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「Sammy社立ギルティ専門高等学校5時限目」

1スレ建て記者θ四国スレ:2006/06/19(月) 10:09:55 ID:CJmM/KN6
「ォゥァー!」
「イタダキー!」
 さわやかな朝の挨拶が、澄み切った青空にこだまする。
 右渡様のお庭に集うギルオタたちが、今日も機械のような正確な動きで、
教室の筐体にコマンドを入力していく。
 1ドットでも諦めを知らない心身を包むのは、深い色の制服。
 キャラ別コンボの精度を乱さないように、リバサヴォルカはスカらせないように、
ゆっくりとコマンド入力するのがここでのたしなみ。
 もちろん、タイムアップギリギリでドラゴンインストールするなどといった、
はしたない生徒など存在していようはずもない。
 社立ギルオタ学園。
 平成四年創立のこの学園は、もとは初代GGプレイヤーのためにつくられたという、
伝統あるギルティ系オタク学校である。

・ここはssを楽しむスレです。マターリ進行で職人にねぎらいのGJを忘れずに。

前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/15721/1131226354/

1スレ目
http://jbbs.livedoor.jp/game/772/storage/1101664264.html

2スレ目
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/15721/1112603465/l100

3スレ目
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/15721/1119648953/


まとめサイト
http://kage.zombie.jp/ggxx_shool/index.htm

232名無しさん@2周年半:2006/09/11(月) 19:20:59 ID:UvaX437g
ROMは居るのな。
とりあえず蘇留の異様な入力精度にサプライズ
ダッシュ低空SVVとか、Kの硬直に間に合わせつつ慣性ついてるのすげぇw

233名無しさん@2周年半:2006/09/11(月) 20:42:33 ID:Heq5aHls
ダッシュ低空βブレードは別名タコスブレード、ならばダッシュ低空SVVは蘇留ヴァイパー!?

234名無しさん@2周年半:2006/09/12(火) 06:52:09 ID:xMzi.dGQ
俺も初代からROMってるぞ
64氏GJ

235名無しさん@2周年半:2006/09/12(火) 13:46:32 ID:5dtNSupI
>>233
きっとソルカニックヴァイパーだ(・∀・)

236名無しさん@2周年半:2006/09/12(火) 14:12:33 ID:V3SM64VE
64さんGJ

237名無しさん@2周年半:2006/09/12(火) 18:07:29 ID:DlSqu/Yc
初代ROMってこんなにいたのか
もう俺だけかと思ってたぜ

238名無しさん@2周年半:2006/09/12(火) 20:12:05 ID:fl2IQ3JM
私も初代からROMってます。
64氏GJです。

239名無しさん@2周年半:2006/09/12(火) 23:46:23 ID:gLW1ynH6
>>235
ナニソレwソルカニックバイパーとかキャラ名が技名はいってるとかわけわからんなw
ってか他の技どーなんだw

240名無しさん@2周年半:2006/09/13(水) 04:45:46 ID:X.FLD3bU
>>239
バンディットリソルバー

241名無しさん@2周年半:2006/09/13(水) 07:34:05 ID:7TOgUpGo
>>239
つライオットソルンプ

242名無しさん@2周年半:2006/09/13(水) 10:01:33 ID:iGhyWsu6
≫239
つドラゴンインスソール

243名無しさん@2周年半:2006/09/13(水) 10:16:48 ID:MeEXhvg.
つソルフレフェイント

244名無しさん@2周年半:2006/09/13(水) 13:40:02 ID:SNSvJM96
おめーら仲良いなwwww

ソルフレフェイントがソルスレフェイントに見えたのは俺だけか

245795:2006/09/13(水) 15:11:16 ID:SNSvJM96
前回は>>207です。
無駄ハイテンション髭使い、断帝歩の話。



食べた後は眠い。
お昼ごはんに暖かくてつるつるしたおうどんなんか食べちゃったもんだから
余計に居眠りの神様こと野比の○太先生の生霊が暴れてしまっております。
故に私が今こうしてゆらゆらと幻と現の間を彷徨うのも、詮無きことである!と
民明書房刊「秘して伝わる食眠操術〜古宮廷料理に見る医食同源〜」にも書いてあるとかないとか・・・zzzZ



教「〜と、いうわけで、まぁ特にポチョムキン聖ソルやメイ、チップにミリアとジョニー・・・あとはアンジぐらいかな?
  を使う方々は忘れてはいけませんね。まぁ、腕が上がれば自然と身につきますし、応用はどんなキャラでもできm・・・・・・
  む。そこの貴方、さらりと横へ流した髪のお嬢さん、聞いていますか?」
こんこん、と黒板を叩きながら七三分けの眼光鋭い教師が言い放つ。

歩「Σっは!?はい!!もちろんですっ。大丈夫です起きてますん!!」
教「・・・起きてるのか、寝ているのかよくわかりませんが。まぁ、ともかく質問します。J移行フレームとは何ですか?」
歩「えと、あの、アレですっジャンプのっ、レバーを上に倒してから飛ぶまでの時間ですっ」
何故かびしぃ!と天井を指差しながら答える断帝。

教「ん〜・・・・・・・・・まぁ、五分ほど前までは起きていたようですね。50点です」
歩「Σッッッ!!(絶句」
ごーん、という音がしそうな程に露骨にショックを受ける断帝のリアクションにクラスに苦笑が沸いた。

教「それでは残り50点分、皆に頑張って助けてもらいましょうか。誰か、挙手して答えてみてください。
  答える気が無くても、復習の意味も込めて反芻ぐらいはお願いします。
  授業の内容を忘れる、ということは・・・その分、初心者に近付くということですからね。」

う・・・と全体的に呻き声が響く中、ちらほらと手を挙げる生徒がいる。
自信は無いが、それでも・・・と弱々しく挙げる者もいれば、すぱっと手を伸ばす者も少しはいるようだ。

教「ふむ。えぇと、では一番早かった・・・その髪を二つに分けている子、・・・泡沫水さん。どうぞ」  
水「はい。・・・J移行フレーム中は、地上必殺技の入力を受け付けています。また、その間に出した技にはJ属性が付きます」
教「えぇ、その通り。それで、先ほどはそのJ移行フレームが大事なキャラをあげていたわけです。大丈夫ですか?断帝さん」
泡沫水さんどうもありがとう、と言うと教師は歩を厳しい目で見た。
歩「・・・はぃ。大丈夫ッス。すみません・・・。」
教「・・・ふぅ。では、J属性が何か、は大丈夫ですか、断帝さん?」
歩「えっと、・・・・・・あの・・・ジャnオゥアーオゥアーオゥアーオゥアーヴォルカニックヴァイパー!!・・・・・・あぅぅぅ(泣」
教「おやおや。ちょうどチャイムが鳴ってしまいました、では断帝さん、今の質問は宿題です。次週の頭に答えてもらいます。
  それではこれで【システム知識・A】の授業を終わります。皆さん、グッドラック。」

そうして、教師は早々にチョーク等の荷物をまとめて出て行った。

246795:2006/09/13(水) 15:11:53 ID:SNSvJM96
歩「おぅあぁ・・・・・・シショりましたぁ・・・」
というかそろそろもうデストロイな気もしますですハイ。なんていうか机と頬が仲良くしちゃってます。
瞬「・・・・・・。」
なにやらなでなでとした感触が。うおう、おそらく瞬さんがあたしの頭を慰めてくれている模様。
あぁ・・・めちゃめちゃ気を使われてるね、ごめんなさいありがとう優しさが身に沁みます。

水「歩さん、そんなに落ち込まないでください。ちょっと聞いてなかっただけじゃないですか」
歩「いやぁ・・・まぁ、そこはそんなに気にしてないんだけどさ」
気にしなきゃ駄目とかいうツッコミは無しですよ?気にならないもんはならないの。

瞬「・・・気にしようよ。」
歩「・・・・・・・・・はいッス。反省します。」
撫でられてるせいか、とてもごめんなさいという気持ちになった。
どうでもいいけど、撫でてる手が左手だね感触的に。

水「大丈夫ですよ、来週までなんですし、さっき私が言ったことと絡めて覚えればすぐですよ〜」
歩「うぅ、ありがとね〜泡沫水さん。さすが100点の子だけあるわぁ・・・・・・」
あぁほんともう二人の優しさが嬉しくて自分が情けなくなるなりすぎる。

瞬「・・・先生を見返してやれば、気もすっとする」
歩「・・・・・・そりゃそうだけど。というかかなり悔しくてムカついて来たのが今更だなんけど。」
それができれば苦労は無い、と続けなくてもわかりそうなくらいぶーたれて言ってみた。
いかん、八つ当たりじゃん。あたしの馬鹿。

瞬「・・・大丈夫、断帝さんならできる。」
歩「あうぉぉ・・・そういわれると頑張らなきゃって気になっちまいますぜ旦那ぁ・・・」
同時に、めんどいなーとかいやだなぁとかも思うのもホントだけど。駄目が何個つくやら、今のあたし。

瞬「・・・ん。」
水「あれ、それは何ですか?」
歩「・・・う?」
頭をぽんぽんとされて起き上がると、目の前にノートの切れ端が。

瞬「・・・解説。」
水「えぇ!?」
歩「Σいつのまに!?」
瞬「・・・後でちゃんと、実践もするけど、とりあえず・・・読んで。」
歩「うおおお!とてつもなくありがとう!のっぴきならない優しさをありがとう瞬さんッ!!」
ああもうお世話になりっぱなしなのにこの嬉しさはなんなのかっ!?
情けない自己嫌悪になんか浸ってる暇はないねも〜〜〜〜〜うっ!!

瞬「・・・恥ずかしい思いも、自分の力にしてしまえば、強さだから。負けないで、断帝さん。」
歩「お う よ っ !!任せてっっ!!!(がたんっ」
水「がんばってください!」


断帝って熱血だよな、だなぁ俺たちも見習わないと、うんうんあれだけ素直に頑張れるのはうらやましいよねぇ。
なんて囁きあう声が聞こえてきた。
・・・・・・いいのさ!!自分の力にしてやるもんね!泣かないさ泣いてる暇なんかないさ!!うあああん!!!

247795:2006/09/13(水) 15:12:27 ID:SNSvJM96



―――――――――――――放課後。



結局、瞬さんにご教授願うことになった。

瞬「ん、じゃあほら、次はロボカイで上いれっぱにしてみて・・・・・・」
アーケード台よりは家庭用の方が都合がいいというので、激狭い我が家に。あうう、絶対瞬さんちのがいいのに。
一人暮らしだから色々と気楽なのは認めるけどさ。

歩「うん・・・・・・・・おぉ、ホントだ。飛べてない。」
確かに瞬さんはパッドだけどさ。(うちはアケコン一台しかない)

瞬「・・・ね。斜め後ろ入れてても、ちゃんと地上食らいになる。J移行Fって、この時間のこと」
とってもためになるんだけどさ。見られるし理解できるからバカのあたしでも覚えられるし

歩「へ、へぇ〜・・・ちゃんと見るの、はじめてだよ・・・」
瞬さんの声が頭上から聞こえるこの状況は一体何!!?何ゆえこんなことに!!!!


えーとね?まず、あたしがテレビの前の食卓兼テーブルの前に座るよね。
床にあぐらなんだけど女の子らしくなくてごめんね。
んでテーブルにスティックを置いて、手を添えるわけだ。うん、ごく普通の状態。
けど何故かそこで瞬さんがアタシの真後ろに、足を広げて座るんだ。
真後ろっていうか、この場合「密着してる」っていう日本語のほうが正しいかな、うん。
んで、哺乳類の証であるおへその前で瞬さんがパッド握ってるの。
「あたしのへその前で」握ってるの。つまりパッドが無かったらなんていうか抱きすくめられてrお8んりぇいb

・・・・・・んっん。ちょっと回線が混乱。失礼。
うん。ねぇ、この状態、おかしいよね。見た目だけでもう既にお腹いっぱいなくらい変。うん、変。
つぅかくすぐったいの!微妙に脇腹にあたる瞬さんの腕がくすぐったいわけですよこんにゃろう!!

瞬さんいわく。

「視線がなるべくおんなじのほうが、良い。」

って言うんだもん!しかもホントに黙々ギルティするだけなんだもん!
逆らえないよね逆らえないの逆らえないんだってばうわあああああん!!!
恥ずかしすぎるんだってばこのシチュエーション!!そもそも部屋見られただけでいっぱいいっぱいだっつうの!!!
机の棚にあるギルティ関係の本とか教科書類とかが!
いつのまにか整頓されたりしてるのに気づいたときの恥ずかしさといったら!!
恥ずかしさで人どころか自分が殺せそうですよふぬあああああ!!!



