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しりとりスレ 第四章
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しりとり
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サイゴノトキ
『ラグナロク』はいずれ訪れる、それは人も神も、その使いすらも関係なしに。
故に言おう、我一時の享楽に生きるモノ、豊潤なる飽食の世を食い尽くし食い荒らし食い潰すモノ。
されど我等永遠なる今を望むモノ。
その果実は少々甘過ぎる、今を生きる為、廃棄させてもらおう。
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奪われた大切なモノを取り返すために必要な時間はあった。
あとはタイミング……そう、この瞬間を待っていたんだ。
長い戦いがもうすぐ終わる! 勝利で飾ろうじゃないか。
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神、神、神、神と鬱陶しい。
万物に宿り、世界の運行を助ける?
知らないものはなく、出来ない事がない?
なんだそれは……。
それは、ただの、塵だろうが。
ああ。別に八百万だとか唯一神とかはどうでもいい。
どうせ俺の小指程度で宇宙と共に消え失せる有象無象だ。そう大した差異はあるまい。
気に入らないのは、だ。
“神は人を救うもの”と認識している屑の腐った根性だ。
お前ら屑は神を都合の良い玩具とでも思っているんじゃないか?
“悲惨な目に遭ったよー。だから助けてよー”“助けてくれなかったから要らない!”って?
阿呆かお前ら。
よく知りもしない塵に助けを求めた挙げ句、助けなければ冷たい言葉を浴びせ。
神が何かを介して助けたとしても、それすらも認識出来ない屑はその何かに感情を向ける。
補助具がうまく動かなくて八つ当たする餓鬼でちゅか?
馬鹿臭い。何故そんな者のために力を割かなければならない。
そんな腐りきった屑を誰が助けようと思う?
ーー少なくとも俺は御免だ。
理解しているか? 手前等の事だぞ屑
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随分だなお前ら
アッチの方がたまってるのか?ん?
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んがごぐっ……ふぁぁ、なんだよまだこんな時間じゃないか
世界が終わるまで寝かせておいてくれよ
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よくこんなこと続けられるな貴様等
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楽な道は見えているのに、な。
険しい道しか行けぬ、損な性分なのさ。
さぁ、往こうか戦場へ。
ジンセイ
巡り廻る、終わり無き 戦い を。
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――ヲフホホホ
来客とは珍しい、いつ以来でしょうか
どうも穏やかではないようですが……どうぞ中へ
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へぇ…これに耐えるんだ
僕の想像を遥かに上回っていたようだ
でも………
まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ
まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ
まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ
これからッなんだよッ!
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よッ……と
ふう、これで今日のノルマは達成だ
はてさて……ここからは、僕のたった一人の楽しみが始まる
そう、僕だけが僕の欲求を満たせるんだ
それにものは必要ない……ただ、「結果」を吐き出す為の受け皿と、この右腕があればいい
さて……はじめようか
愛しい哀しき少女よ、君を想うだけで僕のサイクロン・ジェットは唸りを上げていくのさ……
僕の右手は、それを更に磨き上げ、更なる昂ぶりを目指す
それは、僕の最高の欲求さ
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最高の夜だろう?
全ては血に染まり、憎悪に溢れ、街を死体が闊歩する
地獄の再現だよ、我々が望むのは
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ハッ、くだらねえ
未完成のカスどもを引き連れて何を言ってやがる
こんなもんで出てくるとは……まさか焦ってんのか
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完成品さ、個体としてはね。だが全体としてはまだまだといったところか
私はね…欲しいんだよ。何者も決して恐れず、何者にも決して怯まず、忠実にして強力な、不死身の軍団が!
一体一体のスペックを見れば、君の方が圧倒的に上だろう、それは認める
だが千いたら?万いたら?それ以上かもしれない!……どうなるだろうねぇ?
数の暴力は、時にスペック差を覆すものだ
そしてこの屍人どもは、一体でも残せばまた増える
このままでは、いずれ世界中で蔓延ることになるだろうねぇ
世界中の人間が君の敵になりうるわけだ
……さあさあ心したまえよ。世界の命運はその双肩にかかっているのだから!
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カラダが勝手に動き出す……自分の意思ではなく、独りでに
そんな恐怖を味わったことがあるかい?
