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从'ー'从ブーン系小説&イラスト練習総合案内所
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从'ー'从いらっしゃ〜い。ここはブーン系小説読み物イラスト練習&総合案内所だよ
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初めての方や馴染みのない方は以下のブーン系wiki、テンプレ等をよく読んで、
理解と協力をお願いね〜。
・総合スレにおける最低限のルール、マナー
・よくあるQ&A
・作者様及び読者の方々への注意事項
・AAテンプレ一覧
・荒らしについて
ブーン系wiki
http://boonkei.wiki.fc2.com/
http://www43.atwiki.jp/boonkei/
↑が見れない、AAがコピー出来ない方の為の予備サイト
http://boonkei.web.fc2.com/top.html
http://boonkei.m.web.fc2.com/top.html(携帯用)
兄弟スレ ( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★44
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1333728643/
( ^ω^)ブーン系小説板のようです(旧避難所、スレ立て上限に達した)
http://jbbs.livedoor.jp/sports/37256/
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>>884-886
お題ありがとう!
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>>881 クーがアルファベットを武器に
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>>888 懐かしすぎて吹いた
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ブーン芸やオムライスの過去ログをfirefoxで見ると半角英数のフォントが変になってしまう。
そのせいで顔文字がおかしくなっている。
http://upload.saloon.jp/src/up5546.png
こんな感じ。
本文をまとめたページの方なら普通にMS Pゴシックで表示されるのに、過去ログだけ変。
ちゃんとfirefoxのオプションでギリシア文字とキリル文字をMS Pゴシックに指定しているのに……。
webページが指定したフォントを優先するのチェックをはずしても変わらず。
プロファイルを削除してfirefoxをリセットしても変わらず。
IEやchromeならちゃんとMS Pゴシックで表示されているのに、なぜだろう……
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>>890
自己解決しました。
フォント「西欧」をMS Pゴシックにしたらちゃんと表示された。
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ちょっと失礼します。
ドクオくんの家には変な人が来るようですの1です。
予告をしておきながら投下できず申し訳ありませんでした。
それでなのですが、現状維持が難しいのでしばらくお休みをいただこうと思います。
完結させる気はあるのですが如何せんどうにもこうにも書けない状況なので、少し離れようかなと思っております。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。またいつか土曜の夜にお会いしましょう。
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わたしまーつーわ
いつまでもまーつーわ
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待ってる!!
ゆっくり頑張ってくれ
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VIP投下後こっちに投下するのどう思う?
もしくは同時投下
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問題はないと思うけどすごくめんどくさそうだ
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俺はアリだと思う
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>>895
やったことありますけど
■メリット
ミスを直せる
投下中に支援を貰える可能性がある
■デメリット
面倒
作業なので、支援がほとんどなく要は↑
こんな感じです
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別に意味なくね?
土曜の夜って分かってるしまとめもあるし
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( ^ω^)?
