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【個】学生寮『白亜荘』 その3
114
:
嵐之宮『一般人』
:2014/10/19(日) 02:50:52
>>113
「うん……今度からふつーにくる。
もう走馬灯は見たくないし……」
スミシーに怒られ、しょんぼりする少女。
犯罪が悪いということではなく、『ハチ』に対する恐怖心からの反省なんだろう……
痛い目にあって反省してから倫理観を学ぶ、というのも悪くないことだが。
「私のいとこ?えへ、聞いちゃう?聞いちゃいます?」
反省したかと思ったが……いとこの話となると、様子が変わった。
「結構珍しくてみんな1発で覚える名前なんだ、私のいとこ。
あ、私の名前も覚えられやすいんだけど、でもかっこよさで言えばいとこのほうがね〜」
焦らす。焦らしてくる。
「初めて会ったのはもう10年位前なんだけどね、たぶんそれより前に会ってた時のことを覚えてないかも。
身長が私と同じくらいなのに、ちゃんと『お兄さん』って感じでかっこよくてねぇ〜……
まだ幼稚園生くらいなのに、私の遊びに合わせてくれたのよ?もう『結婚』するしかないでしょー」
近親婚、という概念もないらしい。
中学生くらいだというのに……倫理観どころか、社会常識も少し薄いようだ。
「で、いとこの名前ね、 『王禅寺 宗吉(おうぜんじ むねよし)』 っていうの。
おうにぜんじに、宗教のしゅうに吉田のよしね」
「私の名前は『嵐之宮 暁利(しのみや きらり)』。
嵐に之に宮で、暁と利益のりできらり。姓名判断士にはかなり良い名前って言われたわ」
ふふん、と胸を張る少女。さっきまでの今にも死にそうな顔はどこへやら、
『きっと明日の発表会はぶっちぎりで金メダルね』なんて自信満々の表情だ。
どこにその自信が現れているのかは定かではないが……姓名判断の下りだろうか。
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