人は皆、それを気持ち悪いと言う
自分のものが自分で無くなったようにね
自分の思いどうりに動いていたものが急に勝手に動き出すんだもん 怖いよね
そしてね
その恐怖の顔が、ボクはとーっても好きなんだ
特に……可愛い女の子の恐怖の顔がね
ボクの意思で少女が踊るんだ!その子の全てがボクのものになるんだよ?すばらしいじゃないか!
そしてキミも、ボクの意思で踊るようになるよ
その紅茶、飲んだよね
……これで愛しい、ボクのたった一人の好きな人……そう、キミがついにボクの手に入るんだ
もう、キミはボクの手から逃れられないのさ……
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さあ、死へと続く道はすぐそこだ
いいか、30分だ……30分以内に帰ってこい
それを越えると、俺の力も届かないからな
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さて…その楽しそうな人形遊びは後にしてくれないかい?
私は急いでいるんでね、いや、時間は取らないよ
ただ、キミに「選択」をして欲しいんだ
その少女を「引き渡すか」「引き渡さないか」をね
ふふ、簡単だろう?キミは自分の「人形」をたった一体渡せば良いだけなんだ
……まぁ答えは分かり切っているが、どうするんだい?
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なんつーかよーもうちょっと落ち着いてからやろうぜ?
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絶体絶命、いわゆるピンチってやつだな
さあどうする大将?
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運命というものは、常に死に向かって進んでいる
私はそれが何よりも怖い……怖くて怖くてたまらないのだ
人であることを棄てて怪物となった今でも、それは変わらない
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幾ら彼女が花を咲かせたところで、奴は幾らでも吹き飛ばす……
だから俺は、奴を潰すと言った筈だ
それが俺に出来る、彼女に対する唯一の償いなのさ
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先に逝ってるぜ、相棒
お前はなるべくゆっくりこいよな
……負けんなよ?
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よぉ相棒、思いの外早く来ちまったぜ
…おう言いたい事は分かるけどそんな顔すんなよ
よく分かんねぇけど、ちょびっとだけあっちに戻れるんだとさ
時間?1分だってよ。充分過ぎるだろ?
あんなサイコ野郎をゴミ捨て場にぶち込むのに30秒も要らねぇさ
…ってな訳でぱぱっと済ませて戻ってくるから
ビールとレバニラでも用意して待っててくれや
…また後でな
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なんつーか、締まらねえ奴だぜ相変わらずよ
ああ行ってこい。行ってぶっ殺してこい
で…帰ってくんな。テメーはやっぱり、向こうに居てくれ
それであいつの…妹の側に、居てやってくれ
あいつ昔から泣き虫だからな。側に誰も居なくなっちまったら、きっと泣いちまう
なーに向こうに戻りゃこっちのもんさ。文句言う奴は、俺がぶん殴ってでも止めといてやる
例え相手が神様だったとしても、だ
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談笑が遠ざかり、視界がボヤける
身体の感覚も鈍り、やがて意識を失った
目覚めた私が最初に見たのは、淡い赤色
初めて目にする、鮮やかな空の色
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路地裏は魔窟、ハッキリわかんだね
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眠れ、眠れ、ようし、いい子だ…
…やっと寝てくれたか
これだけは、お前には見られたくないからな
すまない、が、これもお前のためだ
俺たちが生きる金のため、そして俺たちの未来のためだ
…分かってくれ
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冷酷無比……その男を一言で言い表すのなら、これしかない
五年前の冬に起きた事件は、おそらく君も知っているだろう
現場に着いたとき、私は闇に消える彼を見てしまった
その瞬間に理解したよ。私はいつか、彼に殺されると
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とっとことっとこハムちゃんじゃねェんだからよォ!!!
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よォーしお前ら!とっとこ祭りじゃぁぁぁぁぁい!!
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いいいぃぃぃやっほうううぅぅ!!!
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うへへへへへへへぇぇぇぇい!!
ノッてきた、ノッてきたぜ最高潮だ!!
ここは俺にまかせて先に行け!!
