寄付があったと記載されていたが、訂正願では夫婦別々から100万円ずつ寄付があったと修正している。
同連合会の会計責任者は 「夫婦からの寄付を、一括して記載してしまった事務上のミス」と釈明している。
(2007年8月22日15時53分 読売新聞)
1756
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/23(木) 09:05:55
塚田陣営選挙違反 木村容疑者も買収主導か
逮捕の後援会長と相談の上 讀賣新潟
送検のため捜査員らと柏崎署を出る木村県議(22日、柏崎署で)
7月の参院選で当選した塚田一郎派による公選法違反事件で、同法違反容疑で逮捕された自民党県議の木村一男容疑者(76)が、自らの後援会長を務める丸山文男容疑者(78)と共謀して後援会幹部に現金を渡していたことが22日、丸山容疑者に対する県警捜査2課の調べで分かった。木村容疑者は容疑を否認しているが、同課は、木村容疑者が共に買収を主導したとみて調べを進める。
調べによると、丸山容疑者は6月中旬、木村容疑者の後援会「一和会」の支部長宅を訪ね、塚田氏のチラシと共に現金約5000円を配った。丸山容疑者は県警の調べに対し、「(木村容疑者と)相談して金を配った」などと供述。同課は、両容疑者が相談の上、一和会で買収工作を進めたとみている。
しかし、関係者によると、後援会は会費制ではなく、限られた資金で運営。自民党県連によると、県連は6月、政治活動費として小千谷支部に15万円を支払っているが、選挙期間中に党をアピールする資金で、7月には塚田氏の選対から選挙経費として同支部に7万5000円が渡されたが、これもポスターの掲示費用などに使われる資金だった。いずれも政治資金規正法などに認められている正規の資金だといい、県連は「いずれも適切に使うように指導しており、それ以外に渡した金はない」としている。
このため、同課は買収資金がどのように用意されたか、押収した資料などをもとに慎重に捜査を進める。
県警は22日午後、木村容疑者を地検長岡支部に送検した。
(2007年8月23日 読売新聞)
1757
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/23(木) 10:22:09
「県議が現金配布把握」と供述 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=2034
先月の参院選で当選した自民党の塚田一郎陣営の小千谷支部選対本部長で県議の木村一男容疑者(76)らによる公選法違反事件で、木村容疑者の後援会長で元県農協中央会副会長の丸山文男(78)と、後援会事務員の濁川正勝(66)=いずれも小千谷市城内=の両容疑者が、県警捜査二課の調べに対し「木村県議は、地区支部長に現金を配ることを事前に把握した上で、現金を出した」などと供述していることが22日、分かった。
木村容疑者は現金を丸山、濁川の両容疑者に渡したことは認めているが、「買収に使うとは知らなかった」と容疑を否認。県警は、木村容疑者が買収を指示した疑いがあるとみて追及している。
これまでの捜査などによると、木村容疑者は濁川容疑者を介し、塚田氏への投票と票の取りまとめを依頼する目的で後援会の地区支部長約50人に現金を5000円ずつ配ることを事前に知りながら、丸山容疑者に現金20万円を渡したとみられる。
買収資金の総額は20数万円とみられ、残りの数万円を丸山容疑者が準備したという。
新潟日報2007年8月23日
1758
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/23(木) 15:53:50
自民、福本候補のスタッフを書類送検
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070823/20070823-00000038-jnn-soci.html
公職選挙法の文書頒布の疑いで書類送検されたのは、参院選の比例区で自民党から立候補して落選した福本亜細亜候補(33)の選挙スタッフの男2人です。
調べによりますと、2人は、選挙の公示前に福本候補の出身大学の関係者に対して、投票を呼びかける違法な文書を送りつけた疑いが持たれています。今回の参院選で、福本候補は比例区で5万4000票余りを集めましたが、落選しています。
警視庁は、投票日の翌日の先月30日に、福本候補の選挙事務所などを家宅捜索して捜査を進めていました。(23日10:46)
1759
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/24(金) 09:07:33
現金配布後、支部に穴埋め要求 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=2061
先月の参院選で当選した自民党の塚田一郎陣営の小千谷支部選対本部長で県議の木村一男容疑者(76)らによる公選法違反事件で、木村容疑者の後援会長で元県農協中央会副会長の丸山文男容疑者(78)=小千谷市城内=は、買収のために現金を配った後、自民党小千谷支部に買収で使った資金の穴埋めを求めていたことが23日、県警の調べで分かった。
同支部は要請に応じていったん現金を支払ったが、後日、後援会に返却させたという。
県警の調べなどによると、丸山容疑者は6月20日前後、後援会の地区支部長約50人に現金5000円を配り、塚田氏への投票と票の取りまとめを依頼した。買収資金として木村容疑者が20万円を用意したとみられるなど、資金は後援会側が準備していた。
買収の後の同月下旬、丸山容疑者は同支部に対し「(国政選挙の参院選は)自民党の選挙だから、金は党支部で負担してほしい」などと要請。同支部は20数万円を後援会に渡したが、報告を受けた同支部幹部が現金の授受を問題視し、後日、木村容疑者に返還を求めた。
木村容疑者は、丸山容疑者らに渡した現金が「買収に使われるとは知らなかった」と容疑を否認しているが、同支部幹部から買収資金の返還を6月下旬に求められていることから、少なくともこの時点で買収の事実を把握していたとみられる。
新潟日報2007年8月24日
1760
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/24(金) 09:10:21
木村容疑者が現金用意 塚田陣営選挙違反 讀賣新潟
塚田一郎陣営による公選法違反事件で、買収に使われた現金は自民党県議の木村一男容疑者(76)が用意していたことが23日、県警捜査2課などの調べで分かった。
これまでの調べによると、木村容疑者の後援会長を務める丸山文男容疑者(78)は公示前の6月中旬、約50人の後援会支部長宅を回り、現金5000円を渡していた。丸山容疑者らは「(木村容疑者から)20数万円を受け取った」と供述している。
捜査2課などは木村容疑者と丸山容疑者らが現金を配る直前に相談していたことを、関係者の事情聴取などで把握しており、木村容疑者が買収に積極的に関与したとみている。
木村容疑者は建設会社の役員を務め、後援会も主に自分の資金で運営していた。同課は木村容疑者が自民党小千谷支部長だったことを踏まえ、資金の流れについて慎重に捜査を進めている。
(2007年8月24日 読売新聞)
1761
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/24(金) 09:14:25
木津川の元信者ら 統一教会を賠償提訴 讀賣京都
「家族や子孫が破滅する」などと脅され、仏像などの物品購入や献金を強要される霊感商法の被害を長期間受けたとして、木津川市の男性(52)と妻(48)、和歌山市の主婦(60)の元信者3人が23日、世界基督教統一神霊協会(統一教会、東京)と幹部信者を相手取り、慰謝料など計約4億6000万円の損害賠償を求めて地裁に提訴した。
訴状によると、木津川市の夫婦は1994年〜2006年、霊能者を名乗る統一教会の会員に「子孫が途絶え、地獄におちる」などと不安をあおられ、先祖の供養名目で約1億6900万円を支払わされた。和歌山市の主婦も87年〜06年、家系図や姓名判断を使って「献金しないと家が火事になる」などと会員から脅され、同様に約2億3200万円を支払わされた。
いずれも多額の献金や印鑑、絵画、つぼなどの購入を強要する手口で、和歌山市の主婦は1200万円の仏像を買わされたこともあったという。原告側は「正当な宗教活動の範囲を逸脱した違法な資金獲得活動で、統一教会には使用者責任がある」と主張している。
統一教会広報部は「訴状が届き次第、今後の対応を検討したい」としている。
(2007年8月24日 読売新聞)
1762
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/24(金) 15:16:57
「木村容疑者が指示」 塚田陣営買収容疑
2007年08月24日 朝日新潟
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000708240004
7月の参院選で新潟選挙区から初当選した自民党の塚田一郎氏派の選挙違反事件で、同党県議の木村一男容疑者(76)の後援会長の丸山文男容疑者(78)と、後援会事務員の濁川正勝容疑者(66)が県警の調べに対し、「(買収行為について)木村容疑者から指示があった」などと話していることが23日、分かった。県警は木村容疑者が買収行為について把握していたとみて、具体的な指示の中身について調べを進めている。
調べでは、木村容疑者は、丸山容疑者が買収資金にした現金のうち20万円を事前に手渡していたとされる。木村容疑者は丸山容疑者に現金を渡したことは認めているが、「現金は通常の後援会の活動費として渡した。自分のポケットマネーだった」などと話し、買収の意図はなかったと容疑を否認しているという。
これに対し、丸山、濁川両容疑者は、集会への動員など、塚田氏の選挙運動について木村容疑者から「事実上の指示があった」などと話しているという。
関係者によると、木村容疑者の後援会「一和会」の運営資金については、企業や個人の献金のほか、木村容疑者も例年、個人で数十万円を入れている。「後援会の出入金にずさんな面があった」「木村容疑者も、小千谷からある程度、塚田氏の票を出さなければという焦りはあったのでは」などと事件の背景をみる地元関係者もいる。
1763
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/24(金) 22:36:49
青木議員の選挙めぐり2人逮捕
先月行われた参議院選挙の比例代表で初当選した、民主党の青木愛議員の選挙運動を巡って、千葉県の広告会社の社長が、報酬を渡す約束で看板会社の社長と、候補者ポスターを掲示する委託契約を結んでいたとして、公職選挙法違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、千葉県館山市の広告会社の社長、島正彦容疑者(50)と、千葉市の看板会社の社長、鷲尾練太郎容疑者(38)の2人です。
警察の調べによりますと、島社長は、先月の参議院議員選挙の比例代表で初当選した、民主党の青木愛議員の選挙運動を巡って、鷲尾社長と、報酬を渡す約束で、候補者ポスターを掲示する委託契約を結んだとして、公職選挙法の利害誘導の疑いが持たれています。
公職選挙法では、報酬を渡すことを約束して業務の委託契約を結ぶなど、特殊な利害関係を利用して選挙運動をさせることを禁じています。
島社長らは、「選挙違反をしたつもりはない」と供述し、容疑を否認しているということです。
島社長から鷲尾社長には、ポスターの掲示板を1つ設置する毎に、およそ500円の報酬が支払われることになっていたということで、警察は契約の内容などについてさらに詳しく調べています。
1764
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/25(土) 17:49:33
菅総務相の所有ビル、事務所費2000万計上…関連2団体
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070825it01.htm
菅総務相が代表を務める自民党神奈川県第2選挙区支部と政治団体「菅義偉後援会」の2団体がいずれも、菅氏本人の所有するビルに「主たる事務所」を置きながら、2005年分の政治資金収支報告書に計約1956万円の事務所費を計上していたことが分かった。
国会議員が家賃のかからない議員会館や実家に主たる事務所を置いて、事務所費を計上していたケースは、松岡利勝元農相や赤城徳彦前農相をはじめ大きな問題となっている。
菅氏関連の2団体の事務所が入居しているのは、横浜市南区通町の3階建てビル。もともと同支部と後援会が借りていたが、04年12月、菅氏が同市中区の建築材料会社から建物と敷地を購入した。2団体は、菅氏が建物などを買い取るまでの03、04年、計約2103万円と計約1620万円の事務所費を計上していたが、家賃が不要となったはずの05年にも、同支部が約1670万円、後援会が約286万円の計約1956万円の支出があったと収支報告書に記載していた。
一方、同支部の政党交付金使途等報告書によると、同支部は、家賃として交付金から03年に計約329万円、04年に計約433万円を計上していたが、05年には家賃の支出はなかった。
政治資金規正法施行規則では、事務所費には、家賃や電話代など事務所の維持に通常必要とされる費用を計上することになっている。松岡氏は議員会館に資金管理団体の事務所があったが、3年間で計約9158万円の事務所費を計上。事務所費をはじめ不適切な政治資金の処理で農相を更迭された赤城氏は、「赤城徳彦後援会」が家賃のかからない赤城氏の実家に主たる事務所を置いていたのに、3年間で計約526万円の事務所費を計上していた。
菅氏は24日、読売新聞の取材に対し、「きちっとなっているはずだ」としており、菅氏の事務所は「調べて回答する」としていたが、同日夜までに回答はなかった。
(2007年8月25日3時1分 読売新聞)
1765
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/25(土) 17:51:59
民主・青木愛氏の運動員2人逮捕 公選法違反容疑
2007年08月25日02時41分
http://www.asahi.com/national/update/0825/TKY200708240430.html
7月29日投開票の参院選比例区で当選した民主党・青木愛氏の選挙運動をめぐり、報酬を払う約束をしてポスターを張った看板を立てさせたとして、千葉県警捜査2課などは24日、印刷会社「集賛舎」社長、島正彦(50)=千葉市稲毛区小仲台1丁目=と、看板会社「ダイニチ」社長、鷲尾練太郎(38)=同県酒々井町東酒々井3丁目=の2容疑者を、公選法違反(利害誘導)の疑いで逮捕した。
調べでは、島容疑者は7月11日ごろ、鷲尾容疑者に青木氏の選挙運動用ポスターを張った看板数千本を立てる選挙運動を依頼、1本500円の報酬を払う約束をした疑い。
島容疑者は青木氏と同じ千葉県内の高校出身で、支援者。青木氏は全国で29万7034票を獲得、同党比例区で3位だった。
1766
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/25(土) 17:52:30
談合関与の業者に玄葉氏パー券仲介 元福島県部長が証言
2007年08月25日00時26分
http://www.asahi.com/national/update/0825/TKY200708240415.html
福島県発注のダム工事をめぐり、収賄罪に問われた前知事の佐藤栄佐久被告(68)らの公判は、24日午後も東京地裁で行われた。検察側証人として出廷した坂本晃一・元県土木部長(66)は、佐藤前知事の娘婿で民主党の玄葉光一郎・衆院議員(福島3区)のパーティー券計300万円分を、県発注工事の談合に関与したゼネコンが購入した際の仲介役を務めたことを明らかにした。
坂本元部長の証言によると、元部長は04年10月、前知事の支援者だった辻政雄・設備会社社長(60)=競売入札妨害罪で有罪確定=に、玄葉議員のパーティー券を購入できる業者の紹介を依頼。紹介された東急建設東北支店の門脇進・元副支店長(64)=同=にパーティー券200万円分を買ってもらったという。さらに、05年10月には、坂本元部長が門脇元副支店長から現金100万円を預かり、パーティー券代として玄葉議員の秘書に渡したという。
坂本元部長は、仲介したことについて、「(議員秘書から)パーティー券が余っていると言われた。知事の娘婿だから何とかしないといけないと思った」と述べた。
玄葉議員の事務所は、朝日新聞の取材に対し、「(東急建設側から)パーティー券購入の申し出があった。道義上、今年1月中に全額返金した」と説明している。
1767
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/25(土) 17:53:22
長勢法相系NPOに会費 外国人研修生受け入れ2社
2007年08月25日06時07分
http://www.asahi.com/national/update/0824/TKY200708240385.html
外国人研修生受け入れ団体大手の「国際労務管理財団」(東京都新宿区)の関係2社が06〜07年、長勢甚遠(ながせ・じんえん)法相が名誉塾頭を務めるNPO法人「悠遊興論塾」(東京都港区)に対し、長勢氏を支援する目的で計300万円の会費を払っていたことがわかった。この財団の理事長も04〜06年、長勢氏の政治団体に計36万円を献金。外国人研修生受け入れ団体を指導監督する法相側に、監督対象の団体側からさまざまな資金が流れている構図が浮かび上がった。
長勢氏側への資金の流れ
同財団は93年の設立。これまで中国人研修生ら約2800人を受け入れ国内企業に紹介した。長勢氏は設立当初から財団の名誉会長を務め、官房副長官就任直前の05年9月ごろにやめたという。
財団理事長によると、悠遊興論塾に資金提供したのは、理事長やその妻の理事が代表を務める「ネオプラン」「エン・プラス」の2社(いずれも新宿区)。賛助会員として06年5月〜07年7月に毎月各10万円ずつ総額300万円の会費を払った。長勢氏の秘書から入会を要請されたという。
2社からの資金の趣旨について理事長は「長勢氏に偉くなってもらいたいというのもあって応援した」と話した。カネの流れが表面化しにくい点も考慮したといい、NPO法人を隠れみのに使った可能性がある。
NPO法人は、特定の公職者の支持や特定の個人の利益を目的に活動してはならないと法で定めている。悠遊興論塾は06年4月に発足。保健・医療・福祉の増進などを目的に活動しているが、関係者によると「長勢氏を応援するということで始まった」といい、設立以降、会員の懇親会などに利用する会場経費として長勢氏の知人女性が経営する会社に数百万円の家賃を支払ってもいる。
悠遊興論塾をめぐっては、別の外国人研修生受け入れ団体「東京経営管理開発事業協同組合」(千代田区)の理事長も今年2月に会費数万円を支払ったと認めた。
国際労務管理財団は95年、長勢氏の資金管理団体「長政会」に24万円を献金したが、97年2月、一部報道で「労働省出身議員が労働省所管の公益法人から献金を受けている」と指摘され、いったん献金を取りやめた。その後、04〜06年に理事長名で、長勢氏を支援する政治団体「興論サークル」(富山市)に毎年12万円、計36万円の献金を再開。これも長勢氏の秘書の要請だったという。
長勢氏をめぐっては、同氏が相談役だった受け入れ団体「富瀋国際事業協同組合」(富山市)が昨年9月、同氏が支部長の自民党選挙区支部に50万円を献金していたことが今月発覚。献金があったのは、研修生のビザについて組合から相談を受けた同氏の富山事務所が、法務省入国管理局に照会した直後で、同氏側は全額返金したという。
長勢氏は88年、旧労働省労働法規課長を退官。90年の衆院選で富山1区で初当選。現在6期目。
1768
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/25(土) 17:57:44
県ダム汚職公判「前知事が業者名示唆」
検察「前知事弟が人事介入」 讀賣福島
木戸ダム汚職事件で収賄の罪に問われた佐藤栄佐久前知事(68)と、収賄、競売入札妨害(談合)の罪に問われた実弟の佐藤祐二被告(64)の第7回公判が24日、東京地裁であり、証人として出廷した坂本晃一・元県土木部長(66)が、木戸ダム工事で栄佐久被告から「天の声」が出たことを明らかにした。坂本元部長は、栄佐久被告から前田建設工業側への便宜供与をただ一人供述している事件のキーマン。弁護側は「検察側と念入りに尋問の打ち合わせをした元部長の供述は信用できない」としており、次回公判の反対尋問で証言の矛盾を突く構えだ。
坂本元部長は昨年9月、県発注の下水道工事を巡り祐二被告と共に談合容疑で逮捕されたが、処分保留のまま釈放された。
坂本元部長は公判で、栄佐久被告から「天の声」が出る前年の1999年、祐二被告から「木戸ダムは前田でいくからよろしく」と電話を受けたと説明。「(翌年さらに)知事からも前田と言われ、『しっかりやらなければ』という思いを強くした」と証言した。
600万円の現金を受け取った祐二被告からは、辻政雄元被告(60)(談合罪で有罪確定)について「彼と私は一体。(業者選定のことで)いろいろお願いすることがあるかもしれないがよろしく頼む」と言われ、2〜3か月に1度、訪問を受けるようになったという。
祐二被告と辻元被告とは新任の県土木部部長の就任祝いなどで約5回会食し、新任の部長が2人に下水道工事の図面を見せたこともあったと証言した。検察側は、祐二被告の自宅から押収した「土木部人事案」と題した書面を示し、祐二被告が土木部人事に介入していたことを指摘した。
坂本元部長はまた、下水道工事を受注した東急建設の元東北副支店長、門脇進元被告(64)(談合罪で有罪確定)に、知事の娘婿で民主党の玄葉光一郎衆院議員のパーティー券購入をあっせんし、150枚購入してもらったことを証言した。
尋問の間、栄佐久被告は首を左右に振ったり、声を出して笑ったりし、裁判長から2度注意を受けた。
(2007年8月25日 読売新聞)
1769
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/25(土) 18:16:15
長勢法相「何らやましいことはない」 NPO会費提供
2007年08月25日11時51分
http://www.asahi.com/politics/update/0825/TKY200708250109.html
外国人研修受け入れ団体の「国際労務管理財団」の関連2社が、長勢法相が名誉塾頭を務めるNPO法人「悠遊興論塾」に対し計300万円の会費を支払っていた問題で、長勢氏は25日、事務所を通じて「NPO法人は独自の活動をしており、私を支援する活動をしているものではない。会費は会の趣旨に賛同して納付されているもので、私個人に対する資金提供であるかのごとき印象を植え付けかねない報道は大変心外だ。献金については、政治資金規正法にのっとって適正に処理しており、何らやましいことはない」との談話を出した。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/25(土) 18:17:10
菅総務相:所有ビルに事務所費、1956万円を計上
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070825k0000e010040000c.html
菅義偉総務相の後援会や自民党神奈川県第2選挙区支部の事務所が入るビル=横浜市南区通町4で25日午前7時41分、山下修毅撮影 菅義偉総務相が代表を務める自民党神奈川県第2選挙区支部と政治団体「菅義偉後援会」が、いずれも菅氏本人が所有するビルに「主たる事務所」を置きながら、05年分の政治資金収支報告書に計1956万円余りの事務所費を計上していたことが分かった。
菅氏が関連する2団体の事務所が入居しているのは、横浜市南区通町4の3階建てビル。
2団体は当初、このビルを借りて使っており、この間の03、04年には、2団体で計約2103万円と計約1620万円の事務所費を計上していた。
しかし、菅氏が衆院議長に提出した「資産等補充報告書」によると、菅氏は05年から同ビルの建物と敷地を所有。それにもかかわらず同年は支部が約1670万円、後援会が約286万の事務所費を収支報告書に記載していた。
一方、政党交付金使途報告書によると、同支部は家賃として交付金から03年に計約329万円、04年に計約433万円を計上していたが、05年は家賃支出はゼロとなっている。
政治資金規正法施行規則によると、事務所費は家賃や電話代、切手代など、事務所の維持に必要な費用を計上することになっている。
事務所費をめぐっては、家賃のかからない議員会館や実家に主たる事務所を置きながら多額の費用を計上していたとして、松岡利勝元農相や赤城徳彦前農相らのケースが問題となった。【山下修毅、内橋寿明】
毎日新聞 2007年8月25日 11時59分 (最終更新時間 8月25日 12時15分)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/25(土) 18:54:54
買収された地区支部長は46人 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=2091
先月の参院選で当選した自民党の塚田一郎陣営の小千谷支部選対本部長で県議の木村一男容疑者(76)らによる公選法違反事件で、木村容疑者らが現金5000円を配った後援会の地区支部長は46人に上ることが24日、県警の調べで分かった。買収総額は23万円になる。
調べでは、木村容疑者は、後援会長で元県農協中央会副会長の丸山文男容疑者(78)らと共謀、地区支部長に現金を渡す見返りに、塚田氏への投票と票の取りまとめを依頼した。
丸山容疑者は現金を配った際、地区支部長が不在の場合は現金を家人らに手渡していたケースもあることから、県警は地区支部長が買収の意図を把握して現金を受け取っていたのかどうか調べている。
県警は現金を受け取った容疑が固まれば、地区支部長を公選法違反容疑で書類送検する方針。また複数の市議からも任意で事情を聴き、事件の全容解明を進めている。
これまでの捜査などによると、木村容疑者が現金20万円を準備、丸山容疑者が残りの3万円を用意し、買収資金としたとみられている。丸山容疑者は買収後、自民党小千谷支部に対し「(国政選挙の参院選は)自民党の選挙だから、金は党支部で負担してほしい」などと穴埋めを求めていた。
新潟日報2007年8月25日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/25(土) 23:46:47
菅総務相、所有ビルに事務所家賃 無償供与不適切と強調
2007年08月25日22時07分
http://www.asahi.com/politics/update/0825/TKY200708250197.html
菅総務相が代表を務める政党支部と関連の政治団体が、菅氏が所有する横浜市南区のビルに入居し、月36万7500円の賃料を菅氏に支払っていたことがわかった。菅氏が25日、記者会見で明らかにした。菅氏は「政治団体が家賃を支払わなければ無償供与になってしまう」と述べ、自民党本部と相談したうえで経理処理をし、問題はないとの認識を示した。
菅氏によると、所有するビルに入居していた政治団体は「自民党神奈川県第2選挙区支部」と「菅義偉後援会」(解散)。95年からこのビルを借りていたが、支援者である所有者の会社が破産したため、破産管財人の依頼で菅氏が04年12月末に5690万円で購入した。現在も購入前と同額の月36万円余の賃料が菅氏に支払われ、両団体は家賃を含む事務所費として05年で計1956万円を計上している。
菅氏は「たとえ代表者の所有物であっても政治団体に賃貸する訳だから家賃を支払うのは自然だと思う」と話した。
また、事務所費が多額だという指摘に対し、菅氏は会見で、家賃以外の経費についても「電話代278万円、修繕費99万円」などとする明細書と領収書を示した。政治資金規正法では添付が義務づけられていない事務所費の領収書などを提示した理由について、菅氏は「政治団体を所管する大臣で、自分はきちっとやっているという思いが強い。出さないとなかなか信用してもらえない」と話した。
事務所費をめぐっては、赤城前農水相の後援会が主たる事務所を実家に置き、ほかの事務所の経費を合算しながら、10年間で約9000万円の事務所費などの経費を計上していたことが話題になった。赤城氏は問題ないとの説明を繰り返したが、明細や領収書を示さなかった。
政治資金について詳しい岩井奉信・日大教授(政治学)は、菅氏が領収書を公開したことについて「公開しないと世間が受け入れないという流れになるといい。制度化が必要だ」と話した。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/26(日) 07:10:35
菅総務相、自らの団体から家賃405万円…適切な処理強調
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070826i301.htm?from=main3
菅(すが)総務相の関連政治団体2団体が、菅氏本人が所有する横浜市内のビルに「主たる事務所」を置きながら、2005年の政治資金収支報告書に計1956万円の事務所費を計上していた問題で、菅氏は25日午後、東京都内で記者会見を開き、適切な会計処理を強調するとともに、自らが代表を務める自民党神奈川県第2選挙区支部が05年、自身に405万円の家賃を払っていたことを明らかにした。
また、同支部が神奈川県選挙管理委員会に提出した03年の収支報告書に、菅氏の資金管理団体あての領収書が添付されていたことが新たに判明した。
菅氏が会見で明らかにした05年の同支部の事務所費の内訳は、家賃のほか、電話代278万円、機器のレンタル代179万円など。03年10万円、04年0円だった郵送費は、05年に359万円と大幅に増加していた。「菅義偉(よしひで)後援会」(今年4月解散)の事務所費の内訳は、郵送費202万円、リース代52万円などだった。
菅氏は領収書の束を示し、「この通り、全部領収書はある。これ以上ないぐらい明快だ」と話した。
菅氏によると、事務所が置かれているビルは、マンション建設販売会社から賃借していたが、同社が03年に破産したため、破産管財人が買い取りを依頼。当時菅氏は経済産業政務官だったため、いったん、菅氏の支持者の経営会社が取得した後、04年12月、菅氏が5690万円で土地建物を買い取った。その際、3000万円のローンを組んでいた。
同支部から家賃の支払いを受けている理由について、「支部に賃貸しているわけだから、家賃を払うのは自然。払わなければ無償供与になるので、このような形にした」と説明した。
一方、同支部の03年分収支報告書に添付したガソリン代の領収書10枚は、横浜市内の石油販売会社が、東京の議員会館に事務所がある資金管理団体「横浜政経懇話会」あてに発行したものだった。支出額は計199万円で、支部の収支報告書には組織活動費に計上されていたが、同懇話会の報告書には該当する記載が見あたらない。
(2007年8月26日3時3分 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/26(日) 07:22:17
報酬約束口止め 青木氏派選挙違反
鷲尾容疑者 看板設置の依頼先に 讀賣千葉
参院選比例代表で当選した民主党・青木愛氏派の選挙違反事件で、公職選挙法違反容疑(利害誘導)で逮捕された看板製作会社社長鷲尾練太郎容疑者(38)(酒々井町東酒々井)が看板設置の依頼先に「何か聞かれたら『ボランティアでやっている』と答えて」などと、自分が約束した報酬の支払いを外に漏らさないよう、口止めをしていたことが25日、県警の調べで分かった。
県警は鷲尾容疑者が当初から、一連の看板設置業務の契約に関して違法性を十分認識していたための口止めだった可能性が高いとにらんでいる。
調べによると、鷲尾容疑者は、千葉市稲毛区小仲台、印刷会社社長島正彦容疑者(50)(同法違反容疑で逮捕)から、公示後に青木氏の選挙ポスターが張られた看板の設置業務を数百万円で請け負ったとして県警に逮捕された。両容疑者とも「違法性はなかった」と容疑を否認し続けている。
しかし、県警は鷲尾容疑者が実際に設置を依頼した知人の男女30人に報酬の約束をしたり、報酬を支払っていることを突き止めており、複数から鷲尾容疑者の口止め工作を認める証言を引き出している。
(2007年8月26日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/26(日) 18:05:35
菅総務相、天国から地獄 直前留任消えた!?…事務所費問題浮上
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070826-OHT1T00004.htm
菅義偉総務相(58)が代表を務める自民党神奈川県第2選挙区支部と政治団体が、菅氏の所有するビルを主たる事務所としておきながら、05年の政治資金収支報告書に計約1956万円の事務所費を計上していたことが25日、分かった。27日の内閣改造に向け、一時は官房長官就任説もささやかれるほど安倍晋三首相(52)の信頼が厚い菅氏。記者会見で「私の政治生命がかかっている」と怒り心頭で違法性を否定。しかし、閣内留任は厳しい情勢となった。
天国から地獄へ突き落とされた気分だったのか。菅氏は顔を真っ赤にして報道陣にまくし立てた。「私は政治団体を所管する大臣(総務相)だから、自分はきちんとやっているという思いが強い。私からすれば、政治生命がかかっている」と語る表情は怒気に満ちていた。
あと2日に迫った内閣改造で「留任決定的」と見られていた菅氏。当初は官房長官への横滑りも取りざたされていたが、事態は暗転した。
横浜市内にある菅氏の後援会事務所が入ったビルは家賃が不要にもかかわらず事務所費を計上。「政治団体に賃貸しているので(家賃の)支払いを受けるのは当然。所有ビルでも(支払われないと)無償提供になる」と説明。持参した政治団体の領収書の束を見せながら「何も悪いことはない。カラ計上ではない」と違法性を否定した。
安倍首相からの信頼が厚いとされる菅氏は首相とは対局にある人生を歩んできた。秋田の農家に生まれ、高校卒業後に集団就職列車で上京。町工場で働きながら法政大に通い、会社員勤務を経て小此木彦三郎元通産相の秘書に。11年間勤めた後、96年の衆院選で初当選した。
安倍首相とは超党派で北朝鮮問題に取り組んだ。昨年9月の自民党総裁選では「再チャレンジ支援議員連盟」を設立し、中堅・若手をまとめるなど「安倍総裁」を担ぎ上げた仕掛け人になった。そこでの政治力が買われ、初めて閣僚入りした。
不祥事連発の内閣にあって、着実に実績を重ねてきた菅氏の留任は確実視されていた。政治アナリストの伊藤惇夫氏は「安倍首相は苦労人の菅氏を高く買っていたが、この時期に、しかも『政治とカネ』の問題はまずい。今後の国会で野党の攻撃材料になりうる。菅氏の留任は微妙になった」と予想する。
「政治とカネ」は参院選惨敗の要因のひとつ。政治評論家の浅川博忠氏は「今回の場合も普段なら失点にならない『グレー』の問題かもしれないが、『政治とカネ』は再三批判されており、今回は世間の目は厳しい。“ストライクゾーン”がどんどん狭まっている」と解説。「首相からあうんの呼吸で留任は伝えられていたでしょうから菅氏は無念のあまりに激怒したのでは」と推測した。
内閣改造まで秒読みに入りながら小池防衛相には続投を拒まれるなど問題は山積。安倍首相の心境は「菅、おまえもか」といったところか。
(2007年8月26日06時00分 スポーツ報知)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/26(日) 18:46:57
菅大臣 支援者に代理購入依頼
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/08/26/k20070825000118.html
菅総務大臣は、経済産業大臣の政務官を務めていた平成16年に横浜市内の事務所の土地と建物を支援者の会社に購入してもらい、その後買い取っていたことを明らかにし、不動産取引の自粛を求められている政務官だったため支援者に頼んだと説明しました。
菅氏が代表を務める自民党神奈川県第2選挙区支部などの事務所として使われている横浜市南区の建物と土地は、平成16年1月に横浜市内の建築資材会社が購入し、菅氏が経済産業大臣の政務官を退任したあとの12月に、菅氏が個人で買い取っています。政務官は大臣規範で不動産取引の自粛を求められていて、25日の記者会見で菅氏は、当時政務官だったことから、後に自分が買い取ることを前提に、支援者に購入を依頼したと説明しました。菅氏は銀行から個人で3000万円の借金をして不動産を買い取っていて、その後、政党支部から月36万円余りの家賃を受け取り、借金を返済しているということです。これについて、菅氏は「わたしどもが所有者であっても、政治団体が家賃を支払うのはある意味当然でしょう」と述べ、問題はないとする認識を示しました。一方、事務所費が高額ではないかとする一部の報道に対しては、領収書を示して「事務所費はきちんとしている」と述べました。
1777
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/26(日) 19:03:55
買収「他党支持者の票固め」 新潟
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=2104
先月の参院選で当選した自民党の塚田一郎陣営の小千谷支部選対本部長で県議の木村一男容疑者(76)らによる公選法違反事件で、木村容疑者の後援会長で元県農協中央会副会長の丸山文男容疑者(78)が県警の調べに対し、買収の事実を認め、動機について「後援会の会員は自民支持者ばかりではないので、塚田氏への投票と票の取りまとめの依頼が必要だった」などと供述していることが25日、分かった。
県議4期目の木村容疑者は初当選から3期目までは無投票で当選。3期目までは、自民党の公認を得ずに無所属で選挙に臨み、党派を超えた支持を広げてきた。木村後援会のメンバーには自民支持者以外もいるため、県警は、後援会を中心に塚田氏の参院選を戦う目的で、地区支部長を買収したとみている。
関係者によると、木村、丸山の両容疑者は今年4月の県議選で、塚田氏らの積極的な応援を得て、一騎打ちの激戦を制したことから、塚田氏への恩義を感じていたという。今回の参院選で自民党小千谷支部では、木村後援会が中心になって選挙を戦った。
これまでの調べでは、木村、丸山の両容疑者らは共謀し、6月20日前後に、後援会の地区支部長46人に現金1人当たり5000円計23万円を渡し、塚田氏への投票と票の取りまとめを依頼した。木村容疑者が現金20万円を用意、丸山容疑者が残りの3万円を準備したとみられている。
新潟日報2007年8月26日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/27(月) 06:43:55
郵送費を「政治活動費」扱いに、菅総務相の事務所が方針
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070827i301.htm?from=main3
菅(すが)総務相の関連政治団体2団体が、菅氏が所有しているビルに事務所を置きながら2005年に計1956万円の事務所費を計上していた問題で、菅事務所は26日、このうち3割近くを占めていた「郵送費」について、今後、5万円以上の支出は政治資金収支報告書に領収書を添付し、個別の支出を記載しなければならない「政治活動費」として扱う方針を明らかにした。
菅氏が25日、説明した事務所費の内訳によると、自身が代表を務める自民党神奈川県第2選挙区支部の郵送費は03年10万円、04年0円に対し、05年は359万円も計上されていた。また、「菅義偉(よしひで)後援会」(解散)の05年の郵送費も202万円に上っていた。
菅事務所は読売新聞の取材に対し、同支部の郵送費が急増したのは、05年の「郵政解散」で急きょ衆院選が行われたことに伴い、支持者に大量に文書を郵送したためと説明。一方、同年の同支部の政治活動費にも、衆院選の前後を中心に郵送費が計345万円計上されている。菅事務所は「郵送費は政治活動費に含めた方が透明性も出てくる。今後はすべて政治活動費に計上するようにする」と計上の仕方を改める方針を示した。
(2007年8月27日3時3分 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/27(月) 15:03:12
青木氏派選挙違反「業者の行為は単純労務」事務所スタッフ本紙に見解
看板自体、問題視の声も 讀賣千葉
参院選比例代表で当選した青木愛氏派の選挙違反事件で、選挙事務所の男性スタッフの1人が神奈川県内で読売新聞の取材に応じた。この中で男性は、公示後におけるポスター看板の設置について「事務所からの指示だった」とした上で、「看板の位置はあらかじめ決めていたので、業者の設置行為は選挙運動ではなく単純労務」と語り、業者同士が報酬を約束しても違法ではないとの見解を示した。一方、県警では看板設置を選挙運動とみなし、報酬を約束した時点で公職選挙法違反(利害誘導)にあたるとしており、引き続き慎重に調べを進めている。
この男性によると、青木氏の事務所では看板計約2万1000本を設置して政党ポスターを張り、参院選公示後に選挙ポスターに張り替えることを計画。この業務を、事務所側は千数百万円で、今回同法違反容疑で逮捕された、印刷会社社長島正彦容疑者(50)(千葉市稲毛区小仲台)に発注した。島容疑者がさらに、同じく同法違反で逮捕された看板製作会社社長鷲尾練太郎容疑者(38)(酒々井町東酒々井)に業務委託し、実際の設置作業は6月上旬から行われた。
しかし、間もなく千葉市などが看板の撤去に乗り出したため、すでに約1万5000本の設置を終えていた7月5日ごろになって、事務所側は計画を中断。公示後に、選挙ポスターを張った看板約1500本を新たに設置する計画に切り替えた。男性は今回の取材で、計画変更に当たっては公選法の「利害誘導」に抵触しないよう、事務所があらかじめ看板を設置する場所を決めてリストにし、島容疑者にファクスしていたことを明かし、「後は業者が『単純労務』で決められた場所に設置すればいいようにした」としている。
一方、今回の選挙における青木氏派の選挙運動を巡っては、公示後に公道上に多数の選挙ポスター看板が設置されたこと自体、公職選挙法の文書掲示に抵触するとして問題視する声も上がっていた。ある千葉市内の選挙関係者は、公道上の選挙ポスターを見て「違法な掲示が野放し状態。他候補と不公平だ」と眉(まゆ)をひそめたという。また、民主党県連内部からも、乱立する看板が「所かまわず掲示し過ぎている」と問題視する声があったとされる。
青木氏は当初、次期衆院選の千葉12区の立候補予定者だったが、6月になって党が参院選擁立を決定。県連幹部の1人は「立候補を決めたのはいいが、時間が少なかった。そんな中で(事務所に)焦りがあったのではないか」と話した。
26日には千葉市内で、参院選後初となる同党県連大会が開かれ、県内から当選した長浜博行氏と加賀谷健氏が出席。その一方で青木愛氏は最後まで姿を見せなかった。大会では青木氏派による一連の選挙違反事件が話題に上り、田中明・県連幹事長が「(青木陣営の)ポスター設置に関しては党内外から厳しい意見が寄せられていた。今後の課題としたい」と述べた。また、その後の取材に対しては「青木氏本人から昨夜、大会を欠席するとの連絡があり、『お騒がせしてすみません』と話していた」と話した。
一方、県警は26日、島、鷲尾両容疑者を千葉地検に身柄送検した。
(2007年8月27日 読売新聞)
1780
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/28(火) 07:58:14
西村康稔衆院議員、シンポ費用を二重計上
2007年08月28日06時11分
http://www.asahi.com/national/update/0827/OSK200708270059.html
自民党の西村康稔(やすとし)衆院議員(兵庫9区)の資金管理団体「総合政策研究会」(兵庫県明石市)と政治団体「西村やすとし後援会」(同)が、03年の政治資金収支報告書に、同研究会主催のシンポジウムの収支計約250万円を二重計上するなどしていたことがわかった。両団体は27日までに報告書を修正した。同氏の事務所は「手続き上のミス」としている。
03年8月に神戸市内のホテルで開いたシンポジウムの収入約144万円と、会場費の支出約106万円を両団体に重複記載していたほか、同研究会側に記載すべき会場代約10万円を、同後援会側に記載するなどしていた。党の指示で報告書を見直した際にミスに気づいたという。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/28(火) 09:32:32
「前日現金手渡し」 塚田陣営買収容疑
2007年08月25日 朝日新潟
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000708250003
7月の参院選で初当選した自民党の塚田一郎氏派の選挙違反事件で、公職選挙法違反容疑で逮捕された県議の木村一男容疑者(76)の後援会「一和会」事務員の濁川正勝容疑者(66)が、県警の調べに対し、「買収の前日に木村容疑者から現金入りの封筒を手渡された」などと話していることが24日、分かった。
調べでは、同後援会長の無職丸山文男容疑者(78)が6月中旬ごろ、後援会の支部長らに塚田氏のパンフレットなどとともに現金5千円ずつを配って回ったが、この前日に木村容疑者が、現金20万円を手渡していた疑いがあるという。
木村容疑者は丸山容疑者らに現金を手渡したことは認めているが、「渡したのはポケットマネーで、買収に使用するとは知らなかった」などと容疑を否認。現金を渡した時期については「覚えていない」などと話しているという。
自民党県連は5月、木村容疑者に通常の政治活動費として現金20万円を、6月には小千谷支部に15万円を交付していて、県警はこうした資金が買収に充てられた可能性もあるとみて調べている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/28(火) 12:45:42
二階議員:無償提供事務所が未記載 自民和歌山支部
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070828k0000e010058000c.html
自民党総務会長に就任した二階俊博衆院議員(和歌山3区)が代表を務める自民党和歌山県第三選挙区支部が、支援者から無償提供された事務所について政治資金収支報告書に記載していなかったことが分かった。県選管に訂正の手続きをしている。
二階氏の地元の同県御坊市にある事務所によると、同支部の事務所6カ所のうち、4カ所は04年から3年間、支援者から無償で提供されているという。政治資金規正法では、事務所の無償提供は、寄付として家賃分を収支報告書に記載する必要があるが、いずれも記載していなかった。二階氏の秘書は「無償提供は収支報告に出す必要がないと思っていた。訂正の手続き中なので、金額は言えない」と話している。
二階氏は27日の総務会長就任の記者会見で「熱心な支持者から、使っておいたら、というようなことでお借りしていた。この際、きっちりしておこうということで事務所で適切な処理をしている」と話した。
毎日新聞 2007年8月28日 12時09分
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片言丸
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:2007/08/29(水) 01:15:34
額賀財務相:事務所を10年間未登記「法的には問題ない」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070829k0000m010073000c.html
額賀福志郎財務相(衆院茨城2区)が代表を務める「自民党茨城県第2選挙区支部」の茨城県行方市にある事務所の建物が、建築以来10年間登記されていないことが分かった。不動産登記法は新築した建物を1カ月以内に登記申請するよう所有者に義務付けている。
同支部の05年の政治資金収支報告書や額賀氏の事務所によると、建物は行方市麻生の借地に97年11月に建設した2階建て(延べ158平方メートル)の木造建築。支部が資産として収支報告書に載せている。
額賀事務所は顧問弁護士を通じ「支部は法人格がないので登記できず、額賀個人名での登記は個人財産になり、誤解を受けるので差し控えている。固定資産税は支部で払っている。法的にはまったく問題がない」とコメントした。【岩本直紀】
毎日新聞 2007年8月28日 20時52分 (最終更新時間 8月29日 0時38分)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/29(水) 01:28:10
横峯議員が新潮社を提訴 賭けゴルフ記事で賠償求め
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007082801000819_National.html
民主党の横峯良郎参院議員は「週刊新潮」の記事で名誉を傷つけられたとして28日、発行元の新潮社などに5500万円の損害賠償と謝罪広告を求める訴訟を東京地裁に起こした。
訴状によると、新潮社は23日発売の週刊新潮に、横峯議員の知人女性のインタビュー記事として、横峯議員が高額の賭けゴルフをしていたなどと、人格を否定する内容の記事を掲載。
いずれも虚偽の内容で、国政のために尽力しようとしていた矢先に名誉棄損を受け、議員生命まで失いかねない事態になった、と主張している。
横峯議員は28日、都内のホテルで代理人の弁護士とともに記者会見し、立候補後に知人女性から恐喝されたが、金銭の支払いを拒否していたと説明した。
新潮社は「訴状は届いていないが、横峯氏は取材に対し愛人問題や賭けゴルフを大筋で認め、反省の言葉を述べていた」とのコメントを出した。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/29(水) 08:46:42
西川公也議員、事務所費252万円分を訂正
2007年08月28日20時33分
http://www.asahi.com/national/update/0828/TKY200708280434.html
自民党の西川公也衆院議員=比例北関東ブロック=が代表を務める二つの政治団体が、西川氏が所有する建物に入居しながら家賃を支払っていなかったことが分かった。西川氏側は03〜05年分の両団体の政治資金収支報告書について、西川氏が家賃相当分として計252万円を両団体に寄付したとする訂正を栃木県選管に届け出た。
報告書を訂正したのは自民党栃木県第2選挙区支部と西川公也後援会。いずれも同県さくら市の西川氏の自宅敷地内にある建物に事務所を置いている。西川氏の事務所は「寄付行為にあたるとの認識がなかった」と話しており、党から指摘を受けて訂正したという。
1786
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/29(水) 09:08:42
政治資金 西川、矢野氏報告書訂正
関連団体「事務処理のミス」 讀賣栃木
「政治とカネ」の問題を巡り、自民党が所属国会議員に政治資金収支報告書の点検を求めたことを受けて、本県関係では西川公也衆院議員(自民)と矢野哲朗参院議員(同)の関連団体が、収支報告書の訂正を総務省と県選挙管理委員会に届け出ていたことが、28日、わかった。両氏の事務所は「事務処理上のミスで、法的な問題はない」と説明している。
政治資金規正法では、事務所などの無償提供を受けた場合は、「金銭によらない寄付」にあたるとして、時価で見積もった家賃相当分を収支報告書に記載するよう義務づけている。
西川氏が代表を務めていた「自由民主党栃木県衆議院比例区第二支部」と、地元後援会である「西川公也後援会」は、同氏から無償提供されているさくら市馬場の事務所を共同使用していたが、その家賃相当分(年額84万円)を記載していなかった。
このため、27日、公表されている2003〜05年分の報告書について、第二支部が年額48万円(総額144万円)、同後援会が年額36万円(総額108万円)の収支をそれぞれ追加計上する訂正報告を行った。同氏の事務所は「政治資金規正法の理解不足で、報告書の記載義務を知らなかった」としている。
また、矢野氏の「矢野哲朗後援会」(宇都宮市)は、2004年分の収支報告書で「備品・消耗品費」310万5646円を計上していたが、その中に「人件費」相当額が混ざっていた。このため、24日、備品・消耗品費215万7646円と人件費94万8000円に分割修正した報告書を届け出た。支出総額は変更しなかった。同後援会は「不注意で領収証を混ぜてしまった」と話している。
(2007年8月28日 読売新聞)
1787
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/29(水) 15:41:48
玉沢元農相が五重計上 領収書3枚使い回し377万円
2007年08月29日13時40分
http://www.asahi.com/national/update/0829/TKY200708290157.html
自民党の玉沢徳一郎元農水相が代表を務める「自民党岩手県第4選挙区支部」が、03年の政治資金収支報告書の支出で同じ領収書を使い回していたことが29日、わかった。同じ領収書の日付や費目、金額を書きかえ、5重計上されていた可能性もある。玉沢事務所では「事実が確認できれば訂正したい」と話している。
自民党岩手県第4選挙区支部が県選管に提出した領収書のコピー。5枚とも通し番号「010987」は同じだ
玉沢事務所や政党支部の政治資金収支報告書によると、盛岡市内の印刷会社が発行した領収書3枚を、日付を変えるなどして10枚あるように見せかけて報告書に添付し、それぞれ経費を収支報告の政治活動費に計上していたとされる。使い回して添付された領収書10枚の合計金額は377万5000円にのぼるという。
朝日新聞が県選管に請求し、開示された領収書のコピーによると、通し番号が同じ「010987」の領収書が5枚添付されていた。金額は36万7500円と同じで、日付は03年8月25日、9月25日、10月25日、11月25日(2回)。費目は「支部会報」や「政党ポスター」などとなっていた。
また、通し番号「010990」の領収書は、金額が12万8100円で3回計上され、「政党ビラ」「のぼり旗他」などと費目が変えられていた。通し番号「010991」は82万6600円と72万6600円の2枚が添付されていた。
玉沢徳一郎氏は衆院比例区東北ブロック選出で当選9回。1999年10月、小渕内閣第2次改造内閣で農水相に就任し、00年7月まで務めた。
1788
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/29(水) 15:45:50
横峯参院議員:「元愛人に脅迫された」おわび一転激怒
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/geinou/news/20070829spn00m200013000c.html
週刊誌「週刊新潮」で“不倫&賭けゴルフ疑惑”が報じられた“さくらパパ”こと民主党の横峯良郎参院議員(47)が28日、都内で釈明会見を行った。女性との愛人関係と、過去に少額の賭けゴルフをした事実を認め「投票していただいた方々にはご迷惑をおかけし、おわびを申し上げます」と陳謝。一方で「女性に脅迫されていた」ことを明かし、集まった報道陣に怒りをぶちまけるなど大荒れの会見となった。
会見の冒頭、約150人の報道陣の前で頭を下げ、当選後間もない時期のスキャンダル騒動について謝罪した横峯氏。女性について「昨年、お付き合いしていました」と認め、賭けゴルフに関しては「10年以上前、鹿児島にいたときに、友達と5000円ぐらいの少額の賭けゴルフはやった」と説明した。
高額の賭けゴルフや酒の席での行き過ぎた行為など、そのほかの報道については真っ向から否定。女性に慰謝料名目で500万円の支払いを不当に要求されていたことを明かし、恐喝行為を知りながら女性の言うがままに報道され名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社と女性に対し、東京地裁に5500万円の損害賠償と謝罪文の掲載を求める訴訟を起こしたことを明らかにした。
訴状によると、女性は金銭の支払いに応じない場合「週刊誌などのマスコミに言います」と恐喝してきたという。
横峯氏が神妙にしていたのは、同席した谷澤忠彦弁護士が訴訟の経緯を説明していた時まで。質疑応答になると一転“ブチ切れ”。質問する記者やリポーターに「朝からマンションの前にカメラを構えてインターホンで聞いてましたね」「おたくですね、(さくらアカデミーの)子どもに電話したのは」などと、顔を真っ赤にしながら反論。「何一つ私に確認もとらないで、週刊新潮の記事のまま報道するのか」「ありもしないことを報道されたら、気の弱い人なら自殺してますよ!」と一連の報道に対して不満をぶちまけた。
エキサイトしすぎて、弁護士が「怒るな、けんかする場じゃない」と何度もなだめたが、怒りは収まらず、最後は弁護士も「もうええわ、こんな会見」とさじを投げる場面も。
家族への説明については「ちゃんと言いました。恐喝されていると」。娘で女子プロゴルファーの横峯さくら(21)は「(裁判を)とことんやれと言っている」とした。今後、恐喝行為に対して「刑事告発も検討している」(谷澤弁護士)といい、騒動は泥沼化の様相を呈している。
▼週刊新潮編集部のコメント 横峯議員の提訴については、まだ訴状が届いていませんが、本誌記事に掲載したとおり、横峯議員は本誌の取材に対し、愛人問題や賭けゴルフの件などを大筋で認め、反省の弁を述べておりました。にもかかわらず、なぜ前言を翻し、突然の提訴に至ったのか、理解に苦しみます。
また、横峯議員の賭けゴルフ問題については、今週発売される「週刊新潮」において、再び記事を掲載します。横峯議員は先週末、賭けゴルフをした相手を呼び出し、口止めを依頼するという卑劣な工作を行っていました。つまり現職の国会議員が、犯罪行為の証拠隠滅を図った上で、メディアを相手に訴訟を起こしたわけであり、その非常識で悪質きわまりない行動は、完全に議員失格であると考えています。
スポーツニッポン 2007年8月29日
1789
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/29(水) 20:02:09
買収で出納責任者ら起訴 自民・小林氏陣営選挙違反 '07/8/29
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200708290298.html
七月の参院神奈川選挙区で当選した自民党の小林温議員(43)陣営の選挙違反事件で、横浜地検は二十九日、運動員に報酬を支払ったとして、公選法違反(買収)の罪で、前公設秘書で出納責任者鈴木美香容疑者(33)と、自民党神奈川県連職員山口聡容疑者(34)を起訴した。
出納責任者は公選法の連座制の適用対象で、罰金以上の刑が確定した場合、小林氏の当選が無効となる可能性がある。
小林氏は陣営幹部の逮捕後、一切の説明を避けているが、参院選の惨敗を受け、与党内では連座制適用を念頭に辞職はやむを得ないとの見方もあり、進退を含め対応が注目される。
起訴状によると、鈴木被告らは七月二十九日ごろから八月一日ごろの間、大学生十七人を含む運動員計二十四人に、街頭で投票を呼び掛けたり、ビラを配ったりした報酬として計百五十三万円を支払った。
地検は、鈴木被告らとともに逮捕された自民党横浜市連職員(27)と、公選法違反(被買収)容疑で書類送検された運動員二十四人を起訴猶予処分とした。
▽連座制
候補者や立候補予定者と一定の関係にある者が、買収など悪質な選挙違反で一定の刑が確定した場合、候補者本人らが直接違反にかかわっていなくても責任を問う制度。当選を無効とし同一選挙区での立候補を5年間禁止する。検察官は有罪確定から30日以内に、当選無効などを求める訴訟を高裁に起こさなければならない。連座制対象者は、1994年の公選法改正で、秘書や選対幹部など「組織的選挙運動管理者」らに拡大された。
1790
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/29(水) 20:02:54
「雲隠れ」続ける小林議員 自民県連、強まる辞職論 '07/8/29
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200708290295.html
自民党の小林温参院議員(神奈川選挙区)陣営の選挙違反事件で横浜地検が二十九日、公選法違反罪で出納責任者ら二人を起訴したが、小林氏は事件後「雲隠れ」を続けており、記者会見など公の場で支持者らへの謝罪や事情説明をしていない。
小林氏は「議員辞職しない意向」(自民党関係者)とされるが、県連内では説明責任を放棄していることへの批判や議員辞職を求める意見が強まっている。
起訴された出納責任者の有罪が確定した場合、連座制で小林氏の当選が無効となる可能性がある。このため、小林氏は「都内のホテルにこもり、弁護士と今後の対応を協議している」(県連幹部)とされる。
地元選出の党国会議員は「いま説明責任を果たさないなら、いつ果たすのか。裁判の結果にかかわらず、けじめをつけるべきだ」と記者会見や議員辞職を求めている。
また、事件では出納責任者らのほか、運動員として報酬を受け取った大学生ら二十四人が書類送検(全員起訴猶予)された。県連幹部は「議員辞職するべきだ。側近に逮捕者を出し学生にも迷惑を掛け、今後どうやって政治活動をする気なのか」と指摘している。
1791
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/29(水) 21:15:26
玉沢元農相:政治団体が領収書コピーを改ざん、多重計上
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070830k0000m010081000c.html
自民党の玉沢徳一郎元農相=衆院比例代表東北ブロック=が支部長を務める自民党岩手県第4選挙区支部が、03年分の政治資金収支報告書に添付した領収書のコピーを改ざんし、多重計上していたことが29日分かった。領収書の日付などを書き換え、通し番号が同じものを5枚提出したケースもあった。玉沢氏は「担当者に確認して事実を知った。県民に申し訳ない。報告書を訂正したい」と話している。
毎日新聞が情報公開請求で入手した政治資金収支報告書によると、領収書は盛岡市内の印刷業者が発行した。通し番号が同じ領収書が3種類10枚あり、合計で377万5000円になる。
同一と見られる通し番号「010987」の領収書は5枚あった。金額はすべて36万7500円。日付は03年11月25日が2枚、8月25日、9月25日、10月25日が1枚ずつだった。ただし書きは4枚が「支部会報」。日付がだぶっている11月25日のうち1枚が「政党ポスター」と書かれていた。ほかの2種類もただし書きや金額、日付が改ざんされていた。
玉沢氏は当選9回。94年の村山内閣で防衛庁長官、99年の小渕内閣、00年の森内閣でそれぞれ農相を歴任した。
玉沢氏の地元事務所の菅原一弘事務局長は「指摘され29日に初めて分かったが、当時の収支報告書作成に直接携わっていないのでどういう意図で操作されたか分からない。故意にやったとしか思えない。早急に領収書の原本を調べ、政治資金収支報告書を訂正したい」と話した。【安田光高、石川宏】
毎日新聞 2007年8月29日 21時04分
1792
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/30(木) 09:01:34
小沢氏秘書、立件へ詰め 青木愛議員派の選挙違反事件
2007年08月30日07時16分
http://www.asahi.com/national/update/0830/TKY200708290326.html
7月の参院選比例区で当選した民主党の青木愛氏陣営による公選法違反事件で、報酬を支払う約束をして選挙運動用ポスターを張った看板数千本を立てさせたとして利害誘導容疑で千葉県警に逮捕された印刷会社社長が、看板設置は小沢一郎・民主党代表の政策秘書(45)の指示だったと供述していることがわかった。県警は、2人が頻繁に電話でやりとりしていた事実も把握しており、秘書の共犯容疑での立件を視野に詰めの捜査を進めている。
県警は24日、印刷会社「集賛舎」社長島正彦容疑者(50)と看板会社「ダイニチ」社長鷲尾練太郎容疑者(38)を逮捕。公示前日の7月11日ごろ、島容疑者が鷲尾容疑者に、青木氏の選挙運動用ポスターを張った看板数千本を県内を中心に立てるように依頼し、1本につき500円の支払いを約束した疑い。
公選法は、車の運転など単純な労務や選挙カーの乗員ら特定の運動員については報酬の支払いを認めている。しかし、県警は、今回はこれらの例に当たらず本来は無償で行われるべきだったと判断。報酬の支払先が会社で、その契約関係を利用した点が利害誘導に当たるととらえた。
これまでの調べで、島容疑者と秘書は6月下旬〜7月上旬、看板の立て方や本数、報酬額などについて電話などでやりとりをしていた疑いが新たに浮上した。これに先立つ6月5日には、青木事務所側と島容疑者側とで政治活動用ポスターを張った看板を立てる契約を結んだ際にも、秘書が立ち会っていたとされる。
調べに対し、島容疑者は、秘書の指示を受け、看板設置の指示文書を作ったことを認めているという。県警は、島容疑者が下請けのダイニチ側に7月11日ごろにファクス送信した文書も押収した。
関係者によると、看板設置期間を公示後の7月13日から下旬までとするほか、報酬を支払う約束なのに「ボランティアという認識でお願いします」などと依頼する別の文書もあったという。
県警は、陣営での秘書の役割や看板設置への関与について、関係者から事情を聴くとともに、押収資料を分析している。
陣営関係者によると、秘書は、看板について陣営幹部から相談を受けて了承していたが、「利害誘導に当たらないよう注意しており、公選法違反には当たらない」と話しているという。
青木氏は03年の総選挙に千葉12区から立候補して敗れたが、比例区で復活当選。05年の総選挙で落選した後、小沢代表の秘書も務めた。
今回の参院選比例区で、民主党候補では3位にあたる29万7034票を獲得。青木氏の擁立は党本部が主導していた。有力候補としてこの政策秘書が送り込まれ、選挙対策にあたっていたという。
1793
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/30(木) 09:09:57
雲隠れ小林議員に批判 自民内からも「自分の口で説明を」
出納責任者・鈴木容疑者、無罪主張へ 小林議員 裁判見守り進退判断 讀賣神奈川
参院神奈川選挙区で再選した自民党の小林温議員(43)派幹部の選挙違反事件は29日、出納責任者の鈴木美香容疑者(33)ら2人が起訴された。小林議員は事件後、臨時国会を欠席するなど公の場に姿を見せていない。自民党内にも「説明責任を果たしていない」と、批判や疑問の声も出ている。鈴木容疑者は調べに「アルバイトの学生らが選挙運動をしていることは知らなかった」と犯意を否認、今後の裁判の行方が注目される。
小林事務所によると、小林議員は鈴木容疑者らが7日に逮捕されて以降、臨時国会に登院せず、横浜市の自宅マンションにも戻らず、東京都内のホテルを転々としている。県連幹部の一部にしか居場所も伝えていない。
出納責任者の起訴を受けて小林議員は「裁判を通して事実関係を正確に把握した上で、対応を考える」とコメントを出した。
こうした対応に、県内選出の自民の若手衆院議員は「説明責任を果たしていない。このままでは疑惑が晴れないままダメージだけが広がっていく。自分の口できちんと説明すべきだ」と批判する。
別の衆院議員も「89万票も取ったのに会見しないのでは、県民に納得してもらえない。県連も次の選挙に入れない」と頭を抱える。
自民県連幹部の一人も「陣営関係者が起訴されたことに対して公の場で県民に謝罪し、説明責任を果たせないような人間は、国会議員である資格はない」と対応を厳しく批判した。
一方、職員の起訴について自民県連は「報道以上のことについては分からない。裁判の推移を見守っていきたい」としている。
また、次点だった松あきら前議員の公明県本部幹部は、連座制で失職するなどした場合、繰り上げ当選の可能性があるだけに、「現段階では何とも言えない。裁判の推移を見守りたい」と慎重に言葉を選んだ。
■出納責任者ら起訴■
連座制適用で議員が失職するかどうかは、出納責任者の起訴で「百日裁判」に委ねられる。鈴木容疑者の弁護人は無罪主張する方針。小林議員は辞職せず、裁判の行方を見て進退について判断するという。
横浜地検の調べによると、鈴木容疑者とともに起訴された党県連職員山口聡容疑者(34)は遊説活動のまとめ役で、場所取りなどを行う「設営班」の学生らを指揮していた。鈴木容疑者は学生らに「日当」名目で選挙運動の報酬を支払った。
公選法は、候補者の資力によって選挙結果が左右されないよう、「選挙運動は無償のボランティアが行う」ことを想定。ウグイス嬢など特定の運動員以外には、報酬を支払うことを禁じている。
学生らは設営作業のほか、遊説で小林議員と一緒に練り歩く「桃太郎」行為をしたり、ビラ配りで投票を呼びかけたりしていた。捜査当局は「全体として選挙運動をしていたと評価できる」としている。
また、鈴木容疑者はこうした実態を「知らなかった」と否認しているが、捜査当局は「同じ事務所で仕事をしており認識できた」として起訴した。
鈴木容疑者の弁護人の高原将光弁護士は「選挙運動とされる部分はごく一部で、事務所で内勤だった日もある。受け取った現金は報酬にあたらない」と反論。選挙違反事件として成立するかどうか争うことも検討しており、裁判では激しい争いが予想される。
一方、県警は小林議員本人の関与の有無も捜査した。捜査幹部は「議員もビラ配りの運動員を見ていただろうし、側近の鈴木容疑者の行為を知らないはずはないと考え、捜査は尽くした。裏付けるだけの証拠が確認できなかった」としている。
(2007年8月30日 読売新聞)
1794
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/30(木) 09:12:50
印刷会社長ら2人送検
2007年08月27日 朝日千葉
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000708270001
7月の参院選比例区で当選した民主党・青木愛氏の選挙運動にからみ、県警捜査2課などは26日、公職選挙法違反(利害誘導)の疑いで逮捕した印刷会社「集賛舎」社長、島正彦容疑者(50)=千葉市稲毛区小仲台1丁目=と看板会社「ダイニチ」社長、鷲尾練太郎容疑者(38)=酒々井町東酒々井3丁目=を、千葉地検に送検した。
調べに対し、両容疑者は報酬を支払う約束をして選挙運動用ポスターの看板を立てた、との事実関係は認めているが、「選挙違反とは思っていなかった」などと主張しているという。
◇
青木氏は、同日開かれた民主党県連の定期大会を欠席した。田中明幹事長によると、25日、本人から「お騒がせした。申し訳なかった」と電話で謝罪があったが、詳しい説明は受けていないという。
田中幹事長は、「我々が擁立した候補ではないが、県連の所属議員。皆さんにきちんと説明できるような形でやっていこうと思う」と話し、今後、記者会見を開く方針を明らかにした。
1795
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/30(木) 09:18:13
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1187962273/l50
235 :名無しさん@八周年:2007/08/28(火) 17:00:34 ID:p60ix42w0
>>230
100円もらえないけど教えちゃう。
千葉の選管の見解を補足していくと、公営掲示板やすでに設置されている
看板にポスターを重ね貼りした場合、Aさんが貼っても、Bさんが貼っても
選挙人(有権者)へ与える影響は同じでしょ。行った事柄に対して結果が
変らないと判断されるものは単純労務と考えられるからお金をペイしても
OKなわけ。
しかし看板の位置はあらかじめ決めておいたといっても、どこどこ公園内の
どの位置へ、どの方向へ向けて、道路から何mの位置に設置しろという細かい
指示まででていたなら、単純労務と考えることもできるが、公園内(設置違反だが)
に貼れという指示がでていたとしても、アルバイトのニーちゃんが(ア)という地点に
貼るほうが(イ)という地点に貼るよりも選挙人(有権者)へ訴える効果が高いと判断し
設置した時点で、選挙人に対し直接に投票を勧誘する行為と類推されるわけ。
同じ公園内でもAさんが貼った場合とBさんが張った場合では結果に変化が生まれるでしょ。
行為者自らの判断に基づいて行う、裁量の余地のある行為かどうかにより労務であるか、
選挙運動であるかが判断されることになるわけ(最判昭和53.1.23)
236 :名無しさん@八周年:2007/08/28(火) 17:10:48 ID:p60ix42w0
肝心なことに答えてなかった。
選挙運動にお金はご法度。
結果に影響を与えることが少ないと考えられるポスター貼り、
事務所おかかえ運転手などの単純労務(登録しなくてもOK)や
事務員(登録しないとダメ)にはお金が払えるけど、その人の行動
如何によって選挙結果を変えることが可能な行為をする運動員には
お金は払えないのが公選法です。
ただ唯一、車上運動員(男でも女でもウグイス)と手話通訳者には
(選管に登録が必要)お金を払うことができます。
運動員にはアルバイト代は払えませんが、決められた範囲内での実費の
支給はできます。
1796
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/30(木) 09:33:40
さくらパパに続報!“第2弾”は「口止め工作」「ハレンチ写真」
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200708/sha2007083000.html
民主党の参院議員、横峯良郎氏(47)=写真=の不倫&賭けゴルフ疑惑を報じ、同氏から5500万円の損害賠償訴訟を起こされた週刊新潮が、30日発売号で疑惑の“第2弾”を報じる。前回の報道後、横峯氏が賭けゴルフの口止め工作を図っていたなどとしている。
◇
疑惑追及の“第2打目”となるのは、30日発売の週刊新潮(9月6日号)の「賭けゴルフの『口止め工作』! 驚愕の『ハレンチ写真』!」と題した記事。前号(8月30日号)で報じた賭けゴルフ疑惑を再度追及しており、「10年以上前に5000円ほど」と高額賭けゴルフを否定した28日の横峯氏の会見を覆す内容だ。
記事では元愛人とされる女性が、横峯氏と行った賭けゴルフの具体的な開催日と場所を示した上で「1打1万円というルールで握らされました」「私はパパに8万円負けていました」と証言。今月19日に同誌記者3人が賭けゴルフについて横峯氏に直接取材したところ「昨年までは、ね」と話していたとしている。
さらに「横峯氏が賭けゴルフの相手に口止めをしていました」とする横峯氏の知人の言葉を紹介し、「証拠隠滅を図っていた」と指摘。会見で横峯氏が否定した“ハレンチな飲み方”についても、酩酊相手に酒を流し込んだり落書きする横峯氏や、酔いつぶれた下着姿の女性の写真を掲載して“反論”している。
この報道に対して、横峯氏は29日、事務所を通じて文書で「裁判で係争中のため特にコメントは差し控えさせていただきますが、根拠の希薄な記事の内容には強い憤りを感じます。いずれ法廷の場で明らかになることを確信しておりますが、マスコミ各位におかれましては十分な事実確認の下、慎重な報道をお願い申し上げます」との談話を発表した。
横峯氏を24日に厳重注意した民主党の鳩山由紀夫幹事長(60)は29日、生出演したラジオ番組で処遇について「裁判ではっきりしてから。事実を国民に知ってもらい、横峯議員の行動を正確に判断してから(世論に)答えを出していただきたい」と発言した。
事務所によると、横峯氏は31日の民主党の両院議員総会を、迷惑を掛けたくないとの理由で欠席する意向。やる気満々だった本格的な議員活動も、法廷バトルの決着を待つしかなさそうだ。
★鳩山氏は擁護姿勢
鳩山氏は29日、生出演したTBSラジオ「荒川強啓 デイ・キャッチ!」で、参院選前に横峯氏に会い「賭けゴルフ」の“身体検査”をしていたことを明かした。「(賭けゴルフについて)横峯氏は『大丈夫です』と答えていたが、『いわゆる普通のチョコレート程度の握りでやったことはあります』と白状していた」という。
賭けのレベルは「普通の人と同じです」と鳩山氏。その後は「表では認めてないが裏では許してしまっている極めて甘い法律が、こういう問題を起こしている」と“責任転嫁”も。元愛人と証言が食い違う横峯氏を「(元愛人の)言っていることの大半がウソだと彼は言っている。それなりに納得いく部分がある」と最後まで擁護した。
1797
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/30(木) 11:44:44
暴力団幹部を買収容疑で逮捕
(2007-08-30・11:16) 愛媛RNB
http://ncs2.rnb.co.jp/toppage/program/detail.php?recid=12597633
先月29日に投票が行われた参議院議員選挙で公職選挙法違反の買収容疑で男性2人が逮捕された事件で、警察はきょう新たに暴力団幹部の男を逮捕するとともに暴力団事務所数ヵ所を家宅捜索しました。
公職選挙法違反の買収の疑いで新たに逮捕されたのは松山市溝辺町の山口組系暴力団伊藤会幹部の住田優正容疑者(57歳)です。警察の調べによりますと住田容疑者はすでに逮捕された松山市内の無職の男性2人と共謀のうえ先月29日に行われた参議院議員選挙で愛媛選挙区に無所属で立候補した友近聡朗氏を当選させようとして先月中旬松山市内で知り合いの男女5、6人に友近氏への投票と投票の取りまとめを依頼しました。そして見返りとして一人当たり現金数千円を渡す約束をした公職選挙法違反の買収の疑いが持たれています。警察では住田容疑者が共謀の男性2人に犯行を指示したとみてけさ松山市道後湯月町の山口組系暴力団松山会など暴力団事務所数ヶ所を家宅捜索し事件の全容解明に向けて調べを進める方針です。これまでの調べに対し住田容疑者は「投票の取りまとめは指示したが、現金を渡す約束はしていない」と否認しているということです。なお、先に逮捕された男性2人は、今月21日処分保留のまま釈放されています。
1798
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/30(木) 11:49:59
小沢氏秘書らが指示と供述 青木氏陣営の利害誘導事件
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007083001000318_National.html
参院選比例代表で当選した民主党の青木愛氏陣営の選挙運動用ポスターの看板設置をめぐり、公選法違反(利害誘導)容疑で逮捕された印刷会社社長の島正彦容疑者(50)が千葉県警の調べに対し、看板設置は小沢一郎民主党代表の政策秘書らの指示だったと供述していることが30日、分かった。
政策秘書は青木氏陣営で指揮を執っていたといい、県警は看板設置の経緯について秘書から事情聴取する方針。
これまでの調べでは、青木氏陣営は6月上旬、島容疑者に対し、看板の上に政党ポスターを張って設営し、公示(7月12日)後に選挙運動用ポスターに張り替えるよう発注したという。
島容疑者は7月11日ごろ、取引先の広告会社社長鷲尾練太郎容疑者(38)=利害誘導容疑で逮捕=に選挙運動用ポスターを張った看板数千本を新たに設置するよう依頼し、1本当たり数百円を支払う約束をした疑い。
1799
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/30(木) 11:52:55
公選法違反:小沢・民主党代表の政策秘書が関与の疑い
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070830k0000e040043000c.html
7月の参院選比例代表で当選した民主党の青木愛氏(42)陣営による公職選挙法違反事件で、報酬の支払いを約束し選挙運動用ポスターを張った看板を立てさせたとして、利害誘導容疑で千葉県警に逮捕された千葉市稲毛区小仲台1、印刷会社社長、島正彦容疑者(50)が看板を設置させたことに、小沢一郎・民主党代表の政策秘書(45)がかかわった疑いがあることが分かった。県警は秘書が同容疑の共犯にあたる可能性もあるとみて、慎重に捜査を進めている。
調べでは、秘書は公示前、選挙会議に出席し、島容疑者とも電話などで頻繁にやりとりしていた。このため、県警は島容疑者の行動にどこまでかかわったかによっては公選法違反の共犯に当たるとみて調べている。
県警はこれまで、公示日前日の7月11日に同県酒々井町東酒々井3、看板会社社長、鷲尾練太郎容疑者(38)に選挙用ポスターの看板を道路脇に立てる選挙運動の見返りに1本500円の報酬の支払いを約束したとして島容疑者を逮捕。鷲尾容疑者はこれを引き受けた疑いで逮捕された。
公選法は、車の運転など単純労務に対し、運動員への報酬の支払いを認めている。しかし、同県警は今回の看板設置は単純労務ではなく、無償で行われるべき選挙運動にあたると判断した。【山本太一】
毎日新聞 2007年8月30日 11時19分 (最終更新時間 8月30日 11時47分)
1800
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/30(木) 13:21:40
青木愛氏派選挙違反、小沢氏秘書が報告受け「違法でない」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070830i304.htm?from=main3
参院比例選で当選した青木愛氏陣営が、業者に依頼して公示後に選挙ポスター付きの看板を設置した選挙違反事件で、民主党・小沢一郎代表の政策秘書が事前に選挙事務所スタッフから報告を受け、内容を把握していたことが30日、わかった。
千葉県警では、秘書の関与についても慎重に調べている。
今回の事件では、印刷会社社長島正彦容疑者(50)(千葉市稲毛区)が、本来は無報酬で行われなければならない選挙ポスターを張った看板の設置業務を数百万円で、看板設置会社社長鷲尾練太郎容疑者(38)(千葉県酒々井町)に依頼したなどとして、両容疑者が公選法違反容疑(利害誘導)で逮捕されている。
県警の調べや関係者によると、選挙事務所では6月上旬、秘書の指示を受け、同氏の名前入り政党ポスター看板を公示前に設置し、公示後に選挙ポスターに張り替えることを立案。事務所側は千数百万円で島容疑者の会社に業務を発注した。しかし、看板が自治体に相次いで撤去されたため、6月末になって秘書が看板設置中断を指示したという。
事務所のスタッフはその後、業者に依頼して、残りの看板千数百本に選挙ポスターを張り付けて設置することを計画。電話などで秘書に計画を報告し、秘書も「違法ではない」と答えたという。
これまでの調べに対し、島容疑者は、立件対象となった公示後の看板設置に関しては事務所独自の判断だったと供述している。陣営関係者によると、秘書は「自分は了承しただけだ」と話しており、積極的な関与を否定しているという。
青木氏は2005年の衆院選に比例・南関東ブロックから立候補して落選。その後、小沢代表の秘書を務めていた。
(2007年8月30日13時5分 読売新聞)
1801
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/30(木) 13:47:44
小沢氏秘書が指示 公選法違反の青木氏陣営、看板設置で '07/8/30
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200708300193.html
参院選比例代表で当選した民主党の青木愛氏陣営の選挙運動用ポスターの看板設置をめぐり、公選法違反(利害誘導)容疑で逮捕された印刷会社社長の島正彦容疑者(50)が千葉県警の調べに対し、看板設置自体は小沢一郎民主党代表の政策秘書らの指示だったと供述していることが三十日、分かった。
政策秘書は青木氏陣営で指揮を執っていたといい、県警は看板設置の経緯や指示の内容について秘書から事情聴取する方針。
これまでの調べでは、青木氏陣営は六月上旬、島容疑者に対し、看板の上に政党ポスターを張って設営し、公示(七月十二日)後に選挙運動用ポスターに張り替えるよう発注したという。
島容疑者は七月十一日ごろ、取引先の広告会社社長鷲尾練太郎容疑者(38)=利害誘導容疑で逮捕=に選挙運動用ポスターを張った看板数千本を新たに設置するよう依頼し、一本当たり数百円を支払う約束をした疑い。
ポスターの張り替え作業は選挙運動性の薄い単純労務とされるが、鷲尾容疑者は公示後に、アルバイトを動員して看板を新たに設置したことから、県警は選挙違反に問えると判断した。
島容疑者は「仕事を請け負っただけで、選挙違反には当たらない」と否認しているという。
1802
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/31(金) 06:15:16
遠藤農水相側に、不適切献金 補助金交付先から5万円
2007年08月31日03時00分
http://www.asahi.com/politics/update/0830/TKY200708300377.html
遠藤農林水産相が代表を務める自民党山形県第2選挙区支部が衆院選期間中の05年9月、農水省所管の独立行政法人から補助金の交付を受けている「山形県家畜商業協同組合」から、5万円の献金を受けていたことが30日、わかった。政治資金規正法は国の補助金の交付決定を受けた法人が1年以内に献金することを禁じている。遠藤氏側は不適切だったことを認め、同日、同組合に返金したうえで、山形県選管に政治資金収支報告書の訂正を届け出た。
収支報告書や遠藤氏の事務所によると、献金があったのは前回衆院選投開票日の5日前にあたる05年9月6日。陣中見舞いに選挙事務所を訪れた同組合の関係者から5万円の献金を受けたという。
農水省によると、同組合は献金した前年の04年9〜12月に、独立行政法人・農畜産業振興機構から、稲わらを集める飼育事業者への交付金約836万円、家畜飼育の奨励金約918万円の交付決定の通知を全国の業界団体を通じて受けた。
総務省によると、現行の政治資金規正法は、国が直接、交付を決定している団体からの政治献金は違法と判断しているが、国費の事業でも独立行政法人や都道府県が交付を決定している場合は違法とまでの解釈はしていないという。
同組合の事務責任者は選挙の陣中見舞いだったことを認め、「(遠藤氏には)家畜商議員連盟の役員も務めてもらっており、感謝の思いで激励する趣旨だった」と説明している。
遠藤氏の事務所は「補助金を受けている団体との認識がなく、受け取った後の調べも不十分だった。こちらのミスでご迷惑をおかけし、申し訳ありません」と話している。
農水相をめぐっては、政治とカネの問題を追及された松岡利勝氏が自殺、赤城徳彦氏が更迭され、2代続けて異例の交代をしている。
1803
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/31(金) 20:19:46
違法行為ないとコメント発表 青木氏の事務所 讀賣千葉
参院比例選で当選した青木愛氏陣営の選挙違反事件で、同氏の事務所は30日、「看板設置などは『単純労務』で、指摘される違法行為はなかった」とするコメントを発表した。
それによると同事務所は6月5日、政党用ポスターの作製と設置、公示後の選挙用ポスターへの張り替えなどを含む請負契約を、逮捕された島正彦容疑者(50)の経営する「集賛舎」と結んだ。しかし、同社が業務開始後、行政側が看板の撤去を始めたため、作業を7月1日までに中止したという。また、看板設置とポスターの張り替えについては「選挙運動には当たらず公職選挙法には抵触しない。指摘を受けて大変遺憾」としている。
(2007年8月31日 読売新聞)
1804
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/31(金) 20:22:22
小林議員派選挙違反事件(上)側近で選挙仕切れず
学生バイト無党派取り込み狙い 讀賣神奈川
小林議員の遊説を準備する「設営班」のシフト表の一部。「先行ビラまき開始」などの指示が印字されている
自民党が「逆風」にさらされた参院選で、運動員への日当買収で出納責任者ら2人が起訴された。神奈川選挙区で再選した小林温議員(43)派幹部の選挙違反事件。連座制で失職につながりかねないだけに、今後の裁判が注目される。89万を超える票を得た小林議員の選挙運動に、何が起きていたのか。アルバイトの大学生ら関係者の証言から探る。
「選挙のバイトしない? 手伝ってよ」。東京都内の20歳代フリーター男性に公示前の6月下旬、小林陣営関係者から電話が入った。男性は7月中ごろ、事務所に出向いた。「設営に行くからこの班に入って」。指示をしたのは、党県連職員山口聡被告(34)だった。
小林議員の遊説に加わり、「GO VOTE(投票に行こう)」と書かれた運動員用の青いTシャツを着て、のぼり旗を立てたり、ビラを配ったりした。男性は投開票日の夜、事務所で「バイト代」の現金を受けとった。「日雇い感覚だった。違法だとは知らなかった」と肩を落とした。
遊説の場所取りなどをする「設営班」だったという大学生は炎天下で、「こんにちは、自民党です」と通行人に声をかけビラを配った。「本当にきつかった。なかなか受け取ってもらえなかった」と振り返る。
暑さで、Tシャツは汗でぐっしょり。気を抜くと、現場を仕切る県議や衆院議員の秘書から注意が飛んだ。小林議員から「配り方が悪い」と厳しく言われたこともあったという。
◎
読売新聞が入手した設営班のシフト表によると、班は4グループで構成。学生は午前6時に集合し、移動時間や待ち時間も含めると、午後8時まで予定がぎっしり詰まっている。「先行ビラまき」「(候補者と街頭を練り歩く)桃太郎」など、アルバイトに禁じられた「選挙運動」を指示する文言も並んでいた。
政治に関心が低いと言われる若者が、街頭で汗を流しながら活躍する選挙運動。捜査幹部は「高齢者が多い後援会が前面に出るより、学生を使ってフレッシュさをアピールしている」と語る。その上で、「無党派層の増加で、浮動票の取り込みが必須となった。各陣営はイメージを重視するように変わった」と運動の変質を指摘する。
◎
学生らを指揮した山口被告は、県連から応援で陣営に入った。小林議員の側近や支援者に、選挙を仕切れるスタッフがいなかったためだ。
小林議員は6年前、地縁もない神奈川から公募で出馬した“落下傘候補”。今回の選挙までに時間はあったが、ある県連幹部は「支持者や味方になる地元議員を固められなかった」と語る。
秘書の交代も激しく、選挙が迫った5月末に秘書が辞めた。2005年から公設秘書だった鈴木美香被告(33)が側近の中でも古株だった。
激しい選挙戦は、違反など不測の事態が起こる危険もはらむ。連座対象となる出納責任者に「秘書など実務担当者を充てない」のは、半ば常識となっているとされる。
しかし、小林陣営は公示直前まで出納責任者を用意できず、鈴木被告が就任した。捜査幹部は「普通じゃない。陣営の混乱ぶりを感じさせる」と、脆弱(ぜいじゃく)な組織に驚きを隠さなかった。
(2007年8月31日 読売新聞)
1805
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/31(金) 20:45:31
投票で買収約束暴力団幹部逮捕 参院選・公選法違反容疑 讀賣愛媛
7月29日に投開票された参院選で初当選した友近聡朗議員(32)への投票の見返りに金銭を支払う約束をしたとして、県警捜査2課と松山東署は30日、松山市溝辺町、暴力団幹部住田優正容疑者(57)を公職選挙法(買収の約束)違反容疑で逮捕し、同市内の暴力団事務所など関係数か所を捜索した。
調べでは、住田容疑者は松山市内に住む男2人と共謀して、数人の有権者に投票の見返りとして5000円を支払う約束をした疑い。住田容疑者は「票の取りまとめは頼んだが、金銭の支払いは約束してない。友近議員とは面識がなく、関係ない」と否認しているという。
同事件では、県警捜査2課が7月31日、公職選挙法違反容疑で男2人を逮捕したが、地検が今月21日、処分保留で釈放している。
友近議員は読売新聞の取材に「全く面識のない人物で、事実関係はわからない。選挙違反の疑いで逮捕者が出るような事態については、とても残念です」と話している。
(2007年8月31日 読売新聞)
1806
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/31(金) 20:46:53
判決前の辞職は白紙…川辺川ダム関係者ら影響指摘も 讀賣熊本
村役場で取材に応じる西村村長
2005年7月の五木村長選に絡む実妹の選挙違反事件の連座訴訟で30日、西村久徳村長が9月6日の上告審判決で失職する見通しとなり、同村では川辺川ダム問題などへの影響を指摘する声が聞かれた。
西村村長は同日夕、村役場で報道陣の取材に応じ、「判決が出たわけでもないので今後のことについては答えられない」と述べ、判決前の辞職の可能性については白紙の状態とした。
公選法では、最高裁からの通知を村選管が受け取った翌日から50日以内に出直し村長選が行われるため、選挙は10月になる見通し。
村議会の照山哲栄議長は「残念なことだが、村が抱える問題は大きく、早く正常な行政に戻すことが大切だ」と話した。村長選については「現時点では複数の出馬があるか分からない。失職が確定してからの動きになるだろう」と述べた。
西村村長は、ダム計画での水没地を抱える村として、ダムを前提とした立村を進め、ダムの早期完成を求めてきた。流域自治体でつくる川辺川ダム建設促進協議会の柳詰恒雄会長(球磨村長)は「ダムという大きな問題を抱えながら村政に取り組んできた功績は大きい。(失職の見通しが)もし事実であれば残念。ダムへの影響は今は何とも言えない」と述べた。
ダムに反対する相良村の矢上雅義村長は「ダム問題に精通した人であり、今後のダム計画に与える影響は大きい」と指摘した。
(2007年8月31日 読売新聞)
1807
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/31(金) 20:54:22
青木陣営:「違法行為ではない 看板設置は単純労働」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070831k0000m010122000c.html
7月の参院選に比例代表で当選した民主党の青木愛氏(42)陣営による公選法違反事件で、青木氏の事務所は30日、支援者2人の逮捕について「公選法違反との当局の解釈は大変遺憾」として違法行為はなかったとの認識を示すコメントを発表した。
同事件では、公示日前日の7月11日に報酬の支払いを約束し、青木氏の選挙運動用ポスターを張った看板を道路沿いに立てたとして千葉市稲毛区小仲台1、印刷会社社長、島正彦(50)と千葉県酒々井町東酒々井3、看板会社社長、鷲尾練太郎(38)の両容疑者が公選法違反(利害誘導など)の疑いで逮捕されている。同法は、公営掲示板以外にも一定の範囲内で運動用ポスターを張ることを認めているが、県警はその作業は単純労務とはいえず、無償で行われるべき選挙運動にあたると判断した。
同事務所はコメントで「看板設置は単純労務であり、指摘されているような違法行為ではない」と反論している。
看板設置を巡っては、小沢一郎・民主党代表の政策秘書(45)が関与した疑いが浮上している。【山本太一】
毎日新聞 2007年8月31日 0時04分
1808
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/31(金) 20:54:58
選挙違反:小沢民主に難題 臨時国会で自民反撃も
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070831k0000m010132000c.html
7月の参院選で比例代表で当選した民主党の青木愛氏陣営による選挙違反事件で、小沢一郎同党代表の政策秘書が関与した疑いが浮上したことで、臨時国会で政府・与党への攻勢を強めたい同党はいらざる難題を抱えることになった。党内には「自民党はなりふり構わず攻撃してくる」との懸念が広がっている。
小沢事務所は30日、「秘書から選挙違反に当たる活動はしていないと報告を受けている」とコメント。青木氏の事務所も事件について「指摘されているような違法行為ではない」とのコメントを発表し、事態の沈静化に努めた。鳩山由紀夫幹事長は記者団に「真実が明らかになった段階で判断したい。今は捜査の段階だから見守る」と静観する考えを示した。
ただ、党内には「事件の展開次第では小沢氏の政治責任にも発展しかねない」(ベテラン衆院議員)との厳しい見方もある。小沢氏は通常国会で自身の資金管理団体による約10億円の不動産所有の問題が指摘されており、政府・与党にこの問題をむし返される可能性があるからだ。若手参院議員は「青木氏がどうというより、小沢氏の秘書ということがニュースとなる」と話し、参院選大勝を導いた党の看板に傷が付くことに懸念を示した。【平元英治】
毎日新聞 2007年8月31日 0時43分
1809
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/01(土) 08:10:50
小林議員派選挙違反事件(下) 「手引」活用されず
違反対策「計屋事件」教訓どこへ 讀賣神奈川
浮島議員が作った選挙違反対策の一覧表と、自民党本部が配っていたマニュアル
「計屋さんの事件で気付くべきだった」。自民党の小林温議員(43)派幹部が逮捕された直後、県内の党関係者はため息まじりに嘆いた。
「計屋事件」とは、2005年衆院選で、民主から神奈川10区に立候補した計屋圭宏前議員(62)(落選)が、公選法違反で逮捕された事件。選挙運動した学生に現金を支払ったとして有罪判決を受けた。「運動員買収」の典型だった。
それまで選挙違反は、投票取りまとめを依頼して報酬を支払う「現金買収」で摘発される事件が大半だった。捜査幹部も「以前は、運動員買収なんて見向きもしなかった」と認める。
選挙事務所では、ボランティアのほか、選挙の事務を手伝う「事務員」、ポスター張りなどの単純作業をする「労務員」などが入り乱れて働く。事務員や労務員は報酬を受け取ることができるため、違反の線引きがあいまいになりがちで、自民県連では「事務員でも短時間ならビラ配り程度はOK」という認識だった。
小林議員の事件を聞いた自民県連幹部は「逆風で狙い撃ちされた。公選法が実態に合わない」と不満を口にしたが、捜査幹部は「アルバイトの大量動員など選挙の実態が変われば、捜査も変わる。歯止めが必要だ。計屋事件でシグナルも出した」と強調する。
◎
民主は今春の統一地方選前から、党本部を挙げて対策を取ってきた。公選法に詳しい本部の担当者を各県連に派遣。6月には各県連幹部を集めた会議に顧問弁護士を招き、運動員買収を中心とした対策を説明してきた。山口繁・県連事務局長は「お金を払う(選挙カーの)運転手は、手が空いていてもビラを配ってはいけないなど、具体例で説明があった」と話す。
対する自民も、党本部が各陣営に注意を促す通達を出したり、「政治活動Q&A」と題したマニュアルを配ったり、違反者を出さないように気を使っていた。
しかし、小林陣営では、この「手引」が事務所の隅で積まれたまま。遊説を指揮した県連職員山口聡被告(34)は「ビラ配りをする時は腕章をして。違法になるから」と的はずれな指示を出していた。捜査員は「あまりにも無知だ」とあきれた。
◎
関係者への県警の事情聴取が始まった8月初め、自民県連前事務局長の浮島敏男衆院議員(58)は、事務局幹部から「何か公選法の資料はありませんか」と相談され、以前作った1枚の表を思い出した。
浮島議員は、県連職員を25年以上務めた選挙事務のベテラン。「計屋事件」を受け、選挙運動にかかわる人間の役割や報酬支払いの可否をまとめていた。そこには、何が違法なのかを整理したが、後輩職員には引き継がれなかった。
今回の参院選では小林陣営を手伝うつもりで、出納責任者の鈴木美香被告(33)を通じて打診したが、返事がなく、別の比例候補の応援に回った。
浮島議員は「少なくとも私なら会計実務を担当する鈴木被告を連座制の対象となる出納責任者にはさせなかった」と悔やんだ。
県警幹部は「浮島議員の不在は大きい。フタを開けてみて、自民県連の弱体化に驚いた。違反は起きるべくして起きた」。
(この企画は森広彰、吉田敏行、有泉聡、水戸部絵美が担当しました)
(2007年9月1日 読売新聞)
1810
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/01(土) 08:33:56
坂本政務官、二重に会議費計上 領収書を5回使い回し
2007年09月01日01時28分
http://www.asahi.com/national/update/0901/TKY200708310411.html
安倍改造内閣で外務政務官に就任した坂本由紀子参院議員(静岡選挙区)が代表を務める「自民党静岡県参議院選挙区第2支部」と、「坂本由紀子静岡県東部後援会」が、会議の費用について、2種類の領収書を5回にわたって使い回すなどして、政治資金収支報告書に計約43万円の政治活動費を計上していたことが、分かった。坂本政務官が1日未明、記者会見を開き、明らかにした。
坂本政務官は会見で「政治とカネの問題を国民が重くみているときに、不適切な処理が判明した。深くおわび申し上げる」と謝罪し、週明けにも静岡県選管に対し、政治資金収支報告書を訂正する届けを出す予定だという。
坂本政務官の説明や政党支部の05年分の政治資金収支報告書などによると、坂本政務官は5月10日付で静岡市内の施設で開いた会議費として8万7537円を計上している。また、後援会の収支報告書も同じ日付に会議を開いたとして、同じ金額を計上。二つの収支報告書に添付された2枚の領収書は、前年の5月10日付で政党支部経費として計上された別の会議費の領収書と同じ通し番号が印刷されており、あて先や発行年を書き換えて使い回された可能性が高いという。
また、政党支部の報告書で計上された05年6月30日付の会議費8万3508円も、前年の同じ日付、同じ金額の領収書が使い回されていたという。
坂本政務官は「会議が実際に開かれたかは精査しているところだ」などと説明し、架空だった疑いもあるという。
安倍改造内閣では、経済産業政務官に就任した荻原健司参院議員(比例区)が、自宅の電気代を政党支部に計上していたことが明らかになっており、8月29日付で収支報告書を訂正している。
1811
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/01(土) 08:34:44
岩城副長官、虚偽記載か パーティー券収入を寄付と訂正
2007年09月01日03時08分
http://www.asahi.com/national/update/0831/TKY200708310386.html
岩城光英官房副長官(参院議員)が代表を務める自民党福島県参院選挙区第1支部と同氏の資金管理団体が、政治資金パーティーの券を買った支援者から「税金の控除を受けたいので」と言われ、50万円分を政治資金収支報告書の「パーティー券収入」の項目から「寄付」へと訂正していたことが分かった。
総務省は一般論としつつ、「制度の趣旨からして事実を記載しないのは虚偽記載に当たりうる」と説明。岩城氏の事務所は朝日新聞の取材に事実関係を認めたうえで、「精査して適正に処理したい」としている。
県選管や岩城氏の事務所によると、同支部が05年11月に開いた「励ます会」で、東京都内のコンサルティング会社が購入した50万円分のパーティー券収入を今年2月に収支報告書から削除。その代わりに、同社社長が個人名義で同額を資金管理団体「光と風のフォーラム」に寄付したものとして記載し直した。
政治資金規正法では、個人の寄付は所得控除など税制上の優遇措置を受けられるが、パーティー券購入についてはない。
社長によると、パーティーには、券を購入したうえで関係者十数人とともに出席した。その後、税金の控除に必要な書類を事務所側に要求したという。
1812
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/01(土) 08:35:54
遠藤農水相トップの組合、不正に補助金115万円
2007年09月01日07時48分
http://www.asahi.com/national/update/0901/TKY200708310406.html
遠藤農水相が組合長理事をつとめる「置賜(おきたま)農業共済組合」(山形県米沢市)が、暴風雨や霜の被害を補償するための農業共済をめぐり、加入者を水増しするなどして、農業災害補償法に基づく共済掛け金115万円分を国から不正に受給していたことが分かった。会計検査院が04年に、交付の窓口になっている山形県に指摘したのがきっかけで発覚した。検査院は今年5月にも県に問い合わせたが、31日現在、不正受給分は返還されていない。
安倍内閣の農水相をめぐっては、「政治とカネ」の問題で追及された松岡利勝氏が自殺し、後任の赤城徳彦氏も事務所経費の二重計上などが明らかになって更迭された。安倍首相は、問題が続いている大臣ポストに、農水省の補助金を不正に受け取った組織のトップを任命したことになる。
山形県などによると、置賜農済は99年産のブドウの被害を補償する農業共済について、管内の農家の名前を勝手に使って申込書を偽造するなどして加入者を水増しし、同年4月に国側に申請したという。県が調査した結果、261戸(補償対象の果樹園の面積1万4000アール)のうち100戸余り(同7500アール)が偽造だったことが判明した。
共済掛け金は、加入者である農家と国が折半する制度になっており、加入者の水増しによって、国の負担分115万円の補助金が組合側に不正に支払われた。検査院から指摘を受けた県の調べに対し、同農済の担当者らは、「別の共済組合との合併を控え、合併後の立場を有利にするために成績をあげたかった」と述べたという。
水増し請求は、04年6月の会計検査院による実地検査で発覚した。県によると、県を通して指摘を受けた同農済は、当時の課長2人を厳重注意処分にしたという。しかし、県と同農済は水増し件数など具体的な調査をせず、補助金を返還しないままだったという。
さらに検査院は今年5月、04年に指摘した事項が未処理だと県に連絡した。これを受けて県は今年7月に調査し、水増し件数や金額を確認。農水省と国庫への返還方法の協議を始めた。
いまだに返還されていないことについて、県は「8月中に終えたかったが、(県の)担当者の病欠で延びてしまった」と説明。置賜農済の遠藤昌志参事は、朝日新聞の取材に対し、補助金の返還について「県の指示を待っているところだ」と話した。
遠藤農水相は31日夜、山形から新幹線で東京駅に到着し、迎えに来ていた車に乗り込んだ。その間、補助金の不正受給について繰り返しコメントを求めた朝日新聞記者に対し、「正式の場で。歩きながらでは答えられない」と話した。
遠藤農水相は82年12月以来、同農済の組合長理事を約25年間つとめており、報酬は年間240万円。大臣規範に違反するため同農済の報酬は受け取らないことにしたが、役職にはとどまる意向を表明している。
遠藤農水相をめぐっては、自らが代表を務める「自民党山形県第2選挙区支部」が、農水省所管の独立行政法人「農畜産業振興機構」から補助金を交付された「山形県家畜商業協同組合」から政治献金を受けていたことが明らかになっている。遠藤農水相は30日、献金を返還し、政治資金収支報告書を訂正した。
遠藤農水相は68歳。山形2区選出で6期目。同県議などを経て86年に初当選した。01〜02年は農水副大臣を務めた。
1813
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/01(土) 08:46:05
玉沢元農相自民4区支部 04、05年にも不適切処理 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070831_2
自民党の玉沢徳一郎元農相(比例東北)が代表の自民党岩手県第4選挙区支部が、2004、05年に管内の市町村支部へ交付金を支出した際、受領した支部長とは異なる人物が領収書を作成した疑いのあることが、30日分かった。複数の支部長は岩手日報社の取材に対し「領収書にある筆跡や判は自分のものではない」と話している。同第4選挙区支部は政治資金収支報告書にこれら不適切処理をした疑いのある領収書のコピーを添付して県選管に提出しており、専門家からも疑問の声が出ている。
自民党県第4選挙区支部の政治資金収支報告書によると、04年から05年にかけて県南部の市町村支部に交付金を支出した際、1枚の領収書を複数枚コピーして日付と金額を書き換えていた疑いのあるものが7市町村支部、計21枚あった。
このうち、同党前沢町支部の領収書は計3枚。04年12月18日に5万円、05年8月24日と同29日に各20万円の記載があったが、いずれも同じ筆跡で支出内訳や支部長の住所、氏名が記され、判の位置も同一だった。
同支部長は「支部に年間数10万円が交付されているのは事実だが、領収書を書いた記憶はない。筆跡やはんこも自分のものではない」と語る。
同党衣川村支部の領収書も計3枚。04年12月24日に3万円、05年8月24日と同30日に各20万円の記載があったが、いずれも同じ筆跡で支出内訳や支部長の住所、氏名が記されていた。
同支部には領収書記載日に交付金が交付されていたが、同支部長は「筆跡やはんこは自分のものではない」と話す。
計3枚の領収書がある同党胆沢町支部長は「入金は領収書通りにあったはずだ。筆跡は自分のものだが、領収書を3回も書いた覚えはない」とし、他にも「交付の際、領収書を書いたことはない」と話す支部長もいる。
自民党県第4選挙区支部によると、市町村支部への交付金は党本部の指導で口座振り込みにしている。菅原一弘事務局長(玉沢徳一郎北上事務所事務局長)は「領収書は振り込みを再確認するための『駄目押し』で書いてもらっている。本人の都合がつかない場合は支部役員が代わりに書いていることもあるかもしれない」としている。
政治資金規正法は、政治団体が1件5万円以上の支出をした場合、収支報告書に領収書のコピーの添付を義務づけているが、コピーの場合、領収書の改ざんを見抜くのが難しい。
北光監査法人(盛岡市)の遠藤明哲公認会計士は「はんこの位置まで同じもののコピーは一般的に領収書の機能を果たしていない。領収書のコピーを提出すればいいという法律自体にも問題があるのではないか」と指摘する。
(2007/08/31)
1814
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/01(土) 08:47:44
荻原健司議員の自宅電気代を党支部支出 訂正、返金
8月31日(金)
http://www.shinmai.co.jp/news/20070831/KT070830AAC000064000022.htm
経済産業政務官に30日就任した荻原健司参院議員(比例代表)が、自宅の電気代8万8657円を、自分が代表を務める「自民党東京都参議院比例区第32支部」の光熱水費として2005年分政治資金収支報告書に記載していたことが分かった。
荻原氏の事務所は29日に、支部が電気代を一時的に立て替えた形にする訂正届を総務省に提出。同氏は同日付で支部に返金した。
事務所によると、荻原氏が05年7月に都内のマンションを借りた当初、支部事務所にすることを考えていたため、支部の銀行口座からの自動引き落としの契約をしたままにしていたという。
荻原氏は30日、首相官邸で記者団に「完全に事務的なミスで私も反省しなければいけないが、悪意を持ってやったつもりはない。総務省や自民党本部と相談した上での適切な訂正だったと自負している」と釈明。安倍晋三首相は「事務的ミスであれ、分かりやすい説明をしてもらわないといけない」と記者団に対し述べた。
荻原氏はさらに31日未明、経済産業省で記者会見し「国民に深くおわびしたい。迷惑をかけて申し訳ございません」と謝罪した。同氏によると、今月中旬、党本部が、過去の政治資金収支報告書の見直しを指示。荻原氏側が再度チェックした結果、当初気付かなかったミスが判明したという。
1815
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/01(土) 09:42:14
また民主! 元サッカーJ2愛媛の友近…組幹部票買収
J2愛媛で活躍
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_08/t2007083109.html
先月の参院選で愛媛選挙区から当選した友近聡朗議員(32、写真)の選挙運動にからみ、地元の暴力団幹部が金銭提供を見返りに票の取りまとめを依頼したとして公選法違反容疑で逮捕された。だが、スキャンダルというより、知らない間に暴力団の“ビジネス”に巻き込まれたような雲行きなのだ。暴力団側の狙いは何なのか。
友近氏はJ2愛媛FCの中心選手として活躍し、今年7月の参院選で民主、社民、国民新の各党の推薦を得て、ベテランの前職を破って初当選を果たした。事件については、夕刊フジの取材に「3人とも顔も名前も知らない」と強調した。本人の弁によれば、暴力団側の一方的な“選挙協力”ということになる。
公選法違反(買収約束)容疑で愛媛県警に逮捕されたのは、指定暴力団山口組系松山会伊藤会(松山市)幹部(57)。7月中旬ごろ、友近氏の票の取りまとめを松山市内の男女数人に依頼し、それぞれに現金を提供する約束をした疑いがある。
容疑者は調べに、「友近氏と面識はなく、自分の意思で票の取りまとめを頼んだが、金を渡す約束はしていない」と供述し、友近氏の言葉と一致する。
松山会の正田悟組長(62)は、政官財界に影響力を持つ存在として知られる。地元の関係者は「県内の有力政治家は、必ず正田組長と何らかのつながりがあるはず」と証言する。別の関係者は暴力団側の狙いについて、「地元暴力団は選挙が金になることを知っていて、独自で運動をして地元政界に影響を与えてきた。絶対に表には出てこない」と指摘した。
ZAKZAK 2007/08/31
1816
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/01(土) 11:59:19
農相関連組合が不正受給 共済加入者水増し百万円余 '07/9/1
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200709010204.html
遠藤武彦農相(衆院山形2区)が組合長理事を務める山形県米沢市の置賜農業共済組合が、農作物の霜などの被害を補償する農業共済をめぐり、加入者を水増しするなどの手口で共済掛け金百十五万円を国から不正に受給していたことが一日、明らかになった。不正受給分は返還されていないという。
会計検査院が二○○四年六月の実地検査で把握し、山形県に指摘。検査院は今年五月にも県に組合側の対応状況を問い合わせている。
共済掛け金は農業災害補償法で国と加入者が折半する制度になっている。山形県経営安定対策課によると、同組合は一九九九年産のブドウの被害を補償する農業共済で、農家の名前を勝手に使って申込書を偽造するなどして加入者百五戸分を水増しした。掛け金の加入者負担分は当時の組合の担当課長二人が負担していたという。検査院の指摘をきっかけに課長二人は○四年に組合から厳重注意を受けている。
県の調べに対し、同組合は「別の組合との合併が控えていたので、合併後の立場を良くするために成績を上げたかった」と話したという。
県は今年五月の検査院からの問い合わせを受け、農水省と返還方法の協議を開始。返還されていない理由を「県の担当者が病欠しているため」と説明している。
1817
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/01(土) 14:42:34
岩城官房副長官「虚偽ではない」 パーティー券収入
2007年09月01日13時50分
http://www.asahi.com/national/update/0901/TKY200709010148.html
岩城光英官房副長官(参院議員)は1日、政治資金収支報告書で50万円分をパーティー券収入から寄付に訂正した問題について、首相官邸で記者会見した。岩城氏は訂正の事実を認めたうえで、支援者が個人献金のつもりで支払った金を、事務所の担当者がパーティー券の購入と思って記載したと説明。虚偽記載かどうかの認識を聞かれ、「思っていない」と述べた。
岩城氏によると、支援者が05年11月中旬に振り込んだ50万円を事務所担当者がパーティー券購入の振り込みと思い、05年の収支報告書に「パーティー券収入」として記載。今年1月になって支援者から「税金控除の証明書がほしい」と言われたため、担当者が個人献金だったと判断し、収支報告書を訂正した。岩城氏は、この支援者には2万円のパーティー券1枚を渡したという。
岩城氏は「時期的にパーティーが始まる前に振り込まれたお金だったので、パーティー券の購入かと思って処理していた」と説明。また、「進退問題に触れるという考えはない」とも述べた。
1818
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/01(土) 17:18:35
遠藤農相がトップの組合、共済掛け金115万円を不正受給
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070901it04.htm
遠藤農相が組合長を務める「置賜(おきたま)農業共済組合」(山形県米沢市)が1999年、天災や病害虫の被害を補償する農業共済の加入者を水増しし、農業災害補償法に基づく共済掛け金として国が補助した約115万円を不正に受け取り、未返還となっていることがわかった。
遠藤農相は1日午前、農林水産省で記者会見を開いて陳謝したが、「(不正は)自分の指示ではなかった」として農相を辞任する意向がないことを明らかにした。組合長については辞任の手続きをとった。
県、農水省などによると、99年産ブドウの被害を補償する農業共済で、同組合の課長(当時)2人が同年1〜3月ごろ、米沢市などの農家計261戸の加入手続きをとったが、うち105戸は名前を勝手に使っていた。共済掛け金は加入者と国が半額ずつ負担する仕組みで、無断加入者の負担分約115万円は2人が私費で支払ったといい、国の補助金約115万円が不適正に組合側に支払われた。
99年は共済の対象となる被害はなく、国の補助金約115万円を含む掛け金は、同組合の運用資金に回った。
加入者水増しについて、2人は発覚直後、「2000年に他の農業共済組合との合併を控えており、加入実績を上げておきたかった」などと話していたという。
同共済組合には、国の補助金が支給されているため、会計検査院の毎年の検査対象になっている。検査院が04年に実地検査した際、不正受給が判明し、県に指摘し、組合は2人を厳重注意処分にした。検査院は今年5月に、不正受給分が未返還になっていることを再び指摘。県経営安定対策課は、「調査に時間がかかっているうちに3年が経過してしまった」などと釈明し、組合とともに、「早急に返還するため協議中」としている。
遠藤農相は記者会見で、進退について、「お受けした以上は全力を尽くして、困難な情勢に立つ農業のために最大限努力したい」と述べた。不正受給については、「3年以上前に報告を受けて知り、職員をしかった記憶がある」と認めたが、「課長がやったことで、自分の指示ではなかった」と弁明した。
(2007年9月1日13時59分 読売新聞)
1819
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/01(土) 20:41:33
安倍首相:「私も聞いていない」遠藤農相に説明責任求める
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070902k0000m010058000c.html
安倍晋三首相は1日午後、遠藤武彦農相が組合長の農業共済組合が国の補助金を不正受給していた問題について「補助金の運用については公正でなければならない」と述べ、不正受給分を早急に返還すべきだとの認識を示した。さらに「(国民からの)質問、疑問があればしっかり答えていかなければならない」と述べ、農相に説明責任を果たすよう求めた。政府の総合防災訓練視察のため訪れた静岡県伊豆市で記者団の質問に答えた。
ただ、安倍首相は同日午前に農相が行った記者会見での説明が十分かどうかについては「まだ詳細に私も説明を聞いていない」と判断を避け、「質問があれば分かりやすく、きちんと説明をしなければならない」と述べるにとどめた。
久間章生元防衛相が米国の原爆投下を「しょうがない」と発言した問題や赤城徳彦元農相の事務所費問題が発覚した際、いずれも直後には擁護し、その後世論の批判に押されて辞任に追い込まれた経験から、世論の受け止め方を慎重に見極める姿勢とみられる。【西田進一郎】
毎日新聞 2007年9月1日 20時24分
1820
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/01(土) 23:11:09
野党は遠藤農相の辞任要求、逆転参院で問責決議視野に
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070901it13.htm?from=top
遠藤農相が組合長を務める農業共済組合が補助金を不正受給していた問題について、野党各党は1日、一斉に農相辞任を求めた。
野党が過半数を占める参院に農相問責決議案を提出、可決させることを視野に、10日召集予定の臨時国会で攻勢を強める方針だ。
民主党の鳩山幹事長は1日、記者団に「遠藤農相自身がトップを務めていた組織の不祥事であり、自らもそれを知っていた。『政治とカネ』の問題で国民が最も注目している農相が、また問題を起こした」と述べ、閣僚辞任に値するとの考えを強調した。
さらに、「安倍首相はしっかり『身体検査』をやったのか。臨時国会で首相を厳しく追及する。臨時国会は、政治とカネが大きなテーマにならざるを得ない」と語った。
民主党は近く、衆参両院議員による調査チームを作って事実関係を解明し、農相を追及する方針だ。また、他の野党に国対委員長会談を呼び掛け、連携を強化することにしている。
民主党内では「参院が与野党逆転し、問責決議を可決できる以上、これまでの野党の辞任要求とは質が違う。衆参で連携すれば、政府・与党は対応せざるを得ない」(幹部)と強気の声が上がっている。参院を舞台に政府・与党に攻勢をかける考えだ。
輿石東参院議員会長は1日、「我々には、説明してもらう場がある」と強調し、野党が過半数を占める参院で、参院予算委員会などでの証人喚問を検討する考えを強調した。
野党各党は、農相の責任問題にとどまらず、首相の任命責任を追及する方針だ。首相が内閣改造後の記者会見で「十分な説明ができなければ去っていただく」と述べたことから、「首相が更迭しないなら、言葉の重みが問われる。首相の資質の問題だ」との声が出ている。
また、岩城光英官房副長官が代表を務める自民党支部が政治資金収支報告書を訂正したことについても、「政治とカネ」に対する認識の甘さを指摘する声が強い。山岡賢次国会対策委員長は「安倍内閣は次から次に問題が出ており、体質的な問題だ。政権交代して根本的に転換しなければならない」と語った。
社民党の福島党首は「農相の『政治とカネ』の問題はこれで3人目だ。入閣時のいわゆる『身体検査』とは何だったのか。首相の任命責任を追及する。農相が辞任しないなら、参院での問責決議案提出を視野に入れて追及する」と語った。
さらに、同共済組合の不正受給について「会計検査院が注意するのはよほどのことだ。農相の対応はおかしい」と指摘した。
(2007年9月1日21時22分 読売新聞)
1821
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/01(土) 23:17:14
遠藤農相問題:野党から辞任要求 公明からも厳しい声
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070902k0000m010093000c.html
遠藤武彦農相の問題について1日、自民党内では擁護論が多かったが、公明党からは厳しい声が上がった。野党からは辞任要求が相次いだ。
自民党の麻生太郎幹事長は「自らしっかりと説明責任を果たすよう求めたい」とコメント。遠藤農相が所属する山崎派幹部は「この程度の問題なら辞任する必要はない」と突っぱねた。参院幹部も「大した問題ではない。野党が問責決議案を出すことはないだろう」と静観する姿勢を示した。
ただ、「事務所費問題などと違って補助金の所管大臣というのが痛い。故意に不祥事を放置していたなら、留任は厳しいかもしれない」(伊吹派幹部)との見方もある。
対照的に、公明党幹部は「辞任しない理由が説明不足だ」と不快感を示した。別の幹部も「本人が知っていたのはよくない」と指摘した。
一方、民主党の鳩山由紀夫幹事長は「自ら『由々しき問題』と認めている。政治家として責任を取るべきだ」と主張。共産党の市田忠義書記局長は「閣僚の資格がない」と批判。社民党の福島瑞穂党首は「首相の『身体検査』はまったく意味がなかった。罷免を求めていく」と話した。
毎日新聞 2007年9月1日 21時49分
1822
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/02(日) 07:38:27
民主、農相問責決議検討へ 改造内閣の失速不可避に '07/9/2
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200709020075.html
遠藤武彦農相が組合長理事を務める農業共済組合が共済掛け金を国から不正受給していた問題で、民主党など野党各党は一日、農相の辞任を要求するとともに、十日召集予定の臨時国会をにらみ、野党が過半数を占める参院への問責決議案提出の検討を始めた。安倍改造内閣は発足から一週間足らずで「政治とカネ」問題が連鎖的に発覚、政権の失速は避けられない情勢だ。
安倍晋三首相は一日、記者団に「質問や疑問にはしっかり答えないといけない」と強調。与謝野馨官房長官や自民党の麻生太郎幹事長も、遠藤氏が説明責任を果たすよう求める考えを示した。
これに対して民主党の鳩山由紀夫幹事長は一日夜、「国のカネの猫ばばだ。閣僚の「身体検査」ができていない」と述べ、安倍首相の任命責任を含めて追及する考えを表明。共産党の市田忠義書記局長は農相辞任を求めるコメントを発表し、社民党の福島瑞穂党首は「会計検査院から三年前に指摘されたのに対処しなかったのは鈍感すぎる」と述べた。
遠藤氏は、自ら代表を務める自民党山形県第二選挙区支部が、農水省所管の独立行政法人の補助金を受けた団体から五万円の献金を受けていたことが判明したばかり。岩城光英官房副長官も政治資金収支報告書を訂正したことが一日、表面化した。
安倍首相は改造内閣が発足した八月二十七日、閣僚が「政治とカネ」の疑惑を指摘された場合について「十分な説明ができなければ、去っていく覚悟でやってもらう」と強調した。
しかし八月三十一日未明には、荻原健司経済産業政務官が自宅の電気代を政党支部の光熱費として計上していたとして謝罪。坂本由紀子外務政務官は九月一日未明、政党支部の収支報告書に二重計上の疑いがあることを認め、いずれも省内で緊急記者会見を開くという「異常事態」になっている。
1823
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/02(日) 07:39:58
農相の進退問題浮上、野党は「問責決議案」を検討
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070902i102.htm?from=main1
遠藤農相が組合長を務める農業共済組合が国から補助金を不正受給していた問題で、野党各党は1日、農相が説明責任を果たせない場合、安倍首相に更迭を要求する方針を一斉に表明、事態は農相の進退問題に発展した。
10日召集予定の臨時国会で、野党が与野党逆転した参院に農相の問責決議案を提出すれば、可決される公算が大きい。
政府・与党内には、農相を擁護する声がある一方、国会の混乱を回避するためには、農相の辞任は避けられないとの声が出ている。安倍新体制は、早くも困難な政権運営を迫られることになった。
農相の問題について、民主党の鳩山幹事長は1日、「辞任に値する話だ」と記者団に語った。そのうえで「今後の遠藤氏の対応と、安倍首相がどう任命責任を果たすかを見て、動きがない場合、国会で農相の辞任を求める」との考えを明らかにした。
鳩山氏はさらに、「参院では民主党が主導権を握っており、参院を通じて辞任要求ということは考えられる」と語り、参院に農相問責決議案の提出を検討する考えを示唆した。
民主党の輿石東参院議員会長も、「国民が納得できる説明ができなければ、農相は辞任すべきだ。臨時国会では証人喚問も考えないといけない」と述べ、臨時国会の冒頭から遠藤氏を厳しく追及する考えを表明した。
共産党の市田書記局長は「閣僚、政治家としての資格にかかわる重大な不正問題であり、遠藤氏は直ちに農相を辞任すべきだ」との談話を発表した。
これに対し、安倍首相は1日、静岡県伊豆市で記者団に「疑問があれば、しっかり答えなければならない。わかりやすくきちんと説明すべきだ」と述べ、農相に明確な説明を求める考えを強調した。
自民党筋は1日、「10日からの臨時国会で、農相の問題が野党から追及されれば持ちこたえられない。政権の痛手となる。開会前に農相の進退問題を決着させるべきだ」と指摘した。
(2007年9月2日7時3分 読売新聞)
1824
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/02(日) 07:58:55
遠藤農相問題 お国入り一転取りやめ 今後を懸念する声も 讀賣山形
置賜農業共済組合の本所で、遠藤氏の農相就任を祝う看板を下ろす組合関係者(1日午前9時半)
遠藤農相が組合長を務める置賜農業共済組合(米沢市)が、農家に支払う農業共済の加入者を水増しし、国の共済掛け金を不正に受け取っていたことが1日、発覚した。屈指の農政通としてその手腕を期待されて初入閣を果たしてから1週間もたたないうちに明らかになった不祥事。組合や県など県内の関係者は早朝から対応に追われ、今後の事態の推移を懸念する声も聞かれた。
遠藤氏は1日昼過ぎに東京から地元の米沢市に戻ることになっていたが、急きょ予定をキャンセルし、午前10時半から農水省で釈明の記者会見を開くなど、対応に追われた。
米沢市窪田町矢野目の置賜農業共済組合本所には、今後の対応を検討する緊急役員会を開くため、午前9時過ぎから役員が集まり始めた。いずれも硬い表情で、集まった報道陣に対し、「現時点ではコメントできない」などと言葉少なに答え、建物に入った。
同9時半ごろには、建物の2階ベランダに掲げられていた「祝 遠藤武彦組合長 農林水産大臣就任」と書かれたボードが下ろされた。組合は、遠藤氏の会見が終了してしばらくたった午後0時20分から、遠藤氏に代わって高橋尚男・組合長職務代理者や、職務代理理事を務める自民党県連の平弘造幹事長らが出席して記者会見を行った。
会見で高橋氏らは、遠藤氏が大臣就任時に同組合の組合長の休職届を出し、さらに8月31日付で組合長の辞表が出されたことを明らかにした。辞表は1日午前に幹部役員が受理し、3日に予定されている理事会で、組合長の辞職が正式に承認される見通しという。高橋氏は、問題となった1999年のブドウ被害に関する共済で、当時の課長2人が自腹を切って掛け金を支払ってまで加入者を水増しした理由について、「他の共済組合との合併を1年後に控えており、業績をよく見せたかったことが原因」と説明。「上司から2人に指示はなかったのか」との質問に対しては、「ない」と否定した。
会計検査院から指摘を受けて以降、3年以上掛け金が国に返還されていないことについて、高橋氏は「組合の上部団体である県農業共済組合連合会と会計検査院との協議の結果を待っていた。連合会には何度か進ちょく状況を問い合わせたが、『まだ判断が出ていない』という返事だった」と説明した。
99年に不正が行われてから2004年の発覚まで5年以上発覚しなかったことについて、平氏は「実態のない加入者を水増ししたからといって誰かが利益を得たわけではなく、想定しうるものではなかった」と述べた。
【事務所電話応対慌ただしく】
米沢市門東町の遠藤氏の事務所では、1日朝から3人ほどの職員が支持者や報道関係者らの電話などに慌ただしく応対した。
今回の掛け金の不正受給について、遠藤氏の事務所は「詳しくは把握していない。こちらの職務外のことで、わからない」などと説明。遠藤氏の記者会見の模様がテレビのニュースで放映されるのを食い入るように見つめていた。
かかってくる支持者からの電話の中には、「大臣は辞めないでほしい」との意見もあったという。
午後3時ごろには、遠藤氏が1日は地元に戻れないとの連絡が入った。同事務所の古沢虎夫所長は「後援会員らも戸惑っているようだ。とりあえず、今後の推移を静観するしかない」と話していた。
(2007年9月2日 読売新聞)
1825
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/02(日) 08:00:40
虚偽訂正にあたらない 岩城官房副長官
個人献金として処理 讀賣福島
8月27日の内閣改造で官房副長官に就任した岩城光英参院議員の政治資金収支報告書訂正問題で、岩城氏は1日、首相官邸で急きょ記者会見を開き、「50万円をパーティー券の代金だと思って事務所は処理したが、その後、(振り込んだ都内の会社社長は)個人献金という認識だったと理解して訂正した」と説明した。社長は、パーティーに出席したことを認めているが、岩城氏は虚偽訂正にはあたらないとの認識を示した。
――事務所の担当者が処理を誤ったということか。
「時期的にパーティーが始まる前に振り込まれた金なのでパーティー券の購入と思って処理したが、その後、今年1月になって控除証明がほしいという電話があったので、あれはパーティー券の購入ではなくて個人献金だったのかなと思って訂正した」
――事務所ではパーティー券の購入と思ったということだが、パーティー券は手渡していない?
