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文書
202
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 09:29:07
これからは、この唇は新女房のものだから……。
私は、キモ一郎に最後のキスをした。
私が、再び離婚したその日、キモ一郎に再会することになるだろう。
そして、燃え盛るような情熱的なキスにより、焼死するだろう。
203
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 09:36:13
私は、老一郎になるのか。
高校を留年したあの日、私は永遠に卒業などするものかと、学び舎を睨みつけながら誓ったのだ。
あの日から、私の老化は止まった。
永遠の美を手にしたはずであった。
204
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 15:35:52
クズな私のおぞましい唇に相応しいのは、やはり同じようなクズの唇なのだ。
松山慶一郎は複製を作る。
そして、見るに耐えぬキスをする。
205
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 15:36:29
クズな私のおぞましい唇に相応しいのは、やはり同じようなクズの唇なのだ。
松山慶一郎は、複製を作る。
複製の名は、キモ一郎という。
そして、見るに耐えぬキスをする。
206
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 16:00:55
私の睾丸は、女児の種を持たない。
それを知った女房は、私の不気味な部分がまた増えたと、痰を吐き出しながら言った。
女房が、私の複製のような男児共に乳をやるのを傍目に見つつ、私は睾丸に耳を傾けた。
野太い雄たけびの中、微かに、鈴の音のようなものが聴こえた。
確かに、聴こえた。
それは、おびただしい数の男児の種の中で、一粒だけ存在する女児の種が発した声に違いなかった。
私は、女房に飛びかかった。
207
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 16:02:57
私の睾丸は、女児の種を持たない。
それを知った女房は、私の不気味な部分がまた増えたと、痰を吐き出しながら言った。
女房が、私の複製のような男児共に乳をやるのを傍目に見つつ、私は睾丸に耳を傾けた。
野太い雄たけびの中、微かに、鈴の音のようなものが聴こえた。
確かに、聴こえた。
それは、おびただしい数の男児の種の中、一粒だけ存在する女児の種が発した声に違いなかった。
私は、女房に飛びかかった。
208
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 12:15:58
私は、分裂し、向き合い、キスを始めた。
愛する自分とのキスの時間は、何よりも大切な時間なのである。
邪魔されるわけにはいかないこの時を、終わらせたのは、女房の絶叫であった。
おぞましい光景を目撃した女房は、絶叫ののち卒倒した。
そして、我々はキスを再開した。
209
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 12:26:11
私の目の前に、私の複製がいた。
不気味で、汚くて、おぞましい物体だ。
それでも、私はキスせざるを得なかった。
複製の私は、唇を窄ませながら近づいてくる。
少し近づいただけで、悪臭がして、いよいよ触れようかというところで、耐えきれず私は目を閉じた。
唇に触れたものは、饐えた臭いがして、ざらついていた。
私と私のキスは、苦くて、臭くて、粘ついたキスだった。
210
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 12:27:48
私の目の前に、私の複製がいた。
見れば見るほど、不気味で、汚くて、おぞましい物体だ。
複製の私は、唇を窄ませながら近づいてくる。
少し近づいただけで、悪臭がして、いよいよ触れようかというところで、耐えきれず私は目を閉じた。
唇に触れたものは、饐えた臭いがして、ざらついていた。
私と私のキスは、苦くて、臭くて、粘ついたキスだった。
211
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 12:41:10
饐えた息を吐き出して、そしてまた吸い込んで、それでもなぜか死なない。
松山慶一郎の体内に存在する強毒性の物質だが、耐性があるらしい。
だが、あまりにも濃度が高ければ、あるいは。
松山慶一郎は、分裂して、向き合い、毒ガスを注入しあう。
212
:
名無しさん
:2022/02/16(水) 00:07:58
狂った私と同じく、狂っている睾丸。奇形の私と同じく、奇形である我が睾丸は、女児の種を持たなかった。
されど、私はまだ気付いてはいなかった。女房に放った精虫が、女児の種であることを信じて疑わなかった。
私は、女房の膨らんだ腹に顔を押し付けながら、期待に胸と股間を膨らませながら、叫んだ。
私の美を受け継いだ、美しい女児たらんことを!!
