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( ^ω^)超能力者のようです

1名も無きAAのようです:2013/01/20(日) 12:20:22 ID:94OFQO8U0
規制中に考えていた( ^ω^)系を書いていこうと思いますお
基本的にゴミ野郎なんで、投げるかもしれませんお( ´ω`)

2名も無きAAのようです:2013/01/20(日) 12:25:51 ID:94OFQO8U0
聞いた話だと、ウィルスによる進化も存在するらしい。
例えば『キリン』…キリンには、首が短い頃と、現在の骨しか見つかっていないそうだ
それを世間はウィルス進化論と、呼ぶ。

――人類は2度目の『プレゼント』をいただくことになる…



( ^ω^)超能力者のようです

3名も無きAAのようです:2013/01/20(日) 12:47:10 ID:94OFQO8U0
2019年 日本VIP市
セミが鳴き始める頃、世界中にとあるニュースが流れてきた

『土星の衛生が隕石として落下』

落下予定日は7月7日午前4時
国連ではミサイルを撃ち落とす作戦が挙げられたらしいが、PSYRENみたいなるのでは、と反対された

4名も無きAAのようです:2013/01/20(日) 12:54:18 ID:fUB78RE20
国連でジャンプ漫画を例に反対するってのはすげーな

5名も無きAAのようです:2013/01/20(日) 13:50:55 ID:dO8MyJvYO
流石世界のジャンプ

6名も無きAAのようです:2013/01/20(日) 17:48:01 ID:/BL.hhxw0
何の話?
話し切るのはやすぎじゃね?

7名も無きAAのようです:2013/01/20(日) 23:10:16 ID:94OFQO8U0
7月7日
空が衛生からも、隕石の姿が確認される頃、世界は夕暮れのように薄暗くなっていった
しかし、国連には対策があった

太平洋には世界の技術を結集させた空母が5台、浮かんでいた。
中には特殊ミサイルが各500発。中身は隕石に含まれる成分に触れると液化し、隕石を溶かす。
隕石が地球との距離を260000kmを切った時点でこのミサイルは発射される

8名も無きAAのようです:2013/01/21(月) 22:26:50 ID:PU9qdWy60
7月7日 午前2時32分-隕石と地球との距離が260000kmを切る
即座に、太平洋に浮く空母からミサイルが投下される。

一本のラインを空中へのこし、ミサイル2500発発射された。
するとたちまち、太平洋はミサイルの硝煙で染められた
これは日本からも、フィリピンからも、ニュージーランドからも、アメリカからも確認された

9名も無きAAのようです:2013/01/21(月) 22:29:42 ID:DXUnFeXo0
世紀末フラグ

10名も無きAAのようです:2013/01/21(月) 22:31:01 ID:PU9qdWy60
7月7日 午前、3時18分-ミサイルが大気圏を突破し、月を超えた頃、隕石との距離が60000kmを切った
国連の発表であると、午前12時頃には、隕石と衝突し、消滅すると発表された

11名も無きAAのようです:2013/01/21(月) 22:34:17 ID:PU9qdWy60
7月7日 午前4時44分 隕石との衝突
7月6日〜7日にかけての電気料金は世界的に大きく跳ね上がった
世界中、ほとんどの人間がねることはなかったからである。

全世界の人間が、ミサイルに搭載された衛生カメラから放送される中継を見ていた。視聴率実に96.24%

そして、この瞬間人類の歴史に新たなる『事件』が刻み込まれる

12名も無きAAのようです:2013/01/21(月) 22:37:19 ID:PU9qdWy60
7月7日 午前4時44分 
隕石とミサイルが初めて衝突する。
ミサイルは着弾すると、小さく爆発すると黄緑色のアメーバの様な液体を垂らし始めた
そして、隕石は飲み込まれるように消滅していった。
だんだんとミサイルが着弾し隕石は半分以下、3/1と小さくなる勢いは収まらないようだ

13名も無きAAのようです:2013/01/21(月) 22:40:47 ID:PU9qdWy60
7月7日 午前5時55分
ミサイルがすべて着弾し終えた頃、飲み込む物を失った『液体』はジョジョに帰化し始めていた
段々と、太陽光によって蒸発していき、30分程したら、黄緑色の液体は消滅していた

が、一つ誤算と言うべきか、予想外の出来事が起きた
隕石の『核』に等しい部分が残っており、未だに地球へ向かい続けている。
それどころか、大気圏を突入しているらしい。

しかし、落下先は太平洋。落下したとしても、経済的な損害は低いと政府は発表する

14名も無きAAのようです:2013/01/21(月) 22:49:52 ID:PU9qdWy60
7月7日 午前6時5分
隕石が大気圏を、オゾン層を突き破り、地球へ、太平洋へ落ちていく
その様子は東京タワーからも、自由の女神からも確認できたと言われいている