「事務所にお見えになった時にこういうものがあると1枚をお渡ししたのは事実のようだが、その後、この金額に見合う残余の券をお送りしたとか、そういう事実はない」
――この人はパーティーには来ていないのか。
「私は確認していない。いろいろ精査する必要があるので確認すべきだと思っている」
――虚偽記載にあたるとの認識か。
「思ってない。あくまで個人の献金と受け止めて処理をしたものと思う」
――今回の件で進退については。
「あくまで個人献金であるという理解で、そのように処理されているので、進退問題に触れるといった考えはない」
(2007年9月2日 読売新聞)
1826
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/02(日) 13:01:59
不正受給問題で農相批判 太田代表「情けない」 '07/9/2
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200709020206.html
公明党の太田昭宏代表は二日のテレビ番組で、遠藤武彦農相が組合長理事を務める農業共済組合が共済掛け金を国から不正受給していた問題について「次から次にこういう問題が出るのは残念で情けない。会計検査院から指摘されて三年間も放置していること自体、国民から見たら何をやっているのかとなる」と厳しく批判した。
同時に「農水省に関係する理事長や組合長という立場は、大臣になった瞬間に辞めるのが筋だ」と指摘した。
自民党の石原伸晃政調会長も「農相の説明を聞き首をかしげるところがあった。はっきり説明する責任がある」と、説明が不十分との認識を示した。農相の進退については「事実関係を明らかにし政治家本人が判断することだ。国民に説明するところから始まる」と述べるにとどめた。
麻生太郎幹事長は「政治資金の話とは別だ。世間で通る説明なのかどうかが一番の問題だ」と強調した。
1827
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/02(日) 13:13:28
民主党、問責決議案検討 遠藤農水相の組合補助金問題で
2007年09月02日09時55分
http://www.asahi.com/politics/update/0901/TKY200709010214.html
遠藤農水相が組合長を務める農業共済組合が同省の補助金を不正受給していた問題で、民主党は1日、今月10日召集の臨時国会で遠藤氏に辞任を求め、応じなければ参院に遠藤氏の問責決議案を提出する方向で検討に入った。参院は民主党など野党が過半数を占めており、決議案を提出すれば野党の賛成多数で可決される公算が大きく、遠藤農水相の辞任を促す政治的圧力が強まりそうだ。
民主党の鳩山由紀夫幹事長は1日、朝日新聞の取材に対し、「適性を欠く話で、大臣を引き受けるべきではなかった。ご自身の辞任や安倍首相による罷免がなければ、厳しい措置を求めていきたい」と語った。問責決議案提出の検討については、「政府の対応いかんによっては、当然そういう話になる」と述べた。
鳩山氏は安倍首相に対しても、「任命責任は極めて大きい。最も『身体検査』を厳しくしないといけないのに、見過ごしたのは信じられない」とも指摘した。
民主党内には「農業政策の構造的な問題」(幹部)と指摘する声もあり、同党は参院での証人喚問などを通じて真相究明を進め、安倍首相の任命責任を追及するとともに、遠藤氏の辞任を求めていく構えだ。
社民党の福島党首も1日、「政治とカネの問題にあまりに無神経だ。説明責任と辞任を求め、駄目なら問責決議を含め検討したい」と語った。
一方、安倍首相は1日、不正受給の問題について「質問、疑問があれば、しっかりと答えていかなければならない」と記者団に語ったが、遠藤氏の進退については言及しなかった。
ただ、与党内には「これだけで終われば何とかしのげるが、さらに何か出てきたら、もう駄目だろう」(自民党幹部)との見方もある。公明党からは「説明がつけられなければ、責任を取ってもらった方が良い」(幹部)として、対応次第では辞任もやむを得ないとする意見も出ている。
1828
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/02(日) 17:36:23
遠藤農水相、辞任不可避の情勢に
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070902/20070902-00000021-jnn-pol.html
遠藤農水大臣が理事長を務めている農水省所管の農業共済組合が、補助金を不正受給していた問題で、政府与党幹部の間では「遠藤大臣の監督責任は重い」との認識が拡がっており、辞任は避けられない情勢となってきました。
与謝野官房長官は2日昼、都内のホテルで自民党の麻生幹事長、大島国対委員長と会談しました。
「官邸と連絡は密にしないといけないでしょうから」(自民党 麻生太郎 幹事長)
会談で3人は、遠藤農水大臣の問題について、理事長という立場で給料を受け取っていた以上、組合に対する直接的な監督責任を負っていること、参議院が与野党逆転している現状で、遠藤氏が農水大臣にとどまったままでは国会が立ち行かなくなるといった観点から、情勢は非常に厳しいとの認識で一致しました。
与謝野氏は2日夕方、遠藤農水大臣と面会して厳しい認識を伝えた上で、直接、弁明を聞くことにしていますが、政府与党の幹部の間では「続投という選択肢は考えにくい」との認識が支配的です。
また、安倍総理も、「辞任のダメージよりも、続投のダメージの方が大きい」との判断に傾いているものとみられていて、遠藤大臣の辞任は避けられない状況となってきました。(02日16:27)
1829
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/02(日) 19:39:54
置賜農業共済組合水増し加入認める
2007年09月02日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000709020003
∞補助金未返還「指示がなかった」
遠藤武彦農水相が組合長理事を務める置賜農業共済組合(米沢市)が国から補助金を不正受給していた問題で、同組合は1日、一連の事実関係を認めた。遠藤農水相の責任に加え、会計検査院の指摘を受けながら、補助金返還など具体的に指導しなかった県の対応も問われそうだ。
置賜農業共済組合の高橋尚男・副組合長は1日の記者会見で「共済に水増し加入させていたことは事実であり、深く反省している」と述べた。
不正受給分が未返還のままだった点については「速やかな手だてをうつ態勢でいたが、その指示がなかった。怠っていたわけではない」とした。
同組合によると、共済の加入者の水増しが行われたのは99年度。2職員が実在の農家の名を使って100戸あまりを水増しした。国と折半する掛け金のうち、農家が負担する115万円は2職員が個人で負担したという。動機については「実績を伸ばしたいという、けなげな気持ちからだった」と説明した。不正にかかわった職員のうち1人は亡くなり、もう1人は今年3月末に退職している。
会計検査院が04年に不正を指摘した後も返還していない点は「共済制度は複雑でわかりにくく、指示を待っていた」と釈明。「積極果敢に指示を催促し、問題を解決しておけばこの騒ぎにはならなかったと反省している」と述べた。
遠藤農水相から8月31日付で組合長職の退任届が出されており、3日の理事会で承認を得る、という。
∞「残念」の声地元に広がる
遠藤農水相はこの日、川西町の川西ダリヤ園であった「地酒と黒べこまつり」の主賓の予定だった。大きなダリアの胸飾りが準備されていたが、遠藤事務所から「欠席」の連絡があったという。原田俊二町長は「閣議があるとの話なので仕方ありませんね」。
来賓の内谷重治・長井市長は「共済組合の問題は大変残念だが、大臣の責任とは別の問題だろう。もともと能力のある人なので、これからも置賜や日本の農業のためがんばってほしい」という。
山形市から4人で来ていた自営業男性(52)は「山形県からは久しぶりの大臣。(不祥事は)何とも残念だ」と繰り返した。
遠藤農水相の支持者だという川西町内の男性(70)は「農水相は地元支持者にとっても待望のポスト。このところ大臣が連続してやめ、農政そのものまで否定されるような風潮の中で、遠藤さんなら、立て直してくれると思っているが……」と話した。
大臣就任祝う看板取り外す
午前9時過ぎ、同組合に姿を現した高橋副組合長は、報道陣の質問にほとんど答えず組合内に入った。平弘造、舩山仁両職務代理理事を含めた3役会で対応を協議。午前9時半には、組合2階に掲げていた「祝 遠藤武彦組合長 農林水産大臣就任」との看板が取り外された。
1830
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/03(月) 00:57:56
坂本外務政務官も辞任 領収書を二重計上 '07/9/3
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200709030130.html
政党支部の政治資金収支報告書に領収書の二重計上の疑いがあることを認めた坂本由紀子外務政務官(参院静岡選挙区)は二日、外務政務官を辞任する意向を固めた。自民党関係者が明らかにした。三日にも辞表を出すとみられる。
坂本氏は一日の記者会見で「政治責任を果たし、(詳細を)報告するのが務めだ」と辞任を否定したが、与謝野馨官房長官が二日夜に坂本氏と会い、進退問題を協議した。
坂本氏によると、二〇〇四年の五月十日付で八万七千五百三十七円の会議費領収書を自民党参院静岡選挙区支部の収支報告書に添付していたが、翌〇五年収支報告書にも同じ額の会議費の領収書を添付していた。
坂本氏は元厚生労働省局長で、当選一回。今回の内閣改造に伴い、外務政務官に就任した。
1831
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/03(月) 00:58:56
“検査済み”でも失態続々 改造直後から謝罪、釈明 '07/9/3
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200709030127.html
「身体検査」を徹底したはずの安倍改造内閣。それでも八月二十七日の発足当日から、政治資金収支報告書の重複計上や訂正が次々明らかに。政治とカネをめぐり閣僚たちの謝罪、釈明が毎日のように続き、組閣一週間を前に、遠藤武彦農相が辞任の意向を固める事態となった。
まず八月二十七日の就任会見で、岸田文雄沖縄北方担当相は資金管理団体「新政治経済研究会」が二〇〇三年、〇四年分の収支報告書に添付した領収書のあて先を「岸田事務所」などから新政治経済研究会に訂正したと発表した。
翌二十八日、額賀福志郎財務相が代表の「自民党茨城県第二選挙区支部」の事務所建物が新築されてから約十年間、不動産登記されていないことが分かった。
経済産業政務官に八月三十日に就いた荻原健司氏。自宅の電気代約八万九千円を、自身が代表を務める「自民党東京都参議院比例区第三十二支部」の光熱水費として、〇五年分の収支報告書に記載していたことが発覚した。荻原氏は翌日未明、記者会見し「国民に深くおわびしたい」と謝罪した。
九月一日未明には、坂本由紀子外務政務官が緊急の記者会見。複数年にわたり、坂本氏が代表の「自民党静岡県参議院選挙区第二支部」の収支報告書に、経費を二重計上した疑いがあると発表。架空経費の可能性があるが、坂本氏は二日になって辞任の意向を固めた。
1832
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/03(月) 09:01:05
総社市長辞意 リコール結果待たず一転
百条委「粛々と結論」 讀賣岡山
インタビューに答え、辞職の意向と再選に向けた考えを述べる竹内市長(総社市内で)
総社市発注事業の指名競争入札の業者選定に絡む問題から、市長リコール(解職請求)の署名集めが始まったばかりの2日、竹内洋二市長(57)が辞職の意向を明らかにしたことに、市民から「解職をのがれるためでは」、「早くゴタゴタを収拾し、市政を正常化させてほしい」などの声が上がった。市長は市議会定例会が始まる3日に辞職願を議長に提出するとしており、同市は〈リコール運動〉から、50日以内に実施される〈出直し市長選〉へと焦点が一気に移ることになりそうだ。
竹内市長は2日に市内の後援会事務所で開いた幹部会で、約60人の幹部に辞職の考えを報告したが異論は出ず、出直し選挙に向けた対応を協議した。市長はインタビューに答え、公約に掲げていた公設民営による診療所の集合体をつくる「医療ビレッジ構想」を挙げ、「その実現が私の最大の使命」と再選への意欲を見せた。角田有三後援会長も「短期間の勝負になるが、全力で選挙戦を応援する」と話した。
一方、8月30日に調査を終えた市議会の百条委員会の萱原潤委員長は「市長が辞めようが辞めまいが、粛々と調査の結論を出すだけ」と、予定通りの日程で報告書をまとめる考えを強調した。
また、1日にリコールの署名集めを始めたばかりの市民団体「総社市を良くする会」の桑原勝代表は辞意についてのコメントはせず、「市長が辞職願を提出するまでは、署名活動を続ける」と語った。
市内では、市長選に突入すれば、業者選定をめぐる疑惑解明が後回しになってしまいかねないと心配する声も聞かれた。同市三須、無職男性(70)は「悪いことをしていないと言うなら、百条委やリコールの結果を待てば良かったはずだ」と批判する。
一方、同市清音の主婦(63)は「口利きだったかどうかは私たちには分からないが、自ら市民の信を問う姿勢は潔い」と評価した。
「ゴタゴタが長引くと、市のためにならない。早く新しい市長を決めて、公正で平等な市政に立て直してほしい」と同市中央、自動車板金塗装業糸島敏幸さん(30)は願う。同市井手、コンサルタント横路功さん(63)は「市長の指示に従った職員にも責任がある。市役所全体のモラルが低下しているのでは」と意識改革を求めた。
旧山手、清音村と旧総社市が合併した直後の2005年4月に市長選が行われ、竹内市長は対立候補の片岡聡一さん(48)に70票差で競り勝ち、初代市長となった。
現在、片岡さんは専門学校講師を務めながら、市政についての街頭演説などを続けている。今回の竹内市長の辞意表明には「為政者としては、百条委とリコールの結果を待ってほしかった」と指摘し、「市民の不信感は大きく、役所全体の改革を進めるべきだ」と述べた。
(2007年9月3日 読売新聞)
1833
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/03(月) 09:09:27
裏金でパーティー券購入 臼井元法相ら3議員から
2007年9月3日 02時03分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007090201000625.html
千葉県から補助金を受給している学校法人で、自動車整備士らを育成する「中央技術学園」(同県白井市、広川万里理事長)が、理事を務める元法相の臼井日出男衆院議員(68)=自民、千葉1区=を含む国会議員3人の事務所から、少なくとも計54万円分のパーティー券を簿外口座で管理する裏金で購入していたことが2日、分かった。
ほかの2議員は石崎岳衆院議員(52)=自民、北海道3区=と長浜博行参院議員(48)=民主、千葉選挙区。裏金が政治活動資金に流れている一端が浮き彫りになった格好だ。
内部資料や関係者の話によると、学園の簿外口座は「校長口座」と呼ばれ今年2月まで存在。生徒が支払った補習代など収入の一部が流れる仕組みになっており、一時は残高が500万円余に達した。口座の存在は昨年四月の税務調査の際にも開示されなかった。
広川理事長は1980年から86年まで臼井元法相の私設秘書。一方、臼井元法相は今年四月、学園理事に就任。学園は過去5年間、県から約4700万円の補助金を受給している。
(共同)
1834
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 02:52:00
前長野知事の田中氏に「嫌疑なし」 働きかけ問題で地検
2007年09月03日19時52分
http://www.asahi.com/national/update/0903/TKY200709030323.html
参院議員の田中康夫・前長野県知事(51)が知事時代、自らの後援会元幹部による県の入札制度への働きかけ問題などをめぐり、公用文書毀棄幇助(ききほうじょ)と地方自治法違反(虚偽の陳述)両容疑で告発されていた問題で、長野地検は3日、いずれも不起訴処分(嫌疑なし)とした。
この問題を巡っては05年7月、県議会に調査特別委員会(百条委員会)が設置され、昨年3月、働きかけを示す記録文書の破棄を前知事が止めなかったなどと認定。県議会や一部県議が両容疑で地検や長野県警に告発していた。
1835
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 02:55:17
玉沢元農相:領収書使い回しで自民党に離党届
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070904k0000m010070000c.html
深々と一礼して会見に臨む玉沢徳一郎・元農相=東京都千代田区永田町の衆院第一議員会館で3日午後5時7分、須賀川理撮影 自民党の玉沢徳一郎元農相(町村派、衆院比例代表東北ブロック)が代表を務める政党支部が、政治活動費の領収書の日付などを改ざんし多重に計上していた問題で、同党執行部は3日、玉沢氏の自発的な離党を促した。これを受け、玉沢氏は同日記者会見し、多重計上を謝罪するとともに、離党届を提出したことを明らかにした。同党は離党届を受理する方針。また、玉沢氏は衆院政治倫理審査会会長の辞任も衆院に届け出た。
玉沢氏が支部長を務める同党岩手県第4選挙区支部をめぐっては、03年の政治資金収支報告書で、同じ領収書を改ざんして五重に計上したことなどが発覚していた。同党執行部は、3日に遠藤武彦農相が辞任したことから、他の問題にさらに波及することを懸念。玉沢氏に「自分で考えた方がいいのではないか」と自発的な離党を促し、早期決着を図ったといえる。
玉沢氏は会見で、「国民に不信を与えたことをおわびする」と謝罪。離党については「偽造領収書を作成した責任を取らざるを得ないと判断した」と説明した。離党後も無所属で議員活動は続けていくという。
偽造については、提出する家賃や電話代などの領収書が見当たらず、地元秘書が領収書を偽造し計上したと事実関係を認めた。偽造計上した金額は計255万2800円に上り、今後、国庫に返還した上で報告書の修正も行う意向という。
これに関連して安倍晋三首相は同日夕、首相官邸で記者団に「自民党の議員としてけじめをつけたのだと思う」と語った。同党の麻生太郎幹事長は「党として厳粛に受け止め、国民の信頼を回復すべく法令順守を徹底する」とのコメントを発表した。【高山祐】
毎日新聞 2007年9月3日 20時06分 (最終更新時間 9月3日 20時38分)
1836
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 02:57:45
遠藤農相辞任:怒気含め釈明「公金着服ない」 農政は置き去りに(その1)
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070903dde041010044000c.html
◇会計検査院にも矛先
国会答弁に一度も立つことなく、遠藤武彦農相は3日、内閣を去った。自身が組合長を務めていた「置賜(おきたま)農業共済組合」(山形県米沢市)の補助金不正受給による引責辞任。わずか1週間在籍した農林水産省での辞任会見では、釈明を繰り返し、初入閣を果たしたポストへの未練ものぞかせた。不祥事で次々と農林水産行政のトップが交代する異常事態に、肝心の農政が置き去りにされている。
午前9時少し前、遠藤農相は安倍晋三首相に辞表を提出するため、首相官邸に入った。緑がかった灰色のスーツに身を固め、視線はやや下。殺到する記者団の問いかけには一切答えなかった。
午前10時10分から農水省で開かれた記者会見の冒頭でもむっとした表情を崩さなかったが、一度口を開くと、怒気を含んだ声でまくし立てるように釈明を始めた。
「一切受けておりません」。ひときわ声を大きくしたのは、不正に受給した交付金(補助金)に触れた場面だった。国からの交付金は上部団体の山形県農業共済組合連合会に支払われており、置賜農済組合は制度上、直接は受け取っていないということを強調したものだが、遠藤氏は県農済連の会長でもあった。
さらに「公金着服、詐取、横領などもありません」と続け「再三(組合の課長が)問い合わせたが何も無かった」と唇をかみしめ悔しさをにじませながら、会計検査院や県にも矛先を向けた。
「国民の皆様に政治不信を感じさせたことを深くおわび申し上げます」と謝罪の言葉が出たのは、ようやく一連の釈明が済んだ後だった。
質疑応答になると「遠藤節」が出始めた。「事務的には間違ったが(組合職員による)立て替え自体は法的には問題ないということだった」と身ぶり手ぶりを交え、「いつ辞任を決めたのか」などの質問には「(農相)就任前に組合長を辞めておけばよかった。脇が甘かったかな」と笑う。就任会見で「ここだけは来たくなかった」と述べたことを問われると、笑顔で両手を広げながら「そんな能力があるのかなという思いだった」と話した。
誰かから辞任を迫られたのでは、という問いには「ありません」と強い口調で言い切る一方、8日間の在任中の成果については「何もできなかったことは深くおわびしたい」と力なく答えた。最後は「終わります」と質問をさえぎるようにして約30分の会見を終えた。会見場から大臣室へ向かう途中に「説明が足りないのではないか」との声が記者団から飛んでも、無言のままだった。
省を去る際に行われる職員による見送りも、本人の希望で行われなかった。【日下部聡、北川仁士】
1837
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 02:58:28
◇農水関係者は「困惑」
異常な形で繰り返された農相の交代劇に、農林水産業関係者からは「辞めるのは当然」などと厳しい声も聞かれた。
北海道のJA中札内村の山本勝博組合長(64)は「責任重大で辞めるのは当然」と憤る。「食の安全が取りざたされる中、農家は生産や販売をどう進めるか苦しんでおり、このままでは食べていけない。これだけ農相が代わると、現場は困惑する一方だ」と話した。
8月に辞任したばかりの赤城徳彦元農相のおひざ元、茨城県畜産協会幹部の男性は「なぜ農相ばかりこんな騒ぎを起こすのか」と絶句。「農家の経営環境は悪くなる一方で、こんな時こそ腰の据わった農政が必要だ」と話した。「辞任は当然」と話す群馬県のJA館林の塩田俊夫組合長(72)も「農政トップがこんなことでは『日本の農業を守ろう』と言っても国民の支持が得られない。農政不信につながらないかが心配だ」と不安がった。
◇「1日夜に決断」−−会見要旨
遠藤武彦農相が3日行った記者会見の要旨は次の通り。
農業共済組合による公金の不適切な受給という一連の事案に関して、ここ数日取り組んできたが今朝、50万3617円が国庫に返還された。これは山形県の「農業共済組合連合会」から返還されたものだ。私が組合長を務めている「置賜農業共済組合」は交付金は受けていない。制度上、一組合に交付金が交付されることはない。横領や着服などは一切なかった。(不正を会計検査で指摘された)04年から内部調査を進め、調査が終わった段階で会計検査院と県にその後の対応策について問い合わせたが具体的な指示は何もなかった。
−−安倍首相にはどう報告したか。
期待に沿えず、今後の国会運営等を考えると非常に申し訳ない状況になってしまった。心からおわび申しあげ、辞任をお許しいただきたいと。首相は非常に残念だが、これとは別にしっかりと頑張ってくださいと応えた。
−−1日の会見では辞任しないと言ったが、辞任はいつ決意したか。
1日の夜だ。想定される質問や対応のため職員が深夜まで一生懸命、資料を作成していた。こんなことをさせてはならないと痛切に思った。
−−就任時に組合長を辞めているべきだったのではないか。
その通りだと思う。
−−就任前になぜ首相に伝えなかったのか。
山形県の担当部長から「近々解決する」と言われた。解決していくと思っていたからだ。言わなかったのはまずい、と言われればその通りだ。
−−政権に与える影響はどう考えているか。
非常に心配だ。国会運営も一段と厳しくなる。首相には「どうか再チャレンジの精神を強く持たれてご精励ください」と申し上げてきた。
毎日新聞 2007年9月3日 東京夕刊
遠藤農相辞任:怒気含め釈明「公金着服ない」 農政は置き去りに(その2止)
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070903dde041010056000c.html
◇地元、失望と無念さ
「国民をだました」「単なる手続きミスなのに」……。遠藤武彦農相が正式に辞意を表明した3日、農相の地元・山形県米沢市の支持者らは失望と無念さをにじませた。
農相が理事長を務め、補助金不正受給の舞台となった同市の置賜農業共済組合。午前7時半から、理事会が開かれた。玄関ドアには「関係者以外立入りを禁止します」と書かれた紙が2枚張られ、報道陣をシャットアウト。出席者は硬い表情で中に入った。理事の一人は「(不正受給が)事実なら国民をだましたことになる。役員の責任」と話し、遠藤農相の辞任については「組合長の判断。我々がどうこう言う立場にない」とコメントを避けた。
理事会は約1時間で終了。記者会見した高橋尚男副組合長は「組合員や国民に迷惑をかけ、深く心からおわび申し上げます。傷ついた信頼の回復に努めたい」と陳謝した。理事会では遠藤農相から提出された組合長の辞任願を承認。不正受給した補助金の返還に関しては、県や県農業共済組合連合会の指示に従うことで了承された。
高橋副組合長は遠藤農相の辞任について「私自身の目と耳で事実関係を確認しないとコメントできない」と話した。
一方、同市内の農相の事務所には午前9時半ごろ、大友久太郎後援会会長が沈痛な面持ちで姿を見せた。大友会長は「地元から初めての農相だと喜んで、お会いできることを楽しみにしていたのに。こういう事態でお騒がせし、申し訳ない」と話した。しかし、不正受給については「事務処理の手続きミス。(政治資金の処理が問題になった)前の大臣らとは性質が違う」と納得がいかない様子だった。【湯浅聖一、釣田祐喜】
毎日新聞 2007年9月3日 東京夕刊
1838
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 09:11:54
「補助金」放置3年 県など責任なすり合い 農水相辞任
2007年09月04日08時05分
http://www.asahi.com/politics/update/0904/TKY200709030395.html
遠藤武彦農水相の辞任の引き金となったのは、遠藤氏が組合長を務めていた山形県米沢市の置賜(おきたま)農業共済組合が、加入者を水増しして掛け金の国庫負担金を不正に引き出していた事実だった。特に、会計検査院に指摘された04年の時点で自ら事実を把握していながら、報道されるまで返還しなかったことが、辞任に拍車をかけた。検査院、農水省、山形県もそれぞれ不正を把握していたのに、なぜ3年も放置されたのか。3者の言い分は、責任のなすり合いにも聞こえる。
山形県によると、不正が見つかったのは04年6月。置賜農済を検査した会計検査院が「99年産ブドウの261件の共済に、疑義があるものがある」と、農済を監督する県に指摘したという。
その後の対応について県と農水省、検査院の主張は食い違う。
県は「指摘を受けて農水省と協議したが、相手から明確な指示はなかった」。農水省は「検査院の調査が固まっておらず、県も検査院の調査が固まるのを待っていたのでは」。
初めに不正を見つけだした検査院幹部は「うちがやるのは『これは不適切ではないか』という指摘まで。返還させるか否かは、国庫金を交付する県や農水省が決めることだ」と主張する。
水増し請求に基づいて、本来は必要ない国負担分115万円を支払ったのは農水省だ。同省保険課は「農済を監督する県と、水増しを指摘した検査院とで解決されるべき問題。農水省には個別の組合を指導する権限はない」との立場をとり続けた。
一方で県の担当者は「確かに県は農済を指導監督する立場だから、速やかに返還の手続きを進めるべきだったが、国側から具体的な指導はなかった」と嘆く。
農水省は、県と検査院の問題として傍観。県は、検査院の返還額の確定や農水省からの指導待ち。検査院は、「指摘ずみ」。そんな「三すくみ」の状態が続いた。
検査院は今年5月になって未処理に気づき、県に指摘した。それを受けて県と、置賜農済の上部団体で遠藤氏が会長を兼ねていた山形県農業共済組合連合会がようやく実地調査に乗り出した。農済が99年産ブドウの共済加入者としていた農家に個別にたずねて加入の事実の有無を確認。8月24日、農済が偽造した申し込みは105戸分だったと判明し、それに支払われた国庫負担金額も確定した。しかし、返還手続きが最終的に決まったのは、朝日新聞が報じた9月1日の深夜だった。
農水省の幹部の一人は「不適切な支出があれば、検査院の指示を待たずに、省としてさっさと返還させるのが世間の目からみれば当たり前。まさか大臣の命取りにつながるとは全く予測できなかった」と唇をかんだ。
1839
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 09:20:20
田中前知事ら不起訴処分
文書破棄問題に終止符 讀賣長野
公文書毀棄(きき)ほう助などの疑いで県議有志や県議会から告発された田中康夫前知事について、長野地検は3日、嫌疑なしと結論づけた。前知事とともに告発された県職員ら3人も不起訴処分となった。県議会調査特別委員会(百条委)の設置から2年2か月。告発に反対していた“田中シンパ”の県議は、「百条委に要したエネルギーを、県民のために向けるべきだった」と憤っている。
地検によると、前知事は、経営戦略局参事(当時)から、下水道課長(同)に破棄を指示した旨の報告を受けたが、その後、「破棄は実施済みです。説明不足で申し訳ない」という趣旨のメールがきたという。このため、地検は、前知事は破棄を容認していないと判断した。
下水道課長についても、破棄したのは原本ではなく個人的に保管していたコピーだったとして、「破棄する権限がないとまでは言えない」と指摘。課長に破棄を指示した経営戦略局参事とともに、不起訴処分(嫌疑不十分)とした。
また、百条委から手帳の提出を求められ、一部に紙を張り付けたため、「記録の提出拒否」にあたるとして告発された経営戦略局長(当時)については、「プライバシーの問題という正当な理由がある」と、不起訴処分(嫌疑なし)となった。
不起訴処分について、百条委の委員長を務め、今春に引退した小林実氏(自民党県議団)は、「告発は議会として当時の証拠に基づいた行為であり、間違ってはいない。ただ、私たちは素人であり、司直の判断を厳粛に受け止めたい」と話した。
一方、告発に反対した石坂千穂氏(共産党県議団)は、「『田中県政打倒』の感情が過ぎた県議による告発だった」とコメント。北山早苗氏(無所属)も「当然不起訴になると思っていた。告発に賛成した議員は責任を取るべきだ」と改めて告発を批判した。
(2007年9月4日 読売新聞)
1840
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 09:25:28
総社市長辞職 市議の反応様々
「責任放棄」「選挙を有利に?」 讀賣岡山
市議会の百条委員会設置、市民団体による解職請求(リコール)運動へと発展した、総社市発注事業での指名競争入札の業者選定に絡む問題は3日、竹内洋二市長(57)の辞職で大きな節目を迎えた。出直し市長選に向けて意欲を見せる竹内市長に、この日の市議会本会議で、全会一致で辞職に同意した市議からは「責任放棄」「選挙を有利にするためでは」との批判が出る一方、「本人が決めること」との声もあった。具体的な選挙日程は4日の市選挙管理委員会で決まる。
竹内市長は午前8時50分、議長室で服部剛司議長に辞職願を手渡した。続いて臨時庁議を開き、幹部職員に辞職に至った経緯などを説明した。職務代理者は4日から吉富陸夫副市長が務める。
午前10時開会の市議会本会議では、冒頭で辞職願が審議され、全会一致で同意された。閉会後、ある市議は「議会を招集しておいて開会日に辞任とは、市政への責任放棄だ」と批判。別の市議も「選挙を有利に進めるためでは。リコールの署名が集まり、悪い印象が定着するのを避けたかったのだろう」とし、「これまで言ってきた『リコールを受けて立つ』、『議場で議論しよう』という言葉は何だったのか」と憤った。
一方、「リコールや百条委との関連、タイミングは本人が決めること」と冷静に受け止める市議も。別の市議は選挙後を見据え「また派閥が出来るのでは。総社市はいつまでたっても変わらない」と心配する。
記者会見した竹内市長は、疑惑が持たれていることには「私のやり方がまずかったり、不器用だったりしたことはおわびするが、間違ったことはしていない」と強調。「辞職は市民に約束した公約を果たすため」との主張を繰り返した。
リコール運動を展開してきた「総社市を良くする会」の桑原勝代表は午後2時、市内の事務所で運動終結を宣言する記者会見を開いた。「リコールで政治生命を断ちたかったが、今後は再選阻止が目標」と語気を強め、出直し選に関し「新しい市長には公正公平な人物を望むが、会として特定の候補者を支援するつもりはない」と述べた。
竹内市長はこの日午後5時から市職員約100人を前に最後の訓示を行い、職員の拍手に送られ庁舎を後にした。
(2007年9月4日 読売新聞)
1841
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 09:53:05
遠藤農相:補助金不正問題 置賜農済組合長の農相地元、関係者にショック /山形
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamagata/archive/news/2007/09/02/20070902ddlk06010218000c.html
置賜農業共済組合(米沢市)で農作物被害などを補償する農業共済の掛け金115万円を国から不正受給していた問題は、組合長を務める遠藤武彦農相の地元である米沢市の関係者に大きなショックを与えた。8月末には遠藤農相が代表の自民党県第2選挙区支部で、補助金団体から5万円の不適切献金を受けていたことが判明するなど、遠藤農相自身に浮上した「政治とカネ」の問題。初入閣した際は農政通として農業関係者から期待されただけに、支持者らは戸惑いの表情をみせ、対応に追われた。
米沢市の置賜農済では、高橋尚男副組合長や県議の平弘造職務代理理事らが緊急役員会の後に会見した。農業共済の掛け金は組合員の農家と国が折半して、被害のあった農家に共済金を支払う仕組み。県などによると、当時の課長2人が自ら掛け金を負担したうえで、無断で農家の名前を使って加入農家数を水増しし、国から115万円の補助金を不正に受給した。
しかし、高橋副組合長らは水増ししたことは認めたが、補助金の不正受給については「ニュアンスが違うのでは」と報道に不快感を示した。置賜農済によると、国の115万円は県農業共済組合連合会に入り、新たに被害が確認された時に備えてプールしているので、置賜農済自体は補助金を受け取っていないからだという。また、置賜農済内のチェック機能については「実際の金の流れがなかったので分からなかった」と釈明した。
一方、米沢市門東町2の遠藤農相の事務所には、朝から報道陣が訪れたが、遠藤農相が上京して不在のため、目立った混乱はなかった。職員によると、報道陣のほか支援者からも事務所に電話があり「大変だな」「どういう状況になってる」などと問い合わせがあったという。職員は「(遠藤農相は)今日は戻ってこないと思う」と話した。
問題の発覚を受け、地元の支持者や有権者らは一様に驚いた表情をみせた。同市竹井の会社経営の男性(58)は「遠藤さんは共済組合長が長過ぎる。農相になった時には、共済関係ですぐにぼろが出るだろうと思っていた」と話した。また、長年遠藤農相を支援する同所、農業の男性(81)は「農相になった時は皆で喜んだが、話を知りショックを受けた。なぜこんなふうに相次いで問題が出てくるのか」とうなだれた。
熱烈な支持者という近くの農業の男性は「職員が勝手にやったことで遠藤先生には関係ない」と声を荒らげた。同市上新田の農家の男性(40)は「大詰めを迎えるWTO(世界貿易機関)の多角的貿易交渉やEPA(経済連携協定)に影響が出るのでは」と心配。遠藤農相と同学年という同市五廟の男性(68)は「自民党を支持してきたが、これだけ不祥事が出てくれば支持できなくなる」と話した。【湯浅聖一、大久保渉】
毎日新聞 2007年9月2日
1842
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 10:50:14
参院選・小林温氏派の公選法違反:対応は担当弁護士に 無罪目指し自民県連 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/archive/news/2007/08/31/20070831ddlk14040556000c.html
◇自民県連が方針
参院選神奈川選挙区で再選を果たした小林温氏陣営の選挙違反事件で、自民県連は30日、横浜市中区の県連事務所で選対本部執行部会議を開き、公職選挙法違反(買収)罪で起訴された出納責任者らの無罪判決を目指し、事件の対応を担当弁護士に委ねる方針を確認した。
会議は参院選後初めてで、県連や横浜、川崎両市連から約20人が出席。菅義偉県連会長は欠席した。終了後に報道陣の取材に応じた竹内英明県連幹事長によると、出納責任者らの担当弁護士が事件の経過を報告し「今後1カ月ぐらいの間に公判が行われるだろう」との見通しを示した。また、小林氏が公の場に姿を見せていないことについて竹内幹事長が「捜査に支障をきたしてもいけないし、弁護士の意見も尊重したうで文書でのコメントだけにした」と説明、了承を得たという。
また県連内から「公選法の規定が分かりにくい」との意見も出ているため、同法の勉強会を開くなどして意見集約を図り、党本部に法改正などを提案することになった。【山下修毅】
毎日新聞 2007年8月31日
1843
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 11:02:17
佐久市議失職問題:県採決の取り消し訴訟、平成会など抜け原告わずか4人に /長野
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagano/archive/news/2007/08/30/20070830ddlk20040550000c.html
地方自治法(兼業の禁止)に抵触するとした佐久市議(59)の失職決定を覆した県の採決に対し、同市議28人が取り消しを求めて提訴している問題で、最大会派の平成会(15人)は29日、訴訟に加わっている13人全員が原告団から外れることを決めた。すでに清風会の8人、公明党の3人も不参加を決めており、訴訟を継続するのは共産党3人など計4人となる。
清風会、公明党は24日に不参加を決定。29日の会合で「県の採決に議員有志で採決取り消しを求めても原告不適格で門前払いになるのでは」「結論が出るまで2年以上かかり改選時期になる」などの意見が出され、参加しないことを決めた。【藤澤正和】
毎日新聞 2007年8月30日
1844
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 11:05:00
参院選・塚田派の公選法違反:木村・自民県議を逮捕 連座制適用も視野か /新潟
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/archive/news/2007/08/22/20070822ddlk15040136000c.html
参院選で初当選した塚田一郎氏(自民)派の運動員らによる公職選挙法違反事件で21日、同法違反容疑で逮捕された現職の自民県議、木村一男容疑者(76)。県警捜査2課によると、現職県議が同法違反容疑で逮捕されるのは1960年の衆院選以来47年ぶり。同課などは塚田氏の当選無効、立候補禁止となる公選法の連座規定が適用されることも視野に、木村容疑者の選挙運動上の役割について慎重に調べている。
調べなどによると、木村容疑者は自民党小千谷支部長を務めているほか、今回参院選では塚田陣営の選対小千谷支部で選対本部長を務めていた。既に別の公選法違反容疑で逮捕された丸山文男容疑者(78)らと共謀し、6月中旬、後援会支部長ら十数人に各5000円を渡すなどし、投票などを依頼した疑い。
連座制は、候補者や立候補予定者と一定の関係にある者が買収などの罪で刑に処せられた場合、本人が行為にかかわっていなくても、当選を無効とし、5年間の同一選挙区からの立候補制限を科す制度。
連座制が適用するかどうかは検察庁が判断するが、県警は、木村容疑者が連座制適用対象のうち、組織的な運動の中で計画立案や調整、指揮監督など運動の管理を行う「組織的選挙運動管理者」に当たる可能性もあるとみて調べている。
これに対し、塚田氏の事務所によると、参院選では県内3カ所の選対の拠点が県内106カ所ある自民党地域支部を統括して選挙戦に臨んだといい、木村容疑者が支部長を務めた小千谷支部について「地域支部のうちの一つに過ぎない」と説明している。【岡田英】
毎日新聞 2007年8月22日
1845
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 11:08:35
参院選・塚田派の公選法違反:別の後援会支部長らにも現金、濁川容疑者再逮捕 /新潟
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/archive/news/2007/08/31/20070831ddlk15040372000c.html
参院選新潟選挙区で初当選した塚田一郎氏(自民)派の運動員が投票のとりまとめなどの見返りに数人に現金を配ったとされる公職選挙法違反事件で、県警捜査2課などは30日、小千谷市城内、元同市議、濁川正勝容疑者(66)を公職選挙法違反(買収・事前運動)の疑いで再逮捕した。
調べによると、濁川容疑者は、自民県議で塚田氏の選対本部小千谷支部選対本部長、木村一男容疑者(76)▽同副本部長、丸山文男容疑者(78)=ともに公選法違反容疑で既に逮捕=と共謀し、公示前の6月中旬ごろ、木村容疑者の後援会支部長ら数人に現金数千円を渡し、塚田氏への投票と票のとりまとめを依頼した疑い。【畠山哲郎】
毎日新聞 2007年8月31日
1846
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 11:17:11
坂本外務政務官:辞任 自民県連「公務に懸命」と弁護、火消しに努め /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20070904ddlk22010122000c.html
静岡選挙区選出の坂本由紀子参院議員が政治資金収支報告書の架空計上問題で外務政務官を辞任したことに対し、自民県連は「本人に責任はない」など、問題の火消しに努めた。
辞表提出後に外務省で会見した坂本氏は「事務所の指導に不十分な点があった」と陳謝したが、架空計上への自らの関与は否定した。3日朝に坂本氏から携帯電話で連絡を受けた堀江竜一・県連幹事長は「公務に一生懸命で事務所の管理まで手が回らなかったのではないか」と弁護した。
ある県連関係者は「坂本氏は県連がお願いして出馬してもらった経緯がある。良くも悪くも経費のことには人一倍うとい。事務所に任せっきりだったのではないか」と話した。
坂本氏の事務所は3日、坂本氏が支部長を務める自民党県参院選挙区第2支部などの収支報告書で5件計50万607円の支出を削除する訂正願いを、県選管に提出した。領収書の日付を書き換えただけの二重計上、三重計上とみられる部分もあった。【稲生陽】
毎日新聞 2007年9月4日
1847
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 11:24:38
迂回献金:企業から、自民支部を経由−−石田前犬山市長の資金管理団体 /愛知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aichi/archive/news/2007/08/28/20070828ddlk23010112000c.html
民主党などの推薦で2月の知事選に立候補して落選した石田芳弘・前犬山市長の資金管理団体「犬山都市問題研究会」が昨年6月、同市内の企業から自民党県犬山市第1支部を経由して12万円の寄付を受けていたことが、06年分の同会の政治資金収支報告書で分かった。政党以外の政治団体は企業の寄付を受けることができず、党支部を利用した迂回(うかい)献金だった。
石田氏は「寄付者の意向でそういう形をとっているだけで、自民党からの献金ではない」と説明したが、迂回献金との指摘には「結果としてそうなった」と話した。【秋山信一】
毎日新聞 2007年8月28日
1848
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 12:48:41
高村氏、収支報告書を訂正 「手続きミス」と説明 '07/9/4
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200709040270.html
高村正彦防衛相は四日午前、防衛省で記者団に、自らが支部長を務める自民党山口県第一選挙区支部の二○○五年政治資金収支報告書に関し、「寄付」としていた計九百万円分を「政治活動費」に訂正したことを明らかにした。高村氏は「単なる事務手続きのミス」として問題はないとの考えを強調した。
高村氏は「○五年四月十八日の四百万円、○五年十二月五日の五百万円は、支部長である私が政治活動費として受け取っていたが、それを報告の時に間違って寄付と記載してしまった」と説明。八月二十九日に訂正を出すと同時に、与謝野馨官房長官にも報告した。同二十七日に一部マスコミから指摘があり、調べた結果、誤りに気付いたという。
高村氏は「これだけ政治とカネの問題が言われている時に、こういう問題があることは早く知らせた方がいいと判断した」と述べた。
1849
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 15:31:06
木村県議が辞職願、補選へ 新潟
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&newsNo=2289
7月の参院選で当選した自民党の塚田一郎陣営の公職選挙法違反事件で県警に逮捕された同党県議の木村一男容疑者(76)が4日午前、県議辞職願を代理人を通じ県議会議長あてに提出した。同日中に受理、辞職が許可される見通し。県選管に通知後、50日以内に小千谷市区(定数1)の県議補選が実施される。
木村容疑者は辞職理由を「一身上の理由」とした。政治とカネをめぐる問題で県内と中央で自民党への風当たりが強まっている中、自民党県連への影響を考慮し、辞職を決断したとみられる。
公選法違反事件を受け、非自民会派は、県議会9月定例会で、木村氏に対する辞職勧告決議案を出す構えを示していた。次期衆院選などを控え、自民党関係者から早期のけじめを求める意見も出ていた。
これまでの県警の調べでは、参院選で塚田陣営の小千谷市支部選対本部長だった木村容疑者は後援会長に現金を渡し、「塚田氏の選挙を頼む」と依頼。後援会長は買収を意図していると受け止め、現金を配ったという。
木村容疑者は当選4回。1997年の県議補選で初当選。党県連党紀委員長などを歴任している。
塚田参院議員が連座制に適用されるかどうかは、木村容疑者が禁固以上の刑(執行猶予含む)に処され、検察庁が「組織的選挙運動管理者」など連座制の対象者と認定して連座制訴訟となった場合に、高裁が判断する。
新潟日報2007年9月4日
1850
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 21:34:19
小林温参院議員:辞職…出納責任者らの起訴受け
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070905k0000m010070000c.html
参院議員辞職後、厳しい表情で会見する小林温氏(左)=神奈川県庁で4日午後5時20分、竹内幹撮影 7月の参院選神奈川選挙区で再選された自民党の小林温氏(43)は4日、出納責任者らが公職選挙法違反(買収)罪で起訴されたことを受け議員辞職した。江田五月参院議長に辞職願を提出し許可された。次点だった公明党前職の松あきら氏(59)が繰り上げ当選する。
小林氏は同日、神奈川県庁で記者会見し「有権者の期待に沿うことができず、深くおわび申し上げたい」と述べた。辞職の理由については、安倍改造内閣や臨時国会への影響などを「総合的に判断した」と説明した。一方、「政権の枠組みを考えても現時点で辞職を決断した方がいいと判断した」と述べ、繰り上げ当選の対象者が連立与党を組む公明党の松氏だったことも判断に影響したことを示唆した。ただ、出納責任者の起訴事実は「(買収されたとされる)事務員の業務を具体的に知りうる立場になかった」と無罪を主張し、「(起訴事実を否認している出納責任者の)言葉を信じて、裁判手続きを見守っていきたい」と述べた。
公選法によると、選挙の日から3カ月以内に当選者が失職すると次点が繰り上げ当選となり、3カ月を超えると補選になる。出納責任者に罰金以上の刑が確定すると、連座制が適用されて小林氏の当選は無効となる。
小林氏は福島県生まれで、ベンチャー企業経営などを経て01年の参院選に神奈川選挙区から立候補し当選。今年7月の参院選で再選された。しかし選挙後、大学生らに選挙運動の報酬を支払ったとして、公設第2秘書で出納責任者の鈴木美香被告(33)ら3人が神奈川県警に逮捕され、横浜地検が鈴木被告ら2人を同罪で横浜地裁に起訴していた。【山下修毅】
毎日新聞 2007年9月4日 20時22分 (最終更新時間 9月4日 21時01分)
1851
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 21:35:05
参院議員辞職:小林温氏、淡々と釈明 記者会見
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070905k0000m010084000c.html
参院議員辞職後、厳しい表情で会見する小林温氏=神奈川県庁で4日午後5時11分、竹内幹撮影 「早く私自身の口から説明したいと思っていたが、捜査への影響を考えた」。出納責任者を務めた秘書らの選挙違反事件をめぐり、4日に参院議員を辞職した小林温(ゆたか)氏=神奈川選挙区=は記者会見で淡々と語った。事件後に公の場に現れたのは約1カ月ぶりで、支援者からも「説明責任」を問う声が上がっていた。秘書らの起訴事実に「無実」を主張したが、30分弱で会見を打ち切り、「次があるから」と足早に立ち去った。
小林氏は秘書らが逮捕された8月7日以降、逮捕時と起訴時に事務所を通じて短いコメントを発表しただけだった。神奈川県庁内の会見場には80人以上の報道陣が詰めかけ、午後5時に小林氏が現れると一斉にカメラのフラッシュがたかれた。
小林氏は選挙戦の日焼けが残る顔で「有権者の期待に沿えず、深くおわび申し上げたい」と頭を下げたが、起訴された秘書は「有能で誠実そのもの」と擁護した。自身の責任については「選挙では事務所で作られた日程をこなすのが精一杯で、具体的なことにはまったく気を配れなかった。管理責任があったのは否めない」と語った。
また、秘書らに買収されたとして書類送検された大学生らについては「若者の政治参加は重要なことで、手伝ってくれたみなさんが事件を通じて嫌な思いを持ってしまった。大変申し訳ない」と語り、目を潤ませた。今後は「何も決まっていない。どういったことができるのか考えていきたい」と語った。【笈田直樹】
毎日新聞 2007年9月4日 20時56分 (最終更新時間 9月4日 21時02分)
1852
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 21:37:09
小林温氏が参院議員辞職 公選法違反事件で引責
2007年09月04日20時31分
http://www.asahi.com/politics/update/0904/TKY200709040303.html
参院選神奈川選挙区で再選され、出納責任者らが公職選挙法違反(日当買収)の罪で起訴された自民党の小林温(ゆたか)参院議員(43)が4日、議員辞職した。同日夕、神奈川県庁で、党神奈川県連会長の菅義偉・党選対総局長と記者会見に臨み、選挙違反で2人が起訴された事件の「責任を重く受け止める」と語った。遠藤武彦前農林水産相の辞任直後だけに、政府・自民党のイメージ悪化は避けられない情勢だ。
辞任会見冒頭、一礼して着席する小林温氏=4日午後5時1分、横浜市中区の神奈川県庁で
小林氏はこの日午後、江田五月参院議長に辞職願を提出、許可された。会見で小林氏は、出納責任者が起訴事実を否認しているとして「事件は無実」としながらも、10日から論戦が始まる臨時国会への影響や、再選挙、補欠選挙となった場合の政治的な空白を避けたい、として、議員辞職を決意したという。
会見に同席した菅氏は「議員を支援してくれた県民、国民に大変申し訳ない」と語った。
参院選から3カ月以内に辞職すれば、補欠選挙にならず公明党の松あきら氏の繰り上げ当選となる。「補選になれば民主党に議席を奪われる」(党関係者)との懸念が強まる中、早期辞職を迫られていた。
小林氏の陣営をめぐる選挙違反事件では、出納責任者で公設秘書だった鈴木美香被告(33)と同党県連職員の山口聡被告(34)の2人が、大学生ら24人に選挙運動の日当を不正に支払ったとして、8月29日に起訴された。出納責任者の罰金以上の刑が確定した場合、連座制で当選が無効となる可能性もあった。
小林氏は8月7日の鈴木被告らの逮捕後、公の場所に姿を見せず、事件について、自ら説明することはなかった。2人が起訴された同29日には、「深くお詫(わ)び申し上げます。今後の裁判を通して、事実関係を正確に把握した上で、対応を考えて参りたいと考えております」とのコメントを出したが、進退については明らかにしなかった。
この日、事件について説明してこなかったことについては、「捜査の行方に影響を与える可能性があり、記者会見することは慎んだ」と述べた。
小林氏は福島県猪苗代町生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、松下政経塾(10期生)を経て、01年参院選の神奈川選挙区に自民党公認で立候補し、初当選した。
1853
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/04(火) 21:38:55
ホテル転々、1カ月 辞職の小林氏に力強さなし
2007年09月04日21時20分
http://www.asahi.com/politics/update/0904/TKY200709040406.html
出納責任者らが逮捕されてから1カ月。以来表舞台から消え、再び姿を見せたのは議員辞職を表明する記者会見の席だった。参院選神奈川選挙区で再選された自民党の小林温(ゆたか)氏(43)。ホテルを転々としながら、辞職を決意したのは4日朝という。辞職を表明するその姿には、「IT国家をめざす」と力強く語った若手政治家の面影はなかった。
県警が出納責任者ら3人を逮捕した8月7日以降、小林氏は直後の参院本会議を欠席するなど公の場から姿を消した。
関係者によると、横浜市内や東京都内のホテルを転々とし、ごく近い知人や党幹部らと会ったり、電話で話したりしていたという。
辞職を決意したのは「今朝だった」。しかし、連絡を取り合っていた支持者は4、5日前、電話の向こうで小林氏が「もう腹を決めた」と言い、「後援会がしっかり組まれていなかった。6年間何をやってきたのか」とこぼすのを聞いた。
時代の先端を行くIT企業の元社長。選挙戦でも電子メールやインターネットで情報収集やスケジュール管理を行い、携帯サイトで有権者の声を集め、「日本を世界最先端のIT国家にしたい」と訴えていた。
しかし、内実は福島県出身の落下傘候補。地縁、血縁のない土地で、これまで自民党の集票マシンとなってきた企業や団体も以前のように運動員を出さなくなり、陣営では常に運動員不足に悩んでいたという。
小林氏は8月29日に、出納責任者らが起訴されたときも、自らの口で進退を語らなかった。
しかし、3日、補助金不正受給問題で遠藤農林水産相が辞職。4日朝、神奈川県選出の国会議員が集まった席で、ある議員は「できれば3日のうちに(辞職表明の)会見を開きたかった」という自民党神奈川県連会長の菅義偉・党選対総局長の言葉を聞いたという。「3日のうちに辞職すれば、ダメージも抑えられたかもしれなかったからか」とみている。
「自民党は何をしているのか」。夏祭りや盆踊りの会場で、支持者や有権者から批判にさらされてきた県議ら県内の地方議員たちからも、辞職による早期決着を求める声が出ていた。議員辞職を知った同党県議は「冷静に考えれば、起訴されたときが辞職のひとつの節目だった」と振り返る。
「申し上げたいことはたくさんあった」。小林氏は会見で言ったが、その内容は語らなかった。
1854
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/05(水) 09:08:24
鴨下環境相、資金団体「借入金800万円」説明できず
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070905it01.htm?from=top
鴨下一郎環境相(58)(衆院東京13区)の資金管理団体が8年間にわたり、政治資金収支報告書に1000万円と記載し続けてきた借入金が、借入時の収支報告書では200万円しか記載されていなかったことが、読売新聞の調べで分かった。
差額の800万円について、鴨下氏の事務所は「借入金額を裏付ける書類が残っておらず、分からない」としており、明確に説明できていない。鴨下氏本人は「ずさんと言われれば、甘んじて受けなければならない。反省している」と話している。
政治資金規正法では、政治資金の透明性を確保し、政治活動の公正さを検証できるようにするため、政治団体の収入や支出だけでなく、所有不動産や負債など資産の記載を義務付けている。借入金は、借りた年に収支報告書の「収入」欄に記載し、100万円以上の残高や借入時期を「資産等」欄に書かなければならない。返済すれば、「支出」欄に記載の必要がある。
鴨下氏の資金管理団体(現・政策パラダイム研究会)の1998〜2005年の収支報告書の「資産等」には、96年8月に同団体が鴨下氏個人から借りたとする1000万円が記載され続けている。ところが、96年の収支報告書の「収入」に記載されている借入金は、200万円だけだった。
鴨下事務所は当初、読売新聞の取材に対し、最近の収支報告書の記載に沿って「96年の借入金も1000万円だった可能性が高い」としていた。しかし、96年の収支報告書に書かれていた200万円との差額800万円は、どこにも記載がなく、支出の時期も使途も書かれていない。
同事務所は4日になって、「確たる証拠は手元にないが、使途不明金はありえず、当時の借入金は200万円だった可能性が高い」として、収支報告書の借入金額を1000万円から200万円に訂正する意向を示した。だが、200万円が事実なら、鴨下氏からの借入金は8年間にわたり、実際より800万円も多く記載されていたことになる。
鴨下氏が衆院議長に提出した資産等報告書によると、鴨下氏の貸付金残高は00年6月に820万円、03年11月と05年9月はゼロとなっている。資金管理団体の借入金が1000万円でも200万円であっても、収支報告書の記載とは大きく食い違っている。
鴨下氏は4日の取材に「ずさんというそしりは甘んじて受ける。申し訳ない。根拠が十分ではないが、質問には精いっぱい答えているつもりだ」と話した。
(2007年9月5日3時0分 読売新聞)
1855
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/05(水) 09:25:25
歯切れ悪いまま退場
小林参院議員辞職 讀賣神奈川
安倍改造内閣の農相、外務政務官の相次ぐ辞任、元農相の離党に続き、参院神奈川選挙区の小林温議員(43)が4日、ついに辞職した。「政治とカネ」の問題と選挙違反事件という違いはあっても、ドミノ倒しのように、安倍政権の負の連鎖が止まらない。事件後初めて公の場に姿をみせた小林氏は「不徳の致すところであり、おわび申し上げます」と頭を下げた。一方で、起訴された出納責任者を「信じている」と擁護。公判での対決姿勢を示した。事件はなぜ起きたのか、自らのかかわりはどうなのか、明確な説明はなかった。
小林氏の記者会見は午後5時から、県庁で行われた。菅義偉・自民県連会長が同席した。江田参院議長に辞表を提出し、受理された直後だった。
辞職を決断した時期は「今朝、辞職という形で責任を取らせてもらうことを決定した」と、さばさばとした表情で語った。
小林氏は当初、出納責任者の鈴木美香被告(33)が起訴されることはないと踏んでおり、議員辞職は念頭になかった。
ところが、鈴木被告ら2人の起訴で、「出処進退はしばらく考える」と周囲に漏らし、先週末から弁護士と相談していた。
さらに、「これから臨時国会が始まる。有権者からの負託に応えられない」と語った。これは、再選を果たした7月の参院選で与野党逆転という、自民の安倍政権の置かれた厳しい政治状況を強く意識したものとみられる。
3日に農相の遠藤武彦氏と、外務政務官の坂本由紀子氏が相次いで「政治とカネ」の問題で辞任に追い込まれた。
このままでは、選挙違反事件を抱える小林氏が与野党逆転の参院で標的となりかねず、政局に影響を与えることが懸念される状況にもなっていた。
小林氏は「補欠選挙という事態になれば、その間の国政の停滞を招くことにもなる」とも語った。
一方、事件については、「秘書は否認しており、その言葉を信じている」と鈴木被告らをかばった。事件に関連した質問には、「報道以上のことは知る立場にない」「裁判ともかかわるのでお話しできない」と歯切れは悪かった。
県民や自民内からも批判が強い、説明責任を果たしていないことについて、「申し上げたいことはたくさんあったが、発言が捜査の行方に(影響を)及ぼす可能性があった」と述べるにとどまった。
多くの学生運動員が書類送検されたことに質問が及ぶと、「何とおわびを申し上げてよいか、言葉も見つかりません」と目を充血させながら唇をかんだ。
1856
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/05(水) 09:26:17
■各党が談話■小林氏の議員辞職に対する各党の反応やコメントは次の通り。
自民・竹内英明県連幹事長
「(小林氏)本人も随分長い間、悩んできたと思う。今朝、辞めたいと言ってきた時は、『分かった』としか答えられなかった。政治家としての決断を尊重したい」
公明・上田勇県本部代表
「起訴事実が認定される可能性が高いと(小林氏が)判断したのだろう。(繰り上げ当選の)松あきら前議員は経験を生かし、国民のために全力を尽くすと確信している」
民主・浅尾慶一郎県連代表
「関係者が罪に問われたにもかかわらず、辞職の決意は遅きに失している。党としても、公明・公正な選挙の実現に一層努力したい」
共産・本荘洋彦県委員会書記長
「議員辞職は当然。今回の事件は、自民党のカネまみれ、根深い金権腐敗の体質をあらためて明らかにした」
■記者会見での小林氏との一問一答は以下の通り。■
――いつ辞職を判断したのか。
3人の逮捕者の不起訴を強く信じながら待っていたが、2人が起訴された。これから臨時国会も始まる。現在の状況では有権者からの負託に応えられないと、責任の取り方を考えた。
週末から今週にかけて関係者や弁護団と相談し、最終的に今朝、責任を取らせてもらうと決定した。
――選挙違反事件の最大の要因は何か。
選挙戦はたくさんの方にご協力いただいて、逆風の中でも素晴らしい結果を得ることができた。それぞれの立場の方が一生懸命やった中で、チェックミスが起きてしまったのかと。
私が管理責任の任にあったことは否めない事実だ。
――(学生らが)報酬を受け取っているという認識はあったか。
私の選挙戦に参加していただいた方は、ボランティアも含めてたぶん何百人を超える。そういう方と運動している中で、私自身は残念ながらそうした認識が持てなかった。もし、認識があれば、最初からクリーンな選挙をやろうと事務所内でも申し上げてきたし、止める立場にあった。そういうことができなかったことが大変残念でならない。
――今後の身の処し方は。
何にも決まっていないが、しばらくどういったことができるのか考えていきたい。
(2007年9月5日 読売新聞)
1857
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/05(水) 09:27:54
自民・塚田陣営選挙違反、買収容疑の木村県議が辞職 讀賣新潟
参院選・塚田一郎派陣営(自民党)の選挙違反事件で買収容疑で県警に逮捕された木村一男県議(76)=自民党=が4日、「一身上の都合」を理由に長津光三郎・県議会議長あてに辞職願を提出し、辞職を許可された。
今後50日以内に県議選小千谷市区(定数1人)の補欠選挙が行われることになり、県選挙管理委員会は10日に日程を決める。
木村容疑者は、「県民及び支持者に深くおわびする」との談話を発表。自民党県連の石井修幹事長は「辞職したということは非常に残念。理由ははっきりとはしないが、県民の皆さんや木村さんを支持してくれた方々、塚田さんを支持してくれた方々に県連としておわび申し上げる」と話した。また、塚田一郎参院議員は「木村県議にはお世話になっており、大変残念。木村県議のご判断を重く受け止めている」としている。
(2007年9月5日 読売新聞)
1858
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/05(水) 11:23:05
木村元県議が容疑認める供述 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=2304
7月の参院選で当選した塚田一郎(自民党)陣営の公選法違反事件で逮捕され、県議会に辞職願を出した木村一男容疑者(76)について、長津光三郎議長は4日午後、県議辞職を許可した。50日以内に小千谷市選挙区(定数1)の補欠選挙が実施される。今のところ10月12日告示、21日投開票の日程が有力視されている。
現職県議の逮捕、辞職は、1993年に法人税法違反などに問われた田村鉄舟氏(逮捕時は自民党)以来14年ぶり。
木村容疑者は代理人を通じてコメントを発表。「県民および支持者の皆さまに多大なご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」として「政治活動がまったくできない状態にあり、2度にわたる震災からの復興に向けて、県民一丸となって努力している中、政治的空白は許されない」と辞職の理由を説明した。
また、買収の容疑について否認していた木村容疑者が県警の調べに対し、「(木村後援会長の丸山文男容疑者らが)地区支部長に現金を配ることを承知した上で、現金を渡した」などと、容疑を認める供述をしていることが4日、分かった。
これまでの調べに対し木村容疑者は、丸山容疑者らに現金を渡したことは認めていたが「買収に使うとは思わなかった」と容疑を否認していた。県警は木村容疑者か丸山容疑者のいずれかが買収を発案したとみて、詰めの捜査を進めている。
新潟日報2007年9月5日
1859
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/05(水) 11:25:08
民主会派入りに5日結論 松浦議員、関係者の説得続ける 秋田魁
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070905d
7月の参院選本県選挙区で民主、社民両党と連合秋田の推薦を受けて初当選した無所属の松浦大悟参院議員は4日、臨時国会前の院内会派「民主党・新緑風会」入りへ、あらためて強い意欲をみせ、難色を示す社民党県連、連合秋田の関係者の説得を続けた。5日に結論を出す。
松浦氏は「これだけ政治がダイナミックに動いているのに、活動が制限される無所属で立ち止まっている時間はない。会派入りが県民の利益につながることを考慮して、関係者には判断してほしい」と、10日召集の臨時国会前の入会にこだわっている。
しかし、臨時国会前の会派入りに反対してきた社民党県連と連合秋田の幹部の説得は難航しており、松浦氏は4日深夜まで、電話で会派入りへの理解を求めた。
(2007/09/05 09:21 更新)
1860
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/05(水) 11:33:37
鴨下環境相:資金管理団体への貸金に差額800万円
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070905k0000e040038000c.html
鴨下氏の資金管理団体「政策パラダイム研究会」(昨年12月に名称変更)の前身「新政策研究会」の政治資金収支報告書によると、96年に鴨下氏自身から200万円を借りた形になっている。しかし、05年の報告書の借入金の欄には、96年に借りたのは1000万円と記載されていた。
鴨下氏は「ひとたび(200万円を1000万円とする)記載ミスがあって、その後は前年の報告書にならってずっと同じような借入金を計上した。さかのぼって訂正することになると思う」と述べた。
一方、鴨下氏が衆院選後に衆院議長に提出した資産等報告書によると、97年1月時点で貸付金はゼロ。00年9月の報告書では820万円となったが、03、05両年は再びゼロに戻っており、政治資金収支報告書の記載が全く反映されていない。
これについて鴨下氏は「ルーズにやっていたことが確かにあると思うので、訂正すべきは訂正する」と話している。
鴨下氏は8月27日の就任記者会見で、政治資金について「問題が起きないよう努力してきたので、100%大丈夫とは言えないが、私なりに自信を持っている」と話していた。
毎日新聞 2007年9月5日 11時17分 (最終更新時間 9月5日 11時21分)
舛添厚労相:鴨下環境相の借入金問題「説明が必要」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070905k0000e010017000c.html
舛添要一厚生労働相は5日午前、鴨下一郎環境相の資金管理団体の借入金問題について、「きちんと国民に説明できるかどうかだ。できなければ何らかのけじめをつけざるを得ない。(政権への影響は)非常に深刻だ」と述べた。東京都内で記者団の質問に答えた。【堀井恵里子】
毎日新聞 2007年9月5日 10時33分
1861
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/05(水) 12:46:19
鴨下環境相の資金団体、ずさん報告
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070905/20070905-00000018-jnn-pol.html
鴨下環境大臣の資金管理団体の政治資金収支報告書に、記載ミスがあったことがわかりました。8年間に渡って政治資金収支報告書に「1000万円」と記載していた借入金が、実際は「200万円」だった可能性が出ています。鴨下大臣は収支報告書を訂正するとしています。
「事実関係を、もう少し詳しく調べて、最終的に皆さんに、もう一度改めて報告したいと思っています」(鴨下一郎環境相)
(辞職する考えはないか?)
「ですから、見解の相違ですから。私たちが申し上げていることと報道内容に、ずいぶん差があるかなと」(鴨下一郎環境相)
鴨下大臣の資金管理団体の収支報告書には、2005年までの8年間に渡って、「鴨下氏個人からの借入金1000万円」という記載があります。ところが、借り入れ時である96年の収支報告書に記されている借入金は、「200万円」だけであることがわかりました。
大臣は、この差額の「800万円」について、「恐らく報告書に錯誤があった」としていて、さかのぼって訂正すべきところは訂正するとしています。
「政治とカネ」をめぐる問題が相次ぎ、収支報告書の領収書添付を1円以上にしようと法改正の動きまで出ている中、鴨下大臣自身は、先月27日の就任会見で「経費はすべて明らかに出来る」と表明していました。
「事務的ミスと聞いているところでございます。鴨下大臣自身も説明したいと言っておりますので、きちんと答えて頂くことが大事であると思っております」(大野松茂官房副長官)
今回の鴨下大臣のケースについて、政府・自民党の幹部の中には、「内容的には辞任に値する問題ではないが、説明を尽くす必要がある」という声がある一方、公明党内には、「これが本当なら大変厳しい状況だ」という見方も出ています。(05日11:28)
1862
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/05(水) 14:51:48
遠藤前農相設立の自動車学校、国有地を不法占有
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070905i206.htm?from=main2
農相を辞任した遠藤武彦衆院議員(68)(山形2区)が会長を務めていた「松岬(まつがさき)自動車学校」(山形県米沢市花沢)が、1982年から国有地をテニスコートの一部などに無断で使用していることが5日、わかった。
山形県が事実を把握して2003年に同校に指摘したが原状回復はされなかった。同校は06年に別会社に売却されたが、同社も県から07年に施設の撤去を要請されて初めて、国有地の不法占有を知ったという。
同校は、遠藤氏と父親が1963年に設立。遠藤氏は64年に社長に就任し、81年から85年まで会長だった。
81年から同校の社長を務めた女性などによると、同校は82年、合宿する教習生らのため、周辺の私有地を所有する地権者の代表から土地使用の承諾を得て、同校の隣にテニスコート2面を造成した。
同県置賜(おきたま)総合支庁によると、同校の近くを流れる河川の改修工事に伴い測量を行った際、テニスコートの約半分と、5年ほど前に隣接地に造られたフットサルコートの大半の計約500平方メートルが、国有地であることが判明。同支庁は03年1月、当時の社長の女性にこの事実を指摘した。
元社長は、「一帯はすべて民有地だと思っていた。県側の指摘で初めて知ったが、特別な対応は求められなかった」としている。
同校は06年2月、同県内の同業他社に譲渡されたが、同社側は「譲渡時に、国有地のことは聞いていなかった」という。
遠藤氏の事務所によると、遠藤氏は「国有地を無断で使っていることは知らなかった。元社長から報告・相談を受けたこともない」と話しているという。
(2007年9月5日14時32分 読売新聞)
1863
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/05(水) 18:27:43
小林参院議員辞職/「決断」に依然、間の悪さ
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2007/0904_1.html
遠藤武彦前農相らの辞任翌日、今度は陣営の選挙違反事件の責任を取る形で参院選で再選したばかりの自民党の小林温議員が辞職した。連座制適用で失職の可能性があったことから、臨時国会で追及を受ける悪材料を除いておく狙いがあったが、依然、決断に間の悪さも残った。次点候補が繰り上がる公明党への配慮の面もあったが「閣僚、議員が辞め続ける末期的政権」という印象が政府、与党内に広まった。
▽二日連続
「この捜査はひどすぎる」「裁判で勝てる可能性がある」
小林氏は連座対象となる陣営の出納責任者が公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕された八月七日以後、連座制適用による失職ではなく自発的な辞職を勧める自民党関係者に捜査の不当性を訴え、辞職を拒んでいた。
しかし、同月二十九日、横浜地検が出納責任者らを起訴、連座制適用を視野に百日以内の判決を目指す「百日裁判」を横浜地裁に申し立てた。さらに出納責任者とともに逮捕、起訴され連座対象の「組織的選挙運動管理者」と認定される可能性のある男性が起訴事実を認めていることなどから小林氏も腹を固めたようだ。
一時は「遠藤氏らと同時なら新聞、テレビでの扱いも小さくなる」と二日の辞表提出も模索したが、決断し切れず、二日連続の「辞任、辞職」劇となった。党幹部の一人は「毎日毎日イメージが悪い。ちょっとはタイミングを考えたらいいのに」と嘆いた。
▽繰り上げ
この時期の辞職の背景には「参院選から三カ月以内に小林氏が辞めれば次点の公明党の松あきら前参院議員が繰り上げ当選となる」という事情もあった。
七月の参院選で改選数三の神奈川選挙区では民主党の候補者二人と小林氏が当選を果たし、現職の松氏が惜敗していた。現時点での辞職は事実上、自民党と同じく大幅に議席数を減らした公明党に「恩を売れる」という計算だ。
小林氏も辞職表明の記者会見で「政権の枠組みを考えた上でも現時点で辞職した方がよいと決断した」と公明党への配慮をにじませた。しかし、公明党の間には「そもそも自民党出身の閣僚の事務所費問題や失言に対する世論の強い反発のあおりを受けて公明党は敗北した」(幹部)との気持ちが強い。公明党が恩義に感じてくれるかどうかは疑わしいところだ。
▽奇妙な空気
「選挙違反で言えばうちにも難しい問題がある。よかった」
民主党の中堅幹部は、同党の青木愛参院議員陣営の選挙違反事件に小沢一郎代表の政策秘書の関与が指摘されていることを念頭に小林氏の辞職を歓迎した。臨時国会で小林氏の問題を追及すれば小沢氏にはね返ってきかねない恐れがあったためだ。
一方、懸念がなくなった民主党の攻撃対象となる官邸。最近は危機的状況が続きすぎて「何があってもあまり話題にならない」(官邸関係者)状態。“あきらめ”にも似た奇妙な空気が漂い、小林氏の辞職を聞いた関係者は「辞めないよりは辞めた方がよかったということだ…」とつぶやくだけだった。
「政治の廉潔性が求められている今、ルールを破った人は代償を支払わなければならないということであり、臨時国会とは全く無関係だ」
前日、事実上、遠藤氏の更迭に動いた与謝野馨官房長官は四日午後の記者会見で、一連の辞任、辞職は十日召集予定の臨時国会を前にした“駆け込み”ではないと強調したが空々しさも漂った。
1864
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/05(水) 19:49:46
遠藤前農相設立の自動車学校、国有地を不法占有
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070905i206.htm
農相を辞任した遠藤武彦衆院議員(68)(山形2区)が会長を務めていた「松岬(まつがさき)自動車学校」(山形県米沢市花沢)が、1982年から国有地をテニスコートの一部などに無断で使用していることが5日、わかった。
山形県が事実を把握して2003年に同校に指摘したが原状回復はされなかった。同校は06年に別会社に売却されたが、同社も県から07年に施設の撤去を要請されて初めて、国有地の不法占有を知ったという。
同校は、遠藤氏と父親が1963年に設立。遠藤氏は64年に社長に就任し、81年から85年まで会長だった。
81年から同校の社長を務めた女性などによると、同校は82年、合宿する教習生らのため、周辺の私有地を所有する地権者の代表から土地使用の承諾を得て、同校の隣にテニスコート2面を造成した。
同県置賜(おきたま)総合支庁によると、同校の近くを流れる河川の改修工事に伴い測量を行った際、テニスコートの約半分と、5年ほど前に隣接地に造られたフットサルコートの大半の計約500平方メートルが、国有地であることが判明。同支庁は03年1月、当時の社長の女性にこの事実を指摘した。
元社長は、「一帯はすべて民有地だと思っていた。県側の指摘で初めて知ったが、特別な対応は求められなかった」としている。
同校は06年2月、同県内の同業他社に譲渡されたが、同社側は「譲渡時に、国有地のことは聞いていなかった」という。
遠藤氏の事務所によると、遠藤氏は「国有地を無断で使っていることは知らなかった。元社長から報告・相談を受けたこともない」と話しているという。
(2007年9月5日15時40分 読売新聞)
1865
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/06(木) 08:59:37
若林農水相の政治団体代表、補助金団体代表も兼任
2007年09月06日07時49分
http://www.asahi.com/politics/update/0906/TKY200709050386.html
若林正俊農林水産相(参院長野選挙区)の政治団体の代表に、農水省の補助金の交付を受けている団体のトップが就任していることが5日、分かった。この代表者個人が若林氏の政治団体に献金をしたり、代表者が役員だった団体がパーティー券を購入したりしていたことも判明。補助金を出す側の大臣が受給側から資金提供を受けていたことについて、若林氏の事務所は「不適切との指摘があれば、大臣在任中は献金の辞退を検討したい」としている。
農水省関連の補助金をめぐっては、遠藤武彦前農水相の政治団体が、農水省所管の独立行政法人の補助金を受けた団体から5万円の献金を受けていたことが明らかになっている。遠藤氏側は「不適切だった」として献金を返還し、政治資金収支報告書を訂正している。
若林事務所などによると、若林氏の政治団体「東京正風会」の代表者は元水産庁長官の佐竹五六氏。
佐竹氏らによると、同氏が農水省所管の財団法人「魚価安定基金」の理事長を務めていた02〜04年ごろ、基金の経費から東京正風会の2万円のパーティー券を年に1枚程度購入していたという。基金は農水省の水産物価格安定制度の補助金として06年度に16億円余、07年度には14億円(交付予定含む)を受給している。
また、佐竹氏は若林氏の政治団体「正風産業政策懇談会」に04年に5万円、05年に2万円、06年に5万円の献金をしているという。
佐竹氏は農水省所管の社団法人「全国遊漁船業協会」の会長も務めており、同協会は農水省から釣り人の安全のためのPR費用などとして05年度に1700万円、07年度に1900万円余(同)の補助金を受けている。
政治資金規正法では、国から補助金を受けている団体の政治献金を禁止しているが、役員など個人からの献金については規定がない。総務省政治資金課は「パーティー券購入は(参加の)対価で寄付とは異なり、補助金受給団体の購入は法律では禁じられてはいない」としている。
若林事務所は「パーティー券購入は弁護士に相談して問題ないと言われた。佐竹氏とは50年以上、家族ぐるみの付き合いで個人的に応援してくれているが、大臣在任中は献金を辞退することも考えたい」と話している。
若林氏は、農水省出身で、83年の衆院選で初当選。98年に参院議員に転身し、当選2回。参院農林水産委員長、環境相などを歴任し、自殺した松岡利勝氏、事務所費問題で更迭された赤城徳彦氏の後の「リリーフ」大臣を務めた。安倍改造内閣では、辞任した遠藤氏の後任として就任した。
1866
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/06(木) 09:05:49
「借入金は200万円」鴨下環境相が報告書訂正の意向
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070905it18.htm
鴨下一郎環境相(58)の資金管理団体で政治資金収支報告書の借入金額が食い違っていた問題で、鴨下氏は5日、200万円と1000万円という異なる記載がある1996年の借入金は、「200万円だった」として、まだ公表されていない2006年分なども含め10年間分の収支報告書を訂正する考えを明らかにした。
自身の貸付金を記載した資産等報告書も訂正する。
鴨下氏は、「国民の皆様に申し訳なく、深く反省している」と謝罪したが、「引き続き仕事をさせていただきたい」と述べ、辞任はしない意向を示した。
資金管理団体の収支報告書で食い違っていたのは、同団体が96年に鴨下氏個人から借り入れた金の額。同年の収支報告書では、200万円としていた。ところが、98〜05年の収支報告書には、1000万円と記載し、借入金残高も97、98年分と合わせて計2300万円としていた。06年分も同様に記載していたという。
96年の借入金が1000万円なら、200万円との差額800万円が使途不明ということになる。
鴨下氏は5日夕、環境省で報道陣の取材に応じ、借入金額を200万円と結論づけた理由について、「私の記憶や当時の収支報告書を照らし合わせた結果」と説明。しかし、これまでの読売新聞の取材に「金額は分からない」と答えていたこととの矛盾を問われると、「もともと記憶は明確ではない」「収支報告書によって200万円ということを確信した」などと、あいまいな説明に終始した。
98年以降の収支報告書で、96年の借入金を1000万円と記載し続けた理由として、<1>担当者が代わり、整合が取れていなかった<2>何らかの誤解に基づき、当時の収支報告書に記載された――ことなどを挙げた。また、ずさんな収支報告については、「個人の資金をつぎ込んで政治活動をしており、経理区分が十分にできていなかった」と釈明した。
問題の借入金は、03〜05年の3年間については、当初、鴨下氏が代表を務める自民党東京都第13選挙区支部がなぜか借りたことになっていたが、この点も「たまたまそこだけ、何かのミスで間違って記載された」と話した。
(2007年9月6日0時27分 読売新聞)
1867
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/06(木) 09:10:01
鴨下環境相:借入金問題 官邸の「擁護」、危うい賭けにも
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070906k0000m010191000c.html
「誤記か、錯覚という人間にありがちなミスと考えております」
与謝野官房長官は5日午後の記者会見で、鴨下環境相は辞任にあたらないと説明した。さきの遠藤前農相の不祥事では引責辞任に向け調整を主導した与謝野氏だが、今回は記載ミスとして擁護した。首相も5日夕、記者団に同様の考えを示したが「(鴨下氏に)ルーズな部分があったのではないか」と問われ「それはそうだと思いますね」と認めざるを得なかった。
農相が就任わずか8日で辞任したことで、仮にもう一人閣僚が辞任に追い込まれれば政権崩壊に直面しかねないというがけっぷちの状況に安倍政権は置かれている。ただ、今回は乗り切り可能と踏んだようだ。5日、鴨下氏に事情を聴いたのは、与謝野長官ではなく大野松茂官房副長官。自民党執行部の一人も「問題ないだろう」との認識を示した。
仮に鴨下氏の説明に今後新たな矛盾が発覚すれば、いったんは不問に付した首相の責任が問われることは必至。その意味で首相官邸の擁護は、危うい賭けでもある。5日には上川少子化担当相が資産報告書を訂正するという新たな事態も起きるなど、連日のように閣僚や党所属国会議員の不祥事が発覚する展開に参院幹部は「今日は乗り切れても、参院審議で野党に攻められたら耐えられるのか」と不安を隠さなかった。
一方、野党は鴨下氏の説明は不十分としており、10日召集の臨時国会で遠藤前農相に代わるターゲットとして、追及を強める。衆参両院での代表質問や予算委員会の質疑次第では、参院での環境相問責決議案も検討している。
民主党の輿石東参院議員会長は「あきれ返った話だ。借入金の800万円が説明できないというのは庶民には理解できない。説明ができないなら、辞任せざるをえなくなるだろう」と指摘。共産党の市田忠義書記局長は「十分な説明ができない場合、辞任するしかない。最も適切な時期に(環境相の問責決議案提出も)考えたい」と批判。社民党の福島瑞穂党首は「まったくの欠陥改造内閣だ。首相の任命責任は極めて重い」と語った。【高塚保、山田夢留】
毎日新聞 2007年9月6日 2時26分
1868
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/06(木) 11:29:46
農業共済不正受給 3組合一斉点検へ
知事表明 職員の処分も検討 讀賣山形
記者会見で再発防止策を発表する斎藤知事(県庁で)
遠藤武彦衆院議員が農相を辞任するきっかけとなった置賜農業共済組合(米沢市)による共済掛け金の不正受給問題で、斎藤知事は5日、県内にある3つの農業共済組合の業務実態に対する一斉点検を来週にも始める考えを明らかにした。置賜農済の問題では、県が問題を把握しながら補助金を返還させず3年間放置していたことから、再発防止策として斎藤知事は、農業関係団体に限らず県の指導監督下にある機関全般について、監査機関からの指摘事項やその処理状況を早急に点検すると表明。置賜農済問題では関係職員の処分を検討する考えも示した。
記者会見で斎藤知事は、不正受給問題について「会計検査院と農林水産省、県、(置賜農済の上部団体の)県農業共済組合連合会の3者の『弛緩(しかん)』が問題だ」と語り、この弛緩が引き金となって農相辞任に至ったことは「残念だ」と述べた。
農業共済組合の一斉点検は、県と県総合支庁、連合会が合同で実施する。農水省が調査を予定している補助金の受給実態に加え、内部検査や法令順守体制の整備・運用状況など、業務全般が適正かどうかを検査するという。
県の指導監督下にある公益法人や病院、商工会議所などの点検方法については、県改革推進監が検討する。知事は「各機関に対する会計検査結果や監査機関からの指摘事項、県が指導監督の立場から行った指摘などの処理状況を、早急に点検する」と強調。指摘事項の処理状況を将来にわたって管理するため、「組織的な対応を検討したい」とも述べ、県庁内に専門部署を置く考えを示唆した。
置賜農済問題に関連して知事は、2004年に会計検査院から共済掛け金について指摘を受けた際の県職員の対応について、「当時は『不正まがい』という認識だったと想像するが、真剣に取り組んで処理を完遂しようという意識があったのかどうかがまず問われなければならない」と強調し、問題視した。
同時に知事は「県としては農水省に報告し、指示待ちだった」とも述べ、責任の一端は国にもあるとの考えを強調。会計検査院の指摘が口頭で行われていることにも触れ、「指摘を受けた側が重要性を十分認識するためには、書面交付に切り替えるなど、国としても一考の余地がある」と述べた。
(2007年9月5日 読売新聞)
1869
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/06(木) 11:43:32
説明責任うやむや迷走 鴨下環境相、視察もドタキャン
2007年9月6日 08時19分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007090690081947.html
政治資金収支報告書の記載不備問題について釈明する鴨下一郎環境相=5日午後、環境省で
鴨下一郎環境相(衆院東京13区)の資金管理団体が不透明な政治資金処理をしていた問題で、鴨下氏は5日夕、環境省内で記者団に対し、政治資金収支報告書などの誤記について「公人としてミスを犯し、国民の皆さまに申し訳ない」と謝罪した。再三の釈明要求を拒み、予定をキャンセルして役所に閉じこもるドタバタぶりを演じた鴨下氏。「説得力ある資料を示せ」「国民感覚とかけ離れている」と識者からは批判の声が上がった。
鴨下氏がこの日、登庁したのは午前9時10分ごろ。問題の釈明をめぐり報道陣から記者会見の開催が再三にわたり申し入れられたが、「本人も案件をよく知らず、事務所で調べている」(環境省)との理由で開かれないまま。午後1時に予定されていた、6月に爆発事故が起きた東京都渋谷区の温泉施設の視察もキャンセルされた。
午後3時半になって鴨下氏の事務所から経緯と釈明を記したコメント用紙が公表されたが、自身が報道陣の前に姿を見せたのは約1時間後。「報告書に錯誤があり、これを踏襲することでその後の間違いが生じた。約11年前からだが、その都度担当者が代わった。きちんと整合が取れていなかった」と釈明。
「私の記憶や当時の政治資金収支報告書を照らし合わせ、訂正させていただきたい。野党にもきちんと説明し、国民の方々に納得いただけるよう最善を尽くしたい」。さらに、進退について「引き続き仕事をさせていただきたい」と強調した。
ずさんな政治資金収支報告書の記載が発覚した資金管理団体「政策パラダイム研究会」については、「政策パラダイムの研究をしている団体なのか」と活動内容を問われ、「いやいや、名前がそういう名前ですけれども政治資金の管理団体。私には現政治のパラダイム転換をしたいという思いがあるので、そういう名前が付いているんでしょう」。団体の名称と活動の実態に“差”があることをにおわせた。
<岩井奉信・日大教授(政治学)の話> 政治資金収支報告書が雑につくられ、ずさんだったということだ。
借入額の記載だけでなく全体の信用性にかかわる問題だ。これだけ金額が違い、何年にもわたって(記載されて)いたとなると、果たして「ミス」で済まされるのか。
金の流れについて預金記録など説得力のある資料を示さないと説明としては不十分で、国民は納得できないと思う。(政治と金をめぐる)制度そのものを見直し、第三者が厳しくチェックする仕組みづくりが必要ではないか。
(東京新聞)
1870
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/06(木) 22:43:27
丹羽元厚相の支部、51万円を二重計上…「単純なミス」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070906i311.htm
自民党前総務会長の丹羽雄哉元厚相(衆院茨城6区)が支部長を務める「自民党茨城県第6選挙区支部」(茨城県石岡市)が、2005年分の政治資金収支報告書の宣伝事業費と政治資金パーティー開催事業費の両項目に、同じ領収書の写しを添付し、政治活動費51万800円を二重計上していたことが6日、わかった。
丹羽氏の事務所は「事務担当者の単純なミス」と釈明、7日にも報告書の訂正を県選管に申し出る方針。
領収書は、茨城県石岡市内の印刷会社が発行したもので、同支部は、収支報告書の両項目とも、05年5月17日、同社に支出した印刷代として計上していた。
丹羽氏の事務所では、「パーティー券の印刷代の領収書を、誤って宣伝事業費に計上した。何らかの作為があった訳ではない。当時の担当者に聞いて原因を確認したい」としている。
(2007年9月6日19時19分 読売新聞)
1871
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/07(金) 08:49:40
収支報告書:パーティー券収入、二階派団体が不記載
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070907k0000m010165000c.html
自民党の二階俊博総務会長が代表で、泉信也国家公安委員長が会計責任者を務める二階派の政治団体「新しい波」が、準大手ゼネコンの元幹部が設立した政治団体「新政治問題研究会」(東京都千代田区、06年末に解散)にパーティー券を売りながら、その収入計166万円を政治資金収支報告書に記載していないことが分かった。森喜朗元首相と川崎二郎元厚生労働相の2氏の資金管理団体も、同研究会に購入してもらったパーティー券代を記載していなかった。収支報告のずさんさが、自民党三役など中枢にまでまん延していることを示した形だ。【杉本修作】
パーティー券を購入したのは、準大手ゼネコン「西松建設」(本社・東京都港区)の元営業管理部長が代表、元非常勤監査役が会計責任者を務めていた政治団体「新政治問題研究会」。代表は団体設立時の95年に西松建設を退職し、その後、04年まで子会社の役員を務めた。会計責任者の男性は03年まで西松建設の監査役を務めて05年に死去。同研究会は06年末に解散している。
同研究会の収支報告書と添付された領収書、振込伝票によると、二階派の政治団体「新しい波」が05年、「躍進の集い 東京」と「躍進の集い 大阪」の二つのパーティーを開催した際、それぞれ96万円と70万円分のパーティー券を購入していた。
政治資金規正法では、一回のパーティーで、1団体に20万円を超すパーティー券を購入してもらった場合、主催者側の政治団体は収支報告書に購入相手の名前と金額などを記載するよう義務づけている。しかし、「新しい波」の報告書には、一切この記載がなかった。
一方、森元首相の資金管理団体「春風会」は04年末に東京都内でパーティーを開催、この際に同研究会は100万円分のパーティー券を購入。さらに川崎元厚労相の資金管理団体「白鳳会」が同年に都内で開催したパーティーでも60万円分を購入してたが、両資金管理団体の収支報告書には記載がなかった。
二階派の事務所は「入金は事実だが、現在、全容を調査中。調査を終えれば、訂正の手続きをしたい」としている。
森元首相の事務所は顧問弁護士を通じ「事務処理上のミスで記載が漏れた」とコメント。川崎事務所は「パーティー券代の振り込みは間違いないと思うが、通帳がなく確認できない。単純な記載ミスだと思う。確認が取れれば修正したい」と話している。
毎日新聞 2007年9月7日 3時00分
1872
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/07(金) 08:54:54
国契約の業者、玉沢元農水相側へ献金 公選法抵触の恐れ
2007年09月07日06時07分
http://www.asahi.com/politics/update/0907/TKY200709060463.html
政治資金収支報告書への領収書コピーの5重計上などが問題となり、自民党に離党届を出した玉沢徳一郎・元農水相が代表を務めていた自民党岩手県第4選挙区支部が、衆院選挙のあった03年と05年、選挙期間やその直前に、国の公共事業を受注していた複数の建設業者から献金を受けていたことが6日、分かった。公職選挙法は、国と契約関係にある業者が国政選挙で献金することや候補者が献金を求めることを禁止している。玉沢氏側は「選挙のために献金を受けた。(公選法の規定は)そこまでの考えはなかった」としている。
自民党岩手県第4選挙区支部の政治資金収支報告書などによると、同支部は衆院選のあった05年、農水省東北農政局発注の工事などを施工していた同県内の建設・土木業者少なくとも10社から、計530万円の献金を受けた。いずれも公示(8月30日)を間近に控えた8月10日から選挙期間中の9月1日にかけて献金された。
同支部は03年にも、衆院選の公示1週間前から選挙期間中にかけて、国の工事を施工中の少なくとも4社から計48万円の献金を受けていた。
玉沢氏の秘書は6日、朝日新聞の取材に対し、いずれの年も献金が特定時期に集中している理由を「選挙のため」と話した。また、国と契約関係にある業者からの選挙目的の献金が公選法に触れる可能性があることについて「そこまで深い知識はなかった。有権者や当局の判断に任せたい」と述べた。6日までに取材に応じた岩手県内の建設業者3社は、いずれも「選挙だから献金した」としている。
玉沢氏は政治資金収支報告書で領収書を5重計上したことが明るみに出て、今月3日、自民党に離党届を出した。
1873
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/07(金) 09:51:52
【焦点】青木氏派逮捕 選挙ポスター何が違反?
単純労務なら支払い可*公道上はアウト*いくつも抜け道 讀賣千葉
先の参院選で当選した民主党・青木愛氏の支援者2人が公職選挙法違反(利害誘導)の容疑で逮捕された選挙違反事件。問題とされたのは選挙用ポスター付き看板の設置行為だが、逮捕された支援者は県警の調べに対し「選挙運動にはあたらない」と主張している。特に比例候補にとっては名前をアピールするために欠かせないポスター看板の設置について、何が適法で何が違法なのかを改めて検証する。(藤田敬太、吉沢邦彦)
■報 酬
公選法は、選挙管理委員会に届け出た運動員以外は選挙運動を無償で行うものと規定し、報酬を約束したり支払ったりして支援する行為を禁じている。同法に詳しい前田英昭・元駒沢大法学部教授によると「資産のある候補者が有利にならないようにという趣旨で設けられた」という。
一方で、「単純労務」については同法上、報酬を支払うことは可能とされる。対象となるのは郵便のあて名書きや選挙カーの運転、事務所の清掃などだが、「そもそも選挙運動との境界線があいまいだ」(前田氏)と指摘する声も多い。
その一例が、今回の事件で摘発の対象となったポスターの掲示行為だ。国政選挙の場合、選挙区候補のポスターを公設の掲示板に設置するのは「単純労務」だが、決められた掲示場所を持たない比例選の候補のポスターを掲示するのは「選挙運動」となる。「看板を設置する場合は、場所や向きを決めるに当たって、有権者に見てもらおうという意図に基づく裁量権が生じる」(県警)ためだ。青木陣営が当初、計画していた既存の看板の張り替え作業なら、「単純労務」となる可能性が高いという。
■設置場所
ポスターそのものについても多くの規定が設けられている。
総務省によると、すべての選挙で公示後に掲示できるのは、選管発行の証紙をはった「選挙ポスター」だけで、参院比例の場合は7万枚に制限されている。
設置場所については、国政の選挙区選や通常の地方選では、選管が用意した掲示板しか利用できない。掲示板のない衆参の比例選では「国や自治体、郵政公社が所有・管理する場所には掲示できない」と定めるため、公道への設置はそもそもが“違法”行為となる。このため各陣営は店舗や民家の許可を得て設置する必要がある。
今回の参院比例選に携わった関係者の一人は「公道に設置すれば撤去されるし、私有地に設置する許可をいちいち取っていてはポスターをさばききれなくなる」と本音を明かす。
■政党三連ポスター
公選法ではまた、任期満了の6か月前以降に現職が候補者本人のポスターを掲示することを禁止している。そこで、各陣営がしばしば利用するのが、「党名」と「党首級の政治家」「候補者」の名前や写真を同程度の比重で載せた、いわゆる「政党三連ポスター」だ。「党の政治運動」とみなされるため、現職や新人、公示後に公設掲示板を使用できない比例選の候補者にとって、公示前の“アピール”には打ってつけ。県選管によると、候補者名・写真のスペースが党首級と政党名のスペースよりそれぞれ小さいことが条件となるという。
今回の事件で逮捕された業者が公示前に掲示を計画していたのは、この「政党ポスター」だった。ただ、このポスターに関しても、公道や公共施設内に無許可で掲示すれば、一般の広告と同様、多くの自治体の条例に違反することになる。自治体がこれらのポスターを撤去するのは、それぞれの条例に基づく措置なのだ。
■確信犯
前田氏は一方で、「文書掲示に関する違反は仕方ないといった考え方が、主流になっていることも否めない」と現状を指摘する。ある選挙関係者も「自治体に撤去されたり違法ポスターとして県警から警告を受けたりすることは織り込み済み。それでも掲示しなければ、候補者の名前を浸透させることはできない」と打ち明ける。
「公選法は悪く言ってしまえば『ザル法』。解釈の違いで抜け道がいくつも存在してしまう。現状に即した改正が必要だ」と前田氏は指摘している。
(2007年9月7日 読売新聞)
1874
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/07(金) 14:20:16
衆院選時に献金、玉沢元農相側へ国工事受注業者…法抵触か
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070907i204.htm?from=main2
元農相の玉沢徳一郎衆院議員が支部長を務めている自民党岩手県第4選挙区支部が、衆院選が行われた2003年と05年、国発注の公共工事を請け負っていた複数の建設会社から計379万円の献金を受けていたことが7日、わかった。
公職選挙法は、国と契約関係にある業者が、国政選挙の際に寄付をすることや候補者が寄付を求めることを禁止しており、これらの献金はこの規定に触れる疑いがある。
同支部の政治資金収支報告書などによると、同支部は衆院選が行われた05年、農水省や国土交通省などの地方事務所が発注した工事を受注した岩手県内の建設会社のうち、少なくとも7社から計345万円の献金を受けた。献金があった時期は、衆院選の公示日(8月30日)を控えた8月10日から、選挙期間中の9月1日に集中している。
また、03年の衆院選でも、公示1週間前から期間中にかけ、3社から計34万円の献金を受けた。
当時、同支部の会計責任者だった玉沢議員の政策秘書は「選挙が近いので献金を受けた」と話し、公選法に抵触する可能性があることについて、「そのような認識はなかった。違法性があるのであれば、対応を考えたい」としている。
(2007年9月7日13時46分 読売新聞)
1875
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/07(金) 14:20:56
「借入金は200万円」鴨下環境相が通帳コピーを公開
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070907i406.htm
鴨下環境相の資金管理団体で政治資金収支報告書の借入金額が食い違っていた問題で、鴨下氏は7日の閣議後記者会見で、自分の銀行口座の通帳コピーを一部公開し、1996年5月23日に200万円を引き出した記録があるとして、「96年の借入金は(1000万円ではなく)200万円で間違いない」と改めて釈明した。
ただ、この200万円が自らの資金管理団体に貸した金だとする根拠は、同団体の96年分収支報告書に「借入金200万円」と記載されていることしかない。このため、「蓋然(がいぜん)性が高い」と述べるにとどまり、「借りた方(資金管理団体)、貸し付けた方(鴨下氏)両方が200万円と言っていて、証拠もお見せしているのだから、これ以上の証拠はないと思う」と強調した。収支報告書は7日中に訂正するという。
資金管理団体の98〜2005年分収支報告書には、96年8月10日に1000万円を鴨下氏個人から借りたと記載されている。鴨下氏はこの日、「96年に、(5月の200万円以外に)200万円以上の大きい金を引き出した記録はない。借り入れの金額、日時とも、誤解に基づいて記載されてしまったかもしれない」と説明した。
(2007年9月7日13時38分 読売新聞)
1876
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/07(金) 19:32:18
宮路議員 経費を“二重計上”
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/09/07/k20070907000175.html
元厚生労働副大臣の宮路和明衆議院議員の、選挙運動費の収支報告書に、法律で添付が義務づけられたおよそ600万円分の経費の領収書が付けられておらず、鹿児島県選挙管理委員会から正確な報告を行うよう指摘を受けたことがわかりました。領収書がない経費の多くは宮路議員が代表を務める自民党の支部に二重に計上されていて、宮路議員の事務所は収支報告書を訂正するとしています。
宮路議員のおととしの選挙運動費の収支報告書には、1740万円余りの支出が記載されていますが、このうち18件、およそ586万円分は領収書が付けられておらず、その理由も記載されていませんでした。これについて、県選挙管理委員会は「公職選挙法で義務づけられた対応が取られていない」として、あらためて正確な報告を行うよう、事務所に指摘しました。また、領収書がない経費のうち、410万円の事務用品のリース代をはじめとしたおよそ540万円分については、宮路議員が代表を務める「自民党鹿児島県第三選挙区支部」の政治資金収支報告書にも経費として記載され、二重に計上されていました。宮路議員の事務所は二重計上の事実を認め「政党支部で支払った経費だが、選挙運動費にも計上したことを失念していた。領収書を添えていないのは勘違いによるもので、今後は適切な処理をする」として、近く収支報告書を訂正するとしています。
1877
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/08(土) 03:16:20
増田総務相:寄付100万円記載ミス 資金管理団体が混同
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070908k0000m010171000c.html
増田寛也総務相の岩手県知事時代の政治団体(06年12月に解散)が、増田氏の資金管理団体(同)に100万円を寄付したと記載しているのに、資金管理団体の政治資金収支報告書には受け取った記載がないことが分かった。増田氏個人への寄付だったのを資金管理団体が混同して領収書を発行したため、政治団体側で寄付先を誤記した可能性があるという。複数の都道府県にまたがる政党や政治団体の収支報告書を管理する総務省のトップの足元で、ずさんな報告書の作成が明らかになった。【安田光高、杉本修作】
増田氏の政治団体「岩手21の会」の政治資金収支報告書の記載によると、同団体は03年2月28日、増田氏の資金管理団体「夢県土いわて・21」に100万円を寄付。同報告書には「夢県土いわて・21」から受領した100万円の領収書も添付されていたが、「夢県土いわて・21」の収支報告書には100万円の寄付を受けた記載がなかった。増田氏はこの寄付の直後の同年4月の知事選で3選を果たした。
増田寛也総務相の林俊行秘書官は「寄付は選挙の陣中見舞いとして受け付けた」としており、知事選後に提出した選挙運動等費用収支報告書に記載していると説明。資金管理団体名で領収書を発行していることについては「原因は不明だが、増田総務相本人の名前も記載しており矛盾はない」としている。
「夢県土いわて・21」の事務局長(当時)は「選挙が近かったので、増田氏個人への寄付を混同したのだと思う」と説明。資金管理団体が領収書を発行していたことについては「よく覚えていないが、間違えて切ったのかもしれない」としている。
増田氏は95年、旧建設省の官僚から転身し、民主党の小沢一郎代表が率いていた当時の新進党の全面支援を受けて知事に初当選した。その後、小沢代表との間には距離ができたが、国内初のローカル・マニフェストを掲げて3選を果たして注目された。全国知事会でも改革派知事として知られ、地方分権や道州制を提唱した。
毎日新聞 2007年9月8日 3時00分
1878
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/08(土) 03:16:52
伊吹派:パーティー券収入記載漏れ 帳簿でも確認できず
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070908k0000m010172000c.html
伊吹文明文部科学相の派閥の政治団体「志帥会」が05年に開催したパーティーで、収入の50万円が政治資金収支報告書に記載漏れになっている疑いがあることが7日、分かった。志帥会事務局は「会計帳簿でも確認できない」と説明しており、帳簿への記載も怠っていた疑いがある。
パーティー券を購入したのは、政治団体「新政治問題研究会」(東京都千代田区、06年末に解散)。志帥会は、亀井静香衆院議員(現国民新党)が派閥の代表だった05年4月、東京都内で政治資金パーティー「めざせ 新しい日本」を開催。同研究会の05年収支報告書には、パーティー券購入費として2回にわたり計50万円を支出したことが記されている。金融機関が発行した「振り込み金受取証」も添付されていた。同研究会元代表者は「報告は正しく行っている」と話している。
政治資金規正法は、1回のパーティーで、1団体に20万円を超すパーティー券を購入してもらった場合、主催者側は収支報告書に購入相手の名前と金額を記載するよう義務づけている。また会計帳簿にはすべてのパーティー券購入者と金額などを記載することも義務づけている。しかし志帥会の収支報告書には記載がなく、志帥会事務局によると、会計帳簿にも記載がないという。
志帥会事務局は「パーティー券の販売は派閥に所属する国会議員が窓口になっている。国会議員から『20万円を超えた』と報告がなければ報告書に記載できない」と主張、事実関係についての具体的な説明は避けた。
総務省政治資金課は「会計責任者が献金者を把握するのは当然のこと。規正法でも会計帳簿の作成が義務付けられている」としている。
同研究会を巡っては、二階派の政治団体や森喜朗元首相の資金管理団体でも、計166万円分のパーティー券を購入してもらいながら、記載していなかったことが明らかになっている。【杉本修作】
毎日新聞 2007年9月8日 3時00分
1879
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/09(日) 23:01:39
傷害の木俣議員県連復帰を了承
民主党県連 讀賣愛知
民主党県連は8日、名古屋市内で幹事会を開き、復党した県選出の木俣佳丈参院議員の県連復帰を了承した。当面は役職に就けず、今後の活動を見て決める。
木俣氏は昨年2月、飲食店員に対する傷害事件(起訴猶予処分)の責任を取って離党したが7月31日の党常任幹事会で復党を了承された。近藤昭一・県連代表は「有権者の皆さんに理解してもらえるよう本人の活動を見守る」とし、参院選挙区の総支部長についても「遠くないうちに復帰してもらいたい」と話した。
(2007年9月9日 読売新聞)
1880
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/10(月) 10:42:32
政治資金:領収書添付、紛失申告で“免罪” 鴨下環境相側も148万円分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070909ddm001010151000c.html
政治団体が政治資金収支報告書へ添付を義務づけられている領収書について、「紛失した」と申告すれば添付せずに済む実態のあることが分かった。鴨下一郎環境相(衆院東京13区)の政治団体では約148万円分の領収書が「紛失」を理由に添付されなかったケースがあり、こうした状態を問題視した東京都選挙管理委員会は今年、政治団体に配布した手引書の記載例から「紛失」の言葉を削除した。一般の常識では考えられないずさんさが政治資金では許されている。
政治資金規正法は、5万円を超える政治活動費を支出した場合、領収書の写しを収支報告書に添付することを義務づけている。しかし、それが難しい場合、代わりに支出目的や金額、日時などを記した「領収書等を徴(ちょう)し難かった支出の明細書」を添付することとしている。「徴し難い」場合とは、銀行振り込みや交通費を主に想定しているが、明確な規定はないため、「紛失した」と主張すれば許される。
鴨下環境相が代表を務める自民党東京都第13選挙区支部(東京都足立区)の03年分収支報告書によると、「案内状印刷」として同年8月6日に45万7233円と12月3日に22万9341円▽「機関紙の印刷」として2月24日に80万1833円−−の計148万8407円を支出したが、領収書はなく、徴し難かった事情として「紛失のため」と書かれていた。
鴨下氏の事務所は「紛失は事実だが、詳しい経緯などは調査中。領収書がなくても、支出があったのだから報告書に記載しないわけにはいかない」と話した。
◇都選管、手引書に記載
同支部を所管する都選管によれば、鴨下環境相の例に限らず「紛失」を理由として領収書が添付されない例は毎年何件かあり、慣行として認められてきたという。担当者は「紛失自体とんでもないこと」としながらも、「(紛失を理由にした)明細書を拒む理由も権限もない。内容は真実だと宣誓されており、それを信じるだけ」と話す。都選管が発行する手引書では明細書の記載例に「紛失」もあったが、内部で問題視され、現在は削除した。
総務省政治資金課は「収支報告の制度は、もともと領収書の紛失を想定していない」としている。【加藤隆寛】
◇いいかげんさ、正す仕組みを−−岩井奉信・日本大教授(政治学)の話
「なくした」で済むなんて、そんなにお気楽な話があるか。「何でもあり」になってしまう。政治活動の自由を建前に、政治資金にはあまり厳しい外部機関のチェックはされてこなかった。報告書のいいかげんさが分かってしまった今、国民がきちんとチェックできる仕組みの整備が急務だ。
毎日新聞 2007年9月9日 東京朝刊
1881
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/10(月) 12:37:03
伊吹派団体でも記載漏れ パーティー券代金50万円
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007091001000195_Politics.html
伊吹文明文部科学相の派閥の政治団体「志帥会」(東京)が、政治資金収支報告書に2005年に開催したパーティーの収入50万円を記載していなかったことが10日までに分かった。
パーティー券を購入したのは06年末に解散した「新政治問題研究会」(東京)。志帥会は亀井静香衆院議員が派閥代表だった05年4月、東京都内で「めざせ新しい日本」と題した政治資金パーティーを開催した。
新政治問題研究会の収支報告書によると、パーティー券購入費として計50万円を支出しているが、志帥会の収支報告書には記載がなかった。
志帥会事務局は「パーティー券販売は国会議員が窓口になっており、20万円を超える収入は議員からの報告を受けて記載することになっている。今回は報告もなく、購入者とも連絡が取れていない。確認作業中だ」としている。
1882
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/10(月) 16:14:57
ラ・フランスでも不正か 前農相関連で、共産党指摘
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007091001000184_National.html
遠藤武彦前農相(衆院山形2区)が組合長理事を務めていた「置賜農業共済組合」(山形県米沢市)がブドウの被害を補償する農業共済をめぐり、国からの補助金を不正受給していた問題で、洋ナシのラ・フランスでも同様に不正受給した疑いがあるとして、共産党の笹山一夫山形県議らは10日、県に調査を申し入れた。
同県議によると、疑いがあるのは1999年産のラ・フランスの被害を補償する農業共済。加入申込書のコピーを入手して調べたところ、名前が書かれていた農家はラ・フランスを栽培していなかった。確認しただけで5件あったという。
同県議は県農林水産部に対し「リンゴなどでも(不正を)やっていると聞いている。99年よりもさかのぼって調査してほしい」と申し入れた。県は「書類が残っているものについては調査したい」と応じた。
1883
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/10(月) 17:04:53
「献金、選挙のため」玉沢元農水相献金問題
2007年09月08日 朝日岩手
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000709080004
玉沢氏が代表を務めた自民党県第4選挙区支部の政治資金収支報告書。献金が特定の時期に集中している(写真は一部加工しています)
「政治とカネ」を巡る新たな問題が浮上した。玉沢徳一郎・元農水相が代表を務めていた自民党県第4選挙区支部が、衆院選挙が行われた03年と05年、国と契約関係がある複数の建設業者から計約580万円の献金を受けていた。公職選挙法に触れかねない行為だが、政治資金を規制する制度には複雑であいまいな部分があり、専門家は「法の整備が必要だ」と指摘する。
自民党県第4選挙区支部の政治資金収支報告書などによると、同支部は05年、国の土木工事などを受注、施工中だった県内の建設業者ら少なくとも10社から、計530万円の献金を受けていた。03年も同様に、国と契約関係にあった少なくとも4社から計48万円の献金を受けていた。いずれも選挙期間中やその直前に集中していた。
献金した宮古市の業者は朝日新聞の取材に対し、「選挙を応援するためだ。玉沢さんは予算を取れる。土木業界は予算が来なければ終わりだから」と語る。「玉沢事務所から献金の要請があったわけではない。選挙の時に応援するのは業者の了解事項だ」という。
盛岡市内の業者も「選挙のために献金した。選挙の時期以外に寄付や献金をすることはない」。
公選法上、国と契約関係がある業者は国政選挙で献金できず、候補者も献金を求めることはできない。公共事業の契約で情実を排除したり、選挙の公正さを担保したりするためだ。
だが、玉沢氏の事務所と業者側はともに「公選法の規定をよく知らなかった」と口をそろえる。盛岡市内の別の業者は「どこの会社でもやっていることだと思う」と口ごもる。
政治とカネの問題に詳しい日本大学の岩井奉信教授(政治学)は「献金のほとんどが、選挙間近や期間中に集中している。これを見る限り、明らかな『駆け込み献金』だ」とみる。
「献金をした業者の中に公共事業を受注している企業があるなら、公選法違反の可能性が高い。ここまで露骨なケースは珍しい」
長崎県では03年、自民党長崎県連が知事選を前に建設業者から献金を集めたとして、選挙当時の県連幹事長と事務局長が逮捕され、公選法違反(特定寄付の要求)などの罪で有罪が確定した。
だが、政治とカネを巡る法の解釈には複雑な部分もある。この事件の前に長崎県連に献金していたゼネコン「熊谷組」の株主が、同社の元社長らに対し「献金は違法なわいろだった」として損害賠償を求める株主代表訴訟を起こした。名古屋高裁金沢支部は今年4月、献金の「わいろ性」を認めず、原告敗訴の判決を言い渡した。
岩井教授は「露骨に見えても、選挙のためではないと言い張れば逃げ切れる例もある。(違法性の有無は)ことの重大さよりも『選挙目的』という言質が取れるかどうかや、捜査機関がどう動くかで決まってしまう部分が多い」と話す。そのうえで、「英国などでは、選挙違反の疑いを感じた市民が選挙無効訴訟を起こせる制度がある。日本の制度には不備がある」と指摘した。
自民党党紀委員会は7日、領収書の偽造問題を受けて玉沢氏が出していた離党届を了承した。
◇
《特定寄付の禁止》
公職選挙法の199条と200条では、国との間で請負契約などの関係にある当事者は、国政選挙に関する献金をしてはならず、候補者も、こうした当事者に献金を求めてはならない、と規定されている。地方選挙でも同様に、地方公共団体と契約関係にある業者は献金できない。罰則はいずれも、3年以下の禁固または50万円以下の罰金。
1884
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/10(月) 17:18:18
「一票無駄になった」 小林参院議員が辞職
2007年09月05日 朝日神奈川
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000709050005
辞職会見を終え会場を後にする小林温氏=横浜市中区の県庁で
「自分の一票が無駄になってしまった。辞職はやむを得ない」
横浜市職員の男性(58)は自民にするか民主にするかで迷った末、小林氏に投票した。「良いと思って自民に決めたのに。本当に残念だ」
「自民の看板を信頼して投票したのに、何だったのだろう。自民党はおかしくなっている」。小田原市の自営業の男性(77)は言った。
川崎市川崎区の商店主(60)は「たかが1票かもしれないが、期待して投じた票。これでは投票しなかったのと同じことだ」とあきれ顔。「これからも自民でいいのか考えてしまう。全く何をやっているんだろう」
小林氏が事件後、公の場所に姿を見せてこなかったことへの批判も多い。「怒りというより、がっかりだ」というのは横浜市鶴見区の無職男性(70)。経済界での小林氏の実績を評価していたが、「裏切られたような気分で過ごしてきた。善悪の判断がつく高い志を持った政治家が現れてほしい」と言った。
川崎市幸区の女性会社員(36)も「表に出て、事件の説明をしてこなかったのは、弁護士の指示と報道されていた。自分で判断できない人に、国家の政策は進められない」と厳しかった。
「やる気を感じて投票した。本人もさぞ悔しい思いをしているだろう」と同情する相模原市の自営業女性(62)も、これまで姿を見せなかったことについては、「みっともないとしか言いようがない。自民党はいったいどうなっているのだろう」と言った。
政治とカネの問題が相次いでいる自民党にも、反発の声があった。
厚木市の会社員男性(48)は「普通にやっても十分に当選する力があるのに情けない」と嘆いた。
不祥事が相次ぐ自民党には「親の代から応援しているが、いい加減にしてほしい。どう出直すのか具体的に示してほしい」と注文をつけた。
横須賀市に住む団体職員(28)は「たたかれないように、農水相が辞任したのに乗じて、タイミングを計って辞めたように感じる。あまりにも遅過ぎる」と言った。自民党にも「なめるなという思いもあったが、もうあきらめムードに近い」ともらした。
「小林氏は信頼できるスタッフを確保できなかった。有罪判決が出たときに辞めればいいと思っていた」と話すのは藤沢市の生花店経営の男性(60)。「自民党は解散すべきではない。政策の中身で信頼を回復できなければ安倍さんが辞めればいい」と話した。
■秘書の無実信じる/私に管理責任
小林温氏は記者会見の冒頭、「89万人を超える県民の皆様に貴重な1票をたまわりながら、重責を全うできないことを深くおわび申し上げたい」と謝罪した。記者会見の主なやりとりは次の通り。
――辞任を最終的に判断したのはいつか。
「これから臨時国会が始まるが、有権者の付託に応えられないという意味で責任の取り方を考えていた。起訴を受け、週末から関係者の方々、弁護団と相談し、最終的には今朝決定した」
――逮捕から約1カ月間、姿を見せなかった。
「事務所の人間が逮捕され、それ以外の方々も事情聴取されていた段階で、当事者の私の発言が捜査の行方に影響を与える可能性があり、記者会見することは慎んだ」
――事件についての認識は。
「秘書が否認している中身は、無実を信じている」
――事件の要因は。
「チェックミスが起きた。私が候補者として管理責任の任にあったことは否めない」
――若いスタッフについてどう思うか。
「今回の事件で、大変嫌な思いを持ってしまったと思う。個人的に彼らとは話をしていないが、大変申し訳ない」
1885
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/10(月) 17:53:32
選挙違反、元県議略式起訴へ 新潟
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=2404
7月の参院選で当選した自民党塚田一郎氏への投票と票の取りまとめを依頼するため、有権者に現金を配った公選法違反(買収など)事件で、新潟地検は10日、元県議の木村一男容疑者(76)を同法違反の罪で略式起訴する方針を決めた。罰金刑となる見通し。処分は同日中に正式決定する。
木村元県議の罰金刑が確定すると、塚田氏への連座制適用はない。
これまでの県警の調べなどによると、木村元県議は、木村後援会長の丸山文男容疑者(78)、後援会事務員の濁川正勝容疑者(67)と共謀。6月19日に同後援会地区支部長46人に現金5000円などを配り、塚田氏への投票を依頼したとして、同法違反で逮捕された。今月四日、「県民と支持者に多大な迷惑を掛けた」などとして県議を辞職している。
木村元県議は、塚田陣営の小千谷支部選対本部長を務めていたことから、連座制適用の対象者である「組織的選挙運動管理者」とみなされる可能性があった。しかし連座制適用は、組織的選挙運動管理者の禁固以上の刑(執行猶予を含む)が確定したケースに限られるため、罰金刑の場合、連座制の適用はなくなる。
新潟日報2007年9月10日
1886
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/10(月) 18:14:15
2007/09/10-18:11 6万円を2重計上=「事務的ミス」と説明−岩城官房副長官
http://www.jiji.com/jc/s?k=2007091000754
岩城光英官房副長官(参院議員)は10日午後、首相官邸で記者会見し、2004年6月に行った個人演説会の会場費6万3000円について、後援者が代表を務める政治団体「いわき光英を励ます会」(福島県浪江町)の政治資金収支報告書と、参院選の選挙運動費用収支報告書とに2重計上していたと発表した。近く同団体が福島県選挙管理委員会に訂正を届け出る。岩城氏は「事務的なミスで、非常に残念だ。他にもないか点検する」と述べた。
岩城氏によると、「励ます会」が演説会の会場費をいったん立て替えた後、参院選選対本部と精算したが、05年になって同団体の会計責任者が収支報告書を作成する際、誤って計上したという。
岩城氏は今月3日にも、自身が代表を務める自民党選挙区支部の収支報告書に誤った記載があったとして訂正した上で陳謝している。
1887
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/11(火) 06:10:49
秋元防衛政務官の支部が記載漏れ、政党交付金1100万円
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070911i401.htm?from=main4
自民党の秋元司・防衛政務官が代表を務める同党東京都参院比例区第60支部が、2005年の政治資金収支報告書に党本部から受けた政党交付金1100万円を記載していなかったことがわかった。
秋元氏は7日付で、総務省に同支部の収支報告書の訂正を届け出た。近く公表される06年分にも交付金の記載漏れがあり、訂正したという。
秋元事務所は「政党交付金使途等報告書には記載しており、支部の収支報告書に書く必要がないと勘違いしていた」としている。
(2007年9月11日3時6分 読売新聞)
秋田の2衆院議員、「選挙費用」で領収書の書き写し添付
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070911i201.htm?from=main2
政治資金収支報告書に、領収書の「写し」として書き写しの資料が添付されていた問題で、公選法で提出が義務付けられている選挙運動費用収支報告書でも、同様の書き写し添付が選挙管理委員会に認められるケースがあることが分かった。
領収書の内容を手書きで写していたのは、衆院秋田1区の寺田(てらた)学議員(民主)と、同3区の御法川(みのりかわ)信英議員(自民)の陣営。
寺田氏の事務所によると、初めて立候補した2003年と05年の衆院選の収支報告書で、A4判用紙に領収書の書式を印刷し、事務員が領収書の原本から金額や支出の目的、支出先などを書き写していたという。同事務所は「長年選挙に携わっている支持者の指導で作成していた」と説明。御法川氏の事務所も、03年と05年の収支報告書で、あらかじめ書式を作って印刷し、事務員が額などを書き写していた。同事務所は「県選管が認めたので提出していた」としている。
書き写し添付について、総務省選挙課や県選管は「法の解釈として禁止しているわけでない」との見解だが、支出の真偽などをチェックしにくく、両事務所とも「今後はコピーを添付する」としている。
(2007年9月11日3時36分 読売新聞)
1888
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/11(火) 06:11:14
鴨下環境相代表の支部、147万円分領収書のあて名が空欄
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070911i101.htm?from=main1
鴨下一郎環境相が代表を務める自民党東京都第13選挙区支部が、都選挙管理委員会に提出した政治資金収支報告書に添付された領収書の写しに、あて名が空欄になっているものが5枚含まれていたことがわかった。
領収書の金額は計147万円分に上る。
同支部の2003年の政治資金収支報告書には、1〜10月に計5回、国政報告会の会場として、足立区内の結婚式場を利用し、計147万円を支出したとの記載がある。添付された領収書(コピー)の額面金額は21万〜37万円で、金額や日付などが手書きで記されているものの、5枚ともあて名が記載されていなかった。明細欄には、会場費、看板代、花代などの金額が記入されていた。あて名欄の下線や「〜様」の文字が消えているものもあり、不自然な形となっている。
(2007年9月11日3時2分 読売新聞)
1889
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/11(火) 06:13:59
浅野前知事、村井知事の報償費執行を批判
県警文書非開示取り消し訴訟で証人出廷 讀賣宮城
県警の捜査報償費関連文書(1999年度分)を非開示処分としたのは違法だとして、仙台市民オンブズマン(十河弘代表)が、県を相手取り、処分の取り消しを求めた訴訟の弁論が10日、仙台地裁(畑中芳子裁判長)であった。慶大教授の浅野史郎前知事が証人出廷し、報償費の予算執行を再開した村井知事を、「打ってはならない手を打った」と批判した。
報償費に対する予算執行を巡っては、浅野氏が知事在任中だった2005年6月、「適正に執行されているか確認できない」として予算執行を凍結。同年11月の就任当日、村井知事が「捜査環境を整えることを優先させる必要がある」として、予算執行凍結を解除した。
この点について、浅野氏は証人尋問で、「知事は予算執行者で、県民の税金を適正に支出する責任があり、県警側には説明を求めてきたが、十分な回答はなかった」とし、村井知事の判断に疑問を投げかけた。
尋問は、オンブズマン側の主尋問が約1時間に上ったのに対し、県側の反対尋問はわずか約3分だった。
尋問後、記者会見した浅野氏は「裁判の場で語ることができよかった。判断のうえで一助になればうれしい」と語った。また、「報償費は裏金作りにつながっていると思う。いつか真実がわかり、私が誠を尽くしたことが明らかになるだろう」と語った。
村井知事と県警は「係争中の案件であり、コメントは、差し控えさせて頂きます」としている。
(2007年9月11日 読売新聞)
1890
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/11(火) 06:26:04
塚田陣営選挙違反、木村元県議ら略式起訴、連座制適用されない見通し
辞職に伴う県議補選は10月12日告示へ 讀賣新潟
参院選新潟選挙区の塚田一郎陣営による選挙違反事件で、長岡区検は10日、小千谷市平成、元県議で会社役員木村一男(76)、小千谷市城内、木村元県議の後援会長の無職丸山文男(78)の両容疑者を公職選挙法違反(買収、事前運動)の罪で略式起訴した。長岡簡裁は同日、木村容疑者に罰金100万円、丸山容疑者に罰金70万円の略式命令を出した。
起訴状などによると、木村容疑者らは共謀し、公示前の6月中旬、後援会支部長27人に対し、票の取りまとめなど選挙運動の報酬として、現金計13万5000円(1人5000円)を供与した。
新潟地検などの調べに対し、木村容疑者は「県議選で塚田氏と塚田氏の妻に大変世話になり、何としても当選させたいという気持ちが強かった」と供述。さらに、後援会支部長には自民党員でない人がいたことや、4月の県議選でも支部長らに世話になったことを現金を配った理由に挙げているという。
両容疑者とも罰金を仮納付しており、今月25日までに裁判の申し立てをしなければ刑が確定する。公選法の規定では「組織的選挙運動管理者」が買収などで禁固刑以上の罪に問われた場合に連座制が適用されるが、今回は木村容疑者の罰金刑が確定した時点で、連座制の適用はなくなる。木村容疑者が塚田陣営での同管理者に該当するかどうかは、地検は「略式起訴した以上、コメントしない」としている。
また、公判請求をしなかった理由については、地検の田辺哲夫・次席検事は「1人5000円と金額が少なかったことに加え、木村容疑者が県議を辞職したことや、丸山容疑者が事件の真相解明に協力したことを考慮した」とした。
一連の事件では両容疑者のほかにも、元小千谷市議と別の後援会の男が公選法違反(買収、事前運動)で、支部長27人が同法違反(被買収)で逮捕または書類送検されたが、いずれも起訴猶予処分となった。
◆
県選挙管理委員会は10日、自民党の前県議木村一男容疑者(76)の議員辞職に伴う県議選小千谷市区補選(欠員1)の日程を、10月12日告示、同21日投開票と決めた。
同補選をめぐっては、4月の統一選で同選挙区に無所属で出馬し、落選した元市議の長谷川きよ氏(58)が読売新聞の取材に対し、「相手候補のいかんにかかわらず、立候補する」と出馬の意向を表明。14日にも後援会の会合で正式表明する。一方、自民党も候補者を擁立する方向で検討しており、同党の小千谷市議の一人は「クリーンなイメージのある若手を擁立しようと模索中」としている。共産党も独自候補の擁立を検討している。
(2007年9月11日 読売新聞)
1891
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/11(火) 06:50:30
失職の五木前村長、職員に“退任”あいさつ・・・6期22年間の村政振り返る 讀賣熊本
村政運営への協力に感謝し、職員にあいさつする西村前村長
五木村長選を巡る選挙違反事件で、連座制により6日に失職した西村久徳・前村長が10日、村役場の朝礼で、職員に“退任”のあいさつをした。事件には触れず、川辺川ダムによる村づくりを振り返り、長年の感謝の気持ちを言葉にした。
西村前村長は冒頭、「6日で退任となりました」と述べたうえで、6期22年間にわたる村政のかじ取りに際しての職員の協力に感謝した。ダム計画に伴う代替地への移転などの苦労を「並大抵ではなかった」と表現し、ダム計画の遅れで建設が進まない頭地大橋について「ローマは一日にしてならず。村民にはあせりもあるが、世界一の橋がかかるという夢と希望を持ってほしい」と要望した。
最後に「人口は少なくても、心優しい豊かな日本一の村にしていってほしい」と頭を下げると、職員らは拍手で送り出した。
終了後、応接室で記者会見した西村前村長は村民に対し「任期を全うできず、大変申し訳ない」と改めて謝罪。事件や連座制の裁判については「警察、検察の権力の横暴。事件を手柄にして、出世しようという欲望の結果だ。判決についても色々と不服な点がある」と強く批判した。
後継者について問われると「私の口からはどうこう言えないが、立派な人になってほしい」と話した。
(2007年9月11日 読売新聞)
1892
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/11(火) 12:56:42
甘利大臣の選挙区支部、領収書未提出
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070911/20070911-00000035-jnn-pol.html
甘利経済産業大臣が代表を務める自民党の選挙区支部が、政治資金収支報告書への添付を義務づけられている領収書の写しを紛失したとして、提出していなかったことがわかりました。
甘利大臣によりますと、2004年と2005年に支出した5件、合わせて47万円分の領収書の写しを提出していなかったということです。
その後、調べ直したところ、37万円分については領収書が見つかったため、領収書の写しを再提出するということで、甘利大臣は「経理の担当者の事務的な見落としが原因」と説明しました。(11日11:09)
1893
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/11(火) 12:57:18
名前なし領収証、鴨下大臣「問題ない」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070911/20070911-00000036-jnn-pol.html
鴨下一郎環境大臣が代表を務める自民党支部が、受取人の名前を空白にした領収書のコピーを政治資金報告書に添付していた問題で、鴨下大臣は「法律的に何ら問題はない」という考えを示しました。
この問題は、鴨下環境大臣が代表を務める東京の自民党支部が、受取人の名前が塗りつぶされるなどして空白になっている、およそ150万円分の領収書5枚のコピーを、2003年の政治資金収支報告書に添付して選挙管理委員会に提出していたものです。
「きちんと選管も届けを受け付けてくれていますから、それ以上の事は・・・正しい事をどうやって説明するんですか?」(鴨下環境大臣)
(何の目的で空白に?)
「それは、いろんな会合費です」(鴨下環境大臣)
(結婚式場ですけど、会合ですか?)
