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【供】『心音サイフォン』

1『音仙』:2016/05/14(土) 23:18:56

人は誰しも……本音を隠して生きている。
押し殺された声は、深くへ、深くへ沈んでいく。

・・・・そんな心の水底は、醜くて、とても聴くに堪えないけれど。
ささやくような『才能』の『産声』が、埋もれているかもしれない。
そういう『きれいなもの』だけを抽出することが、私にはできる。

長々と失礼しました私が『音仙』こと『藤原しおん』です。
ここは……キミの『心の声』を『聴いて』あげるための場所です。
さあ、どうぞ。その『椅子』に、お掛けになって……ごゆっくり。

【供与の手順】
#1.行列を見ながらでは、私の心が乱れてしまいます。
    前の方の番が終わるまでは……外で待っていてください。
   (※志願は常に『一人ずつ』受け付けます。よくリロードしてください。)
#2.部屋に入ったら……私の前にある、この椅子に座って下さい。
    そしてどうか、リラックスして、心を開いて。
#3.思うままに、キミの中にある『心の声』を教えてください。  
    それをキーにして、キミの心の奥底を聴いてみましょう。
    【即物的な欲求、深い欲望、切望、悩み】……何でもどうぞ。
#4.ああ……『お名前』と『性別』『年代』は、キミの口から教えて下さいね。
    その方が、ノイズが減りますから……よろしくお願いしますね。
#5.その他、何か言いたいことがあれば言ってくれても構いません。
    もっとも、必ず応えられるとは限りませんけれど……聞くことは出来ます。
#6.ああ……もし私がキミの『特別な才能』を見つけられなくても、
    どうか責めないでください。私のことも。キミ自身のことも。 
#7.もし何も目覚めなかったとしたら? ええ、そうです。
    何事もなく……今まで通りの日常に戻っていいのです。
   (※生存はしますが、一般人PCとしての活動は原則許可しません。
     また、そのPCを用いて再度志願することも、原則許可しません。)

……話が長い? 重要なのは、#1と、#3〜5ですね。

―――――――――――そして、テンプレを用意します。
1.名前
2.性別
3.年代
4.心の声
(5.もしあれば、何か言いたいこと)
―――――――――――――――使わなくてもいいですけど。


・・・他にも気になることが?結構、ではもう少し続けましょうか。
(※質疑、成長などは>>2にて。)

461<削除>:<削除>
<削除>

462『音仙』:2022/05/04(水) 22:02:04
>>460(神有月 柚涼)

「なるほど――――とても、重厚な『音』でした。エエ。
 若いのに……誰もした事が無い経験を、いくつも積んできたのでしょう。
 もちろん、誰もがする経験をして来なかったという見方も出来ますが、
 少なくともキミの『ドット・トゥ・ドット・トゥ・ドット』は、
 『一般』とは隔絶し……強い輝きを持つ能力と言えるでしょうし」

「『誰もがする経験』は、これからしていけばいいですからね。
 旅暮らしをしていたキミからすればこの町は平穏でしょうが、
 だからこそ…………人と人、文明の中で、これからもどうぞ『良い旅を』」

                             ギィィィ ―――――――――――

                                                     バタン

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

空中に浮かぶ光の玉のようなスタンド。
本来は妖精の如きヴィジョンなのだが、纏う光のためそのように見えている。
その光の色は本体が最も好む色で、自由に変えたりは出来ない。
半自立型ながら言葉は発さないものの、本体は纏う光の明滅から意を察する事が出来る。

このスタンドで他者に触れると、対象からもこのスタンドと同様の『妖精』を発現出来る。
条件はこのスタンドで触れた人間であり、なおかつ本体を敵視していない者に限る。
他者から発現された『妖精』の纏っている光は、対象の好む色になる傾向がある。

これにより発現した『妖精』はすべて、本体の意思により操る事が可能なのだが、
その発現元となった人間へと操作をゆだねる事も、本体が望むならば可能である。

このスタンドが有する唯一の攻撃手段は、意思疎通の手段同様に『光』。
複数のこのスタンド同士の間を光の線でつなぐようにして、光線を照射出来る。
ただし、最初に光線を発するのは本体が操作するこのスタンドに限られる。

光線の有する破壊力は、『照射先』となった妖精を発現する元となった者と、
本体の『信頼関係』に応じて際限なく強化され、万物を撃ち抜く最強の矛となる。
ただし、そのような関係は一言で定義できる物ではなく、安易に構築できる物でもない。

『ドット・トゥ・ドット・トゥ・ドット』Dot to Dot to Dot
破壊力:E スピード:C 射程距離:A(30m)
持続力:A 精密動作性:C 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                                         それが神有月 柚涼の『特別な才能』。

463『音仙』:2022/05/04(水) 22:05:30

手のひらサイズの光の球のようなスタンド。
実際には球形の光を纏う『妖精』のヴィジョン。
このスタンドで触れた他者からは、
このスタンドと同様の妖精を発現させられる。

本体のこのスタンドから他者の妖精に向けて、
破壊力のある『光線』を照射して繋ぐことが出来る。
光線を照射されている他者の妖精からは、
また別の他者の妖精へと光線を照射する事が出来る。
なお、光線の威力は照射先の対象と本体との関係性により変動する。

『ドット・トゥ・ドット・トゥ・ドット』
破壊力:E スピード:C 射程距離:A(30m)
持続力:A 精密動作性:C 成長性:B

【基本情報】
1.掌サイズの、妖精のようなスタンド。半自立型。会話は出来ない。
2.背中の羽で飛行能力を有しており、射程内であればどこまでも飛べる。
3.極めて非力。一体につき子供の指一本程度の力しか有していない。
4.常に球形の光を纏っているため、外観は光の球のようにしか見えない。
  なお、光は実体化などはしていないため闇を照らしたりはしない。
  この光の色は本体が最も好む色である。
5.本体との視聴覚リンクも、ダメージフィードバックも有していない。
  耐久性はハムスターなどの小動物レベル。破壊された場合、『丸一日』は発現不可になる。
6.本体とリンクしないだけで、視聴覚自体は有しており、纏った光越しに正しく世界を認識している。
7.纏った光は、瞬き程度の僅かな時間だけなら消す事が可能。

★.このスタンド自身が半自立した意思によって光を『明滅』させる事で、
  本体だけがその『明滅』から、スタンドの伝えたい意思を正確に読み取れる。
  このため、本体の視界内で操作する場合は実質的に視聴覚リンクを有するに等しい。
  仕組みとしては『モールス信号』に近いが、法則よりは感覚的な部分も大きく、
  長年このスタンドと連れ添った本体は、これを行える唯一の人間である。

【他者発現】
1.このスタンドは、このスタンドによって触れた他者からも発現する事が出来る。
2.本体自身からの発現を含めて、現在は同時に『5体』まで発現可能。
  本体自身が発現したこのスタンドを、以後『妖精A』と呼称する。
  同時に、本体以外から発現するスタンドは『妖精B〜妖精E』とする。
3.『明確な害意』を本体に向けている人間は対象に出来ない。
  この『対象に出来なかったという事実』は、本体が把握出来る。
4.妖精B〜Eも、妖精Aと全く同じ性質(【基本情報】の項の性質)を持つ。
  ただし、纏う光の色は、発現の元になった人間の好む色である。
  また、射程距離も『発現元になった人間から30m』となる。
5.本体の意思で、『妖精B〜E』の操作を、その発現元になった人間へと委ねる事が可能。
6.委ねられた側はいつでも本体に『妖精』の操作権を返却できる。
7.委ねられた側がスタンド使いの場合、本来のスタンドに加え『妖精』を操作可能。
  ただし、同時に動かす困難性は本体とスタンドの同時行動に等しい。
8.委ねられた側が一般人の場合、委ねられている間だけはスタンドを知覚出来る。

【星の繋がり】
1.『妖精A』から、『妖精B〜E』に向けて、光線を照射できる。光線は触れた箇所に破壊をもたらす。
2.『光線』を照射されている最中の『他者から発現した妖精』から、また別の『妖精』にも光線を照射できる。
3.光線の射程は『15m』で、現時点では、照射しておける光線の数は全妖精で合計『2本』。
4.照射の持続時間の目安は『10秒』。限界まで照射した場合、『5秒』は再照射できない。
5.『他者から発現した妖精』が光線を照射できるのは、『妖精A』から照射されている最中のみ。
  『妖精A』から照射を受けている『妖精B』から、それ以外の『妖精C』へ照射できる。
  『妖精C』は『妖精A』から光線を照射されているわけではないため、光線を照射できない。
6.照射先となった妖精の発現元である生物と、本体の関係性次第で、光線の破壊力は変動する。

【目安】
敵対関係     :妖精の発現自体が不可(例外があっても破壊力自体が存在しなくなる)
他人       :破壊力E
知人または本体自身:破壊力D
友人       :破壊力C
親友や恋人    :破壊力B
※破壊力Aや、それを超越するという可能性もあるが、それは一言で表せる関係性ではない。

7.『家族』である事、言い換えれば血縁・婚姻・縁組などの有無は、光線の威力に一切関係しない。
8.光線の照射中は纏う光を消せなくなり、結果として明滅による本体との意思疎通が行えなくなる。
9.光線の照射で妖精が傷つくことはない。発現元になった生物は、巻き込まれれば傷つく。

464名無しは星を見ていたい:2022/05/06(金) 09:52:44
C.覚えてない
D.男
E.20代ぐらい、か
F.さて、なんだろうな。能力・・・見ての通り、『満身創痍』、だが。
  なんとか生きてる。生きてることが能力なのか。
  戦っても『生き延びる』事が出来る能力なのか・・・。
  ま・・・息も絶え絶え、そこまで大した能力じゃなかろう。
G.覚えてない。何で俺がここにいて、アンタと話をしてるかも・・・良く分からん。
  病院じゃないだろ、ここ。こんなに怪我してるのに、馬鹿みたいだな。
  ・・・ああ、でも、とても落ち着く。迷惑だが、一人では死にたくなかったのかもな・・・。
  落ち着いて話がしたかったのか・・・語れることも無いが・・・。

465『音仙』:2022/05/19(木) 23:31:49
>>464( )

「――――――ここは病院でもないですし、エエ、死に場所でもありません」

「何故ここに来たかも、知りませんが……『運』は良かったのでしょう」

                      ス ・・・

「キミの『グリム・ランタン』は生き延びるだけ。
 いえ、死ぬまでの時間を延ばすだけ……
 ですが、死に至らなければ生かす手段は存在する。
 私の能力ではありませんが―――――――」

「十分『大した能力』です……『派手な能力』ではありませんけど、ね」

       ビチャ  ビチャ  ビチャ

             「『パナケイア』の『霊薬』。
              『貸し一つ』……返さなくても構いません。
              でも、貴重な物では、ありますので……エエ。
              いつか恩返しとか、してくれれば嬉しいですけど」

                         ・・・

                     ・・・

                 ・・・

「……とはいえ私はキミの名前も、為す事も知りません。
 生かしたのも……単に、目の前で死なれたくないから、です。
 これから先のことは与えてあげられない。……キミ自身で探すしかない旅路」

                 「照らす灯には、困らないでしょう」

―――――――――――――――――――――――――――――――――

騎士のようなヴィジョンの人型のスタンド。
両足の足先は馬の蹄を思わせる意匠で、
首が無く、頭の代わりに『青白い炎』が灯る。

利き手には『燭台』のようにも見える『杖』を持っており、
純粋なスペックと、この杖による杖術のみでも戦闘が可能。

スタンドが杖の先で触れる事で、対象に『蝋燭』を埋め込む。
これに伴い、触れた部分の表面に『灯芯』が生えたようになる。
灯芯は一つの物につきたった一本しか生やす事は出来ないし、
それ自体に特別な効果や、操れるといった利点は存在しない。
埋め込んだ?燭自体は象徴的な存在で、破壊や除去は困難だが、
露出している灯芯部分のみは実体化している、という状態である。

