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ソウルファッカーズ2のようです DISC2
1
:
デビルサマナー28周年おめでとう!
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:33:41 ID:uPhFbEhM0
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1654782524/
DISC1
『堕天使召喚』
『PHANTOM-EDGE』
魔術によって召喚されしムールムールが、キマイラの背後を達人級の剣技で切り裂く。
そこにラームジェルグがスキを突いてからたけ割を頭にお見舞いする。
「うおおおお!!!うっわああ!!!!」
(;``)つ==つ キマ`W´イラ 「ぐう!!」
仲魔のいないジローを守ろうと、弱気のはずのナナシが奮闘している。
かつての相棒は、メイス形態だ。
「サイトッ!!」
(;``)つ===カ
命を刈り取るような形に変形させ、リーチを活かして蛇の首を切り取った。
キマ;`W´イラ 「ぐっわ!」 「逃がすか!」
(;``)つ======キマ`W´イラ==> 「が・・・」
(;``)つ==つ 「このっ!このッ!」
「やめておけ」
つ(;``)つ==つキマWイラ
(´<_`)「もう、死んでる」
>休憩
ヽ(`Д´1)ノ「こんなとこで油売ってていいのかよ!?早く先に・・・」
ヽ(`Д´2)ノ「とか言ってジッポ出してんじゃねえよ。照明代わりとかいって」
(´<_`)「COMPを見せてもらったが、エネミーソナーは青。
もうこの周辺に悪魔はいないだろう。
というか、おれたちの生体反応か。」
ヽ(`Д´2)ノ「どういうことです?」
2
:
名無しさん
:2023/12/26(火) 00:42:30 ID:uPhFbEhM0
(`・д・´)「くそ!追えばここが・・・どうすればいいんだ。」
「そういう時は、こうする」
https://pbs.twimg.com/media/GBR0lOFaQAA8Z_0.png
つy0==== ドドドドドド
消火器が投げられ、小機銃による凄まじい連射で破裂する。
そして・・・
https://pbs.twimg.com/media/GBR0mPYaQAAapI7.png
一瞬だけ召喚された悪魔の強烈氷結攻撃によって、炎がやわらいだ。
恐らく相当高位の悪魔であろうことは、少年にも理解できた。
(;`・д・´)「あ、あなたは・・・」
「この異常な延焼は、爆薬にされた悪魔による怨嗟によるものだ。悪魔には悪魔の力、デビルサマナーの基本だろう。
動ける者はバックドラフトを食らわないように、外からやってくる追撃者を迎撃しろ。
大佐はアンデッドになる前にそこの炎の残滓で焼いておけ。
あの男は私が追っておく。」
く( )「了解!」
サマナー達が、一斉に敬礼をする。
「それと君」
(;`・д・´)「お、俺ですか?」
「消火器の期限点検は済ませておくように通達しておけ。私の名でな。
おかげで使えるものを探すのに手間取ったんだ。」
少年が瞬いた瞬間には、もうその人物は消えていた。
>休憩
(´<_`)「どうってまあ・・・斃してきた悪魔達を見たか?」
ヽ(`Д´2)ノ「内心必死すぎて、そこまで気が回らなかったですね。」
ジローは緊張でかいた汗を少しでも乾かそうと、ジャケットを抜いてその辺にかける。
(´<_`)「浄化された魑魅魍魎の類はともかく、キマイラは死体のままだった。
マグネタイトに変わってなかったんだよ。
ナナシの執拗な死体叩きでわかった。」
(;``)「あ、そういえばマグネタイトに変わってなかった!」
3
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:43:51 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「もしかすると・・・この地下は、牢獄も兼ねているんじゃないかと思う。」
ヽ(`Д´1)ノ「? ここは造魔安置所じゃねえのかよ?」
(´<_`)「あのクッソ短いミーティングと曖昧な見取り図によると、研究所責任者は真弓ゲンというやつらしい。
相当なキレ者で、クズノハ本部の目をかいくぐって『理想の悪魔』を造っているとか。
手段も問わない、という噂もある。」
(;``)「それが造魔、ですか。」
(´<_`)「・・・『人為的に悪魔にされたもの』という広義では、人を悪魔化させても造魔といえるかもしれんな。」
ヽ(`Д´2)ノ「なんかソースあるんですか?」
(´<_`)「お前達が見ていない地下での初戦、ピシャーチャどもが
『身体・・・戻らねば』と言っていた。
持ち場に戻らねば、とも取れる言い回しだが、おれはこの地下の悪魔は
見取り図の奥深くにある造魔エリアを守る為の門番と推理した。
口封じも兼ねてな。」
ヽ(`Д´1)ノ「話がつたわらねえ。」
(´<_`)「つまりだ、素体ドリー・カドモンを使った実験以外にも
人間を悪魔に変異させるような実験も行っていたんじゃないかという推察だよ。
カドモンはかなり希少なブツと聞いている。」
(;``)「いやいやおかしくないですか!?
クズノハは悪をくじく正義の味方でしょう!?」
ヽ(#`Д´1)ノ「あ?なんだナナシ。
まるでクズノハに寝返りてえみたいな言い方じゃねえか。え?」
と(´<_`)つ「おちけつ。別にクズノハが絶対正義というわけではない。
始末屋という点では、むしろ同類のようなものだ。
あと人間悪魔化実験説の根拠は・・・ある。
うちの課にな、いるんだよ。
悪魔を憑依させた犯罪者狩りを専門にしてる部隊が。」
(□十□)「まさか悪魔憑依犯罪者の出所が、ここだとでも?」
つと
見回りに行っていたムールムールが戻ってきた。
ということは、そういうことだろう。
(´<_`)「まあ全てがここから、と断定はできんがな。
お前達、携帯は繋がるか?」
4
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:49:06 ID:uPhFbEhM0
ヽ(`Д´1)ノ「転落モバイル。遅すぎてラインもムリ。」
ヽ(`Д´2)ノ「教えぬモバイル。繋がらないですね・・・」
(;``)「ぬーろも通じません!」
ファントムサマナーというものは後ろめたい裏家業だ。
余程の自信がない限りは、アシのつきにくいマイナーキャリアを選ぶ。
(´<_`)「おれもダメだ。COMP通信は?」
ヽ(`Д´2)ノ「仲魔と会話できるし、禁止エリアではなさそうっすね。
カブラギさんとの通信が遮断されてます。」
電話はまだわかる。マイナーキャリアでダメならば、三大キャリアも当然通信ジャミングされているだろう。
だがCOMPでの簡易的な通信にも出られないとは、向こう側で通信不可になっているのか。
COMPが繋がらないような、のっぴきならない状況に追い込まれているのか?
(´<_`;)(ここまでの道程で襲われた形跡も血痕もなかった。あいつはそう簡単に死ぬタマじゃない。
だが、モタモタしていると複数サマナーと鉢合わせて・・・という事にもなりかねん。
おれ達が侵入したのも、おいおいバレてくるだろう。
研究室エリアはこの先だがトリオの精神的消耗は激しい。さて、どうするか・・・)
>倉庫
(川д^)「へへ、レプリカ浮世絵に山水画に武器防具・・・悪魔への貢ぎもん・・・
流石にいいもんそろってんな。
これも割に合わんお仕事への賄いってことで。
全部いただいていきますか。」
ドン
(川∀゚)「へ?」
暗がりのなか、サイゾーの頭の真横を弾痕が抉る。
「ここはヤタガラスの宝物庫。
火事場泥棒とは斬新なサマナーだ。
肝が据わっている。」
(川;∀゚)「へ、へへ!俺はたまたま通りがかったとこをレスキューに来た義賊よ!
まあ少し謝礼にちょろまかそうと思ってたが、大事な物資を避難させようとだな・・・
ザントマ・・・ッ」
5
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:49:26 ID:uPhFbEhM0
-)「あれのことか?」
(月) Σと(十 「砕けろ!!」
https://pbs.twimg.com/media/GBUBSTqaoAAyxAO.png
闇夜に隠れて奇襲兼見張りを任されていた眠りの夜魔は
数秒だけ召喚された筋骨隆々の悪魔の拳の一撃で、粉砕されていた。
(川д゚)「嘘だろオイ!!御霊たらふく食わせたんだ・・・
ぜえええええええ!!」
(川∀゚)つつy===つ ドルルルルルル
自慢のトミーGUMPを連射する。
>フードに包まれた影には当たらない
(川∀;)「が」
胸に一閃を受けて、倒れる。
心臓にナイフを一突き。
-)「私がパトリオットで応戦しなかったのは、弾を惜しんだからではない。
歴代葛葉ライドウの戦利品の一部がここに眠っているから、傷つけたくなかったからだ」
影がスマホを取り出す。
-)「もしもし、研究棟に向かってくれ。
賊がいれば始末して構わない。」
ちらりと物言わぬサイゾーを見やる。
-) (連絡網では昔ここに勤めていたサマナーと聞いたが・・・
ファントムの差し金か?
それとも食うに困ったのか、ただの野心か?)
6
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:50:07 ID:uPhFbEhM0
レ - -)「…昨日の味方は今日の敵」
https://pbs.twimg.com/media/GBR0nAGbkAA1-db.jpg
─
>休憩終了間際
(´<_`)「もう少ししたら行こう。
今のうちに補給を済ませておけ。」
チャクラチップをかじりながら言う。
ヽ(`Д´1)ノ「ウッス!カロリーバーで一気に走り抜けるぜ!」
ヽ(`Д´2)ノ「どうだ、うまいか?」
( ^^)「うん!ジローくんのお弁当は、おいしい!
