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ソウルファッカーズ2のようです DISC2
41
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:10:13 ID:uPhFbEhM0
( ゚十゚)「おや・・・おやおやおや?生まれつきですか?その魔法力は?」
(´<_`)「そうだが。これから殺すお前に関係があるのか?」
(; ゚十゚)「その身も凍えるような凍気、闘気、殺気・・・
だいぶ昔に見た事があるぞ・・・
ひょっとして貴方、純粋な人間ではないのでは?
魔王クラスの悪魔が親類にいたりしませんか?」
(´<_`)「命乞いか?おれに親はいない。というか知らん。」
( ゚十゚)「そんなはずはない・・・貴方こそ忘れられし魔王の御子…………
どうです。ここは互いの為に、身を引いてくださいませんか?」
https://pbs.twimg.com/media/GBZISShaUAAth0q.jpg
(´<_`)「いいだろう。まずそいつを放せ。」
( )「あわわあわ・・・ありがとー!」
>虚人は突き飛ばされて解放された。
( ゚十゚)「賢明な判断です。
貴方にはきっと幸運が訪れるでしょう。
我が魔王、私は堕天使エリゴール。今後ともよろしくお願いしますね。」
https://pbs.twimg.com/media/GB6M1pmaMAAyyfN.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GB6M2n4aAAAiAPj.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GBZH7iqbAAAMdY3.jpg
>仲魔になった
(´<_`;)「おい!?一人で勝手に納得しないでほしいのだが・・・
まぁいい。おれが連れているこいつらは、悪魔には対抗できない。
虚人は虚人同士で決着をつけてもらうとして、悪魔掃討に協力してもらおう。」
( ゚十゚)「我が魔王の命とあらば、喜んで。
しかし貴方ほどの御方がこんな人間モドキと・・・お父上が知ったら悲しみますぞ。」
「なに!?きさま裏切るのか!!」
( ゚十゚)つ→ 「私はお前らと手を組んだつもりはない!!君主を得た以上、お前らは敵だ!!」
手にしているパイク、魔法、馬の突撃で次々と周囲の悪魔を殺していった。
42
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:10:34 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「ふん。苛烈にやるもんだ。仲間だったんじゃないのか。」
( ゚十゚)「いえ、急にこんな場所に呼び出されたあげく、芳醇なマグネタイトがそこら中にありました。
その為に一緒に行動していただけです。
種族やスタンスが違えば悪魔などこんなものです。」
( )刀 「おお!悪魔を引き込んでしまうとは・・・!素晴らしき哉、人間様!
これが、ウマですか・・・」
( ゚十゚)「人間モドキが触るな。不愉快だ。」 ギロッ
( )刀 「ヒッ!!」
(´<_`)「エリゴール。頼むから面倒を起こさないでくれ。こいつらは今大事な戦争をしているんだ。
せめて士気を下げないでやってくれ。」
( ゚十゚)「御意。おい人間モドキ。私がカムイ様の僕だからといって、お前らの味方だと思うな!
命令次第でお前らを皆殺・・・」
(´<_`#)「シャラアップ!!!!!!」
(; ゚十゚)「・・・失礼しました。だが私の愛馬に触らぬよう言ってもらえますか。凶暴なので。」
(´<_`)「だそうだ。あまり馬を刺激しないように。暴れだしてもおれは保証できない。」
ふと、乗馬クラブに行った時に対面した馬の目が予想外に大きくて少し怖かったのを思い出す。
その瞳が、ペンか爪でも刺せば簡単に潰れてしまいそうなくらい脆そうだというのも怖かった。
─
( )刀 「囚われた穏健派の仲間は全員助けたな!
皆、本陣に行くぞ!!!!
最後の決着をつけるのだ!!!!」
( ) ( )( )( )( )( )「おおおおおおおおー!!!!」
( ゚十゚)「この程度の戦いでここまで死ぬとは・・・脆弱すぎる。
何と戦っているか知りませんが、生き残れるのでしょうかね?」
(´<_`)「知らん。おれもおれでここから出る為に成り行きで力を貸しているだけだ。
あいつらが自由の身になれば、結果はどうあれどうでもいい。」
( ゚十゚)「・・・
酔狂ですね。あなた一人と私でも出ようと思えば強行突破できるでしょうに。」
43
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:11:16 ID:uPhFbEhM0
「嵐の悪魔だー!!!!ぎゃあああああ!!!!!」
先発隊の断末魔が聞こえる。
(´<_`)「アシヒラ!急ぐぞ!!」
つと
エリゴールと2ケツになって先行する。
刀( )つ 「あ!待ってくださいお館様!!!!!
・・・ん?お館様?」
https://www.youtube.com/watch?v=bNubxP2AQzw
>三人の先発隊の死体と悪魔がいる。
パ`W´)つ 「のこるは貴様だけか。ジワジワと嬲ってマグネタイトを搾り取ってから殺してやるぞ!」
パ`W´)つ Σつ(´<_`)
と
咄嗟に馬から降り、肘パッドで衝撃魔法を受ける。
パ`W´)「む!貴様・・・カムイか!!
おのれよくも我をずっと閉じ込めておいたな!!」
(´<_`)「おはよう。いや、こんばんはか?
精霊でなくなったのか。」
パ`W´)ニア 「ふはは!!!隙を突いて逃げ出し、ここのヒトモドキどもからマグネタイトを吸っておったのよ!!
もはや貴様など敵ではないわ!!!!」
( ゚十゚)「なんですか、この馴れ馴れしい奴は。ただの邪神パズスですよね?」
(´<_`)「仲魔だ。」
パ`W´)「仲魔だった、だ!さあラマシュトゥに会わせろ!!
我とともに自由を謳歌してマグネタイトの酒池肉林だ!!!!!!」
(´<_`)「残念ながら召喚者は遠い所にいるよ。おれが出張でね。」
パ`W´)「むぬぬ・・・貴様とあの小娘からの離反計画が台無しではないか。
許さん・・・
貴様を引き裂いて小娘ともじっくり探すとしよう。」
44
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:11:41 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「ああ。要するに。
スタメンとして召喚されず、夫婦の時間も与えてもらってないから反乱か。
実にガキ臭いな。シュメールの嵐神ともあろうものが。」
( )「あ・・・あの・・・お知り合いで・・・?」
(´<_`)「ああ、虚人では束になっても勝てんだろうよ。
アシヒラの加勢に行ってやれ。」
==( )「ひゃ、ひゃいっ!」
ハ#`W´)つ( )「逃がすか!」 「ひぃぃ!」
「悪魔様おやめください私は」
パ`W´) ガツガツ
つ( )と
鋭い牙で、別の虚人を食い始めた。
(´<_`)「一応味方だったんじゃないのか。」
パ`W´)「ふん。一応言語は通じるようだがな。
サマナーの術も持たぬこいつらと交渉の余地などない。
絞りつくすのみよ。」
ゴミをゴミ箱に捨てるように、食い尽くされた残骸を投げ捨てる。
と(´<_`)「じゃあ、サマナーのおれが勝ったら言う事聞けよ。」
と
パ`W´)「考えてやろう。もっとも、力が戻った我が貴様如き半端に負けることなど・・・
万が一にもあり得ぬがな!
ザンダイッ!」
https://pbs.twimg.com/media/GB6e18NagAA8GTh.png
─
(>=へ=<)「おお、異端がまた一人。」
45
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:12:32 ID:uPhFbEhM0
川 )「異端者は皆殺しだ!!」
https://pbs.twimg.com/media/GB6e3uvaAAAMwCU.jpg
( )刀 「ふん、私に言わせれば異端者はきさまらだ!
やたがらすの人間さんに選んでもらえるのを待てばよかろうに!!
なぜ同じ虚人を殺してまで急くか!?」
川 ) 「もう時代が変わったのだよ!これからは悪魔様に従いエデンを我らが統治すべきだ!!
人間が正しいのではない!我ら虚人こそ真人類!!!!!!!!」
(>=へ=<) 「ヤタガラス・・・ふむ、没落した葛葉の末裔がここの管理者でしたか。
本来天界が関わるべくでもないのですが、勝手にこんな地をエデンと名付けられるのは納得いきません。
我らが粛清いたそう。」
頬のこけた天使プリンシパリティは、錫杖を虚人の胸に突き刺す。
川 )「な・・・何故・・・」
(>=へ=<)つ♀「あなたがたの体には非常に強いマグネタイトが濃縮されている。
それを使い、この体制反発派を滅するのです。
もとより異端から生まれたあなた達を誰一つも残す気はないですしね。
おお・・・来るぞ来るぞ!!怨みの念とマグネタイトで悪魔が!!」
https://pbs.twimg.com/media/GB6fVIbboAANngb.png
( )刀 「あ・・・悪魔が四体も!!
死にたくない!お助けを!人間さま!!」
https://pbs.twimg.com/media/GB4sN1DbAAAIgHI.jpg
「ではあなたはヤクシニーを相手なさい。
その刀は飾りですか?
カムイ殿が来るまで、私が持ちこたえさせよう。」
('( ゚十゚)∩
と・ヽ〜ヽ 〈
( 、` ` "ー-ヽ_)--―_ー- 、 ≡=-
\丶`、 ^ _ - _ - _ l ≡=-
//`n _- - _,ヘ,ノ ≡=- パカラッ
. 〈/ //  ̄ ̄ ヽ\ パカラッ
〈/ \>
46
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:12:57 ID:uPhFbEhM0
パ`W´)つ 「マハザン・ダ」
と(´<_`)「ブフ」
[パ`W´)つ] カチン
パ`W´)「・・・」
ハ#`W´)「ティルトウェイ・・・」
つ と
と(´<_`)「ブフーラ」
ハ;`W´)「ぐわあああああああ!!!!!」
と
https://pbs.twimg.com/media/GB8XdLdbQAA3b_H.jpg
膠着戦の末、邪神は崩れ落ちた。
パ`W;::: .:.;: サラサラ..
https://pbs.twimg.com/media/GB8Xd_GbMAA4X7t.jpg
『Hangon-Ko』
香と(´<_`)「ここで消えられても困る。負け逃げはなしだぜ。
アッシュとラマシュトゥも悲しむ・・・」
パ`W´)「ぬぐう・・・何故・・・勝てぬのだ・・・氷結弱点とはいえ・・・」
(´<_`)「答えは簡単だ。
詠唱の短いザン使えばいいだろ。」
ハ#`W´)「あっ・・・
まことに人間は好かんな!その命刈り取ってやろうか!?」
https://pbs.twimg.com/media/GB8X_KaaoAAyPaJ.jpg
47
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:13:32 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「あいにく、ムールムールのグリフォンの背がいいんだが今召喚できなくてな。
現地調達のお前が飛んでいけ。」
パ`W´)「あいにく、今の戦いで相当ガタが来ている。
一度しか飛べ」
https://pbs.twimg.com/media/GB86ofXaEAAxLyC.png
(´<_`)「反魂香使ったじゃん。」
パ`W´)「・・・」
(´<_`)「反魂香使ったじゃん。」
と(´<_`)「早く飛べよ。エデンで氷漬けのまま放置してやろうか?」 コォォォォォォ…
ハ;`W´)「悪魔め・・・!」
(´<_`)「悪魔はお前だろ」 スタッ
─
https://www.youtube.com/watch?v=QfBPlwkfUhY
--+-とヤク*゚ー゚)シニー 「あら、そんなもの?虚人さんにしてはやるけど。」
https://pbs.twimg.com/media/DXO2nHAVwAA3RSh.jpg
鬼女 ヤクシニーの双剣捌きに身体がついていかない。
( )刀 「悪魔のくせに武道のなんたらをわかっている・・・!
細い刀二本とはいえ、これは・・・」
ヤク*゚ー゚)シニー 「あんた良かったね。そんな長いエモノ持って。屋内だったら死んでたよ?
こーゆーの、無用の長物って言うんだっけ?
アハッ!!!!人間ごっこが感染しちゃった!!」
並の虚人なら秒で切り刻まれている。
防戦一方とはいえ刀勝負でまだ息があるアシヒラは、間違いなく天賦の才があった。
人間に生まれていれば、間違いなく何かしらの頂点に立てたであろう。
ヤク*゚ー゚)シニー 「んじゃ切り刻んじゃおっか。一思いにさ。」
つ-l----
『Samidare-Slashes』
48
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:13:52 ID:uPhFbEhM0
==ヤク*゚ー゚)シニー
===つ-l----
悪魔が猛進してくる。決着をつけに。
( )刀 「・・・」
あきらめたように納刀し、葦の如く不動かつゆらゆらと身を揺らす。
( )刀 「朧一閃ッ!」
ヤク*゚д゚)シニー 「な・・・!?」
一気に刀を引き抜き、我武者羅にヤクシニーの胸部を狙う。
双剣が一本折れ、袈裟のようにそのまま肉体を切り裂く。
ヤク*゚ー゚)シニー 「最後に聞いておきたいんだけど、あんた一体何したの・・・」
( )刀 「ただ刀に集中して身を任せたまで。
武士道とは死に狂いである。死を厭わぬなら必殺の一撃をも狙えよう。
・・・やたがらすの人間さんに貸してもらった本というものにあった。」
ヤク*゚ー..:.;::.. 「バッカみたい!!破れかぶれの運ゲーにやられたってこと・・・?
つと でもあんたなら・・・強い剣士に・・・なれるかも・・・ね・・・。
虚人のくせに・・・やるじゃん・・・」
悪魔は剣を落とし、消えゆくさなかで拍手を送っていた。
( )刀 「お手合わせありがとうございました。」
( ゚十゚)ニア 「そこをどきたまえよ!!
面倒くさいから残りの悪魔を一掃する!!
マハ・ラギオン!!」
https://pbs.twimg.com/media/GB8Xezqb0AASlYZ.jpg
==( )刀 「わ・・・ァ・・・」
49
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:14:15 ID:uPhFbEhM0
( ゚十゚)「フム、アブラクサスを引き抜ければよかったのですが・・・
臭いマグばか,り食べすぎましたね、あれは。正気ではなかった。」
( )刀 「悪魔さん、私達はここから出られるのですか?」
( ゚十゚)「あなたの事なんか知りませんよ。でもあの大きな茂みの扉が出口なんでしょう?多分。
・・・何か来るぞ!!」
https://www.youtube.com/watch?v=EIyAJVCzXcs
弓(●骨●)
https://pbs.twimg.com/media/C8YonkZVwAElJBN.jpg
体中に目の大量についた目なし馬。
それに乗るは、王冠を被ったガイコツの御遣い。
((( )))刀 「茂美怖いでしょう・・・」
( ゚十゚)「まぁ諦めてください。あれは死神です。
おそらくこの箱庭の最終防衛機構として作られたまがいものですね。
とはいえ、今の私達ではとてもとても・・・」
『Maha-ZIONGA』
( ゚十゚)「離れていなさい。ヒトモドキが受けていいものではない。」
アシヒラを突き飛ばした。
( ゚十゚)「ぐおおおおおおおッ!私も電撃弱点なんですがねッ!
お返しだ!!」
『Maha-AGION』
>全く効いていない
( ゚十゚)「おお、我が命運尽きたるか・・・」
騎士がトドメと言わんばかりに弓をつがえる。
弓(●骨●)Σパ`W´)==(´<_`)「あらよっと」
50
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:14:55 ID:uPhFbEhM0
パズスをぶつけられて、白騎士はよろめいた。
パ`W´)「あいったぁ!貴様にはヒトの心というのがないのか!!」
(´<_`)「ねぇよ。少なくとも今のお前相手には。」
騎士が発動中のスキルが追突による暴発を起こす。
そこら中に白い光が落ちてくる。
と(´<_`)「鉄板の魔反鏡」
弓(●骨●)← 「ゴ・・・ア・・・」
光矢はすべて騎士に跳ね返り、全身がズタボロになる。
( ゚十゚)「カムイ殿、お気を付けを!奴には火炎が効きませんで」
と(´<_`)「ブフ」
弓{(●骨●)} カチン
(´<_`)「おい、お前もなんかやれ」
パ`W´)つ 「ザンダイン!・・・効いていなさそうだが?」
と(´<_`)「ブフーラ」
弓{{(●骨●)}} カキカキン
ハ;`W´)つ「もうやめて差し上げろ!」
邪神の拳であっさりと騎士は砕け、空飛ぶ馬も霧散した。
https://pbs.twimg.com/media/GB6fYV1boAA9K0Y.jpg
『EDEN ブロック解除。緊急事態。』
(´<_`)「お、なんか鳴ったな」
( ゚十゚)「やはりあれは本物ではなく防衛システムだったようですね。ささ、早く出ましょう。」
つー(>=д=<)→ ギャアー
─
( )刀「や・・・やった!やったぞ!!
ついに神の軍勢を退けたぞ!!」
https://pbs.twimg.com/media/GB4sPGDbcAApSPZ.jpg
51
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:15:23 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「浮かない顔だな。表情がわからないが気分でわかる。」
( ゚十゚)「我が主ながら、空気読めないんですかこの人?」
パ`W´)「そういう奴なのだ。・・・お前は?」
( ゚十゚)つ「このエデンでカムイ殿のお仲魔になったエリゴールと申します。こんごとも名刺どうぞ。」
パ`W´)つ「ああ、これはどうも。サマナーより悪魔の方がマトモってどうよ・・・」
( )刀 「は、はは・・・。
悪魔に唆されての仲間割れ、生き残った虚人は二人だけ。
これでは人間になるという夢も少しどうでもよくなってしまいますな・・・。」
https://pbs.twimg.com/media/GB6e5g8acAAo_vr.jpg
─
( )刀 「では人間さま、この礼はかならずお外でお返ししたく思います。」
(´<_`)「ああ、じゃあな・・・」
>アシヒラは生き残りを連れて門をくぐった
『ねぇあなた、ここ出るの?』
(´<_`)「亡霊か?エデンはなんでもありなんだな。」
『肉体がなくなった今こそ、心が芽生えたわ。
その門をくぐれば、エデンの外に出られる。仲間にも会えるわ。』
(´<_`)「・・・テレパス?エンバス?」
『だってあなたたち、お互いを信じてるでしょう?
