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映画感想スレ(3)

1真ナルト信者:2015/08/11(火) 15:59:21 ID:???
洋邦実写アニメまとめて語りましょう

988シャアダム:2019/01/01(火) 22:28:02 ID:ThfKNmts
◆パシフィックリム・アップライジング(2018年アメリカ)※アップライジングとは反乱・暴動のこと

前作で異次元に通じる怪獣が現れる海底の穴をふさいで、人類に平和がもたらされて10年がたった。
しかし、異次元人(宇宙人かも)の地球侵略計画はまだ密かに続いていて、今度は最新鋭機の無人ロボットを操って再び異次元の穴を開こうと、とあるロボット(イエーガー)開発技術者の心を乗っ取っていた。
そして無人機の暴走事件が起こり、かつての英雄の息子(主人公)とメカに関して天才の少女がロボットに乗って活躍するというSFアクション映画でした。

感想:突っ込み処もあるけど(咄嗟のアイデアがすぐ実用化して(5〜30分ぐらいでw)必ず実験や試験運転無しで成功するとか・・あきらかにリハビリなしで主人公は相棒とぶっつけ本番でロボットで護衛任務につくとか・・)、ご都合主義な日本のロボットアニメを実写化したと思えば許せて楽しめる映画でした。
あの嘘っぽい武装理論で固めたような理屈臭いしゃちほこばった「シ●・ゴジラ」よりは、馬鹿になって楽しめましたし、面白かったかな。
後半、日本が舞台になったときは、「そんなに日本に媚びなくてもいいのに」「キラウェア火山とか他に火山はあるでしょ」とか思って苦笑いしました。まあ、ロボットがエヴァ1・2号機やパトレイバーライクだし、ガンダムの銅像が出てくるし、怪獣もウルトラマンの「ゴモラ」っぽいし、Gガンダムでシンクロ率っぽいシステムだし日本大好き?なのは感じましたが。
あと、やたら中国が良い奴っぽく描かれているのは(トランスフォーマーや火星で一人ぼっちの映画にしても)、最近のアメリカの映画界が中国資本に媚びてるのかなあって感じ(考えすぎ?)。日本が舞台でも、あの滅茶苦茶な壊され方(大惨事ですよ!)はなんか悲しいものもあります(日本に恨みでもあるかのような)ww

ロボットはそれぞれに特徴が有って、量産型では無く、一品ものロボ達で日本のアニメっぽい設定ですね。スパロボに出て欲しいかな。

あと、特筆すべきは、ラストの4対3の東京シティでの総力戦、ゴチャゴチャ乱戦していて凄くエキサイティングでここ最近の映画やアニメのロボット戦闘の中でも一二を争う面白さでした。味方も無敵ヒーローロボでは無く、無茶するとすぐ壊れる所がリアルっぽくて良かった。敵は3体合体巨大化するけど(大きい方が強いんだ!ってこの伏線かな)、あれってかえって目標を絞りやすくなっただけなのではw
それから「SSSSグリッドマン」はこの映画の影響受けてそうな気がする。「あかねちゃん」があの操られている開発者のおっさんwまあ、グリッドマンのように一撃必殺技で解決しないところが良かったけどね。

まとめ:うん、思ったより楽しめた映画でした。全体的に突っ込み処も多いけど、ラスト付近の戦いは秀逸でした。子供には受けるだろうなあ。

・オマケの「サルベーション地球の終焉」の第一話。
中々良くできた人類滅亡パニック群像ドラマで、面白かった。5話ぐらいでまとめてくれるなら借りて観てもいいけど、商業主義のアメリカドラマだから、物語を必要以上に引っ張って「第二シーズン」に続くとかなりそうで、借りるのをためらいますねw

989シャアダム:2019/01/02(水) 21:55:37 ID:ThfKNmts
◆ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年アメリカ)

その呪われた双六ゲームを一度始めると止まったコマの指示通りに現実で物事が起こり(動物が現れ襲われたり)、サイコロ振ってゴールにコマを進めないと、いつまでもゲーム世界の呪いから逃れられない「ジュマンジ」第一作。
舞台が宇宙へ移った宇宙版ジュマンジの「ザ・スーラ」。そして今回はサイコロは使わない昔の「TVゲーム」に進化した呪いのゲーム「ジュマンジ」、自分のキャラクターを決めて、一度始めるとゲーム世界に引き込まれ、最終目的を達成しないとゲーム世界内で危険な目に遭って死んでしまう(ライフは3回ぶんある)。
主人公達の問題児4人は居残り作業中に「ジュマンジ・TVゲーム」を作動させてしまう。異世界(TVゲーム)世界に引き込まれ、別のキャラクターの姿になってゲームクリアーを目指す冒険アクションファンタジー。

