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( ^ω^)は伝説になるようです
1
:
名無しさん
:2019/04/24(水) 17:21:09 ID:lttvRft2O
壁。
まだら模様の、苔むす岩壁と金属により築かれた、垂直な壁。
総長二十キロメートルにもおよぶ長大な絶壁を、今一人の若者が登っていた。
149
:
名無しさん
:2020/04/06(月) 20:22:38 ID:kBl9HVac0
確かに書きためして一気に投下した方がウケはいいよね
面白いしエタる作者も少なく無い中続いてるから応援してるぜ
150
:
名無しさん
:2020/04/23(木) 13:49:02 ID:TkqJgLUY0
作者です。先日スマホデビューしたまでは良かっのですが、なんとフリック入力非対応な機種を選んでしまったがために長文を打つ作業がまったくはかどらす、創作に支障をきたしております。もうやだ
151
:
名無しさん
:2020/04/23(木) 21:00:01 ID:BT3RUwLc0
■log.6
流出。
流れ出るものは、己の紅い血。
溢れ出るものは、敗北の苦い血。
出血多量で妹者の命は途絶えようとしている。
家族の復讐を果たさんと忍び込んだ博物館(ミュージアム)内で、彼女は思わぬ返り討ちに遭い、深手を負って逃走した。
意識が朦朧とするまま彼女は壁外へと迷い込み、やがて雪原の上で倒れてしまった。
152
:
名無しさん
:2020/04/24(金) 06:34:11 ID:5t.ICgSs0
ーーーーーーーー
ガリガリガリガリガリガリ……
( ´_ゝ`)「森とォー。泉にーぃ♪
かぁくぉーぉ〜、まれてぇ〜。
静かに〜ぃ、眠ぅゥる〜ゥ」
(´<_` )「ブル〜♪」
( ´_ゝ`)「ブルゥ〜ハワ〜ァああイ♪」
(´<_`;)「……君には失望したよ」
( ´_ゝ`)「だから……結婚、しよ?」
(´<_`♯)「ねぇよ(真顔)」
( ´_ゝ`)「えぇ……(困惑顔)」
( ´_ゝ`)「よし分かった。
じゃあ僕と恋の有酸素運動、しよ?」
(´<_`♯)「膿サンキューだよクソ蛆野郎」
( ´_ゝ`)「だがそこがいい(かっこはあと)」
(´<_` )「ちょっと母者呼んでくる」
| ^o^ |「やめろくださいしんでしまいます」
(´<_` )「だがそこがいい(かっこ突撃ラブはあと)」
| ;^o^ | 「nan……dato……」
なんぞこれ
153
:
名無しさん
:2020/04/24(金) 17:14:27 ID:CklVuEaU0
(こっちが聞きたい!)
154
:
名無しさん
:2020/04/26(日) 06:32:42 ID:hmKa92rk0
( ´_ゝ`) ニップマスター小百合ちゃん!
ニップマスター小百合ちゃん!
ニップマスター小百合ちゃん
ハァ〜 ズンドコズンドコ!
ハァ〜 ズンドコズンドコ!
(´<_` )可及的速やかにケツ移動!
可及的速やかにケツ移動!
嵐のような戯れにケツ移動!
そして輝くウルトラソウッ!
155
:
名無しさん
:2020/04/26(日) 07:33:38 ID:hmKa92rk0
〜〜(m´Д`)m
たすけてくれよ〜
ジョン陀遊
ズンドコズンドコズンドコズンドコ
反町隆史☆失職万雷!
ハァ〜 ズンドコズンドコズンドコズンドコ
ズンドコズンドコズンドコズンドコ
小柳ルミ子☆全力損壊!
( ´_ゝ`)「確定申告☆やっといて!」
ハァ〜 ズンドコズンドコズンドコズンドコ
ズンドコズンドコズンドコズンドコ
( ´_ゝ`)「必殺!捨て子財団の集団的自衛権発動ッッッッッッッッ。」
今日からザリカニ投法!
お父さんザリカニ投法!
乳母捨て山のッッ!主!
つまり!これは!
岡村隆史!
怒るでしかし!
怒っちゃイヤーン!
ポリネシアンバゴーン!
