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【プレイ日記】勇者「縛りプレイさせられた」【DQ3】
154
:
ーー32日目、ピラミッド1F
:2018/11/06(火) 19:41:01 ID:Qw2Rb4qo
戦士「へー、ここがピラミッドかあー」キョロキョロ
勇者「あんま余所見すんなよ。仕掛けだらけって言ってただろ」
盗賊「おい商人、そこは踏むな。おそらく落し穴になってるぜ」
商人「え、ええっ!?」ザザッ
戦士「んな事分かんのかよ?」
盗賊「一応盗賊だからな。ああ、その先も真ん中は歩くな、端を歩け」
勇者「ああ…しかし、ここは魔物が少ないな…」
商人「王家の墓ですし、神聖な建物という話でしたからね。なんらかの力で魔物の侵入を抑えているのかも…」
戦士「魔物の巣窟って言ってたのにな!」
盗賊「まあ侵入されてるのは事実だしな。数は少ないが強さはかなりのものだったし、一般人から見りゃ立派な魔物の巣窟だろ」
勇者「まあな…だがこれだけ戦闘が少なくて済むなら、今日まほうのカギが手に入るかもな」
商人「今日と明日の2日がかりの予定でしたよね。1日早く手に入れば明日は自由になりますね」
盗賊「まあ、そいつは手に入れてから考えようぜ。まずはまほうのカギを見つけねえとな」
勇者「ああ、油断せずに行くぞ」
戦士「おー!魔物の大群が出ても負けねーがな!」
155
:
ーー32日目、ピラミッド3F
:2018/11/06(火) 19:51:58 ID:Qw2Rb4qo
勇者「ーーここは…行き止まりか?いや、これは扉…なのかもな」
戦士「開けてみるぜ!…ぐぎぎぎぎ、重てー!開かねーぞこれは!」
商人「鍵穴もないですし、どうしたら…あ、そういえば扉を開ける何か、何かそんな話を聞いたような…」
盗賊「まんまるボタンはおひさまボタン、だろ?イシスの城の中で聞いた歌だ」
勇者「ああ!確かピラミッドの秘密が隠されてるとか言ってたな!」
盗賊「確か東の東から西の西、って歌ってたな。じゃあまずは東に言って…お、ボタンがあったぜ」ポチッ
戦士「次は西だな!行くぜー…お?2つボタンがあるぞ?」
勇者「西の西、だからより西側のボタンだろ。押してみるぞ」ポチッ ゴゴゴゴゴ…
商人「な、何か凄い音がしませんでした!?」
盗賊「おそらくさっきの開かずの扉辺りからだな。行ってみるか」
戦士「おお!?扉が開いてるぜ!お、見ろよ!宝箱があるぜ!」
勇者「もしかしてまほうのカギか?よし、こいつは開けるようだろ」パカッ
なんとまほうのカギをてにいれた!
商人「やった!やりましたよ!まほうのカギですよ!」
勇者「ああ、だがずいぶんあっさり見つかったな。まあ楽な分には構わないが、少し拍子抜けだったな…」
156
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/07(水) 09:49:57 ID:wdFSROVg
ざわ…ざわ…
157
:
ーー33日目、ピラミッド4F
:2018/11/07(水) 20:02:43 ID:.xXeDpmA
戦士「またここに来たのかよ!なんかあんのか?」
勇者「四階以上はまだ来たことなかったからな、一応だ」
商人「それにここではとげのむちが手に入るかもしれません。あんなに欲しかったせいなるナイフよりも強いんですよ!」
戦士「あー、じゃあまた上って下りてしながら穴掘るのか」
勇者「探索ついでにな。しかしまだ上の階があるみたいだな。魔物があんまり出てこねーからそんなに大変でもねーがな」
盗賊「にしてもなあ…見ろよ、この宝箱の数。目の毒だぜホント」
商人「ですね…でも仕掛けだらけって言ってましたし、この宝箱だって危ないかもしれないですよ」
盗賊「確かにな。危険を避ける賢明な選択をした、と思うしかねえよな」
勇者「宝箱の数もだが、石棺の数もすげえな。これが全部歴代の王達なのか…?」
商人「この沢山の宝箱が副葬品なら、きっとそうなんでしょうね」
戦士「死んだ後に宝物もらって嬉しいのかよ。俺は生きてるうちがいいけどな!」
盗賊「全くだ。飯も女も宝物も、生きてるからこそだ」
勇者「王様なんてものになれば、いつまでも贅沢したいと思うのかもな…さ、上に行くぞ」
158
:
ーーピラミッド1F
:2018/11/07(水) 20:15:34 ID:.xXeDpmA
商人「ーー結局、とげのむちは見つかりませんでしたね。実は狙ってたかしこさのたねも…」シュン
盗賊「しょうがねえだろ、ぬいぐるみ見つけた上に武器まで見つけようなんてさすがに虫が良すぎるぜ」
勇者「だな。まあやくそうが3つ手に入ったから良しとしようぜ」
商人「そうですね。やくそうを入手する場所としては良いところですね、ここは」
戦士「しかしここの敵はつえーな!何回も戦わないうちに町に戻るようだぜ!」
勇者「それも仕方ねーな。ま、まほうのカギは見つられたんだ、先に進む事は出来る」
盗賊「よし、じゃあ戻って宿屋で休むとしようぜ。まだ明るいがたまには良いだろ」
商人「昨日も明るいうちに休みましたけどね…」
ーー
ーー夜、イシス城内
猫「けけけ。俺様は魔王様の使い魔にゃー…にゃ、にゃーって言っちゃ駄目にゃ…難しいですにゃー…それにしても勇者さんという方たちはまだ来ないのですかにゃー…」
旅人女「バカ猫、もう勇者は来ないってさ。使い魔のバイト代は無しだとさ、ほら、早く次の仕事見つけて金稼いできな!」ドカバキゲシゲシッ
猫「ふにゃー!?蹴っちゃ駄目ですにゃー!うにゃあ、みぃだってこんな仕事したくなかったのですにゃあ…」オアー…
159
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/08(木) 01:48:33 ID:fi1ZeSrY
あの猫お前だったのかよ
160
:
ーー34日目、アリアハン城内
:2018/11/08(木) 19:36:44 ID:X.wfe/cE
使者「あら、勇者殿。久しぶりね、旅はどう?」
勇者「まあ…順調かな。約束、覚えてるか?」
使者「ええ。という事は、倉庫の扉を開けられるようになったのかしら?」
勇者「多分な。行けば分かる」
使者「じゃあ行ってみましょう…着いたわ。ねえ、勇者殿が来たわよ」
倉庫番「ん?おお、オルテガさんの息子さんか!へえ、ここに入れるようになったのか?」
勇者「多分、このカギで…」ガチャ ギィ…
倉庫番「おお!凄いな、この扉を開けられるカギとは!さすがオルテガさんの息子さんだな!」
使者「それは…まほうのカギというのね?ふうん、面白い物ね…」ジーッ
勇者「そ、それより中のモノ、本当に貰って良いんすか?」
倉庫番「もちろん!ま、あんまり期待するなよ。あの王様の持ってるモノなんて大したことないだろうからな」
使者「そうね」
勇者「王様の評価ひでえな…宝箱が6つか、まずは…杖か、ルーンスタッフ?次は、種か、その次も種、あとは128ゴールド、336ゴールド…最後は…腕輪か?これは…」
倉庫番「ごうけつのうでわか!どこに行ったか王様が探してたが、ここにあったんだな。ま、どうせ行方不明になってた物だ、持っていって不都合はないさ」
勇者「そうなのか…?まあ、じゃあ遠慮なくいただいてくか…攻撃力の上がる腕輪か、半端な武器よりもずっと良さそうだが…」
161
:
ーーロマリア郊外
:2018/11/08(木) 19:46:12 ID:X.wfe/cE
盗賊「ーーで?使者のお姉さんとちゃんと語らってきたのか?」ニヤニヤ
勇者「別に何も喋ってねーよ。それよりお前らもちゃんと金預けてきたんだろうな」
商人「ええ、9000G預けてきました」
戦士「金はどんどん貯まるな!使い道ねーけどな!」
盗賊「それより、どんなものもらったんだ?…へえ、杖に腕輪にちからのたねとすばやさのたねか」
商人「あとはお金が少々ですね。普通の旅をしてればありがたかったんでしょうけど…」
勇者「まあ、この腕輪だけでもありがてえよ。戦士、お前が使えよ」
戦士「俺が?良いのか?じゃあ…うおお!?力が漲って来るぜー!」ムキーン
盗賊「へえ、こいつは凄いな。だが良いのか?一人を強化するより、まんべんなく強くした方が…」
勇者「いや、これで良い。俺は呪文も使うからその腕輪をフルには使えねーし、魔力の上昇も落ちるかもって話だ」
商人「そうなんですね。でも確かに一人どんな敵にもダメージを与えられる人がいた方が良いことも多そうですよね」
勇者「そういうことだ。じゃあこれからポルトガに行くぞ。初めて行く土地だから、気を引き締めろよ」
戦士「おおー!今ならどんな奴にも負けねーぜ!」ウオー
162
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/09(金) 01:50:33 ID:TmCgHoFY
待望の武器!と思ったら杖か
転職するなら無駄にはならない?
163
:
ーーポルトガ城下町
:2018/11/10(土) 21:10:01 ID:LD8cDiNo
戦士「おおすげー!船だぜ船!」
盗賊「はしゃぐなよ恥ずかしい。が、確かにこの数は驚いたな」
商人「凄いですよね。これで色んな国と貿易してるんでしょうか…」
盗賊「しかも話では王様が船をくれるって話じゃなかったか?へへ、太っ腹な王様だよな」
戦士「マジでか!スゲーな!」
商人「いや、さすがに見ず知らずの我々に船なんてくれないのでは…お城に行った勇者さんがよっぽどうまくやれば別でしょうけど…」
ーーポルトガ城内
王様「成る程、そなたが勇者か。勇者は船が欲しいと申すのだな」
勇者「え?俺は…」
王様「船が欲しければ東方へ行って黒胡椒を手に入れて来るがよい。東方で見たことを報告せよ。黒胡椒を手に入れたなら、そなたに船をやろう」
勇者「は、はあ…」
王様「この手紙があれば、ホビットのノルドが東方への道へと案内してくれるであろう。では、幸運を祈っておるぞ」
勇者「ありがとうございます…別に欲しいと一言も言ってないが、くれるのならもらうか…新しい土地に行けるなら願ったりだしな…」
164
:
ーーポルトガ郊外
:2018/11/10(土) 21:20:21 ID:LD8cDiNo
商人「凄い!船を貰える事になったなんて!」
勇者「まだ貰えると決まった訳じゃねーがな。東方へ行って黒胡椒の手に入れなきゃいけねー」
戦士「つっても買い物だろ?楽勝じゃねーか!」
盗賊「ただの買い物で船をくれるかねえ?何か厄介事が待ってるじゃないのか?」
勇者「まあ、そうなった時の為にも、こうやって魔物退治で経験値を稼いで…」
ーードルイドがあらわれた!
戦士「おお!?なんだこのキモい奴等は!?」
勇者「不気味な奴等だな…やるぞ、おらっ!」ザンッ
ドルイドはバギをとなえた!ドルイドはバギをとなえた!ドルイドはバギをとなえた!ドルイドはバギをとなえた!
盗賊「うおっ!?全体魔法連発かよ!」
ドルイドはバギをとなえた!ドルイドはバギをとなえた!ドルイドはバギをとなえた!
商人「ううっ…こ、これは…」
ドルイドはバギをとなえた!ドルイドはバギをとなえた!
ーー商人はしんでしまった!
