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【もしもの時は】ここだけ世界の境界線【ここで】
1
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/13(木) 22:09:59 ID:???
【なりきり新世界へようこそ!】
ここは様々な世界が融合して出来た世界。ここの住人は親しみを込めてこの世界を『新世界』と呼んでいます。
この世界にはオーバーテクノロジーから魔術まで何でも存在します。超能力や宇宙艦隊もあれば大魔王の領地も、
獣人の集落や神の軍勢すら勢揃いの『なんでもあり』の世界。それが新世界なのです。
あなたはこの世界の新たな住人となり、先駆者や新入り、そして異世界の住人達と関わってゆくことになります。
【ゲートについて】
この世界には『ゲート』と呼ばれている様々な世界同士を繋げる空間があります。
時にそれは魔界へ、時にそれは天界へ、時にそれはダンジョンへ、繋がっている先は様々です。
稀にそこから『厄災』なるものが流れ着き、それがこちら側の世界を荒らす事もしばしば…
その度に貴方達『能力者』はその能力を最大限に行使して『厄災』を元の場所へと送り返したり倒したり…
この世界の様々な事がこの『ゲート』を切っ掛けにして起こります。
【来訪者について】
この『新世界』はその性質上、別世界からの『来訪者』がやってくることもあります。
彼らの来る世界は様々な世界。時には人間や獣人。時には悪魔や妖怪。そして時には異星人すら『来訪者』として現れることすらあるのです。
『来訪者』はこの世界に来る過程で新たな『能力』を得る事も、そして自分が持っていた能力を引き続き使うことも出来ます。
しかしあまりにも強大な『能力』は『ゲート』の力によりその効力を失ってしまうこととなるでしょう。
次の『来訪者』はあなたかもしれません……
◇ここは自分だけの『能力』を手に入れ、様々な能力者と戦闘、交流するスレです。
◇オリキャラは勿論、様々ななりきりスレのキャラも参加する事が可能なスレです。
◇まずはしたらばで能力登録。ここに設定を纏めておくことでロールをスムーズに行えます。
◇戦闘、交流、基本は何でもありですが、相手が不快になるロール、確定ロールは避けましょう。
◇チート能力や人外級の身体能力など、相手に勝利の余地を与えない設定は避けましょう。最強設定は御法度です。
◇荒らしはスルー。絶対に関わらないようしましょう。
◎戦闘之スヽメ◎
悪い例:
まそっぷ!
【剣を振りかざし、思いっきり斬りつけた】
↑確定ロールが含まれているのでNG。
良い例:
まそっぷ!
【剣を振りかざし、思いっきり斬りつけようとする】
↑正しくはこう。他人に行動の自由を持たせることが大切。
☆次スレッドは
>>980
が立てるものとする
★避難所★
ttp://jbbs.shitaraba.net/internet/20393/
★wiki★
ttp://www60.atwiki.jp/_mng/admin_basic.php
★前スレ★
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/20393/1447517901/l50
2
:
◆T/233Moei6
:2018/09/16(日) 21:12:04 ID:???
【前回までのあらすじ】
異星種の侵略により滅びが確定した惑星で奔走する越境者達。
脱出プランの一段階目である技術継承者の救助に成功するも、
エイリアンにより改造されたサイカー:アラズァヘッド9999(フォーナイン)との遭遇、
そして、第三勢力であるディーモンの降臨により事態はますます混迷を深めつつあった。
--------
------
【ディーモン降臨より1日後:兵員輸送ヘリにて――】
「つーワケで事態はいやんな方向に悪化したデス」
教師と筆文字で書いたTシャツにガスマスクという
見る者に頭痛を誘発させそうな格好のα-12はとくとくと説明中である。
「状況はポンコツ=サンの借金返済計画並みにやべえ感じデス。悲惨デス。
利子だけで極貧・ジリ貧になる前にさっさとお仕事すまさないとデス」
いやんな方向に悪化…端的に説明すると衛星軌道上に存在する
カノッサ機関スペースシップからの支援が絶望的になったというお知らせである。
が、なんかアレすぎるα-12の説明にα-09が咳払いし、
「こほん。愚妹のいい加減な説明とぽんねえさまの喜劇的人生はともかく…本来なら宇宙からの支援物資投下。
不確実ながら衛星軌道爆撃(オービタル・ストライク)も期待できてはいたのですが
ディーモン降臨で盤上と諸条件が激変しています」
ディーモンにスペースシップの存在を気取られれば、撃墜あるいは侵食という最悪の事態もありえる。
そうなれば越境者達はこの世界からの脱出の手段を失い、遅かれ早かれ全滅するのみとなろう。
ゆえに一切の支援が期待できない、寧ろしてはならないといったジレンマに陥ってしまった。
「ただでさえ少なかった時間的猶予も消滅しました。
脱出プランのスケジュールを短縮する必要が出ています」
救出作戦より帰還した者は加速再生治療を受けた後、
タンクベット睡眠(1時間でほぼ8時間分の睡眠。常用は身体によくない)
次の作戦に出撃することとなったわけだ。α-09からの説明は以上である。
【越境者達を乗せた兵員輸送ヘリが炎羅に染まった空を駆けている。朝も夜も晴れも雨も最早消滅した】
【地上に状況は作戦以外の事は報告をあげなくなった。ディーモンの降臨はすなわち地獄の出現と同義。
惑星人類の悲惨に絶望を塗り固めた末路の仔細など、あえて聞きたくも無いということだ】
3
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/16(日) 21:20:03 ID:???
