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暇潰し・ロール練習スレ 其の四
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立てておく
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>>156
【次第に人が少なくなる大通りで、向かい合う二人の能力者】
……言わなくても分かる。 お前がこの嘆きの根源。
【光を映さない濁った瞳が、男をじっと見る】
貴様を、断つ。 絶つ。 裁つ。
どんなことをしても。 何を犠牲にしても。
【青年の周囲に、二つの水晶玉が浮かぶ】
嘆きの根源は、絶たねばならない。
【青年は槍を構え、突き殺そうと突進する】
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>>157
【人がかなり疎らになった血で汚れきった大通り――それがこの二人の戦闘空間】
【多数の乗用車が炎上し、建物もいくつか半壊している。人の死体はそれすらも目に入らないほどに大量】
【これが、殺しの場だ。そして今、二人の男が真正面からぶつかり合う――】
……あはっ!
【再び聞くだけで耳を削げ落としたくなる声を上げる。笑顔はより一層禍々しさを得る】
【槍の矛先を真正面へと向け、こちらへと突貫してくる青年に抱くのは何なのか】
【だが、白い男は我々にそれを知る猶予も与えてくれはせず、ただ片手を上から下へ振りかざす】
【すると人間大の巨大なプラス螺子が、青年と白い男の真ん中に突如として出現したのだ】
【考えもなしに突撃してくる青年を邪魔するかのように。そして白い男を守るかのように】
ははははははははは!
【自身がやったというのにそれを気にしない様子で、男は両手にそれとは別に大きな螺子を現出させる】
【ちょうど盾のように立ちふさがる螺子の隙間から――その巨大な螺子を二つ、青年に向かって投擲した】
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>>158
【槍を使っての刺突は、金属音と共に阻まれる】
【男は狂笑を浮かべながら螺子を投擲。 後ろに飛びながら水晶玉をぶつけ、進路をずらす】
……ッ…ぜぇ…ぜぇ…!
【青年は時折荒い息を吐き、苦々しい表情を浮かべている】
【が、それも一瞬。 直ぐ様涼しい表情を取り戻すと、3つの水晶の内、2つを男に向かって射出する】
【遅れて男の背後へと回りこむように右側から接近を試みる】
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>>159
【水晶によって見当違いの方向へと飛んでいってしまった二つの螺子】
【対して、こちらに向かってくる新たな二つの水晶達】
あははははっ!
【何が起ころうとも笑顔は一向に止まらない。どころか先ほどよりも増している】
【このまま自身に接近してくる水晶に身を貫かれるかと思いきや――】
【何の前触れもなく、近隣のビルや死体に突き刺さっていた螺子達が、水晶に突撃していく】
【螺子達はその身を削りつつも、主人に危害を加える水晶の襲来を未然に防いでいる】
ふふふふふ……あぎゃぎゃ!
【ここで青年がかなりこちらに近づいてきた――だが、まだ完全に後ろを取られたというわけではない】
【音が閃光のように破裂しているのか、そんなことすらも脳裏に過ぎらせる笑い声を上げつつ】
【バックに来た青年に向かって、足元に転がる大螺子のひとつを蹴り飛ばす。更に両手に新たに螺子も具現化しておく】
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>>160
【水晶玉が相手に突撃していく。 その様を横目に見ながら男の背後を目指す】
【が、その水晶に向かって。 「周囲」から螺子が殺到する】
【水晶玉は多くの螺子を砕きながら、しかし多くの螺子によってその進路を阻まれる】
……
【男は笑う。 音量調節の壊れたスピーカーのように不快な声で】
【もう一度刺突を繰りだそうとした瞬間、踏み込みの足元に螺子が転がりこむ】
【バランスを崩した青年は、体を回転させつつ、刺突の状態から、上段からの斬り下ろしに攻撃を変える】
【軌道は男の左肩から右脇腹に掛けての背中。
体重は乗っていないが、斬りつけられれば大量出血は免れないだろう】
【倒れこむ青年が地面に到達するよりも速く、1つ青年の元に残っていた水晶が青年に向かって突進する】
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>>161
【槍により斬り下ろし。回避は間に合うか怪しいが、ただでやられるつもりなどこの凶人にはない】
【僅かな時間で方向転換を行い、お互いに真正面から衝突するように体勢を変える】
あはっ。あははははは!
【右と左の手で掴む大螺子で迎撃しに行く。自身の身が傷つくことを心配せずに】
【むしろ、あえて急所から突っ込んでいくかのように、襲い掛かる青年を正面から迎え撃つ】
はははははは――っ!
【ジャンプして突撃しに行ったため、青年の元々の狙いであった箇所にダメージは行かなかった】
【ちょうど右肩から真っ直ぐ槍で切り裂かれ、血と肉が宙を舞っている。笑っているため痛みはあるのか怪しい】
【元来、尋常ではないタフさを保持している白い男は、この程度では怯まずにそのまま螺子で青年の腹部を狙う】
【同時にまたしても到来する水晶を、再び使い捨てた螺子を遠隔操作することで防御を図る】
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>>162
【男は、自身の螺子と体を盾にして、その斬撃を押しやった】
【そのまま青年の腹部を刺し貫こうとして】
……ッゴフ…ッッ!
【しかし、その螺子は道路のアスファルトに打ち付けられるだろう】
【螺子が打ち込まれる一瞬前に、青年はくの字になって後ろに吹き飛んでいた】
【数m離れた所でよろよろと立ち上がる青年の腹部から転がり落ちたのは、黒い水晶玉】
【青年の顔が痛みに歪む。 3つだった水晶玉は1つ、2つと増えていき、計7つ】
……はぁ…! はぁ……なん、だこれ…! なんで、俺……闘って……!?
【青年は苦しそうに悶えるが、まるで何かに押さえつけられるように表情は平静さを取り戻していく】
【増えた水晶玉は2つを本体に残し、次々と螺子を打ち壊していくが、それでもなお】
…………足りないな。 今回の根源は手強いようだ。
【螺子の防壁は、破れない。 砕いてもへし折っても吹き飛ばしても。
螺子達はゲラゲラと金属音を上げながら水晶を妨げる】
【槍を構える。 その目には光は無く、無感情な瞳から涙が一筋流れ落ちる】
【荒れ狂う螺子と水晶の乱舞を前にして、少し思案する】
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ごめんなさい! 落ちないといけなくなりました
ここまで付き合ってくれてありがとうございます、お疲れ様でした!
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>>164
お疲れ様です。こちらこそありがとうございました。
楽しかったですぜー。
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/昼くらいまで誰かやらないか♂
【刃景白雪】or【古雪凍刃】
透き通るような純白の刀身をもつ日本刀。
刀全体が仄かに冷気を帯びており、刀身を覗きこめばどことも知れない雪景色が浮かぶ。
その切れ味はもちろんのこと、氷の塊(形はある程度変えられる)を生み出して飛ばすことができるので中〜遠距離攻撃も可能。
また、周囲に異空間を展開する能力をもつ。
この空間の内部は所有者によって異なるが、季節は冬で雪が降っているという点は共通。
上記の氷は生み出せなくなるが、代わりに冬の冷気を操ることが可能になる(ただし複雑な操作はできない)。
この空間は数レスで消えてしまい、再度展開するには数レス置く必要がある。
ちなみに、この刀の所有者には寒さに対する耐性が与えられる。
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野郎やろう
【光槍双鉤】
この能力者の武器は、一本の大身槍である
この槍穂先はA字型で、刃の部分にはレーザーが走っている
切れないものは無いが、硬いものを切ろうと思えば時間がかかる
穂先は任意で二つに分解、トンファーとして使う事ができる
この場合も腕に沿った棒の部分にレーザーが適用される
はっきり言って強度的には信頼がおけない
パワータイプの一撃を食らえば槍の部分がトンファーに分けられてしまう事も
穂先を分解して柄はどこにいくんだと心配しなくてもいい
何時の間にかなくなっているし何時の間にかくっついている
身体能力はトップ卓球選手
槍の技術は中の上(バランス悪いし)
トンファーの技術は上
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【ここは街のはずれにある、丘の上の神社】
【夜のうちに積もり積った雪が、太陽の光を浴びて白く輝き、何処と無く幻想的な雰囲気に包まれた神の社に――】
……
【純白の白装束を着こなす、一人の女性が立ち尽くしていた】
【腰には一振りの刀、そして白く穢れのない長髪――その姿は、この神社に溶け込むような神秘さで】
【女性は灰色の瞳を鳥居に向ける。街を見下ろせる程度に高い位置にある神社からは街が一望でき】
今日も、街は平和ね…
【いつもと変わらぬ街を眺めると、わずかに微笑んでそう呟いた】
【…心の中で、僅かに感じた脅威に疑問を抱きながら】
/遅れてしまってすまんな
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>>168
【世の中平和だと思っても、何処かで誰かがわざわざ危ない事をしているものだ】
【ここの男もその一人】
【神社の斜面を駆け上り、枯れた松葉や杉葉を巻き上げる】
【枯葉を境内に撒き散らし、玉砂利鳴らして着地する】
撒いたか?
