したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

【ミ】『星のダイアローグ』

1『朝山』:2020/12/01(火) 10:52:21
――星も時をかける旅行者だった。
どれだけ多くの太古の光の点が、今は死んでいる
太陽の最後の響きだったのだろうか?
        『ランサム・リグズ』

―――――――――――――――――――――――――――――

★ここは『朝山』がGMのミッションを行うスレです。

320アレクセイ・В・С『タンガロア』:2021/02/05(金) 22:11:53
>>316

オーディエンスの反応はイマイチ。うーん、まだまだ時代はボクちゃんに追いついてないねェ。
ケッ、これからオレ様が歌い手系YouTuberになって1億再生行った時に
ここでサインもらわなかった事を精々後悔するがいいサ!
ふてくされながら石ころをドリブルしてると、後ろから女神から声をかけられた。

>バーネ「あっ、待ってまって! そこのロシアボーイ君!
>ふふっ! アイドルを助けたヒーローの一人だって言うのに、何も言わずに
>立ち去ろうだなんて、水臭いじゃないの! まぁ、私は男らしくて素敵って
>思うけどね!」

「イヤ、オレ様は別に救ったわけじゃないヨ。ひったくりを捕まえるついでにそうなったダケ」
「ま、病気と借金以外なら、もらえるモノはもらっておくケドねぇ〜〜〜〜〜」

顔の前で手を振って、ヒーローという言葉は否定しておく。
金か、あるいはそれ相応のリターンがなければ自分は動くつもりはない。
今回は結果的に感謝というものが付いてきたが、それが欲しくて動いたわけではないので、ここにいる理由はない。
とはいえ、祖国では貰った事はないものだ。くれるなら無碍にする程でもない。

>モメ子「ニキシちゃんが困ってた時に、傍にいてくれてありがと〜
>お礼に、おっぱい揉む?」

「めっっっっっっっっちゃ魅力的な提案なんだけどサァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「トモダチ助けたお礼にキミが身体差し出すって、なぁんかボクちゃん悪い子になっちゃいそォ─────」
「その機会はキミ本人を助けた時にもらうことにするワ!」

折角上がった好感度は、まだ使わずにおきたいしネ☆ミ

>二宮「本当、有難う御座います。さっき、ジャンボリさんって言う人が
>私のバックが盗まれた事を聞いて、あの犯人に問いただしてくれたのか
>バックを見つけてくれたんですよ。幸い、金品も無事です」

「その様子じゃあ大事なモノも無事だったんダネ。おめでとォ─────」
「んん?オトモダチ同士で和気藹々としてるところにボクちゃんお邪魔しちゃってイイのぉ?」

まぁ呼ばれてるなら遠慮しないケド。アイドルのお話もそれなりなら喋れるヨ。

「そんじゃ!美味しいところ期待してるぜニノミ〜〜〜〜〜」

321円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/02/06(土) 07:11:08
>>317

「あーあ、ウレイさん行っちゃったー。
 あたしウレイさんと遊園地で遊びたかったのになー!」

「ウレイさーん! クッキーの感想また言いますねー!」

円谷世良楽は空気を読むタイプではないが、
付き纏ったら嫌がられそうなら、それは察せる。
察した上で付き纏うという事もあるのだが、
御影憂に、今それをしないという判断をした。

「ねえねえー。ワンちゃん、あたしも行くね。
 この遊園地閉まったりしないよね?
 スキャンダルってやつとかさー!
 ないよね? 他の遊園地って遠いしー。
 あたし、今度はちゃんと遊びだけしに来まーす」

「だからまたねー。バイバーイ!」

言い残して、『従業員通路』へ歩いていく。

「よし、ウレイさんに、
 とっておきの『お土産話』を返してあげよ〜〜〜っと」

円谷世良楽は空気を読むタイプではない。
短絡的に、『なぜこんな事をしたか』を聞きに行こうというのだ。

……『信号機の三人組』については事態に関与していた認識が無いので、
『そこにいる』事自体を円谷は認識していない。まあ見咎められるだろう。

322『ほ〜し〜み〜ランド』:2021/02/06(土) 21:36:19
>>318(御影PC)

ワン「……ッ お化けさん。なら、これを持って行って!」

そう、一円玉のこぜにくろうは自分が首に吊り下げていた『金貨』を外すと
去ろうとする貴方に半ば強引に渡した。

ワン「……あのね。僕 時々ぼんやりして何処か薄暗い場所で彷徨ってたような気がする。
その時、お化けさんに似た人が助けてくれてた気がするの」

そう、涙声で梟は告げる。

ワン「僕、お化けさんの事忘れないよ……ッ」

……ズゥン。

『ワン』に見送られ、貴方は再び倉庫のほうへ戻る。
あの『カエルの被りものめいた梟』……それは移動する事なく目を閉じ佇んでいる。
(※御影PCのみ、次レスにて終了)

>>319(風歌)

ミゾレ「ふぅん、むぅ……ならそこまで心配する事ないか。
とりあえず、あいつが犯行声明を出したんなら『エクリプス』と関わりあるかも知れんし
無関係でただ騒ぎの為に騙ってただけでも今回の規模を考えりゃ、暫くは臭い飯と冷たい
鉄の床が奴に用意されるだろうさ」

スタンドで脱出なり何なりは、奴の能力を見るに不可能に近いだろうしな。と
彼女が呟いた最中に、その腰に忍ばせてたスマホが震えた。

ミゾレ「もしもし、よう、お前か。ハッカーのほうは済んだのか?
…………なに、人死が……?」

どうにも穏やかでない内容、彼女は少し早口で連絡を済ませ通話を終えると
眉を顰めて貴方に告げる。

ミゾレ「ちっ、催事館でハッカーの対応をしてた仲間なんだが。こっち見たいに
外部の使い手と協力して、どうも電子空間で情報を駆け引きして勝負してたんだが
そのハッカーが用意してた刺客ってのが死んだらしい。そのハッカーに使い捨てられた
形でな……胸糞悪い話を聞いちまったぜ。
 とりあえず、私はその別件のトラブルの詳細を聞いてくる。
……風歌、今日は本当に助かったよ」

有難う、と彼女は照れ臭そうに告げ催事館に走り去っていく。
 短くも濃かった相棒は居なくなり、貴方はフリーだ……残る時間を遊園地で
遊んで過ごすのも良いし、他の気になるものと同行するのも一つの手だ。

323『ほ〜し〜み〜ランド』:2021/02/06(土) 22:03:51
>>320(アレクセイPC)

美味しい所、そうなると遊園地内では自然と『大食堂』へ寄る事になる。

バーネ「沢山食べてちょーだいね。今日はニキシちゃんと会えた事も
記念して奮発するからねー!」

そう、オネエの彼、彼女? と心の性別が曖昧な人物は大食堂の格式高い人が
訪れる高めのレストランにアレクセイを案内して、食事を振舞われる事になる。
爆乳の女の子、盲目ながら美しい少女に心は乙女な美しい三輪に囲まれての
食事は貴方を至極満足させる形のものだったであろう。
また『十万円』(※ミッションの報酬、もう半額は後日アリーナの礼金として)も
引ったくりを見つけた事と、自分(二宮)を助けてくれた事、大切な友達を
助けてくれたと言うバーネとモメ子からの感謝を込めて金銭も送られた。

モメ子「美味しかった〜、ねぇニキシちゃんにバーネちゃん。
観覧車に乗ろうっ、観覧車ー」

二宮「うん……そうですね。私は良いですよ、もう直ぐ確か
最後のイベントが始まるでしょうし、高い場所から見るのが最適でしょう」

バーネ「そうねっ、それじゃあアレクセイボーイッ(※食事中に自己紹介した流れ)
いきましょー!」

貴方は半ば強引な流れかも知れないが『観覧車』へと乗る事になる……。

>>321(円谷PC)

グレイシャー「まだ起こさないの? 色々しでかしたんだし
蹴り起こしてやればいいじゃないっ」

ソイル「結構強めに蹴り飛ばされたんだ。少しは君も落ち着きなよグレイシャー」

ジャンボリ「今日の潰された時間は、明日にでも回せば良いだろう。な?
……んっ、確か君はステージで騒動を収束するのに協力してた娘かな」

ワンと『御影』に別れを告げた円谷は、騒動の主犯であった『眼鏡の男』の
拘束されてる備品の倉庫へと赴く事になる。
好奇心により、今回の真相の一端を知ろうとする為に。

一人の円谷と近しい年代の女の子が軽く蹴りつけようとする仕草を気絶する
愉快犯にちらつかせ、それを青年がやんわり諫める。
三人の中で年長者である男性は、貴方が入って来た事に気づくと振り向いて
遊園地の騒動解決に協力してくれて感謝すると、御礼を告げた。

ジャンボリ「中々範囲の大きい能力だったんでな……。幾つかの場所でも
乱闘があって、休暇中だったんだがソレも潰れてグレイシャーがキレてて」

グレイシャー「あら、もっと褒めてもいいのよ? 気絶してるこいつの頭を
スイカ割り見たいに叩かない、私の温情さにとか」

ソイル「グレイシャー、人前なんだし落ち着いて『う……ぅ』
あ、どうやら気が付きそうだね……」

そんな風に『アリーナ』の所属してるらしい者達の会話がひと段落する中で
愉快犯が意識を覚醒した。縄で縛りつけられ、僅かに罅入った眼鏡の奥の
瞼が震えて朦朧としつつ覚醒する。

ジャンボリ「協力の礼も兼ねて、だ。こいつの口を割らすのに参加していい」

アリーナの人員も、今回の事件の関係者である貴方を無碍にせず
犯人の尋問に貴方が口を挟むのを容認するようだ。

324アレクセイ・В・С『タンガロア』:2021/02/06(土) 23:30:37
>>323

なァんかフツーの女の子からお金もらうとはねェ。マ、それだけこの国が豊かなのカナァ?
それに可愛い女の子3人(大事なのは心の性別!)との食事は悪くないよォ〜〜〜〜〜。
やっぱりイイことってしてみるもんダネ!まぁ別の意味でのイイことも魅力的だケド!

「観覧車ァ〜〜〜〜〜?あー、あの個室に閉じ込められて高い所に持ってかれるヤツねェー」
「アレに乗ってるところ狙われたらキッツイよね〜〜〜〜〜。
 まぁ遊園地を騒がせたヤバい犯罪者は捕まったから、大丈夫だろうけどサァーーーーー」

何にせよ、狭いってことはいい。それだけ密着できる可能性があるからネ!!
また新手の変態が現れたら、まぁ、なんとかするしかない。てかイベントってなんダロ?

325御影憂『ナハトワハト』:2021/02/06(土) 23:52:32
>>322

       ギュッ

『ワン』から受け取った『金貨』を、手の中で握り締める。
闇に閉ざされた世界で、謎めいた子供に返した物だ。
それが再び戻ってきたという事かもしれない。

「…………まだ『あった』」

奇妙な人形を見下ろし、思考を巡らせる。
得体の知れない力を秘めた存在。
持ち帰って『調べる』事も考えたが、
制御出来なければ却って邪魔になるだけだ。
もし『これを狙う者』がいたとすれば、
余計なトラブルを招く事にもなりかねない。
その可能性を考慮すると、放っておくのが最も『安全』だ。

    スッ

        「………………」

                  ――――パシャッ

スマホを取り出して、『写真』だけは撮っておく。
撮影した画像は『LINE』の『グループチャット』に送信。
登録メンバーの『度会一生』と『桐谷研吾』に見せる為だ。

  「ふう…………」

       キィィィィィ――――――ンッ

                   「…………帰ろっと」

親指で弾いた『金貨』をキャッチし、バッグに放り込む。
『遊園地を満喫した』とは言い難いが、
『別の方面での収穫』は得られた。
出口を抜け、『ほしみland』から『退場』する。
色々あって疲れたし、『報告』もしなければならない。
向かう先は『Luna-Polis』。
閑静な住宅街の一角に佇むオートロック式のマンション。
『リーダー』である『度会』の『仕事場』と、
『一派』の『活動拠点』を兼ねた場所だ。

326円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/02/07(日) 00:48:43
>>323

「えーーー! いいのいいの?
 あたし昔っからー、映画とかの、えーと。
 『尋問』! あれやるの、ちょっと憧れてたんでーす。
 なんかー、悪の組織とかが、スパイにやってたりしてさ!」

              ヒュルルルルル

「まさか出来るとは思ってなかったなー!
 友達と『ごっこ』でやっても、痛いのとか、
 苦しいのとか、動けなくてつまんないとか、
 そういうことってあたし絶対したくないですしー!」

円谷には正義感があり、素直で、楽天的で、人懐っこい。
そして、『懐けない』――『敵』のことには、ぜんぜん興味がない。

恐らく解除されているであろう、
『リトル・スウィング』を頭上に浮かべて、
『氷輪』を再構成する。

「でもどうしよー、尋問って何からやるのー!?
 やっつけるのはやったけど、尋問初めてなんですよー!」

           「それに、聴きたいこと多すぎてさー!
             てゆーかみんなは何の人たちなの?」

氷輪が出来るまでのごくごく短時間で、
聴きたいことがさっそく、この男から『信号機トリオ』に移る。

327風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/02/07(日) 00:58:05
>>322
それじゃあな、の一言を言うまもなく眼帯女は消えた。
融通効かずの一直線――弾丸の様な女であった。狙いを誤ることはあっても、風で揺れる女ではない。

(真っ直ぐってのは、ああいうのを言うんだろうな)

ひねてひねてひねきった風歌には、うざったくも眩しく映る、有り様であった。

「(さて――)」

事件は終わった。この場でするべきことは、何もない。
だが――したいことは、残っている。

(どうせ来たんだ――遊園地らしい乗り物ったら、アレだろ)

アレに乗って、遊園地を見下ろそう。
そう決めた風歌は、観覧車へと向かって歩き始めた。

328『ほ〜し〜み〜ランド』:2021/02/08(月) 20:15:52
>>325(御影PC)

貴方は還るべき場所へと帰っていく。『座会』『桐谷』が待つ場所へ……

> キィィィィィ――――――ンッ

    ・・・ガチャン

貴方が金貨を弾き、それを手元に戻しナハトワハトを発現し再び闇を通じて
ほしみlandの小路へ戻ろうと踝を返した其の時。あの『予言梟』が起動した……。

振り向くと、その濁った目が貴方に向けられつつ。あのしわがれた声が
また再び倉庫たる場所に響いた。

『――かつて月蝕の忘却に追いやられし双翼の者共は いま一度
母の福音を得る為に父の愛の数だけ棺の為の板と共に縄を創り上げ
煉獄から脱却し天の園を築かんが為に揺り籠に戻らんとするだろう
 父の愛とは大罪の数である 
不死なる双子の因果は故郷たる地と結び合い 其れに終止符を打たんが為には
煉獄の深き深き底へ命を賭して真実の肉片を打たね以外に手段は無いだろう

また月蝕が撒いた種は発芽し 偽全能の語り部は星と泥を兼ね備える子を産むだろう

芽が樹となるか華となるか 子が悪となるか善となすか……またそれは何物も知れず』

……梟の予言を携わって、貴方は自分の帰りを待つ者達の場所へ
何事もなく返り咲く。貴重な情報は幾らか持ち帰った。

だが、自分が持ち帰った一枚の金貨を眺める度に。
不気味な梟の予言と、あの悪夢の中で出会った子供、遊園地の奇妙な騒動。
それ等を貴方は思い返すのだ……。

329『ほ〜し〜み〜ランド』:2021/02/08(月) 20:28:47
>>327(風歌PC)

『観覧車』に乗る行動ですが。『アレクセイ』PCと『二宮』達と共に
乗る選択、また一人っきりで乗る選択があります。

もし一人で乗る場合、その観覧車に乗る過程の省略と共に風歌PCだけ後日
自身の住居たるテントに戻ってのイベントになります。

どちらの選択にしたいか、それだけ返信して頂ければ幸いです。

330風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/02/08(月) 20:42:58
>>329
一人で乗るパターンでお願いします

331『ほ〜し〜み〜ランド』:2021/02/08(月) 21:54:35
>>327(風歌PC)
>>330(了解)

風歌は清々しい程に風を切って立ち去る彼女を見送り、一人観覧車へ。
乗る間際、綺麗な乙女心を持つ三人を侍らす、共闘したロシア男も
後列に並んでるのを見かけたが、余り親交もないし星見町に住む限り
またいずれ出会う機会もあるだろう。高所より遊園地を展望しつつ
綺麗な花火が印象的だった。


…………後日。

貴方は再びゴミ拾いなどをしつつ寒空の中で金品を稼ぎつつ元の生活に戻る。
とは言え、これからは仕事仲間たる上司? になるような男もいるから
以前よりは収入も多い。とは言えテント暮らしは年々冷え込む中だと
体調崩しそうでもある。

 パサッ  ……やれやれ、色々と人に聞きこんでようやく見つけたぜ。

ミゾレ「よっ」

テントへと無遠慮に入って来たのは……『ミゾレ』。あの遊園地で
会った時のように、コートを着つつ頭に軽く乗った雪を払って
ずかずかと貴方の前に腰を下ろして座り込む。

ミゾレ「なんかスタンドに求婚してる訳わからねーイカレ野郎に聞いて
ようやく居場所を知ったぜ。
他の奴に届けさせても良かったのかも知れないが……個人的に
お前には私が届けるのが筋って思ってよ」

ほらよっ

そう貴方に唐突に放り投げたのは、幾らか厚みのある札束(ミッション報酬)と
……『スマホ』である。

ミゾレ「お前、持ってねーって言ってたろ? あと、言っておくが
単なる無償の善意じゃない。
 そいつの名義はアリーナ持ちだから、料金の請求とかは受け取るなら
こっちからするって事だ……あー」

彼女は、軽く頬を掻きつつ歯切れの悪い調子で続ける。

ミゾレ「……なぁ、お前さえ良ければ『アリーナ』に入らないか?
そうすりゃ、私は良い賃貸アパートとか知ってるから、そこに住み込んで
働けば良いし。そりゃ、たまには今日見たいな荒事に出張る事になるが
お前は、戦闘も優秀だし、ちょいと博打が過ぎる行動もあるけど
敵と対峙した時の啖呵や判断は良い筋いってると思うしさ……」

照れ臭そうに、彼女は告げる。色々と理由は述べるものの
本心では共に肩を並べる仲間になって欲しいのだろう。

332『ほ〜し〜み〜ランド』:2021/02/08(月) 21:55:24
>>326(円谷PC)

グレイシャー「私達は『アリーナ』よっ
簡単に説明すれば、今日起きたみたいな皆が楽しくない事するような
奴等を鎮圧するための組織ね」

ソイル「もっと細かく言えばスタンド等を主体とした利権団体……かな。
噛み砕いて言えば、非公式の公安と思ってくれれば」

ジャンボリ「色々と各場所によっては『エクリプス』に近い乱暴なグループも
居るから公安とも違うだろう。精々、反社会事業団を制圧する公正めいた
事業団ってところか……さて、お喋りもこれ位にしよう。
一番色々と話をしたい奴が、ようやく覚醒したようだしな」

ジャンボリは信号機のようなトリオの中で一番年長であり、体格も良い。
表現するならラグビー部に並べる筋肉がついており、寝転がってる眼鏡男を
無理やり立たせると、近くの折り畳み椅子に強引に座らせた。
軽く呻きつつ、目元がしっかりした男を睨み強い語気で彼は詰問する。

ジャンボリ「――言え。誰の差し金でこんな事を仕出かした?
騒動はお前の能力だとして、遊園地のサーバーに攻撃してた別の『エクリプス』が
絡んでる事と言い、ただ単に今日偶然アイドルのステージで騒ぎを起こしたなんて
言い訳は通らないと思えよ」

眼鏡男「……へ、へへっ
いや、あんた等の思い違いさ。俺の後ろで手引きしてたやつ?
そりゃ、居るかも知れないけど。あんた達の予想するようなものじゃないさ」

ジャンボリ「……何?」

グレイシャー「どう言う事よ」

眼鏡男「……へ へへへ」

薄気味悪く、せせら笑う男にソイルは眉間を指でもみほぐし呟く。

ソイル「簡単には自白しようとしない、か。
……あの、貴方はこいつの犯行現場に居合わせたんですよね。
何か、こいつに白状させるような心当たりとか知ってたりしません?」

ソイルは円谷へと、眼鏡男が口を滑らせられそうな材料がないか聞く。

遊園地での騒動……心当たりと言えば、キューブや風歌のスタンドで
追い詰められてた時に、何か叫ぼうとしたら愉快犯の窮地が一進一退の
状態まで戻った事。
 あとは、二宮を人質にしてた時に饒舌に何か喋ってた事ぐらいだが……。

333『ほ〜し〜み〜ランド』:2021/02/08(月) 21:55:57
>>324(アレクセイPC)

遊園地の『観覧車』
ほしみlandの観覧車は、一番高所にて辺り一帯、星見町の大通りやスカイモール辺りも
目を凝らせば確認出来る程の高さである。
 そして、貴方の気にする『イベント』が起きた。

          ――ドーンッ    ドーンッ

モメ子「わ〜 綺麗〜」

『イベント』とは……『花火』だ。ほしみlandの周囲一帯を囲むようにして綺麗な
七色よりも種類ある色合いの花火が夜空を綺麗に彩らせる。
 モメ子は爆乳を弾ませて、はしゃいでおり。バーネも、玉屋―! と軽く拍手し
その美しき光景を目には出来ない『二宮』も皆の楽しそうな声に口元に笑み浮かべる。

二宮「本当、綺麗なんでしょうね。でも、音だけでも結構楽しいんですよ。
花火って言う爆発の音は独特ですから。でも、私はもっと別の大きな音が聞けると
思ったから、この観覧車に乗ったんですよ。
 それにしても、不思議ですよね……」



――あの花火が埋め込んでいた場所には

――『我々』が用意した『プラスチック爆弾』が本当はあった筈なのに


          …………?