大神官!大神官!(,,^Д^)大神官を讃えろ〜〜
( ФωФ)「以上、正しいマヨネーズの作り方でした」
156
:
名無しさん
:2020/04/28(火) 10:23:43 ID:924Q14eo0
ーーーー少女は悪夢にうなさている
l从;×_×ノ!リ「………う〜ん、う〜ん………」
重体の身である妹者の記憶は混濁しており、夢の中では死んだはずの兄が意味不明な漫才を繰り拡げている。
l从;×_×ノ!リ「………先生、バナナは哺乳類ですか?」
( ´_ゝ`)「俺の中ではそうとも言う」
l从;×_×ノ!リ「………先生、インドメタシンは豊島園の親戚ですか?」
( ´_ゝ`)「いいえ違います。田中君のおばあちゃんの入れ歯はイエスタデイワンスモアかつシュビドゥワ〜〜です」
なるほど、わからん
157
:
名無しさん
:2020/05/12(火) 19:19:37 ID:l3Xujbt20
つまんね
158
:
名無しさん
:2020/05/16(土) 13:44:06 ID:RTXBgn/k0
ふさふさの尻尾がゆらゆらと
159
:
名無しさん
:2020/05/16(土) 18:05:51 ID:4yRP3q/Q0
うわごとを繰り返す妹者の傍らで、それを観察する若い娘がいた。
ふふっ、と彼女が微笑をうかべる。
栗色の瞳は優しく孤を描き、慈愛に満ちたその手は豊かな毛並みで覆われている。
「ご機嫌だなぁ。レモナ」
彼女の機嫌を損なわせる、粗野な呼びかけが背後から響いた。
レモナと呼ばれた獣人の娘は肩越しに振り返る。
|゚ノ ^∀^)「お静かに、ハイン。この娘が目を覚ましてしまいます」
そう言いレモナはそっと人差し指を立てる仕草を見せた。
从 ゚∀从「ご修身だねェ……」
相手はやれやれと首を振る。
「どうせくたばっちまうんだろ?そいつ。
面倒な事になる前にさっさと捨てちまえよ」
160
:
名無しさん
:2020/05/18(月) 07:47:12 ID:HcOEw6Vs0
甲斐甲斐しく少女の介護をするレモナに呆れて、同僚のハインはやれやれと首を振った。
いちおう説得は試みたものの、この強情なケモノ娘は貸す耳など持つまい。
从 ;-∀从「……全く、こんな所で油売ってるとまた料理長(チーフ)にどやされるぞ」
二人は帝国の艦内で働く料理人なのだ。
つい先日、食料庫の中で彼女たちは倒れていた妹者を発見した。
从 ゚∀从「……密航者かよ?」
少女は全身傷だらけの姿で倒れていた。封を開けた瓶や箱が幾つか散乱しており、いつからかそこに忍び込んでいた事が見てとれる。
161
:
名無しさん
:2020/05/19(火) 07:48:59 ID:LG3mZwX60
不味いものを見つけちまったと、途端にハインは顔をしかめた。
艦内の規則は厳格に定められており、不審者を発見した場合は即通報の後、大概は拷問あるいは殺傷処分にされるのだ。
从; ゚∀从「どうするよ……」
そう不安げに意見を求めたところ、意外にもレモナの決断は素早かった。
|゚ノ ^∀^)「助けてあげましょう」
从; ゚∀从「なっ!?おま……」
人として当然の事ですわ、と言うや否や、レモナは軽々と少女を抱き上げ、そのまま倉庫の奥へと歩いてゆく。
162
:
名無しさん
:2020/05/19(火) 07:53:39 ID:LG3mZwX60
呆気にとられるハインを余所に、彼女はドアの前を塞ぐ油の缶を退かす。鍵を開けた。
|゚ノ ^∀^)「ここなら……ね?」
そこは普段滅多に使われる事のない、予備の空き部屋だ。
中は雑然としており、いつ使うのかも分からない怪しい調味料やら、壊れた寸胴鍋やらが無造作に積み重ねられている。
从 ゚∀从「なぁ、ここってーー」
ふとハインは、何時だったか同僚が話していたとある噂を思い出した。
|゚ノ ^∀^)「ーー自殺した女の霊画が出るって例の話でしょう?
まぁ、真相はこっそりやらしい事をする殿方が偽装の為にこしらた唯の作り話なのですけれど」
从 ゚∀从「あーなる……。って、なんでお前そんなこと知ってんだ?」
|゚ノ ^∀^)「そこは企業秘密ですわ」
从 ゚∀从「……見かけに寄らずエッチなんだな、お前……」
|゚ノ ^∀^)「さて、何のことやら?」
163
:
名無しさん
:2020/05/19(火) 08:59:49 ID:mNZdZr.o0
白々しくとぼけながらも、レモナは部屋の奥に古びたソファーを発見し、その上に少女を寝かせた。
相手の傷の具合を確かめる。
|゚ノ; ^∀^)「想像以上ですわ……」
レモナが言葉に詰まる。
素人目にもこれは危険な状態だ。
从 ゚∀从「医療ポッドが使えたらな……」
ふと、耳慣れない単語をハインが発した。「なにかツテが?」とレモナは聞き返す。
从; ゚∀从「あーー……あるにはあるんだか……結構ヤバい橋だぞ。
あまりお薦めは出来ねぇなあ…」
ハインは何故か小声になる。
管理者に纏わる恐ろしい記憶を思い出し、トラウマに駆られた彼女は本気で身震いしていた。
164
:
名無しさん
:2020/06/27(土) 13:06:26 ID:taxjAx260
時間が惜しい。
レモナはハインの先導に従い、艦内中層にある研究室(ラボルーム)へと忍び込んだ。
ちょうど医務室の反対側に覗くこの部屋では、日々怪しげな実験が行われている。
素人にはまったく解らない奇妙な機械があちこちに置かれていた。
それに加えて、なんらかの大型動物が現在解剖されている様子であり、マスク無しではとてもいられない強烈なアンモニア臭が二人の鼻を歪ませる。
从 ゚∀从「全く酷い臭いだなこりゃ」
毒づきながら物影を這って進み、ようやくお目当ての機械の前にたどり着く。
「急げ」
抱き抱えていた少女をその中へ横たわらせ、ハインは蓋を閉めた。容器の脇に覗くコンソールを手早く操作してゆく。
165
:
名無しさん
:2020/06/27(土) 16:20:22 ID:MNJu.LlA0
支援
166
:
名無しさん
:2020/06/27(土) 20:44:11 ID:taxjAx260
設定を終え、あとは開始ボタンを押せば薬液が容器の内部を満たしてゆくーーはずだった。
从; ゚∀从「……あれ?」
突然動きを止めた機械を前に、ハインは首を傾げる。
|゚ノ ^∀^)「……故障ですか?」
从; ゚∀从「い、いや?
