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( ´_ゝ`)/こちら流石探偵事務所\(´<_` )
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( ´_ゝ`)/こちら流石探偵事務所\(´<_` )
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| 流石だよな、俺ら |
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d( ´_ゝ`)人(´<_` )b
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【標準AA環境】
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( ´_ゝ`)(あれだ)
(´<_` )(確かに中学生、下手したら小学生に見えるな)
( ´_ゝ`)(それだと流石にフロントで止められるだろうから合法ロリだと思うが)
(´<_` )(追うか?)
( ´_ゝ`)(あっ)
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└○―○┘=3
*( )*ノ タクシー
ノ|ミ|
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(´<_` )「タクシーか……流石に徒歩で追跡は無理だな」
( ´_ゝ`)「社名とナンバー控えといたから明日聞き込みすんべ」
(´<_` )「そうだな」
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【ハイツ筆府】
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( ´_ゝ`)「いやー……マジかー。何かショックだわ」
(´<_` )「わかる」
( ´_ゝ`)「これもう依頼完了でよくない? 駄目? 明らかあいつが原因でしょ」
(´<_` )「正直依頼内容としては十分だと思う。ただなあ……」
( ´_ゝ`)「言いたいことはわかる。流石にこれを放っとくのはちょっとな……」
(´<_` )「大将からも頼まれてるしな……」
( ´_ゝ`)「証拠掴んで警察に通報、か?」
(´<_` )「もしくは兄者が内藤君言いくるめて会うのやめさせるとか」
( ´_ゝ`)「それは厳しそうな気がする。まだご両親に説明して外出阻止させる方がいいんじゃね?」
(´<_` )「……一時的に外出阻止したとしてもどうなんだろうか」
( ´_ゝ`)「また機会があれば転ぶパティーンだ、な……」
(´<_` )「やっぱりあの女をどうにかしないと解決しない気がするぞ」
( ´_ゝ`)「となるとやはり警察しかないか……」
(´<_` )「未成年だったら現状の証拠でも誘拐で通報できそうだが」
( ´_ゝ`)「残念ながら成人してるからな」
(´<_` )「……薬物の線での通報はどうだろう?」
( ´_ゝ`)「現状だとちゃんと動くか五分五分な気がする」
-
(´<_` )「最悪内藤君だけ薬物使用で逮捕されたりしたら目も当てられないしな……」
( ´_ゝ`)「その線はちゃんと証拠揃えてもありえるから困る」
(´<_` )「……脅しでもかけるか?」
( ´_ゝ`)「バックが怖いな。流石に自宅で薬物精製してるわけじゃないだろ」
(´<_` )「うーむ……いずれにせよもうちょっと調べないとだな」
( ´_ゝ`)「遺憾だがそういうことになる。どう手を打つべきか確定できん」
(´<_` )「とりあえずはタクシー会社か?」
( ´_ゝ`)「ああ。あとは反社の伝手も少々当たるべきだろうな」
(´<_` )「あー……正直気は進まないが」
( ´_ゝ`)「……大将には悪いがこれ以上は流石に金貰わんと」
(´<_` )「大将なら出すだろうなあ……」
( ´_ゝ`)「何か俺ら完全に墓穴掘ってる気がする」
(´<_` )「正直否定できない」
( ´_ゝ`)「……まあでも、それも俺ららしさか」
(´<_` )「……それもまた否定できない」
-
( ´_ゝ`)b「……よっしゃ! どうせやるなら気合い入れていこうぜ」
Case2「やつれた青年の調査」
Day1「深夜の尾行大作戦」
To be continued...
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今回はここまで
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安定した面白さ、乙んつん
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内藤…
どうなるんだ、気になる
おつおつ!
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おつ
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乙!
いろいろ気になる引きだな
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>>389-392
乙ありですん
内藤がどうなるかは探索者達の動き方やダイス目(便宜)にもよるので一緒にドキドキしてる
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Case2-Tips1 白根警部の事件簿①
( ´ー`)「どうだ?」
(=゚ω゚)ノ「ええと……仏さんは全員大学生ですね、でも大学は別々です」
( ´ー`)「繋がりと言えるほどでもないか。経歴上の接点は?」
(=゚ω゚)ノ「ないですね。小中高バラバラです」
( ´ー`)「サークルや趣味はどうなってる?」
(=゚ω゚)ノ「全員文化系ではありそうですが詳細はちょっと……」
( ´ー`)「まあ本格的に捜査したわけでもないからそうか」
(=゚ω゚)ノ「調べます?」
( ´ー`)「おう、頼む……ん?」
(=゚ω゚)ノ「どうかしました?」
( ´ー`)「……似てねーか?」
(=゚ω゚)ノ「えっ……あ!」
( ´ー`)「全員、色白で小太り。だから何だって話だが」
(=゚ω゚)ノ「……男の好み、とか?」
( ´ー`)「ま、これだけ見るとそうなるよな。まだ何も言えねーけど」
(=゚ω゚)ノ「とりあえず調べてみます」
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Case2-Tips2 白根警部の事件簿②
(=゚ω゚)ノ「結局、趣味も接点なさそうでしたね」
( ´ー`)「あるとしたらコミケくらいってんじゃな……」
(=゚ω゚)ノ「全員一般参加だったみたいですし、ジャンルもあまり被らないとなると」
( ´ー`)「接点とは言えねーな」
(=゚ω゚)ノ「ただ、一人気になる動きしてるんですよ」
( ´ー`)「む?」
(=゚ω゚)ノ「最寄りのラブホについて検索してて。
女がいた形跡はないし、絶対いそうにない人物なのでちょっと気になりました」
( ´ー`)「あー……あの女嫌い拗らせてtwinbirdで喚いてた奴か?
テンション急に上がって翌日から急に落ちてたあれは俺も引っかかったな……」
(=゚ω゚)ノ「丁度そのタイミングだったんですよね」
( ´ー`)「ほう。それは臭いな」
(=゚ω゚)ノ「はい。全員、死の数日前から急にやつれていたというのも気になりますし。
……衰弱死だからやつれてるの自体は当然っちゃ当然なんですが」
( ´ー`)「女嫌い拗らせてtwinbirdで暴れてるような奴が急にテンション上がる。で、ラブホ検索。
……普通に女のような気がするな。しかも思わず舞い上がるような美女」
(=゚ω゚)ノ「その日から女叩き止んでますしね……」
( ´ー`)「……それぞれの現場付近のラブホを当たってみるか」
-
Case2-Tips3 話は聞かせて貰った
川 ゚ -゚)「いらっしゃいませ、店内でお召し上がりでしょうか?」
(゚、゚トソン「はい。アイスティーのSと……ナゲットを」
(゚、゚トソン(ふう……結局大した情報は集まらなかったな)
(゚、゚トソン(絶対事件だと思うんだけど……)
ξ#゚⊿゚)っ('A`;)イ、イヤ...
ナンデスッテ!?
(゚、゚トソン(いや、諦めるのはまだ早い。もう少し粘ってみよう)
ξ#゚⊿゚)っ('A`;)
(;゚∀゚)オイオイオチツケ!
(゚、゚トソン(……ん?)
-
ξ#゚⊿゚)ξ「私達も張り込むの! 今夜!」
(;'A`)「いやだから、素人が張り込んだら逆に邪魔にしかならないだろ!?」
ξ#゚⊿゚)ξ「どこの馬の骨ともわからない探偵なんかにブーンは任せられないわ! そうよね長岡!?」
_
(;゚∀゚)「え? お、おう!」
ξ#゚⊿゚)ξ「夜な夜な出歩いてるって知ってたらとっくに阻止してたのに!」
(;'A`)(ブーンの両親もこうなるからお前には黙ってたんだと思うぞ……。
いや正直ここまで来たらそれも一つの手だが、うーん)
_
(;゚∀゚)「あーまあ、落ち着けよツン。ブーンが何してるかわからんことには時間帯が変わるだけかもよ?」
ξ#゚⊿゚)ξ「……」
ξ゚⊿゚)ξ「……脳筋のあんたに諭されるとは私もヤキが回ったわね」
(;'A`)「全くだ、俺より頭いいんだからちゃんと考えてくれ」
ξ゚⊿゚)ξ「それはあんたの自己評価が低すぎるだけでしょ」
_
(;゚∀゚)「……何か俺すげーナチュラルに馬鹿にされてね?」
ξ゚⊿゚)ξ「「気のせいじゃない?」」('A`)
_
(;゚∀゚)「いやいくら俺でも騙されんぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「あんたはパワー担当だから馬鹿でいいの」
('A`)「スポーツ万能のイケメンが俺より頭よかったら流石に親友やめるわ」
_
(;゚∀゚)「何なんだよその返し難い評価!」
(゚、゚トソン(張り込み? 探偵?)
-
ξ゚⊿゚)ξ「でもねドクオ。本当に任せといて大丈夫なの?