アレクセイは、向かい合っているか、または隣に座る二宮を凝視する。
依然、彼女は瞼を閉じて今呟いた異常な発言など無いかのような自然な微笑を浮かべてる。

二宮?「……本当、不思議なものですよ。そして忌々しくもあるんですよね。
この町に蔓延っている、供与者の類なのかどうか不明な全能気取りの気味悪い
星空を擬人化したような女の所為で、何度この町の重要箇所を殲滅せんと試みても
御破算になる。まぁ、そんな愚痴は至極私情ですしね。
 
ねぇ、アレクセイ君。いえ、アレクセイさんと敬称にするべきでしょうか?
今は私は君付けで呼びたいので、そう呼びます。
私達はね、この遊園地に爆弾を埋め込みました。その前に、訳の分からない
この町の審判を名乗る奴の御蔭で、今もこの遊園地は楽しい楽しい最後のパレードと
花火で終わりを迎えてますけどね。あの愉快犯では無いが、我々の脅威と恐怖を
改めて町に刻み込ませようと試みたのに、空ぶってしまった。
 ――何時も、そうだ。
我々は、いえ私は或る人が勝つ事をかけて。この目玉を勝利に捧げたのに関わらず
あの人はもう二度と戻ってこない。どう言った過程や原因か分からず、私の世界であり
全ての景色であった方は別れも、解れも無しに……。
 だから、この首に飾ってあるスプーンで私はこの瞳を抉り取ったんですよ」

 ――『エクリプス』の為に、この両眼を。

そう、白杖に握る手に力を込め。今や彼女は微笑を作る口を一文字にして
表情は無に近しくなった。

バーネ「ねぇ『リーダー』……この子、どうするのぉ?」

モメ子「あぁん♡ 私ねぇ、私ねぇ。アレクセイ君って気に入ってるから
私、欲しいよぉ♡♥ ねぇねぇねぇー」

二宮「……アレクセイ君、君はこの地に住まう人では無い。
私個人は、君の初対面の者に名を明かさぬ用心さや、その定めた条件下なら
無類の強さとなる能力も含め買ってるんだよ」

――我々の仲間になる気はないかい……?

アレクセイに、そう『二宮』は語り掛ける……。
バーネは少し冷たい気配を伴って、モメ子は発情した危険な舐めるような目と表情で
貴方を見詰めている。

334風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/02/09(火) 20:21:05
>>331
「この世の底にようこそ、だ……わざわざ、ありがとうよ」

ひねくれた習性故にか、初手からねじれた言葉を放つ風歌であったが、すぐに朗らかな笑顔をミゾレに向けた。ホームレス狩りのヤカラでも無く、わざわざここを訪れる様な相手に、不躾を貫く理由もない。
そして、ミゾレからスマホと代金を受け取り――『提案』を受ける。
――悪い話ではないと、風歌は思う。
風歌は『アリーナ』をスタンド使いで構成された地元密着型ヤクザの様なものだと認識している――それ自体に嫌悪感はない。ヤクザもホームレスも、社会悪の一つには変わりない。
いや、遊園地での案件を思えば、『アリーナ』は必要悪か……危険物であっても、ゴミではない。
『アリーナ』で過ごす日々は、命がけの物となろう――それにも嫌悪はない。明日をも知れぬ日々は、今となんの代わりがあろう。
総合的に見れば、得だ――だが、風歌は、首を振った。

「わりーな。そいつは断らせてもらうぜ」

風歌は、ミゾレに頭を下げる――これは、済まないことなのだ。

「当然、スマホ分の仕事はする。『アリーナ』がアタシの手を借りてぇってなら行くし。命を預けた仲だ、お前が個人的に力を借りてぇって時も力は貸すさ。だが、それとは別に……自分に自信が、無くてなぁ」

つまるところ、風歌はゴミであることから脱却する事が怖いのだ。
今のままではいけないと解っている、しかし、ゴミとして生きた、まさしくゴミの如き『プライド』が、引き上げられる手を取ろうとはしない。

「見ての通り、アタシはゴミだ。だが、ゴミであることは……これで、自分で選んだ道でなぁ。今のままじゃぁとは思っちゃいるが、上から拾われるのにはどうも気が乗らなくてな」

だが、停滞だけはしない。ホームレスは『終わった』存在だが、『止まる』事は生命の死を意味する。真冬の夜、死なぬために歩き続け、昼間、食うためにゴミを漁る動的存在こそが、ホームレスだ。勇気無き風歌の矜持は、常に静止を拒絶する。

「『アリーナ』には入らねえ、けど、『アリーナ』や、お前の仕事は受ける……これでどうだ」

わがままに満ちた、自分なりの『一歩目』――相手の好意を踏みにじるやもしれぬ案を、風歌は口にした。

335アレクセイ・В・С『タンガロア』:2021/02/10(水) 01:08:39
>>333

「あーハナビねぇ。火薬にもこんな綺麗な使い方があるんだって初めて知ったよネェ〜〜〜〜〜」
「マ、一瞬で終わっちゃうのはちょっと悲しいケド。それが日本のワビサビってヤツなのかねェ───」

個人的には、照明弾をエンタメ向きに仕上げたって感じ。
まぁでもそんなコト言ってたらインターネットだって元は軍事産業から出来たものダシ?
少なくとも退屈はちょっぴり紛れるカナ?とはいえ女の子の方にリアクションには合わせとかなきゃネ!

「でもそこまで強烈なリアクションは求めてなかったカナー」
「あぁ〜〜〜〜〜ヤンデレは二次元だけでイイのにナァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

わざとらしく溜め息をつきながら、肩をすくめる。三人は多いよねェ。
いやぁソッチの方なら三人でも何人でも多くていいのにサァーーーーー。

「アリョーシャでもリョーシェンカでも別に好きに呼んでいいよォーーー」

そもそも本名じゃないしねェ。イニシャルABCで揃えてみたっていうそんダケ。

「ボクちゃんさぁ〜〜〜〜〜平和に『日常』ってヤツを謳歌したいんだよねェ。アンタ達の組織はその邪魔をするノ?」
「そもそも、入ったところでオレ様に何のメリットがあるって言うのサァ」

そう言って、頬杖をつく。同時に、腰に手を回して先程(>>237)用意したハサミの持ち手に指を沿わせる。
この至近距離、わざわざ水筒から液体を用意させてくれるとは思えない。
もっとも、戦闘が避けられるならそれに越した事はないが。

336円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/02/10(水) 16:23:12
>>332

「へーっ、すごいすごい! かっこいー!
 アリーナって眼帯さんも言ってたけど、
 そんな凄い人たちのことだったんだ。
 あたしはそーゆーのやりたくないけど、
 そーゆー人たちってエライと思いまーす!」

「あ! だからこの人から情報を吐かせるんですね」

三人組の語るアリーナについては、
円谷も関心は強くは持たないが感心はする。

「でもでも、尋問ってもっとー、
 頭から冷たい水かけたりとかー、
 ツメ剝したりとか痛い事するのかと思ってました!
 でも、そーゆーのは悪い人達しかやらないのかな」

男の目の前に『リトル・スウィング』を浮かべる。
氷の鉄輪は、『痛め付ける』にも十分な精度を持つが、
三人組がそれをしないなら円谷もがっつく真似はしない。

「えー! あたしこの人にあんまり興味ないからなー。
 話もあんまり、聞いてなかったんだけど、えーっと」

『ソイル』の真似をするように、
額に指を添えて俯き、考え込み……

「あ!! 『星の』……あれー、なんだっけ?
 その人に助けてって言ってたよねー、きみ!
 たぶんその人が『手引き』してたんですよ!」

出てきた答えは、ごく短絡的な、聞いたままのものだ。

「『アイテム』を貰ったとかも言ってましたしー!
 絶対そうなんでしょ! でしょー!? それが誰かは知りませんけどー」

337『ほ〜し〜み〜ランド』:2021/02/11(木) 17:08:03
>>334(風歌PC)

>わりーな。そいつは断らせてもらうぜ

貴方は『ミゾレ』の勧誘に対し、芯のある調子で拒否を告げる。
まだ自分自身は『ゴミ』だから、己の価値が証明できない内に誰かに
拾われる事は良しとしない。
 だから未だ。貴方が自他共に己がゴミと呼ばれぬ日が来るまでは。

ミゾレ「……そっか。なんとなく、断るかもなって思ってたよ」

彼女は軽く歯を見せる笑顔で、納得したとばかりに頷く。

>『アリーナ』や、お前の仕事は受ける……これでどうだ

ミゾレ「あぁ、それで良い……こっちも万年、人手不足だからさ。
うんって頷いてくれりゃ直ぐに歓迎だよ。
 ……あー、それにさ」

『アリーナ』関係なく……お前とは、『仲間』で居たいからさ。

ミゾレ「だから、暇な時は連絡ぐらいしろよ。私からもするからさ」

照れた調子ながらも温かみを束ねた声がテントに響く。

その後、彼女が持参してきたカクテルなどで。遅ればせながら遊園地での
愉快犯の討伐の祝杯、そしてその後彼女が園内で起きたサイバー空間の攻撃
(※ミ『自由への疾走』)や、他に愉快犯に起きた事などを軽く説明しつつ
小雪がちらつきながら穏やかな時を暫く過ごすのだった……。

338『ほ〜し〜み〜ランド』:2021/02/11(木) 17:38:32
>>335(アレクセイPC)

貴方はさり気なく腰に隠し持つようにしたハサミに手を這わす……が。

バーネ「それ、抜こうとするなら。アレクセイちゃ〜ん、頭が良い子なら
わかるわねぇ?」

二宮「そう脅さないであげなさい。アレクセイ、アレクセイ君
無駄だと知りつつも備えるのは時と状況を選ぶべきだ。信用は出来ないと思うが
私達は、今日この場で歯向かう気の無い者を傷つける気は一切ない」

モメ子「あの眼鏡の可愛くない子は別だけどねー」

二宮「それは当然だ。子供が覚えたての言葉を連呼する如くエクリプスの名を唱えて
踊るぐらいなら私達とて子供のやる事だと笑って流す。
 だが、既に私達の名で無いとは言え。その品位を大いに乏しめる輩に対して
何故寛容の意を示さなければならぬのか? と言う話だよ。
あー、そして君の問いである『日常』を冒すのか? と言うものだが。
貴方が仲間になると言うのならば、その領域の日常を侵犯は出来る限りしない。
とは言え、この町には語り尽くせぬ縁が存在する」

君の言う『日常』に幾つか欠けが出来ないとも明言は出来ないと二宮は依然
感情を露出しない淡々とした口調で告げる。

>入ったところでオレ様に何のメリットがあるって言うのサァ

二宮「許される限りの富、番(つがい)、私達の処に来るならば人生で
味わった事のない快楽を貪る事とて出来ようとも」

バーネ「そうねぇ、私達のガーデンに来れば見た事もない美しい花が
選り取りみどりよ……」

二宮の言葉に相槌をうちつつ、バーネは懐から『薔薇の茎』らしいものを
取り出した……。

>>336(円谷PC)

貴方(円谷)の感想に、グレイシャーが少し怒った調子で
「私達がそんな拷問なんて事するわけないでしょ!」とツッコミ入れる傍ら
『星の』と言う単語に縛られて座らされた愉快犯は、せせら笑いを収めて
貴方を見遣る。

眼鏡の男「……あぁ、そうさ。あいつが、この遊園地で俺が誰もを混沌の
どん底に突き落として凱旋出来たら、更なる力を与えるって言ったんだ。
だって言うのに……意味不明な梟を操るコインもほぼ役に立てないし
本当役に立たないぜ」

ジャンボリ「おい、ちょっと待て? お前は多分入れ墨とか見せて騒動を
誘発させるだけの力しかないとは踏んでたが。あの、こぜにくろう達の能力。
お前、少しも知らないって言うのか」

眼鏡の男「知るもんか。俺は、ただ『コイン』を握って誰かに対し敵意を
注げば、あの不気味な梟共を幾らか操作出来るって言われただけだ」

ソイル「……アリーナの僕達は、あの梟が何で生きてるように動いてるのか
関知してない。てっきり『エクリプス』側が、騒動の為に操ってたと思ったけど
こいつの言う事が正しいなら違うのか……?」

グレイシャー「ねぇ、そんなにペラペラあんた喋るんなら。まだ何か秘密を
隠し持ってるんでしょ?」

眼鏡の男「……喋ったら、解放してくれるのか?」

するわけないでしょう、と冷たい言葉を投げ掛ける赤い髪の女性に
なら喋らないと眼鏡の男は自分の立場を理解してるのかしてないのか顔を背け
だんまりを決め込もうとする……。

339アレクセイ・В・С『タンガロア』:2021/02/12(金) 00:09:42
>>338

「交渉ってのはサァ〜〜〜〜〜相手にされるがママだとダメなワケよ」
「マ、お互いに荒事は望んでないワケでぇ。それが分かっただけでも、オレ様が動いた価値はあったネェ!」

そう言って、にっこりと笑ってハサミから手を離し、両手を上げた。
その言葉が聞き出せれば上々だ。
約定を反故にする可能性も当然有り得るが、こいつらは形に拘るタイプの組織だろう。
そう易々と格を落とすようなことはしないはずだ。

「あ、別にボクちゃんが無事なら他の男はどうなってもいいデース。(ボクちゃんが)幸せならOKです」

外に向かってサムズアップ。眼鏡の男はこいつらとはあまり関係なかったようだ。
ま、どうでもいい。テロ組織と、それに憧れて過激になったシンパの違いなど、自分にはそれこそ関係ない。

「オレ様の日常?そりゃあもう、『学校』ってトコに通ってみてェ、できたら『部活』ってモンもやってェ、
 朝はパン咥えた女の子とぶつかったり、放課後はヤンキーと背中合わせて大人数相手にケンカしたりィ、
 ジャン○とサンデ○とマガジ○とチャンピオ○は発売日に読んでェ、
 コミケも行ってみたいよねェ。コスプレとか楽しそうだし、エロいカッコの女の子たくさんいるシ。
 後はゲームもしたいネェ。FFとかのRPGもやりたいシ、ダク○とかの死にゲーもしたいシ
 YouTuberとかになるのもイイよね!モテるし金持ちになれるしィ〜〜〜〜〜(偏見)
 キョートとかオキナワも行きてェよなァ〜〜〜見たことないとこ言ってウマイもん食いてぇナァーーー
 そんで現地の女の子と知り合いになって、熱ゥい夜をお過ごしになれたら最高だヨォ〜〜〜
 ダメだったらHentaiゲームをして楽しむしかナイ。持ち運べるラップトップ買わなきゃネ!
 そういえばさっきの三人組のアイドルもエロ可愛かったねェ〜〜〜〜〜あ、でもニノミーは天谷?ちゃんに興味あるんだっけ?
 おっと脱線しちゃうカ?イズヴィニーチェ(メンゴメンゴ)」

一息に語り過ぎちゃった。何にせよ、自分には夢もやりたいこともいっぱいあるんだよネ!