そして対象が『死』あるいは『破壊』のような、
『終わり』を迎えるとき――蝋燭の灯芯は『点火』する。
その炎は青白く、何かを燃やしたり、焼いたりはしない。
また、火勢こそ蝋燭相応だが、簡単な風や水程度で消える事もない。

その火が消える瞬間まで、対象には『終わり』が訪れなくなる。
そして、火が消えると対象はその瞬間に問答無用で『終わる』。
即ち、本来訪れるはずだった終わりが、対象に瞬時に発生する。
杖を『向ける』ことで問答無用で火を消し、終わらせる事も可能である。

『グリム・ランタン』GRIM LANTERN
破壊力:B スピード:B 射程距離:D(3m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

―――――――――――――――――――――――――――――――――
                             →それが『彼』の特別な才能。

466『音仙』:2022/05/19(木) 23:34:45

棒を持つ人型のスタンド。
触れたものに灯芯を生やす。
対象が死ぬ(破壊される)時、灯芯に青白い炎が灯り、
この炎が消えるまで、対象の死の訪れは引き延ばされる。

『グリム・ランタン』
破壊力:B スピード:B 射程距離:D(3m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
  頭部のみ青白い炎で構成され、ダメージフィードバックは存在しない。
  炎そのものではなくそのようなヴィジョンであるため、水で消えたりはしない。
2.手に『杖』を持っている。先端の意匠は燭台に似る。長さは『1m』。
3.杖は意図的に手放せる。手放した場合の射程は『5m』。それを超えると解除される。
4.杖は実体化していないが、強度や質感は鋼鉄に近い。破壊力Aの攻撃にも十分耐えうる。
5.射程外の強制解除後は『10分』は復元しない。破壊の場合『1週間』復元しない。
6.杖が破壊された状態でも、スタンドの発現自体は問題なく可能。
  また、折れ曲がった程度であればそのまま発現され、一晩も寝れば元に戻る。

【灯芯】
1.スタンドが杖で触れた物に、1本の『灯芯』を生やすことが出来る。
  厳密には対象内部に1本の『蝋燭』が埋め込まれ、『灯芯』だけが露出している事でそう見える。
  埋め込んだ蝋燭は象徴的な存在にすぎず、動きに干渉したり、物理破壊をされたりはしない。
  露出している灯芯のみが『実体化』しているが、そこから引き抜いたりも出来ない。 
2.灯芯は瞬時に現れる。現れるのにどうやっても邪魔になる障害物がある場合、対象に出来ない。
3.灯芯の長さは埋め込んだ蝋燭の際に対応するため、
  『現実に存在する蝋燭の範囲』程で任意。破壊力Cの全力なら一撃で破壊可能。
4.数は『4つ』まで。射程はスタンドから『10m』まで。持続時間は『最大190時間』。
  基本的に、『同サイズの蝋燭の燃焼時間』程度は持続する。
  4つを超えて埋め込もうとすると、一番古い物が消える。
5.『小さい蝋燭すら埋め込める体積が無い』物は対象外に出来ず、蝋燭のサイズが小さいほど灯芯も小さくなる。
6.『一般的な成人男性』より大きな物を対象にする事も出来ない。
7.能力対象は生物・無生物を問わない。ただし『スタンド』は対象に出来ない(固体でないため)
8.本体に灯心を生やせば、そのスタンドも後述する能力の対象となる。DFが無い場合は例外。
9.『固体』以外は対象に出来ない。人間など、固体と液体が混ざっている物は対象に出来る。

【命の灯】
1.灯芯が生えている物体が破壊、または死亡する時、灯芯の先端に火が灯る。
2.火のサイズは灯芯のサイズに等しく、このスタンドの頭部と同様に青白い。
  灯芯同様に実体化しているが、自然な風や水を浴びる程度ではその火は消えない。
3.物体を焼いたり燃やしたりはしない。触れると暖かいが、火傷はしない。
4.この火が消えない限り、対象に発生したその『終わり』は訪れなくなる。
  火は自然な時間経過でも消えるが、それは蝋燭の燃焼時間に等しい。
5.失血など、死因が持続し続けるものでも『訪れない』。
6.部位の破損などは通常通りに発生するが、致命的な部位の破損は『起きなくなる』。
  (致命傷になるはずだったダメージの発生自体が『訪れなくなる』)
7.まったく別の死因が生じた場合についても、既に火が点いているなら『終わらない』。
8.火が消える、または灯芯自体が破壊されると、『即座に終わる』。
  この時、本来訪れるはずだった終わりが一瞬にして対象に発生する。
9.このスタンドが杖の先端を向ける事で、即座に火を消す事が出来る。(実際は『蝋燭』を消している)
  消した場合、このスタンドの杖の先端、燭台部分に蝋燭のヴィジョンが一瞬現れ、その後すぐ消える。
  これに関しては、現時点では意味はない。【成長要因】

467名無しは星を見ていたい:2022/05/20(金) 20:51:34
1.雨宮 輝(あめみや てる)
2.女
3.5
4.あたしね、傘ちゃんばら得意なんだー
  何人か死んじゃったけど、まぁいいよね?
  殺しちゃって良いって教えられたし
5.物心付く前からエクリプスの尖兵として育てられた
  その傘技で勢い余って自分のトレーナーを殺害してしまった
  罪悪感はあんまり無い

  エクリプスが壊滅した今となっては、戦うべき相手もいないのだが
  傘を振り回すのは楽しいので、そんな事は関係無く傘で人を襲う

  エクリプスでの生活はみんな優しくて気の良い連中だったので気に入っていた

468『音仙』:2022/05/21(土) 15:39:17
>>467(雨宮 輝)

「…………………ええ、はい、聴き終わりました。お疲れさま」

「血の雨に濡れ、遮る傘すら武器として生きる人生……
 ……育った環境を思えば、仕方のないことでしょう。 
 キミにはどうやら特別な才能もありませんし……
 その歳なら、やり直すことは十分に可能でしょうね。
 ……まったく罪が無いとは言えません、が。
 それを裁くのは、もちろん、私のスタンドではない」

「エクリプスの当事者でありながら、
 ある意味で『被害者』でもあるキミを、
 『アリーナ』が放ってなどおかないでしょう。
 それを望めど、望まざれど……」

       「ああ、悪いようにはさせませんから……ネ。
        何も心配はいりません。ええ、きっと」

      ・

      ・

      ・
 
「しかし……………芽のない異能の代わりとして、
 あのような奇妙な殺人術を覚えさせたのか?
 ……後天的に能力に目覚める事を期待されたのか?  
 『目覚めさせる手段』を有していたのか……
 あるいは、そのような記憶を植え付けられた、のか」

「どれでも…………エエ、あり得ない話ではないと、知っています。
 彼女が『今』姿を表したことも、良からぬ事態の前兆、かも」

469名無しは星を見ていたい:2022/05/21(土) 19:09:50
C.名前:ビッカートン
D.性別:雄
E.年代:やっと一人前になったくらい

F.自分の能力についての、声。
  :後先考えずにただガムシャラに故郷を飛び出した俺が無事に海を渡れたのも、
   それからこの街で何不自由なく……とは言わないまでも、
   よっぽどの自由を奪われるような目に遭わずに過ごせているのも、
   きっと『コイツ』のお陰なんだと思う。

   目覚めたきっかけに心当たりがあるとすれば、
   それは俺の『出身地』に由来するんじゃないか、と思うことがある。

G.自分の人生についての、声。
  :惚れた女がいた。叶わぬ恋とは分かっていた。
   ひと夏のあいだ俺の故郷に立ち寄っただけの女だったが、一生を懸ける甲斐があると思った。
   俺は何度もあいつに声を掛けたが、あいつは何も返さなかった。それでも俺は幸せだった。
   もう一度あの翼をお目に掛かれるんであれば、たとえこの星の裏側にだって行ってやるつもりだった。
   
A.その他(何かあれば)
  :南極大陸出身のアデリーペンギン。
   ある夏の日にキョクアジサシの雌に一目惚れし、
   夏の終わりに北極圏へ渡る彼女を追って海に出るも、トラブルに見舞われ日本の地方都市へ流れ着く。
   
   彼には計画性がなく、無鉄砲で、帰る場所は遠く、愛がすべてと信じていて、
   だから、諦めない。

470『音仙』:2022/06/01(水) 01:37:28
>>469(ビッカートン)

           「ええ」

                 「と――――」

「――――ペンギン、ペンギンですか、いえ、まあ、
 ラッコよりは陸で見かけるイメージもありますね、エエ。
 それに、あくまで普通のペンギンのようで。……こっちの話です」
 
「…………………事情はなんとなく聴き取りました。
 ロマンスというのは人間だけではなく、鳥にもつき物なのですね。
 キミを映画にでもすれば、きっと日本中が涙に包まれるのでしょう。
 グッズもたくさん出て……第一発見者の私も、出演できるかも?」

「ただ……惜しむらくは、そのロマンスを確かめられるのは、、 
 こうして『心を聴ける』私ぐらいだ……という点でしょう、し。
 キミも別に、そういう事を望んでもいないでしょう。
 動物のスタンド使いは『二分』される印象です。
 つまり、『人間社会に溶け込むような能力』か、
 それとも…………『その動物本来の生活に相応する能力』か」

「――――キミは、徹底して『後者』なんですね。
 まあ……今ここで目覚めた訳でも無ければ、
 人間社会に何か思い入れがある訳でもないのですから、当然なのでしょう」

「その性格、気質……この『能力』であれば、納得です。
 ――――『レーザー・シャープ・デスブリザード』。
 自然界に生きる動物らしく、シンプルな能力ですね。
 生活の役に経つというより、戦闘に特化して…………
 いえ、キミ達野生動物にとっては戦闘もまた『生活』なのでしょうが」

             「……これからどこへ行かれるのですか?
              海へ帰る? それともこの町でひっそりと?
              ペンギンのキミと話すのは、けっこう楽しいので……
              まあ、気が向いたら来てくれれば……エエ、お気をつけて」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

空気中の『水分』と一体化して発現し、
それを本体が『纏う』というタイプのスタンド。
流線型を描く『氷の鎧』を形成し、頑丈かつ動きを妨げない。

陸では、その冷却効果により極圏以外でも生活可能。
お腹の下には鎧がないため、きっちりと卵を温めることも可能であり、
鎧を纏うフリッパーの一撃は、卵や雛を狙う海鳥の脆い骨を容易く砕く。
面白半分で近付いてくる人間や、野犬などを追い払うにも役に立つ。

――――とはいえ、真価は『水中』でこそ発揮される。
基本となるのは、『シャチ』からすら逃げ果せる『超高速遊泳』。

最高速時、水が急速に冷やされてペットボトル程の『氷の塊』を形成していき、
それは泳ぐために広げた『羽』の下に、さながら『ミサイル』のように帯同。
羽根を『前に振るう』事で、速度を乗せて『撃ち出す』事が可能となる。

難点は『海』ほど広い水中でも無ければ真価を発揮しない、という一点に尽きるが、
そのような能力ながら『陸』にいるのは、まさしく『計画性が無い』という事だろう。

『レーザー・シャープ・デスブリザード』RAZOR SHARP DEATH BLIZZARD
破壊力:C スピード:C(A) 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:C    成長性:B
※()内は水中における最高速度。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                                それが『ビッカートン』の特別な才能。

471『音仙』:2022/06/01(水) 01:40:41

氷の鎧を形成して纏うスタンド。
陸では快適で頑丈なだけだが、超高速の遊泳で海での狩りを助ける。
最高速度で『10m』泳ぐたびに両翼の下に『氷のミサイル』が作られ、
これらを羽を振るう事で前方に向けて射出する事が可能。

『レーザー・シャープ・デスブリザード』
破壊力:C スピード:C(A) 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:C   成長性:B
※()内は水中における最高速度。