そして、火の塊とも言える隕石は、太平洋へ堕ちた
すると、500mはあろうか水柱が立ち、ほかの水は蒸発する。

しかしだった、本当に恐ろしいことは5時間後に起きた

15名も無きAAのようです:2013/01/21(月) 22:53:20 ID:rtmtZqYs0
結構好きな感じだわ

16名も無きAAのようです:2013/01/21(月) 22:57:50 ID:PU9qdWy60
7月7日 11時11分 
隕石が落ちた付近を、各国のヘリが何台も飛んでいる
最初に異変に気がついたのは、アメリカ合衆国であった
水柱がなくなった頃、落下付近から緑色の煙が、雲に混じり浮かんでいると発表された

その煙は、1週刊、1ヶ月たっても消える様子はなかった。半年して、やっと煙は収まった

日本は、アメリカは、ロシアは、中国は…この事を『774』として歴史に刻むことになった



舞台は2020年。東京


――物語はここから始まる


( ^ω^)超能力者のようです

17名も無きAAのようです:2013/01/21(月) 23:08:18 ID:6LtkOItM0
能力もんは大好物だ

18名も無きAAのようです:2013/01/22(火) 22:19:17 ID:x8RpJIcg0
2020年 1月 VIP市
遂に、事件が起きた。人類の進化が始まったのだ。
雪の降る冬の早朝だった。窓の方を見ると、結露が出来ていて、触るのも嫌と思えるほど冷たそうだった
窓からは見える屋根には氷柱が幾つも伸びていて、既にいくつかは地面へ落ちていた

( ^ω^)「………で、何だおこれは」

自分の部屋の周りはなんともない、ただ普通の部屋だ。
漫画のように窓が割れていたり、天井に穴があいていたりもしていない
しかし、自分がベットより50cm程浮遊していたのだ。

( ^ω^)「浮いてるお…どう見ても」

しかも、浮いている状態で歩ける。しかも地面へ歩くように付けば戻れる
明らかに超能力であった。それも人類史上初。

19名も無きAAのようです:2013/01/22(火) 22:31:23 ID:x8RpJIcg0
( ^ω^)「取り敢えずドクオに言ってみるかお
      当然浮く感覚があると思って起きてみたらこれだお」

窓を見るが太陽は登っていない。時計を見ると5時にすらなっていない。
しかし、こんなビックリ体験をして寝れるはずがない。
寝起きだからか、パソコンを起動させる気にもならない

( ^ω^)「ここまできたら…」

(*^ω^)「 超 能 力 の お 試 し だ お 」

ブーンはニヤついた顔で、当たりのものにタッチする。
すると、タッチしたそばから、物が中に浮き始める。
まるで、ブーンのいる空間だけ重力が存在していないかのような状態だった

( ^ω^)「…能力漫画とかだと、どんな物にも『名前』があるお」

( ^ω^)「僕がいるところはまるで「月の表面」じゃァないか――ッ!!
      この能力ッ【月面《アポロ゛11゛》】と呼ぶことにするおッ!!」

ブーンが指を「パチン」と鳴らすと、浮遊していた物体は糸が切れたかのように、元の位置へ落下する。

20名も無きAAのようです:2013/01/22(火) 22:45:05 ID:x8RpJIcg0
午前8時 スカルチノフ通り
制服に着替えた、ブーンはベンチに座っていた。
バッグからイヤホンとiPodを取り出すと、耳へはめ曲を選択した。

しかし、曲を選択しているうちに曲を聴く必要はなくなった。
住宅街の方から、走る人影が2つ、彼の名は鬱之宮ドクオ。ブーンの同級生だ

('A`)「ちょッ、スゲエよブーン!!見える?見えるか?コレ」

息を切らせ、肩で息をしているドクオが自分の背後を指差す。
しかし、ブーンがどんなに目をこらそうと、ドクオが指しているものが何かわからなかった。

( ^ω^)「どうしたかお、遂に鬱で…」

('A`)「ちげーよアホ。まあ見てろ」

ドクオがベンチの横の植木を指差す。すると、植木に生えている草が落ちた。
いや、落ちたというより契られた。そして、その草は重力に逆らうように、ドクオの腕に吸い付けられるように、寄った
そして、ドクオの目の前に浮く草が突然粉々にちぎれ始めた

('A`)「クレイジー・ダイヤモンドッ!!」

ドクオが叫ぶと、草が突然ビデオの逆再生のように、再生し始めたのだ。
そして、一瞬後には跡すらなくなり、更に元の植木へ戻った

21名も無きAAのようです:2013/01/22(火) 22:56:45 ID:x8RpJIcg0
('A`)「だいぶ厨なお前ならわかるだろう?」

( ^ω^)「ま…まさか…!!」

('A`)「そうさ、そのまさか…!!!」

('A`)、( ^ω^)「クレイジー・ダイヤモンドッッ!!!」 ドォォォ―ン!!

