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しりとりスレ 第四章
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瑠璃色の美しい瞳は哀しい光を湛えていた
嗚呼、そんな眼をしないでくれ。全ては私のせいなのだ
私が、あなたを追い詰めた。私が、あなたを修羅にしたのだ
手の中で、炎に照らされ妖しく光る刃。敵を傷つけ殺す、それだけの為にある、鋼色の暴力
体が、心が、剣が、往けと命ずる。あの男を殺せと。だが私は往かぬのだ。往かぬし、殺さぬ。
私は目の前の、憎らしくて仕方のないはずの男を殺せぬ。殺したくない
嗚呼。私は息をつく。嗚呼、今理解した。私は彼が好きだった
けれどもう全ては遅くて。二人の間の溝は、もうどうしようもなくて
心で理解し、言葉で自分の思いにトドメを刺す
私は最後に一言、誰にも聞こえないように「さよなら」と呟くと、地を駆けた
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