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「Sammy社立ギルティ専門高等学校5時限目」

1スレ建て記者θ四国スレ:2006/06/19(月) 10:09:55 ID:CJmM/KN6
「ォゥァー!」
「イタダキー!」
 さわやかな朝の挨拶が、澄み切った青空にこだまする。
 右渡様のお庭に集うギルオタたちが、今日も機械のような正確な動きで、
教室の筐体にコマンドを入力していく。
 1ドットでも諦めを知らない心身を包むのは、深い色の制服。
 キャラ別コンボの精度を乱さないように、リバサヴォルカはスカらせないように、
ゆっくりとコマンド入力するのがここでのたしなみ。
 もちろん、タイムアップギリギリでドラゴンインストールするなどといった、
はしたない生徒など存在していようはずもない。
 社立ギルオタ学園。
 平成四年創立のこの学園は、もとは初代GGプレイヤーのためにつくられたという、
伝統あるギルティ系オタク学校である。

・ここはssを楽しむスレです。マターリ進行で職人にねぎらいのGJを忘れずに。

前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/15721/1131226354/

1スレ目
http://jbbs.livedoor.jp/game/772/storage/1101664264.html

2スレ目
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/15721/1112603465/l100

3スレ目
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/15721/1119648953/


まとめサイト
http://kage.zombie.jp/ggxx_shool/index.htm

132670:2006/07/31(月) 04:58:07 ID:jK/h5UNo
「明示、準備は良いか?」
「あぁ…」
今日から僕の秘密特訓が始まる。
主に"対空"、そして"対地"の二つを極限まで高める──つまりまぁ、反応速度向上の持続時間を延ばす──という何とも無茶な訓練だ。
まともな人間がやることじゃない。僕はやっぱりギルオタなんだと思う。
(……それでもやらなきゃ)
で、その肝心の訓練とは、
『よーし…行っちゃうぞーっ♪』
『お前、死相が出てるぜッ』
初音たんのチップを空中投げと6Pだけで倒すこと。
いやぶっちゃけ、6Pには期待してない。だって6Pで勝てない技(例えば足払いとか)が優秀だったりするし。
まぁ、愚痴はあとで柚刃に聞いてもらうとして……今は目の前のことだけを考えよう。



「うー……リターンが釣り合わない…」
姫島家の2階、菜津奈の自室。
ドアには立ち入り禁止の札が掛かっている。期末テストや中間テストが近くなると、いつもこの札が現れる。
とは言っても、最近ではほとんど毎日のように札を掛けている。
それもこれも、
──何やってんだ?
「…アバの戦い方について模索中なのです」
自分との対話が日に日に増えていくからである。
他人からしたら独り言をブツブツ言っているようにしか見えないので、これを見られるわけにはいかない。
喜ぶべきなのか、近頃は仲良くなってきた……というか、自分と向き合えるようになってきたというか。
親しい友達みたいなものだ。
「どう考えても、ゲージ回収率と使用率が合わないんです」
──バースト警戒?
「正にそれ」
一度のダウンが命取りになるアバだからこそ、バーストは食らいたくない。
数多くのバーストポイントをどうやって誤魔化すか。それが問題なのである。
「難しいなぁ…」
──6HSをガンガン組み込んでみたらどう?
「ん……6HS」
2段技、ダメージは悪くない、近Sから繋がる、jc可能。ざっと思い出せる情報はこのくらい。
──これ当てれば距離がだいぶ開くし、上手くいけば覆滅にバーストが当たらないんじゃないか?
「むー……じゃあ抹消に合わせられたら?」
──6HSは2段技だろ?で、どっちもキャンセル可能だから、
「…あ、なるほど。キャンセルのタイミングを変えればいい、と」
──そーゆーことっ!!

133名無しさん@2周年半:2006/07/31(月) 06:42:45 ID:.EVI89TE
670氏GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

134670:2006/07/31(月) 22:54:38 ID:jK/h5UNo
>>131
あのスレタイを投下する前に
「メイ本の大半はどうしてこう中途半端なんだろう。もっとハードなのはないものか」
とか考えてしまった俺は死んだほうがいい
>>133
どもですw



「無理。絶ッ対、無理」
「…明示、まだ1ラウンドも取れてないぞ」
当たり前だ。足払いを主軸に連携を組み立ててくるチップに勝てるわけがない。
だってこっちは空投げと6Pしかないんだから。
「仕方がないな……3Kも使って良いぞ」
「ほんとッ!?」
「うむ」



一方、菜津奈の部屋では…。
「問題はどーやって近Sまで繋ぐか」
──レバー後ろに入れてK連打すれば?
「安いです。距離調節にはいいですけど」
──んー、いっそコンボは捨てて全部起き攻めとか
「ダウンを取れる技はみぃんなバースト確定したような」
──足払いも?
「うん」
──キャンセル断罪とか無理?
「確認してから出せる程の猶予はなかったはず…」
困った。
何をやってもバーストに引っ掛かるなんて、何て付いてない。
そもそもノーゲージでバーストをやり過ごすことが無理なんだろうか。
──……よし、分かった
「へ?」
──ダメージはあたしが取る
「は?」
──あんたはゲージ溜めつつバーストを食らわないように心掛けなさい
「うん……で?」
──50%溜まったら極諸刃になる
「は?」
──そっからはあたしがダメ取ってやる
「え?」
──まずは実践だ、学校行くぞ
「は…?」
──早く制服に着替えろ
「え…?……は…?」

135名無しさん@2周年半:2006/08/04(金) 07:50:54 ID:jor8TRYg
過疎り杉だから揚げていい?

136とこ:2006/08/05(土) 20:31:46 ID:uVIHvU0E
お久しぶりです
だいぶ過疎っちゃってますね
自分のSSも進めたいのですがなにぶん時間がなく・・・
申し訳ないっす

137名無しさん@2周年半:2006/08/05(土) 21:43:54 ID:qfbGw62c
とこ氏仕方ないよ。
保守あげ

138名無しさん@2周年半:2006/08/07(月) 01:55:24 ID:MkoFA8zc
荒れた時や過疎った時、いつもこのスレを支えてくれた64氏
64氏期待age

そして64氏のSSを印刷したら1スレ目だけでA4用紙39枚も使ったよw
文字を出来るだけ小さくして改行を限界まで減らしたのにww

139名無しさん@2周年半:2006/08/07(月) 02:24:19 ID:WnrwoPTY
>>138
布教用に本にしようか!
サイトだけ(スレだけ)教えても読まない友人には丁度いいかも。

14064:2006/08/07(月) 19:13:55 ID:JsyQdl62
ただいまリアルがかなり忙しくて…orz
しばらく書けませんが気長に待ってやって下さい

141名無しさん@2周年半:2006/08/07(月) 22:47:57 ID:EnTqiW7s
>64氏
俺たちのことは気にしないでいいから
今はリアルの方頑張って!

俺たちは読ませていただく立場だから
投稿スピードなんて気にしないよ

142名無しさん@2周年半:2006/08/08(火) 23:01:44 ID:oSrEILdY
生徒会主催ギル高一年クラス対抗戦六月六日!
ルール
①代表者の選出方法はクラスの担任に一任する。
②代表者は原則三名一チーム、それ以下でも可
③当日予選枠を二個設ける。

「うちのクラスの選抜方法は」

143名無しさん@2周年半:2006/08/08(火) 23:08:31 ID:gPxJADl2
生徒会主催ギル高一年クラス対抗戦六月六日!
ルール
①代表者の選出方法はクラスの担任に一任する。
②代表者は原則三名一チーム、それ以下でも可
③当日予選枠を二個設ける。

「うちのクラスの選抜方法は三人チームを作ってのトーナメントを行い優勝したチームに出てもらう。」

「う〜んチーム戦…」屋上で一人対抗戦について考える。この入学して間もない時期にチーム戦となるとかなりの不安要素がある。
「ねえねえタカシくん。」
呼びかけられて振り向くとそこにはは火野アリスが立っていた。

144143:2006/08/08(火) 23:46:25 ID:isx1psco
変なSSでお目汚し、連カキ失礼しました。

145名無しさん@2周年半:2006/08/08(火) 23:58:56 ID:bU/qH8qU
そんなことありません、ご新規さん大歓迎です。
これから頑張ってください(・∀・)

146名無しさん@2周年半:2006/08/09(水) 01:41:45 ID:OoSFT4q6
携帯じゃ大変だろうけどがんばって

147名無しさん@2周年半:2006/08/09(水) 03:12:13 ID:JDHiw2jM
1話から短いなw
いや、悪いって言ってる訳じゃないよ
GJ!

148670:2006/08/09(水) 05:49:14 ID:eGemO3iw
何か最近、割とリアルで俺=いらない子という図式が…orz



『断罪ッ!!』ロマァンティーック『ふふふふふふ……!!』『油断した…!!』
画面内を青く点滅するアバが動き回り、ガードを固めたカイに『断罪FRC>先行入力ダッシュ過失』で一気に崩しをかける。
──下段が安いからって立ちガードしっぱなしか…!!
こういう奴が一番ムカつく。こちらの崩しを見ようともせず、安定行動を取る人間。過失が来たらとりあえずレバガチャ。
分かってない。何も分かってない。
"極諸刃"を何一つ理解してない。
──お前ごときが見てから対処出来る早さじゃない…!!
そのまま立ち食らいでよろけた敵に、
5P>5HS>近S>5HS>遠S>2HS・2>5HS>飽食(jc)>ディレイJHS>JS>結合
と、極諸刃ならではのコンボを叩き込む。
『目が……霞む…』
──ほら、バトンタッチ。
(うん、ありがと)
6HS>結合を当て、後は適当に遠Sと5HSをブン回す。
ジャラァッ!!『ハッ!!』カウンタッ
『SLASH─!!』
案の定、敵のカイは適当に遠Sとか振って適当に死んでいった。
(ふぅ……新主人公としてはなかなか良いスタート)
──ま、あたしの活躍が8割を占めてたけどね。
(それは言い過ぎ。せめて4割くらい減らして貰わないと)
──極諸刃で崩しから4割減らすのがどんなに大変か、分かってる?
(知ってるよ。『彼氏に内緒にしたまま、クリスマスにプレゼントするためのマフラーを編む』くらい難しいんでしょ?)
──それはそれで難しいんだけど、何でそーゆー小ぢんまりした可愛い比較対象が出てくるかなぁ…。

149143:2006/08/09(水) 22:02:22 ID:sSMSwI0c
金髪碧眼、整った顔立ちとそれとは不釣り合いなセーラー服を身にまとい日野アリスは僕の前に立っていた。
「なんですか日野さん?あなたならもっと強い人と組めるんじゃないですか?」日野アリス。入学式が終わり。クラスを振り分けられた日、自己紹介の代わりに行われた大会を一試合を除きすべてをストレートで勝ち圧倒的な強さで優勝したソル使いだ。

150143:2006/08/09(水) 22:02:39 ID:jUe5GAOM
金髪碧眼、整った顔立ちとそれとは不釣り合いなセーラー服を身にまとい日野アリスは僕の前に立っていた。
「なんでですか日野さん?あなたならもっと強い人と組めるんじゃないですか?」日野アリス。入学式が終わり。クラスを振り分けられた日、自己紹介の代わりに行われた大会を一試合を除きすべてをストレートで勝ち圧倒的な強さで優勝したソル使いだ。

151名無しさん@2周年半:2006/08/09(水) 22:04:55 ID:HRVCB6G6
670氏GJです!
このスレには670氏が必要なのですよ。

152名無しさん@2周年半:2006/08/09(水) 23:17:39 ID:ELS.K.go
670氏のSSは個人的にかなり好き、頑張れ!