感想:やべ!くっそ面白かった。その辺の「異世界・ゲーム世界アニメ」の何倍も面白や。伏線の張り方、ストーリーや設定や演出が素晴らしい。基本ギャグやお笑いなんだがホロリとさせられる部分シリアスな部分の切り替えも上手い。子供向けなんだろうけど、たまに良いこと言うんで、なぜか目頭が熱くなって感動したw
最近観た「ジュラシック」や「パシフィック」や「レディなんとか」よりも自分はこの映画が気に入りました。映画内の台詞で言えば見終わったあとの気分が「チョベリグ!」w

最初、まーたゲーム世界のご都合冒険ものかよ(どうせどんなに危険な目に遭っても、嘘のような奇跡が起こって助かるんでしょ・スピルバーグ映画のように)って、思って見ていたのだが、ゲーム内に入った途端、キャラが総入れ替え。オタクはムキムキ「キン肉マン」になるし、体格の良いスポーツマンは小っちゃな小狡そうな「カバンちゃん・いやおっちゃん(荷物持ち)」に、理屈っぽい奥手の女の子は「色っぽい格闘レディ」に、メール大好きおしゃれ女の子は「太ったおじさん(レディガイの逆)」になるし、そこの設定爆笑して・・で意外と面白くないかこの映画って思い始めましたw
また、得意分野や弱点がアホっぽくてまた爆笑。ケーキ食べて爆発して、また爆笑w下らないことでライフを失ってまた爆笑。いやあ展開がスピーディーでお笑いがしっかり入っていて、あまり好きで無いゲーム内の冒険映画なのに、いつまでも面白くて飽きないです(笑いって重要だね)。

この映画は「TVゲーム映画」っていうよりも、ゲームマスターがいて、卓を囲んでみんなで話し合いながらサイコロ振って結果を決める「ロールプレイングゲーム」ですね。

「レディガイ」に求めた「急に異性に性転換して色々戸惑ったりするギャグとか」もこの映画にはあるのも気に入った(この映画の場合ガイレディだけどね)。しかし、見た目男同士のマウストウマウスは気持ち悪かったわwライフが三つまでって言う設定も上手く使っていて、凄いシナリオだなあって感心したなあ。笑いに使ったり、大逆転に使ったリ、作戦に使ったり。

そして、ゲーム内で普段と逆の設定のキャラを演じる事によって、成長して相手を思いやれる心を持つ4人の問題児の部分や、見た目ひげ面のムサイ男でも、行動や台詞で、なぜか女性に見えてきてしまったわ、そういうLGBT問題にもさりげなく触れてる所も凄いなあ。臭くて良い台詞も、基本お笑い映画だから、素直に聞けたし、全てを包括できる、お笑い系たまにシリアス映画最高だな。

ラスト、アレックスとチャラい女は結ばれると思ったんだが、もうパパになっていて、少し切ない感じでそこがまた良かった映画でした。まさか、お笑い系の映画でここまで楽しめて感動できるとは思わなかったです。自分は大変いい映画だと思います。

最後にプロレスラーの「ザ・ロック」が「ハムナプトラ2」の時にこんな良い役者になるとは想像できただろうかw

990シャアダム:2019/01/03(木) 07:04:50 ID:ThfKNmts
◆ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(原題:The Post=ワシントンポスト新聞社)2017年アメリカ

「炎の王国」同様、日本人がこの映画がヒットするように勝手に付けた題名に感心して良いやら嫌気がさすやら、ただ「ザ・ポスト」では味気ないけどね(ホラー映画の題名っぽいw)。

内容は、アメリカ国民を騙して、ベトナム戦争を始めて、長引かせた政府の隠された実態を、(マクナマラ国防長官が良心の呵責からか)赤裸々に綴った最高機密文書「ペンタゴンペーパーズ」を入手したワシントンポスト社がその後どう行動したかを描いた社会派群像劇。