「いやいや、我々が常時、会合している所です」(鴨下環境大臣)
鴨下大臣は宛て名が空白になっている理由について、当時の担当者が別々の宛て名にならないようにと空白にしたためで、「法的には何ら問題はない」と説明しました。(11日11:26)
1894
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/12(水) 08:16:13
04年参院選直前、国の契約業者が若林農相の支部へ寄付
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070912i201.htm
若林農相が支部長を務める自民党長野県参院選挙区第1支部が、2004年の参院選の投票日直前に、国発注の公共工事を請け負っていた建設会社から25万円の寄付を受けていたことが11日、わかった。
公職選挙法は、国と契約関係にある業者が、国政選挙の際に寄付をすることや、候補者が寄付を求めたり、受けたりすることを禁止しており、この寄付は同法に触れる恐れがある。
同支部の政治資金収支報告書などによると、寄付をしていたのは長野市に本社を置く建設会社。農林水産省や国土交通省などの出先機関が発注した工事を参院選があった04年に請け負っていたが、投票2日前の7月9日に同支部へ25万円を寄付した。
このほか同社は同年、1月から2か月に1回ずつ計6回、寄付をしていたが、寄付額は各8万円だった。同社は「寄付の時期からいって選挙のためかもしれないが、若林氏個人に対してではなく、自民党への寄付のつもりだった」と説明している。
また、同支部は、参院選直後の04年7月14日に、別の長野県内の建設会社から、25万円の寄付を受けていた。この会社は同年12月に着工した国発注の工事を受注していた。同支部の会計責任者は、「寄付を申し出た業者が国の工事を受注しているかどうか、いちいちチェックしていない。選挙だけでなく政治活動全般への応援として寄付を受けた」と話している。
(2007年9月12日3時2分 読売新聞)
1895
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/12(水) 08:19:21
活動費多重計上 自民4区支部、収支訂正
67万円分結局見つからず 讀賣岩手
玉沢徳一郎・元農相(自民党を離党)が支部長を務めていた自民党岩手県第4選挙区支部が政治活動費を多重計上した問題で、同支部は11日、県選管に政治資金収支報告書の訂正を届け出た。
同支部の2003年の収支報告書では、領収書3枚を複写して改ざんした計10枚の領収書が添付され、中には五重に計上したものもあった。
同支部は、偽物の領収書7枚分の支出255万2800円を収支報告書の記載から削除。そのうえで、問題発覚後に見つかったという事務所家賃などの領収書計188万円1519円分を提出し、新たな支出として報告し直した。しかし、残り67万円余の領収書は、見つけられなかったという。
訂正を届け出た経理担当秘書は同日、当初の報告額と結果的にズレが生じたことに関し、「政治家は、いろいろ領収書が取れないケースもある」と釈明した。玉沢氏は今回の問題の責任を取って、多重計上が明らかになった255万2800円については、政党交付金として受領した分から党本部を通じて国庫に返納している。
(2007年9月12日 読売新聞)
1896
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/12(水) 08:44:36
公設秘書が領収書偽造 玉沢元農相の政策秘書語る 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070911_2
衆院自民党県第4選挙区支部の領収書偽造問題で、自民党を離党し無所属となった前同支部長玉沢徳一郎元農相(比例東北)の仲谷俊郎政策秘書は10日、盛岡市内で岩手日報社の取材に対し「領収書を書いたのは公設秘書。つじつまを合わせるためにやった」と説明。「領収書をコピーして、9を8にしたり、後は修正液」と述べ、公設秘書が架空の領収書を偽造した手口を明らかにした。11日にも県選管に対し収支報告書を訂正する。
仲谷秘書は領収書コピーの多重計上について「(2003年)8月末にうち(玉沢氏)が支部長になり、11月に衆院選を迎えた。ばたばたする中で事務手続きがなされなかった」と説明。
「問題を指摘され事務所を徹底的に探したら(03年)1月1日から8月末までの間の領収書が出てきた。公設秘書がつじつまを合わせるために印刷代、広報宣伝活動費ということで(多重計上を)やった」と述べ、玉沢氏の関与については「一切タッチしてない」と否定した。
領収書偽造については「本物は3枚あった。作られた領収書は7枚。コピーして9を8にしたり、後は修正液」とした上で「彼(公設秘書)はつじつまを合わせることだけやった」と強調した。
一方、国の工事を受注していた建設会社が05年の衆院選間近に4区支部へ献金していたことについては「あの会社は長い付き合い。通常の政治活動の中でずっと応援してもらっていた」と語り、国と契約している業者が国政選挙で献金することを禁じた公選法違反には当たらないとの考えを示した。
玉沢氏の離党については「本人の決断。責任の取り方という形では大変大きい」と語り、「会計責任者は私の名前が登録されている。先生と同様、責任を感じている。(玉沢氏に)責任を取れといわれたら私はいつでも辞めるし、彼(公設秘書)も同じと思う」と述べた。
(2007/09/11)
1897
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/13(木) 14:34:47
非弁活動の男に実刑 西村議員「ほう助」も
2007年09月13日 14:07
http://www.kitanippon.co.jp/contents/kyodonews/20070913/168040.html
弁護士資格を持っていた西村真悟衆院議員(59)=有罪確定=の名義を借りて交通事故の示談交渉をしたなどとして、弁護士法違反(非弁活動)と組織犯罪処罰法違反の罪に問われた鈴木浩治被告(54)に大阪地裁(西田真基裁判長)は13日、懲役1年10月、罰金200万円、追徴金約4300万円の実刑判決を言い渡した。求刑は懲役3年、罰金300万円、追徴金約4300万円だった。
西村議員はことし2月、弁護士法違反罪で懲役2年、執行猶予5年の判決を受け、確定。組織犯罪処罰法違反罪(収受)は法解釈上適用されないとして無罪とされた。
しかし、判決理由で西田裁判長は、鈴木被告が問われた同罪(犯罪収益処分の仮装)を西村議員に適用すれば「少なくともほう助犯に該当する」と指摘した。
1898
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/14(金) 10:50:21
室井議員資金団体、政治資金取り扱い禁止 報告書未提出
2007年09月14日03時01分
http://www.asahi.com/politics/update/0914/TKY200709130455.html
民主党の室井邦彦参院議員(比例区)の資金管理団体「邦友会」が05、06両年分の政治資金収支報告書を連続で提出せず、今年4月以降、政治資金規正法に基づいて政治資金の取り扱いを禁止されていることが13日、わかった。総務省の担当者は「国会議員の資金管理団体では極めて異例だ」と話している。
同法は、毎年末現在の収支報告書を3カ月以内に提出することを義務づけている。未提出が2年続くと、政治資金の取り扱いが禁じられ、違反すると5年以下の禁固か100万円以下の罰金が科される。
ただ、政党支部など邦友会以外の関連政治団体は政治資金を取り扱うことができ、邦友会を解散して別の団体を資金管理団体に指定することもできるという。
室井氏の事務所によると、05年の衆院選で落選した後、邦友会があった事務所を閉鎖し、担当の秘書も退職して活動が休止したままになっていたという。事務所の担当者は「恥ずかしい話で申し訳ない。解散の手続きをすることになる」と話している。
1899
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/14(金) 22:27:09
省関係者を「会社員」、佐藤信議員が報告書に
2007年09月14日22時00分
http://www.asahi.com/national/update/0914/TKY200709140392.html
今年7月の参院選で初当選した元国土交通事務次官の佐藤信秋参院議員(自民)が代表を務める資金管理団体が、14日公表された06年分の政治資金収支報告書で、個人献金をした国交省の現役局長や同省外郭団体のトップらの職業を「会社員」と記していたことがわかった。政治資金規正法の「虚偽記載」に当たる恐れがあるが、佐藤氏の事務所は「法律に触れるという認識がなかった」と釈明している。
この政治団体は「佐藤信秋後援会」。同会が提出した政治資金収支報告書によると、06年の6827万円の寄付収入のうち、2927万円が個人からの寄付で、寄付者は300人を超えた。
報告書の「寄付の内訳」欄では、寄付者の大半の職業が「会社員」と記されていた。しかし、中には現役の国交省道路局長や河川局長、同省外郭団体の財団法人水資源協会理事長、旧建設省OBの青梅市長らも含まれていた。また、寄付当時は財団法人理事長で公正取引委員会が水門談合への関与を認定した豊田高司・元建設省技監も「会社員」とされていた。
個人献金をした人の多くは佐藤氏と親交の深い国交省関係者で、佐藤氏の事務所スタッフには国交省OBがいるという。佐藤氏の政策秘書は「振り込みで住所と氏名しか分からなかった人の肩書を事務員が一律に会社員と書いた。本来の肩書と違うと気づいたスタッフもいたが、会社員でも法的に問題ないと思った」と釈明、収支報告書を訂正する考えを示した。
政治資金規正法上の「虚偽記載」について、総務省は「故意または重過失で虚偽の内容を書いた場合が該当し、罰則の対象になる」と説明する。
佐藤氏は旧建設省出身で、国交省道路局長などを経て、05〜06年に事務次官を務めた。今年の参院選では建設関連の業界団体などの支援を受けて比例区で立候補し、自民党の9位で初当選した。
国土交通省の宿利正史官房長は「長年職場の同僚だった人々が、個人として自らの意思で献金するのは問題ない。政治資金収支報告書への記載の仕方は、佐藤議員が対処すべきものでコメントする立場にはない」との談話を発表した。
1900
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/15(土) 00:12:22
小沢氏秘書の立件せず 青木愛氏陣営選挙違反事件
2007年09月14日23時25分
http://www.asahi.com/national/update/0914/TKY200709140412.html
参院選比例区で当選した民主党の青木愛氏陣営の選挙違反事件で、千葉地検は14日、公職選挙法違反(利害誘導)容疑で逮捕されていた印刷会社社長(50)と看板会社社長(38)を起訴猶予処分とした。ポスターを張る看板設置という行為には積極的な選挙運動をする余地が少ないとして、「選挙違反にはあたるが、違法性の程度が比較的軽かった」と判断した。
この事件では、小沢一郎・民主党代表の政策秘書(45)の関与のあり方も捜査の焦点の一つだったが、千葉地検はこの日の両容疑者の起訴猶予処分で、一連の捜査を終結したとしている。
一方、千葉区検はこの日、許可されていない公道の緑地帯などに看板を設置したことについては文書掲示違反にあたるとして、両社長を含む3人を千葉簡裁に略式起訴した。これを受け、千葉簡裁は同日、両社長に罰金30万円を命じるなどした。両社長は即日納付した。
当初の逮捕容疑は、公示前の7月11日ごろ、印刷会社社長が看板会社社長に、青木氏の選挙運動用ポスターを張った看板約5800本を立てる選挙運動を依頼し、1本あたり500円の報酬を支払う約束をしたというものだった。
1901
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/15(土) 09:01:18
政治資金不透明な寄付…亀井静氏2500万円、違法か
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070915i201.htm?from=main2
国会議員が代表を務める資金管理団体などが、自分への寄付などとして政治資金を支出していたことが、14日公開された2006年の政治資金収支報告書などで分かった。
政治資金規正法では、政治団体から政治家個人への寄付自体が禁止されている。また、寄付以外なら禁じられていないが、収支報告の必要がない個人を経由させれば使途が見えなくなり、政治資金の透明性を損なっている。
規正法は、政治活動と私的な経済活動を区別するため、政党以外の政治団体が、選挙運動費用以外で政治家個人に寄付することを禁じており、違反した場合は禁固1年以下などの罰則がある。私的に使っていれば、所得を税務申告する必要もある。
収支報告書によると、亀井静香・国民新党代表代行は、資金管理団体「亀井静香後援会」から06年1月に1000万円、7月に1500万円の寄付を受けていた。計2500万円が何に使われたかは、明らかになっていない。同後援会の処理は規正法に触れる疑いがあり、亀井事務所は「指摘の通りなら重大な問題であり、調査する」としている。
金田勝年・前参院議員の資金管理団体「勝永会」は、06年中に「組織対策費」として当時の公設秘書に計2370万円を払っていた。政治家個人への支出と同様、秘書が交付した領収書を添付すれば、具体的な使途は明かさずに済む。
政党支部は政治家個人への寄付が認められているが、個人に金を渡せば使途が見えなくなる点は同じ。
高村正彦防衛相が代表を務める自民党支部は当初、高村氏個人に05年4月と12月に計900万円を寄付したと収支報告書に記載していた。高村氏は「一切私用には使っていない」として、今年8月に費目を「寄付」から「活動費」に訂正したが、受け取ったのが自分個人で収支報告の必要がないため、詳しい内訳については「法が求めていない」として説明を避けた。
泉信也・国家公安委員長が代表を務める自民党支部も06年、泉氏個人に「調査研究費」として50万円を支出。だが、「参院調査団の一員として海外視察した際、現地での情報収集の経費として出した」と話す支部の会計責任者も、具体的な使途は把握していないという。
(2007年9月15日3時1分 読売新聞)
1902
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/15(土) 10:26:22
議員会館に主たる事務所、10団体が1000万以上計上
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070915it03.htm?from=top
安倍内閣の「政治とカネ」の問題の焦点だった「事務所費」。2006年分政治資金収支報告書(総務相所管分)によると、国会議員の資金管理団体のうち、家賃無料の議員会館に主たる事務所を置き、1000万円以上の事務所費を計上したのは10団体だった。このうち2団体は、ほかにも家賃を支払っている事務所を持っていない。
衆参両院議員720人(06年末時点)の資金管理団体のうち、総務相が所管し、主たる事務所を議員会館に置いているのは167。事務所費の合計は5億1569万円で、前年より1億円以上減った。167団体の内訳は、事務所費1000万円以上が10、500万円以上1000万円未満は17、100万円以上500万円未満は61。100万円未満は79団体で、ゼロとした団体も18あった。
1000万円以上の10団体のうち、8団体は議員会館以外にも事務所を置いて家賃などを支払っており、各事務所分を合算して事務所費を計上している。家賃のかかる事務所は持たず、事務所費が最高だったのは、自殺した松岡利勝・元農相の資金管理団体で2677万円だった。中山太郎・元外相の資金管理団体も1022万円を計上した。
中山元外相の事務所は「車のリース料、保険料、車庫代、秘書用アパートの賃料、議員会館と大阪の2事務所のパソコンなどのリース料、ホームページ作成委託料、振込手数料など」とし、家賃は含まれていないと説明した。
事務所費が3668万円と最高だった金田勝年氏の事務所は「議員会館以外の東京と秋田の計3か所の事務所家賃、自動車のリース料や駐車料など」と回答。
3335万円でこれに続いた伊吹文部科学相の事務所は「東京と京都の計三つの事務所賃料や駐車場代、コンピューターのリース料で約2000万円を計上した」と説明した。
主たる事務所以外に事務所があっても収支報告書に記載の必要はなく、現行の収支報告書では、事務所の数などはわからない仕組みだ。ただ、政治資金規正法改正で、資金管理団体は08年から、5万円以上の支出については明細の記載などを義務づけられる。
(2007年9月15日9時0分 読売新聞)
1903
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/15(土) 11:51:32
吉田氏事務所費不適正支出か 新潟
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=2514
自民党の吉田六左エ門衆院議員(比例・北陸信越ブロック)の資金管理団体「豊政会」の事務所費に昨年、本来なら領収書の添付が必要な政治活動費とみられる支出が含まれていることが14日、総務省が公表した政治資金収支報告書などで分かった。
報告書によると、豊政会の事務所費は609万円。吉田氏の事務担当者は主な内訳を車両費98万円、通信費71万円、雑費41万円などと説明している。
しかし、後援会役員会終了後の懇親会費や弁当・飲料代に使った125万円、旅費交通費156万円など、本来なら領収書が必要な政治活動費に計上すべきとみられる支出があった。事務担当者は「区分をしっかり把握していなかった。来年からは直したい」と話している。総務省政治資金課では「事務所費に含める範囲の判断は、会計責任者に任せている」としている。
豊政会と同じ住所には吉田氏に関係する2つの政治団体事務所が登録され、3団体は事実上一体となって後援会活動を展開。事務所費の合計は1883万円。
また、同党の稲葉大和衆院議員(3区)は資金管理団体の事務所を家賃が無料の国会議員会館に登録、200万円を事務所費として計上した。稲葉氏の事務担当者は「電話代と、各後援会などに配布する郵便物の切手代金で、適切な支出」と説明している。
総務省政治資金課によると、事務所費には家賃や地代のほかに修繕費、電話料金、事務所の維持にかかわる経費などを計上する。内訳の明示や領収書の添付は必要ない。一方、政治活動費は5万円以上支出した場合、領収書が必要。
新潟日報2007年9月15日
1904
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/16(日) 08:35:26
根本衆院議員:根本議員の支部、52万円二重計上
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/archive/news/2007/09/16/20070916ddm041010070000c.html
自民党の根本匠衆院議員(福島2区)が、05年衆院選の選挙運動費用収支報告書と、根本議員が代表を務める「自民党福島県第2選挙区支部」の政治資金収支報告書に、52万5000円の支出を二重計上。また同支部が同年8月に政治団体「税理士による根本匠後援会」から受けた20万円の寄付を、政治資金収支報告書に記載していなかったことが分かった。
毎日新聞 2007年9月16日 東京朝刊
1905
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/16(日) 08:38:58
民主・山岡氏、事務所移転届20年放置
2007年09月15日19時00分
http://www.asahi.com/politics/update/0915/TKY200709150224.html
民主党の山岡賢次国対委員長(衆院比例北関東ブロック)が約20年間にわたり、事務所としてほとんど使わなくなった東京都世田谷区の自宅を、資金管理団体「賢友会」の「主たる事務所」としたまま、移転手続きをしていなかったことが分かった。今年7月、赤城徳彦・元農水相が茨城県内の実家に事務所を置きながら事務所費を計上していた問題が報道されたことを受け、千代田区永田町の事務所に移す異動届を総務省に提出した。
山岡氏は「たまに支持者との面会などに自宅も使っていたが、誤解されないようにした」と話している。
山岡氏によると、83年の参院選で初当選する前から自宅の一部を事務所とし、翌年からしばらくの間は「賢友会」を置き、秘書が常駐して事務を行っていた。同会は約20年前から、議員会館近くのビルで活動するようになったが、「主たる事務所の所在地」は自宅にしたままだった。同会は06年には354万円の事務所費を計上している。
山岡氏は小沢一郎・民主党代表の側近。参院2期を務めた後、現在、衆院4期目。党副代表も務めた。
1906
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/16(日) 10:41:17
政治資金で不動産 町村外相の資金管理団体 6年近く未登記 江別(09/16 07:02)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/49760.html
政治資金で建てられた建物(右)。地元秘書夫妻が住む。左は町村外相宅
町村信孝外相の資金管理団体「信友会」(東京)が二○○一年、政治資金一千万円で江別市内の町村氏の自宅の隣に建物を建設、町村氏が今年七月、信友会から約六百万円で買い取っていたことが十五日、分かった。
政治団体の不動産所有をめぐっては、民主党の小沢一郎代表の資金管理団体が秘書宿舎など巨額の不動産を保有していることが二月に判明。政治資金で不正な蓄財や投資が行われる懸念があるなどと批判が出て来年一月から施行される改正政治資金規正法で、土地、建物の取得が禁止された。
町村事務所によると、この建物は百五十三平方メートル。運転手を務める地元秘書夫婦が住んでおり、信友会の倉庫や車庫として使われている。信友会は○一年分の収支報告書に、建設費一千万円を記載し、毎年一千万円の資産として報告してきた。資金管理団体は不動産所有を登記できず、建物は今年七月まで六年近く未登記のままだった。
町村氏の事務所は「信友会が固定資産税を事務所費から払っていたので、登記したと思っていた。小沢代表の問題をきっかけに確認したら未登記だと分かり、不動産鑑定をした価格の約六百万円で町村本人が買い取った」と説明している。
1907
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/20(木) 08:28:44
自民・二階総務会長の関連団体また未記載 家賃タダ
2007年09月20日08時01分
http://www.asahi.com/national/update/0919/OSK200709190094.html
自民党総務会長の二階俊博衆院議員=和歌山3区=に関連する四つの政治団体が、少なくとも03〜05年の3年間、同氏所有の建物に無償で入居しながら、政治資金規正法に定められた同氏からの寄付として、政治資金収支報告書に記載していなかったことがわかった。二階氏関連の政治団体をめぐっては別の事務所を支援者から無償提供されながら報告書に未記載だったとして、8月下旬に収支報告書を訂正したばかり。相次ぐ未記載の発覚で、二階氏側のずさんな資金管理があらためて明らかになった。
4団体は「自由民主党和歌山県第三選挙区支部」、二階氏の後援会「二階俊博新風会」、同氏を支持する地方議員約100人でつくる「新風会議員連盟」、同氏への寄付を受け付ける「新政経研究会」。「新政経研究会」は、都内に事務所を置く二階氏の資金管理団体の「新政経研究会」とは別団体で、今年2月に解散した。
収支報告書などによると、4団体はいずれも和歌山県御坊市に二階氏が所有するプレハブ建物を主たる事務所としていた。登記簿や資産等報告書などによると、敷地は二階氏の妻が所有し、二階氏が所有する建物部分は不動産登記されていない。
無償提供を受けた場合には、政治資金規正法上、家賃相当額を二階氏からの寄付として収入に計上しなければならないが、朝日新聞が入手した03年から3年間の4団体の収支報告書にはそうした記載が見当たらなかった。
二階氏の事務所は取材に対して、文書で「無償で賃貸していますので、賃料は頂いておりません」と回答。さらに「無償提供についての収支報告の記載方法及びプレハブ建物の登記については、関係当局にご相談の上、適切に対応したいと思います」と、近く訂正する意向を示した。
「自由民主党和歌山県第三選挙区支部」については、04、05年の2年間、別の事務所3カ所についても支援者から無償提供を受けながら収支報告書に記載していなかったとして、今年8月24日付で計約327万円分の収入を寄付の項目に、同額の支出を事務所費に加える訂正をしている。
その際、同氏の事務所は「無償提供でも(収支報告書に)記載しなければならないということを知らなかった」と説明していたが、今回の4団体の無償提供については訂正せず放置していた。
4団体の政治資金収支報告書によると、3年間で「自由民主党和歌山県第三選挙区支部」は計約1538万円、「二階俊博新風会」は計約526万円の事務所費をそれぞれ計上している。ほか2団体の事務所費はいずれもゼロだった。
1908
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/20(木) 13:03:14
塩崎氏事務所で政治資金の新たな私的流用判明
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070920/news20070920509.html
塩崎恭久前官房長官(衆院愛媛1区)の地元事務所(松山市)の元女性職員が自民党愛媛県第1選挙区支部(同市、代表者・塩崎恭久氏)の政治資金を私的流用していた問題で、塩崎氏事務所は20日、調査結果を発表し、領収書の2重添付による私的流用が判明済みの2005年分に加え、04、06両年分でも私的流用があったことを明らかにした。流用額は3年間で計1480万9163円。
内訳は04年が208万4305円、05年が626万8890円、06年が645万5968円。車や貴金属の購入、飲食、旅行代などに充てていたと話しているという。
塩崎事務所は19日、県選挙管理委員会に同支部の政治資金収支報告書の訂正を届け出た。
20日午前、県庁で記者会見した塩崎氏は「管理監督責任は免れず、責任を痛感している」と陳謝し、外部の目を入れたチェック体制の構築などで再発防止に努めるとした。
同事務所は元職員を8月19日付で懲戒解雇しており、塩崎氏は元職員が弁護士を通して弁済の意思を示し、弁済が始まっているとして、当面は刑事告訴せずに状況を見守るとした。
1909
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/20(木) 14:36:14
寄付→政策活動費…萩山議員の自民支部、収支報告書を訂正
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070920ia01.htm
萩山教厳(きょうごん)衆院議員(自民)が代表を務めていた自民党富山県衆院比例区第1支部は20日、2004年の政治資金収支報告書の訂正を総務省に届け出た。
同支部は萩山氏個人に、同年6〜12月に5回、計300万円を寄付したと記載していたが、全額を「寄付」から「政策活動費」に訂正した。高村防衛相らも、同趣旨の訂正をしている。
また、萩山議員の関連政治団体「萩山教厳後援会(教友会)」も19日、04〜06年の収支報告書の訂正を同省に届け出た。同後援会は、「主たる事務所」を都内にある代表の自宅に置き、無償提供を受けていたが、年60万円の家賃相当分、計180万円を記載していなかった。萩山事務所では、支部分について「総務省の見解を確認し、誤解のないよう修正した」とし、教友会分については「(無償提供を)記載しなければならないことを知らなかった」と説明している。
(2007年9月20日13時54分 読売新聞)
1910
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/20(木) 14:38:08
大麻所持:民主・藤田議員元秘書、現行犯逮捕 警視庁
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070920k0000e040056000c.html
民主党・藤田幸久参院議員(茨城選挙区)の元公設秘書、佐々木明宏容疑者(25)=水戸市=が覚せい剤取締法違反(所持)と大麻取締法違反(同)容疑で、警視庁新宿署に現行犯逮捕されていたことが分かった。「自分で使うためイラン人から買った」などと供述しているという。
調べでは、佐々木容疑者は17日未明、新宿区内の路上で覚せい剤約0.5グラムと大麻樹脂約4グラムを所持していた疑い。藤田議員の事務所は、18日付で解雇した。
佐々木容疑者の運転する車が方向指示機を出さずに左折したため、同庁自動車警ら隊員が職務質問したところ、「大麻を持ってます」と自ら差し出したという。
英文を読む
毎日新聞 2007年9月20日 12時58分 (最終更新時間 9月20日 13時01分)
1911
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/21(金) 08:08:28
福田氏の自民支部、朝鮮籍会長企業から20万円寄付
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070921i101.htm?from=main1
福田康夫・元官房長官(衆院群馬4区)が支部長を務める自民党群馬県第4選挙区支部が1996年と2003年、朝鮮籍の会長と韓国籍の親族が全株式を保有する群馬県高崎市のパチンコ店経営会社から計20万円の寄付を受けていたことが20日、同支部の政治資金収支報告書などでわかった。
会長は05年に死去するまで在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系の在日本朝鮮群馬県商工会の顧問などを務めていた。03年の寄付は、福田氏が小泉政権の官房長官時代で、小泉首相(当時)訪朝で北朝鮮が日本人拉致を認めた後だった。
政治資金規正法は、外国人や外国人が株式の過半数を持つ企業から献金を受けることを原則禁じている。福田氏の事務所は「国籍を聞くのは失礼と思い、確認していなかった。他に同様の寄付がないか調べた上で、返金したい」と話している。違反には禁固などの罰則があるが、既に時効(3年)が成立している。
収支報告書などによると、03年は衆院選があり、投開票日4日前の11月5日、10万円の寄付があった。96年も総選挙が行われた年で、10万円の寄付があった。同社は「寄付したかどうか確認できない」としている。
参院選のあった2001年には、当時民主党参院議員だった角田義一氏の総合選挙対策本部に会長側から10万円の寄付があったことが判明しているが、政治資金収支報告書などには記載されていなかった。
(2007年9月21日3時0分 読売新聞)
1912
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/21(金) 13:36:25
自民幹部らに献金50万円 背任の元信組理事長被告
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070920/20070920_027.shtml
旧コスモ信用組合(解散)の乱脈融資事件で背任罪に問われ公判中の元理事長泰道三八被告の資金管理団体「泰政会」が、自民党の麻生太郎幹事長や塩崎恭久前官房長官、久間章生元防衛相の政党支部や資金管理団体にそれぞれ50万円を献金していたことが20日、2006年の政治資金収支報告書で分かった。
泰道被告は1980年6月の衆院選で初当選し、1期務めた。乱脈融資事件では05年6月、東京高裁で懲役3年6月の判決を受け、最高裁に上告している。
泰政会の報告書によると、麻生氏が代表を務める「自由民主党福岡県第8選挙区支部」に昨年10月3日、塩崎氏の「自由民主党愛媛県第1選挙区支部」に9月28日、久間氏の資金管理団体「長崎政経調査会」に9月29日、それぞれ50万円を献金した。
民主党の仙谷由人元政調会長の政治団体「仙谷由人全国後援会」にも2月6日、5万円を献金していた。
2007年09月20日22時11分
1913
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/21(金) 20:48:08
福田氏の自民支部、パチンコ業者に献金20万円返す
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070921i313.htm?from=main3
福田康夫・元官房長官(衆院群馬4区)が支部長を務める自民党群馬県第4選挙区支部が、外国人が過半数の株式を持つ企業から寄付を受けていた問題で同支部は21日、献金をした群馬県高崎市のパチンコ店経営会社に計20万円全額を返金した。
福田氏の事務所が同日、明らかにした。
返金の理由について福田氏の事務所は「すでに時効になっているが、法律(政治資金規正法)に違反しているので返金した」と説明している。
(2007年9月21日20時15分 読売新聞)
1914
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/22(土) 03:06:32
政治資金:古賀誠衆院議員の政党支部が報告書に記載漏れ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070922k0000m040174000c.html
自民党元幹事長の古賀誠衆院議員の政党支部「福岡県第7選挙区支部」が、旧コスモ信用組合の不正融資事件で実刑判決を受けた同信組の元理事長が代表を務める資金管理団体から05年8月に50万円の献金を受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかったことが分かった。古賀氏の事務所は「単純な書き漏らしだ。すぐに修正したい」としている。
この資金管理団体は東京都渋谷区にある「泰政会」。代表は、不正融資事件で96年5月に背任容疑で逮捕、05年6月に東京高裁で懲役3年6月の実刑判決を受けて上告中の泰道三八被告(62)。
同会の報告書によると、05年と06年に、自民党の古賀元幹事長や麻生太郎幹事長、塩崎恭久前官房長官、久間章生元防衛相、民主党の仙谷由人衆院議員ら国会議員計10人に献金。それぞれ10万〜150万円で、05年は計約350万円、06年は約170万円だった。
泰政会の会計責任者は「(泰道氏と)付き合いの長い議員に献金をしている。政治活動の一環で、報告も正しくしている」と語っている。【杉本修作】
毎日新聞 2007年9月22日 3時00分
1915
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/22(土) 09:53:03
領収書のあて名空白、木村義雄議員側の報告書
2007年09月22日06時10分
http://www.asahi.com/politics/update/0921/TKY200709210347.html
木村義雄・元厚生労働副大臣(衆院香川2区)は21日、自らが代表を務める資金管理団体「国際政経研究会」の政治資金収支報告書に添付した領収書のコピーについて、一部であて名欄が空白だったとして、3年分の領収書数十枚のあて名を追記して、コピーを総務省に提出した。木村氏の事務所は「あて名がなくても総務省は受理しており、そのまま続けてきたが、あて名がないことで誤解を生んではいけないと思ったので再提出した」としている。
事務所の説明によると、06年までの3年分の政治資金収支報告書に添付した領収書のコピーのうち、印刷費や飲食代などの一部で、あて名欄が空白だった。改めて支出先となった店に依頼し、領収書の原本にあて名を記入してもらったという。
政治資金規正法は、写しを添付する領収書について、「支出の目的、金額、年月日を記載したもの」と規定している。総務省によると、あて名の記載がない場合も、あて先について口頭で確認することはあっても、基本的にはそのまま受け取るという。
1916
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/22(土) 10:43:18
根本前補佐官が再訂正 政治資金報告書
「政党ポスターで支出」 讀賣福島
前首相補佐官の根本匠衆院議員(福島2区)が2005年9月に行われた衆院選の選挙運動費用収支報告書と、自身が代表を務める「自民党福島県第2選挙区支部」の政治資金収支報告書に、52万5000円の支出を二重計上していた問題で、同支部は、支部の同額の支出を削除するとした訂正を撤回する届け出を県選挙管理委員会に行った。
二重計上されていたポスターデザイン料について、根本議員の事務所では当初、選挙活動で使ったとして、今月14日に同支部の支出を削除する訂正を行った。ところが、再度精査したところ、政党の広報用ポスターで使ったものと判明し支部の支出として再度訂正を行ったとしている。そのため、選挙運動費用収支報告書について、同額の支出を削除する訂正を行った。
(2007年9月22日 読売新聞)
1917
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/22(土) 11:06:18
香港ボアオ「中国政府系企業の関連会社」 讀賣和歌山
大規模保養施設「グリーンピア南紀」の跡地で再生事業を計画している中国系企業「香港ボアオ」が中国国務院(政府)の直属企業の系列会社であることが21日、那智勝浦町議会の「グリーンピア跡地利用に関する特別委員会」で明らかにされた。町はこの事実を把握していなかった。
委員によると、第9回世界華商大会のホームページに、同大会のオフィシャルスポンサーになった香港ボアオの親会社についての記述があり、「中信国安グループによって経営されている」と記されている。同グループは、中国国務院の直属企業の子会社という。
これまで町は、香港ボアオの親会社は民間企業との認識もあり、実態を把握できていなかったことについて、亀井二三男・町産業課長は「健全な会社と聞いている」と答えるにとどまった。
また、町は同委員会が要求していた財務諸表について、香港ボアオが「今の段階で出すことができない」と拒否し、地元窓口である南紀ボアオ社長の出席についても断られたことを明らかにした。
(2007年9月22日 読売新聞)
1918
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/23(日) 08:02:43
政党交付金:渡辺金融相、魚住副総務相が「自分」に支払う
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070923k0000m010144000c.html
渡辺喜美金融担当相(自民)と魚住裕一郎副総務相(公明)が代表を務める政党支部がそれぞれ、政党交付金から親族企業や本人に対し、家賃や車のリース代を支払っていたことが分かった。渡辺氏側が受領した家賃は年間100万円余。魚住氏の場合にはリース代が車の購入価格を約30万円上回っていた。税金が結果的に政治家側の収入になっている形だが、政治資金規正法上は違法ではなく、法の不備が浮かび上がっている。
両氏とも「財産の無償提供が禁じられているため」との趣旨の説明をしているが、家賃などに相当する額の寄付を受けたとして党支部の収支報告書に記載すれば、無償提供は可能だ。政党交付金が政治家個人の収入になるような処理を規正法が禁じていないことも問題とされており、政治資金オンブズマン(事務局・大阪市北区)共同代表の阪口徳雄弁護士は「政治家としてのモラルが問われる」と批判している。
政党交付金使途等報告書などによると、渡辺氏が代表を務める自民党栃木県第3選挙区支部は06年、政党交付金から家賃100万8000円を「渡辺美智雄経営センター」に支払った。渡辺氏は同社の大株主で、昨年9月まで取締役会長。現在も母親が取締役で、同支部事務所は、渡辺氏の自宅(那須塩原市)敷地内にある。渡辺氏の事務所は「法令にのっとって処理している」とコメントした。
また、魚住氏が代表の公明党参院比例区第16総支部は04〜06年、政党交付金から「車両リース代」計約50万円を魚住氏個人に支払った。
魚住氏によると、同支部は99年から業者と乗用車のリース契約を結んでいたが、04年3月、業者に契約更新を断られたため20万円以下で買い取った。党支部は翌月以降、月1万5000円を魚住氏に支出。魚住氏は「契約当初のリース料(月額12万円)の8分の1くらいが適当と思った。新たな車を借りればリース料が高くなり、税金の無駄になる」と話す。
阪口弁護士は「家賃などの設定が、政治家の裁量に任されるのは不透明。『政治団体ビジネス』とでも言うべきカネもうけがまかり通っている」と指摘する。【加藤隆寛】
【ことば】◇政党交付金◇ 企業献金への依存度を抑え「政党本位、政策本位の政治」を目指し、95年に始まった制度。政党助成法に基づき、国民1人当たり250円を負担し、国が各政党に配分する。対象となる政党は(1)所属国会議員が5人以上(2)1人以上の国会議員が所属し、かつ直近の衆院選(小選挙区か比例代表)または最近2回の参院選(選挙区または比例代表)のいずれかで得票率が2%以上−−のどちらかを満たすことが要件。議員数と得票数に応じて配分額を算出する。共産党は制度に反対し、交付金を受けていない。
毎日新聞 2007年9月23日 3時00分
1919
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/25(火) 23:27:27
民主・筒井衆院議員代表の支部、22万円を二重計上
2007年09月25日21時17分
http://www.asahi.com/national/update/0925/TKY200709250393.html
民主党の筒井信隆衆院議員(新潟6区)が代表を務める「民主党新潟県第6区総支部」の05年分政治資金収支報告書と、筒井氏側が05年総選挙後に提出した選挙運動費用収支報告書に、切手代の同じ領収書のコピー3枚計22万1220円分が重複して添付されていたことがわかった。筒井氏は25日、選挙運動費用収支報告書に計上していた分について、「事務的なミスだった」として新潟県選管に削除を申し出た。
また、筒井氏の資金管理団体「新潟政経懇話会」の06年分収支報告書に、政党支部から受け取った事務所の家賃収入年120万円が記載されていなかったことも判明。筒井氏は同日、同県選管に訂正を届け出たという。
筒井氏は「担当者が過失で間違った。完全に任せていた私にも責任がある。これからは自分でも目を通してきちんとしたい」と説明した。筒井氏は民主党の「次の内閣」で、「ネクスト農林水産大臣」を務めている。
1920
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/26(水) 22:09:15
東京・表参道の一等地めぐる詐欺未遂事件 国会議員の元秘書やジャーナリストを逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20070926/20070926-00000937-fnn-soci.html
東京・表参道の一等地をめぐる詐欺未遂事件で、東京地検特捜部は、国会議員の元秘書やジャーナリストの女らを逮捕した。この女は「平沢勝栄議員の秘書」だと周囲に語っていた。
東京地検特捜部は26日、東京・渋谷区の不動産取引をめぐり、フリージャーナリストの二瓶絵夢容疑者(31)と、元国会議員秘書の市川和久容疑者(45)ら4人を逮捕した。
二瓶容疑者らは、都心の一等地に面したビルの売買をめぐり、偽造した契約書を作成していた。
問題の土地は、2006年2月にオープンした表参道ヒルズにほど近い、まさに都心の一等地だった。
二瓶容疑者ら4人は共謀して、この不動産の売買にからみ、所有者に無断で委任状を作成したほか、売買手数料11億円を払わせようとした疑いが持たれている。
二瓶容疑者の知人は「服装とか持っている物とかは、結構お金がかかっているなという感じに思っていましたね。(二瓶容疑者は)『マンションが月40万(円)である』、『娘が24時間態勢のベビーシッターに預けている』って言ってました。成金的な感じでしたね。本当にナチュラルな感じなんですね。たいていの人は、まずだまされると思います」と話した。
2004年に中国・大連で撮影された映像には、当時、北朝鮮の拉致問題に関する活動にかかわっていたといわれていた二瓶容疑者が映っていた。
この映像は、行き詰まり状態になっている日朝交渉の早期再開を求めるため、北朝鮮側と接触する自民党の平沢勝栄衆議院議員と山崎 拓前副総裁らが大連入りする際に撮られたもの。
二瓶容疑者の知人は「二瓶は最初は、拉致問題については、被害者の立場でいたんですけれども、瀋陽に行ったりとかしている間に、なぜか北朝鮮側の発言が目立つようになったんですね。平沢勝栄さんとは、非常に親しいと思います」と話した。
さらに二瓶容疑者は、周辺に「自分は平沢勝栄氏の秘書だ」と吹聴していたという。
二瓶容疑者の知人は「(平沢さんの)事務所には出入りしていましたし、内閣改造があった時に『次は平沢が入閣よ』って言ったことがありました」と話した。
これに対して、平沢議員はFNNの取材に対し、「わたしは関係ない。大迷惑だ。二瓶容疑者とは、7〜8年前に国会議員の紹介で会った。大連のときは、勝手についてきた。事務所に出入りしていたのは事実だが、記者だと思っていた。勝手に名前を使われていたのは、最近知った。ほかにも5〜6人の国会議員の名前を使っていると聞いている」と答えた。
事件には、国会議員の元秘書などもかかわっていることから、特捜部では、資金の行方を厳しく追及する方針。
1921
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/26(水) 22:11:29
女性ジャーナリストら詐欺未遂容疑で逮捕 表参道地上げ
2007年09月26日21時13分
http://www.asahi.com/national/update/0926/TKY200709260388.html
東京・表参道の地上げを巡り、地主に無断で土地取引の委任状を偽造し、投資ファンドから11億円をだまし取ろうとしたとして、東京地検特捜部は26日、フリージャーナリストで不動産会社「ワクマック」(東京都千代田区)取締役の二瓶絵夢容疑者(31)ら4人を有印私文書偽造・同行使と詐欺未遂の容疑で逮捕した。他の業者から二瓶取締役らに渡った5億円以上の地上げ資金の一部が使途不明になっており、特捜部はこの解明もめざすとみられる。
ほかに逮捕されたのは、元参院議員秘書で同社社長の市川和久容疑者(45)、都内の不動産会社「マクロプロジェクト」社長の宮沢義隆容疑者(59)ら。
地上げ対象となった土地は、表参道に面した渋谷区神宮前のビルや住宅など約1200平方メートル。 調べでは、二瓶取締役らは昨年10月から11月にかけ、これらの不動産の売買をマクロ社に委任する内容の委任状など5通を偽造。購入を希望していた都内の不動産投資ファンド社長に見せ、買い取り金額110億円の内金として11億円をだまし取ろうとした疑い。投資ファンド社長が地主と面談できないことを不審に思ったことから、詐欺行為がわかったという。
このほか、二瓶取締役らが昨年末、同取締役らに地上げを依頼した都内の飲料販売会社から5億円以上を受け取り、一部が使途不明になっていることも判明している。
関係者によると、女性フリージャーナリストの二瓶取締役は、月刊誌などに国会議員へのインタビュー記事を掲載。北朝鮮による拉致問題の取材では、複数の国会議員と連絡を取り合ったりしていたという。
1922
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/26(水) 22:12:09
表参道地上げで使途不明金 東京地検捜査 5億円の一部
2007年09月26日15時07分
http://www.asahi.com/national/update/0926/TKY200709260212.html
東京・表参道の地上げを図るために支出された5億円以上の資金の一部が使途不明になっていることが、関係者の話でわかった。地上げ業者が地権者との取引に関する書類を偽造した疑いもあり、東京地検特捜部は多額の資金が動いた不透明な取引の実態を解明するため、関係者の事情聴取を進めている模様だ。
地上げ対象となった不動産は、表参道に面した渋谷区神宮前のビルとその裏側の住宅など。注目スポットの複合施設「表参道ヒルズ」にも近接した一等地で、数百億円を投入した再開発が計画されているという。
関係者によると、都内の飲料販売会社の依頼を受けた地上げ業者らが昨年末から地権者らとの交渉を開始。飲料販売会社は、地上げ業者らに資金として5億円以上を先渡ししたという。
この5億円以上の資金は10人以上の地権者らと交渉を進める中で地元対策費などに使われたが、一部が使途不明の状態になっているとされる。
また、地上げ業者には地権者の1人との交渉で、地権者が地上げに同意したように見せかけた書類を無断で作成した疑いが持たれている。
一方、地上げ業者側は朝日新聞の取材に対し、「地権者が契約書の代筆を求めてきたので、それに応じただけ。最近になり、地権者が『勝手に契約書を作成された』と言い始めた。全く不可解だ」としている。
8月1日に発表された07年分の路線価で、表参道駅がある青山通りの路線価は前年比46.6%の上昇率を記録。不動産投資が活発化しているという。
1923
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/26(水) 22:38:55
表参道土地取引:元議員秘書ら逮捕…11億円詐取未遂容疑
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070927k0000m040124000c.html
東京・表参道の複合商業施設「表参道ヒルズ」近くにある一等地を巡る事件で、東京地検特捜部は26日、広告代理店「ワクマック」社長で元国会議員秘書の市川和久(45)、フリージャーナリストの二瓶絵夢(31)ら4容疑者を、有印私文書偽造・同行使と詐欺未遂の疑いで逮捕した。地権者の委任状を偽造するなどして、不動産会社社長から11億円をだまし取ろうとした疑い。
市川容疑者らは、同じ土地に絡んで、別の取引相手から5億円余を詐取した疑いも浮上しており、特捜部は詐欺容疑での立件も視野に追及するとみられる。ほかに逮捕されたのは、不動産会社「マクロプロジェクト」社長、宮沢義隆(59)とワクマック社員、大塚基(もとい)(26)の両容疑者。
調べでは、市川容疑者らは昨年10〜12月、東京都渋谷区神宮前の約1000平方メートルの土地に関して、地権者の女性名義の委任状5通を偽造。都内の不動産会社社長に示して購入を持ちかけ、土地の買い取り代金110億円の10%に相当する11億円を内金として詐取しようとした疑い。
市川容疑者らは、地権者の女性が宮沢容疑者の親類だとうそをつき「女性は近所の人から近くの土地のことも任されていて、あの付近のキーパーソンだ。女性が立ち退くには、移転先を見つけないといけない」などと説明して内金を要求。不動産会社社長から地権者との面会を要求されると「(女性は)宮沢(容疑者)としか会わない」とごまかしていたという。社長が不審に思って支払いに応じなかったため、未遂に終わった。
市川容疑者は、石井一二・元参院議員の公設秘書や米田建三・元衆院議員の私設秘書を務めた経験がある。二瓶容疑者は、山崎拓・前自民党副総裁のインタビューを月刊誌に執筆するなど、ジャーナリストとして活動する一方で、04年には山崎氏や平沢勝栄衆院議員と中国に渡航し、北朝鮮側との交渉に同席したとされる。
毎日新聞 2007年9月26日 22時08分 (最終更新時間 9月26日 22時25分)
1924
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/27(木) 07:57:49
渡海文科相側に2百万円 国の工事受注業者、選挙時に
2007年09月27日07時00分
http://www.asahi.com/politics/update/0927/TKY200709260419.html
渡海紀三朗文部科学相(衆院兵庫10区)が代表を務める「自民党兵庫県第10選挙区支部」が、渡海氏が立候補した03年と05年の衆院選公示日の当・前日に、国の公共工事を施工中の兵庫県高砂市の建設会社から、それぞれ100万円の寄付を受けていたことが26日、分かった。公職選挙法は、国と契約関係にある企業などが国政選挙に関連した寄付をしたり、候補者が寄付を受けたりすることを禁じている。
渡海氏の事務所は「毎年、寄付をいただいている会社で、特定の選挙資金ではなく、政党活動への支援と理解している。公選法違反との認識もないが、疑義を持たれるのは不本意なので返金したい」と説明している。
政党支部の政治資金収支報告書によると、高砂市の建設会社は03年10月28日と05年8月29日にそれぞれ100万円を献金していた。03年は衆院選公示日の当日、05年は前日にあたる。
同社は03年10月10日から翌年3月末に施工された国土交通省発注の国道2号バイパス改良工事を約2億7000万円で請け負っていた。また05年6月には同省から神戸市内の海岸補修工事を650万円で受注し、同年8月30日までの契約で施工していた。
この会社は衆院選時の100万円とは別に、02、04、05、06年にそれぞれ60万円、03年に30万円を寄付していた。
同社の総務担当者は「渡海氏とは地域の中での長い付き合いがあるが、仕事面で便宜を図ってもらったことはないと思う。(100万円は)選挙応援のためだと思うが、私は法律をよく知らなかった」と話している。
1925
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/27(木) 09:30:44
石破防衛相、上限超す寄付 入閣当日に訂正
2007年09月27日08時51分
http://www.asahi.com/politics/update/0927/TKY200709260422.html
石破茂防衛相(衆院鳥取1区)が代表を務める「自民党鳥取県第1選挙区支部」と石破氏の資金管理団体「石破茂政経懇話会」が、石破氏の入閣が決まった25日に、04年分の政治資金収支報告書の訂正を鳥取県選管に届け出たことがわかった。懇話会の報告書に記載されていた石破氏個人からの寄付1050万円を850万円に減額し、代わりに200万円を政党支部から石破氏を経て懇話会に寄付された「特定寄付」として記載した。
政治資金規正法では個人から資金管理団体への寄付は1000万円以内と定められているが、特定寄付はこの制限から除かれている。
県選管などによると、これに伴い、政党支部は石破氏への寄付として200万円を計上し、収入を「個人の負担する党費または会費」として200万円増やす訂正をした。
石破氏の事務所は「自己資金の寄付と特定寄付を区別せずに合算してしまった」と説明。200万円の増額については、「各個人で党員の資格などによって支払額にばらつきがあり、把握しきれていなかった面があった」と話している。
石破氏は取材に対し、「事務ミスで、(訂正が入閣当日になったことは)たまたま。官邸にも報告しており、法的問題はないと承知している。なぜこういうことになったのか、分かり次第、明らかにしたい」と話した。
1926
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/27(木) 16:23:48
表参道詐欺未遂:久間元防衛相の元秘書名乗る 市川容疑者
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070927k0000e040072000c.html
東京・表参道の一等地を巡る詐欺未遂事件で、東京地検特捜部に逮捕された広告代理店「ワクマック」社長、市川和久容疑者(45)が、久間章生・元防衛相の元私設秘書を名乗って取引相手に地上げを勧めていたことが分かった。
市川容疑者はかつて、石井一二・元参院議員の公設秘書や米田建三・元衆院議員の私設秘書を務めた経験があるものの、久間氏の事務所は「市川氏が秘書だった事実は全くない」と否定している。特捜部は、市川容疑者が元国会議員秘書の肩書きを誇示することで相手を信用させ、巨額の資金を引き出そうとしたとみて調べている。
市川容疑者から表参道の土地購入を持ちかけられた関係者によると、市川容疑者は昨年秋ごろ、「自分は久間防衛庁長官(当時)の私設秘書をしていた」と説明した上で、「神奈川県横須賀市の防衛庁(同)の土地を民間に売ってビルを造らせ、再び防衛庁が借り上げる計画がある。表参道の地上げが終わったら、一緒にそちらの事業をやろう」と誘ってきた。しかし、それ以上の具体的な話はなく、表参道の土地を巡る地上げも難航したことから、横須賀の話は進展しなかったという。
市川容疑者は、フリージャーナリストの二瓶絵夢容疑者(31)らと共謀し、地権者の委任状を偽造するなどして不動産会社社長から11億円をだまし取ろうとした疑いで26日に逮捕された。また、同じ土地に絡んで、別の取引相手から5億円余を詐取した疑いも浮上しており、特捜部が解明を進めている。
毎日新聞 2007年9月27日 15時00分
1927
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/27(木) 23:41:44
樋下県議「記憶にない」 讀賣岩手
自民党の樋下正信県議(52)(盛岡選挙区)が、今春の盛岡市議選に出馬して当選した金沢陽介市議(40)に、選挙資金として現金1万円を寄付した疑いのあることが26日、読売新聞の調べでわかった。公職選挙法では、政治家が選挙区内で現金や物品を寄付することを禁じている。樋下県議は「(法に反する行為だとは)わからなかった」としながら、事実関係については「記憶がない」などと言葉を濁している。
読売新聞が情報公開請求した市議選の選挙運動費用収支報告書によると、樋下県議が金沢市議に現金1万円を渡したのは、市議選の告示から3日後の4月18日。報告書の収入欄には、受け取った日付と金額のほかに、「寄付した者」として樋下県議の氏名と住所が記載されている。
金沢市議の収支報告書を作成した出納責任者は、「事務所の人間が受け取った現金などは私に報告され、それを記載した。報告書にうそはない」としている。
これに対し、樋下県議は26日、「選挙期間中に金沢市議の事務所を訪ねて激励したが、金を渡した記憶はない」と語った。樋下県議は、金沢市議以外にも、複数の自民系候補の陣営を訪ねて激励したとしているが、現金を渡したかどうかについては、「記憶がない」としている。
樋下事務所の職員らが代わりに現金を渡した可能性については、「ありえない」と明確に否定した。
今年4月の統一地方選では、上旬の前半戦で県議選が行われ、樋下県議は1万1573票を獲得し、3選を果たした。直後に行われた統一選後半戦の盛岡市議選では、金沢市議が2106票で3選を決めている。
樋下県議は県内の大手建設会社「樋下建設」(盛岡市)の社長を経て、現在は会長。盛岡市立高校のPTA会長などを歴任後、1999年に県議選の盛岡選挙区で初当選した。
昨年末には自民県連が行った衆院岩手1区の候補者選考に名乗りを上げ、5月には県連の幹事長代理に就任している。
政治家の寄付行為をめぐっては、選挙の「陣中見舞い」と称した現金授受が、公選法違反(寄付行為の禁止)容疑で立件された例が複数ある。最近では、栃木県下野市の現職市長が昨年4月の市議選期間中、13陣営に現金2〜3万円を配ったとして栃木県警が書類送検し、市長は引責辞任している。
(2007年9月27日 読売新聞)
1928
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/27(木) 23:42:03
樋下県議との一問一答 讀賣岩手
樋下県議は26日、読売新聞の取材に対し、度々、言葉に詰まりながら、「記憶にない」と繰り返した。一問一答は以下の通り。
――金沢市議に1万円を渡したのは事実か
「あまり記憶にない」
――現金は市議選の「陣中見舞い」だったのでは
「金沢市議のところだけでなく、いろいろな事務所を歩いたので記憶にない」
――各事務所にも現金を持参したということか
「4月のことで、あちこち行ったので……」
――金沢市議とは特に親しい間柄なのか
「選挙に(初めて)出た年が同じというだけ。県議選の際、私の事務所に顔を出すこともなかった」
――今年の市議選以外に、過去の選挙で現金を渡したことは
「記憶にない」
――代理人に現金を持って行くよう頼むことは
「ありえない」
――選挙区内での寄付は公選法違反にあたる
「そのあたりのことはよくわからない」
――自身の政治責任について、どう考えるか
「今の段階ではコメントしようがない」
(2007年9月27日 読売新聞)
1929
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/29(土) 00:04:10
菅原氏4000万円記載もれ 収支報告でミス相次ぐ '07/9/28
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200709280275.html
自民党副幹事長を務める菅原一秀衆院議員の二つの政治団体が二○○六年の政治資金収支報告書で、寄付金など総額約四千百万円の収入記載漏れをしていたことが二十八日、分かった。菅原氏は東京都選挙管理委員会に訂正を出した。ほかにも複数の団体で記載ミスがあり、資金の出入りを十分チェックできていない状況があらためて浮き彫りになった。
報告書や訂正内容によると、菅原氏が代表の自民党東京都第九選挙区支部は、菅原氏からの借入金四百万円、党本部からの寄付八百万円や法人や政党の寄付約一千万円を記載していなかった。さらに菅原氏の資金管理団体「新時代政経フォーラム」は昨年十二月に開いた政治資金パーティーの収入約千八百万円を記していなかった。
菅原氏は「会計責任者が入院したため手続きが遅れた。(収支報告に関する)領収書はすべてそろっており精査した。一円たりとも不正はない」と話している。
また同党都第十七選挙区支部(支部長・平沢勝栄衆院議員)は昨年四月、安倍晋三前首相の資金管理団体「晋和会」から寄付金二十万円を受けたとしているが、晋和会の支出項目には記載がなかった。平沢氏側は「安倍氏個人からの寄付だった。近く訂正する」としている。
下村博文前内閣官房副長官の資金管理団体「博文会」は昨年、町村派の政治団体「清和政策研究会」から計百五十万円の寄付を受けたと報告。政策研は百万円の支出としており、差額の五十万円について博文会側は「下村氏からの借入金を(政策研からの)寄付と間違えてしまった」とし、都選管に訂正を出した。
下村氏の別の政治団体でも寄付三万円の支出記載漏れがあった。
内閣副大臣の木村勉衆院議員の政党支部は昨年八―十二月、計二百七十万円を同党江東総支部に寄付。しかし総支部は計二百四十万円分しか記載していなかった。木村氏側は「記載項目を間違えた」として近く訂正する。
1930
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/29(土) 01:31:13
盛岡市議に企業献金
収支報告書に記載 前市議含め2人 讀賣岩手
盛岡市の鈴木俊祐市議(66)が今年4月の市議選に際し、八幡平市の会社から5万円の献金を受けていたことが27日、読売新聞の調べでわかった。政治資金規正法は、政治家個人が企業から献金を受けることを禁じており、これに抵触する疑いがある。このほか、前市議ら3人が、企業から献金や選挙用機材などの無償提供を受けていた。一方、自民党の樋下正信県議(52)を巡る寄付行為疑惑で、現金を受け取った金沢陽介・盛岡市議(40)は同日、「樋下県議が支部長を務める自民党支部からの寄付だった」として、選挙運動費用収支報告書の訂正を市選管に届け出た。
鈴木市議によると、市議選告示3日前の4月12日、八幡平市の温泉旅館(合資会社)の関係者が事務所を訪れ、「頑張ってください」と、のし袋に入った5万円を置いていったという。鈴木市議は、同社から寄付を受けたとして選挙運動費用収支報告書に5万円の収入を記載した。
鈴木市議は、この温泉旅館と家族ぐるみの付き合いがあると説明し、「もらわないわけにもいかなかった。よくわからずに収支報告書に書いてしまった」と語った。さらに、「間違っているというなら(収支報告書を)訂正する。それが無理なら返すことも考える」と述べた。
一方、同じ市議選で落選した津志田貞子・前市議(65)は、告示日の4月15日、盛岡市玉山区の養鶏会社から10万円の寄付を受けたと選挙運動費用収支報告書に記載している。
津志田前市議を巡っては、市議時代、自らが経営するアイスクリーム工房を、所属していた市議会会派の事務所分室として報告し、政務調査費から家賃35万円の交付を受けていたことが発覚している。
政治資金規正法は、企業・団体による政治家個人への献金だけでなく、物品の無償提供も「寄付行為」として禁止している。
しかし、初当選した福井誠司市議(48)は同月15日から1週間、建設会社など企業3社と神社から机やいす、拡声機を無償で借りていた。これを金額に換算し、計20万3000円の寄付を受けたとして収支報告書に記載している。
落選した白崎英旦氏(52)も3月28日、滝沢村の防水工事会社から拡声機を無償で借り、寄付に換算した2万円分を収入として計上している。
(2007年9月28日 読売新聞)
1931
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/29(土) 01:32:43
「県議から現金、は記載ミス」市議が訂正 讀賣岩手
「ご迷惑をかけた」と頭を下げる金沢市議(27日、盛岡市で)
樋下正信県議から1万円の寄付を受けたと選挙運動費用収支報告書に記載していた金沢陽介市議は27日、収支報告書を訂正するとともに、記者会見し、「単純な記載ミスで、樋下県議や関係者に大変ご迷惑をかけた」と陳謝した。しかし、誰が現金を受け取ったのかや、ミスの理由などはあいまいなままだった。
会見で、金沢市議は現金を受け取ったのは選挙事務所の職員としながら、「受け取った記憶のある人はおらず、誰かは特定できなかった。アルバイトが中心なので、お金のやりとりが厳重でなかった」と述べた。報告書に樋下県議個人からの寄付と記載した理由については、「(出納責任者が)直接もらった、という処理をしたようだ」と述べるにとどめた。
だれが現金を持参したのかについては、「樋下事務所に聞いたところ、県議の秘書だった」と説明した。樋下県議は26日、代理人が現金を持参した可能性について「あり得ない」と否定しており、食い違いを見せた。
また、現金授受の際に渡した領収書のあて名については、金沢市議は「自民党岩手県盛岡市第2支部」だとし、「領収書の現物も確認した」と述べた。
公職選挙法では、政治家個人が選挙区内で寄付することを禁じているが、政党支部による寄付は認めている。
(2007年9月28日 読売新聞)
1932
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/29(土) 01:35:55
自民旧多古町支部 収支報告書に虚偽記載 98〜04年支出、853万円を0円に 讀賣千葉
飲食店などへの支出の明細が書かれた出納帳(左)と収入、支出ともに0円と記載された政治資金収支報告書
自民党の旧多古町支部(2005年8月解散)が1998〜2004年の7年間にわたり、少なくとも853万円の支出がありながら政治資金収支報告書に無収入・無支出としていたことが27日、分かった。同支部は解散する際、97〜05年分の収支報告書をまとめて県選管に提出しており、政治団体のずさんな収支報告書作成の実態が改めて浮き彫りになった格好だ。
政治資金規正法は前年の報告書を3月末までに提出することを義務づけているほか、2年続けて報告書を提出しない場合には支出や寄付の受け付けを禁じている。
読売新聞が県選管に情報公開請求して入手した旧多古町支部の98〜04年分の報告書には、いずれも収入、支出ともにゼロと記載されていた。しかし、解散直後に設立された新支部の幹部に求められ、旧支部幹部が今年6月に提示した手書きの出納帳では、98年に「総会費」名目で42万円を同町内の飲食店に支払うなど7年間で853万7055円が支出されたことになっていた。また、林幹雄衆院議員が代表を務める自民党第10選挙区支部が旧支部に対し、04年5月に交付したと収支報告書に記載した5万円についても、旧支部の報告書には収入としての記載がなかった。
支出側と収入側の数字が食い違っていたことについて県選管では「真実の収支報告書が提出されることが前提であり、団体間の金の移動に矛盾がないかどうかチェックすることは不可能」としている。
旧支部は報告書に記載漏れのあった期間を含む94〜05年の間、菅沢重矩元町長(04年死去)が支部の代表を務めていた。前代表の死去を受けて後任となった前町長の土井正司・現代表が、報告書を提出していないなど政治団体として活動できる状態ではなかったため一度支部を解散し、改めて新組織として設立したという。土井代表は読売新聞の取材に対し「確かに間違った記載はあったようだ」と虚偽の記載を認めた上で「事務担当者が解散前の支部幹部から『収入も支出もなく記録も残っていない』と説明され、そのまま県選管に報告してしまった。精査して訂正したい」と話している。
(2007年9月28日 読売新聞)
1933
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/29(土) 12:03:46
福田首相の支部、別業者からも20万寄付受ける
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070929i501.htm
福田首相が代表を務める自民党群馬県第4選挙区支部が、衆院選の公示日前後に、国と契約を結んでいた清掃会社から計200万円の寄付を受けていた問題で、同支部は、2003、05年の衆院選の時期に、国の公共工事を受注していた同県藤岡市の建設会社からも計20万円の寄付を受けていたことがわかった。
寄付があったのは、衆院選公示後の03年11月3日と公示日の05年8月30日でいずれも10万円。同支部は28日、清掃会社と建設会社からの計220万円の寄付を返金した。
福田首相は28日夜、「細心の注意を払ってやっているが、それでもミスが出てくる。こういう問題は非常に重要視しており、自分の所からこういう問題が出るのは誠に汗顔の至り」と述べ、陳謝した。
一方、福田首相関連の政党支部と政治団体の政治資金収支報告書の領収書のあて名が書き換えられていた問題で、03年11月と05年9月に行われた衆院選についても、福田首相の選挙運動費用収支報告書に添付された86枚計約240万円分の領収書のあて名が書き換えられていた。判明した領収書の書き換えは計103枚約820万円分となった。
(2007年9月29日3時5分 読売新聞)
1934
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/29(土) 12:06:40
盛岡市長寺院を無償借用 市長選の演説会場として
収支報告訂正者続出 讀賣岩手
選挙資金を巡る問題が次々と発覚するなか、谷藤裕明・盛岡市長(57)が今年8月の市長選で市内の寺から個人演説の会場を無償で借りていたことが28日、新たに判明した。会場の無償提供は、政治資金規正法が禁止する企業・団体から政治家個人への「寄付行為」にあたる可能性がある。谷藤市長は同日、1か月遅れで会場使用料5000円を支払うとともに、自らの選挙運動費用収支報告書を訂正した。一方、企業献金の疑いが浮上した盛岡市の鈴木俊祐市議(67)ら3市議も同日までに収支報告書の訂正を市選管に届け出た。
谷藤市長の事務所などによると、谷藤市長は、告示日2日後の8月21日、同市本町通の「大泉寺」の一室を借りて個人演説会を開いた。演説会は午後7時ごろから約40人を集めて開かれ、終了後、市長側が会場使用料を支払おうとしたところ、寺の住職が「厚意でやったもの」として受け取らなかったという。
谷藤市長は選挙運動費用収支報告書で、会場の無償提供を「寄付」扱いとし、寺を経営する宗教法人から5000円の収入を得たと記載した。
しかし、谷藤市長は28日、会場の無償提供が政治資金規正法が禁止する企業・団体による「寄付行為」にあたる可能性があるとして、宗教法人に対し会場使用料として5000円を支払った。さらに、収支報告書にある「寄付」の記載を削除する訂正を行った。近く、支出に5000円を加える訂正も行う予定だ。
また、報告書では、谷藤市長が選挙演説などで使用した垂れ幕20枚(12万円)についても、後援者男性が勤務する企業から無償借用したとして記載していたため、これについても寄付者を男性の個人名に訂正した。
谷藤市長の事務所の責任者は「認識が甘かった。市民の皆さんには迷惑をかけた」と話した。
◆企業献金の市議ら4人釈明
鈴木市議の選挙運動費用収支報告書では、八幡平市の温泉旅館から5万円の寄付を受けたことが記載されていたが、「寄付者」を旅館経営者の妹個人に訂正した。鈴木市議は「5万円は個人的にもらったものだった」と釈明した。
盛岡市玉山区内の養鶏会社から10万円の寄付を受けたと記載していた津志田貞子・前市議(65)は27日夕、同社の社長名に訂正した。津志田前市議は「記載ミスでチェックを怠った」と陳謝した。
一方、市内の企業や神社から机やいすなどを無償借用し、計20万3000円の寄付を受けたと記載していた福井誠司市議(48)は同日、「団体から借りたことは事実。単純に個人名に書き換えることはできない」と語り、近く寄付と同額をリース料として提供先に支払う考えを示した。
滝沢村の防水工事会社から拡声機を無償借用した白崎英旦氏(52)(市議選で落選)は「経営者に尋ねたところ、個人の所有物だとわかった。近く、提供先を経営者の名前に訂正する」と語った。
◆市長→剣道場→市長の兄 寄付者欄連日手直し 中村一盛岡市議
盛岡市長から無償で机やいすを借りたとして「寄付」扱いで選挙運動費用収支報告書に記載していた中村一市議(59)は28日、寄付者欄の記載を前日に続いて再び訂正した。
最初の訂正では、市長が物品を無償提供したとなると公職選挙法が禁止する「寄付行為」にあたるため、寄付者を市長の兄が経営する剣道場とした。
しかし、剣道場から中村市議への寄付行為にしたことで、今度は政治資金規正法が禁止する企業・団体による政治家への寄付行為になってしまうため、再度の訂正で、寄付者を剣道場を経営する市長の兄個人に改めた。
2日続けて収支報告書を訂正するというドタバタぶりに、中村市議は「正確な記載ではなかったから再度訂正した」と釈明。違反逃れの再訂正ではないかとの指摘に対しては、「そういう訳ではないが、結果的にはそういうことにもなる」と、しどろもどろだった。
(2007年9月29日 読売新聞)
1935
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/29(土) 12:09:15
自民県連 領収書は書き写し 06年分も・・・
総務省「原本コピーの提出望む」 讀賣岩手
自民党県連が提出した2006年分の政治資金収支報告書に添付した領収書の写しが、現物をコピーしたものではなく、同県連が自前の用紙に金額などを書き写したものであることが28日、わかった。同県連は「長年の慣習によるもので、県選管にも受理されてきた」とするが、書き写したものでは、第三者が領収書の真偽を確認することはできない。総務省は「コピーが望ましい」との立場を示している。
同県連が収支報告書に添付していた領収書の写しは、実物の領収書に記載された金額や日付などを、県連が独自に作成した用紙に書き入れたものだった。
同県連は「理由は分からないが、コピー機が普及していない時代からそうしてきたのではないか」と説明する。領収書の原本は同県連で保管しているという。
県選管は「法律では『写しを添付する』と書かれているだけなので、手書きで写したものでも受理することになる」としている。しかし、総務省政治資金課は「領収書は、支出の真実性を確かにするために添付されるものなので、原本をコピーした方が望ましい」との見解だ。
政治資金規正法は、政党や政治団体が5万円以上の支出を行った場合には、領収書の原本を保存し、その写しを収支報告書に添付するよう規定している。
(2007年9月29日 読売新聞)
1936
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/29(土) 12:11:50
野呂田元農相に100万
衆院選で献金談合で罰金の元会頭 讀賣秋田
農相、防衛庁長官を務めた野呂田芳成衆院議員(77)(無所属、秋田2区)が、2005年の衆院選で、その直前に、選挙区内の能代市が発注した下水道工事を巡る談合事件で罰金の略式命令を受けた元能代商工会議所会頭から、100万円の寄付を受けていたことが28日、わかった。
選挙運動費用収支報告書によると、野呂田議員は05年8月15日、元会頭から100万円の寄付を受けた。元会頭は、元同市建設業協会会長で、住所は自身が社長を務める同市の建設会社の事務所兼自宅になっていた。
元会頭は、05年3月、同市発注の下水道工事を巡る競売入札妨害(談合)容疑で、秋田地検に書類送検され、同年4月、罰金の略式命令を受けた。その後、同年6月までに同市建設業協会長と、同商議所会頭の職を辞任した。
同市にある野呂田議員の事務所関係者は、「寄付を受けた当時の状況を知る者がいないので、詳しいことはわからない。精査の上、対応を検討する」とコメントしている。
野呂田議員は当選8回。自民党衆院議員として、農相、防衛庁長官を歴任したが、05年の郵政選挙で、郵政民営化に反対したため、無所属で出馬し、自民党が擁立した「刺客」を破って当選。その後、首相指名選挙で小泉元首相に投票しなかったことなどから、同党から除名された。
(2007年9月29日 読売新聞)
1937
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/29(土) 12:12:23
国民新県支部・政治資金収支1年遅れで提出 讀賣秋田
国民新党県支部(石川錬治郎代表)が、2005年分の政治資金収支報告書を提出期限から1年近く遅れて提出していたことがわかった。県レベルの政党支部が提出を怠るのは珍しいという。政治資金規正法では、政治団体は1年間の収支について、翌年3月末日までに県選管に提出するように義務づけている。
県選管は締め切りが過ぎた06年6、12月に文書で督促したところ、今年3月19日に06年分の収支報告書と一緒に提出されたという。同支部は05年8月に結成。05年の収入、支出はともに209万9388円だった。
同支部は「支部の活動が始まったばかりで、事務所の態勢が不十分だった。うっかりしてしまった」と釈明している。
(2007年9月29日 読売新聞)
1938
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/29(土) 12:14:30
光熱水費0円と記載
赤城元農相の後援会 讀賣茨城
2005年以前の政治資金収支報告書で、不透明な支出が相次いで表面化した赤城徳彦元農相(衆院茨城1区)の政治団体「赤城徳彦後援会」が06年分の報告書で光熱水費を0円と記載していたことが分かった。
01年に110万円を支出して以来、年々減り続けてはいたが、1996年以降、同後援会の光熱水費がゼロになったのは初めて。赤城氏の秘書は「水戸市内の事務所は(赤城氏が支部長を務める)自民党茨城県第1選挙区支部と同じ場所にあり、光熱水費の領収書が1枚しかないため、全額を支部の光熱水費として計上することにした」と説明している。
後援会の主な事務所として届け出ていた筑西市内の実家の光熱水費も、実家が全額を支出することにしたという。備品消耗品費は05年に173万円を計上していたが、今回は6万円に激減。赤城氏の事務所は「前年に買いそろえたものを使ったりしたほか、選挙区支部側で支出するなどしたため」としている。なお、実家を事務所として使うことに批判があったことから、今後は別の場所に独立した事務所を開設するとしている。
(2007年9月29日 読売新聞)
1939
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/29(土) 12:23:02
小林前参院議員派違反初公判
検察・弁護側激しく対立 讀賣神奈川
「現金は選挙運動の報酬だ」「公選法で認められた労務の対価だ」――。自民党の小林温前参院議員(辞職)派幹部による選挙違反事件の初公判は、アルバイトの学生らに支払った現金の趣旨を巡って、検察側と弁護側が冒頭から激しく対立した。公選法違反(日当買収)の罪に問われた出納責任者で私設秘書の鈴木美香(33)と党県連職員山口聡(34)の2被告は無罪を主張しており、司法の判断が注目される。
公選法は、選挙運動に対する報酬の支払いを禁じているが、遊説準備などの労務には認めている。学生らの仕事に対する評価などを巡って、検察側、弁護側は冒頭陳述で持論を展開し、激しく対立した。
検察側冒陳によると、自民が逆風を受ける中、選挙運動の核となるような後援会組織がない小林氏は、県連に協力を依頼。4月23日、2被告らも同席した会合で、「若さをアピールする選挙をしたい」と、山口被告に県連学生部から人手を出すよう頼んだ。
山口被告は運動員に1日1万円程度の報酬が必要と考え、5月上旬に鈴木被告から了承を得たことで2人の共謀が成立した。
選挙期間中、学生らは遊説部隊の先回りをして場所取りなどの準備を行い、小林氏の到着前からビラを配布。演説中は、プラカードを持って、「小林温です。お願いします」と、直接有権者に投票依頼をした。
投票日には、人目につかない選挙事務所6階の給湯室に学生らを一人ずつ呼び、鈴木被告が現金を渡し、給湯室の出入り口に待機していた山口被告が「お金をもらったことは外で言わないで」などと口止めした。
一方、弁護側は2被告の事前共謀を否定。検察側が「共謀が成立した」とする5月上旬は、学生らを「選挙運動事務員」として選管に届けたうえ、公選法で定められた日当を払うことを決めただけだと指摘した。
学生らの行動についても、遊説前は、選挙用ではなく、党の政治活動としての政党ビラなどを配り、遊説中は選挙用ビラを配ったものの、小林氏のすぐ近くにいて、「学生らに(自ら運動する)裁量はなく、単純労務だった」と主張した。
また、ビラ配りが選挙運動だとしても、15分〜1時間程度と指摘。1日約15時間の労働時間の大半を移動や場所取り、後片づけに費やしており、ビラ配りは、労務の合間に短時間だけだったと述べた。
(2007年9月29日 読売新聞)
1940
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/29(土) 12:25:12
前県会議長に有罪
地裁 県議選違反「主導的役割」 讀賣石川
判決後、報道陣にコメントする長井被告(金沢地裁前で)
今春の県議選で、有権者に現金を配り票の取りまとめなどを依頼したとして、公職選挙法違反の罪に問われた前県議会議長の長井賢誓被告(83)=金沢市利屋町=の判決が28日、金沢地裁であり、堀内満裁判官は「クリーンであるべき選挙の公正を著しく害した」として、懲役2年6月、執行猶予5年、追徴金14万円(求刑・懲役3年、追徴金14万円)を言い渡した。判決で堀内裁判官は、「事務局長らに現金の交付を指示するなど、主導的役割を果たした」と指摘。一方で、「逮捕後、県議会議員、議長を退くなど反省している」と酌むべき事情もあるとした。
判決によると、長井被告は、同法違反の罪に問われた秘書の事務員今井市右エ門被告(84)=中能登町良川=らと告示前の2月1日ごろ、金沢市内の飲食店で開かれた後援会の会合などで、地元住民ら25人に、投票と票の取りまとめの報酬として現金計125万円を渡した。
長井被告は控訴しない意向。法廷を出た長井被告は、報道陣に囲まれると、用意していた「謝罪」と表記したコメントを配り、「県民、市民にご迷惑をおかけしたことを深くおわびします。今後は仏門に帰依し生きていきます」と話した。
この日は今井被告の判決公判も開かれ、堀内裁判官は懲役1年6月、執行猶予5年(求刑・懲役2年)を言い渡した。
(2007年9月29日 読売新聞)
1941
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/29(土) 12:29:39
旧グリーンピア契約解除決議「説明なく計画変更」
那智勝浦町議会ボアオを厳しく非難 讀賣和歌山
「計画通りの進展が見られない」「地元の同意を得るに至っていない」。28日、大規模保養施設「グリーンピア南紀」の跡地利用を巡り、那智勝浦町議会で可決された中国系企業「香港ボアオ」との土地・建物の賃貸借契約を解除するよう求める決議は、同社の姿勢を厳しく批判する内容となった。一方、中村詔二郎町長は記者会見を開き「必ずしも(町の方針が)否定されたとはいえない」と訴えた。
決議案は、同社の姿勢を、十分な説明もなく一方的に計画を変更するなど、町と町議会を無視したものだとして非難、「誠意をもって履行する」とした契約条項に反するとし、土地と建物を所有する町に対し、同社との賃貸借契約を解除するよう、求めている。
寺本眞一議員ら5人が提案。「けしからんという感情論だけではダメだ」といった反対意見が出されたが、記名投票の結果、賛成8、反対5で可決された。決議に拘束力はないが、議会としての意思が示されたことになる。
一方、中村町長は閉会後に記者会見。「(決議は)虚心坦懐に受け止めるが、反対意見もある。必ずしも契約解除をしなければならないということではない」と述べ、引き続き計画を進める意向を明らかにした。
中村町長は「ボアオは私が誘致したように誤解している人がいるが、そうではない」といい、跡地開発の引き合いのあった23社から同社が浮上、議会の議決を得たうえで契約したことを強調。その上で「一度はボアオ誘致を議決した議会が契約解除の決議案を可決した。どのように理解したらいいのかわからない」と話した。町長はこれまで「町側に責任があれば、ボアオに契約金1億6000万円の倍額を返さなければならない」などと話し、事業の見直しには慎重な姿勢を示していた。今回の決議が今後に与える影響については「今のところ分からない」と述べるにとどまっている。
(2007年9月29日 読売新聞)
1942
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/29(土) 13:45:58
石破氏代表の政党支部、補助金交付企業から10万円
2007年09月29日11時52分
http://www.asahi.com/politics/update/0929/OSK200709290019.html
石破茂防衛相(衆院鳥取1区)が代表を務める「自民党鳥取県第1選挙区支部」が、国の補助金を受けている建設会社から05年に10万円の寄付を受けていたことが29日、分かった。政治資金規正法では、国から補助金などを交付される企業は、交付決定通知を受けた日から1年間は政治活動に寄付することを禁じている。
同支部の収支報告書や石破事務所によると、宮崎県日向市の建設会社から05年12月に10万円の寄付を受けているが、同社は05年度から経済産業省の「新連携対策補助金」の交付を受けており、交付決定は同年11月だったという。同法では、補助金交付会社であることを知りながら寄付を要求したり、受け取ったりすることも禁止している。
石破氏の事務所は「補助金を交付されている会社とは知らなかった。月曜日にも返金したい」としている。
1943
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/30(日) 04:06:00
表参道架空地上げ「政治絡みで金必要」と逮捕の女
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070930i301.htm?from=main3
東京・表参道の土地の地上げを装った詐欺未遂事件で、逮捕されたフリージャーナリスト、二瓶絵夢(にへいえむ)容疑者(31)が、詐取に成功した場合の金の使途について、「政治絡みの仕事に使いたい」と周囲に話していたことが、関係者の話で分かった。
二瓶容疑者らは、この未遂事件の後、都内の商社グループから5億5000万円をだまし取った疑いも浮上しているが、このうち使途不明となった2億数千万円は、二瓶容疑者が現金で引き出していたことも判明。東京地検特捜部が金の流れを追及している。
特捜部の調べによると、二瓶容疑者や元自民党衆院議員秘書で広告会社「ワクマック」(東京都千代田区)社長、市川和久容疑者(45)ら4人は昨年10〜12月、東京・表参道の土地などを所有する女性から売買を任されたとする委任状など5通を偽造。千代田区の不動産投資ファンドに偽造した委任状を示し、売買の内金名目で11億円をだまし取ろうとした疑いが持たれている。
関係者によると、二瓶容疑者はファンド側に架空の売却話を持ちかけるにあたり、周囲に、「私は今、政治絡みの仕事で金を必要としている。ファンドから引き出した資金の一部は、その仕事のために使いたい」などと話していたという。
ファンドへの詐欺は未遂に終わったが、二瓶容疑者らはその後、都内の商社グループにも同様に架空の地上げ話を持ちかけ、5億5000万円を引き出していた。5億5000万円は、商社グループから宮沢義隆容疑者(59)が経営する不動産会社「マクロプロジエクト」(港区)の口座に入金されたが、二瓶容疑者がこの口座から2億数千万円を現金で引き出した後、使途が分からなくなっているという。
(2007年9月30日3時2分 読売新聞)
1944
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/01(月) 12:11:11
領収書の真偽は?樋下県議から 市議へ寄付疑惑 讀賣岩手
金沢陽介・盛岡市議(40)が、自民党の樋下正信県議(52)(盛岡選挙区)から現金の寄付を受けたと選挙運動費用収支報告書に記載し、公職選挙法違反の可能性が指摘された問題で、関係者の証言に食い違いが生じている。金沢市議が収支報告書を訂正したことで樋下県議らは問題解決を強調するが、疑惑は残ったままだ。
公選法は、政治家が選挙区内で寄付することを禁じている。樋下県議は26日、現金授受について「あまり記憶にない」と言葉を濁し、取材に同席した男性秘書も「(代理で現金を持参したことは)ない」と断言した。ところが、秘書はのちに前言を翻し、「一人で金沢事務所を訪ね、何も書いていない封筒に1万円を入れて渡した。(取材の)後になって思い出した」と語った。これを受けて金沢市議は27日、「樋下県議が支部長を務める自民党支部からの寄付だった」と報告書を訂正した。
寄付の名義が樋下県議個人だったのか、それとも党支部だったのかは、金沢市議が発行した領収書が判断材料の一つとなる。樋下県議の秘書は「領収書を受け取った記憶がなかったので、27日に金沢市議に電話し、『発行して下さい』とお願いした。金沢市議から『渡したはずだ』と言われたので探したら、ひょっこり出てきた」と話す。
しかし、金沢市議は、「27日に秘書からそのような電話は受けていない」と否定。また、記者会見では「領収書を確認した」と発言していたが、実際に自分の目で見た訳ではなく、「樋下事務所から『ある』と聞いたので、それを信じた」という。誰がいつ領収書を発行したのか、記録も記憶もないといい、結局、領収書の真偽は不明のままだ。
渡された現金は「市議選の陣中見舞い」(金沢市議)だった。樋下県議は選挙期間中、他の複数の陣営も激励に訪れたが、現金が渡されたのは金沢市議だけとされる。樋下県議の秘書は、自分で「支部の金」を持参することを発案したとした上で、「なぜ金沢市議だけにしたのかは覚えていない」と話している。
(2007年10月1日 読売新聞)
1945
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/01(月) 14:05:47
谷川衆院議員のパー券購入 元社長有罪の建設会社名義
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20071001/04.shtml
自民党の谷川弥一衆院議員(長崎3区)の資金管理団体が昨年開いた政治資金パーティーをめぐり、不正入札事件で元社長が有罪判決を受けた対馬市の建設会社名義で、パーティー券四十三万円分が購入されていたことが三十日分かった。
谷川議員の事務所によると、パーティーは谷川議員の資金管理団体が昨年九月、大村市内で開催。この会社の関係者の男性が会社名義で券を購入し、会社自体は購入にかかわっていなかったという。
会社の元社長は対馬市発注工事の入札をめぐり同月、競売入札妨害罪で長崎地裁に執行猶予付きの有罪判決を受けた。
谷川議員の事務所は「道義的に不適切だったかもしれないが、会社は関与していない。詳しい経緯を調べ、適正に処理していきたい」としている。
1946
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/02(火) 11:49:40
岩永元農水相側に寄付 補助金交付の医療法人
2007年10月02日07時30分
http://www.asahi.com/politics/update/1002/OSK200710010084.html
元農水相の岩永峯一衆院議員(滋賀4区)が代表を務める「自民党滋賀県第4選挙区支部」が05〜06年、国の補助金を受けている医療法人から寄付を受け取っていたことがわかった。政治資金規正法は国から補助金交付の決定通知を受けた法人に対し、決定日から1年間、政治活動への寄付を禁じている。総額980万円の寄付のうち少なくとも930万円がこの期間内だった。岩永氏の事務所は「認識不足だった。すぐに返金したい」としている。
岩永氏は05年8〜10月、小泉政権で農水相を務め、寄付は在任中にも重なる。寄付していたのは、医療法人「誠光会」(水野光邦理事長)が運営する滋賀県草津市の草津総合病院。厚労省などによると、同病院は05年7月29日に「医療施設等設備整備費補助金」として7000万円の交付決定を受けたのを始め、同年11月には約2500万円、06年3月にも約150万円の決定を受けた。
だが、05、06年の政治資金収支報告書では、同病院が交付決定を受けた後の05年9月、自民党の同支部に対し、「医療法人誠光会草津総合病院」名で10万円を寄付。同年10月から翌06年12月にかけては毎月30万円を寄付している。また、06年12月には470万円を一括で寄付しており、総額は930万円に及ぶ。
1947
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/03(水) 12:24:25
民主・渡部氏の政治団体 名義借り、事務所費1.7億円
2007年10月03日06時23分
http://www.asahi.com/national/update/1002/TKY200710020525.html
民主党最高顧問の渡部恒三衆院議員(福島4区)の政治団体「新時代の会」が04年までの12年間、事務所として使っていなかったおいの佐藤雄平福島県知事の自宅マンションを「主たる事務所」として総務省に届けていたことが分かった。渡部氏の秘書を務めていた佐藤氏は自宅について「名義を貸していただけで、家賃も光熱費ももらっていなかった」と話しているが、同会はその間、事務所費など計約1億7800万円の経常経費を支出していた。
「主たる事務所」を佐藤氏の自宅に置いたことについて、渡部氏の秘書は「事務所の実態は議員会館にあり、実態に即していないと言われればそうかも知れない」と話している。
政治資金収支報告書などによると、「新時代の会」の事務所は現在、東京都千代田区の渡部氏所有のマンションの一室としているが、93〜04年の12年間は新宿区にある佐藤氏の自宅マンションとしていた。
総務省によると、主たる事務所とは「政治団体の政治活動の中心となる場所」。佐藤氏は98年まで渡部氏の秘書を務めており、参院議員を経て06年11月に知事に就任した。自宅について佐藤氏は「秘書だったから事務所の名前を貸しただけ」と説明。渡部氏の現在の秘書も「事務所の実態は議員会館にあったが、届け出ることができなかった」と話した。衆院事務局によると、94年の衆院議院運営委員会の決定で、資金管理団体以外の政治団体の事務所を議員会館に置くことができなかったという。
政治資金収支報告書によると、同会は04年までの12年間で、事務所費約9919万円など計約1億7800万円の経常経費を支出していた。事務所費の内容について、渡部氏の元秘書で同会の会計責任者は「政治活動費でもなく、一般の経費でもない支出は事務所費にするしかなかった」と説明。秘書らが移動に使うタクシー代や、事務所の忘年会費なども含めたという。
総務省によると、事務所費は家賃や電話代、切手代など「事務所を維持するのに通常必要とされる経費」だという。
同会に対してはこの間、渡部氏の資金管理団体「恒山会」が3億8400万円、渡部氏が代表を務める政党支部が5380万円を寄付している。
また、「新時代の会」の代表は渡部氏の支援者が務めていたが、00年に死去。会計責任者だった渡部氏の親類も既に死去しているという。しかし、同会は今年7月まで変更を届けていなかった。これについて、渡部氏の秘書は「怠慢といえば怠慢。目配りが利いていなかった」と話している。
1948
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/03(水) 12:29:12
民主・渡部氏の政治団体、実態のない事務所に経費計上
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071003i403.htm?from=main4
民主党最高顧問の渡部恒三衆院議員の関連政治団体「新時代の会」が1993年から2004年までの間、実際には使っていなかった渡部氏のおいの佐藤雄平・福島県知事の自宅マンションを「主たる事務所」として総務省に届け出ていたことがわかった。
実際の活動は家賃のかからない議員会館の事務所で行われていたが、12年間で事務所費計9919万円を計上していた。
渡部氏は3日、記者団に対し、「議員会館を中心に活動していたが、議員会館は政治団体の事務所に使えないということで秘書(だった佐藤知事)の自宅を届け出た。事務的な手違いがあったことは反省している」と述べた。
渡部事務所などによると、同会は渡部氏が所有する東京都新宿区のマンションに「主たる事務所」を置いていたが、93年5月、当時、渡部氏の秘書だった佐藤氏の同区内の自宅に移転を届け出た。05年3月からは、渡部氏が所有する千代田区のマンションに移っている。
94年12月には、衆院議院運営委員会が、資金管理団体以外の政治団体は議員会館を事務所として使用できないと申し合わせていたが、同会は93年5月以降、議員会館の渡部事務所に活動の拠点を置いていた。
同会は12年間に事務所費のほか、備品消耗品費3325万円、光熱水費45万円などを支出していた。同事務所は「佐藤氏に家賃は払っていない。事務所費はコピー機のリース代や切手代などで、付け替えなどはない」としている。
また、同会は、代表者の男性が00年、会計責任者の男性も3年ほど前に亡くなっているのに、総務省に後任者への変更を届けていなかった。
佐藤知事は3日、取材に対し、「家賃や光熱費をもらったことはない。秘書だったので、名前を貸した」と説明した。
(2007年10月3日11時55分 読売新聞)
1949
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/03(水) 12:32:11
談合企業の寄付24万円を返還 自民・坂本剛二衆院議員
2007年10月03日12時17分
http://www.asahi.com/politics/update/1003/TKY200710030166.html
自民党組織本部長の坂本剛二衆院議員(比例東北)が、大阪府豊能町発注工事の談合事件で社員が逮捕された中堅ゼネコン「安藤建設」(東京都港区)から同氏が代表の政党支部に寄付された計24万円を、返金していたことが3日わかった。
坂本氏の事務所などによると、同氏が代表を務めていた福島県衆院比例区第1支部は05年、現在代表の福島県第5選挙区支部は06年、それぞれ12万円ずつ安藤建設から献金を受けていた。報道機関から指摘を受けて2日に返却したという。
安藤建設の大阪支店は06年、豊能町立の中学校の建て替え工事をめぐる競売入札妨害事件で社員が逮捕され、大阪府から指名停止処分を受けた。
1950
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/03(水) 13:20:05
鳩山幹事長、「しっかり説明を」 渡部氏の事務所費問題で
2007.10.3 12:19
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071003/stt0710031219001-n1.htm
民主党の鳩山由紀夫幹事長は3日午前、党最高顧問の渡部恒三元衆院副議長の政治団体が12年間、元秘書の佐藤雄平福島県知事の自宅を「主たる事務所」として届け出ていたことについて、「まずはご本人からしっかり説明頂きたい」と述べ、記者会見などで事実関係や経緯を公にすべきだとの考えを示した。
そのうえで鳩山氏は、慶弔費などの交際費を事務所の経常経費に繰り入れていたと説明していた伊吹文明自民党幹事長の例を引き合いに、「伊吹さんの状況とよく似ていて、事務所の経費ではないものを事務所費として入れていた可能性がある。説明していただく必要がある」と話した。国会近くの事務所で記者団に答えた。
山岡賢次国対委員長も3日午前の記者会見で「疑惑が指摘された以上、本人が明解に説明をしていただく。もし問題があれば、それに応じた対応を自ら、あるいは私ども(執行部)でさせていただく」と述べた。
1951
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/03(水) 13:21:49
民主・渡部議員、実態ない事務所届け
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20071003/20071003-00000034-jnn-pol.html
民主党最高顧問の渡部恒三衆議院議員の政治団体が、2004年までの12年間、実際には事務所として使われていなかった都内のマンションを、「主たる事務所」として総務省に届け出ていたことが明らかになりました。
「反省しなければならない。10年前は当たり前だった。10年前はなんでもないと思っていたことが、今は厳しく批判されなきゃいけない」(民主党・渡部恒三最高顧問)
政治資金収支報告書によりますと、渡部氏の政治団体「新時代の会」は、2004年までの12年間、当時、渡部氏の秘書で、現在は福島県知事の佐藤雄平氏の自宅マンションを「主たる事務所」として総務省に届け出ていました。
しかし、関係者によりますと佐藤氏のマンションは実際には事務所として使われておらず、実体は議員会館にあったということですが、その間、事務所費などとしておよそ1億7800万円の経常経費を支出していたということです。
渡部氏は 「事務的な手違い」と事実関係を認めた上で、「小沢代表から辞めろと言われたら議員辞職する」と述べましたが、「選挙民への責任がある」として、すぐ発言を取り消しました。(03日11:17)
1952
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/03(水) 16:35:02
自民千葉が自作領収書添付 06年1億円、受領印もなく '07/10/3
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200710030340.html
自民党千葉県連が二○○六年の政治資金収支報告書に添付した政治活動費計約九千九百万円分の領収書約百四十枚すべてが、原本のコピーではなく、県連独自の統一書式で作り直したものだったことが三日、分かった。日付、金額、受領した企業や団体などの名前は列記されているが、受領印や収入印紙はなかった。
千葉県連は「○三年分までは手書きで転記し、○四年分からはパソコンで作成し提出している。長年の慣行で、虚偽はない」と説明している。
自民、公明両党は政治団体の経常経費・政治活動費の「一円以上」の支出に領収書添付を義務付けることで合意しているが、添付書類の在り方も今後、検討課題となりそうだ。
政治資金規正法では、添付するのは「領収書等の写し」と規定。提出を受けた千葉県選挙管理委員会は「写しはコピーに限定されず、転記した領収書でも問題はない」と解釈、指導していない。総務省は「違法ではないが、真偽を確認できない。原本をコピーして提出するのが望ましい」とし、規正法のあいまいさが露呈した格好だ。
民主党千葉県連は原本のコピーを添付しており「自作領収書では政治資金の透明性が確保できない」と批判している。
自民党千葉県連の○六年分領収書によると、最高額は大手自動車メーカーの販売会社に宣伝車購入費として支払った約三千四百万円。衆院補選があった選挙区支部に支出した千二百万円が続く。県連は「大量の領収書を保存するため、紙に重ね張りしており、コピーは難しい。原本は保存しているので問題ない」と話している。
1953
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/03(水) 18:54:47
高橋知事資金団体 北電役員多数が献金 「組織的」共産党追及へ(10/03 16:01)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/52949.html
高橋はるみ知事の政治資金団体「萌春会」に、北電の取締役と常任監査役のほぼ全員が昨年、同じ日にそろって個人献金していたことが二○○六年の政治団体収支報告書でわかった。政治資金規正法違反の「組織的に行われた献金あっせん」の可能性が高いとして、共産党の花岡ユリ子道議(小樽市)が三日午後の道議会予算特別委で追及する。
同報告書によると、献金は南山英雄会長が十万円、近藤龍夫社長が五万円、浜田賢一、矢野義尚両副社長がそれぞれ三万円。さらに、昨年新たに就任した一人を除くすべての常務と常任監査役の九人も二万円ずつ献金。地位の高い順に献金額が高く、合計で三十九万円だった。献金をした十三人のうち、道経連に出向している常務一人を除く全員が六月十二日に入金していた。○五年、○四年にも、役員のほとんどが献金していた。
政治資金規正法は、個人献金に関し、組織の影響力を利用し意思を拘束した形での寄付あっせんを禁止している。北電広報部は「個人の意思で(献金を)行っており、会社としては承知していない」と話している。
道は北電に対し火力発電所などで多くの許認可権を持ち、北電泊原発での連続不審火などの際には知事名で再発防止を申し入れている。共産党道議団は「違法の可能性が高いだけでなく、役員の献金により知事が北電に手心を加えている、と市民に思われても仕方がない。知事は献金を返上すべきだ」と訴えている。
道選管は「(会社の)強制があったか不明なので、違法かどうか判断できない」としている。
1954
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/03(水) 21:37:18
「領収書書き換え103枚」首相が事実上認める
2007年10月03日21時01分
http://www.asahi.com/politics/update/1003/TKY200710030307.html
福田首相は3日夜、自らが代表を務める自民党群馬県第4選挙区支部の政治資金収支報告書などで明らかになった領収書のあて名の書き換えが、すでに判明している17枚、約570万円分を大幅に上回るとの見通しを明らかにした。記者団が一部報道などを受け、「領収書の改ざんが103枚との指摘がある。事実関係として間違いないか」と質問したのに対し、「枚数はね、随分ありますよ」と答えた。
首相はあて名の書き換えについて「実態に合わせるということで、改ざんじゃない。補正、正しく直すということ」と説明。「毎年そういうようにやって、誰からも文句を言われなかった」とも述べた。
一方、すべての領収書について、発行元にあて名を直してもらう手続きをとっていることも明らかにし、「(改ざんと)疑念を持たれるようなら、最初から取り直しという手続きが必要だった」と語った。
1955
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/04(木) 11:48:42
家賃ゼロなのに2200万円
2007年10月04日 朝日福島
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000710040005
報道陣に応じる知事=3日午後、県庁で
−佐藤知事事務所費・参院8年間「付け替えない」−
佐藤雄平知事が参院議員時代、家賃がかからない議員会館に資金管理団体の事務所を置きながら、06年までの8年間で計2200万円の事務所費を計上していたことがわかった。佐藤知事は3日、朝日新聞の取材に対し、架空計上や他の費用の付け替えは
「一切ない」と説明。2200万円という額についても「月にならせば15万〜20万円なので、事務所費としては妥当だ」と述べた。
この資金管理団体は「雄山会」。政治資金収支報告書によると、知事が参院議員に初当選した98年に設立され、知事就任後の今年1月に解散している。
事務所は当初、会津若松市内としていたが、99年から東京・永田町の議員会館に移転。知事選への出馬に伴って昨年秋、都内にある自宅マンションに移したとしている。
事務所費は最も少ないのが99年の60万円で、最も多い年とは約550万円の開きがあった。この点について佐藤知事は「選挙の時は、はがき代などの費用が全然違う」と説明した。
04年の場合、同会の総収入は約4900万円。総支出は4600万円で、うち経常経費は1100万円となっている。
経常経費のうち、事務所費は625万円だったが、光熱水費はゼロだった。政務秘書によると、事務所費のうち約100万円は当時福島市内で借りていた事務所の家賃だという。
政治資金規正法で事務所費は「事務所の維持に通常必要とされる経常的な経費」と規定されている。政務秘書によると、雄山会ではほかに、秘書や事務所員らが移動する際のタクシー代や弁当代も事務所費に含めていたという。理由については「政治活動費でもなく、ほかの経費にも当たらないから」と説明した。
政治とカネをめぐる問題について、佐藤知事は「いろんな問題があって政治資金規正法を改正しようという話になっている。それによって透明性を確保するのはいいことだ」と述べた。
−名義貸し巡り知事 議会答弁せず−
「知事の県民への説明責任が問われている」。県議会の一般質問で共産党の宮川えみ子議員は急きょ質問を差し替え、「名義貸し」問題について、知事の認識をただした。質問中、自民党議員からも「その通りだ!」と声があがった。
だが、知事は質問に答えず答弁を終えた。
別の議員から教育問題について聞かれた知事が「ならぬことはならぬ」という会津藩校の教えを引用すると、「名義を貸しては『ならぬ』だ!」とヤジが飛んだ。別の答弁の最中には「東京のマンションを売ってしまえ」というヤジもあった。
共産党の神山悦子県議団長は「過去のこととはいえ、知事は事実を明らかにすべきだ」。自民党県連の橋本克也幹事長も「知事が責任を持って説明することが必要だ」と指摘した。
知事「与党」の中村秀樹・民主党県連幹事長も「渡部議員に納得いく説明をしてもらう必要がある。知事も名義貸しに関しては説明してもらうしかない」と困惑気味に語った。
佐藤知事はこの日午前、報道陣に対して「結果として気がつかなかったことは不注意だった」と反省の弁を述べた。
一方、渡部議員の地元・会津若松市でも市民の間に困惑が広がった。
渡部議員を支持してきたという無職の女性(80)は、朝のテレビのニュースで知り、「えー、まさか」と声をあげた。「恒三さんは地元・会津のために一生懸命やって来たんだし、何年も前のことだから仕方ない」。選挙で渡部議員に票を投じてきたという会社員の男性(43)も「ショックです」。ただ、「こういう問題が発覚したのだから、議員は辞めるべきだと思う」と話した。
1956
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/04(木) 11:49:27
渡部氏「不正ない」
事務所費問題 讀賣福島
民主党最高顧問で、福島4区選出の渡部恒三衆院議員は3日、関連政治団体「新時代の会」が12年間、当時秘書だった佐藤知事の自宅マンションを実態はないのに「主たる事務所」とし、1億円近い事務所費を計上していたことについて、「(付け替えなどの)問題は全くない」と述べ、架空計上などの不正はないことを強調した。一方、佐藤知事は、名義貸しについて「注意しなくてはいけなかったのかなと思っている」と述べた。
東京都内で経緯を説明した渡部氏は佐藤知事から名義を借りた理由について、「議員会館を政治団体の事務所にしてはいけないということになったので。(佐藤知事は)30年も務めていた秘書でもあり、私の姉の子で家族同然だったので『雄平のうちを借りるか』と言ったことは記憶している」と話した。
政治団体の代表者や会計責任者の変更も届けていなかったこともあり、「反省しなければならない」としたが、経常経費の付け替えなどの不正は「全くないと思う」と否定。「今、いろんな問題がある時だから皆さんに説明責任だけはきちっとこれからしていきたい」とし、今後は記者会見などで説明する意向を示した。
一方、佐藤知事も3日、県庁で取材に応じ、「秘書の時に、資金管理団体と政治団体が一緒の事務所に置けないということになり、(渡部氏の)会計担当から『名義を貸してください』と言われて貸した。2004年まで貸していた」と述べた。事務所としての実態はなかったが、年に1回、選管から書類が届いていたという。家賃や光熱水費などは「全くもらっていなかった」としている。
党最高顧問の関連政治団体に浮上したずさんな事務処理について、民主党県連の中村秀樹幹事長は「報道しか見ていないので詳しいことは分からないが、県民の皆さんに分かりやすく説明してくれれば」とコメントした。
一方、自民党県連の橋本克也幹事長は「(渡部氏については)国会でも議論されるだろう」としたうえで、佐藤知事についても「しっかり説明して対応されないといけないと思う」との見解を示した。
(2007年10月4日 読売新聞)
1957
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/04(木) 12:41:44
渡部氏 民主党最高顧問辞任へ
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/10/04/k20071004000077.html
民主党の渡部前衆議院副議長は、みずからが関連する政治団体の事務所費をめぐる問題のけじめをつけたいとして、党の役職の最高顧問を辞任する意向を固め、党の幹部に伝えました。
民主党の渡部前衆議院副議長の関連の政治団体「新時代の会」は、3年前まで、以前政策秘書を務めていた福島県の佐藤知事が所有する東京の自宅マンションを事務所として総務省に届け出て、10年余りの間にあわせて1億7000万円余りの経常経費を計上していました。これについて、渡部氏は「支出は秘書のタクシー代などの必要経費で付け替えは行っていないが、けじめはつけなければならない」として、党の役職の最高顧問を辞任する意向を固め、4日、党の幹部に伝えました。渡部氏は、今週中にも記者会見して、問題の経緯などを説明することにしています。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/04(木) 15:03:04
兼職届未提出か 玉沢氏秘書 岩手
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20071004_1
無所属の玉沢徳一郎衆院議員(比例東北)の政策秘書を務める仲谷俊郎氏が、建設会社「後藤組」(本社新潟県長岡市、後藤孫民社長)の取締役を兼職しているにもかかわらず、国会議員秘書給与法で義務づけられている衆院議長への届け出をしていない可能性があることが3日、明らかになった。
岩手日報社が衆院事務局に公開請求し、閲覧した資料では、仲谷氏は2006年7月19日付で、「財団法人あんしん財団」「社団法人亜東親善協会」(いずれも無報酬)の兼職届2件を出していた。しかし、後藤組取締役についての兼職届はなく、同法の規定に違反している疑いがある。
登記簿謄本などによると、後藤組は長岡市に本社を置き、資本金は1200万円。土木建築工事の設計や施工、コンサルタントなどを手がけている。東京出張所は東京・平河町にある玉沢氏の個人事務所と同じ住所となっている。
仲谷氏は3日、後藤組取締役の職を「1カ月以上前に辞めた」と説明。しかし、9月27日付の同謄本には「取締役 仲谷俊郎 平成16年11月25日重任」との記載がある。
同氏は「大槌町出身の後藤氏と20数年来の付き合い」とした上で、「私は取締役といっても無報酬。(届け出について)私は関与しない」と話す。玉沢氏は「(仲谷氏の兼職や届け出の有無などは)知らない。本人に聞いてほしい」としている。
玉沢氏は、自らが支部長を務めていた選挙区支部事務所の領収書偽造問題の責任を取り9月、自民党を離党。仲谷氏は偽造が行われた当時の会計責任者を務めていた。
国会議員秘書給与法 秘書給与や手当などを定める法律。第21条で「議員秘書は、ほかの職務に従事し、または事業を営んではならない」と兼職を原則禁止。その上で、所属する国会議員が職務遂行に支障がないと許可し、衆院または参院議長あてに団体名や報酬の有無などを記載した文書を提出した場合、兼職が認められる。届け出書類には議員の署名、押印欄がある。同条文に違反した場合の罰則規定はない。
(2007/10/04)
1959
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/05(金) 10:40:40
宮腰議員代表の自民政党支部、政治資金報告書の「受領書」を自作 讀賣富山
宮腰光寛・衆院議員(富山2区)が代表を務める自民党県第2選挙区支部が、政治資金収支報告書への添付を義務づけられている「領収書の写し」を、原本のコピーではなく、独自に作った「受領書」を添付して県選管に提出していたことが分かった。受領書の添付は違法ではないものの、総務省は「(原本の)コピーが望ましい」としている。
読売新聞が情報公開で入手した同支部の2003〜05年収支報告書によると、同支部は毎年、宮腰議員の政治団体や同党の市町村支部などに各数十万〜数百万円を支出。添付したのは、パソコンで金額や団体名などを打ち込んだ「受領書」で、受け取り団体の印鑑などは無かった。
06年分も同様で、宮腰議員の資金管理団体「光政会」でも同じ受領書が付けられている。地元事務所は、「領収書の原本はあるが、受取人が支部の事務局長らの名前で、正式な記載になっていなかったので、便宜上作った。県選管などから指摘があれば、原本のコピーを出す」としている。
領収書の原本のコピーが添付されていない政治資金収支報告書について、自民党県連も同様に、独自の受領書に金額や受取団体名などを書き写し、県選管に提出していた。
同県連事務局によると、長年の慣例といい、領収書の原本は保管しているという。「原本を手元に残すため、コピー機が無かった時代は書き写していた名残ではないか」と理由を説明している。
(2007年10月5日 読売新聞)
1960
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/05(金) 12:21:35
元農水副大臣側に違法寄付 補助金受給の組合から30万円 '07/10/5
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200710050278.html
元農水副大臣の山本拓衆院議員(55)が代表を務める自民党福井県第二選挙区支部が二〇〇五年と〇六年に、国の補助金を交付された福井県織物構造改善工業組合(福井市)から計三十万円の違法な寄付を受けていたことが五日、分かった。
政治資金規正法は、国から補助金や負担金を受けた会社などに対し、交付決定の通知を受けた日から一年間、政治活動に関する寄付を禁じている。同議員の事務所は「補助金を受けていたとは気付かなかった。返還したい」と話している。
政治資金収支報告書によると、同選挙区支部は同組合から〇五年八月三十日に二十万円、〇六年十月三日に十万円の寄付をそれぞれ受けていた。これについて組合は「調査中でコメントできない」としている。
組合への交付金は、衰退した繊維産地の中小企業が新商品の販路開拓で商談会や展示会を開くための補助金として、経済産業省近畿経済産業局から〇五、〇六年のそれぞれ六月に支給された。
同議員は七月、故松岡利勝元農相の事務所費問題に関して「芸者の花代として使ったと聞いた」と講演会で発言し、当時の塩崎恭久官房長官から厳重注意されている。
1961
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/09(火) 03:15:40
小沢一郎代表:資金管理団体に家賃収入…規正法違反の疑い
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20071009k0000m040105000c.html
民主党の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山(りくざん)会」が、政治資金で購入したマンションをコンサルタント会社や財団法人に貸し、家賃収入を得ていたことが分かった。陸山会は、10件を超える不動産を政治資金で取得していることが問題化したが、「不動産による資産運用」が表面化するのは初めて。政治資金規正法は預金や国債以外の資金運用を禁止しており、総務省は一般論としながら、「家賃収入は法違反の疑いがある」と指摘している。【杉本修作】
陸山会の政治資金収支報告書などによると、陸山会は東京都港区のマンション「プライム赤坂」の一室を所有。ここにコンサルタント会社「エスエー・コンサルティング」が入居。同様に千代田区麹町のマンション「グラン・アクス麹町」に所有する一室に外務省、経済産業省などが所管する財団法人「国際草の根交流センター」が入居する。各部屋の登記簿上の所有名義は小沢氏になっている。
エスエー社は02年1月から、交流センターは04年10月から入居し、それぞれ毎月7万円と20万円の家賃を陸山会に支払っていた。その総額は06年末までに計約1000万円に上る。エスエー社は9月末ごろ転居し、現在は入居していない。
政治資金規正法では、政治団体による資金の運用について、預貯金、国債や政府保証債券、元本保証のある金融機関への信託以外は認められていない。総務省は「政治資金は国民の浄財。資金で購入した不動産を家賃を取って貸すのは同法が禁止する資産運用にあたる疑いがある」と指摘する。
◇「無償こそ問題」…小沢氏の事務所反論
小沢氏の事務所は「うちとしては、政治資金の運用という認識はない。コンサルタント会社は、小沢氏の政策立案を請け負っている。財団法人は小沢氏が設立にかかわり理事を務めている」と、いずれも小沢氏の政治活動に密接にかかわっていると主張し、「無償で貸す方が問題」と反論している。
陸山会は総額約10億円で、都内や盛岡市、仙台市などにマンション、土地などを購入し、登記簿上は、すべて小沢氏名義になっている。今年1月、これらの不動産を事務所費で購入していることが問題になったが、小沢氏は領収書などを公開した上で、「秘書の住まいとして活用しており、個人資産ではない」と説明。政界引退または死亡後は「後進の支援」や「日米・日中の草の根交流基金」に陸山会の資産を充てると表明している。
小沢氏の不動産取得問題を受け、今年6月に政治資金規正法が改正され、資金管理団体は取得済みの不動産を除き、新たに土地、建物を所有することが禁止された。
◇収益あれば「運用」
岩井奉信日本大教授(政治学)の話 小沢氏は賃貸を「運用」に当たらないと解釈しているのではないか。しかし、実際に収益が上がっている以上、今回のケースは不動産運用に当たると思う。不動産が個人に帰属するものであれば、収益には税がかかるが、この点でも疑問がある。法律のすき間を縫っているとも受け止められ、今後はあらゆる事態を想定し、先手を打って法改正をする必要がある。
毎日新聞 2007年10月9日 3時00分
1962
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/09(火) 03:22:38
逢沢議員に700万円献金 融資焦げ付きの岡山の卸会社
2007年10月09日03時08分
http://www.asahi.com/national/update/1009/OSK200710080026.html
自民党の逢沢一郎衆院議員(岡山1区)の6政治団体が05〜06年、金融機関の融資四百数十億円の大半が回収不能になっている岡山市の紙製品卸会社「伊豫(いよ)商事」(破産手続き中)側から、計700万円の献金を受けていたことがわかった。同社役員らは巨額融資をめぐり、詐欺容疑などで岡山地検に逮捕されている。逢沢氏の事務所は献金の事実を認めたうえで、返還について「事件の成り行きをみて対応を決めたい」としている。
政治資金収支報告書によると、献金していたのは、伊豫商事専務の大島敏昭容疑者(59)。同容疑者は05年、いずれも逢沢氏の親族が東京都内に所有するビルに事務所を置く「地域政策研究会」「地域農政研究会」「農業政策研究会」「東京逢友会」に各100万円、計400万円を献金。06年に「自由主義研究会」「東京逢友会」「瀬戸内政治経済懇談会」に各100万円、計300万円を献金していた。
逢沢氏の事務所によると、同氏と大島容疑者は7、8年前に支持者を通じて知り合った。献金の意向を聞いた事務所が、伊豫商事の主な取引先だった全国農業協同組合連合会(JA全農)に同社の事業内容を確認。全農側が「間違いのない会社だ」と説明したため、6団体に献金してもらったという。
大島容疑者は関連会社社長らと共謀。会社の納税証明書を偽造して金融機関に提示したとして、9月12日に逮捕。今月2日、偽造した債務保証書などを金融機関に示して35億円を詐取したなどとして再逮捕された。同容疑者は経理部門を担当していた。
関係者によると、伊豫商事などは全農の債務保証書を偽造するなどし、みずほ銀行(東京)や三井住友銀行(同)などから少なくとも計四百数十億円の融資を受けていたが、大半は回収不能で、地検が使途などの解明を進めている。
逢沢氏の事務所は「政治資金規正法で定められた上限(年150万円)を超えるため、複数の団体に分けて献金してもらった。事件については非常に困惑しているが、大島容疑者から依頼ごとを受けたことはない」と話している。
1963
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/09(火) 15:45:48
小沢氏団体がマンション賃貸収入、6年間で1700万円
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071009i105.htm
民主党の小沢代表の資金管理団体「陸山会」が、所有するマンションの部屋を財団法人など2団体と1社に賃貸し、家賃を得ていたことがわかった。
政治資金規正法は、銀行への預貯金などを除き、資金運用を禁じており、同法に抵触する可能性もある。陸山会では「運用ではない」としている。
陸山会の政治資金収支報告書によると、同会は1994、95年、東京都港区赤坂、同千代田区麹町にあるマンションの計3室を取得。法人格のない政治団体では登記できないため、登記簿上の所有者は、いずれも小沢氏名義となっている。
赤坂の2室は、陸山会の会計責任者が代表を務める政治団体「小沢一郎東京後援会」と、小沢氏の政策立案を行うコンサルタント会社「エスエー・コンサルティング」に、麹町の1室は、外務省などが所管する財団法人で、小沢氏主導の日米交流活動を実施している「国際草の根交流センター」に賃貸。後援会からは月額10万円、コンサルタント会社からは同7万円、財団法人からは同20万円の家賃を取っており、2001〜06年に総額1700万円を得ていた。
後援会が借りている部屋には、陸山会の事務所もある。また、陸山会によると、国際草の根交流センターは、小沢氏が毎年300万円を寄付しているという。
政治資金規正法では、政治団体について、銀行への預貯金や国債などを除き、政治資金の運用を制限。総務省政治資金課は、「一般論として、不動産を取得して家賃収入を得ることは、規正法に抵触する恐れがある。政治団体などから問い合わせがあった場合は、同じように答えている」としている。
◆「収益目的でない」小沢氏団体側◆
一方、陸山会の会計担当者は9日、「賃貸先の企業・団体は、小沢氏の政治活動を支えており、家賃も相場よりかなり安い金額に抑えている。先方の申し出もあり、家賃を受け取っていたが、収益目的ではないので、政治資金規正法には抵触せず、税金も納付する必要はないと考えている。ただ、疑いを持たれるのは不本意で、法律上、無償で提供できるのかどうか調べる」と説明している。
(2007年10月9日13時53分 読売新聞)
1964
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/09(火) 15:47:01
小沢氏資金団体:「全部会見で説明」 家賃収入問題
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071009k0000e010032000c.html
民主党の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」が政治資金で購入したマンションから家賃収入を得ていた問題で、小沢氏は9日午前、東京都内で記者団に「全部会見して説明している」と語った。
民主党は9日始まった衆院予算委員会で、「政治とカネ」の問題を取り上げて政府・与党を追及する方針。直嶋正行政調会長は毎日新聞の取材に「今国会で政治とカネの問題を追及する姿勢は変わらない」と強調しているが、出はなをくじかれる形になり、党内には「与党の反撃材料になる」との懸念も出ている。
一方、小沢氏の団体による不動産購入について「事実上の資産形成」と批判してきた与党側は、新たな問題発覚に批判を強めている。自民党の伊吹文明幹事長は9日午前の記者会見で「政治団体が本来の目的以外に多くの不動産を持つことは法が想定していない」と指摘。鳩山邦夫法相も「資産運用として認められない方法ではないか。集めた政治資金で不動産を買い、家賃収入を得るのは政治資金の本来のあり方ではない」と批判した。【渡辺創】
毎日新聞 2007年10月9日 11時18分
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/09(火) 22:17:04
中野副大臣支部に400万 国工事受注の3社が寄付
2007年10月09日 21:24
http://www.kitanippon.co.jp/contents/kyodonews/20071009/180441.html
中野正志経済産業副大臣(衆院比例東北ブロック)が代表を務める「自由民主党宮城県第2選挙区支部」が、2005年の衆院選公示日前日、国から公共事業を受注していた仙台市内の建設会社3社から計400万円の寄付を受けていたことが9日、分かった。
公職選挙法は、国と契約関係にある業者が、国政選挙に関連して寄付することを禁止している。
中野氏の事務所は「通常の政治活動に対するもので選挙に関する寄付とは考えていないが、疑義を受けることは不本意なので直ちに返金するつもりだ」と説明している。
建設会社側は「寄付の内容には答えられない」などと話した。
支部の政治資金収支報告書によると、建設会社3社は05年8月29日、それぞれ200万円と100万円(2社)を寄付した。
3社は寄付当時、いずれも国土交通省が発注した道路改良工事や橋の建設工事などを請け負っていた。中野氏は04年9月から05年11月にかけて国土交通政務官を務めていた。
1966
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/10(水) 06:21:50
姫井議員を告訴、男性ら岡山県警に
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20071009STXKC060909102007.html
週刊誌で民主党の姫井由美子参院議員(岡山選挙区)の元交際相手と報じられた男性と母親が9日、岡山県瀬戸内市で記者会見し、有印私文書偽造などの疑いがあるとして姫井氏を岡山西署に告訴・告発したと発表した。同署は受理したかどうかは明らかにできないとしている。
男性によると、姫井氏は昨年3月、無断で男性の母親の名義を使って岡山市に飲食店の営業許可を申請したという。
民主党岡山県連は「事実と異なると、姫井議員から聞いている。告発内容を確認し、しかるべき対応を検討する」とコメントを出した。〔共同〕(01:15)
1967
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/10(水) 06:25:13
小沢氏名義不動産:同室に関連4団体 1団体だけ家賃納入
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071010k0000m010173000c.html
小沢一郎氏の関連4団体の事務所がある「チュリス赤坂」=東京都港区赤坂で9日、杉本修作撮影
小沢氏名義の1室に事務所を置く4団体 民主党の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山(りくざん)会」が東京都港区にマンションの1室を所有し、入居する関連政治団体「小沢一郎東京後援会」から毎月10万円の賃料を得ていることが分かった。陸山会を巡っては、別のマンションの2室をコンサルタント会社と財団法人に有償で貸し、政治資金規正法に抵触する疑いが持たれているが、政治団体同士でも不透明な金銭のやり取りが行われていた形だ。
政治資金収支報告書によると、この1室は「チュリス赤坂」(港区赤坂2)701号室。陸山会が政治資金で95年に購入した。広さは117平方メートルで登記簿上の名義人は小沢氏個人になっている。ここには、「陸山会」「東京後援会」に加え、関連政治団体「誠山会」「小沢一郎政経研究会」も主たる事務所を置き、四つの政治団体が同居。「陸山会」は小沢氏が代表、その他の3団体は小沢氏の秘書が代表を務めている。
このうち「東京後援会」は毎月10万円の家賃を陸山会に支出している。同団体の報告書には、これと同額の事務所費が計上され、06年末までの5年間で600万円が支払われていた。
一方、「誠山会」「政経研究会」は家賃の支払いがないが、「事務所費」が06年までの3年間でそれぞれ2900万円、2500万円ずつ計上されていた。
小沢事務所は「『東京後援会』は秘書の社会保険などを支払うために立ち上げた団体で、直接的政治活動とは言えない。ほかの2団体は政治活動に使っているので家賃の支払いはない」とコメント。家賃を払っていない2団体が多額の事務所費を計上していることについては「電話使用料、切手購入費、修繕費そのほか、事務所の維持管理に必要な経費が含まれる」と説明している。【杉本修作】
◇小沢氏側「売却を検討」
民主党の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」が、マンションの2室をコンサルタント会社などに有償で貸していた問題で、小沢氏の事務所は9日、家賃の見直しやマンションの売却を検討していることを明らかにした。
陸山会は、東京都港区の「プライム赤坂」と千代田区麹町の「グラン・アクス麹町」の2戸をそれぞれ、コンサルタント会社「エスエー・コンサルティング」と財団法人「国際草の根交流センター」に貸し、家賃収入を得ていた。
小沢事務所は、財団法人への賃貸について「相手の申し出により家賃を取ることになった。家賃は相場より低く設定しており、投機的な意図はない」と説明。今後は無償で貸し出す方向で検討。また、コンサルタント会社が入居していたマンションは「あらぬ批判を招きかねない」として売却するという。陸山会が所有するほかの不動産についても「整理できるものは売却を検討したい」と説明している。【杉本修作】
毎日新聞 2007年10月10日 3時00分
1968
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/10(水) 10:50:18
中野経産副大臣の支部、衆院選公示前日に受注業者から寄付
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071010i403.htm?from=main4
中野正志経済産業副大臣(衆院比例東北ブロック)が代表を務める自民党宮城県第2選挙区支部が、2005年の衆院選の公示日前日に、国土交通省発注の公共事業を請け負っていた仙台市の建設会社3社から、計400万円の寄付を受けていたことがわかった。
中野副大臣は当時、国土交通政務官を務めていた。公職選挙法は、国と契約関係にある業者が、国政選挙の際に寄付することを禁止している。
中野副大臣の事務所は「通常の政治活動に対する寄付として、適正に処理した。しかし、疑義が生じたことは不本意で、直ちに返金する」と説明している。
同支部の政治資金収支報告書によると、05年8月29日に、同市宮城野区の建設会社が200万円、同市青葉区、太白区の2社が各100万円を寄付した。
(2007年10月10日10時31分 読売新聞)
1969
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/10(水) 10:52:43
疑惑登記口利き 村上元行革相の秘書 六本木のビル 支援者依頼受け
10月10日8時0分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071010-00000084-san-soci
自民党衆院議員の村上誠一郎元行政改革担当相(55)=愛媛2区=の秘書(67)が大臣秘書官だった2年前、村上氏の支援者の依頼を受け、東京・六本木の通称「TSKビル」を設立した東亜相互企業の社長解任登記を急ぐよう、東京法務局に口利きしていたことが関係者の話で分かった。支援者は東亜相互を実質支配しTSKビルの再開発を有利に進めるため、社長解任を計画。しかし、登記申請の前提となった株主総会は違法性が強く登記手続きが進まなかったため、村上氏の秘書に口利きを依頼したとみられる。
TSKビルをめぐっては、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地・建物をめぐる詐欺事件で起訴された元公安調査庁長官、緒方重威被告(73)らによる不正取引疑惑が判明しているが、新たに大臣秘書官の口利き行為が明らかになった。
支援者は東京都港区の商社社長(58)。村上氏と同郷で、平成10年に村上氏の資金管理団体「信誠会」に9万円を献金している。秘書とは地元高校の先輩後輩の間柄という。
関係者によると、商社は東亜相互企業を実質支配し、16年2月に東亜相互が所有していたTSKビルの土地・建物の所有権を取得した。その後、東亜相互の創業者で元暴力団組長の故町井久之氏の内妻(90)が社長を務めていたが、商社社長に不信感を抱き、距離を置き始めたことから、商社社長は東亜相互の支配を継続するため内妻の社長解任を計画した。
商社社長は17年9月26日、株主で役員だった故町井氏の長男(46)に都内のホテルで東亜相互の臨時株主総会を開催させた上、内妻側の総会出席を妨害し、内妻を役員に再任しない決議を強行。さらに取締役会で社長解任を決め、同日、役員変更登記を東京法務局港出張所に申請した。
内妻側は「株主を会場に入れなかった総会は違法」として港出張所に登記申請の却下を要請する一方、9月29日には総会と取締役会の決議不存在などを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。
