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【供】『心音サイフォン』

1『音仙』:2016/05/14(土) 23:18:56

人は誰しも……本音を隠して生きている。
押し殺された声は、深くへ、深くへ沈んでいく。

・・・・そんな心の水底は、醜くて、とても聴くに堪えないけれど。
ささやくような『才能』の『産声』が、埋もれているかもしれない。
そういう『きれいなもの』だけを抽出することが、私にはできる。

長々と失礼しました私が『音仙』こと『藤原しおん』です。
ここは……キミの『心の声』を『聴いて』あげるための場所です。
さあ、どうぞ。その『椅子』に、お掛けになって……ごゆっくり。

【供与の手順】
#1.行列を見ながらでは、私の心が乱れてしまいます。
    前の方の番が終わるまでは……外で待っていてください。
   (※志願は常に『一人ずつ』受け付けます。よくリロードしてください。)
#2.部屋に入ったら……私の前にある、この椅子に座って下さい。
    そしてどうか、リラックスして、心を開いて。
#3.思うままに、キミの中にある『心の声』を教えてください。  
    それをキーにして、キミの心の奥底を聴いてみましょう。
    【即物的な欲求、深い欲望、切望、悩み】……何でもどうぞ。
#4.ああ……『お名前』と『性別』『年代』は、キミの口から教えて下さいね。
    その方が、ノイズが減りますから……よろしくお願いしますね。
#5.その他、何か言いたいことがあれば言ってくれても構いません。
    もっとも、必ず応えられるとは限りませんけれど……聞くことは出来ます。
#6.ああ……もし私がキミの『特別な才能』を見つけられなくても、
    どうか責めないでください。私のことも。キミ自身のことも。 
#7.もし何も目覚めなかったとしたら? ええ、そうです。
    何事もなく……今まで通りの日常に戻っていいのです。
   (※生存はしますが、一般人PCとしての活動は原則許可しません。
     また、そのPCを用いて再度志願することも、原則許可しません。)

……話が長い? 重要なのは、#1と、#3〜5ですね。

―――――――――――そして、テンプレを用意します。
1.名前
2.性別
3.年代
4.心の声
(5.もしあれば、何か言いたいこと)
―――――――――――――――使わなくてもいいですけど。


・・・他にも気になることが?結構、ではもう少し続けましょうか。
(※質疑、成長などは>>2にて。)

323<削除>:<削除>
<削除>

324『音仙』:2020/05/17(日) 01:45:39
>>322(氷山 あきは)

「――――――――――はい、聴き終わりました。ありがとう。
 時代劇には、私はあまり明るくないのですが……根強いジャンルですよね。
 イエ、見ないワケではないんですよ。語れるほどでは、ないというだけで」

「とりあえず……語れることを語りますが、キミの『才能』はまさしく、
 時代劇の影響を強く受けたもの……それも『時代劇の如く生きる』でなく、
 『時代劇の展開や、登場人物を視る』のを好むキミらしい才能と言えるでしょう」

           きぃぃぃぃぃ_______
                         z
                           ――――― ・・・

「もっとも、『キミの理想そのもの』であるとは言いませんよ。
 人の『心』……その奏でる音はなにより複雑で奥ゆかしい音楽。
 『彼』の意味するものも、『聴いた』心だけでは計り知れません」

   「さあさ、お立合い。ゆっくりとお聴きになって。
     『大捕り物』を率いる親分、その名は――――――『エド・サンズ』」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

男性的、かつ『和風』な人型のスタンド。
半自立で、どことなく『時代劇』を思わせる性格。
勧善懲悪を掲げ、峻厳だが情深さを秘める。
少女である本体以上に成熟した部分もあり、
本体にはどこか子分――『妹分』に対するように接する。

江戸期に実在した『捕具』を発現する能力。
ただし『銃器』については一律で発現不可。
発現した捕具と高い破壊力を武器とするが、
このスタンドには、もう一つの『特色』がある。

彼が『大捕物』とも呼ぶそれは、味方への『捕具』の『配備』。
彼自身の手ではなく、射程内にいる人間の手に直接発現される。
それは実質的に『その人間がスタンドを発現したようなもの』であり、
対象は捕具の発現中、スタンドの視認や、スタンド会話が可能になる。

ただし、半自立した彼の意志により、『悪党』には捕具は渡せない。

『エド・サンズ』Edo Sanz
破壊力:B スピード:C 射程距離:D(3m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
           氷山 あきは→己の『特別な才能』を聴き、『把握』。

325『音仙』:2020/05/17(日) 01:48:22

江戸期の『捕り物』に用いられた『捕具』を発現する。
発現はスタンドの手だけでなく、射程内の『味方』の手にも行える。

『エド・サンズ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:D(3m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.半自立型。後述の能力制限を除けば『操作』は自由に行える。
3.性格は勧善懲悪を重んじ、真面目で峻厳。一方で情深く、本体を『妹分』のように見る。
4.本体があまりに悪辣・非道な操作を行う場合でも、現時点では操作を受け付ける。

【捕具】
1.『江戸時代』までに『実在』した、『捕具』『捕物道具』と呼ばれる道具を手に発現出来る。
2.火薬を用いる『銃』の類は、捕具に含まれていても発現出来ない。『投擲』で扱う物や『弓』は可能。
3.捕具の射程距離は『15m』。発現速度はだいたい『4秒に1つ』ほど。持続時間の限界は特に存在しない。
4.捕具は任意解除が可能。触れる必要は無いが、視界に収めておく必要はある。
5.同時発現可能数は『5つ』まで。破壊されたり射程外になった物は、即座に解除される。
6.捕具の位置を把握できるような効果は無い。

【大捕物】
1.スタンドから半径15m圏内、かつ視界内の『人間』に限り、その手に直接『捕具』を発現させられる。
2.これを行うには、対象の『手が空いている』必要がある。何かを持った手には発現させられない。
3.この発現には相手の許可は不要だが、『持つ気が無い』なら発現と同時に手から地に落ちるだろう。
4.この方法で手に捕具を発現させた人間は、『スタンド使い』のようにスタンドを視認したり、スタンド会話が可能。
5.捕具の射程はあくまでこのスタンド側が中心であり、対象がスタンドから15m以上離れれば解除される。
6.この方法で発現した捕具も任意解除可能。解除されると、対象は元通りスタンドを知覚できなくなる。
7.このスタンドが『犯罪行為』を目撃し、擁護する余地も無い(GMが判定)者は対象に出来ない。
8.この方法での発現に限り、『1度に複数個』の捕具を発現出来る。ただし、『1人につき1つずつ』。

326名無しは星を見ていたい:2020/05/18(月) 19:34:16
『名前』天羽 寿美(アモウスミ)
『性別』女
『年代』16歳
『心の声』
 『スタンド』という概念が『精神性』?『タマシイ』?が発露した『超能力』だというのならば、
 アニメや漫画みたいな激動の人生を送っている人達に目覚めるのは、まぁ分かるじゃないですか。

 私みたいな何処にでも居るただの『女子高生』が『スタンド使い』だって方が驚くと思うんですって。
 『スタンド使い』って人達が何人いるのか知りませんけれど、
 私は両親も友達も大好きですし、
 今の平凡な私のままフツーにスタンドを得たいんですよ。
 そりゃあ『スタンド使い』になって戦いたーい、なんて考えたりもするけれど…
 まずは『スタンド』に目覚めないと始まらないじゃないですか。
 何を為すとか、何を失うとかはその後。

 んー、つまり『とりあえずスタンドが欲しい』です。
 スッゴ〜いヌルぅ〜い考えだろうし、
 ひょっとして…これじゃあ『スタンド使い』になるのは厳しい感じですかね?

327『音仙』:2020/05/20(水) 03:32:39
>>183(天羽 寿美)

「はい、聴き終わりました…………エエ、キミはごく普通、平凡です。
 そして、『どこにでもいる普通の人間』にもスタンド使いはいます。
 ……もちろん『個性派』のスタンド使いも、たくさんいますけどね
 みんな違うから、面白い……私がね。『聴きがい』があるので」
 
「キミと同性、同い年、同学年。そこまで絞り込んでもまさに千差万別……
 不思議の音……機械的な音、フツーの音……あるいは、他にも、いくつも。
 『どこにでもいるキミ』……しかし『ここに来る事を選べたキミ』も、
 その中の一つとなるわけです……さあ、『お聴きください』」

             キィーーーーーーーーーーーーーーン ・・・

 
「その名は、『ベイカント・ロット』……
 動作こそ平凡ですが……射程と『非凡な移動手段』を特色とします」

「さて……キミはこれで、どんな音を私に聞かせてくれるでしょう?
 『手に入れた後どうするか』…………ぜひ、私に聴かせて下さい。
 朱に交われば赤くなる。キミの音も、非凡に染まるか……それとも」

―――――――――――――――――――――――――――
  
かなり小柄で、機械的な人型のスタンド。
背に備わった小さな羽型のパーツが示すように、
最高で『5m』程の『浮遊移動』を可能とする。
パワーには劣るが、長射程と能力で敵を翻弄する。

その能力は『無生物』に触れることで発動され、
対象に『引き出し収納』を作成する事が出来る。
引き出しの大きさはそれなりに幅広く調整が効き、
また奥行きについては無生物のサイズを無視し、
薄い壁に奥行き『1m』ほどの引き出しを作る事も可能。
これによって無生物の『機能』が失われる事はないが、
内部が大きく『空洞化』するため、概ね『軽くなる』。

そしてこのスタンドが引き出しの中に入る事で、
他の場所に作った引き出し内へと転移する事が出来る。
その際には、手に持った物のみ一緒に転移する。

『ベイカント・ロット』The Vacant Lot
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(50m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:C

―――――――――――――――――――――――――――
      天羽 寿美→己の『特別な才能』を聴き、『把握』。

328『音仙』:2020/05/20(水) 03:33:23
>>327の供与先は>>326

329『音仙』:2020/05/20(水) 06:13:18

5mまで浮遊して移動でき、手で触れた物に任意のサイズの『引き出し収納』を作る。
作った引き出しに入ることで、別の位置に作った引き出しの中へ『転移』できる。

『ベイカント・ロット』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(50m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:C

【基本情報】
1.人型のスタンド。かなり小さく、だいたい身長『70cm』ほど。
2.ダメージフィードバックと、視聴覚リンクを有する。
3.小さいが、耐久性などは一般的なスタンドに等しい。
4.このスタンドは、常に『浮遊移動』が出来る。高度は『5m』まで。
5.背に小さな羽型のパーツがあり、破壊されると浮遊不可能になる。
  人体で言えば、『骨にヒビ』くらいのダメージで破壊される。
6.羽型パーツにダメージフィードバックは存在せず、動かせもしない。

【引き出しの作成】
1.スタンドの手で触れた無生物に、『引き出し収納』を作る事ができる。
  液体などの不定形物、『5cm未満』の厚みしかない物は対象外。
2.『床』『天井』など、『上下に引く』事になる場所に作ることは出来ない。
  既に作成した引き出しも、何らかの理由でそのような状態になると『解除』される。
3.作れる最小サイズは、高さ・幅・奥行き全てにおいて『5cm』ほど。
  最大は高さは『50cm』、幅・奥行き『100cm』ほど。
(★発現時は具体的な数字ではなく『何が入る程度』と表して構わない)
4.引き出しの高さと幅は、対象のサイズ『未満』である必要がある。
5.奥行きについては、対象の厚みでは明らかに収まりきらないサイズでも可能。
(★各辺10cmの立方体に触れて『引き出し』を作るとしたら、
  幅と高さは『10cm未満』に限られるが奥行きは『100cm』まで持たせられる)
6.能力射程は『スタンドから30m』。持続時間は『30分』。
7.同時作成可能数は、『6つ』。それを超えて発現すると、最も古い物が一つ解除される。
8.一つの無生物に対して複数の引き出し収納を作ることは、スペースが許すなら『可能』。
9.『引き出しの中に引き出しを作る』ことは『不可能』
  複数の引き出しが内部で干渉し合ってしまうような形も『不可能』。

【引き出しの性質】
1.引き出しは、物体の『触れた部分』を起点として作られる。
  触れた部分には『取っ手』が付く。引き出すと『開く』。押せば『閉まる』。
2.最初に開いた時点では、引き出し収納の中は何も入っていない。『空洞』。
3.引き出しの底板や側板、天板など内側は白く、プラスチック系の質感。
  外側から見た時の見た目は、取っ手がある以外元々とほぼ変わらない。
4.どれだけ大きな引き出しを作っても、物体の持つ機能は保たれる。
  ただし元々の内部構造が『空洞』になった分の『質量』に関しては損なわれる。
5.引き出しの開け閉め自体で対象が傷付くことはない。
  勢いよく引きすぎて外れたりもしない。破壊力Aでも外れない。
6.引き出しは『内側』からの干渉に対して極めて強固。破壊力Aでも内からは破壊困難。
  これによって、入れたものの重さで底が抜ける事はまず無い。
7.引き出しが閉じていれば光はほぼ遮られるが、音は遮られない。
8.構造上、外から引くのは勿論だが中から押しても開く。
  『監禁』には工夫が必要だが、このスタンドが出入りするには便利。

【引き出しの解除】
1.引き出しとしての機能を果たせないほど破壊されると解除される。
2.任意解除は、スタンドか本体が視界に収めている場合のみ可能。
3.解除時、引き出しの中にあったものは排出され、パスDCで付近に散らばる。
4.散らばるスペースが全くなければ、解除に巻き込まれて消失してしまう。
  そうなったものがどこに行ってしまったのかは、本体にさえ分からない。

【転移】
1.このスタンドが引き出しに入る事で、他の引き出しの中に転移できる。
2.当然、転移先もこのスタンドが入れるサイズである必要はある。
3.転移元と転移先の引き出しは、どちらも『閉じている』必要がある。
4.転移は一瞬で行われるため、途中で引き出しが開くという可能性は『無い』。 
5.このスタンドが作ったものでない既製の引き出しは、能力に無関係。
6.転移時、スタンドが手で持ち上げているものは一緒に転移させられる。
7.一度転移すると、『5秒』ほど次の転移までにインターバルが必要。

330名無しは星を見ていたい:2020/05/20(水) 12:33:38
F.自分の能力についての、声。
私、石についてはうるさい方なんです。
単純に好きというのとは少し違いますけど。
私にとっては命の次に大事なものですし、何より生活必需品でもありますから。
これが、何年か前に見つけた私のお気に入りの石です。
ここの曲線といい、こっちの角ばった所といい、実に見事なバランスだと思いませんか?
見れば見るほどウットリします。
もちろん、ただ形が美しいだけじゃありません。
とっても使いやすいんですよ。
この実用的に洗練された機能美が……。
ええと、なんでしたっけ。
そうそう、能力の話ですね。
主に、生活するのに役立ってます。
これからも毎日穏やかに生きていけたらいいなあと思っています。

G.自分の人生についての、声。
お気付きと思いますが、私、ここの出身ではないです。
生まれてからずっと北の方にいたので。
特に不満もなく暮らしていたんですが、ある日、眠っている間に流されてしまって。
気付いたら、この町の海辺まで来てしまいました。
最初は戸惑いましたけど、慣れると居心地のいい場所ですね。
お気に入りの石もなくしませんでしたし。
これがなくなると、食事も喉を通らなくなりますから。

A.その他(何かあれば)
野生のラッコ。
寝ている間に星見町の海辺に流れ着き、意外に住みやすかったので定住した。
石の鑑賞・収集が趣味。

C.名前:ラッコ(名前はまだない)
D.性別:オス
E.年代:成獣

331『音仙』:2020/05/25(月) 02:05:59
>>330(ラッコ)

「キミは……カワウソ? まあ、犬や鳥のスタンド使いもいるんですし、
 カワウソのスタンド使いがいても、おかしくはないでしょう。
 …………? ……いえ、まあ、私は動物に明るくもないですから。
 では……聴かせていただきましょうか、席に座ってもらえます?
 私の言葉が通じているかは……かなり、怪しいと思いますが……」

        キィ ィ ィ ィ 

「え………………………………………………ラッコ?」

             ィ ィ ィ ィ    ン

「ラッコ……ラッコ。……野生のラッコでしたか、これは失礼……えっ。
 ああ……なるほど、『そういうスタンド』の使い手なのですね、この子は」

「あ、エエ、はい、分かりました。ラッコですね……カワウソではなく。
 はい……ラッコの方が、私も、幾分か可愛らしいとは思います。 
 エエ……あ、ラッコさんが行ってしまいますよ、着いて……あ、はい、
 言われるまでもありませんね、エエ……ええ、もう間違えませんので。
 ああ……そうですか、エエ、また是非いらして下さい、『ハッピー・スタッフ』さん」

           ギィィ …… バタン。

「……どうしましょうか、今からでも水族館に連絡すべきですかね?
 まあ、あの能力が着いていれば、生きていくには困らないでしょうが……
 その、第一発見者ですし、後で何かトラブルになったらと思うと、ネ。
 …………ああ、エエ。それはそうですね。どうせなら、触っておけば良かった」

―――――――――――――――――――――――――――

『ミニボート』のような船のスタンド。
本体が陸上にいると、浮遊して動く。
この船の上には、『人型の存在』が一人乗っている。
『彼』は手に『銛』を持っており、自立した意思を持つ。

『彼』はラッコ愛好家で、ラッコの話ばかりする。
船に備わったラジオで世間の情報を集めており、
ある程度なら世間話にも興じてくれる事もある。
一切の操作が出来ない完全自動操縦型で、
普段は船で本体の周囲をぐるぐると旋回する。

――――それは、『彼』が『ラッコ』を見るためだ。
彼からラッコが見えない位置に移動することは、
彼自身や船が敵に襲われて逃げる時くらいしかありえない。

そして……本体が『石』で何かを叩いて見せると、
彼は船を止めて付近の水面に銛を突き立てて、
どんな水面からでも『海洋生物の死体』を獲る。
そして本体目掛け、その『死体』を投げてくれる。

もし仮に彼自身やボートが襲われた場合は、好戦性を欠く。
基本的に回避や防御に努め、反撃はやむを得ない場合のみ。

そして意外にも、ラッコが何かに襲われても助けには入らない。
弁えている、という事なのか、自分の身が優先という事なのか、
それについてもし『彼』に聞いても、お茶を濁されてしまうようだ。

『ハッピー・スタッフ』Happy Stuff
破壊力:B スピード:B 射程距離:B(20m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D
※陸での移動速度は『C』

―――――――――――――――――――――――――――
         →『ラッコ』が町中で目撃され始めた・・・

332『音仙』:2020/05/25(月) 02:07:17
『ミニボート』型の船。ラッコを愛好する人型存在が乗る。
本体の周囲を旋回して、ラッコの観察を続けている。
ラッコが石で何かを叩いて音を立てると『餌やり』をはじめる。
つまり水面を銛で突き、海洋生物の死体を獲って、ラッコに投げる。

『ハッピースタッフ』
破壊力:B スピード:B 射程距離:B(20m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D
※陸での移動速度は『C』

【基本情報】
1.ミニボートのような船と、そこに乗る人型のスタンド。
2.このスタンドは完全自動操縦型。出し入れのみ自由。
  人型の方には意思があり、いつもラッコを見ている。
  話しかけられると『ラッコがいかに素晴らしい生き物か』をしきりに語る他、
  世間話に興じることもある。話題の仕入れ先は、ボートに備わった『ラジオ』。
3.スペック(パス精BBB)は船と人型両方で共通。進路上にいると危険。
★★ミッションでは『GM』がこのスタンドを操作すること。
★★場スレなど厳密な判定が無い場では、このPCのPLが操作して良い。
4.船にも人型にもダメージフィードバックは存在しない。
  船が破壊され航行不可能になったり、人型が死ぬと、
  そこから丸『1週間』の間は発現できなくなってしまう。
5.発現中は、船で本体の周辺を障害物を避けつつ動いている(GM操作)
  基本的に、『ラッコとの間に何も障害物が存在しない位置』を取ろうとして動く。
6.水上なら水面を動くが、陸上なら船体がほんの僅かに浮遊して動き回る。
  陸を移動するのが本懐の船ではないため、陸での移動速度は『C』に下降する。
7.ミニボートの全長は『3m』で全幅は『1.2m』ほど。全高は『0.5m』。
8.人型は手に『2.5m』ほどの銛を持っている。これは鉄製に近い質感や強度。
9.人型は、自身や船が攻撃された時に限り防御や回避を行う。
  また銛が届く距離なら反撃もするが、後述する能力は用いず、銛で行う。
  船での体当たりなどは基本的にしないし、下船することは絶対に無い。
  なんらかの理由で下船した場合、船ごと強制解除され『10分』は出てこない。

【餌やり/餌の確保】
1.本体が『石』で何かを叩き、『音を立てる』と、この『餌やり』行動を始める。
2.餌やりは全てに優先される。敵からの攻撃の回避や防御、反撃よりも。
3.まず船を止め、手に持った銛でおもむろに近くの『水面』を突く。
  なお、この刺突で水面が『物理的に傷つく』ことは無い。
4.陸上など水面が存在しない場合は移動して水面を探しはじめ、見つけ次第行う。
  水面が見つからない場合、探し始めてから『30秒』後に探索を中止する。
  最低でも『野球ボール』程度の大きさのある水面以外は、対象外。
5.突いて一呼吸後、銛を水面から抜く。先端に『海洋生物の死体』が刺さっている。
6.淡水だろうが浅い水たまりだろうが、水面さえ突けば『海洋生物の死体』を獲れる。
7.ただし、水面の面積より大きな海洋生物の死体を獲る事はできない。
8.海洋生物の種類は自由だが、『本体が持って食べられる』物・サイズに限る。
9.海洋生物の死体は実体化スタンド物質で、本体の味覚であれば美味しく食べられる。

【餌やり/餌の投擲】
1.獲った後、スタンドは速やかに銛から死体を外し、本体に向けて『投擲』する。
2.この投擲は、本体に命中してもダメージを与えない。
3.本体以外の生物に命中すると、通常通りダメージが発生する。
4.人型は、本体との射線上に何かあってもおかまいなしで死体を投げる。
  (餌を与えたいあまり周りが見えなくなっているようだ) 
5.投擲の勢いや軌道は、『餌やり』開始時に立てる石の音で判断し、調節してくれる。
  調整はパス精BBBの範囲で可能だが、本体の意図が100%伝わるとは限らない。
  特に石の音自体を何かの方法で乱されると、かなりの確率で『調整ミス』される。
  ただし大きな音でかき消す、など単純な手段では調整ミスはあまり起こらない。
★★ありていに言えば、本体は開始時に『どう投げてほしいか』を明記すること。
★★原則的には、GMは明記された内容通りにする事。
★★不可能な場合、明記がない場合、音が乱された場合は好きに投げてよい。
6.死体を本体がキャッチするなり、何かに当たるなり、地面に落ちるなり、
  投擲によって生まれた勢いが消えた瞬間に、一連の餌やり行動は終了する。
7.終了した『一呼吸』後から、再び『餌やり』を行わせることが可能。
8.餌を食べ終えずに再び餌やりが開始されると、まだ食べていない餌は消える。

333名無しは星を見ていたい:2020/06/06(土) 13:39:37
1.名前:神藤 莉多(シンドウ リタ)
2.性別:女
3.年代:16歳
4.心の声

これまで毎年誕生日は家族と外食と決まっていたのに、
今年は、今日はナシだっておばあちゃんに言われて初めてショックを受けた。

高校の入学式が無くなった事だってなんとなく受け入れていたし、
中学の卒業式が無くなった事もそんなものかなって思っていたけど、
今日になってようやく全部の実感が追い付いてきたんだと、思う。

きっと私は16歳にもなれていなくて、高校生にもなれていなくて、
私に卒業式は二度と無いんだ。

そう思ったらたまらなく悔しくなって、だけど誰を責めることもできなくて、
これまでだって、いろんな理由で同じような思いをした人たちがたくさんいたはずなのに、
そんなこと考えもしてこなかった自分がどうしようもなく恥ずかしくなって。

誰にも言いたくないことを、誰かに聴いてほしいって、それだけだったんだよ。

334『音仙』:2020/06/11(木) 00:03:55
>>333(神藤 莉多)

「はい―――――――――聴き終わりました、ありがとう。
 『記念日』『祝祭日』は、人生を彩り……あるいは区切る大切な日。
 それを喪う事の重み……『共感』ではありませんが、『理解』は出来ます。
 私もそういうことがあったから…………それでもこうして大人になった。
 でも、『そういう事じゃあない』……答えはキミの中にしかないのかもしれない。
 そんな、落し所の見えない話……私のような聞き耳でよければ、お好きにお使い下さい」

            「……とはいえ」

     キィィィィ
         ―――――――
                  ン

「キミはここを訪れ…………新たな『区切り』を得る事は出来たようです。
 『ミザリー・フィースト・デイ』……『祝いの花』を飾る『特別な才能』。
 慰めになるものかは分かりませんが……今日はキミの、ある意味で第二の『誕生日』」

               「どうか、『祝わせてください』…………」

――――――――――――――――――――――――――――――――

礼服を着たような姿の人型のスタンド。
『胡蝶蘭ブーケ』を象った異形の頭部を有する。

能力は――――『祝花』で飾ること。
花束(ブーケ)やフラワースタンド(スタンド花)の形で、
祝いの場には欠かせない『花』を手から作りだす。

これらの花に生物が触れると、花が生物の体表へ『繁茂』。
花に触れた部位は、即座にその花に埋め尽くされてしまう。
放っておくぶんにはその部位以上に広がることは無いのだが、
その体に生えた花もスタンドが作り出した花と同じ効果を持ち、
うかつに他の部位に触ってしまえば、そこに伝播してしまう。

これにより全ての部位を覆うと花は対象の意識を奪い、
その生物を象った草花の塊、『トピアリー』のように変化させてしまう。
唯一の例外として、本体のみは意識を喪失せずトピアリーになれる。

『ミザリー・フィースト・デイ』Misery Feast Day
破壊力:C スピード:C 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――
                 神藤 莉多→己の『特別な才能』を聴き、把握。

335『音仙』:2020/06/11(木) 00:18:20
手からブーケを、触れた所にフラワースタンドを作りだす。
その花に生物が触れると触れた部位が花で覆われてしまい、
全部位が花で覆われた生物は『草花の像(トピアリー)』と化す。

