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【ファンキル】SSスレPart3
1
:
ゆるりと管理人
:2020/06/02(火) 19:59:19
前スレはこちら
Part1
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/15938/1563639218/
Part2
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/15938/1568155889/
ファンキルの二次創作SSを投稿するスレです。
・18禁の内容はNGです
・原作のキャラクター性を著しく損ねる内容はご遠慮下さい、
また損ねている可能性がある場合は注意書き等でご配慮下さい
・複数レスに跨る場合は投稿者名(いわゆるコテハン)を利用しましょう
・投稿に対する暴言は規制対象になります
・ダモクレスばかり登場させるのは控えましょう
642
:
名無しさん
:2021/01/03(日) 13:19:53
ダモがワズラと遊んでてワロタ
こっちの探偵はカシウスか!
643
:
名無しさん
:2021/01/03(日) 16:50:27
解答編
思いがけぬ来客をダモクレスが笑顔で出迎えた。
「わーい!ミネルヴァだ!忘れ物でもしたの?」
だがミネルヴァは左手で肩にとまる愛鳥の頭を撫で、右手で小袋を差し出した。
「実は隊に戻ってニケに餌をあげようとしたら食べようとしなくて。ダモクレスやワズラと遊んでいる間にこちらの隊の食料を食べてしまったようなんです」
ムラマサの部屋に戻った2人はカドケウスが通れなかった例の小窓を見ながら話していた。
「それじゃあ、カシウスが見たかったのは黒ピヨだったの?」
カシウスは頷いて話を続けた。
「人間が通れないことは最初から分かっていたわ。だからグリモワールのぬいぐるみくらいの大きさなら通れるのではないかと考えたの」
「だけどそれだけでニケと断定するのは無理があると思うけど…」
「それだけではないわ。カドケウスからミネルヴァの名前が出なかった時に今日は隣の隊にミネルヴァがいなかったことは推測できたし、ダモクレスが3人以上で遊んでいたことも分かったから彼女と仲の良いミネルヴァが来ていたのは間違いないと考えた」
「ちょっと待って。ダモクレスはワズラしか名前を出さなかったよ?」
「缶蹴りは2人ではできない」
「なるほど…!」
「すぐにどこかへ行ってしまったから聞くことができなかったけど、状況からすると他に考えようがないわ」
と、その時カドケウスが2人の下に顔を見せた。
「これ、ミネルヴァが持ってきたよ。ニケが何かを食べたお詫びってことだけど、さっき話してたドーナツのことじゃないの?」
彼女から受け取った包みを開けたムラマサは目を輝かせた。
「わぁ、羊羹だ…!」
偶然であろうが彼女の好物である。その様子を見ていたカシウスも目を細めた。
「一緒に、食べよう」
「うん!」
帰途についていたミネルヴァは頭を掻いてニケに話しかけた。
「今日はとんだ迷惑をかけてしまったなぁ。いつもはダモクレスに人様に迷惑をかけないようにって注意している側なのに、まさか私の方がちょっとした事件を起こしてしまったなんて」
困り顔のミネルヴァに撫でられたニケは満足そうな顔をしていた。
ある雷槍使いの事件録 おわり
ということで、ミネルヴァなんか出てこなかったじゃねえか!という指摘はあるかと思いますが、隣の隊を匂わせたからあらゆるキャラクターの中から状況に合致するのが誰かも含めて推理してね、ということで。
その他キラーズを多めに出そうと思っていたのに結局カドケウスしか出てきてねえ!
644
:
名無しさん
:2021/01/03(日) 22:45:05
ゆるめの内容でほっこりするね
645
:
名無しさん
:2021/01/04(月) 23:45:30
今日はバルムンク、グラムの誕生日!おめでとうございます!
二人は姉妹で、海上ではアスカロンと共にドラゴンスレイヤー姉妹として活躍しましたね!
ロスラグでは絆が強くなりすぎて凄いキャラ変して出たときは驚いたものです
グラムは快活なキャラで、バルムンクは逆に目立ちたくないという正反対な姉妹ですがとてもな仲がいい
そんな二人を描きたかったので振袖衣装で仲がよさそうなシーンを描いてみました
646
:
名無しさん
:2021/01/04(月) 23:46:15
今日はグラム、バルムンクの誕生日!グラムとバルムンクの誕生日のお祝いに振袖を着れる機会をプレゼントしたマスター。二人は慣れないながらも着たことのなかった和風の衣装に大喜び!そのまま行けなかった新年の三社参りへ行くことに。新年の願いとおみくじを引いてあれやこれやという二人にマスターはもう一つ、お守りをプレゼント。互いにデザインの違うお守りを見せ合いながらいつまでも平和な日々いて来年もマスターとこれるようにと、互いに約束をかわすのでした。
https://i.imgur.com/qb0QWqf.png
https://i.imgur.com/CrJ5rEm.png
647
:
名無しさん
:2021/01/08(金) 02:36:14
賀正ガボー
通常、息有り、影強め
ガジャルグ姉様と一緒に季節実装されてほしいな〜(叶わぬ願い)
『姉様に着付けをしてもらいました・・・似合ってますか?マスター』
https://i.imgur.com/a3LfhXb.png
https://i.imgur.com/2R6HrCk.png
https://i.imgur.com/4en3fQr.png
648
:
名無しさん
:2021/01/08(金) 20:09:16
以前あげたカシウス(誓約)とマスター結ばれる純愛SSのR18版です。
欲求が抑えられず、結局書いてしまいました。
カシウスに惹かれた紳士なマスターは良ければ読んでやってください。
二次小説投稿サイトハーメルン カシウス・誓約・ウロボロス R18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/
※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。
649
:
名無しさん
:2021/01/08(金) 20:30:41
グラムとバルムンクの時にレシェフは?って思ったけど誕生日ひと月あとだったのね
公式だとだいたいセットになってるから一緒だと勘違いしてた
ボーもかわいい
650
:
名無しさん
:2021/01/08(金) 21:36:31
>>648
あぁ〜カシウスかわええんじゃ〜
651
:
名無しさん
:2021/01/10(日) 07:24:24
【let's ファンキル学園!】※日曜日更新
『日常その七 初詣に行こう』
元旦。年の明けたばかりの深夜。
晴れ着に身を包んだマサムネとムラマサ、幼なじみの八咫鏡は近所にある神社へと足を運んでいた。
拝殿に並んだ三人は、各々の願いを込めて手を合わせる。
「お二人はどのようなお願いをされましたか?」
「ムラマサ…願い事は人に話すと叶わぬと言うではないか。すみません、八咫鏡殿」
「よいよい。そもそも、わらわのお願いなど聞いてもつまらぬよ。それより、ひとつどうじゃ?」
八咫鏡が指差す方向。そこには神社の参拝には欠かせない定番の物が売られている。
「おみくじですね!」
「ふふ、何が出るか楽しみじゃ♪」
「行きましょう、姉上!」
「こら、ムラマサ!あまりはしゃぐ…」
「まぁまぁ。今日くらい硬いことは言いっこなしじゃよ。な?」
「ううっ…八咫鏡殿がそうおっしゃるなら…」
三人が向かうと、見知った人物が顔を見せた。
城学のグリダヴォルだ。
普段とは違い、珍しい巫女さん衣装…和装である。
「お、明けましておめでとう!」
「明けましておめでとうじゃな。グリダヴォル…お主も相変わらず忙しく働くのぉ」
「人手が足りないって話しだったからね。困ってる人は放っておけなからさ!」
「関心だな。では早速、三人分頼みたいのだが」
「はいはい、それじゃあ一回ずつどうぞ!」
それぞれが引いた番号のくじを受け取り、同時に運勢を確認する。
「あ、大吉だ!大吉だよ、お姉ちゃん!」
「わらわは中吉じゃな。悪くはないの」
「……ムラマサ、八咫鏡殿。運勢とは己で切り開くもの。このような紙切れで測ろうなど…」
「えい」
「あ、八咫鏡殿!」
八咫鏡が取り上げたマサムネのくじ。
そこには大きく『大凶』の文字が…
「おお、本当に入っておるもんじゃな」
「あ、姉上!木に結んでしまえば大丈夫ですよ!」
「分かっている!気遣いは無用だ!」
そうは言うものの、くじを結びに向かうマサムネの足取りはあきらかに重い…
「おもいっきり気にしておるな…後でそれとなく慰めるとするかの」
「ですね…」
その後、まったりと時間を潰す三人。
露店を見て回ったり、偶然出会った知人と話し込んだり。
そして時間を見計らい、街を一望出来る高台へと移動する。
もちろん目当てはあれである。
「そろそろじゃな」
「眠くはないか、ムラマサ?」
「ふわぁ…まだ大丈夫です、姉上…!」
三人と視線の先。ゆっくりと、ゆっくりと日が昇ってくる。
「おお!絶景じゃ!」
「ええ、見に来た甲斐がありました」
「綺麗ですね…姉上、八咫鏡さん」
「では、改めて…」
「「「明けましておめでとう!」」」
「なのじゃ♪」
街を照らす初日の出。それにも負けない笑顔が輝くのであった。
おわり(次話へつづく)
652
:
名無しさん
:2021/01/10(日) 07:38:43
かわいいのじゃ〜
653
:
名無しさん
:2021/01/12(火) 07:44:51
今日はイチイバルさんの誕生日!おめでとうございます!
イチイバルさんは新コマンドキラーズでクールビューティーで感情の起伏が低いキャラですが、海上では実は嫉妬深いことがわかり、そこがとても可愛くて気に入っています
ロジェとのコンビ感もあり、ロジェの王子様のようなポジションもいい感じですね
イチイバルさん本人は全然そこら辺の好意に気づいてないっぽいのがまた良く尊いです
654
:
名無しさん
:2021/01/12(火) 07:45:30
今日はイチイバルの誕生日!ロジェとマスターは誕生日にスキーのセットをイチイバルさんにプレゼント!さっそく三人でスキー場へ。ロジェもイチイバルもスキーは初めてでマスターに手取り足取り教えてもらい、すぐに滑りかたを覚えてスキーを満喫。銀世界を滑るイチイバルはスキーにはまり、素敵なプレゼントをくれた二人に感謝するのでした。
https://i.imgur.com/T2WuFop.png
655
:
名無しさん
:2021/01/12(火) 10:09:37
ゲームじゃ見られない衣装だなー
656
:
名無しさん
:2021/01/16(土) 22:00:17
今日はメギドの誕生日!おめでとうございます!
