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【個】学生寮『白亜荘』 その3
1
:
『ウェルカム・トゥ・ブレックファストクラブ』
:2014/08/18(月) 22:05:27
※過去スレッド
【個】学生寮『白亜荘』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1324220488/
【個】学生寮『白亜荘』 その2
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1390495687/
※関連スレッド
【供】『Force of “D”Evil』 〜Tres〜
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1408366443/
上記スレッドで供与されたPCは無条件で寮への居住を許可する。
その他のPCは管理人NPCに居住の許可を申請し、許可を得ること。
【ミ】『はくらん!』 〜Hack&Run〜
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1405081238/
【個】『白亜荘』談話室【他】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1405081514/
死んでも蘇れる『仮想空間迷宮』とその攻略のための集いのスレッド。
現在は『あかりの迷宮』が常時募集中。腕に覚えがある者もない者も乞う。
・『管理者NPC』
菱倉瀬斗『フランドリヒェン・ヴィジョン』@管理人
神戸あかり『ゴスフォード・パーク』@メイド(現在ひきこもり中)
神戸かげり『パラノイド・パーク』@巨女メイド
神戸みどり『ハイランド・パーク』@双子メイド
神戸ことり『サンセット・パーク』@双子メイド
・『施設』
中央棟:玄関ホール、食堂、事務室、談話室等を備える。
しかし、何故か菱倉と神戸以外の職員の姿があった試しがない。
露天風呂付きの温泉大浴場もあり。
男女共有で、入浴可能時間をズラして使用されている。
男子寮:新築になってピカピカ。屋上では山羊が放牧中。
女子寮:新築になってピカピカ。屋上は和風庭園に離れがございます。
庭:刻一刻とかげりの飼っている動物が増えている。
現在は大小の犬の群れと養蜂の蜂の群れ、馬などが確認されている。
雑木林なんかもあるので、夏場はセミがうるさい。
プール:春夏秋冬いつでも入れるプール。
入れるってことと水温が適正かどうかは別。
地下迷宮:マジでありやがった! ただいまメイドがひきこもり中。
助け出したりすると『神様』の覚えがよくなります。
尚、女子寮に男子が踏み入ることは『死』を意味する。
29
:
『白亜荘』
:2014/09/06(土) 22:53:58
>>28
(虎嶋)
『かげり』:
「ふっふっふ、鍛えているのです!」
「そしてなかなかのお手並みと見ました!
わたしと違って実戦的なのですね!」
『パチパチ』
『かげり』が拍手をしてきた。
『みどり』も同じく……そして『ことり』は。
『ガコン』
『ことり』:
「改築料は必要ございません。
これも寮の住民の方々へのサービスの一環です。
では、『サンセット・パーク』――」
『ガ パン』
『トランクケース』を開く。
中には何も入っておらず、ケースの底は泥沼のように暗い。
『ゾブ』
ケースの底から、何かが浮かび上がった。
大きな建物の屋根――、その屋上のようだ。
何故か和風庭園と離れが備えられているが。
『ゴッポン』
浮上してきたのは先程外から見えた『女子寮』だ。
『女子寮』を再現した模型のようだが、『みどり』が壁面に触れる。
『カッパンッ』
壁面が外れ、中の様子が見える。
住民を模した人形や再現された部屋が備えられている。
『ことり』:
「サンドバッグをお貸し願えますか?」
30
:
虎嶋 拳牙『ファイブ・マジック』
:2014/09/06(土) 23:35:39
>>29
「我が祖父にして我が師、虎嶋拳豪直伝です。
屋内では後ろ蹴り、屋外では靴を履いての爪先蹴り、その二つが祖父のもっとも得意な技でした」
ゆっくりと、体勢を元に戻す。
大きく息を吐くと、恐る恐る、サンドバッグを差し出した。
「そ、そうなのですか……助かります。
………それにしても、これは……………?」
やや怪訝そうに、『トランクケース』の中の模型を見た。
31
:
『白亜荘』
:2014/09/07(日) 00:37:16
>>30
(虎嶋)
『かげり』:
「ことりおねーちゃんのスタンドです!
これはですね、家と同じ家なんですよ!
だから動かすと家が同じようになるんです!」
『みどり』:
「かーげーりー〜〜〜〜ッ!
だから、貴女はその取りとめのない説明癖は直しなさいッ!
何を言ってるかわからないからみんな困るのよッ!」
さっきまで表情の薄かった『みどり』が途端に人並みの表情を浮かべた。
妹を叱る姉のそれだ。『ことり』は苦笑をしつつ、説明を続ける。
『ことり』:
「『ドールハウス』でございます。
寮を投影しており……『ドールハウス』に与えた変化は」
「実際の部屋にもそのままに生じるのです」
『ことり』がサンドバッグに触れると――
《ズギュ ズォン ォン》
《ギュィイイイ――ッ》
『縮んでいく』。手の中に納まるサイズの『ミニチュア』になった。
そして、寮の部屋の一室に触れると、更に壁に触れている。
「少々お待ちください、先ず防音素材を壁に」
『ゾブン』
『トランクケース』の蓋から、板状の物体を取り出した。
それを壁にあてがうとズブズブと沈んでいく。
更にピンセットで部屋の天井に金具を取り付けている。
『カチカチカチ』
32
:
虎嶋 拳牙『ファイブ・マジック』
:2014/09/07(日) 00:59:02
>>31
「スタン……?
まあ、良く解りませんが、お願いします」
松田鏡二曰く、『いんだよ、細けェことは』の心だ。
むしろ姉妹の睦まじさを見れたことは僥倖こそあれ、困惑するようなものではない。
「ボトルシップか、プラモデルのようですね…」
33
:
『白亜荘』
:2014/09/08(月) 19:59:22
>>32
(虎嶋)
『ことり』:
「その表現は正しゅうございます。
わたくしたち姉妹の『仕える才能』の表れは……」
『みどり』:
「わたくしが『ジオラマ』であり、ことりさんと対なのでございます」
『ドールハウス』は精密な造形だ。
他の部屋も見ることが出来……若干プライバシーの侵害の気配もある。
『ことり』が金具を取り付けると、そこに『小さくなったサンドバッグ』を近づける。
丁寧な手つきで金具に通し、軽く揺らして、強度を確かめているようだ。
『ことり』:
「完了いたしました。
ですが強度に関しては実地で叩いて確認していただいたほうがよろしいかと思います。
調整はすぐに可能ですので、よろしければこのままお部屋にご案内させていただけますか?」
34
:
虎嶋 拳牙『ファイブ・マジック』
:2014/09/08(月) 22:14:58
>>33
「解りました、よろしくお願い致します」
一礼する。
「『仕える才能』………ですか」
ちらりと、先ほど開花した花を一瞥して呟いた。
35
:
『白亜荘』
:2014/09/08(月) 23:28:27
>>34
(虎嶋)
『みどり&ことり』:
「元来はわたくし共の一族の技術でございます」
「それを『心の力』として引き出し、発現したのが」
「「この『スタンド能力』にございます」」
『双子メイド』が君を再度案内し、女子寮の方へと導いていく。
『 『 カツカツカツカツカツカツ 』 』
先程の『ドールハウス』で確認したのとそっくりの内装。
そんな廊下を移動し――部屋の扉の前に着いた。
『みどり&ことり』:
「こちらが虎嶋さまのお部屋です」
「どうかご確認くださいませ」
『チャリリ』
部屋の鍵をそっと捧げ持つようにし、君へと手渡そうとしてくる。
36
:
虎嶋 拳牙『ファイブ・マジック』
:2014/09/09(火) 00:00:04
>>35
「先祖代々、古来よりの技ということですか…」
密かに2人に、否その一族に敬意を抱きながら、案内されてゆく。
そして──
「…ありがとうございます」
恭しく受け取ると、鍵を開けて入る。
37
:
『白亜荘』
:2014/09/09(火) 01:01:21
>>36
(虎嶋)
『みどり&ことり』:
「最初はほんの技術でございました」
「人間の未知の部分を引き出した」
「『心の力』へと変えたのは」
「それもまた別の『技術』でございます」
鍵を受け取り、中へと入る――
『ガチャリ』
中の内装は――特に何もない。いわゆるマンションのワンルーム程度の広さ。
風呂とトイレ、キッチンなどは共有のモノがあるため、オミットされている。
さきほど、『ドールハウス』で見たままの内装が広がり、部屋の隅には。
『 キイ キキィ 』
先程軽く小突いて強度を確かめた、その揺れもまだ消えぬままに。
君が預けた『サンドバッグ』が、天井から吊られている。
38
:
虎嶋 拳牙『ファイブ・マジック』
:2014/09/09(火) 01:47:58
>>37
「確かに………では」
すたすたとサンドバッグに歩み寄ると、やや足を肩幅に、広くスタンスを取り、緩やかな動きで捻り込むような左右の正拳突き。
ッズン… ドズッ……
ギ ギ ィ ッ
重い打突音がして、鎖が微かに軋んだ。
さらにそこから、もう一発……重なるように現れた、タイガーパターンの、ポニーテールを思わせる飾りがついた頭部、屈強だが同時に女性的なシルエットのボディには
