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从'ー'从ブーン系小説&イラスト練習総合案内所

931※不快な文章があります※:2012/05/19(土) 23:21:44 ID:FRHVxB/s0

私は忘れ物でもあったのだろうと思います。
まだ少し明るい放課後、誰もいなくなった教室の、体育館の気勢も遠い、
そんな中に彼女を見たのが始まりです。

(  *゚ )

私は入り口の陰で息を潜めて、彼女が教室を出て行ってくれるのを待っていました。
彼女に僅かも気づかれたくないために、私は彼女の行動を注視していました。

ふと彼女が俯きました。丁度机の前でしたので、何か落書きでもあったのかと思いました。
しばらくそのまま動きがないので、何事なのかと少し身を乗り出してみたところ、
大きく開かれた彼女の口から机へ、唾液が糸を連れて落ちていくところでした。
意外にも、嫌悪感だとか興奮だとか、そういった感想は今もありません。

間もなく彼女は腰を折って、直接机を舐めにかかりました。
両手はきちんと机に収められた椅子の背もたれを掴んで、
(もしこれが、机に触れるばかりの口付けをしたのであったら大変良かったのにと思います。)
音を立てないように慎重に、けれど舌の全面を大振りに使って舐めすさぶその様は、
少し怖くなるほど少女らしくないように思いました。

気が済んだのか、体を起こした彼女はスカートからハンカチを取り出すと、机の四辺を拭いました。
そのハンカチを鼻にあて空気を深く吸い込むと、満足げな息をつきました。
そしてついでに、といった軽さで椅子を引き出すと座面に鼻を押し付け、
また舐め上げたり、しゃぶりついたりしていました。

(  *‐ )

彼女がじっと、瞑目して座面に吸い付いている間に私はその場を離れました。
私は駅までの道中に、あの席はG君の席だということを思い出していました。




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