・・・なんてあたしの心の叫びは聞かれることなく進みます。淡々としてます、この授業は。


瞬「投げと打撃の2択っていうのは、これがあることで実はわりとちゃんとした2択になってる。」
だから青リロのカイとかでも強い人はちゃんと崩せたりできた、と瞬さんが静かに教えてくれる

歩「ふーん・・・そっか、確かにね。移行中ってガードできないんだもんねぇ、そうかぁ・・・。
  あ、あのさ、もしかして【ダストを立ち食らいする】のって、これが原因?」
瞬「・・・ん、立ちガードしようとして斜め上に入れてしまって、そうなる人は居る。連続ガードじゃない時だけだけど。」
歩「連ガじゃない・・・うんうん、そうそう。間違いないよ。あーなぁーんかカイのダストがガードできてないのってこれかな。」
瞬「ガトリングから直接、だったら・・・あるかも。」
歩「いやね?自分じゃちゃんと立ったと思ってても吹っ飛んでくことが多くてさー。うぁ、今度、気をつけてみるね。」
ちゃんと真後ろにレバー入れられるように、そういうと瞬さんが呟いた。

瞬「じゃ・・・一通り、やること終わったら、対戦で試そう・・・カイなら使える。」
歩「Σそうなんだ?じゃあ、あの、またお世話かけてごめん。よろしくお願いしま、す。」
・・・と、色々と誤魔化しながら一見それらしく授業を受けてます。
えぇ、ところどころでなんというか妙な声が出てるのは秘密。あー今顔の温度が98度くらいあるわあたし。
今頭突きしたら燃えるねきっと。

248795:2006/09/13(水) 15:12:59 ID:SNSvJM96



――――――。


この後もしばらくJ移行Fについてのお話は続いた。
身近な髭の無敵付加をはじめとして、通常技>JCマッパの暴れ潰しとか
JCは動作終了まで受け付けることを利用した、ポチョムキンの当て投げ(?・・・青リロの時はそういうコンボだったとか・・・?)の話とか
同じくJCを利用した、カイの足払い>スタンでの暴れ・J読みとかのディレイするために利用する使い方。
それにJ仕込み(HJ仕込みって初めて知ったよ・・・)関連。あたしも近S遠SからHJコンボやってたけど・・・
J移行Fっていうのを意識したら、どんなタイミングで上いれたら良いのか凄くはっきりわかった。
他にもJ移行1F目は投げ無敵が無いとか、着地際に「空中判定だけど地上投げされる」っていう
一方的にやられちゃう時間があることも教えてもらったり。
J移行Fの話、っていうよりは、ジャンプ関連のことを色々〜〜って感じだけど
ためになるというか、へぇ〜!ってボタンを押したくなるようなことばっかりだった。20へぇじゃ足りないよね。


・・・あたしもさ、女の子にしちゃだいぶ強い方に入ると思ってたんだ。思ってた。うん、自信があった。
けど、正直・・・瞬さんには敵わない、かな。何回か戦った限りじゃ、そこまでどうしようも無いって感じじゃないけど
知ってることが違いすぎるんだもん。っていうか、瞬さんの言ってたこととか
あたしの持ってる教科書のどこにも載ってないのに。どうやって知ったんだろう、とか思うし
最初の方、「J移行Fを見せてくれる」って言ってやってみせてくれた時にさ?
さりげなくジョニーを使ってミストキャンセルしてたんだ。それもパッドで。

「ジョニーのMC、Lv1だと12F。HSの発生が〜〜〜それで、J移行Fはポチョとロボが・・・・・・」

ってまぁ・・・色々言っていたんだけど、要するに、HSをガードさせて最速でミストキャンセルしてHSってやると
ロボやポチョは上いれっぱなしでも飛べない、っていうことなのね。
・・・何気なく、最速で動かしてるんだよ。メインじゃないキャラを。
いやーははは。別に凹んだとかじゃないよ?ないけど、驚きすぎて声も出ないっていうか。

どれだけ練習してるんだろう、どこまで真摯にギルティに向かってるんだろう、って思った。

だってあたしは、今考えると、「勝てるから」やってたっていう部分もあるもの。
ギルティなら人と張り合える、男にだって負けないよって自分に酔ってるような感じがあったもの。
なんていうのかな・・・・・・、そう、「気持ちで負けてる」って、思い知らされたというか・・・ね。
閑話休題。

249795:2006/09/13(水) 15:13:44 ID:SNSvJM96




さて。今、あたしは2時間前までに比べてえらく機能的になってしまった学習机に向かってる。
瞬さんは、ざっと(とは言っても学校の授業で言えば2回分もかかってる)説明と実践を終えると

「・・・じゃ、来週まで忘れないように、ノートに書いたりとかして、覚えよう。」

と、あたしに復習を促した。うぅ、なんかまるで学校の勉強みたいだよ・・・。
まぁでもそんなのよりよっぽど集中できてるんだけどさ。思い出しながらどんどんメモって書いて書き散らして
今はもうそれを順番にまとめて揃えるって所まで来てる。
あ〜〜、もう少しでおしまいだぁ〜・・・・・・そう思うと段々お腹が減ってきたかも。瞬さんはどうなんだろ?

そうそう、その瞬さんはどうしてるかと言うと、黙々とテレビに向かってます。ハイ。
デュービスカーデュービスカーブ!とかマッセショット!とかヴェノムが力強く声をあげて頑張ってる。時々ロメーンティックってグレッグさんも。
ボタン設定する時、トレーニングモード専用のメモリーとかプレイバックとかの配置気にしてたから
何するの?って聞いたんだけど

「・・・え、と。・・・・・・一言で言うと、起き攻めの練習。やり方がちょっと、複雑。説明すると長い。」

とゆーわけらしいので詳しくはわかりません。ってことはその起き攻め見えなくない?あたし。・・・・・・うぅむ。
ま、いいや。どう足掻いたって中段か下段か投げなんだから、気分的に立ったり屈んだりすればなんとかなるなる。


歩「いよっし!できたよー!!これで例え忘れても思い出せること間違いなしだぁー♪」
だはぁー、と思いっっっっきり伸びて伸ばしてやっと一息。いやぁ、なんだか凄い達成感。


瞬「・・・・・・ん。そうだね・・・うん、・・・・・・・大丈夫。問題ない。(にこっ」
いったんギルティをやめて立ち、私の横から机の上のノートを覗きこんで、そう言ってくれた。

歩「Σほんと?いえぇーい!!」
瞬「お疲れ様。・・・・・・100点満点。(撫で撫で」
歩「Σうぉ・・・・・・いやぁ、あはははは・・・・ひゃ、百点満点ッスか・・・なはははは・・・・・・(´∀`//)」
瞬「ん。断帝さん、とっても頑張ってた。・・・私も、嬉しい。」
うぉぉ・・・・・・なんかこう、褒められてこんな心から嬉しくなるのっていつぶりだろ。やっばい嬉しい。
頬がぐいぐい引っ張られる。うあーうあーどんどんニヤける、なにこれなんだこれどうすんの。
あー、うむぅ、いやこれは、どうだろ。いかんかなぁ、でも凄くそうしたいし、ってか学校でもしちゃったし、いいよね?

歩「・・・てぁ!!」
瞬「Σふぁっ」
・・・抱きついてみた。というか、思い切り胸に顔を埋めてみた。

瞬「・・・・・・・・・ん。・・・よしよし。」
歩「・・・・・っ・・・・・・・えへへ♪」
瞬「・・・。」
歩「・・・・・・♪」
瞬「ん・・・。」
歩「〜〜っ♪♪」
うあ、凄く優しく撫でられてる。怪我した所をさするみたいに、手のひらでやわやわ触れられてる。
・・・やばいね。癖になりそう・・・とてつもなく幸せっぽい感じが・・・うぅ・・・甘い気分て、こーゆーのを言うのかぁ・・・。
いやぁ・・・瞬さんいい匂いだわぁ・・・・・・・・・♪

250795:2006/09/13(水) 15:14:23 ID:SNSvJM96

―――しばらくして。

ほんわかほんわかとそのまま眠りそうなくらい惚けてた私を腹の虫が一喝。
お腹空いたね、と苦笑いして見つめ合いつつこうして一緒に出かけることになった次第。
ってゆーかすっかり暗くて、夕御飯の時間はだいぶ前に過ぎてた。トゥレイ。

今「パイル!」って思った人、重度のギルオタだねm9(・∀・)

てけてけスニーカーで歩くあたしと、かつかつローファーで歩く瞬さん。
蜜柑色のパーカーのフードを揺らしつつ歩くあたしと、グレーのタートルネックをもこもこさせてる瞬さん。
サバイバルっぽいショートパンツでバンデーットリボルバー!できそうなあたしと、赤黒チェックのフレアスカートでホウキに乗れそうな瞬さん。
体格も全然違うし、やる気がねえなら帰んなってくらい共通点が見当たらない。
でもどうしてだかこうやって一緒に御飯食べに行くわけで。
不思議なもんだよねーとか言ってみるも相変わらず「・・・ん。」と返事が返ってくるだけ。
心なしか、前よりも口元が緩んでる気はするけど、ね。ふふふ。


そんなあたし達が向かったのは、「味安」という看板をかかげた「みーあん」ってゆー定食屋。
醤油と油の熱気がこもる、けど禁煙の大衆食堂。
店の面積の4割を占める巨大な厨房でおばちゃん大軍団がわっせわっせと料理を作る変な店。
お酒とかおつまみとかも出すけど、色々と定食とかお腹いっぱいになる一品モノとかが700円前後で
夜3時くらいまでばたばた営業してるから若者にもなにかと便利。
大通りに面してるせいか、長距離トラックのおっちゃんとか
大きなバイクに乗ったライダースーツの人とかいろいろ居て、一人で来ても話し相手にはこと欠かない。
いやまぁ、そんな時間に女子供が来るとか何事だって話は置いといて。


歩「瞬さん、注文決まった?」
メニューを読んでる瞬さんに聞いてみる。
いやぁ、座敷ってイイよね。足伸ばせるし机広いし腕ついて突っ伏せるし。

瞬「・・・ゃきそば。」
お姉さん座りを組み直しつつ、どうやら決まったらしく教えてくれる。でもなんか今、発音変だったような。

歩「ん。単品でいいの?確かにここ、量は多いけど・・・瞬さんくらい身体大きいと沢山食べるでしょ?」
瞬「大丈夫。食べる量は、人より多いけど、少しだけ。」
具体的にはしゃもじで軽くひとすくいらしい。・・・わからないって

歩「すみませぇーーーん!!唐揚げ定食ひとつー!あと焼きそば単品ん〜〜っ!!」
ぅあーいよぉ〜〜〜カラテイとヤキソバ一丁7テーブルぅ!っていうオバちゃんの雄たけびが聞こえた。
なんとはなしに窓から外を見てたら道路歩いてる人がこっち向いたんだけど。聞こえてる?(汗

瞬「・・・意外。」
くすっと笑いながら言われた。・・・のがわかるあたり、瞳が見えないのに慣れてきちゃったみたいだねあたし。

歩「う?何がー?」
瞬「こーゆーとこ、来るんだなって。断帝さんならもっと、今風な所だと。」
歩「え?あぁ、いやははははオヤジくさいとこでごめんねー。そだねー、確かにあたしはマックとかっぽいかぁ。」
瞬「・・・だね。ファミリーレストランとか、そういう感じ。」
歩「たはは、誘われれば行くんだけどねー?あーゆーお店は、さっさと出て行かなきゃお邪魔かなーとか思っちゃうの。」
瞬「あぁ・・・わかる、人が沢山入れ替わる。居づらい。」
歩「そそ、なんてゆーか流れ作業〜〜とかそんな感じでさ、キレイなんだけど腰が落ち着かなくてそわそわする。」
瞬「・・・。(くすっ」
歩「こーゆー大雑把なとこのほうが、こうどっかり座り込んで食べて話してられるし好きなんだー♪」
瞬「・・・確かに、そっちのほうが断帝さんらしい。そわそわというか、まごまごしてるのが思い浮かぶ・・・ふふっ。」
歩「Σんぁ、なーんかひどいこと言われてるような気がしないでもない。」
瞬「んーん、断帝さんておもしろいなーって思っただけ。」
歩「Σやっぱりひどい気がするよ!?」
瞬「気のせい。けなしたりしてはない。」
歩「・・・そう?まぁ、瞬さんがそういうなr「・・・・・・褒めてもないけど。」ってこらぁ!やっぱりじゃん!!」
「「・・・あっははははははは!」」

