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( ^^ω)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所
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( ^^ω) ようこそ!
( ^^ω) ここはブーン系小説&イラスト練習総合案内所ホマ!
( ^^ω) 短編作品や絵の練習、ブーン系に関する質問や雑談なんかに使うホマ!
〇ブーン系とは?
『2chおなじみのAAたちを登場人物とし、物語を展開するスレッド』
それがブーン系小説です。
もっと詳しく知りたい人はこちらをご覧ください。
ブーン系小説をはじめて読む人へ(リンク先:ブーン系wiki)
http://www43.atwiki.jp/boonkei/pages/37.html
( ^^ω) 初めての人、馴染みのない人は以下のブーン系wiki、テンプレ等をよく読んで、理解、協力してほしいホマ!
・総合スレにおける最低限のルール、マナー
・よくあるQ&A
・荒らしについて
・進行中の企画
・AAテンプレ一覧
〇ブーン系wiki
http://www43.atwiki.jp/boonkei/
☆ ://boonkei.wiki.fc2.com/
↑が見れない、AAがコピー出来ない方の為の予備サイト
☆://boonkei.web.fc2.com/top.html
☆://boonkei.m.web.fc2.com/top.html(携帯用)
※前スレ
( ・∀・)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1528453150/
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〇兄弟スレ・兄弟板
( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです
https://rosie.5ch.net/test/read.cgi/siberia/1446334277/
( ^ω^) ブーン系小説板2のようです
http://jbbs.shitaraba.net/internet/16305/
o川*゚ー゚)oキューちゃん板NEO
http://jbbs.shitaraba.net/internet/22495/
( ^ω^)ブーン系小説板のようです(旧避難所、スレ立て上限に達した)
http://jbbs.shitaraba.net/sports/37256/
( ^ω^) ブーン系創作板のようです(同上)
http://jbbs.shitaraba.net/internet/13029/
〇皆様にお願いごと
( ^^ω) 良く読んでから書き込むべし!ホマホマ!
ここは総合案内所ですが、質問する前にまず自分で調べよう
あくまで練習が本旨です。投下が始まったら他の話題中でもなるべく控えて、支援に回りましょう
〇総合に投下する時の注意事項
( ^^ω) 以下の三つはこのスレに投下する時の最低限のマナーホマ!
・ながら投下・連載は禁止
・一つの話は30レス以内
・誰かが投下していない限りは投下してOK
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〇よくあるQ&A
Q.投下してもいいのかお? (^ω^ )
A.( ^^ω) 他の作品の投下真っ最中じゃなければ自由ホマ!
Q.なんか他の話題で盛り上がってるし、いきなり投下するのは気まずいわ ζ(゚ー゚*ζ
A.( ^^ω) そういう時は「投下するホマ!」と一度会話を中断すればいいホマ!
Q.叩かれるのが怖い…… ('A`)
A.( ^^ω) 卑下、自虐、謙遜は逆に叩かれる元ホマ!勇気と自信を持って堂々と、ホマ!
Q.あれれ〜?他の作品が投下されてる途中みたいだよ〜? 从'ー'从
A.( ^^ω) 今は支援に徹するホマ!慌てちゃダメダメホマホマ!
Q.総合短編投下する時って何か気をつけることあんの? ('、`*川
A.( ^^ω) 名前欄をタイトルやトリップで統一したり、作品に安価を当てるとわかりやすいホマ
Q.ながら投下とは? (´<_` )
A.( ^^ω) 書きためなしで、その場で書きながらスレに投下する事ホマ。即興とも言うホマ!
Q.書き溜めめんどい!ながら投下したい! 从 ゚∀从
A.(#^^ω) ゆ゛る゛さ゛ん゛!「ながら」や「連載」は自分のスレで!立たないなら代理を依頼するホマ!
Q.絵を投下したいんだけど下手くそなんだ…… (´・_ゝ・`)
A.( ^^ω)その為の「練習総合案内所」ホマ!レッツ練習ホマ!
Q.あのスレってさぁ… ( ^Д^)
A.(ω^^ ) 他所でやれホマ。ここはヲチスレでもチラ裏でもない、みんなの場所ホマ
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>>1乙
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Q.投下したらAAがズレるんだけど、どうしたらいいの? 川д川
A.( ^^ω) 書いてるソフトのフォント設定はMSPゴシックになってるホマ?
AAのテストなら、「テストスレ」が便利ホマ。 専用のソフトはwikiの関連リンクを参考にすると良いホマ!
Q.電話で書きためるとAAが変になるんだけど、なんでだ? ( ´_ゝ`)
A.( ^^ω) AUメールで書くと半角カナが全角になるらしいホマ
Q. AAの顔が変だって言われた… / ゚、。 /
A.( ^^ω) テンプレをコピペするホマ。携帯なら下のメニューの"写"をクリックホマ
書き込みする時、ツンやヒートの口が文字化けするなら
口の部分に「&#8895;」(&#は半角)と書けば、正しく変換されるホマ!
Q.長編はどのくらい書き溜めたらいいのですか? ( <●><●>)
A.( ^^ω)大体自分が区切りが良いと思ったところでいいホマ
Q.AAのキャラがよく分からない lw´‐ _‐ノv
A.( ^^ω) 検索したり他作品を読んで見るといいホマ。
それでもわからなかったら、基本的に自由だから好きに書いちゃうホマ
Q.長中短編の区切りがよく分からない! o川*゚ー゚)o
A.( ^^ω)まとめさんの分類を参考にすると、大体30レス以内が総合短編、1スレ内が短編
一カ月以内完結が中編、それ以上が長編と言われてるホマ
Q.代理スレ立てって何だー? (゚∀゚*)
A.( ^^ω) スレ立て規制をされた人の代わりにスレを立てる事ホマ。
スレを立てに行く前に、一言書き込むのがマナーだから気を付けた方がいいホマ!
( ^^ω) あと、ここはスレ立て依頼、批評、作品案内なども受け付けてるホマ!
それ以外にもわからない事があれば住人に聞くホマ!
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○荒らしについて
現在、ブーン系スレに荒らしが発生しています。
・荒らしは携帯とPCを使った自演、仲間を呼んで一般レスのような会話もします。
お手数ですがレスをするときはIDで抽出し過去のレスで怪しい部分がないかのチェックをお願いします。
・とにかく荒らしは何を書いても徹底スルーで、「荒らしを相手にするのも荒らし」と認識して注意ください。
・一度でも荒らしと会話したIDは相手にしない、これが荒らし対策のもっとも近道です。
・中にはIDをころころ変える荒らしもいます。
レス内容を見て荒らしかどうか、各自判断お願いします。
・もしも荒らしがスルー出来ない程に酷かったら、専用ブラウザを使うといいでしょう。
「2ch 専用ブラウザ」で調べてみてください。
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○現在進行中の企画
( ^ω^)文戟のブーンのようです[テストスレ]
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1531744456/
自由参加型のバトルロワイヤル!
「文戟」の名の通りに、文豪達が己が文章とプライドで競い合う!
( ^ω^)ブーン系未完作品100選2018のようです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1535434782/
投票期間
2018/9/30 23:59:59まで(予定)
最終投下から一年以上が経過した作品、即ち「未完作品」に投票して上位100作品を未完百選へ!
という企画
現状ではまだまだ投票数が足りていないので期間延長もあるかも
*次スレ立てについて
総合が1000に近付いた時は、誰かが次スレを立てるのがルールです。
原則、>>980を踏んだ人は次スレを立てて下さい。
また、それが出来ないなら、他の人に頼む事も可能です。
もし投下中に>>980を踏んでしまった場合は、投下の後にスレを立てて下さい。
また、Q&AでのAA同士の会話は、ある程度改変する事が可能ですが、ふざけ過ぎないようにお願いします。
また、スレタイトップのAAにあまりにもマイナーなAAを使用するのは控えましょう
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【AAテンプレその1】
( ^ω^)内藤ホライゾン ξ゚⊿゚)ξツンデレ ('A`)ドクオ 川 ゚ -゚)素直クール ζ(゚ー゚*ζデレデレ
_
( ゚∀゚)o彡゜ジョルジュ長岡 ノパ⊿゚)素直ヒート (´・ω・`)ショボーン (`・ω・´)シャキン
( ´∀`)モナー ( ・∀・)モララー (,,゚Д゚)ギコ猫 (*゚ー゚)しぃ (*゚∀゚)つー (#゚;;-゚)でぃ
/ ,' 3荒巻スカルチノフ ミ,,゚Д゚彡フサギコ ( ´_ゝ`)兄者 (´<_` )弟者
(*‘ω‘ *)ちんぽっぽ ( ><)わかんないんです=ビロード ( <●><●>)わかってます
<ヽ`∀´>ニダー ( ,,^Д^)タカラ ( ^Д^)プギャー *(‘‘)*ヘリカル沢近 川д川貞子
(・∀ ・)斉藤またんき (-_-)ヒッキー ( ´ー`)シラネーヨ (=゚ω゚)ノぃょぅ ( ゚д゚ )こっちみんな
从'ー'从渡辺さん ('、`*川ペニサス伊藤 从 ゚∀从ハインリッヒ高岡 ( ФωФ)杉浦ロマネスク
ミセ*゚ー゚)リミセリ (゚、゚トソン都村トソン ( ∵)ビコーズ ( ゚∋゚)クックル lw´‐ _‐ノv素直シュール J( 'ー`)しカーチャン
※ショボーンはショボン、ツンデレはツン、デレデレはデレ、ハインリッヒ高岡はハイン、
素直クール・ヒート・シュールはそれぞれクー・ヒート・シューと書かれることが多い
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【AAテンプレその2】
\(^o^)/人生オワタ | ^o^ |ブームくん | ^o^ |いとこのゆうたろう /^o^\フッジサーン
@@@
@#_、_@ _、_
( ノ`)母者 ( ,_ノ` )y━・~渋澤さん(おじ者) ∬´_ゝ`)姉者 l从・∀・ノ!リ人妹者 o川*゚ー゚)o素直キュート
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)父者 / ゚、。 /鈴木ダイオード |;;;;| ,'っノVi ,ココつ榊原マリントン (-@∀@)アサピー ( ,'3 )中嶋バルケン
|゚ノ ^∀^)レモナ (´・_ゝ・`)盛岡デミタス ( ・3・)ぼるじょあ ( ^^)山崎渉 (゜3゜)田中ポセイドン
<_プー゚)フ エクストプラズマン ,(・)(・),シャーミン松中 ( ^ν^)ニュッ ( ^^ω)マルタスニムは瀬川 ( ∴)ゼアフォー
( `ハ´)シナー (‘_L’)フィレンクト ( ・□・)ブーン ハハ ロ -ロ)ハ ハローさん 【+ 】ゞ゚)棺桶死オサム
(’e’)セントジョーンズ |(●), 、(●)、|ダディクール ( ^ω^)西川ホライズン 川 ゚ 々゚)素直くるう ('(゚∀゚∩なおるよ
爪'ー`)y‐フォックス (//‰ ゚)サイボーグ横掘 ▼・ェ・▼ビーグル マト#>Д<)メ まとまと (・(エ)・)クマー ⌒*リ´・-・リ リリ
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・) 佐々木カラマロス大佐
`ヽ_っ⌒/⌒c
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【AAテンプレその3】
N| "゚'` {"゚`lリ 阿部さん ( ゚∀゚ ) アヒャ (゜д゜@ あらやだ 彡 l v lミ 鈴木 ( l v l) 宗男
〈::゚-゚〉 ぃし (;TДT) モカー ||‘‐‘||レ カウガール ( ‘∀‘) ガナー i!iiリ゚ ヮ゚ノル 花瓶
イ从゚ ー゚ノi、 狐娘 从´ヮ`从ト 狸娘 リi、゚ー ゚イ`! 狼娘 ( "ゞ) デルタ関ヶ原
リハ´∀`ノゝ モナ子 从リ ゚д゚ノリ ギコ子 li イ ゚ -゚ノl| 雪苺 (ノリ_゚_-゚ノリゝ ギコアイス ヽiリ,,゚ヮ゚ノi スパム
|::━◎┥ 歯車王 (十) 原子王 /▽▽ 電気王 /◎ ) =| ) 蒸気王 [ Д`] エンジン王
爪゚ー゚) じぃ 瓜゚∀゚) づー 爪゚A゚) ぬー ( ・-・ ) シーン ノリ, ^ー^)li ジャンヌ (,,゚-゚) ぎゃしゃ
( ´W`) シラヒーゲ ( ・∀ ∀・) 奇形モララー (;;・∀・;;) 黒マララー リ´-´ルリル子さん
<(' _'<人ノ 高崎美和さん <゚Д゚=> ギコタイガー (=゚д゚) トラギコ < ゚ _・゚> ギコイヌ
ハソ ゚-゚リ なちっ娘 ( ゚¥゚) 偽モナー ( `ー´) ネーノ ( ノAヽ) ノーネ
(゚A゚* ) のーちゃん | l| ゚ー゚ノl ?(女末) ミ*゚∀゚彡 ふー ¥・∀・¥ マニー
ィ'ト―-イ、
以`゚益゚以 イトーイ増井
( ^^ω) テンプレは以上ホマ!
( ^^ω) 秋のブーン系も楽しみホマ!
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1乙
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偽りキタゾ!
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おつ
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おつ
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ゲリラ感想会ってめっちゃ面白そうだな。今知った
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ゲリラ感想会ときくとシベリアのでたらめ読書感想会みたいな作品を思い出す
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いちおつ
前スレ>>995ありがとう!タイトル思い出せなかったんだ
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文戟スレの作品レベルたけえなあ
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意味わかんねー馴れ合いがなければ完璧
まあそういうスレだからしゃーないが
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Q.あのスレってさぁ… ( ^Д^)
A.( ^ω^)どんどん愚痴るといいお。ここはヲチスレでもチラ裏でもある、みんなの公衆便所だお。
( ^ω^)…
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先生はトイレじゃありません!
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お前がトイレになるんだよ!
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i'⌒i��
| |廿�� / ∧((∞)
| |�� / ∬´_ゝ`)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|�� /
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/��
| ◎ | | |��
| [] | | |��
| | | |��
| | | |��
| | | |��
| | | |��
| | | |��
[ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◎] |��
i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◎i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)��
i ,. '" i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i��
i ,. ',. i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/��
i ,. ' i /��
i i /��
i i /��
i i i��
i_____i______i��
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トイレになってるだと…
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懐かしいな
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昔やる夫スレとかブーン系小説ってあったけど、あれ結構面白かったよな(´・ω・`) [726817237]
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1537499915/
宣伝するチャンスだぞ
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>>23
キューちゃん板か……
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vip総合たたへんのかな
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( ^ω^)ブーン系小説練習&イラスト総合案内所のようです
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1537536584/
そんなこと言うから立った
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>>15
kwsk
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>>29
君ってやつは…!
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ここってブーン系執筆相談とか乗ってくれるの
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構わんよ
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構わぬぞ
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擬音と地の文の入れ方が難しくて
地の文抜きの場合で擬音入れようとするとなんだかシュールになりやすいし
地の文有りにすると地の文が膨れ上がったりかけあいが長すぎたりでめちゃくちゃになったりするんよね
なんかそこらへんのバランス感覚を掴む上手いやり方ないかな
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全文生首の俺に出る幕はなさそうだ
作品自体に地の文はあるんだよな?なら擬音は出来るだけ使わない方がよいかと
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有り無しでも悩んでいる
いっそのことと思ってト書き調でもやってみたが場面転換が難しすぎて苦しい
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地の文無しで擬音ってどういう感じなのかまずはサンプルを寄越したまえ
掛け合いが長くなる時は要点を意識するのがいいと思う
つまりこの会話で何を表現したいかということ
そうすれば自然と始まりと終わりを意識できて全体をコンパクトに出来るはず
後いい会話ってのは主導権の変化が存在する
ブーンとドクオの会話ならブーンからドクオへだったり
はたまた現れた第三者にかすめ取られたり
そうすると長い掛け合いでもダラダラせず締りが出ると思う
地の文も会話も結局、目的のために必要かって考えて
要らない部分は捨ててく事が重要だと思う
それが難しいんだけどね
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ト書き調は、まとまりの最初にいきなり場面転換できるから、むしろ場面転換は楽なのでは
それが上手くいかないなら、一つの場面で一つの話をするということを意識すればいいと思う
もともとト書きは演劇用の書き方で、演劇と言えば三幕とか五幕とか、場面転換自体が話の構成と一致してる
例えば教室内で一つの話をして、それが終わったら場面転換で帰り道に行って、そこで話が終わればまた別の場所へ行く
ト書き調で場面転換が難しいのは多分、舞台になる場所の設定が良くない
どういう話を書きたくてその部分を語るにはどんな場所がいいのか、
自分の話をブロックごとに切り分けてその一つ一つに適切な場所を与えれば場面転換は楽になると思う
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作風によるかなあ
例えば銃を撃つシーンで、
ギャグとかならAAの横に「パンパン」って入れた方がポップに仕上がるし、
シリアスなら地の文で「乾いた銃声が鳴り響いた」とかで緊張感作ったほうがいい気がする
てか、俺最近気づいたんだけど、意外と地の文でゴリ押ししても読者には勝手に擬音が伝わるで
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それぞれ試させていただきたいと思う ありがとう
ボツになったものは自宅なので夜にお見せする
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ゴシャア
(;^ω^) ッ!
(;^ω^)ゴシャア 「ッ!」
(;^ω^)「ッ!」 ゴシャア
同じゴシャアでもこれだけ違う
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すげぇ!総合でまともな話してる!
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(;^ω^)「ゴシャアッ!」
すまんこ
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ゴシャア
(;^ω^) ッ!
コシァン
(^ω^;) ッ!???
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ヴァン……ヴァン……
('A`) ……?
ツヴァン……ツヴァン……
(;'A`) ッ……!
vξ(゜)Q(゜)ξv ツブアン……ツブアン……
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アヘ顔ツンをオチに使うのは卑怯ではないか
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(-A-) フゥ……
カショッ
('A`) オレはこしあん派だよ バチュン
ドシャッ
( 'A) じゃあな
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>>42なら一番上
俺はこしあん
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こしあんが喋ったぁ!?
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(開幕。)
(教室。昼前の日差し、授業中。)
(生徒達は各々、窓の外を見たり、板書を取るなどしている。)
(‘_L’) (板書を終え、)とまあ、こういう歴史があるわけ
( ^ω^) (都村を後ろから見つめる。)
(゚、゚ トソン (ノートに何事かを書き込んでいる。)
(‘_L’) さて、星の観測はこのように、
<チャイムの音>
(生徒の間にざわつきが広がる。)
(‘_L’) あー
_
( ゚∀゚) (勢い良く立ち上がり、)待ってたぜ!
( "ゞ) 行くぞ焼肉弁当!
(生徒達が騒ぎ出す。長岡と関ヶ原を含めた何人かはすぐに走って退場。)
(‘_L’) では、今日の地学はここまで。次の授業はここからなので、予習しとけよ
( `ー´) 飯だ、飯!
(太った生徒が遮るように叫び、退場。)
(‘_L’) (溜め息をつきつつ、)お前みたいなヤツに言ってるんだぞ!
(先生、退場。)
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ト書きでこんな感じなんだけど、どうだろう
読みにくかったり突っ掛かったりする?
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ト書きの作品にそもそも見慣れてないからどうにも奇妙に見える
ト書きのブーン系ってこれまで何かある?
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あんま見ない形式で面白いと思う
舞台調を活かした作品なら映えるが、普通の小説だと感動シーンでの感動が薄れてしまいそうかな、というのが俺の印象
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これは面白いねやり方にあった題材やストーリーを見つければ今までにない話が出来そう
でもこのままだとやや奇妙かな
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括弧があるとやっぱり違和感あるな
台詞中だとなおさら
基本的には小説の書き方がブーン系でもベースになるから、括弧は補足的な役割になるし
台本だとこういう書き方で合ってるんだけど、それは役者にしてほしい動作の大まかな指示でしかないからなんよ
これさえ守れば何やってもいいよっていう脚本や演出からの指示
細かな感情表現とかの動きは役者に産み出してもらうことが多い
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自分でも書いてて「これ予定調和的に見えそうなのがどっかのシーンでキツくなりそうだな〜」と思った
面白いって言ってくれるのはありがたい
上手く形になるようにちょっとこの路線でもう少し模索してみる
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面白いと思うよ、斬新で良い
上手いこと形になったらパクるからよろしく!!!!
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(開幕。)
(教室。昼前の日差し、授業中。)
(生徒達は各々、窓の外を見たり、板書を取るなどしている。)
(‘_L’) とまあ、こういう歴史があるわけ
( ^ω^) (都村を後ろから見つめる。)
(゚、゚ トソン (ノートに何事かを書き込んでいる。)
(‘_L’) さて、星の観測はこのように、
<チャイムの音>
(生徒の間にざわつきが広がる。)
(‘_L’) あー
_
( ゚∀゚) 待ってたぜ!
( "ゞ) 行くぞ焼肉弁当!
(生徒達が騒ぎ出す。長岡と関ヶ原を含めた何人かはすぐに走って退場。)
(‘_L’) では、今日の地学はここまで。次の授業はここからなので、予習しとけよ
( `ー´) 飯だ、飯!
(太った生徒が遮るように叫び、退場。)
(‘_L’) はぁ。お前みたいなヤツに言ってるんだぞ!
(先生、退場。)
個人的には台詞に()あるのが違和感だた
んで、勝手に直してみた
思ったんだがキャラクターの心中と行動はどっちも()なんかな、分けるんかな
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台本の書き方で考えると感情は書かない
それを役者に表現してもらうからね……
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でも役者はいないじゃん?
厳密に台本を真似したら台本にしかならないわけよ
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でもこういう書き方って叙述トリックを組み込みたくなる
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以前似た形式で書き溜めして叙述やろうとして挫折したわ
AAは出さずに名前だけ
ツン:何言ってんのよ!
みたいな書き方で書いて
叙述の中身は忘れた
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(侵食されている!」'A逃げろ`);「
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アドバイスみたいなこと何も言えなくて申し訳ないけど、ト書き面白いなあと思った
書き方はたしかに難しそう
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>>53
元気印かグレイトゥのどっちかがで見た事ある
ペニサスがコサックダンスする奴
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グレイトぅにはコサックペニサス出てなかったと思う
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ポニーテール幸子じゃね
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あ、ポニーテール幸子だわごめん
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サチコかユキコか、はたまたカラシか
この作品の読み方はブーン系三大タブーのひとつとされている
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正式な読み方はポニーテールちんこです
ソースはスレの>>1000
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(ラジオで作者がさちこって言ってたんだなあ…)
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( ^ω^)。oO(おにぎりが食べたいんだなぁ…)
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(ちくわ大明神)
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ちわわ大名人
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はわわ大軍師
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なにがはわわだ
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なめとんのか
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たわわ豊胸大臣
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それをまってた
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乳輪大納言
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誰の乳首が小豆やねん
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何かの間違いで宇宙ゲロの続きこないかな
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>>83
わかる
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宇宙ゲロも宇宙かいわれも待ってます
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お題ください
書きやすそうな単語で2個ください
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バルト三国
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メソポタミア文明
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おっ悠久の歴史を股にかける超大河巨編になりそうだな
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書きやす〜い
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アインクラッド来てるな
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お題をいただけますでしょうか
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ランドセル
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トランセル
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マタドガス
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キメ台詞
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ミセ*゚ー゚)リ
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パセリ
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ありがとう
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どういたしまして
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( ^ω^)ブーン系未完作品100選2018のようです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1535434782/
☆投票期間延長のお知らせ☆
2018/9/1〜“2018/12/31 23:59迄”
現在進行中のブーン系未完作品100選に、なんと1ヶ月弱で50もの投票がありました!
しかし企画内にていくつか問題があり、目的である上位100作品のランク付けには及ばず……
そこで上記の通り開催期間を延長し、更に投票数増加に向け以下二点の変更と対策を行います!
まずは投票におけるハードルの高さが懸念材料となっていましたので
【作品名】※必須
【現行スレorまとめURL】(任意)
【ジャンル】(任意)
【作品について】(任意)
【作者へ】※必須
上記の通り作品名&作者へのメッセージのみ必須とし、その他は完全に任意としました
また「どれが未完作品か忘れた」という意見も少なからず見受けられた為
ブーン系小説板
ブーン系小説板2
ブーン系創作板
ブーン系創作板(ファイナル)
これら主要なブーン系避難所四つから未完作品のリストアップを行う事で対処します
VIPその他での連載作品はまとめ等を参照してリストアップ予定ですが
多数漏れがある見込みの為、スレ内にて発言していただければその都度追加予定です
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ありがてえ
字書きじゃないから作品についてを上手く説明できんくて詰まってたんだ
企画大変だろうが、イッチ頑張ってくれ
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ここ総合やないか
イッチじゃなくて企画者だな頑張って
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ごめん昔拾ったヤツここに置かせてくれ
https://i.imgur.com/i4MkFoK.jpg
https://i.imgur.com/QKMwI73.jpg
https://i.imgur.com/zWW7G7N.jpg
https://i.imgur.com/78ZuK9t.jpg
https://i.imgur.com/WkoLFrc.jpg
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>>104
懐かしいな
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ツン荷台文戟潜んでたんか
やったぜ最高だぜ
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はやくゆるゆると百刑書けって何度言わせるんだ
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ツン荷台とか読めば明らかじゃん
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一人で旅行行く暇あるならゆるゆると百刑書けよ
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あんまり詳しいルール知らないけど文戟って身バレ禁止じゃなかったっけ?
参加してることすらバレたらアウトだったような
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ちゃんと文戟スレを読んでこようか
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参加宣言はおk
どのAA使ってるか明言する、もしくは匂わせる発言はauto
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なるほど、参加することは言っても構わないわけね
失礼しました
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潰したいなら正々堂々文戟で潰せばいいのでは?
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意外な方向に行って草
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有名作者は捕らえた後に市中引き回しの上打首獄門、胴は釜茹で磔の後火炙りじゃ!殺せ殺せ!
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そうすると続きや新作読めないけど良いの?
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作者に親でも殺されたのかよ
文戟は良いよな、期限と相手がいるからだらけないし
ポイント取れないって嘆いてた奴が頑張って下克上するの見たいね
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まあ俺ただの閲覧者だがな
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文戟のノリ、何かに似てると思ったら、ガチンコファイトクラブに似てるわ
作品自体は全部めっちゃ好きだけど
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次の話し書けよ戦国ギター野郎は
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(;^ω^)あうあう
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お前らほんとお客様
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文戟まとめやろうと思ったけどあんだけ作者いるとまとめられるのが嫌な人もいそうで、
うんうん唸ってたら気付いたら3スレ目も終わりそうなくらいになってしまった
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提案してみて欲しい
まとめてもらえると読む側からしても助かる
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先にまとめて、嫌な奴のは消してやるよ、そういうスタンスでいけ
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ぜひやってほしい
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参加してるけどまとめはありがたい
雑音無しで読める
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まとめができると参加者が増える可能性もあるし
是非ともやっていただきたい
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総合立たないかなー(チラッチラッ)
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深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ
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( ^ω^)ブーン系小説練習&イラスト総合案内所のようです
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1538142885/
オオン!
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落とすなよ
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なら自分で保守しろ
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ムチャ言うなよ
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無理言うなよウイリム
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みんなで守ろうよ!!(ヒロイン声)
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( ^ω^)「実は拙者、忍者でござる」
大阪行きの新幹線。突然、隣に座っていた人が耳打ちしてきた。
ξ゚⊿゚)ξ「はあ」
( ^ω^)「忍者でござるよ」
ξ゚⊿゚)ξ「忍者でござりましたか」
( ^ω^)「いかにも。忍者でござる」
残念ながらここは指定席だ。
時刻は深夜。車内はガラガラだけど、席は移りにくい。
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ξ゚⊿゚)ξ「それで、忍者が何の用です?」
仕方なく、私は聞いた。
( ^ω^)「よくぞ聞いてくれた。実は拙者、忍者でござる」
ξ゚⊿゚)ξ「忍者でござりましたか」
( ^ω^)「いかにも。忍者でござる」
言われてみれば、忍者に見えなくもない。
しかし忍者ならわざわざ身の内を明かすようなことをするだろうか。
-
ξ゚⊿゚)ξ「それで、忍者が何の用です?」
ひとまず私は聞いてみた。正直、本物の忍者かどうかも怪しいと思っていたのだ。
( ^ω^)「よくぞ聞いてくれた。実は拙者、忍者でござる」
ξ゚⊿゚)ξ「忍者でござりましたか」
( ^ω^)「いかにも。忍者でござる」
しかし、どうやら彼の言葉を信じるよりなさそうだ。
隣に忍者がいるという状況にどぎまぎしつつ、ひとまず私は聞いてみた。
-
ξ゚⊿゚)ξ「それで、忍者が何の用です?」
私に用が無いことなんて知っていたが、ひとまず私は聞いてみた。
( ^ω^)「よくぞ聞いてくれた。実は拙者、忍者でござる」
ξ゚⊿゚)ξ「忍者でござりましたか」
( ^ω^)「いかにも。忍者でござる」
驚いたことに、彼は忍者だという。
このご時世に、なんということだ。
驚きのあまり気が動転した私は、つい口を滑らせてしまった。
-
ξ゚⊿゚)ξ「それで、忍者が何の用です?」
口に出してすぐ、しまったと思った。こんなことを聞くなんて、常識的に考えて失礼だ。
( ^ω^)「よくぞ聞いてくれた。実は拙者、忍者でござる」
ξ゚⊿゚)ξ「忍者でござりましたか」
( ^ω^)「いかにも。忍者でござる」
しかし彼は穏やかに答えてくれた。忍者というものは心が広いらしい。
せっかくなので、私は聞いてみた。
-
ξ゚⊿゚)ξ「それで、忍者が何の用です?」
これは、用もないのに話しかけるなということだ。
( ^ω^)「よくぞ聞いてくれた。実は拙者、忍者でござる」
ξ゚⊿゚)ξ「忍者でござりましたか」
( ^ω^)「いかにも。忍者でござる」
彼はそう言って、席を立った。手洗いだろうか。
一人残された私は聞いてみる。
-
「それで、忍者が何の用です?」
-
( ^ω^)忍者のようです
お目汚し失礼しましたm(__)m
-
乙
なんだこれ
-
乙
頭おかしくなりそう
-
用便しにいったのね
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創作板の時代までしか知らなかったけど、そっから2回ほど移転してるのね
今はここがメインなのか
-
乙
ああ、生首コピペのダブルミーニングか
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個人的に好き
-
それで、忍者が何の用です?
-
よくぞ聞いてくれた。
-
実は拙者、忍者でござる
-
忍者でござりましたか
-
いかにも。
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いかにもじゃないが
-
Yahoo!ジオシティーズが今年度いっぱいで死ぬと聞いて超久しぶりに来たんだが
ブーン系まとめでもロストするのがいくつかあるみたいだな
2006年くらいの作品タイトル一覧見てたら懐かしくて
これが消えちゃうんだと思うとなんとも言えない気持ちに
-
アーカイブすればいいのだぜ?
-
ブーン系大ピンチ!!
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具体的にどこのまとめが消えるんよ
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誰かサクッと読める中編作品教えて
-
http://www.geocities.jp/nullpo_2006/s/s.html
http://www.geocities.jp/boon_novels/
http://www.geocities.jp/boon_matome/boon-link.html
とかやね
超長い目で見ると全部消えるし俺もお前も消えるよ
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>>162
これとかhttp://vipmain.sakura.ne.jp/end/728-top.html
-
>>162
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/13029/1352209296/-100
http://nanabatu.sakura.ne.jp/boon/douteidemo_wakaru_twitter.html
http://boonbunmaru.web.fc2.com/tanpen/virgin.htm
-
ありがとう!!
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童貞鬼ごっこ懐かしー
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ID変わってたけど中編教えて言ったの拙者だから!