縦横に傷が走り、道着を諸肌脱ぎにしたような意匠と、両の腕には『回転弾倉』がある『人型の像』が、もう一発拳を放つ。
ド ス ゙ ゥ ッ
ギィ…ギギギ…ギッ
先程よりも強く軋みながらも、天井が剥がれて来たりはしない……どうやら強度は充分のようだ。
「充分…いえ、充分すぎる程です。ありがとうございました………!」
改めて大きく、一礼した。
39
:
『白亜荘』
:2014/09/09(火) 23:40:10
>>38
(虎嶋)
『みどり&ことり』:
「それはよろしゅうございます」
「ご満足いただけたなら幸いです」
「家具は後で運ばせますので」
「今しばらくお待ちくださいませ」
礼に対し、『双子メイド』もユニゾンしてお辞儀を返す。
そっとその場に立ち、何も言わず君を見ている。
特に用がなければ、このまま退出するだろう。
40
:
虎嶋 拳牙『ファイブ・マジック』
:2014/09/10(水) 00:50:23
>>39
「これは……。
…これはお2人にとっては当たり前であり、そう言うものではないのかも知れませんが…。
『借り』ができました。私にとっては」
サンドバッグに向き直ると、ぼろぼろのそれを撫でる。
「何かお困りの事があれば、いつでも呼んでください。
と、言っても…………私にできることなど、高は知れては居ますが」
41
:
『白亜荘』
:2014/09/10(水) 01:20:24
>>40
(虎嶋)
『みどり&ことり』:
「皆さまの喜びがわたくし共の喜び」
「その言葉で十分に報いられました」
「わたくし共は使用人にございます」
「気になさらず存分にお使い下さい」
「「では、いつでもお呼びくださいませ」」
『ススゥーッ』
『双子メイド』は静かに退出する。
残るのは君とサンドバッグのみ。
窓からは君が住む街の光景が見える――
ようこそ、『白亜荘』へ。
42
:
???『???』
:2014/10/06(月) 01:51:26
街も人も、寝静まった夜。
白亜荘の女子寮を往くモノが。
カラカラカラカラ…
何かが乗った『台車』を引く、真っ黒な影……
「(……入るなって言われたらァ……)」
「(もう入るしかないッスよねェ……)」
「(大姉様こと『あかり』サンとその『スタンド』のいない今がチャンス…)」
「(新しく来たメイドのうち、少なくとも一人は『ノータリン』ッスしね…!)」
「(とりあえず、この『一見して偽物と分からないほど精巧にできた某昆虫のオモチャ』を誰かの部屋に……)」
その黒いヤツは、誰かのドアの前で立ち止まった…
43
:
????『????・???????』
:2014/10/06(月) 01:55:26
>>42
シ ィィ ――――z__ ン
草木も眠る、というヤツだ。
あたりに人はいない。
目の前の部屋からは、物音は聞こえない。
どうやら完全に寝静まっているようだ。
44
:
『白亜荘』
:2014/10/06(月) 02:05:12
>>42-43
(ALL)
白亜荘地下――
『キュピーン』
「はッ」
「いま、わたくしの大切な寮の住人に魔の手が――」
「それはともかくなんでドロップしないんでしょうか」
『カタカタ』
「もうひと狩りいきませんか――はーと、と」
45
:
???『???』
:2014/10/06(月) 02:10:10
>>43
「(しめたッ)」
黒い影は、静かに…そしてやたらと精密にドアを開き、台車ごと室内に突入する……
「(さあ……ここは誰の部屋だ…?)」
「(恨みのあるヤツだったら、通常の倍、『サービス』してやるッス…)」
「(あ、念のため言っておくと、自分はエロいことはしないッスよ。)」
46
:
????『????・???????』
:2014/10/06(月) 02:15:04
>>45
クル ン
カラ・・・ カラ
静かに、精密に侵入する。台車の音を立てないように移動……。
中は、『ゴスフォード・パーク』によって作られた寮の御多分に漏れず、
通常では有り得ない間取りになっていた。
玄関に入ると廊下があり、右手にバスルームとトイレ、
左手にキッチンがあり、その奥にリビングがある。
キッチンはいわゆる対面式であり、リビングにはベッドが置いてある。
そして、そのベッドには…………、
「むにゃ……んむ…………」
焦げ茶の髪の少女が寝ている。
布団をかぶっているのでその顔は分からないが……。
47
:
???『???』
:2014/10/06(月) 02:24:57
>>46
「(……正直誰だか分からないッスね)」
「(フトンをめくってお顔を……ってワケにはいかないッスね)」
「うーむ…じゃあ…」
とりあえず、黒いヤツは、キッチンへと向かったようだ。
不思議なことに、先程からコイツの引く台車は、壁などの障害物に当たったりしない。音も鳴らない。
よっぽど器用なヤツなのだろうか?
「(どれ…、まずは冷蔵庫に仕込んでやろう…)」
「(それでは、……ご開帳ォ〜…)」
48
:
????『????・???????』
:2014/10/06(月) 02:28:24
>>47
・・・クァ
冷蔵庫を開ける『黒いヤツ』。
真っ暗な部屋に冷蔵庫の明かりが漏れ、
機械の駆動音が冷気と共に流れ出て来る。
それまでの静寂が静寂だっただけに、一気に騒がしくなったような錯覚だ。
「ん……」 「んぐ……」
その音を聞いてか、少女が身じろぎした。
ぱさりという音と共に、掛け布団がめくれる。
49
:
???『???』
:2014/10/06(月) 02:38:48
>>48
「(げッ、ヤベえっ!!)」
「(……なんて言って、慌てて行動を起こすのは、小心者のやる事ッス………)」
「(落ち着いて、落ち着いて……冷蔵庫を閉めて……)」
冷蔵庫の弱い光に照らされる、黒い……黒い服を纏った『誰か』。
そいつは、チラっと冷蔵庫の中身を確認し、ゆっくりとその扉を閉める……
「(頼む……静かにしておいてくれよ……)」
「(いやあ、しかし……まさか冷蔵庫に『あんな物』が入ってるとは!声を上げそうになったッス…)」
『あんな物』っていったい何だ!? 答えは
>>50
で!!
50
:
????『????・???????』
:2014/10/06(月) 02:48:53
>>49
落ち着いて、ゆっくりと冷蔵庫を閉めようとする。
無理もない。『アレ』は、彼がそうしたくなるほどに驚愕すべきものだった。
ゆっくり、ゆっくりと、音が出ないように……、
ガ ッ
閉めようとした冷蔵庫の扉が、動かなくなる。
何かがつっかえ棒のようにして、動きを止めているのだ。
それは、毛むくじゃらの手だった。
小学生の様に小さな可愛らしい『猫の手』だったが、
器用で、かつ成人男性並みに力があった。
ゴ ゴ ゴ ゴ
『フニャ〜ゴ……』
、 、 、 、 、 、 、 、 、、 、 、、 、、
『彼』は、その手の持ち主を知っている。
『フシャア……!』
、、 、 、 、 、、、 、、、
その名は、『バベッツ・ギャスタブッド』!!
51
:
???『???』
:2014/10/06(月) 03:06:03
>>50
「……え」
「(う、嘘だろぉォォッ、てっきり『猫の死体』か何かだと思ったら…こいつ!)」
「(………ナントカ……とかいうネコ型スタンド!)」
「(『カイバシ』のヤツだ……)」
「(そもそも何で冷蔵庫にいるんスか!?ネコは狭い所が好きって言うが環境にもよるぞ!)」
「(殴ったりして声を上げさせるワケにはいかない………ここは……)」
「( 手 懐 け る し か な い ッ!!)」
黒衣のヤツは、茶色い昆虫型玩具の『触覚』をつまみ、ユラーリ、ユラーリと、猫の前で振る……
52
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/10/06(月) 03:12:50
>>51
ゴ ゴ ゴ
何故――彼女……『バベット』が冷蔵庫の中にいたのか。
というか、本体が寝ているのにスタンドが発現されているのか。
その理由は、誰にも分からない。当の『バベット』本人以外には……。
ただ一つ分かっているのは、太田垣が『侵入者』として認識されていることだッ!
『…………』
『……フギャ……』
どうやらチャバネなんとかかんとかの玩具ではNGらしい。
このままでは大きな声で鳴いて本体を起こしてしまいそうだ。
53
:
太田垣良『ザ・サードマン』
:2014/10/06(月) 22:35:33
>>52
「(お、落ち着け……)」
確か…ある程度成長した猫の多くは、ネコジャラシなどの玩具に興味を示さなくなる……
ならば、猫だけでなくその他動物にも効く、アレをやるしかあるまいて…
「よ、ヨォ〜シ、いいこいいこ……」
人並み外れた手つき(精密A)で、猫型スタンドのノドを、撫でる!!
どうだ、気持ちいいだろう……
54
:
???『???』
:2014/10/06(月) 22:37:24
>>52
「(お、落ち着け……)」
確か…ある程度成長した猫の多くは、ネコジャラシなどの玩具に興味を示さなくなる……
ならば、猫だけでなくその他動物にも効く、アレをやるしかあるまいて…
「よ、ヨォ〜シ、いいこいいこ……」
人並み外れた手つき(精密A)で、猫型スタンドのノドを、撫でる!!
どうだ、気持ちいいだろう……
55
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/10/06(月) 22:59:11
>>53-54
精密機械のごとき器用さで、『バベット』の喉を撫でる!
その手の素早さは獣並、『バベット』よりまさって……おっと、これはまだ秘密だったな。
とはいえ、とりあえず撫でる!