165
:
ーー35日目、ピラミッド3F
:2018/11/11(日) 19:13:08 ID:QNUSW/kI
商人「はあ…昨日はあっさり死んでしまいました…」フウ…
盗賊「まああれだけ全体攻撃を連発されたらな…そもそも戦士以外はここしばらくずっと装備新しくなってないしな」
戦士「でもここに来たのはとげのむちとかいう武器の為だろ?あれも俺が装備するんじゃないのか?」
勇者「お前が装備更新すれば今お前が使ってる武器を商人に渡せるんだよ。そうすりゃ二人パワーアップだ」
戦士「おおー!なるほどな!」
盗賊「まあ、そのためにはここでとげのむちを見つけなきゃいけないんだが…」
マミーがあらわれた!
勇者「出やがったな、こいつは厄介だな…おらっ!」ザンッ
戦士「そおりゃっ!」ゴッ
マミーをたおした!
盗賊「おし、順調に…」
マミーのこうげき!つうこんのいちげき!商人はしんでしまった!
戦士「おい!?マジかよ!?今の一撃やべーだろ…」ゴクリ…
勇者「くっ、まさに痛恨の一撃だな…後衛の防御力の無さが厳しい所まで来ちまったようだな…」
166
:
ーー夜、アッサラーム
:2018/11/11(日) 19:25:40 ID:QNUSW/kI
商人「はあ…僕、足引っ張ってますよね…」ハア…
戦士「あー!?この鎧見つけたのおめーじゃねーか!こんなの俺見つけられねーぜ!」
商人「でも…よく死ぬし、攻撃力もいまいちだし…そういえばポルトガで東には職業を変えられる神殿があるって…」
盗賊「おいおい、何の話してんだよ?良く死ぬのも攻撃力が不足してるのも、装備が足りねえせいなんだよ」
勇者「攻撃力で言えば俺や盗賊も大差ねーからな。まあ、転職してーなら止めねーが、まだ先の話だろ。それまでにじっくり考えれば良いんじゃねーか?」
盗賊「そうですね…すみません」
盗賊「謝んなよ。それより、まほうのカギで今まで行けなかった所に色々行ってみたが、東には行けなかったって話ばっかりだな」
戦士「関係ねーだろ!俺らには王様の手紙があるんだからよ!」
勇者「ホビットのノルドとか言ったか?相当なくせ者のようだが、ポルトガ王とはずいぶんと仲良しらしいからな、手紙さえあればなんとかなるだろ」
商人「ええ、王様を信用するしかないですよね…」
戦士「しかしさっきのちっちゃいの、なんだったんだ?なんかやたら凄そうな魔法唱えようとしてたけどよ」
勇者「ザラキな、心臓が止まりそうになったぜ。まあ、不発だったみたいだが」
商人「魔力が足りなかったみたいですね。使いこなしていたら物凄い脅威だったでしょうけど…」
盗賊「モンスターみんながあんななら助かるんだがなあ。これからもどんどん魔物は強くなり続けるんだろうな…」
167
:
ーー36日目、アッサラーム
:2018/11/12(月) 20:00:46 ID:o1J8TGns
勇者「さて、今日はホビットのノルドとかいう奴に会いに行くんだが…その前に一つ行っておく事がある」
戦士「お?なんだよ」
勇者「俺らの旅は誰か死ぬたび装備を捨てるようだが…余ってる装備がもう4つしかねえ」
商人「すみません、僕が…」
盗賊「だから謝んなよ。それに俺も何回か死んでるからな。しかし4つのうち1つはルーンスタッフとかいうヤツだよな?アリアハンの倉庫からもらったっていう」
勇者「現状装備できる奴はいねーが、出来れば手放したくないよな…俺らからすれば最高レベルの武器だからな」
戦士「その4つ無くなったら俺らが装備してるやつを捨てるのか?」
盗賊「そりゃそうだろうな。まあ、まずは俺の持ってるこの棒切れだろうけどな」
商人「でも、武器を捨てるのも…だんだんモンスターの守備力が上がってきて、なかなか攻撃が通らなくなってきましたし…」
勇者「攻撃力も上がってきてるからな、防具わ捨てる訳にもいかねー。まず第一に死なない事、次に新しい装備品を手に入れる事だな」
商人「どっちも僕に掛かってますね…」
盗賊「お前だけじゃねえよ、俺もだ。ま、これから敵が強くなってくるんだ、きっと手に入る物も強くなるさ」
勇者「だと良いがな…とにかく、これからは今まで以上に気をつけてくれ。さ、行くぞ」
168
:
ーーノルドの洞窟
:2018/11/12(月) 20:08:24 ID:o1J8TGns
盗賊「ここがホビットの住んでる洞窟ねえ…ホビットってより盗賊でも住み着いてそうだがな」
戦士「おめーに似合いそうだな!」
盗賊「だから俺は塔派だ!」
商人「塔派とか洞窟派とかあるんですか…?あ、誰かいますよ、すみません…」
ノルド「わしはホビットのノルド。お前さん方はなんだね?さ、出てって下され!」
勇者「やっぱりただでは相手もしてくれないか。じゃあ手紙だ……親愛なるノルドよ、この旅人達をーー」
ノルド「ふむ!それではお前さん方は東に行きたいというのかね?」
盗賊「ああ」
ノルド「ふむ!ではついて来なされ!」タタタ…
戦士「お、どっか行ったぞ!」
ノルド「ふむ!そこで待ってて下され!」ドシーン…ドシーン…
商人「た、体当たり!?抜け道ってこんな風に…!?」
ノルド「さ、ここが抜け道じゃ。通って下され!」
勇者「どうも…小せえのになかなかのパワーだな…よし、じゃあ行くぞ!」
169
:
ーーノルドの洞窟東側周辺
:2018/11/12(月) 20:19:25 ID:o1J8TGns
商人「…と、勇んだものの、今日明日は次の土地には行かないですよね…」
勇者「おっし!レベルアップしたぜ。魔力もかなり上がったし、新しい呪文も覚えたぜ」
盗賊「魔力は商人のあなほりと、昨日ピラミッドで盗んだ2つのかしこさのたねを使ったからな」
勇者「ホイミが3回も多く使えるようになったぜ。レベルアップでかしこさが上がらなかったのは少し不安だが…」
盗賊「限界値ってやつに引っ掛かったのかもな。書いてる奴も良く理解してないようだが」
戦士「何の話だよおい!それより新しい魔法ってどんなんだ?」
勇者「ああ、ラリホーっつってな、敵を眠らせる呪文だ」
戦士「あー、あの角ウサギが使ってたヤツか!すげーじゃねーか!」
勇者「いい加減ギラじゃ火力不足を感じてたからな、搦手の呪文を覚えたのは悪くねえ。もちろん、使い方次第だがな」
商人「魔力の消費もギラより少ないんでしたっけ?魔力の増加と合わせて、今までより長く冒険出来そうですね」
盗賊「まあ、だからって突っ込みすぎちゃいけねえがな。スリルはあるが死にはしないギリギリを見極めないとな」
勇者「さっきも言ったが、無茶は出来ねーからな。とはいえ、旅に危険はつきものだ。ここんところ、それを実感するばかりだからな…」
170
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/13(火) 01:33:02 ID:HLK4h4n.
乙
なかなか厳しくなってきたな
171
:
厳しくないと縛りの意味ないからね!
:2018/11/13(火) 20:12:22 ID:kUCPsM4U
ーー37日目、夜、アッサラーム
カーズキータナカカズキー…
商人「相変わらず賑やかですね、ここ…」
戦士「おい!ただマッサージ行こうぜ!パフパフっつったっけか?」
盗賊「やめろ…思い出させるな…」
勇者「しかし今日は何事もなく終わったな、良い意味でも悪い意味でもな」
商人「アッサラーム周辺で魔物退治しましたけど、やっぱり外だとあまり退治出来ませんよね」
盗賊「何事もなくはねえだろ、ラックのたね盗んだぜ俺は!」
戦士「うんのよさなんか上がってもなー。やっぱり力だろ力!」
勇者「確かにちからのたねも欲しいが、1個2個あった所でな…」
盗賊「装備品の在庫を増やす意味でも、武器が欲しいよなあ…やっぱりピラミッドが良かったかもな」
戦士「言ってもしょうがねーだろ!明日だ明日!」
商人「明日は次の場所への移動日ですけどね…新しい土地で凄い武器や防具を見つけられれば良いですけど…」
172
:
ーー38日目、ノルドの洞窟東部
:2018/11/14(水) 16:48:49 ID:kosqOq2I
商人「今日はいよいよくろこしょうを求めての旅路になりますね」
戦士「東にあるんだよなくろこしょう!で、東のどこにあるんだ?」
勇者「知らねえ」
戦士「はあ!?知らねーのかよ!」
勇者「町で話を聞いても、東にくろこしょうがある、か東に行けなかったって話しか聞けなかったからな」
盗賊「結局、誰も東に行って帰ってきた奴には会えなかったからな」
商人「多くの人が東を目指して死んだってポルトガで聞きましたよね。やっぱり危険なんでしょうね…」
戦士「東は危険って前にロマリアでも聞いたよなあ?」
盗賊「東に行けば行くほど危険なのかもしれねえな、この大陸は」
勇者「それでも行くしかねー、船の為だ。特別欲しかった訳じゃねーが、船があれば魔王の所まで行けるかもしれねーし、親父の足取りだって…」
商人「…そうですね。うん、行きましょう!」
戦士「おめーに言われなくても行く気満々だぞ俺は!っしゃー待ってろよ東!」
盗賊「まあ、結局東のどこに行けば良いかは分からないんだけどな…_
173
:
ーーバハラタの町
:2018/11/14(水) 17:14:40 ID:kosqOq2I
勇者「ふう、なんだかんだ無事に町に着いたな」
戦士「で、胡椒はどこだよ?おーい、胡椒ー!」
盗賊「呼んで出てくるわけねえだろ…そもそもこの町にあるかどうかも分からねえのに」
商人「いや、見てください。これは胡椒屋の看板ですよ。おそらくこの店で胡椒は買えるはずです」
勇者「マジか、あっさり見つかったな。じゃあ早速店に入ってみるか…おい、店主がいねーぞ」
旅人女「なんだ、あんた達も胡椒が欲しかったのかい?残念だけど、店主の娘が拐われたとかでね、胡椒を売ってくれないんだよ。参ったね」
商人「娘さんが拐われた!?」
旅人女「つい最近らしいよ。店の裏に店主がいたから話でも聞いてきな。ったく、バカ猫が稼ぎ損ねたからアタシが代わりに一儲けしようとしたのに、とんだ足止めだよ。そもそもあのバカ猫が…」ブツブツ
盗賊「とにかく、店主に話を聞いてみるか…」
店主「おお、旅の方、聞いてくだされ。実はわしの娘が人さらいに拐われてしまっての。しかもそれを助けるべく婚約者のグプタまでもが奴らのアジトに…おお、グプタまで何かあったらわしは、わしは…」
戦士「人さらいかよ、ひでー奴等だな!」
勇者「仕方ねえ、俺らで助けるか。そもそもこの様子じゃくろこしょうを売ってもくれないようだしな。にしても、まるで俺らを狙い打ったみたいに災難が起きたな…」
商人「いや、そんなまさか…」
174
:
ーーバハラタの町周辺
:2018/11/14(水) 17:25:32 ID:kosqOq2I
ーーハンターフライはギラをとなえた!ハンターフライはギラをとなえた!
盗賊「うおお、凄まじいぜ…そらあっ!」コンッ
ーーハンターフライたちをやっつけた!
