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【他】『心音サイフォン・質疑・成長スレッド』

1『音仙』:2016/05/14(土) 23:27:00

【供】『心音サイフォン』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/2

――あなたは『音仙』の言っていたことを思い出す。

---------------------------------------------------------------------------------
【再聴/質疑】
#1.特別な才能が目覚めた方には……その『能力の詳細』をお教えします。
#2.まずはそれに従って……キミ自身の解釈で、
   自由に活動してみるのがいいのではないでしょうか。
#3.もしキミの解釈が通用しない時が来たら、あるいは疑問に思われたなら。
   その時にこそ……ここを、再訪することになるでしょう。改めて聴き直すために。
---------------------------------------------------------------------------------
【再聴/成長】
#1.キミが『大きなこと』を成し遂げたと思ったら、また来てください。そして、それを教えてください。
#2.もしかすると、キミの『才能』にも何か変化があるかもしれません……ないかもしれません。
    確かめるために……改めて、奥底を聴き直してみましょう。
#3.大きなことの基準はお任せしますが、変化は……基本的に、期待はしないでくださいね。
#4.もちろん……望んで死地に飛び込むことだけが、『大きなこと』ではありません。
    平穏な日常の延長であれ……キミにとって心を震わせる人生の契機であれば、あるいは。
#5.それと、無償です。賄賂も、受け取りません。
---------------------------------------------------------------------------------

もしその上で『聴き直し』を望むなら……その旨を伝えると良いだろう。

※質疑について補足※
・スタンド供与時に『能力詳細』をお渡しします。
・基本的にはこの『能力詳細』を参考にしてPCを動かして下さい。
・詳細を逸脱、無視しない範囲ならば、細部の認識は『PLの解釈』に任せます。
・解釈は自由ですが、認識が食い違った場合は『判定者』のそれが優先されます。
 つまりセルフバトルなら『相手PL』解釈が、GMがいるなら『GM』解釈が優先です。
・『質疑』は、主にこの認識の食い違いを正す(再発を防ぐ)事を目的とします。
・一度でも板上で稼働したPC以外の『質疑』は、原則受け付けません。誤記などは対応します。

※成長について補足※
・金銭は受け取りません。金銭による成長はありません。
・基準は供与者の『主観』です。
・おおむねですが、高危難の方が『どちらかといえば』成長が近いです。

568『音仙』:2023/03/27(月) 01:34:36
>>567(美作くるみ『プラン9・チャンネル7』)

「エエ、いつでも歓迎してます。
 よくやっているようで……キミが楽しそうで、とてもよかった」

「その背中であれば、押すのに躊躇は要りません、ね」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

>・例えば、音楽を鳴らしているスマホから本体の声を出力した場合、
> 流れている音楽は途切れず、そこに本体の声が混ざる形になる?

その認識で正しい。
ただし、音楽に声が掻き消される事はない。
(音楽の中で喋るのに慣れた美作の技能もあってか、不思議と聞き取れる)

>・移動中の機器を能力対象にする場合、対象の位置を把握しておく必要があるが、
> 把握の方法は直接の視認に限らない?

その認識で正しいが、『確信』は必要。

569鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2023/05/17(水) 01:36:09
「どうもどうも! ちょっくら聞きたいことがあるけど大丈夫か?」

・自分の拳同士を打ち合わせて両拳を『赤熱』させることは可能ですか?

・相手の衣服を殴打して『赤熱』させた場合は服のみが『赤熱』する?
それとも下の皮膚も『赤熱』するのでしょうか?

・『赤熱部』の根性焼きされる感覚に痛みは伴いますか?

・『黒煙』の勢いはどれくらいでしょうか?

570鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2023/05/17(水) 02:21:31
>>569
追記:『赤熱』を重ねるには『赤熱』した場所にどの程度、殴打が重なっていればいいのでしょうか?
例えば『赤熱』させた部分に半分ぐらい殴打が重なるように打ち込めば『赤熱』を重ねられますか?

571『音仙』:2023/05/17(水) 07:37:25
>>569-570(鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』)

「能力の『本質』はキミの心の中……
 ですがそれを聴き、キミに聴かせて、答えましょう」

>・自分の拳同士を打ち合わせて両拳を『赤熱』させることは可能ですか?
『今のところは不可能』。
熱を通さない装甲は、自らの能力による赤熱化を防ぐ。
戦いを繰り返す中で可能になり得る。

>・相手の衣服を殴打して『赤熱』させた場合は服のみが『赤熱』する?
>それとも下の皮膚も『赤熱』するのでしょうか?
前者の解釈が正しい。
なおかつ、服は対象の一部とみなされるため、
その下にある皮膚に熱が浸透したりはしない。
(赤熱化した服を脱ぐべく手で触れたりしたら焼ける)

>・『赤熱部』の根性焼きされる感覚に痛みは伴いますか?
『伴う』。
焼失を伴わない分、耐えられる余地はある。

>・『黒煙』の勢いはどれくらいでしょうか?
『タバコの煙』程度。
密閉空間でもなければ、早々充満はしない。

>『赤熱』を重ねるには『赤熱』した場所にどの程度、殴打が重なっていればいいのでしょうか?
>例えば『赤熱』させた部分に半分ぐらい殴打が重なるように打ち込めば『赤熱』を重ねられますか?
その認識で『正しい』。
寸分違わず同じ位置を殴る必要はないが、
最低でも『半分』以上が重なる箇所の必要がある。

572鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2023/05/17(水) 13:08:03
>>571
「大雑把に分かった! にしても我ながら本当にシンプルだな…」

回答ありがとうございます。

573一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/05/29(月) 02:04:55
「こんにちは。今年は変わり種の厄災に遭いました
 土産物は有りませんが土産話なら沢山」

「憑依されたら最後、『夏の風物詩』へと対象を変貌
 させる『夏の魔物』というスタンドかさえ怪しい怪異。
『夢』にて死を繰り返した私は精神干渉への抵抗値が
 極端に低く良いように使われてしまいましたよ」

「咄嗟に『人柱』になった時は死を覚悟しました。
 しかし、今までの繋がりが町のスタンド使いたちを
 動かして私を救いました。『無価値』の私を…」

「この恩は町を守ることで返すとしましょう」

すべては様子のおかしな氷山先輩を保護した事がきっかけでした。奇妙な影法師と氷山先輩の変貌と凶暴化。『鎮静』から解き放たれた氷山先輩を七篠先輩と鎮圧して『元凶』の潜む民間に向かうことに…
【場】『自由の場』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/292-350

夕立先輩とヤジ先輩に救援要請を出した私は日野おばあちゃんのお家を訪ねました。
屋内を捜索した私は強い『違和感』を放つ『日記』を入手。
それは『被害者』の身内が残した『日記』。
ここで私が氷山先輩を信用して……『夏の魔物』が過ぎ去ってしまえば、『夏の風物詩』化は確定する…
しかし、近くに『夏を満喫する者』が居れば…私は迷うことなく『決断』をしました…
【ミ】『ワックワーク・フィールドワーク』【場】
危険度:A 難易度:E〜A 『サマー・フォーエバー!』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1617983099/174-340

氷山先輩への劣等感と『夏の衝動』や闘争本能が合わさり学生寮を襲撃。
かつて『決闘』を約束した赤月先輩を相手に夏の力を使うことなく勝利。しかし、駆けつけた七篠先輩を傷つけることが出来ず捕まってしまいました。

【個】『学生寮 清月館』
危険度:A 難易度:E〜A 『サマー・フォーエバー!』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647077/711-786

『夏の魔物』に従う私、それを防止すべく集まった6人のスタンド使いたちの戦い。
各個撃破していきますが夢見ヶ崎先輩の言葉が私を揺るがし…
【ミ】『ワックワーク・フィールドワーク』【場】
危険度:A 難易度:E〜A 『サマー・フォーエバー!』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/71-321

『記憶』を失った私の病室に知り合いが三人。
お陰で欠けた『記憶』は修復できました。
……『スキ』って気持ちはなんでしょうね。
夢見ヶ崎先輩や七篠先輩に小林先輩。
彼等に返せるものを私は知らない…
【ミ】『ワックワーク・フィールドワーク』第二話【場】
【大きな後日談】『一抹の目覚め』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1655987686/26-75

「私は『無価値』ではなかった。マイナスからゼロになれました」

「そして、次こそは誰も失わぬように刃を研いでおかねば…」

574『音仙』:2023/05/29(月) 02:52:26
>>573(一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』)

「まずは……キミの無事の帰りを、祝福しましょう。
 お菓子でも食べますか? 水饅頭か、クッキーか」

     シュルルルル
        シュルルルル

「あの夏。キミは『氷山』さんを助けようとし、
 その過程で『魔物』の『特殊』極まる能力に呑まれ、
 そして……………『魔物の心』に、突き動かされ。
 本来の『ディヴァイン・インダルジェンス』に、
 『魔物』の特質を重ねた『二重奏』によって……
 キミの心を超えた力で、多くの剣戟を交わした」

      「得難い経験ではあったでしょう。
       でも……それは『被害者としての経験』
       キミの心を正しく磨くものではなく、
       むしろ……『削ぐ』物でさえある」

        キィィィィィィィィーーーーーーー ・・・

「いや、本当に削れたわけではありませんけど、ネ。
 比喩表現です。……少なくとも、結果的には。
 ま、『ディヴァイン・インダルジェンス』は、
 まだまだ……そこに到達してからの時間も短い。
 命懸けの死闘とはいえ、一度や二度では、
 確実に何かの変化が起きるという物でもありません」

      シュルルルル

「……でも、キミ自身の心情に大きな変化があるのは『聴こえ』ます。
 『魔物』との一種の合一がキミのスタンドに揺らぎを持たせたのも、事実。
 刃を磨く。その気が心に響き続けるなら……そうは遠くもないでしょう」

         シュルル

        「星見町は皆のおかげで夏を超え、
         今は……一定の平穏を取り戻しています。
         ですが、エクリプス残党の不穏な動きは加熱し、
         いずれ『閾値』を超えても……不思議はない」

「とはいえ、キミはまだ、若く……無限の可能性が残されていますから。
 『恩返し』や『刃』にこだわらずとも、『無価値』なはずはない。
 でも、それがキミの歩む礎になるなら……その時は力を貸してください、ね」

575一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/05/29(月) 03:24:41
>>574
「そういえば、氷山さんどうしたんだろう…」

また学生寮の冷蔵庫に封印されていたなれば…
まぁ、もう春の終わりだから大丈夫…大丈夫だろう…!

「色々な人が助けてくれたんですよね。本当に信じられない
ここできたら『無価値』なんて…言ってられない…」

「エクリプスの残党! ならば、迷惑をかけた分だけまた戦わねば!
 それでは失礼します! また強くならぬば!」

576美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2023/06/05(月) 19:58:20

「『自分の価値』を『低く見る』つもりはないわ」

「だけど『パーソナリティー』としてはともかく、
 『スタンド使い』としての美作くるみは、大した『引き出し』は持ってない」

「それを理解した上で来たの。
 今後『キャリアアップ』を目指すとしても、
 『今どの程度か』は把握しておきたかったから」

        スッ

           「こんにちは」

改まったお辞儀をして、椅子に腰掛けた。

「ええと……一度『アリーナ』に出場して――」

(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1511075107/757-873)

「それから、おかしな『ゲーム』に参加させられた。
 生憎『尻切れトンボ』で終わっちゃったけど」

(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1653187672/303-444)

「『魔物関連』で『能力』を使った事といえば、
 『不法侵入スタンド』を捕まえた時くらいかしら」

(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1619194604/58-62)

(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/597-616)

(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1586906856/772-788)

「結局『最前線』には一度も立たずじまい。
 傍から見たら『舞台裏』でバタバタしてただけかも。
 本当に大勢の人が動いていたんだものね。
 だから、あれは『皆で頑張った成果』」

   「でも、一つだけ聞かせて欲しいの」

     「『美作くるみがいなかったら解決できなかった』と思うのは、
      『自分の価値』を『高く見過ぎ』かしら?」

577『音仙』:2023/06/06(火) 13:29:22
>>576(美作くるみ『プラン9・チャンネル7』)

「――――いいえ。
 キミには、キミが思うだけの価値があります。
 キミの『才能』は物事を直接は動かさず、 
 しかしキミの存在が『動かす者たち』を『運ぶ』
 みんなで頑張るためには、みんなを頑張らせる、
 頑張る場を教えてあげる存在が必要なのですから」

      キィィィ ーーーーーー ・・・・ン

「……『もうひとつ』」

「『今のキミ』がその『才能』を活かし、
 何かを成し遂げたとすれば。
 キミがさらに次の段階に進む時が来るでしょう」

    シュルル

     「『ファン』に対して……貢がせる。
      その能力領域は、今のキミなら、
      すでに『破れる殻』になっている」


  「別の『レスポンス』を引き出す……
   そういった形が予想はできますが、
   …………いずれにせよ」

         シュルルルルル

「無理はしないで欲しいですが……『音仙』としては、楽しみです」

578鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2023/06/08(木) 03:35:28
「ちょっと良いか?」

・花火などの勢いよく煙を出すものに殴打して『赤熱』で着火した場合は『黒煙』の勢いも同じぐらいのものとなりますか?

・服の上が『赤熱』した場合、その下にある肌に『根性焼き』され続ける感覚は伝わるのでしょうか?

579『音仙』:2023/06/08(木) 03:54:41
>>578(『2NDハンド・ファイア』)

「エエ、かまいませんよ」

>・花火などの勢いよく煙を出すものに殴打して『赤熱』で着火した場合は『黒煙』の勢いも同じぐらいのものとなりますか?