確かこの手順で合ってるはずだぜ。
おかしいな?どこか操作間違えたかーー」
様子を尋ねてきたレモナに焦りを滲ませ、ハインは慌ててリセットをかけようとした。
ーーと、その時
167
:
名無しさん
:2020/06/27(土) 20:52:44 ID:taxjAx260
カツ、と二人の背後で何者かの足音が聞こえた。
Σ从; ゚∀从
ぎくりとして、慌てて手を止めハインはそちらへ振り返ろうとする。
/ ゚、。 /
一人の男性と目が合った。白衣を着て、一目で科学者と分かるが異様に鋭い眼をしている。
/ ゚、。 /「おや」
喩えるならばそれは猛禽類の瞳だ。
微妙に片眉をはね上げ、男は不審者の顔を直視するや「これはこれは……」と不敵に口元を歪ませた。
/ ゚、。 /「お前の顔を見たことがあるぞ」
静かな足取りで男は近づき、「おお、そうだ!」と彼女の直前で足を停める。
無造作に髪を掻き上げ、じっと吸い込むような瞳でハインの顔を眺めた。
/ ゚、。 /「思い出したぞ。誰かと思えば何時ぞやの密航者だな?貴様は」
168
:
名無しさん
:2020/06/27(土) 21:56:10 ID:taxjAx260
男の名はダイオードと言う。彼が口を開くや否や、ハインは恐怖に駆られ手の平が震えていた。
/ ゚、。 /「おお、怯えている。
どうした?私が恐いのか?心外だな。どうやらお前は私の事を誤解しているようだがーー」
从# ∀从「……ッ。黙れッーー!!」
突如、相手の口を塞ぐ勢いでハインが大声を発した。
「テメェは……テメェだけはッ……」
わななく口ぶりのまま眼を血走らせ、ハインは男の首を締め上げようとする。
/ ゚、。 /「フン」
意図も容易くその腕を払いのけ、今度はダイオードが逆に捻り上げた。
/ ゚、。 /「なんだ?無粋な奴だな貴様は。暴力はいかんぞ暴力は。そう親に教わらなかったのか?」
从# ∀从「テメェがそれを言うかーー」
細腕に似合わぬ膂力で右腕がギシギシと軋む。ぐうう、と食いしばる歯の隙間から苦悶を洩らしながらも、ハインはダイオードの責めに懸命に堪える。額へ脂汗が滲み始める。
/ ゚、。 /「ほう……頑丈な奴だ。お前の父親もこれ位頑丈であればな」
从# ゚∀从「壊した張本人が何をほざいていやがる!」
娘の命と引換にハインの父親は実験の素体にされ命を落としたのだ。一緒にいた兄弟もまた行方不明である。
/ ゚、。 /「フム、素体は男性より女性の方が定着率が高くてな。
どうだ?貴様も命乞いの代わりに私の素晴らしい研究に力を貸してみないか?」
从;# ∀从「ふっざ…けんなこのキチガイ野郎がっーー」
169
:
名無しさん
:2020/06/28(日) 06:29:56 ID:OOWNd1bk0
/ ゚、。 /「残念だ」
振りほどくことも叶わず歯軋りを見せるハインに対し、表情一つも変えずダイオードは益々力を込めた。流石にこれ以上は耐えられなくなり、ギャア!と鋭い悲鳴が零れる。
|゚ノ; ^∀^)「……」
同僚の窮地を救わんと今まさにレモナが飛び出す直前だった。
ポッドの扉が開いた。
/ ゚、。 /「ぬ?」
ダイオードの視線が一瞬そちらを捉える。
/ ゚、。 /「何だ? その子を助けるつもりだったのか?」
ほう、と興味深そうに喉元を呻らせ、ダイオードは妹者へ近づく。
170
:
名無しさん
:2020/06/28(日) 06:37:17 ID:OOWNd1bk0
>>169
最後:喉を唸らせ、に訂正
171
:
名無しさん
:2020/06/28(日) 11:15:55 ID:OOWNd1bk0
ほう、と興味深そうに喉を唸らせ、ダイオードは妹者へ近づく。そしてやや前屈みの姿勢を取ると、彼女の脈を取った。
/ ゚、。 /「フム、これは驚いた……この状態でまだ生きているとはな」
从# ゚∀从「おい糞ヤロウッッ!そいつに触んなーーグフッ」
/ ゚、。 /「君の意見は求めていない」
顔面へ肘打ちを喰らわせハインを黙らせると、ダイオードは暫し考え込む仕草を見せ次にレモナの方へ向いた。
|゚ノ ;^∀^)「 ひっ」
/ ゚、。 /「この娘は?」
後ずさろうとしたレモナだがポッドの所為で阻まれる。
/ ゚、。 /「もう一度だけ聞こう。この娘は?」
強引に髪を掴み彼女を脅しながら、情報を聞き出そうとする男にレモナは本気で怯えた。
172
:
名無しさん
:2020/06/28(日) 15:15:36 ID:OOWNd1bk0
|゚ノ ;^∀^)「つ、つい先ほどく偶然見つけた女の子ですわ……」
/ ゚、。 /「ほう?」
怖々と供述したレモナの発言にダイオードは興味を示した。
/ ゚、。 /「つまりは不審者と云う事なのかな? これはこれは興味深い……」
またもや少女の方へ視線を移す。
从; #∀从 「おい、お前……」
/ ゚、。 /「助けたいか?」
相手の発言を遮るように突然ダイオードは訊ねた。
从;# ∀从 「なに……」
/ ゚、。 /「助けたいか?と聞いているのだ」
不敵に彼は口の端を歪めながら問う。
|゚ノ ;^∀^)「貴方……いったい何を……」
/ ゚、。 /「助けてやっても良い、と言っているのだよ」
从 ゚∀从「聞くな! レモナ!