>>2
ロイ「もうさぁ…あいつらどうにかなんねぇかなぁ・・・」
超いやそうな顔で説明を聞くロイ
鈴虫は空になった徳利を逆さに振って不機嫌顔 お酒の制限が始まってしまったのだ
ロイ「次はゲートの破壊だっけか? そこでもディーモンとエイリアンとの三つ巴しなきゃなんない感じかね?」
ちな鈴虫ちゃんは徳利から滴らんとする甘露のしずくを舌で受けようと必死に伸ばしていた
4
:
メイドと執事
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/16(日) 21:23:16 ID:???
>>2
ウォルター「うーむ…」
オールバックの黒髪が特徴的な壮年の男が、
頭に眼鏡をかけた黒い饅頭を乗せた状態で、
目つき悪く眉間に不機嫌そうに皺を寄せて唸っていた。
ウォルター
「このままエイリアン VS ディーモン戦が続いたとして、
現状の戦況とエイリアン本隊が到着した場合はどうなるんだ?
正直エイリアンもディーモンも俺には似たようなカテゴリだ。
うまい具合に潰し合ってくれねえもんかね」
5
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/16(日) 21:25:02 ID:???
>>2
「ちょっと盛りすぎじゃないか?ディーモンに失礼だろうその例えは」
紫煙を燻らして軽口を叩き、首を鳴らして身体の調子を確かめるソーマタージ。
上空からの支援が有効なのは敵に対抗手段が無い時だけだ。ディーモン相手にそんな事をするのは自殺行為に他ならない。
「嫌んなっちゃうね。太陽がまた奪われてしまった」
「それで?どうやってそのスペースシップまで行く?」
ヘリのハッチを開いて吸い殻を放り捨てながら地上を睥睨する。焔、焔、焔の地獄変。
「こんな調子で本当に宇宙に行けるもんかね。ステーションも燃えてそうだぞコレ」
6
:
◆T/233Moei6
:2018/09/16(日) 21:41:36 ID:???
「では作戦の概要を説明します」
今回の作戦は惑星脱出前の必要事項。
すなわち、この惑星で発掘された不安定ゲートの破壊である。
不安定ゲート・・・越境者が任意の世界移動に用いるゲートであるが、
時に、ランダムジャンプ以上の危険を伴うゲートが発見されることもある。
飛び込んだが最後、十中八九、虚数空間につながり、越境と同時に消滅――速やかな自殺と変わりない。
「本来であれば、使い道の無いバグったゲートなのですが――」
しかし、である。今回の惑星侵略でエイリアンはカノッサ機関の能力者から高クラスの越境因子を取得している。
つまり、ゲートの使用権を得た形だ。そして(
>>4
)胡乱なるメイド:ロッテが得た情報から異星種は遺伝子の取得・複製に特化した種族となると。
「もしエイリアンがゲートの有用性に気付き、越境因子を持った複製体を数に任せてこの惑星の不安定ゲートに放り込んだ場合、
折り悪く256万分の1の確率でスプロールの座標を取得されると予測されます。そうなれば――」
後は越境に越境を重ねてアメーバ状に広がって何処まで被害が拡大するか予測すらできなくなる。スクラップヤードも例外ではない。
幸運なのはエイリアン自体が越境因子の有用性にまだ気付いていないこと。
ゲートさえなければやがて不要な不明因子と判断され、おそらくは廃棄されるだろう。
「発掘途中の遺跡…エイリアンの侵略範囲外ですが、状況が状況だけに不測の事態も予想されます。
ゆえにランナー(傭兵)の方々を含めた最高戦力で作戦を行います」
【ミッション…不安定越境ゲートの破壊】
「まもなく到着します。皆さん、準備を」
>>3
「正直、状況が混沌としすぎているため〝何があってもおかしくありません〟」
>>4
「エイリアン本隊が到着した場合は…ディーモンの規模にもよりますが、
おそらくはエイリアンが物量差で勝利するかもしれません。
が、たとえどちらが勝利しても未来はありません。そして――」