外・・・出たかったな・・・。』
>残留思念は黙った
>門をくぐった
─
ヽ(`Д´1)ノ「誰だッ!」
(´<_`)「おれだ」
( ゚十゚)「どうも」 パ`W´)「また人間か」
52
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:15:59 ID:uPhFbEhM0
( ;;)「ガムイざぁん!!」
つつ
==(´<_`)「待て。ここはどこだ。井戸か?」 スカッ
ヽ(`Д´1)ノ「ナナシのやつ、結構奮闘してたんですぜ。邪見にしてやんなって。」
ヽ(`Д´2)ノ「じゃあ、順序だてて話しましょう。
カムイさんが井戸に滑って落ちちまった後、俺らも後追って落ちたんすよ。でも・・・」
ヽ(#`Д´1)ノ「井戸なんかじゃなくてただの落とし穴だったんだ!!
おかげでケツがいたかったぜぇ!!」
ヽ(`Д´2)ノ「・・・こほん。
んで、少しだけキャンプ(休憩)して、カムイさんがいないからって先進まんのは失礼かと思って。
バルバトスにナビしてもらって進んできたんす。
ここは研究棟の奥。情報通りなら、造魔があるはずなんですが・・・」
ヽ(`Д´1)ノ「ナナシの奴が急にビビくり出しちまって!!」
(;``)「だ、だってこの先はヤバい予感がするんだ・・・。
カムイさんが戻るまで絶対待った方がいいって!」
(´<_`)「ここに飛ばされてきたのはナナシの『信じる』のおかげか。
ありがとうな。」
ヽ(`Д´2)ノ「どういうことです?」
─
ヽ(`Д´1)ノ「なに!?マジでエデンがあったんスか!?」
(;``)「でも、そのサムライみたいな人は見てないなあ・・・。」
(´<_`)「門を出た時点で、そいつが念じた場所に行くのかもしれん。
行き先がファントム社じゃなくてよかったぜ。
ヤバい気配が確かにこの先からビンビンしやがる。」
ヽ(`Д´1)ノ「カムイさんも臆病風っすか?」
(´<_`)「フ・・・生きて帰るからこその警戒だ。」
(´・髭・`)「旦那ァ、この先のやつとは俺あんまり戦いたく・・・」
>宝玉を渡した
(*´・髭・`)「物欲を利用しようというのですか・・・。わァ!取り上げないで!やるやる!やりますぅ!」
53
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:16:22 ID:uPhFbEhM0
>造魔安置室
ガラッ と(´<_`)「お邪魔します」
https://www.youtube.com/watch?v=1d3QlB_CdK8
蛙川'ー`ネコ 「我が名は魔王バエル!!
ソロモン72柱が1柱にして、序列ナンバーワン!だァ!
このオレが相手とは、お前らついてないな。
そう思うだろ?ああ?」
https://pbs.twimg.com/media/GB86pRnbgAA_NLe.png
(;´・髭・`)「うわでた」
(パ∀イ)「でたわね。」
(´<_`;)「嫌われているのか・・・?」
(□十□)「ふむ、奴は以前はカナアンの主神バアル。
ゆえに驕り昂ぶり、他の柱からの嫌われ者です。
しかしその実力は確か。勝手に出てきて申し訳ないが。
総力戦で参りましょう。」
蛙川'ー`ネコ 「序列1位のクビを狙う気かあ!?
陰キャども・・・ぶっ殺してやるからよお!!
・・・っといけね。お客様をもてなす感じで殺さねえとな。
せっかくのブツも使ってやるか。」
悪魔は何かを放り投げた。
https://pbs.twimg.com/media/GB869YJbQAAxFAj.png
(´<_`)「ドリー・カドモン?」
蛙川'ー`ネコつ 「よく知ってるな。
ここのアホどもが作ったパチモンだがな、実力はてめえらぶち殺す程度にはあるぜ。
しかし舞弓もバカだよなあ。もっと丁重にオレを扱ってくれりゃあ、
もっと効率よく本物を作れる術くらい伝授してやったのによぉ!!」
紫の人形が人の形を成していく。
https://pbs.twimg.com/media/GB86-jia4AA00rT.jpg
ノパW゚)「ガアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/GB86_SEacAETbrY.png
蛙川'ー`ネコ 「殺る気マンマンみてえだな。
オレと同時に相手してやるから・・・
どこまで生きてられるか見せなッ!」
54
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:17:01 ID:uPhFbEhM0
https://www.youtube.com/watch?v=RvT-SCmxGiw&t=14s
魔王 バエルと 造魔 ??? が出た!
蛙川'ー`ネコつ 「こんなとこ来るのは舞弓の変態チンカス野郎くらいしか、いねえからよお!!
厳重警備なこんなとこに来た実力、見せてもらおうか!!」
『OFFENSE_MAGIC
Maha-ZANMA』
https://pbs.twimg.com/media/GB867QKbQAAP7Dd.png
(´・髭・`)つ「マハ・ザンマ!!」
衝撃波は相殺とならず、多くの者が吹き飛ぶ。
はずだった。
パ`W´)つ「フン!!」
『MAHA-Zandyne』
(´<_`)「お前、なんで」
パ`W´)「奴も元は嵐と雨の神であろう。
我とどちらが優れているか、証明してやろう!」
蛙川'ー`ネコ 「ああ、アッカド帝国時代のご近所さんじゃねえか。
仲良くやろうぜ?な?」
パ`W´)つ 「答えはこれだ!!」
爪による急襲。
そこを膝蹴りで一蹴される。
ハ;`W´)「グウウ・・・精霊のままだったならば即死だったろうな。
と 人モドキどもを食い荒らして来て正解だったわ!!」
蛙川'ー`ネコ 「ヤムとかいれば、いい同窓会なんだけどなー。
誰か持ってない?
ないよなッ!死ねや!!」
55
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:17:34 ID:uPhFbEhM0
『OFFENSE_EXTRA
Tempe-star』
可視できるほどの暴風雨を剣状にして持つ。
そして一振り。
あれは、まずいものだ。
と(´<_`;)
『MAGIC-MIRROR』
パーティに御馳走されるはずの、横薙ぎの一振りは全て術者に跳ね返る。
蛙川'ー`ネコつ-l---- 「んー嵐の雨が気持ちいいぜ!サンキューなッ!」
(´<_`;)「やはり吸収か・・・」
ヽ(;`Д´1)ノ「やはりってなんだよ!!カムイさんこんな時に実験しないでくれ!!」
ヽ(`Д´2)ノ「御託はいいから、後衛で悪魔を召喚しろ!!ありったけだ!!
ボスなんてぶっつけ本番だろ!!」
(;``)「これこれマシマシいやいやムドムド・・・」
ヽ(#`Д´1)ノ「頭おかしくなったか!?二郎の呪文唱えてんじゃ・・・」
(;``)つy=つ「これだ!頼んだ!」
『妖獣召喚』
https://pbs.twimg.com/media/ENIKyC-VAAEId0V.jpg
ヽ(;`Д´1)ノ「おお!妖獣だと!?フェンリル!?それともタイミングXさんイチオシのピアレイか・・・
それともカブラカンでダイナミックに押しつぶ・・・
え!?チャグリン!?
お前頭おかしくなったのか??」
(;``)「ふざけてないよ!僕の手持ちでは最適解だ。衝撃吸収だし。
それよりラームジェルグは格納した方がいい。あんな威力の衝撃を受けたら即死してしまうよ。
とりあえず僕たちは、足手まといにならないように頑張るしかない。
忠誠度は最大だから愚鈍でもラク・カジャが使えるよ。」
ラ▽へ▽ム「・・・」
ガキン
ノパ ゚)つとラ▽へ▽ム
56
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:17:57 ID:uPhFbEhM0
ラ▽へ▽ム「ね?戻していれば誰かの首が飛んでましたよ。」
そう言うや否や、うつろな目をした造魔の首筋に剣撃を飛ばす。
ノパw゚)
無言で受ける。
ラ▽へ▽ムつ-l----「ム・ム・ム・・・ゴムか何かですかこの感触は?」
と=yとヽ(`Д´2)ノ「来いベス!!」
『幻魔召喚』
https://pbs.twimg.com/media/FI83U32akAI0dtG.jpg
(・ノべレ・)「ほれっ!」
舌を出したお茶目な老人が、回し蹴りを浴びせる。
ノパW゚)つ(;・ノべレ・)「うおっ!!」
しかし寸前で足を掴まれ、いいように振り回される。
ラ▽へ▽ム 「しかたありませんね・・・魔術は得意ではないのですが・・・
マハ・ザン!」
Σノパ ゚)Σ 「画ッ!?」 (;・ノべレ・)『ABSORB』
ヽ(`Д´1)ノ「何やってんじゃジェルグ!!味方巻き添えにする奴があるかい!!」
ヽ(`Д´2)ノ「いや、あれでいい。ベスは衝撃吸収。
彼の魔法で造魔だけがダメージを受け、ベスは体力を回復できたって寸法だ。
お前の頭は悪魔並かよぉ!?」
(;``)「悪魔に失礼のような・・・」
ヽ(#`Д´1)「テメーら好き勝手いいやがって!!!
いいか!? 打ち上げの焼肉でお前らの皿に豆板醤とニンニクマシマシにしてやらあ!!」
ヽ(`Д´2)ノ「オンナに会えなくなるからやめてくれ」 (;``)「辛いのはお腹壊す・・・」
蛙川'ー`ネコ 「ははっ!!あっちはもっと楽しそうだぜ!?
お前らもオレを楽しませろ!」
57
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:18:28 ID:uPhFbEhM0
(´<_`;)「調子に乗ってくれるなよ!」
『BUFULA』
[蛙川'ー`ネコ] カチン WEAK!
(´<_`;)「効いた!?今だ!やつを・・・
打ち砕いてしまえぇぇぇーー!!」
数体の物理型悪魔が迫る。
[蛙川'ー`ネコ] 「確かに氷結には弱いがな・・・」
と蛙川'ー`ネコつ 「その程度でやられるほどヤワじゃねえんだよッ!」 バリィ
パ`W´)と 「む!」 『GUARD』
つ
咄嗟の防御でも、魔王の拳には後ずさるしかなかった。
『DARK-Spear』
(□十□)つ →
https://pbs.twimg.com/media/F6H7bA_boAAQh4t.png
==蛙川;'ー`ネコ 「む!」
間一髪!頬をかすった。
バエルの頬はジュウジュウと音を立て、後ろの壁にはヒビが入る。
蛙川'ー`ネコ 「序列54にしてはやるじゃねーか。
いや、戦闘力に関してはことさらお前はつええか・・・!
こりゃぶっ殺して安パイ取っておかねえとな・・・!ザンダ」
『Zandyne』
蛙川#'ー`ネコ 「きさま!」
パ`W´)つ 「我の相手をしろ!!!嵐の王よ!!」
58
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:18:59 ID:uPhFbEhM0
蛙川'ー`ネコつ-l---- 「上等だ!ストームルーラーァ!」
https://d2-megaten-l.sega.jp/d2-megaten-l/equip_sword/Medium/d2mode_ic_m_sword_baar.png
恵み、災害、死。
全てを内包した剣が召喚される。
( ゚十゚)「ラク・カジャ!!」
蛙川'ー`ネコつ-l---- 「そんな付け焼刃で何になる!死ねぇい序列15位!!」
(・牙・)つ 『ZIONGA-RENGEKI』
https://pbs.twimg.com/media/Fq8XJbdagAETZsN.jpg
禍々しい剣が電撃を吸収する。
蛙川'ー`ネコ 「なんの真似だ序列17、ボティス侯爵。
オレの魔剣は電撃も衝撃も吸っちまうのを忘れたのか?
あんたともあろうもんが・・・」
(・牙・)「総力戦、ト言ッタハズダ。
ソレゾレニ役割ガアル。 足止メニハナッタ。」
蛙川'ー`ネコ 「あんた程のもんが足止めねえ・・・やっぱサマナーの腕がいけねえのかな?
変更。その餓鬼から殺してお前ら解放してやる。」
と(´<_`)「来させるか!!」
== 蛙川'ー`ネコ == 「なんども弱点食らうってか!!」
つ と
>剣が少し凍った
(□十□)「高見の見物とでも、しゃれこもうか。」
つと
く蛙川'ー`ネコつ-l---- 「だははは、だとよ、ムルムル侯爵もてめえみたいなサマナーは嫌だとよ!
仲魔に見捨てられるとか哀れだな、死ねや!!!!!」
無慈悲な剣が振り下ろされる。
59
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:20:09 ID:uPhFbEhM0
『堕天使召喚』
川^ -゚セ「お呼びにあずかり、光栄です。」
蛙川'ー`ネコつ-l---- 「ハッ!!!序列70で衝撃弱点のカスじゃねえか!!
仲魔を盾に延命しようたあ、とことん腐ってやが・・・」
剣を身体で飲み込んだセエレにはキズ一つない。
むしろ。
力が上がっている気すらする。
パ`W´)「疾風の結界だ・・・長くはもたんぞ。」
つ と
(´<_`)「信じていた」
蛙川;'ー`ネコつ-l---- 「ちったあやるじゃねえの。」 ヌプッ
セエレから剣を引き抜いた。
蛙川;'ー`ネコ (なんかちょっとバテてきたような・・・MAG,切れにしては早すぎねえか?)
と
蛙川'ー`ネコつ-l---- 「まぁいいや!その結界ぶっ壊せばいいもんなぁー!?」
『Tempe-star』
>暴風がまた吹き起こる!
ラ*▽へ▽ム「むむ!何やら高揚感が!!
マグネタイトが体中を駆け巡って・・・!
ザンマッ!!」
ノパ ゚)と
反射的に腕で受けた。
バアルによってフィールドが風嵐に支配されているいま、衝撃の威力は上がる。
腕にかすりキズ程度はついたようだ。
60
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:20:33 ID:uPhFbEhM0
ラ▽へ▽ムつ-l---- )) 「トドメよ!からたけ割り!!」
「KARATAKE」
ノパ ゚) 「ウギャアアーーー!!」
つ と
衝撃でもろくなった腕で庇ったのがまずかった。
頭は防御できたが、両腕が勢いよく切り落とされる。
ラ▽へ▽ム「これでは両腕落としになってしまいましたな!はっはっは!
・・・ほめてくれてもいいんですよ?」
(#・ノべレ・)ノ┌┛ガッΣノハ )
>造魔は倒れ伏した
https://www.nicovideo.jp/watch/sm28926098
蛙川'ー`ネコ 「チッ、ゼロノンめ。
自立稼働型はゴミクズだな。イレギュラーに対応してきれてねえ。舞弓のカスが!!」
=yと(´<_`)「残りはお前だけだ。調子に乗っていられるのも」
ハ;`W´)つ「うおおおおおお!!!結界の張り直しだ!!」
つ
蛙川'ー`ネコ 「ふん、すっかり壁職人か。
興がそがれちまったよ。
次で殺してや・・」
と(・牙・)つ「来タレ…!」
『BLACK-thunderbolt』
https://pbs.twimg.com/media/Fq8XIQkaYAAaBYF.jpg
バエルの嵐剣に帯電が命中した。
蛙川'ー`ネコ「ふん。それがどうしたってん・・・」
>SHOCK!!!!
蛙川;'ー`ネコ「ぐげあああああああああああ・・・!!!!!」
61
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:21:04 ID:uPhFbEhM0
プスプスと魔王が焦げる。
蛙川 メー`ネコ「なにをやりやがった・・・」
と(´<_`;」)「お前の剣についた氷が溶けて通電したんだ。
イオン濃度の濃い氷溶け水はうまかったか?」
(パ∀イ)「はい、追撃のマハ・ブフーラ!」
>下半身が凍り付いた
蛙川;'ー`ネコ「序列9のパイモン。今更攻撃に参加かよ。」
(パ∀イ)「あら。わたくしはあなたのせいで傷つくお仲間達を治療していただけですわ。」
蛙川'ー`ネコ「ふ・・・あんたらしいぜ・・・。
こんなイイ女も殺さなきゃいけないなんて・・・な!!!!!」
>怒気と殺気が威圧する
蛙川'ー`ネコつ-l---- 「まだオレのストームルーラーは咆えてるぜ。
お前らを喰って報復しろってな!!!!」
パ`W´)つ 「やめておけ。マグネタイトがもたんぞ。」
蛙川'ー`ネコ「何言っている・・・?貴様?」
パ`W´)つ「結界は魔法の威力とともに、術者のマグネタイトも吸収する。
結界相手に何度撃ったか、数えたか?」
蛙川;'ー`ネコつ-l---- 「今更関係あるか!オレのHPが1残ってお前らが全員死ねば勝ちだ!!