ガシィ
ところでこれは地味に知られていないことだが、『バベット』はPLが設定したデザインが猫なだけで、
供与文には『二足歩行の小動物』としか書かれておらず、尻尾もないし、ぶっちゃけ
実質的には『四足歩行が得意な小型人型スタンド』って感じで一番近いのは『エコーズact3』なのである。
つまり、喉を撫でても何らプラスの判定はされない。残念ながら。
『……ニャーア……』
ミス2、ということらしい。ミスをいくつ蓄積したらゲームオーバーなのだろうか。
ちなみに、貝橋と『バベット』は感覚を共有していないので今ので貝橋が起きることはなかった。僥倖だ。
だが、どうにかして『バベット』の機嫌をとれる芸を披露しないと、きっと貝橋を起こされてしまうだろう。
56
:
???『???』
:2014/10/07(火) 00:46:58
>>55
まさか、バベッツの設定にそんな裏があったなんて……!
……と、とにかく、何か面白い事をせねば、面白い事…
「……なァ、し、知ってるか……?」
「回転寿司の、『ネギトロ』……あれって多くに『マンボウ肉』が混入してるんッスよ…」
「知ってた?」
「あと……『監視カメラ』と『防犯カメラ』って違うんだぜ……?」
「どう違うと思う……?」
どうしてそんな事知ってんだ、って感じの豆知識を披露する!
「(……これならイケるッス!きっとおそらくたぶん!)」
57
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/10/07(火) 23:20:23
>>56
『フギャ?』
ま、マンボウ肉に食いついた!
『……マーオ……』
だが監視カメラと防犯カメラの違いはダメだ! 興味を持たれない!
マンボウ肉! マンボウ肉についてのウンチクを語るしか道はない!
58
:
???『???』
:2014/10/08(水) 00:31:53
>>57
「(そ…そんな…『カメラの違い』をメインに据えていくつもりだったのに……)」
「(マンボウ肉のことなんて…正直そんなに知ら……いや、違う、ネギトロの話をすれば…!!)」
「……ネギトロって食材の話をしよう……」
「アレはもともと鮨屋の賄い、もとい裏メニュー
……解体の終わったマグロの皮を、匙でガジガジっとして採取する、白身と赤身が混ざった『疑似トロ』…」
「…で、……グンマ県って土地を知ってるか…?」
「ネギトロが人類史上、もとい市場で初めて『商品化』されたのが、あの地なんス……そして現在もシェア1位…」
「おかしいだろ?あそこ内陸県だぜ?海無いんだぜ?……笑っちゃうッスよね……」
「他にも、グンマ県は、マグロの購入量が日本4位、刺身盛り購入金額6位…」
どうだ、これなら!
(ちなみに太田がk……謎の侵入者は、この後どう逃走するかなんて事は忘れ、雑学を語るのに必死になっている)
59
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/10/08(水) 00:41:40
>>58
『ニャア…………』
……………………………………………………、
……………………………………………………、
……………………………………………………。
『フニャン』
…………『合格』……だ…………!
ネギトロの都『グンマー』の雑学は、『バベット』の琴線に触れた!
やっぱり何だかんだ言って猫っぽいし魚が好きだったのか? それは分からない。
とにかく、『バベット』は満足したように手を扉から離す。
ゆっくりと、地獄の釜の蓋(冷蔵庫の扉)が――――
バダム!!
豪快に閉まった。(言い切り)
めっちゃ音とかした。(再び言い切り)
60
:
謎の侵入者(笑『???』
:2014/10/08(水) 01:03:13
>>59
どうだ、どうだどうだどうだどうだ……
…OK!
> バダム!!
「おっしゃァッ!!」
めっちゃ声出した。
出した後で、謎の侵入者(笑 は、自分がトチった事に気付く。そして慌ててドアに向かって逃げ出す(一応スB)!
『 ガタガタッ! ドシン 』『 ワシャアァァァッ 』『ガチャッ』
ドアを開く所までは行ったが、台車を壁やら何やらに擦って、生理的嫌悪を催す模型をブチ撒けてしまっている!
……これはカイバシちゃん起きましたわ。
61
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/10/08(水) 01:43:28
>>60
ガチャッ
扉が開いた。
色々ばら撒かれて散々な状況だが、それはそれでOK。
太田垣は無事に地獄から脱出できる。
……もとい、謎の侵入者(笑)は脱出できる。
「ぎゃあ!?」 「何コレ!!」
「あ゛あ゛!? 誰だテメェそこにいるの!!」
後ろから、声が聞こえる。
キュガッッッッッ!!!!
……後ろから、何か足音のようだけど足音とは認めたくない爆音が聞こえて来たよ。
62
:
謎の侵入者(笑)『ザ・サードマン』
:2014/10/08(水) 02:09:13
>>61
「………やばいッスね」
「………やばいッス」
「……」
「嫌だッ!捕まってたまるかァァァァッッッ!!!」
そもそもどうしてこんな事になったのか。当初の予定ではもっとクールに物事が進むはずだったのに。
「(……あれもこれも全部カイバシのせいだ!なんでスタンドがクールに冷凍保存されてるんスか!!)」
「うわぁぁぁぁああん!!次こそは、次こそはっっっ!」
謎の侵入者くんこと『ザ・サードマン』は『獣並のスピード』。
追跡者のかわいい女子が、人間捨てたケモノになっていない限り大丈夫だろう……
……後ろから聞こえる音は、明らかに普通の女子のものでは無いけれど…。
63
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/10/08(水) 02:33:17
>>62
逃げ出す。色々とカオスな夜だったが、こっちはスタンドだ。
捕まるはずがない。はずがない…………のだが。
「待ァァァあああああああああああああああああ
てェェえええええええええええええええッッッ!!!!」
速……いや、迅すぎるッ!
このスピード、『ザ・サードマン』と同格……いや、それ以上!?
馬鹿な、追いつかれ……、
ガ シ イ
、 、 、 、 、 、 、
そして生身の貝橋詩織に掴まれた瞬間、太田垣は気付く。
そもそもあかりさんが不在とはいえ女子寮に簡単に入り込めたこととか、
本体が寝てるのにスタンドが発現されていることとか、
あまつさえそのスタンドが冷蔵庫の中に入っていることとか、
本体が普通にスAで走ることとか、生身でスタンドを掴んでいることとか、
、 、 、、 、、 、 、、
そんなのぜーんぶ、普通ならあり得ないということに。
…………太田垣は、夢オチって便利な概念だなって『目覚めて』から気付くだろう。
64
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/10/10(金) 23:28:08
「…………」
『モグモグ』
「こんにゃく店…美味いか?」
玄関ホールで人型スタンドにこんにゃくを与える少女、灰羽。
65
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/10/10(金) 23:33:06
>>64
「こんにゃく店…美味いか?」 まちがい
「こんにゃく……美味いか?」 せいかい
…を「てん」で変換しているのですが、よく店(てん)になるのです……
66
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/10/11(土) 02:45:25
>>64-65
「うーん。食べ物はなー。
食の好みがよくわからないし、『アクエリアス』が食べると私が太るし。
私が味わえないのに食費はかかって体重は私にっていうのはチョットな……
他になにかないかナァ〜……」
自室に帰っていった。
67
:
『白亜荘』
:2014/10/12(日) 00:18:05
『ダッダッダッダッダッダッ』
「死ぬ…………殺される……」
「あと五十周」
「ヒィィ――ッ」
68
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/10/13(月) 01:47:25
>>67
「何してんのあれ?」 『ミャーオウ?』
(さて、なんでしょう?)
そんな様子を見てるわ。
69
:
『白亜荘』
:2014/10/13(月) 02:16:00
>>68
(貝橋)
君が見たのは――『猫眼の女』と『ジャージの少年』。
どちらも見覚えがある。
前者は『財産目録』の付き人である『ライカ』。
後者は君の級友の『イェン』だ。
『ダッダッダッダッダッダッ』
『イェン』はバカみたいに広い白亜荘の庭を走り回らされている。
既にジャージの上衣を脱ぎ、ダラダラと汗を流していた。
『ライカ』:
「…………おや、久しいな。どうだろう、特編クラスは」
70
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/10/13(月) 02:27:01
>>69
「あ、ライカさんお久しぶりです」
「順調ですよ。もうすっかり。……で、アレは一体?」
馬鹿みたいに広い庭を馬鹿みたいに走り回ってるイェンに。
扱いがぞんざい? そんなこたぁないわよ。いつもに比べればね。
71
:
『白亜荘』
:2014/10/13(月) 02:32:01
>>70
(貝橋)
『ライカ』:
「ああ、あれか。アイツは私の弟子のようなモノでね。
最近は見限っていたんだが――なんでも彼女が出来た、と」
「弛んでいるであろうから少し組み手をして性根を叩き直してやりに来たんだ」
淡々とした口調。眼差しも冷ややかだ。
「で、誰が彼女なんだか知っているか?
さっき石を抱かせたんだが……奴め。喋らないんだ……」
『イェン』:
「し、師匠ゥゥゥ〜〜〜〜ッ」
72
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/10/13(月) 02:37:36
>>71
「……イェン……」
良い思いをした後にはその倍の悪い思いが来るって言うけど、
これは流石に可哀想よねえ。まあ、あたしには関係ないけど。
でも流石に、せっかくの恋仲を潰すっていうのも、ね。
あたしってばイチャつく野郎には天誅をくだすけど、別に恋愛すんなとも思わないし。
「さあ」 「知りませんけどォー……」
「っていうかイェンに彼女ォ? って感じですね」
「ところで弟子って、アレです?