越境者達にそれを防ぐ術はない。あくまで彼等の第一用件は作戦の成功と速やかな脱出なのだ。
>>5
「さいわい、スペースシップまで上がるための宇宙港は手付かずの状態です。
汚染兵士の反乱が速やかすぎたのが逆に利となっています。
が、宇宙港の奪取作戦はそのまま惑星脱出するのと同じタイミングで行うべきです」
理由は単純。宇宙港の確保は出来ても、それを維持する戦力がないためだ。
敵性存在は圧倒的多数。迅速に宇宙港の奪取→惑星脱出→衛星軌道上のスペースシップにて世界移動を行うというプランだ。
7
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/16(日) 21:48:06 ID:???
>>6
「スナッチャーみたいな事になるってワケだ」
与えられた情報を少なくとも自分にだけは分かる程度に勝手に纏める。エイリアンの越境を防ぎつつ、この地獄から脱出する。
「どっちか片方だけにしてくれねーかな。マジで」
「航空支援は任せたぞ。サテライトキャノンは無理でも、機銃掃射ぐらいは出来んだろ。
というか出来なきゃ困る。今日は爆薬の持ち合わせないんだ」
手に持つのはいつもの刀、懐には金属のアンプル。死地に飛び込む用意はいつでも万全。
「───やっぱり鉄砲かなんか無い?いい加減キツい。
始めるとしよう。ミュージックスタート」
8
:
メイドと執事
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/16(日) 21:49:12 ID:???
>>6
ウォルター「あー…漁夫の利とかは考えないほうがいいな、これは」
ロッテ「そもそも此の戦いに最早利など存在しないのでは?」
ウォルター「にしてもこっちの戦力は減るしかないってのが厳しいよなあ…何で連絡つかねえんだ?
ウォルター
「やっぱおかしいだろ。
記憶がねえから確かな事は言えないが俺が発したテレパシーを感知して来たんだろ?
今のお前はSPIに能力振ってんだから同じ事をすれば連絡がつくだろうが。
最悪俺がもう一度形態変化して連絡を取ることだって…」
ロッテ
「出来ませんよ。
テレパシーを感知したのだって偶然だったんです。
受信側は極力同宙域に留まっていてくださるでしょうが…
送信側の此方は連戦による消耗で何方かはまともな形を保っていられないじゃあないですか。
この状態で長距離テレパシーは賭けにすらなりませんよ?」
ウォルター
「最悪どちらも脊髄反射で漂うスペースモンスターで一生を終える、と。
何だよ、更なる増援は期待出来ませんってか?
バイアリータークやシャルウルなら起死回生の一手になりそうなもんだってのに…」
ロッテ「お嬢様に此の危険地帯に来いと?」
ウォルター「来そうじゃねえか…いや絶対来るだろ、この状況だったら」
ロッテ「同意しますが同意できません」
ウォルター
「ははっ!流石に俺も進んで主人を危険に晒す気はねえわ
…さて如何するかな、俺主体で立ち回って様子みるか?」
9
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/16(日) 21:49:39 ID:???
>>6
ロイ「確率256万分の1か…無制限にぶち込められるんだ 実質100%と変わらん
むしろ今現在において最高戦力以外を投入してどうにかできる状況とも思えんしな」
鈴虫ちゃんは空になった徳利をポイと投げ捨てていました
ロイ「で? どうやって壊すよ? 発破仕掛けてアボンと行けるなら俺でもできるが
前にスプロールのゲート壊s・・・されたときはどんな手だったんだ?」
以前 スプロールのメガコーポが食い物にいていたゲートを破壊したことはα-12には内緒だったのを思い出し
多少イントネーションがガタガタになりながら質問した
ちな鈴虫ちゃんはふて寝していた
10
:
◆T/233Moei6
:2018/09/16(日) 22:14:36 ID:???