メギドといえば、通常のキャラクエでマスターを唯一キレさせたことのあるキル姫ですね
そこから海上ではロンギの側近、学園でも活躍しましたね
絵柄もキャラも少々変わったことでみなさんには認知されるようになったのならそれはとてもいいことだと思います
657
:
名無しさん
:2021/01/16(土) 22:01:01
今日はメギドの誕生日!メギドは朝からマスターに呼び出され、簪のプレゼントを受けとります。さっそくつけて町へデートに繰り出すメギドは終始無言のままで、機嫌を悪くさせてしまったかと思うマスター。その実、メギドは内心マスターのプレゼントを嬉しく思い、頬を赤らめ繋いだ手をずっと握り続けるのでした。
https://i.imgur.com/h3nvkmc.png
https://i.imgur.com/H9TtCxc.png
658
:
名無しさん
:2021/01/17(日) 07:15:46
【let's ファンキル学園!】※日曜日更新
『日常その八 外れと当たり』
ここは弓道場。
今は部活動の真っ最中。矢が的を射抜く音が心地よく響いている。
弓道部員の一人、与一が放った矢も、しっかりと的へと吸い込まれて行く。
(よしっ…!)
今日はそこそこ調子が良い方だと自覚はある。
ある目標に向かって頑張っている与一にとっては、手応えを感じるのは嬉しいことなのだが…
そんな日に限って手放しでは喜べない理由があった。
隣りで練習をするのは梓弓。
与一の先輩であり、彼女が目標とする人物でもある。
しかしそんな梓弓の放つ矢は普段とは違い、的を逸れてばかりだ。
「ふぅ…」
「先輩、大丈夫ですか?」
「与一…大丈夫ですよ!、とは言えませんね…」
梓弓は力無く笑う。
与一を安心させようと、咄嗟に作った笑顔もやはりぎこちない。
「もともと今日は朝から少し調子が悪くて…」
「そうだったんですか…」
「ふふ、心配しないでくださいね。気分的なものであって、何か体に異常があるわけではないのですから。それに…」
梓弓が不調にもかかわらず、学校や部活動に出たのには理由があった。
(試しに自分を占ってみたら、きっと良いことがある…と、出ていたので…)
けれど、ここに至るまで何事もおきてはいない。
どちらかと言うと、弓道よりもそちらの方が梓弓には地味に堪えていた。
(弓も、占いも…今日は駄目みたいですね…)
そんな肩を落とす梓弓を見かね、与一が何かを決意したように頷いた。
「あ、あの!梓弓先輩!」
「はい?」
「今日はもう、練習を切り上げませんか?」
「そうですね…これ以上無理に続けても…」
「それで、この後…もしよかったら与一とお出掛けしてもらえないでしょうか!」
「お出掛け…?」
予想外の申し出にキョトンとする梓弓。
与一はワタワタと顔の前で手を振った。
「す、すみません!な、何か出来ることをと…先輩の息抜きになればと…出過ぎたことを…!」
その仕草に、思わず吹き出す梓弓。
次は与一がキョトンとする番だ。
「ありがとうございます、与一。では、お願いしてもいいですか?」
「は、はい!喜んで!与一、この前新しい甘味処を見付けたんです。梓弓先輩にも是非!」
「いいですね、楽しみです」
他の部員に事情を話し、弓道場を後にする二人。
「今日は少々情けない姿を見せてしまいましたね」
「そんなことないです!えっと、誰にでも不調の時はあると思います。それに与一は知ってますから」
「?」
「普段の先輩が格好いいことを、与一は知ってます!これからもずっと、梓弓先輩は与一の憧れであり、目標です!」
「与一…」
梓弓はふと今朝の占いを思い出す。
(あぁ…ちゃんと良いこと、あったみたいです)
「ふふ、的中♪」
その後、甘味を心行くまで堪能した二人。
翌日にはすっかり調子を取り戻した梓弓が、幾度となく的中を決める姿が見られたと言う。
おわり(次話へつづく)
659
:
名無しさん
:2021/01/17(日) 20:49:12
よいかわ
あずかわ
メギドは最初はキャラクエの件もあってアレな感じだったけど可愛くなったよね
660
:
名無しさん
:2021/01/18(月) 15:55:42
フェイルノート誕生日おめでとう!
大遅刻してすみませんでした!!
今日はフェイルノートの誕生日!フェイルノートはマスターお手製の着物をプレゼントされ、大喜びで着替えます。どう?お前様、似合ってるかしら?とやや不安気に訪ねたフェイルノートに、似合っているよというマスターの返事を聞いて彼女は微笑みます。それから二人は記念にもう一度、今年がよりよい年になるようお参りにいくのでした。
https://i.imgur.com/lTxFjFL.png
661
:
名無しさん
:2021/01/19(火) 21:44:48
うぃ(。・∀・。)ノ
ファン学の作者からお知らせです
毎週日曜日にお届けしているlet's ファンキル学園!ですが、残り6話で終了となります
以前少し触れたように、ちょうど2月いっぱいになりますね
あと一月半、頑張りますよ〜(^-^)
662
:
名無しさん
:2021/01/19(火) 22:06:40
1stシーズンが終わるんだよね
663
:
名無しさん
:2021/01/20(水) 23:39:36
ダモもヒロイン役で出してほしいダモ
664
:
let's ファンキル学園! 2/28日まで
:2021/01/24(日) 07:19:05
【let's ファンキル学園!】※日曜日更新
『日常その九 最高のコンビネーション』
「はぁ…!」
「やぁ!」
放課後。
テニス部のアイムールとヤグルシは練習試合を前に、最後の調整を行うべくコートで汗を流していた。
本来はダブルスを組んでいるのだが、時間が遅いこともあり、練習相手が居ないため二人で互いの動きを確認している。
「ふぅ…ヤグルシ、そろそろ…疲れが残っては良いプレーは出来ません」
「うん、そうだね。今日はゆっくり休んで、明日の試合がんばらなきゃ!」
辺りはすでに薄暗く、夕日もだいぶ傾いている。
二人が急いで帰宅の準備を始めたときだった。
「あんた達、まだいたの?」
声をかけてきたのは学園の理事長、デュリンだ。
ひらひらと二人のもとへやって来る。
「そっか、明日は試合だったわね。いい?練習試合とは言え、負けるんじゃないわよ!しっかり学園のアピールになるよう、頑張ってよね!」
「大丈夫だよ、理事長!お姉ちゃんと一緒だもん。絶対負けないよ!」
「必ず、勝利を学園に持ち帰ります」
「うん、期待してるわ。もう時間も遅いし、気を付けて帰るのよ」
「はーい!」
ヤグルシの元気一杯な返事とアイムールの会釈を見届け、デュリンはその場を飛び立つ。
「さ〜て、生徒もほとんど帰ったし、部屋でゆっくりこのチョコでも…」
デュリンが懐からチョコを取り出した瞬間だった。
突然現れた黒い物体がデュリンをガシリと捉えたのだ。
「ぎゃぁぁ!だ、誰かぁ〜!!」
その声にアイムールとヤグルシも反応する。
「え?あ…お姉ちゃん、あれ!」
「いけない!」
デュリンを捉えたのは黒い羽が特徴的な烏だった。
チョコを狙ったのか、デュリンを狙ったのかは不明であるが、とにかく獲物を捉えた烏はぐんぐんと遠ざかって行く。
「わぁ〜理事長!理事長の方こそ気を付けなきゃだよ〜!」
「ヤグルシ!」
アイムールの掛け声と視線を受け、ヤグルシは咄嗟に駆け出す。
アイムール自身もすかさずラケットとボールを構えた。
「目標を補足…逃がしはしない…!はぁ!」
渾身の一球が放たれる。
鋭い打球は適確に烏の進行方向を捉え、一直線に突き進んで行く。
そして、ボールはみごとに烏の胴体へと命中し、烏は堪らずデュリンを放し一目散に逃げて行った。
デュリンはと言うと、ヤグルシがナイスタイミングで落下地点に駆けつけ、しっかりとその腕に受け止める。
目を回してはいるが、怪我も無く無事なようだ。
「はぁ〜よかったぁ…理事長、大丈夫?」
「一応、保健室に連れて行きましょう」
「う〜ん…あ、ありがと…もう、だ、駄目かと思った…わ…」
どうにか受け答えが出来るデュリンに、アイムールとヤグルシは安堵する。
「ふぅ…それにしても、飛んでる鳥を狙うなんてやるじゃない。普通じゃ考えらんないわよ」
「えへへ♪そうでしょ!アイムールは凄いんだよ!ね、お姉ちゃん♪」
「いえ…ヤグルシこそ。ちゃんと走り出してくれたおかげで鳥を撃ち落とすことに専念できました。あなたが少しでも遅れていたら、理事長を助けても落下には間に合わない…かと言ってそれで撃ち落とすのを躊躇っていたら鳥が打球の射程外に出てしまう…良いタイミングでしたよ」
「ヤグは何もしてなよ。お姉ちゃんの合図のおかげだもん!」
「ま、二人のおかげってことね。良いコンビネーションじゃない。これなら明日の試合も心配なさそうね」
デュリンの言葉に顔を見合わせる二人。
二人も確かな手応えを感じていた。
翌日の練習試合。
アイムールとヤグルシのペアは期待通りに、息の合ったプレーで対戦相手を圧倒した。
危なげなく、見事に勝利を収めた二人。
「やったね、お姉ちゃん!」
「ええ…!」
二人のハイタッチを交わす音が響きわたるのだった。
おわり(次話へつづく)
665
:
let's ファンキル学園! 2/28日まで
:2021/01/24(日) 07:23:10
>>662
現段階で続編の約束はできないです(ノД`)
ネタが降りてくればあるいは、とだけ(。・∀・。)ノ
666
:
名無しさん
:2021/01/24(日) 12:54:16
今日はヴァジュラの誕生日!今日のためにマスターは東から取り寄せた珍しいお酒をプレゼント!飲んだことのない味わいにヴァジュラは気に入ったようで、マスターと一緒に晩酌を交わします。こういうのも乙で良いもんだね〜と気持ち良く酔ったヴァジュラは楽しい時間を過ごすのでした。
https://i.imgur.com/icdKsgw.png
667
:
名無しさん
:2021/01/24(日) 13:08:04
ヤグムールすき
668
:
荒ぶる異族
:2021/01/30(土) 20:30:46
レーヴァ(獣刻)、カシウス(誓約)、黒ティルがマスターとエッチするR18 SSの前半です。
前半ではレーヴァとカシウスがメインになり、後半(ティルメイン&4p)は2月中旬に投稿予定です。
紳士なマスターは良ければ読んでやってください。
二次小説投稿サイトハーメルン マスター×レーヴァ×カシウス×黒ティル R18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/
※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います
669
:
let's ファンキル学園! 2/28日まで
:2021/01/31(日) 07:25:49
【let's ファンキル学園!】※日曜日更新
『日常その十 城学事変』
ここは城学。
いつものように登校したロンギヌスがフォルカス、メギドと別れ、一人歩いているときだった。
「ちょっと待ちな」
「ふぇっ?」
ロンギヌスに声をかけたのは城学の生徒会長、ブラフマーストラである。
ブラフマーストラは早速本題をぶつけてきた。
「オティヌスに聞いたよ。アンタ、あのケラウノスをぶっ倒したんだって?」
「ええぇぇ!?ど、どうしてそんなことに…」
「ケラウノスの身内であるトライデントが証言者らしい。アタシは嬉しいよ。まさかアンタみたいに気弱そうな生徒の中にも、まだ骨のありそうな奴が居たとはね!アンタの力、アタシに見せてみな!」
ブラフマーストラの動きを聞きつけ、どんどんとギャラリーが集まってくる。
この時点でロンギヌスの退路はすでに絶たれていた…
「あ、あの…会長…違うんです…」
「なんだい?いいから早くかかってきな!」
「ケラウノスさんを撃退したのは私と一緒にいた友人なんです…私、暴力なんて…」
「なに?まさか、嘘でやり過ごそうって魂胆じゃ…」
ロンギヌスを見ると、ブラフマーストラの誤解とギャラリーに注目されている状況のダブルパンチでプチパニック状態なのが伺える。
涙目の彼女が嘘をついていつようには見えなかった。
(どうなってんだ…)
と、ちょうどその時。ブラフマーストラはギャラリー内にケラウノスの姿を捉えた。すぐに引き寄せ、事情を聞く。
「おい、ケラウノス。この前アンタをぶっ倒した奴ってのはロンギヌスで間違い無いかい?」
「え?違うよ〜」
「なっ…!けど、トライデントがそう言ってたって…」
「あぁ、たぶん姉の勘違いかな。『ロンギヌスをナンパしてたら吹っ飛ばされた』って部分しか聞いてなかったんだよ」
ブラフマーストラはギャラリーに紛れているオティヌスに視線を向ける。
オティヌス程の情報通がしくじるとは考えづらい。
「(ゝω・) 」
(オティヌスぅぅぅ!!分かっててアタシをけしかけやがったな!)