結界ぶっ壊すほどのマキシテンペストをお見舞いしてやるぜ!!」
コォォォォ。
命をベットし、最大級の技を放とうとしている。
(□十□)「虚空斬波!!」
斬撃が飛んでくる。が
62
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:21:43 ID:uPhFbEhM0
蛙川#'ー`ネコ「今更遅かったな!もう詠唱完了まで秒読みだ!!」
荒ぶる風に弾かれた。
(□十□)「チャグリンさん、行きますよ。」
https://pbs.twimg.com/media/F6H7aSva8AAA6ik.png
「いつでもいいわ!」
『DARK-SPEAR』
蛙川'ー`ネコつ← 「今更遅いっつってんだ・・・」
貫通力の高い黒槍をバアルは手で受け止めた。
妖獣が九十九針を放つ。
高位堕天使の詠唱で、全てが黒い槍へと染まる。
https://pbs.twimg.com/media/F6H7bA_boAAQh4t.png
『UNION_EXTRA
DARKSPEAR-RUSH!!!!!!!』
蛙川;'ー`ネコ「な!!!!!ふざけんj」
← ← ← ← ↓ ↓ ↓ ↓ ← ← ← ← ← ←
→ → → → 蛙川;'ー`ネコ ← ← ← ← ← ← ← ← ← ←
→ → → → ↑ ↑ ↑ ↑ ← ← ← ← ← ← ← ← ← ←
死角などない。逃れられない。
包囲された中で次々と槍が刺さっていく。
『OFFENSE_EXTRA
TRIPLE-BITE』
蛙川;'ー`ネコ 「うおおおおおお!!!!」
自身と、両肩の蛙とねこを使って槍を?み砕く。
だが足りない。
手数が圧倒的に。
63
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:22:08 ID:uPhFbEhM0
─
川メーメ) 「がああああ・・・オレは・・・序列一位・・・」
無数の槍の欠片が全身に刺さっている。
両肩の頭はほぼ潰れて肉塊と化している。
ムールムールが地に降り立つ。
(□十□)「ご協力、ありがとうございました。」
つ鼠と
「あんたシンシね〜!」
チャグリンを優しくナナシに返すと、そのままグリフォンと共に突貫する。
(´<_`)「・・・」
(□十□)「ゆくぞ我が愛鳥!!!!」
「キー!!!!」
「虚空斬羽!!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/GB86q4QaMAECChz.png
>ついに 魔王バエルを倒した・・・
川メーメ)「いいか、この世界が自分達だけのものなどと・・・
思いあがるなよ!!」
https://pbs.twimg.com/media/GB86rotaMAAW6G2.png
>バエルは霧散した
(´<_`)「やったな。みな、お疲れ様だ。
しかしあの断末魔の言葉は・・・?」
(´・髭・`)「負け犬の遠吠えだよ。いや、色々混ざってるから犬じゃねえのか?わからん!」
「がああああああ!!!!」
「ナナシ!!」
(;``)と
64
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:22:33 ID:uPhFbEhM0
造魔の切り落とされた腕が、ナナシの首を掴んでいる。
(´<_`)「あれを使役していたのはバエルだった。
不完全体は、主がいなくなると暴走するのか。」
(´・髭・`)「悠長に説明してていいの?顔真っ赤になってくけど。」
ヽ(#`Д´1)ノ「くそ!腕無しが頭突きしてきやがった!負け認めろってーの!!」
ヽ(;`Д´2)ノ「バエルを倒したことで、気がみんな緩んだんだ。
くそっ、仲魔はみんな疲弊してるし人間の力じゃ引きはがせない!」
と(´<_`)「どけ」
元研究主任は、劣化カドモンは人間の成れの果てと言っていた。
つまり、この造魔も・・・。
と(´<_`)「ブフーラ」
[ノパ ゚)] ピキン
あとは落ちているシャドウジャックで、造魔の頭を砕いた。
ナナシにすがりつくように首を絞めていた両腕も、電池の切れたオモチャのようにぽとりと落ちた。
(´<_`)「・・・でいい」
人をあえて進んで殺すのは、おれ一人でいい。
(;``)「ゲフッゲフ!!」
と(`Д´2)ノ「おー大丈夫かナナシ。
カムイさん、最大の障害は去ったんだ。
追手が来るかもしれないけど、仲魔へのねぎらいも兼ねて少しキャンプしません?」
(´<_`)「ああ、そうしよう。
おれも流石に・・・
疲れた。」
65
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:22:57 ID:uPhFbEhM0
>造魔保管庫
ヽ(`Д´1)ノ「だー!!さっさと帰りたいね。今日はもう、死ぬ思いするのはごめんだ。」
(´・髭・`)「同感だね。バエルなんか本当に相手にするとは思わなかった。死ぬかとマジで思った。」
ヽ(`Д´1)ノ「おうわかるじゃん!コーラもっと飲めよ。」
(´・髭・`)つ「そーゆー事なら、もらっておいてやらなくもない。」
(´<_`)「任務中は断酒か。プロの鑑だな。」
ヽ(;`Д´2)ノ「常時飲酒喫煙してるカブラギさんが頭おかしいんすよ・・・。」
(;``)「でもなんでここはさして荒れてないんでしょう?あんなに激しい戦闘だったんですよ?」
(´<_`)「大事な大事な造魔の保管庫だからな。
悪魔が狙ってくる可能性も考慮して、対魔法の壁くらいにしてあってもおかしくない。」
ヽ(`Д´1)ノ「ったくいいご身分だぜ。
俺達にそれにかける金よこせっての。」
ヽ(`Д´2)ノ「なんでお前にやらなきゃいけないんだ。
敵対するクズノハグループだぞ。」
ヽ(`Д´1)ノ「だって人間っておかしいじゃん。
女と食う至福の3000円ランチは渋るのに、
データのガチャ10連は惜しげもなく回すんだぜ?データだぜデータ。たかがデータ。」
(;``)「イチローくん・・・悪魔だって情報体だよ・・・。」
ヽ(;`Д´1)ノ「と、ともかくだ。
舞弓ゲンは造魔を戦うオナホにしようとしてたんだろ?
それよか、もっと俺らみたいな若者に使ってくれよって話!」
_,
(´<_`)「例えが汚ねぇな・・・。それよか、今のうちに所持品を確認しておけ。
帰り道に凄腕のサマナーに出会わんとも限らんしな。
弾薬もだ。」
ヽ(`Д´1)ノ「金丹が心もとねぇなあ・・・デメリットない地返しはZonamaで売り切れだったし。
なんで、みんなもっとブツを持ち歩かねえんだ?きずぐすり99個とかよ。」
66
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:23:20 ID:uPhFbEhM0
(;``)「・・・当たり前じゃないか。
お店でご飯食べるのに、いちいちフル武装する人いる?」
ヽ(;`Д´1)ノ「へ?」
ヽ(`Д´2)ノ「いちいち好きなもんをバックパックにぶち込んでたら、容量が持たないって話よ。
今の時代はCOMPにも格納できるが、仲魔用メモリーとの兼ね合いを考えればそう余地はない。」
(´<_`)「だから取捨選択が必要っていう話だ、おk?
銃弾はあまりかさばらんのだがな。」
ヽ(;`Д´1)ノ「お、おk。」
(´<_`)「無事に・・・ここから出られたら・・・
最低限の持ち物だけ残してあとはおれに渡せ。」
ヽ(`Д´2)ノ「・・・どういうことです?」
(´<_`)「・・・舞弓ゲンはおれが単騎で殺す。
お前たちは造魔を持って逃げろ。」
ヽ(`Д´1)ノ「ちょっと待て!!カブラギさんは!?」
(´<_`)「やつもサマナーなら、身の振り方くらい知っているだろう。
もしくはあのサイゾーとかいう奴に回収くらいはさせるさ。
できなきゃ殺すまでだ。」
(;``)「何か思うところがあるみたいですね。」
(´<_`)「・・・あの虫も連れてってやれ。
いずれ治せるようになるまで、生かしてやるんだ。
研究者としての知識はファントムにも利があるはずだからな・・・」
(´<_`)「さて、ぼちぼち行くか。」
じっくり座り込んだというのに、腰にはホコリ一つついていない。
よほど厳重に換気、管理されている証拠だ。
>最奥のシリンダー
(´<_`)「よほどここが大事のようだな。
だが頂いていく。」
67
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:23:49 ID:uPhFbEhM0
https://pbs.twimg.com/media/EbQCiHgXQAEWF4Z.jpg
本物のドリー・カドモンだ。
人形なのに血色は良く、伊吹を感じる。
(´<_`)「パイモン?」
『休息中ですわ。』
と(´<_`)「これを預かっておいてくれ。」
>空間の向こうの仲魔に、ドリーカドモンを渡した
ヽ(;`Д´1)ノ「おお!そういうやり方が!」
(´<_`)「あくまで緊急避難だ。
ずっと隠していたが・・・カツラハゲ野郎が依頼を受けたのは、ナカテガワっていう奴だ。
うちの課だが、腹に何物も抱えていそうな奴だ。
任務が無事終わっても、おれは殺されるやもしれん。
おれが死ねば、仲魔へのアクセスはできなくなる・・・」
ヽ(`Д´2)ノ「交渉材料ですか。よほど嫌われるとはカムイさんにしては珍しい。」
(´<_`)「おれが特に、だ。
やつは自分以外を見下している。
お前らも気をつけろ。」
>研究棟入口
>虫が潰れている
(´<_`)「・・・誰だ」
ヽ(■Д■)ノ「お前らが潜入した賊か。
それにしてもよく・・・まったくよくこのセクター12の出入口に気づいたもんだ。」
https://pbs.twimg.com/media/GBoIu0_bwAAJKnD.jpg
く(■∀■)「そこのきたねえ虫が手引きしたんだろうよ。安心しな。おまえらも・・・
オレのおもちゃとしてたっぷり可愛がってやるからよおお!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/GBoIwH2aIAAdvYo.jpg
(◆ハ◆)「ザ・ボスは手加減無用と言った。我らが力、試させてもらおう!!」
https://pbs.twimg.com/media/GCBC4Hfa8AAaXSQ.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GCBC47eaMAAhXu9.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GCBC5w-agAA_lhH.jpg
68
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:24:13 ID:uPhFbEhM0
リーダー格の男がアンプルを首筋に差し込む。
続いて他の男たちも刺す。
肉体が乾いた音をして破裂する音がした。
『堕天使召喚』
ヽネ`W´コノ「フンッ!」
雄々しき猫が立つ!
(´<_`)「温存していて悪かったな・・・。」
ヽネ`W´コノ「構わぬ。バエルと全力で戦えなかったのは遺恨だが、
我が力はここぞとばかりに必要になると知っていたからだ!」
「あら、かわいい二本達の猫さん。
私の相手になるのかしら?」
悪 魔 変 身
パールヴァティ
https://pbs.twimg.com/media/GBYc04EbgAAf-OF.jpg
ζハ^ー^゚ζつ 「行きなさい、我が牛たちよ。」
『OFFENSE_EXTRA
SWING-THUNDER』
大量のナンディが押しかけ、一斉に電撃を飛ばしてきた。
== つ(´<_`;)「チッ!電撃にはこれだ!!」
『堕天使召喚』
(□十□)「ふむ。今宵は忙しいですな。」
(´<_`)「疲れているところ、すまんな。」
(□十□)「お気遣いなく。割と余力はあります。」
ムールムールに電撃は悉く反射され、神牛たちはうめく。
ζハ^ー^゚ζ「まあ!インドでは牛を傷つけるのは重罪!
わかっているの?」
(´<_`)「ヒンドゥー教だけだろう。
おれは教徒ではないし、今は戦闘だ!」
69
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:24:35 ID:uPhFbEhM0
https://www.youtube.com/watch?v=fkVzYsxGZiA
>奇襲だ!構える暇もない!
https://pbs.twimg.com/media/GBY4xgLagAAHedS.png
ヽ(;`Д´2)ノ「くそ・・・こうも上位悪魔の女神たちが・・・」
ヽ(;Д;1)ノ「うわあああああああ!!」
(;``)「どうしたの!?発作!?」
ヽ(;Д;1)ノ「嘘だー!!!!!
あんないかついオッサン達がこんな美女たちに変身したのかよォー!!!!
男の!!!!!
夢を!!!!!
壊すな!!!!!」
『ATTACK』
ラク-v-シュミつ == ヽ(;Д;1)ヽ(;`Д´2)ノ 「言ってる場合か!?」
(´<_`;)「その力・・・
『コドクノマレビト』の丸薬の発展か!?」
ζハ^ー^゚ζ「物知りね、坊や。
そう、当代のライドウが潰した秘密結社。
それを当時の反派がそっと持ち出して研究してたの。ずっと。
でも、丸薬摂取によって悪魔の体になったままの問題は払拭できなかった。
そして人間のすごく確率の低い改造手術を施して・・・
丸薬の代わりにお薬ブッ刺して気持ちよくなって・・・
自在に変身解除できるようになったのが!
お・・・私達よ!
ヤタガラス精鋭に殺されるのを光栄に思いなさい。」
70
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:25:02 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「むざむざ殺されるわけにはいかん・・・が。
頭にチラついて離れない。
なんでラクシュミパールヴァティとヒンドゥー悪魔で、いきなり次がイシスなんだ?」
ラク-v-シュミ 「あの子は人間状態時に結構なサドでね。
神話でのイシスも結構激烈な神だから・・・性にあったんでしょうね。」
『DOLUMINER』
(´<_`)「メ・パトラの石・・・」
同時使用で相殺する。
ζハ^ー^゚ζ「なかなか頭が回るのね。
カムイくん。」
と(´<_`)「ほざけ。ブ・・・」
踊りながらキックを仕掛けてくるラクシュミを回避し、詠唱を中断する。
恐らく凍り付かない自身があるか、無効以上の完全耐性があるか。
ド・ゥ・ン 「ガルルルル・・・姫様ノ 敵!」
https://pbs.twimg.com/media/Ee4KbOXU4AEAnPK.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GBY48UCa4AAaHUm.png
『ICE DRAIN』
氷結を遮断する壁を張りつつ、素早い動きでカムイの喉を狙う。
== つ(´<_`;)「チ!ドゥルガーの神格まで持ち合わせてッ!」
ζハ^ー^゚ζ「カムイを先に追い込め。キツネ狩りのジャッカルのように!」
ドゥンの爪撃により、床に次々と穴が空く。
やがて落とし穴となり、突き飛ばされる。
ζハ^ー^゚ζ「ずいぶん自信過剰なようだけど、これはどう?」
『Ziodyne』
激しい轟雷が、カムイの頭上に注ぐ。
ζハ^ー^゚ζ「ふふ」
https://pbs.twimg.com/media/GBYc2L5bgAAZHPD.png
71
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:25:29 ID:uPhFbEhM0
https://www.youtube.com/watch?v=S-1OLjUalLA&t=603s
( ;;)「カムイさーん!!」
ζハ^ー^゚ζ「無駄だ。やつは死んだわ。いくら電撃反射の無双悪魔がいたとて、サマナーが殺られてはね・・・
さあ、次はお前たちの番よ。」
「グガアッ」
穴の底から、獣の唸り声が聞こえる。
跳躍した「それ」は、金の眼をしていた。
(゚ < ゚)つ
-l----
https://pbs.twimg.com/media/GCCqMLLbUAAD8LN.jpg
トドメを刺しに来た獰猛な魔獣は、一瞬で引き裂かれた。
素手で。
ζハ;^ー^゚ζ Σつ「ひぃ!?」
弱腰になった一瞬で腕を一本落とされる。
ラク;-v-シュミつ 「まさか投げ捨てた使用済みアンプルの残りを打ちやがったのか!?
イカれてやがる!!もう人格は戻らねえぞ!!」
==(゚ < ゚)つ
==-l----
素早く氷結を避ける。
『OFFENSE_EXTRA
Limited Release!
Damnation』
https://www.ka-nabell.com/img/card/card100089650_1.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GBo274CawAAbbVi.jpg
滅んでいく。
ナンディも。何もかも。
断末魔も上げずに。
-----l-(゚ < ゚)つ 「グアアアアアアアアアーッ!!!!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/GBo28w6bcAARWh3.jpg
72
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:26:55 ID:uPhFbEhM0
─
(;``)っ「ぁの・・・だ、大丈夫・・・」
(´<_`)「おれはしょうきにもどってる。ナナシは優しいな。」
ヽ(;`Д´1)ノ「・・・」
ヽ(`Д´2)ノ「あいつらみたいにクスリ、打ったんすか」
(´<_`)「あの虫男のそばに、未使用のアンプルがあったから咄嗟に拾った。
あいつらの使用済み使いまわすわけねーだろ。きったねえ。
全滅するよりおれ一人が制御不能で敵巻き添えにして死んだ方がマシだろう。まだ。」
ヽ(;`Д´2)ノ「いやカムイさん死んじゃったら肝心の造魔が取り出せないじゃないすか!
それにカムイさんが死んでも俺達が死んでもカブラギさんは悲しみますよ。」
(´<_`)「・・・そうか?そうかもな。
悪かった。運が良かっただけかもな。」
>通信が入った
ヽ(`Д´2)ノ「ん?カブラギさんからだ。」
『ようお前ら、生きてるか!?』
『何やってんすかカムイさん!心配してたんですよ皆!』
『わーるかった。俺の居場所情報を送るから来てくれ。
そこで話すわ。何があったか。』
(´<_`#)「ふざけた奴だ・・・一発凍らせてやりたい気分だね。」
ヽ(`Д´2)ノ「COMPに情報が送られてきました。
場所は・・・
軍事棟!?」
(´<_`)「どこだ?」
ヽ(;`Д´2)ノ「見取り図だとサマナーや舞弓ゲンがいる、本拠地っすよ。
カブラギさんなんでそんなところに・・・」
(´<_`)「ちょうどいいじゃないか。
あいつの横っ面殴ったついでに、舞弓を殺そう。」
73
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:27:19 ID:uPhFbEhM0
>力を制御できない
(゚ < ゚)「ウオオ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GCCwzjTaIAAneZQ.png
時たま暴走し、素手で敵を引き裂いた。
(゚ < ゚)「ダ・・・大丈夫だ。敵味方の区別くらいわかる・・・」
つ
ヽ(;`Д´1)ノ「カムイさんの言う事なら信じるっすけど・・・
こんなんで軍事棟までつくのかよぉ!?」
>あっさりついた
(`羊´)つ「ブボーォ!」
『ATTACK』
==(´<_`)つ
つ
>かすりもしない!
https://pbs.twimg.com/media/GCCw7DsbUAAkHFQ.png
>華麗なる反撃
と(´<_`)「マハ・ブフーラ!!」
>反射
(´<_`;)「む!?」
つと
>バフォメットは一掃できたが、後列に何かいるようだ
(サーィーテ)「氷結リフレクト!」
つと
https://pbs.twimg.com/media/GBY412LbcAAaDk7.png
「こっちだ!こっち!」
>声がする
74
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:27:44 ID:uPhFbEhM0
>通路のくぼみに隠れた
=yと(´<_`;)「・・・追撃してはこないようだ。」
カ´ω`ブ「おせーじゃねえか。待ちくたびれたぜ。」
(´<_`#)「おまえふざけるなよ。どこで道草食ってた。」
カ^ω^フ人 「いやーん。わたし、お野菜はヘルシーでオーガニックなものしか食べなくってよ。
・・・って、あんな鼻ロケットの物真似しててもしょうがねえな。
造魔は手に入れられたか?」
(´<_`)「・・・」 コクン
カ;^ω^フ人 「いやすまん実はな!真っ暗になったあの後に悪魔に襲われてなー。
必死に逃げた果てに、ここに来てたわけだ。」
ヽ(`Д´1)ノ「カブラギさん無事で何よりっす!!
でも建物が別なのに、よく外で見張りに見つからなかったっすね?」
カ;^ω^フ「それぁ・・・ア・・サイゾーさんが攪乱してくれてたからに決まってんだろ。」
ヽ(`Д´2)ノ「であのおっさんは?
フリーサマナーってくらいだ、フリースタイルで逃げ出してもおかしくはないですが。」
カ・ω・フ「ああ、今しがた連絡が取れてな。
管制室に向かってるって話だ。」
(´<_`)「奴もどこで道草を食っていた。
奴にとっては投げ出してもいいゲームかもしれんが、おれたちにしてみればクライアントがついた立派な仕事だ。
まぁこの一件で逃げたなら、二度とファントムの人間との交わりはないだろうが。
クズノハにも睨まれて、二面楚歌ってところだ。」
カ^ω^フ「急に饒舌になりやがったな。俺がいなくて寂しかったんだろ。
この面子と意気ならやれるな。
・・・鉄仮面、暗殺を!!」
75
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:28:09 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「・・・は?」
(;``)「・・・は?」
ヽ(`Д´2)ノ「・・・は?」
ヽ(;`Д´1)ノ「はああああああああ!?」
カ;^ω^フ「声がでけえよ。バレるだろうが・・・」
(´<_`)「何故そういう斜め上の発想に行きつく?