どうせ碌でもない事に決まっている!」
ずきずきと痛む頬を押さえながらハインは叫ぶ。
/ ゚、。 /「だがしかし君達ではポッドは直せない? 違うか?」
ズバリ弱味を握られ二人はぐ、と喉を詰まらせる他無かった。
/ ゚、。 /「おお、幼気な少女よ。お前は運がいい……」
不敵に笑う狂った男を前にレモナとハインは立ち竦む他無かった。
運命は奇妙な方向に転がり始めたのだ。
173
:
名無しさん
:2020/06/28(日) 15:21:28 ID:OOWNd1bk0
log.6_end
Dr.stoneのゼノみたいなキャラを意識しながら書いてみましたとさ、てへぺろ
174
:
名無しさん
:2020/06/28(日) 16:08:15 ID:OOWNd1bk0
log.6_end
追う者と追われる者。
暗雲立ち込める中、物語は再びブーン達の視点へーー
175
:
名無しさん
:2020/06/28(日) 16:09:44 ID:OOWNd1bk0
■log.7
滝を。登ってゆく。
轟々と流れ落ちてゆく水は、その圧倒的な質量のせいで大瀑布と呼ぶに相応しい。
最早雨と言って差し支えのない大量の水しぶきを浴びて、全身ずぶ濡れとなりながらブーン達は滝の傍を歩いていた。行方不明となったツンにはまだ見付からない。
川 ゚ -゚)「安西先生、河童が欲しいです……」
着るものがびしょびしょになっていた所為でそう不満が漏れるのは仕方がない。
ブーンに至っては早々に諦め今は上半身裸だ。
( ^ω^)「イヤンエッチ-!」
川 ゚ -゚)「……ピザがそういうボケをかますとアレだな……問答無用でくり抜きたくなるな……くり貫きたくな……」
(; ^ω^)「ちょっ!?痛い痛い痛い痛い痛いやめて!
その枝どっから持ってきたんだお?!
あと発言の後半部分が恐い! ナベちゃんの銃をこっちに向けちゃらめェェェェェェェェェェ!!!」
从'ー'从「全くキモいですな」
('A`)「甚だ同意ですな」
結論。ピザに人権は無ぇ。
(; ^ω^)「ぇぇ…」
川 ゚ -゚)「乳首こっちに向けんなもぎ取るぞ」
176
:
名無しさん
:2020/06/28(日) 16:40:28 ID:OOWNd1bk0
相も変わらずクーはこんな調子である。
(; ´ω`)「もうやだ。ほんと疲れるおこの人……」
ブーンはげんなりしながら滑る足下を行く。
ここは外壁とその内側を走る巨大水路の中間地点に当たり、水の浸食作用もあって岩盤が削り取られているのだ。
そうして作られた溝穴をブーンは選び、一行は上を目指している。
途中出逢った旅人から貴重な情報を得ていた。
(,,^Д^)「お、あんたらひょっとして博物館を目指しているのかい?
さっき物騒な連中がそいつを追い掛けて行くのを見たからーー」
('A`)「博物館?」
聞き慣れない単語がここでも出て来た。
(,,^Д^)「おや? 知らないのかい。博物館ってのはその名の通りこの壁のあらゆる歴史が収められた貴重な文化遺産なんだせ」
物知りな若者は気さくにそう教えてくれたのだ。
( ^ω^)「歴史か……」
ブーンはこの情報に強い興味を惹かれた。
川 ゚ -゚)「ひょっとしたら……」
クーも同じ事を考えていたらしく互いに顔を見合わす。
177
:
名無しさん
:2020/06/28(日) 18:02:34 ID:OOWNd1bk0
ハイ・フロスガーの事が何か分かるかも知れない。ーー二人の脳裏にそんな期待が閃いたのである。
ここ暫くは騒動に巻き込まれていた所為で中間せざるを得なかったが、彼らは本来の目的をまだ忘れた訳ではない。
……どうする?
そわそわする気持ちを抑えながらもブーンは意見を訊ねた。
勿論ツンの捜索も疎かには出来ない事柄だ。
決め手はクーの体調次第。
川 ゚ -゚)「私はーー」
別に問題ないぞ、とそう言いかけた時、急に彼女は眩暈を覚えて足下がふらついた。
(; ^ω^)「おおっと!?」
慌ててブーンが体を支える。
(; ^ω^)「なんだおクー?
