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ショタ提督「ポケモントレーナーになりたいなー」明石「了解です!」

1名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/11/19(日) 19:17:28 ID:Wt134MFc
はじめまして! ポケット モンスターの せかいへ ようこそ!

わたしの なまえは オーヨド みんなからは ポケモン はかせと したわれて います

この せかいには ポケット モンスター と よばれる いきもの たちが

いたるところに すんでいる!

その ポケモン という いきものを ひとは ペットに したり しょうぶに つかったり…

そして…

わたしは この ポケモンの けんきゅうを してる というわけです!





明石「はい」

ショタ提督「すごいなぁ(小並)」

大淀博士「じゃあ早速旅に出てください」

ショタ提督「よく分からないけどまぁいいか」

大淀「その前にポケモンをお渡ししますね」

ショタ提督「あっ、モンスターボールが3つあるんでしょ?」

明石「あったんですけどねぇ」

大淀「どうやら駆逐の子達が持って行っちゃって1つしかないんですよ」

ショタ提督「えぇ......じゃあそのポケモンは?」

大淀「>>3です」

908名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/04/04(土) 14:03:16 ID:OV69ja8Q
もう出ないよぉ・・・

909名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/04/19(日) 17:38:41 ID:oMzKht/A









ピカチュウ「ピーカ?」

ツボすけ(もう出ないですよん)「..............」ゲッソリ


雷「ぷはぁー、ごちそうさまでした!」

霰「美味しかったです......」

霞「ま、まぁまぁね」

ショタT「おいしいけど、おいしい......」←結局飲んだ

霞「......で、そこのアンタ」

ショタT「............」(上の空)

霞「アンタよっ!」

ショタT「ひぃっ!?」ビクッ

(霞ににらみつけられる少年)

霰「霞姉さん......ちゃんと、名前で呼んであげないと......」

霰「......ね? ショウタ......くん?」

ショタT「う、うん......(覚えててくれてたんだ.......)」

910名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/04/19(日) 17:39:26 ID:oMzKht/A

霰「お悩み中......なの?」

ショタT「ま、まぁ......」

雷「もー、ダメじゃない。あたし以外の子にまで心配懸けさせちゃ」

霞「ふん! この大事な時期によくそんな間の抜けたツラできるわね」

ショタT「大事な時期?」

霰「..................え?」

ショタT「え?」

霞「......アンタ、ジムチャレンジのことで悩んでるんじゃなかったの?」

ショタT「ジムチャレンジ?」

霞「はぁ!? 何それ!! ジムチャレンジ知らないとか嘘でしょ!? 舐めてんのッ!? 大体ねぇ、アンタがそんなんじゃアンタらに負けた私らはどうなんのよ! バカみたいじゃない!! しっかりしなさいよッ!!」

ショタT「そそそそんな怒らなくても」

霞「ジムチャレンジ! スクールを代表するトレーナー達がその学校の威信を懸け、8つのジムを巡りチャンピオンを目指す!!」

霰「......バトルの祭典」

ショタT「チャンピオンを目指す......バトルの祭典!?」

霞「はぁー......マジで知らないとかビックリ呆れるんだけど......」

ショタT「雷ちゃん......僕初めて聞いたんだけど......」

雷「あー......ウチ万年弱小校だからすっかり忘れてたわ」

911名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/04/19(日) 17:40:25 ID:oMzKht/A

雷「でもいいじゃない! ショウタ、やっちゃいましょう! ジムチャレンジ!!」

ショタT「うん、やろう! なんだか急にワクワクして来たよ!」

ショタT「いい事教えてくれてありがとう! 霞ちゃん、霰ちゃん!」

霰「......(ニコッ」

霞「えっ......べ、別に礼言われる程の事でもないけど......」

恥ずかしそうに視線を横に投げる霞

ショタT「あ、でもさっきスクールを代表するトレーナーって言ったよね? じゃあ僕らの学校から1人しか出れないってこと?」

霰「もちろん、1人だけ............一番強い人が」

霞「言っとくけど、ウチのトップは私らなんかよりもよっぽど強いからね!」

霰「......」コクッ

雷「じゃあウチの一番はアンタよね、ショウタ!」

ショタT「............いや、違う」

雷「?」

ショタT「決着をつけなきゃ。あの子と」

912名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/04/19(日) 18:23:19 ID:06lAR0p2
興奮してきたな

913名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/04/27(月) 22:00:31 ID:CLKwDmlg



寮の自室



ショタT「............ねぇ、ルカリオ」

ルカリオ「ルカ?」

ショタT「覚えてる? キミと僕が初めて出合った時のこと」

ショタT「あの時から、僕たちの物語は始まったんだね」

ルカリオ「......」

ショタT「............ちょっと大げさすぎたかな」

ルカリオ「リオ」コクッ

(頷く)

ショタT「でもまだまだ。終わらないよ、僕らの冒険は」

ショタT「行くよ、ジムチャレンジ! 強いライバルたちを倒して、目指すはチャンピオンだ!!」

ルカリオ「ルカッ!!」

ショタT「......でもその前に、決着をつける。ほっぽちゃんと」

ルカリオ「......!」

目つきが変わる

ショタT「ほっぽちゃんに勝つ。そして正真正銘、この学校のトップになる!」

914名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/04/27(月) 22:01:56 ID:CLKwDmlg


ハウ「聞いたよー!!」

ショタT「うわっ!?」ビクッ

グラジオ「フッ......やるんだな、ショウタ?」

ショタT「ハウくん、グラジオくん......うん!」

グラジオ「それでいい。胸を張れ」

ハウ「お前こそがこの学校の一番だって、俺信じてるからさー」

ショタT (......前から思ってたけど、二人は何でこの学校にいるんだろう)

ハウ「......? どうしたの?」

ショタT「二人はさ、ずっとこの学校にいるつもりなの?」

ハウ「......」

グラジオ「......いい質問だ。話そう」

グラジオ「俺達は『ある存在』を追ってこの地方に来た。だが結局、その足がかりは掴めないまま今に到っている」

グラジオ「このまま何の成果も無く、手をこまねく訳にもいかない。つまり......」

ハウ「残念だけど、もうすぐここを離れなきゃいけないね」

ショタT「............そうなんだ」

グラジオ「ショウタ、出会いがあるんだ。別れもあるさ。いつだってな」

ハウ「だから最後にさー! お前の一番カッコいい所、俺らに見せなよー!」

グラジオ「そうだ。約束だぞ。出来るな?」

ショタT「......うん!!!」


_______
_____
__

915名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/04/27(月) 22:02:48 ID:CLKwDmlg