143氏は二重書き込みがデフォになってるなw
これから楽しみに見させてもらおう。


まぁなにが言いたいかというとGJってことだ。

153143:2006/08/10(木) 21:52:56 ID:iJpl2oNo
「私はあなたと組みたいの。」
そう柔らかくにこやかに微笑みかけて日野アリスは右手を差し出した。
「あの…俺団体戦嫌いですから。」
気まずくなり目をそらし屋上から立ち去ろうとした。
「待って。」
屋上から下に降りるドアを開こうとしたとき、自分の腕を掴まれる。
「じゃあ対抗戦出ないの?」
強引に腕を引かれて真正面に向き直される。
「ああ、出る気はないよ。」
そう言い放ち屋上を去って行った。

154名無しさん@2周年半:2006/08/11(金) 02:23:26 ID:f.gqshOo
冬休みも過ぎ、受験シーズンの真っ只中、、、
この物語の主人公、三珠聖(ミタマ サトル)は今だ進路を決めかねていた。
「あ゛〜、メンドクセー、、、
 何だってこう、人間という生き物はこんな厄介な制度を思いついたんだろうね、、、」
受験を抱える誰もが(?)考えるそんなことを、彼も当然のように呟ていた。
「やめだやめだ、、、夕食もそろそろだろうし下に降りよう」
勉強を投げ出した彼の気持ちを具現化するかのように、机の上に落ちる鉛筆の音が小気味よい音を立てて転がった。

居間に行くと料理をする母親の後姿が見える。
(まだ飯は、、出来てないか。テレビでも見よう)
匂いからして今日はカレーであろう、カレーは好物なのだ。顔には出さないが正直楽しみでしょうがない。
「!!!!!!」
と、突然背後からヘッドロックをかけられる。こんなことをするのは奴しかいない。
悟にとって最大の存在、姉である三珠雪(ミタマ ユキ)である。
「こらー聖!こんなとこでテレビ見てボーっとしてる暇があったら勉強するかお母さんの手伝いするかしなさい!」
「痛い痛い、やめろ!分かったから放せ!!」
開放されて頭部に血がめぐってゆく。反動で頭がクラクラする。
「アンタは特別何か出来るわけでもないんだから、並の人よりテストの点数くらい取りなさい!」
「わーったよ、部屋に戻って勉強するよ、、、」
いつもきつい姉だが、今日はいつにも増して酷い、あの日か?
なんて口にしようもんなら問答無用でSTFが返ってくる。俺はさっさと部屋に戻った。

155名無しさん@2周年半:2006/08/11(金) 02:23:38 ID:f.gqshOo
「と言っても、何もする気起きないんだけどな」
仕方無しにベッドに横になる、真っ白な天井が俺の脳内をさらに真っ白に塗り替えていく。
あー、高校なんて行かずに働くか?いや、めんどくさい。いっそニートにナッテヤロウカ?
ソウダソレガイイ、マイニチナニモカンガエズニコノヘヤデズット・・・・
『、、トル。 さとる。ちょっと聞いてるの聖!!』
ドア越しに響く姉の声で我に返る、大人しく部屋に戻ったのにまだ何かあるというのだろうか。
「なんだよ、うっさいなぁ」
「五月蝿いじゃない!ほら、アンタの友達から電話!」
ドアを開けると、電話が姉の右ストレートと共に突き出される。
ダルそうに中腰でなければ見事に顔面にクリーンヒットしていただろう。
「はい、電話」
「ハイ、デンワ。じゃねぇよあぶねぇなぁ、、、」
受話器をひったくると同時にドアを乱暴に閉める。
「、、、ったく、、、。はい、電話代わりました、どちらさま?」
「っくっくwwあぁwオレ俺w鎌田だよww」
鎌田咲夜(カマタ サクヤ)残念だが男である。
成績は毎回トップ、運動神経抜群、イケメンという3拍子揃った優等生。
更に性格も良いという、全く非の打ち所の無い人物の彼が何故この俺と友達なのだろうか、そんなの俺でも分からない。
「何だ何だぁ?成績トップの咲夜様が平民の俺にどの様な御用ですか〜?」
姉との事もあって、八つ当たりに皮肉を言ってみる。
「おいおいwいきなりそりゃあないだろーwお前だって毎日3時間も勉強すりゃ俺くらいにはなるぞ〜」
それが出来ないからこんな成績なんだよ、、、
「で、何だ?姉ちゃんと色々あってあんま機嫌よくないんだけど」
「あ〜またイチャついてたのかwおーっとぉ切るなよ?w」
「うるさい、切るぞ」
「まぁ〜まてまて。本題に入ろう、お前もう進路決めたか?」
急に真面目な声に戻る、どうやら本当に真面目な話のようだ。
「まだだよ、つか高校行くかどうかさえ怪しい」
「お、丁度よかった。なぁ、ゲームの専門学校って知ってるか?」
「代〇木とかだったら切るぞ」
「違う違う!ゲームをする専門学校だよ!」
「何だそれ、そんなのあるわけ無いだろ」
「それがあるんだよ!ギルティっていうカクゲー専門なんだけどな」
「それがどうしたっていうんだ、、、、俺とお前には関係ないだろ、、、」
「いや、その、、、さ。一緒に受けてみないか?」
「、、、、へ?」
間抜けな声が出てしまう。この男は何を言っているのだろうか。
「嫌ならいいんだ。ただ、俺は何か人とは違うことがやってみたくてさ」
「で、何で俺なんだ?」
「だって、俺たち親友じゃん」
一瞬で顔が赤くなる。
コイツはこういう恥ずかしいことを平然と言う。
過去にコイツが好きな女に告る時に一緒にいたときは口から砂糖をバケツ3杯ほど吐きたくなるようなアマアマな台詞を言ってのけた。
「ま、考えておいてくれ。じゃ、詳しくは明日学校で。」
俺の返事を待つ事無く、電話は切れた。

「で、さっきの電話なんだったの?」
夕食の合間に姉に尋ねられた。
「咲夜から、進路のことで色々と」
「あぁ〜、あの子かぁ。流石、聖と違ってシッカリしてるわ」
はいはいそうですよーどうせ俺は駄目な子ですよー。
「聖も進路、早く決めなさい。願書の受付は明後日よ?」
母親と姉に挟み撃ちにされる、おかげで好物のカレーの味がよく分からなかったじゃないか。

風呂から上がって部屋に戻る、そのままベッドに倒れこむ。
「はぁ、専門学校かぁ、、、」
ここで考えても答えは出ない、明日咲夜に聞いてみよう。
そうと決まったと同時に体はブリキの玩具の様に、思考は硝子の様に透き通っていった。

下手糞だけど書いてみた、更新遅いだろうけどなるべく頑張ります(´・ω・`)

156名無しさん@2周年半:2006/08/11(金) 10:09:23 ID:fUYeSNZI
えっ…えっと…
か、勘違いしないでよね!
GJしに来たわけじゃ無いんだからぁ!

157名無しさん@2周年半:2006/08/11(金) 16:50:02 ID:IST72r0.
新規職人さんが増えて、これはもしや活性化の予感?
wktkあげ
皆さんGJ!

158名無しさん@2周年半:2006/08/11(金) 17:57:52 ID:OJGYCdRU
GG初心者からの話しか!wktk

159名無しさん@2周年半:2006/08/11(金) 21:44:38 ID:f.gqshOo
朝、いつもと同じ道を気だるそうに歩く。
何故こう毎日のように学校に行けばならないのか、人間は(以下略
何度目かの欠伸をしたとき、昨日の電話の相手、咲夜の声が背中越しに聞こえてきた。
「おっす聖ー、相変わらず眠そうだなw」
「お前はホント元気だよな、、、こんな朝早くから」
「おう、体質だなwそれよりどういう風の吹きまわしだ?いつも遅刻ギリギリにのんびりと来るお前が」
今の時刻は午前6:00、校門が開いているかどうかも怪しい時刻である。
何故今日に限ってこんなに早く起きることが出来たのか、この俺が知りたいくらいだ。
「知らん、俺が聞きたい」
「それより、昨日の事、考えたか?」
「昨日の事?」
はて、何だったっけ。頭の中には霧が充満していて何も見えない、否、思い出すことが出来ない。
「まだ寝惚けてるな、、、進路のことだよ!進路!」
あぁ、思い出した、ゲームの専門学校だっけ?たしか、、、
「ギブミィ、、、じゃないよな、何も欲しくないし」
「ギルティだよw頭働かせろw」
そう、ゲームをするだけで良いという夢のような学校の話。そしてその学校に一緒に行かないかと誘われたのだ。
「完璧に思い出した、にしても天才のお前が何でそんなところに興味をもったんだよ?」
「うーん、なんだろ、、、人と違うことがやってみたいと思ったからかな」
「はぁ?」
天才には普通の幸せすら退屈ときたか、全くもって贅沢な話だ。
「だからといって一人で受けるのは不安だろ?で、誘える友達もお前くらいしかいないしさ」
本当はよい意味で言ってくれたのだろう、しかし低血圧モードの俺には嫌味にしか聞こえなかった、こんな風にしか考えられない自分に嫌気がする。
「あぁ、で、、、そこは学力とかはどうなの?偏差値50超えだったら俺は無理だぞ」
「いや、試験は学力じゃなくて、、、」
「なくて?」
「実技、ギルティをプレイさせて判断するらしい」
「はぁ?」
本日二度目
「今までそんなものの存在さえ知らなかった俺達がどうするって言うんだよ?」
「どうするって、、、練習するんじゃん」
「練習って、、、」
「塾はやめてきた、親も説得済み」
やりだすとなると耳を貸さない、あまり知られていないこいつの唯一の悪いところだ
「はぁ、わーったよ、ギルティでも何でもやってやるよ!!」
「よし、んじゃ放課後。校門でな。」

その日の授業はいつも以上に頭に入らなかった

160名無しさん@2周年半:2006/08/12(土) 01:39:46 ID:epg8zYY2
>>159
wktkwktk!!

161154:2006/08/12(土) 22:00:29 ID:yj14KU4Q
ごめ、書いてる途中で戻る押しちゃって30分以上かけて書いてた文章消えちゃった、、、
また同じ文章書くのは無理なので少し内容薄くなることは勘弁orz

−放課後−

今日に限ってHRが長引いた。
もう咲夜は校門にいるのだろうか?自然と早足になる。
予想通り彼はいた、他の友達に囲まれる形で話をしていた。
そこに立っているだけで人が集まってくる、一種のカリスマだろう。
その輪の外で立ち往生している俺を発見した彼は、周りの人達に軽い挨拶を交わして俺の方に向かってきた。
「すまんすまんw友達と話しこんでた」
「元々俺が待たせてたんだ、謝ること無いよ」
さて、行くかと言うなり咲夜はゲーセンに向かいだした。
ゲーセンなんて小学生以来だ。まだロックマンのゲームとかあるのだろうか、、、ブルースとか使えるやつ
などと考えているうちに俺たちは目的地に到着した。
NYAO、この町で唯一のゲーセンで、ニャオと読む。マスコットキャラクターの猫がなんとも愛らしい。

中に入るとそこは別世界。外に漏れないのが不思議な位大音量の音が鳴り響く世界。
「聖ー!あったぞ〜、こっちだ!」
咲夜に案内されたそこにそのゲームはあった。
幸いプレイしている人はまだ居なく、練習する絶好のチャンスだ。
互いに台につく。さて、どのキャラを使おうか。
(何だこのキャラ、貞子?変なキャラだな。コイツの技表はー、っと溜め系がある、楽だしコレでいいか)
一方の咲夜は金髪ロンゲのチャラチャラした兄ちゃん。
意外だな、主人公系の金髪真面目兄ちゃんだと思ったのにな。

HEAVEN OR HELL

DUEL 1

LET'S ROCK!

戦闘シーン後で書きます(´・ω・`)

162名無しさん@2周年半:2006/08/12(土) 22:08:47 ID:b/mR6WGI
>>ブルースが使えるロックマン

そのゲーム近くのゲーセンにあるwwww

163名無しさん@2周年半:2006/08/12(土) 22:28:49 ID:59p4Tr/A
貞子?変なキャラ?溜め系!?
ヴェノムのことかーーー!!

164154:2006/08/13(日) 01:02:11 ID:iI5O/nJg

さて、まずは技の確認からだな。
お互い考える事は一緒らしく後ろジャンプで後退。へぇ、このゲーム二段ジャンプできるのか。
P まぁ一番弱い技か。
K 何かパッとしねぇな
S お、結構長い
HS 隙が大きいし威力ある技かな?
スティンガー 飛び道具、ビリヤードの玉とか、、、
カーカス 斜めに反射か、ジャンプしちゃって出しにくいな、、

まぁ確認はこのくらいで、、、と
とりあえず突っ込んでみるか
俺は一気にダッシュで近づk、、

ペチ

(!!っ、何だあのリーチ、物理的に考えてあんなの真っ直ぐ放れるワケねえだろ!)
そこから咲夜も味を占めたか、その技ばっかり振ってくる。クソ、このゲームおかしい、、
あと何か技は、、、
『ダブルヘッドモービットォ!』
ガガガッ!!
うは、この技ツエェwコレがこのキャラの主力技か。
よし、もう一回。
『ダブルへッ』
『冷や汗でてるぜ?オイ』
カウンターまで持ってんのかよ!?あー咲夜運いいなぁ。勝てる気しねぇ、、、



そのまま咲夜に封殺されて俺の負け、、、
「やってらんねぇ、、、」
「まぁ、まぐれだよまぐれwそんな怒らないでw」
怒りたくもなる、何かしようとするとペチペチペチペチ
隙あらばとダブルヘッドすると冷や汗出されちゃうし
「はぁ〜、もうやめた」
「そんな事言うなよ〜。ほら、池田屋でなんか奢るからさ」
池田屋とはこの町にある食堂である。
扱うジャンルは幅広く、和食からイタリアンまで、なんでもござれ。
そんじょそこらのファミレスなんか目じゃない、人気の店だ。
「く、しょうがない、、、付き合ってやるよ、、、」
「お前あそこの話が出るとホント弱いよなw」
俺は池田屋の大ファンである。池田屋か、全人類の命かと問われたら池田屋と言うだろう。
『ユウハンハベジタボー』
「あらら?」
「ん、どうした?」
CPUとの対戦が強制的に中断、画面が切り替わる。
「話してる間に乱入されたな」
「どうしよ、勝てないよ〜」
「そのキャラメッチャ強いから大丈夫だろ」
「うーん、、、」
と、相手がキャラを決めた。初期カーソルのキャラ、何かガラ悪そうな兄ちゃん。

HEAVEN OR HELL

DUEL 1

LET'S ROCK!