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だから全部アーカイブすればいいやん?俺は消えてもいいからしないけどな
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ここが生きてればいいや
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>>165
ツイッター入門めっちゃ好きだったわ懐かしい
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>>169
誰もお前なんて当てにしてないってw
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短編投下します
-
こんなにも恋い焦がれているのに見向きもしてくれない。
いつまでも、そんなにつれない態度じゃ、どこかに行ってしまいたくなる。
あなたは今、どこで何をしているのか。
( ^ω^)「おっ、電話だお」
('A`)「女か?お前も隅に置けないな」
( ^ω^)「ツンみたいだお ちょっと出てくるお」
('A`)「了解 任されて」
高校二年生の冬。
僕は親友のドクオといつものようにファミレスで駄弁っていた。
そこにはいつも一緒に居た彼女は居ない。
学校の役員関係で遅くなると言っていた。右手に握られた携帯が振動している。
( ^ω^)「ツンかお?今、どこだお」
ファミレスから外に出ると冷たい風が頬を撫でる。
少し前まで、暑かったり寒かったりと忙しかった気温は、今では芯まで冷やすような冷気に変わっている。
-
『ブーン?やっと出たわね 遅かったじゃない』
電話口から電子音にすり替わったツンの声が聞こえる。
走った後なのか、どこか声が上ずっていて落ち着きのない様子だった。
( ^ω^)「ドクオといつものファミレスに居たんだお ツンは今日来るかお?」
『私?私は今……少し忙しいから 今日は止めておくわ』
( ^ω^)「分かったお ツン、体調でも悪いのかお?」
『え、ええ ありがとう ちょっと風邪気味みたいなの 身体が重いんだわ』
( ^ω^)「そうかお 無理は良くないお 早めに帰って休むんだお」
『そうね じゃあ、また明日』
( ^ω^)「バイバイだお」
携帯を耳から離す。画面には通話終了の文字が浮かび上がっていた。
-
( ^ω^)「お待たせだお」
ファミレスに戻り、空調の効き過ぎた店内を疎ましく思いながら、ドクオに声を掛ける。
ドクオは手に持った携帯を険しい顔で見つめていた。
(;'A`)「なぁ、内藤 これ垂眉からのメールなんだけどよ……」
そういってドクオは携帯の画面を見せてきた。
いつか落としてしまったと嘆いていたヒビの入ったガラスの向こうには一枚の写真が映っている。
( ^ω^)「あぁ、そういうことかお」
僕はテーブルに自分の代金を置いて、外に出た。
慌てて会計を済ませたドクオが後ろから追いかけてくる。
何か言っているようだが、上手く頭に入ってこない。
僕はドクオに家に帰ることを告げて、別れることにした。
-
支援
-
いつものように入ったファミレス。
学校が終わった後、内藤とここに来るのは日課になっていた。
安くて満足できる食事、飲み放題のドリンク。
何より、さっさと食器を片付けて追い出しにかからない、店側の配慮がありがたかった。
内藤は電話が鳴ったと言って、外に出た。
少し経つと、俺の携帯が震える。メールだ。それには写真が添付されていた。
(;'A`)「なんだ、これ……」
俺はその写真に戸惑う。内藤が戻ってくる。
反射的に内藤に写真を見せてしまった。どこかで期待していたのかもしれない。
( ^ω^)「あぁ、そういうことかお」
内藤は穏やかな顔をしていた。
怒るわけでも無く、悲しむわけでも無く、ただそういうことかと納得するような顔だった。
-
('A`)「おい、待てよ」
内藤がテーブルに金を置いて、出て行った。
俺は会計を済まし、慌てて追いかける。
(;'A`)「大丈夫か?良ければ、俺んち来いよ ゲームの新作買ったんだ 話したろ?」
内藤は表情を崩さず、反応もしない。かと思うと、突然声を発した。
( ^ω^)「ちょっと疲れたお 悪いけど、今日は帰るお」
(;'∀`)「お、おう そうか 分かった いつでも、いつでも連絡して良いからな 元気出せよ」
少し微笑んだかと思うと、内藤は肩を落として帰路に着いた。
そう思ったのは俺の甘さだったのかもしれない。親友の助けになれない。俺は自分を責めた。
-
すっかり日が暮れてしまった。
ブーンには悪いことしちゃったな、などと考えながら家に帰る。
ショボンから呼び出されるのは、初めてだった。
他愛無い話をして、好きな人の話したりするのも初めてだった。
いつも他人を優先する、優しい男の子という印象で、女子からの人気も悪くはなかった。
スポーツ少年なジョルジュや、青年モデルも真っ青な美貌を持つ弟者とは違う、どこか抜けた顔立ちだ。
あまり無い経験だった為、楽しいと思う気持ちはどこかに有った。
それ自体は悪いことではないのだけど、どこかブーンに遠慮してしまう自分が居る。
思わぬ収入を得る背徳感が、私を掴んで離さない何かだった。
ξ゚⊿゚)ξ「寝る前に、ブーンにメールを送っておかなくちゃ」
ファミレスに行けなかった事を謝る文章の最後に、また明日と付け加えた。
メールは帰ってこなかった。私は、彼を追いかけた。
-
全部奢るからといって、ツンさんと出かけた。
学生の身分には痛い出費だったが、憧れのツンさんを誘うことが出来た。
僕たちがしたことを、誰かに自慢したくて、ドクオに写真を送った。
どこかで、それを内藤が見ることを望んでいたのかもしれない。
ツンさんは内藤が好きらしかった。それの邪魔を出来れば良かった。
内藤は死んだ。ツンさんは、いつも携帯を片手に持ち、帰ってこないメールを打ち続けている。
ジョルジュは諦めたらしいし、弟者は彼女とよろしくやっている。
本気だったのは、僕だけだった。彼女を支えるつもりだった。彼女はもう居ない。
ドクオは家から出てこなくなった。僕はツンさんが、いつも言っていた言葉が耳から離れない。
(´・ω・`)「僕もだよ」
( ^ω^)('A`)愛されたいようですξ゚⊿゚)ξ(´・ω・`)
-
以上です。ありがとうございました。
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ブーン心弱すぎかよ
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こんな時間に人おるんか…
読んでくれてサンクス
死ぬ理由として何の写真か明記しようと思ったけど、濁したわ
分かりづらくてすまんな
まぁ、どっちにしてもメンタルは弱いわ
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首吊りパラノイアっぽくて好き
乙
-
ああ、中出し?
-
支援くれた人感想サンクス
調べたら2011年に書かれてた作品なのか
わりと最近だな!
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けど読んだ感じそこまでの写真戸は思えんのだよなぁ、ドクオパートまでなら深刻そうだけどツンとショボンパート読んでただブーンの心が豆腐なだけじゃねとなった乙
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ツンと関係してるのがショボンだけじゃないのと開幕の独白でブーンが薄々気付いてて追い詰められてるって表現したかったんだが、分かりにくかったか
-
乙ありって付け忘れてた
支援、乙サンクス
-
乙
-
( ^ω^)「〜〜だお?」
( ^ω^)「〜〜だおね?」
個人的にブーンのこの「〜おね」って言い回しが嫌すぎるんだけどお前ら平気なん?
-
ちなみにおねショタは大好き
-
>>192
わからなくもないけど、だおねの方がブーンのキャラを立ててる感がある
-
全く気にならん
むしろだおねじゃない方が気になる
-
マジかよ、魂が強いな
おねショタは好き?
-
だおねは無理矢理感があって気になる
おねショタはそんなに好きじゃない
-
おねしょたは好きだけどしょたおねは嫌い
-
あたしどっちもすき
-
「だおね」に好き嫌いはないけど普通に使う
おねしょたにも好き嫌いはない
-
「だおね」ちょっと引っかかる時もあるけどあまり気にならないなぁ
私はおねショタよりおねロリ派です
-
「だお?」と「だおね?」、用途で使い分ける場合もあって、そもそも別物と取れる部分もあるからなあ
「だお?」は断定的な質問、「だおね?」は確認も含まれてる感じとか
ちょっとしたニュアンス的な話だから、「だお?」だけでも多分成り立つだろうけどね
-
そうだっちゃおね
-
(*´・ω・`*)「あ…あのね、おねえちゃん…ぼく……」
ζ(^ー^*ζ「ふふふ、また気持ちいいことされたいの?本当にいけない子ねぇ」
ガラッ
ζ(゚ー゚*ζ「!」
( ゚∀゚)(,,゚Д゚)( ・∀・)( ^Д^)<ヽ`∀´>「「「うぃーす」」」
( ^Д^)「うわめっちゃ美人じゃんお前の姉貴」
( ゚∀゚)「おっぱいもめちゃでけーしよお。最高じゃん!」
(,,゚Д゚)<ヽ`∀´>( ・∀・)ジロジロニヤニヤ
ζ(゚ー゚*ζ「ショ…ショボン、これどういう……」
(´^ω^`)「お姉ちゃんとの秘密、全部話したら、行きたいっていったから連れてきたんだ」
(´^ω^`)「みんなにもやってあげてよ。あれw」
みたいな展開っていいよね^^
-
ここから始まるヨガ教室チェケッ
-
ィ'ト―-イ、
以`゚益゚以 ツマツマ
-
誤爆
-
イトーイのツムツム?
-
>>204
なにしてんの?
早くしてよ待ってんだけど?
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足つぼマッサージですねわかります
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>>206
ブチ切れた市松人形みたいなAAですね
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>>204
君、エロ足りないスレに来ないかね(勧誘)
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>204
警察のクソ先輩かな?
-
何それ
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( ^ω^)ブーン系小説練習&イラスト総合案内所のようです
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1538746473/
金曜日だからって調子に乗ってこんなスレ立てちゃう
-
>>215
さすが
-
>>215
落ちてるやん…
-
俺がレスする度に落ちるんだけど
-
生活環境が変わって、10年ぶりくらいに帰ってきた。
今はこんなところができたんだね。
まだたくさんの人がいるみたいで、ほっこりした。
-
じゃあ帰還記念に十年ぶりの新作を頼むわ
-
ブーン系そのものは、あんまり変わってないし、それもいいかもね。
とりあえず最近完結した作品でも探して、拾い読みすることとするよ。
-
今動いてるまとめサイトはどこにあるんだ……
-
俺も知りたい…
-
ドクオとクーがブーンとツンが美術室で行為に及んでるのを覗きながら、自分達もセックスしてる作品ってどんなタイトルだっけ?
教えてえろくないひと
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どエロ祭りで見たな
どエロスレで聞くといいかも
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最近完結したのってまとめられてるんか??
-
最近のまとめが動いてるイメージはないな
ここ半年くらいでで完結したやつってある?
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ブンツンドーが不定期で稼働している以外まとめは全て死んだ
-
過去ログ送りスレ見たら完結作品が発見できるのでは?
と思ってここ最近のを漁ってみたが悪魔と旅する以外は祭り作品や短編っぽいやつしかなかったわ……
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まとめは俺の中にあるよ
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>>224
ハミチツとクパァマーン
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1515161506/
-
ブーン芸の管理人は一応生きてるよ
1ヶ月半前だけど異世界で絆と出会うのまとめやってたし
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戦国ギタリストもやな
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糞ったれBAR帰ってきてるじゃねえか!!
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待ってた奴いたんだ
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マジかよ
やったあああああああああああああああああああああああああああ
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良質なクッソスレを魂が求めている
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キューちゃん板も最近静かだしな
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良質なクソスレとは一体……
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悪質なクソスレをみせてくれ
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紅白にあったよ
投下報告コメントが手抜きだったのが許せんわ
あそこで笑いを取りにいかないなど勿体ない
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>>234
えっどこで?
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BARまだ自演続けんの?
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荷台はカスキャで遊んでないで続き書いてくれ
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>>242
https://jbbs.shitaraba.net/internet/16305/
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>>231
ありがとう・・・ありがとう・・・
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ミ ゚Д゚彡 明日から3連休だぞゴルァ!
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1538991606/
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短編投下する
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大学二年の夏。私は親友のしぃと学校で話し込んでいた。
彼女は人懐っこく笑う可愛らしい女の子で、いつも仏頂面の私とは正反対だった。
高校から大学に進学し、親しい友だちも居なかった私は一人で本を読むのが日課だった。
昔からの知り合いはいつの間にか、私の事を避け始めた。何か自分に原因が有るのだろうか。
自分自身に問いかけてみるが、何も思い当たる節はなかった。理由の分からない自己嫌悪にも疲れてしまっている。
そんな私を見て、彼女はこういった。
(*^ー^)「ねぇ!私と友だちにならない?」
嬉しかった。
自分自身を変えることも出来ずに、無表情な顔や口調から私は周りの人たちから敬遠されていた。
塞ぎ込んでいた私に声を掛けてくれた、しぃはまさしく私にとっての救世主だった。
-
川 ゚ -゚)私の救い方のようです
(*゚ー゚)「クーは夏休みどこ行くか決まってるの?」
川 ゚ -゚)「まだ分からない 父も母も家には帰ってこないからな」
(*゚ー゚)「そうなんだ じゃあさ、クーも一緒にバーベキュー行かない?私からギコ君に話しておくから、どうかな」
私たちの出会いから、一年が経った。
しぃは相変わらず明るい笑顔を振り撒き、メンバーの中心になっていた。
ファッションや流行にも詳しく、無頓着な私にも色々な物を勧めてくれる。
そんな彼女にも恋人が出来た。猫田ギコ。それがあいつの名前だ。
頭はあまりよろしくないが、運動が出来て二枚目な顔立ちをしている。
前から、女子人気は高かったようだが、今年の春にギコからしぃに告白したらしい。結果はご周知の通りだ。
それから、私としぃは一緒に居られる日が減った。仕方のないことだった。
私は彼女のただの友だち、ギコはしぃの彼氏なのだ。しぃがどちらに時間を使うのか。私は考えるのを止めた。
(*゚ー゚)「クー、聞いてるの?」
ぼうっと遠くを眺め始めた私に、しぃがその可愛らしい声で問いかけてくる。
川 ゚ -゚)「私は遠慮しておくよ 二人の時間を邪魔しては悪いからな」
(*゚ー゚)「そっか…… 残念だなぁ」
本当に心からそう思ってくれているのだろうか。つい、聞いてしまいたくなる。
私はもう彼女にとって必要のない存在で、このように話しかけてくれるのも、お情けなんじゃないか、と。
いつから考え出したのか分からない、くだらない思考だった。
しぃはギコと付き合いだしてかも、変わらず私と接してくれている。
空き時間には今のように私が座る横に張り付き、話し掛けてくれるし、遊びにも誘いを掛けてくれる。
なんてことはない日常の筈だ。
-
(,,゚Д゚)「おう、しぃ どうだ、上手くいったか」
(*゚ー゚)「ううん、クーってば私たちに遠慮してるんだって」
(,,゚Д゚)「そっか あの、素直さん 良ければ、俺たちと山、どうっすか 俺も出来たら素直さんと仲良くなりたいなぁ、なんて」
噂をすれば影、といった気持ちだ。私はこの男の事が好きではない。
聞いた話では、高校の頃から女遊びが激しく、争い事も絶えなかったらしい。
これらの噂の殆どが根も葉もない、嫉妬の入り混じった作り話であることは知っていたが、こんな噂が流されるなんて普通じゃない。
そんな男としぃが付き合い出したのも納得がいかないし、何故私を気に掛けるのかも分からなかった。気に入らない男だ。
川 ゚ -゚)「折角だが、お断りするよ なにより私はスニーカーを持っていなくてね」
(*゚ー゚)「それなら、私と買いに行こうよ!この後、暇でしょ?」
川 ゚ -゚)「だが……」
(,,゚Д゚)「俺からもお願いします 向こうでの飲み食い代は俺たちが持ちますから」
それでも、私は寂しかった。しぃといる時間は目減りし、他に親しい友だちも居ない。
そんな私をここまで強く誘ってくれるのだから、これ以上断り切れなかった。
川 ゚ -゚)「……分かった」
(*^ー^)「やったね、ギコ君!」
(,,゚Д゚)「良かったな!素直さん、ありがとうございます」
悪い気はしなかった。ギコが頭を下げ、しぃは嬉しそうにしている。
なんとなく優越感のようなものを感じてしまう。
-
川 - )(痛い……)
ふと、頭が痛くなる。それも割れそうな痛みで、ここまで痛むのは久しぶりだ。
不思議と顔には出ないようで、数瞬耐えると痛みは消え去った。
川 ゚ -゚)(なんだったのだろうか……)
この時、一緒に出掛けるのを断れば違う結末に至れたのか。私には分からない。
バーベキューに行く当日。私はしぃと待ち合わせをして、駅前でギコの車を待っていた。
どうやら、行先には旅館があるらしく、そこに一晩泊まることになった。
一泊用の着替えなどは、大きなカバンに仕舞っているが、普段旅行などに出かけない私には重く感じてしまう。
車を待っている間も、しぃは先日ギコと食べに行ったパンケーキの話を熱心にしてくる。
こういった話が始まると、最後には必ずお決まりの台詞が飛んでくるのだ。
(*゚ー゚)「今度、クーも一緒に行こうね!」
川 ゚ -゚)(今度、か……)
私が居たはずの場所は、別の誰かに埋められてしまった。
胸にチリチリとした感情が芽生えるが、それを飲み込む。そうして話しているうちに、ギコの車が来た。
(,,゚Д゚)「お待たせ、素直さんは後ろの席空いてますから乗って下さい」
ギコが大きなワゴン車の窓をスライドさせながら、話しかけてくる。
しぃはお決まりなのか、助手席にさっさと乗り込んだ。軽い頭痛が襲う。
後部座席を開けると、一列目の席に男が一人、二列目には親し気な雰囲気の男女が座っていた。
私が乗り込んだのを確認すると、車はゆっくりと走り出した。
-
(;'A`)「よ、よろしく 素直さん」
私が隣に座ることになった男が、おどおどとした様子で話しかけてくる。
ギコの知り合いだというので身構えていたが、大人しそうな男で少し安心した。
川 ゚ -゚)「よろしく 失礼だが、お名前を伺ってもいいかな」
('A`)「そ、そうだよね ごめん 僕は鬱田ドクオです ドクオって呼んでください」
ドクオか。珍しい名前だと思った。
中学生の時に同じ名前をした友人が居た気がする。
何故だか上手く思い出せない。
川 ゚ -゚)「そうか、改めて私は素直クールだ 好きなように呼んでくれ」
ドクオは面白い男だった。
ドクオも私と同じように読書が趣味で、お互いの好きな作品の話で盛り上がった。
私は推理小説や歴史物を好むが、彼はSFが好みだという。
力の弱い女性や立場の弱い人物が、ある時大きな力を持ち、それに振り回される話が最近ではお気に入りらしい。
私も随分前に同じ作品を読んでいたので、お互いの解釈等を話し合い盛り上がった。
彼の話し口は落ち着いているが、ここぞという場面では身振り手振りをして、自分なりの解釈を付け加える。
最近は身近にこういった話が出来る相手が居なかった私には新鮮な出会いだった。いつの間にか、頭痛も治まっている。
(*゚ー゚)「クーとドクオ君、いい感じじゃない?」
(,,゚Д゚)「そうだな、ドクオも夏休みはやることがないっていってたからな 誘って良かったよ」
助手席に座っているしぃはいつもの笑顔で、運転席のギコとひそひそ話している。
それがはっきり聞こえた、気がした。
いつもなら腹立たしい筈のこの光景が、今は不思議と気にならなかった。
(*゚ー゚)「着きましたよー」
間延びした声が車内に響く。いつの間にか私は寝ていたらしい。
前を見るとギコがシフトレバーに乗せている手の上にしぃの手が乗っていた。
頭痛が襲う。ふと隣を見るとドクオは窓からの眺めを楽しんでいるようだった。
(,,゚Д゚)「よし、俺たちは荷物運ぶぞ」
それなりに大きな旅館の駐車場に車を止め、ギコたちが車からそれぞれの荷物を抱え出てくる。
その中にはバーベキュー用の食材が入ったクーラーボックスや厚手のレジャーシートが有った。
この旅館の裏手が山があって、その麓にバーベキュー用の機材とスペースが有るらしい。
-
川 ゚ -゚)「ドクオは随分身軽なんだな」
('A`)「くたびれたから自分の荷物は後で運ぶことにしたんだ」
川 ゚ー゚)「体力が無いのか」
少しキツイ言葉を投げかけてみるが、彼は苦笑するだけで流してくれる。
好きな物には熱くなり、自分自身を尊重している訳ではない彼。気付けば頭痛は治まっていた。
荷物の運び出しが終わり、それぞれが男女別の部屋に入る。
私たちは軽いお喋りを交えながら、身支度を整え、旅館の外で待っている男性陣と合流した。
(*゚ー゚)「今日はお昼も過ぎたし、バーベキューを楽しんで、明日の昼前には山の奥に行くんだよね」
(,,゚Д゚)「それは今朝も話しただろ 明日が待ち遠しいぜ!」
(*^ー^)「怪我しないでよね!」
しぃとギコが仲睦まじく話をしながら、バーベキューの支度をしている。
私は食材の分別と、持参していた包丁で肉類の簡単な切り分けを任された。
普段は料理など滅多にしないが、この包丁は大切にしている物だった。
昔に買ったものだが、定期的に洗っているので問題はないだろう。
ギコは意外と家庭的なようで、大まかな切り分けは自宅から持ってくる前に終わらせている。
ギコがクーラーボックスから、別の食材を持ってきて私に手渡す。
-
川 ゚ -゚)「随分準備が良いんだな」
(,,^Д^)「俺、こういうレジャーとか好きなんですよ 家族でキャンプとか良く行くんです」
さわやかにそう言い放ちながらギコが笑いかけてくる。
浅黒く日焼けした、健康的な肉体と、精悍な顔付きからはイメージしづらい人懐っこい笑顔。
どこか、しぃに似ている。確かに良い男なのだと、今は素直にそう思えた。
川 ゚ -゚)(頭痛がするな……)
('A`)「て、手伝うよ」
少し頭を押さえると、いつからそこに居たのか分からないが、ドクオが横から声を掛けてくる。
確か、こいつは備え付けられた機材の準備を任されていた筈だ。
川 ゚ -゚)「助かる ドクオの方は、準備終わったのか」
('A`)「うん、あの二人が後はやってくれるって」
あぁ、あの後部座席に座っていた二人か。
そういえばあの二人がどういった関係で、この集まりに参加しているのか、知らないままだな。
川 ゚ -゚)「ドクオはあの二人が、誰か知っているか?」
('A`)「いや、実は僕も知らないんだ あんまり、ギコ君たちとも喋って無いし、良く分からないよね」
あまり気にしていなかったが、こうなって来ると妙に感じる。
気になった私は、その二人に話しかけてみた。
-
川 ゚ -゚)「あの、挨拶がまだでした 私、素直クールです 今日は宜しくお願いします」
かなり勇気を振り絞り挨拶をしたつもりだったが、二人はこちらを一瞥すると気の抜けた返事を返してきた。
あまり私とは関わりたくないらしい。そう感じさせるような態度だった。
会話もそこそこに作業に戻り、食材を焼いて食べた。
ギコが作ってきたという自家製のタレを使ってみたが、これがなかなか美味しい。
最後は鉄板に焼きそばを入れ、そこに卵を落としたものを皆で食べた。
こういった経験に乏しい私は、色々な作業や食べ方、景色に触れていつになく気分が良かった。
最初は気乗りしなかったが、来てよかった。そう思えた。
片付けも終わり、部屋に戻る。ゴミは分別して、旅館の人に渡すと処分してくれた。
腹ごなしに外を歩いてくると、部屋に居る二人に告げて、私は山奥の小さな湖に出てきた。
川 ゚ -゚)「虫が多いな……」
旅館からここまでは結構歩く。元々、小山の山菜や景色を楽しむ人たちの為に運営している旅館だった。
近年は山を楽しむ若者も多い為、そういった人たちも気軽に楽しめるように学生にはありがたい金額で宿泊出来る。
食事前に有った頭痛はいつの間にか消え失せ、代わりに倦怠感が出てきた。
どうにも頭が重く、思考が上手く働かない気がする。
身体は充分動かせるし、物事を考えるのに支障が有るわけではないが、頭に靄がかかったような感じだ。
その原因は一体なんなのか。私は何が見えているのか、何から目を逸らしているのか。
そう思案していると、旅館がある道の方から一組の男女が歩いているのが見えた。
ギコとしぃだ。
-
二人は仲良く手を繋ぎながら、日も暮れて歩きづらくなった山道を歩いている。
辺りはすっかり暗くなっているため、最初に気付かなければ分からなかったかもしれない。
私は彼らから目を離せなかった。
二人は水平線を眺め、湖のふちを歩き、サンダルに水が入り込む感触を楽しみながら笑っている。
見つめ合った少しの時間が出来たかと思うと、口づけを交わしていた。
川 ゚ -゚)(あの時、私を助けてくれた彼女はもういない)
頭が強く痛み、割れた私の中から何かが零れ落ちる。頭の中に抱えていた何かが溢れ、脈動するそれは私の中に根を張った。
夜になり二人より遅れて旅館に戻った私は皆と食事と取ったが、そこにはドクオの姿が見えなかった。
食事を終えた私は、それを疑問に思うことはなく、温泉に浸かった。
しぃは気分が良いのか、いつもより明るい。私たちの為に持ってきたという、石鹸を使わせてくれた。
川 ゚ -゚)「なぁ、しぃ この後、時間取ってくれないか」
(*゚ー゚)「良いよ、散歩でもしよっか」
温泉から上がり、外に出る支度をしっかりした私たちは、山の方を歩くことにした。
急に誘い出した私をしぃは訝しむこともなく、付き合ってくれる。
私たちが使った、バーベキューセットの横を通り過ぎた。
それらは私たちが片付けた後、手入れもされずに放置されていた。
後日、旅館の従業員が片付ける手筈なのか、食器類などが乱雑に置かれているのが目に入る。
-
川 ゚ -゚)「昼はうだるように暑かったが、夜になると涼しくなるな」
(*゚ー゚)「そうね 木が多いからか空気も綺麗に感じるし、気持ちいいわ」
山道を喋りながら登っていく。しぃが言うように山の空気は澄み切っていて、町で吸うような空気とは違っていた。
(*゚ー゚)「ごめんね、クー」
川 ゚ -゚)「どうした、急に」
唐突な一言が届く。彼女は一体、何に謝っているのか。分からない。
(*゚ー゚)「最近、私、付き合い悪いよね 今日も一人の時間が多くて退屈だったでしょ?」
私は返答に困る。確かに寂しさを感じることは多かったが、しぃがそれに気付いているとは思っていなかった。
川 - )「私の気持ちを知っていたのか」
(*゚ー゚)「ギコ君はね 私に初めて出来た恋人なの だから、彼を大切にしたいの それじゃ……ダメかな……?」
斜め前を歩く彼女はどこか楽し気な調子で声を発していた。それがどういった意図を持っているのか、私には分からない。
なにをすれば彼女は喜び、笑い、楽しむのか。私は彼女の何を知っていたのだろうか。
私では彼女に与えられないものをギコは持っていた。私を救ってくれた彼女に私は何をしてあげられただろうか。
でも、そんなことはもうどうでも
川 - )「良いんじゃないか」
頭痛がする。今までに無いほど、激しい痛みだ。それでも不思議と顔には出ない。
自分の中の何かが首をもたげる。昔にも同じ経験がある気がした。その時、私は私をどこかに閉じ込めてしまった。
頭の中に閉じ込めていたそれが、自分の奥底に根を張り、身体が支配されていくような感覚に満たされた。
この痛みは一体どこから来るのか。私は何を見ていたのか。それが何をもたらすのか。私の中に何が巣食ったのか。
私は右手に何を握っているのか。この振り上げた腕はどこに振り降ろされるのか。私は何故、しぃの後ろに立っているのか。
私と同じ匂いがする。にわかに振り向きかけたしぃの鮮血が舞う。彼女は首からごぽごぽといった音を立てて仰向けに倒れる。
頭痛がする。今度こそ割れてしまいそうだ。自分が自分ではなくなってしまうかのような強い痛みだ。剥離する。耐えられない。
「素直さん」
後ろからドクオの声がする。思考が固まる。頭痛は溶けて無くなった。
右手に包丁を持ち、しゃがみこんだ私の腕を後ろからドクオが持ち上げる。
「手伝うよ」
私の右手に握られた包丁が首筋に当たり、あの日と同じ感触が手のひらに伝わる。
それを横に滑らせると私の身体は赤く染まった。この温かさから生まれる虚無こそ、唯一の救いだと信じた。
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以上です
ありがとうございました
やっと供養できたわ
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乙
ほのぼのかと思えば想像以上に重かった…でもクーの気持ちも分からなくないんだよな…
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絶対バッドだと思ったけどやっぱりバッドエンドだった
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展開が鬱屈→若干明るめ→鬱屈のコンボで2度美味しい(?)