これに対し、商社社長は秘書に口利きを依頼。秘書が翌10月3日、港出張所を訪れ、所長に秘書の名刺を渡した上で「一日でも早く登記してほしい」と要請した。だが、出張所は「書類に不備がある」などとして登記手続きを進めなかった。
この日は仮処分申し立ての審尋当日で、商社社長は東京地裁が内妻側の申し立てを認める決定を出すことを予想し、決定が出る前に登記を済ませようとしたとみられる。実際、同月5日に地裁は内妻側の主張を全面的に認める決定を出し、商社社長側は異議申し立てをしたが却下され、申請は取り下げられた。
◇
【用語解説】TSKビル
今春オープンした東京・六本木の東京ミッドタウンに近接する超一等地に建つビル群の通称。元暴力団組長の故町井久之氏が社長を務めていた東亜相互企業が昭和40年代から、敷地面積約3800平方メートルの土地に5棟のビルを建設。平成14年の町井氏の死後、暴力団関係者や不動産ブローカーが横行し、権利関係は複雑に。現在、高級クラブなどが入っていたビルは老朽化が目立ち、大半は空き部屋になり、「幽霊ビル」と呼ばれる。再開発が成立すれば数百億円が動くとされる。
1970
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/10(水) 11:31:39
小沢氏の『不動産問題』再燃 民主、火消しに躍起
2007年10月10日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007101002055241.html
民主党の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」が、政治資金で購入したマンションから家賃収入を得ていた問題をめぐり、同党執行部は九日、火消しに追われた。小沢氏は一月にも、資金管理団体が多額の不動産取得費を事務所費として計上していた問題が指摘されており、不動産問題が再燃した形だ。
小沢氏の事務所は同日、本紙の取材に「(マンションを)無償で貸しても良かったが、『会計上支出しないわけにいかない』と言われ、家賃を取った。利殖目的でなく、政治資金規正法が禁止している資産運用には当たらない」と説明。
同党の鳩山由紀夫幹事長は、出張先のロシアから帰国後すぐ、記者団の取材に応じ「総務省と相談してこういうやり方になったと聞いた。法的にやましいことはない」と違法性を全否定。
さらに「新政権が、政治資金規正法改正をやられたら困るという思いで、民主党のことを総ざらいして攻めてきている」などと、福田政権が仕掛けたわなだと言わんばかりだった。
それでも民主党にとっては、渡部恒三元衆院副議長が政治資金問題で最高顧問を引責辞任した直後であり、痛手となっている。
小沢氏の不動産問題が「時限爆弾」(中堅)であることも再認識させられた形で、「違法性はなくても、そもそもなぜそんな高額の不動産を持っているのかという話になる」(党関係者)などと、不安が広まっている。
自民党の細田博之元官房長官は早速、衆院予算委員会で「政治家すべてが身をただすべきだ」と、小沢氏に矛先を向けており、「政治とカネ」の問題で与党を揺さぶるという、民主党が当初描いていた戦略にも、狂いが生じ始めている。
(大杉はるか)
1971
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/11(木) 19:26:59
近藤県議の辞職勧告請願 県会委員会「継続審査」 公明は賛成 讀賣埼玉
県議会の総務危機管理防災委員会は10日、公職選挙法違反で控訴中の近藤善則県議(48)への辞職勧告決議を求める請願を、継続審査とすることを決めた。16日の本会議では、前定例会に続いて継続審査が決まる見通し。ただ、6月定例会で慎重姿勢だった公明党が、今回は請願採択に賛成の立場に転じており、近藤県議に対する批判は徐々に強まっている。
辞職勧告決議を求める請願は6月定例会で、「司法の場で係争中」とする自民、公明両党の賛成多数で継続審査となった。
しかし、この日の委員会では、公明党が採択賛成に回った。同党の畠山清彦県議は「1審の有罪判決を重く受け止めるべき。出処進退は自分で決めればいいが、県政への信頼回復のために、襟を正すべき議会として請願を採択せざるを得ない」と理由を説明した。
これに対し、自民党の峯岸光夫県議は「近藤県議は無罪を主張して控訴しており、高裁判決前に議会が決定を下すのは妥当ではない」として再び継続審査とするよう主張。多数決では、委員長を除く11人中、自民党6人の賛成多数で継続審査となった。本会議でも、自民党が93人中52人を占めるため、継続審査となる見通しだ。
近藤県議は今年4月の県議選で公選法違反(現金買収など)の罪に問われ、8月にはさいたま地裁から懲役2年、執行猶予5年、追徴金10万円の有罪判決を出され、即日控訴している。
(2007年10月11日 読売新聞)
1972
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/11(木) 19:55:48
民主・小沢代表が謝罪、「陸山会」の不動産を売却する方針
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071010i113.htm
民主党の小沢代表は10日の党常任幹事会で、自らの資金管理団体「陸山会」が所有マンションを賃貸し、家賃収入を得ていた問題について「迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪した。
小沢氏はこれに先立つ記者会見で、陸山会所有の不動産の売却を進める考えを示した。
小沢氏は記者会見で、家賃収入に違法性はないとの考えを強調した。その上で、コンサルタント会社に貸していた東京都港区のマンションの1室について「会社にはすでに退去してもらった。使用していた部屋はすぐ売却が決まる予定だ」として近く売却すると説明した。財団法人に賃貸していた部屋については、無償提供に改める考えを示した。
これ以外の不動産については、「事務所などで実務的に使っており、ローンの支払い中でもある。近々ローンが終わるので、売却していきたい」と語った。
2006年の政治資金収支報告書によると、陸山会は不動産12件を取得し、取得総額は約10億円に上る。政治資金規正法は、銀行の預貯金や国債取得などを除く政治資金の運用を禁じている。
不動産の売却について、総務省選挙部は「地価の変動などで意図せずに利益が出た場合は、違法な運用には当たらない。転売目的で不動産を購入した場合は抵触する」としている。
(2007年10月10日21時0分 読売新聞)
1973
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/12(金) 11:55:20
山口組が民主応援…参院選で直系組長に通達
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_10/t2007101135_all.html
山口組が民主応援を通達した狙いについて、警察当局も関心を寄せている=神戸市灘区の山口組総本部
自民党が惨敗し、安倍晋三首相電撃退陣の一因となった今年7月の参院選で、全国最大の指定暴力団「山口組」(本部・神戸市)が、傘下の直系組織に民主党を支援するよう通達を出していたことが11日、関係者らの証言でわかった。警察の取り締まり強化で資金源が断たれつつあるなか、政治的な影響力を発揮することで存在感を誇示するとともに、新たな利権への参入を狙った可能性もあるとみて、兵庫県警や大阪府警などの捜査当局も注目している。
関係者らによると、参院選に関する通達は公示直前、山口組本部から90人以上いる全国の直系組長に電話で伝えられた。その通達の中で判明しているのが「民主党を支持せよ」との内容だった、という。
実際に参院選愛媛選挙区では愛媛県警が8月30日、自民現職を破って初当選した元Jリーガーの友近聡朗議員(32)への票の取りまとめの報酬として有権者に現金提供を約束したとする公選法違反(買収約束)の疑いで、山口組系松山会伊藤会幹部(57)を逮捕した。
この事件に関して友近議員側は「容疑者とは面識もなく、まったく知らなかった」とコメント。県警も両者のつながりは確認していなかった。
友近議員は民主、社会、国民新などの推薦を受けて無所属で当選、その後は民主党と無所属議員で構成している「民主党・新緑風会」に入っている。暴力団関係者は「候補者本人とは一面識もないまま、組織の末端が『民主党支持』の通達を、上意下達で忠実に実行したのではないか」と証言している。
警察当局は暴力団の資金源の封じ込めを積極的に展開しており、疑わしい取引を警察に通報することを義務付けた「犯罪収益移転防止法」を今年4月から施行するなど取締りを強化している。
自治体でも暴力団の公共工事などから締め出しを進めており、その結果、長崎市の市長銃撃をはじめ、小さくなった資金源のパイをめぐるトラブルとみられる発砲事件が増加している。
従来、暴力団は関係のある業者を公共工事の下請けに参入させることなどを目的に与党支持に立つケースが多かったとされる。しかし、暴力団に対するこうした締め付けに強く反発、民主支持への通達につながった可能性がある。
ただ、「結果的には民主党以外の政党を支持した」と証言する直系組幹部もおり、関係者の中では「通達があっても、末端で厳密に守られたかどうかは疑わしい」としている。
民主党の報道担当者は「周辺からも内部からも、そういった話は一切出ていません。寝耳に水です。うちが応援をお願いしたわけでもないですし…」と困惑気味に話した。
また、暴力団問題に詳しいノンフィクション作家の溝口敦さんは「山口組がそうしたスタイルで選挙に介入したというケースは聞いたことがない。ただ現実に古参幹部の相次ぐ引退などで組織の世代交代が進んでおり、事実であれば、従来にはなかった組の姿勢が表出し始めたといえる」と話している。
ZAKZAK 2007/10/11
1974
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/13(土) 23:28:37
業者選定の経緯、内部文書に記載 グリーンピア南紀問題
2007年10月11日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200710100080.html
巨額の年金資金で建設された大型保養施設「グリーンピア南紀」(和歌山県那智勝浦町、太地町)の跡地再生事業が頓挫している問題で、委託業者選定をめぐる詳細な経緯を記した内部文書を、那智勝浦町の幹部が作成していたことがわかった。文書には、委託業者側の提案に沿って町が事業計画を作ったことや政治家の関与などについて記されており、これまでの町の説明とは食い違う。幹部は朝日新聞の取材に、文書の存在を認めたうえで「マスコミに公開を求められたので廃棄した」と説明している。
問題の文書は「グリーンピア南紀について」。作成した町幹部は跡地再生事業を担当し、02年5月から経過を随時記入。報道機関などへの説明の際、内部資料として利用していた。
朝日新聞が入手した文書の一部によると、04年5月10日、事業を委託された中国系企業「香港ボアオ」のオーナー・蒋暁松氏(55)と打ち合わせをした中村詔二郎町長側が「利活用計画はボアオの計画に沿って作成したい」との意向を示した。だが、町は06年3月の広報誌で、同社を選んだ理由について「町の基本計画に基づいて利活用できる唯一の企業と判断した」と記述。報道陣にも「最初にボアオありきではなかった」と説明していた。
文書はさらに、自民党総務会長の二階俊博衆院議員(和歌山3区)が蒋氏を町側に紹介した経緯などに触れ、04年2月4日、二階議員が蒋氏や中村町長らとともに旧年金資金運用基金を訪ねた後、2人に文書を取り交わすよう要請したことも記していた。
一方、町が町議会やマスコミに配布した資料では、二階議員の紹介で蒋氏が視察に訪れたとの記載はあるが、二階議員の具体的な関与などには一切触れていない。
町幹部は内部文書について「何かあった時に表に出すために私的にまとめたメモ」と説明。「公開を求めてきた報道機関がメモでも公文書になる、と言うので、私が持っておかない方がいいと考えて捨てた」と話した。当時の経緯に詳しい町関係者は「二階議員の関与を隠すために捨てたのだとしたら、許し難い行為だ」と憤る。
全国市民オンブズマン連絡会議事務局長の新海聡弁護士は「公の仕事に使っている文書を破棄したのなら、刑法の公用文書等毀棄(きき)の罪にあたる。公共施設を民間に払い下げる際、重要なのは公正に相手が選定されるかどうか。公正さを示すはずの文書を捨てれば、手続きは不正と言われても仕方がない」と話す。
1975
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/13(土) 23:29:36
「グリーンピア南紀」内部文書
2007年10月12日 朝日和歌山
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000710120001
業者との交渉詳細に
「グリーンピア南紀」(那智勝浦町、太地町)の跡地再生事業が頓挫している問題で、那智勝浦町幹部が作成し、「廃棄した」とする内部文書には、これまで明らかになっていなかった中国系業者「香港ボアオ」側との交渉過程や、自民党総務会長の二階俊博衆院議員の関与が詳細に記録されていた。「同社ありき」で事業計画を作成したことをうかがわせる記述もあり、情報公開請求を受けて文書を「捨てた」町幹部の対応に、住民からは疑問や不満が噴出しそうだ。(松尾一郎)
二階氏、頻繁に「関与」
朝日新聞社が入手したのは、文書「グリーンピア南紀について」のうち、02年から04年までのA4判12枚分。二階氏が初めて登場するのは、03年9月8日の「県より二階議員が跡地利用について東京で動いているとのこと」との記述。その2日後には民間企業4社が「二階議員の使命により、現地調査」とある。
次に二階氏が出てくるのは04年1月23日の「二階議員の紹介者来庁 ホテル棟利活用の件」。香港ボアオのオーナー蒋暁松氏が蒋氏の妻、地元旅館の幹部らと訪問し、「蒋氏『今日は施設全体を見せてもらいました。また来てみたい。帰ってから二階先生と話をして何かをやりたい』」。
以後、二階氏の名前は頻繁に登場する。
同29日に「二階事務所秘書と蒋氏(跡地を所有した旧年金資金運用)基金へ」。同年2月2日には「二階事務所よりTEL 町長に上京してほしい」とあり、同3、4日に中村詔二郎町長と町幹部が上京している。
その内容は「3日 町長は二階議員秘書と共に夕食」「4日10時二階氏・蒋氏・町長と基金へ。計画案説明。二階氏『グリーンピア施設の継承と発展のために努力したい』」「PM(昼食にて)蒋氏『1月23日に来町してから、話が早く進んだ このままイチ、ニ、サンで進めていきたい』 二階氏『中国と日本の習慣の違いから、蒋氏から申出書、町長から受入書の交換を』 (後に香港ボアオ社長となる)早川(泰雄)氏『早急に申出書(案)を作成し、メールします』」など。
同5日と7日に早川氏と中村町長の間で文書案の交換がなされ、同10日には「早川氏よりTELあり、『返答文書(案)は、あれでよい。(蒋氏が委員を務める中国人民政治協商会議の始まる)3/3に向けて正式文書として押印して頂きたい』」とある。
同町議会の資料などによると、町は同25日、蒋氏の跡地再生計画「日中経済文化スポーツ交流促進センター(案)」を町議会に報告。3月1日付で二階氏が指示した「受入書」が那智勝浦、太地両町長名で蒋氏に出された。受入書では、蒋氏を「最優先のパートナー」としている。
さらに、同4月6〜8日に「BOAO(ボアオ)来町 両町とミーティング」。同5月10日の「BOAO蒋会長と打ち合わせ」で、那智勝浦町側は蒋氏側に「(国に提出する)利活用計画はBOAO計画に沿って作成したい」との姿勢を示したことが記されている。
入手した文書の記録はここまでだが、中村町長は約1年後の05年4月に町議会で正式にボアオの同町部分への誘致を表明。同12月26日、二階氏が当時務めていた経産相の大臣応接室で同町長と香港ボアオ社長が契約書に調印した。
ある町関係者は「二階氏の関与を記した『臭いもの』に『ふた』をするだけでなく捨てるのは言語道断だ」と話した。
1976
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/15(月) 19:59:33
蒲郡選出の大竹県議、市税を滞納 固定資産税など数百万円
2007年10月15日 夕刊
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007101502056512.html
愛知県蒲郡市選出の大竹正人県議(54)=自民、三期=が、市民税や固定資産税など数百万円を滞納していることが十五日分かった。本人は中日新聞の取材に対し事実を認め「本日(十五日)中に完納する」と話している。
大竹県議は、滞納を始めた時期を明言していないものの「県議選に出馬したころから続けており、総額は数百万円になる」と話している。大竹県議は一九九九年に初当選、二〇〇三年に再選、今年三月の統一地方選で無投票で三選を果たした。
滞納理由について大竹県議は「県議選の選挙活動などで金が要り滞納してしまった。けじめはつける」と話し、滞納分の返済について「市の税務収納課との協議で年内に納付すると約束していたが、本日中に完納させるつもりだ」と述べた。
大竹県議は十四日行われた蒲郡市長選で三選を果たした現職の選対本部長を務めた。
1977
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/16(火) 07:11:01
鷹野県議派違反控訴審 被告側が罰金刑求める
連座制適用避ける狙いか 讀賣山梨
4月の県議選中央市・中巨摩郡選挙区で当選した鷹野一雄氏派の選挙違反事件で、公職選挙法違反(買収など)の罪に問われ、甲府地裁で7月に有罪判決を受けた選対幹部2人の控訴審初公判(百日裁判)が15日、東京高裁(中川武隆裁判長)であった。弁護側は「量刑が重すぎる。罰金刑が相当」とする控訴趣意書を提出。検察側は控訴の棄却を求め、即日結審した。判決は24日。
2人は、鷹野氏陣営の選対本部長代行だった昭和町河東中島、無職篠原直樹(47)と、青年部本部長だった昭和町飯喰、アルバイト山本和真(47)の両被告。
弁護側は、参院選新潟選挙区の塚田一郎陣営による選挙違反事件を挙げ、「買収した人数は両被告の事件より多いのに、逮捕された県議は罰金刑だった。両被告の刑は重すぎる」と主張した。
検察側は「新潟の事件は、配った金額が少なく、県議も辞職してすでに社会的制裁を受けていた。比較対照すべきではない」と、弁護側への反論を記した答弁書を提出した。
検察側は、両被告を連座制適用の対象である「組織的選挙運動管理者」とみて、判決が確定し次第、東京高裁に鷹野氏への連座適用を求める行政訴訟を起こす方針。公選法の規定で、同管理者は、禁固刑以上の刑を受けない限り、候補者へ連座が適用されない。
弁護側の主張の背景には、禁固刑より軽い罰金刑を求めることで鷹野氏への連座適用を避ける狙いがあるとみられる。
公判終了後、報道陣に対し篠原被告は「私たちの行動が鷹野県議への連座につながらないのであればうれしい」と述べ、山本被告も「鷹野県議にはこのまま続けてほしいとの気持ちは人一倍ある」と話した。1審・甲府地裁判決は、両被告が3月下旬、票の取りまとめの見返りとして、選対メンバー10人に現金それぞれ3万円を渡したとして、いずれも懲役1年6月、執行猶予5年(求刑・懲役1年6月)の判決を言い渡した。
【参院選新潟選挙区の塚田一郎氏陣営による選挙違反事件】陣営の選対幹部の木村一男・新潟県議らが、後援会支部長27人に対し、票の取りまとめなどの報酬として現金計13万5000円(1人5000円)を渡したとして8月に逮捕された。長岡簡裁は木村氏に罰金100万円の略式命令を出した。
(2007年10月16日 読売新聞)
1978
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/17(水) 15:49:18
官製談合 石川被告の実刑判決に関係者ら驚き 讀賣宮崎
官製談合・贈収賄事件で、元国会議員秘書・石川鎮雄被告(69)を実刑とした16日の宮崎地裁判決。高原正良裁判官は、前知事・安藤忠恕(ただひろ)被告(66)の政治指南役として、資金調達や談合の片棒を担いだ被告を断罪した。厳しい裁きに、東国原知事は県政の信頼回復を改めて誓った。
地裁204号法廷。実刑が言い渡されると、石川被告は弁護人にちらりと視線を送り、被告人席に着席。「規範意識に乏しい」。高原裁判官の厳しい言葉に、時折下唇をかみしめながら聞き入っていた。
実刑判決に対し、石川被告を知る関係者らは一様に驚いた様子だった。
国会議員の事務所で数年間一緒に働いたことがあるという坂口博美・県議会議長は「当時、石川さんは事務局次長で、仕事をコツコツこなす人だと思っていたので、事件そのものが意外だった。実刑と聞き、改めて事件の重大性を認識した」と話した。
石川被告と親しいという男性建設業者は「執行猶予がつくと思っていたのに、正直かわいそう」と声を上ずらせ、「石川さんは安藤被告、二本木被告の2人の仲介をしただけで、犯罪を誘導したわけではないと思う。双方のお願いを聞いただけ。一番悪いのは安藤前知事でしょう」と気の毒がった。
官製談合事件で会長の業者が逮捕された県測量設計業協会は、今も会長が不在のまま。この日、事務所には役員、事務責任者らも不在で、報道には対応しなかった。
東国原知事は「思ったより判決が早かったことと、実刑判決だったことに驚いている。ただ、私としては、失われた県政の信頼回復に努めたい」と決意を新たにした様子だった。
(2007年10月17日 読売新聞)
1979
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/18(木) 10:31:10
小泉内閣・タウンミーティング 開催までに契約書なし
2007年10月18日 朝刊
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007101802057135.html
◆5件、法令違反の可能性
小泉純一郎元首相が提唱し内閣府が二〇〇一年六月から昨年九月まで実施したタウンミーティング(TM)をめぐり、発注先の広告会社と直接請負契約を結んだ百七十二回分のうち、百二十回分の契約五件は契約書が開催までに作成されておらず、会計法令に反する可能性のあることが十七日、会計検査院の調べで分かった。
契約書は事後に作成され、内閣府の決裁文書には契約の日付をさかのぼって記載。業務ごとの単価を業者が自由に決めたり、実費が落札価格を大幅に上回って多額の追加費用が必要となったケースがあったことも判明した。
検査院は「不適切な処理が繰り返されないよう法令順守の徹底など再発防止策が必要」とし「コスト意識が不十分で見通しが甘く、より経済的な運営に努めるべきだ」と指摘した。
検査院によると、契約書作成がTM開催後になったのは〇一年度の前・後期と〇三、〇五、〇六年度の五件の契約。受注したのは「電通」(三件)と朝日広告社(二件)。契約に基づき計百二十回のTMが開かれた。
このうち電通が随意契約した〇一年度前期の場合、開催は同年六−七月だったが、契約書作成は翌年三月ごろで、決裁文書の日付は「〇一年五月二十三日」とさかのぼって記載された。〇六年度の朝日広告社分も初回は同年四月一日だったのに、契約書作成は四月下旬以降となっていた。
一方、〇二年度以降の契約はTMで使用が見込まれる警備員などの人員や照明機器などの機材の数に、一定の単価を掛け合わせ落札価格を設定。単価は受注側が自由に決めることが可能だった。
さらに〇六年度までの五件の契約では、見通しが甘かったため、予定した人員や機材より、実際には多くなったケースもあり、各年度とも支払いが数千万円増加した。
1980
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/19(金) 11:31:05
「県立病院受注、前田に」芳賀元県議証言
木戸ダム汚職公判 讀賣福島
木戸ダム汚職事件で収賄の罪に問われた佐藤栄佐久前知事(68)と、収賄、競売入札妨害(談合)の罪に問われた実弟の佐藤祐二被告(64)の第13回公判が18日、東京地裁であった。自民党県連政調会長を務めた芳賀一太元県議が証人として出廷し、県立南会津病院(南会津町)の建設工事の入札で、1993年に、前田建設工業が受注できるように祐二被告から協力を依頼されたことや、自民党県議らが前知事側から毎年暮れに「モチ代」と呼ばれる現金を受け取っていたことを明らかにした。
証言によると、芳賀氏は93年5月に祐二被告から初めて電話をもらい、同病院の建設工事について「前田をよろしくお願いします」と頼まれた。同病院建設工事は指名競争入札で行われ、芳賀氏は当時、地元選出の県議として同病院建設に力を入れていた。
前田建設工業は木戸ダム工事を受注したゼネコンで、祐二被告は前知事と前田建設工業幹部の子息同士が同級生だとし、前知事の意向をほのめかしたという。当時現職の江花亮・元県土木部長に相談すると、「(知事室がある)2階の意向だから」と言われたとしている。実際、同病院の建設工事は前田建設工業などの共同企業体が受注した。
「モチ代」については、前知事が知事に初当選した88年の12月定例県議会中に「祐二さんから」と言われて会派の代表から50万円を受け取り、その後も他の県議とともに毎年暮れに現金を受け取ったと語った。お礼を言うと、前知事は笑顔で応じていたという。
この日は、前田建設工業東北支店で談合を担当していた元副支店長も証人として出廷し、東北地方でのゼネコンの談合のしくみについて詳述した。
証言によると、仙台市にはゼネコン約60社の「業務担当」が集まる東北建設業協議会という組織があり、会長、副会長、幹事長の「三役」と、総務、技術など4部会の部会長がいた。東建協は90年代に解散したが、解散時の会長の鹿島の業務担当はその後も談合の仕切り役を務め、組織は依然として残っていたという。
またゼネコン各社には、業界調整をする業務担当と、発注者側に営業をかける「プロパー」がおり、前田建設工業では木戸ダム工事発注当時、東北支店長らが祐二被告と江花元県土木部長に受注を働きかけ、入札情報も業務担当に伝えていた。
発注者側の意向について元副支店長は、首長が出す「天の声」と、首長に近い有力者が出す「有力者意向(キーマンの意向)」があるとし、「木戸ダムでは天の声はなかったと認識している」と語った。そのうえで、発注者側の意向は「江花さんが業界に伝えていると思った」と証言した。
元副支店長は、木戸ダム工事で大林組と激しい受注競争があったと明かした。わいろとされた土地取引は前田建設工業幹部から一切知らされず、入札の数日前まで受注は確信できなかったとも語った。
(2007年10月19日 読売新聞)
1981
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/19(金) 11:40:16
守屋前防衛次官、軍需業者とゴルフ 自衛隊規程に違反
2007年10月19日06時04分
http://www.asahi.com/national/update/1018/TKY200710180380.html
防衛省の事務次官だった守屋武昌氏(63)が在任中、軍需専門商社「山田洋行」(東京都港区)の当時の専務(69)と多数回にわたって一緒にゴルフをしていたことが関係者の話で分かった。妻同伴のときもあったという。利害関係者とゴルフをすることは、自衛隊員倫理規程で禁じられており、現職であれば処分の対象だった。大物次官と呼ばれた自衛隊員のトップが法令違反を繰り返していたことになる。
山田洋行の05年度の売上高は約340億円。このうち94億3600万円は防衛庁からの受注で、高額な納入品としては次期輸送機CXのエンジン2基(約12億円)が含まれている。
関係者によると、守屋前次官が元専務と親交を深めたのは、山田洋行などが納入する航空機部品を取り扱う航空機課長に就任した90年以降。その数年後から、2人は一緒にゴルフをするようになった。当初は元専務がコーチ役を務めた。山田洋行の関係会社が経営する埼玉県や千葉県のゴルフ場などを利用した。前次官が妻を連れてくることもあり、元専務の部下が車で夫妻の送迎をしたときもあった。前次官とのゴルフは、元専務が同社を退職する半年ほど前の05年暮れごろまで続き、多いときで月3回、年間で10回を超す年もあったという。
山田洋行の関係会社が経営するゴルフ場の料金は季節によるがビジターは2万円以上。会員は季節にかかわらず8000〜7000円。関係者によると、ゴルフ代と飲食費は同社の交際費から支出されており、守屋氏夫妻を含む4人のプレー代と飲食代で1回あたり5万数千〜約6万円を支払った記録があるという。
等分すると、夫妻2人で1回2万数千円から3万円ほどかかった計算。元専務によると、前次官は毎回5000円か1万円を支払ったものの、それでは足りなかったという。
自衛隊員倫理法に基づき、00年に施行された同倫理規程では、費用を自己負担したとしても利害関係者とゴルフをすることを禁止しており、利害関係者が費用を負担したゴルフや供応接待は減給か戒告、ゴルフをしただけでも戒告の処分対象と定められている。利害関係者が負担したゴルフや接待が2回以上あると、停職の対象になることもある。
元専務は、山田洋行設立時の69年に入社し、当初から防衛部門の責任者として防衛庁への営業に力を注いだ。元専務は05年ごろから山田洋行の経営権をめぐってオーナー側と対立。06年9月に軍需商社「日本ミライズ」(東京都港区)を新設し同社の社長になり防衛省へのトップ営業を続けている。
守屋氏は官房長、防衛局長などを経て03年8月、次官に就任した。小泉政権の重要課題だったイラクへの自衛隊派遣、在日米軍再編の実現などで力を発揮。今年1月の防衛庁の省への昇格でも主導的な役割を演じた。しかし、小池百合子防衛相(当時)と次官の後任人事をめぐって対立し、8月31日に退職した。
守屋前次官は朝日新聞の取材に「コメントしない」と話した。
元専務は「前次官は古くからの知り合い。ゴルフをしたことや飲食したことはあるが、やましいことはしていない」と話している。
1982
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/19(金) 11:43:45
山田洋行元専務を聴取 不正経理で特別背任容疑 守屋氏とゴルフ '07/10/19
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200710190254.html
防衛・航空分野の専門商社「山田洋行」(東京都港区)の元専務(69)が、不正な経理処理による“裏金”作りなどで同社に損害を与えていた疑いがあるとして、特別背任などの容疑で東京地検特捜部が元専務や関係者らから事情聴取を進めていることが十九日、分かった。
元専務は守屋武昌もりや・たけまさ前防衛事務次官(63)ともたびたびゴルフをするなど防衛官僚や国防族議員らに幅広い人脈を持つとされ、特捜部は元専務周辺の資金の流れや政官界との接点について慎重に調べているもようだ。
山田洋行は一九六九年設立。元専務は実質的に同社の経営や営業を取り仕切ってきたとされるが、経営方針などをめぐりオーナー側と対立し、昨年六月退社した。
関係者によると、元専務は山田洋行の在職時に、米国子会社などを利用し、簿外で資金処理をするなどの背任的行為に関与した疑いが持たれている。
また退社後の昨年七月には、正当な権限がないのに米国の取引先との代理店契約書を、山田洋行側に不利な内容に勝手に書き換えた疑いもあるという。
元専務は昨年九月に「日本ミライズ」(東京都港区)を設立し、山田洋行時代の部下二十人以上も相次いで退社してミライズへ移籍。
防衛省が導入予定の航空自衛隊次期輸送機(CX)搭載用で、山田洋行が販売代理権を持っていた米ゼネラル・エレクトリック(GE)社製エンジンの営業担当者らも移籍メンバーの中に多く含まれていたため、山田洋行側は「不当な引き抜きによる取引奪取行為」などとして、ミライズ側に計十五億円の損害賠償を求め東京地裁に提訴。
一方、ミライズ側も未払い退職金の支払いを求め訴訟を起こしている。
1983
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/19(金) 21:23:46
守屋前防衛次官:受注業者とゴルフ 倫理規程に違反
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071019k0000e010069000c.html
防衛省の守屋武昌・前事務次官(63)が01〜05年、同省発注業務の受注業者で防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)の元専務(69)と年間数十回ゴルフをしていたことが分かった。利害関係者とのゴルフは自衛隊員倫理規程(00年施行)に反しており、大物次官と業者の不適切な関係が浮かんだ。石破茂防衛相は19日の閣議後会見で「事実とすれば省の信用にかかわる。先日まで事務方トップの方であり、必要な確認を行いたい」と語り、自らが直接調査する方針を明らかにした。
関係者によると、2人は20年来の付き合い。山田洋行のグループ会社が経営する埼玉県や千葉県のゴルフ場などで、多い年で月4回、年間計約30回ゴルフをしていた。ほとんどは前次官の妻も同行していたという。
山田洋行側には、交際費として1回5万〜6万円のプレー代を支出した記録が残されている。前次官側が自らプレー代を支払うこともあったとされるが、倫理規程は代金の負担状況を問わず「利害関係者と遊技またはゴルフをすること」自体を禁じている。抵触すると刑事罰規定はないが、懲戒処分の対象になる。
前次官は8月19日、毎日新聞の取材に「ゴルフに行ったことはあるが、世の中の目が厳しくなってからは行っていない」と疑惑を否定。山田洋行側に残された記録によると、ゴルフは次官に就任した03年8月以降も続いていたが「次官になってからは行っていない。便宜を図ったこともない」と語っていた。
元専務は06年6月、山田洋行の専務取締役を辞任。同9月、防衛専門商社「日本ミライズ」(東京都港区)を設立し、現在同社の社長を務めている。元専務は今年7〜9月、計3回取材に応じ「会食やゴルフはしたが昔の話。倫理規程ができてからは危なくてやらない。守屋さんとは親しいが、最近は会っていない」と話した。
前次官は71年、防衛庁(当時)に入り、航空機課長、官房長、防衛局長などを歴任。在日米軍再編や防衛省昇格に手腕を発揮した。異例の在任4年目に入った今年8月、小池百合子防衛相(当時)と後任の次官人事を巡り対立。テレビで連日取り上げられる騒動となり同31日、退官した。
◇ ◇
山田洋行は19日「ゴルフ接待を行っていたことは、一部確認されている。元専務の在職中の行為について社内調査を進める」とするコメントを発表した。
【ことば】◇山田洋行◇ 69年設立。当初は航空機用部品を主に取り扱っていたが、90年代に入り米軍事メーカーに替わって輸入手続きを代行する「販売代理権」を次々と獲得。00年度には防衛庁(当時)との契約額が約160億円と上位13位に食い込み、大手商社と肩を並べるまでに成長した。民間調査会社によると、07年3月期の売上高は351億6700万円。元専務が日本ミライズを設立し、30人以上の従業員が同調して移籍したため、商権や引き抜きを巡る民事訴訟が双方から提起され係争中。
毎日新聞 2007年10月19日 15時00分 (最終更新時間 10月19日 15時07分)
1984
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/19(金) 21:24:15
守屋・前防衛次官、偽名ゴルフ 特定業者と頻繁に
2007年10月19日18時54分
http://www.asahi.com/national/update/1019/TKY200710190376.html
防衛省の事務次官だった守屋武昌氏(63)と軍需専門商社「山田洋行」(東京都港区)の当時の専務(69)が一緒にゴルフをする際、守屋氏の実名ではなく、偽名が使われていたことが関係者の話でわかった。防衛庁職員が利害関係者とゴルフをすることは、法令で禁じられており、「ばれないように偽名にしたのではないか」と疑問視する声も出ている。
複数の関係者によると、守屋前次官と元専務は長年にわたり、山田洋行の関係会社が経営する埼玉県や千葉県のゴルフ場などで一緒にプレーをし、前次官の妻が加わることもあった。プレーする際には、ゴルフ場のカウンターで名前を書くが、夫妻ともに偽名が使われた。前次官の場合は「佐浦之政」、妻は「松本明子」と書き込む場合が多かった。
偽名が頻繁に使われるようになったのは自衛隊員倫理規程ができた00年以降。ただ、本人が偽名を書き込んだのか、別の参加者が記入したのかは、はっきりしない。
プレーと飲食の代金は元専務が一括して会社の交際費から払っていた。
00年4月に施行された自衛隊員倫理法と自衛隊員倫理規程は「自衛隊員は利害関係者と共にゴルフをしてはならない」と明記している。
また、自衛隊員倫理法の施行に先立つ96年12月に、防衛庁は、内規として職員倫理規程を制定。そこでも、「関係業者との接触に関する禁止事項」として、会食、遊技、スポーツ、旅行を明記している。
事務次官は防衛庁の事務の全般をまとめ、業者との契約の担当官の人事に影響を及ぼす立場にあり、ゴルフ場での行動は、特定の業者との癒着を疑わせる行為として批判を浴びそうだ。
1985
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/20(土) 01:29:08
業者とのゴルフ最近まで 守屋前次官、倫理規程違反も '07/10/20
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200710200043.html
防衛省の守屋武昌前事務次官が在職中、受注業者の「山田洋行」(東京)元専務(69)とゴルフをしていた問題で、プレーは最近まで計百回以上に上り、マージャンや飲食も繰り返していたことが十九日、分かった。業者とのゴルフやマージャンを禁じた自衛隊員倫理規程に違反する疑いがあり、防衛省は守屋前次官から事情を聴く。
同社は防衛省の受注業者。守屋前次官は元専務と「二十年以上の付き合い」とされる間柄で、元専務は共同通信の取材に「(前次官が)官房長ぐらいまでゴルフをしていた」と認めた。ほかの関係者も、元専務が退職した昨年ごろまで、守屋前次官とゴルフをしていたと認めている。
自衛隊員倫理規程の施行は二〇〇〇年で、同規程ではプレー代を払っても利害関係者とゴルフやマージャンをすれば処分対象となる。
二人がプレーしたのは、山田洋行の関連会社が経営する千葉県や埼玉県のゴルフ場などで、料金は週末のビジター料金で約二万―三万円、会員料金で約一万円。山田洋行はゴルフ場の法人会員になっており、会員料金でプレーしていたとみられる。守屋前次官の妻が同席していた時もあり、多いときには毎週のようにプレーしていた。山田洋行側が代金を負担したこともあったという。
マージャンもかなりの頻度で行われ、前次官のほか山田洋行の社員が同席。飲食についても元専務は「(前次官が)官房長に就任するころまでは月に一回は飲んだ」と認めた上で「やましいことはない」と弁明した。
守屋前次官は八月末、記者会見で業者からのゴルフ接待疑惑を尋ねる質問に「職権を特定の人のために行使したことはない」と答えた。共同通信の取材にも「(元専務から)いろいろと相談を受けたことはある。ただほかの業者からも相談があれば乗ることはあるし、多くの業者の一つだ」と話していた。
1986
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/20(土) 03:38:03
守屋前防衛次官:山田洋行、5年間で190億円受注
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071020k0000m010128000c.html
防衛省の守屋武昌・前事務次官(63)が自衛隊員倫理規程に反して業者とゴルフをしていた問題で、疑惑の指摘されている05年度までの5年間に、防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)が計142件、総額190億円の同省発注業務を受注していたことが分かった。受注業者とのゴルフを禁じた倫理規程は、前次官が防衛庁(当時)の筆頭部局トップである官房長を務めていた00年に施行されており、当時の職員からも「信じられない」と批判の声が上がっている。
防衛省によると、同省地方機関発注分を除く山田洋行の受注額は01〜05年度、毎年約25億〜50億円。商社やメーカーなど同省の全受注業者のうち、03年度を除き上位40位前後(受注額ベース)に食い込んでいた。上位20社は大手メーカーと大手総合商社が占めており、専門商社の中では常にトップクラスだ。
高額受注を支えてきたのは、米国の大手エンジンメーカーとの販売代理店契約。中でもF16をベースに改良された戦闘機「F2支援戦闘機」のエンジン関連部品や、中型輸送機C1の後継「次期輸送機(CX)」のエンジンに関する契約が受注額を押し上げてきた。
部品やエンジンについては、同省がメーカーから買う。この際、山田洋行は輸入手続きを代行したり、欠陥品で損害が発生した際、メーカーに代わって補てんするなどの内容の契約を同省と交わし、F2関連で毎年度約2億〜6億円、CXエンジン関連で04年度約26億円(エンジン3基)、05年度約13億円(同2基)を随意契約で受注してきた。
ところが、前次官とゴルフを繰り返した元専務(69)が昨年、山田洋行を辞め、別の専門商社「日本ミライズ」を設立すると、同メーカーは代理店を日本ミライズに移した。このため、CXの07年度発注分(同1基)は日本ミライズが受注する見通しだったが、問題の発覚で白紙に戻る可能性もある。
山田洋行のように、国と契約を締結している事業者は「利害関係者」と呼ばれ、前次官が官房長だった00年4月、利害関係者とのゴルフを禁じた倫理規程が施行された。にもかかわらず、前次官は官房長時代だけでなく、防衛局長、事務次官当時も元専務とのゴルフを続けており、元航空自衛隊幹部は「規程を守らせる立場なのに、自ら規程を破るとは考えられない」と批判した。
毎日新聞 2007年10月20日 3時00分
1987
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/20(土) 03:38:43
守屋前防衛次官:政府・与党に衝撃 民主は追及の構え
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071020k0000m010128000c.html
防衛省の守屋武昌・前事務次官が関係業者とゴルフざんまいの日々を送っていたことが19日発覚。新テロ対策特別措置法案の審議入りを控え与党は動揺を隠せない。海上自衛隊による給油活動と4年以上務めた守屋氏の次官在任時期はほぼ重なる。給油活動への世論の風向きを変える格好の材料と民主党は分析。小池百合子元防衛相による更迭劇の際も守屋氏と業者の関係を危ぶむ見方は政府・与党内にあっただけに、福田政権には難題となりそうだ。
民主党の山岡賢次国対委員長は19日、国会内で記者団に「ゴルフもイラクへの流用問題も防衛利権としては皆つながっている一体の問題だ」と強調した。民主党は国会審議で給油用の燃料の調達方法が不透明だと指摘しており、「防衛利権」というくくりで、守屋氏の疑惑と流用問題を絡める狙いだ。すでに守屋氏に対して要求しているイラク戦争への給油流用絡みでの証人喚問を、受注業者とのゴルフ問題と連動させて、政府・与党を追い込む。国対幹部は「23日にある新テロ特措法の本会議質疑で徹底的にこの問題を批判すれば、政府・与党は耐えられないだろう」と喚問実現に自信を見せる。
民主党内では疑惑の浮上をきっかけに、党内でとりまとめが行き詰まっている対案作成を先送りする機運が高まっている。党幹部は「政府・与党が会期延長しない可能性が高くなった。もう対案を出す必要もない」と語った。
一方、政府・与党は民主党の攻勢に警戒を強めている。石破茂防衛相は19日の衆院安全保障委員会で「辞めたからといって防衛省は関係ないとは言えない」と強調した。先手を打って守屋氏から事情を聴く姿勢を見せることで、野党の証人喚問要求を回避する狙いだ。自民党の大島理森国対委員長も同日、記者団に「まずは審議に入ったうえで、証人喚問に必然性があるのか判断すべきだ」と野党側をけん制した。
守屋氏をめぐっては在任当時から業者との関係が取りざたされてきた。小池元防衛相が解任にこだわったのも、この問題を懸念したためとの指摘もある。公明党国対幹部も「長い間大きな権限を持っていた。応じざるをえないのではないか」と語り、どこまで喚問要求を突っぱねられるかは微妙な状況だ。【須藤孝、小林多美子】
毎日新聞 2007年10月20日 3時00分
1988
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/20(土) 03:39:07
守屋前防衛次官:商社元専務、次官の次女も接待
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071020k0000m010127000c.html
防衛省の守屋武昌・前事務次官(63)と頻繁にゴルフをしていた防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)の元専務(69)が数年前、前次官の次女を米国で飲食接待していたことが分かった。取材に対し元専務が認めたもので、米国の語学学校への進学を決めた次女の「激励会」だったという。受注業者とのゴルフは自衛隊員倫理規程に反しているうえ、前次官の妻も同行していたことが既に判明しており、防衛省トップが家族ぐるみで業者と不透明な関係だった実態が鮮明になった。
元専務によると、次女は米国の大学院への進学を目指し、英語力を上げるため現地の語学学校に入学した。その際、ニューヨーク州のステーキハウスで次女の激励会を開き、元専務が代金を支払ったという。これに先立ち次女が渡米する際にも、同社現地法人の関係者が住居探しや生活用品の購入などを手伝った。住居費や購入代金は次女が支払ったという。
元専務は先月13日、取材に対し「ごちそうしただけで、学費の負担などはしておらず問題はないと思う」と話した。前次官も8月19日の取材に「(山田洋行側から)お金をもらうなど過剰な利益供与はない」と述べた。倫理規程は職員本人については「利害関係者から供応接待を受けること」を禁じているが、親族に関する規程はない。
舞台となった現地法人は72年に設立され、元専務の懐刀とされる男性が社長だった。元専務は「海外のメーカーから販売代理店に指定されることが第一。そのためには、米国での人脈づくりが欠かせない」として、特に米国の軍事メーカーや国防総省関係者とのパイプ作りに力点を置いていた。男性は元専務が山田洋行を辞め、新しい専門商社「日本ミライズ」(港区)を設立した昨年、現地法人の社長を退任して、現在は日本ミライズの専務を務める。
前次官と元専務が知り合ったのは、前次官が戦闘機調達などを担当する航空機課長に就任した90年7月ごろ。ゴルフは間もなく始まり、01〜05年では、多い年に年間約30回に達していた。
毎日新聞 2007年10月20日 3時00分
1989
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/20(土) 08:55:37
守屋前防衛次官、軍需業者支援で口利き
2007年10月20日08時08分
http://www.asahi.com/national/update/1019/TKY200710190439.html
前防衛事務次官の守屋武昌氏(63)が次官在任中の今年6月上旬、軍需専門商社の資金調達を助けるため、大手企業の系列会社の経営者に口利きをしていたことがわかった。支援話はその場で断られたが、防衛装備品を扱う特定企業のために現職次官がその地位と信用力を使ったと受け止められる行為で、ゴルフ接待に続く密着ぶりが明らかになった。
口利きをしてもらったのは、軍需専門商社「山田洋行」の元専務(69)。元専務は山田洋行の経営権をめぐりオーナー側と対立し、辞職。06年9月に同業の「日本ミライズ」(東京都港区)を設立し、社長に就任。かつての部下三十数人も新会社に加わった。
複数の関係者によると、口利きがあったのは、東京都内のすし店。日本ミライズの資金繰りを心配した知人が仲介に入って会合が設定された。
当夜は、守屋前次官と元専務、それに大手企業の系列会社の経営者が店の奥にある和室に集まった。その席で日本ミライズが資金調達に苦しんでいることが話題になり、守屋前次官は「業界で40年苦労してきた人だから、助けてあげてほしい」とこの経営者に系列に加えられないか頼んだという。日本ミライズは社員三十数人の人件費の確保などのため、設立当初から資金調達が課題となっていた。
しかし、この経営者が属する企業グループは、もともと山田洋行との関係が深く、日本ミライズとは競合関係にあることから、経営者は断った。その後、守屋前次官と元専務は、この経営者を席に残したまま店を出たという。
元専務が設立した日本ミライズは、山田洋行と航空自衛隊次期輸送機CXの総額千億円近くとされるエンジンの納入などをめぐって争っている。エンジン製造元の米ゼネラル・エレクトリック(GE)は、代理店を山田洋行から日本ミライズに変更。防衛省は今年度、エンジン1基(約6億円)を発注するが、8月に実施した競争入札は不調に終わり、随意契約となる見込みだ。契約企業はGEの代理店であることが条件となっていることから、日本ミライズが有力視されている。
前次官は、元専務が山田洋行時代に100回以上にわたって一緒にゴルフをしていたとの記録が残されている。妻同伴のこともあり、元専務の部下が車で送迎したこともあった。そうした親密な関係が口利きの背景にあったとみられる。
元専務は「会合があったのは事実だが、詳しくは言えない」と話した。
1990
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/21(日) 03:23:34
守屋前防衛次官:ゴルフ交際の山田洋行、防衛省OB丸抱え
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071021k0000m040113000c.html
防衛省の守屋武昌・前事務次官(63)とのゴルフ交際が明らかになった防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)の元専務(69)が、同省幹部OBの天下りを積極的に受け入れていたことが分かった。同社元幹部によると、多い時で8人前後に達し、同省幹部の家族の採用にも力を入れていた。民主党の東祥三・元衆議院議員(56)も顧問として採用しており、高額の受注を維持してきた裏で行われた政官界対策の一端が浮かんだ。
同社元幹部によると、元専務は人事を含む実務の一切を取り仕切っており、150人程度の社員数(05年当時)に対し、多い時には8人前後の同省OBを顧問として受け入れていた。別の商社幹部は「規模に比べOB採用数は多い」と言う。
同社に天下りした複数の同省OBによると、通常は退官時と同程度かそれ以上の給与が支払われ、将官クラスなら個室もある。大半は週2、3回の出勤で、業務はほとんどないが、同省が導入予定の装備品に関する情報入手や、同省に営業をかける際のアドバイスを求められるという。
同社顧問を務める同省OBは「会社の仕事には直接はタッチしない。出勤したらパソコンでメールをチェックする程度」と話し、別の元顧問は「個室に電話もコンピューターもあるので、好きな時に好きなことをしていた」と明かした。
OB採用は、グループ会社でも行われ、元専務は同省幹部の家族ら親族の採用も指示。元社員は「お金を渡すと贈収賄になるが、身内の採用は問題ない。貸しを作っていたように見えた」と語る。一方、元専務は「受け入れはお付き合い。OBには役所にあいさつに行く時、口添えしてもらう程度」と説明した。
東元議員は、政治家の紹介で10年ほど前に顧問に就任。先月12日、取材に「政治活動の報告や世界情勢の分析が私の仕事。将来、私が力を持てば便宜を図ってもらいたいという企業家心理はあると思う」と話した。
東元議員は元国連職員。90年に公明党から衆院選(旧東京6区)に出馬・当選し、4期(4期目は自由党、後に民主党)を務めたが03年、05年の衆院選で落選した。
1991
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/21(日) 11:48:00
守屋前次官「随意契約でいい」 接待業者を推す
2007年10月21日08時36分
http://www.asahi.com/national/update/1020/TKY200710200180.html
防衛省の事務次官だった守屋武昌氏(63)が在任中の今年7月、航空自衛隊次期輸送機CXのエンジン調達をめぐって、新興の軍需専門商社「日本ミライズ」(東京都港区)と「随意契約すればいいじゃないか」と、天の声とも受け取れる発言をしていたことがわかった。このエンジンは総額で1000億円近い大型案件。不透明な取引とみられないよう競争入札の方向だと部下は説明したが、それでも同社に便宜を図るよう促した。日本ミライズの社長(69)は「山田洋行」(同区)の専務時代に守屋氏をたびたびゴルフ接待しており、こうした親密な関係がミライズ寄りの発言になったとの見方が出ている。
航空自衛隊次期輸送機CXの試作機=岐阜県各務原市で
前次官が発言したのは、朝日新聞がエンジンの納入利権争いを報道した7月2日。エンジン製造元の米ゼネラル・エレクトリック(GE)の代理店をめぐって、日本ミライズと山田洋行が敵対関係になったが、GEが同月末に代理店を山田洋行からミライズに代えると言ったため、同社が有利になった、と記事は指摘した。ミライズの社長は、山田洋行のオーナーと対立して同社を辞めており、のちには、エンジン利権をめぐる訴訟にまで発展した。
報道の当日、前次官の部下が一般競争入札手続きについて説明したが、前次官は「代理店になるのは本当に大変なんだぞ。(日本ミライズと)随意契約すればいいじゃないか」と強い口調で促したという。省内では「苦労しているミライズの社長を擁護しているんだな」「2人は本当に親しいようだ」などと受け止めた部下もいた。
防衛庁(当時)は04、05年度、山田洋行と随意契約し、エンジン計5基(約30億円)を購入した。今年度に発注する1基(約6億円)は、昨年の防衛施設庁官製談合事件などを受けて政府が随意契約を見直したことから、一般競争入札に変更。8月に2回にわたって入札を実施した。
入札の参加条件は、(1)営業年数や売上高などに基づく格付けがA〜Cランク(2)GEの代理店であること、としていた。ともに満たす企業の参加は2回ともなかった。同省は2回目の入札が不調に終わった8月中旬、Dランクだが、GEの代理店となった日本ミライズと随意契約する方針を固めた。
しかし、守屋氏が8月末に退職した後は、契約に向けた手続きが止まっている。日本ミライズとの随意契約が妥当かどうかを判断する指名随契審査会は当初、9月上旬に予定されていたが、延期。1カ月以上たっても開かれていない。
守屋氏の後任の増田好平次官は19日、朝日新聞がゴルフ接待を報道したのを受けて記者団の質問に答え、「今後、契約がどうなるかはよくわからない」と述べた。
守屋前次官は8月30日の退任記者会見で、CXエンジンなど防衛装備品をめぐって便宜をはかったことがないか質問を受けたが、「私は職権を特定の人のために行使したことはない」と否定した。
1992
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/22(月) 12:30:04
自民「守屋氏の国会招致に応じる」接待、洋上給油疑惑で
2007.10.22 11:28
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071022/stt0710221128000-n1.htm
自民党の大島理森国対委員長は22日午前、民主党の山岡賢次国対委員長に電話し、民主党が証人喚問を要求している守屋武昌前防衛事務次官について、国会招致に応じる考えを伝えた。大島氏は参考人招致か証人喚問かは明らかにせず、衆院テロ対策特別委員会の理事懇談会で協議するよう求めた。
民主党は守屋氏について、防衛商社元幹部からゴルフなどの接待を受けたとされる問題や、インド洋での海上自衛隊の補給燃料転用疑惑などで証人喚問を要求。喚問が実現しない限り、同特別委での新テロ対策特別措置法案の審議に応じないことを表明している。
山岡氏は国会内で記者団に「参考人ではウソをついても結構ということになるので何の意味もない」と述べ、偽証罪が適用される証人喚問を改めて求めた。
山岡氏はさらに、(1)インド洋での海上自衛隊の補給量などの情報操作、隠蔽(いんぺい)の疑惑(2)補給燃料のイラク作戦への転用疑惑(3)守屋氏に対する金銭疑惑−の「疑惑の3点セット」を追及すると表明。守屋氏に加え、当時の石川亨統合幕僚会議議長、古庄幸一海上幕僚長、当時の担当者の喚問も要求することを明らかにした。
そのうえで「当時の官房長官の福田康夫首相、防衛庁長官だった石破茂防衛相、官房副長官だった二橋正弘・現官房副長官にも波及するかもしれない問題だ」と指摘した。
1993
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/22(月) 22:54:08
給油誤り把握 官房長官説明前に 03年5月防衛省『疑惑沈静化で』と釈明
2007年10月22日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007102202058367.html
防衛省は二十二日午前、海上自衛隊がインド洋で活動していた補給艦の給油量の誤りを隠ぺいしていた問題の経緯について与野党に説明した。二〇〇三年五月九日、当時の福田康夫官房長官(現首相)が誤った給油量に基づいて記者会見を行った時点で、海上幕僚監部の担当課長らは誤りを把握していたにもかかわらず、上司らに報告をしなかったことが分かった。
同省は与野党に提出した資料で報告が遅れたことについて「文民統制にかかわる極めて重大な問題」として、厳正処分を行うことを明記。二十二日中に、石破茂防衛相を長とする再発防止策などの検討委員会を設置する。
資料によると、担当課長らが報告を怠った理由として、〇三年当時に国会ですでに論議になっていたイラク作戦への燃料転用疑惑が「沈静化しつつあったことを考慮」したと釈明。福田官房長官の記者会見や、その後の石破防衛庁長官(当時)の国会答弁は、同年五月八日に統合幕僚会議議長(当時)が記者会見で説明した内容などに基づいて応答要領を作ったという。
一方、〇三年七月から十一月までの海自補給艦「とわだ」の航海日誌が保存期間内に破棄された問題については「とわだ」の乗員が艦長の許可を得ずに誤って裁断し、その後に焼却処分されたと説明した。
隠ぺい課長は片山氏の秘書
問題の担当課長は当時の防衛課長でその後、退官し、現在は自民党の片山さつき衆院議員の秘書になっていることが二十二日、分かった。
関係者によると、国会審議があった二〇〇三年五月当時、物品を管理する海幕需品課の担当者が答弁の誤りに気づき、防衛課長に報告。しかし、防衛課長は上司に報告することなく、隠ぺいした。
同課長は一昨年七月に情報本部の部長に事実上、左遷され、昨年七月、一身上の都合を理由に退官した。左遷の理由は不明。今年になって、片山氏の秘書に採用された。
1994
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/22(月) 23:09:35
揺れる防衛庁…守屋前事務次官堕落の道程
5年にわたり防衛商社と不適切な関係
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_10/t2007102201_all.html
自宅玄関前で報道陣の取材に答える守屋武昌前事務次官。「防衛省が調査中」として、説明は拒んだ=21日、東京・神楽坂
防衛専門商社「山田洋行」の元専務(69)との家族ぐるみの不適切な関係が指摘されている守屋武昌前防衛省事務次官(63)。4年以上にわたって次官の地位に留まり、「防衛省の法皇」とまで言われた「おねだりキング」は、なぜいとも簡単に自衛隊倫理規程を越えたのか。
関係者によると、守屋氏と元専務は25年前からの知り合いで、守屋氏は5年間で140回以上もゴルフを伴にしていた。さらに、守屋氏の二女が米国の大学院へ進学した際に飲食費を負担、留学に際して便宜を図った疑いも浮上している。
守屋氏は1944年9月、宮城県生まれ。父は政治家、おじは外交官という一族で、69年に東北大法学部を卒業。日本通運を経て、71年に防衛庁(当時)に入庁した。
「海外留学や大臣秘書官の経験もなく、若いころはそれほど目立たなかった」(政界関係者)。入庁後は本流の防衛政策畑を歩いたが、飛躍のキッカケは、ある政治家との出会いからだった。
「橋本内閣で、梶山静六官房長官(当時)に見込まれて出世コースに乗った。防衛利権を握る経世会に深く食い込んだ」とされる。
95年末には防衛審議官に任命され、沖縄県の米軍普天間飛行場移設で米国との交渉役となって辣腕を発揮。省内で存在感を増し、一気に次官まで駆け上がった。
次官就任後は、人事権をフル活用し、「優秀な人間には厳しい仕事をさせ、反目する人間は閑職に追い込む」(防衛省関係者)といった恐怖政治を敷いた。その結果、通常2年交代の次官職に2003年8月から4年間以上も君臨し続けた。
だが、政界との露骨な関係を危ぶむ声も多く、「庁内では『守屋さんは脇が甘すぎる。危ない』といわれていた」(防衛省関係者)。
守屋氏は97年、新宿区・神楽坂駅前に自宅を購入、「坪単価350万円は下らない」(都内不動産業者)という自宅敷地は169平方メートルに及ぶ。玄関に防犯カメラが設置された2階建て自宅の庭には、「次官になった時に植えた」という桜の木が生える。
愛妻家で有名な守屋氏は、ゴルフに妻を同伴させることも多かった。防衛庁入庁当時から夫妻を知る防衛省関係者は「2人は職場結婚。彼が装備局管理課に勤務していた時、秘書として勤務していたのが同郷の奥さんだった」と語る。「田中裕子に似たぽっちゃり美人」という妻は「よくできた人。自宅に部下や部下の夫人を集めて食事会を開いたりするなど、心配りができる人」と、すこぶる評判も良かった。
内助の功で夫を支える一方で、夫人は夫の政界工作にも積極的に協力した。
「守屋氏は飯島勲秘書官を通じて小泉首相とはパイプがあったが、安倍首相とは疎遠だった。そのことで悩む守屋氏を見かねて、夫人が昭恵夫人を通じて仲を取り持った」(関係者)
だが、「倫理規程制定後、ゴルフ場では偽名でプレーしていたが、奥さんは旧姓の実名を使っていた。守屋氏自身、それほど悪いことだと認識していなかったのではないか」(知人)
守屋氏と同期の元防衛庁審議官で評論家の太田述正氏(58)は「守屋氏を清廉潔白という人は多い」としながらも、「問題なのは、かつては優秀な人間であっても、どんどん無能になっていく防衛省の構造的問題だ。その象徴が守屋氏」と指摘する。
さらに、「実質的な仕事はほとんどないのに、潤沢な国防費を与えられ、ヤミ年金もはずむ。さらに他の省庁に比べても格段に閉鎖的だ。どんな立派な人間も堕落させる」と話している。
ZAKZAK 2007/10/22
1995
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/22(月) 23:10:15
入閣第1候補が…矢野議員“身体検査”で大臣不合格?
遺棄化学兵器処理事業の選定に介入
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_10/t2007102202_all.html
福岡県で発見された遺棄化学兵器の処理事業の選定について03年、当時の外務副大臣だった矢野哲朗参院議員=写真=が防衛庁(現防衛省)に“介入”しようとしていたことが明らかになった。矢野氏は今年8月の内閣改造で入閣濃厚とみられていたが“落選”しており、永田町では「この問題で“身体検査”にひっかかったのでは」との見方が出ている。
問題の遺棄化学兵器の処理方法について、防衛庁は調査研究費5000万円をかけ「制御爆破」方式の採用を検討していたが、矢野氏は同庁運用課に何度も電話をかけ、「中国での遺棄化学兵器処理に採用することが決まった処理方法を採用しないのはおかしい」と主張したという。
外務省主導で進められた中国での処理事業は「加熱爆破」方式で、約170億円もの調査研究費がかかっていた。最終的に処理方法は変更されなかったが、矢野氏の電話攻勢は約1カ月にも及び、入札は予定より1カ月遅れたという。
今年8月、安倍晋三前首相が行った内閣改造で、矢野氏は参院側からの入閣第1候補といわれていた。本人もその気になり、議員会館の事務所にはモーニングが吊るされ、詰めかけた報道陣に「電話が来なかったらどうしよう」などと冗談を飛ばしていた。
しかし、冗談は事実となり、永田町では「土壇場でひっくり返ったのは『身体検査』でひっかかったからだろう」との見方がもっぱらだった。
安倍前首相に「(入閣できなかった)理由があるなら説明してほしい。理由が分からないと私も後援会も納得できない」と電話で25分にもわたって食い下がった矢野氏だが、理由は本人が一番よく分かっていたかもしれない。
ZAKZAK 2007/10/22
1996
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/22(月) 23:22:15
「暴言で苦痛」と提訴 会社社長が森元首相を
2007.10.22 23:08
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071022/trl0710222309011-n1.htm
森喜朗元首相の暴言によって精神的苦痛を受けたとして、金沢市の建築会社社長(59)が22日までに、森元首相に謝罪と慰謝料160万円の支払いなどを求めて金沢地裁に提訴した。
訴状によると、社長は9月22日に石川県小松市のホテルで開かれた小松基地航空祭前夜祭の懇親会で、日本の植民地支配と侵略を認めた村山富市首相談話をめぐって森元首相と口論になり「君なんかが口出すことではない」「右翼」などと言われ、精神的苦痛を受けたとしている。
森元首相の代理人弁護士は「当方の主張は答弁書で明らかにする」としている。
1997
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/23(火) 01:01:56
守屋氏、証人喚問へ 与党が受け入れ方針
2007年10月22日23時45分
http://www.asahi.com/politics/update/1022/TKY200710220359.html
守屋武昌前防衛事務次官(63)が軍需専門商社「山田洋行」の元専務から頻繁なゴルフ接待などを受けていた問題で、自民、公明両党は22日、守屋氏の証人喚問に応じる方針を決め、民主党など野党側へ伝えた。守屋氏がゴルフ接待を認め、自衛隊員倫理規程に違反していたことが明確になったことなどから、野党の要求を受け入れざるを得ないと判断した。喚問の時期をめぐって与野党はなお対立しているが、早ければ来週前半にも実施される可能性がある。
海上自衛隊によるインド洋での給油活動を継続するための補給支援特措法案は23日、衆院本会議で趣旨説明と質疑が行われる。衆院テロ対策特別委員会の与野党理事は22日午後、本会議後の委員会審議について日程を協議し、野党側が守屋氏らの証人喚問が委員会審議の条件だと主張。これを受け与党側は同日夜、24、25両日に委員会で質疑を行ったうえで「25日の質疑後に証人喚問の日時ややり方について正式に決めたい」と提案した。だが、野党側は「証人喚問を審議の前にやるべきだ」(民主党の鉢呂吉雄特別委筆頭理事)と主張し、日程は決まらなかった。
野党側は守屋氏をめぐる疑惑のほかに、海上自衛隊の補給艦が03年2月に米補給艦に行った給油量を海上幕僚監部内で隠蔽(いんぺい)していた問題も追及。証人喚問の対象者として、守屋氏のほか当時の伊藤康成防衛事務次官、石川亨統合幕僚会議議長、古庄幸一海上幕僚長ら計8人を要求した。
与党側は当初、守屋氏について証人喚問は受け入れず、参考人招致でとどめることを検討した。だが、守屋氏が(1)自衛隊員倫理規程に違反していた(2)元専務とゴルフをしていたことを認めている(3)直前まで自衛隊員トップの事務次官だった――ことを考慮し、喚問受け入れに踏み切った。ただ、ほかの7人の喚問は拒む方針で、公明党国対幹部は22日夜、「他の人は今も役職があり、必要があれば政府参考人として国会へ呼べばいい。具体的な疑惑も明確になっていない」と語った。
与野党は23日の衆院本会議後、改めて委員会日程を協議する。与野党が折り合えば、来週前半にも衆院テロ対策特別委で守屋氏の証人喚問がセットされる見通しだ。
1998
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/23(火) 04:41:12
守屋前次官と親密な山田洋行米法人を捜査、使途不明1億か
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071023it01.htm
守屋武昌・前防衛次官(63)との親密な関係が問題視されている航空・防衛分野の専門商社「山田洋行」(東京都港区)の米国現地法人などで、不正な経理操作が行われていた疑いがあるとして、東京地検特捜部が米司法当局に捜査共助を要請し、今月上旬、米国に検事を派遣していたことが分かった。
特捜部は、同社幹部や、元専務(69)が独立して設立した別の防衛専門商社の幹部らを事情聴取しており、両社を巡る不透明な資金の流れについて慎重に調べを進めているとみられる。
◆裏金数億、防衛官僚ら接待疑惑◆
山田洋行を巡っては、守屋前次官の在職中、同社元専務が頻繁にゴルフ接待を繰り返し、プレー後の飲食代も負担していたことが判明している。
新たに不正経理疑惑が浮上しているのは、山田洋行の米国現地法人「ヤマダインターナショナルコーポレーション」。米ワシントンに本社を置き、ニューヨークやロサンゼルスにも支店がある。同社の元社長(70)は、元専務の側近と言われる。元専務が昨年6月に山田洋行を辞めた後、元社長も退任し、元専務が設立した「日本ミライズ」(港区)の米国本社「日本ミライズUSA」(ロサンゼルス)の代表取締役に就任した。
複数の山田洋行関係者は、「ヤマダインターナショナルは、元社長の在任中、不正な経理操作で数億円の裏金を捻出(ねんしゅつ)し、その一部を米国に出張した旧防衛庁幹部や米国の防衛関連企業幹部らの接待に使っていた疑いが強い」と指摘。また、ヤマダインターナショナルにプールされていた資金のうち約1億円は、元社長がミライズ側に移籍後、行方が分からなくなっているという。
一方、元専務は、山田洋行を辞めた直後、山田洋行の取引先だった米国の航空関連企業との代理店契約の内容を無断で、山田洋行側に不利な内容に書き換えた疑いもあるという。
特捜部は今年8月ごろから、山田洋行や日本ミライズの幹部らを聴取。既にヤマダインターナショナル元社長からも事情を聞いている。今年9月には、米司法当局に、山田洋行や日本ミライズの現地法人などに関する捜査について、捜査共助を要請。今月上旬、約1週間の日程で検事をロサンゼルスなどに派遣した。山田洋行の関係者は、現地法人や取引先が特捜部への資料提出に応じたことを認めている。特捜部は今後、資料などをもとに海外の資金の流れについても調べを進めるとみられる。
ヤマダインターナショナルが旧防衛庁幹部らを接待していた疑惑について、元専務は取材に対し、「どこの商社だってあるんじゃないか。来たらパーティーしたり飲んだりするでしょう」と語る一方、裏金や使途不明金については「そんなことはない。あるなら刑事事件にすればいい」と話した。
(2007年10月23日3時1分 読売新聞)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/23(火) 04:41:35
守屋前次官、ゴルフ接待二百数十回…数百万円割安で
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071023i101.htm
守屋武昌・前防衛次官(63)が航空・防衛分野の専門商社「山田洋行」(東京都港区)の元専務(69)からゴルフなどの接待を受けていた問題で、元専務から受けたゴルフ接待は1997年ごろから2005年までに二百数十回に上ることが、関係者の話で分かった。
守屋氏の妻も、参加することが多かった。守屋氏夫妻はゴルフ場の会員ではなかったが、会員料金でプレーしており、正規料金との差額は総額で数百万円に上る。
関係者によると、元専務が、山田洋行の関連会社の運営する埼玉県寄居町と千葉県いすみ市などのゴルフ場に守屋氏を連れてくるようになったのは、97年ごろ。年間20〜30回ずつで、守屋氏の妻も同行することが多く、半数以上は守屋氏夫妻と元専務の3人でプレーしていたという。
接待は、業者など利害関係者とのゴルフを禁じた自衛隊員倫理規程が00年4月に定められた後も、同じ頻度で続いた。守屋氏が同規程を守らせる倫理監督官でもある事務方トップの防衛次官に就任した03年8月以降も、山田洋行で内紛が起き、元専務が独立して「日本ミライズ」を設立する前年の05年まで続けられたという。
関連会社の運営するゴルフ場のプレー代は、ビジター料金で1人あたり2万5000円程度。守屋氏夫妻は会員権を持っていなかったが、元専務の取り計らいで、ゴルフ場側は1人8000円の会員料金にしていたという。ビジター料金との差額は、数百万円に上る。
また、倫理規程が定められた00年以降、ゴルフ場の利用者台帳には、守屋氏夫妻は「佐浦丈政」「松本明子」という偽名で記載されていたという。
◆倫理規定施行後のゴルフ認める◆
守屋氏が在職中、山田洋行の元専務からゴルフ接待を受けていた問題で、守屋氏が防衛省の事情聴取に対し、業者とのゴルフを禁じた自衛隊員倫理規程の施行後も元専務とゴルフをしたと認めていることが分かった。石破防衛相が22日、記者団に明らかにした。
同省の担当者が数回にわたって守屋氏に説明を求め、ゴルフをした時期などを確認したところ、守屋氏は、同規程が施行された2000年4月以降も元専務とゴルフをしたことを認めたという。
石破防衛相は、「何月何日というところまでは特定できていない」としながらも、「規程に引っ掛かる時期があった」と述べた。
(2007年10月23日3時1分 読売新聞)
2000
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/23(火) 04:53:03
4国会議員選挙費用 残金1450万どこへ
2007年10月22日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000710220004
県選出の国会議員4人の選挙運動費用収支報告書を調べたところ、総額約1450万円の選挙費用が使われず残金が生じていたことが分かった。ところが、4人が選挙費用を調達した自分の資金管理団体や政党支部などに、選挙後も残金を戻した形跡は見あたらず、収支報告書上は1千万円を超す残金が姿を消していた。余った選挙費用はどこにいったのか――。(菊池文隆)
05年総選挙で再選した江藤拓衆院議員(宮崎2区)の選挙運動費用収支報告書を見ると、選挙費用として集めた収入総額は2300万円。父親である隆美元衆院議員の資金管理団体「竜政会」の政治資金から全額を調達していた。
一方、支出総額は1864万円。このうち、選挙ポスターなど209万円は公費で賄われ、陣営が負担した実際の支出は1655万だった。645万円が余った計算だ。
しかし、竜政会の05年の政治資金収支報告書を調べても、選挙後に拓議員が残金を返したような寄付は見あたらない。
中山成彬衆院議員(宮崎1区)、古川禎久衆院議員(宮崎3区)、松下新平参院議員の直近の選挙についても調べたところ、10万円〜447万円の残金があった=表。
3人の選挙費用は、自らが代表を務める政党支部や資金管理団体の政治資金からの寄付が大半。3人とも、選挙後に残金を政党支部などに返した記載が政治資金収支報告書になく、残金の行方が分からない点も江藤議員と同じだった。
4人の残金総額は1450万円に上った。
■支持者に公開も
残金はどこに消えたのか。
江藤事務所は「選挙運動費用収支報告書に残金を書く欄がなく、選管に相談した上で次回選挙に利用するため、繰越金として事務所に残している」と説明する。
古川事務所も「保管の上、次回選挙において利用させていただく」と文書で回答した。松下事務所も「次の選挙で使うため、そのまま残してある」と話す。
中山事務所も「保管している」と回答。ただ、中山事務所の場合、総選挙後の05年12月から1年間は、支持者らに対する収支報告書の閲覧期間として、残金を公開していた。閲覧期間後の07年中に、自民党宮崎1区支部に残金を戻すことを決め、残金の処理方法を定めた独自規定の書面を作成していた。
■公選法に規定なし
国政選挙に関する選挙費用の集め方について、公職選挙法は、国の公共事業の受注業者からの寄付を禁じるなど規制の網を掛けている。一方、残金の処理は規定がなく、資金管理団体などに残金を戻さなくても公選法に抵触はしない。
ただ、「次回選挙まで保管」という手法には、税法の観点からは疑念が生じかねない。
政治資金と税金をめぐる問題に詳しい立正大学の浦野広明教授(税法学)によると、選挙費用は、政党支部や資金管理団体など政治団体に帰属する政治資金と違って、政治家個人に対する寄付だと説明。税法の規定に加え、国税庁の内規でも選挙費用は非課税扱いとされる。
浦野教授は「法解釈の問題だけど」と断りつつも、「非課税が適用されるのは『選挙に関し贈与により取得した金銭』だから。選挙で政治家が受ける寄付は、選挙用に使われて初めて『選挙に関し』と確認される。何年も使われないまま保管される残金は、政治家個人に対する所得税や贈与税の課税対象になりうる」と話している。
2001
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/23(火) 12:39:25
松浪文科副大臣に顧問料 談合容疑の建設業組合
2007年10月23日10時57分
http://www.asahi.com/politics/update/1023/TKY200710230100.html
文部科学副大臣の松浪健四郎衆院議員(自民=比例近畿ブロック)が、大阪府熊取町の町営住宅建て替え工事を巡る談合事件で理事長ら4人が20日に逮捕された「熊取建設業協同組合」の顧問を02年まで2年間務め、顧問料計20万円を受け取っていたことが23日、わかった。同組合からは、松浪氏が代表を務める、政党の三つの支部も今年までの4年間に計60万円の政治献金を受けていた。
松浪氏は「地元のよく知る人から頼まれて、就任を断れなかった。談合をしていたとは全く知らず、大変ショックを受けている。いっさい便宜を図ったことはない」と話し、近く計80万円を組合に返還するとしている。
2002
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/24(水) 01:58:36
当時の防衛課長、片山議員の秘書辞職
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20071023/20071023-00000050-jnn-pol.html
2003年に給油量の間違いに気づきながら報告しなかった当時の海上幕僚監部の課長が、退官後務めていた片山さつき議員の秘書を22日、辞職しました。
「国会の関係は国会対策なので『ノーコメントにしてください』と言われている」(自民党・片山さつき衆院議員)
給油量をめぐる問題で、野党の証人喚問要求の対象ともなっている海上幕僚監部の元防衛課長は、今年5月から片山さつき衆議院の公設秘書を務めていました。
片山議員によると22日、メールとファクスで辞職の申し出があったとのことで、野党の攻撃材料になりかねないだけに自ら辞職を願い出たと見られます。(23日17:54)
2003
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/24(水) 13:13:08
元専務3000万円流用か 山田洋行 東京地検米に検事派遣 現地法人1億円から
2007年10月24日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007102402058754.html
防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)の元専務(69)が昨年、同社の米国現地法人が管理していた約一億円を引き出し、このうち少なくとも三千万円を流用していた疑いのあることが、関係者の話で分かった。東京地検特捜部は米司法当局に捜査共助を要請し、今月上旬から米国に検事を派遣。不透明な資金の流れの全容解明を進めているもようだ。
山田洋行の関係者によると、この約一億円を管理していたのは、同社の米国現地法人「ヤマダインターナショナルコーポレーション」(本社ワシントン)。原資となったのは、当時、山田洋行と資本関係があった米国の商社「エイベックス・エアロスペース・コーポレーション」の関連会社の株式の売却益だったとされる。ヤマダインターナショナルは、元専務をはじめ役員三人の賞与積立金名目でこの約一億円をプールしていたという。
元専務は山田洋行の経営陣と対立し、昨年六月退社。その後、同年九月に同社に対抗する形で防衛専門商社「日本ミライズ」(港区)を設立した際、約一億円を日本に送金させうち三千万円を流用した疑いが持たれている。元専務は山田洋行側に対し「三千万円は借りただけだ」と反論しているという。ヤマダインターナショナルの当時の社長は元専務の側近。元専務が山田洋行を退社した後に日本ミライズに移籍し、その後、同社の米国本社「日本ミライズUSA」(本社ロサンゼルス)の代表取締役に就任している。
2004
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/24(水) 13:48:43
民主批判強める与党/主導権握られ焦りの与党
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20071023.html
業者とのゴルフ問題が浮上した守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問をめぐる与野党協議が続いた二十三日、与党内から守屋氏や民主党への批判が相次いだ。新テロ特別措置法案審議のため、喚問要求に「真摯(しんし)な対応」(自民党の大島理森国対委員長)を重ねてきた自民党だが、次々とハードルを高くする民主党に、国会運営の主導権を握られ、焦りが噴出した形だ。
「証人喚問で、疑惑を解明するという(民主党と)同じ気持ちで臨んでいる。審議拒否という態度は改めてほしい」
自民党の小坂憲次国対筆頭副委員長は二十三日の記者会見で、激しい口調で民主党を批判した。
伊吹文明幹事長も記者会見で、民主党の主張について聞かれると「民主党の主張なんて国益について何もない。何も示していないではないか」と珍しく声を荒らげた。福田康夫首相も夕方、記者団に「(与野党協議が)平行線のままでいいとは思っていない」といら立ちをのぞかせた。
与党は当初、守屋氏の証人喚問を約束することで衆院テロ防止特別委員会での審議を始める思惑だった。しかし、与党が証人喚問受け入れを表明した途端、民主党は別の証人を加えるよう要求。「証人喚問は審議の入り口だ」(山岡賢次民主党国対委員長)と強硬姿勢に転じ、自民党側は「民主党の本音は審議拒否だ」(若手議員)と不信感を募らせる。
一方で、ゴルフに加えて、飲食やマージャンなど次々と問題が明らかになる守屋氏に対する不満も爆発。伊吹氏は「あまりにも常識外れだ」と批判、党内も「常軌を逸している」などと突き放した見方が大勢だ。
自民党の山崎正昭参院幹事長は記者会見で「(守屋氏の行為は)言語道断、極めて遺憾と言わざるを得ない。参院も(喚問する)衆院とそんなにかわったことはできない」と述べ、同法案が参院に送付された時の、異例の“喚問予告”までしてみせた。
ただ、守屋氏問題に海上自衛隊の給油量訂正問題での「隠ぺい」問題が加わる「ダブル逆風」(若手議員)が吹き、同特別委での審議入りすら難航する事態。与党では対テロ新法案の今国会成立どころか、衆院通過、参院送付さえ困難視する声もささやかれ始めた。
2005
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/25(木) 01:00:57
前・現市長に「起訴相当」議決 芦原病院めぐる背任容疑
2007年10月25日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200710240076.html
大阪市が同和対策の医療拠点だった旧芦原病院(浪速区)に多額の融資や補助金を投入した問題で、大阪第二検察審査会は、関淳一市長と磯村隆文前市長がずさんな審査で市に損害を与えたとした背任容疑の告発に対する大阪地検の不起訴処分(嫌疑不十分)を不当とし、「起訴相当」と議決した。23日付。「市民の血税を守ることなく、市長としての任務に背いた責任は重大」と指摘している。地検は議決を受けて再捜査する。首長をめぐる告発で起訴相当の判断が出るのは異例。
同検察審は議決書で、「関市長らの供述が得られておらず、事実関係が正確に把握できていない」と捜査を批判。そのうえで、関市長らが、経営能力や財務体質についての審査や、担保となる債権を保全する措置を一切行っていなかったと指摘。病院への助成は「必要性や緊急性、公益性も何ら見いだせず、市民として理解できない」と非難し、「刑事責任は誠に重い」とした。
審査を申し立てていたのは、告発者であり、11月の市長選に出馬表明した姫野浄・元市議ら2人。告発状によると、市は、関市長らが在任中の01年5月〜05年3月に計約9億5900万円を貸し付け、03年4月〜04年9月には計約1億3200万円の補助金を支出。その後、同病院は経営難に陥り、市の融資は全額回収不能になった。
姫野氏らは昨年5月に大阪府警に告発し、書類送検を受けた地検が同12月に不起訴とした。
また同検察審はこの日までに、当時の市幹部2人が不起訴処分となったことについても「不当」と議決した。
2006
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/25(木) 11:14:49
玉沢元農相ら対象 告発状を地検受理 讀賣岩手
玉沢徳一郎元農相が代表を務めていた自民党県第4選挙区支部が経費を架空計上していた問題で、盛岡地検は24日、玉沢元農相と支部の会計責任者に政治資金規正法違反などの疑いがあるとした市民団体「政治資金オンブズマン」(大阪市)の告発状を受理した。
告発状によると、同支部は、改ざんした領収書を添付し、経費を虚偽記載した政治資金収支報告書を県選管に提出するなどした。同オンブズマンは私文書偽造、同行使の疑いもあるとしている。
盛岡地検の尾崎寛生次席検事は「必要な捜査をして、適正な処分をしたい」と話している。
(2007年10月25日 読売新聞)
2007
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/25(木) 13:28:53
別府市 後援会 自治会 3者もたれ合い恒常化 市長講演会の入場券協力問題 1月の行事も職員関与
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/oita/20071025/20071025_003.shtml
後援会問題について話す浜田博市長=今月16日、別府市役所
別府市の浜田博市長後援会が11月に予定していた講演会の入場券販売を自治会連合会に協力要請、市職員も協力していた問題は、公選法や地方公務員法に抵触する恐れが強いにもかかわらず、市長を頂点に三者がもたれ合っていた構図を浮き上がらせた。今年1月にも市長の政治活動に自治会や市職員がかかわっていたことが判明、長年の慣行だったことをうかがわせる。市長は関係職員の処分を明言したが、本質的な改善には市民を巻き込んだ意識改革しかないようだ。 (別府支局・飯田崇雄)
■職員の処分検討
後援会が主催する「浜田ひろしと語る会」の入場券販売を自治会長に依頼する文書は、自治会連合会長から頼まれた市職員が幹部の指示を受けて作成した。浜田市長は22日の定例会見で「法的に問題があれば処分も検討している」と厳しい姿勢で臨む考えを示し、週内にも処分する方針を示した。
浜田市長は自らの責任について「連合会長が文書を出したのは意外だった」と述べ、自治会の行動が想定外だったと強調した。だが、自治会連合会は後援会の要請を受けて急きょ開いた三役会議で協力を決定しており、後援会の影響力がいかに大きかったかを物語る。
1月に開かれた浜田市長と星野仙一さんのトークショーでも、主催の実行委が自治会連合会に入場券の販売協力を依頼、市の広報広聴課が依頼文を作り郵送していた。構図は今回とほとんど同じ。ただ、後援会は「入るのはまずい」(後援会幹部)と実行委に加わらなかった。
■自治委員の立場
市選管は当初「(依頼文の)文面を見る限り、自治会長あてに作成されており問題ない」と断言した。ところが、別府市の自治会長145人のうち144人は自治委員を兼ねる。依頼文を作成した市職員は、自治委員の名簿を基に郵送した。
自治委員は市長から任命される非常勤の特別職公務員。当然、中立的な立場として政治活動を制限される。専門家は自治委員を兼ねた自治会長の入場券販売あっせんは公選法の「公務員の地位利用」に当たると指摘。総務省も「自治委員が公務員であるなら、公選法に抵触する恐れがある」との見方を示した。
後援会は自治会連合会への依頼を撤回したが、法的問題の指摘が出るなど騒動は収まらず、結局、講演会そのもののを中止した。市選管はようやく「他県の状況などを調査研究したい」と重い腰を上げた。
■慣行の見直しも
選挙で選ばれる市長と支援する後援会、中立的な立場で公共サービスを提供する行政、地域住民の自主的な組織である自治会。利害が密接に絡むがゆえに、法律は立場を超えた関係をさまざまな面で規制している。
しかし、法律の狙いとは裏腹に、長年の慣行が現実を支配しがちだ。別府市の場合、地域代表の自治会長に自治委員を委嘱する。自治委員をまとめる委員長を自治会連合会会長が兼務するのも慣例。橋本光夫会長は「同じ人だから市の報告や要望を効率よく把握できる。2つの立場を区別しながら仕事はできない」と実態を強調する。
浜田市長は「(役割や立場の)整理が必要」と兼務の見直しを示唆した。問題の再発を防ぐには仕組みの見直しに併せて、それぞれが自らの役割を見つめ直すしかない。
=2007/10/25付 西日本新聞朝刊=
2007年10月25日11時02分
2008
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/25(木) 22:55:49
久間元防衛相も飲食接待 昨秋、山田洋行元専務ら '07/10/25
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200710250320.html
久間章生元防衛相が昨年秋以降、防衛・航空分野の専門商社「山田洋行」(東京)の元専務(69)らと飲食を共にし、代金を支払わない接待を受けていたことが二十五日、分かった。元専務は、守屋武昌・前防衛事務次官(63)との頻繁なゴルフやマージャンなどが既に明らかになっており、政官界への接待攻勢が浮き彫りになった。
久間元防衛相は同日夜「時期は覚えていないが元専務が独立してから三、四人で食事をした。代金は支払っていないが、(防衛庁長官)就任祝いのような形でお祝いをしてもらうことはよくある」と話した。
元専務は山田洋行から昨年九月に独立し「日本ミライズ」を設立。久間氏によると、元専務とは数年前からの知り合いで、独立以前にも会合に同席したことがあるという。
久間氏は「業者との付き合いには気を付けている。その日も元専務から誘われたわけではない」としている。
久間氏は衆院長崎2区選出。今年一月に防衛庁が省に昇格したのに伴い初代防衛相となったが、米国の原爆投下について「しょうがない」と発言、七月に引責辞任した。
元専務は日本ミライズを通じ「そのことに関してはコメントできない」としている。
2009
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/25(木) 22:57:14
「賭けマージャンだった」守屋前次官認める
2007年10月25日21時31分
http://www.asahi.com/politics/update/1025/TKY200710250402.html
守屋武昌・前防衛事務次官(63)が軍需専門商社「山田洋行」の元専務と、自衛隊員倫理規程で禁じられた後もゴルフやマージャンを繰り返していた問題で、守屋氏が防衛省の聴取に対し、マージャンのときは「現金をかけていた」と説明していたことがわかった。
防衛省幹部によると、守屋前次官は聴取に対し、レートは「1000点50円程度の低額」で勝った方がマージャン卓の使用料を払っていた、という趣旨の説明をしたという。
00年に施行された倫理規程では、業者ら利害関係者とのゴルフや遊技を禁じており、守屋氏も規程に違反したことを認めている。
2010
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/26(金) 13:58:58
守屋氏、妻同伴でゴルフ 4月にも 発言を訂正
2007年10月26日13時48分
http://www.asahi.com/national/update/1026/TKY200710260189.html
軍需専門商社「山田洋行」の元専務から度重なるゴルフ接待を受けていた守屋武昌・前防衛事務次官が、今年4月末にも妻同伴でゴルフをしていたことがわかった。守屋氏はこれまでの防衛省の調査に、元専務とのゴルフは「昨年秋まで」と説明していたが、25日になって発言を訂正した。石破防衛相は25日付で防衛監察本部に対し、防衛省幹部約420人を対象に、自衛隊員倫理規程違反がないか、特別監察を命じた。
石破防衛相が26日の閣議後の記者会見などで明らかにした。守屋氏は25日に「4月30日に配偶者同伴で日帰りで元専務とゴルフをした。家族の指摘で気づいた」と連絡してきたという。また衆院テロ対策特別委員会で、守屋氏が元専務に払ったプレー代は、妻同伴でも守屋氏一人の時と同じ1万円だったことも明らかになった。
特別監察の対象は、課長級以上の事務官と将補以上の自衛官。倫理規程ができた00年以降に利害関係者とゴルフや飲食がなかったかどうかについて聞き取り調査する。石破氏は「早急に調査し、可能な範囲で結果を公表したい」と話した。
2011
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/26(金) 21:18:36
久間元防衛大臣も元専務と度々の「飲食接待」認める
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20071026/20071026-00000020-ann-pol.html
元専務による度重なる接待を受けていたことが発覚した久間元防衛大臣は、「金は誰が払ったか知らない」などと述べ、防衛庁が省に格上げされる前から接待を受けたことを認めました。
久間元防衛大臣:「たまたま、ある人から呼ばれて行った時に、そこに(元専務らが)同席していた。その後、誰が払ったかも知らなかったからね」
久間元大臣は、これまでにも元専務とたびたび飲食を共にし、その際、自分で支払いをしていなかったことを認めています。久間元大臣によると、接待は、防衛庁が省に格上げされる前から始まりました。そのうち、去年12月に都内の高級料亭で行われたものは、元大臣の就任と元専務の軍需専門商社「日本ミライズ」設立を祝う名目だったということです。この接待について、久間元大臣は「みんなの顔合わせが目的で、何の問題もない」などと話しています。
2012
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/29(月) 01:19:15
井脇衆院議員らを提訴 代理返済求められた遺族 '07/10/29
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200710290181.html
井脇ノブ子衆院議員(自民)が理事長を務める学校法人「国際開洋学園」(静岡県菊川市)が、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)から借りた約三億五千万円の返済が滞り、代理返済を求められた連帯保証人の相続人が井脇氏や機構などに債務不存在の確認を求め、東京地裁に提訴したことが二十八日、分かった。
原告は、一九八九年に死亡した財団法人「沖縄協会」の元専務理事の遺族。国際開洋学園と同機構が貸借契約を結んだ際に作成した委任状の署名の筆跡が元専務理事とは違うと主張している。
井脇氏は「委任状は実印もあり、偽造などということは絶対にない。連帯保証人を別の人に変更するめどもついており、訴訟は取り下げられるはずだ」と話している。
訴状などによると、同機構は八五年七月、国際開洋学園が経営する国際開洋第一高校(菊川市)の寮の建設費用として三億五千百五十万円を貸し付け、五十年で分割返済する契約を結んだ。元専務理事のほか、井脇氏と別の財団法人が連帯保証人になった。
学園と井脇氏の返済が滞り、同機構から二〇〇五年七月、遺族に返済の請求があった。遺族はこの時、初めて元専務理事が連帯保証人になっていたことを知ったという。
遺族は今月、筆跡の違いなど不審な点があるなどとして提訴。遺族側の関係者は「元専務理事は契約時に七十五歳で、長期返済の借金の連帯保証人としては不自然だ」と話している。
2013
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/29(月) 05:22:23
NOVA、取引装い前社長関連財団に1億円
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071029it01.htm
会社更生法適用を申請した英会話学校最大手の「NOVA」(大阪市)が今年3月までの7年間、猿橋(さはし)望・前社長(10月25日付で解任)が理事長を務める財団法人に対し、教材の取引を装って計約1億円の利益を提供していたことがわかった。
業務はすべてNOVA側で行っており、財団側もNOVAからの事実上の寄付だったことを認めている。財団の理事には猿橋前社長と親しい元衆院議員も名を連ねており、NOVAの関係者は「財団は社長個人の活動。会社には何のメリットもなかった」としている。
財団法人は、外務省所管の「異文化コミュニケーション財団」(東京都千代田区)。建設相などを歴任した中山正暉・元衆院議員も非常勤の理事を務めている。
外務省に提出された報告などによると、同財団は児童向け英会話教材を開発し、学校や教育団体に有償で配布しているほか、外国語の会話力を測定する検定試験などを実施している。
財団は2000〜06年度に、NOVAに対して教材の出版印刷費や開発費などの名目で約5億2440万円を支払う一方、NOVAから完成した教材の売却代金の図書・資料頒布代、検定事業代など約6億2540万円を受け取り、その差額として約1億円の利益を得ていた。
実際には財団に常勤しているのは理事1人だけで、教材の開発・販売や検定はNOVAで行っていた。取引はNOVAが赤字になった05〜06年度も継続され、財団はこの2年間に計約3900万円の利益を上げた。
財団はこの利益を年1回開いていた食文化などに関するフォーラムの開催費用に充てていたほか、事務所の家賃や理事らの交際費も支出。外務省から事務処理などに関する規則が未整備だとして、改善を指導されたこともあった。こうした実態について、財団関係者は「取引を装った寄付だ。取引価格などは猿橋社長からすべて指示を受けていた」と証言。NOVAの元幹部は「猿橋さんは自分の権威付けや、政治家と関係を作るために財団を使っていたようだ」としている。
同財団は、犬養毅や秋山真之(さねゆき)、新渡戸稲造らを発起人に1915年、南洋諸島の調査研究を目的に創立された南洋協会が前身。長く活動が停滞していたが、猿橋前社長が知人の紹介で運営に乗り出し、99年に名称を異文化コミュニケーション財団に変更、理事長に就任した。
(2007年10月29日3時2分 読売新聞)
2014
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/29(月) 21:47:30
守屋氏「宴席で政治家の同席あった」 喚問で認める
2007年10月29日15時30分
http://www.asahi.com/politics/update/1029/TKY200710290136.html
防衛省の守屋武昌・前事務次官(63)が軍需専門商社「山田洋行」の元専務からゴルフや飲食など多額の接待を受けていた問題を受け、衆院テロ対策特別委員会で29日午後、守屋氏の証人喚問が始まった。守屋氏はゴルフ接待は12年前から始まり、「200回を超えている」と述べ、「利害関係者とゴルフをするのは不適切な行為だった」と自衛隊員倫理規程に違反していたことを認めた。最大の焦点である接待の見返りに装備調達に便宜を図ったかどうかについては「一切ございません」と否定。宴席で政治家が同席したことがあったかどうかを問われると、「あったと思う」と答えたが、政治家の名前は明らかにしなかった。
証人喚問で質問に答える守屋武昌・前防衛事務次官=29日午後1時9分、国会内で
証人喚問は約2時間半にわたって行われた。深谷隆司委員長(自民)の冒頭質問の後、田中和徳(同)、富田茂之(公明)、川内博史(民主)、松野頼久(同)、赤嶺政賢(共産)、照屋寛徳(社民)の6氏が質問した。テレビ中継は動画で放映された。
守屋氏はゴルフ接待について「ゴルフは土日に行くことが多かった。トータルすると年20〜30回、5年間で100回を超えていたのではないか」と述べた。守屋氏は防衛政策課長だった12年前に元専務から初めてゴルフ接待を受けたといい、これまでに合計で200回を超えていることを明らかにした。偽名を使ってプレーしていたことも認めた。
そのうえで「防衛省・自衛隊のトップにあったものとして、倫理規程違反を続けてきたのは申し開きのない事実で申し訳ない。不適切で配慮に欠いた行為だと思っている」と語り、退職金の返納については「熟慮して自分なりに対応を決める」と前向きな姿勢を示した。
守屋氏は、元専務と賭けマージャンを行ったことや、2回にわたってゴルフクラブのセットを譲り受け、北海道や九州へのゴルフ旅行の代金も支払ってもらったことも認めた。その際、防衛省の職員が参加したこともあったという。
元専務と知り合った経緯については、第三者を介して米国防総省などと人脈があると紹介されたといい、「国防総省OBらと話すことができ、米側の考えなど(を知るための)貴重な情報源として付き合い始めた」と述べた。
これまでの防衛省の聞き取り調査などに守屋氏は、元専務から100回以上、ゴルフ接待を受け、支払ったプレー代は妻同伴の場合を含め実費より少ない1回1万円だったことを認めている。マージャンをしたり、焼き肉店で会食したりすることもあったという。
野党側は、業者と「家族ぐるみ」の癒着を深めた守屋氏が、防衛装備品調達に絡んで元専務らに便宜を供与していたかもただす。山田洋行が02〜06年度に防衛省から受注した実績は総額約174億円(中央調達分)で、9割超が競争入札によらない随意契約だった。
朝日新聞社の取材によると、航空自衛隊の次期輸送機CXエンジン(約6億円)の調達をめぐって守屋氏は、元専務が設立した軍需専門商社「日本ミライズ」と「随意契約すればいいじゃないか」と部下に促していたことが判明しているが、守屋氏は「そういう発言はいたしておりません」と否定した。
守屋氏は8月30日の退任会見で、調達で便宜を図ったかどうかについて「職務上そういう権限は持っていない。職務をゆがめるとか、権限を行使するということは一切ない」と否定している。
野党側は03年2月のインド洋での海上自衛隊補給艦からの給油量の誤りを海上幕僚監部が隠蔽(いん・ぺい)した問題でも、守屋氏の関与を取り上げる。
実際の給油量は「80万ガロン」だったにもかかわらず、海上幕僚監部内で「20万ガロン」と誤入力した数字を根拠に、福田首相(当時官房長官)や石破防衛相(同防衛庁長官)は燃料のイラク作戦転用を否定。しかし、実際には福田氏の答弁前に海上幕僚監部内でミスを認識しながら隠蔽。防衛省の内局(背広組)も正しい給油量を記載した資料を受領していた。
同省が29日に示した中間報告では、組織的な隠蔽を否定し、防衛局長(守屋氏)は「認識していなかった」としているが、野党側は「隠蔽工作が(防衛)省庁ぐるみで行われた可能性がある」(民主党の鳩山由紀夫幹事長)として、守屋氏を追及する見通し。
2015
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/29(月) 23:19:10
守屋前次官:ゴルフ接待疑惑中心人物の独占インタビュー掲載 サンデー毎日
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071029mog00m040071000c.html
サンデー毎日は、10月30日発売の「11月11日号」で、防衛専門商社「山田洋行」の元専務で日本ミライズ社長、宮崎元伸氏に独占インタビューした特集記事(6ページ)を掲載している。宮崎氏は、防衛省の守屋武昌前事務次官のゴルフ接待疑惑の中心人物とされる。守屋氏は29日午後に開かれた衆院テロ防止・イラク支援特別委員会で、ゴルフ接待について「多い時で月4回行くこともあった。年に20〜30回、5年間で100回は超えていたと思う。半分以上は夫婦で行った」と証言している。
特集記事のタイトルは、「スクープ 本誌独占 渦中の山田洋行元専務“逮捕覚悟”の激白120分」。サンデー毎日によると、宮崎氏とのインタビューは約120分に及び、宮崎氏は、守屋氏との関係が始まった経緯やゴルフ接待の中身、航空自衛隊の次期輸送機(CX)用のエンジン納入をめぐる山田洋行と日本ミライズとの関係などについて語っている。
サンデー毎日に掲載された記事の冒頭は以下の通り。
◇ ◇ ◇
「防衛省の天皇」とまで呼ばれた守屋武昌前事務次官(63)が絶体絶命だ。受注業者からのゴルフ接待などが暴露され、国会の証人喚問で追及される一方、捜査のメスも迫る。そんな中、守屋氏を接待漬けにしていた山田洋行元専務で日本ミライズ社長、宮崎元伸氏(69)が、本誌の直撃に重い口を開いた。その衝撃的な中身とは−ー。
「私に関する疑惑報道が続いていますが、毎晩熟睡できますし、気持ちは落ち着いています。もうちょっと(特捜部に)絞られれば、どうなるか分かりませんが……」
まるで逮捕を覚悟したかのような口ぶり。白髪に、守屋氏そっくりの体つきをした宮崎氏の激白は120分間に及んだ。
宮崎氏は元自衛官。中央大学の夜間に通い、1969年の山田洋行設立時に同社に入社。以来、防衛部門の責任者として売上高を約400億円にまで押し上げるなど、同社を軍需商社として急成長させた。
「宮崎氏は今、任意で事情聴取を受けています。調べているのは特捜部のエースと呼ばれる森本宏検事。村上ファンド事件の村上世彰被告をはじめ、最近の大型経済事件のキーマンの取り調べには必ず登場してきますね」(東京地検関係者)
捜査が動き出したのは、今春のことだ。
「軍需商社である山田洋行が内紛で二つの会社に分かれ、航空自衛隊の次期輸送機(CX)の新型エンジンの納入利権を巡って争いを繰り広げたのが、コトの発端です。総額1000億円といわれる巨大利権を、この内紛を端緒に解明しようと捜査を進めている」(同) なぜ内紛が起きたのか。その内幕について、さっそく宮崎氏の話を聞こう。
「山田洋行の親会社である『弥生不動産』が多額の負債を抱えたため、オーナーの山田正志氏が山田洋行の身売りを画策したのがそもそもの始まりです。その動きを察知した社員の9割が、『防衛業界への責任を負うためにMBO(経営陣による自社買収)をしてくれないか。無理ならば、新会社を独立させてほしい』と要望する署名にサインをし、私に迫った。それで山田氏と交渉を始めたのです」
しかし、交渉は不調に終わる。宮崎氏は昨年9月に新会社「日本ミライズ」を設立。約30人の社員も宮崎氏とともに山田洋行を退職して合流した。
だが、山田洋行は黙っていなかった。CX用エンジンの納入に関して代理店契約を結んでいた米メーカー、ゼネラルエレクトリック(GE)社を担当する社員もミライズに移籍してしまったからだ。山田洋行は「違法な手段で取引先を奪おうとした」と反発し、昨年10月、宮崎氏らを相手取って10億円の損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こす。
「訴えられたために、海外のメーカーからは会うことすら拒否されました。ところが7月にGEの代理店に指名されて以降、われわれを見る目がガラッと変わりました」と宮崎氏は話す。
◇ ◇
詳細は、サンデー毎日「11月11日号」で。
2016
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/29(月) 23:21:02
守屋前次官:証人喚問…疑惑晴れず 民主、攻勢強める
http://mainichi.jp/select/seiji/mod/news/20071030k0000m010095000c.html
証人喚問を終え国会を出る守屋武昌前防衛事務次官(中央)=国会で2007年10月29日午後3時31分、内藤絵美撮影 守屋武昌前防衛事務次官の29日の証人喚問を受け、民主党は「疑惑はさらに深まった」として、追加喚問要求の続発など攻勢を強めている。新テロ対策特別措置法案の実質的な審議に入らせず、成立を阻止するのが狙いだ。一方、政府・与党にも疑惑の解消ができたとの見方はない。なんとか30日の福田康夫首相と小沢一郎民主党代表の党首会談で局面の打開を図りたい考えだが、突然の設定には戸惑いも広がる。
「全然解明できていない。守屋氏本人の再喚問も含めて事実を明らかにしていく必要が出てきた」。民主党の鳩山由紀夫幹事長は29日、党本部で記者団に強調した。
民主党は喚問要求続発に加え、新テロ特措法案を審議する衆院特別委に首相が出席したうえで、海上自衛隊補給艦の給油量訂正・隠ぺい問題の集中審議も求めている。政調幹部は「与党は早く参院に送りたいのだろうが、疑惑追及でどれだけ引き延ばせるかが勝負だ」と語る。
守屋氏の接待問題についても個人的問題ではなく、自公連立政権による政官業癒着の象徴だと位置づけ、隠ぺい問題、接待問題をセットにして、隠ぺい当時の官房長官の首相、防衛庁長官の石破茂防衛相の問責決議案提出もちらつかせ、政府・与党を揺さぶる方針だ。
これに対し、自民党の伊吹文明幹事長は29日の会見で「参考人の意見聴取が必要なら現場で協議して構わない。ただ、鳩山氏も『いたずらに審議を引き延ばす必要はない』と言っている」と、審議引き延ばしをけん制。しかし、公明党の漆原良夫国対委員長が「疑惑はほとんど解明されていない」と認めるなど、与党内には閉塞(へいそく)感も漂う。
このため、政府・与党内には30日の党首会談への期待感は強い。自民党の大島理森国対委員長は「国益の観点から接点、合意を目指すべくお願いしたい」と述べた。
党首会談をめぐっては、首相は29日朝、新幹線で地元・京都から帰る途中の伊吹氏の携帯電話に連絡。伊吹氏が帰京後、正式に「党首会談を進めてほしい」と指示した。
これに対し、小沢氏も安倍晋三前首相からの党首会談の呼びかけを拒否したことに触れつつ、「安倍さんの時に続いて、また断ったと言われると困る。首相が言っているなら、受けるしかないだろう」と、山岡賢次国対委員長に受け入れる考えを伝えた。
ただ、政府高官は党首会談の行方について「出たとこ勝負だ」と語っており、何らかの合意が成立するかは不透明。また、小沢氏が安倍氏の時と態度を一転し、会談に応じたことに対しては「何を考えているのか少し不安だ」(公明党幹部)と警戒する声も上がっている。【鬼木浩文、須藤孝】
2017
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/29(月) 23:23:50
政治家が戦々恐々 守屋喚問で早くも“犯人捜し”
2007.10.29 23:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071029/stt0710292308028-n1.htm
防衛商社「山田洋行」の宮崎元伸元専務から度重なるゴルフや会食の接待を受けていた守屋武昌前防衛事務次官は29日、証人喚問で実名の公表を拒んだものの、防衛庁長官経験者ら政治家を交えての接待が複数回行われていたことを明らかにした。守屋、宮崎両氏は政界に幅広い人脈を持つことで知られており、国防関係議員らは自らに疑惑が飛び火しないかと戦々恐々だ。
政界では早くも、守屋氏が指摘した防衛庁長官経験者や政界関係者が誰なのか、“犯人捜し”が始まっている。
「私は宮崎、守屋両氏とはゴルフにも行っていない。宮崎氏とメシを食ったことはあるが、守屋氏と一緒ではない」
29日夜、東京・神楽坂の料亭前。麻生太郎前自民党幹事長、平沼赳夫元経済産業相ら「士志の会」に顔を出した久間章生元防衛相は記者団にこう釈明した。
久間氏は防衛庁長官在任中の昨年12月、宮崎氏からスッポン料理店で接待を受けたことが発覚し批判を浴びた。それだけに200回以上もゴルフ接待を受けていた守屋氏を「友達のつもりだったのだろうが度が過ぎている」と突き放し、自らの潔白を強調した。久間氏は30日からは心臓のバイパス手術のため入院する予定だという。
自民党内では「守屋氏と最も太いパイプを持つのは(元副総理の)山崎拓氏だ」(幹部)との声もあるが、山崎氏は沈黙を守っている。
衆院テロ防止特別委員会で与党筆頭理事を務める中谷元・元防衛庁長官は国会内で記者団に問われ「山田洋行なる人物には一度も会ったことはありません」。別の長官経験者は「自分まで疑われるのは心外だ」と憤慨してみせた。
福田康夫首相は29日夜、政治家名について「そのうちに分かるでしょう。まあ、政治家っていうのは人に会うのが仕事だからね」と記者団に語った。
一方で公明党の漆原良夫国対委員長は「大きなショックを受けた。そこで終わってしまうのは残念だ」と記者団に語り、さらなる事実究明が必要との認識を示した。
2018
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/30(火) 11:03:59
元専務「口利きあった」 守屋氏証言と矛盾
2007年10月30日03時01分
http://www.asahi.com/politics/update/1029/TKY200710290323.html
資金難の「日本ミライズ」のために口利きをした事実はないと前防衛事務次官の守屋武昌氏は証人喚問で否定したが、同社社長の宮崎元伸氏(69)=山田洋行元専務=は今年8月、朝日新聞の取材に対し、守屋氏による口利きの事実を認めていた。宮崎氏の説明が正しければ、守屋氏が議院証言法違反(偽証)の発言をした可能性が出てくる。
証人喚問で衆院テロ対策特別委員会の深谷隆司委員長が「宮崎氏は日本ミライズ創設後、資金繰りに困って、今年6月、大手企業系列会社の経営者に陳情して、その席にあなたも同席して口添えしたと言われている。事実としたら許し難い行為だ」と質問した。
守屋氏は「その方と会ったのは私の記憶では本年6月中旬。夕方6時過ぎに電話があり、いまその人と飲んでいるからと(宮崎氏から)誘いを受けた。よく知っている経済人でお話ができるということでお会いした」が、「融資の話は一切ない」と否定した。
しかし、宮崎氏は8月の朝日新聞の取材に対し、守屋氏の口利きを詳細に説明していた。一問一答は次の通り。
――6月に都内のすし店で守屋氏を接待したとの情報がある。
「接待ではない。私を助けようという会合だった」
――どういう会合か。
「もう80歳近くになる人がいる。その人がすし店の常連客で、店主に私の会社のことを話した。そうしたら店主が気をきかせて、別の常連客の大手企業系列の会社の会長に私の会社のことを話してくれた。守屋さんと会長も知り合いで、それで会うことになった」
――守屋氏と会長とあなたの3人で会ったのか。
「そう」
――何を話したのか。
「守屋さんが『宮崎さんは業界で40年苦労してきた人だから、助けてあげてください』と会長に言ってくれた」
――「助ける」とは。
「系列に入れてくれということ。でも、会長が『うちの会社の大株主は大手商社で、(同じ商社の日本ミライズとは)競合関係になるから(支援)できない』と断った。それで私は『これは駄目だ』と思って先に店を出て1人で帰った」
――すし店の費用は宮崎氏が出したのか。
「会長が出したと思う。私は先に帰ったのでわからないが……」
◇
この口利きについて朝日新聞が10月20日付朝刊で報道すると、宮崎氏は一転して口利きの事実を否定する発言を週刊誌などにするようになったが、取材当時は一問一答にある通り、口利きの経緯を含め、当事者しか知り得ないことを自発的に述べていた。
2019
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/30(火) 11:11:25
「議会の意思、無視できず」
グリーンピア跡地白紙へ 讀賣和歌山
大型保養施設「グリーンピア南紀」の那智勝浦町の跡地利用計画が29日、白紙に戻る見通しとなった。計画を進める中国系企業「香港ボアオ」との賃貸借契約解除を求める決議が、町議会で可決されてから1か月。「議会の意思を無視できない。残念だが、ボアオは撤退することになるだろう」。中村詔二郎町長は、苦渋の表情で話した。
この日、町議会の「グリーンピア跡地利用に関する特別委員会」が開かれた。中村町長は終始、いらだった口調で、契約解除決議の見直しを議会側に求めた。
「決議を拒否することもできるが、軽々にしたくない」「契約を解除すると違約金が発生する恐れがある」。
しかし、決議案に賛成した議員らはかえって反発を強め、結論を出せないまま、委員会は約3時間で散会となった。
グリーンピア南紀は2003年3月末に閉鎖され、香港ボアオとの賃貸借契約は05年12月に結ばれた。町所有の跡地約300ヘクタールを10年間、総額1億6000万円で賃貸し、その後、無償譲渡できるとしている。同社はホテルを改装し、06年にオープンする計画案を示していたが、先送り。これに対して、町議会は9月28日、契約解除を求めるよう決議していた。
町によると、中村町長は今月10日、香港ボアオのオーナーとされる蒋暁松氏と東京のホテルで会談。蒋氏からは「(町議会の)決議で進出意欲をそがれた。歓迎されていないのに、計画を進めるわけにはいかない」と言われたという。
中村町長は、31日に大阪で蒋氏と会い、決議見直しに町議会の同意が得られなかったことを伝える。ボアオ側は、「進出断念」を表明する可能性が高いと見られる。
中村町長の話「町のためにやってきたが、こういう形で終わるのは非常に残念だ。最後まで頑張るが、努力する余地は少ない」
(2007年10月30日 読売新聞)
2020
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/30(火) 19:08:30
エンジン調達巡り久間氏の指示が判明
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20071030/20071030-00000053-jnn-pol.html
航空自衛隊の次期輸送機、C−Xのエンジン調達をめぐり、対立する2つの商社の狭間で、当時の久間防衛大臣が担当課長に直接、異例の指示を出していた事が明らかになりました。政と官を巻き込む綱引きのもう一つの側面です。
対立する2つの商社。その1つは、次期輸送機のエンジンの製造元、ゼネラル・エレクトリック社(GE社)と代理店契約を結んでいた「山田洋行」。そしてもう1つが、守屋前防衛事務次官にゴルフ接待を繰り返していた元専務が山田洋行から独立して立ち上げた「日本ミライズ」です。
日本ミライズは山田洋行と競り合った末、今年7月30日以降のGE社との代理店契約を勝ち取ります。国会では、元専務から繰り返し接待を受けていた守屋前次官が、GE社に対し、何らかの働きかけをしたかどうかが追及されました。
(Q.具体的に便宜を図ったことがあるかどうかお答えいただきたいと思います)
「(働きかけをしたことは)一切ございません」(守屋前防衛事務次官〔29日:証人喚問〕)
しかし、守屋氏とは別に、当時の担当課長が動き出していました。関係者によると、この課長は従来の調達計画を早めて、山田洋行がGE社の代理店の権利を残す期間中に契約が結べないか、検討を進めました。さらにこの課長は、パリで開かれた航空ショーに出張し、GE社の幹部に対し、「なぜ、山田洋行との契約を解消し日本ミライズと契約するのか」などと述べたとのことです。
この席にいたGE社幹部は、公平であるはずの政府の官僚がなぜ企業間の契約に口を出すのか、疑問を感じたと言います。
周囲が違和感を覚えたという、この行動。この課長に直接指示を出していたのは久間元防衛大臣でした。久間氏は、山田洋行の実質的オーナーである山田正志氏と繰り返しゴルフをともにしたり、山田氏の娘の結婚式に出席したりするなど、親密な関係だったと言います。
「山田さんは知っている。正志さん、というのかな。一緒にゴルフして」(久間元防衛相)
久間氏は去年12月、東京・赤坂の料亭で日本ミライズを立ち上げた元専務と会食。この席で、山田さんから「息子さんのことを頼まれている」と述べたということです。
久間氏は、担当課長への異例の指示について、「2つの企業が対立しているので慎重に検討するよう指示しただけ」と周囲に説明しています。(30日17:58)
2021
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/31(水) 03:14:31
守屋元次官:接待月100万円 東京地検、贈収賄視野に
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071031k0000m010186000c.html
防衛省の守屋武昌前事務次官(63)が、防衛専門商社「山田洋行」の宮崎元伸元専務(69)から東京・赤坂の複数の高級クラブで、多額の飲食接待を受けていたことが関係者の話で分かった。山田洋行側が負担した飲食費は月100万円を超すこともあったとされ、東京地検特捜部は、クラブ側に売上伝票などを任意提出させた模様だ。特捜部は、ゴルフ接待なども含め、守屋氏に対する利益提供の全容解明を進める方針とみられ、贈収賄容疑を視野に捜査を進めている。
関係者によると、宮崎元専務は長年にわたり、赤坂の高級クラブで守屋氏を接待していたという。隣接したビルに入居する2軒のクラブがよく使われたとされ、多いときは一つの店だけで料金が月額100万円に及んでいた。守屋氏の妻も、元専務とともにクラブに頻繁に顔を出し、カラオケなどを楽しんでいたとされ、元専務は、別の防衛省幹部も同じクラブで接待していたという。
特捜部もこうした事実を把握しており、これらのクラブから過去数年分の伝票類の任意提出を受けたという。特捜部は入手した資料を分析して、宮崎元専務による守屋氏への飲食接待を詳しく調べている模様だ。
守屋氏は29日の証人喚問で、元専務から「200回以上のゴルフ接待を受けていた」と明言。さらに、元専務からゴルフセットを贈られたことや、同行した北海道や九州のゴルフツアーの旅費を支払ってもらったことも証言している。
一方、守屋氏は事務次官時代の03年、次期輸送機(CX)エンジンの納入業者を選定する「装備審査会議」の議長を務め、同年8月の会議で、山田洋行が日本代理店だったゼネラル・エレクトリック(GE)を納入業者に選定したことなどが判明している。
こうしたことから特捜部は、多額のゴルフや飲食接待などの利益提供の見返りに、守屋氏が宮崎元専務側に何らかの便宜を図っていた疑いもあるとみて、慎重に調べを進めている。
毎日新聞 2007年10月31日 2時30分
2022
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/01(木) 02:53:14
山田洋行:久間元防衛相に「車代」 05年に十数万円
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071101k0000m040191000c.html
防衛省の守屋武昌前事務次官(63)をゴルフ接待していた防衛専門商社「山田洋行」が、年間約200万円の裏金を工面し、その一部を「車代」などとして政治家に支払っていたことが分かった。関係者によると、自民党の久間章生元防衛相らには05年に十数万円の「車代」を渡していたという。東京地検特捜部もこうした事実を把握しており、山田洋行の政官界に対する利益提供の実態解明を進めている。
関係者の話では、久間氏は05年末、山田洋行のオーナー一族の結婚式に出席した際に、十数万円の「車代」を受け取ったという。同社では、子会社が購入した商品券を引き取って換金するなどの方法で、年間200万円程度の裏金を作っており、久間氏への現金もこの中から支出されたという。
久間氏は、同社のオーナー一族と親しい関係にあり、守屋氏への接待を繰り返していた宮崎元伸元専務(69)とも約10年前から知り合いだったという。久間氏を巡っては、昨年秋以降に宮崎元専務らと一緒に会食し、代金を一切支払わない接待を受けていたことが判明している。
宮崎元専務らは特捜部の任意聴取に対して、山田洋行の裏金の実態について供述しているとされ、特捜部は裏金の使途について解明を進めているとみられる。
毎日新聞 2007年11月1日 2時30分
2023
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/01(木) 14:14:17
元長官2人側へ200万円 山田洋行の「車代」支出
http://www.47news.jp/CN/200711/CN2007110101000348.html
防衛商社「山田洋行」が付き合いのある政治家らに「お車代」を支出していたとされる問題で、2005年秋ごろ、防衛庁長官を経験した政治家2人側への車代名目で、計200万円が支出されていたことが1日、関係者の話で分かった。
こうした経緯は東京地検特捜部も把握しているもようで、金が実際に2人側に渡されたのかなど、同社関係者から事情聴取して慎重に裏付けを進めているもようだ。
関係者によると、政治家2人は05年秋ごろ開かれた同社オーナー一族の結婚式に招待されたとされ、車代名目の支出は、この結婚式出席に関するものとみられる。
山田洋行側は直接渡しておらず、式の主催者側に委ねたとみられ、同社関係者は特捜部の聴取に「実際に2人側が受領したかは分からない」などと説明したもようだ。
2024
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/01(木) 14:15:49
いなべ市長選 また「公選法違反」? 出陣式案内を配布 三重
http://www.isenp.co.jp/news/20071101/news02.htm
【いなべ】十八日告示のいなべ市長選に立候補を表明している日沖靖市長の後援会「日沖靖後援会」(辻忠樹会長)が、告示日に開く出陣式の案内文書を市内の不特定の市民に配布していることが三十一日、分かった。県選管は「事前運動など公選法に違反する恐れがある」としている。市選管も「県選管と同じ見解になると思う」と話している。同後援会は四年前の旧大安町長選でも、町広報誌に挟んだ出陣式案内文書を自治会長を通じて告示前に町内に配布。員弁署は配布を依頼した日沖氏と当時の後援会会長を公選法違反(事前運動)で警告している。
今回配布された後援会名義の文書は「日沖靖後援会 事務所開き・出陣式のご案内」と題し、事務所開きと出陣式の各開催日時、場所を記載。日付は「平成19年10月吉日」となっている。
文書には「事務連絡」の記載もあるが、辻会長によると、後援会の各世話人を通じて、市内の不特定の市民に文書を配っているという。日沖靖後援会には入会していない市内大安町の市民宅には十月二十九日ごろ、郵便受けに文書が投入されていた。同市民は「知らないうちに入っていた。誰が入れたかも分からない」と話している。
県選管は「出陣式の記載があり、文書の配布が選挙運動とされて、事前運動を禁じた公選法に違反する可能性はある。相談されれば、誤解を受ける恐れがあるので、配布は控えたほうがよいとアドバイスする事案」と話している。
いなべ市選管は「後援会から相談はなかった。県選管と同じ考え方になると思う。いま文書を見たばかりなので、委員長とも相談し、何らかの対応をするか検討したい」としている。
辻会長は「当初は事務所開きだけの文書としたが、世話人の意見もあり、出陣式の日程も載せた。あす詳細を調べて選管にも聞き、(配布が)だめならだめで対応を検討し、結論をお話ししたい」と述べている。
日沖市長は広報秘書課を通じて「コメントはない」としている。
四年前の町広報誌に挟んだ出陣式案内文書の配布をめぐっては、日沖市長は当初、「後援会活動の範囲内」と強調し、公選法違反を否定。一方、全自治会長を事情聴取した員弁署は、立候補届け出前の事前の「選挙運動」と断定。検挙は見送ったものの、四年前の平成十五年七月、日沖市長と当時の後援会会長を署に呼び、署長が二人を公選法違反(事前運動)で警告し、法令順守を強く求めた。
2025
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/01(木) 14:36:36
グリーンピア南紀、白紙 香港の業者との契約解除
2007.11.1 12:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071101/lcl0711011201000-n1.htm
平成15年3月に閉鎖した和歌山県那智勝浦町の大型年金保養施設「グリーンピア南紀」の跡地利用をめぐり、中村詔二郎町長は1日、町議会の特別委員会で、香港の開発業者と結んだ賃貸借契約を解除することで合意したと明らかにした。国が売却した全国13カ所のグリーンピア跡地で、再生事業が白紙に戻るのは初めて。
中村町長の説明によると、10月31日に業者側と会談、まとまった。業者は年末で撤退するという。
関係者によると、町は17年12月、跡地を計1億6000万円で10年間賃貸した後に無償譲渡する契約を「ブルー・オーシャン・アジアン・オリエンテーション・リミテッド」(ボアオ)と締結。
ボアオは当初、18年4月に一部をリニューアルオープンするとしていたが、今年6月に開業を5年先延ばしにする見直し案を提出。町議会から、開発の実効性やボアオの財務状況に疑問の声が出て、9月には契約解除を町長に求める決議案を可決していた。
自民党総務会長の二階俊博衆院議員(和歌山3区)がボアオを町に紹介したとされる。
2026
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/02(金) 16:15:39
田村元議員、山田洋行からの献金300万円が未記載 (1/2ページ)
2007.11.2 02:07
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071102/crm0711020207009-n2.htm
田村秀昭元参院議員(75)=7月に政界引退=が代表の政党支部が平成18年までの5年間に開いた政治資金パーティーに、防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)が計360万円を支出していたことが1日、同社の内部調査でわかった。同一法人から20万円を超えるパーティー収入があった場合は法人名などを報告する義務があり、このうち300万円はこれに該当するとみられるが、支部側の政治資金収支報告書には記載がなく、政治資金規正法に抵触する可能性がある。
田村元議員をめぐっては、現役空将時代の昭和61〜62年ごろ、山田洋行に宿泊・テニスの費用を丸抱えされていたことが判明しているが、政界進出後も資金提供が続いていた可能性が浮上。制服組OB議員と空自機エンジン納入などで急成長した専門商社の不透明な関係が浮き彫りとなった。
山田洋行の支出記録によると、毎年1、2回開催された田村元議員の政治資金パーティー「田村秀昭政経セミナー」への寄付金として、同社は過去5年間に6回で計360万円を支出していた。
このうち16年2月、17年1月、18年2月に支出された100万円ずつ計300万円は収支報告書に記載義務があるが、いずれも田村元議員が代表を務めていた政党支部の収支報告書には山田洋行からの献金受領が記載されていなかった。
田村元議員は、15年9月に民主党と旧自由党の合流に伴い民主党に移り、17年8月には国民新党の結党に参加した。このため、16年と17年のパーティーは田村元議員が代表だった政党支部「民主党参議院比例区第6総支部」が主催。18年のパーティーは田村元議員が代表の「国民新党参議院東京第1総支部」が主催していた。
それぞれのパーティーの収入総額は900万〜1000万円前後で推移していた。
田村元議員は防衛大学校を1期生として卒業した後、航空自衛隊入り。昭和63年に航空自衛隊幹部学校長(空将)で退官し、平成元年の参院選比例代表に自民党公認で出馬、初当選を果たした。 田村元議員は産経新聞の取材に応じていない。
2027
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/02(金) 16:16:43
田村元議員に宿泊テニス費負担 山田洋行元専務 (1/2ページ)
2007.11.2 02:07
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071102/crm0711020207008-n2.htm
防衛専門商社「山田洋行」の宮崎元伸元専務(69)による守屋武昌前防衛事務次官(63)のゴルフ接待問題で、同社が昭和61〜62年ごろ、当時航空自衛隊幹部学校長(空将)だった田村秀昭元参院議員(75)のテニス旅行のホテル宿泊費などを少なくとも十数回負担していたことが1日、同社の社内調査で分かった。宮崎元専務の指示で社員が毎回テニスコート付きホテルを予約し、ホテルからの請求額を同社が全額支払っていた。これについて田村氏は秘書などを通じ「一切の取材に応じられない」と回答を拒否した。
複数の同社関係者によると、田村氏の宿泊テニスは昭和61年ごろから約2年間、月1、2回のペースで続いていた。宿泊先は毎回、テニスコートのある神奈川県箱根町の「仙石原プリンスホテル」(平成16年に事業譲渡)で、週末に1泊2日で滞在することが多かったという。
宮崎元専務が田村氏の予定を担当者に伝えるたび、担当者が同ホテルに宿泊やコート利用の予約をした。2人分の宿泊費やホテルでの食事代、テニス料金などが毎回、ホテルから山田洋行に請求され、同社が支払っていた。請求明細にテニス用品の購入代金などが含まれることもあったといい、負担額は1回数万円にのぼったとみられる。
宮崎元専務ら山田洋行の社員がテニスに同行したことはなく、往復交通費を同社が負担したことはなかった。
田村氏は平成元年1月に退官、同年7月の参院選に自民党から出馬し初当選した。山田洋行による宿泊テニスの費用負担は、政界進出を控えた昭和62年ごろからなくなったという。
山田洋行は現在、こうした過去の政界、官界との不透明な交際などについて社内調査を進めており、調査結果がまとまり次第公表する方針。ただ、政官界との交際などにかかわった社員の大半は昨年退社して、宮崎元専務が設立した「日本ミライズ」に移っているため、全容解明は難しいとみられる。
田村氏は防衛大1期生で空幕装備部長などを歴任。参院議員を3期務め、小沢一郎民主党代表らとともに自民から新生党、新進党、自由党、民主党へと移ったが、17年に民主を除名され国民新党の結党に参加。今年7月の参院選に出馬せず引退した。
山田洋行は平成2、3年ごろから空自機のエンジン調達などで業績を急拡大し、防衛専門商社に成長している。
2028
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/02(金) 16:28:16
山田洋行に採用要求 田村元参院議員「役員待遇で」
2007年11月2日 15時02分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007110290144714.html
航空自衛隊OBで、7月に政界を引退した田村秀昭・元参院議員(75)=国民新党=が、防衛専門商社「山田洋行」(東京)の経営陣に対し、引退後に同社顧問として採用するよう働きかけていたことが、関係者の話で分かった。田村氏は専用ハイヤーや秘書など、役員待遇を要求したという。
同社をめぐっては、昨年6月に退職した宮崎元伸元専務(69)が、守屋武昌・前防衛事務次官(63)を200回以上ゴルフ接待し、頻繁に飲食接待を重ねたことも判明。防衛専門商社と防衛族議員との癒着ぶりがあらためて浮き彫りになった。
田村氏は防衛大1期生で1989年1月、航空自衛隊幹部学校長(空将)を退官。同年7月の参院選で自民党から出馬し初当選した。新進党や民主党などを経て今年7月に3期で引退した。現在も国民新党の副代表を務めている。
関係者によると、自民党元副総裁で防衛庁長官も務めた金丸信氏(故人)が、田村氏の政界転出を強く後押ししたとされる。山田洋行は当時、他の防衛メーカーとともに田村氏の選挙資金を負担したという。
田村氏が政界引退後の顧問就任を働き掛けた当時、山田洋行は、宮崎元専務が設立した防衛専門商社「日本ミライズ」(東京)との間で、航空自衛隊次期輸送機(CX)の代理店契約をめぐり激しい商権争いを展開。このため、山田洋行側は田村氏を受け入れる余裕がなく、事実上断ったという。
山田洋行は、10年ほど前、民主党の東祥三・元衆院議員(56)も同社顧問として採用。自衛隊の将官クラスを含む旧防衛庁幹部OBの天下りを受け入れていたことも判明している。OBは主に顧問として採用され、年収は700万−800万円だった。
田村氏側は2日、本紙に対し「取材には一切応じられない」と述べた。
(中日新聞)
2029
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/02(金) 16:29:31
寺岡元防衛課長が参考人招致を拒否
2007年11月2日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007110202061342.html
海上自衛隊の給油量訂正問題で誤りを認識しながら上司に報告をしなかったとして、衆院テロ防止特別委員会が五日に参考人招致を予定している寺岡正善・元海上幕僚監部防衛課長が、出席を拒否していることが二日午前、明らかになった。
特別委員長あての上申書によると、寺岡氏は「間違いを報告しなかったのは、その違い自体を報告することが重要との認識がなく、私の安易な判断によるものだった。深く反省している」と陳謝。その上で「現在私人として生活しており、参考人として公の場に出ることは家族らの生活に多大な影響を及ぼすことが予想される」などとしている。
これに関連し、民主党の山岡賢次国対委員長は同日午前、国会内で記者団に「シビリアンコントロール(文民統制)を確立する上でも(寺岡氏の招致は)欠くことができない。出席いただけないようなら、あらためて証人喚問で招致する」との考えを表明した。
2030
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/02(金) 20:07:48
「今期、利益多いから」 知事に献金の山田洋行 99年3月 埼玉
http://www.saitama-np.co.jp/news11/02/11x.html
上田清司知事は一日、衆議院議員時代の一九九九年三月に防衛商社「山田洋行」から政治献金五十万円を受けた際、宮崎元伸元専務の意を受けたという同社社員から「同じ九州出身で期待できる政治家。今期は利益が多いので気に掛けないでほしい」と説明があったことを明らかにした。献金はこの一回だけという。
守屋武昌防衛事務次官への頻繁なゴルフ接待が判明した宮崎元専務との関係については「九六年四月に東京都内の後援者を通じ、議員会館で昼食を取った」と説明。「後援会レポートを送ったり、年賀状を受け取ったりしている」と明かした。防衛をめぐるかかわりは「まったくない」とした。
献金があったのは知事が衆院議員二期目のころ。現在の知事特別秘書に電話で連絡があり、資金管理団体「政経フォーラム」に受けたという。