251795:2006/09/13(水) 15:15:14 ID:SNSvJM96

二人で声を揃えて笑いながら話してた。
いつのまにか、何気に瞬さんが大口開けて笑ってる。
あたしも遠慮なくツッコミ入れてるし、ごくごく個人的な質問とかどんどんしちゃう感じ。
お肉がすごく大きくてサラダとかお味噌汁とか一通りついてくるから、あたしはいつも唐揚げ定食なのだとか、
瞬さんは子供の頃、出店とかであんまり買ってもらえなかったから今妙にやきそばとかが好きなのだとか、
どうでもいいはずなのに、知ってもらえると嬉しくて教えてもらえると楽しくて。
緊張とか話の流れとかそんなこと気にならなくなってスラスラ話して笑っていられた。
時々真面目に、どうしてこの学校来たとかの話もした。
まさか間移・・・じゃなくて、瞬さんも一人暮らししてるとは。いやまぁ、うちの学校来る度胸があればそれくらいできるか。

しっかし色々比べれば比べるほど凄いわ瞬さん・・・。一人暮らしもそうだけど、
最高連勝数とか最大どれくらいダメージ与えたことあるかとか苦手キャラの数とか、
大会出てどこまで行ったとかこんな小ネタあるよとか、
雑談でできそーなギルティの話題たっくさん振ったけどほとんど敵わないもん、あたし。
ってか途中から「瞬さんならどこまでできるか」をあたしが当てるような謎クイズ形式になってたし。
いやまぁ、気がつけば完全にただの雑談になってたんだけど。うん。



歩「女子校だったんだー。確かにそれならチョコとか貰いそうだy「ごめんよぉ!ラストオーダーだわぁ!」」
歩「Σうおあ!?・・・っと、もうそんな時間かぁ・・・えと、何か頼む?」
瞬「んーん、お腹いっぱい。」
歩「そか。それじゃああの、オーダーはいいです。」
おばちゃん「あいよっお冷とかおしぼりとかもそろそろしまっちゃうから取りに来るなら早めにね!」
歩「はーいわかりました。ありがとうねおばちゃん!」
お「なんのなんの!毎度さまだよ!またきておくれ!」
ばたばたばたと豪快な足音をたてつつおばちゃんは去っていった。いや、相変わらずすごいわ。肝っ玉って感じ。

瞬「・・・とっても早かった。ずっと話してたのに。」
歩「あははっ♪ほんと、あっと言うまだったねー。まーったく、明日学校なのによくしゃべったもんね」
瞬「・・・ん。楽しかったんだね、二人とも。・・・・・・よかった、おんなじで。」
歩「Σ・・・・・・や、なんかそう改めておんなじとか言われると、照れるよ!あはははは!」
瞬「・・・・・・。(ぽりぽり」
お?瞬さんてば、ちょっと俯きながら耳の後ろをかいてる。・・・向こうも照れてるらしい。あはは!




・・・二人合わせて2千円も払わずにずいぶん長居したもんだ。
勘定を払う時になんとなくおばちゃんゴメンな気分になっちゃったってばさ。
もう店内にも人が全然居なくて、道路も車が居なくて、少しだけど空気の音が聞こえるくらい静かな状態。

歩「んっ、ふぁぁ・・・・・・あ・・・・・・。かなり遅くなっちゃったね。女の子二人なのにこんな時間まで」
瞬「・・・大丈夫。悪い奴は、私を見ればたいていどこか行っちゃう。」
歩「あっはは!頼りにしてるよ〜♪」
瞬さんもにこにこ、声もずいぶん高くなってるみたい。透き通ったっていうのかな?良い声だなぁ・・・。


歩「・・・・・・・・・・・・ね。気づいたんだけど、さ。」
瞬「ん・・・?」
歩「しゅ、終電とか、ないよね。・・・とっくに。瞬さん・・・もしかして・・・帰れない?」
瞬「・・・・・・・・・・・・・・・ん。」
うわぁ・・・・・・き、気づくのが遅すぎた・・・!
あ、瞬さんが手をこめかみ(前髪?)に当ててる。「やっちゃった〜・・・」って感じだ。

252795:2006/09/13(水) 15:16:56 ID:SNSvJM96

瞬「・・・・・・・・・泊めて、欲しい。」
歩「Σえ、え!?あ、いや、いやじゃなくて、いいんだけど狭いというか布団が無いというかなんというかいうかというか!」
瞬「歩いて帰れる、けど・・・大変。それに・・・・・・・・・・・・もっと、話したい。」
歩「あ、あぅぅ!そんなこと言われたら断るわけにはー!!あたしだってまだ話したりないもんさっ!(泣」
瞬「・・・もっと一緒に過ごしたい。・・・・・・・・・・・・お願い、歩。」
歩「ッ狭くて不養生なあばら家ですがどうかお使いくださいませぇぇぇ!布団からはみ出るのは覚悟してもらうからね!!」
でぇえええい言っちまった!あとは野となれ山となれだこんちきしょー!!恥ずかしくて顔から火がでらぁぁぁぁ!
だぁーもう明日学校いく道具とか着替えとかどうすんのなんて言わない!今更追い返せないのは変わらないし!!
っていうかこんな時間まで起きてたら午後に登校とかしかねないよもう知るかッッ!!



歩「・・・・・・・・・って、あゆ、む?」
瞬「・・・・・・・。」
歩「今、さ・・・歩って、言った・・・?」
瞬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
おぁ。そっぽ向きよった。
ならばにじり寄るまでよ。
この近さ、今なら近S出せそう。

歩「・・・名前で、呼んでくれた・・・よね?・・・・・・・ねぇ、返事くらいしようよ、間移ってば♪」
瞬「・・・・・・・・・―――――っっ!!(だだだっ」
歩「Σちょっ!?なにも逃げることないじゃんっ!待てぇいっ!!」
瞬「待たないっっっっ!!」
歩「ぬおおお走りなら負けないよっ!この体格差、埋めてみせるっっ!!だあああああああああああああああ!!!!!」
瞬「・・・うくっ、来るなっっ!―――――っっ!!」
歩「聞こえなぁぁぁぁいぃぃぃぃぃぃい待て待て待て待てぇっっ!ていうかもうこのまんまウチまで競争だぁぁぁぁぁ!!」
瞬「Σふぁっ!?」
歩「(よっしゃあ追い抜いたっ!!)一番遅かった奴布団なぁぁぁぁしっ!!」
瞬「ずるいっ!!・・・くぅぅ・・・・・・んっ!!!」
歩「Σうわ速いっ!?ちきしょうこの足長族めぇぇぇ!あたしにも髭みたくKマッパがあればぁぁぁぁ!!」
瞬「Σ(がくっ)・・・ほっ、本気で言ってる・・・」
歩「おぉぉ!?バランス崩してるっ今がチャンスだぁぁぁああああああああ!!いよっしゃざまーみさらせ!!!」
瞬「う、くっ・・・・・・・・!?あっ、あぶなっ!!!!(がしぃっ」
歩「Σあわわわわわぁぁぁぁぁあぁあぁあぁ・・・・・・・・・・・・・・・きゅぅ。」
いきなり引き寄せられて、そのままふたりもつれあってすっころびました。
いやまぁ、瞬さ・・・じゃなくて間移がうまく支えてくれたからちょっと身体打っただけで済んだけど。

歩「うあぁぁ・・・お空は回らないけど力が入らないぃ・・・・・・ぉおぉぁ・・・・・。」
瞬「・・・ね、猫・・・・・・。蹴らなくて、よかった・・・・・・けほ、けほっ・・・・・・。」

なんとか回復して、部屋戻ってお風呂つけて色々して沸いて順番に入って落ち着いた頃には
既にうっすら夜が明け始めていましたとさ。
泡沫水さんに休むけど心配しないでーとメール送りつつ、ココアを飲んだ二人なのでした。
いやだって起きられるわけないし。

253795:2006/09/13(水) 15:17:42 ID:SNSvJM96



歩「・・・寝ようか。は、歯も磨いたし・・・。」
瞬「・・・ん。眠い・・・・・・だいぶ眠い。」
というわけでテーブルどかして布団敷いて枕置いて座ってかけ布団を被ってます。
あたし一人なら余裕だけど間移は一人でもギリギリにっぽい布団に、二人並んで。狭。
っていうか、二人とも身体半分出てるってばこの感じだと。

歩「も、もうちょっとちゃんと布団かぶりなよ、そんな出てたら風邪引くよ。」
瞬「ん、でも・・・ぁゆ、歩も・・・。ほら、あの、部屋の主なんだから・・・ちゃんと入って。」
歩「ううぅ、そんなこと言ったらそっちはお客さんだってば。ウチに泊めたのに風邪ひかれちゃ意味ないよ・・・。」
瞬「・・・身体、大きいほうが、風邪引きにくい・・・。たぶん。平気。」
歩「だ、だってそれじゃ間移ばっかり大変じゃない・・・・・・むぅ、キリが無いねこりゃ・・・。」
瞬「・・・ん。」

歩「・・・。」
じぃ〜〜。

瞬「・・・?」

歩「・・・・・・はぁ。うぅ、もう、しょうがないよね。お互い譲れないんだもん。」
瞬「・・・ん、うん・・・。・・・?」
うし。わかった。わかったよ。腹くくった。
まっすぐ間移の瞳を見る。

歩「もうちょっとだけ、ちょっとでいいからこっち来て。」
瞬「・・・・・・。(もぞ」
今日散々恥ずかしい思いしたんだから今更何を怖がるもんか!

歩「ちょっと腕貸してね・・・。」
瞬「え・・・なn「・・・ごめんっ。」」
ぐにゅっ、と胸元へ飛びこんだ。
仰向けの間移の右腕には枕になってもらった。
横向きのあたしの右腕は間移の腰のあたりに添えてしがみついた。
距離、ゼロ。
間移の体温が密着してる。
呼吸するたびに、匂いを感じてしまう。

瞬「Σ!?あ、あの、あゆm「おやすみっ!」・・・・・・。」
瞬「・・・・・・・歩。」
歩「・・・。」
瞬「・・・・・・ん。」
歩「・・・。」
瞬「・・・おやすみ、なさい。(ぎゅっ」
歩「Σ!?〜〜〜ッッ///」
瞬「・・・。」
歩「・・・!・・・!!」
瞬「・・・。」
歩「・・・・・・・・・!」
瞬「・・・。」
歩「・・・・・・。」
瞬「・・・z」
歩「・・・。」
瞬「・・・zZ」
歩「・・・zZ」

254名無しさん@2周年半:2006/09/13(水) 19:25:12 ID:tO0kbSss
テラGJ!!

255795:2006/09/13(水) 20:10:03 ID:SNSvJM96
読んでくれてサンクスw

256ハルヒたんかぁぃぃよハルヒたん:2006/09/14(木) 01:46:26 ID:53HIcuis
前回>>220



『─SLASH』

勝つ。乱入。勝つ。乱入。勝つ。乱入。勝つ。乱入。
そして今、また勝った。
これがいつも。私の平常であり、そして平穏。
大人用の切符を買ったのは誤算だった。だがそれも無視出来るレベルの"異常"。
「小学生の女の子が昼間から一人でゲームセンターとは、関心しないね」
聞こえてきた声と裏腹に、そいつの表情は和やかだった。
そして問題なのは、そいつは私のことを知っているくせに、私に向かって"小学生"と言った。
さっきは切符を買わせてくれなかったのに。嫌味な奴だ。
「乱入してもいいかな?」
「……ご自由に」
スーツの男が台の向こう側に消え、筐体に写る『Here comes daredevil』の文字。
もしも。例えばの話。
私の"関係者"だったとしたら。
(………知りたい。もっと知りたい)



相手はソルを選択した。厄介。特にこのGGXでは。
ボスキャラであるディズィーを使っているこちらも相当にアレなんだけど。
『Heaven or Hell……Duel 1.Let's Rock!!』

バシュウ!!タタンッ!!
開幕。ディズィーは空中バックダッシュ。ソルはバックステップ。
お互いがお互いを警戒しあっている。
(ッ!!…なら先に動く!!)
迷わずS話し相手。ディズィーの動きをピッタリ追ってくれる、優秀な盾。
ソルは堂々と歩いてくる。だが、それには隙がない。
(この状態なら大したリスクはないから……)
フゥゥン『あっ…!!』
ダッシュして5HSを振る。当たれば大きい一撃。
だが。
『グゥランドバイパーッ!!』
「しまっ…!!」
一気に体力の3割を持っていかれる。
流石に迂闊過ぎたか。いや。
(今のは読んだ?…それとも闇雲に出しただけ?)
先ほどの堂々とした歩きを見ると、最初からこの展開を読んでいたように思える。
だが…わざわざそんなリスクの高い技を出す必要があったのか。そう考えると、ぶっ放しのようにも思える。
『ガンフレェイム!!』
起き攻め。でも距離が開き過ぎている。崩しはない。
タタッ『はぁっ!!はぁっ!!』
ダッシュからの遠S>ディレイ2S。
問題はない。直ガ対策でディレイを掛けられただけ。有利時間を上手く作られただけ。
(これは相手が上手いだけ………現時点で、私に落ち度はない)
落ち着け。落ち着け。

257ハルヒたんかぁぃぃよh(ry:2006/09/14(木) 02:22:04 ID:pdcHI/Pk
タタッ『はぁっ!!』
(またダッシュからの2S…)
次で……この固めを抜ける。
タタッ『ふっ!!』
ダッシュからの2P。……2P。
2Sを吸うはずだった投げ仕込みFD。それが幸いというか、無意識に直ガをしていた。
(2Pから繋げるなら……?)
下段の2Kか。投げのぶっきらか。
偶然ではあるが、こっちは直ガをしている。割り込むならここしかない。
小技の2Pでわりこm『いただきぃーッ!!』……え?

