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ツンデレじゃない長編投下・評価スレ
1
:
名無しさん
:2005/08/25(木) 00:21:49 ID:39XN4txs
既存のキャラで長編を書いたは良いがツンデレ小説とはかけ離れたデキになってしまったことはありませんか?
(ツンがない、アクション、純愛、ギャグ一辺倒)
明らかにスレ違いと揶揄されそうな長編はここに投下しましょう。
またはこのスレの人達に評価してもらい本スレに投下するか決めましょう。
判断基準・ツ ン デ レ はあるか?
うん、ごめん建てたけど需要ないかも。
2
:
1
:2005/08/25(木) 00:32:41 ID:39XN4txs
需要があるかも分からんのにageておく。
3
:
名無しさん
:2005/08/25(木) 00:44:08 ID:ggKXaOy6
長編がツンデレかどうか、ってのを評価してもらうスレだよな。
ちょっと厳しい意見でゴメ。
ツンデレじゃない長編も投下おkってスレなら、
本格的なSSスレでやったほうがよくないか?
ここがあることでツンデレじゃない長編おk、って空気が出来ちゃうのは怖いw
あー、ウゼーコイツと思ったらスルーしてくだされ。
4
:
名無しさん
:2005/08/25(木) 00:50:34 ID:39XN4txs
>>3
うはwそこまで考えてなかったorz
まずそこからっすね
5
:
名無しさん
:2005/08/25(木) 00:54:36 ID:bJpDc5Hs
長編に関する質問もここでいいのかな?
と言いながら、質問。
・長編で、ツンデレ主体じゃなくて、ツンデレなキャラが出てくるってだけなのはダメポ?
6
:
5
:2005/08/25(木) 00:55:32 ID:bJpDc5Hs
あ、もちろん脇役じゃなくて、ちゃんとメインキャラで出すけど
7
:
名無しさん
:2005/08/25(木) 01:02:28 ID:ggKXaOy6
>>6
判断基準・ツ ン デ レ はあるか?
ツンデレなキャラがでてくるSS。
さあツンデレはあるか?
8
:
名無しさん
:2005/08/25(木) 01:02:48 ID:39XN4txs
ようはツンデレ萌えがあればいいんじゃない?
ごめんもっと人集まってくれないと検討は難しいけど。
9
:
名無しさん
:2005/08/25(木) 01:12:48 ID:bJpDc5Hs
>>7
一応あると思い込んでる
10
:
名無しさん
:2005/08/25(木) 06:46:44 ID:msiNWKA2
俺はツンデレじゃないのは別スレで投下してる。
そのスレはちょっとコテの馴れ合いが多くてちょっとウザイが、適当なスレもないんでww。
11
:
名無しさん
:2005/08/25(木) 07:32:30 ID:0Kkx74/.
最近は10レス以内の中編までしか投下してない俺が一言。
最初に脳内で考えてる時は、十分ツンデレなんだけど、
書いているうちに長くなってツンデレの無い回が増える俺。
一応、設定やストーリよりも、常にツンデレ重視で組んでたんだけどなあ。
12
:
名無しさん
:2005/08/25(木) 15:38:48 ID:ggKXaOy6
>>11
そこはツン期→デレ期の境目の中性期ってことでひとつ
13
:
ロストマン 1/3
:2005/08/27(土) 02:16:29 ID:IEuNLHTo
まるで、出来の悪い喜劇。
…もしも神様がこの世にいるのなら、子供みたいに、無邪気で、残酷なんだろう。
見ていてくれたら、嬉しい、って…!
……でも、死んじゃったら、見届ける事なんて、できないじゃないか!
「うぅ…くっ……!」
努力して、努力して、努力して…!
他の人の、何倍も何倍も努力して!
周囲からの罵詈雑言も、堪えて、
こらえるたびに、努力して、努力して、努力して!!
「なんで…!なんでなんだよ……!?」
……それで報われないなんて、そんなの、おかしいよ!
そんなことは、絶対に、間違ってる。間違ってるんだ…!
「―――だって、だってそんなの、」
努力した人が、惨め過ぎるじゃないか…!
そんなの、虚しすぎる。そんなの、哀しすぎる……!!
――――――たくさん努力をしたなら、努力した分、報われるべきなんだ。
ぼくは、まだたったの十数年しか生きていない。
…だから。はたから見たら、こんなの唯のキレイゴトでしかないんだろう。
だけど、それでも。
……この想いだけは、間違いなんかじゃない。
――――――――決して、間違いなんかじゃ、ないんだ……!