ワーワーワーワー

ざわめき


ピカチュウ「ピ~~~カ~~~」

空高くを見上げるピカチュウ


バトルスタジアム

街の中心に位置する巨大な建造物

その観客席が大勢の人で埋め尽くされている


雷「この田舎町にもこんなに人が集まるもんなのね......」

ピカチュウ「ピカピカ」ウンウン

潮「正直ビックリです......」

霧島「ふふふ、今年の我が校は張り切ってますから。頑張ってお客さん集めて盛り上げてるんですよ!」

霰「............ジムチャレンジは、チャンピオンリーグ出場選手を決めるための......あくまで予選」

霞「つまり、このバトルは所詮予選のための予選。の割には張り切り過ぎでしょ」

雷「げぇっ!? なんでアンタらまで居んのよ!?」

霞「はぁ? 居て悪い?」

霰「......どうせ他の学校の子も、見に来てるよ」

雷「何よそれ! ここウチの代表決めるためのバトルなのよ! さてはあたしらの手の内を探るために」

霞「バーカ、んなもん意味ないわよ」

霰「ジムチャレンジが始まれば......チャレンジャーが、最初に戦うのは......ジムリーダー」

霞「だからアンタらの戦力は関係ないのよ。分かった?」

雷「ふーーーん!!! だったら別に見に来る必要もないじゃない! 腹立つっ!」プン

霧島「まぁ、トレーナーなら人のバトルを見たがるものですから」

916名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/04/27(月) 22:03:40 ID:CLKwDmlg



選手控え室

そこで静かに佇む少年


ショタT「............」

着慣れない白いユニフォーム姿で鏡の前に立つ

鏡の中の自分と向き合う

ショタT「僕の......いや、僕らの一番カッコいい所......見せないと」

ショタT「そうだよね、みんな?」

手の中のボールに語りかける

ショタT「............行こう!!」


歩く


狭く薄暗い通路を通り抜ける


光と歓声が溢れる舞台に立つ

917名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/04/27(月) 22:04:48 ID:CLKwDmlg



北方棲姫「オネェチャン! ほっぽ頑張ル!」

港湾棲姫「エエ、頑張ってネ♪」

北方棲姫「なんぽの姉貴も見テテ。ほっぽヤルヨ」

南方棲姫「アァ」コクッ

離島棲鬼「ブーーーーーーーーッ!!!!(ブブゼラ)」

北方棲姫「しぇからしか」

離島棲鬼「はい」





ショタT「............」


広大なフィールド

その向かい側に居る少女と目が合う


北方棲姫「......決着をつける時ダ」


ショタT「......うん」

918名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/04(月) 07:51:16 ID:9Nqa/oF.



霧島『えー、使用ポケモンは3匹。対戦ルールは3vs3のシングルバトルです』←アナウンス


2人のトレーナーのポケットに3つのボール

その内の1つを手に取り、構える


ショタT「ほっぽちゃん。君と出会えたから、僕はみんなに出会えた」

ショタT「だからこのバトルは、君たちへの感謝を込めた恩返しバトルだ!」

北方棲姫「ソウカ。デモ勝たせてくれる訳じゃナインダロ」

ショタT「当然だよ、全力で行く!!」

北方棲姫「ソレデイイ。全力で潰してヤル」


ポゥン!!


ポゥン!!


ショタT「頼んだよ、スターミー!!」


北方棲姫「来い、ピジョット!」


スターミー「ヘアッ!!」スタッ!


バサッ!  バサッ!


ピジョット「ピジョーーーッ!!」


霧島『戦闘開始よッ!!!』

919名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/04(月) 07:52:19 ID:9Nqa/oF.

ショタT「見せてやる、僕らのゼンリョク!」

ほっぽ「私ダッテ強くナッタゾ。覚悟シロ」


スターミーの体が光り輝く


スターミー「タァァァァァアアア!!!」


ショタT「スターミーが解き放つ全力のZワザ! ワールズエンドフォール!!」


ピジョットの頭上高くに巨大な岩石が出現する


ショタT「行っけぇぇぇぇっ!!!」

スターミー「シュゥゥゥワッチ!!!」カッ!


ゴゴゴゴゴ......

岩石が落下を始める


ほっぽ「ピジョット、メガシンカ!!」

ショタT「メガっ......!?」


ピジョット「ピィィィッ!」

ピジョットが光に包まれる

ほっぽ「サァ行ケ!」


バシュッ!!


光を纏ったままスターミー目掛けて高速で突撃する


ショタT(こっちの攻撃よりも......速いっ!)


ほっぽ「蜻蛉返り!!」



メガピジョット「ジョットォォォ!!!」カッ!

920名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/04(月) 07:53:35 ID:9Nqa/oF.

バキィッ!

スターミー「デュワァァァッ!?」

スターミーに攻撃を食らわせたメガピジョットが180度反転

高速でトレーナーの元に戻る

ほっぽ「帰レ、ピジョット」

ポゥン!

ほっぽ「頼ンダゾ、ヨノワール」


ポゥン!



ヨノワール「ノワァァァル......」



ショタT「ヨノワール.....! でもだったらそいつに食らってもらう!」

スターミー「ヘァッ!!」カッ!


ゴオオオォォォ!

空に浮かぶ岩石が落下速度を上げる


ほっぽ「受け止メロ」

ヨノワール「ヨノォォォ......!」

頭上に手をかざし防御の姿勢をとる


ショタT「狙いはヨノワールだ! やれっ、スターミー!!」


スターミー「シュゥゥゥワッチ!!」



ドォォォォオオオオオン!!!



岩石が地面に衝突し土煙が舞い上がる

921名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/04(月) 07:54:14 ID:9Nqa/oF.

ショタT「どうだ!」

ほっぽ「コノ程度」


ヨノワール「ワァァァル」ドン!