『ミザリー・フィースト・デイ』Misery Feast Day
破壊力:C スピード:C 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.手から『祝花』を作り出す能力を持つ。
3.能力射程はスタンドから『30m』で持続時間は『3時間』。超過で強制解除。
  これらは祝花に限らず、後述する繁茂後の花や、その影響も含む。
4.同時に作り出しておける『祝花』は、『6つ』まで。一度の作成では1つずつ。
  連続での発現には、だいたい『3秒』ほどの間を置く必要がある。
5.祝花や後述する『繁茂』後の花、『トピアリー化した者』の位置が分かる。
6.祝花は視認していれば任意解除可能。解除時、それが起こした『繁茂』も解除される。
7.繁茂した花やトピアリー化だけを任意解除する、ということは出来ない。祝花単位で解除する。
8.6つの祝花を出していると、新しく出すことは出来ない。1つでも解除してから出す必要がある。

【祝花】
1.後述の『繁茂』した花含め、全て実体化したスタンド物質である。
2.フラワースタンド・スタンド花(花輪)と、ブーケ(花束)の二種類の形で発現可能。 
  それ以外(コサージュ、フラワーボックスなど)の形で発現することは出来ない。
3.花は質感こそ本物の植物風だが、花そのものに毒性などは付与できない。
4.デザインは『実在する範囲』で自由に決めても良い。
5.フラワースタンドは、設置点に触れてから一呼吸ほどで設置される。
  発現の際に物を押し除けるような力はないため、相応のスペースは必要となる。
6.設置の際、床に『固定』はされない。持ち上げたり、運んだり、投げたりする事も可能。
7.ブーケは、念じることで瞬間的(一呼吸以内)にスタンドの手に発現出来る。
8.どちらも重さは『破壊力C』で持ち上げられる範囲、サイズは人間大までに限る。
9.祝花は、形を保てなくなるほど破壊された場合には即座に解除される。

【花の繁茂】
1.『祝花の花の部分』や『繁茂した花』に生物が触れると、触れた部位の表面がその『花』に覆い尽くされる。
  生物のみが対象で、スタンドは対象外である。部位とは、四肢それぞれ、胴、頭の『6つ』として考える。
2.服越し、靴越しであっても接触したとみなされる。手に持った棒など、道具越しならば問題はない。
3.部位を覆い尽くした花は、引っこ抜こうが破壊しようが、一呼吸ほどで再生する。
  もし服を脱ぎ捨てたとしても、今度は皮膚の上に咲き始めるため、あまり意味がない。
4.唯一、部位を覆う全ての花を同時(一呼吸ほどの間に)破壊すればその部位の分は解除される。
5.部位に触れた『祝花』が解除されると、それによって繁茂した花も解除される。
6.全部位を覆わない限り、繁茂した花自体が何か悪影響を及ぼす事はない。
7.花がある事そのものが悪影響となる、という事はある。手指なら指紋を使えない、顔なら視界を塞がれるなど。
  ただし、視界に関しては『花の隙間』から覗けはする(花同士の隙間はゼロではない)ため、完全には塞げない。
8.繁茂した花はその生物とは『無関係』な物質。よって何らかの『触れて発動する能力』などが
  部位を覆う花に触れても、花までにしか能力が適応されず、生物には届かない。一種の防護になる。
  (例:触れたものを壊す能力を持つスタンドが『花』で覆われた部位に触れても、『花』が破壊されるだけで肉体には届かない)
9.全部位を覆われた時、その生物は意識を喪失する。直後、その生物の姿を象った『花の塊』――――『トピアリー』と化す。

【トピアリー】
1.トピアリー化している間、対象の意識は戻らない。耐久性などは『植物の塊』相応。
2.トピアリー化についても、対応する花が解除されると元に戻る。
3.トピアリー化している状態で受けた破壊は、解除時に生物に反映される。   
4.変化する前に受けていた負傷などは、変化している間は治癒もしないが、悪化もしない。
5.本体のみ意識を保ったままトピアリー化する事が可能で、スタンドも維持・操作出来る。
6.本体が変化したトピアリーも、このスタンドで移動させる、つまり運搬や吹き飛ばしたりは出来ない。

336名無しは星を見ていたい:2020/06/11(木) 22:17:24
1.瀬野満男(せのみつお)
2.男
3.30歳
4.モテたい
5.自分で言うのもなんだけど、俺はシンプルな男なんだ、でもいい加減なワケじゃないぞ。ヤるときはヤる男だ。
100の言葉を語るより、一つの行動が世界を動かしていくんだ、良くも悪くもな。

337『音仙』:2020/06/13(土) 01:57:10
>>336(瀬野満男)

「はい、聴き終わりました―――――ありがとうございます。
 『モテたい』……ああ。とても、普遍的な『心の声』ですね。
 そうでありながら『特別な才能』を眠らせてもいたのは、
 やはり『珍しい性格』イコール『スタンドの素養』ではないのでしょうか」

「あるいは――――『頭抜けた意志の強さ』が、あるのかもしれません」

          キィィィーーーーーー ・・・

「『フォーリング・マニック』……足場を『吊り橋』に変える能力です。
 吊り橋効果を狙うには、少し物騒すぎるかもしれませんケド……
 スタンドを得て、キミの『行動』は更に幅広くなる。……どうか、実を結びますように」

―――――――――――――――――――――――――――――

男性的な体格を持つ、人型のスタンド。
黒いハートマークが両肘に存在する。
精度に劣るが、パワーとスピードに長ける。

殴った地面に木製の黒い『円柱』を作り出す能力。
それによって立てた『四つの柱』の間の『足場』を、
今にも落ちそうな『吊り橋』に変えてしまう。

橋に穴が開いたりして、仮に橋の下に落ちたら、
『何も無い空間』を落ち続け、事実上死ぬも同じ。
ただし二階以上の床を吊り橋化した場合など、
『そこから落ちた下に、また足場がある』場合は、
仮に落ちても、単にその『下の足場』に落下するだけで終わる。

『フォーリング・マニック』Falling Manic
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(2m)
持続力:D 精密動作性:D 成長性:C

―――――――――――――――――――――――――――――
瀬野満男(せのみつお)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

338『音仙』:2020/06/13(土) 02:10:55

殴った地面から柱を生やす。
柱4本で囲まれた足場は、壊れやすい『吊り橋』になる。

『フォーリング・マニック』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:D 成長性:C

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.殴った地面から、パスBBの勢いで垂直に伸びる『柱』を生やす。
  厳密には殴った瞬間ではなく、スタンドの拳が殴ったところから離れた瞬間に生えてくる。
3.生やしておける柱は『6本』まで。射程はスタンドから『10m』で持続時間は『10分』
4.柱は実体化したスタンド物質。破壊力Cの全力連打や、破壊力Bの1〜2撃で破壊できる。
5.太さは一般的な『ジュースの缶』ほど。長さは『1.5m』になる。
6.スタンドが手で触れる事で、柱は一本ずつ任意解除出来る。
7.全ての柱を同時に解除するなら、意思一つで出来る。
8.柱は『破壊力B』なら引き抜けるが、引き抜いたり壊れたりすると解除される。

【吊り橋】
1.柱4本が『矩形』(=正方形か長方形のこと)に配置されていると作成可能。
  なお、数センチ単位での誤差であれば、このスタンドは問題なく矩形と認定できる。
2.柱4本に囲まれた空間の『足場』のみが、即座に『吊り橋化』する。
  
   ●地地地地地地地地●    ●橋橋橋橋橋橋橋●
   地地地地地地地地地地  → 地橋橋橋橋橋橋橋地
   地地地地地地地地地地  → 地橋橋橋橋橋橋橋地
   ●地地地地地地地地●    ●橋橋橋橋橋橋橋●
 
地:足場。材質などは関係なく吊り橋に出来る。柱で囲まれた範囲なら、『足場の無いところ』にも吊り橋は発生する。
●:生やした柱。柱が生えている部分については吊り橋化していない。
橋:・吊り橋化部分。『奥行30cmほどの木の板』を繋げた構造の橋桁。板と板の間に『紙なら通る』くらいの隙間がある。
  ・『木の板』は『破壊力B』あれば1枚ずつ剥がせる。剥がした場合、その部分は『穴』になる。
  ・剥がした分の木の板はその瞬間に解除される。その他、破片などが出ても、それも解除される。
  ・橋桁は見るからにボロい。『100kg』以上の重量は支えられず、それくらいの重さが乗ったら『穴が開く』。
  ・ただし、『元から乗っている重量』はカウントされない。一度持ち上げてから乗せ直す、とカウントされる。
  ・『破壊力Cの全力』なら一撃で破壊され、やはり穴が開いてしまう(=人が上で飛び跳ねたりすると穴が開いて落ちていく)
  ・『1トン』を超える加重や、『破壊力Bの連打』レベルの衝撃が加わると、『穴が開く』に留まらず『橋全体が落ちていく』。
  ・橋全体が落ちる場合、衝撃を受けた部分にまず穴が開き、そこから『スC』で伝播するようにどんどん崩れていく。

3.吊り橋化するのは『足場のみ』。吊り橋なら本来存在すべき『ロープ』は、現時点では無い。
4.吊り橋化は任意解除可能。また柱が破壊や任意による解除で1つでも欠けた場合も、吊り橋化は解除される。
5.吊り橋化を解除すれば足場は完全に『元通り』になる。橋への破壊行為が反映されたりはしない。
6.橋の穴に引っかかっているものなどは、吊り橋を解除すれば足場の上に戻る。完全に落下したものは後述。

【吊り橋の下】
1.吊り橋化した足場の『下』がどうなっているかによって、橋桁の下がどうなっているかは変わる。
2.橋桁の下に落下したものは、下に『別の足場』があるならそこに落ちる。
  しかし下方向5m以上にわたって別の足場が無い場合は、『永遠に落ちつづける』事になる。
3.永遠に落ち続ける場合、能力を解除しても足場の上に戻ってきたりはしない。
4.足場の下にある、人が踏み入る事が想定されない狭いスペースは、『下にある別の足場』と見なさない。
(地中にあるモグラの巣穴、床材の中の僅かな隙間、建物の床の下にある基礎部分など)
  
A:【吊り橋化した足場の『下方向5m』に渡って、『別の足場』が無い場合】
橋桁の下は無限に続く『何もない空間』となり、橋桁に穴が開くなどして落下すると、『永遠に落ち続ける』。
  
B:【吊り橋化した足場の『下方向5m』以内に、『別の足場がある』場合(『建物の二階以上の階の床』など)】
橋桁に穴が開くと、そこからその『別の足場』(2階の床が吊り橋化したなら、1階の床)が見える。落下すれば、その見えている足場に落ちる。

339名無しは星を見ていたい:2020/06/13(土) 17:55:55
1.目片 二斗(めかた にと)
2.女
3.10代
4.頭の中で同じ音楽が繰り返されるって……ありますけど。
わたしの場合は、音楽じゃなくて……あなたには聴こえてるのかな?この、機械の音。工場の音。
いつからか何て意識してないですけど……気付いたらずっと、大きな機械が動いてて……あたしの頭の中で何かを作ってる。
これは異常なの?それとも才能?
そのうち、この心の声すら塗りつぶされそうで、怖いです。

340瀬野満男『フォーリング・マニアック』:2020/06/15(月) 20:17:53
>>337-338
マジで!? いやすまん、不真面目なワケじゃあなかったんだけど、予想外ではあったんだ。
このスタンドでモテモテ間違いなしだぜ!サンキュな!!!スゲー丁寧な説明も助かるぜ

341『音仙』:2020/06/19(金) 00:02:20
>>339(目片 二斗)

「はい――――――聴き終わりましたよ、ありがとう。
 『工場の音』……大きな機械、作られている『何か』。
 それらは厳密に言えば、『キミの頭の中にある』ものではない。
 ですが、妄想という訳でもなく…………『才能の一環』とでも言いましょうか。
 起きること自体は非常にシンプルなのですが、非常に『特殊な才能』です」

          キィィィィ
              イ
                 ――――――――――ン

「――――――『メカロマニア』」

「エエ、キミにも見えたであろう『彼』はそう名乗っていますが……
 それが彼自身の『個人名』なのか、それとも、『工場』……『勤務先』の名なのか?
 工場も含めてのキミの才能なのか、それとも彼個人とのつながりが才能なのか?」

          「彼には、そこを『区別』する気もなさそうです……
           おそらくはキミの元でも、意志を示す事は無いでしょう。
           『意志なき存在』ではないのは、『それ』が示す通りですが、 
           あえて意志を示す必要は無い、と考えているのでしょうかね」

「ともかく……キミは彼を通して『それ』を聴いていた、という事です。 
 ……『謎の多い』才能ですが、『用途』はやはりシンプル。『どうするか』は……ご自由に」

―――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。ロボット風の外見。
作業服を思わせる衣服を着ており、
上下合わせて『6つ』のポケットを有する。

このスタンドの武器は…………『銃』。
各ポケットに一個ずつ仕舞い込んだそれを扱い、
結果的に『人型』と『銃の射程』を両立する。

ただし、この銃は『不良品』。
二度目に引き金を引くと弾が出てこなくなり、
数秒経過や、衝撃があると『爆発』してしまう。
とはいえ彼の着る作業服は加工がなされており、
銃によるダメージは、ある程度だが遮断される。

なお、彼は『製造工場』の『検品担当者』。
本体によってこちらの世界に呼び出される際、
『不良品』としてラインから弾かれた製品を、
秘密裏にポケットに入れ持ち出しているようだ。
つまり自我があるはずだが、今のところ本体の操作で動く。

『メカロマニア』Mechalomania
破壊力:C スピード:C  射程距離:C(8m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

『銃』
破壊力:B スピード:B 射程距離:B(10m)

―――――――――――――――――――――――――――――
         目片 二斗(めかた にと)→己の『特別な才能』と出会う。

342『音仙』:2020/06/19(金) 00:09:13
光弾を撃つ『不良品の銃』を6つ持っている。
一発は普通に撃てるが、二発目を撃とうとすると、
弾が出ずに数秒後または衝撃に反応し炸裂する。

『メカロマニア』
破壊力:C スピード:C  射程距離:C(8m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

『銃(不良品)』
破壊力:B スピード:B 射程距離:B(10m)

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.作業着を上下と、手袋を着用。ヴィジョンの一環なので、脱げたりはしない。
3.上着は4ポケットタイプ。高さは胸の辺りと腹部の辺り。
  ズボンの左右にも1つずつポケットがあるので、計6つポケットがある。
4.各ポケットは、『文庫本』がギリギリ収まるサイズ。
5.ポケットは、容量さえ許すなら自由に物を入れられる。
6.解除した時、後からポケットに入れた通常の物体はその場に落ちる。
7.このスタンドの衣類は後述する『銃』から生じるダメージのみを『遮断』する。
  完全に無効化はしないが、衣類越しには光弾や爆発のダメージをパスCC相応まで軽減する。
8.遮断効果は、ポケットの中など表面以外にも適用される。
9.衣類を身につけていない顔面は、通常通りのダメージがある。

【銃(不良品)】
1.各ポケットに1つずつ、手のひらに収まるサイズの『銃』が入っている。
2.手放す事も可能。銃自体の射程はスタンドから『5m』。再度ポケットに入れ直す事も可能。
  他人に手渡す事は可能だが、このスタンド以外には引き金が引き切れず、撃てない。
3.銃の質感はプラスチック風。破壊力Bの一撃をまともに受けると破壊され、消滅する。
4.引き金を引くと、銃口から『光弾』が放たれる。
5.光弾の形状や威力は通常の拳銃弾(パスBB)並。有効射程10m。推進力を失うか、射程外で消滅する。
6.光弾は暗闇では目立つが、辺りを照らすほどは明るくない。豆電球程。

【爆発】
1.一発撃った銃は、二度目に引き金を引いても弾が出ず、それ以降『爆発』するようになる。
2.『爆発』は二度目に引き金を引いた後、以下のいずれかで発生する。
  ①『約5秒』ほど経つ
  ②パスCC以上の勢いで、何かと衝突する
3.爆発は銃を中心にして『半径50cm』を球形に巻き込む。威力はパスBB相当。
4.爆発に炎熱は伴わない。光と衝撃だけが、範囲に広がる。光の眩しさは『車のヘッドライト』程。
5.爆発した銃は消滅する。破片などは残らない。
6.この爆発を含め、あらゆる理由で消費した銃は、『解除してから2時間』ごとに『1つ』補充される。
 
【工場】
×:非発現時、人型スタンドはそこに勤務しているらしい。銃の製造元でもある。詳細不明。
×:彼はここで『検品担当者』をしており、不良品として弾いた銃を勝手に持ち出しているようだ。
×:他の者には撃てない『銃』が彼には撃てるのも、『検品に必要で、使用許可が出ているから』らしい。
×:つまり彼には意思があるはずなのだが、少なくとも発現中は『通常のスタンド』のように自由に操作できる。

343名無しは星を見ていたい:2020/06/20(土) 23:32:55
1. 霜降 寒夜(しもふり かよ)
2.女
3.13
4.
…『赤信号』を渡りたい時ってどうしてる…?
…『待つ』よね?待っていればいつか必ず『青信号』になるもの…。

……変な話だったね……

…じゃあ……そう、最近『蚊』が増えてきたよね…刺されると痒いし、何とかしなきゃってなった時、私は『待つ』の…。
…ハエ叩きを持って…耳を澄まして……目を離さず……100%確実に叩けるところに止まる、『その時』を…。

…叩き方が甘くて逃がしても…弱らせたなら…私という餌を求めてきっとまた来る…だから二回目の『その時』を待つ……。
…見えないところに逃げてしまっても…建物の中には必ず居る…また姿を出すのを待つ……。
この頃はそうやって過ごしてるの…


…諦めたら、『その時』がそこに『居る』事に…気付けもせずに、逃がしてしまう。
もしも、結局『その時』が現れないとしても…それでも、『待っててあげられない』事の方が嫌だ。
大雨が降ってきても、虫に刺されても………待ってていたいものがあって。
できる限りの準備をして、確実に迎えてあげたい。

…ここには、『準備』をしにやってきたの…。
…ここで座って…『待つ』ことにするね……。

344『音仙』:2020/06/27(土) 02:07:09
>>343(霜降 寒夜)

「はい――――――『聴き終わり』ました、ありがとう。
 エエ……お待たせしましたが、それは『報われた』事になります。
 待てば必ず『その時』が来る、わけではない……それはご存知の様子。
 であれば……この『ヘパティカ』を、使いこなせるかもしれませんね」

           キィィィィィィ
                ―――――――  
                         ン


「『自ら動く』には、あまり向いておりませんが……
 使い時を選べば、強力な力を発揮することでしょう。
 『その時』を待つのは、キミの得意とする分野ですね。
 …………もちろん、自らつかみ取りに行く自由も、常にありますケド」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『大型ネコ科動物』の『氷像』のような動物型のヴィジョン。
その見た目通りネコ科と思えないほど『動きが遅い』が、
勢いを伴わずとも敵を裂く鋭利な爪牙と破壊力を持つ。

能力は『視認』で発動し、『氷』の中に無生物を『閉じ込め』、
そこに閉じ込めてられている限り『時の流れ』も『凍結』する。
氷は触れば冷たく、まさに氷塊相応には『強固』だが、
意志を伴った『生物』が触れると即座に氷は解けてしまう。
このため生物を幽閉する事は『気絶』させなければ不可能。
自分から動くことのない無生物には完全な『牢獄』である。

そして――――氷像を思わせるヴィジョンを持つこのスタンドもまた、
条件を満たした時のみ『氷』が解け、白い『ヒョウ』のヴィジョンを表し、
『神速』で接敵してその勢いのままに『一撃』を叩き込んだ後、元の状態へ戻る。

その条件は、『他の氷が解ける瞬間』をこのスタンドが視認する事。
自ら『餌』を用意し、誰かがおびき寄せられるのを待ち、『狩る』。

『ヘパティカ』Hepatica
破壊力:B  スピード:D(A) 射程距離:C(9m)
持続力:B 精密動作性:C     成長性:C

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
              霜降 寒夜(しもふり かよ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

345<削除>:<削除>
<削除>

346『音仙』:2020/06/27(土) 02:22:00
『大型ネコ科動物』の『氷像』のようなヴィジョン。
視認した無生物を『氷』に閉じ込め、『時の流れ』さえ凍結させる。
この『氷』と凍結は意識のある生物が氷に触れるだけで『解ける』が、
このスタンドがそれを目撃すると『解氷状態』となって神速の一撃を加え、
その後本体の側まで戻ってきて、再び『氷像』のような姿に戻る。

『ヘパティカ』
破壊力:B  スピード:D(A) 射程距離:C(9m)
持続力:B 精密動作性:C    成長性:C

【基本情報】
1.大型のネコ科動物を思わせる『氷像』のヴィジョン。体長『1.5m』体高『0.6m』ほど。
2.動きは遅いが、ネコ科動物に出来るような動きについて自由にさせられる。
3.ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
4.爪、牙は『氷加工』にも使われる『ペティナイフ』を思わせる(切れ味も破壊力B相当)
5.能力は『このスタンドの視覚で視認する』事で発動する。『一呼吸』ほどは見る必要あり。
6.視界が遮られる等でよく見えない(何なのか判別できない)物体に対しては、能力は発動できない。

【凍結】
1.視認した『無生物』または『意識の無い生物』を『氷』に閉じ込め、『氷像』のようにする。
2.能力対象に出来る最大サイズは『大型バイク』ほどで、最小は『ピンポン玉』ほどから。
  閉じ込められないほど大きいもの、地面や壁などの『一部だけ』を凍らせる、という事は出来ない。
3.同時に氷に閉じ込めておける数は『4つ』まで。氷は実体化したスタンド物質。視認していれば任意解除可能。
  能力射程は『スタンドから20m』で、持続時間は『8時間』。それらを超過した場合氷は『消え』、解けたと見なさない。
4.この氷は『氷』そのものの性質で、冷たいが、『気温』『室温』で自然解凍されることは無い。
5.炎や人工的な高熱、およびそれらを操るスタンドなどでは、氷相応に解凍されてしまう。
6.閉じ込められているものは氷の影響を受けず、氷の冷たさが伝わって冷えたりもしない。
7.氷は『破壊力Bのラッシュ』であれば、無理やり破壊して中身を取り出す事も可能。これも『解けた』と判定する。
8.氷に閉じ込められている間、対象は『時間が停止している』ように、『機能』や、あらゆる状態の進行が停止する。
9.氷に『意識のある生物』が触れると、一瞬で氷が全て溶けてしまい、中身が即座に開放される。
  スタンドによる接触では、ダメージフィードバックがあるものでも解けない。
  このため、『生物が今触れている最中のもの』を氷に閉じ込める事は出来ない(氷自体が発生しない)

【解氷】
1.『何者かの手で氷が解けた』のをこのスタンドが『目撃』すると、『このスタンドの氷』も『解ける』(『解氷状態』となる)。
2.解氷状態のスタンドは、ヴィジョンも『氷像』ではなく、白い毛皮の『ヒョウ』のようなしなやかな姿となる。
3.このスタンドは解氷と共に『氷を解かしたもの』へ『急接近』し、爪や牙で『一撃』を加える。
4.攻撃の成否に関わらず、このスタンドは『一撃だけ』放った後、『本体の側』へ舞い戻り、瞬時に『氷像』状態に戻る。
5.目撃(解氷)→氷を解かした者への接敵→攻撃→本体の側への復帰
  ……はワンセットで、その間のみ、スペックは『パス精BAC』。
  攻撃の種類に関しては本体が選ぶ事が可能だが、『自動操縦』に近い。
6.攻撃や妨害は『回避』しようとするが、失敗して攻撃を受けるなどで『動きが止まる』と、その場で『氷像』に戻る。
  動きが止まらなかった場合に関しては、ダメージを受けながらでもそのまま通常通り本体の側に戻ってから、氷像に戻る。
7.氷を解かした者以外への攻撃は行えず、進路に居たら全て『回避』する。
  が、避け切れない場合にわざわざ止まったりはせず、『体当たり』のような形となる。
8.既にこのスタンドが解氷している状態で別の氷が解けるのを目撃した場合、
  現在の攻撃対象の後でそちらも攻撃する、または現在の攻撃を中断してそちらにも攻撃する事も可能。
  そちらには攻撃せず、現在の攻撃が終わればそこで終わる事も可能。

347名無しは星を見ていたい:2020/06/29(月) 00:56:57
1.知覧吉彦
2.男
3.23
4.
ハッピバースデーオーレー、ハッピバースデーオーレー、
ハッピバースデーディアオーレ―、ハッピバースデーおーれー……

ぐおぉー、一人で誕生日おめでとう、ってマジで虚しいなこれ。
そもそもそこまでめでたくねぇんだけどさ、どうしてこうなったー。
カネなし職なし実家暮らし、悪そうなやつから大体カツアゲ。
同窓会の連絡とか来てたけど、今いちばん行きたくないだろ!
同期は新卒、若しくは就職先でそろそろ昇進だろ……。
そんな中ニートが酒持ってフラッと入っておジャマしまーすって、
マジにオジャマ虫か弄られ役じゃねぇか、……あれ、待てよ。
これって高校時代から特に変わってないよな。……じゃあ、別に……。
というか、最早ずっと実家暮らしでウワサだって流れてるわけで、
俺がニートなのは明白なんだから、折角だしちょっと顔だけ出してみるか。

うわー、やべー、ちょっと逆に楽しみになってきた。
敢えてスーツで行ってみるかー。何人か結婚してるよなー。
あー、ニートだとご祝儀ってちょっとマケてくれるよな。
マケてくれるはず、だって逆に貰いにくいよな。俺だって渡しにくいし!
しょーがねぇーなー、ちょっと多めに持っていくかー。
後はお袋からどうやって金を貰うかだが、……これちょっと悩むなー。
てかこの椅子ちょっと硬くね? クッション敷いてあるか? 最近痔っぽいし。
そろそろか、そろそろだよな……。おーい、俺の声聞こえてるー?

