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生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレ part13

85フラン ◆Nf0j84usP6:2012/05/13(日) 22:20:13
俺はズボンから、限界まで張り詰めたモノを取り出す。
「あ……」
林檎はちょっとびっくりしたように俺のモノを見ている。
俺はゆっくりとモノを林檎の秘所に宛がった。
「いくぞ……?」
「う、うんっ……」
林檎が頷くのを見届け、俺はゆっくり腰を落とした。
「くううっ……いっ、痛っ……あ、あぁぁっ……!」
モノが少し入りこみ、林檎が小さく悲鳴を上げた。
「大丈夫か……? ちょっとの辛抱だから……」
「くっ……うぅっ……んんぅっ……!」
目に涙をためながら、林檎は必死に痛みを我慢している。
早く終わらせてやった方がいいかな……。そう思い、一気に林檎を貫く。
「あっ、あぁぁぁ、〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
林檎が声にならない悲鳴を上げる。
林檎の手が俺の背にまわされ、足が苦しげに伸ばされる。
「うっ……ううっ……あ、ああ……」
「林檎……大丈夫か?」
「んくっ……おにーちゃん……お願い……ううっ……ちゅー……してっ……」
言われるままに唇を重ねる。
林檎が本当に痛そうにしていて、可哀想になってくる。
「んっ……んううっ……んっ、んぅ……」
痛みをごまかすように懸命に舌を絡めてくる。
薄く開かれた瞼からぽろっと涙がこぼれおちる。
俺は林檎とつながったまま、腰は動かさずに、ただキスを続ける。
「ん……くうっ……くふっ……おにーちゃんっ……」
切なげな声で呼んでくる。
「ああ、ここにいる。林檎と一つになってるよ」
「うん……うれしい……うれしいよ……おにーちゃん……」
痛みに耐えながら、笑顔を浮かべようとしてくれる林檎。
その姿が愛しくて、また、唇を重ねた。
「んっ……おにーちゃん……だいすき……」
「俺もだよ、林檎。大好きだ……」
「あっ……はぁぁぁぁ……」
林檎がトロンとした表情を浮かべる。
それと同時に、林檎の中が少し締まった。
その快感に操られ、腰が動いてしまった。
「あくっ……んんっ……」
林檎が顔をしかめてしまった。
俺はあわてて腰を止める。
「くぅっ……んんっ……いいよ、おにーちゃん、我慢しなくて……」
「でも……」
「嬉しいから……おにーちゃんがしてくれるの……すごく、嬉しいから……」
林檎のその気持ちが嬉しい。
お礼にキスを一度して、負担が少ないようにゆっくり腰を動かす。
「んはっ……あっ、あううっ……くっ……」
やっぱり、最初は痛いだけなんだな……。
なるべく早く終わらせてあげよう。
「ううっ……ぁ……ああっ……やはああっ……!」
申し訳ないとは思いつつも、少し腰の動きを速める。
「あくっ……んうぅっ……んくうぅぅぅっ……!」
小さい体がゆさゆさと揺れて、ぽろっと再び涙がこぼれおちる。
「うっ、ううっ……あううっ、う、んうっ……くうぅっ……」
少しでも痛みを和らげられればいいと、唇を重ねる。
「んふっ……んんっ……んくううっ……んんんっ……!」
必死に腰を振り、絶頂へと駆け上がっていく。
もう……限界だ。
「林檎……もう……」
「あううっ……んくっ……きて……おにーちゃん……きてっ……!」
林檎の言葉を聞いて、俺は最奥で限界を迎える。
「うっ、んううっ、やはああああぁあぁぁぁっ!」
「うっ……くっ……」
絶頂を迎え、林檎の中で欲望を吐き出し続ける。
「はぁ……はぁ……はぁ……おにーちゃんの……きてる……」
「ああ……そうだな……」
最後にもう一度、林檎と唇を重ねた。

86フラン ◆Nf0j84usP6:2012/05/13(日) 22:21:01
―――――後日談、杉崎鍵の正しい言葉教室―――――


「まぁ他にも直さなきゃいけない語彙は数えるだけでもうんざりするほどあるが……
とりあえず今日のを直そうか」
「うん」
「まぁ『せいてきふのーやろう』だが……詳しく話すと長くなるから割愛するが……
男の人は言われるとものすごく傷つくので言っちゃいけません」
「わかりました」
林檎はこくこくと頷いている。……飛鳥が何でもかんでも教えたがる気持ちが少しわかったかもしれない……。
まぁそれはそれとして次だな。
「まぁ次は最初に林檎が言ってた方だが……林檎も中二なんだから、『あなたが大好きです』は
『I love you』くらい知ってそうなもんだが……」
「うん、それは知ってたよ。でも飛鳥おねーちゃんが『こっちの方が意味が強いんだよ』って言うから……」
「テキトーに吹き込みやがって……。ちなみに『kill you』は『あなたを殺します』っていみだから、
やっぱり人前で使っちゃだめだぞ。」
「んー……あ、でも、おにーちゃん。飛鳥おねーちゃんが言ってた意味も、あながち間違いじゃないよ!」
「は? 何で?」
「きっと、『殺したいほど、愛してます』ってことなんだよ!」
「歪んでる! その愛情歪んでるよ!」

87フラン ◆Nf0j84usP6:2012/05/13(日) 22:22:25
以上です。

今後投下するかどうかは分かりませんが、

もし投下する機会があれば、よろしくお願いします。

88名無しさん:2012/05/14(月) 05:37:33
おもろい!GJ!

89恵里佳:2012/05/14(月) 11:14:10
自身のある方は「美沙」までメールください。+.(・∀・).+ http://sns.fgn.asia/

90アクシス:2012/05/14(月) 22:15:52
>>89
最近関係ないコメントの投稿が多すぎる
生存に関係のないスレを書き込むのはやめろ
そういうのは他でやってくれ

91時を駆ける男 ◆mBVQeRYgSg:2012/05/15(火) 18:17:57
>>90
これはそーゆーコメントじゃありませんよ。

企業がアトランダムにテキトーなスレに宣伝レス付けてるだけ。

いずれにしてもスルーor管理スレに報告でおk

92名無しさん:2012/05/15(火) 22:07:56
久しぶりに見たら、大分スレ埋まってましたね〜
俺はちづる×けん 希望

93名無しさん:2012/05/15(火) 22:09:26
久しぶりに見たら、大分スレ埋まってましたね〜
俺はちづる×けん 希望

94名無しさん:2012/05/15(火) 22:10:01
久しぶりに見たら、大分スレ埋まってましたね〜
俺はちづる×けん 希望

95名無しさん:2012/05/15(火) 22:10:44
久しぶりに見たら、大分スレ埋まってましたね〜
俺はちづる×けん 希望

96名無しさん:2012/05/15(火) 22:11:16
久しぶりに見たら、大分スレ埋まってましたね〜
俺はちづる×けん 希望

97名無しさん:2012/05/15(火) 22:13:08
すみません重複しちゃいました

98名無しさん:2012/05/15(火) 22:20:09
誰かいませんか〜

99名前究極の名無し& ◆AYGbk5yob2:2012/05/17(木) 01:04:13
みなさん、僕の事忘れてますよね?
続き…
真冬「先生、なんですか?」

バンッ!
先生「一体これは何だ!」
先生は、ビデオカメラのスイッチを入れた。

真冬「あぁん、杉崎くーん」
杉崎「いくぅ…」

その動画には激しくセック○していた自分たちがいた。
先生「この動画をみんなに見せてもいいな」
真冬「……や、やめてぇ…何でもするので…」
先生「しかたねぇなぁ」


そして、ここは先生の家だった。
先生「じゃあ裸になれ!」
真冬「え…でも…」
先生「さっさとなれ!」
真冬「はぃ…」
そして、脱ぎ終わって大事な部分を隠した状態だ。
先生は真冬にバンザイをさせた。

先生「やっぱりいいぞ!」
先生「ほら、知弦ちゃんおいで」
知弦「はい」
前に立っているのは裸の知弦だった。
先生「そろそろ始めるか…」
と言って、真冬の胸を揉み始めた。
真冬「やっ!先生辞めて下さい」
先生は揉むのを辞めると、これを着ろと言われ仕方なく着替えた。
真冬は浴衣姿だった。
先生「ふふっ」

先生は笑うと、ローションを持って来て、浴衣の中にローションを入れた。
そして、プッシュを何回もしたあとまた揉んだり触ったりされた。

次第に下の方を触って来た。
突起を摘まれた真冬は口をとじているのがやっとだった。
先生「じゃあ真冬もう一回着替えてくれ!」
仕方なく着替えた
服は、肩が無いセーターもちろんノーブラ下半身は
ノーパンのスカートだったかなり短い。
先生「もう、お前には用はないからこのまま帰ってもらおう」
そして、真冬は外に出てタクシーに乗った。
杉崎の家の近くで降りたが、いきなり口を塞がれて抱っこされ
車の中に連れ込まれた。
真冬「うーぁうーぁ」
うまく喋れない…
そしてマスクをした男にセーターを脱がされスカートも
脱がされた。
続く…

100かかし:2012/05/17(木) 15:46:43
百合がいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい

101名無しさん:2012/05/17(木) 22:11:00
深夏×ちづるがいいよ〜

102夜伽:2012/05/17(木) 23:12:14
>>101
なんだその組み合わせ…ちょっと書いてみようかな…

103アクシス:2012/05/18(金) 19:01:21
>>91了承した これからはそうするようにしやす!
そろそろ本編アゲたいけどなんか他にやってほしいのある?
(百合は………一応ありで?)

104夜伽:2012/05/18(金) 22:58:23
>>102っつーわけで書きました
即興で作ったので、話の流れがむちゃくちゃかもしれませんし、エロにはいってないです、が、要望が多ければ書こうと思います

では、次のレスからです。

105夜伽:2012/05/18(金) 22:59:36
初めは単なる興味本位だった。珍しく生徒会室で居眠りをしていた「あの人」を、じっくり観察してみた。なんて性分に合わない事を…と思いつつ、だが。

初めは何の変哲もない寝顔だった。でも、流石に十分ほど見てれば嫌でも身体のパーツに目が行く。例えば、肌。とりあえず白くてきめ細かい。日焼け?は?何それ?みたいな感じ。
胸。やっぱり、「この人」はモデル体型だよなぁ…胸とか絶対にあたしより大きい…一体何を食べたらこんなになるんだか。
他にも、指とか、顔とか…しかし、見るだけなのも飽きてくる…
「…触っても…良いよな?」
しばらくは誰も来なさそうだし…

あたしは無論、忍び足も得意だ。音を立てずに「この人」のそばにくる事だって出来る。
「…起きねぇのが、悪い。うん。」
髪の毛…ふわっとしているわけでもなく、どちらかといえば冷たく、吸い込まれるという感じか……ってか、いつまでも触ってたくなるな…
少し頭を撫でてみると、
「ふぁっ……」
「!!」
やべっ!起きたか?
「…んん……」
…あぶねぇーーーっ!セーフ!……なら…

抱きついてみたら?

「……………」
まぁ、待て。落ち着けあたし。そんなことして起きられたらたまったもんじゃぁない。と、言うか、何されるかわかったもんじゃない。

…だけど。こんなチャンス、もう二度とはない。なら、やるしかないだろ、あたし。

「〜〜〜〜っ!///」
さて……

やって、しまった。

幸い、起きなかったが…

何このいい匂い!?それに、暖かいし……抱いていて心地いい。

すぐそばには、「あの人」の顔。一定のリズムを刻んで寝息を立てている。
さらに、耳たぶ。柔らかそうにあたしを誘惑してくる。

ホラ、モウ、スナオニナッチャエバ?
あぁ、そうだな。そうしよう。

抗わなきゃいけない。分かってはいる。でも…もう…我慢の限界。

「っ!?何!?」
あ…起きちまった…まぁ、いっか…
「ちょっ…深夏!やめなさ「やめていいのか?」
「……え?」
「気持ち良く…無いか?」
「何言って……んっ…!」
「ほら、気持ちいい」
「この人」、耳弱いんだ。新発見。
「やめ…な、さい…怒るわよ…!」
「そうしたいんなら、そうすれば…?」
「ホントに……ぁ…」
責めるのをやめたときに聞こえた、今の声はきっと気のせいでは無い。
「……」
そっぽ向いても、耳が真っ赤だけど…?
「やめて欲しくないんだろ?」
「そ…それは…」
「どっち?答えなきゃ、もうしないけど…?」
「………」
「じゃあ、おしまいで」
「…と………ほし……」
「……なんだ?聞こえねぇけど?」
「もぅ……聞こえてるくせに…」
そう、聞こえてる。でも、もっと大きい声で言わせたい。「この人」を責めるチャンスなんて、滅多に無い。
「もっと…して欲しい…」
「よくできました♪」
「この人」は責められることに慣れてない。だからこんなにもいじわるしがいがあるというもの。

今のあたしたちの時間は、誰にも邪魔させやしない……

106名無しさん:2012/05/19(土) 20:26:32
101のものです。めっちゃうれしい!続き見たいよぉ

107アクシス:2012/05/22(火) 20:39:28
全員スーパーGJ ウルトラ乙!!
第10話 載せたいZE!
いろんな人が来て、忘れ去られてるかもしれないから、
過去ログ見て、読んでくれれば嬉しい限り…
とにかく!!
さぁ!読んでくれ!!……ください


―――「はぁ…」
自然と出てしまったため息。理由は2つ。
1つ目はごく単純。今日は朝から大変でした…
…いやホントに…
林檎には嫌われたかと思ったし、
部屋から盗聴器が見つかるし…
ホントに疲れた…
これも全て飛鳥のせいなんだ…
でも…
「………許せちまうんだよな…」
そう…告白されてからというもの俺は飛鳥に強くあたれないでいた…
幼馴染に告白されて、妹に迫られている今のこの状況。
実のところ、とても嬉しいのだ。ただ…
「これって……二股…だよな…」
これがため息の理由の二つ目。
俺の今の最大の悩みなのだ…
たったの1週間で二人の女の子と、一線を越えてしまった。
喜ぶべきなのか、どうなのか。
まぁ、二人の俺に対する態度は以前とはあまり変わっていない。
……気がする…
「おい、鍵?」
「うぉっひゃぁぁぁ!!!」
「おぉ!?なんだよ?大声出したりして…」
ビビった!!今のはビビったよ!!
いきなり現れた多田に、驚きながらもやはり、不安はぬぐえなかった。
「どうしたんだ?そんな…」
「あ、やっぱわかるか?そうなんだよ…実はか―「そんなマヌケな顔して…?」
「すみませんねぇ!!考えてるような顔じゃなくて!!」
今日はホントに朝から、散々だな!!
「たっく…どうせ飛鳥さんのことなんだろ?」
「うッ…」
「どんなことだよ?」
「いや、それは……」
言えねぇ…飛鳥と林檎に二股かけてる。なんて言えるわけがない…
『泣かすなよ?』
多田に言われた言葉。
今この言葉が俺の胸に、ちくちくと痛みを伴わせるものとなっている。
泣かすかもしれない…
二人ともこの状況を知ってるのかは知らない。
でも、今のままでは…ダメだ…
このまま二人の優しさに甘えて、二股なんかを掛けていたら、
きっと“最悪の結末”になってしまうと思う。
だからこそ、答えを出さなければいけない。
飛鳥か、林檎か。
「ん〜…どうしたもんかな…」
「さっきから、頭振ったり、胸抑えながらごろごろしてるけど…
一般人が見たら、お前普通に春先の危ない奴だぞ…?今8月なのに…」
「なっ!!」
「いや、マジで。」
おおおお!!俺としたことが!多田に変なところを見られてしまった!!
結局答えは出ないまま、胸の痛みを感じながら、
もう夏も終わるのだな…と思った。