「ど、どうします…会長…」
「くっ…ロンギヌス、悪かった…」
このままロンギヌスを負かすのは簡単だ。しかし、完全に弱い者を一方的に攻めることになってしまう。
それはブラフマーストラも望むことでは無い。
ただ、集まったギャラリーのボルテージも上がっている。このまま何もしなければ熱を発散するべく、城学の各所で暴動がおきかねなかった。
ブラフマーストラは腹をくくった。
ロンギヌスを巻き込んでおいて、虫のいいことは言わない。
(ロンギヌス、アンタを倒して幕を引く!)
例え、弱い者いじめの汚名を着ようとも…
「ロンギヌス!!いくよ!」
「ひゃぁ…!」
その瞬間。二人の頭上から大量の水が降り注いだ。
「はわわ!バケツひっくり返しちゃった〜!申し訳〜!」
何故か水を運んでいたトライデントが盛大に転んでいた。
みごとにびしょぬれのブラフマーストラとロンギヌス。
「…ふっ。ロンギヌス、止めだ。早く着替えてきな。風邪引くよ」
颯爽とその場を去るブラフマーストラに、ギャラリーは湧いた。
『さすが会長!カッコいい』
『喧嘩だけじゃなく思いやりもあるなんて!』
(はぁ…トライデント、今回は助かったぜ…つうか、オティヌス、あとでぶっ飛ばす!)
「あ、ケラウノスだ!どう言う状況?」
「う〜ん…いつも通りお姉ちゃんが騒動の引き金になって、勝手に自分で解決しただけだよ。て、お姉ちゃんの方こそ回りからすればどう言う状況?何だけど」
キョトンとするトライデント……とロンギヌス。
「うう…本当に何だったの…へくちっ…!早く着替えよ…」
結局、ただただ巻き込まれただけのロンギヌスが一番の被害者なのであった…
おわり(次話へつづく)
670
:
名無しさん
:2021/01/31(日) 07:38:11
着替えシーンもお願いします
何とぞ
671
:
名無しさん
:2021/01/31(日) 07:39:01
ずぶ濡れの二人…何も起きないはずがなく…
672
:
名無しさん
:2021/01/31(日) 11:28:14
貝合わせからの下の口で極太ポッキーゲーム
お待ちしております
673
:
名無しさん
:2021/01/31(日) 19:27:59
今日はフォルカスの誕生日!フォルカスはマスターと朝からデートに誘われ、胸をどきどきさせながら二人っきりのデートを楽しみます。その胸の高鳴りがそうさせたのか、はたまた今日が自分の誕生日だからか、フォルカスは大胆に腕を絡めて、もう少しこのままでいいですかと自分に素直になって甘えるのでした。
https://i.imgur.com/NjM5zCB.png
https://i.imgur.com/hjweJ8J.png
674
:
名無しさん
:2021/01/31(日) 21:19:58
フォルカスといえば縦セタ
675
:
名無しさん
:2021/02/03(水) 23:07:02
今日はナーゲルリングの誕生日!ナーゲルリングは朝起きたら、いきなりクラッカーの音で目覚めます。今日は自分の誕生日であることに気づき誕生日会へ。マスターからお手製のねずみのぬいぐるみをもらい、ぶつぶつと色々いいながらとても嬉しそうに抱き締めます。プレゼントもそうですが、暖かい自分のいていい場所をあらためて感じられたのが一番嬉しいと思うナーゲルリングなのでした。
https://i.imgur.com/NljcTdz.png
676
:
名無しさん
:2021/02/04(木) 16:01:17
今日はガボー、ガジャルグ、レシェフの誕生日!三人とマスターは去年と同じようにみんなで誕生日のお祝いパーティーの準備を始めます。仲良く食事をし、仲良くケーキを食べ、みんなで笑いながら遊び、最後にマスターはプレゼントとして購入した写真で記念撮影をしようと言います。みんな三人は笑って撮影を行いそれぞれ写真に書き込みをして、笑顔で今年いっぱい思い出を作って写真におさめようと誓うのでした。
https://i.imgur.com/OyoN9QB.png
https://i.imgur.com/EgQhpkA.png
677
:
名無しさん
:2021/02/06(土) 13:14:11
>>675
>>676
誕生日ラッシュに毎度ご苦労様です…!
678
:
名無しさん
:2021/02/06(土) 23:57:03
>>677
そういっていただけて嬉しい!
励みになります!
679
:
let's ファンキル学園! 2/28日まで
:2021/02/07(日) 07:20:29
【let's ファンキル学園!】※日曜日更新
『日常その十一 我ら聖ユグ風紀委員』
その日、デュランダルが早めに風紀委員に向かったのは偶然であった。
お気に入りのマカロンが手に入ったので、風紀委員のみんなに振る舞おうと自然と足取りが軽くなった結果だ。
「ふふん♪きっとお姉様や先輩方もお気に召してくださいますわ♪」
意気揚々と部屋に入ったデュランダル。が、彼女はすぐに室内の異変に気付いた。
「失礼しますわ…って、お姉様!?」
部屋の一角で風紀委員長であるシェキナーが蹲っているのが目に入る。
「お姉様、大丈夫ですの?どこかお体の具合でも…」
デュランダルが急いで駆け寄ると、何事か…シェキナーの胸元がみごとに露わになっていた。よく見ると床にもボタンが散っている。
「デュランダル!あの…こ、これは…ちょっと思い切って背伸びしたら、その…」
「ええ…察しましたわ…」
シェキナーが背伸びをした瞬間に、はじけてしまったのだろう。
「どうしよう…このままじゃ風紀委員の仕事にも支障が出るし、帰ることも出来ないわ…最悪学園中に学園の風紀を守るはずの風紀委員長が、こんなはしたない格好をしていたと言う噂が…!」
「むしろお姉様の神々しい”お姉様”を拝むことが出来るなんて、ご褒美ですわ。いえ、忘れてくださいまし。そうですわね、確かにこのままではいけませんわ。縫うことは容易いですが、あいにく今日はソーイングセットを持ち合わせていませんの。ひとまず下着だけは事務用の安全ピンで応急処置をして、制服の方は手芸部に修繕を頼んでまいりますわ」
「あ、ありがとう、デュランダル」
「お姉様の”お姉様”はわたくしがお守りいたしますわ」
「え、私の私?…って何?」
「お気になさらず。では、制服をお預かりしますわ。わたくしが戻るまで代わりの服をお召しになってお待ちくださいまし」
制服を手に部屋を後にするデュランダル。
シェキナーは人が来る前に何とかしようと、部屋を眺める。
「代わりの服って、今日は体育もなかったから体操着も持って来ていないし、あれしか…」
そんなわけで、手芸部に向かったデュランダルであったが…
「な、なんてことですの…」
手芸部の部室には鍵がかかっており、部員らしき生徒も見当たらず、どう考えても運悪く活動が休みの日らしかった。
途方に暮れるデュランダルであったが、背後からの声に我に返る。
「どうしたのじゃ?困っておるなら話してみるがよい」
「八咫鏡先輩…!よ、よろしいんですの?」
「ふふ、可愛い後輩を放ってはおけぬよ♪」
デュランダルから事情を聞いた八咫鏡はしばし頭を捻り…
「ふむ、ラグ女ではあるがその手が得意な生徒を知っておるぞ。わらわの幼なじみでな、器用な子じゃよ。お主も生徒会経由で知っておろう。名をムラマサと言う」
「ああ、なるほどですわ!」
八咫鏡に礼を言い、急ぎラグ女へ向かう。
ムラマサは道場で稽古中ではあったものの、姉のマサムネから「人助けならば」と了承を得て作業に入ってくれた。
「急なことで申し訳ありませんわ」
「ふふ、構いませんよ。事情が事情ゆえ。すぐ直しますので、お待ちくだされ」
ソーイングセットを手に、慣れた手つきで縫っていく。
その手際の良さにデュランダルはただただ感心する。
彼女の見ている横で、あっという間に制服は綺麗に修繕されたのであった。
「できました。これでよろしいですか?」
「ええ、とても素晴らしいですわ!今度、お礼にマカロンをお持ちしますわね。本当に助かりましたの♪」
「拙者も聖ユグの制服なんて触る機会が無いので、良い経験になりました。こんな若輩者でよければいつでも助力いたす所存♪」
二人はしっかりと握手を交わした。
修繕された制服のように、見えない糸がしっかりと二人の絆を縫いつけていく。
一方、聖ユグでは。
「ふぅ、今日は思いのほか規律違反を犯す生徒は少なかったね」
「ボクたちの活動が実を結んでいる証拠だよ」
リットゥとパラシュが取り締まりを終え風紀委員室へ戻っていた。
二人が扉を開くと…
「お帰りなさいませ♪じゃなかった!ご苦労さま…」
「「・・・」」
苦肉の策で文化祭のときに使ったメイド服を着たシェキナーに、二人の時は止まった…
もちろん、この後二人による指導が行われたことは言うまでもない。
おわり(次話へつづく)
680
:
名無しさん
:2021/02/07(日) 23:50:27
今日はシェキナーの誕生日!誕生日会でシェキナーはマスターからルビーのペンダントをプレゼントされて喜びしますが、顔や手などに傷をおったマスターに驚きます。マスターはプレゼントを手に入れるために、山を越え谷を越えの大冒険をしてきたとリットゥとイシューに語られ、そこまでして自分にプレゼントをしてくれたマスターの想いに感動。一生の宝物を貰ったシェキナーはいつまでもそのペンダントを大切にするのでした。
https://i.imgur.com/R5iyoJf.png
681
:
名無しさん
:2021/02/09(火) 17:44:08
1日遅れですが、蜻蛉切ちゃん誕生日おめでとう!