やっぱり将来あの組織に就職的な?」
何の気なしに問いかけるわ。
別に、それ自体が悪いことだとは思ってないし。
そういう道だってあるんだろーなって思える程度には、あたしの器も広くなってるのよ。
もっとも、あたし自身は絶対関わり合いになりたくないけどね!(力説)
73
:
『白亜荘』
:2014/10/13(月) 02:44:14
>>72
(貝橋)
『ライカ』:
「そうか。勘違いだったかな。
子供同士の噂話を真に受けてしまったか」
「『就職』か……はは」
『ライカ』が笑った。意外に可愛い笑顔だ。
「ある意味そうではあるが――
実のところ、あいつらがどう生きるかは『自由』だ」
「我々の仕事は基本的には『保護』。
それに、『自分を隠す方法』を教えることにある」
「どう生きようが自由だがね……。
ココさまは『長生きしてほしい』。そう思っている」
「……個人的な思惑を言わせてもらえれば、になるが。
アイツは見込みがある。意外にそういうタイプは少ない」
74
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/10/13(月) 02:52:22
>>73
「…………」
『長生きしてほしい』。
その言葉が、胸に突き刺さるような重い意味を感じさせる。
だってそれって、つまり『長生きできない可能性の方が高い』ってことだから。
……ココのヤツが学園の理事長で、学園の保護とか、そういうものばっかり見ていたから、忘れてた。
この人達は、命がけで戦うことを生業にしている。
あたしがこの人に初めて会った時だって、半分『獣』になりかけだった。
他の連中にしたって、『獣』になってしまった後で、
あたしがいなければメリーアンをやっつけない限り半永久的に意識を取り戻せなかったんだから。
「……」
その可能性に思い至ったから、『見込みがある』って言葉を吐くライカさんを見つめ返す。
それはつまり、『長生きできない可能性の高い』環境に、イェンを引きずり込むってことよ。
……それは、同じクラスメイトとして、あまり歓迎できる可能性じゃない。
自警団の長とかならともかく、特に『そういうもの』っていうのはね。
75
:
『白亜荘』
:2014/10/13(月) 03:03:07
>>74
(貝橋)
『ライカ』:
「………………」
『ライカ』が君の目を見つめ返す。
揺らぐところがなく、真っ向から。受け止めるように。
「『怖い目』だな。
――――君の考えていることは、いくらか解る。
だが、『戦う者』として生きるというのは実は簡単でね。
ひたすらに戦って、戦って、戦いぬく。それだけなら実に楽だ」
「そういう……『簡単な生き方しか出来ないタイプ』というのも居るんだ。
特にアレの相棒の『カウボーイ』がそうなんだ。
仲間がいるから繋ぎとめているが……やはり育ちかな」
「私はそういった人間がせめて死なないようにする。
ソレが先に生まれてきたモノの仕事……と、考えている」
『ズギュ!』
『ライカ』が君に完全に向きなおり、スタンドの像を発現した。
「『スリーピィ・アイズ・デス』――これが私の力だ。
私はこれのおかげで幸福になれた。『スタンド能力』によって」
「君は……どうかな。貝橋。スタンドは君を『幸福』にしているか?」
76
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/10/13(月) 03:28:06
>>75
「……」
真っ向から見返されて、ちょっと面食らう。
……『分かった上』で、責任とか覚悟とか、そういう話になると…………
あたしは、別にイェンのこれからの一生について、責任を持てるわけじゃないから。
だから、『受け止める』意思を垣間見て、打ち負ける。目をそらしてしまう。
……あたしは、イェンしか知らないけど。あの学園にいるイェンしか見たことないけど。
でも、当然イェンにはイェンの仲間がいて、『そいつらの為』のことも考えなくちゃいけないのよね。
あたしは、全く何にも考えずに、『死ぬ可能性が高いと分かっててイェンをその道に引きずり込もうとしてる』としか思ってなかったけど。
…………ちょっと、罪悪感かも。
「…………正直、幸福かどうか、分からないです……」
傍らに立つ『バベット』を見て、言う。
そもそも、コイツと出会ったきっかけだって、あたしには特に目的なんてなかった。
ただのひやかしで、お遊びでやってきたら、たまたま『バベット』と惹かれ合った。
……御大層な目的や、精神状態だったわけじゃない。たったそれだけ。
それでも、そんなモブのあたしには不釣り合いなくらい、スタンドを手に入れてから、色々とあったと思う。
ダイナーでバイトを始めて、『胡蝶』の事件に巻き込まれて、色んなスタンド絡みの事件に巻き込まれて解決して、
そして、『あの夜』で死に物狂いで、この街を救って。……だいたい死にそうになってるけど、いろんな人と『出会い』があった。
お金とか地位とか名誉とか、そんなものは全く得られなかったけど。
「社会的に考えたら、多分、あたしスタンド絡みの出来事だと『損してる』と思うんです」
「怪我ばっかりするような事件に巻き込まれるし、
そのくせお金も地位も名誉も恋人もできないし」
「でも、自分の今が『不幸』とは思わない」
「そういうことが『幸福』って言うんなら、あたしは幸福なんじゃないかなって思います」
ふわっとした考え方だけど。
77
:
『白亜荘』
:2014/10/13(月) 03:38:46
>>76
(貝橋)
『ライカ』:
「いい答えだ。ココさまも喜ぶ」
『 ス ゥ 』
『ライカ』は微笑み、スタンドの像を消した。
「君の力は戦うばかりではない。
『戦うこと』は難しいことじゃないんだ。
本当に。それだけでいいのなら、難しくはない」
「本当に難しいのは、……『積み重ねること』。
自分の中に。あるいはどこかに、誰かの中に」
『イェン』:
「師匠ゥゥゥ――ッ!
そろそろカンベンしてくださいッ! なんでもしますからッ」
『ライカ』の言葉の途中で、『イェン』の叫びが割り込んだ。
苦笑いした『ライカ』は、目を細めて弟子を見る。
『ライカ』:
「アレの中に少しでも『積み重ねられる』なら。
私のした事にも、少しは甲斐があった、ということなんだけどね」
「君がこれから何を積み重ねていくか。それを見てみたいな」
78
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/10/13(月) 03:49:52
>>77
「積み重ね……」
積み重ね……ねえ。
正直、何が『良い答え』なのかは、あたしにはよく分かんない。
ただ分かるのは、色んな事件があったけど、あたしは『変わってない』ってこと。
日常っていうのは帰って来るもので、異常な経験が積み重なっても、変わることはない。
そういう意味では、積み重ねるっていうのは、確かに難しいことなのかもしれないわ。
、、 、 、 、 、 、 、、 、 、 、 、、 、 、、 、 、
少なくとも、これだけの事件を通しても、あたしの中には何も積み重なってないから。
「……それで。
アレの方はどうするんです?」 「もうそろそろ本当にヤバそうな雰囲気ですけど」
79
:
『白亜荘』
:2014/10/13(月) 03:54:23
>>78
(貝橋)
君の内心はいざ知らず――『ライカ』は『イェン』を見守っている。
『ライカ』:
「そうだな――許してやるか。
私はアイツを労う気はないが……」
「誰かが『水の一杯』を差し出すのは止める気はない」
「私ではないが……そうしてくれると、有り難い、かも」
『ライカ』が片目を閉じてみせた。
言ってしまえば、彼女の虫のいい『お願い』である。
80
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』
:2014/10/13(月) 04:00:26
>>79
「……そういうことなら」
「お〜いイェン、精が出るじゃない」
『バベット』に水を発現させて、駆け寄って行く。
……こんなので、助けになれるなんて思う程甘ったれてないけどさ。
ま、今日の所はこのくらいで良いんじゃないかって、妥協に塗れたあたしは思うわけよ。
***
……。その、帰り道。
『……ニャニャウ』
(……お任せください)
「…………何をよ?」
『ミャ〜ゴ』
(何でも、です)
「はぁ? 意味分かんない……」
81
:
『白亜荘』
:2014/10/13(月) 04:09:25
>>80
(貝橋)
『イェン』は君の差し出した水をがぶ飲みした……
『イェン』:
「た……助かったぁ……!
こ、心の友よ。是非何でもさせてく」
『ライカ』:
「よーし、あとで組み手だ」
『イェン』:
「ヒィィ――! お助けェ――ッ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
イェン『ロストボーイズ』 ⇒ 『その後、組み手でとことん鍛えらえれた』
『全身筋肉痛』『疲労困憊』『再起可能』
『あとで彼女に介護されたので痛し痒し』
82
:
???『一般人』
:2014/10/14(火) 23:27:38
キョロ
キョロ
ウンウン
「ふっふふっふーん♪ ここね」
せっかくの三連休なので、『今年』になってこっちに引っ越してきたという『いとこ』の住む寮へと侵入しにきたのだ。
深夜に侵入するためにちゃんと寝溜めもしてきたし、ココアも二杯飲んだ。
懐中電灯も防犯ブザーもあるし、スマホもコンデジもオッケー!
抜かりない準備。あとは侵入して寝込みを襲いにかかるのみ!