『依頼は調査だけなんで』とか言ってブーンに何かあったら……」
('A`)「……そこは、俺の人を見る目を信用してくれとしか言えないな。
バイト先の店長さんとも親しいみたいだったし、そんなやっつけ仕事はしないと思う」
_
( ゚∀゚)「とはいえツンの心配もわかるわ。結局俺ら会ったことねーからな」
ξ゚⊿゚)ξ「ブーン、あんなにやつれて……調査なんて悠長なこと本当に言ってられるのかしら?」
('A`)「それだけは俺も心配してる。だからツンがさっき言ってたことも否定はしきれないんだよな……」
(゚、゚トソン(推定大学生……やつれて……これはまさか……)
-
ξ゚⊿゚)ξ「大体流石探偵事務所なんて聞いたことないんだけど。もっと大手に頼んじゃダメだったわけ?」
('A`)「……俺が個人的に尊敬してる人からの紹介なんだよ」
_
( ゚∀゚)「えっ、ドクオって人を尊敬したりするのか?」
ξ゚⊿゚)ξ「確かに意外ね。『愚かな人間ども』とか言ってる方が似合ってるわ」
('A`)「おいお前ら、流石に親友にそんな風に見られてるのはダメージでかいんだが」
_
( ゚∀゚)「HAHAHA! 流石に冗談だ!」
ξ゚⊿゚)ξ「意外って方は私も冗談。似合ってるは撤回しないけど」
('A`)「確かに似合ってるのは否定できん……。まあともかく、俺は待つべきだと思ってる」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(゚、゚トソン「……すみません」
(;'A`)「!? な、何ですか?」
_
( ゚∀゚)(……壁)
ξ゚⊿゚)ξイラッ
(゚、゚トソン「私、入速新聞社の都村といいます。そのお話、詳しくお聞かせ頂けないでしょうか?」
-
Case2-Day2は平常通り1/15(土)投稿予定
-
おぉ、これは続きがより楽しみに…
乙!
-
乙!
ドクオって人を尊敬したりするのか?がシンプルにひどすぎて笑った
-
乙です
-
>>401-403
乙ありですん
Case2-Day2A投下します
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前回のあらすじ
・はい。最近凄くやつれてて……大学もバイトも行ってないみたいなんです
・たぶん中学生くらいかな? 結構な美人ちゃんだった気がするよ
・単に盛り過ぎて精根使い果たしてるだけなら全然いいが……
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| 流石だよな、俺ら |
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【標準AA環境】
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Case2-Day2A
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| ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 流 石 探 偵 事 務 所 | |
l__________________,| |
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| | 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
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ノヽ-ヘィiヘl^ヽ-, | | l └‐'゙ l└‐' | |
―――――┐ス ! ! | | | |
| ,レi | | |______,|_____,,| |
| Z | | / ,|_|/
| ヘ |_|/
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( ´_ゝ`)「さーて、タクシー会社に電話するか」
(´<_` )「……兄者」
( ´_ゝ`)「ん?」
(´<_` )「……何かミノリちゃんからメール来てるんだが」
( ´_ゝ`)「……あっはい。……それで?」
(´<_` )「いやこれ……。……あー……うーわマジかぁ……」
( ´_ゝ`)「何そのリアクション」
(´<_` )「最悪だわ」
( ´_ゝ`)「そんなこと言われたら気になっちゃうじゃん」
(´<_`;)「まさか見ないつもりだったのか……」
( ´_ゝ`)「俺にできないことは弟者に任せる(キリッ」
(´<_` )「チラ見もせずにできないと断言するなんて流石じゃないぞ」
( ´_ゝ`)「そうか?」
(´<_` )「そうだ」
( ´_ゝ`)「……見るよ」
(´<_` )「ああ」
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From: 一条実里
To: 流石探偵事務所
Sub: 人探しをお願いしたいです!
こんにちは 一条です
この間はありがとうございました!
おにいちゃんはまだちょっとやつれてるけどすっかり元気です!
それで 解決して貰ってすぐで申し訳ないんですけど
また人探しをお願いできませんか?
ここ数か月行方のわからない友達がいて心配なんです
街で見かけたって話も聞いたんですけど私は全然会えなくて
聖パウロ学園中等部の2年生で沢近辺梨花っていう子です
よくないかもと思いましたけど写真を添付します
今度行くので相談させてください!
お金は何とか用意します!
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( ´_ゝ`)「……えっ、この写真……えっ、マジ……?」
(´<_` )「だよな、そうなるよな、俺おかしくないよな? な?」
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( ´_ゝ`)「……そんなことある? いや、ないな。んなこたーない。つまり……」
(´<_` )「知っててぶっ込んで来てるとか普通に怖すぎるんだけど何なのあの子」
( ´_ゝ`)「しかも大分隠す気なくなってきてるぞ。貯金全部おろしたって何だったんだよ」
(´<_` )「俺らがスルーすることまで見越されてるな」
( ´_ゝ`)「……そこはそうだが、よく考えると案外偶然かもな」
(´<_` )「ほう?」
-
( ´_ゝ`)「そんだけ情報収集する伝手があるなら自前でやった方が早い」
(´<_` )「一理ある」
( ´_ゝ`)「とすると逆だな、この暫定少女が最近派手に動き回ってるってことだ。
だからたまたま二か所から同時に話が来た、と」
(´<_` )「……友達ってのもまあ嘘か」
( ´_ゝ`)「たぶん嘘じゃね? 近所のおっさんは数日で友達は数か月って何だよ。騙す気すらない、雑すぎる」
(´<_` )「確かに」
( ´_ゝ`)「……探す理由は最近できた、ってとこが妥当だろうな」
(´<_` )「……薬か?」
( ´_ゝ`)「かもしれん。もしくは冨竹に手出しでもしたのか……」
(´<_` )「なあ、暫定少女が無事でいられる未来が見えなくなってきたんだが?」
( ´_ゝ`)「奇遇だな、俺もだ。俺らがどうこうするまでもなく滅ぶかもな」
(´<_` )「さりとて内藤君がそれまで平穏無事であるわけもなく」
(lll´_ゝ`)「下手すりゃ一家離散まである」
(´<_`lll)「最悪巻き添えという線も……」
(lll´_ゝ`)「「やっぱ放っとくわけにはいかないわな」」(´<_`lll)
-
( ´_ゝ`)「ま、期せずして名前と年齢と所属をゲットできたのは大きいな」
(´<_` )「しかしガチJCならどうやってホテル入ったんだ? 身分証偽造?」
( ´_ゝ`)「もしくはフロント無人なのかも」
(´<_` )「あー、頻繁に利用してればそれでも止められる気はするけど、ガバいとこならなくはないか?」
( ´_ゝ`)「うむ。それでタクシー会社以外にも選択肢がいくつか出てきたわけだが」
(´<_` )「とりあえずミノリちゃんに話聞くか?」
( ´_ゝ`)「そうだな……学校終わったら来るように言っといて。
先にタクシー会社と学校当たっとくか」
(´<_` )「タクシーの運ちゃんは言いくるめる余地もあるが学校とかどうする気だ?」
( ´_ゝ`)「この警察手帳を見てくれ。こいつをどう思う?」
(´<_` )「凄く……リアルです。って、えっ、警察装う気か?」
( ´_ゝ`)「そうだが何か?」
(´<_` )「流石にリスキーだと思うんだが?」
( ´_ゝ`)「そうか?」
(´<_` )「そうだ。……そこまでする必要ある?」
( ´_ゝ`)「どうせ反社の伝手と接触するなら一緒かなって」
(´<_` )「うーむ……それはたしかに否定はできないが……」
-
( ´_ゝ`)「まあまあ任せとけって。警官になりすますくらい大したことではない」
(´<_` )「十分大それたことだがな。まあ兄者の変装スキルなら大丈夫か……?」
( ´_ゝ`)b「大丈夫だ、問題ない」
(´<_` )「そうか?」
( ´_ゝ`)「そうだ」
(´<_` )「……まあそんだけリアルな警察手帳持ってるくらいだし大丈夫か」
( ´_ゝ`)「うむ。ソロ聞き込みでは何回かやってるしな」
(´<_` )「何それ初耳なんだけど」
( ´_ゝ`)「弟者だってそういうのあるだろ?」
(´<_` )「……確かに架空のネットに強い弁護士とかサイバー警察を演じたりはするが」
( ´_ゝ`)「だろ?」
(´<_` )「そしたら何かひょんなことから本物のネットに強い弁護士と意気投合してな、たまに相談したりしてる」
( ´_ゝ`)「何それ初耳なんだけど」
(´<_` )「兄者だってそういうのあるだろ?」
( ´_ゝ`)「ネットだとコミュ力高いよね弟者……」
-
* + 巛 ヽ ,r' 巛 + *
〒 ! ! 〒 イヤッッホォォォオオォオウ!
+ 。 | | | | 。 +
* + / / ヽ .ヽ + *
∧_∧ / / ヽ ヽ∧_∧
(´ω`=./ / + + ゙i ゙i ´_ノ`)
,- f f -.
/ ュヘ | * * | ヘュヽ
〈_} ) | | ( {_〉
/ ! + + ! ヽ
./ ,ヘ | | ヘ, ヽ.
ガタン ||| j / | | ||| ||| | | ゙i j ||| くガタン
――――――――――――――――――――――
d(´ω`=)「流石だな兄者、言われれば私服警官に見える」
( ´_ノ`)b「だろ? こないだの二人組(=゚ω゚)ノ( ´ー`)を参考にしてみた」
d(´ω`=)「なるほどな、メイクから察するに兄者が警部役か」
( ´_ノ`)b「そゆこと。俺がちょっと横暴なこと言って弟者が宥める感じでよろしく」
(´ω`=)「……ふう、行くか?」
( ´_ノ`)「だな」
-
________
. /_||_| |_||_||三三≡=─
f目テ=、____|三三≡=─
`て((◎)――(◎)三三三≡=─
(;´_ノ`)「危うくアポ取るの忘れるとこだった」
(´ω`=)「俺がいてよかったな兄者」
( ´_ノ`)「ありがてえありがてえ」
(´ω`=)「全く。しかし思ったよりすんなりアポ取れたな」
( ´_ノ`)「ああ、あそこの会社はトラブル対応の迅速さに定評があるらしいからな」
(´ω`=)「叩き起こされる運ちゃんには正直申し訳ないが」
( ´_ノ`)「そこは確かに忍びない」
(´ω`=)「まあなるべくちゃちゃっと終わらせて寝かせてあげよう……」
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【暮石タクシー】
i'"='フ .|llll|lllllllll:::...
| | ,....___ ,-,i .|llll|lllllllll:::...
| | i .i:El i' l ,,,..........__ .|llll|llllll__:::...