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>>890-891
俺も同じことで悩んでたんで助かったわ
ありがとう
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>>896-898
うーん・・・まあやってみます
>>899
ごめん俺は変な人の作者じゃないんだ・・・
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野球関連のお題プリーズ
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>>903
疑惑の判定
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>>903
インフィールド・フライ
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>>903
フィルダースチョイス
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>>902
( ;ω;) すまぬ…すまぬ…
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>>904-906
サンクス
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>>903
西口の幻の完全試合
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怒り新党www
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ゲームを題材にするって案外難しいな
特に用語とか多いともうね
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今年も夏が来た。
お盆にはまだ早いが、墓地のいくつかは既に掃除されている。
目当てのお墓は、日の差さない一番右奥の隅。
枯れた花が残されたままだ。
午後からは雨が降るかもしれない。
西の空には大きな雲が浮かんでいた。
持ってきた道具で一通りの掃除をする。
小一時間ほどでその作業は終わった。
('A`)「ふぅ……慣れたら早くなるもんだな……」
誰にともなく話しかける。
初夏のこの頃。
広い共同墓地の中にいるのは、俺一人だけ。
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ポケットの中から先ほど買ってきた袋を取り出す。
熱で溶けてしまったのだろう、形が少々不格好だ。
('A`)「……」
それを供え、両手を静かに合わせて合掌する。
やり方のわからなかったお墓参りも、本を読んで勉強した。
線香の煙がぼんやりと立ち昇り、まだなんとか青い空に消えていく。
それを眺めながら少し昔のことを思い出していた。
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「やーい、やーい! びょうき持ちー」
「びょーき持ちの宇都宮が来たぞー」
(;A;)「びょうきじゃないもん!」
「びょうき持ちが泣いてるぞっ!」
「よるなよるな! びょーきが移るっ!」
(;A;)「うわあああああん」
('、`#川「こらっ! なにしちょる!」
「げ、駄菓子屋のババアだ!」
「逃げろ逃げろっ!」
(;A;)「うわあああああん」
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('、`*川「あんたも、いつまで泣いちょるんね! 男の子やろ」
(;A;)「だって……だって……」
('、`*川「……これ食べて落ち着き」
(;A;)「うん……」
('、`*川「あんたーねぇー、やりかえさにゃいけんて」
(;A;)バリバリ
('、`*川「いっつもいっつもやられてばーじゃ、もう見てられんよ」
(;A;)「だって……」
('A`)「ん……」
車の音で現実に引き戻された。
降りてきたのは小さい女の子二人と、その父親だろうか。
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三人が手を合せて拝むお墓は新しく見える。
下を向きながら黙っていた子供たちは、ついに泣き出した。
('A`)「……」
駄菓子屋のお婆さんはいっつも俺の味方をしてくれた。
いじめっ子から守ってもらったり、テストの点を褒めてもらったり。
両親は厳しい人だったせいもあって、駄菓子屋にはほぼ毎日通っていた。
当時はまだ駄菓子屋も少なくて、子供たちに人気の場所だった。
だから、そのお婆さんに気に入られていた俺が面白くなかったんだろう。
それが、さらにいじめられる原因になっていた。
その頃の俺は知る由もなかったが。
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('A`)「……」
三人連れの家族は、さほど時間もたたないうちに帰って行った。
再び墓地が俺だけの空間になる。
柔らかい風で線香の煙があおられる。
ざわざわと、木々が揺らめく。
雲はだいぶ近づいてきていた。
「おいびょうき持ち」
(・A・)「びょうき持ちって言うな!」
「生意気だぞっ」
-
(・A・)「うああああ」
「痛ってぇ! やったなっ!」
(;A;)「くぞっ! くそおおっ!」