「ふふん、さてさて……『ねよ』は、男子寮だよね」
侵入した後はてきとぉーにそれっぽぉーいところへいけば大丈夫なはず。
完璧だわ。
というわけで、白亜荘に侵入しようとしている中学生くらいの女の子がいます。
『真正面』から。
83
:
『白亜荘』
:2014/10/14(火) 23:55:12
>>82
(白亜荘)
君は白亜荘の正門から中に入ろうとした。
しかし、巨大な鉄の柵で門は閉ざされている。
施錠は内側からなされているようだ。
周囲を見渡した限り、カメラの類は備え付けられていない。
また、塀は高いがブロックを積んだ石造り。表面は滑らかではない。
84
:
???『一般人』
:2014/10/15(水) 00:09:05
>>83
「こんなこともあろぉーかと!」
じゃんじゃじゃーん、『百均で買ってきたタオルを何枚も結んでロープにしました』ロープ!
その先端に結んであるものは二リットルペットボトルの午後ティー!(リサイクルとして飲むこともできます)
そしてタオル部分を自販機で買った天然水でひたひた濡らし!
ヒュンヒュンヒュン
「そぉいっ!」
ぽーん
遠心力を使って塀の向こう側に向かって投げる!体育の成績は4!
いくら深夜でも、塀なんかでかいんだからへっちゃらのはず。塀なだけにね?
「ふっ……しかし私の用意周到さは怖いわ。この先見性もまた、頭の良さかしら」
父親の見る映画で得た知識、最高ね……。
85
:
『白亜荘』
:2014/10/15(水) 00:11:53
>>84
(???)
君は塀の向こうにタオルで作ったロープ。
そしてそれに結び付けたペットボトルを、遠心力で放り投げた。
『 ドヒャアーッ』
軽々と塀を超えて、その向こうに到達する。
今のところ誰に気づかれる様子もない。
86
:
???『一般人』
:2014/10/15(水) 00:19:08
>>85
「よしよし。伝説の傭兵を名乗れそうなくらいだわ」
タオルロープを伝って、中学生が寮の敷地にイン!
午後ティーだけ取り外してリュックに入れて、背負い直す。
そんで顔を上げて、
「んーと……男子棟ってどこいけばいいんだろ。
あ、人に聞けばいいか」
というわけで光のあるほうへ〜。具体的には中央棟。
足取りは軽く、遠足に来た時のワクワクした感じで!
87
:
『白亜荘』
:2014/10/15(水) 00:28:40
>>86
(???)
ロープを伝い、何とか這い上る。
『グッ ググッ』
内部への侵入に成功した。下りた地点は雑木林になっている。
夜間であるのもあり、ぱっと見、誰が居るか把握は難しいだろう。
中央棟に向けて移動する。
中央棟の明りは二階の部屋の明かりのみがぽつぽつと点いている。
一階の入り口は防災用の誘導灯の明かりのみが点いているようだ。
88
:
???『一般人』
:2014/10/15(水) 00:39:54
>>87
「ふんふん……あ、ていうか。
もしかしたら、来訪者向けに案内板とかあるかも……」
そこに気づくとは……やはり天才か。
中央棟に到着したら、誘導灯の明かりを頼りにリュックから『懐中電灯』を取り出そう。
『リーディングイノベーション』でお馴染みの家電会社の、強力LEDライトだ。
無事取り出せたら右手に装備(Equip)して、中央棟一階の探索に入るぞー。
射影機とか落ちてないかな。
とりあえず、『ロビー』とか『ラウンジ』とかをいろいろ見て回る。
男子棟への道がわかればそっちに行く。
石村のエンジニアだったら道筋がすぐわかるのにねー。やっぱ現実ってクソだわ。
89
:
『白亜荘』
:2014/10/15(水) 01:05:59
>>88
(???)
君は誘導灯の明りに近づき、中央棟に入ろうとする。
『ガチャ! ガチャガチャ!』
――――君の誤算は、『中央棟』が開いていると思い込んだことだ。
キッチリと施錠されている。今の時間帯は閉鎖されているようだ。
外からは中の様子は玄関口の様子しか見えない。
90
:
???『一般人』
:2014/10/15(水) 18:32:09
>>89
「って開いてないんかーい!」
ズコー!
「ま、そりゃそうか……どうしよう……」
このままだとノープランなことがバレてしまう……。
うーむ……。
「でも、もしかしたら入れるところあるかもだし。
あ、タオル回収するの忘れてた……」
しかもどこから侵入したかもわかんない……。かなしみ……。
茶色く長い髪を右手でぐしぐし掻きつつ、悩んでいても仕方ないと歩き始める。
中央棟の周囲をグルっと回って入れるところがないかを探すマンになるぞ。
『???』が向かった先は奇しくも男子寮がある方角だった!とかでお願いします。
91
:
『白亜荘』
:2014/10/16(木) 23:01:54
>>90
(???)
君は偶然にも男子寮の方向へと歩いていく――
『 ヴ ヴ ――z ン 』
その時……耳障りな音を君は耳にした。
音の距離は今のところ遠いようだ。
92
:
???『一般人』
:2014/10/16(木) 23:18:58
>>91
「……野生のおっさんでもいるのかな?」
父親が休日の昼間にこんな感じの寝息を立てていたような……。
なんてふざけたこと考えてみるけど、まあ十中八九、どっかの蛍光灯が切れかかってるとかそんなんでしょー。
特に気にしない。もたもたしてたら日が明けちゃうし。
「『ねよ』はさすがにもう寝てるよねー、エロ本とかないかな。
エロ本のインペリアルクロスを組んだらどんな顔するだろ。うへへ」
乙女にしては汚い笑いを浮かべ、サクサクとのーてんきに突き進む。
93
:
『白亜荘』
:2014/10/16(木) 23:51:03
>>92
(???)
君はあえて音を無視し、進んでいく……
『 ヴヴヴヴヴヴ ゥゥ ―― ッ 』
音がだんだんと大きくなってくる……近づいてきた証拠だ。
すぐ近く。ほとんど背後だ。ひどく耳障りなこの音。
君もなんとなく覚えがある。これは『虫の羽音』だ……。
94
:
???『一般人』
:2014/10/17(金) 00:31:45
>>93
質問!
現在地は男子寮からは遠いですか!また、私は男子寮から姿を視認できますか!
95
:
『白亜荘』
:2014/10/17(金) 00:34:10
>>94
(???・回答)
>現在地は男子寮からは遠いですか!また、私は男子寮から姿を視認できますか!
距離的には窓から視認可能。
ただし……ドアは施錠されている可能性は高い。
外側からは開けられることはないかもしれない。
内側からなら別だろう。
96
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2014/10/17(金) 00:55:45
グォーッ… グォーッ…
「……」「グゴッ」
「んォォ…?」
「……」
ムク….
起きた。……別に用も無いし、起きる理由も無いが。
何と無く起きた。
何か予感があったのかもしれない。
「くぁ〜ッ……」
「……何時だァ、今。」
(……ちょっと歩くかァ〜ッ……)
自室を出る。
なにをするでも無いが……こういう時はもう一回寝る前に、歩く。
(……勝手に出歩いちゃぁカミナリ落ちるか? ま、別に悪事働くでもねえがよォ……)
外の空気でも吸いたい気分だ。
97
:
???『一般人』
:2014/10/17(金) 01:04:50
>>93
>>96
「……ひょえっ!?『虫』ぃっ!?
ちょちょちょちょ!!だ、誰かぁーっ!『ねよ』ーっ!!」
全速力で逃げるっ!『大声』で騒ぎながら逃げる!
あざといって自分でも思うけど、でも虫は気持ち悪いの!!
ガチのダッシュしながら、腹筋から声を出します!
「たぁー!!ずぅー!!けぇー!!でぇぇぇぇぇ!!!」
私に眠れる火事場の馬鹿力、目を覚ませ!乳酸はあとでいっぱいあげるから!
98
:
『白亜荘』
:2014/10/17(金) 01:32:57
>>96
(スミシー)
君は自室の外に出た。
『ガチャ バダム』
廊下に出ると、空調は既に切られている。
若干肌寒さを覚え――
>「たぁー!!ずぅー!!けぇー!!でぇぇぇぇぇ!!!」
おお、絹を裂くよな――いや、鎧を叩き割るような、だろうか?
金属質でキンキンと響く女の悲鳴が響き渡った。
どうやら外から聞こえてくるらしい。距離までは判らない。
>>97
(???)
君は大声を発しながら逃げるが――
『ヴヴヴヴヴヴヴ・・・・・・』
『ヴン! ヴヴン!
ヴン!』
『虫の羽音』は数を増して、高速で君に追いすがってくる。
時折追い抜き、君の顔の前をよぎった。
『 ヴヴンッ 』
『ミツバチ』……に見える。しかし、奇妙な点があった。
『機械的な装甲を纏い』、『ミニチュアめいた重火器を装備』している。
99
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2014/10/17(金) 01:47:57
>>97-98
「『悲鳴』」「だと?」
「……この寮内で、か?」
(しかも、この遅え時間に……なんの悲鳴だってんだ?)
知っている声か? 知らない?
どちらにせよ、行くしかない。
無視するのはありえない事だ。一大事もありえる。
「しかし『助けて』だとォ〜……マジでなにが起こってるってんだ、こりゃあ……!」
とりあえず、急いで外に出よう。
この寮内の地理は分かっている。最短ルートで行く。
100
:
???『一般人』
:2014/10/17(金) 02:01:28
>>98
>>99
「ヒエエ〜〜〜アナフィラキシーショックー!
