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暇潰し:ロール練習スレ vol.3
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↓前スレ継続
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>>96
/おっと。>>95はなかったことに。
【ぎゅるんッ、っと笑顔のままの少女が勢い良く>>96を方を見る】
あは☆
【ニコリ、と笑ったかと思うと、少女は空高く跳び上がり、呪文を唱える】
やったね、ニョロちゃん。おかずが増えるよ! 【プチサイズ】!!
【空中に魔法陣が現れ、そこから5つの小さい鎌が勢いよく回転しながら>>96に襲いかかる】
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>>97
……
【その者は動かない】
【学生が近づいてくるのは分かっている】
【がこちらからは動かない】
【そもそもこちらから話しかける内容がないのだ】
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>>100
よう、そんなとこで何をしてるんだ?
【時計塔を登り、ようやく頂上にたどり着く。そこにはコートを纏った人物が立っていた】
【学生がその人物に近づくにつれ、霧のようなものが濃くなり、景色が霞んでいく】
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>>101
別に…あんまりにもやることがないから街を眺めていたんだ
この街は能力者が多い、退屈しのぎにはなるさ
【そちらへと視線を向けて、答える】
【霧のようなものが濃くなっているのに気づいてわずらわしく感じて、手で霧を払う】
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>>99
ひぃっ!わっさわっさがこっち見たっ!
【いや、正確にはわっさわっさの隣に居る>>99がこっちを見たのだが、テンパっている少女にはどっちもかなり怖い能力者に見える】
(鬱フラグ止めろ…っ!ってそんな場合じゃないっ!)
こ、凍れっ【アイスソード】っ!
【背中のアイスの棒をひっつかみ、相手から放たれた小さな鎌を迎撃するように降る
すると、棒が水色のアイスを纏い、そのアイスに鎌が何とか全て刺さる】
っ……び、吃驚した……っ!
い、いきなりこうげきするのは……よ、良くないとおもいましゅっ!
【衝撃で尻餅をつきながら、>>99へとアイスソードを向ける
片手で構えられた大きなアイスソードからは冷気がもくもくと立ち込めている】
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>>102
街を見るって面白いものか?毎日おんなじ景色で飽きると思うけど
ん……あぁ、ゴメンよ。さっきまで一人だったもんで気を抜いていた
【そう言うと霧がみるみる内に晴れて……学生の身体へ吸い込まれるように消えていった】
…アンタも能力者か
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>>103
…あれ?防がれちゃった。 ふふっ、やるじゃん!
【触手生物の上にもにょんっと着地した魔法少女は、ジロジロと少女を値踏みするように見つめている】
でーもー…なーんか微妙な感じ。 ねぇ、アンタって正義の味方?それとも、悪の味方?
【クッションに寝そべるように触手と戯れる魔法少女】
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>>104
面白いよ、人間の営みは皆面白い
それが悪でも善でも、必ず死を迎えるから必死に生きている
中々楽しい
【口角を上げて、相手に微笑む】
【それはどこか、人の真似をする猿のようにぎこちなかった】
私は能力者じゃない
私は…吸血鬼だ
お前たちとは違う存在だよ、技術《テクニック》でも能力《アビリティ》でもない
化け物《フリークス》だ
【パンパンと服の埃を払いながら、気だるげに返す】
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>>105
……ど、どういたしまして…
【誉められて、何となく御礼を返す
わっさわっさの上に座った>>105に見られながら
おっかなびっくり立ち上がり、アイスソードを両手で構え直す】
せ、正義…?あくぅ?……??
え、えっと…う、うーん…
あ、アイス屋さんの……味方、かな?
正義とか悪とかは、分かんない……
強いて言うなら、自分の好きな物の…味方…えへへ…
【気恥ずかしそうに笑いながら、この場からどうやって生還するかを考え続ける
アイスソードの刀身を上向きから下向きへ下げ、先を地面へ付ける
少しづつ、アイスが溶け始め、地面に水溜まりを作り始める】
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>>106
…分かった、アリの観察をしてるようなもんか。確かにあれは楽しい
そういや巣穴によく水やら石やら入れて遊んだっけ
【ろくでもない楽しみ方。しかし学生はくっくっ、と笑っていた】
そうか、吸血鬼ねぇ…綺麗な紅い目だ
【吸血鬼だと名乗る人物を、学生は興味深げに見回した】
なら吸血鬼さんよ、俺と暇つぶしをしないか?アリの観察より面白くなるかもしれないぜ
【学生の身体から霧のようなものが出始める。それは生き物のようにユラユラと動く】
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>>107
……ア…アイス、ねぇ…。
【顔を引き攣らせて少女の嬉しそうな笑顔に少し引きつつ、触手のわさわさから降りる】
……っと、でも。どっちかってゆーと、正義っぽいよね。愛に生きるところとか!
【ニヤリと笑い、触手生物の触手を一本掴み、引っ張る】
ってなわけで! アンタを邪神様の供物にさせてもらうわよ!
ニョロちゃーん、GO〜!
【みょーん、と引き伸ばされた触手が、ゴムのような勢いを以って、触手生物を>>107へ飛ばす】
【空中で勢いよく数十本の触手を広げる触手生物。捕まればかなり動きにくいだろう…】
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>>108
趣味の悪いことだ
【その発言に気分悪そうに呟いて、観察に視線を戻す】
【と、そこで挑戦の言葉を耳にして】
良いだろう
私も、宿敵が他界してから久しい...やるとしようか
【冷たい視線をそちらへと向けて、にたりと笑う】
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>>109
(……な、何か引かれてる…?)
【なにか変な事を言っただろうか、と首を傾げる】
そ、そうかな…?アイス正義…えへ、えへへへ…
アイスによるアイスの為の…へへへへ…
【若干気持ち悪い系の笑みを浮かべながら、アイスソードの先を地面へと押し付け、更に早く溶かす
ドロドロと溶けたアイスは少女を中心に大きな水溜まりを作り、棒に着いたアイスは半分以下になりつつある】
くもっ、つまり死ぬのっ!?
(家にまだ31アイス買い置きしてあるのにっ
って、わっさわっさが飛んだっ!?)
【触手が此方目掛けて跳んでくるのにビビりながらも、少女は動いた
空中で飛ぶわっさわっさ目掛けてアイスソードを振り、棒に着いたアイスを飛ばしたのだ
霙状のアイスが触手に当たれば、その瞬間アイスは再度凍り付き、触手を氷漬けにするだろう】
【そして、降ると同時に少女は勢い余ってコケた】
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>>110
それでもまた巣を作るんだ。アリとヒトってよく似てると思わないか?しぶといところがさ
【霧は学生の目の前で収束すると、球体になる】
それじゃあ早速始めようぜ。夜は長いったってさぁ……もったいないだろ!
【球体が弾けると、それは何本もの剣になって吸血鬼に襲いかかった】
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>>111
……な!?
【少女が剣を振るうと、非常に理解し難い事だが刀身がすっぽりと外れ、溶けかかったアイスのように触手生物にへばりつく】
【そしてそのままわさわさと蠢く触手ごと、ガッチガチに凍らせてしまったのだった】
……ニョ、ニョロちゃん…。 そんな……ガク…
……ま、いっか。どうせ解ければまた元気になるだろうし。
【がっくりと膝を付き、頭をうなだれる魔法少女だったが、ものの数秒で立ち上がり、特に気にした様子もなく膝の砂埃を払う】
あらら、ふふ!
途中までは格好良かったのに。アンタ面白いね。ちょっと楽しいかも☆
でも、その解けた刀身で私の魔法が防げるかな? 【プチサイズ】!
【再び唱えられた魔法。多数の小さい鎌が、地べたの少女へ向けて放たれる】
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>>112
こう見えても博愛主義でね
あんまり関心はしないな
【紅の瞳が、一際輝いた気がした】
【瞬間、何本もの剣が吸血鬼へと突き刺さる、幸い急所には当たっていないが】
どうした、この程度ではあるまい?