>>7
「予備でよければ」
ソーマタージに対パワーアーマー兵用ヘヴィピストルが渡された。大口径isパワ!
>>8
「デスデス。はたから見ているとアブナイなおじさんデス」
さもあらん。
>>9
「デス〜…」
ファッキンな記憶を思い出したのかじとーんな目でロイを見るα-12であった。
なお、曲がりなりにも〝不安定なゲート〟なので爆破などの強い衝撃でドカンと消滅するらしい。
【全員対象】
「到着です。ご武運を」
ヘリから速やかに降下した面々はそのままにゲート遺跡へと向かうことになる。
炎羅の空は赤い稲妻を大地に落とし続けており、遠方から聞こえる咆哮は、
エイリアンとディーモンの戦いが苛烈を極めていることを物語っている。
「デスデス。動体反応なし。周辺に敵の気配はないデス」
遺跡までは警戒しながらでも比較的容易にたどり着くことができるだろう。
発掘現場のボカリと開いた空洞を抜けて進めば、
やがて、明らかに人の手が入っているであろう遺跡の内部にたどり着くこととなる。
【青白い石材そのものが淡く発光しており、光源には困らない】
【何やら不可思議な文字が壁面のところどころに刻まれているが、世界修正力の適応外なのか読めない】
「…デス。奥に動体反応1…いや、もっと多い…?.――何か居るっぽいデス」
ゲートまで進んでいる中、先頭のα-12は皆を制してそう言葉した。
奥に何かが居る。敵かあるいはロクでもない何かか。一般人の可能性はほぼ無いであろう。
【
>>7
奥の動体反応の気配。ソーマタージは微弱な電磁波を感じ取る≪0001111010≫ ディーモンともエイリアンとも違う】
【
>>8
ウォルターに密かにくっついていた蚊がぷぅんと離れていく。その顔は人面で気持ち悪い】
【
>>9
レンジャー知識…汚染と変異はディーモン侵略の証である。そしてそれらはディーモンの斥候あるいは端末である】
11
:
メイドと執事
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/16(日) 22:19:27 ID:???
>>10
ウォルター「…ん?」
何か違和感を感じたような気もしたが気のせいだろうと、
深くは考えずα-12の制止に従い歩みを止める。
ウォルター「さて、蛇が出るか鬼が出るか」
右手を軽く開く。
臨戦態勢だ。
12
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/16(日) 22:22:14 ID:???
>>10
ロイ「・・・・・脱出したらまたあのパンプキンプリン作ってやるから機嫌直せ」
じとーんな視線に居心地が悪くなったのか 目をそらしながら提案するのであった
ちな鈴虫ちゃんは鼻提灯な
〜それからどうした〜
楽しい切り合いが始まると知ってテンションの高い鈴虫ちゃんはずんずんと遺跡の中に入っていく
ロイ「採掘用の発破でもありゃありがたいんだがなぁ・・・」
対するロイは辺りに物資でも転がってないかと探していた
ロイ「気を付けろ ハイテクの方はよくわからんが ディーモンの気配はマシマシに感じる
十中八九いるぞ 警戒は怠るな」
近くに胴体反応はないらしいが レンジャーとしての知識が この先にディーモンの眷属の気配を察知していた
ハルバートを構え注意深く進むろい
ちな鈴虫ちゃんは全く意に介することなく遺跡内部を進んでいた
13
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/16(日) 22:24:34 ID:???
>>10
「ピストルかぁ」
貰っといてこの不満げな態度!大口径なのは気に入ったのでそれ以上は何も言わず、スラックスに雑に押し込む。
「センサーに感無し、順調だ。円滑に作戦が完了しない要素が無いな?」
片手に拳銃、片手にナイフを持つ近接戦闘の構え。
「おっと世界の不思議発見伝。まあキョーミねーしどーでもいいケド。俺日本史専攻なんだ」
壁に刻まれた何らかの文字。平時なら学術的価値もあったやも知れぬが、この状況ではクソの役にも立つまい。
「覚えたい人がいるなら写真ぐらいは撮ってってやってもいいぜ。そんなセンシティブな野郎がいればの話だけど」
「──────奥に何かいる。これは……」
交戦経験のあるエイリアンともディーモンとも違う気配。微細な電磁波が肌で感じられる。
「ディーモンの眷属か、エイリアンの斥候か。ゲートにまで目を付けてたとか?