ノズにも食べさせていい?」
ヽ(`Д´2)ノ「ああ、たくさんあるからいいぜ。」
ヽ(`Д´1)ノ「ピクニック気取りかよ。
だいたい悪魔なんかにメシやる必要あるかあ?
マグネタイトで十分だろ。」
(´<_`)「悪魔が人を襲って食う理由の三分の一は、血液に含まれる生体MAG目当てと言われている。
特にサマナーに捨てられたはぐれ悪魔は、MAG切れによるスライム化を恐れて必死だ。
半端に契約が切れていない状態では、魔界にも帰れないらしいからな。
三分の二は、肉体を取り込んでヒトに擬態するためだ。
上位悪魔や技芸に長けた悪魔は何の媒体もなく紛れ込めるが、大抵の下位悪魔はそうもいかない。」
ヽ(`Д´2)ノ「・・・最後のは?」
(´<_`)「オーガのように、単に人肉が好みなんだろう。人間も牛や豚や鶏肉と好みがあるだろう。
マグネタイト以外にも、食という趣味があってもいいと思うが。
変わらないんだ、人間も悪魔も鏡写し。」
ヽ(`Д´1)ノ「まー、栄養注射だけでメシ食わずに生きていけるつってもつまんねえだろうしな。
あっ、スタミナ的に不安だからおかず少しくれ!」
ヽ(;`Д´2)ノ「くっ!肉ばかり食うなよな!」
7
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:50:27 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「さて、そろそろいいか?」
ヽ(`Д´1)ノ「かまわねえぜ!ヤる気100倍だ!」
ZIPPOの火を消す。
(´<_`)「あまり気合を入れるな。この先ガス欠になるぞ。」
(;``)「ガスといえば、そういえば・・・
車は大丈夫でしょうか?」
ヽ(`Д´1)ノ「何心配してんだ。アシつくようなもん残してねえだろ?
見事大炎上で連中、大騒ぎじゃねえの?」
ヽ(`Д´2)ノ「その大炎上がまずいポイントだと思うんだがな・・・
カムイさん、どう思います?あのサイゾーって奴。」
(´<_`)「ああ。狐に飼われて腑抜けと化した鴉とはいえ、流石にブラフと勘付くだろう。
あの男が裏切らず、どこまでシラを切れるかが、イコールタイムリミットだと言える。」
ヽネ`W´コノ「ふむ」
(´<_`)「フラロウス?召喚はしていないぞ。」
ヽネ`W´コノ「我が勝手に出てきたのだ。
あの男、嘘つきの匂いはたんまりとしたぞ。」
(´<_`)「魔法陣の外で平気で嘘をつくお前が言うか?」
ヽネ`W´コノ「我と汝は忠誠を誓った契約状態。
こんな土壇場に冗談など吐かぬわ。」
https://pbs.twimg.com/media/GBZNtvkXYAAQm3R.jpg
(;``)「普段は吐くのか・・・(困惑)」
(´<_`)「72柱の悪魔なんてこんなもんだ。
素直な奴の方が稀なんだ。」
『わたくしはどうですの?』
と(´<_`)「ああ、お前は最高だよ。色んな意味で。」
『堕天使召喚』
(パ∀イ)「御呼びいただき光栄ですわ。これでカムイ様の仲魔三強といったところかしら。」
ヽ(`Д´1)ノ「すげー!!
そのラクダに乗せてってくれよー!」
8
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:50:48 ID:uPhFbEhM0
>移動中・・・
>悪魔が話しかけてきた
ラ▽へ▽ム「そういえばカムイ殿。」
(´<_`)「ん?」
ラ▽へ▽ム「ここの責任者という舞弓ゲン。腕の立つサマナーなのですか?」
(´<_`)「このタイミングでどうした。気になるのか?」
ラ▽へ▽ム「祖国スコットランドでは戦鬼と言われた男。気にならぬはずがありません。」
(´<_`)「警戒を怠らないようにして聞けよ。
舞弓ゲンはヤタガラス派閥の古株だ。といっても昭和の生まれらしいが。
家柄上、葛葉四天王にはなれなかったが特定の領域ではそれを陵ぐ実力を得るという噂だ。」
ヽ(`Д´2)ノ「特定??」
(´<_`)「元々戦場にはあまり出ない軍司タイプだからそんなに情報はない。
だが、相手を魔封とCOMP使用不可のフィールドに誘いこみ、一方的に殺すらしい。
名前通り舞って攪乱させながら弓でな。」
ラ▽へ▽ム「ふむ、私の体は既に矢だらけ。大したことはなさそうですな。」
(´<_`)「まあ聞け。炎矢、毒矢など状況に応じて使い分けるらしい。
つまりいくら物理にめっぽう強くても、無効以上でないと矢の嵐は防げないということだ。
それに戦うつもりか?おれたちの任務はあくまでこの先にある造魔の奪取だ。
あとあのカツラのアホを連れて帰らないとな。」
>研究エリア
>扉は固く閉ざされている
(□十□)「我が剣技で破壊しますか?」
(´<_`;)「やめておけ。嫌な予感がする・・・
鍵を探そう。
少々危険だが、分散して周囲を探ってくれ。
さいわいこの扉前のエリア、そんなに広くなさそうだ。」
>ライトマストーン
一歩ずつ、歩みを進めていく。
(´<_`)「・・・」
(□十□)「考え事ですか」
9
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:51:08 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「まぁな。おれ達人間と、お前達悪魔の違いについてだ」
右手を壁に添わせながら、慎重にすすんでいく。
(´<_`)「人間より優れた知性と力を最初から持つ悪魔。
そんな上位存在を人間ごときが使役して許されるのか?とな。」
(□十□)「しかし悪魔にはない力が人間にはあります。」
(´<_`)「それは?」
(□十□)「簡単に言えば成長、ですか。我ら悪魔は優れた能力と引き換えに、定められた生まれです。
しかし人間含めた動物は違う。生まれがどんなものでも、覆してしまう力がある。
過去、私が仕えてきたサマナーにもそういう者はおりました。」
ヽネ`W´コノ「また、我をして過去や未来が見えぬ者もいる。
貴様がそうだ。読もうとするとまるでパノラマのように記憶の断片だけ見える。」
(´<_`)「ではフラロウス。皆の未来はどうだ。
おれ以外の・・・」
ヽネ`W´コノ「それh 「おーい!!!!!!」
「カムイさん!!なんか変な小屋があったぜ!!」
(´<_`)「行くか。未来はあとで聞く。」
>古い小屋が眠っている。
>ふと不思議だと、君は思った。
>古い適当なつくりの小屋なのに、鉄格子だけは堅牢にできているのだ。
(´<_`)「獣の住処」
https://pbs.twimg.com/media/GBGsEmbaEAAtaHN.png
ヽ(`Д´1)ノ「ナナッシーが見つけたんだぜ!すごいっすよね!」
ヽ(`Д´2)ノ「獣、というからには魔獣でも閉じ込められてるのか?
しかし獣臭なんて感じない。何かが腐ったようなオえッとする感じはあるが・・・」
ヽ(;`Д´1)ノ「言うな馬鹿!メシを吐いちまうだろが!!」
と(´<_`;)「おれが開けよう。」 ギィィ
軽く力をやると、鉄格子は難なく開いた。
しかし何かが奥にいる!
10
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:51:28 ID:uPhFbEhM0
カサカサ
三 三 /\彡⌒ ミ/\
三 三 /\(´・ω・`)/\
カサカサ
/\彡⌒ ミ/\ 三 三
/\(´・ω・`)/\ 三 三
https://pbs.twimg.com/media/GBGsGF5awAAI-v6.png
>妖虫、サイ・:ビーストが一体出た!
ヽ(;`Д´1)ノ「ゲッ!虫かよ!」
『OFFENSE_MAGIC
Maha-PSYO』
頭が侵されるような感覚が襲う。
(´<_`;)「今時珍しい念動魔法か!」
つ
く(;`Д´1)「くうううう!頭がワレル!
殺す!潰してやる!」
(´<_`;)「待て。何か様子がおかしいぞ。」
/\(´・ω・`)/\ 『すまない。他人との接触など久しぶりで。
コミュニケーションのつもりでサイをぶつけてしまった。
だがそのおかげで意思疎通が取れるようになったはずだ。』
https://www.youtube.com/watch?v=7M2wBGxBEf0
>TALK
(´<_`)「お前が話しかけているのか?」
/\(´・ω・`)/\ 『そうだ。私はこう見えて人間だ。』
(´<_`)「お前が舞弓ゲンなのか?」
/\(;´・ω・`)/\ 『違う!あんなやつと一緒にしないでくれ。
私はヤタガラス研究所の元主任だ』
(´<_`)「もったいぶらずに全て吐いてもらおう。ここに造魔はあるか?」
/\(;´・ω・`)/\『・・・もちろんだ。誰かに打ち明けたくて気が狂いそうになっていたのだ。』
11
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:51:49 ID:uPhFbEhM0
/\(;´・ω・`)/\ 『どこで聞いたが知らんが、ここでは確かに造魔実験をおこなっていた。』
(´<_`)「具体的にどんな実験だ?」
/\(;´・ω・`)/\『打倒クズノハ・・・いや国家転覆する為の最強の悪魔を造る事だ。
舞弓主導のもとの一大プロジェクトだった。
表向きには、国防兵器の要とする悪魔を造り出すという名目だった。』
(´<_`)「クズノハに反逆?やはりヤタガラスとしては不服だったのか」
/\(;´・ω・`)/\『舞弓は戦後まもなくの生まれだ。生まれた時からヤタガラスの家の者だった。
自分が関わっていないWW2で負けただけで、こんな不遇を食うのは理不尽だ。
その気持ちはわからなくもない。だから私も手を貸した。』
(´<_`)「では何故、舞弓の右腕ともいえるお前がこんな目にあっている?」
/\(;´・ω・`)/\『まずは順序だって話させてほしい。
造魔の素、ドリー・カドモンが希少な存在だというのは知っているね?