堂々と構えるヨノワール


ショタT「堅い......!」


ほっぽ「ヤレッ、ヨノワール!」


ズズズズ......

ヨノワールの影が伸び黒線が地面の上を走ってゆく

その影からヨノワールの分身が出現しスターミーの背後を取る


ほっぽ「カゲウチ!!」

ヨノワールの影「ヨノッ!!」


ヨノワールの影打ち!

ズガッ!

スターミー「デュワァァァッ!」

ショタT「ス、スターミー!」

ピコンピコンピコンピコン!!

スターミーのコアが赤く点滅する

922名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/04(月) 07:55:20 ID:9Nqa/oF.

ショタT「スターミー頑張って! こっちも反撃だ!」

ショタT「ハイドロポンプ!!!」

スターミー「ヘァッ!!!」ドバーッ!

スターミーから放たれる怒涛の水流がヨノワール本体を狙う


ヨノワール「ヨノォォォ......!」ドドドド

ほっぽ「耐えろ」

ヨノワール「ワールッッッ!!」バァン!

後ずさりしながらもスターミーのドロポンを受けきる


ショタT「くっ......大技2発も叩き込んでるのに」

スターミー「ジュワッ......ジュワッ......」ピコンピコンピコン


ほっぽ「トドメだ。ヤレ、ヨノワール!」

ヨノワール「ノワァァァッ!」ズズズ

再びヨノワールの影が動く

923名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/04(月) 07:56:34 ID:9Nqa/oF.


〜観客席〜


潮「スターミーさん、もうかなり危なそうです......」

霰「相手はまだ......余裕そう」

霞「ふん。撹乱用の蜻蛉返りと先制技の影打ちでくたばる寸前とか、だらしない子」

雷「し、仕方ないでしょうが! ちょっと相手が悪いだけじゃない!」

ピカチュウ「ピーーーカーーーっ!!」

声を上げるピカチュウ

雷「そうね、ピカチュウ。あたしたちが応援しなきゃ。スターーミーーー頑張ってーーー!!!」





スターミー「!!」


スターミーの超エロエロの星型ボディが犯されるのを見て陵辱フェチの観客がまた「がんばれがんばれ」を連発。
スターミーは苦し過ぎて妙な鳴き声しか発することができない。
でもその目は無意識にもしっかり相手を見据えている。
筋肉バトル奴隷だからね。


スターミー「ヘァッ!!!」シャキーン!


今日は↑の声援とご主人様の想いが仕込まれたガタイなんでパワーが違うぜ!インド象並みの馬力だぜ!パンパンにパンプした全身の棘皮勃ちまくりでエロさ全開、流れるしたたる液体がこれまでの激闘をしっかり記憶によみがえらせてくれて燃えまくり、バトルして下さいって心の中で叫びながらガンガンに筋肉痛めつけてやって全身パンプアップさせてマジエロヒトデの出来上が


ショタT「戻れ、スターミー!」

スターミー『マジオレの気持ちを最後までくじくなよな!』ポゥン

さっきまで大きく見えたスターミーがセンパイに無視され、ボール戻ったときには消えていた。


ほっぽ「交代か。構うな、カゲウチだッ!」

ショタT「来い、オオスバメ!!」


ポゥン!


オオスバメ「スバァァァッ!!」バサッ!


ヨノワールの影が敵を捉える

しかし何も起こらない


ヨノワール「ノォォォ......」

ほっぽ「フン。ノーマルタイプか」

924名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/04(月) 07:59:41 ID:9Nqa/oF.

ショタT「それだけじゃない! この隙に、この道具の効果が発動する!」

ジュウウウ!

オオスバメ「スバッ......!」

体から煙が立ち上る

ショタT「僕がオオスバメに持たせているのは『火炎玉』! これでオオスバメは火傷を負う!」


雷「えぇぇっ!? 何でそんな道具持たせてんのよ!?」

霞「そりゃ何考えてるかは分かるわよ。余程のことじゃないとやらないけどね」

潮「そっか。あの子の特性は確か、状態異常のときに強くなれる『根性』です!」

霰「......本気だね」


ショタT「オオスバメ、お願い。僕に力を貸して」

オオスバメ「......」コクッ

頷く

そして鋭い眼光を相手に向ける


ショタT「......行くよっ!!」

オオスバメ「スバッ!!」

925名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/04(月) 08:00:22 ID:9Nqa/oF.


ほっぽ「いいダロウ。やるゾ、ヨノワール」

ヨノワール「ヨノォォォ......!」

ピキピキピキ

ヨノワールが拳に凍気を纏う



バシュッ!

オオスバメが上空に舞う

即座に切り替えし地面目掛け急降下

加速したまま直角に軌道を変え、低空飛行で敵に目掛け一直線に突撃する


ショタT「オオスバメの攻撃! 『ブレイブバード』!!」

オオスバメ「スッバァァァァ!!」


ほっぽ「ソノ翼.....オイテケ。ヨノワール、『冷凍パンチ』!」

ヨノワール「ノワァァァル!!」




バアアアアアアン!!!

炸裂

静まり返るスタジアム




ショタT「............オオスバメ!」


オオスバメ「スバッ!」キッ!


ガクッ

ヨノワール「ヨ......ノ......ワ」

ほっぽ「............戻レ、ヨノワール」

ポゥン

相手のヨノワールは倒れた

926名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/04(月) 08:27:44 ID:3tuMryhg
ウリ狂語録で草生えた
でもなかなかいい勝負してますねぇ!

927名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/05(火) 07:53:30 ID:J0etTisM

霧島『倒れたのはヨノワール! ショウタ選手とオオスバメ、お見事です!』


ショタT「やったね、オオスバメ!」

オオスバメ「スバ!」

ショタT「......でも、まだだよ!」

オオスバメ「......!」キッ!

再び相手を睨み付ける


ほっぽ「任せたゾ......!!」


ポゥン!


バサッ!  バサッ!

オオスバメの体格を大きく上回る翼が上空に舞い上がる


メガピジョット「ピジョォォォッ!!」


ほっぽ「調子に乗るナッ! ヤレ、ピジョット!」

928名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/05(火) 07:54:14 ID:J0etTisM

ショタT「行けっ、オオスバメ!」


バシュッ!