戦士「ふー、つええなここのモンスターもよお!それよりさっさと拐われた奴ら取り返しに行かなくて良いのかよ?」
勇者「今行っても返り討ちにあうかもしれねーだろ、もっと強くならねーとな」
商人「そうですね…心配ですけど、僕らまで返り討ちにあってしまったら…」ジーッ
盗賊「ん?なんだ商人北の方を睨んだりして…ああ、北にあるっていう神殿が気になるのか、例の転職が出来るっていう」
商人「あ、いえ、その…」
勇者「まあ、まだ悩んでるなら行くだけ行ってみても良いかもな。どうせすぐに人さらいのアジトまでは行かねーし…なんだ?今倒した魔物、宝箱を…」
戦士「開けてみるぜ!…お?服だぞこれ!防具だ!」
商人「こ、これってみかわしのふく!?凄い、ぬいぐるみに続いてこんな物まで手に入るなんて…!」
盗賊「こいつはなかなかのもんだな。で、誰が装備する?」
勇者「そうだな…迷うが、盗賊が装備するべきか?みかわしのふくっていう位だから、攻撃をかわしやすくするんだろ?なら、一番攻撃にさらされる奴が着るべきじゃねーかな」
商人「ええ、僕もそれで良いと思います」
盗賊「よし、じゃあ遠慮なく…へへ、新しい装備なんていつ以来だ?やっぱりたまには新しい装備を身に付けたいよな。商人や勇者の装備も見つかれば良いんだけどなあ…」
175
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/14(水) 17:49:01 ID:l7aIvBbQ
乙
おお、念願の防具!
176
:
ーー39日目、ピラミッド頂上
:2018/11/15(木) 16:54:19 ID:wy96iOEI
戦士「うおー!景色良いなあ!お、見ろよ、ロマリアが見えるぜ!」
盗賊「うるせえなあ…何とかは高い所が好きって言うし仕方ねえが…」
商人「はは…僕は緊張しっぱなしですよ、魔物が強くてまた死なないかと…」
勇者「まあ、前に来たときより少しは強くなってるからな。そう簡単には死なねーとは思うがな」
盗賊「しかし見つからないな、とげのむち。俺らって探すとなるとさっぱりだよなあ」
戦士「せいなるナイフも全然ダメだったな!」
商人「ま、まあこれからまた下りる間に見つかるかもしれないですし…」
勇者「今の所はスタミナのたねくらいか?めぼしいのは。レア物には違いねーんだろうが、欲しいのはこれじゃねーよなあ…」
戦士「体力はみんな足りてるよな!」
盗賊「今日はやくそうの1つも見つけられてないしな。ま、魔物退治しながら気長に探すか」
商人「そうですね。旅立ってからというものの武器はどうのつるぎ1つ見つけただけですから、そろそろ良いものが欲しいですけれど…」
177
:
ーー夕方、イシス宿屋
:2018/11/15(木) 19:14:17 ID:wy96iOEI
盗賊「…まあ、当然のように何も出なかったな…」
勇者「狙ってダンジョン行くと出ねえ、なんなんだこれは…」
戦士「物欲センサーってヤツか?」
商人「センサー…?でも昨日みかわしのふくが手に入りましたし…」
盗賊「まあなあ…所で明日どうすんだ?まだ人さらい退治には行かないだろ?」
勇者「そうだな、ピラミッドで今までにないぐらい長く戦えたから、強くはなってるんだろうが、すぐにって訳にはな…」
戦士「ノルドの洞窟の北にもほこらかなんかあったよな?そこどうだ?」
盗賊「そんなのあったか…?まあ、そこもいずれは行くようだろうが、まずはバハラタ北にあるっていう神殿はどうだ?」
商人「!…そうですね、僕は…行きたいです」
勇者「…良いんじゃねーか?特別ここに行かなきゃって場所もねーしな」
盗賊「転職の神殿っていうからには、もしかしたら経験値を稼ぎやすい所があったりするかもしれないしな」
戦士「おっ、良いな!またレベルアップ出来るな!」
勇者「出来るな、じゃなくてしなきゃなんねーんだよ、人さらいに勝つにはな。防具が1つ手に入ったとはいえ、全滅したら装備品の在庫ほぼ0だからな」
商人「厳しい事には違いないですよね…」
戦士「大丈夫だろ、昨日見つかったみたいに明日からも何か見つかるだろ!明日だ明日!お休みお前ら!」
178
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/16(金) 02:12:10 ID:A.FfiMCc
乙
武器は初期装備ばっかだもんな
欲しいよなー
179
:
ーー40日目、バハラタ郊外
:2018/11/18(日) 19:19:05 ID:uJ4aH41A
勇者「よし、じゃあ今日は北の神殿を目指すぞ」
戦士「っしゃー、行くぜ神殿!」
盗賊「元気だなお前は…しかし転職が出来る神殿って言ってもよ商人…商人?」
商人「あ、待って下さい、あなほりが…」ザックザック…
盗賊「お前も朝から元気だな…」
勇者「ここの魔物もつえーが、進めば更に強くなるだろうからな、元気でなきゃ困るぜ」
盗賊「ま、そうだけどな…お、なんだ商人、その長いのは?もしかして…」
商人「ええ、見つけましたよ、てつのやり!」
勇者「おお、マジか!こいつはかなりのもんじゃねーか、やるな商人!」
商人「ええ、このくらいはしないと…」フウ…
戦士「で、これ俺が装備して良いのか?」
勇者「ああ、そしてお前が持ってたどうのつるぎは商人にやる。これで二人がパワーアップだ」
商人「良かった…攻撃力不足で困ってたんですよね」
戦士「これで俺はモンスターをバリバリ倒せるぜ!あなほりはすげーな!で、盗みはどうなんだ?」
盗賊「お前…ぱふぱふの時といい俺の心を抉りにくるんじゃねえよ…」
180
:
ーーダーマ近郊、夜
:2018/11/18(日) 19:27:28 ID:uJ4aH41A
盗賊「おいおい、この辺の魔物強すぎじゃないか?」
商人「厳しいですね…防御力もあがってるからか、武器が強くなった実感があまり無いですね…」
戦士「俺は強くなってるぜ!サルもヤギみてーなのも一撃だ!」ウオー
勇者「あれヤギか?ヒツジじゃねーのか?まあどっちでも良いが、立て続けに守備力攻撃力魔力と上がったのに、ここじゃ苦戦しっぱなしだ」
盗賊「戦士の攻撃力だけだな、十分に通用してるの…お?あの魔物は…」
マッドオックスがあらわれた!キラーエイプがあらわれた!メタルスライムがあらわれた!
戦士「うおお!?あの銀色のやつ、倒してー!うおおおお…!」
メタルスライムはにげだした!
盗賊がおいおい、物凄い逃げ足だな!」
戦士「ぐあああ、ちくしょー!なんかわかんねーけどあいつは倒したかった!」
勇者「ああ、なんなんだろうな、あいつは倒さなきゃいけねー気がしたぜ…」
盗賊「ドラクエってゲームをシリーズ通して何十度もクリアしてるはずだが、あいつを初遭遇で倒せた記憶がねえなあ…」
商人「な、何の話ですか盗賊さん…」
181
:
ーーダーマ神殿
:2018/11/18(日) 19:39:21 ID:uJ4aH41A
勇者「ーーふう、着いたぜ。しかしやたらと広い神殿だな…」
戦士「おお、色んな奴らがいるな!転職したくてこんな山奥まで来るのか?」
盗賊「どうもそうらしいな…まずはそいつらから話を聞いてみて…」
商人「話ならもう聞いてきましたよ」
戦士「うお、はえーな!」
商人「どうやら転職するとレベルが1に戻ってしまうらしいですね。しかも、転職するにはレベルが20ないといけないらしくて…」
盗賊「商人、今レベル19だったか?」
商人「ええ、さっきその辺で魔物退治したときに上がりました。でもまだ足りないので、神官に一人前にもなってないのにっておこられちゃいましたよ、ははは…」
勇者「怒られたってお前、転職するって言ったのか?」
商人「試しにですよ。正直まだ迷ってますし、レベルが1になるっていうし…」
勇者「まあ、レベル1の奴を人さらい退治に連れては行けねーからな」
盗賊「じゃあ仮にやるとしても人さらい退治してからだな?良いんじゃないか、考える時間が必要だろうしな」
商人「ええ、丁度良いと思ってます。でもどっちにしろレベルは上げないといけませんが…」
勇者「だな。おそらくこの辺で人さらいなんてやってるからにはこの辺の魔物より強いだろうし、俺らみんなもっと強くならないと歯が立ちそうもねー。明日からしばらく時間をかけるようかもな…」
182
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/18(日) 23:52:33 ID:1GtxeRIM
武器ゲットおめー
183
:
ーー41日目、ピラミッド2F
:2018/11/19(月) 19:45:41 ID:TS2yHdAM
戦士「今日もピラミッドだー!」
盗賊「ったく、墓泥棒にでもなった気分だぜ」
商人「お宝には手を付けてませんから…それにしても、やっぱり武器は見つからないですね…」
勇者「結構探してるんだけどな…とげのむちが手に入れば、戦士に持たせててつのやりは商人に、なんて考えてるんだがな…」
盗賊「取らぬ狸のなんとやら、だな」
戦士「ん?俺がムチ装備すんのか?」
商人「僕よりも勇者さんがてつのやりを持った方が良いのでは…?」
勇者「ムチは複数攻撃武器らしいからな、攻撃力の高い奴が持った方が良いだろ。あと俺は呪文を唱えるって選択肢があるからな、強力な武器は他の奴が持った方が良い」
盗賊「俺が槍装備できればなあ…」
戦士「槍ってか棒切れ以外装備と出来ねーだろ!」
盗賊「出来ないんじゃねーよ、装備出来る武器が見つからねえだけだ!…ったく、俺はいつまでひのきのぼうなんだよ…」
184
:
ーー夜、アッサラーム
:2018/11/19(月) 19:57:37 ID:TS2yHdAM
商人「今日も見つかりませんでしたね、とげのむち…種とやくそうは見つかりましたけど…」
勇者「スタミナのたねは2つ盗賊が盗んだな。前も言ったが、欲しいのはこれじゃねーんだけどな」
盗賊「やくそうは3つも見つかったが、1つ使っちまったな。だから+2だ」
商人「ピラミッドの魔物は強いですから、やくそうわ使わなきゃならない場面も多いですよね…」
盗賊「…で、なんでまた夜のこの町に来るんだよ!色々思い出すだろ!」
勇者「ああ、明日は戦士が言ってた北の方にあるほこらを目指す。だからここで今日は1泊だな」
戦士「まだ人さらい退治に行かねーのかよ?」
勇者「まだまだだな。最悪更に二日後も別の人を目指すようだな」
盗賊「ま、全滅だけは避けないとな。一気に装備が4つも飛ぶ」
商人「最近少し在庫が増えたとはいえ、4つ失うと厳しいですね…」
勇者「まあ、レベルアップ次第だけどな。順調にレベルが上がって、さらに強力な装備でも手に入ればもちろん話は変わってくる」
盗賊「俺らの仕事って訳だな」
戦士「ん?最近の強い装備はだいたい宝箱かあなほりじゃねーのか?盗みは別に…」
盗賊「うるせえ!ちょっと調子が悪いだけだ、明日から見てやがれよ!」
185
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/20(火) 00:46:53 ID:aCIdLpzw
盗賊よりもお宝を発見している商人
186
:
ーー42日目、オリビアの岬
:2018/11/20(火) 19:35:39 ID:Yl8rGCVU
商人「あっ、何か建物が見えてきましたよ!」
勇者「ほこらではないようだな…なんだあれ?」
盗賊「中が見えないから何とも言えないな…こんな辺鄙な所にしては結構な造りの建物だな」