【平然と剣を抜きながら誘う】
【傷口はもう既に塞ぎかかっている】
【人なららぬ者と否が応でも教えられる】
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うぅ…痛い……ひっ!
【アイスソードの棒を握りながら、ヨロヨロと立ち上がると、真横スレスレにわっさわっさの氷漬けが落ちてくる
刀身と同じ、氷点下50℃に常に保たれたわっさわっさの氷漬けは、恐らく二度と溶けることは無いだろうと
少女は取り合えず安堵の吐息を吐いた】
(ち、一寸可愛そうなことしたかも…
わっさわっさでキモかったけど、ペット?らしいし……)
【まぁ、殺されかけたのだからおあいこだろうと結論付ける】
か、かっこいいかな?
えへ、へへへへ…
溶けても、直るし……
当たりが出たから…【アイスソード】
【少女の呼び掛けに答え
少女と>>113の間に、アイスソードがもう一本召喚される
無数の鎌を受け止めて、刀身はまた溶ける】
もう一本…です…
【両手に巨大なアイス棒を持ち、振る
すると、刀身は戻り、二本の巨大なアイスソードが出来上がる……が】
【重いのか、腕はプルプルしている
流石に二本は厳しいらしい】
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>>115は
>>113宛
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>>114
へぇ…流石吸血鬼、簡単には死なないか
【刺さった剣が霧状になって学生のもとへ戻っていく】
じゃあ今度はコレとかどうだ?
【集まった霧は大きな丸鋸のような形になった。学生が指を鳴らすと、それは吸血鬼の身体を真っ二つにしようと迫る】
(真っ二つにしたらどうなるだろう?くっ付くのか、それとも分裂するのか?)
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>>117
その程度ではな、私とて化け物《フリークス》だ
人間にはやられはせど、そうそう簡単に負けはできん
【そして、丸鋸が迫った瞬間】
【吸血鬼の翼に紅の翼が大きく現れた】
【そう思った瞬間】
どうした、私はこちらだぞ?もうすこしよく見て狙え
【後ろにいた】
【瞬間移動と見まごうほどの速さで後ろに回っていたのだ】
【そうそう簡単にやられる気はないのだろう】
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>>115
え” ウソウソ!? 二刀流なんて聞いてないわ!
【少女が二本の剣を構えたことで、少女の中の計算が狂ったのか慌て始める】
む〜〜…仕方ない! こうなったら…!
【杖を構え、もにょもにょと口の中で呪文を紡いでいく】
【呪文によっては、今なら攻撃出来るかも知れない…?】
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>>118
…………っ!!
【一瞬にして後ろへ回り込まれ、学生は驚愕する】
なるほど、規格外だ…ヒトじゃあこの速さについていくのは無理だなぁ
【攻撃する余裕は無い。身を守るために霧が学生の身体を覆っていく】
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>>119
や、やっぱ無理……っ
【片方のアイスソードを地面に落とし、両手に持ちかえる
落としたアイスソードは溶け、水溜まりを拡げる
最早路地裏は一面アイスの水溜まりである】
っ、チャンスかも……っ
刀はりょ、両手で振った方が速いんですよ…っ!
【何か決め台詞的な物を言ってアイスソードを振りかぶる
振りかぶったアイスソードが溶け出した所で、>>119に向かってアイスの刀身を飛ばす
わっさわっさの時の二倍以上の霙が、>>119目掛けて飛んでいく】
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>>120
ふむ、ここはひとつ足を出させてもらおうか
【そういうなり、相手に対して回し蹴りを行う】
【身体能力は上がっているが、向こうは身を守っている】
【威力はかなり殺されているだろう】
ほら、ぼさっとしているなよ
半世紀前、私を倒し服従させたあの女のように私を倒して見せるといい
【翼は弾ける様に消え、ちょいちょいと挑発する】
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>>121
はぁ?! 創りだした剣捨てるとか、どんだけ非効率的なことを…!
……〜〜っ!! ちょあぁぁっっ!!
【思いっきり、その場から横に跳ぶ。脇腹スレスレを刀身が掠め、路地の一部に綺麗な氷の花を咲かせた】
……はーっ! はーっ! む、無茶苦茶すぎるわよ! アンタ!!
【呪文が中断され、その場に満ちていた魔法陣は静かに消えて行く】
【その魔法陣に向けて、少女は苛立たしげにツバを吐く】
…チッ…! 詠唱長すぎんだよダボが…!
【小声で何か聞こえた気がする…】
もういいわ……【テンタクル】!!
【少女が呪文を唱えると、先ほどカチコチに凍っていた触手が、バリバリと氷を剥がしながら膨張していく】
【たちまちクレーン車程の大きさに巨大化した触手生物は、人の胴体程もある触手を柔らかく使い、魔法少女を自らの体にそっと乗せる】
うふっふ……遊びはもうおしまい。コレこそが、ニョロちゃんの真の姿。もう貴女に勝ち目はないわ!! あーっはっはっは!
【触手が2本ゆっくりと持ち上がり、狙いを定める…】
いっけー、ニョロちゃん! ウラミハラサデオクベキカー!!
【少女の号令と共に、金属でさえ飴のように曲げる程の、高威力の触手が襲いかかる!】
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>>122
ぐぅっ…!
【回し蹴りを食らい、ゴロゴロところがっていく。落ちるか落ちないかのところでなんとか止まる】
女ぁ?お前の宿敵って女かよ
…ちょいとペース上げるか
【フラフラと立ち上がると同時に、身体を覆っていた霧が固まり、鎧のようになる。鎧を纏った学生は走り出し、吸血鬼に迫った。懐に潜り込み、拳を腹へ叩き込もうとする】
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>>124
だったら、なんだ?
現に今、お前はその娘に劣っているぞ?
なにせ、彼女は無能力者だったからな
【ゴロゴロと転がる相手を尻目に挑発する】
始めからそう来ればよいのだ
【相手が拳を振るったときに此方も拳を振るう】
【相手の拳は確実に腹部に入ったが、それでも腕は振るって】
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>>123
っ!わっさわっさが……っ!?
【バキバキと氷を剥がしていくのを見ながら、驚きで固まってしまう】
遊びは…おしまい………そ
【両手に構えたアイスの棒を片手に構え直して
落としたアイスの棒を拾い上げる
軽く振ると刀身が戻り、再びアイスソード二刀流】
じゃあ、逃がして貰う作戦終わり
……本気で行く
【今度は、手はプルプルしていない】
【アイスソード二刀流を持ちながら、巨大化した触手へと突っ込む
物凄い早さで襲い掛かる触手にアイスソードを叩き付けるが、直ぐに溶け、触手を地面へと氷で張り付けにする
溶けたアイスソードを直ぐに元通りにしながら、なるべく致命傷を避けながら触手を凍らせていく
かすっただけで肉が削げ、血が吹き出るが、傷口を即座に凍らせて出血を防ぐ】
ふっ…!
【触手を凍らせながら、大体の当たりを付けて、>>123目掛けて刀身を飛ばす
水となったアイスソードの飛沫でも、当たれば氷点下50℃
目にでも入れば失明、肌に当たっただけでも指すように痛むだろう
それと加えて、路地裏にアイスソードの作った氷が満ち始め
辺りの温度を急激に下げ始めている…】
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>>125
【拳は鎧にめり込むとズブズブと飲み込み、固まっていく。そして腹部にめり込んだ拳は膨張して……弾けた】
吸血鬼さんよ、さっきは刺されても平気だったが…もしバラバラになったらどうなる?
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>>126
【突然、別人のように剣を振るい始めた少女を見て、魔法少女は嬉しそうに口角を上げる】
わわっ!? ……うふふふ! なになぁに〜? いままでのは演技だったってわけ?