その後、私は知らされることとなる。自身の異常さと奇形を、そして、私にそっくりの狂った奇形の睾丸を。
女房は、私の複製のような男児をたくさん産み、去っていった。
そして、自由な私は、次なる女房を探し始めた。
私の睾丸は、それを望んでいたし、私自身も新たなる女房を求めていた。
213
:
名無しさん
:2022/02/19(土) 14:25:43
狂った私と同じく、狂っている睾丸。奇形の私と同じく、奇形である我が睾丸は、女児の種を持たなかった。
されど、私はまだ気付いてはいなかった。女房に放った精虫が、女児の種であることを信じて疑わなかった。
私は、女房の膨らんだ腹に顔を押し付けながら、期待に胸と股間を膨らませながら、叫んだ。
この腹の中身が、私の美を受け継いだ、美しい女児たらんことを!!
その後、私は知らされることとなる。自身の異常さと奇形を、そして、私にそっくりな狂った奇形の睾丸を。
女房は、私の複製のような男児をたくさん産み、去っていった。
そして、自由な私は、次なる女房を探し始めた。
私の睾丸は、それを望んでいたし、私自身も新たなる女房を求めていた。
214
:
名無しさん
:2022/02/19(土) 14:31:54
私は、分裂し、向き合い、キスを始めた。
愛する自分とのキスの時間は、何よりも大切な時間なのである。
邪魔されるわけにはいかないこの時を、終わらせたのは、けたたましい女房の絶叫であった。
おぞましい光景を目撃した女房は、絶叫ののち卒倒した。
そして、我々はキスを再開した。
215
:
名無しさん
:2022/02/19(土) 14:32:17
私は、分裂し、向き合い、キスを始めた。
愛する自分とのキスの時間は、何よりも大切な時間なのである。
邪魔されるわけにはいかないこの時を、終わらせたのは、けたたましい女房の悲鳴であった。
おぞましい光景を目撃した女房は、絶叫ののち卒倒した。
そして、我々はキスを再開した。
216
:
名無しさん
:2022/02/20(日) 13:33:40
狂った私と同じく、狂っている睾丸。奇形の私と同じく、奇形である我が睾丸は、女児の種を持たなかった。
されど、私はまだ気付いてはいなかった。女房に放った精虫が、女児の種であることを信じて疑わなかった。
私は、女房の膨らんだ腹に顔を押し付けながら、期待に胸と股間を膨らませながら、叫んだ。
この腹の中身が、私の美を受け継いだ、美しい女児たらんことを!!
その後、私は知らされることとなる。自身の異常さと奇形を、そして、私にそっくりな狂った奇形の睾丸を。
女房は、私の複製のような男児をたくさん産み、去っていった。
そして、自由の私は、次なる女房を探し始めた。
私の睾丸は、それを望んでいたし、私自身も新たなる女房を求めていた。
217
:
名無しさん
:2022/02/20(日) 13:35:54
私は、分裂し、向き合い、キスを始めた。
愛する自分とのキスの時間は、何よりも大切な時間なのである。
邪魔されるわけにはいかないこの時を、終わらせたのは、女房のけたたましい悲鳴であった。
おぞましい光景を目撃した女房は、絶叫ののち卒倒した。
そして、我々はキスを再開した。
218
:
名無しさん
:2022/02/25(金) 08:59:01
別れた女房は、私をキモ一郎と呼んでいた。
おれの歌を、おれの顔を、おれの指毛を、おれの無能を、おれの稼ぎのなさをバカにする。
おまえ、おれのこと、わははは。
バカにするなよ、おれ、悲しいよ。
でも、実は動いてた。
心臓がドキドキ動いていた。
またキモ一郎と、呼んでおくれ。
219
:
名無しさん
:2022/02/25(金) 09:04:18
別れた女房は、私をキモ一郎と呼んでいた。
おれの歌を、おれの顔を、おれの指毛を、おれの無能を、おれの稼ぎのなさをバカにする。
おまえ、おれのこと、わははは。
バカにするなよ、おれ、悲しいよ。
でも、実は動いてた。
心臓がドキドキ動いていた。
また、キモ一郎と呼んでおくれ。
220
:
名無しさん
:2022/03/03(木) 13:55:10
私は、新女房に突然キスをした。
唇を離して、私は問う。
ブルースが流れ込んできたか?
いいえ、ただ苦みと臭みで満たされただけ。
もう一度、キスをして、私は問う。
ブルースは流れ込んできたか?