『ネッテロォォォ!!』
開幕にP出したらなんか炎の昇竜拳で燃やされてる。
『ガンフレイム!!』
咲夜は防御に徹する、が
『は!』
掴まれて地面に叩きつけられる。
『てぇや!ふっ!いただきぃ!ふっ!いただきぃ!ネッテロォォォ!!』(2HS>JS>JD>JS>JD>Sヴォルカ)
なんか、、、メッチャ喰らってるんですけど。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

結果は言わずもがな、運よく一発だけ返し技が決められただけ、後は殆どパーフェクト
「くはー、実力の違いを見せ付けられたねー」
コイツは負けてもスッキリしている。つか見てた俺のほうがムカついてた。
俺は真っ先に向こうの台に居る奴に方に向かって歩き出した。
完全に初心者狩りだろこれ!くっそ、どんな奴だ、、、
「おい、おま、、、」
「ゴメンねー、初心者だとは思わなくてさ〜」
そこに居たのは、ヤンキーでもなければヒョロでもデブでもない

綺麗な女の人が居た

165名無しさん@2周年半:2006/08/14(月) 16:03:23 ID:ELkXCs.M
>>164
GJGJ!!

166名無しさん@2周年半:2006/08/15(火) 11:16:12 ID:e2NmK9vc
154氏GJです!
同じ惨劇が起きないようにtxtに書いてからコピーしてみては?

167143:2006/08/15(火) 14:55:26 ID:zYO228mM
「対抗戦か…」
駅前のゲーセンでテスタメントで日課のCPU戦をこなしつつ今日の昼の出来事を思い出した。 日野アリス、初日以来一部で「姫」と呼ばれ対抗戦の優勝にもっとも近いソル使い。
夕飯はベジタボー
赤く染まる画面にいつもの聞き取り辛い英語。
ああやっぱりギルティはこうでないと。相手のキャラはソルのようだ。

デュエルワン!レッツロック!

168名無しさん@2周年半:2006/08/16(水) 19:41:11 ID:XJwPz1O2
>>143
GJ!670氏のように長くはないが早い更新で嬉しいですよ

169670:2006/08/17(木) 03:10:06 ID:pq7jKtxc
PCが起動しない…(マテ
幾ら馬鹿な俺でも無意識の内にOSぶっこ抜いたりするはずないしなぁ…



「ね、強いんだねっ」
あれから乱入されることもなく、CPU戦を終えて軽く背筋を延ばした菜津奈。
(…さっきのカイの人?)
話しかけて来たのは……何かこう、元気そうな女の子。
「どこのクラスの子なのっ?」
「…うー、まだそういった書類を受け取ってないんです」
「え……編入生さん?」
「まぁ、一応…はい」
適当に曖昧な受け答えをする。何というか、えーと、関わるとアレな気がする。
「…ごめんね?
本当はカイなんか使いたくないんだけど、っていうか私って元々メイ使いなんだけど、っていうかその前に自己紹介だよねっ♪」
──関わっていいの?
(……もう巻き込まれてるみたいです)


夏川 深空。
それが少女の名前。
「へぇぇ、菜津奈ちゃんって言うんだねーっ」
手を握られ、ぶんぶん振り回される。とりあえず肩が外れることも肘を痛めることもなく、『握手』の範囲だった。
(…自己紹介はクリア)
──後はカイとかメイとか云々か…。
長話にならなければ良いけど。


「で、クラス内でキャラランダム・チームランダムのトーナメントやったんだよ」
はい、長話になりそうな予感。
(眠くなってきた…)
──我慢。
「……そしたら、『カイの方が強い』って言われちゃって。
本当は使いたくないんだけど『メイ使ってても、あの人には追いつけない』って言われて…。
もうね、もうね、すごいショックで……っ」
突然、泣き出す。
今までの話を聞く限り、深空という人物は『他人からの評価を過剰に気にしてしまう』らしい。
「でもね、分かってるんだ…。
わざわざ2年生の教室まで行ってあの人のプレイを見た時、本当に私なんかとはレベルが違ったの。
あ、その人ね、2年生で最強レベルのメイ使いなんだよ。メイのコスプレしたりするぐらい、メイが好きな人なのっ♪
彼女持ちじゃなかったら速攻で告っちゃうのになぁ…」
テンションの上下が早い。いや、それよりも。
(……家でヘラヘラしながら3人の女の子に囲まれてる『ただのスケベ』が学年最強メイ使いだなんて…)
──まぁ、あの対空投げは反則級の強さだし…。
(お兄ちゃんの使うメイだけヴォルカ持ってますよね)
──その例えは言い過ぎ……だけど、あながち間違ってもいないような気がする…。

170795:2006/08/17(木) 14:11:13 ID:LmihDJXY
前回は前スレ>>890でス。
やたらテンション高い独り言少女、断定歩の話です。
前回が半端なとこでちょん斬れたので、前回分もまとめて貼り付けー。




タッタッタッタッタッタたんったんったんぱた、ぱた、ぱた・・・・・・

歩「・・・ふぅ。」
ジャスト7:00、校門到着。
・・・うーむ、キャミにパーカーはちょっと暑かったか。汗が。

歩「や〜、二日目からこの時間に来る奴も居な〜いよねぇ、やっぱ・・・なははは・・・・・・」
とは言っても、これが自分の生活時間なのだから仕方ない。今は家も近いしね。
もちろん、こんな早くくるからには今日のわ○こは録画予約してある。

?「おはよーございますー。」
歩「Σおっとぉ!?(ずざーっ」
思わず振り向きつつ後ずさりながら正拳突きの構えをとってしまう。

歩「あ、なんだ。泡沫水さんじゃん」
水「はい。泡沫水、水兎々(みなわみ みとと)です。おはようございます断帝さん」
歩「あ、はい、おはようございまーす」
にこっ、と当たり障りの無い笑みを浮かべる水兎々。
だがよく見ると冷や汗がたらり、どうしたんだ?

水「あの、私にぱいるばんかーしないで下さいね・・・?」
Σあたしのせいか!?
さっさとに構えを解いて、歓迎の印に両手を柔らかく広げながら近付いた。
あわよくば抱きついたれ。

歩「いやーあははははえへへへへ・・・(苦笑」
すたすたすた。
じりじりじり。

・・・。

すたすたすたすた。
じりじりじりたたんっ。

歩「・・・なんで逃げるかな?」
というか、バックステップしよったこの娘。
カイと同じようなモーションだったけど・・・自分がやられると、結構へこむねコレ。拒絶されてるっぽくて

水「・・・ぷ、プレッシャーが・・・・・・(汗」
歩「プレッシャーって・・・別に戦ってるわけじゃないのに・・・(汗」
水「と、とにかく行きましょうか!」
歩「Σあっわっ、ちょ、待ってー」
と、そのまま二人で歩き出した。
正面からEカップを楽しもう計画、失敗。
ちぇ。

歩「さてさて。いったいどこへ何しに行くのやら」
水「Σえ、歩さんなにかアテがあるんじゃないんですか?」
歩「いや〜〜〜・・・・・・なんというか、習慣?」
水「えぇぇ、だってまだ二日目ですよ・・・?(くすっ」
歩「なはは・・・やぁ、まぁ、健康優良児とか?//」
うん。笑ってくれた。笑ってくれたのは嬉しい、けど
変な人とか思われてそう・・・く、自分で言ったこととはいえ、恥ずぃ//

水「歩さん、ちょっと変です・・・ふふっ」
言われたしOTL

歩「なーによーーう、も〜〜・・・・・・。」
腕組んでそっぽ向いてやった。ふんだ。

水「くすくすくす・・・・・・♪でも、よかったです」
歩「うい?」
水「歩さんって、普段からあんな風なのかと思ってて・・・」
歩「Σなっ、いっ!いくらなんでもヒドすぎないそれ!?」
危うく往来でうつぶせダウンするとこだった。
水「うふふっ、だって昨日はハイテンションなままでしたし?」
歩「Σあうううう」

そうなのだ。昨日は結局テンション100%のまま、全力で駆け抜けてしまった。
おかげで拉致のような部活や委員会の勧誘は全て切り抜けた。けど、余計な武勇伝を残してしまった・・・OTL

171795:2006/08/17(木) 14:12:04 ID:LmihDJXY
水「なんていうか、歩さん凄く頼もしかったです・・・」
歩「ニヤニヤしながら言われても嬉しくなぁぁぁい!!あぁあああーもーあーうーーあーーーー(ぶんぶん」
水「くすくす・・・♪」


ヴぁーヴぁー呻きながら歩いていると、あっと言う間に玄関についてしまった。
まだなんとなく冷たさの残る空気が迎えてくれる。
活発に動く鳥の鳴き声と、どこからか聞こえるかすかなノイズ・・・あぁ、これはギルティの音かな。
学校っていう場所にいるのにゲームの音が聞こえてくる。
・・・なんだか、悪い事をしている気分になってしまうのは仕方ないよね?


おーっとと、そんなことやってる間に泡沫水さん行ってしまふ。上履き履いて行かねば。
歩「っしょ、っと」
ば こ ぉ ん ! と豪快な音が響く。

水「ひあ!?(びくんっ」

ふっつーに驚いたらしく泡沫水さんが振り向いた。

歩「あはははは!!ごめんごめんっ(汗」
水「・・・い、いえ。こっちこそ睨んでしまってすみませn「うるさいです」ひあああああああ!?」

あわわわわわ!と見るからに狼狽した泡沫水さんがよろけている。
そのすぐ背後から、かなり背の高い子が顔を出している・・・というか、居る。
いや・・・だって前髪で目が隠れてるんだもんさ、っていうか注意されたのあたしじゃん!?

?「上履きを放り投げたら駄目。埃が舞うし、今みたく意外に大きい音が出るのだから」
歩「あ、えっと、はい・・ご、ごめんなさいッス・・・(困」

すたすたすた、柔らかい動きであたしに近付いてk・・・・・・でかいね、これは・・・並みの男子以上・・・

?「えぇ、これから気をつけましょう。・・・それと」

ずいっ、と肩にを手を乗せられて・・・ん?

?「・・・埃、ついてた。ただでさえ、昨日あれほど豪快だったのだから、注意しないとおかしな称号貰う、断帝さん」
歩「Σふぉあっ!?おおおお見知りおきでしたか!?」
?「・・・瞬、間移(またたき、まい)。クラスメイト」
歩「・・・・・・ごめんなさい土下座するので許してくださいOTL」
瞬「・・・断帝さんの、ひとつ後ろの席」
歩「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どっ、土下寝でどうかひとつご勘弁を・・・O__」
瞬「・・・HR後、一番最初に戦った」
歩「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すみません今すぐ江頭倒立しまs(グキッ」
水「Σ歩さぁーーーーーーーーーーーーーーん!?」

172795:2006/08/17(木) 14:13:00 ID:LmihDJXY
―――――――――――――。



歩「ふぬぁーー、がっぺむかつくー、うぉぉあー・・・・・・・Σはっ!?」
水「あぁ!!歩さんっ気がつきました!?」
歩「・・・あれ・・・?・・・あ、うわ、授業初日から保健室かよあたし!?」
水「(がくっ)・・・・・・げ、元気そうで何よりです・・・まったくもう(苦笑」

あはははくすくすくす、と二人ともなんとなく笑ってしまった。

瞬「・・・ごめんなさい。」
水「Σわ、っと、瞬さん・・・」

音も無く例の彼女が現われた。
・・・あぁあああぁぁぁ申し訳なさで胸がいっぱいになってきたぁぁぁ!!!!
どうせならこのままバストも大きくなればいいのにってそういや瞬さん何気に私といい勝負かもーっ!

歩「あーあーいやあのなんていうか私のほうこそごめんなさいというか私が悪いですごめんなさい(ぺこぺこ」
瞬「・・・気にしてない。それよりも・・・服、綺麗にしておいたから、安心して」

すいっ、と折りたたまれたパーカーが差し出される。うお!?シワひとつない!?

歩「Σへ!?わわ、うわ、あの、なんていったらいいのか、あっぁ、ありがとう!!」
瞬「・・・クリーニングが必要な汚れは無かった。床が綺麗で、幸い・・・」

あまり会話が噛み合って無い気がした、というか私の理解が追いついていないだけなんだけど、

何故か、見えないはずの瞬さんの目と目があった気がして、大丈夫だと思った。


歩「あはははは・・・(照」
瞬「・・・・・・・・・ん (にこっ」





水「あのーお二人とも」
歩「Σはうっ!?(びくんっ」
水「・・・そんなに驚かなくても(汗」
歩「いやいやいや、あはははは・・・・(苦笑」

言えない。
瞬さんと話すと目線が上向くから
泡沫水さんの背だと見えなくなって
実は今ちょっと存在忘れてたなんて
言えない。

水「とりあえず、もうHR始まりますケド・・・」
歩「Σなんですと!?」

焦りながらぎょろぎょろ時計を探す。
無い。
見当たらない。
あれ!?時計どこよ!?