108アクシス:2012/05/22(火) 20:39:59
――――「杉崎!お前進路はどうするつもりだ?」
「いや、まだ全然考えてなくて…」
放課後、俺は先生に呼び出されて、進路指導をくらっていた。
「全く…お前の頭じゃいける高校が限られているのは知っているな。」
「はい……」
「それにも関らず、お前はまだ行く高校を決めてない。」
「……そのとおりです…」
「お前の進路希望表はこうだ。『俺の頭で行けて、なるべく良いところ』…」
「………」
「…なめてんのか?」
「……ごもっともです…」
だって、よくわかんねえんだもん!知らねえよ!高校なんて!
「両親が旅行に行っていて相談する人がいない…それは俺も知っている。」
「はい…」
「だがな、高校は人生の中で大切なモノなんだ。そこでお前のこれからが決まる。」
「だから、『なるべく良いところ』って…」
「……なぁ杉崎。お前やりたいこととか無いのか?」
「無いですね。」
「ふぅ…今日はここまでだな…」
「え?いいんですか?」
「よくねぇよ!!」
「はい…」
「けどまぁ、今日は遅い。俺も一応お前の希望通りの高校を…探してみてやる。」
「!ほんとですか?」
「期待はすんな。学年最下位の成績でそこそこの、高校行こうなんて甘いからな。
だから、てめぇも死ぬ気で勉強だけして来い。」
「はい!!先生!!」
「ほれ、もう帰れ。」
「はい!ありがとうございました!」
やっぱうちの担任は頼りになるな〜。
まぁ、確かに勉強はしとかないとな…
時刻は6時。まだ辺りは明るいものの、何人かの生徒が帰っているのが見える。
だが、まばらだな。恐らく帰宅部はもう帰り、部活のある人はまだやっているのだ。

109アクシス:2012/05/22(火) 20:40:29
荷物をとりに、教室に入ると、どっと疲れが増した気がする…
「ふ〜、疲れた疲れた…」
「鍵ったら、おっさんくさ〜い。」
「なぁぁっ!!?いたのかよ!!」
本当にびっくりするな!なんでいるんだよ!!
「その言い方ってひどいよ!待ってたんだよ?」
少し頬をふくらませて言ってくる飛鳥。
……可愛い…
もともと2大美女として、学校中に名をはせている飛鳥。
そんな子が幼馴染なんで、俺に告白してきた。
飛鳥が待っていたのは、俺。
俺の返事だろう。
「飛鳥…」
「ん?どうしたの、鍵?蹴られたさそうな顔して…」
「生まれてから一度でもそんな顔をした覚えはねえよ!」
「まぁ私は鍵がMだってこと知ってたから♪」
「拒否権はおれにないのか!否定したのに!?」
「うるさいわね。襲うわよ?」
「この上ない理不尽だな!!誰が襲われるんだよ!」
「あたしが鍵を襲う…これはこれで…」
「飛鳥!?含み笑いが怖いんですけど?」
何を考えてるんだ?やっぱりあの告白は冗談?
≪あれ≫も飛鳥にとっては、ただの遊びだったのか?
………そう思うと
いやいや、でも飛鳥はその前に『付き合ってよ。』と俺に告白してるんだ。
だから、少し早いとはいえアレは普通に……
ガバッ!いきなり前から飛鳥が抱きついてきた。
その衝撃で、俺たちは床に倒れこんだ。
「お、おい!飛鳥!?」
「……鍵は考えてくれた?私と付き合うって話…」
「…まだ考え中だ…」
「なら、今日決まるよきっと。」
「は?なんの話…」
そこまで言って、俺は飛鳥と唇を重ねていた。
軽めのキスだが、不意打ちとしてはバッチリだった。
すぐに飛鳥は俺から離れて、俺は少し名残惜しい気持ちを抑えつつ、
「いきなりだな…」
「あれ?落ち着いてるね。」
「まぁ、馴れちゃったのかもな。お前の不意打ちに。」
「そんなにヤッてるつもりないんだけど?」
「っ!!俺にとっちゃあもうお前にキスされるくらいじゃあダメなんだよ!きっと!」
言えない…実は林檎ともヤッてました〜。あはは〜。
なんて言ったら…
飛鳥は疑いの眼差しで俺を、ジト―、と睨んでいる。
……うぅ…この流れはマズイ気がする…
これはどうにかして、話題を転換させないと…
でも…思いつかん!!こうなったら…!
「飛鳥!!」
「きゃっ!」
俺と飛鳥の位置が逆転し、俺が飛鳥を押し倒している形になった。
「………」
「………」
どうすりゃいいんだ!!なんか押し倒しちゃったけど!!沈黙が痛すぎる!!
なんでこんな時に限って飛鳥も黙っているんだよ!
「……あたしはさ…鍵に襲われるのも…ありかな?って…思ったり、思わなかったり…」
なんか飛鳥がぶつぶつ言ってたな…よく聞こえなかったけど…
これ、良いのかな…襲っちゃっても…
顔を真っ赤にした飛鳥は、恥じらいながら、
「いいよ…鍵があたしとヤリたいならあたしは…」
―――――理性が吹っ飛んだ。

相変わらず前振り長くて、ごめん!!
次回はのせるんで、気長に待ってくれ。
ラストまで後3回なんで、読んでくれぇ!!
ではでは、次回は6月中旬に。

110名前究極の名無し& ◆AYGbk5yob2:2012/05/22(火) 23:28:07
続き…

そして、真冬はあんな事やこんな事をされた。

服は返してもらい。ようやく、杉崎の家についた。
そして、洗濯物は洗濯して、お風呂に入った。

がちゃがちゃ
杉崎「真冬も入ってたのか… 俺も入っていいか?」
真冬「うん…」
そして、入るといきなり、俺のを咥え始めた。
アムッ、ジュルル、ペチャッ
杉崎「あっ、出てしまった…」
真冬「体洗ってあげます!」
そして真冬は、杉崎の腕の上に乗って秘部をこすりつけてきた。
真冬「あっあっあっあぁん」
さらに胸で背中を洗ったり、して今日の一日は終わった
真冬「明日は、自然教室…杉崎君と同じ班さらに混浴…
楽しみ…先生達はお風呂の外で待っている
でも男女交代制だもんなぁ
でも寝る時は六人班だからニ対ニ対ニで寝るから
私と杉崎君は一緒に寝れる
杉崎君班長だしねっ」
次回お楽しみに…

111名前究極の名無し& ◆AYGbk5yob2:2012/06/13(水) 08:24:27
えーと
次回は6月ニ七日までに書きます。

112アクシス:2012/06/13(水) 19:59:14
>>111 楽しみにしているZE!
最近覗いてなかったら、凄ぇ過疎ってた!!
人を取り戻すため(出しゃばりすぎだけど)頑張っていくZE!!(そう言いつつ何もまだ書いてない…)

過去編と一緒に 何か別の話でも書こうと思ってるZE!
なにか読みたいモノあれば言ってくれ!!

またここに人が集まるのを期待するZE…

113名前究極の名無し& ◆AYGbk5yob2:2012/06/15(金) 00:35:43
多分人が少ないのわ
作者のレベルが下がっているからだと思う。
アクシスさん2人で頑張りましょう!

114名前究極の名無し& ◆AYGbk5yob2:2012/06/15(金) 00:50:14
それでわ、久しぶりの小説を…
真冬と鍵は同級生といった、設定になっています。
それでわ、お楽しみ頂いて下さい
「修学旅行」
鍵の家ーーーーーーーーーーーー
真冬「杉崎君〜起きてぇっ」
鍵「羊が一万…」
真冬「ん〜もぉ寝ないで!」
真冬「今日から北海道に修学旅行何だから、バスに置いてかれない
ように早く」
眠いので、ここまで

115名前究極の名無し& ◆AYGbk5yob2:2012/06/15(金) 23:27:17
続き…
鍵「はーい」
学校…
真冬「楽しみです〜」
そして数時間後
真冬「ついた〜」
先生「三日後、ここに戻るように」
全員「はーい」
真冬「手持ち二万円です〜」
鍵「じゃあどっか食べに行こうか」
真冬「うん」
続く…

116名前究極の名無し& ◆AYGbk5yob2:2012/06/16(土) 08:37:10
続き…
鍵「はーい」
学校…
真冬「楽しみです〜」
そして数時間後
真冬「ついた〜」
先生「三日後、ここに戻るように」
全員「はーい」
真冬「手持ち二万円です〜」
鍵「じゃあどっか食べに行こうか」
真冬「うん」
続く…

117名無しさん:2012/06/27(水) 20:49:12
ユーリさんのSSが見たい

118名無しさん:2012/06/27(水) 21:44:41
何でもいいから早く見たいよぉ〜

119名無しさん:2012/07/02(月) 17:49:45
奴隷とか見たい

120名無しさん:2012/07/13(金) 00:59:51
作者のレベルが下がってきてるからって……
台本小説やめたら?

121名無しさん:2012/07/13(金) 20:58:08
テンプレ読み返して思ったんだが
羅兎怒とか何してんだよ
書くって言ったまま来ないぞ

122名無しさん:2012/07/13(金) 21:24:35
書いてない俺が言うのもなんだが小説のレベルが低い

123名無しさん:2012/07/15(日) 02:17:26
過疎ってるなあ

124名無しさん:2012/07/16(月) 16:13:27
おっぱいが足りない!
というわけで知弦さんのパイズリ希望

125名無しさん:2012/07/20(金) 16:28:18
>>110
肝心なシーンが
「アムッ、ジュルル、ペチャ」
「あっあっあっあぁん」
だけってどうなの

126名無しさん:2012/07/20(金) 16:35:34
>>110
後「あんな事やこんな事をされた。」ってそこが重要なんだろ
いくら何でも酷すぎ

127名無しさん:2012/07/21(土) 13:19:01
スク水制服の知弦さんをお願いします

128真究極の名無し& ◆AYGbk5yob2:2012/07/23(月) 02:32:07
久しぶりー
でゎ続き!
真冬「杉崎くん、ジンギスカン食べたいなぁ…」
杉崎「んじゃ食いに行くかぁ」

愛「ダメだよぉ、班行動でしょっ」
愛「あ、でも先生が自由行動って言ってたからいっか
という事で杉崎くん行こっ(^-^)/」
杉崎「うゎゎゎゎ」
真冬「うぅぅぅ杉崎くん行っちゃった…」
真冬「とりあえず、行きたい所へ行こっと」


杉崎「オイオイここって」
愛「二人でお願いします。」
店員「はい、少々お待ちを…」
杉崎「ラブホじゃねぇかよ!
なんでだ!
どうして?」
愛「早く行くよー」
207号室…
ガチャッ
愛「わぁー、ベットだぁ」
杉崎「ちょっ!」
ドスッ
愛「杉崎くん、やろっ\(^o^)/」
杉崎「ダ……」
愛「アムッ、ハフハフジュルジュルプハァ…」
杉崎「こんな事されたら理性が…」
ズルっ
愛「きゃあー!」
杉崎「ごめん…」
愛「ううん、いいのもっとやってぇ…」

愛の顔が紅に染まっているのを見た杉崎は
罪悪感と興奮で胸がいっぱいになった。

続く…
ここで、愛を紹介します。
名前 はしもと まな 橋本 愛
14歳で杉崎や真冬と同級生…
性格…元気
一言…
愛「私、生徒会一存も好きだけど、提示版見てる人
も…す…好きだからっ!!
私の事、応援してねっ\(//∇//)\

129名無しさん:2012/07/23(月) 10:29:32
本当にレベルが下がってきてるな……安い携帯小説読んでるみたいだ

てか顔文字使うのは自由だが、それで感情を表すぐらいなら地の文で状況を事細かに書いた方が良いんじゃないの?

中傷とは違うが、ちょっと酷いと思う

130名無しさん:2012/07/23(月) 14:07:24
真冬が只のビッチと化している

131真究極の名無し& ◆AYGbk5yob2:2012/07/24(火) 00:12:27
ここまでコケにされたら書く気がなくなります。
ですよね、みなさん。
つか、このスレ終わりだな。
てか、文句あるなら自ら書けば?
もう文句など言っているあなたたち以外ここに小説を書かないと
思います

132名無しさん:2012/07/25(水) 11:50:48
>>131
あなたの小説は、小説と呼べないお粗末な物だと、前に言われてましたよね。
小説ってどのような物かご存知ですか?

133黒咲めのう:2012/07/25(水) 15:04:17
やめて下さい・・・

134名無しさん:2012/07/25(水) 22:09:10
ーーーーーーこの流れ終了 以降、元のエロ小説スレへと軌道修正してくださいーーーーーー

135名無しさん:2012/07/26(木) 10:36:39
「文句あるなら書け」とか
馬鹿にしか見えない
つーか地の文もまともに書けない小説って無いわー
主語と述語だけで修飾語が全然だし
妙に句点が多いし

136鬼我魅 ◆6We3VtHgIM:2012/07/28(土) 01:58:21
守か巡で書こうと思うのですがどっちが良いですか?>>137

137名無しさん:2012/07/28(土) 02:46:11
それにゃら巡ちゃんでお願いします

あと喧嘩いくない
お互い言葉選ぶべきだし
アドバイスは真摯に受け止めるくらいの器量は大事よ

スルーできなくてゴメン…

138名無しさん:2012/07/28(土) 08:50:03
>>136
寧ろ、守×巡の近親物希望

139ゐちり ◆IFFv7osmV.:2012/07/28(土) 10:57:07
では、鬼我魅さんの作品が終わったら、私も「鍵×真冬」で投下しようと思います。
鬼我魅さんの作品、全裸待機

その後に「鍵×深夏」か「鍵×リリシア」書きたいけど…どちらがいいと思います?>>140-145

140名無しさん:2012/07/28(土) 16:14:44
鍵×深夏をお願いします

141ドS:2012/07/28(土) 22:25:58
杉崎夫婦未来設定で作りたいのですが
鍵の妻を誰にしたらよいでしょうか?

142名無しさん:2012/07/28(土) 22:33:12
>>141
スレ立て相談にも同じレスしてたけど、
新スレの話?SSの話?どっちですか?

143ドS:2012/07/28(土) 23:09:06

スレたて相談は間違えて書いちゃいましたごめんなさい
ssの方です

144名無しさん:2012/07/29(日) 00:27:22
>>139深夏さんで!

>>141それなら夫婦になったはいいものの、
まだ素直になれきれない知弦さん希望

145ドS:2012/07/29(日) 05:07:54

ツンデレをご所望ですか?

146名無しさん:2012/07/29(日) 10:27:16
自分はツンデレをご所望です!!

147朱美:2012/07/29(日) 11:00:40
飛鳥の奴隷物書いてもいいですか?