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 ̄ ̄'''''ヽ ,.--─‐〒.、 y' .!i i !、 |i |i |i |:::...
/ / .ll. \、 ._ !i {コ
/ / ∥ `='_) ̄ ̄ `i ,-,.ニニ
/ i__,,..-‐─''';"" ̄ ̄ `ヽ. .} /./
~ : : } i {二'' ー----
[`] .: :. /二゙、 /ヘ! ,.-'"i!;! ./
.,.一 : :. | i i! :;lilj|' ~~ ,'i! i''"
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. i .:i ヽi _,,..-一''  ̄ |!iヾ ` ー―
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ゞ_____.ノ `ー'" `ー
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( ´_ノ`)「おう、邪魔するぞ」
(´ω`=)「こんにちはー」
(゚」゚)「あ、お電話頂いたヤガシラさんでしょうか?」
( ´_ノ`)「ああ、そうだが……あんたは?」
(゚」゚)「運転手の濯石則夫です。何でも私に聞きたいことがあるとか?」
( ´_ノ`)(たくし のりおって……また凄い名前だな)
(´ω`=)(例によって俺らが言えたことじゃないけどな)
(゚」゚)「……あの?」
(´ω`=)「あ、すみません。じゃあちょっとお話聴かせて貰えますか?」
(゚」゚)「その前に警察手帳拝見してもよろしいでしょうか」
( ´_ノ`)「めんどくせーな……ほれ」
(´ω`=;)「ちょっと八頭警部、何ですかその態度! 濯石さんすみません!」
(゚」゚)「いえ、お気になさらず。
……確かに警察の方のようですね。ではこちらへ」
―――。
-
(゚」゚)「さて、それでどういったことをお話すれば?」
( ´_ノ`)「……秘匿捜査中の事件である少女を追ってる。
ここでの話は内密に頼みたい」
(゚」゚)「内密にですか……社長にはお話しても?」
( ´_ノ`)「ふむ」
(´ω`=)「そこはまあ仕方ないかと……」
( ´_ノ`)「まあそうだな。なるべく詳細は伏せて欲しい」
(゚」゚)「わかりました」
( ´_ノ`)「で、これがその少女の写真なんだが。あんた、昨日乗せてたろ?」
(゚」゚)「あ、はい。九折のあたりまで」
( ´_ノ`)「九折か……」
(´ω`=)「深夜に少女一人で、不審には思いませんでしたか?」
(゚」゚)「思いましたけど……あれで成人らしいですからね。大学の学生証も見せて貰いましたよ」
( ´_ノ`)「名前は見えたか?」
(゚」゚)「いえ、指で隠れてましたね」
(´ω`=)「どこの大学でした?」
(゚」゚)「国際クオリティ大学でしたね、丁度目的地も九折だったので覚えてます」
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(´ω`=)(どういうことだ……大学が接点? しかしミノリちゃんによれば中学生……)
( ´_ノ`)(流石に別人ってことはないと思うが……どっちがカバーだ?
普通に考えれば大学生の方が実体だろうが、中学生の身分をカバーとして用意する意味がわからん)
(´ω`=)「他に何か気付いたこととかあります?」
(゚」゚)「ええと、そうですね……こんな時間にフラフラしてる割に意外と用心深いなとは」
( ´_ノ`)「どういうことだ?」
(゚」゚)「いえ、マンションの前まで送ったんですけどね。明後日の方向に歩き出して「おや?」と思ったんですよ。
たぶん家の場所を知られたくなかったんじゃないかと……」
(´ω`=)「なるほど」
(゚」゚)「『タクシー運転手が』って事件も嘆かわしいことにたまに聞きますからね」
( ´_ノ`)「確かにな。他には何かあるか?」
(゚」゚)「うーん……特にこれといって」
(´ω`=)「ありがとうございます、大変参考になりました」
( ´_ノ`)「わざわざ起きてきてもらっちまってすまなかったな」
(゚」゚)「いえ、とんでもないです。何の捜査かは知りませんが頑張ってください」
(´ω`=)「はい、ありがとうございます。それでは失礼します」
( ´_ノ`)「ああ。邪魔したな」
-
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f目テ=、____|三三≡=─
`て((◎)――(◎)三三三≡=─
( ´_ノ`)「マジでわからなくなってきたんだが」
(´ω`=)「奇遇だな、俺もだ」
( ´_ノ`)「ワンチャン別人って可能性あるか?」
(´ω`=)「いやー……流石に双子でもないのに似すぎじゃね?」
( ´_ノ`)「だよな」
(´ω`=)「大学生の可能性が比較的高そうな気はするが……」
( ´_ノ`)「うーん……」
(´ω`=)「こりゃ聖パウロ学園の後は国際クオリティ大学かな……」
( ´_ノ`)「しかし大学での名義がわからんからな……目撃証言集めるくらいしかできそうにない」
(´ω`=)「ああ、そう言われりゃそうか」
( ´_ノ`)「大学じゃ目立つ容姿だから出没してるなら証言取れそうだけどな」
(´ω`=)「内藤君との接点考えるに出没してそうだし、行ってみる価値はあるか」
( ´_ノ`)「うーん……一旦保留で」
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【聖パウロ学園】
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γ´::::`ヽ △____ ___
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二|__,|二|_|__||二|__ /| ̄ ̄ ̄ | |γ´__/:::∨///////\|__|_|__/
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ニニニニYニTニニニニTニYニニニニi| ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄| ||_,| ̄|,_|| | ̄:::| ̄ ̄ ̄| |:: __ -┐]|二i::| ̄ |:::::::|::::::::::::::::
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( ´_ノ`)「うーん如何にもなお嬢様学校」
(´ω`=)「御令嬢のミノリちゃんが高等部通ってるくらいだし……」
( ´_ノ`)「あの豪邸思い起こすにまあそうか」
(´ω`=)「受付はあそこか」
( ´_ノ`)「失礼、先ほど電話した八頭という者だが」
彡 l v lミ「お待ちしておりました。教頭の鈴木と申します」
(´ω`=)「警部、手帳」
( ´_ノ`)「わかってんよ。ほら」
彡 l v lミ「……なるほど、確かに警察の方のようですね」
(´ω`=)「沢近辺梨花さんについてお話を聞かせて頂けますか?」
彡 l v lミ「よろしいでしょう。こちらへ」
-
( ´_ノ`)「まず、秘匿捜査中の事件だからここでの話は内密に頼みたい」
彡 l v lミ「よろしいでしょう。どうせ大した話はありません」
( ´_ノ`)「ふむ?」
(´ω`=)「大した話はないとは?」
彡 l v lミ「結論から申し上げますと、沢近さんは長期休学中となります」
( ´_ノ`)「……なるほど。理由は?」
彡 l v lミ「病気療養と伺っていますね」
( ´_ノ`)「それはいつから?」
彡 l v lミ「今年の4月からですね」
(´ω`=)「……あなたはお会いになられたことは?」
彡 l v lミ「あります」
( ´_ノ`)「ちなみにそれはどこで?」
彡 l v lミ「……? もちろん学園ですが……」
( ´_ノ`)「……なるほど」
(´ω`=)「最近お見舞いに行かれた方などは?」
彡 l v lミ「うちの職員にはいないでしょう。保護者の方の方針で学園側には詳しい情報を頂けていませんので」
(´ω`=)「それで休学って通るものなんですか?」
彡 l v lミ「まあ……場合によりますね」
-
( ´_ノ`)「というと?」
彡 l v lミ「沢近さんのお母様は当学園の理事を務められておりますから……」
( ´_ノ`)「……なるほど」
(´ω`=)「その、お母様とはお会いできませんか?」
彡 l v lミ「難しいですね。何分神出鬼没な方で……」
(´ω`=)「……失礼ですが、そんなことあります?」
彡 l v lミ「はあ……そう仰るのは最もですが、実際にあるので仕方ありません」
( ´_ノ`)「……なあ、あんた国家権力なめてんのか?」
彡 l v lミ「え?」
(#´_ノ`)「流石に今のは嘘だろ、なあ? 舐めてんのかって聞いてんだよ! オラ!」
彡;l v lミ「そ、そう仰いましても……」
(´ω`=;)「ちょっと警部!」
(#´_ノ`)「……で。話すのか? 話さねぇのか?」
彡;l v lミ「……まあ良いでしょう。ただ、ご内密にお願いします」
( ´_ノ`)「フン、最初からそう言やいいんだ」
-
彡 l v lミ「理事相手ですから、学園としてはあまり強くものを言えない立場にあります」
( ´_ノ`)「それはそうなのかもしれんが、流石に理事会が放っておくか?」
彡 l v lミ「これは噂ですが……理事長個人に多額の金銭を渡しているとか。本当に内密にお願いしますよ?」
( ´_ノ`)「……なるほど。じゃあ何か、マジで幽霊理事なのか……」
彡 l v lミ「ええ、そういうことになります」
(´ω`=)「うーん……何か学園としても大変そうですね……」
彡 l v lミ「はい、正直に言って……」
( ´_ノ`)「……怒鳴って申し訳なかった、言い難いことを教えてくれて感謝する」
彡 l v lミ「ああ、いえ……御尤もな反応だと思いますので、はい」
(´ω`=)「うーん……そうなるとあまり有益な情報は得られそうにありませんね、警部」
( ´_ノ`)「だな、そろそろ次行くか。あ、理事の住所と連絡先だけ教えて貰えるか?」
彡 l v lミ「……くれぐれも私から聞いたというのはご内密に」
( ´_ノ`)「わかってる」
彡 l v lミ「大したお話もできずすみません」
( ´_ノ`)「……いや、十分参考になった。では失礼する」
(´ω`=)「ありがとうございました!」