【基本情報】
1.纏うタイプのスタンド。発現と同時に空気中(または周囲の水中)の水分を集め凍結させる。
  このため、纏うタイプでありながら水分と『一体化したスタンド』でもある。
2.凍結した水分が、流線型を取った氷の鎧となって本体を覆う。動作は一切妨げられない。
  鎧は動作を覆うが、卵を温めるのを邪魔しないよう、腹部の下については覆われていない。
3.この鎧の中にいる本体は極めて快適。氷の重みも感じない。
  温帯の日本、しかも陸地で生活を続けられる理由としては、この点が重要。
4.鎧は水分が元なので実体化しており、氷相応の強度がある。
  スタンド物質ではないが、能力でコーティングされており、スタンドに干渉できる。
5.形状を自分で決めたりは出来ない。また、何かの理由で喪失した部位には鎧は形成されない。
6.周囲が水中など水分が多い場合でも鎧の構造やサイズなどは変化しない。
  ただし、何らかの理由で空気中に一切水分がないと発現すること自体が出来ない。
7.スタンド発現中、本体の『遊泳速度』は『A』相当になる。
  これは『時速80km』で泳ぐ『シャチ』すら凌駕するスピードと言える。
8.鎧の持続時間は最大で『12時間』ほど。それを過ぎると溶けてなくなってしまう。

【氷の弾幕】
1.本体が水中を最高速度で『10m』ほど移動するごとに1つ、広げた両羽の下に、
  それぞれ1つずつの『氷塊』が形成される。形状などは、さながら『ミサイル』を思わせる。
2.これは羽に『付着』するというより、羽から数ミリ離れて『帯同』する。
3.ミサイルは、『ペットボトル』程のサイズ。強度などは全て氷相応。
4.個数に制限はなく、増えるほど『弾帯ベルト』のように下に下にと連なっていく。
5.本体が羽を振る事で、前方に向けてこれを撃ち出せる。撃ち出しは必ず、羽ごとの『全弾同時』となる。
6.羽を振る都合上、全速力で泳ぎながら撃つ事は出来ない。スB程度まで減速する事になる。
7.氷のミサイルの速度は『B』。最高速度で泳ぐ本体よりは遅い。
8.射程は『15m』ほどで、それを超えると推力を失ってしまう。また、水面から出ても推力を失う。
9.氷のミサイルは実際に水が凍って出来ているので、解除という概念はない。スタンドを解くと帯同しなくなる。

472名無しは星を見ていたい:2022/06/02(木) 11:51:53
1.藍田 出流(あいだ いずる)
2.男性
3.20代
4.『純粋無垢』な物に憧れる。
  混じりけのなさ。シンプルさ。
  鍛え上げられた強さ、研ぎ澄まされた美しさに憧れる。
  しかし、自分にはそれが無い。
  雑念が多く、周りを気にしすぎる。
  仕事や家庭などのちょっとしたいざこざで、必要以上に打ちのめされてばかりいる。
  正直、今の自分が嫌いだ。これじゃよくない。変えるためのきっかけを探している。

473『音仙』:2022/06/13(月) 16:12:51
>>472(藍田 出流)

「――――――――――――はい、聴き終わりました。ありがとう。 
 なるほど、確かにキミの心にはたくさんの、色とりどりの音がある。
 そして……その奥底には、まさに憧れるままの『象徴』がありました」

       「『憧れる未来の境地』が能力になる人間と、
        『今の自分の境地』が能力になる人間と、
         その違いがどこにあるのか……」

       「ああいえ、こちらの話です。
        キミは、『こっち』に、耳を澄ませて」

   キィィィィィィィィイイイイイイイイイイイイーーーーーーーーーーー 

「『オフィサー・インクィジター』
 そのような名前を持つ、キミの特別な才能は……『純粋さ』を作り出す。
 私としては、多少なり混沌としている物が、好きだったりはしますけど。
 キミにとっては……なかなか、望ましい才能なのではないでしょうか?
 もっとも……得られたのは能力。あくまで、キミの性格自体は、キミのまま」

「それでもきっかけは出来ました。あとは―――――――――行ってらっしゃい」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

スマートな人型のスタンド。
凹凸がなく、つるりとした、白い『宇宙人』のようなデザイン。
ヴィジョンの左手首から先のみ、頑丈な『ノズル』になっている。

物体に含まれている『不純物』を吸引する能力。
スタンドの視界において特定の物体を見つめる事で、
対象の中に含まれる不純物の位置にノイズが走って見える。

そしてノズルを半径3m以内の対象へ向けることで、発動が可能。
ただし、『固体』に対してはノズルを『直接挿し込む』必要がある。
この能力発動の際には、ノズルは物体を破壊せずに挿し込める。

砂の中に一粒だけ混ざってしまった胡椒、ドブに沈んでしまった指輪、、
大気に混ざった毒ガス、人体の未消化の食物などが能力対象となる。
概念的な異物は能力対象ではなく、異物の定義は主観と常識に依る。
吸い込んだ異物が『どこにいくのか』は、現在の所は不明。

なお、本体に限り、頭にノズルを差すと『雑念』を能力対象に出来る。
不要な思考を吸引してしまう事により、一つの思考に極限まで集中する事が可能。
思考に集中すれば見落としに気付き易いが、他の事への意識は極度に疎かになる。

『オフィサー・インクィジター』Officer inquisitor
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(3m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                藍田 出流(あいだ いずる)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

474『音仙』:2022/06/13(月) 16:14:15
物体に含まれる『不純物』を左手のノズルで吸い上げ除去する。
不純物の有無や位置、形状はこのスタンドが凝視すると察知でき、
その際、対象の中にある不純物の位置にノイズが走ったように見える。

基本的には概念的な物は能力対象にはなりえないのだが、
本体の『雑念』に関してのみ、不純物として除去し、思考に集中できる。

『オフィサー・インクィジター』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(3m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.左腕の手首から先は掃除機のノズルのようになっている。長さは手首より『25cm』程。
  この部分は破壊力Bの連打に数発は耐えられる。質感は鉄に近い。DFは破壊時のみ発生。
3.ノズル先端には目に見える穴は無い。物を詰めたりは出来ない。
4.ノズルを対象に向けてから、発動を意識する事で『不純物の吸引』を行える。
5.対象が『固体』の場合はノズルを挿し込む必要がある。
6.挿し込み時、および引き抜き時はまるで抵抗なくするりと入り込み、破壊は生じない。
7.挿し込んだノズルは簡単に抜けるので、物を固定するのに使うには向かない。
8.砂、砂糖や塩コショウなどといったミリ単位の細かな粒の集合体は『固体』としては扱わない。

【吸引】
1.対象に『混ざっている』不純物を、ノズルに向けて吸い上げることが出来る。
  ●ただ対象の付近に置いているだけの物は対象ではない。
2.不純物の有無・位置・形状は、このスタンドの目で見つめると『ノイズ』が走る事により察知できる。
3.吸引の射程は『4m』。スペックは『パスBC』相応。ノズルを向けるのが必須であり、
  対象との間に遮蔽物がある場合などは発動できない。
4.吸引は不純物にのみ働く。周囲の破壊もなく、対象を傷つけず不純物のみを取り除く事が可能。  
  なお、あえて対象を傷つけるという事は『不可能』。
5.たとえば豆腐の中に虫が一匹混入してるとして、豆腐の形は一切崩れない。
  砂から故障を取り除くとして、吸ったものに一粒の砂も混ざらない。
6.吸い上げられる不純物について、単体の最大サイズは『ビーチボール』ほど。
  今の所、人ごみの中から特定の人物を吸い上げたりは出来ない。
7.ノズルより小さい不純物は、ノズルに触れるとそのまま飲み込まれて消える。
  大きい不純物は、ノズルに触れた瞬間に破壊力『A』で圧縮粉砕破壊されて吸い込まれる。
8.吸い上げられない重さの物や、破壊できない物は吸引しきれない。
9.吸い込まれたものがどうなるのかは現状では不明。

【不純物】
1.原則として、対象の中にもともとなかった異物のことを指す。
2.本体の主観と常識から既製品であることが明らかな場合、その成分やパーツは不純物ではない。
3.すでに混ざり切り、1つになったのが明らかな場合についても不純物ではない。
  逆に言えば、まだ混ざり切っていないもの(人間が食べ、未消化の食べ物など)は扱える。
4.ただし『混在しているだけ』なら、対象の一部となっているとは扱わず、不純物として扱える。
  ●塩胡椒のうち、塩か胡椒だけを取り除くのは可能。  
5.『書いた文字/絵等』は、『書かれた紙等』に対して対象の一部であり、不純物ではない。
  ●パソコンなど入力した文字列、デジタルの絵なども同じく不可能。
6.本来は異物なのが明らかであれば、対象の全体に占める割合に問わず不純物と扱える。
7.物体ではなく、概念的な意味での異物や、主観的に捉えられないものは取り除けない。
  ●何かの問いについて、大量の『答案を書いた紙』を箱に入れ、
   無数の『誤答』の中から『正答』だけを取り除くような事は不可能。
  ●『安全なもの』の中から『危険なもの』を取り除いたりも不可能。
8.『データ』や『情報』についても、取り除けない。
9.複数の不純物がある場合、一気に取り除く事も、特定の不純物だけを取り除く事も可能。

【雑念除去】
1.本体に対してのみ、頭部に能力を発動する事によって発動可能。
2.この時は、本体の頭にノズルを挿し込む必要がある。
3.脳内の『無駄な思考』を異物として取り除き、メインの思考に集中可能。
4.集中する事で、その思考についての見落としを発見出来る可能性が上がる。
5.思考自体でなく、視界に入ってはいたが見逃していたヒントなどを思い出せる事もある。
  ★GMは既出情報からPCの言及していないヒントを出して下さい。
6.発動中も本体の意識は残るが、思考以外にほとんど意識を割けず、新しく起きる事態に気付けない事が多い。

475『音仙』:2022/06/13(月) 16:16:19


              ギィィ   ・・・


         バタン


             『休業中』

――――――――――――――――――――――――――――

  移住スタンドについて『調整』の実施に伴い、
  キャパシティが一時的に低下するため、
  終了までは原則的に、供与をお休みします。
  ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

――――――――――――――――――――――――――――

476『音仙』:2022/06/21(火) 23:42:01



        シィ ――――――――― ン ・・・


             『休業中』

477『音仙』:2022/07/03(日) 21:31:56


   クルッ


              ――――カチャン



        『OPEN』

478名無しは星を見ていたい:2022/07/17(日) 00:51:00
1.石枕 希望 (いしま きの)

2.男

3.13

4.僕は、悪いことが色々と嫌いですが……中でも、『見て見ぬ振り』が嫌いなんです。
  
悪いことをしたら相手が大人でも上級生でも咎めるし、落ちているゴミがあったら拾うことにしています。
  ええ、結果として喧嘩になることもありますし、負けることもあります。怪我もします。けど、やめようと思ったことはないです。
 
  正義感、という訳じゃないんです。小学校の頃、僕の学校でイジメがあって……僕は、何の力もなかったから見て見ぬ振りをして……結局、イジメられた子は、学校に来なくなって、今はどこで何をしているかもわかりません。
 
  それで、その子が居なくなった後、たまらなく嫌な気持ちになったんです。後悔したんですよ。
 結果として何も変わらなくても、もしかしたら僕がイジメを止めようとしたら、やるだけはやったと思えたんじゃないかって。
  
 ……だから、正義感じゃないんです。ただ、自分を許すためにやっていることなんです。
 偽善っていうのはこういうことを、言うんですかね? でも、解っていてもやめられないんですよ、僕は……

479『音仙』:2022/07/27(水) 23:58:37
>>478(石枕 希望)

「はい――――聴き終わりました。ありがとう。
 キミくらいの年で、子供は大なり小なり……
 教えられてきた『善』と『社会』の乖離に気付き、
 けれどそれらは切り離せない事も知ってはいて。
 あるいは自分の中の無邪気な『悪性』を顧みて、
 その折り合いをどうつけるのか、あるいは無視をするのか。
 それをゆっくりと、決める事になる……珍しい事ではなく、けれど深刻な悩みです」

          「悪とは。正義とは。善とそれは違うのか?
           大人にも……私にも、その確たる答えは出せず、
           日々、折り合いをつけながら生きていく」