瞬「ほんとだ。もう先生は来てる頃」

瞬さんの視線を追う。

歩「Σ見えないっ!?」
どうしてちょうど私の真上の壁にありやがるかこの時計野郎っっ!!
尻なんか見せやがって何にも意味ないじゃんっっ!!!

水「あの、歩さん動けますか?動けるなr「大丈夫大丈夫全然いけるからとりあえず行こう遅刻してしまうっ!」」
言うが早いか動くが先か、毛布を掴んでぐるり、アンダートウの動きでまとめつつすぐにベッドから降りる
瞬「これ靴」
歩「さんきゅっ」
瞬「あと鞄」
歩「ありがとっ」
瞬「教室へは扉出て左」
歩「うっしゃあっ!!」
瞬「授業開始まであと3分」
歩「全力ダッシュ!!!」
すたんっぱしっ、とんとんとんぱしっ、だかだかだかだか・・・・・・・・・



水「え、ちょっと、ままま待ってくださぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁうわぁぁぁぁぁぁん(泣」
ぱたぱたぱたぱた・・・・・・・・・

173795:2006/08/17(木) 14:14:18 ID:LmihDJXY




――――――――。




泡沫水がぜぇはぁ言いながら教室前に辿り着くと、遥かに先に行った二人が立ち止まっていた。


水「・・・ぁ・・・あの・・・はぁ・・・どうしたんです・・・ぜぇ、かっ・・・?」

何故か似合わない重い空気を纏いながら、断帝が答える。

歩「・・・もう始まってるみたい」
うーぁー、汗が一気に嫌ぁーな汗にぃー・・・いきなり晒し者かなぁ・・・

水「Σそんな・・・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・ど、どうしましょう・・・」


しばし沈黙、静寂、ヤな感じ。

断帝も泡沫水もなかなか教室の扉をくぐることができずにいると、瞬がおもむろに呟いた


瞬「・・・・・・私が先頭で行く。ついて来れば、大丈夫・・・かも」
がらり、歩達が声をあげる暇もなく動き出す瞬。

しーん。
クラス中が瞬達に注目した。


瞬「遅れました。申し訳ありません」
教師に向かって軽く頭を下げ、胸を張って毅然と言う。

瞬「人が一人倒れたので保健室へ行っていました」
周囲の視線が、教師が、瞬達に問いかける前に畳み掛けるように続けた。

瞬「よろしければ授業へ参加させていただきたいのですが、席についてよいでしょうか?」
ゆっくりと力強く、透き通った声が響き渡る。

教師「・・・え、と・・・・・・いいですよ、席について」


すたすたすた・・・がたごと、ががっ



教師「んっん!っと、まぁ要するにとにかく誰よりも強くなればいいというか・・・・・・」


しーん。

教師が、不器用に心構えを説いている。

生徒が、緊張して話に聞き入っている。

誰一人、くすくす笑いをこぼしたり視線を送ってくる人はいない。

すぐ後ろを見る。

瞬さん、背筋がぴんとしていて、なんだか誇らしそうに見えた。

やがて、私も先生の授業に聞き入り始めた・・・・・・・・・。

174795:2006/08/17(木) 14:14:44 ID:LmihDJXY







――――昼休み。




ざわざわごうごうと生徒達が活動する音が聞こえてくる。
しかしどこか遠い・・・恐らく2年生の校舎から届く音なのだろう。
私達一年生の校舎は、新たな学校生活の幕開けに疲れたのか、どちらかというと静かで風のそよぐ音が耳を撫でる。


歩「・・・・・・づがれどぁ」

断帝がぐでぇ、と机に突っ伏した。もう無理、と全身で語っている

水「あらら・・・そんな、体育の後とかじゃないんですから(汗」

わりと平然と、近寄ってきた泡沫水が声をかける。

歩「やーははは・・・・・・なんか、こー、肩に力が入って抜けなくってさ・・・・・・」
瞬「・・・無理もない。意外に、難しい話だらけ」

テンションは低めだが、疲れたというわけではなく穏やかな声質で瞬が話す。

水「でもでも!ギルティの学校に来たんだなぁって感じ、しませんでした?」
歩「あ、うん、それはした。今まで学校でされる話なんてろくに聞こうとしてなかったけど、聞いちゃったもん」
水「ですよねですよねっ、興味をそそられるというか、受けたくなる授業というか!」
瞬「空気が違う。やっぱり、嬉しいよね・・・好きなことの話」
歩「だねー、今日は疲れちゃったけど、きっとこれから先は楽しいよ。うん。そうに決まってる」
水「だといいですね!私、どんどんわくわくしてきちゃってます!」
瞬「大丈夫。皆が、ここにいる皆が同じ気持ちを持ってるから。大丈夫」
歩「ん・・・?ごめん、ちょっとわかんないんだけど、皆って・・・?」
瞬「・・・ここにいる全員が」
歩「全員が?」
瞬「ギルティが好き。誰とでも、ギルティで話せる。戦う、同志」
歩「・・・。」
水「・・・。」
瞬「・・・。」
水「いいです!それっ!素敵です素敵な考え方ですよ瞬さんっ!!」
歩「うをを・・・・・・確かに、考えてみると凄いことだ・・・」

そうなのだ。
今までは、ゲーセンに四六時中通っていることなど隠して当然。
ギルティの話題で話すなどなかなかありえることではなく、さらに言えば私達は女子だ。
ゲーセンに行くことを親に禁止されてる子も少なくないし、女だからと受ける弊害もそれなりにある。
たまに仲間が居たとしても、ガトリングすら拙いような、違う「好き」でやってる子がほとんどで。
ゲーセンの常連の人たちに声をかけても、どこか1歩引いたとこでしか話せず、黙々と対戦できれば良い方で。

瞬「存分に楽しもう。戦って、学んで、話して」
水・歩「うん、うんっ。」
瞬「そう。私達はこれから、ここで、生きる。この・・・」

三人「Sammy社立ギルティ専門高等学校で!!」



オゥアーオゥアーオゥアーオゥアーヴォルカニックヴァイパーー!!スラーッシュ!!


昼休みが、終わりました。

三人「Σフォアッ!?」

175名無しさん@2周年半:2006/08/18(金) 00:13:14 ID:CUYgYD5.
職人様グッジョッブ


さて、夏バテか若干活気が停滞気味なので妄想スレらしいことしませんか?
というより新規さんなどのために設定の確認なんですがね。あと疑問もあるのでついでに聞きたいです。自分は全作家の作品や初期設定を把握してるわけじゃないんで補足などよろしくお願いします。


この学園のクラスには普通のとキャラ別があり、多少の一般の勉強もある。体育館などがあることから体育があるのかもしれない。あと学校祭や修学旅行などのイベントは普通にある。

入学は通常受験や編入があり、私立なので結構作者の意図で出入りは容易。

学内のいたるところでギルティが可能。委員・部・クラブ・同好会活動も盛んである。ただし変なのも多い。

大会出場は比較的自由。初期案に一般大会への出場どうのこいあった気がするが気のせいだろう。



疑問として学生寮や学生食堂はあるのか。あった場合男女分けについてはどうなっているのか。
学園の全体像の絵が欲しいのは贅沢ですね。はい。
初代のころからあるから卒業した人はどうなってるのか。
全校生徒は約何人くらいなのか。また学年についても。




結論言うと、書きたいけどよくわからないこと多いから聞きたいだけなんだけどね!

176795:2006/08/18(金) 01:05:39 ID:N84DN1MY
>この学園のクラスには普通のとキャラ別があり、多少の一般の勉強もある。体育館などがあることから体育があるのかもしれない。あと学校祭や修学旅行などのイベントは普通にある。
キャラ別クラスはどうなんでしょうね。普通のごちゃ混ぜクラスがほとんどのイメージがあります。
一般の勉強も、例えば英語ならギルティの名前関係、数学ならF表暗記からダメージ計算までとかそういう関係ありそうなものというか。
逆に、普通の勉強があって試験で悶えてる生徒達もみてみたいし、好きにしていいような・・・。

イベントも作者の好き好きでいいと思いますよ。別に競歩とかしてもいいしw
ネタにしやすかったらそこを書くとかそんな感じじゃないでしょうか。


>入学は通常受験や編入があり、私立なので結構作者の意図で出入りは容易。
ミギーが相当好き勝手やってますね。警備も甘いというか、ゆるめというか。
まぁ、いたるところに人が居るんでしょう。

>学内のいたるところでギルティが可能。委員・部・クラブ・同好会活動も盛んである。ただし変なのも多い。
これはもう、保健室にすら設置してあるくらいですし、下手したら筐体レンタルとかあるかもしれませんw
とりあえずトイレには無いってくらい?w

>大会出場は比較的自由。初期案に一般大会への出場どうのこいあった気がするが気のせいだろう。
一般大会出場禁止、は意識してる人もしてない人も、あえて破る人も居ますね。
っていうか、生徒次第。
永園くんとか、禁止されても絶対守らなそうですし。

>疑問として学生寮や学生食堂はあるのか。あった場合男女分けについてはどうなっているのか。
単にメニューが変な学食だったり
おばちゃん最強だったり
一体どこの巨大レストランかってくらいでかかったり。

>寮
とりあえず、規模がでかそう。
→部屋にも色々ありそう→安い部屋だと男女混合の可能性とかもあるのでは。

・・・ぶっちゃけて言えば、無ければ作っちゃいましょうとかそんな感じが。



>初代のころからあるから卒業した人はどうなってるのか。
ゲーム関係の仕事に就いたり、アークの社員になったり、そのまま教員になったり、ぐらいは出てますけど・・・
やる気がある生徒は2年の闘劇が終わってから進路考えて、残りの時間全てをつぎこんで頑張って何かになってるのでは。


>全校生徒は約何人くらいなのか。また学年についても。
全校生徒はどのくらいなんでしょうね・・・AからZ組まであったら相当行きますが。
というか、学校の全容事態謎だらけなので、誰もなんとも言えないような。

学年はとりあえず2年までで統制とれてません?



・・・とまぁ、ここまで勝手に私的ギル校観を書かせてもらいましたが

結論:好 き に し て − !!川;´∀)

177名無しさん@2周年半:2006/08/19(土) 17:10:50 ID:vlkVol0I
とりあえず各作者によって細かい設定は違うものもあるからその辺は>>795氏の言うと通り好きにしていいかと
でも、自由にしていいのと駄目なの(寮の有無など)はあるはずで、
その辺は明確にしてもいいというか、あったほうがわかりやすい。
というわけで、密かに>>175氏に期待して、そういうのは決めてもいいんじゃね?

といっても、これまでで結構設定は出揃ってる感があるような・・・
>寮
どの作者かはわからないけど、確か入学手続きみたいなのであったと思う
規模はワカラネ
>一般の大会
どの作者かはわから(ry、確か基本的に出場は禁止だった希ガス。でも結局自由
>筐体
>保健室に置いてあるくらい
これ俺が昔書いたネタだけど、覚えてくれている人がいてくれて素直に嬉しい。
俺はトイレにもあると思ってるw
>授業
これは明確に決まってないというか、誰も真面目に授業を受けてないようなw
「その日の授業はあまり耳に入らなかった」とかの表現が多くて決まってない。

後、バイトは学校に給料の1割か2割を上納することでできるとかいう設定も
あったようなきがする。

こんなところしか思い出せないから、誰か補完よろ。長文失礼

178名無しさん@2周年半:2006/08/20(日) 04:05:01 ID:Oqk9ROwc
さぁ、ここギル高スレで1番人気の試合でも決めないか?
俺は聖様vs郁瀬だな、松瀬vs三綾のフォモ同キャラも捨てがたいが。

179名無しさん@2周年半:2006/08/20(日) 11:40:02 ID:1p0nwgO6
松瀬VS三綾の試合は梅使いの俺をフォモ使いにさせた。

180名無しさん@2周年半:2006/08/20(日) 15:52:47 ID:wnUI54M6
空気読まずに書き込みますよ
読み切りかな?、書いてみたいな、と思ったんでw





某日、ギル高の文化祭・・・
昇降口を少し進んだ所にある総合案内所。そこに(奇抜な格好の)一組の男女がたたずんでいた。
彼らのこれからの仕事は、『学校案内』である。
男「誰も来ないッスねぇwwwww」
女「誰も来ないにゃあ〜w」
男「このコスプレがいけないんじゃないッスか?wwww」
女「しょうがないじゃん。これ着とかないとコスプレ大会に間に合わないZE!
  ・・・ををッ!だれか来たみたいよ〜。うむ、あれは確実に中学生。『学校見学』に来たに違いないッ!
  時間的にもあの子で最後なんだぜ!挨拶に行ってきて〜」

見ると確かに一人中学校の制服を着た人が立っていた。
すこし視界に入る痛々しい二人に怖じ気づいているようだ。

男「ようこそSammy社立(ryへ。きみは学校見学を御希望かな?」
 「はい・・そうですけど・・・」
男「それなら良かった。まず自己紹介をしておこう。おr・・ゲフンゲフン
  私の名前は蓮羅 王(はすら わん)。・・・この髪の毛は地毛だからな。」 