『なりません』
物理現象としての発煙と、能力の黒煙は『別』になります。

>・服の上が『赤熱』した場合、その下にある肌に『根性焼き』され続ける感覚は伝わるのでしょうか?

前回の質疑内容がここにも適用されます。
服は対象の一部とみなされるため、
その下にある皮膚に熱が浸透したりはしません。
『赤熱した服』を後から着た場合については、伝わります。

580鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2023/06/08(木) 03:56:18
>>579
素早い回答ありがとうございました。

581美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2023/07/04(火) 16:53:34

「――――こんにちは。
 ちょっと近況報告しておきたいと思って」

「ここ最近の中で一番酷い目に遭ったわ。
 近くに助けてくれる人がいたから、最悪じゃあなかったのは幸いだけど。
 私の才能も多少は役に立ったんじゃないかしら」

(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1659501857/217-235)

「他愛のない日常の延長だけど…………まぁ、一応ね」

582『音仙』:2023/07/04(火) 20:22:52
>>581(美作くるみ『プラン9・チャンネル7』)

「ああ、どうも。
 それは……まだ聴いていませんでした。
 ――――ご無事でなにより、とだけ、言わせてください」

         「ただ……その、まあ」

「『成し遂げた』事であるのは否定しませんが、
 『才能』の背を押すほどでは、なかったのかもしれません……ね」

「とはいえ、スタンド使いとの繋がりは……きっと意味があるものですし。
 『能力の変化』を齎さないとしても、奏でる音に価値が無いはずはないですけど」

583御影憂『ナハトワハト』:2023/08/05(土) 18:31:51

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1670240046/353

『ナハトワハト』の『すり抜け』について質問を。
上記のレス内において、『霧状』に変化した状態で、
外部の音が正常に聞こえるかどうかという主旨の疑問が提示された。
これに対する回答を願いたい。

584『音仙』:2023/08/05(土) 21:17:14
>>583(御影憂『ナハトワハト』)

>『ナハトワハト』の『すり抜け』について質問を。
>上記のレス内において、『霧状』に変化した状態で、
>外部の音が正常に聞こえるかどうかという主旨の疑問が提示された。
>これに対する回答を願いたい。

前提として、供与者はミッションの状況を(読んでいても)正確に判断はできず、
基本的にミッション中の疑問はGMに判定を任せているのは>>2の通り。

その上で、特に外的要因などが無いと仮定するなら『聞こえる』。
能力詳細に特別に記載が無い通り、すり抜け中に知覚が失われたりはしないため。

585御影憂『ナハトワハト』:2023/08/05(土) 21:27:25
>>584

回答に感謝。
GMに委任する旨は理解していますが、
GM側からも明確な判定が出されていない為、
判断基準の一つとして供与者側の見解を知る必要がありました。
手間を取らせて申し訳ありません。

586『音仙』:2023/08/05(土) 21:44:29
>>585(御影憂『ナハトワハト』)
類例が出ないようルールについては改めて触れましたが、
今回の例についてはGMも把握できていない点でしたので、
質疑に持ちこんだのは個人的な見解として『正しい』と思います。
引き続きミッションを応援しております。

587鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2023/09/04(月) 22:40:24
かなりおひさ〜。『アリーナ』の見学前に能力を突き詰めておこうってさぁ!

『炸裂』の衝撃は全方位? 打ちつけた拳の方向だけ?

スタンド発現後にグローブをして拳を打ちつけたらグローブに『赤熱』は宿りますか?

拳を打ちつけて『赤熱』した場所はどれくらい破壊されると解除されますか?
例えば、砂場の『赤熱』ヶ所の砂に蹴りを入れたら熱は即座に霧散する?

『赤熱』は水で消えますか?

『赤熱』以外で生じた熱にも本体は耐性を得ますか?

588『音仙』:2023/09/05(火) 05:47:23
>>587(鷲見)

「『アリーナ』は暴力に長けた能力者と、権謀術数の協奏する場所。
 一筋縄ではいかないでしょうが、己を知って向かえば……悪くはならないでしょう、エエ」

>『炸裂』の衝撃は全方位? 打ちつけた拳の方向だけ?
打ちつけた拳の方向だけ。『方向含め、打ちつけた拳通りの威力が炸裂する』のがより正しい。
また【基本情報】3や【炸裂】3にあるように『炸裂』で伝わるのは打撃威力のみ。
衝撃は殴った時点で伝わっているため、改めて発生はしない。

>スタンド発現後にグローブをして拳を打ちつけたらグローブに『赤熱』は宿りますか?
『片手にグローブをしてもう片手(徒手)でそれを殴る』なら『宿る』。
『グローブをした手』での殴打では能力自体が生じない(棒などの道具を介したのと同じ扱い)

>拳を打ちつけて『赤熱』した場所はどれくらい破壊されると解除されますか?
>例えば、砂場の『赤熱』ヶ所の砂に蹴りを入れたら熱は即座に霧散する?
形状を止めなくなれば解除される。
ただし微細な欠けなどは問題にならない。
後者の例なら、される。

>『赤熱』は水で消えますか?
消えない。

>『赤熱』以外で生じた熱にも本体は耐性を得ますか?
【基本情報】9にあるように、発現中の本体は耐熱性を得ている。

589鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2023/09/05(火) 13:58:15
>>588
回答ありがとうございます。

590勇者『リィン・カーネイト』:2023/10/05(木) 18:56:56
勇者の目の前にいるのは音仙か妖精か?
どちらであっても聞く事は変わらないだろう

「聖剣を貰ってから結構経つよね」

ブン!ブン!

聖剣の素振りをしながら話を掛ける
少しは様になっているだろうか?

「あれから沢山修行して、それからヒーローとも戦って」

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1684715663/2-263
の出来事を思い出す

「ちょっとは強くなったかなって思うんだけど、どうかな?」

591『リィン・カーネイト』:2023/10/05(木) 19:17:56
>>590(桃園)

《やあやあ、勇者モモゾノ!
 いつも素晴らしい向上心だねェ。
 キミは間違いなく実戦で一段磨かれた。
 日々の修行も身を結んでいる。
 その調子なら、星に至れる日も夢じゃない》

     キラキラキラキラ

『音仙』は目の前にいないし、
あれから、その元に行こうとしても、
どうにも行けなくなってしまっている。
『勇者』を導くのは『妖精』なのだ。

《とはいえ……うーん、いや、準備はしておこうか。
 モモゾノ、勇者に必要なのは剣と魔法以外で何だと思う?》

質問への答えをややはぐらかされた上に、
なにやら意味深な質問を返されてしまった。

……とはいえ、ここは素直に答えるのが吉かもしれない。

592勇者『リィン・カーネイト』:2023/10/06(金) 21:15:25
>>591
若干答えになっていないし、話が逸れているし
質問に質問で返されてしまったが
妖精の問いに剣を振る手を止め、真剣に考える

「う〜ん、そうだなぁ…」
「それって一つじゃなくても良いかな?」

この欲張りな勇者は、
勇者に必要な物と聞かれれば一つじゃ足りない
必要な物など幾らでも浮かんでくる

「やっぱり、装備は剣だけじゃ足りないよね!
 弓とか槍とかも鉄板だけど…
 現代勇者なら重火器なんかも良いよね!
 銃や火炎放射器なんかも良いよねぇ」

「でも、武器だけじゃなくて何かを守る力も必要かな
 今も聖剣のおかげで凄い硬いけど、
 それだけじゃ守り切れない事もあるかもしれないし」

現にこの間のヒーローの攻撃をその身に受けた時、
その身にまともに受けてしまったせいでまんまと能力にかかってしまった

「それに、仲間も必要かなって思うな
 一人で戦い抜く勇者もいるけど、私の場合は支えてくれる仲間がいた方が良いと思う」

歴史的にも孤立無援、孤軍奮闘で戦い抜いた勇者といえる人物は存在する
しかし、ユウリの場合はどうだろうか…?

「後、ありきたりな答えかもしれないけど
 勇者に必要なのは心かな」

どんな偉業を成したとしても、その精神の持ちよう次第では勇者とはいえないし
逆にちっぽけな事しかしていないくてもその精神によっては勇者と呼べる…かもしれない

593『音仙』:2023/10/06(金) 22:40:36
>>592(桃園)

《いや〜〜〜、流石だねェ勇者モモゾノ!
 ほとんど全部正解と言っていいよ!
 そういうわけで、キミに目指してほしいのは……
 仲間を見つけること! それもただの仲間じゃない。
 この前の『ヒーロー』みたいな、スタンド使いさ》

『仲間』が一番の正解だったようだ。
言い当てられたからか、饒舌に話を進める妖精。

《キミに今授けているのは『聖剣』だけど、
 キミが掴み取れる可能性は実は他にもある。
 『聖杖』『聖弓』……『聖銃』もあり得るかもね。
 どれも『聖剣』と違った『能力』も持ってる筈だよ》

    《それを得るには、適した仲間がいる!
     仲間とは『難敵に共に立ち向かう』相手さ》

つまるところ、単なる経験値ではなく、
『誰かと共闘しての経験値』が必要なようだ。

《ま、拳を交わし合ったら仲間……みたいなァ、
 ちょっと野蛮めな価値観でやっても大丈夫かもしれないけどねェ》

もしくは『誰かと戦った経験値』だろうか?
『広神』がそこに含まれていなさそうなのは、
この話が出たタイミングの問題なのかもしれない。

《残念ながらワタシにも今はアテが無いからね。
 キミの方で、そういう相手や機会を探すのが近道になるはずだよ》

ともかく仲間を得れば『新しい武器』や『力』が得られる……
どこまで真に受けられるかはともかく、そういう方針のようだ。

594勇者『リィン・カーネイト』:2023/10/08(日) 20:58:58
>>593
「う〜ん、仲間かぁ…」

スタンド使いの仲間
そう都合良く見つかるものだろうか?

スタンド使い同士は引かれ合うという性質があるため
スタンド使いとの遭遇自体は難しくはないだろう
だが共闘となると…これが難しい

           ソロ
戦いというのは基本、単独の方がやりやすい
それに相手にも都合というものがある
勇者に合わせて仲間になってくれるスタンド使いなど、そうそう見つからないだろう

レベルを一つ上げるのにあまりにも困難!
勇者の道とはここまで険しいものなのか

だが、この険しい道のりを乗り越えてこそ勇者だ

「ちょっと難しそうだけど、頑張ってみるよ!
 聖銃、聖戦車、聖迫撃砲…楽しみだなぁ」

捕らぬ狸の皮算用
まだ手にも入っていない新たな装備に思いを馳せる勇者

まぁ、いざとなれば多少強引にでも仲間認定してしまえば良いか

595アヤメ『ジ・アルビオン』:2023/10/11(水) 19:31:51
質問。

【基本情報】について
1.『鎖』の正確な長さは?
  (『同時発動可能数(12)』×『任意解除時の鎖の縮小数(一回につき20cm)』で『2m40cm』なのだろうか?
   違うのならば正確な長さを教えて頂けると助かります)
2.『射程外』に出た『大剣』は『強制解除』されるという認識でよいのだろうか。
  もしそうなら、『不変化』された物質の能力も解除される?
【不変】について
1.基本的な確認で申し訳ないが、『不変化』された物質について確認したい。
①元の性質を有したまま、外観や質感のみが『大剣』と同質になり、今以上の変化を受けなくなる
②元の性質は失われ、『大剣』と同質の『骨のように固い』物質に変化する

2.『鎖』で傷をつけた物質も『不変化』される?
3.『不変化』は『自動発動』?それとも『任意発動』?
4.『不変化』される時間(スピード)はどの程度?
5.能力射程距離から離れた『不変化物質』は強制解除される?
6.『スタンドそのもの』や『スタンド能力』によって生成、変化された物質を『不変化』しようとした場合、どうなるのだろうか?

【『人型スタンド(DFあり)』の場合】
①『スタンド』を伝わり、傷を負った『本体(肉体)のみ』が『不変化』される。
②『スタンド』を伝わり、傷を負った『スタンドと本体』が『不変化』される。
③『不変化』の対象外である。
④その他(可能ならば、詳細をお願いしたい)

【『人型スタンド(DFなし)』の場合】
①『不変化』出来るが、当然『本体』への影響はない(『不変化』の影響範囲は『生物』と同等)。
②『不変化』の対象外である。
③その他(可能ならば、詳細をお願いしたい)

【『器具型スタンド』の場合】
①『スタンド』そのものが『不変化』され、当然『本体』への影響はない(『不変化』の影響は『通常物質』と同等)。
②『不変化』の対象外である。
③その他(可能ならば、詳細をお願いしたい)

【スタンド能力による物質の場合】
①通常物質と同様、問題なく『不変化』できる。
 この際、『不変化』の影響下にある為、本体による『強制解除』も、能力の発動も出来ない。
②通常物質と同様、問題なく『不変化』できる。
 この際、『不変化』の影響下にあるが、本体の意思によるものや
『スタンド物質』の条件次第(能力射程外や時間経過など)で解除されたり能力の発動も出来る。
③『不変化』の対象外である。
④その他(可能ならば、詳細をお願いしたい)

7.『不定形の物質(液体や火等の液体や気体)』についてお訊ねしたいが、
 これらを『不変化』することは出来る?
 加えて、『不変化した物質内』に『不定形の物質』が混入していた場合、どうなる?