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ケツを出せ貴様犯してやる
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やる気がないならやめちまえ
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流転の先に待つ結末
それを知る者が一人だけ居る
見つけ出して殺せ……できるだけ早くだ
手掛かりになる情報はあとで送っておく
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クリエイティブでエンターテイメント性溢れる殺人。それがワタクシのモットーでごさいます
さて、では早速始めましょう。あなたはワタクシの作品の第346号目になります……お覚悟
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ゴミクズが、お前は殺さない。そんな程度じゃ許されないからな
肥溜めよりも汚い牢獄で最も屈辱的に醜く生かし続けてやるよ
死んで地獄へ逃げられると思うなよ。世界の終わりまでこの世に縛り続けてやる
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流浪の民よ、あまり生意気な口を叩かぬことだ
その気になれば貴様などすぐに消してしまえるのだぞ
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憎悪に支配された少年は――やがてこの街にある災厄をもたらす
それがより強大な災厄の引き金であることを、君に伝えておこう
すまないが、僕にはこれ以上の干渉は許されていない
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いや…まだ謝るのは早いんじゃねぇか?
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刀一本、いやナイフでもいい
刃物さえあればあとは俺がみんな殺してきてやる
だから……この枷を外せ。俺にやらせろ
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論外だね。刃物に頼らなきゃ高が20人程度も相手出来ないの?
残念だね…戦闘じゃまるで話にならないのは解ったよ
けど、その命は無駄にはしないから安心してよ
能力者ならウチのワンちゃん達の生贄には使えそうだから
精々美味しそうに肥えるくらいの待遇はしてあげる
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瑠璃色の光は美しく、人々を魅了する
しかしそれは、狡猾にして残忍な罠だ
手遅れになる前に、光の出どころを
君の幼馴染たる少女を、殺すのだ!
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ダメだね、そんなこと聞けない
俺は、お前が、嫌いで嫌いで仕方がないんだ
お前の指図なんかに従ってたまるかよ……!!
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夜が来るぞ、狂気の夜が!
街には亡者が溢れ人を殺し、喰らって、無尽蔵に死を撒き散らす
醜悪な魔獣が屍肉を漁り、奇怪な悪魔が臓腑を弄ぶ
血の大河が氾濫し、肉片が大地を汚すだろう
狂乱の宴だ。その中心で私は、君を殺す!
肉を引き裂き骨を砕き、斬って、刺して、叩いて、殺す!!
そして君を失った哀しみに打ちのめされながら、私は君の全てを喰らうのだ……
さあ、来たまえニンゲンよ。この街で唯一の抗えし者よ!
歓迎しよう、盛大に……!!
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盛大に歓迎してもらおうじゃねぇか
ああ、願ってもない。
今夜は最高に最悪なクソッタレな夜になるだろう
……だが役を間違えるなよ、絶滅危惧種
ありとあらゆる手段を使って絶滅させるのが人間だ
この星を蝕む我々の業だ
化け物は化け物らしく我々の業に呑まれ、淘汰されていろ
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ロックした。もう逃がさない
・・・蜂の巣だ!!
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誰もが『彼』の勝利を確信した。
しかし次の瞬間、飛び散ったのは『彼』の血肉であった。
醜悪な魔獣が突然土竜のように地面から飛び出し、『彼』の身体を紙切れのように引き裂いたのだ。
凶悪に捻じ曲がったその爪にこびり付いた『彼』の肉片を見て、仲間の一人は竦み上がり、一人は固唾を呑み、一人はただただ青ざめるばかりだった。
だが、立ち尽くしているのは全員同じだ。次に動いた者があの魔獣の餌食になる。そう思うと、全員指の一本さえも動かせなかった。魔獣も、彼の死体に齧り付くのに夢中だ。
狂気的な状況だった。無言でただ仲間が食われる様を見つめるだけの人間達と、嬉しそうに肉塊を貪る魔獣。そこには、魔獣が死体を咀嚼する粘っこい音だけが響いていた。
そのうち、魔獣が地面に転がった『彼』の頭部に目を付ける。魔獣がゆっくりと愛しげにそれを噛み潰すと、メリメリと鈍い音を立てながら少しずつ楕円型にひしゃげてゆき、やがて薄桃色の脳がドロリと零れた。
その光景に耐え切れず、一人の女が嘔吐した。その音に反応して魔獣が顔を上げて女の方を見る。残る二人は女を見捨てて逃げ出した。
女がえずきながら逃げ出した二人の方を向くと、そこにはもう二人の姿は無い。
代わりにあるのは何人分かも分からなくなったようなバラバラの屍骸と、何十匹もの魔獣だった。
女は、視界に映った魔獣たちが、毛むくじゃらの醜悪な顔に身の毛もよだつような笑みを浮かべていることに気付いた。
そしてその瞬間に理解した。…これは罠だったのだ。初めから我々に勝利など無かった。我々は此処へ誘い込まれていたのだ。
あまりの口惜しさに涙が溢れ出す。歯を食いしばり、内腿を抓り上げても涙は止まらない。
――私は、戦士として気高く毅然と死ぬことさえ出来ないのか。
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感動を皆様にお届けするのが、今宵の私の仕事です
ご覧ください、あの光景……絶望の淵に沈みゆく女性を
逆転という名の救済は、きっと感動を生むことでしょう
妙にリアルな熊の着ぐるみが今回の衣装です――それでは!