きゃははっ! ただのドジっ子かと思ってたけど、アナタとんだ悪女ね!あっははは!! 【ウロボロス】!
【どんどん触手を地面へ縫い付けられていく】
【時折やってくるアイスの欠片や、>>126が投げた刀身を、ウロボロスで防いでいくが、戦況は劣勢だ】
んー…でもこのままじゃジリ貧ねぇ……。
【気がついてみれば、周囲は極寒の地。気温を操る術が無い魔法少女にとって、長期戦はあまりにも不利だ】
【少女は何事かを思案した後、杖を触手生物に当てて命ずる】
……ニョロちゃん…いえ、我が使い魔オクタグル。 奴の攻撃から、なんとしてでも私を守りぬけ。
【魔法少女の言葉に、触手が反応する】
【凍りついた触手を地面から無理矢理剥がし、一部の触手をドーム状に囲うことで少女を守る】
【紫色の血をにじませながら、数本の触手が少女を襲う】
来たれ……我が名は【邪神魔術師】。 襲え……此方は楽園の地……。
【少女が詠唱を始める…】
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>>127
...なに?
【怪訝な瞳で相手を見た瞬間】
【拳が弾けとんだ】
こ、こいつは...ッ!
く、考えたな...
【腕を押さえながら後ろへと下がって行く】
(体が弾けとんでもなんでもない、再生はできる)
(問題はそのスピードッ!)
(残りに、三個のパズルのピースを組み上げるより、バラバラなピースのなか完成させるのは非常に時間がかかるように)
(体がぶっ飛べば再生は遅くなるッ!)
(奇しくも半世紀前のMasterと同じてを食らわされるとはな)
【相手を睨みながら、思案にくれる】
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>>128
【触手が氷の拘束を剥がし、少女に襲い掛かる
少女は触手の一部が>>128を包むのを見て】
(待ってたよ…っっ!!)
【時が来たのを、歓喜と共に悟った
少女は待っていたのだ、完全に相手から此方が見えなくなるその時をっ!】
(触手はあの娘の命令は聞くけど、別に繋がってる訳じゃ、無い)
【触手の猛攻を紙一重、時には腕や腹に掠めながら避けつつ、触手と距離を取っていく
その間にも、アイスソードを溶かし続け
地面の水溜まりと、回りの氷を大きくしていく】
(つまり、今は私が何をしてるのか…あの娘は分かんない…はずっ!)
【どんどん距離を取りながら、触手ドームに向かってアイスソードの残りを放つ
あの怪力の前に意味は有るのか疑わしいが、せめてもの時間稼ぎになると良いが…】
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>>130
穢し……降らせよ……死の毒霧を……。 奪い……壊せ……希望の光を……!
【触手の表面に、硬い刀身が突き刺さる。ドロリと噴出すように血が溢れ、触手は身悶えるが、未だその堅牢さを保ち続けている】
我が命運は地獄と共に…! 我が血肉は邪神様の為に…!
【外で起きている事など知るすべも無く、魔法少女は呪文を完成させていく】
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>>129
ふっ……はぁっ……!
【弾けた右腕の部分は、装甲が剥がれ中身が露出している。ゆっくりとそれは埋まり元通りになるが、あまり時間は残されていないようだった】
【破片にしたとしても再生してしまうだろう。燃やすなりなんなりすれば良いのかもしれないが、あいにくこの能力にそんな性質は無い】
…ならば!!
【鎧が霧散する。そして三つの球体になると、それぞれ散った破片を絡め取ろうと飛んでいった】
(それぞれ別に閉じ込めてしまえば、再生しようにもできない。でももし失敗すれば……)
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>>131
……っ…っ…ついたっ
【触手の猛攻を避け、少女がたどり着いた場所、それは】
【路地裏を形成する一画、ビルの非常階段だった】
【少女は上をチラリと確認し、真っ直ぐに上を目指していく
階数は然程に多くは無い、一気にかけ上がれば、屋上に見えるは、巨大なタンク】
【触手の猛攻を避け、階段の先が壊れればアイスソードで補強しつつ
少女は屋上目指してかけ上がるっ!】
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>>133
【攻撃対象が消えた触手生物は、全ての触手を魔法少女のドームに当てる】
【それはまるで、不気味な蕾のように見えた】
来たれ、最悪の結末! 災厄の星!
【詠唱が包むにつれ、蕾の周りにドス黒い魔法陣が現れていく】
我が魂を食らいて、顕現せよ!!
【魔法少女は呪文のほとんどを唱え終わり、ニヤリとほくそ笑む】
…ク、クク、ざまぁ……みな……あと一言で、全てがおしまいさ…! 私も、お前も……!
【蕾が開いていく…。中にはニタニタと笑い、杖を構える魔法少女】
ケケケケケ…!! …さぁ、テレビの前のみんなー。【邪神魔術師】ちゃんの、最初で最後のクライマックスシーンだよー☆
録画の準備はおっけー? 遺書も忘れないようにね☆ それじゃ、いっくよー♪
【触手が花弁だとしたら、少女は雄しべ。粘性を持った黒い光が、杖の先から溢れ出そうとしている!】
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>>132
おいたが...すぎるな
そろそろ、本気を出させてもらう
【苦痛に歪んだかおで絞り出すようにそういうと】
【紅の翼が現れる】
UUUURRRRR YYYYYY!!!!
【一瞬、コンマほどの早さ】
【その早さで相手へと回り、腹部へと拳を振るう】
いったろ、そう簡単にはやられるわけにはいかんと
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>>134
【邪魔の居なくなった階段を駆け上がり、屋上に着く
下に感じる禍々しい気配をあえて無視、ただひたすらに走る】
(間に合え……っ!!)
ま、に、あ…ヒャア、我慢できないっっ!!投げるわっ!!
【我慢できずに、貯水タンクに向かってアイスソードをぶん投げる
氷点下50℃のアイスソードがタンクに風穴を開ける】
やった…っ!!
【遅れて到着した少女は突き刺さったアイスソードを溶かしタンクから抜くと】
おしまいなんて言うんじゃ…ないのっ!
まだ、……今年は炬燵で雪見だいふく食べてないんだから…っ!!
【アイスと水の混ざった液体が、塊の様に路地裏へと降っていく
アイスソードを再生させては溶かし再生させては溶かし…
貯水タンクにたまっていた大量の水を霙状の塊にして、路地裏の魔方陣を押し流そうとするっ!】
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>>136
【暴力的な冷気の塊が、魔法少女に降り注ぐ】
ヒャハハハハハ!!【災厄召喚:ディザス……ヒゥッッ!??
【少女の詠唱は、完成することは無かった】
【体中に降り注いだ氷水が、彼女の呼吸を乱したのだ】
カ……! ヒ……! …ディ…ザ……!!
【極度の低温は、少女の呼吸に異常をもたらし、息を吐くことが出来ない状態になっていた】
【カチカチと歯を打ち鳴らし、少女は呪文を言おうと、何度も試みる】
ディ…! ザ…! ス……ター!
【ようやく、口にした頃には】
…………
【周囲に集まっていた禍々しい魔力はほとんど霧散し】
…………
【魔法の不発も、成功も。確かめること無く、少女は絶命した】
【邪神魔術師】――死亡
/絡み乙でした! 満足の行くロールができました!! 非常に楽しかったw
/遅くまで付き合ってくださってありがとうございました!