「おい、誰か来てくれ」
「なんだよ、びょうき持ちが逆らってやがるぞ」
「生意気だなこいつ」
(;A;)「ひきょうだぞっ」
「みんなでやっちまえっ」
「ほらほらっ!」
「このやろうっ!」
(;A;)「痛いっ……痛いよぅ……」
「ざまーみろ」
「さからうんじゃねーよ」
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('、`*川「それでまた私んところに来たんかい」
(;A;)「だって……」
('、`*川「卑怯なやつらやなぁー何人もでよってたかって」
(;A;)「……」
('、`*川「ばあさんのせいかも知れんなぁ……」
(;A;)「……ゥョ」
('、`*川「今日はもう遅いけー、そろそろ帰り」
('A`)「……?」
頬に冷たい一滴が触れた。
-
('A`)「雨か……」
気付けば、空が雲に覆われていた。
本格的に降りだすのも時間の問題だろう。
傘は持ってきてはいない。
('A`)「ふ……」
真一文字だった口元が、少し緩んだのを感じる。
毎回のことながら、やっぱり長居してしまう。
それなら傘を持ってくればいいのだが、どうもその気になれなかった。
('A`)(そういえば、あの日も雨だったな……)
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「おい、びょうき」
(・A・)「びょうきじゃない……宇都宮って名前があるっ」
「へぇ〜名前呼んでほしかったら言うこときけよ」
(・A・)「……何すればいいの?」
「ババアのところから何かぬすんでこい」
「そしたら仲間に入れてやる」
(・A・)「駄目だよっ……」
「なんだよ、またいじめられたいのか?」
(・A・)「だって……」
「はやく決めろよー」
「なにかもってきたら、仲間にしてやるよ」
(・A・)「…………ほんと??」
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「ほんとだほんと」
「うそなんてつかねーよ」
(・A・)「………………わかった……」
|A・)コソコソ
('、`*川 ─┐c(・A・)彡 サッ
('、`*川「ああ、宇都宮君……いらっしゃい、今日はどうしたの?」
(・A・)「なんでもないよ………なんでも……」
('、`*川「…………そう、ならいいの」
(・A・)「……うん、じゃあね」
-
('A`)「……」
雨足がだいぶ強くなってきた。
服が水に濡れて、体が冷える。
あの時、俺は甘言に乗せられて万引きを行った。
お婆さんは気付いていたんだろう。
それでも俺を咎めはしなかった。
翌日、お婆さんは亡くなった。
跡取りはいなかったようで、駄菓子屋はそのまま閉店した。
いじめっ子たちも俺を仲間に入れてくれず、結局一人ぼっちになった。
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('A`)「そろそろ帰るよ……また来るから……」
大人になった俺はお婆さんの親族を探し、
ここに墓があることを教えてもらった。
それから毎年、墓参りに来ている。
誰も手入れをしない小さな墓に。
あの時、俺が盗んでしまった金平糖を返したくて。
-
>>912-924
これで終わりです
では
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乙
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これは、万引きはよくないことではあるが
婆さんとドクオ双方にとって墓参りの理由が出来て
よかったととらえていいものだろうか
それともドクオの一生消えない過ちの回顧だろうか
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乙 もっと掘り下げて欲しい
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前略
あなたにこうしたものを書くのは二度目になりますが、あなたは覚えていられるでしょうか。
一度目の時は名乗りませんでしたが、今度も名乗るつもりはありません。
そしてこれも、進んであなたに見せたいとは思っておりません。
なぜなら別にこれはあなたに向けたものではないからです。
ただ自分の為の覚書でしかありません。
順を追って書こうと思いますが、何分昔のことなので記憶が曖昧な部分が少なくありません。
ですから私の妄想による補完も少なくないことでしょう。
しかし大筋には関わらない範囲なので、覚書として問題はありません。
(以後“あなた”という表現を“彼女”に改めます。)
-
(*゚ー゚)
まず彼女について書きましょう。
彼女は美術部員で、部の中でも絵の一段上手い人でした。
私の見ていた限りでは素行もよく、人当りもよく、そこに絵画の才能が加わって、人気のある人でした。
(#゚;;-゚)
この頃の私についても書いておきましょうか。
美術部に所属していましたが、幽霊部員でした。
名前はあるけど顔は出さない、いてもいなくてもよく知れない、どうでもいいことです。
同じ部で、さらに同じクラスでしたが、そういうわけで彼女と私の間には特別交流はありませんでした。
ただ、私も彼女の取り巻きだか友人だかと同じように、彼女の絵は好きでした。
何故私が今このようなものを書いて、また、あの頃あのようなものを書いたのか。
遡れば、彼女の恥行を見つけてしまった事に端を発するでしょう。