オオスバメが急加速しメガピジョット目掛け突進する


ショタT「『空元気』っ!!」

オオスバメ「スッバァァァァッ!!」


ズガァッ!

強烈な体当たりがメガピジョットの身体に食い込む


メガピジョット「ピ......ジョ......!!」グググ


雷「よっしゃ! ド真ん中に命中よ!」

霰「............違う」


ほっぽ「ハジキ返セ!」


メガピジョット「ジョッ......トッッッ!!!」バァン!

メガピジョットの分厚い鳩胸がオオスバメを突き放す

929名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/05(火) 07:54:51 ID:J0etTisM

ショタT「!?......受けきった!」


オオスバメ「スッ!?」

大きく弾き返され体勢を崩すオオスバメ


ほっぽ「ソコダ、撃ち落セ! ピジョット、『暴風』!!」


メガピジョットの巨大な両翼が竜巻を起こす

暴風がオオスバメに襲い掛かる


ショタT「まずい、オオスバメ! 避け......」

ほっぽ「避けてミナッ!」


ゴオオオオオオオオ!!

オオスバメ「スバァァァァッ......!」

暴風がオオスバメの羽根を散らす


ショタT「くっ......」


バサッ

黒い翼が力なく地面に伏せる

オオスバメは倒れた

930名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/05(火) 07:55:49 ID:J0etTisM

ショタT「......よくやったよ。戻って、オオスバメ」

オオスバメ「ス......」ポゥン


霰「あの子の特性......『ノーガード』......絶対に攻撃を避けないし、外さない」

雷「な、なぁんだ......それじゃ当たって当然じゃない」

潮「でも、かなり大きいダメージが入ったのは確かです」

霞「後は先手を打ってトドメを刺すだけよ。そして」

霞「アイツなら、それが出来るはずよっ!」


ショタT「頼んだよ、僕の相棒!」

ボールを構える少年

ショタT「来いっ、ルカリオ!!」


ポゥン!


ルカリオ「ルカッ!」スタッ!


ほっぽ「来るゾ。用意シロ」

メガピジョット「ピジョッ!」


ショタT「行くよ」

ルカリオ「......」コクッ

少年のキーストーンが光を放つ

それに呼応しルカリオが光に包まれる


ショタT「メガシンカ!!」


メガルカリオ「ルゥゥゥカッ!!」バァン!

931名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/05(火) 07:56:37 ID:J0etTisM

ショタT「ルカリオ、『神速』だっ!!!」

シュッ

メガルカリオが瞬時に姿をくらます


ほっぽ「受け止メロ」

メガピジョット「......」コクッ

空中で構えるメガピジョット


シャッ!


その目の前にメガルカリオが姿を現す

ショタT「食らえっ!!」

メガルカリオ「ルッカァァァッ!!」


バキィッ!


神速の拳がメガピジョットの横っ面に入る


メガルカリオ「ルゥゥゥ......!!」グググ

メガピジョット「ピィィィ......!!」ギギギ


硬直する両者


ほっぽ「今だピジョット、『熱風』ッ!!」


メガピジョット「ピィィィ!......ジョッ」

メガピジョットの両翼が熱気を纏う


メガルカリオ「ルッ!?」

ショタT「はっ!?」


メガピジョット「......ット」ガクッ


バサッ!


翼から熱と力が失われ地面に落ちる

メガシンカが解除され元の姿に戻る

ピジョットは倒れた

932名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/05(火) 07:57:43 ID:J0etTisM

ショタT「よしっ! やったね、ルカリオ!」

メガルカリオ「リオッ!」


雷「やった! これで2体倒した!!」

ピカチュウ「ピッカー!!」

潮「ほっぽちゃんの残す手持ちは、あと1体です!」


港湾棲姫「ほっぽちゃん......頑張ッテ」

離島棲鬼「ちょっちょちょちょちょっとやばくナイっ!? ほっぽちゃん負けちゃいソウなんだケドッ!?」

南方棲姫「ヤカマシイ女だな」

南方棲姫「私のシモベを貸してやっテルンダ。そう簡単にヤラレタラ困るンダヨ」

離島棲鬼「兎も角ほっぽちゃんを応援スルワヨッ! 届け、私のエール!!」ブーーーーーーーーーーーーッ!!!(ブブゼラ)

南方棲姫「ヤカマシイっつってんダロッ!!」



ほっぽ「戻レ、ピジョット」

ピジョット「ピィ〜......」ポゥン

<ブーーーーーーーーーーーーッ!!!(ブブゼラ)

ほっぽ「............ミンナの応援、無駄には出来ナイ」

最後のボールを構える

ほっぽ「なんぽの姉貴が託してクレタ、コイツの力で勝ツ! 来いッ!!」


ポゥン!


ほっぽ「頼んだゾ。ストリンダー!!!」


ストリンダー(ローの姿)「ダァァァ......」

933名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/05(火) 13:20:01 ID:nEfGZuK6
ショタ提督が勝って欲しい一方でほっぽちゃんも勝って欲しいと思っちゃう

934名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/05(火) 23:50:14 ID:J0etTisM

ショタT「ストリンダー......あのポケモンは確か」


『ストリンダー(ローの姿)』
パンクポケモン
タイプ:電気・毒
特性:パンクロック/マイナス


ショタT「毒、電気。つまり、鋼技も、格闘技も半減か」

メガルカリオ「リオ......」


雷「うげっ......ここに来て相性の悪い奴が」

霰「............行ける......ショウタくんにはまだ、スターミーが控えてる」

霞「瀕死ギリギリだけどね」

潮「ルカリオさん、頑張ってください!」


ショタT「構わない。行くよルカリオ! 勝負だっ!!」

メガルカリオ「ルカァッ!!」カッ!

メガルカリオの身体に光が集まっていく

収束した光がエネルギーの弾丸になる


ほっぽ「ヤルゾ、ストリンダー!!」

ストリンダー「ストォォォ......!」

ウィンウィンウィンウィン

ストリンダーが胸の発電器官をかきむしる

ベースのような音を鳴らし身体に電気を纏う


ショタT「ラスターカノン!!」

メガルカリオ「ルッカァァァッ!!!」


ほっぽ「オーバードライブ!!」

ストリンダー「リンダァァァッ!!!」

935名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/05(火) 23:51:26 ID:J0etTisM


バアアアアアン!!