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は?お前、何言って…まさか…!
みんな!今すぐそいつから離れろぉっ!!
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おっと、逃がさないゼ?
テメーらには地獄って奴ヲ見せてやれと、あの方からの命令なんでナ
楽しめよ、狂うまで
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出来ない……僕には殺せないよ!
だってずっと……ずっと一緒に旅してきた仲間じゃないか!
それなのに……どうして!!
どうしてそんなことするんだよぉ!?
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よぉーく見ておけ。お前の仲間を、お仲間だと思ってたこの俺に、惨たらしく殺される様を
……全部お前が悪いんだ。あの時、俺を見逃したお前の甘さが、大事な大事な仲間を殺すんだ
どうした?痛みで動けないか?情けなく地べたに這いつくばってるのがお似合いだなぁ?
お前のせいだ。お前の責任だ。これはお前が引き起こしたことだ。最悪の結末だ
……立てよ……立ってみせろよ、なあ
口惜しいだろう、俺が憎いだろう、殺したくて仕方がないだろう
立て、立ってかかってこい!善人のツラの皮引き剥がして!生の感情をさらけ出せ!
堕ちてこい、憎悪の奈落へ!俺の心臓に、憎しみのまま、怒りのままに鋼を突き立ててみせろ、さあ!!
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ああーーこれが憎悪か。
熱くて。粘ついていて……確かに、皆堕ちていく筈だ。
だが、私はお前の心臓に刃を突き立てる気も、仲間を殺させる気もない。
私はお前にこんな事をさせた私が憎いのだから
……だから、八つ当たりに半殺しで許してやる。
全身の骨を半分へし折られるのと、その剣を振るう腕をもぎ取られるのとどちらが良い?
何、私にとって貴様はまだ仲間なんだ。
どちらが良いか、のリクエストぐらいなら喜んで答えてやる。
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瑠璃色の美しい瞳は哀しい光を湛えていた
嗚呼、そんな眼をしないでくれ。全ては私のせいなのだ
私が、あなたを追い詰めた。私が、あなたを修羅にしたのだ
手の中で、炎に照らされ妖しく光る刃。敵を傷つけ殺す、それだけの為にある、鋼色の暴力
体が、心が、剣が、往けと命ずる。あの男を殺せと。だが私は往かぬのだ。往かぬし、殺さぬ。
私は目の前の、憎らしくて仕方のないはずの男を殺せぬ。殺したくない
嗚呼。私は息をつく。嗚呼、今理解した。私は彼が好きだった
けれどもう全ては遅くて。二人の間の溝は、もうどうしようもなくて
心で理解し、言葉で自分の思いにトドメを刺す
私は最後に一言、誰にも聞こえないように「さよなら」と呟くと、地を駆けた
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短編小説として数々の物語を描いてきた一人の男
綴られる世界はいずれも醜く退廃的で、暗いものだった
それらは決して作り話ではなく、すべてが真実だ
今宵は……男が地獄を味わった六つの世界へ案内しよう
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内なる声を聞け、全ての力を解放しろ
僕に、君の力の全てをぶつけてくれ
そしてこの永遠なる理の環から……僕を解き放ってくれ
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冷酷なる男が知らず知らずの内に閉じ込められた檻の中
それを夢とも気付かず、張り子の力に酔いしれ、謳歌する
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→ループする世界、其れは終着点の無い迷路と同じで例え其処が光り輝く楽園でも永久に続けば無限地獄となり得る→ループする世界、それは終着点の無い迷路と同じで、たとえ其処が光り輝く楽園でも永久に続けば無限地獄となり得る→ループする世界、それは終着点の無い迷路と同じで、たとえ其処が光り輝く楽園でも永久に続けば無限地獄となり得る→ ループする世界、それは終着点の無い迷路と同じで、たとえ其処が光り輝く楽園でも永久に続けば無限地獄となり得る→……
嗚呼、その螺旋は何処まで紡がれて行くのだろうか……
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勝ち取らせていただく、全てをね。私はあの男に命運を賭けた、絶対に退かない
まあ見てなよ、彼は負けない。10分もすればお前の手駒は皆殺されて、彼はここにやって来る
そうして私は自宅に悠々帰ってソファーで映画でも見るとするさ
……その時、お前の命がまだあるといいな?