148鬼我魅 ◆6We3VtHgIM:2012/07/29(日) 12:17:35
すいません正しくは鍵×巡or守×深夏です

149ドS:2012/07/29(日) 14:35:05
ツンデレ知弦さん…難しですね
僕ヤンデレしか思いつかないです。

150ドS:2012/07/29(日) 20:12:48
駄文ですが投稿します

※ツンデレと言うかもうバカップルのおしどり夫婦にしちゃいました。

151ドS:2012/07/29(日) 21:05:40
――あれ十年の月日が流れた。
今俺杉崎鍵は、普通の暮らしを送っている。
会長が言ってた格言?のようなものの様に傍から見たら詰まらない生活をしているのかもしれないが
俺はこれで楽しい 
何故かって?それは……

「キー君!」
「はい!」
「もう!さっきから話しかけてるのになんで返事してくれないの!」

――今頬をぷくーっとふくらましてすねているのは俺の妻の杉崎知弦(旧姓紅葉知弦)
彼女がいつも職場から帰ってきて癒してくれるからだ

「キー君また考え事してるぅーそんなに私より考え事の方がいいの!?」
「知弦さんすねないでください」
「だってキー君私の事そっちのけで考え事優先するんだもん」
 
彼女は彼に背中を向けて本当にすねてしまった。

「知弦…」

彼は背中からギュッと知弦を抱きしめた。

「き、キー君///」
「ごめん知弦 不安にさせて」
「言葉だけじゃ足りない」
「わかった」

彼はそういうと妻を自分の方に向かせ
三本の指を妻の顎に這しクイっと持ち上げ唇にキスをしながら押し倒した。

「知弦あの子たちは?」
「今はぐっすり寝てるから気にしなくていいわよ」
「解かった」

そう言い終わると二人はまた口づけを交わす
二人の舌が絡み合いそれと同時に唾液がくちゃくちゃと水の音が淫らに響き渡る
「ん…うく…くん…!んん!…く!うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!」
「ぷはっ!知弦もういったのか?」
「キー君がキス上手すぎるからよもぅ ほてり過ぎてもう限界だわ
早くキー君のオ○チン私のぐちゅぐちゅ蒸れ蒸れのオ○コに突っ込んでえよぉ」
「言われなくても」
彼はズボンんのジッパーを開けようとしたその時だった。
「パパぁママぁ何してるのぉ〜」
「「どッ、扉!」」

この後二人が息子に誤魔化し娘に「朝から何やってるのと」叱られたのは
別の話

152ドS:2012/07/29(日) 21:07:15
駄文ですいません(泣)

153朱美:2012/07/29(日) 21:37:15
全然いいですよ!
続きに期待大!

154名無しさん:2012/07/29(日) 21:47:23
>>152
息子の名前は
扉 『とびら』or『とびあ』 で愛称が『ドア』ですか?それとも本名が『ドア』ですか?

155ドS:2012/07/29(日) 21:59:43
本名です

156朱美:2012/07/30(月) 00:32:46
ドSさん続きはいつ頃に?

157鬼我魅 ◆6We3VtHgIM:2012/07/30(月) 00:36:14
「守好きだ付き合ってくれ!」
今回の語り部はあたし、椎名深夏だ。
最近気付いたことがある。
それはあたしがホントに好きな奴のことだ。
あたしは鍵が好きだ、でもそれはlikeみたいだ。
あたしがloveの方で好きなのは宇宙守だ。
この間告白された後に気付いた。
実はあたしはこいつが好きなんだということに。
で、告白しました。
放課後、クラスメイト&鍵の前で。
まぁこいつから先に告白してきたわけで答えはもちろん「あぁこちらこそよろしくな!!」
YESな訳で、まぁいろいろ騒がれたが、鍵が生徒かいやすんで彼氏と帰って良いと言ってきたので帰っているのだが、
「…………」
「…………」
会話がない
「あ、深夏うち着いたぞ。姉貴わ仕事で居ないから上がっていけよ」
「あぁ、じゃあお邪魔させてもらうな」
「結構汚いな」
「俺がいくら片付けても姉貴がすぐ散らかすからな」
「ドンマイ」
少し沈黙が流れる
「守」
「え、な」チュ
守が言葉を言い終わる前にキスをした。
「深夏!?」
守が驚いているのでそっと抱きしめた
「守、当たってる」
守のモノがあたしの太股に当たっていた。
「ごめん深夏!」
「守がシたいならシても良いよ」

158鬼我魅 ◆6We3VtHgIM:2012/07/30(月) 01:08:58
「守がシたいならシても良いよ」
「へ?」
え?深夏今なんて言った?「二度も言わせんな。守の好きなようにしていいって言ったんだよ」
「深夏!」
俺は深夏を抱き寄せるとキスをした。
さっきとは違う大人のキスだ。
「じゅる、ちゅっ、ちゅばっ、じゅるるっ」
室内に水音が響く。
深夏は気持ち良いのか目がトロンとしている。
俺は深夏を抱き抱えるとベットに運んだ。
「深夏、脱がすよ」
「いちいち聞くなぁ、守にだったら大丈夫だから」
深夏がそう言ってきたので制服を脱がしていく。
すると白のブラジャーが出てきた。
俺はブラ越しに胸を揉む
「あぁっ!」
そろそろいいかなと思い、俺はブラを外す
するともう深夏の乳首はたっていた
俺は乳首に触れないように胸を揉んでいく
「守、焦らすのやめて、乳首にも触って」
深夏がそうお願いしてきたので俺は胸から手を離し、乳首を思いっ切り吸った
すると深夏は体を反らし痙攣した
「深夏胸だけイったのか?もうこんなに濡れてるし、挿れるぞ」
「あぁ守、来て」
俺は深夏の秘所にガチガチになったモノを当てがうと
一気に貫いた。
「っ!!」
「深夏しばらくこのままにしとくからな」

159朱美:2012/07/30(月) 01:09:02
面白いです!
続きよろ!

160鬼我魅 ◆6We3VtHgIM:2012/07/30(月) 01:26:08
五分後
「守、もう大丈夫だから、動いて」
深夏がそう言ってきたので俺はピストン運動を開始した。
俺のモノの形になっていた睦内がぐにゅりと形を変える
「くっ、あっ、あぁっ」
「深夏、深夏っ」
「あぁ守良いよぉ、あっ、もっとぉ」
室内に水音と深夏の媚声が響く
「あっ深夏、そろそろ」
「あぁ、あたっ、しも、もう」
「深夏出すぞ」
「あぁっ、来て中にっ、」「「ああああああぁぁぁぁぁぁ!!!」」
俺たちは二人同時に果てた
「なぁ深夏」
「なに?」
「大好きだ」
「あぁあたしも」
それから俺は事後処理をして、みなつをいえまでおくった

濡れ場超疲れますね。
次回は鍵×巡です

161朱美:2012/07/30(月) 01:37:15
できれば今日中に頑張って下さい!

162朱美:2012/07/30(月) 02:06:40
飛鳥と鍵をかきます。
ーーーーーーー
とある日の杉崎家の出来事
「おーい林檎」
返事がない。いつもはいるはずの妹が今日はなぜかいない…
ガタガタッ
「林檎!?」
「うーん?おはよう鍵」
そこには林檎ではない美少女が寝ていた。幼なじみの飛鳥である。
「なんでお前が俺の家にいるんだ!」
ん?よく見ると此処は俺の家ではない。隣の飛鳥の家だった。
「俺はなんで飛鳥の家に?」
「鍵、何言ってるの?まさか昨日の激しい夜の事を覚えてないの?」
「なんだそれ!」
「あーあたし妊娠しちゃったかもー」
「どうせ嘘だろ!」
「やったー鍵のお嫁さんになれるー」
「まだ俺達未成年だろ!」
「妊娠させたんだから責任とってよね!」
「まてまてまだ妊娠したって証拠がないだろ!」
「じゃあ今作ってよ…」
「はっ?」
「だから今からエッチしてあたしを妊娠させてよ…」
「やっぱり嘘か」
「ちっ!ばれたか」
駄作ですが書かせてください。

163朱美:2012/07/30(月) 02:07:35
多少矛盾がありますがご了承下さい。

164ドS:2012/07/30(月) 07:08:48
一部の深夏×鍵ファンを敵に廻す作品ですね☆

僕もその一人ですけど嫌いじゃない作品です

165ドS:2012/07/30(月) 07:15:33
朱美さんのは大好きな作品です!続ききになります!

166朱美:2012/07/30(月) 09:23:31
「鍵あたしと付き合って?」
「なんて?」
まさかの言葉に俺は聞き直してしまった
「だからあたしと付き合って?」
「誰がお前みたいな性悪女と付き合うか!それに…」
ガバッ!
「本気なの!」
「あ、飛鳥…」
「鍵の気持ちはどうなの?」
普通の人ならここでオッケーをするはずだけど俺は飛鳥を虐めたくなった
「俺の事を好きとか言ってからかおうとしてんだろ!」
「だから違うって!」
「じゃあ嘘じゃないと証明してみろ!」
チュッ
俺の唇を塞がれた…
「な、なにを?」
「証明したんだよ?」
俺は飛鳥の顔を見ると余計に虐めたくなった
「アメリカなら誰でもしてるぞ?」
「そ、そんなー」
「やっぱり嘘か?」
チーカチッパツン!
飛鳥が俺のをとりだした
チュパチュパチュパ
飛鳥はしゃぶりつきはじめた
「これでも信じれない?」
なんか飛鳥って虐めたい顔をしている
「まだ信じれない」
ツプッヌププチュパ
飛鳥が俺のを無理矢理自分の中に侵入させた。
「信じた?」
「俺も好きだ!」
飛鳥がここまで体を使ったんだそれに答えない訳にはいかない。
ヌプッチュプチュパチュパニュプニュプ
飛鳥の中を俺のが出たり入ったりしている
「飛鳥もう無理だ…」
「あたしも逝く!」
俺の精液が飛鳥の中に流れ込む
「またしようね!」
「おう!」
続編は今日の夜に更新予定

167シャイン:2012/07/30(月) 11:25:58
昔は神小説ゴロゴロ転がってたのにね
特に最初の方、1〜3あたりカナ?

168朱美:2012/07/30(月) 20:06:52
続きです。
ーーーーーー
飛鳥が鍵の部屋に来た時の事だった。
「鍵、あたし本当に妊娠したかも…」
今回は信じれた
「ほ、ほんとうか?」
「うん…鍵に迷惑かけちゃう」
「いいよ…俺も悪いし…」
そこに林檎が入ってきた。
「飛鳥おねーちゃん妊娠したの?」
「うん…」
「誰の子供?」
「鍵だけど?」
「そう…」
林檎は暗く言って部屋からでていった…

169朱美:2012/07/30(月) 20:09:50
いるかわかんないけど読者アンケートです。
最初の人の案でいきます。
林檎ルートと飛鳥ルートどっちがいいですか?

170中目黒:2012/07/30(月) 22:57:48
林檎です

171朱美:2012/07/30(月) 23:10:55
じゃあ林檎でー

172朱美:2012/07/31(火) 00:30:33
林檎ルート続き
ーーーーーーーー
林檎視点
「おにーちゃんが飛鳥おねーちゃんと…」
林檎はあれだけ好きだった飛鳥の事が大嫌いになった。
林檎が鍵の部屋にもどる。
「どこ行ってたんだ?」
「トイレだよ?」
「そうか」
「林檎ちゃんなにかする?」
「別になんでも?」
「林檎?その言い方はよくないぞ?」
「わかった!」
「林檎ちゃんあたしが妊娠した事言ったら駄目だよ?」
「うーん」
その夜の家族での食卓
「林檎おいしいか?」
「うん!おいしい!」
「鍵?今日も飛鳥ちゃんと遊んでたの?」
「あぁ」
そうだ!おにーちゃんには悪いけどお母さん達にあの事いっちゃお!
「あのね、お母さん飛鳥おねーちゃん妊娠したんだって!」
「林檎!」
「あら!誰の子なの?」
「おにーちゃん!」
「そう…鍵ちょっと話しましょう」
飛鳥ざまあみろ!

173朱美:2012/07/31(火) 00:52:22
今回は鍵視点です。
ーーーーーーーー
鍵は親と話し合い飛鳥の家に詫びにいった。
林檎の野郎ゆるさねぇ!
「おい!林檎!」
「な、なに?」
「部屋入るぞ?」
「いいよ…」
ガチャガチャキーバタン
「なんで言った!」
「おにーちゃんが飛鳥おねーちゃんの所に行ってしまいそうだったから…」
「林檎なんていらない」
「おにーちゃん?」
「林檎は俺のおもちゃなんだよ!」
ガバッ
「やめて!」
「うるさい!」
パチン!
「お、おにーちゃん?」
「黙れ!」
「え、えーん」
「林檎…」
鍵が理性を取り戻した。
「おにーちゃんの馬鹿!」
「すまん…」
「おにーちゃんとエッチしたい…」
「へ?」
まさかの言葉だった
「だからおにーちゃんとエッチしたい!」
「林檎…わかった」
「ありがと」
「キスするぞ?いいんだな?」
「いいよ…」
チュッ
ガサガサ
「あ、あん」
「胸おっきくなったな」
「は、はずかしいからいわにゃいで」
ペロペロ
「林檎のおいしい」
「飛鳥おねーちゃんより」
「あぁ」
「好きって言って?」
「林檎好きだ!」
「誰より?」
「飛鳥より林檎のほうが好きだ!」
「うれしい」
「林檎いれるぞ?」
「うん…」
ツプニュプチュププ
「あ、はいったー」
「痛いか?」
「ちょっとだけ」
「もう動いていいか?」
「いいよぉ」
ニュプチュププニュポ
「あーんあ、あ、あん」
「りんご!もうでる!」
「中にだして!」
「いいのか?」
「いいよ!」
「でる!」
「おにーちゃんのあったかい…」
ガタガタッ
「誰だ!」
「鍵…」
「飛鳥…」

174鬼我魅 ◆6We3VtHgIM:2012/07/31(火) 01:07:51
一つ言わせてもらうなら飛鳥は鍵じゃなくてケンと呼ぶし
鍵は口だけのヘタレだからもっと迷う描写を入れた方が良いと思います。
(もしくは鍵も林檎が好きな描写を入れるか)

175ドS:2012/07/31(火) 01:20:26
黙れ!童貞野郎!
お前の作品より朱美さんの作品のほうがおもしろいぞ!
誰がみても面白いと思う作品作ってから文句言え!

176朱美:2012/07/31(火) 01:24:37
ドSさん落ち着いて下さい。僕の作品に落ちぶれがあったから指摘されて当たり前なんで…(^-^;
よく分からない人さん指摘ありがとうございます。治していこうかなと思ってたけどあなたの作品よりレベルが高いのは自分でわかるのであなたの指摘は治しません。ざまぁ!

177鬼我魅 ◆6We3VtHgIM:2012/07/31(火) 01:37:20
深夏と守が付き合いだした日の放課後
俺はどうしたんだ?
深夏のことが大好きな筈なのに守に告白するのを見ても何とも無かった
それは他のメンバーでも同じだろう
俺は本当に生徒会メンバーが好きなのか?
「杉崎!!」
「え?」
「え?じゃないよ会議中にボーっとして悩み事があるなら相談しなさいよ」
「いえ、何でもないですから」
「ところで杉崎深夏は?」
「ああ、深夏は彼氏と一緒に帰しました」
「へ?彼氏?」
「ええ、深夏は今日からクラスメイトと付き合い出しまして」
「へぇ、そう分かったわ」
俺は悶々としたまま会議を終え雑務を片づけていた
俺が雑務を終えて帰ろうとしたタイミングで生徒会室の扉が開いた
「杉崎、居る?」
「どうしたんだ巡?」
「いや仕事が早めに終わって帰ったら守と深夏が居て、邪魔するのも悪いからばれる前にでてきたの」
「そうか、じゃあ家くるか?」
「うん、行く!」
巡が笑顔で答える俺はその笑顔に思わずときめいてしまった
「なあ巡」
「なに?」
俺と巡は家のソファでくつろいでいる
「あれからしばらく考えたんだけど」
俺はそこで言葉をいったん区切りふぅと息を付いて言った
「巡好きだ付き合ってくれ」

178名無しさん:2012/07/31(火) 01:39:35
少なくても呼び名は治した方がいいのでは?