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>>137
「カンカンカンカン…」
【此処からは裏設定の時間】
…………さむ……
【>>137の絶命を確認するために、再び路地裏へと降りていく
路地裏はさながら冷蔵庫の様で、暴力的な冷気と、微かなソーダアイスの甘い香りに満ちていた】
……正義か…悪か…か…
この娘は、そんなことを戦う理由にしてたのね……
【>>137の目の前迄来て、すっかり氷ってしまった死体に指を這わせる
シャリシャリと砕けるような霜の感触が心地良い】
そんなの…
【頬を撫で喉へ滑らせ…少女は】
アイスの味には、関係無いのにね
【白い息を吐きながら、真っ赤な舌をアイスの唇へ這わせた】
【アイスソード(ソーダ味)】………運動後のアイスは美味しい
/お疲れ様でしたーーっ!超楽しかったデス♪
/悲鳴を聞き付けたのもアイス食べたさという設定、アイスジャンキー怖いです
/ネタでガチ戦闘楽しいかもww満足満足っ!
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/うわああああ寝落ちしてしまった
すみません…
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/チラッ
【強化装甲-黒曜-】
この能力者は身長3m程の強化装甲『黒曜』のマスターだ。この強化装甲を着る事で、超人的なパワーとスピードを得ることが出来る。
両手両足に鋭い爪が三本ついていて、抉ったり切り裂いたりすることが出来る。
また握力も強く、車程度であれば、30秒もかからずに解体出来るだろう。
人工知能を搭載してあるため喋る。時に相手の情報を教えてくれたり、主人が見えていない攻撃を避けてくれる。
が、開発されたばかりなのでドジを踏む事も。
身体能力:垂直跳びで100m、時速70〜110kmのスピードで動くことが可能。
初期装備:マイクロミサイル【弾数:300】、刃渡り1.5mの鉄剣
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だれかいるかい?
書くの遅いけど暇つぶし付き合ってくれい
【強鱗剣獣】
肌を強靭で鋭利な鱗に変化させる能力
鱗は靭やかでありながら金属より丈夫
刃のように鋭利であり、掠っただけでも切れてしまう
また全身を変化させることで、異形の怪物と化す
鱗と同じく強靭で鋭利な尾、そして更に鋭い剣のような爪が生える
異常なほどに、五感・身体能力が向上し、自然治癒力が高まる
ただし長時間この状態でいることはできず、解除すると疲労が一気に押し寄せる
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/私で良ければ。
-
【夜の街を、一機の黒い機人が跳ぶ】
おい、確か……このへんだったな。
『Yes.その通りです。マスター』
【機人はある開けた場所で立ち止まり、あたりを見回す】
【中にはどうやら人が入っているらしく、動きは自然で滑らかだ】
……こちら『黒曜』。指定位置についた。……わかった、待機する。
【少し予定より早かったのか、機人は近くの人家のかべに寄りかかると、一息つく】
『予定より幾分か早かったようですね』
あぁ、ま。遅れるよりはいいだろう
【一体何の任務なのか、機人は頭部のパーツを緩める。中には若い男が入っている】
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>>142
/いたのか
>>143
【街往く人々の些細な仕草なんて、見かけたところで記憶にならない】
【だが、人とは変わった行動というのは、一瞬見ただけでも印象に残るものだ】
【>>143の行動もそれ】
あいつ……
なんで外に一人で居るんだ?
【少し離れたところに歩いていた男は、ちょっと気になって、>>143の様子を見ていた】
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>>144
……
『マスター』
【先程から、スピーカーからひっきりなしに呼びかけられる言葉。男はしばらくそれを無視していたが、ついに答えを返す】
……わかってる。見られてるってことだろ
『はい。規律の第136によれば、作戦の邪魔をするものは排除せよ、とあります』
【頭の硬い返事に舌打ちを返しながら、装甲の爪で器用に額を掻く】
……チッ……まだ作戦は始まってない。それまでに飽きて出てくだろ……いいから静かにしてな……。
【了解しました】
【男がこちらから興味を失ってくれることを祈りながら、男は胃を痛める】
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>>145
【独り言を話しているのはわかっても、内容まではわからない】
【暗がりに申し訳程度の明かりで、ほとんどシルエットだが、ごつい体から男だろうと結論づけた】
【好奇心から、ちょっとだけ近づいてみる】
【その大きさに驚愕できるほどまで―――】
……大男だな
いやなんでわからなかったんだ……
あいつ、普通じゃないよな
【男は隠れて接近するため、一旦その場を離れた】
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>>146
………〜〜っ…!
『マスター』
【再び繰り返される言葉。男はツバを飛ばしながら怒鳴る】
わかってる! なんか監視してるってんだろ!
『はい。規律の第219によれば、作戦決行前に怪しい動きがある者は排除せよ、とあります』
【断固として排除の二文字を変える気がないAIに溜息をついて、機人はスッと立ち上がる】
…………そもそも、お忍びのミッションなのにステルス迷彩の許可が降りないことがおかしい。
『財政難ですから。ご了承ください』
……その台詞、巻き込まれる奴に言えんのか?
『Yes.もちろんですマスター』
【このミッションが終わったら胃薬を買おう。そう決意した男はスピーカーをONにして周囲に呼びかける】
あ、あー…そこの物陰に隠れてる奴。3秒以内に出てこないと爆撃する。
さーん……
【背中に取り付けられた小型のミサイルポッドが開く】
-
>>147
【ゆっくりと忍んで近づいていたが】
「あ、あー…そこの物陰に隠れてる奴。3秒以内に出てこないと爆撃する。」
……俺じゃないよな?
俺だったらまずいな、この知らない人の家が吹き飛ぶかも
っていうか爆撃ってなんだ?
ミサイルでも搭載してるのかあの大男は
【文句を並べ立てながら、「いーち」という声が聞こえ、慌てて飛び出した】
おいおい冗談でも恐いから―――
【苦笑いでツッコミを入れながら男を見て、顔が引きつる】
-
>>148
……悪いな。ほらあれだ、あれ。『好奇心は猫をも殺す』ってやつ
【男の代わりに機械的なアナウンスが『0』と告げる】
【背中から突き出たポッドから、様々な軌道を描きながら10発のミサイルが飛び、>>148の居た付近の民家を完膚なきまでに破壊していく】
『Fantastic! 的確な射撃です。素晴らしい』
……そりゃどーも…。
【モクモクと粉塵が舞い上がり、男はゲンナリした表情でその場を離れようとする】
-
>>149
【すぐ後ろで家が爆撃される】
【複数の爆発が重なり、爆風が粉々になった家を飛ばしてくる】
うお、お……
【ダイブしたまま伏せて、なんとか耐えた】
冗談じゃないぜ……
殺す気か
【立ち上がりながら、男を探す】
おい、なんてことしやがる!
俺がなにしたっていうんだ!
【見つけたとたん呼び止める】
-
>>150
……チッ……空気読めねぇ野郎だなオイ…!
【どうして生き残っておきながら、わざわざ喧嘩を売りに来るのか。男はだんだん瓦礫の上の男に腹が立ってくる】
……話すことは何もない。お前はただ運が悪かっただけだ。
たまたま茂みに入ったら腹が減ってる虎が居た、とか、仕事の報告をしようとしてたら丁度上司がイライラしていた、とか。
【機人は男に向けて歩み寄る。スマートなくろいボディから伸びた腕】
そんな理由で十分なんだ。人が死ぬ理由ってのはさ。
そういうことだから、じゃあな。
【その先の爪が、男に向かって振り上げられる】
-
>>151
……そんな簡単に人を殺すのかよ
【ありきたりの言葉を吐き捨て、睨みつける】
【防ぐために両手を伸ばす】
【その両手が徐々に鱗に覆われていった】
死ぬっていうのは、簡単なことじゃないんだ
【指の先まで鱗が覆って、爪を受ける】
【斬れはしなかったものの、重い衝撃に腕が痺れる】
-
/我ながら何言ってんのかわかんないな
-
>>152
へぇ…黒曜の爪でも切れないんだな。
【機人は感情のこもらない目で男を見つめ、後ろに飛び下がって距離を取る】
【ひとっ飛びで数m離れると、地面に手をついて体を安定させる】
どうかな、教えて欲しいもんだ
【背中のミサイルポッドが突き出る】
-
>>153
/怒り狂って無言戦闘ロールになってもいいのよ
-
>>154
いってぇ……
なんて馬鹿力だ
【鱗がなくなった両腕を振る】
あれは、さっきの爆撃か
マズいな……
【先手必勝、と真正面から駆ける】
【両腕が鱗を纏い、殴りかかる】
【当たってもあまりダメージは期待できないが・・・】
>>155
/無言の分埋めようとして更に時間かかるかもしれないから今回はなるべく喋るぜ!