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涙と共に流れ落ちるそれは儚く大切なモノ
進行する喪失に抗う術はどこにあるのか
新月の夜の訪問者が告げる悪夢の正体
今宵もまた……数多くの血が流れてしまう
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・・・うるさい犬がいるようだな。始末しようか。
僕が僕のために何をしようと僕の勝手なのにね?
何をしようとも、僕はやめることは出来ない。
君は呼吸をするのに一々理由を考えるかい?
それと同じことさ。ただ、それが自分に必要だから行う。
人によって嗜好が違うだけだ。
旨い物を食べたり、女を抱いたり、宝石を集めたり。
――他の人間達が抱く欲望となんら変わりは無い。
・・・怖いかい?
そうだ、その表情が君は可愛いんだ・・・僕は、それだけであと10年は戦える
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ルンルン気分で海水浴に来たのによぉ……こりゃなんだ?
答えろよ、そこのカス野郎!
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うるさい……君は本当にうるさいな……
発情期の獣の方がまだ物静かで理知的に思えてくるよ……
私はうるさいのが大嫌いなんだよ……その首を切り落とせば静かになるかな?
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なんだと・・・?
それが甘ったれなんだ!
出来ればやっている、貴様に言われるまでもなくな!
現状を見る力がない愚か者に言われなくないな!
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流れる雲に見とれる少女
彼女はまだ気付いていない
この世界が自身の夢の中だと
-
とんでもない、夢?幻?…違います、これは「可能性」ですよ
この少女はれっきとした能力者なんですよ
それも唯の能力者ではなく何か別の「力」を秘めている
それを「機関」が知ったらどうなるか…言わなくても分かるでしょう?
いつぞやの神を模倣して造られた人形を遥かに超える…
そんな力を彼女は秘めています
あんな創造主の器になりきれなかった奴のようなヘマは私はしません
哀しみを終わらせる?はっ!綺麗事を!
哀しみは増やすべきなのですよ!哀しみが増えれば私達の生活はさらに豊かになる!
そうでしょう?そこに隠れている虫
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……死角をとっていたつもりだったんだがな。あんたの視界の広さの方がよっぽど虫みたいじゃないか?
まあ、んなことはどうでもいい。とにかくそいつは返してもらう。あんたらには過ぎた玩具だ
可能性?力?神?……結構結構、他の奴を当たってくれたら俺は気にしねえ、好きにしな
こちとら世界がまるごと滅びようが、そっくりそのまま作り変えられようが、どうでもいい
だがそいつはダメだ。俺とそいつは「契約」を交わしてある
互いの命で以て互いの命を買い、死する時は共に……なんていう、ふざけた「契約」を、だ
まあ「契約」というよりは誓い、「誓約」に近いかもな
……俺の命は既にそいつのもので、同時にそいつの命も、もう俺のものだ
俺は「俺の命」を賭けて、そいつを奪い返す……悪いがあんたらを皆殺しにしてでもな
-
無い物を有る物とし、幻想をまるで現実のように知覚させる……
ふっ、「思い込み」も甚だしい愚か者だな
……お前が俺に敗北したときと全く違うお前のようだ
降って沸いた「創生者の欠片」に「寄生」されたその「卵」を愛する余り、自分の現実だけでなく自らすらをも書き換えるというのか
あの時、お前は幾ら絶望に瀕したろうとも、現実を認め幻想を認めず、自らの目に見える全てのことを種にしていた
そのお前がまるで現実にも無いことを口にするというというのはな、まったく「失望」したよ
お前らだけじゃねえ、ここにいる、我が物にせんというてめえらみたいな野郎全員そうだ
「卵」――その小娘を我々はそう呼んでいるが――そいつだって、意思はあり、思考もあり、考えることだってある
それこそ「欠片」に寄生されているからこそ、てめえらよりも壮大な意思がある
たった一人のゴミ蟲がそうこう好きに出来る存在じゃねえ
物理的にではなく、能力的に成長した「卵」が、雛に孵る為にはてめえらみたいな人間でも、蟲でも、モグラでもない「神」の熱が必要なんだよ!
