[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【誕生日スレ】今日は何の日?【総合】
541
:
Republica de Venexia
:2015/03/23(月) 00:53:57 ID:???
3月23日はパーヴェル1世が暗殺された日です
ロシア皇帝ピョートル3世と女帝エカチェリーナ2世との間に産まれたパーヴェルですが、彼は父と同じくプロイセン王フリードリヒ2世を信奉していました
これにエカチェリーナが反発することになります
というのも、ピョートル3世は
>>489
で見たようにフリードリヒを信奉していたことで七年戦争での勝機を逸するという大失態を犯していたからでした
ピョートル3世に対する不満が高まったロシアでは、皇后エカチェリーナがクーデターによってピョートルを追放しエカチェリーナ2世として即位、啓蒙専制君主として国家を強力に主導し
>>239
で見たポーランド分割やオスマン帝国との戦争を通じてロシアの強大化に成功したのでした
そんなエカチェリーナも1796年に死去し、その後を息子のパーヴェルが継ぐこととなります
しかしこのパーヴェル、先に見たようにエカチェリーナとは対立しており、その治世はエカチェリーナの政策を否定するものに終始しました
これにロシア国民の不満が高まり、父と同じくクーデターに遭うこととなります
1801年3月23日、パーヴェルは近衛将校によるクーデタによって暗殺され、同日にその息子で祖母エカチェリーナの寵愛を受けていたアレクサンドルが即位しました
このアレクサンドルが
>>531
のロシア=スウェーデン戦争でフィンランドを獲得し、
>>317
のナポレオンによるロシア遠征を撃退、
>>164
のウィーン会議を主導し、ウィーン体制にてロシアを「ヨーロッパの憲兵」たらしめたアレクサンドル1世なのです
本日はロマノフ朝第10代皇帝アレクサンドル1世の誕生日です、おめでとうございます
参考文献
・和田春樹『世界各国史22 ロシア史』山川出版社、2002年
・土肥恒之『興亡の世界史14 ロシア・ロマノフ王朝の大地』講談社、2007年
・長谷川輝夫・土肥恒之・大久保桂子『世界の歴史17 ヨーロッパ近世の開花』中央公論新社、2009年
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板