「でもサァ、アンタ達には今日戦ったヤツらみたいな敵対組織もあるジャーン?
 ボクちゃんは勝ち馬に乗りたいノ。『エクリプス』とやらのスゴさがまだ分かんないんだヨネ」
「それを見せてくれるんナラ、そりゃあ喜んで入らせてもらうケド?」

落とし所としてはこんな感じカナ。この言葉は半分くらい本当ダシ。

340円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/02/12(金) 03:47:21
>>338

「えー! だってだってー!
 あたしまだきみ達の事知らないですもーん」

グレイシャーのツッコミに抗議する。
円谷はそこまで考えて喋ってはいないが、
『敵ではない』『正義』でも、『仲良くできる』かは別だ。

とはいえ、明白な敵がいる以上、
何かいがみ合う必要等は無いだろう。
『メガネの男』の話を一応聞くが……

「ねえねえー! あたし、思ったんですけどー」
 
「このひとはなんか、作戦失敗して役立たずだったから、
 『星の』さんに絶交されたってコトだとしてー……ですよ!?」

彼に『喋らせる』には『苦しめる』か『解放』が必要で、
それをするのは、どちらもグレイシャーが許さないだろう。
独断で『解放してあげる』と言える立場でもないし、
円谷個人にも彼に特段の興味はなく、辛辣に言い捨てる。

                       ……それより。

「じゃあじゃあ、今も遊園地中、危険で危ないってことじゃん!
 あたし、この後アトラクション乗ろうと思ってたのにー!
 だって、こぜにくろうたちって、まだまだ変なままで残ってますよねー?」

原因不明の変異をしたフクロウたち。
それが『操作能力』とは別の原因で、
しかも、操作はこの男の固有能力ではない。

つまり『星の』存在の気分1つで『危険』はいつでも発生する。

「やだーどうしよどうしよ、もしかしてこの遊園地! 『閉鎖』しちゃったりしますー!?」

物販などのシステム自体をフクロウに頼っている以上、
『放置』をするか、あるいは『対処』するか……円谷としても、そこが気になった。

この男を『解放』する理由があるとすれば、『それに対処する手段』を聴き出せる場合くらいだろう。

341『ほ〜し〜み〜ランド』:2021/02/12(金) 21:23:33
>>339(アレクセイPC)

貴方の饒舌な夢語り、モメ子のハァハァ♡と言う発情する犬のような吐息が
観覧車に響く中でアレクセイの声は良く密室に響く。

二宮「そうか……なら、私達と、この町の行きつく先。その顛末次第で
アレクセイ君。その時にでも、また私達と邂逅するなら同じ言葉を掛けよう」

もっとも。その前に不可避の激突が無いとは言えないけども、と呟きつつ
白杖をついて、薔薇の茎を回すバーネに何かしら二宮は合図を出した。

バーネ「了解……それじゃあ  ダスヴィダ―二ヤ(さようなら)よね……」

>>340(円谷PC)

貴方の言葉に、アリーナの三人組は深刻な色を帯びた顔を三者三様の異なる形ながらも
浮かべる。だが、拘束されてる男はそんな事に構うことなく 突如笑い出した。

眼鏡の男「は  ははははははははっっ!!」

グレイシャー「何が可笑しいって言うのよっ」

眼鏡の男「ははは……お前等が見当はずれの事で泡をくってるからさ。
あいつは アレは、アリーナだろうとどんな組織だろうと決してどうこう出来ないさ。
だが、安心しろよ。あいつには『ルール』があるんだと。自分では直接誰それを
傷つけたりは出来ないって言うルールがさ。それがスタンドの力か不明だが……。
 そして、俺には他に情報提供出来るものがある。これを聞いたら、あんた等
アリーナだって俺への処遇を変えざるを得ないぜ? なんだって、いま現在の
『エクリプス』についての情報だ!」

ソイル「なに? お前、さっきは関わりないって……」

眼鏡の男「あぁ、俺は勿論関わりない。だけど、あいつがペラペラ俺に
話してくれたのさっ。いま、エクリプ……ス……は……ぐゥ?」

瞬間、滑らかな彼の口の動きは鈍り。顔には汗が吹き出し、内側から生じてるらしい
激痛によって大きく体を痙攣させた。

眼鏡の男「ぁ……が……ァ゛ から ダのなかに゛ かラだが ら゛っっ゛!!??」

      ズバァ―――――ッッ゛

そして、彼の衣服を突き抜けるようにして。その胸と口元から『薔薇』が生えた。
 
その薔薇は白く、それでいて噎せるような『乳の匂い』を彼を拘束させた備品室に
広がらせ……そして悲鳴を上げる彼は貴方達が見る中で其の露出してる肉体は
全体的に赤みかかったピンク色になりながら次第に声を小さくし、完全に沈黙した。

ジャンボリ「新手のスタンド攻撃、粛清されたか……周囲には敵の気配は
感じない。となると、既に遊園地内で仕込まれてのかもな」

行き成り、拘束されてた男が設置されたスタンド能力で口封じされたのを目撃し
周囲を警戒する目つきで見る三人の中でリーダー格の彼は変死体と化した
眼鏡の男を見つつ、呟く。

ジャンボリ「嫌なものを見させてしまって済まないな。
……因みに、この『薔薇』の能力、見覚えとかは無いか?」

貴重な情報源が失われ、元よりアリーナとエクリプスの抗争に関わらない貴方に
謝罪しつつ帰って良い旨を告げる彼は最後にそう貴方に聞く……。

>>339(アレクセイPC)

ロシア語で別れを唱えると共に、バーネが持ってた薔薇の茎より白い薔薇が
生えた……、微かに乳の匂いを発するそれを懐に仕舞い、終わったわよと
告げるオネエに、二宮は鷹揚な頷きを返し、アレクセイに顔を向けなおす。

二宮「……そろそろ楽しい遊園地も終わりだ。
アレクセイ君、いずれ再び会う事もあるだろう。この町で過ごすのであれば」

二宮「この世界で、この地で起きる不確かな出来事は全て『必然』の元で起きている。
今日、此処で君と出会えた事も、その一つなのかもね……私は、君と出会えて良かった」

それだけは、嘘じゃないよ。観覧車を降りる間際。二宮は貴方にそう告げた……。

342アレクセイ・В・С『タンガロア』:2021/02/12(金) 22:37:09
>>341

「マ、そん時はそん時だヨ。人間生きてりゃあ明日には死ぬかもしんないシネ!」
「どっちが死んでも恨みっこナシでよろしくゥ〜〜〜〜〜。あいあい、ダスヴィダーニャ(さようなら)」

バーネと呼ばれた女が『スタンド』のようなものを動かすのを見届けて、
こちらも頷いた。さっきの言葉をそのまま実行したんだろう。便利な能力だ。
脅しによって、使い捨ての戦闘員が幾らでもできる。練度は低いが、逆に一般人に馴染めるのは大きい。
テロリスト向けか。

「フゥ〜〜〜〜〜ン。まぁ奢ってもらったメシは美味かったし、お喋りも楽しかったヨ」

まぁ0か1かで言えば、こちらも会っといて損はなかった。殺すのを惜しむ程ではないが。互いにそうだろう。

「んじゃ、三人とも頑張ってネ!できればボクちゃんの日常が壊れない範囲で頑張ってくれると助かるよォーーーーー」

手を振って、『エクリプス』とやらに別れを告げる。
正直二度と会いたくないが、
二宮の言葉が本当ならば、そうもいかないんだろう。この出会いが必然ならば、その先がある。
三人とは別の道を進み、遊園地の入り口付近まで来たところで、深い溜め息をついた。
壁に寄りかかり、青空を見上げる。




「揉んどきゃあよかったァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

343円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/02/13(土) 19:13:15
>>341

        「え」

『リトル・スウィング』を放って薔薇を伐るより、
目の前の光景を理解する時間の方が、先に過ぎた。

   「えっ」

「……えー!!!!
 ねえねえ、もしかしてこの人……死んじゃったの!?
 うそーっ!? なんでー!
 エクリプスって人たちの事バラそうとしたからー!?」
 
「そんなのひどーい! かわいそー!ひどすぎーっ!」
      
この男には特に興味はなかったから、
死を悼むとか、心を痛めるとかは無いが……
流石に死ぬのはかわいそうだと、そう思った。

「あーあ! 遊ぶ気分じゃなくなっちゃったなー。
 あたし、この人好きくなかったですけど、
 こんなことするヤツのことはもーーーっとキライ!
 なんか変な匂いだし、見た目も気持ち悪いしー、
 この、シュクセイしてきたスタンド使い!
 ぜーーーったいすっごいイヤなやつですよねー!」 

組織の内情を明かすなら、『粛清』を受ける。
彼は偶然人死が出なかっただけの『テロリスト』で、
この結末も『理不尽』とは言えないのだろうが、
円谷にはそういう、戦士の感覚は備わっていない。
短絡的な怒りのまま、それを言葉にしていたが……

「え。別に謝ることないですよー!
 きみが悪いことしたんじゃないし、
 あたし、そんなに気にしてないしー」
 
「こんなイヤーなスタンド、
 あたし初めて見ましたから、
 教えられることないですしー。
 だからおあいこおあいこ! あはーっ」
 
謝罪の言葉を告げるジャンボリには、朗らかに返す。
そして…………

「別にカタキうちとかじゃないから、
 わざわざ探したりとかはしないですしー、
 だから、どこかで悪い事してるの見つけたらですけど」

不気味な薔薇に視線を落とし、
すぐにまた、ジャンボリの顔を見て。

「あたし、そいつのこと絶対やっつけちゃいますよー」

               ・・・・
    「こんな酷い事する人、いらないですもーん。
     それじゃー、あたし帰りますねー。
     アリーナの皆さんお疲れさまでーっす!」

屈託のない笑みのままで、軽やかに。この『事件』から立ち去る。

344『ほ〜し〜み〜ランド』:2021/02/14(日) 20:14:16
>>342-343(ALL)

かくして――

愉快犯(眼鏡の男)は禁忌を犯した報いにより、遊園地から、否
この世界から永遠の離脱を果たした。
その犯行の真実を、一人(アレクセイ)は知り、もう一人(円谷)は知らぬままにも
打倒の意思を燃やしつつ日常へ帰還する。あるゴミを称する者(風歌)は陽砂の一粒と
縁を持ち、ある闇を生き様とする者(御影)は奇妙な悪夢と予言と巡り会い。

そして、陽射しによって見えぬ月の影法師達は闇の中を歩きつつ嘯く。

二宮「――『双子』、あの者達と、とても近く、それでいて、遥か遠くの境目で
私はアレ等の魂の音を垣間見た。そして、アレ等と私達は解り合う事は出来ぬのだろう」

バーネ「けれど、その子達も『エクリプス』なのでしょう?」

二宮「恐らくはね。私の考えが正しければ『遺産』なのだろう。または亡霊か……
亡霊ゆえに、魂の扱いを熟知している。あの『こぜにくろう達』も、あの者達が
成した一つの術だ。もっとも、スタンドとは異なる術ゆえに稚拙であり使役する
事も出来ない。だが、スタンドに近しい現象を引き起こす。
今は私達も深く手を出さない事だね」

モメ子「でもでもぉ、はやく、はやく私達も動きたいよねぇ♡
おっぱいが震えてるもん、ぷるぷるぅ、って♡」

二宮「なに、そう遅からず動く時は来るとも。
月蝕(エクリプス)は見えなくなれど、それ等を見て感じて人々が各々に抱いた
幾多もの想いは尽きる事はない。
――私達は『レコーダー(録りゆく者達)』 この星見町に、月が陽で翳む町に
決して今度こそ消えぬ跡を掘り、そして突き刺す想い(針)で奏でよう」

     ザッ・・・

「――君も協力してくれますよね  

             ――遊部 玲実さん」



遊部「……海に臨める城の上に王は宴を催しつ。
壮士あまた宮のうち御座の下に集ひけり」

――To be continued...

345『ほ〜し〜み〜ランド』:2021/02/14(日) 20:48:21

彼(愉快犯)のスタンドヴィジョンは、自身の肉体に発現出来る
簡易なシンボルです。複雑な形でなければ自由なデザインと共に
非実体化、実体化を任意に選択して発現出来ます。

能力は『自身と言う真実(犯罪)に到達させるのを困難とする』と言うもの。
この能力は、基本的に周囲に大多数の人間が居る事が条件となります。
犯人を追う者(A)が居れば、それに無関係な人物(B)にマークが発現され
それを認識したものは敵意が増幅し、正常な判断が著しく低下します。
(※スタンド使いだとスタンドスペックも精度が1ランクダウンする)
射程距離は明確な区切りがあれば町村程度の規模まで広げる事が可能であり
その場合は能力発動する為のデコイとなるBを作るのに本体が接触し、その
接触した相手は無意識に誰かと衝突しやすくなる形で範囲を広げてく。

また能力を狭い範囲で発動してる場合は特定の人物をデコイとして
マークを発現させ、それを認識したスタンド使いでない人物であれば
敵意を一時的に増大させる事も可能です。

矢や供与者にも関わりなく、生まれつきの能力。自分に不利益が関わる事なく
一生傍観者として血生臭い出来事に第三者のまま主犯でもありたいと言う
屈折した願望を能力として発現出来た彼(愉快犯)

私(星の女)は、その歪みある生き様も人間らしさも相まって気に入ってましたが
破滅に向かってしまったのも、それもまた大いに人間らしかったと思います。

 『ノー・フェイス・モア』

破壊力:ー スピード:ー 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:ー 成長性:E

346『ほ〜し〜み〜ランド』:2021/02/14(日) 21:31:29

御影憂『ナハトワハト』⇒『20万』『クローネ金貨』get!

アレクセイ・В・С『タンガロア』⇒『20万』get!

円谷 世良楽『リトル・スウィング』⇒『20万』get!

風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』⇒『20万』『スマホ』get!



『奇妙なこぜにくろう達』⇒遊園地の閉演後、元の無機質で簡易的な警備の
動作しか出来ないロボットへと戻った……。

『導師率いる聖骸布を狙う教団達』⇒アリーナの警備なり天谷がスタンド使い
として覚醒するなど、色々と面倒くさくなったと判断すると最終的に普通の
マスコットふくろうの振りをし、どさくさに紛れて逃げた。再起可能

『天谷 星羅』⇒スタンド使いとして覚醒、その人々を魅了とする力は
今後どのような運命を辿るのか……。

『ABCキャッツ』⇒より一層天谷を信奉する気持ちが強まる。再起可能

『メゾ』⇒片足の筋肉断裂、一か月は入院の重傷。再起可能

347『サマー三連星』:2021/06/21(月) 18:51:35

――だが、彼の胸の中には、光へ、光へと
こがれる願いが捕らえられて悩んでいた。

――彼の頭上に、清い銀の星のこぼれる
晴れた空のあることを、彼は忘れていた。

  『ヘッセ詩集』

348『サマー三連星』:2021/06/21(月) 19:25:24

場所???  とある拠点となる屋内

 ―――――――――――――――――――

パンッ――ッ!

バーネ「はーっ! やーねっ こう暑いとぉ!
股間もムワってしてるし、前髪は汗でへばり付くし最悪だわぁ〜〜っ」

「もう少し優しくドアを開いてください。
貴方のストレスもわかりますけどね」

バーネ「もぉ〜っ リーダーってば冷たいっ! でも、そんな貴方も
チャーミングよ! あらっ? それって『例の品』かしら」

鶯茶の毛を掻きあげつつ近寄るオカマが、盲目らしい女性が座る机に
置いてる『弓』を指しての問いかけに、短く彼女は肯定を唱えて
暫く他にも座る者達が色々と織りなす音を背景に、じっくり手を滑らせ
吟味してたが溜息と共に机へ転がす。

リーダー「駄目ですね。自信作だと言われたので少し期待したが、これでは
『矢』に相応しいとは言えない。
あぁ、それと私にリーダーと言う呼称を付けるの止めません?
正直 貴方のほうが実力は上でしょう」

バーネ「うふふっ! もぉ、リーダーってば謙虚なのは過ぎると美徳じゃなくて
醜いわよぉ。多数決で決めたんだし、リーダーほどエクリプスへの貢献を
願ってる子なんて居ないじゃないの。
それはそうとぉ やはり『弓』は必要なのかしらねぇ」

話題に関心を惹いてか、数人の団員らしき人影の視線を浴びつつ
リーダーと呼ばれる女性は静かに声を響かせる。

「えぇ、間違いなく必要だ。『矢』は確かにスタンドを開花させる上で必須
……だが、何故『矢』と言う形である必要がある? 能力に覚醒する上で
必要な菌か何かが付着したのに肉体を傷つけるだけで良いのなら、剣なり槍なり
そうでなくば最悪、鋭い破片で十分な筈」

女性は、一度盲目であるにも関わらず。全員をずらっと一瞥するように首を
動かしてから重々しく告げた。

「『矢』は『器に容認させる』為の必要不可欠な形。魂に創を作り出し
己に新たなる可能性(スタンド)を目覚めさせる事を理解させる。
――ならば『弓』は?
 そう、『弓』は『    』だ。
真なる弓と矢、そして担い手。これを揃えれば我々レコーダーは
この街、いえ世界を掌握する事も夢では無い」

バーネ「けれど、この三つ。担い手は当てが出来たけど雲隠れ中だし
矢は矢で模造品も幾らかあるようで本物って言うのを探すのも一苦労。
肝心の弓が、何の音沙汰なし なしのつぶてじゃねぇ……」

リーダー「いえ、そうでもないですよ」

 女性は意味深に微笑を浮かべる。





リーダー「…………光に惹かれた羽虫には、思わぬ珍種が混じる事もあるのです」

349『サマー三連星』:2021/06/21(月) 19:37:40


   ジリジリ・・・

            ミーンッ  ミーンッッ   ミーーンッッ!
 時間帯は日中……本日は暑い日照りが地面を灼いてセミの鳴き声が煩く感じる。

『貴方達』は、私用か何かで星見町の何処かを歩いているところだった。

特に何時もと代わり映えのない環境音と真夏の陽が鬱陶しい日常……
それがもう少しで、急変する事を全く予期しないままに。

―――――――――――――――――――

お待たせしました。


小翠PC・小石川PC・ソラPC

以下のテンプレートでレスをお願い致します。

┌─────────────────
│2〜5行ほどのスタンド能力の概要

│『スタンド名』
│破壊力:〇 スピード:〇 射程距離:〇
│持続力:〇 精密動作性:〇 成長性:〇
└─────────────────
┌─────────────────
│スタンド能力詳細:
│能力詳細へのURL
└─────────────────
┌─────────────────
│持ち物、服装
└─────────────────
┌─────────────────
│簡素なプロフィール
└─────────────────

また、もし一週間レス返信が不可能等と状態に至った場合には
相応の処理(※デスペナとかは無いが、敗北措置)となります。
今回のミッションは少し特殊であり、一人、敗北になると別PCに
そのNPCが援軍となり負担となる可能性も高いので、その点だけ
注意を願います。

350小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/21(月) 20:47:49

  コッ コッ コッ……

着慣れた『喪服姿』で、この街の通りを歩く。

       コッ コッ コッ……

『墓参り』を終えた所だった。
以前は、そこに行く事にも辛さを感じた。
忘れる事の出来ない記憶と向き合う事が苦しかった。
けれど、心に誓った。
きっと『彼』は『未来』で待っていてくれる。
だから、私は『今』を生きなければならない。
『過去』を忘れるのではなく、それを受け入れて――。

             ……スゥッ

ふと立ち止まり、バッグの中身を意識する。
思い出すのは『そこにあったはずの物』の事。
『鎮静剤』――何よりも甘美な『死の誘惑』に抗えなくなった時、
いつも支えられてきた。
だけど、それが今はない。
代わりに存在するのは『第二の刃』。
決して他者を傷付ける事なく、
自分だけを傷付けられる『不殺の刃』。
自分の中にある『それ』に思いを巡らせ、しばし目を伏せる。

                 コッ コッ コッ……

やがて正面に向き直り――再び歩き始める。

◆能力概要◆

己の部位を『切り離す』事で、それを遠隔操作できるナイフと、
他の生命体の部位を『切り離す』事で、同じく遠隔操作できるナイフ。
解除時に切り離されたままの部位は崩れ、切断面から元通り『生え代わる』。

『スーサイド・ライフ』Suicide Life
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『ビー・ハート』Be Hurt.
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『操作』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(10m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:―

◆能力詳細◆
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/140-141


◆所持品◆
財布・スマホ・包帯・ハンカチ・ティッシュ・500mlミネラルウォーター
手製の香り袋(中身は乾燥させたラベンダーとアロマオイル)
以上の品物を入れたハンドバッグ

◆外見◆
年齢28歳・身長170cm・黒髪のアップヘア・色白の肌・細身の体型
洋装の喪服・黒いキャペリンハット・ミドルヒールパンプス
左手薬指に結婚指輪・右手薬指に形見の指輪

◆簡易プロフィール◆
『自殺願望』と『自傷癖』を抱える未亡人。
『亡き夫の分まで生きる』という約束を果たし、
命を全うした先で『再会』するために生きている。
かつては自傷用の『果物ナイフ』を『鎮静剤』として持ち歩いていたが、
『スタンドの成長』を経て、『決意』を新たにする目的で手放した。

351ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/21(月) 21:10:33
ジリジリジリジリと蒸し暑い熱気
       ミンミンミンミンと煩いセミ

さっき公園で買ったかき氷を食いながら、街中を歩くソラ

(うるっせぇなこいつら…)
―――――――――――――――――――
俺の名はソラ
俺には過去の記憶が無い
誰かに何かされたのか?まぁ、そんな事は今はどうでもいい
俺はこれから昼飯を食いに二郎に行く所だ
―――――――――――――――――――
雲の冠と、ステッキのスタンド。
ステッキで触れたものを浮上させて『雲』で覆って浮かせ続ける。
冠をつけているときの本体のみが、雲に干渉したり、上に乗れる。
雲にした無生物が『氷点下』の場合、そこから雪を降らせる。