戦士「これ湖か?お!見てみろよ、湖の島にも何か建ってるぜ!」
商人「本当ですね。でも良く見えないけど何か…嫌な雰囲気の建物ですね」
勇者「にしてもこの辺の魔物は訳わかんねーな。アッサラーム方面の奴らが出てきたと思ったらバハラタ北部の魔物達も出てくるし…」
盗賊「あげくに緑のカニまで出てきやがる。他はまあ分かるが、なんだあのカニ?なんでこんなとこにいるんだ?」
商人「嫌な敵ですよね、スクルトされたら逃げるしかないし…」
勇者「そもそもスクルトされなくても戦士以外ほとんどダメージ与えられねーんだけどな」
戦士「おい!早くあの中に入ってみようぜ!」
盗賊「だな、さて何があるのか…」
商人「楽しみなような不安なような…ちょっと想像がつかないですからね、こんなところに何があるのか…」
187
:
↑はオリビアの岬周辺、ここがオリビアの岬
:2018/11/20(火) 19:47:29 ID:Yl8rGCVU
勇者「ここは…宿屋か?こんな所に宿屋が…」
商人「凄い、並の宿屋よりよっぽど立派な宿屋ですよ!でも何故こんな所に…儲かってるのかなあ?」
盗賊「俺らみたいな迷える旅人の為なのかねえ?それで採算が取れるのかは疑問だが…」
戦士「お、誰かいるぜ!なあ、あんたも旅人か?」
兵士「俺か?いや、俺はここの…まあ、住人かな。ここの警護と、あの湖の中に見えるほこらの牢獄を見張ってるんだ」
盗賊「ほこらの牢獄?」
兵士「ああ、あそこは曰く付きでな…今でも無念の死を遂げた者達の魂が彷徨ってると聞く」
商人「そんな所が…あの嫌な雰囲気の正体は…」
勇者「そんな物騒な場所に、どんな事した奴らがぶちこまれるんだ?」
兵士「そうだな、最近だとサマンオサの…いや、よそう。お前達が入ることは無いだろうしな…」
戦士「当たり前だろ!よっしゃ、せっかく宿屋があるんだし休もうぜ!」
勇者「ああ、そうだな…少し気になるな、サマンオサ、か」
盗賊「あの牢獄に行くことになる時も来るのかねえ?少し面白そうではあるがな」
商人「ぼ、僕はちょっと遠慮したいです…」
188
:
ーー43日目、オリビアの岬
:2018/11/21(水) 19:41:41 ID:YOz0KnfM
旅人A「おい、嬉しいけど…本当にうちで良いのか…?」ヒソヒソ
旅人B「信じられないよな…」ヒソヒソ
戦士「んー?なんか騒がしいなー」
使者「素敵な所ね、湖畔の宿なんて」
勇者「うおっ!?なんでここに!?」
盗賊「お、勇者君に会いに来たんですかー?」ニヤニヤ
使者「今日は商人君に話があるのよ。貴方、転職を考えているそうね?」
勇者「どっから聞いたんだこの人は…」
商人「ええ、まだすると決めた訳では無いですが…」
使者「王様からの言葉を伝えるわよ。転職は構わない、何度でも。ただしーーレベルは20まで。あと、最終的には元の職業に戻ることーーこれは商人君に限らないとの事よ」
戦士「レベル20まで!?ハンパじゃねーのか?」
使者「そうね。器用貧乏という言葉が好きらしいのよ。誰がとは言わないけど…」
勇者「王様じゃないのか?まあ良い、そういう事ならそうするしかねーな」
使者「それじゃ、確かに伝えたわよ。ルーラ!」ギュイーンギュイーン…
盗賊「相変わらず神出鬼没だなあの人は…」
189
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/21(水) 21:02:04 ID:Sa5BxOVs
まぁ転職すると楽になり過ぎちゃうもんな…
てか戦士は固定?だから転職出来ないのかと思ってたけどそうでもない?
190
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/23(金) 01:29:04 ID:rmNVycW6
レベルの上限が20ってこと? 20になったら強制転職みたいな
それとも魔法職で覚えていい呪文がレベル20までのってこと?
191
:
ーーピラミッド
:2018/11/23(金) 14:54:38 ID:1Rrg0YHE
盗賊「もちろん戦士は転職しちゃダメだ。いや、忘れてた訳じゃないぜ?忘れる訳ないだろ?忘れる訳ないんだよ」
商人「なんで何回も言うんですか…?」
勇者「転職のレベルに関しては、レベル20までの呪文しか覚えられない、という認識で良いと思うぜ」
盗賊「ただ時間が限られてる縛りだからな、20になったからといってすぐ町に戻らなきゃいけないって訳でもねえ。20になった日に更にレベルアップしたならそれは構わないという話だ」
戦士「そんなに経験値入るかあ?」
勇者「とてつもなく経験値が入る魔物もいるらしいが、今の時点では現実的ではねーな…」
商人「どくばりでもあればなあ…あれも手に入りませんでしたね、結構地底は湖にもいったのに…」
盗賊「地下3階まで下りないとひとくいがが出てこないからなあ。イシス砂漠にもいるが、難しいな…」
戦士「今日もとげのむちは見つからなかったな!」
盗賊レベル19「俺のレベルが上がっただけだな。戦士もあとちょっとらしいがな」
商人「なかなかパワーアップとはいきませんね…」
戦士「明日は見つかるかもしれねーだろ!」
勇者「だと良いがな…まあ明日はまた新しい場所に行くようだし、新しい魔物が新しい装備を持ってるかもしれねえ」
盗賊「今度こそ俺が盗んでやるさ。今まで良いとこなしだが、明日は、明日こそは…」
192
:
ーー44日目、ガルナの塔
:2018/11/23(金) 16:58:18 ID:1Rrg0YHE
勇者「山奥の神殿の更に奥にある塔か…とんでもない秘境だな」
盗賊「こういう所にこそお宝がありそうなもんだがなあ」
戦士「どうせお宝があっても持ってけねーから意味ねーな!お、誰かいるぜ!」
女性「ガルナの塔へようこそ。さとりのしょがあれば、賢者にもなれましょう」
商人「さとりのしょ!最高級のお宝ですね!」
盗賊「俺の勘は正しかったな。ま、俺らには関係ないんだがな…」
勇者「てことは、この塔には基本用無しか。他に特別な理由が出来なければだが…」
戦士「ここにくろこしょうあったりしねーのか?」
商人「ここには無いでしょうね、さすがに…」
盗賊「まあ、せっかくだしちょっと探索してみるか?何か飛びっきりの秘密があるかも知れねえ」
勇者「ただで引き返しても仕方ねーしな。とはいえ、外の敵があれだけ強いんだから、ここの魔物はとんでもなく強そうだけどな…」
商人「そ、そうですね。慎重に…」
戦士「っしゃー!行くぞてめーら!」
盗賊「慎重にっつってんだろ!」
193
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/24(土) 02:30:08 ID:0Uu7Is9A
そうか悟りの書ないから賢者になるのは面倒だな
194
:
ーーダーマ近郊
:2018/11/25(日) 19:29:18 ID:3JytDeC6
ーーマッドオックスがあらわれた!げんじゅつしがあらわれた!メタルスライムがあらわれた!
勇者「あの銀色野郎…!おい、倒す…」
メタルスライムはにげだした!
盗賊「ああー!くっそ、なかなか倒せねえ…」
げんじゅつしはメダパニをとなえた!戦士はこんらんした。
商人「せ、戦士さん、しっかり…!」
戦士「あー?お、魔物だぜー!」ドゴッ
戦士のこうげき!
勇者「ぐおおーっ!くっそ、戦士が混乱したら勝負にならねー、逃げるぞ!」ダカダカダカ…
商人「…ふう、どうやら逃げ切れたようですね…」
戦士「んー?あれ?魔物が勇者になってるぜ???」
勇者「魔物が俺になったんじゃねー、おめーが混乱したんだよ!」
げんじゅつしがあらわれた!げんじゅつしはメダパニをとなえた!せんしはこんらんした。
戦士「おー?お、魔物がいるじゃねーか!」ギラリ
勇者「お前マジふざけんなよ!おい、逃げるぞ!」ダカダカダカ…
195
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/25(日) 19:36:19 ID:3JytDeC6
戦士「んでよー、勇者が魔物になってよー。あれ?魔物が勇者だっけかな?」ウーン…
勇者「お前…!いや、もういい…それよりもう魔力がねー、ダーマに戻るぞ」
盗賊「体力もギリギリだな…ここで魔物に逢ったら…」
マッドオックスがあらわれた!
商人「ギ、ギラを使う魔物が4匹も!?ど、どうしたら…」
勇者「くっ……!戦うぞおめーら!」
戦士「おおー!そうでなくちゃな、おらあっ!」ズッ
マッドオックスはギラをとなえた!マッドオックスのこうげき!マッドオックスはギラをとなえた!
商人「く、ま、まずい…」
勇者「ちっ、逃げだ!逃げるぞ!」ダカダカダカ
しかしまわりこまれてしまった!マッドオックスはギラをとなえた!マッドオックスのこうげき!
商人はしんでしまった!
勇者「くそっ!逃げるぞー!」ダカダカダカ…
盗賊「…ふう、なんとか降りきったか。だが…」
勇者「今回は完全に俺のミスだ。くそっ、体力と敵の攻撃の激しさを考えたら、逃げ以外に選択肢はなかったのに…」クッ…
196
:
ーー45日目、ピラミッド
:2018/11/26(月) 19:51:04 ID:I2LI6Gu6
戦士「おう、最初に言っとくけどどげのむちは出なかったぞ!」
盗賊「身も蓋もないな…ただ、やくそうは4つ手に入ったぞ、俺が3つ、商人が1つだ。そして…」
商人「あなほりでかしこさのたねが見つかりましたよ。勇者さんは種とレベルアップで魔力がグッと上がりましたよね!」
勇者レベル18「1.2倍位になったな。マホトーンも覚えたぜ」
盗賊「呪文を封じる呪文だっけか?」
勇者「ああ、少し使いどころが難しいかもな。さて、商人のレベルも上がったし、明日は人さらいどものアジトに行ってみるか」
商人レベル20「…いよいよですね」
盗賊「これ以外放っとけねえよなあ。ま、明日アジトに行って明後日攻略ってとこか?」
勇者「まあ、そんな感じだな。お前ら…足引っ張るなよ」
戦士「おおー!やってやるぜ俺はよー!」
197
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/27(火) 18:13:01 ID:7z3Pmna6
戦士さんメダパニ気をつけてマジで…
198
:
ーー46日目、人さらいのアジト前
:2018/11/28(水) 20:15:18 ID:GxFttMgM
勇者「…さて、着いたぜ。おそらくここが人さらいのアジトだろうな」
商人「森の中の洞窟…いかにもって感じですね」
盗賊「辛気臭そうな洞窟だなあ。ま、人さらいにはお似合いか」
戦士「人さらいは良くても捕まってる奴らは大変だろ?さっさと助けよーぜ!」
勇者「だから言ったろ、今日はあくまでも偵察だ。いきなり殴り込み出来るほど俺らは強くねえ」
商人「…外の魔物達にも苦戦してるのに、ダンジョンの魔物はもっと…」ゴクリ…
盗賊「おいおい、弱気になるなよ。俺らだってそこそこ強くなってるはずだろ」
商人「だと良いんですけど…」
戦士「そうだろうとなかろうと行くしかねーだろ!行くぜお前ら!」ウオー
勇者「てめーが仕切んな!だがまあ、行くしかねーのは確かだ。覚悟決めろよ」
商人「…はい!行きましょう!」ザッザッザッザッ…
199
:
ーー人さらいのアジト、B1F
:2018/11/28(水) 20:26:11 ID:GxFttMgM
戦士「おらー!モンスターども、死ねやー!」ズッ
キャットバットをたおした!