221
:
名無しさん
:2022/03/08(火) 11:04:12
別れた女房と過ごす最後の日に、女房はキモースと呼びバカにしていた私のブルースを聞かせようと思った。
それが、女房へのレクイエムのつもりであった。
美しい私を失った女房は、死んだも同然だろうから……。
私は指毛を振り乱しながら、ギターをかき鳴らした。
222
:
名無しさん
:2022/03/08(火) 11:07:01
別れた女房と過ごす最後の日に、女房はキモースと呼びバカにしていた私のブルースを聞かせようと思った。
それが、女房へのレクイエムのつもりであった。
美しい私を失った女房は、死んだも同然だろうから……。
私は、指毛を振り乱しながら、ギターをかき鳴らした。
223
:
名無しさん
:2022/03/08(火) 11:13:58
私の睾丸は、女児の種を持たない。
別れた女房が言うには、そんなところも私の不気味ポイントのひとつらしい。
確かに、私の睾丸からは野太い叫びが聞こえるばかりであった。
だが、ある日、一度だけ、鈴の音のような少女の声を聞いた。
私は韋駄天の如く駆け、女房に飛びつき、野太い叫びと共にありったけの精虫を放った。
224
:
名無しさん
:2022/03/08(火) 11:16:38
私の睾丸は、女児の種を持たない。
別れた女房が言うには、そんなところも私の不気味ポイントのひとつらしい。
確かに、私の睾丸からは、野太い叫び声がするばかりであった。
だが、ある日、一度だけ、鈴の音のような少女の声を聞いた。
それは、男児の種の海の中、たった一粒だけの女児の種が発したものに違いなかった。
私は韋駄天の如く駆け、女房に飛びつき、野太い叫びと共にありったけの精虫を放った。
225
:
名無しさん
:2022/03/08(火) 11:17:35
私の睾丸は、女児の種を持たない。
別れた女房が言うには、そんなところも私の不気味ポイントのひとつらしい。
確かに、私の睾丸からは、野太い叫び声がするばかりであった。
だが、ある日、一度だけ、鈴の音のような少女の声を聞いた。
それは、男児の種の海の中、私を待つたった一粒の女児の種が発したものに違いなかった。
私は韋駄天の如く駆け、女房に飛びつき、野太い叫びと共にありったけの精虫を放った。
226
:
名無しさん
:2022/03/08(火) 11:19:49
別れた女房と過ごす最後の日に、キモースと呼びバカにしていた私のブルースを聞かせようと思った。
それが、女房へのレクイエムのつもりであった。
美しい私を失った女房は、死んだも同然だろうから……。
私は、指毛を振り乱しながら、ギターをかき鳴らした。
227
:
名無しさん
:2022/03/08(火) 11:26:29
別れた女房と過ごす最後の日に、キモースと呼びバカにしていた私のブルースを聞かせようと思った。
それが、女房へのレクイエムのつもりであった。
美しい私を失った女房は、もう死んだも同然だろうから……。
私は、指毛を振り乱しながら、ギターをかき鳴らした。
228
:
名無しさん
:2022/03/10(木) 19:42:58
寂しさを紛らわすように通い詰める常連客の私へのお情けで行われた小さなステージで、私は自慢のキモさを見せつけるのである。
観客の目は、哀れんでいた。
私を。
229
:
名無しさん
:2022/03/10(木) 21:15:56
別れた女房は、生活保護を受けながら、暮らしている。
美しい私を失った女房は、死んだも同然だろう。
だから、私は時折、別れた女房を思い、歌う。
女房へのレクイエムを歌う。
230
:
名無しさん
:2022/03/11(金) 07:06:13
女房と過ごす最後の日に、キモースと呼びバカにしていた私のブルースを聞かせようと思った。
それが、女房へのレクイエムのつもりであった。
美しい私を失った女房は、もう死んだも同然だろうから……。
私は、指毛を振り乱しながら、ギターをかき鳴らした。
231
:
名無しさん
