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【供】『心音サイフォン』

382『音仙』:2021/04/11(日) 01:46:35
>>381(楠茂)

「―――――――――聴き終わりました、エエ、ありがとう。
 やれること、やりたいこと、誰かがキミにやらせたいこと。
 それらがすべて一致する事は、早々、ある話ではありませんよね。
 ですが……何かを極める事を目指すのでもなければですが、
 どれを優先するかを『必ず選ばないといけない』訳でもない。
 キミのように、少なくとも今は、『公私』の中で両立出来る人もいる」

            「とはいえ」

    キィィィィ――――――――――――――――
                        ン

「『このような形』の才能が眠っていたあたり、
 キミの『迷い』は、相当なものだったのでしょうね」

              キィィィィィィィィィ  ――――――――― ・・・

「圧倒的な破壊力を誇る、『ヘヴィハーツ』――――
 エエ、キミの『本当の趣味』とは、少し離れている姿でしょう。
 動きこそ荒っぽいとはいえ、『職業』には適しているかもしれませんが……
 ですが、そう。今聞かせた通り――――『ロングナイツ』も、キミの才能。
 より正しくは……『ヘヴィハーツ』に乗り込んだ、『ロングナイツ』が、ですね。
 極めて特殊な、『群体型』と呼ばれる……その中でも非常に特殊な形です」

「どちらが主体か、は……『ロングナイツ&ヘヴィハーツ』。その名が示す通り。
 しかし『どちらも欠かせない』キミの心の音。私はそう解釈しますが、キミの解釈は……ご自由に」 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

大柄な人型ロボットのスタンド――『ヘヴィハーツ』。
古い工業用機械の如き、無骨でインダストリアルな外見。
大柄さや見た目の印象通りの絶大な破壊力を持つが、
動きは大雑把で洗練されていない――そんな『ロボットスーツ』である。
そう、これは『人型』ではあるが、単体で動かせるものではない。

スタンド内部には『もう一体の人型』――『ロングナイツ』が存在し、
乗り込んだその存在をもって、『ヘヴィハーツ』を操作している。
いつでも『ヘヴィハーツ』の外に出させ、こちらを操作する事も可能。

『ロングナイツ』は機械化された昆虫人間ような外見で、掌に乗るサイズ。
パワーは見た目通りに控えめだが、高い精密動作性と長射程を誇っており、
両手足に『吸着力』があり、手の大きさが足りないものでも持ち上げられる。
天井にぶらさがる、壁を這い上がるなどといった、トリッキーな移動方法も自在。

『ロングナイツ』を外に出した後も、残された『ヘヴィハーツ』は解除はされない。
本体に追従する以外の操作は不可能となるため、そのままでは無意味だが、
これに本体や、本体の許可した人型スタンドが触れると、対象が『乗り込む』事が可能。

『ヘヴィハーツ』のスペックは搭乗者に左右はされないままで、
自由に動かし、何より、スーツ越しに己の『能力』も使用出来る。
これは『ロングナイツ』の搭乗時=デフォルトについても同様。
手足に『吸着力』を生じさせられるが、『高い精度』は発揮できない。

なお、このスタンドは『別のスタンドが2体』いるのではなく、
『2体で1体のスタンド』――――変則的な群体型と言える。

『ロングナイツ&ヘヴィハーツ』Long Nights and Heavy Hearts
破壊力:A(D) スピード:C   射程距離:D(B)
持続力:B   精密動作性:D(A) 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                            クスモ→己の『特別な才能』を聴き、把握。


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