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何を伝えたかったのか
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バッドエンドに飢えてたからこういうのもっとください
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物語の中くらいハッピーエンドが良いな
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おつおつ
これは長編でも読んでみたいな
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おつ
ただ幸せに落ち着くだけの展開はあれだ,虫唾が走る
創作の世界ぐらい鬱くて血の臭いが漂うのが丁度いい
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鬱にしてはしょうもないので。ただメンタル弱いだけじゃねオチを見る度に時間無駄にしたなと思うわ
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(どっちが良いとかじゃなくてただのそれぞれの好みの話なんだよなぁ…)
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ほんそれ
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幸せは飽きた、不幸に落ち着こう
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しょうもなくない作品書いて投下してくれや
そしたらしょうもない作品好きとしょうもなくない作品好きが共存出来て、みんな幸せになれる
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>>272
賢い
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短編投下します
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どこかにいる、あなたに。
どうか、もう一度巡り合えますように。
(*゚∀゚)「はい、はい、では、宜しくお願いします」
社会人になって三年が経った。
大学を卒業して、新卒で入った商社の営業という仕事は自分に合っている気がした。
一年目には大きなミスを起こし、先輩方に多大な迷惑を掛けたが、今では笑い話になっている。
今日も営業先との商談を終わらせ、明日伺う予定の営業先にアポイントを取った。
(*゚∀゚)「疲れたなぁ」
学生時代に入っていた陸上部で鍛えられた両足が悲鳴を上げている。
ここのところ、会社に戻りデスクワークを行うことは減っていた。
半年程前に一番売上を上げていた先輩が辞めてしまった為だ。
昔からの夢を叶えるために、海外に行くらしい。
そんな先輩が受け持っていた、取引先を引き継ぎ、私は毎日歩き回っていた。
左手にはめた時計に目をやる。時刻は午後5時。
今朝方出勤した際に、ホワイトボードには取引先営業後直帰と記載してきたから、問題はないだろう。
このまま休憩を挟んで、家に帰ってしまおう。書類のまとめは明日すればいい。
そうと決まれば休憩先だ。幸い、この辺りはビル街で会社員向けの喫茶店などは数えきれないくらいある。
-
(*゚∀゚)「喫茶、夢見堂?」
なんとなしに入り込んだ路地裏。
日も暮れてきたというのに、不思議な光を纏った建物が目に入る。
その建物は一階建ての古い一軒家のような様相をしているが、何故だが新しい物のようにも感じる。
(*゚∀゚)「たまには、知らないところでコーヒーくらい飲んでも良いよね」
誰に断るわけでも無く、喫茶店のドアノブを掴む。
木で出来た重たげなドアは、特別な抵抗も無く簡単に開いた。
ドアを開けると、外から見た時の印象よりも天井が高く、三角形をした屋根の端から端には太い木で出来た柱がいくつも見える。
右手奥には渋い茶色をした木のカウンターがあり、その前にはこれもまた木で出来た足の長いスツールが並べてある。
(*゚∀゚)「すごい…… 本格的なんだな……」
途端に自分の財布の中身が気になってしまう。
ここまで内装に力を入れている喫茶店なのだ。もしかするとコーヒー一杯で三千円も取られてしまうかもしれない。
そう怯えながらも店内に目をやり、どこかにメニューが飾られていないか探すが、見つからない。
(´・ω・`)「いらっしゃいませ」
きょろきょろと忙しなく目線を動かしていると、カウンターの奥から顔を出した男がこちらを見ている。
この店の主人のようで、出てきたところには暖簾がかかっている。シンクのようなものが目に入ったので、どうやらそこには調理場があるようだった。
(*゚∀゚)「あ、あの、ここって喫茶店ですよね?」
(´・ω・`)「そうですよ いやぁ、今日は中々お客様がいらっしゃらなくて、落ち着かなかったんだ どうぞ、こちらのお席へ」
そういって、喫茶店の主人らしき男が、カウンター前の席に手を向ける。
促されるままに席に着いた。
-
(´・ω・`)「僕はショボンと申します ご注文はお決まりですか?」
そう名乗った男は胸元に着けたネームプレートを両手で掲げた。
その顔は眉が垂れ下がっていて、愛嬌のある顔立ちに思えた。
(;*゚∀゚)「……コーヒーっておいくらですか」
先程から、気になっていた質問をぶつける。席に着いて分かったが、この店にはメニューが無いのだ。
テーブルのどこにもそれらしきものは見当たらない。
(´・ω・`)「当店では、お代金は頂戴しておりません」
(*゚∀゚)「えっ」
思わず返答に詰まる。料金を取らないで、どうやって商品を提供するのか。不思議に思い、私はそう問うた。
(´・ω・`)「当店では、お代金を頂く代わりに、皆様のお話を伺っているのです
何故、喫茶店なのかと申しますと、それは貴女がそう望んだからなのです」
私が望んだから、喫茶店になった。まるで意味が分からない。
この喫茶店は現実として存在しているし、それが私の望み通りに形を変えたのでも言うのだろうか。
(*゚∀゚)「なんだか、変わってますね」
考えることが面倒になった私は、それを主人の冗談と捉え、考えるのを止めた。
(´・ω・`)「恐れ入ります ご注文のコーヒーはアイスとホット、どちらにされますか」
(*゚∀゚)「アイスでお願いします」
(´・ω・`)「かしこまりました 少々お待ちを」
主人は暖簾の向こう側に姿を消し、静寂が訪れる。
普段であれば、こういった待ち時間は懐から携帯を取り出し、暇を潰すものだが、今は何故だかそんな気にはならなかった。
-
(´・ω・`)「お待たせ致しました」
五分程経っただろうか、もう少し経っていたかもしれない。
店内にはゆったりとした音楽が流れていて、時間の感覚がどうにも掴みづらい。
ショボンの声に気付き、俯きかけていた顔を上げると、そこにはソーサーに乗ったコーヒーカップと小さなミルクピッチャーが置かれていた。
(*゚∀゚)「ありがとうございます」
(´・ω・`)「それと、こちらは私からのサービスで御座います」
ことり、と音を立てて白いお皿がカウンターに置かれる。
その上には綺麗な四角形をしたクッキーが数枚置かれていた。
(*゚∀゚)「わぁ、美味しそう……」
(´・ω・`)「どうぞ、お召し上がりください」
(*゚∀゚)「頂きます」
数ある中から、マーブル色をしたクッキーを一枚手に取り、齧った。
サクサクとした小気味良い歯触りがするそれを、更に噛み砕くとバターの甘みが口の中に広がった。
その口腔内に広がる甘みを、手にしたコーヒーで洗い流す。
そうすると甘みを感じていた舌はコーヒーの苦みと酸味で塗り替えられ、深い満足感へと繋がった。
(*゚∀゚)「美味しい!」
もう一枚クッキーを手に取り、同じように楽しむ。
普段仕事の合間に立ち寄るチェーン店で飲むコーヒーとは比べ物にならなかった。
これだけでもこの店に入った甲斐が有ったと思える。
それにしてもこのクッキーはどこかで食べた覚えがある気がする。
-
(*゚∀゚)「なんだか懐かしい味……まるで妹が焼いたクッキーみたい……」
(´・ω・`)「お客様には妹さんがいらっしゃるのですか」
(*゚∀゚)「えぇ、私には双子の妹が居まして、名前はしぃと言います
彼女は昔から穏やかな性格で、私とはまるで正反対な良く出来た妹でした
私たちが中学生になったころ、彼女が好きな男の子にクッキーを作っていたのを覚えています
まるで、このクッキーはその時に妹が焼いたもののように感じるほど似ていて、懐かしい味です」
(´・ω・`)「なるほど、ご満足頂けたようでそれは良かった
これは今朝方、私が焼いたものでして、こういったものはその日の気分で作っているのです
どうやら、感が冴えていた、ということですね」
ショボンはいつの間にかカウンターの向こう側に椅子を用意し、私と同じコーヒーを片手に座っている。
そんな彼は優し気なその表情を少し自慢げに崩すと、軽くウインクして見せた。
最初に見た時は、愛嬌のある可愛らしい顔立ちのように感じたが、こういった表情を見せられるとどこかダンディズムめいたものを感じてしまう。
(*゚∀゚)「そうみたいですね とても美味しいです」
よくよく観察してみると、ショボンは白いワイシャツに黒いネクタイを締め、紺色のエプロンを着けている。
若干灰色掛かった黒いタイトなズボンは、ショボンの長い脚を際立たせ、すっきりした印象を与えていた。
-
(´・ω・`)「今日はお仕事帰りですか? どうやらお疲れのようですね」
(*゚∀゚)「……分かりますか」
(´・ω・`)「そうですね ご来店頂いた際に足元を拝見致しました
そうしますと履いていらっしゃるヒールシューズの踵が大きく擦り減っているのが気になりまして、良く歩き回ってらっしゃることが分かります
着ていらっしゃるスーツも随分くたびれていますね 失礼ですが、休暇はきちんと取られているのですか」
(*゚∀゚)「ここ半年くらいは全然……
週に一度はお休みを頂いてるのですが、その休日も取引先から電話があったり、上司から呼び出されたりで休めてないんです
今日は偶々仕事が一段落して、このまま帰る前に一息つこうと、このお店に入りました」
(´・ω・`)「それは幸い 当店をお選び頂き、ありがとうございます
それにしても、それだけの仕事を抱えるのはお辛いでしょう 誰かに代わって頂くことは出来ないのですか」
(*゚∀゚)「はい…… 今、私が受け持ってる案件の殆どは先日会社を辞めた先輩から直々に引き継いだもので、会社の信用に関わるんです
確かに、他の同僚たちに比べれば仕事の量は多いですけど、それでも私がやり遂げなければならないんです」
(´・ω・`)「なるほど どうやら貴女は責任感の強いお方のようだ
このお店に来店されたのも頷けます どうでしょう、もしよろしければ私が貴女に食事を御馳走したいのですが」
(*゚∀゚)「食事、ですか」
(´・ω・`)「えぇ、もちろん無理にとは申しません ですが、疲れ切った貴女に是非食べて頂きたいのです」
正直、私は混乱していた。先程から繰り広げている会話は、どう考えても喫茶店の主人とするような内容ではない。それも初対面でだ。
広々としているようでこじんまりとした印象を受けるこの店、そこにいる温和なように見えて鋭さも併せ持つ主人。
なんというか、本当にここに有るのか不安になってくる。先程まであったものが、スッとなくなり、また違った表情を見せるのだ。
この主人にしてもそうだ。最初は私を心配する父のような面を見せながら、その次には労いの食事を出そうとする母のような面を見せる。
不思議だった。まるで、この空間そのものが私の為だけにあるような。その為だけに用意されたかのような空気を感じている。
いつの間にか私の首は縦に振られていた。
(*゚∀゚)「お願いします」
(´・ω・`)「かしこまりました」
ショボンは雄弁に歌うかのような仕草で頷くと、奥の厨房に姿を消した。
-
カップに注がれているコーヒーはしっかりと冷えており、思考し出した頭を程よく冷やしてくれた。
この店に来店したときに、ショボンは料金はいらないと言っていたが、実際はどうなのだろうか。
はっきり言って、今、出されているものはとても美味しい。この味を味わえるのならば、千円出すのも厭わない。
それくらいの味わいであり、また感慨深さでもあった。
クッキーは程よく甘く、コーヒーとの親和性が高い。味わいも懐かしく、落ち着くものがある。
何故、これを食べると妹の顔を思い出すのだろうか、ただ味わいが似ているだけなのに、どこか温かみすら感じている。
(´・ω・`)「お待たせしました」
考え込んでいた私に、ショボンが声を掛ける。
その手には今しがた作ったのだろう、湯気の立った大皿が乗っていた。
(´・ω・`)「前から失礼致します」
すっかり空になったコーヒーカップと、クッキーが乗っていた皿を端に寄せ、目の前に大皿が置かれる。
(´・ω・`)「焼きそばで御座います」
そこには大皿一杯に盛り付けられた、焼きそばがあった。
色とりどりの野菜が使われたそれは、濃い茶色のソースが絡み、程よく焦げ目が付いた香ばしい匂いが脳を刺激する。
(´・ω・`)「お好みで、こちらのマヨネーズをお使いください」
そうだ。小学生の頃、私たちが夏休みになると母がよく作ってくれたのが、焼きそばだった。
私と妹はこれが大の好物で飽きもせず食べていた。
いつだったか忘れたが、父がそれにマヨネーズを掛けて食べていたのを見た私は、
父の真似がしたくて、同じようにマヨネーズを掛けて食べるようになっていた。
家族みんなで集まって食べる食事。仕事に忙殺されている今の私はまともな食事すら取れていない。
(*゚∀゚)「あ……」
お腹が盛大な音を立てて、それを口に運ぶように急かしてくる。この匂いと光景に私は抗うことが出来なかった。
-
(*゚∀゚)「い、いただきます!」
焼きそばにはマヨネーズをたっぷりと掛け、口に運ぶ。
油がこれでもかとかかった炭水化物は乙女の大敵だが、今はそんなことを気にしていられなかった。
今までの食生活を顧みれば、これくらいの甘えは許されるべきだろう。
口の中にはソースのしょっぱさとマヨネーズの甘みが入り交じり、濃厚な味わいが広がっていた。
(*゚∀゚)「美味しい、美味しいです!」
麺のどっしりした食べごたえと、野菜のしゃきしゃきとした歯ごたえ、付け合わせに添えられた紅しょうがのさわやかさ。
そして、ソースとマヨネーズのハーモニー。これら全てが合わさったもの。これこそが私の中の至高の焼きそばだった。
子どもの自分には、これだけあれば充分だったが、しかし、大人になると少し物足りなく感じる。それは贅沢というものだと思うが。
(´・ω・`)「それは良かった では、こちらも合わせてどうぞ 黒ラベルです」
そういってショボンが差し出してきたグラスには、薄黄色をした液体の上に白い泡がキラキラと輝いていた。
まるで琥珀色に輝く宝石のように見えながらも、味わい深いのど越しが楽しめる飲み物、ビール。
(;*゚∀゚)「どうして分かったんですか」
(´・ω・`)「何故でしょう 私も良い大人、ですからね」
やられた、とさえ思う。ここまでされては飲まない訳にはいかない。
この人は一体どこまで私に必要なものを的確に出してくるのだろうか。
サッポロ黒ラベル。数あるビールの中でも比較的飲みやすく、父が愛飲していたのも、このビールだった。
父は毎日の晩酌と称してビールを飲んでいて、私が成人したら一緒に飲もうと約束していた。
その約束が果たされた時には、それはそれは気の毒なほど泣かれたものだった。
家を出る前の晩にも、食卓にはこのビールが並び、私の門出を祝って父が注いでくれた。
その時のビールの味は今でも忘れられない。
-
(*゚∀゚)「お酒も置いてるんですね」
(´・ω・`)「えぇ、このお店は夜にはバーにもなりましてね
まぁ、その時々で違うのですが、所謂、純喫茶では無く、カフェとして営業しているのです」
また席に腰かけたショボンの右手には、私と同じビールが握られている。
それをありがたがるかのようにちみちみと飲み出していた。
(*゚∀゚)「その分もお支払いしますよ」
本心だった。ここまで私の意に叶った食事など滅多に取れることではない。
多少値が張ったとしても当たり前のことだし、主人への心配りで済むのなら安いとすら思えた。
(´^ω^`)「いえいえ、結構でございます 先程も申し上げましたが、当店では料金は頂戴しておりませんので」
にこりと微笑んだショボンの顔には悪意など微塵も感じず、ただ安心感があった。
(*゚∀゚)「本当に、良いんですか?」
(´・ω・`)「勿論で御座います どうぞ、お食事をお楽しみください」
そういって軽く頭を下げたショボンは、ビールに口を付け、満足そうに頷いている。
かくいう私も、焼きそばとビールの誘惑に逆らうことは出来ないので、舌鼓を打つことを再開させた。
(*゚∀゚)「満足しました……」
久しぶりに食べた、まともな食事だった。
普段は家に帰る前にコンビニや、深夜営業している弁当屋で弁当を買って帰るのが日課になっている。
自立した当初こそ、はりきって自炊していたが、今ではその気力すら湧かない。
(´・ω・`)「良い食べっぷりでした ご用意した甲斐もあるというものです」
(;*゚∀゚)「ありがとうございます」
どこか気恥ずかしさを感じながらも、感謝の気持ちでお腹だけでは無く、胸まで満たされていた。
(´・ω・`)「では、最後にデザートを用意して参ります」
デザート。魅惑の響きだった。全て胃に収めてから考えることではないが、流石に食べ過ぎた。
カロリー計算が気になるお年頃だ。もう昔のようには簡単に痩せることは出来ないのだと、理性が邪魔をする。
それでも、今の私は、このお店で提供される全ての物に惹きつけられていた。
-
(*゚∀゚)「お願いします」
(´^ω^`)「かしこまりました」
ショボンがにこりと微笑む。
私はいつの間にか、このお店が好きになっていた。
最後に出てくるのは一体どんな食べ物なのか、もしかすると飲み物なのかもしれない。
それがどんなものであれ、きっと私にとっては大切なものになるだろう。
そんな予感がしていた。
(´・ω・`)「お待たせしました」
これは……。
(´・ω・`)「チョコケーキで御座います」
どうしてこれが……。
(* ∀ )「どうして……?」
(´・ω・`)「これが、今の貴女様に一番必要なものだからで御座います」
半年前まで、私には付き合っている男性が居た。
彼は大学の頃からの先輩で、今の会社に入ったのも彼の紹介からだった。
彼は学生の頃から落ち着きがあり、後輩たちに慕われていた。
いつも、周りの人たちを気にかけ、声を掛けてくれる。みんなのお兄さんのような存在だった。
私は彼の一番になりたかった。その為に、お化粧も覚えたし、彼が好きな本にも詳しくなった。
ある日、彼は夜遅くに私の家に来て、手に持った箱を掲げてこういった。
「誕生日おめでとう、つー」
嬉しかった。彼は、他でもない私の誕生日を覚えていてくれた。
私が人生で初めて、手に入れたかけがえのないもの、それが彼だった。
その日、私たちは初めて結ばれて、長いお付き合いが始まった。
-
それでも、半年前、彼は夢を追いかけた。私さえも置き去りにして。
「我輩は、賭けて見たくなったのだ 全て捨て去ってでも つー、分かってくれ」
私は、その時笑えなかった。彼があんなに好きだと言ってくれた、私の笑顔を彼に見せてあげることが出来なかった。
あんなに愛していたのに。こんなに焦がれているのに。私を捨ててさえ掴みたかった夢とはなんなのか。
そう聞くことさえ出来ないまま、彼は行ってしまった。いつも二人で乗っていた、あの蒼いバイクに乗って。
(* ∀ )「こんな、どこにでもあるようなチョコケーキ……」
(´・ω・`)「貴女様は今、後悔してらっしゃいますね」
(* ∀ )「どうして、分かるんですか」
(´・ω・`)「ここはその為にあるからで御座います」
分からない。答えになっていない。それでも、それ以上問いかけても意味がない気がした。
ここは私の為にあり、私が望む形で現れ、私が望むものを与えてくれるのだろう。
有り得ないが、有り得る以上納得せざるを得なかった。
-
(´・ω・`)「ここに、住所と電話番号が描かれた紙が御座います これをどうお使いになるかは貴女様次第で御座います」
私は深く頷くと、その紙を受け取り、ケーキに添うように置かれたフォークを手に持った。
(*;∀;)「美味しいです……」
(´^ω^`)「それは良かった」
ショボンはまたニコリと笑うと、こちらにハンカチを手渡してきた。
(´・ω・`)「女性に涙は似合わないものです どうかこれからも笑っていてください」
(*゚∀゚)「……はい!」
私はケーキの最後の一口を胃に収め、席を立った。
(;*゚∀゚)「本当に料金は払わなくて良いんですか?」
(´・ω・`)「えぇ、私も存分に堪能させて頂きました どうぞ、お帰りの際はお気をつけて」
(*゚∀゚)「ありがとうございました また、来ます」
(´・ω・`)「またのお越しを、お待ちしております」
ドアを開け、深く頭を下げているショボンを見る。
私は軽く会釈すると、外への一歩を踏み出した。
今の仕事が片付いたら、彼に連絡してみよう。
今なら、あの頃のように笑いかけられそうな気がする。
-
どうやら、ご満足いただけたようだ。
現代社会に疲れた彼女を癒せるのは、家族の温もり、そして愛する者との信頼。
彼女はこんどこそ、それを噛み締め生きていけるだろうか。
これはきっかけでしかない。そこから今までと違う人生を選ぶかは、彼女次第だ。
輝かしい人生の一欠けら、食事はいつでもあなたの喜びを彩っていることだろう。
その最上のひと時を共有する幸せこそが私への最大の報酬で御座います。
さて、次はどのようなお客様が来店されるだろうか。
おや……。
「いらっしゃいませ」
(´・ω・`)喫茶夢見堂のようです(*゚∀゚)
-
以上です。
ありがとうございました。
-
乙
-
おつ!
-
この雰囲気めっちゃ好き
乙
-
バットエンド物読んだあとだったからひたすらビクビクしながら読んでたw
でも面白かったぜ。あと腹減った。乙。
-
乙!
焼きそば食べたくなったわ
-
短編投下します
-
『―…ン』
『―…ン 聞こえ―… ―…ン!』
「あれが…… 地球……」
( ^ω^)希望の星のようです
「こら!内藤!聞いてるのか!?」
( ^ω^)「はっ!?」
('A`)「おい、内藤 何寝ぼけてんだよ ほら、38ページのここ」
( ^ω^)「おっ、すまんお」
「全く、君は学校に昼寝しに来てるのかね」
( ´ω`)「すみません……」
「では、38ページの1行目から読み上げたまえ」
( ´ω`)「はい 我々、銀河旅団艦はこの広大な宇宙を放浪することにより、安寧を取り戻し……」
-
ミセ*゚ー゚)リ「なーいっとう!」
( ´ω`)「おっ」
ミセ*゚ー゚)リ「どーしたの 元気ないじゃーん」バシバシ
('A`)「こいつ、さっきの授業で居眠りしてたのがバレて、反省文書かされてんだよ」
ミセ*゚ー゚)リ「えー、かわいそー」
(゚、゚トソン「ですが、居眠りは感心しませんね」
( ´ω`)「疲れてるんだお ほっといて欲しいお……」
('A`)「まぁ、無理も無いわな 日中は学生やって、放課後はパイロット候補生の訓練だもんなぁ」
( ´ω`)「おー……」
ミセ*゚ー゚)リ「そうそう、訓練と言えば、さっきツンちゃんが内藤のこと呼んでたよ
放課後、トレーニングルームで待ってるって 早く行った方が良いんじゃない?」
( ^ω^)「おっ!?それを早く言ってくれお!ドクオ、先生には上手く言っといてくれお!」
('A`)「あっ、おい!……あいつ、体良く逃げやがったな」
-
( ^ω^)「待たせたかお」
ξ゚⊿゚)ξ「遅かったわね」
( ^ω^)「ちょっと、野暮用だお」
ξ゚⊿゚)ξ「先生から聞いたわよ 授業中に居眠りしたんですってね ちょっとたるんでるんじゃないの?」
( ^ω^)「どこ見て言ってるんだお 流石に連日連夜、人型機動兵器搭乗シミュレーションは疲れるお」
ξ゚⊿゚)ξ「はいはい、これが終わったら帰れるんだから、今日も頑張る!」
( ´ω`)「おーん……」
ξ゚⊿゚)ξ「シミュレーションポッドの準備はしといたから、早く入っちゃいなさい スコアはカンスト目指して行くわよ!」
( ^ω^)「アシスト、頼むお」
ξ゚⊿゚)ξ「まっかせなさい!脳波シンクロ行くわよ!」ピピッ
( ^ω^)「相変わらず、せせこまいところだお」
ξ゚⊿゚)ξ『我慢しなさい それが嫌なら痩せることね』
( ^ω^)「仕方ないおね シミュレーション起動、スタンバイ」
ξ゚⊿゚)ξ『オッケーよ まずは、前進 索敵開始するわ…… 頭上に人型2機よ!』
( ^ω^)「ライフルで落とすお!」ズギュンズギュン
ξ゚⊿゚)ξ『次は右!上!下に3機!』
(#^ω^)「おおおおおおおおおお!!!」
-
ξ゚⊿゚)ξ『うん、完璧ね これなら、明日の実戦模擬テストに間に合うわ』
( ´ω`)「それは、良かったお……」
('A`)「ういーす 調子はどうだー」
( ´ω`)「ドクオかお 見ての通りだお……」
('A`)「おうおう、すっかりやつれちまって ほらよ、液体ゼリー」
( ^ω^)「おっ、サンキューだお」
ξ゚⊿゚)ξ「あら、ドクオ 私の分は?」
('A`)「わりぃ、ねぇわ」
ξ#゚ー゚)ξ「まぁ、別に良いけど……」
('A`)「冗談だよ ほら」
ξ*゚⊿゚)ξ「べ、別に嬉しいだなんて思ってないんだからね!」
( ´ω`)「誰得なんだお……」
ξ゚⊿゚)ξ「それはさておき、ブーンは明日に備えて早く帰りなさい」
( ^ω^)「そうするお じゃあ、バイバイだお」
('A`)「おう、また明日な」
-
( ФωФ)「希望の星への到着予定はどうなっている」
「はい、到着予定日は3日後 もう間もなくです」
( ФωФ)「そうか、何事もないと良いのだがな」
「希望の星の観測が完了しました 超拡大レンズでモニターに出します」ブゥーン
( ФωФ)「おぉ…… なんと透き通った輝きを放つ星なのだ…… 我らの故郷……」
「レーダーに反応有り! ……これは、我々の船と同型艦です!」
( ФωФ)「なんだと!?マズい!全員、第一種戦闘配備!」
「第一種戦闘配備ですか!?あれは我々の同胞ですよ!?」
(#ФωФ)「早く警報を鳴らせ!我々が出会うことが、どういうことか分からないのか!」
「分かりません!」
( ФωФ)「争いの果てに宇宙を放浪することになった我々は長い年月を重ねることで、真の団結力を得た
では、異なる発展を遂げた我々が出会ってしまった時、果たして共存出来るだろうか 答えは否だ!争いを地球に持ち込むわけにはいかん!」
「同じ過ちを繰り返すというのですか……」
( ФωФ)「そうだ だが、それは地球には関係のないことだ 我々が乗り越えなくてはならない使命なのだ」
「レーダーに熱源反応!敵艦主砲、来ます!」
(#ФωФ)「対デブリ電子フィールド展開!搭乗員一千万人の命が関わっているのだ!戦闘配備!」
「は、はい!」
-
( ^ω^)「なんの音だお……?警報……?」ファーンファーン
ξ;゚⊿゚)ξ『ブーン、聞こえる!?』ピピッ
( ^ω^)「ツンかお 急に脳波通信を飛ばすなんて、何かあったのかお」
ξ;゚⊿゚)ξ『敵対勢力による奇襲よ!現在、私たちを含むパイロット候補生たちも招集されているわ!
あなたも早く来て!場所は都市港の第4セクター、起動兵器搬入口よ!』
( ^ω^)「了解、すぐに向かうお!」
-
_
(;゚∀゚)「くっそ、なんだってんだ!この軟体野郎!」
从;゚∀从『ジョルジュ!上だ!』
_
( ゚∀゚)「うおおおおお!くたばれぇぇぇ!! クソッ、弾が尽きやがった!」カチッカチッ
从;゚∀从『囲まれたぞ!』
_
(;゚∀゚)「万事休すか……」
( ゚д゚)「ジョルジュ!」ズギュン
_
( ゚∀゚)「すまん!助かった!!」
( ゚д゚)「馬鹿野郎!一人で突出するなと言っただろう!」
_
( ゚∀゚)「悪かったよ! ……それより、敵の動きが妙じゃねぇか?」
( ゚д゚)「お前もそう思うか? どうやら我々迎撃主力部隊は、まんまと敵の誘導に乗ってしまったようだな」
('、`*川『ミルナ!敵の数、更に増大!このままじゃ、退路が無くなるよ!』
( ゚д゚)「どうやら……」
_
( ゚∀゚)「やるしかないようだな!ハイン、ブレード展開!」
从#゚∀从『言われなくてもよぉ!』シャキン
_
(#゚∀゚)「いっくぜぇぇぇ!」
-
( ФωФ)「集まったようだな、そのまま聞いてくれ」
「「「はっ!!!」」」
( ФωФ)「現在、我々銀河旅団艦したらばは、謎の敵対勢力により攻撃を受けている
敵戦力は、我々の艦に酷似した母艦一隻と、多数の起動戦闘機を保有している
我々はこの起動戦闘機が地球に生息していた生き物に酷似している点から【スクウィッド】と名付けた」
( ^ω^)「謎の敵、スクウィッド……」
( ФωФ)「そうだ 我々はこの敵対勢力に対して主力部隊を迎撃に向かわせた
しかし、この部隊の攻撃をすり抜け、したらばに接近している機影がある
諸君ら、パイロット候補生にはこれを迎撃してもらいたい」
「「「了解!!!」」」
( ФωФ)「よし では、各員の健闘を祈る」
-
ξ゚⊿゚)ξ「内藤、準備は良い?」
( ^ω^)「このために、訓練したんだお ツンも搭乗急ぐお」
ξ゚⊿゚)ξ「えぇ、サブコクピットに入り次第、脳波シンクロするわ」ピピッ
( ^ω^)「ツン、緊張してるお」
ξ゚⊿゚)ξ『なに言ってんのよ アンタもでしょ 脳波で分かるわ』
( ^ω^)「絶対、生き残るお」
ξ゚ー゚)ξ『えぇ、頼んだわよ』
「カタパルト、準備オーケー!発進どうぞ!」
( ^ω^)「内藤ホライゾン!人型起動兵器フリューゲル!行きます!!」ガコン バシュン
-
「くそっ、駄目だ!機体が持たない!この大型の人型タイプじゃ駄目だ!」
「なんとか持ちこたえろ!母艦護衛は俺たちの中隊しか居ないんだぞ!落とされる訳には!!うわああああああ!」バグゥオン
「た、隊長!ち、ちくしょう!落ちろ!落ちろよ!」ズギュンズギュン
爪'ー`)「ふはははは 踊れ!踊れ!! 所詮、貴様らは我々進化した人類、モルラスクの前では猿でしかないのだ!」フォンフォンフォン
ξ゚⊿゚)ξ『なんなの、あれは……』
( ^ω^)「まるで、巨大なクラゲみたいだお……」
ξ゚⊿゚)ξ『あの膨らみの中から、小さな起動戦闘機を出して、攻撃に使っているんだわ!』
( ^ω^)「つまり、あれが敵の輸送機の役割を果たしてるってことかお!」
ξ゚⊿゚)ξ『行くわよ、ブーン!腕部電磁投射砲、展開!』
( ^ω^)「発射!」ズギュン
「内藤に続け!敵の輸送機を叩く!撃て!撃てぇ!!」ズギュンズギュンズギュン
爪'ー`)「新手か? 無駄なことを……」
「何!?敵の起動戦闘機が壁になっただと!?総員、反撃に備え迎撃準備!」
爪'ー`)「遅い遅い、実にスロウリィだね」フォンフォンフォン
ξ;゚⊿゚)ξ『来るわよ、ブーン!回避行動!!』
(;^ω^)「おっ!おおおおおお!!」バシュバシュバシュ
-
「どうやってこの数を捌けって言うんだ!?う、うわあああああ!誰か!たすけっ」バグゥオン
「避けきれない!」「小刻みに機体を動かすんだ!引き付けてから躱せ!」「おかあああああさん!」バグゥオン
ξ゚⊿゚)ξ『あっという間に三機…… 機動戦闘機によるただの体当たりが、ここまで有効な戦術になるなんて……』
( ^ω^)「神風って奴かお」
ξ゚⊿゚)ξ『違うわ あの機動戦闘機にはどうみても、人が乗るスペースは無いのよ
つまり、あれはあの輸送機が操作していると考えるのが自然だわ でも、この物量じゃどうやって奴に近づけば……』
( ^ω^)「それなら、僕に考えがあるお!ツン、頼むお!!」
ξ;゚ー゚)ξ『そうね、やるしかないわね!いいわ!リミッター解除!!』
爪;'ー`)「な、なんだ あの蒼く輝く機体は…… 凄まじいスピードでこちらに迫りくる……!?
お、お前たち、私を、私を守れ!!」フォンフォンフォン
(#^ω^)「これが!この力が!人間の生きる力だあああああああああ!!!!!」ズガァン
爪;'ー`)「ば、馬鹿なあああああああああああああ!!!!!」バグゥオン
-
_
( ゚∀゚)「いつの間にか、随分奥まで来ちまったもんだな」バリバリィ
( ゚д゚)「接触回線か……お互い、くたばり損ねたな……」バリバリィ
_
( ゚∀゚)「あぁ、だが、最後に一仕事出来たみたいだぜ……」
( ゚д゚)「あれが、敵の母艦か まるで、したらばのようじゃないか」
_
( ゚∀゚)「だったら、ブリッジも同じ位置にありそうなもんだよな?」
( ゚д゚)「やるか……」
_
( ゚∀゚)「応よ!」
从 ゚∀从『仕方ねぇなぁ』
('、`*川『付き合うしか、無さそうね』
从 ゚∀从『お互い、見る目が無かったな』
('ー`*川『パートナーだもの 仕方ないわ』
从 ゚ー从『違いねぇ』
『『リミッター解除!!』』
「「やぁぁぁってやるぜ!!!」」
-
『―…ン』
『―…ン 聞こえ―… ―…ン!』
静寂が自分を包む。一体、どこまで流されたのだろうか。
機体の限界を超えた後、圧倒的な加速圧力の影響で気を失ったようだ。
機体の四肢は爆散し、火花が散っている。
モニターには蒼く輝く、惑星が映っていた。
( ^ω^)「あれが…… 地球……」
-
以上です
ありがとうございました
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乙
長編で読みたいですな
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一瞬ループしたのかと
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>>174
>>249
>>275
>>295
作者だが、どれが一番面白かった?
出来れば、具体的な理由も添えてくれると助かる
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全部面白かったのでこれ以上自己主張しないでね
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偉そうな馬鹿が一匹ww
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練習はれっきとした総合の役割なんだから、自己主張がどうのなどと言うのはおかしな話だろう
自分は喫茶夢見堂が好きだ
会話文がすこしまどろっこしいのが気になるけど、でも好き
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希望の星が好きだな
自分がSF好きなのとこれからまだ何かあるんだろうっていうワクワク感がいい
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>>312
投下した作品の評価求めてんのに自己主張とか言い出しちゃってなんのために総合ってあるの?
ここはお前のなれ合い場所?
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自分は愛されたいようですが一番好きだった
感覚であ、これ好きだなって思っただけなので具体的なことは言えないんだが……
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希望の星はスレ立ててやってくれ
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俺は夢見堂が一番好きだったな。
読んでるときはショボンのお代が要らない理由が他にもあるのかと思ってビクビクしてたけど、そんなことは無かったし他のお客さんの場合も見てみたいかなって思えた
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夢見良かった
オムニバス形式でもっと見たい
他は人物の行動理由がよく分からなかった
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最近総合短編も現行も投下多くて嬉しい
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投下が増えたのは本当にうれしい。
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( ^ω^)ブーン系小説練習&イラスト総合案内所のようです
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1539350840/
立てた
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>>323
ナイス
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また俺が書き込んだら落ちた3回目
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総合立ってるじゃーん!(殺)
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総合殺しの男
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違う!総合はアイツだけのせいじゃない!総合を殺したのは俺たちみんななんだよ!
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刑事さん、こいつらがやったんです!
俺は止めたんですが、話を聞かなくて!
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(書き込みを)止めたら総合は死ぬんだぞ
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じゃあ他にどうすればよかったって言うんだ…(涙)
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書き込んでも死ぬ。書き込まなくても死ぬ。
ブーン系大ピンチ!!!!!!!!!
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定期的にブーン系したらば覗いてるんだが、まだ人が残ってて感動してる
未完作品100選とか今知ったぜ…10年くらい前に逃亡したあれとか今でも待ってんだ
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エントリーしてくるんだ
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大昔の作者が意外と生存してたりするもんな
古参を呼び戻すためにも投票してくれよなー頼むよー
-
アーカイブ頼む
ショボンとジョルジュとドクオが何でも屋
ξ゚⊿゚)ξハーピーの卵奪還の依頼
筋肉
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>>336
はいお待ちー
異世界BAR MEETのようです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/43205/1478962899/
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あざっす!
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おはようございます
短編投下します
-
o川*゚ー゚)o「あーもう!いくら検索しても出てこないよぉ!」
深夜──というかもうそろで早朝というべき時間帯にも関わらず私はモニタとにらめっこしていた。
原因は部屋の模様替え中についつい見つけてしまった、少年漫画。
10代の少女の頃にハマっていた作品で、実家から上京する際に持ち出したものだ。
そろそろアラサーだという今になって、読み返してみたがこれが面白いのなんのって。
そしてこの漫画にお熱だった頃、毎日のようにアクセスしていたファンサイトを探すためにこんな時間まで電子の海を彷徨っていたのである。
嗚呼、あの頃の理想郷よ。どうしたら私は辿りつけるのだろうか。
-
o川*゚ー゚)o「んー…氷帝系のサーチに登録してあったはず…」
一大ジャンルだけあってお目当てのサイトを探すのに苦労する。
かつては一日に何度もアクセスしていたサイトだというのに、何故こうも思い出せないのか。
o川*゚ー゚)o「はいここも違うー!」
違う違う違う。
確かに好きなCPだけどさー、私が見たいのはあの時、夢中になってたあのサイトの二次創作なんだよね。
何度、新規ウィンドウを立ち上げては閉じただろうか。
ようやく、お目当てのサイトを発見することができた。
時計を見ると朝の4時。こりゃ寝不足確定。つーか会社休みたい。
-
o川*゚ー゚)o「まさかまさかのメインで取り扱ってるCPじゃなかったなんてね」
私が当時夢中になって読んでいた作品は、神(あまりにも尊い作品をお書きになられるので私はこう呼んでいた)が『息抜き』に書いた作品だったのだ。
あぁ、そういえばこのCPに目覚める前はこのサイトでメインに扱われているCPに萌え死ぬ日々だったんだなと思い出した。
神が私に新たな世界を見せてくれたのだったな。やっぱ神って偉大。
o川*゚ー゚)o「あ、これだこれ…」
見つけた。
どれだけこの作品で萌え死んだだろうか。
10代の多感な時期に出会い、私の宗派を替えさせた問題作。
明日のことなんかもうどうだっていい。今の私の最優先事項はこの作品だ。
-
──────────────────────────────
o川*゚ー゚)o「はぁ〜〜〜〜〜(感極まって出てきたクソデカ溜息)」
読み終えた。
そして忘れかけていた大事な何かを取り戻せた気がした。
(気がしただけで実際は貴重な睡眠時間を全て失っただけだ)
o川*゚ー゚)o「自分が大好きだったモンは今読んでも面白いね…」
多分これ読んだのは10年近く前だというのに、内容はなんとなく覚えてた。
原作ではそんなに好きじゃなかったキャラが、この作品と出会って新たな視点から見れるようになった。
ドハマりして色々手を付けたなァ。
キャラソン、グッズ、そういえば同担の人たちとオフ会もしたんだっけ。
o川*゚ー゚)o「みんな元気にしてっかね…」
高校を卒業し、就職するために上京。
忙しくなって段々と作品からも疎遠に。
Twitterもぜんぜん呟かないようになって…。
-
o川*゚ー゚)o「そして何気なく見た深夜アニメにハマって…」
それまで使ってたアカウントで別の作品についてだらだら語るのがなんか申し訳なくなって。
新しいアカウントを作って。そして新しくハマったアニメについてひたすら語って…。
o川*゚ー゚)o「タイバニ面白かったな。滅茶苦茶ハマったもん」
そして自分好みの二次創作を探して、ついには自分で書く側になったりして。
o川*゚ー゚)o「そっからだよね。色んなジャンルをホイホイ乗り換えるようになったの」
とりあえずTwitterで盛り上がってるからアニメを見てみる。
面白かったから、その作品が好きな人同士で繋がる。
しばらくはそうやって夢中になって仲良くするんだけど、自分好みじゃない二次創作とか流れてくるとミュート。
そしてしばらくしたら別の新しい作品に夢中。
いつだって、盛り上がってる作品について語り合うのが好きなんだ。
-
o川*゚ー゚)o「って、妙にネガティブなこと考えるのはやめやめ!」
o川*゚ー゚)o「今が楽しければいいじゃんね」
そうだ。
素晴らしい作品と再会できたんだから、神へ感謝の気持ちを伝えねば。
o川*゚ー゚)o「BBSは…持ってないかー」
あー、懐かしい。
もうひと昔前のサイトだとBBSあったりしたんだけど。
この頃のファンサイトはweb拍手とか主流だった気がする。
匿名で投げたコメントに対して、ブログで返信してくれるんだよね。
Twitterのマシュマロとかを先取りしてたサービスにも思える。
o川*゚ー゚)o「プロフページ、プロフページっと…」
あった。
プロフィールページへアクセス。表示される当時流行っていた文体で書かれているプロフィール。
今になって読み返すと独自のネットスラングで書かれててノスタルジー。
o川*゚ー゚)o「人によっちゃ黒歴史みたいな文体だよねこれ…」
いつだって、ノリで書いたものを読み返すのは恥ずかしい。
人間ってそういう恥ずかしさを味わいながら成長してんだと思う。
-
o川*゚ー゚)o「お、Twitterへリンク張ってあるじゃーん」
サイトの最終更新はずっと昔の日付。
あの神は今、何に夢中になっているのだろうか。
別ジャンルで今もガンガン活躍してたりするんだろうか。
o川*゚ー゚)o「この人の書く作品好きだから、別ジャンルで活動してんならそっち履修するのもアリだよね」
ポチっとな。
表示される神のTwitter。よかった。垢消しとかはしてないみたい。
o川*゚ー゚)o「ありゃ?でも動いてないっぽいねぇ」
別アカウントに移行でもしたんだろうか。
ま、そういうこともあるよね。いつまでも同じ作品で活動し続けるのも大変ですし。
-
o川*゚ー゚)o「むむ。お引越しとは言ってないなぁ」
最新の呟きを見ても、別ジャンルへ移行だとか、Twitterやめますとは書いてない。
書かれているのは日常で起きたこと。
そろそろ妹の卒業式の日だ、とか。花粉症が辛いとか。
o川*゚ー゚)o「あれ、この、日付」
気付いてしまった。
私が再会したと思った神は。
o川*゚ー゚)o「そっかぁ。そりゃ、何も言わずにTwitterもサイトも更新止まっちゃうよな…」
サイトのプロフで確認した住んでいる県、そして。
最後の呟きが2011/3/11という日付だったこと。
-
その日を最後に私が崇拝していた神はこの世からいなくなってしまったのだろう。
死んでしまったとか、リアルのそういうのはよくわかんないけど。
もう、あの人が書く新作を読むことは出来ないのだ。
o川*゚ー゚)o「…身内にあの時亡くなった人がいなかったから」
o川*゚ー゚)o「…自分にとっては遠い世界の話のように思えたけど」
o川*゚ー゚)o「こういう形で、傷跡を感じる日がくるなんて、ね」
朝6時。今日は体調不良ということにして会社を休んでしまおう。
そう思って私はPCをシャットダウンした。
o川*゚ー゚)o電子の海へ鎮魂歌を。のようです
-
以上です
人によっては不快に感じるかもしれないテーマでごめんなさい
作者が死んでも作品は残り続けるってなんだか不思議な気持ちになります
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この寂しさをどうしてくれる…
乙
-
凄くすき 乙
-
モララーが逆転裁判するようですの続編ってなんてタイトルだっけ?