映画「大統領の陰謀」の前日譚みたいな感じで作ったのだろうか、ラストで映画「大統領の陰謀」の冒頭シーン(ウォーターゲート事件)にキッチリ繋がる所が「あ〜成るほどね〜」ってパズルが嵌まったように腑に落ちました。

感想:凄く難しい内容なんだろうなあって身構えてみましたが、確かに人物関係の複雑さや登場人物の多さに辟易はしましたが、そこまで複雑な映画ではありませんでした。
まとめれば、経営が上手くいってない「ワシントンポスト社」が株を公開して立ち直ろうとしてる時期に、「ペンタゴン文書」事件が舞い込んできて、今政府に睨まれたら「ポスト社」は潰れてしまう、でも国民のために文書の報道はするべきだ!ってポスト社の上司達が悩む映ストーリーですね(かなりざっくり)。

娯楽映画としては、あまり面白くは無かったけど(淡々と事実を語っているだけなんで)、過去にこういう事件があったと思うと興味深い映画になりますね。「もう一回こういう事件が起こったらもう乗り越えられないかも知れない」って女社長が言ってますが、すぐ「ウォーターゲート事件」でまた「ポスト社」はピンチに晒されるんだよなあって思い、皮肉が効いてるその部分は笑いました。
今となっては紙の新聞はネット報道に駆逐されそうなメディアですが、無くなって欲しくないですね。新聞社は熱い職場だなあってちょっと格好いいです。

映画の中で「報道は政府のためでは無く国民のためにあるべき」って語ってますが、まさにその通りです。しかし、行きすぎた報道は個人を傷つけたり、国益を大きく損なったりするので、その辺は考慮して欲しいですね(自分お手柄や新聞を売るために報道はしないで欲しいですね)。

アメリカの歴史の一部(1970年頃)を、面白く知りたい人にはお勧めな映画かも知れません。昔の映画「大統領の陰謀」も一緒に観るとニクソン政権時代を理解できるかも知れませんね。

991シャアダム:2019/01/04(金) 02:24:50 ID:ThfKNmts
◆ブラックパンサー(2018年アメリカ)

マーベルコミック原作の映画化のひとつ。アメコミ(特にアヴェンジャーズ)に興味の無い人にとっては、どれだけ似たようなヒーローものを作るねん!って突っ込みたくなるよなあw自分も嫌いじゃ無いけど少し作りすぎだと思うわ。

で、今回の話はアフリカの架空の国で発展途上国の振りをした超技術先進国ワカンダ(ウガンダ共和国w)のバットマンこと黒豹の姿をしたヒーローの物語です。主人公の父は昔弟を殺していて、その弟がアメリカで作っていた子供が大きくなってワカンダ国を乗っ取ろうとする(一応、ワカンダの技術で世界の虐げられてる貧困層を救おうと言う名目で、今の王(主人公)のやり方ではそれができないと言う理由)が主人公がそれを阻止しようとする話。

感想:まあまあよく出来たストーリーで感心はするが、凄く面白いとか感動したとか、まででは無かったかな。
まず、アフリカっぽい衣装や格好の役者の人、つるっ禿げになるのは抵抗なかったのかなあとか、アフリカだからって槍を主武器にしなくてもとか、勝利宣言がワカンダ語では無く、「フォーエバー!」って叫んで英語に毒されてるやん!とか「商人族」「川族」「鉱山族」「国境族」とかゲームっぽい分かりやすい名前だな(これも英語でw)とか、最後の一つの部族が「ジャバリ族」で「ようこそジャバリパークへ♪ドッタンバッタン大騒ぎ」とか、サイが防具を被ってこれが「さいぼーぐ」か余計なことばっかり考えて観てました。
特に、ジャバリ族の守護神が「猿神(ハヌマン)」ってインドのヒンドゥー教とごっちゃになってないか?明らかに黒人じゃ無い朝鮮系のおばあさんや若い頃と似つかないズリ(アメリカ人のウティカーさんじゃんw)に違和感。一人だけ、アフリカっぽいところを見せようと「ムルシ族」っぽい人がいたり(口に皿をはめた人)、アメリカ人が考えた間違った日本(今回はアフリカね)みたいになってる所で失笑しましたw