(社会的には秘すべき行為と思われるので恥行と書きました。奇行が正しいのかもしれません。)
-
私は忘れ物でもあったのだろうと思います。
まだ少し明るい放課後、誰もいなくなった教室の、体育館の気勢も遠い、
そんな中に彼女を見たのが始まりです。
( *゚ )
私は入り口の陰で息を潜めて、彼女が教室を出て行ってくれるのを待っていました。
彼女に僅かも気づかれたくないために、私は彼女の行動を注視していました。
ふと彼女が俯きました。丁度机の前でしたので、何か落書きでもあったのかと思いました。
しばらくそのまま動きがないので、何事なのかと少し身を乗り出してみたところ、
大きく開かれた彼女の口から机へ、唾液が糸を連れて落ちていくところでした。
意外にも、嫌悪感だとか興奮だとか、そういった感想は今もありません。
間もなく彼女は腰を折って、直接机を舐めにかかりました。
両手はきちんと机に収められた椅子の背もたれを掴んで、
(もしこれが、机に触れるばかりの口付けをしたのであったら大変良かったのにと思います。)
音を立てないように慎重に、けれど舌の全面を大振りに使って舐めすさぶその様は、
少し怖くなるほど少女らしくないように思いました。
気が済んだのか、体を起こした彼女はスカートからハンカチを取り出すと、机の四辺を拭いました。
そのハンカチを鼻にあて空気を深く吸い込むと、満足げな息をつきました。
そしてついでに、といった軽さで椅子を引き出すと座面に鼻を押し付け、
また舐め上げたり、しゃぶりついたりしていました。
( *‐ )
彼女がじっと、瞑目して座面に吸い付いている間に私はその場を離れました。
私は駅までの道中に、あの席はG君の席だということを思い出していました。
-
翌日の私はG君の方をよく見ていた気がします。
私の席は壁側の列の後方で、対してG君の席は窓側の列の真ん中辺りで、
それなりに見やすい位置にありました。
ちなみに彼女の席は中央の辺りの最後尾で、私の席からでは自然に観察することは難しくありました。
(,,゚Д゚)
G君の行動には中々不安にさせられました。
意識はしてないようですが、登校して自分の席について真っ先にすることは机を撫ぜることですし、
授業中は突っ伏して寝てしまいますし、うっかり垂れてしまった涎は腕やら袖やらで無造作に拭ってしまいますし、
机に落としてしまった程度では昼食のおかずを食べないわけがありませんし。
見ていてぞわぞわしましたが、あまりG君に興味はありませんでしたので、G君に対してはそれで終わりです。
私の中で昨日のことは、やはりG君よりも、当人である彼女の方へ働きました。
先に書いたように、私は彼女の絵が好きです。
となれば、描き手である彼女に対しても少なからず好意を持っていました。
好意を持っている相手の、隠しておきたいだろう事柄を知ったというのは、大変気分が良かったでしょう。
彼女と多少の交流のある人間たちよりも一歩、彼女の内面に近しい。
つまらない優越感です。
-
さらにつまらないのはその優越感を一日も保てなかった私です。
いつまでも、彼女の秘密が秘密であるとは限りません。
秘密が秘密でなくなってしまった時、私はまた以前と同じ、交流ある人間の外側に置かれるのです。
また秘密がいつまでも秘密であったとしても、“私が秘密を知っている”ということを知っているのが
私だけというのは、どれほどの意味が生まれるのでしょうか。
私が彼女の秘密を知っているということを、誰かに言ってやりたい。
私が他人より一歩、彼女の内面に近しいのだと周りに知らしめたい。
そんな欲が私にあのようなものを書かせたのでしょう。
彼女との距離について、誰に告白するのが最も良いのか、
考えた末、彼女自身に告げるのが一番だろうことに至りました。
これならば、彼女の秘密が秘密でなくなっても、誰より早く秘密を知った人間が、
周囲の誰より一歩、彼女に近い存在がいることを彼女はいつまでも承知していくのです。
知れたことですが、私は文章が上手いとはいえません。人との付き合いもその通りです。
ルーズリーフに書きあがった彼女への文は、大変下品で下劣で低俗で卑怯で不快で妄想に満ちて、
彼女を貶めるものに違いありませんでした。
たかだか秘密を知ったという告白文を、ああもするとは、この時はまだ自覚していませんでしたが、
好意の心底には、前々からそのような欲があったのでしょう。
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今度の放課後は私の一人きりでした。
私の手の内には折り畳まれた、件のルーズリーフがありました。
本当にこれを彼女に渡すのか、今さらながらに迷いました。
はっきりとではありませんが、それは彼女に知って貰いたいという気持ちよりも、彼女が知ることによって、
彼女の周囲に対して優越を感じたいという欲の元書かれたものだと、薄々気付いていたのかもしれません。
それでもまだ心底ではありません。
私の心底は、彼女を告発したがっていました。
良心か理性かがルーズリーフを引込めさせようとする程、自覚のなかった欲が頭をもたげてきました。
中学生の時、県のコンクールで賞をいただきました。
授業の課題で描いた絵でした。
学校では“絵の上手い子”として認知され、何を描いても誰もが「上手だね」と褒めてくれました。
その後はプレッシャーに負けて、絵を描き切れたことはありません。
本当にそう思っていられたのですか。
たった一回の賞に惑わされていたのではありませんか。
つまらない絵を描いてしまったらどうすればいいのでしょう。