クレイジー・ダイヤモンド。ジョジョの奇妙な冒険第4部主人公、東方仗助のスタンド能力。
一瞬でコンクリートを粉々にするほどのパワーを持ち、時速300kmを超えるパンチを繰り出す。
そして、矛盾した能力、破壊と再生の能力を持っている。

('A`)「他にもいろいろ使えるんだぜwww」

('A`)「スタープラチナにキラークィーン、キング・クリムゾンにホワイトスネイク、更にクラフトワークにザ・ハンド…」

( ^ω^)(どう考えても>>1の趣味だお)「ところで名前とかって決めたのかお?ブーンのh…トグチァ」

本当に突然だった。いきなり、視界がブレた。そしてだんだんと【殴られた】ことがわかるかのように、痛みが広がり始めた。


「へえ、アンタも…、いやアンタ達も超能力を」

('A`)「おいおいツン…朝からグロッキーなことはやめてくれよ」

ξ゚⊿゚)ξ「手が滑ったのよ。ところであんたたちも?」

金髪に巻き毛、VIP中の制服を着たその女子の名はツン。
この三人は、小学生からの仲だった。

22名も無きAAのようです:2013/01/23(水) 00:57:19 ID:GFreW5fk0
スタンド全部使えるとかチートじゃねぇかww

23名も無きAAのようです:2013/01/23(水) 06:46:26 ID:jN0Rd9I60
ドクオチートすぎるwww

24名も無きAAのようです:2013/01/23(水) 16:26:19 ID:IXQhok960
ξ゚⊿゚)ξ「で、アンタの「ソレ」…どれくらい使えるの?」

('A`)「見えてるのか?これ」

ξ゚⊿゚)ξ「超直感よ。気配みたいなものね」

('A`)「へえ(無関心)。あー…全部使えるってわけじゃないし、まだ確認してないが10個弱くらいか」

( ^ω^)(今(無関心)って見えたお)

( ^ω^)(それより超直感って言ったらリボーンかお?
      ツンがXバーナーを使うとかシャレにならないお)

(;^ω^)(いやいや待つお。ドクオがスタンドの『ルール』を破って、スタンドを複数個所持している…
      つまり、漫画のキャラの能力(本当にそうかはわからないが)を複数所持しているのかお!?
      つまりツンは超直感+Xグローブに加えて、多世界意思共有能力やらなんやら持ってるって事かお!?)

('A`)「ブーン、おまえの考えてること全て見えてるぞ」

ξ゚⊿゚)ξ「私にも見えてるわよ」

ξ゚⊿゚)ξ「で、話変わるけどブーンは何か持ってるの?」

( ^ω^)「にしても皆落ち着きすぎだお。何で超能力持って冷静でいられるお」

('A`)「まあ家で堪能してきたし」

ξ゚⊿゚)ξ「私も」

( ^ω^)「僕もだお」

25名も無きAAのようです:2013/01/23(水) 16:34:14 ID:IXQhok960
(*^ω^)「僕の能力を知りたいかお!?知りたいかお!?」

('A`)「別に…」

ξ゚⊿゚)ξ「興味ないわね」

( ;ω;)「」

('A`)「泣くなよ…」

ξ;゚⊿゚)ξ「わ、分かったから。どんな超能力を使えるようになったの?」

(*^ω^)「何か中に浮ける能力だお!!かっこいいから【月面《アポロ゛11゛》】と名づけたお!!」

('A`)「うわぁ…」

ξ゚⊿゚)ξ「センス悪ッ!!つーかショボッ!!」

( ^ω^)「薄々気付いていたお」

26名も無きAAのようです:2013/01/23(水) 16:43:36 ID:IXQhok960
('A`)「まあ、そんな事よりさ、時計見ろよお前ら…」

ブーンとツンが携帯を取り出し、時刻を確認する。
時間は8時15分を過ぎていて、ほぼ確実に遅刻する時間だった。
時計を急いでポッケへしまうと、三人はダッシュで学校へ向かう。

(;^ω^)「絶対間に合わないお!!いつもなら8時10分に行かないと間に合わないお!!!」

(;'A`)「そんなの俺でもしってるよ!!!」

ξ;゚⊿゚)ξ「ふっ…あ、あんた達馬鹿ね!!」

ツンはポッケへ手を突っ込むと、白い毛糸のグローブを取り出す。
すると、たちまちツンの額からオレンジ色の炎が照らし出される
毛糸のグローブは突然、鉄のような光沢を出し、炎を出す。そして、炎の推進力を利用して、飛んだのだった。

(;'A`)「あっズリィぞこんちくしょうッ!!」

(;^ω^)「ゼェ…ゼェ………バイビィィィーッ!!ドクオッ!!」

ブーンがその場で立ち止まると、前方へ跳んだ。
次の瞬間『跳ぶ』が『飛ぶ』へ変わったのだった。

( ^ω^)「うっひょぉ!!楽チン!!先行ってるお!!」

ブーンは地上5m程度の位置を保ちがら飛んでいった。


(;'A`)「ちょま」

27名も無きAAのようです:2013/01/23(水) 17:50:46 ID:IXQhok960
( ^ω^)「いやっほォォ―ッ!!」

時速15kmは出ているだろう。この調子なら8分程度で学校には付くだろう。
これを何も知らない人が見たならば「映画の撮影」だと思うだろう。
しかし、まだスピードは出る。ブーンが念じると20kmは出る。