知事は「善意の寄付を善意に受け取った。今は事件性のある金とは思っていないが仮に裏金の一部とすれば、その時に対応を考える」と述べた。
2031
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/02(金) 22:08:20
参院も守屋氏喚問 自公欠席、多数決で決定
2007年11月02日21時58分
http://www.asahi.com/politics/update/1102/TKY200711020403.html
参院外交防衛委員会は2日、守屋武昌・前防衛事務次官の証人喚問を8日午後1時に行うことを野党側の賛成で議決した。自民、公明両党が採決を欠席したため、形式上は全会一致になった。証人喚問は全会派が前もって合意し、全会一致で議決するのが慣例で、事実上の多数決での議決は極めて異例。慣例が破れたことで、今後、衆参両院で証人喚問が増える可能性もある。
自民党は2日、守屋氏の喚問について、補給支援特措法が衆院で可決されることを条件に、会期末前日の9日に行うよう提案した。民主党は「法案送付と証人喚問は直接関係ない」(簗瀬進・参院国対委員長)などと反発し、折り合えなかった。結局、与党欠席の中で採決が行われ、民主党・新緑風会・日本、共産、社民の賛成で議決された。
証人喚問は、大政党が政治的な意図で行うことを防ぐため、全会派が出席し、全会一致で議決することが慣例とされてきた。
同委は2日、守屋前次官に接待を繰り返した軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸氏と、同社長米津佳彦氏の参考人招致も決めた。
2032
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/03(土) 04:26:49
額賀財務相に20万円=「お車代」、祝儀で返却−山田洋行元専務が持参
11月3日3時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071102-00000230-jij-soci
防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)が防衛庁長官経験者2人に「お車代」を渡していた問題で、うち1人は額賀福志郎財務相だったことが2日、分かった。額賀財務相は受領を認めた上で、「オーナー親族の結婚式への出席を依頼された際に受け取ったが、式当日に祝儀としてそのまま返した」と説明している。
額賀財務相の代理人弁護士によると、結婚式は2005年11月27日。守屋武昌前防衛事務次官(63)への過剰な接待が明らかになった宮崎元伸元専務(69)が同年10月中旬、「ぜひ、ご出席いただきたい」と案内状を持参し、車代として約20万円を置いていった。
2033
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/03(土) 07:21:47
「額賀・久間氏側に車代」山田洋行元専務、結婚式に招き
2007年11月03日06時07分
http://www.asahi.com/national/update/1102/TKY200711020492.html
軍需専門商社「山田洋行」の宮崎元伸・元専務(69)=日本ミライズ社長=が05年、元防衛庁長官の額賀福志郎財務相側と、久間章生・元防衛相側あてに、結婚式の車代などの趣旨でそれぞれ現金100万円ずつ計200万円を支出したと、東京地検特捜部の任意の事情聴取で供述していたことが、関係者の話でわかった。
額賀氏は、妻が代理で結婚式に出席したが、100万円を受け取った事実は「一切ない」と話した。久間氏は入院中で、事務所側は「確認できない」などとしている。
山田洋行関係者など複数の関係者によると、山田洋行のオーナーの親族の結婚式が05年11月ごろ、東京都港区内のホテルで開かれた。この席に、額賀氏の妻と久間氏が出席したという。
関係者が朝日新聞の取材に明らかにしたところでは、当時、山田洋行の現職専務だった宮崎氏は、特捜部の任意の事情聴取を受けた際、この結婚式の車代などとして額賀、久間両氏側あてにそれぞれ100万円ずつ支出したという趣旨の供述を行ったとされる。
額賀氏は98年7月、防衛庁長官に就任したが、同年11月に辞任。その後、05年10月に同庁長官に再び就いた。
久間氏は96年11月、防衛庁長官に就任した後、昨年9月に2度目の同庁長官に就任。今年1月の省昇格に伴って初代の防衛相となったが、原爆投下をめぐる発言が問題となり、7月に辞任した。 久間氏は昨年9月に同庁長官に就任して以降に、宮崎元専務と東京都内で会食していたことが判明している。
2034
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/03(土) 07:34:00
田村元参院議員が受章辞退 山田洋行との癒着報道で
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20071103/20071103_013.shtml
田村秀昭元参院議員(75)は2日、2007年秋の叙勲で予定されていた旭日重光章の受章を辞退した。自ら航空自衛隊幹部学校長を務めていた当時の防衛商社「山田洋行」との癒着問題が、一部で報道されたことを受け、内閣府賞勲局に申し出た。
賞勲局によると、叙勲受章予定者に関して受章環境としてふさわしくないような報道などがあった場合、本人に受章の意向を再確認する対応を従来取っているという。
田村氏は防衛大1期生で元空将。自民党から旧新進党、民主党などに移り05年に国民新党に参加。今年7月の参院選には出馬せずに引退した。
2007年11月03日07時25分
2035
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/04(日) 08:41:42
FAC前社長ら12人逮捕 全国で135億円を集金 '07/11/4
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200711040102.html
福岡市の資産運用コンサルティング会社「エフ・エー・シー(FAC)」が元本保証、高配当をうたい全国の約八千人から出資金約百三十五億円を集めたとされる事件で、福岡、佐賀、熊本、大分の四県警による合同捜査本部は三日、詐欺容疑で同社の前社長黒木博文くろき・ひろふみ容疑者(42)=那覇市垣花町三丁目=ら十二人を逮捕した。大半の容疑者が否認している。
同社をめぐっては、特定非営利活動法人(NPO法人)認可を目指していた関連団体「WBEF」がパーティー券購入代金名目で故松岡利勝まつおか・としかつ元農相や魚住汎英うおずみ・ひろひで元参院議員らに四十万―二百四十万円を振り込んだことが判明。魚住元参院議員はNPO法人認証に関連して、内閣府に働き掛けをしたことを認めており、捜査本部はあっせん利得処罰法違反事件につながる可能性もあるとみて慎重に捜査を進める。
調べでは、黒木容疑者らは「『投資家への道』と題したCDソフトなどの代金として一口百万円を出せば、毎月五万円を受け取れる」などと虚偽の説明をして昨年一―三月、山口県下関市の女性(49)、北海道千歳市の男性会社員(39)ら四人から計約千五百万円を詐取した疑い。
捜査本部は、同社が資金運用で利益を上げた形跡がほとんどなく、集めた金を配当に回す自転車操業だったと判断。初めから金をだまし取る目的だったとして詐欺容疑での立件に踏み切った。
同社は全国各地でセミナーを開き「独自に開発した外国為替証拠金取引で運用益をあげている」として出資を募集。新規出資者を紹介すると月二万円もらえるとも説明していた。被害は島根を除く四十六都道府県に広がっているとみられる。
捜査本部によると、集めた金は黒木容疑者らの高額な報酬や遊興費にあてられたほか、モンゴルでの石炭採掘事業などに約十億円を投資したとみられ、残りは約七億三千万円しかないという。
2036
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/05(月) 18:39:09
額賀財務相「車代」認める 20万、山田洋行元専務から
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007110501000404_National.html
防衛商社「山田洋行」が、防衛庁長官経験者2人の側に「お車代」を支出していたとされる問題で、額賀福志郎財務相は5日、共同通信の取材に対し代理人を通じ、2年前の防衛庁長官就任直前、同社の宮崎元伸元専務(69)から約20万円を受け取っていたことを認めた。
額賀氏の代理人弁護士の回答文書によると、2005年10月中旬ごろ、宮崎元専務が(山田洋行会長の)山田家の結婚式の案内状を持参した際、車代として約20万円を置いていった。額賀氏は同月末に防衛庁長官に就任したため、立場上、結婚式には妻が出席し、車代はそのままご祝儀として返したとしている。
車代が渡ったと指摘されている久間章生元防衛相の事務所は、車代について「コメントしません」としている。
2037
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/06(火) 14:04:24
額賀氏、車代100万円否定 山田洋行元専務めぐり
2007年11月06日12時29分
http://www.asahi.com/national/update/1106/TKY200711060124.html
額賀財務相は6日の閣議後の記者会見で、05年秋に軍需専門商社「山田洋行」オーナーの親族の結婚式に招待された際、宮崎元伸・元同社専務=日本ミライズ前社長=が車代として100万円を支出したと供述している問題で「そんなことはない。常識外のことだから、そういうことであればすぐ返却したと思う」と否定した。
結婚式には妻が代理出席したとし、宮崎氏が案内状とともに持参したという車代については「20万円くらいあったので、これは大変だと思いお祝いとして妻に持たせた」と祝儀として返却したことを改めて強調した。
2038
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/06(火) 16:08:38
山田洋行 田村氏の「参院選資金」に2億円を捻出
2007.11.6 01:29
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071106/crm0711060129001-n1.htm
防衛専門商社「山田洋行」が平成元年の参院選の前に、航空自衛隊出身の田村秀昭元参院議員(75)に選挙資金として提供するため2億円を捻出(ねんしゅつ)していたことが、関係者の話で分かった。同社の宮崎元伸元専務(69)が会社から数千万円を借り入れるなどして2億円を集めたが、実際に田村氏側に提供されたかは不明だ。田村氏はこの選挙に初出馬し当選している。田村氏は本紙の取材に応じなかった。
関係者によると、宮崎元専務らが資金集めをしたのは、元年7月の参院選の数カ月前で、田村氏の陣営が自民党の党員集めに追われていた時期だった。
宮崎元専務が個人で会社から数千万円を借り入れたほか、グループ会社の社員が金融機関から借り入れるなどし、グループぐるみで総額2億円を集めていた。宮崎元専務らは当時、借入金の使途について、田村氏側に選挙資金として提供すると説明していたという。
宮崎元専務の借入金は数年後に全額返済されていた。
この参院選で自民党の比例代表区の各立候補予定者は、名簿順位を上げてもらうため、それぞれ関連業界などを通じて党員集めに奔走した。党員1人につき年間4000円の党費納入が必要となるが、党費を丸抱えされた名目だけの党員も多数出たとされる。
元年1月に退官して出馬準備を始めた田村氏は、党員集めで大きく出遅れた形だったが、同年7月4日に発表された自民党の比例名簿の13位に搭載され、15位までが当選していた。
田村氏は航空自衛隊幹部学校長(空将)だった昭和61〜62年ごろ、山田洋行から泊まりがけテニスのホテル宿泊費などを少なくとも十数回負担してもらっていたことが分かっている。宮崎元専務は、現役空将時代から交際のあった田村氏を国会に送り出すため、資金集めをしたとみられる。
2039
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/07(水) 23:46:00
大阪府知事に講演料883万円 補助金交付先代表ら出席
2007年11月07日22時48分
http://www.asahi.com/politics/update/1107/OSK200711070066.html
大阪府の太田房江知事が、中小企業の経営者らでつくる任意団体「関西企業経営懇談会」の会合に講師として招かれ、1回あたり50万〜100万円の講演料を受け取っていたことがわかった。秘書によると、5年間で総額883万円になる。参加者には府の公共事業の入札参加資格を持つ企業の経営者や、補助金交付団体の代表者もいた。太田知事は「金額としてはかなり多いと思ったが、税務上の処理も適切にしており、なんら不正はない」と話している。
同会は大阪府内の中小企業の経営者ら約30人が03年に設立。製造業者や建設業者、設計業者などで、府の公共事業の入札参加資格を持つ業者は10社あった。補助金を交付された学校法人の理事長も会員に含まれていた。
太田知事が出席していた会合は、03年4月〜今年9月にかけて11回。大阪市内のホテルで開かれる飲食会で、太田知事は毎回、府政の課題について30分程度講演し、その後1時間半ほど会員の席を回って情報交換をしていたという。毎回、夕方から始まり、アルコールも出たとされる。
講演料は、03年、04年は1回70万円、05年、06年は1回100万円、07年は1回50万円が同会の収入からその場で支払われていた。あらかじめ差し引かれた所得税を含めると総額は約980万円になるという。
太田知事は7日の定例会見で、「金額は多いが、きちんと講演し、意見交換も詳細にした。大阪再生がんばってくれという気持ちを含めての謝礼と受け取っていた。懇談会への参加と府の入札や契約とはまったく別の問題で、何ら関係がない」と説明した。
2040
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/08(木) 22:11:58
山田洋行:特捜部、「空白の1日」狙う 贈収賄も視野
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071109k0000m040114000c.html
「空白の1日」を狙った逮捕劇だった。守屋武昌前防衛事務次官(63)をゴルフ接待していた防衛専門商社「山田洋行」元専務、宮崎元伸容疑者(69)による業務上横領事件。東京地検特捜部は、元専務らに対する参院での証人喚問の日程が正式決定する前日に、あえて強制捜査に踏み切った。これを足がかりに特捜部は、贈収賄を視野に捜査を進めるとみられる。【伊藤一郎、三木陽介】
「国会の意思は尊重するが、我々が果たす重要な責務もある」。ある検察幹部は、宮崎元専務逮捕についてこう語る。
元専務は15日、参院外交防衛委員会で、守屋氏とともに証人喚問される見通しだった。この日程は7日に与野党間で合意し、9日に同委員会で決定予定。特捜部はわずか1日の間隙(かんげき)を突いた形だ。
検察は捜査が政局に影響することを最も嫌う。与野党のいずれかを利することになれば「不偏不党」をうたうその姿勢が疑われるからだ。今回は、国政調査権を行使する国会との絡みも出てくるため、特捜部はもとより、検察全体が難しい選択を迫られた。
実際、特捜部は「(11月1日の)テロ特措法の期限切れまでは、政治への影響を考慮して着手を控える」(検察幹部)という姿勢を貫いてきた。あえてこのタイミングで逮捕に踏み切ったのは、元専務が喚問で数々の疑惑について証言すると、今後の捜査に支障が生じる懸念があったからだとみられる。また着手を先延ばしすることにより、証拠隠滅が進んだり、事件関係者が自殺するなど最悪の事態になることを避けたいという判断もあった模様だ。
特捜部は8月から関係者の事情聴取を本格化させた。収集した資料の中には、元専務が守屋氏をたびたびゴルフや飲食で接待した記録も含まれており、特捜が当初から、贈収賄を視野に入れて捜査を進めてきたことがうかがえる。
宮崎元専務の逮捕により、今後の捜査は(1)元専務から守屋氏側への利益提供の全容(2)守屋氏側からの便宜提供の有無−−の解明が焦点となる。特に、次期輸送機(CX)エンジンの納入を巡って、守屋氏が元専務側に有利な取り計らいをしたかどうかが注目される点だ。
ただ、元専務から守屋氏へのゴルフ接待などが長期間に及んでいることが逆に、その趣旨や職務権限との結びつきをあいまいにし、わいろ性を認定しにくくなるという皮肉な側面もある。特捜部がこのハードルを突破し、防衛官僚と防衛商社の癒着に切り込めるのかが試されている。
毎日新聞 2007年11月8日 21時14分 (最終更新時間 11月8日 21時36分)
2041
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/09(金) 01:05:36
特捜部の“悲願”…「防衛利権」解明なるか
11月8日22時27分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071108-00000963-san-soci
刑事事件に発展した山田洋行をめぐる不正支出疑惑。元専務、宮崎元伸容疑者らの逮捕に踏み切った東京地検特捜部の狙いは、防衛利権の解明にある。政官界腐敗の捜査を使命とする東京地検特捜部にとって、それは長年の“悲願”でもあった。
「当時の防衛庁は検察をなめきっていた。捜査を曲げようと、組織を挙げて防御してきた」
今から9年前、特捜部が手がけていた防衛庁調達実施本部(調本)の装備品納入をめぐる背任事件の捜査に携わった検察幹部は、当時を振り返り苦々しく述懐する。
特捜部は背任容疑で調本の元副本部長らを逮捕した。しかし関係者によると、当時の防衛庁幹部は、組織としての犯罪となる背任容疑ではなく、防衛庁自身が被害者となる詐欺容疑で立件するように検察側に何度も働きかけてきた。防衛庁は国家の防衛ではなく、自身の「組織防衛」に躍起となっていたのだ。
この事件で防衛庁幹部の多くが更迭された結果、防衛施設庁施設部長から一気に官房長に抜擢されたのが守屋武昌前次官(63)だった。
昨年1月。特捜部が再び防衛庁にメスを入れた防衛施設庁談合事件では主犯の元技術審議官らを起訴した後も、防衛庁幹部や防衛族国会議員が関与した疑いがあるとみて捜査を継続した。が、捜査は進展しなかった。防衛利権の解明は、道半ばで終わっていた。
◇
「あの会社は昔からいろいろ噂が絶えなかった。だけど犯罪の証拠がないんだよ。疑惑は大きいのだけれど」
かつて検察幹部はそう話していた。「あの会社」とは、昭和44年の会社設立当初から宮崎容疑者が勤めてきた山田洋行だ。
不動産会社の1部門から独立する形で設立された山田洋行は約20年前から、防衛・軍需メーカーから次々と代理店指名を受けるようになり、大手商社と肩を並べるまでになった。
その急成長ぶりをいぶかる向きもあった。「裏のカラクリがあるのでは」。発注元の防衛省内でもささやかれていたほど。当然、検察など捜査当局の関係者の目に留まる存在にもなった。
が、20年にわたり捜査当局の追及を受けることのなかった同社が、がぜん特捜部の捜査対象にのぼったのは、同社の昨年9月の内紛が契機だ。
経営方針をめぐる対立から、宮崎容疑者が社員数十人を引き連れて独立し、防衛商社「日本ミライズ」を設立。山田洋行とミライズは、防衛省が発注する航空自衛隊次期輸送機(CX)新型エンジンの代理店契約をめぐり激しく争い、互いに損害賠償請求や退職金支払いを求める訴訟を起こして泥仕合にのめり込んだ。内紛の過程で、隠されてきた不正経理などが、関係者から暴露され始めたのだ。
特捜部は今年春ごろから内偵を開始し、山田洋行本社と米国法人による億単位の不正支出があることをつかんだ。10月に入ると宮崎容疑者の任意聴取を進め、米国にも検事を派遣。米国法人の銀行口座を照会して宮崎容疑者らの供述と付き合わせるなど、横領の実態をあぶり出していった。
特捜部が逮捕したキーマンの宮崎容疑者は、防衛省だけでなく、その人脈は米国軍需産業に影響力があるとされる米国務省、国防総省の元高官にも広がる。総額1兆円ともいわれる防衛利権。その解明は国際的なスケールに広がる可能性をも秘めている。
「今度こそ、防衛利権を事件化したい」と検察幹部。機密というベールに包まれた“聖域”に巣くった癒着・腐敗の構造。検察の捜査はどこまで及ぶだろうか。
2042
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/09(金) 01:08:13
【防衛利権の闇(上)】「田村さんは終わった人、守屋さんを捕まえておけばいい」
2007.11.8 21:43
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071108/crm0711082143035-n1.htm
二十数年前のことだ。当時大蔵省(現財務省)主計局で防衛庁の予算を担当していた同省元幹部は、まだ防衛庁経理局の若手だった前事務次官、守屋武昌(63)に会食に招かれた。
席に行くと、見慣れぬ男性が同席していた。当時は山田洋行の取締役だった同社元専務、宮崎元伸(69)。予算を握る主計局職員を各省庁がもてなす「官官接待」が横行していた時代のエピソードだが、「タニマチのような業者を会食の場にまで連れてくる人はいなかったので、奇異に感じた」と元幹部は振り返る。
元幹部が「当時は社名すら聞いたこともなかった」という山田洋行の名が一躍鳴り響いたのは、平成に入ってからだ。
防衛関連業界で今も語り草になっているのは、平成元年、米ゼネラルエレクトリック(GE)が開発したF2支援戦闘機エンジンの販売代理権を山田洋行が三井物産から奪取した出来事だ。
「あれには驚いた。宮ちゃんには誰もかなわない」。大手商社幹部が語る。中堅の専門商社が、40年近くGEの代理権を独占していた大手商社を出し抜いたのだ。宮崎の営業力が初めて業界他社の驚異に映った。
これに続いて山田洋行は、AWACS(空中警戒管制機)エンジン、E2C早期警戒機のレーダー部品の代理権などを、三井物産系の商社や住友商事などから次々と奪い、年商を百数十億円から300億円前後へと一気に伸ばした。
宮崎は取材にこう語っている。「15年ほど前から複数の海外メーカーから代理店指名を受けるようになり、経営が軌道に乗った。専門商社でも信頼されればできるんだという実感が持てた。私が営業のすべてをやっていたんです」
宮崎は昭和13年、福岡県生まれ。高卒で航空自衛隊に入った後、夜間の中央大経済学部を卒業した。退官のきっかけは40年ごろ、大手商社幹部から「うちに入らないか」と誘われたことだった。
「知人に相談したら、『大手商社だと課長止まりだ。今度新しい商社ができるから、そっちで頑張れば』と助言された。それが山田洋行だった」と宮崎は振り返る。
助言に従い、44年の設立と同時に山田洋行に入社。防衛・航空機部門の営業責任者となった。機械、電子機器など他の部門は徐々に縮小され、宮崎の言葉通り、営業全般を受け持つことになる。
51年に取締役、63年に専務へ昇格。この間、防衛庁(当時)や陸海空の自衛隊幹部らのもとに足しげく通って人脈を築く一方、社内では“独裁体制”の構築をひそかに進めた。
「宮崎さんは入社から15年かけて、自分の障害になる人物を退社させたり、関連会社に左遷した。周りをイエスマンで固め、情報が自分にしか集まらないシステムを作り上げた」と山田洋行関係者は指摘する。
大手商社から代理権を奪う快進撃で、宮崎の影響力は強まった。平成5年に代表取締役専務に就任。外部も認める「宮崎体制」が築かれた。
ただ、同社の躍進を支えたのは、きれいごとの営業活動だけではない。
空自幹部学校長(空将)で退官し、平成元年に参院議員となった田村秀昭(75)=今年7月に不出馬で引退=の存在を抜きにしては語れない、と山田洋行元幹部は言う。
田村は現役空将だった昭和60年代から山田洋行にホテル宿泊費などの負担を受け、平成元年の参院選に初出馬した際は、山田洋行が2億円の選挙資金を捻出(ねんしゅつ)していた。宮崎はこの参院選前後に田村の後援会「真一会」を設立しており、田村が政治家になっても支援を続けた。
「田村さんの政界進出と軌を一にして山田洋行が急成長した。田村さんの影響力が働いたのは確かだ」。山田洋行元幹部はこう断言した。
ただ、民主党代表の小沢一郎(65)とともに野党を渡り歩いた田村の防衛庁への影響力は年々衰えたといわれる。
宮崎は山田洋行を退社して独立する前、同社幹部にこう言い放ったという。
「田村さんは終わった人だから、守屋さんを捕まえとけばいい」
(敬称・呼称略)
◇
宮崎容疑者が8日、業務上横領容疑などで東京地検特捜部に逮捕された。山田洋行の急成長の陰には守屋前次官をはじめ政官業の癒着がかいま見える。「防衛利権の闇」を追った。
2043
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/09(金) 20:03:20
「山田洋行」元専務らが原本破棄 改ざん工作を隠ぺいか '07/11/9
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200711090395.html
米国取次業者との独占的販売代理店契約書を改ざんしたとして、東京地検特捜部に有印私文書偽造・同行使などの疑いで逮捕された防衛商社「山田洋行」元専務宮崎元伸容疑者(69)と元執行役員今治友成容疑者(57)が、契約書の原本を破棄していたことが九日、特捜部の調べなどから分かった。
特捜部は、オーナー側との対立で山田洋行を退社した宮崎容疑者が、同社と取次業者との契約解除を狙って契約書を改ざん、さらに今治容疑者とともに隠ぺいを図った疑いもあるとみて経緯を調べているもようだ。
取次業者は「エイベックス・エアロスペース・コーポレーション」(カリフォルニア州)。
関係者によると、改ざんは契約解除条件にあった「六十日前の通告」が削除され「経営に大幅な変更が発生した場合」という内容が加えられたほか、販売手数料としてエイベックス社から山田洋行に分配される利益の割合が「75%」から「70%」に減額された。
宮崎容疑者は退社後の昨年七月、権限がないのに改ざんした契約書に代表者としてサイン。特捜部が共犯として逮捕状を取った米国子会社「ヤマダインターナショナルコーポレーション」元社長秋山収容疑者(70)は、宮崎容疑者の意を受けて改ざんについてエイベックス社と交渉した疑いが浮上している。
宮崎容疑者側は共同通信の取材に、書き換え自体は認めた上で「取次業者との協議の上だった」などと説明。原本の返還を求めた山田洋行には「エイベックス社の指示でシュレッダーにかけた」と説明したという。
エイベックス社は、改ざんされた契約書に基づき昨年八月、山田洋行に契約解除を通告したが、その後、改ざんの事実が発覚したため解除されなかった。
2044
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/10(土) 12:24:25
「大連立」仲介―読売で真実を読みたい 朝日本日社説
自民党と民主党が大連立する。そんな驚くべき話が飛び出した先の党首会談の、段取りをつけたのは誰なのか。
小沢民主党代表は、辞意撤回の記者会見で「さる人」から話を持ちかけられたと明かした。続いて、その人物に勧められて「福田首相の代理の人」と会い、党首会談が実現したという。
小沢氏は名を明かさなかったが、どうやら「さる人」とは読売新聞グループ本社会長で主筆の渡辺恒雄氏であるらしい。朝日新聞を含め、読売新聞を除く多くのメディアがそう報じている。
首相と野党第1党の党首の間をとりもち、会談や「大連立」話を仲介したのが事実とすれば、報道機関のトップとして節度を越えているのではないか。
渡辺氏が主筆として率いる読売新聞は、参院選後の8月の社説で自民、民主両党に対し、大連立に踏み切るよう主張した。新聞が政治の現況を論じ、進むべき道について信じるところを述べるのは言論機関として当然のことだ。
政治家に直接会って、意見を言うこともあるだろう。権力者に肉薄するためふところに飛び込むのも、記者の取材手法としてあっておかしくない。
だが、それはあくまで主張を広め、あるいは事実を報道するためのはずだ。主張を実現させるために党首の会談を働きかけたり、ひそかに舞台を整えたりしたのなら行きすぎである。
渡辺氏はかつて新聞協会長をつとめるなど、日本の新聞界を代表する重鎮だ。1000万部の読売新聞の経営だけでなく、社会への功績が評価されて今年、同協会から新聞文化賞を贈られた。
同時に、若いころから敏腕の政治記者として鳴らし、中曽根元首相をはじめ政財界に幅広い人脈を持つ。
渡辺氏の回顧録などを読むと、昔から権力者に食い込むだけでなく、プレーヤーとして政治を動かしてきたエピソードがふんだんに語られている。
渡辺氏の回想には昔の政界裏話のおもしろさが満ちてはいるが、取材対象とほとんど一体となって行動する姿に、違和感を覚える読者は多いに違いない。
事実を伝える記者が、裏では事実をつくる側に回ってしまう。それでは報道や論評の公正さが疑われても仕方ない。
報道する者としての一線を守りつつ、いかに肉薄するか。多くの記者は、政治家ら取材対象との距離の取り方に神経を使っている。だれもが似たようなことをしていると思われたら迷惑だ。
読売新聞は、大連立を提案したのは小沢氏だったと大きく報じた。小沢氏が「事実無根」と抗議すると、今度は小沢氏に「自ら真実を語れ」と求めた。
その一方で、同紙は仲介者については報じていないに等しい。一連の経緯にはなお不明な部分が多い。だれよりも真実に近い情報を握っているのは読売新聞ではないのか。読者の知る権利に応えるためにも、真実の報道を期待したい。
2045
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/10(土) 16:21:57
日本ミライズ:取締役に元防衛政務次官 「名義を貸しただけ」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071110dde001040073000c.html
業務上横領などの疑いで東京地検特捜部に逮捕された防衛専門商社「山田洋行」元専務、宮崎元伸容疑者(69)が、昨年設立した同業の「日本ミライズ」の取締役に、防衛政務次官の経験もある自民党の森清・元衆院議員(82)が就任していることが分かった。山田洋行も、民主党の東祥三・元衆院議員(56)を顧問に採用していることが判明している。守屋武昌前防衛事務次官(63)を接待漬けにする一方で、政治家の影響力にも期待する宮崎元専務の戦略が浮かび上がった形だ。
森氏は「名義を貸しただけ。私の肩書を利用したかったのではないか」と説明している。
森氏によると、昨年春ごろに共通の知人の紹介で宮崎元専務と知り合い、秋ごろに「取締役が2人しかいないと何もできない。名前だけでいいから貸してほしい」と持ち掛けられたという。森氏は要請に応じ、昨年10月1日付で日本ミライズ取締役に就任した。
取締役としての業務について、森氏は「私用で会社の部屋を使わせてもらったことが1度あったが、自分の部屋もなく、仕事もなかった。もちろん無報酬」と説明。「なぜ私なのかは分からないが、防衛政務次官をしたことがあり、そういう昔の肩書を利用したかったのでは。実際に私の名前を何かに使っていたかどうかは知らない」と話した。
森氏は旧自治省出身。76年の衆院選に自民党公認で立候補して初当選し、以後、通算4回当選して90年に引退した。86年7月〜87年11月に防衛政務次官を務め、自民党内では、安全保障調査会副会長なども歴任した。
宮崎元専務は、山田洋行のオーナーと経営方針を巡って対立し、昨年6月に退社。同9月に日本ミライズを設立し、自ら社長に就任した(今月1日に辞任)。取締役の一人には、山田洋行元常務の秋山収容疑者(70)=同容疑で逮捕状=が就いた。
毎日新聞 2007年11月10日 東京夕刊
2046
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/11(日) 03:27:20
守屋氏、防衛局長時代に部下から1100万円受け取る
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071111it01.htm?from=top
航空・防衛分野の専門商社「山田洋行」から過剰な接待を受けていた守屋武昌・前防衛次官(63)が2002年、防衛省の現職課長(47)から1100万円の預金小切手を受け取っていたことが分かった。
課長は取材に対し、事実を認めた上で、「守屋氏から投資資金として預かったが、損失が出たので返済した」などと説明している。投資の損失を穴埋めしたとする不可解な金銭授受は、自衛隊員の品位などについて定めた自衛隊法や自衛隊員倫理規程に抵触する可能性がある。
この課長は、守屋氏が防衛政策課長だった1994年7月〜96年6月、直属の部下にあたる課員で、守屋氏の側近と言われた。02年当時は守屋氏が防衛庁(現防衛省)防衛局長、この課長は運用局の課長だった。
課長の説明では、92年ごろ、守屋氏に「元本は保証する」と投資を勧め、資金を預かった。課長は、守屋氏と自分の金を合わせて不動産関係に投資したが失敗、守屋氏に損失を負わせた。このため、02年6月、都内に所有していたマンションを数千万円で売却、うち1100万円を損失分として預金小切手にして守屋氏に渡した、としている。
課長は、「損をさせた責任を感じていた。返せと言われたことはなく、自分の判断だった。返済に時間がかかったのは、自分も損をしたためで、マンション売却で金ができたので返済した」と釈明した。
一方で、課長は翌03年9月、都内の別のマンションを現金約3000万円で一括購入。守屋氏への“返済”が10年以上できなかったとしながら、新たなマンションの購入資金については「親が金持ちだから、マンションを一括購入する資金はある」と話した。取材から2時間後、課長は「1100万円は借金返済だった」と説明を翻した。
自衛隊員は、自衛隊法で「品位を保つ義務」が定められ、自衛隊員倫理規程(00年施行)でも「職務に従事していない場合においても、自らの行動が公務の信用に影響を与えることを常に認識して行動しなければならない」とされている。
また、規程では「利害関係者に該当しない事業者等でも、社会通念上相当と認められる程度を超えて供応接待または財産上の利益の供与を受けてはならない」と明記。課長の説明通りでも、守屋氏が本来自己責任の投資の損失を部下に穴埋めさせたことは、損失分の利益を得ていたことになり、規程に抵触する可能性がある。読売新聞は10日、守屋氏に取材を申し込んだが、家人が「取り次ぐことはできない」と応じなかった。
守屋氏は、逮捕された山田洋行の元専務・宮崎元伸容疑者(69)から頻繁に接待を受けていたことが判明、東京地検特捜部が癒着の解明を進めている。
(2007年11月11日3時4分 読売新聞)
2047
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/11(日) 03:28:13
守屋前次官:宮崎元専務から随意契約の要請 対応が焦点に
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071111k0000m040144000c.html
防衛専門商社「山田洋行」元専務、宮崎元伸容疑者(69)=業務上横領容疑などで逮捕=が防衛省の守屋武昌前事務次官(63)に対し「商社間で競争(入札)になると大変なことになる」と随意契約の実施を要請していたことが分かった。守屋氏については今年6月、次期輸送機(CX)エンジンを入札でなく、随意契約で調達するよう部下に求めたことが既に判明。これが要請を受けたものかどうかが捜査上の最大の焦点となり、東京地検特捜部は、元専務を追及するとみられる。
守屋氏は10月29日、衆院での証人喚問で、便宜供与について「一切ございません」と全面否定。今月15日に参院で予定される喚問で、どう証言するかも注目される。
関係者によると、元専務は10月下旬、守屋氏へ要請した事実を周辺に明かした。「防衛商社は大手がほとんどだったが、米国で人脈を広げ、小さい商社(山田洋行)でも割って入れるようになった」と過去の実績を強調。そのうえで「随意契約によって(大手商社と中小商社が)すみ分けをするようになっており、競争(入札)になると大変なことになる。守屋さんにも同じことを言った」と語った。要請時期や守屋氏の反応については言及しなかったという。
元専務は8月、毎日新聞の取材にも「防衛業界は防衛省しか相手がいない。けんか(競争入札)なんかさせられたら共倒れしてしまう。随意契約が重要」と主張した。
守屋氏を巡っては6月14日、CXエンジンの調達方法を随意契約から一般競争入札に変更する意向を伝えた防衛省の部下に、随意契約を維持し、元専務側から調達するよう迫った経緯が判明している。
10月の証人喚問で守屋氏は、この発言を認める一方「入札と随意契約が並列していたので『随意契約にならないのはおかしいんじゃないの』と言った。(入札を推進する財務省通知に従ったとする)説明を聞いて納得した」と弁明した。
しかし関係者は、毎日新聞の取材に「守屋さんは納得していない様子だった」と証言しており、周囲の受け止め方とは大きな隔たりがある。
毎日新聞 2007年11月11日 2時30分
2048
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/12(月) 21:35:49
裏金は複数口座に分散 総額5億円、山田洋行横領事件 '07/11/12
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200711120193.html
東京地検特捜部に業務上横領などの容疑で逮捕された防衛商社「山田洋行」の元専務宮崎元伸容疑者(69)らが同社の米国子会社で工面した裏金は、複数の銀行口座に分散して管理されていたことが十二日、関係者の話で分かった。
口座は使途に応じて使い分けられていたとされ、裏金の総額は五億円を超える可能性もある。東京地検特捜部は、一部が守屋武昌前防衛事務次官(63)ら防衛官僚や取引先などに対する接待の資金になっていた疑いがあるとみて、解明を進めるもようだ。
関係者によると、宮崎容疑者は、業務上横領などの容疑で逮捕状が出ている米国子会社「ヤマダインターナショナルコーポレーション」の元社長秋山収容疑者(70)=米国滞在中=に指示し、役員報酬名目で振り出した小切手を換金して簿外資金を工面していたとされる。
これらの小切手は宮崎容疑者ら子会社の役員三人あてに、五万ドルずつ計十五万ドル、年二回振り出されていたといい、年間三十万ドルの裏金が捻出(ねんしゅつ)されていたという。
裏金は秋山容疑者の口座にいったん入金された上で、取引先名義の口座など複数の別口座に移されるなどしていた。それぞれの口座は、日本への送金用やプール用など、使途別に使い分けられていたとされる。
宮崎、秋山両容疑者の業務上横領容疑となり、不正に引き出されたとされる約一億千七百万円も、こうした裏金口座の一つにプールされていたという。
インターナショナル社での裏金づくりは、少なくとも十年前には始まっていたことが既に判明している。
2049
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/13(火) 15:12:23
平山会長(県建設業協会)死亡 長男も 無理心中か 2007/11/12 15:54 徳島
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=3&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_119485048332&v=&vm=1
十一日午前七時十五分ごろ、徳島県建設業協会会長、小松島商工会議所会頭を務める小松島市中郷町桜馬場、平山建設会長平山晃千(てるゆき)さん(60)宅で、晃千さんと長男の同社社員徹さん(32)が胸や腹などを刺された状態で死亡しているのを、晃千さんの妻(57)が見つけ「家で夫と長男が亡くなっている」と小松島署に通報した。県警捜査一課と同署が殺人事件とみて捜査した結果、第三者が外部から侵入した形跡がなく、二人が刃物で争ったとみられる傷が確認された。関係者の話から、徹さんは家庭内暴力やひきこもりがちな状態が続いていたとみられ、県警は親子間のトラブルが発端となり、二人のいずれかが現場から見つかった日本刀(長さ約九十センチ)で刺した上で無理心中を図った疑いがあるとみて調べている。
県警の調べによると、晃千さんは自宅玄関近くの庭先であお向けで倒れ、徹さんは二階自室のベッドの布団の上で横向きのまま死亡していた。二人とも血まみれの状態で、首、胸、腹に数カ所の刺し傷があった。多量の出血が死亡の原因とみている。晃千さんの遺体の近くに凶器に使われたとみられる日本刀がさやに入った状態で落ちていた。
県警が二人の遺体を検視した結果、晃千さんは手のひらに切り傷があり、徹さんは腕に刃物で切り付けられるのを防いだ際にできたとみられる切り傷と背中にも切り傷があった。現場から見つかった凶器は日本刀一本のみで、晃千さんが所有していた。県警は十二日朝から司法解剖して、死因や死亡推定時刻の特定を進めている。
県警の事情聴取に対する晃千さんの妻の話では、十一日午前零時すぎ、一階の居間で二人が口論となった。妻が止めに入り、晃千さんは一階の、徹さんは二階のそれぞれの自室に戻ったため、妻も一階の寝室で就寝した。気になった妻が同日午前六時半ごろ、徹さんの自室に様子を見に行ったところ、徹さんが死んでいた。その後、庭で死亡している晃千さんを見つけた。
関係者の話によると、徹さんは自宅にひきこもりがちで、暴れて室内を壊したり、家庭内で暴力をふるったりすることがあったという。徹さんは、地元の中学校から高知県内の中学校に転入、高校を卒業した後、専門学校に通っていた。数年前に東京から戻り、晃千さんの会社に入っていた。
事件当時、平山さん宅には、晃千さん、晃千さんの妻、徹さんのほか、離れに晃千さんの母がいた。現場は小松島西高校から南西約三百メートルの閑静な住宅街にある。
2050
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/13(火) 15:12:53
◎名士の父子に何が 住民ら驚きと困惑
徳島県の経済界を代表する名士にいったい何があったのか−。十一日、小松島市中郷町桜馬場、平山建設会長平山晃千(てるゆき)さん(60)宅で、晃千さんと長男の同社社員徹さん(32)が死亡した事件は、関係者に大きな衝撃を与えた。県建設業協会会長、小松島商工会議所会頭など財界の要職に就き、今月初めに黄綬褒章を受章したばかりの晃千さんと、父の下で働いていた徹さん。県警は家庭内暴力など親子の間に何らかのトラブルがあったとみて調べているが、晃千さんを知る人たちは皆、驚きと困惑の表情を浮かべた。
立派な門構えの邸宅に緑の芝生が敷き詰められた日本庭園には、犯行を物語るかのように日本刀と血まみれの衣類、そして多くの血痕。晃千さんは日本刀の傍らで息絶え、徹さんは二階の寝室で血の海に横たわっていた。あまりにもせい惨な現場に、通報で駆け付けた捜査員も息をのむ。付近住民も不安げな表情で捜査員の出入りを遠巻きに見つめていた。
近くに住む女性は「徹さんはひきこもりがちで家で暴れることもあったと聞いたことはあるが、まさかこんなことになるなんて」と言葉少な。晃千さんを知る男性は「昔、徹さんが暴れて家が壊れたと聞いたことがある。でも晃千さんから家庭の悩みは聞いたことがない」と首をひねる。
トップを突然失った小松島商工会議所は、訃報(ふほう)を聞いた幹部や職員が慌ただしく集まった。誰もが「信じられない」と沈痛な面持ちで、中には顔面蒼白(そうはく)の職員も。緊急会議が開かれ、会頭代行に就いた橋本一正副会頭らが当面の商議所のスケジュールを確認した。
平山建設の本社(徳島市大松町榎原外)には、取引業者からの電話がひっきりなしにかかってきたが、応対した社員も「会長と長男が亡くなったことしか知らない」と答えるのが精いっぱい。
晃千さんは、受章した黄綬褒章の伝達式のため十六日に上京することも決まっていた。「祝いの言葉を掛けると『どういう格好で賞状をもらえばいいのかなあ』と楽しみにしていたのに」と沈痛な表情を見せた。
長男は数年前に東京から帰ってきて働いていた。社員の一人は「寡黙でおとなしい人だった。もめごとはなかったんだが」と戸惑いを隠せなかった。
2051
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/13(火) 15:13:14
◎政財界、動揺隠せず 関係団体、後任人事の選出急ぐ
徳島県建設業協会会長や小松島商工会議所会頭を務めていた平山建設会長平山晃千(てるゆき)さん(60)=小松島市中郷町桜馬場=と、長男の同社社員徹さん(32)=同=が自宅で死亡しているのが見つかった殺人事件。事件発覚から一夜明けた十二日、同協会や商議所では事務局職員が会員からの問い合わせなどの対応に追われながら、動揺は隠せない様子。「二人の間に何があったのか」「力をまだ必要としていたのに」。晃千さんと政治、経済の活動で交流のあった人たちは、突然の惨事に驚き、声を落とした。
徳島市富田浜二の建設業協会では午前九時半、緊急会議のため病気療養中の一人を除く副会長二人が駆け付けた。規約により、副会長の藤原俊彦氏=光建設会長、徳島市中洲町一=が会長代行となることを確認。二十八日に開かれる理事会での報告を経て正式に決定する。藤原会長代行は「先週の金曜日にも平山氏とお会いしており、あまりに突然のことに言葉を失う」と沈痛な表情。「建設業を取り巻く環境は厳しく、不慮の事態があったとしても粛々と業務を進めていきたい」と表情を引き締めた。
小松島商議所では午前十時から定例の正副会頭会議があり、橋本一正氏ら副会頭三人と職員三人が集まった。任期満了に伴う新執行部を決める二十一日の臨時議員総会を予定通り開き、その間は橋本副会頭が会頭代行を務めることを確認した。
橋本会頭代行は「次の執行部が決まるまで、商議所の業務に可能な限り支障が出ないように力を尽くす。会員や関係者の方々の理解と協力を求めたい」。新執行部については、晃千さんが今期限りで勇退することが、水面下で既に固まっていたという。次期の正副会頭や常議員の最終的な人事調整が進められている。
小松島商議所会頭として県商工会議所連合会副会長も務めていた晃千さんは、津川清会長(徳島商議所前会頭)が五月に死去したのを受け、代理として会長の職務をこなしてきた。二十日には臨時総会を開き、晃千さんが議長役で新会長を選任する予定だった。トップ二人が不在となる異常事態に、連合会事務局を担当する徳島商議所の吉田修二振興部長は「まさかこんなことになるとは」と戸惑う。
九日に就任したばかりの徳島商議所の近藤宏章会頭は「温厚ながら強いリーダーシップを持った人であり、今後ますます協力していただきたいと思っていただけに、残念でならない」と語った。
晃千さんは昨年三月から、自民党徳島県連の職域支部を代表して県連副幹事長にも就いていた。会合には欠かさず出席し、「きまじめな人」というのが周囲の評だった。七日には県建設業協会会長として、来県した党の古賀誠選対委員長と会談し、公共事業削減による地元業界の窮状を訴えたばかり。県連関係者もショックを隠せない様子で、福山守幹事長は「ただ驚いている。大変まじめな方だったのに。事件の真相がよく分からないので」と言葉少なだった。
2052
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/13(火) 15:14:24
長男を刺し自殺か 平山会長死亡事件、いずれも失血死 2007/11/13 10:25 徳島
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=3&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_119491710283&v=&vm=1
十一日朝、徳島県建設業協会会長などを務める小松島市中郷町桜馬場、平山建設会長平山晃千(てるゆき)さん(60)宅で、晃千さんと長男の同社社員徹さん(32)が遺体で見つかった事件は、晃千さんが日本刀を持ち出して徹さんを刺した後、自殺した可能性が高いことが十二日、県警の調べで分かった。
二人の遺体は十二日、司法解剖され、死因はいずれも失血死と判明。死亡推定時刻は二人とも十一日午前四時ごろだった。
血まみれのまま二階自室のベッドの上で死亡していた徹さんは、頸(けい)動脈切断と左胸の刺し傷が致命傷となり、庭先であお向けで倒れていた晃千さんは、頸動脈切断が致命傷となったことも分かった。
また、十二日朝になって、晃千さんの母(80)が晃千さんの遺体の近くに落ちていた日本刀(長さ一メートル)とは別の日本刀(同九十七センチ)を県警に提出した。
二人の遺体が見つかった十一日朝、母が玄関に落ちているのを見つけ、一階の和室に置いていたもので、この日本刀の刃にも血が付いていた。県警は二本の刀が犯行に使われたとみており、家族からさらに詳しく事情を聴くなどして犯行状況を調べている。
県警のこれまでの調べでは、二人は十一日午前零時すぎから一時間にわたり、晃千さんが徹さんの日ごろの生活態度をたしなめたため一階応接間付近の廊下でつかみ合うなど激しい口論となった。晃千さんの妻が止めに入ったことから収まり、それぞれ自室で就寝していた。
また、徹さんの部屋以外で目立った血痕や争った形跡はなかった。二人の傷の状態や現場の状況、凶器とみられる日本刀を晃千さんが保管場所で管理していたことなどから、県警は晃千さんが日本刀を持ち出して自室で寝ていた徹さんを刺し、庭先で自殺した可能性が高いとみて慎重に捜査している。
2053
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/15(木) 03:05:09
太田府知事:参加の企業経営懇で、副知事らも無料飲食
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20071115k0000m040166000c.html
大阪府の太田房江知事(56)が、府の公共工事入札参加資格業者を含む中小企業の経営者らが主催する飲食会に出席し、高額謝礼を受け取っていた問題で、この飲食会に副知事ら府の最高幹部が毎回参加し、無料で飲食していたことが分かった。副知事3人と出納長、知事秘書の特別職5人が勢ぞろいすることも多かった。特定業者の集まりに最高幹部が何度も顔をそろえるのは極めて異例で、「知事が高額謝礼への見返りとして出席させたのではないか」と指摘する関係者もいる。
飲食会は、中小企業経営者ら30人による「関西企業経営懇談会」が03年4月〜07年9月、大阪市内のホテルで計11回開催。知事はすべてに「公務」として出席し、計981万円の謝礼を受け取った。関係者によると、知事が平均十数分間話した後、参加者(十数人〜二十数人)と飲食を共にする約2時間の催し。
府によると、04年以降の9回のうち8回に3人の副知事全員が出席(1回は1人が欠席)したほか、出納長も6回、知事公室長と次長、秘書課長も4回出席。毎回50万円前後の経費は会員らの年会費を充て、府幹部らは参加費を払わなかった。
06年施行の府の「綱紀保持基本指針」は、職員が利害関係のある業者から供応接待を受けたり、利害関係がなくても「社会通念」を超える接待を受けることを禁じ、違反は懲戒など処分対象になる。知事公室長や次長、秘書課長は05年まで連続で出席していた。
出席した幹部は「参加が当たり前のようになっていて、行きませんとは言えない雰囲気だった」と話した。出席者の一人は「会の主目的は知事にポケットマネーを提供することだった。知事がスポンサーにいい顔をするために幹部を勢ぞろいさせたのでは」と話した。
3副知事を代表し、三輪和夫副知事は「謝礼などは一切受け取っていない。知事が府政の情報発信を行うことは公務であり、私たちの出席も、知事の公務の補助」とのコメントを出した。
一方、太田知事が東京都の実家やおいのマンションを後援会事務所とし、事務所費を計上していた問題で、自民党府議団が公開質問状で領収書や銀行明細などを示すよう求めたのに対し、太田知事は「政治資金規正法にのっとって収支を公開しており、お示しする必要はない。プライバシーにかかわるため差し控えたい」と拒否した。【岩崎日出雄、石川隆宣】
毎日新聞 2007年11月15日 2時30分
2054
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/15(木) 17:36:58
守屋「久間は怖い」ジャーナリストに“本音”漏らす
CXエンジン“バトル”と関係か
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_11/t2007111528_all.html
15日、2度目の喚問に臨んだ守屋氏。特捜部の捜査が迫るなか、守屋氏は今年6月ごろ、親しいジャーナリストの田村建雄氏に、久間章生元防衛相について「恐ろしい人だ」と漏らしていたという。その真意は−。
田村氏は「守屋氏は衆院での喚問(先月29日)後、『まだ1合目。これからが大変だ』と疲れた声で話していた。彼は(利権に群がった政治家の)表も裏も知り尽くしているはず」と話す。
田村氏は守屋氏が防衛政策課長だった1994年ごろ、取材で知り合い、「普通の防衛官僚と違って懐が深く、自衛隊にも『国民に近くなるべき』との理想を持っていた」こともあり、十数年の付き合いを続けてきた。
守屋氏への過剰接待が報じられた際、田村氏はその異常ぶりに愕然として問いただした。守屋氏は「昔のこと」と釈明したが、先月の喚問後に再び連絡を取ると、「世間を騒がせて反省している。防衛省の職員にも申し訳ない。役人人生の最後がこうなって情けない」と語ったという。
この日の喚問では、莫大な防衛利権に群がった政治家の名前が飛び出すかが焦点となった。
田村氏は「守屋氏は豪放磊落な性格だが、政治家に対する発言は慎重だった。(人物評も)露骨に語ったことはないが、数人の大臣経験者については漏らしていた」といい、「その手腕を評価していたのは額賀福志郎(財務相)、大野功統の両元防衛庁長官。もう1人は、今年6月ごろ、久間氏について『あの人は恐ろしい人だ』と漏らしていた」と打ち明ける。
守屋氏が何を根拠に、久間氏を「恐ろしい人」と語ったのか。その真意は不明だが、6月といえば、CXエンジンをめぐり、山田洋行と日本ミライズが熾烈なバトルを展開。当時防衛相だった久間氏は山田洋行寄りとされ、守屋氏は日本ミライズに極めて近かった。
ちょうど同時期、同省の航空機課長(当時)がパリの航空ショーで、CXエンジンの製造元・米ゼネラル・エレクトリック社幹部に対し、久間氏の意向をほのめかせて、日本ミライズの代理店任命に異議を唱えたとされる。この件には「久間氏の指示で課長は動いた」との疑惑もある。だが、久間氏は入院する直前、一部マスコミに、こうした疑惑を否定している。
特捜部は、守屋氏と宮崎元伸容疑者の贈収賄容疑を固める一方、政治家や現役防衛官僚、元米政府高官ら複数のルートに絞り、立件することを検討しているとされる。
特に政界ルートでは、沖縄県の米軍普天間飛行場移転問題などに関心を寄せており、特捜検事が何度も沖縄入りしているという。すでに、移転問題をめぐっては、複数の政治家の関与を指摘する関係者もいる。
実は、守屋氏はこの問題にも、「沖縄には利権に食らいつき、暗躍する『沖縄マフィア』がいる。この連中を何とかしなければならない」と田村氏に語ったことがあるという。守屋氏のいう「沖縄マフィア」には政治家も含まれるのか。
田村氏は「守屋氏が防衛省や国のことを考えるのなら、最後のご奉公として洗いざらい話すべきだ。防衛省再生のため、すべてのウミを出してほしい」と訴えていた。
ZAKZAK 2007/11/15
2055
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/15(木) 17:38:15
守屋、接待長官は「久間と額賀」…涙で「退職金返す」
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_11/t2007111529_all.html
防衛省の守屋武昌前事務次官(63)に対する証人喚問が15日午後1時から、参院外交防衛委員会で行われた。防衛専門商社「山田洋行」元専務、宮崎元伸容疑者(69)との宴席に出席していた政治家について、守屋氏は再三の追及を受け、やっと久間章生元防衛相(66、写真右)と額賀福志郎財務相(63、同左)の実名を明らかにした。防衛疑獄で、現職大臣を含む大物議員の名前が浮上したことで、福田内閣にも影響を与えそうだ。また、守屋氏は目に涙を浮かべ、「退職金(約7600万円)を受け取る資格はない」と述べた。
「それでは申し上げますが、久間先生と額賀先生だと思います」
証人喚問が始まって約40分、民主党の浅尾慶一郎議員が「すべて、包み隠さず話すという証人喚問の趣旨に反する」と追及すると、守屋氏はようやく重い口を開いた。
それまで北沢俊美委員長と民主党の犬塚直史議員は守屋氏に対し、「宮崎容疑者との宴席に同席した政治家の名前は」「誰なのか証言してください」と何度も繰り返して質問した。
だが、守屋氏は「私の記憶が間違っていたら(政治家に)迷惑をかける」「確定的でない記憶。答弁を控えさせてほしい」と証言を拒んでいたが、久間、額賀両氏の同席を認めると、宴席場所も「久間氏とは2、3年前、六本木の旧防衛庁近くの料亭だった」「額賀氏とは神田の料亭。2年ほど前、ジェームス・アワー米元国防総省日本部長が来日した際だった」などと詳細を明かした。
また、こうした宴席に「他の政治家もいた」と証言した。
先月29日、守屋氏は衆院での証人喚問で、宮崎氏の宴席接待に防衛庁長官経験者が同席していたことを証言したが、「迷惑がかかる」として名前をあげなかった。
この際、報道各社の取材に、額賀氏は「全く記憶にない」といい、久間氏は「全然、思い当たることがない」と語っていたが、これが真っ赤なウソだった可能性が高まった。
15日、改めて額賀事務所にコメントを求めると、「答えられる者がおりませんので、お預かりさせていただきます」と回答。久間事務所は「本人はまだ入院中なので、特にコメントはない」と話した。
久間、額賀両氏と山田洋行の関係は深い。2005年、2人は山田洋行の山田正志オーナーの二女の結婚式に招待され、多額の「お車代」を受け取ったと報じられた。
額賀氏は20万円を受け取ったことを認め、「結婚式には妻が出席し、車代はそのままご祝儀として返した」などとコメント。久間氏は解離性大動脈瘤の手術のため都内の病院に入院しており、事務所は「コメントしない」としていた。
2056
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/15(木) 17:38:28
久間氏については昨年12月、宮崎容疑者から赤坂の料亭ですっぽん接待を受けたことが発覚している。
福田内閣の重要閣僚である額賀氏らの名前が明らかになったことで、今後、民主党など野党が追及を強めるのは必至。今国会の最大の焦点となったいる新テロ特措法案の行方にも影響を与えそうだ。
参院外交防衛委員会で証人喚問に臨んだ防衛省の守屋武昌前事務次官。業者への便宜供与などは「一切ない」と否定するなど“逃げ”の証言に終始したが、約7600万円の退職金については返納することを明らかにした。
「(自分に)退職金を受け取る資格はない。返納する覚悟だ」
一連の過剰接待疑惑などの責任論について問われた守屋氏は涙を浮かべながら、こう反省の弁を述べた。
しかし、落ち込んだ表情を見せたのはこのときだけで、さまざまな疑惑については淡々と否定を繰り返すだけ。次期輸送機(CX)エンジン選定の際、山田洋行が米ゼネラル・エレクトリック(GE)の代理店だったことを知っていたかについては、「私が(採用を決めた旧防衛庁の装備審査会議)議長だったのは事実だが、当時の認識としてそういう記憶は一切ない」と改めて否定した。
インド洋での米補給艦への給油量訂正に絡む隠蔽(いんぺい)問題への関与についても質されたが、「80万ガロンを(給油)したのに、20万ガロンという報告ミスが何年もたって出てくるという事態が起きたことは、大変残念。私は辞めてから、その報告を聞いており、細部については承知していない」と関与を否定した。
また、山田洋行元専務に娘の米国留学の口利きを依頼したことも否定し、留学費用も「私のカネでやっている」と強調した。
守屋氏が部下だった現職課長に4500万円を貸し付けていたことについては、「5000万円ほど、当座は使わなくても良い金があった。それを『少し増やしてあげます。貸してください』と言われ、2500万円と2000万円を2回に分けて、借用書を書いて貸した」と説明。その上で、「5000万円という金を手にしたのは初めてで、『増やしてあげる』という言葉に乗ってしまった。甘いところがあった」と悔やんだ。
また、「私の友人の友人はアル・カイーダ」と発言した鳩山邦夫法相が衆院武力攻撃事態特別委員長だった際、当時、防衛局長だった守屋氏に調査を指示したとの一部報道について問われると、「鳩山氏や理事と会合を持ったことはあるが、どんな話が出たか覚えていないし、鳩山氏から組織として検討するよう指示を受けた記憶はない」と述べた。
ZAKZAK 2007/11/15
2057
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/15(木) 22:10:13
守屋前次官:悲鳴上げる与党 ダメージ回復狙う民主
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071116k0000m010113000c.html
守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問で15日、山田洋行元専務の宮崎元伸容疑者による接待の同席者として額賀福志郎財務相と久間章生元防衛相の名前が挙がったことを受け、政府・与党は火消しに躍起となった。今後の捜査の展開など読み切れない部分も多く、「国会への影響は少なくない」(尾辻秀久・自民党参院議員会長)と悲鳴も上がる。一方、民主党は小沢一郎代表の辞意表明・撤回で受けたダメージ回復を狙い、額賀、久間両氏の証人喚問を要求するなど攻勢に出る構えだ。
「『会合に出席していたとしてもすぐに退席したので、誰が出席していたか覚えていない』と(額賀氏から)報告があった。そういう会合に出ることは政治家としてよくあることだ」。福田康夫首相は15日、訪米を前に記者団に語り、問題ないとの考えを示した。町村信孝官房長官も「法案審議もしないで、名前が出たからすぐどうこうするのはちょっと理解しがたい」と述べ、証人喚問を求める民主党をけん制した。
政府・与党が懸念するのは、守屋氏喚問の影響で国会が混乱し、新テロ対策特別措置法案の成立にメドがたたなくなる事態だ。公明党幹部は「26日の参院本会議、27日の委員会審議入りという日程が崩れれば、どうしようもなくなる」と指摘。国会日程がさらに遅れれば、12月15日までの会期の再延長を迫られる可能性も高くなる。
一方、民主党は菅直人代表代行が記者会見で「両氏に国民に説明していただく必要がある。これを放置したまま他のことが進むことにはならない」と新テロ法案の参院での早期審議入りを求める与党を強くけん制した。
また、山岡賢次国対委員長は「守屋氏の証言と180度食い違う」などとして両氏の証人喚問の必要性を強調。新テロ法案についても「会期内で処理するのは難しくなった。防衛省の疑惑解明にも時間が足りないくらいだ」と指摘し、会期内での成立阻止に自信を示した。【西田進一郎、近藤大介】
毎日新聞 2007年11月15日 21時58分
2058
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/15(木) 22:37:10
民主党幹部「証人喚問だ」! 守屋証言、与党に衝撃
2007.11.15 22:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071115/stt0711152210003-n1.htm
守屋武昌前防衛事務次官が15日、参院外交防衛委員会の証人喚問で、防衛専門商社「山田洋行」の元専務、宮崎元伸容疑者との宴席に、額賀福志郎財務相と久間章生元防衛相が同席したと証言したことに政府・与党は衝撃を受けている。野党各党は疑惑解明を「最優先課題」(菅直人民主党代表代行)とし、同席を否定してきた両氏の証人喚問を一斉に要求し始めた。
民主党は、与党が求める19日の参院本会議での新テロ対策特別措置法案の趣旨説明に応じない方針で、野党は額賀氏への問責決議案提出もちらつかせ、攻勢に出る構えだ。
「額賀さんがきっちり説明するかにかかっている。国民は『記憶にない』では納得しない。これ(額賀氏の説明)が揺らぐと福田内閣は大変だ」
公明党幹部は15日夕、深刻な表情で語った。
別の同党幹部も「もう勘弁してくれって感じだ。だめだ、自民党は。かばい疲れたよ」と、あきれ顔で語った。
政府・自民党は守屋証言の“火消し”に躍起だ。額賀氏は同日夕、「記憶にない。接待は受けていない」と反論。福田康夫首相は首相官邸で記者団に「そういう(ジェームス・アワー元米国防総省日本部長を囲む)ような会合に出ることは政治家としてよくある。記憶をよくしていない程度の内容のことで、法案がどうのこうのというのは言い過ぎだ」と語った。
だが、野党側は態度を硬化させている。
「流れは変わったね。反転攻勢だ。(額賀氏が)会食を否定しているんだって。じゃあ、証人喚問は間違いなしだな」
民主党幹部は同日夜、記者団にこう言い放った。
同党の鳩山由紀夫幹事長は「偽証罪が適用される守屋氏の証言の方が正しいのではないか」と指摘。民主、共産、社民各党は額賀、久間両氏の説明に納得できなれば証人喚問を求める方針だ。
山岡賢次国対委員長は会見で、心臓病で入院中の久間氏より現職閣僚の額賀氏の追及を優先する考えを表明。鳩山氏も「嘘をついて平気な人が財務相にとどまれば、予算編成に大きな支障が出る」と述べ、額賀氏の説明内容如何によっては進退問題に発展させる可能性を指摘した。野党側は守屋証言で「格好の追及材料」(民主党筋)を手に入れた格好だ。
2059
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/16(金) 14:31:56
宮崎容疑者「額賀、久間両氏と宴席」認める
2007.11.16 12:21
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071116/crm0711161221027-n1.htm
守屋武昌前防衛事務次官(63)が15日の参院外交防衛委員会の証人喚問で、防衛商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)との宴席に同席した政治家として久間章生元防衛相と額賀福志郎財務相の2人を挙げた問題で、宮崎容疑者が同席の事実を認めていることが16日、関係者の話で分かった。
宮崎容疑者は、久間元防衛相との宴席が「3年以上前だった」としながらも、事実関係を認めた。額賀財務相との宴席も認めたものの、「主催したのは自分でなく、別の財界人。会合には自分も呼ばれた側」と話しているという。
額賀財務相は16日の閣議後会見で、宮崎容疑者との会食について「宮崎、守屋両氏から接待を受けた記憶もないし、形跡もない」と説明。久間防衛相も同席を否定している。
額賀氏との会食否定 ジェームズ・アワー元米国防総省日本部長
2007.11.16 09:44
http://sankei.jp.msn.com/world/america/071116/amr0711160944001-n1.htm
米バンダービルト大学のジェームズ・アワー教授(元米国防総省日本部長)は15日、守屋武昌前防衛事務次官が国会で、2年ほど前に東京・神田の料理屋でアワー氏や額賀福志郎財務相(元防衛庁長官)らと同席したと述べたことについて「額賀氏と面識はあるが、自分の知る限り会食したことはない」と否定した。電話取材に答えた。
守屋氏は証人喚問された参院外交防衛委員会で、料理屋での会合には同氏や防衛商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者=業務上横領容疑などで逮捕=以外に、「ほかの政治家もいた」と証言していた。
アワー教授はこれについて、1979〜88年に国防総省日本部長を務めた経験から、宮崎容疑者ら日本の企業関係者と面識があると述べる一方で、「自分は(防衛)装備品ではなく安全保障政策の専門家。彼らと話したのは日米防衛協力問題だけで、装備や企業の選定で日本側に助言したことはない」と言明。
守屋氏については「事務次官時代に彼のオフィスで会い、専門的討議を交わした」と述べた。
2060
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/16(金) 22:45:51
2007/11/16-21:30 「久間氏にあいさつしたい」=宮崎容疑者、元防衛相接待−山田洋行事件・東京地検
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007111601118
防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)をめぐる業務上横領事件で、逮捕された同社元専務宮崎元伸容疑者(69)が昨年行った久間章生元防衛相への宴席接待は、同社から独立した宮崎容疑者が元防衛相側に「あいさつをしたい」と持ち掛けて開かれたことが16日、関係者の話で分かった。
守屋武昌前防衛事務次官(63)は15日の証人喚問で、別の機会に宮崎容疑者と元防衛相らで会食したと証言した。東京地検特捜部は、同容疑者による接待の実態解明を進めている。
関係者によると、宮崎容疑者が久間元防衛相との宴席を要望したのは、同社を退社し、競合商社「日本ミライズ」(同)を設立して間もない昨年11月末ごろ。「独立したので、久間先生にあいさつをしたい」と依頼した。
宴席は翌月初めごろ、都内のすっぽん料理で有名な料亭で実現。久間元防衛相と宮崎容疑者ら3人で飲食し、十数万円の費用は同容疑者が負担したという。
2061
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/17(土) 00:12:03
久間元防衛相、守屋前防衛次官の証言について「会食が絶対にないと言いきれない」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20071116/20071116-00000001-fnn-pol.html
15日に行われた守屋武昌元防衛事務次官(63)への証人喚問で実名が暴露されたことに、渦中の人物から反論が続出している。
これまで口を閉ざしていた「政治家の実名」を15日の証人喚問で暴露した守屋前事務次官は、16日午前、グレーの帽子に黒縁メガネ、大きなマスクをして姿を見せた。
15日、守屋前次官は「久間先生と額賀先生ではなかったかと思っております」と証言した。
さらに16日、「山田洋行」の元専務・宮崎元伸容疑者(69)も、「額賀氏や久間氏と宴席で一緒になったことがある」と、関係者に語っていたことが明らかになった。
宮崎容疑者は「額賀氏とは10人以上の会合だった。大物財界人がセットしたもので、わたしも誘われて出席した」と語ったという。
15日の証人喚問で、元国防総省日本部長のジェームズ・アワー氏と宴席で一緒だったと名指しされた額賀財務相は、「日程を調べたところ、アワー氏と会食した形跡はないし、記憶もないと」と述べた。
これに対し、現在アメリカにいるアワー氏を直撃すると、「神田が『書店街』ということは知っている。神田で食事をしたことがないわけではないが、この会合は知らない」と語った。
都内の病院に入院中の久間元防衛相は、FNNの取材に対し、「そうかなって疑いながら、思っている。しかし、『それが絶対にない』と言い切るだけの確証がない。(退院後に説明する?)求められれば、いつでもする」と述べた。
政治アナリストの伊藤惇夫氏は「(なぜ守屋氏は実名を?)自分もいずれ、近いうちに当局の手に渡ってしまうということが明らかになって、そのうえで、もう隠しておいてもしようがないと」と話した。
2062
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/17(土) 02:06:45
小林元議員陣営公選法違反事件公判で被告人が無罪主張/横浜地裁
社会 裁判 2007/11/16 神奈川
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiinov0711342/
小林温・元参院議員(辞職)陣営による公選法違反事件で、出納責任者だった鈴木美香被告(33)の被告人質問が十五日、横浜地裁(栗田健一裁判長)であった。鈴木被告は「報酬を渡した学生らが選挙運動をしていたのを知らなかった」と、あらためて無罪を主張した。
鈴木被告は弁護側の尋問で、二〇〇二年の衆院補欠選挙など過去にかかわった数回の選挙経験を挙げ、「設営のアルバイトにビラ配りなどの選挙運動が含まれていると聞いたことはない」と供述。また、選挙スケジュールの調整を担当していた際に、日程表に「設営隊」と「ビラまき隊」の表記があったため、それぞれ別の要員が担当すると認識していたことを強調した。
候補者が支援者や設営の学生らを引き連れビラ配りをしながら練り歩く「桃太郎行進」の認識について、同被告は「(単なる)徒歩での移動手段だと思っていた」と返答。調書では「選挙運動の例示」として挙げられている点を裁判長に問われると「取調官に挙げられて調書になった」と説明した。
二十七日に論告求刑と最終弁論が行い結審し、十二月四日に判決が言い渡される。
2063
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/17(土) 03:38:53
額賀氏接待同席疑惑:野党、「問責」も視野
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071117k0000m010183000c.html
守屋武昌・前防衛事務次官が「山田洋行」元専務による接待の席に額賀福志郎財務相と久間章生元防衛相が同席していたと国会で証言したことから野党は16日、額賀氏への証人喚問要求など攻勢を一層強めた。臨時国会の審議は厳しさを増した。額賀氏は現職の重要閣僚で、野党は参院での問責決議案提出も視野に追及する構えだ。政府・与党は国会審議の行方に危機感を募らせている。【田中成之、山田夢留】
「新しい事実が出てきた。ただちに審議に入ることは考えられない」
民主党は16日、参院議院運営委員会で接待同席問題の解明優先を主張した。政府・与党の誤算は、年末の予算編成を重視し、12月15日までの35日間の延長にとどめたにもかかわらず、接待同席問題で守屋氏の新たな証言があり、今後の展開が読めなくなったことにある。
16日の自民党役員連絡会では「新テロ法案は会期内に成立させなければならない」と建前論を繰り返す伊吹文明幹事長に対し、法案成立の責任を負わされた格好の尾辻秀久参院議員会長が「民主党は時間切れ廃案を狙っている。成立には(1月中旬までの)大幅再延長しかない」とかみついた。伊吹氏は「国対委員長は(衆院の)大島理森さんだ」と矛先をそらし、衆参の間で険悪な雰囲気も漂ってきた。
民主党は額賀氏について衆院テロ防止・イラク支援特別委員会での証人喚問を要求。19日の参院決算委員会、22日の同財政金融委員会で額賀氏を相次いでただしたうえで、衆参両院での証人喚問実施につなげようともくろんでいる。
鳩山由紀夫幹事長は16日の記者会見で、法案の審議入りについて「疑惑解明が最優先で、12月にならないと難しい。臨時国会中に審議を十分に尽くしたという環境にはなりにくい」と発言。審議未了・廃案に追い込む考えを示した。
これにより、政府・与党は法案成立に向け会期を再延長するかの判断を迫られた。新テロ法案の参院送付は13日。与党が廃案を避けるため、参院で60日以上採決されない場合の「みなし否決」の規定を使おうとすれば、再議決が可能になるのは来年1月12日以降になる。
ただ、越年延長は、年末の来年度予算編成に影響するほか、大幅延長に加えて衆院で再議決に踏み切れば、衆院解散の呼び水となりかねない野党の首相問責決議案提出につながりかねない。
自民党の山崎正昭参院幹事長は16日の記者会見で、再延長について「どういう方法があるか考えて成立に向けて全力を挙げる。成立をあきらめたり、廃案にすることは絶対にあり得ない」と述べたが、危機感は募る一方だ。
毎日新聞 2007年11月17日 2時30分
2064
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/18(日) 13:24:00
山田洋行がパーティー券購入 野呂田元長官20万円返還へ '07/11/18
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200711180105.html
▽下地氏は40万円「検討中」
元専務宮崎元伸容疑者(69)が業務上横領容疑などで逮捕された防衛商社「山田洋行」が昨年、野呂田芳成元防衛庁長官(衆院秋田2区)と下地幹郎衆院議員(沖縄1区)の政治資金パーティー券を購入していたことが、十七日、関係者の話で分かった。
野呂田氏は「早急に返還する」と、下地氏は「返還を検討する」としている。
関係者によると、山田洋行が購入したのは野呂田氏が昨年三月に開催したパーティーの券二十万円と、下地氏が同じく昨年開いたパーティーの券四十万円。
野呂田氏の事務所は「人を介して間接的に購入してもらったのだろう。いろいろ問題が起きている会社なので早急に返還する」と話している。
野呂田氏は一九九八年十一月から約一年間防衛庁長官を務めた。二○○五年の衆院本会議で郵政民営化関連法案に反対票を投じ、自民党から除名処分を受けた。
また下地氏は、守屋武昌前防衛事務次官を沖縄でゴルフ接待していたことが十月の衆院証人喚問などで明らかにされた。
下地氏は取材に対し「購入の経緯や同社関係者が実際参加していたかどうかは分からない。返還については今後検討する」と話している。下地氏は政治資金収支報告書に記載している。野呂田、下地両氏は国会で会派「国民新党・そうぞう・無所属の会」に所属している。
山田洋行をめぐっては、これまでに民主党の小沢一郎代表が計六百万円の政治献金を受けていたことが分かり、すでに返還している。
政治資金規正法は、一回のパーティーで計二十万円を超えて券を購入した人や企業の名前を、政治資金収支報告書に記載することを義務付けている。
2065
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/19(月) 19:02:48
額賀氏、山田洋行元専務との昼食など認める
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20071119/20071119-00000047-nnn-pol.html
先週の防衛省・守屋前事務次官の証人喚問で、防衛専門商社「山田洋行」元専務・宮崎元伸容疑者との宴席への同席を指摘された額賀財務相は19日、参議院決算委員会で、宮崎容疑者と昼食を共にしたり、議員会館で2人で会っていたりしたことを認めた。
額賀財務相「3年くらい前に、防衛政策について専門家と勉強した中で宮崎さんがいたことがある。(その会は)昼食を食べながら催した。その席に専門家の方々と宮崎さんが来たことがある」
民主党・白真勲議員「(宮崎容疑者と)1対1で会ったことは?」
額賀財務相「05年、山田洋行のオーナーのお嬢さんが結婚をするということで、(宮崎容疑者が)議員会館に招待状を持ってきたことがある。秘書もいたと思うが、1対1というのはそれくらい」
また額賀財務相は、山田洋行に問い合わせた話として、02年から07年までの6年間で、自らのパーティー券、計220万円分を山田洋行が購入していたことを明らかにした。しかし、防衛省をめぐる疑惑が浮上したことを受け、全額返還したという。
一方、額賀財務相は、アメリカ国防総省元日本部長のジェームズ・アワー氏を囲む席で、守屋前事務次官や宮崎容疑者と同席した記録はないとあらためて否定した。
白議員「教えてもらいたいのは私たちも一緒。守屋さんが(証人喚問で)言っているのはウソなのか?」
額賀財務相「(守屋氏証言を聞いて)印象的には、確実に覚えていないというところもあるけれども、というような表現もあったのではないかと。私からコメントすることではない」
また、額賀財務相は、宮崎容疑者とゴルフをしたかどうかについて聞かれると「最近やったことはない」と述べるにとどまり、明確に否定しなかった。
2066
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/20(火) 14:13:55
額賀財務相側が「口利き」 元防衛官僚が証言
2007年11月20日06時24分
http://www.asahi.com/national/update/1119/TKY200711190353.html
元防衛官僚の太田述正(のぶまさ)氏が、仙台防衛施設局(当時)の局長在任中の00年3月、内閣官房副長官だった額賀福志郎財務相側から、山形県内の建設会社を同局発注工事の指名に入れてほしいという口利きが同局にあった、と朝日新聞記者の取材に語った。額賀氏側は全面的に否定している。太田氏は、要請は防衛庁官房長だった守屋武昌・前防衛事務次官を通じて伝えられたと、当時の同局幹部から報告を受けたと主張し、経緯を記録したとする当時の日記などを公開する意向だ。
額賀氏側は、同建設会社をめぐる「口利き」や「口添え」、そうした依頼や指示をしたことがあるかという朝日新聞の質問に対し、代理人の弁護士を通じて「一切ない」と回答した。
太田氏の話によると、00年3月2日夕、当時の仙台防衛施設局の幹部から、山形の建設会社についての額賀氏側の要請が、守屋氏を通じて東京の防衛施設庁側に寄せられたと報告を受けた。この幹部はあわせて▽額賀氏側からの同趣旨の要請は99年中にもあり、99年度にこの会社を1回指名したが、工事は落札していない▽その後、この会社の格付けと工事のランクが合わず、指名できなかった経緯がある――という事情も説明したという。
太田氏がパソコンに保存している日記の00年3月2日付の部分には、その日一日の出来事とともに「額賀官房副長官から官房長に、山形の●●〈原文は会社名〉の口添えをしているのに、動きが悪いとのクレームが入ったと●●〈原文は仙台防衛施設局の役職名〉が言ってきた」との記述がある。
また、太田氏によると、12日後の3月14日、仙台防衛施設局にあいさつに来たこの建設会社の役員2人と局長室で面会したという。同日付の日記には「例の額賀議員がらみの話。●●〈原文は施設局の役職名〉から、本庁●●〈原文は防衛施設庁本庁の役職名〉より、丁重な対応をと言われているとの話があった」との記述がある。また、建設会社役員らが話した内容として「額賀氏の秘書の●●〈原文は名字〉氏から、局の局長のところに顔を出せと言われた」と書かれている。
太田氏が日記のほかに示したのは、部下に指示し、00年7月7日と11日に、仙台防衛施設局の発注工事や用地買収にからむ口利き事例をまとめて報告させた際のリスト。
「斡旋(あっせん)利得議員等リスト」と題し、国会議員など14人の実名が記載された文書はパソコンに保存され、この中に「額賀福士〈原文のまま〉郎(衆議院議員)。元防衛庁長官。99・4・23。00・3・2(官房長経由)」などとする記述があった。太田氏は文中の「99・4・23」について、額賀氏側から99年中に業者指名に関する要請があった年月日として報告があった日付を記録したとしている。
仙台防衛施設局が改編された東北防衛局によると、この建設会社は99年度に公務員宿舎の新築工事1件(00年2月入札)、00年度に車両整備工場などの新築工事1件(00年12月入札)で指名を受けたが、いずれも工事は落札していない。
太田氏は東大法学部を卒業後、71年に当時の防衛庁にキャリア官僚として入庁。官房審議官などを経て、仙台防衛施設局長を最後に01年3月に退官した。
■額賀氏側「一切ない」
額賀氏の代理人の弁護士は19日、太田氏が語った「口利き」について文書で回答したうえ、朝日新聞の面会取材に応じた。
この弁護士は、額賀氏側の「口利き」を全面的に否定したうえで、「建設会社にも聞いたが『こういう事実はない』『99年と00年には太田氏とは会っていない』と言っている」などと話した。
文書では、守屋氏に苦情を伝えたことは「一切ない」とし、仙台防衛施設局長への面会の働きかけについても「秘書が『局長のところに顔を出せ』と言った事実は全くないとのことです」と答えた。
文書によると、太田氏が挙げた山形の建設会社そのものは額賀氏も知っているという。経営者が元防衛政務次官の元自民党衆院議員(故人)の支持者で、この元議員と一緒に額賀氏の講演を聞きに出席し、その時、元議員から紹介されたと説明。そのうえで、額賀氏の講演を聞きにきているだけの関係だ、と答えた。
2067
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/20(火) 14:22:03
元専務とゴルフ、認める 額賀財務相 口利きの件は否定
2007年11月20日11時40分
http://www.asahi.com/national/update/1120/TKY200711200129.html
額賀財務相は20日、閣議後の記者会見で、軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)と3年前、埼玉県内の同社関連のゴルフ場でゴルフをしたことを明らかにした。また、元仙台防衛施設局長の太田述正(のぶまさ)氏(58)が00年3月、内閣官房副長官だった額賀氏側から、山形県内の建設会社を同局発注工事の指名に入れてほしいという口利きを受けたと語ったことについては、「全くありません」と否定した。
額賀氏の説明では、友人に誘われてゴルフ場に行ったところ、宮崎元専務がおり、一緒にプレーした。会費は、額賀氏が2万円を友人に支払ったという。額賀氏は「元専務とプレーしたのは1回だけ。山田洋行が関連しているクラブとは当時知らなかった」と話している。
額賀氏は19日の参院決算委員会で、元専務とゴルフをしたかどうかを質問され、「宮崎氏とやったという思いが浮かんでこない」と答えていた。
2068
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/20(火) 14:23:20
『額賀氏側、指名口利き』 元防衛官僚証言 2000年、守屋氏通じ
2007年11月20日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007112002065849.html
元仙台防衛施設局長の太田述正(のぶまさ)氏(58)が二十日、二〇〇〇年三月、内閣官房副長官(当時)だった額賀福志郎財務相側から、同局発注工事の指名に関連して口利きを受けたと明らかにした。この要請は、防衛庁官房長(同)だった守屋武昌前防衛事務次官を通じて、防衛施設庁側に伝えられたという。太田氏は額賀氏以外にも、口利きを受けた防衛族議員の実名リストやパソコンに保存した日記も公開した。
太田氏は昨年八月、本紙の取材に口利きリストなどについて語っていたが、今回、実名で告発に踏み切った理由について「守屋氏は証人喚問で、『担当先に紹介した』と口利きの一端を語った。僕に対する(事実を明らかにしろという)メッセージと受け取った」と語っている。
太田氏によると、額賀氏側からの口利きがあったのは、二〇〇〇年三月二日。額賀氏側から山形県南陽市の建設会社についての参入要請が、守屋氏を通じて東京の防衛施設庁側に寄せられたと、当時の同局幹部から報告を受けたという。
この幹部は、額賀氏からの要請は一九九九年中にもあり、同年度に一度指名したが落札していないことなどを説明したという。
太田氏がパソコンに保存している三月二日付の日記には「額賀官房副長官から官房長に山形の〇〇(原文は建設会社名)の口添えをしているのに、動きが悪いとのクレームが入ったと××(同施設局の役職名)が言ってきた」との記述がある。
太田氏によると、その十二日後にこの建設会社の会長と副社長が局長室にあいさつに訪れた。その時の日記には「額賀氏の秘書の〇〇(原文は名字の実名)氏から、局の局長のところに顔を出せと言われた」と会長らの発言が書かれている。
太田氏は東大卒業後、一九七一年に防衛庁に入った元キャリア官僚。守屋氏とは同期だった。官房審議官などを歴任し、仙台防衛施設局長を最後に〇一年三月に退官。同年七月、参院選比例代表に民主党から立候補して落選している。
額賀氏は全面否定
仙台防衛施設局(当時)発注工事をめぐり、当時防衛庁の官房長だった守屋武昌前防衛事務次官を通じ、山形県の建設会社を指名業者に入れるよう口利きしたとの疑惑について、額賀福志郎財務相は二十日の閣議後会見で、「全くそういうことはない」と否定した。
額賀氏は、山形県の建設会社の経営者と、同県選出の元衆院議員(故人)を通じ面識があることを認めたが「弁護士に調べてもらったが、相手の会社も(口利きを)否定していると聞いている」と強調。太田述正氏の証言に基づく報道についても「日記が唯一の根拠となっている。記事は伝聞に基づいたもので憤りを感じる」と批判した。
2069
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/20(火) 14:26:03
「額賀氏側、入札口利き」…元仙台防衛施設局長が証言
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071120it08.htm?from=top
額賀財務相が官房副長官だった2000年、仙台防衛施設局(現東北防衛局)の発注工事に絡み、山形県内の建設会社を入札に参加させるよう働きかけたと、当時局長だった太田述正(のぶまさ)氏(58)が20日、読売新聞などの取材に証言した。
口利きを取り次いだのは、当時、防衛庁(現防衛省)の官房長だった守屋武昌・前防衛次官(63)だった、としている。額賀氏は同日、全面否定した。
太田氏の日記などによると、00年3月2日、額賀氏から守屋氏に「山形の建設会社の口添えをしているのに、動きが悪い」とのクレームが入ったと、同局建設部長(当時)が報告してきたという。日記には「工事のランクが合わず、指名できなかった」との記載もあり、太田氏は「指名業者に入れるようにという口添えがあったのだと思う」としている。
同月14日には、この建設会社の会長と副社長(当時)が太田氏を来訪。会長は「額賀氏の秘書から、局長のところに顔を出せと言われた」などと話した。来訪に際し、建設部長からは「本庁の技術審議官から『丁重な対応を』と言われている」と進言されたという。
また、同局長になる前の99年4月にも、額賀氏側から守屋氏を通じて同様の依頼があったと、00年7月に同局建設企画課長(当時)から聞いたとしている。
太田氏の証言を報じた20日朝の一部報道に対し、額賀氏は同日の閣議後記者会見で、「全く(口利きは)していない。伝聞に基づいた日記を唯一の情報源にしており、全く信頼に足るものではない」と批判。山形県内の建設会社については「面識がある程度。私の朝食会にたまに顔を見せることもある」と話した。
一方、石破防衛相は閣議後会見で、当時の仙台防衛施設局の建設部長と建設企画課長から事情を聞いたことを明らかにした。建設部長は東北防衛局を通じて「口利きを頼まれた記憶はない」とコメント、建設企画課長も取材に対して「記憶にない」と述べた。
また、山形の建設会社幹部は取材に、額賀氏側への依頼について「社長(当時、副社長)からは『そうしたことはない』と聞いている」と語った。
太田氏は、守屋氏と同じ1971年に防衛庁に入庁。防衛審議官、仙台防衛施設局長などを務めて01年3月に退職し、同年7月の参院比例選に民主党から立候補したが、落選した。
(2007年11月20日14時3分 読売新聞)
2070
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/20(火) 15:54:54
佐賀商工共済問題で県が元組合役員提訴へ 讀賣佐賀
佐賀商工共済協同組合を巡る損害賠償請求訴訟(第1陣)で県などが敗訴し、原告の元組合員207人に賠償金約4億9150万円を支払った問題で、県は19日、被害の一次的責任は陣内孝雄元法相ら元組合役員5人にあるとして、県への償いを求める訴訟を起こすことを決めた。関連議案を27日開会予定の定例県議会に提案する。
訴訟では、第1陣で支払った賠償金についてまず請求する予定で、5人に連帯して責任を負わせるかなど具体的な請求趣旨は今後、弁護士と詰める。議決が得られれば、年内にも訴訟を起こす方針。
定例県議会では、新しい行財政改革緊急プログラム(素案)で示した古川知事以下全職員の給料をカットする方針のうち、知事ら特別職と幹部職員分のカットを実施するための条例案も提案する。
◇
県議会は19日、議会運営委員会を開き、定例会の会期を27日から12月14日までの18日間とすることを申し合わせた。開会日に提案する議案は30件。主な日程は次の通り。
▽27日=開会▽12月3〜5日=一般質問▽7、10日=常任委員会▽12日=特別委員会▽13日=委員長報告▽14日=討論、採決、閉会
(2007年11月20日 読売新聞)
2071
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/20(火) 15:57:04
久間氏vs守屋氏 CXエンジン調達めぐり代理戦争
11月20日8時41分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071120-00000904-san-soci&kz=soci
航空自衛隊次期輸送機(CX)のエンジン調達をめぐり、守屋武昌前防衛事務次官(63)と久間章生元防衛相(66)が対立していたことが防衛省関係者の証言などで明らかになった。守屋氏は、防衛専門商社「山田洋行」元専務、宮崎元伸容疑者(69)が設立した防衛商社「日本ミライズ」に有利な発言を繰り返していたのに対し、久間氏は商社を介さず防衛省とメーカーが直接契約する“ミライズ外し”にもつながる施策を検討させていた。「ミライズと山田洋行の争いは両氏の代理戦争のようだ」との見方も出ている。
昨年12月。宮崎容疑者は東京・赤坂のスッポン料理店に久間氏を迎えて懇談した。宮崎容疑者の新会社設立のあいさつなどを兼ねた懇談だった。費用は宮崎容疑者が負担、“スッポン接待”は2人の親密ぶりを示すとして注目されたが、実は「久間氏は宮崎容疑者が山田洋行から独立したことには批判的だった」(関係者)という。
一方の守屋氏は、今年4月まで300回を超えるゴルフ接待を続けるなど、宮崎容疑者とは昵懇(じっこん)の間柄。宮崎容疑者に対する姿勢は、久間氏とは正反対ともいえる。加えて、両氏は米軍再編に伴う沖縄・普天間基地の移設問題についても、意見の相違があったという。
対立は、今年6〜7月、CXエンジン調達をめぐって表面化した。
「(ミライズとの)随意契約ではダメなのか」
6月中旬、守屋氏は、部下に声を荒らげた。
防衛省では、財務省通知に基づき、調達は原則として一般競争入札の形式を取り、決まらない場合に随意契約を選択することにしていた。知ってか知らずか原則に反した守屋氏の言動だった。
その時点でミライズは、CXエンジン製造元の米国メーカー「ゼネラル・エレクトリック」(GE)の代理店になることが内定していたが、同省と契約実績がなく財務基盤も弱いため、入札の参加資格がない。決まった手続きを踏まない守屋氏の発言は、明らかにミライズ寄りといえた。
久間氏も動いた。防衛省ではこのころ、防衛装備品調達一般について、商社を通さない米国メーカーからの直接契約の検討を始めていた。「それを担当部局に指示したのが、当時防衛相だった久間氏」(同省関係者)
直接契約は「本来メーカーが負うべき責任を商社が負わされている実態の改善」というのが名目だったが、CXエンジンに限ってみれば「ミライズ外し」にもつながる。7月、検討内容を伝えられた守屋氏は、「検討する必要すらない」と強硬に反対した。
ただ、現実的には「直接契約を広く導入するのは難しい」という見方が業界では支配的。米国メーカーは防衛省の監督の目が届きにくい上、「商談で百戦錬磨の米国メーカーに、逆に契約額を引き上げられる」という指摘もあるからだ。同省関係者は「そうした問題点を商社の交渉力が解決している現実を、自民党国防族の久間氏が知らないのは不自然」と話す。
当時、すでに山田洋行とミライズは、GE代理店契約などをめぐって互いに訴訟を起こすなど争いが激化していたことから、ある同省幹部は「久間氏は重々承知の上で、あえて守屋氏にあてつけでやったんじゃないか」と分析した。
守屋氏は、今月15日の参院外交防衛委員会での証人喚問で、在任中に直接契約の検討を知らされたことこそ否定したが、退官後に久間氏からこう言われたと証言した。
「『君に言わないでおいたことが一つだけあった。GEと直接契約できないか担当課長に指示した』と(久間)大臣から聞いたことがある。辞めている人間にどうしてそういうことを話すのかと違和感を持った」
東京地検特捜部は同省から資料の任意提出を受け、実態解明を進めているが、CXエンジンをめぐる“闇”は深い。
2072
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/20(火) 16:14:04
公選法違反:自民山梨県連が証紙ないビラ11万5千枚郵送
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071120k0000e040081000c.html
7月の参院選で、自民党山梨県連の指示で県選管の証紙がない違法な選挙ビラ約11万5000枚が有権者宅に郵送されていたことが分かった。県警捜査2課も事実を把握しており、公選法違反(文書頒布)の疑いで県連事務局長らから事情を聴いている。
ビラは参院選公示後の7月24〜26日、配達地域指定郵便で山梨選挙区(改選数1)のうち衆院山梨3区内の全世帯に届いた。同党公認候補が横内正明知事と握手している写真付きで、候補者を「山梨で生まれ、山梨で育った」とPR。差出人は「山梨をよくする県民の会」で、既に死亡している甲府市内の元自民党員の住所が記されていた。
県内の2業者が計13万枚を印刷。県連あてに領収書を発行し、甲府市にある自民党県連会館に届けたという。
公示後に配布できるビラは公選法で選挙区ごとに数が規定(同選挙区は13万枚)され、県選管の証紙を1枚ずつに張る必要があるが、問題のビラにはなかった。正式なビラは別に配布していた。毎日新聞の取材に、県連事務局長は「現時点では一切コメントできない」としている。
山梨選挙区は自民、民主、共産公認の3新人が立候補。自民候補は出遅れもあって、民主候補に8万票の大差で敗れた。【小林悠太、宇都宮裕一】
毎日新聞 2007年11月20日 15時00分
2073
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/21(水) 00:24:49
久間元防衛相:軍事情報会社の取締役兼業 報告せず9年
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071121k0000m010099000c.html
防衛専門商社「山田洋行」からの飲食接待が指摘されている自民党の久間章生元防衛相が、軍事・政治経済情報提供会社「アイメック」(東京都新宿区)の唯一の取締役だったにもかかわらず、設立以来計9年以上、国会議員の行為規範で義務付けられた衆議院議長への就任の報告をしていなかったことが分かった。防衛庁長官就任直後の24日間は、営利企業の役員兼任を禁じた大臣規範にも触れる可能性がある。久間氏の事務所は「会社は利益をあげておらず、議員も無報酬。届けを忘れて申し訳ない。長官就任時は登記の手続きが遅れた」と話している。
事務所や登記簿によると、同社は97年11月7日に「国際軍事経済情報分析センター」として設立され、06年10月19日〜07年7月13日を除いて現在まで、久間氏が唯一の取締役を務めている。同社は、軍事などの情報提供、経営コンサルタントのほか、最近は月会費10万円の会員制クラブを設立し、会員4、5社から会費を得ていたという。
国会議員は、4月の企業・団体などの役職員の兼務状況を、報酬を得た場合は資産公開法に、無報酬でも行為規範に基づき、議長に届けるよう義務付けられている。行為規範に違反した場合、国会の政治倫理審査会で審査される場合もある。
久間氏については、守屋武昌前防衛事務次官が証人喚問で、山田洋行元専務の宮崎元伸容疑者の接待に同席した人物として、名前を挙げた。【本多健、日下部聡】
毎日新聞 2007年11月20日 20時01分 (最終更新時間 11月20日 21時25分)
2074
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/21(水) 23:16:09
久間、玉沢氏からも購入 山田洋行がパーティー券 '07/11/21
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200711210317.html
額賀福志郎ぬかが・ふくしろう財務相らの政治資金パーティー券購入が発覚した防衛商社「山田洋行」が、防衛庁長官経験者の自民党久間章生きゅうま・ふみお元防衛相(衆院長崎2区)と無所属玉沢徳一郎たまざわ・とくいちろう元農相(衆院比例東北)の政治資金パーティー券もそれぞれ十万円と三十万円購入していたことが、共同通信への各議員事務所の回答で二十一日分かった。
山田洋行によるパーティー券購入が判明した防衛庁長官経験者は、額賀氏(二百二十万円)、野呂田芳成のろた・ほうせい元農相(二十万円)に続き四人になった。
久間氏事務所によると、二〇〇五年十月に十万円のパーティー券を山田洋行に購入してもらった。「議員本人と相談して返金を検討したい」としている。
玉沢氏は〇三年十月、〇四年四月、〇六年四月に一枚二万円のパーティー券を五枚ずつ、それぞれ十万円購入してもらった。事務所は「山田洋行の件が社会問題化しているので、返金を含めて適切な対応を検討したい」としている。
玉沢氏は代表を務めていた自民党支部が政治資金収支報告書に改ざんした領収書を添付したとして、今年九月に自民党を離党している。
このほか、山田洋行のパーティー券購入が判明しているのは、自民党の柳本卓治やなぎもと・たくじ、村上誠一郎むらかみ・せいいちろう両衆院議員、無所属の下地幹郎しもじ・みきお衆院議員ら。
民主党の小沢一郎おざわ・いちろう代表は一九九五年から〇六年までに六百万円の政治献金を受けていたことを明らかにし、返金している。
2075
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/22(木) 00:46:33
税金で民主の選挙情勢を調査 厚生労働省 (1/2ページ)
2007.11.21 20:17
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071121/plc0711212017011-n2.htm
厚生労働省が、ストライキや春闘など労働組合の動向を外部委託で調査する「労働関係調査委託事業」(平成18年8月事業終了)の中で、民主党の選挙情勢を調査していたことが、21日の衆院厚生労働委員会で明らかになった。民主党の長妻昭氏が指摘した。舛添要一厚生労働相は事実関係を認めたが、「情報収集の対象には当然政党も含まれる。情報は厚労省の政策に生かされている」などとして実態調査を行う必要はないとの考えを示した。
労働関係調査委託事業は労働組合の情報収集や調査が主な目的で、昭和31年にスタート。厚労省OBや業界関係者らを通じて、ストの有無や春闘の要求額など組合側の本音を探る目的で行われてきた。
長妻氏が指摘したのは、平成16〜17年にかけて業界紙記者らが民主党の選挙情勢を分析したメモ5件分。メモには「○○(政治家名は伏せ字)の決起集会は結構盛り上がっていた」「○○(同)は今回引退するが、党幹部との確執が理由らしい」「東京都議選のマニフェストに労働組合からクレームが出た」などといった民主党の内部情報が含まれていた。業界紙記者らに対しては、年間で100万円から456万円の調査委託費として厚労省から支払われていた。
21日の衆院厚労委員会では、長妻氏は「税金を使って選挙情報を集めるのは疑問だ」と追及。これに対し、舛添氏は「委託業務はあくまでも労働関係団体の動向を知るためのもので、政党の調査も行政の中立性という基本ラインを越えるはずがない」と答弁、問題はないとの認識を示した。
調査要求についても「調査結果が政策に反映されている以上、きちんと調査する必要はない」と拒否した。
厚労省によると、同事業は平成13〜18年度の7年間行われ、業界紙記者や全国紙の記者OBら13人に調査を委託。1人あたりの委託額は年間約60万円から480万円に上った。昨年8月に会計検査院が「支出の裏付けとなる領収書や調査結果の報告書がない」と指摘したことを受け、厚労省は「事業の性格上、領収書や報告書を出せないこともあるが、社会情勢上許されない」などとして、同月で事業を取りやめた。
2076
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/22(木) 03:07:10
大阪初芝学園、裏金で献金 自民議員・大阪知事に
2007年11月22日00時37分
http://www.asahi.com/national/update/1122/OSK200711210083.html
大阪府と和歌山県で八つの小中高校と幼稚園を運営する学校法人大阪初芝学園(本部・堺市東区)が取引業者から集めたバックマージンを裏口座で管理し、一部を国会議員や大阪府の太田房江知事側への政治献金などに充てていたことがわかった。椋本(むくもと)彦之理事長ら幹部の名義で後援会費やパーティー券購入などに使い、総額は約600万円にのぼる。大阪府は21日、同学園に対し、外部の専門家を交えた調査委員会を設置し、不明朗な支出は当事者らに弁済させるなどの是正指導をした。
同学園によると、20年ほど前から、校内にある自動販売機の設置業者や修学旅行を扱う旅行会社など十数業者からバックマージンを「寄付」として受け取り、毎年1400万〜1500万円を裏口座にプール。95年度以降はこうした金を正規の会計に組み込むようにしたものの、当時、裏口座に残っていた約2千万円はその後も使い続け、07年3月現在で残高は約430万円に減っている。
裏帳簿には、文部科学省の政務官を務めたことがある下村博文衆院議員(自民)の後援会に、椋本理事長の名義で年会費12万円を97年から10年間支出したとの記載がある。01年から7年間にわたり、大阪府の太田知事の後援会に同学園の専務理事名義で毎年1万円を支出した記録もある。
そのほか、谷川秀善参院議員(自民、大阪選挙区)に「お祝い」10万円(95年)、柳本卓治衆院議員(自民、比例近畿)のパーティー券3万円(06年)、竹本直一衆院議員(自民、大阪15区)のパーティー券2万円(06年)などの記載もあるという。
これに対し、太田知事の後援会は「裏金とは知らず迷惑なことだ。返せるなら返したい」。下村衆院議員の事務所は後援会費を「10年間ではなく7年間受け取った」、竹本衆院議員の事務所は「学園からの支出とは思っていなかった」とし、いずれも「問題があれば返金する」という。柳本衆院議員の事務所は「支払いがあったかどうかも含め確認中」。谷川参院議員の事務所は「受け取っていない」としている。
政治資金規正法は、国や自治体から補助金を受けている法人が政治団体へ寄付することを禁じている。同学園は府から毎年、私学助成の補助金を受けている。
2077
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/22(木) 03:08:20
大阪初芝学園:副知事を接待 私学課幹部3人も
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071122k0000m040161000c.html
私立学校への補助金支給や指導・監督などを担当する大阪府私学課の幹部や出身者らが、府から約8億2000万円の私学助成を受けている学校法人大阪初芝学園(本部・堺市)の幹部らと十数年前から会食を繰り返していたことが分かった。同課長などを経験した山登(やまいと)敏男副知事(58)ら4人で、学園側が全額を負担したケースも多い。
関係者によると、府OBの学園前専務理事(07年退職)が87年に専務に就任して数年後、山登氏ら旧知の府職員や私学課関係者を飲食接待し始めた。多くの場合、府側は1〜3人、学園側は前専務と現専務(府OB)の2人が出席し、椋本理事長が加わることもあったという。
山登氏は▽私学課参事(93〜95年度)▽同課長(96、97年度)▽同課上部の生活文化部長(02、03年度)などを歴任し、私学行政に深くかかわってきた。ほかに▽井上博司・水道部経営企画課長(元私学課長)▽植田剛司・自立支援課長(元同課長補佐)▽村田守男・人権推進担当課長(元同課参事)の歴代私学課幹部が接待を受けた。
山登氏は少なくとも参事時代から毎年数回、会食に応じ当初は飲食代を支払っていなかった。数年前から「会費」を負担するようになったが、学園の負担の方が多く、学園会計の「会議費」があてられたという。
関係者によると、会食は04、05年の判明分だけで大阪・ミナミの割ぽうなどで計6回あり、山登氏が2回、井上氏と植田氏が各4回、村田氏が1回参加。府幹部らは「5000〜1万円を負担した」としているが、学園会計からは計約57万円が支出されており、学園関係者は「事実上の接待」と指摘する。
97年に施行された府の「綱紀保持基本指針」は、職務上で利害関係のある業者からの接待や会食を原則として禁じ、違反は処分対象になる。
学園専務は「儀礼的な付き合いで、会食の席で陳情を行ったことはない。しかし、利害関係者が公務員と会食することは好ましくはなく、今にして思えば不適切だった」と話している。
一方、府の4人は接待・会食について大筋で認め「距離さえ保てば、私学関係者との交際も必要」(井上氏)、「会費を払っており問題はない」(植田氏、村田氏)などと話している。【岩崎日出雄、鮎川耕史】
◇便宜図っていない
山登副知事の話 府OBの専務理事(当時)の誘いで十数年前から会食を続けてきた。私学課長や生活文化部長時代にも会食はあった。会費を払った記憶はあるが時期は分からない。学園の経営再建などの相談に乗るなどしたが、便宜を図ったことはない。
毎日新聞 2007年11月22日 2時30分
2078
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/22(木) 03:09:32
厚労省、OBに委託業務で民主党の選挙動向調査
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071121ia25.htm
厚生労働省が旧労働省OBらに労働組合の調査などを委託していた「労働関係調査委託業務」の中で、民主党の選挙動向を調べていたことが21日、わかった。
同日の衆院厚生労働委員会で、民主党の長妻昭氏が指摘した。
長妻氏によると、「○○が当選したら影響が強くなる懸念がある」など、民主党の選挙情勢について、旧労働省OBらが厚労省に報告していた。調査対象は同党に限定されていないが、OBらは全体の調査費として、毎月数十万円ずつを受け取っていたという。
舛添厚労相は同委で、「(選挙動向は)労組の情報に付随的に出てきた。行政が各方面の情報を取るのは当然で、政策に生かしている」と述べ、問題ないとの認識を示した。
同業務は、委託費の領収書などがなく、使途が不明だと会計検査院が指摘、今年度で廃止された。
(2007年11月22日1時15分 読売新聞)
2079
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/22(木) 16:43:25
衆院選巡る飲食接待事件、元堺市議会議長ら3人に無罪
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071122it07.htm
2005年9月の衆院選で大阪17区から当選した岡下信子氏(自民)に投票してもらう見返りに、自分の支持者らを飲食接待したとして、公選法違反(供応買収)罪に問われた当時の堺市議会議長で現市議の北野礼一被告(61)ら3人の判決が22日、大阪地裁であった。
西田真基裁判長(千賀卓郎裁判官代読)は、捜査段階で作成された3人の自白調書について「捜査官が虚偽の自白を押しつけた疑いがある」と信用性を否定し、3人に無罪(求刑・罰金20万〜30万円)を言い渡した。
他に判決を受けたのは、北野被告の妻、るり子(58)、北野被告の後援会長、北埜武男(66)両被告。
北野被告らは、衆院選公示翌日の同年8月31日夜、同市内の焼き肉店で、投票や票の取りまとめの報酬として、32人に対し、1人当たり約5000円相当の酒や料理を振る舞った、として逮捕、起訴された。宴席の冒頭には、岡下氏も出席していたとされる。
公判で、北野被告らは「選挙運動目的ではなく同年7月にあった議長就任の祝賀会で手伝ってもらったお礼だった」と無罪を主張。
判決で西田裁判長は接待の趣旨について、岡下氏の退席後に飲食を提供したり、北野被告らがカラオケを楽しんだりした状況などから「飲食は、支援者を慰労し、懇親を深めるものだった」と結論付けた。
大阪府警の浜保達三刑事総務課長の話「判決内容の詳細を入手しておらず、コメントは差し控えたい」
(2007年11月22日13時33分 読売新聞)
2080
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/22(木) 16:51:21
「万一あっても記憶ない」 額賀氏、宴席同席で発言後退 '07/11/22
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200711220251.html
額賀福志郎財務相は二十二日の参院財政金融委員会で、防衛商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者=業務上横領容疑などで逮捕=との宴席に額賀氏が同席したとする守屋武昌前防衛事務次官の証言について「仮に守屋氏の言うようなことが万が一あったとしても、記憶はない」と述べ、従来の国会答弁を後退させた。
自らの責任論に関しては「財務相として来年度予算編成作業を行っている。きっちり責任と使命を果たすことが私の仕事だ」と述べた。
額賀氏はこれまで宴席同席を全面的に否定。二十一日の衆院財務金融委員会でも「そういう席に行った記録はない」と強調していた。民主党は発言の変化に不信感を強めており、事実関係を徹底追及する構えだ。
民主党の辻泰弘氏(兵庫選挙区)は質疑で昨年十二月四日、財団法人「国際研修交流協会」がジェームズ・アワー元米国防総省日本部長を招いて開催したシンポジウムの慰労会が東京・日本橋人形町の料亭で開かれたと指摘。宮崎容疑者、守屋氏とともに額賀氏が同席していたとする出席者の証言があると追及した。
額賀氏は「当時の日程や車の運行記録などを丹念に調べた結果、同席した記録も記憶もない」と繰り返し強調。同協会理事長に問い合わせ「三人が一緒になったという事実はないと明言してもらった」と述べた。
昨年十二月四日の行動については、午後六時すぎから家族らと東京・銀座のホテルで食事し、午後七時から永田町の日米平和・文化交流協会会議室で開かれた勉強会に遅れて参加したと説明。
勉強会には学識経験者や旧防衛庁OBのほか、安全保障関係議員に幅広い人脈を持つとされる同協会の秋山直紀専務理事が出席していたことを明らかにした。
2081
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/22(木) 21:52:17
自民・矢野氏が産経を提訴、入札介入報道は「事実無根」と
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071122i213.htm
自民党の矢野哲朗参院議員は22日、産経新聞の記事で名誉を傷つけられたなどとして、産経新聞社を相手取り、1000万円の損害賠償と謝罪文掲載を求める訴えを東京地裁に起こした。
産経新聞は10月22日付朝刊で、「矢野氏が外務副大臣を務めていた2003年10月、防衛庁の遺棄化学兵器処理事業の入札に介入した」などと報じた。
矢野氏は訴状で「当時は外務副大臣ではなく、記事は全くの事実無根」などと主張している。
産経新聞社広報部は「訴状の内容を詳しく検討し、対応を考えたいが、記事は複数の関係者からの確かな取材に基づいたものであり、真実であると確信している」としている。
(2007年11月22日20時5分 読売新聞)
2082
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/22(木) 21:53:47
宴席問題、収束気配なし 「守屋証言」めぐり食い違い
2007年11月22日20時00分
http://www.asahi.com/politics/update/1122/TKY200711220353.html
額賀財務相の「宴席」問題に収束の気配が見えない。守屋武昌・前防衛事務次官が証人喚問で、額賀氏が軍需専門商社元専務らと同席したと証言したのに加え、民主党は22日、参院財政金融委員会で「同席者」の話も持ち出した。だが、額賀氏も同時間帯に別の「勉強会」に出席したことを明らかにするなど、食い違いは広がるばかり。民主党は額賀氏への問責決議案提出も視野に、国会でさらに追及する構えだ。
「出席メンバーから、額賀さんが出席されたとの証言を得ている」
同日の財政金融委で、民主党の辻泰弘氏は、独自に得た同席者の「証言」を紹介。額賀氏が昨年12月4日、東京・人形町の料亭で、業務上横領容疑で逮捕された軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者、元米国防総省日本部長のジェームズ・アワー氏、守屋氏の3人を含め、宴席を共にしたと指摘した。
「額賀さんが遅れて来たので、宮崎氏らが(席を空けようと)左にずれた」との場面も紹介するなど、「再現ビデオが作れるほど」(民主党国対幹部)証言を集めたという。
民主党が額賀氏の宴席問題にこだわるのは、「同席」の有無を巡る証言が真っ向から食い違うからだ。仮に額賀氏の発言が虚偽だったり、説明で立ち往生したりすれば、辞任問題に火がつき、政権を揺るがす問題に発展する。資料請求によって、山田洋行の航空機材代金の過大請求が明らかになったこともあり、民主党は防衛省絡みの疑惑追及で勢いづく。
小沢代表は「信じられない腐った役所の実態を徹底的に立て直すことが先決ではないか」と述べ、防衛省などを巡る疑惑追及を最優先する方針を鮮明にした。週明けにも参院財政金融委理事懇談会で、額賀氏の同席を証言した守屋氏の参考人招致を求める方針だ。
一方の額賀氏は、財政金融委の答弁で「宮崎氏らとの同席はない」と繰り返し否定。これまで「私的な会合」と明らかにしなかった当日夜の会合についても「家族との会食」と「元防衛施設庁長官を講師に招いた勉強会」と説明した。
だが、額賀氏は説明の中で、防衛産業と防衛族議員を結ぶパイプ役とされる社団法人「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀理事が勉強会に出ていたことも明らかにした。このため、「非常に深いかかわりが実証された」(山岡賢次・国対委員長)と、民主党に新たな追及の糸口を与えた面もある。
2083
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/22(木) 22:18:13
横浜市長が講談社を提訴 「週刊誌記事は名誉棄損」 '07/11/22
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200711220329.html
横浜市の中田宏なかだ・ひろし市長は二十二日、「週刊現代」の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の講談社に約六千二百万円の損害賠償と謝罪広告を求める訴訟を東京地裁に起こした。
中田市長の事務所によると、週刊現代は十一月十日号から三回にわたり、中田市長が「看護学校の生徒らとの合同コンパの席で女性にわいせつ行為をした」「海外視察をサボり遊んでいた」などとする記事を掲載。市長側はこれらの記事について「事実無根の悪質なひぼう中傷で、名誉を著しく傷つけた」と主張している。
中田市長は四日、名誉棄損容疑で週刊現代の発行人や編集人ら四人を東京地検に告訴している。
週刊現代編集部は「自治体の長として反省のかけらもない提訴に憤りを覚える。次号に市長としての資質を問う記事を掲載する」とのコメントを発表した。
2084
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/22(木) 22:27:36
額賀氏問題に困惑する自民党/対テロ法、予算へ影響懸念
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20071120.html
防衛商社「山田洋行」元専務との関係が問題視されていた額賀福志郎財務相に二十日、守屋武昌前防衛事務次官を通じた口利き疑惑が新たに浮上、与党を困惑させている。額賀氏は疑惑を強く否定、与党も表面的には額賀氏を擁護する姿勢だが、野党は国会での証人喚問を視野に攻勢を強める構えだ。
問題が尾を引けば、今国会の最重要課題である対テロ新法案の成立が困難になるばかりでなく、年末の二〇〇八年度予算案編成に悪影響を与えることへの懸念も強まりつつある。「心配だ。次から次へと問題が出てくるようだと、かばいきれなくなる」(公明党幹部)との声すら出始めた。
「額賀氏もまずいところはあったかもしれないが、閣僚である限りは悪口を言わず、守ってやらないといけない」
二十日昼前、国会内で二階俊博総務会長と会った伊吹文明幹事長は、疑惑が相次ぐ額賀氏をかばっていく考えを伝えた。
ただ、与党内の雰囲気は微妙だ。額賀氏は十九日の参院決算委員会で、宴席に同席したとされる問題にようやく一区切りつけたはずだったのに、二十日には口利き疑惑が浮上。
さらに同日の記者会見では、前日否定したばかりの元専務とのゴルフも一転して認めた。山田洋行のパーティー券購入や「お車代」も判明しており「親密だったと指摘されてもやむを得ない」(自民党国対筋)状況だ。
不祥事に絡んで過去に防衛庁長官と経済財政担当相を辞任しており「運のない人」(閣僚経験者)との声も上がっている。
一部では「何と言っても財務相だ。とどまることで審議が行き詰まるのは困る」との交代論もささやかれるほか「問題のある閣僚は代えればいい」(町村派幹部)など、一時は沈静化していた臨時国会後の内閣改造を促す声も出ている。
一方、与党側の慌てぶりをよそに、野党は「防衛省をめぐる問題はもっとある」と徹底追及の姿勢を強めている。衆参両院での証人喚問を実現させ、額賀氏を追い詰める構えで、民主党国対幹部は「額賀氏への問責決議案など考えなくていい。うそをつき通せなくなれば辞めるだろう。追い込めばいい」と自信をのぞかせた。
2085
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/23(金) 16:28:36
鴨下環境相、資産報告漏れ 時価5億円の土地
2007年11月23日11時48分
http://www.asahi.com/national/update/1123/TKY200711220425.html
鴨下環境相が東京都内に本人名義や親族との共有名義で所有する土地約2080平方メートルを、国会議員に提出が義務づけられる資産等報告書に記載していなかったことが分かった。記載漏れは初当選の93年から続き、鴨下氏の事務所は「事務上の行き違いや混乱によるミス」として22日、報告書の訂正を衆院に申し立てた。近隣の公示地価をもとに試算した時価は5億円を超える。記載漏れの土地の一部は92年と93年の2年間、本来は課税される固定資産税が非課税扱いとされていたことも分かった。
朝日新聞が10月に問題を指摘し、鴨下氏の事務所が調査した。鴨下氏は、その後の同月26日に公表された閣僚の資産公開で、これまで記載していなかった1286平方メートルについて公開したが、さらに約795平方メートルの記載漏れが判明した。
登記簿によると、記載漏れだった土地は足立区内の鴨下氏の自宅周辺にある。約700平方メートルは鴨下氏が経営するアパートの敷地で、残りは幼稚園の敷地などだった。近隣の公示地価は1平方メートルあたり20万円台後半から30万円台。アパートは3棟で、所得報告書によると年間千数百万円の不動産収入がある。
記載漏れの理由について鴨下事務所は「93年に初当選した時の資産公開で、衆院事務局が作成した記載要領に『課税対象額がない場合は記入は結構です』との記述があり、この要領に従った。非課税でも記載義務があるとは知らなかった」と説明。これに対し、衆院事務局は「課税か非課税かを問わず、議員の所有地なら報告義務がある。93年の説明文に記載しなくてよいと受け取れる記述があったのは事実だが、古い話で経緯は分からない。その後の記載要領にはこうした記述はない」としている。
また、鴨下事務所によると、92年と93年の2年分のアパート敷地の固定資産税が非課税扱いとされていたという。幼稚園の敷地は鴨下氏がかつて理事長を務めていた運営母体の学校法人に無償で貸しており、固定資産税は非課税扱いとなるが、鴨下氏は91年に幼稚園の敷地の一部にアパートを新築し、この時点でアパートの敷地は課税対象とされるべきだったという。課税漏れについてはすでに5年の時効が成立している。
鴨下事務所は「なぜ、非課税扱いになったのか経緯は分からないが、納付すべきものなら当然、納めたい」としている。
2086
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/23(金) 20:58:36
11/20-12:39--姫井参院議員の住民監査を却下 県監査委
http://www.okanichi.co.jp/20071120123939.html
岡山県監査委員は19日までに、市民オンブズマンつやま(杉山義和代表)が姫井由美子参院議員の県議時代(02〜07年度)の政務調査費で、不当に使った疑いがある事務所費、人件費分の689万9千円を知事が返還措置を講じることを求めた住民監査請求を却下した。 却下理由について、05年度までは監査請求期間を過ぎており、06、07年度は不当としている費用、目的などが具体的に示されていないことから「主観的な理由説明にとどまっており、違法性、不当性の理由とは認められない」としている。
2087
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/26(月) 17:15:38
守屋証言キーマン直撃「逆恨みした2人が仕掛けた」
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_11/t2007112625_all.html
防衛省の守屋武昌前事務次官の証人喚問で急浮上したキーマンがいる。日米の政治家や防衛企業幹部が名を連ねる社団を取り仕切る秋山直紀氏だ。守屋氏が、山田洋行元専務の宮崎元伸容疑者と久間章生元防衛相=写真左=が同席した宴席に「誘った」と名指しし、防衛疑惑の渦中に立たされたが、夕刊フジの取材に秋山氏は「逆恨みした守屋、宮崎両氏が仕掛けた」と真っ向から否定した。
「『宮崎とは付き合わない方がいい』と守屋氏へ助言したが、2人があれほど深い付き合いとは正直、思わなかった」
秋山氏は守屋証言をきっかけに疑惑の矢面に立った事態に困惑を見せた。
秋山氏は石破茂防衛相や久間氏、額賀福志郎財務相=同右=ら防衛省の歴代トップが理事を務めた社団法人「日米平和・文化交流協会」の専務理事を務める。同社団はコーエン元国防長官ら米国防関係者や、三菱重工など防衛企業幹部も理事に名を連ね、宮崎容疑者もかつて理事を務めた。
秋山氏が防衛畑に深くかかわるようになったのは故金丸信自民党元副総裁が防衛族のドンといわれた時代にさかのぼる。「金丸さんと親しい人のカバン持ちをしていた」(秋山氏)のがきっかけという。
佐川急便事件で金丸氏が失脚した後も防衛人脈を引き継ぎ、「陰の実力者」といわれた。
守屋氏とは「課長時代からの長い付き合い」というが、宮崎容疑者とは「3、4年前、役所の紹介で会いたいと言われ、宮崎氏が社団に入った」と説明する。
宮崎容疑者は逮捕前、『サンデー毎日』の取材に答え、秋山氏について、「政治家を呼んで勉強会を開いているが、国内外で企業の装備品を扱うブローカー的存在。山田洋行側に立って私の悪評を流している」と非難していた。
防衛族議員が参加し、日米双方で毎年、ボーイングやロッキードなど米大手企業が兵器のプレゼンテーションを行う社団主催の会議を指してのことだが、秋山氏は「一つの企業に偏らないよう気を使っているぐらいで、企業の仲介などはしない」と反論した。
宮崎容疑者の非難に加え、秋山氏が疑惑の宴席の黒幕かのように指摘した守屋氏証言には、「守屋さんは『大臣と飲むから来ないか』と誘って来るような人ではない。それに“官”との飲みに民間人は絶対入れない」と否定。
「逆恨みから2人がつるんで仕掛けたのではないか」と述べた。
事件の端緒といえる昨年の「日本ミライズ」の立ち上げのときのことだ。「宮崎氏が新会社を社団に入れてほしいと言ってきたので、昨日今日できた会社では難しいと思いながら調べたところ、同社が北朝鮮系のノンバンクから借り入れていることが分かった」と秋山氏。
「いくら何でも防衛機密を扱う企業がと思い、人を通じて守屋さんに『宮崎氏には近づかない方がいい』とアドバイスしたが、結果的に私が妨害したようになり、逆恨みした2人がつるんだのだろう」
宮崎容疑者の横領事件に絡み、東京地検特捜部は永田町にある社団事務所も家宅捜索したとされるが、これについても秋山氏は「捜索は受けておらず、任意の資料提出もない」と否定。政界では「社団にまで捜査が伸びれば、第2のロッキードではすまない」とささやかれているが、真相はまだ解明されていない。
ZAKZAK 2007/11/26
2088
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/26(月) 21:58:50
額賀、守屋両氏の喚問要求 発言食い違いめぐり民主
2007年11月26日 20時30分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007112601000592.html
民主、共産両党は26日の参院財政金融委員会の理事懇談会で、防衛商社元専務との宴席に同席したとする守屋武昌前防衛事務次官の証言を額賀福志郎財務相が否定していることに関し、双方に事実を確認すべきだとして両氏の証人喚問を求めた。
与党側は喚問に反対を表明して退席。峰崎直樹委員長(民主党)は証人喚問の議決ができるよう職権で27日の理事会と委員会の開催を決めたが、あくまで全会一致を目指して与党側に呼び掛ける考えだ。
理事懇では自民党が「額賀氏が宴席に出席したと民主党に証言した人物をまず明らかにすべきだ」と主張し、民主党は「両氏を喚問すれば分かる」と反論。共産党は両氏に加え、額賀氏が当時、別の場所で一緒だったという「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀専務理事の喚問も求めた。
(共同)
2089
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/26(月) 22:05:00
2007/11/26-20:56 大野副長官が政治資金パーティー=「就任前から準備」と説明
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2007112600859
大野松茂官房副長官は26日夜、都内のホテルで支援者ら数百人を集めた政治資金パーティーを開いた。パーティー券は1枚2万円だったという。閣僚と副大臣、政務官を対象とした「大臣規範」は政治資金パーティーについて、「国民の疑惑を招きかねないような大規模なものの開催は自粛する」と定めている。
大野副長官はあいさつで「まさか官房副長官を拝命するとは夢にも思わず、(就任した8月より前の)夏ごろから準備していた」と説明。来賓として出席した自民党の伊吹文明幹事長も「(大臣規範の)趣旨は、職務の権限を利用して大勢を集めてはいけないということだ。みなさんは大野さんが好きで集まっており、違反にはならない」と述べた。
2090
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/27(火) 21:03:07
額賀問題 与野党攻防は「泥仕合の様相」 (1/2ページ)
2007.11.27 19:52
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071127/stt0711271952015-n1.htm
額賀福志郎財務相の守屋武昌前事務次官らとの宴席同席疑惑をめぐり、自民党は27日、宴席の夜の額賀氏のスケジュールや証拠写真の公開に踏み切った。自民党は「これで額賀氏の潔白が証明できた」(幹部)と反転攻勢をかける構えだが、民主党は守屋氏から情報提供があったことを暴露した上で、参院財政金融委員会で額賀、守屋両氏の証人喚問を決定。自民、民主両党の攻防は“泥仕合”の様相を帯びてきた。
自民党国対幹部は27日朝、国会内の一室で、額賀氏が昨年12月4日に出席した防衛関係の勉強会のCD−ROMを顧問弁護士から受け取り、再生スイッチを押した。
13分後…。「いま額賀先生がご到着されました…」「遅くなりました」。間違いなく額賀氏の声だった。国対幹部はニヤリと笑い、「これならいける」とつぶやいた。
27日午後2時、国会内の自民党会見室に現れた大島理森国対委員長は自信たっぷりに事実関係を報告し、「額賀氏が宴席に列席したことはありえない」と断言。「国会法119条は各議院で無礼の言を用い、他人の私生活にわたる言論をしてはならないと定めている。民主党は偽メール事件の反省と教訓から検証チームが立派な報告書を作ったではないか」と、永田寿康元衆院議員(民主)を議員辞職に追い込んだ昨年の偽メール事件を皮肉った。
自民党側は「これで国会の流れは変わった」「民主党はさぞ困っているだろう」と意気上がったが、喜びはつかの間だった。
民主党は「アリバイに信憑(しんぴよう)性はない」(山岡賢次国対委員長)などと強気を崩さず、参院財政金融委員会は、自民、公明両党の反対を押し切って額賀、守屋両氏の証人喚問を強引に決めた。
これには大島氏も「これだけ証拠を挙げて対応しているのに、あまりに理不尽ではないか。国会は法廷じゃないんだ!」と激高した。自民党からは報復として、額賀氏を追及した民主党の辻泰弘参院議員や小沢一郎代表らの衆院での証人喚問まで取りざたされている。
額賀氏は27日夜、財務省で記者団に「私には客観的に証言してくれる人がたくさんいるので分かってくれると思う」と語った。
2091
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/28(水) 05:48:30
報酬目的争点に
小林氏派選挙違反 私設秘書に1年6月求刑 讀賣神奈川
今年7月の参院選神奈川選挙区で当選した自民党の小林温・前参院議員(辞職)派幹部の選挙違反事件で、公選法違反(日当買収)の罪に問われた、出納責任者の私設秘書鈴木美香(33)と党県連職員山口聡(34)の2被告の論告求刑が27日、横浜地裁(栗田健一裁判長)であった。検察側は「年金問題で逆風が吹く不利な情勢を犯罪行為で挽回(ばんかい)しようとした。民主政治を脅かす重大犯罪」として、鈴木被告に懲役1年6月、山口被告に懲役1年2月をそれぞれ求刑した。判決は12月4日に言い渡される。
公判では、アルバイトの学生らが受け取った現金が、ビラ配りなど選挙運動に対する報酬か、公選法で認められている労務に対する報酬かが争点になっている。
検察側は論告で、遊説準備をする「設営隊」の学生らの活動について、「遊説場所の確保にセンスが必要。単純な労務ではなく、選挙運動にあたる」と指摘した。
さらに、4月の選挙打ち合わせで、小林氏が「若さをアピールする選挙運動をしたい。県連の学生部に声をかけて」と指示したことを挙げ、学生らがビラ配りなどの選挙運動に動員されることは、「陣営の共通認識」と主張した。
「設営隊の活動内容を知らなかった」とする鈴木被告の供述は信用できないとした。
山口被告については、連座制適用の対象となる「組織的選挙運動管理者」として遊説・設営部門を統括し、「学生らに口止めしており、違法性を認識していた」と指摘した。
これに対して、弁護側は、検察側の主張を「公選法を拡大解釈した暴論で、国民の政治参加を委縮させる。選挙の実態を知らない」と非難した。
また、小林氏陣営は設営隊と別に、ボランティアで組織された「ビラ配り隊」があり、学生部からの参加が3人だった点を挙げ、「小林氏の『若さをアピール』という言葉をとらえ、実態とかけ離れたストーリーに固執している」と反論した。
その上で「鈴木被告は設営隊の実態を知らず、故意はない。ビラ配りは仕事全体のごく一部で、刑事罰を受けるほどの違法性はない」と無罪を主張した。
鈴木被告は最終意見陳述で「私は隠したり、ウソをついたりしていない。証拠で判断してほしい」と涙声で訴えた。
起訴状によると、2被告は7月29日〜8月1日、大学生ら20〜40歳の男女24人に、選挙運動の報酬として、1人1〜12万円の計152万円を渡した。
(2007年11月28日 読売新聞)
2092
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/28(水) 08:02:02
防衛利権 政界ルート視野に捜査 守屋氏28日にも逮捕
2007年11月28日06時01分
http://www.asahi.com/national/update/1127/TKY200711270394.html
守屋武昌・前防衛事務次官(63)への多額のゴルフ接待を収賄の疑いで捜査している東京地検特捜部が、防衛省関係者らに対する任意の事情聴取で、防衛とつながりが深い国会議員らによる受注業者への便宜供与の有無などについて情報収集を始めたことが関係者の話でわかった。特捜部は今後、防衛利権の全体像を解明するため、政界ルートも視野に入れた捜査を展開する見通しとなった。特捜部は捜査態勢を検事30人近くに増強しており、28日にも守屋前次官を収賄容疑で逮捕する方針。接待に同行した前次官の妻からも事情を聴くとみられる。
守屋前次官は、軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)=業務上横領容疑などで逮捕=らから、過去5年間で約500万円のゴルフ接待を受けていた。特捜部は13日から、前次官が接待の見返りに宮崎元専務側に便宜供与していた事実はないかなどを調べるため、防衛省の現役職員やOBに対し、参考人としての一斉聴取を行っている。
関係者によると、一部の防衛省幹部に対する事情聴取では、守屋前次官と宮崎元専務の関係とは別に、防衛とつながりが深い国会議員らが装備品納入などをめぐってどのような発言をしたかについても聴かれ、議員らによる受注業者側への便宜供与の有無を確認する調べが行われたという。
特捜部は一連の捜査の中で、守屋前次官など官僚だけでなく、防衛族議員と軍需産業の関係についても注目しているとみられる。今後、前次官に対する捜査と並行し、議員関連の調べも進められる見通しとなった。
特捜部はこれまでにも、宮崎元専務の業務上横領容疑などの関連先として、有力な防衛族議員らが理事を務める社団法人「日米平和・文化交流協会」の事務所を捜索し、押収資料の分析を続けている。同協会では、元専務も昨年まで理事を務めていた。
特捜部は26日までに、東京地検の他の部や東京高検管内の他地検から10人以上の応援検事を得て捜査態勢を増強。現在は30人近くの検事が防衛省に絡む捜査に投入されているという。
守屋前次官に対する多額のゴルフ接待については、宮崎元専務側が宿泊費や交通費も負担し、1回あたりの利益供与額が数十万円に上った北海道などへのゴルフ旅行のわいろ性が強いと判断。接待に同行した山田洋行元役員室長の今治友成容疑者(57)=有印私文書偽造・同行使容疑で逮捕=が特捜部の調べに、防衛装備品の受注などで優位に取りはからってもらいたいなどの趣旨でゴルフ接待していたと供述したことなどから、前次官による収賄の疑いが強いとみている模様だ。