:2022/03/12(土) 13:13:05
おれは、年々若返ってる。
自分でも怖いくらいである。
まるで、高校を留年したあの日に戻ったかのようだ。
今よりもっとエネルギッシュなキモさをもっていたセヴンティーンの頃のおれ。
その頃に、今戻ってきた。
だから、新女房、おまえも若返るんだ。
そして、娘を作ろう。
232
:
名無しさん
:2022/03/19(土) 08:31:35
五月雨のキス
美しい私が分裂をして、私自身にキスをする。
それは、五月雨のように長く続いた、そして酷くかび臭いのだった。
233
:
名無しさん
:2022/03/19(土) 15:13:43
五月雨のキス
美しい私が分裂をして、私自身にキスをする。
それは、五月雨のように長く続けられる。
臭みと苦味と、ブルースが絶えず流れ込む。
234
:
名無しさん
:2022/03/19(土) 15:14:50
五月雨のキス
美しい私が分裂をして、私自身にキスをする。
それは、五月雨のように長く続けられる。
臭みと苦味と、ブルースが止まることなく流れ込む。
235
:
名無しさん
:2022/03/19(土) 15:15:57
五月雨のキス
美しい私が分裂をして、私自身にキスをする。
それは、五月雨のように長く続けられる。
饐えた臭いと苦味が、そして、ブルースが止まることなく流れ込む。
236
:
名無しさん
:2022/03/19(土) 15:16:15
五月雨のキス
美しい私が分裂をして、私自身にキスをする。
それは、五月雨のように長く続けられる。
饐えた臭いと苦味が、そして、ブルースが、止まることなく流れ込む。
237
:
名無しさん
:2022/03/28(月) 11:21:18
私の睾丸に女児の種がないことは、わかっている。
私自身、心のどこかでそれを望んでいたし、別れた女房に産ませた沢山の男児に不満があるわけでもない。
変わり者な私に相応しい、特別な睾丸だ。
だが、私は一度だけ聞いたことがある。
野太い叫びしか聞こえぬ私の睾丸から、たった一度、鈴の音のような少女の声を聞いた。
238
:
名無しさん
:2022/03/29(火) 10:12:07
私は、秘術「ナルシズム・キッス」を唱え、分裂をする。
そして、濃厚なキスが繰り返される。
流れ込むのは、強毒性の苦く粘ついた唾液と、止まることのないブルースだ。
そのうちに、破裂音と共に、松山景一郎は破裂した。
239
:
名無しさん
:2022/03/29(火) 10:12:57
私は、秘術「ナルシズム・キッス」を唱え、分裂をする。
そして、濃厚なキスが繰り返される。
流れ込むのは、強毒性の苦く粘ついた唾液と、止まることのないブルースだ。
そのうちに、破裂音と共に、松山景一郎は飛散した。
240
:
名無しさん
:2022/03/29(火) 20:21:19
奇人と怪人のキス
松山景一郎という奇人が分裂し、キモ一郎という分身を作った。
奇人と怪人によるキスが繰り広げられる。
241
:
名無しさん
:2022/04/03(日) 19:09:17
女房は極めて繁殖に適した肉体をしていた。すぐ妊娠して、恐るべき安産であり、母乳の量も多い。子作りの苗床として、あまりに適しすぎていた。私は本能的にそれを見抜いていたと思える。
私は、呪われた睾丸を思うまま暴れさせることができ、女房の頑丈な体はそれに答えた。
私は幼時の頃から、子孫を残す欲求が極めて強かったから、女房の頑丈な体は有難かった。たとえ男児を百人産ませたとしても壊れることはないだろうと思えた。
242
:
名無しさん
:2022/04/04(月) 14:54:05
女房との離婚の前日に、私はブルースを歌いながら、キスをした。
これは、女房へのレクイエムのつもりであった。
美しい私を失った女房は、もう死んだも同然だろうから……。
私は、唇を離して、女房に問う。
ブルースが、流れ込んできたか?
いいえ、ただ臭みと苦味で満たされただけ。
私は、もう一度キスをして、問う。
ブルースは、流れ込んできたか?
