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( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです
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「思い」ってのは、実に厄介な代物でね。
その文字の通り「おもい」のさ。
「重い」んだよ。
どの時代、どの世界でも、人のそれは実に厄介だ。
押しつぶし、動けなくなり、最後にはぺしゃんこ。
ああ、そうだな。
俺もそうさ。
そのせいで全部無くした。
そこで俺は考えたわけだ。
なくしてしまえばらくじゃないか。
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よしきた支援
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小さい頃、母ちゃんと父ちゃんが離婚をした。
俺が小学校へあがる前の事だ。
女手一つで俺を育てる母ちゃんは、父ちゃんがどこにいったのかも分からない俺に、
ただずっと、ごめんね、ごめんねと謝るだけだった。
母ちゃんは、スーパーで朝から晩まで必死に働いた。
小学校に上がって、父ちゃんがいない俺はいじめられるようになった。
母ちゃんに似て、背が小さく痩せていたからか。
洋服が着まわしばかりで、少し汚れていたからか。
運動が苦手で、体力も無く、腕力で勝てない俺を、ガタイの良いいじめっ子達は
笑いながら執拗に蹴ったり殴ったりしてきた。
毎日痣だらけになったけれど、母ちゃんには平気な顔をしてみせた。
そんなある日、いじめっ子が最悪な事を言ってきた。
金よこせ。
遊ぶ金が欲しいのだという。
小学校低学年の言うことだ、万札よこせというわけではなかっただろうが
お小遣いなんて貰わない俺には、100円でも50円でも大金だ。
出せるわけないと言ったら、こう言ってきた。
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金よこせ。
遊ぶ金が欲しいのだという。
小学校低学年の言うことだ、万札よこせというわけではなかっただろうが
お小遣いなんて貰わない俺には、100円でも50円でも大金だ。
出せるわけないと言ったら、こう言ってきた。
お前の母ちゃんの財布から持ってくればいいだろ。
頭に血が上る。
母ちゃんがあくせく働いた金を、こんな奴に渡せるわけがない。
どれだけ母ちゃんが疲れているのか知らないくせに。
どれだけ母ちゃんががんばってるのか知らないくせに。
いじめっ子に体当たりをしてからは、何がどうなったのか覚えていない。
今まで以上にぼろぼろになって家に帰ってきた俺を見て、母ちゃんは一度
とても驚いた顔をして、それから優しく抱きしめてくれた。
ごめんね、と。
泣いていた。
それから暫くして、引っ越すことになった。
いじめっ子の親から抗議があったらしい。
俺は何も悪いことはしていないと思うのに、ふざけた話だ。
事情を知っている母ちゃんだけは、お前は悪くないよ、と言ってくれた。
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引っ越した先。
友達なんて出来るわけないだろうと俯き加減で登校した先で、なんとも能天気に
笑うやつに出会った。
隣の席になったそいつは、にこにこと人懐こい笑顔で俺に話しかけてきた。
( ^ω^)「僕は、内藤ホライゾンだお。ブーンて呼んでほしいお」
あだ名が本名とかすりもしていない。
訝しげに見ていると、ブーンは俺の机に自分の机をごつんとくっつけてきた。
(*^ω^)「教科書もってないお、一緒に見るお。
ええっと、あだなはあるお?なんて呼べばいいお?」
明るくて、優しくて、元気で、俺がないもの全部持っていた。
俺が自分の名前を小さな声で応えた時にした、ブーンの笑顔を。
俺はきっと、生涯忘れることはないんだろう。
(*^ω^)ノ「ドクオ、今日からよろしくだお!友達だお!!」
その日、俺に親友が出来た。
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すまん途中重複してる…orz
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ドクオのターンktkr
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>>1が誰視点か気になって仕方ないぜちくしょう
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漫画だと気力が4、5枚で切れるね…
今日はここまで 支援ありがとうです
漫画飛び飛びで本編追うのめんどくさくて申し訳ない…
凄い見やすくRESTさんにまとめていただいております。
http://boonrest.web.fc2.com/genkou/omoi/0.htm
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乙乙
次も楽しみに待っとる
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おつー!
ドクオのターンwktkしながら寝るわ
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乙!待ってるぜ!