具合が悪いのなら無理せず言って構わないのに」
川; ゚ -゚)「あ、ああ御免。すまない……ちょっと疲れていたのかな?」
ブーンの肩を借り起き上がろうとするクーの息が乱れていた。
(;'A`)「おいクー、お前本当に大丈夫か? 顔青ざめているようにも見えるんだが……」
川; ゚ -゚)「はっはっは。ドクオ氏そんな御冗談を」
从;'ー'从「クーさん本当に無理しない方が……」
腰が重い。膝に力が入らない。
クーは無理やり笑顔を作ろうとするのだが体が言うことを聞いてくれないのだ。
川; - _-)「みんな、悪い。ちょっと休ませて貰えないか……」
明らかに不調な顔色を忍ばせクーはそのまま膝を着いた。
(;'A`)「おい……」
予想だにしない悪事に見舞われ、どうしようかと焦りを滲ませた一行の遠くで、一発の閃光が空を賑わせた。
178
:
名無しさん
:2020/06/28(日) 20:47:40 ID:OOWNd1bk0
>>177
時間軸に矛盾があったので一部修正
→しばらくして、途中出逢った旅人から一行は貴重な情報を得た。
179
:
名無しさん
:2020/06/28(日) 21:17:34 ID:4htOwbq20
支援
180
:
名無しさん
:2020/06/29(月) 13:17:53 ID:lpZ88rg60
中空を貫く蒼い一閃は、闇を眩く染めそのまま岩石へ命中した。
(`・ω・´)「第一射。命中。続けて第二射に移ります」
( ゚∋゚)「宜しい、やれ」
鳥頭の艦長が命じるや、船体の側面に覗く荷電粒子砲はチャージを終え、凄まじい威力の光を放つ。
一直線に伸びる光は前方の森めがけ放たれていた。そこは浮遊岩石と植物が密を成す特殊環境だ。
岩場に絡む蔦が焼き切られ、揚力を失った巨石が音を立て崩落してゆく。
それは真下にいたジョルジュが操る船ーー『博物館』の装甲を叩き、少なからずダメージを与えていた。
_
(; ゚∀゚)「チイッ!」
折しもブリッジにて仮眠の最中であった彼は、忽ち襲撃に叩き起こされた。
_
( ゚∀゚)「ぽぽ、緊急回避!」
(*‘ω‘ *)「アイサー、だっぽ!」
操縦を担当する白いイタチに似た生き物に命じると、彼女は手早く舵を切り船体を横転。巨大なカタツムリを模した『博物館』は側面のノズルを吹かせ、そのまま滑るように速度を強めた。
(*‘ω‘ *)「装甲修復まで0227秒。館長、デコイを使うっぽ?」
_
( ゚∀゚)「気休めにしかならないだろうがやってくれ。空にして構わねぇからよ」
(*‘ω‘ *)「了解。命あっての物種だっーーぽ!」
181
:
名無しさん
:2020/06/29(月) 17:47:53 ID:mz7lLho20
許可を得たぽっぽは防御兵器を作動。ランチャーの蓋が開き、円筒形の物体が複数射出される。
木々の合間を縫い敵艦めがけて飛行するそれは、突如爆発しておびただしい量の煙を撒き散らした。
敵艦のモニターに一斉にノイズが走る。
(`・ω・´)「ジャミング弾か!」
正確には、電子機器を攪乱させるVXスモーク弾だ。
(;*゚ー゚)「目標、ロストしました!」
白濁したままの画面を前にオペレーターは狼狽える。
( ゚∋゚)「慌てるな。まだ近くにいる」
( ФωФ)「これはいよいよ我々の出番であるな」
既に戦闘服に身を包み、降下艇を駐機させていたロマネスクは静かに述べた。射出用のレールに吊された機体は騎士団専用に改造が施されている。
<ヽ`∀´>「一番槍はウリが貰うニダ」
ノパ⊿゚)「よぉぉぉおおし! 腕が鳴るぜ!」
(-_-)「……」
(#゚;;-゚)「お仕事……がんばる」
( ´∀`)「やべぇうんこしたい」
血気盛んな彼の部下達がにわかに騒ぎ出す頃、ブリッジより出撃の合図が下った。
( ФωФ)「宜しい、参る!」
電磁カタパルトに火が点る。
音速で射出されてゆく機体はまさしく弾丸そのものだ。
(・∀ ・)「超ーーー気持ちいぃーーー!」
機影はたちまち見えなくなる。
( ´∀`)「あっ」
そして奴の括約筋は当然崩壊した。
182
:
名無しさん
:2020/06/29(月) 19:44:53 ID:y0TUni8g0
ないたぁぁってぇぇ〜♪
なにもかわらないっていわれるけどぉぉ〜
だれだあってぇぇ
そんなつもりでなくんじゃないよね
なぁぁやんだってしかたない
あいじゃーすきゃん こんとろー ざ たああいむ
このなぁあがいらんうぇいからあーおーぞーらへ ていくおぉーふ♪
たいむ・うぃーる・てぇぇる
じかんがたてばバレる
辛い…(アーッ)
だから そんなあせらなくたっていい(大嘘)
たいむ・うぃーる・てぇぇる
じかんがたてばバレる
T☆U☆R☆A☆I (アーッ)
明日へ〜のず〜るい近道は〜ないよ〜(断言)
(;´∀`)なん…だと…
なん…だと…
なん(ry
ーー余談だが、後に彼は仲間達から「ミスターブラウン」と呼ばれる事を強要されたそうな。
ふーん、エッチじゃん?