『カウンタッ』

え?

『ガァンフレェイム!!バンディーッ、リボルバーッ!!はっ、いただきぃーッ!!バンディーッ、リボルバーッ!!はっ!!バンディーッ、リボルバーッ!!はっ!!バンディーッ、リボルバーッ!!はっ!!ヴォルカニックバイパーッ!!』ごすっ!!
タタタッ『ふっ、はっ!!』ピョンッ!!

え?

(……だめ、過ぎたことを悔いるな。今は起き攻めを凌ぐことだけを考えなきゃ)
体力は残り3割。相手はダウン追い討ち2K>近Sからジャンプキャンセルして空中。
『はっ!!』
(JHS……大丈夫、ただの詐欺飛び)
『バンディーッ、』
(は…?)
空中でソルが停止する。そう、これはK押しっぱなしで派生する──
(………中段ッ!!)
──のはずだった。
『ロマァンティーック』
『ふっ、はっ!!』ベシィン!!『いただきぃーッ!!バンディー、リボルバーッ!!ふっ!!バンディーッ、リボルバーッ!!ふっ!!バンディーッ、リボルバーッ!!ふっ!!ヴォルカニックバイパーッ!!』
『─SLASH』





「ほら」
上着を脱いだ男がアイスクリームを差し出す。
夕日がそれを赤く染めていたが……間違いなくそれは、私の好きなバニラだった。
「…………」
私は無言でそれを受け取る。
甘いものは大好きだ。
でも、今の私は素直に喜べない。
「…………」
結局、負け越した。
惨めだ。今日ほど自分を恨んだことはない。

なぜなら。
自分より弱い者を"日常"として、勝つことを"平常"として、いつの間にか努力することを怠ってきたから。

「一言で表現するなら、経験不足」
まったくもってその通りだった。何も言えない。唇を噛み締める。

258ハルヒたn(ry:2006/09/14(木) 03:07:51 ID:9nDL0MLk
「ギルティを辞めたいと思ったことはある?」
「………ある。最初はイヤだった」
「最初は…?」

もう、何となく分かっていた。この男は関係者。
だから……全部話す。負けた腹癒せにグチってやる。

「テストプレイとかいうのもウンザリだった。何度も何度も同じ動作ばっかりさせられて、それが出来なかったら怒られた。
だから辞めたかった」
「……それで、どうして辞めなかったんだい?」
「…自分が関わったゲームだし、ちょっとだけ気になってゲームセンターに行ったの。そしたら──」

男の言葉は常に疑問系。でもそれは問い質すわけではなく、ごく普通の……優しいものだった。
そう。例えるなら、父親のような。
暖かかった。とても。
その男の存在が暖かかったから、日が暮れるまで私は話し続けた。
おかしいな。グチをこぼすつもりだったのに。
いつの間にか、二人してギルティの話をして大声で笑っていた。





「……というわけだ。分かったか明示」
「…それが初音たんと校長の、初めての出会い?」
「そう。もともと私はアイツの所有物だったんだが……私はその時までアイツの顔を知らなかったからな」
「………え…所有物って、まさか、あいがn」
「違う。親がいない私を引き取ってくれたのがアイツなのだ。
私はそれまで住んでいた場所で一人暮らしをしていたから、アイツの顔を知らなかっただけ」
「………それって、親権者って言わない?」
「未婚者は親権を獲得出来ない」
「あ……そっか」
「だから私は所有物なのだ」

それきり、明示は喋らなくなる。
この男は優しい。アイツのように。
だがこの男は強くない。アイツのようにはなれない。

(いけない……17歳の少年に、私は何を求めているのだ…)
寂しい時、側にいてくれないアイツの面影?
私が17歳だった頃のような、勢いだけの強がり?
分からない。私はこの少年に何を求めている?
「初音たんってさ…」
「……ん」
「いつになったらBカップのブラをつけらrぐぼぁっ!!」
「……世の中には"膨らみかけ"が好きな男もいる」
「そ……そう、かもね…」
もう寝よう。
この小生意気な少年が隣で寝ていることだけが心残りだが、
「僕もう寝るよ……初音たん、おやすみー」
どうしてだろう。それほど嫌悪感を感じない。
(きっと、明示が馬鹿だから)
そういうことにしておく。

「………おやすみ、明示」

259はるひ:2006/09/14(木) 04:40:37 ID:T.p1PspM
なんかカタカナに変換するのも面倒臭くなってきた(ぉ
書く度に文章が淡泊になって、つまらなくなっていく気がする…



「なづなちゃぁぁあああんっ♪」
「ちょ、えぇっ…!?」
どっかぁぁあんっ!!
がたんがたんっ!!どごんっ!!
ぱらぱらぱら……っ!!

状況を説明しよう。
今日は菜津奈の、初めての登校日。
やっぱりというか何というか、『鬼乃 白』のクラスになってしまった。
そして自己紹介のために教室内に足を踏み入れた瞬間、夏川 深空(忘れてる方は>>169参照)が飛び付いてきて身長153cm体重48kgの姫島 菜津奈の小さな身体は廊下に吹っ飛ばされ以下略。

つまり。
「菜津奈ちゃん、再会のキスしよっ☆」
高校生活の新たな幕開けとしては、最悪の部類に入るのだった。




4時間目。
ぼけーっとしながら授業を聞いていると、

ちょんちょんっ

机の端がシャープペンの先でつつかれた。
見ると、隣で深空さんが
『眠そぅだね♪』
と書かれた紙を持って、くすくすと笑ってる。
私もノートの端に書いてみよっ。
『ドキドキして眠れなかったから…///』
『このクラスは特別だから緊張しなくてイイよっ☆』
『特別なの??』
『みんな仲がイイから、寝ててもイジワルしないでそっとしておいてくれるんだよ(^-^)』
『みんなが友達??』
『そ♪お昼ご飯もみんな揃って食堂に行くんだョ!!』
『なんかジェリーフィッシュ快賊団みたいだよね☆』
『うん……団長がアレだけどね…ι』
『アレが団長っていうのがね…ι』
ちょっとした会話。でも何だか楽しくなって、ドキドキして、ワクワクして。
時々、風に流されてくる深空さんの香水の香り。
長い髪がゆらりと揺れ、左手で抑える優美な仕草。
キレイな唇に吸い込まれるような感覚さえ覚える。
可愛い、と思う。
抱き付かれた時、悪い気はしなかった。

──ばか。女の子を好きになってどーする。
(うー……だって…)
──気持ちは分かる。この深空ってのは、確かに『もふもふ』で『ハグハグ』で『にゃんにゃん』だ。
(……よく分かんないけど気持ちは伝わったのかな…?)
──でもな、過ぎてはならない一線ってものg

オゥァー、オゥァー、オゥァー、オゥァー、オゥァー、オゥァー、ネッテロー!!スラッシュ!!

「…お弁当だねっ♪楽しみ楽しみっ!!」
「うん♪」

──…ま、いっか。

260工房:2006/09/16(土) 23:44:28 ID:jf1lTpjU
>>189だと思う
更新遅くてゴメンナサイ(´・ω・`)

−『去年、私落ちてるもの。あそこ』−

その言葉を聴いた瞬間、空の遥か彼方まで飛んでいっていた俺の意識が急降下してきた。
「落ちたって、、、、あんなに強かったのに」
「親と喧嘩して家を出てまで受験したのにね、、、自分の力量も弁えずに挑んで失敗しちゃった」
寂しい笑顔で彼女は話を続けた。
「帰る家無くなっちゃって、それからはずっとバイトしながら一人暮らし。
 もう一度言うわ、考え直しなさい。あそこは、今の今までギルティを一度も触った事も無かったような人達が受けて合格するほど甘いところじゃない。」
そうだ、よく考えてみれば分かる事じゃあないか。
この人に出会えてよかった、危うく道を間違えるトコだった、、、



が、我が校随一の優等生は首を振った。
「嫌です、僕達はあそこを受験するって決めたんです。」
何を言っているんだ、こいつは。
「経験者の私が受けて落ちたのよ!?無理だって言うのが分からないの!?」
「ええ。さっきまでの僕達”二人”だったら受験しても無理だったでしょうね。」
さっきまでの僕達二人って、、、、まさかコイツ。
「でも、今は貴女がいる。お願いです、僕達にギルティを教えてください。
 そして合格しましょう、、、、、3人で!」


こうして俺達は無謀とも思えるギルティ専門学校受験への第一歩を踏み出した

261154:2006/09/16(土) 23:45:59 ID:jf1lTpjU
コテ間違えたよママンorz(挙句の果てにうらいた同様ageで書き込んじゃったし。
書いてる途中でスレ表示数とか切り替えるもんじゃあないね、、、、

262名無しさん@2周年半:2006/09/17(日) 04:42:28 ID:2kXq91FA
工房乙

263154:2006/09/18(月) 00:52:52 ID:V1C2KEoc
ガチャガチャ、、、

「あ〜、、、そこはそうじゃなくて、、」

ガチャガチャガチャ、、、

「そうそう、結構飲み込みいいね〜。コレならまともになるまで時間かからないかも、、」

ガチャ、、、

「とりあえずこんなところかな、、、」
「ありがとうございました。なるほど、ボンバーループかぁ。出来る日が俺にもくればいいなぁw」
「すぐ出来るようになるよ〜。鎌閃青キャンと低空ボンバーが出せるようになれば何にも難しい事ないない」
「さ〜て、それじゃ次は君だね〜!聖君だっけ?」

咲夜が終って俺の番になる。
彼は今日の初練習でシステムの殆どを把握したらしい。俺にはよく分からない話が飛び交っていた。
こいつの後にやるのは失敗だったなぁ、積極的に前に出るべきだったぜ。
「じゃあ、、、お願いします。え〜と、、、」
「百でいいよ。あ、先輩とかは付けないでね。私ああいうの駄目なんだ〜」
かなり紹介が遅れたが、彼女の名前は国東 百(クニサキ モモ)。
実はテスタメントとかいういかにも根性無さそうな色白の鎌使いがメインキャラらしい。
咲夜といい百さんといい、俺は鎌に何か縁でもあるのだろうか。
「じゃあ百さんで」
「うぃよ〜。んじゃ始めよっか。聖君は確か、、、、ヴェノム、、、、だよね?」
そう、何を考えたか知らないが、この前ゲーセンに行った俺はこの前見えてるのか見えてないのか。むしろ視えてる気がするようなこんな変なキャラを選んだのだ。
ま、コレも何かの縁だろう。半分妥協気味ではあるがコイツ以外に使う気もしないのでコイツを使う事に決めた。
「む”〜、、、、、」
百さんが微妙な顔をしながら唸っている。
「ヴェノムか〜、、、、」
「何か拙いんですか?」
「いや、、、いやぁね、、、その〜。」





「私このキャラ、、、、分からないんだ♪」

さとるは めのまえが まっくらになった



お詫び

昨日は大変見苦しい場面を見せてしまったことを深くお詫び申し上げます。m(__)m
今後このようなことが無いように注意いたしますので、これからも、、、よろしければこのつまらないSSを見てくれるとうれしいです。

264名無しさん@2周年半:2006/09/18(月) 01:59:17 ID:jUgisf5M
>>154
色々と乙。
ヴェノムのわからない百の姉御に笑ったw

・・・しにがみのバラッドじゃねぇかなぁ。

265名無しさん:2006/09/18(月) 12:41:07 ID:XcXRJq9Y
確にしにバラで使われてるけどあれが元ネタかはわからない。
他にもあるのかもしれない。
何が言いたいかって言うと
気にするなってことだ。


とりあえず労いのGJ

266670:2006/09/19(火) 21:12:25 ID:L1Wh1/t2
熱が下がらないよ…(;´д`)


前回は>>259

──深空視点──

「深空ちゃんって胸大きいんだね…」
切っ掛けはそんな一言。
……だったと思う。ふふふ、切っ掛けなんかはどうでもいいの。
だって事実こそが大事なんだもん。

そう、私が菜津奈ちゃんの眼中に入っているという事実だけがッッッ!!!!!!
(効果音:ドォォオオオンッ!!)