-
モララーが無職になるようです
-
探偵モララーの事件譚のようです
-
お礼も言えんのか
-
投下乙
全く更新無かった好きなサイトが久しぶりに稼働してたり、昔大作を書いた人たちがまだ活動してたりするのを偶然見つけて嬉しくなったときのことも思い出した
-
投下乙 これあるあるだよなー見てたサイトいくつか更新止まったわ
ブーン系にもきっとあるんだろうなぁ
-
短編読んだ。
>>356とは逆に、新作が途絶えた二次創作家さんを思い出して寂しくなってしまった
-
乙
>357おまおれ
死んでるかもなんて実感わかなかったわ
震災だけでなく死は普通にその辺に転がっていて、明日自分に起きてもおかしくない事案なんだよなー、と再確認させられたわ
やってる作品はよ完成させないとな、俺も作品残さないとな
-
スマートフォンで適当なAAを作成すると笑えるぐらいズレるんだがパソコンで打つしかないんかね
-
>>360
┌──────┐
│. .│
│. .│
│. .│
└──────┘
こういうの
メモ帳では合ってるんだが、ここに貼り付けるとズレる
貼り付けた後に書き込み画面で調整すればスマホ表示ならズレないんだが、パソコン表示にするとがたがたになって困ってる
-
専ブラアプリの書き込み画面は簡易エディタとして使えるよ
bb2cみたいに書き込み前にAA用のプレビュー見られるものを使えばある程度ズレを補修できる
AAというか2ちゃんを前提にした文章作成アプリもあったような気がするが自分が使わんもんで忘れてしまった
-
>>362
そうなのか!
いや参考になった、探してみるよありがとう
-
( ^ω^)ブーン系小説練習&イラスト総合案内所のようです
https://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1539956987/
-
不快なついったースレなんか貼るなよ
-
貼った時点ではいつもの総合だったんだわ
-
やべえのいるじゃん綜合
-
構ったり庇ったりすると喜ぶ
荒らしは黙ってNG
-
はい落ちた
-
今回はやむなし
あそこで話そうってのが無理な話
-
そんなにひどかったの?
-
ガンガンNGすればどうという事ない
-
( ^ω^)ブーン系小説練習&イラスト総合案内所のようです
https://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1540033476/
-
落ちとるがな
-
即死してもうたん?
-
なんかVIPが落ちてないか
-
vipに限らず5chが繋がらない
-
ようじょ板も繋がらんから現状が分からん
何のための板だよ
-
本当にそれ何の為の板だよ
-
久々に創作板の方も見てみたけどあっちでも少し作品の更新が来てたんだね
-
>>379
運用情報臨時板
略してようじょ板
-
ぷいきゅあの実況でもする板なのかと思った……
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幼女は自ら幼女なんて名乗らねえだろ
-
オッス!オラ幼女!
-
俺は幼女って名乗ってるから幼女は自ら幼女と名乗っておかしくない
-
VIPに立つ総合は荒れるのにここは平和で不思議
-
また5ch死んでる…
-
>>385は幼女ではない
>>385は幼女と名乗っている
幼女と名乗っている=幼女
????ん???
-
これがかの有名な"幼女のパラドクス"である
-
>>385が幼女ではないとなぜ決めつける
幼女かもしれないし幼女じゃないかもしれないじゃないか
匿名掲示板は猫箱だぞ
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>>385は幼女と名乗っている
幼女は幼女と名乗っている
従って>>385は幼女である
何の問題もないな!(誤謬)
-
この中に1人嘘つきの幼女がいます
-
そうです私は嘘つきです
-
ブーン系民はみんな嘘つきだ
-
なんかで見たなこういう「��人が『��人は嘘つきだ』と言った」みたいなやつ
-
��って文字化けするのか
-
波線
-
自己言及のパラドクス
あたまゆるゆるじょしこうじっけんで見たぞ
早く続き来てくれ
-
エロ系の短編ってここに投下していいのか?
それともエロが足りないスレじゃないとダメなのか?
-
程度による
一応全年齢向けの板だということを考慮してくれ
-
見て見て!IDがjpgだ!
記念にエロ画像くれ!
-
>>400 ありがとう。とりあえずエロが足りないの方にしておく。
-
つvξ(゜)Q(゜)ξv
-
>>401
ほんの数十秒の間でIQが50くらい下がっとる…
-
クソワロタ
-
引っ越してえ
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アルファのブログ更新されとるね
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生存報告大事
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まーた5ch死んでるよ
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文戟バカにしてる奴いるけど
あれ作者にとって1回1回が行事レベルの疲れだと思うんだけど
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どこに馬鹿にしてる奴いるんだ
-
文戟スレにいる名無しのことじゃない?
日常生活こなしながら作品考えるって相当きちいよなあ
今まで止まらずにやり続けてたことがすげえわ
-
文戟スレでやれ
-
文戟どうこうは知らんが、日常生活やりながら作品考えるのは普通やん…
職業作家でもない限りは趣味でやってるんやし
大変だし、生みの苦しみはあるけど、楽しいと思えるからやってるんやろ?
-
投下します
-
そこに怪物がいた。
ふと目を向けた窓の外。襤褸切れのような黒衣を宙にたなびかせるそいつは、フードの下から俺を見てにやりと笑った。
(;-@∀@)「伏せろ!」
叫んだ次の瞬間、教室の窓が粉々にぶち砕かれる。飛び散るガラス片に生徒達が悲鳴を上げた。
吹き荒れる風をともない黒衣の怪物は教室に侵入してきた。
「ぜ、全員外に――」言いかけた教師の体が見えない手に投げ飛ばされたように教室を横切り壁に叩きつけられる。
_
(# ゚∀゚)「この野郎!」
ジョルジュ達のグループが椅子を武器に突進する。刹那、マントの下から巨大な蜘蛛の脚が飛び出て彼等をやすやすと薙ぎ払った。
生徒達が廊下へのドアに殺到するが、開かない。外側から何かに邪魔されているようだ。教室内はパニックに陥っていた。
フードに隠れた眼がゆっくりと教室を見回し、俺の前で止まる。枯れ木のような双腕を広げ、怪物は哄笑と共に告げる。
√/:::::::::)「今こそ“前夜祭”の約定が果たされる時。仔羊よ、欲望と邪悪にまみれし己の本性、内なる怪物を知るがいい!」
(;-@∀@)「お前は…………!」
巡り来た十月三十一日の悪夢。全ての始まりは十四年前にさかのぼる――
ジリリリリリリリ! と終業のベルがけたたましく鳴った。
(-@∀@)「あ」
(’e’)「それじゃ、課題は明後日までにボックスに入れておくこと」
Boy meets Monster のようです
教師の言葉が終わらない内から教室中がガタガタと席を立つ音と話し声で一杯になる。それにまぎれて赤毛の少年が一人
こそこそと教室を出た。顔をうつむけ足早にロッカーへ向かう少年の視界に真新しいバスケットシューズが立ちふさがる。
同じクラスのジョルジュと取り巻きのマーティ、BJ、ワットだ。
_
(・∀ ・) ( ゚∀゚) ( ・3・) ( ^^)
(-@∀@)「う」
_
( ゚∀゚)「そんなに急いでどこ行くんだよアーサー。ゾンビの彼女とデートか?」
-
からかうような笑いがアーサーを取り囲んだ。鞄を前に抱き、何とか返答を絞り出す。
(-@∀@)「何の、用」
_
( ゚∀゚)「今週の歴史の課題、ちょっと手強くってさ。手伝ってくんない? 半分でいいから」
(;-@∀@)「……いや、課題は、自分で」
_
( ゚∀゚)「やりたいのは山々なんだが、あいにくと俺達今週はクラブのボランティアで忙しいんだ」
バサバサと数セットのレポート用紙を手にねじ込まれる。うなだれた首に太い腕が回り、以前断った時のことを思い出して体が強張った。
_
( ゚∀゚)「俺達のスケジュールはぎっしり、お前は白紙。なら友人のために有効に使うべき。だろ?」
頭や背中を強い力で叩いてジョルジュ達が立ち去る後姿を、無言で足元を睨みつけるアーサーが見ることは無かった。
(#-@∀@)「何がボランティアだ、クラス当番だってまともにやらないくせに……」
渡り廊下の古びたタイルを蹴るような早足で進みながらアーサー・P・ホワイトは吐き出した。
学年が一つ上がったこの秋、彼にとってワーストワンの出来事はまたジョルジュ達と同じクラスになってしまったことだった。
こんなことなら一か八かで教師にクラスの振り分けについて相談すればよかった。
校内に設えられた公衆電話にコインを入れ家にダイヤルを回す。コールを待つ間、中に吹き込んだ落ち葉を足で除けようとすれば、
湿気たそれは触れると同時にぐしゃりと潰れた。
(-@∀@)「……もしもし、母さん? 今日は学校で勉強していくよ。うん、そう」
中学校に入学して二年目、まともに会話できる相手が一人もいない。皆示し合わせたようにスポーツやTVゲーム、お洒落に音楽、恋愛など
に精を出し始め、アーサーが好きな物――映画や小説に出てくる恐ろしい怪物の話をしても苦笑いして、あるいは不快そうに去っていく。
狼男、魔女、ゾンビに悪霊、吸血鬼。“気持ち悪い”し“怖い”かもしれないが、それも彼等の魅力の一つなのに。
自分の趣味がおかしいと言われたようで辛かった。何故誰も真剣に聞いてくれないのだろう。
小学生のときは、少なくとも聞いてくれる相手はいたのだが。一所懸命に会話を続けようとしたものの、気が付けば誰も近づかなくなっていた。
-
段々と口数少なになるまま、新しい環境で知り合いもおらず独りでいたところを、ジョルジュ達に目を付けられた。
最初は親切ごかして声を掛け。次第にグループの最底辺まで押し込まれる。
毎日のように雑用や宿題を押し付けられ、ちくちくと趣味をからかわれながら教室のすみで過ごす日々。
(-@∀@)「え、夕方降る?……いいよ、大丈夫だよ、バス停まで走ればすぐだから」
もしも自分を受け入れてくれる本当の友がいれば。あいつ等を思い切りやっつけられれば。
映画のような運命的な出会いや奇跡の大逆転なんかが起こらないだろうかと、とりとめのない夢想に逃げては引き戻される。
思い返すだけで落ち込む気分を振り払おうと、図書室に向かいながら中断した空想の続きに取り掛かった。
五人分の課題と格闘しているうちに空はすっかり黒雲に覆い尽くされていた。
教師に追い立てられるように学校を出ると冷たく湿った空気が心地良く体を包んだ。いつもなら物陰から現れる怪物との遭遇シーンを
思い描きながらゆっくり歩く道を、空模様を心配しつつ小走りに進む。陽が落ち切っていないのか辺りはわずかに薄明るいが、雲は低く
垂れこめて今にも降り出しそうな雰囲気だった。
(-@∀@)「……ん?」
何気なくビルの間の細い隙間を覗きこんだアーサーは、その先に街灯らしい明かりが灯っているのを見つけた。建物の向こうはバス停のある
大通りで、この道をしばらく行った先をコの字型に曲がらないとバス停にはたどり着けない。位置からして、あれが大通りの街灯ならここを通れば
屋根付きのバス停のすぐそばに出られるのでは?
アーサーはパーカーのファスナーを首元まで上げると、人一人がやっと前を向いて通れるようなその隙間に入り込んだ。
視界がぐっと狭まり、探る足にぶつかるガラクタをガラガラと蹴り避ける音だけが耳につく。
ひたすら目指す先の明かりへ歩いて――抜けた。
(-@∀@)
(@∀@-)「あれ?」
剥き出しの土の地面。ぽつりと一本建てられた街灯が作る頼りない光の輪の外はただただ真っ暗だった。振り返れば、先程通ってきた隙間だけが
縦長の線状にぼう、と闇に浮かんでいる。かすかなざわめきが聞こえたように思って左を向くと、向こうにぼんやりとした明かりの群れが見えた。
明らかに町の中じゃない。どうなってるんだ。ふ、とわずかに生臭い匂いが鼻についた。
-
戻ろう。そう思って明かりの下から出ようとしたアーサーの目の前に
(;-@∀@)「うわっ!?」
(´・_ゝ・`)
いつの間にか少年が一人立っていた。
おそらくアーサーと同じくらいの齢の、古めかしい黒い服を着たその少年は、手にこうもり傘をぶら下げて呆けた表情で小さく口を開いた。
(´・_ゝ・`)「……は」
その時、ぱら、と軽い音が耳を打った。
短いリズムを刻んだそれは次の瞬間ざらざらと止めどない粒の連続になって降りそそぐ。しまった、と呻いたアーサーの視界が暗くなる。
少年が傘を差しかけ、逆の手で左を示していた。
(´・_ゝ・`)「こっち」
(-@∀@)「え?」
(´・_ゝ・`)「はやく」
少年が歩きだしたので面喰っていたアーサーも傘の下から離れないよう慌てて隣に並ぶ。
大股に歩を進めていくと、明かりの群れは近づくにつれ七色に分裂して雨にちらちらと光った。
それが不規則に吊るされたランタンだと気付く頃には、二人は鈍色の雑踏に分け入っていた。唸る雨音と低い喧騒が重なる。
急に傘がぐんと下げられたので、アーサーは背中を丸め泥水の跳ね飛ぶ足元だけを見て歩いた。
-
土砂降りの中導かれるままに蛇行した通りを進み、大仰な鉄柵の小さな穴を潜り抜けた先にあったのは、昏い天を刺すようにそびえたつ
荘厳で奇妙な屋敷だった。何十階建てのビルディングというわけでは無く、壁も窓も屋根も溶けた飴を引き伸ばしたように縦に長い。
少年は屋敷の裏側の細長い扉を開いた。
と、次の瞬間閉めてしまう。
(-@∀@)「?」
(´・_ゝ・`)「あ、その」
しばらく視線を泳がせた後、思いついたように「乾いたタオルを用意するから少し待って」といってアーサーに傘を預け扉の内に消えた。
ぼうっと突っ立ったままアーサーはさっき見たものを思い起こした。雨の幕越し、泥々の道をすれ違うコートの裾からのぞくひづめや
鳥の足、先端の尖った三本のブーツ。そしてちょこまかとその間を縫って駆けて行った、一フィート程の子鬼を。
真鍮の把手を軋ませないようゆっくりと、ほんの少し開く。
覗けばやけに天井が高く薄暗い廊下、物置のように雑然としたそこに少年のシルエットが沈んでいる。
( )「早く、早く……隠さなきゃ……」
ぶつぶつと呟く少年は何か布のような物を抱えている。キィ、キィ、と動物らしき甲高い鳴き声も聞こえた。
よく見ようとアーサーが身を乗り出したその時。
――かっ!
閃光がひらめいた。
雷のストロボ、扉の隙間から伸びた光が少年の姿――勢いよく振り返った青白い顔の歪んだ口元からのぞく尖った牙、背後に
山と積まれた棺桶と、周りを飛び回る蝙蝠を、アーサーの眼に鮮明に映し出した。
(-@∀@)「……吸血鬼?」
(;´・_ゝ・`)「あ、あああ……」
爪( ゚゚)爪「キィ」
ばさり、と白い布を取り落した少年はひどく狼狽していた。
(-@∀@)「本当に?」
(;´・_ゝ・`)「ご、ごめん! 騙すつもりじゃなくって、違うんだ、僕は……」
-
(*-@∀@)「本当かよ!? すごい、やった!」
(´・_ゝ・`)「……へ?」
(*-@∀@)「じゃあ、さっきの変な足の奴らとか小鬼とかもやっぱり本物!?」
(;´・_ゝ・`)「ああ見えていたんだ……遠回りでも横道を通ればよかった」
(*-@∀@)「まさか本物の怪物に会えるなんて! しかも吸血鬼まで! 俺吸血鬼が一番好きなんだよ、ああもう夢みたいだ!
夢か!? 夢じゃないよな!?」
(´・_ゝ・`)「ゆ、夢ではないよ」
(*-@∀@)「ハァー、イェーア!! あいたっ」
爪(#゚゚)爪「ギィー!」
歓喜極まる様子で腕を振り回して踊り始めたアーサーを蝙蝠がつつき回す。少年は茫然としていたが、ふと困ったような表情を緩めて
「変わってるね、君」と呟いた。
(;-@∀@)「痛い痛い、やめろって! え、何?」
(´・_ゝ・`)「普通なら人間は“怪物”を怖がるものじゃないの? 君は逃げようともしない」
(-@∀@)「俺にとって怪物は怖いものじゃないさ。それに君が俺を襲う気ならとっくに噛みついてるだろ」
(´・_ゝ・`)「……そうだよね。うん、そうだ。僕は君を襲ったりはしないよ」
そういって少年は壁際の蝋燭に火を灯す。ほのかな光がうら寂しい廊下を金色に照らした。
(´・_ゝ・`)「僕の名前はデミタス。君は?」
(*゚∀゚)「アーサー。最近友達でもできたの?」
朝のキッチン。
玉葱とツナを和えながら母が突然背中越しにたずねてきたので、アーサーは朝食のスクランブルエッグをむせ返しそうになった。
(;-@∀@)「んっ、ぐむ……な、何で?」
(*゚∀゚)「このごろ毎日帰りが遅いし、なんだか楽しそうにしてるじゃない。よく食べるようになったし」
-
ちょうど手にとった三切れ目のパンをそろそろとかごに戻す。食欲旺盛になっているなんて自分でも気付かなかった。
(*゚∀゚)「だから、放課後に一緒に遊ぶ友達ができたんじゃないかと思ってさ……フッサール、食事中に新聞読まないで」
ミ,,゚Д゚彡「ん」
(-@∀@)「あー、うん、その……」
(*゚∀゚)「それともまさかガールフレンド?」
(;-@∀@)「違う! 友達、友達だよ!」
(*゚∀゚)「ふふふ、だよねぇ。あんたモテないものねえ。よくお化けの話で女の子を泣かせたりしたし」
(;-@∀@)「それは小学校の頃の話だろ!」
ミ,,゚Д゚彡「…………アーサー」
(;-@∀@)「父さんまで、何!?」
ミ,,゚Д゚彡「……楽しいか?」
(-@∀@)「へ?……ああ、まあ、楽しいよ。どうしたの突然」
ん、ともうん、ともつかない返事を返して父が隠れるように掲げた新聞が、横からさっと取り上げられて綺麗に畳まれる。
かわりに熱いコーヒーを差し出しながら母が言った。
(*゚∀゚)「あんたが楽しそうで嬉しいのよ、フッサールも私も。あんた、中学校に上がってから何だか元気が無かったもの。学校の話もしないし、さ」
ミ,,゚Д゚彡「うん」
(-@∀@)「……俺もう小さい子供じゃないんだから、その日にあったことをそっくり全部話して聞かせたりしないよ。心配しすぎだって」
(*゚∀゚)「そりゃあ心配するわよ、大事な一人息子だもの。
あ、だけどアーサー。もうすぐ今月の『家族で夕食』の日よ。その日は寄り道しないで早く帰ってきなさい、いいわね?」
(-@∀@)「わかってるよ」
アーサーは朝食の皿を片付けて鞄を背負う。玄関で靴紐を結ぶ後ろから掛けられる二人分の「いってらっしゃい」に返事をして家から出た。
秋の空は高く、吸い込んだ空気はほのかに芝生と枯葉の落ち着く匂いを含んでいる。まだ辺りを湿らせている朝露の冷たい気配に身を震わせ
ながらバス停への道を行く。濡れたアスファルトに赤、黄、紫の星形の葉っぱが複雑なモザイク画を描いていた。
学校でいつも独りでいること、ジョルジュ達のことは両親には話していない。ましてや新しい友人のことなど話せるわけも無かった。
-
あの奇妙な雨宿りの日。どこの町にも人間に気付かれにくい場所にこちら側へ繋がる通り道があるのだと、暗い廊下を歩きながらデミタスは
教えてくれた。先程の裏口は使わなくなった古い棺桶の置き場所になっていて、そばにあったテーブルクロスで慌てて隠そうとしたらしい。
天井の高い長い廊下、歩く床には赤い絨毯が敷き詰められ、両側に見上げる程の巨大な肖像画がずらりと並べて飾られている。
(*-@∀@)「すっごいなぁ。この人達みんな吸血鬼?」
(´・_ゝ・`)「そうだよ、父方の一族のひと達。さあ、ここが僕の部屋。どうぞ中に入って」
こぢんまりと品の良い、しかしやはり天井の高い部屋。壁際の大きな本棚は天井まで一杯に本が詰め込まれ、上の棚に入っているものは
題名すら読めない。すすめられた肘掛椅子に座ると、数匹の蝙蝠がポットとカップを乗せた盆を足で器用に支えて運んでくる。デミタスは
盆を受け取りながら、「彼のことは御父様には内緒にして」とひそひそと頼んでいた。
蝙蝠達が去ると、燭台の灯を挟んでデミタスはいそいそと語り始めた。
(´・_ゝ・`)「昔から人間の出てくる話を沢山読んでいてね。そちらの世界に興味を持っていたんだ」
(-@∀@)「ここにそんな本があるの?」
(´・_ゝ・`)「御母様の本だよ。僕の母は人間なんだ。僕を産んですぐ亡くなったらしいのだけれど」
デミタスが人差し指を立てる。指先を目で追えば寄木細工のチェストの上に、手のひら程の小さな写真が飾られていた。
[ ∬ _ゝ ) ]
(*-@∀@)「じゃあデミタスは吸血鬼と人間のハーフってこと? すごい、映画みたいだ! 格好いい!」
(*´・_ゝ・`)「あ、ありがとう。映画、はわからないけれど……御母様は読書が好きだったみたいだ。童話や冒険譚、笑い話に教訓話……
優しかったり怒りっぽかったり、弱弱しいのに勇気があったり、色んな性質があって面白いと思った。
ずっと人間に会ってみたかったんだ」
(-@∀@)「……ははは」
(´・_ゝ・`)「?」
(-@∀@)「俺もずっと考えてた。怪物が好きで、彼らの世界に行けたらなぁって。おんなじだ」
アーサーの言葉にデミタスは微笑んだ。外から漏れ聞こえる雨音はさわさわと静かで、じきに雨は止むようだった。
彼はアーサーに依頼をした。これからもここに来て僕と話をしてほしい、勿論お礼はするし嫌なら断ってくれて構わない、と。
デミタスが人間の世界に来ることは無いのかと尋ねると、彼は父親に外出を禁じられていて、長時間外にいるのは難しいと答えられた。
父親が留守の間にこっそり裏口から出て、ひと気の無い道を選んで短い散歩をするくらいがせいぜいらしい。
-
(-@∀@)「それ、お父さんが君が出かけてる最中に帰ってきたらどうするのさ?」
(´・_ゝ・`)「あ」
(-@∀@)「……さっきの様子といい、君って結構うっかり屋だな」
(´・_ゝ・`)「ま、まあ、御父様は家にはほとんど帰ってこないから……それで、どうかな?」
(*-@∀@)「もちろんオーケーだよ! で、早速お礼なんだけど、吸血鬼って霧になったり動物に変身したりできるんだろ?
是非やって見せてくれないか!?」
(;´・_ゝ・`)「へ? えっと、僕、そういうことはまだ出来ないんだ。未熟だからさ。ごめんね」
(-@∀@)「……そっか、じゃあ他の物でいいや。変身は出来るようになったら、いてて、何だよ!」
爪(#゚゚)爪「キィ、ギー!」
(´・_ゝ・`)「あはは。ああ、出来るようになったら、ね」
それから五日間。アーサーは一日と間を置かず向こうの世界に入り浸っていた。放課後、人目につかぬよう細心の注意を払いながら
例のビルの隙間に体を滑り込ませる。不思議なことに、どんな時刻に入っても向こうの世界は常に夜なのだった。
アーサーは読みさしの新聞や雑誌を持っていき、人間の文化や自分の暮らしについて話す。デミタスは彼の家にある古い本や珍しい日用品を
用意して見せてくれた。デミタスはアーサーのどんな話題にも旺盛に興味を示し、アーサーもそれに応えようと持てる知識をかき集めて話をした。
(´・_ゝ・`)「ホラー映画、か。人間がこちらのひとを真似た演技をして、恐怖を娯楽として楽しむ。興味深いね」
(*-@∀@)「だろ? 『シタラバニアの夜』や『ヴィプ館の悪夢』なんかが王道で有名だ。けど俺のお気に入りは『ナイト・クロウラー』、これは
社会にまぎれた怪物達が人間を次々襲っていく話なんだけど、これに出てくるデレーシアって言う女吸血鬼の正体の隠し方が
実に周到でさ……」
(´・_ゝ・`)「アーサー、こういう話題になると早口になるね」
(;-@∀@)「いやこれはその、普段は全然話せないからさ、ホラーに関して。あっちじゃ誰も聞いてくれないんだから」
温かいマグカップを傾けながらテーブル一杯にそれぞれの土産を広げて語り合う。
デミタスの読み上げる死霊の騎士の決闘譚にアーサーが瞳をきらきらさせて歓声を上げることもあれば、アーサーがラジオで聞きかじった
芸能人の失敗談にデミタスが堪えきれず寝椅子の上で笑い転げることもある。
デミタスに頼まれた蝙蝠達が華麗な編隊飛行を見せてくれた時は一緒に拍手を送った。
-
帰り際に押し付けられたプリントの束を二人で延々とホチキスで綴じた日もあった。口と手を同時に動かしながら作業する上に、デミタスが
ホチキスをためつすがめつ観察したがるので、人手が増えているのに時間がかかるのだが。
_
( ゚∀゚)「よおアーサー。昨日渡したヤツはできてるよな?」
(-@∀@)「はいこれ、終わらないんじゃないかって焦ったよ、何とかなったけど。じゃあ俺授業の用意があるから」
_
( ゚∀゚)「……は?」
(; ^^)「本当に終わってる……これ全部一人で?」
( ・3・)「どうしたんだアイツ」
_
( ゚∀゚)「…………」
毎日が楽しかった。
向こうの世界の恐ろしい逸話や珍しい道具はアーサーを飽かすことなく驚かせた。その上、遠巻きにされることも馬鹿にされることも無く
好きなことについて思い切り喋れて、相手はそれを楽しそうに聞いてくれる。放課後が待ち遠しくて授業がやけに長く感じるのに、二人で語らう
時間はあっという間に過ぎてしまう。
きっとこれこそが“本物の友人”なんだろうとアーサーは思った。俺の秘密の隠れ家、怪物の友達!
ただ、一つだけ不満があった。二人は毎日放課後に街灯の下で落ち合って屋敷へ行くのだが、最初に通ったランタンの通りは使わず、いつも
ひと気の無い横道へそれてしまうのだ。
(-@∀@)「なあ、少しでいいからまたあの道を通れないかな?」
(´・_ゝ・`)「駄目だよ。この街のひと全員が僕のようなひとではないんだから。見つかったら何をされるかわからない」
(-@∀@)「…………」
(´・_ゝ・`)「それに僕も外出がばれたらまずいんだ。あの時は雨で視界が悪かったから通りを使った。普段は無理だよ」
アーサーはあの日盗み見た奇怪な者達をもう一度見てみたかった。いや、一度と言わず何度でも。さらに言うならこの街を探検して回りたくて
仕方が無かったのである。
-
だからその日は如何にして彼をうなずかせようかと昼間から頭をひねっていた。
今日もアーサーはテーブルに怪奇小説の雑誌や宿題を広げ、デミタスは暖炉で温かい飲み物を用意している。
さてどうやって話を切り出そうかと考えながら、傍らに積まれた本や箱を半ば上の空で開けていき、
(-@∀@)「ん?」
と、次に手にした小さな蔦模様の箱には、何やら砂糖菓子らしきものが詰まっていた。粉砂糖に金色が透けるそれはほのかに甘い香りと
光を発していて、釣られるようにアーサーは一つつまんで口に入れていた。楕円形の粒は舌で触れただけで柔らかくほどけ、じゅわりと広がる
甘く濃ゆい糖蜜はかすかな苦みとシナモンに似た不思議な風味を含んでいる。飲み下すと喉から腹へ温かい感覚がじわりと広がった。
(-@∀@)「うまい」
(;´・_ゝ・`)「?……わあああ!」
振り返って目を丸くしたデミタスが駆け寄って慌てて小箱のふたを閉める。表面に“月光”という文字がちらりと見えた。
(;´・_ゝ・`)「間違えて持ってきちゃってたのか! 大丈夫? 気分悪くない? このお菓子、鉤爪草のリキュールが入っててかなりきついって……」
(-@∀@)「いや、何ともないけど……」
(;´・_ゝ・`)「これ飲んで!」
水を一杯差し出されて味の余韻を惜しみながら飲み干す。さらに蝙蝠に持ってこさせた丸薬や水薬、謎めいた匂いがする粉薬まで。
デミタスがあんまりそわそわと心配そうにしているので、アーサーは少し可笑しくなって言った。
(-@∀@)「そんなに気にするなよ。俺はこの通りぴんぴんしてるし、むしろラッキー、位に思ってるんだから。吸血鬼って血しか飲まないのかと
思ってたけど。君達の食べ物ってすごく美味しいんだな」
(´・_ゝ・`)「僕は食べたことないよ、禁止されてる。鉤爪草は人間には強すぎるんだ……君の体に何かあったら償いようが無い……」
(-@∀@)「禁止?」
アーサーの問いには答えず、デミタスは彼の眼や口を覗き込んだり脈を取ったりしてから、本棚から分厚い図鑑らしき本を何冊か引き抜いて
調べ物を始めた。どことなく白けた雰囲気を感じながらアーサーは別の箱をいじってみたが、なんだかいつものように興味が湧かない。
視線を合わせないまま言葉を続ける。
-
(-@∀@)「禁止って、お父さんから言われたの? こんなに美味しいのに?」
( )「ああ」
(-@∀@)「ふうん……外に出るのも禁止されてるんだよな? 何だかさぁ。ちょっと君の行動を縛りすぎじゃないかな」
( )「……」
(-@∀@)「君のためを思ってやってるのかもしれないけど、厳しすぎるよ。もっと自由にできるように交渉したらいいんじゃないか?
君だってせめて自分の住んでる街くらい好きなように歩きたいだろ?」
( )「無理だよ。御父様は聞いてくれない」
(-@∀@)「そんなの話してみなきゃわからないじゃないか。親子なんだからさ、わがまま言ったっていいと思うぜ?
例えばほら、何かができた時ご褒美にねだるとか……」
( )「できることなんか無い」
(-@∀@)「え?」
囁くような声に振り向く。彼はこちらに背を向けたままで、その声音から感情は読み取れない。
( )「僕は何をやっても駄目なんだ。この齢になっても吸血鬼らしい能力はあらわれないし、血を飲んでも受け付けない。
御父様は大事な子供を一人で出歩かせたくないのだと蝙蝠達は言うけれど、どうだろうね。
本当は弱くて不出来な息子の存在を恥じて表に出さないのかもしれない。そもそも僕とあのひとは……」
(;-@∀@)「……いや、考えすぎじゃないか? 今はまだできない、ってだけだろ?」
おずおずと声を掛けると、徐々に低くなるほとんど独り言のような呟きがぴたりと止まる。
デミタスは動物みたいに頭を振るって髪を片手でがりがりと掻き回し、一拍置いて溜息のように吐き出した。
( ´・_ゝ「……ごめんよ。君がとても喜んでくれたから、ずっと言い出せなかった。がっかりさせたく、いや、されたくなかったんだ」
.
-
(-@∀@)「絶対機嫌悪くしたよなぁ。どうしよう……」
翌日、食堂の隅でランチを食べながらアーサーは独りごちた。
あの後、アーサーはテーブルに散らかしていた荷物を半ば流し込むように鞄に戻し、なおも心配するデミタスをなだめていつもより早く
家路に着いた。そうしようと思うくらいに気まずい状況だった。デミタスと出会ってから今まで、アーサーは自分の興味のある事柄についてばかり
話していたし、デミタスも父親については一切触れなかったので、相手の身の上について詳しく踏み込んだことは無かった。
(-@∀@)「他人の事情なんて、俺にはどうしようもないし……」
あの様子ではデミタスが父親に外出の許可を願うことは無いだろう。彼が自由に動ければ、街を見物する提案が通りやすくなるだろうと思って
話を振ってみたのだが。そもそも菓子一つであのうろたえぶりでは望み薄か。
そこまで考えてアーサーはふとフォークを止めた。
(-@∀@)「…………」
自分だけで街に出ればいいのでは?