誰か「下手糞」と言って下さったでしょうか。
私は凡人です。
半端に育てられた自尊心がなければ、純粋な憧れだけを持つことが出来たかもしれません。
育てすぎた自虐心がなければ、もしかしたら友情を築くことも出来たかもしれません。
ですけれど、残念なことに私はそうあることは出来ませんでしたので、
才能ある彼女が妬ましかったのです。
絵を描き続けられる彼女が羨ましかったのです。
周囲の期待に応え続けられる彼女が憎かったのです。
彼女を損ないたかったのです。
ルーズリーフは引込めることは出来なくて、ごみ箱に捨てて帰りました。
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翌朝教室に入ると、既に彼女の周りにはいつものように人が集まっていました。
私は自分の席につき、一時限目の授業の予習をする振りをして、
前の席の男の子たちの話に聞き耳を立てていました。
( ^ω^) ('A`) (´・ω・`)
彼らの話は大抵、どの女子が可愛いか、あの女子は詰めている、
あの女子は男に媚び過ぎているなど、そういった類の話です。
彼らを不快に思う人もいましたが、いかに彼らが好みの男性像から遠くても、
女の子たちは少なからず彼らの評価を気にしていました。
その内に彼女の側にいた男子生徒が一人、憤懣やるかたない表情でこちらに歩いてきました。
(# ・∀・)
(# ・∀・) 「おい、お前らの仕業だろ。しぃに変なことを書いたのは」
男の子たちは訳がわからなかったに違いありません。
私はロッカーの鍵を取り出して、席を立ちました。
その際に彼女の席を横目で見てみましたが、彼女の周りには人が立っていて、
彼女の様子を知ることは出来ませんでした。
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この時から今まで、私は未だに本当のところを確かめられていません。
私はあれをごみ箱に捨てたと思っていました。
捨てられるだけの分別は持っているつもりです。
しかし、本当は捨てられなくて人目に付くところに置いておいたのかもしれません。
それも否定出来ません。
捨てることも、人目に晒すことも、どちらも同じくらい「私ならばするに違いない」という自信がありました。
ただ、あれが人目に晒されたということだけは変えようのない事実です。
そうなると、私がごみ箱に捨てたあれを誰かが拾ってその辺りに晒した、というものが最善の筋書きになります。
私は私の分別を信じました。
それでも、彼女に近づきたいとは一切思わなくなりました。
(*゚ー゚) ( ´∀`)
彼女がM君と付き合い始めたと聞いたのは、それから間もなくのことでした。
それはそれで納得のいく二人に違いありませんでした。
しかし、私はどうしてもG君を考えずにはいられませんでした。
(*゚ー゚) (,,゚Д゚)
どうしても私には、彼女の一番はG君だったに違いないように思えてなりません。
ただ、私のあのルーズリーフには、彼女の想い人がG君であると想像出来ることが書いてありました。
だから彼女は彼女のプライドのために、G君への想いを否定して見せたのではないのでしょうか。
もしそうならば、私は本当に彼女の最良を損ないました。
私が思う限り完璧で、最も酷い形です。こうなってやっと、私は彼女への罪悪感で後悔しました。
彼女は私を恨んでいることでしょう。
私は何十人の容疑者の陰で息を潜めて、彼女が私の近くから去ってくれるのを待っていました。
-
あれから数年経ちますが、あなたは忘れていらっしゃったでしょうか。
もしそうならば、私にとっても喜ばしいことです。
私の方では罪悪感ばかり忘れていきます。最低の人間だと思われるでしょう。
構いません。
もうどうでも良いのです。
人間とは、一生引き摺っていくのだろうと思ったものも、案外簡単に翻せるようです。
もしかしたらこれも防衛機制に当てはまるのかもしれません。
あなたに失望しました。
私ですら“たかが”という言葉を使いたくなるのですから、あなたは尚更でしょう。
“たかが”服装で失望しました。
私自身の軽薄にも失望しましたけれど。
失望してしまったのは、“私の中のあなた”と“実際のあなた”とが全くの別物なのだと気付いたからでしょう。
服装はその切っ掛けに過ぎません。
私は実際のあなたに何一つ接触した覚えがないのですから、
その差が大きすぎたのも無理のないことかもしれません。
そうなると、つまり私があなたに思っていたことはすべて、“私の中のあなた”に向けられていたといえませんか。
そして“私の中のあなた”は、実際には存在しない人でした。
つまり私のあなたへの気持ちのすべては幻想です。妄想です。すべて一人相撲だったのです。
滑稽ですね。笑って下さい。
あなたは私にとってどうでもいい人ですが、あなたが許すと言って下さったら、
これを口にするのを許される気がします。
早々
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>>929-937
終わり
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乙。面白い
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暗い暗い土の下、もぞもぞ蠢く人の群。
彼等は奴隷、人でなし。
売って買っての家畜以下。
牢におわすはその一人。
名は『ドクオ』たる、その男。
('A`)奴隷の大脱走です。あ、ようです
.