2093
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/28(水) 08:03:40
守屋氏、きょう強制捜査 山田洋行から妻の口座に200万円
2007年11月28日 朝刊
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007112802067927.html
防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)の米国現地法人「ヤマダインターナショナルコーポレーション」(ワシントン)の口座から2004年、守屋武昌・前防衛事務次官(63)の妻の口座に現金200万円が振り込まれていたことが27日、関係者の話で明らかになった。山田洋行の元専務宮崎元伸容疑者(69)=業務上横領容疑などで逮捕=の指示で、同法人社長だった秋山収容疑者(70)=同=が振り込んだという。100万円を超える守屋氏側への資金提供が明らかになったのは初めて。
東京地検特捜部は、この200万円の趣旨の解明を進めるとともに、他に現金提供がないか調べを続けるとみられる。
一方、特捜部は、守屋氏が宮崎容疑者から受けていた接待のうち約400万円に上る丸抱えのゴルフ旅行が、守屋氏から防衛装備品受注などで便宜を引き出そうとしたわいろだったとの見方を強め、収賄容疑で28日に強制捜査に乗り出す方針を固めたもようだ。
参院は27日夜、守屋氏の証人喚問を来月3日に行うことを議決したが、検察当局は「拘置所に議員が出張しての喚問も可能だ」(検察幹部)として、3回目の喚問を待たずに強制捜査に踏み切ることで意思統一を図ったとみられる。
山田洋行の元役員室長今治友成容疑者(57)=有印私文書偽造・同行使容疑で逮捕=から「防衛装備品の受注で有利な取り計らいを受けたいと守屋氏を接待した」との供述を得たことから、特捜部は広範な職務権限を持つ防衛官僚トップからの見返りを期待したわいろだったと判断、守屋氏の立件が可能と判断したとみられる。
関係者によると、守屋氏は約11年前から宮崎容疑者とゴルフを始め、4月末までに計300回以上のゴルフ接待を受けていた。守屋氏夫妻は北海道や九州にもゴルフ旅行に行き、1回あたり約30万円の費用を宮崎容疑者が負担していた。
2094
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/29(木) 00:55:39
額賀氏問題で自・民激突/「物証」対「証言」
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20071127.html
額賀福志郎財務相の宴席問題をめぐり自民党と民主党が二十七日、正面から激突した。写真や録音データという「物証」を提示し同席を否定する自民党に対し、民主党は守屋武昌前防衛事務次官の証言を盾に額賀氏の“アリバイ工作”を主張。さらに国会では額賀、守屋両氏の証人喚問の議決に踏み切り、攻防は泥仕合の様相も呈してきた。
「十二月四日(の宴席)に列席したことはあり得ないと判断した」。自民党の大島理森国対委員長は二十七日、二度にわたって記者会見し、自信たっぷりに額賀氏の同席を否定した。
会合に出席したジェームズ・アワー元米国防総省日本部長から「額賀氏は出席していない」との証言を得たことを明らかにし、額賀氏が家族らとの夕食会で撮影した日付と時刻入りの写真、その後に出席した勉強会の録音記録など“アリバイ”を裏付ける「物証」を記者団に提示。民主党が昨年の偽メール問題後に反省点をまとめた報告書を読み上げ「立派な内容だ」と皮肉った。
民主党が昨年春の「偽メール事件」で代表辞任に追い込まれるなど大きなダメージを受けたことを念頭に、「ねじれ国会」で苦慮する国会運営を打開したいとの思惑も透けて見える。
一方の民主党。山岡賢次国対委員長は会見で、民主党の情報源が守屋氏であることを公表し、自民党の主張を「アリバイ作りとの感触」「数字に信ぴょう性はない」と厳しく批判した。参院財政金融委員会では事実上、野党だけで証人喚問を決めた。
強気一辺倒の民主党に対し、ほかの野党には懸念も付きまとう。二十七日の野党四党国対委員長会談では、三党から口々に「二の舞いになることはないか」と念を押された。
しかし民主党は今回、偽メール事件の失敗を教訓に、巧妙に“リスク回避”の道をつくっていた。すべて守屋氏の発言を根拠としており、仮に額賀氏の言い分が正しければ「守屋氏が間違えていた」と弁解できるとの計算がある。
それでも守屋氏が発言を変えれば民主党への打撃は必至。国対関係者は「早く宴席問題から防衛省汚職の構造的問題に論点を戻さなければ自民党の思うつぼだ」と指摘する。
参院で野党が衆院議員の額賀氏の証人喚問を決めた影響も小さくない。衆院議員の場合は衆院が先に喚問するのが慣例だったからだ。
自民党役員連絡会に民主党の方針が伝わると「あしき先例になる」と批判が噴出。自民党幹部は、民主党の小沢一郎代表が山田洋行から献金を受けていたことを念頭に「向こうがやるなら、こっちもやらざるを得ない」とつぶやいた。
2095
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/29(木) 01:02:49
自民:民主・辻議員の参考人招致を要求 財務相追及で
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071129k0000m010097000c.html
自民党の鈴木政二参院国対委員長は28日、民主党の簗瀬進参院国対委員長と国会内で会談し、辻泰弘参院議員(民主)を参院財政金融委員会に参考人招致するよう強く求めた。辻氏は22日の同委員会で、防衛専門商社「山田洋行」元専務との宴席同席疑惑をめぐり額賀福志郎財務相を追及。宴席の日時や場所を具体的に指摘し質問したことから、辻氏の参考人招致でその根拠を明らかにさせる狙いがある。民主党は拒否する方針だ。
一方、宴席同席疑惑にからみ前防衛事務次官の守屋武昌容疑者と額賀氏の証人喚問を議決した同委員会の峰崎直樹委員長は28日、12月3日予定の証人喚問について、額賀氏単独でも実施する方針を記者団に表明した。【山田夢留】
毎日新聞 2007年11月28日 21時51分
2096
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/29(木) 05:40:17
「単純収賄は成立する」守屋前防衛次官、逮捕前に語る
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071129itw1.htm?from=top
収賄容疑で逮捕された前防衛次官の守屋武昌容疑者(63)は今月17日と24日、自宅で計約7時間、読売新聞の単独取材に応じた。金銭受領や宮崎容疑者への便宜供与を否定する一方、接待については「単純収賄は成立する。脇が甘かった」と逮捕を覚悟した様子で、時折、目に涙を浮かべた。
――宮崎容疑者が見返りを期待せずに接待を繰り返していると思ったのか。
「そういうことは一切、言わない男だった」
――便宜供与は。
「求められなかったし、(自分も)そういうことはしていない。そんなことをやったら関係は続かない」
――逮捕は覚悟しているのか。
「嫌だけど逃げられない。(便宜供与を)しなくても、ゴルフだけで単純収賄は成立するんだもん。脇が甘かった」「いつ来るか、いつ来るかって。国家権力ってこんなにすごいのかと思う。(私は)本当に無力だよ」
――証人喚問で、宮崎容疑者との宴席に同席した政治家として、額賀財務相、久間章生・元防衛相の名前を出した理由は。
「『(記憶が)間違っていることもある』『ご迷惑をかけたくない』と言ってきた。でも、『言え』って話だから。(額賀財務相らが)『行っていない』って言うから、間違っていたんじゃないかと今度は不安になった」
【接待攻勢】
――いつごろから宮崎元伸容疑者と親しくなったか。
「やっぱりゴルフをやって、5、6時間一緒に過ごすようになってからね。防衛政策課長になって個室になった途端に、外の景色がわからなくなった。そういう中でやっていると、今まで感じたことのないストレスが出てくる。そういう時に、宮崎さんから『やっぱりゴルフやるといいですよ』と言われた」
――夫婦でプレーするようになったのはいつから。
「1年ほど一緒にゴルフをやった後。夫婦でやり始めたら面白くなり、集中してやった。練習場で教えてもらった後、宮崎さんの家で飯を食ったりした」
――抵抗感はなかったか。
「当時は、まだおおらかな時だったから」
――仕事の話をしたか。
「(ゴルフが)続いたのは、宮崎さんがそういうことをあからさまには一切、出さなかったから。だから今回初めてオープンになった」
――宮崎容疑者の相談に乗っていないのか。
「次官の勤務形態で、相談に乗る時間なんて一切ない。ゴルフの時だってそんな話はしない。行きも帰りも車の中は寝てるしさ」
――山田洋行側から金品の提供もあったのでは。
「ありません」
【不可解な投資】
――なぜ、部下だった河村延樹・前防衛政策課長に4500万円を貸したのか。
「自宅を買うため借金をした。その後、仙台の山が売れ、借金を返すまで余裕がある時に、『増やしてあげますよ。貸して下さい』と言われた」
――河村前課長から何と言われたか。
「彼は『必ず増やしてあげます』と言っていた。最初2500万円貸して、さらに2000万円を振り込んだら、1週間もしないうちに、『あの金は返せなくなりました』って言ってきた。自分がバカだと思ったな。兄弟とか女房にバカみたいに言われちゃってさ」
【迫る捜査】
――逮捕されるいわれはないと思っているのでは。
「いわれはないけど、選べる話じゃない。僕のことは全部洗われているから」「逃げ場はないんだから。ずーっと待ちの姿勢だからさ」
(2007年11月29日3時4分 読売新聞)
2097
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/29(木) 08:11:46
証人喚問、攻防激化 衆院で“報復”自民の牽制 強気崩さぬ民主
11月29日8時1分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071129-00000112-san-pol
前防衛事務次官の守屋武昌容疑者が収賄容疑で東京地検に逮捕されたことを受け、参院財政金融委員会が12月3日に予定する守屋容疑者と額賀福志郎財務相の証人喚問をめぐる与野党の駆け引きが激化している。自民党は衆院での“報復喚問”をにおわせて牽制(けんせい)するが、野党は強気を崩さず、証人喚問を契機に福田政権にさらなる揺さぶりをかける構えだ。
「私は自民党史上でもっとも悲しい幹事長だ。参院で第二党になり、議長と議運委員長を奪われると、あらゆることが思い通りにいかない…」
自民党の伊吹文明幹事長は28日都内で講演し、こうこぼした。参院野党が27日夜に証人喚問を強硬に決定したことはこれほど与党に衝撃だったのだ。
証人喚問は全会一致が慣例で、議決による決定は初めて。参院での現職閣僚の喚問は昭和25年の大橋武夫法務総裁以来。宴席の出欠をめぐる喚問は過去に例がない。
自民党の大島理森国対委員長は前日に続いて28日も国会内で記者会見を開き、民主党が額賀氏出席を指摘する昨年12月4日の日本橋・濱田家の宴席の出席者8人のうち、山田洋行元専務の宮崎元伸容疑者と守屋容疑者をのぞく6人から「額賀氏不在」の証言を得たことを明らかにした。
参院自民、公明両党は喚問への欠席を決め、28日の参院財政金融委員会に額賀氏を追及した辻泰弘参院議員(民主)の参考人招致を要求。ある衆院常任委員長は「こうなれば民主党の小沢一郎代表も江田五月参院議長も衆院で喚問してやる」と息巻いた。いずれも民主党への牽制が狙いだ。
ただ、自民党執行部では、喚問見送りにいちるの望みをかけ、「2〜3日様子を見よう」という声が強い。衆参で喚問合戦となる可能性があり、公明党が「あまり泥仕合になるようなことはしない方がいい」(北側一雄幹事長)と難色を示しているためだ。
一方、民主党は強気を崩さない。輿石東参院議員会長は「防衛省の一連の疑惑解明が最優先緊急課題だ」、簗瀬進参院国対委員長は「国民の期待に応えて国政調査権を的確に発動することが政党の責務だ」と気勢を上げた。ここまで強気なのは、額賀氏の宴席出席を民主党に暴露したのは守屋容疑者であり、報道各社にも宴席の様子を克明に証言しているからだ。証人喚問をやめると、逆に与党から「第2の偽メール事件ではないか」と攻撃される恐れもある。
また、逮捕・拘留中の容疑者に対し、国会が地裁に解除請求し、拘置所内で尋問する方法もある。民主党は守屋容疑者の早期の出張尋問を求めていく方針だ。ある民主党幹部は「最終的に守屋容疑者がウソをついたことになるかもしれないが、それはそれで仕方がない」とうそぶいた。
2098
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/29(木) 08:35:39
策めぐらし君臨、転落 守屋前次官
2007年11月29日 07時11分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007112990071143.html
収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕された前防衛事務次官の守屋武昌容疑者は、「省」昇格前の防衛庁をめぐる不祥事を巧みに利用し、“焼け太り”した。権力の階段を上るきっかけとなったのは、一九九八年に明るみに出た調達実施本部の背任事件だった。
当時、守屋容疑者は防衛施設庁施設部長。事件で更迭された官房長の後釜に指名され、周囲から「三階級特進だ」と驚きの目でみられたが、布石は打っていた。
九六年、内閣審議官として沖縄特別行動委員会(SACO)にかかわり、沖縄振興策をまとめて建設利権に強い当時の自民党橋本派に食い込んだ。官房長への抜てきは橋本派の防衛庁長官だった額賀福志郎氏(現財務相)の“引っ張り”といわれた。
二〇〇二年に発覚した情報公開請求者の個人情報リストの作成問題。「この責任は誰がとるんだ」。防衛局長になっていた守屋容疑者は会議で、国会混乱の責任は官房長の柳沢協二氏(現内閣官房副長官補)にあると主張した。
柳沢氏は更迭され次官レースから消えた。「守屋はずばり本質を突く。誰も逆らえなかった」と防衛庁OB。
柳沢氏の部下だった課長は、後に守屋派と呼ばれる人物。必要な情報は柳沢氏に上がらなかった。
翌年、事務次官だった伊藤康成氏の勇退を前に地震が発生。対策会議に防衛施設庁長官だった嶋口武彦氏が酒に酔って出席した事実が週刊誌に書かれたことを理由に、首相官邸は伊藤氏が推す嶋口氏の次官就任を認めなかった。
この晩、守屋容疑者は防衛庁近くの料亭でやはり酒を飲んで会議に出席したが、腹心の部下が週刊誌に話したのは嶋口氏の飲酒だけだった。
次々にライバルを蹴(け)落とし、守屋容疑者は〇三年、事務次官に就任。二年後、防衛施設庁長官の山中昭栄氏の次官就任が確実視されていた。ところが、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、意見の合わない山中氏を次官室に呼び出した守屋容疑者は「大臣(大野功統防衛庁長官)の意向だ。辞めてくれ」と通告した。
今年三月の定年退官前には、「では、誰が次官をやるんだ」と繰り返し、定年延長を実現させた。
謀略の果てに次官になり、延命工作が効いた四年間の長期政権。今年一月には省への昇格が実現した。
首相官邸で開かれた最初の全省庁次官会議で、守屋容疑者は末席から省にふさわしい上席に移った。「防衛省の事務次官」。入庁以来の夢は晩年になって果たされた。
(編集委員・半田滋)
■幸子容疑者 夫を『坊や』扱い
夫とともに、収賄の身分なき共犯の疑いで逮捕された守屋幸子容疑者は、旧防衛庁で事務次官の秘書をしていた時、守屋容疑者に見初められ結婚した。守屋容疑者を「坊や」と呼ぶこともあったといい、“剛腕次官”といわれた夫に劣らぬ存在感があった。
関係者の話では、幸子容疑者はかなりのゴルフの腕前で守屋容疑者以上に熱心だったという。明るく快活な性格で、ゴルフ接待の際に使ったという偽名「松本明子」は、「明るい人だから」との理由で宮崎容疑者が名付けたとされる。
宮崎容疑者はこうした妻の存在に早くから着目。ゴルフや飲食の接待に加え、海外土産などの贈り物攻勢で信頼を得て夫妻を取り込んでいった。
十月の衆院証人喚問で守屋容疑者は、宮崎容疑者から妻の分も合わせてゴルフセットをもらっていたと証言。「赤坂のカラオケクラブに連れて行かれたと言っていた」と述べ、妻への接待があったことも認めた。
防衛省幹部職員の妻たちでつくる親睦(しんぼく)団体「美鳩会(みはとかい)」でも、次官の妻として取り仕切っていたという。
2099
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/29(木) 17:43:03
守屋前次官、詳細に日記 会合の相手・内容も判明か
2007年11月29日15時06分
http://www.asahi.com/national/update/1129/TKY200711290210.html
防衛省の装備品納入に絡んで東京地検特捜部に収賄容疑で逮捕された前防衛事務次官の守屋武昌容疑者(63)が、防衛省在職中に面会した相手や会合の同席者、やりとりなどの詳細な内容を長年にわたって日記に記していたことが防衛省関係者の話で分かった。守屋前次官は証人喚問では、この日記を元に額賀財務相と久間章生衆院議員が軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)=贈賄容疑で再逮捕=との宴席に同席していたことなどを証言したとみられ、「守屋日記」が政界ルートを含む疑惑解明につながる可能性がある。
防衛省関係者によると、守屋前次官は10年以上前から毎日、日記をつける習慣があった。勤務時間中の来客だけでなく、業者や政治家らとの会合の内容なども細かく記録していたという。
守屋前次官は、10月29日と今月15日の衆参両議院における証人喚問を前に、あらかじめ過去の日記を読み直して確認したうえで証言したものとみられる。
防衛省関係者は「(守屋前次官が)誰と会ったか(日記に)整理しているのを何度も見たことがある。証人喚問前も当時の日記を見ているはず。日記を見れば日時や店の名前も分かる」と話す。
守屋前次官は15日の参院外交防衛委員会における証人喚問で、元米国防総省日本部長のジェームズ・アワー氏を囲む宴席について「はっきり覚えており、アワー氏が来日したとき神田の料亭だったと思うが、宮崎さんが来て、それから額賀先生が来て最初に帰った」と語った。
民主党は、会合の出席者や逮捕前の守屋前次官への電話での聞き取り調査から、会合は昨年12月4日、東京・人形町の料亭で額賀氏と守屋、宮崎両容疑者、アワー氏らが宴席を囲んだと指摘。そのうえで、守屋前次官が「額賀氏が遅れてきて、(私が)席を譲った」と宴席での席順についても言及していることを明らかにしている。
一方、額賀氏は宮崎容疑者との会合について「宴席を共にしたことはない」と全面的に否定。自民党の大島理森国対委員長は昨年12月4日の額賀氏の「アリバイ」を示す写真などを公開し、「額賀氏が参加、列席したことはあり得ない」と主張し、真っ向から対立している。
来月3日の参院財政金融委員会では額賀氏と守屋前次官の証人喚問が予定されていたが、守屋前次官の逮捕で喚問は額賀氏だけとなる。ただ、東京地検特捜部は守屋前次官への出張尋問に協力する方向だ。守屋日記の存在は、食い違っている双方の主張の真偽だけでなく、政界ルートを含めた防衛利権をめぐる疑惑解明につながる可能性がある。
2100
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/29(木) 17:47:00
「女の直感で『よろしくない』と思った」 小池元防衛相
2007年11月29日15時18分
http://www.asahi.com/politics/update/1129/JJT200711290007.html
自民党の小池百合子元防衛相は29日、名古屋市内で開かれた内外情勢調査会で講演し、収賄容疑で逮捕された守屋武昌前防衛事務次官について「(大臣在任中に)女の直感で『これはよろしくない』と思った。(約4年も同じ次官の)キャップのふたがあれば組織にガスが充満する」と述べ、守屋容疑者が次官として長期間在任したことが問題だったとの見解を示した。(時事)
2101
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/29(木) 18:04:08
守屋前防衛次官逮捕/妻も共犯、異例の逮捕
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2007/1128.html
前防衛事務次官守屋武昌容疑者(63)が二十八日、十二回のゴルフ接待約三百八十九万円分の収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕された。リクルートや旧大蔵省の事件など過去にも接待汚職は摘発されたが、長期間に繰り返された接待は贈賄側の狙いが不明確になり、捜査では趣旨の立証が鍵だ。特捜部は山田洋行元専務宮崎元伸容疑者(69)の接待に同席した守屋容疑者の妻の責任も「身分なき共犯」として問う異例の手段で切り込んだ。
▽自信
「守屋の妻だということで宮崎は接待をした。奥さんもそのことを分かっている」。検察幹部は幸子容疑者(56)を逮捕した理由をこう説く。
「夫婦が生計を同じくするわけだから、奥さんの利益は守屋の利益で、すなわちわいろ。以前は学説が分かれていたが、判例もある」とこの幹部は言い切るが、一方で「奥さんを責めるのは作戦だ。守屋容疑者にとって弱い部分といえる」との指摘もある。
わいろ額の面では「単純に平均すれば一回三十万円を超す接待。友人関係の延長という弁解は受け入れられまい」(法務検察幹部)。だが、やっかいなのがわいろの趣旨。「今回は接待が多すぎ、証明がしづらいだろう」と検察関係者。一連の宮崎容疑者側の防衛装備品受注歴と関係者の話を突き合わせて便宜供与を浮かび上がらせる、手のかかる立証を強いられそうだという。
▽危惧
一方、特捜部に逮捕された人が相次いで本を出すなどして捜査批判をするようになり「最強の捜査機関」と言われる特捜部への冷ややかな空気もじわりと広がっている。
その一人で、外務省関連機関の背任事件で起訴休職中の外務事務官佐藤優被告は「私の事件が外務省の反鈴木(宗男)派に依拠したように、山田洋行の内紛を利用した捜査だろうが、危ない手法だ。国民の利益からみると、協力者側の悪事が暴かれない恐れがある」と危惧(きぐ)する。
「米ゼネラル・エレクトリック(GE)の事件への関与が明らかになれば、米国内でも大事件になり得る。守屋さんが『一人で地獄に行くのは嫌だ』と全部話せばどうなるか。特捜部は国策捜査のつもりが『変なものに当たった』と思い始めているのでは」
▽焦点
「おれは防衛省に見捨てられ、一人で戦っている」。民主党衆院議員は、逮捕前に守屋容疑者が漏らしたひと言を聞き逃さなかった。額賀福志郎財務相の宴席出席問題で事実関係を確認した際の言葉だ。民主党は守屋容疑者から与党議員についての「爆弾供述」が飛び出す期待を隠さない。
参院では二十八日、新テロ対策特別措置法案が審議入りした。守屋容疑者から宮崎容疑者らとの宴席に同席したと名指しされた久間章生元防衛相は心臓手術で入院中。自民党では「騒ぎが収まるまで入院していてほしい」(参院幹部)との声が漏れるものの、入院が長引けば疑惑の目が強まりかねないジレンマを抱える。
次の焦点に取りざたされているのは、防衛関連の社団法人「日米平和・文化交流協会」(東京)の秋山直紀専務理事と与野党の国防関係議員との関係。同協会は今月十三日、特捜部から長時間の家宅捜索を受けた。
秋山氏は与野党の国防族を引き連れワシントンのシンクタンクや軍需企業を訪れており、資金源の不透明さに対する指摘が少なくない。
「民主党に飛び火するかもしれない」とけん制する自民党国防族議員も。特捜部の「次の一手」に永田町の緊張が高まっている。
2102
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/30(金) 00:05:04
共産党、証人喚問に賛成「間違いだった」
2007年11月29日22時42分
http://www.asahi.com/politics/update/1129/TKY200711290328.html
共産党の穀田恵二国会対策委員長は29日、国会内で記者会見し、与党欠席で議決した額賀財務相と守屋前防衛事務次官の証人喚問に賛成したことについて「間違いだった。全会一致を貫くべきで、採決を棄権し退席すべきだった」と述べた。そのうえで穀田氏は「喚問が必要だということは一貫している。議決後に守屋氏が逮捕されるという事態の変化を踏まえ、証人喚問のやり方を再検討すべきだ」と語り、全会一致で議決し直すべきだとの考えを示した。
また、志位委員長はその後にあった定例会見で「(証人喚問は)一貫して全会一致でやってきた。国会のルールや慣例をたがえる横暴は反対する。棄権がベストの選択だった」と、採決に加わるべきでなかったとした理由を説明した。ただ、12月3日の喚問への対応については「議決自体を無効だというつもりはない。証人喚問をボイコットする態度はとらない」と述べ、出席する考えを示した。
穀田氏は緊急に会見した経緯について「党指導部からの指摘を受け、こういう会見をしている」と説明した。
一方、国民新党の亀井久興幹事長は28日の記者会見で、「証人喚問を多数決で決めることを当たり前のように実行されると、大変な事態が生じる恐れがある。恐怖政治のスタートになりはしないか」と証人喚問の強行に疑問を呈した。
2103
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/30(金) 10:07:49
山田洋行、防衛族団体に1億円か 協力費支出の文書
2007年11月30日06時12分
http://www.asahi.com/national/update/1129/TKY200711290368.html
軍需専門商社「山田洋行」が、旧陸軍の毒ガス弾処理事業の下請け受注などにからんで、社団法人「日米平和・文化交流協会」常勤理事を務める秋山直紀氏が関係する米国の団体に対し、関係会社を通じて業務協力費として計90万ドル(約1億円)を支出したとする文書を朝日新聞社は29日までに入手した。事情を知る山田洋行関係者は「社内で作成された文書」と話している。
東京地検特捜部は、山田洋行元専務の宮崎元伸容疑者(69)=前防衛事務次官の守屋武昌容疑者(63)らに対する贈賄容疑で再逮捕=の業務上横領などの容疑に関連して、元専務が昨年まで理事を務めた同協会の事務所を捜索している。特捜部は、有力な防衛族議員らが理事を務めてきた協会をめぐる資金の流れなどにも注目しているとみられる。秋山氏は朝日新聞記者の取材に対し、この支払いについて文書で「なし」と回答。山田洋行にも文書で質問したが、回答はなかった。
防衛省などによると、福岡県苅田町(かんだまち)の苅田港の海底で00年、毒ガス弾が見つかった。第1期(04年度)、第2期(05年度)の処理事業は防衛庁(当時)が所管。06年度の第3期以降は国交省が引き継ぎ、現在は第4期事業が継続している。
03年11月に一般競争入札が行われ、山田洋行は引き揚げ作業にかかわる米国人の潜水士を手配するための代理店として、事業を落札した大手鉄鋼メーカーの下請けに入った。だが、第2期の途中で契約は打ち切られた。
朝日新聞社が入手した文書には「秘」の表示があり、「対象事案 苅田港化学兵器処理」とある。山田洋行関係者によると苅田港の毒ガス弾処理事業を示すという。
文書は、第1期・第2期工事をあわせて「当社売上 約18億円」「粗利 約5.6億円」としたうえで、「安全保障研究所への対価 US$1000000」と記載している。安保研は、秋山氏が所長を務める任意団体。文書はこの100万ドル(03〜04年ごろのレートで約1億1000万円)を、下請け受注に絡む「業務協力費」として山田洋行が関係する米国法人を通じ、安保研の米国の関連団体へ支払いを行うこととなっていたと記している。
ただし、内訳として計60万ドル(約6600万円)は「支払い済み」とある一方、残る40万ドル(約4400万円)は「宮崎氏個人口座へ流失」したため「未処理」とされている。
文書はさらに、契約打ち切り後の第3期(06年度)についても記載。安保研への対価は30万ドル(06〜07年ごろのレートで約3500万円)とし、全額を「支払い済み」と記している。文書上は総額130万ドルの支払いが計画され、計90万ドルを支出したことになる。
山田洋行関係者によると、同社は契約打ち切り後、利益を確保するため、元請けの大手鉄鋼メーカーの別の事業に参入することを計画し、06年夏ごろ、日米平和・文化交流協会に口利きを依頼した。このメーカーは06年12月、別の取引をめぐっての「協力手数料」を山田洋行に支払ったとされる。取材に対し、秋山氏はこの口利き依頼も否定している。
秋山氏は日米の軍需産業と政界を結ぶパイプ役とされる。同協会の理事には久間章生・元防衛相らが名を連ね、過去には額賀福志郎財務相や石破茂・防衛相も理事を務めた。安保研は、日米の国防族議員を集めて「日米安全保障戦略会議」を開催している「安全保障議員協議会」と実質的に同一の団体だという。
2104
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/30(金) 10:09:49
「日記、すべて焼却」 「日記、すべて焼却」 “メモ魔”の守屋前次官
http://www.47news.jp/CN/200711/CN2007113001000082.html
前防衛次官汚職事件で、防衛商社「山田洋行」元専務宮崎元伸容疑者(69)=贈賄容疑で再逮捕=からの収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕された前次官守屋武昌容疑者(63)は、30日までの共同通信の取材に「日記などの記録は退任時にすべて焼却した」と話した。
取材したのは逮捕前の23日。“メモ魔”と呼ばれるほど面会者や会話内容を詳細に日記に記録していた守屋容疑者が、ゴルフ接待疑惑浮上後に廃棄していれば、証拠隠滅の疑いもある。
守屋容疑者の日記などは、自衛隊装備品をめぐる収賄容疑の裏付けや、政治家が絡む汚職事件の端緒となる可能性もあり、特捜部は処分に至った経緯などについて追及しているとみられる。
取材で守屋容疑者は、詳細な日記をつけていることを認めた上で、自らの次官退任と後任人事を報じた今年8月の新聞記事に端を発した小池百合子元防衛相との対立に言及。
「(小池氏は)自分を無視した格好で自分より先に新聞に言い、『あなた辞めなさい』と。あれをわたしがのめって。ふざけるんじゃないと思い、その時に全部焼却した」などと話した。
2105
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/30(金) 10:13:07
近藤県議 2審も有罪 東京高裁判決
市議に現金 「買収金明らか」 讀賣埼玉
4月の県議選を巡り、公職選挙法違反(買収など)の罪に問われた県議近藤善則被告(49)(ふじみ野市中ノ島)の控訴審判決が29日、東京高裁であった。門野博裁判長は「自己の当選を得る目的で報酬として現金を供与した」と認定し、懲役2年、執行猶予5年を言い渡した1審・さいたま地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。
控訴審で近藤被告側は、1月15日に自宅で現金5万円入りの祝儀袋をふじみ野市議5人に渡し、1人に渡そうとしたことについて、「(近藤被告が支部長を務めていた)自民党上福岡支部から推薦料として交付したもので、買収金ではない」などと主張していた。
門野裁判長は「推薦料は今まで例がない。推薦依頼もなく、手続きも取られていない」と指摘。「単なる名目に過ぎず、選挙運動の買収金なのは明らか」と述べた。捜査段階で買収金と認めた供述も「客観的事実に沿い、十分信用できる」とした。判決後、近藤被告は「真実が認められず残念。弁護士らと相談し、上告するか検討したい」と話した。
■「辞職やむなし」強まる
近藤県議が控訴審でも有罪となったことで、県議会内には「辞職やむなし」の空気がさらに強まった。
吉田弘議長は「上告するかどうか推移を見守りたい」と話すにとどめたが、自民党内からも「考え直す時ではないか」との声が上がった。
県議会は事件以降の6月と9月の定例会で、近藤県議への辞職勧告決議を求める請願を2度、継続審査とし、12月4日開会の12月定例会に持ち越してきた。過半数を占める自民党が「本人が無罪を主張している以上、控訴審判決前に議会が決定を下すべきではない」と訴えたためだ。
しかし、公明党(10人)は8月の1審判決を受け、9月議会では請願採択に賛成の立場に転じている。自民党は「基本的には本人が決める問題」としているが、民主党議員らは「速やかに議員辞職して出直すべき」と辞職を強く求めている。
(2007年11月30日 読売新聞)
2106
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/30(金) 10:28:09
強行か見送りか迷走する民主 額賀氏喚問野党共闘に乱れ
2007年11月30日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007113002068524.html
参院財政金融委員会で決定した額賀福志郎財務相の証人喚問を、予定通り十二月三日に実施するかどうかをめぐり、民主党が迷走している。額賀氏とともに喚問する予定だった前防衛事務次官・守屋武昌容疑者の逮捕で、野党内にも慎重論が広がったためだ。与党側も野党単独議決への攻撃を強めており、見送りの可能性も出てきた。 (竹内洋一、清水俊介)
民主党が主導した今回の喚問は、額賀氏と守屋容疑者を並ばせ、宴席同席問題をただすのが狙いで、全会一致の慣例を覆し、与党側の反対を押し切って野党単独で議決。二十八日に守屋容疑者が逮捕された時点で、民主党執行部は、額賀氏だけでも喚問を「強行」する方針を確認していた。
しかし、二十九日になって野党共闘の足並みが乱れ始めた。
共産党の穀田恵二国対委員長は緊急に記者会見し、「野党単独で証人喚問を採決した際、共産党が賛成したのは間違いだった。証人喚問のやり方を再検討するよう提案したい」と表明。民主党と参院で統一会派を組む国民新党も「額賀氏だけ喚問をやって意味があるのか」(亀井久興幹事長)と慎重だ。
民主党の輿石東参院議員会長は「二人いなければどうしても駄目だというものでもない」と、額賀氏一人でも喚問する強気の姿勢を崩していないが、野党内の足並みの乱れを受け、菅直人代表代行は「ほかの野党の意見も聞きながら対応したい」と、喚問見送りも示唆した。
党内で喚問見送り論が出始めた背景には「新たな疑惑が出てきたのならいいが、攻める材料がない」(中堅)「与党が多数の衆院で、逆に野党議員の証人喚問をやられてしまう」(党関係者)との事情があるが、民主党が喚問を見送れば、国民には腰砕けに映るというジレンマに陥っている。
これに対し、自民党は野党単独で決定した今回の証人喚問を、全会一致で議決する慣例を無視しており無効だと主張。
さらに、二十九日には問題の宴席に額賀氏は同席していないとする新たな証言を得たと発表し、同党国対幹部は「これ以上調べることはない」と喚問不要論を展開している。
「明日、江田五月参院議長に会います。あなた方も何もないのに引けないでしょう」
自民党の山崎正昭参院幹事長らは二十九日、民主党の平田健二参院幹事長に電話で、参院議長のあっせんをきっかけに喚問要求を取り下げるよう水を向けるなど、事態収拾に向けた動きを強めている。
強制力失うケースも
野党が単独で額賀福志郎財務相らの証人喚問を議決した参院財政金融委員会のようなケースでは、証人喚問の細則を定めた議院証言法の規定が壁となり、事実上、強制力を伴う喚問にならない「弱点」がある。
証人喚問は、任意の出頭による参考人招致と異なり、(1)証人の偽証に十年以下の懲役(2)正当な理由なく出頭しなかった場合は一年以下の禁固−などの罰則が定められている。
ただし、処罰を求めるには、委員会に出席した議員の三分の二以上で議決して捜査機関に告発することが必要だ。
参院財政金融委は、委員二十五人のうち野党が十四人(民主党十三人、共産党一人)で、三分の二に達していない。仮に額賀氏が喚問に出頭しなかったり、虚偽の証言をしたりした場合でも、与党委員が反対すれば告発できない。ほかの参院の委員会も同様だ。
一方、自民、公明両党で三分の二以上を占める衆院では、与党単独で決めた証人喚問でも、証人を告発できる。
2107
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/30(金) 14:40:19
「日記、すべて焼却」 “メモ魔”の守屋前次官 '07/11/30
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200711300160.html
前防衛次官汚職事件で、防衛商社「山田洋行」元専務宮崎元伸みやざき・もとのぶ容疑者(69)=贈賄容疑で再逮捕=からの収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕された前次官守屋武昌もりや・たけまさ容疑者(63)は、三十日までの共同通信の取材に「日記などの記録は退任時にすべて焼却した」と話した。
取材したのは逮捕前の二十三日。“メモ魔”と呼ばれるほど面会者や会話内容を詳細に日記に記録していた守屋容疑者が、ゴルフ接待疑惑浮上後に廃棄していれば、証拠隠滅の疑いもある。
守屋容疑者の日記などは、自衛隊装備品をめぐる収賄容疑の裏付けや、政治家が絡む汚職事件の端緒となる可能性もあり、特捜部は処分に至った経緯などについて追及しているとみられる。
取材で守屋容疑者は、詳細な日記をつけていることを認めた上で、自らの次官退任と後任人事を報じた今年八月の新聞記事に端を発した小池百合子元防衛相との対立に言及。
「(小池氏は)自分を無視した格好で自分より先に新聞に言い、『あなた辞めなさい』と。あれをわたしがのめって。ふざけるんじゃないと思い、その時に全部焼却した」などと話した。
また、額賀福志郎財務相の宴席同席問題にも触れ、宴席が開かれたとされる昨年十二月四日の日記についても「焼いた。(小池氏との一件で)不愉快になって。残っていても(どうにも)ならない。額賀さんのようなやり方だったら」などと述べ、宴席同席を否定する額賀財務相に不満そうな様子をみせていた。
関係者によると、守屋容疑者は退任直前まで、土日のどちらかは必ず出勤し、熱心に日記やメモを書いていたという。
守屋容疑者は二十八日、自衛隊装備品納入をめぐり、総額約三百八十九万円相当に上る宮崎容疑者のゴルフ旅行接待を受けたとして、妻の幸子さちこ容疑者(56)とともに逮捕された。
2108
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/01(土) 00:56:00
民主振り回された? 額賀証人喚問見送りの真相
“第2のメール事件”回避との思惑も
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_11/t2007113003_all.html
喚問先送りとなりそうな額賀財務相
参院財政金融委員会で与党欠席の中、野党が12月3日に行うと議決した額賀福志郎財務相(63)の証人喚問が見送られる公算が大きくなってきた。背景には、民主党の情報源である守屋武昌容疑者の証言にブレが出てきたことがある。永田町では「昨年4月の宴席と記憶が混乱しているのでは」との指摘も出ている。
民主党の菅直人代表代行は29日の記者会見で、「野党の仲間から意見がある場合には十分耳を傾けるべきだ」と語った。
共産党や社民党、国民新党が同日、「喚問の議決は全会一致が原則」「野党単独での喚問採決は間違い」などと回避に傾き、民主党内にも慎重論が広まった。江田五月参院議長が30日、事態収拾に乗り出す。
これまで強硬だった民主党が軟化したのは、守屋証言の信憑(しんぴょう)性に疑問が出始めたことが大きい。主な疑問点は、(1)宴席の出席者数(2)席順表の違い(3)以前の宴席での額賀氏の行動−などだ。
民主党の小沢代表(左)と菅代表代行(中)、鳩山幹事長。守屋容疑者に振り回された?!
民主党の聞き取り調査によると、問題宴席は昨年12月4日、東京・人形町の料亭「濱田家」で開かれた。守屋容疑者の正面に米国防総省元日本部長のジェームズ・アワー氏が着席。額賀氏が遅れてきたため、アワー氏の左隣にいた財団専務理事が席を譲ったという。宮崎容疑者は専務理事の左隣におり、席順表では出席者は少なくとも11人とされた。
しかし、自民党の調査では当日の出席者は8人のみ。守屋容疑者はアワー氏の左隣に座り、その左に宮崎容疑者が着席。アワー氏の正面に座ったのは財団理事長で、民主党が「額賀氏に席を譲った」と主張した専務理事は理事長の右隣に座っていた。額賀氏は出席していない。
これらは宴席を主催した財団が取り寄せた請求書や出席者の証言などで確認したという。
守屋証言とは大きく食い違うが、自民党の調査では守屋証言と似た宴席が昨年4月20日、同じ「濱田家」で開かれていた。
自民党関係者は「同じ財団の主催で10数人が出席した。守屋容疑者は出席したが、アワー氏と宮崎容疑者は出席していなかった。重要なのは、この宴席に額賀氏は遅れてきて早く帰ったこと。守屋容疑者は4月と12月の宴席の記憶が混乱しているのだろう」と語る。
「第2のメール事件」を避けたい民主党としては潮時ということか。
ZAKZAK 2007/11/30
2110
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/01(土) 03:15:49
腰砕け民主党 喚問カードは当面封印?
11月30日23時17分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071130-00000981-san-pol
民主党が、額賀福志郎財務相の証人喚問を見送ったことで、小沢一郎代表の辞任騒動を収拾して国会での攻勢に転じていた同党は再び躓(つまず)いた。
腰砕けになった民主党に対して、政府・与党幹部は30日、「第2の偽メール事件」「証人喚問の時間がいらなくなった分を、新テロ対策特別措置法の審議に回せばいい」と容赦ない攻撃を早くも浴びせている。
民主党が見送りを決めたのは、野党共闘の足並みが崩れるのを恐れたことが最大の理由だ。民主党は参院第1党だが、共産、社民、国民新の各野党の協力があって初めて、参院で過半数の力を行使できる。実際、参院財政金融委員会での27日の野党単独の喚問議決には、ただ1人の共産党議員の賛成が必要だった。
喚問すれば、衆院でも与党が野党関係者の喚問を一方的に議決する“仁義なき戦い”になる−。こう懸念する声は共産、社民、国民新の各党に当初からあった。共産党は29日、「(野党単独議決は)間違っていた。証人喚問は全会一致を原則とすべきだ」(市田忠義書記局長)と異例の方針転換を表明。額賀氏と一緒に喚問予定の前防衛事務次官の守屋武昌容疑者が28日に逮捕されたことと重なり、民主党内の慎重論を強めた。
「泣く子を引きずるように共産党理事を(喚問議決の場に)連れて行った。責任を感じる」
野党共闘を重視せざるを得ない民主党国対幹部は30日、こう漏らした。
民主党幹部らは同日、「喚問議決の手続きに瑕疵(かし)はない」(鳩山氏)、「全会一致のルールに拘束されるなら、国政調査権は活性化されない」(簗瀬進参院国対委員長)と強調した。全会一致を喚問の前提条件にすると今後、証人喚問カードが使えなくなるためだが、結局、今回の見送り劇で、自ら喚問を「容易に使えない切り札」(民主党筋)にしてしまった。民主党には、創価学会幹部の喚問を公明党牽制(けんせい)に使う意見もあったが、公明党からは「全会一致が原則ならとても無理」(幹部)との声が出ている。
昨年の「偽メール問題」の後遺症が、癒えていないことも露呈した。他の野党からは「喚問で、何も新しい話は出てこなかったということにならないか」(亀井久興国民新党幹事長)などと、民主党の強硬路線に距離を置いた発言もあった。民主党の調査能力への不信が根強いことも表面化させてしまった。
民主党は、28日の守屋容疑者逮捕から喚問見送りまで丸2日も党内調整に時間を費やし、自ら傷口を広げた。党幹部の1人は喚問見送りが決まった後、「逮捕のケースを検討していなかった」と、党執行部の見通しの甘さを認めた。(佐々木美恵)
2111
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/01(土) 03:31:07
肝炎発症者リスト問題 調査チーム、「責任があるとまで言い切れない」との最終報告書
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20071201/20071201-00000849-fnn-pol.html
血液製剤「フィブリノゲン」を投与され、肝炎を発症した418人のリストが放置された問題で30日、厚生労働省の調査チームは、当時の対応については「国に責任があるとまで言い切れない」とする最終報告書をまとめた。
30日午前8時半、参議院・川田龍平議員は厚生労働省前で、「きょうから毎週、この厚生労働省に、薬害肝炎の問題が解決するまで、この和解が成立するまでは立ち続ける。その思いで、きょうこの格好で、この場に立っています」と述べた。
血液製剤により、エイズと同時にC型肝炎になった川田議員は、政治家としての存在意義をかけ、薬害C型肝炎の原告とともに、解決へ乗り出した。
川田議員は「中間報告を見る限りは、最終報告も期待薄だと思っています。外部の弁護士が、どれだけできるかですよね」と述べた。
厚生労働省が、地下倉庫に2002年から5年間放置していたフィブリノゲン製剤を投与された患者418人のリスト。
そのうち、47人がすでに死亡しているなど、深刻な事態となっている。
この問題について、舛添厚労相は、西川京子厚労副大臣をトップに、民間の弁護士2人を加えた内部調査チームを設置し、これまで1カ月かけ当時の対応を検証してきた。
そして、30日午後2時30分、418リスト調査報告・会見が開かれた。
まず調査チームは、「2002年当時の厚労省は、患者情報の収集や救済は検討していなかった」と断言した。
西川厚労副大臣は「患者個人への告知について、当時(2002年)の職員にはほとんど認識がなく、検討もされていなかったという事実が判明しております」と述べた。
そして5年間、地下倉庫に418人のリストが放置されていたことについて、「職員には『隠ぺいの意図はなかった』と考えていますが、文書の保管管理という点では、大変ずさんであったと言わざるを得ないと思います」と述べた。
調査チームによると、418人のリストを管理していた職員は当初、自分のデスクで保管していたが、手狭になったため、地下倉庫に移した。
そのまま5年間放置したのは、意図的ではなかったという。
そして、患者への告知を行わずに放置してきた責任の所在に関して、西川厚労副大臣は「調査チームとして、責任があるとまでは言い切れなかった。むしろ、肝炎で苦しんでいる人々に対し、思いを致すべきというご批判を組織全体として、大変重く受け止めるべきであると考えています」と述べた。
問題となっている2002年当時、厚労省の担当局トップだった宮島 彰氏は、医薬品医療機器総合機構という組織に天下りし、理事長の要職に就いていた。
調査報告の直後、宮島氏をFNNの取材班が訪ねた。
元厚労省薬務局長・宮島氏は「(宮島氏ご自身の責任はどう思われるか?)当然、資料はまとめて担当課に引き継いだというふうに、私は理解してますので。ただ私が辞めたあとの保管状況については、直接タッチしてないので、何とも言えない。(被害者に申し訳ないという気持ちはあるか?)今の段階では、そこまで踏み込んだことを申し上げるのは、私はちょっと控えさせていただきたい」と話した。
果たして厚労省の対応は、不作為ではなかったのか。
この点について、鳴り物入りで調査に加わった日弁連の前副会長で調査チーム外部メンバーの吉岡桂輔弁護士は、「現時点では、どういう被害が418人に生じたかということが判明してないわけです。ですから今、わたしたちのチームとしては、この時点では、責任の有無について判断できない」と述べた。
結果として、肝心な責任の所在をあいまいな状態にした調査報告書。
また今回は、418人リストの患者である薬害肝炎の原告2人が、調査チームのヒアリングを受け、製剤投与の事実を知らされていなかったことを証言したが、担当官僚の厚労省(医薬食品担当)の牛尾光宏参事官は、「失礼な言い方になるが、患者も(製剤投与を)聞いていないというのは、忘れた方もいらっしゃるというふうに思うんですよ」などと述べた。
これに対し、ヒアリングを受けた薬害肝炎訴訟原告・出田好子(いでた・たえこ)さんは「厚生官僚が、『患者は、自分が肝炎であるということを、告知されたことを忘れているのではないか』という、そういう発言をしたそうです。で、肝炎と告知されたことを患者が忘れたんではないかって、何かもう本当に信じられないような発言をしております」と話した。
今回の調査報告が公表されていたほぼ同時刻に、薬害肝炎訴訟の追加提訴が東京と大阪、福岡で行われた。
7日に迫る大阪高裁の和解案の提示、今回の調査報告からも国が全面的に責任を認めて、和解に応じるのか、微妙な情勢になっている。
2112
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/01(土) 03:49:19
アーミテージ氏側に100万ドル 山田洋行子会社がコンサル料
2007.12.1 02:00
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071201/crm0712010200003-n1.htm
防衛専門商社「山田洋行」の米国現地法人が、リチャード・アーミテージ元国務副長官と側近の会社に、過去7年間で総額100万ドル(約1億1000万円)余りをコンサルタント料として支出していたことが30日、分かった。アーミテージ氏の副長官在任中も支出が続いていた。日本で防衛官僚や政治家に接待や資金提供をしていた山田洋行元専務の宮崎元伸容疑者(69)らが、日本の防衛政策に大きな影響力を持つ米政府関係者の人脈づくりにも多額の資金を投じていた実態が浮かんだ。
関係者によると、山田洋行の現経営陣が進めいてる社内調査で、米国子会社「ヤマダインターナショナルコーポレーション」による1999年以降のコンサルタント料の支出記録が判明した。支出先は毎年10法人以上あり、ほとんどが国務省と国防総省、共和党の関係者の関連法人だった。
このうちアーミテージ氏が設立したコンサルタント会社「アーミテージ・アソシエーツ」に対しては、1999〜2003年と05年に毎年約5万〜12万ドルの支出があり、総額57万ドル余りにのぼっていた。
また、アーミテージ氏の側近として知られるロビン・サコダ元国防総省日本部長のコンサルタント会社には、1999〜2003年に毎年約5万〜12万ドルで総額43万ドル弱の支出があった。
これらはいずれも正規のコンサルタント契約に基づく支出とみられ、98年以前も多額の支出があったという。
アーミテージ氏は93年にアーミテージ・アソシエーツを設立し、国防総省のアドバイザーとなった。2001年3月〜05年1月にブッシュ政権の国務副長官を務めた後、新たなコンサルタント会社「アーミテージ・インターナショナル」を設立している。
アーミテージ・インターナショナルの話「取引関係についてコメントすることはない」
2113
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/01(土) 04:18:06
影響大きいアーミテージ人脈、守屋容疑者へも勧める
2007.12.1 02:07
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071201/crm0712010207004-n1.htm
米政府内で屈指の知日派として知られてきたアーミテージ元国務副長官は、日本の政官界に幅広いパイプがあり、日米同盟関係のあり方や、沖縄の在日米軍再編などについて発言するなど、日本の防衛政策に影響を与えてきた。山田洋行元専務の宮崎元伸容疑者は「20年以上前からアーミテージ氏と交流してきた」と周囲に語っている。
アーミテージ氏は1973年に米海軍を退役し、80年代にはレーガン政権で国防次官補代理(東アジア担当)、同次官補(国際安全保障政策担当)などを歴任。当時から知日派として知られ、2000年に発表した「アーミテージ報告」では、対日同盟を対英なみに強化すべきと提言。在沖縄米海兵隊の削減、移転なども説いていた。
翌年、ブッシュ政権の国務副長官に就任し、対日政策を取り仕切る存在となった。米中枢同時テロ後には、日本政府に米国の軍事行動などへの「顔の見える貢献」を求めたとされる。
一方の宮崎容疑者は、アーミテージ氏との交流を周囲に自認。前防衛事務次官の守屋武昌容疑者(63)にも、「アーミテージ氏らとよく会うべきだ」と勧めていた。
海外勤務経験がなく、米国人脈がなかった守屋容疑者は、宮崎容疑者の助言を受け入れて、アーミテージ氏と知り合ったという。その後は、沖縄の米軍再編問題を「ライフワーク」と位置づけるようになっていた。
また、宮崎容疑者が山田洋行から独立して昨年9月に設立した防衛専門商社「日本ミライズ」は、アジアの米軍再編に関連した事業の受注も画策していたといわれる。
2114
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/01(土) 05:00:31
守屋容疑者、防衛族議員ら理事の団体専務理事から接待
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071201i101.htm?from=main1
防衛装備品調達を巡る汚職事件で、守屋武昌・前防衛次官(63)が逮捕前の読売新聞の取材に対し、防衛族議員らが理事を務める社団法人「日米平和・文化交流協会」の専務理事・秋山直紀氏から、久間元防衛相らが同行したゴルフや宴席で接待を受けたことを明かした。
一方、同協会が旧防衛庁発注事業を受注した時期に、防衛専門商社「山田洋行」から協会側に約1億円が提供されていたことも判明。秋山氏は政界と防衛関連企業を結ぶ「パイプ役」と呼ばれており、東京地検特捜部は協会を巡るこうした資金の流れを調べている。
同協会は、防衛族議員や防衛関連企業の幹部らが理事に名を連ね、2003年2月、旧防衛庁が発注した福岡県苅田(かんだ)町の毒ガス弾処理事業の調査業務を受注。山田洋行も、03〜04年に処理事業を受注した大手鉄鋼メーカーから業務の一部を下請け受注した。関係者によると、山田洋行は02〜03年ごろ、米国現地法人の裏金口座から約1億円を別会社を経由して、協会側に送金していた。この送金は同社元専務の宮崎元伸被告(69)の指示だったという。
一方、秋山氏について、守屋容疑者は取材に対し、政治家との親密ぶりを証言した。守屋容疑者によると、次官在任中の05年ごろ、秋山氏から誘われ、茨城県内のゴルフ場で久間元防衛相と額賀財務相との4人でプレーし、代金は秋山氏が全額負担したという。また、「秋山さん、久間さんと3人で飲食したことはいっぱいある」とも語った。守屋容疑者が出席した宴席は昨年まで2か月に1回程度開かれ、大半の宴席には同協会理事の大手防衛関連企業の幹部も同席、費用は秋山氏が負担したと話した。
山田洋行側からの資金提供について、秋山氏は「事実ではない」と否定している。また、「ゴルフは守屋さんから『久間先生、額賀先生と話がしたい』と頼まれセットした。費用負担は覚えていない。守屋さんを久間先生との宴席に呼んだのは1回だけ。守屋さんは払っていないが、先生方からは通常、宴席の費用を受け取っている」と話した。
ゴルフなどについて、久間元防衛相は事務所を通じ「回答しない」とコメント。額賀財務相は「記憶にない」としている。
額賀財務相は今年8月まで、久間元防衛相は現在も同協会の理事を務めている。
(2007年12月1日3時2分 読売新聞)
2115
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/02(日) 13:52:49
諫早市が大臣就任祝い〜久間氏と松岡氏にビール券 讀賣長崎
諫早市が、昨年9月の安倍内閣発足時、当時の久間章生防衛長官(衆院長崎2区)と松岡利勝農相(同熊本3区、5月に自殺)に大臣就任祝い名目で計約5万円のビール券を贈っていたことがわかった。
市によると、久間氏へは「地元選出議員の長官就任祝い」、松岡氏へは「国営諫早湾干拓事業などでお世話になる」との理由から、「社会通念に反しない範囲」で東京事務所の交際費から支出したという。
昨年度一般会計歳入歳出決算案を審議した11月30日の市議会本会議で、共産党市議が「特定の政治家への公金支出は許されない」と指摘したが、同議案は賛成多数で認定された。
(2007年12月2日 読売新聞)
2116
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/03(月) 08:43:01
沖縄米軍再編も捜査 防衛省幹部ら参考人聴取 東京地検
2007年12月03日07時38分
http://www.asahi.com/national/update/1202/TKY200712020201.html
前防衛事務次官の守屋武昌容疑者(63)が逮捕された収賄容疑事件に関連して、東京地検特捜部が、沖縄県の普天間飛行場の移設計画など在日米軍再編事業の詳細について、担当審議官ら複数の防衛省関係者から参考人として事情聴取していることが関係者の話でわかった。軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)=贈賄容疑で再逮捕=が昨年9月に設立した軍需商社「日本ミライズ」は、グアムなどで計画中の再編事業に参入を図っていたとされる。特捜部は再編事業をめぐる守屋前次官の便宜供与など、沖縄を舞台にした防衛利権の解明にも乗り出している模様だ。
特捜部は11月13日から防衛省の現役職員やOBらから参考人としての聴取を一斉に開始。同省の装備品調達に関する守屋前次官の便宜供与の実態などを調べている。
関係者によると、在日米軍再編事業の担当審議官は既に複数回聴取を受けており、同事業について集中的に調べられているという。この審議官は同事業の中で、米軍の在沖縄海兵隊員8000人のグアム移転に伴い、日本政府の資金で住宅建設などを行う事業や、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画を主に担当しているとされる。
また、別の防衛省関係者に対する聴取では、普天間飛行場の計画などをめぐり、沖縄県の地元業者が持つ利権の実態について聴かれたとみられている。
日本ミライズは再編事業の中で、グアムなどの基地工事を請け負う米国のゼネコンの下請け企業に入り、建設コンサルタント業務を獲得することを計画していたとされる。同社関係者によると、いったんはゼネコン側との仮契約まで至った。この業務は基地の施設建設工事での測量会社や施設の廃棄物処理業者を選定する権限を持ち、同社は計画として複数の基地で計100億円近い利益を見込んでいたという。
また、宮崎元専務は、親交がある米国防総省や国務省の高官や元高官が来日した際、在日米軍再編に伴う太平洋地域の基地の新規事業などの情報を聞き出すため、山田洋行の裏金を使って飲食接待していたことが判明している。守屋前次官がこれらの接待に同席したこともあったという。
普天間飛行場の移設計画をめぐっては、05年の米軍再編協議に合わせ、守屋前次官が中心となって防衛庁(当時)で計画の見直しが行われた。
日米両政府は昨年5月、名護市辺野古崎に、離陸と着陸で2本の滑走路を使い分けるV字形滑走路を造ることで合意した。しかし、関係者によると、地元の建設業界では早急に計画を進めたいとする業者と、名護市などとともに沖合への滑走路の移動を求める業者とに分かれ、水面下で綱引きが続いているという。
2117
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/05(水) 16:00:24
福田首相、日米平和・文化交流協会の理事職について「名目だけだった」と強調
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20071205/20071205-00000068-fnn-pol.html
福田首相は、4日の参議院外交防衛委員会で、東京地検特捜部の家宅捜索を受けた「日米平和・文化交流協会」の理事を2007年3月まで務めていたことについて、「名目だけだった」と強調した。
福田首相は「私はですね。この会のこと、正直申し上げてわからないんですよ」、「理事を引き受けましたが、理事会に出たことはないし、会合にも一切出ていない。ですから、名目だけと言えば名目だけなんです」と述べた。
これは、共産党の井上哲士氏の質問に答えたもので、福田首相は、日米平和・文化交流協会の理事を2005年から2007年3月末まで務めていたことを認めたが、「何もしてない理事で、協会が何をしているかも承知していない」と述べた。
日米平和・文化交流協会は防衛族議員らが理事を務める社団法人で、野党側は政界と防衛産業を結ぶパイプ役だとして、秋山直紀専務理事の証人喚問を要求している。
この協会は、毎年アメリカでの会議を主催しているが、福田首相はこのうち2000年の会議に参加したことを明らかにし、費用については「おそらくわたし自身が払ってると思う」と語った。
2118
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/05(水) 16:14:42
小林派2被告に有罪判決「選挙の公正ゆがめた」 讀賣神奈川
金銭により選挙運動の公正さをゆがめた責任は重い――。小林温・前参院議員(辞職)派幹部の公選法違反事件で横浜地裁は4日、アルバイト大学生ら「設営隊」の活動を、遊説の場所取りなどの単純な労務と、ビラ配りなどの選挙運動が「一体だった」と認定、双方に明確な区別がなければ、報酬全体が違法になるとの厳格な判断を示した。鈴木被告側は控訴する方針。
「公選法は選挙運動無報酬の原則があり、国政選挙における本件犯行は厳しい非難に値する」。栗田健一裁判長は量刑理由でこう述べた。今回の判決は財力で選挙結果が左右されることのないよう、選挙運動への報酬支払いを規制した法の趣旨を重視したもので、出納責任者鈴木美香被告(33)は懲役1年2月、執行猶予5年、党県連職員山口聡被告(34)は懲役1年、執行猶予5年を言い渡された。
有罪を告げられた瞬間、白いハンカチを両手でぎゅっと握りしめた鈴木被告。席に戻ると、ぼう然とした表情で判決理由を聞いていたが、読み上げ終盤は涙をこらえきれず、閉廷後、席に座り込んでむせび泣いた。山口被告は終始うつむき加減で、最後は傍聴人に会釈する余裕も見せた。
判決によると、設営隊の仕事は、一日平均十数時間から最長19時間。ほとんどが会場の場所取りや設営作業で、そのうち、明確に選挙運動とみなされるビラ配りは1、2時間程度。これについて、栗田裁判長は、「ビラ配りは仕事の流れの中にあった」という山口被告の法廷供述などから、「設営隊は、当初から予定された活動として主体的、連続的に選挙運動に及んでいた」と指摘。「1日1万円の報酬は、どこまでが労務の対価とされるか確定しがたい」として、全額を選挙運動の対価と認定した。さらに、「選挙運動は一日の仕事のごく一部で、刑罰を科すほどの違法性はない」とする弁護側の主張も退けた。
また、「設営隊の活動実態を知らなかった」とする鈴木被告の弁解も否定された。栗田裁判長は、4年以上も小林前議員の公設秘書を務め、過去の参院選や知事選で選挙運動を手伝った経験がある鈴木被告について、「学生らがビラ配りをすると考えるのが自然で、実態を認識していた」と認定した。
小林前議員は、「これからも(被告)本人の意向を静かに見守っていきたい」とコメントを出した。
(2007年12月5日 読売新聞)
2119
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/05(水) 16:17:55
小林氏出納責任者ら有罪判決
2007年12月05日 朝日神奈川
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000712050007
自民党前参院議員の小林温(ゆたか)氏陣営の選挙違反事件をめぐり、元出納責任者らを有罪とした4日の横浜地裁判決は、今回のアルバイト大学生らに支払われた報酬を「選挙運動の対価」と認定した。地裁は「過去にも選挙運動に報酬が支払われていた」と指摘し、選挙運動と単純な労務とのあいまいな実態に警鐘を鳴らした。衆院選を控える県内の国会議員からは「選挙活動を厳しく管理しなくてはいけない」などの声が聞かれた。
(藤山圭、小島寛明)
出納責任者だった鈴木美香被告(33)に懲役1年2カ月執行猶予5年(求刑懲役1年6カ月)、同党県連職員の山口聡被告(34)に懲役1年執行猶予5年(求刑懲役1年2カ月)が言い渡された。
判決では、設営隊の大学生らが街頭演説の際に、場所取りや設営、ビラ配り、後片づけなどをした点について、「大学生らは労務と選挙運動の両方を行った」と指摘。支払われた報酬が労務に対するものか、選挙運動に対するものか、明確に区別できない点などを踏まえて「報酬全体が違法性を帯びていた」と認定した。
その一方、地裁は過去の選挙についても言及。知事選や衆院選などでも「ビラ配りなどの選挙運動に対し、報酬が支払われる場合も少なからずあったと認められる」と指摘した。
この点について、自民党国会議員のある秘書は「裁判所の認定はもっともだと思う。しかし、現実はほとんどの陣営で同様のことがあり、常習化している」と口にした。同党のある衆院議員は「選挙のやり方を考え直さないといけない」と話した。別の同党衆院議員も「これまで以上に選挙を厳密にやらなきゃいけない。誰が選挙運動ができて、誰ができないのか。現場で区別できるような工夫をしなくてはいけない」と戒めた。
民主党の笠浩史衆院議員は「選挙期間中は、つい現場に任せっきりになることがあり、怖い面がある。公選法を改正して出来ること出来ないことをはっきりさせるべきだ」と述べた。
自民党県連の竹内英明幹事長は「県連としても二度とこうしたことが起こらないように公選法の勉強会を開いて法令順守を努める」と語った。
◇
判決について、小林氏は4日、「無実を信じていただけに大変残念。これからも本人の意向を静かに見守っていきたい」とコメントを発表した。
鈴木被告の弁護団は「検察官におもねる判決であり、到底納得できない」とした。
2120
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/06(木) 09:18:57
中田・横浜市長パーティー券購入 複数の市消防署員関与
2007年12月06日07時12分
http://www.asahi.com/national/update/1205/TKY200712050360.html
横浜市の中田宏市長を支援する政治団体が05年4月に開いた政治資金パーティーに絡み、市内の消防団幹部らが組織的にパーティー券172万円分を購入した際、横浜市の複数の消防署員が事務作業などで関与していたことが5日、わかった。地方公務員法は職員の政治的行為を制限し、政治資金規正法は公務員の地位利用によるパーティー券のあっせんを禁止している。横浜市安全管理局は内部調査を始めており、「必要があれば関係した職員を処分する」としている。
政治資金パーティー「横浜を発展させる集い」は05年4月26日、横浜市西区のホテルで開かれた。主催は、市長を支援する政治団体「翔けヨコハマの会」で、会費は1人1万円だった。
市安全管理局によると、市消防団長会の呼びかけで、横浜市内の21消防団のうち18消防団の幹部らが購入することになったという。このうち西消防署、栄署、青葉署、磯子署の計4消防署の消防団担当の署員らが購入者名簿の作成などの事務作業を担当した。署員が会費の納入先になっていた消防署もあるという。
翔けヨコハマの会の05年度の政治資金収支報告書によると、「集い」では2754人がパーティー券を購入し、4294万円の収入があった。同会は05年6月から12月にかけて、中田市長が代表の政治団体「中田ひろし事務所」に計1100万円を寄付している。
横浜市をめぐっては、東京都町田市長(前・横浜市港北区長)が自身の政治資金パーティーに関し、06年に政治資金規正法違反(公務員の地位利用)罪で略式命令を受けた際も市幹部が関与しており、中田市長はじめ88人が処分を受けている。
市安全管理局の橘川和夫局長は朝日新聞の取材に対し「消防団長会の政治的な行為には問題はないが、局の職員が関与したことについては不適切だった」と話している。
2121
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/07(金) 07:02:41
政党交付金:武部氏の次男会社に30万円 自民幹事長時代
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071207k0000m040171000c.html
自民党の武部勤衆院議員が党幹事長だった05年、武部氏の次男が経営する会社に、党本部から「筆耕翻訳料」として政党交付金、30万円が支払われていたことが分かった。党幹事長は党本部の会計責任者で、交付金の使途全般を統括する立場にあったが、武部氏側は「詳細は承知していない」と明確な回答を避けている。
政党交付金使途等報告書によると、自民党本部は、「郵政解散」による総選挙後の05年9月30日、テープ起こしや通訳などが対象となる「筆耕翻訳料」名目で、武部氏の次男が代表取締役を務める有限会社「ライフロング」に30万円を支出した。当時ラ社は武部氏の個人事務所(東京都千代田区)と同じ住所に本社を置いていた。
登記簿によると、ラ社の業務は「飲食店の経営」「衣服の企画・製造」「広告、書籍の企画・作成」など16項目の多岐にわたるが、役員は次男1人だけ。06年1月に本社を渋谷区に移転し、同年12月に株式会社(資本金900万円)となった。現在の本社の住所に会社事務所はなく、同社が経営するタイ料理店がある。
政党交付金を使って具体的にどのような業務を行ったのかについて、ラ社の経理担当者は「当社は一民間企業として誠実に営業活動を行っております。お取引先様との守秘義務等もございますので公表を避けさせていただきます」とのみ文書で回答した。
武部事務所に(1)ラ社への支払いについて指示や関与はあったか(2)具体的にどのような業務を発注したのか−−を聞いたところ、「個々の詳細は承知しておりません」と回答した。
武部氏は小泉政権下の04年9月から06年9月まで幹事長。現在は「政治とカネ」をめぐる政治資金規正法改正問題の党側の責任者、党改革実行本部長を務めている。
自民党の政党交付金をめぐっては、党本部が95年以降、党の幹部職員や現職議員が役員を務める株式会社3社に事業を発注し、計97億円の交付金を支出していたことが明らかになっている。政党交付金はすべて税金で賄われる。【日下部聡】
毎日新聞 2007年12月7日 2時30分
2122
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/07(金) 09:52:18
消防局がリスト 購入割り当てか 横浜市長パーティー券
2007年12月07日07時36分
http://www.asahi.com/politics/update/1206/TKY200712060368.html
横浜市の中田宏市長を支援するために05年に開かれた政治資金パーティーの券を、市の消防署員が窓口となって消防団幹部が大量に購入していた問題で、全消防署の購入依頼枚数を示すリストを、市消防局(現・安全管理局)が作成していたことが6日、朝日新聞が入手した文書などから分かった。市は強制的な販売を否定するが、消防団側へ割り当てた形になっている。出先だけでなく局ぐるみの関与となると、政治資金規正法(公務員の地位利用の禁止)に触れる疑いがある。
また04年4月にあった中田市長の政治資金パーティーでも同様の方法で券が売られていたことが、新たに分かった。300枚の依頼に対し、「300枚弱売れた」(安全管理局)という。
入手した文書は「横浜を発展させる集い参加依頼数」。市内21の消防団幹部の役職と人数を示し、計250枚の割り当てが記載されている。
市安全管理局によると、この文書を作成したのは市消防局総務課の消防団係長(当時)。04年のパーティーでも同様のリストを作っていた。元係長は「消防団長会の会長、副会長に頼まれて作って渡した」と説明しているというが、市はリスト作成の流れについて調査する方針だ。
市安全管理局は「局本部の人間が関与していたことは不適切だったが、地位を利用したあっせんではないと考えている」としている。
2123
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/07(金) 20:47:16
【神奈川】
『町田市長事件と同じ』 横浜市パーティー券問題 公費で購入も問題視
2007年12月7日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20071207/CK2007120702070334.html
市長の政治資金パーティー券購入をめぐる事務への消防職員の関与が発覚した横浜市。中田宏市長は六日、責任を認めて実態解明を進める意向を示したが、同市の副市長ら多数の幹部職員らが政治資金パーティーに関与し、前代未聞の大量処分に発展した「町田市長事件」と重ね合わせる向きは少なくない。背景には消防署と消防団との密接な関係という特殊事情が働いたとみられるが、町田事件に続き、「クリーン」が売り物の中田市長はイメージダウンを余儀なくされそうだ。 (中山高志、木村留美)
「それより前の話ですから」。中田市長は記者団との質疑で、市がコンプライアンス(法令順守)の取り組みを強化するきっかけとなった東京都町田市の事件よりも、今回の問題の方が過去に起きたことを強調する。
元港北区長だった石阪丈一町田市長が後に問題となる政治資金パーティーを開いたのは二〇〇五年十一月。今回、問題となっている中田市長のパーティーは同年四月だった。
中田市長の発言からは、町田事件の反省が生きてないとの印象を持たれることを避けたいという思惑が垣間見えた。
市安全管理局によると、消防職員は消防団から通知書送付や名簿管理などの仕事を頼まれることが多い。同局は「(券購入に)積極的に関与したというより、通常の感覚で軽い気持ちでやってしまったのでは」(幹部)との認識を示す。
ただ、理由はどうあれ、政治資金規正法や地方公務員法に抵触しかねない行為であることは間違いない。石阪市長と当時の横浜市長室長の二人が政資法違反の罪で罰金刑を受けた町田事件と「広い意味で同じ問題」(市議)であることは明らかだ。
加えて、今回のパーティー「横浜を発展させる集い」は中田市長自身のために開かれたもので、自身が言うように「結果責任」は免れない。市が公費から支出する「活動奨励費」が大半を占める消防団会計から購入費が出た点も問題だ。
市議の一人は「結果として市民の税金を自分のものにするとは、市民に対する裏切りだ。集めた金を市長は返すべきだ」と訴えた。
議会内には「市長の知らないところで起きた問題で、責任を取るような事柄ではない」と擁護する向きもあるが、別の市議は「コンプライアンスを強調する市長がこれでは職員に示しがつかない」とこぼす。七日から市議会定例会が始まるが、波乱含みの開会となりそうだ。
2124
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/11(火) 10:02:28
山北町長選 町議がネット中傷十数回
容疑で書類送検 讀賣神奈川
昨年7月の山北町長選をめぐり、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」に、相手陣営の後援会幹部を誹謗(ひぼう)中傷する書き込みをしたとして、松田署が、同町谷ヶ、農業茂木猛町議(49)を名誉棄損の疑いで横浜地検小田原支部に書類送検していたことが10日、分かった。茂木町議は「2ちゃんねるに50〜60回の書き込みをし、このうち十数回は中傷だった。軽率な行為だった」と話している。
町長選は、3選を目指した佐藤精一郎前町長(61)と新人の瀬戸孝夫町長(62)の一騎打ちとなった。町を二分する激しい選挙戦が繰り広げられ、瀬戸町長が初当選を果たした。茂木町議は瀬戸町長を支持していた。
調べなどによると、茂木町議は昨年夏ごろ、佐藤陣営の後援会長をしていた、会社役員の男性(74)と、後援会幹部の60歳代の女性を中傷する話を2ちゃんねるに書き込むなどしていた疑い。
2人が今年3月、県警捜査2課に被疑者不詳のまま、名誉棄損の容疑で告訴していた。
茂木町議が書き込みしていた疑いが強まり、松田署が数回にわたって任意で聴取。調べに対して、茂木町議は「相手の陣営のビラに瀬戸町長の批判が書かれ、面白くなかった」と供述したという。
茂木町議は後援会長についての中傷で、会社役員の男性とはまったく関係のない後援会長が「少女に現金を渡しわいせつな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された」という話を、あたかも会社役員の話と連想させるような内容にして書き込みするなどしていた。
茂木町議は10日、取材に応じ、「昨年春から今年1月までに50〜60回、書き込みをしていた」と話した。その上で「度が過ぎた悪ふざけで軽率な行為だった。反省している」と語った。被害者2人には今月1日に謝罪しているという。
会社役員の男性は「書き込みは数年前から続き、言いたい放題だったので悩んでいた。バッジを付けた人の仕業と分かり、ますます許し難い」と憤っていた。
◇
山北町議会は10日、茂木町議の名誉棄損容疑での書類送検に関連して、調査特別委員会の設置を決めた。第1回の特別委を11日に開く。議員から「インターネット上の書き込みは犯罪の温床になっており、真実を調査し、厳正に対処すべき」として動議が出されていた。
(2007年12月11日 読売新聞)
2125
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/11(火) 14:36:06
鈴木宗男被告:無罪主張し結審、来年2月に判決…東京高裁
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071211k0000e040069000c.html
受託収賄やあっせん収賄など4罪に問われ、1審で懲役2年、追徴金1100万円の実刑判決を受けた衆院議員、鈴木宗男被告(59)の控訴審が11日、東京高裁(池田修裁判長)で結審した。弁護側は「真実を無視した『国策捜査』で起訴された」と改めて無罪主張し、検察側は控訴棄却を求めた。判決は来年2月26日。
弁護側は、旧北海道開発局の発注工事に絡んで建設会社から600万円を受け取ったとされる受託収賄について「金を受け取った事実はなく、請託もない」と改めて否定。「立件されたのは、田中真紀子外相(当時)と外務官僚の確執に始まる宗男バッシングの特殊な雰囲気が影響した」と指摘した。【銭場裕司】
毎日新聞 2007年12月11日 13時37分
2126
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/11(火) 16:09:21
政党ビラ配布:1審無罪の僧侶、罰金の逆転有罪…東京高裁
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071211k0000e040090000c.html
東京都葛飾区のマンションに共産党のビラを配布するために侵入したとして、住居侵入罪に問われた僧侶、荒川庸生(ようせい)被告(60)の控訴審で、東京高裁は11日、1審・東京地裁の無罪判決(06年8月)を破棄し、罰金5万円の逆転有罪判決を言い渡した。池田修裁判長は「政党ビラ配布という目的自体に不当な点はない」と認めつつ「マンション住民はビラ配布目的を含め、部外者が立ち入ることを禁止できる。被告の行為が相当性を欠くことは明らか」と指摘した。
弁護側は「ビラ配布は政治的表現の自由の一つとして憲法で保障されている」などとして、無罪か公訴棄却を主張した。しかし、高裁は「表現の自由は必要不可欠な基本的人権だが、他人の財産権を不当に害することは許されない。住民らの許諾を得て立ち入ることまでは禁止されていないのだから、有罪としても憲法に反しない」と退けた。
判決によると、荒川被告は04年12月23日午後2時20分ごろ、葛飾区の7階建てマンションに入り、共産党の「都議会報告」などのビラを3〜7階27戸のドアポストに入れた。注意した住民が現行犯逮捕し、23日間にわたり身柄を拘束された。
検察側は罰金10万円を求刑したが、1審は「ビラ配布の目的だけであれば、共有部分への立ち入り行為を刑事上の処罰の対象とするとの社会通念は、いまだ確立していない」と指摘し、住居侵入罪の成立自体を否定した。
ビラ配りを巡っては、東京都立川市の防衛庁官舎に自衛隊イラク派遣に反対するビラを配って同罪に問われた男女3人を1審・東京地裁八王子支部が無罪(04年)としたが、東京高裁が05年に罰金10万〜20万円の逆転有罪判決を言い渡した(被告側が上告中)。
毎日新聞 2007年12月11日 15時59分
2127
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/12(水) 11:38:30
脱税疑惑:大分県、キヤノンに造成地を18億円安く売却
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071212k0000m040136000c.html
大手ゼネコン「鹿島」からの裏金など約30億円を申告せず、大分市のコンサルタント会社「大光」(大賀規久社長)が東京国税局の強制調査(査察)を受けた問題で、大光が誘致に関与した「キヤノン」子会社工場建設の際、大分県土地開発公社が、造成地を実際にかかった費用より約18億円安く売却していたことが分かった。差額分は、県が公社に補てんしており、県は「工場誘致を巡る競争を勝ち抜くために必要な措置だった」などと説明している。
この工場は、キヤノンのプリンター関連生産子会社「大分キヤノンマテリアル」大分事業所。05年6月、デジタルカメラ生産子会社「大分キヤノン」工場の隣接地に進出が決まり、県は造成地を50億円でキヤノンに売却すると約束した。しかし、造成地の起伏が激しかったことなどから、実際の工事にはこれより18億円多い約68億円かかった。
しかし、県は工場進出による税収増や雇用効果などを考え、差額の約18億円を公社に補助金で補てん。公社は当初の約束通り、50億円で売却した。
補助金支出については、06年の同県議会が承認しているが、市民グループが今年10月「地形を見れば、50億円で済まないことは分かったはず。キヤノンと誠実に価格交渉した形跡もない」として、県監査委員会に住民監査請求をしている。
一方、大分県の広瀬勝貞知事は定例会見(10日)で、大賀社長との関係について「(03年に初当選した)選挙の関係でお世話になった」と説明。同工場の誘致に大賀社長の果たした役割について「キヤノンのことで知っていることもあるから、いろいろ教えてもらっている。そういう意味では一つの意味があったのかもしれない」と話した。【高島博之、村上尊一】
毎日新聞 2007年12月12日 2時30分
2128
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/12(水) 17:33:06
歓迎メール「誤解」、横浜市長が米式典キャンセルを謝罪へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071212it06.htm
横浜市が、米サンディエゴ市から送られてきた姉妹都市提携50周年記念式典への出席を歓迎する電子メールの内容を「式典の開催は不可能」と読み違えて、中田宏市長の訪問をキャンセルしていたことが12日、わかった。
10月28日に予定されていた式典は中止された。横浜市は、問い合わせや確認を全くしておらず、非礼があったとして、近くサンディエゴ市に謝罪する。
式典では植樹式や祝賀会などが計画され、両市の市長や市民約400人が出席するはずだった。だが、中田市長は出発前日の10月24日、「『式典はできない』とメールがあった」として訪問取りやめを発表した。
読売新聞が入手したメールでは、カリフォルニア州で発生していた山火事の様子を伝えたうえで、「両市長の会合や調印式は予定通り。式典を楽しみにしている」という内容だった。
メールを送ったサンディエゴ市のリン・リネー・イーハー儀典長は「こちらから中止を申し入れたことはない」としており、2年近くかけて式典の準備をしたという市民ボランティアの実行委員長カネコ・オオシマ・ビショップさん(77)も「突然の中止で会場の予約取り消しなど対応に追われた。横浜市長が来ないと聞き、みんながっかりした」と話す。
これに対し、横浜市国際政策室の長谷川武三室長は「えん曲的な表現から含意を読み取れないと、担当者としては素人。『来ないでくれ』とのメールだと判断した」と説明。中田市長も「山火事で困っている市に行くことが正しいのか。相手のことを思って判断した」と語った。だが、横浜市はその後サンディエゴ市と連絡を取り、メールを読み間違えていたことなど問題点があったとして、実行委などに謝罪することにした。
中田市長は、10月25日に横浜市内でコンサートを観賞し、東京都内の飲食店で芸能人と会食。27日は札幌市で日本シリーズ第1戦を観戦し、29日に現地事務所開設式出席のため米ロサンゼルスに向けて出発した。
(2007年12月12日15時31分 読売新聞)
2129
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/13(木) 03:32:05
日本歯科医師会:東京歯科大同窓会汚職の元被告の処分否決
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071213k0000m040164000c.html
東京歯科大同窓会を舞台にした汚職事件で贈賄罪に問われ公判中だった元同窓会幹部、大友好(よしみ)(73)、内山文博(67)両元被告=ともに有罪が確定=について、日本歯科医師会(大久保満男会長)が今年9月、除名処分にしようとしたところ、同大学OBが大挙して集まった総会で否決されたことが分かった。地方組織からは批判声明が出るなど騒ぎになり、先月、歯科医師会が「総会に異議を唱えることはできない」と見解を示す異例の事態となっている。【宮川裕章】
日本歯科医師会の処分は、全国地区代表でつくる代議員会(139人)と、会員なら誰でも参加できる総会で議決される。異なる議決が出た場合は、総会が優先されることが定款で決められている。
9月の代議員会では、2人の除名が議決されたが、直後に開かれた総会で、6割以上が反対し否決された。
総会には通常50人程度が集まっていたが、この日は東京歯科大出身者が集結し、約200人に上った。「2人は同窓会組織のために犠牲になった」などの同情論があったという。
同大学同窓会東京地域支部連合会の高橋哲夫理事(61)は「総会にOBは多かったが、動員ではなく、自然に集まった。犯罪は反省すべきだが、不名誉な処分になる2人に配慮すべきだ」と話す。
一方、除名否決を受け、24道県歯科医師会、9市歯科医師会から「贈収賄事件は許されない行為で、総会の議決は一部に残る甘えの体質だ」などの批判が寄せられている。日本歯科医師会は11月2日、声明文を出した下部組織に「代議員会議決が、会員の総意。だが、総会に意義を唱えることはできない」との異例の回答をした。
小谷田(こやた)宏・日本歯科医師会常務理事は「代議員会の可決議案が総会で否決されたことは遺憾だが、定款上、やむを得ない。今後、定款改正の議論を進めることになるだろう」と話した。
【ことば】東京歯科大同窓会汚職事件 東京歯科大出身で前栃木社会保険事務局指導医療官、佐藤春海元被告(58)=懲戒免職=が02年11月〜05年7月、大友、内山両元被告から230万円のわいろを受け取り、同窓会会員に診療報酬の監査を免れる方法を教えたなどとして、警視庁が今年5月摘発。東京地裁は11月、▽佐藤元被告に収賄罪で懲役2年、執行猶予3年▽大友、内山両元被告に贈賄罪で同1年、同3年の有罪判決を出した。3人とも控訴せず確定した。
毎日新聞 2007年12月13日 2時30分
2130
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/13(木) 05:59:57
「状況説明」中止と解釈
消えた記念式典(1) メール 讀賣神奈川
米カリフォルニア州最南のサンディエゴ市。メキシコと国境を接し、太平洋の美しいビーチラインが広がる。
ダウンタウンにある市役所11階のオフィスで、横浜市との姉妹都市50周年式典を担当したリン・リネー・イーハー儀典長は「山火事でサンディエゴ市長、職員の対応がどうなっているのか、その状況を説明しただけです。メールにキャンセルの意図は全くありません」と明確に語る。
式典は10月28日、双方の市長や横浜市の訪問団はじめ約400人が出席して、盛大に開かれることになっていた。主催は市民ボランティアの実行委員会で2年近く準備に取り組んできた。
サンディエゴ市民にとって、横浜との姉妹都市は「米国西海岸で最も歴史がある友好関係」として誇りでもある。ブッシュ大統領からも式典に祝辞が寄せられることになっていた。
ところが、イーハーさんのメールが式典の運命を大きく変えることになる。
◎
「ここを見て下さい」と、イーハーさんはメールを指さしながら読みあげた。
「金曜日の面会と日曜日の調印式は予定しています。そして、今週末に50周年祭を祝えることを楽しみにしています、とあります」
さらに、イーハーさんは棚から横浜市の中田宏市長に手渡すはずだった「友好の鍵」や両市長が交わすはずだった「友好調印書」を取り出してみせた。「この通り、式典の準備を進めていました」と話した。
友好の鍵には、中田市長に手渡す「10月26日」の日付が既に刻まれていた。調印書にも、式典開催日「10月28日」があった。
イーハーさんは「なぜキャンセルと読み取られたのか分かりません。式典中止の意図も、メールにその意味を含めたつもりもありません。それに、主催者は、市民ボランティアの実行委員会で、市に中止を申し出る権限はありません」とあきれた表情を見せた。
◎
横浜市はイーハーさんからメールを受け取ると、10月25〜28日の中田市長の訪問を出発前日の10月24日夕、取りやめると発表した。土壇場でのキャンセルだった。
この決定がサンディエゴ市に伝えられたのは、この約9時間後。現地時間の24日午前。翌日から始まる一連の式典のための最終打ち合わせで、横浜市ロサンゼルス事務所の所長ら3人が、中田市長の訪問見合わせをイーハーさんらに伝えた。
イーハーさんは、所長らから「山火事で忙しいだろうし、ジェリー・サンダース市長を悩ませたくない」と見合わせとなった理由の説明を聞かされた。
「山火事が理由であれば……」。イーハーさんは自らを納得させた。式典の打ち合わせは一変して、式典会場やホテルの取り消しなどに追われる場に変わった。
この時、イーハーさんは自分のメールを横浜市が「市長、職員とも、事前に計画された日程に従うことは不可能」と判断していたことを、知るはずもなかった。
(サンディエゴ市で、金子靖志)
◎
半世紀にわたる太平洋を越えた国際友好。その結晶の記念式典は突然中止に追い込まれた。式典はなぜ、消えてしまったのか。日米の関係者の証言から追った。
(2007年12月13日 読売新聞)
2131
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/13(木) 06:01:43
グリーンピア・ボアオ撤退 町長、議会を批判
那智勝浦 自らの責任触れず 讀賣和歌山
大型保養施設「グリーンピア南紀」の那智勝浦町の跡地利用計画から中国系企業「香港ボアオ」の撤退が決まった問題で、中村詔二郎町長は12日開会した町議会で、ボアオとの契約解除を決議した議会を批判し、自身の責任には言及しなかった。ボアオとの契約解除交渉については、東京の弁護士2人に依頼したことが明らかになった。
町議会の冒頭、中村町長は「決議に賛成した議員は町のためを思ってやったのか。観光に頼る町の経済が疲弊し、息も絶え絶えになっている現状を見ていない」と批判。他県でボアオを誘致する動きがあるとして、「何ともったいないことをしたのか」と述べ、跡地での山林の伐採などを禁止する仮処分を申請した同町市屋区に対しても「理解に苦しむ」とした。
同計画を巡っては、町議会が9月28日に契約解除を決議。中村町長は10月31日、同決議の内容をボアオ側に伝えて計画を白紙に戻すことで合意し、ボアオは12月末で撤退予定。この日は、撤退が決まってから初めての議会だったが、中村町長の発言は議会批判などに終始し、町政を混乱させた自らの責任にはふれなかった。
清算金の支払いなどについて、中村町長は「契約解除で(ボアオが)費用の倍返しを要求することも考えられるが、今のところ円満解決を見つつある。町のために全力を尽くす」と述べた。町は、契約解除交渉を依頼した弁護士2人の費用約577万円を一般会計補正予算案に盛り込んで提案。同費用については、可決された。
議会側は9日に急きょ開いた全員協議会で、「当面、弁護士の交渉を見守る」ことを決めている。しかし、議会閉会後、議員からは「町長はあまりにも無責任」「こういう時期に一方通行で言いたいことをいうのは背信行為」との声が上がった。
一方、市屋区の住民の一人は「自分に賠償責任が及ばないようにという逃げだろうが、行政のトップとしての能力を疑う。町のためを思って行動した市屋区にも議会に対しても失礼だ」と反発している。
(2007年12月13日 読売新聞)
2132
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/14(金) 18:35:52
鹿島と随契他に1500万円/県土地公社
2007年12月14日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000712140004
大分市へのキヤノンの工場進出にからんで、工場建設などを受注した大手ゼネコン、鹿島(東京都)が東京国税局から約6億円の所得隠しを指摘された問題で、建設工事を鹿島にあっせんしたとされる大分市内のコンサルタント会社が、県土地開発公社(大分市)から購入した同市内の土地の造成工事も、公社が鹿島に約1500万円の随意契約で委託していたことが分かった。公社はキヤノンの工場用地の造成工事でも、鹿島に約80億円に上る随意契約で委託していたことが判明している。随意契約は少額の工事や緊急性の高いものなど特殊な場合に限られており、一連の工事で、公社の鹿島に対する異例な扱いがまた一つ明らかになった。
県土地開発公社から、コンサルタント会社が購入した大分市丹生の土地は県有地で、面積は1・8ヘクタール。「大分キヤノン」と「大分キヤノンマテリアル」の工場が建設された敷地から、市道を挟んですぐ西側にある。県の条例では、面積が2ヘクタール以下の県有地の売却の場合は、議会の承認は必要ないと定めており、議会には諮っていない。
土地は昨年8月、公社が県から1億900万円で買い取った後、造成工事をしたうえで、今年1月、1億3898万円でコンサルタント会社に売却された。この造成工事についても、公社は大分市に進出したキヤノンの工場建設などを請け負った鹿島に約1500万円の随意契約で委託していた。
国税局の調べなどから、このコンサルタント会社の社長は、大分市のキヤノンの工場建設を鹿島にあっせんし、手数料として鹿島から計約4億円が支払われていたことが判明。さらに、この社長が経営する大分市の別の会社も、キヤノンの川崎市のプリンター関連研究施設など三つの大規模工事を鹿島にあっせんした謝礼として、鹿島から約9億円の手数料を受け取っていたとされる。
地方自治法を基に県が策定し、県の外郭団体の公社も準用している「契約事務規則」では、緊急を要する時や、著しく有利な契約を結ぶことができる場合などを除き、予定価格が250万円を超える工事については入札を行わなければならないと定めている。
今年4月以降、用地の造成などの工事で公社が建設業者と結んだ契約16件のうち、予定価格が250万円を超えた6件すべてで、入札が行われたうえで業者が選ばれていた。
それ以前についても、公社は「緊急性の高い災害関係の工事を除けば、予定価格が250万円を超えるものは、ほぼすべて入札を行ってきた」としている。
にもかかわらず、公社は、キヤノンの工場進出絡みの案件などでは、鹿島とは例外的に、相次いで高額の随意契約を結んでいた。コンサルタント会社が購入した土地の造成を随意契約で鹿島に委託した理由について、公社の久保隆専務理事は「鹿島が、すぐそばのキヤノンの工場用地を造成していたので、まとめて造成してもらうほうが工期の短縮や経費の節減につながると判断した」と説明している。
しかし、おおいた市民オンブズマンの永井敬三理事長は「高額の工事を『近くで工事をしていたから』という理由で同じ業者と随意契約を結ぶのはルールを逸脱した、不適切な契約だ。県有地を安易に地元企業に売却し、この土地の造成も鹿島に委託している一連の契約はあまりに不透明だ」と話している。
2133
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/15(土) 05:02:56
米出張中止は「山火事前」 横浜・中田宏市長、虚偽の説明?
2007.12.14 23:03
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071214/lcl0712142301003-n1.htm
横浜市の中田宏市長が、10月25日の出発を予定していた米カリフォルニア州サンディエゴ市への出張について、同州で発生した山火事を理由に同市訪問を中止したと説明していたが、実際は山火事が起こる以前に出張を中止する手続きを行っていたことが14日、関係者の証言で分かった。中田市長ら市側が組織的に虚偽の説明をしていた疑いが浮上している。
市長は10月25日〜11月3日の間、姉妹都市提携50周年記念事業などに出席するため、サンディエゴ市を訪問する予定だった。しかし、市長は10月20日(現地時間)発生の山火事を理由にサンディエゴ市への出張を取りやめ、10月29日にロサンゼルスに向けて出発した。このため、10月28日にサンディエゴ市長や横浜市の市民訪問団などが出席して開かれる予定だった50周年記念の式典が中止となった。これについて、市側は10月24日に米国で非常事態宣言が発令されたことなどを総合的に判断し、10月25日の出張を見合わせたと説明していた。
ところが、中田市長の航空券を手配した横浜市内の旅行代理店などによると、市都市経営局国際政策室の男性職員から10月19日に「10月25日はキャンセルになって10月29日に変更するかもしれない」との電話があったため、代理店側は29日の航空券を手配し、24日、当初予約されていた25日出発の航空券をキャンセルしたという。
カリフォルニア州森林消防局やホワイトハウスのホームページによると、火災が発生したのは10月20日以降。中田市長ら市側が説明していた「山火事が出張中止の理由」は虚偽の説明だった可能性がある。
中田市長は出張を見合わせた間、人気ダンスグループ「EXILE」と東京・六本木で飲食したり、人気デュオ「ゆず」のコンサートや日本シリーズの観戦のため札幌に行ったりしていた。
産経新聞の取材に対し、国際政策室は「われわれは24日の夜に延期になってから変更したので、わかりません」と話している。
2134
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/16(日) 10:48:57
柚木衆院議員秘書が公選法違反
罰金20万円略式命令 参院選公示前に選挙運動 讀賣岡山
参院選公示前の今年6月に、民主党の比例代表候補の応援を求める選挙運動文書を配ったとして、同党の柚木道義衆院議員(岡山4区)の男性公設秘書(26)が公選法違反罪で岡山区検に略式起訴され、岡山簡裁から罰金20万円の略式命令を受けていたことがわかった。秘書はすでに罰金を納付した。
関係者によると、秘書は比例選の新人候補の陣営に手伝いに行き、公示前の6月16日ごろ、立候補表明や応援呼びかけを書いた選挙運動文書を封書に入れ、候補者が卒業した県立高の同窓生や卒業生約40人に郵送した。
今回の件について柚木議員は「処分を真摯(しんし)に受け止め、今後はより一層、法令順守を徹底する」とのコメントを出した。
(2007年12月16日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/18(火) 19:48:59
防衛汚職:「秋山氏側に1億円」…宮崎元専務が供述の模様
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071218k0000e040088000c.html
防衛専門商社「山田洋行」元専務、宮崎元伸容疑者(69)が、社団法人「日米平和・文化交流協会」専務理事の秋山直紀氏側に約1億円を送金したと周辺に話していることが分かった。東京地検特捜部の調べにも送金を認め「受注に便宜を図ってもらうため」と供述している模様だ。同社が前防衛事務次官、守屋武昌容疑者(63)だけでなく、防衛族議員に近い秋山氏への資金提供で受注工作をしていた疑いが浮上した。
元専務を巡っては04〜06年、米国内にプールしていた裏金360万円余を前次官の家族名義の口座に振り込んでいた事実が判明しており、特捜部は18日午後にも、前次官と元専務を起訴したうえで前次官を収賄、元専務と山田洋行の米国子会社の元社長、秋山収被告(70)=業務上横領罪などで起訴=を贈賄容疑で再逮捕する方針。
関係者によると、元専務が送金したのは03年末ごろ。福岡県苅田(かんだ)町の苅田港海底で見つかった旧日本陸軍の毒ガス弾を無害化する旧防衛庁の事業で、受注に便宜を図ってもらうよう依頼した見返りだったという。
事業は03年11月17日に一般競争入札があり、元専務の推す大手メーカーが20億6000万円で落札。山田洋行はその後、無害化処理装置納入やダイバー手配などの業務を下請け受注したという。
処理事業は翌年以降も続き、このメーカーが第2期(04年12月〜05年6月)も約56億円で随意契約。国土交通省に所管官庁が移った第3期(06年4月〜今年3月)も約70億円、第4期(今年4月〜来年3月)も約69億円で随意契約した。山田洋行は2期目途中まで下請け受注したという。
秋山理事は日米の軍需産業と政界を結ぶパイプ役とされ、同協会を舞台に国会議員を米国に派遣したり、米国の国防関係者を招いて交流する「日米安全保障戦略会議」を定期的に開催。03年度以降、額賀福志郎財務相や前原誠司前民主党代表ら延べ21人が訪米したことが判明している。
秋山理事は協会を通じ「取材には答えられない」とコメント。メーカーは「技術面で優れていたので山田洋行に下請け発注した。事業に秋山理事や政治家の関与はない」としている。
【ことば】日米平和・文化交流協会 1947年2月「日米文化振興会」として創立、68年7月に外務省所管の社団法人となり、06年6月に現在の名称に。会長は瓦力・元防衛庁長官。理事には、久間章生元防衛相ら国会議員やコーエン元国防長官ら日米の防衛産業関係者が名を連ねる。福田康夫首相、額賀福志郎財務相、石破茂防衛相も以前理事を務めた。主に日本の国会議員や防衛省職員らと、米国の国防関係者との交流事業を行っており、今年11月には東京都内で日米同盟などをテーマに「日米安全保障戦略会議」を開催した。
2136
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/18(火) 19:49:17
秋山氏招致、年明けで再調整 参院外交防衛委
2007年12月18日18時33分
http://www.asahi.com/politics/update/1218/TKY200712180313.html
参院外交防衛委員会から20日に参考人招致の要請を受けていた社団法人「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀・常勤理事が18日、米国出張を理由に欠席する意向を同委理事会に伝えた。一方、秋山氏は「年明けで日程を調整してほしい」としており、同委は同日、改めて秋山氏を参考人招致することだけを議決、北沢俊美委員長が日程を再調整することになった。
2137
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/18(火) 22:56:52
未返済:参院選出馬の福田晃治氏、借金800万円−−国民新党「個人の問題」 /群馬
12月18日13時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071218-00000113-mailo-l10
◇本人「資力がない」
7月の参院選で、群馬選挙区から国民新党公認で出馬した福田晃治氏(43)が、同選挙での事務所費など約800万円の債務を返済していないことが分かった。選挙後、半年近く過ぎても、返済されないケースは珍しく、福田氏は「資力がなく払えない」と弁明。最長4年8カ月の分割払いを求めているが、業者側は「政党の信用でツケ払いにしたのにだまされた」と早期返済を訴えている。国民新党は「借金は個人の問題。党の責任ではない」としている。
福田氏は、ボランティア団体代表で同党参院県第1支部長。参院選では民主党の推薦も受けたが、自民党の山本一太氏に敗れた。
関係者によると、福田氏は高崎市内に選挙事務所を構えた際、同市や前橋市の16業者に仮設事務所や電話、電気、トイレを発注し、選挙後に代金を支払うと約束した。その後、返済はなく、10月下旬に弁護士を通じて、各業者に「誠意を持って返済する意向だが、資力がない」と分割を求める文書を送った。
弁護士は「福田は選挙に忙しく、これほど債務があるとは知らされていなかった。分割に応じる業者も多い」と話す。だが、450万円の債権がある高崎市の設備会社は「『すぐ支払う』との約束も果たされず、今後も支払われる保証はない」と憤り、分割に応じていない。前橋市の業者は「公認候補の信用が担保だった。返せないと言う以上、応じるしかない」と渋い顔だ。
国民新党事務局は「福田氏には公認料500万円や政党交付金以外にも2000万円ほど費用を貸し付けている。借財は個人の問題で、党の責任ではない」としている。
◇党が責任負うべし−−政治アナリストの伊藤惇夫さんの話
党の名誉にかかわる問題。候補者が選挙の債務を支払えないケースは過去にも多少あるが、公認した以上、党が責任を負うのが当然。落選後でも候補者を支援するのが政党の役目で、放置は党のイメージにもよくない。
2138
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/20(木) 20:21:02
「この2人ならば大丈夫?」久間氏、守屋氏に皮肉
2007.12.20 18:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071220/stt0712201842001-n1.htm
心臓疾患で療養していた久間章生元防衛相が20日、約1カ月半ぶりに所属する自民党津島派総会に出席した。前防衛事務次官の守屋武昌容疑者が証人喚問で防衛専門商社『山田洋行』元専務の宮崎元伸容疑者との宴席に久間氏と額賀福志郎財務相と同席したと証言したことについて、久間氏は「守屋氏は4年半も次官をやっていて思いだすのは私たち2人だけなのか。この2人ならば名前を挙げても大丈夫だと思ったのだろうか」と皮肉った。
2139
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/20(木) 21:46:43
喚問で名前「何でおれが」=派閥総会で回復アピール−久間元防衛相
12月20日19時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071220-00000141-jij-pol
解離性大動脈瘤(りゅう)で手術を受けた自民党の久間章生元防衛相は20日午後、所属する津島派の総会に出席し、活動再開を報告した。久間氏はあいさつし、守屋武昌前防衛事務次官が防衛装備品調達をめぐる収賄容疑で逮捕される前の証人喚問で、「山田洋行」元専務との宴席の同席者として自身の名前が出たことに関し「何でおれと額賀福志郎財務相だけがと思ったが、(守屋容疑者が)この2人なら少々名前が出ても大丈夫と判断されたんだろう」などと語った。
久間氏はまた「命をなくしかけた人間だから何でもやる。これまで以上に元気に頑張りたい」と体調の回復をアピールした。
2140
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/21(金) 20:34:38
宣誓書は市長あて/「どう喝」問題で中山氏
政治・行政 2007/12/21 神奈川
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiidec0712337/
横浜市会運営委員会(佐藤祐文委員長)が二十日開かれ、市議選直前の「どう喝問題」をめぐる請願について審査が行われた。中山大輔氏(民主党)と小幡正雄氏(民主党ヨコハマ会)が一人ずつ出席して経緯を説明し、委員の質問に答えた。小幡氏は「請願権の乱用だと思う」と発言、これに対して「市民の権利を侵害するもの。副議長経験者にあるまじき発言だ」(ベテラン市議)と反発が出ている。
請願は「中田宏市長と市長の知人男性、小幡氏が中山氏を脅して詫(わ)び状を取った」として、真相の解明と小幡氏への議員辞職勧告を求めるなどの内容。
中山氏は、三月末に当時副議長だった小幡氏と中田市長の知人男性と三人で会ったことに触れ、「男性にどう喝されて血判状(宣誓書)を強要され、小幡氏に『我慢しろ』などといわれた」と説明。「選挙目前に味わった恐怖と不安は忘れることができない」と心境を語った。
さらに、「書かなければ何をされるか分からず不安だった。なぜ書かなければならなかったのか納得できない」と説明。「男性が『一筆書くまで市長は引かない』と言っており、宣誓書は市長にあてたものと認識している」と話した。
一方、小幡氏は「中山氏の当時の後援会長に依頼され、『市民のために市政の発展に努める』という誓約書を書くよう勧めた」とどう喝を否定。しかし再三、中山氏に誓約書提出を求めた経緯があるにもかかわらず、「何のために書くか分からなければ、書かなければよかった」と言うなど矛盾も目立った。
小幡氏の説明に対し、委員から「いじめは、いじめられた側が覚えている。同席していて、どう喝をたしなめることができないのは先輩議員として問題。これではいじめを阻止できない」との厳しい指摘もあった。
請願は「議員辞職に関するもので慎重な審査が必要」などとして、関連する二件とともに計三件が継続審議となった。
2141
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/24(月) 01:36:30
防衛族団体に1億円支払いか 山田洋行、受注見返り? '07/12/24
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200712240187.html
前防衛次官汚職事件で元専務が逮捕された防衛商社「山田洋行」が、福岡県の旧日本軍毒ガス弾処理事業の下請けなどをした時期に、防衛族議員らが理事を務める社団法人「日米平和・文化交流協会」側に計約一億円を支払っていた疑いが浮上、東京地検特捜部が関係者の事情聴取を進めていることが二十三日、分かった。
この事業は交流協会が調査業務を行い、神戸製鋼所が受注した。特捜部は既に交流協会事務所や山田洋行本社の担当部署を家宅捜索、一億円が下請け参入などへの見返りだった可能性もあるとみて経緯を調べているもようだ。
関係者によると、毒ガス弾は福岡県苅田町の苅田港で発見された。処理事業は第一期から第四期まで行われ、発注総額は計約二百十億円。旧防衛庁は二〇〇三年二月、処理に先立つ調査業務の入札を行い、交流協会の前身「日米文化振興会」が約九百万円で落札した。
振興会が同年三月にまとめた調査報告書を基に、防衛庁は十一月に第一期分の処理事業の入札を実施。神鋼が約二十一億円で落札し、その後も受注を続けた。山田洋行は第一期と第二期の途中まで機器の納入や潜水業者の手配などで下請けに入った。
山田洋行は下請け参入した時期に、交流協会専務理事の秋山直紀あきやま・なおき氏が関係する米国の団体に、業務協力費名目で計六十万ドル(約六千六百万円)を支払い、〇六年度に神鋼と別の取引が成立した際にも、秋山氏側に計三十万ドル(約三千五百万円)を支払った疑いが持たれている。
神戸製鋼所は「山田洋行が下請けに入ったのは事実だが、外からの圧力や口利きは一切なかった」としている。
2142
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/25(火) 16:45:25
横浜市長のパーティー券購入事務、消防署員ら18人関与か
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071225it05.htm
横浜市の中田宏市長を支援する政治団体が開いた政治資金パーティーの券購入事務に消防署員がかかわっていた問題で、市安全管理局は25日、市消防局(現・安全管理局)総務課長と消防署の副署長ら18人が関与していたことを明らかにした。
組織的な関与の疑いが強まった。
パーティーは2004年4月と05年4月に「翔(はばた)けヨコハマの会」が主催した「横浜を発展させる集い」。市安全管理局によると、市消防団長会の依頼で、総務課長と同課消防団係長が市内の21消防団を対象としたパーティー券購入配分表を作成。係長は購入費を集めて主催団体の口座に振り込むなどしていた。市内18消防署のうち04年は14署で、05年は12署で、副署長ら計15人が消防団長と市消防局の間でパーティー券と購入費を取り次ぐなどしていた。
(2007年12月25日13時32分 読売新聞)
2143
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/26(水) 14:25:50
消防団の市長パーティー券購入 横浜市幹部が放置
中田市長、直接関与は否定 讀賣神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20071226-OYT8T00148.htm
横浜市の中田宏市長を支援する政治団体の政治資金パーティーの券購入事務に消防署員らがかかわっていた問題で、同市安全管理局幹部が昨年9月、同局総務課が購入事務にかかわっていた事実を把握していたにもかかわらず、「問題なし」と判断し、放置していたことがわかった。問題の調査結果について25日、橘川和夫局長らが同市役所で記者会見し、当時の判断が誤りだったことを認めたが、関与した職員の処分については「今後、検討する」と述べるにとどめた。
調査結果によると、昨年9月、当時の総務部長が「消防団が市長のパーティーに組織的にかかわったらしい」と庁内から電話を受けた。誰から電話を受けたかは「記憶にない」という。
総務部長は、消防団長会会長や総務課長ら数人から聞き取りし、2005年4月に中田市長の関連政治団体「翔けヨコハマの会」のパーティー「横浜を発展させる集い」で、消防団が券を購入し、消防署員や総務課職員も券の購入事務を手伝った事実を把握した。
しかし、消防団長会会長が「券購入を強制していない」と説明したため、総務部長から報告を受けた橘川局長が、「組織的に購入したものではなく、多くの職員が関与した情報もない」と判断、調査を打ち切った。橘川局長はこの日の会見で「認識が甘かった。もっと踏み込んで調査すべきだった」と陳謝した。
この日の会見では、当初、一線の消防署員だけが関与していたとしていた券購入事務に、本局の総務課職員3人がかかわっていたことを公表。このうち、同課の消防団係長は04、05年、各消防団ごとに券の購入目標枚数を記した「配分表」を作成するなど、組織的な関与が浮き彫りになった。
パーティー券を購入していた消防団のうち、04年には11団が116枚分(1枚1万円)を、05年は12消防団が111枚分を、市から「活動奨励費」などが支給されている団会計から購入していた。
この際、一部の団長が団員の名義を勝手に使い、団会計からの支出を事後承諾してもらっていたケースもあった。市安全管理局では、団会計からのパーティー券購入は、「適切でない」として、条例改正などを検討している。
中田市長は臨時記者会見を開いた。「私のためにという思いで行われた行為であり、政治家としての責任を痛切に感じる。市政に対する信頼を揺るがす結果になり、深くおわびする」と頭を下げた。
責任について、「処分に相当する、なにがしかの責任を果たす行動をする必要がある」と述べるにとどめた。「全く知らなかった」と直接関与は否定した。
消防団は2004、05、07年のパーティーで1万円の券を計383枚購入していた。
中田市長は「383万円を返還したい」と考えたが、すでに開かれたパーティー代金の返還は、公職選挙法が禁じる寄付に当たるとしている。「返還したいが、法律上できないなら、合法的な方法を探りたい。消防に資するような分野で、私から寄付ができないか模索している」と語った。
今回の問題を受けて、横浜市安全管理局は、消防署員と消防団員の来春の叙勲と消防庁長官表彰の候補者を取り下げた。国から今月7日までに、候補者が問題に関与していたかどうかを報告するよう求められていたが、同局は調査は不可能として、推薦を取り下げた。同局によると取り下げは前代未聞という。
また、同局が25日、神奈川区の市民防災センターで予定していた消防団長、副団長への市長激励は中止。年明けに各区で開かれる出初め式も消防団員表彰を自粛するとしている。
(2007年12月26日 読売新聞)
2144
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/27(木) 09:37:59
元専務「“地元対策費”で1億円払った」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20071226/20071226-00000057-jnn-soci.html
守屋武昌前次官の汚職事件で逮捕された防衛専門商社の元専務が、旧防衛庁発注の事業をめぐり、「東京の社団法人側から要求され、“地元対策費”として1億円を支払った」と供述していることが関係者の話で新たに分かりました。
東京・千代田区の社団法人「日米平和・文化交流協会」は7年前、福岡県の苅田港でみつかった毒ガス弾の処理事業をめぐり、旧防衛庁からおよそ900万円で調査業務を受注、その後、72億円で大手鉄鋼メーカーが事業を落札し、防衛専門商社「山田洋行」が下請けに入っていました。
これについて、山田洋行の元専務・宮崎元伸容疑者が、「協会側から事業の“地元対策費”として要求され、およそ1億円を支払った」と供述していることが関係者の話で新たに分かりました。
協会の専務理事は、「1億円の提供を受けた事実はない」と話しています。
「日米平和・文化交流協会」は外務省管轄の社団法人で、理事には防衛族の国会議員が多数、名を連ねていて、先月、宮崎容疑者をめぐる業務上横領事件の関連先として、東京地検特捜部の家宅捜索を受けています。(26日21:32)
2145
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/28(金) 07:15:20
≪回顧2007≫横浜市不祥事の連鎖
法令順守叫ぶ以前に… 讀賣神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20071228-OYT8T00083.htm
「責任を痛切に感じている」――
横浜市の中田宏市長が25日、記者会見で深々と頭を下げた。自身の関係する政治資金パーティー券購入事務に、消防署員らがかかわっていた問題を受けての謝罪だった。
中田市長は昨年も全く同じ言葉で謝罪している。
この時、港北区長だった石阪丈一町田市長の政治資金パーティーに市幹部が関与し、中田市長をはじめ88人の大量処分となった。
◎
市民が選ぶ横浜市の10大ニュースに、市営バス売上金窃盗事件がランクインした。
市バス事業が路線の大幅統廃合などで、市民に痛みを強いていながら、その裏で、経営に影響を与えかねない運賃の猫ばばが横行していた。
横浜市政を担当して、こんなことであきれてはいられなかった。上司に脅迫メールを送った職員の逮捕、技能職員の採用時の学歴詐称、市教委文化財課職員の調査委託料不正支出……。市幹部が頭を下げるシーンが、続いた。
「甘ちゃん体質」「意識が改まっていない」。こうした職員の不祥事に、中田市長は手厳しかったのだが……。
◎
有権者の圧倒的な支持を集めた2期目の中田市政。2007年は、職員の不祥事に明け暮れ、市長自らの政治資金パーティー問題が噴出し、散々な1年となった。
中田市政ウオッチャーとして、サンディエゴ市との姉妹都市50周年式典が中止になった経緯を、日米の関係者の証言から明らかにした「消えた記念式典」の取材を担当した。
反響は大きかった。市民の友好に、「国際儀典」なんぞを持ち出す市の担当者のアナクロニズム。メールを送った人が「式典のキャンセルではない」と断言するのに、「断りのメール」と言ってはばからない高慢さ。
横浜市では昨今、コンプライアンス(法令順守)が叫ばれているようだ。その前に、もっと大切なものを見失っていないか――。
(横浜市政キャップ・原隆也)
◇
2007年も残すところ、わずかとなった。横浜支局で取材の要にいる横浜市政、県警、県政のキャップと呼ばれる記者が、印象に残った出来事を中心に1年を振り返る。
(2007年12月28日 読売新聞)
2146
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/28(金) 20:15:35
河村衆院議員への名誉棄損:筒井県議を不起訴−−名地検
http://mainichi.jp/chubu/newsarchive/news/20071228ddh041040005000c.html
インターネットのホームページ(HP)などに中傷記事を掲載されたとして、民主党の河村たかし衆院議員(59)=愛知1区=が自民党の筒井タカヤ愛知県議(62)=名古屋市名東区=を名誉棄損容疑で告訴し、同県警が書類送検した事件で、名古屋地検は28日、筒井県議を嫌疑不十分で不起訴処分とした。
告訴状では筒井県議は、05年に河村議員が衆院選に立候補表明した際、「自民党宮沢派を勝手に標ぼうした」などとする記事を、自分の後援会冊子やHPに掲載するなどした、とされた。
地検は、河村議員が90年衆院選に立候補した時、当時の宮沢派に所属していた事実を認めたが、筒井県議を名誉棄損の罪に問うには証拠が不十分と判断した。【石原聖】
◇河村議員の話
政治家は信用がすべてで、処分結果は許し難い。直ちに検察審査会に書類を提出する。
◇筒井県議の話
河村議員のパフォーマンスの政治姿勢を指摘したことが裏付けられた処分結果だ。今後、さらに糾弾していく。
毎日新聞 2007年12月28日 中部夕刊
2147
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/29(土) 23:08:37
山田洋行 代理店継続働きかけ
http://www.nhk.or.jp/news/2007/12/29/k20071229000110.html
防衛商社の山田洋行が、去年の秋、国会議員などが理事を務める「日米平和・文化交流協会」の専務理事側におよそ3000万円を提供した際、山田洋行が海外のメーカーの代理店を続けることができるよう働きかけを依頼していたことが、関係者の話などで明らかになりました。山田洋行は、代理店継続の支援を依頼する久間元防衛大臣あての文書も作って専務理事に託したということです。NHKの取材に対し、専務理事は「事実ではない」と否定し、また、久間元大臣は「山田洋行からも専務理事からもそのような働きかけを受けたことはない」と話しています。
関係者によりますと、山田洋行は、去年10月、日米平和・文化交流協会の秋山直紀専務理事側に対し、アメリカの子会社の裏金などからおよそ3000万円を渡したということです。当時は、防衛装備品をめぐる贈賄の疑いで逮捕された宮崎元伸容疑者が山田洋行を辞めて日本ミライズを設立した直後で、海外の軍需メーカーの代理店の座を日本ミライズに奪われるという危機感が強まったということです。このため、アメリカのゼネラル・エレクトリック社とノースロップ・グラマン社に対して山田洋行との契約を続けるよう働きかけてほしいと秋山専務理事に依頼することになり、およそ3000万円はそのための協力費として渡されたということです。さらに、協会の理事で当時防衛庁長官だった久間元大臣にあてて、メーカー2社との代理店契約の継続について支援を依頼する文書を作成し、専務理事に託したということです。NHKの取材に対し、秋山専務理事は「事実ではない」と否定しています。また、久間元大臣は「山田洋行からも秋山専務理事からもそのような働きかけを受けたことはないし、文書も受け取っていない。もちろん不正な献金も一切ない」と話しています。日米平和・文化交流協会は、山田洋行の事件に関連して、先月、東京地検特捜部の捜索を受けていて、来月8日に参議院で秋山専務理事の参考人質疑が行われることになっています。
山田洋行が秋山専務理事側に3千万円、秋山氏は否定
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071229i214.htm?from=main2
防衛専門商社「山田洋行」が、防衛族議員らが理事を務める社団法人「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀専務理事(58)側に、約3000万円を渡していたことが分かった。
関係者によると、約3000万円が提供されたのは、同社元専務の宮崎元伸被告(69)が山田洋行から独立し、新会社「日本ミライズ」を設立した約1か月後の昨年10月ごろだったという。
この資金提供について、秋山氏の代理人は取材に対し、「本人は『そんな事実は絶対にない』と強く否定している」としている。
山田洋行から秋山氏側への資金提供については、旧防衛庁が発注した福岡県苅田(かんだ)町の毒ガス弾処理事業に絡み、約1億円が支払われたことも判明しているが、秋山氏は29日、代理人を通じ、「私個人はもとより、協会や協会の関連団体が山田洋行から約1億円を受領した事実はない」などとする文書を発表した。
秋山氏は来月8日、参院外交防衛委員会に参考人招致されることが決まっており、山田洋行からの資金提供が焦点となりそうだ。
(2007年12月29日22時9分 読売新聞)
2148
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/30(日) 10:58:29
政界工作用か裏金25万ドル、山田洋行→防衛族団体専務
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071230it01.htm
防衛専門商社「山田洋行」幹部が昨年10月、防衛族議員らが理事を務める社団法人「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀専務理事(58)に、海外事業で捻出(ねんしゅつ)した裏金約25万ドル(約2900万円)を渡していたことが分かった。
山田洋行は、同社から独立した元専務・宮崎元伸被告(69)との商権争いに直面しており、現職の防衛長官だった久間章生衆院議員(自民)に支援を要請する文書も秋山氏に渡していた。東京地検特捜部は、同社が政界と日米防衛関連企業の「パイプ役」とされる秋山氏に政界工作を依頼するため裏金を渡した可能性もあるとみて、資金の流れを調べている。
秋山氏は来月8日、参院外交防衛委員会に参考人招致されることが決まっており、山田洋行からの資金提供が焦点となりそうだ。
関係者によると、山田洋行が約25万ドルを秋山氏に提供したのは、宮崎被告が新会社「日本ミライズ」を設立した約1か月後の昨年10月ごろ。山田洋行幹部が米国内で秋山氏に直接、現金で手渡したという。
約25万ドルは、同社の米国現地法人「ヤマダインターナショナルコーポレーション」が、シリア・ゴラン高原での国連平和維持活動(PKO)に参加した自衛隊の生活物資の調達業務を請け負った際、国から支払われた報酬の一部をプールした裏金で、米国現地法人の金庫に保管されていた。
宮崎被告は独立後、防衛次官だった守屋武昌被告(63)に働きかけ、航空自衛隊の次期輸送機(CX)エンジンなどの製造元の米ゼネラル・エレクトリック(GE)の販売代理権を山田洋行から奪おうとしていた。
山田洋行は対抗策を講じる必要に迫られ、秋山氏への資金提供後、さらに、久間氏あての支援要請文書も秋山氏に渡したという。文書は、GEなどの商権をミライズに奪われないよう、支援を求める内容だった。
また、秋山氏に約25万ドルを手渡した山田洋行幹部は、その前後に開かれた社内の会議で、「このままでは日本ミライズに代理権を持って行かれてしまう。久間先生に頼んでみてはどうか」などと提案したという。久間氏は日米平和・文化交流協会の理事を務めている。
山田洋行から秋山氏側への資金提供では、旧防衛庁発注の毒ガス弾処理事業に絡み、約1億円が支払われたことも判明している。特捜部は既に同協会を捜索、山田洋行関係者から秋山氏側への資金提供について聴取を続けている。
約25万ドルの資金提供について、秋山氏の代理人は読売新聞の取材に対し、「本人は『そんな事実は絶対にない』と強く否定している」としている。久間氏は事務所を通じ、「そのような要請文は一切受け取っていないし、要請を受けた事実もない。秋山氏経由で献金を受けたこともない」としている。
(2007年12月30日3時1分 読売新聞)
2149
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/30(日) 11:00:16
代理店工作で30万ドルか 山田洋行が交流協会側に '07/12/30
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200712300133.html
前防衛次官汚職事件で元専務が再逮捕された防衛商社「山田洋行」が二〇〇六年、米国メーカー二社の販売代理店契約を維持するため、日米の国防関係者らが理事を務める社団法人「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀あきやま・なおき専務理事が関係する団体に計三十万ドル(約三千五百万円)を支払うとした内部文書があることが二十九日、関係者の話で分かった。
文書は、日本の防衛族議員を通じてメーカー側への働き掛けを米国の元政府高官二人に要請、実現したとも記載。東京地検特捜部も既にこの文書を入手しているもようだ。
山田洋行は、この米国メーカー二社と航空機のエンジンなど防衛装備品の代理店契約を結んでいた。しかし元専務宮崎元伸みやざき・もとのぶ容疑者(69)=贈賄容疑で再逮捕=がオーナー側と対立し、〇六年九月に同業の「日本ミライズ」を設立。山田洋行の販売代理権を奪取する動きを見せた。
関係者によると、内部文書は日本ミライズが設立された前後に作成されたとみられ、表題には「(米国メーカー二社の)代理店保全にかかわる支援活動」と記載。防衛族議員から米国の元政府関係者二人に対して「支援活動を要請してもらった」とした上で、この二人から直接メーカー二社のトップに対し「山田洋行支援の依頼が実行された」と工作の経緯にも触れている。
また文書の最後には、秋山氏が関係する団体への「対価」として、米国の元政府高官一人分が「十万ドル(未処理)」、別の一人分は「二十万ドル(今回の寄付により処理)」と記載、金銭のやりとりをうかがわせている。
取材に対し、防衛族議員は「そういう事実は一切ない」と回答。秋山氏は「そんな事実はないが、仮にもらったとしても何が悪いのか」としている。
2150
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/30(日) 19:12:36
山田洋行、米元高官に支援要請か 代理店の権利保全狙い
2007年12月30日11時47分
http://www.asahi.com/national/update/1229/TKY200712290223.html
軍需専門商社「山田洋行」が米国の防衛装備品メーカーの代理店権を他社に奪われないようにするため、元米政府高官に支援を依頼する計画が、06年秋の山田洋行社内の会議で報告されていたことが関係者の話でわかった。また、同社側が、自民党の有力な防衛族議員から元米政府高官に対し、米メーカー2社への働きかけを要請してもらったとする文書を朝日新聞社は入手した。事情を知る山田洋行関係者は「文書は昨年11月ごろ、社内で作成された」と話している。
山田洋行のオーナー側と、同社元専務の宮崎元伸容疑者(69)=前防衛事務次官の守屋武昌容疑者(63)に対する贈賄容疑で再逮捕=は経営権をめぐって対立。宮崎元専務は06年9月、新たに軍需商社「日本ミライズ」を設立した。その後、両社は航空自衛隊の次期輸送機CXに搭載するエンジンの製造元である米ゼネラル・エレクトリック社(GE)との代理店契約などを争っていた。
山田洋行関係者によると、06年秋ごろにあった社内の会議で、GEなどの代理店権をどう守るかが議題になった。この際、「元米政府高官2人にお願いする。金も使う」との発言があった。
朝日新聞社が入手したのは「対象事案 GE及びノースロップ・グラマン代理店保全にかかわる支援活動」と記された文書。「山田洋行が保有するGE及びノースロップ・グラマンの代理権を保全するため、防衛族議員から元米政府高官2人に対して支援活動を要請してもらった」「元米政府高官2人から両社のトップに直接、山田洋行支援の依頼が実行され、両社の代理権は現在確保されている」という趣旨の記載がある。山田洋行は空自の早期警戒機「E―2C」の部品について、製造元の米ノースロップ・グラマンの代理店権を持っていた。
また、この防衛族議員も理事を務めている社団法人「日米平和・文化交流協会」の常勤理事・秋山直紀氏の関連団体への対価についての記載もある。
こうした働きかけがあったかどうかについて、この防衛族議員は「まったくない。(文書は)うそだ。要請を受けたことはない」と全面的に否定した。秋山氏も「一切関係ございません」とし、関与を否定。元米政府高官2人のうち一人の事務所は「コメントできない」とした。
また、GEは「契約関係の詳細についてはお話しできない」としたうえで「働きかけについては承知していない」などと回答。ノースロップ・グラマンは「代理店契約などの相手先を公表していないし、相手先とのやりとりも明らかにできない」などとした。山田洋行にも文書で質問したが、回答はなかった。
山田洋行が保全を図った代理店権のうち、CXエンジンについては今年7月に日本ミライズに移ったが、11月に契約停止となった。ノースロップ・グラマンは同月、山田洋行との契約を打ち切った。
◇
山田洋行と秋山氏の関係をめぐっては、福岡・苅田港の毒ガス弾処理事業にからみ、山田洋行が秋山氏の関係団体に約1億円を支出したと記載された文書の存在が明らかになっているが、秋山氏は29日、「山田洋行から業務協力費として1億円を受領した事実はありません」などとする文書を発表した。
2151
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/01(火) 17:43:20
政治とカネ:久間元防衛相が1億円受領 資産公開記載せず
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080101k0000m010063000c.html
久間章生元防衛相が自民党総務会長だった06年1月、福井県敦賀市の知人男性(64)から1億円を受領していたことが分かった。久間氏と男性は毎日新聞の取材に授受を認め「貸借関係」としているが、無担保で実行された形になっている。久間氏は防衛庁長官就任(06年9月)後に公表した文書「国務大臣等の資産公開について」にこの1億円を記載しておらず、大臣規範に抵触する疑いがある。
男性は福祉用具販売会社「オー・ティー・アイ」(OTI、東京都江東区)の社長の父で、OTIの監査役を務めたこともある。
男性によると、旧知だった久間氏から05年「土地を買うので融資してほしい」と頼まれた。このため同年11月末ごろ、銀行から1億円を借り入れていたOTIが、男性に全額を転貸する形で資金を捻出(ねんしゅつ)。06年1月、久間氏に1億円を手渡した。その際、借用書は受け取ったが担保は取らなかったという。
久間氏は07年12月30日、取材に1億円の受領を認め「3年で返済する契約。これまでに1800万〜2500万円ぐらい返した」と話した。利子については「借用書には書いてある」としたものの、具体的な利率は明らかにしなかった。
経緯については「男性がある不動産を買う約束だったのにキャンセルしたため、代わりに自分が購入することになった」と男性側と異なる主張を展開。そのうえで、1億円のうち8500万円を自身が取締役の軍事・政治経済情報提供会社「アイメック」(新宿区)に貸し付け、不動産を買い取ったという。
資産公開法は、国会議員に本人名義の借入金などを記載した「資産等報告書」の提出を義務付けており、大臣規範は本人だけでなく配偶者らの名義にまで公開対象を拡大している。久間氏は06年11月2日付の公表文書で借入金を「3808万3700円」としており、1億円は記載していない。久間氏は「記載しなければならないかもしれないが、実質は会社(アイメック)の借金なのでいいと判断した」と弁明した。
久間氏は橋本・安倍両内閣で防衛庁長官を務めた。07年1月、初代防衛相に就いたが、原爆投下を「しょうがない」と発言し、同7月に引責辞任した。
【ことば】◇政治家の借入金処理◇ 政治活動目的の場合、政治資金規正法に基づき、借入先と各借入金額を政治資金収支報告書に記載しなければならない。不記載や虚偽記載の場合、5年以下の禁固か100万円以下の罰金。今回明らかになった不動産購入など政治目的外の場合でも、資産公開法は「資産等報告書」に国会議員本人の、大臣規範は配偶者や扶養する子供も含め、それぞれの借入金額を記載するよう規定しているが、いずれも罰則はない。衆議院事務局によると、隠ぺいなど悪質な場合、政治倫理審査会にかけられ登院停止・自粛などの勧告を受けるが、借入金問題を巡り勧告を受けた例はない。
2152
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/01(火) 17:44:03
政治とカネ:久間元防衛相「私的な借金で問題ない」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080101k0000m010068000c.html
久間章生元防衛相に新たな疑惑が浮上した。守屋武昌・前防衛事務次官への贈賄企業「山田洋行」側からの車代提供、捜索を受けた日米平和・文化交流協会の秋山直紀専務理事との親密ぶり……。疑惑を否定し続けてきた久間氏は、福祉用具販売会社「オー・ティー・アイ」元監査役の男性からの1億円受領も「私的な借金で問題はない」とする。しかし、男性が取材のたびに主張を変えるなど不自然さが際立っている。
男性は30日、2回にわたり取材に応じた。1億円の使途については当初「久間先生が土地を買うとかで貸した」と説明。場所について「どこか分からない」と答えた。一方、久間氏は「元々、男性が徳之島(鹿児島県)の不動産を買う約束だった」。男性は2度目の取材で「暖かい所に隠居する場所を僕が買おうとした」と前言を翻した。
返済金額もあいまいだ。男性は「1800万円は返してもらっているが、今は分からない」。一方、久間氏は「(借りてから)半年後に利子をつけて1800万円ぐらいは返した。今は2500万円ぐらいは返っていると思う」とした。
久間氏との主な一問一答は以下の通り。
−−1億円授受の経緯は。
◆男性が僕に貸した。(徳之島の)別荘所有者である僕の知人女性が借金の返済に困っていた。男性がその別荘を買うことになり、女性はその金をあてにしていたが、突然キャンセルになった。
−−なぜ?