【撒ける訳がない、自分で枯葉を払ってきた跡が丸見えである】
【後ろを省みてそれを理解し、次の逃げ道を探す】
【するといるいる、血飛沫の元】
【この女を殺せば、追っ手を撹乱できるに違いない】
【何とも殺生な思考回路であるが、男には自分の命が第一である】
ちょっとだけ退いてくれよ!
【とりあえず声はかけるのである、礼儀として】
【振り下ろされのは男のでなく、その槍の、巨大で光る頭だが
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>>169
【女性の勘というものは嫌な時に限って的中するようで】
【先ほど感じた驚異――こちらへ向かって走ってくる男に気が付く】
あら?この時間に珍しいわね
参拝客じゃなさそうだけど――
【血相を抱えて走ってくるのをみれば、只事ではないというのが容易に把握でき】
【女性は怪訝な表情で男を見つめる…その瞬間、男はあろうことか女性へ向け武器を振り下ろした】
【結果――飛び散ったのは女性が纏う装束の一部と地面の雪だけで】
あらあら…随分とせっかちな方ね
追っ手をまくのに必死なのかしら
【少し離れた場所へ回避した女性は、くすくすと笑って呟いた】
【…みたところ怒った様子は微塵もない。まあ、表情に出していないだけかもしれないが】
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>>170
【いやはや何とも情けない、小金に困って大罪犯し、今は斯様に追われる身】
【逃げて殺して殺して逃げて、生きるだけでも罪の山】
【殺さぬ道をば探ってみても、そんな頭はありゃしない】
【ここで出会って十数秒、合縁奇縁が悪いのだ】
【残り少ないお前の命、パッと散らして血飛沫に】
【追っ手が拭って十秒稼ぐ、それがお前の死に様よ】
【と脳内で無駄に口上を並べ立てるが、口から出るのはこれだけである】
うっせ死ね
【遠慮会釈のあろうはずもない、一回転して横様に、女の腰へ振り回す】
【斬るも殴るも知らぬこと、柄でも当たれもば儲け物】
【何とも乱暴な一撃である
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>>171
乱暴ねぇ
ここは神の社なのだから、殺生は御法度よ?
【相変わらずの笑みを浮かべたまま、女性は男に言い返し】
【相手が槍を振るった刹那、女性は素早く刀を抜き――】
【振り回された一撃を的確に受け止めた。とはいえ衝撃だけは緩和しきれず、女性は僅かに後退し】
せいぜい足掻かせてもらうわよ
貴方の顔が青ざめるまで…ね♪
【刀を構えてふふっ、と笑う…その笑みには何処か、裏があるような笑みで】
【お前が追っ手に見つかって蹂躙される様子を眺めたい…とでも言いたげな表情で】
【こちらからはあえて攻撃せず相手の出方を待つ】
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>>172
【ヤブヘビだったかもしれない、今改めて背を向けたらこの女に叩っ斬られるに違いない】
【麓の金網を乗り越えて丘を駆け上ったのがいつバレるか、結構早くだろう】
【何よりもスピード、スピードが必要だ】
【こんな長い棒を振り回して遊んでいる暇はない、一本より二本の方が攻撃スピードは速いに決まっている】
うっせもう青ざめそうだよ
【寒いからだ、金属の柄を握っていた手は既に真っ白である】
【ぐいと大きく槍を手繰って、そのまま後ろへ投げ飛ばす】
【寄る穂先にこちらからも駆け寄り、穂先を掴んで引きちぎる】
【次に女の見る景色は、吐血に染まった粉雪であろう】
【槍なんぞよりはずっと速い、両手に握られたトンファーで、女の腹へ突き込みにかかる】
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>>173
(3分――ね)
【時間稼ぎは3分程度で十分と、女性は心の中で呟いて】
【次の一撃を待つように、剣を持ち直す――が】
っ!?
【その一撃は、女性が思っていたよりも一回り以上疾く】
【女性の装束に紅の斑点模様が付着し…腹部に打撃を受けたと気が付くのには、数秒かかって】
【足元が僅かに血で染まると同時に、女性は急いで距離を取り】
あらあら…面白い武器を使うのね
西洋の武器…なのかしら
【口から伝う血を拭いて、男を睨みつつ女性は呟いた】
【途端――女性の刀が揺れる。そして女性はポツリと「お返しよ」と告げて】
【刀を男に向けて振るう。先程の男よりは遅いが…それでも、距離を詰めるには充分な速さだ】
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>>174
【やはり槍よりトンファーである、軽い、速い、そして暖かい】
【会心の一撃に気分良くクルリと手の中で一周させる】
残念、こいつはアメリカ製中国武器だ!
【これが男の悪いところである】
【一撃決まれば押せ押せで突っ込んでしまう】
【格下の相手ならいいかもしれないが、もし格上に奇襲が当たっただけだとしたら】
【変に時間を取った後に踏み出したものだから、女の一撃を受け切れない】
【腕は回せて刃は受けられても、足元はそうはいかない】
【斬撃に突き飛ばされ、雪の中へ倒れ込む】
【潰され、固められた雪が、レーザートンファーの周りだけ溶けていた】
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>>175
【刀をみれば、血が付着していた。攻撃は成功――らしい】
【女性は雪の中に倒れた男に目線を移すと】
中華武器だったのね
まあそれでも、この日本刀には敵わないでしょうけど
【ニコニコ笑いながら、刀を収めて男の元に向かう】
【…ふと目を移すと、近くに落ちていたトンファーの周りが、不自然に溶けていて】
【やはり不思議な武器だと、心の中で呟きつつ】
そろそろ追っ手がくる頃じゃないかしら?
そこの脇道から麓に降りれば振り切れると思うわ
立ち上がれるのなら、逃げた方がいいわよ
【倒れている男に向かい、神社に隠れて見つけ辛い所に道があると告げた】
【何故逃げ道を教えたのか――そう問われれば恐らく、女性はこう答えるだろう】
【逃がした方が面白そうだから…と】
【古雪凍刃】――END?
/申し訳ねえ…用事入っちまった
/唐突な終わらせ方ですまねえ…すまねえ…
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>>176
/分かってたことだ、気にすんな、乙
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暇を潰せる能力ください
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>>178
【戯針暗忌】
釘を生み出すことが出来る能力。撃ち出したり直接手に作り出して戦うことが出来る。
大きさは爪の先程のものから人程度の大きさまで自由。
一度刺さった釘を叩くことで、釘の先端を折り曲げることが出来る。
生物に釘を刺す事で、対象に精神的な安定を取り戻させる事が出来る。
また、多く刺せば刺すほど相手は嘘をつく事が難しくなる。
釘を引き抜けば効力はすぐに消える。
身体能力:鍛えた一般人
初期装備:金槌
or
【風刺爽剣】
レイピアで突いた箇所に風の塊を設置させることが出来る能力。
風の塊は周囲の空気を集めて固めた物であり、何かに触れると空気が解放され、
爆発のような突風を起こすことが出来る。
この風による殺傷力は殆どなく、自身にも相手にも反応する。
身体能力:剣の達人、身軽
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【骸死霊剣】
死んでから発動する能力。
この能力者は自身の死を、一度だけ剣として具現化することが出来る。
剣が存在する限り、この能力者はいくら肉体が傷ついても死ぬことはなく、すぐに傷は癒える。
が、傷を負うごとに剣は脆くなり、そして同時に切れ味も上昇する。
剣が破壊された時、能力者は死ぬ。
身体能力:剣の達人
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【完全天使―高機動型】
光魔法を極めすぎて、冥界から追放された悪魔が天使として転生した者
光魔法に特化し、自分が光に近い速さで動ける他閃光爆発やビームを放つ光魔法も使う
動きに体がついていけるかどうかは別問題である
そんなことをしなくても素早い身体能力と飛行能力で戦える
天使なら勿論、空も飛べるはず
誰かいるかー?