179鬼我魅 ◆6We3VtHgIM:2012/07/31(火) 01:44:39
>>176僕がいったのはえっちしようと言われても二つ返事ではOKしないだろうということです

180鬼我魅 ◆6We3VtHgIM:2012/07/31(火) 01:51:07
>>175誰が見ても面白い作品など存在しません
嫌いなカプもあるし、あの神作品を投稿する一星龍さんや、田中さんも批判されていました
あの人たちを越えないと誰が見ても面白い作品にはなりません
連投すみません

181朱美:2012/07/31(火) 02:07:07
童貞野郎!
なにが神作品だ!
エッチした事もない野郎がでしゃばんな!

182鬼我魅 ◆6We3VtHgIM:2012/07/31(火) 02:12:25
ではあなたは一星龍さんを越える作品が書けるのですか?
後僕と言っていますが性別女ですよ

183鬼我魅 ◆6We3VtHgIM:2012/07/31(火) 02:54:57
ssじゃなくてもハリウッド映画やベストセラー本にだって批判はありますし

184朱美:2012/07/31(火) 03:10:35
なに女のくせに僕とか言ってんの?
気持ちわりぃーよ?

185名無しさん:2012/07/31(火) 09:40:11
>>184
ここ、そんなスレじゃないから、とりあえず失せてください。

186鬼我魅 ◆6We3VtHgIM:2012/07/31(火) 09:46:24
すいません
これからは投稿と感想以外のレスはしないようにします
あと182はパソコンに残ってたコテを使った姉のいたずらです

187真究極の名無し& ◆AYGbk5yob2:2012/08/02(木) 02:39:33
このスレ潰れた方がいいな。
立ち直ってもすぐ喧嘩だな…
まったく、誰のせいなんだ…
って俺かぁ♪

188名無しさん:2012/08/02(木) 07:22:52
>>187
自意識過剰おちゅ

ていうかみんな雑談はメッ!だよっ?
雑談は総合スレでどうぞ。

189ドS:2012/08/06(月) 20:39:15
最近ヨルムンガンドとブラックラグーンにはまってしまいました

190真究極の名無し& ◆AYGbk5yob2:2012/08/07(火) 00:51:47


191名無しさん:2012/08/07(火) 20:35:48
保管庫が更新されてない

192ドS:2012/08/08(水) 10:27:34
 鍵×深夏で深夏をモンスターっ娘にしようと思うのですが
スライム娘
猫又娘
サキュバス
グール娘の四つで迷ってます。どれが深夏らしいですかね?

193名無しさん:2012/08/09(木) 06:19:14
猫又娘がいいです

194名無しさん:2012/08/09(木) 23:54:39
きっとみなさんの力になれると思います☆よかったら一度見てください☆(^-^*)★
http://bit.ly/MG0g3b

あなたの夢はココから現実☆o(^∇^o)(o^∇^)o

195真究極の名無し& ◆AYGbk5yob2:2012/08/12(日) 01:06:59
このスレ終わりました


196名無しさん:2012/08/12(日) 06:45:06
深夏の猫又娘を密かに楽しみにしてます

197浅葱:2012/08/16(木) 00:32:17
お久しぶりです〜。浅葱です。
暫く来ていませんでしたが、なにやら不穏な雰囲気ですね〜^^;
明日か明後日、かるめのを投稿しようとおもってます。
飛鳥さんのおはなしです。短めですが、興味のある方は是非みてやってくださいです。

198名無しさん:2012/08/16(木) 16:45:51
期待して待っています!!

199ドS:2012/08/17(金) 08:14:09

投稿します
鍵×深夏です

200遠い世界:2012/08/17(金) 15:34:29
どういうことだ!? hihiの作品が未だに完成してないじゃないか!?

もどってこ〜い!!

201ドS:2012/08/17(金) 17:22:26
忙しいんじゃないですか?

202浅葱:2012/08/17(金) 17:54:03
予告通りに投稿させていただきますです。
飛鳥さんのお話で、あっさりとした内容なので、箸休めだと思ってください。
「ケン…私さ、最近ずっと考ええる事があるんだけどね…」
唐突に。
先ほどまでのムードとは一転、飛鳥が、俺の彼女である飛鳥が妙に思いつめたような顔と口調で切り出してきた。
俺はとりあえず手にもっていた携帯を胸ポケットにしまい、彼女に向き直る。…何かあったのだろうか。飛鳥の表情には、戸惑うような雰囲気がかすかに感じられた。
「なんだよ。どうかしたのか?」
飛鳥は俯いたまま顔を上げない。髪で隠れて目元はよく見えないが、微かに震えているのが分かる。
やがて意を決したように、飛鳥は前方を指差し、はっきりと言った。
「何でチンパンジーとケンって、あんなに似てるんだろ?」
「知るかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
いい感じに雰囲気がぶっ壊れたところで、現状説明。
今日は飛鳥と動物園に来ている。世間一帯で言うデートってやつだ。
ライオンとか、アザラシとか見て、いい感じに盛り上がっていたところで、チンパンジーの檻の前、この状況である。
「だって…ホントそっくりじゃない。あのことケン、瓜二つじゃない。まさか、生き別れた兄弟!?」
「んなわけあるか!俺は人間だよ!」
「えぇ!?」
「マスオさん禁止!」
「だってケン、この前志村○と一緒にテレビに出てたじゃない!」
「俺はパ○君じゃねぇ!」
「園長とは仲良しでしょ?」
「あったことすらねえよ!つーかそんなに似てるか!?チンパンジーに!?」
「だってケン…あんなに熱心にシャメとってるから、てっきり同属の匂いがするのかと…」
「そりゃぁ別に嫌いじゃないが………」
今日三回目の溜息をつく。ちなみに一回目は朝、アラームより早く飛鳥から電話が来た時、二回目は自分で遅れるなといっておきながら、待ち合わせに三十分遅れてきた飛鳥を見た時だ。………すべて飛鳥関係でしかない。
「次は何見ようか?あ、私としてはレッサ−パンダが見たいんだけど」
「ん、いいんじゃないか?俺も興味あるし」
「じゃあいこっか。………ケン。弟くんに別れの挨拶を…」
「…………………行くぞ」
                    *

203浅葱:2012/08/17(金) 17:59:01
「わー!かわいいね!ケンと比べ物にならないくらい!」
「比べなくていいわ!」
うん。どこに行っても変わらないなぁ!このやり取り!逆に清清しいわ!
オレのそんな憤りを他所に、愛くるしいレッサ―パンダは、小首を傾げて可愛らしい表情でこちらを見ていた。あー、可愛いなこの野郎。
「そういえばさ、一時期話題になったよね。レッサ―パンダ。ほら、二本足で立つとかで」
なんとなくといった様子で飛鳥がそう訊いてくる。
「あー、確かに一時期話題になったよな。ふうたくん?そんな名前だったような………」
「動物が二本足で立つだけで有名になれるなら、ケンはもうとっくに世界中の人気者よね」
「ならねぇよ!俺人間だからな!?お前と同じ種族の動物だからな!?」
「一緒にしないで!!」
「おぉぉぉぉまぁぁぁぁぁえぇぇぇぇぇぇなぁぁぁぁぁ!!」
恋人同士でいいんだよねぇ!?俺たち相思相愛のはずですよねぇ!?
いかんいかん…このままでは思考が無限ループしてしまう。飛鳥と付き合うには、これくらいさらっと流せるくらいでなければならないのだ。どんなに泣きたくなっても。
泣くな!鍵は男の子!
「何を必死に堪えてるのさ…唇内出血してるよ?」
「誰の所為だと思ってやがりますかねぇ!」
そんな俺の不幸を本当に楽しそうに見つめる彼女には、マジで俺の不幸は密の味がするらしい。…………………やめてー。ぼくをいじめないでー。
おいおいと泣きまねをしながらちらりと飛鳥を盗み見る。はたしてどんな顔で俺を見ているのか。まぁ大方哀れむような目か、心底楽しそうなニタニタ顔だろう。
そう思っていた俺にとって、目に映った飛鳥の表情は、少し―――ほんとに少しだけ、意外なものだった。

204浅葱:2012/08/17(金) 18:00:19
飛鳥は、俺が思っていたようなニタニタ顔などではなく―もちろん哀れむような顔でもなく―ただ、道端で四葉のクローバーを見つけたような。そんな、ささやかな幸せをかみ締めるような、そんな顔で。綺麗な笑顔をしていた。
こんな顔を綺麗といわないで、他にどんな表現があるのだろう。いつもは、執筆するときはすらすらと頭に言葉が浮かぶのに、何故か今は「綺麗」以外の言葉が浮かばなかった。
見惚れていた。少し悔しいがこの表現が一番正しいだろう。つい泣きまねを止めて飛鳥に見入っていた。流石に飛鳥も気付き、今度はからかうような笑みを浮かべてきた。
「ん?なーにぃ?ケン。飛鳥さんの美貌に見惚れちゃったのー?」
「え?あぁ…うん。綺麗だなって…」
唐突に聞かれたので、つい思ったことをそのまま口に出してしまった。でも、不思議と訂正するような気にはならない。…まぁ、本心だし。
すると飛鳥は、二、三秒ぽかんとした表情を浮かべて、可愛らしく小首を傾げた。でもすぐに顔をトマトのように紅く染め、あたふたとし始める。あれ?なんで?
「飛鳥?如何した?顔真っ赤だぞ?」
「え?…あ、あははは!ちょっと暑いなー!やっぱり北極装備でくるんだったよー!」
「はい!?暑いんだよな?普通エジプト装備とか言うんじゃねぇの!?暑いのに北極装備南なんかしたら終わるわ!」
「えー?でもさー、マイ○ロ3のオルタ―○火山の中で重装備しても、ディ○ンダ―は全然暑くなさそうだよ?」
「実際にやってみようと思うか!?あれはあぁしないと魔物に打っ飛ばされるからだろうが!二次元とリアルを一緒にするな!」
「フ○ンとかクレ○なんてあんな重そうな鎧着てるのにあんなに涼しそうな顔してるよねー。もう少しユー○を見習ってもいいんじゃない?」
「いつまでテ○ルズネタ引きずるつもりだ前は!」
知らない人にはキョトン呆然のネタだぞ。それは。
いつのまにか飛鳥はいつもの余裕顔を取り戻していた。ホント、切り替えが早い。
「さ!次に行こう!どこにしようか?私としてはシマウマが見たいんだけどー」
「ん?いいんじゃないか?えっと…何処だっけ。たしかアイスクリーム屋の近くだったと思うけど…」
「そうするとここから少し歩くかな?まぁのんびりいこー」
「そうすっか。着いたらアイスでも食べるか?それくらい奢るぞ」
地図でシマウマの場所を確認しながら、今後の計画を立てていく。すると飛鳥が、少し遠慮がちな声で問いかけてきた。
「あのさ、ケン…。さっきのって、嘘じゃないよね?」
微かに震える彼女の声には、どこか怯えているような響きが含まれていた。幼馴染だから分かる。飛鳥がこういう声をするときは、何かしら不安を抱えているときだ。
俺も、「さっきの」が指す意味がわからないほど鈍くはない。柔らかく微笑み、飛鳥をそっと
抱き寄せる。
「あ…ちょっとケン……。流石に恥ずかしい―
「嘘なんかつかないさ。綺麗だよ。飛鳥。お前の笑顔も、心も全部」
                      …………………ありがと」
照れているのか、ほんのりと赤みのさした顔を隠すように、俺の胸に頭を預けてくる。ほのかに香る甘い香りは、何故か俺をとても穏やかな気持ちにした。
何時からこんな台詞がすらすら出てくるようになったのだろう。多分これも本心だからかな。飛鳥以外の人にはきっとできないだろう。
「って…ここ目立つよ!」
我に帰ったように飛鳥が離れた。あたりを見渡すと、よくもまぁ大胆な事をしたものだと、他人事のように考えた。
また紅くなった飛鳥を見て、ニヤリと笑う。
「見せつけちゃったな?別に俺はいいんだけど」
「〜っ〜〜!!」
飛鳥がこんなに紅くなるのは珍しい。こんな飛鳥も新鮮でいいなー。
「もう…………!早く行こう!」
一刻も早くこの場を立ち去ろうとする飛鳥の背中に、無位資金声をかける。
「あすかー!待って!」
「もー!なに…」
振り向いた飛鳥の唇に、重ねるように口付けをする。さらに紅くなった彼女にいたずらっぽく笑いかけた。
「充電完了!さ、いこー!」
飛鳥の手を引いて、軽快な足取りで歩き出す。
「ふいうちなんて…卑怯だぞ……………」
そんな飛鳥の悔しそうな呟きが、心地よい風に紛れて聞こえたような気がした。

205浅葱:2012/08/17(金) 18:01:54
短いですが、以上です。
今後の参考にしたいので、感想を頂けると嬉しいですー。

206名無しさん:2012/08/18(土) 08:11:18
Gj!!

207名無しさん:2012/08/18(土) 12:16:12
gj
久しぶりに地の文のしっかりした小説を読ませていただきました。

208名無しさん:2012/08/20(月) 00:29:16
gj
おもしろかったです

209名無しさん:2012/08/26(日) 11:52:38
もうぶっちゃけここの住人の殆どが
生存に飽きて来なくなってるよな

昔の職人からすれば黒歴史だったりするのかな…

210名無しさん:2012/09/02(日) 21:39:57
うわぁだれもいねぇ

211笹菜育巳:2012/09/04(火) 00:01:05
≫210書きました笹菜育巳です。誰も居ないようなので育巳が勝手に一日一文づつ書きまーす

(もし住人居たらカキコヨロ)

212笹菜育巳:2012/09/04(火) 00:09:56
すいません
やっぱり一日一レスにします
あと、pspなのでたくさん書けませんしシロートなので生暖かい目で見てください

と撃ってから2レスだと気付いた

213名無しさん:2012/09/04(火) 00:45:58
楽しみです

214ぬくぬく ◆NIqLrD12.E:2012/09/04(火) 07:55:50
おひさです。
懐かしいな・・・
書き溜めロストして逃げたぬくぬくですっ!
また、書こうと思いますので、よかったら見てね(また、逃げるかもしれないけど・・・w)

215一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2012/09/04(火) 20:42:44
どうも始めまして一星龍といいます。
これからこのスレで小説を書いていきたいと思っていますのでよろしくお願いします






なんかすいませんでした。m(__)m

というわけでどうも、知ってる人は知ってるはず、一星龍です。
知らない人は過去ログやまとめウィキで「あ、駄文のひとか」「あ、黒歴史の人か」「あ、成りすまししてプギャーm9(^д^)の人か」の認識で。
9ヶ月ほどいなかったのはPCが今年の初めに壊れていたためです。
最近になりようやく復旧した次第です。
なので小説投稿をしたいと思っているのですが、如何せんなんだか私は受験生というよくわからないジョブを今年四月に入手したせいか、自由が凄くないです。
一応書きだめはしていますが、ほとんどが途中のままなので、完成、投稿は当分先だと思います。
そういうわけですので、まぁ、私の駄文なんて期待している人は少ないでしょうが、一応の安否報告と今後のことをお知らせしました。
もうしばらく生暖かくお待ちください。

>>209
生存には飽きたが深夏には飽きていない俺はここに来てもいいのだろうか(・ω・’)

216名無しさん:2012/09/04(火) 22:49:37
初めまして 一星龍さんの小説楽しみにしています

217笹菜育巳:2012/09/04(火) 23:23:26
知らぬ間に職人が帰ってきてるw
育巳は元の名無しさんに戻ろぉっと

218ぬくぬく ◆NIqLrD12.E:2012/09/05(水) 01:22:47
一星龍さん・・・(;ω;)
お久です・・・
戻ってきてくれて感激です!