例1.【中身が液体で満たされた容器】
①中身ごと『不変化』されているのでひっくり返そうが『零れない』し『壊れない』。
 また、別の『液体』等の別物質を注いでも『層』ができるようにして『混ざらない』。
②『容器』は『不変化』されているので中身は『零れない』し『壊れない』が、
 『液体』は『不変化』の対象外なので、内部では通常の物理法則の作用を受ける。
③その他(可能ならば、詳細をお願いしたい)

例2.【中身が『気体』で満たされた容器】
①中身ごと『不変化』されているので『容器』から『漏れることもない』し、
 別の『気体』等の別物質を注いでも『層』ができるようにして『混ざらない』。
②『容器』は『不変化』されているので中身は『漏れない』し『壊れない』が、
 『気体』は『不変化』の対象外なので、内部では通常の物理法則の作用を受ける。
③その他(可能ならば、詳細をお願いしたい)

例3.【着火済みのライター(ジッポ・マッチ類)】
①『炎』ごと『不変化』されているので、『不変化された炎』は如何な手段でも『消えない』し、他の物質に『燃え移る』こともない。
②『炎』は『不変化』対象外なので、『不変化』対象が燃焼することはなく簡単に『消える』し、他の物質にも『着火』できる。

596『音仙』:2023/10/11(水) 21:30:48
>>595(アヤメ『ジ・アルビオン』)

>【基本情報】について
>1.『鎖』の正確な長さは?
>  (『同時発動可能数(12)』×『任意解除時の鎖の縮小数(一回につき20cm)』で『2m40cm』なのだろうか?
>   違うのならば正確な長さを教えて頂けると助かります)
失礼しました、書き漏れです。
鎖の長さは『2m』ちょうど。
同時発動数全てに対して任意解除を行うには足りない。

>2.『射程外』に出た『大剣』は『強制解除』されるという認識でよいのだろうか。
>  もしそうなら、『不変化』された物質の能力も解除される?
『強制解除』される。それはつまり能力の全解除に等しいため、不変化も解ける。
詳細にある通り、鎖の一片でも射程内にあるなら解除はされない。

>【不変】について
>1.基本的な確認で申し訳ないが、『不変化』された物質について確認したい。
①元の性質を有したまま、外観や質感のみが『大剣』と同質になり、今以上の変化を受けなくなる
が、正しい。

>2.『鎖』で傷をつけた物質も『不変化』される?
される。
ただし明確に『傷』が付く必要がある。

>3.『不変化』は『自動発動』?それとも『任意発動』?
『任意発動』。

>4.『不変化』される時間(スピード)はどの程度?
傷つけ次第、『瞬時』。

>5.能力射程距離から離れた『不変化物質』は強制解除される?
『不変化』が解除されるか?という意味なら、される。

>6.『スタンドそのもの』や『スタンド能力』によって生成、変化された物質を『不変化』しようとした場合、どうなるのだろうか?
>【『人型スタンド(DFあり)』の場合】
>④その『スタンドのみ』が不変化する。
   不変化は基本的にフィードバックしない。

>【『人型スタンド(DFなし)』の場合】
①『不変化』出来るが、当然『本体』への影響はない(『不変化』の影響範囲は『生物』と同等)。
が、正しい。

>【『器具型スタンド』の場合】
①『スタンド』そのものが『不変化』され、当然『本体』への影響はない(『不変化』の影響は『通常物質』と同等)。
が、正しい。

>【スタンド能力による物質の場合】
③不変化は問題なくできる。
 元の物質の性質は保つ為、本来の持ち主が能力を発動することも可能だが、
 『能力影響下にある』のは確かな為、任意解除は出来なくなる。
 また、『不変化』に干渉するような、例えば破損や燃焼を伴うような能力は不発になる。

>7.『不定形の物質(液体や火等の液体や気体)』について
原則だが、現状では不変化できない。

>例1.【中身が液体で満たされた容器】
②『容器』は『不変化』されているので中身は『零れない』し『壊れない』が、
 『液体』は『不変化』の対象外なので、内部では通常の物理法則の作用を受ける。
が、正しい。

>例2.【中身が『気体』で満たされた容器】
②『容器』は『不変化』されているので中身は『漏れない』し『壊れない』が、
 『気体』は『不変化』の対象外なので、内部では通常の物理法則の作用を受ける。
が、正しい。

>例3.【着火済みのライター(ジッポ・マッチ類)】
②『炎』は『不変化』対象外なので、『不変化』対象が燃焼することはなく簡単に『消える』し、他の物質にも『着火』できる。
が、正しい。

597アヤメ『ジ・アルビオン』:2023/10/13(金) 12:59:18
>>596
回答に感謝。
続けて質問を。

・部分的、あるいは限定的な『不変化』は可能?
(1mの棒を半分のみ『不変化』、広げた『布』を折り曲げられない様に『不変化』等)
・基本情報にある>7.実体化しており、重さが『約30kg』ある。
というのは、『大剣』のみでの重さだろうか。それとも『鎖』込みでの重さ?

598『音仙』:2023/10/13(金) 13:42:02
>>597(アヤメ『ジ・アルビオン』)

>・部分的、あるいは限定的な『不変化』は可能?
>(1mの棒を半分のみ『不変化』、広げた『布』を折り曲げられない様に『不変化』等)
前者は『可能』。伝播が発生する際に具体的にイメージすれば、そうなる(精B相当)
後者は不可能。

>・基本情報にある>7.実体化しており、重さが『約30kg』ある。
>というのは、『大剣』のみでの重さだろうか。それとも『鎖』込みでの重さ?
鎖込みでの重さ。

599アヤメ『ジ・アルビオン』:2023/10/13(金) 13:54:30
>>598
回答感謝

600宗像征爾『アヴィーチー』:2023/10/15(日) 01:18:18

「――――――俺に出来るのは『命』を削る事くらいだ」

『藤原しおん』の正面に腰を下ろし、
普段と変わらない淡々とした口調で話し始める。

「そう考えて戦ってきたが、傷が増える度に『借り』を作ってきた。
 あまり多くなりすぎると、死ぬ前に返せなくなる。
 『生き死に』というのは、得てして人の思い通りにはならない」

「昨日まで生きていた人間が、何の前触れもなく命を落とす。
 この世にいないだろうと思っていた人間が、今でも生きている」

不意に言葉を切り、『後遺症』が残る左手を一瞥する。

「『新たな目的を見つけるには新しい道具が大事だ』と言ったな。
 『目的』と呼べるかどうかは分からないが、『それらしいもの』を見つけてきた。
 一つの『義理』として、『力を引き出した人間』には話すべきだろう」

「その前に確認したい事がある。
 『自分の身体』については概ね理解できた」

「『スタンドの動作』に影響が出ているのなら、
 『次の仕事』を受けるまでの間に、正確な状態を把握しておきたい」

601『音仙』:2023/10/15(日) 11:34:39
>>600(宗像征爾『アヴィーチー』)

          キィィィィィィィィ ―――――――――― ・・・

「…………『命』は削れば削るほど、ままならなくなるもの」

「キミが選んだ道です。……武器を与えた私に出来るのは、
 背を押す事は出来なくとも……
 それを否定せず、最後まで聴いている事でしょう……ね」

        『ピシッ ・・・』


「『スタンド』のダメージは本体に還元されますが、
 本体の身に起きた異常もまた、スタンドへ還元される。
 …………キミの腕は、たとえどんな治療がされて無かったことになっても、
 『いずれ忘れる傷』ではなく、キミの人生の契機として刻まれた」

                    『ピシ』

「『アヴィーチー』の左手……そこに入ったその『罅』が、
 崩壊の前兆か、それとも……『孵化』の前兆か」

『宗像征爾』は理解できる。
『アヴィーチーの左手』は繊細な動作を損なっているが、
それは『一時的な物』である事――――『期限』は時間ではない事。

           『契機』だ。
           次の戦いの果て、あるいはその最中、
           罅は広がり、満ち、そして『砕ける』          

「今はただ、『精度』を損なう程度の影響です。
 …………その先にある答えがわかるのは、キミが……道を、もう一歩進んだその時でしょう」

重要なのは――――砕けた中、露になるのが『虚無』か、それとも、『新しい道具』か。

                         今ここではわからない。だが、『先がある』事は分かった。

602『音仙』:2023/10/15(日) 11:39:49

『ノコギリザメ』の意匠の右腕を持った人型スタンド。
なんらかの相手による傷害(損害)をスイッチに、右腕を自動操縦スタンドの『ノコギリザメ』として分離することができる。
分離した『ノコギリザメ』は『シャークトレード』(悪徳交換)を強制し、等価以上の傷害(損害)を相手に与えるまで暴れまわる。

『アヴィーチー』(人型)
破壊力:B スピード :C   射程距離 :E(1m)
持続力:C 精密動作性:C(左手:D) 成長性:C

『ノコギリザメ』
破壊力:A スピード :B 射程 :A(100m)
持続力:A 精密動作性:E 成長性:C

☆基本☆
1.『ノコギリザメ』の意匠の右腕を持った人型スタンド。DFがあり、視聴覚リンクはない。右腕のみDFがない。
2..右手の手の甲辺りから、先端が丸型で両刃の『ノコギリ』が生えている。鋸部の強度は鉄製のノコギリ程度。手は存在する。
3.人型状態では『ノコギリ』は任意で伸び縮みできる。長さは0〜1m。伸縮のスペックは『パスBC』。発現時の長さも任意。
4.右腕は完全破壊されても10分ほどで完全再生する。ただし、『ノコギリザメ』の存在中は再生しない。
5.右腕が戻っていない状態で解除は出来ない。必ず追尾を終了させる必要がある。
●現在、このスタンドは『左腕』のみ精密動作性が『D』に低下している。

☆ノコギリザメ☆
1.人型の右腕を根元から分離することで生まれる自動操縦スタンド。分離の際手の五指などは引っ込むように消える。
2.発動と同時に口吻の『ノコギリ』は、高速で回転を始める。破壊力:Aはこの『回転ノコギリ』によるもの。
3.非常に低知能だが、自我を持っている。(例:シアーハートアタック)
4.目が悪く、匂いによって相手を認識する。痛覚はない。聴覚もない(聞く耳を持たない)
5.その特性上、『知能』や『視覚』や『匂い』の面で騙されることがある。
6.ただし『ノコギリザメ』は己の嗅覚を信頼しているため、嗅覚以外への騙しの効果は安定しない。
7.『シャークトレード』(悪徳交換)の強制が能力。詳細や条件などは以下。
8.分離から後述の『追尾』の開始までには、『一呼吸』程、匂いの探知に要する間が存在する。
 よって敵の目の前で切り離した場合でも、『即座に引き裂く』ような状態になる事はない。
9.分離できるのは発動条件を満たした場合のみ。
10.破壊力Bの攻撃に1〜2発は直撃を耐える強度がある。

☆発動条件
1.何らかの相手により、本体もしくは本体の所持品が傷害や損害を受けた事を認識した際に発動できる。
※実際に保持しているのであれば、『拾った物』や『奪った物』も本体の所持品に含まれる。
2.ダメージフィードバックの関係上、このスタンド自身の傷も本体の傷と認識される。
※同一の所持品が再び傷付けられた際にも、同じように能力を発動できる。
3.基本的には物理的な損害が条件だが、金銭的な損害も発動条件として含まれる。
4.本体が傷害(損害)を受けたことを認識することがスイッチなので、ある程度、過去の事象に対しても発動可能。
 例:家に帰ったら花瓶が割れていた。
   →花瓶が割れたのは過去だが、本体が認識したのは家に帰った時なので発動可能。
   →匂いに基づいた追尾を始める。
    (ただし、低知能であるので、必ずしも犯人に行きつくとは限らない。
     特に嗅覚への誤魔化し、誘導などを疑う事はほとんど『出来ない』レベル)
5.ただし『認識したのに意図的に無視した傷害』を後からまとめて発動条件にするなどは不可能。

☆追尾条件☆
1.傷つけた相手に対し、等価以上の傷をつけようと、追尾する。
※追尾する対象が『生物』である必要はない。
2.追尾中のスピードは時速60km(スピード:B)ほど。小回りはあまり効かない。(精密動作性:E)
3.警察犬並の嗅覚によって追尾する。その追尾は一直線であり、暴走的。
4.傷害(損害)の内容を呟きながら追尾する。このつぶやきはスタンド音声。

☆終了条件☆
1.傷つけた相手に対し、等価以上の傷をつけることで追尾は終了する。
 精密動作性:Eなので、少しやりすぎてしまうことがある。
2.傷つけた相手が等価以上の傷や価値あるものを差し出すことで追尾は終了する。
 なお、これらの価値の判断は本体ではなく、『ノコギリザメ』が判断する。
3.本体の意思による解除で、追尾は終了する。
4.追尾が終了した『ノコギリザメ』は一直線かつ暴走的に本体の元へと戻る。
5.完全に破壊される、または動けない状態が5秒続くといった理由で強制解除されると、終了する。
6.完全破壊や消滅といった要因を除く強制解除の場合、『4〜5秒』もすれば右腕は再発現する。

☆ロール上の注意点☆
1.『ノコギリザメ』は自動操縦かつ低知能の自我があるので、判断に困った場合はGMもしくは第三者に判断を委ねること。

☆■■■☆
×.『孵化』していない。

603宗像征爾『アヴィーチー』:2023/10/15(日) 12:46:02
>>601

傍らに立たせた『アヴィーチー』に左拳を握らせ、
感覚を確かめるように何度か腕を振るう。

「あんたの言う通りらしいな」

全身に負った傷は、既に完治している。
だが、『左手の痺れ』は消えていない。
最後の一瞬、俺の牙は奴の命に食らいつき、奴の爪は俺の命に達した。
その後は『どちらが先か』だ。
結果的に爪は外れたが、奴の残した『爪痕』は刻まれ続けている。 

「話の続きだが、
 今まで引き受けてきた『副業』を、
 より『正式な形』で始めるつもりだ」

椅子から立ち上がり、藤原に向けて一礼する。

「――――世話になった」

左腕に『罅』の入った『アヴィーチー』を解除し、
その場から立ち去っていく。

604『音仙』:2023/10/15(日) 16:03:21
>>603(宗像征爾『アヴィーチー』)

「……聞かずとも、聴かずとも、分かりましたけどね」


            ギィィィィ

「それでも、あまり聞きたくは無かった。
 ……けれど、否定はしません」


      バタン

「『気を付けて』とも……
 最早言う必要はないのかもしれませんが。
 『その道』を歩くキミであっても、
 決して……キミの目が閉ざされないことを祈りましょう」

605ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2023/11/02(木) 19:59:20

この町では珍しくない野生のラッコが入ってきた。

         「ミャー」

・『ハッピー・スタッフ』は出し入れのみ自由であり、
 発現後は本体の周りを旋回しているが、
 初期配置(例えば本体の正面など)は決められる?