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/もう使い古された能力だが、お相手。
【魔帯刀】
魔力の伝導率がとてもよい鋼で作られている刀を扱う魔法剣士。魔法と剣技を駆使して戦う。
扱える魔法は、「闇」、「氷」、「雷」の三種類。 刀に魔力を帯びさせ魔法剣として使うことは勿論、
初級の魔法しか使えないが、魔法単体で放つ事も可能。
魔法使いとしては異色である、「物質に魔力を纏わせる」事に長けており、単体で放つよりも魔法剣にしたほうが威力が出る。
身体能力:ファンタジー世界における剣士
装備:魔帯刀、ショートソード
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【聖夜が近づき嬉々とした雰囲気の能力者の街】
【所々では装飾の着けられたツリーが輝き祝祭ムードを煽っている】
【そんな街の一番高い送電塔の頂に見える白光】
【よく目を凝らせばそれが人のような形をした何かだという事は分かるのだが街行く人はそれを気に留める事はない】
綺麗...
色々な光が街をftrらして...うん?言語が安定skgない...?
【塔の主の如く鉄骨の上に座る少女】
【少し大きい白いコートが膝まで隠し、同じような白いブーツ、僅かに見える素肌は雪のように白く弱々しい光を放っている】
【そんな微かな光を放っている少女は街を見下ろす】
Ah...ああー
安定したかな?
さて...楽しい雰囲気の所申し訳けど...私の遊び相手でも探そうかな?
【白い息を吐き出しながらそんな言葉を放ち...鉄塔から飛び降りた】
【人が行き交う駅前広場目掛けて】
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【冬の空気というものは、非常に澄んでいる】
【その日も青年は、日課となっている天体観測をして、温かいミルクティを飲んで寝るつもりだった】
…………ん?
【肉眼でも確認できる、妙な光。 青年には分かるその「普通でなさ」は、彼の好奇心をふわりと煽った】
【光はふわりと鉄塔から飛び降りると、街灯の光の中に消えていく】
………まさか、ね。
【そんなはずは。 まさかそんなはずはないだろう】
【そう自分に言い聞かせながらも、ベランダの鍵を閉め、自然と足は玄関へと向かう】
【向かう先は一つ。光の着地点、駅前広場】
【二本の愛刀を腰に据え、白い息をマフラーから漏らしつつ青年はその「普通でない魔力」を纏った存在を探す】
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>>184
【ゆっくりと落下するそれ】
【当然真下やその近辺の人間が気づかないはずも無く妙にざわつき始める】
おや?皆様御機嫌よう
見たところ皆様平民のようですね...
【そしてようやく地に降り立ったそれは好奇の目を向ける彼らを品定めするように見回し、そんな言葉とともに微笑む】
私、天使ですの
えーっとそれで...whjd者を探して...あれ?また言語が...
この中に能力者の方は居られませんか?
居ましたら私と遊んで欲しいのですが...
【いよいよ好奇の目は不審な目に】
【それに気づかない可憐な少女は笑いながら小首を傾げる】
【やがて周りの出来ていた人だかりに飽きてしまったのか、いや近づいて来る何かを感じたのか】
おやおや?不思議な予感が近づいて来ておりますね
あ、貴方達にはもう用がありませんので
死にたくないのでしたら去ってくださいね?
【人だかりへそう告げると少女は飛び上がる】
【滞空した少女の翼には純白の翼が生え、白光が強くなる】
【こちらに向かっているであろう貴方を呼んでいるかのように...】
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>>185
【逃げていく者、立ち止まり携帯電話を構える者】
【街の中はまるで有名人が現れた田舎町のように、騒然となっている】
……どいてください。 あ、すいません。 通ります。
【その中を縫うように進む一人の青年】
【人々の垣根を越えていけば、その中心地には一人の少女が佇んでいる】
…………やはり、天使…!
【その光は、天族だけが纏うことのできる光属性の魔力。 青年は驚きに目を見開く】
今の天界は、よほど暇なのですね……。 「また」遊びにいらしたんですか……
【呆れたように、青年は少女に話しかける】
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>>186
【白光を放つ少女が珍しいのか、それとも何かのイベントだと思っているのだろうか】
【ある者はは見惚れ、ある者は写真に収め、ある者は危険を感じ去って行く】
【だが少女の瞳にそれらは映らない】
【ただ一人こちらに向かい駆ける者がいる】
【こんな状況でこちらに向かう者など一握りしかいない】
【命知らずの馬鹿な野次馬か腕に自信のある能力者】
待ってたよ?
ダメじゃない、あまり待たせては...
【その青年が近づけばそう告げるだろう】
【時間にすれば5分も経っていないはずだが、待ちくたびれたかのような声】
あぁ、君はやはりそうなんだ?
うん、またなんだ
暇すぎてね...だから、遊びにきちゃった
【目から星でも飛ばしそうなウィンク、旧友に話すかのような気軽さ】
【だが彼とは初対面である】
勿論此処に来たって事は私と遊んでくださるのですよね?
いや、遊ばざるを得ないですわよね?
だって...私が暇なんですもの
【青年の答えを聞く事も無く少女は細い腕を掲げ...浮かぶ魔法陣】
【少女が呟くのは人語では無い何かの言語】
【その途端その魔法陣からは光の矢が飛び出しそこら中一体へと降り注ぐ事だろう】
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>>187
【少女のわくわくとした視線に、青年は気付かれないようにため息をつく】
【不思議な呪文が刀身に刻まれた刀と、一振りのショートソードを引き抜いて、憂鬱な視線を向ける】
……全く、貴方たちという方々は……変わりませんね。
【少女の手の動きに合わせて魔法陣が設置、魔力が充填されていくのを感じる】
【対する青年の右手に握られる刀には、黄色い魔力がじわりと染みだす】
――魔力胎動、「轟雷」。
【そして、刀には雷が纏われる。 時折威嚇するように辺りに弾けては、空気を焦がす】
【魔法陣から光の矢が放たれる。 雨のように降り注ぐそれに対し、青年が構えるのは刀と短剣】
……はぁぁぁああ…ッッ…!!
【その二本の鋼を以て、降り注ぐ矢を切り払う】
【光の矢は刀に切り裂かれ、雷に焼かれ、短刀に逸らされる】
【地面に当たった矢はその鋭利な先端を食い込ませ、消えていく】
お返し、です! 魔剣、雷泥刃!!
【光の雨の隙を縫って、地面に刀を突きたてる。 途端、発生した雷が地面を這って少女へと奔っていく】
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>>188
【放たれた無数の矢】
【それを目の当たりにした者は我先にと駆け出す】
【当の少女は気にも留めない】
変わらない...ですか
お互い様です。こうして私達が地上界に訪れ遊べば貴方達は出てくる。
もう数えきれない程貴方達とは遊びました
【やはり目の前の青年は能力者か】
【抜いた剣に纏う魔力が爛々と輝き、その光が舞えば光の矢が落とされ地面に罅を作り消える】
【魔法陣も消え去り光の矢の雨も収まっただろう】
【青年の掛け声と共に迸り迫る雷撃】
【その状況でも少女は微笑を絶やさず...】
やはり貴方達と私達はそういう関係にあるのです。
では...私の遊戯にお付き合いくださいませ
【雷撃が迫る中会釈】
【かと思えば残光を残す程の速度で上昇】
【上空に浮かんだ光が彼女の位置を示すだろう、またその魔法陣も】
ーーー♪
【風に乗り微かな歌のような言語、天使達の言語が聞こえ次には魔法陣が煌めき...】
【上空からは大砲のような光弾】
【だが起動は単純な物ばかりだ、躱す事は容易だろう】
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>>189
【少女は物理法則を無視したような軌道を描いて空へと飛び上がる】
【雷撃は地面を彷徨い、街灯に当たってショートさせる】
【楽しそうに魔法の展開を始める少女に、青年は困ったようにつぶやく】
(……いや、言ってしまえばただの自己防衛なんですが……お、っと!?)
