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「Sammy社立ギルティ専門高等学校5時限目」

220670:2006/09/06(水) 05:57:38 ID:aqvKaFs.
久々過ぎてキャラ忘れちまった…orz
リハビリってことで番外っぽく

>>201
何か壮大な勘違いをしておられるのでは……ι
沼ミラでフルボッコされる俺が最強なわけNEEEEE!!



『初めて出会った第一印象』



いつものことだった。
いつもの駅で、いつもの切符を買い、いつもの駅で降り、いつものゲームセンターへ行く。
そして、いつものようにギルティギアにコインを入れ、いつものように連勝する。
何も変わらない。つまらない"いつもの"毎日。

そこに何かが混じり込む要素など本来なら有り得なかった。
……のだが。

「君、子供用の切符で乗るつもりかな?」
私が切符代を払う直前、そんな声が聞こえた。私の真後ろから。
振り返ると、スーツを着こなしている髪の長い男が立っていた。
私は17歳ではあるが、背丈や体格は小学生とさほど変わらない。したがって、子供料金で公共の交通機関を利用しても、それが発覚することはあまりない。
なのに、この男は。
「??」
とりあえず『子供』の表情を作っておく。こんな外見の私だから出来る、一種の処世術。
いつもなら…ここまでやれば、普通の人間は疑いなく去るはず。去るはずなのだ。
「そんな顔してもダメだよ。君の年なら大人用だろ?」
「…何のこと?」
答えるまでにほんの少し、間が開いてしまった。
怪しまれた、とも、怪しまれなかった、とも言えない。というか。
「ほら、ちゃんと大人用を買う」
……恐らく、この男は確信を持って私に話しかけている。
ここまで来たら仕方がない。ちょっと大きな出費だけど普通の切符を買おう。
いつもの倍の値段を払い、出てきた切符を手にした瞬間。

もしかして……関係者なのだろうか。

そんな考えが頭に浮かんだ。
気になる。聞いてみようか。
「おじさん。…………?」
誰もいなかった。
私以外は立っていなかった。
「………」
手にしているのは、大人用の切符。
何だか、騙された気がする。素直に子供用を買えば良かった。
胸の奥が渦を巻いているようで………えーと、この気持ちを何と言うんだっけ。

あ、そうそう、こういう感じ。

「ムカつく」



17歳の白鷺 初音は呟いた。


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