◆僕と男性が別荘を見に行った時に車でヘビをひいた。すると男性が「ヘビが大嫌いなので、なかったことにしてほしい。その代わり金は作り、それを久間先生に貸します」ということになった。
−−男性はなぜ直接知人女性に貸さなかったのか。
◆久間先生なら信用があるので無担保で貸しますと。僕個人というわけにもいかないので(久間氏が取締役の軍事・政治経済情報提供会社)アイメックを経由して8500万円を女性に貸した。返せないから、取りあえずアイメックが別荘を引き取った。売れたら男性に返すことになっている。あんたたち買わんか。
−−どんな別荘か。
◆土地は500坪ぐらい。平屋の新築で海がざーっと見える。カラオケルーム付きの別棟もある。
−−男性から何かお願いされたことは。
◆ない。僕に頼むことは全然ない。
−−アイメックは何の会社か。
◆ニュービジネスをやる会社。社員はいない。みんな(会員)が面白そうな話があったら持ち込む。(会員は)10人もいない。
毎日新聞 2008年1月1日 2時30分
2153
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/01(火) 22:27:32
東京地検、秋山氏側法人を集中捜査 防衛利権巡り
2008年01月01日19時53分
http://www.asahi.com/national/update/1231/TKY200712310136.html
東京地検特捜部が、防衛族議員が歴代の理事を務める社団法人「日米平和・文化交流協会」の常勤理事・秋山直紀氏が関係する米国法人の入金記録を入手、資金の流れを集中的に捜査していることが関係者の話でわかった。入金記録には日米の軍需メーカーや商社から少なくとも年間計1億円近いコンサルタント料の送金の記載があるという。秋山氏は軍需産業と政界を結ぶパイプ役とされる。特捜部は防衛利権の全容解明のため、この法人に流入したとみられる多額の資金の実態に注目している模様だ。
この米国法人は「アドバック・インターナショナル・コーポレーション」(ロサンゼルス)。関係資料によると同社は90年設立。秋山氏は日本支社顧問で、東京事務所は同協会と同じマンションにある。高速道路で使う遮音壁の販売などを手がけているとされる。
関係者によると、軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)=前防衛事務次官の守屋武昌容疑者(63)への贈賄容疑で再逮捕=は、福岡県苅田町で見つかった旧陸軍の毒ガス弾処理事業に絡んでアドバック社に1億円を送金したと特捜部の調べに供述。山田洋行が下請けに入る際、秋山氏から見返りとして地元対策費を出すよう求められたと説明しているという。
この事業の業務協力費として、山田洋行が秋山氏側に計90万ドル(約1億円)を支出したとする社内文書の存在がこれまでに判明しており、この資金は同社の米国子会社「ヤマダインターナショナルコーポレーション」(YIC)管理の裏金から捻出(ねんしゅつ)されたという。
また、この事業資金とは別に、YIC元社長の秋山収容疑者(70)=贈賄容疑で再逮捕=が、アドバック社に03年ごろから毎年10万ドル(03年のレートで約1100万円)のコンサル料を支払っていたと特捜部に供述しているとされる。
特捜部はこうした経緯からアドバック社の資金実態に注目し、山田洋行幹部らから事情聴取している模様だ。
秋山直紀氏は12月29日、「山田洋行から業務協力費として1億円を受領した事実はありません」との文書を発表。宮崎元専務の供述についても「存在が確認できない上、事実に反していて信用性を欠く」などとしている。
2154
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/03(木) 11:43:30
政治とカネ:久間氏、1億円は預金小切手で受領
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080103k0000m010063000c.html
久間章生(ふみお)元防衛相が知人男性(64)から1億円を受領した問題で、久間氏が全額を預金小切手(預手)で受け取っていたことが分かった。預手での現金授受は、資金提供者が分からない。受け取り後、久間氏は送金記録が残る銀行口座での振り込みを繰り返しており、預手を使った不自然さが浮き彫りになった。
1億円を提供した福祉用具販売会社「オー・ティー・アイ」(OTI、東京都江東区)の元監査役でもある知人男性によると、05年11月末ごろ、OTIから1億円を借り、運用した後の06年1月、1億円を預手にして久間氏に直接手渡した。
久間氏によると、預手は全額換金して自分名義の口座に入金。うち8500万円は、自身が取締役の軍事・政治経済情報提供会社「アイメック」(新宿区)の銀行口座を経由して、知人女性が徳之島(鹿児島県)に所有する不動産購入資金に充てられた。
金融関係者によると、預手は多額の現金を持ち歩かずにすむ半面、紛失して第三者が換金した場合に取り返すことは困難。このため、通常の巨額取引では確実性の高い口座での送金が利用される。ただ預手を使えば、送金元を隠したまま現金授受が行える。
このため、犯罪などに使われるケースもあり、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部を巡る詐欺事件(07年)でも、元公安調査庁長官の緒方重威(しげたけ)被告(73)=拘置中=が詐取金の一部を預手で受領していた。
男性は預手を使った理由を「久間先生の口座番号が分からなかったため」と説明している。
▽預金小切手 銀行が銀行自身を支払人として振り出す小切手で、自己あて小切手とも言う。資金提供者側が銀行に金を渡したうえで銀行を振出人とする預手を受け取り、受領者側にこの預手を渡して授受が完了する。銀行は事前に支払資金を確保してから振り出すため、不渡りになる危険が少ない。多額の現金を持ち運ばずに済み、安全で利便性が高い。
毎日新聞 2008年1月3日 2時30分
2155
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/06(日) 01:35:45
遺棄兵器処理水増し請求、PCI元社長ら詐欺容疑で立件へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080101i101.htm?from=main1
国が中国で進めている遺棄化学兵器処理事業を巡り、大手コンサルタント会社「パシフィックコンサルタンツインターナショナル」(PCI、東京都多摩市)が、事業費を約1億2000万円水増しして国に請求していた疑いが強まったとして、東京地検特捜部は月内にも荒木民生元社長(71)らを詐欺容疑で立件する方針を固めた。
PCI側は、経済上のリスクを一切負わず事業を独占受注する契約を国と結んでいたことも判明。特捜部は、巨額の国費が投じられる同事業を巡る不透明な資金の流れや、PCI側に有利な契約が結ばれた経緯などの解明を本格化させる。
特捜部は昨年10月に同社などを捜索した後、事業を発注した内閣府から段ボール箱約100箱分の資料の任意提出を受けたほか、荒木元社長や先月退任した多賀正義前社長(62)らから任意で聴取するなど捜査を進めてきた。
同事業は1999年度から始まり、2004年3月以降は、PCIの持ち株会社が設立した「遺棄化学兵器処理機構」が随意契約で独占受注。受注額は06年度までの3年間で計約230億円にのぼり、事業の一部をPCIなどの共同企業体に委託した。
関係者によると、機構設立にあたり、PCIは大手プラントメーカーと共同出資する予定だったが、メーカー側が「中国での処理事業はリスクが大き過ぎる」と難色を示したため、PCI側が全額出資することになった。ところが、機構が内閣府と結んだ基本契約は、〈1〉経済上のリスクはすべて政府が負う〈2〉処理事業は機構が独占受注する――などと機構側に極めて有利な内容となっていた。
この契約直後、PCIグループの実質的なトップで、関連会社「パシフィックプログラムマネージメント」(PPM)の社長を務めていた荒木元社長は、PCI幹部に「有利な契約で受注できたのは、自分が交渉したからだ」などと話し、PPMへの利益提供を求めたという。
このため、PCIは、委託事業費を水増し請求して、不正利益を捻出(ねんしゅつ)することを考案。PCIはPPMに架空の経費を支払い、その分を上乗せした事業費を機構を通じて内閣府に請求した。水増し額は04〜05年度で計約1億2000万円に上った。
特捜部は、PPMへの利益提供について特別背任容疑で捜査していたが、PCI側の国への水増し請求が、荒木元社長の要求を受けて行われたグループぐるみの詐欺に当たると判断した。
(2008年1月1日3時3分 読売新聞)
2156
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/06(日) 02:59:59
「交流協会」に専従捜査班 防衛汚職で東京地検
2008年1月6日 02時10分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008010501000536.html
旧防衛庁発注の毒ガス弾処理事業に絡み、防衛商社「山田洋行」が、防衛族議員らとの関係が深い社団法人「日米平和・文化交流協会」側に約1億円を提供した疑いがある問題で、東京地検特捜部が協会周辺に対する専従捜査班を設置したことが5日、関係者の話で分かった。
特捜部は、山田洋行の装備品納入に便宜を図る見返りに現金約360万円を受け取ったとして、収賄罪で前防衛事務次官守屋武昌容疑者(63)を、贈賄罪で元同社専務宮崎元伸容疑者(69)を拘置期限の8日に追起訴。引き続き防衛族議員らに対する政界工作の有無などについて慎重に捜査を進めるとみられる。
関係者によると、専従捜査班は検事数人と検察事務官で編成。年末年始の休みをほぼ返上し、資料分析や関係者の聴取を進めているという。
同協会をめぐっては、宮崎容疑者が特捜部の調べに「秋山直紀専務理事から『事業に参加できる』と言われ、地元対策費として約1億円を払った」と供述したとされる。
(共同)
2157
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/06(日) 23:37:06
防衛族団体の落札前提か 毒ガス弾の処理事業 '08/1/6
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801060199.html
防衛族議員らが理事を務める社団法人「日米平和・文化交流協会」が、旧防衛庁発注の旧日本軍毒ガス弾の処理調査事業を受注した際、入札に実績がない会社が参加し途中辞退するなど、同協会の落札が前提だった疑いがあることが六日、関係者の話で分かった。
処理事業をめぐっては、前防衛次官汚職事件で再逮捕された防衛商社「山田洋行」元専務が「事業参加のため一億円を協会側に支払った」と供述。東京地検特捜部は専従捜査班を設置し入札の経緯などを調べているもようだ。同協会の秋山直紀あきやま・なおき専務理事は八日の参院外交防衛委員会に参考人招致される予定。
毒ガス弾は福岡県苅田町で見つかり、調査事業の入札は二〇〇三年二月に実施。予定価格は約九百万円で、参加には全省庁の統一基準でCランク(予定価格が三百万円以上千五百万円未満)以上の資格が必要だった。
当時、交流協会の前身「日米文化振興会」の資格はDランク(同三百万円未満)。しかし防衛庁は「特殊業務なので入札参加者がいないと困る」として要件をDランクまで広げたため、入札に参加できた。
入札では、ほかにBランク(千五百万円以上三千万円未満)を持つ東京の印刷会社一社が参加したが、資格取得の際の営業品目は「ソフトウエア開発」などで、調査業務の届け出はなかった。
入札は予定価格を下回らなかったため、四回目まで実施。しかし印刷会社は一回目の入札後に辞退し、以降は振興会が単独で入札。最後は防衛庁担当者との話し合いで金額を決めた。
経緯を調べている共産党の大門実紀史参院議員は「最初から振興会が落札すると決まっていて、印刷会社は競争入札の形を取るための当て馬としか思えない」と指摘。印刷会社は「取材には応じない」としている。
2158
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/08(火) 03:17:05
謝礼名目で100万円要求 「建設相に」と秋山氏
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2008010701000785_Main.html
防衛族議員らが理事を務める社団法人「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀専務理事(58)が1998年、顧問を務める会社の遮音壁売り込みをめぐり、販売契約を結んでいた会社社長に対し、建設相だった瓦力衆院議員への謝礼名目で100万円を要求、送金させていたことが契約会社社長の証言で7日分かった。
瓦氏は同協会の理事。秋山氏は日米の安全保障関係者に太いパイプを持つとされ、8日、参院外交防衛委員会で行われる参考人質疑では、国防族議員との関係も焦点になるとみられる。
この契約会社は、富山県砺波市の「北陸アイン」(藤本栄樹社長)。秋山氏が日本支社の顧問を務める「アドバック・インターナショナル・コーポレーション」側と97年に遮音壁「アドバック」の製造・販売権契約を計1億円で結んだ。
2159
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/08(火) 04:04:01
山田洋行、秋山理事側に40万ドル提供…計1億7千万円に
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080108i201.htm?from=main2
防衛専門商社「山田洋行」が2003〜05年ごろ、防衛族議員らが理事を務める社団法人「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀専務理事(58)側にコンサルタント料の名目で計約40万ドル(4千数百万円)の資金を提供していたことが分かった。
同社は旧防衛庁発注事業などに絡み多額の裏金を秋山氏側に渡していたことが判明しており、資金提供の総額は03年以降の4年間で1億7000万円を超えた。秋山氏は8日、参院外交防衛委員会に参考人招致されている。政界と防衛関連企業の「パイプ役」と言われる同氏が何を語るか注目される。
新たに明らかになったのは、山田洋行の米国現地法人「ヤマダインターナショナルコーポレーション」(YIC)から、秋山氏が関係する企業や団体への資金提供。関係者によると、YIC元社長・秋山収被告(70)は東京地検特捜部の調べに対し、「毎年10万〜20万ドルを秋山氏が関係する企業などに送金した」などと供述している。総額は03年からの3年間で約40万ドルに上ったという。
送金先の一つは、米国企業「アドバック・インターナショナル・コーポレーション」(ロサンゼルス)で、秋山氏が顧問を務めている。同社の日本支社は過去に秋山氏が所有していた都内のマンションの一室に、東京事務所は同協会と同じ千代田区のマンション内に置かれている。アドバック社を巡る民事訴訟の判決は、同社について、「表向きの業務は建築資材の販売などだが、実際は防衛などのコンサルタント業で、協会との関連が深い」と指摘した。秋山氏はこの資金提供について、「コメントできない」としている。
山田洋行は06年10月、秋山氏に約25万ドル(約2900万円)の裏金を提供していた。同社元専務・宮崎元伸被告(69)が独立し、新会社「日本ミライズ」を設立した約1か月後で、両社は米軍事関連企業の代理店資格を巡る争奪戦の渦中にあった。
山田洋行は資金提供後、防衛長官だった久間章生衆院議員(自民)あての支援要請文書も秋山氏に渡していたが、秋山氏、久間氏とも否定している。
同協会は03年以降、毎年、日米両国で政治家や防衛関連企業の幹部を集めた「日米安全保障戦略会議」を開き、秋山氏も多くの防衛族議員とパイプを持つが、近年は久間氏との接近が目立っていた。前防衛次官の守屋武昌被告(63)は昨年11月の証人喚問で、秋山氏から久間氏との宴席に誘われたと証言している。
旧防衛庁が発注した福岡県苅田(かんだ)町の毒ガス弾処理事業を巡っては、03年11月に事業を落札した大手鉄鋼メーカーの下請けに山田洋行が入った。この前後に山田洋行から秋山氏側に計約1億円が提供された。
宮崎被告は「秋山氏から『地元対策費として約1億円を払えば処理事業に参加できる』と言われた。事業に参加できたお礼の意味もあった」などと供述しているが、秋山氏は1億円の受領を否定している。
一方、同協会は同年2月、毒ガス弾処理に関する調査業務を一般競争入札で受注したが、入札に参加したのは同協会と取引があった都内の印刷会社だけで、同社に受注の意思があったのか疑問も出ている。
(2008年1月8日3時2分 読売新聞)
2160
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/08(火) 13:45:48
南日本新聞の記事を盗用、回収へ 辻前衆院議員の著作
志布志・県議選事件
(01/08 08:13)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=8552
志布志・県議選事件を取り上げた、前民主党衆院議員で弁護士の辻惠氏(59)の著書「デッチあげを許さない 志布志選挙違反事件の真実」(東京・イプシロン出版企画)が、南日本新聞の記事を盗用していることが分かった。号外などの紙面も無断転載している。出版元の末井幸作代表(55)は7日、南日本新聞社を訪れ謝罪、同書を回収することを明らかにした。
同書は初版2500部。昨年12月、全国の書店で発売された。
盗用された記事は昨年2月23日の無罪判決が出る前後に連載された企画「買収のシナリオ」(3回)と「捜査暴走の闇」(10回)。同書の少なくとも10数カ所で、南日本新聞からの引用を明記しないまま、県警捜査員や事件関係者の談話などが記事とほぼ同じ表現で記述。無罪判決時の号外紙面や、解説、識者談話を載せた朝刊紙面も無断転載されている。
末井代表によると、同代表が辻氏の話を聞き書きし原稿化した際、分量が足りず事実関係を肉付けするため記事を引用したという。辻氏は原稿に目を通したが、引用元の記載や転載許可の有無についての確認はしなかったという。
末井代表は「一部で引用を明記していたのでそれで足りると思った。認識が甘かった」と話している。
南日本新聞は7日、辻氏の法律事務所や末井代表を通じ辻氏に説明を求めたが、同日中の回答はなかった。
辻氏は東京弁護士会所属。衆院議員当時に元被告の家族らから陳情を受けた。次期衆院選では、大阪17区の民主党公認候補に決まっている。
2161
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/08(火) 21:24:10
朝日新聞も無断引用と抗議 辻恵元衆院議員の著書
2008年1月8日 20時35分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008010801000843.html
朝日新聞西部本社は8日、元衆議院議員で弁護士の辻恵氏の著書に連載記事と酷似した表現や構成があるとして、辻氏と出版元に抗議したことを明らかにした。
同社広報センターによると、著書はイプシロン出版企画(東京)発行の「デッチあげを許さない 志布志選挙違反事件の真実」。辻氏側に対し「連載記事と酷似した表現や文章の構成がそっくりな部分が相当ある」として抗議するとともに、説明を求めたという。
イプシロン出版企画は共同通信の取材に対し、朝日新聞の鹿児島県版に掲載された連載記事から無断引用したと認めた。
同社は、南日本新聞社(鹿児島市)に対しても無断引用を認め謝罪している。
(共同)
2162
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/08(火) 21:27:01
辻恵・前衆院議員の著書、朝日などの新聞記事を無断引用
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080108i313.htm?from=main3
2003年の鹿児島県議選を巡る買収無罪事件を取り上げた前民主党衆院議員の弁護士・辻恵氏(59)の著書「デッチあげを許さない 志布志選挙違反事件の真実」(イプシロン出版企画)が、朝日新聞と南日本新聞の記事を無断引用していることが8日、分かった。
辻氏やイプシロン出版企画によると、辻氏が買収無罪事件の元被告から聞き取りを行うなどして原稿化した。このなかで、事実関係を補うために、両紙の記事をいずれも10か所以上、無断で引用したという。
辻氏は「事件で何が起きたかを再現するために、出版社に事実関係を補強してもらったが、出典をチェックしないまま出版することになってしまった。最終的には著者である自分の責任」と話している。
南日本新聞社の杉原洋・報道本部長は「(買収無罪事件についての)記事は元被告らから大変苦労して取材した成果であり、それを盗み取りすることは許せない」と述べた。朝日新聞西部本社広報センターは「著書には弊社の連載記事と酷似した表現や文章の構成がそっくりな部分が相当数あり、出版元に抗議するとともに説明を求めた」とのコメントを出した。
(2008年1月8日21時9分 読売新聞)
2163
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/09(水) 03:18:35
秋山専務理事:顧問商社が担保マンション落札…今も住居に
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080109k0000m040142000c.html
日米平和・文化交流協会の秋山直紀専務理事(58)が、東京都豊島区のマンションを担保に1億8400万円の融資を受けて返済不能に陥った95年、自らが顧問を務める商社がこの不動産を競売で落札していたことが分かった。秋山氏は現在もマンションに住んでおり、関係法人を使った不可解な動きがまた一つ明らかになった。
このマンションは東京都豊島区目白2の5階建てマンション1階で、床面積約90平方メートル。登記簿などによると、秋山氏が89年12月に購入し、信用保証会社から1億8400万円の融資を受けた。しかし、返済不能になった95年5月、東京地裁が競売開始を決定。翌年5月、秋山氏が顧問を務める商社「アドバック・インターナショナル・コーポレーション」(当時タンジェリン・コーポレーション)が落札した。
さらに、06年1月には米ワシントンの法人「カウンシルフォーナショナルセキュリティ」に売却された。この法人は協会が毎年開催する「日米安全保障戦略会議」の共催団体に名を連ねたこともある。現在もマンションの所有者はカウンシル社だが、郵便受けに「秋山」とあり、秋山氏が住んでいるという。
この問題は8日の参考人質疑でも取り上げられ、桜井充委員(民主)が「カウンシル社はペーパー会社ではないか」と追及したが秋山氏は否定。借金を返さないまま担保を取り返した形になり、自己破産もしていない点を浅尾慶一郎委員(同)が「特殊な対応ではないか」と指摘すると「全部その処理は終わっています」と詳しい説明を避けた。
毎日新聞 2008年1月9日 2時30分
2164
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/11(金) 15:36:37
国の補助金受けた法人、閣僚16人にも献金 06年
2008年01月11日06時02分
06年以降に閣僚を経験した国会議員(引退1人を含む)47人のうち、福田首相ら24人が代表を務める各自民党支部が06年、国から補助金を受けた36法人から計1690万円の政治献金を受け取っていたことが朝日新聞の調べで分かった。このうち甘利経済産業相と若林農林水産相を含む16人は在任中に、20法人から計931万円の献金を受けていた。尾身幸次前財務相、高市早苗前特命相はすでに企業側へ返金し、松田岩夫元特命相も近く返金する。
政治資金規正法は、国の補助金を受ける法人が交付決定通知を受けた日から1年間、献金することを原則的に禁じている。一方で、補助金の対象について「試験研究、調査または災害復旧に係るものその他性質上利益を伴わないものを除く」と適用除外を規定している。補助金受給企業・団体からの献金は、自民党の政治団体「国民政治協会」が06年に109企業・団体から計7億8000万円を受けていたことが明らかになっており、国と企業などとの癒着を防ぐ規制が骨抜きになっている実態が改めて明らかになった。
06年分の政治資金収支報告書などによると、代表を務める自民党支部が、国の補助金交付決定を受けた法人から1年以内に献金を受けていた閣僚らは、現職では福田首相、町村官房長官ら8人。05年10月に発足した第3次小泉改造内閣と06年9月発足の安倍内閣では、安倍前首相や麻生太郎元外相ら16人で、24人への献金額は計1690万円にのぼった。
福田首相や安倍前首相ら18人は、「適用除外に該当する」「寄付者が補助金を受けているか把握することは事実上、不可能だ」などとして、献金に問題はないという考えを示した。3人は「事実を確認し対応を決めたい」と答えた。
献金していたのは建設、製紙、機械などの大手を含む36法人(延べ48法人)。06年に国土交通、経済産業、農林水産、環境、防衛の5省庁から新規事業支援など計70億円以上の補助金を受け、それぞれ5万〜300万円を寄付していた。
http://www.asahi.com/politics/update/0110/TKY200801100351.html
2165
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/13(日) 10:26:13
公明・太田代表ら、選挙カー燃料代を不適正請求
2008年01月13日07時27分
選挙カーのガソリン代を公費で負担する選挙公営制度をめぐり、05年総選挙で太田昭宏・公明党代表や保坂武・文部科学政務官が燃料代を不適正に請求していたとして公費を返還していたことが分かった。伊藤達也・元金融担当相や平将明衆院議員も返還の意向を示している。地方選挙では各地で不正請求が相次いでいたが、国政選挙でもずさんな公費支出の実態が明らかになった。
総選挙での選挙カーの燃料費は1台分に限って8万8200円まで公費で負担される。候補者はあらかじめ契約した給油所で給油し、選挙後に選管が給油所に代金を支払う。
朝日新聞社が東京都と山梨県の両選管に情報公開請求したところ、太田代表(東京12区)は05年8月30日から9月10日まで、毎日同量の61.25リットルを足立区内の給油所で給油したと申請し、8万8200円を受け取っていた。太田事務所は相次ぐ不正請求に関する報道を受けて昨年10月、05年の状況を調査。「伴走車両の分も合わせて請求していた」という。11月に都選管に全額を返した。
選挙期間中、毎日70リットルを給油したと申請した保坂議員(自民、山梨3区)は上限額を受け取っていた。保坂事務所は「誤って随行車分を含めていたことが分かった」として随行車分の3万6750円を今月8日、山梨県選管に返還した。
伊藤議員(自民、東京22区)は毎日58.8リットルを給油したと申請し、上限額を受けていた。朝日新聞の指摘で事務所が調べたところ、実際の毎日の使用量は60〜65リットルだったが、担当者が公費上限額を選挙日数やガソリン単価で割って1日あたりの給油量を逆算し、実態と異なった書類を作ってしまったようだという。また、契約した給油所以外でも給油していたといい、「誤った認識のもと処理がされていた」として全額を返還する。
平議員(自民、東京4区)は毎日51リットルを給油したとして8万6904円を支給された。事務所が調べたところ給油所の請求書と都選管への申請書が不一致。「車の燃料代全体から法定額の範囲内で担当者が申請書を作っていた」という。平議員は「不適切な事務処理で反省している」とコメントを出し、全額を返還する。
http://www.asahi.com/national/update/0112/TKY200801120228.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/21(月) 22:55:10
「山拓への現ナマ工作」元タニマチが政界暗部激白
「閣僚ポストや政治資金のために奔走した。とくに拓のためには」。脱税事件や汚職事件で「政商」と呼ばれた元石油商、泉井純一氏(71)が夕刊フジのインタビューに応じ、過去の政界工作を激白した。複数の大物政治家に金を無心され、なかでも「山崎拓氏には2億7700万円を貢がされた」と明かす。うち1億円は所属派閥の領袖だった故渡辺美智雄氏の自民党裁総選のために用意したとし、「(その金で、山崎氏は)建設大臣ポストを買ったも同然」と暴露した。
泉井氏はこうした話をまとめて3月にも、回顧録「浪花のタニマチ(仮題)」(講談社)を出版する。
泉井氏は自省を込めて、大阪・ミナミのホテルで、「拓への献金総額は2億7700万円にのぼった。うち7700万円が僕のポケットマネー。最大の額面は91年、彼のボスのミッチー(故渡辺氏)が総裁選に出馬した際の1億円。カネ以外でも本人の要望に応じ、拓に建設相ポストがあたるようミッチーに働きかけたこともある。党の政調会長就任でも運動した」と明かした。
山崎氏は実際、91年11月に建設相に就任。泉井氏は「私が作った1億円で建設大臣のポストを買ったも同然」と話す。
山崎氏を通じて政界と縁ができると、「泉井石油商会」の献金も広がった。主な献金先も、小渕恵三元首相に1000万円、森喜朗元首相に500万円−などという。
山崎氏と関谷勝嗣元建設相がつくった若手議員の会合「拓勝会」のスポンサーになり、会合では東京・向島の料亭に芸者を呼び、支払いのほか、「出席者には当選回数に10万円をかけた車代を茶封筒に入れて配った」。
配った相手として記憶に残るのは、武部勤元幹事長▽与謝野馨・元内閣官房長官▽甘利明・経産相ら。石破茂・防衛相も「1、2回は参加していたはず」という。
泉井氏は96年に石油製品の取引に絡んだ脱税事件で東京地検特捜部に逮捕、翌年に関西国際空港の汚職事件で再逮捕された。脱税と詐欺罪で懲役2年の実刑判決を受け、2000年に服役。02年に出所したが、事件を境に、一部の政治家たちの態度は変わった。
「小渕さんは『できる限りのことはします』、森さんは『気にしている』といってくれた。しかし拓は冷淡だった。『僕がカネもらってないといえば、それでしまい』『1年か1年半、会わないでください』だと。あの態度にキレた」
山崎氏とは77年、早大校友の紹介で知り合ってからの長い付き合い。金に関するエピソードは尽きない。
「86年ごろだったが、拓から『こういう女性が大阪に行くからよろしく』というので、会うと、初対面のその女性は『7000万円貸してほしい』という。結局2回にわけて用立てたが、返済されたのは4000万円だけ。それを拓にいうと『貸したのは、あなたの勝手でしょう』ときた。いかにも彼らしい」
出版する本にも面白いエピソードがある。「実は出所直後、手記を出そうとしたが、貧すれば鈍すで、ある筋の金銭と引き換えに取りやめた」
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/21(月) 22:55:29
以前出そうとした手記は出版直前、ある宗教系新聞の元政治記者が突然現れ、「ゲラを1500万円で譲ってほしい。出版は断念してほしい」ともちかけられ、出所後で金銭的に困窮していたこともあって承諾したという。
この出版中止に、当時は一部で「政界の圧力か」と報道されたが、泉井氏は「金の出所は拓だと思う」という。
一方で、96年に一連の事件が噴出し、拘置所で検事の取り調べの合間、大学ノートに政治家への献金額などを記録した備忘録「泉井メモ」を作成した。
97年7月に保釈された直後、男が訪れ、「自分は許永中氏がオーナーを務める企業グループの金庫番で、これからいうことは、許オーナーの意向と思ってもらっていい」と前置きし、「備忘録を3億円で売ってほしい」ともちかけられた。泉井氏は承諾。2度に分けて現金2億5000万円が持ち込まれ、残りは藤田嗣治画伯の絵画で現物支給だった。許氏は「イトマン事件」で逮捕され、「政界のフィクサー」として知られる。
今回、泉井氏が出版を決意したのは「前回の手記から5年が経過し、年齢的にも最後のチャンスと判断した。私の体験を多くの人に知ってもらいたい」という。
泉井氏は21日夕、大阪市内のホテルでジャーナリスト尾塚野形氏主催の「形のアヤシイ新年会」に出席。こうした体験について講演する。
山崎拓氏の政策秘書・真次道夫氏は21日午前、夕刊フジの取材にこう話した。
「その件はもう10年前の話。当時、政倫審で泉井さんも証人喚問されたし、(山崎議員も)予算委員会で質問を受けてすべて答えた。それは一応決着した。もらってたか、もらってないかというのは、それはもらい方が合法か非合法かを当時、散々論争した。それがルールに則ったものでなければ、実際に罰せられているわけで、泉井さんはそれで刑事処分を受けたはず」。2億7700万円の授受には「それがもらったか、もらわないかは一言で言えない。その当時のやり取りも色々あるから…。2億7700万円と言ったって、それが他の先生方にいったということもあったと思う。とにかく10年前のことだから今はわからない。大騒ぎすることではない」と話した。
ZAKZAK 2008/01/21
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_01/t2008012119_all.html
2168
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/23(水) 10:58:41
松本衆院議員側に献金
5年で465万円、昨年分110万は返還
自民党副幹事長の松本純衆院議員(神奈川1区)が代表を務める「自民党神奈川県第1選挙区支部」(横浜市中区)と「松本純後援会」が、横浜市から療養費5400万円を不正受給していた針きゅう院を経営する土屋勉院長(70)から2003年〜07年、計465万5000円の寄付を受けていたことが22日、わかった。松本議員の秘書は読売新聞の取材に、「07年分の110万円を院長に返還した。06年以前の分は、不正が判明し次第、返還したい」と話した。
政治資金収支報告書によると、不正受給があった「横浜みなみ針灸(きゅう)マッサージ治療院」(横浜市南区)と「土屋針灸マッサージ」(同市中区)を経営する土屋院長から、選挙区支部へ03年に155万円、04年に90万円、05年に100万5000円、06年に10万円の寄付があった。
秘書によると、07年は選挙区支部と後援会を合わせて110万円の寄付を受けていた。
土屋院長は02年3月と05年6月に二つの針きゅう院を開設。市から支払われた療養費は02年度は2200万円、03年度は1億2000万円で、昨年9月までの受給額は約16億円に上っている。
調べによると、土屋院長は昨年4〜9月、利用者約400人の施術回数を水増しし、国民健康保険や老人保健の療養費の請求を繰り返し、5400万円を不正受給していた。市保険年金課は、以前から多くの利用者の施術回数を水増ししていたとみている。市は不正受給は数億円に上るとみており、土屋院長を刑事告発する方針。
松本議員の秘書は「土屋院長が不正をしていた認識は全くなかった。報道を見て驚き、道義的な責任から返還することにした」としている。
◇営業を停止従業員解雇◇
針きゅう院が従業員に解雇を通知し営業を停止したことが22日、わかった。土屋院長とは連絡がつかなくなっている。
市保険年金課によると、針きゅう院と22日午前、電話連絡がつかなくなった。職員が出向き、営業停止を確認した。
従業員によると、21日朝に針きゅう院側から「きょうから営業を停止する。出勤は必要ない。置いてある個人の荷物は取りに来るように」と電話があった。
針きゅう院側は、2月20日までに完全に閉鎖することや、再就職に必要な離職票を発行することなどを説明した。不正請求の問題や従業員の再就職先についての説明は一切、なかったという。
視覚障害のある従業員の男性マッサージ師は「ここのマッサージ師の大半が視覚障害者で、みんな再就職できるか不安がっている。これまで一生懸命に汗を流して仕事をしていたのに、本当に腹立たしい」と話している。
◇ ◇ ◇
横浜市が不正請求を調査するために針きゅう院の利用者に郵送したアンケート用紙を、土屋院長が回収するよう従業員に指示していたことが22日、わかった。土屋院長は、アンケートを渡さない利用者の施術を打ち切るよう従業員に指示したり、協力しない従業員は解雇したりしていた。
関係者によると、アンケート用紙は昨年11月に針きゅう院で施術を受ける人たちに郵送された。土屋院長は11月14日の朝礼で「市から利用者の自宅にアンケートが一斉に送られた。利用者宅を訪問したとき、用紙を回収するように」とマッサージ師全員に指示。提出を拒んだ利用者は「治療を打ち切るように」と話した。
アンケートの回収に協力した利用者には、洋菓子とカレンダーを渡したといい、約6割を針きゅう院側で回収したという。
一方、市によると、利用者約850人に郵送したが、回答があったのは2割に満たない約150人だった。
用紙の提出を拒み、施術が打ち切られた70歳代の女性は「こんな詐欺まがいなことをしていいのかと事務員に話したら、『治療を打ち切ります。私たちとはもう関係ありませんから』と言われました。本当に許せません」と憤った。
また、従業員の男性は「アンケートを回収して以降、利用者が100人以上減り、従業員も数人解雇された」と話している。
(2008年1月23日 読売新聞)神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20080123-OYT8T00102.htm
2169
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/26(土) 15:47:31
週刊アサヒ芸能で名誉棄損…165万円賠償命令
詐欺人生を送ってきたとする記事を「週刊アサヒ芸能」に書かれ、名誉を傷つけられたとして、民主党の永田寿康元衆院議員に「送金指示」メールを提供した男性らが、出版元の徳間書店(東京)に計5500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は23日、165万円の支払いを命じた。
矢尾渉裁判長は大半の記事について「真実と認めるに足りる証拠はなく、社会的評価を低下させた」と指摘。男性が代表を務める会社への名誉棄損は退けた。
判決によると、週刊アサヒ芸能2006年4月13日号は「ヤクザ使って脅迫ビデオ撮影」などと題する記事を載せた。
男性は永田元議員に、ライブドア元社長の堀江貴文被告が武部勤自民党幹事長(当時)の二男に送金するよう指示したとの「社内メール」を提供。その後、メールは偽物と判明した。
徳間書店は「担当者がおらず、コメントできない」としている。
ZAKZAK 2008/01/24
http://www.zakzak.co.jp/gei/2008_01/g2008012412_all.html
2170
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/06(水) 16:00:50
アルビ会員名簿を選挙に利用
サッカーJ1のアルビレックス新潟の後援会名簿が、昨年県内で実施された選挙で、特定の候補者の選挙活動に目的外利用されていたことが5日、分かった。
アルビレックス新潟後援会事務局によると、目的外利用されたのは、県内に40ある地区後援会のうちの1後援会の名簿で、漏れたのは100人程度。会員からの指摘で分かったという。
特定の候補者の運動員をしていた地区後援会会員が、単独で持ち出して投票依頼の文書郵送などに利用したとみられ、事務局は「名簿を利用した当事者は深く反省している」として、地区名や選挙の種類、候補者名のほか、利用情報の内容については明らかにしていない。
事務局は今月に入り、約1万500人の全個人会員と法人会員に文書を郵送、個人情報保護法の目的外利用に当たるとしておわびした。事務局の後藤俊次専務理事は「当該の地区後援会の方にはこれから別途説明する。申し訳ないことをした。各地区会長を通じて再発防止を呼び掛ける」と話している。
おわび文書を受け取った長岡市の会社員男性(43)は「自分が該当するのか、具体的に何の情報が使われたのかなど全く分からず、きちんと説明するべきだ。スポーツと全く関係ない選挙に使われたというのは気分が良くない」と困惑していた。
新潟日報2008年2月6日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=108013
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/07(木) 17:41:11
ポスター損壊:牧原衆院議員、被害100件 さいたま市
比例代表北関東ブロック選出の牧原秀樹衆院議員(36)=自民=のポスターが破られる被害がさいたま市で相次ぎ、昨年秋から約100件に上っていることが分かった。牧原氏の事務所は、器物損壊容疑で埼玉県警に被害届を出した。
事務所によると、ポスターは縦約55センチ、横約40センチで、さいたま市内の党の掲示板に昨年9月ごろから張っていた。その直後から今年1月にかけ、議員の顔の部分を切られたり、看板ごと持ち去られているという。牧原氏は次期衆院選で、埼玉5区(さいたま市北区など)からの出馬を予定している。事務所は「こういうことが起きるのは非常に残念。捜査の行方を見守りたい」と話している。【浅野翔太郎】
http://mainichi.jp/select/today/news/20080207k0000e040042000c.html
2172
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/09(土) 01:24:28
自民県連事務局長、書類送検へ
参院選 違法チラシ郵送容疑
昨年7月に投開票された参院選の選挙期間中に、自民党公認で立候補した入倉要氏と横内知事が握手している写真が掲載されたチラシが、公職選挙法で定められた証紙を張らないまま有権者に郵送された問題で、県警は、自民党県連の男性事務局長を公職選挙法違反(文書頒布)の容疑で近く甲府地検に書類送検する方針を固めた。
チラシは、中部横断道の県費負担の減額など知事の“実績”とともに、「横内知事が入倉氏を激励」などと書かれ、入倉氏への投票を呼びかける内容。7月中旬に北杜市や韮崎市、甲斐市などに地域特定郵便で約10万世帯に郵送されたとされる。調べによると、事務局長は、チラシの印刷の発注や封筒へ詰める作業、発送を指示した疑い。読売新聞のこれまでの取材に対し、チラシや封筒の印刷を請け負った甲府市の印刷会社は「事務局長に印刷を依頼され、チラシや封筒は自民党県連会館に納品した。代金は事務局の女性から直接手渡された」と話していた。
県警は、これらの状況や、印刷代と発送料を合わせると計500万円以上に上ることなどから、自民党県連が組織的に関与した可能性があるとみて、県議や県連関係者から事情聴取を進めていた。
(2008年2月8日 読売新聞)山梨
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080207-OYT8T00657.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/11(月) 20:59:27
飲酒運転:柿沢元外相の長男都議 首都高速で自損事故
民主党の柿沢未途・東京都議(37)が首都高速で酒を飲んで乗用車を運転中、自損事故を起こしていたことが分かった。警視庁高速隊は道交法違反(酒気帯び運転)容疑で柿沢都議を書類送検する方針。
調べでは、柿沢都議は9日午後10時53分ごろ、東京都板橋区泉町の首都高5号線で乗用車を運転中、カーブを曲がり切れず中央分離帯に衝突。ほかの通行車の通報で駆け付けた高速隊が柿沢都議の呼気検査をしたところ、基準値の0.15ミリグラム以上のアルコールを検出した。柿沢都議にけがはなく、「焼き肉店で事務所関係者と酒を飲んだ後、知人の家に向かう途中だった」と供述しているという。
柿沢都議は柿沢弘治元外相の長男。01年に初当選し現在2期目。【吉井理記】
毎日新聞 2008年2月11日 16時10分 (最終更新時間 2月11日 16時14分)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080211k0000e040030000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/12(火) 15:55:04
酒気帯びで事故の柿沢都議が辞職
酒気帯び運転で摘発された柿沢未途・東京都議会議員が、事故直後に現場に積もっていた「雪」を食べ、アルコール検査で「飲酒運転」をごまかそうとしていた疑いがある事が新たにわかりました。柿沢都議は12日午前、議員辞職したことを明らかにしました。
「先ほど、議長あてに自らの責任をとって辞職願を提出させて頂きました」(民主党・柿沢未途都議)
議員辞職願を提出したのは、柿沢弘治元外務大臣の長男で、都議会・民主党の柿沢未途・都議(37)で、辞職願は受理されました。
柿沢都議は今月9日夜、板橋区の首都高速道路で自家用車を運転していたところ、壁に衝突しました。基準値を超えるアルコールが検出され、警視庁は近く、酒気帯び運転の疑いで書類送検する方針です。
事故当時、東京都内では雪が積もっていましたが、警視庁のその後の調べで、柿沢都議は、事故現場に警察官が駆け付けた際、現場周辺に積もっていた「雪」を食べていた事が新たに分かりました。警視庁は、アルコールが検知されないよう、雪を食べて飲酒をごまかそうとしたとみています。
柿沢都議は、近所の焼き肉屋で秘書らと酒を飲んだ後、同じ都議会民主党の同僚の女性議員の自宅に車で向かう途中だったということです。柿沢都議はNHK記者から転身し、 現在2期目でした。(12日12:05)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3778436.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/12(火) 16:21:22
談合:元行田市議ら逮捕 埼玉県警
埼玉県行田市発注の下水道関連工事で談合したとして、県警捜査2課と行田署は29日、行田市須加、元行田市議で「大沢建設」会長、大沢一郎(58)、同所、同社営業部長、須加正(58)、同市富士見町2、「小川工業」営業部長、小川浩一(47)の3容疑者を競売入札妨害(談合)容疑で逮捕した。遅くとも同市が予定価格の公表を始めた01年10月から談合が恒常化していたとみて追及している。
調べでは、大沢容疑者らは、06年11月15日に指名競争入札があった同市持田の「第6処理分区汚水枝線工事」(予定価格1700万円)と同市旭町などの「合流改善機械設備工事」(同940万円)で、それぞれ自社が落札できるよう他の指名業者と談合した疑い。須加容疑者は容疑を認めているが、大沢容疑者は「積極的にかかわっていない」と供述。小川容疑者は否認しているという。
枝線工事は大沢建設が1570万円で、機械設備工事は小川工業が860万円で落札した。業者は市から指名通知を受けた翌日の同8日、市内の喫茶店に集まり、談合したという。【山崎征克】
毎日新聞 2008年1月29日 21時28分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080130k0000m040108000c.html
自殺:埼玉・行田市の前市長か…談合捜査の渦中
12日午前、群馬県みなかみ町藤原の宝川温泉で、男性が首をつって死亡しているのが見つかった。埼玉県警などによると、男性は埼玉県行田市の横田昭夫・前市長(66)とみられる。県警は自殺とみて動機などを捜査している。関係者によると、横田前市長は知人らと温泉に出かけていたという。
横田前市長の任期中の06年11月の市発注工事をめぐり埼玉県警は1月、競売入札妨害(談合)容疑で建設会社の会長ら3人を逮捕。横田前市長の関与の有無も捜査していた。
横田前市長は市助役から03年の市長選に初当選。04年ごろから、選挙資金にまつわる中傷や支援者との関係をひぼうする怪文書がまかれ始め、街宣車による活動もあったという。07年4月の市長選では告示直前、「ひぼうや中傷に疲れた」と、出馬を取りやめた。【浅野翔太郎】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080212k0000e040073000c.html
2176
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/18(月) 00:14:23
自民県連事務局長を公選法違反容疑で書類送検
違法チラシ郵送
昨年7月に投開票された参院選の選挙期間中に、自民党公認で立候補した入倉要氏と横内知事が握手している写真が掲載されたチラシが、公職選挙法で定められた証紙を張らないまま有権者に郵送された問題で、県警は15日、自民党県連の男性事務局長を公選法違反(文書頒布)の容疑で甲府地検に書類送検した。
調べなどによると、事務局長は、チラシの印刷の発注や封筒へ詰める作業、発送などを指示した疑い。
チラシは、中部横断道の県費負担の軽減など知事の“実績”とともに、「横内知事が入倉氏を激励」などと書かれ、入倉氏への投票を呼びかける内容。7月中旬に北杜市や韮崎市、甲斐市などに地域特定郵便で約10万世帯に郵送されたとされる。
(2008年2月16日 読売新聞)山梨
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080215-OYT8T00763.htm
2177
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/20(水) 08:35:51
震災談合 県会議長が辞意
和田内潜建常務ら起訴
県発注の能登島大橋復旧工事を巡る談合事件で、金沢地検は19日、談合罪で七尾市の建設会社「和田内潜建」の常務平外美容疑者(58)を起訴、3分割で発注された同工事を落札した2建設会社の3容疑者を在宅のまま同罪で起訴した。これを受け、妻が和田内潜建社長の和田内幸三・県議会議長は同日夜、議長職の辞意を固め、自民党県連の米田義三幹事長に電話で伝えた。和田内議長は、25日開会の3月定例会に辞職願を提出する見通し。
米田幹事長によると、和田内議長から「大事な予算を審議する議会に支障をきたしてはいけない。議会冒頭で議長を辞職したい」と申し出があったという。
和田内議長は、13日の自民党県連役員会で、「しかるべき時期に決断したい」と述べ、辞職は避けられない情勢になっていた。報道各社に囲まれた米田幹事長は、「道義的責任を感じての良心的かつ適切な決断をしてくれたと思っている」と話した。同党県議団は22日、緊急の役員会と議員協議会を開き、新議長候補の人選に入る。
和田内議長は、25日に下沢佳充副議長に議長辞職願を提出。議会冒頭で審議され、承認されれば新議長選出の投票に入る。
和田内議長の進退を巡っては、公明党や共産党、市民団体などが議長職辞職を求める申し入れをしていた。
◇
金沢地検は、平容疑者のほか、七尾市の建設会社「戸田組」の取締役長谷善建(59)、「川田組」の代表取締役川田尚昭(40)と営業担当堀下定晴(42)の3容疑者を同罪で在宅起訴した。
起訴状によると、平容疑者らは昨年12月5日に県が指名競争入札を実施した3件の能登島大橋補修工事で、参加した12業者で入札額を調整して談合した。3工事は、「ダルマ落とし」と呼ばれる落札業者が重ならない方式で、和田内潜建、戸田組、川田組がそれぞれ落札した。
県警捜査2課などの調べで、戸田組の長谷容疑者が、地元で工事実績が豊富な和田内潜建の平容疑者に連絡。平容疑者が川田組の堀下容疑者に連絡を取り、3社で工事を分け合うよう話を取りまとめていた。
同容疑で逮捕されていた和田内潜建の営業部長中川隆志容疑者(53)については処分保留で釈放された。
(2008年2月20日 読売新聞)石川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20080220-OYT8T00087.htm
2178
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/22(金) 13:04:40
ネット中傷町議に辞職勧告 山北町議会調査委が決議案
2006年7月の山北町長選を巡り、茂木猛町議(50)が名誉棄損容疑で書類送検され、起訴猶予処分となった問題で、同町議会調査特別委員会は21日、3月6日に開会する町議会3月定例会に、茂木町議の辞職勧告決議案を提出することを決めた。
調査特別委は問題発覚後の07年12月に設置され、被害者や茂木町議を呼んで事情を聞くなど、独自に調査を進めてきた。特別委の川村俊治委員長はこの日、「起訴猶予にはなったが、町議としての道義的責任があり、議会の品位を傷つけており、辞職すべきという結論に至った」としている。
決議案は、本会議で議長と茂木町議をのぞく12人で採決される。可決されても法的拘束力はないという。
茂木町議は「名誉棄損は深く反省しているが、今後も議員として町のため身を粉にして働きたい」と辞職する考えはないことを明らかにした。
茂木町議は06年6〜9月にかけて、同町長選で相手陣営幹部の70歳代男性と60歳代女性を中傷する話をインターネットの掲示板「2ちゃんねる」に書き込んだとして松田署が07年11月、名誉棄損容疑で書類送検。横浜地検小田原支部は08年1月、茂木町議を起訴猶予処分にしている。
(2008年2月22日 読売新聞)神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20080222-OYT8T00093.htm
2179
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/22(金) 13:06:06
民主、地検に「徹底捜査を」
自民の違法チラシ問題で
昨年7月の参院選期間中、公職選挙法で定められた証紙を張らないまま、横内知事と一緒の写真を載せた自民党候補のチラシが郵送されたとして、同党県連の秋山武事務局長が同法違反(文書頒布)容疑で書類送検された事件で、民主党県連は「秋山事務局長一人でやったとは考えにくい」として、捜査の徹底を求める上申書を甲府地検に提出したことがわかった。
民主党県連によると、上申書は20日に県連総務局長名で提出した。上申書は、〈1〉500万円以上が支出されたチラシについて事務局長が主導していたとは考えられない〈2〉民主党県連の独自調査では複数の県議や国会議員が関与した可能性があるが、県警が事情聴取したのはごく一部――などと主張し、捜査の徹底を求めている。
同党県連の樋口雄一幹事長は「事務局長が一人で出来るとは思えず、真相解明を求める声は県民からも寄せられている。突っ込んで捜査し、新たな事実を明らかにしてほしい」と話している。
甲府地検は「上申書の提出を受けたかどうかを含め、コメントできない」としている。
(2008年2月22日 読売新聞)山梨
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080222-OYT8T00027.htm
2180
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/24(日) 14:39:44
臨戦:衆院選 鈴木宗男氏、控訴審判決前に心境「司法の良識信じる」 /北海道
◇新党大地集会、テープで心境
新党大地代表の鈴木宗男衆院議員(60)=比例代表北海道ブロック=は23日、党が札幌市で開いた集会で、あっせん収賄罪などに問われた控訴審判決(26日、東京高裁)に触れ、「司法の良識、良心を信じて粛々と26日を迎えたい」と心境を語った。
鈴木氏は女満別空港から新千歳空港に向かう便が悪天候で欠航となり欠席した。会場には急きょ録音したテープが約20分間流され、支持者ら約80人が耳を傾けた。
鈴木氏は1審・東京地裁(04年11月)で懲役2年、追徴金1100万円(求刑・懲役4年、追徴金1100万円)の実刑判決を受けた。鈴木氏はテープの中で「初めから鈴木(逮捕)ありきだった」と検察批判を展開する一方、「具体的、客観的な資料や関係者の情報が出ている」と逆転無罪への自信を語った。
一方、民主、自民両党が求める次期衆院選での選挙協力には言及しなかった。【大谷津統一】
毎日新聞 2008年2月24日
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20080224ddlk01010328000c.html
2181
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/28(木) 09:41:36
鈴木議員、世論にらみ「国策捜査」批判
2008年02月26日13時44分
26日の控訴審判決は「行政の公正に対する社会一般の信頼を著しく害している」と衆院議員・鈴木宗男被告(60)を厳しく非難し、「実刑」とした一審の判断を支持した。しかし、東京地検特捜部に逮捕されたころの疑惑報道に比べ、メディアへの登場の仕方も変わり、国政復帰も果たした。世論は鈴木議員を受け入れているのか、一時的な現象か。検察批判を続ける鈴木議員の問いかけは最高裁でも続く。
「公の立場の人が持ってきた話を聞き、協力するのは当然。私的に橋や道路を造れとは私は言ってない」。そう言い切る鈴木議員の元には地元の業界団体などが、次々と陳情に訪れる。05年の総選挙では、自身が代表を務める「新党大地」が43万票を集めた。北海道では、次の総選挙でその「集票力」が鍵になるとみて、自民党、民主党とも協力を取りつけようと争い、「ムネオ詣で」はやむ気配がない。
国会議員が政府をただす質問主意書も1千通を超え、全議員の中で突出して多い。質問項目は、自身のホームページの「ムネオ日記」で紹介し続けている。
刑事被告人であることを忘れさせるような盛んな動きは、実刑判決が確定しながらも国政に復帰した中村喜四郎元建設相とは対照的だ。国会の議事録に復帰後の中村元建設相による言葉は見あたらない。一方、鈴木議員はバラエティー番組にも積極的に出演。今月には東京マラソンにも出場している。
鈴木議員は、自分を逮捕した検察に対して「国策捜査だ」と批判し続けている。鈴木議員への捜査の中で起訴され、有罪判決を受けた佐藤優・外務省元主任分析官=上告中=が検察批判を重ねた「国家の罠(わな)」(新潮社)がベストセラーになり、検察に対する社会の見方も変わってきたと感じるという。
ある検察幹部は、旧住宅金融専門会社(住専)の不正融資をめぐる事件のように、国民が受けた大きな負担に対する責任追及としての事件を「国策捜査」と位置づけた上で、こう話す。「最近は『国策捜査』が世論の評価を得たかどうか、つまり大衆に受ける捜査の意味になっている」。一方で、別の幹部は「鈴木議員の行為は国策捜査かどうか以前の問題だ」。
ジャーナリストの大谷昭宏さんは昨年末に鈴木議員と討論番組で一緒になった。「政治家を捜査のターゲットにすることで国民の喝采を受けると考えた検察のポピュリズムに対し、鈴木議員は計算されたメディア露出がうまい。『ムネオをやっつけるのが本当の正義なのか』と問いかけ、世論を引きつけてきた」と分析する。その背景には「百万単位のわいろより、ガソリン税や年金。国民の懐を直撃する巨悪は本当は役人なのではないかという不満がある」と言う。
http://www.asahi.com/politics/update/0226/TKY200802260181.html
2182
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/28(木) 10:16:19
あわや二重投票? 背後に不審な男女 取手市議選
2月28日7時51分配信 産経新聞
1月27日に行われた茨城県取手市議選で、不可解なできごとがあった。投票所を3度にわたって訪れた女性(84)に対し、市選管職員が誤って2回投票用紙を渡した。職員が投票前に気づき、危うく二重投票は免れたが、女性は最初の投票の際、家族が知らない男女に連れられて投票所に向かっていたという。
家族らの話によると、この女性は投票日の午前、家族が知らない間に、投票所への入場券を持たずに投票所を訪れた。市選管職員が本人確認を行ったところ、名前しか言えなかったため、投票用紙は発給されなかった。午後になって女性は再び訪れ、紙に書いた名前、住所、生年月日を言ったため、本人と認めて投票用紙を渡した。女性は1人で投票台に行き、投票箱に投票用紙を入れたという。
家族は女性がいなくなったことに驚き、近所などを探していたが、やがて、投票所に連れて行ったという男性と帰ってきた。その際、男性は家族に「選挙には行かない方がいいのでは」といったという。このため家族が不審に思い、家族の分と女性の分の入場券を持って投票所に行った。
投票所で女性が入場券を渡すと、投票用紙を渡されたが、選管職員に2度目の投票であることを指摘され、投票できなかったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000029-san-l08
2183
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/28(木) 10:21:36
「久間先生が会社譲る」 長崎市長射殺の被告、事務所は全否定
02/25 13:27更新
長崎市の伊藤一長市長(当時)射殺事件の第5回公判が25日、長崎地裁(松尾嘉倫裁判長)で開かれ、殺人などの罪に問われた暴力団幹部城尾哲弥被告(60)は被告人質問で「(犯行の)前日に、拳銃(けんじゅう)で天に向けて発砲しようという気持ちになった」と述べた。
城尾被告は、自分の不満を世間に知ってもらうため、事件3日前にテレビ局に市政を糾弾する文書を送った際、元運転手の男性に「騒動を起こさないとテレビ局が真剣に動いてくれないかもしれない」と話したことを明かした。
また、昨年2月「久間先生(久間章生衆院議員)がガードマン会社を譲ると言っている」と知人から聞かされたと供述。久間議員の私設秘書とも連絡を取ったと述べた。
長崎県諫早市の久間議員の事務所は「全く知らないことだ。コメントのしようもない」としている。
起訴状によると、城尾被告は昨年4月17日夜、JR長崎駅前の歩道で近くの選挙事務所に向かっていた前市長に拳銃を2発発射、死亡させた。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/125339/
2184
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/02(日) 00:38:58
ポスター破損:党広報板盗もうとした60歳男を逮捕 埼玉
さいたま市内で牧原秀樹衆院議員(36)=比例代表北関東ブロック、自民=の政治活動ポスター約100枚が破られるなどした事件で、県警は1日、同市西区佐知川、社団法人職員、容疑者(60)を窃盗未遂容疑で現行犯逮捕した。
調べでは、容疑者は1日午前4時35分ごろ、さいたま市西区水判土(みずはた)で、ポスターが張られた党広報板1枚を盗もうとした疑い。警戒中の大宮西署員が発見した。窃盗や器物損壊容疑でも調べる方針。通勤途中で、「ポスターが目障りだった。昨年からやっている」と供述している。
県警は2月17日に同市大宮区の会社員、容疑者(27)を窃盗容疑で逮捕したが、被害が続くため警戒していた。2人に接点はないとみている。
牧原議員は次期衆院選に埼玉5区から出馬予定で、「自分の選挙区の方が逮捕されたのは残念」とコメントした。【浅野翔太郎】
毎日新聞 2008年3月1日 18時52分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080302k0000m040030000c.html
2185
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/03(月) 01:29:40
チラシ問題ただす声も
自民県連総務会 県議団設立は了承
自民党県連は1日、昭和町内で総務会を開いた。保坂武会長が、組織強化を目的に定期的に開くことを決めてから初の会合だったが、昨年7月の参院選期間中の違法チラシ配布問題で、「(書類送検された)事務局長が一人でやったとは思えない」と当時の幹部に説明を求めたり、衆院山梨2、3区の公認問題への対応をただす声が上がり、県連が抱える様々な問題が改めて露呈する形となった。
保坂会長はあいさつでチラシ問題に触れ、「会長として改めておわびしたい」と陳謝。しかし出席者が「問題が不透明なままでは、党員をやめるという声も出ている」などと説明を求め、当時幹事長だった臼井成夫県議が「経理関係の書類は一切見たことがない。一円、一銭たりとも決済したことはない」と関与を否定する場面もあった。
直前の役員会では、深沢登志夫県議を会長に県連所属県議団を作る案が提案され、総務会で了承された。しかし、横内知事の後援会が出来ないのは党県議団が分裂しているからだなどという批判も出た。
また、党籍を離脱した横内知事も出席し、「私を育ててくれた自民党に対する感謝の思いは、いささかも変わらない」と理解を求め、保坂会長は「県政与党に変わりはない」と応じる場面もあった。
(2008年3月2日 読売新聞)山梨
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080302-OYT8T00085.htm
2186
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/07(金) 01:33:10
「支援者に申し訳ない」 福田氏自己破産へ
昨年の参院選などで抱えた借金約6900万円の返済を断念し、自己破産することを決めた福田晃治氏(43)は3日、読売新聞の取材に、「債権者や選挙で応援してくれた方には大変申し訳ない思いでいっぱいだ」と述べ、債権者らに謝罪した。
福田氏によると、昨年秋ごろから、国民新党公認で戦った選挙期間中の未払い金約800万円を分割払いする方向で債権者と和解協議を進めていた。しかし、同年末、一部報道で未払い金の存在が伝わったため、自らが代表を務めている福祉ボランティア団体の事業費を金融機関から借り入れることが難しくなり、事業継続を断念。支援者などからも選挙などでの費用を返済するよう迫られるようになったという。債権者は約30社にのぼるが、福田氏は、「現在の状態では返済は難しく、実行できないことを約束しても、また迷惑をかける」と話した。
一方、債権者の1社が国民新党を相手取って損害賠償を求める動きがあることについては、「債権者の考え方であり、コメントする立場にない」と話した。
(2008年3月4日 読売新聞)群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080304-OYT8T00004.htm
2187
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/07(金) 01:36:45
柿沢氏、県特別顧問を辞職
長男飲酒事故で引責
県は4日、元外相の柿沢弘治氏(74)が県特別顧問を31日付で辞職すると発表した。柿沢氏は、飲酒運転事故を起こして都議を辞職した長男・未途(みと)氏(37)の不祥事の責任があるとして、県関係者に辞意を伝えていた。横内知事は後任について考えていないといい、“サプライズ人事”として昨年4月に新設した県特別職のポストは、任期を1年残して途絶えることになった。
柿沢氏は2003年の衆院選で落選したのを機に政界を引退。06年に北杜市に居住し、都内と行き来する生活を続けていた。横内知事は、任期2年の特別顧問として迎え、観光、環境、経済など県政の課題について政策提言を期待していた。しかし、未途氏が事故を起こした2月9日以降、周囲に「息子の事故は私の責任。これ以上公職を続けられない」と話していた。
柿沢氏は同14日に神奈川県内の大学病院で食道がんの手術を受けて入院中で、順調に回復しているという。3日に見舞った横内知事に正式に辞意を伝え、了承された。
4日に記者会見した横内知事は「健康上の理由を言っておられたが、(未途氏の件で)県に迷惑をかけたくないという思いも背景にあると推測している」と語った。柿沢氏には月50万円の報酬が支払われていたが、来庁したのは座長などを務める特別会議への出席を含めた43日で、議会の一部から「報酬が高すぎる」との批判もあった。
しかし、横内知事は柿沢氏に桃やブドウの輸出に向けて駐日中国大使との会見を設定してもらったことなどを挙げ、「経歴や人脈、見識などから適当な額だと判断した。(報酬を)はるかに上回る大きな貢献をして頂いた」と述べた。
柿沢氏は、県産業立地推進アドバイザー、県経済財政諮問会議の議長代理などの役職は続ける予定。
(2008年3月5日 読売新聞)山梨
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080304-OYT8T00676.htm
2188
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/08(土) 01:41:14
公選法違反で無罪 高知県議選の落選候補
2008年3月7日 13時26分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008030701000359.html
昨年4月の高知県議選で運動員に現金を渡し買収したとして、公選法違反の罪に問われた落選候補の元同県南国市議沢田幸子被告(58)=南国市=に、高知地裁は7日、無罪(求刑懲役10月)の判決を言い渡した。
伊藤寿裁判長は判決理由で「男性運動員と共謀したことについて、合理的な疑いがある」と指摘。現金を受け取ったとされるほかの運動員の供述も「変遷しており信用できない」とした。
沢田被告は、昨年3月から4月にかけて男性運動員らと共謀、投票や票の取りまとめをした報酬としてほかの運動員2人に計2万4000円を渡したとして起訴されていた。
共謀したとされる男性運動員ら3人は、公選法違反で有罪が確定している。
沢田被告は「買収は男性運動員が無断でやったこと」と主張していた。
(共同)
2189
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/12(水) 00:32:44
徴税逃れ指南容疑、58歳神戸市議を逮捕
知人が滞納していた法人税の徴収を免れさせるため、資産隠しを指南したとして、神戸地検特別刑事部は11日、神戸市議、上脇義生容疑者(58)(神戸市灘区上野通)を国税徴収法違反(滞納処分免脱)容疑で逮捕、自宅や議員控室など4か所を捜索した。
調べによると、上脇容疑者は知人で、同市内の風俗店を実質的に経営していた西川聖史容疑者(67)(兵庫県篠山市)らと共謀。西川容疑者が滞納していた法人税など約2億2000万円の徴収を免れるため、2005年5〜10月、風俗店の貸借保証金約1300万円を従業員だった赤松真一郎容疑者(57)(同県伊丹市)に譲渡したように装うなど計約2100万円を隠した疑い。
地検は西川、赤松両容疑者を逮捕して調べた結果、上脇容疑者が徴収逃れの手口を教えていたことが判明した。
上脇容疑者は1973年4月、兵庫県警に採用。94年12月に警部で退職、95年6月神戸市議に初当選した。現在、公明党県本部の団体渉外局次長を務めている。
(2008年3月11日22時34分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080311-OYT1T00669.htm
2190
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/12(水) 00:38:48
和嶋県議への名誉棄損容疑で男逮捕
民主党県連幹事長の和嶋未希県議(35)(酒田市)の名前をかたり、携帯電話の出会い系サイトに架空の内容を書き込んで名誉を傷つけたとして、県警捜査一課、情報管理課、酒田署は10日、酒田市内の自称自営業の男(38)を名誉棄損の疑いで逮捕した。
調べによると、男は昨年12月25日、携帯電話の出会い系サイトに、わいせつな電話を募集する内容などを和嶋県議の名前で書き込み、同県議の名誉を傷つけた疑い。
男は容疑を認め、和嶋県議以外の数人の名前もかたって同様に書き込みをしたと話しているという。
同署などによると、和嶋県議は昨年4月ごろから名前を使われて出会い系サイトに書き込みをされたり、金融業者に勝手に融資を申し込んだことにされたりする被害に遭うようになったほか、同じころから自宅の電話や携帯電話、メールに不審な連絡が来るようになったとして、5月上旬に同署に被害届を出していた。
出会い系サイトに載っているとの連絡を受けた和嶋県議が同署に届け出て、同署が男を割り出し逮捕した。
和嶋県議宅への不審な電話などは総計で100回以上に上るといい、同署で犯行の動機などを詳しく調べている。
読売新聞の取材に対し、和嶋県議は「県議選のあった昨年4月以降に電話がひどくなった。仕事上、電話にはすべて出る必要があるので、困っていた。動機については全く見当がつかない」と話した。
(2008年3月11日 読売新聞)
山形
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20080310-OYT8T00607.htm
2191
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/12(水) 00:39:50
「土地購入に高木氏関与」
元県幹部証言、住宅公社13年「塩漬け」の土地
県住宅供給公社が前橋市の高木政夫市長の長兄が経営していた「高木建設」から購入した土地を13年余りも“塩漬け”にしている問題で、公社を所管していた県土木部の元幹部が10日、読売新聞の取材に対し、「1994年夏ごろ、上司の土木部長から『(当時、県議だった)高木氏から話があったので購入を検討してほしい』と指示された」などと証言した。この問題で高木氏の関与を指摘する証言が出たのは初めて。
問題になっているのは、同市元総社町の土地約1・6ヘクタールで、県が94年11月に約10億5000万円で購入した。この日の県議会予算特別委員会で、川滝弘之県土整備部長は同年7月ごろに初めて、同社から土木部住宅課(当時)に購入の話が持ち込まれ、同年9月末に土木部長が決裁した、などと答弁した。
しかし、この元幹部によると、この土地については93年の時点ですでに同社との間で売買の交渉が進んでおり、職員が現地を視察するなどしていた。ただ、この土地にノンバンクの根抵当権が設定されていたため、交渉が長期化。94年夏ごろ、土木部長から、「高木県議から『根抵当権が抜けるので前の話を進めてくれ』という話が来ている」と言われたという。
元幹部は、「県議が関係する会社が持っている土地を購入するのはあまり筋が良くないと部内で賛否両論が出た。自分は新しい土地は買わず、既存住宅の改修に力を入れるべきと思っていたが、部長から『検討するくらいはいいだろう』と言われた」と話している。高木氏はほぼ同時期の同年8月、同社の監査役を任期途中で辞任している。
一方、この土地のうち約0・1ヘクタールは県が購入する2日前の94年11月2日に、約0・2ヘクタールは93年4月に、いずれも同社が取得した土地であることも新たにわかった。同特別委では水野俊雄県議(公明、前橋市区)が、旧地権者に対する調査結果として「高木建設は91〜92年ごろには、地権者に対して『県営住宅用地のため』として買収交渉をしていた」などと、公社の購入を前提に、同社が土地買収していた疑いを指摘した。
特別委ではこのほか、この土地の購入単価(1平方メートルあたり)について、当時の企画部土地対策課が適正価格を6万300円と回答したのに対し、購入を担当した住宅課が4700円高い6万5000円で購入していたことも明らかになり、福島金夫総務部長は「やや高いのではないかと思っている」と述べた。
一連の取引の経緯について、大沢知事は、「釈然としない」「本当に買う必要があったのかと改めて感じる」などと答弁。今後、県として土地購入に関するルールを明文化する考えを明らかにした。
元幹部の証言について、取材に対し、当時の土木部長は「覚えていない」とし、高木氏も「(県側に)働きかけたことはない」と話している。
(2008年3月11日 読売新聞)
群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080310-OYT8T00840.htm
2192
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/13(木) 11:52:51
グリーンピア跡地、企業側2億8000万円請求(和歌山)
3月11日17時3分配信 紀伊民報
那智勝浦町の中村詔二郎町長は10日開会した3月町議会で、大型年金保養基地「グリーンピア南紀」の跡地利用計画の契約解除に合意した中国系企業「香港ボアオ」が、町に約2億8000万円の支払いを求める民事調停を東京簡裁に申し立てていたことを明らかにした。
町は、町所有分の跡地を1億6000万円で10年間賃貸借し、その後は無償で譲渡する内容の契約を香港ボアオと結んだ。契約解除に伴い、町はこれまで企業側から振り込まれていた1億3600万円に加え、諸経費などの返還について交渉を進めていた。
中村町長は昨年12月の町議会で、賃料返却のほかに企業の諸経費を負担する可能性について「企業側が町に請求しない方針」と説明するなど、交渉が順調に進んでいることを強調していた。しかし、企業側は、解約の諸経費に1億円以上かかったと主張し、責任は町にあるとして支払った賃料の約2倍の額を請求した。
町と企業が交わした契約書には、契約解除が町に起因する場合、町は受け取り済み賃料の2倍額を返すという条項がある。
中村町長は「到底受け入れられない額」として、早期解決に向けて裁判官に公平な判断を求める方針という。
一般会計は61億円 前年度比0・1%増
那智勝浦町は10日、町議会に前年度比0・1%増となる総額61億6000万円の2008年度一般会計当初予算案など36議案を提出した。
主な事業は、勝浦地区広域漁港の人工地盤と耐震岸壁の整備1億6000万円、勝浦小学校新築のための設計業務委託3742万円、グリーンピア南紀跡地の維持管理1401万円など。
町議会は24日まで。一般質問は19、21日。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080311-00000005-agara-l30
2193
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/16(日) 03:37:02
中村道議が不適切申請 東京で陳情後ゴルフ 旅費受給(03/15 08:16)
自民党の中村裕之道議(後志管内)が昨年十二月、東京での公務出張の申請用紙に事実と違う帰宅日を記載し、ゴルフをした後の帰りの飛行機などの運賃三万四千九百四十円を受け取っていたことが十四日、分かった。中村道議は北海道新聞の取材に不適切な公費受給を認め、同日中に道議会事務局に帰りの運賃全額を返還した。
北海道新聞が入手した中村道議の「派遣(旅行)承認要求書及び費用弁償精算請求書」によると、中村道議は昨年十二月十八日から他の用務で東京に滞在し、二十、二十一の両日は、道議会新幹線・総合交通体系対策特別委の副委員長として、北海道新幹線の予算確保の陳情活動などを行った。請求金額は六万一千五百四十円で、内訳は東京の宿泊代が一万九千円、二日分の日当が七千六百円。二十一日の帰りの運賃は、羽田から新千歳までの飛行機代三万二千七百円とJR料金二千二百四十円だった。
だが、実際は二十一日に帰宅せずに東京で宿泊した後、二十二日早朝、静岡県まで新幹線で移動してゴルフをし、ロッジに宿泊。二十三日もゴルフをし、同日中に帰宅した。
ゴルフには釣部勲議長ら複数の道議も参加したが、釣部議長は、公費の請求は「私事都合で打ち切り」として、二十一日までとし、帰りの飛行機代は請求していなかった。
道議会事務局は「公務の滞在から私事に切り替わった場合、帰りの運賃の請求は不適切で自己負担とすべきだ」と話している。
運賃の請求について中村道議は「不適切だった」としたうえで、「議会事務局に相談したところ、運賃は返納すべきだとの指摘を受けたので返済した。(記載が事実と違ったのは)帰宅日が流動的だなどと事務局とやりとりする中、誤った。故意ではなかった」としている。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/81651.html?_nva=7
2194
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/17(月) 14:14:45
わいせつ行為:女性運動員に…世田谷区議を書類送検
選挙を手伝っていた女性運動員にわいせつ行為をしたとして、警視庁捜査1課と玉川署は17日、世田谷区の阿部力也区議(45)=民主=を強制わいせつ傷害容疑で書類送検した。
調べでは、阿部区議は昨年4月の世田谷区議会議員の選挙期間中に、事務所内で、運動員の30代の無職女性に対し、体を触るなどのわいせつ行為をした疑い。昨年11月に玉川署が女性から被害届を受理し、捜査していた。
阿部区議は、89年から91年まで現民主党代表の小沢一郎衆院議員の秘書を務めた後、世田谷区議選に立候補。99年に初当選し、現在3期目。先月26日から始まった2月定例議会は体調不良を理由に欠席していた。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080317k0000e040055000c.html
2195
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/19(水) 07:08:06
上脇市議が犯行指南か 神戸の風俗店資産隠し容疑
元風俗店経営者の資産隠しに関与したとして、国税徴収法違反容疑で神戸市議上脇義生容疑者(58)=公明=が逮捕された事件で、ほかの共犯者二人が神戸地検特別刑事部の調べに対し、上脇容疑者から「(隠し方などを)教えてもらった」などと供述をしていることが十七日、分かった。同容疑者逮捕から一週間。共犯の二人は大筋で容疑を認めているが、上脇容疑者は「何も知らない」などと否認を続けており、特刑部は容疑の裏付けを進めている。
調べや関係者によると、上脇容疑者は兵庫県警を退職し、一九九五年、神戸市議に初当選。その後、九九年の兵庫県議選に落選し、同年、行政書士の資格を取った。県警では風俗営業などの許可業務を担当していたこともあり、風俗店の許認可関係の書類作成を請け負うことも多かったという。
上脇容疑者は、行政書士仲間から共犯者の元風俗店経営西川聖史容疑者(67)=国税徴収法違反容疑で逮捕=を紹介され、付き合うようになった。 その後、中学時代からの友人だった元風俗店従業員赤松真一郎容疑者(58)=同容疑で逮捕=を西川容疑者に紹介。赤松容疑者は西川容疑者が経営する風俗店の従業員になったという。
特刑部は、三人の関係が親密になり、西川容疑者が実質的に経営する会社の資産隠しを共謀し、風俗店の営業譲渡を装う手口で、犯行が実行されたとみている。
一方、上脇容疑者は取り調べに対し「(犯行について)何も聞いてないし、(資産隠しのやり方の)指南もしていない。金も受け取ってない」などと供述しているという。
(3/18 09:18)
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0000878891.shtml
2196
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/19(水) 07:10:01
元委員長の「着服」認めず 指輪購入で公明党敗訴
公明党が竹入義勝元委員長に対し、党の資金500万円を着服し、百貨店で妻に指輪を買ったとして代金など計550万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は18日、請求を棄却した。
白石哲裁判長は「購入したとされる時期は委員長在任時の1986年6月ごろだが、当時は衆参同日選の最中で、百貨店で妻を伴って買い物をする精神的、時間的余裕があったか疑わしい」と指摘。
その上で「指輪の種類や形が特定されておらず、妻が持っていたと認められる証拠もない。元委員長が購入したと述べた店員の証言も、具体性がなく信用性に疑問がある」と判断した。
公明党は即日、控訴の手続きを取った。
判決などによると、竹入元委員長は67年から86年12月まで委員長を務めた。党は2006年に元委員長に対する調査チームを立ち上げ、その結果「指輪の不正購入が判明した」として提訴した。
http://www.47news.jp/CN/200803/CN2008031801000640.html
2197
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/22(土) 00:27:27
「アスベストの検査」と女子高生さわる 西宮市議逮捕
2008年03月21日22時56分
「アスベストの検査をする」などとうそをつき、対応した女子高生の胸などを触ったとして、兵庫県警尼崎南署は21日、同県西宮市議の坂野成志容疑者(27)=同市天道町=を住居侵入と強制わいせつの疑いで緊急逮捕した。坂野容疑者は「知人宅を訪れただけだ」と容疑を否認しているという。
調べでは、坂野容疑者は同日午前11時半ごろ、尼崎市内の住宅を訪ね、玄関で応対した女子高生(16)に「アスベストの検査をする」などと言って体を手で触るなどした疑い。
同署によると、坂野容疑者が玄関を出たところ、帰宅した女子高生の父親と鉢合わせして数分間押し問答になった。その直後、女子高生から電話連絡を受けた母親が110番通報し、駆け付けた機動パトロール隊員が緊急逮捕した。
女子高生も家族も、坂野容疑者とは面識がないと話しているという。
坂野市議は衆院議員秘書を経て、西宮市内で学習塾を経営。07年4月の市議選に無所属で立候補して初当選した。
http://www.asahi.com/national/update/0321/OSK200803210110.html
2198
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/22(土) 00:50:44
知事選対策費の実名閲覧許可 '08/3/22
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藤田雄山広島県知事の後援会政治資金不正事件の裁判記録開示をめぐり、広島地裁は21日、知事の元秘書らが「1997年の知事選で金を渡した」などと広島地検に供述した県議、県議経験者ら17人の実名閲覧を県議会に認める決定をした。県議会は24日に主要会派の代表者会議を開き対応を協議する。
決定によると、17人のうち11人は、実名閲覧を許可しない地検への不服を県議会が申し立てた昨年3月時点の現職で、申し立てに賛成し、閲覧による不利益も甘受する意思を示している▽公的地位にあり、地位にかかわる事柄の調査、批判への受忍範囲は一般人より大きい―と判断した。残る6人も「(知事選当時は)公職に就き、一定の調査、批判は甘受すべき立場」とし地検による実名閲覧の不許可を取り消した。
地検は、実名閲覧について「氏名が一人歩きする」「仮に公選法違反でも既に時効が成立して捜査はできず、疑いだけで落選などの不利益の恐れがある」と主張した。決定は「県議会には個人情報保護条例などの規律があり、必ずしも氏名が一人歩きするとは言えない」などと退けた。
地検が抗告しなければ、議会は訴訟記録を閲覧する予定。ただ、議会は地裁への不服申し立てで、県議の実名は真否が判断されるまで内部資料にするとしており、公開されるかどうかは不透明な情勢だ。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200803220041.html
2199
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/23(日) 03:10:50
栃木・鹿沼市長、組長と同席 公共工事トラブル仲裁会合
2008年03月23日03時01分
栃木県鹿沼市発注の公共工事をめぐって昨年12月、受注した地元企業と暴力団の間に起きたトラブルを収めるため、元県議会議長が両者を仲立ちした会合を開き、市長や市議会議長らが同席していたことが22日、分かった。元県議会議長は朝日新聞の取材に「市民と市長の間柄で話し合った。問題はない」と話している。会合は01年に起きた暴力団員らによる市職員の殺害事件をめぐり、市が再発防止への努力を遺族に誓う民事訴訟の和解協議を進めるさなかに開かれた。
複数の関係者によると、会合が開かれたのは昨年12月20日。自民党鹿沼支部長を務める新井喜久雄・元県議会議長を呼びかけ人に、阿部和夫市長、市議会の小松英夫議長、鹿沼商工会議所の中津宰会頭、住吉会系暴力団組長の5人が出席した。
問題の公共工事は、昨年10月に鹿沼市が入札を行った大型商業施設跡の解体工事。中津会頭が代表を務める建築会社が約1億3500万円で受注した。
落札後、同暴力団組員が受注企業に「片づけ処理をおれたちにやらせろ」と不当な要求をしたとして昨年12月8日、同県警鹿沼署が暴力団対策法に基づき中止命令を出した。また、関係者によると同時期、「市と受注業者との間に癒着がある」などとして同組員が市内に街宣車を走らせていたという。
阿部市長は会合で「前からお会いしたかった」「何かあったら、私にじかにでもいいので言ってください」などと組長に呼びかけたという。
鹿沼市では01年、ごみ処理行政をめぐって市幹部(当時57)が暴力団員らに殺害される事件が発生。市は事件後、不当要求対応マニュアルなど再発防止策を整え、市職員らに対し、暴力団や右翼などからの行政対象暴力への適切な対応を求めている。
新井元議長は朝日新聞の取材に「ことが大きくならないうちに集まったらどうかと考えた。市の職員の安全を守るのは市長の責務。組長も市民なんだから、市長と話すことに何も問題はない」と語った。
また、暴力団組長は朝日新聞の取材に「下の者が関係する解体業者が下請けから外されてもめた。話し合いは向こうに頼まれたから出た」と話した。会合を最後にトラブルは収まったという。
■市長が文書、会合の有無触れず
阿部和夫市長は朝日新聞の再三の取材申し込みに対し、面会には応じず、21日深夜、市秘書室を通じて、「報道機関のご高配とご理解を強くお願い申し上げる」との文書を出した。文書は「申入書」と題し、約700字に及ぶ。しかし、暴力団組長との会談の有無については触れていない。
文書では、自身が3選を目指し立候補を表明した5月の市長選を控え、組長と会談した内容とされる「不審文書」が出回っているとし、「支持基盤の致命的弱体化を狙ったものである」などと記されている。その上で「選挙報道の公正公平中立にかかわる問題」として、慎重な報道を求めている。
■仲介した元県議長「組長も市民」「事件再発防ぐため」
新井喜久雄・元県議会議長との主な一問一答は次の通り。
――5人で話し合ったのは事実か。
間違いない。私が組長と市長の橋渡しをした。
――なぜ会合を設けたのか。
(01年の市職員殺害)事件を再現しないことが第一義だ。こじれる前に、話し合いで疑問を解明できればいいと考えた。
――市長が組長と会うのは不適切では。
暴力団だろうと(組長は)一市民だから問題ない。何もうさん臭い話ではない。
――入札をめぐるトラブルに市長が関与したのはなぜか。
業者に怒鳴り込まれて市職員も困っていた。職員の安全安心を守るため、市長が職責を全うするのは当然と思う。
――また同様の事件が起きると恐れたのか。
二度と起きない保証はない。誰も(仲介)しないなら、自分でも役に立つかなと思った。
http://www.asahi.com/national/update/0322/TKY200803220331.html
2200
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/24(月) 18:14:36
西宮市議が自供 強制わいせつ容疑
アスベスト検査を装って尼崎市内の住宅に侵入し、応対した女子高校生(16)の体を触ったとして、強制わいせつなどの疑いで尼崎南署に逮捕された西宮市議で学習塾経営の坂野成志(せいじ)容疑者(27)=同市天道町=が「私がやりました」と犯行を認める供述を始めたことが二十四日、分かった。
逮捕直後、坂野容疑者は「知人の家に行こうとしただけ。何もしていない」と否認していた。だが同日までに犯行を全面的に認め、「女子高生が鍵を開けて家に入るところを見て、一人だと思って犯行に及んだ」などと供述しているという。
■逮捕の市議、辞職願提出
強制わいせつなどの容疑で逮捕された西宮市議坂野成志容疑者が、弁護士を通じ、辞職願を岩下彰議長に出していたことが二十四日、分かった。同容疑者の所属会派「蒼志会」の今村岳司幹事長が明らかにした。
同会派は坂野容疑者を除名したことも明らかにした。同容疑者は弁護士を通じ、「被害者の方や市民に心からおわび申し上げます。政治の世界から一切身を引く決意です」などとコメントした。
(3/24 14:26)
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0000888548.shtml
2201
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/28(金) 01:32:05
飲酒運転県議が辞職願 公明・森泉氏 議会で厳罰化訴え
酒気帯び運転で検挙された公明党の森泉義夫県議(54)は25日、辞職願を深井明議長に、離党届を党の太田代表に提出した。どちらも近く受理される見通し。森泉氏は県職員の飲酒運転厳罰化を訴えたこともあり、今後、県議のモラルを問う声が高まりそうだ。
公明党の県議と西田実仁県本部代表(参院議員)は25日午後、県議会内で3時間近く対応を協議した後、「一身上の都合」と書かれた森泉氏の辞職願を議長あてに提出した。
福永信之県本部幹事長らは記者会見で「心からおわびします」と謝罪し、「公職にある者としてけじめをつけ責任を取るため、辞職願と離党届を提出した」と報告。本人の会見は「武士の情け」として開かなかった。
福永氏らによると、森泉氏は21日午後9時ごろまで、さいたま市浦和区内の飲食店で食事をしながら酎ハイを3〜4杯飲み、しばらく休んだ後、22日午前0時ごろ乗用車を運転。午前0時48分、同市岩槻区の県道で検問中の県警交通機動隊に停止を求められ、呼気を検査したところ、1リットルあたり0・2ミリ・グラムのアルコールが検出された。
森泉氏は、福岡市職員が飲酒運転で幼児3人を死亡させた事故後の2006年9月定例会の一般質問で、「県職員は飲酒運転に対して厳罰化すべき」とし、「質問をする以上、飲酒運転をした場合、(自分も)バッジを外す覚悟だ」と述べていた。
福永氏は「飲酒運転厳罰化の質問をした議員が酒気帯び運転したのは極めて残念。普段は運転代行を頼むのに油断したのか」と無念さに目頭を押さえた。
25日夕方、急きょ開いた県幹事会には太田代表も駆けつけ、再発防止を訴えるとともに、口頭で西田代表らを厳重注意した。
春日部市の森泉氏の自宅で取材に応じた妻は「連絡が取れず、申し訳ありません」とだけこたえた。ある公明党県議は「党へのダメージは計り知れない、言語道断だ」とあきれ顔だった。
上田知事は記者会見で「事実とすれば大変残念。選良には普通の方よりおのずと厳しい倫理が求められる」と語った。
(2008年3月26日 読売新聞)埼玉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080325-OYT8T00742.htm
2202
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/28(金) 01:41:14
上脇・神戸市議が辞職願
国税徴収法違反事件 27日、本会議で承認へ
知人が実質経営していた会社の法人税滞納に伴う差し押さえを免れる方法を教えたとして、神戸地検に国税徴収法違反(滞納処分免脱)容疑で逮捕された神戸市議の上脇義生容疑者(58)(神戸市灘区)が24日、市議会議長あての議員辞職願を、代理人を通じて所属する公明党神戸市議団に提出した。27日に開かれる本会議で承認される見通し。
同市議団によると、上脇容疑者は事件への関与を否認しており、辞職理由も明らかにしていないという。
公明党本部は25日、すでに提出されている離党届について審議する予定で、吉田謙治・同市議団長は「市民の期待を裏切った責任の重さを感じ、決意したと思う。誠に残念」と話した。
(2008年3月25日 読売新聞)兵庫
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20080324-OYT8T00793.htm
2203
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/28(金) 01:47:57
安倍前首相の元秘書の請求棄却 週刊現代名誉毀損訴訟
2008年03月27日20時33分
安倍前首相の元秘書が、「週刊現代」(講談社)の連載記事で名誉を傷つけられたとして、執筆者でフリージャーナリストの松田賢弥氏に慰謝料1000万円と謝罪広告の掲載を求めた訴訟の判決が27日、山口地裁下関支部であった。藤本ちあき裁判官は「原告の発言内容がおおむねその通りに掲載されている」として請求を棄却した。
判決によると、松田氏は06年8〜10月、「週刊現代」に「安倍晋三『空虚なプリンス』の血脈」と題する連載記事を計8回にわたって掲載。安倍氏が元秘書に、実弟の岸信夫参院議員が04年7月の参院選に立候補することに反対する発言をしたなどと記した。
元秘書は「虚偽の事実を書かれ、地元での声望は地に落ちた」と主張。松田氏側は「取材対象の発言内容から乖離(かいり)するものではない」などと請求の棄却を求めていた。
http://www.asahi.com/national/update/0327/SEB200803270010.html
2204
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/29(土) 17:21:53
2008年03月29日(土)
臼井県議 違法ビラ関与で罰金命令
参院選文書配布事件 失職の公算 山梨
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/03/29/5.html
昨年7月の参院選で衆院山梨3区内に違法な文書が配布された事件で、甲府区検は28日、文書の配布に関与したとして、公選法違反(文書頒布)の罪で、自民党県連前幹事長で甲府選挙区選出の臼井成夫県議(63)=甲府市大手3ノ4ノ45=と、同党県連の秋山武事務局長(58)=山梨市上栗原960=を略式起訴。甲府簡裁は同日、いずれも罰金20万円、公民権停止3年の略式命令を出した。臼井県議は罰金を即日納付しており、命令を受け入れて失職する可能性が高い。同事件への関与を強く否定し続けてきた臼井県議が有罪判決を受けたことで、今後、自民県連への批判が強まるのは避けられない情勢だ。
甲府区検によると、2人は共謀して参院選投開票日前の7月25日、南アルプス市内や北杜市内の7郵便局から、法定文書ではない選挙運動用の文書31枚を山梨3区内の各戸に郵送した。ともに起訴事実を認めている。
文書は北杜や甲斐などの約13万戸に「配達地域指定」で送付。県警は郵送費用が多額で広範囲に文書が配布されていることから自民県連が組織的に関与したと判断し、今年2月に公選法違反容疑で秋山事務局長を書類送検。その後の調べで臼井県議の関与が強まり、3月28日までに同容疑で書類送検した。
2205
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/29(土) 17:25:24
臼井県議、失職へ
違法チラシ事件で
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080328-OYT8T00735.htm
自民党県連が1日に開いた総務会。臼井県議(右)は違法チラシ事件への関与を強く否定していた 昨年7月の参院選期間中に、自民党候補への投票を呼びかける内容の違法チラシ約13万枚が郵送された事件で、甲府区検は28日、当時の同党県連幹事長、臼井成夫県議(63)と、秋山武・県連事務局長(58)(休職中)を、公職選挙法違反(文書頒布)の罪で甲府簡裁に略式起訴し、同簡裁は同日、2人にそれぞれ罰金20万円、公民権停止3年の略式命令を出した。2人は即日罰金を納付した。臼井県議の失職は確実。当選7回の実力者である県連幹部の事件への関与が明らかになり、県政界には衝撃が走った。
臼井県議は正式裁判の申し立てができる「上訴権」を放棄したとみられ、刑が確定する。公民権が停止されると、選挙権と被選挙権を失う。地方自治法によると、議員が被選挙権を失った場合は失職すると定められており、失職が確実となった。
甲府地検によると、2人は共謀し、昨年7月25日、公選法で定められた証紙を張っていないチラシ31枚を、南アルプス市や北杜市など7か所の郵便局から、衆院選山梨3区内の31世帯に郵送した。
チラシは約13万世帯に地域特定郵便で郵送されたとされる。自民党公認で参院選に立候補した入倉要氏を横内知事が応援しているとの内容で、両氏が握手している写真が掲載されていた。同党県連関係者によると、チラシの封入作業は甲府市丸の内の党県連会館で職員やアルバイトを使って行われたという。作成費は約530万円とされ、県連の決算で承認されている。
県警は2月15日に秋山事務局長を甲府地検に書類送検した。臼井県議も同地検に書類送検されていたが、県警や甲府地検は時期を明らかにしていない。
(2008年3月29日 読売新聞)山梨
2206
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/29(土) 17:26:53
簡裁、幹部の関与認定
2008年03月29日
問題のビラを封筒に詰める作業が行われたとされる自民党県連会館。秋山武事務局長は2月半ばから出勤していなかったという=甲府市丸の内2丁目で
昨年夏の参院選で違法なビラ13万枚がまかれた公選法違反事件。甲府簡裁は28日、自民党の県議臼井成夫・前県連幹事長(63)と県連の秋山武事務局長(58)に、それぞれ罰金20万円と公民権停止3年の略式命令を出した。選挙を仕切った県連幹部が、違法行為に関与していたことを認定したもので、県連ぐるみの組織的犯行だったことが濃厚になった。臼井氏は28日、朝日新聞の取材に、「月曜日(31日)にすべてを話します」とだけ述べた。
臼井氏と秋山氏は、略式命令の罰金20万円を即日納付した。
甲府地検などによると、臼井氏と秋山氏は、参院選投開票日前の昨年7月25日、選挙管理委員会から配布許可を得ないまま、衆院山梨3区内の31戸に、南アルプス市や甲斐市など7市町の郵便局から、違法な選挙ビラを郵送したとされる。
ビラには、自民党公認候補の入倉要氏(落選)が横内正明知事と握手し、「横内知事(自民党員)『がんばれ』といりくら要を激励」などと書かれていた。民主党公認候補の米長晴信氏に対し、劣勢を挽回(ばん・かい)するため、横内知事の知名度を利用したと見られる。
この事件を巡っては、民主党県連が昨年9月、「自民党県連によって違法な選挙ビラ13万枚が県内で一斉に配布された」として、被疑者不詳のまま公選法違反容疑で県警に告発。県警は今年2月15日、2人を甲府地検に書類送検していた。
県警の調べに対し、秋山氏は、容疑を認めていた。一方、臼井氏は朝日新聞の2月14日の取材では、「事務局長の独断」「県連組織としては関与はしていない」と関与を否定していた。
3月1日に開かれた自民党県連総務会では、議員から「事務局長が1人で決済したというのはおかしい」という意見も出たが、この場でも臼井氏は「(事前にビラを)見たことはない。1円たりとも決済したこともない」と説明していた。
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000803290003
山梨
2207
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/29(土) 17:29:05
損賠訴訟:高崎の会社、国民新党を提訴 福田氏の借金500万円 /群馬
07年7月の参院選群馬選挙区に国民新党から出馬した福田晃治氏(43)が事務所費用などを支払えなくなっている問題で、事務所用プレハブを貸した高崎市の設備会社が27日、「党に賠償責任がある」として、同党を相手取り約500万円の損害賠償を求める訴えを前橋地裁高崎支部に起こした。
訴状によると、福田氏は07年6月、同社から選挙事務所用にプレハブやコピー機をレンタルし、同年8月までの料金は約450万円に上った。福田氏はその後、負債総額約6900万円を抱え、返済不能に陥った。
原告側は「福田氏は比例区の活動もしている。党には使用者責任があり、損害を負担すべきだ」と主張している。【伊澤拓也】
毎日新聞 2008年3月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080328ddlk10040142000c.html
2208
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/29(土) 17:29:28
参院選違法ビラ郵送:臼井県議に罰金20万円 自民県連事務局長も−−簡裁 /山梨
07年夏の参院選山梨選挙区(改選数1)で違法ビラが郵送された選挙違反事件で、甲府区検は28日、自民党県連前幹事長の臼井成夫県議(63)と同党県連の秋山武事務局長(58)を公選法違反(文書頒布)罪で略式起訴し、甲府簡裁は同日、罰金20万円、公民権停止3年の略式命令を出した。2人は罰金を即日納付した。臼井県議が4月11日までに正式裁判を申し立てなければ失職する。
関与を否定していた臼井県議は「今はノーコメント。週明けにも会見を開いて説明したい」と話した。
甲府地検によると、2人は参院選公示後の07年7月25日、北杜市など7カ所の郵便局から、証紙がない違法ビラを入れた封筒31枚を郵送した。ビラの封入作業は県連会館(甲府市)で行われ、有権者らに13万枚送られた。郵送費などを含めた総額は530万円にのぼるという。
事件発覚後、秋山事務局長は「自分一人で発案し指示した」と県連に説明。臼井県議も「経理関係の書類を一切見ず、支出の承認や決裁も一切行わなかった」と自らの関与を否定したが、多額の費用が県連から支出されたため、党内からも「事務局長の一存で支出できる金額ではない」など疑問視する声が上がっていた。【小林悠太、宇都宮裕一】
毎日新聞 2008年3月29日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20080329ddlk19040069000c.html
2209
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/31(月) 23:06:15
協力者名の開示命令 仙台地裁 宮城県警捜査報償費
2008年03月31日22時59分
宮城県警の捜査報償費をめぐり、仙台市民オンブズマンが県警本部長の非開示決定の取り消しを求めた訴訟の判決が31日、仙台地裁であった。畑中芳子裁判長は「支出のほとんどが架空」と認め、捜査協力者名など大部分の開示を命じた。協力者名の開示を命じた判決は全国で初めて。
対象になった99年度の捜査報償費をめぐっては、浅野史郎知事(当時)が開示を求めたのに対し、県警がこれに抵抗。「適正な執行が確認できない」として05年6月には県予算の執行を停止するなど激しく対立。昨年浅野氏は原告側証人として証言していた。
判決は「在職当時、県警元幹部から『98〜99%架空』と聞いた」とする浅野前知事の法廷での証言を「元幹部が虚偽の事実を現職知事に語るとは考え難い」と重視。捜査員からの聞き取りを拒否するなど県警の不合理な対応や、全国の都道府県警で噴出した裏金疑惑などから「報償費のほとんどは裏金に回すための架空支出」と結論づけた。
その上で、架空支出とすれば「記録された情報には実態がない」として、「捜査員の氏名は(県情報公開条例で非開示が認められた)犯罪の捜査に関する情報にはあたらない」と判断。県警側が作成する支払い精算書に記載された協力者の住所氏名や警部補以下を含む捜査員の職名や氏名、支払期日や支払額など、協力者個人が作成した領収書を除くすべてについて開示を命じた。
全国市民オンブズマン連絡会議事務局長の新海聡弁護士によると、協力者名や幹部以外の捜査員の氏名の開示を命じた判決はこれまで例がない。
判決を受け、仙台市民オンブズマンは「浅野証言が決め手となった。画期的な判決だ」と評価。浅野前知事は「県警は不正を認めて早期に県民に謝罪すべきだ」と述べた。一方、県警訟務室は「主張が認められず遺憾。判決を精査して対応したい」とコメントした。
http://www.asahi.com/national/update/0331/TKY200803310307.html
2210
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/01(火) 13:55:24
臼井県議が失職
違法チラシ事件「主導性」は否定
余裕の表情で記者会見に応じる臼井氏(中央)
昨年7月の参院選期間中の自民党県連関係者による違法チラシ事件で、公職選挙法違反(文書頒布)の罪で公民権停止などの略式命令を受けた同党県連前幹事長臼井成夫氏(63)は31日、記者会見し、命令を受け入れ、3月28日付で県議を失職したことを明らかにした。事件について「直接指示したわけではない」と強調し、主導したとの指摘を否定した。今後も政治活動を続ける意向で、3年の公民権停止後に告示される次の県議選に出馬する意欲を見せた。
臼井氏は記者会見の冒頭、「皆様に大変なご心配とご迷惑をおかけしました」と深々と頭を下げたが、時々、笑みを浮かべ、終始余裕の表情だった。
甲府簡裁の略式命令を受け入れた理由について、「全く関与がなかったと言える状況ではない。幹事長の立場にあった者として潔く自らを処すのが私の美学」と述べた。その上で、「県連の支出の決裁は一度も見たことがない。チラシの作成、印刷の手配など一切ない」と断言。ともに同罪で略式命令を受けた同党県連事務局長の秋山武氏(58)については「彼が実行者として関与したことはいっぱいあるだろうが、私が責任を押しつけたこともない」と語った。
ただ真相については、「すべてを明らかにすることが正しいのだろうが、あらぬ誤解、波及を好まないので控えたい。(捜査当局の)調べには明らかにしている」と含みを持たせた。
この事件では当初、県警は2月15日に秋山氏を同法違反容疑で書類送検しているが、臼井氏は2月に県警から事情聴取を受けたことを認め、「嫌疑不十分で送検されなかった」と語り、この時点で捜査が終結した認識だったという。
3月中旬に甲府地検から事情聴取され、党県連の規約で幹事長の職務に出納責任、事務局の指揮命令が規定されていることを指摘され、「(事件について)知りうる立場だった。言い逃れできない」と追及され、関与を認めたという。
今後も政治活動を続ける意向で、「横内県政2期目を信じており、その一翼を担わせていただく立場にいられればと思う」と語り、次の県議選に出馬することを示唆した。
(2008年4月1日 読売新聞)山梨
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080331-OYT8T00835.htm
逝ってよし
2211
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/06(日) 03:25:45
文科省汚職:逮捕の2人、文教族議員が接点
文部科学省の文教施設整備事業を巡る汚職事件で、収賄容疑で逮捕された前文科省文教施設企画部長、大島寛容疑者(59)と贈賄側の建設準大手「五洋建設」子会社顧問、倉重裕一容疑者(58)の接点は、旧文部省OBで文教族の実力者として知られた元参院議員(04年死去)だったことが分かった。倉重容疑者は秘書として仕え、大島容疑者は文部省時代の部下という関係だった。警視庁捜査2課は元議員を仲立ちとして2人が関係を深めたとみて追及する。
元議員は1950年、旧文部省に入省。体育局長や管理局長などを経て、83年に参院選に出馬し計3回当選した。参院文教委員長を務めるなど自民党の有力文教族で、文教施設の整備事業などを請け負う業者らでつくる「社団法人文教施設協会」(東京都中央区)の会長も長く務めていた。
キャリア技官の大島容疑者は81年からの1年半、管理局の係長として元議員とは上司と部下の関係だった。一方「ペンタビルダーズ」(新宿区)顧問の倉重容疑者は、74年に五洋建設に入社。関係者によると、06年3月に子会社のペンタ社に移るまでの一時期、元議員の私設秘書を務め、文教施設整備事業の業界に深く食い込んだ。大島容疑者と知り合ったのも、こうした時期だったとみられる。
業界の事情に詳しい議員秘書は「癒着の舞台が施設協会。元議員の威光で大島さんは断りきれなかったのではないか」とみる。倉重容疑者はゴルフや飲食接待を通じて大島容疑者と親密さを深め、国立大などの改修情報を得て、業界内で受注調整をする「仕切り役」としての地位を築いていったという。【鳴海崇、杉本修作】
毎日新聞 2008年4月6日 2時30分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080406k0000m040125000c.html
2212
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/07(月) 11:55:51
門川市長の談話掲載本、選挙前に配布
京都市教委、公費で購入
京都市教委が2月の市長選前に、前教育長で立候補をすでに表明していた門川大作市長の談話が多数掲載された市販本1400冊を公費で購入し、大半をPTA連絡協議会や地域女性連合会など各種団体代表らに配っていたことが、京都新聞社の調べで分かった。市教委は「広報の一環」としているが、市長を推薦した政党の議員には送りながら、対立候補を推薦した共産党の議員は文教委員を含め除外していた。
■学校などに1400冊、共産市議は除外
この本は「教育再生への挑戦−市民の共汗(きょうかん)で進める京都市の軌跡」(PHP研究所編)。昨年末に出版され、市立高校改革や2学期制の導入など、市教委が推し進めてきた取り組みや教育長だった門川市長のインタビューを掲載している。副題のキーワード「共汗」は、門川市長が選挙中にたびたび訴え、マニフェスト(公約集)に記していた。
1冊1365円で、購入費と郵送費は計約209万円。送り先は京都「おやじの会」連絡会や経済団体、市民グループなどの代表、市内の市立学校などで、他府県の教育関係者らへの送付分を除くと約8割が京都に関係する人だった。市議会(定数69)では、自民党や公明党、民主党などの50人に送ったが、共産党市議19人は除いていた。発送時期は告示約2週間前の1月21日から23日。この本とは別に前教育長のあいさつ文が入った「家庭教育新聞」号外を保護者に配ったことが同22日の市議会で一部議員から問題視され、翌日に市教委は「誤解を与えたのなら反省」としていた。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008040600033&genre=C4&area=K00
2213
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/15(火) 14:12:54
文科省汚職:贈賄容疑者と複数職員が面識…ゴルフや飲食
文部科学省の文教施設整備事業を巡る汚職事件で、渡海紀三朗文科相は15日、現職職員とOBの複数が贈賄側の五洋建設子会社顧問、倉重裕一容疑者(58)と面識があると省内の調査に話していることを明らかにした。倉重容疑者とゴルフや飲食を共にしたことがあると証言する者もおり、調査チームはさらに実態を調べる。
調査チームは審議官級以上32人、文教施設企画部の課長補佐以上32人、他の部の課長級以上74人の計138人から聴取。さらに文教施設企画部長と同部技術参事官経験者のOB8人から聴いた。
渡海文科相は「OBのうちゴルフや会合で一緒になったことがある者も若干名いた」と述べた。また「(証言者は)必ずしも記憶が明確ではないので、慎重に確認する必要があるが、非常に残念だ」とした。調査チームリーダーの合田隆史・総括審議官は「ゴルフ、会食を証言しているのが複数名か否かは言えない」と話した。
00年施行の国家公務員倫理法に基づく規定では、利害関係者とのゴルフや接待を受けることを原則禁止。それ以前についても、文部省(当時)の倫理規定で禁止されていた。
また、調査チームは、五洋建設と子会社が事業を受注した経緯を調べている。【加藤隆寛】
毎日新聞 2008年4月15日 12時50分
http://mainichi.jp/select/today/news/20080415k0000e040059000c.html
2214
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/18(金) 14:32:33
「ぶってぶって」姫井、不倫相手の母親名義を無断使用
「ぶってぶって姫」こと民主党の姫井由美子参院議員(49、写真)が、有印私文書偽造、同行使などの疑いで岡山県警岡山西署に書類送検されていたことが18日、分かった。議員辞職を求める声も強まりそうで、政権交代を目指す民主党にとってはとんだ冷や水となりそうだ。
調べによると、姫井氏は岡山市で飲食店の開業を準備していた2006年3月、食品衛生責任者の資格を持つ知り合いの女性=同市=の名義を無断で使用。女性の住所や氏名などを勝手に書き込んだ営業許可申請書など計3通の書類を岡山市に提出した疑い。
女性は同年4月の開業から約半年間、飲食店を手伝ったが、飲食店はすでに閉店。女性と長男が昨年9月に同署に告訴、告発していた。
姫井氏は昨年7月の参院選初当選後、週刊誌で男性教師との不倫が報道され、「かなりのMで、ぶってぶってとよくせがむ」とする姫井氏の性癖まで暴露された。女性はこの教師の母親に当たる。
姫井氏の事務所では「対応は弁護士に任せておりコメントはない」と話しているが、民主党ベテラン秘書は「場合によっては議員辞職せざるをえなくなるかもしれない。衆院山口2区補選に影響が出るだろう」と表情を曇らせた。
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_04/t2008041801_all.html
2215
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/18(金) 19:51:19
奥田・尾鷲市長:「市長選で金銭要求」 市議2人は否定−−会見 /三重
4月18日13時1分配信 毎日新聞
奥田尚佳・尾鷲市長(40)は就任に先立って16日に会見し、3月に行われた市長選にからみ「市議から選挙対策の必要経費として300万円を要求されたが断った」と述べた。他の一人の市議からも現金の要求ととれる電話があったとした。市議側は否定している。
奥田市長は1月下旬、市議(67)から票の取りまとめの費用として300万円を要求されたが断り、3月8日には「裏選対事務所を開く費用」として50万円を要求されたが、これも断った、と話した。別の市議(54)からも陣営に「自分の支持者の名前が300人分そちらの名簿に入っている。別の陣営はお金をばらまいているらしいが」と暗に金を要求する電話があった、とした。
市長就任直前に会見したことについて「この問題に決着をつけ、新しい門出にしたい」と理由を述べた。「カネは断り、クリーンな選挙をした。この問題で行政をストップさせたくないので、会見を区切りにしたい」としてこれ以上市議を追及しない構え。一方で「今後、2人の市議が(名誉棄損で告訴するなど)法的な手段に訴えれば公の立場できっちり事実を話したい」と話している。
市議会はこの問題について「議会では限界がある」として15日、事実上調査を打ち切った。政治倫理条例を制定するなどの対応を検討しているという。
300万円を要求したといわれている市議は17日に毎日新聞の取材に対し「根も葉もない、まったくのつくり話。今のところ(名誉棄損での)告訴は考えていないが、今後は考慮するかもしれない」と話す。電話で要求したとされる市議は「情報提供のつもりで電話はしたが、金の要求はしていない」と話している。【七見憲一】
〔三重版〕
4月18日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080418-00000076-mailo-l24
2216
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/18(金) 19:56:15
尾鷲 奥田氏「選挙で現金要求あった」更新時間:2008-04-16 16:57
三重県の尾鷲市長選で初当選した奥田尚佳氏が16日、市議会議員から選挙応援の見返りに現金を要求されたことを明らかにした。市議は「事実無根だ」と否定している。
奥田氏によると、先月の市長選に絡んで、尾鷲市議会の真井紀夫議員から応援の見返りに現金300万円を要求されたほか、投票日の2日前には、別の市議からも現金要求を示唆する電話があったという。
これに対して真井議員は「事実無根だ」と答えている。
尾鷲市議会では、政治倫理条例を制定した上で、現金要求が事実だった場合、懲罰処分を含む対応を検討する方針。
http://209.85.175.104/search?q=cache:IXu8aW4ZAMcJ:www.ctv.co.jp/news/local/news_loc.html%3Fid%3D16125+%E7%9C%9F%E4%BA%95+%E7%B4%80%E5%A4%AB&hl=ja&ct=clnk&cd=8&gl=jp
2217
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/18(金) 19:56:51
尾鷲新市長「選挙応援現金要求された」、市議は「事実無根」
3月23日投開票の尾鷲市長選で初当選し、17日に就任する元市議の奥田尚佳氏(40)が16日、同市内で記者会見し、真井(さない)紀夫市議(67)に選挙応援の見返りとして現金を要求されたと述べた。真井市議は「事実無根だ」と全面的に否定している。
奥田氏の話では、今年1月下旬、真井市議の自宅兼事務所を訪れた際、「5000票動かせる。裏選対を作るのに、300万円が必要だ」などと言われ、拒否したという。3月8日には支持者の家に呼び出され、この時は支持者が真井市議に要求された50万円を手渡していたが、すぐに返したとしている。
真井市議は読売新聞の取材に「全くのでたらめ」と反論。「3月8日は、支持者と『有志でカンパし合うなどして応援団を作ろう』という話になり、支持者から数十万円が入ったとみられる封筒をいったん預かった。しかし、奥田氏が『何もしてくれるな』と言ったため、20分後に返した」などと説明している。
同市の正副議長は、議会として市議らに聞き取り調査をしたが、「それぞれ言い分も違うため、調査には限界があり、これ以上できることはない」として打ち切ったとしている。現金の要求など、不正が明らかになった場合、懲罰処分などを検討する。
(2008年4月17日 読売新聞)三重
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20080417-OYT8T00126.htm
2218
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/19(土) 13:38:30
有印私文書偽造で書類送検の姫井参院議員が反論
民主党の姫井由美子参議院議員が、喫茶店の営業の届け出で知人の名前を無断で使ったとして、有印私文書偽造などの疑いで書類送検されました。これに対し、姫井議員は「承諾はあった」と反論しています。
民主党・姫井由美子議員:「経緯は全然聞いていない、私も新聞を見て知った。(書類送検は) 手続き的なものと受け止めている。当然(相手の)承諾と認識があると私は考えている」
岡山県警の調べによると、姫井議員は一昨年4月、喫茶店をオープンした際に、営業届け出の書類に食品衛生責任者の資格を持つ知人の女性の名前を無断で使った疑いが持たれています。姫井議員は、この女性らに有印私文書偽造などの疑いで刑事告訴されていて、岡山県警は17日に書類送検しました。これに対し、姫井議員は「女性の承諾はあった」としたうえで、告訴自体がおかしいと反論しています。
民主党・姫井議員:「ずっと、話し合いや(店の)改装を続けてきたなかで行ったこと。『まったく勝手に』というようなことを言うこと自体、おかしいと思っている」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20080418/20080418-00000037-ann-pol.html
2219
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/21(月) 01:49:00
謹慎の身で政治活動
臼井元県議次期選挙意識か
公職選挙法違反の罪で公民権停止などの略式命令を受け、県議を失職した臼井成夫・自民党県連前幹事長の次期県議選をにらんだ言動が波紋を呼んでいる。
今週初め、臼井氏から支援者たちに「ご報告とお詫び」と題された手紙が届いた。昨年の参院選期間中の違法チラシ事件から失職までの経緯説明に続き、事件の首謀者がほかにいることをほのめかしながら「自らを処することが私の美学」とし、「横内知事より『県政への復帰を望む』旨の激励を受け、私との絆(きずな)にいささかの変わりもない」と記している。「追伸」として「公民権停止は選挙権と被選挙権を失うのみで通常の政治活動には一切制限のないことをご理解願います」と結んでいる。
県政関係者が問題視するのは「政治活動」の部分。県議らの間では公民権停止が解ける3年後の県議選を意識した活動と受け止められ、「謹慎の身なのに、事実上の選挙運動だ」との声が多い。
北海道町村会の顧問弁護士で、公選法に詳しい佐々木泉顕(もとあき)氏は「他人の選挙運動も含めた選挙運動以外の通常の政治活動なら違法性はないが、処分直後に政治活動を宣言するのは好ましいことではない」と指摘。あっせん収賄などの罪に問われ、控訴審で実刑判決を受け、上告中の鈴木宗男衆院議員を例に挙げ、「鈴木氏は仮に刑が確定しても獄中で政治活動をするだろうが、(臼井氏も)それと同じ理屈だろう」と説明する。
臼井氏は12日に開いた支援者を集めた会合で、違法チラシ事件の取り調べに触れ、「検事から本来公民権停止は5年だが、3年、4年の場合もあると言われ、何とか短時間でこの問題を解決しろと言われた」と“司法取引”を示唆する発言もあった。
ベテラン県議の一人は、「失職後の一連の言動は司法への挑戦と受け取られかねない。焦らずにしばらくじっとしているほうがいい」と気遣っている。
(2008年4月19日 読売新聞)山梨
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080419-OYT8T00056.htm
2220
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/24(木) 11:11:48
「ODAで裏金送金」 PCI元幹部が証言 '08/4/24
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遺棄化学兵器処理事業に絡む特別背任事件で、大手建設コンサルタント会社「パシフィックコンサルタンツインターナショナル」(PCI)の元幹部が、東京地検特捜部の調べに「二〇〇四年以降、政府開発援助(ODA)事業で便宜を図ってもらうため、外国政府高官らへの工作資金として数億円を海外へ送金した」と話していることが二十四日、分かった。
PCIのODA事業受注実績は国内トップクラス。外国公務員への贈賄行為は不正競争防止法で禁止されており、特捜部は裏金が外国政府高官に渡ったり、一部がPCI関係者に還流したりしていないか捜査を進める。
PCIは共同通信の取材に対し「すべての経理会計が適正に処理されている」としている。
元幹部の話やPCI関係者の証言によると、工作資金はODA事業の「現地調査費」名目で同社元役員が関係する香港の会社に送金。元役員はこの資金を現地の代理人に託すなどして東南アジア各国で政府高官への工作を展開したという。
こうした工作は一部の幹部が本社近くのビルに集まり極秘に計画。〇三年十月には具体的な手口が決まり、翌年からの支出が決まった。〇五年に開かれ、工作資金が話題に上った役員会の内容を記録したメモが残っており、特捜部が既に押収しているとされる。
元幹部は「今は外国での贈賄行為に対する取り締まりが厳しくなったが、かつては放任状態だった。こうした工作資金がないと仕事は取れないし、会社はつぶれていた」と証言している。
ODA事業をめぐっては、東京国税局がPCIに対し〇三年九月期までの三年間で計約二千五百万円の所得隠しを指摘。PCIは架空経費を計上して、現地対策費として使っていたとみられる。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200804240184.html
2221
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/25(金) 12:30:19
ODA受注でリベート PCI元会長ら逮捕 海外政府関係者に提供
4月24日8時0分配信 産経新聞
大手建設コンサルタント会社「パシフィックコンサルタンツインターナショナル」(PCI、東京都多摩市)グループの遺棄化学兵器処理事業をめぐる不正支出事件に絡み、PCIが少なくとも十数年前から、政府開発援助(ODA)事業を受注するために裏金を作り、東南アジア諸国の政府関係者にリベートとして提供していたことが23日、複数の関係者の証言で明らかになった。裏金は多いときで年間5億円に上り、架空経費の計上などで捻出(ねんしゅつ)して、PCI元幹部らがエージェントとして現金を手渡していたという。
◇
東京地検特捜部は同日、グループ間の架空取引でPCIに約1億2000万円の損害を与えたとして、特別背任容疑で同社元会長の荒木民生(71)、元副社長の森田祥太(66)ら4容疑者を逮捕。特捜部はこうした裏金を含め、PCIをめぐる不透明な資金の流れについて荒木容疑者らを追及するとみられる。
特別背任事件の舞台となった遺棄化学兵器処理事業と同様、政府の海外事業に絡む不正工作が新たに判明した。
複数のPCI関係者によると、同社では平成13年ごろまで、受注したODA事業を下請け発注したよう装い、架空経費を計上するなどして裏金を捻出。いったん日本の本社に集めてから東南アジア諸国の海外事務所へ送金し、現地社員がODA受注の成功報酬として、現地政府関係者に渡していたという。
13年ごろからは、日本からの送金は不正が発覚しやすいとして、裏金の集計作業をフィリピンの現地法人に移転。裏金は本社ではなく香港の現地事務所で直接プールするよう、贈賄工作を巧妙化させた。
さらに15年2月ごろ、外国公務員への不正な利益供与を禁じた不正競争防止法の改正で、日本企業の海外現地法人の贈賄行為も処罰対象となる見通しとなったことから、PCIは贈賄工作の方法を再検討。その結果、同社元常務に香港で個人会社を設立させ、PCIとエージェント契約を締結。現地社員が手渡していたリベートは、元常務自身や現地のエージェントが政府関係者に渡すようになったという。
PCI関係者は産経新聞の取材に対し「アジアではわいろを贈らないと仕事がとれない。エージェントを介すようになったのは贈賄の実態を隠すためだった」と証言している。
リベートはフィリピンで受注額の約6〜10%、タイ、インドネシア、ベトナムなど同国以外で約5%が相場だったという。PCIは14〜19年度、東南アジア9カ国のODA事業で計135件、約289億円を受注している。
贈賄工作については17年11月ごろ、PCIの持ち株会社であるパシフィックコンサルタンツグループ(PCIG)の常務会で議題に上った。常務会には荒木容疑者も参加しており、贈賄工作を容認する発言をしていたという。こうした関係者の証言に対し、PCIは「そのような事実はない」としている。
◇
特捜部の調べによると、荒木容疑者らは共謀の上、16年から17年にかけ、グループ会社「遺棄化学兵器処理機構」(東京都港区)から約3億円でPCIに委託された遺棄化学兵器処理事業を外注する際、同「パシフィックプログラムマネージメント」(PPM、東京都千代田区)を介在させる形の架空取引を考案。計1億2000万円をPPMに不正支出した疑いが持たれている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080424-00000098-san-soci
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/28(月) 10:25:05
慎太郎がヘタってきたゾ (ゲンダイネット)
8年ぶりに空路が復活する伊豆諸島・三宅島で、23日、記念式典に出席した石原慎太郎都知事(75)。「この荒涼たる世界に例のない風景は大きな観光資源になる」とか言っていたが、荒涼としているのは自分の心境じゃないか。
日刊ゲンダイ本紙既報通り、石原知事の周辺には東京地検の捜査が迫っている。直接の対象は、06年に発覚した水谷建設がらみの2000万円ヤミ献金疑惑だが、捜査の手は三男・宏高議員(43)の選挙区にも及んでいるという。
「東京地検は、ヤミ献金が知事に渡ったとされる宴席の参加者を片っ端から聴取しています。この宴会は05年の衆院選で初当選した宏高議員の当選祝いだった。地検はこれまで人気者の石原知事には及び腰だったが、疑惑まみれの『新銀行東京』の一件で押せ押せムード。その新銀行の設立自体、中小企業が多い東京3区から出馬した宏高議員の選挙対策だったのではないか、と疑いの目を向けている。検察は東京3区も調べ始めていますよ」(検察事情通)
この日、石原知事が式典に出た三宅島も“捜査対象”の3区。さぞ複雑な心境だったに違いない。よほど弱りきっているのか、最近は国へのご機嫌取りに必死だ。
「ロコツなのが参院清水谷宿舎の移転問題です。移転予定地は知事の許可が必要な都の風致地区で、この間まで『移転先は都心に残る貴重な緑地』『現宿舎を建て直したらいい』と国の計画に猛反発していた。それが今月になって突然、移転容認に方針転換。『民間が買うと雑木林が失われる可能性がある』という理由ですが、国とケンカしたら、何をされるか分からないという計算もあるのでしょう」(政界関係者)
定例会見で「私も後期高齢者のひとり」なんて自虐ネタを披露していた石原知事。かつての威勢もヘタってきた。
【2008年4月24日掲載記事】
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_ishihara__20080428_4/story/27gendainet02036690/
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/05(月) 12:57:52
防衛コンサル側に3億円 山田洋行など10社
2008年05月03日03時02分
日米の軍需産業と政界を結ぶパイプ役とされる秋山直紀氏が関係する米国法人など複数名義の口座に、日米の軍需メーカーや商社が2〜3年間で計約3億円を送金していたことが関係者の話でわかった。軍需専門商社「山田洋行」の関係者は、送金の趣旨について「(米国子会社を通じての)秋山氏側へのコンサルタント料だった」と証言。これらの口座は、秋山氏側への支払いを隠すための受取窓口として使われていた疑いが強まった。
複数の口座の入金記録を入手している東京地検特捜部は、コンサル料を支払った企業関係者らを参考人として事情聴取するなど、コンサル料が流れ込んでいた事情や資金の流れの解明を進めている模様だ。
米国法人は「アドバック・インターナショナル・コーポレーション」(ロサンゼルス)。90年の設立で、高速道路で使う遮音壁の販売などをしているとされ、秋山氏は日本支社の顧問に就いていた。
関係者によると、米国のアドバック社に送金していた軍需メーカーや商社は少なくとも10社に上っており、1社あたりの送金額は年間1千万円以上とされる。
このうち山田洋行の米国子会社「ヤマダインターナショナルコーポレーション」は、03年と04年に計20万ドル(03〜04年のレートで約2240万円)を、秋山氏側へのコンサル料として送金した。その後、05年に送金先が変わり、米国の非営利団体「カウンシルフォーナショナルセキュリティ(CNS)」(ワシントンDC)に20万ドル(05年のレートで約2200万円)を送金したという。
アドバック社がカリフォルニア州政府に住所地として届け出ているビルは、ロサンゼルスの中心に位置している。同社があるとされるビルの一室には今年1月現在、同社の看板はなく、別の会計事務所が入居していた。また、CNSは、アドバック社の登記上の支店が置かれていた東京都内のマンションの一室を所有している。
秋山氏は今年1月、国会での参考人招致の際、質疑で「アドバック社はコンサル料の実質上の受取窓口ではないか」と問われ、「守秘義務があり明確にお答えいたしかねる」と答弁。CNSについても「この団体と一緒にフォーラムを開催したことがあるのでは」と問われると、「過去に数度あると思います。僕個人としては普通の付き合い程度」と答えていた。
秋山氏は、日米の国防族議員で作る「安全保障議員協議会」の事務局長などを務める。同協議会は、議員らを招いて年1回ずつ開く会議で中心的な役割を果たしていた。
http://www.asahi.com/national/update/0503/TKY200805020352.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/05(月) 13:10:52
諫早湾干拓農地に長崎県知事の親族企業が入植
2008.3.19 22:22
このニュースのトピックス:国会
国営諫早湾干拓事業の造成農地に入植する企業に、長崎県の金子原二郎知事の親族と長崎3区選出の谷川弥一衆院議員の親族が取締役を務める企業が入っていることが19日、分かった。
金子知事は記者会見で、応募企業の一覧表を見せられた時点で親族企業が入っているのを知ったと説明。その上で「選考には一切かかわってない。知ったときに言えばよかった。(不必要な)誤解を与えて残念だ」と述べた。
県によると、親族企業は同県大村市所在。農産物の生産などを目的に平成19年1月に設立され、金子知事の長女が取締役、長女の夫で、谷川議員の長男が代表取締役。