【歌声と共に、光弾が降り注ぐ。 矢とは比べものにならないほどの高密度の
魔力が、接地と共に小爆発を起こす】
――魔力胎動、「凍刃」…!
【その砲弾を、刀に纏った氷の刃で切り払う】
【氷と光はぶつかるたびに相殺され砕け散るが、すぐさま新しい氷刃が現れ刀を包む】
「旧友の種族」のよしみではありますが、これは骨が折れそうですね……!
魔剣……「大氷柱」。
【刀を地面に突き立てると、地面から人の胴体程の氷柱が数十本現れ、天に向かって伸びていく】
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/遅レス申し訳ない。 今日は大体10〜15分程度かかりそうです…
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>>190
【純白の翼はまるで殆ど動いてはいないが少女は確かに宙を舞う】
【ただの見た目だけなのか、そういう種族だから生えているのか】
【光の魔力の塊が地面へと衝突し弾ける様を楽しむかのように翼がはためく】
今回は中々楽しめそうですわ
以前私と遊んだ方は数十秒で消えてしまいましたから
貴方は何分持ちますかしら?
【光弾を放った魔法陣が消え去り少女自身の光だけが空に浮かんでいる】
【この一撃すらも凌いだのだろう、青年がこちらを見上げるのが見える】
【まだお互い小手先調べのような物だろうか、少女は微笑を絶やさない】
旧友のhysぉく?おやおや?
また言語が...
まぁなんでもいいです。私がたのskwめるならそれで
【随所にノイズもような物が混じるのは人語に慣れていないせいだろうか】
【そして誠に自分勝手な天使だ】
【というよりも天使自体そういう種族なのかもしれない】
ふふっ、そんな遅い物では私に届きませんわよ?
ーーーー♪
【伸びる氷柱を見れば降下を始める、わざと氷柱に向けて】
【今度は魔法陣を必要とせず掌からは直接光の魔力を圧縮した光線が放たれ氷柱を砕き焼くだろう】
【そしてその速度を保ったまま貴方へ向けて低空飛行】
ーーー♪
【そして例の如く天使の言語と魔法陣】
【何かを放つ準備をしているらしい】
/構わないよ、自分も遅いから...
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>>192
【足止めにと放った魔剣技も高機動の天使の羽には意味を成さない】
【熱線のように放たれる光から、氷柱を盾にするようにして逃げ回る】
……ッ、捕らえきれないですか…! ですが、この魔剣には「続き」がある!
【空で何か詠唱のようなものが聞こえるが、天使のやることだ。このまま逃げ回っていてもジリ貧になることは明白】
【青年は軽く呼吸を繰り返し、再び刀に氷の魔力を纏わせる】
魔剣、「大樹氷」!
【その蒼く染まった刀を、そびえたつ氷柱の内溶かされていない一本に突き立てる】
【すると、みるみるその氷柱から樹木のように氷の枝が生えてくる。 しかも、周囲の氷柱にも同様に】
【まるで本物の木のように細かく張り巡らされたそれは、空にいる天使から地面にいる青年の姿を覆い隠す】
いくら天の目を持つ天使といえど、人間界に下りた以上は人の目と同じ構造の筈…。
あとは、こいつに掛けるしかありませんね…!
【青年は自身の親指を噛み、その血を刀の柄に吸わせる】
【ドクン、と。 刀が脈動したかと思うと、その刃の周囲は仄暗く光が失われていくのが分かる】
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>>193
【まるで細い木の棒を高火力のバーナーで焼き切るかのように、簡単に氷柱を破壊していく少女】
【目標は見定めた、詠唱が終われば自然とこの遊戯も終わるのだろう】
【しかしそれでこの遊戯が終わる事はなかった】
っ!
...見失いましたわね...何処にいますの?
【僅かな氷柱から新たに生え始めた枝】
【瞬く間に生い茂り青年の姿を隠し、少女を苛立たせる】
【短い魔法陣の詠唱とともに光線が放たれ枝を焼くが幾重にも生い茂った氷の森を崩すには苦労している】
煩わしいマネを...!
いいですわ、すぐに見つけ出してあげますの...
【光線をやめ、新たな魔法陣を】
【魔法陣からは一本の線が走り、そしてその線の軌道上を小規模の光の魔力による爆発が襲うだろう】
ふふっ...かくれんぼはお終いですわ
さぁ出てらして?
【そして青年を探す】
【この猶予が命取りになるとは知らずに】
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>>194
【氷の樹木を爆発が襲う。 氷の林にぽっかりと空いた穴から、青年が物凄いスピードで跳躍する】
――魔力胎動…! 「闇霧」…!
【爆発によって粉々に砕けた氷の粉じんが、光の魔法に反射してキラキラと輝く】
【その光を。 まるでスポンジが吸い取るように青年の刀が吸い取る。 正確にはその周りの闇が】
魔剣、「眼喰ノ太刀」(まなこぐらいのたち)――!
【青年が刀を振るごとに、その斬りつけた場所からは光が消え薄暗くなっていく】
【光魔法の魔法陣を切り裂きつつ、少女に切り掛かる】
【刃に切り付けられた場所からは徐々に光が消え、闇に包まれて視認できなくなってしまうだろう】
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>>195
【光の爆発で空いたスペース】
【突如その穴から飛び出す人影】
【紛れもない、先の青年だ】
みぃつけた
【その姿を見つけた少女は笑う】
【子供がかくれんぼで隠れている者を見つけた時のそれに似たような笑み】
【もしくはこれは少女にとっては本当にかくれんぼもような物だったのかもしれない】
【だが飛び出した青年の姿が、正確にはその手にした剣の様子が違う】
【辺りのあらゆる光という光を、月光ですらも吸い込む闇を纏っている】
【その闇はすぐに辺りを飲み込み少女の視界をも奪った】
まだ猪口才なマネをしますの?
いくら足掻いても貴方は私からにgskら!?
【少女の言葉を遮ったのは青年の剣】
【少女の左肩を、左の翼をその刃が襲う】
ああああぁぁtなkdhdkm!?
【舞ったのは純白も翼と血飛沫、そして少女の左腕と左の翼】
【人語では無いその言語を理解出来なくとも絶叫しているのが分かるだろう】
【左の翼の抑制を失った少女、天使は落ちる】
【地面に激突し断たれた左腕を抑え呻く】
bdhrぅkwす...こwyぁsjへ...
【痛みに歪む可憐な表情、そして殺意の色が濃く浮かぶ瞳は貴方へと向けられている】
-
>>196
【一瞬の出来事だった。 青年は地面にしなやかに着地し、その背後で少女が地面へと激突する】
……ふーぅ……上手くいきました…!
【羽をもがれた少女が憎々しげな目をこちらへ向けているが、青年はどこ吹く風といったように肩を竦める】
……そんな目でみられましても。 わざわざ堕天してまで遊びに来たのはそちらでしょうに。
物質界で受けた怪我は痛いでしょう?
【青年は苦笑気味に問いかけ、微笑む】
【青年の周囲を纏う闇が、刀を中心に漏れ出している】
さて、そろそろお遊びの時間は終わりですか?
天界(おうち)に還るなら特急でサービスしましょう。 まぁ、少々痛いですけど些細な問題です。
【青年は刀と短剣を構えながら、ゆっくりと少女に近づいていく】
-
>>197
【これまで少女は傷など受けた事など無い】
【傷を受ける前に相手が力尽きるか、それ以前に躱すかのどちらかだったから】
【初めて受ける剣の鋭さ、断たれた肉、溢れる血液】
【その全てが少女のとっては初めての経験で...】
【それ故に目の前の相手が憎い、殺したい、骨すらも残らない程に...】
sjwぇあkす...ころsっhshwjn...
【徐々に人語へと近づいた呻き声】
【自分に傷をつけた人間はもうすぐ目の前に】
【少女の赤く染まった右手が青年を向けられ...】
ぇfjkwk...!こあhdす!!