 キィィィィィィィ―――――――――――――― ・・・

「キミの『特別な才能』も、答えを得る旅路の助けにはなっても、
 キミの悩みを直ちに解決するような物ではありません。
 名は……『フィアット・ユースティティア』。
 ……著名な『剣』を持たない点も含め、名を冠する神そのものではなく、
 あくまでもキミの心音が、あるいは、祈るように形を成したのでしょう」

                  ・・・   ィィィィ ン

「『結果』を変えるために、私達に出来る事は『過程』だけ。
 その黙する『隣人』が、己の脚で歩むキミをどうか、赦しに導いてくれることを」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

各部に羽の飾りがついた、女性的なフォルムの人型スタンド。
半自立型だが黙して語らず、本体が悪とどう向き合うかを見守る。

高い視力を有し、その目で『悪事』を視認している間、
能力を発動するためのスタンドエネルギーが溜まり続ける。
性質上、見過ごせば見過ごすほどエネルギーは増していくが、
当然、見過ごし続ければどこかのタイミングで『手遅れ』になり得る。

その能力は――――視認していた悪事へ、『裁き』を加える事。
発動と同時にヴィジョンの手に発現される『光の弓矢』で対象を撃ち抜き、
同時に、対象の脳裏に視認した悪事の光景を焼き付けて、反省を促す。
矢の破壊力は悪事の規模に比例し、そして『矢の本数』は、
『弓矢を出すまでに、悪事を見ていた時間』に比例する。

一度に出しておける弓矢は1つだけだが、
作成した弓矢を1つだけストックしておく事も可能。
ただし、ストックに回した時点で弓矢の残本数は必ず『1本』になる。

なお、この矢は『悪事』の当事者でない第三者にも突き刺さりはするが、
この場合、対象に対して何一つダメージを与えないどころか、
撃ち込んだスタンドパワーが対象に取り込まれ、僅かな間だけ強化さえしてしまう。
視認した悪事の光景が焼き付くのは同じだが、当事者でないため反省も何もない。

――――逆に言えば意図的に無関係の第三者に撃ち込むことによって、
その者を強化した上で『悪事』を知らしめ、当事者への裁きを代行させる事も可能。

『フィアット・ユースティティア』Fiat Justitiae
破壊力:D スピード:C 射程距離:C(6m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:B

『光の矢』
破壊力:D〜A スピード:B 射程距離:A(50m)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
           石枕 希望 (いしま きの)→己の『特別な才能』と出会う。

480『音仙』:2022/07/28(木) 05:07:15

視認していた悪事に比例して破壊力を増す『光の弓矢』を生成する。
悪事の視認開始から生成までの時間が長ければ長いほど、射れる矢が増える。
この矢は悪事の加害者以外の生物には破壊を齎さないどころか、
その生物に矢の破壊力相応の力を短時間与えてしまう。
また、いずれの場合も、矢が刺さった対象の脳裏には、
矢を生成する為に視認していた悪事の光景が焼き付く。

『フィアット・ユースティティア』
破壊力:D スピード:C 射程距離:C(6m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:B

『光の矢』
破壊力:D〜A スピード:B 射程距離:A(50m)

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
  半自立型だが、現状では本体の行動に黙々と従い、言葉を発する事は無い。
2.視覚は本体の視力問わず、『視力10』程度を有する。
3.スタンドの視界で『悪事』をじっと捉えている間、能力が発動する。
4.悪事の定義は後述するが、基盤は本体の主観。『実は悪事じゃない』としても、関係ない。
5.基本的に、『無理矢理思い込む』事では能力は発動しない。
【※無理がある場合、GM判断で『無理矢理思い込もうとしたが失敗した』として良い】
6.悪事の規模に関係なく能力は発動できる。能力と悪事の相関は後述。
7.悪事を視認している間、スタンドには後述の能力発動の為のエネルギーが蓄積される。
8.悪事が終了して『5秒』はエネルギーが残存し、『弓矢』を発現する事が可能である。

【裁きの光】
1.発動すると、手に『光で出来た弓』と、そこに番られた状態の『光』の矢を発現出来る。
  このスタンドの『弓術』は、精密動作性『B』相当である。
2.弓矢を発現するまでに悪事を目撃していた時間に応じて、矢は追加発現が可能。
  追加発現する場合は、一射目を終えた後に自動で次の矢が番られる。
  最低でも『一本』は保証され、『5秒見ていたごと』に『追加で1本』を番えられる。
3.矢の威力はスタンドの腕力に関係なく、悪事の最大規模※に比例する。GMが判断して良い。
  矢の先端は鋭利なため、破壊力Cにも達すれば、急所にさえ当てれば十分に殺傷が可能。
  ※視認し始めたタイミングでは信号無視でも、視認を続ける内にそれが殺人に発展すれば、
   発現した矢の破壊力は全て最大規模である『B』相当まで達する。
4.矢は無生物、または『悪事をしていた生物』に命中すると、矢の破壊力通りの破壊をもたらす。
5.いずれの場合も、命中してから一呼吸ほどで矢は消失する。再利用などは不可能。
6.矢を撃ち尽くすと弓は解除される。弓の持続時間は最初の発現から『30分』。
7.弓の任意解除は可能。任意解除した弓矢は、スタンドの中に『1つだけ』ストックされる。
8.ストックしている弓矢はいつでも再発現も出来る。再発現時、矢は元の本数問わず1本になる。
9.弓は『破壊力B』に数発は耐える耐久性があるため、ある程度の盾にはなる。
  手放すことは出来ないが、持ち替える程度であれば可能。

●破壊力B相応の悪事を、広い範囲へ行っている      →破壊力A(人体を一撃でブチ抜く)
●個人の人命、精神を深く傷つけ、損なわせかねない悪事  →破壊力B(骨まで深く刺さる)
●人の肉体や精神、資産に実害を与える悪事        →破壊力C(肉に刺さる)
●実害があるわけではないが、迷惑がかかる悪事      →破壊力D(人体に刺さらない)
●誰にも迷惑がかからないが、ルールには反する行為    →矢の発現には達さない。

【裁きの代行】
1.『悪事をしていた以外の生物』に命中すると、一切の破壊や、痛み、衝撃などが生じず、矢が対象に取りこまれる。
2.『悪事をしていた以外の生物』に命中した場合、対象の破壊力を矢の破壊力と同等まで引き上げる。
3.対象の破壊力よりも矢の破壊力の方が低かった場合には、スペック変動は起きない。
4.悪事をしていた以外の生物への強化については、『能力射程50m』。持続時間は『5秒』。
5.当事者でもそれ以外でも、光の矢が命中した生物は、
  このスタンドが目撃した『悪事の光景』が脳に焼き付く。
  視界が埋め尽くされたりするのではなく、脳に直接その映像の記憶が浮かぶイメージ。

481名無しは星を見ていたい:2022/08/01(月) 09:58:40
1.登良悠(とら・はるか)
2.男
3.19
4.全てを失った。
事故で家族を失い、自分も怪我の後遺症で記憶を失った。
自分が住んでいたであろう部屋よりも病室の方が馴染みがある。
自分という存在がバラバラになってしまったような気すらするけど、その感覚が正しいかどうかも分からない。
でも仕方ない。
それに、時々何故か懐かしくなることもある。
バラバラになったものがひとつになったようなその感覚が、自分を支えてくれるような気がしている。
だから、一つ一つ忘れた分覚えていって自分を作るしかない。

5.高校三年(入院のため留年)

482『音仙』:2022/08/14(日) 00:45:53
>>481(登良悠)

「……聴き終わりました、ありがとう。
 待ちくたびれたかと思いますので、お茶でもいかがです?
 言い訳をすれば……キミの特別な才能は本当に特別で。
 それは今のキミの境遇と、重なるものなのかもしれませんね」

「欠けたピースを集め、空白となったキャンパスを埋める旅路。
 それを望む『今のキミ』の精神が、形になったのが…………
 キミの身に現れた、その『仮面』。名を付けるのであれば」


       「『ニルズブランク』」

               キィィィィ――――――――――――― ン


「極めて特殊な……私も類をほとんど知らない能力。
 ……『スタンドの存在を前提とした能力』自体も、
 決して他に無いわけではありませんがとても珍しい。
 それはキミの無限の可能性の表出であり、
 あるいは失われた過去への導なのかもしれません」

「いずれにせよ――――するべきことははっきりしたと言えるのでは?
 決して簡単な道のりではないでしょうが、他者の灯りこそがキミの道筋を照らすでしょう」

――――――――――――――――――――――――――――――

纏うタイプのスタンド。
顔全体を覆う仮面のヴィジョン。白地にジグソーパズルのような模様。

能力は『自分』を消し、『他人』となる事。
より厳密には、他人の内から発現された剥き出しの精神。

―――――即ち、『他者の人型スタンドに変身する能力』。

発動の際は対象にしたい人型スタンドを仮面越しに視認し、
なおかつ、その『スタンドの名前』を知り、一定距離に収める事が条件。
変身時には仮面に浮かんだ『ジグソーパズル模様』が本体の全身に広がり、
まるでそのピースを埋めるように、対象のスタンドの外見へ切り替わっていく。

変身が完了した本体は、完全自立型のスタンドさながらの行動が可能。
変身対象が実体化していないなら、同じように実態も有していないし、
有している能力を、本体が知っているのであれば発動する事も出来る。

ただし、対象としたスタンドのスペックは『人並み』まで低下してしまう他、
『知らない』能力は身に付かないし、条件を満たさない能力は発動自体しない。

それでも人型スタンドの有する最大の弱点『本体』を消せるため、
同じ能力を持つ相手に有利に立ち回るための武器はある。

『ニルズブランク』Nils Blank
破壊力:C スピード:C 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

――――――――――――――――――――――――――――――
          登良悠(とら・はるか)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

483『音仙』:2022/08/14(日) 00:46:12
仮面越しに見た人型スタンドに本体が変身する。
姿だけでなく非実体の性質や、能力も模倣できる。

『ニルズブランク』
破壊力:C スピード:C 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

【基本情報】
1.仮面型の、纏うタイプのスタンド。外したりは出来ない。
  実体化はしておらず、防具としての性能はない。
2.身体能力は変化しないのではなく、『パス精CCCになる』。
  後遺症や入院の影響などがあるとしても気にならない。
3.身体能力の補正で、外的な能力を受けた場合のスペック変動は防げない。
4.仮面は顔全体を覆うが、視界などの感覚を遮ったりはしない。
5.仮面越しに『人型スタンド』を視認し、条件を満たすと能力発動が可能。
6.能力解除はいつでも可能。解除すると元のこの姿に戻る。
  能力を解除せずにこのスタンドを解除する事はできない。
7.一部が異形でも、大枠で人型と言えるなら変身可能。
  ただし異形の部位の操作にはスペックに影響しない程度に違和感がある。

【変身】
1.以下の条件を満たした『人型スタンド』に『本体が変身』する。
  ①変身対象の『スタンドの名前』を把握した。
  ②『仮面越し』に、カメラなどを介さず『連続5秒』視認した。
  ③変身対象となるスタンドまで距離が『10m』以内。
2.変身時には全身にジグソーパズルのような模様が浮かび上がり、
  そのピーズを埋めるようにして、本体の外見が完全に変身対象のスタンドになる。
  発動から変身完了までには『深呼吸一度』くらいの時間が必要となる。
3.実体化の有無に関してはスタンド次第。
4.視聴覚を変身対象のスタンドが有さない場合でも、視聴覚が消えたりはしない。
5.対象が受けているダメージは変身に反映されず、
  本体が現在受けているダメージは変身後にも引き継がれる。
6.現時点では必ず『全身』まとめてそのスタンドに変化する。
  腕や脚が無いスタンドの場合、無い部位は一時的に消える。
7.変身対象が半自立・自立の人型スタンドでも意思は本体のものである。
8.変身解除はいつでも可能。全身からパズルピースが剥がれるように、元の姿に戻る。
  これについても、変身時と同じく深呼吸一度程度の時間がかかる。