https://i.imgur.com/3BsPnA1.png
https://i.imgur.com/SpC3VIe.png
682
:
荒ぶる異族
:2021/02/13(土) 20:21:24
レーヴァ(獣刻)、カシウス(誓約)、黒ティルがマスターとエッチするR18 SSの後半です。
前半ではレーヴァとカシウスが、後半ではティル及び4pがメインになっています。
紳士なマスターは良ければ読んでやってください。
二次小説投稿サイトハーメルン マスター×レーヴァ×カシウス×黒ティル R18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/
※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います
683
:
let's ファンキル学園! 2/28日まで
:2021/02/14(日) 07:16:58
【let's ファンキル学園!】※日曜日更新
『日常その十二 笑顔の花』前編
ここは温室。
主にイナンナシスターズと呼ばれるラグ女のシタとミトゥム、そして城学のミストルティンが管理している場所だ。
季節による気温の変化を受けないため、年中何かしらの植物を楽しむことが出来る。
その日はミトゥムが一番乗りで、二人がやって来る前に植物の世話を始めていた。
「ふんふん♪こっちが終わったら次は獅子王の世話もあるから、さっさと済ませねぇとな!ん…?おお!これ、ミストルティンが熱心に世話してたやつ、もうすぐ花が咲きそうじゃんか!へへっ、あいつきっと喜ぶぞ!」
鉢からしっかりと伸びた茎の先には、今にも開こうとしている蕾が揺れている。
ミストルティンが種を植える時から頑張って育ててきた、特別な鉢だった。
ミトゥムが上機嫌で水を与え始める。そのとき…
「うわっ…!な、なんだよぉ!?」
突然何かがミトゥム目掛けて飛び掛かってきた。
おそらく草花の影に隠れていたのであろうその物体は虫。
水を掛けたことで驚いて飛び出した虫が、勢いよくミトゥムの周辺を飛び回り始めたのだ。
「この…!あっち行きやがれ!!」
ミトゥムはぶんぶんとじょうろを振り回し応戦する。
しかし、手当たり次第に振り回したじょうろは空を切るばかりで…
「あぁ…!」
ミトゥムの手を嫌な感触が襲う。
不運にも、じょうろの先端が鉢から伸びた茎を捉えてしまった感触だった。
「う、嘘だろ…」
ミトゥムは愕然とする。
せっかくミストルティンが懸命に世話をし、あと少しで開くはずの蕾。
その大切な花は、ミトゥムの目の前でぐったりと折れ曲がっている。
「そんな…ミストルティンが…あいつが大事にしてた花なんだぞ…くそっ…!おい、元気出せよ!枯れんなよ!」
試しにそっと茎を持ち上げてみる。
しかしやはりと言うか、ミトゥムが手を離すとクタリと頭を垂れてしまう。
「くっ…駄目だ!こんなのあいつに見せらんねぇ!」
ミトゥムはその鉢を抱え、逃げ出すように温室を飛び出して行く。
そんなミトゥムを物影から見送る人物がいた。
「ったく…しょうがないわね…」
小さな影は一つため息をつくと、ひらりと温室を飛び立つのであった。
翌日。
温室では一人、シタが読書をして寛いでいた。
傍らにはティーセットが並ぶ。
「…あの、姉ちゃん…」
そんなシタの元に、すっかり落ち込んでしまったミトゥムがやって来る。
「…ミトゥムちゃん、昨日は植物のお世話もほったらかして、どうしたの?家でも私のこと、避けてたでしょう?」
「うん、ごめん…」
「それで、何か言いたいことがあるんでしょう?」
「姉ちゃん…!助けてくれ!色々調べてやってみたけど、無理だったんだ!」
ミトゥムは例の鉢を差し出した。
一応は添え木等の処置はしてあるものの、明らかに花は元気を無くしている。
「…茎の支えが不十分ですね。幸い、折れ曲がっただけでちぎれてはいません。何とか頑張ってみましょう」
「お、怒らないのか?ミトゥム様がわざと折ったかもしれないんだぞ?」
「ミトゥムちゃんはちょっとヤンチャですけど、人が悲しむことだけはしない子だと信じてますから。詳しい話を聞くのはこのお花を救ってからです」
「姉ちゃん…!」
「まぁ、本当は昨日の内に相談して欲しかったですけど…普段から隠さず素直に謝るよう言ってますね?」
「はい…」
「それと、本来ならミストルティンちゃんに真っ先に謝るべきですね?」
「うん…」
「では復唱して下さい」
「悪い事をしたら隠さず素直にちゃんと謝ります!そしてお姉ちゃん大好きです!」
「はい、良くできました♪では、早速治療に取り掛かりますよ。ミストルティンちゃんのためにも、ミトゥムちゃんもしっかり手伝って下さいね」
「おう!ぜってぇ治してやるぜ!」
こうして二人の作業は始まった。
つづく
684
:
名無しさん
:2021/02/14(日) 17:24:36
めっちゃ躾けられた結果がロスラグミトゥム様なんだろうか
685
:
名無しさん
:2021/02/19(金) 22:15:54
今日は与一の誕生日!与一はいつもの日課の稽古を終えて、マスターの元へ。前からマスターとでーとをしたいと言っていた与一の要望にマスターは答え、誕生日でーとにいざ出発。普段の与一からは想像がつかないほど積極的にマスターの手を引っ張り、与一はめいいっぱい今日を楽しみ、後日恥ずかしくなってマスターと顔をあわせられなくなるのでした。
https://i.imgur.com/ZMVC4R6.png
686
:
let's ファンキル学園! 2/28日まで
:2021/02/21(日) 07:15:47
【let's ファンキル学園!】※日曜日更新
『日常その十二 笑顔の花』後編
数日後
「ミストルティン、ごめん!」
温室にはイナンナシスターズとミストルティンの姿があった。
シタの協力もあり、ミトゥムが差し出した鉢の花はどうにか元気を取り戻しているようだ。
「わざとじゃなかったんだ。虫を払おうとして、じょうろが当たっちゃって…本当にごめん!」
「よかった…ここしばらく、ミトゥムさんの姿が見えなかったので心配していたんです。お花を懸命に看てくれていたんですね。ありがとうございます」
「おい、もともと悪いのはこっちだろ!礼なんて言うなよ!」
「でも、ミトゥムさんがこの花を見捨てていたら…きっと花を開かせること無く、この子は枯れたはず。逃げずに、見捨てないでくれてありがとうございます、です♪」
「ミストルティン…!」
「次、同じようなことがあったら、その時はすぐに教えて下さい。私も、一緒に治療したいです」
「へへ、わかった!てか、もう絶対そんなヘマしねぇての!」
「ふふ、そうですね♪」
二人の笑顔と笑い声が温室に広がって行く。
シタもそんな二人を温かく見守っていた。
「どうやら丸く収まったみたいね」
「理事長…!いらしてたんですか?」
シタの元にひらりとデュリンが舞い降りる。
「あんた、本当に妹バカよね。ミトゥムのこと怒るかと思ったけど。ちょっと甘いんじゃない?」
「一部始終を見てらした理事長が、知らせてくださったので…何も知らなければ、頭ごなしに叱っていたと思います。状況も聞いていたからこそ、あらかじめ処置の準備も出来ました。花を救えたのも理事長のおかげですよ」
「後はミトゥムが素直に謝るのを待つだけだった…ってことね。ま、理事長だもの!学園内のトラブルは速やかに解決よ!もっと褒めていいわよ?ふふん♪」
「素直に…」
「?」
「理事長、一つよろしいですか?」
「何よ?あらたまって…」
「あの日、温室で何をされていたんです?ミトゥムちゃんに倣って"素直に"教えていただけますか?」
「ギクリッ…!」
デュリンがあからさまに動揺している。
シタの鋭い眼光が、容赦なくデュリンを襲う…
「な、何って…そりゃ見回りよ!決まってるでしょ!あはは…!」
「見回り…ですか。不思議ですね。ミトゥムちゃんはあの日、理事長を見ていないと言ってました。どうして理事長は姿を隠してらっしゃったのでしょう」
「うぅ…声をかけるほど近くにいたわけじゃ…なかったのよ…」
「実は最近、お茶の時間に出すためのお菓子が少しずつ減っているんですよね。どうしてか、チョコ系の物がよく狙われます。見回りの際に不審な人物をお見かけには?」
「な、ないわね…見てない…!」
「ふ〜ん…そうですか…」
尚も向けられる視線に、デュリンの額にはみるみる汗が噴き出してくる。
きっと蛇に睨まれたカエルとは、今の状況を指すのだろう…
さすがのデュリンも、堪らずその場から飛び立つのであった。
「こ、今後の見回りで不審者を見掛けたら、ちゃんと懲らしめておくわ!それじゃ!」
デュリンを見送るシタ。その後ろ姿にため息をつく。
「もう…ちゃんと素直に謝って下されば、怒ったりしませんのに」
そんなこんなで、ようやくいつもの園芸部が戻って来た。
みんなで世話をした花は翌日、とても綺麗な花を咲かせたと言う。
それを見た三人も、笑顔の花を咲かせた。
ちなみに後日…
「姉ちゃん、それどうしたんだ?」
「けっこう良い物ですよ、これ…」
「ふふ、ミトゥムちゃんとミストルティンちゃんは気にせずに♪さぁ、みんなでいただきましょう」
何故かデュリンから園芸部宛に、高級店のチョコレートが贈られて来た…
満足そうなシタに、わけが分からず首をかしげるミトゥムとミストルティンなのであった。
おわり(次話へつづく)
687
:
名無しさん
:2021/02/21(日) 13:16:31
遅れましたがムラマサちゃん誕生日おめでとう!