348『音仙』:2020/07/05(日) 02:21:41
>>347(知覧吉彦)

「はい…………聞こえていました。
 そして…………『聴き終わりました』。ありがとう。
 少し、その、熱が入りすぎてしまいましたね……エエ」

「心音を探るのが難しいことは……『2通り』あります。
 心の音が、あまりに『過密』で、底の底までなかなか聴き出しきれない場合。
 あるいは……『声が無さすぎて、底がどこかを探り当てるのが難しい』場合。
 キミがそのどちらかを、言うつもりはありませんが……『見つかった』のは、一安心」

      「耳を澄ませて」

         キィィィィ ――――― ン

             「……聴こえたでしょうか?」

「キミの特別な才能は……これ単体では、さほど大きな力とは言えません。
 他力本願、とまでは言いませんが……己の手に何も持たないからこその『可能性』
 無職は無色……なんて使い古された駄洒落では、無いんですけどね。
 この力は『手を借り』はしても、その色に『染まる』事は……簡単な道では、ないのですから」

                「名は、『モンキー・ビジネス』……それじゃあ、行ってらっしゃい」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

作業用の『手袋』を両手につけた、人型のスタンド。
驚くほどに『精度』に優れる……『手だけ』だが。
それ以外のスペックについては凡庸だが、悪くはない。

このスタンドの『本質』を秘めるのは、着けている『手袋』の方。
先述した『手』の精密動作性の高さもこの手袋による『補正』であり、
人並みの手さばきを超精度に、また人並み以下でも人並みまで向上させる。
手袋のみ実体化しており、フリーサイズなので、取り外せば誰でも装着可能。

能力は、『手に職を憑ける』こと。
即ち『人型存在』の会得している様々な『技能』を『手袋』にコピーし、
その状態で着けた者に、コピー元と遜色ない『プロの技』を発揮させる……『手だけ』。

コピーの手段は、技能を持つ対象自身にこの手袋を着けてもらうこと。
頼み込むか、騙して着けさせるか、あるいは『精度向上』の対価とするか。

いずれにせよコピーが完了すると、手袋に『ロゴマーク』が浮かぶ。
スペースの問題から、現在浮かべておけるロゴマークは『二つまで』。

――――なお、このスタンドの言う『技能』には、
他のスタンドの『手を起点にする能力』も含まれる。

『モンキー・ビジネス』Monkey Business
破壊力:C スピード:C    射程距離:C(8m)
持続力:C 精密動作性:A(C) 成長性:B
※『手袋無し』の場合、また手以外の部位の精密動作性は『C』

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                                 知覧吉彦→己の『特別な才能』を聴き、把握。

349『音仙』:2020/07/05(日) 02:24:06
精密動作性を向上させる手袋を着けたスタンド。
この手袋は実体化しており、他の誰かに付け替える事も可能。
何かしらの『技能』を持った存在がこの手袋を着けた場合、
手の甲部分に『職』を象徴するような『ロゴマーク』が浮かび上がり、
その状態の手袋を着けていると、対象の技能を『手』に限り『完全再現』できる。

『モンキー・ビジネス』
破壊力:C スピード:C    射程距離:C(8m)
持続力:C 精密動作性:A(C) 成長性:B
※『手袋無し』の場合、また手以外の部位の精密動作性は『C』

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.このスタンドは『実体化したスタンド物質』の『手袋』を付けている。
3.手袋そのものとしての性能もそれなりに良いが、特殊な耐久性などはない。革手袋レベル。
4.装着できないレベルまで破損した場合、手袋は解除。『3日間』はスタンドを再発現しても手袋無しになる。
5.手袋は『取り外し』し、他人にも着けられる。誰の手にも合う『フリーサイズ』。

【手を貸す】
1.手袋を付けていると、『手の動作』のみが『精密動作性A』まで向上する。
2.手に伴う腕の動きは手の動作に含まれるが、腕単体の動きや、他の部位は範疇外。
  全身動作を伴う『全力での投擲』などについては精度向上の恩恵が低い。
3.ただし元の精密動作性が『E〜D相当』の場合、『A』には向上せず、『C』までにとどまる。
4.この段階では『精度向上』に過ぎず、『技能』が身につくわけではない。
  道具の扱い方にコツや知識がいる『調理』などは、『プロ』並に出来るとは限らない。
5.手袋の射程はスタンドから『10m』まで。持続時間は、スタンド自体を発現している限り。
6.手袋を『片方だけ』装着する事も可能ではある。その場合も、着けた手の精度は問題なく向上する。
7.手袋には、特定の条件で最大『2種』までの『ロゴマーク』が浮かぶ。
  浮かんだロゴマークは、本体かスタンドの視界内にあればいつでも解除可能。
8.ロゴマークの『持続時間』は『2時間』。超えるか、スタンド自体を一度でも解除すると消える。

350『音仙』:2020/07/05(日) 02:30:39
【手に職が憑く】
1.ロゴマークが浮かぶ条件として、なんらかの『技能』を有する他者が、この手袋を着ける必要がある。
  技能とは、人間が『仕事』や『部活』『趣味』などで身についた『素人には真似出来ない技術』のこと。
  対象となる分野は芸術、スポーツ、家事など多岐にわたるが、『料理』『野球』といったくくりで捉える。
  (『スポーツ』なら競技単位、家事なら炊事・洗濯・掃除くらいのくくり、芸術なら水彩画・漫画・彫刻くらいのくくり)
2.対象に手袋をしっかり着けてもらいさえすれば、即座にロゴマークが浮かぶ。
3.対象が仮に複数種類の技能を有するなら、対象が最も強くイメージする(最も得意と自負する)1つだけが浮かぶ。
4.技能は、必ずしも『職』に根差す必要はない(例えば『部活』や『趣味』でもいい)が『妥当性』は必要。
  (PCをコピー元とする場合、『設定』や『能力』上、その技能を持つことが妥当である、というソースを示す事)
5.『やり方さえ知っていれば誰でも即座に並べる程度』の腕前は、『技能』ではない。
6.手袋を片方の手しか着けていない場合でも、ロゴマークは両方の手袋に浮かぶ。
  ただしこの場合は、着けて即ではなく『10秒』程の間がいる。
7.『手から(手を起点に)発動する』『手で触れて発動する』スタンド能力も『技能』の範疇となる。
8.ロゴマークは、技能を象徴するようなマークとなる。同じ技能でも、持ち主により個人差は生じえる。
  ★マークがどのような物かは後述する『技能の持ち主』が決めてよい。決めないなら、このPCのPLが決める。
9.手袋が着けていられないレベルまで破損すると、ロゴマークは消える。

【手真似】
1.ロゴマークが浮かんだ手袋を着けると、元となった『技能』を完璧に再現できる。
  ただし、複数の『技能』を同時に再現する、という事は出来ない。再現中の技能のロゴマークだけ『淡く光る』。
2.高精度で同レベルの動きが出来るというだけでなく、細かな癖や無意識で実践しているコツなども真似、
  たとえば『漫画原稿』のような複雑な工程、本人の個性を内包する物も『完コピ』する事が出来る。
3.反面、悪い癖も真似るため、例えば『料理は出来るが調味料の加減が苦手』といった者からコピーすると、
  やはり加減は苦手なままになってしまう。本体自身の判断でカバーする事は一応可能。
4.あくまで手袋の補正のため『手』、および付随する『腕』以外の動きは、たとえ技能に含まれても真似られない。
5.あえて再現(元の持ち主の技能)に逆らい自己流を混ぜる事も出来るが、その場合は技能は反映されない。
6.また、既存の技能は再現できるが、『新しい発想』までは湧いてこない。
  漫画ならもともと存在する原稿のコピーは出来ても、新作のストーリーは浮かばない。
7.再現する技能が『スタンド能力』の場合、能力内容・制限等は元と等しい。
  ただし能力の詳細などについては、知っている限りでしか把握できない。
8.『技能』を再現するだけで、『スペック』は変わらない。また、『手の形状』も変わらない。
  そのため、スペックに依存する能力は機能しない事があり、手の形状に依存する能力は再現できない。
  ただし、手の形状そのものが変化するわけではない(手に『模様』がある程度)なら再現可能。
9.ロゴマークが消えれば、技能も消える。体が覚える、という事も、一度や二度の真似では起きない。
  だが繰り返し同じような技能を真似し続ければ、いつかは本当に『手に職がつく』事もあるかもしれない。

351名無しは星を見ていたい:2020/07/29(水) 23:21:00
1.龍美丹(ロン・メイダァン)
2.女
3.10代
4.ドラゴンロード……ボクたちの道……ボクらの祖先の歩んだ戦い
 ボクが進むべき道。
 この道の先に何があるか、それは分からないけれど、自分の足で進む以上後悔はないさ。
 この身一つで強くあれるなら、それでいい。
 力をもって善をなす。
 それがボクのドラゴンロードだから。
5.それはともかくとしてこの人キレイだなぁ

352『音仙』:2020/08/04(火) 01:29:46
>>351(龍美丹)

「――――――――――はい。聴き終わりました、ありがとう。
 『血脈』……スピリチュアルな言い方をするならば、『血のさだめ』
 それは、往々にして『スタンド』を運ぶ道となる……遺伝、あるいは伝承。
 キミの一族、あるいは精神的な意味での『祖先』達が『そうだった』のかは……
 私に聴ける範囲ではありませんが……少なくとも、キミという地点で『表出』しました」

         キィィィィ
                ―――――  ン

「キミの才能の名は……『チーロン(紅龍)』。
 血脈に宿り、『出血』を『血龍』に変えて操る『才能』です。
 攻撃力もさることながら、特質は……この龍は『輸血』に使える事。
 そして、どのような血液型の人間にも適合する事……まさしく『善を為す力』。
 ……あるいは、輸血対象の『身体情報』を『監視』できることについても、
 キミの『善』のありかた次第では、大いに役に立つ要素かもしれませんね」

「それにしても……その、『キレイ』というのはやはり……あまり、耳が慣れませんね。
 エエ、キミが初めて『思った』わけではなく……あ、いえ、自慢ではないんですよ。
 なにせ、女性にばかり言われるので……イエ、男性に言われたい、という訳では、ネ。
 恋愛がどう、という性分でもないですしね、エエ。……化粧品を変えたのが良かったのでしょうか?」

                           「ネエ、どう思います……」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

本体と一体化したスタンド。
脈々と受け継がれてきた『血』の中に宿り、
普段は特定のヴィジョンを表出させない。
発現している間は本体の身体能力を高め、
速度に長けたアクロバティックな高速動作を得意とする。
反面、スタミナの消耗については激しい。

本体の身体に出血を伴う傷口が生まれたとき、
このスタンドは『血の龍』として姿を表せる。
この龍は傷口と繋がっている限り自由に操作することが可能であり、
傷口の大きさ次第でサイズが、出血の勢い次第で破壊力増す性質を持つ。

龍は本体の『血』そのものであり、生物の体についた『傷』に触れさせる事で、
強制的に『輸血』を行う事も可能。血は血液型に関わらず、対象に『適合』する。
よって拒絶反応を目的には出来ないが、純粋な善意での輸血には、極めて有用。

これは単なる利他では無く、血は相手の体内でもしばらくスタンドパワーを残し、
対象の身体の現在のコンディションを分析、本体へとリアルタイムで伝える。
受けている傷病の原因や名称を知る、将来の疾患を予測するなどは不可能だが、
負傷の程度の把握、現状における隠れた傷病、隠れている疲労を見出すなどは『容易』。
それを『弱点』として突くか、それともあくまで善を貫くのかは、本体次第である。

『チーロン』chilong
破壊力:D?B スピード:B 射程距離:D
持続力:D  精密動作性:C  成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
         龍美丹(ロン・メイダァン)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

353『音仙』:2020/08/04(火) 01:32:11

血液と一体化したスタンド。
出血を伴う傷口から『血龍』として伸ばし、操作できる。
この『龍』を他者の傷口に触れさせると強制的に『輸血』を行え、
血液型問わず100%適合するうえ、暫くの間対象の身体の状況を把握できる。

『チーロン』
破壊力:D〜B スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:D  精密動作性:C  成長性:B

【基本情報】
1.本体の『血液』と一体化したスタンド。
2.ヴィジョンは無いが、発現中は本体の体の各部にに赤い龍の紋様が浮かぶ。
3.発現中の本体はスタンドに干渉でき、各動作が『パス精CBC』になる。
4.発現は意識によってオンオフでき、デフォルトはオフ。
5.周囲の状況やどんな動作をするかなどにもよるが、傾向として発現中の疲労は激しい(持続D)

【血龍】
1.本体に生じた出血を伴う『傷口』から、『血』が赤い『龍』となって伸び、それを操作できる。
  この『血龍』が保たれている限り、出血(失血)による体調不良、意識の喪失などは起きない。
  ただし部位喪失による機能喪失は起こるため、斬首や胴体切断などは『死』に直結する。
2.龍の体が何らかの攻撃などで断裂してしまうと、その全体が血液に戻り、その分失血する。
  また、その傷口からは『1分』の間、再度『血龍』を出す事は出来なくなる。
3.同時に出せる血龍は、『二匹』まで。よって三箇所目以降の傷口からは通常通り出血するしかない。
4.血龍を出す傷口を切り替える事は可能。ただし切り替える際は、龍の長さを一旦ゼロにする必要がある。
5.血龍は『胴体』と『頭部』のみで、現状、手などは無い。構造としては『ヘビ』にも近い。
6.血龍は『ビニールホース』程度の強度で、口部に備える牙のみは『鉄』クラスの強度を誇る。
7.操作は本体自身の肉体と同じく、『ス精BC』で可能。『破壊力』は出血の勢い次第。
  ×ほうっておけば血が出ない傷→龍は出せない。
  ①血が傷口の上に滲み出す程度の傷(擦り傷、指先ほどの小さな傷など)→D
  ②血が放っていてもどんどん流れていく程度の傷(肉に届く切り傷など)→C
  ③血が噴き出す程度の傷(末端の欠損、それに類するレベルの切り傷など)→B
8.現状、たとえ胴体が両断されたほどの大出血でも『破壊力A』に達することはない。
9.龍の『サイズ』は傷口の大きさと同等で、長さは『0m』〜『5m』で伸縮自在。伸縮速度は『C』。

【輸血とモニタリング】
1.血の龍が生物の傷口に触れる事で、対象へと本体の血を、龍を介して『輸血』出来る。
2.輸血した分の血液は、通常通り本体の肉体からは失血する。
3.この輸血は血液型を問わず必ず『適合』し、いかなる拒絶反応も起こさない。
  また、『血液を許容量以上に入れる』事で相手をパンクさせる、という事は不可能。
  強要量を超えて入れれば『元々の対象の血』と『入れ替わる』形で、パンクを防ぐ。
4.輸血を受けた対象のいる『方向』が、以後『2時間』常に把握可能になる。座標までは分からない。
  この状態の対象の体にも、本体同様の『龍の紋様』が浮かぶが、図柄は簡素で身体能力の向上は無い。
5.また、輸血を受けた対象の『現在の身体情報』についても、同じく『2時間』リアルタイムで把握可能。
  把握しようとしている間に限られるが、対象の疲労、負傷、傷病部位やその進行状態が分かる。 
  ただしどの程度酷い負傷なのか、は分かっても、その負傷が医学的にどう呼ばれる状態なのかは分からない。
6.『なぜそうなっているか』という『原因』ではなく、『身体がどういう状態か』という『結果』を把握する。
  (『走っている』『疲れている』は分かるが、『マラソンをして』なのか『敵に追われて』かは分からない)
7.また、将来的に可能性の高い疾患を割り出す、なども不可能。あくまで現在の情報に限る。
  ただし『特定部位の重度の疲労』から『ケガ』を予想するなどは、本体の想像できる範囲でなら可能。
8.この効果の射程は『100m』。また、任意で情報の把握をストップする事は可能。
9.同時に複数人に輸血している場合、情報把握は同時に『2名分』までが限界となる。

354名無しは星を見ていたい:2020/09/01(火) 00:34:17
C.八瀬 ふしみ(やせ ふしみ)
D.女
E.33歳
F.なんか知らんけど、うちの山(シマ)じゃあ敵なしや
ようわからんがそんな気がするなぁ

G.少し長くなるけど聞いてくれるか?
元々、うちはひい爺様の代から貿易会社を営んでおってな
私もちっこい頃は蝶よ花よとお姫さんみたいに大事に育てられとってなぁ

でもな、12・・・・いや、13くらいの頃だったかな? 両親が事故で亡くなってな
遺産の分配がどーので親戚中がえらい事になってのぉ
ほんと大騒動になって・・・・終いには命まで狙われるようになってな
いや〜・・・・あん時は、ほんと人間社会ってやつが嫌になったわ

そんで財産を色々と処分してな、この辺で山一つ買ってな、棲家を作ってな
世捨て人みたいな隠遁生活を開始したわけや
親戚ん中のちゃんとした人達は色々と心配しとってなぁ
小娘一人じゃ危険だ、だの 一人で暮らしていける程世の中甘くない、だの
色々と言われたんやけど・・・・なんや知らんが、この歳まで普通に生きてこれたなぁ

・・・・理由はなんとなくわかるわ
山に住むようになってから、なんかようわからんけど、妖術みたいな変な『力』を使えるようになってな
暴漢だの、イノシシだの、物騒な連中がくる事もあったけど・・・・なんとかなったわ
その『力』のおかげで平穏無事な生活が出来とるんやけど、麓の方々になんか恐れられてな
やれ、『仙人』だの『妖怪』だの『山姥』だのさんざん言われる始末や

A.なんかようわからんけど、マジなんなんやろなぁ・・・・ほんと
自分、こういうの詳しそうな顔しとるけど、教えてくれんか?

355『音仙』:2020/09/11(金) 23:03:18
>>354(八瀬 ふしみ)

「成る程――――――エエ、お待たせしましたが無事に、聴き終わりました。
 確かにこの『マウンテン・ライフ・ワーシップ』があればそのように……
 と、言い切るには、いささか『類を見ない』タイプの『音』なのですが、
 エエ、『暴漢』などは容易く……『イノシシ』を無傷で仕留める事も十分可能でしょう。
 特に、そこが『山』ならば……いえ、『キミの住むというその山』ならば……」

「反して、例えば、ああ……植木鉢が部屋にあって、よかった。
 水やりを毎日する手間が報われた気持ちです。
 …………マア、植物が枯れていても問題ないのですが、『土』さえあれば、ネ」

             ズズ
                 ズズ

「……お気づきでしょう、イエ、これは以前から知っていましたか?
 『山で扱っている時』と、ここで扱うときでは『形』が違いますね。
 ……結論から言えば、この『ホームセンターで買った土』が形成した、
 この……西洋の『小人』のような形の『土人形』こそ、キミのスタンドの本来の状態です」

「では……『山』の土が化ける、あの『山犬』型の土人形は、いったい『何』なのか?
 ……あるいは。ホラ……こうして『小人』を潰してみても、何も、エエ、起きませんね」

      スゥ ・・・

        「――――では。『山犬』を潰した時に降り注ぐ『大岩』は何なのか?」

「『マウンテン・ライフ・ワーシップ』……『聴いただけでは分からない』希少な体験でした。
 分からないなりに、答えられることはあるかと思いますので……ええ、何かあればまた、いつでも」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

自然界の『土』と一体化して発現するスタンド。
色や質感は土に依存するが、西洋の小人のような姿。
丸めてソフトボールほどの土で『一体』となり、
最大では同時に『四体』まで発現しておける。
一日に発現できる個体数に限界などは存在せず、
はっきりしたダメージフィードバックも無いなど、
他のスタンドを凌駕する圧倒的な継戦能力を持つ。

反面土で形成されているため耐久性は低く、
また、単体でのパワーや精度についても劣悪。
また『破壊』されると『赤黒い汚泥』に変化し、
この状態のものは『土』としては見なされないため、
屋内など土が限られる状況では如何に補給するかがカギ。

――――と、シンプルな群体型スタンドなのだが、特例がある。

本体が住む『山』の土を用いた時、土は『小人』では無く『犬』の姿を取る。
山犬は人型ではないため利便性にやや欠けるが『破壊力』に秀でているほか、
これが破壊されたことで『汚泥』生まれた瞬間、空中に突如『大岩』が発現し、
一直線に、そして勢いよく落下。汚泥に着弾し圧し潰した後、跡形も無く消滅する。

そして潰された『汚泥』は、元の『山の土』に戻っている。
この岩は実体化したスタンド物質で、意匠はどこか『獣の前足』を思わせる。
通常の土では発生しないこれらの過程が『このスタンドの能力』なのかは、不明。

『マウンテン・ライフ・ワーシップ』Mountain life Worship
破壊力:D(C) スピード:C  射程距離:B(20m)
持続力:A   精密動作性:D  成長性:C

『大岩』
破壊力:A スピード:C 精密動作性:E

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                   →それが八瀬 ふしみ(やせ ふしみ)の『特別な才能』

356『音仙』:2020/09/11(金) 23:04:20

触れた土を小人型に形成し、群体型スタンドのように使役する。
本体の住まう『山の土』に発動するとなぜか『山犬型』に形成され、
これが破壊されると、その場所に向けて『大岩』が勢いよく落下してくる。

『マウンテン・ライフ・ワーシップ』Mountain life Worship
破壊力:D(C) スピード:C  射程距離:B(20m)
持続力:A   精密動作性:D  成長性:C

『大岩』
破壊力:A スピード:C 精密動作性:E

【基本情報】
1.本体の『掌』で触れた『土』と一体化して発現するスタンド。
2.『本体の住む山の土』で発現する場合、後述する特別な効果が発揮される。
3.土の定義に『砂』『泥』『岩』などは含まないが、『粘土』は含む。
  ただし『工作用粘土』など、自然界に存在するものではない場合は除く。
4.土が『丸めてソフトボール1球分』程度あれば、発現する事が可能。
5.土に触れた時、土の量が足りているかどうかは直感的に把握できる。
6.一度の接触では一体のみを発現出来る。二体目を作る際は、再度触れる必要あり。

【小人】
1.掌で触れてから『深呼吸1回』程度のタイムラグのあとで、土が『人型』に変化する。
2.同時発現可能数は『四体』。持続時間は『本体が就寝するまで』。
3.ダメージフィードバックは無し。視聴覚リンクを有する。
4.一体一体が『破ス精DCD』を有する。
5.強度は『土器』程度。破壊力Cの一撃で破壊できる。破壊されると崩れ、『赤い汚泥』となる。
6.赤い汚泥は『土』ではないため、再利用することは『原則的には』出来ない。

【山岳信仰】
1.本体が住まう山の土を用いてこのスタンドを発現すると、『人型』ではなく『犬型』になる。
2.スペックが『パス精CCD』になる他、破壊された際、例外的な事象が発生する。
3.山犬の破壊で生まれた汚泥の上空『10m』程の地点に、『大岩』が発現する。
  10m地点にちょうど障害物がある場合などは、その下ギリギリに発現するが、
  発現点と汚泥の『間』に障害物がある事については、発現に支障をきたさない。
4.この大岩は実体化したスタンド物質で、高さ『2m』直径『1m』ほどの円柱状。
5.岩が発現出来るスペースがどこにも存在しない場合は、発現しない。
6.発現した場合、次の瞬間汚泥に向け、明らかに重力による落下以上の勢い(パスAC)で『発射』される。
7.着弾した瞬間、岩は『解除』される。そして着弾点にあった汚泥は、元々の『山の土』に戻っている。
8.汚泥との間にある障害物に阻まれる、何らかの攻撃などで逸らされるなどした場合は、勢いが消えたタイミングで解除される。

357名無しは星を見ていたい:2020/10/20(火) 19:18:33
C.名前
御影 憂

D.性別
女性

E.年代
二十歳

F.自分の能力についての、声
これは…………『恐怖』…………かしら。
そう…………『恐怖を与えるもの』。
少なくとも、私は『そう使ってる』。

G.自分の人生についての、声。
以前……『恐ろしい体験』をした事があるの……。
とても怖かった…………。
その記憶は強烈で……今でも薄れていないわ。
それを乗り越えるために、私は『恐怖を与える者』になる事にしたの。
簡単な理屈よ。
だって、『恐怖を与える側』になれば、『恐怖を受ける側』にならずに済むでしょう?
クス…………心理学的には『同化』って言うんだって…………。

A.その他(何かあれば)
夜な夜な街に出掛けては、わざと治安の悪い通りや人通りの少ない裏道に入り、
悪意を持って近付いてくる人間に対し、『恐怖』を与えて脅かしている。
あくまで脅かすだけであり、直接的な危害は加えない。
大学では『心理学』を専攻し、より効果的に『恐怖』を与えるための参考にしている。
趣味は『ホラー映画鑑賞』。
『ホラーをテーマにした飲み屋』でバイトしている。

358『音仙』:2020/10/29(木) 22:04:12
>>357(御影 憂)

「――――私は心理学には、実はあまり、詳しくないのですが。
 キミの話は分かりやすいですね、エエ……『同化』とは何か、
 キミの『特別な才能』も込みで、よく理解できましたよ。
 ……『ナハトワハト』、確かに『恐怖を与える』には十分。
 『夜』というロケーションを選択するのは……マア、
 これはそもそも『闇』こそ恐怖の根源、という事もあるでしょうけど」

      「……キミはその『恐怖』に、まさしく『同化』する存在」

   ギィ・・・

「生き方に注文は付けられませんが……『才能』を持つ者には、邪な者も多い。
 特に、キミの『狩場』になるような場所に、寄り付くような者には、ネ。
 …………『恐怖』を与えるつもりが、恐ろしい目に合わないよう、十分気を付けて。
 もっとも、闇夜に迫る脅威から逃れるという意味で、キミに勝る者は……そうはいないでしょうけどね」

―――――――――――――――――――――――――――

黒い帽子や外套のような意匠を含んでおり、
帽子の鍔、服の裾や袖などはボロボロにほつれ、
黒い煙のような質感となって揺らめいている。
発現している間、肉体の動作精度を向上させる。

能力は『恐怖』……即ち『闇』との『同化』。
よって能力の発動には『闇』が必要になるが、
必ずしも完全なる夜闇である必要はなく、
具体的には『本が読めない』程度の暗さが必要。
発動すればヴィジョンを纏った姿が闇に消え、
外から視認も干渉もされない状態へと移行する。

闇の中では高速で動き回る事ができ、
また、幽体のように浮遊しての移動も可能。
体の一部だけに限ればあえて実体を取り戻させ、
通常通り干渉可能な状態にも出来るため、
逃げ隠れだけではなく、攻撃にも転じられる。