勇者「正体が分からねーが…斬るぜ、らあっ!」ザンッ
あやしいかげをたおした!まもののむれをやっつけた!
商人「よしっ!ここの魔物達、思ったほどではありませんね。もちろん強いですが…」
盗賊「だな。魔物じゃないようなのもいたが…」
戦士「あいつら、人さらい達の手下なのかあ?」
勇者「マスクと斧の大男達か?さあな、そうかも知れねーが…なんか思い出すよなあのカッコ…」
商人「ああ、シャンパーニの塔の…あれ?あの影の魔物が宝箱落としてますよ!」
盗賊「お、ラッキーだぜ。開けてみるか…おおお!?これ、とげのむちじゃねえか!なんでこんな所に!?」
戦士「おおお!?これが探してた奴か!スゲー!」
勇者「あんなにピラミッドで躍起になっても見つからなかったのに、こんな所で見つかるのかよ…よし、じゃあ戦士に…」
戦士「んー?俺それ装備出来ねーぞ?」
勇者「マジかよ、それに商人も無理か。じゃあ…盗賊、お前だ。お前の素早さと鞭の複数攻撃はきっと強力なはずだからな」
盗賊「お、良いのか?じゃあお言葉に甘えるぜ…へへっ、初めて武器を更新したぜ、やっとひのきのぼうからおさらばだ。長かったぜ…」
200
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/28(水) 20:43:33 ID:GxFttMgM
盗賊「ハッハッハッ!喰らえモンスターどもが!」バシィ!
キャットバットをたおした!
商人「他の魔物も弱ってる…それえっ!」ザンッ
キャットバットたちをやっつけた!
戦士「おおー!スゲーなその鞭!」
盗賊「ああ、バシバシ攻撃出来て気持ちいいぜ」
勇者「さっさと魔物を倒せれば魔力の節約にもなるしな…にしてもこの洞窟はどこまでいっても同じような景色で、気を付けねーと迷っちまうな」
商人「本当に…あれ!?誰かいますよ!まさか人さらい…」
戦士「おい!お前人さらいか?」
兵士「うおっ!?な、なんだ魔物じゃないのか…俺はただの迷子だ。この洞窟で迷ってもう何年になったか…」フウ…
商人「た、食べ物とかどうしてるんだろう…」
兵士「以前男があっちの暗がりの方に歩いていってな、追いかけたんだが、どこかでカギを開けるような音がしたのを聞いただけで…」
勇者「見失っちまったのか。にしても、やっぱりここには誰かいるようだな。その男が人さらいなのか人さらい達を追っていったグプタとかいうやつなのかは分からねーが…」
盗賊「まだアジトを変えてないようなら朗報だな。移動してたらもう俺らには見つけられないだろうからな」
商人「となると、明日はいよいよ決戦ですね…でも新しい武器も手に入れたし、きっと…」
201
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/28(水) 23:24:31 ID:zR.O/EOU
ついにとげのむちか
202
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/29(木) 06:13:51 ID:nonpuwFE
これぞ物欲センサー
203
:
ーー47日目、人さらいのアジトB2F
:2018/12/01(土) 20:48:44 ID:vJSHJPP2
戦士「この先に人さらいどもが居るんだよな?っしゃ、行くぜー!」
勇者「待て、確認だ。商人、やくそうはいくつになった?」
商人「全部で25個ありますね。結構ピラミッドで見つかりましたよね」
盗賊「やくそうに関しては俺が上手く調達出来たぜ、へへ」
戦士「武器とか防具はからっきしなのになー」
盗賊「それを言うな!で、装備はとげのむち、みかわしのふく、かわのぼうしだな」
戦士「俺はてつのやり、ぬいぐるみ、きんのかんむりにごうけつのうでわだぜ!」
商人「僕はどうのつるぎ、たびびとのふく、かわのぼうしです。あと持ちきれる限りのやくそうを持ってます」
勇者「俺も装備は商人と一緒だな。ちなみに今装備を紹介した順がならび順だ。まあ、しばらく変わってねーけどな」
盗賊「こうして見ると前二人と後ろ二人の装備の差が酷いな。仕方ないといえばそうなんだが」
戦士「んー?だからおめーが装備見つけねーからじゃねーの?」
盗賊「くっ、しつこいなてめえも…ま、成果が出てないのも事実だがよ…」
勇者「今更んなこと言ってても仕方ねー。敵は目の前だ、覚悟は出来てんだろうな?」
商人「…はい!」
戦士「っしゃー!行くぜ!人さらいなんぞぼこぼこにしてやんぜー!」
204
:
今週は忙しそうなのです
:2018/12/01(土) 21:00:59 ID:vJSHJPP2
ならず者A「なんだあ?誰かの話し声がするな」
ならず者B「話し声?お頭じゃあ…ん?誰だあいつら…」
盗賊「お、いたいた。この様子だとまださらわれた二人もここに居そうだな」
商人「後は助け出すだけですね…」
ならず者A「おい、なんだてめえら?俺達の仲間になりに来たのか?」
戦士「ああ?んなわけねーだろ!さらわれた二人を助けに来たんだよ!」
ならず者B「なんだと?」
勇者「てめえらの悪事もここまでだって事だ。二人を返すってんなら見逃してやっても良いが…」
ならず者A「ふざけるな!てめえらなんかにビビる俺達じゃねえんだよ!」
ならず者B「おい、お前達も来い!こいつらやっちまうぞ!」
ならず者C「おう!覚悟しろよてめえら!」
ならず者D「こんな湿気た所で退屈してたんだ、丁度良いじゃねえか」ボキボキ
盗賊「はっ、揃いも揃って台詞が三下みてえだな!望むところだ、行くぜ!」
ーーカンダタこぶんがあらわれた!
205
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/02(日) 00:46:40 ID:CT1Kg2sc
乙
前二人は結構装備が充実してきたな
後ろ二人はからっきしだが…
206
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/02(日) 08:32:20 ID:JltCgexI
未だ銅の剣という悪夢
207
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/02(日) 19:58:51 ID:uBMpfzIs
盗賊「一纏まりになってるとは好都合だぜ、そらそらそらあっ!」バシィ!
勇者「一気に畳み掛けるぜ、ギラ!」ゴオオオ…
戦士「おらっ、喰らえっ!」ザクッ
商人「よし、一人はそろそろ倒せそう…」
カンダタこぶんはベホイミをとなえた!
戦士「ああ!?もうちょいだったのによお!」
カンダタこぶんはルカナンをとなえた!カンダタこぶんのこうげき!
勇者「ちっ、防御力下げる呪文まで使うのかよ!前に戦った時より強くなってやがるぜ!」
盗賊「それはこっちも一緒だろ、おらっ!」ピシャッ
戦士「うおおー!」ザクッ
カンダタこぶんをたおした!
商人「まず一人、ここから…」
カンダタこぶんのこうげき!カンダタこぶんのこうげき!
勇者「商人!大丈夫か?」
商人「ま、まだ平気です…くっ、やっぱり手強い…」
208
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/02(日) 20:03:37 ID:uBMpfzIs
盗賊「防御しとけよ商人!後ろ二人は1発でホイミ分持ってかれるな…」
戦士「やられる前に倒せば良いだけだぜ!うおおおおー!」ザクッ
勇者「先ずは商人にホイミだな、そして…もう1発ギラだ!」ゴオオオ…
カンダタこぶんをたおした!
商人「もう大丈夫、僕も攻撃します!それっ」ガンッ
盗賊「そらよっと!」バシィ!
カンダタこぶんのこうげき!カンダタこぶんのこうげき!
戦士「そんなもんでやられるかよ!うおらあっ!」ザクッ
カンダタこぶんをたおした!
勇者「とどめだ、うらあっ!」ザクッ
ーーカンダタこぶんたちをやっつけた!
戦士「うおおー!勝ったぜー!」
商人「や、やりましたね…いや、まだだ、さらわれた二人の無事を確認しないと…」
209
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/03(月) 19:59:00 ID:xhzqACm.
ならず者A「ムググ…」
盗賊「よし、全員縛ったぜ。さて…おーい、いたか?」
勇者「ああ、今見つけたーーおい、大丈夫か?」
タニア「ああ、助けて下さい!私はバハラタのタニアです!」
商人「良かった、無事です…!グプタさんも…」
グプタ「突き当たりにあるレバーを引けば、牢の入口が開くはずだ!頼む!」
戦士「お、これだな。そりゃ!」ガゴン ゴオン!
勇者「よし、開いたぜ!」
タニア「ああ、グプタ!私達帰れるのね!」
グプタ「ああ!ありがとうございました皆さん!…さあ、帰ろう!」
タニア「ええ!」
盗賊「ふう、一件落着、かな?」
商人「そうですね…ん?待って下さい!部屋の外から何か…歌声?」
???「まーとーめてー♪まんけーつーポートーフー♪よどおーしーなべのなかー♪おーい!おにくとホルモン、げんきかー?きょうこそ食べるぞー!」キャッキャッ
男の声「だから食べないで売るんだよ。そうすればもっと大きな肉に…なんだ?誰も出迎えに来ないな…」
210
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/03(月) 20:07:18 ID:xhzqACm.
グプタ「あ、ああ!人さらい達の頭が帰ってきてしまいました!」ガタガタ…
勇者「頭…?黒幕登場って訳か。にしても、この声、どっかで聞いたような…」
頭「おう、帰ったぞ…ああ!?こんな奴らさらったか…?」
子分?「おおお!?ホルモンがふえたぞ!おやぶん、ふえたなら食べていいか?」
戦士「ふざけんな、俺等が食われるかよ!」
盗賊「それよりこいつら、シャンパーニの塔の…!」
頭「ぬう、だれかと、思ったらまたうぬらか!しつこいやつらめ!」
商人「し、しつこいのはそっちでしょうが!まだ悪事を…!」
子分?「あくじ?これはしごとだぞ!はたらかざるもの食べるべからずなんだぞ!」ガオー
勇者「こんな仕事があるかよ…おい、あんた達下がってな!」
タニア「は、はい!」
グプタ「勇者様、ご武運を…!」
頭「今度こそは負けねえぞ!やっつけてやる!」
子分?「食べるぞー!」ガオー
ーーカンダタたちがあらわれた!
211
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/04(火) 01:01:12 ID:3xRSZrAM
イメージソングと共に登場
212
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/05(水) 13:08:05 ID:7ycjSVj6
ガオー!
213
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/08(土) 23:53:28 ID:CCeISD9A
盗賊「今回もまずは子分からだろ?そらっ!」ピシャッ
勇者「ああ、出し惜しみは無しだ。ギラ!」ゴオオオ…
戦士「おらあっ、これで決まりだあっ!」ザクッ
カンダタこぶんはベホイミをとなえた!
商人「ああっ、また回復を…!」
カンダタのこうげき!カンダタこぶんのこうげき!
盗賊「くっ…、思った程ではねえな!」
商人「ええ、僕でも耐えられ…」
カンダタこぶんはルカナンをとなえた!カンダタのこうげき!
戦士「うおお!?防御力下げる呪文は卑怯だろ!」
勇者「敵にんなこと言ってもしょうがねーだろ!…おい、盗賊!」
カンダタのこうげき!盗賊はすばやくみをかわした!
商人「おお!さすがみかわしのふく!」
盗賊「こいつは本当に良い防具だぜ。よっしゃ、ここから反撃だぜ!」
214
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/09(日) 00:02:46 ID:TFfvhPeI
戦士「今度こそ、おらっ!」ザクッ
商人「僕も…それっ!」ガッ
カンダタこぶんをたおした!カンダタこぶんをたおした!