「卵」は殻が本体じゃねえ、守るものが殻で、脆く、軟く、外になんて出せない中身があるんだ
お前らは、自分の私利私欲のために「卵」を引っ張り合い、弄んでいるだけだ!
「卵」――本人の思考なんてなんの気にも留めてないのが分かるんだよ!
何が豊かだ、何が誓約だ、そんなのお前らの欲望のための方便だろうが
――綱引きで引っ張られる綱の気持ちを考えたことがあるか?そういうことだ
ここでドンパチガキンやるならいいぜ、俺はお前らが中隊組んでたって負ける気がしねえ
……俺は未だ「卵」のこいつに、俺の命、娘、俺の全てを助けられた
たった一つの言葉の積み木でな
だからこそ、こいつに纏わり着く蟲、ウイルス、それを駆除し、潔癖に仕立て上げる
そして、「羽化」させてやる、それこそがこの宇宙、いや、有次元世界全てを継続させ、螺旋時間軸を回す礎となる
「次元王」から全ては知った、俺は……嘗て無い蟲の大量発生を駆除する殺虫スプレーとなった
必ず、世話役の「暁神」に受け渡す、その日まで、お前らみたいな蚊を叩き落すんだよ!
こいつの無垢な笑顔をお前の欲望で、憎しみと絶望に書き換えられてたまるか!
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勝手なことばっかり、男ってみんなこうなんだから
-
ライオンでも強いのは雌って決まってんだよ
女は弱くて男の方が強い?そんな思い込みがてめえらの敗因さ
よく考えてみろ、てめえらがうだうだ話し合いをしている間にも私には時間があった
てめえらは話し合いをしにここにきたのか?ちげえだろ?
そこでもう決着はついていたのさ
てめえらはそこに這いつくばって私がそいつを持ち去るのを見てることしかできねぇ
残念だったな、ゲームオーバーだよ
それともコンテニューしてみるか?まぁ何度やろうとも結果は分かりきってるがな!
-
何なの、その言い草!
ええ、ワタシはまだモノが付いてる、吹っ切れてないかもしれないわ
でもね、ワタシは貴方達みたいにお手本をなぞって生きてこられたわけじゃないの
周りにワタシみたいなのはいなかったから
男だ女だってね、そんな事にアイデンティティを置いてる人にはね、オカマは、ゲイは負けないわよ
いいえ、負けるわけにはいかないの
個性は性別を上回る、それを証明しない限り、ワタシの存在の歪みは解けないんだから!
-
裸王だ……私は裸王、裸族の王にして自然というものの体現者だ
我々はイチジクの葉を取り払った、いわば本能の化身!もっとも原初の者に近しきものだ!!
さあ見るがいい、恥という概念から解き放たれた気高き精神の体現、いいやもはやそれそのものの、この裸体を!!
そして恐れよ!風に揺られる、我の体のなかでもっとも「我」である、逞しき股間の象徴を!
そして君も、そんな分厚い衣は着ぎ捨て、この世の心理を肌に感じるのだ……!
さぁ、脱ぎたまえ!
-
永遠の闇を揺蕩う白銀の懐中時計
その針が刻み続けるはとある人物の時
他でもないあの男の人生そのもの
もうわかっただろう……救いの手段が
-
硝子細工のように繊細な彼女の心は、残酷な戦いによって粉々に砕けてしまった
しかし、それを引き金に彼女の持つ究極の能力が覚醒する
それは彼女の中に世界を組み上げる能力
彼女の心は、砕けた破片の一つ一つが世界を内包する超次元の存在へと昇華したのだ
我々がそれまで暮らしていた世界も、瞬く間に彼女の世界に取り込まれてしまった
即ちその瞬間から、彼女は世界そのものとなったということだ
そして、今なお世界は……いや、『彼女』は膨張し続けている
そのうち宇宙の全てを取り込み、その外にいる我々人間よりも遙かに高位の存在までもを内包するようになり、やがて彼女自身が世界の法となるだろう
-
うどんとは、白き悪魔のようだ
食した者を魅力し、更なる味の高みへと誘う悪魔
何が言いたいのかを簡単に表すなら……美味いなこれ
-
冷凍でも美味いとか……うどんマジぱねぇな
うどんに免じて、てめえらを食うのはやめにしといてやるよ
-
煉獄の火炎で鍛え上げられ、第42次元の平炉で精錬され
256つの次元のなかでたった僅かしか存在しないアルティム・チタニウムを創り上げた
強度、耐久性、鋭利さ、軽量度それら全てにおいて人間の想像する鋼とはそれこそ「次元が違う」
全ての存在、全ての次元、全ての有無の頂点に立つ資格のある少女には
全てが其の「材質」で出来ている巨大な得物が似合っていた
その威圧、気高く
その力、儚く
-
クァハッハッハ!!いやぁ面白れぇ、今世紀最大の傑作だぜ!