爆発

両者の攻撃が互いの相手に炸裂する

メガルカリオ「リッ......オォォォ!」バチッバチッ

ストリンダー「ダァァァッ......!」シュウウウウウ


ショタT「ルカリオ、しっかりして!」


メガルカリオ「ルカッ!!」キッ!

踏みとどまり相手を睨むメガルカリオ


ほっぽ「くっ、ヤルナ......」

ストリンダー「............」ジロッ

(メガルカリオから視線を逸らし目を横にやるストリンダー)


雷「よっしゃぁぁぁっ! よく耐えたわ、ルカリオ!」

ピカチュウ「ピッカァァァ!」グッ

潮「やりましたね!」

霞「ま、上出来ね。相手には大したダメージ入ってないけど」

霰「でもこれでいい......あと一撃叩き込めば、十分」

霞「スターミーで仕留められるからね。それで勝ちよ」

936名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/05(火) 23:52:45 ID:J0etTisM

ショタT「行ける! もう一度、勝負だ! ルカリオッ!!」

メガルカリオ「ルカァッ!!」

ほっぽ「受ケテ立ツッ!! 行くゾ、ストr」



「戻レ、ストリンダー!!!」

ストリンダー「......」コクッ


ポゥン!


ショタT「えぇっ!?」

メガルカリオ「ルッ!?」


ほっぽ「......ッ!?」


観客席から光線が飛ぶ

光線に包まれたストリンダーが主のボールの元に戻っていく


ほっぽ「な、なんぽの姉貴......ナンデ......」


南方棲姫「......ソレはコッチのセリフだよ、ほっぽ」

937名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/05(火) 23:54:46 ID:J0etTisM

港湾棲姫「なんぽさん......?」

離島棲鬼「エ"ッ!? なんちゃん何ヤッテンノ!?」

南方棲姫「約束はコウだったゾ。『私のシモベを託ス。その代わり絶対に“勝て”』ト......」

ほっぽ「デ、デモ......まだ勝負ハ......」

南方棲姫「アァ、マダ勝負は着いてナイ。ダカラ......」


南方棲姫「私が勝たせてヤルンダヨォッッッ!!!!」


ボゥン!!!

南方棲姫の持つモンスターボールが突如巨大化する


霧島「まさか、まずいっ! ショウタくん逃げてっ!!」


メガルカリオ「ル......ッ!?」

ショタT「な、何が起こってるの......」


南方棲姫「コノ虫唾ガ走る世界に刻メ、戦慄ノ二重奏!!」


南方棲姫「キョダイマックス!!!」


巨大化したボールを空高く放り投げる

上空で弾けたボールからポケモンが出現する


ドオオオオオオン!!!!

スタジアムが揺れ土煙が巻き起こる

そこにいる誰もが天を見上げる


ショタT「こ、これが......ポケモン......?」


南方棲姫「現れろ!! キョダイストリンダー!!!」



GXストリンダー「ヴォオオオオオオオオッ!!!!」

938名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/05(火) 23:56:17 ID:J0etTisM



潮「きゃあああっ!?」

雷「なんじゃこりゃぁぁぁ!?」

ピカチュウ「ピカァァァ!?」

霞「嘘っ!? 使うとか聞いてないんだけど! ダイマックス、いや......」

霰「キョダイマックス......!」


南方棲姫「コイツの攻撃は本物ダヨ......!」


ストリンダーが背中に手をかける

その手が巨大なギターの形をした電気の集合体を掴む

ストリンダーの巨体が電気ギターを天高く掲げ、足元のメガルカリオに狙いを定める


南方棲姫「キョダイカンデン!!!!」

GXストリンダー「ダアアアアアアアアアアッ!!!!」


ショタT「そ......そん......な」

空を見上げる少年の目の前に白い稲妻が広がる


メガルカリオ「ルッ......!? ルカァッ!!!」

ドン!

敵に背中を向け自分のトレーナーを突き飛ばすメガルカリオ


ショタT「ルカっ......!?」



バアアアアアアアアアン!!!!



少年の目の前で巨大な稲妻の柱が立ち上る


ショタT「ルカリオォォォォ!!!」

939名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/06(水) 09:23:13 ID:hbZuMDoU
まさか自分を犠牲にして・・・

940名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/07(木) 00:08:36 ID:MuSr86Co


ズサァッ!

ショタT「うぐっ......!」

突き飛ばされた少年の身体が地面の上を滑る

ショタT「ル、ルカリオは......!? ルカっ」


土煙が晴れる

雷撃で黒く焦げた地面の上にその身体が力なく横たわっている


ルカリオ「ル............」バチッバチッ


ショタT「ルカリオォォォッ!!!」


相棒の元に駆け寄ろうとする少年


南方棲姫「サッサと次の獲物を出しナァ、ガキィ!!!」

ショタT「うっ......!」

足を止める

震える手をボールに伸ばす

ほっぽ「ヤメテ、姉貴! コンナの、バトルジャナイヨっ!」

南方棲姫「いいや、コレが本物の戦闘ってヤツダ。学校では教わらナカッタダロ? ダカラ駄目ナンダヨッ!!」

南方棲姫「見せてやるサ。戦場で怖気づいた奴がドウナルカッテノヲ」

南方棲姫「ストリンダーァッ!!! テメェの獲物はマダくたばっちゃイネェゾ!」


GXストリンダー「グゥゥゥルルルルルッ!!」

雷鳴が轟くような音を上げて喉を鳴らす

その不気味な眼光が獲物を捉える

941名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/07(木) 00:11:24 ID:MuSr86Co


ショタT「はぁ......はぁ......!」


南方棲姫「......出す気がネェンナラ、テメェごとぶっ潰してヤルヨォ!」


南方棲姫「ストリンダー! キョダイカンデン!!」


GXストリンダー「グオオオオオオォォォォッ!!!」

再び巨大な電気ギターを振り上げる



ルカリオ「ルゥゥゥッ......!!!」

ルカリオの目が見開く

しかし起き上がる体力はもう残されていない



ショタT「っ......!!」


とっさに空のボールを握る

それを横たわる相棒に向ける

目と目が合う



ルカリオ「............!」



ショタT「............大丈夫。この中にいれば、キミは無事だから」



ボールから光線が伸びる

ルカリオが光に包まれる


ショタT「......戻れ、ルカリオ」

942名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/07(木) 00:12:58 ID:MuSr86Co