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( ´_ノ`)「……クソっ、あいつ只者じゃないな。どれが本当でどれが嘘なのか今一わからなかった」
(´ω`=)「逆に言うと只者じゃない教頭が警察を煙に巻かなきゃならん何かがある、ってことはわかったな」
( ´_ノ`)「理事の名前は調べりゃわかるからそこは本当だろうが、他は……」
(´ω`=)「休学中ってのが正直一番怪しいよな。本当に在籍してんのか?」
( ´_ノ`)「軽くカマかけてはみたがよくわからんかった」
(´ω`=)「うーむ……もういっそ尾行に全賭けするか?」
( ´_ノ`)「それもありかもなあ。内藤君張っとけばまた現れるだろうし……」
(´ω`=)「もしくは業者装ってホテル潜入か」
( ´_ノ`)「ありっちゃあり。いずれにせよ表立った関係者から近づくのは難しそうだ」
(´ω`=)「だなあ。国際クオリティ大学は行くのやめとくか?」
( ´_ノ`)「どうせだから行っとこう。車ならすぐだし」
(´ω`=)「そうするか。あんま足しにならん気はするが」
-
【国際クオリティ大学】
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|二二二二二二二二|| 田 ||二二二二二二二二|
| 田 田 || 田 田||=:|| == ||::=|| 田 田 || 田 田 ||
|――――――――|| 田 ||::―――――――::||
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:(:::)| 田 田 || 田 田||=:|| == ||゙=||..田 田 ||..田 田 ||::(::)::):::::
:::|| |――――――――|| 田 ||::―――――――::||:::||::||::::::::::
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(∴□u□)「あ、知ってますよ」
( ´_ノ`)「「えウッソ!?」」(´ω`=)
(∴□u□)「?」
(´ω`=)「すみません、ちょっと取り乱しました」
( ´_ノ`)「いつどこで見たんだ?」
(∴□u□)「いつどこでというか……時々? サークル棟のあたりで絵を描いてるのを見かけますね」
(´ω`=)「絵、ですか?」
(∴□u□)「はい、道行く人を見ながらスケッチブックに何か描いてたのでたぶん絵かなと……」
( ´_ノ`)「その言いっぷりだとどこの誰かはわからないか?」
(∴□u□)「ですね。場違いな美少女なので隠れファンは結構いますけど」
( ´_ノ`)「ほう?」
(∴□u□)「うちの漫研では彼女をモデルにした主人公を描いてる奴もいますよ」
(´ω`=)「……ちなみにその人の名前は?」
(∴□u□)「え? 内藤ですけど」
-
( ´_ノ`)(おいおいおい、ドンピシャだなあ)
(´ω`=)(内藤君サークル仲間とLinerやってる気配なかったが……もしかして隠してるのか?)
( ´_ノ`)「その内藤ってどんなやつだ?」
(∴□u□)「え? 仲良いわけじゃないんでよく知らないですけど……見た目は白饅頭って感じですね」
(´ω`=)「内藤君と仲が良い人がいたら紹介して貰えませんか?」
(∴□u□)「ええと……たぶんいない……ですかね? 彼、いつも黙々と描いてるんで」
(´ω`=)(そっちか……ボッチじゃん内藤君。何かつら)
( ´_ノ`)(そこまで根暗な感じには見えなかったけどな……たまたま馴染めてない感じかね)
(´ω`=)「……この少女と話したことある人はいますかね?」
(∴□u□)「いない……と思います。あ、カルトサークルのゴミが話しかけてるのは見ましたね、完全無視されてましたけど。
刑事さん、あれって取り締まれないんですか?」
( ´_ノ`)「誠に遺憾ながらな……もしその気があれば今からでも頑張って勉強して政治家になってくれ」
(∴□u□)「あー……流石にちょっと厳しいですかねぇ……」
( ´_ノ`)「だろうな」
(´ω`=)「ありがとうございました、非常に参考になりました」
( ´_ノ`)「ちゃんと勉強しろよ」
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( ´_ノ`)「結局あれ以上の情報はなかったな……」
(´ω`=)「ターゲットでも物色してたのか?」
( ´_ノ`)「その可能性が高いだろうな」
(´ω`=)「駄目元だったからまあ十分すぎるか……次どうする? ミノリちゃんは17時だってよ」
( ´_ノ`)「んじゃとりあえず着替えて飯行こうぜ。仁田さんは15時なら空いてるってさ」
(´ω`=)「図らずも丁度いい塩梅だな」
( ´_ノ`)「うむ。問題は何を食うかだが……」
(´ω`=)「中華行こう! 餃子食いてえ」
( ´_ノ`)「おっいいな。俺も担々麺食いたい」
(´ω`=)「担々麺かー。俺はメイン何にするかな」
( ´_ノ`)「いつも通り台湾まぜそばじゃないのか?」
(´ω`=)「確かにうまいんだけどうーん」
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【中華料理 白虎飯店】
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,'三三|彡爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻, .|:.:.:.:.:.:.:|:.| [|:.|: ::.:.:.: |::: : |::::|
/:|三三|彡爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻, .|:.:.:.:.:.:.:|:.| |:.|: ::.:.:.: |::: : |::::|
./:: |三三|彡爻;爻爻爻:爻爻爻爻爻ソ .|:.:.:.:.:.:.:|:.| |:.|: ::.:.:.: |::: : |::::|
/ _{ ̄三[二爻;爻;爻;爻;爻;爻;爻;爻'´ .|:.:.:.:.:.:.:|:.| |:.|: ::.:.:.: |::: : |::::|
{ : : : : : : : ≧ェ。。.⌒;爻;爻;爻;爻爻⌒_ └---:.:|:.| |/77777!:::::::|::::|
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リ `⊿´)「いらしゃいませー!」
( ´_ゝ`)「ちっす」
(´<_` )「ども」
リ `⊿´)「あ、二人久しぶり! 毎日来な!」
( ´_ゝ`)「ははは」
(´<_` )「流石に毎日はちょっと……」
リ `⊿´)「何する? 日替わりはチキンカツ」
( ´_ゝ`)「担々麺餃子セットで」
(´<_` )「酸辣湯麺餃子セットお願いします」
リ `⊿´)「はーい! ちょと待てて!」
( ´_ゝ`)「結局酸辣湯麺にしたのか」
(´<_` )「高菜チャーハンも捨てがたかったが……」
( ´_ゝ`)「あーあれもうまいよな」
(´<_` )「中華屋はラーメン屋とかと違って迷うな。何でだろ」
( ´_ゝ`)「確かに」
-
リ `⊿´)つ「担々麺と酸辣湯麺セトお待ちでーす!」
( ´_ゝ`) ズー (´<_` ) ズー
(っ. 川 .o (っ川 .o
 ̄ ̄`ー―′ ̄ ̄ ̄ ̄`ー―′ ̄\
( ´_ゝ`)b「「うめぇ……!」」d(´<_` )
( ´_ゝ`)「めっちゃ辛い、だがそれがいい」
(´<_` )「やっぱ一口目のこの調味料の暴力こそ中華だよな」
( ´_ゝ`)「餃子もうめうめ」
(´<_` )「スープに漬けて……うむ、やはりこれだな」
( ´_ゝ`)「あ、俺もやろ……うん、うまい」
(´<_` )「ここの餃子はやはりスープ投入が最強。だから混ぜそばもチャーハンも涙を呑んでキャンセル」
( ´_ゝ`)「だなー。餃子のニンニク強すぎないのがポイントか」
(´<_` )「肉汁少なめの野菜多めだからこそ活きるな」
( ´_ゝ`)「絶対スープ投入意識して調整してるよなここの餃子……」
-
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`て((◎)――(◎)三三三≡=─
( ´_ゝ`)「ふう、食った食った」
(´<_` )「んで次は仁田さんか……正直苦手なんだよなあの人」
( ´_ゝ`)「なに、困ったら煽てときゃいい。案外単純だぞあの人」
(´<_` )「そんなもんか」
( ´_ゝ`)「そんなもんだ」
(´<_` )「しかし何で韓国人なのに日本で中華マフィアの幹部なんてやってるんだ?」
( ´_ゝ`)「さあ。色々あるんでしょ」
(´<_` )「まあ俺らも何で群馬出身なのに東京や横浜でもなく筆府で探偵やってるんだと言われるとな」
( ´_ゝ`)「そゆこと」
-
【品川商事 事務所】
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<ヽ`∀´>「知らんニダ」
( ´_ゝ`)「あっはい」
(´<_` )(開始2秒で終わったんだが……)
<ヽ`∀´>「とはいえそれだけで帰すのも悪いニダね……朴」
<ヽ`A´>「はい、聞いてきます」
<ヽ`∀´>「詳しい人間に聞きに行かせたニダ。ちょっと待ってるニダ」
( ´_ゝ`)「助かるー流石仁田さん」
(´<_` )「わざわざありがとうございます」
<ヽ`∀´>「ホルホルホル! それほどでもないニダ!」
( ´_ゝ`)(大体こうやって持ち上げとけば太っ腹なおっさんなんだけど、シビアなとこはシビアだから油断大敵)
<ヽ`∀´>「以前は世話になったニダ。これくらいはさせて貰うニダ」
( ´_ゝ`)「こっちも助かったからお互い様だと思うけどね」
<ヽ`∀´>「それじゃこっちの器が疑われるニダ! カタギに世話になったからには倍返しニダ!」
(;´_ゝ`)「映画のジャパニーズヤクザみたいなこと言うね……(そういやその手の映画好きなんだっけ……いや助かるけど)」
(´<_`lll)(俺らが潜伏先見つけちゃったあの人達どうなったんだろうなー……考えたくないなー……)
-
<ヽ`A´>「戻りました」
<ヽ`∀´>「お? どうだったニダ?」
<ヽ`A´>「流石にこんな目立つ少女にヤク売らせる馬鹿はいないだろう、だそうです」
<ヽ`∀´>「あー……まあそうニダね。買い手ならともかく」