身長は175センチほど、少しやせているくらいだ。長く伸びた・・・白い髪を前に垂らして
今日だけであろう『模様』を入れている。そう、彼はヴェノムのコスプレをしている。
やはり、顔はよくわからない・・・

王「私が今回学校案内を担当させていただく。後もう一人いるはずなんだけど・・・」
女「呼ばれて?」
王「飛び出て!!11!・・・ハイハイ、紹介します、こちらh「邪魔立てをするなあッー!」

メメタァ

女「はい、紹介します。ワタシは、佐藤 一二三(さとう ひふみ)って言います。ざとーにーさんって覚えてクダサイ!!
 ちなみに髪の毛金色は今日だけなんでw」
こちらは身長160センチほどスラッとした体を黒いタイツで包み、
期間限定金パは眼帯に模したヘアバンドでとめている。
ザトーのコスプレをしている。

181つづき:2006/08/20(日) 16:54:13 ID:wnUI54M6
佐「さぁ、出発しようかにゃん!1!!」
王「ちょっと待て。わかったからテンション高くなるとセンチネルぶっぱするのはやめてくれ・・・
 あ、すまない。君の名前を伺っておこうか。後使用キャラも・・・一応。」
 「名前は、二頭のb・・・二頭(にがしら)っていいます1!!使用キャラはヴェノムです。ヘタレだけど・・・」

王「わかった、ヨロシクな。それではしゅっp」

そこで意識は途切れた・・・。

数分後。

王「イタタタ・・・体中が痛いが何が起こった?」
佐「うんとねぇ、まずきれーな髪の長いおねーさんから一発パイルカウンタッ食らって
 ムネのサイズが・・・圧倒的小宇宙の女の子に上段ミストループ>ステジャックループ食らった後
 メイコスが超似合ってた人に邪魔だよ〜んされたあと、無駄にアルミロッカー抱えた女の子に
 ダウン追い打ち断罪されそうになったのを止めたのよ、この子が。」

二「ガクガクブルブル」
王「うはwwwwwwwwwwおまwwwwwwとめろよwwwww」
佐「ちなみにものすごい勘違いだったそうよ。すごい殺気だったからきっとリアルでオメガルガールくらい強いわねwwww
  あ、ギル高に超人は極一部しか居ないから気にしないでwww」
二「ガクガクブルブル」

王「まぁ・・・シショリそうだけど出発しよう。まずは食堂だ。」

夕方のギル高はまだまだ残暑に見舞われているが、それでも夕涼みと言った気候である。
一日の終わりを憂うカップルやまだまだ筐体の前でアツい一日を過ごしている野郎共。
そんな光景を見ていると、やはりギルティも一つの『手段』なのかなと思う。

王「さぁココが食堂だ。・・・やはり今日はもう注文は受け付けていないな・・・。
  おっ?まだ駄菓子とかは売っているじゃあないか。校長権限でいくらかは無料で配布できるから
  食ってみるといい。 このインヴァイトヘルなんかまずは手頃じゃあないか?」
二「あ、ハイ。いただきます・・・・   あ、チョコ味w。」
佐「あたしはソーダ味、まぁ当たりだったかな?青キャンだっけ?wwwうぇっw」
王「・・・・・くそみそ味・・・・・」

シーン
二「(ヤバイww間が持たないwww)あ、あれなんですか?『何が出るかな?』?」
佐「良いとこ目つけてるにゃあ〜。あれは自販機だよ。まぁ押してミソ〜w」

ガタンッ
二「・・・乾電池」 ガタンッ「キットカット・・・」 ガタンッ「ぐろーいんぐふらわー・・・?」
 「一体何なんですか?これらは・・・?」
佐「ま、こんなもんよっ〜。花札が一枚出てきたときはテンパったけどね〜w」

ガタンッ
王「食堂のおばちゃん(チップ使い)ブロマイドッッッ!!!
  こ、これは・・・おばちゃんの赤裸々な日常が語られているッ!そして何より・・・」

   精神的グロ画像満載・・・っ!!!


王「最近変なんだよなぁ・・・。いきなり髪は真っ白になるし、今日も即死コンボ食らうし、
  ヴェノムにカーソル合わせたはずなのに、ザッパ使ってるなんてことがたくさん。
  そしてグロ画像。俺大丈夫かなぁ・・・。」

二&佐 (憑いてるッ・・・!) 

続く・・・・?

182名無しさん@2周年半:2006/08/20(日) 16:57:44 ID:wnUI54M6
コテつけるほどでもない一発屋ですがまだ続きます。

670氏、キャラ勝手にお借りしましたw
もしかしたらわかんないかもしれないですけどwそれくらい生かせてないですw

駄目だ・・・うまく書けねぇOrz

18320:2006/08/21(月) 13:28:40 ID:3KcsuUlY
( <◎>)フォォォ!
いつか一発ネタにしようと思っていたザトーニーサンを使われるとは…!

テラGJ!

184名無しさん@2周年半:2006/08/21(月) 17:16:17 ID:1RaJFjyA
静岡最強の口プレイゲーセンは沼ミラ、これはガチw
ネタの宝庫だお〜w

185名無しさん@2周年半:2006/08/21(月) 17:17:13 ID:bbnDwxHA
かくとこ間違えたお…

186670:2006/08/22(火) 02:03:43 ID:h5BdAgUg
>>読み切り氏
うは、出てるwww
十分活かせてると思いますけど…

>>184
確かに沼ミラは激しいけどね…ι
…って、こんなこと書いたら俺が静岡勢ってバレるではないk

187名無しさん@2周年半:2006/08/22(火) 12:03:33 ID:lzzp31Gg
>>670氏@オッパ〇
ハッキリ言って誰か検討ついたw静岡でメイ使いの時点でwむしろ高確率で知り合いな件についてww
続き期待してますわ〜☆
大会も期待してますわ〜☆

188670:2006/08/22(火) 22:41:08 ID:QRxXrIrY
>>187
ぇ…人違いでは…?ι
ここ最近はPカラージョニーとSTカラーミリアしか使ってないような…?

続きはもうちょいしたら書く予定でs(ry

189154:2006/08/23(水) 00:26:54 ID:dg7xk7Ow
「いやぁ〜ゴメンゴメン」
ゲーセンからの帰り、俺と咲夜と、、、さっきの強い姉ちゃんもなぜか一緒に、池田屋にいた。
「正真正銘ほんっとの初心者だったんだね〜、少しは出来るのかと思ってついつい頑張っちゃったよw」
ついついで普通3ラウンド全部あんなことをするのだろうか?
「いやー、凄かったですよ。始めてやった俺には何がなんだかw」
咲夜はもう打ち解けたらしく、会話を弾ませている。
一方の俺は、、、、、
「私も実際はそんなに強くないんだよ〜。いつもは普通に負け越しちゃうし」
「アレだけ強いのに勝てないなんて、なぁ聖?」
「、、、、、、、、。 んぁ?」
なんて、間抜けな声しか出てこない。
「、、、、こっちの子はどうしちゃったのかな?」
「さぁ?あ、もしかして緊張してるのか?w」
「、、、、、、、、、、、、んぁ」
「ダメだこりゃ、、、無いものと考えてください」
そりゃ緊張だってする、こんなに綺麗な人が目の前にいるのだ。
あぁーランサーカッコイイな、アーチャーより好きだわ。
原作はやったけどアニメ版カッコ良過ぎ、あ、死んだ。
このように作者の電波も受信してしまう。


「ま、それはそうと。君達なんでこんな時期にゲーセン?受験生なんでしょ?」
真面目そうなこの子達があんなところにいる意味が知りたかった。
「いやぁ、必要なんですよ、ギルティが」
「?新しい勉強方法とか?」
全く分からない、今までやってて とかなら分かるけど、、、、
「いや、受験科目に、、、、ギルティ専門高等学校に行くための」
!!
「まさか、、、、あそこに?今日ゲーセンで100円しか使わなかったあなた達が?無理よ、確立は限りなく0に近いわよ」
「無茶だと分かっています。でも、少しでも確率があるのなら」
「無理よ、、、」
私は冷たく言い放った。
行っても間違いなく落ちる、、、、それは私が一番良く知っている。
だって、、、、
「去年、私落ちてるもの。あそこ」

190154:2006/08/23(水) 00:29:07 ID:dg7xk7Ow
スミマセン、志貫ラジ聞いてて笑いすぎてこれ以上書けません orz
更新遅い+短くてホント申し訳ない、、、

191名無しさん@2周年半:2006/08/23(水) 15:35:01 ID:PwRwuXHo
GJ、だが、Fateはアーチャーの方がかっこいい

192名無しさん@2周年半:2006/08/23(水) 20:58:27 ID:hpFSboTk
俺はランサーのが好きだ。

193名無しさん@2周年半:2006/08/23(水) 23:16:10 ID:GeYQjTQI
>>154氏のSSの方が面白い

194名無しさん@2周年半:2006/08/24(木) 14:10:30 ID:WevotKI2
おれはおまえらのほうが好きだ

195名無しさん@2周年半:2006/08/24(木) 20:58:32 ID:NyPBxaqQ
俺はお前が好きだよ

196名無しさん@2周年半:2006/08/25(金) 11:48:45 ID:RUIGNdFQ
だが無情にも新作のロケテは始まる

197名無しさん@2周年半:2006/08/25(金) 17:12:37 ID:dvMtyrzo
せっかく今回の全員慣れてきたってのに・・・
書けねぇじゃねえか

198名無しさん@2周年半:2006/08/25(金) 21:14:01 ID:.Kjrr/1.
やばいな、64氏はまだ青リロだからな。スラッシュは無しかな?
いや、確かどっかのチーム名で「スラッシュやらせろ」ってのが居た気がしてきたw

199名無しさん@2周年半:2006/08/25(金) 21:50:02 ID:iCeIQY7M
時間軸ずれても問題ない。64氏にはこのままでやってほしー

200名無しさん@2周年半:2006/08/28(月) 00:09:21 ID:tECEWxI6
職人の皆様GJ!!!
最近止まってるようですが、いつも楽しみにしています。
ソルの未来に乾杯。泣かせるぜ・・・・

201名無しさん@2周年半:2006/08/28(月) 13:12:16 ID:L518Lqdg
>>670
あなたの中身が静岡最強の〇〇使い〇〇〇氏だったとはwwワロタ
浜松の人だと思ってた…レベルが150だったらまさしちゃんチームに…
はさておき(地元掲示板でやれって?)更新期待しますよ。
職人方更新期待age

202名無しさん@2周年半:2006/08/29(火) 20:56:12 ID:UsYcKe5E
スラシュはじめかけてるのに新作とかOTL
くそう、稼動までの僅かな間だが負けないッッ!!

203921:2006/08/29(火) 23:00:50 ID:783OFmMU
さぁ、忘れた頃に現れる921です。
忘れた人は始めまして、覚えてた人はありがとう。

前スレ>>965からです



「喜来神さん」「はい、少しネガティブです」「?」

機械的に朝の点呼に答えながら髭の対策を考える。
遠Sからの低空ダッシュは空投げを狙うしかないのか・・・しかし6HSが・・・・
カーカスが2HSで潰されるから読まれないように・・・・被起き攻めはファジーしならが裏周りに・・・・

「おーい、神」

誰だキャラ対策中に声をかけるやつは、まぁ、見た目で考えてることが分かったら怖いが
だが俺は話しかけた相手を見なくても相手が分かる、なぜならこのクラスで俺に話しかける奴は一人しか居ないからだ!!

「なんだ、髭使い。そして何故俺にはかわゆい友達ができぬのだ!?ヴェノム使いだからか!?そうなのか!?」
「っ!?、何を言ってるんだ、つかお前チームは組めたのか?」
「はぃ?なぜチームを?」
「はぁ・・・」

むっ、思いっきり馬鹿にされた気がするがここは俺が悪いようだし気にしないでおこう

「だから次の時間の3on3のチームメイトだよ」
「・・・?3on3、昨日実力テストやったのにか?」
「いや、生徒の自主性に任せるとか先生が言ってたら何時の間にか3on3の流れにな、どうせ聞いてなかったんだろ。」
「まぁな、で、お前はチーム組めたのか?」
「まだだからお前と組もうと思ってな」
「はっ!貴様無勢が俺とだと?片腹痛いわ!で、後一人は決まったのかしら?」
「流行のツンデレってやつか、だがそれは違うと思うぞ。まぁ、後一人は余ってる人を探せばいいんじゃないか?」

余ってるか、ちょいと教室を見回してみるがあまりはいなそうだな・・・

「居ないっぽいぞ、どうする?」
「いや、このクラス33人だから余りはいないはずだぞ」

じゃあ、どこかに一人金髪ツンデレロリのカイ使いが俺を待っているはず・・・
その時、後ろから声がかかった。

「あのぉ、一人開いてますか?」

キタ!口調からしてツンデレではないが、おしとやかな美女に違いない!
・・・だが、そこに居たのは典型的な腐女子って感じの奴だった。
はっ、3次元に萌えを求める自体間違ってるんだよ!