フィールドからルカリオが消える

一人の少年が静かに構える



ショタT「今度は、僕が守る番だ......」



霞「なっ、何のんびりしてんのよ、早く次を出して戦いなさいよっ!!!」

霰「まさか......出さない気!?」

潮「そんなっ、だっ、ダメッ!!」

潮「............あれ、雷ちゃん?」


ほっぽ「馬鹿ヤメロッ!!」

南方棲姫「モウ止められるカヨッ!!」


GXストリンダー「ダアアアアァァァァッ!!!」

電気ギターを振り下ろす

フィールドが白い光で満たされる


南方棲姫「ブッ潰れろォッ!!!」



「お願いピカチュウ!!」


「ピッカァァァッ!!」

943名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/07(木) 00:14:17 ID:MuSr86Co


ショタT「............!?」


上空に閃光が広がる

ストリンダーの巨大な電気ギターが空中で何かに受け止められる


ショタT「ピ......ピカチュウ!?」


バチバチバチバチバチバチ!!!


ピカチュウ「ピッカァァァァァァ......!!!」


GXストリンダー「ダアアアアァァァァッッッ......!!!?」


ギターから溢れ出る膨大な電気がピカチュウの身体に吸収されていく



ショタT「はっ!?」

横に目を向ける

少年の元に一人の少女が走る

雷「ショウタ!! 無事!? 大丈夫!? 怪我は無い!?」

ショタT「雷ちゃん!?」


南方棲姫「バ、バカなッ!? 私のストリンダーの攻撃ガ......アンナ子鼠ごときに止められたノカッ!?」


ピカチュウ「ピカっ!」ドヤッ!

雷「ふふーん! その子鼠に自慢の攻撃を止められた感想を10字以内で述べなさい!」

南方棲姫「ブッ殺すぞクソガキッ!」

944名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/07(木) 00:16:26 ID:MuSr86Co


霧島「二人ともっ!!」

二人の元に駆け寄る霧島

雷「先生!!」

霧島「ありがとうございます、雷さん。ショウタくんを守ってくれたのね。あなたとピカチュウお陰よ」

雷「えへへっ♪」

ピカチュウ「ピッカ♪」

霧島「もう大丈夫よ、下がって下さい。あとは私に任せて。教師として、あなたたちをお守りしま」


ショタT「先生」


霧島「す......あれ?」

雷「ショウタ......?」

ショタT「............あの力......僕らには使えないんですか」



GXストリンダー「グルルルルルゥゥゥ......!!」

四つん這いで前傾姿勢を取り威嚇するキョダイストリンダー



霧島「............」

(少し考える)

雷「えっ、何? まだ戦う気なの!? バカ、やめてよ! もう十分頑張ったじゃない!」

ショタT「約束したんです。みんなと。カッコいい所、見せるって」

雷「あーーーー聞いてない聞いてない知らない知らない。先生、もうあたしたち下がりますから」

ショタT「お願いします! 戦わせて下さいっ!!」

雷「もーやめてよ! だったらあたしとも約束して! これ以上あたしを心配させないでっ!!」

霧島「出来るわ」

ショタT「よしっ!」グッ!

雷「あぁぁぁぁもうやだぁぁぁぁ!!」

ピカチュウ「ピーカ......」ヤレヤレ

945名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/07(木) 00:19:26 ID:MuSr86Co

霧島「これよ」

霧島はショウタの腕にダイマックスバンドを着けた

霧島「既にダイマックスパワーは集まっているわ。私の言う通りに動きなさい!」

ショタT「はいっ!」

霧島「さぁ、あなたの最後の切り札を繰り出すのよ!!」

ショタT「頼んだよっ! スターミー!!」


ポゥン!


スターミー「シュゥゥゥワッチ!!」


(バトルの)続きだぜ。


ピコンピコンピコンピコン

スターミー「ウグッ......!」ガクッ

膝(?)をつくスターミー

雷「ちょっと、もう限界じゃない! 無理させないで!」

霧島「無理じゃないわ! この一撃で全てを決めるわよ!」

ショタT「はいっ!!」

雷「正直あなた教師としての適正ないと思うんだけど......」

霧島「ダイマックスは、一度繰り出したポケモンを再度ボールに戻し、ダイマックスパワーを与えることで可能となる!」

霧島「さぁ、あなたのポケモンに、全てを注ぎなさい!!」

ショタT「分かりました......行くよスターミー!」

スターミー「ヘアッ!」コクッ!

ルアーボールから光が伸びスターミーがボールに戻っていく

少年の手の中にあるボールが突如巨大化する

そして空高くボールを投げる



ショタT「現れろ! 僕の新たなるヒーロー! ダイマックス、スターミー!!!」



巨大なボールが弾け、光の中からその姿を現す



DXスターミー「トゥゥゥゥゥアッ!!!」ドォン!!

946名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/07(木) 00:20:39 ID:MuSr86Co

ショタT「バトルだ! 行くよっ、スターミー!!」

DXスターミー「ジュゥワッ!!」

スターミーが構える

南方棲姫「クソッ!! ヤッチマイナ、ストリンダー!!」


GXストリンダー「ガアアアアアアアアアッ!!!」

バチバチバチバチッ!!!

ストリンダーが再度ギターを振り上げる


霧島「ダイマックスしたポケモンの攻撃は、より高威力なダイマックス技に変化するわ!」

霧島「あなたのスターミーはエスパー技のサイコキネシスが使えるはずよっ! 命令しなさいその技の名前は......!!!」

ショタT「......はい! やれっ、スターミー!!」


ショタT「『ダイサイコ』ッッッ!!!」


DXスターミー「シュゥゥゥゥゥワッッッ!!!」カッ!

947名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/07(木) 00:21:35 ID:MuSr86Co


スターミーが巨大な光線を放つ

その光線がキョダイ化したストリンダーを襲う


GXストリンダー「ダァァァァァァァアアアアア......!!!!」ババババババ!!!