つまりこれはギャルゲー風に言えば菜津奈ちゃんのフラグが立ったということであり他に親しい子もいない私に取ってはルート分岐の危険もなくこれから新しい子が出てくる可能性は否定し切れないけどそんなのは注意してれば何とかなる範囲だし(中略)そうさ私は扱いやすいMっ娘が好きなんだ別に男嫌いってわけじゃないけどMっ漢は嫌いだから従って私はMっ娘が大好きなレズっ娘という分類に入り(再度、中略)や ら な い か(<◎>)

などと考えている間にも時間は過ぎていく。
こうしちゃいられない、速攻勝負でカミカゼなのっ!!
「……大丈夫…??」
「菜津奈ちゃんッ!!」

私は逃げられないように菜津奈ちゃんの肩に手を掛ける(効果音:バンッ!!)

「今すぐ、保健室に行きましょう」
「うん……え…えっ!?」
「ほォら行くわよぉぉおおおッ!!」
「ちょ…っ!?何するの、何するのッ!?」
「ナニって、」

あ、そうだ。ロッカーの中にしまってある道具を持ってこう。

「ふふふ……菜津奈ちゃん、ナイスタイミングで忘れてた物を思い出させてくれたわね。
あなたも少しは"楽 し む 心 構 え"が出来てきたのかしら」
「何をッ!?何を楽しむのッ!?」
「何ってもちろん、ちょうky……ごほんごほんッ!!
…何して楽しもっかー??(にこっ♪)」

(効果音:ずる……ずる……ッ!!)

「…深空ちゃん、どうして私はトイレに向かって引きずられてるのかなぁ」
「え?なぁに?」
「……ほ…保健室は、あっちだよ…??」
「え?なぁに?」
「だから、その、保健室は、」
「もうね…」

菜津奈ちゃんが私の目を覗き込んでくる。
この綺麗な瞳も何もかも、全部が私のモノになるなんて…っ!!

「二人きりになれるなら何処でも良くなっちゃった♪てへっ☆」
「………………え」



その後、菜津奈の姿を見た者は誰もいなかった……。

267名無しさん@2周年半:2006/09/20(水) 02:31:13 ID:UGjoyvdY
ちょwwww

268名無しさん@2周年半:2006/09/20(水) 14:50:39 ID:TQ1IzGCo
(*<◎>)ポッ

269670:2006/09/21(木) 00:41:29 ID:kCXffdq.
書いてから一日以上経ってやっと気付いたんだけど、とてつもなく収拾が付かないことをした気がする
このままだとレズシーン直行か…?

270154:2006/09/22(金) 20:41:12 ID:b8CHgjaY
前回 ちょっと上


『ワタシコノキャラワカラナインダ♪』
という事はこの俺の使うキャラ、すなわちヴェノムが分からない、使えないという事だ。
この先俺はどうなるんだ?考えれば考えるほど目の前の闇が広がっていく。
あぁ、スタートからこんなんかよ、、、、まぁ俺らしいっちゃ俺らしいか。

百さんは百さんでなにやら思考中のようだ、思わせぶりな表情でなにやらぶつぶつ言っている。
「ん〜、、、あいつに頼むしかないか。ちょっと待ってね。」
携帯を取り出した百さん。
流石、携帯もパステル調のピンク一色のかわいらしい携帯だ。
女の子にはよくある携帯よりも重いであろうストラップの塊は無かった。
「あ、ユキ?久しぶりだね!実はね、、、」
あぁ携帯よ、今すぐそのポジションを換われ。今すぐだ。
「、、、そうそう。ギル校入りたいらしいんだけど、なんとその二人が全くの初心者なのよ。
 で、片方のアクセル使い希望の子は教えられるんだけど、、、。
 もう一人の子がヴェノム使い希望でね。ユキに指導頼みたいんだ〜。」
どうやらもう一人助っ人を呼ぶらしい。その人が俺に教えてくれるのか。
「あ、今すぐきてくれる?ありがと〜。待ってるね!」
携帯を閉じた百さんよると、なかなかの使い手らしい。うむ、百さんのお墨付きなら信用できる。
しかしなんだろう、、、、俺の中の何かが逃げろと言っている。
なにを言う、百さんの家から出るなんてそんなもったいない事出来るものか。
目の前に一等のドリームジャンボが落ちているのをみすみす見逃すくらいもったい。いや、それ以上かもしれない。
しかし退避命令は依然として俺の頭を埋め尽くしている。いったいなんなんだ、仕方無しに従う。
「あの、俺缶ジュース買ってきます。何か飲みたいものあれば、、、」
「お、聖気が利くな。俺ジンジャーエールね。」
「じゃあ、私ドクターペッパー。」
ドアに向かう。百さん、変わったものが好きなんだなぁ。
さて、とっとと買ってきてしまおう。ドアノブに手をかけた、、、、、

ガンッ!

インターホンもノックも無しに勢いよく外から開け放たれたドアは容赦無く俺を襲った。
−−あぁ、俺よ。このことを言っていたのか。俺を疑った俺が馬鹿だった、すまない俺、、、−−
「いやっほー!モモ〜、ひっさしぶりー!」
ブラックアウトしていく意識の中、聞こえてきた声とその姿。
何かの間違いだと信じたかった。
が、見間違えるわけが無い、15年も一緒に暮らしてきたんじゃないか。
そう、目の前にいたのは、、、、


 
姉だった。


ベタな展開ばっかでスミマセン(´・ω・)

271名無しさん@2周年半:2006/09/23(土) 17:15:59 ID:WOMqMwKo
なあ、このスレでファウスト使う主人公って一人しかいないよな?
書いてみようかなと思う俺待ちガイル

272名無しさん@2周年半:2006/09/23(土) 20:43:30 ID:D5M/1j9c
ここのSSはフォモ使いが多い気がする俺ザンギエフ

273名無しさん@2周年半:2006/09/24(日) 07:39:18 ID:FtQWGGbg
梅喧なんかはほとんど見た記憶が無い気がする
思い返してみるとエディも地味に少なめの様な、

まあそれよりも、新規職人頑張ってー

274名無しさん@2周年半:2006/09/24(日) 20:25:24 ID:9buMlkxo
まあ気が向いたら書くので
期待せず待っててくれ
書くとしたら医者、梅、影どれがいい?

275名無しさん@2周年半:2006/09/24(日) 21:52:24 ID:.WTEdttE
アサシン好きな俺としてはやっぱザトー様なんだが、、

あえて梅喧が読みたいと言っておこう

276名無しさん@2周年半:2006/09/24(日) 22:10:29 ID:t.tGXwew
迷わずザトー様

277名無しさん@2周年半:2006/09/29(金) 06:56:48 ID:IzPNYsT6
age

278名無しさん@2周年半:2006/10/05(木) 01:03:42 ID:srRlb.oI
あげ

279名無しさん@2周年半:2006/10/07(土) 23:08:20 ID:DGSwJVQw
なんでこんなに人いないの(´・ω・`)

280名無しさん@2周年半:2006/10/08(日) 02:39:27 ID:Z3YpRUo6
不安か?・・・大丈夫だ!!俺がついているじゃないか。

281とこ:2006/10/10(火) 16:27:52 ID:0vX7MRp6
お久しぶりです
覚えてる人いらっしゃいますかー?
明日明後日くらいまでには久しぶりに投下してみたいと思います

282名無しさん@2周年半:2006/10/10(火) 19:02:18 ID:3tMxs04s
うぉぉぉ!もちろん覚えてますぜ!!
ギル高スレ過疎の希望の星じゃ…

283名無しさん@2周年半:2006/10/10(火) 20:46:55 ID:sm7Ks29A
やっとだ、やっととこ氏が来てくれた・・・
wktk

284670:2006/10/12(木) 15:41:36 ID:mr1a8Azs
ギル高のまとめサイトがなくなってる……orz

285名無しさん@2周年半:2006/10/12(木) 19:53:34 ID:nQyPQxfI
俺作ってみようかな、まとめサイト。

286名無しさん@2周年半:2006/10/12(木) 20:42:58 ID:lIZq07Pw
>>285
頼んだ!!

287285:2006/10/12(木) 21:27:27 ID:nQyPQxfI
文が入りきらないで

今日から俺の新しい生活が始まる。毎日ギルティ漬けの日々、考えただけで気分が高
揚する。

みたいな感じに変なところで改行するハメになってしまうのだが駄目だろうか?

288670:2006/10/13(金) 00:36:46 ID:I9C5YFxE
>>285
多少見にくくなる程度だったら構わないと思いますよん♪
最低限、段落分けしてある所に改行が入ってれば、読点ごとに改行しなくても読みにくいとは思われないはず…

289とこ:2006/10/13(金) 01:52:07 ID:P4sLbb9o
前回>>127-128

『Please select your character!!』

カカカカカ・・ギィン!
ギィン!

滑らかな動きでお互いのキャラクターを選択する。

『最善を尽くすことだ・・・』
『保険証は要りませんよ?』

『HEAVEN or HELL Final!』

『Let's Rock!』

『―――ポチョムキンバスター!!』

相手の開幕前HSに歩きポチョムキンバスター。
開幕から一瞬で三割持っていく最高の立ち上がり。

(開幕前HSとは…)

(よし・・・この調子だ。)

『ハッ、ハンマフォー!ハッ!』

『ムッキー!』
ギィン!
『効かんぞ』

ハンマ青でバクステを潰し、さらにバースト読みの近S止め。

そして…

『ポチョムキンバスター!!』

まさに読み通り。

距離が離れればこちらの勝利が遠くなる。
奴のこれまでの試合を見れば誰にでも分かることだった。

相手を近づけさせない上手い牽制。
ペースを握らせない押さえつけるような攻め。
超早いドリキャンJKにアイテムを絡めたなトリッキーで強力な崩し。

はっきり言ってこれを捌ききる自信は俺にはなかった。
割り込みバスターに自信がない。

近づく為には開幕にリスクの高い選択肢をとらざるを得なかったのだ。

(ここまで読み通りだと逆に怖いぜ…)

だがここまで三回読み勝ったのは俺の実力。
読みは俺の長所だ。(木得さんのロボには負けるが…)

そして二度目の起き攻め。
赤い巨体が飛ぶ。

『―――ポチョムキンバスター!!!』

S L A S H !

牛路のとった選択肢は
バスター後、即前HJ>着地下Kスカシポチョムキンバスター。

『立つと傷が開くぞ…』
―――カランカランッ・・・

290とこ:2006/10/13(金) 01:52:49 ID:P4sLbb9o
「いやー、見事にやられましたわ…」

画面上のPERFECTの文字を見て,丈治が言う。

「しかもパーフェクト…」

「やっぱ凹むッスねぇ」

テンションがだいぶお下がりのようで。

「いや、なんかこれまでの試合、兄さんはなんか待ちだったじゃないッスか?テスタ戦でもそうだったし俺との試合でもそうかなって思ったんスけど・・・」

「もう開幕からゴリ押しでしたわ〜」
「まぁ・・・ポチョはそういうキャラだからなぁ。お前の医者相手じゃ受身に回ったらひっくり返せないと思ったんだよ。」

「―――くぅぅぅぅ〜〜!!」

(なんだ?!急に何かを溜めはじめて・・・??!!)