「明日は行かない」と言っておいて、一人でこっそり向こうの世界に入れば好きに見て回れるだろう。デミタスは人通りの多い場所には来られない
だろうし、人間とわからぬよう念入りに変装していけばいい。怪物の世界を存分に観光できる。
(*-@∀@)
アーサーは早速、頭の中で準備するものを数え上げ始めた。
しかし。
( ^^)「おい。ちょっと来い」
(;-@∀@)「ぐえっ」
( ^^)「ぎゃはは、こいつほんと鈍くせー」
昼休みの人気の無いクラブ棟の一画、ボランティアクラブとは名ばかりのジョルジュ達の溜まり場に連れてこられたアーサーは、中に入るなり
後ろから強く突き飛ばされた。
その拍子に手放した鞄をマーティが拾って、数人の女子生徒とだらしなくソファにたむろしていたジョルジュ達に投げる。
-
ミセ*゚ー゚)リ「ちょっとー、汚いもの投げないでよー」
(・∀ ・)「悪い悪い」
「おいこいつの鞄、何かホラー映画のパンフレットとかすげえ入ってんだけど」「やだあ気持ち悪い」「これ滅茶苦茶不味いな、ベロ死んでんのかよ」
ローテーブルに中身がぶちまけられ、無遠慮な手があさっては好き勝手な罵倒がひとしきり飛び交う。
_
( ゚∀゚)「うわ、まじで不味い」
(;-@∀@)「な、何なんだいきなり!」
_
( ゚∀゚)「お前最近やたらご機嫌じゃん。彼女が出来たのか、それとも大金でも拾ったか? ん?」
(;-@∀@)「それは……」
_
( ^∀^)「水臭いな。良いことあったんなら俺達に教えてくれよ、友達だろ?」
(;-@∀@)「……嫌だ」
_
( ^∀^)「お前に拒否する権利なんかねえよ。
女なら会わせろ。金なら寄越せ。俺達まともな人間が、お前みたいなグズと仲良くしてやってんだ。その見返りだよ」
(;-@∀@)「…………違う」
_
( ゚∀゚)「は?」
(;-@∀@)「仲良くなんかない……お前等なんか友達じゃ、あぐっ!」
答えた瞬間、ど、とみぞおちに衝撃。次いで走る鈍い痛みに床に転がったアーサーの目の前にジョルジュがしゃがみこむ。
_
( ゚∀゚)「当たり前のこと言ってんじゃねえよ」
(;-@∀ )「う゛、げっほ、ごほっ」
-
_
( ゚∀゚)「化け物大好きな気違い趣味のゴミ野郎が、まともな友達扱いなんてされるわけ無えだろ」
ゲラゲラとあざける笑い声が頭上で弾ける。
爪゚ー゚)「ていうか、そいつの友達なんて絶対神経いかれてるでしょ」
( ・3・)「ゾンビに興奮するとか俺等には無理だわー」
(①∀ ・)「まじでやべえよな! 病院行きだろ!」
_
( ゚∀゚)「……あ?」
(-@∀@)「あ」
(①∀ ①)「は?」
室内がしんと静まり返った。突然BJがのどを押さえてえずき、口からでろりと吐き出したのは長く太い紫色の舌。
絹を裂くような悲鳴が上がった。何が起こったのか解らないという風にカメレオンのように突き出た大きな目を瞬かせるマーティ。
床まで届く舌を引き抜こうとパニックになっているBJ。足をもつれさせながら必死で逃げようとする女子生徒を、下半身がイモムシに変わった
ワットが助けてくれと追い回す。ジョルジュもまた、ところどころに鱗の生えた半魚人のような姿になっていた。
_
(;゚゚∀゚゚)「何だ、何がどうなってんだ!?」
(;-@∀@)「……!」
身を起こしたアーサーはローテーブルに見覚えのある金色の粒が散らばっているのに気付いた。
デミタスが人間には強すぎると言っていた砂糖菓子。昨日手早く荷物をまとめた時にまぎれ込んでしまっていたのだ。
すぐさまテーブルに這い寄り、菓子を集めて箱に戻す。
後ろからジョルジュが怒鳴り声をあげて掴み掛かってくる。寸の所で避けたアーサーは箱をしっかり胸に抱くとクラブルームから一目散に駆け出した。
すれ違う生徒の驚いた顔、教師の制止を振り切って校庭から通りへ飛び出す。
歩道の枯葉を蹴散らしてひた走り、速度を緩めぬままビルの隙間に入り込んだ。
ふっ、と日光と雑音が消える。
壁に体をこすりながら通り抜けると真昼の青空から反転、広がる星の無いビロードのような濃紺に肥えゆく月がぽっかりと浮かんでいた。
思わず立ち止まって空を仰ぐ。その背後から「アーサーァア! てめえ、一体何しやがった!」とジョルジュの怒り狂った叫び声が聞こえてきた。
-
(;-@∀@)「ひえっ、嘘だろここまで来るのか!?」
再び駆け出したアーサーの頭からは、普段の好奇心も昼間の計画も抜け落ちていて。
彼は猫に追われる鼠のように、無我夢中でランタン灯る通りに突っ込んだ。
Σ0皿0)「あいてっ」
£ЭωЭ「何じゃもんじゃ」
∬§§∬「ぎゅるぎゅるぎゅる」
ζ《:Ψ》「無礼者!」
(;;。ー゚)「ほほほほほ」
〔▲w▲〕「こどもはかぜのこ」
細かく編まれた白髪や髭に絡まりかけ、足元にうねる触手を縄跳びのステップでかわす。粘つく緑色の肌とだんだら縞の毛皮の間を
すり抜けて、金貨を鈴生りにぶら下げた立派なつのを回り込みながら、ぎょろりと目を剥く孔雀の尾羽を掻き分け進む。
通行人にぶつかり押されぎゅうぎゅうに揉まれながらアーサーが目指すのは、夜空に黒く沈む建物の影の中で一等高く天を突いてそびえる屋敷。
裏口から入り肖像画の廊下を抜けて、デミタスの部屋のドアを勢いよく開ける。背を向けて蝙蝠と話していたデミタスの肩がびくりと跳ね上がった。
(;´・_ゝ・`)「うわっ! びっくりした、どうしたのこんな時間に? あれ、君、一人でここに」
(;-@∀@)「これ一体何!? どうしたら元に戻るの!?」
(´・_ゝ・`)「へ? 元に、って」
「ぎゃあああぁ!」
その時、表から絶叫が響いた。
_
(;゚゚∀゚゚)「あ゛あ゛あ゛あああぁー!」
ミ◎∋◎ β+匹+)「じかんがない、じかんがないよ、しろいうさぎ! きゃー!」
急いで屋敷の正面に戻ったアーサーの目の前を、必死な形相のジョルジュと彼を追いかけてきゃらきゃらとはしゃぐ、鳥や爬虫類の頭をした
カラフルな子供の一団が走り去った。
-
慌てて後を追い、角を曲がろうとしたアーサーは大きな籠にぶつかってはね飛ばされた。黄色いカンゾウと紫色のリコリスがぶわりと宙に舞う。
(`Å´)「オイ、気ヲ付ケロ!」
(;-@∀@)「す、すいませ……!?」
尻もちをついたまま謝りかけたアーサーの周りを飛び回るのは老人の顔をした羽虫の群れだった。石畳に散らばった花を拾い集めながら
「やれやれ」とぼやいている。しばしその光景に目を奪われ、
(;-@∀@)「!」
はっとして辺りを見渡す。通りを埋める怪物達、街角の骸骨楽団が奏でる陽気な音楽。半透明のドレスの波。往来を七色に染めるカンテラの光が
サイケデリックにちらついてアーサーの眼を眩ませる。――いない。ジョルジュも子供達もどこにも見当たらない。
(;´・_ゝ・`)「ぜぇ、ぜぇ、一体、どうした、の」
(;-@∀@)「それが、昨日のあの砂糖菓子をクラスメイトが食べちゃって……」
屋敷の方からデミタスが息を荒げて走り寄ってきた。
「アイツラ誰ダ」「棺卿の屋敷から出てきた」「にんげーん?」「人間」「じゅるり」周囲の怪物達の囁きに蝙蝠達が威嚇の声を上げ二人を守るように
飛び回る。物騒な気配を感じながら小声で問いに答えたアーサーの差し出した小箱に、デミタスが目を見開いた。
(;´・_ゝ・`)「君、これを持って帰ったの!? しかも人に食べさせるだなんて!」
(;-@∀@)「違う、あいつ等が勝手に食べたんだ! それにわざと持ち帰ったわけじゃない! とにかく、早く元に戻さないと!
昨日の薬はまだある?」
(´・_ゝ・`)「あの薬……わかった。すぐに」
「……ぁぁ……――!」
遠い悲鳴が耳に届く。声の主を探せば街並みの向こう、小高い丘をよろよろと登る人影が、夜空と同化するように黒くわだかまる森へと
消えていった。
(;-@∀@)「ジョルジュ」
(´・_ゝ・`)「……あの人、もう助からないかもしれない」
(-@∀@)「え?」
-
(´・_ゝ・`)「本で読んだことがある。鉤爪の森だ。月から吸い取った魔力に満ちていて、奥へ踏み入るほど入った者を迷わせるって。
おまけにあちこちに深い沼があるから、知らずに入れば……」
(;-@∀@)「…………」
今まで散々いじめられてきた。あいつが酷い目に遭えばいい、消えてしまえばいいと何度も思った。
後で何を聞かれてもしらを切ればいい。こちらの世界で消えた人間のことなんて警察もわからないだろう。
だが、現実に見捨てて帰ることを選択するのは――自分は、そこまでは。
(;-@∀@)「デミタス。俺、連れ戻してくる」
(;´・_ゝ・`)「え? あ、待って、アーサー!」
アーサーは走る。乾いたヒースの丘を越え黒い森へ。鬱蒼としげる木立の中は奇妙に甘やかな匂いで満ちている。地面を覆い尽くす
ぜんまいのようにねじくれた植物を掻き分けながら、枝葉の隙間からこぼれるあえかな月の光を頼りにジョルジュの痕跡を探した。
残されたデミタスは彼の去ったあとをしばし茫然と眺めていたが、やがて開いていた口をきっと結ぶ。
菓子の箱を握りしめ、屋敷から付いてきた蝙蝠達に命じた。
(´・_ゝ・`)「いいかい。僕の言うことをよく聞いておくれ」
_
(;゚゚∀゚゚)「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
進むべき方向もわからぬまま、ただあの街から逃げたい一心でジョルジュは暗い森をさまよっていた。
彼は疲れ切っていた。突然自分と仲間が化け物に変身し、アーサーは逃げだした。理屈は分からないが、これはあいつの復讐だと思った。
こらしめようと追いかけたら今度は化け物だらけの世界に連れてこられた。もう頭の中はぐちゃぐちゃだ。
-
はやく、はやく、はやく。
手を伸ばし、地を蹴り、木々の間を翔ぶ様に。金色の光が閃くほどに眼、耳、鼻、感覚のすべてがひらけてゆく。
眠っていた血を呼び起こし、本能に従いひた駆ける。
その体の変容にも気付かずに。
.
-
がさ。
葉擦れの音に呼吸が止まる。それが風のざわめきか森の獣か、先程追いかけて来た化け物の足音なのかもわからない。
_
(;゚゚∀゚゚)「く、来るな! もう嫌だ、もう沢山だ!」
怯えながら後ずさる。周囲全てを警戒しながら足を引いて、引いて、
ずる、と踏み外す。
_
(;゚゚∀゚゚)「あ゛」
襲う、臓腑が消えたような浮遊感。もがいた腕が宙を掻き――
――ぎちり、と痛みが走る。
_
(;゛∀゚゚)「いでっ……!?」
見れば、肌に食い込む鋭い爪、左腕を強く掴む赤黒い手。そろそろと視線を上げれば。
Λ Λ
(::::゚::::::゚::::)
異形の姿があった。
月光をはね返す針のような獣毛。炎のごとき熱い息を吐く口元には一対の猛々しい牙。天を突いて尖った耳。ギャアギャアと鳴きわめく獣の声。
満月に似た金色の瞳がジョルジュを映して爛々と輝いていた。
恐怖の悲鳴が夜の森にこだました。
.
-
鉤爪の森の中、無数に湧き出る沼のうち一つのほとりで、赤い狼と半魚人が取っ組み合いを繰り広げていた。
頭上を飛び回る鴉がかしましく鳴いている。
(;,, ゚∀゚ )「ちょっと、落ちつけジョルジュ! 危ない、危ないって!」
_
(;;∀;)「放せ、放せええぇ!」
(;,, ゚∀゚ )「今放したら落ちるだろ!」
言いながらなんとか引っ張り上げた後もなおジョルジュは我を忘れたようにもがき続ける。
_
(;;∀;)「わっ悪かった、ゆるし、許してくれぇ、う゛ああぁー!」
(;,, ゚∀゚ )「おい暴れるな、沼に落ちる! 今、よく見えないんだよ!」
(´・_ゝ・`)「アーサー」
静かな呼びかけに振り向くと、片手にカンテラをぶら下げたデミタスがいた。全力で走って来たのか、木の幹にもたれ肩を大きく上下させている。
(´・_ゝ・`)「爪が」
言われて初めて自分の変化に気付く。掴んでいた腕を放すと引っ掻いた傷口にぽつぽつと血の玉が噴き、鼻をつく鉄の臭いに体毛が逆立った。
解放されたジョルジュが弱弱しい声を上げて地面にうずくまる。ぎこちなく地面に座り込む傍らにデミタスが膝をついた。
(´・_ゝ・`)「アーサー。君、その姿は」
(;,, ∀ )「わからない、俺が、俺は……」
(;´・_ゝ・`)「……まさか、自分でも知らなかったの?」
-
その時、辺りの空気がふう、と冷えた。デミタスの持っていたカンテラの灯が消える。
樹木の影が、夜の闇が音も無く渦巻き虚空に凝って形作ったのは、ひび割れた白い仮面。猛禽のごとく厳めしい貌と銀の蓬髪が暗闇に浮かび上がる。
ずるりと伸びた身の丈は十四、五フィートあろうかという長躯の吸血鬼が三人の前に現れた。ふと、あの屋敷の高い天井がアーサーの頭をよぎった。
白濁した瞳がぎょろりとこちらを捉える。
【+ 】ゞ゚)「……人狼の仔か。この街の者では無いな」
(;,, ∀ )「じん、ろう」
(;´・_ゝ・`)「…………」
羽ばたき寄る蝙蝠と入れ替わりに、頭上の鴉が闇色のマントの肩にとまって同化した。デミタスが彼に、父親に助けを求めたのだろう。
デミタスが立ち上がり父親の前に進み出た。
(;´・_ゝ・`)「突然お呼び立てして申し訳ありません。その、この二人を助けて下さいませんか」
ひく、と石膏の目蓋が震える。
デミタスは事の成り行きを順を追って説明した。白銀の吸血鬼は黙って彼をじっと見詰めてそれを聞いていた。
(´・_ゝ・`)「僕が原因となってこのような騒動を起こしてしまったのです。全ては僕の責任です。どんな罰を受けてもかまいません。
お願いします。貴方の力で二人を元の姿に戻してあげて下さい」
(;,, ゚∀゚ )「!」
アーサーは友人の横顔を見た。眼鏡を失くしてぼやけた視界でもわかるほど蒼白な顔をしていた。
(;,, ゚∀゚ )「あの、俺のせいなんです! デミタスは何も知らなくて、俺があの菓子を間違えて持って帰ったから……!」
【+ 】ゞ゚)「責の寡多を問うた覚えは無い」
とどろく遠雷のように大気を震わせる低い声にひゅっと息を飲む。吸血鬼はしばし瞑目し、わずかに眉をしかめて「瞬きの間に斯くも過ぎるか」と呟いた。
-
おもむろにジョルジュに向かって長い腕を伸ばす。迫る、鳥の脚のようにでこぼこと皺の寄った手を半ば呆けた様子で眺めるジョルジュ。
つ、と黒い爪が額をなぞり、離れる。彼の眼球がぐるりと裏返り「……へぇぁ」と気の抜けた声を漏らしどさりと仰向けに倒れこんだ。
(;,, ゚∀゚ )「い、今何を」
【+ 】ゞ゚)「少々記憶をずらした。害は無い……さて、助けて欲しいという話だったか。
鉤爪草の効力は時が経てば消える。現にそこな人の子はすでに人の身に戻りつつある。
そして人狼の仔。貴様は森の魔力にあてられただけの事。我が助力など無くともお前の血は既に戻る術を識っているだろう」
ジョルジュを見れば確かに肌の鱗はほとんど消えているようだった。安堵の表情で顔を見合わせた二人の体ががくんと吊り上げられる。
持ち上げられた目線の高さ、瞳孔すらも白い瞳にぎろりと見据えられ、背骨が凍る感覚がした。
【+ 】ゞ゚)「デミタス。御前は我が言い付けを破り街を彷徨し、他所の世界の者を招き入れたと、そう言うのだな?」
(;´ _ゝ `)「……はい」
【+ 】ゞ゚)「……御前とは後で改めて話をしよう。此度の事に限らず、な」
(;´ _ゝ `)「…………は、い」
【+ 】ゞ゚)「人狼の仔よ。貴様、此方の世界への道を其方の人間に教えたか?」
(;,, ∀ )「いいえ。誰にも言ってません」
【+ 】ゞ゚)「ならばそのまま黙っていろ。ゆめ、口外するな――街の入口までは運んでやる。疾く己の領分へ帰るがいい!」
轟と耳元で風が鳴って嵐にさらわれたように四肢がもみくちゃになった次の瞬間には、アーサー達は街の通りの端に立っていた。
アーサーが気絶したジョルジュを背負い、デミタスがカンテラを前にかざして暗い道を無言で歩く。しかしアーサーの眼には、カンテラの光届かぬ
周囲の木々の枝ぶりまではっきりと映った。
彼の胸の内で様々な情景が乱れ飛んでいた。森の中を駆けている最中の冴え冴えとした感覚。自分の爪に付いた血の匂い。
(,, ∀ )「…………」
憧れの存在の仲間になる。今まで幾度となく想いを馳せた想像は力と神秘を得た高揚感に彩られていたが、実際にそれが叶ったはずの今、彼の
内にあるのは自身の変化への戸惑いと、他人を傷つけた衝撃だけだった。
-
(´・_ゝ・`)「……アーサー。さっきはありがとう」
(,, ゚∀゚ )「え?」
(´・_ゝ・`)「御父様に事情を話した時、かばってくれただろう」
(,, ゚∀゚ )「あれは……別に。本当に俺のせいだから……」
(´・_ゝ・`)「いや、僕が悪いんだ。君と君の友人を恐ろしい目に遭わせてしまった。本当にごめんよ」
違う。ジョルジュは友人などではない。本当の友人は……
謝罪がまっすぐ刺さった胸から罪悪感があふれ出た。本当の友人だって? 自分は彼の心配も信頼も無視して一人で街へ行こうと算段を
立てていたのに? デミタスから父親への疑念とコンプレックスを打ち明けられた時、アーサーの心に浮かんだのはただ「面倒臭い」という思いだった。
彼にとってデミタスは“こころよい話し相手”であり“怪物世界の案内人”で、それ以外の側面など求めていなかったから。
ぬるい風が吹いている。近づく街灯とカンテラの光の輪のふちがくっついて、重なる。
(´・_ゝ・`)「あの時僕がここに居たのは偶然じゃない。御母様の本で憧れた人間の世界に行ってみたくて、何度も通っていたんだ。
結局一歩も踏み出せなかったけれど」
立ち止まってデミタスが言った。二人は最初に出会った時と同じように街灯の下で向かい合った。
(´・_ゝ・`)「あの雨の日、僕は君に傘を渡して元の世界へ帰すべきだった。なのに僕は、ここが君にとって危険な場所であることを
知りながら、君がまた来てくれることを望んだ。とても身勝手な行いだ」
(,, ゚∀゚ )「でもそれを選んだのは俺だ……それに、俺は人間じゃないよ」
(´・_ゝ・`)「何者かなんて関係無い。僕にとって君は、この世界で何もできない非力で臆病な半端者を認めてくれて、一緒に笑ってくれた初めての……」
消え入った言葉の端が湿って震えていた。
おそらくこの後、デミタスは屋敷から出られなくなる。アーサーもこの騒ぎが収まった後またこの世界に来る気は起きそうになかった。
拒絶されなかった、自分を肯定して受け入れてくれた、それだけで嬉しくて心地良くて。時の経つのも忘れて語り合う時間のなんと楽しかったことか。
それが澱む湖水の上に張ったきらきら光る薄氷の上を歩くような、軽率で愚かな行為だったとしても。
-
(,, ゚∀゚ )「さよなら、デミタス」
アーサーは街灯の下を出て、闇の中にぼんやりと浮かぶ隙間に入っていった。人一人背負っている分余計に狭く感じる隙間をゆっくり進んでいく。
前方からこぼれる日の光に体の表面がかっと熱くなり、全身の獣毛がばらりと抜け落ちるのがわかった。骨が軋み、腕にかかる重さが増す。
なるほど血が識っているとはこういうことかとアーサーは淡々と思った。
抜ける瞬間、少しだけ後ろを振り返った。暗い隙間の奥、ぽつりと灯る街灯とその下にたたずむ小さな人影が、ビルディングの煉瓦の角に消えた。
人間の世界は午後の穏やかな光線に満ちていた。さぁ、と失われた聴覚が戻ってきたように、子供の歌声や車のエンジン音が体を包む。
これから学校に戻って、きっと大騒ぎになるのだろう。自分の正体のことも考えなくてはならない。息を吐いた途端ぎゅっと頭が絞られたように
痛み、腹の奥で何かが膨れ上がってのどを詰まらせた。走り通しだった疲れが一気に襲ってきたのだろうか。
( ∀ )「……重いな、こいつ」
おぶったジョルジュを担ぎ直し、アーサーは学校へ歩き出した。
予想通り、アーサー達は学校に着くなり教師達に空き教室へ連行された。マーティ達はすっかり元に戻っていた。
生徒四人が怪物に変身するという奇怪な事件は、当の生徒達の要領を得ない証言と、現場となったクラブルームで酒のボトルが見つかったことから
『よく出来た仮装とアルコールによる錯乱』が原因であると結論付けられた。アーサーは何を聞かれても「わからない」「ジョルジュ達が急に暴れ出した」
と繰り返してやり過ごした。
迎えに来た両親が彼の服に残った獣毛を見つけた時、アーサーは”月に一回”欠かすこと無く続いていた家族全員での夕食の意味を知った。
何も言わずに抱きしめられ、そして家に帰ってから、長い、長い家族会議が催された。
事件が一段落した後日、賑わう教室の片隅でアーサーは机に肘をついてぼうっとしていた。一度、ジョルジュ達に謝るべきかと考えたのだが、少し
近付くだけで血相を変えて逃げられるのでやめた。傷は浅かったし、あの世界での記憶は無いはずなのだが。
どんな噂が広まったものか、以前よりさらにクラスメイト達と距離が開いたように感じたが、アーサーはそれほど辛いとは思わなかった。
彼等にとって怪物は人間をおびやかす怖くて気持ち悪いものだ。月光に浮かび上がる鋭い爪とジョルジュのおびえた表情を思い出す。
そりゃあそうだ、嫌なもの、不快なものは誰だって避けたいよな。そんな単純なことにも思い至らず自分の好きなことばかり話しては、誰も
聞いてくれないと不満を感じていた自己中心さをようやく自覚する。アーサーはずるずると机に突っ伏した。
相手のことなど全く考えていないくせに自分を受け入れてくれだなんて、あまりに虫がいい話じゃないか。
少年の友人はいなくなった。いや、それは初めから友人ではなかった。そして彼はもう、それを欲してはいなかった。
.
-
――四年後
日も短くなってきた晩夏の夕暮れ。町の小さな不動産事務所の扉から一人の青年が出てきた。赤毛の青年はしばらく戸口に立ったまま
話をしていたが、やがて軽く手を振って扉を閉めた。からんころん、とドアベルが涼やかに鳴る。
正面の低い階段を降りて通りへ踏み出した青年の目の前に
(-@∀@)「うわっ」
(´・_ゝ・`)
怪物がいた。
古めかしい黒いスーツを纏ったそいつは大ぶりな蝙蝠傘の下から青年を見てにたりと笑った。
青年は一瞬固まって、それから何事も無かったという面持ちで怪物の横を素通りして歩き出した。後ろから靴音がこつこつとついてくる。
(´・_ゝ・`)「こんばんはアーサー。良い部屋は見つかったかい?」
(-@∀@)「まだ日没前だぞ。何でいるんだ」
(´・_ゝ・`)「この程度の日光、傘があれば平気だよ。
それより大学の近くにアパートを借りるんだってね。引っ越しが済んだら教えてくれ、御祝いを持っていくから」
(-@∀@)「どうせ入り浸るつもりだろ。部屋中ににんにくの花を擦りこむぞ」
(´・_ゝ・`)「それは勘弁してくれ」
デミタスはからからと笑った。
事件から五ヶ月が過ぎた頃、まだ肌寒い春の夜。
カーテンを閉めようと窓に近寄ったアーサーは、外の夕闇に浮かぶ青白い顔に悲鳴をあげて飛び上がった。相手も飛び上がっていた。
駆け付けたアーサーの両親にデミタスは名乗り、アーサーを危険な場所に通わせ、隠されていた正体を知る原因となったことを謝った。
両親は戸惑いながらも、謝罪は受け取るが、私達の息子が自分の意思で行動した結果でもあるのだから貴方だけに責があるわけでは無い。
正体のこともいつかは明かさねばならなかったのだから、と穏やかな声でかえした。
(*゚∀゚)「さいわい、この子もクラスの子も無事に帰って来れたんだ。だから私等はもういいよ」
ミ,,゚Д゚彡「……人間として息子を育てた以上、我々も“道”については警戒すべきだった。こちらこそ迷惑をかけてすまなかったな」
-
帰り際、小さなライトに照らされた玄関先の庭でアーサーはデミタスにたずねた。
(-@∀@)「どうしてここに? もう屋敷からも出られないかと……」
(´・_ゝ・`)「あの後、御父様と話し合って外出を許してもらったんだ。いくつかの条件付きだけど」
言って示した屋根の上で、闇にまぎれ翼がばさばさと羽ばたく音が聞こえた。よく見れば彼の上着のすそにも蝙蝠が一匹しがみついている。
夜な夜なこちらの世界を散歩する内に、窓越しにアーサーの姿を見つけて思わず近づいたのだという。
(´・_ゝ・`)「アーサーが、御父様と交渉したらどうだって言ってくれただろう? 話してみなければわからないって。
君の助言が背を押してくれたから御父様とちゃんと話せたし、これからは自由に外を歩ける。ありがとう。君のおかげだ」
(-@∀@)「…………違う」
(´・_ゝ・`)「?」
(-@∀@)「違うんだ。俺は君のためを考えていたんじゃない、君が外に出られればあの世界を探検する案にうなずいてくれると思ったからだ。
それが駄目なら一人で街に出ようとしていた。騒ぎが無ければ、きっと実行してた」
(´・_ゝ・`)「…………」
(-@∀@)「吸血鬼の能力が使えないって聞いた時もがっかりしただけで、君を傷つけたとか慰めようだとか全然思わなかった。
俺は自分のことしか頭になかったんだ。楽しさと好奇心だけで動いて、周りの人間の事情なんて何にも考えてない。
……ありがとう、なんて言ってもらえるような奴じゃないんだ」
(´・_ゝ・`)「……君は誠実だね、アーサー」
(-@∀@)「どこがだよ……」
(´・_ゝ・`)「黙っていればわからないのに、それをしないのは君の誠実さだよ。
僕だって君のことを、人間なのに怖いものが大好きで、時々すごく早口になる変な人だと思っていたんだよ?」
(-@∀@)「えっ……」
憮然とした顔になったアーサーにデミタスは少し意地悪く笑い、それから真剣な表情で向き直った。
(´・_ゝ・`)「君の胸の内に何があったとしても関係無い。僕は今でも君と出会えたことを幸運だったと思っているし、君の言葉に助けられた。
受け取らなくてもいい。ただ、僕は君に感謝しているのだと、覚えていて欲しい」
.
-
デミタスが帰った後、しかしアーサーは自分の性質についての結論を変えなかった。彼は外で怪物の話を一切しなくなった。高校に入学してからも
同級生とは無難な話題に徹し、入れ込まず適度な距離を保って付き合えば、学校生活は中学生時代が嘘のように至極快適で平穏な物になった。
ジョルジュの言っていたまともな人間うんぬんを本気にしているわけでは無い。あれは都合の良いいじめの口実だ。
もう自分勝手な振る舞いで人を不快がらせたりしたくない。親しくなった誰かを裏切りたくない。そんな自分を自覚したくない。
もっと早くに気付いていればとアーサーは思った。おそらく自分は、自分で思っていた程『良い人間』ではないのだ。
横断歩道を渡りすぐ近くの大きな自然公園に入る。芝生の中をくねくねと続く遊歩道に人影は無く、晴天の蝙蝠傘を怪訝そうに見られることはない。
年月が経ちアーサーが十八歳になった今でも、相変わらずデミタスはこちらの世界に足を運んでは度々彼を訪ねてやって来る。
黒衣の客は「嫌なら出て行けと言ってくれ。二度と姿を見せないと我が血に誓おう」と彼の部屋で彼の母の編み物雑誌を読みながら、複雑そうな顔
をする部屋の主にそうのたまった。
ホワイト家の活字をあっさり読みつくし、新しい本を求めてじわじわと行動範囲を広げ、つい先程はニューススタンドで口さがない記事で評判の
ゴシップ誌の新刊を買っていた。隣でにやにやと見出しを眺めながら歩く姿からは、出会った頃の童話好きな少年の面影は欠片も見当たらない。
(-@∀@)「お前変わったなぁ」
(´・_ゝ・`)「……そういえばアーサー、近日面白そうなホラー映画が公開されるようだね。題名は何と言ったか」
(-@∀@)「『THE・F』。フランケンシュタインの怪物を題材にしたシレーヌ監督の新作。情報からして例に洩れずこれもフランケンシュタインの怪物を
対話不可能なモンスターとして描いているようだ。それはそれで良いと思うけど、俺は原作の高い知能を有し自らの存在と人類への感情
に苦悩する彼がもっと知られるべきだと……」
(´・_ゝ・`)「観ないのかい?」
(-@∀@)「観る」
(´・_ゝ・`)「ふっ、はははははは!」
デミタスは遊歩道から外れて芝の上をくるくる回転した。傘の内骨にぶら下がった蝙蝠がキィキィと悲鳴を上げる。口角に八重歯がのぞいた。
あれ以来デミタスがアーサーを自分の世界に呼ぶことはなかった。アーサーは両親と同じように人間として生きる道を選んだし、自分がこちらに
来られるのだからその必要が無い、と。
(´・_ゝ・`)「そのかわり訪問は夜になるけれど、これは致し方ないことさ。僕は人を母に、吸血鬼を父に持つ、世にも稀なる半吸血鬼だからね」
そう言っていた彼が、心霊写真についての議論に熱中しすぎうっかりアーサーの部屋で一夜を明かしてしまった翌日。
遮光カーテンの隙間から漏れる朝日を浴びて、“半吸血鬼”がぬくぬくとソファで眠りこけている光景に遭遇した。
アーサーは難儀な奴だと思いながらカーテンを閉めてやった。
-
(-@∀@)「笑うなよ。何だよ」
(´・_ゝ・`)「ふふ、一見殊勝に暮らしているようだが、君の本性は全く変わっちゃいない。放っておくと怪奇的存在のことで頭があふれてしまうから
時々栓を抜いてやらなければならない、手間が掛かる! さっさと趣味仲間の一人も作りたまえ!」
(;-@∀@)「お前が勝手に来るんだろ、余計な御世話だ。で、結局何が言いたいんだ」
(´・_ゝ・`)「いやなに、知人として君の趣味に付き合ってあげようということさ。感想を語る相手は欲しいだろう?」
(-@∀@)「……そりゃどうも」
実のところ、デミタスの言う通りアーサーは今でも怪物が大好きだ。不思議で不気味で恐ろしい者、妖しい魅力に満ちた魔の世界。
一連の騒動を体験し自分の正体を知ってもなお、むしろより一層想いは増したように思う。
映画みたいな出会いや大逆転が起きても、人生が都合良く変わるわけじゃない。むしろ自分の軽率さと勝手さ、嫌な部分を思い知った。
だが、趣味を捨て真人間に生まれ変わろうとまでする気は無い。良くも悪くもそれらは自分の性質の一部だし、そもそも変わろうと思って
簡単に変われるなら世話は無いだろう。
だからと言って開き直るつもりも無く。
(-@∀@)「行くんなら来週の週末だな」
(´・_ゝ・`)「夜間上映が多いといいねえ。終わったら夜通し感想会だ」
爪(;゚゚)爪「キィ!?」
(-@∀@)「いいけど、お前あんまり親父さんを心配させるなよ」
ただ、あの時の感謝を受け取るに足る人間であろうと思うだけだ。
黄昏の中を怪物と人間が並んで歩いている。涼しい夜風が青く香る夏の名残をさらっていく。
アーサーが空を見上げると、燃えるオレンジ色の夕焼けと星をたたえた紫紺の夜空の層があざやかに広がっていた。
Boy meets Monster のようです End
-
以上で投下を終わります。
ご清聴ありがとうございました。
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乙!
-
乙
めっちゃ好きだこういうの
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乙 すきです
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そっか今日はハロウィンだったか……
乙、めっちゃ面白かった!
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いやはや面白かった
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すまねえ、めっちゃ難しいアーカイブだけど
短編
たぶん主人公はドクオ
陽キャグループに混ざろうとしてるけど明らかに一人浮いてて痛い
この話誰か知りませんか
-
('A`)ドクオがフィギュアを買うようです
http://blog.livedoor.jp/wordroom/archives/51408731.html
これかな?