ショタT「いっけぇぇぇぇっ!!!」

DXスターミー「ヘァァァァァアアアアッ!!!」


南方棲姫「オノレェェェッ!!!」

GXストリンダー「ンダアアアアッ!!!」



バアアアアアアアアアアアアン!!!!



キョダイストリンダーの巨体が弾け飛び巨大な火花が散る

その真下の地面に、元の姿のストリンダーが力なく横たわる


相手のストリンダーは倒れた


南方棲姫「バカな......コノ......私のシモベが......ッ!?」


雷「や......やった......!」

ピカチュウ「ピッカ......!」

霧島「うふふっ.....よく出来ました♪」



オオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!



スタジアムが歓声に包まれる

948名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/07(木) 00:22:33 ID:MuSr86Co



ショタT「......」



少年の視線が観客席上部に投げられる

二つの人影を捕らえる



ハウ「へへーっ♪」

グラジオ「フッ......」



ショタT「......うん」コクッ

静かに頷く少年


その視線を再び目の前の相手に投げる


ほっぽ「......ショウタ」


ショタT「ほっぽちゃん......」


少年の口元に笑みが浮かぶ


ショタT「ありがとう。楽しいバトルだったよ」





続くったら続く

949名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/07(木) 00:23:26 ID:MuSr86Co





大淀博士「さーて今回のポケモンは」

大淀博士「ぴっぴかちゅう!」ガチャ

No.849

大淀博士「No.849言えば、そう、ストリンダーですね」

大淀博士「その性格によって、ハイな姿/ローな姿に分かれる珍しいポケモンです」

大淀博士「両者に共通することは、胸の発電器官を掻きむしり電気を起こす時に楽器のような音が響くことです」

大淀博士「15000ボルトもの電気を発生させたり澱んだ水をガブ飲みして毒素を取り込んだりケンカ腰だったり相手を舐めてかかったりまぁ大変な子ですね」

大淀博士「それはさて置き。ストリンダーさん! また胸でかくなりましたね!」サワサワ

ストリンダー「ダアアアアアアアアアッ!!」(オーバードライブ)

大淀博士「WRYYYYYYYY!」ビリビリビリ!!



ここで一句



ストリンダー

ブッ壊すほど

パンクロック



大淀博士「みんなもポケモン、ゲットですよ」

950名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/07(木) 00:24:28 ID:MuSr86Co
次回で締めです
最後までお付き合い下さい

951名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/07(木) 08:41:31 ID:lZDb7cGY
いつも名勝負をありがとう
期待しますよーするする

952名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/17(日) 23:59:16 ID:hwKPhjQ2



〜〜〜以前、研究所にて〜〜〜



謎の機械「ババーン」

明石「できました、ポケモン転送装置改です!」

大淀博士「やけに大きいですね」

明石「はい! 更なる改装を経てより高性能になりました!」

明石「と言う訳で、今回実験にお付き合いしていただくカビゴンさんの登場です」

カビゴン「ゴン」

明石「これまではポケモンを転送するためにはボールに入れる必要がありました」

明石「ですが、今回の改良によってボールに入れることなくそのままの状態での転送が可能になっています」

大淀博士「成る程。つまりゲットする必要がないという訳ですね。確かに便利そうです」

明石「体格と体重の大きいカビゴンで成功すれば、まぁ大体のポケモンに対応したと考えていいでしょう」

明石「それではカビゴンさん、この機械の中にお進み下さい」

カビゴン「ゴン」

953名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/05/17(日) 23:59:36 ID:hwKPhjQ2

ドスッ ドスッ

右の入り口から装置の中に入るカビゴン

カビゴン「?」

何かに気付く

愛宕「すや〜〜〜......狭い所ってやけに落ち着くわね〜〜〜......」zzzz

カビゴン「............ゴン」

明石「それではポチッと!」



ガガガガガガガガガ!!



プシューーーー

左の出口から装置の外に出るカビゴン

明石「やりました!」

大淀博士「実験成功ですね」



カビゴン(愛宕)「ゴン?(あら?)」




〜〜〜〜〜〜
〜〜〜


954名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/08/05(木) 20:41:29 ID:5ug3wRhA
エタりかけた1年後にエタりかけてその1年後にエタりかけましたね
自分...続きっすよ?

955名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/08/05(木) 20:42:03 ID:5ug3wRhA



海上を船が走る



ハウ「なんだかあっさりしたお別れだったねー」

グラジオ「これくらいでいい。男の別れに湿っぽさはいらん」

ハウ「もうショウタと俺らの3人でバカやることもないのかー」

グラジオ「俺まで勝手にバカに勘定するのか。まぁ悪くはないけどな」

グラジオ「とは言え、バカばかりやってはいられん。ここでの収獲はなかったしな」

ハウ「そうだねー。俺もせいぜいカビゴンゲットしたくらい......ってあれ?」

グラジオ「?」

ハウ「ボールの中にカビゴンがいない」

グラジオ「結局バカしかやってない訳か」

956名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/08/05(木) 20:42:30 ID:5ug3wRhA



トレーナーズスクール寮の一室



室内は綺麗に片付けられている

ベッドに1人の少年が寝転がり、どこを見るでもなく天井に視線を投げている

ショタ提督「静か............」ボソッ

なんとなく呟くが返事はない

ショタT(ハウくんも、グラジオくんも、もういないのか)

ショタT(ジムチャレンジが始まれば、僕も1人で旅に出なきゃいけない)

ショタT(ちょっぴりだけど......寂しいかな)

ショタT「............いや違う。ひとりぼっちじゃないよね」

ボールに目を向ける


♪〜♪〜♪〜

ショタT「?」

電話が鳴る

ショタT「もしもし......あ、雷ちゃん。どうしたの?」

ショタT「え、お客さん?............え?」

957名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/08/05(木) 20:43:03 ID:5ug3wRhA