しかもごっつええ武装!センパーファイ!」
真夜中に虫の大群に襲撃されるという状況に思考が回らず足と舌だけがよく回り、
『ミツバチのようなもの』が目の前をよぎるたびに『シングルアクセル(フィギュアスケート)』をしてしまうくらいだ。
『ハチに出会ったときはな……手を出すんじゃなくて、一緒にくるっと踊るとええんよ……』と語るチサ子(祖母・86歳)が脳裏をよぎる。
真夜中のソチ・オリンピック……。
「ていうかマジで誰かいないのー!!
パン……ブラ……いや、うーん……パン……ブラもダメだな……
あっ、午後ティー!午後ティーあげるから助けてぇぇぇへぇぇぇぇい!!」
恥と外聞とプライドだけは死守しながら、助けを求めることは継続!
ひたすら走る!走る!
101
:
『白亜荘』
:2014/10/17(金) 23:56:56
>>99
(スミシー)
君は一階の外に通じる通用口から外に出た。
『ガチャガチャ』
『ガチャ!』
施錠はされていたが、開けることが出来た。
外に出て周囲を確認すると、叫び声が聞こえる。
そちらの方向に移動した……誰かいるのが見える。
距離は十数メートルといったところだろうか。
>>100
(???)
君は急いで逃げるが――相手の速度のほうが早い。
まるで『戦闘ヘリ』だ。人の足では逃げられない。
『ヴヴヴヴ ン』
君の前へと回り込むと――
『カキ ン』
『ガチッ ガチャンッ』
銃器を構えて、君に照準している!
ミニチュアのようだが――威力の程度は判別がつかない。
そして数が居る。数十体が一気に仕掛けてきたら……
102
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2014/10/18(土) 00:41:14
>>101-102
(???、GM)
「そっちかッ」
(……不審者なら『捕縛』ッ) (被害者なら『保護』する)
(俺の能力は『両立』させる……)
ダッ!
その方向に全力疾走。
誰かに触れ、対象を起点に『ザ・ウィズ』(青)を展開。
「魔法だぜ」
その際、自身は『押し退け』の対象にしない。
103
:
???『一般人』
:2014/10/18(土) 00:52:02
>>101
>>102
「このままだと蜂の巣にされるぅー!!あ、上手いこと言ったぞ私。やればできる」
> 『カキ ン』
> 『ガチッ ガチャンッ』
「やってない!聞いてない!笑えない!ひょえええ!!」
前に回り込まれ、足が止まってしまう。
逃げられないと思い知り、咄嗟に姿勢を低くして両腕で頭をガードする。
ああ、今までの人生とはなんだったのか。
たかがいとこの住む寮に侵入してこんな目に遭うなんて!
『神様』でも『魔法使い』でもいいから、助けてよ――!
104
:
『白亜荘』
:2014/10/18(土) 01:01:46
>>103
(???)
『ピッ』
立ち止まる君に対し、蜂の目が『緑色』に点灯した。
そしてその色が数秒を経てから――
『ピン!』
シグナル
『黄色』に変わる。つまりこれは『信号』。
車のそれと違うのは、『赤いサイン』は『GO』ということだ。
『 『 ジャキン! 』 』
『蜂の眼』が点滅し始め、構えた銃が今にも発射されんとする――
>>102
(スミシー)
『ドギュン!』
『ピピンッ』
『 『 『 バリバリバリバリバリバリ
バリバリバリバリバリバリ
バリバリバリバリバリバリ z ッ 』 』 』
小機銃が『ザ・ウィズ』の表面に着弾する!
しかし、貫通するまでには至らない。肉や骨ならともかく、固いガラスは砕けないようだ。
何とか守ることには成功した……銃撃はまだ続いている。
105
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2014/10/18(土) 01:35:15
>>103-104
「……オイオイオイオイ……なんだァ〜こいつは……?」
「見るからにッ」
「……ヤベーぜ。銃撃か?」
謎の『銃撃』――を行う、蜂のような何か。恐らくスタンド。
そして、この。
「いきなりで悪ぃけどよォ〜ッ」
能力の起点とした彼女。
……何者だ? なぜ襲われてる?
「女子寮のコだよな? 出歩いてるリユーとかは聞かねー」
「が!」
『ザ・ウィズ』(青)の、銃撃を受けている面を起点に(緑)を発現。
守りを固めつつ吹き飛ばす。
「こいつァー、一体……どーいう事態なんだッ!?」
まだ顔を知らない寮生もいる。
特に、それが女子なら尚更だ。
「あの蜂ッ! あからさまに異常すぎるぜ……何者なんだ?」
ここにいる以上、寮生と判断……つまり敵は『蜂』だ!
106
:
???『一般人』
:2014/10/18(土) 02:01:46
>>104
>>105
「名古屋ぁぁぁぁぁ!」
詰んだ。
目をぎゅっとつむり、せめて痛みを感じず安らかに逝くがよい……。
> 『 『 ジャキン! 』 』
南無三!
> 『 『 『 バリバリバリバリバリバリ
> バリバリバリバリバリバリ
> バリバリバリバリバリバリ z ッ 』 』 』
「……え?これ……え?」
な、なんなの?
なんか、私……『ガラス』?『ガラス』の中にいる?なんで『ガラス』がいきなり……?
それに、男性の声?
**おおっと** **こいのロマンス** ないです。
「なにこれ……?どうなってるの……?」
ずっとバラバラとハチが撃ってきてるけど、ガラスに弾かれてるし……。
今起こっている奇妙な状況に、へなへなと腰を抜かす。
ていうかそもそも、『ミツバチ』は銃を撃たない。ゴキブリも撃たない。
とすると、このハチもなんなの……?
スミシーが守った女子は、茶髪のロングストレートにおとなしそうな顔立ちのそれなりに可愛い少女だ。
中等部の制服(アレンジされているが制服のデザイン自体は見覚えはあるだろう)を着ていることから、『寮生』という読みはほぼ確実だろう。
……しかしそれにしては、『ハチ』に対しては当然としても、『ザ・ウィズ』にも驚いているように見える。
ひどく混乱し、恐怖している様子だ。このままではまともな話を聞けるかどうか怪しい。
107
:
『白亜荘』
:2014/10/18(土) 23:28:37
>>105-106
(スミシー、???)
『戦闘蜂』の群れが銃撃を続ける。
『 ババババババババババババッ!!!
ビシン ビシシッ 』
『ザ・ウィズ』の表面に、蜘蛛の巣の張ったような細かな傷が生じた。
集中的な砲火を受けている為、さすがに少しずつ破壊されているようだ。
蜂は実体化しており、スタンド的ではあるが、スタンドそのものではないようだ。
そこに、『スミシー』が『ザ・ウィズ』を発現!
『パッキャアン!』
軽々と『戦闘蜂』の群れが吹き飛ばされた。
しかし、それでも破壊はされない。装甲は頑強のようだ。
蜂は散っていき、雑木林の方角へと去っていく。
108
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2014/10/19(日) 00:25:22
>>106-107
(退いた……かァ? クソッタレ、戦うにしても厄介だぜ。コレ以上のお手軽火力はねーんだ、こっちは。)
「どこのどいつか知らねーが、笑いごとじゃ済まねー……殺す気の攻撃だ、こりゃ。」
この盾はそう簡単には破れない。
つまり、これに軽微であれ損害を与えられる以上……人体ならどうなるか、想像に易い。
「『ザ・ウィズ』――俺のスタンド能力だ。ガラスの箱を出す。」
「……スタンド使い、だよな? オメーも。初対面で能力喋れたァ、言わねーけどよ。」
(ここの寮生って、タブン、全員そうだよなァ。多すぎるからな。)
そう説明を受けた覚えはないが、経験的に全員だ。
寮生全員が、そして職員もがスタンド使い。偶然では、あるまい。
……つまり目の前の少女も、スタンド使いのはず……だ。
「……んで、どーすっかだな、こっから。他の連中も起こすか……」
「……とりあえず、離れるぞ。この位置。留まんのはヤベー」
『ザ・ウィズ』青を解除、錯乱して動けないなら、最悪引っ張ってでも連れて行く。
移動方向は……雑木林から離れる方向だ。あそこから仕掛けて来ているようだし。
109
:
???『一般人』
:2014/10/19(日) 00:38:01
>>107
>>108
> ビシン ビシシッ 』
「へげげぇ!?この変なのでも乙なの――
> 『パッキャアン!』
ぅえ……ふっとん、だ?」
もうなにがなんだかわからないよ……。
呆然としていると、男性から声をかけられてびっくりする。
「『ザ・ウィズ』……?『スタンド』?え、なに……?
なにこれ、ドッキリ?スタンド使い?」
男性の言葉の一割も理解できてない。
本気み(ほんきみ)があるから、関わっちゃヤバイタイプの中二病なのかも……。
それともほんとにドッキリ、とか?
『ねよ』はそんなことしないだろうしなぁ……もしかして、この6年で『変な女』に捕まったりしたかな……。
「はなれ、え、うん、はい……」
とりあえず敵ではなさそうだし、目の前の男性についていく。
これ超高度なナンパとか撮影とかそういうのじゃないよね……?
エロ同人?エロ同人なの?
110
:
『白亜荘』
:2014/10/19(日) 01:16:28
>>108-109
(スミシー、???)
二人揃って一時この場から離れる。
その気になれば、男性寮の中に入れることも可能だろう。
追っ手の姿はない。
『蜂を操っていた主』も見えないようだ……
111
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2014/10/19(日) 01:55:12
>>109-110
(???、GM)
「……ン? スタンド使い……じゃあねーのか?」
「寮生……だよなァ。」
(例外もある、ってコトか?)