【変身の性能】
1.変身対象のスペックについて、C以上のものは全て『C』になる。
2.持続力については一律『C』。変身は『30分間』まで維持する事が可能。
3.変身対象が持つ、『本体が知っている能力』は、変身した本体も使用できる。
4.『詳細』の理解は不要。発動条件と何が起きるか=概要を理解していれば使用可能。
5.使用可能になったからといって詳細が分かるという訳ではない。
6.能力射程はスタンドからが基準でも本体からが基準でも、本体を基準とする。
7.判断が難しい能力については判定者が独断で決めていい。
8.仮面があるのは変身前だけ。別スタンドに変身したければ一度解除する必要がある。

●NPCのスタンド=能力詳細が不明なスタンドの能力については、
  都度GMが変身や、変身後の能力行使の可否を判断すること。

484『音仙』:2022/08/14(日) 00:48:11

              ギィィ   ・・・


         バタン


             『休業中』

――――――――――――――――――――――――――――

  スタンドコンテストの開催と運営に伴い、
  キャパシティが一時的に低下するため、
  終了までは原則的に、供与をお休みします。
  ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

――――――――――――――――――――――――――――

485『音仙』:2022/08/21(日) 00:12:50
   クルッ


              ――――カチャン



        『OPEN』

486名無しは星を見ていたい:2022/08/25(木) 18:58:53
1.ユウリ・桃園・シャルロット(略してユウシャ→勇者)
2.女
3.12
4.うーん…勇者になるにはどうしたら良いんだろう?
  毎日修行してやってるけど、武器の訓練だけじゃ駄目かな?
  やっぱり魔法も使えないと駄目かな?
  勇者専用の武器とかも要る?
5.小さい頃、ある人物との出会いを切っ掛けに勇者になりたいと思うようになった。
  勇者の修行を積んでいる事以外は割と一般的な常識を弁えている。
  毎日修行をやっていると言っているが、割とよく休む。勇者には休息が必要だから。

  性格は天真爛漫、基本的には良くも悪くも誰にでも分け隔てなく接する。
  分け隔てなく接するというのは差別意識を持たないという意味で、目上の相手にも無礼な態度とかいう訳ではない。
  相手が社会的弱者や世間的に悪人とされる相手であろうと、基本的に優しい。
  それはそれとして、戦う時は誰に対しても遠慮なく戦える。それが勇者だからだ。

  勇者になりたいという馬鹿げた夢を掲げながら、周囲から虐められないのは、周りの人間に恵まれているからかもしれない。

  勇者に夢を見過ぎている傾向にあるが、勇者というものを絶対な善とは思っていない。
  勇者だって悪い事をする勇者はいるし、別に良くも悪くも無い勇者もいると思っている。
  自分がどんな勇者になるかは分からないが、迷ったら自分の心の声に従う事にしている。

487『音仙』:2022/09/05(月) 21:47:41
>>486(ユウリ・桃園・シャルロット)

「はい、聴き終わりました―――――――――
 エエ、大変夢があっていいんじゃないでしょうか?
 私も正義の味方に憧れた事はありますし……
 ああいえ、勇者ではありませんけれどね。
 学生の頃に、報道部などを……ああ、話が逸れました。
 キミの望みは正義とかじゃあなくて、勇者なんですもんね」

          「…………」

「まあ、夢は大きいほどいいものですが、
 それに合わせて現実が変わる訳ではない。
 端的に言えば……キミに魔法の才はありません。
 ……仮にそれがあったとしても。
 勇者の才とは、そういう所ではないのだとも思います。
 あまり気は落とさず……彼方の夢を、どうぞ描き続けてください、ね」

             ギィィィ ・・・・

                        バタン

488『音仙』:2022/09/05(月) 23:35:20

『音仙』の部屋を後にした『桃園』の感情が失意か、納得か、何なのかは分からない。
部屋に戻ろうとしても、そのドアには鍵がかかっており、仮に無理矢理押し入っても、
あるいは後で何とかして調べても、そのビルのその扉の先は『空き室』でしかない。

               ――――― ・・・ だが。

       キラキラキラ
               ≪勇者っていうのは―――――≫

                    キラキラキラキラキラ 

自宅――――或いはそれに準ずる場に帰り、一人過ごす桃園の元に、それは訪れた。

          ≪運命を、与えられるんじゃあない。
           見ず知らずの他人に希う者でもない。
           最初から決められた運命に『出逢う』ものだ。
           そう思わないかな―――――『勇者モモゾノ』?≫

     キラキラキラキラキラ

燐光をきらきらと散らしながら舞う、虫の翅を持った小さな人型。
少年にも少女にも見え、触れようとすればひらりと避けてしまう。
あるいは棒で叩こうなどすれば、それはすり抜けてしまうだろう。

  ≪おっと、ワタシは『リィン・カーネイト』
    『キミを勇者に導くスタンド』――――キミが出逢う最初の運命さ!≫

             ≪ああ、返事は言葉にしなくっていい。
              キミが思えばワタシにそれが伝わる。
              言葉にしてしまえば真意は損なわれる事もある――――だろう?≫

彼――――あるいは彼女の声は、脳に直接響く。それは尋常の事象ではない。

   ≪それに、ワタシのことはヒミツにしたほうがいい。
    いや、むしろすべきだろうし、してほしいね!
    導きを得ようとする、勇者たりえない者が群がって来るかもしれないし、
    ワタシとしては、目立つべきなのは勇者であるキミであって、ワタシでは無いと思うんだ≫

魔法。或いは――――勇者だけに与えられた、『特別な才能』なのかもしれない。

        ≪……いいかいモモゾノ。ワタシがキミに与えるのは二つ。
          勇者への導き。そして、その手に現れた『剣』――――それだけだ!
           とはいえ、まずはその剣に慣れるために、少し時間を置こうじゃないか。
            ――――キミが慣れた頃に、またワタシの方から会いに行かせてもらうよ!≫

        キラキラキラキラキラ
 
    ≪それじゃあ、その時まで勇者としての鍛錬を続けておいてね――――≫


そう言い残すと妖精『リィン・カーネイト』は消え――――桃園の手には、一振りの剣だけが残っていた。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

光り輝く鱗粉と共に浮遊する、虫の翅を持つ小さな『妖精』のようなスタンド。
己の意思を持ち、常には姿を現さず、桃園に従属するというよりは導く存在。
声や性格から性別などは読み取りづらく、自らを『リィン・カーネイト』と名乗る。

――――――『勇者の武器』を与える能力。

桃園に与えられる武器は『ロングソード』のような形状をした『聖剣』。

聖剣と勇者は『一心同体』。
剛力の一撃でもヒビ一つ入らない耐久性を有しており、
その切れ味は『大木』を両断し得るほどに『スゴイ』ものがあるが、
これもまた『一心同体』――桃園にも高い耐久力と破壊力を与えてくれる。
これらの強化作用は、剣を手に握っている時にのみ限られる。

そして――――聖剣は、もし手放しても即座に手元に転移させられ、
逆に、手放した剣の元に、桃園を転移させることも可能である。
ただしどちらの場合も『動いている』側は転移先にできないし、
一度使用すると鍔の部分に埋め込まれた宝石から光が消え、一分は再使用できない。

『リィン』は『桃園』が『理想の勇者』になれるように導く存在であり、
自立した意思を持って桃園に『従う』が、人前には基本的に姿を見せず、
桃園にとって安住の聖域である『自室』などでのみ気まぐれに姿を見せ、啓示を授ける。

『リィン・カーネイト』Re INCARNATE
破壊力:E スピード:C 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:A 成長性:A

『剣の勇者モモゾノ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:∞
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                      ――――――そして『勇者』の運命の旅が始まる。

489『音仙』:2022/09/05(月) 23:45:53
妖精のようなスタンド。現時点では基本的に姿を見せない。
桃園に授けた聖剣は、このスタンドがいなくても発現可能。

『リィン・カーネイト』
破壊力:E スピード:C 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:A 成長性:A

桃園に与えられた聖剣は、常に桃園と共にある。
切れ味相応の怪力と、剣と同等の耐久性を桃園に授け、
また、桃園の手元に剣を、剣の元に桃園を転移させられる。

『剣の勇者モモゾノ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:∞
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

『勇者の剣』
破壊力:B スピード:― 射程距離:C(10m)
持続力:A 精密動作性:― 成長性:―


★現時点でのこのPCに、明記されていない範囲の特殊な知識や技能などはない。
 今はまだ勇者を志すだけに過ぎない。
★質疑を『音仙(NPC)』が行うスタンドではないが、質疑スレは通常通り使用すること。

【武器を与える】
1.このスタンドは『桃園』に、『聖剣』を与えた。
2.『聖剣』は『桃園』の手に馴染むロングソード。柄が長く片手でも両手でも扱える。
  鍔に淡く光る宝石が埋め込まれており、発現時には仄かに光を灯している。
  実体化したスタンド物質であり、解除と発現は桃園の任意で可能。
3.桃園は剣を『中学生の剣道家』程度に扱えるが、独学のため特殊な技能などは一切ない。
4.聖剣自体の切れ味は『破壊力B』相当で、手入れなどは不要である。
5.聖剣は破壊力Bのラッシュをまともに浴びても耐えきれる。
  破壊力Aの直撃でも、数発までなら受けてもヒビ程度で済む。
6.聖剣を手に持っている時に限り、以下の二つの強化効果が得られる。
  なお、手の力で持つ必要があり、テープで固定する等では効果が得られない。

A.聖剣の切れ味に等しい、『破壊力B』が桃園のあらゆる動作に与えられる。
B.桃園も聖剣と同等の、破壊力Bの連打でも傷はつかない耐久力を得る。
  B-1.ただし、肉体の疲労や痛みなどは通常の人間と同じように感じる。
  B-2.、既に受けているダメージは剣を持ったとしても無効化出来ない。

7.聖剣が半分以上折れる程破壊された場合、桃園は直ちに即死する。これを防ぐ方法はない。
8.聖剣の欠けやヒビ程度なら桃園にダメージは無く、全壊しなければ一晩眠れば直る。
9.聖剣は桃園が触れている時であればいつでも任意解除できる。また、桃園以外の人間が持つと即座に解除。

【共にある剣】
1.聖剣が桃園の手にない時、聖剣を桃園の手の内に転移させるか、
  または桃園を聖剣のある位置に転移させる事ができる。
2.この転移の射程距離は『10m』まで。
3.転移先に異物がある場合、そもそも転移を行えなくなる。
4.どちらの場合も、転移先となる側は動いていてはいけない。
  剣の側は『何かに突き立っている』または『地面に落ちている』のが必須。
5.転移は連発は出来ず、1度行うと剣の鍔に埋め込まれた宝石の光が消える。
6.宝石の光は『1分』経過する事で再点灯し、再度の転移が可能になる。
7.転移の際には現時点で深呼吸一回ほど、目を閉じ、集中して念じる必要がある。

【運命の出逢い】
1.現段階の『リィン・カーネイト』は、『自宅』で、かつ一人でいる時のみ姿を見せる事がある。
  その声は桃園の脳内にのみ響くスタンド音声であり、物理的な会話をしない。
  また、桃園にも『思考』の形で返答する事を望んでいる。
2.それ以外の時は剣のみを発現でき、桃園が求めても妖精は発現されない。
  たとえ命の危機であろうが、目的達成に必要だろうが発現されない。
3.このスタンドは常に『音仙』(GM:薬師丸)が操作する。
  応答は専用スレで行い、それ以外のスレでは原則として応答しない。
4.自宅で一人でいても任意発現などは出来ない。呼べば来ることもある。
5.姿を見せるかどうかは、桃園ではなくこのスタンド側に主導権がある。
6.桃園の態度次第で妖精の態度も変わる。
  このスタンドは完全自立しており、桃園に協力するかはスタンド側が決めている事。
7.非常に特殊な例において、それ以外の場でも姿を見せることは有り得る。このスタンド次第。

490名無しは星を見ていたい:2022/10/02(日) 19:43:19
1.手嶋 縺(たじま れん)
2.男
3.30代

4.
(ノック)
お時間よろしいでしょうか?