下手すれば数百、いや数千万で取引されるレベルだろう。
だから下手は打てなかった。まずは造魔の代替品として・・・
人間と悪魔を合体させる試作をした。』
(´<_`)「お前のその姿は、自分で試した?」
/\(;´・ω・`)/\『いや、私は当時唯一無二の存在だったからな。舞弓も無碍にはしなかった。
だが仕打ちがこわかったのだ。裏切ることはできなかった。
そこらの浮浪者や孤児、逃亡中の犯罪者をさらってきたのを素材にした。
デビルサマナーが悪魔を使役すれば、造作もないことだ。』
(´<_`)「その実験体達は?」
/\(;´・ω・`)/\『奇形などのあからさまな失敗作は処分された。訓練生の修行として。
原理がわかってきて安定し始めてきたら、更にそれを悪魔と合体させる・・・
実験の為に召喚された悪魔達も哀れだったろうな。』
(´<_`)「お前は忠実だったんだろう。何故そんなあわれな姿になった?」
/\(;´・ω・`)/\『引かないで聞いてくれよ・・・
舞弓はもう長年の戦いと管理職で実年齢よりおとろえていた。
そして迫る死、クズノハに復讐の一太刀も浴びせられないで終わる事を恐れるようになった。
ある日ドリー・カドモンが偶然一体手に入った。ようやくだ。
そして舞弓はおそろしい事を思いつく。
転生だ。』
12
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:52:14 ID:uPhFbEhM0
https://www.youtube.com/watch?v=CeWzB1D4ohw
(´<_`;)「ふ・・・頭がお詳しくなったのか?」
/\(;´・ω・`)/\『冗談ではない!舞弓は本気だった。
自分のソウルを完成体の極めて高能力な悪魔人間に転写し、
造魔は自分の理想の少女・・・かつ自分を護る強力な存在に造り上げることを画策し始めた。
クズノハへの復讐という目的が忘れ去られ、すり替わっていたんだ。』
(´<_`)「それから・・・どうなった」
/\(;´・ω・`)/\『ドリー・カドモンの劣化品が造られた。
ホムンクルスの原理は蒸留器に人間の体液を入れて熟成させる。
当然、パラケルススでもない私はそんな事で造魔素体は作れなかった。
生きた人間に悪魔のエキスを注入し、ミイラ化という形で熟成させた。
本物のドリー・カドモンと違って一度悪魔合体させてもリセットはできないが
その量産品はクズノハを打ち倒す尖兵、及び舞弓の護衛としては期待できた。
だが・・・』
(´<_`)「言い淀むな。時間が惜しい。」
/\(;´・ω・`)/\『私の娘も素材にされた。しかも舞弓に穢されてな。
そこでようやく、私は自分の過ちに気が付いた。
犯罪者であろうと人は人。自分のエゴの道具にすべきではないと。
私はそこで始めて反抗した。
クズノハに連絡を取りヤタガラスの腐敗を知らせようとしたのだ。
だが舞弓に阻止され、私の肉体は斬り刻まれ・・・
死ぬ寸前にウブと合体させられこの姿になった。
ここに幽閉されて以降、気が狂う事すらできなかった。』
https://pbs.twimg.com/media/FBUAoUOVkAQOlLj.jpg
(´<_`)「・・・研究エリアに入れない。カギはないか。」
/\(;´・ω・`)/\『生前に合鍵を作ってある。これを使うといい。
あの扉は悪魔が触れると封印される仕組みになっている。
だから実験体たちも脱走はできんのだ。』
>ビーストキーを手に入れた
(´<_`)「感謝する。しかし合鍵まで作れるなら
実験体達を脱走させて舞弓に復讐しようという気にはならなかったのか。」
13
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:55:03 ID:uPhFbEhM0
/\(;´・ω・`)/\『舞弓に瀕死にさせられた時に、神経伝達物質・・・つまりは脳だ。
丸ごと持っていかれてしまった。
だから即興で合鍵を作るくらいしか知恵が残されていないのだ。
今では簡単な研究の雑務なら舞弓や配下のサマナー達でもできるはずだ。
音からも幽閉されて久しいが、舞弓の誤算だ。悪魔化してサイコ・パワーが目覚めた。
科学知識のなさそうな者達が扉を出入りしているのを感じた。』
(´<_`)「・・・おれたちはもう行くが、ついてくるか?」
虫らしきものは体を震わせた。
/\(;´・ω・`)/\『長い事幽閉されていたこともあって、私は戦闘能力など皆無だ。
足手まといにならないようにここにいる。
それにここは何もかも遮断されて落ち着くんだ案外。』
(´<_`)「わかった。舞弓は殺すか?
今は私情を挟めないので、後日になるだろうが。」
/\(;´・ω・`)/\『・・・君に任せよう。だが、奴をこのままにしておくと更に犠牲が出るだろう。
つたない記憶だと、私の脳の中で人造魔の理論はもう完成してしまっていたんだ!!
どうか眠らせてやってほしい・・・気の狂った舞弓と・・・
扉の向こうの実験体たちを。』
(´<_`)「わかった」
/\(;´・ω・`)/\『ちょっと待ってくれ!』
(´<_`)「なんだ?」
/\(;´・ω・`)/\『自分の名前も思い出せない私だが、一つ思い出した。
舞弓たち人間には絶対に起動できないようにプロテクトした造魔がある。
オリジナルのドリー・カドモンで造ったものだ。
幾人もの人間を生贄にして召喚された危険な悪魔と合体させてある。
手に入れたらそのまま跡形もなく廃棄してほしい。製造ナンバーは77だ。
あと、エデンエリアに入れたら虚人という奴らがいるはずだ。
外の世界では生きていけないだろうが、ここにいて実験に使われるよりマシだろう。
最期くらいは自由にさせてやりたい。だから・・・』
(´<_`)b
/\(´;ω;`)/\『ありがとう・・・もう行ってくれ。欲しいならエリアから何を取っていっても構わない。』
>虫はそそくさと小屋に戻った
14
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:55:26 ID:uPhFbEhM0
ヽ(`Д´1)ノ「何ボーッとしてたんすか?」
ヽ(`Д´2)ノ「お前はバカだからわからんのだろうよ。あの虫と話してたんだろ。
俺もわからんかったが。」
(´<_`)「・・・ああ、お前達には伝わってなかったのか。」
>カムイはかいつまんで話した
ヽ(;`Д´2)ノ「なんと!あの虫が元人間!?」
ヽ(`Д´1)ノ「なんでも持って行っていいって!?
小遣い稼ぎだ!ヒャッハー!!」
(;``)「イチローくん、そんな場合じゃないって。
下手をすれば、僕たちもあのひとと同じように実験体に・・・」
ヽ(`Д´1)ノ「なにビビってんだよ土壇場で?
カムイさん居ればラクショー!っすよね?」
(□十□)「・・・カムイ様、少しお耳に入れたい事が・・・」
(´<_`)「なんだ」
>ムールムールは耳打ちをした
(□十□)(この扉の先、何体かわが同胞がいる模様。
うまく交渉に持っていければ、いい戦力になってくれるかと)
(´<_`)(ほう)
と(´<_`)「では行くぞ」
>ビーストキーを使った
https://www.youtube.com/watch?v=SAAkD48iUxU
ヽ(`Д´1)ノ「うすっきみわるいとこだなー。
しかもくせえし」
(´<_`)「銃の装填をしておけ。
つy= 研究主任の話では、相当な数の実験悪魔人間がいるそうだ。
・・・悪霊系なら魔法で討つまでだ。」
15
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:55:46 ID:uPhFbEhM0
ヽ(`Д´2)ノ「どうやらCOMPは作動するみたいですね。
相変わらずカブさんとの連絡は取れないけど・・・」
https://img.atwiki.jp/shinmegamitensei2/attach/515/920/0216.gif
「ウゴおおお」
=yと(`Д´1)ノ「早速お出ましか!あのヤロー、今更ノコノコ出てきたらぶん殴ってやる!」
>屍鬼 コープスが一体出た!