あと、宇宙一堅い物質「ヴィラニウム」ってのは昔話の嘘で、簡単に「コブラ」悪者が付けている「サイコガン」っぽいので破壊されたじゃんwそんなに堅いなら、刑務所(CIAの建物)襲撃の時隠れないで、最初っからみんなの盾になれば、ロスさんも怪我しなくて済んだかもな(でもロスさん怪我しなかったら、武器流出は防げなかったから結果的にはオーケーでしたけど)。
それから、王を決める決闘はもう少しルールを考えようよ(武器は公平に、あと二人とも死んだらどうするねん、国王親衛隊はここぞとばかり、二人の決闘を煽るのも普段のストレス解消してるとしか思えなくてワロタ。それから主人公の「まだ戦いは決着してない!」って崖から落ちて戦えなくなったらそこは素直に王位継承を認めろ(相手は直接殺すことも出来たのに、優しさから崖から落としてやったんだぞ、大概助かるパターンやんw)。国王親衛隊も決闘や国のしきたりに忠実かと思えば簡単に手のひら返したり、信用ならねえなw
あと、今回の敵は簡単にパワーアップの薬草を全部燃やしてしまったが、薬が切れたらどうする(他の人に使わせないためだろうが)。それから、20年間捕まえられなかった「クロウ」さんが、いきなりしっぽを捕まれて捕らえられるって不自然っす。

ラストの戦いは面白かったけど、ちょっと長すぎかなあ。ロスさんはたった一人で多くの全輸送機を爆破してましたね(凄い腕前だなあ、それと何人死んだことかw)。敵ボスにやられた国王親衛隊の禿げ女戦士も「ワカンダフォーエヴァー」って言っててワロタけど、てっきり隊長がヤラレタと思ったぞ(顔が似ていて誰が誰か分からん)。しかしこの戦いで大勢が怪我したり死んだりして、絶対禍根が残るだろうなあw
一つだけ、心に響いた言葉がありました「完璧な人間はいない」そのとおり。
主人公や恋人は他人にも完璧な正義を求めすぎだよな。人に向けて銃乱射してる少年がいたら、普通は少年でも殺してでも止めるのに、「子供だから(怪我させちゃ・殺しちゃ)駄目!」とかその正義の心はなんだかな〜って感じ。

最後にもう一つ、ワカンダの壁の絵の落書きはアフリカっぽさを出したいのだろうが、ワカンダに不満を持ってる若者がストレス解消に暴走族のように落書きした観たいでワロタw

まあ、面白くなくは無かったしアクションはそれなりに凄かったから、観て損はしない映画だとは思います。

エンドロール後のオマケのアレは意味分からんし、要らんと思う。あの人物に興味も無いし。

992シャアダム:2019/01/05(土) 04:28:04 ID:ThfKNmts
◆オリエント急行殺人事件(2017年アメリカ)

自称「世界一の名探偵w」エルキュールポアロがオリエント急行内で起こった殺人事件の真相を解くというミステリー映画。
ポアロ「この世には正義と悪人しかいない!中間はいない!私はアンバランスなものが嫌いだ!」って某「ワイルド7」みたいなことを言う非常に偏った神経質な性格の髭親父が、この事件に触れてちょっとだけ自分を曲げるという所が味噌かなw
何せ、格闘アクション部分も全て引き受けるオールマイティなジジイな所が新しい(新しいから面白いと入ってない)。普通は相棒のブークや巡査がアクション部分は引き受けるだろうにw

さて感想:なんて言うか昔の「オリエント急行殺人事件」を観ていたので、推理や結末に関してはほとんど一緒であまり楽しめなかった。観ていなかったら、最後まで誰が犯人か分からなくて、アッと驚いただろうな、面白さも10倍増しだっただろうなあって思う(じゃあなんで借りて観たんだ・・)。
いや、結末や途中の推理過程も変えてくるかなあって思ったから、一応観てみました。よく出来てるとは思いますよ。初めて見る人にはアッと驚く結末だと思いますよ。
ただ、勘のいい人なら、これが単独犯では無く複数犯だと気付く人も多いだろうなあ。だって、みんながみんな「例の誘拐殺人事件」の関係者で殺された人に恨みを持ってるという、偶然にしては奇跡的な乗り合わせ出しねw

(これ以上はネタバレ含むので観てない人は読まないで下さい)