183
:
名無しさん
:2020/06/30(火) 10:31:04 ID:PzglXj/A0
■log.8
風防越しに風を感じる。気圧の調整されたコックピット内でそれは錯覚に過ぎなかったが、流線型の機体は確かに気流を押し分けて目標へ近づいているのだ。
ノパ⊿゚)「居た!」
先行するヒートの機体が目標を捉えた。
(・∀ ・)「ヒューっ! 想像していたよりも大分デカいね!
ロマの旦那、こりゃ久々に狩り甲斐のある獲物ですよ」
古参のまたんきは既に軽口を叩きながらも威嚇射撃を開始している。
( <●><●>)「迂闊に近づくのは愚策である事は解っています」
( ФωФ)「各機、フォーメーションを崩すな」
<ヽ`∀´>「団長は慎重過ぎるニダ。虎穴に入らずんば虎児を得ず、と……」
『ブレイク!ブレイク!』
おわぁ!? と仰天し慌ててロールしたニダーのすぐ真横を銃弾が通り過ぎてゆく。
ノパ⊿゚)「油断!」
<ヽ;`∀´>「す、すまないニダ姐副長。やっぱり正攻法が一番ニダね」
ノパ⊿゚)「遅れるなよ?」
短い叱咤を飛ばし、尾翼に炎を描いたヒートの機体は上昇してゆく。
彼女のマニューバは実に滑らかだ。邪魔な浮遊石の合間を巧みにすり抜け、敵の攻撃を回避した次の瞬間にはもう機首を反転させている。
ノパ⊿゚)「レーダーロック」
ーーファイア!
紅蓮の炎が敵影の横っ腹に突き刺さった。
(・∀ ・)「グレイト!」
184
:
名無しさん
:2020/06/30(火) 11:57:51 ID:wlM3BYTo0
腹の底を揺るがすような、とは正にこういう振動の事を指すのだろう。
実際にはそこまで柔な船ではないが、衝撃の勢いに飲まれてブリッジ内の面子はよろめいた。
(*‘ω‘ *)「右舷に被弾!これ不味いっぽ!」
先程落石のダメージを受けた箇所にもろ、だ。
_
(; ゚∀゚)「見りゃ分かるよそんなん! くっそ、どうにか逃がしてくれないものかね」
(*‘ω‘ *)「白旗は無駄だと思うっぽ」
_
(; ゚∀゚)「だろうね!」
窮地で言葉も投げ遣りなものに変わってきている。
185
:
名無しさん
:2020/06/30(火) 12:20:18 ID:Wfy48f7Q0
ξ;゚⊿゚)ξ「ちょっと!!」
慌てて駆け込むままに扉が開き、ツンが現れた。
ξ;゚⊿゚)ξ「何が起きてるの?!
また襲撃!?」
おう、と返答ざまにまた衝撃。
(;*‘ω‘ *)「ぽ!?」
踏ん張りが効かずぽっぽが床の上を転げ落ちる。咄嗟に首根っこを掴みそのままツンは胸に抱え上げだ。
ξ゚⊿゚)ξ「ぽぽちゃん、怪我は無い?」
(;*‘ω‘ *)「客人ありがとうだっぽ……」
小動物を抱き抱えたまま「どうするの」とツンは指示を仰ぐ。
_
( ゚∀゚)「敵さんの数が多い。こりゃ逃げるしかあるめぇよ」
ξ゚⊿゚)ξ「当てはあるの?」
_
( ゚∀゚)+ 「無い!」
ξ ̄⊿ ̄;)!!「少しは期待をさせろようおぃぃ!?」
_
( ゚∀゚)「だからスリルを楽しむんだよ!!」
勇ましくいい放った後ジョルジュはモニターに視線を走らせる。
(*‘ω‘ *)「館長、被弾箇所はどうするんだっぽ?」
_
( ゚∀゚)「どうせ使い物にならねぇ区画だ。いっそ切り離しちまえ」
(*‘ω‘ *)「ラジャー」
命に従い炸薬を作動。
(*‘ω‘ *)「二ブロック纏めて吹き飛ばすっぽ!」
_
( ゚∀゚)「いいね!派手にやろうぜ」
186
:
名無しさん
:2020/06/30(火) 17:54:40 ID:6Sstz5eA0
電気信管が起爆。連結部のボルトが吹き飛び、それによって支えを失った二部屋が爆音と共に廃棄された。
(#゚;;-゚)「嗚呼、もったいない……」
朦朦と立ちこめる煙を遠眼に見つめながら、団員のでぃは呟く。
(-_-)「何?でぃさんあんなの欲しいの?」
同乗するヒッキーは訊ねる。
(#゚;;-゚)「だってウチらの個室より絶対広いでしょ」
(;-_-)「いや……あれ別に住む所じゃ無いと思うけど…………」
ノパ⊿゚)「オラオラ新米!雑談する暇あったらとっとと追い掛けろ!」
パージを終え速力を上げた目標の船が、距離を開き巨石の陰に隠れていったのだ。
バン、と下方向に伸びる無数の小枝が風防に当たり視界を遮っている。
(・∀ ・)「敵も中々やりますねぇ。小細工が鬱陶しくてちょっちイラッ、と来ますわ!」
( ФωФ)「ヒート。奴の脚を止めたい。可能であるか?」
ノパ⊿゚)「よぉぉぉおおし!任せろ!」
187
:
名無しさん
:2020/06/30(火) 18:04:05 ID:6Sstz5eA0
>>186
訂正
バン、と下方向に伸びる無数の小枝が風防に当たり視界を遮ってくる。
188
:
名無しさん
:2020/07/01(水) 14:19:04 ID:7JSCET3k0
自信満々に言い放つや、ヒートはスロットルを全開。そのまま藪の中へ突っ込んだ。
ノパ⊿゚)「うおおおおおお邪魔だ邪魔だああああああ!!」
機銃を惜しみなく使い障害物を薙ぎ払う。