また、溶けた闇に繋がる暗所であれば、
どんなに狭いところにでも入り込める。
これによって多くの敵から逃れられ、
あるいは敵の秘密を探る事にも長けるが、
光などで『闇』が消えれば強制解除される。

――――端的に言えば『闇の中で幽体化する能力』。

あくまで『戦闘』に長けた能力ではないのは、
恐怖に対して『闘争』ではなく『逃避』を選ぶ、
本体の慎重な精神性に由来する物と考えられる。

『ナハトワハト』De Nachtwacht
破壊力:C スピード:C 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D

――――――――――――――――――――――――――
               →それが『御影 憂』の『特別な才能』

359『音仙』:2020/10/29(木) 22:05:50

纏うタイプのヴィジョン。
暗闇の中でのみ、高速移動と浮遊移動が可能で、
またあらゆるものに視認も干渉もされず、
闇がつながる限り狭い空間にも入り込める、
いわば『幽体』のような状態に移行する事が出来る。
この状態で、体の一部だけを任意で実体化させることが可能。

『ナハトワハト』
破壊力:C スピード:C 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D

【基本情報】
1.本体が纏うタイプのスタンド。
2.発現中、帽子と外套のない部位もスタンドに干渉出来る。
3.発現は自由だが、能力の発動は『暗所』でのみ可能。
4.暗所の基準としては、『紙の本を読むのに支障をきたす』程度は必要。
5.発動には『暗所』に体の全体が入っている必要がある。
6.発動と同時に本体の姿は暗所を満たす『闇』の中に消える。

【闇との同化】
1.他者から姿が視認不可能になり、スタンド・通常物質問わず相互に干渉不能となる。
  足場や壁については例外で、地面をすり抜けて落下したりはしない。
2.見えも触れもしないが、本体の自認としては人体の形を保っている。
  よって、通常通り動作をすることが可能。移動も通常通り歩行で行うが、
  闇の中の範囲であれば『浮遊移動』を行うこともできる。
3.この状態に限り、あらゆる動作速度が『スピードB』相当になる。
  ただし、浮遊移動と後述の『すり抜け』を行う間は『スピードC』となる。
4.体の他の部分は闇に同化させたまま、一部位だけを実体化させる事が出来る。
  この場合、その部位のみは通常通り視認でき、また干渉も出来る。
5.複数の部位を同時に実体化させることは、現在は不可能。
6.実体化させる部位の切り替えや実体化のオンオフには一呼吸ほど間がいる。
7.同化状態で暗所ではない空間に入ると、『スタンドが強制解除される』。
  『懐中電灯で一部が照らされた』程度なら、一呼吸以内に逃れれば解除されない。

【すり抜け】
1.闇が繋がっていれば、人が通れない狭い空間に体の全体または一部を入り込ませる事が可能。
2.入り込んでいる間、その部分は人型を保たない『霧状』になる。
  出ると即座に元に戻るため、霧状のまま自由に動き回ったりは出来ない。
3.中が暗い場合に限るが、壁の裂け目や配管の中を通りその先に移動したり、そこに潜伏出来る。
4.すり抜け中(霧状になっている状態)の部位は、任意で実体化はさせられない。
5.人体が入らないような狭いスペースのすり抜け中に光を浴びると、
  強制的にスピードBで一番近い出口から外に放出され、能力が解除される。
  出口が無い場合は、出口が出来るまで延々とスペースの中を動き回り続ける。
6.この放出状態は『スピードBで引きずり回される』ような感覚であり、
  物理的なダメージは無いが、長く続くほど本体の体力や気力に影響が出てしまう(乗物酔いに近い)

360名無しは星を見ていたい:2020/11/25(水) 21:29:24
1.風歌 鈴音

2.女

3.17歳

4.アタシはいわゆる無職のアウトサイダーで、『社会のゴミ』。けれども『お荷物』じゃあないぜ、誰からも助けてもらってねーからな。
  
住所は『H湖自然公園』の『どこか』。お廻りとかお役所の連中がたまーに『ゴミ探し』とか『ゴミ拾い』とかに来る度にヤサを離れて終わったら『どこか』に『作る』。
  
そーだよ、アタシはホームレスだよ。
  
そうなるまでの来歴は珍しいもんじゃない。『親』が死んで、『施設』のクジでハズレを引いて、嫌になって飛び出してから『ホームレス』。
  一応、中卒ではあるんだぜ。
寝る所はダンボールを集めればどうにかなるし、ゴミを集めたりカンを集めたり、偶になんかの団体の『炊き出し』にありついたり、『施設』に居た時に読んだ植物図鑑で勉強した食える草とかを煮て食ったりすれば、死にゃしない。
  
けど、『明日』はない。学ねえ職ねえ若さだって無限じゃねえ。界隈の紅一点って訳でもねえしケンカは少しばかり出来るから無事だが、『いつか』は最悪な目にあって野垂れ死ぬか、牢屋に打ち込まれてまた『クジのハズレ』を引くんだろう。
  それは、『仕方がない』とは思ってる。
アタシは『社会のゴミ』で『野良犬』だ、『お荷物』を嫌がった時点で、いつかは必ずそうなるんだ。

5..とはいっても、『仕方がない』とは思っていても、『為すがまま』はごめんだ。
  諦めていたって、アタシは無抵抗主義者じゃねえ。
いつか来る何か『どうにか』はできなくてもいい、けど、せめて『ただでは』済まさない程度の『何か』があるなら、アタシにくれ

361『音仙』:2020/11/30(月) 23:13:15
>>360(風歌 鈴音)

「―――――――――――聴き終わりました、ありがとう。
 キミの『心音』は、まさしくキミの名のように『風の歌』。
 ただ、その、歌と言っても『カラオケ』や『コンサート』のような、
 華やかな場で奏でるものではなく……『哀歌』の類と、言えるでしょう」

         キィィィィィィィ――――√Z__________

「そしてその奥底には……エエ、その『風』を奏でる存在。
 キミの才能が響かせる名は、『ダストデビル・ドライヴ』。
 『塵旋風』の名に相応しく……『風』を噴射し、或いは『渦巻かせ』て、
 それが『塵芥』……つまり『ゴミ』であれば、重さを無視して『風』に乗せられる」

    「ええ――――キミの『自認』が変わらないうちは、キミ自身をも、ネ。
     もちろんスタンドの射程はありますので、限度はありますが……
     緊急時の『回避』や『移動』を助け、キミの『抵抗』を助けるでしょう」

「キミがこの才能で何をするか……そして『どこに行きつくのか』はキミ次第。どうか、良い『音』を」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。
襤褸をマントのように纏ったロボットを思わせる風貌で、
精度と射程をバランスよく備え、一方で持続力はやや劣る。

両掌に『エアダスター』の如き『噴射口』を備え、『風』を噴射出来る。
直線上に噴射する事に加えて、その場に『風の渦』を滞留させる事も可能。
飛び道具とするには威力不足だが、牽制や、油断した相手を崩す一手にはなる。

そして通常の『エアダスター』が風力による掃除器具であるのに対し、
このスタンドの生み出す風は、あらゆる『ゴミ』を武器に変える。
すなわち、風を浴びせたゴミを、質量を無視して『風に乗せる』能力。

サイズの限界こそあるが、『空き缶』であろうが『鉄の塊』であろうが。
そして――――自ら『社会のゴミ』と定義する、『本体自身』をも乗せて飛ばす。

『ダストデビル・ドライヴ』Dust Devil Drive
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:A

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                           風歌 鈴音→己の『特別な才能』を聴き、把握。

362『音仙』:2020/11/30(月) 23:14:00

人型のスタンド。
掌の噴射口から『風』を噴射したり、
前方に『風の渦』を作り出したり出来る。
この『風』は『ゴミ』を質量を無視して『乗せられる』。

『ダストデビル・ドライヴ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:A

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを持つ。
2.『掌』に『噴射口』を備えており、そこから『風』を噴射できる。
3.風の噴射は『パスCB』相当。射程は『5m』、すなわち5m先までは勢いが死なずに届く。
4.風の噴射を短く切れば、『5m先までは届かせない』事も可能。1m単位で調整できる。
5.風の噴射中は『息を吐き続ける』ような感覚で、それが可能な限りしか連続では行えない。
6.噴射中でも喋ったりはでき、また、実際に呼吸が止まるわけではない。
7.噴射口の径は『掌サイズ』から、『指先』程度まで『絞る』事が出来る。調整は意識のみで可能。
8.無抵抗の人間に当てれば押し飛ばせる程の勢いはあるが、あくまで風のため、負傷させるような威力は無い。

【風の渦】
1.『噴射』ではなくその場に『風の渦』を作りだし、滞留させる事も可能。
2.風の渦の作成は、噴射口の径は関係せず、一律以下の条件で行われる。
3.発動には『渦を作る』意識をした上で、深呼吸一回ほどの間、その場で風を噴射し続ける必要がある。
4.風の渦は、スタンドの掌を向けている方向の地面を起点として発生する。
5.風の渦は『1分間』持続し、任意解除も可能。サイズは『直径1m』『高さ2m』の『円柱形』
6.渦は『パスCB』相当の風がその場で渦状に回転し続けている。
  人間が触れれば巻き込まれかねないが、破壊力Cで抵抗すれば抜け出せる。

【ゴミを乗せる】
1.風を『ゴミ』に当てる(渦にゴミが当たる)と、『質量』を無視して風の流れに乗せられる。
2.噴射であれば噴射の射程まで吹き飛び、渦であれば回り続ける。いずれも『パスCB』相当。
3.ゴミの『質量』に制限はないが、大きさは噴射、渦共に『自転車』ほどのサイズまで。
4.ゴミの定義は『手順通り廃棄されたもの』『不法に投棄されたもの』『本体』に大別される。
5.廃棄の意図はなく『誤って落としてしまったもの』『あえて置いた物』も、不法投棄に含まれる。
6.ただし現在進行形で『拾う動き』をされている最中の物はゴミではない。
7.『探されている』『拾う意図がある』だけで行動が無ければ、持ち主がその場に居ようとも『ゴミ』として扱われる。
8.『捨てる事自体に役割がある』ものも、捨てたのであれば事情にかかわらず『ゴミ』として扱われる。
9.動いているゴミも風に乗せられるが、『破壊力B以上』の勢いで動いている場合は風の勢いが負け、乗せられない。
10.また、『ネジ止め』などによる『固定』は無視できない。

【社会のゴミ】
1.本体の『自認』が『ゴミ』である限り、他からの評価に関わらず『ゴミ』として風に乗る事が可能。
2.本体については、どのような状態からでも、いつでも乗っている風から抜け出せる。
3.『本体以外の生物』は、客観的にどのような人物や種族であれど、風に乗せる事は出来ない。
4.本体の自認が何らかの能力や、一過性の体験で『一時的に変化』していると、その間は風に乗れない。

★『経験』『体験』を経て『自認』が完全に変化し、自分を『ゴミ』と思わなくなった場合は『質疑スレ』にて申告する事。

363名無しは星を見ていたい:2020/12/02(水) 20:48:40
1.伐田 王太
2.男
3.17
4.『あんたには才能がある』って、死んだばーちゃんが言ってたんだ。
俺はバカだし末っ子だから、お袋は『つまんない慰め』だって言うんだよ。
だけど、ばーちゃんは変わり者でさ。
お世辞とかお為ごかしみたいな事は、絶対に言わないんだよなあ。
それに、最近胸騒ぎがするんだ。
何かが起こりそうな予感が。

364『音仙』:2020/12/09(水) 05:14:22
>>363(伐田 王太)

「―――――――聴き終わりました、ありがとう。
 さて、キミの『才能』とは、果たしてこれの事だったのか?
 それともキミのおばあちゃんが言っていたのはもっと別の、
 例えばキミの『心』の在り方とか、考え方とか、センスとか……
 そうした目に見えない輝きを、見抜いていた、ということなのか」
 
「少なくとも『的外れ』な慰めでは、なかったということにです……エエ」

          キィィィィィィィ  ――――――  ン

「キミが特別に『球技』を愛しているにせよ……マア、別にそうではないにせよ、
 『ボール遊び』で『強さ』を競わされたことは、一度や二度はあるでしょう……ネ?
 その時に抱いたイメージ、か……あるいは普遍的な強さのイメージなのかも」

「いずれにせよ、なじみはある『力』の形でしょう。
 名前は……『ゼブラヘッド』。
 この町で起こる『何か』……そこに立ち入る為の、片道切符」

「……キミに自信があろうとなかろうと……私としては、キミの活躍を楽しみにしていますよ」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『頭』を用いた『球技』を得意とする人型スタンド。
『頭』は取り外すことができ、『頭』を『ボール』代わりに、あらゆる『球技』をこなす。
『頭』には視聴覚共有があり、実在する『球技用ボール』の範囲で可変かつ再生可能。

『ゼブラヘッド』Zebrahead
破壊力:C スピード :C 射程 :C(A)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:C
※()内は『頭部』

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                          伐田 王太→己の『特別な才能』を聴き、把握。

365『音仙』:2020/12/09(水) 06:02:23

『頭』を用いた『球技』を得意とする人型スタンド。
『頭』は取り外すことができ、『頭』を『ボール』代わりに、あらゆる『球技』をこなす。
『頭』には視聴覚共有があり、実在する『球技用ボール』の範囲で可変かつ再生可能。

『ゼブラヘッド』
破壊力:C スピード :C 射程 :C(6m 頭部:200m)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:C

【基本情報】
1.人型のスタンド。視聴覚リンクと、『頭部以外』のダメージフィードバックを有する。
2.このスタンドの『頭部』は任意で取り外す事が可能。首は胴体に残る。
3.取り外しは、このスタンドのいずれかの部位で、頭部に触れると行える。
4.取り外した頭部は射程200m。取り外しに持続時間は存在しない。
5.再度の取り付けは、首に頭部を触れさせれば行える。
6.再取り付けの際、触れさせ方を問わず、頭部の向きは自動的に修正される。
7.取り外した頭部は『操作』は出来ず、頭部のみの任意解除は不可能。
8.頭部の『位置』は常に把握できる。視聴覚リンクはオンオフ可能。デフォルトは『オン』。
  なお、視聴覚をオンにした頭部を激しく蹴り飛ばしたりしても、それで『酔う』ようなことは無い。
9.頭部を外した状態でもスタンドの解除は可能だが、その場合は『1分』は再発現出来ない。

【頭球】
1.取り外した頭部にこのスタンドで触れている時、あらゆる『実在する競技用ボール』の形状に変形させられる。
2.取り外した初期状態は、取り外し時に指定があればそのボール、無ければ『サッカーボール』の形状になる。
3.どのような形状でも、『このスタンドの顔』を模した図柄が入っており、無地ではない。
4.取り外している間=『ボールになっている』間に限り、頭部は『実体化したスタンド物質』として扱う。
5.サイズ、質感、重みはそのボールに即す。競技用に複数の規格がある場合、自由に選べる。
6.頭部は常に『一球』だが、破壊や損傷をしてもすぐ『再生』し、元の形を取り戻す。品質は常に『最良』。
7.再生の勢いは『パスCC』。その勢いで再生出来る空間が確保できない場合も、常に再生力が働き続ける。
8.変形した時点では、どんな競技用ボールも『新品』の状態である。中古や、不良品にするという事は不可能。
9.頭部が『静止』してしまった場合に限り、このスタンドの側へ『パスCC』で転がり戻らせる事が可能。

【球技】
1.このスタンドは、あらゆる『球技の技術』を完備している。
2.野球の『変化球』など、『練習しないと(やり方を知らないと)使えない技術』も使える。
3.その球技で可能なことは、外的要因で邪魔が入らなければ『可能』。
4.実用性のない曲芸的なテクも自在。ただし、あまりに突飛な場合『ソース』の提出を推奨。
5.球技をしている間(していない間)スペックが変動する、といった効果は無く、常に『パス精CCA』。
6.『野球』であれば『バット』といったボール以外の道具は、必要なら自前で用意する必要がある。
7.別でボールがあるのであれば、『頭部』をボールにしなくても球技の技術は発揮できる。

366名無しは星を見ていたい:2021/01/02(土) 13:12:27
1.覚えてないね…よかったらお姉さん付けてくんない?
2.女
3.7か…8くらい?
4.何も覚えてない
いや、常識とか一般的な知識はあるけどね、自分の事は何も分からない。
気付いたらここにいたんだよ。
良かったら相談に乗ってくんない?これから何をすればいいとかさ
5.記憶喪失、出所不明の謎の人物
DNA鑑定を受けても誰の子か不明
老人のような白髪と鮮血を思わせるような真っ赤な瞳が特徴だが
皮膚は通常の黄色人種なのでアルビノでは無い模様

367『音仙』:2021/01/12(火) 23:14:10
>>366(???)

「――――――――――――――ああ、よかった。『違う』。 
 いえ。キミは確かにすべての記憶を失ってはいる、そこは間違いない。
 『こちらの話』です。キミに何か問題がある、というわけでもなく……」

「……『深層』……『底』まで、キミが『何者』なのかを示す答えは無い。
 これを、幸いと言っては、本当はいけないのでしょうが……
 『意味記憶』を失っていなかったことは、本当に、不幸中の幸いでした。
 それを想像してしまうほどに、キミの『記憶』は手がかりすら失われているから。
 その『容貌』……『白い髪と赤い目』が『先天性』か『後天性』か、それすらもね」

        キィィィィ
               ――――――――  ん 

「一つだけ、分かっていることがあります。『ステインド・スカイ』。
 『これ』だけが、私の『ウィスパーズ』で漉しとることの出来た『心音』
 キミの心に広がる無限の宙空の中で、唯一残っていた『痕跡』」

            「キミにとって意味があるものかは分かりません。
             ですが、生きていくうえで『不要』ではない筈」

「それで……『名前』。それに、『これから』ですか。
 ……それを考えるのに、時間がとてもとてもかかってしまいました。
 名前は、そう、『そら』――――『ソラ』というのはどうでしょう」
 
「キミの『能力』からの発想でもあり、何にも染まらない今の状態でもある。
 ああ、『漢字』での書き方は……キミがいつか覚えたら、自分で決めると良い。
 『苗字』が無くて不便になった時は、そうですね、『藤原』を使ってくれても。
 エエ、どこにでもある苗字ですし……好きな苗字を自分で考えても良いですよ。
 どちらにしても、『正式な戸籍』を与える能力は、もちろん私にはありませんが」

「ああ、『これから』についてはもっと難しい。……私に出来る事も、そう多くはありませんし」

                      「キミは、どうしたいとか……あります?」

―――――――――――――――――――――――――――――――

本体の頭に乗る『雲を纏った冠』と、
本体の手に現れる『ステッキ』のスタンド。
発現中は身体能力が補正され、大人並みの腕力や、
人間の域を凌駕する『スピード』を本体に付与する。

その手の『ステッキ』で触れた無生物に、
『浮遊』を引き起こして『雲』で覆う能力。
雲の大きさは物体を覆っても余裕がある程で、
浮遊する高さについては微調整が出来る。

雲の性質は現実の空に浮かぶそれに近く、
実体化こそしていてもほとんどただの『白い霧』に等しいが、
スタンドを纏った本体は自由に触れ、乗って上を渡れる。

最後に――この時に『雲』を纏った物体が、
特定の条件に当てはまっている場合について、
雲から『気象』を発生させる事が可能となる。

現在適用できる条件は、『氷点下の物体』。
引き起こされる気象は、直下への継続的な『降雪』である。

『ステインド・スカイ』Stained Sky
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

―――――――――――――――――――――――――――――――
          →『ソラ』について、そんな『特別な才能』だけ分かっている。

368『音仙』:2021/01/12(火) 23:29:40

雲の冠と、ステッキのスタンド。
ステッキで触れたものを浮上させて『雲』で覆って浮かせ続ける。
冠をつけているときの本体のみが、雲に干渉したり、上に乗れる。
雲にした無生物が『氷点下』の場合、そこから雪を降らせる。

『ステインド・スカイ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

【基本情報】
1.頭に乗る『雲を纏う冠』と、手に持つ『杖』が必ずセットで発現される『器具型』のスタンド。
  スタンドの発現中、本体の動作は『パス精CBC』に補正される(ただし疲労などは反映される)
2.冠は『鉄製』に近い強度で、破壊されてもダメージフィードバックは無い。
  本体は重さを感じない。現状では取り外す事は出来ず、激しい動きで落ちてしまったりもしない。
3.杖も『鉄製』に近い強度で、ダメージフィードバックは利き腕。こちらも本体は重さは感じない。
  長さは60cmほど。形状としては『ステッキ』に近い。持ち替えは可能。射程は『1m』。
4.ステッキで触れる事により、『無生物』を『雲』で覆える。ただし『雲を雲で覆う』は不可能。
5.無生物のサイズは『バランスボール』程まで。最小制限は『ピンポン玉』程度まで。
  また、『破壊力C』では継続して持ち上げ続けられないものは雲で覆う事が出来ない。
6.動いている無生物についても、『雲』で覆える。その場合、触れた時点での無生物の慣性は失われる。
  ただし、『スピードB以上』または『スピードC、パワーB以上』で動く無生物は雲では覆えない。
7.スタンドは原則、無生物とはみなさない。スタンドが発現した無生物は、原則的に無生物と見なす。
8.生物が『持っている』『身に着けている』物は生物の一部と見なされ、無生物とはみなさない。
9.雲の同時発現は『4個』まで。能力射程『30m』。持続時間『1時間』。視界内にある雲については、『個別の任意解除』も可能。

【雲の性質】
1.杖で触れた無生物は、その瞬間その場で『パスCB』で『浮上』し、浮上した位置で雲で覆われ、浮遊し続ける。
  なお、浮上が妨げられた場合、『一切浮かなかった』なら雲で覆われる事も無い。
  ただし『少しは浮くことが出来た』のであれば、その浮上できた高度にて雲で覆われ、浮遊し続ける。
  (『浮上』と『雲の発生』はワンセットである)
2.浮上する高さは、覆った際に任意で決める。デフォルトは『1m』だが、
  元の位置から『0.1m』〜『3m』まで、精度Cの範囲で自由に決められる。
  ただし、雲が発生するスペースがないような高さを指定することは出来ない。
3.雲の大きさは、無生物を完全に覆い、かつ無生物の外側全方位に『同じ無生物が半個分』程の厚みが確保される。
4.雲は実体化したスタンド物質だが、白い『霧』に近く、雲自体に触れたり乗ったりは出来ない。
  内側にある無生物の位置や向きは固定されていて、無生物の上になら物を乗せたりは出来る。
5.雲を散らす、かき分けるなどは可能だが、『スピードB』で再生して元の状態を常に保つ。
6.核となった無生物が破壊されたり、『パB』で無理やり動かそうとした場合、雲が解除されて無生物は落下する。
7.『冠』を纏った状態の本体のみ、『雲』に自由に触れ、また雲部分の上に乗ることも出来る。
  その際の質感は『羽毛布団』に近い。触れてもちぎったり破壊したり、変形させたりは出来ない。
  『冠』が破壊されてしまっている状態では、この能力は無くなる。
8.雲の高さを『再調整』したい場合は、手に持った状態の『ステッキ』を雲に引っかけた場合のみ、
  『固定』を無視して引き上げ、引き下げが可能。本体の『素手』では不可。

【天候】
1.雲にした無生物の性質により、雲は特定の『天候』に基づく現象を引き起こす。
2.現在『天候』を発生させる無生物の性質は、『表面温度が0度以下の無生物』。
3.これを核にした雲はそれ自体が『0度』の冷たさになり、常に直下へ『雪』を降らせ続ける。
4.雪が降るのを止める事は出来ないが、雪が降るスペースがなくなるとその時は降らなくなる。
5.雪も実体化したスタンド物質。いわゆる『パウダースノー』に近く、水分はあまり含んでいない。
6.雪の能力射程は雲の射程に等しい。持続時間なども同様。解除には、対応する雲を解除する必要がある。

369名無しは星を見ていたい:2021/01/29(金) 08:26:25
C.時高切渡(ときたか・きると)
D.女性
E.20
F.私自身の体に発現する……えっと、纏うタイプって言うんでしたっけ。そういう……
G.私、怖いんです。自分が自分でないような……朝起きてそこにいるのが私じゃない誰かのような……そんな気がして
A.二重人格の疑いがある。
  スタンドに関する研究をしている。

370『音仙』:2021/02/09(火) 00:55:15
>>369(時高切渡)

「――――――難しい心音でした。イエ、ありがとう。
 『スタンドの研究』というのも……あるいはキミの『心』も、
 その、とても『興味深い』テーマで……ああ、とはいえ、
 この『サイアノタイプ』以上に、というわけではないですが」

                 ギィ ・・・

「『研究に役立つ能力』というよりは、
 『研究のきっかけ』だったのでしょうか。
 あるいは能力は重要ではなく…… 
 キミがスタンド使いである事自体が重要なのか」

「いずれにせよ、『予算』の出る研究ではとてもないでしょう。
 ……キミを突き動かす物が何なのか、ぜひもっと聴かせてほしいけど」

                「マア、強要するのも……どうなのでしょうね」

――――――――――――――――――――――――――――――――――

纏うタイプのスタンド。
濃淡様々な『青い光のライン』で構成されており、
本体を衣服や持ち物ごと覆うような形で発現する。
このため、見た目に大きな変化は起こらない。
発現中、本体は常人を凌駕する『破壊力』を得られる。

空間に、己自身の『肖像』――即ち『外見』を焼き付ける能力。
そして『肖像』の己と『目を合わせる』か、『触れる』事で、
肖像の『外見』を現在の自分自身に『転写』し、上書きする。
これにより、瞬時に『持ち物』を手に発現する事や、
己の『外見』に表れている範囲での負傷を打ち消す事が出来る。

能力で焼きつけ、転写できるのはあくまでも『外見』のみに限られるため、
目に見えない要素、記憶や知性、外見変化を伴わない負傷等もそのままだが、
目に見えない中で唯一、『魂』については焼き付けられている。

――ゆえに肖像の転写を行った時、本体の人格は、
焼き付けた時に表出していた側の人格へと『切り替わる』。

『サイアノタイプ』Cyanotype
破壊力:B スピード:C 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――
                           →それが、『時高切渡』の特別な才能。