変な『樹』を育てている方がいらっしゃるなんて、風の噂で伺い。
『鉢』に合わせる『植物』について、アイデア等、知恵をお借りしたく。些細な手掛かりでも…
あるいは、『探し物』を見つける目利きのコツなど、ご教授願いたいなと。


  (新聞包みを広げ、赤青の手のひら大の塊を取り出す)

 底に穴が開いた器…たぶん『植木鉢』。銘にはヒビが入ってて判読不能。
 出所を辿り作者を探ってみようとしても、砂浜に落としたボタンを探すが如く。
 『出所不明の怪奇鉢』ってことで、僕の店に流れ着いてきたんですけども。

 金属光沢を放つ砂利混じりの、赤灰色の土肌…サイケな海緑の釉薬がにょろにょろ掛かって…
 …インディアンのシャーマンが儀式で見る、幻覚のような色彩だぞ、と。
 平べったい…『盆栽鉢』が近いのか?大樹とかを閉じ込め、小さく鑑賞するのに向いた形ですよねぇ。

 …フフ。仮に『盆栽鉢』だとして。松とかの王道の常緑樹と合わせようにも、釉薬の雰囲気と喧嘩する――
 釉薬の色に負けないように、実や花を付ける鮮やかな樹木を合わせると、土肌の赤い色との間で目が泳ぎ。
 浜辺に落ちてる『流木』でも植えたほうが幾分かマシな具合でして。ううむ…


 (と、おもむろに『鉢』を手に取り、首を傾げ…『鉢』を耳に押し当てた。)

このごろはいつもこうやって、これに収まるべき『植物』を『探している』のです。
そう、この鉢からは『月夜の浜辺の波打際』の音が聞こえるんです。良ければお聞きに?


(5.『フラワーショップもづる』という店をやっております。今週のイチオシは『パンジー』…レモン色の小さな。)

491『音仙』:2022/10/27(木) 15:45:22
>>490(手嶋 縺)

「ああ、お待たせしてしまいました――――――エエ、聴き終わりました。ありがとう」

「残念ながら、樹を育てているというのは間違いです。
 私はもう、すでに、自分の中の芽を育て終えた者。
 ……それは園芸の知識の領域ではないですし、私自身詳しいわけでもない。
 見ての通り、この部屋にあるのはちょっとした観葉植物程度です。 
 キミの持ってきてくれたその鉢にも、私からアドバイスは出来ません……ネ。
 キミの言う通り、頭に浮かぶような草花が、似合うような気はしないんですが」

       「――――……とはいえ、お役に立てないわけでもありませんね」


   キィィィィィィィィ――――――――――――――― ・・・ 


                  「…………これは」

                           ィィィィィィィイイイイイイイイイイ 

「……キミの執心の強さか、それとも鉢の魔力でしょうか?
 ……見える景色が変わっているのではないかと思います。
 私の背後にある『樹』――――『ウィスパーズ』については、
 鉢に植えて映える物でも、木に詳しくなれる物でも無いのは、
 マア、なんとなく……分かっていただけたかと思いますけど」

「もう1つ。傍に立つ『ムーンライト・ホロウズ』……キミの心の音の発露。
 鉢に合う植物を見つける事に特化した能力は、単にキミが花屋さんだからでしょうか?
 それとも…………精神の形になるほど、気にかかっているのでしょうか?」

               「探し物のコツというわけではありませんが、
                探すための新たな目と、手を見つけるお手伝いはしました。
                ……いつか鉢を飾る物が決まったら、私にも教えてくださいね」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

赤土を思わせる色合いの、ずんぐりとして小柄な人型スタンド。
ヴィジョンを飾る彩は複雑な赤と青が混じり、
どことなく、本体が執心する、件の『怪奇鉢』をどこか想わせる。

このスタンドは手から『鉢』を出せるが、鉢単体で出すことは出来ない。
視界内の植物を一つ対象にして、その再現体が植えられた鉢のみを発現出来る。
出せる鉢のサイズには重量の形で限度があるが、植物のサイズは鉢に合わさり、
たとえ元が巨木であっても、まるで盆栽のように飾ることが出来る。

視認している植物の生き死や状態などは能力の発動に関係なく、
へし折れた枝や手折った花、引き抜かれてとうに枯れ果てた雑草、
どこかから流れ着いた流木、木彫りのクマ、果てには木造建築まで、
植物らしさを保ったままの物体であれば鉢をあてがう事が可能。

鉢に再現された植物は常に『再現性』を保ち、元の植物が破損しない限り、
再現された側の植物も破損していない状態を保ち続けるため、傷つかない。

ただし、肝心の鉢の方は特に特殊な性質を持たない。
あくまでも、植物を飾ってこその鉢――――という事なのだろう。

『ムーンライト・ホロウズ』Moonlight Hollows
破壊力:C スピード:C 射程距離:B(15m)
持続力:A 精密動作性:A 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
              手嶋 縺(たじま れん)⇒特別な才能を聴き、把握。

492『音仙』:2022/10/27(木) 15:49:00

視認した植物の再現体が植えられた状態で、
手から『鉢』を発現する事ができる。
植物のサイズは鉢に合わせて縮小される。

『ムーンライト・ホロウズ』
破壊力:C スピード:C 射程距離:B(15m)
持続力:A 精密動作性:A 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
  サイズは小学生ほどで、他のスタンドよりリーチにはやや劣る。
2.スタンドの視界にて『植物』を視認していると能力が発動出来る。
3.『植物』の生き死には問わないが、植物らしい質感は必要となる。
  木材や木彫り、木造建築までも問題ないが、紙は対象外である。
4.対象になるのは固形物のみであり、樹液や果汁は対象とならない。
5.視認した植物の全体像が8割以上掴めない場合も対象にならない。
6.能力を発動すると、『鉢』がスタンドの手に発現される。
7.この時発現する鉢のサイズや形状については実在の範囲で自由。
  ただし、意匠は本体が執心する『怪奇鉢』に酷似したものである。
8.スタンドが両手を使っても持てないような重さの鉢は対象外で、
  片手では持てない重さの場合両手が空いていないと発現出来ない。

【鉢と植物】
1.発現した鉢には、視認した植物を再現した物が植えられた状態になっている。
  植物のサイズが鉢のサイズに収まるならそのまま、
  鉢に入らないサイズなら、植物の側が鉢に合わせて縮小されている。
2.鉢の中は、植物を植えるために土で満たされている。土には特別な性質は無い。
3.植物は鉢に合わせたサイズ調整以外は元の植物を完全に再現している。
4.再現は継続し、元の植物に変化があれば、リアルタイムに鉢の植物も変化する。
  逆に、元の植物が変化しない限りは鉢の植物は傷ひとつつかない。
  揺れ動きなども再現されるが、『移動』については再現されない。
5.鉢の強度は陶器並みで、こちらは通常通り破壊される。破壊されると植物も消える。
6.鉢、土、再現植物はすべて、実体化したスタンド物質である。
  鉢が破壊された場合土も植物も消えてしまう。また土は鉢の外に出ると消える。
7.射程はスタンドから20mで、持続時間は10日間。個数は『5つ』まで。
8.鉢の任意解除は鉢丸ごとのみ可能。ただしスタンドから10m以内かつ視認している必要がある。

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494名無しは星を見ていたい:2023/05/02(火) 04:36:10
C.鷲見 健治
D.男
E.18
F.炎に煙にパンチがある! なぁなぁ、アンタは憎悪があるか?
正義の炎は胸にあるか?
人は誰しもそれを胸に宿して生きてるらしくてさァ!
世界は憎悪の煙に事欠かさない。それをかき集めたらどうなるんだろうか?
カーボン…? ダイヤモンドか?
G.孤児院育ち。喧嘩好きだった。ムカついた奴は殴ってきた!
このヒョロイ身体でも、まぁ、ねぇ! あっ、あとは煙草大好き!
まっ、色々有ったけど楽しく生きてこーやー!
伊達メガネして大人しそうな見た目! 完璧だな!
こんだけ誤魔化しゃ喧嘩も…してぇなぁ…
A.で、さ。人間は憎悪を必要とするんだよ。
夢を失った人間は世界に対して憎悪を抱く。
憎悪を消すのは簡単だ。相手を無価値と思えばいい。
しかしそれは結局、自分が無価値だと認めるようなもので…
それが嫌なら度外れた無神経さが必要だ。
俺はどれだと思う? ここに来た神経が答えさ!

495『音仙』:2023/05/16(火) 23:17:15
>>494(鷲見 健治)

「ええと」  「そうですね」 「エエ」

「私に憎悪や正義の炎が今も燃えさかっているとすれば、
 私はきっと、こうして『木陰』で腰掛けることなく、
 自らの脚で……広い世界を歩いて回っているのでしょう。
 イエ、何も、そうした感情が全くないわけではないですけど、ね」

「キミの『憎悪論』がどこまで正しいかは分かりかねますが、
 少なくとも……キミは無価値な存在ではないのでしょう。
 あるいは、無価値である現実に凍えない『炎』があり、『煙』に充ち、
 そしてなにより……『パンチ』をしたがっている、のでしょうね」

                   シュルルルルルル ・・・

「『2NDハンドファイア』……戦闘に特化する危険な能力ですが、
 キミがただの危険人物か、それともある種の哲学で、人生を奏でる者か。
 『答え合わせ』は今ここでは無く、これから行っていくことにいたしましょう……エエ」

――――――――――――――――――――――
纏うタイプのスタンド。
炭のように真っ黒で細身の装甲が特徴的だが、
関節部などの隙間から、赤熱した内部が覗く。
高度なパンチ力と引き換えにその動きはフラつき、
移動こそ問題は無いが、技巧を凝らした体術jは不得手。

このスタンドを纏った状態で強く打ち込んだ打撃は、
破壊力を煙草の火種程――『500℃』の『熱』に変化させ、
物体の表面を赤熱化させる形で、止めておく事が可能。
熱は物体の表面を焦がせどそれ以上燃え広がる事は無いが、
外から触れたものに対しては容赦なく焼き焦がす。

赤熱は同じ個所を殴れば最大『3回分』まで『重ねて』おけ、
重ねるたびに『500℃』ずつ温度が向上、最大『1500℃』、
すなわち鉄をも溶かしかねない温度にまで達する。
そして――――赤熱箇所に『通常打撃』を打ち込むと、
不安定な熱は、元々の打撃エネルギーに戻って『炸裂』する。

炸裂させないままの赤熱は時間が経てば消えるが、
消えるまでの間は、『黒い煙』を漏らし続ける。
これは熱が打撃エネルギーに戻って漏出している物で、
煙に触れると非情に軽いが『殴られた』感覚を受ける。
一瞬触れる程度なら子供の殴打以下のダメージでしかないが、
吸い込みでもすれば本物の煙以上に噎び泣く事になる。

『2NDハンド・ファイア』Secondhand fire
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:D 成長性:D
――――――――――――――――――――――
          それが『鷲見 健治』の『特別な才能』

496『音仙』:2023/05/16(火) 23:33:17

纏うタイプのスタンド。
殴打時、破壊の代わりに殴打箇所を『500℃』に熱する。
赤熱箇所に再度赤熱を起こせば『1500℃』まで加熱可能。
この赤熱箇所を再度殴打する事で、打撃に戻して一斉炸裂させる。
また、赤熱部からは打撃エネルギーが黒煙の形で漏れ続け、
触れた物に対して微弱極まるが『打撃』の影響を与える。

『2NDハンド・ファイア』Secondhand fire
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:D 成長性:D

【基本情報】
1.纏うタイプのスタンド。身体能力は発現中、常に『パス精BBD』となる。
2.精Dは単純な移動には悪影響を及ぼさないが、跳躍や複雑な動作になるとミスが多くなる。
  移動以外の身体制動はD相応のため、特に動く相手の狙い通りの個所を殴るのは工夫が必要。
3.殴打した際、物理的な破壊の代わりとして、『赤熱』を引き起こせる(引き起こさず破壊も可能)
  赤熱を起こした場合、破壊は起きない。ただし『衝撃』は伝わるので、吹き飛びはする。
4.『赤熱』を起こした場合、その箇所に、拳大かつ『500℃』の赤熱部が生じる。
5.赤熱部は熱され焼けているが、能力の産物であるため、『広がる』事はなく、
  内部まで熱が浸透する事もない。その温度で『根性焼き』をされ続けるような感覚。
6.赤熱部に『触れた物』は、通常通りその温度で熱されただけの反応を受ける。
  燃えている訳ではないので燃え移るわけではないが、発火したり熔解する可能性はある。
7.赤熱部は同時に『4つ』まで作っておくことができ、視認時のみ任意解除出来る。
8.赤熱部を複数重ねるのは『3つ』まで可能で、その度に『500℃ずつ』上昇する。
  つまり最大は『1500℃』。それ以上は何も起きない(重ねること自体ができない)
9.このスタンドを纏った本体は『1000℃の熱』までならやけどなどをせずに耐えられるが、
  限界点である『1000℃』やそれを超える『1500℃』の赤熱部に触れるのは普通に『熱い』。