https://i.imgur.com/7Jru2zi.png
688
:
名無しさん
:2021/02/21(日) 14:21:50
>>686
これ読むと日曜日がきた!って感じするわ〜
689
:
名無しさん
:2021/02/22(月) 05:59:33
月曜日 「お ま た せ」
690
:
荒ぶる異族
:2021/02/26(金) 20:22:06
レーヴァ(獣刻)が陵辱されるR18 SSです。
陵辱・レイプ・逆レイプ等の純愛モノ以外のR18 SSを書くに辺り、ファンキルR18 SS集を作りました。
(個人的には)エグめの内容となっていますので、それでも構わない方は良ければ読んでやってください。
二次小説投稿サイトハーメルン 【陵辱】レーヴァテイン・獣刻・バハムート R18 SS
https://syosetu.org/novel/251500/
※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います
691
:
名無しさん
:2021/02/27(土) 08:04:19
アスクレピオス先生の補修授業
https://i.imgur.com/E8VZJX6.png
https://i.imgur.com/3ufzcuj.png
692
:
let's ファンキル学園! 2/28日まで
:2021/02/28(日) 07:19:15
【let's ファンキル学園!】
ファンキル学園の理事長、デュリン。
その小さな体で重役を勤め、曲者揃いのファンキル学園を一つにまとめる人物。
その苦労は計り知れないものがある。
毎日のように転がり込んでくるトラブルの対応に追われ、あちこちへと飛び回る日々を送っていた。
「ふぅ…ウチの生徒ってどうしてこう騒ぎばっかり起こすのかしらねぇ…まったく、身が持たないわよ!」
今日もひと仕事を終え理事長室へ戻る所だった。
ふと、ある変化に気付き、ドアノブに伸ばしたかけた手を止める。
「あれ…扉、閉め忘れたっけ?」
部屋を出る時に確かに閉めたはずの扉が開いているのだ。
おそるおそるデュリンが部屋を覗くと…
「あ…なんだ、アンタだったのね!」
打って変わり、満面の笑みで部屋に飛び込むデュリン。
そこには、長いピンクの髪が印象的な少女が立っていた。
「ただいま戻りました、デュリン」
「おかえり、ティル!」
少女の名はティルフィング。
他の生徒とは違いデュリンから直接の指示を受けて行動する、特殊な立ち位置の生徒だ。
「ちょっと、訊いてよティル!ほんと大変だったんだから!」
「ええ。でも、その前にお茶でも淹れましょう。久しぶりにゆっくり話したいですし」
「いいわね。さすがティル、気が利くわ!」
そして、ティルフィングが淹れたお茶とデュリンの大好物のチョコレートを囲み、穏やかな時間が流れる。
「ったく、アイツら…次から次に問題起こして!元気があるのは良いことだけどさ、ちょっとあり過ぎなのよね!そもそもアタシに対する敬意ってもんが足りないわ!アタシのことただの羽虫くらいにしか思ってないんじゃない?」
「そんなことは無いと思いますよ?」
チョコを頬張りながら愚痴るデュリンと、それを宥めるティルフィング。
二人切りの時間にはお決まりとなっている光景だ。
「どうだかね。この前もシタにめちゃくちゃ脅されたし、エクスカリバーだってふざけた水着案なんて送り付けてくるし!あんな派手で大胆な水着…嫌味か!小さいは正義なのよ!」
「ふふふっ…♪」
プリプリと怒るデュリンの仕草に、ティルフィングも思わず笑ってしまう。
デュリンもそれを見て心外そうに口を尖らせて見せる。
「な、何よ…!」
「いえ…あまりにもデュリンが楽しそうに話すものだから、つい」
「はぁ?文句ばっかりしか言ってないんだけど」
「でも、嫌ではないんですよね。文句を言いつつ、笑っていますよ」
「……」
ティルフィングの真っ直ぐな瞳に映るデュリンの姿。
デュリン自身も驚くくらい活き活きとしている。
自覚が無いわけではない。
学園のことを考えているときは、それがどんな内容でも胸が躍った。
「ま、まぁ退屈はしないわね。手のかかる子ほど可愛いって言うじゃない。それに、アイムールやヤグルシは危ないところを助けてくれたし、方天画戟も真面目に叱れば、ちゃんと応えてくれるし…生徒たちの気持ちも伝わってるわよ」
「はい。みんなデュリンのこと、ちゃんと慕っています」
「むしろ好かれ過ぎて困るくらいよ!アタシが居ないとみんな何も出来ないんだから!」
「ふふっ、そうですね。デュリンがいてこその学園です」
「ふん!当然よ!いい、ティル!この学園の生徒たちはアタシが絶対に最後まで面倒見るんだから!アンタにもしっかり働いてもらうわよ?」
「ええ。そのために…デュリンの力になるために私は居るのですから」
「うん。アタシ一人じゃ少しばかり骨が折れそうだから、頼りにしてるわ。これからもよろしくね、ティル」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
二人の小さな手と大きな手が重なり合う。
他の生徒には無い、特別な絆がそこにはあった。
どこかの国の、どこかの街にある。
ここは『ラグナロク女学院』『聖ユグドラシル姫学院』『牙克城学院』の3校から成るファンキル学園。
色々な生徒たちが様々な日常を送る、賑やかな学園。
時には笑い、時には泣いて。またある時は熱い戦いを繰り広げたり。
楽しい仲間達と、そんな思い出を作ってみませんか?
きっと、ここでしか経験することの出来ない出逢いがあなたを待っています。
最終話「ファンキル学園を支えるもの」
おしまい
693
:
let's ファンキル学園! 2/28日まで
:2021/02/28(日) 07:19:50
時間が経つのは早いですね。
たいした物はお届け出来ませんでしたが、三ヶ月半に渡る投稿、失礼しました。
読んで下さった方、感想を下さった方、ありがとうございました。
694
:
名無しさん
:2021/02/28(日) 10:19:25
毎週の楽しみが終わってしまった・・・
695
:
名無しさん
:2021/02/28(日) 11:39:03
2学期はよ(´;ω;`)
696
:
誕生日のファンアートを描くマスター
:2021/03/01(月) 17:30:25
ファンキル誕生日絵を描いて今日でちょうど一年になります!
元々公式誕生日絵のやつが恋しくてやってたのと、誕生日ぐらいそのキル姫の話題でも語ってくれないかな?という思いがあったからです。
ここまで続けられたのはコメント等を下さった方々や、記事を作ってくれた管理人さんのありがとうございます!
誕生日絵は3月末までを予定しています
続けるかはどうかはわかりませんが、最後までどうぞよろしくお願いします!