「えぇ、開いてますよ。」
「よかったぁ、それじゃぁチーム組んでくれませんか?」
「いいですよ」

選択肢なんてないんだよバーカ(´・ω・`)
まぁいい、3on3で活躍すればきっと俺にも・・・

204921:2006/08/29(火) 23:02:24 ID:783OFmMU
全11チームか、3回勝てば優勝か。
さて、一回戦の対戦相手は、っと

【スタンハメ^^ クラスメイトA(KY)/クラスメイトB(KY)/クラスメイトC(RO)】

・・・なんだこのチームは。ネタか?まじなのか?
まぁいい、強キャラ使えば勝てるって訳じゃ無いこと3人に教えてやるまで。


1戦目 腐女子(KY) VS クラスメイトA(KY)

『スタンエッジ!スタンエッジ!見えてますよ!スタンエッジ!』
『見切った!見切った!ズザァ!見えてますよ!』

結果:腐女子負け
さぁ、ついに俺の出番だ!

『デュエルワン! レッツロック!』

開幕、俺の選んだ行動は様子見、対するクラ(ryAは。

『失礼っ!聖騎士団奥義!!』

ちっ、開幕ダッシュ投げかよ、元気なカイ使いだ・・・

『ハッ 見切った ハッハッピシ』

更に近S>6HSから小技で固めを続け・・・

『スタンエッジ!スタンエッジ!スタンエッジ!』

くそ、画面端かよ。スタンハメは直ガからHJで逃げて・・・

『いきますよ〜』
『くはぁ!』
『ハッ てりゃ ヴェイパースラスト! ピシ ハッ ヴェイパースラスト!』

奇襲のDを見事に食らい、GBも溜まっていたので5割が消し飛ぶ。
そして、チャージ青からの2択を迫られる。

『バシュゥー ハッ 』

見えてますよ!!

『見えてますよ!』

JS>JHS>着地セバーを見事に喰らってしまう。
やばい、残り体力は2割って所か・・・次の起き攻めを喰らったら終わる!
敵の起き攻めは・・・

『スタンエッジ!スタンエッジ!スタンエッジ!』

・・・ふ、ふざけやがって!余裕か、起き攻めする必要もないってか!!
やろぉ・・・だが、焦るな、状況は最悪だ。直ガして逃げるんだ。

『キィン ピョン』
『ハッハッハッハッ』

くっ!JK>JPの連打で地上に戻されるだと!!
読まれてたってのかよ!くそっ!

『失礼!ロマンティク ハッテヤ 見えてますよ!』
『ザトー様!!』
『スタンエッジ!よくがんばりましたね!』
『パーフェクト!』

205921:2006/08/29(火) 23:08:27 ID:783OFmMU
つまんなかったらごめんね。
このスレが過疎ってるのを見て書かなくては!って思ったからさw

ちなみに、キャラ名なんて思いつかないので適当に誤魔化します!
過疎をどうにかしたいくせに恥ずかしいからageません!

206名無しさん@2周年半:2006/08/29(火) 23:50:58 ID:V51i/N12
いやいやGJですよ

207795:2006/08/30(水) 14:30:03 ID:wpW/Omwg
前回は>>174のあたりです。


相変わらずテンション高い断帝歩のお話。


カラカラカラ・・・・・・

オゥアーオゥアーオゥアーオゥアーヴォルカニックバイパー!

・・・カシャン

教師が見事にチャイムと同時に入ってきた。すご、ホントにぴったり。

「あら、ここは皆さん既に席に着いていますねぇ。」
あらあらあら、と何だか嬉しそうに言いながら教壇につく。うわ、お下げのメガネって初めてみた。
「いつもは、ほらほらみんな授業ですよ〜〜、って手を叩いてから始めるんですけど、必要ないみたいです♪」
ゆっくり、てこてこと教室内を歩き回り始めた。
「みんなお利口さんで嬉しいですよ〜。えらい、えらい♪」
・・・この先生、天然・・・?・・・・・・多分、クラスの大半があたしと同じ事考えてるよね・・・(汗
「さぁさ、起きてくださいな?」
今日最後の授業です、もうひとふんばり!・・・そう言いながら、突っ伏していた男子の肩をたたいた。
そうやって声をかけながら教室を一周し、教壇に戻る。

とん、と出席簿を整える音が響いた。

「こんにちは。【心理】の授業を担当する、灼 地鞘(しゃく ちさや)です。
 灼先生でも、地鞘先生でも、好きなように呼んでください♪
 あ、でも、ちさやんは駄目です。
 えー、私の使用キャラはソルですから、ソルのことで質問があれば気軽に声をかけてね♪」

指をぴっと一本たて、にこりとしながら言うと、生徒がざわついた・・・・・・主に男子が。
うおー俺もソル使おうかなぁー!なんて馬鹿なこと言ってる奴もいるな・・・(汗


「さてさて、それではまぁ皆さんのことを早く知りたいですし、早速対戦して下さい♪
 ・・・と、言いたいところなのですが。きっと皆さんお疲れで、あまりのびのびとできないかもしれません。
 疲れていると、対戦も楽しくなくなってしまいますし、なのでこの時間は・・・・・・こういうことにします。」


こちらに顔を向けたまま、何気なく後ろへ手をやり黒板も見ずに文字を連ねていく。
こんこん、こっ、と音が止んだと同時に「ねっ♪」と小首を傾げる。男子がさわg(略

黒板には、こうかかれている。







歩「いきなり!?」
それでいいんですかせんせぇっとか思っても口に出さないあたしはチッキンかなぁ(汗
っていうか皆おもいっきり喜んじゃってるし今更取り下げるわけにもいかないよ!?
水「あははは、おおらかな先生ですねー。」
歩「・・・おおらかとかそんな次元じゃない気がする(汗」
っていうか、にこにこしながら言う辺り、本気で「良いことをした」って思ってそう・・・うぅむ。
瞬「・・・・・・(こくり」
なんとなく瞬さんに目線を送ると、頷いてくれた。・・・え、通じたの?
瞬「・・・・・・寝てもいいのか、聞いてくる。」
そういうと、がたりと席を立とうとする瞬さん。
歩「Σいやいやいやそんなこと思ってないないない!」
っていうか瞬さんが寝たいだけじゃん!?

208795:2006/08/30(水) 14:30:53 ID:wpW/Omwg
「えーっとーーーですね、皆さんにひとつだけお願いがありま〜〜す!」

ざわゎ・・・・と、刹那、喧騒が途切れた。

「お手洗いとか、保健室とかに行くのは構わないんですけど、教室からは出ないで下さいね?
 それだけ守ってくれたら、対戦しようと、雑談しようと、お昼寝しようと、お咎めはありません♪
 あははは・・・皆、疲れてるんですねぇ、早速おねむな子もいるみたいで・・・ふふ。
 えー、と、あとは・・・そうですね。私はとりあえず、そこの台を占領していますので
 であーでびるしたい方はいつでもどうぞ♪もちろん、見ててくれても、お話してくれても大丈夫です。
 それではどうぞ、自習を始めてくださー−い。」



歩「・・・・・・と、いうわけで暇になりました。」
水「なりましたねぇー。」
歩「なっちゃいました。」
瞬「・・・ん。」
あたし。
にこにこ。
泡沫水さん。
にこにこ。
瞬さん。
・・・えっと、にこにこ?



・・・にこにこ。


歩「っっっだぁー!!!どうにもならない!!」
いきなり教室内でやること探せって言われても先生が居るし何と儚いフリーダムか!

歩「あたし適当に野菜夕飯してくるッッ!!」
水「あ、いってらっしゃいです。」
歩「おうよっ!」



のし!のし!のし!のし!と歩さんは行ってしまった。
あれではまるで親父みたいだ。
それも、ダンディーなんかとはほど遠い、地震雷火事の後に続けられてしまいそうな感じの。
・・・歩さんらしいけど。くすくす


瞬「・・・。」


瞬さんは、相変わらずだ。
どこを見ているのか・・・私と目があってるような、どこか遠くを見ているような、曖昧な目線。
セミロングの、他の髪に対して見れば長すぎる前髪で鼻のすぐ上までが隠れている、そのせいもあるけれど。
感じられる雰囲気がなんだか柔らかくて掴み所が無い。
なんとなく、歩さんの居る筐体を見ているような気もしたけれど、それ以上瞳を追うのに耐えられず目を逸らした。
・・・寝てしまおう。あまり対戦する気分じゃないし・・・・・・そう思って、机に突っ伏す。



瞬「・・・行ってくる。」
水「・・・ふぇ?」

どこへ、と尋ねる暇はなかった。・・・・・・まぁ、気にしないでも、大丈夫だろう・・・・・・そう判断して、再び眠る。

209795:2006/08/30(水) 14:31:54 ID:wpW/Omwg



ガンフrバンデーーットブリンガーガンフrバンデーッS L A―――S H !!
ヌオオオウ――――!!


歩「っだぁ!!ぜんぜん駄目だぁー!!」
なんかもうなんにもできなくて封殺されっちまいましたよおっかさーん!!
歩「あーもぉーどぉ〜してこんなに差がつくかなぁ。ほっとんど捕まえてないよーぅ・・・。」


台の向こうから、今戦った生徒の声が聞こえてきた。
うんうん、元気なのはいいことですねー。
何だかうんうん唸っているみたいですし、少しお話してみましょう。
少ぉし緊張しすぎて、あまり実力が出せてないようですし、ね。
手が覚えてることしかできてないというか、バックステップから遅めにKマッパとか
立ちKから空中ダッシュとか、癖がはっきりしてしまっているというか・・・。
少しタイミングズラしたガンフレで燃えちゃったりも、ね。
ところどころに・・・そう、例えばSヴォルカの反撃とかに、対策できてるような動きは見せてくれるから
リラックスすればちゃんとできるはず。きっと。


むん、と一声出すと教師は席を立ち、筐体の向こうへ歩き出した。

「今戦ったスレイヤーさーn「今はもう戦っちゃ駄目だよ。断帝さん。」」

歩「んぉ?あれ、瞬さん・・・あや、見てた?」
瞬「・・・ん。」

こくり、と瞬さん。
うがああ・・・見事にボロボロな動きを目撃されたっっ!恥ずかしいっていうかいっそ墓穴掘って埋まりたい!!
お初にお目にかかったわけじゃないけどもうこれで最後だって言って消えたい!

歩「いやぁはははは・・・だぁーめだねぇ、ぜんっぜんレベルが違うみたい・・・。」
瞬「違う。そんなんじゃない。」
歩「・・・へ?だって、今、戦っちゃ駄目だって・・・。」
瞬「力量とか、技術とかじゃなくて、気持ちの問題。」
歩「き、気持ち・・・?」
瞬「・・・ん。例えば、今の断帝さんじゃ、グリードセバーにすら・・・立てない。」
歩「Σえぇ!?そんなっ!」
瞬「・・・ともかく、何か、落ち着かないとだめ。そのままじゃ、戦っても・・・何も得られない。」
歩「そ、そっかなぁ・・・・・・・・・うーん・・・??」
瞬「それでも、戦うっていうなら・・・。」
歩「・・・言う、なら?」
瞬「空中ダッシュとか、Kマッパハンチを出すところで、垂直ジャンプとか・・・」
歩「Σぐ、具体的だわね?」
瞬「・・・様子を見る、ってことを増やしてみて。そうしたら変わる・・・かも。」
歩「様子見・・・ね、わかったよ。うん・・・・・・それくらいなら、すぐできるもんね!」

ふむふむ、と頷くと断帝は静かに席について乱入した。



教師(・・・えっと、出番・・・無くなっちゃった。まぁ、ともかく、お手並み再度拝見といきましょー)

210795:2006/08/30(水) 14:34:26 ID:wpW/Omwg


Slayer――――
   VS
―――――Sol=BadGuy



・・・引退したんじゃねェのか?

流石に暇になってね。

Heaven
Or 
Hell

―――――――――――Let's Lock!!


ハッ!という掛け声と共にソルが2Sを置いている。
対してスレはバックステップ。

教(・・・あ、ガンフレ待ってる・・・かな。さっきはそんなこと一度もしてこなかったけど)
 (・・・やってみよう)

ソルは垂直にジャンプ。昇りにJPをヒュンヒュンと振り、そのまま着地した。
一方スレイヤーは前後にステップを繰り返し、マッパフェイントも織り交ぜ位置をめまぐるしく変える。

ガンフレーィ!!バシュゥッ――ドゴンッ!!

カウンターでソルがバウンド、髭のJHSで高く高く打ち上げられた。

ンゥーッ!シュッ・・・

教(うん、今ならきっとやってくれるはず・・・)

・・・調ッ子に乗りやがっバシッバシッ

歩(・・・ふぅ、なんとか見てからできた・・・ね。おっけおっけー、調子出てきたよー)

そのままJKから二段JしてJS1>JHSと当ててそのまま落下していく。

教(ふっとるーす入れないのか、んっと・・・受け身狙いかな?このままダウンしよう)

ベシッ マッパハンチ!