「兄さんかっこいい!いや〜〜!!それってアレっすか?!教官のテスタよりも俺の医者の方がやりにくいってことッスか??!!」
「・・・あ、あぁ。」

「冗談でもめちゃくちゃ嬉しいッス!」

ビシィィィィ!と効果音がつく程すさまじい勢いで頭を下げてきて・・・

「あざーす!!!」
「どうも・・・」

「正式に兄さんと呼ばせてください!!」
「それはちょっと・・・」



一方、内足 人の試合。
こちらはまさに泥試合というにふさわしい試合だった。

対戦カード 内足 人(PO) vs. 九輪 幸(SO)

『ヘヴィだぜ・・・』
『命を懸けてかかって来い!』

『HEAVEN or HELL Final!』

『Let's Rock!』

_____________________________

ここまでしか書けませんでした。
>>285
まとめ乙です!

291名無しさん@2周年半:2006/10/13(金) 22:52:04 ID:uMO2jTBg
GJ!!しかし戦闘短いww

292名無しさん@2周年半:2006/10/14(土) 00:49:19 ID:dx1mrj8Y
とこ氏GJ!!
たまにでも書いてくれるのが嬉しいから戦闘短いのはスルーでwww

293とこ:2006/10/14(土) 02:44:22 ID:qb2p/48E
すまねぇ、なんか上手くまとまってしまって・・・
次のジン肉vs幸ソルはもちょい内容濃くしたいです

294名無しさん@2周年半:2006/10/15(日) 13:46:57 ID:V2B1jiio
久しぶりにきたらなんかとこ氏居るし。
GJっすよ〜

295名無しさん@2周年半:2006/10/16(月) 22:13:41 ID:H2GnWH3Y
ザトー様は>>274に任せて
俺は医者を書こうと思う。
近日公開予定。

296名無しさん@2周年半:2006/10/17(火) 05:31:08 ID:9K253prw
『首ったけ』で、お待ちしております。

297295:2006/10/18(水) 06:42:17 ID:25gBcFU6
少しだけ完成したので投下
SS書くの始めてなので文章が稚拙かもしれません
「ここは変だ」「何かおかしい」
等あったらドンドン言って下さい
 
 
 
− S L A S H −
 
『ヘヴィだぜ』
 
『明日が峠です』
 
バゴンッ!!
 
「マジウゼーし!! 医者とかマジ無理ゲーだし!!!」
 
台パンをしてそのまま走り去っていくDQNを見ながら
「そろそろ帰るか」と思って
席を立ったときに夕飯を宣告された
 
『ユウハンハベジタボー!』
 
「ハァ、また厨か」
 
ため息をつきながらも座りなおすと
相手のカーソルはアクセルに重なっていた
「厨じゃないと嬉しいんですがねぇ」
 
少し期待しながら戦いは始まった
 
『ここは俺様のステージだぜぃ!』
 
『わったしが来たからにはいろいろと保証はできませんよ♪』
 
HEAVEN or HELL
 
Let’s Rock!!
 
さて、開幕は何からいきましょうかねぇ

298295:2006/10/18(水) 23:15:39 ID:25gBcFU6
前回は>>297

 − 1 0 分 後 −
バンッ
「厨うzeeeeeeeeeeeeeee!!!」

やっぱり厨だったかとため息をつきながら思う。
「明日はギル高の試験日かぁ」
そう、私はギル高を受ける。
自慢ではないが私は頭も身体能力も良い方だ
ギルティギアを愛しているわけでもない
(まあそれなりには好きだが)
そんな私がなぜギル高に入りたいのかというと
ある人物が入るからだ
その人物の名は熱田 真奈(あつた まな)
私の片思いの相手である。

3m50cmという身長から気味悪がられていた私に
「友達になろっ☆」
と声をかけてくれた時に惚れた
その理由がファウストに似ている
というだけだったと知った時に
髪をまるでヴェノムのようにのばし
目のマークも書いた
そうしたら彼女は笑ってくれた
そのときに思った
「私はこの娘に一生ついていきたい」

いつの日にか彼女は言った
「私、ギル高に行きたいの」
彼女のことを忘れて普通に生きるか
彼女についていきギル高にいくか
決断は一瞬だった
「奇遇ですね、私もギル高に行きたいと思っていたんですよ」
これで今に至る
「さて、今日は早く帰って明日にそなえて寝ますかねぇ」

299名無しさん@2周年半:2006/10/19(木) 00:18:09 ID:ztzp5xtg
>>3m50cmという身長から気味悪がられていた私に
冗談でもなんでも無くマジでお茶吹いたw腹筋が痛いww

さて、新規職人が現れたところで、少しでも繋がればってコトで一応元SS書きの俺がSS投下
ギル高出てこないけど、勘弁してください。

300名無しさん@2周年半:2006/10/19(木) 00:19:18 ID:ztzp5xtg
ゲームセンター、それは憩いの場。
そして、冷たい世の中と壁を隔てた熱い空間。鼻を突くタバコのにおいもまた一興。
こんな場所に足を運ぶようになってからほんの数ヶ月。今ではもう、心安らぐ空間ベスト5には食い込んでいるだろう。

おっと、忘れていた。俺の名前は「天射 凪(アマイ ナギ)」。天をも射る男だ…。
格ゲー歴は少ないが、放置されてしまうことなんてザラにある。なんてったって俺は天をも射る男だからな。

そんな俺がゲーセン通いを始めた理由であり、放置されちゃうくらい腕を上げたゲームがコレだ。









『北斗!有情破顔拳!!ハァーッ!!』テーレッテー

- F A T A L K O -

『命は投げ捨てる物ではない。』

- WIN TOKI -




……なんだ、その文句ありそうな眼つきは。
まぁ、別にいいさ。俺はこの北斗の拳で頂点を目指す男だ。覚えておくといい。では、また明日会おう。




=次の日=

また会ったな。
ゲーセンに足を踏み入れる。いつも通りの店内。

ただひとつ違うのは…、北斗の筐体に人が群がっていることだ…!!


ククククク、放置され、一人プレイに精を出すこと約1ヶ月。その成果、存分に発揮するとしよう。


常日頃からプレイしている慣れ親しんだ筐体に向かって歩を進める天射。
しかし、彼の目に映ったのは恐るべき光景だったのだ。次レスを待てッ!!

301名無しさん@2周年半:2006/10/19(木) 00:21:21 ID:ztzp5xtg

「……ナンダコレは」

天射の目に飛び込んできたのは、筐体の中で戦う二人の女の子。
一人は物騒な長いナイフを振り回し、もう一人はこれでもかと短いドレスを着込んだ幼女。

「ムハー、都古タン萌え萌え〜」
「先輩に串刺しにされたい〜」
「極意は2A連打ぁぁぁぁぁぁ!!」バシバシバシバシ

(筆者の某ゲーユーザーに対する夢と偏見がはちきれんばかりに詰まった表現なので、誤解なさらぬよう。)


そうです。彼の愛した北斗の拳はあろうことか某月姫格ゲーに差し替えられていたのです。
筐体上の看板には申し訳程度の簡素な貼り紙『北斗は諸事情により撤去しました byてんちょ☆』が一枚。

ちなみに諸事情ってのはご想像にお任せするぞ。



(不潔な…ッ、これは、、、地獄絵図だッ…!!)



ヨロヨロと生気なく座り込む天射。虚ろな目で某メルティブラッドを見守…るに耐えなかった。

「まさか、、あんなギャルゲー紛いにテーレッテーされるなんて……。」

平和な日常とはなんと脆いものであろう。絶望の淵デッドヒートの天射 凪。
違うゲーセンに行こうとも考えたが、距離が離れている上に某種割れ勢が五月蝿いのでやめた。

(仕方が無い、帰るか…。)

そう考え、何かを惜しむようにぐるりと店内を見回したその時。彼の目はある一点に釘付けになった。


『邪魔だよ!』
『αブレー!スシ!スキヤキ!』
『畳替えし!』
『トゥレイ!!』


それは、別に変わった所などこれっぽっちもないギルティギアのCPUによるデモンストレーション。
もちーっと正確に言ってみると梅喧姐さんと僕らの紙忍者チップによるデモ対戦。

そこに、彼の視線は張り付いたのだ。
そう、チップがおもむろに放つ、あの技に。

『トゥレイ!!』



「あれは!あんなところに!!北斗無想流舞(トキが使うワープのコトだ)の使い手がぁぁ!!!」



気づいたら50円入れてた。。

302名無しさん@2周年半:2006/10/19(木) 00:23:10 ID:ztzp5xtg

さて、先ほど無想流舞をかましていた忍者(?)をセレクトしてゲーム開始。
衝動的にプレイしてみたはいいが操作方法その他まとめてオール分からずな天射。そしてその事実に何故か気づかない天射。

ついでに言うと、キャラ選択画面をカーソルが二つ動いていたのにも気づいてないご様子。


「なぁ、あのチップ使い。いつも北斗やってる奴じゃねぇか?」
「えー?あー、そういえばそうだな。トキばっかりで放置されてた奴ね。」
「トキ〜?なんだよ、ギルティは団長様じゃないんだなww」

ギャラリーのひそひそ話が聞こえてくるが、後半はよく意味が分からなかった。断腸様ってナーニ?


『すまんなシャロン、前座があるようだ』
『んだ?その余裕面ぁ?』


-HEAVEN or HELL-「Duel 1」 ───Let's ROCK!!!


開幕。勢いよくダッシュから屈Kを2連打。
相手が取った行動は様子見のしゃがみガードだ。

(このまま一気に…!!)




   ガスッ!!




重くて痛々しい音が脳天を駆け巡る。
その原因は、いつもの調子で「2A>2A>2D」なんてやろうとした結果の事故。

そう、「PとDの間の何も無いところを思い切り突いた」のだ!


固まるギャラリー。動かないチップ。そして悶えるは天射 凪。


『いかがかね?シュッ、パイルバンカー!!』


よく解らない隙に相手スレイヤーの6HS>パイル。体力の3〜4割が一気に消えてなくなる。

(クソッ、思わぬ事態の隙を突くとは…やるな!だが、次はこうはいかんぞ!!)


敢えて起き攻めをせずにリバサ読みのガードを選択した相手のスレイヤー。
図々しくもそこに向かって懲りない2A…もとい2Kの2連打。そして今度は間違えないように2Dをガードさせる。


(これで防ぎきったと思ったら大間違いだ!北斗無想流舞の恐ろしさを味合わせてやる!!)


『トゥレイ!』

2K
2K
2S
2D
トゥレイ!!
2K
2K
2D
トゥレイ!!

息を呑むギャラリー。止まらない怪しい固め。
この後、転移の隙に付け込まれた挙句、いいようにフルボッコにされてシショったのは言うまでも無いだろう。



続……きません。きっと。

303154:2006/10/19(木) 01:16:14 ID:ULrpUXEY
ガチャガチャ、、、

「あ〜、、、そこはそうじゃない、、」

ガチャガチャガチャ、、、

「違うってば!っもう、何でこんなに物覚えが悪いのかしら、、、、」

ガチャ、、、

「こんなところかしら、、、にしても下手ねぇ、、、」

皆の衆、俺は今猛烈に鬱である。
それもこれも、、、、、さて、ここからは少し回想シーン。

−遡る事数時間−

「あ、やっと気が付いた」
目の前には姉の顔、珍しく心配そうな顔をしてる。
まぁ当然だろう、意識が飛ぶ程のドアアタックだ。心配してなかったら本当に鬼だ。
う、洒落にならんほど頭が痛い、、、ガードもせずに真正面から喰らったからなぁ。
「え〜っと、大丈夫?」
えへへと苦笑いをしながらこちらを覗き込んで来た。少し何か仕返しをしてやろう。
「、、、、、スミマセン、あなた誰ですか?」
姉の目が丸くなった。予想以上の反応である。
面白いのでもう少しからかってみよう。
「えっと、、、ここはどこですか?何故かものすごく頭が痛いんですけど、、、」
「え、、え、、。百、どうしよう、、、あたしのせいで聖が。」
今にも泣き出しそうになる姉、百さんの方を向きながらオロオロしている。
「い、、医者!救急車!110番!あぁ〜どうしたら、、、」
「その辺にしとけ聖。流石にそれ以上はやり過ぎだぞ?」
「おう、スマン」
流石咲夜、実の姉にも分からない名演技をあっさりと見破ってくれた。
「姉貴、大丈夫だよ。さっきのはただの冗談。」
あ、やべ、近づいてきた。殴られr

ガバァッ

「よかったよぉ〜。ホントに記憶が飛んじゃったかと思ったよぉ、、!」
予想とは裏腹に抱きしめられる俺。普段ならありえない行動に戸惑いつつ、コレが百さんだったらなぁ、とか思ってみたり。
とりあえず姉を落ち着かせよう。とりあえず俺から引き剥がす。
姉の目にうっすらと涙が浮かんでいる。うぅ、流石にやりすぎたか。
「悪い、冗談が過ぎた。この通りなんとも無いよ。頭は痛いけど、、、」
頭が痛いと聞いて更にしょぼくれる姉。
お互いに加害者気分。う〜む、気まずい。
「さて、落ち着いた所で話を、、、」
咲夜が助け舟を出してくれた。百さんがあとに続く。
「え〜っと、、、私ヴェノム使えないじゃない?それで雪に頼みたかったんだけど、、、」
その師と弟子が姉弟だったのだった。
昨日の事も考えるととても承諾してくれそうに無い。

はずだったのだが。。
「、、、いいよ。」
姉の口から出た言葉は承諾の二文字だった。



だめだなぁ、、、つか進路決定が夕飯の時ジャマイカ。
うぅ、安易に母に喋らせた俺が馬鹿だった。

304名無しさん@2周年半:2006/10/19(木) 15:56:24 ID:qPraNMEc
北斗wwwwwwwwwwwwwwww

305名無しさん@2周年半:2006/10/19(木) 17:48:07 ID:nn4wpUZw
北斗吹いたwww
295氏GJ!!