-
>>156
『損傷率92%。長時間の戦闘は修理費がかさみそうですね』
うるせえ。
こっちも暇じゃないんでね、決めさせてもらうよ、っと!
【男の攻撃を左腕で受けて、右腕で殴ろうとする】
-
>>157
(やっぱり人間状態での攻撃は……)
ぐ、ああっ!!!
【殴られる部分を予測して鱗に変化させる】
【だが衝撃はあまり殺せず、地面に転がった】
馬鹿力め……
悲しいことに俺も同意見だ……
さっさと、終わらせてやるよ!
【立ち上がりながら言葉を紡ぎ、そして吠える】
【全身を鱗が覆う】
【人の姿を完全に捨て、物騒な尾が生え、爪は鋭く光る】
【獣と化した男は、地面を力強く蹴り、タックルする】
-
>>158
よし、あとはミサイルで……
『! いけません。オートパイロットON』
うおっ!?
【AIの言葉と同時に、黒曜が無理矢理ガードの体制に入る】
【そこにおもいっきり体当りする、先ほどの男】
【凄まじい衝撃。と共に、画面の耐久率がいっきに減る】
『残り耐久率56%です』
おいおい……冗談きついぜ…。何が起きた。
【獣を受け止め、後ろに投げる】
『説明します。おそらく今のが彼の本来の能力。これまでは出力を絞って体の一部に反映していたものと推察します』
……なるほど。そりゃ、いろんな意味で早く終わりそうだな…
【少しひびが入った黒曜の両腕を地面につき、獣の着地地点にマイクロミサイルを20放つ】
-
>>159
【投げ飛ばされ、空中で体勢を直し】
【地面に着く前に着地点で爆発が起きる】
グ、アアッ!!!
【さらに吹き飛んで、地面に叩きつけられる】
【しばらく臥していたが、よろよろ立ち上がると、また突進する】
ガァアアアアッッ!!!
【今度は目の前で跳ね、頭上から右手の爪で斬りかかる】
-
>>160
……くっ! しぶとい奴…!
【ガツッ、と鈍い音を立てて、爪が装甲に突き刺さる】
『耐久率43%』
いい加減、死ねよッッ!!
【腰に刺さっていた剣を抜いて、バットのように吹き飛ばそうとする】
-
>>161
【爪が刺さると、更に左で追い打ちをかけようとして】
【不意に腹部の辺りに痛みが走り、同時に獣は宙を舞う】
グゥ、ウウウゥゥ……
【地面に叩きつけられ、呻く】
【流れる血も徐々に少なくなり、傷が塞がる】
【何事もなかったかのように立ち上がると、再び一直線に駆ける】
ゥグアアアッッ!!!!!
【右手は爪を下から振り抜こうと、ダラリと下がっている】
【徐々に距離を詰め、近づけば、爪で斬り上げる】
-
>>162
な、なんなんだ…コイツは…!
【拳で体を打っても、ミサイルで爆撃しても、剣をでなぎ払っても。
わずか数秒で起き上がり、装甲をガリガリと削っていくそのさまに、機人は恐怖を覚えた】
『耐久率35%。 マスター、本部から連絡がありました。今すぐ能力者との戦闘を止め、任務へ向かうように、と』
馬鹿抜かせ! 3割迎えてる装甲で、任務を遂行できるか! それに……!
【AIに怒声を飛ばしつつ、獣の爪をギリギリで躱し、蹴りを胴体に叩きこむ】
コイツが俺の事を諦めるなんて、思えない…!
【背中のマイクロミサイルが突き出る】
-
>>163
【爪が躱されたスキに蹴りが入り、よろめく】
【確実にダメージは入っているのだが……】
ガァアアアアアァァアアァアアアァアアァァアアアアアァァァアアッッッ!!!!!!
【咆哮とともに、大きく跳躍】
【十数mほどまで跳び上がり、空中で翻す】
【真っ直ぐ、落下する】
-
>>164
糞…! 糞、クソクソ! うああああああぁぁぁぁ!!!
【落下してくる獣に合わせて、男はマイクロミサイルをすべて放出する】
【しかし、獣の勢いは止まらない。最後には】
ガッ…!
【コックピットに現れた、『足』。鱗のついたそれは、紛れもなく男の腹を突き破っており、】
【力の抜けた機人の背中から、ミサイルの残りがすべて獣に向けて飛び出した】
-
>>165
【ミサイルを切り裂き、爆発で更に加速して】
【加速して】
【加速して...】
【機人を貫かんと、落下する】
【…が、時間切れだ】
【直前で、男の目の前で、鱗が剥がれていき 】
――――……
【確かに、紛れもなく、機人の腹を突き破って】
【しかし、男に届いたのは力ない人間のそれ】
【気を失っている】
-
【瓦落多乃神様】or【Junk of God】
この能力者は「一度死んだ機械仕掛けの人間」
見た目は普通の人間だが、中身はコードと鉄筋で作られたアンドロイドである
基本的な能力は「放電」
放った電撃は自在に操ることが出来、持っている物に電流を纏わせることも可能
電気をチャージをすることで、高圧の電磁砲を相手に放つことも出来るが
使いすぎると「電池切れ」となり数レスの間動くことが出来なくなってしまう
「放電」のほかには「閃光」を使用することも出来る
相手の眼をくらませたり等用途は様々
身体能力:ロボットゆえの恐るべき機動性
初期装備:剣を持っていてもいい
だれかやろうやでー
-
/まだいるかい?