そこまで低い可能性でもない。
あるいは錯乱し過ぎているのか?
(なんにせよ)
「スタンドは超能力だ。知ってるなら今更ワリーが……知らねーならそーいうコトだ。」
「オメーは超能力者じゃあねえ……それでいいんだな?」
一応、確認しておく。それで正しいと思われるが。
「タブン、あの蜂も超能力だ。敵のな。ナニモンかは、知らねーが。」
追っ手が来ていないのはイイが、いつ来るかなど分からない。
今来ていても、おかしくはない。
……蜂だけか? 敵は。動物使いの敵を知っている。
アレは、細工した動物も出せるのではないか?
「……とりあえず、ホーコクしねえとな……ヤベー敵がいる事を。ありゃ見間違えなく敵だ。」
今向かうべきは、事務室……だろうか。個人の部屋ではあるまい。
「それでイイよな? 事務室……中央棟は、閉まってるか……?」
場所くらいは、住人として当然知っている。
もし開いてないなら、また別の策を考えることになるだろう。
112
:
???『一般人』
:2014/10/19(日) 02:09:25
>>111
「ちょ、ちょっと待って……『超能力』ぅ?
スプーンが曲がったり、爆破から脱出したり、テレキネシスとかそういう?」
なんか……なんだ。
ラノベ?ラノベの世界なの?
「『超能力』なんて……今まで使えた試しがないし。
ていうか、『銃撃つハチ』が超能力ってどういうこと?」
超能力にしては夢がなさすぎない?
実際、目の前でそういう超能力バトルがあったんだから、きっと本当なのかもしれないけど……。
「……あ。
うん、中央棟?は、締まってた。あっちにある棟のことよね?」
スミシーの問いかけに少女は頷き、指差す。スミシーの覚えてる限りでは、その方向はたしかに中央棟のはずだ。
「私、2歳上のいとこがここの男子寮にいるって聞いたからきせ……脅かそうと思って『不法侵入』しにきたんだけどね?
その男子寮の場所がわかんなくて、適当に歩いてたらさっきの『ハチ』に襲われたの」
平然と犯罪告白しながら、少女は経緯を語った。
スミシーの考えと違い、寮生ではないようだ。
113
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2014/10/19(日) 02:27:06
>>112
「ああ、超能力だ。あの蜂も、俺のハコもな……らしかぁねえかもしれねえが、そんなもんだ。」
確かにイメージ通りの超能力ではないかもしれないが、現実だ。
「そう、アレだぜ。中央棟はダメかァ。となると、どーするか……」
「……」
「……は?」「マテマテマテマテ」
「『不法侵入』〜〜!?」
「なんだそりゃ、オメッ、寮生じゃねーのかよ……!? 犯罪だぜ!」
驚愕する……つまり、あの蜂は?
そういうことではないのか?
スミシーの脳裏に、良くない推理が組み立てられていく。
(つまり……『防衛装置』じゃねーのか? 不法侵入者用の。)
(にしても、過激すぎんじゃあねえのか? ……いや、敵かもしれねーなら、それでいいのか?)
(……良くはねーだろ。)
白亜荘の治安のためには、仕方ないのだろうか?
……目の前の少女に視線を向ける。
死ぬほどの悪か? 殺すほどの事か?
「……お咎めナシ、ってわけにはいかねーぜ。不法侵入はな……会うならフツーに会いやがれ。」
「……だが! ありゃ、ちとばかり、やりすぎだ。」
「……どーすっかな。」
ただで逃がす、というのは、あまりに無責任。
(……お灸はじゅーぶん据えられたにせよ、なァ。)
「……その、いとこってのは誰だ? 問題の解決にゃ、繋がらねーかもだが。」
その人物にも確認を取った方がいいかもしれない……
114
:
嵐之宮『一般人』
:2014/10/19(日) 02:50:52
>>113
「うん……今度からふつーにくる。
もう走馬灯は見たくないし……」
スミシーに怒られ、しょんぼりする少女。
犯罪が悪いということではなく、『ハチ』に対する恐怖心からの反省なんだろう……
痛い目にあって反省してから倫理観を学ぶ、というのも悪くないことだが。
「私のいとこ?えへ、聞いちゃう?聞いちゃいます?」
反省したかと思ったが……いとこの話となると、様子が変わった。
「結構珍しくてみんな1発で覚える名前なんだ、私のいとこ。
あ、私の名前も覚えられやすいんだけど、でもかっこよさで言えばいとこのほうがね〜」
焦らす。焦らしてくる。
「初めて会ったのはもう10年位前なんだけどね、たぶんそれより前に会ってた時のことを覚えてないかも。
身長が私と同じくらいなのに、ちゃんと『お兄さん』って感じでかっこよくてねぇ〜……
まだ幼稚園生くらいなのに、私の遊びに合わせてくれたのよ?もう『結婚』するしかないでしょー」
近親婚、という概念もないらしい。
中学生くらいだというのに……倫理観どころか、社会常識も少し薄いようだ。
「で、いとこの名前ね、 『王禅寺 宗吉(おうぜんじ むねよし)』 っていうの。
おうにぜんじに、宗教のしゅうに吉田のよしね」
「私の名前は『嵐之宮 暁利(しのみや きらり)』。
嵐に之に宮で、暁と利益のりできらり。姓名判断士にはかなり良い名前って言われたわ」
ふふん、と胸を張る少女。さっきまでの今にも死にそうな顔はどこへやら、
『きっと明日の発表会はぶっちぎりで金メダルね』なんて自信満々の表情だ。
どこにその自信が現れているのかは定かではないが……姓名判断の下りだろうか。
115
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2014/10/19(日) 03:07:36
>>114
(今度がありゃ、いーんだが。)
保証はできない……可能な限り、守るつもりだが。
「……ともかく、今を乗り切るこったな。ヨユーはこけねえ。」
「分かってるよな? シリアスに行こうぜ……」
我ながらリアリティーに欠ける状況だとは思うが……危機感の無さ。
(……いくらなんでも、ユルすぎだぜこいつァー……俺のが、警戒し過ぎか? ちげーよな。)
張り詰めすぎ、か? だが、死の危険もありえる状況。
警戒すべきはむしろ彼女だと、思うのだが。
「オーゼンジ? 王禅寺……知り合いじゃねえな。まあいーが。」
(イトコって結婚出来んだっけ? そのへん、踏み込むべきじゃあ、ねえのかなァ……)
(ンな場合でもねーか。)
「キラリ、オメーどうする?」
「マジな場面だぜ? 少なくともオレの中ではな。」
「……俺以外の誰かにゃ、会ってねえよな?」
一応尋ねておく。
逃がす事は至難だし、ただ逃がすのは無責任に思える。
考えなくてはならない、ここからこの少女をどうするのか? どうすればいいのか?
116
:
嵐之宮『一般人』
:2014/10/19(日) 03:20:49
>>115
「ん、どうするって言われても……」
うーん、どうしよう。
このまま『ねよ』に会いに行きたいんだけど……。
「えと、このままいとこの部屋に押しかける……てのは、ダメ?ダメかな。怒られるかな……怒られるよね。
どうしよ……うーん」
そのつもりで来たけど、こんな危ない目に遭ったって知ると泣きながら怒るからなぁ……。
このまま帰ったほうがいいのかな。
「って、あ……家の鍵忘れた。やっば!帰れないじゃん!」
頭を抱える。私ってホント馬鹿。
「ほんっとーに申し訳ないんだけど、一晩だけ匿って!お願い!
細かすぎて伝わらないモノマネ10個くらい披露するから!ね!」
ちょうど目の前に親切そうな人がいるので頼み込む!
後生だから!後生だから!
117
:
『白亜荘』
:2014/10/19(日) 03:22:58
>>115-116
(ALL)
「だーめーでーすー」
『ヌオン』
なにかおおきなものがでてきた。
118
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2014/10/19(日) 03:33:51
>>116
「俺がオーゼンジなら、怒るぜ。わりー事してんだからな。」
どんな人となりかは、知らないが。
彼女が怒られるかも? と思ってるなら真っ当な男なのだろう。多分。
(鍵があっても出れねーなら帰れねーだろーに。ノーテンキだなァ。)
「……ン? 匿う……って」
「オイ、オイオイ……オメーな、そんな上手い話あるかッ……」
「……」
(ほっとくワケにもいかねーけどよォォ〜ッ、クソッタレだぜ。)
「……あー、しかたねー。モノマネにもキョーミあるしな。ウン。」
「……朝になったら、即突き出すからなッ! それと、安全の保証もまったくねえぜ。」
外に放置していたら、即・蜂の巣だろう……自分がつきっきりで守り続けるのも無茶だ。
それなら、かくまった方が、いくらかマシか?
どうせつきっきりなら。
「……オーゼンジに一声掛けて、そっちで匿ってもらう方がいいとも、思うぜ。」
どうせ匿うなら、知り合いの方がイイだろう……
ともかく、男子寮へと向かう。
……なるべく近くを着いて来てもらおう。咄嗟に触れられるよう。
敵(正当な理由だが!)の襲撃も十三分にありえる。
119
:
嵐之宮『一般人』
:2014/10/19(日) 20:43:59
>>118
「ラッキ!ありがとー♪」
そう言って、肩の荷が下りたように軽い足取りでスミシーの後を付いていく。
王禅寺に匿ってもらったほうがいい、と言われても、
「えー……だって、いとこにはああいうハチ追い払う技能なさそうだし。
あなたみたく、いとこが超能力持ってても……なんか、しょぼそうなんだよね」
どうやらいとこは能力面では信頼されてないようだ。
「だから今のところはあなたに頼る方がいいの、きっと。
私の勘は当たるから」
そう自信満々に言ってみせ、スミシーの背中を押す。
>>117
「うひょあああああ!?」
そしてスミシーを盾にして隠れる!