154氏
出来れば前回がいくつか書いてくれると助かる。
だがGJ!!!!!!

306名無しさん@2周年半:2006/10/19(木) 23:20:20 ID:wmtH3Dl2
>>297見て思ったが、みんなDQNに喋らす言葉は大概一緒なんだなwwww

毎回○○無理ゲーとか言わされてる厨房カワイソスwwwwww

307名無しさん@2周年半:2006/10/19(木) 23:45:30 ID:vsfK0vIs
厨はやることも単細胞乙だからいいんじゃね

308295:2006/10/20(金) 07:50:24 ID:FGFkUeiY
前回は>>298
− 次 の 日 −
朝早く起きてギル高に向かう
勿論熱田間奈と一緒に
「ねえ、ほんとにそんな格好で行くの?」
「まあ、仕方がないでしょうねぇ」
今の私の格好はTシャツに黒コート(特注品)
下は黒のスーツ(特注品)という
いわゆるジョニースタイルだ
正直、視線が痛いがもう慣れてしまった
そうこうしているうちにギル高に着いた
門の前に一人の男が立っていた
その男は一礼すると足早に歩いていく
ついてこいという意味だと思ってついていk
ガゴンッ
「あべしっ!」
よそ見をしていて頭をぶつけた
部屋の前まで来ていたらしい
何の変哲もない教室だ
ただ一つギルティのみを除いては
真奈は別の教室だ
さっきの男がようやく口を開いた

「初めまして、君は峠 明日香(とうげ あすか)君だね? 
 私の名前は小々戸 小田(ここど こだ)よろしく。」

名前から察するにファウスト使い、
同キャラ戦で実力をはかるってことか
熱田の方にはアクセル使いがいるに違いない
「さて、始めるか」
ソルのようなことを言って座る小田
「あ、はい!」
ギル高の試験が始まった

ちなみに筆記試験はもうやったということにしています

309670:2006/10/21(土) 06:22:36 ID:eNxyfzak
初めてPCでギャルゲーをプレイ
最近、再アニメ化した『kanon』なんだけど……これエロシーンいらないよーな気が(;´-`)


前回は>>266

数日後の昼休み。
教室の一角が異様な空気に包まれていた。

「だめ……」
「あはっ、怯えた菜津奈ちゃんも可愛いねっ♪」

菜津奈と深空はその空気の中心にいた。
向かい合った二人は時折、視線を合わせる。その度に菜津奈が目を逸らす。
深空は笑顔のまま、人差し指で"ある一点"を押さえている。

「ここがいいの?」
「……っ…」
「イヤなの??じゃあ、」

涙ぐんだ菜津奈の目に、諦観が見え隠れする。
対して深空は小悪魔のように笑い、指をつつーっ、とスライドさせ……。
先ほどより少し奥に行ったポイントで指を止める。
そこは"穴"だった。
つまり、菜津奈からして見れば、そこは予想外だったはずだ。
それでも、菜津奈はそこの恐怖をすぐに理解する。
菜津奈は気付いていなかったが、この理解こそ、菜津奈の思考が"これ"に慣れてきている証拠だった。

「ヤ、だめ、そっちはホントにだめ…っ!!」

菜津奈は過剰なまでの反応を示した。
深空はゆっくりと指を離し、顔を逸らす菜津奈に顔を近付けた。

「ねぇ、もう、いいでしょ?」
「だめ…」
「諦めなさいって」
「ヤだ…」
「じゃあどうしたいの?」
「…………」
「ちゃんと言ってくれないと、あたし分からないよ」

そしてしばらくの時が流れたあと、

…………です。

そんな呟きが漏れた。本当に小さな声で。
それは顔を近付けていた深空の耳にすら届かなかった。しかし菜津奈が何を言ったか、深空は既に理解していた。

「もう、限界です…っ……私の、負け……です…」

菜津奈が繰り返す。深空がにやりと笑う。
そして……それまで"ただのギャラリー"にしか過ぎなかった男達が、動きを見せた。

「よし、『第7回 昼休み杯・オセロ祭り』は深空の勝ちぃーっ!!」

そして口々に、
「俺の1000円が…」
「深空たんならやってくれると信じてたZEッ!!」
「えーと、みぃは倍率1.26だから……」
などと聞こえてくる声。

「うっしゃーっ!!ババ抜き祭り、UNO祭りと、ここ最近やられっぱなしだったけど……オセロでは菜津奈ちゃんに負けないわッ!!」



明日は今日の借りを返す。
そんな誓いを立てた、水曜日の平和な昼休みだった。

310名無しさん@2周年半:2006/10/21(土) 21:51:45 ID:KfoUApUg
初めてエロゲーをやっただと!?違うねっ!
>>670氏は生まれ付いてのエロゲーマーだっ!
>>670氏、早えとこ観念しちまいな!

ごめんなさい、文が妙にアレだったもので・・・
何はともあれGJ!

311名無しさん@2周年半:2006/10/23(月) 12:36:27 ID:7xNET0CY
>670氏
PS2版オヌヌメ
確かエロシーンなかったような気がする

まあ俺はAIR信者なわけだがw
AIRいいよAIR

312670:2006/10/24(火) 03:43:42 ID:Lg8eXNyM
>>310さん
「生まれついてのエロ」までは合ってるかも知れない…

>>311さん
PS2版は舞だけプレイした覚えがw
シーン追加されてて泣きそうになった覚えが…
AIRは今度、知り合いのPCからブッこ抜いてきまs(ry

関係ないけど、EFZのロード画面で『楽しそうに肉まん食べてる美汐&真琴』を見ると対戦前に泣きそうな俺がいます(ぉ


前回は>>309

それからしばらくして、金曜日。
夕焼けが綺麗な商店街を、若い男女が楽しそうに話しながら歩いていた。
と言っても話す内容の8割はギルティのことで、あとの2割がプライベート。

「そういえば柚刃、今日の晩ご飯は?」

男の方がふと切り出す。
部活で『試食係』を勤めているからか、すぐ近くの家から香る焼き魚の匂いに反応したのだ。

「え?…あ、買ってこないとないかもです…」
「もうすぐ家に着いちゃうし、荷物置いたら買いに行こうか?」
「はいっ。……………え、一緒に行くんですかっ?」

女の方が顔を赤くしながら声を上げる。
夕焼けの赤さか、それ以外の朱さか、男の方はよく分からなかったようだけど。

「荷物は僕が持つし…一緒に買い物した方が楽しいでしょ?」

爽やかに言ってのけた。
そして自宅の扉に手を掛け、開く。

(あれ?……誰かいるのか?)

何だか賑やかな話し声が聞こえた気がする。

(ねっちは右渡校長の家に泊まってるし、両親は仕事で遅くなるって言ってたし…。
となると菜津奈しかいないんだけど、友達でも連れて来たのか…?)

すぐに分かるか、と思考を止めて扉を開く。

「あ、お兄ちゃんも柚刃さんもお帰りー」
「えっと、お邪魔してます」

ばたんっ!!
勢いよく閉まる。というか閉める。
ドアを背にして柚刃と向かい合う。直後、ドアが押されて僅かな隙間が出来るが、構わず押し返す。

「ちょ、お兄ちゃんッ!?」
「何だ菜津奈」
「いきなり閉められて菜津奈はちょっぴり悲しいですよーっ!!」
「落ち着け」
「拒絶ですか拒否ですか菜津奈のことはもう嫌いですかーっ!?」
「分かったから服を着ろ。話はそれからだ」
「………………あ」

背中から掛かる力がなくなり、中から人が走っていく音が聞こえた。
溜め息、改めて扉を開く。

「あ、どうも」

菜津奈と一緒にいた少女がいた。

「どうもじゃない、君も服を着るのッ!!」

ばたんっ!!

313名無しさん@2周年半:2006/10/24(火) 11:03:29 ID:W68EoNFY
ちょwwww

ぐっぢょび

314670:2006/10/30(月) 23:46:07 ID:0VsyFnTc
大会が近くなってギルティのモチベ上がってきたYO!!



ごめん、それだけ…

315名無しさん@2周年半:2006/10/31(火) 17:33:32 ID:XFXQeNQY
>>314
もしかしてG3ですか?

316670:2006/11/01(水) 15:27:14 ID:ivtFkPnY
>>315
ん?
どこの競馬場?


前回>>312

「どうするんだ、これ…」
「食べるしかないんじゃない…?」
「柚刃は…?」
「まだ寝てるよ…」
「そうか…」

今から約1時間前のことだ。

まず、服を着てきた菜津奈から友達を紹介された。
どうやら、もう一人の子は深空という名前らしい。
僕と柚刃は買い物に行ってくるから留守番を頼む、と言って家を出た。
………で、だ。

「お兄ちゃん、菜津奈はお刺身が食べたいですっ♪」
「………」
「お刺身、お刺身っ♪」

ぴょんこぴょんこ、と跳ねる菜津奈。
全く仕方がない奴だ。ここは一発、ビシッと言ってやるか。

「…なぁんでお前さんがこんなとこにいるわけよ?船の留守を頼んどいたろ?」
「キモい」
「…………ヘヴィだぜ…orz」
「明示さん、しっかりして下さい…!!」

こんなことでヘコたれてたまるかッ!!
こうなったら意地でも無視して買い物してやる…!!

「えーと……あ、猫のキャットフードも切らしてたっけ」
「お刺身ぃっ!!」
「朝食用の食パンも欲しいな」
「チップのJDっ!!」
「サシミッ!!………インスタントコーヒーも買ったし。
柚刃、今晩のおかずは」
「(怒)……メイのFRC対応技、教えて欲しいなぁ」

そう。菜津奈の、この一言から悪夢は始まったのだ。

「レスティブな辛さのカレーにイルカ肉のコロッケを乗せて、出来上がったらみんなで拍手をしようか」

言い訳させてくれ。無意識だった。
ギル高生なら当然だし、自然なことだったんだ。
…まぁ、今さら何を言っても仕方がないんだけど。

「…………………え?」
「ん?あれ…僕、何か変なこと言った?」
「……分かりました。そのメニュー、作ります…」
「お刺身は?」
「買うと高いからダメ」
「ケチ…」
「刺身ぐらいなら捌くから、魚の方を買ってこいって」
「やった♪」





そして今に至る。
目の前にあるのは『レスティブ(暴力的)な辛さのカレー』と『イルカ肉のコロッケ』と『お刺身』。
柚刃は哺乳類の肉をミンチにして、捏ねた所でダウンして寝込んでる。気分はバラバラ殺人の犯人か。
なので食卓は3人だ。
ちなみに、拍手など起こるはずもない。

「刺身以外に食べられるものがない…」



みんなで細々と刺身パーティ。
柚刃には後でちゃんとしたものを作って食べさせよう…。

317名無しさん@2周年半:2006/11/01(水) 17:47:32 ID:N2VwJGQg
GJ!
最近670氏の更新増えてきたなw

670氏はこのスレの救世主だよ・・・

318名無しさん@2周年半:2006/11/11(土) 07:46:44 ID:46nLigVQ
その後、このスレを見たものは誰も居なかった…

319名無しさん@2周年半:2006/11/11(土) 20:08:16 ID:3ybfBm1E
途中で書かなくなったヤツあるんだけどそんなにこのスレやばいなら書くよ。

320名無しさん@2周年半:2006/11/12(日) 18:03:51 ID:ODSAitgQ
新たな勇者が誕生
おながいします

321295:2006/11/12(日) 21:43:26 ID:JWNTB8AQ
もうしばらくすれば駄小説がやって来れそうです。

322143:2006/11/12(日) 22:41:39 ID:pDDMcz6o
10WINーーーー テスタメントの調整で立ち寄ったゲーセンで約二十分で俺が連勝した数だ。
「……。」
 しかしその試合内容は処理でしかなかった。
「帰るか…。」
夕飯はベジタボー! その乱入を無視して俺は席を立つ。
 「待てよ!!!テメェ!」
 席を立った瞬間乱入してきた相手に缶ジュースが投げつけられる。
「…っつ!」
 缶が肩を直撃する。
「表出ろや!」
 胸ぐらを掴まれ俺は壁に叩きつけられた。


とりあえずやれるだけやってみます。

323名無しさん@2周年半:2006/11/12(日) 23:24:05 ID:XXw7pjfA
がんばれ!
最近DQNの出現率高いなw

324名無しさん@2周年半:2006/11/13(月) 01:44:28 ID:3D10Y/7M
なんにせよ、まずgj!!