【粒子魔道】
この能力者は存在する能力全てのエネルギーに依存する魔術師である
理論によるとこの世に存在する全ての能力が行使される際には 全てのエネルギーを放出・顕現する事は出来ず
僅かな漏れた能力のエネルギーが残留粒子として大気に停滞しているそうだ
この能力者の保有する魔力 ひいては能力エネルギー事態は微々たるものだが
大気に停滞している能力エネルギーの粒子を凝縮・圧縮する事で
純粋な衝撃波の塊として放出したり 形を紡いで衝撃を放つ武器のようにして戦う事が出来る
つまりもしこの能力者が他の能力者と対峙した時は
相手が能力を発動すればするほど大気に能力エネルギーの粒子が溜まり続け
大規模な能力発動痕のある所に近づけばより多くの能力残留粒子を回収する事が可能となる
身体能力は下の上
また脆くはあるが自身の能力エネルギーを防護壁として展開する事が出来る
もしもその壁が砕けた時には その破片も残留粒子として使用する事が可能だろう
-
【太陽の明かりが煌々と照っている、能力者の街――】
【その街に立つ大きな摩天楼の上、柵に体を預けている人影が一つ】
……変わったわね、この街も
【淡い碧色の長髪を持った、中学生程度の少女は、街を見下ろして一言呟き】
科学的には成長したんでしょうけど…
私は、この街の住人が笑っているのを見たことがないわ
【白のワンピースが風に揺れ、少女は軽く抑えながら】
【悲しそうな表情を浮かべて、ポツリと呟きを漏らす】
【――そして、少女はどこからとも無く、無骨なフォルムの鉄剣を取り出し】
…私が変えるしかない、か
【刀身に映った自らの顔を睨み…覚悟をしたように言うと、少女は誰かを待つように、屋上に立ち尽くす】
/野球始まってしまったから、ちょっと返信遅れるかも試練
-
フフフフ……。
『科学』は、丁度その鉄剣と同じなのですよ。
【少女の後方に一つの人影】
【壁に背を預けて少女を見やる、よれよれの白衣を羽織った男】
【四十は過ぎているだろう、少し皺の刻まれた顔は、三日月のように弧を描く歪な笑みが浮かんでいた】
それ自体に罪は無いのです。
されど、扱う人間の欲、悪意、或いは残念な不可抗力が、科学を不幸の象徴にする。
困ったものですよ。私はただ、人類の幸福を願っていただけだ。
【その口振りからして、男は科学者なのだろう】
【それも、この街の科学的な発展に寄与していた、第一線で活躍した科学者】
もっと、人間が賢くなってくれれば良いのですがねえ……フフフフ。
/野球わろた 了解
-
.>>170
【少女の持つ鉄剣に、一筋の電流が走る】
【青色でも、黄色でもない――仄かに碧色がかかった、不思議な電流が】
貴方の方から来てくれるとはね…
【そして少女は振り返り、目の前にいる男を見つめながら】
【静かに笑みを浮かべて、男に向けて呟き】
あの時のこと…私は忘れていないわ
貴方も忘れてはいないでしょうね、あの…「雨の日」のことを
【剣の切っ先を向けると、真剣な顔つきで言い放つ】
/あ、それと負けるときのロールを練習したいんで
/ボコボコやっちゃってくだしあ
-
>>171
「雨の日」――レーゲンターク。
随分と懐かしい話ですねえ、まだまだお若いのに勉強熱心なようで。
まだ私が若かった頃、建設段階だったこの街で発生した「科学実験災害」……痛ましい事故でした。
【しかし依然笑みを浮かべる男からは、痛みも、悼みも感じられない】
【もはや男の感情機能は壊れているのか】
……おや?
「あの時」のこと……ほほう、成る程、成る程。
逆算してみれば、おかしいですね。
私がまだ若かった頃、貴女は普通に考えてまだ生まれてはいない。
とすると、……その武装から考えるに。……フフフフ。貴女、成る程、そういうことですか……フフフフフ。
【男の少女を見る視線が、変質した】
【興味深い素体を観察するように――笑みが更に凄絶さを増していく】
もしや、あの災害の被害者ですか?
ならばどうします。確かにあの時、私は実験の指揮を執っていた一人です。復讐の為に舞い戻ったのですか?
――――死の淵から。
-
/了解ー 上手く勝てるようにがんばりやす
-
>>172
あの日、私は一度死んだ
姉妹もろとも災害に巻き込まれて
【バチリ、と不穏な音が屋上に響く】
えぇ、そうよ
私から大事なものを、2つも
妹と、命を奪った―――あの災害のね
【少女が言い終えた途端、鉄剣が異様なほどに輝き】
【そばにいるだけでもビリビリきそうな程に、その剣は帯電していて】
こんなガラクタの体になってでも、私には倒さなきゃならない人がいる
それは―――
【行き場のない電流は空中に消え、再び新しい電流が剣へ注ぎ込まれ】
貴方よ、【粒子魔道】――ッ!
【威勢よく男へ言い放つのと同時に、少女は勢い良く踏み込んで男に斬りかかっていく】
-
>>174
フフフフ……。
能力発動時に放出される素粒子の制御実験、でしたか。
人知を越えた能力から、未知のエネルギーを生み出せるかも知れない……そういう構想でしたね。
元々、この街の開発のコンセプトでもありましたが。
【白衣の男は、眼前の虚空を手で撫でる】
【刹那、怒雷の剣は男に向かって放たれ――しかし、謎の力場に阻まれた】
良いですよ、お相手致しましょう。
あの災害に巻き込まれた人間は全て死亡したはず……その人間が、こうして生きている。
これは良い実験テーマになりそうですねえ!
【直後に、その障壁は砕け散り】
【が、男は優しく少女の胸部に手を添え――逃げなければ、凶悪な衝撃が少女に襲いかかるだろう】
-
>>175
【少女の鉄剣は、男に向かって切りつけられる――が】
【男にあたるはずの攻撃は、何か…目に見えぬ力場に阻まれ】
――ッ!?
【その一瞬の隙に、少女の胸に手が添えられ】
【言葉に出来ぬほどの衝撃が、少女の体を襲い】
【機械といっても、まだ幼い体型の少女は――体ごと吹き飛ばされ】
ぐっ…
こ、の――!
【一瞬からだがショートしかけるも、何とか歯を食いしばって】
【再び電流を纏わせて、男を薙ぎ払おうと剣を振るう】
-
>>176
フフフ……。
【男は再び虚空を撫でる】
【そして、やはり剣戟は謎の力場によって封じられてしまう】
【――よくよく目を凝らせば、何か、空気中の異物によって生じる歪みのようなものが見えるだろう】
能力素粒子制御実験。
よく勘違いされるのですが、実は失敗などしていないのです。
あの実験の要は、『能力の素粒子を制御できる能力者を生み出す』ことだったのですから。
その余波で、素粒子の大爆発が起きた。
実験場にいた関係者は即死、近辺にいた一般人を巻き添えにして……です。
――――お察しの通り。
実験によって生まれた能力者とは、私ですよ。後天性能力者、【粒子魔道】。それが、私の名です。
【つまり、能力によって発生した素粒子を操っている】
【この障壁も、先程の衝撃も、自分と相手から放出される素粒子だった】
【男は再び、今度は少女の腹部へ手を添えた――直後には、先程よりも強力な衝撃が放たれるだろう】
-
>>177
私は、その事件に関与している、人間を…全て、殺す
【少女は男を睨んで、恨みが篭った声で呟いて】
【剣を握り締め、その首を狩ろうと走りだす――】
【が】
な――――
【言葉を発する間もなかった】
【男の手のひらが、少女の腹部へ触れた途端、少女の体は中へ浮かび】
か、は
【少女の体は鉄製の柵へ打ち付けられ…小さく嗚咽を漏らし】
【バチバチと音を鳴らしながら、少女の動きが止まる】
【そんな少女の周りには、小さな電流が数本走っていた】
-
>>178
フフフフ、どうしました。
憎き仇の言葉を素直に信じてくれるとは、お人好しなのですねえ。貴女。
【虚言を保証する口調ではなく】
【壮年の年季が刻まれた表情に張り付けられた三日月の笑みが、一体何を意味するものなのか】
【それを察するのは、あまりに容易と言うべきだろう】
信じていたのですよ。
科学は必ず、人間を幸福にするものなのだと。
それを不幸の象徴にしたのは、”扱う人間の欲”、”悪意”、”或いは残念な不可抗力”だったのです。
【軍事転用し、強大な支配力を持ちたいという欲】
【敵対者を排除するという悪意】
【そして、素粒子能力者の誕生に伴った爆発という残念な不可抗力】
立ち上がりなさい。科学を、これ以上不幸の象徴にしたくなければ。
倒れても、何度でも立ち上がりなさい。
どうした――――立て、恨みを晴らしてみせろ、【Junk of God】!!
【笑みが、消失する】
【男の壮絶な、鬼気迫った、本当の表情が露わになる】
-
>>179
【骨の代わりに鉄骨が、血管の代わりに電線が】
【少女の傷口からは、人のものとは思えぬものが見え隠れしており】
生憎、この体は使い捨てなのよ
どうせ、一度死んだ命――
だからこそ、無謀に使える
【鉄剣を杖にし、よろよろと少女が立ち上がると】
道連れよ、【粒子魔道】……!