しかし、原作は読んだこと無いので、今回の話がどこまでオリジナルに沿っているのかは知らないけど、事件の関係者や被害者って創作しようと思えば何人でも作れますよねw「祖母(元女優)」「父の従者」「乳母」「メイドの恋人」「運転手」「家庭教師」「名付け親」「シェフ」「判事の息子」「父の友」「妹」「妹の夫」「メイドの兄」・・なんか推理カードゲームを作れそうw
みんな知り合いで知らん振り(演技)してたんですね〜(ちょっと笑える)。
とくに「〇〇」が必死で体を張ってマフィア犯人説を訴えてるのに、他の演者が自分が犯人だ!とかあいつが怪しいとか「ポアロ」を混乱させたかっただけなのでしょうかw

最後は駅に着くまでポアロもいつ犯人達に殺されるか気が気でなかった出しょうね。犯人が自分の罪を反省してポアロに何もしなかったから、ポアロも自分を曲げたのかも知れないですね。例え罪に問われなくても一生心の重荷になることは間違いないでしょう(それがポアロが与えた罰なのでしょう)。

ただ、傷口は12カ所、被疑者は13人・・あれ?誰か真っ白な人がいるぞ。分からない人はもう一度映画を見て探して下さい(俺の勘違いかも知れませんけど)。

と言うわけで、旧作を観ていない人には充分に楽しめると思うミステリーだと思います。

あれ?ナイル殺人事件ってポアロが偶然居合わせた所で起きた事件で、頼まれていったわけでは無いのでは?その辺どう改変するのかなあ??

993シャアダム:2019/01/05(土) 19:29:15 ID:ThfKNmts
◆ローガン・ラッキー (ローガン家の幸運)2017年アメリカ

不幸続きのローガン家のジンクスなど関係ねえ!失業したローガン兄が弟(バーテン)・妹・金庫破り(007のダニエル)とその馬鹿っぽい兄弟+α(約8人で)レース売店の売り上げ金を盗むという、田舎版「オーシャンズ8」(監督は「オーシャンズシリーズ」の人)ともいえるギャグ系痛快犯罪映画(本当に犯罪をやっては駄目、映画の中だけですよw)。

感想:なんて言うか、犯罪映画なんで賞賛は出来ないのだが、まじ面白かった、楽しめた、後味も良かった。馬鹿っぽい兄弟が馬鹿っぽい強盗計画を立てて、わちゃわちゃドタバタギャグしながら成功する映画かなあって思ったけど、主人公の兄貴が結構天才的な犯罪計画を立てるんで、あれ?これ意外と緻密で考えられた犯罪映画かなって途中で見方が変わったわ。
見終わったあとに、爆発のケムリを誤魔化すために、FBIの捜査・追跡を逃れるためになるほど〜もう一つ別の犯罪計画を立てていたのか〜って感心しました。そういえば、犯罪計画の心得に「代替計画を立てること」ってあったし、「引き際を見極めること(欲張らないこと)」ってのもあったなあ(伏線かあ)。

ゴキブリも何に使うかと言えば、チューブルート確認のためかあ。あの小さな爆発は、隣のチューブの蓋を壊すためかあって意外とよく考えられていて、痛快爽快納得な映画でした(まあ、犯罪成功には都合の良い運「所長の見栄やレーサーの不仲や間抜けな警備員や刑務所内での囚人の協力やレース経営者の捜査打ち切りのタイミングなど」も必要だったけどね)。
それも見通しての計画なら、主人公はどれだけ天才やねんって事になりますね。でも、あの最後はいつかFBI女性捜査官の執念捜査に捕まるって暗示なのかなあw

一見馬鹿っぽいギャグっぽいお笑い系犯罪映画ですが、自分はストレス解消にスッキリする凄くいい映画だと思いました。あと、パパの大好きな歌って「カントリーロード」なのか。あのシーンはちょっとホロリときました(笑いの中にちょっとした感動に弱いですw)。ただね、せっかく可愛いおませな少女も、あのケバい化粧で台無しwそこが素朴で田舎っぽくてよくある日常っぽくてリアルだけどね。
あと、主人公の妹がエロ可愛かったです(むさい男ばかりの映画なので、オアシスでしたw)。いやあ楽しい映画でした(正月に見た映画の中では一番の収穫かな、二番はジュマンジ)。