『ステインド・スカイ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/177-178

所持品・服装:うさちゃんフード付き黒パーカー
スマホ、財布、ピンポン玉4つ、野球ボール2つ、今食ってるかき氷

簡易プロフィール:
赤い瞳と白い髪が特徴、身長120、多分7歳くらい、女、記憶喪失

352小翠『タキシードムーン』:2021/06/21(月) 21:48:01
┌─────────────────────────────
│『豆電球』サイズの『ゲンジボタル』のヴィジョン。 
│ヴィジョンの『光』を浴びた『本体』は、
│己の『理想』たる『男性』に『持ち物』と共に『成長』する。
│『女性』と共に光を浴びることにより、
│その女性の抱く『理想像』へと『成長』できるが、
│本体を『子供』と知る者には『理想』を投影できない。
│ 
│『タキシードムーン』
│破壊力:E スピード:D 射程距離:A(50m)
│持続力:D 精密動作性:D 成長性:A
└─────────────────────────────
┌──────────────────────────────────────────
│スタンド能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453644099/127
└──────────────────────────────────────────
┌─────────────────────────────────────
│持ち物、服装:半袖のワイシャツに長ズボン、背中にはランドセルを背負っている
│ランドセルの中:ノート、筆箱、教科書、防犯ブザー、たくさんの輪ゴム、スマホ
└─────────────────────────────────────
┌──────────────────────────────────────────────
│簡素なプロフィール:星見町の『ドンファン』と呼ばれ、多くの女性と愛を交わした祖父に憧れる少年
└──────────────────────────────────────────────

★外見―やや色素の薄いくせっ毛をボブカットにした髪型
 幼さを残す顔つきはやや華奢であり、男子というよりも女性的なイメージを相手に与える
 
★小翠の『理想像』―ラテン系の彫りが深い顔立ちをした金髪の男性
 年齢としては20代後半くらいに見え、髪はオールバックにして撫でつけている
 一昔前の『ハンサム』というような印象を与える
 
 実際の所、この姿は小翠の祖父が若い頃の姿である
 祖父は戦後の日本に単身乗り込み、経済の混乱の中で一財産を築いた傑物であった
 その活動は多岐にわたり、裏社会の人間と激しくやり合う事もあったという

>>349

「あちぃ〜〜〜〜〜〜!」

日がカンカンに照り付ける道路を一人の小学生が歩いていた
午前中の授業を終え、これから自宅へと帰る途中だ

「めちゃくちゃ暑いけどさ、来月になれば夏休み!
 家で1日中ごろごろしたり、ゲームしたり出来るぞ!」

353『サマー三連星』:2021/06/22(火) 14:37:03
>>350(小石川PC)

貴方は墓参りを終え、並べられた墓石を抜けて蒸し暑い空気の中を抜けていく。
以前は心苦しさのあった道のりも、数々の邂逅や経験を経て 胸の内側を疼く痛みを
一つの力へと変える事を覚えられた。

 「あれ? あらっ 小石川さん、久しぶりじゃないのーっ!」 たったっ

丁度墓地を抜けた所だったであろうか……横から元気な声と共に駆け寄る女性が居た。

興味「元気にしてたかしら? 私、ここら辺で取材があって丁度終えた所なの!
それにしても奇遇ねーっ、何だか前より小石川さん綺麗になったんじゃない?
力強い雰囲気になったって言うか……」

何時ぞやの新聞記者、興味 有菜だ。変わりなく彼女はテンション高くに
最近起きた世間話をしてから、そうそう! と思い出したとばかりに告げる。

興味「実はねっ、昨夜に××番地付近のアンティーク店で強盗騒ぎがあってね! 
店に居たのは店長だけで、幸い拘束されたぐらいで怪我人は居なかったんだけど……。
盗まれたのが、ちょっと変で金庫とかじゃなく幾つかの年代物の棚とかだったの。
確かに、そう言うのって結構な価値があって良い値段するだろうけど盗むにしたって
嵩張るじゃない? 店長曰く、『岡山の品』だけど、結構傷んでいるし値段としても
良くて15万するかしないかなんですって。それに、強盗の三人組もどうやら車なり
何なり乗らずに棚をどうやってか運んで消えたらしいし」

これってミステリーよね!? と、興味はキラキラとした目で言い切る。
確かに、これは奇妙な事件と言える。三人組の強盗、そして余り価値のない大きな
物品を車などで運搬する事もなく盗んだ……。

>>351(ソラPC)

セミの喧しさに苛立ちを覚えつつカキ氷を食す貴方。
記憶の空白は今の貴方にとって差し支えるものではない。ニンニク増しまし
油がこってりのったラーメンが待ってるのだから。

   スゥー……。

すると、貴方の歩く目前の横側にある細道部分から『白い雲』が地面を這うように
浮遊してきた……どうやらスタンドで出来てる物体のようだ。

>>352(小翠PC)

炎天下に悲鳴を上げつつも、貴方は来月に待ち受ける楽しい日々に胸を昂らせて
下校中だ。その間、十字路となる通路で複数の走る音が喧しく接近してきた。

 ダダダダッ ピタ……。

道を駆けてたのは黒服スーツの男女が5,6名だ。この猛暑の中を長袖で真っ黒な
衣服で団体で居るのは見るだけで暑苦しさすら覚える。
 その集団は貴方を見ると一瞬立ち止まった。だが、直ぐに視線を反らして
眼中にないと言う態度で仲間内で会話をする。

「……違うな、この辺は小中学校が近いから紛れ込んでる可能性が高いんだが」

「もう既に他の仲間と合流してても可笑しくない。急ぐぞ!」

 ダダダダダッ……ッ。

口早に、会話しつつ明後日の方角へ去っていく。……一体何だったのだろうか?

354小翠『タキシードムーン』:2021/06/22(火) 17:27:15
>>353

「うわ〜〜〜・・・凄い、暑苦しそうな人達
『クールビズ』とか考えてないのかな? そういう『ブラック企業』?
 やだなー、俺が大人になったときにそんな会社に入っちゃったら」

熱い中に暑苦しい連中を見てちょっとうんざりとした気分になる

「何かあったのかな?
 誰かを追いかけてるとか?
 よ〜〜〜し!」

幸い、今日はもうこの後に予定はない
ちょっとした好奇心に惹かれて、黒服達の後を追いかけてみる事にした

355ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/22(火) 18:07:56
>>353
今日が二郎デビューの日だ
ヤサイマシマシアブラカラメニンニクチョモランマだったか…
態々長ったらしい呪文を詠唱できるように練習してきたし、ロットバトルのルールも予習してきた

だのに!

これから何か大変な事に巻き込まれそうな予感だ
君子危うきに近寄らず!
この様なあからさまに怪しい物には近寄らないのが賢い選択だ
しかし、このまま素通りしたら話が進まねぇだろうが!という気がする
それこそギルティ…!という物だろう

恐る恐る、『白い雲』の発生源を辿ってみる事にしたソラ

356小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/22(火) 20:23:55
>>353

  「――……ご無沙汰しています」

           スッ

意外な相手と対面し、再会の喜びに表情を綻ばせながら、
丁寧に頭を下げる。
彼女と初めて出会ったのは、
『不思議な工場』について調べた時だった。
あの頃の自分は、
自らに宿る『スーサイド・ライフ』を自覚したばかりで、
スタンドについて、まだ何も知らなかった。

  「『クリスマス以来』ですね……」

彼女と二度目に顔を合わせたのは、
ちょうどクリスマスのシーズンだった。
あの時は、『イルラ』というスタンド使いの女性と知り合い、
追われている彼女を逃がすために、
『追っ手のスタンド使い』との争いに身を投じる事になった。
同じ場に居合わせた『白い髪の少女』は、
今頃どうしているだろうか。

  「『強盗』――ですか……」

興味の話に耳を傾ける。
アンティークを扱う店から棚が盗まれた。
実物を見た訳ではないし、専門的な知識はないので、
実際の価値は分からない。
ただ、確かに運びにくい品物だとは思える。
持ち去った方法が明らかではない事も奇妙に感じた。

  「……他になくなってしまったものは?」

  「その棚よりも高価で……
   持ち運びのしやすい品物はなかったのでしょうか?」

心に浮かんだ疑問を、ぽつりぽつりと口にする。
興味には、『クリスマスに起きた事件』の際に、
手助けしてもらった事を覚えている。
それを返すために、
今度は自分が出来るだけの事をしたい。

357『サマー三連星』:2021/06/23(水) 00:10:55
>>354(小翠PC)

黒服A「よし、俺たちは彼が良く通っていたゲームセンター付近に向かう。
そっちは、通行人に聞き込みがてら周辺の探索だ」

黒服B「了解。……ん? おぉ、この辺の子かな?
いや、怪しいもんじゃないんだ。少し人探しをしていてね」

小翠が好奇心のままに後を追うと、黒服数人がゲームセンターへ向かうと
言って走り去り、残る数名が散らばると共に一人が貴方に気づいて
胸ポケットから二枚の写真を取り出す。

ttps://picrew.me/image_maker/407340/complete?cd=Af7khrAkaT

ttps://picrew.me/image_maker/8386/complete?cd=8BfJZQVABp

「この二人を何処かで見かけなかったかな?」

>>355(ソラPC)

白い雲は細道より、貴方が居る通りをフワフワと浮遊する。
軽く警戒心をもって近づくと共に、雲はそこで停止する。

?「お〜〜やぁ〜〜スタンド〜〜きみ〜〜見えてるよ〜〜だね」

すると、間延びした声と共に雲より遅れて細道から人影が出てくる。

ttps://picrew.me/image_maker/678875/complete?cd=sfpGROpiip

奇しくも貴方に良く似た髪の色の、何処どなく軽薄さと感情が読みにくい
空気を醸し出す男性だ。

?「け〜〜〜ど〜〜〜ひと〜〜ち〜が〜いかぁ。きみ〜〜
こんな人たち〜〜〜見かけた〜〜〜?」

そう言って、彼は写真を無造作にソラへ見せびらかす(小翠PCのと同上)
小麦色の健康そうなギャルと血色が悪い中学生程度の男子の写真だ。

>>356

興味「そりゃーアンティーク店だものね。大体が日本の古い品物だけど
価値のある茶器とか持ち運びやすいものなら結構あったから、盗まれたのが
大棚だけって言うのは店主も不思議そうだったらしいわよ。
あと、強盗の一人がレジの小銭とか一万円札を二枚ぐらい盗ってた見たい。
何だかその時の様子からして、犯人の一人は大人見たいだけど残りの二人は
どうも子供っぽかったようね」

ゲーム代ゲットーとかレジの金を盗みながら言うのと、それを諫める大人の
声を店長が縛られて転がりながら聞いたみたいだから。
と、興味は付け加えた。

興味「警察関係者の知り合いとかに聞いたら、その店の周辺にある
防犯カメラには走ってく三人組らしい人は居たけど肝心の大棚は
映ってなかったようなのよ。
 うーん! 一体どうやって強盗団は短時間で、その棚を盗んだのかしらね?」

これはスクープの予感がするわ! と興味は目を光らせる。

興味「それにしても暑いわねーっ 小石川さん。
近くに、そう言えばアイスクリーム屋さんがあったと思うから
寄っていく?」

手でパタパタと顔を仰ぎつつ、興味は貴方にそう誘う……。

358小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/23(水) 01:05:30
>>357

棚よりも持ち運びやすく、棚と同等以上の価値がある品物。
それらが手を出されず、棚だけが消えたという事は、
やはり最初から棚だけが狙われていた事になる。
単純にお金が目当てなら逆になるはず。
辻褄が合わない。
または、その棚に、
『店主が気付いていない価値』があったのか。

  「……どこかに隠したのではないでしょうか?」

  「後から運び出すつもりで……」

思い浮かぶのは、その辺りだった。
逃げる時に持っておらず、現場にもなかったという事は、
別の場所に隠したという線が考えられる。
というよりも、それ以外には思い付かない。

   ――……『スタンド』。

『その可能性』を除いては。
犯人が『スタンド使い』ならば、
不可能に思える事も可能になる。
三人の中に『スタンドを持つ人間』がいたのだろうか。
あるいは、その『全員』が。
万一そうであったなら、これだけで終わるとは思えない。

   ――……。

『スタンド使いの派閥』とは、
これまでに何度か遭遇してきた。
『遠島高校』で対峙した『リンゴ・ナイチンゲール』一派。
『紅鏡町』で向き合った『イズ』一派。
彼らは、それぞれが何かの『目的』を持って動いていた。
もし今回の件も同じであるとするなら――。

  「ええ……ご一緒します」

興味に同行し、彼女と共に歩く。
その最中も、頭の中では考え続けていた。
仮に『スタンド』だとしたら、
どんな『能力』を持っているのだろう。
おそらくは、それを使って棚が盗み出された。
幾つかの可能性は浮かぶものの、情報が少ない状態では、
どれも決定的と呼べるものではない。

359小翠『タキシードムーン』:2021/06/23(水) 01:28:05
>>357

「うーん? 知らない顔だね?
 ていうか、目ッあかっ! 徹夜明けの写真?」

見せられた写真に驚きながらコメントを返す
ちなみに、目の前の黒服は男性でしょうか?女性でしょうか?

「こっちのおねえさんも全然知らない・・・・
 この人たちって何かやっちゃったの?」

360ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/23(水) 10:18:28
>>357
「…この雲はお前のスタンドか」

男の間延びした声に妙に気が抜けてしまうソラ
だが、男にはあまり近寄り過ぎないように
気を付けるに越した事は無い

テンポの悪い喋り方に若干ゃイラつきつつ写真を拝見する

「いやぁ、知らないな
 アイドルユニットか何か?」

361『サマー三連星』:2021/06/24(木) 10:17:34
(レス遅れ失礼しました)
>>358(小石川PC)

興味「そーねぇ、多分どっかに隠したんだろうけど、何処に隠したのかしら?
犯行は、ほぼ5分足らずで終わったようだから、隠すにしたって成人二人分程度の
大きさでしょう? 重いし、目立つし、周辺には都合の良い空き家とか倉庫なんて
無いんだもの。犯行現場近くには、多分暑いから打ち水したんだろうけど
『幾らか水の痕』がある位ね。店長はした覚えが無いって言うから近くの住民だろうし
変って言う変な事は無いのよね……うーん、このまま迷宮入りなのかしら」

アイスを食べつつ、興味は唸りつつ呟く。クーラーが効いて今まで外の熱気を
耐えてた体にホッと冷たい癒しが駆け抜ける。

興味「まっ! 強盗団に関しては情報不足だし、あとは警察なり任せて吉報を
待つしかないわねっ。さーてっ、あらかた取材は終わったし、このまま会社に……」

客A「そうそう、この辺の近くの廃ビル。見たのよ、梟マスクした男」

客B「えー 怖いー。新手の変態かしら?」

 その時、アイスクリームを食べていた近くの客の談笑を耳にとらえた。
記者として、地獄耳な興味も同様で。劇的に反応すると共に、その客が後ずさりする
勢いで『その話、もうちょっと詳しく!』と、迫って話を聞く。

客は、勢いに押されて軽く委縮しながら告白すると。興味は貴方に振り返り
目を輝かせて饒舌に言う。

「スクープ! スクープよぉ小石川さん! 今から、一時間程度まえに
此処から数分歩いた閉鎖ビルで、こぜにくろうマスクらしきした体格の良い男性が
入る所を見たんだって、この人達!
 三人組の強盗も、同じ覆面をしていたのよ! こうしちゃ居られないわ!
警察……いえっ、不確定な話だけじゃ来てくれないかも! 現場に言って
そいつの写真を撮影するわ! 今月の一面大スクープよぉー!!」

そう、彼女は夏の太陽に負けないテンションで意気揚々とアイスクリーム屋を出る。
何とも危なっかしい感じだ……彼女を遠くから、もしくは同行して直ぐ傍か選べるか
ひとまず後を追ったほうが、安全だろう……。

362『サマー三連星』:2021/06/24(木) 10:44:00
>>359(小翠PC)

目の前で片膝をついて貴方に写真を見せたのはサングラスをしてる
ロングヘアが特徴な位の平凡な顔立ちの女性だ。

「この子達は、ちょっと色々事情があって保護観察をしてたんだけど
『ある物』を誰かに唆されて盗む片棒を担いだようなんだ。
今なら、まだ盗んだ物を取り戻せば情状酌量の余地もあるだろうし
被害に遭った人も起訴を取り下げてくれる可能性もある」

だから、見かけたら教えて欲しいんだ。と、言葉を区切り終えた時だった。



 「おい、見つけたっ、見つけたぞ!」
        「そっちだ、そっちへ行く!!」


黒服B「なに……っ!」

屈んでいた黒服が立ち上がり、体を強張らせ服の裏にホルスターで
取り付けてたらしい特殊警棒のようなものを取り出す。

君(小翠)が振り返ると、其処には多数の黒服を引き連れるように
息を切らしつつ水色っぽい髪を揺らしながら走ってくる写真で見た
男子が迫ってくるのを見た! 距離……約10数メートル!


?「……っ    『ステイション・トゥ・ステイション』」キィィンッ……!

    パサパサパサパササァッッ……!!

 少年が顔の位置に掲げた、片手の甲に描かれる枯れ葉模様のスタンドヴィジョン。
それが、輝くと共に彼の周りに実体化スタンドらしき『枯れ葉』が十数枚
本体を中心に舞うように発現される!

黒服B「きみ! 下がってなさい! 『彼野』! 
『アリーナ』は君を決して傷つけないっ。だから大人しく――」

?「……」ギリィ……!

 
 黒スーツ2,3名と貴方。そして、少年の背後から約10数名が枯れ葉の
スタンド使いであろう彼を捕縛しようと迫る。

数はどう考えても、彼を捕えようとしてる勢力が上。だが、能力未知数の
少年は決して抵抗を諦めない表情で迫ってきている……!

君の選択肢は幾つもある。無関係ゆえの傍観、アリーナと言葉にした
黒服達への加勢、または何か事情あって犯罪を行い決死の逃避行をする少年に
力を貸すなど、取れる行動は自由だ。

363『サマー三連星』:2021/06/24(木) 11:04:18
>>360(ソラPC)

出雲「う〜〜う〜〜〜ん、そいつらね〜〜〜僕から〜〜〜逃げてる〜〜〜
わるい人たち〜〜〜それで〜〜〜僕は〜〜〜正義の味方〜〜〜ははは〜〜」

間延びした、人によっては夏の暑さも相まって不快になりそうな間延び声と共に
要約するとソラに説明された内容は、こうだ。

曰く、彼等は不思議な力(スタンド)を以て、とある古い棚を盗んだ。
そして、そのグループの内。この写真の二人は能力者としてアリーナの保護に
至ってたが、隙を見て姿を晦まし、そして見つけた時は窃盗グループとして
行動してたのを発覚。

一度、喋ってる当人はグループ三人と接触する事が成功して捕縛しかけたものの
色々な偶然が噛み合って、三人は散らばり逃走してしまったと言う。

そして盗まれた古い棚も結構曰くがあるとの事だ。強盗グループの誰が保有
してるか不明だが、自分も含めて配下に追跡させてるが、現状誰一人
捕まえられてないと、深刻な内容を感じさせない陽気な笑い声を交えつつ。

出雲「盗まれたの〜〜〜早めに回収しないと〜〜〜けっこ〜〜
まずいからさ〜〜それで僕がぁ〜〜出張ってるの〜〜暑くて動きたくないのに〜」

勘だと、この辺に一人潜んでる筈なんだけどねぇ〜〜。と男が呟いた時だ。

 
          ――ザッ……。

?「……クラウド・ナイン…………アリーナのばけもんがっ!
おめーの所為で……っ」   ズギュンッッ

 !! 男を尾行してたのか、またはスタンドで偵察したのを気づき
背後をとったのか不明だが、ミニスカと幾らか肌の出た服から見える小麦色の肌に
顔だけは梟のマスクをしてるが、十中八九写真の女らしき人物。
その人物が男の通ってきた細道より近寄ってくる。耳が遠いのかどうなのか
間延び声の目の前で空を仰ぐ男は背後より殺気を放つ女に振り返る事すらない!