【炸裂】
1.赤熱部に、赤熱を起こさない通常の打撃を打ち込むと、『炸裂』が生じる。
2.『炸裂』すると、赤熱の元となった打撃の威力が一斉にその箇所に叩き込まれる。
3.衝撃は殴打時に既に伝わっているので、あくまで打撃威力のみが発生する。
4.後述の『黒煙』で打撃のエネルギーは少しずつ漏れている。
5.そのため、時間経過した赤熱部については炸裂時の威力が減衰する傾向にある。   
  具体的には、20秒経過時点で『C』程度、40秒を経過すると『D』程度の『傾向』。
  厳密にではないので、コンディションなどによって数秒程度前後する可能性はある。
6.赤熱を重ねている場合、威力の減衰は全ての赤熱に等しく起きる。
  ただし新しく重ねると、以前の赤熱の威力減衰分は補填され、破壊力は戻る。
7.赤熱は『最後に重ねてから、だいたい60秒』程で消える。消えると『黒煙』も止まる。

【黒煙】
1.赤熱部からは、それを生成した殴打のエネルギーがごく僅かに漏れ続ける。
2.漏出は『黒煙』の形を取り、実際の煙同様に漂い、充満する。
  ただし、すすが含まれているとか、毒性があるとかといった要素は無い。
3.黒煙は実体化したスタンド物質。密閉空間には充満し、風などで吹き飛ばす事は可能。
4.黒煙は、触れるものに『パスEC』相応の『殴打』を受けた感覚を与える。
  子供に殴られる以下の威力のため、吸い込みでもしなければ大きな影響はない。
5.黒煙に触れた瞬間かつ触れた場所にのみ感覚は発生し、その分の黒煙は消える。
6.このスタンドを纏った状態の本体のみ、黒煙に触れても打撃の感覚を受けない。

497鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2023/05/17(水) 00:02:49
赤熱した黒炭の装甲に身を包み両拳を強く握る。
暴力だけが価値だった男にはお似合いの能力だ。

「俺はコイツしか取り柄のない男だった。
 それが嫌でカラーギャングから逃げ出したってのにさ」

「身体が闘争を求めちまうんだよなぁ…」

スタンドを解除して部屋を出て行く。
これからどうするかは何も考えてない。

「俺のことを真面目に『聴いて』くれてありがとうよ。
 なんか困ったら言ってくれや。暴力しか振るえないけどな…」

498名無しは星を見ていたい:2023/05/23(火) 18:50:54
一抹氏の紹介で来ました

1・咲輝島明音(さきじま・あかね)
2・女性
3・18歳
4・わたしはいわゆる『トラブルメーカー』や『巻き込まれ体質』というものではないと自負している。
ただ『平穏』で『平和』に過ごしたいだけなのだ。
だから自分のできる限りで波風を立てないよう、荒事に関わらないように生きているつもりだ。
それなのに、『世界』というのはどうにも『脅威』や『危険』に溢れていて、そっちの方から
意思があるかのようにわたしの一日に襲い掛かってくる。
それも、自分とは全く関わりのない場所から、どこからともなく、だ。
なので、結果的にわたしが意識して対抗しなければいけないと思っている。

5・勘違いして欲しくないのは。わたしは暴力が好きだからとか、面倒事が好きだから結果的に
面倒事や暴力沙汰になってしまうのではない。
まるで『それが運命』かのようにわたしの一日がスリリングでバイオレンスなものになってしまうだけなのだ。

499『音仙』:2023/05/30(火) 23:43:36
>>498(咲輝島明音)

「はい…………聴き終わりました、ありがとう」

「平穏な暮らしを望みながら、それとは掛け離れた事態に取り巻かれ……
 しかし、キミは折れて挫ける事もなく、自分の人生を貫いている。
 それが妥協なのか、気高さなのかは……言うのも野暮でしょうが、
 キミの心には、環境への『対抗手段』が目覚めを待っていました」


       キイイイイイイイイイイーーーーーーーーーーーーン ・・・


「そばに立つ者……その名は、『ヘルブリンガー』」

「物騒な名通り、『危険』をこの世に織りなす力を持つヴィジョンですが……
 特異なのはキミ自身の性質か……方法に『安全性』を重んじている点でしょう」

               シュルル

「この存在がその手から生み出すのは、『ケアマーク』のステッカー。
 通販が一世を風靡する現代、もはや日常の象徴とも言える『取扱表示』は、
 その実……不届者に『爆裂』の破壊をもたらす『呪符』。
 ……キミの望みがこのような力であったかは、まだ聴けていませんが。
 望もうが望むまいが……キミは『危険』の主導権を握る権利を得た」

「どう使い、どう生きるかはお任せしますが……キミの心が良い『音』を奏でますよう」

              「気をつけて、行ってらっしゃい」


―――――――――――――――――――――――――――――――
人型のスタンド。
スマートで丸みを帯びた白いヴィジョンに、
無数の赤いラインが走って幾何学模様を描く。

強い粘着力を持つ『ステッカー』を手から発現し、
これを貼り付けた無生物を『危険物』にする能力。
ステッカーには『ケアマーク』が記載されており、
それが守られなかった場合に爆発的衝撃が発生する。

これは『無生物自体が爆弾になる』を意味せず、
原則は『無生物を中心にした衝撃が起きる』のだが、
当然、『爆心地』となる無生物は損傷しえる。
火炎こそ伴わないが、衝撃はかなり強烈であり、
生物はまともに巻き込まれれば重傷を負いかねない。
唯一、このスタンド自身は『耐爆』の性質を持ち、
危険物が引き起こす爆発を何事もなくやり過ごせる。

現在、発現できるケアマークは『3種』。
強い衝撃を受けると反応する『取扱注意』に、
一定以上の重みに反応する『踏つけ注意』、
そして『液体』に反応する『水濡れ注意』。
それぞれ『起爆規模』も異なり、使い分けが肝要。
『取扱注意』は基本のステッカーとなるため例外だが、他のステッカーは原則、同時に一枚ずつまでとなる。

成長すれば『天地無用』『火気厳禁』や、
『カッター注意』『直射日光・熱遮蔽』など、
より様々な『ケアマーク』を生成可能になるだろう。

『ヘルブリンガー』Hellbringer
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(3m)
持続力:E 精密動作性:B 成長性:A
―――――――――――――――――――――――――――――――
咲輝島明音(さきじま・あかね)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

500<削除>:<削除>
<削除>

501『音仙』:2023/05/31(水) 00:01:29

ケアマークの描かれたステッカーを手から発現し、
無生物に貼ることで、爆発する『危険物』に変える。
爆発の規模や条件は、ケアマークの絵柄次第。
絵柄は現在『3種類』だけだが、成長に応じて増える。

『ヘルブリンガー』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(3m)
持続力:E 精密動作性:B 成長性:A

【基本情報】
1.人型のスタンド。
2.本体とのダメージフィードバックと、視聴覚のリンクを有する。
3.手のひらから『ケアマーク』の描かれたステッカーを作り出せる。
4.ケアマークの種類は現在『踏つけ厳禁』『取扱注意』『水濡れ注意』の3種。
5.このスタンドは、後述の『爆発』でダメージを受けない。本体は受ける。

【ステッカー】
1.ステッカーのデザインは、ケアマークの意味が一目でわかるなら好きに決めて良い。
2.ステッカーのサイズは『手のひら』ほど。それより小さくも大きくも出来ない。
3.ステッカーの粘着力は中々強固。剥がすには破壊力B程度は必要。
  また、ステッカーが水に濡れたりしても粘着が弱まることはない。
4.ただしステッカー自体の強度が高いわけではなく、破壊力Cでも力を込めれば破れる。
5.ステッカーで複数の物を貼り合わせる事も出来るが、その場合後述の能力は使えない。
6.ステッカーの射程は『スタンドから10m』で持続時間は『10分』。
7.一枚ステッカーを出すごとに『4秒』はクールタイムが必要。
  また、各ステッカーを『一度に出しておける枚数』は『1枚』ずつ。
  ただし『取扱注意』のステッカーのみ、『3枚』まで出しておける。
8.半分以上汚損したステッカーは解除される。任意解除は、ステッカーを視認すれば可能。

【危険物】
1.ステッカーを表面に貼った『無生物』は、『ケアマーク』の種類ごと、
  それぞれ異なる『起爆条件』を持たされた『危険物』になる。
  起爆条件を満たされると、その瞬間に『爆発』が発生する。
2.爆発の破壊力は『B相当』。爆心地に近い位置で直撃すれば『重症』もあり得る。
  なお基本的には爆発の性質は『衝撃』であり、『火炎』は伴わない。
3.爆発は無生物から発生するのであり、無生物自体が消し飛ぶわけではない。
  が、爆心地となる無生物にも衝撃は伝わるため、それで破損する可能性はある。
4.一枚のステッカーは、一つの物体のみに貼られている必要がある。
  二つ以上の物体を跨ぐように貼られた場合はこの作用が生まれない。
5..爆発の破壊規模は、ケアマークの種類によって少しずつ異なる。
6.無生物のサイズは『手のひらサイズのステッカー』が貼れる面積があるのが条件。
7.多くのステッカーの爆発は対象の中心部を起点とするため、
  大きすぎる無生物を対象にした場合、爆発が外まで届かない可能性がある。
8.『建築物』など、複数のパーツで構成された無生物は、ステッカーを貼ったパーツ単位で捉える。
  (例えば外壁に貼ったなら外壁の、柱なら柱の中心部が爆発の起点となる)

●ケアマークごとの威力と起爆条件は以下の通り。
①『取扱注意』
条件:対象に『破壊力C』かつ『スピードD』以上の衝撃が加わった時。
規模:対象の『中心部』を起点として、『半径0.5m』。

②『踏つけ注意』
条件:対象に一気に『30kg』以上の加重が生じた時。
規模:対象の『加重された箇所※』を起点として『半径1m』。
特殊:このステッカーの爆発は、対象の中心部ではなく、加重を受けたその部分が起点となる。

③『水濡れ注意』
条件:対象の『表面積の1/2』以上に『液体』が付着した状態になった時。
規模:対象の『中心部』を起点として、『半径1.5m』。

502咲輝島 明音『ヘルブリンガー』:2023/05/31(水) 18:47:05
>>499

目の前に現れた幾何学模様を持ったスタンドを見つめる。
「これがわたしの…なんて言えばいいのか、心の本音と思えばいいのかな…?」
「無生物を爆発する危険物にするステッカーを操るもの…」
「わたしは危険というものが厭だった。遠ざけたかったけども、わたし自身が危険物となったようなものね…」
「でも、あなたが何とかしてくれるのよね、それとも、あなたを使ってわたしが何とかするのね」
「よろしくね、というべきかな。『ヘルブリンガー』…」
そしてスタンドを解除して、そこを後にする。

「わたしの独り言みたいなものを聞いてくれてありがとうございました。
わたしとこの子に何かできることがあるか分かりませんが、何かあったら、わたしなりに頑張りますので」

503『音仙』:2023/05/31(水) 20:03:19
>>502(咲輝島)

「『眠れる才能』を持つ者は、時により…………
 自分の才能を知らないままに、
 他の『才能』の持ち主に『惹かれあってしまう』
 危険を呼び寄せるキミの体質を思えば、
 今ここで『ヘルブリンガー』に出会えた事は、
 ……『よかった』と、思います。エエ」