ーーー!ーーーーー!
【浮かんだ魔法陣は幾多】
【放たれる光線、光弾。その全てが確実の殺意を持って】
私に傷を...許さない許さない許さない...
初めてだったのに...許さない許さない
【少し変になっているのは痛みのせいだろうか】
【青年を近づけまいと魔法陣が生まれては消え光弾や光弾を放って行く】
-
>>198
……なッ! ま、まだこんな力が…!
【慌てて剣を振り、光線を闇で吸い取る】
(しまった…! もう、剣に魔力が…!)
【数発の光弾を切裂いて、剣に纏われた闇は消滅する】
ぐ、…ッ! うあ、あああああ!?
【光弾をただの刀で切り裂くのは非常に難しく、すぐに光弾の雨に身を吹き飛ばされる】
【地面を転がる青年、その手からは短剣と刀が離れ、火傷と打撲にまみれている】
……ぐ…ぅぅ! ……闇の精霊…我…契……の履…を…!
【地面に転がった青年は、何かの呪文の詠唱をしている…】
-
>>199
ーーー!ーーーー!?
ーー!ーーーーー!!
【滅茶苦茶な制御で放たれた魔法はかなりの魔力を消費したのだろうか】
【数々の魔法を放った少女の手からはやがて魔法陣すらも出せなくなった】
どうして出ないの...!
貴方は許さない...許さない!
【それでも青年を見据える瞳は殺意を宿したまま消える事は無く】
【残った右翼で飛び上がるとそのまま青年を目掛け突っ込む事だろう】
【それはもう既に天使では無い、片翼のただの少女】
【貴方に飛びかかったのならばその非力な右腕で殴りつけるだろう】
-
>>200
【片膝を着き、立ち上がろうとしているところに少女が跳びかかる】
【細く、血で汚れた白い腕を振り上げて殴りつけた。その腕を、青年が取る】
……そうか。 君は初めてなんですね。
では教えてあげましょう。 この物質界、いえ、人間界での、絶対的にして現実的なルール…!
【既に青年の魔力もほとんど底をついてはいたが、それでも、少女の拳を握る手の平からは闇の力が燻っている】
【青年の最後の魔力を喰らって、闇の力ははちきれんばかりに膨れ上がる】
この世界では、「殺した」ら、「死ぬ」んです…!
……それが例え、遊びであっても! 天使であっても!!
【青年の手のひらから、黒い爆発が起きる】
【少女が逃れられなければ、もう片腕も破壊されてしまうほどの、威力】
-
>>201
【そんな細い腕で殴った所で対した痛みは無いであろう】
【それでも少女にはそれぐらいしか手段が残されていない】
【例え左腕と左翼を失っても】
うわぁぁぁ!死ね!死ねしdhk!!
【その血に塗れた表情、瞳には涙が浮かぶ】
【初めて味わう敗北に対する物か、それとも己の無力を痛感したからか】
【高慢な天使は既に死んでいた】
煩い!うるさい!
貴方は許さない...私は天使としてのそれを失った...貴方にもそれ相応の物を失わせてやる!
【掴まれた腕を振りほどこうともがく少女を更に襲う一撃】
【吹き飛ぶ右腕、そして爆風によって飛ばされる華奢な身体】
【少し離れた地面に横たわった少女はピクリとも動かず、だが死んだわけでも無いようだ】
どうしようどうしようどうしよう...
【もう戦闘の続行は不可能だろう、今は何かを呻き横たわっている】
-
>>202
【闇の魔力を爆発させて、両者の体が吹き飛ぶ】
【少女は腕を失い、青年は強く体を打ち付ける】
【ぶつぶつと何かを呟く声をBGMに、青年はゆっくりと上体を起こす】
……っか…は…! すー……ふー…ぅ……
【深呼吸を幾らか繰り返した後に、まだ天使が生きている事を確認して驚愕の表情を浮かべる】
……流石、ですね…。 まだ、生きてらしたんですか…!
【立ち上がろうとして、まだ衝撃が体に残っているのを感じる】
【刀は数歩歩いた位置におちており、拾いにいけないのがもどかしい】
……失ってますよ。 少なくとも、寿命が5年は縮みました…
【天使の言葉に力なく軽口を返しながら、体の回復を待つ】
【ついでに、少し気になっていたことをふと口に出す】
……ところで、貴女さっきからなにを呟いてるんです?
-
>>203
【片翼と両腕を飛ばされた少女は地面に頬をつけたまま空を見る】
【アスファルトは冷たく思わず体を震わせてしまう】
私は天使...貴方達よりも寿命が長いの...この程度じゃ死なない...
【青年の言葉に返しながらもまだ何かを呟く少女】
【「帰れない」「どうしよう」そんな二言をずっと繰り返している】
【それもそのはずだろう、両腕と左翼を失った姿を他の天使に見られれば笑い者だ】
【そんな状況ではもう天界には戻れない】
こんな姿...じゃ帰れない...
貴方のせいよ...殺したいわ...
【右翼が僅かに動くものの飛ぶには至らないのかもどかしそうだ】
【やがて地面を這いずって貴方に接近を試みるだろう】
【もはや執念だ】
-
>>204
残念ですが…それはお断りしたいですねぇ…っと…!
【地面を這いずる少女を見て、背筋に寒いものが走る】
【幾らか回復した手足を確かめ、ゆっくりと立ち上がる】
【少し離れた位置にある刀を手に取り、地面を引きずるように少女の前に立つ】
天使が死んだらどこに向かうのかは知りません。
【刀を逆手に、両手で持つ】
ですが、もし天界に還るようであれば、伝言をお願いします。
【月の光を背に、その刀をゆっくりと振り上げる】
「また、遊びにおいでください」 とね。
【振り下ろすのは少女の心臓。 狙いを定めて、地面ごと突き刺すように振り下ろす】
-
>>205
【振り翳した剣は月光を受け煌めき、直後少女の意識は完全に潰えた】
【心臓付近を貫いた剣の場所から徐々に光へと化して行くのが分かるだろう】
天使が死ねばどうなるか...
それはね...転生して再び天使になるの...