994園田英:2019/01/05(土) 22:28:15 ID:/Gc6BW4k
>>992シャアダムさん
>混乱させたかった
それもありますし、あくまで「私たちは赤の他人だ」とやりたかったもあります。
…一応ポワロが気づかなきゃ全員例の事件の関係者だとはばれないと思ってたでしょうし
(日本の前後編ではそこ突っ込まれてたな。「脅迫文は?」「パニくってたから燃やしました」「もう、なんで燃やすかなあ」

因みに原作ではポワロの自慢は灰色の脳細胞とチョビ髭らしいですが、冒頭中心人物の家庭教師が
「ぷっ、なにこのチビでチョビ髭の禿親父wこれじゃあ女の子にもてるの大変そうねえww」と言ってるんですよね

995シャアダム:2019/01/06(日) 18:35:54 ID:ThfKNmts
◆ミッションインポッシブル フォールアウト (2018年アメリカ)

フォールアウトとは「放射性降下物」。因みに前作「ローグネイション」とは悪党の国家(テロのシンジケートかな)。

今回のミッションは「盗まれた三つのプルトニウムを奪還すること」。そのプルトニウムを狙って、「ラーク」という正体不明のテロリストと、彼と手を組んだ「アポストル」というテロ集団と戦う事になる。その上、「プルトニウム」や「ラーク」そして前作の護送中の悪人「ソロモンレーン」を巡って、アメリカCIAやイギリスMI6のスパイや暗殺者(イルサやウォーカー)とも争うことになり、取引の仲介役に武器商人「ホワイトウィドウ」も絡んでくると言う複雑さでした。

感想:5つのグループが戦う一見複雑な人間関係ですが、整理してみるとそんなに複雑な話ではありませんでした。「ラーク達テロ集団(+ソロモンレーン)」VS 「IMFチーム」に加えてビジネスライクで中立な立場の「武器商人」と手柄を独り占めしたい「CIA」やソロモンレーンの口封じをしたい「MI6」って感じですか。映画自体は、アクションが凄く、格好良く、スパイっぽい騙し騙されもあり、スリリングで結構熱く、ラブロマンスも有り娯楽映画としては超一流だと思います。
敵を騙す作戦には「おお!」って感嘆するほど、面白かったですね。屋根を伝って犯人を追う長い長い疾走シーンやラストの主人公の根性と忍耐と不屈の活躍も熱かった(これでこそ主役!)。偽物ラーク(拳法使い)との肉弾戦ではイマイチやられっぱなしで、もう年で引退かなって思いましたがw

ここまで概ね好評価な映画ですが、残念な部分を幾つか。
まず、日本語吹き替えの声優が下手くそw今回の敵「ラーク」の声がボーカロイドかよって思うぐらい違和感。あと武器商人「ホワイトウィドゥ」も下手くそ(笑いが出てきた位)。まあ、字幕で観れば良いことですが。
次に、主人公「イーサン」が実はテロリスト「ラーク」だったと思わせるストーリーが雑!。もっと伏線を張ってそうミスリードさせれば良いのに、「ここに証拠がある!」ってそれだけで主人公を貶めようとしても、観てるこっちはえ?いきなり?そうなの?ってぽかーん状態wもっと徐々にそう思わせてくれよ。
そして、武器商人「ホワイトウィドゥ」の演技も下手くそ(吹き替え声優の下手くそとの相乗効果w)、素人の自分でも分かるくらい何か下手くそさが伝わってきた。目の演技が素人っぽいし、こいつホワイトウィドゥの偽物じゃ無いかって位威厳は無いわ、ただ可愛いから(自分は可愛いとは思わないけど)この役に採用されただけのアイドル演技っぽいよ。
もうひとつ、「ラーク」として「ソロモンレーン」奪還作戦に関わった主人公の代替作戦が雑!フランス警官隊を一人も殺したくないし、武器商人達には「悪人」と思わせたいのは分かるけど、あれで「武器商人達」を騙せるとは思わねえよ(でも騙されている武器商人達にこいつらチョロすぎ、もっと疑って用心しろよw)って呆れてみてました。やっぱこの「ホワイトウィドゥ」の小娘は偽物じゃ無いのかw