697
:
誕生日のファンアートを描くマスター
:2021/03/01(月) 17:31:09
今日はティルフィングの誕生日!最近マスターとデュリンがやけに素っ気ない態度をとり、自分の誕生日が近いことすら忘れて落ち込むティル。そして迎えた誕生日にどーん!と扉を開けて入った二人にびっくり!!二人から誕生日プレゼントとしてデュリンのぬいぐるみを渡されると、誕生日サプライズだと気付き、心がとても暖かくなるのを感じて涙をこらえながら、愛しいデュリンとマスターに感謝の言葉を語るのでした。
https://i.imgur.com/Wgt3HBg.png
https://i.imgur.com/ScytBqz.png
698
:
誕生日のファンアートを描くマスター
:2021/03/02(火) 16:59:26
今日はグリダヴォルの誕生日!グリダヴォルは誕生日にマスターとデートに街へ繰り出すと、そこにはたくさんの困ってる人達が!グリダヴォルはいつものように真っ先にかけつけ次々と困った人を助けくたくたに。そんなお疲れのグリダヴォルは不意に転けてしまいそうになりますが、それをマスターが支えます。その大きな体に安心感を覚えながら、いつもありがとうと、彼女は頬を染めて呟くのでした。
https://i.imgur.com/OcBcNIw.png
https://i.imgur.com/xdCvx4u.png
699
:
誕生日のファンアートを描くマスター
:2021/03/03(水) 22:09:03
今日はトリシューラの誕生日!トリシューラはいつものように任務をこなして、マスターと二人で誕生日パーティーを開きます。プレゼントを貰い二人でケーキを別けて食べたトリシューラはマスターのとっていた最後の一切れのケーキにフォークをぶすり!そのまま口に運んで美味しそうに食べます。その後、わりぃわりぃといながら、今度アタシが新しいケーキつくってやっからと、しょげ気味のマスターの肩を叩いて笑い合うのでした。
https://i.imgur.com/gcqCz60.png
https://i.imgur.com/FC5dPI8.png
700
:
苦労人レヴァと大ピンチリサちーとまだ見ぬ姉キャラ
:2021/03/06(土) 22:46:30
※この話は思い付きかつ勢いだけで書いたネタ話であり矛盾点や誤字脱字、キャラの口調がおかしいかもしれませんがご容赦ください。
※『 苦労人レヴァとシスコンリサちーと時々ゴッド』と『苦労人レヴァと災難の元リサちーとラグナロク』の番外編的なもの。
※ある意味キャラ崩壊とメタ発言しかしてない。
※続ける気なんてなかったけど制服リサちーと姉マスがバハムートのせいで作るしかないなと思った。
※4日に出来上がってたのに今更投稿。おのれホスト規制。
701
:
苦労人レヴァと大ピンチリサちーとまだ見ぬ姉キャラ
:2021/03/06(土) 22:47:25
リサ「大変よ!レーヴァ!!」
レヴァ「……ふふ……ますたぁ……あと10分だけ……いっしょに……zzz」
リサ「何のんきに幸せそうな夢を見てるの!?急がないと私たちの存在が消えかねないのよ!!」
レヴァ「…………リサ?……今リサが起こしたの?」
リサ「ええそうよ。早速だけど本題に入るわ。いいレーヴァ、このままだと私達は……」
レヴァ「…………リサ…………死ねえぇぇぇ!!」
リサ「うわぁぁぁ!?いきなりド直球にも程があるでしょ!あと剣しまいなさいよ!!白羽取りって結構痛いのに!!」
レヴァ「今日は許さない!絶対に許さない!!」
リサ「何よ、寝てただけでしょ!別に当主様を抱き枕代わりにして夢の中で二度寝しようとしてた訳でもないでしょうに!」
レヴァ「………………」
リサ「……え、うそ?図星?」
レヴァ「リサぁぁぁぁぁぁ!!!」
リサ「ごめんなさいレーヴァ!謝るから許してぇぇぇ!!」
702
:
苦労人レヴァと大ピンチリサちーとまだ見ぬ姉キャラ
:2021/03/06(土) 22:48:53
リサ「いたい……まだ頭がぐぅわんぐぅわんする……たんこぶ出来ちゃうじゃない……」←思いきり剣の柄でぶん殴られた人
レヴァ「で、なに?」←いい夢見てたのに無理矢理起こされて機嫌悪い人
リサ「そうだ!大変なのよレーヴァ!アルマスにお姉ちゃんがいるのよ!!」
レヴァ「今さら?それリサの事でしょ?」
リサ「違うのよ。グランテピエっていう私の知らない娘がいて……しかも獣刻・バハムートよ!あなたと同じよ!」
レヴァ「それって……」
リサ「そう!私たちとキャラが被って……」
レヴァ「ムーがもう一体増えるってこと?」
リサ「……へ?」
レヴァ「嫌だなぁ、ムーがこれ以上増えたら……うるさくて昼寝出来なくなるじゃない。それに2体もいたらアゴ引っ張りづらそうだし」
リサ「犬は三日飼えば三年恩を忘れぬという言葉もあるけど、あなたいつかムーに愛想尽かされるわよ……」
703
:
苦労人レヴァと大ピンチリサちーとまだ見ぬ姉キャラ
:2021/03/06(土) 22:49:49
リサ「ってムーの事なんて今はどうでもいいでしょう!問題はアルマスにお姉ちゃんが出来ることよ!」
レヴァ「何の問題があるの?姉妹が増えるだけでしょ?」
リサ「問題大有りよ!アルマスのお姉ちゃんってことはティファレト達にとってもお姉ちゃんになる可能性大なのよ!!」
レヴァ「…………だから?」
リサ「まだ分からないかしらレーヴァ。マイナス3000ポイントじゃきかないわ。いい、あの娘達に私以外のお姉ちゃんが出来たら……」
704
:
苦労人レヴァと大ピンチリサちーとまだ見ぬ姉キャラ
:2021/03/06(土) 22:50:49
〜〜〜
アルマス『今の姉さんよりあのグランテピエって人の方が私達に似てるわね。これからは彼女を姉さんって呼ぶことにするわリサナウト』
ティファ『アルマスにとっての私達にとってもお姉様ということになりますね。グラン姉様やリサ姉様は言いづらいので呼び捨てにさせてもらいますねリサナウト』
フェイル『確かに騒ぎだけを起こすお前よりあちらの方が賢そうに見えるわ。リサナウト、姉上呼びはもういいかしら?』
カシウス『お労しや姉様……いえ、リサナウト』
〜〜〜
705
:
苦労人レヴァと大ピンチリサちーとまだ見ぬ姉キャラ
:2021/03/06(土) 22:51:33
リサ「ってことになるのよ!」
レヴァ「なるわけないでしょ!」
リサ「ふん!安全圏でぬくぬく昼寝しているだけの銀髪妹キャラには私のクールなお姉ちゃんキャラが奪われる恐怖が分からないのよ!」
レヴァ「…………クールなお姉ちゃん?」
リサ「そうよ!あのグランテピエって娘に私のクールな頼れる万能お姉ちゃんキャラが奪われるじゃない!」
レヴァ「ああ、それなら大丈夫よ。リサはドジでナメられてるポンコツお姉ちゃんなんだから」
リサ「流石に酷すぎない!?」
706
:
苦労人レヴァと大ピンチリサちーとまだ見ぬ姉キャラ
:2021/03/06(土) 22:52:20
リサ「だいたいねレーヴァ、これはあなたにとっても大ピンチよ!あの娘はあなたと同じバハムートの獣刻キャラなんだから。危機感を持ちなさい」
レヴァ「……やっぱりムーが増えて」
リサ「そろそろムーから離れなさい」
レヴァ「じゃあ危機感なんて必要ないと思うけど」
リサ「何言ってるのよキャラ被りは回避しないといけないでしょ!さ、あなたもこれを着て」
レヴァ「……制服?」
リサ「そう私とお揃いの制服を着てファンキル学園に入学するの!それで制服のスカートを摘まんで上げて当主様を誘惑して、そして……」
レヴァ「私、学園ユニットあるんだけど」
リサ「…………え?」
レヴァ「それにどうせお揃いならティルがいいし……でも服のデザインならアルマス方が好きかも」
リサ「ちょ、ちょっとレーヴァ?」
707
:
苦労人レヴァと大ピンチリサちーとまだ見ぬ姉キャラ
:2021/03/06(土) 22:53:36
レヴァ「それにさリサ、キャラ被りとか言ってるけどグランテピエって娘にウエディング衣装とかミニスカサンタ来ると思う?」
リサ「……い、いずれ来るかもしれないじゃない。ウエディング衣装来たら本格的にあなたヤバイわよ」
レヴァ「でも私覚醒ユニットと擬彩ユニットあるけど。私とキャラ被ってないじゃない」
リサ「…………」
レヴァ「あとリサ風に言うなら私は妹キャラなんでしょ?お姉ちゃんキャラと根本的に違うと思うんだけど」
708
:
苦労人レヴァと大ピンチリサちーとまだ見ぬ姉キャラ
:2021/03/06(土) 22:54:30
リサ「…………ば」
レヴァ「ば?」
リサ「レーヴァのバカぁぁぁぁぁ!!裏切り者!このイジメっ子めぇぇぇ!!」
レヴァ「いきなり叫ばないでよ……」
リサ「いいもん!いいもん!当主様に私をイジメたことをチクってやるわ!あなたは明日みんなの前で当主様に正座させられてお説教される。これは確定事象よ!!今更制服寄越せなんて言っても遅いんだから!!」
レヴァ「言うわけないでしょ……」
リサ「ふん!もう知らないわ!!レーヴァなんて私がファンキル学園に入学して次の人気投票で一位になるところを黙って見てればいいのよ!」
レヴァ「私、初代一位なんだけど」
リサ「……と、当主様ぁぁぁぁぁ!!」
レヴァ「何でマスターに泣きつきにいくのよ……」
709
:
苦労人レヴァと大ピンチリサちーとまだ見ぬ姉キャラ
:2021/03/06(土) 22:55:18
レヴァ「疲れた……寝なおそ……」
レヴァ「……」
リサ『制服を着てファンキル学園に入学するの!』
レヴァ「……」
リサ『それで制服のスカートを摘まんで上げて当主様を誘惑して、そして…』
レヴァ(制服で誘惑かぁ……)
レヴァ「ちょっといいかも……」
710
:
苦労人レヴァと大ピンチリサちーとまだ見ぬ姉キャラ
:2021/03/06(土) 22:56:33
後日、アルマスとゴッド3人に自分が姉だと鬼気迫る雰囲気で詰め寄っているリサナウトに恐怖を覚えた4人がマスターとラグナロクにリサナウト討伐依頼をすることになる。
しばらくの間、何故か属性が氷になり有利を取れなくなったせいでラグナロクに盛大にボコボコにされたリサナウトがみんなの前で正座させられてマスターからお説教される姿がたびたび目撃されることになったのは別の話である。
レヴァがカリスとソロモンに制服を作ってほしいと頼んだところ二人からドヤ顔で学ランを渡されたのも別の話である。
ちなみにヘレナは後ろでイタズラが成功したときのように笑っていたせいでレヴァに睨み付けられていた。
〜Fin〜
711
:
名無しさん
:2021/03/06(土) 23:01:18
おお!!苦労人レヴァ!