任務を達成して全員生きて帰る事が第一だろうが。」
カ^ω^フ「実はな、サイゾーさんに頼んで調査してもらってたんだ。
どうやら鉄仮面の一派もここを狙ってるらしい。
結構は今日の昼。ドードーとしてるよなあ。」
(´<_`)「土壇場でそういうアドリブは笑えないよな。」
カ^ω^フ「男なら笑って夢に生きろ!
お前の実力なら大丈夫だって!
あの大天使を撃退した時みたいに覚醒すれば大丈夫だって!!」
(´<_`;)「声が大きいんだよお前こそ・・・
だいたい、余裕綽々みたいなイメージなんだろうが
あれだって接戦だったんだぞ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/F_EdxNqbQAA6DEN.png
https://pbs.twimg.com/media/F_EdySKbQAE6diP.png
https://pbs.twimg.com/media/F_EdzihagAA98el.png
カ^ω^フ「お、通信だ。
おお、吉報だ。管制室で鉄仮面らしき奴と舞弓ゲンが交戦中、だってよ。」
(´<_`)「ほう?」
カ^ω^フ「鉄仮面が返り討ちにあえばうぜー奴はいなくなる。そのまま帰ってヨシ。
万が一舞弓がやられても鉄仮面も無事じゃあるめえ。
そこを労せず討っちまえば俺たちゃ永遠の英雄だよ!!
・・・お前だってアッシュにいい土産ができるんじゃねえ?
いや、クリスマスプレゼントか?」
(´<_`)「・・・。
胡散臭い話だが乗ってやる。
状況が悪ければこいつらを連れて逃げるからな。」
76
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:28:42 ID:uPhFbEhM0
カ^ω^フ「おお?いつにもなく乗り気じゃねえか?
ヤタガラス嫌いとか?」
何か言おうとする三人を手で制す。
(´<_`)「別に。舞弓ゲンには個人的にムカついてるだけだ。」
─
ハ(・ェ・)ヌ「キシャー!!」
https://pbs.twimg.com/media/GCCvtRTb0AAsz2o.jpg
(´<_`)「またライト悪魔か。いよいよ核心に近づいてきたって感じだな。
幻魔ハヌマーンは物理に硬い。魔法で仕留めるぞ。」
( ゚十゚)「御意!」
『Maha-BUFULA』
『Maha-AGION』
ヽ(`Д´1)ノ「核心って、どういう事なんすか?」
(´<_`)「ヤタガラスの連中は、腹黒いことをしておいて
自分達は清廉です!ニュートラル、ダーク悪魔なんてはしたなくて使えません!と言ってるのさ。
キャベツ畑やコウノトリを信じてる女の子を装ってな。」
(;``)「・・・あんな事をしておいて・・・」
カ^ω^フ「なんか興味深いな?全部片付いたらゆっくり話しでも聞かせてくれよ?」
─
蛇●Ⅲ●)「ゲゲゲェ!!」
https://pbs.twimg.com/media/GCCw5srbsAANG5g.png
『Ushi-Tokomairi』
つ(´<_`)「呪殺は食らえば一発だ。効かないおれとエリゴールで強引に叩き潰す。」
( ゚十゚)→「光栄ですね!!」
─
77
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:29:06 ID:uPhFbEhM0
ヽ(`Д´2)ノ「・・・ロアって邪鬼じゃなかったでしたっけ。なんでバリバリダークなのがいるんですかね・・・」
(´<_`)「あの見た目では仕方ないが、母国ブードゥーでは精霊なんだよ。
ちなみに高名でレアな死神ゲーデも高位のロアだ。」
(;``)「見た人や時代やスタンスで変わるって事ですね。あのバエルと元のバアルみたいに。」
(´<_`)「そういうことだ。」
(´<_`;)とカ^ω^フつ(;``) 「なーんだなんだァ!魔神バアルの話なんかしやがって!まさか仲魔にしたのか!?」
(´<_`;)つ 「放せうっおとしい。地下で倒しただけだ。
・・・バエルの方だがな。」
カ´ω`ブ「ふうん・・・流石アーキタイプ異能のカムイ様だぜ。
俺ら常人じゃ、かなわねえよ。」
(´<_`)「何を言っている。みんなで連携しなければ倒せなかった相手だ・・・」
(川∀゚)ノ「よォ兄弟分。なにシケた面してんだ?
マイセン吸うか?いい見せもんやってるからよ。」
カ´ω`ブy-「いただきます。っつーかメビウスをマイセンって・・・
やっぱサイゾーさんかなりジジイっすね。」
(川∀゚)y- 「そー言うなって。言いなれちまったもんはしょうがねえだろ。」
=yと(´<_`) カチャ
(川;∀゚)y-「ひょ!?」
=yと(´<_`)「今の今まで何をしていた?おかげでこっちは死にそうな目に何度もあった。
フリーサマナーっていうのは、そんなものなのか?」
く(川∀゚)「悪い悪い、わりぃな!工作活動中に隙を突かれちまってよ。
生還!ちゃんと仕事はこなしたぜ。電源落としとかな。」
https://pbs.twimg.com/media/GCCvxixbAAArDuy.jpg
(´<_`)「お前の仕業かよあれ・・・」
ヽ(`Д´2)ノ「それよか、見世物ってなんすか?」
(川∀゚)「へへ、よりにもよって管制室で舞弓ゲンと鉄仮面の舞うような戦いだ。
飴ちゃんでもあれば、もっと美味く鑑賞できそうなんだがなー。」
78
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:30:00 ID:uPhFbEhM0
https://www.youtube.com/watch?v=0FjTgcX6XoM
(´;・ム・`)弓 == →
窓からひょっこりと顔を出してみる。
(´<_`)「あれが舞弓のゲンか。いかにも腹黒そうな面してやがる。俗欲の権化って感じだな。
若さに憧れて禁忌に手を出すのも頷ける」
(;``)「相対しているのが、鉄仮面ですかね。
でもあんなに体躯があったかな・・・?
もっとほっそりしてなかったです?」
=yと(■│■)「そろそろ教えてもらいたいものだ。この暗黒の造魔を完全体にする術を。」
=yと
二丁のライフルで的確に老人の足元を狙っていく。
老人はすんでで避け、あらゆる色の矢を撃っていく。
しかし。
ノパ ゚)> 「グおおおお!!!!???」
造魔らしきもの─
地下で見たものと似たようなものの腕が硬質化して弾く。
(■│■)「御覧の通り、制御がろくに効かないのだよ。
自己防衛能力はあるみたいだがね、主人を護れなければ意味がない。」
(´・ム・`)「誰が教えるものかッ!人の地下室から勝手に盗み出しておいて!!
勿体ないが凶戦士には凶戦士だ!砕くしかあるまいよ!!
盗人ともども殺せ!グレンデルッ!」
『邪鬼召喚』
ク川゚ ゚゙レつ 「ウゴオオオォォォォ!!」
『OFFENSE_EXTRA
MOTOR-JIHAD』
https://app.famitsu.com/wp-content/uploads/2018/10/005.jpg
(゚ ゚ノハ 「グオオオオオ!!!!」
渾身の打撃は。
あっさりと受け止められた。
79
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:30:27 ID:uPhFbEhM0
(゚W゚ノハ 「オゴアああああああ!!!!」
つク川 ゙レと
明らかに体格差がある相手を、解体して食らっていく。
(;´・ム・`)「ひィぃィぃ!?」
ヽ(`Д´1)ノ「うげ・・・ちょっと引くわ。」
(川∀゚)「どーかんだね。ちょっとお子様には見るのきついわ。」
カ;^ω^フ「へ・・・へへ・・・あれが造魔・・・」
(■│■)「また悪魔を食べて強くなってしまった。もう何度目だね?
あなたはどんどん不利になるぞ。
吐いて楽になったほうがよかろう・・・。」
(;´・ム・`)「くそ・・・ザ・ボスは『男らしく戦いなさい』と言ったきり音信不通・・・
バエルはわしの要だ・・・呼ぶわけには・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GCG9qQxaoAA2qul.png
(■│■)「我が愛しの君(ミレディ)はどう思う?
どちらが勝つか・・・」
ミレ゚ー゚ディ 「そうねえ・・・9:1であなたの勝ちよ、ポール。」
つと
(■│■)「私が無様に巻ける確率が1割もあると思うのかね?これは意外だ。」
ミレ゚ー゚ディ「物事に『絶対』はないもの。」
(■│■)「子供(ミレディ)は正直だ。
誰が一番強いか知っている。」
https://pbs.twimg.com/media/GCGwUiobUAANskk.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GCGwVZJasAARWeN.jpg
(;´・ム・`)ニア 「隙を見せたな!?その1割でお前に勝って見せよう!」
『聖獣召喚』
https://pbs.twimg.com/media/C5aO4cTVAAAq6mL.jpg
80
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:30:59 ID:uPhFbEhM0
チ´・ロ・`)「フホッ!」
(´・ム・`)「頼むチロンヌプ!!わしに最後のチャンスをくれぇ!!!!!!」
https://www.cardrush-mtg.jp/phone/data/cardrushmtg/product/rushmtgDMR128.jpg
チ´・ロ・`)つ「フホホッ!!」
『DEFENSE_EXTRA
Vigilance-Fuhohoi!』
>回避、防御が上昇した
ヽ(`Д´1)ノ「おお、チロン『ヌプ』だって。エロくね?」
_,
(´<_`;)「そのエロい名前・・・アイヌ語で『私たちが沢山殺すもの』って意味だぞ。
ちなみに正式名称は・・・チロンヌプカムイ。
龍王ホヤウカムイもアイヌの悪魔で、蛇神だ。断じてカジキではない。」
https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/g3076647.jpg
(川∀゚)「悪魔解説は良いから見ろよ!!
勝負がどうなるかわからなくなったぞ!!」
急に俊敏になった舞弓ゲンの本領が発揮される。
舞って弓を放つ。戦後ヤタガラスの必殺国防兵器だ。
(■│■)「ほう。老人の最後の輝き・・・見せてみろ。」
(´・ム・`)弓 → 「ぬかせ若造!!きさまの最後だよ!!」
(´・ム・`)(そう・・・わしはあの地でこいつと鍛錬を積んできた。
わしの求める究極の肉体・・・造魔人間。
功績から言って成就されてもよかろう!!)
闇の向こうから妖しい目がいくつも輝く。
https://pbs.twimg.com/media/GBYc3R5bQAAkfWR.jpg
チ´・ロ・`)ニア 「フホッ!!」
『OFFENSE_EXTRA
apu-to』
https://pbs.twimg.com/media/GBYc4HWakAAxro6.jpg
81
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:31:26 ID:uPhFbEhM0
チロンヌプの背後から、無数の炎矢が鉄仮面達に降りかかる。
(´・ム・`)「いくらなんでも、造魔一体では防ぎきれまい!!
わしの力場に入った不幸を呪え!!」
(■│■)「ほう、これは凄い・・・
まやかしだ。」
ライフルが二発響く。
炎矢は砕かれ、
チ´;・ロ・`)「ゲッ!?」 ぽてっ
https://pbs.twimg.com/media/GBUDIGqa8AAqW95.png
無様にかわいく転がる。
(■│■)「狐火で幻影を見せて仕留める・・・切り札としては素晴らしい。
だがこの仮面は飾りではない。精神攻撃はシャットアウトされる。」
(´<_`)「なるほど。奴が生き残ってきた理由がわかった気がする。」
カ`ω´ブ「まだだ!舞弓、やっちまえ!!」
(;``)「騒ぐと気づかれますよ・・・」
(´・ム・`)弓→ 「よくやった!!この隙を逃さん!!」
ぶすりと、造魔の腕に紫の矢が刺さった。
(´・ム・`)「特別に妖樹マンドラゴラを潰して抽出した猛毒だ!!
造魔は精神神経耐性を持つが、魔力には持たない!
これで造魔の攻撃力が大幅に落ち、動くだけで致命の毒が回るぞ!!」
https://pbs.twimg.com/media/E4eoNZpVEAQzAIZ.jpg
82
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:31:47 ID:uPhFbEhM0
(■│■)「ほう、それで?」
(´・ム・`)「勝敗は決したと言ったのだ!!
おとなしく去らねば、次はその娘の額を貫くぐぎゃあああああああ!!!!」
(;´・ム・`)「わしのわしの、わしのうでがああああああ!!」
つ Σ
〜 =yと(■│■)
ライフルから硝煙が放たれる。
舞弓ゲンの左腕が吹き飛んでいた。
(■│■)「私の仮面は精神無効だが、魔力に耐性があるとは言っていない。
サマナーを先に仕留めるべきではなかったかな?
呆けたか?それとも我が愛しきミレディを狙って私の怒りを買うのを恐れたか?」
(´・ム・`)「まだだ・・・まだ・・・」
つ-l----
右腕で日本刀を取り出す。
鉄仮面が肩をすくめる。
(■│■)「やれやれ・・・幻術に弓矢に刀。ヤタガラスのトップがこんなロートルでは、衰退も必至。
もっと現代のサマナー戦を学ぶべきだったな。」
(;´・ム・`)「ぬ・・・ぬかせ・・・ぎゃあ!!」
次は足の甲を撃ち抜かれた。
(■│■)「あなたが失血死するまでこの拷問は続く。
早く吐いてもらった方が、私も予定を消化できて助かるのだがね。」
(;´・ム・`)「わ・・・わかった。だが二つだ。二つ約束をしろ。
話す前にタバコを吸わせろ。そしてワシを殺すな。」
ミレ゚ー゚ディ「わたしが焼きましょうか?」
(■│■)「・・・いや、条件をのもう。
私が火をつけるかね?」
(;´・ム・`)「ち・・・近寄るな!」
83
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:32:09 ID:uPhFbEhM0
日本刀で器用に葉巻の先を切る。
(■│■)「ふ・・・高そうな葉巻だこと。
部下を危険にさらして搾取して買ったのか?」
チ´・ロ・`)b 「チー・・・」 シュボッ
火をおこし、咥えている葉巻を切って火をつけてやる。
(´・ム・`)「ああ、ありがとうなあ・・・チロ。
LEAVE(契約解除)。」
チ´・ロ・`)「!?」
老人は少し表情が柔らかくなり、頭をなでる。
(´・ム・`)「チロ・・・お前とは永く一緒だったなあ・・・
お前まで今際に巻き込むこたあない。
アイヌに帰れ・・・」
チ´;ロ;`)「チ・・・チーッ!」
(´・ム・`)「あと一つ条件だ。こいつはもうワシと無関係。
逃がしてやってくれ・・・」
(■│■)「いいだろう。主を失った野良悪魔は新しく拾われるか、マグ喰いになり果てるか、
朽ちて死ぬしかないからな。
私の敵ではない・・・。」
(´・ム・`)「では話そうか・・・
ワシ謹製の暗黒造魔に必要不可欠なパーツ・・・。
それは人だ。純粋無垢であるほどいい。」
(■│■)「いいだろう。ここで嘘を言うようには思えんし、約束は果たされた。
ではゼロノン、やれ。」
84
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:32:45 ID:uPhFbEhM0
(;´・ム・`)「ま・・・待て待て待て待て!!!!!!
ワシは殺さん約束だぞ!!」
(■│■)「ああ、『私は殺さん』さ。
あなたの実験作の造魔が引導を渡す。」
ミレ゚ー゚ディ「ふふ、相変わらずいじわるなヒト。」
ノパ ゚)「ガアアアア・・・」
(´・ム・`;)「く、来るな来るな来るな・・・!お前達を作った恩を・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GCG9rdRbQAAiZ2F.jpg
(■│■)「造魔には心がない。ゆえに感謝など感じていない。
交渉は無意味だ。」
ノパ ゚)=(´;ム;`)>「ガハッ!」
つ-l----
構えた日本刀は力なく空を斬り、造魔の腕に貫かれた。
https://pbs.twimg.com/media/GCG9sRJa0AEuDyK.jpg
(■│■)「ふむ・・・人間を食えば心が宿るのか?
食ってみろ、ゼロノン。」
ノパ ゚) ムシャムシャ
つ(´ ム `)
躊躇なく、創造主の老人からハラワタを掻き出し食らう。
ノパ ゚)「ガアアアアアアアアア!!!!マッズウウウウ!!!!」
(■│■)「好き嫌いはいけないよ。全部食べなさい。」
(´<_`)「深手も負わせられずに逝ったか・・・時間の無駄だったな。そっと帰ろう。」
(川∀゚)「・・・いや!造魔の力に酔ってる今がチャンスだ!
ここから撃って殺しちまおう!」
85
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:33:16 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「何を言ってる?一応鉄仮面はファントムの同胞だ。
舞弓ゲンが死んだ今、ここで争う理由はない。」
(川∀゚)「あんたらのリーダーから色々話は聞いてるぜ。鉄仮面が目ざわりなんだろう。
ここで造魔を手に入れた鉄仮面はもっと力をつけて、手に負えなくなると思うぜ。
俺はあんたらの夢の手伝いをしたい・・・そう!永遠のトップランカー!!」
カ;^ω^フ「あ、ああ・・・ここで奴を仕留めれば、幹部の座だって奪えるかもしれねえ。」
ヽ(`Д´2)ノ「俺は反対ですね。命あっての物種ですよ。
今狙撃に失敗したら、飢えた獣に肉を投げ込むのと同じだ。」
カ`ω´ブ「俺の言う事が聞けねえのか!!」
ヽ(`Д´1)ノ「キレてんじゃねえよ!心配かけさせといて!」
(;``)「・・・嫌な予感がする。」
(川∀゚)「そうだイチロー君だっけ?君が一番威勢がよさそうだね。
やってみなよ。」
ヽ(;`Д´1)ノ「い、いやでも俺のネコパンチじゃ射程が・・・」
(川∀゚)つつy== 「俺のトミーガン貸したる。こいつは精度いいぜ。
失敗したらおじさんがケツふいてやっから。」
(´<_`)「仕方ない、一度きりのチャンスだ・・・バルバトスで補助を」
(川∀゚)「うるせえ!俺はイチロー君に言ってるんだ。
ここで悪魔召喚したらバレるだろ。」
(´<_`;)「チ・・・皆、隠密とすぐ逃げる準備はしておけ。」
(川∀゚)つヽ(;`Д´1)ノつy==
「いいぞいいぞ、上部のスコープをよおく見るんだ。
貫通力がスゲエ。鉄の仮面通り越して脳漿がふっとぶぜ。
成功したらあのメスガキをマワそうぜ・・・。」
ドン!!