606『音仙』:2023/11/03(金) 00:26:21
>>605

「あら。……キミでしたか、猫か何かかと。
 息災のようで何よりです。
 そろそろ、キミが過ごしやすい季節が来ますね」

>・『ハッピー・スタッフ』は出し入れのみ自由であり、
> 発現後は本体の周りを旋回しているが、
> 初期配置(例えば本体の正面など)は決められる?

『発現』は本体の意識がトリガーなので、決められる。

607ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2023/11/06(月) 16:54:21
>>606

出身地であるアラスカの厳冬期には、
気温がマイナス40度を下回る事も珍しくなく、
それに比べると星見町の冬は温暖な環境だが、
一年の内で最も故郷に近い季節であり、
ラッコが過ごしやすいのは確かだろう。

      「ミャア」

            テト テト テト

しばらく休んだ後、ラッコは来た時と同じように帰っていった。
その途中、大通りで『一人の人間』に遭遇する。
ちょっとしたやり取りがあったのだが、それは別の話。

608夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2023/11/14(火) 23:59:22

  ――――――ガチャッ

    「しおんちゃ〜〜〜〜ん!!」

           トッ トッ トッ

       「『アリス』がきたよ〜〜〜〜!!」

                  ストンッ

扉を開けて入室し、普段通りの場所に腰を下ろす。

「ねえねえ、きのうマチで『ガイコツ』にソウグウしてさぁ。
 『スミス』っていうナマエで『マジョ』にばけてたの。
 なかなかユカイなヤツだったな!!」

「で、ハナシしてるときに『フトかんがえたコト』があるんだよねぇ〜〜。
 ガイコツって『メダマ』ないじゃん??
 もしアイツに『シカクイショク』したら、どんなカンジになるかなぁ??」

「グルメたんていアリスのスイリによると、
 『10ビョーカンだけキクんじゃない??』っておもってるんだけど、
 しおんちゃんテキにはコレどう??」

609『音仙』:2023/11/15(水) 03:34:36
>>608(夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』)

「ああ、どうも……お元気そうで何よりです。
 ガイコツの件は『聴いて』いました。……干渉する気はありませんし、
 キミなら『危ない』という事もそうそうはないのでしょう、ネ」

「質問の答えですが、相手が感覚を受容できる生物なのであれば、
 たとえ目が無かろうが、あるいは視覚そのものを有さなかろうが、
 『ドクター・アリス』は光を与え、それは目を焼くほど目映い――――この部分は変わりません。
 ……サングラスをあらかじめ貸し与えるなどすれば、『視覚の補助』も行える、という事です」

「そしてこの部分モキミの想像通りでしょうが、
 『解除後』は、そもそも目がないので目へのダメージは残らない。……そういう結果になります。
 とはいえ無防備に光を浴び続け、脳までダメージが達した場合は、また別でしょうけど、ね」

610夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2023/11/15(水) 16:34:56
>>609

全体的に見て、『ドクター・アリス』は、
『ドクター・ブラインド』の『上位』に位置する。
使い勝手の欠点を挙げるとするなら、『効き目』がありすぎる事だろう。
解除した後もダメージが残る性質は、
本当に倒さなければならない『敵』に対して強い反面、
『そうでない相手』には撃ちづらくなった。

「 『 N A R U - H O D O 』 」

しかし、『スミス相手』なら、わりかし気軽に撃っても大丈夫そうだ。

「『ノーミソやける』っていうフシギなヒビキはチョットきになっちゃうな!!
 でも、スミスってノーミソあるかなぁ??
 メダマもないようなヤツだし、
 アタマのナカもカラッポだったりしそうだよねぇ〜〜」

「ありがと!!
 またナンかあったらくるからさ!!
 あ!!『コレ』もってきたんだ!!」

        ト ン

「『リンスズランアリスブタモドキタケ』」

それは勝手に付けた『通り名』だ。
いわゆる『ポルチーニ』と呼ばれるキノコの入った袋がテーブルに置かれる。
正確には『ヤマドリタケ』か『ヤマドリタケモドキ』のどちらかだろう。

「トモダチの『りんちゃん』とイッショにとってきたキノコ!!
 ちゃんとアリスが『チェック』しといたよ!!」

手土産を残し、足取り軽く部屋から立ち去っていった。

611りん『フューネラル・リース』:2023/11/22(水) 16:28:50
ある日の事

音仙の傍でひとひらの白い花が
風に乗るようにしてひらひらと舞っている

「あれから結構練習したんだけど、ちょっとは上手くなったかな?」

花を動かしながら音仙に話しかける


「おねえさん、この花の事もっと聞きたいんだけど」
「例えば、頭痛とか心臓麻痺とか、気絶するような毒をこの花に付けて」
「それって、花に触ったら効果があるの?やっぱり食べさせいと効かない?」

「あんまりやりたくはないんだけど、
 生きる為に、殺させないために知っとかなきゃいけないと思うから」

612『音仙』:2023/11/24(金) 05:26:07
>>611(りん『フューネラル・リース』)
 
                     シュル シュル

「……エエ、とても。すでに操作は意図するままですね。
 もう少し練習すれば……あるいは、枚数を増やすこともできる、かも。
 ただ……キミの花が有する毒性は、やはりスズランの域を出ないもの。
 花に触れて『手がかぶれる』ようなことはあったとしても、
 摂食により発生するような『毒性』には、摂食が必要になるでしょう、ね」

        「……」

風に揺れる花を見る。
嵐が来れば吹いて消えるような小さな花。

「キミの在り方は強い。とても……素晴らしいものです。
 自分を守るだけでなく、好奇心で身を亡ぼす他者をも守ろうとしている。
 残念ながら……キミの『特別な才能』は自らの手で戦う事には向きませんが、
 キミに出来る事があるとすれば、きっと、『味方』を増やすこと」

「……私はキミの味方ですが、同時にキミの敵の味方にもなりえる、そういう人間ですから」

613りん『フューネラル・リース』:2023/11/24(金) 15:54:23
>>612
シュルシュルと舞っていた白い花は、
糸の切れた人形のようにふわりと床に落ちる
鈴蘭を花弁にして操れる時間は3分間しかない

「ありがとう、おねえさん」
「おねえさんが話を聞いてくれてるだけでも、うちは救われてるから」
「おねえさんがうちの敵の味方でも、うちのとっては一番の味方だよ」

りんには『味方』と呼べるものがどれくらいいるだろう?

音仙はりんを害しようとする人間の味方にもなり得る存在だ
それでも、何時だって自分の話を聞いて、答えてくれる音仙は
りんにとっては信頼出来る『味方』だ

614朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』:2023/11/26(日) 20:18:48
「お久しぶりです。
 今日はちょっとお話をしたくなりまして、
 こうして足を運びました」

「いかがですか?ラベンダーティーと一緒にお話をゆっくりと。」

彷徨のD
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1612673497/221-897
「別荘に足を運んだ際に不思議な出会いを経験しましたね。
 そしてその時に小石川さん…かつての友人と再開することが出来ました。
 この出会いはかけがえのないものでした。」


『おばあちゃん家に行こう!〜再訪〜』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/322-753

『星見町と終わらない夏』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/754-981
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1653187672/3-214
「そして終わらない夏、真夏のクリスマス作戦で多くの人々と出会いました。
 私は必死で駆けずり回るばかりでしたが、悲しいようで寂しいような出来事でした…
 そして、このときから姿を見せなくなった方もいますね。」
「今でもとても心配です…」

『輝けるもの必ずしも金ならず』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1600335547/465-560
「そして過去を振り返る機会にも恵まれました。
 もう一人の友人との出会い…私の過去はつらいものばかりでなく
 良き友人と巡り会えたかけがえのない時間でも会ったと思い返すことが出来ました。」

「あなたにスタンド能力を授かったこと、感謝しています。
 こうして色んな人と出会うことが出来たのですから。
 …改めてありがとうございます。」

615『音仙』:2023/11/28(火) 00:52:37
>>614(朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』)

「ああ、どうも……お久しぶりです。
 ラベンダーティーですか、大変良いご趣味で。
 ……合うお茶うけをあいにく切らしてしまっているのですが、
 思い出話は蜜の味。焼き菓子で口を乾かす必要も、ないかもしれませんね」

                   シュルルルル

「『振り返る』『回想する』――――ノスタルジーは、時に苦い思い出をも淡く着色し、
 もとより美しい思い出であれば、それをより引き立てるもの。
 もっとも、苦みをより強調してしまう事もあるでしょうが……
 キミの向き合った過去が、キミによってかけがえのないもので、何よりだと思います」


       キィィィィ ――――――――――――  ン ・・・


「……お礼に何か、今、改めて授けられるものはないか、と思ったのですが。
 残念ながら、そういったものは『まだ』ないようですね。決して遠くはないのでしょうが、
 『戦闘』にも長けるキミの才能は、やはり、それを使い尽くしてこそ次の段階に進むのでしょうね。
 いえ、キミがそうした形での進歩を望んでいるかどうかは、分かりませんケド」

「…………『姿を見せない』知人を探すのであれば、その過程で、別の思惑に遭遇する事もあるでしょう。
 出会いは時に、危険をもたらすこともある。どうかこの先もキミが、明るい道を歩めますように」

616小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2023/11/29(水) 17:25:22

久方振りに『音仙』の下を訪れ、丁寧に頭を下げてから椅子に腰を下ろす。

  「お聞き及びかもしれませんが、
   まだ紹介していませんでしたので……」

      ソッ…………

  「私の『同居人』です」

側にあるテーブルの上に、耳を立てた『帽子猫』を乗せる。

  「――『撫子』と名付けました」

         シ ャ ラ ァ ッ

そして、左手に『スーサイド・ライフ』を発現する。

  「実は……今まで聞いていなかった事があるのです」

             ス パ ァ ン ッ !

  「……このように『首から上』を切り離した時、
   『首から下』を『部位』として動かす事は不可能なのでしょうか?」

これまで確認しなかった理由は、明らかに『本体』より大きなものが、
果たして『部位』と呼べるかどうかという疑問があったから。
『部位』の定義は『身体の一部である事』。
『一部』とは『全体の中のある部分』を指す。
それが広義なのか狭義なのかによって、解釈には差異が生じる。
今までは『狭義』で捉えてきたが、能力の理解を更に深める為に、
改めて明確にしておく必要があると感じていた。

617『音仙』:2023/12/04(月) 03:29:36
>>616(小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』)

「――――――私が言う事でもありませんが、
 『百聞は一見に如かず』という言葉もあります。
 動物の可愛さというのは、その好例かもしれません、ネ」

           ジ ・・・

「さておき……『質問』に応えましょう。
 聞かれなかったから話さなかった事ですが、
 これは――――『出来ません』
 『明確に小さい』側の部位指定はできない、という事です。
 ただ、まあ、大体ですが……『倍以上』の差がないなら問題はないでしょうね」

618りん『フューネラル・リース』:2023/12/05(火) 21:08:03
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1665841153/439-467
りんが音仙の元へ訪れたのは上記の出来事のすぐ後の事だった

「うち、戦おうとしたけど全然歯が立たなかったよ、えへへ…」

「おねえさんが前に言ってたみたいに、うちは味方がほしい」
「でも…それだけじゃ駄目だよね」

「だから…うち、もっと強くならなきゃいけないと思う」

それは宗像に言われたからだけではない
味方が増える、という事は
その人達も危険な目に合わせる可能性もある
だから、自分自身の力で危機を退け、人間を守れる力を得なければならない

己も他者も生かす活人の道を往くのは楽ではないだろう
だがりんは楽な人生を送りたいのだ
毎日楽しく生きるための苦労なら背負い込み事も吝かではない


「あの…おねえさん」
「うちの鈴蘭の事ね…」「言われたんだけど」

「うちの頭の鈴蘭を抜いたら怪物が出て来るって」
「廃ビルで起こった事件がそれなんだって」
「前に話した時、廃ビルの事件とうちは無関係じゃないかもしれないって言ってたよね?」

「うちは怪物とか……そんなの信じられない」
「……信じたくないけど」

「でも、何かがあるのは確かだと思う」
「それから逃げちゃ駄目な気がする」
「きっとずっと逃げ続けた方が楽だと思うけど…」
「ちゃんと向き合おうと思うよ」

「うちの中の何かが誰かを襲うなら、ちゃんと向き合って抑えられるようにならなきゃいけないと思う」

619『音仙』:2023/12/08(金) 23:59:31
>>618(りん『フューネラル・リース』)

「…………多くのスタンド使いにとって、
 常に存在する味方。それは自分のスタンド」

              ギ ・・・

安楽椅子に背を預け、『りん』の顔を見る。
初めて彼女がここに来た時、目には『花』のほうが先に映った。今は違う。

「前にも伝えたとおり、私はキミを守る事は出来ない。
 けれど……いえ、だからこそ……私の私情で。
 キミに『教えない』べきでは、もはやないのでしょうね」

       シュルルルルルルルル ・・・


「『フューネラル・リース』…………今なら、私はその詳細をより深く聴きとれると思います。
 そしてそれをキミに聴かせることも。……キミが望むのなら、私はそれをする、努力をします」

                 シュル

無数の『蔓』が『りん』を囲む。

「もちろん、知ったからといって、キミの能力が戦闘に向かない事実は変わらないでしょう。
 それに、すべてを知ることができるとも限らない。
 ですが……知らないまま前に進む事は出来ない。スタンドは、己の心に寄り添い立つ力だから」 


「選ぶ権利はキミにあります。……どうしますか?」

620りん『フューネラル・リース』:2023/12/10(日) 18:15:24
>>619
「…本当はね、やっぱり怖いな」
「やっぱり、聴くのは怖いよ」

見れば、
りんのその小さな体が小刻みに震えるのが分かるだろう

「だから、えっと、お願いしたいんだけど…」
「手、握ってくれる?」
「そうしたら、勇気が出ると思うから」


「聴かせて、おねえさん」
「『フューネラル・リース』の声、聴かなきゃ」
「うちが人間として…それだけじゃない」
「うちがうちとして生きるために」

その音はりんに何を語るのだろう?
りんはそれに耐える事は出来るのだろうか?