371『音仙』:2021/02/09(火) 01:10:40
纏うタイプ。自身の肖像を空間に焼き付ける。
肖像と目を合わせるか、触れるかすると、
肖像の外見を、今の自分の外見に上書きする。
外見の変化を伴うものなら、負傷なども上書きされる。

『サイアノタイプ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

【基本情報】
1.纏うタイプのスタンド。発現中、本体の破壊力は『B』になる。
2.どちらの人格であれど、問題なく発現する事が可能。
3.人格により性能が変化する、という事は現時点では無い。
4.ヴィジョンに、特別に何か身を守るような効果は無い。

【肖像の焼き付け】
1.今現在自分が存在する空間に、瞬時に現時点の外見(肖像)のヴィジョンを焼き付けられる。 
  より厳密には、焼き付け後にその位置から『移動』することで、残像のように『残す』形となる。
2.肖像は立体的で精密だが、微動だにしないし、よく見れば判別は可能。   
  遠目に視るだけだったり、視力の悪い者だったりすれば、騙せる可能性はある。
3.外見とは肉体に加え、ポーズ、衣服や装身具、そして両手に持っている『持ち物』が含まれる。
  ポケットの中に入っている物など、目に見えないものは焼き付けられない(無い物と扱う)
4.肖像は一般人にも見えるが、実体はなく、本体以外が触れると『すり抜ける』。
5.空間を起点としているので、空間ごと削るような能力を受けた場合は消滅(解除)する。
6.射程は『30m』。同時発現数は『最大で5つ』。持続時間は『12時間』。任意解除可能。
7.このスタンド自体を解除した時も、肖像は残しておける。もちろん、解除する事も可能。
  本体の意志に依らない『気絶』の場合についても、肖像だけは残ったままになる。
8.本体が肖像の自分と『目を合わせた』または肖像に触れた時、『転写』を行える。
9.目を合わせて発動する場合、本体の体は『一呼吸』ほどの間硬直して、行動は不能となる。
  触れて発動する場合は、特に硬直などは発生せず、そのまま能力が発動する。

【焼き付けた肖像の転写】
1.肖像の外見を、本体の外見へと転写する……すなわち、外見を瞬時に、肖像のものに上書きする能力。
2.服の下や中、皮下、疲労、記憶、知識など、『見えない部分』については原則は転写されない。  
3.肖像のポーズも転写される。スペースがないなどで肖像のポーズが取れない場合は転写自体出来ない。
  同じく肖像の衣服や持ち物などを転写できるスペースがない場合も、転写自体が出来ない。
4.転写元となった肖像は、その場で風に混ざるようにして消滅する。再利用は出来ない。
5.転写を行う度、同時に焼き付けておける肖像の数が1つ減っていく。
  これで減った同時発現数は、『10分』経過ごとに1つずつ回復していく。
6.ただし『同時発現数を全て使い切った』場合のみ、一晩寝ないと回復しなくなる。
7.逆に、現在の自分の外見を肖像に転写し、肖像を最新の状態に更新する事も出来る。
  こちらについては特に肖像の同時発現数が減ったりはしないし、肖像が解除される事もない。

【転写の例】
1.負傷している時に、無傷の頃に焼き付けた肖像から転写を受ければ、『見える部分』は無傷になる。
  ただし服の下の傷や、体内のダメージ、傷のない痛みや病など『見えない部分』は傷ついたまま。
  一つの傷で外傷と内部の損傷が両立するよう傷についても、『外傷部分だけ』が無傷になり、内部のダメージは残る。
2.転写元の肖像と現在の服装が違う場合、今着ている衣服は消え、肖像の着ている服が発現される。
  見える服の下に着ているインナーや下着など『見えない部分』については、今着ているもののまま。
3.転写元の肖像と現在の持ち物が違い、かつ現在が手ぶらなら、肖像が持っている通りの持ち物が手に『発現』される。
4.転写で発現される衣服や持ち物は実体化した通常物質で、スタンドを解除しても消えない。
5.持ち物が違い、かつ現在別の物を持っているなら、肖像の持ち物は発現されない。
  今持っている物を捨ててから発動すれば、捨ててからすぐでも、問題なく発現される。

【魂】
1.目に見えない部分は焼き付けられず、よって転写もされないが、唯一『人格』は例外。
2.ゆえに別人格が焼き付けた肖像を転写すると、そちらの人格に切り替わる。
  もっとも人格ごとの能力の差異は無いため、実利的な意味はない。
3.また、魂に作用するような他者のスタンド能力を受けていた場合、
  それについても肖像として焼き付けられ、またそれを転写した際に着いて来る場合がある。
4.他者の能力が焼き付けられ/転写されたとして、持続するかは、能力や状況次第。

372名無しは星を見ていたい:2021/02/11(木) 02:42:29
1.聖川篤虎(ヒジリカワ アツトラ)
2.男
3.20代
4.店の名前を出すのはあえて伏せるけど、某『フライドチキン屋』あるじゃない。
  ガッツリ食べたいってなるとやっぱ『3ピース』がマストな訳よ。
  けど、あのチェーン店のってギトギトに『ジューシー』なのと紙粘土かッてくらい『パサパサ』なのが混じってるンよ。
  1個目ジューシー、2個目パサパサ、最後ジューシーって感じならまだ良いんだけどさ、
  1個目、2個目がジューシーで「ン美味ッ!」ッてなッて最後の3つ目がパサパサのハズレだともう気分ガタ落ち。

  アレッてランチに喰うには決して安くない金額だしさァ、
  昼メシにすげェ『フライドチキン』喰いてェッてなっても、あの『ギャンブル感』を味わいたくないから
ワンコインかつハズレのない『ウドン』や『ハンバーガー』で済ませちゃうんだよな。
5.歓楽街に最近できた『tarantula』※に在籍する『現役ホスト』
 (※聖川が崇拝する【歌舞伎町四天王】と呼ばれるは ホスト『神城聖』が経営者である『神城グループ』系列の新店ホストクラブ)
  今の所食うに困ってはないが、生来の『妥協癖』が災して未だ大成していない『中堅ホスト』。
  いつかは『星見町四天王』と呼ばれる程の『夜の男』を夢見てはいるが、現状は停滞の日々を過ごしている。

373『音仙』:2021/02/21(日) 00:57:39
>>372(聖川篤虎)

「――――――聴き終わりました、ありがとう。
 『妥協』する事は発展や成長とは真逆のようで、
 しかし多くの人間はどこかで『妥協』しなければならない。
 私もそう。キミも。……ただ、キミは、『妥協の才能』があるようですね」

            キィィィィーーーーーーー  ・・・  ン

「名を、『ドゥルセ・ネクタル』。
 ……『妥協』を抱き、赦し、『蔓延』させる。
 それでいて、『夢を捨てない』程度には、
 己は『妥協に?まれない』側面も有している」
 
「誰もが妥協する世界の中で『勝利』するには、
 徹底してストイックであるのが一番なんでしょうけど、それは難しい。
 だからあるいは、『妥協とうまく付き合える』事こそ、肝要なの、かも」

         「……私は『ホストクラブ』には縁がありませんが、
           キミが、キミにとって満足のいく夜を歩めますよう」

――――――――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。
夜空を思わせるジェットブラックのボディに、
ネオンの如く光る管が縦横無尽に走っている。
全てにおいて高度なスペックを有するのだが、
その性質から、『無敵』の能力とは言い難い。

このスタンドは、常に『僅か』に妥協する。
格下を刈り取る内には何も問題は無いが、
同等のスペックを有する相手と競うと、
妥協するこのスタンドは必ず『負け』てしまう。

そして全身を通る管は『指先』を終点としており、
そこから、『光る水』が流れ出させる事が可能。
水は発泡して芳しい葡萄のような香りを持ち、
さながらシャンパンのような味わいだが、
酩酊とはまた異なる失調を、摂取した者に齎す。

――――即ち、『妥協体質』になること。
対象はこのスタンド同様に『全力を出しきれず』、
格下には負けずとも同格に劣る状態になる。

このスタンドは『妥協を知る』ゆえに、
妥協度も一定を下回ることはないのだが、
他の存在は摂取する度に妥協を繰り返してしまい、
最終的には『格下』だった相手に並び、抜かされる。

なお生物がこれを摂取した場合については、
それを楽しんだ『味覚』『嗅覚』『性格』にも影響し、
精度が下がって微細な異和を感じられなくなるほか、
どこかで『妥協をしてしまう』性格になる傾向がある。

『ドゥルセ・ネクタル』Dulce Nectar
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(1.8m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D

――――――――――――――――――――――――――――――――――
         聖川篤虎(ヒジリカワ アツトラ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

374『音仙』:2021/02/21(日) 01:32:14

同じスペックの相手と競い合うと負ける、妥協体質のスタンド。
手から出す『光る水』を経口や粘膜や傷口から摂取させることで、
他の生物やスタンドも同じ妥協体質にし、また重ね掛けで悪化させる。

『ドゥルセ・ネクタル』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(1.8m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.このスタンドの動作の『破壊力』『スピード』『精密動作性』は全て『若干』低く、同じ『B』の通常の相手に負ける。
3.このスタンドを『全力』で動かし続けたとしても、他の『持続力B』よりも『体力の消耗』が少ない。

★この『2』『3』の性質(同ランクより動作の破ス精が若干低く、持続力が若干高い)を『妥協体質』と称する。
  『元がB』なら『B』には必ず負ける。『C』に正面から負ける事は無いが、通常の『B』ほどは圧倒は出来ない。

4.両手の全ての指の先から『光る水』を出す事が出来る。噴出孔の径は一般的なウォーターサーバー程度。
5.水を出す勢いは『パスCC』程度が最大。殺傷できるほどではないが、噴射も出来なくはない。
  基本的には気にならないが、全開状態を長時間続けるなどすると、激しく疲労する。
6.この水は実体化したスタンド物質。物体をこれで濡らせば、スタンドコーティングに等しい状態になる。
7.無毒で、味や匂い、発泡性など『シャンパン』に近い。ただしアルコールの性質は無い。
8.品質は、『シャンパン通』が楽しむには『微妙』と答える程度。特にこだわりが無いなら不味い味ではない。
9.同時に存在させておける水の量は『風呂桶一杯分』ほど。持続時間は『54分』。射程は『スタンドから27m』。

【妥協の霊水】
1.光る水を摂取した(内部に注がれた)生物、スタンド、無生物は『妥協体質』になる。
  
  スタンドと生物それぞれで、ダメージフィードバックがあるなら妥協体質もフィードバックする。
  
  また、それ自体がスペックを有さない無生物は妥協体質にしても意味はない。 


  例:拳銃を妥協体質にすれば弾速や破壊力が『妥協』されるが、
    投げるために用意した石を妥協体質にしても、投擲速度は変わらない。
    なぜなら『石自体にスペックがある』わけではないからで、
    投擲を弱めたいなら『投げる人間』を妥協体質にする必要がある。

2.摂取は経口に限らず、『粘膜』や『傷口』に掛ける、手刀や濡らした刃物で刺す・切るなどしても発動可能。
  また、量として『飛沫が1滴跳ねた』などでは不可能で、『ボトルの蓋に一杯分』程度は必要。
  無生物に対しては、その内部に注ぎ込む必要がある。発動すると、水は摂取部から対象内に吸収される。
3.能力射程は『スタンドから27m』で、持続時間は『54分』。本体の意志で任意解除可能。
4.『摂取した箇所』を『水で洗う(飲んだ場合は水を飲む)』事で妥協から『醒める』事が可能である。
  少量の水では不可であり、飲むにせよ洗うにせよ、『500mlペットボトル』程度の量は必要。
5.複数回この能力を受けた場合、受けるたびに『妥協が深まる』。
  量ではなく回数で判定するため、一度に多量を飲ませても意味は無い。
6.同じスペックの妥協体質の者同士では、より深い妥協をしている側が『負ける』。
7.『4重』に妥協が深まると、『1ランク下のスペックと同格』にまで落ち、それ以上は悪化しない。
  また
『4重』に重なった妥協は、能力の解除後も『11時間』にわたって持続する。
8.生物が摂取した場合に限り、持続時間中、対象の『味覚』『嗅覚』が『妥協的』になる。
  
ごく端的に言えば、微細な味や匂いの変化を感じ取れない『味音痴』になるということ。
9.またかなり個人差はあるが、おおむね『妥協しやすい』性格になる傾向がある。
  『意識して跳ねのける』事で行動に影響させない事も可能だが、極限の攻防で『差』が生じる可能性はある。

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376名無しは星を見ていたい:2021/03/28(日) 10:57:15
えと、お邪魔します
お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします

1.名前
七篠 譲葉
2.性別
女の子です
3.年代
16歳です
4.心の声
私が七篠の家に生まれて、母はすぐに死んでしまいました。
お父さんは婿養子だから、七篠の家を継げるのは私だけだとみんなが言っていました。
だから私は譲葉。次の代への繋ぎなんだそうです。

……悩み。誰にも言ったことがない悩みなんですけど、誰も私自身を見てくれないんです。
お父さんも親戚のおじさんも、中継ぎの『名無しの譲葉』であれと私に迫って、私の意志なんて誰も見たがらないんです。
私が母殺しの忌まわしい子だから。

だから、私は『私をみんなの目に映したい』
母を殺して生まれたとか、中継ぎだとか、周りに決められた属性じゃなくて私を見てほしいんです。

あ、そうだ、友達には譲葉じゃなくてユズって呼んでもらってます。
もしよければ先生?もそう呼んでください。

由来ですか?
庭にあった柚子の木が毎年すごく甘くていい香りで、大好きだったからって周りには言ってます。

でも、内緒なんですけど本当は違うんです。
『桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年』って言うじゃないですか、
柚子って大馬鹿なんて言われちゃうくらい、実が生るのが、����次の世代ができるまでが長いんです。
毎年葉を落として次の世代に場所を譲る譲葉なんかより、大馬鹿でも私は私として次に譲らずに立ってたい。
譲葉じゃなくて柚子がいいんです。

5-1.その他(外見)
髪は背中まである焦げ茶のストレートで前髪の左側だけ編み上げている。
目は海松色。暗いところでは黒く見える
虹彩幅がほんの少しだけ狭く、(三白眼のようにややきつく見えてしまうのでは…)と気にして、眉はタレ眉になるようにカットしている。
左目下に泣き黒子があり、「男をたらし込む女になるぞ、安泰だな」と親戚のおじさんに言われたことを気にしている。

5-2.その他(性格)
中継ぎでしかない後継ぎとして、思ってることを口に出せない役割を周囲に求められていた。
だが本当は自分という存在を確立して『名無しの譲葉』ではない自分になりたがっている。
『譲りたくない』という気持ちと『私は私だ』という自負が強い。
七篠家は言うほど良家でもないのに伝統や後継ぎを求める親族に内心辟易としている。

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379『音仙』:2021/04/02(金) 23:33:19
>>377(七篠 譲葉)

「――――はい。聴き終わりました、ありがとう。
 『自分自身を見てほしい』『私は私』……素晴らしい事です。
 キミは、キミ自身の『呪い』を、自ら解こうとしている。
 私のような自堕落な人間を、『先生』と仰ぐのはもったいないくらい、
 本当に、しっかりしている……エエ、衝動で収まる心情でもないでしょうし」
 
「ただその……キミの才能は、『キミの理想体』ではなく、
 皮肉にも、『血脈』の『重圧』……あるいは『周囲からの目』。
 そうした『環境』で育まれた、ある種『呪い』の『化身』とも、
 あるいは、歪な『期待』が生んだ『祝福』とも、言えるものです。
 『こうあってほしい』思いは、時に『こうありたい』思いより強く、
 そして真綿のようにやさしく、心の音を形作ってしまう……」

          キィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーン ・・・

「キミの中に響く、この才能の名は……『リルトランク』。
 ……このスタンド自体が『幹』であり、ゆえに『枝』を生やす。
 植物や、そこから作られるものが媒介として必要ではありますが、
 あらゆる『常緑広葉樹』の枝を……柚子でも、ユズリハでもね。
 そして……必要に応じて『枝』を『犠牲』にし、己を襲う凶刃から逃れる」

「ああ、『スタンド』はあくまで、『特別な才能』に過ぎません。
 ……『才能』だけが人間を作るわけではない、という事です。
 キミという人物の『心』全てを示すわけではありませんから、
 そこについては、あまり、気にし過ぎないのがいいでしょう。
 エエ、あくまで『今日までのキミ』の中で育まれた『音』ですし」

「これから枝分かれしていく、人生という無限の岐路。
 そこを歩むための一本の柱にするには、中々悪くない『幹』だとも、思います……よ?」

――――――――――――――――――――――――

人型のヴィジョンを有するスタンド。
仄かな光を帯びた『葉』が折り重なった外套を纏う。
手脚は『枝』のようで、総じて『樹木の精』を思わせる。
非力だが速度は並程度、そして精度は圧倒的に高い。

手で触れた『植物』や『植物製の製品』から、
一本の『常緑広葉樹』の枝を生やし、伸ばす能力。
発動時に一度触れさえすればあとは手を離してもよく、
生え伸びる勢いはスタンド自身の動作を凌駕し、
視認さえしていれば勢いの調整も可能なので、
刺突や不意打ち、太い枝による足場の創出にも使える。

また、枝の性質は、実在するそれに準拠する。
『柚子』などは果実や花をつける事も可能で、
品質は十分に市場に並べられる域にあり、
また、枝から?いでもしばらくは持続もする。

そして何よりのこのスタンドの特質は、
周囲『5m』に一本でも『枝』が存在するとき、
このスタンドがダメージを受けた瞬間に、
スタンドヴィジョンを一瞬にして枯らし、崩壊させ、
代わりに、『枝』をスタンドヴィジョンに変化させられる。
これにより、受けるハズだったダメージは無かった事となる。
反面、使用のたびに生やせる枝の数が一定時間減ってしまう。

『リルトランク』Lil Trunk
破壊力:D スピード:C 射程距離:C(10m)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:A

――――――――――――――――――――――――
        七篠 譲葉→己の『特別な才能』を聴き、把握。

380『音仙』:2021/04/02(金) 23:40:43

手で触れた植物や植物製品から『常緑広葉樹』の『枝』を生やす。
枝は望んだ常緑広葉樹の有する葉や果実、花なども再現でき、
どのような長さに、どのような勢いで伸びるかも、発動時に設定可能。

5m以内に枝が存在する状態でこのスタンドがダメージを受けた際、
スタンドヴィジョンを枯れさせるような形で崩壊させ、
代わりに、近くの枝をヴィジョンに変化させる事が可能。
これによって、発動のトリガーとなったダメージは打ち消される。

『リルトランク』
破壊力:D スピード:C 射程距離:C(10m)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:A

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.ヴィジョンの手で触れた『植物』や『植物製品』を能力対象にすることができる。
  なお、『固体』ではないものは対象外。また、『石油製品』などについても対象外。
3.同じ物質に対して、この能力を重ねがけすることは出来ない。
  一度解除した(させられた)上で再度発動し直すことは可能。
4.このスタンドの発現する枝や、その付属物は、現在は能力対象には出来ない。
5.能力対象にできる最小のサイズは、『本体の手のひらサイズ』ほど。
  能力対象とした植物からはみ出るようなサイズの枝は、もちろん生やせない。
6.能力対象にできる最大のサイズには、特に限界はない。
7.床や巨木など、大きすぎるものが対象の場合、『5m四方』ごとに個別に能力対象と出来る。
8.能力対象がサイズを満たさなくなるほど破砕、消失すると、枝も消える。

【枝の発現や解除】
1.対象物質の任意の箇所から、実体化したスタンド物質の『枝』を生やすことが出来る。
2.生やす箇所は触れた箇所から『0.5m以内』、物質上かつ視認できている範囲に限る。
3.触れた箇所から直接生やす事も勿論可能。
4.ただし、伸びるスペックで押しのけられない障害物があると、発現出来ない。
5.枝が生え伸びる際の勢い(速度と破壊力)は『パスCB』までの範囲で自由。発動時に決定する。
6.発動時に一度触れればば、その後は対象に触れていなくとも、発動時に決めた長さまで自動で伸びる。
7.『視認している』時に限って、伸びる勢いを変える事も可能。縮めたり、枝の性質を変えるのは不可能。
8.枝自体の射程は『スタンドから30m』で持続時間は『3時間』、
  本数は最大同時『5本』まで。後述の能力を使用した場合のみ、同時発現数が一時的に減る。
9.遠隔で任意解除する事も可能だが、解除したい枝は視認している必要がある。
  枝自体が折れる、砕けるなどした場合は、強制解除されてしまう。

【枝の種類や付属物】
1.生やす枝は、実在する『常緑広葉樹の枝』の枝から、自由に種類を選択出来る。
2.枝の『長さ』や太さ、強度、付属物などの性質も現実に準拠する範囲で、発動時に自由に決められる。
3.枝の形状も、長さなどとあわせて現実的な範囲でなら任意。単に『棒状』と考えてもよい。
4.花や果実、葉などは現実の枝に準じて備わり、性質も現実に準拠する。
5.付属物は枝から外れると『3分』ほどで解除される。射程は枝からで『3m』。
  外れた付属物を再度生やす、という事は不可能で、量産なら解除して再発現する必要がある。
6.食され消化されるなど、他の生物に取り込まれた果実や葉などに関しては解除の概念はない。

【枝】
1.このスタンドがダメージを負った瞬間にのみ発動する事が可能。本体のダメージでは不可。
2.この能力を発動した場合、本体への『ダメージフィードバック』が発生しない。
3.条件は、『スタンドから5m』以内の範囲にこのスタンドの『枝』が一本でもある事。
4.発動すると、ダメージを負った箇所を中心にヴィジョンが枯れるように崩壊し、一時的に消失する。
5.一呼吸ほどの間が空き、5m以内で最も近い『枝』一本がこのスタンドのヴィジョンに変化する。
  なお、その枝についてはまつわる付属物(葉や果実など)も含め、全て解除されてしまう。
6.その際、『発動時に受けたダメージ』やスタンドの能力は打ち消される。
  それ以前からのダメージやスタンドの能力については、引き継がれる。
7.ダメージの種類は自傷含め問わないが、ダメージを伴わない能力や現象はトリガーにならない。
8.この能力を発動すると、それから『3分』の間、生やせる枝の本数が一本減った状態になる。

381名無しは星を見ていたい:2021/04/05(月) 20:24:27
1.名前:楠茂(くすのき しげる よく間違えられるのでクスモを愛称にしている)
2.性別:男
3.年代:23
4.心の声:ジジイにつけてもらった古臭い名前のおかげで、このとおり立派なガタイに育った。
       学生時代はサークルのお遊びで空手をやり、卒業後はバイトからスライドして引っ越し屋。
       ……ンだけど、俺は実はコマかいことが好きなんだよな。
       小さい頃から部屋ン中でブロック遊びに夢中だったし、最近はミニチュアハウス作りにハマッてる。
       寝る前のルーティンは明日の弁当の仕込み、ストレッチ、家計簿だ。
       ……『似合わないこと』……『男が小さいことを気にするな』……ったってなあ……。

382『音仙』:2021/04/11(日) 01:46:35
>>381(楠茂)

「―――――――――聴き終わりました、エエ、ありがとう。
 やれること、やりたいこと、誰かがキミにやらせたいこと。
 それらがすべて一致する事は、早々、ある話ではありませんよね。
 ですが……何かを極める事を目指すのでもなければですが、
 どれを優先するかを『必ず選ばないといけない』訳でもない。
 キミのように、少なくとも今は、『公私』の中で両立出来る人もいる」

            「とはいえ」

    キィィィィ――――――――――――――――
                        ン

「『このような形』の才能が眠っていたあたり、
 キミの『迷い』は、相当なものだったのでしょうね」

              キィィィィィィィィィ  ――――――――― ・・・

「圧倒的な破壊力を誇る、『ヘヴィハーツ』――――
 エエ、キミの『本当の趣味』とは、少し離れている姿でしょう。
 動きこそ荒っぽいとはいえ、『職業』には適しているかもしれませんが……
 ですが、そう。今聞かせた通り――――『ロングナイツ』も、キミの才能。
 より正しくは……『ヘヴィハーツ』に乗り込んだ、『ロングナイツ』が、ですね。
 極めて特殊な、『群体型』と呼ばれる……その中でも非常に特殊な形です」

「どちらが主体か、は……『ロングナイツ&ヘヴィハーツ』。その名が示す通り。
 しかし『どちらも欠かせない』キミの心の音。私はそう解釈しますが、キミの解釈は……ご自由に」 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

大柄な人型ロボットのスタンド――『ヘヴィハーツ』。
古い工業用機械の如き、無骨でインダストリアルな外見。
大柄さや見た目の印象通りの絶大な破壊力を持つが、
動きは大雑把で洗練されていない――そんな『ロボットスーツ』である。
そう、これは『人型』ではあるが、単体で動かせるものではない。

スタンド内部には『もう一体の人型』――『ロングナイツ』が存在し、
乗り込んだその存在をもって、『ヘヴィハーツ』を操作している。
いつでも『ヘヴィハーツ』の外に出させ、こちらを操作する事も可能。

『ロングナイツ』は機械化された昆虫人間ような外見で、掌に乗るサイズ。
パワーは見た目通りに控えめだが、高い精密動作性と長射程を誇っており、
両手足に『吸着力』があり、手の大きさが足りないものでも持ち上げられる。
天井にぶらさがる、壁を這い上がるなどといった、トリッキーな移動方法も自在。

『ロングナイツ』を外に出した後も、残された『ヘヴィハーツ』は解除はされない。
本体に追従する以外の操作は不可能となるため、そのままでは無意味だが、
これに本体や、本体の許可した人型スタンドが触れると、対象が『乗り込む』事が可能。

『ヘヴィハーツ』のスペックは搭乗者に左右はされないままで、
自由に動かし、何より、スーツ越しに己の『能力』も使用出来る。
これは『ロングナイツ』の搭乗時=デフォルトについても同様。
手足に『吸着力』を生じさせられるが、『高い精度』は発揮できない。

なお、このスタンドは『別のスタンドが2体』いるのではなく、
『2体で1体のスタンド』――――変則的な群体型と言える。

『ロングナイツ&ヘヴィハーツ』Long Nights and Heavy Hearts
破壊力:A(D) スピード:C   射程距離:D(B)
持続力:B   精密動作性:D(A) 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                            クスモ→己の『特別な才能』を聴き、把握。