-
うあわーーありがとう!!!
読み返した最高ブーンいいやつ
-
213 : ◆CzvIGcPqjs :2009/08/21(金) 19:02:42.09 ID:yu4lzAja0
('A`)「何やってんだ」
( ^ω^)「あ、ドクオ! ドクオはやっぱりめだか否定派だお?」
(´・ω・`)「いや、めだかは化ける。絶対化ける。かわりにバクマンは落ちる」
('A`)「……」
( ^ω^)「バクマンは〜〜うん。パートナーがおにゃのこじゃなかっただけでアウト」
(´・ω・`)「そこじゃないでしょ。やっぱさ、壁が弱いよね壁が。障害を乗り越えなきゃ
時が経ってみるとこの会話ワロタ
-
めだかは化けなかったなぁ
ずっと好きで読んでたんだが
-
>415
乙!怪奇の表現の仕方がすごく綺麗。面白かった!
自分も投下します。
-
『助けて、キューちゃぁ〜ん! おねがぁい!』
朝っぱらから電話越しの友達にお助けロボットみたいに呼ばれる日がこようとは。
o川;゚ー゚)]「えーっとぉ……落ち着こう?」
『落ち着いてたらこんな電話してませんよねぇ!』
ああ、そこは冷静なんだ。
o川*゚ー゚)oいいかげんにするようです
【キャベツの醤油パスタ】
.
-
朝ごはんの焼き鮭は生だという。
皮は焦げ過ぎないパリパリに焼き上がり、身の厚いハラスは脂がパチパチ鳴っていて匂いを広げているように感じる。
身をほぐして、醤油を少しかける。醤油差しを絶妙に傾け、神経を研ぎ澄ませる。
しかし、多くかかったとしても問題ない。何故なら、それに合わせて鮭をほぐせば良いのだから。
そうでなくともご飯に乗せてしまえば、問題があると思う方がどうかしている!
炊き立てのご飯に醤油と鮭の油が馴染み、湯気に乗って殊更匂いが頭からお腹まで染み渡る。白米に染みるならどんどん染みてしまえば良い。
美味しいものは食べる前から美味しいと分かる。
──携帯電話の着信バイブ。
身が零れないようご飯を掬い、一口。後追いにご飯を押し込む。
──携帯電話の着信バイブ。
o川*>ー<)o(ああー、たまんない!)
o川*>ー<)o(ちょっとのおかずで白米にがっつく、これがご飯の楽しみ〜!!)
食卓にお魚が出た時のご飯の進みは尋常じゃない。普段はおかわりなんてしないのに、お魚だったら2杯は食べてしまう。
脂の塩気で十分な気もするけど、醤油はもう少しかけても……
-
<ブーブー.ブーブー.ブーブー...
黙 川川*゚)o゛ 々 "v‐、 ‐`ノwl モグモグ
lw´‐ _‐ノv「キュート、スマホうるさい」
o川*゚ー゚)o「ごはんとスマホどっちが」
lw´‐ _‐ノv「ごはんが大事だからうるさいって言うのよ」
母の言う「ごはん」は、食事とお米の両方の意味だ。
食事マナーが厳粛なわけではなく、自分が米を楽しんでいるのに邪魔をするな、と母は言っている。それには着信バイブがうるさいぞ、と。
美味しいお米を食べるためだけの旅行に出かけるほどの米好きの母の威圧感たるや。
茶碗に3分の1残ったご飯を名残惜しく思いながら携帯電話を見る。友達のハローからだった。
o川*゚ー゚)]「はーい、もしもし。おはよー……う?」
o川;゚ー゚)]「えーっとぉ……落ち着こう?
まあ、うん、そうね……うん、大丈夫だけど。え、なんで? は?
そんなのお米食べなよ、白米良いじゃん。おにぎりが一番だよ。」
o川;゚ー゚)]「なんだとぉ……分かったよ、ちょっと待ってね」
-
o川;゚ー゚)o「ねぇ、お母さん、今日ハロちゃん来ても良いよね」
lw´‐ _‐ノv「んー? 良いよ」
o川;゚ー゚)o「それでね、キッチン使いたいの。良い? お昼作るっていうか」
lw´‐ _‐ノv「あーらま、女子力ぅ。良いけど。折角だしお母さんの分も作ってよ」
o川;゚ー゚)]「ハロちゃん良いって。えー、あー……じゃあ10時半にしよ。
ね。はーい、じゃあね、はーい待ってるよー」
通話を切る直前までハローはぐずるような縋るような声でうんうんと頷いていた。
本当に泣いているわけじゃなくても、それくらい動揺しているらしいのは少し割れた音声で十分に伝わる。
それにしても、驚いた。
スマホを元の位置に伏せてついた一息がどうにも溜息じみている。
啜ったお味噌汁は薄味で、ちょうど良くぬるくなっていて喉に優しい。キャベツともやしのシャキシャキ感を噛みしめた。
lw´‐ _‐ノv「どうしたの」
o川*゚ー゚)o「ハロちゃんが今度カレシにごはん作ってあげるんだって」
一苦労した気分になってはいけない。疲れるのには1日は始まったばかりだ。
そのためにも、朝ごはん。
だってまだお米も焼き鮭も温かくて、おかわりだって釜にあるのだから。
「ふぅん。それで?」「それで簡単なパスタ料理を教えてほしいって」「お米食べなよ」「わたしもおんなじ事、言った」
そんな事を話しながら、素直家の朝ごはんは続いた。
-
*◇*◇*◇*
正直なところ、わたしが驚いたのはパスタ料理を教えてほしいと言われた事ではない。
わたしとハローは小学生の時から、カレシの弟者君とは中学時代からの付き合いで、二人が付き合い始めたのは高校の合格発表後だった。
進学組のわたし達と就職組の弟者君では時間の使い方が少しずつズレたもののよく一緒に過ごし、今でも仲が良い。
現在、21歳。2人は交際6年目。
o川*゚ー゚)o「それで未だに手料理食べさせた事がないって、あるかね」
ハローは元々白い肌を更に蒼白にさせ、どちらかといえば凛々しい顔を怯えた子犬のようにしてやって来た。
白人系クォーターのハローは一見すると白人女性にしか見えない。ブロンド、緑色の目、背は高く、スタイルのメリハリは日本人とは程遠い。
これで同じ日本人なのだから、これはもう笑い話だ。
飲み物を出して話しているうちに落ち着きを取り戻し、今ではすっかり普段の通り。
ハハ ロ -ロ)ハ「高校の時ね、キューちゃんいない時だったのかな。
その時に弟者君が私のサンドイッチ見て「オレそういうの無理だわー」とか言ったのがささくれ的に痛くて」
o川*゚ー゚)o「それは痛いねぇ」
確かにあれはちょっと衝撃的だなぁと、ハローの家で振舞われたサンドイッチを思い出して納得の唸り声が出る。
ハローの、母方直伝のジャムサンドイッチ。
それは、片方のパンの隅々にまでたっぷりのジャムを溢れんばかりに敷き、もう片方にこっくりした濃厚な色と質感をしたピーナッツバターを分厚く塗ってくっつけたものを言う。
最終的にパンからジャムもピーナッツもはみ出る。しかし耳は落とさないので見た目がドロドロとしてもの凄い。
初めて見た時、わたしはその言葉を知らないうちに初めて「圧倒的な存在」を知ったのだ。
-
o川*゚ー゚)o「美味しいんだけどね。カロリーハンパないけど」
ハハ ロ -ロ)ハ「ねー。ちょっとはぐらかすのもきつくなってきたし、それを面と向かって言われたし、そろそろ攻めに転じたい」
o川*゚ー゚)o「もっと言い方ないの? でも、わたしの料理って本当にいいかげんだよ。
野菜炒めの発展型みたいなのばっかり。はっきりこれ、って料理名のあんまり作れないし」
ハハ ロ -ロ)ハ「良いよ、凄いよ! 私なんて包丁殆ど使わないし。で、なんか料理本も見てても分からなくなっちゃって。
前にキャベツのパスタ作ってくれたでしょ。あれ良いなーって思って、簡単だって言ってたし」
o川*゚ー゚)o「やっぱりあれかー! あれは調子良いと10分かからないで作れるからオススメ」
キャベツが鮮やかでそれだけで彩りになるから余計な事を考えなくて良いお手軽パスタだ。
牛でも豚でも魚でもバランスが良いし、例え肉の類がなくても物足りなさを感じないのも良い。味付けも醤油だろうが塩、ポン酢、どうとでも出来る。
オシャレなものを作りたい、というハローの要望にだって十分応えられている。労力に比べて見栄えする点は文句なしだろう。
ハローの電話があってから冷蔵庫の野菜室にキャベツが残っているのを確認して、これしかないと思っていた。
o川*゚ー゚)o「じゃあ、まずは買い出し行こうか。お母さん12時ちょいに帰ってくるから、一応それ目標で作ろう」
ハハ ロ -ロ)ハ「キューちゃん優しい……なんでカレシ出来ないんだろう……」
o川*゚ー゚)o「は?」
ハハ ロ -ロ)ハ「エコバック持参シタヨ〜」
.
-
'
*◇*◇*◇*
o川*゚ー゚)o「正直、説明するほどの料理じゃないんだけどね」
買い出しから帰って時計を見ると11時を少し過ぎたくらいだった。どう手際悪く作ったって目標の12時には間に合って余る。
ハローがあまりにも真剣にメモを取り出そうとするのを説得するのに3分を使った。具の少ない野菜炒めにパスタを入れるだけなのだからポイントも何もない。
エプロンをつけてキッチンに立つ。いつも使っている底の深いフライパンをコンロに置き、並々とお湯を入れて強火にかけた。
パシャ、と音がしたので見ると、シンクに材料を並べたハローが写真を撮っていた。キャベツときのこと挽き肉しかないのに。
o川*゚ー゚)o「わたしはなるべく洗い物を出したくないので、パスタ茹でるのと炒めるのは同じフライパンを使うのね。
あと、フライパンが深いと多少荒く混ぜても具が外に出なくて良いね」
ハハ ロ -ロ)ハ「順番は?」
o川*゚ー゚)o「好きな順で良いんじゃないかな。まぁ、今日は挽き肉を買ってきたけど、冷凍してるのは解凍しておかなきゃ駄目だね。
事前に冷蔵庫に移しておくか、レンジの解凍モードでピッ。どうせ炒めるから火が多少通っても気にしなーい」
ハハ ロ -ロ)ハ「……そんなもん?」
o川*゚ー゚)o「言ったでしょー、キューちゃんの料理はいいかげんなんです。
で、わたしはフライパン1つだから最初にパスタを最初に茹でるよ。今は沸騰待ちなので、この間にキャベツときのこを切ろう」
ハローにキャベツを洗うよう指示する。元々1/2カットだったキャベツの残りは半分くらい。芯の部分が残っていて嬉しい。
1枚1枚剥がして洗おうとするのをやめさせ、断面を流水に晒す形で全体を濡らす。
ところどころ隙間を広げて中まで水を送り、洗った気になったところで今度は断面を下にして水を切る。
o川*゚ー゚)o「この過程も面倒だっていうならカット野菜使ってね」
キッチンペーパーを宛がって滴らない程度に水分を取ったら、ざっくりと切っていく。好みもあるけど、見栄えとして大きめに切った方が良い。
葉もそうだが、芯は大きくいきたい。その方がパリッとした食感を楽しめる。素直家は具材はごろっとしているのが好きなのだ。
「まず、この硬いところを三角に切り取ってね」と包丁を渡す。まな板の上のキャベツにいやに慎重に包丁を入れる友達の姿は妙に笑いを誘う。
笑ってはいけない。見ないふりでキャベツを入れるボウルを取り出した。
-
o川*゚ー゚)o「良いね良いねー。慣れればもっとザクッザクッて出来るよ」
ハハ;ロ -ロ)ハ「なんだか無駄に疲れてる自覚が出てきた……」
o川*゚ー゚)o「そうそう! 火事と怪我に気を付ければあとはいいかげんで良いんだよ!
次はきのこだけど、朗報だよ。基本、手でオッケー」
ハハ ロ -ロ)ハ「……ちぎるの?」
o川*゚ー゚)o「ていうか、毟る? 割く? ものによるけどね。
今回のだと、しめじとまいたけは手で適当にバラす。しめじなんて殆ど勝手にバラけるし」
o川*゚ー゚)o「しいたけは包丁使うよ。あ、しいたけって火通すと凄く縮むの。悲しいよぉ。だから大きく切ろう、この大きさなら4等分かな」
ハハ ロ -ロ)ハ「了解」
袋から出したしめじを洗おうとするハローを止めると、「なんで?」と言われた。言われても困る。きのこは洗わなくて良いと母に言われた。
納得出来ないのか首をかしげるハローをあとで調べようとなだめ、とにかく料理を続ける。しめじの石づきは、なるべくギリギリを切る。
あまり上で切ると本当にバラバラになってしまう。それになんだか、勿体ない気がする。
大きさのバランスを見つつしめじを2、3個くらいの塊でバラし、まいたけは基本的にはそのまま割いてしまう。
根元を触って硬いと思う部分や変色がなければ気にしなくて良い。
そうしたらまたハローが「なんで?」と首をかしげる。「この白い部分は全部食べられるんだよ。そういう風に加工したのを売ってるんだって」
言ってから、きのこを洗わなくて良いのも多分そういう理由なんだろうなと思った。
ハハ ロ -ロ)ハ「あ、お湯が」
-
お湯が沸騰したら塩をそれっぽい量入れ、パスタのジップロックから束を3つ分、3人前をフライパンに広げて入れる。
1人前が束になっているシリーズは何も考えなくて良いので便利だ。下手に余る事がないのが良い。
広げたパスタがフライパンの外にへたらないように菜箸で内側に巻き込む。
本当はつきっきりになる必要はないのだろうけど、ぐつぐつの流れに巻き込まれたパスタを菜箸で弄ぶのが楽しい。
ハハ ロ -ロ)ハ「こうやって待つ3分ってなんで長いんだろうね」
o川*゚ー゚)o「待ち遠しいからだよ。ザル出しておくね」
茹で時間を計ったら1本試食して硬さを確認する。もし多少芯を感じても余熱があるし、炒めるので問題ない。
ザルに一気にあける。こういうのは、ビクビクしてやるとかえって危ないので、跳ね返りや零れ落ちがない程度には一気にやるべきだ。
ハローの眼鏡が真っ白に曇った。
アハッ o川*^ー^)o ノ(ロ- ロ*ハハ ナニモミエナイ
眼鏡の曇りが取れるまでの代わりにフライパンを受け取ってコンロに戻す。
ザルのパスタは軽く湯切りをしてからオリーブオイルをぐるっとかけて菜箸でだまにならないようほぐす。それから一旦、フライパンにザルごと置いておく。
しいたけの石づきを切り、笠と軸も切り分け、笠は大きく4等分にして軸は2、3等分にする。
肉厚の笠に包丁を当てただけで分かる。力を入れるとぷつんっと弾力を持って切れた。ふわっと甘いようなミルキーな香りが立つ。
この匂いが強いのはしいたけが美味しい証拠!
鼻から胸いっぱいになるまで吸い込むと、ハローが不思議そうにして真似をした。眼鏡はもう、元通りだ。
ザルをどかし、コンロに点火する。
-
o川*゚ー゚)o「いよいよ炒めるけど、ここからはあっという間」
o川*゚ー゚)o「味付けはハロちゃんのリクエストで醤油味」
o川*゚ー゚)o「まずはお肉から。安かったので豚の挽き肉だね。
フライパンがあったかくなったらマーガリンかバターを入れて、ある程度溶けたら挽き肉。
菜箸で細かくしながら炒めてね。菜箸が難しいならフライ返しもありだよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「こんな感じ? んん、意外と難しい……」
o川*゚ー゚)o「混ぜていくうちに細かくなるから大丈夫。良きところで醤油を入れまーす」
ハハ;ロ -ロ)ハ「あっ、あれっ。結構入れるんだね!」
o川*゚ー゚)o「お肉にがっつり味をつけて、その余韻? で野菜に味をつける感じ?
塩味なら良いんだけど、キャベツに醤油味がこてっとついてるとくどかったんだよねぇ」
o川*゚ー゚)o「豚は炒めると白っぽくなるから、それが全体的に醤油色になるくらいは思い切って入れちゃおう。
次はきのこを全部いきまーす」
ハハ ロ -ロ)ハ「きのこってどのくらい炒めるの?」
o川*゚ー゚)o「お肉の醤油を絡めるイメージでまんべんなく。生焼けは怖いけど、キャベツ、パスタと続くからあんまり炒めくて良いかも」
換気扇の唸る音に負けじとフライパンがジュワジュワと汁気を含んだ音を鳴らし、バターと醤油の濃い匂いが充満していく。
慣れない手つきの菜箸が一生懸命に動いて挽き肉ときのこをかき混ぜる。
まいたけはお肉に沈み、しめじは浮き、しいたけが跳ねる。きのこの表面が艶やかにコーティングされていく。
-
ハハ ロ -ロ)ハ「こんな感じ?」
o川*゚ー゚)o「良い感じ! 次にキャベツをだーっと全部入れちゃって、これもまんべんなく炒めてください」
ハハ ロ -ロ)ハ「いっきに凄い量……まぁ、炒めたらしんなりするんだろうけど」
o川*゚ー゚)o「あ、そんなには炒めないよ。キャベツはパリッカリッの食感を感じたいから、芯の部分が気持ち透明感を出したくらいで」
ハローがそんなもの知らない、という顔をする。
生の状態だと白くて見るからに硬いキャベツも、火を通すと外側が柔らかく白の色味を変えている気がする。色というより、それはやはり透明感だとわたしは思う。
表面がふやけているみたいとでも言えば伝わるんだろうか。でも、それだとわたしが違和感を感じる。
たいして悩む事でもないので、キャベツは生でも食べられるから大丈夫と言い返した。不服そうな顔をされる。
それならもう、心配なら味見をしてみれば良い。
o川*゚ー゚)o「もうこのくらいで良いと思うな。ハロちゃん味見してみなよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「じゃあキャベツとお肉を……」
ハハ*ロ -ロ)ハ「んっ。ん〜、ごろっとしたキャベツ〜! 具が大きいと醤油もあんまり濃く感じないね」
o川*゚ー゚)o「分かるぅ。パスタはざーっくり具と和える感じで良いよ。キャベツ多いから重いかも。いくよー」
ハハ;ロ -ロ)ハ「あっ、あっ。炭水化物の重み凄い……!」
ザルの円形にまとまったパスタをほぐしながらフライパンの底から具を掬い、菜箸で具とパスタを混ぜる。掘り起こす、とか格闘する、の方が正しいかもしれない。
具だけでいえば最初のバター醤油だけで十分おかずになるが、パスタが無味のままなのは物足りないので、最初よりは控えめに、味を馴染ませる程度に醤油を追加する。
再びジュワっと音と香りが広がる。菜箸が動くたび、合わせてジュワ、ジュワと醤油が馴染んでいく。
ふと、時計を確認すると、30分にもなっていなかった。
火を消す。
と、いうわけで。
.
-
o川*゚ヮ゚)o「はい、完成!」
*◇*◇*◇*
具を巻き込んだパスタをなだらかな山でお皿に盛る。
それから、フライパンを傾けてお肉ときのこ、キャベツをごろごろと上に乗せていく。
o川*^ー^)o「いただきまーす!」ノ(ロ- ロ*ハハ
お肉を絡めながらパスタをフォークで巻き、きのことキャベツを刺していく。欲張って膨れた塊をいっきに口に。
カリ、とキャベツの芯に歯が入る。とても良い噛み応えだ。噛むたび、きのことお肉から味が滲み出てくる。
バター醤油のこってり感をキャベツが和らげていく。
きのこもぎゅ、ぎゅ、と歯応えの良い弾力がして美味しい。厚く切ったしいたけの笠は柔らかく、軸は硬く、汁気を出す。
噛みしめたきのこの、ほぼ肉汁と言っても良いジューシーさを、それだけを楽しむ。
パスタも最後の一指しが利いていて、味気なさを感じない。具とよく馴染んでいる。
o川*^ー^)o「うん、うん! ハロちゃん美味しいよ! 火加減ばっちり」
ハハ*ロ -ロ)ハ「えへへ。教えられて言う事じゃないけど、本当に簡単だね。どうやっても美味しくなりそう」
o川*゚ー゚)o「それで美味しいんだから文句なしだよねぇ」
ハハ ロ -ロ)ハ「2人分なら、ツナ缶だったら2つ使った方が良いね」
o川*゚ー゚)o「そうだね。ツナなら野菜に軽く塩味つける程度で、食べる時にポン酢かけるのがオススメだよ。
前に作ったのだと、鯖缶で竜田揚げにしたのが付け合わせに良かったかな。パスタにはお肉なしで」
ハハ;ロ -ロ)ハ「揚げ物はまだハードル高いなぁ……」
-
それから、曰く「攻めに転じたい」ハローとどのタイミングで弟者君に手料理を振る舞おうかと会議をした。
正直、学生時代ならまだ悩みどころがあっても21歳現在ならどのタイミングでも良いのではないかと思う。それこそ、夜でも。
今度の休みにデートの約束をしていて、映画に行く以外の予定は未定だというのでその日がちょうど良いだろう、と落ち着いた。
ハハ ロ -ロ)ハ「あ、噂をすれば弟者君からメッセージが」
o川*゚ー゚)o「愛妻弁当のご注文だったりして」
ハハ ロ -ロ)ハ「…………」
o川*゚ー゚)o「ハロちゃん?」
ハハ;ロ -ロ)ハ「『会社のセンパイの弁当』、添付写真。
『キャベツパスタってハロー的にどう思う?』
『なんでこんな、はっぱばっかなの?』……弟者君みたいな顔した絵文字」
o川*゚ー゚)o「…………」
ハハ;ロ -ロ)ハ「…………」
o川*゚ー゚)o「…………」
ハハ;ロ -ロ)ハ「ダ……ダッテサ」
o川*゚ー゚)o「もう、お米食べなよ。おにぎりが一番だよ」
そんな、怯えた子犬のような顔をされても、困る。
o川*゚ー゚)oいいかげんにするようです おしまい
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以上です。飯テロがしたかった。
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寝起きだけど腹減っちまったよ……野菜室漁ってくる
乙!
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おつです
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昔のしたらば創作板ってもう動いてないですか?
何かあったのでしょうか?
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スレを過去ログ送りできる管理者がいなくなって新スレは立てられない(今あるスレには一応書き込める)
そういうわけでこの板にほぼ移転した
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>>474
ありがとうございます
そういうことだったんですね
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現行だと何が面白い?
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イツワリ
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ドクトラ
ビートイット
鈍色
のろます屋
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ぶ…文戟
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文戟のノリを外に持ち出すのは荒れるからやめなさい
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文戟怖くない?
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ステマするのもどうかと思ったのでそのまま書き込んでしまった(多分書き込まないのが正解)
申し訳ない
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テンポ重視ばっかで飽きた
読み応えが欲しい
オススメない?
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>>483
Ammo→Re!!のようです
とその関連が読みごたえあるよ
Ammo→Re!!のようです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1423391724/
('、`*川魔女の指先のようです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1513341134/
(=゚д゚)夢鳥花虎のようです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1525688264/
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サンクス
他にもあったらオナシャス
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まずどれを読んだことあるのか言ってくれた方が勧めやすいんじゃないかな
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完結済みは大体読んだ
好きなのはアルファとか歯車とか
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偽り読めば?
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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1438259918/
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1474640393/
-
人体実験
十死
ホテル・サイドニア
パラドックス
剣と魔法と大五郎
星を見るひと
デミそこ
-
街狩りちゃん!
-
話しの流れぶった切ってごめん。
短編投下する。
-
ξ゚〜゚)ξムグムグ
( ^ω^) 「何食べてるんだお?」
ξ゚⊿゚)ξ⊃ 「ん!」
(;^ω^) 「え、ちょ!?まっ!!」
ξ゚⊿゚)ξ⊃ 「ん!」
目の前の美少女が差し出す、やたらとキャッチーな異物。
さんさんと降り注ぐ陽の光を浴びて、黒く輝くそれを彼女は満面の笑みで僕に差し出す。
(;;^ω^) (流石、変態共を押し込めた座敷牢。伏魔殿の名前は伊達じゃないお)
(;;^ω^) (人生初のあーんがこれだなんて…!)
(;;^ω^) 「流石に勘弁してくれお〜〜〜〜!!!!」
-
学生寮『パンデモニウム』のようです。
-
某大学の近くにある学生寮。
代々変人が集うここは、他の学生達から『パンデモニウム』と呼ばれている。
( ^ω^) 「はぁ〜!いい朝だお〜!!」
僕はブーン。
このパンデモニウムに住む学生の一人だ。
そこはかとなくダサい服のセンスからも分かる通りの日陰者。
数式をこよなく愛する二回生だ。
この春、パンデモニウムにある大事件が起きた。
これまでの七十年で一人もいなかった女子が入って来たのだ。
これにはドクオ先輩も吃驚仰天。
喜びのあまり素っ頓狂な声を挙げて、道路に飛び出し軽自動車に撥ねられたのは記憶に新しい。
ξ゚⊿゚)ξ 「よろしくお願いします」
(*´・ω・`)*'A`) 「よろしくお願いします!」
( ^ω^) 「…よろしくお願いします」
浮かれ放題な先輩達とは逆に、僕の気持ちは沈んでいた。
( ^ω^) (たしかにかわいいけど……)
( ^ω^) (…また、修羅場になるのかお)
これまで僕がいたサークルは、所謂痴情の縺れというやつで瓦解してしまっていた。
彼女がここに来たことで、同じような展開になるのではないかと思ったのだ。
-
だが、そんな心配は無用だった。
ξ゚⊿゚)ξ
ツンがあまりに無口過ぎたのだ。
ただでさえ女慣れしていないパンデモニウムの住人達には、このATフィールドは分厚過ぎた。
(;'A`)
(;´・ω・`)
一ヵ月もすれば、彼女の周りには誰もいなくなっていた。
それは学校でも同様だったらしい。
ξ゚⊿゚)ξ〜♪
彼女はいつも一人だった。
中庭で一人で弁当包みを広げている彼女を見かけることが増えた。
不思議なことに弁当を食べている時の彼女は、いつもと違ってとてもいい笑顔をしている。
その笑顔の理由が気になって、僕はつい彼女に声をかけてしまった。
-
( ^ω^) 「隣いいかお?」
ξ゚⊿゚)ξ?
ξ゚⊿゚)ξ 「…どうぞ」
( ^ω^) 「…どうも」
隣に座って、菓子パンの袋を開ける。
小気味良い音がして、ふわりと甘い香りが漂う。
ξ゚⊿゚)ξチラ
彼女がちらりとこちらを見た気がした。
何事もなかったかのように、弁当箱から取り出した何かを食べている。
何を食べているんだろう。訊いてみることにした。
ξ゚〜゚)ξムグムグ
( ^ω^) 「何食べてるんだお?」
ξ゚⊿゚)ξ⊃ 「ん!」
(;^ω^) 「え、ちょ!?まっ!!」
ξ゚⊿゚)ξ⊃ 「ん!」
ξ#゚⊿゚)ξ⊃ 「ん!!」
( ;; ゚ω゚)ウゴッ
ξ゚⊿゚)ξウキウキ
-
ξ゚⊿゚)ξジー
(; ω ) (あーくそ、可愛いなあ)
(; ω ) (口に入れちゃったらもう、食ったのと変わんないお)
ξ*゚⊿゚)ξワクワク
( ゚ω゚)カッ (何よりもツンちゃんをがっかりさせたくない!!)
( ゚ω゚) (ここは男を見せる時だお!!!!)
二十年間生きてきた中で、僕はこれほどまでの勇気を出したことがあっただろうか。
( ゚ω゚) (イケる!!)
( ; ゚ω゚) (…イケれば!!)
( ;; ゚ω゚) (……イケるとき!!)
ξ゚⊿゚)ξジー
女の子が作った食い物は、残さずぺろりと食って、美味いと即答するのが男だって祖母ちゃんも言ってた。
-
( ^ω^) (…でもこれは食い物じゃなくね?)
( ^⊃^)モゴモゴ 「これってツンちゃんが作ったのかお?」
ξ* ⊿ )ξコクリ
( ^ω^) 「料理上手なんだおね〜」
( ^ω^) (はぇ〜…かっわいい)
( ^ω^) (照れて頷くツンちゃんアホほどかわいいお)
(ill-ω-)ズーン (逃げ場が無くなったお!!)
( ^ω^) (なんかもう逆にテンション上がって来たお)
( ^ω^) (ツンちゃんの手料理いっただきまーす!!!!)
( ^ω^)ガリ
( ^ω^)パキョパキキ
( ^ω^)パキ
( ^ω^)ゴリゴリゴリ
( ^ω^) (えあああああああ!!)
ξ*゚⊿゚)ξドキドキ
-
どうにか咀嚼したそれが、僕の口の中で暴れまわる。
勇気も元気も生きる上では無くて困るもんじゃない。
たぶん、今回みたいにあって困る場合の方が多い。
( ^ω^) (あ、泣きそう)
( ^ω^) (流石に美少女の手料理とはいえ泣きそう)
ξ゚⊿゚)ξ 「…どう?」
( ^ω^) 「……こう、なんか…土みたいな?」
ξ゚⊿゚)ξ 「……きゅう」
( ^ω^) 「ん?」
ξ゚⊿゚)ξ 「地球の味がするでしょ?」
( ^ω^) 「ああ、そう言われるとたしかに……」
( ^ω^) 「あー」
ξ゚⊿゚)ξ 「ね?」
( ^ω^) 「そう言われてみると…この苦みも漢方みたいな感じがするお」
ξ゚⊿゚)ξ 「そうそう」
-
ξ゚⊿゚)ξ 「どうだった?」
、、、、
ξ゚⊿゚)ξ 「私が育てたカブト虫」
( ^ω^) 「美味かったお」
ξ゚⊿゚)ξ 「ほんとに!?」
祖母ちゃん見てるかお?
僕も祖父ちゃんに似て、なかなかのナイスガイだお?
それから僕達は少しずつ話をするようになった。
-
( ^ω^) 「今日は何を食べてるんだお?」
ξ゚⊿゚)ξ 「ん」
(lli^ω^) 「うん?」
ξ゚⊿゚)ξ 「セミ」
ξ゚⊿゚)ξ 「欲しい?」
( ^ω^) 「美味いの?」
ξ゚⊿゚)ξ 「美味い」
( ^ω^) 「一口いいかお?」
ξ゚⊿゚)ξ⊃ 「ん」
口の中に南国を思わせる風味が広がっていく。
( ^ω^) (へー…意外とトロピカルな感じ)
(* ^ω^) 「おっ!これは」
(* ^ω^) 「ココナッツみたいだお!!」
ξ゚⊿゚)ξ 「イケるでしょ?」
( ^ω^) 「口の中がチクチクすることを除けば…」
ξ゚⊿゚)ξ 「気合が大事よ」
-
(* ^ω^) 「今日は実家から送ってもらったのを持ってきたお!」
ξ゚⊿゚)ξ 「なあに?」
(* ^ω^) 「イナゴの佃煮だお!」
ξ*゚⊿゚)ξ 「わかってるじゃない」
(* ^ω^) 「食感が小エビみたいな感じって聞くけど、マジなんだおね!」
僕もだんだん昆虫食にハマっていったお。
彼女は虫だけじゃなく生き物が大好きで、僕によく教えてくれた。
僕も代わりに数学の話をしたりした。
……ややウケだったけど。
-
その内僕らは、一緒に出掛けることが増えた。
ある日のデートの帰り。
( ^ω^) 「ツンちゃん」
ξ゚⊿゚)ξ?
ξ゚⊿゚)ξ 「なあに?」
( ^ω^) 「今日は楽しかったお」
ξ゚⊿゚)ξ 「爬虫類もいいもんでしょ?」
( ^ω^) 「ひんやりしてて気持ちよかったお」
( ^ω^) 「食わず嫌いならぬ触れず嫌いだったみたいwww」
ξ゚ー゚)ξ 「なにそれww」
-
( ゚∀゚) 「……あれっ?」
( ・∀・) 「あー!!」
_
( ゚∀゚) 「ナメクジのブーンじゃん!!」
(,,゚Д゚) 「ナメクジが何でこんなところにいんだよ?」
(;^ω^)ギクッ
ξ゚⊿゚)ξ?