621『音仙』:2023/12/11(月) 02:43:42
>>620(りん『フューネラル・リース』)

「ええ。『聴いて』ください」

ゆっくりと手を握る。蔓が『花』を守るように包み込む。

「キミは既に、『好奇』や『正義』が作る渦の中にいる。
 聴かなかったとして、それは、また起きてしまうかもしれない。
 そしてキミは、自分が知らないなら何が起きてもいいとか、
 そうしたタイプのエゴは、きっと持つことはない……とても良い子だから」

「『聴いて』―――そして、どうかキミの『才能』を受け止めて。
 キミはこの才能を持つ人間。『フューネラル・リース』の本体、『りん』」

             キィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ ―――――――――――――――― 

                 「その事実は、絶対に。
                  誰もが好奇で踏みにじれない、
                  ……真実の花なのですから」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『死亡発動型』のスタンド。
その能力の本質は――――『魂のクラウドサーバー』とでも言うようなもの。
発現せずとも、毎晩0時に『魂』の『バックアップ』を取っている。

本体が『死亡』する時、亡骸の上に『花の環』として発現。
次の瞬間には、死体が『花弁の塊』になり『崩壊』する。
白と黒の『無数の花弁』は、渦巻きながら『人型』にまとまり、
ヴィジョンである『花の環』は、その頭上に浮かんでいる。

この『人型』は動く際には『環』を残して崩れ、『花の嵐』の如く『超高速』で移動する。
死亡した本体の抱いた『まだ、生きていたい』という『渇望』が、
このスタンドの有する絶大な能力――――『生き返り』の根源であるため、
『納得』の行く死や、『自殺』による死では、発現してすぐ消えてしまうが、
『他殺』や『事故』による『非業』の死ならば、何日でも何kmでも駆け抜ける。
ただし、死を『  』すら出来なかった場合は発現自体が出来ない。

『花の嵐』は自分が『死んだ要因』となった―――――――
またはそれに関連する『生命体』の『   』等から内部に流れ込み、『浸食』し、
『肉体』を作り替えたそれに、『バックアップ』を取っていた『魂』を『インストール』。
これによって、その『生命体』を身も心も『本体へと作り変える』。
反面、烈しい抵抗にあうなどして、『環』が『  』されると、『  』してしまう。

『本体』に変わった『生命体』は一部にその『   』の要素を残しはするものの、
おおむね『りん』という存在の『体』と『魂』を得て、見た目も生前に酷似したものとなる。
『脳』のある『生命体』を対象にした場合、『  』や『  』についても『引継ぎ』可能だが、
余りにも『脳』が小さすぎたり、『  』だったりすると、『  』や『  』は散逸する部分がある。

この『新たな肉体』が死んだ場合についても、もちろん能力は同じように発動されるため、
生きたいと願いながら死ぬ限り、命は何度も咲き誇る。ただし『 』が摩耗していく可能性はある。

『フューネラル・リース』Funeral Wreathe
破壊力:― スピード:― 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:― 成長性:A

その『人型』は、己の目的を知らしめるように『そう』叫び、
切なる願いより生まれ、目的を遂行するために行動する。
採りえる行動や、詳細な性質、戦闘傾向はいまだ不明。
確かなことは、それはいかなる怪物であれど、『りん』の味方である。

『VESSEL』
破壊力:?       スピード:A  射程距離:∞
持続力:一瞬〜∞ 精密動作性:?  成長性:A

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

                                りん⇒『己の特別な才能』を、改めて把握する。

622りん『フューネラル・リース』:2023/12/12(火) 19:01:51
>>621
音仙を通して『フューネラル・リース』の声を聴く
全てではないが……『フューネラル・リース』の事が分かった

音仙に前にも教えられた『死亡発動型』
そして、宗像が言っていた怪物というのは本当だった

あの日、りんは死に『フューネラル・リース』が動いた
つまり、廃ビルの死亡事件というのは…


実際に聴かされると、一人で受け止めるのはとても難しい…
それでも、最後までちゃんと聴く事が出来たのは
音仙が手を握り、蔓が花を包んでくれたからだ
その安心感が、『フューネラル・リース』と向き合う勇気を与えてくれた

「分かったよおねえさん」
「『フューネラル・リース』の事」

「今のうちが居るのは、『フューネラル・リース』が誰かを襲っちゃったからなんだよね…」

静かに流れる涙がりんの手を握る音仙の手に零れ落ちる

「おねえさん」
「生きてちゃいけない怪物かな?」

「それでもね…うちは生きたいよ」
「人間として、人間と一緒に生きたいよ」
「でも…他の誰かも犠牲にしたくない…」
「どうすればいいかなぁ…」

『フューネラル・リース』はりんの才能でありどうしようもなくりんの味方だ
りんの『人間として生きたい』という強い想いがそうさせているのか

「おねえさん」
「うち、生きてて良いかなぁ…」

りんの生きたいという想いは揺るがない
それでも、誰かにその生を認めてもらいたい

宗像はりんを守る事を約束してくれたが、
それは『フューネラル・リース』を封じるためだ
りんにもそれくらいは分かる

そういうのとは違う…
『フューネラル・リース』の正体を知り、
それでもその生を肯定し祝福してくれる人が欲しい

しかし、音仙はどうだろうか…

623『音仙』:2023/12/13(水) 23:42:14
>>622(りん『フューネラル・リース』)

「『生きてていい』」
「それ以外の答えはありません。
 エエ……少なくとも私には、ね」

端的な答えは必要に迫られたものではなく、
藤原しおんがごく自然と、そう思ったからだった。

「今のキミが、『フューネラル・リース』の…………
 その能力の上に生きているのは確かです。
 それは残酷な現実であり、あるいは罪かもしれない」

手は離さないまま話を続ける。

「でも。少なくとも…………直近の例において、
 『フューネラル・リース』が人を襲ったのは、
 キミの故意ではなく、『非業の死』こそ原因のはず。

 キミが抱える爆弾を便利な道具として扱ったり、
 すすんで死を咲かせているならともかく……
 『ただ人として生きること』を望んでいる以上、
 それを、どうして否定できるのでしょう?」

       ジ…

『フューネラル・リース』は『死』により咲く花だ。
制御の面で限りなく危険性を秘めた能力ではあるが、
同時に『一方的な殺傷性』の意味では限りなく低い。

「それでも」

 ・・・・・・・・・
『殺されずとも殺せる能力』はいくらでもある。


「……キミの『能力』によって生まれた犠牲がある。
 それは事実だから……受け止める必要はあります。
 無関係な人間を巻き込んだ可能性が高い以上、
 キミを『危険分子』と扱う人間はいるでしょうし、
 『罪』には罰をと、応報に動く人間もいるでしょう。
 ……私は、それを決して理不尽だとは思いませんし、
 キミにとっては向き合うべき因果になります」

『だから犠牲は已むを得ない』とは言えない。
廃ビルの一件の『責任』の所在とは別の話として、
『りんの能力によって死んだ人間』は確実にいるのだ。

「そう、向き合うべきです。…….『生きて』。
 キミが生きる事を望むなら…………まず、私はそれを肯定します」

624りん『フューネラル・リース』:2023/12/14(木) 19:50:22
>>623
「……ありがとう、おねえさん」
「うち、生きるよ」

元より生きる事には迷いは無かった
だが、孤独で心細さは感じていた
事情を知った上で生きて良いと言ってくれた事
それはどれだけりんの心を救ってくれたことだろう

「今、うちが生きてるのは
 『フューネラル・リース』が誰かの命を奪ったから」
「『フューネラル・リース』が命を奪った事の償いがしたい」
「償いって、どうすればいいのかは分かんないけど……
 とにかく、そのためにも生きたい」
「死んだりするのは、違うと思う」

「『フューネラル・リース』」
「今は難しいかもしれないけど、もっとちゃんと向き合って分かり合いたい」
「うちは『フューネラル・リース』を見てもないけど
 分かり合えると思う」
「『フューネラル・リース』はうちの味方だからね」

「だからおねえさん
 『フューネラル・リース』の声を聴くために、また力を貸して」

625『音仙』:2023/12/14(木) 23:06:52
>>624(りん『フューネラル・リース』)

「エエ、それがいいでしょう。
 望みが自衛であれ、復讐であれ、償いであれ、
 楽しみであれ、死んで叶うことは、まずありませんからね」

            シュルルル

「『声』を聴くことは、私にとっても価値がある事。
 加えて言えば……キミと話すことにも。
 必要でしたら、いつでもどうぞ。
 聴いた先にあるキミの人生を、よりよく生きるために」

626りん『フューネラル・リース』:2023/12/15(金) 20:34:23
>>625
「死んで花実が咲くものかだよね!」

死に花を咲かせる、という言葉もあるが
生きて花実を咲かせる方がりんには性に合っている

「死んだらおねえさんに鈴蘭料理を作ってあげる事も出来なくなっちゃうしね」

こいつ、まだ音仙に鈴蘭を食べさせる事を諦めていないようだ
その夢が叶う日は果たしてくるのだろうか…

「あ、じゃあ…
 じゃあまたね、しおんちゃん!」

627『音仙』:2023/12/17(日) 05:02:23
>>626(りん『フューネラル・リース』)

「エエ。その通りです。
 『死に花』の美しさに価値を見出すのは、
 あくまで『遺された側』であるべき……
 花が綺麗だから死んでもいいなんて事はありえない」

「そして、少なくとも私には……
 キミの亡骸に咲く大輪より、
 『食べられるスズラン』の方が、
 よほど大きな価値があるものです」

「エエ、それではまた。どうか、キミの戦いが、生きて実を結びますよう」

628熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/11(木) 23:53:17
「ふ、ふふふふ・・・・・あははは・・・・
 ありがとう!『音仙』さん!」

宗像征爾との死闘の直後、救急車で病院に運ばれるまでの僅かな間に
熊野風鈴は『音仙』の下へと訪れていた
流れ落ちる血はそのままに、喜びと感謝の念を胸に抱いて

「貴女がくれた『力』のおかげで、人生が変わったわ!
 私・・・・今、とっても楽しいの!」

そう言うと熊野は楽しげに近況を語り始める

一つは『とある花の少女との一件』
少女を殺し、その後に現れた『花の怪物』から逃げた事・・・・
逃走の過程で5人の人間が死んだ

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/724-749
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1647262289/2-45

もう一つは『宗像征爾』との戦い
『花の少女』を追い詰める熊野に対して、正義感に燃える宗像を返り討ちにした事・・・・
互いの命に迫る、死闘の記憶
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1665841153/490-538
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453049803/491-516

「ああ・・・・楽しかったなぁ
 これからもきっと、もっと楽しい事が起きるんだろうなぁ」

629『音仙』:2024/01/12(金) 06:52:47
>>628(熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』)

       シュルルルルル

血を拭うタオルを貸すことはなく、
かといって傷口を抉る事もなく、
座ったままに『蔓』を伸ばして、『聴く』。

「『死闘』は能力を急速に磨き上げる。
 ……キミにおいては、それを楽しむ事も出来る。
 やり方は…‥私個人は、あまり感心しませんが、
 マア、具体的な否定をする事もないでしょうね。
 キミにも、キミの人生を楽しむ権利がある……」

          キィィイィィン

「……『フォー・エヴァ・ロイヤル』
 今はまだ『兆し』の段階ではありますが、
 キミの心がくびきから解き放たれたのなら、
 遠からず、『能力』に変化が出る兆しはあります。
 ……全てが『良い話』と断言はしかねますけど、
 キミなら、『悪い話』さえ楽しめるのでしょう」