ダウン追い討ち2KからノーキャンセルでPマッパフェイント、髭のK先端よりもやや遠い中距離。

教(さらにKマッパフェイントから投げ?それともDステかな・・・)

歩(こういうこと、だよね?きっと)

すっ、とスレイヤーが優雅に垂直に飛んだ。
降り際、空中ダッシュを狩ろうとソルが昇りで前JPを連打、捕まえてないのを確認してバックジャンプ、JHSで降りていく。
しかしスレイヤーは既に着地、ダッシュを繰り返し、ちょうど着地をめくる形になった。

――余所見はいかんよ? ベシッ


教(あらら・・・意外です。随分と落ち着いてるじゃないですか)
 (でも、起き攻めまで意識が行くかなぁ・・・リバサ、怖がってたし、固まってそうなら走って投げよう・・・)

ひうん、ひうん、ひうん・・・

教(って、アレ!?起き攻め放棄なの!?っと、待ちなさい!)

タッタッタッタッオウリy攻め手にまわるか!ウォアッマッパハンッ!――

歩(まだ早い、まだ早いよ、もうちょっと歩いて・・・それっ!)

――バシゥッ ンーッ!

教(JHSの詐欺飛びね・・・大丈夫、ひとまず3択はファジーで防げる・・・レバーを1、4、7とちゃんと入れれば)
教(JHSはガードした。すぐ1へ入れて)
歩(ボルカ怖いしとりあえず連ガの近S!)
教(4へいれて・・・)
歩(相手強気だから割り込みヴォルカ来るよ!!ガード仕込んで6P青だ!!)
教(7へ・・・うあ!?ジャンプが6Pにひっかかった!?)
歩(あれ当たってる!?く、追撃!無理だ!)
教(くぅ、読まれて・・・もう端・・・!!・・・でも遠いわ追撃できなそう、受け身!)
歩(あれ、あう、どうしよ受け身即VVしてきそう!?くっ、このっ!!)
教(あぁ!?壁バウンドしちゃって受け身の慣性が弱ッ着地しt(でっどぉ!おん!たぁぁ〜〜〜いむ!!!!)ああああああ光ってるー!?)


本物パンチ!!ロマーンティッkバシバシバシウオオオオ―――――――

――――――――――――― S L A S H !!


道草をくったがなかなか楽しめたよ。


You Win !!



PERFECT!!

211795:2006/08/30(水) 14:35:46 ID:wpW/Omwg


歩「やったやった――っしゃぁ!!勝てたよっ!!でぃーおーてぃー青キャンもできたし!!」
瞬「Σ・・・・・・」
あはははは嬉しくて思わず飛びついてるけど瞬さん逃げないねっ!嬉しいっ!!

歩「瞬さんのおかげだよっありがと〜〜〜!!生まれる前から愛してましたぁぁ!」
瞬「・・・っ。」
おぅ、ちょっと頬が赤くなってる。クールかと思いきや意外に照れ屋?

瞬「・・・ん。」
んっと、これは、微笑んでる・・・よね。ってぉぉお!?瞬さんのほうから抱きしめてくれてる!!!

歩「あははははは!いえぇ〜〜〜ぃやっほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ぉおおおお!!」
瞬「ΣΣΣ!?」
それそれそれそれぐーるっぐるまわぁーる!!ぐーるぐるまわーるぅ!!
メイとエイプリルじゃないけど回ってるよ!!手を握りしめて回っちゃうほど嬉しいよあたし!!
何気に瞬さん回ってくれてるよっていうか早い!やばい!このままだと浮くっていうかうぉぉぉあたし回されてるぅぅぅ!?
ひあああああジァァァッァァイアンとスイングだぁああぁあぁあぁぁぁあはははははははは!!!!




歩「〜〜〜うぉぉぁぁ・・・・・。回りすぎデス・・・ばたんきゅう」
瞬「・・・ごめん。調子に乗りすぎた」
と、まぁ、謝ってくれてるし、というか回り始めたのあたしだし
何時の間にか背後から優しく抱きとめてくれてるので思い切り甘えてみたり。

歩「うぅん、瞬さんがぁ・・・悪ひなんて、思ってなぁぁ・・・・・ぉぉあぁ・・・世界が回ってる・・・絶叫マシーン地球号・・・」
瞬「・・・・・・・・・(撫で撫で」
よし。頭なぜつつスルーしてくれてるので滑ったことは忘れよう。うむ、世はこともなし。どんまい自分。
歩「あぅぅぅ・・・・・・ともか、く・・・アドバイス、ありがとうね・・・。おかげで、先生のソルやっつけた」
瞬「・・・ん。どういたしまして・・・っていうのも変かも。頑張ったのは、断帝さんだから・・・」
歩「へへ、ありがとー。でも、瞬さんの一言が効いたのもホントだよ?」
瞬「・・・(ぽりぽり」
歩「・・・ふふ。」
瞬「・・・んー。」
なにやら照れてるのか頬をかいた瞬さんと見つめ合う。いや相変わらず目は見えてないけどさ。
おぉ?いかんなにやらドキドキしてきた。
こいつぁあたしの中の妙な心の扉が開きそうな展「いっ、いい加減に失礼しますよお二人さんっ!?」

歩・瞬「Σっ」
教「えーと、あんまり嬉しそうにはしゃいでるから待ってました。
  でもあの・・・そろそろ、授業の終わりも近いので、お話させてくださいな」
歩「は、はいっ、どど、どーぞお願いしますっ」
ひぃぃぃぃまたも恥ずかしぃぃぃっていうか気がつけばめちゃめちゃ皆に見られてませんか!?
あぁもう誰か穴掘っといてぇぇぇ!

212795:2006/08/30(水) 14:36:06 ID:wpW/Omwg

教「こほん。えーと、今・・・・・さっき、スレイヤーを使ってたのは・・・当然、回ってた貴方ですね。」
歩「Σぐは!?え、えぇ、私です。だ、断帝 歩と申しましますです灼先生!」
教「1度目と2度目の変化が素晴らしかったですよ。しっかり緊張が解けてましたね〜」
歩「あ、あはは、ありがとうございますっ。いえあの、まぐれですよあはははは・・・」
教「いえ、最後の方なんて、完全に私の読み負けでした・・・FRCからきっちりコンボもいれて、ちょうど倒されましたし
  仮にも教師の私からパーフェクト勝ちを奪うなんて、なかなかできることではありません。胸を張ってくださいな♪」
歩「Σはっ、はい。光栄です!!(敬礼」
教「うんうん、素直でよろしい♪・・・・・・それと、助言をした貴方。」
瞬「・・・瞬 間移です。」
教「的確な助言でしたね。あなた自身の経験もそうですけど、それより何より誉めたいところがあります。
  他人の対戦をよく見て、分析して吸収する。瞬さんのそういった観察力はかなり高いですよ。」
瞬「いえ、そんな・・・。」 
教「よければ、これからもクラスの人の戦いを見て、助言をして差し上げてください♪
  そして皆さん。皆さんも、真摯に他人の戦いに見入る、瞬さんの姿勢を見習っていきましょう」
ぐるりと周囲を見回しながら、灼先生は言った。
誰からともなく、皆うんうんと頷いている。
教「さて、それでは私のお話はこれでおしまいです。・・・そろそろ」

オゥアーオゥアーオゥアーオゥアーヴォルカニックヴァイパー!御託ハッイラネェー!!!!

教「・・・うん。これにてー!【心理】の授業をーっ終わりまぁーーーす!解っっ散ッッ!!」
クラスが一気にざわつき始めた。対戦を続ける生徒もいるが、大半はすぐに切り上げて席へ戻り、帰り支度を始める。
教「来週は、も〜う少し真面目な授業をやりまーす。皆さんちゃんと、体調を整えておいてくださいねぇー♪」
はぁーい♪と、男子と一部女子のノリのいい返事が響くのを確認し、灼 地鞘は教室を出て行った。



歩「・・・ぷはぁ。いやー、とんでもなく緊張したよ・・・疲れた・・・・・・。」
瞬「だろうね・・・ふふ、誰から見ても堅くなってるのがわかるくらいだった。」
歩「Σうあーん!!しょうがないじゃなーい!!あんなに囲まれてたんだもんっ(泣」
瞬「まぁまぁ、落ち着いて。戦いぶりはよかったんだから、取り乱さない。」
歩「・・・うーい。まぁ、きっとこのことは都合よく美化されてあたしの脳ミソに書き込まれることでしょう。うむ。」
瞬「・・・ん。(くすっ」
歩「・・・・・・・・・Σあ、泡沫水さんってばまだ寝てる!?」
瞬「起こそうか・・・もう帰りだし」
歩「起こそ起こそ、っていうか一時間まるまる寝ちゃったのかこの娘。よく寝るぅ」


歩「(ゆさゆさ)ほれほれ、もう帰る時間だよーい、みーなわーみさーん」
水「・・・・・・んぅ?・・・ぅぁ、はい、りょーかいです・・・・・・むぐぅ」
かなりぼんやりしてる様子の泡沫水さん。まぁ、でも、起きたみたい。
ゴキゴキゴキとか妙な音が聞こえた気がするけど、気のせい気のせいまぐれてしまった気のせいだきっと。

瞬「・・・。」
・・・?
瞬さん、顎に手をあてて何か考え事してる・・・。

歩「あれ、どうかしたの?」
瞬「・・・ん、思い出してた。さっきの戦い・・・。」
歩「・・・戦いって、あたしと灼先生の?」
瞬「うん。倒すため、以外にも・・・戦い方ってあるんだな・・・って思って。」
歩「ふーん?よく、わかんないけど・・・まぁ、印象に残ってくれたみたいだから、いいかな。」
瞬「・・・ん。」




――――あゆみ日記。
勝手に読んだら我延髄突き割る!!


・・・強くなるぞ!!

213795:2006/08/30(水) 14:46:46 ID:wpW/Omwg
>>180
私がいうことじゃないですけど、テンション高いw
アルミロッカー断罪は死ぬwwwwwww

>>20
いつのまにかフォモになりましたか!?

>>154
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 姉ちゃん!姉ちゃん!
 ⊂彡


>>921
神開き直りすぎw
3次元に萌え求めちゃ駄目ですかww
そしてその心意気やよし!!

214名無しさん@2周年半:2006/08/31(木) 00:18:40 ID:.P/XVqgs
795氏GJ!
つーか過疎しすぎw age

215名無しさん@2周年半:2006/08/31(木) 03:44:49 ID:j6UOpMFc
――――あー外は暑いけど、ここは涼しいなぁ〜。

世間は夏休み。


それはギル校生にも同じこと。
生徒は各々好き好きにギルティしたりギルティしたり恋愛したりギルティしたりしている。

・・・ちょっと悲しくなった。


そんな私は地元に帰っている。
そしてここは実家から一番近いゲーセン。
冷房がきいているので最高である。
土日は結構人がいたりもする。
今も、まぁそれなりに賑わっている。



『もらった。足元注意だ!もらった。』


SLASH

『うぉぁぁぁ!』『ノリが悪かったな』


わかりにくいと思うけど今の相手はテスタメント。

来てまだそんなに立ってないのにそろそろ二桁勝利が見える8win。


――――ガコーン

『夕飯はベシタボー』

画面が赤くなり聞こえるお決まりの台詞。



おっ。また乱入された。
されないと暇だから歓迎だけどねー。


ガシャ ガシャ


相手。2P側は初期位置がカイの為ソル経由でブリジットにカーソルを合わせた。


ブリジットかぁー。
地元に鰤使いなんていたんだー。

実際ブリジットとの対戦経験は多くはない。キャラ別コンボの練習はしたりしたし、ギル校にも居たけど、あまり対戦はしていない。


――――ガシャーン


いつもの音楽。オープニングデモ。そしてあまり聴かないSINPLE LIFE。


さーて。開幕行動はどうしたもんか。



コインでも投げとくかな?

216名無しさん@2周年半:2006/08/31(木) 04:22:53 ID:y5RzU4T.
Heaven or Hell
DUEL1
Let's Rock


開幕コイン。

基本的にリスクのない選択肢である。


―――ピィン

―――キーーン キュ!!


強気だなぁー。

相手の選択はKSMH。
純粋に読み負けたね。うん。


――――タタッ 『スリープします』

微ダッシュ、4設置からの落ち攻め。
もう画面端が迫っている。
ここは素直にガードしとこう。


『ハイ!ハイ!楽しんでます?』
『やるじゃない おぉっと』

2K2P近Sをガードする。


――――くるくる

ローリング!!

だがこの距離でのロリJ2Sなら問題なくガード・・・


ペチペチビシビシキーーンキュ!

「うわっ」
思わず声が出た。

ローリング後何も出さずに着地。そのままKSMH停止で〆られた。

別にすごいことされたわけじゃないけど、鰤の攻めって、なれてないんだよ。うん。

・・・言い訳してる暇ないよなぁー。


そこから更に起き攻め。


いいかげん切り返さないと。暴れも時には必要だよねー。最悪バーストしよう。

えーと、次は??


『カムバーック』

前Jヨーヨー引き戻し為からの詐偽飛びかな?