86
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:33:48 ID:uPhFbEhM0
(゚ <_ ゚)
https://pbs.twimg.com/media/GCCqJe_akAAFW6n.jpg
『忠義の反撃』
ヽ(;`Д´1)ノ「・・・あ゛?」
イチローがトリガーを引いた瞬間、造魔の腕が胴を貫いていた。
確かに鉄仮面の頭に当たり、仮面が割れたが・・・
飛び出してくるのは脳漿ではなく、毒々しいプロレスマスクだった。
(凶 凶)「ふむ、主を守るというタスクは芽生えたようだな。
それにしても・・・
君がヒールだったとは。確かミレディに並ぶランカーだったね?
僕の強さの証明(マイクアピール)は無駄だったようだね。
悲しいよ、暗殺まがいなんて。」
https://pbs.twimg.com/media/GCGwYJ9awAAgYQa.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GCGwZTJa8AEFup3.jpg
ヽ(;`Д´1)ノ ブン y= 0=0
COMPと愛銃を投げ捨てる。
(凶 凶)「君は確か・・・フリーサマナー?君がそそのかしたのか?」
(((川∀゚)))「い、いや、鉄仮面の旦那ァ・・・違うんすよ・・・俺はガキどもに雇われただけで・・・
失敗してもお前のせいにするから銃を貸せって・・・
うわああああああー!俺は関係ないーっ!」
https://pbs.twimg.com/media/GCCv0bzbkAAGMNX.jpg
>サイゾーは走り去った
血泡を吐きながら叫ぶ。
ヽ(;Д;1)ノ「ガ、ボ・・・失敗・・・だ・・・
早、く・・・
逃げろォォォォォオ!!!!!!!」
87
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:34:27 ID:uPhFbEhM0
https://www.youtube.com/watch?v=DaQIia3xNCk
(´<_`;)「お前ら逃げろ!」
ヽ(`Д´2)ノ「カムイさんは!?」
(´<_`;)「少し時間を稼いでから追う!!
悪魔もサマナーも相手にするな!!」
(;; )「うわあああー!イチローくん、イチローくん!!」
(;; )と( `Д´2)ノ「行くぞ!!すんませんカムイさん、頼んます!!!」
カ;^ω^フ「く、くそっあの野郎逃げやがって!!」
(´<_`;)「・・・」
つと
(凶 凶)「君はウエハラカムイくんか。仲間に捨て石にされて、かわいそうに・・・。
だがその行動は賞賛に値す・・・」
(´<_`)「見捨てられてなんかいないさ・・・。
それより舞弓ゲンの処理に感謝する。」
(凶 凶)「ほう、君も彼目当てで?
ファントムとしての対立心か?それとも・・・
地下での事を見ての義憤?」
(´<_`)「あんた、あれを見て正気だったのか。」
(凶 凶)「君の感受性には憧れもするし、呆れもする。
君達がハッキングもなしに騒ぎを起こしてくれたから、舞弓氏のもとに辿り着けた。
ああ、地下のアレなら気の毒な変態としか思えなかったが・・・
こうやって夢の造魔を頂けた事に感謝はしている。」
ミレ゚д゚ディ「彼と私の甘い時間を・・・チンピラ風情が・・・
邪魔するなあああああああ!!」
https://pbs.twimg.com/media/GCCxD_hakAAQdFp.jpg
88
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:34:52 ID:uPhFbEhM0
と(´<_`#)「男の会話に入ってくるな!メス豚がッ!!」
『Maha-BUFULA』
ミレ;゚д゚ディ「くぅ!!」
あたり一面の床が凍る。
(凶 凶)「おや、君も私に敵対するのか・・・?
見逃してあげようと思っていたのだが。
優秀なランカーを二人も屠るなどしたくないからね・・・。」
(´<_`)「敵対はしない。ただ・・・
その汚いモノをどけろぉッ!」
凍って機能停止中の造魔を蹴り飛ばす。
イチローは既に事切れ、血や何かが流れ落ちていった。
(凶 凶)つy=Σ
(´<_`;)「く・・・すまんイチロー!必ず迎えに来る!」
頬に銃撃を感じ後退する。
(凶 凶)「ふむ・・・汚い老人といえど、人を喰らって心が芽生えた。
ゼロノンではなくこれはゼノンとしよう。
君を食わせれば、もっと知能が上がるかもな・・・。」
ぞっとしたものを感じ、カムイは跳躍して走りさった。
(凶 凶)「おや・・・ジョークに逃げることはないのに・・・
ミレディ、氷が解けるまで温め合おうか。」
89
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:35:12 ID:uPhFbEhM0
─
( ;;)「なんで!!なんでこんなことに!!」
ヽ(`Д´2)ノ「・・・あえて言えば、俺たち全員が悪い。
あんな胡散臭い奴の話に乗らなければ・・・オトナってやっぱ信用ならねえ。」
カ;^ω^フ「おい、俺達ってなんだよ。『お前ら』だろ。
イチローが無能だったのが悪い。」
(;;)「あんた・・・そんな言い方ッ!」
カ;^ω^フ「前にも言ったがなあ、底辺からランカーまで昇れたのは誰のおかげだ?
言ってみ」
<(・) 「あぁーら、イキのいいニンゲンじゃん。
フレスいただきっ!」
https://pbs.twimg.com/media/GCCvvsra0AATHCK.jpg
<(゚ < ゚)「・・・ドけっ!」
腕の刃で一方的に切り裂く。
「ゲギャアアアア!!」
カ;^ω^フ「お・・・お前なんだその姿は!?」
(´<_`;)「今はそんな事どうでもいい。さっさと逃げるぞ。」
ヽ(`Д´2)ノ「イチローは!?どうなったんです!?」
(´<_`)「・・・すまん。もう死んでいた。
だから死体は置いてきた・・・。」
カ`ω´ブ「なんだとテメエ!大見得切っておいて!!
戻って今すぐ回収してこい、完璧超人さんよォ!
えぇ!?」
(´<_`)「なんだと・・・」
( ;;)「やめてッ!!」
90
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:35:37 ID:uPhFbEhM0
( ;;)「あんたリーダーでしょ!!なんで長い間座を開けててカムイさんに任せっきりなの!!
せめて『一緒にイチローを助けよう!』くらい・・・
言えよ!!!!!!!!!!!!!!!」
カ`ω´ブつΣ(;; ) 「なんだとクソガキがッ!」
ヽ(`Д´2)ノ「もういい!みんなやめろ!!
歩きながら話そう。
・・・カムイさん、鉄仮面の様子は?」
(´<_`)「ああ、わからんな。ミレディの方は激昂してたが。
鉄仮面自身はおれ達を追撃するかどうかわからん。」
ヽ(`Д´2)ノ「・・・そうですか。イチローは蘇生できそうでした?」
(´<_`)「・・・ありとあらゆるものが流れ出ていた。
あの状況ではかき集めて蘇生など・・・」
カ`ω´ブ「クソが!!!!!!テメエのせいで
鉄仮面の造魔に食われちまってるかもしれねヶなあああああ!!!??
クソ使えねえ野郎がランカー1かよ!?」
ドン
(´<_`)つ
壁が叩かれた。
(´<_`)「全部おれのせいにするのは勝手だ。
だがお前は何をしたのか?
あのサイゾーとかいう奴に流されて乗っただけでは?
おれが造魔を回収した時点で本来の仕事は終わっていた。
鉄仮面暗殺は反対したからな。
少しペース上げるぞ。
これはお前が持っていてくれ。」
>ナナシにネコパンチバズとCOMPを渡した
91
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:36:18 ID:uPhFbEhM0
( ;;)「ありがとうございます・・・イチローくん・・・」
つと
(´<_`)「感傷に浸りたいのはわかる。
だが重要な問題だ。
イチローのCOMPのパスがわかるやつは?」
ヽ(`Д´2)ノ「かかってないと思いますよ。
俺達チームはかけないんす。
いつ誰がハジかいてもいいように、生き残った奴が活用できるように。
でもこんな早くそんな時が来るとはなあ・・・。」
ジローはうすら寒さにジャケットを羽織った。
(´<_`)「・・・そうか。生体認証でもかかっていたらアウトだったな。
適宜召喚してくれ。生き残るんだ」
カ´ω`ブ「・・・」
(´<_`)「しっかりしろ、リーダー。
お前がだらけてたら、二人もモチベーションが上がらん。」
カ´ω`ブ「いいよなお前は・・・。いつでも冷静沈着。何様だ。」
(´<_`)「そうでもないぞ。あのクソ造魔を氷漬けにして、イチローの腹から引きはがしたからな。
キックでだ。
それで人形フェチの鉄仮面がキレて追ってくるかもしれん。
ははは・・・。」
( ;;)「カムイさん・・・」
カ´ω`ブ「だいたい、舞弓ゲンなんぞに執着してたお前が悪いんだよ・・・
そうだ・・・そうに決まってる・・・」
ヽ(`Д´2)ノ「いや違うんすよ。任務完了したら自分一人で舞弓ゲンを殺(ト)りに行くって・・・」
カ´ω`ブ「なんだと・・・って事は・・・
俺はなんて事を・・・」
(´<_`)「何か知っているのか?」
92
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:36:39 ID:uPhFbEhM0
カ´ω`ブ「いや・・・」
(´<_`)「まあいい。敵さんのおでましだ。
ナナシ!遺品の装備を忘れるなよッ!」
─
>ダッシュ中
ヽ(`Д´2)ノ「しかしどうして、こんなに悪魔が出てくるんでしょうね。」
(´<_`)「知らん。だが舞弓の生死で何かスイッチが入ったんじゃないか?
防衛機構みたいな。」
>何かが近づいてくる
ヽ(`Д´2)ノ「サマナーか!?止まれ!」
>近づいてくる
=yと(;`Д´2)ノ「悪く思うな!!」 バンバン
>近づいてくる
(´<_`)つ「待て。あれは・・・」
ヽ(`Д´1)ノ
https://pbs.twimg.com/media/GBn4XwIaAAAvpMV.jpg
ヽ(;`Д´2)ノ「イチロー!!生きてい」
ドスッ
(`Д´2)ノ「ぐ・・・?」
つ
と(´<_`;)「下がれ!!ブフ!!」
93
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:37:34 ID:uPhFbEhM0
ヽ(`Д´1)ノ「ウウ・・・アア・・・」
(´<_`)「あれは生き返ったとは言えない。
悪霊類に取りつかれて、アンデッド化していやがる。
鉄仮面の嫌がらせか?」
カ´ω`ブ「・・・」
(´<_`)「ここはおれ」
ザッ
と=yと(;; )つy=つ 「せめてものはなむけ。僕にやらせてください。」
『邪鬼召喚』
『妖魔召喚』
ラ▽へ▽ム「おいたわしい・・・」
容赦なくからたけ割りで両断する。
ヽ(` Д´1)ノ「アア・・・ア゛」
(皺)「・・・破魔の雷光」
ヽ(;::: .:.;: サラサラ
>悪霊もろとも塵となって去った
ヽ(`Д´2)ノ「ナナシお前・・・」
( ;;)人 「最下層でいじめられてた時に、よく助けてくれてありがとう!!
タクヤさんのシゴキの時も元気づけてくれて!!
口は悪いし!けんかっ早いけど!
立ち向かう勇気をイチローくんからもらいました!!」
94
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:38:07 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「rest in peace」
ヽ(`Д´2)ノ「・・・地獄で会おうや。相棒。」
カ´ω`ブ「・・・」
(´<_`)「さて急ぐぞ。火葬にはできなかったが・・・
いつかこのクソ施設を燃やして手向けにするさ。」
ヽ(`Д´2)ノ「その必要も、ないかもしれませんよ・・・」
(´<_`)「?」
─
(<●>W) 「ブモー!!!」
https://pbs.twimg.com/media/GCCwfriaEAAnPWS.jpg
(´<_`)「妖獣カトブレパス!石化の獣だ!
呪殺無効のやつらを盾にして戦え!」
『OFFENSE_EXTRA
PETRA-EYE』
ヽ(`Д´2)ノ「しまッ!」
>シワンナは石化した
(` `)「ラームジェルグ!!ジローくんを守って!!」
ラ▽へ▽ム「承知!」
(#` `)つ===>(<X>)
槍状のジャックが、目を潰した。
(´<_`)「カブラギ!!避けろ!!」
95
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:38:46 ID:uPhFbEhM0
『PETRA-BEAM』
(;``)「カブラギさん危な・・・うッ!」
と
{Ⅲ}つ「てめえ!!」
『ZANMA』
─
と(´<_`)「パイモン。
・・・ダメだ。バエル戦で相当疲弊したようだ。
誰かペトラディかディストーンは?」
カ´ω`ブ「・・・」
ヽ(`Д´2)ノ「回復アイテムは・・・イチローのバックパックに・・・」
(´<_`)「じゃあ麻痺とかしたら終わりってことか。厳しいな。
だがナナシ。お前は石像になろうが背負ってでも連れて帰る。
もうこれ以上・・・」
ヽ(`モ´)ノ「奴らだ!!!舞弓さまを殺った侵入者は!!」
ヽ(`Д´2)ノ「やれやれ・・・しつこい・・・ね・・・。
今更ヤタカスサマナーのご登場か。」
(´<_`)「だがざっと十数人程度。重要な奴らは逃げるか移されたんだろう。
おい!お前らは捨て駒にされたんだ。
気付いたらさっさと避難しておけ。」
ヽ(`モ´)ノ「それがどうしたテロリストども!!
もとからヤタガラスに命捧げるつもり!!」
(´<_`)「話にならねえな。だがもうすぐ地上だ。全員でかかれば・・・」
(``;)つ==つ == ダッ
96
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:39:11 ID:uPhFbEhM0
スウィングの要領で、ジャックを叩きつける。
(;``)つ==つ ドンヽ(;`モ´)ノ「むごおおおおおお!!」
ヽ(`Д´2)ノ「ナナシ!!」
(;``)「僕はもうダメです!!みんな逃げて!!」
(´<_`;)「ふざけるな!!治る見込みを捨てる気か!!」
(;``)「僕一人に拘って、全滅するよりマシです!!
大丈夫!!
心臓が石になるまでに片づけたら、合流しますから!!」
(´<_`;)「危険な賭けになるぞ・・・」
カ´ω`ブつと(`Д´2)ノ「ほらデクノボウ!行きますよ!!」 ズルズル
(;``)「ふう・・・みんな行ったか・・・
COMP預けて行っちゃったから話できないけど、最期まで付き合ってくれるよね?
ラームジェルグ!」
ラ▽へ▽ム コクッ
(;^^)「ありがと。じゃあ・・・」
(;``)つ===> 「さあ来い!舞弓ゲン殺しの真犯人は僕だぞ!!
こんなガキに大将殺られて悔しくないのかあ!
命が惜しくないなら、向かってこい!!」
ヽ(`モ´)ノヽ(`モ´)ノヽ(`モ´)ノヽ(`モ´)ノヽ(`モ´)ノヽ(`モ´)ノヽ(`モ´)ノ「うおおおおおおお!!!!」
97
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:39:35 ID:uPhFbEhM0
>地上
(´<_`)「まだ日の光は出ないのか・・・」
ヽ(;`Д´2)ノ「丁度いいじゃないすか。
早く・・・出ちゃいましょう・・・よ・・・」
(´<_`;)「おい、ジロー大丈夫か?」
ヽ(;`Д´2)ノ「て、敵だ・・・」
<(・スパ 「逃がさぬ!」
https://pbs.twimg.com/media/GCCwP1-bcAA7td_.jpg
https://youtu.be/jIrfdqDJEyw?t=34
(´<_`)「わかりやすい弱点のやつが来てくれたな。」
=yと(´・髭・`)「ショーット。」
ヽ(`Д´2)ノ「さ・・・サモン・・・」
『妖精召喚』
-y(ム)「ほぉれ!!」
靴
https://pbs.twimg.com/media/D1oPDzMU0AA5T6P.jpg
『OFFENSE_EXTRA
GUN-PHONE』
<(・; スパ 「馬鹿な・・・奇襲したのに・・・
では私はこれで・・・」
=yと(´<_`)「そっちから喧嘩売って来てそれはないだろう。おれは今無性に腹が立ってるんだ。
Collateral Shot(こいつはおまけだ!)」
https://pbs.twimg.com/media/GBn4V2XagAASQ-E.jpg
98
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:41:02 ID:uPhFbEhM0
カ´ω`ブ「ふふ・・・ぐう・・・」
ヽ(`Д´2)ノ「ほら行きますよ、カブラギさん。
それとも鉄仮面か雑魚サマナーに首取られたいんですか?」
カ´ω`ブ「それも・・・いいかもな・・・」
ブチッ
ヽ(`Д´2)ノ「よくねぇんだよ!!
みんなあんたを活かすために死んだんだ!!
これ聞けよ!!
ナナシのリアルタイムCOMP実況だ!!」
『あー・・・
ラームジェルグ、やられちゃったか・・・
ごめんね、魔法に弱いから云々とか散々言っちゃって・・・
僕も行くから・・・
こいつで最後・・・ グシャ
カブラギさん、聞こえてますか?
散々言っちゃってごめんなさい。
最後まで役に立てなくてごめんなさい。
もっといい人をスカウトしてね。リーダーならできます。
ジローくん。もっと一緒にラーメン食べに行きたかったね。
いつも冷静で、チームのブレインな君が大好きです。
カムイさん・・・急ごしらえのチームだけど、ドキドキハラハラで楽しかったです。
ありがとうございました。
リュウジくん。どうか平和に暮らしてね。
あー・・・増援か。
みんな逃げてください。
もう足が動かないや・・・
でも十分足止めの仕事はできたよ
ね・・・』
99
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:41:31 ID:uPhFbEhM0
ヽ(`Д´2)ノ「アンタが生きてりゃ、またチームカブラギは再結成できる!!
だから逃げるんですよ!!今は!!
辛くても!!」
カ´ω`ブ「な・・・ナナシ・・・死んだ・・・のか・・・?」
(´<_`)「石化しただけだ。今から戻れば助かるかもな。だが・・・」
カ;ω;ブ「うわくぁああああああ!!!!!そうだ!!!!!
増援が来る!!!!!!鉄仮面が報復に来る!!!!!!
死にたくない!!!!!