複数の死体が融合した、まさにミックスゾンビ。
マグネタイト不足で体はぐずぐずに崩れ溶解しかけている。
(( ゚д゚ )д( ゚д゚ )〜 「ゴオオオオオ!!!!」
=yと(;`Д´1)ノ「くそっ!賞味期限切れのくせにッ!銃が吸収されていく!」
と(□十□)「お任せを」
(( ゚д゚ )д( ゚д゚ )
ムールムールが手をかざした瞬間、伸びてくる腐った手が止まった。
ヽ(`Д´2)ノ「今だ!破魔の雷光!!」
シワンナの光によって、時が動き出したかのように緑の肉塊はボロボロと崩れ落ちた。
ヽ(`Д´1)ノ「やったぜ!」
(;``)「すごいですねー・・・」
(□十□)「私は死霊の軍団を束ねる長。
この程度はどうということはありません。」
(´<_`)「勝利の雄叫びをあげるのは早いぞ。
まだ一歩進んだだけだ。」
ヽ(`Д´2)ノ「そうっすね。
早く造魔を取っていかねえと。」
16
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:56:07 ID:uPhFbEhM0
途方もなく歩いていくと、袋小路に行き当たった。
カムイ達は、少し驚いた。
まるで、外界にある「クラブ」のような場所だったからだ。
(`顎´)「いらっしゃい・・・」
ヽ(`Д´1)ノ「なんだ、マトモな奴もいるじゃねーか。
あんたこんなとこで何してんだ?」
(`顎´)「俺はここの管理人だよ。
お前らこそどうやって入ってきた・・・
ここはクリーチャー保護用の区画だよ・・・」
((;``))「クリーチャー?」
つと
(`顎´)ニア
男が指差す先には、悪魔と人間のある意味調和的な。
理想的な姿がいくつかあった。
特に目を引いたのが・・・
(;管;)「うおおおおお!!このコマツ!オゲェッ!
ファントムのソサエティエージェントとして潜入して技術を学ぼうと早なんねん・・・?
自分には素質があると信じて合体を繰り返した結果が
・・・このグチャデロ!! む、無念です・・・
残してきた妻子に合わす顔が・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GBofmwLa4AAO6WS.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GBofoWla8AAMM0u.png
(´<_`;)「いや体もまずいだろ。」
ヽ(`Д´1)ノ「あんなもんになっちまうのか?人間と悪魔が合体したら?」
(`顎´)「知らねえよ。あんたらサマナー?が使うのは悪魔っていうんだっけか。
人間とその悪魔の合体が、とてつもなく気持ちいいらしいぜ。
あと副産物のヤクをやって体が変化する奴もいる。
試しにやってみるかい?
おおっと!その前に武器防具と、バケモノとしまっといてくれよ。
ここで乱闘起こされてもかなわねえんだ。
すぐに奴ら、理性がトんで出て行っちまう。
そしたら外で蟲毒が始まんのさ・・・。」
>カムイ達は悪魔を格納し、ロッカーに武装を置いた
ヽ(`Д´1)ノ「まさか荷物を盗もうってんじゃねえだろうな?あ?」
(`顎´)「そんな気はねえよ・・・腕っぷしで勝てるとも思えねえし・・・」
17
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:56:29 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「この近くに、エデンとかいう区画はないか?」
(`顎´)「ああ。人間モドキの巣のことか。
奴らが逃げ出さないように、よく移転されんの。
正確な位置が補足できなくもないが・・・」
端末を顎でしゃくって見やる。
(`顎´)「あの端末でGPSダウンロードしていかないと、死ぬことになる。」
ヽ(`Д´2)ノ「どういうことっすか?」
(`顎´)「絶えずエデンは動いている。さながら移動式のオリだな。
だから移転先にお前らがいたら、ズドン!
・・・って感じに、体が圧縮して押しつぶされるぜ。」
(;``)(カムイさん)
(´<_`)(どうした)
(;``)(あの、口から管生やした人、助けてあげられないですかね?ファントムの同志みたいですし。)
(´<_`)(今は人間と悪魔の分離技術でも確立されない限り、無理だろう。
戻ったらダメ元で主任に聞いてみるか。)
( ^^)(流石カムイさんです!)
(`顎´)「おい聞いてんのかガキども。」
(´<_`)「はあ・・・何か?」
(`顎´)「エデンに行きたいなら、あの端末で位置情報システムをダウンロードするといい。
代わりにちいと、手伝ってほしい事があるんだ。」
ヽ(`Д´1)ノ「なんだ?」
(`顎´)φ「この新薬の試し打ちだ。
なに、悪くても昏睡で済む。あいつらみたいに変異しねえよ。」
(´<_`)「いいだろう。おれがやろう。
部下になにかあれば、暫定リーダーとして示しがつかんからな。」
(`顎´)φ「よーし、おとなしくしてろよ・・・」
(´<_`;)「・・・!」
https://pbs.twimg.com/media/GBofyLuacAAzZ60.png
>首筋に銀色の痛みが滑り込んできた!
18
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:57:03 ID:uPhFbEhM0
(;管;)「も・・・もうだべだ・・・そのシリンダみると・・・
お。俺・・・オデが・・・凪ぐなって縞う・・・キ柄手しま・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GBofp5Qa0AArr-Q.jpg
(`顎´)「やれ!野郎の体からヤクを取り出してしまえーっ!」
ヽ(`Д´2)ノ「どういうことだ!?」
(`顎´)「ケケケ。内線で連絡があったんだよ。
この研究エリアに侵入する賊がいる『かもしれない』、ってな。
ヤク中同士、殺し合ってお慰みだ!」
>外道 コマツが一体出た!
https://pbs.twimg.com/media/GBofq6aa8AAe2rM.png
『LUCKY-TRIGGER』
(´<_`;)「ぐ!」
有無を言わせぬ乱れ突きをマトモに受ける。
ヽ(#`Д´1)ノ「テメエ!」
(`顎´)つy= 「くくくっ!武器もないお前らに何ができる!
あの野郎がバラされたら次はお前らの番だ!
言っとくが加勢しても撃つ。地獄のコロシアムを楽しみ・・・」
( <_ ) ジャキッ
>
https://pbs.twimg.com/media/GBo26yxbYAEo3Z6.png
カムイの腕がカマキリの鎌のようになった。
勝負は一瞬の太刀で決まった。
あちこちを乱雑に切り裂かれたコマツは、もう戦える余力など残していなかった。
https://pbs.twimg.com/media/GBofzTQaYAAxbpy.png
(-管-)「ナツミ・・・タカ・・・
ご め んなあ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GBof1LrbkAA55MD.jpg
>コマツはぐちゃりと液体状になり崩れ落ちた。
(;``)ヽ(;`Д´1)ノヽ(;`Д´2)ノ
19
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:57:23 ID:uPhFbEhM0
(;`顎´)「近寄るんじゃねえバケモノ!
特上の品のエンゼルハンマーを丸々一本ブチ込んだんだぞ!?
しばらくは頭がメリークリスマス状態だ!!
指先一つ動かせねえはず・・・なのに!」
https://pbs.twimg.com/media/GBof22YacAAlaw5.jpg
(´<_`)「・・・」
そのままの腕で顎男に近寄っていく。
(´<_`)「バケモノ・・・か。
こんな不意打ちしか能のないクズから投げかけられる言葉としてはまずまずだな。
魔の王、悪魔殺し、鬼畜・・・。
やっかみで色々陰で言われてはいたが。
バケモノじみた、ではなくバケモノってのは初めてだな。
わかった。望み通りにしてやろう・・・
きさまの命を渡すんだ。
この、バケモノにな。」
(`顎´)「」
悲鳴を上げる間もなく。
首を打ち落とされた。
(´<_`;)「・・・」
つ
腕が徐々に元に戻っていく。
だがあと数分はかかりそうだ。
(´<_`;)「今の、うちに、端末に、アクセス、してみろ。
どこまでフカシか、わから、ない、が」
(;``)「カムイさん!大丈」
(´<_`;)「近づくな!!
・・・すまん。まだ奴に打ち込まれたものが抜けきっていない。
ディスポイズン何個投与すればいいのやら・・・」
20
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:57:51 ID:uPhFbEhM0
>10分後
(´<_`;)「ふぅ・・・」
(;``)「カムイさん大丈夫ですか?
回復用の仲魔、呼びます?」
と(´<_`)「いや大丈夫。大声出して悪かったな。腕も元通りだ。」
ヽ(`Д´2)ノ「よかった。ブツも取り戻しておきましたよ。
ダウンロードも無事に済みました。」
ヽ(`Д´1)ノ「ウィルス入ってねぇだろうな!?」
ヽ(`Д´2)ノ「お前じゃねえんだからヘマするかよ。チェック済み。
試しに召喚してみ」
ヽ( `Д´1)つy=つ「召喚!」
魔法陣とともに、邪鬼が現れた。
ラ▽へ▽ム「お呼びいただき光栄です」
ヽ(`Д´1)ノ「やれ」
ラ▽へ▽ムつ-l----(´<_`)
(;``)つ「イチローくん!?」
まだ座り込んでいるカムイの喉元に、剣が当てられる。
(´<_`)「ふ・・・何のつもりだ?」
ヽ(`Д´1)ノ「とぼけても無駄ですぜ。これなら魔法ぶっ放されても、喉は相打ちで最悪掻っ切れる。
ジローもナナッシーも優しいからとぼけてたけど。
頭の悪い俺にもわかる、あんた一体何なんだ?
あのイカレ顎野郎のヤクを受けてもぴんぴんしてやがるし、ウデから生えたアレはなんだ!?
あんたもいかれたクリーチャー!?