盗賊「よし、残りは親玉だけ…」
カンダタのこうげき!
商人「うっ…き、効いたあ…」
勇者「商人、回復してやる!自分でもやくそうを使えよ!ホイミ!」パアア…
商人「や、やくそうを…ふう、なんとか息を吹き返しました」
戦士「よっしゃ!後は集中攻撃するだけだ、オラオラッ!」ズッ
盗賊「誰がナンバーワンの盗賊か教えてやるぜ、そらそらあっ!」バシィ!
カンダタのこうげき!
勇者「ぐおっ…!まだまだ余裕があるぜ、うらっ!」ガッ
商人「そ、そうは言っても勇者さんにやくそうを…」
戦士「うおおー!突撃ぃ!」ドドド…
ーーカンダタをたおした!
215
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/09(日) 07:09:48 ID:RLv/VDEk
乙!
216
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/10(月) 11:10:41 ID:zxEILIHc
セールスレディ ましろ はるか seiholadynokokoroe.com ローション エロい 兎我野町
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217
:
なかなか時間が取れず申し訳ないのです…
:2018/12/11(火) 13:54:07 ID:cHENzWs2
頭「参った!あんたらには敵わねえや…」
戦士「はっはー!完勝ってヤツだな!」ウオー
盗賊「まあ、思ったよりはな」
勇者「さて、この人さらい達は…」
頭「俺達はもう本当にこれっきり足を洗う。だから見逃してくれよ。な?」
商人「どうします?前も盗みを働いてましたし…」
勇者「……まあ、良いだろ。俺らはさらわれた人たちを助けに来ただけだしな」
盗賊「くろこしょうを買うためにな」
戦士「もしまたわるさ働いても、また俺等がやっつけてやるぜ!」
勇者「…という訳だ。もう悪さすんなよ」
頭「ありがてえ!あんた達の事は忘れねえよ!ありがてえ…」ナムナム
グプタ「勇者様!本当に、本当にありがとうございました!さあタニア、今度こそ帰ろう!」
タニア「ええ!ありがとうございました!勇者様!では!」タタタ…
商人「あっ、洞窟には魔物がいるから危ないですよ!」
盗賊「行っちまったな…さ、俺らも帰ろうぜ。くたくただよ俺は…」
218
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/11(火) 14:02:30 ID:cHENzWs2
頭「…行っちまったか」
子分A「お頭…」
頭「なにやってんだ、あいつらの縄をほどいてやるぞ…よし、全員生きてるな」
ならず者A「お頭、俺達が不甲斐なくて申し訳ねえ…」
頭「いや、相手が悪かった。そろそろ悪事も潮時かな」
子分?「ん〜…」
頭「おお!大丈夫か!?しっかりしろ!」
子分?「…おなかへったぞ〜…」グウー…
頭「はっはっは!そうだな、俺も腹が減ったよ!じゃあまずは飯にするか!それから…どうするかな…」
ーー
猫「うにゃあ、人さらい達から逃げてたら道に迷ったのですにゃあ…どこへ行けば…にゃっ!?あの声は…!」
旅人女「バカ猫、こんな所にいたのかい!さ、早く戻って食扶持稼ぐんだよ、ほら!」ゲシゲシ
猫「ふにゃー!?さらわれてた時と変わらない扱いなのですにゃー!」オアー…
219
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/11(火) 18:47:54 ID:kR6dc97s
猫さらいもしてたのかお頭!
220
:
しゃべる猫は珍しいから…
:2018/12/15(土) 13:20:05 ID:U3EnNfvY
ーー夜、バハラタの宿屋
戦士「いやー、食ったし飲んだし人さらいはやっつけたし、最高だな今日は!」
勇者「うるせえな…俺は疲れた」
盗賊「俺も疲れたなあ。ま、無事に二人を助け出せたし…なんだ商人?」
商人「いえ…あの、転職の事なんですが…」
勇者「…ああ」
商人「やっぱりしばらくは商人のままでいようかと思うんです」
戦士「おー!良いじゃねーか!」
盗賊「…水を差すようだがよ、お前はもう心が決まってたと思ってたよ、転職する方にな。どういう心境の変化だ?」
勇者「思ったより楽に勝てたからだろ、人さらいに」
商人「ええ…でも転職しないという訳ではなくて、行き詰まったら…例えば全滅したらするとか、そういう風に考えているんです」
戦士「全滅なんかしねーけどな!」
盗賊「どうかな、ここから先は分からないぜ。てか、書いてる奴の気が変わったって訳だな」
勇者「なんの話だよ…」
221
:
ーー48日目、バハラタの町
:2018/12/15(土) 13:30:11 ID:U3EnNfvY
グプタ「ああ、皆さん!昨日はありがとうございました!本当にありがとうございました!」
勇者「…ああ」
盗賊「嬉しい時は嬉しそうな顔しろよ勇者。それよりグプタさんよ、俺らはくろこしょうを買いに来たんだが…」
グプタ「くろこしょうですね!はい、こちらになります!もちろんお代は要りません!」
戦士「おお、太っ腹だなおい!」
商人「いやあ、流石に悪いですよ…」
グプタ「いえいえ、命の恩人ですから、これくらい当たり前ですよ!」
勇者「そうか…じゃあ有りがたくいただくぜ。どうもな」
旅人女「へえ、あんた達が人さらいからたすけたのかい?おかげでアタシもくろこしょうが買えるってもんだ、ありがとうな」
盗賊「あんたは初めてバハラタに来たときにいた…あんたもくろこしょうが目当てだったな」
戦士「っておい、そんなに買うのかよ?!俺だって持ちきれるか分かんねーぞそんな量!」
旅人女「心配いらないよ、アタシには良い荷物持ちがいるんだ、そいつが全部運んでくれるさ。これだけ西に持って帰れば大儲けだろうねえ」クックッ…
商人「凄い、よっぽどの力持ちなんでしょうね、その荷物持ちの人…」
222
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/15(土) 16:35:05 ID:lD8kNCy.
荷物持ちの猫
転職は延期かー
まぁ苦戦しないと縛りの意味もないからなぁ
223
:
ーーポルトガ城、謁見の間
:2018/12/17(月) 19:51:38 ID:opZrVJWI
王「おお、そなたはくろこしょうを求めて東方へ赴いた盗賊だったな」
戦士「おいおい、俺だって言ったぜ!」
盗賊「黙ってろよ。俺が先頭にいるから俺の名を呼んだだけだろ」
王「して、どうだった?やはりダメだったろう…」
勇者「王様、これを」サッ
王「こ、これはくろこしょう!?まさか手に入れたというのか!おおお、さぞかし過酷な旅であっただろう…」
商人「そうですね、主に足袋より人さらいがですが…」
王「よし、では約束通り船をやろう!城の外に出てみるといい」
戦士「まじか!うおおー、やったぜ!」
勇者「静かにしろ、城内だぞ!…有り難き幸せにございます。では…」
商人「す、凄いです、本当に僕達船を…」ウルウル
盗賊「おいおい商人、なに泣きそうになってんだよ!さ、早く船を見に行こうぜ、俺達の船を!ほら早く!」ソワソワ
勇者「おめーだってそわそわしてるじゃねーか…しかし自分の船か、これならきっと、いや必ず…」
224
:
ーーポルトガ城下町
:2018/12/17(月) 20:02:07 ID:opZrVJWI
戦士「おおおー、これか!?これが俺達の船か!?」
商人「戦士さん、あんまりはしゃがないで!海に落ちちゃいますよ!」
盗賊「これか…おもったよりずっとでかいな。これならどこへでも行けるだろうさ」
勇者「行ってもらわなくちゃ困るぜ。親父の足跡、魔王の居場所…」
戦士「どこへでも行けるのか!じゃあどこ行く?最初にどこ行く?」
盗賊「少し落ち着けよ…でもそうだな、今日はどこか新しい土地へ行かなきゃならないし…」
商人「なら、対岸にある灯台はどうですか?町の人も、まずは灯台に行くようにって言ってましたよ」
勇者「灯台か、外に出ればみえたよな?最初の目的地にしては近すぎる気もするが、まあ良いんじゃないか?」
盗賊「最初に行けって言うんなら誰か居るんだろうな。よし、ならそこで情報収集だな。海の人間にしか分からない事も知ってるかも知れないしな」
戦士「よっしゃー!じゃあ乗り込めお前ら!」
勇者「てめーの船みてえに言ってんじゃねーぞ!パーティーの船だからな!」
商人「ははは…でも本当に凄いなあ、僕達これからは更に広い世界に出ていくんだなあ…」
225
:
ーー船上
:2018/12/19(水) 20:21:48 ID:vVVLI6ts
戦士「おいほら見ろよ、ピラミッドだぜ!」
商人「海から見ても砂漠は広いですね…」
盗賊「この辺りの海、小さな島が沢山あるんだな。知らなかったぜ」
戦士「あ、おい!ロマリアが見えてきたぜ!」
商人「徒歩だとぐるっと回らなきゃ行けないけど、船だと近く感じますね」
勇者「…ったく、船で優雅に遊覧かよ…おもちゃじゃねーんだぞ船は」
盗賊「お前は若いのに固いなあ。もっとはしゃげよ」
勇者「うるせーな、お前らみてーにはしゃげるかよ…おい、もう夜になったぞ!いつまで遊んでんだ!」
戦士「おお、そういや暗くなったな!よし、じゃあどこに泊まる?」
盗賊「夜になったならアッサラームだろ。ほら、早くしないと夜が明けちまうぜ」
戦士「おお、ぱふぱふだな!行こーぜ!」
盗賊「いや、俺は行かねえからな…」
226
:
ーー49日目夜、ダーマ神殿宿屋
:2018/12/19(水) 20:31:43 ID:vVVLI6ts
戦士「うおー!今日も1日魔物退治で疲れたぜ!」
商人レベル21「僕と勇者さんはレベルが上がりましたね!」
勇者「俺は新しい呪文を覚えたぜ。が、あまり使わねーだろうなトヘロスは…」
盗賊「せいすいと同じ効果だったか?俺らは時間が限られてる以上、出来れば魔物とは戦いたいからな」
戦士「全部ぶっ飛ばしてやるぜ!」ウオー
商人「はは…それより、明日はどうします?せっかくダーマに来たし、ここから船で旅するのもアリじゃないかと…」
勇者「それも良いが…やっぱりあの灯台にいた男の言う通りポルトガから南に向かう方が良いんじゃねーかと思ってる」
盗賊「ま、それで良いんじゃないか?テドン岬を周ってランシール、だったかな?」
商人「分かりました。聞いたことのない地名ばかりですね…」
勇者「これからはそういう土地にばかり行くことになるだろうな。昨日戦った限りでは海の魔物もそこまで強くはなかったが、だんだん危険にはなるかもな」
盗賊「危険、上等じゃないか。やっぱり冒険にはスリルがないとな。なあ?」
戦士「おー!どんな魔物だろうが俺が蹴散らしてやるぜー!」
227
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/20(木) 08:04:45 ID:wCVTh66E
乙
228
:
年末進行め〜
:2018/12/24(月) 20:09:36 ID:WuACU6C2
ーー50日目、ポルトガ沖
戦士「おおおーすげーぜ!船って結構早いんだな!」キャッキャッ
勇者「だから落ち着けよ!海に落ちても知らねーぞ!」
商人「誰のためにか…何のためにか…分からぬままに漕ぎ出す船…かあ」フウ…
盗賊「なんだ、おセンチだな商人。船旅は不安か?」
商人「いえ、そんな訳じゃ…ええ、本音を言えば少し…」
盗賊「まあ分かるけどな。どこで海の藻屑になるかも分からないしなあ」
勇者「んな事言ってたら船旅なんか出来ねーだろ。それに何のためにかは分かってる。魔王を倒すためだ、違うか?」
商人「ええ、もちろん分かってますよ。ただ、50日旅して来て、未だに魔王の居場所も分からないなんて…」
勇者「それを見つけるんだよ、この船でな。例えどこにいたって、必ず見つけて倒して見せる」
戦士「おおー!俺達なら出来るぜ、魔王打倒!」ウオー
盗賊「ちっ、能天気だねえ。ま、そうでなきゃこんな旅は出来ねえよな…おっと、何か見えるぜ。ほこらか?」
商人「そうみたいですね。どうしましょう勇者さん?」
勇者「そうだな…いや、もう少し先まで行ってみよう。まだ日も高いし、もしかしたら町か村が見えてくるかもしれねーからな」
盗賊「了解。しかし果てしないな海は。この船で世界の果てまで行けるのか…楽しみだな、ふふっ」
229
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/25(火) 03:56:58 ID:iSk.d6PI
今さらだけど戦士って女子パーティーの盗賊ポジなのな…
230
:
キャッキャッ(可愛さ-500%
:2018/12/26(水) 20:32:30 ID:j/6AGkWM
戦士「おいおい、夜になっちまったぜ、どーすんだよ!今日どっか行かなきゃいけねーんだろ?」
勇者「お前に言われなくても分かってるよ!とはいえ、この先に町や村があるもんなのか…?」
商人「テドンの岬ってまだなんでしょうか…あ、勇者さん、この川を登ってみませんか?」
勇者「…いや、もう少し進んでみよう。そろそろ岬のはず…」
戦士「本当かあ?…お、あそこ見ろよ、岬じゃねーか?」
商人「本当ですね!でも…ここから何処へ…」
盗賊「村ならあるぜ、ここから上陸しよう」
勇者「…本当か?」
盗賊「ああ、盗賊の目は良いんだよ。あれは多分村、それもかなり寂れた感じに見えたが…まあ行ってみないと分からないな。それに…」
商人「もう夜も更けてきましたし、僕達に選択肢は無いですね…」
勇者「じゃあ行ってみるか。こんな所にある村か、栄えてはいねーだろうが、あるだけでありがてえと思わなきゃな…」
231
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/26(水) 21:26:29 ID:vPh2Becc
あっその村って…
戦士は今ぬいぐるみ装備だから可愛さ+50%くらいは…
232
:
あけおめ
:2019/01/01(火) 09:35:02 ID:FkQATskM
勇者「ちっ、山が険しいな…」
戦士「本当にこの山越えたら村あるんだろうな?!」
盗賊「まあ俺を信じろって…お?」
シャーマンがあらわれた!