14
:
ロストマン 2/3
:2005/08/27(土) 02:17:39 ID:IEuNLHTo
少し、眠ってしまったみたいだ。
父さんの遺した手紙が、なみだとか、はなみずとかで、くしゃくしゃになっている。
…外に出る気が、しなかった。
でも、かなみに休むって伝えないと。
「…ごめん、かなみ。
今日は、学校休むよ。ちょっと、熱があるみたい」
「アンタ、風邪じゃないでしょ。
…理由を教えなさい。それなら適当に取り繕ってあげるわ」
どうして、ばれちゃったんだろう。
嘘つくことには、慣れていたのに。
でも、かなみに教えるわけには、いかない。
同情も、哀れみも、ぼくは欲しくないんだ。
「……ただの風邪だよ。それ以上の理由は、ない」
「嘘つくの、ヘタね。
さっさと教えなさい、命令よ」
――――――もう、教えるしかない。
「……父さんが、いなくなったんだ」
そう、いなくなって。
―――――もう、二度と、帰ってこない。
「よかったじゃない、どうせすぐに―――――」
「ふざけんな!よくないに決まってるだろッ!!
どうせ!?どうせって何だよ、お前に俺の父親の何が分かるんだよ!?」
「いや、だってその………」
「今までずっと努力してきたアイツの、何がわかるって言うんだよッ!?
…分かるなら言ってみろよ。ほら、さっさと言えよ椎水かなみッ!!」
電話口から、かなみの声は聞こえない。
それで、ようやく、自分の過ちに気がついた。
…ぼくは、ばかだ。
誰も傷つけたくなんか、ないのに。
こんな言葉を、吐いてしまった……!
ぼくは、ばかだ…………!!
15
:
ロストマン 3/3
:2005/08/27(土) 02:18:46 ID:IEuNLHTo
「……ごめん、言い過ぎた。でも、ぼくは学校には行けない。
ちょっとの間、ほっといてくれ。かなみに、迷惑かけちゃうから」
ぼくは、いつも誰かに迷惑をかけて。
…やっぱり、ぼくはいらない人間なんだ。
「アンタ、やっぱりバカよ。
生きてく上で、誰かに迷惑かけるなんて当然のことでしょ?」
「…たしかに、そうかもしれない。
でも、ぼくは、かなみみたいに割り切れないんだ」
そういう生き方は、ぼくみたいな弱い人間には、できないんだ。
「学校、しばらく休むよ。風邪をこじらせたって伝えてほしい。
……ぼくのことなんて、誰も分かっちゃくれないだろうから」
「ウジウジウジウジ、いい加減あったまきたわ!
大体、アンタのことなんて、他人がわかるはずないでしょ!?」
…言われなくても、わかってる。
ただ、わかってほしいだけなんだ。
「ちょっと穿き違えてるみたいだから、一言だけ言っとくわ。
……アンタの周りにいる人たちは、人形なんかじゃない」
「そんなこと、言われなくてもわかってるよ…!」
電話を切る。
…回線を、抜いておいた。
――――――これ以上話すと、ぼくがぼくじゃなくなる気がしたから。
16
:
名無しさん
:2005/08/27(土) 13:48:02 ID:ta7UtgeM
>>15
GJ!!!
17
:
保守代わり長編の人
:2005/08/27(土) 14:45:16 ID:8dR622LE
ここは、一気に30レス投下してもおk?
18
:
名無しさん
:2005/08/27(土) 14:54:31 ID:ta7UtgeM
>>17
人いないし、いいんじゃまいか?
19
:
保守代わり長編23〜end (1/30)
:2005/08/27(土) 17:10:34 ID:8dR622LE
一人のエルフが森を駆け抜ける。
全力で、森中の気配を探る。無数に感じ取れる森の生き物の気配。そんな中、かすかに
漂ってくる邪の気配。それを目指して、ただひたすらにアスタは走っていた。
早くしなければ、魔王が降臨し世界が滅びる。それは絶対に起こってはいけないこと。
彼、アスタにとって世界の平穏こそが彼の信じる正義。彼はそれだけを信じてただひた
すらに生きていた。
そして今、魔王討伐という、まさに彼の正義の最終地点のような使命を与えられた。こ
ういうと不謹慎かもしれないが、彼は喜んでいた。
自分が、英雄になれるチャンス。(ちなみに彼は人でありながら、エルフに英雄と呼ばれ
たエドを心の師と勝手にしている)
気配は、着実に近づいている、あと少しだ。
だが、いついかなる時も、邪魔というものは入るものだ。
走る先、一人の男がたたずんでいた。二日前、小屋の外で話を盗み聞きしていた男だ。
気配で分かる。
闘志に満ちた気配。
アスタは剣の柄を握る。そして、そのままのスピードで男――リオンに攻撃を仕掛けた。
リオンも左手一本で剣を握り、対応する。
ガギンッ!!