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牢の中には人多し。
泥棒、王族、人殺し。
ドクオはただの人でなし。
ただみな同じ、目はうつろ。
ドクオは元々目はうつろ。
心も病まず、元のまま。
策を練る練りその頭。
思い至るは「大脱走」に御座います。
牢の見張りに問いかけん。
('A`)「飯はまだかな人間殿」
これに憤慨その脳筋。
( ^ω^)「口をきくなど見上げた根性いざ叩き切らんその舌お!」
策を練らぬはその脳筋、牢解き放ち踏み入らん。
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('A`)「いざ戦わん、そこの者!」
声を向けるは部屋の隅、静かに座る人殺し。
(´・ω・`)「暫し眠れ、愚か者」
ばたんきゅうとはその脳筋。
('A`)「いざ逃げ出さん、この牢を!」
走り走るは奴隷達。
千切っては投げの大立ち回り、天下無双とはこの事か。
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道を駆け行く奴隷の群にて足を挫いた姫一人。
ζ(゚ー゚*ζ「あぁお父様、お母様。デレはここまでにございます」
('A`)「何を仰るお姫様!さぁ手を伸ばし、掴まれよ!」
手を引き駆けるその姿。
勇者と姫のその姿。
( ^ω^)「待て止まらんか!頼むお!」と、
後から来るはかの脳筋。
( ^ω^)「俺も貴様らに加勢だお!」
処刑を逃れたその脳筋。
泥棒、脳筋、人殺し。
先を走るは姫、脳筋。
彼等の道は何処へと続こう……。
終劇
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>>943
訂正
×先を走るは姫、脳筋。
○先駆け行くは、姫、勇者。
以上です( ^ω^)
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ドラマチックだな、乙乙好きよ
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乙
逃走劇らしく軽快に読めていいね
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mother元ネタに書いてる者だが
戦闘シーンの描写が難しすぎて死ぬ
あのいい意味で気持ち悪い雰囲気の為に地の文ゼロの
コマンドメッセージ風にしたのが悪かったのかね……
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>>929
面白かった
文が詰まってるのってあんま好きじゃなかったけど、凄くじっくり読んだわ。乙
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コマンドメッセージって
◆よごれじゃないよ ピックだよ
↑みたいな奴?
だったら確かに難しそうだな
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>>949
そうそう、そんなかんじ
ストーリーの大本は完成したのに全然前に進まん
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>>950
何か色々大変そうだな
でも書いてくれたら絶対読むわそれ
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うん俺も力になれないけど読みてぃ
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AA+セリフでお題2,3個くれ
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>>953
(;〈i〉ω〈i〉) ギ、ギエー! お兄さんそこは僕の腹斜筋だ日暮里〜!
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>>953
(´・_ゝ・`) そこは僕の菊一文字ですよぉ!!!
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>>954-955
さんくす
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とんでもないお題出しやがって…
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>>947
1?2?
楽しみにしてる!
SMAAAAAAAASH!!も期待
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>>947
マザーとか俺得すぎるだろ 頼むぜ
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>>958
3大好きな俺に対する宣戦布告か何かか
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>>958
実は全くのオリジナルストーリーなんだ……ごめんよ
でもSMAAAAAAAASH!!は出るよ!
>>959
ご期待に添えるかどうかだな……
>>960
握手
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>>961
俺がマザーシリーズをプレイするかどうかはあんた次第だぜ・・・!
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>>961
スマブラでしかマザーを知らない俺でも楽しめるのでしょうか
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コールアウターって13ー3でおわり?
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一人称が僕で変な口調じゃなくて少し冷め気味の男AAって誰がいるかな?
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ヒッキーが一番初めにでてきた
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(´・ω・`)とかは?
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>>964
確かそうだよ
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>>964
VIPに投下したのはそこまでだったと思う
もしかしたら自ブログにこの先書いてるかも?
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そろそろ次スレ立てていいかな
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ちょっと早いけど立てちゃった
川 ゚ -゚)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1337703834/
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ショボン阿部さん以外でガチホモで使うなら誰がいいかな?
もしくはオカマで
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|゚ノ ^∀^)
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>>971
おつ
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ノンケキャラにビロードとか
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退魔のジョルジュはオカマだったな
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イトーイとか
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エスパクのクックルもそっち系だったなあ
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空を行くの('A`)もオカマだったなあ、マッチョの
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ガチホモはガタイ良いイメージがあるな
そういう意味ではギコとかいいかも
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絵のお題ひとつお願いします
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>>981
トソン
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>>981
決闘
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>>981
∧
ζ*゚−゚)カタミミデレ
出典(´・ω・`)ショボーン牧場
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レスはよく読んでやれよ
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>>980
弟者子育てのギコはオカマオネェだったな
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