十中八九ロクでもない事になるぞ。覚悟しとけ」
銃の弾は装填済み。腰の刀も充電済み。いつでもいける。
「インスタンスバトルだ。アイテムレベル上げておけよ」
14
:
◆T/233Moei6
:2018/09/16(日) 22:37:18 ID:???
【全員対象】
奥に進むとやがて開けた場所に出た。
そこで煌いている情報文字が重なったような淡い光の柱――ゲートだ。
が、通常のソレと異なり所々ノイズが走っている。不安定である証だろう。
≪00011111010101≫≪00011110101≫≪0000011110101≫
そして、その手前、何やら真っ赤なロープを来た何かが広げた観測機器を操作している様子で、
そらにその周囲には3体の人間の髑髏に機械を貼り付けたようなドローンが浮遊――
「サーボスカル…デス?」
三体のサーボスカルがゲートをあらゆる角度から観察。どうやら赤ローブの制御下にあるようだ。
となると、この存在は〝ディーモンともエイリアンとも異なる所属〟と考えるべきだろう。
【サーボスカル…イムカ・グリムナーが所属する銀河帝国において使用されるドローン】
【銀河帝国…終焉の遠未来を支配する人間の帝国。抑圧を圧制を旨とする狂気的国家】
-----------
【遺跡入り口】
≪ミツケタ、ミツケタ≫
人面の蚊は歓喜の声を上げる。強い魂を持つ者たち。越境者。それはディーモンの供物にこそ相応しい。
用済みの蚊は小さく爆散すると、その破片は大地に染みて、やがて朽ちた木のオブジェがそこから生えてくる。
それは精神生命体であるディーモンを基底現実にダウンロードするための触媒。名は願望機という。
【遺跡入り口にて願望機が出現。病的な緑色の肌を持つ一つ目のディーモンの尖兵が次々に転送されていく】
15
:
メイドと執事
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/16(日) 22:41:05 ID:???
>>14
ウォルター
「おいおい勘弁してくれよ、事態が余計にややこしくなりそうなんだが?
何やってんだそこの赤ローブ!!」
襲い掛かるのは無しだ。
とりあえずコンタクトを開始。
ロッテ「…何か、嫌な予感が」
頭の上のポニョことロッテの第六感が発揮される。
16
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/16(日) 22:47:21 ID:???
>>14
「なんでこんなところに……」
宙に浮かぶ見知った機械。いつぞやに聞いた話が正しければ、確かに量産されていてもおかしくはないか。
問題は、何故ここにいるかだ。
「何でもいい!ぶっ殺して、塞いで、とっとと帰るぞ!」
引き抜いた赤い刀を片手で構え、空いた手に銃を握るソーマタージ。
サイボーグの怪力とバランス感覚が成せる掟破りの戦法だ。
「いや待て、嫌な予感がするぞ。便意よりイヤーな何か来ていないかな?」
斬りかかろうとしたその時、強化された聴覚は入口より迫る足音を捉える。
赤ローブは後だ。急ぎ踵を返すと、先程通った道に銃口を向けて敵を待ち構える事にした。
17
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/16(日) 22:47:56 ID:???
>>14
さて 開けた場所に出て 見えてきたのは赤ローブの集団とサーボスカル
そう ベティのベストフレンドであるあの頭蓋骨である
ヂクリ・・・左手が疼いた すでに日に焼けマメだらけ傷だらけの左手
なれどその手は一度千切れている ちぎった相手は・・・銀河帝国の者
ロイ「全員 惨劇を探せ 無ければあいつらは敵だ!!」
ハルバートを手に突撃を仕掛ける もしもあいつらがイムカの手の者でなければ それ即ち越境者の敵だ
なおイムカの名前を出すと色々と面倒そうなので銀河帝国が把握(してないであろう)コードネームを使った
そして鈴虫は場の空気から入口に切っていい敵がいることを察知した
にんまりと笑顔を作りながら来た道を戻ろうとするだろう
18
:
◆T/233Moei6
:2018/09/16(日) 23:06:59 ID:???