(・∀ ・)「ハハッ!相変わらず副長はやり方が豪快でいいね」
しかし視界が開けた事で皆もやりやすくなったのだ。
<ヽ`∀´>「姐御。お供するニダ!」
彼女の撃ち漏らしをカバーするように後続のニダーも連射開始。障害物が粉々に打ち砕かれ粉塵が流れてゆく。
ノパ⊿゚)「おう!ナイスアシストだニダー。このままママから離れんなよ?」
<ヽ`∀´>「合点承知の助!」
右へ。
左へ。
浮遊する巨大障害物を回避するべく絶えず翼を振る。急激なバンクの合間にも襲い来る対空射撃をも躱し、二重螺旋を描いて二機は飛行。息の合ったコンビネーションを見せる。
_
(# ゚∀゚)「チックショー!全然当たんねぇぞ何だよあいつらの動きは!?」
迎撃用の銃座に跨がるジョルジュは脅威に舌打ちを零した。
これまでにも博物館が敵から襲撃を受ける事は何度もあったが、今回の敵は全く規模が違う。
ξ;゚⊿゚)ξ「ねぇ、こないだみたいに変身してどうにか出来ないの?」
一緒に応戦するツンは早口まみれに問う。
_
(; ゚∀゚)「そりゃちょいと無理ってもんだせ嬢ちゃん、幾ら俺でも空なんか飛べねぇよ!」
189
:
名無しさん
:2020/07/01(水) 20:40:18 ID:NULZqCLI0
これまでにも博物館が襲撃を受ける事は数回あったが、今回の敵は全く規模が違う。
ξ;゚⊿゚)ξ「ねぇ、こないだみたいに変身してどうにか出来ないの?」
一緒に応戦するツンは早口まみれに問う。
_
(; ゚∀゚)「そりゃちょいと無理ってもんだせ嬢ちゃん、幾ら俺でも空なんか飛べねぇよ!」
ξ;゚⊿<)ξ「だって翼生えてたじゃん!」
_
(; ゚∀゚)「ありゃ飾りみたいなもんだよ! 兎に角無理なものは無理なんですぅ!!」
ジョルジュはきっぱりと言い切る。いよいよ余裕が無い。
敵影はすぐ間近へと迫っている。
190
:
名無しさん
:2020/07/01(水) 20:43:23 ID:NULZqCLI0
_
(; ゚∀゚)「こなくそぉぉオオオオ!!!!!!!!!!!!」
射角限界まで砲を下げ弾幕を張る。
必死に撃ちまくり、少しでも敵を遠ざけようと試みても、それすら見透かしていたのか敵機はその下へ潜り込み機銃をばら撒いてきた。
ξ;>⊿<)ξ「ひゃっ!?」
ジャック・ナイフ。超接近した機影が頭上を掠めた。
ノパ⊿゚)「真っ赤なサンタさんからプレゼントだぜ!」
ヒートは容赦なくそこへ爆弾を落としてゆく。
( ФωФ)「ヒート。破壊は程々に留めておくのである」
ノパ⊿゚)「解っているよ団長。けどやれる時にやれる事はきちんとやっとかないとなぁーー」
これで仕上げだ!と最後に放った一発が動力部を直撃した。
_
(; ゚∀゚)「「「〜〜〜!?!!!!!!!!!!ッ」」」
ξ;>⊿<)ξ
(;*‘ω‘ *)
ずずん、と重たい衝撃が船全体を包みツン達は卒然となる。
何処かで爆音が聞こえた。
一拍遅れで部屋が軋み船底が急激に傾き始めた。
(;*‘ω‘ *)「ヤバい!舵が!!」
ヒートが狙っていたのはこの船の反重力推進機関ーー巨体を浮かせ、飛行にも作用する最重要部品だ。当然そこを失えば船は動けなくなる。
周囲の重力場に引かれ博物館(ミュージアム)は岩盤に衝突する。
側壁がゴリゴリと擦られ、座礁した後遂には動きを止めてしまったのだ。
( ФωФ)「これでチェック・メイトであるな」
上空を旋回しつつ目標の完全な沈黙を確かめると、 部下を率いロマネスクは降下していった。
191
:
名無しさん
:2020/07/01(水) 20:46:55 ID:NULZqCLI0
log.8_end
うんこの人の出番なし
192
:
名無しさん
:2020/07/01(水) 22:04:57 ID:q1O3X89M0
otsu
193
:
名無しさん
:2020/07/02(木) 20:53:26 ID:xZe4d9mE0
■log.9
_
(メ ゚∀゚)「いっ、てぇ……」
横転しかけた船内のブリッジにて、ジョルジュは起き上がる。激突寸前ツン達を庇う様に覆い被さっていた為、二人に目立った傷はなくどうにか無事のようだ。
ξ;゚⊿゚)ξ「あー……ビックリしたぁ」
それでも腰を打ったらしくそこを擦りながら遅れて立ち上がり、周囲を見回すツン。
窓が突き破られ破片やその他諸々が周囲に散乱している。砕けた細かな砂等も一緒に混じっていて、相当これは酷い有様だ。
(;*‘ω‘ *)「二人共大丈夫っぽ?」
_
(メ ゚∀゚)「おう、まぁなんとかな……」
しかしよりによって直撃かよ、と先の攻撃を思い返しながらジョルジュはそちらの方を向く。
ξ;゚⊿゚)ξ「一体全体なんなのよ?」
_
(; ゚∀゚)「そりゃこっちが知りたい位だよ。……ま、兎に角無駄話をさせて貰える余裕は無さそうだ」
ーーすぐに来るぞ、とジョルジュが警戒を促した。
ξ゚⊿゚)ξ「分かっている」
その意図を読み取りツンは速やかに行動を開始した。
_
( ゚∀゚)「そのナイフ1本だけじゃ心許ないだろ。ぽっぽ、武器庫開けられるか?