だったらここで・・・処分する!」
「!!」 ヽ(;`Д´1)ノ=yと(´・髭・`) ジャキッ 「不意打ちなんぞしてんじゃねえ!!」
https://pbs.twimg.com/media/D2rOsDgUgAAE24-.jpg
(´<_`)「バルバトスだ。こいつの魔弾の命中率は保証するぜ。
もっとも、伝説上の魔王ザミエルのような必中ではないかもしれんが。試してみるか?」
21
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:58:26 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「さあ、ご主人がやられたくなければ剣を降ろすんだ。ラームジェルグ。
おれの言葉はわかるな?」
ラ▽へ▽ム「・・・停戦調停と致しましょう。イチロー様?」
ヽ(`Д´1)ノ「納得いかねえ・・・。じゃあなんでドラゴン語がわかるんだ?
COMPなし召喚はわかるが、なしで悪魔と会話できるのはおかしいだろう!!」
(´<_`)「ノズチの事か?」
(;``)つ「あああああれは、ドラゴン語じゃなくてバロウズ語なの!
アプリで翻訳もできるけど、基本的には頭のいい人は理解できるよ!」
ヽ(;`Д´1)ノ「そうだったのか・・・でもよお!」
バルバトスは銃を降ろさない。
ヽ(`Д´2)ノ「いい加減にしろ、イチロー。
もうここで20分は経ってるんだぞ。
早く造魔とカブラギさんを見つけないと。」
(´<_`)「信義が認められてないようだな・・・
ではバルバトス、銃を下げてくれ。
おれはたった今から、こいつらと上官部下ではなく『友人』だ。」
と(´・髭・`)つy=「承知・・・」
ヽ(;`Д´1)ノ「な、なんでだ・・・俺が先に手を出したんだぞ・・・」
(´<_`)「薬飲ませられて腕が変形するビックリ人間なんて誰でも疑うさ。
イチローとナナシがお人好しなだけかもしれん。
それでもおれは、ファントムの施設で生まれ育った・・・
おまえ達と変わらんファントムのサマナーだ。
さて、ミッションついでにあのマヌケを探しに行くぞ。」
>通路
(´<_`)「バルバトス。変なニオイはするか?」
(´・髭・`)「どうでもいいことかもしれないが。悪魔合体があるのに、
どうして悪魔分解がないんだ?おかしいとは思わないか?
それはSort、きみのひとみの中に俺が見える。まじで。」
>バルバトスは見取り図に何か書いた
ヽ(`Д´2)ノ「なんですかい、そりゃ?」
22
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 00:58:53 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「バルバトスは、友人同士のトラブルの仲裁能力とともに、
魔術師が隠した宝の場所をサーチできるのさ。
書いたここに何かがあるってことさ。
宝箱に悪魔が紛れてるかもしれんがな。」
(´・髭・`)「俺のカンに間違いはないよ。絶対何かがある!ここ行ってここ行ってここ曲がって・・・
いやいやマジで。」
ヽ(`Д´1)ノ「カブの野郎の生首でも置いてあったりしてな!マーキングの魔法でもかけて!
いやいや冗談じゃねえっての!」
(´<_`)「どうやら地下に何かあるようだが・・・」
ヽ(`Д´1)ノ「マジ!?まだ下があるわけ!?」
ヽ(`Д´2)ノ「あの胡散臭い男、見取り図の肝心なところだけ表記をすっぽりとぬかしてやがる。
そのくせ妙にカブラギさんとは仲が良かったのが怪しい・・・
ま、あの人は酒があればハッピーなところがあるから・・・。
時間はかかるが虱潰しに行くしかない気がしますね。」
(´<_`)「では行くか。各自警戒を忘れるな。」
(´・髭・`)「こっちだ。こっち。多分」
>バルバトスはドアを軽くノックした
>階段を降りた
>閉鎖ブロック2
https://pbs.twimg.com/media/GBrPKbKaQAA0Jx2.png
(´<_`)「隠し扉とは、また巧妙だな。バルバトスがいなければ気付かなかった。」
(;``)「いやなニオイがただよってきますね・・・」
>バルバトスのナビ通りに進んだ
やがて古い、打ち捨てられたような場所に入った。
ヽ(`Д´2)ノ「ここまで悪魔との接触なし・・・妙だと思いやせんか、カムイさん?」
(´<_`)「ああ。ここの区画だけ相当古い。ホコリもひどい。
警護用の悪魔も配置していない、打ち捨てられた場所・・・
ハズレだとしても、奥まで行くしかなかろうよ。」
>古井戸がある
(´<_`)「特に何もなさそうだな。」
23
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:00:14 ID:uPhFbEhM0
>さらに進む
>あからさまな宝箱が置いてある
(´・髭・`)「これだこれ!何か匂ったのは!」
>ENEMY SURPRISE!
>BACK ATTACK!
何か触手に足を振り回され、イチローは投げ飛ばされた。
(゚ξξ゚)「帰れ!今ならまだ生贄一匹で許してやる!」
https://pbs.twimg.com/media/GBrPEpcbAAAamCV.png
(´<_`;)「イチロー!!」
ずるずる。
〜〜ヽ(;`Д´1)ノ「うわーっ!助けてくれーっ!」
(゚ξξ゚)〜〜 「オれははラが減ってるンだ。
ニンゲンひとり・・・ひとりあればしばらくは足り?。
最近はcuyfuigugiogio全くゆふぃうぎうぐいぐいってない。
・・・ああダメだ!ノイzuが頭noなかに!!」
ヽ(;`Д´2)ノ「あっこいつ!あのクラブにいたバーテンだ!
逃げてきていたのか!!」
( ;;)つ==つ 「わぁーっ!」
シャドウジャックの鈍器攻撃も全く意に介さない。
と(´<_`)「凍てつけ!」
『BUFU』
凍り付いた何かに、ジローが刃を入れる。
いとも簡単に裂けた。
(;ξξ;)〜 「にょほぉぉぉお〜オゲのベロがああああああ!!!
きしゃまらぜんにん、脳みそシェイクしでカクテルに」
『Snipe』
(ξξ)「ごべ!!!!!!!!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/GBrPFsCbwAAg8pG.png
=yと(´・髭・`)「喋りすぎだ。バケモンのバカモン。」
24
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:00:38 ID:uPhFbEhM0
ヽ(;`Д´1)ノ「た、助かったぜみんな。」
ヽ(`Д´2)ノ「殊勝だな。そうも素直だとなんか気持ち悪いぞ」
(´・髭・`)「ほれほれ中身取り出せよ!お宝だぜ。多分。」
つ本と
>バルバトスが宝箱の中身を漁っていく
>一冊の本にはこう記されていた。
>「不死者の書」
https://pbs.twimg.com/media/GBGsM9sbwAANkeO.png
ヽ(`Д´1)ノ「なんじゃこりゃ?? 集めればガチャで天井引けるんか?」
(ξξ)つ 「てて手を出すな!!そいつらを使ウと・・・
やばいもんがよヴぃ出され・・・」
パァン
=yと(#`Д´1)ノ「やかましいわ糞ボケがあ!!人食おうとしてたクリーチャーめ!!
お前らの方がよっぽどヤバいわ!!」
力なく這い寄ってきたそれは、異形の口の中を撃ち抜かれ今度こそ絶命した。
残骸がぐずぐずと溶けていく。
ヽ(`Д´1)ノ「ふん!なんだよアイツ!完全に頭がイカレてやがるぜ!
さっさと帰りたいね!」
https://pbs.twimg.com/media/GBrPL5JaoAA1EPp.jpg
(´<_`)「そいつ『ら』?」
(;``)つ(石) 「カムイさん!宝箱の底にこんなものが!」
あやうく小柄が宝箱の中に呑み込まれそうなのを踏みとどまり、ナナシが何かを見つけた。
>ゲートストーンを手に入れた
ヽ(`Д´2)ノ「なんだこれは?宝石なら悪魔との取引に使えそうだが・・・」
ヽ(;`Д´1)ノ「うぇ、血が染みててくせえぜ!きっとここのカルト連中が何かに使ってたんだ。
このうさんくせー本も読めねえし。焼いて暖取るか?」
と(´<_`;)「・・・」
『堕天使召喚』
(パ∀イ)「はいはい悪魔使いが荒いですわね。あほほほ!」
25
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:01:25 ID:uPhFbEhM0
イカれてんのはお前の生足だろ!いい加減にしろ!
26
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:01:46 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「本来は全言語に通じるというロノウェに頼みたいところだが、残念ながら契約すらしていない。
パイモン、読めるか?」
(パ∀イ)「『書物』そのものではなく、『書物という財宝に隠されたもの』を読むのね。
ちょっと待ってくださいまし・・・」
神秘のヴェールをたくし上げ、文書を読み解く。
ヽ(;`Д´1)ノ「うっへ動作えっろ!ヤっちゃっていいすか!?」
ヽ(`Д´2)ノ「いーからお前は黙ってろ。」
(パ∀イ)「ふむ・・・ありふれた悪魔学以外は対して役に立ちそうにないですわね。
興味深いのは・・・このあたりかしら。読みます?」
(´<_`)「頼んだ」
(パ∀イ)「落し穴にいりて、敵の腸を入れよ。奴らの内蔵は悪魔をそそのかす!
灰をまかねばならぬ。その香りは悪魔の怒りをかきたてる!
落し穴にいりて、門の石を投げつけねばならぬ。宝玉の魔法は悪魔を呼び覚ます!
・・・だそうですわ。」
(´<_`)「ありがとう。要は悪魔召喚書か。」
ヽ(`Д´1)ノ「さっそくいただきに行こうぜ!俺が交渉で仲魔にしてやる!