243
:
名無しさん
:2022/04/06(水) 14:06:30
分裂し最愛の美しい自分とのキスをする行為に代償がないわけがなかった。
睾丸から女児の種を失ったのも、代償の一つだ。
されど、この程度の代償なら、喜んで差し出そう。
私は、美しき自分とのキスを愉しんだ。
244
:
名無しさん
:2022/04/06(水) 14:13:47
若返りのキス
キスをするたびに、松山景一郎は老いて、キモ一郎は若返っていく。
高校を留年したあの日のような、エネルギッシュなキモさに満ちたキモ一郎は、さらなる若さを求めて、松山景一郎にキスを行うのである。
245
:
名無しさん
:2022/04/07(木) 07:35:20
美しい私が、分裂をして、その愛しい自分の複製とのキスを愉しむ。
ナルシズムを極めた私のみが使える禁断の秘術「ナルシズム・キッス」
だが、そのような術に、代償がないわけがなかった。
私は、代償に睾丸から女児の種を失った。
私がいくら女児を願おうとも、女房は徹底して、私の複製のような男児ばかりを産むのだった。
246
:
名無しさん
:2022/04/08(金) 07:28:42
松山景一郎とキモ一郎のキスである。
洪水のように流れ込む、生臭さと苦味、そして、クズさ、無能さ、キモさ、不気味なブルース。
吐瀉物を撒き散らしながら倒れ込んだのは、キモ一郎であった。
所詮おれは紛い物。
本物のキモさには敵わねぇ。
247
:
名無しさん
:2022/04/08(金) 07:30:15
松山景一郎とキモ一郎のキスである。
洪水のように流れ込む、生臭さと苦味、クズさ、無能さ、キモさ、そして、不気味なブルース。
吐瀉物を撒き散らしながら倒れ込んだのは、キモ一郎であった。
所詮おれは紛い物。
本物のキモさには敵わねぇ。
248
:
名無しさん
:2022/04/09(土) 14:21:55
私の死に際、走馬灯に見るものは、やはり美しい自分の姿であった。
それも、二体。
貪るように。
249
:
名無しさん
:2022/04/15(金) 13:59:07
松山景一郎が死ねば
それでいろんなことが解決するはず
俺も前へ進める
だから、お願いします
松山景一郎死んでくれ
250
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 15:39:14
キモ試しのキス
松山景一郎と、その複製、キモ一郎。
どちらがキモくて、臭くて、無能で、クズかを確かめるためのキスが始まる。
251
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 15:43:20
私のナルシズムを満たすものであふれた、楽園があるらしい。
そこには、何でもある。
もちろん、ブルースと大量の女房候補たちも用意されている。
さあ、逝け。
冥界の地へ。
松山景一郎を、楽園へと送る。
252
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 15:52:02
私のナルシズムを満たすものであふれた楽園があるらしい。
私は、そこでギターを抱えて、ブルースを奏でよう。
美しい女房候補たちの喝采を浴びながら……。
松山景一郎を、楽園へ送る。
253
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 18:45:41
私のナルシズムを満たすものであふれた楽園があるという。
楽園にて、愛する自分の複製たちに囲まれ、私は永遠にブルースを奏でよう。
松山景一郎を、楽園に送るためのキスがはじまる。
254
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 18:46:11
私のナルシズムを満たすものであふれた楽園があるという。
楽園にて、愛する自分の複製たちに囲まれながら、私は永遠にブルースを奏でよう。
松山景一郎を、楽園に送るためのキスがはじまる。
255
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 18:47:13
私のナルシズムを満たすものであふれた楽園があるという。
楽園にて、愛する美しい自分と時々キスしながら、永遠にブルースを奏でよう。
松山景一郎を、楽園に送るためのキスがはじまる。
256
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 18:47:39
私のナルシズムを満たすものであふれた楽園があるという。
楽園にて、愛する美しい自分と時々キスしながら、私は、永遠にブルースを奏でよう。
松山景一郎を、楽園に送るためのキスがはじまる。
257
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 23:30:52
私のナルシズムを満たすものであふれた楽園があるらしい。
その楽園にて、私は分裂を繰り返し、自らの複製を大量に作り出し、そこら中を私の美で汚していく。
あるところでは、ギターを抱えて、不気味なブルースを奏でている、またあるところでは、私同士のおぞましいキスが繰り広げられている。
松山景一郎を、楽園へと送ってやってくれ。
258
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 23:33:19
楽園にて、松山景一郎は愛する自分とのキスを繰り返す。
その楽園は、ナルシズムを満たすには、都合の良いものばかりである。
遠くでは不気味なブルースが鳴り響く中、松山景一郎のキスは永遠に続くのである。
259
:
名無しさん
:2022/04/21(木) 12:32:12
愛する美しい自分とのキス。それこそが、私の驚異的な若さを保つ秘訣である。
鏡の前に立ち、映る美しい私にキスを繰り返す。
この行為のおかげで、私は反抗期の少年のような雰囲気を保ち続けることができている。
260
:
名無しさん
:2022/04/22(金) 23:56:49
₹₺₹₺
261
:
名無しさん
:2022/04/23(土) 16:37:10
今はもう過去が夢に出ることはない。
別れた女房も、女児の種を持たぬ奇形の睾丸も、出てこない。
夢に見るとするなら、美しい私だけが現れる夢だ。
二体の私が、キスを繰り返す夢を見た日は、私をとても幸せな気分で目覚めさせるのである。
262
:
名無しさん
:2022/04/23(土) 16:39:03
今はもう過去が夢に出ることはない。
別れた女房も、女房が産んだ男児共も、産まれるはずであった娘も、出てこない。
夢に見るとするなら、美しい私だけが現れる夢だ。
二体の私が、キスを繰り返す夢を見た日は、私をとても幸せな気分で目覚めさせるのである。
263
:
名無しさん
:2022/04/24(日) 17:24:16
おれが何故、おまえを新女房として貰ってやったか、その理由がわかるかい?