可能なら案内してってやってくれ」
(*‘ω‘ *)「了解、ねーちゃん着いてくるっぽ」
194
:
名無しさん
:2020/09/25(金) 13:21:56 ID:1VU/OdPI0
漏水している。
爆撃の被害は館内の配水管にも及んでおり、噴出した水のせいで通路はどこも水浸しの有様だ。
階段伝いに2層降りた頃には、もう膝下まで水に浸かっており、ツンはざぶざぶと水をかき分けながら目的地を目指していた。
敵に警戒しつつも廊下の角を幾つか曲がり、やがて彼女は目的地へ到着した。
「ここだっぽ」
ひらり。肩から降りたぽっぽが指差す先には、なるほど厳重そうな扉が待ちかまえている。
ξ゚⊿゚)ξ「人気は?」
中をのぞき込みつつ訊ねた。
(*‘ω‘ *)「大丈夫。ここはそう易々とは開けられない場所だっぽ」
ξ゚⊿゚)ξ「おお……」
照明が点った。中へ踏みこむなり、倉庫内の壁一面を埋め尽くす無数の兵器のヘ踏み込むなり量にツンは圧倒された。
ξ゚⊿゚)ξ「スッゴいじゃんこれ!
なにこれ? ジョルジュが集めたの?」
(*‘ω‘ *)「館長は収集癖があるから。
まぁ伊達に博物館を名乗ってはいないーー伏せろ!!」
突然ぽっぽは警告を促した。
「誰か入ってきたっぽ」
195
:
名無しさん
:2020/09/25(金) 17:38:42 ID:kJXZuN360
声をひそめ、ぽっぽは後方へ視線をうながす。
閉じたはずの強化シャッターが持ち上げられ、見慣れぬ格好をした黒ずくめの男たちがこちらへ踏み込もうとしている。
ξ゚⊿゚)ξ「……物騒な連中のお出ましね」
ちょっと早すぎない?と小声で感想をこぼしつつ、素早くツンは物陰に滑り込み身を隠した。
ちょうど目の前にある戸棚に何丁かの拳銃が置かれている。
威力は心細いが何も持たないよりはまだましか。
ξ゚⊿゚)ξ「これ借りるわよ!」
ポリマーフレーム製の一丁を引っ掴み、銃把の底へマガジンを差し込みバッテリーを接続させた。
196
:
名無しさん
:2020/09/25(金) 18:23:06 ID:kJXZuN360
(;*‘ω‘ *)「あ。ソイツはちょっとーーーー」
《キィィィィィィィィィィィィィィィィンンーーーー》
■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■
■■■■■■■
■■■■■
[stand-by]
■■■■■■■■■■■■■■■
突然。ツンの握る銃が震え始め、鋭い超音波を発した。
(;・∀ ・)「うおっ!何だコレ」
黒ずくめの侵入者達は虚を突かれ耳鳴りの痛みに足をとめる。
ξ;゚⊿゚)ξ「な」
インジケーターランプの光が青から緑ーーそして白に変わり、銃口がスパークする。
(;*‘ω‘ *)「ぼ、暴発するっぽ-!!」
慌てふためきぽっぽは咄嗟にこう叫ぶ。
「とりあえずぶっ放せ!」
197
:
名無しさん
:2020/09/25(金) 20:44:55 ID:UJELZmD60
銃口内の光は膨れ上がり、それを抑える術など誰にもわからない。
ξ;>⊿<)ξ「ひぃっ」
なにかとんでもない物をどうやら掴んでしまったみたいだ。
どう対処したら良いのかわからず、そしてツンの指先は突発的にその引き金を引く。
光が、
(;・∀ ・)
<ヽ`∀´>
(;-_-)
( <●><●>)
その進行を阻む
あらゆる存在を飲み込んだーーーー
198
:
名無しさん
:2020/09/25(金) 20:50:03 ID:UJELZmD60
log.9_END
重力子放射線射出装置の誘惑に勝てないでごさるの巻
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