28名も無きAAのようです:2013/01/23(水) 18:21:17 ID:lFwDV6hk0
時速15キロって絶妙に遅いなwww
走ったほうがはえーよwww

29名も無きAAのようです:2013/01/23(水) 18:57:15 ID:IXQhok960
( ^ω^)「遅いけど疲れないし(震え声)」

さらに念じると30km。段々と速度をあげ、最終的には50kmには到達できた。
ちなみに時速40kmは小学生が本気で自転車を漕いでやっとでるレベルである。

そんなことをしているうちに、学校が見え始めた。
近くの団地へ着地し、学校へ入る。この時未だ8時20を行かず。

30名も無きAAのようです:2013/01/23(水) 19:47:58 ID:YTRhgDWY0
原付き以上出す小学生ということからして既にこの世界は何かが違う

31名も無きAAのようです:2013/01/23(水) 19:52:39 ID:IXQhok960
>>30
え、小学生の頃は本気出したら40kmくらいでなかったか?

32名も無きAAのようです:2013/01/23(水) 21:53:00 ID:eSKsl/yY0
>>31 速いやつは50kmオーバーだったよな

33名も無きAAのようです:2013/01/23(水) 23:12:05 ID:IXQhok960
>>32
こっちは45が限界だった

34名も無きAAのようです:2013/01/24(木) 16:05:02 ID:nvWNHroQ0
坂道じゃないと50はキツイ

35名も無きAAのようです:2013/01/24(木) 16:59:42 ID:UKJzMSAY0
お前らどうやって速度計ってんだよ・・・

36名も無きAAのようです:2013/01/24(木) 17:22:04 ID:sLMOlu8g0
何このスレ速い・・・

37名も無きAAのようです:2013/01/26(土) 00:42:45 ID:YQOOYqRk0
( ^ω^)「思いのほか早く来れたお…」

ブーンが廊下から窓の方へ目を向けると、突然壁に石が投げられる。
小さなヒビを残すと、砕け散り、地面へと落ちた。
しかし、数秒後塵となった石の破片は再生を始める。
クレイジー・ダイヤモンドの能力だった。

( ^ω^)「確かスーパー・フライ戦の時に仗助もこんな事していたお」

10秒後、ドクオがエスカレーターに乗っているかのよう、流れる様にこちらへ向かってきた
10センチほどとなりには飛んできた石の破片が浮いていた。おそらくクレイジー・ダイヤモンドで掴んでいるのだろう。

ドクオが壁の破片の近くまで、スライドするように移動すると壁周辺の塵たちが宙へ浮き、凝固し始めた。
そして一瞬後には傷一つ残らないただの「石」へ「直った」

('A`)「まず【クレイジー・ダイヤモンド】を使って、石を割った
   そのあと、学校の校舎の方へ破片を投げて、持っている破片に能力を使った。
   そうすれば、釣竿に付けた糸のように、エレベーターやエスカレータ、磁石のように「吸い付けられる」」

( ^ω^)「解説乙だお」

('A`)「そういえばツンは何処行ったんだ?」

( ^ω^)「さっき追い抜かしてからは見てないお」

ブーン達が、校門の方へ目を向ける。すると、地上50mだろうか。
オレンジ色の炎を放つ、飛行物体が学校の屋上へ降りていった。

( ^ω^)「あれだお…」

('A`)「ツンは放っておいても間に合うだろ。問題は俺たちだッ」

校門前の時計をみると時計の長針は20を超えていて、すぐに25分へ差し掛かりそうだ。

38名も無きAAのようです:2013/01/26(土) 00:44:59 ID:YQOOYqRk0
キーンコーンカーンコーン

('A`)「あッッッそうだ今日は月曜だッ!!
   25分には教室にいないと…ッ!!」

(;^ω^)「まずいおッ!!【月面”アポロ11号”】ッ!!」

ブーンが、膝を曲げ、手を地面につけ跳ぶ。
そして、3階の空いている窓へ手を掛け、中へ入る。

ドクオの方もスタープラチナを使い、3階まで自分自身を持ち上げる。
そして、空中で器用に方向転換をし、ブーンの入った窓へ入る。この時間約15秒。

ブーン達が入った窓は自分らの教室に一番近い。
音を立てないように着地すると、急いで教室へ入る。

( ^ω^)('A`)「遅れましt…アレ」

教室には人1人いない、もぬけの殻だった。
それどころかほかの教室にも、ほかの学年も

('A`)「そういや今日は…」

( ^ω^)「全校朝礼………」

(;^ω^)「ヤバいお!!ドクオ!!スタンドでどうにかならんお!?」

(;'A`)「…」

ブーンが、ドクオへ希望の光を向けるが、ドクオの顔は暗いままだった。
遅刻をどうにかするスタンドなんかあるハズがないし、使えるわけがない…
第一、ドクオの【超能力】は極々一部のスタンドを使えるだけで、全てのスタンドを付けるわけではない。