『雪男の像』のスタンドを発現し、その雪男の手に除雪用具の先端が鋭い
木柄のショベルを産み出して投擲のフォームへと移る!

このままだと、妙な貴方と似た能力である雲の使い手にショベルが脳天向けて
放たれる事だろう……。

364小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/24(木) 18:58:59
>>361

たとえば、棚が分解できるような作りになっているなら、
元の大きさに関わらず隠せた可能性はある。
ただ、『5分』で全てを終えたとなると、それも難しく感じた。
気になるのは『水の跡』があったという部分。
それを故意に残したとは考えにくい。
状況から判断すると、
『残さざるを得なかった』という方が妥当に思える。

  「――……そうですね」

注文したジェラートを口に運びながら、
興味の言葉に相槌を打つ。
同時に、頭の中では別の事を考えていた。
犯人が『スタンド使い』だとしたら、警察には対処できない。
この街で対応が可能なのは『アリーナ』だろう。
今まで『アリーナの人間』と関わった経験は何度かあった。
『コハル』・『葛西』・『防人』・『ベリル』・『アルキス』・『笹暮』。
彼ら『アリーナのスタンド使い達』も、
事態の収拾に当たっているのだろうか。

  「興味さん……『危険』があるかもしれません」

             スッ

  「……どうか十分に気を付けて下さい」

興味が退店する際に席を立ち、会釈をして彼女を見送る。
けれど、このままにはしておけない。
この事件に『スタンド使い』が関係しているのなら、
興味に被害が及ぶ恐れがある。
同じように外に出て、まず人目がない事を確かめたい。
それが確認できたら、『次の行動』に移る。

    スラァァァァァ――――――z______

利き手である『左手』に、一振りの『ナイフ』を発現。
『第一の刃』――『スーサイド・ライフ』。
そこからの『準備』は迅速に行う。

  ザグゥッ! 
         
       スゥゥゥゥゥ――――z____ッ
                             
                           スパッ

一切の躊躇もなく、自らの『眼窩』に『ナイフ』を突き刺し、
外科手術のような精密さで『左目』を抉り取る。
摘出した『眼球』はバッグの中に移動させておく。
次にスカートの裾を軽く持ち上げ、
『スーサイド・ライフ』を太腿に突き刺す。
これで傍目からは、
『スタンド』を発現しているようには見えない。
最後に、帽子の角度を傾ける事で、
『空洞』となった『左の眼窩』を隠す。

        コッ コッ コッ……

全てを終えたら、興味の後を追って『ビル』の近くに向かう。
彼女を一人では行かせない。
だからこそ『同行』する。
それは興味を守るためであり、
彼女を愛する人を悲しませないためでもある。
そして――『スーサイド・ライフ』は、
『こうした状況』には長けている。

365ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/24(木) 20:09:54
>>363
この男の言っている事が本当かどうかは分からないし
もしかしたら、悪党はこの男の方という可能性もある
そもそも、無関係のソラには彼らのいざこざなどどうでもいい事だ

それでも助けに入るのは
不意打ちをしてきた卑怯な女が許せないからか?同じ雲使いの誼か?
単に、今日はそんな空模様だっただけか

『ステインド・スカイ』を発現と同時に、手に持っている『かき氷』を『浮上』
『浮上』した『かき氷』は『雲』に覆われ、しんしんと『パウダースノー』を降らせる

ダッ

出雲と敵の間に割って入り(スB)、『杖』でこれから投げて来るであろうショベルを弾き返す構えを取る
まるで『野球』の様に(打てなさそうなら素直に避ける)

この間延びした男も、敵の接近に気付くだろう
いや、元々気付いていたのか?余計なお世話だったかもしれないな…

366小翠『タキシードムーン』:2021/06/24(木) 20:38:22
>>362

「へぇ〜〜・・・ 悪い人のせいで悪い事をしちゃったなら
 なんとかして謝らせてあげたいね・・・・ うん!わかった!俺が・・・・」

> 「おい、見つけたっ、見つけたぞ!」
>        「そっちだ、そっちへ行く!!」

目の前の女性の力になるべく、『承諾』の言葉を口にする寸前で遠くの方から声が上がる
振り返ると、写真の少年が遠くにいるのが見えた

>「……っ    『ステイション・トゥ・ステイション』」

黒服B「きみ! 下がってなさい! 『彼野』! 
『アリーナ』は君を決して傷つけないっ。だから大人しく――」

目の前で起きる光景を見つめる
驚いた事に、写真の少年はスタンド使いのようだ
だが、それに対抗する黒服の彼女らはスタンドを使う様子はない

小翠の持ついくつかの選択肢・・・・
黒服たちに加勢するか、逃げるか、はたまた少年に協力し事情を聞くか・・・・
その上で、選んだ道は・・・・

(何が起きてるかは全然わかんないけどさ!
 目の前でおねえさんが困ってるんだ! 助けないと!)

黒服・・・・(正確に言えば先ほどのおねえさん)に協力する道だ!
だが、この状況では『タキシードムーン』の能力をフルに活用する事は難しい
普段の『変身』よりもより強力な『変身』を行うには、人目が気になる
だから・・・・・

「う、うん!わかった! 俺は逃げる!」

『逃げる!』と言葉に言ったうえで、一歩後退!
その上で、黒服の女性の背後に回り・・・・『タキシードムーン』の『光』で自身と女性を照らしたい!

その目的は『女性の理想像』への『変身』を行う事だ
通常、自分が子供だとバレている状況で『女性の理想像』に変身することは出来ない
だからこそ、この女性の背後に回り、小翠だとはばれない形で黒服女性の『理想像』に変身しようとする!

367『サマー三連星』:2021/06/25(金) 00:09:34
>>364(小石川PC)
(ご心配おかけして、すみません)

想像通りだとすれば、警察には見えない力(スタンド)と言う
人智を超えたものは手に負えない。頭に浮かぶ『アリーナ』
その手を借りる、または既に彼等は動き出してるのかも……。

だいじょーぶ! 小石川さん、また今度ねーっ。と元気に立ち去る
興味が視界から消えると共に、貴方は能力を駆使して『左目』を分離。
 何時でも興味を遠目から見守れるように備えて移動を開始する。



 「うーんっ、やっぱり暑いわー! ここら辺、蚊も多いし嫌ねー」

3分程歩いた後に、目的地となる廃ビルに貴方は辿り着く。

興味はまだ中に入らず、外観を少し写真で収めてから雑草が生い茂る
玄関口のほうへ向かい、錆びついてるらしい前後に動く曇りガラスのドアを
押して入ろうとするのを見かけた。

廃ビルは5階建て……建物は老朽化してるようだが、壁などは壊れておらず
出入り口は興味が入るドアだけのようだ。
 彼女は開けっ放しでビル内へと侵入を開始する。このまま後を付けるも良いし
別の形で偵察を続けるのも良いだろう。

368『サマー三連星』:2021/06/25(金) 00:22:21
>>365(ソラPC)

 ゴッ――! と言う勢いでフクロウ覆面の女が雪男のスタンドを扱い
投げたショベルは飛ぶ(スC)

 ズギュンッ   シュッ  ガンッ……ッ

?「ちぃ! ガキが、邪魔してんじゃねぇっペ!」

出雲「お〜〜ありがと〜〜〜ねぇ〜〜〜」

だが、間一髪のところで貴方が発現した『ステインド・スカイ』が
カキ氷を雲へ変えて、そして共に発現された杖が男の後頭部に突き出されると
共にショベルが当たり、弾かれて射程内から外れたのか消失した。

?「アリーナの傘下かぁ!? けっ んなガキまで
てめぇ等の言いなりにしてんのか、いけすかねぇ!!」 タンッ

出雲「あ〜〜まって〜〜〜よぉ〜〜〜。
あ きみ〜〜〜も〜〜来る〜〜?」

不意打ちが邪魔され、不利を悟ってか女は細道の反対側へ背を向けて
走る。それに対し、気づけば雲らしきものを両足に纏っていた男が
軽く宙にドラ〇もん宜しく地面より少し浮いて女を追いかけようと言う
態勢に移りながら、貴方へ確認をとる。

出雲「袖振り合うも〜〜〜ってね〜〜〜手伝ってくれたら〜〜〜
いくらかお礼は〜〜〜出すよ〜〜〜」

 どう言う地位の人間だか不明だが、懐から万札を数枚取り出して
ソラへと、へらへら笑いつつ見せびらかしてきた。

君を懐柔しようとしてるのか、奇襲してきた女の目的や男の思惑も不明だ。
だが、報酬に関して虚偽は恐らく無いだろう。

369『サマー三連星』:2021/06/25(金) 00:40:19
>>366(小翠PC)

貴方は、女性に対し大人しく逃げると告げる。だが建前と異なり
小翠の中に燃えるのは正義か? 
 幸い、残る黒服2名ほども女性と共に『枯野』を捕えようと進み出て
君がスタンドを発動するのを邪魔するものは居ない。

一瞬の輝きが眩しく貴方を包み、黒服Bの『理想像』……それに
変化したと共に、黒服の女性越しに見える彼野が目を見開いて叫んだ。

枯野「! クラウド・ナイン…………っ!」

黒服B「え……い、出雲さん!? 街のほうで最重要の彼女を
探してたんじゃ!?」

そう、サングラス越しに驚愕の目で黒服の女性は貴方を振り向きつつ聞く。

どうやら、君の見た目は太陽で反射するサングラスの鏡像からして
少しビジュアル系バンドのような白髪の軽薄にも見て取れる男に変化してるようだ。

枯野「お前だけは……っ ……許さない……ぞ……!!」

 パサパサパサ  ゴォォォォ!!!

黒服B「っ! 出雲さんっ、とにかく今は彼を無力化するのに
お力を貸して下さい!」

どうやら彼(枯野)にとって宿敵と言える姿だったのか、厳しい目で
貴方を睨みつけ、纏うように浮遊させてた枯れ葉が一挙にこちらへ
飛来する!(スC) 

 黒服達も警棒を構えて応戦するようだが、相手が飛来させる枯れ葉の質量は
3名ばかりの黒服達の武力では少々厳しいものがある!
 君(小翠)の判断が状況を左右するだろう!

370小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/25(金) 13:27:22
>>367

興味の様子を見て、まだ入っていない事に安堵した。
目撃されたのが一人だけだったとしても、
ここに一人しかいないとは限らない。
もしかすると、全員が集まっている事も考えられる。

               ソッ……

  「――……興味さん」

後方から歩み寄り、彼女に声を掛ける。
興味を一人にはしない。
中に入るのであれば、
『スタンド使い』である自分が前に出るべきだろう。

  「……私も行きます」

  「一人よりは二人の方がいいかと思いますので……」

了解が得られたら、先に立って廃ビル内へ踏み込む。
まず、音や声が聞こえないかどうか確かめたい。
もし近くに誰かがいたら、
鉢合わせになってしまう可能性もある。
それを確認してから一階を見渡す。
フロアの構造は全ての階で共通していると思われるので、
今の内に大体の広さを頭に入れておきたい。

371ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/25(金) 18:15:15
>>368
「逃げおったか」

ストン
雲の消えたかき氷は『浮上』を解かれ落下
重力に従い落ちて来たかき氷は、ソラの手に収まった

シャク
かき氷を一口食べて答えるソラ

「こんな小娘をあてにするなんて、正気か?」

スタンド使いとはいえ、(恐らく)10にも満たない子供を雇うか普通?

「それに、そんな金で買収しようとは
 俺も甘く見られたものだな!俺はそんなに安くはないぞ!」

この男がどういう人間なのか、この金の出所はどこなのかも分からない
怪しい金には手を付けないのが得策だ

だが…

「しかしまあ、手伝ってやってもいい
 あの小汚いかっぺ小娘は俺に向かって凶器を投げつけてきやがった
 その罪は万死に値する」

どうやら手伝う気になったらしい
さぁ、小娘を追いかけよう!奴を八つ裂きにするんだ!

372小翠『タキシードムーン』:2021/06/25(金) 20:46:36
>>369

『タキシードムーン』の『光』を浴びて、数秒後
小翠の小さな身体はまたたく間に大きく成長し、『変身』が完了する!

「僕が来たからには〜〜〜〜〜〜もう安心だよ〜〜〜〜〜〜」

(『クラウド・ナイン』・・・・?
 誰だかよくわからないけど、『実在する人』を『理想』としているタイプか!)

正確に言えば、『タキシードムーン』の『変身』で実在する人物そのものになる事は難しい
この姿はあくまでも『黒服B』のイメージする『理想の出雲』であり、
本人そのものではないため、よく観察すれば色々とぼろが出るだろう

(枯野ってやつの反応を見る限り・・・・
 どうやら『コイツ』は相当に恨まれているみたいだな)

だが、『理想の出雲』が持つ『技術』や『知識』などは自動的にインストールされ、
小翠が完全に使いこなすことが出来る
まずは、この『理想像』がどんな能力を持つ人物なのか、知識に手を伸ばす事にする
※『理想の出雲』はどんな『技術』や『知識』を持っていますか?

「勿論だとも〜〜〜〜ぉ 僕のこの力は〜〜〜〜
 君たちを守るためにあるんだからね〜〜〜〜」

「さあ〜〜〜〜、僕の力は君もよくわかっているだろ〜〜〜ぉ?
 だ〜か〜〜〜らぁ〜〜〜〜よそ見をせずに全力で来なよぉ〜〜〜!」

相手の攻撃はどうやら、そこまで素早い攻撃ではないようだ
『理想の出雲』としての威圧感をフルに発揮して、敵を挑発し、
枯れ葉による攻撃を全てこちらに集中させる事で黒服達の攻撃をサポートしたい

(スタンド使いとはいえ、能力の全てをこちらに向ければ本体は無防備
 武器を持った大人が3人もいるんだ・・・・どうか冷静さを失って俺を攻撃してくれよ!)

373『サマー三連星』:2021/06/27(日) 16:35:31
(皆さま、お待たせしました)
>>370(小石川PC)

ビル内詳細画像:ttps://imagenavi.jp/search/#!/%E3%83%93%E3%83%AB%E5%86%85
(※ページ内の左側に掲載している3F建てまでのMAPとなります。3Fより上は
テナントで階段以外何もないと考えて頂いて結構です)

貴方が声を掛けると、あら! 何時も小石川さんには迷惑かけるわね、ありがとー!
と、言った具合に結構力まないと開きにくいドアを開いて中に入る。
先導する貴方は入り口近くに上記のビル内の地図があるのを見つけた。
左上のほうに昇降用の階段があるようだ。見渡した限り、乱雑してるゴミ以外で
1Fの現在の周辺では物音や不審な人影は見当たらない。

興味「ほら! あれ、見て小石川さん。あの床に散らばってる生ごみとか結構
真新しいものよ! 強盗グループは最近まで、いえ! もしかしたら今も
生活してるのかもっ」

床に散らばってる中には、使用済みの のり弁など入ってたプラスチック皿や
空き缶なども見えて、確かに彼女の言う通り、つい最近のもののようだ。

興味「よーし、探索よー! 直ぐに警察に連絡出来るようにスマホも用意してるし
襲い掛かってきたって平気よ! いざと言う時に催涙スプレーや防犯ブザーも
記者の嗜みとして持ってるし、私って逃げ足も結構早いから!
 小石川さんも、一緒に居てくれて心強いけど無茶はしないでね?」

私、2Fに一足先に向かってみるわ! と勇気か無謀かどちらか不明だが
足早に彼女は階段のある方面へ向かうようだ。
 同行するも、此処ら辺にある他の室内を探して強盗団の痕跡を見つけるも自由だ……。

374『サマー三連星』:2021/06/27(日) 16:51:30
>>371(ソラPC)

い〜〜い返事だ〜〜ね〜〜っ と、間延びした声と軽い笑い声と共に
彼(出雲)はスケートをするかのように音なく雲の具足と共に滑り出す!(スB)
 早い! 覆面をしたギャルっぽい体の女の逃げ足も速いが、スタンド能力を
駆使して追いかける男のほうが時間をかけずに細道を抜けて今は改装中らしい
コンビニのほうへ駆けこんでいく女に対して、もう少しで手を伸ばせば届く
距離まで彼が迫るのを貴方は道が開けたと同時に認識する。

出雲「はい〜〜〜つかまえ〜〜〜」

                 パ   シュッッッッ!!!

出雲「――へぇ?」

 彼が手を伸ばし雲らしき白い筋を袖から出しかけた瞬間、コンビニと隣にある
建物にある狭い空間からだ。何やら『黒い茨のようなもの』が彼の眉間を狙い
飛来して、それを間一髪のところで出雲は足の雲をバックさせて回避する。

その間にも、貴方と彼目掛けショベルを投げつけた女はコンビニの中に入ったが
出雲の関心は、狙いが外れると共に高速で建物の隙間へ戻っていった謎の
襲撃者に移ったらしく、余り穏やかに感じない微笑でそちらに意識を注いでる
彼は貴方に目配せしつつ告げる。

出雲「バトンタッ〜〜〜チ。ちょっと、あっちに居るらし〜〜奴
そっちを片付けるから、君はコンビニのほうの彼女を頼むよ〜〜。
だいじょ〜〜ぶ。勘だけど、逃げた娘以外で待ち伏せは無いと思うよ〜〜」

 シュオォ――!!

肯定や否定の声を貴方に与える間もなく、急変する天候の雲のような速さで
彼はコンビニの隣にある建物がある塀のほうへ飛翔していく。
 
謎の敵に割かれ、恐らく強者であろう彼の助力は期待出来なさそうだ。
コンビニのほうには事務所の裏口などもあるだろう。
 急がなければ、覆面の彼女を見失ってしまう……。

375『サマー三連星』:2021/06/27(日) 17:20:05
>>372(小翠PC)

自動的にインストールされる『タキシードムーン』の『技術』と『知識』

まず『技術』は、貴方は変身が完了すると共に目を瞑ってでも周囲一帯に流れる
『風の軌道』が研ぎ澄まされるように、どのように流れ どのようなタイミングで
強く緩やかに吹くのかを感じられる。『※技術 風の知覚』

そして、『知識』 ソレは目の前で貴方を憎々し気に見つめ攻撃を繰り出してる
『枯野』の背景だ。

― ― ― ―  ― ― ― ― ― ― ― ― ―
『枯野 銅(かれの あかがね) 性別:男 年齢:12歳

父母共に幼少期 死別。以降は祖父母の元で10歳まで生活。
お前の所為で息子と娘は死んだと恨まれ育てられた過去背景を持つ。
スタンドに覚醒したのは大体二年程前で、コントロールが出来ずに
育て親に重傷を負わせたのを機にアリーナにスタンド使いと発見。
以降、組織の下の監視で生活。性格は内向的
アリーナに対する忠誠・好意の感情は無し。閉鎖的な環境が要因で
対人関係の形成に難あり・・・
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

>君たちを守るためにあるんだからね

枯野「   っっ何が守るだ!! 何時も、あんた達は口先ばっかりだ!
本当に僕をっ 先輩の事を想ってくれるんなら…………!!!
もう放っておいてくれ! 放っておけよ―――ッ!!!」

         ――シュゥ オォォォ!!!  パァァアアアッ!!