死にたくないうわああああああ!!!!!」
>走り去った
ヽ(`Д´2)ノ「あの様子なら、外傷とかも大丈夫そうっすね。
適当にバイクでも見つけて逃げるでしょ。
じゃ、ちょっくら地下に戻りますわ。」
と(´<_`)「おい、ナナシの遺志を・・・」
ぬるっ
>ぬめった感触がした
ヽ(`Д´2)ノ「違いますよ。ナナシの後追いじゃない。
ここら辺の地下に発電プラントがあるはずです。
ちょっと研究所ごと爆発するようセットしてきますわ。
・・・舞弓の所業は、人として残しちゃいかんでしょ。ね?」
(´<_`)「・・・ああ、そうだな。」
ヽ(`Д´2)ノ「セッティングまで10分くらいあると思うんで、その隙に逃げてください。
俺も行きますから。」
100
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:42:05 ID:uPhFbEhM0
>ヨタヨタして歩いて行った
─
(´<_`)「まだか・・・ジロー・・・。」
>黒い一団が近づいてくる
と(´<_`;)「ワイルド・ハントか!まだ死ぬわけにはいかん・・・!」
と
https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/g3262564.jpg
しかし一団の中に、白い馬と人間が混じっていた。
威圧感はあるが、確かに人間だ。
https://pbs.twimg.com/media/GCH_982aEAAterz.jpg
ボ゚ -゚)「いい部下と仲魔を持った。おかげでここは滅茶苦茶だ。
父は元気か?」
=yと(´<_`;)「何者だ?おれを知っているのか?ヤタガラスか?」
ボ゚ -゚)「質問は一つずつにしろ。周りからはボスと呼ばれている。」
つ= yと
https://pbs.twimg.com/media/GCH_-2dakAAxR4d.jpg
ローブを脱いだその人間に柔術を食らい、向けた銃を奪い取られ解体される。
ボ゚ -゚)「そしてお前の事も断片的に知っている。記憶(ルーツ)は自分で戻せ。」
つ y = ポイ
(´<_`;)「ぐ・・・」
つ
ボ゚ -゚)「銃は一丁だけか?慎重さがないな。
武器もなく、任務が遂行できるはずもない。
そして私は元ヤタガラス。ずっと昔にな。」
https://pbs.twimg.com/media/GCH__vjbsAAyR6M.jpg
(´<_`;)「普通は銃を何丁も携帯しない。かさばるからだ。」
ボ゚ -゚)「なら今度からのミッションは壊れないものにしろ。このパトリオットのように。
今は帰るがいい・・・お前のボス(雇い主)の下へ。」
https://pbs.twimg.com/media/GCIAAt_bUAAJzsN.jpg
101
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:42:28 ID:uPhFbEhM0
ボ゚ -゚)「今、お前のお仲間が必死にプラントを潰そうとしている。
腕のいいやつだ。じきにここも爆破されるだろう。舞弓ゲンの妄執とともに。
さあ帰れ!次に会う事があれば殺す。」
https://pbs.twimg.com/media/GCIAGnzbUAAakov.jpg
ローブを着なおし、馬に乗る。
(´<_`)「まて・・・
まだ生死確認しなければならない奴が・・・」
ボ゚ -゚)「青髪の餓鬼ならとっくに去った。泣きべそかいてバイクを駆りてな。
いいか。このまま帰るんだ。」
https://pbs.twimg.com/media/GCIAHf9asAAOpq-.jpg
(´<_`)「フ・・・車も飛行機もチャーターできない。
爆死しろと言ってるのと同義だぞ。」
ボ゚ -゚)「甘えるな。サマナーなら移動用仲魔くらいいるだろう。
いなければ現地調達だ。」
─
(;´・髭・`)「腕が!抜けるうううううう!!!」
(´<_`;)「すまん!他の仲魔が回復したら交代だ!!」
(´<_`)「ふう・・・快適だな。」
( ゚十゚)「おほめいただきありがとうございます。
スピードを上げますよ!」
─
夜が明ける。
ボ゚ -゚)「・・・カムイ、今は大いなる意志のまま流されていけ。
私は留まるしかない・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GCIAIOAbEAAtOle.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GCIAI-kbYAASJjE.jpg
102
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:42:49 ID:uPhFbEhM0
>動力プラント
>大型タービンが大量に回っている
─
ヽ(`Д´2)ノ「これを。」
(´<_`)「COMPのメモリー?」
ヽ(`Д´2)ノ「俺が戻るっていう担保ですよ。コラテラルって言うんでしたっけ?響きかっこいいっすよね。
んで、もしあのバカに生きて会えたら・・・渡しといてください。」
(´<_`)「・・・わかった。このメモリー握ったまま横っ面ぶん殴ってやる。」 ギュッ
つ
─
(`Д´2)「ぐ・・・にじんできた・・・。ナナシ、イチロー・・・」
つ 今度は俺の番って事だよな・・・?」
https://pbs.twimg.com/media/GCIE_sSakAAa7xI.jpg
(;`Д´2)「あ、あのバカをリーダーにして戦ってきて・・・よかったかわからねえが・・・
最下層キッズとしてくすぶっているより・・・充実は・・・
できたかな・・・」
=yと(`モ´)ノ「いたぞ!!残党だ!!仲魔を出される前に銃殺しろ!!」
破裂音と銃声が響いた。
ヽ( Д 2)ノ「仲魔なんてもういねえよ・・・バーカ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GCIFBfaaIAAOxa5.jpg
>レバーが引かれた
https://pbs.twimg.com/media/GCIFDGPbMAAPuHQ.jpg
>空
(□十□)(メ´<_`) 「ムールムール、見てみろ。」 「どうしました?」
「あれが人間が大事にしていくもの、受け継ぐ価値のある命の炎、意志ってやつだ。」
https://pbs.twimg.com/media/GCIFESSbEAA5_cb.png
103
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:43:43 ID:uPhFbEhM0
"どんなに愛しているかを話すことができるのは、すこしも愛してないからである。"
──ペトラルカ
104
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:44:42 ID:uPhFbEhM0
>自室
ξ^⊿^)ξ「おかえりなさい!」
クラッカーが鳴った。
(´<_`)「アッシュ・・・どうして、おれの部屋に・・・?」
ξ^⊿^)ξ「だって今日はクリスマスイブだよ?
任務お疲れ様(ミッションコンプリート)。」
(´<_`)「すまない。少し一睡させてくれないか・・・。」
ξ゚⊿゚)ξ「・・・そういえば何かあった?
カブラギはウキウキ気分で帰って来たけど・・・。
そういえばあの三馬鹿トリオは?」
ドクン。
つ(´<_`;)「うげ・・・!」
>視界がゆがむ
ξ⊿ξ「・・・丈夫?顔色・・・真っ青・・・
さすろうか・・・?」
(´<_`;)「すまん!!今は出て行ってくれッ!!」
ξ゚⊿゚)ξ「・・・そうよね。あのバカラギの事だし、強行軍で行かせたのよね。
睡眠不足のイライラは誰にでもあるから。
・・・待ってる。」
>アッシュは去っていった
(´<_`;)「う・・・
げええええええええ!!!!!」
105
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:45:04 ID:uPhFbEhM0
>昼
『ウエハラカムイ。緊急の呼び出しです。
至急、審問室まで来てください。』
─審問室。
ファントムにおける異端、重大違反者などを呼ぶ、要は取調室だ。
20数年前にて、ファントムを抜けたあるサマナーに制裁を加えた事により、結果的に壊滅の憂き目にあったため
まずは慎重に事情聴取を行う事を行う事が義務付けられた。
RSのような暴虐行為ですらまず呼び出しは受けない。
>審問室
(´<_`)「ウエハラカムイ、出頭しました。」
「宜しい。よく逃亡せずに来てくださいました。
まずはそれに感謝を。」
公平を規すために、審問官は最新式AIによるコンピューターが行っている。
COMP、魔術行使による悪魔召喚は室内ではジャミングで封じられてもいる。
(´・u・`) ドン
(■│■) ドン
カ^ω^フ ドン
他に召集された人物が一斉にカムイを見た。
「まず、到着したばかりのウエハラカムイ氏には精神安定剤を。」
首筋に機械のアームで、丁寧に薬液が注射される。
他者による煽りなどで事実を喪失しないためだ。
「さてカムイ氏、まずはですが・・・
ユーバリ市にあるヤタガラスの施設の強襲に参加したのは事実ですか?」
(´<_`)「はい」
「では次です。他に召集された三者ですが・・・
三者三様に発言が異なっているのです。
ゆっくりでいいので、事実を話していただけますか?」
106
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:45:43 ID:uPhFbEhM0
(´・u・`)「私はなにも関与はしていませんよ。
早くクリスマスをアッシュとゆっくり過ごしたいのですがね。」
「あなたの発言には矛盾があります。
対悪魔犯罪課のオフィスに、カブラギ氏を呼び出していたのがカメラに映っています。
ノイズがかかっていて会話は再現できませんでしたが。」
カ^ω^フ「俺の腕がいいから、ナカテガワさんに課に入らないかってスカウトを受けたんだよ。
そしたらカムイの野郎が、俺の受けた依頼に首を突っ込んできた。
無茶されたおかげで俺の部隊は壊滅だ。」
「あなたの行動にもやや矛盾が見られます。
頑なに明かされない依頼主・・・端末からも通信ないようは巧妙にハッキングで削除されている。
ファントムの上部の者から密命を受けたのでは?」
カ^ω^フ「いんや、外部からの依頼だよ。
クライアントのプライバシーを公開はできないな。」
「続いて鉄仮面様。お願いいたします。」
(■│■)「私は最高幹部だ。独断で舞弓ゲンを暗殺に行った。ミレディとタッグでな。」
「その理由は?」
(■│■)「匿名で挑戦状のメールが来ていた。発信先を特定したら管制室のPCからだった。
ご丁寧にも、管制室までの道は見事にがら空きだったのだ。
そして私は舞弓を下した。これでよいかね?」
ああ、あと、と。
付け加えた。
(■│■)「カムイ君は勇敢だったよ。一人で私に立ち向かって、他の四人を逃がそうと奮闘していた。
もっとも、先制攻撃をしてきたメンバーの一人は正当防衛で私が殺してしまったが。
ファントムの敷地内ならともかく、任務先での揉め事なら仕方あるまい。
私を罰するかね?」
「いいえ。正当な理由がありません。
カムイ氏、三人の供述に何か間違いはありますか?」
(´<_`)「・・・」
鉄仮面はあくまでニュートラルな立ち位置を崩さない。
助け船のつもりだろうか?
107
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:46:05 ID:uPhFbEhM0
「そしてカムイ氏達の作戦決行の直前に、ファントム社内にフリーサマナーが呼ばれていたのを確認しています。
監視カメラにもくっきりと映っていましたし、社内の者の証言もあります。」
カ^ω^フ「ああ。あいつはカムイが雇ったんだ。
そして裏切って鉄仮面への攻撃をそそのかしたのもカムイとそいつだ。」
「これにも巧妙な音声改ざんが加えられていました。オリジナルのサルベージは不可能です。
しかしカブラギ氏、あなたが一番最初にフリーサマナー相手に楽しげに」手を振っているのが映ってはいます。」
カ^ω^フ「カムイは人見知りが激しいからな。俺が代わりに応対したんだ。」
(■│■)「フリーサマナー・・・確かサイゾーと言ったかな?
奴はクズノハ側にもファントムにも加勢するコウモリだ。
血眼でさがしても、素直には吐かない。」
麻雀の対極のような並びで四者が座っている。
「・・・カムイ氏の主張を聞いていませんでしたね。どうぞ」
カ;^ω^フ「あいつはランクに固執してたからな。
鉄仮面センパイと俺達で潰し合いをさせてランカーを盤石にしようと・・・ッ」
「あなたの意見は今は聞いていません。カブラギ氏。」
カ;´ω`ブ「うわああ!!」
椅子に電撃が流れる。ジオよりマシだが人間には苦痛だ。
(´・u・`)「意義あり!命からがら逃げ帰ってきたカブラギ君の証言では、
カムイ君が悪魔のような姿に変貌して襲ってきた。
更に施設の動力を爆破させて確実に皆殺しにしようとしたという証言もあるのですよ。審問官。」
「それは初耳です。今更になってなぜ?
カムイ氏、今度こそ発言をどうぞ。 黙秘権も付与されます。」
もういい。
(´<_`)「全部おれの手引きです。彼らを殺害してランカートップの座を断固たるものにしたいと思いました。
鉄仮面も目の上のタンコブでした。おれがイチローに指示を出して狙撃をさせました。
恐怖して逃げていった彼らを追い回し、施設を爆破して殺そうとしたのもおれです。
三人の言う事は、一つを除いて事実です。」
108
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:46:36 ID:uPhFbEhM0
ナカテガワの顔がほころぶ。
(´・u・`)「・・・とんだ外道ですね。本当に悪魔の子だ。
審問官。彼には慈悲をもって拷問の末に死刑に・・・」
https://captown.capcom.com/uploads/museum_other/image/51/%E9%80%86%E8%BB%A2%E8%A3%81%E5%88%A4_%E7%95%B0%E8%AD%B0%E3%81%82%E3%82%8A.jpg
(´<_`)「ただ、ヤタガラス襲撃計画自体は前々からナカテガワさんに脅されていました。
決行しないとアッシュ・・・彼の娘にして俺の仕事上のパートナーを凌辱すると。」
(;´・u・`)「な・・・言いがかりだ!!」
(゚ < ゚)
ギン目でナカテガワを睨む。
真実を、貴様がカブラギ・・・我が愚かな親友に依頼してハメたのを告発するぞと。
「現時点では求刑ができません。一週間保留の謹慎処分とします。
ただカムイ氏。その間単独行動はやめてください。
あなたに打ったものは、精神安定剤だけではありません。
体内に残留し、ファントム社から一定の距離を離れると肉体を崩すナノマシンです。
協力者や近くの人間も発動後に即座に感染し同じ末路を辿ります。
危険信号はあなたのスマートフォンにインストールしておきます。
では、解散。」
>審問室を出た
(#´・u・`)「よくも嘘を最後に吐いてくれたな・・・貴様は死刑確定だ。
間もなく貴様の起こした惨劇が、社内中で放送されるだろうよ・・・。」 ボソッ
(´<_`)「おれが死ねば、造魔は永遠にあんたの手には渡りませんよ。」
(#´・u・`)「脅しか・・・!どこに隠した!腹の中に埋め込んだか!?
(あのバカ、このクソガキに全部作戦を喋っていたのか・・・使えん!使えんぞ!)」
(´<_`)「あんた如きじゃ一生探しても見つからないところだ。」
109
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:47:30 ID:uPhFbEhM0
□と(´<_`)「・・・」 シュッシュッ
スワイプは慣れないな、と思う。
あの三馬鹿の命のように、いとも簡単に滑って流れていってしまうから。
一時間も経たずして、ウエハラカムイの凶行が社内全体にアナウンスされた。
>オフィス
(´<_`)「・・・」
( #,_ノ` )「馬鹿野郎!!クズノハの下っ端組織相手たあいえ、無茶してんじゃねえ!!
デカチンが死ぬかもしれなかったんだぞ!!」
(;-Д-)「まさかデカチンがトチるとはな・・・。嬢ちゃん連れてけるまで待ってた方がよかったんじゃないか?」
(=■д■)「・・・デカチン。今までお前と一緒に戦って暮らして、まだ叱ったことなかったよな。」
(´<_`)「そうですね」
(=■д■)「正直、子供もいない俺が・・・両親もなくここで生まれたお前にどこまで踏み込むべきか・・・
予想以上のポテンシャルのお前にかける声もないと誤魔化してた・・・
でもな・・・勝手だが、叱らせてもらう。
任務で仲間を失くして寂しい、悲しいんだろ?」
(´<_`)「おれは別に・・・」
(#=■д■)「さみしい時くらい、悲しい時くらい、さみしいっ、助けてくれって言いなさい!!!!!!!
さみしい悲しい時にちゃんと言えなかったり、冷酷なフリしてる人間なんて・・・
ナカみてえな、人の痛みがわからねえ人間になっちまうぞ!!!!!!」
( <_ )「・・・」
室内に一筋の雨が降った。
(´<_`)「・・・ありがとうございます。
ボスのところに行ってきます。ケジメをつけに・・・。」
(=■д■)「おう。
俺達は信じてるぜ。
お前があんな事やる奴じゃあないってな。ジョジョを信じろ。」
110
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:47:59 ID:uPhFbEhM0
>所長室
(´<_`)「出頭にきました。ボス。」
(■/へ■)「・・・カムイ君。大変な事になったな。
ヤタガラスがこの件を知れば、残党を率いて報復にくるかもしれん。
己も全力で迎撃するしかないかもしれん。」
(´<_`)「課の処遇は・・・どうなりますか?
おれの命一つで軽減出来るなら、今すぐ自害したい。」
(■/へ■)「そんな甘いものではない。
己たちもどうにか君の疑念を晴らして無罪にしたい。
どうせ君のことだ。庇っているんだろう?誰かを。」
(´<_`;)「・・・ボスには隠し事ができませんね。」
(■/へ■)「だが一度与えられた謹慎の猶予期間から死刑を覆すのは、難しいかもしれんかもな。」
(´<_`)「どんな残酷な刑が待ってるんですか?」
(■/へ■)「死刑囚相手に全ファントムサマナーがリンチだ。蘇生もできないように執拗にな。
己たちも、鉄仮面も・・・あのお嬢さんも参加するしかない。」
(´<_`)「・・・怖気はしません。ただ・・・」
K#▼д▼)つ 「失礼しますなりね!!!!!!あーチョーネム!!!
カムイ!!!!おめぇゎクリスマスに何やってるなりか!!!
好きな奴の元に早くイくんだよォォン!?
俺もジムサボってセンパイとレオんとこ行くなりね!!!!」
>タクヤさんは去っていった
(´<_`)「・・・」
(■/へ■)「相変わらずインパクトが強いな・・・
行ってきたまえ。悔いの残らんようにな・・・。」
─
ξ;⊿;)ξつ□
https://pbs.twimg.com/media/GCLxCDMboAAaWg0.jpg
111
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:48:20 ID:uPhFbEhM0
ξ;⊿゚)ξ「カムイ・・・?」
□と(´<_`;)「いやすまない。でもこんな画像送られてきたら心配する。」
https://pbs.twimg.com/media/GCLxY2faYAAv2K_.png
ξ^⊿^)ξ「とりあえずわかったかー!!私が地雷物件だということに!