39名も無きAAのようです:2013/01/26(土) 00:51:33 ID:YQOOYqRk0
その時だった。ブーンの脳内に画期的なアイディアが浮かび上がった。
ブーンが知っている範囲で、ドクオが所持しているスタンドは
【スター・プラチナ】【クレイジー・ダイヤモンド】【キラー・クィーン】【ホワイトスネイク】だ。

( ^ω^)「…ドクオ、【ウェザー・リポート】か、【プラネット・ウェイブス】って使えるかお?」

('A`)「んー…」

ブーンには見ることができないが、ドクオの背後には【ホワイト・スネイク】が発現していた。
この【ホワイト・スネイク】はジョジョ本来のデザイン、能力とは多少異なる。
【ホワイト・スネイク】の腰には10数個のスタンドDISCが鎖でつながれていて、
【スター・プラチナ】【クレイジー・ダイヤモンド】が見える。
この際言うと、ドクオの能力は実際【ホワイト・スネイク】のみだ。
【ホワイト・スネイク】のDISCから所持しているスタンドDISCを頭にはめ込んでいるのだ。

そして、腰に巻かれた鎖を外し、スタンドDISCを一通り見る。
数多くあるDISCの中に【ウェザー・リポート】はあった。

('A`)「【ウェザー・リポート】はあるな」

( ^ω^)「それがあれば十分だお!!
       ドクオ!!その【ウェザー・リポート】のDISCを僕に差し込むおッ!!」

('A`)「え、ちょま」

( ^ω^)「いいから早くッ」

【ホワイト・スネイク】が鎖から【ウェザー・リポート】のDISCを取り外し、ブーンへ差し込む。
すると、DISCはDVDプレイヤーがDVDを読み込むかのように、スルリとブーンの体へ飲み込まれていった。
ブーンの体に【ウェザー・リポート】が宿ったのだ。

40名も無きAAのようです:2013/01/26(土) 00:59:57 ID:YQOOYqRk0
ブーンが窓から空を見渡すと、快晴…と、いう訳ではないがくもりと晴れの中間だった。
そして、ブーンが【ウェザー・リポート】を発現させると、空に『雨雲』を作り出した。
するとその雨雲は、墨が水へ入るように、増殖していった。
数秒後には、雷が成る程にまで『雨雲』は成長していた。

( ^ω^)「ドクオ!!一回、校舎から出てから全校朝礼のやっている体育館へ向かうお!」

('A`)「状況が良くわからないが、分かったぜッ」

まず、ブーンが窓から飛び降り【ウェザー・リポート】を使い。着地。
次に、ドクオが窓から飛び降り、【スタープラチナ】を使い着地。

その数秒後【ウェザー・リポート】が作り上げた雨雲から雨が降り始めた。
数十秒で、ゲリラ豪雨の様な雨が学校へ降り注ぐ。
多少雨で濡れたブーン達は、下駄箱から体育館へと向かう。
下駄箱から、体育館は割と近く、1分もあれば着く距離だ。

41名も無きAAのようです:2013/01/26(土) 01:01:07 ID:YQOOYqRk0
階段を上り、2階へそこから体育館へとはいる。
トビラは開いていて、そこから体育館の中が見渡せる程度の大きさだった。
既に、全校朝礼は始まっているらしく、校長が長々と話をしていた。
扉の隣には、担任のフィレントがたっていた。

(;^ω^)「ス…スいませェん…突然雨が降ってきてお…」

(‘_L’)「雨?さっきまで晴れてなかったか…?」

フィレントが耳を澄ますと、雷が鳴っている。
雨が屋根に当たる音が微かながら天井から聞こえる

(‘_L’)「肩も濡れているし、マジみたいだな。見逃してやるからはよ並べ」

('A`)「あざーす」

駆け足で、自分のクラスの列の後ろに並び、校長の話を聞く。
今は、メダルの授与をしているらしく、陸上部の生徒が壇上へ上がっていた。

('A`)「やったな」

( ^ω^)「【ウェザー・リポート】…もう良いお、雨を止ませるお」

(‘_L’)「ッ!!」

ブーンの背後には【ウェザー・リポート】が発現していて、徐々に雨音は静かになっていった。
ガラスに水滴が付いて、校庭がよく見えないが、雨は止んでいる。

( +A+)「ゲリラ豪雨だったな…」
( *ω*)「つーか冬にゲリラ豪雨なんてあるのか?」

校長の話が終わったらしく、1年の方からクラスへ戻っている。
その間、ドクオは微かに視線を感じていた。


(‘_L’)「もしかして…内藤のやつ…」

    /|         第一話 完  __
  /   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|:|`ヽヽ  |
  <  To Be Continued …   .|:|  ヽ:ヽ |
  \  _________|:|   ヽヽ|
    \|