それは、おれたちが別れるとき、わかるはずだ。
おれは、プロポーズ代わりにキスをした。
そして、問う。
ブルースが、流れ込んできたか?
いいえ、臭みと苦味で満たされただけ。
おれは、もう一度、キスをして、問う。
ブルースは、流れ込んできたか?
264
:
名無しさん
:2022/04/29(金) 08:18:33
私の初恋の相手は、鏡に映る美しい自分自身だったのである。
私は、気が付くと鏡に口づけていた。
あれから50年が経ち、今でも私は鏡に映る松山景一郎という者に、キスを繰り返し続けている。
265
:
名無しさん
:2022/05/01(日) 09:25:40
キモさを凝縮して、自分自身に注ぎ込む。
50年物のキモさとクズさと無能さを、自らに注ぎ込み、松山景一郎は満足げであった。
266
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 03:20:41
私の初恋の相手は、鏡に映る美しい自分自身だったのである。
気が付くと、私は思わず鏡に口付けていた。
あれから、50年が経った。
今でも、私は鏡の中の自分へのキスを繰り返す。
松山景一郎という、物体に。
267
:
名無しさん
:2022/05/06(金) 20:51:39
直死のキス
世にも恐ろしい、私と分裂した私が行うキス。
私は、禁術ナルシズムキスを唱え、分裂し、長いキスが始まる。
その不気味なキスを目撃したら、最後だ。
268
:
名無しさん
:2022/05/06(金) 20:58:44
不意打ちのキス
再婚の時、これからは私の唇は新女房のものだから、そう言って、もう現れぬようキモ一郎に忠告をした。
私の言いつけ通りに現れなかったキモ一郎であったが、ある日、私の唇に、突然、生臭くざらついたものが当てられた。
それは、紛れもなくキモ一郎の唇であった。
269
:
名無しさん
:2022/05/08(日) 07:22:17
おやすみのキス
松山景一郎は、分裂した美しい自分とのおやすみのキスによって、私は深い眠りにつくのだった。
もう二度と目覚めない気さえする、深い眠りだ。
270
:
名無しさん
:2022/05/08(日) 07:36:14
おやすみのキス
松山景一郎は、分裂した美しい自分とのおやすみのキスによって、深い眠りにつくのだった。
もう二度と目覚めない気さえする、深い眠りだ。
271
:
名無しさん
:2022/05/08(日) 14:09:08
溺死のキス
松山景一郎は、分裂しキスをする。
濁流のように注ぎ込まれる、キモさ、クズさ、無能さ、そして不気味なブルース。
松山景一郎は、自らの全てを飲み込み、溺死した。
272
:
名無しさん
:2022/05/15(日) 22:22:43
景一郎が死ねば、その不気味な死体が裂け、真人間となった聖一郎が、現れるかもしれない。
273
:
名無しさん
:2022/05/16(月) 08:39:48
口移しのキス
景一郎は、分裂し複製を作り、自身の全てを口移しする。
キモさ、クズさ、臭さ、無能さ、そして、不気味なブルース。
すべてを、移し終えた景一郎は、事切れた。
274
:
名無しさん
:2022/05/20(金) 18:42:06
転生のキス
私が死んだら、息子たちの息子に生まれ変わろう。
275
:
名無しさん
:2022/05/21(土) 16:50:17
サプライズのキス
鏡に映る美しい自分にキスをする。
愛する美しい自分自身に贈る、サプライズのキスだ。
276
:
名無しさん
:2022/05/23(月) 16:14:42
私がギターを抱え、ブルースを奏でながら歩く……。
すると、私の後ろに列ができる。
私の女房に希望する、女房候補たちの列が。
277
:
名無しさん
:2022/05/26(木) 16:26:06
キモさ比べのキス
オリジナルと複製、どちらがよりキモいかを確かめるためのキスが行われる。
生臭く、ざらついた唇を密着させ、互いにキモさとクズさと無能さとブルースを流し込む。
吐瀉物を撒き散らしながら、倒れ込んだのは、複製であった。
所詮、おれは偽物だ。
本物のキモさにはかなわねェ。
278