少年は貴方の言葉で予想通り、いや予想以上の激情を覚えたようだ。
 風の流れが強まる、枯れ葉が舞いうねり 螺旋を描きながら上昇して
一つに纏められながら出雲……否、貴方(小翠)の頭上へと降り注ぐ!(スB)

枯野「うああああ嗚呼ぁぁぁぁっっっ!!!!」  ピキキキキッ!!

飛来しつつ、擦れあう枯れ葉はまるで擦り合うガラスのような音を立てている。
直撃するのは不味い……! そんな予感がヒシヒシと貴方の背筋を襲う!

376小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/27(日) 18:09:09
>>373

  「――興味さん……」

止めようとした時には、彼女は既に歩き出してしまっていた。
興味が行動的な性格である事は理解している。
ただ、このビルには犯人が潜んでいて、
それは『スタンド使い』かもしれない。
単独行動は間違いなく危険を伴う。
興味に同行して二階に向かいたいが、
もし一階に誰かがいたとすれば、
上に行った時に挟まれてしまう事になる。
それは避けなければいけない。
よって、『階段を見張りながら一階を調べる』。

  フワッ……

バッグから『左目』を浮遊させ、後方『5m』に配置。
階段方向に視線を向けておき、
自分は手早く一階を見て回る。
生活ごみ以外の何かがないかを調べたい。

       ――スルッ

同時に、太腿から『スーサイド・ライフ』を引き抜く。

                スパッ

          スパッ

そして、両手の『小指』を切り落とす。
それらを左右のポケットに入れておく。
『用心』のために。

377ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/27(日) 18:23:23
>>374
「手伝うだけだっつったろ…」

あくまで手伝うだけ、主動は出雲にも任せるつもりだったソラだったが…
ついさっきあったばかりのソラに丸投げしてしまっていいのか?
このままソラがばっくれてしまう可能性もあるというのに

まあ、こうなっては仕方がない
一度殺ると決めたからには、殺らなねば気が済まない

奴が逃げる前に奴を捕まえなくてはならない
急いでコンビニに入店するが、警戒は怠らない
入店時にいきなり凶器が飛んでくる可能性もある
杖を構え、慎重に入店して周りを見回す

378小翠『タキシードムーン』:2021/06/27(日) 18:32:57
>>375

(『風』・・・・? 黒服のおねえさんも変わった人が好みなんだな
 でも、今はその『特技』が有難い!)

目の前の少年の激情を観察する
どうやら、少年にとってこの『理想像』のモデルになった男は
『地雷』ともいうべき存在らしい
攻撃も一気にこちらに集中して・・・・・

(い、いやいや! 集中し過ぎだろ!
 こうなったら・・・・・!)

「皆〜〜〜ぁ! 僕が君達を護るからさ〜〜〜ぁ!
 だから君達は君達の仕事を全うしてくれない〜〜〜かな〜〜〜ぁ!」

「それに、僕を応援してくれる人がいないと寂しいから〜〜さ〜〜〜〜ぁ!
 ちょっとだけ〜〜〜応援してくれないかな〜〜ぁ? がんばれーでも、戦えーでも、避けろーでもいいから」

通常の『理想像』と違い、『女性の理想像』は対象となった女性の『望み』を叶える時、
超人的な力(全ステータスがBのレベルに達する)を発揮する!
(その分、女性に『幻滅』されてしまうとリスクが生じるのだが)

『黒服B』からの応援を受けて戦うという事はつまり、『望み』を叶える条件を満たしているはずだ
その状態であればスピード:Bの身のこなし+『風の知覚』により、風に舞う『枯葉』の回避は容易いはず!

頭上から迫る『枯葉の群れ』を回避して、枯野の目の前まで接近したい

379『サマー三連星』:2021/06/27(日) 19:40:39
>>376(小石川PC)

貴方は『左目』で階段を昇る興味を見守りつつ、一階の状況を調べる。
 興味が慎重に折り返し部分を昇って見えなくなるまで、彼女の身に
何か起きる様子はない。

一階を左目が解除されない範囲で動き回った成果は余り芳しくない。
生活痕と見られるゴミ、ビルの工事の為に使用するのか大きめの配管や
一応鈍器に仕える鉄パイプが少し転がってるが、その程度だ。

 ――ドダンッ!

と、それ等を調べ終わると共に興味が赴いた二階より物音が聞こえた。
結構大きい……何か、人が結構勢いよく倒れたような鈍く強い音だった。

380『サマー三連星』:2021/06/27(日) 20:00:10
>>377(ソラPC)

コンビニMAP→ttps://downloadx.getuploader.com/g/goldenrectangle/14/cvs.gif

ギャル「あん? 入ってきたの、ガキのおめーだけ?
んだよ、オラ一人だけなら、てめーだけで十分ってか……ぺっ」

完全に舐めてるっぺなー。と、暑苦しかったのか、覆面を剥ぎ取り
写真で見た通りの勝気そうなギャルが、愛嬌のある顔を忌々しそうに歪めて
貴方(ソラ)を睨む。

そんな彼女の立ち位置はカウンター付近……ひと際、異様なのは
ショベルを持つ雪男の他に、レジカウンターがあったであろう場所に
『雪だるま』が鎮座してる事だ……。

ギャル「けど、好都合だっぺ。まだツキがどうやらあるみてーだな。
クラウド・ナインが余裕かましてんなら、利用してやる。
オラが、おめーぶっ倒して、盾にしてでも此処を切り抜ける。
ガキだからって容赦はしねーぞ、オラは」

『グゥ――!』

ギャル「おうよ、『フロスティ・ザ・スノーマン』
こが坊達と、もう一度会うんだ、こんな所じゃ終わっちゃいられねーっぺよ!

――オラは、『佐保』だ! 可愛いからってあめー感じに見てたら
霜焼けどころじゃ済まねぇっペ!!」
  
   ギンッ!

ギャルこと『フロスティ・ザ・スノーマン』の使い手、佐保は雪男に
更に二本目となる雪かきスコップを発現させ
自分の手に持つとフルスイングの要領で雪だるまを打って貴方へ飛ばす!(スC)

佐保「ぶちんのめす!」

381『サマー三連星』:2021/06/27(日) 20:23:44
>>378(小翠PC)

>ちょっとだけ〜〜〜応援してくれないかな

黒服B「なに言ってるんですが 出雲さん……

――そんなの、謂われずともですよ! フレー! 頑張れぇ!」


黒服他一緒にいる二名『うおぉぉぉ! 風雲神、出雲さん出雲さーん!!』

幸運か、計算かは知れないが。理想像が現実に居る男性ゆえに……
彼女や、その仲間はどうやら彼のファンか 又は忠臣に近い感じの部下らしい。

効果覿面! ソラは後で正体が知れた時が怖いものの劇的に風の神のような
速さに他の力も常人を超えたぞ!!

  シュゴォォパリパリ゛パリ゛パリィィ゛ンッッ゛!!!

黒服1「うぉ、痛っっ゛」

黒服2「離れろっ、ガラス化してる。ったく……子供ながら
こう言う能力を持ってるのは末恐ろしいな。出雲さんも、もっと
厳しく彼を見てやって矯正してくださいよ」

ソラが勢いよく前に出ると共に枯れ葉はどうやら『ガラス』のような
素材に変化してたらしく、直撃で砕けた鋭い葉の破片が周囲に飛び散って
数名の衣服の防護しない手や顔に浅い傷をつけるが重傷では無い。
応援してる黒服Bも、少々手に切り傷が付いたが軽傷だ。
黒服2が溢す発言に結構余裕ある感じなのは、何も傷が浅いからだけでない。
前にある状況が自分達にとって悪い結果でないからだろう。

追跡してた黒服達「隙ありだぁ!!」  ブゥンッ

 ガゴォ―ッ

枯野「――っ゛」 がくっ……っ

何も彼にとっての敵は目の前に居る貴方達だけでない、挟み撃ちにしてた
背後にいた黒服達は案山子でない故に、追いついた一人が勢いよく
振り下ろした警棒が肩に直撃する。骨か何か固いものが砕ける音と共に
枯野は膝から崩れ落ち倒れ込み、そのまま残る数人が覆いかぶさって
彼を抑え込む。常識的に、これ以上子供と大人の体格差で抗うのは
普通ならば不可能。チェックメイトであろう……。

黒服B「お疲れさまです! 流石出雲さんですねっ
攻撃をあんなに軽やかに回避して、捕獲の華は私達にくださるなんて!
あっ、大棚を盗んだと思われる『佐保』さんの件は此処に来たと言う事は
既に終わったんですね。なら、今回の件の発端と思われる例のリーダーを
追ってください。この後の処理は私達でしますので……」

そう、黒服Bは貴方に居ずまい正して告げる。

枯野は、抑え込まれながら子供とは思えない負の感情が集約されたような
表情で膝に力を込めて痙攣しつつ両手を丸めている……。

382小翠『タキシードムーン』:2021/06/27(日) 21:10:59
>>381

「ハハハハ! 礼には〜〜〜〜及ばないよ〜〜〜ぉ!
              ・
 だって〜〜〜、ここにいる『俺』は・・・・・」

押さえつけられる枯野の目の前に立ち、『変身』を解除する
『理想の出雲』の姿は消失し、その場には小学生の少年の姿が残る

「『出雲』って人じゃないんだから・・・・
 ごめんね、おねえさん、緊急事態だったから『出雲』って人の姿を借りさせてもらったよ
 おい! お前ら! 相手はまだ子供じゃないか! 少しは手加減ってものをしなよ!」

少年の姿に戻った小翠は黒服Bに対して、勝手に『理想像』を借りた事を謝ると
枯野に覆い被さる黒服たち(多分男性?)に荒い言葉を投げかける

『理想の出雲』の姿を解除した理由は一つ
枯野の瞳に尋常ではない程の『怒り』を感じたためだ
『怒り』の焦点である『出雲』の正体がその辺の子供だという事を目の前で見せつける事で
『怒り』の集中を妨げ、一瞬なりとも発散させる事が目的だ

「枯野・・・・事情はある程度、『出雲』って奴の『知識』で理解したけどさ
 何も考えずに『力』で暴れるのはやめておけよ
『コイツら』が気に入らないなら、俺が少しは手伝ってやるから・・・・さ」

383小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/28(月) 08:28:50
>>379

パイプや配管――
『器具型』のスタンド使いである自分にとっては、
それらは荷物でしかない。
ただ、『人型』や『身に纏うタイプ』のスタンド使いが扱えば、十分な武器になる。
もし相手に使われた時は、こちらが不利になるだろう。

  「――……!」

その音を聞いて、思わず足を止めていた。
真っ先に考えたのは、先に二階に上がった興味の事だ。
彼女の身に危険が及んだのなら、急がなければいけない。

   ――私がついていれば……。

後悔が脳裏をよぎる中、早足で二階に続く階段へ向かう。
しかし、警戒は怠らない。
『目』を自分の『5m』前方に配置し、
その視界を利用して二階の様子を窺う。

   ――ごめんなさい……。

        スゥッ

   ――少しの間だけ……。

        スルッ……

   ――『あなた』を体から離す事を許して下さい……。

右手の『指輪』を外し、バッグの中に入れる。

        スパッ

同時に、『右手』を切断。
『切断面』は袖の中に隠しておく。
第三者から見れば、普通に繋がっているように見えるはず。

384ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/28(月) 14:17:48
>>380
何故、こんな真夏に、こんな所に雪だるまがあるのか
それは、このかっぺの能力に他ならないのだろう

ソラへ向かって打ち飛ばされて来た雪だるまを斜め移動でかわして
一旦、化粧品コーナーの棚で身を隠したい(スB)
ついでに、何か使えそうな物が無いか探す

「佐保っぺ、お前が名乗るなら俺も名乗ろう
 俺の名は『ソラ』」

何も無い、空っぽで、いい加減で、この世に存在してる価値の無い彼女が
唯一大切にしている物が『名前』だ

「覚えておかなくていい」

――これから脳天をかち割られて死ぬのだからな…

385『サマー三連星』:2021/06/29(火) 00:37:02
>>382(小翠PC)

貴方は『変身』を解除し、元の姿で枯野の近くへ歩み寄り言葉をかける。

『タキシードムーン』の真実の姿に、黒服達は大小の異なる驚きも
見せるが、貴方を詰って避難するような事はしない。黒服Bも、だから
さっき姿が急に消えたのねと納得した表情だ。

さて、君は有りの姿のままに協力の姿勢を見せる。その気遣いは
常識の範囲内、理性を保った人間ならば心動かすだろう。

だが……。

>相手はまだ子供じゃないか! 少しは手加減ってものをしなよ!

黒服「悪いがな、坊主! こいつは俺たちの恩を仇で返して
指導してくれてる出雲さんにも泥塗ってるんだ。おら、さっさと手を出せ!」

>何も考えずに『力』で暴れるのはやめておけよ

枯野「―――な に も 考え…………ず……?」

――――――――――――――――――――

こが坊 苦しいよな。私ら
 神様だか悪魔だかしらねーけどさ。行き成り突拍子もなく
こんなもん貰って、そんでもって目を付けられて見えない縄見たいな
規則でがんじ絡めでさ。

 ――『自由』をさ 私らで手に入れるっぺ!
こんな息がつまるような場所を出て 何時か夏の夜空の流星群を
オラ達だけで見ようぜ なぁ こが坊

―――――――――――――

枯野「は  はは…………はは。よって……たかって……どいつもこいつも
誰も本当の僕を…………見てくれようとしなかった……『先輩』を除いては」

   パサパサパサァ……

黒服「! おい、また枯れ葉だ!」

黒服「抵抗させるな、気絶させろ!!」  

  シュッ  ドガッ   シュオッ  ゴガッ

枯野は、再び自分の周囲に未だ健在な空いてる手から『枯れ葉』を
丸まった姿勢の隙間から噴き出す。それに危険を感じて黒服達の何人かが
彼の頭に警棒を振り下ろす。強い衝撃に頭が割れて少なくない血を流しつつ
その目は未だ荒々しい光が生きている。

枯野「僕は…………『夏の空(自由)』を手に入れる。先輩の為にも
その為にはアリーナだろうと誰だろうと……
 ――僕の前から砕け散れ」  カチッ  ボ……チチッ

枯野の手は地面に置かれ……その地面についた手には服に忍ばせてたのか
『千切れた花火』らしきものと、残る手は枯れ葉ヴィジョンに当てるように
『ライター』が火を灯され、手の甲を軽く炙っていた。

 ・・・枯野の周りを舞う枯れ葉が全体的に瞬く間に赤く変色する。

386『サマー三連星』:2021/06/29(火) 00:54:40
>>383(小石川PC)

『目』を先行として偵察させつつ階段を上がる貴方。
その間にもスタンドの刃を扱い、体の分離を澄ませて いざと言う時の
為に対処可能な準備を済ませる。

 階段を上がると第二、第三ミーティングルームの存在する居室が両脇に
点在する通路が見え、十字路となる場所に資料室と総務室が見える。


   ・・・ずるずる。

 『……キーィ゛』

! 貴方の『目』が階段を上がる先で捉えた光景は、引きずるようにして
興味が総務室のある方面に連れていかれるのと。そして興味の居る周辺で
階段を見張るように佇む『ハクビシン』だ。
 ハクビシンは、スタンドヴィジョンで成人男性の腕ぐらいの大きさ。
顔の中心に縦に描かれた白い体毛部分の下にある鼻部分は少々噴射口
のようになっているのが見てとれた。

 威嚇するように謎のスタンドは鳴いて目を睨みつつ、総務室の入り口が
開く音と共に通路の死角へ去っていく……。

387『サマー三連星』:2021/06/29(火) 01:12:22
>>384(ソラPC)

佐保「おー! そうかっ ソラか。そーだなっ」

佐保「――すぐ倒される奴の事なんぞ、オラの頭の中には
春の雪解けよりも瞬く間に記憶から流れるっぺよ!」

 ス――ッ   グググッッ――  ゴォッシュンッ!

佐保「どあたまカチ割ったらぁ!」

 !! な、何と『雪だるま』は滑ると共に壁にバウンドする感じで
滑り、追尾機能を持ってるのか貴方へ接近。
 と、同時に雪だるまは溶けるように形を崩したかと思いきや……
一気に、その雪が頭部の部分が『レジ機』そして胴体部分が『消化器』
へと変化して貴方に飛来する!(スC)


尚、化粧品コーナーの棚には幾らか未使用の化粧品なり
陳列していても可笑しくない道具(言い切り可)が置かれてるだろう。

388小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/29(火) 07:10:52
>>386

   ――……!

興味と『ハクビシン』――優先しなければいけないのは、
興味の安否だ。
ここに何人のスタンド使いがいるかは分からないが、
もし一人だとすれば、総務室の中に本体がいる。
その仮定を前提にして考えると、
相手はスタンドと本体を離している。
つまり、射程距離は短くない。
そして、それぞれが別々の位置にいるという事は、
何かの布石だろう。

     ススッ……

『目』を自分の背後に移動させ、後方からの奇襲に備える。
考えられるのは、総務室に踏み込んだ時を狙って、
背後から『ハクビシン』に忍び寄られる危険性だ。
『前後』を同時に見る事で、その可能性に対処する。

  「興味さん――」

         スッ

  「私の声が聞こえますか……?」

室内に声を掛けながら、扉の開いた総務室に踏み入る。
無抵抗で引きずられていた所を見ると、
おそらく興味の意識はない。
それでも声を出すのは、
『明確な敵意がない』事を示すためだ。
捕らえられた興味が、
『人質』に使われる可能性は十分に有り得る。
そういった状況で決断を迫られた経験は『二度』あった。
片方は相手の『取引』に応じる形で、
もう片方は相手に『交渉』を持ち掛ける事によって、
『争い』を終わらせた。
今度の相手に通じるかは別として、
『話し合いで解決できない』と判断するまでは、
こちらから『積極的な攻撃』はしない。

389ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/29(火) 16:24:13
>>387
雪だるまの化けの皮が剥がれ、中身の『レジ機』と『消火器』がソラへ襲い掛かる
何だこいつらは?何故追ってくる?
このまま逃げても、ずっと追いかけて来るのか?

『消化器』…
敵のめくらましにも使え、打撃武器としても使える強力な武器だ
ここで手に入れば大きな戦力になるかもしれない

ここは『杖』で迎え撃つ!
叩き落しても止まるという保証は無いが
かわしても追われ続ける可能性もあるからだ
ここはリスクを負ってでも迎撃する事を選択する

しかし、その間にも敵が新たな凶器を投げて来るかもしれない
一応、佐保の方にも気を配っておかなくては

390小翠『タキシードムーン』:2021/06/29(火) 19:40:43
>>385

「・・・・・・ッ!?
 おい・・・! オッサン達、離れろ!」

しまった・・・!と、そう思った
『タキシードムーン』で得られる人物知識は客観的な事実ではない
もっといえば、『黒服B』が『理想の出雲』に期待する『出雲の主観』による情報でしかないのだ

つまり、手にした情報には抜けが・・・彼らの『主観』が欠けている!

(言い方を間違えたか・・・・それにこの感じ
 アイツは『花火』を使って、『アレ』をやろうとしている!)

思い返すのは『おじいちゃん』の語る『武勇伝』・・・・!

(かつて『おじいちゃん』はヤクザに追われた時・・・・小麦倉庫を爆破して難を逃れた
 確か『燃えやすい粉』を空気によく混ぜてから火をつけると
 凄い爆発・・・・『粉塵爆発』が発生するとか)

(アイツは『火薬』と『風』を使ってやばい事をやろうとしている!)