         ギィィー …

重いドアが開くと、来た時と同じ廊下が見える。
日常に回帰する一本道の向こうには、
これまでと同じようで『何もかも違う』町が待つ。

「私はあくまで自分の目的もあって……
 マア、慈善の気持ちもあるにはありますが、
 それほど尊敬できる動機でやってはいませんから。
 恩は……ほどほど、程度に覚えていてくれれば、と」

      「……エエ、ほどほど。
       キミの歩む音を聴ければ、
       それが恩返しになる、程度です」

声を背に、歩き出す。
――――ようこそ、『スタンド使い』の特異点、『星見町』へ。

――――――――――――――――――――――――――――――
☆新規の方の場合、経験者からの紹介でも、板wikiの一読をお勧めします。
 ルール、世界観、用語、他のキャラクターなどが記載されており、
 今後の活動の一助になるかと思います。特に、ルールは必読とします。
wiki:
ttp://wikiwiki.jp/stand0wiki0/?FrontPage

ルールページ:
ttps://wikiwiki.jp/stand0wiki0/%E3%80%8E%E6%98%9F%E8%A6%8B%E6%9D%BF%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%80%8F


☆不明点などあれば質問スレ、雑談スレなどで対応しております。お気軽に。
 (※チャットはあまり常駐者がいないので、リアルタイムで話したいなどあれば、
  雑談スレなどでお時間教えていただけましたらなるべく入室します)
★いずれにせよ、ようこそ星見板へ。今後ともよろしくお願いいたします。

504『音仙』:2023/06/06(火) 17:15:18
             
             『休業中』

――――――――――――――――――――――――――――
1.スタンドコンテストの実施に伴い、
  供与に割けるキャパシティが一時的に低下するため、
  終了までは原則的に、供与をお休みします。
  ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

2.例外として『新規PL』の志願は受け付けます。
  これは『活動出来るPC』が一人もいないPLを指します。
  所有するPCがいても、活動がなければ問題ありません。
  ただし、スタコン期間内に供与できる可能性は高くありません。
――――――――――――――――――――――――――――

505『音仙』:2023/06/12(月) 03:30:46

         『OPEN』

506名無しは星を見ていたい:2023/09/25(月) 14:03:39
1.カワチ アヤメ……え? どーゆー字かって……?
  言わなきゃダメ? あっ、そう……
  『西 殺女(かわち あやめ)』……待って、深くは触れないで。
  私も嫌いなの、この名前。一般的な読み方してないし、物騒な文字だし……子供の名前に『殺す』とかつける? フツー。
2.女
3.24
4.――私は『嘘』が嫌い。
  道徳的な意味じゃあないの。私の性根の話。
  別に『皆が誠実であるべき』なんて思ってないし、『嘘も方便』って諺も知ってる。
  正しいとか、間違っているとか、他の人がどう思っているかは重要じゃあない。
  
  嘘を吐いたり、騙したり、偽ったりするって行為って、
  自分自身を捻じ曲げちゃうってことだと思うの。
  『本来の自分』――『魂』だとか、『精神』だとか――そういう、大切なものが、大切じゃなくなってしまうの。

  確かに嘘を吐くことで『現在』や『未来』って変わるかもしれない。
  それで幸せを掴む人も居るでしょうね。
  
  ――でも、結局、どう足掻いたって『過去』は――『自分自身』は変わらない。変えちゃいけないの。
  だから私は名前も偽らないわ(嫌いだけど)。
  病院の待合室で呼び間違えられたり、就活で面接官にギョッて顔で見られたり――男の子にフラれてもね。
  
  だって、それが『私』だもの。

507『音仙』:2023/10/07(土) 17:01:38
>>506(西 殺女)

「―――――――――――――――……はい、聴き終わりました。ありがとう」

「『嘘偽り』は……その大小をさておけば、誰でも触れる罪であり、武器。
 他人に道徳や規範を説く人間でも、小さな嘘一つつかないのは難しいでしょう。
 教師は子供に必ず夢は叶うなうと説き、時にはそれが夢の背中を押す。
 それだけの効用と魅力が、嘘にはある……
 エエ、キミの言う通り、それ故に……人の本質を、捻じ曲げもするでしょう、ね」

          「ちなみに……私は割と、嘘を言ってしまう方です。
           だから、こういう生き方に行き着いたのかもしれません」

    キィィィィィィィ ―――――――――――――――――――――――― 


「幸いというか、キミには優しい嘘ではなく、『真実』を伝えられそうです。
 『ジ・アルビオン』……エエ。その剣の名前です。
 キミ自身自覚する、難儀な生き方を表すように……本音で言えば。実直なのに、かなり扱いにくい才能です。
 ……ですが、可能性を秘めている。今の時点でも、『実直なぶつかり合い』では並ぶものは多くない力です、が」

「キミ自身……認めてはいる嘘の効用。それも、今は僅かですが……見え隠れする。……エエ。決めるのはキミです。
 どのような道を歩むようになったとして、私が願うとすれば……キミが、胸を張って歩ける道であることだけ」

                        「それでは、行ってらっしゃい」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

本体の手に発現する、身の丈ほどの『片刃の大剣』のスタンド。
本体の偽りを好まない性質を現すかのように、このスタンドは『実体化』している。

質感は『骨』を思わせるものだが、形状は直線的で、凹凸一つない。
本体にはこの武器を扱う時にのみ、人外の膂力と動作精度が付与される。
また、柄には『骨の鎖』がついており、これは武器の取り回しに役立つほか、
後述する能力において、事実上の『制限』としても機能する。

この剣はどれほどの力が加わろうが能力を浴びようが、
決して傷つく事も、変わる事も、染まることもあり得ない。
強烈な一撃を遠慮なく放てるし、サイズを考えれば盾としての運用にも向く。

更に、深く傷つけた無生物に対しても、剣の性質は侵食する。
傷つけた物は『骨』のような質感に変化し、それ以上傷つくことも、
逆に何らかの能力によって修繕することも、変化を起こすこともできない。
ただし、生物に対してはこの能力は非常に限定的にしか発動せず、
傷口の悪化や治療を阻害し、その部位の追加破壊を防ぐ程度にしかならない。

なお、不変は保たれるから不変なのであり、解除はスタンドごと行う必要がある。

――――が、本体はその本質から目をそらし、『任意解除』することもできる。
但しその度に鎖が短くなっていき、最後には剣全体から延びる鎖が本体を剣に拘束する。
本体の気高い精神性の表れとも、高い理想に伴う不利益との板挟みとも言える状態である。

『ジ・アルビオン』The Albion
破壊力:B スピード:C  射程距離:E(2m)
持続力:A 精密動作性:B 成長性:A

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                  西 殺女(かわち あやめ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

508『音仙』:2023/10/07(土) 17:07:44
柄に鎖の付いた、骨のような質感を持つ大剣のスタンド。
不変不壊の圧倒的強度と、傷つけた無生物の全体、
生物の傷口に同様の性質を与える能力を持つ。

性質の付与を任意解除をするたびに鎖が縮んでいき、
最大まで鎖を縮めてしまうと、本体自身が剣に拘束されてしまう。

『ジ・アルビオン』
破壊力:B スピード:C  射程距離:E(2m)
持続力:A 精密動作性:B 成長性:A

【基本情報】
1.大剣のスタンド。150cmに達する刃渡りと、30cmほどの幅広の刃を持つ。
2.発現中、本体は大剣の取り回し及び保持に関する動作について、『パス精BCB』相当の力を得る。
3.剣を手放す事も可能。『鎖』まで含めたどこか一部でも『2m以内』にあるなら射程外ではない。
4.全体の質感は『骨』に近いが、凹凸はない。構造は刀身に柄が直に付いており、柄頭から鎖が出ている。
5.鎖の伸縮は出来ない。邪魔であれば腕や柄に巻き付けるなどが必要。あるいは鎖部分を持って振り回す等も可能。
6.刀身は片刃で、もう片側は厚みがある『峰』。刃側の切れ味は『木』をさほど苦労せず切れる程度。
7.実体化しており、重さが『約30kg』ある。本体の補強された身体能力なら問題なく振り回せ、足腰の負担などはない。
  若干の射程の存在から、本体以外が持つ事も一応できるが、後述の『不変付与』は本体が振るった場合のみ扱える。
8.後述の性質からダメージフィードバックという概念は存在しない。

【不変】
1.この大剣は柄や鎖含め傷つくことがなく、欠ける事も、消えることも、変形や能力の付与を受ける事もない。
2.位置は変更できるため、振り回すことはできる。また、鎖を動かすのも可能。
3.仮に何らかの例外的理由で変形しても、一瞬後には元に戻る。戻ることを阻害することは絶対に出来ない。
4.この大剣で傷をつけたものも、同様に『不変』状態となる。
5.不変状態の物体はこのスタンドと同様の、さながら『白骨』のような外観と質感になり、状態変化や変形、損耗を受けなくなる。
6.能力対象に出来る最大サイズは自転車程度。最小はペットボトルの蓋程度。
  一か所に傷をつければ、即座に全体へと性質が伝播する。なお、床や壁はサイズの問題で能力対象外。
7.本体を含む生物にも発動できるが、無意識の制御か、負傷箇所のみに影響がとどまる。傷口とその外縁部のみが骨化する形。
8.傷口は不変の性質を持ち、かつ白骨化するため、痛みや出血はすぐに止まるが、代わりにその部分が動かなくなる。
  ただし、傷つけた部分だけがそうなるため、『刃物で絶たれた筋肉や神経が使えなくなる』のと実質的にさほど変わらない。
9.任意解除は出来ない。剣ごとすべての能力を解除する事は出来る。
10.持続時間は『∞』。『同時発動可能数』は『12』で、達していると付与自体行えない。能力射程は大剣から『10m』以内。

【本質を損なう嘘】
1.強く意識することで、上記の『付与した不変』を任意解除出来る。
2.任意解除するたびに、骨の鎖が『20cm』ずつ縮んでいく。
3.『0cm』まで縮んだ瞬間、剣が解除不能になり、大量の骨の鎖が全体から発される。
4.発された骨の鎖は、本体の全身を拘束。剣の刀身にその体を『磔』にしてしまう。
  なお、本体以外を巻き込まないような配慮はないため、仮に剣と本体の間に『何か』あれば巻き込んで拘束する。
5.鎖や剣は不変の性質を保ち、また、鎖の拘束は仮にほどいても同じ速さで再度行われる。
6.拘束の強さは最大で『破壊力B』相当だが、本体の肉体には『やや苦しい』程度の締め上げにとどまる。
7.『磔』中であれ、そうでない状態であれ、『24時間』経過すると鎖の長さは元に戻り、磔も解除される。

509アヤメ『ジ・アルビオン』:2023/10/08(日) 15:14:05
>>507-508
「『ジ・アルビオン』……
        ス タ ン ド
 これが私の『精神の形』――」

骨の様な、身の丈ほどの『大剣』を手に取り、微かに微笑む。

「いいじゃあない。無骨で、シンプルで、難儀で――ふふ、素敵な贈り物、ありがとうね」 

掛けていた椅子から立ち上がり、『音仙』に礼を告げるとゆっくり背を向け部屋を出る。

  コツ コツ コツ―――
               ・ ・ ・ ピ タ ッ

「……ねえ、一つ『質問』なのだけれど……」

「この子……やっぱりもうちょび〜っと可愛くならない?
 星とかハートつけてみたり、デコってみたり――」    「……出来ない? あっ、そう……」

510『音仙』:2023/10/08(日) 18:27:37
>>509(アヤメ『ジ・アルビオン』)

「……飾ることは偽りとは別……かもしれませんが、
 今のその子に、そういう機能はありません……ね」

    「スタンドは……勿論場合によりますが、
     使うほど使い手の魂と馴染む印象です。
     キミが心底から願い続ければ、
     もしかすれば……いつかは……あるいは……」


   ・・・

        ・・・


「……何か他にも質問ができたら、
 その時はまた、ここに遠慮なく来てください。
 私に分かることであれば、大体は答えます……エエ」


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