どこの誰だー!
120
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2014/10/19(日) 20:47:48
>>118
(追記)
>>117
……と、早速のようだ。
「!」
足を止め、そちらを向く。
……何者だ? 知った顔か?
「蜂のスタンド使い……か?」
「それとも別件か?」
問い掛ける。問答無用、という風でない事を祈る。
121
:
『白亜荘』
:2014/10/20(月) 00:19:20
>>119-120
(嵐之宮、スミシー)
君たちは声の方向へと振り返った。
『かげり』:
「まったくもう! 勝手に人を入れちゃいけないんです!」
『ド――ン』
現れたのは褐色の肌の『巨女メイド』であった。
片手にカンテラ、もう片手を腰に当てて、機嫌の悪そうな顔だ。
「外から女性の連れ込みはOKですけど、朝まで居ちゃいけません!
しかもその人はフツーの人でしょう。もっとダメなんですよ!」
122
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2014/10/20(月) 00:38:34
>>121
(・・・あァー、いたぜ、こういうメイドも!)
(こいつの能力か?)
思案するが……それは、今あまり重要じゃなさそうだ。
重要なのは。
(クソッタレ、カンチガイしてやがるぜ……俺が主犯かよ。)
ちら、と『暁利』を見る。
……フツーの人? なぜ、フツーの人はダメだというのだ?
(守秘義務ってやつか? まさか選民思想……なんて、大層なモノだったりすんのか?)
(今はどっちでもいーがな……)
「アー」
「そりゃ、悪かったぜ。ルールってヤツは大切だよな。ワカル。」
「何でカンベンしてくれるかな。このルール違反の対価ってヤツを知りてえトコだ。」
素直に謝罪しておこう……冤罪とはいえ、いきなり否定するのは良くないことだ。
「あー、それとよォー、アレだ……あの蜂はいただけねえよ。殺すのが罰ってのは、キツイぜ?」
……暁利を捨てたところで、状況が好転するとは限らない。
それに、自分の心情的にデカいマイナス点だ。
とりあえず、自分、および暁利が何かしらの許容出来る罰を受けて収まる問題ならいいのだが……
123
:
嵐之宮『一般人』
:2014/10/20(月) 00:46:32
>>121
>>122
「でかっ」
ハルク?ハルクなの?
スミシーの後ろに隠れながら、様子を見る。
「ごめんなさーい……」
怒られて気落ちする。嵐之宮から考えても、今日の行動は少し軽率だった。
心が逸ってしまい、死にかけるという裏目に出た。
って、まてよ。
「……もしかして、私もその『超能力』が使えればここに入れる……?」
ボソッと、聞こえるか聞こえないか程度の声量でつぶやく。
『超能力』が使えるようになる、って発想がすごいアレだけど、でも実際そうでしょ?
「この寮にいられれば、すぐに会いにいける……怒られることもない……?」
完璧な理論を構築してしまった……。でも、どうすれば……?
124
:
『白亜荘』
:2014/10/20(月) 01:10:36
>>122
(スミシー)
『かげり』:
「連れ込みは別にいいですから、早く帰らせてください!
不純異性交遊はOKですが泊まらせるのはダメなのです!」
「あと、許可なく勝手に入る方が悪いに決まってます!!!
不法侵入した相手が番犬に噛まれて死んだって誰も犬は責めません!
犬は仕事をしただけです! 蜂さんたちも皆同じです!」
『かげり』は胸を張って、真っ向から否定した。
>>123
(嵐之宮)
『かげり』:
「申し訳ないと思うならすぐ出ていくべきです!!!」
『 ドド 』
『 ドドド ドド 』 『 ドド 』
『メイド』が怒声を発する。地鳴り――そして。
『ボゴン! ボゴボゴン!』
寮内の庭の地面の各所が隆起し、そこから何かが噴き出た。
同時に一気に周期の気温が上がる。出ているのは……『溶岩』だ。
『ガチャンガチャンガチャンッ!』
『ガシャシャンッ! ガシャ!』
遠くからは金属が擦れ合い、ぶつかりあい、鳴る音が響く。
気配が不穏だ。『一触即発』。次の瞬間には何が起きるか。
125
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2014/10/20(月) 01:25:16
>>124
(番犬……番蜂? つまり、ありゃ誰かのスタンドではねえ……のか?)
言い回しから、そう捉えた。
番犬のように、侵入者を徹底的に排斥する……
「ああ、善悪は正論だぜ……俺もそー思うよ。わりーのは侵入者。」
(だが俺の言ってんのは度合いの話だ。殺すのはやり過ぎ……そう思うのは俺が甘いのか?)
「……んで、これがあんたのスタンド能力か? 半端ねえなァ……!」
周りの地面の異常――溶岩の出現。
なるほど蜂など無関係極まる、より危険な能力。
これは――勝てる相手ではない。
たまにいるのだ。スタンド使いに限らず、勝てない相手というのは。
「つまり、今帰れば、コイツに乱暴はしねーってこったな? そー受け取っていいよな?」
暁利に視線を向ける。
「だそうだ。オメーさっさと帰るべきだぜ……これはマジにヤベー。」
「今度から、他所で会えばいい。ワカルよな? オイ。連絡先は知ってんだろ? ……へんな事ァ考えない方がいーぜ、マジで。」
とにかく、ここから逃げ出すように促す……いざとなれば、は想像したくないが、警戒はしておく。
126
:
嵐之宮『一般人』
:2014/10/20(月) 01:40:16
>>124
>>125
「トマトをマグマにィ〜〜〜!?」
これはもうさっきのハチとかそういうレベルじゃない!
ていうか『超能力』スゴいね!マジリスペクトっす!きらり超感動しちゃった!
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ!!
帰ります、実家に帰らさせていただきます!」 「命だけは!この身だけは!!」
人生で初めての命乞いを味わいながら、八方ふさがりって言葉の意味も理解する。
つまり最後に頼れるものはテンキーの5……そう、命乞いだけ。土下座 so happy.
ひとしきり謝ったあと、踵を返して門のほうへガチダッシュする。体育の成績4
門開いてないんじゃないかとか、男性に感謝の言葉も言ってないとか、そのへんは忘れて本気で走る。
こんな青春もうイヤ!ギャルゲとかエロゲとかそんなレベルちゃう!ただの怪奇小説!
127
:
『白亜荘』
:2014/10/20(月) 22:56:05
>>125
(スミシー)
『かげり』:
「みんな『私が敵意のある相手』にしか攻撃しません!
追い打ちもしないです! 逃げるなら追いませんよ!」
「だいたい不法侵入しておいて無事に済むと思うほうが間違いです!」
『かげり』はかなり『怒っている』ようだ。
『ボコ ボコボコ』
その怒声に合わせて、溶岩が出血するが如く吹き出る。
周囲の土地が彼女の怒りに『呼応』しているかのようだ。
「しません! さんざん威嚇はしたはずです!
それでも中に入ろうとしたから攻撃しようとするのです!」
>>126
(嵐之宮)
君は隆起している地面に足を引っ掻けそうになりながら逃げた。
『かげり』:
「ブラックリストに入れておきますからねーッ!
連れ込みの許可も出しませんよー!」
背後に声がかかった。
門は巨大な閂が掛かっており、それを外せば開く――
『 ゴ カン 』
『 ゴ ゴゴ ゴン 』
君は外へと全速力へ逃げた。追ってくる者はない。
>スミシー
『かげり』:
「ホントにもう! 蜂さんたちが起こしに来たから何事かと思いました!
いいですか! 『出張サービス』を頼むのは別にいいのです!
でも、私たちか菱倉さんにちゃんと入れたいって伝えてください!」
『プップクプー』
漫画のように頬を膨らませながら、『かげり』は中央棟へ戻っていった。
何か大きく勘違いされた気がする……
128
:
スミシー『ザ・ウィズ』
:2014/10/20(月) 23:27:08
>>127
「アー、その通りだよ。俺も不法侵入は悪ィー事だと思ってるぜ。」
(ンだこの能力……!? 規模が狂ってんじゃあねえのか……!!)
溶岩に警戒しつつ。
「罰されんのも然るべきだ、ウン。いきなり殺すほどじゃねーってだけで……」
目の前のメイドは常識を持ち合わせている……スミシーにも、それが分かる。
悪いのは全面的に不法侵入者で間違いないのだろう。
そこには同意出来る。
それに。
「……威嚇? そりゃ、初耳だぜ。てっきり俺ァ、いきなりでけしかけたんだと。」
「……威嚇したのに侵入して来たってんなら……マァ、そうなるか。攻撃もするわな。」
(……あいつ、無謀ここに極まれりか? いずれ死ぬぜ、こんな調子で生きてりゃ。)
(……スタンドを貰いに行く、なんて行ってやがったか? たしか。)
「いや、悪かったぜ……マジで。出張? ……オイ、そりゃ誤解」
「……行っちまった。」
「……」
「寝直すか。」
自室へと戻る。
あまり良くない気分の夜だった……
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