383『音仙』:2021/04/11(日) 01:51:48

本体の手のひらに乗るような小人型のスタンド。
両手両足に吸着力を生じさせ、壁や天井を登れる。
また、自分の手より大きなものを持ち上げるにも便利。

『ロングナイツ』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(30m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:B

人より一回り大きい人型ロボットスーツのスタンド。
本体または人型スタンドが乗り込むと操作でき、
ロボットスーツ越しに『能力』も使用可能である。
誰も乗り込んでいない場合は、動かず追従するだけ。

『ヘヴィハーツ』
破壊力:A スピード:C 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:D 成長性:B

発現した瞬間の『ヘヴィハーツ』には、
必ず、『ロングナイツ』が乗り込んでいる。


『ロングナイツ&ヘヴィハーツ』
破壊力:A(D) スピード:C   射程距離:D(B)
持続力:B   精密動作性:D(A) 成長性:B

【ロングナイツ】
1.掌サイズの人型スタンド。本体へのダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.両手足に任意で、『破壊力C』相当の、触れたものに『吸着』する力を発生させられる。
3.あくまで吸着するだけであり、そこから持ち上げたり引っ張る力は『破壊力D』相当。
4.この吸着力のオンオフと精密動作によって、壁や天井を這い回る事が可能。
  また、精密動作性の高さもあって、妨害が無ければ高所からの転落でもうまく着地可能。
5.『ロングナイツ』は発現時に、必ず後述の『ヘヴィハーツ』に乗っている。
  『ロングナイツ』のみ、『ヘヴィハーツ』のみの発現は原則どちらも不可能。
  変則的な形ではあるが、『2体で構成された群体型スタンド』と言える。
6.任意のタイミングで、『ヘヴィハーツ』から、このスタンドを外に出せる。
7.出る場所は、両手のどちらかの上に乗ったような形。出すと決めた『一呼吸後』に出る。
8.『ヘヴィハーツ』から出ている時の射程については、『本体から30m』。 
  『ヘヴィハーツ』搭乗時については、『ヘヴィハーツ』に従い『5m』となる。

384『音仙』:2021/04/11(日) 02:00:48

【ヘヴィハーツ】
1.人間より一回り大きい、人型のロボットスーツのスタンド。身長『2.5m』ほど、射程は本体から『5m』。
2.『ヘヴィハーツ』発現時には、上記の『ロングナイツ』が必ず搭乗している。
  『ロングナイツ』のみ、『ヘヴィハーツ』のみの発現は原則どちらも不可能。
  変則的な形ではあるが、『2体で構成された群体型スタンド』と言える。
3.『ロングナイツ』が降り、搭乗者がいない時、このスタンドは操作不能。
  本体には追従するが操作は一切不可能であり、ただ後ろをついてくるだけ。
4.『ヘヴィハーツ』自体の強度は『破壊力A』にも数発耐えるほどだが、
  『ヘヴィハーツ』が受けた衝撃やダメージは100%全て、搭乗者にフィードバックする。
  『ヘヴィハーツ』が傷つかずとも軽減などはされないので、先に搭乗者が死亡する可能性が高い。
5.誰も搭乗していない時は、受けたダメージは誰にもフィードバックされない。
6.搭乗する前に『ヘヴィハーツ』が受けていたダメージが新たな搭乗者にフィードバックすることは無い。
7.誰も搭乗していない追従状態時、本体か、または本体が許可した人型スタンドが触れると、乗り込める。
  『本体と一体化したスタンド』はケースバイケースだが、『ヴィジョンの無いスタンド使い』は一律乗り込めない。
8.『ロングナイツ』についても、一度出た後に再度乗り込ませたい時はその過程が必要。
  乗り込みの際には、スタンドでも本体でも姿が『消える』ようにして行われる。
  なお仮に『ヘヴィハーツ』に大穴が空いたりしても、中に対象の肉体が見えたりはしない。
9.何らかの理由で『ヘヴィハーツ』が完全に失われた場合、『1ヶ月』は再発現不可能。
  その間にスタンドを発現すると、『ロングナイツ』だけが出てくるようになる。
  パーツ単位の損傷だけなら、『一週間』ほどで修復されるが、修復までは破損したまま発現される。

【搭乗状態】★発現時の『ヘヴィハーツ&ロングナイツ』は、必ずこの状態である。
1.『ヘヴィハーツ』の搭乗時は、自分の体を動かすようにスーツを自由に動かせる。
  なお、精密動作性Dは歩行や移動には適用されない(歩行や移動は精C相当)
2.射程距離は、搭乗したスタンドではなく、『ヘヴィハーツの本体から5m』。
  それを超えようとして動く事は不可能。無理やり動かされると、強制解除。
3.『ヘヴィハーツ』のスペックは、搭乗者に左右されず常に一定(破ス精ACD)   
  このため場合によっては『弱くなってしまう』こともあり得る。
  例)『ロングナイツ』は精Aだが、『ヘヴィハーツ』搭乗中は精Dしか発揮できない。
4.搭乗者が人型スタンドの場合、その能力を原則的には自由に行使可能。
  例えば『ロングナイツ』の搭乗時なら『両手足の吸着力』を発生させられる。
  接触発動のスタンドなら、『ヘヴィハーツ』越しにでも触れれば発動出来る。
5.総合して言えば、『搭乗状態』では搭乗者のヴィジョンとスペックのみが、
  『ヘヴィハーツ』の物となって、保有する能力は据え置きになるという事。
6.性質上、ヴィジョンに完全に依存した能力については『ヘヴィハーツ』越しには行使できない。
  (人体に一般的にない器官を備え、それを起点に放つ能力など)
7.搭乗者は任意で搭乗を止め、『1秒後』に『ヘヴィハーツ』から排出される事が可能である。
8.搭乗者が人間サイズの場合、『ヘヴィハーツ』の前方から、取っていた姿勢のまま出現する。
  掌サイズ(『ロングナイツ』と同様)なら、『ロングナイツ』と同様の降り方になる。
9.本体や実体化した人型スタンド、本体と一体化したスタンド使いが搭乗した時は、『ヘヴィハーツ』も『実体化した』状態になる。

385名無しは星を見ていたい:2021/04/11(日) 10:24:47
1.扇原映華(おおぎはら えいが)
2.男
3.24歳
4.物心がついた頃に両親が離婚した。父親に「女々しくなるな」「男は女々しいことをするもんじゃない」とよく言われた。
  でも、『女々しい』が何なのかは教えてくれなかった。
  小学生の頃、女の子をいじめてるやつらを見て、「正しくないな」「女々しいやつらだ」と思った。
  だからから『女女』野郎どもと怒鳴ってやった。喧嘩には負けた。父親に話したら「そうか」とだけ言った。
  そんな父親も16歳の時に病気で死んだ。

  社会に出て少し経ったが、父親が『女々しい』をどういう意味で使っていたかは未だにわからない。
  でも『女々しい』人間にはなりたくない。そんな漠然とした気持ちを今も持っている。

386『音仙』:2021/04/16(金) 00:53:37
>>385(扇原映華)

「はい、聴き終わりました――――――ありがとう。
 『女々しさ』……逆に『男らしさ』とは何なのか。
 時代によって変わる価値観、というものは、ありますよね。
 キミのお父さんの時代には正しかったことであっても…… 
 あるいはキミのお父さんも、心底から信じていたのかは分からない」

            キィィィィィィィィィ

「まあ、正しいか、正しくないかは別としても……
 そもそも、その『価値観』にどんな意味があるのか。
 ……キミの中で、まだ答えが出ていないからこそ、
 『女々しさ』というそれ自体は『音』の形を取らなかった」

                     ィィィィーーーーー ン
 
「分かっている事は、『らしさ』とは『圧力』。
 悪い意味では委縮させ……良い意味では背中を押し、
 『決まった形』にするのは、良くも悪くも、でしょうか?」

「名は、『シルバーダスト』……
 『クラシカル』な外見にこそ『古さ』はありますが、
 その『特別な才能』は、いつの世にも通じる『万能の力』。
 さながら……『クラシック』とでも、言えるでしょう」

「『いつの世にも通じるものもある』――――では、行ってらっしゃい」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

全身に『アナログメーター』がデザインされた人型スタンド。

触れた物体に『圧力レバー』を設置する能力を持つ。
『圧力レバー』を操作することで、物体内部の『圧力』をコントロール出来る。

『シルバーダスト』Silver Dust
破壊力:A スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:C

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                扇原映華(おおぎはら えいが)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

387『音仙』:2021/04/16(金) 00:55:26
全身に『アナログメーター』がデザインされた人型スタンド。
触れた物体に『圧力レバー』を設置する能力を持つ。
『圧力レバー』を操作することで、物体内部の『圧力』をコントロール出来る。

『シルバーダスト』
破壊力:A スピード:C 射程距離:E(C)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:C

※『基本情報』※
1.人型のヴィジョン。具体的な射程距離は『1m』。
2.ダメージフィードバックあり。視聴覚リンクなし。
3.『固体』に手で触れることで、『圧力レバー』の設置が可能。
4.『圧力レバー』は、本体を含む生物にも設置可能である。

※『圧力レバー』※
1.金属の質感と強度を持った『実体化したスタンド物質』。
2.同時に『4個』まで設置しておくこどが出来、それ以上設置すると古い順に消える。
3.『T字型』をしており、『押し込む』『引っ張る』事で『圧力』をコントロールする。
4.『親指』ほどの太さを持ち、このサイズ以下の物体には設置できない。
5.破壊されるか、本体の任意によって解除される。『破壊力B』数発で破壊可能。
6.任意解除を行う場合は、視界に入っている必要がある。
7.レバーの『位置』は、感覚的に把握できる。位置の把握精度は『C』。
8.レバーの射程距離はスタンドから『12m』で、持続時間は『10分』ほど。

※『圧力操作』※
1.『圧力レバー』を操作することで物体内部の『圧力』が変わる。
2.押し込めば『加圧』され内部の圧力は上昇する。
3.引っ張れば『減圧』され内部の圧力は低下する。
4.設置時の『レバー』は『15cm』、物体から飛び出ている。
5.限界まで押し込むと『最加圧』。『30cm』まで引っ張ると『最減圧』となる。
6.誰でも操作が可能だが、『最加圧』『最減圧』共に『破壊力:B』相当の力が必要。
7.圧力の変化だけでは、形状に変化や対象への損壊はない――が、外部に対する『反応』は変わる。
 例)『加圧』した状態のゴムボールに触ると、生半可な力では『凹ませる』事すら出来なくなる。
   逆に『減圧』した状態のゴムボールに触れば、ほんのちょっとした力でも一気に『凹む』。
8.判定的には、『最加圧』状態では『破壊力:B』の『反発力』を持つ。
  逆に『最減圧』状態では『破壊力:B』が衝撃に『加わる』。
9.物体全体が固体にあっても『加圧』、『減圧』は可能。
  『圧力』自体で内部が破損することはないが、『反応』による形状変化の影響は受けうる。

※『圧力の漏出』※
1.『圧力操作』状態で表面が破損すると、『圧力』が外部に漏れ出る。
2.『加圧』ならば『風』が飛び出し、『減圧』なら『吸引』という形になる。
3.破損箇所を防ぐことが出来なければ、『レバー』が徐々に元に戻ると共に『圧力』も無くなる。
4.逆に言えば『レバー』を抑え込むことで、『圧力』の影響を維持し続けることも可能である。

388名無しは星を見ていたい:2021/04/16(金) 08:26:36
C.りん
D.おんなのこ
E.10
F.みてみて、頭に鈴蘭生えてるでしょ?かわいいでしょぉ〜♪
G.うちねぇ、人間が大好きでね、人の良い所探すの好きなんだ(得意とは言っていない)
  どんな人間にも一つや二つは絶対良い所あると思うんだよね
  おねえさんの良い所はねぇ、聴き上手な所!それと美人さん!
A.スタンド能力によって頭部に鈴蘭を生やした少女


ではなく


  スタンド能力によって人間の姿を獲得した、
  『自分の事を人間だと思い込んでいる精神異常花』なのだ。
  彼女の住処である、自然公園の心霊スポット『鈴蘭畑』の下には、
  『少女の遺体が埋まっていて、時折少女の霊が現れる』という噂だ。
  噂は噂、真偽は不明だ。

389『音仙』:2021/04/23(金) 01:31:25
>>388(りん)

「え、エエ、とても……かわいいと思いますよ。
 それに、その性格も良い。とても良いと思います。
 私は、その、褒められ慣れていないので……喜び慣れてもなくて」

「上手くリアクションが出来ませんが、そう、嬉しいです。……本当に。
 マア、『美人』というのは、最近、なぜか結構言われるようになって、
 やはり化粧品にお金をかけたのがよかったのではないかと……ネ。
 おかげで最近は確信が持てて、それなら、髪ももう少し凝ろうかなどと……」

「……ああすみません、私は、隙を与えると長話をするタイプで。
 エエ、キミの方が私よりかわいいと思いますよ……本当にね。
 それとまあ、その、いきなりでなければ、いつでも来てくださって構いませんので」

                 「本当に……『お元気で』」

                         ギィィィ

                               ―――――    バタン

390『音仙』:2021/04/23(金) 01:35:04

「………………………………ああ。
 ……驚きました。本当に。キミも分かりました?
 『スタンド使い』である事には全く疑問の余地がないのに、
 私の『ウィスパーズ』では……彼女の『才能』が、その『詳細』がまるで『聴けない』」

「彼女自身の『体質』については、しっかりと把握できたにせよ……ねえ」
 
「――――『フューネラル・リース』」

「それについて分かった事は、本当にごく、一部だけ。
 その名前、そして……そう。それが『死んだ時に発動する能力』である事。
 『死んで能力が変質した』というのは……エエ、キミもまさにそうですけど」
 
「『死なないと発動自体しない能力』というのは、『初めて』かもしれません。
 それに……『それが1度は既に発動している』という事も、『聴けました』」

     「……あるいは『その時』までは、
      『心』の奥底で眠るままの力だからか。
      あるいは『記憶』というものも聴こえなかったあたり、
      1度目の発動と共に……『声』は散ってしまったのか?
      混濁しすぎていて、見つけられなかったというだけなのか」

「いずれにしてもわかる事は……とても、おそろしい存在だという事。
 少なくとも『2度目の発動』は『可能』ではある、でしょうし……
 エエ、それはもう……もちろん『恐れだけ』ではありませんよ。
 だって……『死』の、喪失の苦しみが、そう何度も繰り返されぬよう」

          「『聴けない』以上は、『祈る』事しか―――――」

―――――――――――――――――――――

頭にすずらんが咲いた、謎めいた少女。
体質的には普通の人間と変わらず、
睡眠も食事も生きるために必要らしい。

頭のすずらんは常に咲き誇っており、
花が傷つくと少し気分が悪くなるし、
茎が折れたりするとまともに動けない。
とはいえ、日光浴と睡眠を十分取ると、
花のたいていの損傷は治っているようだ。
そうでなくとも、日光浴は気分はよくなる。

彼女は全身でスタンドに干渉することができ、
またスタンドを視認することも可能である。
能力の一環なのかどうかは分からないが、
体液にすずらんの毒素を混ぜることができ、
その効き目についても自由に調整できる。
強心作用という、薬効だけに絞ることも可能。

ただし、人間を殺せる程には強くはならないし、
体内を循環している限り、彼女自身には効かない。
人間の体を有しているからなのかもしれない。

『りん(2)』
破壊力:D スピード:C 射程距離:―
持続力:― 精密動作性:C 成長性:―

彼女のスタンド能力は『死亡時に発動する』。
これまでに発動した回数は、『一回だけ』。
現在のところ、詳細は『聴き取れなかった』。

『フューネラル・リース』Funeral Wreath
破壊力:― スピード:― 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:― 成長性:A

――――――――――――――――――――――
     『りん』の『特別な才能』を知る者は、『まだいない』

391『音仙』:2021/04/23(金) 02:09:25
頭にすずらんが咲いた少女。
すずらんの毒を体液に混ぜることができる。

『りん(2)』
破壊力:D スピード:C 射程距離:―
持続力:― 精密動作性:C 成長性:―

その『能力』は、『死亡時』に発動する。
過去に発動した回数は、『まだ一度だけ』。

『フューネラル・リース』
破壊力:― スピード:― 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:― 成長性:A

【基本情報】
1.『りん(2)』の肉体は、スペックも体質も知性も、人間の10歳女児と同じ物として扱う。
  ただし肉体は全てにおいて常時『実体化したスタンド物質』であり、スタンドを知覚可能。
2.『りん(2)』の頭からはすずらんが咲いている。 明記されていない点は通常のすずらん同様。
3.花があっても、光合成で生きられたりはしない。また人間の食べ物で害があったりもしない。
  ただ、日光浴をすると、普通の人間以上に気分がよくなる(スペックが変動するなどは無い)
4.根は『りん(2)』の頭部と融合しており、引き抜くということは、頭部の破壊(ほぼ即死)を意味する。
5.茎も花もやわらかく、打撃には常識の範囲で『しなる』ため、
  『破壊力C』なら余程の直撃でないと耐える(精度次第ではある)
6.自然な時間経過によってすずらんが散ったり枯れたりはせず、『常に咲いている』。
  ただし除草剤など、『根まで枯らす』ような成分をまともに受けてしまうと『枯れる』。
  可能性は低いが、『日光を浴びない』生活が長く続いた場合なども、枯れる可能性はある。
7.すずらんが損傷した場合、一日ゆっくり日光浴し、8時間以上眠る生活で、再生する。
  ケースバイケースの部分もあるが花は一日、茎は三日ほどたてば、おおむね健康な状態に戻る。
8.茎が損傷していると吐き気や倦怠感に襲われて満足に動けず、『パス精DDC』相当になる。
  花の損傷だとやや気分が悪くなる(悪心止まり)が、スペックには問題は生じない。
9.枯れる、または何らかの方法での除去などで花が『無くなる』と、例外なく『即死』する。
  もちろん花が無事だとしても、肉体の方の失血など通常の死因によって『死ぬ』可能性もある。

【すずらん毒】
★ここで扱う体液とは生物学的な定義ではなく、『唾液』や『汗』等の『分泌液』を含む便宜的な呼称。
1.『りん(2)』は己の『体液』に、すずらんの有する範囲で『毒性』を混ぜられる。
  ただし、完全に体の外に出ている液に、あとから毒性を混ぜる事は出来ない。
2,混ぜる際には一呼吸ほどの間、しっかりと『頭のすずらんを意識する』必要がある。
3.毒性を混ぜておける液、液に混ぜておける毒性の種類は各『1種類』ずつのワンセットのみ。
4.完全に体外に出た液については、3の制限に無問題。
  つまり、体内で血液と唾液に同時に毒は混ぜられないが、
  毒の混ざった唾液を吐いてから、改めて血液に毒を混ぜる事は可能。
5.毒性の効き目や種類は調整できる。薬効(強心など)だけを引き出す事も可能。
6.毒性の調整、毒性を混ぜる液の変更は、動作などは無しに一呼吸ほどの間で可能。
7.どのような毒性も、『りん(2)』には症状を及ぼすことはない。薬効についても同じ。
8.毒性は最大でも『気を失う』程度。『動物が即死する』ような症状は起こせない。
  (代表的な症状の『心臓麻痺』を起こすことは出来るが、『死ぬ』ことはない)
9.体外に出た体液について『射程距離』は無いが、『1時間』ほどで毒性は消える。

【フューネラル・リース】
1.『りん(2)』の死亡時、ログを『心音サイフォン』質疑スレまで提示すること。
  その後に、このスタンドの『真の詳細』を開示する。原則的に『発動』自体はする。
  ミッション参加中などの場合によっては、GMのみに先行して開示する場合もある。
2.現時点では『死亡時に発動する』『それ以外には何も起きない』事のみ判明している。
3.活動の回数、または重大な経験によっても、詳細が判明する可能性はある。
  心当たりがある場合、活動ログを『心音サイフォン』質疑スレまで提示する事。
4.『音仙』以外の『スタンドの詳細を知る方法』で知れるかは、ケースバイケース。
  『心』『夢』『欲』など『精神面』からアプローチする方法では、原則は『知れない』。
  『情報そのものを入手するスタンド』などであれば、知る事が出来る可能性はある。
5.死亡後に『必ずうまくいくとは限らない』。結果死亡するだけの可能性もある。
  (※実際に決まっている詳細上で、発動はするが不発するというパターンがある)
6.スタンドに目覚めてから、現在までの発動回数は『1回』。
7.この項目の認識をPCは把握出来ていないが、PLは把握しておいてよい。

392名無しは星を見ていたい:2021/04/23(金) 07:21:56
1.名前
黒野士信

2.性別


3.年代
20代

4.心の声
本を読むたびに、いつもこう思う。
“これじゃない”
今まで何百冊と読んできたけれど、一度たりとも、心から感動できた試しがない。
読書家の友人たちは、みな自分の“心の一冊”を持っている。
でも自分にはそれがない。
新しい本を手に取るたびに思う。
“今度こそ”、と。
でも、結局はいつもどおり、落胆とともに最後のページを閉じる。
その繰り返し。
いつか自分にも、“心の一冊”と出会える日が来るのだろうか。

393『音仙』:2021/04/29(木) 00:11:04
>>392(黒野士信)

「聴き終わりました―――――――ええ、ありがとう。
 まず、キミには『特別な才能』が有りました。
 次に、それは『本』に関係のある領域の力で、
 そして…………やはりというべき、なのでしょうか。
 あくまで『心の一冊を見つけるための才能』ではない。
 望みを持つ者の力が、望みを叶える事に直結している事は多くない」

       キィィィィ  ィィィィ
                ィィィ ――――― ン

「あらゆるものを『栞』にする、と言える『シンプル』な才能。
 ――――『栞』とは読み終えるための過程であり、
 読み終えると共に、その役目を終える存在だと思いますが、
 キミの『心の旅』もまだ、途上という事なのかも、しれません。
 イエ、まあ、自分の能力の解釈は、キミ自身に任せますけどね」

「名は『スピン・オフ』――――――
 私もけっこう本は好きですので、『心の一冊』を見つける事、応援してます」

――――――――――――――――――――――――

スマートなシルエットの人型スタンド。
手で触れたものに短い『紐』を付ける。
それが付いている状態で『挟まれた』時、
対象は、瞬時に『栞』へと変化する。

栞とは形状や素材はそのまま平面化した物体で、
紙に書いた絵のように薄く、軽く、脆くなる。
反面、挟まれている事によっては破壊されず、
大岩に潰されるような状況では防護にもなる。

原則的には、『挟まれていなくなった』時、
なおかつ元に戻れるスペースが生まれた時、
栞からは自動的に元に戻るようになっている。
だがそのタイミングを『視認』していれば、
任意で『栞のままにしておく』事もでき、
この場合、後からいつでも任意解除が出来る。

なお生物は原則として栞に変えられないが――
例外的に『本体』は栞に変えることが出来る。

読んでいた頁を次に読むまで覚えておく、
あるいは『指を挟んでおく』などの形で、
自分を『栞代わり』にした経験故、なのかもしれない。

『スピン・オフ』Spin-Off
破壊力:C スピード:B 射程距離:D
持続力:B 精密動作性:A 成長性:D

――――――――――――――――――――――――
        黒野士信→己の『特別な才能』を聴き、把握。

394『音仙』:2021/04/29(木) 00:12:42

触れた物に短い紐を取り付ける。
紐を取り付けたものが何かに『挟まれる』と、
栞のように『平面化』し、挟まれていなくなると戻る。
生物は対象に出来ないが、『本体』のみは対象に出来る。

『スピン・オフ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:D

【基本情報】
1.人型のスタンド。視聴覚のリンクとダメージフィードバックを有する。
2.触れた固体に短い『紐』を付けられる。色は黒。太さや長さは小指ほど。
3.紐が付けられないほど(=小指より)細い物体は、能力対象に出来ない。
4.紐は実体化したスタンド物質で、強度は通常の紐程度。
5.紐をつけておける数は『6つ』まで。射程距離は『20m』で持続時間は『2時間』。
6.紐のある位置は意識すれば把握可能だが、紐の状態までは把握出来ない。
7.なお、生物やスタンドには原則紐は付けられない。本体自身にのみは付けることが可能。
8.任意解除はいつでも可能だが、後述の栞化中の、
  解除しても栞から戻るスペースが無い場合には不可能。

【栞化】
1.紐のついた対象が『二方向から、物理的に、破壊力D以上で挟まれた』時、
  その『挟まれた』勢いのまま、対象の全体が『栞化』する。
  =形状は変わらないまま、紙程に薄く『平面化』し、『挟まれる』事では絶対に破壊されない。
2.なお、この時に『挟む側』の『両側』が動いている必要はない。
  (=上から降りてくる天井と、動かない床に挟まれても発動する)
3.対象のごく一部だけが挟まれても発動せず、『全体の1/2』以上は挟まれる必要がある。
4.挟まれたまま平面になるため、前後から挟まれれば、前後から見た姿の平面になる。
5.ペラペラになった分の質量は失われ、『挟まれる』事以外への強度も、薄さ相応。
6.薄くなってはいるが、強度や質感は元の素材のままではある。鉄などなら十分硬い。
7.平面化により内部機構などが消失するため、それらに依存した機能は原則失われる。
8.本体の場合、動けはしないが意識は残りスタンドは操れるが、本体の五感は残らない。

【栞化解除】
1.栞化は『挟まれていない』かつ『元に戻るスペースがある』状態になると自動で解除される。
  この時、『紐』は解除されない。
2.栞化解除の瞬間を視認していた場合、『解除せず、栞のままにしておく』事を選択可能。
3.栞のままにしておいた場合、視認していればいつでも任意解除出来る。
  栞化のみを解除することも、紐ごと解除する事も可能。
4.栞化の解除時は、対象が平面から元の厚みを取り戻すだけの、障害の無い空間が必要。
5.『パスCB』で元に戻るため、その勢いで押しのけられる物は障害と見做さない。
6.押しのけられない障害がある場合、そもそも解除することが出来ない。
7.解除したが後から障害が出来て押しのけられなくなった場合は、阻まれた瞬間また栞に戻る。
8.栞が解除出来ない状態でスタンドが強制解除されると、栞化がそのまま解けてしまう。
  ほとんどの場合において、栞だったものと挟んだ物両方が損壊する。意図的に引き起こすことは不可能。