商人「村の住人…ではなさそうですよね」
勇者「明らかにやる気じゃねーか!やるぞ!らあっ!」ガッ
戦士「おらっ、人かもしれねーが手加減しねーぜ!」ザクッ
シャーマンはベホイミをとなえた!
商人「ああ、もうちょっとで倒せたのに…!」
シャーマンはなかまをよんだ!くさったしたいがあらわれた!
勇者「はあ!?死体を呼ぶのかよ!ネクロマンサーって奴か!?」
盗賊「やるしかねーぜおらおらっ!」ピシャシャァッ!
勇者「こいつらにどれだけ効くか知らねーが…ギラ!」ゴオオ…
戦士「うおおお、突撃ぃー!」ドガッ!
ーーまもののむれをやっつけた!
233
:
仕事納めたら風邪引いたの…
:2019/01/01(火) 09:44:01 ID:FkQATskM
シャーマンのこうげき!じごくのよろいのこうげき!
商人「うっ…この鎧、攻撃力が凄すぎます…」
盗賊「とはいえ、倒すのは回復する方からだな、そらそらっ!」ピシャシャッ
戦士「そりゃあっ!」ザンッ
シャーマンをたおした!
勇者「数の多い鎧の奴を狙うぜ、ギラ!」ゴオオ…
じごくのよろいにはきかなかった!じごくのよろいにはきかなかった!じごくのよろいにはきかなかった!
商人「ぜ、全然効かないなんて!?僕の力じゃあんまりダメージも与えられないし…」
戦士「俺に任せろー!おらあっ!」ガゴン
シャーマンはベホイミをとなえた!
盗賊「ちっ、一人仕留め損ねたせいで…!」
じごくのよろいのこうげき!じごくのよろいのこうげき!
勇者「ぐおおっ!?くそっ、俺もいてえが商人が…防御してろよ!ホイミ!」
盗賊「へっ、スリルが出てきたじゃないか!だが俺は死ぬのが好きな訳じゃないぜ!ギリギリで踏ん張れるからこそのスリルだ!お前らも踏ん張れよ!」
234
:
寒いのでみなさんもご自愛よろ
:2019/01/01(火) 10:01:26 ID:FkQATskM
戦士「うおおお、らあああっ!」ズガン!
じごくのよろいをたおした!まもののむれをやっつけた!
勇者「くっそ、バハラタやダーマ辺りと比べて魔物強すぎだろ…」ハアーッ…
商人「魔物じゃならそうなヒト達もいましたね…それにしても、少し守備力が高いと僕の攻撃力だとなかなか…」
盗賊「防御とか力うんぬんじゃなくてよ、そもそも装備がなあ。お前らまだどうのつるぎだろ?」
商人「そうなんですよね…あの時せいなるナイフが見つけられれば…」
勇者「言ってもしょうがねーだろ。俺こそギラじゃ流石に火力不足も甚だしいぜ」
戦士「ん?盗賊のとげのむちよりダメージ出せるだろ?」
勇者「大して変わらねーし、魔力使って大差なしじゃな…魔力はホイミにも使う訳だしな」
盗賊「まあ、そっちはレベル上がればじき解決するだろ」
勇者「そのじきって奴がすぐなら良いんだがよ…っと、あれは…」
商人「む、村ですよ村!…って何でしょう、少し雰囲気が…?」
235
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/01(火) 15:23:45 ID:fcOGzgbI
あけおめ
今年も楽しみにしてるよ
お大事に
236
:
ーー夜、テドンの村
:2019/01/03(木) 11:59:39 ID:oSCcmAdM
戦士「っかー!ボロ汚ねー村だなオイ!」
勇者「声がでけー!…いやしかし、これは…」
商人「なんていうか、村の中はずいぶん荒れてるのに、村の人達は元気ですよね」
盗賊「夜なのに、な…」
商人「何か気になるんですか?」
盗賊「いや…それよりこの村ではかなり貴重な話が聞けたんじゃないか?」
勇者「ああ、この北の山奥に魔王が居る。はっ、行くべき場所が分かったぜ」
戦士「でもこの山は越えられねーよなあ。どうすんだ?」
商人「うーん…船でも行けないとなると、やっぱりオーブを集める必要があるんでしょうか?船が要らなくなるっていう…」
盗賊「船が要らなくなるってのがどういう意味なのか、空を飛ぶのか地面に潜るのか…」
戦士「で、この後どーすんだよ!」
勇者「確かこの村のじいさんがランシールに行けと言ってたな。牢屋の扉を開けられるカギを手に入れろってな」
商人「なんだか物騒なカギですよね…でも、それがあればもっといろんな所へ行けるのでしょうし、そうなればオーブも…!」
勇者「そうなれば魔王の所へも行けるだろうな。よし、目標が明確になってきたぜ。この村に感謝しなきゃな…」
237
:
ーー51日目朝、テドンの村
:2019/01/04(金) 19:06:10 ID:6hx6c3Qw
勇者「おいっ!いつまで寝てんだ、起きろ!おい!」
戦士「ああ〜?もう朝飯か…へっぶし!さっむ!ってあれ?毛布は?布団は???」
盗賊「ねえよ…もともとそんなもの無かったんだよ、見てみろよ」
戦士「ん〜?…お、おい!?こ、これどうなってんだ!?どうなってんだよ!?」
商人「わ、分かりません…起きたら誰も居なくて…」
戦士「そうじゃねえ!この村…この村…!」
勇者「…滅んでる、な。しかも昨日今日の話じゃねえな。くそっ…」
戦士「じゃ、じゃあ…じゃあ昨日の村人達は…!」
盗賊「なんだったんだろうな。おかしいとは思ったんだ、連中夜なのにまるで昼みたいなせいかつしてたからな」
勇者「足元もよく見えないような所に何人も人が居たりしたな。今思えばだが…」
商人「酷い…これを、魔王が…?」
盗賊「しかいないだろこんな事する奴は。むしろ他に居る方が怖いぜ」
勇者「やがて世界中がこうなるってか?させねえぞ、今に見てろよ、てめえの首ぶった斬りに行くからな魔王…!」
238
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/04(金) 19:20:40 ID:6hx6c3Qw
盗賊「…ダメだな、やっぱり誰も居ねえ」
商人「こっちもです…」
戦士「これ、どのくらい経ったんだろうな?」
勇者「見当もつかねえな…ここ数ヶ月って感じじゃねえのは確かだが…」
商人「1年なのか5年なのかそれとも…時間が経ってるわりには他の場所で噂になってませんね」
盗賊「こんな辺鄙な所じゃなあ…この後どうする?ここに居ても仕方ないだろ」
勇者「そうだな…ここを見つけた時は良い中継地点が見つかったと思ったんだが、そういう意味では宛が外れたな…」
商人「そうですね、これじゃあ…」
勇者「いや、そもそもここはルーラで来られないらしい。ここから先の冒険をどうしたものかと思ってな…」
盗賊「とりあえず今日はまたどっかで経験値稼ぐようだろ?外の魔物の強さを考えれば、このままじゃ危険だ」
戦士「なあ、ここに来るまでに確かほこらか何かあったよなあ?あそこに誰かいたら何か知ってるんじゃねーか?この村の事」
商人「ああ、そうかもしれないですね!」
勇者「今更何か知ってどうにかなるものでもなさそうだがな…まあ、当面はそれで行くか。今日は経験値稼ぎ、明日はそのほこらに行く」
盗賊「決まりだな。しかし…この旅でここまで気持ちが落ちたのは初めてかもしれないな…」
商人「そうですね、今までも色々ありましたけど、こんなには…魔王の脅威というものを初めて目の当たりにした気がします。でももう疑う余地は無くなりましたね、恐ろしい事に…」
239
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/04(金) 21:06:40 ID:gy.I0VF6
ぶっきらぼうだけど正義感と使命感に溢れてるあたり勇者だなぁって感じするよな
240
:
ーー51日目、ダーマ近郊
:2019/01/10(木) 20:04:34 ID:UEBGRRKI
げんじゅつしはマヌーサをとなえた!
戦士「うおおっ!?みんな幻に包まれちまったぞ!当たらねー!」ブンブン
げんじゅつしのこうげき!キラーエイプのこうげき!
商人「うわ、痛い痛い!」
盗賊「くそっ、当たれー!」ピシャシャッ
ーーまもののむれをやっつけた!
勇者「くそっ、町から出てすぐにぼろぼろだ…」
盗賊「俺らはマヌーサに弱いな。魔法使いがいないから仕方ないのかもしれないが…」
戦士「くそー、当たんねーとストレス溜まるぜ!」ウガー
商人「呪文の効果がある武器とかあれば良いんですけどね…あ、また魔物ですよ!」
アントベアがあらわれた!デスジャッカルがあらわれた!
勇者「たった2匹か、さっさと片付けて…」
デスジャッカルはマヌーサをとなえた!