42名も無きAAのようです:2013/01/26(土) 01:09:39 ID:YQOOYqRk0
( ^ω^) 内藤ホライゾン
VIP中学校2-7
能力名【月面《アポロ11号》】
重力を支配する能力。
自身の重量を操作し、空を飛ぶことができる
また、触れたものの重力を操作することもできる

('A`)鬱之宮ドクオ
VIP中学校2-7
能力名【ホワイト・スネイク】
多少異なったホワイト・スネイクを扱う能力
自身にスタンドDISCを挿入する事が可能。

所持DISC
・【スター・プラチナ】・【クレイジー・ダイヤモンド】
・【シルバー・チュチャリオッツ】 ・【ウェザー・リポート】(ブーン使用中)
・【クラフト・ワーク】 ・【ザ・ハンド】 ・【ハーヴェスト】(ただし弱体化)
・【スケアリー・モンスターズ】・【ヘブンズ・ドアー】

>>21には【キング・クリムゾン】と【キラー・クィーン】を持っていると言っていましたが、持ってないことにしておいてください
 大人は間違いをするだけなんです…


ξ゚⊿゚)ξ出連 ツン
VIP高校2-7
能力名【ブラッド・オブ・ボンゴレ】
超直感、Xグローブを所持している能力。
ただし原作より強化されていてノーモションで超死ぬ気化、非死ぬ気状態でXグローブの使用が可能
また、憤怒の炎を使用可能、ザンザスの拳銃も所持

43名も無きAAのようです:2013/01/26(土) 01:10:32 ID:YQOOYqRk0
今日はここで終わりにします
トリップとかってあったほうが良いんでしょうかね?

44名も無きAAのようです:2013/01/26(土) 02:17:51 ID:KaFfWbKY0
どっちでも構わんよ
あると偽者が出たときや他に何か書いたときの本人証明になるくらいだ

45♯シャバドゥビダッチヘンシーン!!!!!!!!:2013/01/26(土) 16:34:38 ID:YQOOYqRk0
>>44
分かりますた(`・ω・´)b
とりあえずトリップ作ります

46 ◆NNHvJN6ICY:2013/01/26(土) 16:35:18 ID:YQOOYqRk0
ウソォ!!

47 ◆MjjzQUPBlA:2013/01/26(土) 17:39:53 ID:Pidl6Fno0
ウソォ!!

48 ◆MjjzQUPBlA:2013/01/26(土) 17:51:08 ID:bFsH2GFg0
ウソォ!!

49名も無きAAのようです:2013/01/26(土) 17:51:37 ID:MX0.29D2O
・・・これプラネットウェイブスならどうなってたんだ?
隕石が降りそそいだから遅刻したとかなら、世紀末にもほどがあるだろww

50 ◆NNHvJN6ICY:2013/01/26(土) 17:56:15 ID:YQOOYqRk0
>>49
とりあえず校門の近くに落として、入れなかったと言い訳させるつもりでしたが、帰りはどうするか想像できないのでウェザーにしました

51名も無きAAのようです:2013/01/27(日) 12:30:21 ID:inOS8n1MO
誤字が多くてよみづらい

52 ◆NNHvJN6ICY:2013/01/27(日) 21:45:21 ID:9wWu3iJo0
>>51
スミマセン、言い訳ですが大体寝起きに書いたものなので…

53名も無きAAのようです:2013/01/31(木) 19:39:39 ID:0yqXci7Y0
続きはよ

54 ◆NNHvJN6ICY:2013/02/02(土) 18:31:55 ID:VsCa7j6I0
第2話

教室 10時半

数分前までは雨が降っていた。と、言う話題がクラスで囁かれていた。
クラスのリア充やらが騒いでいた。

( ^ω^)「すげえお【ウェザー・リポート】www
       クラス中の話題だおっおっおwww」

('A`)「つーか良くあれ思いついたな」

( ^ω^)「これを勉強の方に活かしたいおwwwドクオが羨まsッブッ

突然ブーンの背後から手が現れ、ブーンの頭頂へチョップを決める。
手には、黒く「X」のエンブレムが象られたグローブがハメられていた。
  (#)
( ^ω^)「初っ端から危なっかしいお、ツン」

ξ゚⊿゚)ξ「ちょっとそれより…フィレント先生なんだけどさ…」

('A`)「フィレントがどうしたんか?」

ξ゚⊿゚)ξ「いや、ずっとブーンの事見てるんだよね。
      能力が関係してるんじゃない?」

(;^ω^)('A`;)「ッ!!」

空気に衝撃が走る。ブーンが試しに、【ウェザー・リポート】を出現させて、教室を浮遊させる。
すると、廊下から【ウェザー・リポート】が見えたのだろうか、教室の扉をあけこちらへ、向かってくる。
ショボン。一言で言うならそんなイメージだ。名前もそのとおり。
鳴面=ショ=ヴォーン。彼の名だ。イタリア人のハーフで成績優秀運動神経抜群だ。
このクラスで、唯一ドクオに成績で勝った生徒だ。