だから、うん。いいんだよ。
私は別に・・・」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ ⊿ )ξ
https://pbs.twimg.com/media/GCLxi8QbAAAAETU.png
(´<_`)「・・・とりあえず、お邪魔していいか」
─
ξ;゚⊿゚)ξ「なにそれ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GCLyltca0AATBSF.png
(´<_`;)「ええっ。聞いてないのか。」
ξ゚⊿゚)ξ「カムイ、マジで何したの・・・?」
>ありのままを話した
ξ゚⊿゚)ξ「サイゾー・・・あの髪の緑でギザ歯のことか。
度々任務の合間にウジ虫みたいに沸いてきてナンパされててキモウザかったのは覚えてる。
でもいくらカブラギのバカでも、あんたをハメてまで出世しようなんてする?
お父さんが任務を依頼したっていうのも謎ね・・・。
その造魔は持ってるの?」
(´<_`)「ああ、仲魔に持たせてある・・・。
おれを殺せばほぼ永遠に取り出す事はできない。」
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ、まだ交渉の余地はあるね。
だって欲しがってた造魔を隠し持ってるカムイが死んでしまえば、お父さんのやりたかった事もできなくなる。
カブラギの立場だって危ない橋渡ったのが馬鹿らしくなるかも。」
(´<_`)「だがそれを知られれば、キレて本気で殺しにかかってくるかもしれない・・・
だからアッシュ、処刑は君にやってほ」
ξ゚⊿゚)ξニア 「私はやめとけ!」
https://pbs.twimg.com/media/GCL3exmb0AAGb4J.png
112
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:49:57 ID:uPhFbEhM0
(´<_`;)「・・・なんで?」
ξ゚⊿゚)ξ「・・・さあ?
私の必殺攻撃じゃ遺灰も残らないし、苦しいと思うよ?」
https://pbs.twimg.com/media/GCL3f9yaUAAPhAQ.jpg
(´<_`)「とりあえず心を鎮めたい。
いい映画かアニメはあるか?」
ξ^⊿^)ξ「うん」
https://pbs.twimg.com/media/GCL3f9yaUAAPhAQ.jpg
─
ξ;⊿-)ξ「いやいい話〜〜・・・!
ヘンに緊張していたのがアホらしくなってくる!」
https://pbs.twimg.com/media/GCL3xiWaIAA5Vnj.png
(´<_`)「・・・そうだな」 チラッ
ξ゚⊿゚)ξ「・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GCL6q_XaoAAPurO.png
ξ゚⊿゚)ξ チラッ
https://pbs.twimg.com/media/GCL6sHZbYAAtkX9.jpg
(´<_`;)「あ・・・」
多分、半分キレている。
ξ^⊿^)ξ「ね、カムイ。今日は気分的にも集中できないみたいだし・・・
お開きにする?」
(´<_`;)「い、いや、ちゃんと見てたぞ!!」
ξ゚ー゚)ξ「ふーん。じゃあ、ここまでの感想言ってみて。
デビチル。」
https://pbs.twimg.com/media/GCL6xQJaYAA_B0H.png
(´<_`;)「まぁ・・・まだ子供なのに悪魔の力を身に宿してデビルと戦う宿命は
なにか、得体の知れない力を得てしまったおれに似ているような・・・」
ξ///)ξ「・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GCL9MkpbAAAiy8T.png
113
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:50:26 ID:uPhFbEhM0
ξ;゚⊿゚)ξ「やだ。そんなありきたりな感想。
もっとほら、原作ゲームと比べるとマイルドだとか。
児童誌のベルセルクたる漫画版はすごいメガテンっぽいとか・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GCL9IAOaIAAJbL-.jpg
(´<_`;)「厄介オタク・・・」
ξ#゚⊿゚)ξ「なんか言った!?」
(´<_`;)「いや心の声が漏れた・・・すまん。
もっとガキの頃に原作ゲームは履修しているが、
赤黒版でラジエルの書を守る使命のせいで倒される宿命にあったラハブ。
あれの気持ちが、今のおれにはわかる気がする。」
ξ゚⊿゚)ξ「どういうこと?」
(´<_`)「君の父さんを悪く言いたくないが、おれはハッキリ言ってナカテガワが嫌いだ。
だから、せめて好きな君に殺されて。
奴が欲しがっていた造魔を永遠に隠匿できればと思っている・・・。」
ξ;-⊿-)ξ「・・・私のこと全部わかってたら、
好きになんてならないよ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GCL9fYTbQAA3Q5Q.png
(´<_`;)「いや!この数か月〜年の間で!
君のことはわかってるつもりだ!!
君の理解者になりたい!!」
(´<_`;)とξ゚⊿゚)ξ「さささ、玄関までお送りしますねー。」
==(´<_`;)「うわ!!」
ξ;゚ー゚)ξ「言葉にするのは簡単だけど、兄弟みたいに生まれてから一緒にいたわけじゃないし
全部わかるはずなんてない!!
わかった気にならないでもらえます!?」
https://pbs.twimg.com/media/GCL95DQaAAAKsbX.png
バタン
>扉はロックされています
(´<_`;)「えぇ・・・??」
114
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:51:18 ID:uPhFbEhM0
> 25日
く(´<_`)「・・・行くか」
>カブラギの部屋
「おう、入れよ。」
カ^ω^フ「この部屋も広くなっちまったなあー。
ま、どーでもいいけど。」
カ^ωと(´<_`#) バキッ 「クリスマスプレゼントッ!」
カ#^ω^フ「なんだお前!死刑になる前の八つ当たりか!?」
と(´<_`#)「今の拳はおれの分じゃない・・・
あいつらの、分だ・・・!」
掌には三つのメモリーが握られていた。
(´<_`)「みんなお前とおれを生かすために死んでいったんだ。
それがどうでもいいだと・・・?
不貞腐れるのもいい加減にしろッ。」
カ^ω^フ「人間いつかは死ぬ。戦いの中でか、畳の上かって違いじゃねえか。
まぁお前も一週間の命だな!
大晦日が命日なんだよ!!」
(´<_`)「・・・もういい。殴る気も失せた。
あいつらがやめてくれってメモlリーを通じて叫んでるようでな。
置いておくぜ・・・失ったものをよく?み締めろ。」
ガチャ
カ´ω`ブ
115
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:51:46 ID:uPhFbEhM0
> 26日早朝
『ウエハラカムイ。事務所に出頭しろ。』
>オフィス
(´<_`)「・・・処刑にはまだ早い時間だと思いますが?」
( ,_ノ` )「よし・・・ナカもいねえし事務所は防音だな・・・。」
(=■д■)「おめでとう、デカチン!!
多分お前の処刑はなしだ。」
(´<_`)「・・・どういうことですか?」
(=■д■)「タクヤさんが必死こいて嘆願署名を集めてくれたんだよ。デカチンがそんなことするとは思えないってな。
お前、よくルーキーのサマナーを助けてたろう。おまけにトップランカー。
お前の人柄に恩を感じて、驕らない強さに憧れる奴がいっぱいいたって事だ。
ナカめ、これで少しは懲りるといいが・・・」
(■/へ■)「おめでとう。これだけの信頼を勝ち得るには一朝一夕にはいかないよ。」
つと パチパチ
(´<_`)「しかし・・・おれはファントムの同志であり大事な仲間・・・いや友達を見殺しにしました。
到底許されるとは・・・」
(■/へ■)「それに関しては一度ランキングから削除、この課からも一旦追放で手打ちにするつもりだ。
あとは己のコネを使って君を海外留学の体で逃がす手筈を整える。」
(-Д-)「ナカさんしつこいっすからねー。
下手すりゃ課を巻き込んで暴走すっかも・・・。
そん時ゃボス、命令下してくれますかい?」
(■/へ■)「己としてはもう少し泳がせておきたい。
ちゃんとした証拠を掴んでからだな。
一応大事なうちのファミリィだ。」
(-Д-)「ボスが言うなら・・・。
で・・・デカチンはヤってきたの?」
(´<_`;)「え?」
116
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:52:07 ID:uPhFbEhM0
(-Д-)「とぼっけんなよー。お楽しみしてきたんだろ、イブにさ!」
(´<_`;)「??」
(=■д■)「嬢ちゃんに告ってクリスマスパーティーしてきたんじゃないのか?」
(´<_`;)「いや普通に追い返されましたけど・・・」
( ,_ノ` )「デカチンのくせに諦めんじゃねえ。たまたまあの日だっただけかもしれねえだろ。
俺だって元カミさん口説くのに何十回・・・まあそれはいいか。」
(-Д-)「俺が狙っちゃってもいいですかカムイくん♪」
( ,_ノ` )「あほか。まだ十代の乳臭いガキだぞ。二十代のでかいガキが相手されるわきゃねえだろ。」
(-Д-)「なんだとぉーこのカレー臭ジジイ!!」
( ,_ノ` )つy=「撃ち殺ッす!!!!!ぞ♪」
(■/へ■)「・・・行ってきなさい。
こんな会社に閉じ込められたままではあるが、君達はまだ青春のせも始めてないように見える。
クリスマスが一日過ぎたからといってなんだ。
・・・ミッションだ。プレゼントを買ってお嬢さんの元へ行ってこい。」
く(´<_`)「・・・了解。
依頼開始(ミッションスタート)!!」
(;-Д-)ニア「大切なものっ!
取りこぼすなよ〜〜!?」
https://pbs.twimg.com/media/GCMKr45bcAACG-U.png
(´<_`)b
─
(□十□)(´<_`)「あ、ここで降ろしてくれ。」
_,
ξ;゚⊿゚)ξ
(´<_`;)「あ、アポもなしにごめん。入れさせてくれないかな?」
https://pbs.twimg.com/media/GCMMdLha0AAkKgT.jpg
117
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:52:51 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「とりあえず、アッシュのオススメで・・・」
ξ゚ー゚)ξ「そうね。じゃあ、デジタルデビル物語でいきましょうか。」
─
ξ゚ー゚)ξ「やっぱりいいね。自分たちが生まれてない時代の作品でも面白い。」
(´<_`)「ああ・・・いい・・・」
ξ゚ー゚)ξと(´<_`) ドン
つと
https://pbs.twimg.com/media/GCMLJcwaIAAvVKU.png
ξ゚д゚)ξ「ポリスメーン・・・」
(´<_`;)「すいません調子乗ってました許してください」
https://pbs.twimg.com/media/GCMLKnMa4AAVTxw.png
>正座タイム
(´<_`;)「・・・」
ξ゚ー゚)ξ「ねぇ?私が聞きたいのはDDSの感想なんだけど。」
(´<_`)「あれを見てますます君が好きになった・・・。」
ξ;゚⊿゚)ξ「なんでだよ!
・・・だから〜、私は人に好かれるような
人間じゃないんだよ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GCMMfD7bAAAIHN4.png
(´<_`)「好きになったら、ダメか?」
ξ;゚ー゚)ξ「ダメっていうか・・・」
ξ;-ー-)ξ
https://pbs.twimg.com/media/GCMMmL_acAAlzEx.png
一瞬目を伏せる。
_,
ξ;゚⊿゚)ξ「私なんかのどこがいいの?」
https://pbs.twimg.com/media/GCMMh9WawAAHE2h.png
(´<_`;)「胸、鎖骨、奇麗な髪、時々見せる憂鬱な瞳、スレンダーなボディ・・・それに・・・
理屈抜きで、好きです。一目ぼれなんです。」
https://pbs.twimg.com/media/GCMNGYQbwAASlvf.png
118
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:53:47 ID:uPhFbEhM0
ξ゚⊿゚)ξ ポカーン
ξ゚ー゚)ξ「・・・お話をしても?」
(´<_`)「お願いします。」
https://youtu.be/phwac9uKOKs?t=36
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと長くなるね。
たくさん考えた。
私は生まれた頃から両親がいなくて、今のお父さんに引き取ってもらって。
血反吐吐くくらいの・・・まぁ吐いてないけどそのくらいの気概でトレーニングして身につけた。
悪魔召喚も、交渉術も、アッシュトゥアッシュも。
今だってカムイやあのバカ、課の皆さんに支えられて生きてる。
サマナーなんて常に死線だから、なるべく早く自立・・・一人で生きていけるようになりたいと思ってた。
私が死んだ時に大事な人が傷ついたら悲しいから。その気持ちは今も変わってない。
カムイも処刑を免除されたら留学するんだっけ?
そこで頑張って来てほしい。
それでたまにこっちに帰って来て、お互いの活躍を語り合いたい。
それ以上求めたら、きっと幸せすぎて不幸になる。」
(´<_`)「・・・おれは君にとっては通り過ぎる風のようなものだったんだな。
空虚な自分は誰でも、なかったのだろう。君を好きなのも泡沫の夢、それでもいい。
君を失うよりも先に霊として見護れるなら・・・それもいいか。
タクヤさん達には申し訳ないが、嘆願書は破棄してもらう。
君を好きな気持ちは変わらないから、この先も。
せめて精一杯抗って死んでやるさ。
『処刑』が多分旅の終わりなんだろう。」
https://pbs.twimg.com/media/GCMNHgwboAAPNNc.png
ξ;゚⊿゚)ξつ「待って!!」
( <_ )「・・・」
ξ ⊿ )ξ「・・・まだ話は終わってなくて。」
https://pbs.twimg.com/media/GCMNLexawAAqxQ2.jpg
119
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:54:24 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「おれは思い出を十分もらった。死出の度の土産には十分さ・・・
君が好きだった。今までありがとう。」
ξ ⊿ )ξ「続きね。 私が普通に考えたらそうなるよ。
だって欲張らず、一匹狼で生きてれば。
苦しくなくて。
心を開いて傷付く必要もないから。」
「でも・・・私は・・・」
ξ;⊿;)ξ「カー君が好きだから!!
一緒に!!!!!!!!
いたい!!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/GCMNTQ4asAAgj5j.jpg
120
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:55:11 ID:uPhFbEhM0
(;<_;)「おれだってそうだ!!!!!!!!!!!!!!!
五十億の人間より、
おれは君一人を!!!!!!!!!!!!!!!!
選ぶ!!!!!!!!!!!!」
ξ;⊿;)ξ「・・・バカみたい。
さっき見たOVAの・・・
受け売り・・・じゃない・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GCMN_RmbEAAwvZc.jpg
ξ;ー^)ξ(^<_;)
つと
121
:
DDS原作が全部映像化された世界線です
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:56:39 ID:uPhFbEhM0
https://www.youtube.com/watch?v=889PJ3SQ_30
─
>アッシュ下校途中
ξ゚⊿゚)ξ「なに?そんなにジロジロ見て」
(´<_`;)「灰子さん・・・恋人とかは・・・いた事はある?」
ξ;゚⊿゚)ξ「ドワオ! な、なに突然・・・」
(´<_`;)(あ・・・あるのかな・・・いやでもなさそう・・・なんかなさそう・・・)
_,
ξ゚⊿゚)ξ「・・・ないけど・・・そういうアレは・・・」
(´<_`;)(なんか安心した・・・)
ξ゚⊿゚)ξ「ウエハラ君だっけ?君はどうなのよ?」
(´<_`;)「いないです・・・じゃあ、もうひとつだけ・・・
好きな人はい、いますか!」
ξ///)ξ「・・・」
ξ゚⊿゚)ξ「・・・あえて言うなら、自分が嫌いかな・・・。」
https://pbs.twimg.com/media/GCMcPvEaUAAvr5s.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GCMcFqvacAEtHlH.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GCMcETQaQAADLTG.png
https://pbs.twimg.com/media/GCMLVy6aQAAafiz.jpg
─
(´<_`)「灰子さん、お疲れ様。夕食とかどうだろう?」
ξ゚⊿゚)ξ「ごめんなさい。今日は家で食べてCOMPの手入れもしないと。」
(´<_`;)「趣味とか好きな食べ物はないの?」
ξ゚⊿゚)ξ「ヒトカラ」
(´<_`;) シュン
ξ;゚⊿゚)ξ「・・・・・・・・・。
じゃあっ、そのうちどっかっ!行く?」
(´<_`*)「おれでよければ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GCMcQpebwAATblj.png
122
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:57:19 ID:uPhFbEhM0
ξ゚⊿゚)ξ 「熱くなれ!夢見た明日を!必ずいつか!つかまえる!
つΦと 走りだせ!振り向く事なく!
億万長者を!!!!!!突き抜けろおおおおおお!!!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/GCMi_4Zb0AA2G2G.jpg
(´<_`)「欲望とシャウトがすごいですね。おれもDRAGONなら負けませんよ。」
ξ^ー^)ξ「はは、強いこと言ったなあ。
点数と消費カロリー負けた方が今日のオケ代おごりね!!」
https://pbs.twimg.com/media/GCMcRirbUAAveNS.png
─
ξ゚⊿゚)ξ「カムイ?アイスケーキ溶けちゃうよ?
せっかく持ってきてくれたのに。」
(´<_`)「ああ、灰子・・・さん。
ちょっと昔のことを思い出していたんだ。」
ξ#゚⊿゚)ξ「灰子って呼んで!」
(´<_`;)「ゴメンナサイ」
切り分けたケーキに口をつける。
(´<_`)「あっホイップクリームない?」
ξ;゚⊿゚)ξ「ないわよ。
・・・そんなに書いて欲しかった?ハート・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GCMcDnMaQAEtrnz.png
(;<_;)「ウン」
ξ;゚⊿゚)ξ「恋人になった途端にすごい甘えん坊になったわね。
クサビさん達が見たらびっくりするわよ!」
(´<_`)「君には常にアプローチ、というか甘えていた。
気付かれなかった悲しさよ・・・
今日は一段とキレイだね、灰子。」
ケーキを運ぶ手を止める。
ξ;゚⊿゚)ξ「うわごっっついこと言うなー。調子乗んなよ。」
(´<_`;)「あっ。もちろんいつもきれいなんですけど・・・」
ξ#゚⊿゚)ξ「いい いい 大丈夫」
https://pbs.twimg.com/media/GCMOVrlbYAA7yLM.jpg
123
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:58:03 ID:uPhFbEhM0
ξ;゚⊿゚)ξ「なんでリップなんか塗っちゃったんだろ(キスの流れかな・・・)」
(´<_`;)「なんの後悔ですか?」
>プレゼント交換
(´<_`)「結構自信はあるんだぜ。」
ジュエリーケースをいくつか取り出す。
ξ;゚⊿゚)ξ「うわ。原石ばっかり。世間知らずねぇ・・・」
(´<_`)「おれ達はまだ磨かれ足りない原石だ。ぴったりだろ?