・・・って落とし穴ってどこだよ?」
(;``)「もしかして、途中にあった井戸かなあ?」
(´<_`)「ふむ。民明書房によると井戸とは古来、イド(自我)と結び付けられて考えられることがあった。
悪魔の自我を封じて肉体を束縛するのは合理的かもしれん。」
ヽ(`Д´2)ノ「流石カムイさん!早速いきましょう!?」
(´<_`;)「突っ込んで欲しかったんだが・・・」
─
ヽ(#`Д´1)ノ「クソッ!へんな格子が立ってやがる!これじゃ井戸に入れねえぜ!
来るときこんなのなかったのによ!」
(´<_`;)「それだけじゃない・・・帰れなくなったぞ。
行きはこの道だけだったろうか?」
27
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:02:06 ID:uPhFbEhM0
『そこに来てしまったんだな。仕方ないが一旦悪魔降臨の儀を行うしかないのだ。』
(´<_`;)「あんたか・・・どういう事だ?」
『たぶん、不死の書を取っただろう。あれは一種の罠でね。
宝箱が解放されると、義を終えるまで出入口が封鎖される。
一旦上がって、落とし穴で井戸まで落ちてくるしかない。』
(´<_`)「わかった。」
『独房の中の一部屋に階段が隠されているはずだ。そこから、昇って落ちるんだ。』
ヽ(`Д´2)ノ「また例の虫からですか?」
(´<_`)「ああ。おれたちは罠にかかったらしい。
どうやら悪魔を召喚して倒すか仲魔にするほか、ないようだぜ。」
ヽ(`Д´1)ノ「望むところよ!」
>隠し階段を昇って落ちた
https://pbs.twimg.com/media/GBGsN1_aUAA6E1K.png
ブォン。
く(;`Д´1)ノ「うわ!」
イチローがとっさに身をかがめると、髪の先端がはらりと削り取られていた。
ヽ(;`Д´1)ノ「みんなジョーダイブか!えっ」
全員─
既に身をかがめていた!
ヽ(#`Д´1)ノ「なんでだよッ!なんでみんなよびどーさしてんだよッ!」
(´<_`)つ□←スマホ
ヽ(`Д´2)ノ「もう忘れたのかよ。各々のCOMPとスマホに位置情報入れといたの。」
ラ▽へ▽ム「まぁ無事で何よりです・・・」
ヽ(;`Д´1)ノ「チクショー!!!!!!」
28
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:02:27 ID:uPhFbEhM0
>井戸前
ヽ(`Д´1)ノ「・・・で、なんだっけ。」
(´<_`)「落し穴にいりて、我らの敵の腸を落さねばならぬ。」
〜ヽ(;`Д´1)ノ(はらわたってなんのことだ?綿なんて持ってねえし・・・
とりあえずあのキモい野郎のタンでも落としてやるか!
悪魔もきっと喜ぶはずだ!)
ポイッ
(;``)つ「ねぇイチローくん!今落としたの何!?絶対内臓類じゃないよね!?」
ヽ(;`Д´1)ノ「つ、次オナシャス!」
(´<_`)「落し穴にいりて、灰をまかねばならぬ。
その香りは悪魔の怒りをかきたてる!」
ヽ(;`Д´1)ノ(灰を作ればいいんだよな・・・?)
ヽ(`Д´1)ノ「どりゃ!ナパーム!!」
ポイッ ボム
(;``)「ねぇ今、何投げたの!?井戸の中燃えてるんだけど!!」
(´<_`;)「落し穴にいりて、門の石を投げつけねばならぬ。
宝玉の魔法は悪魔を呼び覚ます!」
(石)==ヽ(;`Д´1)ノ「とりゃ!!!!!!」
(;``)「迷いなく投げたけど大丈夫!?」
(´<_`;)「落し穴にいりて、不死の書を唱えねばならぬ。
その言葉の力は悪魔を束縛する!そして、その時初めて、増殖する地獄は消え去る!」
(パ∀イ)「では私がお読みいたしますね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
>おおよそ意味不明な言語が繰り返される
>そして・・・
29
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:02:58 ID:uPhFbEhM0
ズズズ・・・
https://www.youtube.com/watch?v=Nas4-Ee6COo
灼熱する薪から、地獄の子供が飛び出してきた。
その怒りに震える拳は、白熱する炎の如く熱を発していた。
https://pbs.twimg.com/media/GBGsQEpaAAA5y3P.jpg
(`羊´)「なにか捧げ物が臭かったぞ・・・」
ヽ(`Д´2)ノ「一応、儀式は成功か。」
ヽ(`Д´1)ノ「よし、俺がいただく!」
>TALK
(`羊´)「再びニンゲンの世界に呼び覚まされたぞ!
はかなき定命の者どもよ。
私を封印してゲートにしていた契約者、舞弓ゲンの前に
この私がお前らを地獄に落としてやろう!!」
https://pbs.twimg.com/media/GBGsQ48aAAAOizU.jpg
>奈落の落とし子 バフォメットが襲い掛かってきた!
と(`羊´)と 「遠慮なら要らぬ!解き放ってくれた礼だ!」
『FIRE-FIST-AMEN』
焼灼拳がパーティを襲う。
ラ;▽へ▽ム「む・・・これはまずい。熱すぎますよ。」
(`羊´)つ 「死ぬがよい!」
『AGIRAO』
>ラームジェルグは力尽きた
>COMPへ戻った
ヽ(#`Д´1)ノ「ラーム!!
てめえ・・・許さねえ!!」
と(´<_`)「チッ!」
(`羊´)「飛んで火にいる虫けらが!!焼き払ってくれるわ!!」
つ●と
https://pbs.twimg.com/media/GBGsRpra0AAkJza.png
30
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:04:15 ID:uPhFbEhM0
https://www.youtube.com/watch?v=Q6fuN1Dy03U
(`羊´)つ==●
『Maha-AGION』
https://pbs.twimg.com/media/GBGsSYObsAACXsD.png
と(´<_`)「マハ・ブフーラ!!」
爆炎と氷結が拮抗する。
(`羊´)つ 「魔力を追加してやる!!」
つ
>炎の勢いが強まった!
(´<_`)「がはっ」
カムイは吹き飛ばされた。
(;``)つ 「く!」
『MAGIC-MIRROR』
(`羊´)「マカラカーンか?無駄だ!」
つと
『MAKARA-BREAK』
鶴の一声で防護壁はかき消えた。
(`羊´)つ 「あの男が司令塔か?焼き殺せばいいのだな。」
悪魔の山羊の頭蓋骨の目はしっかりとカムイを捉えていた。
(´<_`;)「く・・・」
>魔法の撃ち合いで昏倒して動けない
(`羊´)「この私を目覚めさせた事、礼を言うぞ!
つ●と そして圧倒的な力の差に死ぬがいい!!!!!」
『AGIRAO』
31
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:04:37 ID:uPhFbEhM0
https://www.youtube.com/watch?v=6Vrl4TsjAgg
(1.25倍推奨)
「どいてください!」ヽ(`Д´2)ノ ドン ( <_ ;)
(´<_`;)「お前・・・!」
『Reflect』
盾と(`Д´2)
(;`羊´)「ぐあ!?」
反射ダメージが悪魔を襲った。
ヽ(`Д´2)ノ「キャバの行きつけの女からネックレスもらってたんすよ。
流石に戦闘に行くのにつけていくのもあれかと思って、盾に仕込んでおいたんですけど・・・
いいファインプレーだったみたいだ。
まさか魔法のアイテムだったとはな!」
https://pbs.twimg.com/media/GBG4YkVboAAcVTQ.png
(#`羊´)「おのれぇ・・・仕込みとは・・・」
ヽ(`Д´2)ノ「そして火炎がお得意のようだが、反射は防げないようだな。
魔法の『耐性』程度しかないということ。
お前が言うほど、差はない。」
(`羊´)つ 「ぬかせ!!」
『Maha-AGI』
ヽ(`Д´2)ノ「手こまねいて何もしてなかったと思うか?」
「ジロー殿ノ指示ニ、文句ハ言エンナ!」
https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/g3077205.jpg
『BUFULA』
地霊ドヴェルガーの振ったハンマーから、氷柱が出る。
炎の幕を突き破り、溶けきる。
(;`羊´)「なに!?私の全体魔法が・・・
たった一撃で相殺されるだとぉぉ!?」
32
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:05:34 ID:uPhFbEhM0
ヽ(`Д´2)ノ「焦って詠唱されたものなど、一点集中で練られた魔にどうして打ち勝てようか。」
続いてドヴェルガーの投げハンマーが頬をかする。
(`羊´)つ「調子に乗るな!」
つ
『RETURN』
両腕の爪が引き裂こうというとき、地霊は帰還した。
ヽ(`Д´2)ノ「マスト。俺は突撃より頭脳歯でな。自分で言うのもなんだが
カブラギさんよりは頭使うタイプだと思うぜ。」
(;``)つ==つ ドン 「うらああ!!!」
狙いが消えてよろけた悪魔を、ナナシが鈍器でぶつ。
頭をモロに打ち付けて昏倒したようだ。
(;`羊´)「おの・・・れえええ・・・」
(´<_`)「下がってろ。冷気は十分ため込んだ。凍死させる。」
つと
『OFFENSE_MAGIC
Maha-BUFULA』
(#`羊´)つ「なめるな!舞弓ごときに長年貯蔵庫として使われてきたこの迸る魔力を!!!!!!!