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落書き投下いきます。
(´・ω・`)ようこそ、バーボンハウスへ
http://vippic.mine.nu/up/img/vp96054.jpg
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>>212
ワロタww
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>>212
なぜこんなにも違和感がないのだろうwww
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( ゚д゚ )即座の反応が遅れたようです
http://vippic.mine.nu/up/img/vp96061.jpg
いつの間にかじいちゃんキャラだった荒巻。
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支援AA作ってみた
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1313503738/109
下半身は吹き出しで隠れてた部分がうまく想像できなかったので保留で
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>>215
立った! 荒巻が立った!w
>>216
すげぇ…AA職人さんも乙だぜ
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( ´_ゝ`)巨大あらまきを拾ったようです(´<_` )
http://vippic.mine.nu/up/img/vp96074.jpg
というネタを考えてみたけど特に広がらなかった。
>>216
うわああああありがとうございますありがとうございます!!
AA職人さんってすげえ…何度みてもすげえ…
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か、かんわえええ
トトロ…
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なにこれかわいいいいいい
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どうみてもトトロです本当にあり(ry
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巨大あらまきをもふりたい…妹者をよしよししたい…
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( ´_ゝ`)巨大あらまきを拾ったようです(´<_` )
たまに続くかも1
http://vippic.mine.nu/up/img/vp96088.jpg
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言い値でいい・・・俺が買い取ろう
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ナマケモノ並み…腹に餌があるのに餓死したりしないよね…?
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ナマケモノは動かなさすぎて体に苔が生えるという
荒巻もいつか苔むして緑色にアワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!
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もふもふ
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( ´_ゝ`)巨大あらまきを拾ったようです(´<_` )
たまに続くかも2
http://vippic.mine.nu/up/img/vp96094.jpg
ナマケモノって…餓死したり苔むしたりするのか…
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食べる量と寝る量はナマケモノ並で
肉球標準装備でもふもふで
トトロ的なでかさを備えている
なんてハイスペックな荒巻なんだ!
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にくきう!にくきう!!
うちにも巨大あらまき一匹下さいな!
ナマケモノはバクテリアに消化任せてるから気温が低いとバクテリアが働かずに餓死することもあるんだぜ
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ほぼ植物じゃねえか
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なんという省エネ
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東奔西走カルテットのようです
http://vippic.mine.nu/up/img/vp96162.jpg
作者さんが服装指定されていたので、ハアハアと描いてました
シェゾは大きく分けて2種服装があったので、兄者と弟者でわけてみた
イメージあわなかったら申し訳ない…
小さくしたらつぶれたので画像大きいです
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>>233
早い!上手い!
シュール美人……あんたの描く女の子ほんと好みだ
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>>233
シュール美人だ・・
嫁にください
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すまん、時間的に漫画描くのは無理なんだけども絵は描きたいんだ…
3つほどキャラとシチュエーションのお題をいただけないだろうか
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>>236
o川*゚ー゚)oでお昼寝
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>>236
从'ー'从で料理
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>>236
ダイオードで二度寝
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ありがとうー!
描いてきます
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o川*゚ー゚)oが夢見るようです
http://vippic.mine.nu/up/img/vp96180.jpg
从'ー'从が料理に失敗するようです
http://vippic.mine.nu/up/img/vp96181.jpg
/ ゚、。 /が二度干しされるようです( ゚д゚ )
http://vippic.mine.nu/up/img/vp96182.jpg
ありがとうございました!
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保存余裕だわ。渡辺さんかわいいいい
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うお、みんな可愛い。ダイオードも和むわ。でも一番キュートちゃんが可愛いかな!
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みんな可愛いなぁ
書いてくれてありがとう
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寝れないあなたへ贈る(´・ω・`)劇場
http://vippic.mine.nu/up/img/vp96186.jpg
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くまきちwwwwwwwwwwww
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最後のブーンの顔www
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クマ吉ネタやめろwww
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熊吉シリーズ化希望ww
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(´・ω・`)「寝れない君の元へぼくが行っちゃうぞ☆」
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>>233
酉ないのであれですが東奔西走の人です。
男性陣はともかくシュールのイメージがずっと痴女のままだったので、
ありがたくイメージ拝借します。
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推理してねぇよwww
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原作に忠実すぎワロタwwwww
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少しずつ投下いきます
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ξ;゚⊿゚)ξ 「ブーン、それ大丈夫なの?熱かったりしないの!?」
(;^ω^)「おっお。熱くも痛くもないんだお」
駆け寄ってきたツンに、ブーンは首を傾げながら応えた。
手を振ってみたが違和感は無い。
炎の赤というよりは、青色に近い色合いで燃える拳。
その揺らめきの中に見えるグローブは、先ほどまでと違った形状をしている。
( ^ω^)「…何だか不思議だお…」
手のひらを握ったり開いたりしながら、ブーンは感触を確かめた。
よく漫画の主人公が「力がみなぎってくるぜ!」なんて言ったりするが、まさにそんな状態だ。
一体自分の身に何が起きたのかは、全くもってわからないが。
(*^ω^)「今なら破ァッ!!ってできそう…」
寺生まれのBさんとかにもなれるかもしれない。
ツンやドクオに寺生まれって凄いって言わせられるかもしれないと思うとwktkする。
いや、寺生まれではないけれども。
(;'A`)「んな事やってる場合か!あいつが倒れてる間に逃げるぞ!!」
( ゚ ω ゚)「げぶはぁっ!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「ブーン!?」
ボーっと突っ立ったままぼそりと呟いたブーンの背中を、ドクオが叩く。
その拍子に、ブーンが地面に膝を付いた。
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投下キター!