(´・ω・`)「内藤君。君もスタンド使いなのかい?」

(;゚ω゚)「ッ!!」

55 ◆NNHvJN6ICY:2013/02/02(土) 18:40:39 ID:VsCa7j6I0
( ^ω^)「…はい?」

(´・ω・`)「君も「スタンド使い」なのかと聞いているのだよ」

( ^ω^)「…はい」

(´・ω・`)「おふたりには悪いけど、ちょっと2人で話がしたいんだ。
       ちょっと席を外してもらえるかな?」

('A`)「…」

ξ゚⊿゚)ξ「まあ、良いわ。ドクオ、水でも飲みに行きましょう」

ドクオとツンが立つと、教室を出て廊下へと出る。
一方でショボンはドクオが座っていた席へ、教科書を置き、座る。

廊下―
廊下にドクオたちが出て、水飲み場へと足を運ぶと、【ホワイト・スネイク】を発現させる
【ホワイト・スネイク】はブーンへ【ウェザー・リポート】の能力を与えたように、ツンに【クラフト・ワーク】のDISCを挿入する。

('A`)「ツンとりあえずお前もスタンドが見えるように【クラフト・ワーク】貸すな」

ξ゚⊿゚)ξ「ああ、見えるわ。やっぱり原作と違うわね、その【スタンド】

('A`)「今から俺の机の中に置いておいたハーヴェストでショボンとブーンの会話を盗聴するぞ」

ξ゚⊿゚)ξ「【ハーヴェスト】ってそんな事できたっけ?」

('A`)「原作では酒を注入すらできてたんだしできるだろ」

ドクオの足元から、手の平程の小型スタンドが2体発現する。
【ハーヴェスト】の額の窪みにはスピーカーのようなものが取り付いていた。

('A`)「多分この腕がヴォリューム変更だな」

ξ゚⊿゚)ξ「本当にいい加減ね」

('A`)「原作でもいい加減だからどうしようもないんだよな〜
   あ、ツンもヴォリューム上げておいて」

小さいノイズが続いた後、教室の音がスピーカーから聞こえてくる。
ブーンとショボンの会話も聞き取ることができる

56 ◆NNHvJN6ICY:2013/02/02(土) 18:44:39 ID:VsCa7j6I0
教室
( ^ω^)「そうだお。朝起きたら部屋中水たまりだらけだったお
       なんとなくだけどスタンドが「使える」って確信があって【ウェザー・リポート】を出現させることができたお」

(´・ω・`)「なるほど。僕の方とも似ているね。
       僕も朝から独自の方法で調べているんだけどね。このクラス…いや、このVIP市で「超能力」やら「スタンド」が発言しているみたいなんだ」

( ^ω^)「おっおっwwwマジかおwwwちょっと教えて欲しいおwww」

(´・ω・`)「明確な事は分かっていないから詳しくは言えないけどね」

(´・ω・`)「おっと、そろそろ予鈴が鳴るよ。確か次は数学だったね」

( ^ω^)「ショボンはBクラスだったおね。じゃ」

(´・ω・`)「じゃあ続きは昼休みでも」

ショボンは、ドクオの席へ置いていた数学の教科書を持ち、廊下へでる。
ショボンが教室から出るのを確認したドクオ達は教室へ戻る。

( ^ω^)「聞いてたお?多分状況わかっていると思うからお」

('A`)「じゃあ、俺もBクラスだから」

ξ゚⊿゚)ξ「アタシもね」

ドクオは、自分の机から、数学の教科書と【ハーヴェスト】を取り出し教室をでる。
ツンも同じように、教科書を取り出し教室をでる

57 ◆NNHvJN6ICY:2013/02/11(月) 18:58:34 ID:Aiu7XenA0
4時間目 数学
(-@∀@)「おーし、じゃ今日は昨日やったアレやるぞー証明な」
(-@∀@)「まずここの角度を割り出してェー外角がウンタラ」

('A`)(………。そういえば、ショボンはどこだ…?)

('A`)「あー先生、ショボンはどこですかね?」

(-@∀@)「あー今日は学校休みらしいなインフル?だったけ」

(;'A`)ξ;゚⊿゚)ξ「なッにィィ――ッ!?」

(-@∀@)「ちょwどうしたらお前ら」

(;'A`)「あ、イヤ…ショボンが休みなのは珍しいなーって」

( ´д` )「そんぐらいで騒ぐなよーw」

( *ω*)「確かに意外だけどもw」

(;'A`)「ハハ…まあ…な」

ξ;゚⊿゚)ξ「(ちょっとそれよドクオ、何でショボンがいないのよッ!!)」

(;'A`)「(俺だって知りてーよッ!!とりあえず、状況を把握しようじゃあないか)」

ドクオがノートの最後のページを開き、状況をまとめる。

('A`)「(とりあえず、ショボンは「学校へ来ていない」俺らが見たのはおそらく「能力」って事でいいか?)」

ξ゚⊿゚)ξ「(そうね、とりあえずはその前提にしましょう)」

(-@∀@)「ほらー、鬱之宮、出連。喋ってないで授業聞けッ」

('A`)「は、ハイ」

ノートに書いてあった「状況をまとめた図」をクレイジー・ダイヤモンドで触れ、「筆跡ごと」再生させる。
跡も残らず、シャーペンの芯となり、戻った。この間わずか0.5秒。

