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戦場スレpart1
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>>976
>ユウセイのみならず甲斐の乗員及び戦場全ての人員に響く声と同時に
>周囲は闇に包まれ星の光しか見えず…不気味な静寂に包まれていた
宇宙空間に近いが、全くの別の何処かへと隔離されたのだ
「!! 海賊の機体が消えた・・・!!」
違和感にはすぐに気づいた、だがそれも当たり前の話。
ヒツギはレイナとライトの援護に向かおうとしていたのだ、そのターゲットが消滅したとなればどうか?
言うなればバスの停留所が電車の駅が消滅したのと変わりない
周囲を見渡せば一面青だった世界がどうか、一転して黒ばかり。
ただ闇の中にいるとは思えない、それぞれ互いの機体を視認することが出来たからだ
「ここは・・・まさか」
ヒツギはある予感を感じモニタの端へと視線を移した、それは予感ではなく確信に変わる
機体の自立制御プログラムが重力下から無重力下へと自動切換えを行っているのだ。
軌道制御、特にブレーキ類のスラスター運用の切り替えから水中以外の浮遊状態であることが分かる
「宇宙に飛ばされたのか!?」
>「こんな姿でゴメンナサイね〜ソコの赤い悪魔にオシオキされちゃいまして
>あ、僕の気が済み次第オウチへお帰りいただきますんで。ご安心くださいなっと♪」
この予測不可能な事態に驚愕しているのも束の間、モニタにビデオ付きの通信が届いた。
見たことがある・・・というレベルを超えて忘れる訳が無い
今まで戦ったどの敵よりもインパクトのある見た目で、不条理という言葉が似合う攻撃を繰り出してきた・・・
「やっぱりお前の仕業かピエロ野郎・・・!何を企んでいる!」
この戦場に姿こそ見えないがこの空間を作り出した主で間違いなさそうだ。
前回の戦闘で倒せなかったあの特機を破壊するためだろうか、だとすればもう一度コピーを倒せば解決するはず
しかしとてもそれだけとは思えない、もしそれだけだったならわざわざ部隊全員を飛ばす必要が無いからだ
>「さあさあ今回のメイーンイベント!本物はどれか?ロワイヤル!はじまり!はじまり〜!」
クラウンのその言葉と共にヒツギの前に、いや全員の前に現れる機体。
それはユウセイの駆る機動兵器に極めて似た・・・恐らくは黒い特機と同じくコピーしたであろう機体
「趣味が悪いぜ!・・・人のこと言えないけど」
ピエロの口ぶりとストライクストームの性能を考えれば恐らくはフェイクが混じっている。
プリズムファントムを利用した虚像の投影、つまり大半の中身は小型の誘導兵器ということになる
機動力自体は厄介だが性能はたかが知れいている
「いいぜ、そのゲーム乗ってやる!」
高周波ブレードがスライドし、腕を延長するように切っ先を向けて真っ直ぐに伸ばした配置へと変わる
そうしてからバルクレイスは思い切り踏み込んで目の前にいるシャドウストライカーへと突きを・・・打とうとした。
だが忘れてはならない、ここは宇宙空間でありヒツギの考える地に脚を叩き付ける『踏み込み』を行う足場が存在していないこと
そしてバルクレイスは今だSCIが復旧していないということを
「うおっ!?」
無重力戦闘にまるで慣れていない様子で、下方向に攻撃が吸い込まれたかのように空振りをかましてしまった
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