別にケチったわけじゃないぞ。」
(´<_`)「まずガーネット。スフェーン。
ストロベリークォーツ、パパラチアサファイア。」
ξ゚⊿゚)ξ「あっ。私と被った!」
(´<_`)「マジか。」
ξ゚⊿゚)ξ「といっても原石だけどね。スリランカの悪魔ギリメカラからタクヤさんがもらったらしいの。
で『オンナとかチョーうぜーし!』とか『イヴは三日間くらいあればいいんだよな』とか言いながら私にくれて去っていたの。
見た目は怖いけど、いい人よね。」
(´<_`)「次はモルガナイト。」
ξ;゚⊿゚)ξ「スピネルより薄くてきれいなピンクね・・・」
(´<_`)「金色に近いルチルクォーツ。これはなかなかお目にかかれないぜ。
金運を運ぶ。」
ξ*゚⊿゚)ξ「やった!」
(´<_`)「ルビー、クロサイト。」
ξ゚⊿゚)ξ「あたしからは、これ。」
アパタイト、アクアマリン、アイオライトのアクセサリー。
いずれも前身や過去との決別など、ポジティブな石言葉を持つ。
(´<_`)「そして、トリがこれだ。」
>アイスブルーダイヤモンドのリング
124
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 02:00:12 ID:uPhFbEhM0
ξ;゚⊿゚)ξ「わぁ!?すっごい・・・」
ξ///)ξ「あ・・・でも・・・これ婚約指輪もらうってことは・・・
するの?
は、は、はじめて、なんだけど・・・」
(´<_`;)「い、いや。まだはめなくていいと思う。」
ξ゚⊿゚)ξ「えーキレイなのに!」 ぷくー
(´<_`)「だっておれ達まだ15だぞ!?
結婚して赤ちゃんできちゃったら大変じゃないか!!」
ξ゚⊿゚)ξ「純粋かよ!
・・・でも、キスくらいは・・・軽く・・・」
ξ///)ξ「んっ!」
(´<_`)「風邪でもひいたか?厚着した方がいい」
ξ;゚⊿゚)ξ「・・・天然か!!」
>翌日朝
ξ-⊿-)ξ「ん・・・むねが・・・
なんかおも・・・」
>降り落とす
ドサッ
(´<_`)「zzz・・・しあわせものだ・・・おれは・・・」
ξ///)ξ「まさか乗ってたのって・・・うわ」
https://pbs.twimg.com/media/GCMcO6aaMAAvVfr.png
>昼食後
(´<_`)「じゃあぼちぼち、留学用に色々準備をしに帰る。
ビザなどはボスが用意してくれているそうだ。」
ξ゚⊿゚)ξ「あのね・・・」
(´<_`)「ん?行ってらっしゃいのキス?」
125
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 02:00:53 ID:uPhFbEhM0
ξ;///)ξ「女の子の好きなところの第一に堂々とおっぱいを挙げるって・・・
カー君、結構、
無神経なんじゃないかなッ!?」
https://pbs.twimg.com/media/GCMcGd5a4AA-mCM.jpg
> 3日後、空港
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ、頑張って勉強してくるのよ。
待ってるから!」
(´<_`)「ああ。悪魔相手でも浮気はNGで。」
( ,_ノ` )「初々しいな。新婚かよ。」
(-Д-)「ジジイの心が汚れてんだよ・・・撃ち殺しちゃうぞ!」
(´<_`)「皆さん、ありがとうございました。特にボス。手続きまで・・・」
(■/へ■)「向こうの学校にもナシはつけてある。
頑張るんだぞ。
二、三年後くらいに成長した君を迎えたい。」
(=■д■)「愛弟子が旅立つのは寂しいなあ。
まるで自分の息子みてえな感覚だ。」
(´<_`)「モリカワさん・・・帰国したらお手合わせお願いします。」
>飛行機は飛び去った
|u・`)「チッ・・・逃げられた・・・」
126
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 02:01:43 ID:uPhFbEhM0
>ファントム社
カ^ω^フノ 「よぉ!クリスマスはお楽しみだったかい?
くっくっく!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「ああ、足りないバカが来た。
見えないふり見えないふり・・・」
カ^ω^フ「いやー、うまくお人好しがハマってくれてよかったわ!
流石に死刑判決はヒヤっとしたけどな!」
ξ゚⊿゚)ξ「・・・今なんて言った?」
カ^ω^フ「無知なアッシュちゃんに教えてあげようこっそりと。
フリーサマナーとは最初から共謀していたのさ。あいつら4人は囮。」
ξ゚⊿゚)ξ「最ッ低・・・。兄貴分としてはかっこいいと思ってたのに。」
カ^ω^フ「やって悪いか!?
人間である以上、誰だって過ちを犯すだろ。
俺だって魔が差したんだ!例外じゃねえ!
『人間』 じゃないあいつには 判らねえだろうけどな!!」
ξ#゚⊿゚)ξつ「ちょっと!」
カ´ω`ブ「」「あいつは生まれてから既に確定されてる天童。
俺はしがない施設にブーン投げられた孤児。
最初から、勝負は決まってたんだよ!」
カ`ω´ブ「奴は悪魔に愛し愛され、お前の心さえつかんだ!
あいつに出会ったとき、誓ったんだ!
あいつを超え、あいつと肩を並べ、ファントムのアタマァはるってな!」
カ ω ブ「でも現実はどうだ。
俺の方がCOMP持ってるし、人であろうが殺すのに躊躇ない。
お前らみたいな飼い慣らされみたいに『、課』なんぞに所属せんでも強く生きられる。
なのに、なんで!?」
ξ゚⊿゚)ξ「コンプレックスだけで子分を殺したの・・・カムイのことも・・・」
カ^ω^フ「信じてくれなんて言った、覚えは・・・
俺にはないんだぜ。カムイ。」
https://pbs.twimg.com/media/GCM5__0aMAA2RLe.jpg
127
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 02:22:42 ID:uPhFbEhM0
(´・u・`)「何はともあれ、私の希望通りには一応なりました。
約束通り、ヤタガラスに手を回してアロウという少年を引き入れましょう。」
カ^ω^フ「よろしく頼むぜ。犠牲はでかいんだからよ。」
(´・u・`)「池のあるところにカエルはいるが、カエルがいるところに池があるとは限らない。
君はもっと野心家だと思っていたんですがね・・・。
井の中の蛙で終わりますか?」
カ^ω^フ「大海を知らず、ちょっとでかい池に仲間と住むカエルってのも悪くねえよ。」
─
ミレ///ディ「はぁっ・・・ああっ・・・ぁっ・・・!」
('ー` )「君の乱れるさまは、いつ見ても揺さぶられるよ。
100億の言葉でも、きっと表現できないはずさ。」
ミレ^ー^ディ 「ふふっ、今夜はずいぶんと誌的じゃない。
つ(■│■)と もっとも、あなたが昂るのも無理ないわ。
('ー` )「舞弓ゲン討伐からこの至福のひと時まで、マッスルドリンコが効いてくれたおかげだよ。
そして造魔獲得と厄介な存在の排除・・・カブラギとかいう分別のないガキはいつでも始末できる。
ウエハラカムイ君は、ミレディに続いて僕の右腕になってほしいくらいだった。」
ミレ゚ー゚ディ「あら、私だけで懐刀は十分でしょう?」
('ー` )「ふふ、そうだな。
・・・惜しむらくは、『大いなる存在』の降臨に、君と一緒に立ち会えない事だよ。」
ミレ゚ー゚ディ「そうね。自ら大いなる存在を乗っ取り新世界の父になる・・・。
それがあなたの野望だものね。」
('ー` )「そう、そして君は僕が新世界の父になった暁に
大母となって人々を導いてほしい。
おろかな人類に修正を・・・。」
128
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 02:39:26 ID:uPhFbEhM0
https://pbs.twimg.com/media/GCNY_HMacAAMtbf.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GCNZVanbAAAwM-W.jpg
>オフィス
(■/へ■)「行ったな・・・無事に。」
(=■д■)「そうですね。」
( ,_ノ` )「嬢ちゃんは?」
(■/へ■)「別宅に帰らせたよ。一時の別れとはいえ、しばらく傷心だろう。悪いことをした。」
(=■д■)「でも、思うんですよ。アッシュやカムイのような優しい・・・
あのコ達のような種がまだ世の中に残っている。
ファントムを変えてくれると思います。俺は。」
(-Д-)「zzz」
─
ファーストクラスで、一人ごちる。
(´<_`)「まだ終わらない…おれたちはまだ何も始めてない!
そうだろ・・・イチロー、ジロー、ナナシ、リュウジ!」
https://www.youtube.com/watch?v=3jDlFtZh9ns
とりのこされ置いてかれ 行くあてなど なくしてしまえ
愛想笑いしてるより ひとりきりが いいときもある
落ち込むほどイヤなこと やめてしまえ代わりはいるさ
全部すてておりるなら誰もジャマを するはずないし
中途半端で 終わりにしたくない
裏切られて傷ついても強くなれる change your heart!
ここまで来たんだ
I can't stop
勝たなきゃくやしいno way out
分かれ道 もどり道 ふり向けば夜の雨で見えない
なにかが足りないI can't stop
モヤモヤかかえちゃ no way out 進まなきゃ見えてくる答えまで
never never mind!
ソウルマトリクス-カムイ2 終
129
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/29(金) 23:07:31 ID:rgo8XoP60
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf0A0LBdt0Im9V0SFqiiecCMiscy1BRkOTuz5-hiKltdDoE5Q/viewform
フォーム作ってみました。
テキトーに書き殴っていってくださるとハゲみになります(>´ω` <)
130
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/31(日) 03:41:41 ID:of6IL3lk0
自殺
131
:
名無しさん
:2023/12/31(日) 21:30:38 ID:ulYOUKwk0
フォーム送ったよお
132
:
◆MxHvQqijkA
:2024/01/01(月) 17:24:36 ID:zZH7Qki60
>>131
ありがとうございます。
『その日』は今日かもしれませんし明日かもしれない。
突発的に来るのです。
生物なら誰しも逃れられない。
https://pbs.twimg.com/media/GCvkZ3tb0AAYA_9.png
133
:
名無しさん
:2024/01/01(月) 18:01:18 ID:ZsTJ2wmg0
ようやく追いついた
乙だ!
134
:
名無しさん
:2024/01/03(水) 17:58:39 ID:l9T4bZHA0
>>132
死ねさっさと
135
:
◆MxHvQqijkA
:2024/01/12(金) 20:31:30 ID:1GXHEmb60
ボロ船をこぐ。
https://pbs.twimg.com/media/GDKw_vCb0AA4-1H.png
「おお、この囁くような声こそ・・・
伝説のローレライに決まっている!!」
https://pbs.twimg.com/media/EF43W4xU0AAmn9U.jpg
(´<_`;)「いや、どう聞いてもキモそうなんだが・・・」
「なにを言うんだKAMUI!聞こえないか?
妖艶で魅惑的な・・・わお!!」
https://pbs.twimg.com/media/GDKxBdqbQAAVucR.jpg
>それはあまりにも美しく
>誰も他の事に気を配れなかった
『INSANITY-EYE』
>夜魔 ブロンバデグが一体出た!
(´<_`;)「チ!魅了か・・・」
( )つ 「おお・・・麗しのセイレーン・・・」
と(´<_`;)「馬鹿!身を乗り出すな・・・
ディスチャーム!!」
>魅惑の歌声は絶え間なく続いている
>この歌声を破らない限り、魅了は解けない!
と(´<_`)「バケの皮をはがしてやるぜ・・・」
『堕天使召喚』
(□十□)つ
『OFFENSE_EXTRA
BITE THE DUST』
女性部分は爆弾化した。
と(´<_`)「ほれっ」
136
:
◆MxHvQqijkA
:2024/01/12(金) 20:31:52 ID:1GXHEmb60
「ぐえええええええ!!!」
余裕綽々と簡素な火炎ビンを飲み込んだ女性は、爆裂した。
「ヘイKAMUI、あの美しい美女・・・
げえええええ!?」
サークル仲間が嘔吐する。
(´<_`)「蠱惑はとけたようだな。みろ。あれがやつの本体だ・・・」
「うげえええええ!!!なんだあれは!?
さっきまでいた美女はいったい!?」
https://pbs.twimg.com/media/GDK2KmcawAAa9sC.png
(´<_`)「トラップにかかったんだよ。
おれのいた国で言う『ギジエ』だな。
まぁご講義はあとにして、船を潰されないうちにさっさと片づけるか!」
「オーケー!サモン、オーガ!!」
https://i.pinimg.com/736x/4c/ce/f5/4ccef5b038fe6386fc60260765efc7ae.jpg
>総攻撃で怪生物は沈んだ
「ヒェ・・・レンタルした船が沈まないでよかったぜ・・・」
(´<_`)「上陸しよう。
ムールムール、船を護っていてくれ。」
(□十□)「御意。
どうかお気をつけて。」
(´<_`)b
137
:
◆MxHvQqijkA
:2024/01/12(金) 20:32:21 ID:1GXHEmb60
「ここがドラゴンの洞窟か・・・ワクワクするな!」
(´<_`)「ドラゴンと言っても、色々あるぞ。
龍神に龍王に邪龍・・・
こっちの地方では、ドラゴンはお宝を守る邪龍が多いんだったか?」
「オウ!kingdragon!!いい響きだ!
是非ともnakamaにしたいね!
カムイの国では、DRAGONは神聖な生き物なんだろ?
POKEMONで学んだ!
DRAGONサマナーのLanceサイコー!!カッコイイ!!」
(´<_`;)「何の為の悪魔学部だ・・・
そっちで学べよ。」
https://pbs.twimg.com/media/GDKxD9TaoAA4fbO.png
>骨が散らばっている
(´<_`)「・・・どうやらおれ達以上にアホな奴らが先にいたみたいだな。
気をつけろ」
( )つ╋━[]
「Oh!Blade Cusinart'!!」
https://pbs.twimg.com/media/GDKxE3dbEAAiM0Z.png
(´<_`;)「お、おい、勝手に開けるな・・・」
>袋小路を出る
「おやおや、けちやろうがお帰りのようだ!」
「代金は心の臓だな!」
https://pbs.twimg.com/media/GDK2MlFaMAAYBN9.png
138
:
◆MxHvQqijkA
:2024/01/12(金) 20:32:53 ID:1GXHEmb60
「おお!来ましたDRAGON!!」
>相方はスマホで画像を撮っている
>TALK
>拒絶された
「オオー!!」
と(´<_`)「いいから構えろ!!」
と
ひときわ巨大な首長ドラゴンと対峙する。
https://pbs.twimg.com/media/GDK2OjtaUAEsVXT.jpg
(´<_`)「シグル、そっちは逃げられそうか!?」
「ダメだ、出口にもドラゴンが!!」
https://pbs.twimg.com/media/GDK2NxZaQAA_agP.jpg
(´<_`)「死ぬ気でしのげ!!
間違っても仲魔になんてしようなんて考えるな!!」
『堕天使召喚』
川 ゚W゚川 「グルアアアアアアア!!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/F_91P9QakAACnzf.jpg
熊もついてきてお得な堕天使、プールソンだ.。
本体と蛇と熊の三連撃がドラゴンの太い首を捉える。
「ガハハ、なんだ効かんなあ!?
このエメラルドドラゴン様にそんなものが!?」
川 ゚W゚川つ
(´<_`)つ
『Maha-BUFU』
139
:
◆MxHvQqijkA
:2024/01/12(金) 20:33:46 ID:1GXHEmb60
https://www.youtube.com/watch?v=cquZFMMfGmI
龍の体が少しばかり凍り付く。
「がはは!その程度の温度魔法がなんだというのだ!?」
体をブルブル震わせ、氷をはたきおとす。
(´<_`)「恐るべきは龍のウロコか・・・だが」
『OFFENSE_MAGIC
HA-KYO』
プールソンの放っていた二重の鏡化魔法が、龍の体をきらめかせていた。
「なんだこれは!?なんだというのだ!?」
既に召喚されていた別の堕天使が、針を飛ばす。
『OFFENSE_EXTRA
MINCE-NEEDLE』
(・牙・)つ= = = = = = = =
鏡の全身をニードルにつらぬかれ、龍は絶命する。
☆「この龍の眼は文字通りエメラルドのようですね。
どうです?日本に帰った時の彼女へのお土産に?」
(´<_`;)「デカラビア?余計な気を回さないでください。できますか?
シグル!いきてるか!?」
( )つ╋━[]
「オー!カシナートで首を切れたぜ!
これで俺も龍殺し、ジークフリードだ!!」
(´<_`;) ホッ
140
:
◆MxHvQqijkA
:2024/01/12(金) 20:34:31 ID:1GXHEmb60
(´<_`)「さっさと船に戻るぞ。
で、そのフードプロセッサーがついた変な剣は持ち帰るのか?」
https://pbs.twimg.com/media/FLXnzs4VUAIckDV.jpg
「当たり前だ!!今回の遠征最強の戦利品だよ!
後々、学会にも発表できそうだしな。
見てみろ。この意味不明な機構・・・敵の喉を切り裂き料理にも使える!
FOOOOOOO!!!!!!!!」
https://www.youtube.com/watch?v=eb6cmqLEl_A
https://pbs.twimg.com/media/GDo2fW7aIAA7yUl.png
あれから3年。
心の傷を癒すために
某国のハイスクールとカレッジを飛び級し、カムイは卒業間近にいた。
みずからのルーツを探るため、生物学部に身を置いていたが
同時にそのサマナーカレッジ独自の隠し学部『魔学部』でも学んでいた。
要は悪魔学部だ。
おかげで堕天使一辺倒の知識にも肉がついた。
最後に頭を悩ませるのは卒論だが・・・
今回相方が撮った写真を借りて『世界のドラゴン観』でも書いてみようか。
ありきたりか?
卒論のテーマも兼ねて『冒険サークル』最後の旅に来ていたわけだが・・・
「なぁKAMUI。本当に卒業したら帰ってしまうのか?
おまえならもっと先を目指せると思うんだが。」
(´<_`)「すまんが、大事な人達を待たせている。」
「なんだ、俺は大事じゃないっていうのか。」
男がむっとする。
(´<_`)「何も言っていないだろ。
向こうで盤石の地位を築いたら、いつでも会いに行ける。」
「大変なのか?おまえの国・・・二ホンは?
すごく住みやすいと聞いているが。」
(´<_`)「一般人にはな。
色々込み合った事情があるんだ・・・」
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