58 ◆NNHvJN6ICY:2013/02/11(月) 19:59:18 ID:Aiu7XenA0
( ^ω^)「ってことは、ブーンが話していたショボンはショボンじゃないってことかお」

('A`)「そういうことだ」

( ^ω^)「でも、偽ショボンはスタンドが見えていたお。つまり、その偽物はスタンド使いってことだお」

ξ゚⊿゚)ξ「相手の意識を操作、コピーをする事ができるスタンドと言えば
     【クヌム神】【イエロー・テンパランス】【アヌビス神】【エンプレス】【サーフィス】【シンデレラ】【ダイバーズ・ダウン】くらいよ」

('A`)「その中のどれかを「所持」しているのか」

( ^ω^)「一番厄介なのは、ドクオみたいな複数所持タイプだお」

その時だった。扉を叩く音がした。2回叩いた後声が聞こえた

「誰かいるのかーッ!?今日は屋上の立ち入りを禁止しているハズだが!!」

ξ゚⊿゚)ξ('A`)(^ω^ )「なッ!!」

VIP中学校の屋上は広さがそれぞれ異なる物が3つあり、それぞれの校舎の上にある。
しかし、ブーン達がいた屋上は3つのなかで最も小さく、隠れる余裕などなかった。

そして、ドアノブがゆっくりと降りると、扉が開く。

(-@∀@)「鬱之宮、出連、内藤、お前らかッ!!
    今日は雨が降ったから屋上は禁止つっただろッ!!」

('A`)「さ、サーセン…」

(-@∀@)「まあ分かったら、今ここは危険だから早く出なッ!!」

ξ゚⊿゚)ξ「…」

( ^ω^)「どうしたお?ツン。黙ったままで」

ξ゚⊿゚)ξ「朝霾先生…」











ξ゚⊿゚)ξ「シャツ、朝と変えました?」

(;-@∀@)「ッ!!」

59 ◆NNHvJN6ICY:2013/02/11(月) 20:42:49 ID:Aiu7XenA0
(;'A`)(;^ω^)「あッ!!本当だ!」

(;-@∀@)「い、いやあ…さっきコーヒーを零してしまってね…
     代わりの奴なんだよ」

ξ゚⊿゚)ξ「ズボンもですか?」

(;-@∀@)「そ、そうなんだよ。おかげで靴も代える羽目になってしまったよ」

ξ゚⊿゚)ξ「ふゥ〜ん…じゃあ、なんでフィレント先生とシャツ、ネクタイ、靴が全て一緒なんですかね?
     アサピー先s…いや、フィレント先生?」

(;-@∀@)「ッ!!」

アサピーの額から、脂汗が吹き出す。
冬であるというのに、既にシャツはビショビショだ。


不穏な風が流れる。


(-@∀@)「クク…ククク…最近のガキってのはこんなに勘が良いもんか?」

ξ゚⊿゚)ξ「認めたわね、フィレント」

フィレントの顔の形が、溶けるように変形する。


(-@∀@)


(-@∀’)


(-@L’) 


(‘_L’)「良くわかったな、出連…」

60 ◆NNHvJN6ICY:2013/02/11(月) 20:44:13 ID:Aiu7XenA0
ξ゚⊿゚)ξ「その能力…。【クヌム神】ね?」

(‘_L’)「正解だ。だがな、半分間違いだ」

フィレントが、首を鳴らし、指を「パチン」と鳴らすと、その場からいなくなる。
いや、「消えた」と言ったほうが正しいだろうか。

否、消滅した訳ではなかった「移動」しただけであった。

(‘_L’)「俺は【クヌム神】だけを使える訳では無い。
     それは…鬱之宮も同じかな?」

フィレントは、ツンの頭上へと瞬間移動していた。
時間差は無かったため、超直感を持つツンでもフィレントの存在の感知に遅れを取った。
ツンは、Xグローブを腕へ嵌め、【クラフト・ワーク】を発現させた。
【大空の炎】を纏った【クラフト・ワーク】が、フィレントの足へ殴り込む。

(‘_L’)「無駄無駄無駄…無駄…」

【クラフト・ワーク】の拳がフィレントの足へヒットする直前に、またもフィレントが瞬間移動する。
それと同時、ツンが突然吐血をする。腹には殴られた痕があった。

(;^ω^)「ま、まさかアイツのスタンド…
       ツン、逃げるお!!【クラフト・ワーク】では勝てないおッ!!」

フィレントの背後から、黄金に輝くスタンドが発現する。
ボンベの様なものを背負った、そのスタンドの量の拳には「時計」がついていた。


【世界《ザ・ワールド》】 ジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンドの中でも、トップクラスのスタンドだ。
時を止め、人を軽々と殺せる程度のパワー、スピード、精密機動力があるスタンドだ。


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