ξ゚⊿゚)ξ 「……友達?じゃないの?」
(;^ω^) 「た、たぶん人違いだお!!」
( ・∀・) 「えー、忘れちゃったの!?ひっどいなあナメクジくん」
(,,゚Д゚) 「ナメクジなんかどーでもいーよ」
(,,゚Д゚) 「てか彼女さん可愛いね〜!」
(,,゚Д゚)ガシッ 「こんなナメクジ野郎ほっといてオレらと遊ばない?」
(;^ω^) 「やめろお!」
( ・∀・) 「なんだよーww随分必死じゃんか」
_
( ゚∀゚) 「まあいいや。行こうぜ?」
_
( ゚∀゚) 「ぬたぬたの粘液がうつっちまう!」
(,,゚Д゚) 「またなナメクジ!」
( ・∀・) 「wwwwwww」
-
( ^ω^) 「…ごめんお」
ξ゚⊿゚)ξ 「ブーンが謝ることじゃない」
( ^ω^) 「違うんだお。僕は君に隠し事をしていたんだお」
ξ゚⊿゚)ξ 「ブーン……」
( ^ω^) 「…僕は」
( ω ) 「僕は高校の頃、あの三人にいじめられていたんだお」
( ω ) 「僕は……」
( ω ) 「……ナメクジって呼ばれていたんだお」
僕は幼い頃から人付き合いが苦手で、いつも隅っこの方にいた。
人前に立つのが苦手で、緊張のあまり物凄い汗をかく。
そんな僕を彼らは、ナメクジと呼んで嘲笑った。
だから大学は、誰も知ってる人が来ない場所を選んだ。
気さくな先輩達のお蔭で、段々と人と話せるようになって、笑えるようになった。
僕は日陰にいなくてもいいんだと思えた。
-
でも、彼らはこんなに身近なところにいた。
( ω ) 「僕は…!僕は……!!」
いつの間にか、雨が降り出していた。
どうしたらいいのかわからなくなった。
その場から走って逃げようとした僕の手をツンが掴んだ。
ξ ⊿ )ξ 「…ブーン」
( ω ) 「………」
ξ゚⊿゚)ξ 「ブーン。こっちを見て」
ξ゚⊿゚)ξ
( ω )
ξ ⊿ )ξ 「私…バカだから」
ξ゚⊿゚)ξ 「こんな風にしかできないや」
ξ゚⊿゚)ξヒョイ
ξ゚⊿゚)ξ 「私はね……貴方がナメクジだってへっちゃらよ」
( ;; ゚ω゚)そ 「ツン!?何を!!?」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ-〜-)ξング
ξ-_-)ξゴクン
ξ゚ー゚)ξ 「ね?」
( ;; ゚ω゚)
ξ゚⊿゚)ξ 「…帰りましょ?ね?」
(;^ω^) 「…うん」
-
それから、しばらくしてツンは二度と起き上がれない体になった。
医者は病院に来るのが遅すぎたと言った。
寄生虫が脳にまで達していたのだという。後は彼女の生命力に賭けるしかないという。
彼女の魂は、動かぬ身体という座敷牢に幽閉されてしまったのだ。
あの日、彼女がどんな思いで、ナメクジを飲み込んだのか僕にはわからない。
かつて解けなかったフェルマーの最終定理のように、他の誰かなら解けたのかもしれない。
僕はまたしても、ワイルズになることはできなかった。
( ^ω^) 「…ツン、今日もお見舞いに来たお」
せめて、君への思いを忘れないよう。
僕は今日もこうして、君に花を贈ろう。
-
以上です。
『フェルマーの最終定理』『座敷牢』『パンデモニウム』
お題はこれらでした。
-
時事ネタおつ
-
ナメクジ食……うっぷ
-
ナメクジで死んだアメリカ人だかのニュース見たろ?
-
ナメクジ食ったあたりで察したわコノヤロウ乙
-
創作板って完全に死んだ?
-
>>514
>>474ってかんじ。
-
( ^ω^)ブーン系小説練習&イラスト総合案内所のようです
https://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1541865029/
お前らの沈黙に耐えかねてVIP総合を立ち上げた
-
>>516
時間が悪すぎたな……
-
うん……
-
俺がいればもう少し早く介錯してやれたものを
-
今年って紅白ある?
-
ない
-
今日って総合ある?
-
ない
-
何ならあるのよ!!!!!!!
-
数多の逃亡作
-
泣けてくるな
-
涙の数だけ強くなれるよ
-
泣いたところで逃亡作品は帰っては来ないがな
-
ただ1つ、これは危険な賭けになるが…
-
成功率は限りなくゼロに近い…
-
それでも聞くかい?
-
企画&進行するマンが現れたら紅白でも何でもあるよ
-
紅白はマンネリ対策で数年に一回やろうぜって話だったが最近新人作者や復活作者が増えて来たからな
-
誰か企画して!!!!
-
言い出しっぺの法則という言葉があってだな
-
紅白より現行祭りしようよ
定められた期間内で現行の続きを投下して、その話のクオリティのみで競い合う祭り
-
もしかして:ただの日常
-
なるほど新規読者 も増えるな
問題は始まりから差がついてやしないかという点だが
-
その一話だけ読んで話がわかるのかよ
-
そこまで読むのさ、皆死ぬ気でな
-
前回のあらすじのクオリティで競うとか
-
年末にちょっとした短編祭りとかすればいいんじゃない
昔そんなんあったでしょ
-
2011年紅白短編合戦か
-
やっぱり紅白じゃないか
-
序章祭りというのがあってだな…
-
もういっそ暗黒祭りでもやるか
あんこ食う祭り
-
この前あった逃亡作の要件満たしてる作品が該当
より逃亡年数が多い作者が不名誉を貰える
-
名付けて復帰祭
-
未完作品100選があるのでボクは完結、継続して続いていることを褒めてくれるお祭りの方がいいです
-
もう作者も読者も関係なく全員で「わっしょい!」って言ってればいいんじゃないかな
-
肉壺ワッショイ!
-
おにぎりワッショイ!!
\\ おにぎりワッショイ!! //
+ + \\ おにぎりワッショイ!!/+
. + /■\ /■\ /■\ /■\
( ´∀`∩(´∀`∩)( ´∀`)(´∀` )
+ (( (つ ノ(つ 丿(つ つ⊂ ⊂丿+
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) ) ( ( (
(_)し' し(_) (_)_) (_(_)
-
単語をたくさんください
10〜15コぐらいほしいです
-
乳首
備蓄
唇
流刑
犬
塗り絵
絵本
本気
気合い
石川
川
輪投げ
ゲイ
-
いや一人で出すんかーい
まだ募集してるなら「宝」
-
オアシス
-
ハンムラビ
-
>>554の題よくみたらしりとりだな
-
じゃあ数年単位で放置された未完作品の続きと終わりを勝手に書き上げる完結祭りで
こんなの俺の考えた終わり方じゃねえと怒った作者が続きを書き始めたらめっけもん
-
>>554-557
ありがとう!
-
じゃあ番外編祭りは?
現行の番外編で、それだけ読んでも短編として楽しめるので
-
なるほど、つまり水着回か
そうと決まれば水着祭りだ
-
現行を持ってない作者達がこっちを見ている!
-
文字数を仮に〜10000、〜100000、〜1000000、と規定して、フェザー級、ライト級、ヘビー級に分けて競い合うお祭りにしたらどうかな
短編、中編、長編が同じ土俵で戦うのって違和感あったんだよね
現行持ちは番外編としての投下も有りにして、スポンサーとして自作の名前を挙げるとか
現行の名前をスポンサーとして挙げたり、酉を挙げて○○の提供でお送りしましたとか、テンプレ作ったりしたら面白いと思うんだよね
( ^ω^)ブーン系、冬のB-1グランプリのようです
B(ブーン系)-1祭り、みたいなの
-
文字数はもうちょっと考えないとガバガバすぎて意味ないなこれ
-
>>558
ちょっと待て絵本で終わってるぞ
-
平成も終わるし何か大きな祭あったら面白そうだしこの流れはうれしいな
-
競い合う祭なら現行番外編は止めた方がいい
現行を読んでる事が前提なのはフェアじゃない
短編には短編の、長編には長編の良さがあると思ってるから違和感は無いが、長さ分けってのは面白い
問題は地の分主体派と生首主体派だとAA量の関係で文字数のバランスがおかしくなりそうな事
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後、俺は普通に紅白がやりたい
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どれも冷やかしみたいなもんだぞ真面目に企画しようとしてるやつなんて居ない
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番外編オンリーならフェアだよね
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どこがだよ
土台がちげぇだろ
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>>571の理解力の低さに笑う
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土台も含めて作者の努力と実力の結果じゃねーの
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絵に描いた餅の企画なんてどうでもいいぞ
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架空の作品の番外編ってことじゃねーの
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全員跡部みたいになってんじゃねーの
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跡部王国!
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≫571
番外編だけ発表するのであれば、お祭りってよりフェアって感じだよね……と?
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競い合う形は投票やらなんやらで面倒なんだよなぁ
黄金のうんこ祭りみたいなんなかった?題名並べてそっから話書くやつ、投げっぱなしの祭りやろうぜ
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平成の終わりにうんこ祭りとな?
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平成最後ってんなら終末祭りだろ
世界滅ぼしていこーぜ
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平成最後の今にこそ、昭和最後の日をテーマにしたプチ祭りやろうぜ
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冷やかしばっかかよクソォ!誰か企画者はいねーのか
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そもそもテーマ絞られたらそれに興味持てない人間はクソ退屈だろーがボケナス
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>>579
「>>」これを辞書登録するんだ
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なんか火事が起きたのに誰も消防車呼んでないみたいな雰囲気になってんな
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文戟やってるからええやん
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\ / /. : : : : : : : :ヽ-‐.: :_;. --- .._: : : : : : : :\ \ /
_ 争 も _ /, -‐==ミ: : : : _,ィニ-‐……ー-: 、`ヽ、: : : : ヽ、 _ 争 _
_ え っ _ . .:´: : : : : : : ≠:7: : : : : : : : : : : : :ヽ、 ヽ| : i : : :, _ え _
_ : . と _ /.: : : : -‐: :7´: : /:,ハ : : : :ヽ : : : ゝ-- :\ | : :! : : : , _ : _
_ : _ /, -‐/.: : : : :i : : /ィ:爪: : :\ :\ : : :\: : :`ト : !: : : :′ _ : _
〃 /. : : : : : : |.:イ :ハ:| \: .、\: : xィ¬ト、: :| : : ! : : : : :,
/ \ /.: :/.: : : : /l : |/Гト、 / |_,ノ0:::ヽ : : :i : : : : :′ / \
/ | | \ | .:/.:/. : : :i: i : | |ノ0:::ト ::::::::::::: |: :∩::::::ト: : : !: : : : : : :, / | | \
∨i: |: : : : |: :ヽ| |::∩::| :::::::::::::::: !.::∪::::::| |: : :i : : : : : : ′ ,ィ /〉
|: |: : i : :', : | |::∪::| :::::::::::::::: !: : : : : :||: : i : : : : : : : :, / レ厶イ
ヽハ: : :、: :ヽ| l : : : |::::: , ::::└――┘ ! : : i : : : : : : : ′ / ⊂ニ、
い、: :\/  ̄ ̄ ', : : i : : : : : : : : , _, -‐' ⊂ニ,´
r 、 _ ヽ: :〈 <  ̄ フ |: : : ! : : : : : : : :′,.-‐T _,. -‐'´ ̄
くヾ; U| | : \ /| : : :i : : : : :_, -‐' | /
r―' ヽ、 | : : : \ イ: : :| : : :i_,. -‐ |/
`つ _  ̄ ̄Τ`ー―-- L: : : : : `: : . . . __ .:〔: : :|: : :r┬' |
-
まあここでグダグダ言っていても仕方ないし、まとまらなければ本当に絵に描いた餅になりかねないから
やりたいという人も一定数いることだし企画スレだけでも立てて来るよ
なんにせよどんな祭りをやるのかというところからスレで練らなければならないと思うけど
それにここ腐っても総合だし、あんまり本来の用途以外のレスで埋まるのも忍びないしな
-
紅白企画について書き込まれる
↓
紅白に代わる企画案が複数挙げられる
↓
企画者が発生しない
↓
冷やかしに憎しみを感じる
↓
人は闘争を求める
↓
deus ex machinaの続きが投下される
-
桶屋がボーカル
-
>>590
違ってたらすまんが投下の邪魔しなければ総合で話し合っても良いんじゃなかったか?
◯◯祭と内容が決まったら祭の名前でスレ建て、とした方がスレ一覧を見た時他の人が分かりやすい希ガス
-
>>593
申し訳ない、ちょっと今の総合の雰囲気が掴めてなかったらしい
とりあえずここでやろうか
【まずやること】
1. 企画内容の検討
・企画全体の雰囲気、テーマの決定(あるいはテーマ不要なんでもありとするか)
・投票の有無はどうするか
例:普通に紅白をやる。「平成・昭和の最後」をメインテーマとするなど
2. 投稿期間の設定
長過ぎればダレ、短すぎれば投稿作品が減少する。時期を考えれば年末から年始か。
3. 作品まとめ体制について
まとめ・特設サイト等の要不用について検討する。
-
まず俺としては、テーマありだと二の足を踏む人がいるというのはあるだろうけど
逆にそういうのがあったほうがいい連中もいるから、複数のキーワードを並べて
ここから選んでもよし、嫌なら自由投稿可みたいなのがいいんではないかと思う
あとは紅白みたいなチーム対抗戦みたいな形式ってなんか抵抗ある人多そうだし、
以前の祭りよりゆるく、幅広い層から参加者を集められるようなものが良さそう
-
じゃあ企画内容について提案
ゆるく参加しやすくするなら、いっそ投下すること自体を目的にしてしまえばいいんじゃないか
「平成最後の大投下祭り」
・公式テーマを3つ、4つ募って規定
(「平成」「年末年始」「終末」など)
・テーマを使用しない参加も自由枠として可
-
投票はあった方が面白い
テーマ別(自由枠含む)投票あたりやってみたいかな
-
部門・テーマ別に投票っていうのはとてもいいね
パイが増えてモチベアップってのもあるし、特色にもなる
でも、自分で言っといてあれだけど自由枠に作品がすげえ偏りそうだよね
まあ>>596氏案のように投下してもらうことを主目的にするなら、あまり問題でもないか
-
紅白で尚且つ各テーマ毎、および自由枠に部門賞(上位3作品に加点ボーナス)とか面白そうかなと思う
各部門の総合点で最終的な決着をつける感じで
-
俺も頭皮があった方が嬉しいが大変なのは集計する企画者だから、絶対やってくれとは言えんわ
紅白は赤白チーム戦で個人戦じゃないからやりやすいってのはある個人戦はこわい
-
投票だ
-
|
| 彡⌒ミ
\ (´・ω・`) また髪の話してる…
(| |)::::
(γ /:::::::
し \:::
\
-
紅白はどうにも集計が大変なイメージがあるんだよなぁ
投下とは別に参加の表明、色分け、色ごとの集計、それに部門別まで付け足したらごちゃごちゃしすぎてしまう気がする
-
まずヤルのは投票有りの紅白なのか、投下重視のテーマ祭(猟奇祭、音楽祭等)なのか、別の何かなのかを決定せんとだな
-
投下重視でいーんじゃね!
紅白は重たすぎてせっかく戻ってきた作者が燃え尽きちまいそうな気がするぜ!!
-
気軽にするなら序章祭りもよくないか?
平成の終わりだからこそ新しいなにかが始まるような投下があってもいいんじゃないかな
-
>>596
これに賛成
スレを見てる限り、それぞれ書きたい読みたい内容がやれ平成終末序章ってバラついているから、大枠は広めにして細かなテーマをいくつか設定するのが無難
イマイチふわっとしすぎて盛り上がりに欠けそうなのは投票制度で補おう
それをテーマ別とするかテーマの分け隔てなく行うかはまた後で考えるとして
-
全部やれ
-
今の所投票無しテーマ祭?に傾いてるのか?
意見にばらつき出るだろうが最終判断は主催してくれる主催者に委ねようぜ
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各々が好きなテーマを用いてそれを投下するってのはどうだい!?
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こういうのは共和制でやっても失敗するから絶対王政でやれ
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>>611
これ
主催者が迷ってたら協力はするが
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お題ください
単語でいくつか
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尻
-
花言葉
-
ペン
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>>614-616
ありがとう
-
助けて!お祭りちゃんが息してないの!
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元からしてなかったから大丈夫よ
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昨日のyy9QA6ak0だけど、24時間経ってここでの意見もほぼ出尽くして
今の所、祭りの主催を名乗り出る動きもない、そういうわけで俺が主催をやることにしたよ
過去の事例を考えると特設サイト作って音頭とってって感じかねえ
大筋はテーマ祭でいくことにするけど、メインテーマを「終わりと始まり」あたりにして
それに沿ったサブテーマをもとに作品を投下していく感じにしようと思う
投票に関してはチーム制はやめときたい(運営側負担は極力減らしたい)
それに、投票についても明確な順位やポイントを定めないものにしたい
感想・絵スレと連携して、どれが面白かったか印象に残ったかとかを挙げていく
後夜祭のようなものを併催してというのが面白いかもしれない
サイトなどの準備が整い次第このスレに報告を入れます
それまでにもなにか意見があれば聞いておきたい
-
ありがてぇ
主催してくれるだけで充分ありがたいから負担は避けていいとおも
投票・順位はなく感想会になるのか
-
乙
そういうの参加した事無いけど作品考えとくわ
-
お疲れ様
参加出来るように頑張るわ
-
乙
企画運営ありがとう!
感想会でも作者としては十分嬉しいと思う
拙者も参加できるよう頑張ろう
-
おぉ主催してくれるのか
ありがたやありがたや
-
とりあえずサイトは作ってきた。というか新規のまとめサイトごと立ち上げました
まじで雛形さえ作ってないけど、数日以内に形を整えておきたい
あとRoninも取得したから、VIP向けの投稿も代理スレ建てなどで支援するよ
【特設ページ】
http://dawnoftheboon.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E7%A5%AD%E3%82%8A%E7%89%B9%E8%A8%AD%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
【連絡先】
https://twitter.com/dawn_of_boon
-
マジで乙!
参加できるように頑張る
-
>>626
お疲れ様!!ありがたやありがたや
-
ふえぇ仕事はえぇ
まとめまでやってくれるとかマジありがたい
-
>>626おつ!!
-
>>620
すっげ理解力なくて申し訳ないんだが
祭テーマが「終わりと始まり」?祭テーマはまだ決定されてない?
-
>>631
祭りの雰囲気というか、全体のテーマを「終わりと始まり」にしようという感じ
それだけだとふわふわして書きにくいだろうということで、ここで言うお題のような形で
「終わり」「始まり」「序章」「終章」「死」「誕生」「日没」「夜明け」……のように
ある程度方向性を絞れるサブテーマを置いてそれを元に書いてもらおうということですね
これに基づかないで、ある程度「終わりと始まり」っぽく自由に祭り向けの作品を投下するのもありにするつもり
サブテーマはメインの運営用スレッドを立ててから募集しようかなと
あとは、ここでこのレス向けになにかサブテーマ用のお題を投げてくれればバンバン拾います
-
†終焉と誕生†祭か
-
ファサァ……(暗黒微笑)な感じする
-
把握した
大元のテーマ「終わりと始まり」だけで書いても良いし、テーマ+サブテーマで書いても良いのか
これまでの祭りは殆どテーマ祭よりジャンル祭だった気がするが新しい試みだな
†終焉と誕生†祭(暗黒微笑)
もう何祭りかわかんねーな
-
DEATH & REVERSE
-
中学からやり直せ
-
要するに話の最初と最後があれば何やってもいいわけだろ
がんばるぞ
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つまり打ち切りエンド以外は全部テーマ満たすのか
ゆるゆるだな
-
年数付けようぜ
ブーン系†終焉と誕生†祭(暗黒微笑)-2018-
-
そろそろ記憶リセットされたから幽霊裁判と怪奇夜話読み直すか
-
†VIP総合†(暗黒微笑ファサァ……)
https://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1542378971/
-
乙
怒ったら髪と目の色が変わりそうな総合だな
-
総合ちゃん落ちてますやん
-
総合なんて無かった
-
総合だらしない
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毎週末の風物詩となり始める総合の一夜落城芸
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アーカイプお願いします
ギコがむかしの2ちゃん用語使って周りにドン引きされる話です
-
http://stupidrabbits.web.fc2.com/synthesis/outofdategiko.html
-
総合を深夜に建てるなら自分が保守し続けるつもりで建てないとすぐ落ちるな
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最近こっち見てないときに限って総合が立ってる
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アーカイブはえぇよ
分からなかったわ
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>>649おおありがとう
おまいらとかキボンヌとかもうすっかり使われなくなったよな藁
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( ^ω^)ブーン系小説練習&イラスト総合案内所のようです
https://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1542452898/
-
>>649
通りすがりだけど死ぬほど笑った(爆)
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>>649
めっちゃ面白かった
-
( ^ω^)ブーン系小説練習&イラスト総合案内所のようです
https://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1542529965/
-
総合すぐ死んでしまうな
-
VIPで総合建てるなら何時に建てるとか予告してからの方がいいかも
人不足で即死するの避ける目的で
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即死が厄介だな
-
3レスで死んでて草
今の即死仕様どうなってんのかね
ちょっと調べてみるか
-
何か調べても大昔とそれほど変わってなく見えるな
時間帯で違う説もあるけど
1時間レスないと落ちるなら、全盛期と大して変わらん気がする
-
建ててすぐ10〜20レス行かないと即死だった気がする
しかもイッチ一人だけの書き込みだけでは駄目
-
イッチだけだと駄目とかあるのか
あと、15分以内に12レス以上付かないと駄目とかいう情報もあった
真偽は正直わからん
-
二人分のレスがあれば回避かと、前に総合のイッチと俺だけのレスで回避出来てたわ
15分以内だったかな、とりまイッチ(Wi-Fi)とイッチ(Wi-Fi解除してスマホ)で回避出来るかも?
-
総合立った時に書くのは無理だから、
書き溜めしてる現行出張させるのはありかね
-
総合短編は書けないが現行をVIP投下する、という事でおk?
良いと思うぞ。事前に予告スレに告知をおすすめする
-
祭りメインスレのルール等の案が自分なりにまとまったので、レビューをお願いしたい
-
( ^ω^)「お?」
( ^ω^)「また、お話が始まったのかお?さあ、今度はどんな展開が待っているのかお?」
( ^ω^)「大学生仲間とぶらぶらするのもいいし、ツンと二人で遊びに行くのもいいおね」
( ^ω^)「久しぶりにアルファベットを握りながら、『ウェポン』でチートを……」
(; ^ω^)「……祭りの案内?」
( ^ω^)「ま、久しぶりにやってみるかお」
( ^ω^)「さあ、祭り開始まであともう少しだお」
( ^ω^)「存分に戦い、全力で日常を過ごし、ちんこまんこぶるんぶるんしながらクッソスレを立てて立てて立てまくる準備はできたかお!?」
( ^ω^)ブーン系「おわりとはじまり」祭 -2018-
「おはなし」にはすべておわりとはじまりがあります。その「おはなし」で出来ているブーン系は相変わらず終わり続け、常に始まり続けています。
今回の祭りは一年の終わり、一年の始まりを期間とし、もしかすると平成最後のブーン系小説祭りとなるかもしれません。
そのおわりとはじまりに思いを馳せつつ、思うがままに書き、そして投下しましょう。
願わくばこれからもブーン系が終わり続け、そして始まり続けることを祈念して。
-
【開催時期】
2018/12/15 〜 2019/1/15 予定
【基本ルール】
この祭りのメインテーマである「おわりとはじまり」に合った作品を投下しましょう。
だから当然、おわりとはじまりのある物語であれば、全てこの祭りのテーマに合った作品です。
そのような作品ならなんでも、祭りの参加作品として投下できます。
【サブテーマと組み合わせ】
でもそれだと何がなんだかよくわからないでしょうから、これから「おわり」と「はじまり」に関するサブテーマ/お題/キーワードを募集します。
集まった「おわり」「はじまり」それぞれのサブテーマ/お題/キーワードを組み合わせて、作品を書くことも出来ます。
無理に組み合わせることはありませんし、あるいは、全く無視しても構いません。
集まったテーマは本スレッドでも改めてまとめるほかに、まとめサイトの特設ページでも掲示します。以下は主催者の用意したプリセットのサブテーマです。
プリセットサブテーマ
(あぼーん避けのため、一部に/を挿入中)
・「おわり」
[終わり] [終章] [死] [自殺] [夜] [日暮れ] [肛門] [ブーン系] [断絶] [別れ] [天国] [地獄] [あの世] [眠り] [冬] [果て] [終点] [墓] [死刑] [う/んこ] [停止] [卒業]
・「はじまり」
[始まり] [序章] [誕生] [再起] [朝] [曙] [口] [ブーン系] [継続] [出会い] [異世界転生] [目覚め] [春] [始点] [発端] [ゆりかご] [赦し] [ま/んこ] [始動] [入学]
・「特殊」
[†終焉と誕生†]
組み合わせ例:「死刑」+「朝」=「('A`)死刑の日の朝のようです」
「う/んこ」+「ま/んこ」=「(*)う/んことま/んこがクッソスレを抗い護るようです((i))」
-
【投下についてのルール】
この祭りの投下報告スレッドへの報告をもって参加作品として登録され、順次特設ページにまとめられていきます。
(祭り期間終了後に、一般作品ページにもリンクを設けます)
報告の際は、該当スレッドのタイトル及びURLの添付をお願いいたします。
投下は
1.ここファイナル板に立てたスレッド(30レス以上の長編はこちらを推奨)
2.本スレッド(30レス以下ならここを推奨)
3.VIPで立てたスレッド(短編、長編を問わずおk)
にて行うことが出来ます。
トリップの公開、非公開は各自の判断に委ねられます。
また主催者による代理投下、代理スレ立ても受け付けています。
気軽にお申し出ください。
【注意事項】
ファ板内でのR18/R18G作品の投下に際しては、閲覧注意警告等をなるべくしたほうが良いでしょう。
しかし話の構成上、それがネタバレになるなどの場合もあるでしょうから最終的判断は参加者に委ねられます。
遅刻投稿は後夜祭開催期間のみ認められ、それ以降は祭り参加作品と見なしません。
【後夜祭】
[開催期間] 1/16 〜 1/31
[要旨]ファ板感想絵スレを会場として、投稿作品の感想・支援絵の投稿を期間内に行います。これらの感想・作品もまとめサイトにて順次まとめられます。
その際は、名前欄や本文中に「「おわりとはじまり」祭」の文言を入れていただけると助かります。
-
ここになにか追加すべきこととか、よくわからんという所があれば追加・修正します。
もし致命的なエラーがなければ、明日にも必要なスレッドを用意する予定です。
-
あとまとめページ
http://dawnoftheboon.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%B3%E7%B3%BB%E3%80%8C%E3%81%8A%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%81%98%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%80%8D%E7%A5%AD%20-2018-%E3%80%80
-
未完100選が死んでるのに新たな祭りとは節操ないな。
-
未完とか別にやることないし
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乙!テンプラすごく丁寧でイイ!
お祭りの参加表明はなし?
-
あ!参加表明か、投下をもって参加表明とするでもいいけど、
期間前の投下報告スレを「参加表明・投下報告スレ」にして参加表明してもいいよってことにするのがいいかな。
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わかりやすいありがとう
いいね、なんかお祭り感出てきた
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>>677
いいと思う
どれくらい参加者いるか気になる、自分への尻叩き用、くらいのかんじで
-
ドーンオブザブーン祭り
略してドブブ祭
-
溝祭
-
尾頭祭り
-
ドーーン祭り
-
後の祭り
-
祭りのメインスレと投下報告スレを立てましたぞ
†終焉と誕生†( ^ω^)ブーン系後の祭り「ドブブ、おわりとはじまり」溝祭 -2018- ドーーン
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1542684152/
「おわりとはじまり」祭 参加表明・投下報告スレッド
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1542685111/
-
おつ、平成のブーン系もいよいよおしまいか
-
幽霊裁判の絵が見れる場所誰かおせーて
-
>>685
お疲れ様!参加するぞ
-
>>687
http://buntsundo.web.fc2.com/long/yuurei_saiban/top.html
これがお望みか!?
-
>>689
支援絵じゃまいか
有効期限切れとかでスレのリンクはだいたい死んでる。まとめがアーカイブしてなければ軒並み全滅してるかも。かくいう俺も見たいんだが……
-
>>690
あれ、作者絵なら載ってるはずだけども(逆に支援絵は俺わからん)
-
作者がpixivで自作の絵あげてる
幽霊裁判 pixivでぐぐれ
-
なんにせよサンクス
-
( ^ω^)ブーン系小説練習&イラスト総合案内所のようです
https://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1542982805/
ほい
-
文戟以外に書いたものの批評や添削を頼めるスレって無いんか?
-
ここがその役割を担ってたはず
-
(=゚д゚)夢鳥花虎のようです
https://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1543138481/
-
ん???
-
参加表明スレほとんど動いてないけど、祭はどのくらいの人数が参加するんだ?
-
某は人多いのに参加表明は……
-
間に合うか分からんで参加表明出来ない勢を三人は見た
-
それを言うなら民さんも関係無いし
さかむけ潰しは周りが勝手にやっただけ
-
すまん誤爆
-
きんもー
-
わざと誤爆してこっちに汚いもの持ってくるのもうやめない?
糞は糞溜めで仲良くしてろよ
-
喜ぶから構うな
黙ってNG
-
すまんアーカイブ頼んます
いい家のお坊ちゃんの軽い人間不信起こしてるドクオと執事モララー、メイドがシュールだったはず
モララーの友人にショボンとクックル(?)のホモだちがいる作品
以前どっかで読んだんだけどとんと思い出せない……
-
随分濃い設定だな…
の割には全然ピンと来ない
-
ごめん分からん
-
短編?
-
執事モララーが男装したシュールだったのはどっかで見たな
-
>>711
それはこれだな
('A`)召使いのようです(・∀・ )
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1516895739/
-
>>712
この板にあったんかい!まとめしか探してなかった……
まじでサンクス!
-
関節アーカイヴしちゃった
-
荒巻スカルチノフの元のキャラ覚えてる人0人説
完全に爺キャラになってしまった
-
タマちゃん……
-
元のキャラっていうほど固まってたか?
-
_
/´ 'フ、
i '/ゝ ´ ,!
.ヘ' _, r 彡
/ `ミ __,xノ゙、
. / i
,' . ,'
; ', l l
i |. | |
,.-‐! ミ i i
//´``、 ミ 、 ー、. _,,..,,,,,,_
. | l `──-ハ、,,),)'''´ . / ,' 3 `ヽーっ
ヽ.ー─'´) l ⊃ ⌒_つ
`"""´ `''ー---‐'''''"
_
/´ `フ
, '' ` ` / ,!
. , ' レ _, rミ
; `ミ __,xノ゙、 ソー
i ミ ; ,、、、、 ヽ、
,.-‐! ミ i `ヽ.._,,))
//´``、 ミ ヽ. _,,..,,,,,,_
. | l ` ーー -‐''ゝ、,,)) ./ ,' 3 `ヽーっ
ヽ.ー─'´) l ⊃ ⌒_つ
''''''''' `''ー---‐'''''"
、ヾ'"''; /ゝ
ミ 彡 wWw _/´ `ヽ ビクッ!
ミ 彡 、ヾ ヾ/ ,! Σ
. ミ ミ ミ ゝ o, oミ
ミ ミ ミ `ミ __,xノ゙、
ミ ミ ミ ミ ヽ.._,,)))
ヾ、 ! ミ i
´"'`、 ミ ヽ. 、ゞヾ'""''ソ;μ,
. ` ーー -‐''ゝ、,,)) ヾ ,' 3 彡 ブワッ
ミ ミ
彡 ミ
/ソ,, , ,; ,;;:、ヾ`
-
元キャラは分からんけどもふもふでかわいい生き物だよね
-
モミモミをモフモフのようです
-
なんか駆動都市を映画化したような洋画でるな
-
パクリ元だぞ
-
パクリ×
元ネタ・オマージュ◯
-
映画……パクリ……バッシング……失踪……
うっ…頭が…!
-
丸パクリだから読んでこい
-
くだらない事言ってないでお前等も参加表明して来い
-
お前らもパパとママの遺伝子パクって生まれてきたんやぞ
俺はママと知らんおじさんやが
-
そう……(無関心)
-
くだらない事言ってないで知らんおじさんと参加表明して来い
-
地の文メインで書く人にちょっと聞いてみたいんだが1時間で大体どのくらいの文字数書くものなんだろう
自分は大体2500から3000字くらいなんだが
-
【ほぼ全く使われないAAテンプレ】
( ФωФ)杉浦ロマネスク | ^o^ |ブームくん |;;;;;;;|:::: (へ) ,(へ) |シ ポリフェノールおじさん
ヽ/⌒~ヽ/
(:::::::::::::::)インキン肉棒ぺにす丸 (゜3゜)田中ポセイドン ( ´・ω・)AF杉浦
ヽ (V) ∧_∧(V)
(∴゚ з゚ )ソニー高田 (^ω^)-┐ブーン2 ヽ(^ヮ^)ノシーザー西脇 (´・_ゝ・`)盛岡デミタス
Ω_Ω
/ ゚、。 / 鈴木ダイオード | ^o^ | いとこのゆうたろう ( ・ e ・)のんぱい |;;;;| ,'っノVi ,ココつ榊原マリントン
⌒*(・ω・)*⌒ツイン照子 ⌒*(・∀・)*⌒ツイン照美 ⌒゜(・ω・)゜⌒サバスチャン小林
| ..|
ノ つДノつゾーンプレス斉藤 ν(・ω・ν) ほわっちょ相田 ⊂⌒( ・ω・)佐々木カラマロス大
<_プー゚)フ エクストプラズマン ,(・)(・), シャーミン松中 ( ・□・)ブーン ('(゚∀゚∩ なおるよ
▼・ェ・▼ ビーグル (’e’) セントジョーンズ ( ∵) ビコーズ ( ・ω・)=つ≡つ ボコボコにしてやんよ
-
>>731
ここから現在のテンプレに受け継がれなかったのはポリフェノールおじさん、インキン肉棒ぺにす丸、AF杉浦、ソニー高田、ブーン2、シーザー西脇、のんぱい、ツイン照子、ツイン照美、サバスチャン小林、ゾーンプレス斉藤、ほわっちょ相田、ボコボコにしてやんよ
-
ほとんどがVIPの一発ネタ系なのも原因だろうが
AF杉浦、ブーン2、シーザー西脇、のんぱい、ゾーンプレス斉藤…2行使うから?(そういうのがいない訳でも無いが元が一発ネタだし)
ほわっちょ相田、ボコボコにしてやんよ…顔だけ見るとほぼ佐々木カラマロス大佐だから?
ツイン照子、ツイン照美、サバスチャン小林…似たようなのが三体もいらないから?(それなら一体残っててもいいが基本形のツイン照子が佐々木カラマロス大佐とほぼ同じ顔でもあるし)
ソニー高田…同じ一発ネタ系の田中ポセイドンと顔が若干被ってるから?
ポリフェノールおじさん…目元だけだから?(阿部さんも似たようなものだがこっちは一発ネタだし)
インキン肉棒ぺにす丸…一見良さそうな気もするが元ネタの設定を考えると一切喋らずAAを侵食するコイツは小説に向いてない(単純に名前が悪いのかも)
原因はこんなところだろうか
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(,,^Д^)タカラ (・∀ ・)斉藤またんき
こいつらAAテンプレ1なのにほとんど全く見ないAAだよな
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昔ならそれなりに見たんだがな
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タカラに関してはブーン系界隈よりAA長編で人気みたいなところはある
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1年半ぶりくらいに戻ってきたんだけどその間何かあったりした?