<ヽ`A´>「ええ。よそも……どうですかね? 今生きてるとこはそこまで馬鹿じゃないと思いますが……。
有象無象の半グレ連中なら或いはそんなクソ馬鹿も……と言った程度かと」
<ヽ`∀´>「……ということみたいニダ。残念だったニダ」
(´<_` )「いえ、可能性を一つ潰せただけで十分有難いです」
( ´_ゝ`)「だな。助かったよ仁田さん」
<ヽ`∀´>「なに、困ったときはお互い様ニダ」
(´<_` )(あれ? 何かただの良い人に見えてきた……)
<ヽ`∀´>つポン「……だから、何かあった時はよろしくニダ」
( ´_ゝ`)「ああ……法律の範囲内の依頼ならね」
<ヽ`∀´>「ウェーハッハ! 大枠は収まるようにするニダ!」
( ´_ゝ`)「いや全部収めて」
(´<_` )(やっぱ"ただの"は撤回、仮にもマフィアだわ)
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( ´_ゝ`)「どう思う?」
(´<_` )「うーむ……確かにバイヤー向きの見た目ではないよな、夜の繁華街にいるだけで浮くし」
( ´_ゝ`)「容姿は事前に聞いてたのにラブホから出てきた時二度見したわ」
(´<_` )「俺も」
( ´_ゝ`)「この辺で一番幅利かせてる反社の幹部と薬物担当がそう言うとなるとまあそうかと思える」
(´<_` )「だが、だったら内藤君のあの衰弱っぷりはなんだ? マジで盛りすぎて精根尽き果ててる?」
( ´_ゝ`)「いやー……流石にそれは」
(´<_` )「ドラッグじゃないとなると……麻薬成分を含む市販薬? もしくは大麻栽培?」
( ´_ゝ`)「まだしもアルコールの方がありそうだな」
(´<_` )「わざわざラブホでたらふく酒呑ませるとか目的わからなすぎるぞ」
( ´_ゝ`)「おっとそりゃ確かに、視野が狭くなってたわ」
(´<_` )「他にありそうな線は……向精神薬か? 正直小遣い稼ぎレベルにしかならなそうだが……」
( ´_ゝ`)「それもないだろうな。本格的にわからん」
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【流石探偵事務所】
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| ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 流 石 探 偵 事 務 所 | |
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ノヽ-ヘィiヘl^ヽ-, | | l └‐'゙ l└‐' | |
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| Z | | / ,|_|/
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( ´_ゝ`)
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| ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ ヽ
____|. |. ヽ FMV ヽとニ__)
⊂ u) ヽ_____ヽ/
(´<_` )「ミノリちゃん来るまで沢近理事のことでも調べとくか」
( ´_ゝ`)「そうだな」
(´<_` )「まずは学園の公式ページから……うん、一覧に載ってるな」
( ´_ゝ`)「沢近真梨香……非常勤理事ね」
(´<_` )「で、沢近真梨香で検索……ふーむ……」
( ´_ゝ`)「……」
(´<_` )「……何もなさそうか」
( ´_ゝ`)「まあ予想はしてた」
(´<_` )「次は住所だな。Gogoalマップで……うむ、普通に高須にある住所っぽい」
( ´_ゝ`)「一条邸から結構近いな……友達は嘘でも知り合いではありそう」
(´<_` )「ストレートビューで見た感じ一条邸ほどの豪邸ではなさそうだ」
( ´_ゝ`)「流石にそうだろうな」
-
(´<_` )「電話番号は……うーんこれも駄目か。市内局番的に多分あってそうってくらい」
( ´_ゝ`)「フェイスノートとかインストグラフとかやっててくれればよかったんだが」
(´<_` )「大金払ってまで幽霊理事なんて不可解なことする怪人物がやると思うか?」
( ´_ゝ`)「まあそういう顕示欲あれば理事も幽霊じゃないだろ……ってとこか」
(´<_` )「twinbirdにはいるかもしれんがわからん」
( ´_ゝ`)「わかったら流石にすげーわ」
(´<_` )「いるなら時間かければ見つかるかもってくらいだな」
( ´_ゝ`)「この情報の少なさで時間かければ見つかるかもって言えるの流石」
(´<_` )「あとは絶対にやりたくないが沢近辺梨花についてあることないこと騒げば本人含め食いつくかも?」
( ´_ゝ`)×「絶対にNO!」
(´<_` )「だよな。あの学園もなんかありそうだし、本気で調べられたらたぶん俺らがやったってバレるし」
( ´_ゝ`)「本当に最後の手段だな正直」
(´<_` )「そういう意味ではもうちょっと応用利かせて、行方不明者を探している……とか」
( ´_ゝ`)「とかっていうか単なる事実だから困る」
(´<_` )「……俺らがやるのはあれだが、ミノリちゃんに頼むのも手か?」
( ´_ゝ`)「あー……断られそうだが言ってみるだけ言ってみてもいいかもな」
-
( ´_ゝ`)「電話、してみる?」
(´<_` )「うーむ……神出鬼没って言ってたくらいだから普通に捕まらなそうだが」
( ´_ゝ`)「駄目元でもいいだろ」
(´<_` )「そうか? 無駄にリスク増やすだけのような……」
( ´_ゝ`)「俺の見立てではそこまでリスクはない。普通に不在確認するだけだし」
(´<_` )「在宅の場合どういう設定で?」
( ´_ゝ`)「そうさなあ……警察風がいいかな」
(´<_` )「兄者が思い描いている画が俺には見えん……電話の設定はやるから任せた」
( ´_ゝ`)「おう」
(´<_` )「……OK、かけていいぞ」
( ´_ゝ`)iコ「合点承知」
prrrrr....
prrrrr....
iコ"はい、沢近です"
( ´_ゝ`)iコ(おっ、普通に出るか)「筆府署の八頭と言いますが、真梨香さんはご在宅ですか?」
iコ"申し訳ありません、現在海外出張中です"
( ´_ゝ`)「失礼ですが、おたくは?」
iコ"使用人の佐藤と申します"
-
( ´_ゝ`)iコ「真梨香さんに至急連絡して欲しいんですが」
iコ「ご用件を伺います」
( ´_ゝ`)iコ「実は、沢近辺梨花さんがある事件に巻き込まれている可能性がありまして」
iコ「……失礼ですが、本当に警察の方でしょうか?」
( ´_ゝ`)iコ「ええ、疑っているなら筆府署にお掛け直し頂いてもいいですよ」
iコ「ではそうさせて頂きます」
ブツッ
( ´_ゝ`)「……うーん、やるなぁ」
(´<_` )「おい、結局リスク上がっただけじゃないか」
( ´_ゝ`)「そうでもない。まず一つ。沢近邸にはそれなりに有能な使用人がいる」
(´<_` )「それが何だってんだよ」
( ´_ゝ`)「二つ。沢近辺梨花は事件に巻き込まれない状況にある」
(´<_` )「……うん?」
( ´_ゝ`)「本当に疑っているならどういう事件かまで聞いて矛盾を突くだろう。つまりその時点で疑いではなく確定していた」
(´<_` )「あー……概ね理解。確かに使用人の対応としては少々性急だな」
( ´_ゝ`)「その時点で確定できる可能性としては、①警察とのホットラインがある、②沢近辺梨花は国内にいない、
③沢近辺梨花は邸内に軟禁または監禁されている、④沢近辺梨花は架空の存在、⑤今のが沢近辺梨花本人」
(´<_`;)「うわ……改めて言葉にされると②以外全部背筋にくる……。
だが敢えて二つほど出そう。⑥せっかちな使用人だった、⑦似たような電話が多く慣れていた」
-
( ´_ゝ`)「⑦は普通にありえるな……。⑥は流石にないだろ、留守中の電話対応を任されてる使用人だぞ?」
(´<_` )「②と⑦がありそうだと思うがな常識的に」
( ´_ゝ`)「俺は④と⑤を推す。そもそもお嬢様学校に在籍だけしてるって不自然な存在だからな。
目的はさっぱりだが架空の人物だと思ってる」
(´<_` )「じゃああの写真は誰なんだよ?」
( ´_ゝ`)「国際クオリティ大学の沢近Xで確定だな、俺の中では」
(´<_` )「ミノリちゃんが何考えてるんだかますますわからなくなるから避けたい説なんだが」
( ´_ゝ`)「そもそも弟者はミノリちゃんの幻影を過大評価しすぎている」
(´<_` )「ん?」
( ´_ゝ`)「よく考えてみろ、大切なおっさんの捜索を馬の骨の俺らに頼らざるを得ない程度の存在だぞ?」
(´<_` )「そうだった……冨竹のことはガチで心配してたんだったな」
( ´_ゝ`)「か弱い少女とは口が裂けても言えんが弟者が恐れているほどの怪物でもない、俺はそう見るね」
(´<_` )「つまり怪物ではあるよな」
( ´_ゝ`)「俺でも手を引っ込めたくなる程度にはな」
(´<_` )「……一度落ち着いてプロファイリングごっこでもした方がよさそうだな」
( ´_ゝ`)「うむ、それが良いと思うぞ。無駄に怯えてるの弟者らしくないし」
―――。
-
( ´_ゝ`)「さて、もうすぐか……どう対応する? 普通で良い?」
(´<_` )「あっちも設定が雑になってきてるし、こっちもラフプレー気味でいいんじゃね?」
( ´_ゝ`)「ふむ。あんまり突っ込み過ぎると鬼が出そうでやだな」
(´<_` )「そこはお得意の匙加減で何とかしてくれ」
( ´_ゝ`)「……依頼に直接関係のあるとこは率直にいくか。それ以外は極力詮索しない」
(´<_` )「そんな感じでいいと思うぞ」
( ´_ゝ`)「とりあえず既に別の依頼で動いてるのは黙っとこうか」
(´<_` )「だな。学園だけ先行で聞き込みに行ったって感じで」
( ´_ゝ`)「そんなとこだろうな。何かドキドキしてきた」
(´<_` )「俺が落ち着いた途端に落ち着きをなくすとは流石だな、さっきまでの威厳はどうした」
( ´_ゝ`)「うるせー、弟者が錯乱してるから俺が安心して錯乱できなかったんだろうが」
(´<_`;)「かろうじて論理は通っているが言ってること滅茶苦茶だな……」
「こんにちはー!」
( ´_ゝ`)「「!!」」(´<_` )
-
(´<_` )(あー、来ちゃったなあ……どうなることやら)
Case2「やつれた青年の調査」
Day2A「深まる謎」
To be continued...