395名無しは星を見ていたい:2021/04/29(木) 00:33:01
1.名前
河合知代(かわいちよ)

2.性別
女性

3.年代
20代後半

4.心の声
『普通になりたい』そう願う日々でした。
『女性なんだから』そう言われ続ける日々でした。
それでも、私の特性……なのでしょうか……凹凸を隠すことは極めて困難でした。
できることはできる。でも、できないことはずっとできない。
「他の人はできてるよ?」もう、聞き飽きた言葉です。
中学生になってもお片付けができなくて、いろんな人に怒られました。
その他にもたくさん……
それで、もう耐えられないから、高等専門学校に行きました。
いわゆる、原則は専門科目をみっちり鍛える、そんな学校でした。
変人ばかりで、この場所は専門さえできれば……許してくれそうだったので……
化学……わたし、それだけはできたんです。
他のことはからっきしだけど、○○化学ってついてる科目だけは……私のフィールドでした。
今は進学して、大学院生。嗚呼、ずっと、好きなことだけして生きていければ、幸せなのに。
ずっと、化学オタクとつるんでいられれば幸せなのに。
でも、社会はそれを許してくれない。
そもそも、相手が化学オタクじゃないと私の話なんて……きっと誰も面白くない……
化学が好き以外、なにもなくて、いわゆる社会に不適合で……そんな私は――
『女性なんだから』
その足かせが、今でもずっと続く。
やっぱり、少し歳をとっても、やっぱり、多くの人が私に『普通であれ』と圧力をかける。
そんな日々は……正直、息苦しいです。

396名無しは星を見ていたい:2021/04/29(木) 00:37:07
恐れ入ります……つい先ほど投稿した者です……(河合知代(かわいちよ)の名前で投稿した者です)
初めての投稿でして……至らない点などございましたら申し訳ございません……
何卒よろしくお願い申し上げます……

397『音仙』:2021/05/05(水) 02:41:28
>>395(河合知代)

「はい、聴き終わりました。…………ええ、ありがとう。
 世相でしょうか、キミの悩みは私に答えが出せる物ではなく、
 そして、きっと、キミだけが抱えているというものでも、ない。
 そんなキミの……きっと特別ではない、しかし、本当に切実な『悩み』。
 その音の中にも…………『特別な才能』は、奥底に眠っていました」

「『液体』と『固体』。小学校の理科で、最初に教わる化学分野、ですかね。
 キミ自身の心情ゆえか、『気体』を欠き、完全な形ではありませんが……
 化学の『最初』……それを刃という形で引き起こすこの才能は、
 キミが決し、諦観に沈んでいるわけではないのを示している、のかも?
 ああ、ええと、キミの才能の話です。……『ピュア・エスカピズム』」

       キィィィィィィ
                ィィィ
                  Z――――――――――――z____ン

             エスカピズム
「これがキミにとって『現実逃避』に過ぎないのか?
 それとも……息苦しい現実を、『切り開く』ための力なのか?
 …………それはキミが、あるいはキミの巡り会う運命が決める事ですが」

「あえて今……一つだけ言えるとすれば、『この分野』において、
 重要なのは『性別』でも『迎合』でも『学歴』でもなく、ただ『追求する』事。
 既存の化学知識が通じない事も、キミ自身の力含め、無限に起こるでしょうけど……
 ……スタンドの世界に踏み入れたことで、キミが少しでも、窮屈ではなくなりますように」

―――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。
白衣のようにも見える白い外套を纏い、
その両手は、薄く青白い光を灯している。

その手は『0℃』の冷たさを常に保っており、
それで『液体』の液面に触れて引き抜く動作で、
一振りの『氷の刃』を作り出し、扱うことが出来る。

この『氷の刃』は液体が『凝固』した物であり、
なおかつ、その液体の特性や凝固点には一切関係なく、
凝固時点で必ず『0℃』、他の性質も含め『氷』そのものになる。

刃の解除は液体への『融解』によって行い、
また、刃の一部だけをあえて融解もさせられる。
融解すると温度、状態、特性など全て元の液体に戻る。
液体は元々通常物質である限りではだが、
解除によって『消える』という事はないため、
斬るだけではなく、液体の性質を活かす事も肝要。

『ピュア・エスカピズム』Pure Escapism
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(3m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:B

蒸発、昇華、凝縮など『気体』に関する変化は、
現時点においては起こすことが出来ない。
水蒸気を発生させ、それを保つだけの『熱』は、
このスタンド――即ち『河合知代』の心には、今は無い。

―――――――――――――――――――――――――――――
        河合知代(かわいちよ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

398<削除>:<削除>
<削除>

399『音仙』:2021/05/05(水) 02:54:14
触れた液体から、『氷の刃』を作り出す。
刃は解除すれば融解して元の液体に戻る。
刃の一部だけを指定して融解させる事も出来る。

『ピュア・エスカピズム』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(3m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
  現在は常に手が『冷たく』なっており、触れれば『0℃』に感じられる。
2.手で『液体』に触れて、引き抜く動作によって瞬時に『氷の刃』を作り出す。
  半端に引き抜くことは不可能。刃が完成しない場合は即液体に戻る。
3.液体でも『容器に入れて傾けても一切動かない』ほど粘度が高いと対象外。
  現時点では生物の体液についても対象外。本体も例外ではない。
4.能力発動のために触れる際、液体の危険性(毒性、高温等)はスタンドに及ばない。
5.帯電や他のスタンド能力など、液体に無関係な危険性からはダメージを受け得る。
6.液体の入った容器に触れる形では発現できない。液体に直接触れる必要あり。
7.引き抜いた氷の刃は液体が凝固した物であり、液体の中から『発現』したものではない。
8.このスタンドの手は、氷の刃を持ち続けても手が冷えて固まったり、傷んだりしない。

【氷の刃】
1.氷の刃はどんな液体であれ、作成時点で必ず『0℃』。質感など性質は『氷』そのもの。
  よって熱を受けると氷と同様に溶け出してしまう。その融点も『氷』に等しい。
  元が通常物質なら実体化スタンド物質、元がスタンド物質ならスタンド物質。
2.『破壊力C』を1〜2発まともに受けると折れる。切れ味は一般的な『三徳包丁』並。
  破壊力Cで破壊できる程度の硬さであれば、すんなり切ることが出来る。
3.液体が『100ml』につき、刃『10cm』分を構築できる。
  持ち手の有無は自由だが、刃と同量の水が必要。また、刃より長い持ち手は付けられない。
  持ち手を付けない場合についてはm全体が刃なので、握って持つなどは困難になる。
4.作成時、液量さえ足りていれば、刃の長さが水深より遙かに長くとも、何ら問題はない。
  (☆スタンド能力の作用は、物理法則に優先される)
5.形状は『長さ』の範囲で自由だが、精密Bとはいえ複雑な機構は持たせられない。
  また、長さ以上に幅が広いような刃にするなら、『幅』の方が必要な水の量に関わる。
6.作れる最短は『10cm』で、最長サイズは『1m』。それらより長い、短いのは不可能。
7.刃の射程距離は『スタンドから10m』。持続時間は『30分』。超過すると強制解除される。
  同時に発現しておける数は『5本』まで。それ以上発現しようとすると、一番古い物が自動で解除される。
8.任意解除は視界にあればいつでも可能。何の場合も、解除すると『元の液体に戻る』。
  また、刃の『一部だけ』を精密Bで任意解除し、その部分だけを融解させる事も可能。
9.どれほど破壊されても、それにより刃が自動解除される事はないが、全体が砕けるまで行くと解除される。

400名無しは星を見ていたい:2021/05/05(水) 03:58:12
1.名前:喜古 美礼
2.性別:女
3.年代:20代前半
4.心の声
―――え?ここってどういうところなの?
『心の声』……あぁ、そういうふうなところ―――

や、たまにだれかが入っている後ろ姿を見てたから………
なにかなァ〜〜〜? と思っていたんだ。
ようやく今日は空いていたから、ふらふらと入ってみたんだけど。

『心の声』かァ、最近思っているのは、そうだな――――
時の『変わり目』って、なんだか胸が締め付けられるよね。
『太陽』が出てくる出てくるって雰囲気の『明け方』も、
ドロリソロリと地面に潜っていく『夕暮れ』も、
春と夏と秋と冬の季節の『変わり目』の、ソワソワしちゃういたたまれなさとかさ。
とても不安定な気持ちになる。

何か終わってしまうような、あるいは始まってしまうような。
アナタってさ、そういうの、分かる?

401『音仙』:2021/05/14(金) 22:09:50
>>400(喜古 美礼)

「聴き終わりました―――――――ありがとう。
 ええ、すみません、最近は待たせる事が多くなっていて……
 その、待たせて何も無いという事が無くって良かったです」

「時の変わり目……私も、『夕暮れ』にはとても思い入れがありますよ。
 ただ、キミほど豊かな感受性は持ち合わせていない、のでしょうね。
 明け方に思うのは、『こんな時間まで起きてしまった』という事ですし、
 季節の変わり目に不安定になるのは、むしろ体調の方でして……
 風邪もひきやすいですし、頭痛とか、肌が荒れてしまったりとか。
 ああ、ええと、だから……羨ましい、ですね。風流を感じる心があるのが」

「……ですが、私にだけ分かった事も、あるので。
 どうか、くだらない女だとは思わないでくださいね」

            キィィィィィィ――――――― ン ・・・

「その人型の存在……名前は、『ビトウィーン・2・エンズ』。
 キミのそうした心が育んでいた音としては、なるほど、納得も行きます。
 ……もっともキミからすれば、無粋に感じる能力かもしれませんが。
 終わりと終わりの間の切なさに耐えきれない時がもしあるなら、
 その時は、何か、助けになってくれるかもしれません……ええ」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

魔法使いを思わせる、ローブを着た人型のスタンド。
長い射程と、比較的高い精密動作性を有しているが、
それ以上に特異な能力こそが、最大の武器。

両手からそれぞれ一つずつ『球体』を出せる。
この球体は『明け方』と『夕暮れ』を象徴し、
それぞれ、それに対応した色彩を灯している。

球体は投擲すること、空間に止める事ができ、
それ自体も『武器』にもなるが、
能力は、空間に止めた球体を起点に発動する。

球体の周囲の空間に『明け方』『夕暮れ』の時を再現する能力。
即ち、その空間に広がる光景――そしてそこに存在する無生物を、
『午前』『午後』いずれかの『三時?六時』の時点の状態にする。

三時?六時の範囲でなら、具体的に何時何分何秒にするかは自由だが、
どの場合も『その瞬間』の光景が、物体の位置や状態含めて空間内に再現され、
今はあるがその瞬間には存在しないという物は、空間内から一時的に消失する。
また、瞬間の再現のため、落下中の物なら空間に固定されているし
燃えている物は燃えたまま、その空間内にある限りは何も変化しない。
このスタンドの手でのみ、空間から再現物を一つだけ外に持ち出す事が可能。
明け方や夕暮れの世界が解除されるまでの間は、自由に扱える。

なお、生物についてのみ、触れることのできない幻影のような形であり、
例えば服の中を調べる、憂さ晴らしに殴るといった事は不可能である。

能力を解除すると、展開されていた空間は物体含めて立ち消え、
能力発動前の元の空間が、物体含めて完全に元通りに戻って来る。

『ビトウィーン・2・エンズ』Between Two Ends
破壊力:C スピード:C  射程距離:C(8m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:C

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                        喜古 美礼→己の『特別な才能』を聴き、把握。

402『音仙』:2021/05/14(金) 22:10:43

両手から一つずつ、空間に固定出来る球体を出せる。
それらは『夕暮れ』と『明け方』の象徴であり、
固定した周囲の空間にそれらの時の中の一瞬を再現する。
再現できるのは『前回』の夕暮れ/明け方に限る。

再現空間内には当時そこにあった物が出現して、
それらは一瞬の再現故に、空間に固定されている。
このスタンドのみ、それらの物体を外に持ち出せる。
生物については、再現はされるが実体を持たない。

『ビトウィーン・2・エンズ』
破壊力:C スピード:C  射程距離:C(8m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:C

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.両手それぞれから一つずつ、野球ボールほどの球体を発現できる。
  それぞれ『明け方』と『夕暮れ』の象徴であり、色合いもそれを彷彿とさせる。
3.球体の射程は『10m』で持続時間は『24分』。認識していれば遠隔解除可能。
4.球体の質感や強度などは金属に近いため跳弾などはさせられないが、重さは野球ボール相応。
5.球体は手から離しているなら『空間に固定する』事が可能。
6.空間への固定力は『C』で、固定が外されると重力や慣性に従う。
7.球体が破壊されると、それぞれ『次の夕暮れ』か『次の明け方』までは発現できない。
8.球体の空間固定中なら、下記の能力を任意でオンオフできる(デフォルトはオフ)
  オンオフはどちらも、『深呼吸一回』くらいの間は必要になる。
  なお、オンにしている間は、球体は色を失い光の塊のようになる。
9.オンオフ時問わず、球体は破壊されると『次に日が昇って沈む』まで再発現不能。

【再現】
1.効果範囲は、空間に固定中の球体を中心とした、半径1mの球状。
2.その空間は、明度なども含め、『3時から6時』の時点の状態が再現される。
  なお、明け方の球体であれば午前、夕暮れの球体であれば午後である。
3.『前回』の『午前/午後3?6時』のみが再現可能。
例)夕暮れの球で発動し、現在が『午後3?6時』なら、『前日の午後3?6時』。
例)夕暮れの球で発動し、現在が『午後8時』なら、『本日の午後3?6時』。
4.『午前/午後3?6時』の中の『どの瞬間を再現するか』は自由。
  後から変更する事はできず、したいなら一旦オフにして再度オンにする必要がある。
5.射程距離や持続時間などは、球体のそれに等しい。
6.空間とその外は地続きだが、明度や気温などは内部から外に漏れださないし、外から影響も受けない。
7.二つの空間をそれぞれ重ねて配置する事は出来ない。被る場合、古い方が『オフ』になる。

【再現の性質】
1.空間内で、各種の存在がどのような状態になるかは、以下の通り。
  A『当時はその位置にあったが、今はそこにないもの』:そこに出現する。
  B『当時と今で、位置は同じだが、状態が違う物』:当時の状態になる。
  C『当時と今で、位置は同じで、状態も同じ物』:その場に残る。何も変わらない。
  D『当時は無かったが、今はそこにあるもの』:一時的に消える。生物はその場に残る。

2.今いる生物と、出現する無生物の位置が重なるなら、その無生物はそもそも出現しない。
  (過去の存在は、今の存在より優先されないらしい)
3.全存在はその瞬間の位置に、その瞬間の状態で、空間に固定されている。
  固定力は『C』で、空間内であれば、取り外しさえすれば自由に扱える。
  また、空間から取り外した場合は、状態も通常通りに進行しはじめる。
4.空間の中で出現した無生物は、原則は実体化したスタンド物質。
  元が実体のないスタンド物質なら、実体が付加されたりはしない。
5.出現した『当時いた生物』は、空間の外の存在と相互に不干渉な『幻』。
  象徴ヴィジョンに近い。なお、スタンドも生物扱い。死体なら無生物扱い。
6.このスタンドの手によってのみ、形ある無生物を『1つ』に限り、外に持ち出せる。
7.空間から持ち出したものは空間の解除に伴い解除されるが、他では解除されない。
8.このスタンドの手以外で空間の外に出された物は、即座に消える。

403名無しは星を見ていたい:2021/05/14(金) 22:40:11
1.名前
更山 好陽(サラヤマ ヨシハル)

2.性別


3.年代
20代(26歳)

4.心の声

昔みたいに思い切り遊んでみたいってのは、そんなに贅沢か?
地元を離れてからこっち、昔なじみの連中とも疎遠になる一方だし、
兄弟に至ってはやれ金が無いだなんだって困ってる時だけ頼ってきやがって、
普段は連絡の一つも寄越しやしない。

俺がやりたいのは、そういうんじゃないんだよ。
 
ガキの頃みたいにその辺駆け回るだけでもいいし、
1台しかないゲーム機取り合って取っ組み合いの喧嘩するでもいいし、
こう、『思いっきりはしゃぐ』みたいなこと、もう全然やってないんだよな。

酒飲んで馬鹿騒ぎして暴れるのとは全然違う、ああいう『昂り』は、どこに行っちまうんだろうな。
 
そういうのもう一回、ダメか?
贅沢言ってるつもり、無いんだよ。

404『音仙』:2021/05/20(木) 21:45:52
>>403(更山 好陽)

「はい、聴き終わりました――――――ありがとう。
 キミの願望は、多くの大人がどこかで抱いている物……だと、思います。
 私も、『望郷の念』というだけでなく、子供らしく遊ぶ……エエ、
 つまり『遊ぶことを目的として遊ぶ』事が、今となっては懐かしい。
 無論そこには子供なりの社会や、思いがあったのでしょうけど、
 それでも『ストレスの発散』のためではなく、『酔った勢い』でもなく、
 あの頃はきっと、ただ、楽しいからそれを楽しんでいた――――――」

           「でも、もう、戻れないのでしょうね」

     キィィイィィィィ ___________________ … ン
         √

「耳を澄ましたキミには、聴こえたでしょう。
 ――――『イルーシヴ・エデン』
 キミの才能は『子供らしさ』を与えますが、
 ……しかし『童心』だけは与えられない」

「キミ自身の心情がどのようなものか、私は『聴ける』だけ――――
 決める事は出来ません。この能力が、キミにとってどういう意味を持つのかも、ね」

                 「それでは……行ってらっしゃい」

――――――――――――――――――――――――――――――

人型のヴィジョンのスタンド。
飛行機から変形した人型ロボのような意匠で、
両腕の内部に『ミサイル』が格納されており、
発射したり、殴打と共に炸裂させる事が出来る。

着弾した際の爆発音はオモチャのようで、
命中しても子供の拳程度の破壊力しか無いが、
当てる事で、『能力』を発動させられる。

着弾した物を『子供らしく』させる能力。
無生物の場合は文字通り『子供向けタイプ』、
あるいは『本物を模したおもちゃ』への変化を指し、
元々が大人用として想定される物でなくとも、
同種の『子供用タイプ』や『おもちゃ』があれば、
それへと変化させることが可能である。

生物――人間に当てた場合には作用が異なり、
この場合は肉体自体が『子供らしく』なる。
ただし変化するのは肉体に限られるため、
在りし日の童心を取り戻せるという事はないし、
他者のスタンドを封じることも原則は不可能。
このスタンドも通常通り使用が可能であるため、
他の『子供らしさ』同様、いつでも解除は出来る。

『イルーシヴ・エデン』Elusive Eden
破壊力:C スピード:A  射程距離:C(6m)
持続力:D 精密動作性:D 成長性:A

――――――――――――――――――――――――――――――
    更山 好陽(サラヤマ ヨシハル)→己の特別な才能を聴き、把握。

405『音仙』:2021/05/20(木) 21:47:13
腕からミサイルを撃ち、当てた物を『子供らしく』する。
生物なら肉体が子供に、無生物なら『子供用タイプ』になる。

『イルーシヴ・エデン』
破壊力:C スピード:A  射程距離:C(6m)
持続力:D 精密動作性:D 成長性:A

【基本情報】
1.人型。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.左右の腕の内部に三発ずつ、計六発の『ミサイル』を搭載する。
3.殴打した時にミサイルを炸裂させる事と、前腕部、手の甲側から発射する事が可能。
  発射の場合、腕の内部からミサイルが現れ、発射するまでに一拍のラグがある。
4.発射のスペックは『パス精DAC』で射程が『10m』。
  スタンド自体よりは精度が高く、まっすぐは飛ぶが、狙いはスタンドの精度依存。  
  着弾した場合、当たった箇所にのみ『パスDCの殴打』相当の衝撃が走る。
5.殴打とともに炸裂させた場合については、殴打に破壊力のみ加算される。
6.炸裂時には爆風などはなく、熱なども発生しないが、爆発音として、
  おもちゃのような派手なサウンドが鳴る。音量は一般的な『大声』程度。
7.殴打でも発射でも、命中さえすれば後述の能力を発動させる。
8.ミサイルは後述の能力を『解除』すると、一呼吸後に補充される。
  発動条件を満たさない等、ミサイルが炸裂したが発動はしなかったなら、
  その分のミサイルは、炸裂から一呼吸後にすぐ補充される。

【子供らしく】
1.前述の条件を満たした対象に発動する。能力射程は『20m』で持続時間は『20分』。
2.前述(【基本情報】8)の通り、能力を解除する事がミサイルの補充に繋がる。
  そして能力はミサイルが無いと発動できないため、同時発動数は『6』。
3.対象が無生物か、生物(ただし、人間のみに限る)かで効果は変動する。
4.いずれの場合も重ねがけは不可能。すでに発動させた相手に着弾しても発動条件を満たさない。
5.能力の任意解除は、対象を視認していれば可能。ただし対象の大きさが戻れるだけのスペースは必要。
6.スペースが無い状態で強制解除されると、スペースが確保されるまでは効果が延長される。
7.子供らしくなっている時に受けた損傷や破壊は、原則解除しても対応する部分に残る。
  ただし、子供らしくなった時のみ存在するパーツなどの受けたダメージは残らない。

406<削除>:<削除>
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407『音仙』:2021/05/20(木) 21:52:06
【無生物対象】
1.対象を『同種の中で子供向けの物』か、『模したおもちゃ』に変化させる。
2.一例として、以下のようになる。

缶の酒→缶の飲料(種類問わず)
パック酒→紙パックの飲料(種類問わず)
本物の拳銃→おもちゃのピストル。対象年齢10歳以下のエアガン。
スマートフォン→キッズ用のスマホ、おもちゃのスマホ。
包丁→子供用の刃が丸い包丁。おままごと用の包丁。
原付バイク→自転車(補助輪を付けるなどは不可能)
成人向け作品のメディア→同じメディアの、任意の子供向け作品。
大人サイズの衣服、寝具など→子供サイズに。

3.『〇〇の模型・プラモデル・ミニチュア』や『ブロックおもちゃで作った〇〇』は、
  このスタンドにおける『模したおもちゃ』の中に含めない。
  『飾る』ではなく『遊ぶ』のが、子供にとってのおもちゃである。
4.同種でも、大まかに見て、2倍以上大きさが違う物には変えられない。
5.対象内のデータのみを書き換える、などという事は不可能。
  (パソコン内の成人向け作品だけを子供向け作品にする、等は不可能)
6.岩を小石になど、能力に無関係な単なる『サイズダウン』は出来ない。
  『大人用の傘』から『子供用の傘』など、結果的なサイズダウンは可能。
  なお、発動できる最大の対象は原付バイクくらい。最小はピンポン球サイズ。
7.食品と食品でない物の間には壁があり、それを超えての変化は相互に不可能。
  (野球ボールをおもちゃのボールには出来るが、野球ボール型のチョコには出来ないし、
   りんごをおままごと用のリンゴのおもちゃには変えられない)
8.スマートフォンのように子供も使える(使って良い)物でも、
  子供向けモデルがあるなら、能力対象にする事は可能。

【生物対象】
1.人間に対してのみ発動可能であり、対象の肉体が『子供になる』。
2.ここでいう子供とは『10歳児』。『成人の半分』である。
  ゆえに、既にこの年齢未満の人間には通用しない。
3.対象の子供時代の肉体になるため、スペックは可変するが、概ね『パス精DCC』。
4.衣服や装飾品、ポケットの中の物は能力に巻き込まれて子供用サイズになる。
5.手持ちや背負った持ち物は巻き込まれないため、持てないサイズになる可能性はある。
6.対象の肉体のみが子供になるため、精神やスタンドは変化しない。
  ただし纏うタイプや器具型などのスタンドは子供相応の(着れる、持てる)サイズになる。
7.子供らしくなってから衣服を脱いだ場合なども、能力は解除時にまとめて解除される。
8.10歳以降の人生経歴における欠損部位なども、子供になっている間は戻る。
  生え変わりの年齢次第だが永久歯も乳歯になっているし、
  それら『子供の時にしかない』部分の受けたダメージは、
  解除するとどこにも残らない(【子供らしく】の7参照)

408名無しは星を見ていたい:2021/05/24(月) 16:08:28
1.天之 月夜(あめの つきよ)
2.女
3.12
4.私達はいつだって、二人で一つだった
  だから殺して、左目を貰った
  これで本当にいつも一緒
5.ビスクドールの様な容姿、カールのかかった長い黒髪の少女
  双子の姉、朝陽(あさひ)を殺害し、その左目を自らの左眼孔に嵌め込んだ
  眩く真実を照らす金色の太陽の瞳、妖しい幻想を映す銀色の月の瞳
  二つの眼は、ここに揃った

409『音仙』:2021/05/26(水) 15:39:23
>>408(確認)
貰った『左目』は『正しく機能していますか?』?
それとも『失明していますか』?
それとも『スタンド次第で決めますか』?