つ 恨みはらさず死ねるかああああああああああああああ!!!!!」
『Maha-AGI・DYNE』
最高威力の全体火炎が放たれる。
まともに対抗できなければ皆消し炭になること必至。
と(´<_`#)「ぐううううううううううううう!!!!!おおおおおおおおおおおおオ!!!!」
「カムイ様」
誰かが手を添える。
(パ∀イ)つ「あらいやだ。カムイ様、わたくしも氷結使いですのよ?」
と(´<_`)「そうだったな。頼む。」
(パ∀イ)つと(´<_`)「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!多重マハ・ブフーラ!!!!!!!!」
(`羊´)つ 「ハハハハは!!!効かん、及ばんなあ!!」
33
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:06:01 ID:uPhFbEhM0
と(;`羊´)つ「ガ!?」
https://pbs.twimg.com/media/GBGsRpra0AAkJza.png
激しいブレスと詠唱が止まり、悪魔がノックバックした。
0==0ヽ(#`Д´1)ノ「ネコパンチバズだ!!!
よくも俺の玉筋裏のラームジェルグを!!!」
どんな弾丸を装填しても、内部構造で弾の形状を変化させとてつもない威力を出してくれる不思議なバズーカ。
魔晶元のネコマタの技芸が関係しているとされる。
https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/g3076539.jpg
(;`羊´)「小僧・・・とっくに我が炎と噴煙に焼かれていると思って・・・
ぬかったわ!!!」
と(´<_`)「鳴り物入り、じゃないのか?
どちらにしても誤用だがな。」
{( ゚羊゚)}「ぐあ!!!」
>悪魔は凍結した。
=yと(´<_`)
https://pbs.twimg.com/media/GBY3-fLaAAAF57-.jpg
銃撃で凍り付いた肉体・・・胸部を中心砕かれ、悪魔は完全に戦闘不能になった。
(;羊;)「おのれ・・・おのれぇ・・・こんな小童どもに・・・」
と
砕かれた胸部をいとおしげに庇う。
(#`羊´)「せめて、せめてだ!!
死の淵で契約が解ける今、舞弓に一矢報い・・・」
34
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:06:30 ID:uPhFbEhM0
( ゚羊゚)「 」
声にならない咆哮をあげ、悪魔の体は消滅した。
人間全員が思わず耳をふさいだ。
『わたしを斃したとて何の解決にもならぬ。
むしろ、これからが本当に地獄になる。おとなしく私にころされていればよいものを・・・
舞弓と同じ墓に眠るがよい!!ハハハハハ・・・・!!』
ヽ(#`Д´1)ノ「うるせえ!!!!」
井戸・・・いやもとい朽ちた祭壇をイチローはメタメタに叩き壊した。
それで声は聞こえなくなった。
>悪魔の角笛を手に入れた
ヽ(`Д´2)ノ「・・・なにに使うんだ?こんなもの?」
ヽ(`Д´1)ノ「知らねえ。舞弓ゲンとやらのケツにぶちこめっていう叫びが聞こえるぜ?」
(´<_`)「まさかお前・・・
あ、パイモン助かったよ。」
(パ∀イ)「ほほほ、流石は私が見定めた人。
普通は力を合わせても、ダイン系なんて上位魔法に太刀打ちできませんもの。」
(´・髭・`)「俺の貢献忘れてない?俺がいるだけで銃の腕前は上がるんだぜ。いやいやマジ。」
(´<_`)「バルバトスも、ありがとう。もちろんだ。」
ヽ(`Д´1)ノ「まあ本来の任務を果たして余裕があれば、っすけどね。
あの骨野郎、自分を貯蔵庫とか舞弓に使われてたとかほざいてたから
きっと実験用悪魔の触媒に使われてたんだ。
俺ら悪魔倒すけどさ、相手が向かってきたり一般人を殺そうとするからじゃん?
いくら契約で召喚したとはいえ、一方的に縛り付けてサクシュ?なんて悪魔相手でも許せねーよ。」
35
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:07:12 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「いいだろう、余裕があったら、な。
ミッションのタスクに加えておこう。
言っておくが暗殺以外は認めんぞ。
いくら舞弓ゲンがクズでも、クズノハ配下に公に手を下したらコトだ。
・・・下手すりゃファントム総出で前面戦争だ。」
ヽ(`Д´2)ノ「イチローが早まったら、俺が止めますよ。殺してでもね。」
ヽ(`Д´1)ノ「笑えねー冗談だな!こんな場所だとなおさらな!」
(;``)「勝ててよかった・・・。本当に怖い悪魔でした。
でもあの、空気を引き裂くような叫びはなんだったんだろう・・・」
(´・髭・`)「俺はチョッカンしたね。あれは仲間を呼ぶ同国の慟哭だ。
しかし だれもこなかった!
・・・ってわけにはイカナソーだね。カンだけど。」
(´<_`)「やつの同類がここにワラワラ押し寄せてくるってことか?
・・・鉄格子は封印されたままだ。どうしよう。
お前達はああいう悪魔を見た事があるか?」
(´・髭・`)「魔界でってこと?知らないなあ、あんなヤツ。君の方が、知っているんじゃないの。ケケケ。」
(パ∀イ)「わたくし、地獄の宰相の補佐を長年やっておりますが。
あんな不細工な股間バフォメットは見た事がありませんわ。」
『私も初見ですね』 『私もです』 『ボクも!』
『Kin-tama』
イチローが金丹を使い蘇生を試みる。
『邪鬼召喚』
ヽ(;`Д´1)ノ「ふー蘇生成功。ヒヤヒヤしたぜ!」
ラ▽へ▽ム「生きた心地がしませんでしたね。もっとも、さっき死んだばか」
と(´<_`;)「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!?」 ズルっ
ヽ(`Д´2)ノ「カムイさんッ!?」
36
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:07:34 ID:uPhFbEhM0
https://www.youtube.com/watch?v=ZzJZmmPOozI
く(´<_`)「・・・ここは?」
https://pbs.twimg.com/media/GB4jcd2aAAARGrU.png
( )刀 「なんだおめさん。起きたっぺか。体無事か?」
(´<_`)「・・・ああ。あんたがここに?」
( )刀 「いんや。あんたが近くで倒れてたのを、ここに匿ってただけだぁ。
ここは『えでん』だよ。
あんた、『やたがらす』の人?」
>刀を持った男が気さくにはなしかけてくる
(´<_`)「いや、おれは、ウエハラカムイという。
助けてくれてありがとう。
ここがエデン・・・?」
( )刀 「そだ。おれらは『虚人(うろびと)』ちゅって、未完成な人間なんだと。
やたがらすの人が、たまに来て誰か連れていくだよ。
人間に、してもらえるんだと。
おらの出番はまだかなあ・・・?」
(´<_`)「人間ではないのか。」
( )刀 「おめさんは人間だろ?いいなあ・・・
でも気を付けんろ。虚人の中には、人間さんを殺して食えば
人間になれるっていう、うつけがたまに出るだ。
やたがらすの人も、たまにやられてただよ。
そんな不届き者は、もちろん私が殺したがね。」
(´<_`;)「・・・?」
( )刀 「いや、なんでもね。
でも今は人間さん襲ってる場合じゃないと思うだけどなあ・・・」
(´<_`)「何があった?」
37
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:07:56 ID:uPhFbEhM0
人類憧れの地、追放された楽園を模したものの風景を楽しみながら歩く。
巧妙なフェイクか本物の樹木か見分けがつかない。
( )刀 「いんやー、すっごい怒鳴り声がしたと思ったら・・・出たんだべよ。」
(´<_`)「何が?」
( )「おや、あんた方、どこから来られたのですか?」
https://pbs.twimg.com/media/GB4jqgda0AA82kt.jpg
( )刀 「この方は外部の人間様だ。くれぐれも・・・
ッ!」
男が駆ける。
カムイも追随する。
ボンテージに身を包んだ美女が、鋼の翼で虚人を傷つけている。
く( e )「神の作りし生命の法を冒とくし、神を貶める背徳者よ!悔い改めて転生するがいい!!」
( )刀 「貴様らの信仰心の押し付け!持ち合わせるものは何もない!」
と(´<_`)「凍てろ・・・」
カムイの氷激で敵が固まると、刀を取り出し斬りつけはじめた。
先制攻撃。
あっという間に、天使エンジェルは動かなくなった。
( )「ひぃぃ!助かった・・・」
( )刀 「単独で動くな。立てるかな?」
(´<_`;)「あんたは一体・・・?」
( )刀 「改めて、ご助力感謝します。
私は虚人のアシヒラと言います。今後ともよろしく。」
https://pbs.twimg.com/media/GB4n6LFagAAXau4.jpg
( )刀 (ちなみにさっきまでのが素です。凛々しくしていないと虚人たちに示しがつきませんので。)
(´<_`;)「そ、そうか・・・」
38
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:08:25 ID:uPhFbEhM0
>アシヒラが広場に生き残っていた虚人たちを集めた
く( )刀 「こちらは人間のカムイさんだ!我々の救世主となるべく、やたがらすが遣わせてくださった!!
いざ、抗おう!同志たち!」
https://pbs.twimg.com/media/GB4oBiKbMAAy7_Z.jpg
( ) ( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )「おおおおおおおおー!!!!」
(´<_`;)(お、おい。今のおれは悪魔召喚もできないんだぞ。こんなに大勢集めても守り切れんぞ。)
( )刀 (よいのです。あなたの異能の力はそれだけで民を鼓舞する。)
( )刀 「これより一斉に攻撃を仕掛ける!全面戦争だ!