-
Case2-Tips4 白根警部の事件簿③
( ・∀・)「白根さん、ちょっと」
(=゚ω゚)ノ「あ、署長!」
( ´ー`)「……何でしょう?」
( ・∀・)「ここじゃあれだからちょっと来て、伊藤君も」
(=゚ω゚)ノ「は、はい!」
-
( ・∀・)「まあ掛けてくれ」
( ´ー`)「……で、何なんでしょう?」
( ・∀・)「わかってんだろ?」
( ´ー`)「今俺らがやってることですか」
( ・∀・)「そうそれ。いやー困るんだよね勝手に動かれると」
( ´ー`)「む……やめろと?」
( ・∀・)「そうじゃなくて。課内で話通し辛いのはわかるけどさ、そういう時は私に一言頂戴よ」
( ´ー`)「あー、しかしですね」
( ・∀・)「正直気になってんだあの件」
( ´ー`)「……なるほど」
( ・∀・)「とはいえ正式に動かすわけにもいかないじゃん?
白根さんが動いてくれてるなら丁度いいかなーってさ」
( ´ー`)「動いといて正解だったと今思いました。じゃなきゃあんた自分で動いてたろ」
( ・∀・)「あ、バレた?」
-
( ´ー`)「はあ……身軽なのは良いがもう少し自分の立場をだな」
( ・∀・)「ははは、そいつは無理な相談だ! だろ? お互いにさ」
( ´ー`)「毎度のことながらそれを言われるとな……全く誰に影響されたのやら」
( ・∀・)「あんたの影響だ、あんたの」
(=゚ω゚)ノ(相変わらず仲いいなー)
( ・∀・)「で、もう何か掴んでんの?」
( ´ー`)「それなりに、と言ったところですね。犯人らしき人物は特定しました」
( ・∀・)「えっ、マジ? もうそこまで行っちゃってんの?」
( ´ー`)「ただし手段も動機もさっぱりですが」
( ・∀・)「……状況証拠だけってこと?」
( ´ー`)「ですね。全てのガイシャと死の数日前からラブホ通いしてた、ってだけです」
( ・∀・)「うわっ、思った以上に真っ黒!
死因からして警察動かないと踏んでたのかもだけど……雑というか大胆というか」
( ´ー`)「ホシは幼い容姿の自称大学生の女。
ここまではすぐに掴めたんですけどね……」
( ・∀・)「ふむ、どこの誰なのかはまだわからない、と?」
( ´ー`)「そうなります」
(=゚ω゚)ノ「今、近隣の大学を回ってるので恐らく近いうちに身元を特定できると思います」
-
( ・∀・)「白根さん、一つだけいいかな?」
( ´ー`)「何でしょう?」
( ・∀・)「手に負えないと感じたらすぐに連絡して欲しい」
( ´ー`)「それは……どういうことでしょうか?」
( ・∀・)「……どうもいやーな予感がしてね」
( ´ー`)「……まあいいでしょう。そういうことにしておきます」
( ・∀・)「悪いね。何分確証のない話で……」
(=゚ω゚)ノ「???」
( ´ー`)(政財界絡みか……署長の見立てが当たってたら面倒だな)
( ・∀・)(と、思ってるだろうけどそっちじゃないんだよなー……)
( ´ー`)「もういいですか?」
( ・∀・)「ああ、時間取らせて悪いね。課の方は適当に誤魔化しとくから全力で捜査しちゃって」
( ´ー`)「それは素直に助かります。……では」
(=゚ω゚)ノ「失礼しました!」
( ・∀・)「……」
-
( ・∀・)(うーん……どうも連中にしては杜撰すぎるんだよなあ)
( ・∀・)(自分らのシマで勝手されてるのに教授が動いてる様子ないし)
( ・∀・)(でも死因から言って十中八九……やっぱり凡田に相談してみるか)
( ・∀・)(あとはどうせ動かないだろうけど特課にも一報だけしとこう。
後で文句言われても嫌だし、動けば儲けもんだし)
( ・∀・)「……はぁ」
・ ・
( -∀-)(裏側なんて知らなきゃよかったなーっていつも思うけど、知ってるからこそできることもある)
( -∀-)(この両腕の届く範囲で自分の正義を貫くだけ……そうだよな、白根さん?)
( ・∀・)「……」
( ・∀・)「はぁ……白根さん、ちゃんと連絡くれるといいけど」
-
今回はここまで
-
面白かった
おつ!
-
これ結末が予想出来ない
スゲー楽しみ!
-
乙
-
先がまったく読めなくなってくるこの不気味さたまらん
乙!
-
乙乙
-
>>452-456
乙ありですん
Case2-Day2Bパート投下します
-
前回のあらすじ
・確か、国際クオリティ大学でした
・うちの漫研では彼女をモデルにした主人公を描いてる奴もいますよ
・流石にこんな目立つ少女にヤク売らせる馬鹿はいないだろう、だそうです
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 流石だよな、俺ら |
\_ _____ __/
V V
d( ´_ゝ`)人(´<_` )b
\ /. \ /
l l l l
//l | | l\\
 ̄  ̄.  ̄  ̄
【標準AA環境】
※右のAAのズレない環境が標準です。 | |\|/ | | |
| ∧ ∧ |/⌒ヽ、| ∧_∧ | ∧∧ |
|(,,゚Д゚)||,,゚ Θ゚)|(; ´Д`)|(=゚ω゚)|
-
Case2-Day2B
| | ̄ ̄ ̄|:l | | ::| ,| |
| ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 流 石 探 偵 事 務 所 | |
l__________________,| |
| |`''-、_ | |
| | 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| | | | | |
| | | | | |
| | | r‐┐| r‐┐ ,| |
| | | | ||! ! .| |
ノヽ-ヘィiヘl^ヽ-, | | l └‐'゙ l└‐' | |
―――――┐ス ! ! | | | |
| ,レi | | |______,|_____,,| |
| Z | | / ,|_|/
| ヘ |_|/
-
「こんにちはー!」
( ´_ゝ`)「「!!」」(´<_` )
(´<_` )(あー、来ちゃったなあ……どうなることやら)
(´<_` )「こんにちは、ようこそいらっしゃいました」
ノリ^-^ノリ「立て続けですみません」
(´<_` )「いえいえ、ありがたいことです」
(´<_` )(経営上はマジでありがたいから困る)
( ´_ゝ`)つ旦「はいお茶」
ノリ^-^ノリ「ありがとうございます」
( ´_ゝ`)(見た目は可愛いんだけどなー)
ノリ^-^ノリ「……?」
-
(´<_` )「それで、ご友人の捜索ということでしたが」
ノリ^-^ノリ「あ、はい。お願いしたいことはメールに書いた通りなんですけど」
(´<_` )「まず確認させて頂きたいんですが、数か月前から行方が分からないというのは本当でしょうか?」
ノリ^-^ノリ「はい、そうですけど……?」
( ´_ゝ`)「ごめん、先立って学校で話聞いてきたんだけどさ。どうも要領を得なくてね」
ノリ^-^ノリ「はあ……?」
( ´_ゝ`)「ぶっちゃけ実在する人なの? 沢近辺梨花って」
・
ノリ^-^ノリ「もちろん実在はしてますよ」
( ´_ゝ`)(……なるほど。実在は、ね)
(´<_` )「聖パウロ学園には通っていないのでは?」
ノリ^-^ノリ「あ、気付きました? 流石ですね」
( ´_ゝ`)「理由は知ってる?」
ノリ^-^ノリ「馬鹿馬鹿しいから、って言ってました」
( ´_ゝ`)「……それって、彼女が本当は大学生だから?」
ノリ^-^ノリ「……? 大学生ではないですよ」
( ´_ゝ`)「……なるほど(嘘ではなさそうだが、何だこの違和感……?)」
(´<_` )「お二人はどういったご関係なんでしょうか?」
-
ノリ^-^ノリ「元々親同士で交流があったので、その流れで知り合って」
( ´_ゝ`)(まただ、何か違和感がある……)
ノリ^-^ノリ「中等部の頃はよく家に遊びに行ってました。高等部になってからも週一でお茶会くらいはしてたんですけど。
数か月前に突然連絡が取れなくなって……」
(´<_` )「沢近さんのお家の人は何て言ってるんですか?」
ノリ^-^ノリ「海外で療養中とだけ。でもそんなはずないと思うんです……うちの使用人でも見かけたって人がいますし」
( ´_ゝ`)「それはいつ頃?」
ノリ^-^ノリ「先週ですね。元々ちょっとおかしいなと思ってたんですけど、それで本格的に疑い出して」
( ´_ゝ`)「それで今日依頼に来た、と」
ノリ^-^ノリ「はい」
( ´_ゝ`)(……嘘と断言できる部分はないし、筋は通ってるな……俺らの考えすぎだったか?)