:
名無しさん
:2022/05/26(木) 16:26:42
キモさ比べのキス
オリジナルと複製、どちらがよりキモいかを確かめるためのキスが行われる。
生臭い、ざらついた唇を密着させ、互いにキモさとクズさと無能さとブルースを流し込む。
吐瀉物を撒き散らしながら、倒れ込んだのは、複製であった。
所詮、おれは偽物だ。
本物のキモさにはかなわねェ。
279
:
名無しさん
:2022/05/26(木) 16:29:21
キモさ比べのキス
オリジナルと複製、どちらがよりキモいかを確かめるためのキスが行われる。
生臭い、ざらついた唇を密着させ、互いにキモさとクズさと無能さとブルースを流し込む。
吐瀉物を撒き散らしながら、倒れ込んだのは、複製であった。
所詮、おれは偽物。
本物のキモさにはかなわねェ。
280
:
名無しさん
:2022/05/26(木) 16:30:14
キモさ比べのキス
オリジナルの景一郎と複製のどちらがよりキモいかを確かめるためのキスが行われる。
生臭い、ざらついた唇を密着させ、互いにキモさとクズさと無能さとブルースを流し込む。
吐瀉物を撒き散らしながら、倒れ込んだのは、複製であった。
所詮、おれは偽物。
本物のキモさにはかなわねェ。
281
:
名無しさん
:2022/05/26(木) 16:39:44
エネルギッシュなキス
高校を留年したあの頃と同じエネルギッシュなキモさで、私は私にキスをする。
永遠に卒業などするものかと、誓ったあの日、私の老化は止まったのだ。
あの頃と、何も変わらない。
私のエネルギッシュなキモさは、不変であった。
282
:
名無しさん
:2022/05/28(土) 08:52:55
街頭のキス
ナルシズムと厚顔無恥さとぶるーすがあれば、私はこんな街中でだって、キスができる。
283
:
名無しさん
:2022/06/08(水) 15:15:04
ブルースの申し子のキス
おれは、ブルースの申し子。
クズでキモくて臭くて無能で、本当にブルースだ。
そんなおれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし歌うブルースを、別れた女房はキモースと呼び耳を塞いだ。
そのキモースを、今、おれは歌っている。
284
:
名無しさん
:2022/06/08(水) 15:15:30
ブルースの申し子のキス
おれは、ブルースの申し子。
クズで、キモくて、臭くて、無能で、本当にブルースだ。
そんなおれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし歌うブルースを、別れた女房はキモースと呼び耳を塞いだ。
そのキモースを、今、おれは歌っている。
285
:
名無しさん
:2022/06/08(水) 15:16:44
ブルースの申し子のキス
おれは、ブルースの申し子。
クズで、キモくて、臭くて、無能で、それでいてナルシストなおれは、本当にブルースだ。
そんなおれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし歌うブルースを、別れた女房はキモースと呼び耳を塞いだ。
そのキモースを、今、おれは歌っている。
286
:
名無しさん
:2022/06/08(水) 15:17:49
ブルースの申し子のキス
おれは、ブルースの申し子。
クズで、キモくて、臭くて、無能で、本当にブルースだ。
そんなおれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし歌う不気味なブルースを、別れた女房はキモースと呼び耳を塞いだ。
そのキモースを、今、おれは歌っている。
287
:
名無しさん
:2022/06/08(水) 19:59:03
原初のキスの記憶は、幼時の頃、鏡に映る美しい自分自身とであった。
あれから50年が経ち、相変わらず私は、鏡に映る松山景一郎という不気味な物体に、キスを繰り返している。
288
:
名無しさん
:2022/06/11(土) 17:28:10
私の奇形でまみれた肉体に当然の如く奇形であった、女児の種を持たぬ私の睾丸。