自分もなんか書きたいけど頭悪いから上手く書けん。実話を元にした内容に『ギル校』がマッチしない!!
うぐぅ・・・

325名無しさん@2周年半:2006/11/13(月) 03:09:45 ID:Mw0/g0Mg
あれ?こう見渡してみると結構勇者がいっぱい…

>>295
期待してます。頑張って下さい!
>>143
GJ!次回が楽しみ
>>324
じゃあ実話なんてすっとばして妄想の世界で書こうか

326154:2006/11/13(月) 03:51:16 ID:4WoVliMc
眠れない、、、

>>303
まぁ、そんなわけで俺は姉貴の下でギル高を目指す事になった。
にしてもなんという偶然であろうか、咲夜がボコられた人がギル高受験経験者
その人の友達というのが俺の姉。世界って以外に狭いものだなぁ。
「あ、もうこんな時間だ。皆、今日はもうお開きにしましょ。」
姉が言う。時計を見たところ、すでに7時を回っていた。
「そうね。じゃ、今度は学校が終ったら皆私の家に集合ってことで。」
「それじゃ、俺達は帰ります、行こうぜ聖。」
「あぁ、それじゃ百さん、また明日、、」
「うん、頑張ろうね」
両拳をグッと握って明るく答えてくれた。やばい、いぃ、、、



寒い、、、、
そう、今は受験シーズン。そして雪が降っている。
つまり冬。
つまり寒い。
学校の前で咲夜と別れる。視界から消えるまで見送ってから俺は姉と共に自宅へ向けて歩を進めた(といっても雪が降っていてすぐに見えなくなったのだが)。
「なぁ、姉貴」
「ん、何?」
「何で、俺がギル高受験するの止めなかったんだ?」
姉は今まで俺がやろうとしてきた無茶を一度として認めたことが無い。
そして今から俺がやろうとしている事は正にその無茶にも無茶な事。
あっさりと承諾してくれたことに俺は少しばかり疑問を感じていたのだ。
「何?反対して欲しかったの?」
そんなワケない、俺はそんな趣味を持った人間ではない。
「ならいいじゃない。そんなことより帰ってから練習するわよ?」
こっちとしてはどうでもよくないのだが。追求しても無駄な気がするので何も言わずに頷いた。
ギル高。普通の生活をしてきた俺にはゲームを中心にして生活を送っていく学校、なんてものは全く想像がつかない。
親にも何と言おうか。
「そうだよ、、、」
一番重要なことを忘れていた。親の説得である。
明日が志望校決定の日。今日の残り数時間で親を納得させなければいけない。
云々と思考を廻らせているうちに家に着いてしまう。まだ納得させるよい方法が出ていないというのに。

327名無しさん@2周年半:2006/11/14(火) 00:30:42 ID:eyV/a.Fs
グットジョブ!

それと最近よく「、、、」ってのを見るけど「・・・」と同じ意味だよな。
携帯だと打つのがメンドウなのかな?

328154:2006/11/14(火) 00:39:06 ID:zZ8tFjVM
いや、普通にPCですよw
俺の昔からの癖というかなんと言うか、、、←これとか普通に打っちゃうw
「、、、」は俺だけみたいだから他の板でも見つけられやすいかも(´・ω・`)

329670:2006/11/14(火) 03:57:14 ID:60d92WAE
こんばんわ、リアルワールドで大変なことをしてしまった>>670です
激しく鬱だ…

前回は>>316

「菜津奈、スタン固めはガトリングにFDした後、スタンエッジを直ガ。で、HJして抜ける」
「え、あ…ホントだ、抜けれた」
「深空ちゃん、アバ戦は牽制の選び方が重要だよ。あと、どうやってダウンさせたかをしっかり確認して」
「はい、分かりました」
二人とも基本的なことが出来てないなぁ。

現在、夜中の一時。明日が土曜で本当に良かったと思う。
基本をしっかりやれば、どっちもなかなか強いと思う。
ただ、特徴がないような気がする。
例えば緋那さんはドラインで自分の士気(テンション)を上げるし、深十世君は恐ろしい集中力で堅実かつ大胆にホチフをする鷹のようなプレイヤー。
柚刃や僕は、あらゆる方法で間合いを調整して技を振るタイプ。ダメージソースは限られるけど、一撃を限界まで重くする。
……ご飯は食べなくてもギルティはしっかりやる、っていう根性がギル高生らしいというか何というか。
「夜食でも作るか…」
「わーい、まともなご飯っ♪」
誰のせいで、まともじゃないご飯を作るハメになったと思ってるんだ。

心の内で悪態を吐きながら、台所へ向かう。
そういえば菜津奈が自分の友達を連れてきたのは初めてだったっけ。
(……そろそろ起こすか)
感傷的になるなんて僕らしくない。今は何か食べれるものを作ろう。
まずは柚刃を起こさなきゃな。



「………というわけで、今日のご飯は炒飯です…」
柚刃が申し訳なさそうに言うが、正直これでもかなり嬉しい。
実際、炊飯器の中にご飯が余ってただけでも幸いなのだ。あのカレーで全部使い切ったかと思ってたのに。
あぁ神様、食べる喜びとはこのことなのですね。
よし。そろそろ、
『いただきますっ!!』



柚刃と一緒に食器を片付けていると、リビングからの声が途切れていることに気付く。
「……寝てる」
こんな時間だしな。無理もないか。
「仕方がない、運ぶか」
「あ、私がやります。明示さんは食器をお願いしますねっ♪」
ん?…普通、逆じゃないか?
何で柚刃がはこb
「まさかとは思いますけど」
「………え…?」
「明示さんに限って、私の前で他の女の子を抱き抱えたりとか……しませんよねぇ?」
……なるほど、そういうことか。
「食器、お願いします♪」
柚刃よ。今の笑みは妖艶過ぎて、個人的にはポイント高かったぞ。

330670:2006/11/14(火) 04:59:01 ID:fyDbOMeQ
前回は>>329

話は5分前に逆上る。
「明示さんのメイが見たいんですっ!!
あ、私、最近までメイを使ってたんですけどクラスの人にキャラ変えした方がいいんじゃない?…って言われて不本意ながらカイを使ってるっていうか、本当はメイを使いたいっていうか、だから明示さんのメイをずっと前から間近で見たかったんですっ!!
でも私、全然弱いから話しかけたらマズいかなぁなんて思ってたんですけど、菜津奈ちゃんが頑張れって言ってくれてそれであのえっと」
以下略。
寝ぼけてたからよく覚えてないけど、すごく適当に何度も頷いたような気がした。

ということで、現在。
『HEAVEN or HELL……Duel 1』
「菜津奈、眠いから加減してくれ…」
「ダメ。それじゃ深空ちゃんの勉強にならないもん」
「そりゃそうだけど……せめてあと1時間、寝かせて欲しかった…」
『Let's Rock!!』
アバ戦の開幕は………何すりゃいいんだっけ。
とりあえずHS置いとこう。きっと何かに引っ掛かってくれる…。
『だぁーっ!!』ぶぉん!!『カウンタッ』
んぁ…?
えーっと、あー、アバの6HSがカウンターヒットしたのかぁ…。
メイが壁バウンドしてきて、
牽引>2S(jc)>JP>JS(jc)>JS>結合
でダメージ取られて、相手は諸刃で、こっちは端付近でダウン…。
「…………………………は?」
ちょ、寝ぼけてる場合じゃない!!何だこれ!?いつの間に!?誰がこんなことを!?
いや、落ち着け、落ち着け……まだまだ取り返せるはずだ。
相手の起き攻めは低空ダッシュ。でも高めの空中結合から低空ダッシュをしても、起き上がりには重ならない。僕はそれを知っている。
落ち着いてレバーを操作しろ。いつもやってきたことだ……。
『邪魔だよーっ!!』
空投げ成功、そしてワンダウン。しかも相手に端を背負わせた。
『皆さん拍手ー♪』
起き上がりにP拍手を浅く置きながら、
『やぁっ!!』
断罪を警戒して2K。
ガード確認を取ってダッシュ2Pやディレイ2Kを混ぜて小技固め。ゲージが15%ぐらい溜まってきたら、
『はぃーっ、はぃーっ、はぃーっ、だぁーっ!!』
近S>遠S>2S>5HSスカしで距離を開く。
(…菜津奈、今のは遠SをFDして2Sに反撃するべきだったぞ)
さっきから2Pをちょこちょこ直ガしてるんだから、そっちも10%くらいあるはずだし。

まぁ、今は勝つことだけ考えるか。

331670:2006/11/14(火) 06:07:42 ID:n7D5FZhA
前回は>>330

『はぃーっ!!』
5HSスカしからの微ダッシュ遠S。
近距離〜中距離の微妙な間合いではアバの遠Sや5HSが怖いが、ジャンプ仕込みをしておけばリスクに見合った良い牽制になったりする。
というのも、
『断罪ッ!!』
こういうことをやってくれるアバがいるので、
『だぁーっ!!』カウンタッ!!
出始めに食らい判定が低い位置かつ後ろに下がる2HSでカウンターを取って、
『はぃーっ!!イルカさぁーんっ♪』ロマァンティーック『やぁっ、だぁーっ!!イルカさぁーんっ♪皆さん拍手ーっ♪』
ディレイ足払い先端>横イルカ(FRC)>空ダ>JK>JHS>縦イルカ>K拍手ホールド
で、美味しく2ダウン+起き攻め。
『やぁっ、やぁっ、だぁーっ!!』
起き上がりに2Pを2発重ねて、暴れ潰しの5HS。
そのままレバーを上に入れて
『イルカさぁーんっ♪』
下段を警戒してしゃがんでいるアバに、S縦イルカで崩しを仕掛ける。
ただし、Kを離しながら。
『断罪ッ!!』
(……だろうと思った)
イルカを潰す手段といえば、まず最初にこれが浮かぶ。当たれば拍手も消えるし、コンボにも行けるからリターンも高いとは思う。
だけど、それこそがメイ使いが仕掛ける罠。攻撃を当てれば消えてしまう拍手だからこそ、もっと警戒しなければならないのだ。
断罪のモーションで立ち上がったアバに対して、本来なら下りで当たるはずの縦イルカが昇りで当たる。
メイが落下軌道に入る間に、K拍手で召喚されたイルカが断罪のアーマーを潰す。
『はぃーっ!!皆さん拍手ーっ♪』
ダッシュ足払い>P拍手
で3ダウン。間違いなくスカ。
アバの体力は4割ほど残っている。が、それもすぐに消える。
開幕で掴んだチャンス。バーストを惜しんで無駄にするなんて、菜津奈もまだまだってことか。
『…だぁーっ、イルカさぁーんっ♪』びしぃ!!『はぃーっ、ぐるぐるアターック!!』ロマァンティーック『だぁーっ!!…はぃーっ、だぁーっ!!…やぁっ、だぁーっ!!だぁーっ!!ぐるぐるアターック!!』
『SLASH─!!』
コンボは
溜め6HS>S縦イルカスカし>ホールド開放>ダッシュ足払い>レス(FRC)>ホバー>JHS>着地>JS>JHS>着地>JK>JD(jc)>JHS>Sレスティブ
アバの異常なノックバックを活かしたS縦スカしから、念のため、バースト警戒のレスコンをきっちり決める。

『余裕だねっ♪』


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