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从'ー'从ブーン系小説&イラスト練習総合案内所
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翌日の私はG君の方をよく見ていた気がします。
私の席は壁側の列の後方で、対してG君の席は窓側の列の真ん中辺りで、
それなりに見やすい位置にありました。
ちなみに彼女の席は中央の辺りの最後尾で、私の席からでは自然に観察することは難しくありました。
(,,゚Д゚)
G君の行動には中々不安にさせられました。
意識はしてないようですが、登校して自分の席について真っ先にすることは机を撫ぜることですし、
授業中は突っ伏して寝てしまいますし、うっかり垂れてしまった涎は腕やら袖やらで無造作に拭ってしまいますし、
机に落としてしまった程度では昼食のおかずを食べないわけがありませんし。
見ていてぞわぞわしましたが、あまりG君に興味はありませんでしたので、G君に対してはそれで終わりです。
私の中で昨日のことは、やはりG君よりも、当人である彼女の方へ働きました。
先に書いたように、私は彼女の絵が好きです。
となれば、描き手である彼女に対しても少なからず好意を持っていました。
好意を持っている相手の、隠しておきたいだろう事柄を知ったというのは、大変気分が良かったでしょう。
彼女と多少の交流のある人間たちよりも一歩、彼女の内面に近しい。
つまらない優越感です。
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