そうね、次は貴方を天界へと送ってあげますわ...ふふふ...あははは
【耳に残るような高笑い】
【それを残し天使は完全に消えた】
【行先は天使のみぞ知るという奴だろう】
【こうして一時の遊戯は終幕した】
【そして天界では新たな天使が舞い降りる】
【先の天使と似たような格好、そして同じ色の魔力を持って】
言伝、確かに受け取りましたの
少し地上界へ行ってきますわ。なーにちょっと遊んでくるだけですの
【完全天使】END
-
/寝落ちすまんかった。とりあえず楽しかったという事は伝えておく。
-
だれかやろうず
-
/寝落ちしてしまうかもしれんがそれでもよければ
【桜花閃爛】
ほのかな甘い香りを纏う、この上なく美しい花の妖刀
一閃すれば、そこから淡い桃色の花弁が生まれて舞い散る
切れ味は普通の日本刀よりやや高い程度だが、刀は花弁のように軽い
能力者自身も花弁を生み出す能力を持ち、花弁は鋭利にすることで飛び道具として使用することができる
能力者は剣の達人で、身のこなしはまるでそよ風のよう
-
【吸血妃の指輪】or【BloodRedEngage】
吸血鬼の結婚指輪、嵌めると二度と外せない
嵌める事で、人間と吸血鬼のハーフの様な存在になれる
簡単に言うと、弱点は無いが少し弱い吸血鬼
蝙蝠になれるが霧にはなれず
十字架は平気だが心臓貫かれると気絶する
たってるから無理なら諦める
-
規制されてたから俺も参加したいれす^p^
-
武器を生成して戦いたい
-
>>211 倉庫
【鋼鉄爆弾】
この能力者は一定以上の大きさの金属を爆発させることができる能力者
金属の目安は大体350mlの空き缶程度で、自分よりも大きい金属は爆発させられない
大きさによって爆発の範囲も変化し、最低でも爆竹程度、最高ならC4爆弾ほどの威力も生み出せる。
また容器型の金属ならば、中に物体や液体を詰め込むことで爆発の種類を変えることも可能
例えば中に水をいれて爆発させ、水蒸気による煙幕を発生させたり
唐辛子や胡椒を詰め込み擬似催涙ガス爆弾を生み出すこともできる
爆発のタイミングは任意で決められ、好きなタイミングで爆発させたり
時限爆弾のように予め時間をセットして爆発させることもできる
また、この爆弾を生み出せるのは一度に3個までと決まっており
それ以上作ろうとすると始めに作った爆弾が崩壊するので注意
身体能力:貧弱
初期装備:コーラ缶一個
-
>>212 倉庫
【創生器】
このものは、何か適当な材料(木、石、コンクリートと何でもあり)を基にし、
神話上の武具(グングニル、ティルヴィング、イージスなどなど)を完全再現することができる
しかし完全再現とは言うものの、人間の手では使いこなすことができないために、
このものはその神話武具の性能の1割しか力を発揮することができない(他の人間も同様)
(例、投擲すると必ず戻ってくる槍といわれるグングニルが、戻ってこないなど)
また、使用する材料よりも大きい神話武具は作れない(身体能力は軍人並み)
-
/や ら な い か
【氷華閃舞】
幻の名刀”雪華”(ゆきばな)を所持している
抜刀すると冷気が刀から放出され振れば雪の結晶が舞う
その結晶は任意で爆発させる事ができ爆発に当たると衝撃とその部位が凍りつく
また刀から氷の竜を飛ばす事も可能
能力者自体は華の形状をした氷柱を召喚させ操る事ができ氷柱も爆発させられる
剣術の達人であり身の動きの速さも申し分ない
-
/さっき考えた即興
【電痺植物】エレキプランタン
ベタベタした粘着質の単三電池のような「種」を作り出す能力。
この種を設置したところから、植物を生やすことが出来る。
この植物には常に電気が流れ、またRPGのモンスターのように活発に動くことが出来る。
植物の種類は木から雑草まで。 能力者の知識の範囲で作り出せる。
大きさは、バラの花であれば子供の大きさくらいまでには肥大化できる。
身体能力:能力者は貧弱、植物は大きさ、茎の丈夫さに依存
-
/寝ちまってた
/>>216さんはまだいるだろうか
-
/いるんだなこれが
-
【肌寒い、肌に刺さるような鋭い冷たさの風が街中に吹く】
【季節は冬。この能力者の街も例年のように、うっすらと雪化粧を施していて】
ここが能力者の街…ね
【クリスマスやら大晦日やらで賑わう街中に、足を向ける一人の少女がいた】
【淡い紫色の髪に、宵闇の如き黒の革手袋――そして何よりも目を引く物は】
【腰に掛けられた、透き通る氷の色を放つ一振りの刀】
…この時間に来たのは失敗だったかもしれないわね
こんな白昼堂々、能力者がいるわけないもの
【そんな「異質」な少女は、顎に手を当てながら小さな声で呟き】
【黒のコートを揺らすと同時に身を翻し、街中を歩き始めて】
少し辺りを見て回っておこうかしら…
【街の下見を兼ねた散歩として、街の観光を始めた】
/遅れてすまんかった
-
>>219 /こちらこそだよ…書き込んだあと寝てどうすんだよ……
【そんな街の中、ある一組のカップルが大広場のクリスマスツリーを指さしてひそひそと話をしている】
「ねー…なんかあれ巻きついてない…?」
「本当だ。 何だろう……ツタ? みたいな……って、あれなんか火花散ってないか!?」
【見れば、豪華な装飾の中に一本、妙な太いツタが絡みついているのが分かる】
【そして、その瞬間!】
ッハーーーッハッハァ! 跪け貴様らァ! クリスマスは中止だァ!!
【そのクリスマスツリーの頂点に、一人の男が高笑いをしながら仁王立ちしていた】
【男は手の中から何か小さなものを空中にばら撒いたかと思うと、
少しの間をおいて地面から何かバラのような植物がうねうねと数十本単位で生えてきたのだった】
死にたくねぇやつは金を置いていけ! もっとも、イバラに触れれば殺すつもりがなくとも気絶しちまうがなぁ!
【阿鼻叫喚の大広間からは、紫電のはじける音と人々の悲鳴が沸き起こっていた】
-
>>220
『能力者は基本、夜に活動する』
『主な理由は姿を見られない為や、他の住人たちの安全の為など様々で…』
【少女はベンチに腰をかけ電子手帳を眺めていた】
【能力者の概念、生活…彼女が調べ上げた情報は、数百にも達する】
【そんな情報の氷山の一角を、ぼんやりと眺めていると】
……?
【この時間にはそぐわない、耳障りな音と悲鳴が轟いて】
【少女は怪訝な表情で顔を上げる――と、そこには】
【能力者らしからぬ能力者が、ツリーの上で大声を上げていた】
この時期の風物詩――ね
【巻き起こる噴煙。そして頂点に立つ男を見つけ、物珍しそうに呟きを残すと】
【少女はベンチから立ち上がり、髪を整えて歩き始めた】
【逃げ惑う人々とは真逆の方向――そう、男がいる大広間に向かって】
-
>>221
【植物で覆い尽くされた広間は、青白い電気を発する不気味な植物たちによって
青白く照らされていた】
【逃げようと必死でもがく人々。 その中の一組のカップルは、女性が躓いて電気のツタの上に倒れこんでしまっていた】
「あ、ああっ、がっ、が、ががが…!」
「A子! A子!? クソ…なんなんだこのイバラは…!」
ギャハーッハッハ! ヘイ彼氏ィ! 致死量の電気じゃあねーが、
そろそろ外してやんねーと脳が茹っちゃうかもよ?
【男性はその女性を抱き上げようとするも、電気による筋肉の細動で上手く抱え上げられない】
愛があればできんだろぉ? お・ひ・め・さ・ま・だっ・こ くらいよぉ!
ハーッハッハッハー!!
【その様子を見て、男は涙を流しながら笑い転げている】
-
>>222
随分と悪趣味なのね
【そんな光景を遠巻きに眺めていた少女は
、わずかに笑みを浮かべて呟いた】
【…おそらくは、男に向けた呟きなのだろう】
貴方は見たところ、普通の能力者ではない…
『イレギュラー』と言った所かしら
【コツコツと足音を鳴らしながら男へと近づいて行く。その右手に刀を握りしめながら】
【…すると、少女の目に慌てふためくカップルが写る――】
【しかし、少女はただ目をやったのみで、助けようともせず】
貴方達を助けたら、不利な状況になるかもしれないわ
悪く思わないでね
【淡々と、事務的に――そうカップルに言い放って】
ねえ、一つ聞かせてもらえるかしら
何故こんな行動をしたの?
【男の元にたどり着くと一言、真剣…いや、興味深そうに男を見つめ】
【正義感だの怒りなどではなく、興味を抱いた為に、少女は問いかけた】
-
>>223
あん?
【ひょいひょいとイバラを避け男の元までやってきた少女に、男はふと考える】
……ん? そういやぁ、なんでだ?
はて、私はいつものように………私? いやいや、俺様は…?
【何か記憶が混濁しているのか、もごもごと口の中で質問と応答を繰り返す】
【やがて、何かから逃れるように頭をかきむしったかと思えば、血走った眼で少女を睨み付ける】
…………ああああぁッ!! 糞が!! 俺がなんでこんなことをしているのかなんざ
どうでもいいんだよ!! 俺はただ! 『ここで暴れてりゃあ気分爽快なんだ!』
せっかく良い気分だったのに! お前のせいで…! お前のせいで…!!
【周囲のイバラが、わさわさと脈打つ。 根を張るバラが、一斉に少女の方を向く】
最ッ……高にムカつくぜ!! 直にバラを植え付けて、全身の筋肉を使い物にならなくしてやんぜェ――!
【バラたちがまるで意思をもったように、少女へと茨を殺到させる】
-
>>224
…稀なケースね
行動した理由がわからないなんて
【男の異様な様子その姿を見ると少女はまたもや興味深そうに呟いて】
薔薇…?