【全員対象】
「………」
ウォルターの叫び声とソーマタージの威嚇…であったが、しばらくはそのまま作業に没頭し、
無視されたと判断されるギリギリのタイミングで赤ローブはそちらに振り向く。
「00011110101――何か?」
無機質な電子音交じりの声音を発するソレは明らかに異様であった。
「デス?」
【顔…本来、人間の顔があるべき部分は鉄の仮面にレンズ…否、機械の頭部に置き換わっている】
【腕…二本ではない。四本はある。そのうち一本が錫杖めいた杖を持ち、残り三本が機器を操作している】
【足…二本の足ではない。多足類めいて、金属の触手めいたマニュピレイターの群れがうごめいている】
機械化…それでもスプロールなどのサイボーグは出来るだけ人間の外観をどこかに残そうとする傾向がある。
それは、人間から離れすぎて、違う「何か」になってしまうことへの忌避ともいえる。
しかし、赤ローブにはソレがない。人間性を削ぎ落としきったその外見は、ある種の狂気を臭わせる。
「0001110101――臣民とも違う。異星種でもない」
ここで赤ローブはゲートをチラリと見て、再び越境者達を見て――
「越境者」
ソーマタージのサイバネティクス。ロイの聖遺物。ウォルターから検出される生体反応。
これには赤ローブな内心歓喜していた。〝使えぬ〟ことがほぼ明らかになったゲートよりもよほど魅力的な
多数のサンプルの出現に速やかなる解剖と実験のため錫杖を向け――ようとして下ろした。
「0001110101――迷惑なことだ。わざわざ連れて来たか」
ロッテの厭な予感。ソーマタージの感知。鈴虫の狂喜。
入り口より濃い腐臭が吹き荒れ、ヒタビタと奔る影の群。
【汚濁塗れの蕩けた瞳孔を持つ一つ目が複数、病的な舌を垂らしながら迫ってくる】
【プレーグペアラー(疫病兵)…
ディーモンの尖兵。レッサーディーモン。病的な薄緑に肌。不自然に膨れた腹から粘液塗れの臓物を垂らし、
邪悪なる祝福を受けた片刃の剣(プレーグソード)を手に怒涛の勢いで殺到してくる】
【状況判断…赤ローブは一瞬だが明らかに濃密な殺気を漏らしていた。今は霧散している。が、果たしてコレに背を向けるべきか!?】
信用ならざる者と明らかに敵意を持つディーモン。これは挟み撃ちとなるか否か。
19
:
メイドと執事
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/16(日) 23:17:10 ID:???
>>18
ウォルター
「おい、マッドな生涯学習者、手ぇ貸せ。
連中が迷惑だって認識があるなら、
邪魔者は排除してからゆっくりと交渉と行こうじゃねえか。
手前の目的が何であれ、俺らは該当者なんだろ?みすみす見逃す手はねえよな?」
戦力になるかならないかは、この際どうでもいい。
背後まで気にしてやっていられる状況ではないのだからリスクは減らす、それだけだ。
ウォルター「ロッテ!とりあえず温存な!俺がやる!『十束剣』!!」
硬質化した十本の指先をもって両手首を合わせ掌底を繰り出すように突き出す。
うち放たれるのは指の形をなぞって放射状に広がる斬撃。
ディーモンの強度が如何程か知らないが、兎も角やるしかない。
20
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/16(日) 23:19:26 ID:???
>>18
「ウワッ、キメェ。ウケる」
機械かを繰り返したか、或いは初めからこうなるつもりだったか。目の前の人物は、最早人とは呼べなかった。
言動、気配、その他諸々。その全てが狂っている。真っ当な対話、協力は非常に困難だろう。
「そう、迷惑をかけるのが好きなんだ。俺ちゃんこう見えて多感な十代の女の子」
なだれ込む腐臭。現れたるは狂気と呪いの塊。そして、背後からは一瞬の殺気。
そのどれもに呪詛を吐く。本当に、面倒な状況になった。
「誰だ勝手に俺様の人生をハードモードにしやがったのは」
「どこもかしこもこんなんだ。生きてマス掻きじみた研究続けたいなら少しは手伝え!」
赤ロープにチラリと赤い眼を向けて口早に怒鳴ると、醜悪なる尖兵に向けて牽制の乱射!
体表を微かなスパークが走る。軽くは無い反動をサイボーグの怪力で強引に押さえ込んでいるのだ。
21
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/16(日) 23:22:56 ID:GC3e7hug
>>18
こいつらに背を向ける?
ロイの勘ははっきりとNOを突きつけた
ロイ「ッ!!」
だが 周りの判断は皆それを受け入れたのだ それに挟み討ちになることはよろしくない
ハルバートを手に突撃を仕掛けたのは・・・黄昏の眷属だ 皆に合わせるように レッサーデーモンに突撃を仕掛けた
そして鈴虫はそんなことに構わず レッサーデーモンに切りかかるのであった
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