(´<_` )「使用人の方が見かけた場所はどこですか?」
ノリ^-^ノリ「駅前を歩いてる時に見かけたって言ってました、それを聞いてお家に連絡したんですけど……」
( ´_ゝ`)「返事は変わらず?」
ノリ^-^ノリ「そうなんです。おかしいですよね?」
( ´_ゝ`)「うん、確かに変だね」
(´<_` )「連絡はどうやって取り合ってたんですか?」
ノリ^-^ノリ「お家の電話です。今時どうかとは思うんですけど、スマホとかは持ってないので」
(´<_` )(なるほど、それならLiner履歴ないのも納得だな。そしてスマホなしの時点でバイヤーの線もほぼなし、と)
-
(´<_` )「お話を聞く限り家出の可能性がありますね。心当たりなどありますか?」
ノリ^-^ノリ「家出? うーん……特にはないです」
( ´_ゝ`)(……ここで嘘?)
( ´_ゝ`)「本当に何もない? ちょっとしたことでも良いんだけど」
ノリ^-^ノリ「ないですねー」
( ´_ゝ`)((言いたく)ないですねー、ってか)
(´<_` )(あ、今のは流石に俺でもわかった)
ノリ^-^ノリニコッ
(´<_` )「……沢近さんご本人については大体わかりました。あとはお家について少し伺っておきたいのですが」
ノリ^-^ノリ「……はい。ええと――」
―――。
-
(´<_` )「――では、一週間後に進捗をご報告します」
ノリ^-^ノリ「はい、よろしくお願いします!」
バンッ!
( ´_ゝ`)ノシ「それじゃあ気を付けて……ん?」
ξ゚⊿゚)ξ
(⌒`:::: ⌒ヽ
..ヽ:::: ~~⌒γ⌒)
ヽー―'^ー-'
〉 │
/ ̄/ココ / ̄/ココ / ̄/ココ ./ ̄/ココ / ̄/ココ / ̄/ココ ./ ̄/ココ
/ ゙ー-; / ゙ー-; / ゙ー-; / ゙ー-; / ゙ー-; / ゙ー-; / ゙ー-;
/ /ー--'゙ / /ー--'゙ / /ー--'゙ / /ー--'゙ / /ー--'゙ / /ー--'゙ / /ー--'゙
/_/ /_/ /_/ /_/ /_/ /_/ /_/
(´<_`;)「ええと……?(何か凄い威圧感なんだけど……)」
_
(;゚∀゚)「おいツン! 待てって!」
(;'A`)「はあっ、はあっ、お、追いついた……」
(´<_`;)「んんんんんん??」
( ´_ゝ`)「あっ、これあかんやつや」
ノリ^-^ノリ「……?」
-
(´<_` )「ドクオさん、これは一体……?」
(;'A`)「あー……ええと、そのですね」
ξ゚⊿゚)ξ「あんた達が流石探偵とやらね」
( ´_ゝ`)「いかにもそうだがお嬢さんは?」
ξ゚⊿゚)ξ「探偵なら当ててみなさい」
( ´_ゝ`)「うん、幼馴染の危機に気が逸ってる摘手麗羅さんね。で、眉毛の彼が長岡ジョルジュ氏。あってる?」
ξ゚⊿゚)ξ「……あってる。なかなかやるわね」
( ´_ゝ`)「まあね」
(;'A`)「すすすすみません!」
_
(;゚∀゚)「おい、流石に俺だってシツレイだってわかるぞ!?」
ξ゚⊿゚)ξ「何よ文句あんの?」
_
(;゚∀゚)「「大ありだバカヤロー!」」('A`;)
(´<_` )(聞いていた以上に仲よさそうだな……ん?)
(゚、゚トソン「どうも」
(´<_` )「……あ、ども」
-
( ´_ゝ`)「あれ? トソン、何でいるんだ?」
(゚、゚トソン「察しは着いているのでは?」
( ´_ゝ`)「んにゃ、流石に買いかぶりすぎ。詳しい話を聞かせて貰おうじゃないの」
(´<_` )「ドクオさんもよろしいですか?」
(;'A`)「は、はい」
ノリ^-^ノリ「あのー……私は帰った方が良いですかね?」
( ´_ゝ`)「……いや、無関係な話でもない。よければ聞いていってくれ」
(´<_` )「えっ!? おい兄者……」
( ´_ゝ`)「構わないかな、ドクオ君?」
(;'A`)「えっ? えっと……」
ξ゚⊿゚)ξ「誰?」
( ´_ゝ`)「別件で依頼を受けたんだが、どうも内藤君の話と繋がってそうなんだ。
お互いに手掛かりを得られるかもしれないと思うんだが……どうかな?」
ノリ^-^ノリ「えっと……私は別に構いません」
(;'A`)「よくわかんないですけど……別にいいですよ」
ξ゚⊿゚)ξ「……ふん、まあいいわ」
(´<_` )(マジか……収拾つくのかこれ?)
-
(;´_ゝ`)(;゚∀゚)「「な、何だってー!?」」(´<_`;)('A`;)
(゚、゚トソン「ふむ、なるほど」
ノリ^-^ノリ ニコニコ
ξ ⊿ )ξ
(;'A`)「え待って都村さんサラって言ったけど連続殺人って……!?」
(;´_ゝ`)「おいおいおいおい、するってぇと話を統合するとだ」
(´<_`;)「……男子大学生連続衰弱死事件、その第四の被害者が……」
(゚、゚トソン「内藤さんになる可能性が高いと思われますね」
(´<_`;)「想定を更に上回ってきやがった……!」
_
(;゚∀゚)「やべえよやべえよ!」
ノリ^-^ノリ「ふぅん……やっぱり*い**」
(´<_`;)「ん? 何か言いました?」
ノリ^-^ノリ「いいえ別に(ニッコリ」
-
_
(;゚∀゚)「え、じゃあマジで悠長なこと言ってられなくね?」
(;'A`)「だな、け、警察に……」
(゚、゚トソン「無駄だと思いますよ。現状で警察が即座に動くとは考え難い」
( ´_ゝ`)「残念ながらそうだな……3件中2件は既に病死扱いってんじゃな」
(´<_` )「未成年ならまだしも、仮に動くとしても即日はないだろうな」
(;'A`)「じゃ、じゃあどうすれば……!?」
ξ ⊿ )ξ「……てやる」
_
(;゚∀゚)「……?」
ξ#゚⊿゚)ξ「ぶ ち 殺 す。場所を教えなさい」
( ´_ゝ`)「……まあまあ落ち着いて」
ξ#゚⊿゚)つ「教えろッ!!!!」
( ´_ゝ`)「……」
( ´_ゝ`)∂)) クイクイッ
ξ#゚⊿゚)つブチッ!
-
ξ#゚⊿゚)ξ=つ≡つ〃(´<_` ) ミ
(っ ≡つ=つ (´<_` ) O(´<_` ) ヒュンヒュン
/ ) ババババ Oヽ / ./l .l )〃ノO "
( / ̄∪ ∪ ∪
ξ#゚⊿゚)ξ「ッ!?」
ξ;゚⊿゚)⊂三ピタッ
( ´_ゝ`)「やあ、ちょっとは落ち着いたかな?」
ξ;゚⊿゚)ξ「……やるわね」
(((;'A`)))「おいツン! 何てことするんだ!」
_
(;゚∀゚)(おいおい、筋モン一撃で伸したこともあるツンの拳受けて余裕かよ……!?)