712
:
苦労人レヴァと大ピンチリサちーとまだ見ぬ姉キャラ
:2021/03/06(土) 23:55:12
>>704
×アルマスにとっての私達にとってもお姉様ということになりますね。
◯アルマスにとってのお姉さんならば私達にとってもお姉様ということになりますね。
脱字あったし…すまぬ
713
:
名無しさん
:2021/03/08(月) 08:30:53
やっぱ面白いな
714
:
名無しさん
:2021/03/09(火) 21:36:33
今日はルーンの誕生日!ルーンはマスターにプレゼントで貰った洋服を見て、初めは気乗りしませんでしたが、デートでマスターの目がいつもより輝いて見えたのが嬉しかったのか、また着てやってもいいとデレルーン。デートをするときはちょっとだけ女の子らしい格好を今度からしてみるかと、赤いワインを飲みながら思うのでした。
https://i.imgur.com/DnwmGDb.png
715
:
名無しさん
:2021/03/12(金) 11:32:08
今更だけどletsファンキル学園おもしろかったよ
よきものをありがとう
716
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:05:50
教えてリサナウトせんせー!軍団戦版
今回の軍団戦についての攻略を元にしたSSです。
軍団戦をプレイする皆様の一助になればと思います。
ステージのエネミー情報等、ネタバレがありますがそれでも良ければ見て頂けると嬉しいです。
717
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:09:05
○軍団戦、始動
リサナウト「レーヴァ、大変よ!ファンキルに新しいエンドコンテンツが追加されたわ!」
リサが私の部屋に押し入り、騒ぎ出した。
つい先程まで二度寝を堪能していたのに、その騒々しさで起こされてしまった。
レーヴァ「……そう。それよりまだ朝だから寝かせて欲しいんだけど…」
リサナウト「あら、私としてはぐーたらなレーヴァを起こしてあげたお礼を受けてあげてもいいくらいなのに」
私を起こした本人は、悪びれることなく毛布を取り上げてきた。
レーヴァ「……リサ、返して」
リサナウト「早起きは三文の徳、という言葉があるわ」
レーヴァ「早起きをしても三文しか得がないって意味でしょ…」
本当はまだ寝たかったけど、リサは強引な所がある上、口論している内に段々と意識が冴えてきたので話を聞く事にした。
レーヴァ「はぁ…、おっけ。それで今日は何しに来たの?」
リサナウト「やっとその気になったわね!軍団戦をどっちが先にクリアするか勝負よ!」
リサは指をこちらにビシッと指して、不敵に微笑んだ。
レーヴァ「いいけど、軍団戦ってそもそも何…?」
リサナウト「ふふっ、軍団戦っていうのはね…、カクカクシカジカよ!(下記参照)」
○新コンテンツ 軍団戦
・複数あるステージを、決まった数のユニットをあらかじめ選別して挑むクエスト。
・一度使ったキャラは、それ以後のステージで使用不可
・キャラを選び直したり、ステージの最初からやり直せる「リセット」機能有り。軍団戦開催期間内ならいつでも可能。
レーヴァ「リサ、軍団戦って途中からやり直せないの?」
リサナウト「そんな機能、私には必要ないわ。時を巻き戻せるもの」
レーヴァ「…………やり直せないってことね」
面倒事の匂いに、私は深く溜息をついた。
718
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:11:34
○暴走ゲバイムシュリフト 1-1 斥候部隊
リサナウト「さあ、勝負開始よ!まずはキャラの選抜ね。今回は6ステージで60キャラで光・風属性がオススメだから、その辺りを考えないといけないわ」
レーヴァ「風と光かあ…。ヘレナとソロモンを頼ることになるとして…、60キャラも用意出来ないんだけど…」
リサナウト「ふふっ、抜かったわねレーヴァ!私はこの日に備えて銃ティルを10人用意したわ!」
レーヴァ「……それ、イノセント足りるの?」
リサナウト「愚問ね。私の力に掛かれば15STEPで150人のティルフィングを引くことなんてお茶の子さいさいよ!」※時間操作があっても、実際はできません。
レーヴァ「……リサ」
なりふり構わないリサを思わず憐れんだ。
リサナウト「ど、どうしてそんな視線を向けるのかしら?早く勝負よ!勝負!」
レーヴァ「はいはい…」
リサにせがまれるままに、私達の闘い(?)の火蓋は切って落とされた。
レーヴァ「編成はどうしたらいいんだろ…。……。ねぇ、リサ」
リサナウト「ん、どうしたの?真剣勝負の最中に話しかけるなんて随分余裕ね」
レーヴァ「エネミー情報とステージ情報、見れないんだけど…」
リサナウト「仕様よ!」※一度でも挑戦したステージはリセットするまでの間だけ見れる様になります。
レーヴァ「……まぁ、撤退すればいいか」
リサナウト「撤退したキャラは「リセット」するまで使用不可になるわ!」
レーヴァ「…………」
やり直すのは面倒くさいので、リサ(通常★4)を一人で編成して出撃させた。
敵のステータスを確認した後、速やかに撤退。
特に難しそうでも無かったし手持ちが少ないので、カリスをメインにした雷属性のパーティでクリアした。
既に嫌な予感はしていたけど、私もリサもこの後理不尽に直面することになる。
719
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:14:47
○暴走ゲバイムシュリフト 2-1.2.3 その1
レーヴァ「システム面はともかく、初めのステージの難易度はそうでもないわね…」
リサナウト「あら、まだ初めのステージをクリアしたばかりなの?残念だけど、私の一歩リードね!」
レーヴァ「……あんまりのんびりもしてられないか。次は、……」
ステージは3つ開放されていた。
2-1 左翼部隊
2-2 中央部隊
2-3 右翼部隊
レーヴァ「例によってエネミー情報は見れない、か…」
リサナウト「あああああああっ!?」
どれから攻略するかなやんでいると、隣でリサが悲痛な声をあげた。
本気でヘコんでいるリサがあまりにもいたたまれなかった。
レーヴァ「リサ、何があったの?」
リサナウト「私の光銃パーティが…」
リサのスマホを覗くと、ステージは2-3右翼部隊。
エネミー情報を見て、リサが項垂れた理由を悟った。
https://imgur.com/lNpuASW
720
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:16:05
リサナウト「魔法封殺って、…何でよ!?」
レーヴァ(銃・杖のダメージ100%カットって…、エグい…)
レーヴァ「まぁ、この先物理封殺があるかもしれないし、取り敢えず物理キャラでクリアしたら?」
リサナウト「……ないの」
レーヴァ「?」
リサナウト「物理キャラ、育ててないの…」
レーヴァ「……下見って大切ね」
そんなリサに少しだけ同情しつつ、私は「2-2中央部隊」を選択し、リサ(Xmas★4)を一人で編成して出撃させた。
721
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:19:38
○暴走ゲバイムシュリフト 2-1.2.3 その2
リサナウト「よし、やったわ!クリアしたわよ、レーヴァ!」
私が2-2と2-3をクリアし終えた頃に、リサが嬉しそうに報告してきた。
レーヴァ「リセットした?」
リサナウト「ふふん、私の力に掛かれば小細工なんて必要ないの。銃ティルの戦闘後の追加ダメージ(50)で全員倒したわ!」
レーヴァ「……敵の体力、8000位なかった?何回やったの…」
リサナウト「……一匹あたり160回」
目を伏せて報告するリサが心底可哀相だった。
リサナウト「でっ、でも!銃ティルを二人積んでたから半分位の時間で終わったわ!」
レーヴァ「ボスの体力は?」
リサナウト「30000」
レーヴァ「…………」
リサナウト「し、心配ないわ!雑魚を殺してから時を速めてオート放置したから!むしろ一瞬だったわ!」
必死に虚勢を張るリサの為にも速く勝負を終わらせようと心に誓い、私は「2-1左翼部隊」を選択し、リサ(海上★4)を一人で編成して出撃させた。
リサナウト「次は2-1ね。同じ轍は踏まないわ!光物理パで鏖殺よ!」
レーヴァ(「魔法封殺」がトラウマになってる…)
ちなみに「2-1左翼部隊」ステージのエネミーの大半が「迅雷の障壁(風属性以外からのダメージ0)」持ちであることを、この時のリサは知る由も無い。
https://imgur.com/r28Jkyk
https://imgur.com/099WRu8
722
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:25:50
○暴走ゲバイムシュリフト 3-1 本隊
レーヴァ(あと2ステージか…。手持ちのリサ(ユニットの方)はもういないし、どうしようかな…)
残り2ステージまで迫った私は、エネミー情報の下見を誰にするかで悩んでいた。
ヘレナ(風)やソロモン(光)は有利属性なので元より、カリス(雷)を独りで戦場に放り出すのは忍びないので、仕方なく自分(闇)を単騎で出撃させた。
ちなみにリサは学習したのか、攻略に行き詰まったら出撃前に編成を巻き戻してリトライする様になった。が。
リサナウト「うっ…ぅ…」
リサは涙目で時を操作しながら、懸命に端末と戦っていた。
レーヴァ「リサ、大丈夫…?」
リサナウト「2-1、2-2、2-3…。何で3ステージ全部、エネミーが「魔法封殺」持ちなのよ!?」
レーヴァ「…………そうね」
レーヴァ(3-1も全員「魔法封殺」持ちなんて、言い辛い……)※最終ステージまで全員「魔法封殺☆」持ちです。
この不毛な勝負をいち早く終わらせる為にも、気持ちを切り替える。
レーヴァ(このステージは「迅雷の障壁」持ちと「冥闇の障壁持ち」がそれぞれいる…。光パで闇エネミーを掃討した後で、風パを出すか…)
とは言いつつ手持ちは限られているので、他属性の「ニンジャ」持ちや「サルビア」持ちを妨害役として採用した混成パーティで挑んだ。
レーヴァ「最終ステージ手前、流石に結構難しい、か…」
時間をかけながらも、何とかボスである「カオスリーパー」を残して敵を排除した。
レーヴァ「何気に「脆剣の障壁(剣ユニット以外からのダメージ0)」持ちね…」
しかも「迅雷の障壁」との掛け合わせなので、風・剣ユニットしかダメージが通らない。
レーヴァ(アロンダイトの覚醒キャラ、持ってて良かった…)
最終ステージのボスは十中八九アロンダイト・暴走と予想できる。
アロンダイト・暴走の属性は風、弱点属性は炎なので、風・剣ユニットをここで使っても問題無い筈。
そんな事を考えていたが…、
レーヴァ「…ん?」
https://imgur.com/Gy8MX7a
※神器と共にアニバーサリーリンクを持たせていたので、スクショのタイミングで装飾品の方が表示されていますが、キチンと神器を持たせています。
723
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:28:38
レーヴァ「………………」
https://imgur.com/uWDy7wE
724
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:30:54
アロンダイトの攻撃力 だいたい600
カオスリーパーの防御力 1000 OVER
レーヴァ「……リセットしよ」
結局、その日の内に私とリサの勝負はつかなかった。
725
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:34:50
○暴走ゲバイムシュリフト 4-1 終結の地
レーヴァ「これで、やっと……!」
リセット後、再びカオスリーパーに挑み、擬装ミネルヴァ(2体)で物功を4倍にしたありったけの風・剣ユニット達でカオスリーパーを葬った。
リサナウト「や、やった!流石私のライバルね!」
レーヴァ「えぇ、これで…。あと少しでやり遂げられる…!」
数々の理不尽に苦しめられてきたリサと私は勝負という垣根を超え、最後の決戦に臨む。
レーヴァ「残るユニット数は19…。風、光属性が8ずつ。そして、☆4ミネルヴァが3体…」
最終ステージのエネミー情報の下見を前に、胸騒ぎがした。
とてつもなく、嫌な予感。
レーヴァ(もしも。もしも、また「障壁」スキル持ちが現れたら…)
リサナウト「大丈夫よ、レーヴァ」
言いようの無い不安に震える私の手を、リサがギュッと包んでくれた。
リサナウト「この時の為に、光と風、それぞれに物理・魔弾キャラを残したでしょ?レーヴァと私のコンビに不可能なんて文字は無い。数十分後、私達は勝利の栄光をこの手にするわ」
カオスリーパーとの戦闘で頼りだった風・剣キャラはもういないが、私達はまだ19人もの仲間がいる。
自信に満ちたリサの表情は心強くて、何より握られた手から伝わる温もりが不安を攫っていった。
リサナウト「ーーーこれは予言ではない。確定事象の報告に過ぎないの」
だから、もう大丈夫。
私もリサとなら、どんな障害も乗り越えていけると信じているから…!