総評:ラスト核爆弾解除の時間との闘いがスリリングだし、ヘリコプター操縦が下手くそな主人公が根性で操縦して敵と戦ったり、「クリフハンガー」みたいな「高山の岸壁でのラスボスとの戦い」、あれ「ボルダリング」って言うのか「フリークライミング」っていうのか知らないけど、高所で背筋が凍る戦い、首を吊られて死にそうになりながらも、前作のラスボスと戦うシーン、元奥さんと今の恋人?(イルサ)も協力して戦うというちょっと熱いシーン、アクションに関しては文句無しの面白い映画でした。
ただほんのちょっとシナリオが雑な部分があったかなあ。あと声優と一部の演技が下手なところ(まあ些細な部分だけど)が残念だった。
でも、大変面白い2時間10分でした。

996シャアダム:2019/01/07(月) 00:24:41 ID:ThfKNmts
◆ラプラスの魔女(2018年日本)

ラプラスの悪魔とはその時点での全ての状態を把握・解析(不意のアクシデントも含めて)できれば、その後に起こる未来の事象を完璧に予測出来る。と言う、言われてみれば当たり前だろという概念ですね。
そういう能力を持った女性が、硫化水素を使った二つの不可解な殺人現場に現れ、主人公と共にその事件の真相に迫ると言うオカルティックミステリー映画でした。

感想:う〜ん、残念。前半1時間は凄く面白かったのに、後半1時間は中だるみで少し退屈、登場人物達の感情のぶつけ合いばかりで、意外性も無く、嘘みたいな都合の良い事ばかり起こって、つまらなかったかなあ。
この映画、1時間ぐらいで纏めた方か良かった気がする(2時間は持たないよ、この内容では)。2時間にするならもっと追跡劇を格好いいアクションで「ミッションインポッシブル」みたいに内容濃くするか、もっとラプラスの能力を使って、アッと驚く作戦で相手を巻いたりするか、新たな敵(政府や研究所の追跡者や悪人)を作ってバトル物するか、しないと、つまりもっと能力を生かせよって事ですね。

この監督の映画は、当たり外れが多く、今回は「ややハズレ」ですね(自分はね)。ホント、ラスト30分は尺稼ぎにしか思えなかったw

あと、「もてあました力は人類を滅ぼすかも知れない」って・・「ジュラシックパーク」の博士も同じ事を言ってたデジャブw
竜巻が起こることも予測していた、竜巻に吹っ飛ばされた車が落ちる場所に、事件のラスボスがいた、他のやつは無事というのはやりすぎじゃないかなあ。サイコロの目予想ぐらいなら説得力はあるけど。
あとラプラスの悪魔達が人類の未来を完璧に予想することは出来ない思うので(大体は分かっても、常に未来は変化し続けてると思うし、その時点の状態からの未来しか予測出来ないのでは?)、自分は人類の未来を彼らから聞きたいかなwまあそういう能力が無くても、常人にもある程度は予想できるしな。

ちょっと厨二がかったミステリー殺人事件でした。観て損はしないと思うけど、自分は後半退屈でした。

最後に主題歌の歌詞、I'mFADEDって「私は色あせた」って意味なのかな。

997もにゃら:2019/01/10(木) 00:05:00 ID:j8Dr8S3M
○ラブライブ サンシャイン

十代のきゃぴきゃぴした女の子がわんさか出てくるアニメはおっさんには眩しくて辛い

何年か前の旧ラブライブの映画はそうでもなかったのに
更に年を取ったという事だろうか…

998シャアダム:2019/01/11(金) 20:28:50 ID:ThfKNmts
◆機動戦士ガンダム ジ・オリジンⅥ 誕生 赤い彗星(2018年日本)