あと今活発なのはファイナルでいいんかな
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いくつか止まってたやつが帰ってきた
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活発なのはファ板
今はじまりとおわり祭やってる
文戟とかいう文章で殴り合い競い合うスレが生まれた
街狩りとか所詮犬とか復活
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すまんアーカイブ頼む
ブーンが色々なネトゲを渡り歩いていく作品があったんだがタイトル分かる人教えてくれ
途中でオフ会で会ったショボンに監禁レイプとかされてた
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平然とレイプ
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すまん分からん
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( ^ω^)がネトゲをプレイするようです
http://boonwork.web.fc2.com/work/boon/netgame_all.html
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それだ!
マジでありがとう!
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あんま言うのもあれだがグーグルでブーン ネトゲで一番頭に出てきたやつだから書き込む前に一度検索ぐらいはしような
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ここで聞いて出てくる喜びを味わいたいんだよ許してくれや
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試されるアーカイブ
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グーグル代行業
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貴方の笑顔が我々の給料です
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>>124-129で話題に出た文戟のまとめが出来たのに誰も話題にしなくて草
https://bungeki.jimdofree.com
まあ本スレ見れば分かるしここで話題に出すことでも無いんだろうが
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ぶんげき見てないんで
まとめ出来たなら読むか
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>>750
なんか古いスレアゲてURL連投してるから普通に荒らしだと思ってたわ
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そういう時は「みんな〜文戟まとめ出来たよ〜(AA略」って笑顔で言えばいいんや…草はしまっとき…
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FC2以外をまとめに使うってかなり珍しいと思うんだが
まあ作品だけなら読んでみるわ
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(゚プ)アピッシャー ( ´〜`)ィャマッタク (♯()ω())ウッサイ ( ゚ω。)うっほっほ ( ∵ 人∵)オシリス
<・∀・ >ゴスラ ( ゚゚∀゚゚)サイバーポイズン ( ´_⊃`)サムー (メ._⊿)三月ウサギ 彡,・ー・,ミしたらば君
( ´w`)ジュテーム ( 谷)スジャータ | ゜Θ゜)そうでもないよ (¬Å¬)ソーナノ {´ ◎ `}ソラネーヨ
(℃゚ )ちちょんまんち ,._.,チャイ ( ´曲`)テナー [゚д゚]デフラグさん /´∀`;;;;;\テレホマン
( оДо)トコロントチャリピカァ! ┝・∀・┥トララー ((=゚W゚)ドロ ( 。∈∋。)ナニョリーナ `ハリ*^ω^ハニーピンたん
<ヽ・∀・>ニダダー {´┴`}ニューソ君 ( *゚w゚)のまネコ |/゚U゚|激しく忍者 ( ´Д`)八頭身モナー
(´ρ;゙#)びぃ (`ェ´)ピャー ( ゚〟д〟゚ )フィッシャーマン ( ・≧・)フェラーチョ ミ*゚ー゚彡フサしぃ
(,・Д::;;;;)ぽろろ (∑´w`)マジレスマン ∠|| ゚∀)ミー二ャーたん ( 0日0)メカモナー ( ^×^)モネー
彡(゚)(゚)やきうのお兄ちゃん (..、)ヤダモン ヽ|・∀・|ノようかんマン (`c_,´ )ロスキー (∴)◎∀◎(∴)ヲタラー
(゚」゚)
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>>755
なんだこれは
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三月と忍者デフラグは見るな
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connectに出てきたのフサしぃだっけ?
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>>750
おーええやん
まとめとWikiを一緒にしたようなサイトだな
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(`ェ´)
こいつは佐藤裕也じゃないのか
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――おれが、佐藤裕也だ
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――おれも、佐藤裕也だ
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俺が!俺達が!佐藤裕也だ!(`ェ´)ピャー
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俺は塩見派だな
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年末vipに総合立てて今年のまとめ雑談する?
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(=゚д゚)夢鳥花虎のようです
https://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1544869160/
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ブーン系の動画、新しいのが投稿されてたな
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>>767
くやしく
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>>768
ニコニコで「ブーン系動画」で検索すればおけ
アカウントなしでも見れる
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自分に自信が無ければ作品なんて書けないよな
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自信がつくまで待ってたら一生書けるようにならないじゃん?
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せやな頑張るわ
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つまんねとか言われるかなとかビビりながら書いてるよ
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俺は書く時はのめり込むけど、投下する時に怖くなるわ
時間掛けてもコメント付かなかったら辛いな止めようかなって考えちゃう
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>>774
わかる
書いていざ投下ってなると「あれ?これやっぱつまんなくない?」ってなる
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自信がなさ過ぎて「どうせ誰も読まないしコメント付かないから反応気にせず好きに書こ」勢だから楽しく書いて楽しく投下する
「つまんねって言う人は俺の読者になれなかった人」と割り切る(ネットで見る「客になれなかった」論と同じ)
忘れた頃に自作品を読むと自分好みの小説を読めて楽しい
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最後の1行はかなりキモいな
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マジかよ
オマエラが書いてるの自分好みの作品ちゃうの・・・?
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vipの時はスレ立てして2レス目にはつまんねって書かれるものだと思ってたわ
今じゃそんなことわざわざ言ってくやつも少ないだろ
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自分の書いた作品が一番好きだわ
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自分の好きな話を書けるの羨ましいわ
文才ないから書けねえ
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おわはじ祭の投下増えて来たら作者予想しようぜ
そういう雑談は祭本スレでやるべきか?
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ここぞとばかりに新人が溢れるフラグね
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新人が増えるのも楽しむのも良い事だと儂は思うんじゃよ
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50代60代のブーン系民は実際いると思うんだよな
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ブーン系の高齢化
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作品の幅広がるから老若男女人外揃えていこうぜ
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読み専おじさんは人外になりますか?
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セントジョーンズの爺さんキャラと持ちギャグ「うわあ〜」忘れ去られてる説
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ブーンが盆栽の奥深さを語る日も近いな…
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更年期障害のデレちゃんなんて見たくないぞ俺は
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ブーン系で学ぶゲートボール入門
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クリスマスを嘆く声が聞こえてこない程度には枯れたコミュニティ
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性の6時間で忙しいんだよ
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未来のブーン毛移民の繁栄のためだぞ
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嘆く暇もない社畜民が大半なんだろうなあ…
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>>795
ブーン毛移民
ノ
彡 ノ
ノ
ノノ ミ
〆⌒ ヽ彡
( ^ω^)
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一見毛が吹き飛んでいるように見えるが、これは今まさに天から毛が舞い降りてきている最中である
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学生時代に知った奴らも大半が社会人だろうしね
全盛期から10年だし
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( ^ω^)転生したらスマイルだった件
で年内にクッソスレ立てるという目標ができた
そしてVIPが死んでることを確認し
投下場所について迷走を始めた
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すぐそこにキューちゃん板があるじゃろ?
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ここに立たせてやれやw
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今VIPで爆死前提のクッソスレ建てんのも
それはそれでオラワクワクしてきたぞ!
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やきう民をブーン系でもっとさ、見たいよね。
「いつか、帰る、、、」「夢鳥花虎」「デュエルアカデミア」ぐらいでしか見たことないんよ。
関西弁キャラで困った作者のアナタ、のーちゃんとネーヤン以外にもええやつおるんですよぉ?
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関西弁男はフサギコのイメージあるな何故か
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関西弁使うフサギコおったっけ?
既存キャラで関西弁使ってたので覚えてるのは「ブーンの村に人狼がいるようです」のシューちゃんぐらいだな
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大五郎でも見たぞ
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>>804
くそったれバーニート
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来年こそは逃亡現行の続き投下するから待っててね…
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あけおめ
皆様に幸多きことを
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あけおめ
今年もよろしくな
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あけおめ
今年は書くぞ
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>>809
来年だぞはよ
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あけおめ
あと未完作品締め切りだな
投票しようしよって思ってたらいつの間にかおわっちった
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>あと未完作品締め切りだな
未完作品100選締め切り
抜けてた
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あけましておめでとう
今年も良い作品にあえることを祈って
-
テンプレ無視してタイトルなり略称鳴りで書き込んだらどうだい?
祭りのシステムにはそぐわなくとも作者の目にとまって続きを書く原動力になればみんなハッピーだぜ
-
駄目元で投票してこい
例え票にならなくてもお前の想いを伝えるんじゃよ
-
今年はお江戸来るかなぁ
-
それ言うとアルファの漫画版もあと3ヶ月で更新かぁってわくわくしちゃうね
-
俺……今年こそは作品投下しようって思うんだ……
初投下をボコボコに叩かれるってのも、へへ、いいかもな…….
-
「初投下しようって思う」そんな言葉は使う必要がねーんだ
「初投下した」なら使ってもいいッ!
-
俺も始めて投下した時は酷評されるんじゃないかと手が震えたよ
でもなんとかコメントもらえたりして今も頑張って書いてる
だから気軽に投下して大丈夫
コメント付かなかったら俺が乙するよ
-
ありがてえありがてえ、優しい人ばっかりで涙出てくる
下らない奴だと思うから思う存分叩いてくれ
あと今年中に上がらなかったら俺を桜の樹の下に埋めてくれて構わん
-
あまり予防線貼りすぎるのもどうかと思うで
男なら何も言わずに投下だ
-
ナランチャが作品投下ときいて
-
とにかく執筆と投下を楽しめって傭兵だったばっちゃが言ってた
-
お前のばあちゃん何者だよ
-
今の環境だとどんなにつまらなくても叩かれることはないから安心しろ
-
新年初投下
5レスにも満たない掌編です
( ゚д゚ )阿呆が得をするようですミセ*゚ー゚)リ
-
【( ゚д゚ ) 】
2人で映画を観た後には、答え合わせの時間がやってくる。
ここのシーンは良かった。
この俳優はキャスティングの勝利。
ヒロインの演技が棒だった。
ラストはエンディングテーマの素晴らしさに支えられた。
個人的感想という名の回答用紙をお互いに見せ合っては、合致して安堵し、不一致に苦笑する。
相手を不快にさせないように、自分が不快にならないように。
ベットした学生2人分の料金が、せめて負債にはならないように。
あの強引なキスシーンは必要だっただろうか。
ミセ*゚ー゚)リ「私は、すごく感動しちゃったけどな」
あの冒頭の伏線には気付いただろうか。
ミセ*^ー^)リ「本当だ。すごいね。全然気がつかなかった」
合わない答えに彼女が笑う。
私には、その真意が図れない。
ミセ*^ー^)リ「今日は、すごく楽しかったよ」
( ゚д゚ )「……それなら良かった」
お互いが、お互いを阿呆と知ってしまう前に。
彼女から不合格の通知が届く前に、私は彼女の前から去るべきなのだ。
-
【ミセ*゚ー゚)リ】
今日は初めて彼が映画に誘ってくれた。
すごく嬉しかった。
映画もすごく面白かったし、観終わった後に彼がその映画でどんなことを感じたのか、すごく言葉を選びながら、すごく丁寧に話してくれた。
すごく、すごく楽しかった。
彼が褒める俳優より、映画に見入る彼の横顔に見惚れたと正直に言えば、彼は怒るだろうか。
( ゚д゚ )「あのキスシーンは必要無かったかもしれない」
この様子だと、キスはまだ先かな。
( ゚д゚ )「冒頭の台詞、ラストのシーンと繋がってたな」
全然気付かなかった。とんでもない阿呆だと思われたかもしれない。
( ゚д゚ )
ミセ*゚ー゚)リ
彼が静かになる。
隣に並んで歩く。
私は両手の指で数えきれない今日の喜びを、彼の手ごと、その中に仕舞い込むように強く握った。
-
【( ゚д゚ )】
最善を為すには勇気が要るのだということを、私は切に自覚する。
彼女の為に、自分の為に、愛を以って「別れよう」と告することが、自身にとってもどれほど酷なることかを自覚する。
私は彼女がその無垢なる頭で私という存在の不要性を悟る前に、泥塗れの知性と傷だらけの自尊心で彼女から遁摺(とんずら)することを望んだ。
私は彼女との間にかかる霧が深くなることよりも、霧が晴れてお互いの正体を凡愚な枯れ尾花だと観取してしまうことを恐れていた。
( ゚д゚ )「わ」
しかし、いざ「わ」と口に出してみれば立ちはだかるのは紛うことなき最愛の笑顔である。
ミセ*^ー^)リ
固まっていると、抱きつかれた。
鼓動が速くなる。
( ゚д゚ )「ぁ」
ついに「わ」は「ぁ」になって消えた。
( ゚д゚ )
我に返る。
何が「わ」だ。何が「ぁ」だ。
何故そんな馬鹿なことを言う前に彼女の身体を抱き寄せてやれないのか。
( ゚д゚ )「……なんでもない」
ミセ*^ー^)リ 「そっか」
笑顔の彼女を恐る恐る抱きしめる。
こうして阿呆は今日も最善を諦め、束の間の得を享受するのであった。
-
【ミセ*゚ー゚)リ】
普段は頭の良い彼が私より阿呆になる瞬間が偶にある。
どういうつもりか、帰り際にいつにも増して神妙な顔で私に向かって「わ」と言って固まるのだ。
( ゚д゚ )「わ」
その先の言葉が「わたりがに」だろうと「わらびもち」だろうと、まさかよもや「わかれよう」だったとしても、私には関係無い。
ミセ*^ー^)リ
手を握れば伝わるのだ。
背中を抱けば分かるのだ。
彼は私を愛してくれていると。
この人となら幸せになれると。
たとえ彼がどんな小説や映画よりも陳腐な理由とチープな台詞で、私を愛の名の下に捨てる算段を立てているとしても、そうはさせない。
( ゚д゚ )
ミセ*^ー^)リ
彼は悩んで慌てて、時に迷って。
私を愛せばそれで良いのだ。
隣にいればそれで良いのだ。
そうして阿呆は得をするのだ。
-
終わりです
今年も良き一年になりますよう
-
乙
爆発しろ
そういえば今日で昭和生まれは全員30歳以上になったそうで
恋人はできましたか……?
-
乙
かわいいな
-
乙!
なんという甘さ!
-
おty
-
乙
いいねえー
-
乙乙
傷つく前に別れようとする青さがなんとも眩しくていいね
二人それぞれの地の文の文体で知性というか、お互いの性格が分かりやすいとこもよい
-
最近モララー流行ってんな
-
なんて言うか使いやすい
-
イケメンキャラだし変なキャラ付け無いしな
( ^ω^)
あれ?
-
デブで変な語尾…
-
語尾は強制じゃないけどどうしてもブーンはそれが強い
モララーは比較的プレーンなキャラとして染めやすい気がする
-
地頭も知識も常識もない馬鹿を使いたいんだけど何が適当だろうか
-
救いようのない女ならミセリ
愛嬌のある男ならジョルジュ
-
>>847またんき
-
救いようのない男が欲しいと先方はおっしゃっている
-
尚、それに加えて緊張感も持たせたいと先方は仰せだ。
ギコかタカラかなあ。
-
マタンキとかアヒャは?
-
アヒャはいいね!マタンキはなんか無邪気故仕方無しみたいなとこがあるんだよね、、、。アヒャ、アヒャいいねぇ。ありがとう。
-
給料日に得た金を全額ギャンブルに突っ込んで台無しにしてしまうようなそんな馬鹿が欲しかったんだ。アヒャっぽいね、みんなありがと。
-
久しぶりにブーン系に触れたんだけど、幽霊裁判の人って何か新作描いてたりする?
-
>>855
小説板2で「子守旅のようです」ってのが完結してる。
-
あれ好き
-
>>856
うおおおまじか!!!!
あの人の作品本当に好きだから読めて嬉しい!
教えてくれてありがとう!!
-
>>858
青空ホライゾンやmitinkoで作者まとめあるからそれ参照してもいいかも
http://aozorahorizon.gob.jp/insaku.html
http://naitohoureisen.blog.fc2.com/blog-entry-27.html
-
ξ゚⊿゚)ξに友達ができたようです
って作品のまとめどこにあるかわかる人いない?
ツンがモララーとか渡辺達にいじめられてるのをクラス替えで一緒になったブーン、ドクオ、ショボンが助けてくれる話なんだけど
ググッても女友達が欲しいようですしか出てこない…
まとめなくなったのかな
-
https://sp.logsoku.com/r/2ch.net/news4vip/1278669890/
過去ログなら残ってた
コピペしてきたけど見れるかわからないから、もし見れなかったら2ch 過去ログ検索でググってタイトル入れてくれ
-
>>861
うおおおおおありがとう!
女友達しか出なくて軽く絶望してた
-
子守旅完結三年前って嘘だろ……
-
アルファきてるやんけ
-
中嶋バルケンが女だと知ってる人ガチで0人説
極稀の出番も荒巻ジジイのコンパチみたいな扱い
-
それ知ったときめっちゃワロタわ
-
知らなかったわガイドライン見てきたけどガチでワロタ
-
なんでかキチガイ枠で良く出てるイメージ
-
綺麗な街で初めてバルケンを見たのもあってたしかに切れるジジイのイメージが強いな
-
綺麗な町のバルケンは気が狂ってたなぁ
-
(´・_・`)
こいつって名前ないの?
-
ショーン小練じゃないの?
-
おわはじラジオを読んでこい
-
ショーンコネリーかwww
誰だ考えたやつwww
-
確か総合で名前聞かれて適当にアドリブでつけられたのがショーン小練
以降それが定着した
-
なんか知らんが総合が荒れたのは覚えてる
-
真実を知りたいか?
-
いいです
-
気になって過去ログ漁ってきたら別に荒れてなかっま
たしかこの前におっとりロミス?みたいなやつが叩かれてたんだよな
49 : 名も無きAAのようです sage 2014/02/05(水) 20:38:06
ちょっと(´・_・`)こいつを使ってみたいんだけどこいつに名前ってある?
ID:ENNwP9ck0
50 : 名も無きAAのようです sage 2014/02/05(水) 20:39:06
ショーン小練
ID:TLr5XVU60
51 : 名も無きAAのようです sage 2014/02/05(水) 20:41:41
マジか
ID:ua3aPxfI0
52 : 名も無きAAのようです sage 2014/02/05(水) 20:49:21
あったのか
ID:ENNwP9ck0
53 : 名も無きAAのようです sage 2014/02/05(水) 20:49:50
ごめん適当こいた
ID:TLr5XVU60
54 : 名も無きAAのようです sage 2014/02/05(水) 20:56:57
わろた
もうそれでいいじゃん
ID:q1iez3l.0
55 : 名も無きAAのようです sage 2014/02/05(水) 20:58:12
リアルかつしょうもなくてあり得そうなネーミングだなwww
ID:qKDSzcjo0
56 : 名も無きAAのようです sage 2014/02/05(水) 21:33:19
確かにショーンって顔してるもんな
ID:sJcBJUNo0
57 : 名も無きAAのようです sage 2014/02/05(水) 21:45:16
1分でそれらしいネーミングができるなんて凄いな
ID:wySHY6kcO
58 : 名も無きAAのようです sage 2014/02/05(水) 21:49:23
(´・_・`) (´・ω・`) (`・ω・´)
どう見ても小練一家
ID:q1iez3l.0
59 : 名も無きAAのようです sage 2014/02/05(水) 21:50:39
違和感がないから反対意見も出ないな
ID:b1GL.AUs0
-
ロミスのネーミングがおっとリロミスから勝手に付いちゃったからどうたらだっけ
-
そうだロミスだわ荒れたの
すまんの
-
おっとリロミス
の些細な一言から何故かAAまで誕生して原理主義者マジギレって流れだった
-
/ | | \ | .:/.:/. : : :i: i : | |ノ0:::ト ::::::::::::: |: :∩::::::ト: : : !: : : : : : :, / | | \
∨i: |: : : : |: :ヽ| |::∩::| :::::::::::::::: !.::∪::::::| |: : :i : : : : : : ′ ,ィ /〉
|: |: : i : :', : | |::∪::| :::::::::::::::: !: : : : : :||: : i : : : : : : : :, / レ厶イ
-
懐かしい
色々漁ってたらキンタ祭りとか出てきてワロタ
-
迷い子よ、キューちゃん板へ赴け
-
ホントだ新作が……っておい
-
榊原マリントンがどんなAAか知ってる人ガチで存在しない説
一個主役のブーン系あるけど元ネタに沿ってる感じしないし
いくら調べても元はどんなAAだったのかとか全く分からない謎のAAなんだけど
-
そーいえばブーン系100選2019ってやるの?
-
100作もない
-
最後にやったのはいつだったっけ?
-
2014年だろ
その前が2009年
-
初代から10年経ってるのか
-
紅白(二回分)のエントリーすごそ
-
新参だからよく分からないんだけど
100選はどんな風に決めてくの?
教えてエロい人
-
http://boon2014.webcrow.jp/
ここの企画ログ見るのが一番いいけどざっくり説明するなら
・専スレにて推薦作品列挙(ジャンルも記載)
・上記期間終了後に投票(各ジャンルによって選出数が変わる)
・集計と結果発表
2014年版は一ヶ月くらいで行われてた
-
サンガツ
思いのほか短い期間で行われてたんだな
-
いつぞやの紅白だったかでも荒れたけど、既存の映像作品や小説の構成そのままにAA当てはめて喋らすってのはやっぱタブーなんだろうか
いっさいがっさいをパクったとして、荒れるかどうかってのは元ネタの知名度やファンの熱量によりけり、だと思うんだけどどうだろう
-
とりあえず最初に明記しておけばいい
読もうと思うかは文章力次第
-
オリジナル要素はいるでしょ
-
出典明記した上で文が面白ければ許される
ただの売名や安易なパクリなら叩かれる
-
正直荒れる荒れないはその時の運
-
オリジナルです!!!って言わなきゃ全然いいでしょ
自分がもし元ネタ好きで不快になったなら読まなきゃいい話
何が言いたいかと言うと俺はバローが好きだから戻ってきてほしい
-
ROAが許されるならなんでもいいだろ
-
ROAが許されるならなんでもいいだろ
-
2回言ったな!?大事な事でもないのに!
-
あれは祭でそれをやっちゃったってのがまずかったんじゃない
原作の展開をなぞるにしても自分で考えた文章でやる分には二次創作の範疇だし問題ないでしょう
それでも不安なら原作あるって明言すればまず言われないと思うよ
-
>>904
でもアンテ元ネタのやつは許されなかった
-
みんな人の作ったAAで作品作ってる癖に一々細かい所許容出来ないのおかしくね?
-
キャラよりアイデアが大切って事かな
ブーン系だって創作コミュニティなんだから創作に対する高尚な考えは多少持ち合わせるべきかもしれないよね
-
まぁだからって人の書いたもんこき下ろして書くの止めさせるのが正しいとは思わんがね
-
そこは自浄作用ってことで
-
>>897です。
セガの湯川専務のCMを丸パクリしたギャグ短編を書くつもりでしたが、熱狂的湯川専務ファンがぶちギレるのは明白なのでお蔵入りにします。
-
湯川専務を知ってる人がいなくてネタが全然伝わらない可能性の方が心配だと思う
-
湯川専務知らんやつなんておらんやろ
20年前かよ……
-
他のところ見てると人の流れの速いコミュニティだと中学生とかザラ、小学生チラホラって感じ
マジで恐ろしい時代になった
-
このスレ加齢臭する
-
でも古本の匂いって好きだろ?
つまり我々はそういう存在なんだ
-
ブーン系も15年目だからなあ
そりゃオッサンだらけにもなりますわ
-
湯川専務よりせがた三四郎の方が有名だろうな
-
ブーン系民は神作を書くまで死ぬことができないって聞いた
-
何を持ってして神作というのかもまだ定まっていないというのに
-
自分が神作だと思えば他の人が何と言おうと神作
用は心掛けよ
-
逆説的に死ねば神作を書いたことになる
-
神作を書き上げるために自らに不老不死の呪いをかけたブーン系作者
先に旅立っていく家族や友人。嘆き苦しみながら、それでも究極の一作を追い求める
これで一本書けるな
-
ブーン系なんてだっせーよな
-
ブーン系いかがっすかー?
-
おじいちゃん、ブーン系はさっき食べたでしょ
-
100選の話に戻るけど、まとめサイトがほぼ死滅した今の開催は難しそうだよな
-
はじおわいい祭りだったけど便乗して自己顕示欲拗らせた奴がラジオとかしてたのは流石にキッショい
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ラジオぐらい昔からあるだろ
荒らしは出て行け
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新参かな?
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「bar neet」「所詮犬」と、「マーケティング・レンタルコミックス」の作者達に向かってキショいは草
-
>>929がキショイと思うのは勝手だけど、少なくとも総合で口にするもんじゃないな
-
昔のブーン系ラジオの音源が残ってたから保存日を見たら2009年1月でジャスト10年前だったわ
ちょっとこう、こいつはホラーだ
-
大丈夫、彼らにラジオする権利があるように、僕らにもキショイと言う権利があるのだよ
-
伸びてるから覗きに来たらこれですか…
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>>928
2014でもしたらばにリンクされた作品があったしいいんじゃない?
>>934
マジか
今年は色々と節目の年だなあ
-
祭りも終わったことだし、これからは現行のターンやね
-
100選か
2014以降なら余裕で作品数あるよな色んな企画もあったし
-
俺100選来たらミッキイチ推すんだ…
-
宝くじ当たったら10年放置した作品の続き書くわ
-
作品数あるか?ディスりじゃなくて実感ないわ
ちなみにお前らどれ推すか決まってんの?
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やるとしたら推したい作品はあるかな
100も集まるかわからないけど
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推す作品ならすぐにでも何作品か挙げられる
たまにしたらば上をサーフィンしてみると、「案外面白いやんけ!」って作品もある
確かに100集まるかは微妙だね
50ならいけそうだけど
-
文戟作品は推薦してもいいのかとか決めることは多そうだな
-
取り敢えず、100集める前提で募集して足りなそうなら50にする、みたいに柔軟にやってった方がいいかもね
文戟作品については個人的にはアリな気がするけど何とも言えん…
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個人的には文戟作品アリだと思うし、祭作品や総合短編もアリでいいんじゃないかね
ナシナシでやってたら作品集まるか不安というのもある
-
正直、祭りやイベントのためだけに執筆してる人多いよな
俺もそうだけど
-
文戟も対象だとは思うが
作品の良し悪しでは無く単純に読まれる機会が通常スレより少ないのでは?
俺も読んでない勢(文戟が嫌いな訳ではない)
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ぶんげき?は読めてないな
仕組みがよく分からなくて開く前からやや億劫になっている節はある
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要は短編投下して一番面白いやつ決めようぜってのを何回もしてるだけだから読む分には何も面倒じゃないぞ
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今ならまとめサイトまである
最新の作品はのってないけど
https://bungeki.jimdofree.com/
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文戟もあるし毎年何かしらの企画はあるしそうじゃなくても投下はあるし結構作品数集まりそうだよね
募集期間も平成が終わる5月までを対象にしたら100選目標に何か投下来たり現行完結とかありそう
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5月は早すぎるから12月までにしたら未完の作者が戻ってくる可能性があるのでは
-
期間が長すぎるとぐだる要因にもなるのでやるなら1〜2ヶ月間で終わらすほうがいいと思う
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はいこの企画は消えた
主催もできない無能外野があれこれ言い出したら終わり
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>>955
経験上これだな
今年いっぱいまで待つのはな・・いや>>953>>954どっちもお前やないかーい!
平成が終わる5月に一票
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5月にすると、今連載してる長編が入る可能性が低くなるんだよな〜
11月、12月にしたところで完結するのかって話だけど
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タイミングの問題だからそれははしゃーないだろ
次の100選に期待ぜ
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2014年ってまだファイナルに移行してない頃?創作板懐かしいな
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今のブーン系って平和だよな
前はもっと殺伐としていたのに
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人が居ないだけでは?
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10年以上も存続してるんだから空気が変わるのも当然だろう
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んだんだ
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喧嘩する相手がいない
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悟りを開いたジジババしかいないからな
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人が居なくても作者同士殺伐してるAA長編板の悪口はやめロッテ!
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AA長編なんてしばらく読んでないな
100選は5月に一票
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色んな界隈にいたが何処行っても荒らしはいる
人間関係でギスってる奴もいるし逐一人をディスってる奴もいるし
荒らしにいちいち構ってる(叩かれた側を擁護したり、荒らしを止めたり)界隈は荒れて、徹底的に無視した界隈は平和だった
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(メo`)ゞ
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>>970は何?
ブーン系で見た記憶が無いからAA長編版のサムシングかな?
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緑郎とかいうマジのガチ無名とはじおわディレクターとか名乗り始めた痛々しい酒犬が
ラジオで喧嘩して香ばしいことになってるって認識であってる?
くそ〜〜〜〜くだらねぇゴシップラジオとか滅茶苦茶聞きてぇ〜〜〜〜〜
もっと皆争え〜〜〜〜〜〜〜〜(^.^)
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すいません誤爆しました
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雑魚同士どうでもよさの極み
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サムシングどうなっとん?
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>>975
ゾンビ化して右目が肥大したデルタ関ヶ原だよ
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次スレって荒らしのテンプレいる?
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あるところに
/ ,' 3
神様がいました。
神様は、
/ ,' 3 AAのチミ達をビッグな存在にしてやるぞいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
と言いました。
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( ^ω^)達はビッグになるようです
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( ^ω^) ブーンブーンおー
内藤ホライゾン君です。
内藤ホライゾン君は道を歩いてると、
/ ,' 3 レディースアンドジェントルマーン!!!!!!!
( ^ω^)そ
神様の声を聞きました。
/ ,' 3 今からみんなをビッグな存在にするよ〜ん
ブーンこと内藤ホライゾン君は大いに喜びました。
(*^ω^) ビッグってどんなことだお?
心の中はwktkでいっぱいです。
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すまんデータぶっ飛んだからながらでいく
どうせ直ぐに投下出来る内容だから本当にスマン
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神様は言いました
/ ,' 3 ビッグになあれ、チンカラホイ!っと
( ^Ω^)ポンッ
( ^Ω^)
(^Ω^)
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(;^Ω^) こ、これはどういうことたお?
神様は言いました。
/ ,' 3ノシ 宣言通り、みんなをビッグにしたぞい!それじゃ、またね〜!!
(;^Ω^) ビッグって、大文字のことかお!?そりゃないお!!
ブーンは、とりあえずブーンをしました。
しかし、プーンなってしまいました。
/⌒ヽ
⊂二二二( ^Ω^)二⊃
| / プーン
( ヽノ
ノ>ノ
三 レレ
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ブーン、いや、プーンをして走り抜けると、オトモダチは皆ビッグになっていました。
ショボーンはポヨーンに
(´・Ω・`) ポヨーン
巻きグソは直毛に
Ξ゚⊿゚)Ξ
ゆるふわのデレデレはツッパリに
Ζ(゚ー゚*Ζ
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(;^Ω^) みんな、大丈夫かお!?
(´・Ω・`) これを見て大丈夫と思うかい?ポヨーン
Ξ;⊿;)Ξ これじゃあお嫁に行けないわ
Ζ(゚ー゚;Ζ わ、わたしは案外気に入ったけど…
皆口々に嘆きます。
そんな中、彼らを笑う一人の男がいました。
m9('∀`)9m ザマアwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ドクオです。
ブーン達はイラついたので、ドクオをボコボコにしました。
(#)A(#) 本当に申し訳こざいませんでした
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(´・Ω・`) さて、これからどうしようか
(;^Ω^) どうしようってどうしようも無いんじゃないかお?
Ζ(゚ー゚;Ζ 神様に頼んでみましょうか?元に戻して下さいって
Ξ;⊿;)Ξ そうよ、そうしましょ!
彼らは言いました。
( ^Ω^)Ξ゚⊿゚)Ξ「「「「主よ、私たちを元に戻して下さい」」」」(´・Ω・`)Ζ(゚ー゚*Ζ
神様は、それを聞き怒りました。
/ #,' 3 せっかくビッグにしてやったのに気に入らなというのか!おー分かった分かった!スモールにしてやるわい!!!!
/# ,' 3 スモールになあれ、チンカラホイ!!!!
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( ^ω^)ポン
(´・ω・`) ポン
ξ゚⊿゚)ξ ポン
ζ(゚ー゚*ζ ポン
( ^ω^) やったお!元に戻ったお!
(´・ω・`) ショボーン
ξ*゚⊿゚)ξ これでお嫁に行けるわ!
ζ(゚ー゚*ζ やっぱ元が一番だわ〜
そんな中、一人だけ不幸になった者がいました。
('a`) ポンッ
ドクオです。
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(;'a`) え?え?何で俺の口がこんなことに!
( ^ω^) 神様がスモールになれと唱えたからじゃないかお?
(;'a`) そりゃあ無いぜ、こんな口になるなんて
m9(´^ω^`)9m ザマアwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ξ゚∀゚)ξ ホーッホッホッ天罰が下ったのよ!
ζ(゚ー゚*ζ ま、前の顔より愛嬌があっていいんじゃないかしら
(;'a`) 冗談じゃない!治してもらってくる!
ドクオはこの口を治してもらうために、神様のところへ出向きました。
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('a`) 神様、どうか私めの口を元に戻していただけないでしょうか
しかし、神様は拗ねていました。
/# ,' 3 みんなビッグは嫌じゃ、スモールがいいって言うんだもん!ずぇったいにビッグにしてやらん!
ドクオは泣きました。
(;a;) そんなぁ〜。そんな仕打ち、あまりに酷いじゃないかあ。
おしゃぶり咥えたみたいな口にしやがって。
これからどうやって生活しろっていうんだあ
しかし、神様は決して治そうとはしませんでした。
/# ,' 3 うるさいのう!儂はみんなが望む通りにしたたけじゃ!
ほら、帰った帰った!!
(;a;) ふぇ〜ん
ドクオは、こうして引きこもりのキモオタニートになりましたとさ。
おしまい。
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乙
ドックン小文字になるだけでこうも間抜けになるんか
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次スレ
(´・ω・`) ブーン系小説&イラスト練習総合案内所
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1549772621/
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(゚a゚* )
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('a`)に既視感あると思ったら(’e’)だった
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埋めついでにお題もください
簡単な単語ひとつ
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かまぼこ
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パンゲア大陸
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(’E’)
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しゃくれアゴ
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乙
こういうばかばかしい話は好きだ
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