馬鹿でかい金属音が森の空気を振動させた。
高速で走りながら振り下ろした一撃を、片手で止められた。そのことに多少の驚きを感
じつつも、アスタはすぐに後方へ跳び剣を構える。
対するリオンは独特の構えでアスタを迎える。
リ「悪いが、ここら先は絶対に行かせない」
ア「!? 何を考えているんだ!? お、お前はあの娘を守ろうとしてるのか!?」
リ「あぁ、そうだが? そんなに驚くことか?」
ア「あ、あの娘はもうじき魔王になるんだぞ! 何故守る?!」
リ「ニーナを守る。そう俺が決めたからだよ」
二人の男が、己の正義を胸に、戦いを始めた。
20
:
保守代わり長編23〜end (2/30)
:2005/08/27(土) 17:11:29 ID:8dR622LE
2500年前、魔王と神々との戦いに区切りが打たれ、世界が安定し始めた。それまで
逃げ隠れ細々と生きていた人間は、ようやく文明を発達させ始めた。
そして、その頃エルフ族の使う魔術に、人間は興味を持った。しかし、人間は魔術が使
えない。
そこで、当時の人間はエルフと血を混ぜることで、魔術行使可能な人間を作り出そうと
考えた。しかし、エルフは我々人間の欲深いところを危険に思い、決して人間とエルフが
交わらないようにと、エルフ達の間で法律を作った。
そこでエルフに一人の男が送り込まれた。男はエルフの女との間に一人の子を持つこと
に成功した。だが、すぐにハーフエルフの誕生はエルフ達に知られた。送り込んだ男はな
んとかしてハーフエルフだけは逃がすことに成功したが、ハーフエルフを生んだエルフの
女と、人間が送り込んだ男は処刑された。
しばらくして人間達は男の送った情報から、ハーフエルフを発見、保護した。
その後、研究所にてあらゆる実験が行なわれた。そして血液を採取した後、エルフがこ
のハーフエルフを始末しに来て、そのとばっちりを、人間が受けないように、先にハーフ
エルフを処分することを決定した。
だが、それを本能的に察知したのか? ハーフエルフは次の日の早朝、牢獄から逃げ出
した。
その後は、研究所では採取したハーフエルフの血液を使い、ホムンクルスの製造を試み
た。肉体そのものは、意外と早くにできた。けれど、魂ができなかった。
魂のないただの抜け殻。それでは全く意味がない。
擬似魂の製造。それは当時の人間の持つ知識では不可能な領域だった。
そのため、ホムンクルスの製造は暗礁に乗り上げた。
そして、ある時突然降臨した魔王の欠片。折角築き上げていた文明は、一気に壊され研
究所も崩壊した。だが、何とか研究員の一人が血液サンプルだけは回収に成功した。
その後、2500年の間。現れた魔王の欠片が竜族とエルフ達によって滅ぼされて、再
び文明を復活させようとしても、また途中で新たな欠片が復活し、ホムンクルスの研究も
全く出来ない状況にあった。
21
:
保守代わり長編23〜end (3/30)
:2005/08/27(土) 17:12:11 ID:8dR622LE
しかし、今から300年前の欠片の降臨を最後に文明の崩壊は起こっていない。
それによって、人間もそれなりに文明を戻し、再びハーフエルフのホムンクルス製造の
計画が持ち上がった。
だが、やはり擬似魂の製造が困難を極めた。
魂など、非物質に関する情報、知識を人間は全くと言っていいほど持っていない。
もう、ハーフエルフのホムンクルス製造は不可能なのか?