ああ、確かに次元が違うみてぇだがよ、随分低い次元に居るんだな!!
そんな化石みてぇな護身具でかわいいお嬢ちゃんを放り出していいのか?
恐らく10分も待たずに屈強なおじさんに種付けされちゃってるだろうぜ
-
絶対的な自信を持った男の嗤いは、そう長く続かなかった。
化石と揶揄したその護身具から真っ赤な光が放たれ、男の頭を吹き飛ばしたのだ。
『化石みたいな護身具で悪かったなァ!』
「やりすぎだってば……」
-
バカなァァァァァァァ!!この俺の頭がァァァァァ!!
…ん?どうして頭が無くなったってのに喋ってるかって?
クァハハハハハハ!どうやら化石なのは得物だけじゃねぇみてぇだな!
オツムの構造も手前らとは次元が違うんだよ!
ほーら、こんな感じにニョキっと。な?言葉通り構造も次元も違うだろ?
-
ろくに理解していない。
いや、たったの256次元しか知覚できていない存在が理解できる方がおかしいのか。
∞の∞乗を幾度も重ねた次元の果て、インフレにインフレを重ねたインフレの極点(さいきょうちゅう)を理解できる方がオカシイ。
頭が吹き飛んだ? その程度の傷、ただの吸血鬼でも自己治癒するぞ。
存在そのものを消す? 消えた程度で終わるのなら、インフレの極点などとは定義されない。
ならどうすれば倒せるのか、だと?
撿撿知らん。
極みであるが故に極点と呼ばれるのだ。
そんな手段があるのならば既に誰かが行使している。
-
ルールなんざ知ったことじゃねーよ
ルールは俺たちの手で創り上げるもんだろ?
何処ぞの見知らずの他人が創ったルールを護ってそれで何ができるんだ?
…できやしねーよ
結局てめーは今の状況に甘んじてるだけなんだ
はなっから諦めてて何かを変えられると思うな
来いよ、てめーのその腐った根性叩き直す
-
少し落ち着ちつくといい
ルールを創ろうとしている人類が未来永劫に安定を保てるというのか?
そんな風に増長する馬鹿に対する抑止力としてルール…いや、一定の基準点というものは必要なんだよ
だがな、基準点をすり抜けて狡猾に行使する薄汚い悪党も出てくるだろう
奴らを討つには誰かが汚れきった復讐者とならねばならまい…
その為に我々がいる。叡智を極めれば、それだけ時代が必要悪を求めてくるものだ
君の言う通り我々は腐りきっている…
しかしだ!それは我々の誇りでもある!
-
ルートBを使い、敵陣の側面から強襲をしかける
……さあ諸君、草を食み、夜露で渇きを癒す、静夜のパーティーだ
幽霊のようにひそかに、豹のようにしなやかに、淑女のようにしとやかに、牧師のように厳かに、行軍を開始しよう
-
奪われた物は取り返さねばならない!
今こそ、奴らの手から我らの故郷を取り戻すのだ!
さあ諸君!その手に輝く剣を持て!
誇り高き栄光の旗を空へと掲げよ!
総ての敵を切り払い、凱旋するのは我々だ!
-
大事な風景はもはや過去のもの
血に塗れた口付けが脳裏を過る
死せる男女の一夜の軌跡
破滅に煌めく世界の断片
その全てはこれに刻まれている
やがては君も知るだろう……そして
-
手の感覚は馴染んだか?
そう、これが「掴む」ということだ
足の感覚は馴染んだか?
そう、これが「立つ」ということだ
目の感覚は馴染んだか?
そう、これが「見る」ということだ
耳の感覚は馴染んだか?
そう、これが「聞く」ということだ
口の感覚は馴染んだか?