レーヴァ「……リサ、ありがと」
リサナウト「さぁレーヴァ、行くわよ!」
リサナウトの発破に頷き、そうして最後のステージへと自身(闇)を単騎で出撃させた。
リサナウト「雑魚のスキルは!?」
レーヴァ「……!迅雷の障壁だけ!いける…!」
726
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:36:45
アロンダイト・暴走 ステータス↓
https://imgur.com/XG7BFE2
727
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:38:46
アロンダイト・暴走
「脆剣の障壁(剣ユニット以外からのダメージ0)」
「迅雷の障壁(風ユニット以外からのダメージ0)」
風・剣ユニット以外からのダメージ0。
レーヴァ・リサナウト「……………」
大きく息を吸い、二人で仲良く天を仰ぐ。
レーヴァ・リサナウト「リセットしよ…」
エネミー情報は最初から見れる様にして欲しいと、私達は強く願った。
728
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:42:31
○闘いの後
ヘレナ「おーい、レーヴァ。もう朝だぞ……、とリサナウトも一緒だったか」
カリス「朝御飯できたよー!リサちーも一緒に食べよ!」
リサナウト「ありがとうカリス。ご相伴に預かるわ」
ソロモン「それよりもまずは朝の体操を…」
ヘレナ達が一斉に私の部屋に押しかけてきたので、端末から顔を上げる。
すると、3人の物珍しげな物を見る視線が私に向けられていた。
より正確には、私の手元にあった端末の画面へと。
カリス「あれ!レーヴァが育成厳選してる!?」
ヘレナ「……レーヴァは基本ログイン勢じゃなかったか?時々やっててもリリボンがめちゃくちゃ余ってた様な…」
ソロモン「大丈夫?体調が悪いのなら遠慮なくハッキリと言って」
レーヴァ「いや、そういうのじゃないから…。ただ、軍団戦をクリアして以来、少し頑張ろうかなって思っただけ」
からかわれると思い、視線を逸らしてぶっきらぼうに言ってしまう。
でも、3人の反応は私が想像していた様なリアクションではなく。
カリス「えぇ〜!?レーヴァすごい!軍団戦クリアしてたの!?」
ソロモン「えぇ、それでこそ私達のリー」リサナウト「それでこれ私のライバルね!」…被せないで!」
ヘレナ「ヘレナは3-1で詰まってるんだが、誰か親切な人はいないのかなぁ…。…くふっ」
皆が私を暖かく迎えてくれたことに口元が緩んだ。
レーヴァ「………はぁ。おっけ、皆の手持ち見せて」
仕様がどうだと言っても、皆でするファンキルはやっぱり楽しい。
多分、この先も色々な新コンテンツを実装して、その度により良くしていくのだろう。
だから、これからも続けていこう。
ヘレナ「おっ。レーヴァはヘレナ(バレンタイン)を厳選してたのか。☆がたくさん付いてて嬉しい限りだ」
リサナウト「私はもうすぐ学園キャラが実装されるから、その時は全☆をつけてね」
カリス「ねぇ、レーヴァ!私も最近新ユニット出たの!」
レーヴァ「はいはい、分かったから…」
皆にもみくちゃにされながら、その日は皆で一日中ファンキルを楽しんだ。
fin
729
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:44:22
おまけ その後の一幕
レーヴァ「そういえばカリスに新ユニット実装ってことは、ヘレナ達も…」
ヘレナ・ソロモン「…………」
リサナウト「あら、皆どうしたの?」
レーヴァ「……ヘレナ?」
ヘレナ「あ、あぁ…。ヘレナはもうすぐ出ることに決まったよ。ソロモンとレーヴァはまだわからないが…」
ソロモン「そ、そうね!まだ全員実装が決まった訳じゃないかr」カリス「ヘレナの後はソロモンとグラ姉が実装される予定だよ!」カリス!!」
レーヴァ「グラ姉…?誰、その女…」
リサナウト「えいっ!」
一悶着になる前にリサナウトが時を巻き戻しました。
おしまい
730
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 18:59:06
ステージごとの攻略情報まとめ
1-1 特定ユニットから以外のダメージを0にするスキル無し。
風・光キャラの手持ちが少ない人は、ここで他属性パーティを使うといいかも。
ちなみにここ以外のステージは敵エネミーが全員「魔法封殺」持ちなので、銃・杖のアタッカーは今回活躍が難しいです。
2-1 風属性ユニット以外からのダメージ0の敵が大半を占める。
風属性の物功パでの攻略がオススメです。
2-2 ボスキャラのみ風属性ユニット以外からのダメージを0にするスキルを持ってます。
風・光キャラの手持ちの少ない人は他属性の物功パで雑魚を殲滅してから、風属性ユニットを(可能なら)単騎でボスを落とすのがオススメです。
2-3 光属性ユニット以外からのダメージを0にする敵が大半を占めるが、ボスのみ風属性ユニット以外からのダメージを0にするスキルを持ってます。
光物功パでボス以外を殲滅してから、風属性ユニットを(可能なら)単騎でボスを落とすのがオススメです。
731
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 19:01:42
3-1 一番鬼門となるステージ。
風属性ユニット以外からのダメージを0、光属性ユニット以外からのダメージを0にする敵がそれぞれいます。
また、ボスのカオスリーパーは風・剣ユニットしかダメージが通らない上にステータスがめちゃくちゃ高いです。
ボスを処理するのは大変なので、まずは光物功パでマップ右側にいる闇属性の敵を殲滅。その後、再出撃で風物功パで責めるのがオススメです。
草薙剣が射程外反撃・回避下限持ちで風・剣ユニットなので、1ターン目に単騎で突撃させると厄介な雷・弓の敵を殆ど倒し、なおかつカオスリーパー戦でも役に立ちます。
カオスリーパーは物防が1000ととても高いので、物防を下げるか風・剣アタッカーの物功の補助が必須になるかと…。
自分はクシナダリーダーの擬装ミネルヴァ2体で物功を4倍にしてゴリ押しました。ハッキリ言って運が良かったです。アロンダイト・暴走を持っている方は彼女のコマンドスキルによるデバフを掛ければ簡単に倒せると思います。
それとカオスリーパーのステータスはスキルで上げられたものなので、(自分では試せていませんが)テュルソス神器のパラメータ反転が効くかもしれません。違ったらごめんなさい。
732
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 19:07:04
どこにNGワードが掛かっているか分からないので、一つずつ投稿します。
①マップの右側にいる闇属性の敵を光ユニットで殲滅↓
https://imgur.com/qgzXjs0
733
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 19:07:38
②残りの雷属性の敵を風ユニットで殲滅↓
https://imgur.com/eRpUtPQ
草薙を突撃させると大分楽に
https://imgur.com/mP05weC
1ターン後
https://imgur.com/yUmkcGo
734
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 19:08:11
③風剣ユニットでカオスリーパーを倒す。最難所。
カオスリーパーの射程が1なので、デコイ持ちのユニットを囲む配置にすると
カオスリーパーからは攻撃してきません。
https://imgur.com/sq1tPXB
735
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 19:08:43
4-1 風属性ユニット以外からのダメージを0、なおかつボスであるアロンダイト・暴走のみ剣ユニット以外からのダメージを0にしてきます。
敵が弓3体、ボス1人、残りは全員斧となっている縦長のステージです。
雑魚が斧・弓キャラだけなので、ムラマサ・大罪(斧・弓確定射程外反撃)をお迎えしている人には大分楽なステージになります。cc3までしていれば、回避下限60%と反撃時物功150%アップのバフもつくのでかなりオススメです。
ムラマサちゃんをお迎えしてない方も、敵が全員「回避不可付与」を持ってないので、CC2バーサーカーキャラやシタ覚醒(DSが与えたダメージに応じて回復有り)を使えば割と楽だと思います。
ボスであるアロンダイト・暴走はカオちゃん程ではありませんがステータスの高いキャラです。頑張って下さい。
736
:
名無しさん
:2021/03/13(土) 19:15:05
え、すごいななんか
737
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 19:15:25
軍団戦は基本的に覚醒キャラがいれば、カオスリーパーとアロンダイト・暴走以外に対して大分楽に攻略できるようになると思います。
長々と失礼しました。
軍団戦は今まで使ってこなかったキャラや、育ててなかったキャラを育成するいいキッカケになりました。
これを機に色んなキャラを愛でて貰えたら嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
738
:
名無しさん
:2021/03/13(土) 19:24:58
何でこのスレに書いたのかは謎だけど乙&ありがとう
参考にさせてもらいます
739
:
荒ぶる異族
:2021/03/13(土) 19:26:40
追記:もしカオスリーパーにテュルソス神器のパラメータ反転を試して成功した方がおられたら、教えて頂けると嬉しいです。
740
:
名無しさん
:2021/03/13(土) 19:41:27
これはもっと広まるべき
741
:
名無しさん
:2021/03/13(土) 19:56:49
ファンキル愛が伝わるわ・・・
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