410<削除>:<削除>
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411天之 月夜:2021/05/26(水) 15:56:06
>>409
現在は『失明している』という設定です
スタンドに覚醒した時に機能するようになるかな?
と、少し期待はしていますが、『失明したまま』でも構いません
そこは『音仙』さんの裁量にお任せします

ところで、『朝陽(あさひ)』という名前はどうも他のNPCと被っていたようで…
自分なりに調べたつもりではいたのですが、調査不足で申し訳ありません
変更が必要のようでしたら、『真陽(まお)』に変更させて頂きます

412『音仙』:2021/05/26(水) 16:24:44
>>411(確認)
回答に感謝いたします。

NPCの名前については変更は必要ございません。 
同名NPCの存在が話題になることは避けられませんが、
極端な話、被りはどこかで必ず起きるものですし、
苗字も同じとかでない限り、問題は何も無いと考えます。

供与は有無含めもうしばらくお待ちください。

413『音仙』:2021/06/03(木) 00:10:04
>>408(天之 月夜)

「――――――はい、聴き終わりました。どうもありがとう。
 …………私はいわゆる正義に燃える人間ではありませんから、
 キミの犯した『罪』について、とやかく言う気はありません。
 エエ本当に……根拠だって……『私が聴いただけ』である以上は、
 通報をしたって結局のところ、意味はないんでしょうし……ね」

「いずれにせよ……キミには『特別な才能』がありました。
 それは…………キミが『行動に出た』時からすでに片鱗として芽生え、
 ……『輝き』を己のものとする助けにもなった……自覚があったかは別ですけど」

          キィィィィイイイイイイイイイ―――――――――――

「名は、『レンブラント』。…………『光を取り込む』能力。
 目的を既に果たしたキミに、必要かどうかは、私にはわかりませんが…………
 キミが望めど、望まなくとも、『人生』は続く…………
 いつか……因果に追いつかれる時、身を助けるでしょう。……それでは」

                 ――――――――――――――ン ・・・

                          「―――――――耳を澄ませて」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

衣服や装飾品を含む本体と一体化して発現するスタンド。
着用している衣服が、夜空の如く仄かに輝く『ドレス』に変化する。

身に浴びた光の『光源』を、己の肉体へと『取り込む』能力。
光を浴びたことを知覚する事によって、光源との間に『光の帯』を描き、
『光源』か『本体』を、帯に沿って、実体のない光の粒子として超高速で移動させる。

それにより本体と光源が接触した時、光源は光の粒に変わって体に『取り込まれる』。
ただし、体積で考えて自分よりも明らかに大きな光源は取り込めず、
帯を描いてから超高速移動まではさせられるものの、そのまま衝突してしまう。

取り込んだ光源は、いつでも体から解き放って体外で再構成出来るほか、
全体の一部だけを肉体から突き出させた状態で再構成する事も可能。

体に欠けた部分や負傷などを光源によって埋める事も可能だが、
光源はあくまで光源に過ぎないため、身体機能の代替などは不可能。
また、スタンド自体を解除すれば体から光源は零れ落ちてしまうため、
一時的に傷を塞ぎ、肉を繋ぐくらいの意味しかない―――――――『本来なら』。

『レンブラント』Rembrandt
破壊力:C スピード:C(A) 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:B    成長性:C

このスタンドは、本格的な発現の前に一度だけ不安定な形で発動しており、
太陽のように輝く姉の『目』を取り込んで欠けた目を補い、恒常的に肉体の一部とした。
このスタンドの自覚に伴い、喪われていた視力についても快復したようだ。
本来は不可能な芸当を可能としたのは、或いは姉妹の歪な絆か――――

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
               天之 月夜(あめの つきよ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

414『音仙』:2021/06/03(木) 00:17:51

本体および衣服と一体化したスタンド。
光源から光を浴びたとき、光源と自分の間に光の帯を描く。
この帯に沿って自分か光源を『超高速移動』させる事ができ、
その結果自分と光源が衝突すると、光源を自分の体に取り込める。
取り込んだ光源は、体からいつでも取り出す事が可能である。

『レンブラント』
破壊力:C スピード:C(A) 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:B   成長性:C

【基本情報】
1.本体および本体の衣服と一体化したスタンド。発現中、本体の衣服は夜空のような漆黒のドレスとなる。
  肉体に外見的な変化はないが、あらゆる動作における精密動作性が向上する。
2.スタンド発現中の本体は、あらゆる『光源』から、僅かにでも『光』を浴びればそれを感知できる。
3.感知した時、光源と本体の間を繋げるように、空間に『光の帯』を描くことが出来る。帯の太さは光源の大きさによる。
4.光を浴びる事がトリガ―なので、点灯していない光源や、明らかに本体と真逆の方向を向いた光源は対象外。
5.光の帯は、同時には『3本』まで描いておける。任意で解除も可能。本体や光源が動けば、それに合わせて動く。
6.光の帯は、明るい日中の屋外でも視認可能。暗闇ならより目立つ。ただし一般人には視認できない。
  スタンドとしては『象徴ヴィジョン』に等しく、本体含め何者も帯に干渉は出来ない。熱などもない。
7.能力対象にする光源は『本体から10m以内』の位置かつ『点灯中』の必要があり、条件が満たされないと光の帯も霧散する。
8.光の帯が何らかの理由で消えた後、同じ光源との間に再度帯を描くには『1分』程インターバルがいる。
9.能力上の制限とは別に、持続力の低さから、状況や他の行動次第でもあるが、短期間に超高速移動を繰り返しすぎると『疲弊』する。

【光を取り込む】
1.『光の帯』上を滑るようにして、帯の両端となる『本体』または『光源』を、逆端まで『超高速(スA)』で移動させる事が出来る。
2.高速移動は中断できない。必ず帯の端から端までを移動し、外的要因が無ければ光源と本体は必ず接触する。
3.帯で繋がった光源と本体が接触した瞬間、光源は本体の体の中へ『取り込まれる』。衝突の衝撃は無い。
  これによって同時に取り込んで置ける光源の数は『3つ』まで。取り込みの持続時間は『10分』ほど。
  既に上限数まで光源を取り込んでいる場合、超高速移動は発動できない。
4.本体と光源、どちらが超高速移動するかについては、本体の『任意』。
5.『破壊力Cで引っ張る』だけでは外せない固定や拘束がされた光源・本体は、移動させられない。
  本体も光源も移動させられない状態では、光の帯があっても超高速移動は発動自体出来ない。
6.超高速移動する側は、移動中のみ、実体のない『光の粒子』のような、あらゆる物体と相互に不干渉な状態になる。
7.自分の肉体よりも明らかに大きな光源に能力を使った場合、接触しても取り込むことが出来ず、衝突してしまう。
  一切の妨害が入らない状況なら、接触の瞬間に精密動作性を活かして受け身は取れる。また、衝突覚悟で移動を行う事自体は可能。
8.取り込めるかどうか=本体より大きいか小さいかは、形状ではなく体積を考慮する。
  例えば『長さ2m』の蛍光灯1本などは『取り込める』。また、同時に取り込んでおく数にサイズは無関係。
9.超高速移動を行わずとも、光の帯で繋がった光源に触れれば、取り込みは行える。あえて取り込みを行わない事も可能。

【光の解放】
1.取り込んだ光源は、光の粒子として体やドレスの任意の位置から噴出させ、体外で再度実体を取り戻させる事が可能。
2.どのような向きで再構成するかは任意だが、全くスペースの無い向きに出す事は出来ない。
3.『自分の頭部』よりも明らかに大きな光源を出す場合、『深く息を吸って吐き出す』くらいの間が生じる。
4.固定以上のパワーで引っ張られると体から無理やり引き抜かれ、逆に、押し込まれると、再び取り込まれる。
5.一部だけを体に取り込んだ状態の光源が『消灯』されると、取り込みが解除され、体から重力に従って零れ落ちる。
6.スタンド自体を解除した場合、取り込んでいる光源は全て取り込みが解除されるため、全身から光の粒子として溢れ、本体の周りに散乱する。
7.光源の一部だけは体に取り込んだまま、一部だけが肉体から突き出すように再構成する事も可能。その場合、肉体に固定するパワーは『C』。
8.また肉体に欠損や損傷がある場合、そこを埋める形で光源の一部だけを再構成する事で、傷を埋めて繋ぐ事が可能。

【陽と月】
×.かつて『取り込んだ』、『天之朝陽』の『左目』についてのみ、本体の体と恒常的に一体化しており、視力は正常。
×.他者の目のような、あくまで『輝いている』だけで『光を発する』訳では無いものは、光源ではない。

415名無しは星を見ていたい:2021/06/05(土) 03:59:49
1.佐渡島 聖女(さどがしま きよめ)
2.女
3.27
4.
『817円』。
……何の数字だと思う?
これねぇ。あたしの『財布』の中に入ってる金で、ほぼ『全財産』。
ちなみに『給料日』は『10日後』。参った。いやどうにかするんだけどさ。

…………わかってる。
こないだ『ダービー』で派手にスったのに『パチンコ』やったあたしが10割悪いんだ。
別に金が好きなわけじゃないし、ギャンブルが好きってわけでもないんだけどね。
こーいうの『浪費癖』っつーのかなぁ……あればあるだけどっかに突っ込んじゃうんだよ。
勝つ気も無いギャンブルに突っ込んだり、無意味に高い買い物したり、突然寄付に札束ぶっ込んだり。
金が無いと生活には困るんだけどさ。
なんか、お金持ってない状態って手ぶらで好きなんだよねぇ。身軽で。

とりあえず、そうだなぁ。
流石に金貸してとか言うつもりないけど、お嬢さん『タバコ』持ってたりしない?
無かったら飴でもいいや。口寂しくて……

416『音仙』:2021/06/16(水) 03:41:44
>>415(佐渡島 聖女)

「―――――大変お待たせしました、ええ、聴き入ってまして。本当です。
 私はあいにく『タバコ』はしないので、ここにも置いてませんが、
 飴でしたら沢山ありますので……それから、ビスケット、後はカヌレも。
 喫茶代わりにはなりませんが、まあ、口を寂しくしない程度には揃えています」

            キィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ

「さて……キミには今『金』がないようですが、
 それゆえに……ええ、本当に『その生き方』だからこそ、
 キミの中……なのか、外部からかは分からないのですが、
 非常に稀な『特別な才能』が、今か今かと目覚めを待っていました」

                ィィィィィィィィィイイイイイ―――――――

「キミの『浪費癖』を、どうやら彼ら……いや、今の所『唯一の高弟』は、
 『清貧の聖女』として『信仰』し、自己判断でキミの意を汲んで動きます。
 個の能力はそれほどでもありませんが……そこは、『門弟』達が補います。
 彼らは高弟と異なり、『清貧』……金銭を捨てる行為抜きには呼び出せず、
 呼び出したとしても、その信仰は一時的なものではありませんが――――
 繰り返していくうちに、高弟も、門弟も、ますます数を、質を高めていくでしょう、ね」

         「名は――――『ホンキートンク・ディサイプルズ』
          さあ、耳を澄ませて。この才能は、キミの捨てられない財産です」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。
質素な白装束を着たヴィジョンで、並程度のスペック。
独立した自我を持つが『してほしいこと』が言わずとも分かるらしく、
従順なため、実質的に通常のスタンドに等しい操作が可能である。

このスタンドの本質は、本体を『清貧の聖女』と崇める『信徒』。
先述の人型は何も言わずとも・せずとも発現出来る唯一の『高弟』だが、
本体の『清貧』たる行為――――即ち『金銭を放棄する』事によって、
新たな『門弟』個体を発現し、高弟を介して彼らにも指示を出すことが出来る。
門弟たちは指示待ちであり、持続時間に縛られ、自発的な行動などを望めはしないが、
人並みの性能と長い射程を併せ持っているため、様々な局面で役に立ちえる。

宝石や金貨、紙幣など金銭的価値のある物体として捨てる事でも、
心の中で『カネを捨てる』と強く思う事でもこの現象は引き起こせる。
なお、後者の場合は必ず『特別な労力』で得たカネが優先的に捨てられる。
捨てる最低額は『一万円』。それ以上捨てても良いが、今は特に何も起きない。
捨て方が前者の場合はその物体を起点にヴィジョンが発現され、
後者の場合については本体の側に発現されるが、性能などは同じ。

なお、一度でも捨てて発動した金銭は原則的に金銭に戻る事はないが、
何かしらの『特別な労力』を払って得た金銭を捨てた場合についてのみ、
捨てた累計額は蓄積されていき、一定に達すると、スタンドは微かに成長する。

『ホンキートンク・ディサイプルズ』 Honky Tonk Disciples
破壊力:C スピード:C  射程距離:D(4m)
持続力:C 精密動作性:C  成長性:A

『門弟たち』
破壊力:C スピード:C  射程距離:B(40m)
持続力:E 精密動作性:C  成長性:―

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                      佐渡島 聖女→己の『特別な才能』を聴き、『把握』。

417『音仙』:2021/06/16(水) 04:12:22

本体に完全に従順な意思を示し、意思を伝達し合える完全自立型。
加えて、このスタンドと意思を伝達し合える別の完全自立型スタンドを、
本体が金銭を『捨てる』事をトリガーにして追加で発現する事が出来る。

前者は『高弟』、後者は『門弟』と称され、
本体は高弟を介し、門弟たちに指示や方針を与えられる。

『ホンキートンク・ディサイプルズ』(高弟)
破壊力:C スピード:C  射程距離:D(4m)
持続力:A 精密動作性:C  成長性:A

『門弟たち』
破壊力:C スピード:C  射程距離:B(40m)
持続力:C 精密動作性:C  成長性:―

【基本情報】
1.通常発現出来る基本の個体(高弟)と、能力で発現する下位個体(門弟)がいる。
  高弟を発現していない場合、門弟を発現する事は出来ない。
2.高弟も門弟も、ダメージフィードバックも視聴覚リンクも無し。実体化はしていない。
3.門弟は非常に脆く、破壊力Cの直撃で部位が崩壊。頭が崩れると消える。
  高弟は人並み程度の耐久力があり、負傷は『一晩』〜『三日』で治る。
  ただし『死亡相応』のダメージを受けてしまうと、『一か月』再発現出来ない。
4.本体⇔高弟、高弟⇔門弟は、一瞬で、言葉を発さず意思の伝達が可能。
  本体⇔門弟は、高弟を介する必要があるため、一瞬が重なるなどして一呼吸ほどラグが出る。
5.全ての個体は『完全自立型』であり独立した自我を有するが、没個性で、見分けは付けづらい。
6.門弟同士は意思ほぼ統一されており、リアルタイムで共有しているが、自発的に活かす事は無い。
7 本体が門弟の得た情報を知るには、高弟を介して意思伝達を用い、情報を掬い上げる必要がある。
8.門弟の任意解除は個別で可能。視認した上で、上述の『伝達』で解除の意図を伝える必要がある。
  射程距離超過の他、頭部の破壊、『時間経過』等で強制解除される。持続時間は『30分』。
9.門弟が現在いる位置については、直感的に把握可能である。状況は高弟を介さないと把握できない。

【門弟たち】
1.本体が己の所有する金銭を『捨てた』時にのみ、門弟を発現する事が出来る。
2.門弟は、捨てた金銭を核にするような形で発現される。
  (高弟と違い、今まさに捨てた金銭、という確固たる証拠を基にしか存在する事が出来ない)
3.金銭を捨てる際、『心の中で思う』事で捨てる事と、実際にモノとして捨てる事が可能。
4.心の中で思った場合、『ミッションマネー』の一部が失われ、本体のすぐ側に跪いた状態の個体が発現される。
5.モノとして捨てる場合は、貨幣はもちろんのこと、明確な金銭的価値のある物を捨てても可能。  
  捨てた物が接地して完全に勢いが死んだ瞬間、それを核として、跪いた状態の個体が発現される。
  (ミッションマネーではない『生活費』を捨てた場合はこちらになる)
6.門弟の発現のためには一回捨てるごと、最低でも『1万円』以上は捨てなくてはならない。
  最低額以上の金銭を一度に捨てても良いが、それ自体に効果は今の所はない。
7.現時点では、門弟は『3体』まで同時に発現することが可能。(『高弟』は含まない)
  1体の門弟が倒されるなどによる強制解除を迎えると、『5分間』は発現可能数が減る。
8.『捨てたミッションマネー』が『累計10万円』に達した時、微成長する(現在0回目)
  先述したように『必要な額以上余計に捨てた』場合は、その分カウントが進む。 
  ミッションマネーの介在しない『価値のある物』(含:生活費)を捨てた場合の発現時には、カウントは進まない。
9.本体はミッションに生活費やそれで購入した品を持ち込んで良いが、その場合、持ち物を提示する際に明記をすること。

【行動基準】
1.『高弟』は極めて本体に従順で、寡黙。まだ性格等は表出が薄い。思考伝達で、言われずとも意を汲み取って動く。
2.伝達精度は事実上、操作できるのと同じレベル。よって高弟についてはミッションでも原則PLが操作する。
3.あえて『自分の考えるままに行動させる』事も可能。この場合はGMが操作する。思考能力は人並み。
4.『門弟』たちは本体と意思伝達が出来ず、意思を汲んでもくれないので、
  操作はGMが行う。本体が高弟を介してはっきりと意思を伝達すれば、それに従う。
5.具体的に○○をしろ、と指示を伝えれば、追加が無いとその行動だけを行ってまた動かなくなる。
6.漠然とした方針を与えれば、止めろと言うまで、または中断されるまでその方針に基づいて動く。
7.何も指示をしていない状況であれば、一切何もしない。要するに完全な『指示待ち』。自衛程度はする。
8.門弟の指示や方針の解釈はGMがいればGMが行う。指示や方針の意味が不明な場合は、行動をしない。

418名無しは星を見ていたい:2021/06/16(水) 05:35:29
C.名前
千々石 乃々(ちぢわ のの)

D.性別
女性

E.年代
14歳

F.自分の能力についての、声
えっと…記憶…記録…思い出…
もしかしたらそんなものかもしれません…
あの…失礼ですけど、どこかでお会いしたことありませんか?
ない…ですよね…?
すみません…記憶が曖昧で…

G.自分の人生についての、声

病気で薬を服用してます
そのお陰で生きていられるんですけど…
でも、副作用があって…
記憶が曖昧になって、どこで何をしていたか、誰と会って何を話したか忘れてしまうんです
大切な思い出も忘れてしまうのってすごく怖くて…
今の事も昔の事も…もう随分忘れてしまってるから…
いつか何もかも全部忘れてしまってカラッポになってしまうんじゃないかって…
薬をやめてしまおうと思ったりもします…
だけど………死ぬのはもっと怖いから…
忘れてしまう以上に、新しい思い出を作っていけたらいいなって…
もし…命と引き換えにしてもいいと感じられる思い出があれば…その時は薬をやめてもいいとも思ってます…

A.その他(何かあれば)
生命にかかわる病気を抱えており、薬なしでは生きられない
薬を服用する度に副作用で数時間分の記憶が消える
重要な事は記録を取ってはいるが、それは思い出の代わりにはならないと考えている
服用している薬は正規に処方されたものではない
薬の入ったピルケースを常に持ち歩いている

419『音仙』:2021/06/25(金) 15:48:40
>>418(千々石 乃々)

「私も……決して健康という訳ではありませんが、
 幸いにして、命を蝕まれている身ではない。
 ……だからキミの心を聴いて、私の中に芽生えた同情も、
 きっと本質としては、虚構の劇にも、等しいのでしょう」

            「…………そして。
             …………残念ですが」

「私とキミは、きっと初対面だと思います。
 …………少なくともキミの記憶の中に私はいない。
 キミの記憶の中に、私の過ごした過去の時間は無い。
 ……そして私の中にも。それは、これから作っていきましょう」

「いずれにせよ、キミの才能、『ポリシネル』――――
 その詳細をただ聴かせるだけでは、また忘れてしまって不便でしょうね。
 ここはひとつ、紙に書いて渡しますから……しばらく、待っていてください」

                         カリカリカリカリカリ

「……病は私には治せませんが、この力については手伝える事もあるでしょう。
 キミの記録の片隅でも、この場所の存在を、書いておいていただければ……」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

細身な人型のスタンド。
華美な印象だが、その顔だけは真っ白に塗りつぶされている。

『本体の記憶』の中の『動作』を、人形劇の如く『再演』させる能力。
手から放つ『糸の塊』が、対象となる存在に命中するか、
その塊を作るための『五指』で対象に直接触れることによって、
対象の各部に、空中から吊られた糸が接続される。
これは能力の象徴に近く、対象の動きを阻害する事は無いが、
同時に象徴に過ぎないがゆえに物理的に引きちぎる事は不可能。

糸が接続されている状態の対象を『凝視』すると、
『対象が本体の記憶の中で取っていた行動』を、
現在において、強制的に『再演』させる事ができる。

再演は動作に限られ、道具等は再現されず、思考は対象外。
また、スタンドと本体の間でフィードバックも存在しない。
再演中も、張られている糸は対象の動きを阻害しないが、
もし取らせた行動が対象の『意に反する』ものだったなら、
行動を終えるより早く、糸が切れる可能性が非常に高い。

逆に、意に反さない行動の場合は、原則的に糸が切れる事はなく、
また、演者との協調によって『再演』を『早回し』で行う事も可能。
ただし早回しを行った場合については、必ず一度で糸が切れてしまう。

本体やこのスタンド自身にも能力は発動する事が可能であり、
また、自分自身であれば当然『早回し』も自由自在。
たとえ負傷していようが、痛みを無視して、瞬時に行える。

『ポリシネル』Polichinelle
破壊力:D スピード:C  射程距離:B(15m)
持続力:E 精密動作性:B  成長性:B

なお――――本体は能力とは関係なく、
命を繋ぐために薬を服用する度、数時間分の記憶が消える。
このため、再演出来るのは必然、『数時間以内の記憶』のみが対象となる。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                         それが、千々石 乃々(ちぢわ のの)の特別な才能。

420『音仙』:2021/06/25(金) 16:44:45
糸の塊を作り出し、それを放つことが出来る。
これが着弾した、または五指で触れた対象を『凝視』する事で、
対象が本体の記憶の中で行った『動作』を『再演』させられる。

『ポリシネル』
破壊力:D スピード:C  射程距離:B(15m)
持続力:E 精密動作性:B  成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.広げた両掌から、野球ボール程のサイズの『糸の塊』をパス精DCBで射出できる。
  より厳密には五指から糸が出て、『半秒』ほどで掌で球状の塊にまとまり、それを発射する。
3.五指で直接『半秒』ほど触れることによっても、糸の着弾と同様の効果は発揮できる。
4.糸の塊の射程は『10m』。連射は不可能で、撃てば『着弾』するまではその手からは撃てない。
5.糸の塊が生物、スタンド、単独で動く無生物に『直撃』した場合、着弾相応の衝撃を与えた上で、解けるよう消える。
  それ以外に着弾した場合も消えはするが、後述する『糸』の発現は無く、ただ衝撃を与えるだけになる。
6.その直後、何もない空中から『糸』が吊り下げられるように出現し、着弾した対象の各部に接続される。 
  この空中からの糸は、対象の動作を阻害はしない。象徴としてのヴィジョンで、干渉は相互に不可能。
7.糸の接続状態は、持続時間は『5分』で、射程距離は『15m』ほど。任意解除は可能。
8.同時に接続状態にしておける対象は、『2つ』まで。
  その状態で接続条件を満たした場合は、接続状態の対象を切り替えるか任意で決められる。
9.本体や、このスタンド自身を対象とする事も可能。発動条件は満たす必要がある。

【再演】
1.接続状態の対象を直接凝視することで、『本体の記憶の中で、対象が実際に行っていた動作』を再度行わせる事(再演)が出来る。
  あくまで動作の再演であり、その時に持っていた・乗っていた道具、および思考や精神状態などを再現する効果は無い。
2.指定出来る行動は一動作に限らず、シーン単位で『最低一動作』から、『最大5秒分』まで。
3.対象の意に反する行動を再演させる場合、対象が『破壊力A』なら1瞬、『B』で1秒、『C』で3秒で糸が切れる。
  より短い時間の再演であった場合も意に反した行動であれば、終演後に糸は切れ、接続状態が解除される。
4.対象の意に沿う形での再演であれば、終演しても糸は切れず、原則的に接続状態が維持され続ける。
5.なお、単独で動く無生物など『意』が介在しない対象は、『現在の動作に反する』時のみ意に反するとする。
6.発話・発音についても、『行っていた範囲で』再演される。内容の改変などはできない。
7.再演は行動全体に働き、話しながら歩いていたなら、必ず話しながら歩く。表情も同じ。
  この時、負傷などがあっても、『必ず元の動作を最後まで再演する』。
  部位欠損でそもそも『足が無くて立てない』などであれば、倒れたまま再演を続ける。
8.スタンド使いの本体に当てても、精神である『スタンドの操作』は再演させられず自由に動かせるし、
  逆にスタンドに当てても、本体の肉体の操作は再演させられず、自由に動けるままである。
9.一度でも再演させた動きと同じ動きをもう一度再演させる事や、『再演を再演する事』は不可能。

【早回し】
1.対象の意に沿う形での再演は『早回し』で行う事ができ、この場合、速度が実際の行動より『一段階』上昇する。
2.ただし、早回しで再演した場合については、意に沿う再演であっても終演後に糸が切れてしまう。
3.自分自身を対象に再演をする場合、それが『本当にそうしたいなら』、いつでも早回しにする事は可能。

421名無しは星を見ていたい:2021/06/25(金) 20:49:53
1.エリザベス・マクマーン
2.女性
3.21
4.時計の音は好きか?
ガキの頃、親戚が時計の音が気になって眠れないと言ってたんだ。
信じられなかったさ。
私はあの音が気にならないし、むしろ好ましいくらいだから。
時間は絶対だ。
一定のテンポを刻み続ける。
それを時計が教えてくれる。
……時間は必ずそこにいる、裏切りも離れもしない。
だから、オレは時計を手放さない。

422『音仙』:2021/07/05(月) 23:17:39
>>421(エリザベス・マクマーン)

「ええ、聴き終わりました――――――ありがとう。
 時計の音……私も、嫌いじゃあありません。
 メトロノームなどもそうですが……
 一定の音が、一定の周期で繰り返すのは、快さがありますね。
 …………キミほど確固たる思いでは、ないですけど」

       キィィィィ ―――――――――  ン

「キミのそうした執心が、才能を育んできたのでしょう。
 その名は『チック・タック・ジフィー』……
 時計の能力ですが、『時刻を教える』という側面よりも、
 キミの好む――――『刻む』側面が強く表れているのでしょう」

             「それでは――――――耳を澄ませて」

―――――――――――――――――――――――――――
人型のスタンド。
各部に歯車が搭載されたヴィジョン。

このスタンドが触れたところを中心軸とし、
そこに『時計の針』を取り付ける能力。
時計の針は自分の意志で動かす事も出来るが、
その場合は人力程のパワーしか発揮せず、
本質は『自動で動かしたとき』にある。

『12秒で1周』――――
無理矢理破壊でもされなければ、そのペースを必ず守る。
そのペースを崩す障害物などは、硬度を無視して両断する。

反面、動いていない針は急激に存在を脆くし、
さながらガラスのように、簡単に破壊されてしまう。

『チック・タック・ジフィー』Tick-Tack Jiffy
破壊力:C スピード:C 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:A 成長性:C
―――――――――――――――――――――――――――
      エリザベス・マクマーン→己の特別な才能を聴き、把握。


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