そんな呪われた睾丸を、最も恐れたのは別れた女房なのかもしれない。
私は女房を忌んだ。
女児を産んでくれなかったことよりもまず、私の睾丸が女児の種を持たない事実を明らかにしたという許されざる行為。
それは、重罪なのである。
289
:
名無しさん
:2022/06/11(土) 17:33:16
景一郎の肛門のような唇が窄まりながら、食物を飲み込み、それは体内を通り、本物の肛門から、臭一郎として排出される。
その事実が、あまりにも不気味だ。
290
:
名無しさん
:2022/06/13(月) 10:32:00
語り部のキス
291
:
名無しさん
:2022/06/13(月) 10:36:06
いつものように、愛する自分とのキスを楽しんでいると、突然、別れた女房の味が流れ込んだ。
目を開けると、そこにいたものは、別れた女房「Y」だった。
そして、女房は語りだした。
あたしはね、伊達にキモ一郎の女房を20年もやってねぇからね、語るに
292
:
名無しさん
:2022/06/15(水) 15:55:28
おれは、ナルシズムを満たすものに金を惜しまない。
別れた女房は、おれの稼ぎのなさや、キモさを嘆く。
おれは、女房をギターで殴った。
あのときの悲鳴は、ほんとうにブルースだった。
293
:
名無しさん
:2022/06/18(土) 20:23:02
極みのキス
キモさを極めたおれは、このキモさを誇示したくてしかたなかったのだ。
クズは、歌う。
お情けで用意されたステージで、誰も求めない不気味な歌を。
そして、最後は分裂したおれとおれのキスで終わる。
悲鳴が上がり、おれは陶酔に満たされる。
294
:
名無しさん
:2022/06/19(日) 17:50:01
おれは、歌う。
別れた女房への呪詛を。
そして、女房候補たちへの愛を。
295
:
名無しさん
:2022/06/21(火) 10:22:37
解放のキス
おれの呪われた睾丸の中に、たった1粒の女児の種がある。
そいつは、確かにおれによる解放を待っていた。
296
:
名無しさん
:2022/06/22(水) 16:01:20
有難うのキス
美しい自分に、有難う。
松山景一郎は、愛する自分自身にキスをする。
ナルシズムは満たされ、不気味なブルースの鳴り響く中、松山景一郎は昇天した。
297
:
名無しさん
:2022/06/23(木) 14:22:25
スケベジジイのキス
本能のまま生きるスケベジジイが、見るに耐えぬキスを繰り返す。
298
:
名無しさん
:2022/06/23(木) 14:58:11
スケベジジイのキス
本能のまま生きるスケベジジイが、見るに耐えぬキスを繰り返す。
おぞましいことに、どうやらこの不気味なジジイは、注目を浴びるのを好むらしい。
クズとキモさと無能さを見せつけ、絶頂に至る様を。
299
:
名無しさん
:2022/06/24(金) 07:19:32
ナルシズムを満たすものに金を惜しまないおれにとって、別れた女房は、酷く邪魔な存在だったのだ。
女房は、美しいおれを美しくないと言った。
おれは、女房をギターで殴った。
あのときの悲鳴はほんとうにブルースだった。
おれは、女房と別れた瞬間、性器から血を発射したかと思った。
300
:
名無しさん
:2022/06/24(金) 07:29:01
ナルシズムを満たすものに金を惜しまないおれにとって、別れた女房は、酷く邪魔な存在だったのだ。
おれは、女房をギターで殴った。
あのときの悲鳴は、ほんとうにブルースだった。
そして、おれは愛する自分とキスをする。
301
:
名無しさん
:2022/06/25(土) 13:53:45
愛する美しい自分を複製する禁断の秘術は、おれに後遺症をもたらした。
おれは、睾丸から女児の種を失った。
おれのナルシズムは満たされたが、その代償はあまりにもでかい。
別れた女房は、おれの複製のような男児共を抱きながら、キモ一郎、キモ一郎と嗚咽しながらさけぶのだった。
おれは、女房をギターで殴った。
あのときの悲鳴は、ほんとうにブルースだった。
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