219名無しさん:2012/09/05(水) 01:33:33
>>215
久しぶりです
小説は楽しみに待っています

220名無しさん:2012/09/05(水) 01:41:13
たとえ◆wSkrJ5bxa6ではなくても、楽しいSSを期待!

221ぬくぬく ◆NIqLrD12.E:2012/09/05(水) 01:54:23
私は今、キー君の童貞予約を
使うタイミングに迷っていた・・・
「・・・どうしようかしら」
大学生になった私は男を喰う
女王様てき扱いになってた
・・・・○女のなにが悪いのよぉぉぉぉ!!
・・・取り乱したわ。
でも、本当にどうしようかしら・・・
あ、ごめんなさいマフィア・・・
じゃなくて、母から電話がきたわ。
[ボス・・・ニックがやられた所をやりました]
「あら、意外と早かったわね」
[はい、奴等は薬や合法ハーブなどや・・・]
「お金に換算していくら?」
[現金を含めるとおよそ8億3千万です。]
「あら、やけに持ってたわね」
[はい、媚薬の値段が特に高かったです。]
「(媚薬・・・その手があったわね)媚薬を1ケースだけ持ってきてくれるかしら?」
[はい、でも、媚薬の中でも最強なので扱いには気をつけてください。]
「(キー君はああみえて理性が強いからちょうどいいわね)わかったわ、後日持ってきて、じゃ」
ふぅ・・・これでニックの仇は取れたかしらね?
ちょうどいい物も手にはいるし、よかったわ。


さぁ、キー君はどうなるのか、
次回は濡れ場になるかなぁ?
お楽しみに!

222名無しさん:2012/09/05(水) 23:30:55
誰かいませんか?

223ダオス ◆mBVQeRYgSg:2012/09/06(木) 17:57:28
>>215
一星龍さんお久しぶりです!

ユーリさんとか紅蓮隊さんとか田中さんとか、
昔のメンバーは大分減ってしまいました…
と言うか過疎期が来てます(^^;)

また一星龍さんの深夏ssが読めるのを楽しみにしてます!

224ぬくぬく ◆NIqLrD12.E:2012/09/06(木) 19:51:12
相談ですが、感動てき濡れ場か、
キー君下克上の濡れ場。
どっちがいいですかね?

225名無しさん:2012/09/06(木) 23:53:46
下克上で

226名無しさん:2012/09/10(月) 05:45:39
新アニメが始まるのでそれでまた活気が戻ることを願ってます

227名無しさん:2012/09/11(火) 00:21:21
アニメ二期楽しみです

228笹菜育巳:2012/09/16(日) 00:13:45
さて前に人が居なくなった時にちょっとだけ出現しました育巳です
人が居ないなら計画を実行したいのですが…どうでしょうか?
家庭の都合で書溜めできないし…人が居たりするとレス挟んだりしてややこしいし…
なるべく人が居ない時期とかに勝手に日記みたいな感じでやらかしてみます
エロになるかわかりませんが、頑張ります
(sageました)

229名無しさん:2012/09/16(日) 01:46:51
暇なのできました
俺は真紅と言います。
宜しくお願いします

230笹菜育巳:2012/09/17(月) 02:09:28
杉崎視点です

九月十六日
今日は中学時代の友達の所へ文化祭を見に行った。…東京まで(泣)
久々に顔をあわせたけど楽しかったなぁ
とりあえず彼の学年の美少女の名前を予習していったら
警察の人と仲良くなれましたw
明日の文化祭の打ち上げにも呼ばれたし、人類総ハーレム化計画に一歩近づいたかな?

231黒亞:2012/09/17(月) 14:22:50
黒亞(くれあ)です。
よろしくお願いします。
俺的に、鍵×守がいいです。

232笹菜育巳:2012/09/17(月) 22:09:02
九月十七日
今日は久々のエロゲ日和だっ…と思ったのに林檎が家に来た。
仕方ないから動物園に行ったけど

迷子センター行きだった(泣)
行ってみると…
会長と遭遇したw
どうやら知弦さんと一緒に来たようだったけど
迷子センターに居たからそういう事だろう[どういう事よ!?]
その後は会長と知弦さんと四人で盛り上がったけど…何故だろう?
林檎は寂しそうだったのは…

233笹菜育巳:2012/09/17(月) 22:12:37
【そういえばこのスレはサゲ進行です。さらには職人以外はコテハン禁止です
書く人だけにしましょう】

234名無しさん「真紅」:2012/09/17(月) 23:57:08
九月1七も文化祭にいくんじゃ無かったの?

235叉兄:2012/09/19(水) 00:17:11
九月十八日
今日はいつも通り生徒会の仕事があったが、余りに普通過ぎて何やったか…
そういえば打ち上げの話を書いていなかったな
夜やったから日記の後だったんだよな…

タノシカッタ スゴクタノシカッタヨ

……スマン、よく覚えてないんだ
どうやって帰ってきたのかさえ解らない。ただ、皆が慌てていたような気がする。
階段の周りで、『落ちた』とか何とか、って、俺
階段から落ちたのか!?

…明日はMRIの検査で遅刻しそうだ。

236笹菜郁美:2012/09/20(木) 00:46:44
育巳っちが書いてるやつ叉兄ポンも書いてるんだね!
じゃあ今日は私の番だよね!
9月19日
今日は俺のハーレムメンバーが一人もいない生徒会をした。 べ、別に寂しくなんかないんだからねっ(T_T)
…本当に寂しくはなかったんだ。だって…
巡がいたから。
守がいたから。
中目黒も。

初めての一日生徒会役員とあって、全員が一生懸命だった。
仕事もだいぶ片づいたし。
でも。
巡「いつも生徒会ってこんなに大変なの?」
鍵「いやーいつもは皆で駄弁ってるだけだよ」
守「やっぱり本物は違うんだな」
鍵「そんなこと…」
ないよ。と、そこまで言って。
「あるよw」
巡「えぇ!?」
守「謙遜しろよ」
善樹「杉崎君カッコいい…///」
鍵「やめろおぉぉぉおお!!!」


だって、
俺のハーレムは
凄いに決まってるじゃないか。


【いやぁやっぱり難しいな。
ところで、私達の関係(育巳っちと叉兄ポンと私)については、
多分次書く人が話すでしょう。 重いよーw
……たーのしっ♪】

237笹菜育巳:2012/09/21(金) 01:57:53
【ホントに重たいもの据え置きしやがって…
皆さん今日は、育巳っちこと笹菜育巳です。昨日郁美が話した僕らの関係ですが、えーと、
真剣に、多重人格です。
ネタとかじゃありません。ガチです。すなわち、別人格の自演乙です。ええ。だいぶキモイです。自分でもわかります。
一応ちゃんと社会生活送れてますので、コイツ頭大丈夫かなんて書かないで…お願いしまーす】
九月二十日
今日は朝教室に入ってすぐに
「昨日は誰と活動したんだって?」
深夏に殴られ、保険室で
「昨日は誰を生徒会室に入れたのかしら?」
知弦さんに文字通りしばかれ、休み時間の図書室で
「昨日生徒会室で何したんですかっ」
真冬ちゃんに迫られ、生徒会活動中
「…………」
ついに最後まで会長は一言も俺に話しかけなかった。

…そんなに妬くなら活動すればよかったのに…
なんて言えるわけないでしょ…

238笹菜育巳:2012/09/22(土) 00:17:19
九月二十一日
今日はエロゲを買いに行った。
…もちろん水無瀬に嫌な顔されたさ![こんなくだらないものしながらよく学年トップになれましたね。
こんな人と同じなんて鳥肌が立ちますよ]
でもそれを気にしない勝ち組な俺 カッコイー。

【さてそろそろ攻略対象を決めたいのですが誰がいいですか?
まだ書いてない人(飛鳥とか真儀留とかエリスとか)も受け付けますが、BLだけは勘弁です。主人公そっちのけの百合もです。
また、ハーレムルート(同時プレイ)はまだまだ未熟者の僕には難しいですのでなるべく選ばないで下さい。
もし選んでしまった場合は
確実に
杉崎には死んでもらいます。刺されて。
月曜日まで受け付けますので投票よろしくお願いします。】

239笹菜育巳:2012/09/22(土) 00:25:20
【真儀瑠さんの字がちがいました。ゴメーン】

240ウィンター:2012/09/22(土) 23:00:45
うわー久しぶりにここにきました!
まあ、知らない人の方が多いでしょうけど(笑)
これでも、小説書いていたんですよ。
あーそうそう俺的には、知弦さんがよみたいです。

241ウィンター:2012/09/22(土) 23:02:08
まちがえた•••sageときます。

242叉兄:2012/09/24(月) 23:52:28
九月二十四日
今日書くのは今日までのこと…
俺の不思議体験だ…

 土曜日
あの日ほど朝から夜まで混乱し続けた日はなかっただろう…
「何でこんな日に金縛り!?」
今日は昨日買ったエロゲ全ルート開示しなければならないのに…
『まぁまぁ落ち着いて下さいよ』
「うわっ!!何だ!?」
今急に頭の中に声が聞こえたような…聞こえなかったような…
『ここで後者を選択したら私泣きますよ』
やっぱりなんかいるー!!!!
「おおお落ち着け、はっ話せばわかる」
『貴方が落ち着いて下さいよ…』
おっと、俺としたことがついつい取り乱してしまったぜ。
「そんなことより、お前は何者だ?」
『私は月読…ツクヨミノミコトです。この日本の夜と黄泉の世界を担当しています』
「ということは…貴方はか……か…」
『はい、神です(ニコオォォォッ)』
「すいませんでしたッ」
本気で謝りました。
すると月読さん
『別にいいんですよ。金縛りも私のせいですし』
とのことでアッサリ許してくれました。
「ところで何で俺は金縛りに?」
『それは貴方の未来が決まっていないからです』
…は?
『貴方が将来添い遂げる人がまだ決まっていません。』
【文字数足りない】

243叉兄:2012/09/25(火) 00:15:17
『だから今日から貴方は何もしてはなりません』
「何でだよ!!エロゲしてぇよ!!」
『未来の状態が不安定なときにその理由が揺らぐようなことがもしあったら貴方は…』
「…俺は?」
『存在そのものが消えて無くなってしまいます…』
消える。デリート。リセット。バグ処理。
俺の頭は二回目の混乱のピークをむかえて、
「そっか。じゃあ今日は諦めよう」
『………』
何か驚いてる。
「ん?どうかしたか?」
『いやあ、ここまで物分かりのいい人はそういませんから』

そんな訳で。
俺は神様と友達になり、
今日で金縛りが解けて、
 ツッキーは空へと帰っていった…
[共通シナリオ end.]
【皆さんお久しぶりです叉兄です
随分と長くなってしまいました…やはり改良が必要ですねー
さて明日(今日)からはウィンターさんからの要望で知弦さんとのシナリオを書いていきます
が、やはりこのスレ見てる人少ないのでしょうか。書いてる人もいませんし…
少し心配な俺なのでした。
(叉兄はサニイと読む。育巳も郁美もイクミと読む。覚えてね)】

244BONTA:2012/09/25(火) 21:01:22
うわー、職人の皆さん乙です!
自分もできたら小説を書きたいです!
とにかく皆さんがんばってください!

245名無しさん:2012/09/25(火) 22:37:27
hihiさん、俺は待ってるぞ、ずっとな・・・

246笹菜郁美:2012/09/26(水) 00:05:48
9月25日
今日から神様に決められた未来に向かって歩んでいきます。…なんて綺麗事からはじめてサーセンw
まあ確実にハーレムは作れると信じていつも通り生きていくつもりだ。何か変えようとは全く思ってないのでそこんとこヨロシク!

えーっと、日記に何書いてるんだ?俺は。
…今日は学校があった。いつも通り、いつもと同じ様に時間が過ぎていく。
ある場所を除いては。
鍵「あの……」
それ以外「………」
鍵「えっと…」
あれ以外「……は?」
鍵「…何でもないです……」
ミジンコ以外「………」
ここは生徒会室。
俺のハーレム。
…のハズなんだが…。
さっきから空気が重い。
何の議題もなく、
前茶もでず、
ウサマロすらでずに既に30分。
俺には耐えられなかった。
場の重さに。
皆の笑みの無い顔に。
そして何より、
そのきっかけが俺だという変えられない事実に。
鍵「…教室に忘れ物したんで取りに行ってきますね……」
マダ男以外「……そう…」
ガラガラ…ピシャッ。
俺は走り出した。
行く当てなんか無かった。
俺は走り続け、そして、
ドンッ!! 「きゃっ!?」
鍵「すいません周りが見えてなくて実は今凄く悩んでて」
【次レスに続く!】

247笹菜郁美:2012/09/26(水) 00:30:59
謎の人「こちらこそごめんなさい実は今人を探していて」
二人「「あ」」
知弦さんでしたw
鍵「っっっ知弦さん!?どうしてこんな所に?」
知弦「!?っっっべっ別になんとなーく来てみただけよ!?
キー君を探してなんかいないから、勘違いしないでね?イイ?」
鍵「もちろんですッ」
知弦「………」
鍵「……帰りましょうか」
知弦「…そうね」
そうして会議室に戻ると、
会長「二人とも遅ーい!!」
深夏「会議始まってるぞ」
真冬「杉崎先輩も早く座ってください」

そこにはいつものハーレムがあって。
笑顔があって。
鍵「ごめん真冬ちゃん、すぐ座るよ」

そんな生徒会の空気を作れて、
きっと一番に俺のことを心配してくれて、
知床まで探しに来てくれた、
そんな人がいて。

俺は今、幸せだ!!!

【ハイ、今日はここまでですー
私は二回目の登場だけど覚えてるー? 郁美だよ♪
さてさて、今日は知弦ルート1回目ということでしたが、いかがでしょうかー?
この後も知弦さんとの色々な関係を経て、1発かます為に頑張るキー君を応援してね〜!!】

248笹菜郁美:2012/09/26(水) 00:36:40
【BONTAさんへ
なんか、このスレコテハンつけていいの職人だけらしいのー
だからー、書いてから名前つけた方がイイかもー!!
そんな私達も書く前に名前付けちゃってたけどネw】

249名無しさん:2012/09/26(水) 20:14:15
>>248
すみません。新参者なもので。

250笹菜育巳:2012/09/26(水) 23:58:26
九月二十六日
さて今日は何もなかったよー
…嘘だよー スマン眠くてテンションおかしいな。
実際今日は職員(みたいな人含む)の会議らしく、生徒会活動が出来なかった。
だから特に書くことはないかな…    ちょっと待った

ありましたありました!!
朝ですね、下駄箱のトコで知弦さんに会ったんですけどね、
こっち向いた瞬間顔を真っ赤にして向こうに行ったんですよ!!!!
これ確実にフラグですよね、そうですよね!?