大淀博士「ショウタくん、お久しぶりですね」

明石「元気だったかしらー?」

ショタT「大淀博士に明石さんまで。急にどうしたんですか?」

大淀博士「ショウタくんがジムチャレンジ出場を決めたと聞いて駆けつけてきました」

明石「うーっす!未来のチャンピオン!」

ショタT「気が早いなぁ......」

ピカチュウ「ピーカ?」

雷に話しかけるピカチュウ

雷「で、結局この人ら誰なのって」

ショタT「僕の地元では有名な変人......」ボソッ

大淀&明石「え?」

ショタT「名高い学者の方々」

霧島「その通り。大淀博士はこの地方におけるポケモン研究の第一人者。明石さんは転送システムを立ち上げた実力派技士ですよ」

雷「じゃあ結構すごいんじゃない」

潮「雷ちゃん、そこは普通にすごいって言おうよ......」

958名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/08/05(木) 20:43:27 ID:5ug3wRhA

大淀「ふふっ、なんだか見ない間にたくましくなりましたね。ショウタくん」

ショタT「そ、それ程でも......///」

明石「あなたがカビゴンに襲われて、町を飛び出した時はどうなる事やらって感じでしたけどねぇ〜」

ショタT「本当ですよ。」

大淀「あのカビゴンさんも、今どこで何をしているのやら......」

雷「あのカビゴンってあのカビゴンのことじゃない?」

潮「あのカビゴンのことですかね......?」

ショタT「ねぇ明石さん、大淀博士。多分そのカビゴンはもうこの土地にはいないですよ......」

明石「あらどうして?」

雷「あたしらの友達がゲットしてたのよ。でもその友達も故郷に帰るってことになって」

ショタT「多分そのまま遠くに旅立ったんじゃないですかね」

明石「がーーーん! そりゃ残念......」

大淀「折角実験を成功させた偉大なカビゴンさんだったのに」

ショタT「僕はそのカビゴンさんに襲われて大変だったんですけどね」

959名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/08/05(木) 20:43:55 ID:5ug3wRhA

ショタT「ともあれ、応援に来てくれてありがとうございます。忙しいのにわざわざ」

明石「ふっふっふ......私達がただ黄色い声援を送るためだけに来たとでも?」

雷「? なんかしに来たの?」

ピカチュウ「ピカ?」

何かを嗅ぎつけるピカチュウ

大淀「ええ。ところで、これを見てください。どう思いますか?」


大淀博士はダイキノコを見せ付けた


潮「すごく......大きいです......」

雷「モロバレルにそっくりね」

ショタT「モロバレルにはまったく似てないよ」

霧島「これは『ダイキノコ』ですね。一口食べるだけで力が漲ってくる凄いキノコなんですよ」

明石「そりゃもうギンギンに」

雷「本当に怪しいセールスの人とかじゃないのよねあなた達」

大淀「百聞は一食にしかず。それでは実際に食べてみましょう。勿論ちゃんと料理して」


_____
___
_

960名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/08/05(木) 20:44:26 ID:5ug3wRhA


〜近くの道路〜


ドスン! ドスン! ドスン!

(地鳴り)


カビゴン「ゴン!」ドッスン!ドッスン!


カビゴンは激走した。

何としてもかの少年の元へ帰らねばならぬと決意した。

カビゴンにはトレーナーの命令が分からぬ。

カビゴンは、野生のポケモンである。

木の実を食べ、草の上で寝て暮らしてきた。

けれども少年に対しては、人一倍に敏感であった。


カビゴン『はぁ〜〜......久しぶりに動くとやけにお腹空くわねぇ〜〜......』

カビゴン『食べられそうな物は片っ端から口に入れてるのに全然お腹が膨れないわ〜〜......』


(やけに美味しそうな匂いだ漂ってくる)


カビゴン「!?」ガタッ!


カビゴンは走った。

カビゴンの腹は、からっぽだ。

何一つ満たされていない。

ただ、わけのわからぬ大きな力に引きずられて走った。

961名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/08/05(木) 20:44:49 ID:5ug3wRhA


野外で調理する一同


グツグツ

(巨大な鍋の中で煮えたぎるスープ)


大淀「さぁ、そろそろ頃合でしょう」

ショタT「凄く怪しいスープだね......」

ルカリオ「ルー......」←若干引き気味

潮「本当に食べて大丈夫なんですかね......」

ピカチュウ「ぴか^〜」

涎を垂らすピカチュウ

雷「この子は楽しみにしてるみたいね」

明石「では実食......ん?」

ドスン ドスン ドスン

霧島「地震?」

ドスン! ドスン! ドスン!

雷「な、なんか近づいてきてない......?」

ショタT「............げぇっ!?」


ドオオオオオオン!!!

962名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/08/05(木) 20:45:14 ID:5ug3wRhA


カビゴン「ゴン!!」

カビゴンが飛び出してきた!!


ピカチュウ「ピカアアアッ!?」

雷「出たああああっ!?」

ショタT「カビゴン!? ハ、ハウくんと一緒にいたんじゃ!?」


カビゴン「カビ?」チラッ

鍋に目を向けるカビゴン


大淀「あ、カ、カビゴンさん......?」

明石「お、お久しぶりで......」


ガシッ(鍋を掴む)

カビゴン「ガァァァ」

バキィッ!(鍋が噛み砕かれる音)

鍋ごとスープを一気飲みするカビゴン


明石&大淀「あ」

ショタT「食べちゃった......」


カッ!!

カビゴンが光に包まれる





つづく

963名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/08/05(木) 20:50:44 ID:d9bB25OU
おひさ
頑張って

964名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/08/06(金) 01:10:41 ID:dr3pOMfU
>>483
店長お久しぶり

965名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/08/06(金) 01:11:06 ID:dr3pOMfU
安価は無視してください…

966名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/08/06(金) 08:32:31 ID:E/TA6u8o
なんとここで更新が来ましたか
待ってました・・・続きが楽しみだ

967名前なんか必要ねぇんだよ!:2022/06/24(金) 15:20:21 ID:sdhQ1dIk
まだかまだかと叫ぶ

968名前なんか必要ねぇんだよ!:2022/12/10(土) 12:30:35 ID:W1Nwcxn2
めいさく

969名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/04/19(水) 01:10:45 ID:VRVJGW/M
童貞くんが人妻熟女と最高の筆下ろし性交

970名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/05/05(金) 00:36:18 ID:OGR2tFZw
ギャグ走り

971名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/05/12(金) 02:03:45 ID:7ye5GUHM
一般戦国大名「ショタと性行為しまくってやるぞ!」
豊臣秀吉「女しか興味ないぞ」
家臣共「えっ?」


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