217名無しさん@2周年半:2006/08/31(木) 05:18:34 ID:K0NN0m8w
朝っぱらから何やってんだwGJ!

やっぱり、ただGJ出すだけの時も名前入れるべきなのかな?俺921なんだけどさ。

218215-216:2006/09/01(金) 09:01:37 ID:1fRH7Jac
飛び上がったブリジットから放たれるJ2S。

そして中下段の二択。


さっきは下段だったし・・・中段?
いや。裏をかいてまた下段だ。うん。


――――ビシ


あぅ


JKがしゃがみくらいで直撃。

解放されたヨーヨー。降りJ攻撃。近S。KSMH・・・ここかな?


『シリアスにいくぜ』


バーストを使いはじきとばす。
もう体力は五割。


低空ダッシュからのJHS

『フン』

をすかして


――――ベシベシピィンピィン


2K足払いからコイン二枚。
一気にミストファイナーがLV3まで羽上がる。



さて、距離がひらいたなー。

219名無しさん@2周年半:2006/09/05(火) 20:52:11 ID:QPf8VizI
続きマダ〜?

220670:2006/09/06(水) 05:57:38 ID:aqvKaFs.
久々過ぎてキャラ忘れちまった…orz
リハビリってことで番外っぽく

>>201
何か壮大な勘違いをしておられるのでは……ι
沼ミラでフルボッコされる俺が最強なわけNEEEEE!!



『初めて出会った第一印象』



いつものことだった。
いつもの駅で、いつもの切符を買い、いつもの駅で降り、いつものゲームセンターへ行く。
そして、いつものようにギルティギアにコインを入れ、いつものように連勝する。
何も変わらない。つまらない"いつもの"毎日。

そこに何かが混じり込む要素など本来なら有り得なかった。
……のだが。

「君、子供用の切符で乗るつもりかな?」
私が切符代を払う直前、そんな声が聞こえた。私の真後ろから。
振り返ると、スーツを着こなしている髪の長い男が立っていた。
私は17歳ではあるが、背丈や体格は小学生とさほど変わらない。したがって、子供料金で公共の交通機関を利用しても、それが発覚することはあまりない。
なのに、この男は。
「??」
とりあえず『子供』の表情を作っておく。こんな外見の私だから出来る、一種の処世術。
いつもなら…ここまでやれば、普通の人間は疑いなく去るはず。去るはずなのだ。
「そんな顔してもダメだよ。君の年なら大人用だろ?」
「…何のこと?」
答えるまでにほんの少し、間が開いてしまった。
怪しまれた、とも、怪しまれなかった、とも言えない。というか。
「ほら、ちゃんと大人用を買う」
……恐らく、この男は確信を持って私に話しかけている。
ここまで来たら仕方がない。ちょっと大きな出費だけど普通の切符を買おう。
いつもの倍の値段を払い、出てきた切符を手にした瞬間。

もしかして……関係者なのだろうか。

そんな考えが頭に浮かんだ。
気になる。聞いてみようか。
「おじさん。…………?」
誰もいなかった。
私以外は立っていなかった。
「………」
手にしているのは、大人用の切符。
何だか、騙された気がする。素直に子供用を買えば良かった。
胸の奥が渦を巻いているようで………えーと、この気持ちを何と言うんだっけ。

あ、そうそう、こういう感じ。

「ムカつく」



17歳の白鷺 初音は呟いた。

221名無しさん@2周年半:2006/09/06(水) 22:24:29 ID:8jrQr/Ow
オウァ!?待ってました!!

初音たん初音たん(;´・`)

222名無しさん@2周年半:2006/09/10(日) 03:36:43 ID:p9j0/Fr.
保守

22364:2006/09/10(日) 23:51:18 ID:WDpxvlgw
>>103

「勝ったのはE組の松瀬 緒土!」

「ごめ。負けちゃった」

苦笑いして(と言っても髪の毛のせいで口元しか見えないのだが)雹が戻ってくる。

「でも嬉しそうだな」
「え、そう?僕そんな顔してる?」
「キットカット腹いっぱい食ったような顔だ」

まさか雹まで負けてしまうとは……。
だがまぁ、考えようによっては私の手であのいけ好かない3人組と決着をつけられると言う事だ。
それにしても気に入らん…松瀬 緒土、江辻 聖、そして永園 翼。
私が最も嫌っている人間が3人、雁首揃えている。不愉快極まりない。
松瀬 緒土、いつもいつも私の邪魔ばかりする。
江辻 聖、こいつは生理的に受け付けない。それにあの海 葵夙(かい きすく)を髣髴とさせる。

「そ、そるぅ〜……顔怖いよ…」
「なんかやたら気合はいってんな…」

そして永園 翼、この野郎のせいでお兄ちゃんは……
思えばこの1年間はヤツを倒すことしか考えていなかった。だがそれも今日で終わりだ。

「続いてG組は大将の紙野 蘇留!もう後が無い崖っぷちです!!」

「頼んだよ〜そるぅ〜」
「暴れて来い蘇留」
「ああ」

ステージを登って筐体へ向かって行く。ついに決着をつける時が来たのだ。

「おいおい、蘇留が大将かよ。大丈夫か?」
「ふん、ぬかせ雑魚が」

「それでは先鋒大将戦…このまま快進撃を続けるか松瀬 緒土!それとも大将の紙野 蘇留がここで巻き返すか!?」

『君に用はないのだが…』
『めんどくせぇ…』

松瀬 緒土……ちょうどいい。お前は前菜にはちょうどいいぞ。
まずはこのスカした輩を血祭りに上げ、金髪女とDQNを引きずり出してくれる。
お前など眼中には無い…とは言え、あの亜麗寺と赤井を倒している訳だからな……油断は禁物か。

(とりあえず開幕は……)

『ヘヴンオアヘール!』

さて…亜麗寺 美里、赤井 雹、2人とも滅茶苦茶強かった。
そいつらと共に代表に選出された紙野 蘇留…どうやらこの1年の間に大きく成長したようだ。
ヤツはもう昔の、DループのDの字も知らなかった頃の蘇留ではない。全力で倒す。

(開幕は…やはり)

『デュエルワン!』

(ダッシュVV)(立ちK)

『レッツロック!!』

『ネッテロォー!!』

最大の失策はヤツの性格を考慮に入れていなかった事だろう。
あの蘇留が大会のプレッシャーのせいで慎重になるなんて事はありえなかったのだ。
だがまぁそれは今後注意を払えば良いとして―――
 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
(こいつは一体何をやっているんだ?)

「開幕は…ダッシュSVVー!?」

22464:2006/09/10(日) 23:51:45 ID:WDpxvlgw
いつもより低めに打ち上げられる。
馬鹿な…全ての点においてHSVVを下回る性能のSVV……何故撃ってくる?
判定はHSVVより小さく、発生も遅く、それどころか命中したって受身を取れ―――

(ない……?)

なんだ…普通のSVVじゃない!?

『ハッ、ネッテロォー!!ハッ、イタダキー!イタダキー!イタダキー!テヤ、イタダキー!ネッテロォー!!』
   ・ ・
(て、低空……ダッシュ低空SVVからの"VVループ"!!)

ダッシュ低空SVV>K>低空SVV>K>2HS>JD>JD>JK>JD>JS>JD>SVV>叩き落し。
開幕から5秒。5割弱のダメージを負って画面端起き攻め。

(ちっ…なんて火力だ…ッ!)

―――キンッ!

息つく暇を与えずにJSからの起き攻めが来る。ここからソルの十八番、打撃とぶっきらの2択。
対抗策として妥当なのはファジーJか足払い暴れ……だが読まれれば立ちKから5割。
画面端でソルが相手ではリスクはどちらもほぼ変わらない。ならリターンを重視して暴れるが得策…

『ハッ!』『カウンタ!』

(げっ!立ちKで刈られた…!)

『イタダキー!イタダ…』『ファールを犯したな!!』

JDにバーストを合わせて吹っ飛ばす。

(あ、危ねぇ……)

流石に今のはヒヤッとした……ソル戦はラウンドの序盤から神経を使う。
TGに左右されないDループの超高火力が危険すぎる。
相手の好きなようにやらせては駄目だ。幸い立ち回りは有利……慎重にシューティングしてペースを握らなくては。

―――ヴン…ヴン…カッ…カッ…

『ガァン!かかったか?』

だが敵はこちらのシューティングなどどこ吹く風。
ひたすらガンフレフェイントを繰り返し、ボールを直ガしてゲージを着実に蓄積させていっている。
スキはある……突っ込むか?
いや、VV割り込みを食らえば一気に起き攻めされて分が悪くなる。ソル相手に接近戦へ持ち込むのは危険だ。
だがこのままでは敵のゲージがどんどん溜まって不利になっていくだけ……。

(…焦るな)

ゲージがどうした。ゲージなんて幾らでもくれてやる。
立ち回りなら確実に有利が付く。近付けさせなければどうという事はない。

(いいだろう…このまま封殺してやる)

・・・

どうやら緒土は雹の言う「タイプ2」……封殺狙いのシューティングを展開してくるつもりらしい。
このままゲージを溜め、チャンスを掴んで一気に殺し切ってやる。

『ガァン!かかったか?ガァン!かかったか?』

TGが50%まで溜まる。だが敵は一向に突っ込んで来る気配が無い。
チマチマとシューティング削られて体力も7割程度にまで減らされている。
当然このまま黙っているわけには行かない。やはりこちらから仕掛ける他ない。
だが、どうやってこの弾幕を破る?
赤井との試合を見る限り、緒土のシューティングは間違いなく1流だ。隙はそう簡単に見せないだろう。

(無ければ作るまで…)

22564:2006/09/10(日) 23:52:17 ID:WDpxvlgw
『グランドヴァイパー!!』

(…やると思ったぜ)

地面を滑走してくるソルをジャンプで回避する。
大方、GVRCで無理矢理ペースを掴もうとしたんだろう。だがこうやって避けてしまえば問題は無い。
着地して来た所にコンボを入れてやろう。だが、ここがヴェノムの辛い所だ。
こんなデカイ隙があれば、大抵のキャラはコンボも自由自在に組めるのだが、ヴェノムはそうはいかない。
ボールのない状態ではせいぜいカーカスループからデュビで締めて2割。
ゲージを使ってダメージを取りに行っても4割程度が限界と悲しい。でも、ここできっちり反撃しとかないとな。

『デュービス…』『調子に乗りやがって!!』

(あ!?)

バーストで弾き飛ばされる。GVは俺を釣るための餌だったか…!

『ガァァンフレーイッ!!』
『ロマンティーック』

ガン青から2択。

『ハッ、テヤ、テヤ』
『よ、読めているぞ』

打撃の立ちKをガードする。相手は近S>2Sにガトリングして有利Fを作った。
ボール無しで近距離、この状況は危険すぎる。とにかく間合いを離さなければ。

『オオッ!!』
『甘い』

2S直後の遠Sをバクステで回避する。
あの赤井にも競り勝ったんだ…シューティングにさえ移行できればそう簡単には近付けさせない自信はある。
ボールを生成して有利状況を作るんだ。

『バンデェーッ!』

(BB!?)

……確かに命中すれば超ハイリターン。ガードされても状況はほぼ五分で距離を埋められてしまう。
だがこんなもん見てから余裕で……。

『ハッ』

条件反射と言うものは恐ろしい。俺は足払いを振ってから思い出した。あの修学旅行の時の対戦を。

『ロマンティーック』

―――ザシュッ!

BB青からのJS。続けて2HS>ガン青>BB……あの時と全く同じコンボを入れられる。

『イタダキー!ガンフレイッ!!バンデェーッブリンガー!!イタダキー!イタダキー!イタダキー!イタダキー!イタダキー!イタダキー!イタダキー!ネッテロォー!!』

『SLASH』

(スラ……え?スラッシュ?)

『こんなもんか…』

マジかよ…この火力、これぞソルってところか…。ヴェノムにもあれの何割かでいいから火力が欲しいもんだ。
しかしソルも厄介な事には変わりないが、もっと厄介なのは紙野 蘇留の方だ。
開幕のSVVと言い、予想出来ない独特の立ち回りは健在……向こうにペースを握られては一気にやられてしまう。
次はこっちから攻める…!

226名無しさん@2周年半:2006/09/10(日) 23:52:47 ID:mEgFHqi2
すまん、すげえどうでもいい事聞いていいか?

ここってSS職人以外に人いるか?

227名無しさん@2周年半:2006/09/11(月) 00:00:17 ID:PGo/8TBg
少なくとも俺とお前がいる

228名無しさん@2周年半:2006/09/11(月) 07:20:43 ID:8OHa9LEg
初代スレからずっと黙ってROMってた俺もいるよ!

229名無しさん@2周年半:2006/09/11(月) 11:47:32 ID:J4kLBADI
64氏GJです

230名無しさん@2周年半:2006/09/11(月) 12:12:48 ID:BgG1WA/2
俺も初代から見てる

231名無しさん@2周年半:2006/09/11(月) 12:50:57 ID:jDLi8YZw
俺は途中から見だして初代まで戻って見直したよ。
面白い作品が多いからねえ。時間が足りなくなることが多い。


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