……一人で何盛り上がってるんだろ、俺。
【いやいや謝る事じゃないですヨ
書いちゃえば良いんですもの!!】

251笹菜育巳:2012/09/28(金) 00:29:39
九月二十七日
今日は一日ぶりに生徒会活動があった。
いつも通りのメンバー…の筈だったのに、
「……///」
知弦さんが赤くなってた。
なんで?

(おい深夏、なんか知らないか?)
(あたしも聞きたかったんだが。鍵も知らないのか…)
(俺聞いてみるわ)
まずは行動しなくちゃっ!
「知弦さ…」
「…!? ………にゃわッ!?」
にゃわ?
「…大丈夫ですか?顔真っ赤ですけど」
「え? え、ええ、大丈夫よ、キー君」
変だなぁ
「まぁ、大丈夫なら別に良いんですけどね、
俺に出来ることがあれば何でも言って下さいね?」
「…!! あのね、キー君実は私……や、やっぱり何でもないわ」

ますますおかしな知弦さんなのでした。
【さて、明日この知弦さんの言いたかった事を
 聞く
 聞かない
 会長に聞いてきてもらう
さぁ、決めるのはあなただ!!】

252笹菜郁美:2012/09/30(日) 00:24:29
九月二十七と二十八日の狭間
いま、俺は時空の隙間にいる。 何故かというと…
「いやぁ、毎回すまないな」
ツッキーに連れ去られたからだ。
「またかよ!!」
「仕方ないだろ、神様たちの集まり悪いんだからさ。こんなんで面白いのかねぇ」
ん?面白い?
「面白いって何のことだ?」
「いや、何でもないんだ、うん」
今なんか隠したよな…

【これを見ている方(神様)へ
この後の展開をどうするか決めないと、ツッキーが可愛そうです!!
いますぐ前スレを読んで、この後の展開をトーヒョーしてくだい!!!】

253笹菜郁美:2012/09/30(日) 00:25:32
九月二十七と二十八日の狭間
いま、俺は時空の隙間にいる。 何故かというと…
「いやぁ、毎回すまないな」
ツッキーに連れ去られたからだ。
「またかよ!!」
「仕方ないだろ、神様たちの集まり悪いんだからさ。こんなんで面白いのかねぇ」
ん?面白い?
「面白いって何のことだ?」
「いや、何でもないんだ、うん」
今なんか隠したよな…

【これを見ている方(神様)へ
この後の展開をどうするか決めないと、ツッキーが可愛そうです!!
いますぐ前スレを読んで、この後の展開をトーヒョーしてくだい!!!】

254笹菜郁美:2012/09/30(日) 01:22:04
【あわわ、スレが2つも出ちゃってるよぉ!
ゴメーンw】

255叉兄:2012/09/30(日) 23:29:24
【今日は文化祭がありました!!
調子に乗ってマン研部の落書きの所にペンネーム書いてきちゃったwww
叉兄は、こことは別の場所でも(調べても出ねぇよ)使ってる「沙兄」の方も書いちゃった♪
神奈川のとこの学校なので見てる人居たらいいなぁ〜
…ハイ、マジでルート選んで下さいお願いします】

256名無しさん:2012/10/01(月) 22:28:00
会長に聞いてきてもらう

257笹菜育巳:2012/10/01(月) 23:50:28
十月一日
狭間から出てみたら十月になってた…学校サボリかよ…
「こんなんで大丈夫かよ…」
「大丈夫だ、問題な「どこがだよ!!」
「そこは影がチョチョイと」
影って誰!
「まぁ、その間のことも少しずつわかるだろうし。まぁ、こっちの世界的にもなにも変わってないよ」
ツッキー先に教えてくれよ。
「テヘペ「そこ自重しろ」「ぉk」
そんなノリのいい神様が帰って、
今日まで台風直撃だったそうな。 こーゆー事か…
知弦ルート-1END

【名無しさんありがとうございます!
僕は書いてる人と見てる人が居て初めて
話しってできると思うんです。
これからもルート分岐が多々あると思いますが、暖かい目で見てくださ〜い☆

…ソコォ!!ギャルゲっぽいとか言うな!!気にしてんだよorz】

258笹菜郁美:2012/10/03(水) 00:30:10
10月2日
今日は久々の学校だ!
「よっしゃあ!! 今日も一日頑「五月蠅いわね杉崎!!(難しい言葉も使えるインテリな私♪)」
会長にメッチャ怒られました。
「あれ?会長、知弦さんと一緒じゃないんですか?」
「杉崎見つけた途端に走って行っちゃったよ?なんかしたの?」
「俺も知らないんですよ。
そうだ!会長から何か聞き出して下さい」
「知弦に?難しいと思うんだけ「ウサマロ袋ごとあげま「私頑張るよ!!」
扱いやすい人ですね、この人。
「でもさ、今日聞いたらあからさま過ぎるかな?」
「そうですね。う〜ん、明日聞いて下さい」
「わかった!!報酬忘れないでね☆」
…かわええ〜。

【さてさて皆さんこんばっぱー!郁美だよ☆
3回目だけどどうかな?上手いかな?
私たちが書いてるからって待たないでいいから、
書き溜めしてる人は出しちゃっていいよ♪
次回は初!知弦視点で書くよ〜
…嘘だよ☆
明日書く人によるんじゃないかな?

あとさ、私たちの小説って自己満なのかな?
あまり批評がないし、
住人さんも居ないんじゃないかなって、心配です。
人が集まるまでは頑張りたいけど、誰も見ないかもしれない文章を書いてくのは心が折れそうです…】

259叉兄:2012/10/03(水) 23:20:49
知弦side

十月三日
今日は疲れた… 眠い…
………
……はっ …今何か昔の人が乗り移っていた気がするんだけど…気のせいよね?

今日はいつもの様にアカちゃんと登校したわ。
普通に授業を受けたわね。
ただ、休み時間だけはいつも通りとはいかなかったわ。
まさかアカちゃんから
「知弦、杉崎と何かあったの?」と聞かれるなんて、驚きすぎて食堂のお皿を割るところだったわ。
「何でそう思うのかしら、アカちゃん?」
「だって、杉崎とだけは目を合わせないし、逃げちゃうし、杉崎も心配してるんだよ!?」
そこまで言ってから
「…あ!今の杉崎も心配してるって所なし!!」
もう一回言ってどうするのよ…
「あぅ…杉崎に怒られちゃうよぉ…」
「…わかったわ、杉崎に土日空いてるかしら?って聞いてきて?アカちゃん」
「…わかった!」
「うん、いい子ね。よしよし」
アカちゃんには悪いけど、カー君とはまだ直接話せそうにないわね。

どうやら私は、
キー君のことが好きみたい。

【皆さんこんにちは叉兄です
初めて知弦さん視点でものを書きましたが…いかがでしょうか?
結構語尾が危ういのですが…まぁ気にしたら負けですよね!
次回もお楽しみに!】

260笹菜育巳:2012/10/05(金) 01:30:29
杉崎に戻ります

十月四日
「で?」
俺は話が上手く飲み込めないでいた。
「…とにかく、今週の土日空いてるか聞いてきて?って言われただけで、教えてくれなかったの」
「…下手「何か言ったかしら?」「いえ何も」
変なところだけ知弦さんそっくりだよな…
「で?なんて答えるの?」
「そうだなぁ…予定確認するから明日答えるよ」
「分かったわ。早くネ☆」
…さあ、急いで予定をキャンセルしなきゃ♪

【皆さんおはこんばんちは〜 育巳です
見て分かる通りここは選択肢です
 予定がない
 予定がある
以上の二つからお選び頂けます。
しかし、当日までに決定しなかった場合
 知弦が病む→鍵をグシャッ→くりむが止めて身代わりに
→「鍵は目の前が真っ暗になった…」
みたいになりますのでご注意を。ではでは〜】

261名無しさん:2012/10/05(金) 01:44:29
予定がある

262笹菜育巳:2012/10/06(土) 00:23:28
【マジかw
鍵に茨の道を歩かせるとは、あなたって人は…
いいと思いますよw】
十月五日


間に合わなかった。
ただそれだけだった。

折角知弦さんから誘ってくれたのに。
きっと何か伝えたかった筈なのに。
俺は…
………
……ドンッ!!
「きゃあッ!?」
「すいません俺ちょっとボーっとし「キー…君?」
え? まさか?
「やっぱりキー君ね!」
フラグキターー(もちろん死亡フラグ)!!!!
「知弦さん…あの、」
「? どうしたの?」
「…明日のことなんですけど」
「!?…あぁ、あれね」
明らかに顔が赤くなった。…俺はこの笑顔を裏切らなければならない。
と、「やっぱり無しでいいわ」
「……は?」
「アカちゃんを通しちゃったせいで『私も行く!! …え、えっちぃことしないか見張るだけよ!!』
ってうるさいのよ」
「…はは」
「だから明日は無し。」
「そうですか…(よっっしゃぁぁぁあああああ!!!!!!)」
「でも私からキー君に言わなきゃいけないことがあるわ…」
何だろうか?
え? 顔真っ赤ですけどまさか
「あのね…」
これってこ…こ……
「…キー君の…」
告白じゃないか!?
「ズボンのチャック空いてるのよ!!///」

263笹菜育巳:2012/10/06(土) 00:34:11
「マジかああああアァァァァァァアアアアアアア!!!!???」

その場から瞬歩で逃げましたwww


【ハイハーイ前回に引き続き育巳でーす
今回こそは一レスで!と思っていたのですが少し足りませんでしたね。
次回は土日挟んで月曜日の予定です。が、暇だったら土日も書くかもです。
多分そろそろ知弦のライバル的な人を出して、
知弦は彼女か愛人かを決める話になると思います。
ライバル(展開によっては彼女)候補を今日から募集するので
使ってほしいキャラがいたら書いて下さい。
では、まったね〜!】

264叉兄:2012/10/09(火) 00:48:54
十月○○日
今日は□曜日。
だが。
………
「休みだっただと!?」
普通に登校しちゃいました。
「これは…カッコワルイな…」
と、
「?門が開いてる…」
中を確かめなくては!!
この時俺の心に警察を呼ぶという考えが浮かんでいれば…


ナレーション
「…で?」
黒い髪の美少女は問う。
「もちろん順調ですよ?」
一見病弱そうな乙女はそう答える。
「でもさ、暗示なんかで本当に学校に来るんだな」
いかにも元気っ娘というような少女がため息を吐きながら言うと、
「さすが杉崎ってところね」
この場には不釣り合いな体型の幼女が[誰が幼女よ!?]楽しそうに言う。
ここは生徒会室。
の裏にある空間。
部屋の壁が外せることに彼女達が気づいたのは五日ほど前。
そこには歴代の生徒会役員の私物の倉庫だった。
ブラシや雑誌、歯磨き粉やブルマに至るまで、
まるで魔物の巣窟だった。
今ここには学園中のカメラ映像が映っている。
「あ、いた」
その中に彼は、
杉崎鍵はいた。


【皆さんお久です沙兄です
ちょっと今回は趣向を変えてみまして、
 なんと今回は長編ですいぇーい。 はい。
そのため、今回から少しの間、時間が進みませんのでよろしく!】

265笹菜郁美:2012/10/10(水) 00:52:19
鍵サイド
「も〜一体なんだってんだよ!?」
俺が学園内に侵入してから既に一時間。
まだ人間には遭遇していない。が、
「マジでさっきはビビったなぁ」
急に電気がついたり、
エレベータが動いたり、
テレビが映っていたり。
「絶対誰かいるはずなん『ピンポンパンポーン↑』
ちょ、マジで怖いって
『生徒の皆さんに連絡をします。
ただいまより、補習授業を行います。
今回は、学園内に存在する生命に危険を脅かさないように怖がらせる実習を行います。
受講者は、生徒会室前に集まってください。ピンポンパンポーン↓』
………
………
「…や、」
「いやあああぁぁあああああ!!!!!」

ナレヱション
「ねぇ知弦、何でここにしたの?」
幼女は黒髪に疑問を聞く。
「そんなの決まってるじゃないですか。
ここに集めれば杉崎先輩は当分ここに来られませんからね」
答えるのは病弱な乙女だ。
「それにあたし等もコスプレしやすいしな」
少女はなぜかやる気に満ち溢れている。
「ククク、これからキー君はどうなるかし「「ちびるよ(るな/りますね)」」
美少女は一人微笑んでいる。
「フフフ…ショーの始まりよ!」


【ハーイ郁美だよ。今日は字数足りないの】

266笹菜郁美:2012/10/10(水) 00:57:50
【いやいや、やっと1レスにまとまったのだよ。憑かれた…
んとね、次回は鍵が泣く! ちびる! そして新たな力に!?
…みたいな感じになるよ。話の流れ的に。
ではでは、まったね〜!

…これ書いたら2レスなんじゃね!?】

267笹菜育巳:2012/10/10(水) 23:50:11
種明かし編

「ハァ…ハァ…なんなんだよ、クソッ」
………
…今回ばかりは真剣に恐怖しかなかった。
理科室の骸骨。
音楽室のピアノ。
壁から三個目のトイレ。
教室の掃除ロッカー。
そして。
「ゾンビの走る廊下って…」
なんかかわいいコスプレした人とゾンビが追いかけっこしていた。
「あのコスプレ、関係ないんじゃないか?」
そんなことをつい口にして、
「!?」
気づかれてしまった。
…コスプレに。
………
で、走ったという訳『ピンポンパンポーン↑』
またかよ…
『杉崎さんお疲れさまでしたw』
…は?
『種明かしをするので生徒会室に来てください。ピンポンパンポーン↓』
………
「……行くか…」

〔カチャ…〕
………
…誰も居な〔ガチャッバターン!〕「ウワアッ」
「…」
さっきのゾンビとコスプレだ…
「…」
「…」
「…プッ」
「へ?」
「ククク…アハハハッあたしだよ鍵、わかんないか?」
「…み、深夏!?」
じゃあゾンビは…
「フッフッフ、お前にはわか「小さいから
会長だよな「そんなことで気づくなバカァ!」
それより知弦さんと真冬ちゃんは…
「私達はここよ?キー君」
【次レスに続くっ】

268笹菜育巳:2012/10/11(木) 00:14:09
「いつの間に部屋に入ったんですかッ」
「あら、キー君が来てから壁抜けしてきたの「嘘だッ」
「本当ですよ杉崎先輩、真冬たちは壁抜けしたんですよ」
…訳がわからないよ。
「何でみんなで俺のこと怖がらせるんだよ?」
「あら、まだ気づいてないの?」
「杉崎の鈍感」
「鍵のバカ」
「スケベ」
「「「「変態」」」」
「今のいります!?」
「…まぁいいわ、気づいてないなら教えてあげる。」
なにに?
「実は私達、…死んじゃった♪」
…は?
「つまり、お前が見てるのは実体のないものだ」
「杉崎先輩なら見えると思っていました!」
え?
「キー君、結局言えなかったけど、私は貴方が…好きだったわ。ううん、愛していたわ」
え?え!?
「でもこれでお別れ。なんか楽しくしたかったし、ハロウィーンも近いじゃない?だからお化け屋敷みたいにしたんだけど…」
「まぁあたし等自体幽体なのにな」
「…とにかく、…ここでサヨナラよ、キー君。」
「楽しさを」
「勇気を」
「優しさを」
「そして…愛を、あり…がと……う…」
「知弦さん!?」
「とって…も………楽し…かっ……たよ……」
そして知弦さんは俺にキスをして
静かに消えた。
【もうちょっと続くよ】

269笹菜育巳:2012/10/11(木) 00:27:17
……それから12○00年の時がたった(碧陽がそんな昔にあるのかは知らん)。
「みんな好きです。
超好きです。
みんなつき合って。
絶対幸せにするから。」
きっと、


【ハイ、長かったですねェ。
これは僕が所属する音楽サークルの曲をいじったものです。
本来夢落ちなんですが、雰囲気ぶち壊し確実なので止めました。
次回からはまたいつも通りやる…かな?
とりあえずライバル大募集です。
早めの返答心よりお待ちしております。
ではでは、バッハハ〜イ】

270叉兄:2012/10/12(金) 00:07:54
十月十一日
日記書くのは久しぶりだな。
ちょっとハードなことが色々あったんだようん。
さて、俺はいま秋休みで(碧陽に秋休みあるかは知らん)、
バイトに忙しいorz
特に楽しいことも無いしなぁ……
明日は知弦さんでもデートに誘ってみようかな〜

【ハイ、今日はただの繋ぎです叉兄ですよ〜。
…だってまだライバル決まってないんだもん!
全く…早く決めてよねっ///】

271杉崎:2012/10/12(金) 00:17:58
【すいませんちょっと違うキャラでしたね、あれはボケただけなので気にしないでください】

272名無しさん:2012/10/12(金) 23:39:41
ライバルは飛鳥でお願いします。

273ヤクザ:2012/10/14(日) 07:32:19
鍵×リリシアみたい.....でも書くのは今はだりぃし...