誰でも知ってるTVアニメ「機動戦士ガンダム」の前日譚をシャアを中心に描いたアニメ映画シリーズの最終章。

今回はルウム戦役(連邦が大敗して、レビル将軍が黒い三連星に捕らえられる)〜TVアニメ第一話直前(ホワイトベース始動・ガンダム完成)まで。

まあ、誕生赤い彗星っていうよりは、ジオンと連邦の駆け引きが中心でした。まあ、大体の流れは分かっていたので驚きはありませんでしたが、レビル将軍を脱獄させたのは「キシリア」が戦争を継続させるため、敵をあえて作る作戦だったのか(これは初めて知りましたが、これにより連邦の士気が上がって、思った以上に強い敵になってしまいましたとさw)。
シャアとレビルの偶然の出会いは・・蛇足っぽい気がしましたw
あと、アムロがどこでガンダムのことを知ったのかは前作の「激突ルウム戦役」をじっくりと見てなかったので分かりませんが、戦況を左右する連邦の「V作戦」、「ガンダム」のことを知っているアムロを解放したのはまずいのでは?まあ、この時点ではまさか「V作戦」がそこまで重要だとは兵士も思っていなかったのでしょうねwあと、家捜しで「ハロ」を持って行かなかったのもおかしい(ただのおもちゃだとしても、AIが入っているのだし、接収するよなあ)w

アムロ達は、カツレツキッカとも昔から知り合いだったのねん。そしてこれから、「シャアの失敗・失態の歴史」が始まるのか、相手が悪かっただけ、運が悪かっただけともいえますが。まあ、ルッグンでホワイトベースを落としたんだし、行動力や実力は凄いんだけどね。

予定調和な感が強い最終章でしたが、それなりに面白かったです。

999みる子:2019/01/12(土) 02:14:41 ID:cfLA2ASo
・クリード2 炎の宿敵
燃えに燃えて、燃え尽きた… 最高の映画でした。
ブラックパンサーを観た後だとアドニスはだいぶ幼く感じますが、やはりマイケル・B・ジョーダンはカッコイイなぁ。

そして今回は何と言ってもドラゴ。あの寡黙なマシンサイボーグがまぁ演技派になっちゃって…
子ドラゴとの貧乏暮らしはアイアンマン2に通ずるものが。(そういやミッキー・ロークの役名もイワンでした)
まさかのブリジット・ニールセン登場も物凄い。家族の数だけドラマがあるんだなぁと。

あとは毎度のトレーニングシーン。ロッキーが連れて行った『虎の穴』があまりにもな環境すぎてちょっと笑いました。拳闘暗黒伝かよ!
でも良かった… めちゃくちゃ燃えました。修行を終え、決戦を待つアドニスの背中はかつての強敵クラバー・ラングのようでした。

このままクリードが連作していくのもアリですが、いつかは作中世界をリブートしてほしいなぁ。新ロッキー、新アポロ。どちらも観たい。

1000シャアダム:2019/01/12(土) 03:38:37 ID:ThfKNmts
◆機動戦士ガンダム サンダーボルト バンデッドフラワー(2017年日本)

TVアニメ「機動戦士ガンダム」の番外編サンダーボルトシリーズの第5話から8話までを纏めた映画版。
今回はアオバクー戦後から7ヶ月、連邦のジオン残党の掃討作戦中の一つ、「対南洋同盟」作戦を描いた物(だよね?)。
主人公は、ガンダムアトラスに乗りこれに参戦。ジオン残党達も「南洋同盟」に奪われたサイコザク奪還のため行動を開始。両者は激突して痛み分け、その後奇しくも、インド洋で、空から連邦軍と海からジオン残党がそれぞれ「南洋同盟」軍と戦うことになる。

感想:胡散臭い、超胡散臭いガンダムだなあ(第一印象)w曲もジャズ(許せる)昭和初期の歌や演歌っぽい曲(何かふざけてるなあ)、お経(なんなん、世界感に合ってないやん)w胡散臭さがUP。
アオバクー戦やその後でこんな戦いがあったら今まで描かれてないのがおかしいやろって後付け感満載で最初はついて行けなかった。

でも、これが別の次元(世界線)の「ガンダム」だったらって事ならまあまあ面白く思えてきました。違和感のあるBGMや曲もだんだん慣れてきて、最後には早く続きを観たいなあって「南洋同盟」の兵士みたいに洗脳されましたw
一作品としてみれば、ターンAやSEEDやAGEやプラモガンダムアニメより面白いです(自分はね)。このまま別次元を突き進んで、このゲスっぽい主人公やダリルさんは、アムロ達と共闘して、別次元のシャアやシロッコやハマーンと対決して欲しいなあ(ファンが許さないだろうがね)w

謎を残しつつ途中で終わったけど、結構見応えはありました。

しかし、グラブロっぽいメカは必ず同じパターン(一度はガンダムをつかむが、ぎりぎりで脱出されて)やられちゃいますねw




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