「…………ひとまず、その『傷』
 ここに長居をするべきではありませんね。
 死ねば楽しめない。……どんな道を歩くにせよ、ね」

630熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/12(金) 20:45:59
>>629

「ふ、ふふ・・・・」

流れ出る血液を己の両手で受け止めながら、薄く笑う
傍に立つ『従者』は一言も言葉を発する事無く、その様子を見つめていた

「ご忠告、ありがとう
 ええ・・・・楽しみの為なら、ちゃんとした生活を送らないと、ね」

「また・・・・会いましょう
『音仙』さん・・・・」

631夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2024/01/20(土) 07:05:39

「ねぇねぇねぇ、しおんちゃんしおんちゃん。
 『ウサギみたいなオンナのコのウワサ』しってる??
 もしみかけたら『ハッピー』になれるんだって!!」

「そんで『アリスとウサギをイッショにみる』と!!
 なんと!!そのヒトは『2ばいハッピー』になる!!」

  「――――――だってさ!!」

              「ん〜〜〜〜〜〜」

「ハナシかわるんだけどさぁ、
 『ネコ』って『よる』でも『ハッキリみえてる』ってホントかな??
 『アリス』が『ネコ』と『シカクキョーユー』したら、
 『まっくら』でも『よくみえる』ってコトにならない??」

「スマホでも『せきがいせんカメラアプリ』とかあるじゃん。
 そういうのと『シカクキョーユー』するのってどう??」

「あと『ワシ』とか『タカ』はスゲー『シリョク』がイイって、
 こないだ『ディスカバリーチャンネル』の『アニマルプラネット』でみた!!
 そういうイキモノと『シカクキョーユー』したら、
 いつもより『チョーよくみえる』とかしない??」

632『音仙』:2024/01/20(土) 20:45:21
>>631

>「ねぇねぇねぇ、しおんちゃんしおんちゃん。
> 『ウサギみたいなオンナのコのウワサ』しってる??
> もしみかけたら『ハッピー』になれるんだって!!」
>「そんで『アリスとウサギをイッショにみる』と!!
> なんと!!そのヒトは『2ばいハッピー』になる!!」

「エエ………………噂程度には。
 真実がどうあれ……日常に楽しみを作ることは、
 毎日をハッピーに生きる秘訣と言えるでしょう、ね。
 少なくとも、私はキミと話すのは楽しいですし」

>「ハナシかわるんだけどさぁ、
> 『ネコ』って『よる』でも『ハッキリみえてる』ってホントかな??
> 『アリス』が『ネコ』と『シカクキョーユー』したら、
> 『まっくら』でも『よくみえる』ってコトにならない??」
>「スマホでも『せきがいせんカメラアプリ』とかあるじゃん。
> そういうのと『シカクキョーユー』するのってどう??」
>「あと『ワシ』とか『タカ』はスゲー『シリョク』がイイって、
> こないだ『ディスカバリーチャンネル』の『アニマルプラネット』でみた!!
> そういうイキモノと『シカクキョーユー』したら、
> いつもより『チョーよくみえる』とかしない??」

全てその認識で正しい。
むしろ、それが『ドクター・アリス』の『真髄』。
広き世界を捉える目は、あらゆる繋がりの先にある。

633宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/24(水) 22:16:53

見慣れた扉の前に立ち、『部屋の主』がいるかどうかを確認する。

自分自身の事というのは、意外に分からない部分が多い。
今、俺は一つの疑問を抱えている。
それに気付いたのは少し前だった。
何故そうしたのかが分からない。
その答えを見出す為に、俺は『藤原しおん』に会う必要を感じた。

おそらく、俺が求める答えは俺自身の中にある。

634『音仙』:2024/01/24(水) 22:45:23
>>633(宗像)

          ・・・  しん。

と、静まり返った廊下に『宗像』は立ち尽くす。
『音仙』は部屋の中にいるような気はした。
曲がりなりにも経験を積んだ直感が示すのか、
それとも『供与する者』の存在感がそうさせるのか。
しかし表札は『休業』を示してもいる。
『藤原しおん』は、来訪者を望んでいるのだろうか?


       ・・・


ドアとの間を妨げるものはない。


『音仙』の力を借りれば『己』を知れるかもしれない。
だが、それは『占い』や『カウンセリング』ではなく、
己の心の奥底の声を『自覚させる』行為である。
『宗像征爾』という人間が『望む答え』だけではない。
望まない答えも突きつけられる可能性がある。
あるいは『望み』などという尺度の外にある、
『受け入れられない答え』がそこにあるかもしれない。

少なくとも・・・『音仙』は、『願いを叶える者』ではないのは確かだ。

635宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/24(水) 23:20:06
>>634

『不在』を示す物がない事を確かめてから扉を開け、椅子に腰を下ろす。

「一つ『分からない事』があって来た」

『能力』について聞きに来た事は何度かある。
だが、今日は違う。
もっと根本的で重要な問題だ。

「最初に断っておくが、この疑問は『スタンド』とは無関係だ。
 だが、『スタンド使い』である前に、一人の人間として、あんたと話がしたい」

『藤原しおん』を正面から見る。
俺自身の中から答えを引き出す為には『対話』が必要だ。
しかし、誰でもいい訳ではなかった。
現状、俺の『副業』を知る人間は藤原しかいない。
だからこそ、藤原を『対話の相手』として選んだ。

「――――構わないか?」

『本題』に入る前に言葉を区切り、一拍の間を置く。

636『音仙』:2024/01/24(水) 23:25:52
>>635

「…………………………エエ、構いませんよ」

『音仙』はそこにいた。
『宗像』に笑みを向けることはない。

「私にキミが選んだ道の助言はできませんし、
 スタンド抜きでは、キミの心は分からない。
 そんな相手に話して……分かることがあるなら」

       「話しても、構いませんよ」

『聴かせてください』と彼女は言わない。
髪に半ば隠れた目が、『宗像』に視線を向け言葉を持つ。

637宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/25(木) 00:36:28
>>636

「――――感謝する」

椅子に掛けたまま一礼し、おもむろに口を開く。

「前に話したように、俺は『殺し屋』を始めた。
 まだ『駆け出し』だが、そう名乗る以上は、
『それに相応しい行い』をしなければならないと考えている」

「前提として『殺し屋は依頼を受けて殺す』人間だ。
 裏を返せば『頼まれない殺し』はしない」

「だが、俺は『ある人間を殺そうとした』。
 しかも、誰かに頼まれた訳でもなかった」

「『殺し屋』が『頼まれてもいない殺し』をやる。
 その時は疑問に思わなかったが、改めて考え直すと『辻褄が合わない』」

   「『なぜ俺は殺そうと思ったのか』」
 
               「俺が分からないのは『それ』だ」

『熊野風鈴を殺せ』という依頼は受けていない。
それならば『殺す理由がない』筈だ。
しかし、俺は殺そうとした。
全く『矛盾』している。
人間は『合理性』だけで生きてはいないという事実を、
まざまざと再認識させられた。
あるいは、こうした『非合理』こそが人間の本質なのかもしれない。
その根拠として、俺の中に『ある仮説』があった。

「ただ、俺の中で『何か』が引っ掛かっているのは分かる。
 おそらくは、それが『答え』になるだろう」

細切れに裂かれた『写真の切れ端』を、テーブルの上に並べていく。

「『馨を殺した人間』を目の前にした時も、似たような感情を抱いた。
 つまり、『最も考えられる仮説』としては、
 俺に『人間らしさが残っていたから』という結論になる」

『馨の命を奪った少年』と、『熊野の姿』が重なり合い、俺の身体を突き動かした。
そのように考えれば、理屈の上での筋は通る。
ただ、それは俺に『人間らしさ』が残っている事が前提の話だ。

「しかし、この仮説にも自信はない。
 俺の中に『人間らしさ』が残っているのかどうか――――」

『裂かれた写真』を見た時も、
俺の心には『怒り』も『悲しみ』も湧かず、ただ『破片』を拾い集めた。
そんな人間に『人間らしさ』が残っているとは、自分自身ですら俄には信じ難い。
それでも『可能性』があるとするなら『精神の象徴』が裏付けとなるだろう。

「一方で、こうも考えられる。
 もし、俺に『人間らしさ』が残っていなければ、
 『アヴィーチー』は発現したのだろうかと」

『別のスタンド』が発現していたか。
それとも『スタンド使いになる事』自体がなかったか。
いずれにしても俺には分からない事だ。

「あんたの『主観』で構わないから答えてくれ」

「『人間らしさ』が全く残っていなかったとして、
 その時の俺に『アヴィーチー』は発現したか?」

638『音仙』:2024/01/26(金) 18:38:27
>>637(宗像征爾『アヴィーチー』)

「……キミが『人間らしさ』を本当に失ったというなら、
 そうも悩んで、休業を掲げた私のところに駆け込んだりはしないのでは?」

              「ああ、イエ、嫌味ではありませんけど……」

 簡単に、音仙は断じた。

「聴いていない以上、キミが殺意を抱き戦いを挑んだ理由は分かりません。  
 義憤か使命感か……憐憫や、なにか贖罪のような感情なのか?
 そしてその結果、キミが積んできた多くの戦闘経験を覆すかのように、
 『策謀』の力によって正面から敗北を喫した事への……
 敗者が抱いて当然の悔しさや怨恨、戦士が抱くような畏敬、
 ……なにより。踏み躙られた怒りが『本当に無い』のかも、
 当然、『ウィスパーズ』の助けなしには、私にはわからない事です」

「キミ自身にも、分かっていないのでしょうからね」

じ、と視線を向けたまま、言葉は続く。

「だから何か分かることを……私の『仮説』を言いましょうか。 
 つまり、私にはやはり、キミは人間らしく見えます。
 人間らしさとは、美しい物や温かいものだけではないから。
 なにかに駆り立てられるように命を賭けた戦いに身を投じ、
 己の尊厳にもなりえるものを奪われても、怒りや悲しみを抱かず、
 合理的な、システムとしての『殺し屋』に身を落とすことをためらわない。
 戦いの前に写真を預けるのも、『合理』だったのかもしれません。
 ここに話を聞きに来たのも、あくまで、合理だったのでしょうか?
 でも……間違いなく『他』のためには『合理』に反して燃え盛ったのでしょう」

           「『セルフネグレクト』と、
            『人間らしい感情』は同居するものです」

「あえて言うなら……キミがすり減らし、
 今も失おうとしているのは……『人間らしさ』ではなく、
 『自分や、自分の人生のために向ける心』なのではないでしょうか?
 それはキミの境遇を思えば当然かもしれません。でも……
 キミはある種、必要以上に、自分からそれを捨てようとしているのでは?」

仮説には検討が必要だ。検討は個人では難しい。
そういう意味で、『ここに来た』のは必要だったのかもしれない。
悩みを抱えて歩く路程にも、意味はあるにせよ――――

「……マ、私とキミの仮説に結論を出す必要は、ここではないでしょう。
 そのうえで質問に答えるなら、『発現しなかった』でしょうね。
 キミが言うような意味であれ、言葉通りの意味であれ、
 『人間らしさ』がかけらもない人間にもスタンドは目覚めますが……」

         「キミの能力は『怒声』を上げる『復讐者』」

「そのようなスタンドは……『発現しなかった』でしょう。
 キミの能力は過去の埋火。今は埋もれていても消えやしないとはいえ、
 灰が積もり、冷めてしまえば、火も消えるもの。…………エエ、断言します」

639宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/27(土) 00:35:53
>>638

「そう―――――だな」

「『自分とは何なのか』という疑問に、今すぐ『結論』を出す必要はないだろう。
 それが出来るほど簡単な問題だとも思っていない」

「ここに来たのは『自分』が信用できなくなったからだ。
 『自分が信用できない』というのは、思っていた以上に厄介だと分かった。
 『自分自身から距離を置く事』は出来ない」

「『休業中』に押し掛けたのは、
 いい迷惑だっただろうが、今回は大目に見ておいてくれ」

写真の切れ端に視線を落とし、藤原の言葉を頭の中で反芻する。

  「俺には、決して『許せない人間』がいた。
   今の俺は『そいつ』と同じだ。
   だから、俺が『俺自身』を許す事はない」

        「それだけは、これからも変わらないだろう」

破片の一つを手に取り、黒い瞳が見下ろす。
『熊野の意図』は読める。
しかし、それは叶えられない。

「『奴を狙う理由』は『なくなった』。
 いや、『理由は最初からなかった』。
 気付くのは遅れてしまったが――――」

「『残り火』を掘り起こせたのは、悪くない経験だった」

視線は『破片』から『左腕』に移る。

「『形見』を寄越した男にも、『義理』を欠かさずに済む」

『依頼なし』で殺せば、『殺し屋の道理』から外れてしまう。
『自己矛盾』を解消した今、『殺意』は完全に消え失せた。
やるべきなのは、『熊野を殺す事』ではなく、『りんを守る事』だ。

「『他人は自分を映す鏡』だと言うが、
 あんたの言葉には『そうかもしれない』と思わせるだけの説得力がある。
 多くの人間と関わっていけば、『新しい気付き』を得られるかもしれない」

「今後、気長に考えてみる事にする。
 少なくとも、最初の『取っ掛かり』として、ここに来たのは間違いではなかった」
 
写真の破片を左手で一ヶ所に集め、それらを右手で受け止めて回収する。

「何か礼をしたいが、あいにく土産は持ってきていない。
 その代わり、俺から見た『藤原しおん』の印象を伝えておく」

藤原に向き直り、自らの言葉で語り始める。

「あんたは『スタンドを目覚めさせる力』を持ち、
 それを行使して『スタンド使い』を生み出している。
 『何故そうするのか』は想像するしかないが、『心の声を聴く』というのは、
 あんたにとって『なくてはならないもの』なのだろうと思う。
 『スタンド使いが増える』のは結果であって、
 おそらくは『声を聴く』方が大事なのではないかというのが俺の考えだ」