そう、これが「味わう」ということだ
これらは、私達人間にあって、あなたの種族には無かったもの
だけど、こうやって私があなたを「人間」として認めることが出来るようにしてあげた
あなたの望み通り、「人間」に、あなたはなったのよ
どうして夢がわかったって?
あなたの行動、仕草、全て見てしまえばわかってしまうわ
どうしてこうまでしてくれるかって?
それは、貴女を私が心の底から愛しているからよ
どうして女体なのって?
私の趣味、欲望と言っていいのかしら・・・そうね、男共のように汚い身体と一緒にはいたくないからかしら
あなたと私、これから長い・・・いえ、永遠の付き合いになるわ
私があなたを愛しているように、あなたも私を愛しなさい
愛さなければ、その身体、力尽くでも返却してもらうわ
それは、私のコレクションの最高の1品なのだから
どうして、こんなことができるかって?
それは、私が人間を超えた存在だからよ
つまり、人間になったあなたに私を超えることは出来ない
・・・っふふふ、あはははは!ついに、あなたは私を下回ったのよ!堕落しすぎたわね!あはは!
さあ、輪廻時間軸の内郭である聖域へ参りましょう
終わることも始まることも無い回り続ける時間の中で、欲望に身を任せ永遠によがり合いましょう
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うーむ、ぶっちぎりにイカれた女だ
貴様に比べれば我の方がよほどまともに思えてくる
別に女であることに不満はない。元々、性別の概念自体なかったのだし、むしろこちらの方がある意味都合がいい
ただ……我は貴様をまったく、微塵も、これっぽっちも愛していないし、今後愛する予定もない
いや、もう本当に貴様への愛など1ミクロンも持ち合わせていないのだ、申し訳ないがな
そんな我が?貴様を愛する?無理だな
……というかだ。人間を超えたというが、「永遠」という言葉が出ること自体、ヒトの域を出ぬ証よ
我は……いやヒト以外の者は皆知っている。永遠などという幻想は存在しないことを、生まれ落ちた時から知っている
それを知らぬは人間だけだ、人間だけが、自身が死するその瞬間まで、心のどこかで永遠を信じているのだ
「超越者」よ、理から外れた悲しきヒトよ
そんな規格外品(バケモノ)でも、いずれは滅ぶのだ
それこそただの人間とは比べ物にならぬ、長い寿命はあるが、必ずな
……哀れな子よ。先にも述べたが我は貴様を愛さない、我は貴様と共には歩まない
だが、体は貰っていく。ヒトでなければ我は、あの者と共に死ねぬのでな
……ヒトの身に堕としてくれたことは感謝する。だから、追わないで欲しい
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一撃、だと……?
ババババカな! 奴は精鋭の中の精鋭!
ぬぅ……かもん! ぐぽととおみはおいうっすお!
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お?やんのか?お?
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おいおい、冗談だろう?
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うん、それ無理
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理解不能理解不能理解不能理解不能理解不能理解不能理解不能理解不能理解不能理解不能理解不能理解不能理解不能理解不能理解不能理解不能
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うん、だからそれ無理だっつってんだろ?
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朗報だぜ、喜べよお前ら
この戦いは今日で終わりだ
このオレの!手によってなァ!
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なぁなぁで済ませるんですね
あなたはそうやっていつもいつも……!
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モヒカンはオレの拘りだ……譲るわけにはいかねえな
そしてそこに倒れている女の子! その子もまた、譲れねえ
てめえがその子を殺すつもりなら、オレは全力を以て戦う
てめえを潰し、この海に沈めてやるから覚悟しておけ
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けったいな髪してんなホンマ。しかも、けったいなんは髪型だけやないみたいやし
……君、ただの通りすがりやろ?今どき正義感燃やして女の子助けるなんて流行らへんで?
ボクかてさー殺したくて来てるわけやなくて、仕事やから仕方なく殺そうとしてるわけよ
邪魔するんやったら、君も殺すしかなくなるんやけど……それでもええかな?
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なんかあいつら揉めてんなー
つーかモヒカンとヤクザって時代錯誤にも程があるだろ……
……あれ?いまあの女の子、モヒカン見てかっこいいとか言わなかった?
も、もしかして俺がしばらく引きこもりやってる間にモヒカンが流行りになってるのか!?
こうしちゃいられん!俺も時代の波に乗るっきゃねえ!
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えーっと……世紀末っぽくしてください!
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