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(;'A`)「え、おい、俺そんなに強くぶっ叩いてないんだけど…」
ξ;゚−゚)ξ「…もしかして」
ツンがしゃがんでブーンを覗き込むと、ドクオが手を出した場所とは全く違う所を
抑えて悶絶している。
左脇腹。
先ほどクックルの膝を入れられた所だ。
力はみなぎっても、外傷を治してくれるというわけではないようで。
ξ;゚⊿゚)ξ 「ちょっと、やだ!大丈夫なの!?」
(;^ω^)「お…大丈夫、だいじょぶ…」
ちっとも大丈夫では無い痛みだが、ここでずっと悶えているわけにもいかない。
ブーンは脂汗を流しながらゆっくりと立ち上がった。
動く度にずきりと痛みが全身を巡るけれど、歩けないわけではないのだ。
今はとにかく逃げなければ。
ツンがブーンの横に入り込み、立ち上がる為に肩を貸した。
それに続き、ドクオも膝を折ろうとする。
が。
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3人のいる校庭の脇から。
ぎい、ぎい、という、赤ん坊の泣き声よりもずっと甲高い声が響いた。
金属音に近いその音が近くなる。
多い。
輪唱のように、その耳障りな音を鳴らす。
嫌な予感がして右側にゆっくり顔を向けると。
校舎の奥からぞろりぞろりと、人が出てきた。
頭の上には、三つの点が付いた、黒いもやを乗せて。
ゆらゆらと揺れながら、一斉にこちらにへ目を向ける。
('A`)「やば」
ざっと見ても10人はいる。
ドクオが言葉を零すと、それらは口を開けて凄まじい咆哮をした。
(:::::)「アアアァァァァアァァァアァア!!!」(:::::)
先程と同じだ。
覚束ない足取りで、それらはこちらに向かって走ってくる。
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来てたあああああああ支援!
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ドクオが二人を庇うように前に出た。
ブーンは今走れる状態ではない。
ツンはそれを支えている。
二人を守れるのは現状で自分しかいない。
そう一瞬で認識しての行動だった。
条件反射である。
けれど、手に持っているのは所詮おもちゃの銃。
ブーンのように拳だけで守れる強さもドクオには無い。
過去、いじめられた経験から護身用として持っていたエアガンは、
今この場においてはあまりにも非力だ。
ドクオはぎり、と下唇を噛んだ。
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キテター支援
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支援支援!!
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来てて嬉しい!支援!
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支援だ!
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http://vippic.mine.nu/up/img/vp96563.jpg
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どっくん!
(,,゚Д゚) ガンガレ!
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多勢に無勢すぎる……頑張れドクオ!
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30
http://vippic.mine.nu/up/img/vp96568.jpg
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ドクオ(,,゚Д゚) ガンガレ!
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ドクオさん!
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>>268
ブーンがツンの尻を触っているように見えt
おっと、誰か来たようだ
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31
http://vippic.mine.nu/up/img/vp96583.jpg
>>271
やめろよ、描きながら同じ事思ってしまって慌てて手振らせたんだから
そういうこと言うの…やめろよ…( ^ω^)
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ドクオさん…!
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もしや…覚醒…!