274 ◆2//j1Jv8ms:2012/10/15(月) 00:54:57
全くスレに関係ないけど、最近文を書こうとしてもスランプだし
それ以前に駄文だし遅筆だし生存読み返さなきゃだしって思うと
なかなかかけないのよね(´・ω・`)

そういう時に何か対処法っていうかアイデアを生むコツみたいなのって
あるのかしら?(´・ω・`)

275笹菜育巳:2012/10/19(金) 00:07:41
お久しぶりです育巳です〜
ちょっと別の職人達とやってるネットサークルで時間取れませんでした…申し訳ない♪
この後も、生存を最後まで読み切れていないことが判明したので
とりあえず最後まで読んでみるから、しばらく空きます…面目ない♪

上の人へ
結構駄文だと思ってる(エロがないし)僕がアドバイスするのもあれなんですけど、
コツとしてはまず、世界観を掴むことが大事だと思います。
それが掴めれば、どんな展開が来やすいかが判るので。
最悪、そこを自分で創れさえすれば、何とかなるんじゃないかな?
あと、生存はパロディーが多いから、自分の趣味ぶちまけても
わかればokみたいだから、そういった進め方も僕は試してるよ?(269辺り)

たまにオリジナルにキャラ崩壊させてみたいな〜って今は思ってる
そういうしょーもないことから、作れる作品もあるんじゃないかな?

…なんかマジレスごめんね?

276笹菜育巳:2012/10/19(金) 00:17:14
ところで俺の小説って
面白いですか?
一応人に見せる話書いてるのここだけだから、批評が欲しいのですが…
まあ早くエロパート書けって言われますかねー…
だ、だって恥ずかしいもん!
周りに情報が少なすぎるんだよ!!
誰かエロパートの書き方を教えてくれ…(人に教えておいて)

このまま行ったら
「お前はssスレに逝け」って言われるレベルだよw

277一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2012/10/21(日) 02:30:50
どうも、一存アニメ見てからニコ動で暇してたらこの時間だよ! おひさです。
受験勉強ってどうやったらいいんだろうね
早く抜け出してSSの続き書きたいお(泣)
>>276
うん、妄想。妄想……。
後、下手でも書き続けることでしょうな、うん。

最近PCにすら向かい合ってない俺の言うことじゃなかったね。

278名無しさん:2012/10/21(日) 08:54:13
一星龍さん 飛鳥をお願いします!

279笹菜郁美:2012/10/30(火) 23:55:54
やほーい、郁美だぉ!
最近過疎ってるみたいだから、上げつつとりあえずの近況報告〜 パチパチパチー

生存について
えとね、昨日九重読み終えましたー。
でも、十代が誰かに借りられてる(学校の図書室で買ってもらった)から、もうチョイかかるかと思う

創作関連
中学の後輩から二次創作の小説のメールがきましたー。
返信に此処のこと書いたけど、果たして読んでくれたのでしょうか?
気になりますな〜。
で、もし読んでたら郁美の知ってるあだ名でレス書いてけれ!
…っと、このスレはコテハンは職人のみだっけ。
じゃあ、本文の始めに書いてくれ!

その他の活動
31日に、マイナーな動画サイトに音楽出しまーす。
時間は確か10時20分から30分間です。
題名は
 夢見るカボチャ〜Trick Or Love〜
です。
あ、動画の題名とは違うからね!オープニングでこれがでるってだけの話だよ。
実際のところ、郁美は投稿する担当の人と仲良くない
というか知らない人だから、分かんないんだよね。スマーン

…ふぅ、書くことはこんなもんかな。うん。
次までには多分読み終えてると思うので、一応次回書く人(郁美じゃない人がいいなぁ)に期待!!

280叉兄:2012/11/04(日) 00:13:33
久しぶりっす、叉兄っす。
いやーやっと本編読み終えましたよー

…知弦さんと杉崎って、
ガチエロ書けないじゃないですかッ!!!!

何すかあの最後!ドーテー予約ってw

すなわち
毎回ギリのところで終わらせるのを少なくとも二月までやらなければならんだとォ!!(飛鳥含む)

…なるべく本家の世界観の中で書きたかったのですが、仕方がないです。
ここからは、コレ見てる全ての人と創って行きますよー
皆さんヨロシク!
で、決意新たにしたんですが、
最近現実世界がいろいろする事あって、前みたいに毎日は来れそうに無いです。なので、俺等が居ない間に今後のコンセプト等決めて貰えると助かります。
とりあえず、知弦さんと飛鳥の対決シーンについて、
サブキャラ(生徒会メンバー含む)を消し去るか残すか、
根本的にコレの着地点はどこか
について決めておいて頂けると助かります。
皆様の清き(このスレで清いレスなんか無いかw)意見をお待ちしております。

281名無しさん:2012/11/10(土) 09:45:21
ここは何時からブログになったんだ?
近況報告とかいらないから。書き終えてからが基本だろ

282名無しさん:2012/11/11(日) 14:15:08
それはそれで俺は好きだけどな

283名無しさん:2012/11/11(日) 16:46:28
>>281禿同
正直、なんたら龍と一緒で言ってる事つまんない

284名無しさん:2012/11/12(月) 23:23:23
>>281
このスレがだいぶ過疎ってた時期からこんなもんだった。
日記的な書き方してたが、素人らしいからネタ尽きてスランプ気味なんだろ
来てなかった奴に文句垂れる資格ないよ
なんて肩を持ってみたが実際早く書いて欲しい

285名無しさん:2012/11/14(水) 05:07:56
まとめwiki数年前から更新されてないけど、勝手に更新しちゃつてもok?

286名無しさん:2012/11/14(水) 06:48:32
ok!!

287名無しさん:2012/11/15(木) 22:42:03
>>285
更新できるの?
できるのならよろしく

288名無しさん:2012/11/15(木) 22:54:03
>>283
だったらこういうの書いて〜とかいってればいいんじゃないの

289赤ずきん:2012/11/16(金) 20:37:57
はい、駄文小説で定評のある赤ずきんです!初投稿だけどNE!
…ふざけてないで書くか……

〜鍵サイド  自室にて〜
「7月18日  生徒会での深夏の様子が少しおかしい。いつものあの元気で可愛い深夏じゃなくて、何か話していても上の空、しかも急に俺をじっと見つめたと思ったら1人で何か呟いている。」
「7月19日  やっぱり深夏がおかしい感じがする。俺が聞いてみても、「なっ……何でもねぇよっ!!」とか言うだけだ。体調でも悪いのか?」
「7月20日  今日は珍しく、深夏が学校を休んでいた。生徒会で真冬ちゃんに聞いてみると、体調不良らしい。ハーレム王なら、もっと早く気づいてあげればよかった。」

「……よし、と」
俺は書き終わった日記を見て、はぁっとため息をつく。
この日記は、いつから書き始めたものだろうか。
……確か、みんなと出会った4月からかな。
俺は4月頃からこの日記を書いていた。始めは会議の内容等をまとめていたが、止めた。俺の視点で、俺の言葉であのハーレムでの出来事を書き綴ろうと思ったからだ。
でも、最近はハーレムメンバー全員ではなく、特に深夏の事を書いていた。
なぜかは知っている。
でも、俺はあのハーレムを守らないといけない。昔と同じ間違いは二度と繰り返さない。
そう、二度と。
「はあ……」
もう一度大きなため息をつく。
「………寝るか」
そう呟き、布団に潜り込んだ。
明日は、この事は考えないでおこう。
みんなと笑顔で過ごすために。
NEXT-----------

290赤ずきん:2012/11/19(月) 00:17:19
NEXT!↓-------

〜鍵サイド  2-B教室〜
「ふぁ〜〜…」
思わず大きなあくび。
やっぱり昨日遅くまで起きてたからか?
結局、昨日はなかなか寝付けなかった。どうしても深夏の事が気になってしまう。きにしないようにすると、今度は他のハーレムメンバーの事を思い浮かべてしまう。…なんなんだ、俺は?
でも本当に深夏はおかしかった。今日もまた休んでいる。
(今日は授業午前中だけだし、生徒会もないから深夏ん家行ってみるか…)
そう思っていると、数学の先生が来た。
3時限目の始まりを知らせる鐘がなった。


〜深夏サイド  自室〜
あたしは窓から差し込む光に気付き、目を開けた。
(もう昼か…)
ぼんやりとした頭で、そんなことを考える。
こんなに学校休んで、生徒会のみんなはどう思っているんだろう?会長さんや知弦さん、鍵…
「……っ!」
なぜか鍵の事を考えた瞬間、心臓が跳ね上がるぐらいにドキッとした。
「〜〜〜っ!(\\\)」
理由は分かっている。

あたしはあいつ、鍵の事を好きになってしまったからだ。

なぜなのかは、分からない。でも、あたしは鍵と出会って、鍵と過ごして、鍵と笑っ
ていくうちに、どんどんあいつに惹かれていった。
その気持ちが集まっていった。最近になると、その気持ちはあふれだしそうになってしまった。
でも。
でも鍵は…あの生徒会を何よりも大事にしてくれている。それをあたしが自ら壊してしまっては、いけない。
けれど、あたしだって女の子だ。好きな人は自分だけのものにしたい。
なら、あたしはどうしたらいい?

「…んっ…は、あ…」
ゆっくりと胸を揉みしだく。思ってたより気持ちいいんだ、これ。
下着をずらし、乳首をつまむ。
「くぅ…んっ」
乳首は固く、少し触っただけでもかなり快感が走る。
そのまま転がしたり、つついてみたりと弄ぶ。
そのうち片手を秘部へ移動させる。
「!?…あ…」
そこは少し胸を弄んだだけでぐしょぐしょに濡れていた。
布の上から秘裂をなぞってみる。
「………っっ!!!」
布は秘部とこすれ合い、新たな快感を生み出す。
「これ…邪魔だな…」
そう呟きながらショーツをずらす。次は直に秘部を触り、ゆっくりと指を滑らせる。
「…っく、あっあ…」
そうしていると、秘部の一番敏感な場所に当たった。今度はそこを重点的に攻める。
「はぁ…んっ…あぁっ…!」
くちゅくちゅと淫らな水音が部屋に響く。
「…んっ、あっあ…んんんぅっ!」
体が小刻みに震え始め、息も荒くなる。
あたしは勢いに任せて胸と秘部を激しく攻める。
「んっ、はっ…ああああぁぁぁぁっ!!」
そのままあたしの意識と理性は、絶頂の彼行へと吹き飛ばされた。
NEXT-----

291名無しさん:2012/11/19(月) 17:26:05
泣いた

292赤ずきん:2012/11/19(月) 21:44:16
よければ感想など

293名無しさん:2012/11/19(月) 23:43:31
クソワロタw

294赤ずきん:2012/11/21(水) 22:44:25
誰が。何が。それを言おうか。

295名無しさん:2012/11/23(金) 18:49:07
上に同じく

296名無しさん:2012/11/25(日) 00:42:40
>>290とりあえず、途切れ途切れじゃなくて一気に投稿しようか?

297笹菜家の人々:2012/11/27(火) 23:26:53
学校がテスト期間なので久々に来れました〜
赤ずきんさんgjです。

僕らはいま、今までの話完全無視でファンタジー書いてます。
…エロじゃないです。すいません。
しかし、二次創作関連スレでちゃんと機能してるのはこのスレだけなので、
此処に落としても良いでしょうか?

298名無しさん:2012/11/28(水) 01:21:50
>>297
いいと思いますよ! 是非見してください!

誰か水無瀬と杉崎がヤる創作作ってくれませんか?

299名無しさん:2012/11/28(水) 05:51:05
MNS姉貴のスレが一年跨ぎで書き込まれたり、最近はどうなってるんすかね・・・

300赤ずきん:2012/11/28(水) 21:59:32
>>296
了解です!
量的にはどうしたらいいですか?

301名無しさん:2012/12/01(土) 12:27:34
一星龍さん、深夏お願いします。

302名無しさん:2012/12/01(土) 16:58:12
誰かいませんか?

303名無しさん:2012/12/01(土) 17:57:53
久しぶりにきたけど、過疎ってるなw

304名無しさん:2012/12/02(日) 01:10:49
俺のおっぱいのせいか・・
もっともめえええええええええ

305名無しさん:2012/12/02(日) 01:24:44
誰か、なんか書いて下さい。

306名無しさん:2012/12/02(日) 01:30:45
今、ここ見てる人います?

307笹菜家の人々:2012/12/02(日) 19:52:00
居ますよー
今考えてますからしばし待たれよ

308名無しさん:2012/12/02(日) 20:09:38
お願いします。

309笹菜家の人々:2012/12/03(月) 00:05:54
みなさんこんばんわ叉兄です。
前から告知したように、そろそろファンタジーを此処に書きますが
話を書く上で、皆さんに伝えておくべき事があります。
まず、今回の話は
SunnY Side StorY
というコテハンからだします。今使ってるやつは、皆さんと話し合う時に使います。
次に、かっこの使い方です。
「」は会話
()は気持ち
[]は音
『』は会話中の会話
【】は話に関わらない登場人物
です。最後のは、天の声というか筆者の心の叫びみたいなのになる予定です
最後に、ファンタジーを書くにあたって、
オリジナルのキャラの出現や、
世界観の崩壊はまぬがれません。おそらく。
随分長く書きましたが、よろしくお願いします。

とりあえずプロローグは世界観説明で良いですよね?