悪魔と手を組み、我々を迫害し続ける異端の虚人を討つのだ!」
https://pbs.twimg.com/media/GB4oELPbkAA8aE7.jpg
>カムイはギョっとした
(´<_`) (おい、本当にこんな烏合の衆で悪魔達に挑むつもりか?
死人は少なからず出るぞ。)
( ) 「ぼくたちは虚人・・・。人間になれなかった、人間へあこがれたいのち。」
https://pbs.twimg.com/media/GB4sEpmakAA6uid.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GB4sF-NbAAACsws.jpg
刀( )ニア 「見ろ!悪魔と協定を結んだ異端に殺された同志の思念を!!
やつら異端は、悪魔の力で我々を弾圧し、自分達だけエデンから上がって人間になるつもりだ!!
かなしいが・・・やらなければ次はあれが我らの未来となるのだ!!」
( ) ( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )「おおおおおおおおー!!!!同族殺しを許すなー!!」
>虚人たちは出陣の準備を始めた
─
(´<_`)「大したアジテーターぶりだな。」
39
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:09:06 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「何がしたい?おれを担ぎあげてまで」
https://pbs.twimg.com/media/DGZIEi2UQAMNFSP.jpg
( )刀 「『自由』が欲しい奴らは、これを期に悪魔と手を組んででも自分達だけエデンを出るつもりです。
やたがらすの人達の選んだ通りに連れていってもらうのを、順番待ちするのが決まりなのに。」
(´<_`)「順番待ちを減らすために、仲間を殺していると?」
( )刀 「そうです!人間様は察しがよいですな。
奴らは私達を異端と誹りますが、我らから見れば規律を守らない奴らこそ異端。
虚人に寿命なんてものはないから、ずっと待っていられるというのに。」
(´<_`)「この世界では、食べ物は食うのか?」
( )刀 「いえ、カジツが実っていますが虚人は基本的に飲食が要りません。
だからこそ人間になりきれないのかもしれませんね。」
(´<_`)「・・・人間の世界では、食い物の順番待ちをするのが嫌で殴り合いになったりする事がある。
食べ物がない地域では殺し合いにすら発展する。
お前達、虚人のままの方が幸せなんじゃないか?」
( )刀 「ううむ、人間の世界も幸せだけではないのですね。
しかし何か使命がある気がするのです、虚人として生まれ落ちた時から。
えでんで鍛錬を積み、人間になれる努力をしろと!」
(´<_`)(・・・合体実験用に丈夫になった奴を連れて行くわけか。
ペットショップでショーケースを見定める人間的だな、実に。)
ヒトでない物の方が、人間の理想とするヒトのような規律を持っている。
そしてきっかけ(悪魔の出現)一つで簡単に崩れ去る。
ヤタガラスの連中はそんな人間的なものを作って、人間を創造したという神のコスプレでもしたいのか?
>カムイは心で苦笑した
─
( )刀 「天運は我にあり!!進軍だ!!!」
( ) ( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )( )「おおおおおおおおー!!!!」
ご丁寧にも、ツタが絡んだ階段があった。
そこから深層部に入るのだろう。
と(´<_`)「下がれ!」
待ち伏せしていた人食いのガキを、葬った。
40
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:09:38 ID:uPhFbEhM0
>最深部
https://pbs.twimg.com/media/GB6MzXobMAAvryV.png
( )刀 「勝利だ!またしても勝ったぞ!」
https://pbs.twimg.com/media/GB4oOqwagAA2xkr.jpg
>虚人が悪魔に捕まっている!
( )「だ、誰か悪魔をやっつけてくれないかなあ。助けてくれないかなあ。」
https://pbs.twimg.com/media/GBZIDwAawAAhGZo.jpg
( )刀 「ム!悪魔に襲われているということは同志ッ!しかし強そうな悪魔だ・・・」
( ゚十゚)「ふん、バカバカしい。確かにお前らは人間もどきだ、人間とよく似ている。
自分で打破せずに他人に助けを乞うところなどがな。
せめて全力で戦って見せろ。抗う気がないのなら、せめて大人しく死ぬがいい。」
https://pbs.twimg.com/media/GBZIF9DbsAAjF-a.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GBZIHb2bMAAQ227.jpg
( )刀 「う・・・」
>アシヒラは威圧感にみじろぎしている。
(´<_`;)「チ!おれが出る!
おい、そのヒトモドキを離せ。なぶり殺しなど騎士のすることか?」
>TALK
( ゚十゚)「貴方、人間ですね?ほう・・・これは興味深い・・・」
(´<_`)「人間で悪いか?」
( ゚十゚)「いえいえ、悪くはありませんよ。むしろ話せてうれしい限りです。
こんな掃き溜めに人間が居て・・・更に人間と会話が成立するなど
夢にも思いませんでしたから。ハハハッ!」
https://pbs.twimg.com/media/GBZH4Q2aUAAs0bG.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GBZH5yZbUAAGTG1.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GBZH6nIaoAAjWDr.jpg
(´<_`#)「会話にならんな・・・堕天使と思い期待したが殺すか」
つと
確殺する為に、冷気を溜める。
41
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:10:13 ID:uPhFbEhM0
( ゚十゚)「おや・・・おやおやおや?生まれつきですか?その魔法力は?」
(´<_`)「そうだが。これから殺すお前に関係があるのか?」
(; ゚十゚)「その身も凍えるような凍気、闘気、殺気・・・
だいぶ昔に見た事があるぞ・・・
ひょっとして貴方、純粋な人間ではないのでは?
魔王クラスの悪魔が親類にいたりしませんか?」
(´<_`)「命乞いか?おれに親はいない。というか知らん。」
( ゚十゚)「そんなはずはない・・・貴方こそ忘れられし魔王の御子…………
どうです。ここは互いの為に、身を引いてくださいませんか?」
https://pbs.twimg.com/media/GBZISShaUAAth0q.jpg
(´<_`)「いいだろう。まずそいつを放せ。」
( )「あわわあわ・・・ありがとー!」
>虚人は突き飛ばされて解放された。
( ゚十゚)「賢明な判断です。
貴方にはきっと幸運が訪れるでしょう。
我が魔王、私は堕天使エリゴール。今後ともよろしくお願いしますね。」
https://pbs.twimg.com/media/GB6M1pmaMAAyyfN.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GB6M2n4aAAAiAPj.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GBZH7iqbAAAMdY3.jpg
>仲魔になった
(´<_`;)「おい!?一人で勝手に納得しないでほしいのだが・・・
まぁいい。おれが連れているこいつらは、悪魔には対抗できない。
虚人は虚人同士で決着をつけてもらうとして、悪魔掃討に協力してもらおう。」
( ゚十゚)「我が魔王の命とあらば、喜んで。
しかし貴方ほどの御方がこんな人間モドキと・・・お父上が知ったら悲しみますぞ。」
「なに!?きさま裏切るのか!!」
( ゚十゚)つ→ 「私はお前らと手を組んだつもりはない!!君主を得た以上、お前らは敵だ!!」
手にしているパイク、魔法、馬の突撃で次々と周囲の悪魔を殺していった。
42
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/26(火) 01:10:34 ID:uPhFbEhM0
(´<_`)「ふん。苛烈にやるもんだ。仲間だったんじゃないのか。」
( ゚十゚)「いえ、急にこんな場所に呼び出されたあげく、芳醇なマグネタイトがそこら中にありました。
その為に一緒に行動していただけです。
種族やスタンスが違えば悪魔などこんなものです。」
( )刀 「おお!悪魔を引き込んでしまうとは・・・!素晴らしき哉、人間様!
これが、ウマですか・・・」
( ゚十゚)「人間モドキが触るな。不愉快だ。」 ギロッ
( )刀 「ヒッ!!」
(´<_`)「エリゴール。頼むから面倒を起こさないでくれ。こいつらは今大事な戦争をしているんだ。
せめて士気を下げないでやってくれ。」
( ゚十゚)「御意。おい人間モドキ。私がカムイ様の僕だからといって、お前らの味方だと思うな!
命令次第でお前らを皆殺・・・」
(´<_`#)「シャラアップ!!!!!!」
(; ゚十゚)「・・・失礼しました。だが私の愛馬に触らぬよう言ってもらえますか。凶暴なので。」
(´<_`)「だそうだ。あまり馬を刺激しないように。暴れだしてもおれは保証できない。」
ふと、乗馬クラブに行った時に対面した馬の目が予想外に大きくて少し怖かったのを思い出す。
その瞳が、ペンか爪でも刺せば簡単に潰れてしまいそうなくらい脆そうだというのも怖かった。
─
( )刀 「囚われた穏健派の仲間は全員助けたな!
皆、本陣に行くぞ!!!!
最後の決着をつけるのだ!!!!」
( ) ( )( )( )( )( )「おおおおおおおおー!!!!」
( ゚十゚)「この程度の戦いでここまで死ぬとは・・・脆弱すぎる。
何と戦っているか知りませんが、生き残れるのでしょうかね?」
(´<_`)「知らん。おれもおれでここから出る為に成り行きで力を貸しているだけだ。
あいつらが自由の身になれば、結果はどうあれどうでもいい。」
( ゚十゚)「・・・
酔狂ですね。あなた一人と私でも出ようと思えば強行突破できるでしょうに。」
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