「俺の知る限り、『藤原しおん』は極めて思慮深い人間だ。
 他人とは常に一定の距離を保っていて、そうする理由も理解できる。
 『目覚めさせる』には客観的な見方が必要だろうし、
 この町にとっては『微妙な立場』だ」

「あんたが目覚めさせた事で生じる問題もあるだろう。
 もちろん救われる人間もいる筈だ。
 それを踏まえた上で、自分自身と『折り合い』をつけている」

「あんたは『心の声を聴く事』を止める気はないだろう。
 しかし、『災い』を望んでいる訳でもない筈だ。
 そうでなければ、俺に『仕事』を頼んだりはしなかった」

「――――強い『人間味』を感じるのは『その部分』だ」

椅子から立ち上がり、改めて一礼する。

「この次に来る時は『手土産』を持参するつもりでいる。
 あまり気の利いた品は用意できないが、『カステラ』でも構わないか?」

640『音仙』:2024/01/27(土) 20:32:39
>>639(宗像征爾)

「自分を大事にしない事に、キミは確たる理由を持っている。
 『殺し屋になる』というのも、自暴自棄なのではなく、
 勿論……『殺手のマテリア』の贅沢な暮らしに惹かれたわけでもなく、
 しっかりと考えて、その結論にいたったのでしょう。改めてそう感じました」

「……それを変える事を望んでもいないでしょうけど、
 今のキミから『今後、気長に』という言葉を聞けて良かったです、エエ」

それは『生き急ぐもの』からは決して出ることがない言葉だからだ。
『音仙』が浮かべていた表情の険しさが、わずかに和らいだのを感じた。

「私自身がどんな存在か――――おおむね理解はあっています。
 マアその、思慮深いかどうかはさておきますが、
 でも、せっかくです。少しだけ補足をしておきましょう」

「……『心の声』を聴いているのは、いくつか理由があります。
 好きだから。半端に目覚めた状態や、素質を眠らせた状態では危ないから。
 あるいは私の知らないところでスタンド使いが増えるのが、怖いから。

            ・・・
 そして…………私にも『探し物』があるから。
 町の音を収音する、私の成長しきった『ウィスパーズ』をもってしても、
 それを見つける事は出来ない……そういうものがあるからです」

             ギィ


「ずっと昔から探しています。

 …………『紅鏡町』という町を、ご存じですか?」

そのような町は恐らく聞いたこともないだろう。
架空の地名だろうか?

『宗像』が立ち上がると、『藤原しおん』は小さく頭を横に振る。

「……イエ、忘れてください。『カステラ』は、エエ。大好物です」

          「キミは……ええと。
            コーヒー派でよかったでしょうか?」

641宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/28(日) 05:42:41
>>640

部屋から退出しようとする途中で、藤原の問い掛けを受けて立ち止まる。
『心の声を聴く理由』に関して、ある程度の予想はしていた。
それらは概ね間違いではなかったらしいが、
『特定の何かを探している』とは考えていなかった。

「――――『知らない』な」

一度も聞いた事のない地名だった。
『ウィスパーズ』の全貌は把握していないが、以前の仕事で協力を得た経験から、
『情報収集』に長けた能力である事は知っている。
それでも見つけられないというのなら、『見つからない理由』があるのだろう。

「あんたに見つけられない『探し物』を、その分野の『素人』に掴めるとも思えない」

「ただ、もし何処かで耳にする事があれば、それも『手土産』に加えておく。
 今まで世話になってきた分、それぐらいはさせてもらう」

『アリーナ』なら、何かしら知っている事があるかもしれない。
しかし、藤原には手を出しにくい領域だろう。
『桜島派』の『吾妻常喜』には、ちょうど報告しようと思っていた事もある。
連絡を取った時に『紅鏡町』の名前を出す程度なら、大した手間は掛からない。
吾妻も食えない男だが、少しでも反応があれば手掛かりの足しにはなる。

      「ああ――――」

俺は『穏やかに暮らしてはならない』。
いつか病院で『一抹貞世』の頭を撫でた時、
長く忘れていた『何か』が心の片隅に生じたように感じた。
しかし、すぐに『錯覚』だと切り捨てた。
それを許容するというのは『安らぎに身を委ねる』という事だ。
すなわち『俺自身』を許す事になり、同時に『憎むべき相手』を許す事になる。
だからこそ、俺が『安らぎ』を感じる事はあってはならない。
生きている限り苦しまなければならない。

  その為に、俺は生きている。

               「一つだけ『注文』がある」

『自分自身が信用できない』という感覚は、
他の誰かが信じられない事よりも遥かに息苦しいものだ。
何処に行こうが『自分』は追ってくる。
そして、何時また裏切られるか分からない。
俺が『怪物』について話した時、『りん』も同じような気持ちを味わったのだろうか。
『だから理解できる』とは言わない。
本当の苦しみは、それを経験した当人しか分からないだろう。
だが、考える時間は終わった。

    俺は『俺に出来る事』をするだけだ。

「コーヒーを用意する時は『ブラック』にしてくれ」

ささやかな注文を伝え、『次の目的』に向かって部屋を出ていく。
藤原ほど困難ではないだろうが、俺にも『探し物』がある。
かつて出会った『直せる男』を見つけ出し、『約束』を果たさなければならない。

642『音仙』:2024/01/28(日) 15:32:32
>>641(宗像征爾)

「私は『聴く』だけ……頼りとしている能力ではありますが、
 キミが想像する程万能というわけではありません。
 たとえ『万』を聴く事が出来ても、
 『百』の視界には敵わない……というのは卑下しすぎですが」

       「『紅鏡町という言葉』だけなら……
        知っている者がいるのは把握しています。
        例えばアリーナはその一つでしょう。
        ほしいのはその先、ですね」

注文を追加で付けるのは図々しいようだが、
『図々しさ』とはある種『体重を預ける』ようなことだ。
今の『宗像』は極めて危ういバランスの上にいる存在だが、
少なくとも『音仙』からは一定の信頼を受けている。

ひとまず、『吾妻』相手にカードを切る必然性は無くなったが、
もちろん音仙が知る以上の何かを持っている可能性もあるはずだ。

「――――ブラックでしたら、
 ただ淹れるだけでよければ。簡単な注文ですね。
 キミが豆だの挽きかただのを指定してくるなら、
 まあ……それはそれで、面白くはありますけどね」

            「それでは、行ってらっしゃい」

643夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2024/02/10(土) 04:03:13

「しおんちゃんしおんちゃん、チョット『こみみ』にはさんだんだけどさぁ。
 またまたまた『シアイ』にでるコトになったっぽいんだよね〜〜〜〜」

      「『ダレ』が??」

                「『わたし』だ!!」

  「つーワケで!!ちょっとカクニンしとこっかな!!」

             「――――と、おもってさぁ〜〜〜〜」

>これらのネイルは任意で取り外し可能。射程距離『5m』を超えると解除される。

「コレって『アリス』から『5m』なの??
 それとも『アリスのアリス』から『5m』??
 スゲーいまさらだけど、チョーだいじなコトだよね」

644『音仙』:2024/02/10(土) 07:51:49
>>643(夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』)

「ああ、そのことは――――まだ聴いておりませんでした。
 どのような相手と戦うにせよ、自分を知って損はしませんからね」

          シュルルルル 

「質問の答えは『ドクター・アリス』を起点にした『5m』です。
 ネイルはスタンドの一部である以上、そうなるようですね」

回答を終えても、『藤原』はぽつぽつと言葉を続ける。

「……キミの『ドクター』は必ずしも、
 『アリーナ』の……特に、多くの派閥がC級戦で採用する、
 通常のリングでの一対一を『適所』とはしないスタンドです。
 『ベリル』さんのようにキミに似た能力傾向を持つ相手や、 
 『レーン』さんのように『嵌める』事に勝機を持つ相手と異なり、
 『一対一の性能』と『攻防のセンス』に長ける相手となれば、
 知覚により出方を探り、視界を奪い、感覚を攪乱する。 
 ……能力で出来るそれの、その先が求められるでしょう」

        「アリーナの美点は敗北が許され、
         それが次の戦いに向けての研鑽になる事。
         そして、何より勝利が称えられることです。
         そのどちらになったとしても……キミらしく、楽しんで来て下さい」

645夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2024/02/11(日) 03:52:01
>>644

    「ほうほう」

           「ふむふむ」

                  「なるほどなるほど」

「『アリス』のカノウセイは『そこなしぬま』だからな!!
 どんだけしずんでいっても、まだまだ『ソコ』がみえない!!
 しおんちゃんのコトバで、『ミズをえたイソギンチャク』みたいにゲンキでた!!」

「『ランキング』??とか、あんまキョーミないんだけどさぁ〜〜〜〜。
 『しらないハバツ』??っぽいから、ソレみにいきたいってカンジでさぁ〜〜〜〜。
 ついでに『アリス』の『あたらしいカオ』もみてみたいよねぇ〜〜〜〜」

「そーいうコトで!!アリスはたびだつのであった!!ジカイにつづく!!」

646鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2024/02/23(金) 13:23:13
急ぎじゃない。ちょいと質問だ。

・『赤熱』は蹴りでも起こせますか?
・『炸裂』は蹴りで起こせますか?
・『赤熱』させた場所は分かる?
・『赤熱』は個別に解除できますか?
・人型ヴィジョンの手、腹部、腕を『赤熱』させた時は本体の肌に直接、『赤熱』が引き起こりますか?
・『赤熱』を4つ重ねたとします。これは4つ重ねた1つの『赤熱部』と扱われ、新たに2つ目の『赤熱』を別の場所に付与できますか?

647『音仙』:2024/02/23(金) 18:42:13
>>646(鷲見)

>・『赤熱』は蹴りでも起こせますか?
>・『炸裂』は蹴りで起こせますか?
起こせない。赤熱現象はこのスタンドの拳でのみ引き起こせる。

>・『赤熱』させた場所は分かる?
なんとなくの方角程度(精D)は分かる。高度や距離などは分からない。

>・『赤熱』は個別に解除できますか?
視認していれば、個別でも解除出来る。

>・人型ヴィジョンの手、腹部、腕を『赤熱』させた時は本体の肌に直接、『赤熱』が引き起こりますか?
赤熱による根性焼のダメージは皮膚に直接フィードバックするが、赤熱そのものはフィードバックしない。
なお、『赤熱箇所があるスタンド』は

>・『赤熱』を4つ重ねたとします。これは4つ重ねた1つの『赤熱部』と扱われ、新たに2つ目の『赤熱』を別の場所に付与できますか?
出来ない。【基本情報】の8にある通り、そもそも3つまでしか重ねられない。

648『音仙』:2024/02/23(金) 18:46:42
>>647(途中送信した部分の追記)

>・人型ヴィジョンの手、腹部、腕を『赤熱』させた時は本体の肌に直接、『赤熱』が引き起こりますか?
赤熱による根性焼のダメージは皮膚に直接フィードバックするが、赤熱そのものはフィードバックしない。
なお、『赤熱箇所があるスタンド』をそのまま解除した場合、解除時にすべての赤熱箇所は炸裂する。

649鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2024/02/23(金) 19:16:45
>>647-648
回答ありがとうございました。

650夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2024/02/24(土) 17:48:37

「ねぇねぇねぇ、カメラが『みっつ』とか『よっつ』とかついてるスマホってあるじゃん。
 もし『シカクキョーユー』したら、ゼンブがイッペンにみえちゃうのかなぁ??
 あとさぁ、ソレってカメラがキドウしてなくちゃダメ??」

     「――――ためしたほうがはやいな!!」

「アリスのスマホ、『トリプルカメラ』なんだよね〜〜。
 こないだキシュヘンしてきた。
 で、イマからスマホに『シカクキョーユー』してみようとおもうんだけど、
 どんなカンジになるとおもう??」

           「んっと――――」

「イッコ『ぼうえんカメラ』なんだけど、とおくがハッキリみえるとかない??」

651『音仙』:2024/02/25(日) 02:29:12
>>650(夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』)

「『視覚がないもの』は対象外になりますが……
 生き物が目を閉じていても能力対象になるように、
 カメラ機能が今OFFなだけなら、対象に出来ます。
 ただしOFFのカメラは何も写していないので、
 視覚的情報は得られない、という事にはなりますね」

  「トリプルカメラでどうなるか、については……」

「今、キミが感じている通りですね。
 『伝達』は器官一つ一つごとに作用するのではなく、
 対象の有する『感覚』全てを得るというものです。
 3つのレンズが仮に存在するとしても…………
 写す光景が一つなのであれば、得られるのは一つ。
 スマホを望遠カメラに切り替えれば、視界もそうなります」

「そういうわけですが…………ご納得はいただけました?」

652夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2024/02/25(日) 20:55:30
>>651

  「――――『わかった』!!」

           「じゃ、いってくる!!」

                   「まったね〜〜〜〜!!」

653夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2024/03/27(水) 21:40:17

「しおんちゃんしおんちゃん。
 ジツはスゲーだいじなコトがあるんだけどさぁ。
 まぁまぁ、ちょっとみててよ」

『ドクター・アリス』が『ネイル』を取り外し、指弾の構えを取る。

「コレでビシッてやったら、『アリス』とおんなじスピードでとんでくとおもうんだけど、どうおもう??
 マエやったときはできたんだけど、イマもできるかな??」

654『音仙』:2024/03/28(木) 02:36:16
>>653(夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』)