【男の声を聞いて、辺りに蔓延るイバラを目にし】
【少女は一歩、後ろへと下がると――】
【何かが凍る様な音と、爆発音が響き渡る】
…ふぅ、恐喝用の武器も役には立つのね
【…辺りには凍りついたイバラと薔薇の花
。その中で少女は口角をあげて言い残し】
【薔薇とイバラを割る用に砕き、髪を揺らしながら男へと歩み寄って行く】
【右手に、目に見える冷気を纏った刀を握り締めながら】
-
>>225
【少女に届くかと思われたそのイバラは、時が止まったかのように動きを止める】
【そして、不敵な笑みと共に少女の剣によってそれは粉々に砕かれた】
……なっ!? ……貴様、能力者か!?
フン! 俺の薔薇を砕くとは、やるじゃねぇか……なら、こいつはどうだよ…!
【男がツリーの上から何かをばら撒くと、それは近隣の家の壁や屋根、地面のタイルにベタベタと貼り付く】
芽吹け! 電痺ホウセンカ、電痺タンポポ!
【男の合図と共に、単三電池のようなそれから一斉に何かの植物が現れる】
【ホウセンカとタンポポによく似たその植物は、一斉に花を咲かせ多かと思えばその花を散らし、
種を付け始めた】
……植物の歴史は種の歴史といってもいい。 いかに効率よく種を運び、遠くに芽生えさせるか。
【ホウセンカは次第にその先端をはちきれんばかりに膨らませ、タンポポは白い綿毛を生やす】
凍らしきれるもんなら、やってみなァ!
【ホウセンカは一斉に種を落とし、弾けた実から電気を帯びた種が飛び散る】
【タンポポも同じく、風に吹かれて少女の付近に一部の種が飛来する】
-
>>226
【刀を構え直し、少女は男へと視線を戻す】
【情報を聞き出す為――その為ならば、能力の使用も厭わない】
ホウセンカ…タンポポ…?
【すると男が再び何かを口走った。植物の名前――恐らく何らかの規則性に基づいた植物なのだろう】
【少女は思考を巡らせる。この二つの植物にどんな規則性があるのか】
まさか、種――!
【男が歴史を語るのと、少女が規則性に気がついたのはほぼ同時刻だった】
【種、そしてその運搬方法。それに気がついた逸早く少女は刀を振るい】
【雪の結晶を生み出し破裂させていく。しかしそれでも、全てを凍らすことは難しく――】
ッ…!
【少女の体に電流が奔る。閃きなどで奔る電撃などでは無い、本当の電流が】
【それでも痺れる身体を何とか立たせ、少女は反撃にと雪の結晶を男へ放つ】
-
>>227
ッハーーーッハッハッハァ!! 効くだろぉ? さっきの女に流してたものより3倍は強い電流だからなぁ!
【男は手に種を出現させるが、雪の結晶には気付いておらず】
その痺れた体で、種が避けられるかァ…? 避けらんねーだろ?! オラぶおっ!?
【その種を投げつけようとした瞬間に、雪の結晶が爆発】
【男は腕や足に凍傷を負いつつ、少女からは見えないクリスマスツリーの裏側へと落下する】
【数秒の間の後、クリスマスツリーの背後からより大きな木が徐々に育っていく…】
……貴様…! 私の意識を…もう生かしては……あ…?
じゃなくて、俺を良くもここまでコケにしてくれたもんだな…!
もう生かしては返さねぇ!!筋肉破壊から、全身黒焦げに変更だ!!
【男は木の根元で青筋を額に浮かべながら、少女に殺意の籠った視線を投げかける】
俺様の杉の木にはその針葉の一本一本に電気が込められている。
これをテメェにすべてぶつければ、人間程度なら骨も焦がして爆散必至!
【青白い電気を纏う杉の木から、一本、一際太い枝が伸びてくる】
【それは構えられた槍のように、相手に突き刺さる瞬間を今か今かと待ち望んでいるかのよう】
【その枝に、他の葉から移動してきた電気が集まり、溜められ、一本の雷のように光り輝いている】
-
>>228
電撃に、植物…
面白い能力ね
【未だ痺れは抜けないものの、少女は不敵な笑みを浮かべて呟いた】
【「植物に電流を纏わせられる能力」…先程までの攻撃を見た少女はそう結論付け】
…巨大な木にまで電流を纏わせられるのね
生憎だけど、私がその電流を受ける事は無いわ
【自信ありげな表情で、男に向かってそう告げた】
【放たれることは無い。「なったらいいな」という願望ではなく、「なる」という確信】
【少女が断言し確信した理由――それは、握られた刀にあり】
『白百合』
【囁くような声で少女は呟く…その次の瞬間、少女の背中にユリを象った氷柱が生み出され】
【その花びらは主を護る盾の如く、雷を受け止めんを陣取っていた】
【雷の矛と雪の盾――少女は「貫けない」と断言していたが、結果は定まっていない】
【一つ事象が狂えば、どんな結果にもなりうる…果たして勝つのは矛か盾か】
-
>>229
【バチバチと激しくまとわりついていた雷が均一になり、枝をコーティングするように纏わりついた時、
男はにぃ、と勝利を確信した笑みを浮かべた】
……これで、終わりだ。
【振り上げた腕を、少女に向けて振り下ろす】
「衝雷樹槍」!!!
【キリキリと張りつめていた樹木の枝は、矢のごとくその雷の枝を少女に突き刺さんと伸びていく】
【雪の盾と雷の槍がぶつかり、金属音にも似た音が断続的に放たれる】
……ほう。 衝雷樹槍を受け止めるとは……だが、あの先端はいわば電気メス。
いつまでもつかな…? ッハッハッハ!
【雷の槍は、雪の盾を貫かなかった。 音を立てて削ってはいるものの、貫くまでには至らない】
【しかし、いつ壊れても不思議ではない。 男の言葉通り、先端がじわじわと花びらを突き破らんとしていた】
く…! ぐぐ…! なんだ…! 俺…い、や……わ、たし…は…!?
【と、男の様子が変わった】
【荒い息と共に激しい頭の痛みに耐えかねているようだ】
【枝の伸びる力が弱まる…】
-
>>230
【少女を護る花びらが、一枚一枚削られていく】
【じわじわと、だが確実に――盾は破壊されてゆき】
っ…
【盾を抑えながら、少女は表情を曇らせていく】
【もし破られたなら――その時は、また刀を使えばいいが】
【タダでは済まない。だからこそ少女は矛を貫かせまいと奮起していて】
…え?
【あと少し――そんな時、唐突に枝の力が弱まった】
【みれば男の様子がおかしい。怪訝な表情を浮かべつつも少女は刀を――】
【鞘へ収めた。攻撃するわけではない、ただ男の情報を集めたいがために】
…解離性同一性障害?
多重人格…かしら
【敵の目の前であるにもかかわらず、少女は思考を巡らせて行く】
-
>>231
【頭を抱えていた男は、徐々に、しかし確実になにか別の意思を瞳に宿らせていく】
俺の……私の意思は…! 貴様らの元にあるのでは、ない!!
【男が3,4つ種を蒔く。 伸びた薔薇のツルは高電圧の枝に絡みつくと、その電気を地中に逃す】
……芽吹きなさい。 寄生木。
【男が木の根元に種を蒔くと、現れるのはヤドリギのツル。 大樹にするすると絡みついたかと思うと、
その栄養をじわじわと吸い取り、枯らせてしまった】
……ふぅ……一体、何が……!