(´<_`;)(うわ、兄者余裕ぶってるけどめっちゃ紙一重だったな……やるわあの娘、内心冷や汗ダラダラだろ)
ノリ^-^ノリ ニコニコ
(゚、゚トソン「それで、どうしますか?」
(;'A`)「……」
( ´_ゝ`)「いやぁ……どうしたもんかね」
-
(´<_` )「とりあえず……悠長なこと言ってられなくなったな、完全に」
( ´_ゝ`)「ああ。緊急避難的な対処も止む無しだな」
ξ゚⊿゚)ξ「そうよ! 早く助けに行かないと!」
(´<_` )「いやちょっと待ってください」
ξ゚⊿゚)ξ「……あ゛!?」
(#'A`)「おいツン、いい加減にしろ!」
_
(;゚∀゚)「すんません! こいつ馬鹿なんです!」
ξ#゚⊿゚)ξ「あ、あんた達……!」
('A`)9m「……ブーンが心配なのはわかる、わかるがな。
それが人に協力を求める態度か、おい? お前のせいでブーンが助からなかったらどうするんだよ? なあ?」
_
( ゚∀゚)つ「だな。収まり着かないってんなら一戦付き合ってやってもいいぜ?」
ξ#゚⊿゚)ξ「……」
ξ-⊿-)ξ「……」
ξ゚⊿゚)ξ「……悪かったわ」
(´<_` )「いえ、気が逸るのも仕方のないことかと……」
-
( ´_ゝ`)「……うん、内藤君は家から出てきた時点で拉致かな。意義ある人挙手」
しーん
( ´_ゝ`)「ま、だよな」
(´<_` )「そっから待ち合わせ方法聞き出してラブホ突入ってとこだな。
もしくは入る前に捕まえられればそれでもいいが……」
( ´_ゝ`)(問題は捕まえてからどうするかだけどな……薬物を持っててくれりゃ話は早いが)
(゚、゚トソン「そんなところでしょうね」
('A`)「だ、だったらブー……内藤を止めるのは俺たちに任せてください!」
_
( ゚∀゚)「……だな」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね」
(´<_` )(ふむ……脳筋担当も頭脳担当もいて普通にバランス良いパーティだな)
(゚、゚トソン「良いんじゃないでしょうか?」
(´<_` )「そうですね。内藤さんを説得するにはこれ以上ないメンバーかと」
( ´_ゝ`)「確かに俺らが行くよりよさそうだわな。トソン、引率頼める?」
(゚、゚トソン「ええ、そのつもりです」
( ´_ゝ`)「助かる」
-
ノリ^-^ノリ「じゃあ私は突入班ですね」
( ´_ゝ`)「ああ……って、んん??」
ノリ^-^ノリ「行きますよ、私」
(´<_` )「いやいや、それは流石に……」
ノリ^-^ノリ「駄目ですか?」
( ´_ゝ`)(うーん……何となく、監視下に置いといた方が良いような気もする……)
(´<_` )(何かどっちにしても嫌な予感するな……)
( ´_ゝ`)「……いくらなんでも親御さんの許可なしにそれはできないよ」
ノリ^-^ノリ「あ、はい、そうですよね」
( ´_ゝ`)(……このあっさり感、別口で来そうだなあ……)
(´<_` )(兄者じゃなくてもわかる、絶対来るだろこれ)
ξ゚⊿゚)ξ「で、時間は?」
( ´_ゝ`)「昨日は25時過ぎだったな」
(゚、゚トソン「ふむ。では24時くらいから張っておけばよさそうですね」
ξ゚⊿゚)ξ「長岡、あんた仕事大丈夫なの?」
_
( ゚∀゚)「休むって言っといたから問題ない」
('A`)「それより寝といた方がいいぞ。殆ど徹夜だろ?」
_
( ゚∀゚)「一日くらい余裕だ余裕」
-
('A`)「二人ともうち来いよ、徒歩五分だし。で、ジョルジュはちょっと寝とけ」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね」
_
( ゚∀゚)「うーん別に平気なんだが……まあいっか」
(゚、゚トソン「私は念のため早めに待機しておきます。24時に現地で合流しましょう」
ξ゚⊿゚)ξ「わかったわ」
(゚、゚トソン「それでは失礼します、急に押しかけてすみませんでした」
( ´_ゝ`)「んじゃ俺らも準備するか」
(´<_` )「ああ。……一条さん、相手は友達かもしれませんが事件の犯人の可能性が高いです。くれぐれも……」
ノリ^-^ノリ「はい、わかってます」
(´<_` )(この落ち着きようはどう捉えればいいんだ? ……最初から、これ以上の犯行を止めるのが目的だった……?)
ノリ^-^ノリ「あの……もしよかったらこれを」チャリッ
( ´_ゝ`)「ん? これは?」
ノリ^-^ノリ「お守りです。冨竹おにいちゃんもこれのお陰で助かったって言ってました!」
( ´_ゝ`)(えぇ……どう捉えりゃいいんだそれ)
(´<_` )(前回のオカルト現象を考えるに馬鹿にはできないな……発信機の類は後で調べるか)
( ´_ゝ`)「あ、ありがとう。一応借りとくね」
ノリ^-^ノリ ニッコリ
(´<_` )「今夜の推移は明日報告します」
( ´_ゝ`)「んじゃ、気を付けて」
ノリ^-^ノリ「はい、頑張ってください」
―――。
-
/´ ̄`ヽ
/´ ̄`ヽ |:. .::|
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./ ̄`ヽ |: :|: :|:. .::| |: :|
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_|田|_|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_
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【HOTEL FRONTIER】
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┃ F H ┃| || || || || || ||
┃ R . O ┣| || || || || || ||
┃ O ...T..┃| || || || || || ||
┃ N ...E..┃|  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ . ̄ ̄ ̄
┃ T... .L..┃| ___ ___ .___
┃ .I .. .┃| || || || || || ||
┃ E ┣| || || || || || ||
┃ R ...┃| || || || || || ||
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( ´_ゝ`)「うへー寒くて車から降りたくないな……」
(´<_` )「替わってもいいぞ?」
( ´_ゝ`)「うまいこと口八丁できるなら」
(´<_` )「無理だな」
( ´_ゝ`)「だろ? 逆に完全隠密なら弟者の方がうまいから任せるけどさ」
(´<_` )「しかしどうするんだ? 下手に取り押さえたりしたら俺らの方が犯罪者にしか見えんが」
(;´_ゝ`)「正直まだ悩んでる……」
(´<_`;)「おいマジか……」
( ´_ゝ`)「薬で確定ならそんなに悩む必要もないんだが」
(´<_` )「いっそ今日は諦めて追跡に徹するのも手だな」
( ´_ゝ`)「うーむ……ま、ギリギリまで考えてみるさ。行ってくる」
(´<_` )「おう、気を付けてな」
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( ´_ゝ`)(うひー寒い。一人だと余計寒く感じるなぁ)
( ´_ゝ`)(内藤君の外出が先か、沢近が来るのが先か……あるいは他のホテルって可能性もあるな)
( ´_ゝ`)(……ん?)
(=゚ω゚)ノ( ´ー`)
(;´_ゝ`)(うわ、こないだの警官じゃん、何でこんなに会うんだ……うん?)
( -_ゝ-)(そういやあの二人を見たのって……ってことは……ここで会うのは偶然じゃ、ない……?)
( -_ゝ-)(まさかとは思うが警察も動いてんのか? もしそうなら……)
( ´_ゝ`)(……よし)
( ´ー`)「ククッ、ようやくツラを拝めそうだな」
(=゚ω゚)ノ「ですね。まさか名前より先にとは思いませんでしたけど」
( ´ー`)「行動は杜撰の一言なのにどういうわけか……ん?」
( ´_ゝ`)「失礼、ちょっとよろしいでしょうか」
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( ´ー`)「……なるほど、話はわかった」
(;=゚ω゚)ノ「まさか探偵の方からこんな情報を頂けるなんて……」
( ´ー`)「とりあえず職務質問から持ち物検査でもしてみる。情報提供感謝する」
( ´_ゝ`)「こちらとしてもどうしたものかと思ってたんで、警察の方を頼れるなら正直助かります」
( ´ー`)「ま、警察が動かないって判断は正しい。俺らが独自に動いてるだけだからな」
(=゚ω゚)ノ「ちょっと警部、あまりそういったことは……」
( ´ー`)「どうせ記録にも残らん、問題ねーよ」
( ´_ゝ`)「しかしそうなると、そちらも問題は一緒ですか」
( ´ー`)「……ああ。決定的な証拠でもなきゃどうにもな」
(=゚ω゚)ノ「しかしガイシャから薬物反応は出ませんでしたから……未知の薬物……?」
( ´ー`)「それもなあ……」
( ´_ゝ`)(……正直考えないようにしてたんだが、これってひょっとして……)
(;´_ゝ`)(また、オカルト的な何か、なのか……?)
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(´<_` )(警官二人組が現れて一瞬焦ったが……なるほどな)
(´<_` )(「3人目」の現場にいて「4人目候補」の現場にもいるとなれば、動いてるのは確定的)
(´<_` )(対話を試みた兄者の判断は正しい)
(´<_` )(俺だったらもっと躊躇ったろうが……)
(´<_` )(お、戻ってくるな)
( ´_ゝ`)「というわけで、一旦俺らはここで待機」
(´<_` )「乗り物で逃げられた場合に追跡すりゃいいわけだな」
( ´_ゝ`)「うむ。まあタクシー拾ってた以上可能性は低いと思うが」
(´<_` )「まさか警察の助力を得られるとは思わなかった」
( ´_ゝ`)「独自に捜査なんて普通は許されないと思うが……事情はどうあれ助かる」
(´<_` )「だな、一気に採れる選択肢の幅が広がるぞ」
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|ω゚)
|ー`)
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( ´_ゝ`)「さて……む?」
(´<_` )「どうした?」
( ´_ゝ`)「内藤君説得中だとさ」
(´<_` )「ってことはそろそろか……」
( ´_ゝ`)「ドキドキしてきた」
(´<_` )「薬物見つかって即逮捕が理想だが……」
( ´_ゝ`)「正直そうなって欲しい、が」
( ´_ゝ`)「「全くそうなる気がしないんだよなぁー……」」(´<_` )
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