そう思われ始めた。
だが、意外なところから助け舟が出てきた。
現れたのは、一人のエルフだった。
彼は人間達に多くの知識を供給した。人間の全く知らなかった、細かな情報を与えた。
人間は彼に問うた。
―何故、我々にこんな知識を与えるのだ?―
エルフは言った。
―ハーフエルフと、人間に興味を持ったからだよ。でなければ、こんなことはしない―
よくわからないが、人間はこれによって一気に研究を進めた。
そして、今からおよそ20年前。ついに擬似魂の製造に成功。
ハーフエルフの完全なホムンクルスを作り出すことに成功した。
これは、強力な魔術兵器を手に入れたのと同義だ。
人間は感謝の意を込めて、エルフにホムンクルス一号の命名を頼んだ。
彼は自分の名前からいくつか文字を取り、それをラスティンと名付けた。
22
:
保守代わり長編23〜end (4/30)
:2005/08/27(土) 17:12:49 ID:8dR622LE
ドランドは興味あることしかしない。興味のないことは全くしようとしない。
ドランドは、ハーフエルフに興味を持った。理由は何なのだろう? 同じ異端者だから
だろうか? わからないが、彼はハーフエルフ――ミントに興味を持った。
次に興味を持ったのは人間だった。
人間はミントの血液からホムンクルスを作ろうとしていた。
全く以って馬鹿らしい。当時のエルフ達はそう思った。そのため人間のことはもはや眼
中に入らなくなった。何故なら、そんなこと不可能に違いないとエルフは思ったからだ。
ホムンクルスを作るということは、魂を創り出さなければならない。それは『奇跡』の
領域。魔王や神族くらしかできない『奇跡』だ。そんなことを、人間ができるはずがない。
そういう理由があって、人間は監視する必要なしと結論付けられた。
しかし、そんな人間にドランドは興味を持った。
本当に無理なのだろうか? 彼等の考え、アイディアは時に思いもしない物を作り出す。
もしかしたら、できるのではないか?
人間の持つ巨大な『可能性』。それにドランドは興味を持った。そして、知識を与えた。
するとどうだろうか。人間は擬似魂の製造に成功したのだ。もちろんこのことは他のエル
フには知らせていない。
作り上げられたホムンクルスは順調に成長し、今年21歳となった。
見た目は驚くほど美しく育った。だが、彼女に自我はない。もともとそうなるように魂
を創ったのだ。彼女は与えられた命令に必ず従う。まさに兵器だ。
そして、つい先日。ドランドはこの兵器を借りていった。
ドランドの目的――興味のあることは、コピー対オリジナル。どちらが勝つのか?
まるで子供のような考えだ。だが、彼はそれに興味を持ってしまった。
興味のないことは、徹底的に拒絶する。だが、興味のあることは、徹底的に試してみた
くなる。
それが、彼の性質なのだ。
だから、今ミントと、コピー――ラスティンは対峙していた。
ド「私は、あなたがこれに勝てるのかどうか、それを見てみたいんですよ」
ミントが苦渋の表情を浮かべた。
23
:
保守代わり長編23〜end (5/30)
:2005/08/27(土) 17:13:25 ID:8dR622LE
目の前のエルフが何を言っているのか。わかってるんだけど、理解できない。
混乱していると、ドランドはコピーに命令を下した。
ド「このハーフエルフを殺せ」
ミントを指差して言う。
その言葉で、コピーは動いた――いや、跳んだ。瞬時にミントの目の前に跳び込む。ミ
ントは突然のことで動けない。
コピー――ラスティンはミントの襟首を掴むと、そのまま思い切り壁目掛けてぶん投げ
る。
壁が砕ける。ミントの体が小屋の外に飛ばされた。小屋の壁に開けられた大きな穴。
その縁にラスティンが立ち、地面に倒れるミントを見た。無表情のまま跳び、大地に着
地する。
ミントは地面にうずくまりながら勝手に肺からこぼれ出る息を、何とか押しとどめよう
としていた。目を開き、こちらに向かってくる自分を見る。奇妙な光景だ。自分に殺され
る。馬鹿らしい。そんなこと、させてたまるか。
ミントが、ゆっくりと力を込めて立ち上がった。ふらふらとする体を、何とか支えなが
ら、目前の自分を見る。それは無表情。何の感情も読み取れない。まるで人形だ。
それが再び跳んだ。さっきと同じように懐に跳び込んで来る。しかし、今度は反応でき
た。全く同じでは、ミントでも分かる。地面を蹴り、体を後ろに飛ばす。
ラスティンの手は空を切った。だが、すぐにもう一歩跳び、逃げたミントに詰め寄る。
今度はミントの反撃。一瞬で魔術の構造を創りだす。描き出したのは炎。紅蓮の炎。
躊躇わず言葉を発する。
ミ「燃えろっ!」
詰め寄ろうとするラスティンとミントとの間の空間に炎の球が現れ、ラスティンを襲う。
ラスティンは体を右に飛ばした。大地を転げ周り、衣服についた火を消す。
そしてすぐに立ち上がる。両手足の布はほぼ完全に焼け落ちている。そこから見える皮
膚もひどい火傷を負っている。しかし、ラスティンは全く痛がるそぶりを見せない。
今度はラスティンが魔術の構造を編み出した。
世界の『法則』が覆され、ラスティンの想像した「法則」が具現化する。
魔術対魔術。
二人のミントの戦いが始まった。
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