「・・・・・・『爆発』が起きるぞ!」

このまま、この場所にいるのはマズイ!
急ぎ、近くにいる『黒服B』の手を引き、何か遮蔽物の影に隠れようとする

391『サマー三連星』:2021/06/30(水) 09:27:24
>>388(小石川PC)

ゴホ ゴホ ゴホ・・・

?「……おんな、か。ゴホッ……クラウド・ナインめ。くたばりかけてる俺なら
アリーナの使いの一人で十分だって、か? はっ グッ……」 ゴホ ゴホ ッ……ッ

総務室に居たのは、一人の男性だった……。室内は中心にPCなどが置かれてたのであろう
長机が陳列して、撤去し忘れたか持ち込んだパイプ椅子が数台机近くに転がる。
 その内の一台に、返事をすることも気絶して叶わない興味が力なく座るように
凭れかかり、それに軽く腕を回し何時でも危害を加えられる体勢で一人の男が
待ち受けていた。

 イメージ画:ttps://picrew.me/image_maker/58992/complete?cd=8hskhREm9B

茶に近い髪を後ろに纏め上げ、何処にでも歩いてそうな印象に残らない既製品のスーツ
黒手袋の嵌めた片方の手に煙草を挟んで、顔色悪い様子で咳き込みを時々している。

『 シー ィ゛……』

『ハクビシン』のスタンドは、意識を失ってパイプ椅子に凭れかかる興味の膝で
貴方を威嚇する様子で睨む。背後の『目』に、『資料室』の開放されたドアより
もう一匹の『ハクビシン』が見えた……! 一瞬、飛び出しかけたのも認識したが
貴方の『目』に、そちらも気づいたようで瞬時に今度は貴方が移動した通路の死角に
滑り込むようにして蔭から様子を伺う体勢に移る。

『ハクビシン』……何か病気か怪我によって体調芳しくない男のスタンド。
どうやら二体を操作出来るか、自立して移動してるのか。少なくとも前と後ろの
挟み撃ちが何時でも可能となっている。

?「こっちの仲間は……気絶させただけさ。アリーナも人手不足か? 
何の警戒もなく、歩いてた……ゴホッ……! フーッ で、だ。
あいつ等は無事なんだろ? だったら、こっちを解放する代わりに引き渡せ。
 『道しるべ』に関しての取引きを要求するにしても、まず、そこからだ……」

……男は、何やら貴方をアリーナの組織の一員か何かと勘違いして話してるようだ。

そして、この光景で奇妙なのは男の背後の壁で強烈に存在を誇示する『大棚』だ。
 恐らく興味が話してた、窃盗団が盗んだ代物……。

392『サマー三連星』:2021/06/30(水) 09:38:34
>>389(ソラPC)

   ガキ ガギィーン!!  ガシャンッ!  ガンッッ!

貴方は『ステインド・スカイ』の『杖』を巧みに使い
『消火器』と『レジ』を迎撃して地面に叩き落とす。
少しでも反応が遅ければ重たいどちらかが頭の上に落ちて昏倒してたかも知れない。
(※出来れば迎撃する時のパス精も記入してくれると有難い)
地面に転がった消火器とレジは再び動いて貴方を襲ってくる等の現象は無い。
 どうやら、物体を雪だるま化して。その状態では狙った相手を幾らか補足して
遮蔽物に隠れても解除されるまで追跡する力はあるようだ。

  ブゥンッッ ガシャァァン……!

『……グオゥンッ』

 その間にも敵の手は止まらない。どうやら飲み物などが置かれてるコーナーの
棚に移動すると共に、陳列してる缶のドア部分のガラスを本体で装備してる
ショベルを使って粉砕するのが棚の隙間から貴方は確認出来る。

そして、除雪用具のショベルから『スノーダンプ』を持つ雪男は。その
砕けたドアガラスの破片を用具を使って受け止めている……。

佐保「そこで一生隠れてるっぺさ! なんならガキはママのおっぱい吸うのに
家に帰りな! オラもそのほーがフケるのが楽で、えー!」

 凶器のショベルを貴方が隠れてる方角に突き付けるポーズと共に
彼女は挑発してくる……。

393『サマー三連星』:2021/06/30(水) 10:12:54
>>390(小翠PC)

彼等(アリーナ)は悪たる者達では無い。だが、人間は決して完璧でなく
間違いを犯し、相互の認識に差異を持ち、ギャップに苦しんで諍いも生じる。

貴方に責任があるのでは無い。彼(枯野)の怒りは根深く、一時の『理想』が
冷や水となって収まるもので無かったのは誰しも思いつかなかったのだから。

 夥しい枯れ葉が紅葉よりも赤く発光、そして目を灼くような光と熱が
包み込む前に、貴方は黒服Bの手を繋いで遮蔽物に隠れようとする。

だが、如何せん動きが遅く感じる。まだ貴方が理想の出雲の状態を維持してれば
枯野の自爆攻撃を制止するか、彼女を助けるか。違った結果を産み出せた。


   ――カッッッッッ゛ッ゛




         ・・・  ・・・


                   メラメラメラメラ……。

……背中が少し痛い、恐らく強めに吹き飛んで強打する形で背中から倒れ込んだ。
 胸が苦しい。まるで誰かに覆いかぶされてるように。
体の痛み。爆発を受けたのだ、全身が火傷になっても不思議でない
きっと酷い…………?  
 変だ……貴方(小翠)は確かに背中に少し痛みを覚えるが、それ以外に
特筆として痛みが無いのだ。反射的に強く瞑ってた目を開けると。


           黒服B「……ぁ……ぶ…………じ………ね?
…………よか……………った………」

     「……おね……が………ぃ…………あ……の……子…………を
…………と……めて……あ……げ」  




背中に深刻な火傷、熱した肌と焼けたスーツが張り付いている。
君は、彼女に庇われる形で再起不能のダメージを避けられた……。
 気絶した彼女が崩れるように貴方が起きるのを邪魔しない位置に転がると
開けた視界に、燃える火の粉が点在する十字路の塀とアスファルトの床。
 そして呻きつつ彼女と同等の深刻な火傷で倒れる黒服の集団。

 ――そして……。


  ググッ……   スクッ――ッ

   「――――僕は……あの人を……先輩を……夏空の先へ 導くんだ……っ」

  (枯野、この息子 娘殺しがぁ! おめぇは悪魔だっ)

      (可愛気もねぇ孫だよ……ほんと恥ずかし。その目も忌まわしくて
オマエを見てると死神か何かでねぇかと薄ら寒くなる)

 (君の力は訓練すればアリーナのトップになれる。だから今は我慢して
アリーナのルールに基づいて生活するんだ。忍耐だよ、忍耐)

  「『自由』の為なら……悪魔にでも……っ 死神にだってなってやるよっっ゛」

拘束しようと覆いかぶさった黒服達が皮肉にも枯野が爆発に巻き込まれる
ダメージを軽減したようだ。軽く炙られたようながら、まだ強く光り輝く
枯れ葉のヴィジョンマークが描いた手を握りしめ、そのマークに呼応するような
激しい意思を携えた光を伴って枯野は少し焦げた体をものともせず
しっかりとした足取りで別の道へ駆けようとする。

 枯野「邪魔は……誰にもさせないっ!!
追ってくれば……命の保証はしない!!!」 タンッ!!


彼は、走る    その先が自分の信ずる光だと信じてか、信じ込もうとしてるのか・・・。

394小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/30(水) 15:53:09
>>391

『二体のハクビシン』を『両目』で視認する。
挟まれる事自体は想定していた。
もし今すぐ『同時』に来られたとしても『同時に対処できる』。

  「……私は『小石川』と申します。
   『このビルにいるスタンド使い』を捕らえる役目を、
   『アリーナ』から依頼されました」

  「既にお見せしている通り、『これ』が私のスタンドです。
   能力は『本体の体を切り離す事』……。
   私に対しては無害ですが、『それ以外』に対しては、
   『普通の刃物と同じ結果』を生むとお考え下さい」

  「その方は偶然居合わせた『一般人』です。
   『アリーナ』とは何の関わりもありません」

まずは、そこまでを一息に話す。
『アリーナに雇われた』というのは作り話だが、
確認する手段がない以上、
頭から否定する事は出来ないはず。
そして、『スタンド』の事を教えるのは、
こちらを信用してもらうためだ。
ただし、『もう一つ』は伏せておく。
そちらまで明かしてしまう必要はない。

  「私が知っているのは、
   あなた方が『棚』を盗んだ事だけです。
   それ以外の事情は何も知らされていません。
   出来る範囲で構いませんので、
   何が起きているのか教えていただけませんか?」
 
  「あなたの要求に応えるためには、
   『状況』を正確に理解する事が必要になります。
   それが分かれば、
   私から『アリーナ』に話を通す事も出来るでしょう」

  「『その方』の安否のために――
   私は最大限の努力をするつもりです」

今は何よりも興味の身が最優先。
決して強行手段は取らず、あくまでも話し合いに専念する。
その間も『ハクビシン』に対する警戒は緩めない。
ただ、どうしても気に掛かってしまう。
自分の目の前で、苦しそうに息をする人がいる事に。

395小翠『タキシードムーン』:2021/06/30(水) 17:51:21
>>393

「しまった! 間に合わ・・・・・・!」







・・・・・気が付いた時には、周囲に熱を感じた
思っていたよりも痛みは少ない・・・・
それを不思議に思いながら動こうとしたところで、
自身に覆い被さる『人物』の存在に気が付いた

           ・・・・・
「あぁ・・・・ああああ! おねえさん!」

熱と痛みで意識を一気に覚醒させる
周囲を見回してみれば、同じように倒れる黒服の集団が見えた

「枯野・・・・・! 枯野ォォォォ――――――ッ!!」

黒服達を蹴散らして『枯野』が去って行く
だが、この場ですぐに追いかけるわけにはいかない
負傷したおねえさん達を助けるためにも、助けを呼ばないといけないからだ

小翠はズボンのポケットからスマホを取り出して、
『119番』に電話をかける

「早く・・・・早く来てくれ・・・・おねえさん達が!」

396ソラ『ステインド・スカイ』:2021/06/30(水) 18:15:10
>>392
(スペック表記忘れ申し訳ありません)
「吸わせてくれるようなママがいれば良かったんだけどね…
 お前こそ田舎に帰ったらどうだ?」

今、追い詰められているのはソラの方だ
このままでは防戦一方…!
何とか攻めに転じたい所だが、ソラには飛び道具が無い
いや、あるにはあるのだが、相手程の制度があるわけでもなければ威力も全く足りない

攻撃するにはどうにかして接近する必要がある
それには、こちらから近付くか、相手をこちらに誘き寄せるしかない

『レジ』を『ステインド・スカイ』で『浮上』させ、
『杖』を脇に抱え『消火器』を拾いスナック菓子の棚まで駆け抜ける
そして『消火器』の栓を抜き敵に噴射ッ!
この一連の動きをスBで行いたい

『消火器』の射程には届かないかもしれないが、煙幕代わりになる事を期待して

397『サマー三連星』:2021/07/01(木) 02:03:05
>>394(小石川PC)

男は興味の首に腕を回しつつ、黙って貴方の話を聞き終える。

?「……おーけ、OK。全部信用はしないし、時間稼ぎがあんたの狙いかも
知らないが、俺もそれに関しちゃ願ったりだ」ゴホ ゴホ

咳き込む男は、興味に密着して何時でも危害を加えられる体勢を崩さない
ままに話に乗る事には同意したようで喋りだした。

?「後ろにある棚。そいつは『星尾神社』に所縁ある家の品でな……
『流星落下伝説』ってのが、その地には存在していて三つの隕石がその地に
落ちてきたってのが大まかな内容でな。

肝心なのは『その隕石』を、とある一族の匠が神のお告げだの何だので
落下地点の素材を使い『ある道具』を作成して、それを隠した」

で、その隠し場所の在りかを記すものとして、この棚に秘密が隠れてる。
と男は煙草を挟む手の親指で後ろを示して説明を終える。

?「……俺は謂わば、裏社会のブローカーでな。
最初は合法で何食わぬ顔で普通に購入しようと思ってたが、先に別の奴等に
気付かれて布石を打たれたんで強奪する手段を選ばらざるをえなかった」

「そんでもって俺のヘマに仲間の二人をアリーナの化け物に決死の
鬼ごっこをさせられて、毒雲を吸わされて体ん中をボロボロにされて
一人アジトに逃げ帰って今に至るってのが事の顛末よ」

事情は話し終えたぜ、次は お前さんの番だと煙草に一度火を灯し
深く吸ってから男は睨みつけるように鋭い口調で貴方に告げる。

「『佐保』 『枯野』
仲間二人が今もアリーナに追い掛け回されてる筈だ。
すぐに手を引け そう電話で依頼したアリーナの上に連絡しろ。
でなけりゃ、この、お前さんの言う一般人の女の首が明日から
ネックレスも巻けない有様になるぜ……」

男の目は本気だ。どうやら貴方と出会う前から交戦して軽くないダメージを
体に宿してるようだが、興味が人質として傍に居れば容易に手出しは出来ない。
何か、工夫をして男の気を逸らすか、何か手段を考える必要がある……。

398『サマー三連星』:2021/07/01(木) 02:21:46
>>395(小翠PC)

君は叫び、スマホを取り出し急ぎ救急車を呼ぶ。
 直ぐに来てくれるらしく、倒れる黒服達も大分酷く火傷を負ったが
今すぐ命に係わりはしない。

地面には数本、武器になる警棒が転がって倒れてる黒服達を調べれば
更に市販の防犯グッズ程度の装備はあるかも知れない
(※常識の範囲内の防犯道具・武器なら2,3入手出来て構わない)

 
  ちょっと、なになに!?
            爆発? 物騒ね

十字路の、被害のあった現場にゾロゾロと集まってこようとする
人影が増してくる。もう少しすれば、この辺は野次馬が囲うだろう……。

急いだほうがいい……枯野は黒服達に傷めつけられたダメージもあり
移動のスピードはそこまで大きくないだろうが、時間を掛ければ
かけるほど彼を逃がしてしまう。

399『サマー三連星』:2021/07/01(木) 02:34:22
>>396(ソラPC)

清算レジ。貴方の頭部か、少し大きい程度のソレをスタンド浮上させると
共に『消化器』をスナック菓子棚から駆け抜けつつドリングコーナー
付近の佐保向掛けて噴射!


    プ  シャーァァアッッッ!

佐保「ぷへっ! ちっ、消化器なんぞ雪だるま化するもんじゃなかった
げほげほっ…………」

 成功だ。煙幕化するように噴射剤が上手い事 貴方の姿と佐保の間に
白い壁を生み出す。ちょっとすれば(2レス)晴れるだろうが
それでも容易に相手を攻め込ませない猶予は作れるだろう。

佐保「ヘンッ けど、こん程度でオラを怯ませられると思ってんなら
お焼きよりあま過ぎる考えだっペ。
 これ晴れたら、霜柱よりどえれぇ背筋凍るような攻撃みせてやるっぺぇよ……」

消化器の煙の向こうで、何やら準備を彼女はしてるようだ……。

400小翠『タキシードムーン』:2021/07/01(木) 18:23:38
>>398

「はい・・・・ ええ・・・・ すぐに来てください」

     ピッ

救急車を呼び、スマホの通話を終える
これだけの『騒動』を起こした相手だ・・・関われば小翠自身どうなるかわからない
幸い、枯野はこちらの事を気にしていないようだ・・・・安全な所に逃げる権利が小翠にはある

「でも・・・・おねえさんは俺を庇ってくれたんだ・・・・
 あんなに大きな『爆発』を前にして・・・・俺を・・・・」

自分を庇った『おねえさん』の呻き声が聞こえる
そして、彼女が最後に口にした『言葉』は小翠の耳に残り続けている
『枯野を止めろ』という・・・・その言葉が!

「わかった・・・・おねえさんに代わって俺がアイツを止めてやる!」

そうと決まれば、こんな所で立ち止まっている時間は無い
だが、『枯野』を追うにしても準備が必要だ
だからこそ・・・・小翠はこの場で『工作』を開始する

「『アレ』を使うぞ・・・・!」

まずは筆箱を開け、中の『鉛筆』と『輪ゴム』を用意する
それらを取り出し、まとめて、一つの『道具』を作り出す
『輪ゴム』を射出するための『わりばしゴム鉄砲』だ!
ttps://www.city.fukushima.fukushima.jp/bunka-bunkazai/fureai/kakonotenji/documents/48733.pdf

そして、『タキシードムーン』の『光』を浴びて『理想像』に変身
小翠の姿が大きく成長し、強気の表情をした金髪の青年が現れる
『わりばしゴム鉄砲』には『光』を浴びせずに、今は懐に隠しておく

「行くか!」

一連の準備が終わったら、枯野を追いかける
枯野は黒服との戦闘で殴られている・・・血も流れているはずだ
血痕を追いかけるようにして追跡を開始する

401小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/01(木) 18:33:26
>>397

現在の問題は、既に対峙した状態であるために、
『新たな仕込み』が困難な事。
興味の安全を確保するまでは、
『現状の用意』だけで切り抜けるしかない。
『スタンド』と『本体』の『三者』を、
同時に相手取るつもりで掛かる必要がある。

  「……ありがとうございます」

思い起こすのは、『幻の町』に存在した『刀』の事だった。
『町の消失』と同時に消えてしまったが、
あれも『隕石』から作り出されたと聞いている。
もしかすると、『同じ類の品』なのかもしれない。

  「お話は分かりました。
   今から『連絡』させていただきます」

         スッ

空いている手でバッグからスマートフォンを取り出して、
『アリーナのスタンド使い』に連絡を取る。
繋がるのなら相手は問わないが、電話を掛ける前に、
『このビルの場所』を文章で送っておく。
ここに『人を遣してもらう』ために。
もし別の人間がビルに近付けば、
そちら側に注意を向けさせる事が出来るはず。
そこに生じるであろう『隙』を狙う。

  「――『小石川』です」

  「『棚を盗んだ犯人』を見つけました」

  「今、私の『目の前』にいます」

『通話』を始めると同時に、相手の方から何か言う前に、
こちらの状況を簡潔に伝える。
詳しく話している猶予はない。
簡単な説明でも、大体の事情は伝わるだろう。

  「『人質』の身柄と引き換えに、
   『佐保さん』と『枯野さん』の安全を要求されています」

  「お二人から手を引いていただく事は可能ですか?」

話しながら、それぞれの『位置関係』を確認する。
『前方』と『後方』の両方。
具体的には『二体のハクビシン』と『本体』までの距離を。

402ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/01(木) 18:38:01
>>399
こちらの狙いは攻め込む事だ
『消火器』の中身は残っているだろうか?
残っていようがいまいが、一旦その場に置いておく

スBで急ぎ雑貨コーナーからライターを
アルコールコーナーから適当な酒を手に取る

そして、飲料水コーナーの佐保がいると思われる場所に
アルコールをぶっかけ、点火したライターを投げ込むッ!

巻き込まれないようにスBの跳躍力を利用したバックステップで
置いておいた『消火器』の位置まで戻るッ!