【有り得ぬほどの電気が、電流が、少女の元へ集まっていく】
【耳をつんざくほどの電音に、少女の周りは帯電状態となり】
【その電気が、限界に達した瞬間――――ビルの屋上が、淡い緑の雷に包まれた】
-
>>180
――――。
【これだけの出力】
【全ての素粒子を集めて障壁を作れば、防ぐことは可能だろう】
【否、可能だ。科学者として積み上げた膨大な知識が計算式を組み立て、数値で可能と実証してしまっている】
【だが、そんなことはしなかった】
【ようやく訪れたのだ】
【復讐者が。罪深いこの身を滅ぼしてくれる死の天使が】
【これだけの放電を浴びてしまえば、肉体など灼き尽くされ、炭ですら残らないかも知れない】
【その前に、するべきことがある】
【男は、少女へと近付いて】
【自滅覚悟の大電力を放出する彼女の、その半機半人の痩身を――――抱く】
――――――すまなかった。ありが、とう。
【結局】
【全ては、男の目論見通りに事が運んでいたのだ】
【すなわち、最終的に男が殺され、素粒子実験に関わる実験素体を抹消、この世から凶悪な技術を消滅させること】
【目的を達することが勝利と呼ばれるなら――この結果は、間違いなく、男の勝利と言えた】
【――――男の体が、灰となって空に儚く舞い上がる】
【ここに、呪われた生が幕を閉じた】
-
長らく離れていた、ロール練習がしたいので
【陰陽賢者】
深く魔法に精通した魔法使い、尊敬の意味も込めて魔術を志す者からは賢者と呼ばれている。
得意とするのは陰陽五行に該当するもの……即ち木、火、土、金、水である。
一撃一撃の威力は普通だが他の魔法使いのように攻撃に詠唱を必要とせず、同時に三種まで魔法を連射できる。
また五種類の魔法は組み合わせによっては威力の強弱や魔法の性質そのものが変わったりする。
例として「火に水」を混ぜれば熱湯を放て、「水と木」を混ぜれば自分を守る大木を召還可能。
精神攻撃に対して非常に強い防御力を持っており、他者の能力で自分の調子が崩れる事や自失する事は決してない。
また物理攻撃を防御できるシールドを展開できるが薄く、二度も受ければ割れてしまう。
身体能力は極端に低く、激しい運動……回避行動や歩きよりも早い速度の移動をするだけで息切れをしてしまう。
これらの動きを合計で5レスもすれば体力が限界を向かえてしまい、強制的に2レスの間休憩が必要となる。
あくまでレスで数えるため「1レスの間に回避、ダッシュを複数回」行っても1度の動きとして計算される。
初期装備として杖か分厚い本を持って良い。
-
【貸出個性】
この能力者は多重人格者である。
また、主人格は副人格を物体や人間以外の生物に入れる事が出来る。
人格の性格によって、物体や生物にはその性格と特殊な性質が宿る。
喜の人格:宿ったものの素早さを上げ、重量を軽くする。
怒の人格:宿ったものの殺傷能力が上がる。(尖る、刃が付くなど) 高熱になる。上げていくと炎が生まれる
哀の人格:宿ったものの耐久力を下げる。(壊れやすくなる、ヒビが入るなど) 低温になる。下げていくと氷が生まれる
楽の人格:宿ったものの傷を癒し、重量を重くなる。
身体能力:鍛えた高校生
初期装備:ロングソード
-
【食堂に、一際視線を集める者がいた】
【目の前にはやや大きめのトレーがあり、そこにご飯、味噌汁、焼き魚、漬物といった一般的な定食が盛られている】
【……いや、正確には「置かれていた」と言うのが正しい】
……。
【今現在、それら定食のメニューは、女性の前に置かれた大きな丼の中に放り込まれていた】
【ご飯に味噌汁、焼き魚やそれに添えられていた大根おろし、そして漬物までも一緒に、である】
【……丼の中で混ざり合った定食メニューをかき混ぜ、女性はそれを飲むように流し込む】
【長過ぎる黒色の髪は既に地に付くほど伸びており不潔そうな印象を抱かせるが、その一本一本は絡み合うことなくしなやかに流れている】
【灰色のローブの上には濃い紫色のマントと肌をあまり見せていない】
【色白い肌と紫色の瞳を持つ彼女に似合う言葉があるとするならば「病弱」と言う二文字だが、食事風景だけは健康体に見えた】
-
>>184
……なんだあれ…。
【鯖味噌定食を箸でつつきながら、ゲンナリした様子でその様子を見つめる一人の青年】
【消化に悪そうなその食事風景を見て顔色を悪くする】
(あ?! ふざけんな! 料理人、食材、自分の体! 誰一人幸せになれない食い方だアレは! 万死に値する!)
(あはは。まぁまぁ、飯の食い方なんて、人それぞれっしょ)
【心のなかで声を上げるのは、喜と怒の人格。怒は憎々しげな表情で唾棄し、それをたしなめるように喜は宥める】
……まぁ、健康に良くなさそうってところは同意かな…。ただ……
【鯖味噌を口に放り込んだところで、哀が続く】
(……見ているこちらの食欲を、減衰させるような真似はやめて欲しいですよね……ハァ…)
(あっははは! いいじゃーん! 俺付き合うならあれくらい大胆な人がいいなー!)
【溜息をつく哀の隣で、楽がケラケラ笑って転がりまわる】
【と、その時】
……ん? あ、おい! イカリ!? やめ…………ああぁぁぁぁぁ!! もう我慢ならない! おい、そこな女ァ!!
【青年は周囲の目も気にせず、大声で女性を指さした】
-
>>185
【店内には当然、この女性以外にも女性がいる】
【なので当初この女性は自分が呼ばれたものとは気がついていなかったようで】
……。
【……尚もその食事を辞めようとしなかった】
【と言うよりも指をも指されているのだが、食事に集中しているためか気付いた様子もない】
「……あの、【陰陽賢者】さん?」
?
「あちらの方が、お呼びのようですが」
【ウェイターと思われる女性の一言で、ようやく食事を止めてそちらを見る】
【指を指す男性の目をじっ、と見る】
……?
【私に何か用なのか? とでも言わんばかりの疑問符を浮かべて青年を見た】
【言葉を発せられないのは、まだ口の中にあるものを動かしているかららしい】
-
>>186
……〜っ!
【中々こちらと目を合わさない女性に、青年の額に青筋が浮かぶ】
【ウェイターの活躍でようやくこちらを向いた女性に、青年は矢継ぎ早に文句を並べる】
……お前な、そんな飯の食い方してると絶対体壊すぞ! それに、美味しく食べてもらおうっていう人の気持ちを踏みにじってる!
見た目も悪いし、体にも悪いし、味もごっちゃごちゃだ。
【周囲の客は、むしろ青年のことをうるさく思い始めた】
【それを知ってか知らずか、青年は後悔に表情を曇らせ、うつむき気味に女性に詰め寄る】
そりゃ、いきなり大声を上げた俺も悪い。 ただ、お前自身のためにも、もうそんな食べ方は止めるんだ。いいな?
【優しい笑顔で顔を上げて、女性の様子を見る】
-
>>187
【……会話の半分が過ぎるあたりで、ようやく女性は口の中の物を噛み終えた】
【それを飲み込み、今度は静かになった青年を見て首を傾げる】
……自慢ではないけど、それなりに舌は敏感。
【と言って、舌を軽く出してみせる】
……自然に存在するモノを知る方法は何も精霊だけではない。
食物にも、僅かながらに……そう、残留思念のようにある。
この食べ方は、そういったものを鍛えるのに有効。
【……気のせいか周囲の客――特に如何にも魔法を扱う者は耳を済ませて聞いているように見えた】
【女性はそれを知ってか知らずか、暫し考えた後】
――ような気がする。
【そう言い終えると、客の何人かがテーブルに思いっきり突っ伏した】
【それらの客の殆どが、先の女性のように丼を握っていたという】
まあ考えてもいい。
だが時間が無いときには便利。
別の方法が浮かべば考える。
【……便利とかそういった問題ではないような気がするのだが、当人は気にせず丼の中のものを再び口に運ぶ】
-
>>188
……はぁ…? お前何言って……!