【頭を抱えて少女の方へ男が歩き出す。 その背後では、朽ちていく木を貪り食うようにヤドリギと薔薇が根を伸ばしている】
【少女の元までたどり着くと、男はバツが悪そうに口を開く】
…全く…何からお話したら良いものか…。 記憶が曖昧だ……
……まずはお詫びを…お怪我は有りませんか。
【胸ポケットからメガネを探し出し、掛けた男は少女にまず詫びる】
【しかし、自身が誰かに迷惑を掛けたということ以外、何が起こったのかすらわかっていない様子だ】
-
>>232
【少女は驚愕の表情を男に向けていた】
【あれ程暴れていたあの男が、いきなり真人間になったのだから】
多重人格…思っていたよりも恐ろしいものね…
【電子手帳を取り出しつつ、また興味深そうに呟いて】
今の貴方は見たところ――通常の能力者と変わりないようね
怪我?…心配には及ばないわ
【手帳に幾つかの情報を追加し終えると、男に対してそう答え】
記憶の共有は――ないみたいね
その様子だと何が起こったのかも覚えていなさそうだし…
【ふむ、と暫し考え込むと、少女は男に断片的ではあるが説明を始めた】
【…幾らか少女の膨張が混じっていたが】
-
>>233
【少女の話を聞いて、徐々に男の顔が青ざめてくる】
【少女の説明の途中、男は手の平を少女に向け、額に手を当てて目を閉じる】
あ、あぁ……もう、結構……。 ……局長に殺されかねない…なんてことを……
【吹き出す脂汗を袖で拭いつつ、複雑な表情で顎に手を当てる】
……しかし、まさか私に二重人格の疾患があったとは……
……あ。 そうです
【しばらく考えこむように、何かをブツブツと呟く男】
【が、何か思い出したように手を叩くと、少女に向き直る】
『黒い服の人』を見たことはありませんか?
そう、私は丁度その男を探そうとしていて……それで…
………駄目だ…思い出せない…
【痛みに頭を抱えて、男は苦々しい顔になる】
-
>>234
黒い服…ね
それなら幾つか心当たりがあるわ
【男の問いかけを聞くと、少女はすぐにそう答えた】
【そして少女が取り出したのは…一冊の手帳】
これに纏めてあるわ
普通でない黒服を着た人物のリスト…
【差し出されたその手帳には、人物の顔写真と服装、そして癖などが詳しく書かれていた】
【しかしなぜか、「氏名」だけは記入されておらず】
何があったのかはわからないけど
これを見れば思い出せるかもしれないわ
【男に手帳を手渡すと、笑って少女は言い】
【あわよくば他の情報を貰おうと、心の中で目論んでいた】
-
>>235
おぉ…! ありがとうございます!
【男はその手帳を受け取ると、ペラペラとページをめくっていく】
【そしてあるページを開いた時、手が止まった】
あ! この男…! この男です!
確か、この男に会って、から…徐々に……
【男の顔が、虚ろになっていく】
……そう、この男、は……精神……に…直、せ……
【手帳の影、男の指の隙間から種が落ちる】
……「この男について調べると、周囲の人間を攻撃する」……条件達成。
……人格をスイッチします。 なお、二回目の起動により、当デバイスを除去。
【ポロポロと地面に落ちたその種子は、紫電を纏った竹となり育つ】
【それは青年と少女、両方の腹部に向かって伸びる】
-
>>236
…どうしたの?
【再び現れた異変。その様子に少女は戸惑いつつも声を掛ける】
【護身の為刀の柄に手をかけながら――】
【動かぬ男、その男から手帳を取ろうと近づいた途端】
――ッ!!
【少女は直様飛びのいた。途轍もない反射神経で】
【…直後に咲いたのは赤い花。その花が咲いたのは】
け、ほ…
【少女の、腹部――】
【少女の思考を上回る速度で成長した竹は、迷いなく少女を屠り】
【淡い紫の髪が、背中を初めとしてじわりと赤く染まっていく】
しくった…わ、ね
スイッチ式、だったなんて――
【視点が定まらぬ目で男を捉える。多重人格を利用したスイッチ…それを少女は見抜けずに…不意打ちを受けた】
【…血の滴る手で電子手帳を取り出す。最後の力、維持――】
【情報屋としての誇り、それを持って、少女は電子手帳に書き残す】
――『能力者の街に、多重人格を操る男がいる』
【氷華閃舞】――死亡
/長いこと付き合ってくれてサンクス
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>>237
【突き刺さった竹から、砂時計のように赤い血が垂れ落ちる】
【少女が動かなくなって数秒後、男はぱっちりと目を開けて少女に目を向ける】
…………フン! ナルホドな…情報屋…、こいつのことだったか……
あの電子手帳を壊すには……このデバイスじゃあもうバッテリーが足りねぇ…
【男は静かに笑いながら目を閉じる】
……でも、それでいい。
また誰かにコマンドを埋め込んでおくか……情報屋ァ…貴様が残したオレの情報…
毒に変えさせてもらうぜ……ック…ククク……
クッハーーーッハッハッハ…!!
【男はひとしきり笑った後、息絶えた】
【後日、その手帳は警察に引き取られ、大勢の人に知られることになる】
【誰もいない大広間で、いもしない男の笑い声が響いていた】
――【電痺植物】 死亡
/色々と遅くなってすみませんでした。 とても楽しかったです。 有難うございました。
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規制されてる人間同士で殺りあいたいです
試用中の能力でもアクの強い能力でもなんでもいいんでください
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>>239 /ん? 今なんでもいいっていったよね?
【秩序誠鍵】or【ホーリー・システム】
右腕に秩序の力を秘めた能力者。
その腕に触れた炎や雷を、周囲の空気や物質に伝播させ
散らしてしまう事が出来る。
また、生命の宿っていないものに触れることで、その物質を腕に纏うことが出来る。
腕から20cm程度の距離であればその物質を好きな形に変えることも可能。
身体能力:格闘技経験者
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>>240
あのさぁ・・・
サンクス
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がっつし戦いたいからシンプルな属性操作のスキルをぉ!
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誰もおらんのかな?
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おるで
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>>244
俺と楽しいことしようや
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>>245
なら能力よこせや
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抜き終わったらもうこんな時間だった
眠れんし誰か起きてたら一緒にやろうぜ。
【桜花閃爛】
ほのかな甘い香りを纏う、この上なく美しい花の妖刀
一閃すれば、そこから淡い桃色の花弁が生まれて舞い散る
切れ味は普通の日本刀よりやや高い程度だが、刀は花弁のように軽い
能力者自身も花弁を生み出す能力を持ち、花弁は鋭利にすることで飛び道具として使用することができる
能力者は剣の達人で、身のこなしはまるでそよ風のよう
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>>247こちらが絡みに行く感じでええなら可能ですがどうでしょう
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誰かおる?
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はい
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なんか使って欲しい能力的なものある?
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なんでもいいんではないでしょうか
生憎試用期間中の能力は切らしておりまして
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>>251
【衝撃拡集】
この能力は、自分が受けた「衝撃」を吸収し、自分の力として操る事が出来る。
衝撃を利用した攻撃方法は二つあり、一つは直接触れて衝撃を与える方法
もう一つは衝撃波を放ち遠くの敵にダメージを与える方法
どちらも攻撃力の差は無いが、後者の場合遠ければ遠いほど威力が下がってしまう
吸収するには右手を差し出し、右手で衝撃を受け止める必要がある。
その為「瞬時に衝撃を吸収する」という事は出来ず
ある程度予測できる衝撃でなければ十分に吸収出来ない
また吸収の他に、衝撃を「拡散」させることも可能
これを利用すれば、大型ダンプの追突すら人にぶつかられた程度の衝撃になってしまう
ちなみに拡散の場合、右手でなくとも使用出来るため
想定外の衝撃は拡散させるのが吉
…が、拡散を使用すると辺りに衝撃が飛び散るので注意が必要
この能力試して見てくれんかね
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>>253
マカセロンヌ
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/じゃけん俺も仲間にいれてくださいね^〜(屑)
【鋼鉄爆弾】
この能力者は一定以上の大きさの金属を爆発させることができる能力者
金属の目安は大体350mlの空き缶程度で、自分よりも大きい金属は爆発させられない
大きさによって爆発の範囲も変化し、最低でも爆竹程度、最高ならC4爆弾ほどの威力も生み出せる。
また容器型の金属ならば、中に物体や液体を詰め込むことで爆発の種類を変えることも可能
例えば中に水をいれて爆発させ、水蒸気による煙幕を発生させたり
唐辛子や胡椒を詰め込み擬似催涙ガス爆弾を生み出すこともできる
爆発のタイミングは任意で決められ、好きなタイミングで爆発させたり
時限爆弾のように予め時間をセットして爆発させることもできる
また、この爆弾を生み出せるのは一度に3個までと決まっており
それ以上作ろうとすると始めに作った爆弾が崩壊するので注意
身体能力:貧弱
初期装備:コーラ缶一個
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あ、これ身体能力ってどんなもん?
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