「オーナーのおっちゃん、すまないっぺよ」

403『サマー三連星』:2021/07/02(金) 09:35:57
>>400(小翠PC)

MAP→ttp://tamatamakonet.com/park/suge-banba/

『あの子を止めて』

アリーナに属する彼女の意志を貴方は継ぐ。『タキシードムーン』により
貴方は祖父の若き頃の憧憬の姿へと変化し、輪ゴム鉄砲を携行して
集まってくる人達を超えて枯野が去った方向に力強く駆けていく。

黒服達の残した成果は無駄では無い。一人が強く打ち付け、頭からの流血が
落ちた痕が貴方を導いていく。それは少し先の階段を上った先の公園の中に続いた。

 ザッ……。

枯野「! …………さっきの奴か………お前」

公共トイレより、僅かに血で染まったトイレットペーパーらしきもので頭を抑え
軽く毛先を濡らしつつ出てきた彼野と貴方は目が合った。

暑い気温、頭部の負傷を少しでも早く洗い流して患部を応急手当するのに
足を止めざるを得なかったのだろう。
 姿は変化したが、戦闘により研ぎ澄まされた直感からか枯野は貴方を『敵』だと
認識したようだ。枯れ葉のヴィジョンが描いた手が横に翳され十数枚の枯れ葉が
本体である彼を中心に舞って、旋風が吹いてるかのように螺旋状に飛来する……!

枯野「言った……よなっ……命の保証は…………しないって」

枯野「僕は…………僕達は自由を得る……誰にも、邪魔はさせないっ」

(※立ち位置としては、MAP上の階段付近に小翠。
男女トイレの入り口付近にて枯野が居ます)

404『サマー三連星』:2021/07/02(金) 09:50:06
>>401(小石川PC)

(※電話する『アリーナのスタンド使い』ですが、GМごとに派閥も異なったり
行動も異なってくるので、以下の措置で進行します)

貴方は自身の知るアリーナのスタンド使いに連絡する。
だが、その人物と会話すると少し困った声色でこう返される。

『アリーナの組織は枝分かれしていて、それによって秘密裏に動いたりしてるので
今から他の者に伝えて情報共有して対応するが聊か時間が掛かる』

要約すると、そう言った内容。目の前の男に真実を伝えるか別の会話で
時間を稼ぐ方法もあるが、どちらにせよアリーナの援軍が到達するのは
少々この切迫した状況の打開として望み薄のようだ。

興味に張り付くように男と共に居るハクビシンとの距離は『4m』
貴方の背後から警戒し、何時でも襲撃可能なほうの距離は『3m』

本体を攻撃するにしても、この距離では分が悪い事が貴方にも分かる。
咳き込む男からすれば、未知数の障害である貴方への絶好の盾として
興味を易々と離さないのは自然な事だ。

男「……ゴホ、ゴホ…………その顔だと、あんまり良い返事は
貰えなかったか? まぁ、そっちも俺達をみすみす指銜えて
見逃してくれる程、甘い奴等だとは、これっぽっちも思ってないが」

「……あんた、子供とか居るか?」

顔色悪くも、男は少しでも肉体の内側の苦痛から意識を逸らしたいのか
小石川に雑談を投げかけて来る……。

405『サマー三連星』:2021/07/02(金) 10:09:08
>>402(ソラPC)

 タタッ  タタンッ!!

消火器を置き、スタンドによる恩恵の速さを得つつ雑貨コーナーを
走りがてらライターを手にし、アルコールコーナーより酒を取る。

佐保「其処に居るか、おんどらぁ!!」  タンッ  『グオゥッ゛!』

走る音は、コンビニでたった二人だけしか居ない空間だと容易に相手も
こちらの位置を捉える。そして、ただ見逃す程に彼女も甘くないようだ。

 ! 消火器の煙を抜けるように、スノーダンプを押してるらしい雪男
ショベルと肩に何か乗せた佐保が一緒に煙から出てこようと
しているのが見えた!

 どうやら、何らかの準備を終えたようだ……。

(※行動が多いのと、敵対NPCの行動が変化したので途中のシーンで区切り。
投擲を続投するか、別の行動に変えるか自由に決めて良い)

406小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/02(金) 10:40:10
>>404

(派閥に関しては理解しています。
 相手は問わないというのは『GMに一任する』というつもりでした。
 もし選択可能であれば、
 ミッションGMの所有するベリルかアルキスを指名させていただきたく思います。
 それが不可能であれば、このまま進めていただいて大丈夫です)

407『サマー三連星』:2021/07/02(金) 12:00:47
>>406(小石川PL)

こちらとしても常勤で参加して頂いてるPCには面識あるNPCと
接触させたいのが山々ですが、生憎以前のミッションでは連絡先を直接
交換(多分合コンも追跡ミッションも、細かく交換はしてなかった筈)が
なされてなかったと思いますので。今回に関しては指定のNPCとは
後日談で連絡先の交換に至るかと思いますが、ミッション途中で指名は
不可能と言う形にさせて下さい。

これは、どちらかと言えば以前のミッションで、こう言った
やりとりを、ちゃんと行わなかったGМの不手際です。申し訳ない。
ただ、ミッションに対し大きな悪影響は特に無い事だけ明言させて頂きます。

408小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/02(金) 13:06:00
>>407

(了解いたしました。
 お手間を取らせてしまい申し訳ございません。
 丁寧に対応していただき、ありがとうございます)

409小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/02(金) 13:22:25
>>404

前方『4m』、後方『3m』。
少なくとも『距離』は十分。
あとは『一瞬の時間』を作る事が出来れば、
『チャンス』の生まれる余地はある。

  「ええ……」

     スッ

  「『私の言葉だけ』では難しいようです」

口元からスマートフォンを離す。
状況の打開を諦めた訳ではない。
既に『次の策』は考えてある。

  「……いいえ」

思いがけない言葉を聞き、胸中に微かな痛みを感じた。
それでも目は逸らさない。
眼前の相手からも、自分自身の現実からも。

  「――あなたは?」

彼が話を続けるなら、それに耳を傾ける。
もしかすると、何か新しい情報を聞き出せるかもしれない。
会話が途切れたら、そのタイミングで『策』を実行に移す。

410ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/02(金) 19:23:40
>>>405
気付かれてしまったが、やる事は変わらない
しかし、敵が何をするつもりか分からないのは不気味だが…

スBの跳躍でアルコールの棚に乗る
そして頭上から、佐保に酒(適当に選んだが、出来れば瓶でなるべく度数が高いといいな…)を
そして点火したライターを投げつける
火葬パーティーの始まりだッ!!

こんな程度で炎上するか不安な所だが…

それにしても、一々五月蠅い女だ…
彼女はこれだけ怒鳴っていて疲れないのだろうか…?

411小翠『タキシードムーン』:2021/07/02(金) 21:41:16
>>403

「勘がいい奴だな!」

元より奇襲を仕掛けようなんて考えは毛頭なかったが、
あまりの勘の良さに驚きの声を上げる

「そうだ、俺の名前は小翠蒼輝・・・・10歳の小学生だ
 子供同士、ここで話をつけにきた」

枯野を会いかけた理由は『止める』ためだ・・・『倒す』ためではない
あの『歓楽街の夜』はそこを履き違えてしまったからダサイ姿を晒した・・・・今は違う!
まずは『枯野』を止める為に会話を始める

「なあ、さっきは俺も悪かったよ、お前の話も聞かずに一方的に話しちゃってさ・・・・
 だから、俺に聞かせてくれよ・・・・お前らが求める『自由』が何なのか
 それは・・・・『あいつら』がいると叶わない事なのか!?」

「それにさ・・・・」

小翠自身も『自由』は好きだ
何しろ、大好きな『おじいちゃん』は飛びっきりの『自由人』であったのだから
だが同時に、『自由』は時として報いを与える時があるという事も知っている

(おじいちゃんは『自由』のために死んだ・・・・)

「お前には『自由』の使い方を間違わないで欲しいんだ」

説得に応じないようであれば、今度こそ『武力』を使うしかない
懐の『わりばしゴム鉄砲』を握りしめ、いつでも『変化』出来るようにしておく

412『サマー三連星』:2021/07/03(土) 12:54:02
>>409(小石川PC)

>――あなたは?

「ゴホッ……一姫二太郎ってな。娘と息子が一人ずつ。
けど、こんな仕事ばっかりでな……妻にゃ愛想つかれて出て行かれたよ」

後悔は、多少あるがな。と男は煙草を吐きつつ、告げる。

「…………大人になってな、久しく忘れてた感情が。いま仕事してる
あいつ等と短い間だが過ごして蘇ったんだ。今じゃ、俺にはあいつ等が
自分の子供見たいに思えてな。
 ――だから、俺達は『自由』を得る。今回の仕事を終えた報酬の大金と
今までの貯蓄を合わせれば外国なりで第二の人生を、あいつ等と共に出来る
その為なら……俺はなんだって――」

              ガシャンッッ  ボォッ

「――っ!? くそっ、おい 止せ!
『ブライアン・アダムス』!」     『キーィ゛ッ!』 プシャァ!

 ! 膠着状態を壊した一投の石、と丸めた紙に火が灯された投擲物。
それが、この室内の大棚の頭上にあった窓を破壊して燃えた紙が運よく大棚の
上に落下する。調達しな品が、今回の彼の依頼を左右する物ゆえに男は一気に
狼狽して、興味を離して大棚に駆け寄る。『ハクビシン』も同時に彼と一緒に
大棚の着火地点に跳ぶと共に、その鼻先から黒紫色の噴霧状のものを火の付いた
場所へ放った。火はすぐ鎮まる感じの弱さに至る。

『キーィ゛!』 

そして、貴方を背後で監視してた『ハクビシン』も行動を起こした。
誰の邪魔が知らないが、この一手により状況が一斉に不利になった事を悟り
貴方のほうへ迫る!(ス:B)
 後頭部……うなじ目掛けて嚙みつこうと、跳ぶハクビシンの口元が大きく開き
短い牙が『眼球』の視界の中で捉えられる!

413『サマー三連星』:2021/07/03(土) 15:16:14
>>410(ソラPC)

佐保「うおっしゃあ、見つけたぜガキ!」  ズァッ!

消火器の煙を抜けて出てきた彼女は、貴方を睨みつけつつ前進する。
その肩と、ショベルに乗ってるのは……『雪だるま』! 
ショベルと人の肩に乗る程度のサイズだが、先程貴方に襲い掛かる直前に
レジや消火器に変化したのと同様の存在。恐らく、これ等も何らかが
雪だるま化してる。それが、彼女の能力なのだろう。

雪男ごと、『フロスティ・ザ・スノーマン』の押すスノーダンプにも
それに乗るサイズの大きめの雪だるまが鎮座してる。

佐保「スノーマン、出なぁ!」 ピョーンッ!

   シュッ   パキャッ  ボゥ!!

佐保「っちちぃ! スノーマンっ!!」 ピョンッ……パシャァ!

彼女の肩に乗ってた雪だるまは、ソラが投擲した酒瓶の軌道上に
佐保を守るように飛び出す(ス:C)が。如何せんスピードの差があり
雪だるまが酒瓶に当たる直前に解除され、元の物体であったのだろう
大きめの飲料水へ変化したペットボトルに当たり、それでも勢いは殺しきれず
砕けた酒瓶の中身が彼女の首回りに掛かり、次に投げたライターが命中する。

だが、彼女の体に火が回る前にショベルに飛び乗ってた雪だるまが彼女の首
元に当たり、体がその衝撃で崩れると共に元の変化してた小さめのペットボトル
にも損傷したらしい飲料水。振ってた炭酸水らしいジュースが彼女の首元に
掛かって鎮火する。少しだけ皮膚がミミズ腫れらしきものが見えるが軽傷。

佐保「てんめぇ乙女の柔肌傷つけた覚悟は出来てるっぺなぁ!!?
おらぁスノーマン ぶち撒けさらせやぁ!!」

 『グモォ―!』  ブンッ  シュオォ―!!

フロスティ・ザ・スノーマンと言われた雪男のスタンドがスノーダンプに
勢いつけ前に振り。その勢いにのって子供サイズ程度の『雪だるま』が
無表情のままに棚の上に乗った貴方目掛け飛来する!

 グググッ  ピキピキィ!

『雪だるま』は接近しつつ、軋むような嫌な物音を立て鳴らしてる!

414『サマー三連星』:2021/07/03(土) 15:33:23
>>411(小翠PC)

>『あいつら』がいると叶わない事なのか!?

枯野「そうさ……『アリーナ』は、僕を、先輩を保護観察の下に置いてる。
いずれ、僕が成人となって能力の行使も教育終えたらアリーナの構成員として
活動する。それが、僕が祖父母を傷つけた責任に対する義務だって……!」

 ギュッ……ッ゛

枯野「……っざけんなよ……! 父さんに母さんが死んだのは、お前の所為だ。
そう言って爺さん婆さんは俺に家の為に働き続けろって責められて生きてきた。
僕に何の『責任』があるって言うんだよ!?
 確かに弾みで、育ての二人をスタンドで怪我させたよ!
だけど、死ぬまで僕は見えない監視の下で生きなくちゃいけないのかよ!?
小翠……僕が悪いのか? 僕が自由を求めて別の場所に、先輩達と一緒に
この街の人間が知らない場所で生きていこうって言うのは、そんなに悪いのか!?」

 ――だったら、僕はその『悪(自由)』のままに生きる!

    僕の『場所(station)』は僕自身が決める――!

枯野「だからさっ……そこを退けよ! 小翠!」  ゴォォォ!!

 枯野は自分自身の周りに竜巻状に枯れ葉を展開(ス精:BC)しつつ
貴方に接近する(ス:C)。その枯れ葉が彼自身の手元を見え辛くしており
どのような能力を行使してくるか不明だ。
 だが、一連の経過を見れば彼の枯れ葉は直接自分の手で触れてる物体と
同等の性質にさせていると推理出来る。今の舞ってる枯れ葉も
単純な枯れ葉ではないだろう……。

415ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/03(土) 16:52:49
>>413
「元々小汚い肌だったんだ、その位で文句言うなっぺ
 むしろ前よりかっこよくなったんじゃないっぺか?」

雪だるまの中に物入れて飛ばす能力
先程、飲料水コーナーのガラスを割っていた佐保
あの雪だるまの中には、ガラス片が入っている事は想像に難くない

飛び交うガラスの散弾銃…!
確かに背筋の凍るような攻撃だ

だからソラは、腹を括った
例えガラスのシャワーが降り注ぎ、全身を切り刻まれ
四肢を切断され臓物を晒す事になったとしても
決して怯みはしない覚悟…!

ソラには背負う物も、失う物も何も無い
何も無いからこそ、ソラは『無敵』だ…!
何も無いからこそ、命を平気で賭ける事が出来る…!

飛翔してくる雪だるまを杖でいなしながらも
佐保に目掛けて飛び掛かり、杖で頭部を叩く事を狙う!(パス精CBC)


雪だるまがこちらを追跡してくるのならば
佐保も巻き添えにする事が出来るのではないか?という狙いがある
この命懸けの作戦、果たして成功するのだろうか…

416小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/03(土) 17:47:01
>>412

こうした状況において、『不意打ち』は効果的だ。
しかし、『見えている動き』は『不意打ち』にならない。
『飛び掛かる前兆』が見えた瞬間には、
こちらも行動を起こせる。

    ダッ

        クルンッ

               シュバァッ!!

興味に向かって走り出しながら、
手の中で『スーサイド・ライフ』を『逆手』に持ち替え、
自らは正面を向いたまま振り返る事なく、
『ハクビシン』の頭部めがけて『突き』を放つ(破ス精CBB)。
こちらから当てるというよりは、
『ハクビシン』の軌道上に『置いておく』感覚だ。
『後出しの不利』を考慮し、
相手の方から『刃』に突っ込ませる形にする事で、
最小限の動作で迎撃する。

しかし、相手も黙って刺されるとは思わない。
『ナイフ』で迎撃するまでは想定しているだろうし、
あの『噴射』を使って何かしてくる可能性は十分に有り得る。
『回避』か『更なる攻撃』かは分からないが、
単純な『突き』だけでダメージを与えられるとは考えない。
だから、これは『対応させるための攻撃』。
立て続けに『次の攻撃』を行う。

       ドシュッ!

             ドシュゥッ!

『突き』の成否を問わず、
間髪入れずに『小指』を射出(破ス精DCC)。
全くの『ノーモーション』で放たれる二発の『指弾』。
それらは、すなわち『不意打ち』に成り得る。
狙いは『背後のハクビシンの両目』。
たとえダメージの伝達がなくとも、
『スタンド自身の視界』を阻害出来たなら十分。
これにも対処されたとしても、まだ『次』がある。
『本体との連携』こそが『スーサイド・ライフ』の『真骨頂』。

同時に、『本体の視界』で『前方のハクビシン』を注視する。
こちらに来るか、それとも興味の方に行くか。
それによって『対応』は変わる。

417小翠『タキシードムーン』:2021/07/03(土) 18:51:11
>>414

「どかねえ! お前に『事情』があるように・・・・
 俺にだって『約束』があるから!」

「大人の思惑なんて関係ねえ・・・・!
 子供同士・・・・・・喧嘩しようぜ!」

枯野の接近を見るや否や、懐に握りしめた『わりばしゴム鉄砲』を『大人化』する
『ゴム』を飛ばす『鉄砲』・・・・・つまりは『ライアットショットガン』に変化させる

「いくぜ!」

『理想像』となった今なら、常人以上の精度で狙いを合わせることが出来る
枯野の腹部を狙って『ゴム弾』を放つ!

418小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/07/04(日) 08:57:15
>>416

419『サマー三連星』:2021/07/04(日) 18:28:48
>>415(ソラPC)

「だーれが小汚ねぇっペだ! クラスメイトにゃ
きめやわらかって毎日絶賛だっぺよ!」

    ググッ   パ キャ――ッ!!

予想通りと言うべきか、雪だるまは原型を崩すと共に大量のガラスの破片へと
変化する! そして、勢いのままにソラ目掛けガラスのシャワーが浴びせられる!

全身へと飛来するガラス。頭部、手の甲 膝と衣服が露出してない部分も
覆ってる部分にも大小の破片が突き刺さり痛みが生じる!

「はっはー! これで、てんめぇも……っな!!?」

だが、『覚悟』をしてたソラは怯まない! ダメージで止まりはしない!
心頭滅却すればと言う気持ちのまま、破片が突き刺さったまま
『ステインド・スカイ』の杖を頭部目掛け振り下ろす!

「ぅ お……しゃオラぁっっ!!」  ブゥーンッ!!

     パキャッ    ガァン!!

佐保「がふっ……ぐっ……こんガキ……いい度胸してるじゃねぇっぺかよ……!」


ソラの杖は、佐保の額に命中し彼女は飲料水コーナーに叩きつけられるように転倒。
そして、ソラ自身も杖が命中するのと同時に瞬間的に彼女が振ったスノーショベルが
脇腹に強かに叩きつけられ(ス:C)
スナック菓子:ジュースコーナー付近まで転がり滑る。

佐保「だが、残念っぺな……オラは結構石頭なのが自慢っペ。
これ位じゃ……まだ倒れねぇ。こが坊と……先生のところに戻らなくちゃなんねぇ」

オラは倒れる訳にはいかねぇ……! と気炎を吐きつつ
『フロスティ・ザ・スノーマン』にスノーダンプを解除させ『雪かき』を
発現させる。1、5m程ある長物だ……佐保自身もスノーショベルを解除させて
スタンドに一本、自分にも同じ獲物を持って構える。

佐保「おめーも相当なダメージだろ? フラフラでねぇっペか。
早く外に出て、そっちにいるクラウド・ナインに泣きついて治療して貰えば
いいっぺ。私はこのまま逃げ切ればいいんだから」

若干、足が震えつつも佐保は勝気な調子を崩さずに言い切る。

客観的に見て、体中にガラスが幾つか突き刺さってるソラのほうが
ダメージが深刻に見えるが。先程の特攻による頭部への攻撃は間違いなく
効果があり、彼女自身の眉間から流れる血は中々負傷が深刻である事を表してる。

次に、確実なダメージを与えたほうが。このコンビニで最後に立つ者になろう……。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板