【と、青年が突然頭を抑えたかと思うと、体を震わせてブツブツと呟く】
………ッ…おいアルジ! 俺はまだコイツに言いたい…事……が……!
【ひとしきり震え終わると、落ち着いた表情に戻る】
……ったく…ウチの馬鹿がどうもすみません。 ……俺多重人格者なもので。
……みなさんも、お騒がせしてすみませんでした。
【周囲の人たちにも一通り謝ると、皆自分の食事へと戻っていく】
【再びごちゃまぜ丼を食べ始めた女性に、少しひきつりながらも、質問を投げかける】
で、ちょっと相談なんですけど…
おま……貴女、もしかして魔法に詳しかったり、します…?
-
>>189
【女性自身はあまり気にしていなかったようで、周りが静かになると当人も気にせず食事を続ける】
【確かに女性の言うとおり、その食事法は「飲食」の速さだけは段違いで速く、あっという間に丼の中身を空にしてしまう】
……っ……、……。
【口の中を動かした後に、それを再び飲み込む】
【「……今日のはちょっと塩辛い」と文句を垂れた後、青年へと振り返った】
……別に詳しくは無いわ。
ただ興味を持っているだけ……。
【コップの中の水を飲み干すと、脇に置かれていた本を手元に寄せる】
……ただ、その結果賢者だとか【陰陽賢者】だなんて名前だけが知られちゃったけど。
【手元に寄せたその本を小脇に抱えつつ、青年をチラと見た】
で、私にそれを聞いてどうしようと言うの?
魔女狩りの類ならご遠慮願うわ。
-
>>190
……いや、魔女狩りじゃない。
魔女狩りじゃないが……
【青年は女性から少し離れると、腰の剣を引き抜く】
俺と、戦って欲しい。
(……)
(……)
(……)
(……)
【青年の表情からは、怒りも哀しみも喜びも楽しみもない。ただ、何かを探るような、求めるような目をしている】
理由は、言えない。 今はただどうか、俺と戦って欲しいんだ。
【剣に両手を添え、構える】
-
>>191
【その言葉を聞くと、女性は軽く目を伏せた】
……。
【本を手に持ち、軽く膝を払った】
まあいいわ。
ただこの辺りには借りがあるのよ。
【そう言うと店主はもちろん、周りの客にも緊張が走る】
【息を飲む客たちを尻目に、女性は軽く膝を払って立ち上がった】
……さて、とりあえず外に行きましょうか?
とりあえず負けた方が御代でも払ってもらいましょうか
【相変わらずどこかスレたまま、女性はゆったりと店を出た】
-
>>192
……
【構えを解いて、女性の後ろからついていく】
【一言も喋らず、一切女性から目を離さない。その目はただひたすらにまっすぐだった】
……
………
-
>>193
【店の外へと出た後、女性はゆったりと距離を離し、青年へと振り返る】
……さて、先に手札くらいは見せましょうか。
【そう宣言すると、彼女の周りに光が飛び交った】
【緑、赤、黄、青、茶の五色の、蛍を思わせるような淡い光が彼女の周りを飛び、そして四散する】
まあ見ての通り、基礎の基礎……精霊魔法よ。
……一応、これが私の手札。生憎隠すのが苦手なものでね。「これで全部」よ。
【それを言い終えると指先に光が集まり、野球のボール程度の大きさにまで膨れ上がる】
【それを指で弾くと、光は空を飛んだ】
……ま、適当に手加減頼むわ。
【光は暫く空を飛んだあと、引力に引かれて落ちる】
【この光自体に破壊力は無い、落下すると弾け飛び、光の粒子が軽く舞うだけだ】
落ちたら開始……で問題ないわね。
【地面に触れる髪の毛を一度かきあげた】
-
>>194
【剣を構える】
【光の粒子はふわふわと宙を漂い、青年の目の前を下へと通り過ぎていく】
……
【と、刀身が赤く染まりメキメキとその形を大きく、鋭いものへと変える】
【剣が発する熱気で、光の粒子が剣を避ける】
……
【近くにある小石が薄黄色く染まり、コロン、と地面を転がる】
【そして、最後にアスファルトへと到達し……弾ける】
……!!
【青年は大きく踏み込んで、女性を切りつけようとする】
【心なしか、剣からなにか怒気のようなものを感じる…】
-
>>195
【……そう、嘘は言っていない】
【彼女の魔法は先ほど見せた五色、それを専門としたものである】
【ただし彼女は「全て」を話してなどいなかった】
【剣の一撃は、確かに女性の体へと襲い掛かった】
【……しかしその一撃は、その非常に柔らかそうな紫色のマントに触れた瞬間、金属の音を立てて止まる】
【至近距離まで接近していた青年ならば……「マントの一部が突然金属へと変わった」のを感じることが出来るだろう】
……一つ。
【ぽつり、と呟きつつ、後方へゆったりと歩き出しながら……】
……十の、二。
【そう呟く】
【それとほぼ同時に、突然魔法が、至近距離まで接近していた青年目掛け召喚される】
【一つは火の粉、霧のような火のつぶてが、次々と青年目掛け襲い掛かる】
【一つは茨、突如地面から伸びた棘を持つつるが、青年の四肢に絡み付こうと襲い掛かる】
……性急ですね。
そちらの剣からも、やや猛るものを感じますが……気のせいでしょうか?
【今放った魔法自体はただの応用、決して珍しくなどない】
【異常なのは……それが、全く詠唱を必要とせず、瞬時に現れた事であった】
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>>196
【マントに剣撃を受け止められ、多少動揺する。が、すぐさま女性から距離を取ろうとバックステップを踏む】
……
【そして露になる女性の攻撃。火球とつるが青年を襲う】
【青年は相変わらず黙ったまま、『足元のつるにだけ』 注意を払っている】
……
【襲い来る火球を無視して剣を振るう。強い熱と切れ味で、たちまちつるは切り捨てられる】
【が、当然のように、火球はそのまま青年の無防備な背中へ向けて――】
『やっふぅぅぅぅ! お邪魔するよっ!!』
【――着弾、しなかった。明るい言葉と共に、黄色い閃光が飛び回り、火球を次々と撃ち落としていく】
……ヨロコビ。お前なぁ…
『もう、アルジ。 そんなに警戒しなくったっていいじゃん。この人はいい人だよ』
【しゃべっていたのは、小石だった。その拳大程の大きさの石は、ふわふわと浮きながら楽しげに青年と会話を交わしている】
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>>197
――?
【確かに命中するかと思われた火が、次々と襲い掛かったはずだが、それは簡単に落とされてしまった】
【それを見て、女性は一つ手を打つ】
……成る程、剣を使う方かと思ってましたが。
能力者の人だったのですね。
【突如喋りだす小石に、静かに頷いてみせる】
【……ヨロコビ、と呼ばれたそれを観察しながら、思考を巡らせる】
(……ふむ、微かに幾つかの面影を感じたのはそれでしょうか?
ヨロコビさんの他に……何人かいらっしゃる?)
【暫し考えた後、女性は手を軽く横に振るった】
……別に嘘は申してませんよ、私に出来るのはこれだけ。
では、こうならば?
【まるで問答をするかのように問いかけると同時に、今度は全く異質なものが生まれた】
【女性の目の前に、多量の泡が突如生まれ、それが青年へと襲い掛かる】
【……見た感じでは全く危機感は感じられない、精々動きに影響が受ける程度であろう】
どうでしょう?
【そして泡によって遮られた世界の中から、土の塊が青年目掛け放たれた】
【それの一つ一つは対して破壊力はない、精々当たったら弾けて泥を被る程度だろう】
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