戦士「あー!また当たらねー!ちくしょー!」ブンブン
商人「本当にマヌーサに弱いですね僕ら…」
241
:
ーー人さらいのアジト、B1F
:2019/01/10(木) 20:13:30 ID:UEBGRRKI
戦士「なあ、思ったんだけどよ、最近お前全然盗んでねーよな?」
盗賊「はあ?お前、本文中に無いだけで盗んでるんだよ!48日目にシャーマンからちからのたね盗んだりとかな!」
戦士「その前は?」
盗賊「ピ、ピラミッドでやくそうとか…」
戦士「武器とか防具とか全然盗まねーよなあ、てつのやりとぬいぐるみはあなほりで、とげのむちとみかわしのふくは宝箱だろ?」
商人「まあ、滅多に武器とかは見つかるものでもないですし…」
盗賊「お前らなあ…良いか?盗賊ってのはレベルが上がる毎に盗みやすくなるんだよ。これがどういう意味か分かるだろ?」
戦士「あー、そういや前はかわのぼうしとかたびびとのふくとか盗んでたかもしれねーな。そうか、お前レベル下がったんだな?」
盗賊「ちげえよ!俺はこれからだって事だよ!」
勇者「それ何回も聞いた気がするがな…」
商人「でも、そろそろ僕と勇者さんの装備をなんとかしないといけないですよね。頑張りましょうね盗賊さん!」
盗賊「当たり前だ!見てろよお前ら!凄いの見つけてやるからな!」
勇者「だと良いがな…まあ、このままって訳にもいかないだろうし、期待してるぜ」
242
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/10(木) 23:57:22 ID:0gfCXBgM
乙
混乱&マヌーサかかる戦士、盗めない盗賊…
活躍してるのはやっぱあなほりの商人か
243
:
ーー52日目、イシス西部沖
:2019/01/15(火) 16:12:50 ID:jX1Fv9PQ
戦士「お、見えたぜ、あのほこらだ!」
勇者「じゃあここから上陸だな。…ちっ、もう暗くなってきやがったぜ」
商人「この辺りはどんなモンスターが出るんでしょうね?東の岩山を越えればイシスでしょうから、その辺りのモンスターなのか…」
ーーホイミスライムがあらわれた!メタルスライムがあらわれた!
盗賊「うおおっ!?メタルだぞ!逃がすな!ホイミスライムは俺に任せろ!」ピシャシャッ
戦士「っしゃー!オラオラ!」ガッ
勇者「うらあっ!よし、あと一息…」
メタルスライムはにげだした!メタルスライムはにげだした!ホイミスライムはホイミをとなえた!
商人「ああっ!逃げていきます!」
盗賊「残ったヤツも回復されたな…だがまだチャンスはあるぜ!そらそら!」ピシャシャッ
勇者「このやろっ!そらあっ!」ガツン!
戦士「うおおー!喰らえー!」ガギン!
ーーメタルスライムをたおした!まもののむれをやっつけた!
商人「やった!やりましたよ!」
盗賊「ああ、上手くいったな。しかしあいつを倒すと凄い達成感だな。なんとなくレベルが上がりそうな気がするぜ」
244
:
ーー旅人のほこら
:2019/01/15(火) 16:25:39 ID:jX1Fv9PQ
商人「着きましたね。ここは…教会なんですね」
戦士「こんなとこに教会なんてあるんだなー。メシとかどうしてるんだ?」
勇者「んな事よりさっさと話聞くぞ…どうも」
シスター「こんばんは。ここは迷える船乗り達が辿り着く教会です」
盗賊「迷える船乗り、か…近くの町や村から訪ねて来る人なんかは…?」
シスター「かつてはテドンの人達も訪れていました。けど、今は…」
勇者「ああ、俺達も行ったよ、テドンに…」
戦士「夜は人がうろうろしてたのによ、朝になったら誰もいねーんだよ!」
シスター「そんな事が…?では、テドンの人々は未だに苦しみ続けて…」
神父「死して尚、ですか…いずれ我々が救いに行かねばなりますまい…」
盗賊「よろしく頼む、と言いたい所だが…この辺りの魔物も強いからな、なかなか難しいと思うぜ」
勇者「…もう少し、待っててくれないか?そのうち、魔物が居ない平和な時が来る。その時まで…」
神父「そのような時が…?」
勇者「きっと…いや、必ず」
神父「…分かりました。では、その時を待ちましょう。それまで我々は、テドンの皆さんの為に祈りましょう…」
245
:
ーー旅人のほこら周辺、夜明け前
:2019/01/15(火) 16:35:55 ID:jX1Fv9PQ
商人「…やるしかありませんね」
勇者「もともとそのつもりだ。魔王も魔物も根絶やしにしてやるよ、見てろよ…っと、夜が明けちまったな」
ーー53日目
商人「夜明けまでに町に戻れませんでしたね」
戦士「どーすんだよ!?1日損しちまうんじゃねーのか?」
勇者レベル20「そうでもねーだろ。あのメタル野郎のおかげで全員レベル上がったしな」
盗賊レベル21「あれからもう1体倒せたしな」
商人レベル22「その辺のダンジョンに籠るより効率が良かったかもしれませんね」
戦士レベル21「そういやそーだな!で、これからどうすんだ?」
勇者「このまま南下するか。テドン岬を越えれば、おそらくアッサラームかバハラタ辺りに着くはずだ。今日はそこで泊まって、明日ランシールを探そう」
盗賊「なるほどな。おっと、因みに俺らは世界地図も持ってないぜ。宝箱に入ってたから取れなかったんだ」
商人「誰に言ってるんですか…?でもそういう事なら急がないといけませんね」
勇者「また夜が明けたらまずいからな。流石に2日宿に泊まらないと厳しいだろうからな」
戦士「っしゃー!じゃあ進路は南!行くぞお前ら!」ウオー
盗賊「仕切ってんじゃねーよ。さて、また船旅だな。予定通り町に辿り着けると良いが…」
246
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/15(火) 23:32:19 ID:MzKiMK8M
地図ないのは地味に不便だなぁ
247
:
ーーテドン沖
:2019/01/17(木) 20:28:19 ID:OpZP3o/o
盗賊「左手に見えるのがテドン岬だよな?さて、ここから先は…」
商人「この辺りは…多分北に行けばアッサラーム、このまま東に進めばバハラタじゃないかと思いますけど…どうします?」
勇者「真っ直ぐ行くか。バハラタを目指す」
戦士「っしゃー!舵はそのままだぜ!」
盗賊「ちっ、また暗くなってきたな。夜明けまでに間に合うか?」
商人「どうでしょう…あ、見えてきましたよ、バハラタです!」
勇者「ギリギリ夜明け前に着きそうだな。よし、下船の準備だ!」
戦士「おー!宿に行ってメシだぜー!」
盗賊「俺はもう寝たいなあ。腹が減ってない訳じゃないが、昨日もろくに寝てないしな…」
商人「ですね。ベッドに飛び込みたいです…」
248
:
ーー夜明け前、バハラタの町
:2019/01/17(木) 20:38:11 ID:OpZP3o/o
盗賊「ふう、着いた着いた。さあ寝るか…ってこんな時間に起きてる住人もいるんだな」
商人「何話してるんですかね。すみません…」
男性「こんばんは。あんた達、自分の船を持ってるんだって?凄いなあ」
戦士「はっはー!すげーだろ!」
勇者「威張るなよ…つーかそんなことまで噂になってんだな」
男性「良いなあ。海の向こうのお宝なんかも手に入れられるんだろうな。俺も魔物さえいなけりゃな…」
商人「海の魔物は手強いですからね」
大男「海の魔物も怖いだろうが、陸の魔物だって恐ろしいぜ。以前テドン岬で朽ち果てた町を見たって船乗りがいたぜ」
盗賊「テドン…!そっちも噂になってたのか」
男性「あんた達も見たのかい?」
勇者「ああ、まあな…」
大男「噂は本当だったんだな。やっぱり魔王がやったんだろうか?」
商人「そうじゃないか…と思ってます」
男性「おお、恐ろしい。やっぱり俺に船旅は難しいなあ」
勇者「…少しずつ魔王の脅威が世界に広がってるんだな。くそっ…」
249
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/20(日) 16:29:51 ID:TY4bBshg
乙!
250
:
ーー54日目、バハラタの町郊外
:2019/01/25(金) 14:37:58 ID:wVzvksKc
勇者「じゃあ今日は予定通りランシールを目指すぞ」
戦士「おおー!…で、どっちに行くんだ?」
盗賊「南か東かの二択だよな。どうする?」
商人「東に行けばダーマがありますよね。南は…海の向こうには何も見えませんが…」
勇者「ダーマに行った時はランシールの話なんて聞かなかったからな。陸続きになってるであろう東の線は薄いか?」
盗賊「ダーマの近くにあるなら噂で聞いてもおかしくないからなあ。となると、南か?」
戦士「はっはー!果てし無い海の向こうへ!冒険って感じだぜー!」ウオー
勇者「うるせー!だがまあ、確かに今までの冒険とは違うかもな。陸なら歩き続ければどこかには着くだろうが、海は…」
盗賊「海だってどこかに着くさ。よし、じゃあ南に行ってみようぜ!」
商人「あ、待って下さい!あなほりしないと…」ザッザッ…
盗賊「話のコシを折るなよ…」
251
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/25(金) 14:54:11 ID:wVzvksKc
戦士「うーみーはーひろいーなーおおきーいーなーっと!はっはー!ほんとに果てし無いぜー!」
勇者「まだ月が昇ってもらっちゃ困るがな…ちっ、夕方になっちまったな」
商人「そうですね…やっぱりそう簡単には見つからないですね」
盗賊「そもそもランシールってのは島なのか?大陸なのか?どのくらいの大きさなのか?全然分からないからな」
勇者「通り過ぎてる可能性もあるんだよな。今日見つけられねーとなると、ペナルティで装備を1つ捨てないと…」
戦士「おっ!ほら見てみろよ、何か見えるぜーー島だ!」
盗賊「マジか!?…おお、見えるぜ!島、いや小大陸か?とにかく陸地だ!」
商人「やりましたね!あれがランシールなんでしょうか?」
勇者「さあな。来たことある場所だったら勘弁だが…」
盗賊「いや、見てみろよ。見たことない景色だ、ここは初めて来る場所だ、やったぜ!」
戦士「よっしゃ上陸だぜー!」
商人「ま、待って下さい、準備を…新しい土地かあ、どんな人が住んでて、どんな物を売ってて、どんなモンスターがいるのか…ああ、期待と不安でどうにかなりそうですよ…」
252
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/25(金) 16:50:11 ID:rYS8MobQ
乙
地図がないと海旅は大変だな
まぁFC版だと当たり前なんだけど
253
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/29(火) 19:47:19 ID:yHOXvxMU
盗賊「野を越え山越え…山を越えたら森か、険しい道のりだな」
戦士「お?この程度で弱音かよ!俺はまだまだ元気だぜー!」ヒャッホー
勇者「はしゃぐな!無駄に体力使うんじゃねー!っと…」
しびれあげはがあらわれた!シャーマンがあらわれた!
商人「うわ、あの仮面のヒトたち、四人もいますよ!」
戦士「まず俺はちょうちょ倒すぜ!おらー!」ザクッ
しびれあげはをたおした!
勇者「よし、あとはこっちもだ、らあっ!」ザンッ
シャーマンはベホイミをとなえた!
商人「ああっ!回復されちゃいましたよ!このっ、このっ!」ガンガンッ
シャーマンはベホイミをとなえた!シャーマンのこうげき!シャーマンのこうげき!
勇者「ちっ、そこまで痛くはねーが、回復されるとキリがねーな!」
戦士「任せろ!俺なら一撃だぜ、おらー!…あれ?倒せねー」
シャーマンはベホイミをとなえた!シャーマンのこうげき!シャーマンのこうげき!
盗賊「いてててて、くそっ、このままじゃまずいぜ、少しでも数を減らさないと…」
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