         ジ…

「なるほど……そうですね。
 『投擲』同様、『指弾』もスペックが乗るものです。
 特に、『精度』に優れるキミのスタンドであれば、
 狙いの難しさについては克服できますし…………
 軽く小さなものしか飛ばせない点についても、
 キミの『ネイル』であれば、何ら問題はないでしょう」

「……ああ、『投擲』同様と言いましたが、  
 投擲の威力は『スペック』だけではなく、
 『物の重さ』によっても決定されてくるものだから……
 ネイルに限らず…………とても軽く小さなもの、
 例えば『ベアリング弾』などもそうだと思いますが、
 『威力を乗せる』のは指弾の方が向くかもしれません。
 ……いずれにせよ『破壊力』に乏しい性質を考えると、   
 衣服を容易く貫通させるようなことは出来ないはず。
 しっかり『効く当て方』の工夫は、必要になりますね」

655ソラ『ステインド・スカイ』:2024/04/04(木) 18:29:54
こそっ

音仙に元へやってきたソラ
何か緊張した様子だが

「こんにちは…」

いつもなら音仙の方がサイフォンで飲み物を淹れてくれるだろう

「あぁ、今日は…
 こっちで淹れていいかな?」
「ハーブティーを淹れようと思うんだけど…」

手に持っている紙袋の中身がハーブティーの葉だろう

「お茶請けも、まぁ、作って来たんだけど…」

656『音仙』:2024/04/04(木) 19:19:56
>>655(ソラ『ステインド・スカイ』)

「ああ……こんにちは、『ソラ』
 キミの活躍はいつも『聴いて』います……けど、
 顔を見せてくれると、聴くだけより嬉しいですね。
 百聞は一見にしかずと……私が言うのもなんですが」

           シュルル

『蔦』を操り、飲み物の準備をしようとしたが、
『ソラ』からの申し出を受け、ゆっくりとそれを止める。

「それは……エエ、ぜひ。ご馳走になりましょう。
 お茶請けも楽しみです。
 ちょうど今、煎餅以外切らしていたので……」

        フ…

口元には小さく笑みを浮かべ、
髪に半ば隠れた両目も、喜色を浮かべていた。

「ソラは……ハーブティーが、お好きなのですか?」

紙袋に視線を向けつつ、『茶道具』が必要なら貸し出すだろう。

657ソラ『ステインド・スカイ』:2024/04/05(金) 16:44:51
>>656
「知り合いが淹れてくれたのを飲んでから、気に入って」

音仙が茶道具を貸してくれるというなら、喜んで厚意に甘えよう
ただ、カップは自前の物を使う

「ちょっと待っててくれ」

音仙に借りた道具を用いてハーブティーを淹れていく
透明なカップに注がれたのは、鮮やかな水色の液体
花の優しい匂いが漂ってくる

マロウブルーというハーブティーだ
正直、煎餅とは合わないだろう

「飲んでほしくて、練習したんだけどどうかな?」

658藤原しおん『ウィスパーズ』:2024/04/05(金) 17:45:38
>>657(ソラ)

「趣味の素敵な知り合いを持ちましたね。
 ……水色の飲み物というのは珍しい。
 このカップだと、増して綺麗に映えますね。
 キミの趣味が素敵だから、類が友を呼んだのかも」
 
       カチャ

少しだけ音を立てながら、カップを手元に寄せた。
マナーがどうこう言う人間はこの場にはいない。
そういう席でもないだろう。親しい同士なのだから。

「お茶というのは奥が深いですよね。
 香りも、色彩も。味は……不思議と、
 私の舌には似て感じるものが多いですけど……」

         ス…

「ああ喋っている内に冷めてはもったいない。
 いただきましょうか…………」

口元に器を運ぶ。
マロウブルーのお茶はわずかなとろみを持ち、
華やかさで視覚を存分に喜ばせてくれる反面、
味というほどはっきりした味はしないけれど――

「…………美味しい。エエ、とても……優しい味ですね」

        
         そう零して、二口目を口にした。

659ソラ『ステインド・スカイ』:2024/04/06(土) 14:50:13
>>658
こういう場では堅苦しい事は言いっこなしだ
楽しく、美味しく茶を楽しむのがマナーというものだろう

「薄いでしょ?」

味が薄いというのは飲みやすいとも言えるが
人によっては物足りなさを感じる

「俺は、この薄さ好きだけど」


はちみつとカットレモンをテーブルに置く

「薄かったら、これで調節してみてくれ」

入れるのははちみつ以外の選択肢もある
味が薄いという事は、それを自分色に染めやすいという事だ


そして、マロウブルーの特徴は色が変色する事だ

「それ、色が変わるんだよな」

最初は青空のような透き通った青色だったものが
時間の経過とともに紫色に変化するのだ

「色が変わると、藤色っぽくて…
 それも好きなんだよな」

「…そろそろお茶請けを出すか」

660『音仙』:2024/04/06(土) 18:42:19
>>659(ソラ)

「エエ、まあ、濃くはないですが…………
 きっと、舌だけで味を楽しむものではないのでしょう」

               ス

「とはいえ、せっかく用意してくれたことですし……ね」

はちみつとをひとすくいだけ溶かしいれる。
レモンは――――いったん、そのままにしておいた。

                 ズズ

「藤色。……ふふ、そうですか」

甘くなった紅茶を口に入れつつ、ソラの話に耳を傾ける・・・

「テレビか、動画サイトで……色変わりする紅茶を見たような。
 もしかすると、それがこれだったのかもしれません。
 ……百聞は一見に如かず、そして一見も……この目で見るのが、一番」

            「ああ、味わうのはもっと、かも?」

お茶請けに視線を再び向ける。

「お皿と……フォークは必要ですか?」

『蔓』を少しだけ動かし、必要なら取ることをアピールしておいた。

661ソラ『ステインド・スカイ』:2024/04/07(日) 17:57:21
>>660
「いや、これはスプーンだな」

袋からカップを2つ出すと
皿に乗せてとん、と一叩きする

ぷるん

そんな擬音が聞こえてきそうな
柔らかく震える物体が皿の上に鎮座していた

青いゼリーだ
青という色は通常、食欲を減衰させる効果があるが
ゼリーとなると話が変わる
清涼感のある透き通った色をしているのは、ゼラチンではなくアガーを使用したからだろう

青空を思わせるようなゼリーの中には寒天が散りばめられている
音仙の方には、白い雲が
ソラの方には、藤の花が
雲はミルクで、藤の花は紫キャベツで着色したのだろうか

「マロウブルーをゼリーにするのは難しかったから
 バタフライピーをゼリーにしてみたよ」

マロウブルーもやろうと思えばゼリーにする事は可能だが
今のソラの技術では難しいようだ

「…食べながら話がしたいな」

662『音仙』:2024/04/08(月) 10:09:57
>>661(ソラ)

「綺麗ですね。お店で売っているぐらい……
 キミがこのために試行錯誤してくれた事が、
 私にとっては……いっそう、嬉しくなります」

『インターネット』で検索をすれば、
あるいはデパートの地下にでも行けば、
似たようなものは目に出来るかもしれない。
だが、同じものを目にすることは決して出来ない。

「……『話』」

それを食べる前に、『しおん』は茶を一口だけ含み……

             コト

「あえてそう口にしたということは……
 『雑談』を嗜みたい、というわけではないのでしょう」

カップをソーサーに置き直し、『ソラ』を見つめる。

「『話』をしましょうか。……私はもちろん、『聴く』側です」

背後の『音響機器の大樹』……『ウィスパーズ』。
数本の蔓がゆっくりと伸び、『音仙』と『ソラ』の周囲を取り囲む。

663美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2024/04/08(月) 17:33:39

「こんにちは、音仙さん。今日は『質問』を持ってきました」

「私は『プラン9・チャンネル7』を、『時代と共に進化するスタンド』だと思ってるの。
 『新しい機器』が開発されて普及する度に、『能力対象』は増えていくでしょう。
 例えば、『20年前』にはなかったような物も今はあって、
 今はない物でも『20年後』には登場するかもしれない――――」

「ここからが本題なんですけど、現代の『カーナビ』は主に二種類が主流ですよね。
 一つは『AV一体型カーナビ』で、もう一つは『ディスプレイオーディオ』。
 厳密に言うと、後者はカーナビじゃなくて、
 スマホと連携してナビアプリを利用する事が前提の機器なんですよ。
 私の車に積んであるのも、このタイプです」

「それで、このディスプレイオーディオは、
 スマホ連携で『ハンズフリー通話』や『メッセージの送受信』も出来るんです。
 多分、私が何を聞きたいかは、もう分かって頂けてるんじゃないでしょうか?」

             スッ

「ええと…………『ディスプレイオーディオに関する質問』」

スマホを取り出し、あらかじめメモ帳アプリに記録しておいた内容を読み上げる。

「誰から電話が掛かってきたか分かる?
 誰に電話を掛けたか分かる?
 誰にメッセージを送ったか分かる?
 誰からメッセージが届いたか分かる?
 送受信したメッセージの内容が分かる?
 アドレス帳と同期させていたらアドレス帳の中身が分かる?」

「――――以上です。
 最後の質問以外は『保存されているデータ』に含まれませんが、
 『過去三日間の使用記録』で分からないかと思うんですけど、どうでしょうか?」

「限りなくリスクをゼロにして情報を得る方法を考えてみたんです。
 『誰も乗ってない車』なら、普通は気付かれる事がないですから。
 もちろん犯罪をやる気はありませんけど、
 いざという時の為に『自分の能力』は知っておきたいので」

664『音仙』:2024/04/08(月) 22:43:34
>>663(美作くるみ『プラン9・チャンネル7』)

『美作くるみ』は『音仙』からの回答を思い出す――

>誰から電話が掛かってきたか分かる?
>誰に電話を掛けたか分かる?
>誰にメッセージを送ったか分かる?
>誰からメッセージが届いたか分かる?
>送受信したメッセージの内容が分かる?
>アドレス帳と同期させていたらアドレス帳の中身が分かる?

『ディスプレイオーディオ』はもちろん『音響機器』であるため、いずれも可能。
アドレス帳について、『同期させていたら』という前提も正しい。

ただし、『ディスプレイオーディオ』の普及率は、
2024年現在、まだまだ支配的な状況とは言えないため、
『車なら確実に備えている』といった物ではないのは留意が必要。

本体に再生機能がある『ドライブレコーダー』の録音録画内容など、
別の情報源も併せて活用するのが『無難』かもしれない。

665ソラ『ステインド・スカイ』:2024/04/08(月) 23:01:00
>>662
「いや、そんなに堅苦しい話じゃないよ…
 お茶を飲みながら、気楽に聞いてもらえればいいんだ」

薄味のマロウブルーを一口飲んで言う

自分達を取り囲む『ウィスパーズ』の蔓を見る
少し緊張するが……
真剣に自分の声に耳を傾けてくれている
そう分かるから、嬉しい


「まずさ、聞きたいんだけど…」
「貴方と最初にあった時と比べて…
 俺って変わったかな?」

まだ本題ではないが、ソラにとっては大事な話かもしれない

カップを二人の視線の間に入るように持ち上げる
時間とともに色が変わるティー
今の色は、どんな感じだろう?

666『音仙』:2024/04/08(月) 23:18:57
>>665(ソラ『ステインド・スカイ』)

「おっと……失礼、勇み足でした。
 足ではなく耳なのですが……それはともかく」

       シュルル

蔓が少しだけ縮むが、『聴いている』事に変わりはない。

「キミは『変わり』ましたね。
 ……もちろん、良い意味で」

短く区切り、爽やかなゼリーをひとすくい食べ、
飲み込んでから…………話を続ける。

「もちろん『心の音』の話ではなく、
 私から見た印象の話です。
 キミの本心とは食い違うかもしれませんが……」

「かつてのキミは…………儚く見えました。
 ここに来るまでの出自を考えれば当然ですが、
 触れるだけでも、崩れそうなほどに。
 言葉にも……今よりずっと、不安が滲んでいた、
 そんな覚えがあります。……今とはまるで違う」

ゆっくりと紡がれる言葉は、どの瞬間も、
『藤原ソラ』のためにある物だった。
会話である以上それは当然かもしれないが、
用意した言葉を並べているだけではない。

「キミ自身は……どう考えていますか?
 ここに初めて来た時から、キミは自分の……
 空のキャンパスを、何色かに染めることが出来たでしょうか……?」

667ソラ『ステインド・スカイ』:2024/04/09(火) 19:25:32
>>666
とても柔らかく、一掬いするとふるふると震えるゼリー
マロウブルーとは違い、かすかな豆の香りがする
バタイフライピーもマロウブルーと同じくとても薄味だが
このゼリーには甘くなり過ぎないギリギリの甘さと
柑橘のような風味で味付けがされている

「…自分でも何か変わった気はするんだ」
「でも、具体的にどう変わったかっていうのは
 自分じゃよく分からない」

その表情は不安とも困っているとも戸惑いとも
どうとでもとれそうな表情をしている

「何かさ、キャンパスに絵具を塗っていくんだけど
 何か描いたらすぐ取り替えて、また白い紙に絵具を塗って…
 それを繰り返してるって感じがする」


「でも、最初は青と藤色の絵具しかなかったのが
 最近は色の種類が増えて来たっていうか…」

前だったら音仙くらいしか人の事を気にしなかったが
今では多少なりとも他人を気にするようになって来た
そんな自分の変化に戸惑いを感じているといったところか


「前にさ、貴方とはいつまでも一緒にいられないって言ったじゃん?」
「…それで、自分なりに自立して変わろうと思ったんだよ」
「でもさ、変わっていくと、逆に思うんだよ」
「貴方と…母さんとずっと一緒にいたいって」


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