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覚醒ktkr
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ギイィ、と、まるで断末魔のような高音が響く。
(;'A`)「いってえぇえっ!!」
それとにドクオが後ろにすっ転んで上げた声が重なった。
横向きになって倒れたまま、全身びりびりとさせ悶える。
背中を強打したのと、腕が痺れたのとで二重苦を味わっているようだ。
(;^ω^)「おっ!おっ!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「ド、ドクオまで!?」
痺れているであろう手で、それでも握っているエアガンが、
ブーンの拳と同じように、青色の炎のような揺らめきを帯びていた。
元々の形状よりも、若干大きくなっているようにも見える。
痺れの悶えも収まり、ようやくドクオが立ち上がった。
(;'A`)「腕死ぬ、何これマジいてえ、反動重いわ!重すぎるわ!!」
頭の回転はいい方だ。
その脳で悟る。
練習と称して遊びで何度もエアガンを撃っているが、こんな反動を
受けたことは一度たりとてない。
そして運動事体苦手なドクオは、腕も細く、この一撃を耐えられる
腕も足腰も持っていない。
つまり。
(;'A`)「…あんま、撃てねぇ」
マジで運動しとくんだった。
後悔は先には立たない。
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(;^ω^)「ど、ドクオ!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「ななな…」
(;'A`)「あ?どうした、まだいるの…」
今は撃てる気がしない。
弱気な事を考えつつ二人を見れば、驚愕した表情を浮かべてドクオの
後ろを指差していた。
つと右を見れば、今倒した複数人が倒れたまま動かなくなっている。
黒いモヤがじりじりと動いていたが、二人が言いたいのは
それの事ではないようで。
冷や汗が出る。
そっちには、確か。
('A`)「…う、うわあ…」
( ^ω^)「何が…起こってんだお…」
ξ゚⊿゚)ξ「わかるわけ…ないじゃない…」
それは校庭のど真ん中に。
立っていた。
(:::::)
クックルだ。
いや、クックルだったものだ。
あそこに倒れていたのだから。
そして、あの巨体なのだから。
しかしそれはもうクックルの体を成していなかった。
真っ黒なカタマリに、三つの点。
(::∴::)「ギギギ、ギギ、ギ」
全身を黒に染めた、化け物が立っていた。
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今日はここまで。
ドクオパートからアイツのパートへ移行します。
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勝てるきがしねぇ……
クックルさんはどうなっちゃったの……
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乙
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落書き投下。
流石兄弟姉妹でおしくら饅頭のようです
http://vippic.mine.nu/up/img/vp96590.jpg
七大不思議と「せいとかい」や、百物語や、その他もろもろ
何故か流石家が辛いのばかり連続で読んでしまって
もう涙枯れ果てたので描いた…なんかもう辛い…
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おつー
姉者の表情いいわ
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乙!ドクオがブーンもツンも守ろうとする姿好きだ
友達になったところも可愛いし胸が痛くなる
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でもせいとかいは大好き
乙!
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ああ、おしくら饅頭の絵いいなあ
幸せな流石兄弟大好きだ
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本編の方漫画ばっかじゃなくて文章も混じるのはなんか訳アリ?
絵も文章上手くて裏山支援
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こんな時間から投下いきまーす
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http://vippic.mine.nu/up/img/vp96671.jpg
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ツンさん出番です
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よたりよたりと、足取りはゆるい。
しかし、確実にこちらへと距離をつめてくる真っ黒なソレは、
巨大になった手をこちらに伸ばしてきた。
(;'A`)「くっそ…!」
ドクオが青い炎を湛えたままのエアガンを構える。
二の腕が突っ張ったように痺れて痛んだが、そんな事を構っている場合ではない。
ブーンが動ける状態でないのもそうだが、果たしてアレに触れて
大丈夫なのかが分からないのだ。
揺らぐどす黒さは、何もかもを飲み込みそうな色でクックルを飲み込んでいる。
ブーンの拳では直接相手に触れなければダメージを与えられない。
あの黒に触れてしまう。
(;'A`)(ここは俺が、やらにゃ)
ドクオは歯を食いしばり、引き金に指をかけた。
と。
「ちょっと待っててなドクオ」
('A`)「…あ?」
緩い声が響く。
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見てるぞ支援!
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夜更かししてて良かった支援!
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http://vippic.mine.nu/up/img/vp96675.jpg
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34
http://vippic.mine.nu/up/img/vp96678.jpg
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取り込まれてない普通のクックルだったら勝てる気がしなかった
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おおお!兄者!!
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続き描くともう朝焼けに挑みかかるので今日はここまで…!
明日休みなので昼間から投下してると思います。
>>286
やっぱりブーン系って小説のイメージがあるので、漫画のみより少しでも
文章で作品表現出来ればなあと思って、このような形態にしました。
後は漫画だけで描くと、確実に枚数的な意味で最後までたどりつかないからですw
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クックルさんが…
俺の愛するクックルさんが…
ヤラれてしまう…
頑張れクックルさん
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兄者きたあああ!
続きを心の支えに一日頑張れる!
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兄者hshs
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