干拓事業は昨年11月に完成し、約680ヘクタール造成された。入植者は公募に応募、選考委員が審査して昨年12月に決定しており計43の個人や法人が春から営農を始める。県農業振興公社の東一洋事務局長は「企業名を伏せ営農計画や実績で選んだ。選考に問題はなかった」と話した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080319/lcl0803192220003-n1.htm
2225
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/09(金) 00:55:57
小林温前議員に立候補禁止 選挙違反で連座制適用 '08/5/8
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昨年の参院神奈川選挙区で当選し、その後辞職した小林温前自民党議員陣営の選挙違反事件で、東京高裁は八日、東京高検の請求通り連座制の適用を認め、前議員に対して同選挙区での立候補を五年間禁止する判決を言い渡した。
都築弘裁判長は、公選法違反(買収)の罪で有罪判決が確定した自民党県連職員について「選挙対策本部スタッフとして運動員を指揮、監督し、前線のリーダーの役割を担った」と指摘。連座制の対象となる「組織的選挙運動管理者」に当たると判断した。
小林前議員側は「法を守るよう注意喚起しており、免責される」と主張したが、判決は「具体的、有効なものはなかった」として退けた。
前議員は「判決をよく精査し、上告するかを考えたい」としている。
小林前議員は昨年九月、責任を取り議員辞職。県連職員は懲役一年、執行猶予五年の判決が確定した。同様に公選法違反の罪に問われた元公設秘書は一、二審で懲役一年二月、執行猶予五年の判決を受け上告中。
判決によると、県連職員らは昨年七月から八月にかけ、選挙運動員二十四人に投票を呼び掛けるなどの選挙運動をした報酬として、現金計百五十一万円を渡した。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200805080326.html
2226
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/09(金) 14:29:28
秋山氏、軍需企業から5億円 防衛族団体専務理事
2008年5月9日 07時56分
防衛族議員などが参加する社団法人「日米平和・文化交流協会」(東京)の秋山直紀専務理事(58)が、約三年間で軍需関連企業を中心に総額約五億円に上る資金を集めていたことが関係者の話で分かった。この間の秋山氏は数千万円しか所得申告しておらず、東京地検特捜部は所得税法違反(脱税)の疑いも視野に入れ、捜査を進めているもようだ。
関係者によると、主に資金の受け皿となったのは、秋山氏が日本支社の顧問を務める米国法人「アドバック・インターナショナル・コーポレーション」(ロサンゼルス)や米非営利法人「カウンシル・フォー・ナショナル・セキュリティー(CNS)」(ワシントン)名義などの米国での口座。
日米の大手軍需メーカーや商社十社前後から、コンサルタント料などとして約三億円の送金があった。
このほか、日米の軍需関連企業が同協会に支出した会費や寄付金などの一部もアドバック社に流れていた。二〇〇六年十月には防衛専門商社「山田洋行」から秋山氏へ約三千万円が渡っていることが判明しており、これらを合わせると秋山氏が集めた資金は約五億円に上るとみられる。
前防衛次官の汚職事件を捜査していた東京地検特捜部は昨年十一月、同協会の事務所がある東京都千代田区の高級マンションや豊島区の自宅マンションなどを捜索し、押収資料を分析。軍需メーカー関係者などから事情聴取し、日米の防衛産業界と政官界とのパイプ役とされる秋山氏の資産形成の経緯や資金の流れの解明を進めた。
その結果、軍需関連企業からアドバック社やCNSへの送金のうち必要経費を引いた分については、秋山氏の個人収入に当たるとして、脱税の疑いがあるという見方を強めているもようだ。
秋山氏は今年一月、参院外交防衛委員会の参考人質疑に応じた。翌二月には東京地裁の破産手続き開始決定を受けた。
(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008050990070413.html
2227
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/10(土) 01:46:16
【神奈川】
『すでに辞めた人』 小林温氏に連座制適用 自民関係者淡々と
2008年5月9日
小林温前参院議員(自民党)陣営の選挙違反事件で、東京高裁は八日、連座制の適用を認め、前議員は参院神奈川選挙区での立候補が五年間できなくなった。しかし、前議員は昨年九月にすでに辞職しているだけに、自民関係者らは冷静に受け止めている。
小林前議員は辞職後、横浜市中区の事務所を閉じ、現在は東京都港区を拠点とする。出身も県外で、今では自民県連とのつながりは薄いという。県連幹部は「すでに辞めた人。まだ判決が確定したわけではないが、たとえ連座制が適用されなくても、もう神奈川から選挙に出るのは難しいだろう」と話した。
また、今回の判決では、公選法違反(買収)の罪で有罪判決が確定した県連職員が連座制の対象となる「組織的選挙運動管理者」に当たると判断された。
この点について、小林前議員は「(県連職員の)刑事裁判では、(その点について)議論が全くなく、今回の裁判は全くの不意打ちだった」と不満を見せ、県連も「今回の連座裁判の提訴および判決には驚いている」とコメントした。 (西尾玄司)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20080509/CK2008050902009757.html
2228
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/10(土) 03:16:44
東京地検特捜部:防衛企業から聴取 秋山氏への資金解明
社団法人「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀専務理事(58)が関係する米国法人にコンサルタント料を支払っていた複数の防衛関連企業について、東京地検特捜部が一斉に事情聴取を始めたことが関係者の話で分かった。企業側が04〜06年に支払った資金のうち約1億5000万円は秋山氏の個人所得になったとみられるが、秋山氏は約2000万円しか税務申告しておらず、特捜部は所得税法違反(脱税)の疑いもあるとみて資金の流れの解明を進めている模様だ。
秋山氏は日米の防衛関連企業や防衛族議員と密接な関係を持つパイプ役とされ、自らが出資して米国法人「アドバック・インターナショナル・コーポレーション」(米ロサンゼルス)などを設立している。特捜部は昨年、前防衛事務次官の守屋武昌被告(63)の汚職事件に絡んで協会を捜索するとともに、米国法人の実態についても調べていた。
関係者によると、複数の防衛関連メーカーや商社は、秋山氏の米国法人に対してコンサルタント業務などの名目で多額の資金を提供したほか、協会にも年会費を支払い、秋山氏側には04〜06年だけで約4億7000万円が渡ったとされる。経費などを差し引いた約1億5000万円は秋山氏個人の収入になったとみられるが、秋山氏は約2000万円の所得しか申告しておらず、差額の約1億3000万円を申告しなかった疑いもあるという。
特捜部は、アドバック社などにコンサルタント料を支払っていた防衛関連企業から一斉に事情聴取し、秋山氏側に提供した資金の趣旨や支払いの経緯について詳しい説明を求めているとみられる。
アドバック社の業務実態については、今年1月の参院外交防衛委員会の参考人質疑でも取り上げられた。「秋山氏が日米の軍事メーカーから受けるコンサルタント料の受取窓口の役割を果たしたのでは」と問われた秋山氏は「内容については守秘義務もありお答えしかねる」と述べ、明確な説明を避けている。
◇日米交流協会員企業が次々退会
日米平和・文化交流協会のほぼ全会員企業が協会を退会したか、今後退会する方針であることが分かった。「コンプライアンス(法令順守)上の問題」(NEC)などとしており、専務理事の秋山直紀氏を巡る疑惑の捜査が引き金になった形だ。
会は個人会員と法人会員で構成。関係者によると、このうち法人会員数は06年7月時点で17。このうちNECのほか▽川崎重工業▽住友商事▽三菱重工業▽東芝−−など14企業が既に退会した。神戸製鋼所も「退会の方向で検討中」としている。さらに大半の会員企業が協会に幹部を理事として派遣していたが、ほぼ全員が既に辞任したか辞任の予定。
残る会員企業は秋山氏が運営に深く関与する米国法人「アドバック・インターナショナル・コーポレーション」と同「カウンシルフォーナショナルセキュリティ」の二つだけ。年間約50万円の会費を払い、協会を支えた企業のほとんどが会を去った形になっている。【石川淳一】
毎日新聞 2008年5月10日 2時30分(最終更新 5月10日 2時30分)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080510k0000m040160000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/19(月) 00:26:40
供応買収:扶桑町議ら5人に有罪判決 江崎派選挙違反
05年9月の衆院選愛知10区で当選した江崎鉄磨氏(自民)への投票を依頼し、支援者に酒席の接待をしたとして、公選法違反(供応買収)の罪に問われた愛知県扶桑町議、間宮進示被告(64)ら5人の判決公判が15日、名古屋地裁であった。天野登喜治裁判長は求刑通り間宮被告に罰金50万円、他の4人に罰金10万円、追徴金6830円、公民権停止3年を言い渡した。5人は控訴する方針。
他に有罪となったのは、いずれも間宮被告の支援者で同法違反(供応被買収)の罪に問われた▽間宮英明(52)▽長江日出臣(69)▽大野清隆(72)▽梅田清市(76)の4被告。名古屋簡裁から進示被告は罰金50万円、他の4被告は罰金10万円の略式命令を受けたが、5被告は無罪を主張して正式裁判を請求、この日の判決となった。
公判で検察側は、進示被告が衆院選前に愛知県犬山市で開いた会合について「江崎氏への投票と票の取りまとめを依頼する目的だった」と指摘。これに対し弁護側は、進示被告が酒席で他の4被告らを接待したことは認めたが「会合の目的は町政報告会で、選挙運動の依頼とは無関係」と無罪を主張した。また5被告は捜査段階で罪を認める供述をしたが、弁護側は「取り調べで自白を強要された」と捜査の違法性を訴えていた。
判決は会合を江崎氏を当選させる目的の接待と判断。供述調書についても「具体的、自然な内容で、信用性は高い」と認定した。
判決によると、進示被告は05年9月5日夜、犬山市の料理店で、他の4被告を含む後援会員ら12人を1人6830円の食事で接待し、江崎氏への投票と票の取りまとめを頼んだ。【式守克史、秋山信一】
毎日新聞 2008年5月15日 14時18分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080515k0000e040084000c.html
2230
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/20(火) 09:02:32
自民議連、1千万円消える 責任問題で紛糾し活動できず
2008年05月20日03時04分
林業の活性化を目的にして自民党の国会議員でつくっている「林政推進議員連盟」の預金口座から、1千万円を超える現金が03年から04年にかけて現在の事務局の知らないまま引き出されていたことが19日、関係者の話でわかった。議連はしばらく休眠していたが、今年から活動を再開しようとしたところ、引き出しが発覚。「誰の責任か」で紛糾し、会合も開けない状態が続いている。
関係者によると、林政推進議連の設立は69年。03年9月から事務局長に就任した衆院議員(故人)が通帳を管理していた。当時、議連はほとんど活動していなかったが、議連の口座にはメンバーの議員から毎月500円の会費が振り込まれていたため、約1130万円の残高があった。
しかし、この事務局長が昨年5月に死亡。同議連関係者が今年2月下旬、口座の残高を確認したところ、100万円強しかなかった。議連側が3月初旬、亡くなった事務局長の元秘書に説明を求めるとともに提出された通帳を調べると、故人が事務局長に就いた翌週から04年9月にかけて計1160万円が引き出されていたという。
議連側は「当時、支出を必要とする事情は全くなかったはず」と元秘書に返還を要求した。これに対し、元秘書は「故人の指示で払い戻し、その都度、故人に現金で渡していた」と反論。朝日新聞の取材にも「着服などあり得ない。正当な支出だった」と話している。
実際、議連関係者も「(元秘書の責任とする)具体的な証拠はない」と説明、結論は出ていない。
この混乱で、4月23日に開くはずだった同議連の会合は先送りされ、仕切り直しを模索した5月16日の開催も再び見送られた。
さまざまな政策テーマごとに国会議員がつくる議員連盟は、政治資金規正法による政治資金収支報告書の提出が義務づけられていないため、会計のチェックは「仲間うちに任されている」(ベテラン秘書)のが現状という。(野上祐)
http://www.asahi.com/national/update/0520/TKY200805190291.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/22(木) 09:44:20
山田洋行元専務、秋山氏に口利き依頼…毒ガス弾処理下請け外され
旧防衛庁が発注した福岡県・苅田港の毒ガス弾処理事業を下請け受注した防衛商社「山田洋行」の元専務・宮崎元伸被告(69)が、2006年に大手鉄鋼メーカー「神戸製鋼所」から下請けを外された際、社団法人「日米平和・文化交流協会」の専務理事だった秋山直紀氏(58)に、神戸製鋼との関係修復を依頼していたことが分かった。
山田洋行は同事業の受注に絡み、約1億円を秋山氏側に提供しており、22日に参院外交防衛委員会で行われる宮崎被告の証人喚問でも、防衛利権を巡る秋山氏との関係が焦点になりそうだ。
福岡県苅田町の苅田港に旧陸軍が遺棄した毒ガス弾の処理では、同協会が03年2月に調査事業を受注し、同11月に神戸製鋼が処理事業を落札。山田洋行は神戸製鋼から、ダイバーの手配や毒ガス弾を処理する際に発生するヒ素を回収する機器の納入を請け負った。
その際、秋山氏から求められ、03〜04年に計約1億円を秋山氏側に支払ったことを、宮崎被告が東京地検特捜部に供述している。
山田洋行関係者などによると、06年3月に始まった第3期事業では、同社が下請けを外されることになったため、宮崎被告が憤慨して秋山氏に相談。秋山氏は神戸製鋼幹部に「山田洋行と問題があるなら、ちゃんとしてもらわないと」と、関係修復を求めたという。
山田洋行が苅田港の事業を再び下請け受注することはなかったが、同社は06年12月、神戸製鋼がベルギー国防省から受注した毒ガス弾処理施設設置事業の「協力手数料」として、約4200万円を受け取った。
さらに、山田洋行と子会社は、神戸製鋼がこの処理施設に付設するヒ素処理用機器をベルギーの金属製品メーカーから購入する際、取引に介在し、計約5800万円の利益を得た。
ベルギーの事業に絡むこうした利益について、山田洋行関係者は「苅田港の下請けから外れたことに対する穴埋めとの認識だった」と証言している。
秋山氏は読売新聞の取材に対し、宮崎被告から相談を受けて神戸製鋼に山田洋行との問題を解決するよう求めたことは認め、「(毒ガス弾処理の)安全管理をちゃんとやってもらわないと困る、という趣旨だった」と説明している。
一方、神戸製鋼は「秋山氏からの口利きは一切ない」と否定。ベルギーの事業に関する支払いについて、「山田洋行には情報収集をしてもらった。取引は適正だった」としている。
神戸製鋼は05年から日米平和・文化交流協会の会員で、今月退会している。
(2008年5月22日03時07分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080522-OYT1T00057.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/23(金) 01:00:41
山田洋行:秋山氏と久間氏に不信感 証人喚問で宮崎元専務
かつての敏腕商社マンの口から飛び出したのは、防衛利権を巡る不可解な構図だった。22日午後、参院外交防衛委員会で開かれた防衛専門商社「山田洋行」元専務、宮崎元伸被告(69)の証人喚問。宮崎被告は久間章生元防衛相と日米平和・文化交流協会の秋山直紀専務理事との会食の様子を生々しく再現し「私に対するプレッシャー。(2人の関係する利権に)手を出すなと(いう意味だと)思った」と語った。
前防衛事務次官、守屋武昌被告(63)を接待づけにし、逮捕に追い込んだ宮崎被告は黒のスーツに赤いネクタイ姿で現れ一礼して着席。冒頭に「深く反省し、おわび申し上げます」と謝罪すると、落ち着いた様子で質問に答えた。しかし、井上哲士議員(共産)が久間氏への献金をただすと回答に詰まり、補佐人の弁護士と打ち合わせた後、一息に言った。
「秋山さんにも久間先生にも不信感を持ちました。山田洋行のある方が、私の部下や海外メーカーの日本支社に『久間先生に後見になっていただいた。先生方なんてのは、金を出せばどうにでもなる』と言った」。06年6月に宮崎被告が山田洋行を退社した後、オーナーの山田正志氏らが久間氏に急接近し、宮崎被告を排除する構図に見えたという。
そして06年12月5日、東京・赤坂の料亭で交わされた会話。
久間氏「山田親子(正志氏と真嗣氏)があいさつに来たよ。いい親子じゃないか」
秋山氏「ロッキード・マーチン(LM)社の会長から久間先生に礼状が届きました」
長射程ミサイル「ATACMS」の国内の販売代理店は山田洋行。06年9月「日本ミライズ」を設立した宮崎被告はLM社に対し、代理店をミライズに変更するよう働きかけていた。宮崎被告は「私に対するプレッシャーかと。『こういうところに手を出すなよ』と(いう意味だと)思った」。
秋山氏側への資金提供はあっさりと認めた。送金先が米国法人「アドバック・インターナショナル・コーポレーション」だったことについて「秋山さんと交渉したのだから『あれおかしいな』と思った」などと述べた。【石川淳一、大場弘行】
毎日新聞 2008年5月22日 21時52分(最終更新 5月23日 0時24分)
http://mainichi.jp/select/today/news/20080523k0000m040113000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/23(金) 11:41:09
日米交流協会:秋山氏が虚偽報告か 「総会で理事に留任」
社団法人「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀専務理事(58)が協会を所管する外務省に「総会を開き、自らが理事に留任した」と報告していたことが分かった。しかし、総会参加資格のある会員は取材に「総会の開催が予定されていた20日、秋山氏は『総会は開かない。持ち回りで議案を回す』と言った」と証言し、食い違っている。外務省は手続きの適否を調査する。
秋山氏は今年2月、東京地裁で破産開始決定を受けており、民法653条は破産開始決定を受けた場合、「公益法人理事の委任を終了する」(理事職にとどまれない)と規定しているため、留任は困難とみられていた。
ただ、同省によると、総会の決定などがあれば特例として留任が可能になる。秋山氏は20日夕、同省文化交流課に電話で「総会を事務所で開き引き続き自分が理事に選任された」と報告してきたという。【石川淳一、大場弘行】
毎日新聞 2008年5月23日 2時30分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080523k0000m040155000c.html
2234
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/27(火) 13:06:30
党職員が企業献金を未納 個人で預かる 職員は辞職
2008.5.27 12:33
自民党の伊吹文明幹事長は27日午前の記者会見で、党政務調査会の農林部門を担当する職員が、企業から寄付された現金を党の口座に入金せず、職員個人で預かっていた事実が判明したことを明らかにした。
発覚後も企業側は党への寄付を希望したが、党は寄付の経緯が不透明なことから返還した。職員は辞表を提出し、受理された。党顧問弁護士は「被害者はいないので告発できない」と判断し、告発を見送った。関係者によると現金は数百万円とされる。伊吹氏は「党への寄付は預かるのではなく、必ず党に入れてもらわなければならない」と述べた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080527/stt0805271234002-n1.htm
2235
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/27(火) 17:54:36
不祥事モミ消し? 自民職員が献金700万円着服も
自民党の伊吹文明幹事長は27日午前の記者会見で、党本部政務調査会の元職員が、企業から受け取った献金を預かったまま党の口座に振り込んでいなかったことを明らかにした。この職員は3月末に「自己都合」で退職したが、党本部は刑事告発は見送る方針。永田町では「不祥事のモミ消しでは」との声も上がっている。
伊吹氏や関係者らによると、この元職員は40代男性で、主に農林水産業や環境問題の事務を担当。埼玉県内の食品会社の社長に献金を依頼し、約700万円を自分の口座に入金させ、領収書も発行していた。しかし、党の口座には入金しなかった。
投書をきっかけに党本部が内部調査を行い、元職員に事情聴取したところ、事実が発覚。元職員は3月末に自己都合で退職したという。発覚後、企業側は党への寄付を希望したというが、自民党側は「寄付の経緯や意図が不透明」として返還した。
記者会見で「横領していたとの報道があるが」と問われた伊吹氏は、「それは全く事実と違う」と横領容疑を否定。職員への処分も検討したが、党顧問弁護士が「最終的に被害者がいないので告発はできない」と判断、刑事告発は見送ったと説明した。
この問題を最初に報じた週刊朝日によると、元職員による被害総額は数千万円ともされ、内閣府主催で毎年行われる「桜を見る会」でも、無料のはずの招待券を、1枚数十万円で売っていた疑惑もあるという。
ある自民党関係者はこう打ち明ける。
「この職員のカネにまつわる噂は有名だった。また、以前に女性問題で週刊誌を騒がせたこともある。刑事事件にすると、公表せざるを得なくなる。上層部によるもみ消しの可能性もあるのでは」
ただ、伊吹氏は「執行部がもみ消したということは全くない」と否定している。
一方、食品会社、自民党本部は27日午後、夕刊フジの取材に対し、一様に「担当者がいないので、答えられない」とコメントした。
ZAKZAK 2008/05/27
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_05/t2008052727_all.html
2236
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/27(火) 20:40:10
自民党職員が企業献金を個人口座に
2008.5.27 20:28
自民党の党政務調査会の職員(農林部門担当)が企業献金を自分自身の個人口座に振り込ませるという不祥事があったことが27日、分かった。伊吹文明幹事長が記者会見で明らかにした。
自民党筋によると、この職員は関東地方の企業の社長に献金を依頼し、約700万円を個人口座に入金させていた。党側の調査で事実が発覚し、党は企業側に献金を返還。職員は3月末に退職した。自民党は事実上被害がないことから職員の告発は見送ったという。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080527/stt0805272027006-n1.htm
2237
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/28(水) 15:29:35
伊吹「もみ消しではない」…波紋呼ぶ自民党の隠蔽体質
元職員の献金着服
自民党元職員による献金着服問題で、同党の“隠蔽体質”が改めてクローズアップされそうだ。伊吹文明幹事長は27日の会見で「執行部がもみ消したというのは全く違う」と述べたが、詳細な事実関係については明らかにされないまま。「永田町の常識は世間の非常識」の格言は、やはり健在なのか。
この問題は、自民党本部の元職員が、企業から党への献金約700万円を自分の口座に入金させ、党の口座に入れなかったというもの。しかし、党本部は刑事告発せず、この職員は懲戒免職ではなく3月末に「自己都合」で退職した。
土本武司白鴎大学法科大学院長は「元職員が、ただちに献金として自民党の口座に入金すると企業に誤認させていれば詐欺容疑。企業が入金した時点で、金銭の所有は自民党に移るが、その金銭を自分で得ようと考えたのなら横領容疑に、それぞれ当たる可能性がある」と語る。
当然、会見でも「具体的な事実関係について、問い合わせれば明らかにするのか」との質問が出たが、伊吹氏は「事実関係はどうなんでしょう。それは、個人のプライバシーに関することもありますし、週刊誌に書いてあったことが、半分ぐらい正しいんじゃないだろうか」とけむに巻いた。
この問題を担当しているという党総務局に問い合わせても、誰も名前を名乗らず「担当者がいないし、担当者の名前も言えない」と繰り返すのみ。ようやくつかまった担当者の同局事務部長は「幹事長が話した事がすべて。職員が名乗らないのは私の指示だ。幹事長は被害者はいないと言ったが、あえていうなら問い合わせが殺到して仕事ができなくなる我々が被害者だ」とまで言い切った。
こうした自民党の対応を、政治アナリストの伊藤惇夫氏はこう批判する。
「日歯連事件のときもそうだったが、問題を表面化させないよう、党全体でフタをしたケースもある。今回、事件化しないのも一般常識からすると不可解。党のイメージが傷つくという以上に、なにか隠蔽の必要があるのではと疑わざるを得ない。“おごり”がヘドロのように蓄積した結果、都合の悪いことは隠蔽するという体質になっているのではないか」
民主党関係者も「消えた年金や道路のムダ遣いも、官僚と自民党が一体になって隠してきたものだ。政権交代をしてこの体質を改めなければ、日本に未来はない」と話している。
ZAKZAK 2008/05/28
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_05/t2008052802_all.html
2238
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/30(金) 12:27:08
献金:自民・小渕議員の選挙区支部、禁止の企業から20万円 /群馬
小渕優子衆院議員が支部長を務める自民党県第5選挙区支部が、03年の衆院選期間中に、国の公共工事を受注している企業から20万円の献金を受けていたことが29日分かった。公職選挙法は、国と契約している企業から国政選挙に絡んで寄付を受けることを禁止している。
同支部の政治資金収支報告書によると、衆院選公示翌日の10月29日、山内工業(沼田市、中神知子社長)から20万円の献金を受けた。
同社は当時、薗原ダムのり面対策工事(契約額2億1210万円)など国土交通省関東地方整備局発注の公共工事を受注していた。
毎日新聞の取材に小渕事務所は「契約を知らずに受け入れた。早急に返金処理したい」としている。【塩崎崇】
毎日新聞 2008年5月30日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080530ddlk10010081000c.html
2239
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/31(土) 16:52:58
組長ら書類送検、鹿沼市議長脅した疑い
2008年05月31日
鹿沼市発注の公共工事を巡るトラブルから、阿部和夫市長に会わせるよう小松英夫市議会議長を脅したとして、県警組織犯罪対策課と鹿沼署は30日、住吉会系暴力団の山野井保夫組長(60)=職務強要罪で起訴=ら4人を暴力行為等処罰法違反(集団的脅迫)の疑いで宇都宮地検に書類送検した。
他に書類送検されたのは、同暴力団組員2人と同市内の産廃処理業者の計3人。
調べでは、山野井組長らは昨年12月8日、同市西鹿沼町の組長宅で小松議長と面会。その場で「市長に会わせろ」「マスコミはこっちが抑えている」などと小松議長を集団で脅した疑い。
市議会議員政治倫理審査会での小松議長の説明によると、山野井組長らは、同市発注の大型商業施設跡解体工事の入札で「官製談合があった」と主張。説明を求められた小松議長が組長宅を訪問した。
山野井組長に談合疑惑を持ちかけたのは、同工事の入札参加業者中、最低価格で入札し失格となった建設業者。県警によると、組長宅での会合に同席した産廃処理業者はこの建設業者と関係があるという。建設業者も会合に同席していたが、脅迫行為があったとされるときは退席していたという。
会合の後、小松議長は経緯を阿部市長に報告。新井喜久雄元県議会議長の仲介で、阿部市長と小松議長は同月12、20日と2度にわたって山野井組長と密会。20日の会合では、同工事の受注業者の代表を務める中津宰・鹿沼商工会議所会頭も加わってトラブルは収拾した。
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000805310003
2240
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/16(月) 14:18:49
器物損壊:掲示板ポスターはがした男、容疑で逮捕−−成田 /千葉
15日午前3時35分ごろ、成田市郷部の雑居ビル敷地内で、掲示板に張られていた民主党県第10区総支部長、谷田川元さん(45)=香取市佐原=のポスターを、成田市加良部4、無職、池田正幸容疑者(51)がはがしているのを、近くで見ていた谷田川さんの弟(40)が取り押さえ、成田署員に引き渡した。池田容疑者は器物損壊容疑で現行犯逮捕された。「顔が気にいらなかった」と容疑を認めている。
調べでは、ここ数カ月、谷田川さんのポスターが約20枚はがされたため、弟が見張っていたという。同署は余罪を追及する。
谷田川さんは05年の衆院選に千葉10区から民主党公認で立候補して落選。次期衆院選も同党公認で同区からの立候補を予定している。【神足俊輔】
毎日新聞 2008年6月16日 地方版
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20080616ddlk12040160000c.html
2241
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/01(火) 11:19:19
玉沢元農相元公設秘書を起訴
選挙区支部の政治活動費を多重計上
玉沢徳一郎元農相が支部長を務めていた自民党県第4選挙区支部が領収書をコピーして偽造し、政治活動費を多重計上していた問題で、盛岡地検は27日、玉沢氏の元公設秘書で同支部の会計を担当していた高田茂容疑者(57)を政治資金規正法違反と有印私文書偽造・同行使の罪で盛岡地裁に在宅起訴した。大阪市の市民団体が告発していた玉沢氏については、嫌疑なしで不起訴とし、玉沢氏の政策秘書も嫌疑不十分として不起訴にした。
起訴状などでは、高田容疑者は2004年1月下旬、盛岡市の玉沢氏の事務所で、同市内の印刷会社に支部会報の印刷などを依頼した際の領収書3枚の日付やただし書きの部分を書き直し、コピーして計7枚の領収書を偽造した。3月下旬には事務所の事務員に指示して、同支部の03年分の収支報告書の政治活動費の内訳欄計7か所に、実際には支払っていない虚偽の金額を記入させ、偽造した領収書と一緒に県選管に提出させた、としている。
(2008年6月28日 読売新聞)岩手
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20080627-OYT8T00773.htm
2242
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/04(金) 19:51:33
衆院選・三重2区の公選法違反:2亀山市議、有罪確定 最高裁が上告棄却 /三重
05年9月の衆院選三重2区で落選した自民党新人候補への投票を働きかける文書を公示前に配布したとして、公職選挙法違反(事前運動、文書違反)の罪に問われた、ともに亀山市議の坊野洋昭(64)と豊田勝行(64)両被告に対し、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)は6月30日付で上告を棄却する決定を出した。罰金30万円、公民権停止2年の1、2審判決が確定する。
2人は同法の規定で失職するが、2日に大井捷夫議長をそろって訪ね「一身上の都合」を理由に辞職願を提出、許可された。来年2月に任期満了の市長選と同時に市議補選が実施される見通し。
小法廷は元亀山市議、中川賢一被告(61)の上告も棄却、罰金40万円、公民権停止4年の1、2審判決が確定する。
1、2審判決によると、3被告は共謀し公示直前の05年8月、亀山市内の100人を超す有権者に対し、自民党候補への支援を呼び掛ける「お願い」と題した文書を宅配便で送った。
坊野元市議は「最高裁で棄却されたとの連絡があったので、辞職願を出した」、豊田元市議は「自分の言い分は認められなかった」と話した。【北村和巳、大原隆】
〔三重版〕
毎日新聞 2008年7月3日 地方版
http://mainichi.jp/area/mie/news/20080703ddlk24040238000c.html
2243
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/07(月) 09:54:49
鷹野県議に連座制適用
高裁判決 選対幹部「組織的運動」
昨年4月の県議選中央市・中巨摩郡選挙区で当選した鷹野一雄氏派の選挙違反事件を巡り、東京高検が鷹野氏への連座制適用を求めて起こした行政訴訟の判決が2日、東京高裁であった。一宮なほみ裁判長は適用を認め、鷹野氏に当選の無効と同選挙区からの5年間の立候補禁止を命じた。鷹野氏側は即日、上告した。
裁判の主な争点は、〈1〉選挙違反をした鷹野氏陣営の選対幹部2人が連座制適用の対象となる「組織的選挙運動管理者等」にあたるかどうか〈2〉2人が選挙違反しないよう鷹野氏が相当の注意を怠らなかったかどうか――の2点。
判決では、〈1〉について、「(2人が)選挙運動の具体的内容、日程などを企画、立案していた」などと指摘し、「組織的選挙運動管理者等にあたることは明らか」とした。
〈2〉については、幹部の1人が買収行為をしようとしていた事実を、出納責任者が鷹野氏に報告していなかった点を指摘し、「選挙違反を未然に防ぐための仕組みや態勢が取られていたとは到底言えない」と結論づけた。
これまでの弁論で鷹野氏側は「仲間内の会合で違反をしないよう申し合わせるなど、十分注意していた」などと主張していた。
鷹野氏は閉廷後、報道陣に対し「厳しい判決だ。候補者がすべてをチェックすることが可能なのだろうか」と首をひねった。
この事件では、鷹野氏陣営の選対幹部2人が県議選の選挙活動中に、票の取りまとめの見返りとして、選対メンバー10人に現金それぞれ3万円を渡したとして、公職選挙法違反(買収など)の罪に問われ、有罪が確定した。これを受け、東京高検は連座制適用を求め、東京高裁へ提訴していた。
昨年の県議選を巡っては、富士吉田選挙区で当選した秋山隆信・前県議派の公選法違反事件で、出納責任者の有罪が確定し、昨年9月に秋山氏に連座制が適用されている。
(2008年7月3日 読売新聞)山梨
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080702-OYT8T00778.htm
2244
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/16(水) 13:09:21
村岡元長官有罪確定へ 1億円ヤミ献金最高裁が上告棄却
2008年7月16日 朝刊
日本歯科医師連盟(日歯連)から自民党旧橋本派の政治団体「平成研究会」への一億円ヤミ献金事件の上告審で、政治資金規正法違反(不記載)の罪に問われて一審は無罪、二審で逆転有罪判決を受けた元官房長官村岡兼造被告(76)について、最高裁第一小法廷(泉徳治裁判長)は、村岡被告側の上告を棄却した。村岡被告を禁固十月、執行猶予三年とした二審判決が確定する。決定は十四日付。
決定は、村岡被告側の上告は刑事訴訟法の上告理由に当たらないとした上で、平成研究会の会計責任者だった滝川俊行元事務局長(59)=有罪確定=との共謀を認めた二審判決の判断は「正当として是認できる」とした。
一、二審とも、争点は「日歯連からの寄付一億円に領収書を発行せず、収支報告書に記載しないことが、二〇〇二年三月の村岡被告が会長代理として出席した派閥幹部会で決定された」という滝川証言の信用性だった。
一審の東京地裁は滝川証言について「一億円は橋本龍太郎元首相(故人)への個人献金だった可能性があり、元首相らをかばった虚偽証言の可能性がある」と指摘。二審の東京高裁は「橋本元首相への寄付ではなく派閥への献金。事務局長が裏金処理を独断で決めたとは考えられず、村岡被告関与の証言は極めて信用性が高い」と、同じ証拠で逆の判断をした。
確定判決によると、村岡被告は滝川元事務局長と共謀。〇一年七月、橋本元首相、野中広務元党幹事長、青木幹雄元党参院議員会長の三人が日歯連幹部との会食で受け取った一億円の小切手について、翌年三月の派閥幹部会で、収支報告書に記載しないことと、領収書を発行しないことを決めた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008071602000102.html
2245
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/17(木) 11:46:22
有罪確定へ 村岡支持者に動揺
敏英氏「頑張っていく」
日歯連ヤミ献金事件で、政治資金規正法違反の罪に問われた村岡兼造元官房長官(76)の上告に対し、最高裁が棄却する決定を出し、逆転有罪となった2審判決が確定する。村岡元官房長官の二男で、次期衆院選への出馬に意欲を示す敏英氏(47)は「残念だが、いかなる困難があっても、次の選挙に向けて頑張っていく」と語った。しかし、地元・由利本荘市の支持者に改めて動揺が広がった。
後援会関係者によると、村岡元官房長官は2003年11月に引退後、度々帰省し、敏英氏の政治資金パーティーには毎回顔を出していたほか、年に数回、由利本荘市西目地区に借りた畑で農作業に励み、ジャガイモなどを作っていたという。
由利本荘市の柳田弘市長は「地元に貢献してきた人。無罪と信じていた。判決は非常に遺憾」と話した。同市内の自営業男性(50)は「国策捜査という批判も多く、自分は支持を貫く」と語った。一方、元支持者の男性は「兼造さんは敏英さんを応援しづらくなった。敏英さんは厳しい戦いを強いられるだろう」と指摘。由利本荘市内の農業男性(61)は「(村岡ファミリーに)ずっと票を入れてきたが、不信感はぬぐえなくなった」と話した。
(2008年7月16日 読売新聞)秋田
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20080716-OYT8T00140.htm
2246
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/18(金) 15:45:41
PCI幹部ら立件へ 東京地検特捜部 '08/7/18
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ベトナムでの政府開発援助(ODA)事業受注をめぐり、大手建設コンサルタント「パシフィックコンサルタンツインターナショナル」(PCI)が同国の事業担当者に多額の工作資金を提供したとされる疑惑で、東京地検特捜部は十八日、外国公務員へのわいろ提供を禁じた不正競争防止法違反の疑いで当時のPCI幹部ら数人を立件する方針を固めたもようだ。
来週以降、応援検事を投入して態勢を拡充、本格的な捜査を進めるとみられる。
外国公務員への贈賄禁止規定の適用は、フィリピン国家捜査局元長官らへの贈賄行為で昨年三月に九電工(福岡市)の社員二人が略式起訴されたケースに次いで二例目で、ODA事業をめぐっては初めて。
問題の事業はホーチミン市を東西に横断する幹線道路の建設工事で市当局が円借款で実施。PCIは二〇〇一年度に約十一億円、〇三年度に約二十億円で工事の設計、施工監理業務を受注した。
関係者によると、PCI側は〇六年夏、見返りに市側担当者に二十数万ドル(当時のレートで二千数百万円)を渡したとされる。〇三年にも数千万円を提供したという。
特捜部はPCIの元幹部から同様の供述を得ており、贈賄工作が本社の指示で行われたことを把握し、元幹部らを聴取。一方でベトナムの司法当局に捜査協力を要請、検事を現地に派遣して裏付け捜査を進めていた。
特捜部は六月、ODA事業に絡む裏金工作の一環として、〇四年九月期までの二年間に法人税約六千万円を免れたとする法人税法違反の罪でPCIと元社長森田祥太被告(66)を起訴している。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200807180211.html
2247
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/18(金) 17:47:02
永田元議員、名誉棄損の疑いで立件へ
偽メール問題で辞職した元民主党衆院議員の永田寿康氏が、創価学会が不正な選挙活動をしたとのうその発言をして名誉を傷つけたとして、千葉地検は18日にも、永田氏を名誉棄損の疑いで立件する方針を固めました。
元民主党衆院議員の永田寿康氏は2005年8月に、千葉県習志野市で開かれた国政報告会で、「創価学会は都外に住む学会員の住民票を都内に不正に移し、公明党候補者を当選させようとした」などとうその発言をし、創価学会の名誉を傷つけた疑いが持たれています。
この発言を受け、創価学会が千葉県警に告訴。永田氏は今年6月に書類送検されていました。
千葉地検は、発言内容には裏付けがなく、創価学会に対する名誉棄損にあたると判断し、18日にも略式起訴する方針を固めました。(18日13:30)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20080718/20080718-00000046-jnn-soci.html
鳩山氏「早合点で行動か」永田氏略式起訴へ
偽メール問題で辞職した永田寿康元民主党衆議院議員が「創価学会が不正な選挙活動をした」などとウソの発言をして名誉を傷つけたとして、千葉地検は18日にも永田元議員を名誉棄損の罪で略式起訴する方針を固めた。
これを受け、民主党・鳩山幹事長は18日午後、記者団に対し、「今の民主党としては、基本的にそのことに対して直接関与する立場ではない。創価学会のことに関してうわさがありましたから、うわさというものが広く知れ渡っていただけに、本人としても早合点して行動してしまったのではないか」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20080718/20080718-00000059-nnn-pol.html
2248
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/18(金) 19:05:07
永田元議員を略式起訴 創価学会への名誉棄損罪
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千葉県習志野市で2005年8月に開かれた国政報告会で、創価学会が不正な選挙活動をしたとの偽った発言をしたとして、千葉区検は18日、名誉棄損罪で永田寿康・元民主党衆院議員(38)を略式起訴した。求刑は罰金30万円。
起訴状によると、永田元議員は議員在職中の05年8月28日、地元近くの民主党千葉県第2区総支部習志野事務所で国政活動を報告。参加者約30人に対し「(創価学会の団体員が)東京都議選で3回にわたって、東京都に住民票を移して選挙活動をやってました」などと発言、創価学会の名誉を傷つけた。
千葉県警が同年10月、学会側の告訴状提出を受け、永田元議員から任意で事情を聴いていた。
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2008071801000723_National.html
2249
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/19(土) 00:03:58
永田元議員の略式起訴 国会に微妙な波紋
7月18日21時36分配信 産経新聞
永田寿康・元民主党衆院議員が議員在職中の国政報告会で、公明党支持母体の創価学会が都議選のため、都外在住の学会員の住民票を不正に移動させた−などと虚偽の発言をしたとして、千葉地検が18日、名誉棄損の罪で永田元議員を略式起訴したことに対し、国会周辺では波紋が広がった。
民主党の鳩山由紀夫幹事長は同日、都内で記者団にコメントしたが、慎重なもの言いに終始した。鳩山氏は「永田君は(平成18年の偽メール事件で)党員資格停止を経て議員辞職した。民主党として直接関知、関与する立場にはない」と語り、永田元議員とは距離を置く姿勢をみせた。さらに鳩山氏は「いろんな創価学会についてのうわさがあり、広く知れ渡っていたので早合点したのだろう」と述べた。平成17年の国政報告会から3年近く経って略式起訴されたことへの感想を求められたが、「いろいろあるだろうが、コメントする立場にない」と語るにとどまった。
一方、公明党の高木陽介選挙対策委員長は「事実無根のことを政治家が公の場で発言すれば厳しく指弾されるべきだ。引退していてもしっかり反省してほしい」と強調した。また、公明党関係者は「住民票移動はありえない。今回のことで抑止効果が期待できる」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080718-00000972-san-pol
2250
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/26(土) 09:11:36
毒ガス弾処理で秋山容疑者、防衛庁に「神鋼方式」求める
所得税法違反(脱税)容疑で逮捕された社団法人「日米平和・文化交流協会」の専務理事・秋山直紀容疑者(58)が、旧防衛庁発注の福岡県・苅田(かんだ)港の毒ガス弾処理事業で、神戸製鋼所(神戸市)が得意とする処理技術法を採用するよう強く求める文書を同庁担当幹部に送っていたことがわかった。
神戸製鋼は処理事業を受注したほか、秋山容疑者側に45万ドル(約4800万円)を送金しており、東京地検特捜部が経緯を調べている。
苅田港の海底で2000年に旧日本軍の毒ガス弾57発が見つかったことから、旧防衛庁が処理事業を行うことになり、同協会が処理方法の調査業務を受注。同協会は03年3月、神戸製鋼が持つ技術を使う「制御爆破方式」が適当とする調査報告書を提出した。
しかし、その後、毒ガス弾が新たに500発以上発見されたため、同庁では、大量処理に適している「加熱爆破方式」も検討。同年10月に、爆破方式を限定せずに入札を公告した。
同庁関係者によると、秋山容疑者は同年11月14日付で、「提案と異なる方法が採用されたときは、一切の責任を負わない」などとする文書を送付。担当部署にいた職員は「制御爆破方式を採用するよう圧力をかけていると感じた」と証言する。
結局、同17日の入札は、神戸製鋼が落札。5期にわたる処理事業は同社がすべて受注し、契約総額は約269億円に上る。同社は04年と05年、計45万ドルをコンサルタント料名目で秋山容疑者関連の米国法人に振り込んでいた。神戸製鋼は「秋山氏に後押しや口利きを頼んだことはない」としている。
(2008年7月26日03時06分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080726-OYT1T00055.htm
2251
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/29(火) 14:14:15
自民党県連元事務局長 有罪
架空計上問題
坂本由紀子・自民党参院議員(参院静岡選挙区)が支部長を務める同党支部などが、架空の会議費などを計上した政治資金収支報告書を県選挙管理委員会に提出した問題で、政治資金規正法違反と有印私文書偽造・同行使の罪に問われた元同党県連事務局長・青島素夫被告(65)(静岡市葵区)の判決が24日、静岡地裁であった。本間敏広裁判長は「巧妙かつ悪質な犯行」として、青島被告に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。
判決などによると、青島被告は坂本議員が支部長を務める「自民党県参議院選挙区第2支部」と同氏の二つの後援会の2004、05年分の政治資金収支報告書の中で、実際にはなかった計13件、137万円分の支出があったかのように「政治活動費の内訳」欄に記入。これに見合う13通の領収書などを偽造して県選管に提出したとしている。
判決で本間裁判長は、「巧妙な偽装工作の結果、政治資金をめぐる国民の不信感は一層高まった。(不正発覚で坂本氏は)政務官を辞任する結果となり、被告の愚行の代償は余りにも大きい」と厳しく指摘する一方、「裏金作りや私利私欲を追求したわけではない」として、執行猶予付きの判決を言い渡した。
判決を受け、青島被告は「勝手な判断で今回の事件を起こし、坂本議員や関係者に大変迷惑をかけたことをおわびする」との談話を発表した。
◇◇
政治資金規正法が政治家の資金管理団体などに対し、年間で5万円以上の収支の公表や領収書の添付を義務づけているのは、政治活動の透明性を有権者、納税者に対し確保するためだ。
しかし、青島被告は公判で、「収支報告書に添付する領収書がある程度あったほうが、(報告書の)見栄えがいい」と述べた。政治資金の透明性を高め、最終的に政治に対する国民の信頼を確保するとの法の趣旨は、いつの間にか政治家側の都合によってゆがめられた。「巧妙な偽装工作で、政治資金をめぐる国民の不信感を一層高めた」との本間裁判長の指摘は重い。
収支報告書は公開され、誰でも閲覧できる。ほかの政治家と比べ、普段の政治活動が活発でないととられるのはまずい――。政治家の側にこうした心理もはたらき、領収書偽造などの不正を生んだのではないか。
裏返せば、政治家の質や実力が、議会での立法活動などよりも、地元での冠婚葬祭への出席や支持者らとの各種の集まりの開催状況などで判断されがちな現状があり、政治家の側もそれを意識せざるを得ないということだ。
政治家の側に、政治への信頼を高めるための努力が求められるのは言うまでもない。同時に有権者の側も、自分たちが選んだ政治家を厳しく見守り、育てる責任がある。政治資金の透明化は、政治全体の質を高めるための第一歩に過ぎない。(小野沢記秀)
(2008年7月25日 読売新聞)静岡
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080724-OYT8T00790.htm
2252
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/31(木) 13:29:14
勉強会費を「収入」と記載 間所広島県議の資金団体 '08/7/31
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広島県議で弁護士の間所(まどころ)了(さとし)氏(68)が代表を務める資金管理団体「広島政経研究会」をめぐる政治資金収支報告書の虚偽記載疑惑で、同名の任意団体が主催するとされる勉強会の一部会費が資金管理団体の報告書に収入として記載されていたことが三十日、関係者の話で分かった。間所県議は「八年前に任意団体になる前からの会員で、法的に問題はない」とするが、指摘を受けて見直す考えを示した。
県選管が公表する二〇〇六年まで三年間の報告書の寄付欄に個人名と金額が記載されたのは広島市内の会社役員ら計十六人。うち七人が取材に対し「勉強会の会費として支払った」と説明した。七人は、三年間で計約百万円を寄付したと記載されている。「会費」は、資金管理団体から間所了後援会への寄付金などとして処理されている。
間所県議によると、勉強会は政治団体の同研究会が開いていたが、二〇〇〇年一月の改正政治資金規正法の施行で法人の寄付を受けることが禁じられて以降、新たに発足した同名の任意団体が主催するようになった。
法人からの会費は任意団体の収入とし、改正法施行以前から会員だった個人の会費は「政治団体の時と規約がほぼ同じ内容だったこともあり」(間所県議)、資金管理団体の収入として処理してきたという。一方、改正法施行後に加わった個人会員の会費は任意団体の収入としてきたという。
報告書に記載された男性は「勉強会費として支払ったのに、政治活動に使われていたとしたら憤慨。事前に報告書に記載するという説明もなかった」と憤る。間所弁護士は「本人の気持ちが勉強会として出しているのなら、振り替えないといけない。当事者の方々と相談するが、今後、総点検したい」としている。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200807310142.html
2253
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/08/01(金) 10:00:15
秋山容疑者側に10万ドル 山田洋行、高速艇交渉協力で謝礼か '08/8/1
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所得税法違反(脱税)容疑で逮捕された社団法人「日米平和・文化交流協会」専務理事の秋山直紀あきやま・なおき容疑者(58)が二〇〇六年、防衛商社「山田洋行」と米軍事メーカーとの高速艇の代理店契約交渉に立ち会い、その後、山田洋行から関連法人に約十万ドル(一千数百万円)の送金を受けていたことが三十一日、関係者の話で分かった。
秋山容疑者と親しい元米政府高官が山田洋行を紹介する電話をしていたことも判明。東京地検特捜部は、約十万ドルは交渉協力への謝礼で、秋山容疑者の隠し所得だった可能性もあるとみて経緯を調べている。
関係者によると、メーカーはカリフォルニア州サンディエゴを拠点に軍事用高速艇などを製造するエムシップ社。
秋山容疑者は〇六年、山田洋行の米国子会社ヤマダインターナショナルコーポレーション(YIC)幹部と一緒にエムシップ社を訪問。沿岸部での作戦に適した高速艇の販売代理店契約交渉に立ち会ったという。
エムシップ社は取材に、元米政府高官から事前に山田洋行を紹介する電話があったことを認めた上で「日本での市場調査の覚書は取り交わしたが、代理店契約は結んでいない」と説明している。
この元米政府高官は日米平和・文化交流協会の理事。別の代理店契約を維持する交渉のため、山田洋行が秋山容疑者側に計三十万ドルを提供するとした文書にも協力者として名前が出ていた。
一方、YICは〇七年三月、二回にわたり秋山容疑者が所得隠しに利用したとされる米国法人の口座に計約十万ドルを送金したとされる。
秋山容疑者は、〇五年までの三年間に山田洋行などからのコンサルタント料など計約二億三千二百万円を隠し、計約七千四百万円を脱税したとして逮捕された。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200808010169.html
2254
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/08/04(月) 12:43:24
森町長を逮捕 消防防災センター工事談合容疑 元建設課長も 道警(08/02 10:15)
【森】渡島管内森町発注の消防防災センター工事をめぐる談合事件で、準大手ゼネコン「東急建設」などの共同企業体(JV)に落札させるよう談合を主導したとして、道警は一日、競売入札妨害(談合)の疑いで、同町長の湊美喜夫容疑者(79)=森町上台町=と同町元建設課長、無職釜沢弘容疑者(61)=森町森川町=を逮捕した。道警は同日夜、町役場などを家宅捜索し、事件の全容解明を進めている。
道内で現職首長が逮捕されるのは二〇〇六年十二月に深川市長が偽計入札妨害容疑で逮捕されて以来。
調べでは、湊容疑者は、〇五年九月の同センター建設工事の入札で、当時建設課長だった釜沢容疑者に指示し、東急建設をJVの幹事社にして同町内の星組渡辺土建とJVを組ませ不正に落札するよう談合した疑い。その結果、東急建設が幹事社のJVは五億五百七十万円で落札した。
調べに対し、湊容疑者は「談合には一切関与していない」と容疑を否認し、釜沢容疑者は「町長の指示だった」などと容疑を認めている。
道警などによると、東急建設側が函館市内の会社社長藪下宏一容疑者(61)=談合容疑で逮捕済み=に町側への仲介を要請。同容疑者が湊容疑者の知人だった同市内の自称水道設備業登真人(のぼりまこんど)容疑者(60)=同=に依頼し、東急建設側と湊容疑者を引き合わせた。
その際、登容疑者は湊容疑者の知人の不祥事の話をし、湊容疑者は口外されることを恐れて東急建設のJVを落札させることを承諾したとみられる。
湊容疑者は一九七一年に合併前の旧森町長に初当選した後、十期連続で当選し、道内現役首長としては最多選。釜沢容疑者は今年三月、同町役場を定年退職していた。
道警は同工事の入札で談合があったとして、四月に湊容疑者や落札業者らから任意で事情聴取。七月に談合容疑で東急建設札幌支店幹部ら計七人を逮捕していた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/108750.html
2255
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/08/04(月) 12:44:47
町長自ら「東急幹事社に」 共同企業体の相手業者が供述 森町談合(08/02 15:59)
【森】渡島管内森町発注の消防防災センター工事の入札をめぐる談合事件で、同町長の湊美喜夫容疑者(79)=談合容疑で逮捕済み=から、東急建設が共同企業体(JV)の幹事社となって落札できるようにと直接、説得されたと、JVの相手方である星組渡辺土建社長渡辺英明容疑者(56)=同=が、道警の調べに対して供述していたことが、二日までに分かった。道警は、湊容疑者自らが談合を主導したとみて調べている。
調べに対し渡辺容疑者は「湊町長から『このままではおれが困る。東急をメーン(幹事社)にしてくれ』などと要求された」などと供述しているという。
調べでは二〇〇五年九月に行われた入札では当初、星組が幹事社となって他の地元業者とJVを組み、落札することになっていた。しかし、湊容疑者は当時同町建設課長だった釜沢弘容疑者(61)=同=に対し、東急建設と星組渡辺土建にJVを組ませて落札させるよう指示したという。
さらに、JVは参加企業が出資金を出し合って設立されるが、その出資比率に応じて利益を配分するため、湊容疑者は、東急建設がより利益を得られる幹事社になれるように渡辺容疑者に幹事社を譲るように説得。出資比率は、幹事社になる前の東急建設は30%、星組が70%だったが、最終的に東急建設が70%、星組が30%に逆転させたという。
道警などによると、湊容疑者は、受注を目指していた東急建設から依頼を受けた函館市内の自称水道設備業登真人(のぼりまこんど)容疑者(60)=同=から、自らの知人の不祥事について話をされ、口外されることを恐れて、東急建設がより有利になるよう工作したとみられる。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/108846.html
森町談合 函館の社長が画策か 東急建設から工作資金?(08/03 06:53)
【森】渡島管内森町発注の消防防災センター工事の入札をめぐる談合事件で、函館市の設備会社社長藪下宏一容疑者(61)が、同市の自称水道設備業登真人(のぼりまこんど)容疑者(60)に対して、森町長湊美喜夫容疑者(79)に、不祥事の話をするよう持ちかけていたことが、二日までの道警の調べで分かった。藪下容疑者は東急建設側から受注に向けた工作資金を受け取っていた疑いもあり、談合は同容疑者が画策、湊容疑者の主導により、実行されたとみられている。
事件では、藪下、登両容疑者と工事を落札した共同企業体の東急建設社員四人と地元建設業者の計七人が七月、競売入札妨害(談合)の容疑で逮捕されている。湊容疑者は一日、同容疑で同町元建設課長とともに逮捕された。
調べに対して、登容疑者は「湊町長と会って、支持者の不正行為について話をした」などと供述。だが、「東急建設が工事の受注を狙っていることを知らなかった」とも話している。
これまでの調べで、藪下容疑者は東急建設の関係者と知人で、登、藪下の両容疑者も、政治活動などを通じた知人であることが判明。また、登容疑者は「東急建設から受注のための工作資金が出ていた」などとも供述している。当時、東急建設は受注減で困っていたことなどから、藪下容疑者に確実に受注できる見返りとして資金を用意。現金は、東急建設から藪下容疑者、同容疑者から登容疑者に流れた疑いがあるが、湊容疑者には渡っていないとみられる。
こうしたことから、藪下容疑者は、登容疑者に対して、町長へ支持者の不祥事の話をするよう指示。湊容疑者は、この不祥事の話を聞いたため、口外されることを恐れて、東急建設に落札させるよう自ら談合を主導したとみられる。
道警は二日、事件の舞台となった消防防災センターの家宅捜索を行った。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/108920.html
2256
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/08/04(月) 13:04:26
玉沢氏の元秘書に懲役1年6カ月求刑
2008年07月31日
玉沢徳一郎・元農水相が代表を務めていた自民党県第4選挙区支部が、偽造した領収書を使い回すなどして政治資金収支報告書に経費を多重計上していたとされる問題で、政治資金規正法違反と有印私文書偽造・同行使の罪で在宅起訴された同支部の元秘書で会計責任者職務代行者だった高田茂被告(57)の初公判が30日、盛岡地裁(佐々木直人裁判官)であった。高田被告は起訴事実を認め、検察側は懲役1年6カ月を求刑した。
◇
冒頭陳述などによると、高田被告は03年8月末、玉沢氏が同支部代表に就任したのと同時に会計実務の担当になった。この際、前任者からの引き継ぎがなかった上、就任以前の領収書を渡されず、一部の政党交付金などの使途が分からなくなっていた。
会計責任者から「何とかしてくれ」と頼まれ、つじつまを合わせようと領収書の写しの偽造を決意。04年1月、同報告書に添付する領収書の日付などを改ざんするなどして偽造。同年3月には虚偽の政治資金収支報告書を記入させ、いずれも3月末に県選管に提出させたとされる。
「(前任者は)私にとっては立場が上で、(使途不明分を)問いただすのがはばかられた」と説明した。
検察側は「政治団体の収支を適切に監視しようとする国民の利益を軽視した」と指摘。これに対し弁護側は「悪質な隠蔽(いんぺい)とまではいえず、辞職して再犯も考えられない」と情状酌量を求めた。
この問題をめぐって盛岡地検は6月、玉沢氏を嫌疑なし、同支部会計責任者だった秘書を嫌疑不十分として、いずれも不起訴処分とした。
判決公判は9月8日。
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000807310003
2257
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/08/04(月) 13:24:39
宮崎市長側ビール提供/上杉氏後援会会合に
2008年07月30日 宮崎
宮崎市の津村重光市長の後援会が今年4月、元参院議員の上杉光弘氏の後援会が同市内で開いた会合にビールを贈っていたことが29日、わかった。公職選挙法は選挙区内の有権者らに金品などを配ることを禁じており(寄付の禁止)、県選管は「公選法に抵触する恐れがある」と指摘。津村市長は取材に対して事実関係を認め、「今後は慎重に取り扱う」と文書で回答した。
会合は4月10日、上杉氏が同市佐土原町の施設で開いた「佐土原地区上杉光弘を囲む会」。県議や市議のほか、支持者ら100人以上が出席した。津村市長本人は顔を出していなかった。2千円の会費が集められ、出席者には食事やビールなどが出された。
関係者によると、会場の一角に「宮崎市長 寸志」と書かれたのし紙に巻かれたビールが入った箱が置かれていたという。
公選法は、市長ら政治家や公職の候補者、その後援会などが、選挙区内の人や団体に飲食などを提供する行為を禁じている。
朝日新聞が今月28日、市秘書広報課を通じて、津村市長にビール提供の有無などの事実関係を問い合わせたところ、市長は29日に文書で回答を寄せた。
津村市長は回答の中で、ビール提供の事実を認めたうえで、後援会事務所が準備したものと説明。「私も確認しておりませんでした」と、自らの関与については否定している。後援会の会計から購入したが、金額は不明という。
津村市長は文書で、「こういった支出につきましては、今後、行政の中立性や公職選挙法の趣旨を十分に踏まえて、慎重に取り扱うよう、後援会事務所に指示いたしました」としている。
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000807300002
2258
:
名無しでチュウ
:2008/08/08(金) 16:59:50
傷害:ビール瓶で殴打、罰金30万円 浅田元取締役に略式命令−−宇和島簡裁 /愛媛
宇和島市で開かれた結婚式披露宴で清家俊蔵県議会議長(59)の頭をビール瓶で殴ってけがをさせたとして、宇和島区検は5日、同市川内、浅田毅・元建設会社取締役(74)を傷害罪で宇和島簡裁に略式起訴し、同簡裁が同日、罰金30万円の略式命令を出した。
関係者によると、先月26日に開かれた結婚披露宴の会場で、浅田元取締役は「次期衆院選は民主党を応援する」と清家議長に話し掛け、清家議長は「自民党県議なので自民の代議士を応援する。推す政党が違うので、これまでのようにはお付き合いが難しいです」と応答。その後、浅田元取締役は突然、清家議長の頭をビール瓶で殴ったという。宇和島署は同27日、浅田元取締役を傷害容疑で逮捕した。【松田文、門田修一】
毎日新聞 2008年8月8日 地方版
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20080808ddlk38040508000c.html
2259
:
名無しでチュウ
:2008/08/08(金) 18:56:32
知事、臼井氏発起の会出席
支持者から厳しい声も
横内知事が、公職選挙法違反の罪で公民権停止などの略式命令を受け、県議を失職した臼井成夫・自民党県連前幹事長らが発起人を務める「知事を囲む会」に出席し、県政界関係者の間で波紋を呼んでいる。
この会合は7月3、11、24日の3回、甲府市内でそれぞれ住民約100人を集めて開かれ、知事と住民が県政課題の意見交換をした。発起人の一人を務めた臼井氏は「支持者から知事との懇談の場を持ちたいと依頼された」と説明。横内知事は5日の定例記者会見で「選挙を応援してくれた人々の集まりで強い要請があった。(臼井氏が)出席しようがしまいがあまり関係のないこと」と語り、今後も要請があれば出席する意向を示した。
これに対し、知事の支持者からは「政治活動を控えるべき人物の会合に知事が率先して出席するのは非常識だ」と厳しい声があがっている。県議の間でも、臼井氏の公民権停止が解ける3年後の県議選を意識した活動と見る向きが多く、「知事は選挙活動に利用されている」と知事の行動を疑問視する声も聞こえる。
臼井氏は「公民権停止中でも政治活動は一切制限されない。全く問題はないが、知事に迷惑がかかることがあれば自重も考えねばならない」と話している。
(2008年8月6日 読売新聞)山梨
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080805-OYT8T00790.htm
2260
:
片言丸
:2008/08/27(水) 07:01:29
太田農相の政治団体、秘書宅を事務所届け…2345万円計上
太田誠一農相の政治団体「太田誠一代議士を育てる会」が、2005年と06年の政治資金収支報告書に、当時の政策秘書で現在は農相秘書官の自宅を「主たる事務所」として届け出たうえ、事務所費や人件費などとして計2345万円の経常経費を計上していたことがわかった。
太田農相は26日の閣議後記者会見で事実関係を認めたうえで、「問題はないと考えている」として辞任を否定した。
東京都選挙管理委員会に提出された同会の05年と06年の収支報告書によると、主たる事務所の所在地は、東京都目黒区自由が丘にある中里浩・農相秘書官の自宅と同じで、連絡先は千代田区永田町の議員会館にある太田農相の事務所の電話番号だった。両年の経常経費計2345万円の内訳は事務所費が552万円、人件費が1005万円、備品・消耗品費が788万円。
太田農相は福岡3区選出。03年11月衆院選で落選したが、05年9月の衆院選で当選し、現在8期目。同会は落選中の05年中に港区六本木にあった太田誠一事務所内から秘書官宅に移転している。
記者会見の席上、太田農相は、中里秘書官に家賃を払わずに事務所費を計上していたことを認めた。そのうえで人件費などの経費を計上していた点の詳細には言及せず、「事務所費がいらない議員会館に置きたかったが、落選中でお金のこともあり秘書官宅に置いた。政策秘書として自宅で仕事をするなど活動実態はあった」と釈明した。
太田農相は、福田内閣改造後の今月10日に出演したテレビの討論番組で、食の安全に関連し、「消費者である国民がやかましいからさらに徹底していく」と発言し、与野党の議員などから批判を浴びていた。
政治家の事務所経費問題では、昨年5月、家賃がいらない議員会館に資金管理団体の事務所を置き、多額の事務所費などを計上していた松岡利勝元農相が自殺。後任の赤城徳彦元農相も、茨城県内の実家を政治団体の事務所にして多額の経費を計上していたことが発覚し、同年8月に辞任に追い込まれている。
(2008年8月26日13時55分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080826-OYT1T00308.htm
2261
:
片言丸
:2008/08/27(水) 07:02:06
農相事務所費:00〜02年にも2483万円計上
太田誠一農相の政治団体「太田誠一代議士を育てる会」が東京都目黒区の政策秘書(現農相秘書官)宅を事務所として届け出ていながら、多額の経常経費を計上していた問題で、新たに00〜02年の3年間にも計2483万円を計上していたことが分かった。既に明らかになっている05、06年分と合わせ、5年間の合計は4828万円に上る。
東京都公報などによると、3年間で計上された2483万円の内訳は▽通信費などの事務所費947万円▽人件費813万円▽備品・消耗品費723万円。太田農相は26日の会見で、秘書宅を事務所とした経費計上について「だいぶ前からその状態だったはず」と述べていた。
太田農相は03年11月の衆院選で落選し、05年9月の選挙で返り咲いた。03、04年の2年間については、港区のマンションの一室を会の事務所として届け出ている。太田農相は「落選中は議員会館が使えず、東京の活動拠点としてやむなく事務所を借りた」と説明した。
太田農相は26日夜、「経費の詳細を示すと(会見で)話したが、めどとしては今週中に整理するよう事務所に指示している」とのコメントを出した。【日下部聡】
毎日新聞 2008年8月27日 2時30分
http://mainichi.jp/select/today/news/20080827k0000m040148000c.html
2262
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/08/28(木) 06:34:09
農相事務所費問題/「負の連鎖」再燃
政治とカネをめぐる「負の連鎖」は断ち切れないのか―。太田誠一農相の政治団体で再燃した事務所費問題。太田氏は「問題ない」と辞任を否定する。しかし領収書をそろえて架空計上疑惑をぬぐい去れなければ、政権の“致命傷”にもなりかねない。鳴り物入りの内閣改造から一カ月足らず。人心一新をてこにした福田康夫首相の政権浮揚シナリオには、早くも暗雲が垂れ込み始めた。
▽窮余の人選
「疑いを持たれるような事務所費の届け出を、なぜ就任前にチェックできなかったのか」。太田氏の疑惑が浮上した二十六日、農水官僚は戸惑いを隠さなかった。農相は安倍前政権の下で故松岡利勝、赤城徳彦、遠藤武彦各氏が政治とカネの問題で辞任に追い込まれた“鬼門ポスト”。それだけに霞が関では、事前の身体検査を怠った形の官邸サイドへの不信が渦巻く。
内閣改造が断行された一日の官邸。首相は太田氏から「首相、今回の人事は正解です。正しい人事です」と話し掛けられると、「太田さんは米価(の下落回避)で頑張っておられたから」と起用理由を説明した。
ただ首相の意中の人は違った。当初は太田氏と同じ自民党古賀派の園田博之政調会長代理に打診した。しかし予期せぬ固辞で農相人事は迷走。太田氏については過去の失言歴もあり「首相は相当ちゅうちょした」(周辺)とされるが、最終的には派閥の意向に押される形で起用に踏み切った。
首相は七月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)後に取得した六日間の夏休み期間中に、政権浮揚の切り札としての内閣改造に向けた布陣を構想。周辺は首相とひそかに連絡を取りながら、起用閣僚の政治資金に問題はないかなどの点検を進めた。
しかし太田氏の名は当初の候補リストになかったため、入念な身体検査を免れたとみられる。派閥推薦と自己申告に頼らざるを得なかった窮余の人選が、政権に「新たな火種」を招いた格好だ。
▽ドミノ懸念
「秘書の自宅を事務所として届け出たからといって、経費が全部不正とは言い切れない」。町村信孝官房長官は記者会見で、問題がただちに辞任に直結しないとの認識を強調した。
現段階で辞任を求めれば閣僚の「更迭基準」が厳しくなる。今後も閣内で同様の問題が発覚すれば、安倍前政権を崩壊に導いた“辞任ドミノ”の悪夢がよみがえる―。政府、自民党にそんな懸念があるのは間違いない。
内閣支持率の低迷にあえぐ首相と距離を置き始めた公明党も「説明責任を果たし、早く疑念を晴らすべきだ」(山口那津男政調会長)として事態の推移を見守る姿勢だ。ただ「本人も本人だが、任命する首相も首相だ」(別の幹部)との不満が膨らんでおり、太田氏が説明責任を果たせなければ辞任要求にかじを切る可能性も否めない。
▽虎視眈々
野党は臨時国会に向けて「政府は格好の攻撃材料を与えてくれた」と受け止めており、消費者の声を「やかましい」とした先の発言を含めて太田氏や首相の任命責任を追及しようと虎視眈々(たんたん)。民主幹部からは「すぐに辞めないでくれた方が、臨時国会で攻撃を続けられる」との声も漏れる。
安倍前政権では閣僚不祥事への対応が後手に回ったことが参院選惨敗の要因になったが、首相は迅速な手を打てるのか。民主党の小沢一郎代表は二十六日夜、都内での会合で「臨時国会は衆院解散のゴングになる」と気勢を上げた。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2008/0826.html
2263
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/04(木) 03:09:59
公明都議、献金後融資口利き…元都議は相談役報酬100万円
新銀行東京(東京都新宿区)からの融資を巡り、公明党の現職都議と元都議が2005〜06年、都内の中小企業から献金を受けた後に融資の口利きをしたり、口利きした中小企業から相談役として報酬を受け取ったりしていたことが、読売新聞の調べでわかった。
元都議の報酬総額は100万円を超える。両社は融資を受けた後に、事実上、経営が破たんしている。ブローカーの介在が判明した新銀行の融資で、政治家と企業との不透明な関係も新たに浮かび上がった。
機械部品販売会社の社長は都議選前の05年6月、都議の選挙事務所開きの日に陣中見舞いとして現金10万円を献金した。資金繰りに窮していた社長はこの都議に新銀行への口利きを依頼し、翌7月、新宿支店長(当時)を紹介されたという。
同社は、不動産を売却した03年度を除き赤字だったが、申し込みから約10日間で2000万円が融資された。社長は「短期間での融資実行は都議の力だと思った」と振り返る。
社長はこの直後、お礼として、新宿区の飲食店で都議を接待(1人約1万5000円)した。融資から7か月後、同社は破たん、ほぼ全額が焦げ付いた。
都議は「都の担当課に『相談に乗ってほしい』という電話はした」と口利きは認めたが、「『政治活動に有効に使ってください』と言われ献金を受け取った。融資仲介の対価とは思っていない。会食も見返りではない」と話した。
この献金は、都議が都選管に提出した資金管理団体の政治資金収支報告書(05年分)に記載されている。
一方、元都議は05年夏、ソフトウエア開発会社の社長の依頼を受け、一緒に新銀行の新宿支店(当時)に出向き、「将来性があるのでよろしく頼む」と融資を依頼。元都議は4回当選し、01年7月に引退していたが、自分が元都議であることは電話で事前に伝えていた。
約1週間後、3000万円の申し込みに対し1400万円が融資された。元都議はその後、同社の相談役となり、06年1月から約10か月にわたり、月20万〜10万円の報酬を受け取った。
同社はその後、資金繰りが悪化し、社長は今年に入り、家財道具を残し自宅から姿を消した。
元都議は「相談役として報酬をもらうことになっていたこともあり、有望な企業なので、できる限り協力した。道義的責任はあるかもしれないが、事業失敗は経営者の問題」と語った。
中小企業向けの融資保証制度を巡り、口利きの見返りに違法な手数料を受け取った都議らが逮捕された事件を受け、都議会は00年12月、「疑惑が再発しないよう、襟を正す必要がある」と決議している。
読売新聞が今年3月に行った都議アンケート調査では、自民党6人、民主党2人が新銀行融資の口利きを認めたが、公明は全員が回答しなかった。
(2008年9月4日03時02分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080903-OYT1T00948.htm
2264
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/12(金) 04:14:07
滝沢村:鈴木議員の書状同封 自治会あての祝状に /岩手
滝沢村が、村内自治会あてに送った「米寿祝状」の中に、自民党の鈴木俊一衆院議員=岩手2区=名で書かれた敬老会へのあいさつ状を入れていたことが10日分かった。柳村典秀村長は「親切と守秘義務を取り違え、特定の人に便宜供与した形で大変遺憾に思う」と非を認めている。福田康夫首相辞任表明で各党が総選挙モードに突入している時期だけに、県選挙管理委員会は「中立性を保つ必要がある行政が、選挙区内の特定の人物を支援しているとの誤解を生む恐れがある」と指摘。村民からも批判の声が上がっている。【念佛明奈】
◇村民から批判の声
村が議員全員協議会で説明した。「米寿祝状」はその年に米寿(88歳)を迎える村民に、額に入った祝状を贈る村の事業で、今年の対象者は113人。個人あてに送る分もあるが、敬老会でまとめて渡すことなどを希望する自治会には事前に預けていた。
村によると、8月20日、議員事務所から「敬老会を開く自治会と会長名を教えてほしい」と頼まれ、応対した担当職員と課長が個人情報保護の観点から教えるのは不適切と判断、代わりに村が祝状と一緒にあいさつ状を届けることを申し出たという。
村は今月2日付で18自治会に祝状を送付。自治会長への伝達依頼文と一緒に、議員事務所から預かった敬老会開催を祝う鈴木議員のあいさつ状1枚が入った白い封筒を同封した。受け取った自治会長から村に苦情があって発覚した。村は9日までに18通のうち15通を回収し、議員事務所に返却したという。担当職員は村の規定に照らし、処分が必要かどうかを検討する方針だ。
議員事務所は「本来なら鈴木事務所から直接送るのが当然。村と事務所担当者間の単純ミスではないか。関係者にご迷惑をおかけして申し訳ない」と陳謝した。
県選管によると、敬老の日のあいさつ状は公職選挙法第147条の2で禁じるあいさつ状には含まれず、法的には問題はないという。だが、あいさつ状を受け取ったある自治会長は「選挙前のこの時期に村が特定候補の手助けをするのはおかしい」と首をかしげる。
県内では、4衆院小選挙区のうち3議席を民主が占める。滝沢村を含む岩手2区が唯一自民の牙城だが、03年衆院選で4万4000票余だった民主候補との票差は、05年衆院選で2万2000票余に縮まっている。
毎日新聞 2008年9月11日 地方版
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20080911ddlk03040062000c.html
2265
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/13(月) 14:24:31
民主・前田衆院議員、マルチ業界から1100万円受領
2008年10月13日3時0分
民主党の前田雄吉衆院議員(48)=比例東海=が代表を務める二つの政治団体が04〜07年、多数のマルチ商法業者らから少なくとも1156万円の講演料と献金を受け取っていたことがわかった。業界が資金提供した4年間、前田議員は毎年、業界を擁護する国会質問を重ねており、業界との密着ぶりが浮かび上がった。
提供資金のうち996万円は講演料で、1回につき30万円を中心に10万〜130万円が支払われたと政治資金収支報告書に記載。政治家個人への企業献金は禁じられており、「講演料」は形を変えた企業献金と指摘する専門家もいる。
マルチ商法はネットワークビジネスとも呼ばれる。購入者が販売員にもなって販路を拡大するため、末端の販売員が在庫を抱えて行き詰まるなどのトラブルも起きている。
同商法を支援する議員連盟の事務局長を務める前田議員は04年3月から4年連続で、衆院予算委員会分科会で質問していた。
質問では「一部の悪徳なマルチ企業によりまして、多くのまじめな業者が迷惑している」と発言。政府の産業構造審議会小委員会に業界側委員を加えるべきだと持論を述べるなど業界擁護の質問を続けてきた。
業界で組織する政治団体「ネットワークビジネス推進連盟」によると、前田議員は初めて質問する際、連盟幹部と事前に打ち合わせたという。内山公太郎副理事長は「業界への偏見がひどく、『何とかして下さい』とお願いした」と話した。
初質問の翌05年、同連盟は、前田議員の資金管理団体「未来政策研究会」に50万円を献金した。また、別のマルチ業者は06〜07年に計110万円を前田議員が代表を務める民主党愛知県第6区総支部に献金した。
講演料を合算すると、04年は3社から290万円、05年は5社から260万円、06年は4社・1団体から170万円、07年は7社から276万円にのぼる。費目はいずれも「講演会開催事業」で、約45%は「未来政策研究会」、残りの約55%は第6区総支部の収入になっていた。
4年間で計150万円の講演料を払った「ドリーム・オブ・トータル・コミュニケーション」(東京都港区)は、「絶対にもうかるから」などと勧誘したとして、07年11月に経済産業省から3カ月間の業務停止命令を受けた。
朝日新聞は今月8〜12日に再三、前田議員に文書や電話で取材を申し入れたが、議員側は応じていない。
前田議員は愛知県出身で当選3回。小沢一郎・民主党代表を支持する党内の政策グループ「一新会」の事務局長も務めている。同党が9月12日に発表した次期衆院選の第1次公認候補の1人で、愛知6区の総支部長に就いている。
http://www.asahi.com/national/update/1013/NGY200810120006.html
2266
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/13(月) 14:25:00
民主、前田議員から事情聴く マルチ業界擁護の国会質問
2008年10月13日11時55分
民主党の前田雄吉衆院議員=比例東海=がマルチ商法業者から講演料と献金を受け取り、業界擁護の国会質問を続けてきた問題で、同党の鳩山由紀夫幹事長は13日、仙台市内で記者会見し、すでに党として本人の事情聴取を進めていることを明らかにした。鳩山氏は「献金の問題には違法性はないと感じているが、国会の質問の中身などもよく精査して、我々としてもきちんと対処したい」と述べた。
さらに、前田議員が事務局長を務めるマルチ商法支援の議員連盟については、「議連はすでに解消させてもらっている。もう今は存在していない」と説明した。「(衆院選や民主党への)ダメージを最小限に食い止めていくべく努力したい」とも語った。
http://www.asahi.com/politics/update/1013/TKY200810130072.html
2267
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/15(水) 10:00:16
民主・前田議員、業界との癒着を否定
民主党の前田雄吉衆議院議員の政治資金団体などが、勧誘を巡るトラブルで業務停止処分を受けたマルチ商法の業者から献金を受けていた問題で、前田議員は14日の夜、「業者に便宜を図ったことはない」と業界との癒着を否定しました。
前田議員の資金管理団体「未来政策研究会」と、前田氏が支部長を務める民主党愛知県第6区総支部は、迷惑勧誘など勧誘を巡るトラブルによって経済産業省から業務停止処分を受けた企業から、2005年と2006年に合わせて80万円の講演料を受け取っていました。
前田氏は、マルチ商法の業界団体からも合わせて130万円の資金提供を受けると共に、国会でも業界を擁護する質問を繰り返していました。
前田氏は14日の夜、JNNの取材に対し、「国会での質問の前に業者から依頼を受けたことも、便宜を図ったこともない」と業界との癒着を否定、問題のあった企業からの献金は「既に返金した」と説明しました。
この問題について小沢代表は、「処分を受けた業者からの献金は不適切だ」と述べ、15日に本人から直接事情を聞くことにしています。(15日01:15)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20081015/20081015-00000009-jnn-pol.html
2268
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/16(木) 23:04:26
野田聖子氏:マルチ擁護の質問した…「告白」で審議迷走
16日の参院予算委員会で、自民党はマルチ商法業界と民主党の癒着を浮き彫りにする戦術を描いていたが、野田聖子消費者行政担当相が過去にマルチ商法を擁護する国会質問をしていたことを突然「告白」。逆に野党側から追及される展開となり、審議は迷走した。
予算委で自民党の森雅子氏は、前田雄吉氏だけでなく民主党の山岡賢次国対委員長、石井一副代表らもマルチ商法業界から献金を受け、業界団体が民主党のパーティー券を購入したにもかかわらず党の収支報告書に記載がないことを指摘。「民主党の体質の問題ではないか」と追及した。
ところが森氏が、担当相の野田氏に所感を尋ねると、野田氏は96年4月の衆院商工委員会で、業界を擁護する趣旨の質問をしたことに突然、言及。「勉強不足で消費者側に立った質問ができなかった」と釈明した。
議事録によると、野田氏は当時、マルチ商法について「この業界こそベンチャービジネスのさきがけとして存在している」「大多数は協会等の自主規制の中でいいものが育っている」などと業界側の立場で質問していた。
この日の予算委では、その後に質問に立った共産党の大門実紀史氏が「前田氏と同じ趣旨の発言」と野田氏を追及。野田氏は「業界の依頼ではなく、自分の素朴な疑問からの質問」と釈明した。業界などからの政治献金については「にわかに答えることはできない。後日調べて報告する」と述べるにとどめた。
野田氏の突然の言及は、野党側からの追及を察知したためとみられる。【古本陽荘】
毎日新聞 2008年10月16日 22時46分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081017k0000m010109000c.html
2269
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/17(金) 09:47:18
比女性ビザ、倉田副大臣口利き 慈善名目、実はパブ勤務
2008年10月17日3時1分
チャリティーコンサートに出演すると称して興行ビザをとらずに来日したフィリピン人女性をフィリピンパブで働かせていたなどとして、静岡県警が今年9月に強制捜査したNPO法人側の短期査証申請に絡んで、総務副大臣の倉田雅年衆院議員(自民、比例東海ブロック)から入国管理行政にかかわる法務省と外務省に発給で便宜をはかるよう働きかけがあったと、両省の複数の関係者が朝日新聞社の取材に証言した。また、このNPOの事実上の運営者は倉田副大臣の元公設秘書で、元秘書も同様に両省に働きかけていたという。
これに対し、倉田氏は「働きかけたことはない。(私の名前が)出ている理由はわからないが、元秘書らが名前を出したのだろう」と説明。元秘書は「支援者から倉田先生に話があり、先生から『調べてやれ』と言われ、自分が役所と相談しながら法に触れないような仕組みを作った。今回の事件は店舗が私の仕組みを守らなかったためだ」と話している。
日本のフィリピンパブで働く女性をめぐっては、米国務省の「人身取引報告書」(04年)が日本を「要監視国」に指定するなど国際的に「人身売買の温床」との批判が高まった。これを受けて法務省は興行ビザの発給資格を厳格化。その結果、04年には年間8万件を超えていたフィリピン人への興行ビザが07年には5千件台まで急減していた。
しかし、07年になって、「チャリティーコンサートへの出演」を名目に短期滞在ビザでフィリピン人女性が来日するケースが相次いだ。この手法について脱法行為の可能性があると判断した警察・入管当局が全国的に内偵を始める中で、今年9月、静岡県警が五つのパブにフィリピン人女性を派遣していた団体「未来チャリティー実行委員会」とNPO法人「MIRAI」(いずれも静岡市)の強制捜査に着手。双方の団体と関係の深い浜松市のフィリピンパブ「クラスメッツ」の経営者(47)らを風営法違反(無許可営業)や入管法違反(不法就労助長)容疑で逮捕するなど実態解明を進めている。
これまでの調べなどによると、未来チャリティー実行委員会は07年春ごろから、06年に土砂災害で被害を受けたフィリピン・レイテ島への復興支援のチャリティーショーをするとして女性の短期ビザを多数申請。女性らはフィリピン大使館主催のコンサートに出演する一方、浜松市のパブなど5店舗に派遣されていたという。
一方、関係者の証言によると、倉田氏はこの案件について「チャリティーの件をよろしく」などと外務当局や入管当局に複数回にわたって働きかけをしていたという。また、NPO法人関係者などによると、倉田氏の元公設秘書は、発足当時からこの団体に関与し、関係省庁からNPO法人への連絡先となっていたほか、ビザの発給の状況について関係省庁に頻繁に問い合わせをしていたとされる。
倉田氏は弁護士で、00年の衆院選で初当選。現在3期目。自民党の法務部会長などをしていた。
http://www.asahi.com/national/update/1017/TKY200810160400_01.html
2270
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/17(金) 11:09:17
野田消費者相に16万円 アムウェイがパーティー券購入
2008年10月17日 10時55分
野田聖子消費者行政担当相は17日午前の記者会見で、無店舗販売大手「日本アムウェイ」から、2002年から今年4月までの間に8枚、計16万円のパーティー券を購入してもらったことを明らかにした。17日中に全額返却するとし、辞任する考えがないことを重ねて表明した。
野田氏は、電話勧誘の規制を強化する訪問販売法改正案を審議していた1996年4月11日の衆院商工委員会で「連鎖販売取引という形の訪問販売が、現在の消費者のニーズにかなっている」などとマルチ商法などの擁護ともとれる質問をした。
これに関し野田氏は16日の参院予算委員会で、アムウェイ側から説明を受けて質問したことを明らかにし「業界から依頼されたというよりも、どういうところが問題か概略を尋ねた」と強調していた。
野田氏は17日の会見で、アムウェイによるパーティー券購入について「国会質問とは全く関係ない」と強調した。
(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008101701000259.html
2271
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 11:12:15
マルチ問題/「三すくみ」でにらみ合い
マルチ商法業界からのカネの流れをめぐり、自民党と民主党のさや当てが続いている。前田雄吉衆院議員の離党に続き、業界団体からの献金で山岡賢次国対委員長の名前が挙がる民主党は苦慮。攻勢に出ようとした自民党も、野田聖子消費者担当相と連鎖販売大手「日本アムウェイ」の関係が急浮上し、出ばなをくじかれた。衆院選向けの「消費者重視」の旗印をめぐる戦いは、首相官邸も絡んで「三すくみ」のにらみ合いが続いている。
「一日も早く本人が釈明すべきだ」。マルチ業界団体から二〇〇五年以降の三年間で百六十万円の資金を受けていた山岡氏に、民主党からも説明責任を果たすよう求める声が上がり始めた。
山岡氏は十六日から地元に戻り、永田町から“雲隠れ”。筆頭副幹事長だった〇四年当時、業界団体の集会に招かれ熱弁を振るう姿がインターネット上で公開され、民主党批判は広がるばかりだ。
簗瀬進参院国対委員長は十七日の記者会見で、野田氏を「消費者の信頼を担うには心もとない」と批判したが、山岡氏については「確認していない」と言葉を濁した。「やり合っても泥沼。お互い何のメリットもない」(参院中堅)というのが民主党の本音だ。
一方の自民党は、野田氏の問題発覚を「せっかくパンチを食らわせたのに、殴り返された感じ」(幹部)と残念がるが、厳しい追及を受けた場合は山岡氏に狙いを絞って反撃に出る構えだ。
大島理森国対委員長は「マルチ商法はいろいろな被害者がいる。民主党の『大国対委員長』だから、気を付けなければならないのでは」とけん制。別の自民党幹部は「前田氏を切って山岡氏を守るならダブルスタンダードだ」と語り、小沢一郎代表の出方を注視する。
目玉閣僚のスキャンダルを避けたい首相官邸は、早期幕引きが基本スタンスだ。
「カネの流れはまずい」。十六日午後、野田氏のパーティー券を「日本アムウェイ」が購入していた事実を聞いた河村建夫官房長官は、その日の夜に野田氏から事情聴取。「違法性はまったくない」と憤慨する野田氏に対し「開き直りと受け取られては駄目。記者会見では丁寧に説明してほしい」と淡々と諭した。
十七日午前、閣議後の会見に臨んだ野田氏は「事務所で調べ、パーティー券を買っていただいた事実を知った。決して違法ではない」と釈明し、全額返還を表明した。
ただし調査は二〇〇〇年以降だけで、マルチ業界擁護とも受け取れる国会質問をしたのは一九九六年。「質問と近い時期のカネが出てくると厳しい」。官邸関係者は不安を隠さなかった。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20081017.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/31(土) 08:25:44
前知事証言は「推測」 報償費訴訟控訴審
「情報源秘匿」を重視 不正支出の疑いは指摘
県警の捜査報償費(1999年度)の関連文書をめぐる控訴審判決は、「不正支出の疑い」に言及しながらも、架空支出と認めて捜査員や捜査協力者の氏名などを全面開示とした1審判決を破棄し、すべての文書を「非開示」とする逆転判決を言い渡した。報償費の不正を追及してきたオンブズマン側は全面敗訴に「極めて遺憾な判決」とし、架空支出を法廷で証言した浅野史郎前知事は「県警は組織体制をよく見直してほしい」と注文をつけた。一方、協力者や捜査上の秘匿が全面的に認められた県警側は「妥当な判決」と高裁判決を評価した。
控訴審判決は、〈1〉報償費を受け取った捜査協力者の氏名〈2〉警部補以下の捜査員の氏名〈3〉個別の支出額――など1審判決で認められた文書の開示部分をすべて「非開示」とした。いずれも「捜査状況や個人が推察されると、捜査に支障が出る」などの判断からだ。
1審判決で重視された浅野前知事の証言は「主観を交えた推測にすぎない」と退け、県警側が捜査員への聞き取り調査を拒否したことにも「協力者の秘匿は義務」と理解を示した。全国の警察の不正支出問題には「同様に宮城県警が架空とは言えない」とした。
県警訟務室は「主張が認められた妥当な判決」とのコメントで静観したが、ある県警幹部は「情報源が秘匿されなければ、情報提供者は萎縮してしまう。協力者名が開示されれば、治安維持は困難」と話した。
オンブズマン側判決に一定評価 一方で、判決は、報償費の支出に関する「疑問」にも踏み込んで指摘した。「毎月計画的に執行し得るのか」「鑑識課の支出は必ずしも必要ではなかったのでは」「03年度の支出の大幅な減少は、以前の支出に問題があったのでは」――。
これらの指摘に、判決後に記者会見したオンブズマンは「県警の不正支出が動かしがたい事実」として、「注目すべき判断」と一定の評価を述べた。また、05年6月に報償費の予算執行を停止した浅野前知事は「少しでも不正支出と認められたことに意義がある」とした。
知事と県警が対立、執行停止で不足分をカンパで補う事態まで発展した報償費問題。「不正支出の疑い」と指摘しながら「非開示」としたのは、予算執行の「透明性」よりも公共の秩序を維持する捜査活動の「公益性」を重視した判決と言える。住民の安全を守り抜くためにも、県警は支出を内部で監査する組織運営が求められる。(松下正和、秋山洋成)
(2009年1月30日 読売新聞)宮城
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090129-OYT8T01184.htm
2273
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/19(木) 07:25:20
取材の翌日、3300万円入り紙袋持参 岩永議員側
2009年2月19日3時0分
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元農水相の岩永峯一衆院議員(67)=自民、滋賀4区=の事務所担当者が宗教法人「神慈秀明会」(滋賀県甲賀市)から受け取った計6千万円を政治資金収支報告書に寄付として記載していなかった問題で、岩永氏が朝日新聞の取材に対し授受を否定した翌日に、同氏の事務所関係者が秀明会本部に現金を持参していたことが同会への取材でわかった。
秀明会によると、岩永氏の関係者が同会本部を訪れたのは今年1月28日。同日朝に同会事務局長に面会を申し入れる電話があり、事務局長は断ったが、夕方になって「岩永事務所の者」と名乗って数人が本部を訪ねてきた。関係者は「手渡したいものがある。書類だけなので預かってほしい」と言い、受付に紙袋を置いて立ち去ったという。あとで中身を確認すると紙に包まれた計3300万円の現金が入っていた。同会は弁護士を通じ、岩永氏側の銀行口座に振り込んで返却したという。
岩永氏は前日の1月27日夕に都内で朝日新聞記者の取材を受け、6千万円の授受について「献金は受けていない。まったくのウソ」「金が動いたことはない」と答えていた。
同29日から計3回にわたって、同氏の政策秘書を務める次男や地元秘書2人も取材に応じたが、「お願いの文書を送ったことがあるが、寄付はいただけなかった」「親族らが借り入れをしている事実もなかった」などと授受を一貫して否定していた。朝日新聞が岩永氏側に6千万円の授受について取材したのは1月27日が初めてだった。
岩永氏は2月16日の国会内での記者会見で、事務所担当者が秀明会から03年8月と05年9月に小切手で3千万円ずつ受け取っていたことは認めたが、「事務所担当者個人の借入金」「寄付ではない」と主張した。07年6月と今年1月に、秀明会に「弁済」として現金を返そうと試みたことにも触れたが、今年1月の「弁済」額が3300万円だったことや日付は明かしていなかった。秀明会は一貫して「個人に金を貸すことはありえず、6千万円は岩永氏が代表を務める政党支部への献金だった」としている。
秀明会本部への現金持ち込みについて、朝日新聞は17日、岩永氏の地元事務所に取材を申し入れ、事務所は「十分説明責任を果たしたところです。(16日に)説明したことが調査結果のすべてです」と書面で回答を寄せた。
http://www.asahi.com/national/update/0218/OSK200902180104.html
2274
:
片言丸
:2009/02/19(木) 14:39:28
宝塚市長、収賄容疑で逮捕…霊園造成で100万円
兵庫県宝塚市の阪上善秀市長(61)が、市の霊園造成工事に絡み、神戸市内の経営コンサルタント会社社長(69)から100万円を受け取ったとされる事件で、県警捜査2課は19日、阪上市長を収賄容疑で逮捕した。
捜査関係者によると、阪上市長は当選直後の2006年5月、宝塚市都市整備公社が市北部のゴルフ場の一部を転用して開発した「宝塚すみれ墓苑」の造成工事に、知り合いの中堅ゼネコンを参入させようとした、コンサル会社の社長から100万円を受け取った疑いが持たれている。
仲介した元市議も、同市内の飲食店で行われた金銭授受の場に同席していたという。
その後、06年10月の同工事の一般競争入札は、このゼネコンとは別の建設会社が落札。元市議が阪上市長に抗議したといい、07年1月に元市議を通じて社長に金を返した。
阪上市長は、受け取った100万円について、政治資金収支報告書に収入として記入しておらず、県警はわいろだった可能性が高いとみている。
市長は今年1月、問題が発覚した後の記者会見で、「(100万円は)後援会の政治活動費だと思った」と説明。その後、「直すべき点は直したい」として報告書を修正する意向を示した。
同市では、06年2月、渡部完・前市長がパチンコ店出店に絡む贈収賄事件で逮捕され、辞職。阪上市長は元衆院議員で、同年4月に行われた出直し市長選で初当選した。現在1期目。
(2009年2月19日14時35分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090219-OYT1T00548.htm?from=top
2275
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/25(水) 21:00:38
村井知事側近を参考人聴取=自殺の長野県参事−東京地検
2月25日16時17分配信 時事通信
長野市で24日に自殺した右近謙一長野県参事(59)が、東京地検特捜部から複数回にわたり、参考人として事情聴取を受けていたことが25日、分かった。地検が発表した。同参事は村井仁知事の側近で、衆院議員時代には政策秘書を務めた。
村井知事は県庁内で取材に応じ、「(自殺の動機は)分からない。(参考人聴取は)心当たりがなく、全く知らなかった。知事の職務を行う上で右近氏のいろいろなサポートが欲しいと思い、(参事登用の)人事を行った。(不正は)あり得ないと思う」と語った。
県などによると、右近参事は防衛大卒で航空自衛隊出身。村井知事が2006年8月に初当選した際には、選挙運動を陣頭指揮したという。知事就任に伴い、同年12月から4年4カ月の任期で危機管理担当の参事(部長級)を務めていた。
参事への登用をめぐっては、県議会が反発。知事は既に議員時代の秘書2人を特別秘書や県東京事務所次長に相次ぎ採用しており、3人目の右近参事についても登用を強行した格好だった。
谷川恒太東京地検次席検事の話 参考人として事情聴取していた右近氏が長野市内において死亡されたとの報告を受けました。心よりご冥福をお祈りします。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090225-00000094-jij-soci
2276
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/05(木) 20:50:49
検察、時効迫り着手 「選挙前」抗議相次ぐ
2009年3月5日 朝刊
「不公正な捜査」と猛反論し、検察との全面対決を宣言した小沢一郎民主党代表。政権選択の衆院選が迫るこの時期に、政界捜査に踏み切った検察への抗議も相次ぐ。「確たる証拠はある」と自信を示す検察幹部。「献金偽装」ともいえる今回の政治資金規正法違反事件に挑んだ検察側の内情を探った。
「国策捜査じゃないか」「選挙が近いのになにをやっているんだ」。小沢氏の秘書大久保隆規容疑者(47)が逮捕された3日夜以降、東京・霞が関の検察庁には電話が約20件、ホームページへの書き込みも100件近くに達した。8割が抗議や批判。激励は少なかったという。
金丸信元自民党副総裁が東京佐川急便から受領した5億円の献金について、本人聴取もせずに罰金20万円で略式起訴して「批判の嵐」にさらされた1992年以来の出来事ではないか、と指摘する検察関係者もいる。
4日の記者会見で小沢氏は40分間にわたって検察批判を展開。「検察の対応は極めて異常。総選挙を控えたこの時期、検察の政治的意図を疑われて当然だ」と言い切った。
同日午後、定額給付金財源を確保する2008年度第2次補正予算関連法が成立した。だが、検察が、国会の動きに配慮して強制捜査着手のタイミングを計っていたようにはみえない。
「いつ衆院が解散するか分からないという状態が長く続く中、どう着手時期を選択すればよいのか。われわれとしては、今しかない、という自然体の発想だ。これで批判を受けるのなら事件は何もできない」。検察幹部は「民主党つぶし」のような政治的な意図はないと断言する。
任意の事情聴取を続けていた大久保容疑者の精神状態に加え、西松建設からの献金2100万円を政治団体からの献金と偽装したとされる容疑のうち、700万円分の献金の公訴時効も3月末に迫っていた。
立証の焦点は、大久保容疑者が、政治団体からの献金を西松からの献金と認識していたのかだ。「確たる証拠はある」。検察幹部は断言した。
一方で、検察はこれまで政治的に微妙な時期の政界捜査着手は避けてきた。金丸元副総裁を巨額脱税容疑で逮捕したのは、93年度予算案が衆院を通過した直後。2000年に受託収賄容疑で中尾栄一元建設相を逮捕したのは、衆院選の5日後だった。
東京地検特捜部長も経験した元名古屋高検検事長の石川達紘弁護士はこう話す。
「西松関連の事件の決着をつけるタイムリミットがきていたのだろう。ただ、金額を考えると、ここまでやるかという疑問は感じる。この奥に隠された事件があるのかどうか。それが問題だ」
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2009030502000166.html
2277
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/05(木) 20:52:00
献金捜査、自民に波及せずと高官 異例の言及
2009年3月5日 19時39分
政府高官は5日、西松建設の巨額献金事件の捜査について「自民党議員に波及する可能性はないと思う」との認識を示した。政府高官が政治家の絡む事件で捜査の見通しに言及するのは異例。捜査の中立、公正を確保する観点から批判も予想され、波紋を広げそうだ。
西松建設側の献金やパーティー券購入など資金提供先には、自民党の森喜朗元首相や二階俊博経済産業相、加納時男国土交通副大臣、山口俊一首相補佐官らが含まれている。高官は「あの金額で違法性の認識を出すのは難しい。請求書でもあれば傍証の1つになるが、それだけで立件はないと思う」と述べた。
(共同)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009030501000792.html
2278
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/05(木) 20:52:43
小沢氏と「友好関係」期待 西松建設関係者が供述 '09/3/5
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西松建設の巨額献金事件で、ダミーとされる政治団体を使った小沢一郎民主党代表側への献金について、同社関係者が東京地検特捜部の調べに対し「東北の公共工事に大きな影響力を持つ小沢代表と友好的な関係を維持しておきたかった」という内容の供述をしていることが五日、関係者の話で分かった。
同社が個別工事受注での便宜供与を期待する以上に、東北地方で絶大な力を誇る小沢代表側から不利益な扱いを受けて営業実績が下がるのを恐れ、同代表側への集中的な献金システムを構築した直接の動機を示す供述とみて、特捜部も重視。
献金の経緯について、小沢代表の公設秘書で資金管理団体「陸山会りくざんかい」の会計責任者大久保隆規おおくぼ・たかのり容疑者(47)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=を調べている。
特捜部は、同社関係者から「公共工事受注で小沢代表側に便宜を図ってもらう目的だった」とする供述も得ていたことが既に判明している。
ダミーとされる団体は、いずれも西松建設OBが代表だった新政治問題研究会(一九九五年設立)と未来産業研究会(九九年設立)。
政治資金収支報告書によると、両団体は二〇〇四―〇六年、陸山会や小沢氏が代表の民主党岩手県第4区総支部、最高顧問の同党岩手県連の三団体に計約三千三百万円を献金していた。
これらも含め、西松建設側から小沢代表側への献金は十数年で総額約三億円で、小沢代表側が献金先団体や献金額を決めていたとされる。特捜部は、大久保容疑者が違法性を認識しながら積極的に関与したとみている。
西松建設が東北地方で受注した主な工事の一つは、国交省東北地方整備局が発注した岩手県奥州市の「胆沢いさわダム」。別の二社との共同企業体で〇六年三月、建設工事の一部を約百億円で落札した。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200903050298.html
2279
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/13(金) 18:10:16
西松事件の裏にもっと根深い闇…元東京地検検事が読む
民主党の小沢一郎代表の公設秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕された西松建設事件は、小沢氏以外の政治家にも波及する可能性が出てきている。果たして検察はどこまで踏み込むのか? 元東京地検検事で弁護士の郷原信郎氏=写真=は、事件の裏にはもっと根深い闇が横たわっていると指摘する。
「今回の容疑は規模や悪質性からいって、それほど大きなものとは思えない。にもかかわらず、衆院選が迫るこの時期、検察は政治に極めて大きな影響を与える強制捜査を断行した。常識的に考えると、この事件だけで捜査が終わるとは到底考えられない」
【小沢立件なら自民側も同様】
郷原氏は、その根拠として「今回の事件で特捜部は(1)西松系の団体にまったく実体がない(2)献金を小沢氏の事務所に直接持ち込んだり、振り込んだのが西松建設である−という2点を立証する必要がある。それが証明できた場合のみ有罪に持ち込める」と説明。
そのうえで、「『政治団体から献金を受け取ったのだから問題ない』という小沢氏の言い分は法律的には通る。同様のやり方で献金を受け取った政治家は、これまでも多数いるはず。小沢氏の秘書だけを逮捕するのは不自然で、この件以外の疑惑があると考えるのが自然だ」という。
実際、西松建設のダミー団体から献金を受けたりパーティー券を購入してもらった派閥や議員も、額の大小は別として自民党の二階俊博経済産業相を筆頭に多数にのぼっている。
郷原氏は「与党であっても、先の2点を立証する必要がある。逆に言えば、小沢氏側が立件されるなら、自民党側も当然立件されるだろう。小沢氏側が立件される一方で自民党側の取り調べが単なるポーズで終わるようだと、検察は小沢氏を狙い撃ちしたと非難されても仕方がない」と話している。
http://www.zakzak.co.jp/top/200903/t2009031340_all.html
2280
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/14(土) 04:43:48
特集ワイド:西松事件の読み方
政界に激震を走らせた準大手ゼネコン「西松建設」の違法献金事件。「次期首相」のイスに手が届きかけていた小沢一郎・民主党代表は進退問題にさらされ、今後の展開次第では自民党も無傷でいられない。民主党の政権奪取が現実味を帯びているこの時期、強制捜査に乗り出した東京地検特捜部。同党幹部が批判するように「国策捜査」なのか、それとも「政治とカネ」の問題を追及する厳正な捜査なのか。深層に3人の識者が迫った。【遠藤拓、中山裕司】
◇処罰価値の判断必要−−桐蔭横浜大法科大学院教授・郷原信郎さん
今回の事件はこれまでの報道を見る限り、重大な政治的影響を与えてまで、強制捜査に入るほどの事件ではないというのが常識的な見方です。
最大のポイントは、西松建設が作っていた政治団体に実体があるのか、ダミーなのかです。活動の実体があってはじめて政治団体と呼べるのであって、その政治団体が特定の企業に支配されているのかどうかは関係ない。堀江貴文社長(当時)が逮捕されたライブドア事件では、ライブドア株の売却に関与した投資事業組合がライブドアの思うがままに動かされていることをダミー性の根拠としました。
今回のケースの場合、仮に政治団体がダミーで、かつ企業が寄付の行為者と認定できる証拠があったとしても、献金を受領した政治家側の会計責任者が「その政治団体はダミーである」と認識していたかどうかが問題になります。
政治資金規正法違反で過去摘発された事件は、態様が悪質であるか金額が多いかのどちらかでした。今回の容疑は4年間の寄付総額が2100万円。しかもすべて報告書に記載されており、寄付の名義を偽った疑いだけ。03年に1億2000万円の献金を政治資金収支報告書に記載しなかったとして現職衆院議員が逮捕された不正経理事件や、1億円の裏献金を巡る日歯連事件などと比較すると、金額の規模や悪質性の面で軽微であることは否定できません。
また、一般的には政治資金規正法で定めている会計処理と、実情との間には乖離(かいり)もあり、同法の違反に問うか問わないかは、処罰価値があるかを見て判断する必要がある。そうでなければ、捜査機関の主観で政治家の政治生命を奪えることになってしまう。
一方で、小沢代表は秘書逮捕直後の記者会見で、「政治的にも法律的にも不公正な国家権力、検察権力の行使だ」と検察を批判したことは適切でなかった。政府・与党と検察が結託した捜査はあってはならない。強制捜査の不当性を強調すると、その点にすべての関心が集まり、話がかみ合わなくなります。
◇立件ハードル下げた−−ジャーナリスト・魚住昭さん
西松事件で小沢氏の秘書が逮捕されたのは、2100万円の献金が政治資金規正法で禁じられている企業献金とみなされたからです。04年、村岡兼造元官房長官が在宅起訴された、1億円の裏献金を巡る日歯連事件など他の事件と比べて、金額、手口で悪質性が高いとは言えません。立件のハードルを恣意(しい)的に下げたとしか思えないし、小沢氏が会見で「不公正な検察権力の行使」と訴えた気持ちも分かります。
地検が強い姿勢で臨んだのは、小沢氏絡みだからでしょう。小沢氏は検察が政界捜査のターゲットとしてきた田中角栄元首相と金丸信・元自民党副総裁に仕え、検察批判を繰り返した。検察上層部に「今回の摘発で小沢氏が首相になる芽は消える」との計算がなかったとは言い切れません。
以前の検察ならば、政治介入に対する自制心が働いたはずです。現場のはやる気持ちに、上層部が待ったをかけた。「政治資金規正法なんかでバッジ(国会議員)を取れるか」との良識もあった。
変わったのは、東京佐川急便事件(92年)のころからです。金丸氏が5億円の献金を受け取ったにもかかわらず罰金20万円で決着し、検察批判が高まった。翌年、金丸氏を脱税事件で逮捕し、威信を回復したが、それ以降、東京地検特捜部長らが代替わりするたび、“大物”を摘発しなければとの空気が広がった。
今回の事件は「国策捜査」との批判もありますが、政権や自民党の指示に従うことはあり得ない。なぜなら検察には昔から、政治家に使われている意識などまったくなく、逆に見下しているからです。
ただ、検察は世論の動向を気にします。漆間巌官房副長官が「(事件は)自民党議員には波及しない」と述べたことで、「自民党側もやらなければ公正さを示せない」と思ったはずです。意図的な捜査との批判を打ち消すためにも、今後は自民党ルートの疑惑解明にも力を注ぐでしょう。
2281
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/14(土) 04:44:04
◇正当捜査、聖域にメス−−元司法記者・山本祐司さん
小沢氏の秘書がこの時期に逮捕されたことで、民主党サイドを中心に「検察の対応は異常」などと批判の声が上がりましたが、私はそうは思いません。証拠に基づく正当な捜査だと信じています。
政治家とカネにまつわる問題は、かつて自民党の長期政権が続いたころほどではないにせよ、依然として残っています。国民の政治不信は限界に達している。そんな中、政治資金収支報告書に記載された小沢氏に対する献金が、実は企業献金を偽装している実態が浮かんだ。
この時期に立件すれば、来るべき総選挙への影響は避けられそうにありません。でも、解散・総選挙の時期が定まっているわけでないし、もしも着手が遅れれば容疑の一部は時効を迎えてしまう。
こうした状況下、特捜検察は不正の疑いがある政治家を不問にするか、社会の腐敗に切り込むかをはかりにかけたのだと思います。決して小沢氏憎しで狙い撃ちしたわけではないし、現政権と通じたり、その意向をくみ取ったりしたものでもありません。
今回の事件まで、多くの政治家は「収支報告書に記載さえしておけば適法」と思っていたはずです。特捜検察が、いわば聖域とも言える「表献金」にあえてメスを入れたのは、表面上は適法な献金であっても、実態次第では厳しい態度で臨むのだというメッセージに他なりません。
近ごろの特捜検察は大物政治家には及び腰なのか、04年の日歯連事件では、橋本龍太郎元首相の影もちらついたにもかかわらず、結局は村岡兼造元官房長官の在宅起訴で捜査を終えました。
特捜検察の存在意義は、首相クラスの大物政治家にまつわる不正を暴き、摘発することにこそあると思います。警察組織よりも人数は圧倒的に少ないとはいえ、政財界の闇に迫る捜査機関は他にありません。小沢氏は野党政治家ですが、首相クラスの大物といっても過言ではない。そこにどう迫るかで、特捜検察の真価が問われます。
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◇西松建設の違法献金事件
東京地検特捜部は昨年6月、準大手ゼネコン「西松建設」本社などを外為法違反容疑で捜索。この捜査の過程で、小沢一郎民主党代表の資金管理団体の政治資金規正法違反容疑が浮上し、小沢代表の公設第1秘書や同社前社長らが今月3日逮捕された。政治資金収支報告書によると、西松側からは小沢代表だけでなく、与野党の実力議員に献金が行われていたことが明らかになっている。同社の前社長らは「献金には大型ダムなど東北地方の公共工事を受注する目的があった」と供述しているという。
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◇「特集ワイド」へご意見、ご感想を
t.yukan@mbx.mainichi.co.jp
ファクス03・3212・0279
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■人物略歴
◇ごうはら・のぶお
1955年生まれ。東大卒。東京地検特捜部検事、長崎地検次席検事などを経て05年から現職。長崎次席検事時代の02年、違法献金が問われた自民党長崎県連事件を手がけた。
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■人物略歴
◇うおずみ・あきら
1951年生まれ。一橋大卒。共同通信記者時代にリクルート事件などを取材し、その後フリー。著書「特捜検察の闇」(01年)で「国策捜査」のあり方を厳しく指摘した。
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■人物略歴
◇やまもと・ゆうじ
1936年生まれ。早大卒。毎日新聞記者としてロッキード事件などを取材し、東京本社の社会部長を務めた。95年に日本記者クラブ賞を受賞。著書に「東京地検特捜部」など。
毎日新聞 2009年3月12日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/jiken/archive/news/2009/03/12/20090312dde012040024000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/25(水) 17:36:36
西松建設献金事件:小沢氏秘書起訴 検察は説明責任果たせ=社会部長・小川一
「巨悪」と闘う検察の背後には、常に圧倒的な世論の支持があった。疑惑に挑む特捜検事には、間違いなく「時代の大義」があった。田中角栄元首相を逮捕したロッキード事件、竹下登首相を退陣に追い込んだリクルート事件、金丸信自民党元副総裁を逮捕したゼネコン・脱税事件など、東京地検特捜部が担う捜査は、その時々の社会を正す歴史的契機となってきた。
翻って、今回の事件を問うてみる。世論の支持はあるか、時代の大義はあるのか、と。
民主党を中心に「国策捜査」とする批判が出ている。事件を取材する私たちは、特捜部が時の政権の意向を受けて野党の党首を標的にすることなどあり得ないことを知っている。ただ、問題なのは、政権党にもなりうる野党第1党から公然と批判され、無視できない数の国民がその批判に共感していることだ。
私自身、この捜査にはいくつか納得しきれない思いを残している。起訴を受けた東京地検次席検事の説明を聞いてもそれは変わらない。
半年以内に総選挙が行われる時期の強制捜査は当然ながら「狙い撃ち」と受け取られかねない。「形式犯」との評価がつきまとう政治資金規正法違反の容疑と捜査が引き起こす政界の激震を比べると、あまりにも釣り合いが取れない。それを予想しなかったのだろうか。
今回の容疑の柱は、曲がりなりにも建設業界が談合決別を宣言し、これを機に解散した政治団体の献金が対象になった。時宜を得た判断だったのか。また、特捜部は、いつもその先に隠された大きな疑惑を見据えてきた。今回それは、何なのか。
司法は自らが「公正」であるだけでなく、誰の目にも「公正」と映ることが求められる。検察は起訴する権利を独占する。「公正ではない」という批判など許してはならず、批判が出たこと自体に襟を正し反省しなければならない存在だ。多くの人から疑問の声も出た検察は、いま危うい立場にあると考える。
「巨悪」と闘い続けるためにも、検察は説明責任を果たすべきだ。検察の威信、検察への信頼は、社会にとってなくてはならないものだ。だからこそ、事件の意味と意義について、今こそ率直に語るべきだと思う。
毎日新聞 2009年3月25日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090325ddm002040070000c.html
2283
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/25(水) 17:44:59
クローズアップ2009:小沢氏秘書起訴 異例の立件に波紋
◇検察「表金でも重大悪質」
約9カ月に及んだ西松建設に対する東京地検特捜部の捜査は小沢一郎民主党代表の側近の起訴に至ったが、「ヤミ献金」ではなく政治資金収支報告書に記載のある「表のカネ」をとらえて摘発するという異例の手法は大きな波紋を呼んだ。今回の捜査は、政治資金の透明化を実現させる挑戦か、あるいは「暴挙」なのか。【安高晋、坂本高志】
「特定の建設業者から多額の金銭提供を受けていた事実を国民の目から覆い隠したもので、重大悪質な事案」
24日夕、起訴を発表した東京地検の谷川恒太次席検事は冒頭、理由を説明する異例のコメントを読み上げ、捜査の必要性を強調した。だが、記者から「なぜ悪質といえるのか」「大久保被告の認識は」と尋ねられると、同席した佐久間達哉特捜部長が「公判で明らかにする」と詳しい説明を避け続けた。収支報告書に記載のある献金を立件した意義を問われると、「寄付者の名義を変えてしまうことをどう評価するか。みなさんにご判断いただきたい」と述べた。
地検は摘発の意義を強調するが、捜査は曲折を経た。特捜部が当初注目したのは海外で作られた裏金の使い道だった。タイ政府高官への資金提供などさまざまな疑惑が浮かび、今年1月に外為法違反で逮捕した前社長、国沢幹雄被告(70)らを追及したが、事件に発展させる十分な証拠がそろわなかった。
一方、「新政治問題研究会」などのダミーを経由し小沢氏を含む与野党議員や自治体首長側に多額の献金が流れた実態についても、裏金ルートと併せて内偵が進められた。しかし、団体側と議員側双方が献金額などを記載している「表金」だったことが大きな障壁だった。
これまで政治家や周辺が政治資金規正法違反に問われたのは、報告書に記載がない「ヤミ献金」が大半。90年代までは金丸信元自民党副総裁など略式起訴にとどめたケースもあった。03年の坂井隆憲衆院議員(当時)の事件で初めて同法違反だけで議員本人を逮捕、起訴したが、ヤミ献金は億単位だった。
小沢氏側は「西松献金先」の中で受領額が突出していたとはいえ、逮捕容疑は資金管理団体「陸山会」への2100万円の献金に過ぎなかった。起訴時に民主党岩手県第4区総支部への献金も加えて立件額は総額3500万円になったものの、法務・検察内部でも「この程度の額で、しかも全部表献金というのはどうか」と疑問視する向きもある。
積極捜査を支持した幹部らは「情報公開の質が求められる時代。公表しても、うそを書くのは決算を粉飾する企業と同じ」と強調。公共事業での談合を背景に、西松側に受注増という狙いがあり、小沢氏側もその意図を知りつつ献金を上納させたと捜査で明らかにすれば「形式犯」との批判をかわせるという読みもあったとみられる。
また、半年以内に総選挙がある時期に政権交代を目指す野党第1党の党首をターゲットにした点についても憶測を呼んだ。佐久間特捜部長は「政治的意図を持って事件をやることはあり得ない」と強調し「事件の重大悪質性を考えると、選挙が秋までに行われることを考えても放置できないと判断した」と述べた。今月末に1100万円分の時効が迫っており、立件可能な虚偽記載の額が更に減る恐れもあって、この時期の着手につながった。
ある検察OBは「政治とカネの問題では、わいろを直接受け取る露骨なものは影を潜めた。特捜部は前例から飛び出してでも規正法を武器にするしかないのだろう」と評した。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/25(水) 17:45:15
◇続投、民主内にも批判
民主党の小沢一郎代表は「政権交代実現で国民主導の政治を実現させるという目標を党の皆さんに理解いただいた」として代表続投を決めた。しかし、続投を了承した常任幹事会では異論や苦言も相次ぎ、「続投容認」といっても暫定色は覆いようもなかった。小沢氏は厳しい党運営を強いられることになる。
「一人で決するにはあまりにも大きな問題なので、役員会、常任幹事会の皆さまのご判断を仰いだ」。小沢氏は24日の記者会見で声を詰まらせ、目に涙を浮かべながら語った。「政権交代を実現することで官僚機構の上に立った自公政権を覆すのが、私の政治家としての最後の仕事だ」
だが、反応には厳しいものがあった。
「国民に疑念が残る中、果たして本当に良い決断なのか」。前原誠司副代表は常任幹事会で、続投に異論を唱えた。さらに「1社から多額の献金をもらっていた事実はあり、道義的責任は残る」と厳しく指摘した。岡田克也副代表も「代表の意見も了とするけれども、国民の信頼をきちんと勝ち得るような努力をしてもらいたい」と苦言を呈した。渡部恒三最高顧問は「今度の総選挙が国民の期待に応える最後の機会。それに勝てるかどうかで判断してほしい」とクギを刺した。
党内では、参院選を圧勝に導いた実績と党全体に配慮した人事配置などバランスをとった党運営が表向きの批判を抑え、退陣を求める声は大きなうねりにはなってこなかった。24日午後には石井一副代表ら参院議員約20人が集まり、続投支持を確認。鳩山由紀夫幹事長は同日夕に小沢氏と会い「頼むよ。このまま行きたい」と打ち明けられ、役員会などを「続投支持」の結論に導く役割を担った。
だが、24日は役員会などに出席しなかった党所属議員からも厳しい反応が相次いだ。
24日昼過ぎの代議士会で、横光克彦衆院議員は「過ちを改むるにはばかることなかれ。新生・民主党で次の衆院選に向かうことこそ国民のためだ」と小沢氏の自発的辞任を求めた。小宮山洋子「次の内閣」文部科学担当は毎日新聞の取材に「代表には辞めていただいた方がいい。言い訳しながらの選挙では勝てない」と語った。【白戸圭一、野口武則】
◇二階氏重点捜査へ
西松建設の違法献金を巡る捜査は今後、時効にかからない04〜06年に献金やパーティー券購入を受けた他の与野党議員や自民党派閥にも拡大する公算が大きい。特に二階俊博経済産業相の派閥の政治団体「新しい波」は838万円と最多のパーティー券購入を受け、二階氏が代表の「自民党和歌山県第3選挙区支部」は西松社員の名義を使い年間300万円が提供されており、立件に向け重点的に捜査する見通しだ。
特捜部に西松幹部らは「ダミーを介した献金やパーティー券購入は、西松の金と相手先に伝えていた」と供述したとされる。各議員側に違法性の認識があったか確認する必要があるが、認識や受領額などによって立件のハードルをどう設定するのか。「スピード違反で言うなら(小沢氏側は)50キロオーバー。10キロオーバー(の議員側)までやる必要があるか」(捜査幹部)との慎重論もある中、検察は難しい選択を迫られる。
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◇政治家やその周辺が政治資金規正法違反に問われた主な事例◇
(肩書は当時、(1)金額(2)検察の処分(3)判決)
《92年・東京佐川急便事件》
金丸信元自民党副総裁
(1)5億円(量的制限違反)(2)略式起訴(3)罰金20万円
金子清元新潟県知事
(1)1億円(虚偽記載)(2)在宅起訴(3)禁固1年、執行猶予3年
《98年・防衛庁不正調達事件》
中島洋次郎衆院議員
(1)1250万円(虚偽記載)(2)政党助成法違反と併せて逮捕・起訴(3)2審懲役2年(受託収賄罪等と併合、上告中自殺)
《02年》
鈴木宗男元北海道沖縄開発庁長官
(1)1億円(虚偽記載)(2)あっせん収賄容疑で逮捕後、追起訴(3)2審懲役2年(上告中)
《03年》
坂井隆憲衆院議員
(1)1億6800万円(虚偽記載)(2)逮捕・起訴(3)懲役2年8月(詐欺罪と併合)
土屋義彦前埼玉県知事の長女
(1)1億1600万円(虚偽記載)(2)逮捕・起訴(3)禁固1年6月、執行猶予4年
《04年・日歯連事件》
自民党旧橋本派元会計責任者
(1)1億円(不記載)(2)逮捕・起訴(3)禁固10月、執行猶予4年
村岡兼造元官房長官
(1)1億円(不記載)(2)在宅起訴(3)禁固10月、執行猶予3年
毎日新聞 2009年3月25日 大阪朝刊
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20090325ddn003040028000c.html
2285
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/28(土) 10:42:35
矢野絢也氏:「手帳持ち去り」で逆転勝訴…東京高裁判決
週刊現代の記事で名誉を傷付けられたとして、公明党の元国会議員3人が発行元の講談社と矢野絢也・元同党委員長らに賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が27日、東京高裁であった。南敏文裁判長は660万円の支払いを命じた1審判決(07年12月)を取り消して請求を棄却。反訴していた矢野氏の主張を認め、議員側に慰謝料300万円の支払いを命じた。賠償を命じられたのは、黒柳明、伏木和雄、大川清幸の元国会議員3氏。
問題となったのは「矢野極秘メモ 100冊が持ち去られた!」と題した05年8月6日号と13日号の記事。元議員が矢野氏に手帳の引き渡しを強要し、本棚や押し入れ、妻の部屋などを家捜しして奪ったと報じた。
1審判決は「強奪の事実は認められない」と判断したが、南裁判長は「脅迫された矢野氏がやむなく要求に応じて手帳を引き渡した」と認定。矢野氏のプライバシーを侵害したとして、元議員側に対し慰謝料支払いと手帳の返還も命じた。【銭場裕司】
▽元議員らの弁護団の話 高裁は客観的証拠の信用性を否定する驚くべき判断で不当な判決を下した。即刻、上告しました。
毎日新聞 2009年3月28日 1時19分(最終更新 3月28日 1時20分)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090328k0000m040153000c.html
2286
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/28(土) 10:44:56
小沢氏秘書の弁護人、報道機関へのコメント公表
2009年3月27日23時39分
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準大手ゼネコン「西松建設」から民主党の小沢代表の資金管理団体「陸山会」への違法献金事件で、小沢代表の公設第1秘書と陸山会の会計責任者を兼ねる大久保隆規(たかのり)被告(47)=政治資金規正法違反(虚偽記載など)の罪で起訴=の弁護人が27日、報道機関に対するコメントを公表した。コメント全文は以下の通り。
「大久保隆規氏の起訴後、新聞、テレビ等において、同氏が政治資金規正法違反に係る起訴事実について、その大筋を認めている等の報道がなされているところですが、同氏の弁護人らの認識は全く異なっております。この点について、検察庁が前記の報道内容に沿った事実を公表することなどあり得ないことから、誤解に基づく報道ではないかと考えております。公判に向けて予断を排除するためにも、今後は、十分な取材に基づき、客観的かつ公正な報道を行っていただきますよう申し入れます」
http://www.asahi.com/national/update/0327/TKY200903270484.html
2287
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/28(土) 11:02:11
小沢氏秘書、起訴事実は否認=弁護人「認める報道、異なる」−西松献金
小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」が西松建設から違法献金を受けたとされる事件で、会計責任者の公設第一秘書大久保隆規被告(47)=政治資金規正法違反罪で起訴=の弁護人が27日、「大久保被告が起訴事実について、大筋を認めている報道がなされているが、弁護人らの認識は全く異なっている」とするコメントを発表した。
関係者によると、同被告は逮捕当初から、「政治資金収支報告書の虚偽記入には当たらない」などと一貫して主張しており、起訴事実についても否定しているとみられる。
小沢氏は同被告が起訴された24日夜、記者会見し、「献金を受けた事実をそのまま報告し、相手方をそのまま記載するのが規正法の趣旨であると理解しており、その認識の差が起訴になったと思う」などと述べていた。(2009/03/27-18:36)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2009032700852
2288
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/04/09(木) 07:59:26
偽の投票用紙持ち込む、建設業者ら4人逮捕…北九州市議選
2月1日に投開票された北九州市議選(7選挙区、定数61)の投票箱から偽の投票用紙66枚が見つかった事件で、福岡県警は8日、建設業山村速人容疑者(33)(北九州市小倉北区井堀2)ら4人を詐欺容疑で逮捕した。
山村容疑者は、次点で落選した立候補者の支援者だった。
発表によると、ほかに逮捕されたのは、建設業古口信太郎(25)(同市小倉南区高野3)、同、涌波正登(25)(同市小倉北区今町1)、建設作業員吉永清澄(22)(同市小倉南区志井1)の3容疑者。古口、涌波両容疑者は山村容疑者の知人で、吉永容疑者は涌波容疑者の会社の部下という。
4人は共謀し、1月下旬、同市小倉南区役所に設けられた期日前投票所で、偽の投票用紙を持ち込み、正規の投票用紙計2枚を小倉南区選管からだまし取った疑い。持ち出したとされる古口、吉永両容疑者は「衣服に隠して持ち帰った」と供述しているという。4人は偽用紙に付着していた指紋などから浮上した。
県警は、偽用紙を投票箱に入れて、正規の投票用紙を持ち帰り、別人に投票させることを繰り返す「バトンタッチ方式」などと呼ばれる手口で、得票アップを狙ったとみている。
市選管によると、小倉北区で投票総数が投票者数より35票、戸畑区で1票それぞれ多かった。
(2009年4月9日00時49分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090409-OYT1T00099.htm
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