310名無しさん:2012/12/03(月) 00:10:44
OKです。
がんばってください。

311名無しさん:2012/12/04(火) 00:59:27
誰か〜〜

312SunnY Side StorY:2012/12/04(火) 23:01:23
遠い昔、或いは少し先の世界のお話。
ある日、神様は世界と呼ばれるモノを創り出しました。たくさん創りました。
神様は、それぞれ違った形の世界に、同じ形の命を入れました。
それは、神様の遊び。色々な世界を創り、潰し、混ぜ、割り、止め、そして始め直す。
永く残り続ける世界事象の開発が、神様の趣味であり、またすべき事でもありました。
【ふん、この世界は長くは保たないな】
今、ある世界が廃棄されようとしています。
【しかし、潰してはもったいないな。
この世界では面白い事象が沢山観れた。記念に残して置こう。】
この日、その世界では2012年3月20日。
その世界は最終日のループを開始しました。

313SunnY Side StorY:2012/12/04(火) 23:10:07
こんな感じです。
とりあえず、誰か行方不明にするつもりなので
消して欲しいキャラがいたらお書き下さい。
嫌いなキャラでも良し、フェードアウトさせたいキャラでも良し、後から急展開で復活した時を考えて押しキャラでも良し。
ただ、杉崎は消されるとまずいので、【なるべく】止めて下さい。
明後日ぐらいまでに書いて下さいね♪

314笹菜家の人A:2012/12/04(火) 23:19:30
原稿にミスがありました。
下から二行目

この日、その世界では2012年3月20日。

この日、その世界では2013年3月20日。

に訂正します。
過去のこと書かれても親近感沸かないもんね!
というわけで、
脳内変換よろしくしま〜す。

315名無しさん:2012/12/05(水) 00:04:49
OKです。
消すなら真冬で。
復活したときおもしろそう
がんばって!

316笹菜家の人々:2012/12/05(水) 22:23:05
>>313
コテハンマルガリータ!
…はい、すいません。コテハン間違えてます。
>>316
声援ありがとうございます!
そうですかー、マフー消しますかー。
主要キャラ消しますかー、そーですかー。
…いーですね!面白そうです!

※我々笹菜家の一族では、行方不明にするキャラを探しております。
主要キャラ、サブキャラは問いません。
目撃した【思いついた】方は、至急このスレにお書き込み下さい♪

317笹菜家の人々:2012/12/06(木) 22:34:21
ハイ、受付終了でーす
今回は一人ですねぇ。
ROMってるだけで、観てる人はいると信じて
マフー消しながら頑張りますよー!
むっふぅー!

318名無しさん:2012/12/07(金) 00:54:18
がんばって下さい!
期待しています!
最近、人少なくないですか?

319SunnY Side StorY:2012/12/07(金) 21:21:50
「時には人生をやり直すことも大事なのよ…」
いつものように会長が小さな胸を張って…いなかった。
それに対して俺は大分だらけたように返す。
「そうは言ってももう3日目ですよ」
会長は一瞬うっと詰まったが、
「でも!せっかく同じ日が出来るならやれることをやらないと…」
「アカちゃん、その言葉も2回目よ」
知弦さんが楽しそうに会長を止めた。
「けどよー」
乱暴に話し始めたのはは深夏だ。
「同じ日だからこそ出来ることってなくなくないか?」
「お姉ちゃん、なくが1回多いですよ」
真冬ちゃんが的確な突っ込みを入れていた。
「あら、そんなこと無いわよ?出来ることはあるわ」
知弦さんが真冬ちゃんを無視して話しを続け始めた。
「何ですか?実際明日でもいいことばかりじゃ…」
「私ね、この3日間で分かったことがあるのよ」
その言葉に会長が反応した。
「そういえば知弦元気だよねー。関係あるの?」
「まぁ、一応はね」
知弦さんが不敵な笑みを浮かべる。

320笹菜家の人々:2012/12/07(金) 21:24:33
もうちょっと続くけど次は深夜帯でーす
ごめんねぇ

321笹菜家の人々:2012/12/08(土) 00:12:58
「どうやら、夜12時を過ぎると物体の状態が元に戻るみたいなのよ。
つまり、壊れた物が直ったり、今日つくった傷が癒えたり、
グチャグチャになって死んでも体はきれいになったり、
心も体もボロボロでも体力だけは回復したりするのよ」
「でも、真冬がパソコン改造するために分解した時は、
直りませんでしたよ?」
真冬ちゃんが反論すると、
「うふふ、真冬ちゃんは『分解』したのであって
『壊した』訳ではないのよ?
ネジとか液晶とか割ったり曲げたりしたの?」
「そ、それはしてないですけど…。
あ、そういえばですね、この…」
「なぁ知弦さん、今言ってた事は本当なんだよな?」
急に深夏が話し出した。
「ええ、私の奴隷の多くで試したんだもの、
間違いないわ」
隣で会長が「だから最近元気だったんだ…」と
おびえているが、今はいったん気にしない。
だって…
「よっしゃあ!じゃあちょっとぐらいなら
鍵を殴りすぎても大丈夫だな!」
「いやだああああああああ!」
こっちはこっちで軽ーく死亡フラグ立ったところなんですもの。


この時、俺達に気づく事ができていれば。
真冬ちゃんの話したかった事に。


次の今日。
真冬ちゃんがいなくなった。

322笹菜家の人々:2012/12/08(土) 00:36:42
すいませーんまたコテハンミスです。上のスレは
SunnY Side StorYの作品です。訂正。
これでとりあえず1話目終了と言ったところでしょうか。
最後の流れは無理矢理感が漂いますが、
気にしたら負けだあ!【オイ】

うー、勝手に書けるって以外と楽ですねー。
前書いてたのは話がすぐ尽きましたからねぇ、うん。
これからもどうぞよろしく。

さて、次回からマフー探しの旅になりますが、
1:校内
2:町中(残念ながら勝手に書きます)
3:日本のどっか(多分私が住んでる神奈川県の北東部)
4:すぐに別世界へLet's Go!
のどれにしましょうか?
どれを選んでもすぐにオリキャラ出現→別世界へと参りますが。
今回も明後日を期日としたいのですが、
日曜日はPSPが使えるか分からないので、
私が締め切りのスレを出すまでとします。
今回はたくさん来るといいなぁ…

それでは皆さん、駄文ではありますが読んで下さりありがとうございました。
…ちゃんと続きますよ?引退とかじゃないですよ!

323名無しさん:2012/12/09(日) 00:33:54
駄文なんてとんでもない。
すばらしいです!
まぁ〜4ですね。
続きがんばって下さい!
長々とすみません

324笹菜家の人々:2012/12/10(月) 19:50:00
はいここまで〜
ってまた一人ですかッ!?
やっぱり需要無いんですよねー
でも、一人居れば十分書く理由になるよね!
というわけで、今から書きますので。
これからも笹菜家をよろしく!


興味のない皆様へ
エロスレでエロを書かないイレギュラー、笹菜です。
皆様には多大なるご迷惑をおかけしております。
私は、生存がまた流行りだしたときに、二次創作スレを一つでも残しておこうと活動しております。
エロスレを選んだのは、このスレだったら新しい職人も増えやすいだろうと思ったからです。
ですので、アニメが始まった今、このスレが本格的に活動再開するのも時間の問題です。
しかし、それまでの間は、
つまらないかもしれませんがお付き合い下さいませ。

長文かつマヂスレ申し訳ない♪

325赤ずきん:2012/12/10(月) 23:13:34
乙です!超楽しみなんで頑張ってください!

俺も続き書きたいけどあんまり感想もらえないなー…
やっぱり俺の駄文過ぎますかね?

326笹菜家の人々:2012/12/10(月) 23:36:19
そんなこと無いよー!
あんなにgj貰ってるじゃないですか?
近頃はホントに住人少ないみたいなので、ガンガン書いちゃっておkですよ。
俺は楽しみにしてますよ!!

…頑張って書こ……

327hihi:2012/12/12(水) 19:35:35
どうもみなさんお久しぶりです。( ´□ω□`)
長い間小説をほったらかしにしていて失礼しましたm(_)m

暇見つけてゆるっと書きますのでよろしくお願いします。
新生徒会の一存を今日拝見しましたが、まさか水無瀬のお父さんがあんな人とは・・・・・・Σ(゜Д゜;)  ガクブルガクブル

今後ともよろしくお願いします。

328名無しさん:2012/12/12(水) 21:16:51
hihiさん復活!!これからも良い小説お願いします!!

329名無しさん:2012/12/14(金) 22:13:40
ひさしぶりにこれました。
職人のみなさんがんばって下さい。
笹菜家の人々さん、質問に答えたのどちらも僕です。
僕の答えでストーリーを決めてしまってすみません。
そして、長々とすみません。

330笹菜家の人々:2012/12/16(日) 12:29:41
大丈夫だ、問題ない。

331赤ずきん:2012/12/16(日) 21:57:14
先生…エロが……書けないです…(かくり)

332名無しさん:2012/12/17(月) 02:40:43
立て、立つんだ赤ずきん!

333hihi:2012/12/17(月) 17:19:23
では続きの方を一つ。


「! け、ケン! この……!」
「何するのキー君!」
「せ、先輩?」
「杉崎?」

もう、俺は好きな人に対して自分の気持ちを偽るのをやめることにした。

「……みんなごめん」

俺がぽつぽつと言葉を出し始めると、騒いでいた四人はおとなしくなった。

「……俺、ハーレムを作るだとか言っておきながら、全然みんなの気持ちを考えていなかった。」
「「「「………………」」」」
「だけどな、俺にとってはみんなが大好きなんだ。 誰か一人かけていてもダメなんだよ。だから俺は今こそ自信を持って言うよ。」

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

「みんな大好きだあ! 俺と……、俺と付き合ってくれ〜」

我ながら何言ってんだこいつというようなセリフであった。
だが、そんなことはどうだっていい。 今はとにかく、自分の気持ちを素直にぶつけたのだから。

「…………ププッ」
「…………え?」

気づいたら、さっきまで烈火のごとく起こっていた深夏が、呆れて笑っていた

「……鍵。 やっぱりお前はそう言う奴だと思ったよ」

深夏の一言を皮切りに、みんなもやいのやいの言い始めた。

「先輩。 その言葉確かに聞きましたよ。 ……真冬たちの気持ちを裏切ったら今度こそ許しませんからね」

「キー君、私はあなたに一度傷をつけられているのよ。 ……心のね」
「っ!!」

心の傷と聞いて、俺は身構えてしまった。 知弦さんは、中学校時代にいじめにあって、トラウマを持っていたのだから。

「…………すいませんでした」

俺は一旦体を起こし、これ以上ないほどの土下座をした。 たとえ知弦さんが許してくれなくても……。

「杉崎。私、男の人に抱きつかれたの初めてだったんだよ」

会長の言葉に俺は一瞬びくっとしてしまう。 ……がしかし、次の一言は、俺の予想を上回っていた。

「でもね、私は嬉しかったよ。 杉崎はやっぱり杉崎なんだって。変わっていなくて」
「……会長」
「‥‥‥‥‥‥‥鍵」
「な、なんだ?」

深夏がいつになくしおらしい声で言ってきた」

「……今ここでしよう」
「……は? なにを?」

そう俺が聴いた次の瞬間。 俺はベットに仰向けにさせられると同時に、衣服を脱がされた。



(=ω=;) よし、とりあえずこんなところです。 やっと濡れ場に入れる…………。

334名無しさん:2012/12/17(月) 20:58:43
続き期待してます!

335名無しさん:2012/12/18(火) 20:54:13
hihiさんの小説大好きなんだよ俺・・・!

336赤ずきん:2012/12/18(火) 22:11:52
皆さんに質問です!
これからのルートなんですが……
•2年B組での描写しながら深夏ルート
•真冬ちゃんも入れて軽く三角関係
•王道。全員入れてハーレムルート
どれがいいですか?
期待に応えられるかは微妙ですが。

337名無しさん:2012/12/19(水) 17:51:47
自分深夏ファンのので、もちろん深夏ルートで!
赤ずきんさんできればお願いします!

338名無しさん:2012/12/20(木) 11:55:38
深夏ルートで!

339笹菜家の人々:2012/12/20(木) 19:33:40
覚えている方はお久しぶりです、笹菜です。
職人が増えたので活動を停止することにしました。
まだ書いてる途中ですが、人が増えたら辞めると書いたので辞めます。
駄作、というか茶を濁しただけの話でしたが、読んで下さった全ての方に感謝を。
今までお世話になりました。

340名無しさん:2012/12/21(金) 00:51:59
笹菜家の人々さん、とりあえずお疲れさまです。
でも、僕はまだ期待していますよ!
いつでもいいので続きを書いてくれるとうれしいです。

341名無しさん:2012/12/23(日) 17:37:41
杉崎を尊敬してるんですが、守くんもすきなんですよねー。
守×椎菜とか…どうでしょう?
需要があるようでしたら、かいてみようと思います。

342浅葱:2012/12/23(日) 17:41:16
<<341、浅葱です!
名前抜けました…ごめんなさい。

343名無しさん:2012/12/24(月) 08:23:52
<<341
好きなもの、書きたいものを書けばいいと思います。
待ってますよ!

344たらこ:2012/12/27(木) 20:01:06
入ります!
やる前に質問
BLとGLどっち派?
私小4よろしくおねがいしますは

345名無しさん:2012/12/28(金) 16:58:45
安価の仕方がわからない
書く人でもないのにコテハン

346名無しさん:2012/12/29(土) 22:58:29
誘い受け、慣れ合い、自分語り、age厨、書き手でもないのにコテ付け・・・
これは酷い

347名無しさん:2013/01/02(水) 01:44:57
楽しくいきましょうや皆さん
争ってちゃ何も出来ませんよ

348赤ずきん:2013/01/02(水) 18:53:13
だから職人さん来ないんですよ

349白夜の夜:2013/01/04(金) 02:16:11
書きます。今回は真冬が幼なじみの設定です。

(真冬サイド)
は〜ぁ……
杉崎「深夏、サッカーしようぜ」
深夏「ん? 鍵にしてわ、まともな考えだな。」
ちっとも私をみてくれない……
あの頃は見てくれたのに。

9年前
私は小学1年、杉崎くんは2年生だった。
その頃は、仲がよかった夏希ちゃんと縄跳びをしていた。
その時…2年生男子2人が来て。
男子「ドッチボールするから、そこどけよ!」
ドンッ
真冬「キャァ!」
夏希「真冬!」
その時、めまいがしたけど微かに見えた。
杉崎くんが!
そこからは覚えて無いけど…
次の日から遊ぶようになった。

次回に続きます

350白夜の夜:2013/01/04(金) 04:09:00
注意点、なぜ真冬は先輩といわなかったのか。
A.9年前…つまり先輩、後輩の区別ができなかったから。
なぜ深夏は鍵と呼んだのか?
A.書き主(俺)のミスです。
それでわ引き続き、お楽しみ下さい。

351白夜の夜:2013/01/04(金) 04:51:52
続き…
小学5年生になって、杉崎くん家に遊びに行った
杉崎「汚れた部屋だけどどうぞ」
林檎「はい、お茶」
真冬「あ、ありがとう」
ガチャ トントン…
杉崎「2人っきりだね」
真冬「そ、そうだね…」
ドキドキ…
杉崎「あのさ…」
真冬「う、うん」
杉崎「好きだ!」
真冬「あ、え?んむっ」
チュッ
真冬「はうぅ〜」
何だろう…変な感じ。
チュパチュピチュッ
真冬「はぁはぁ…」
真冬「触って、杉崎くん」
自分の余り膨らんでいない胸をブラウスの上から
杉崎の手を押し付けた。
杉崎「あれ?固い物がある」
杉崎が触った物は、紛れもない真冬の突起だった。
真冬「あぅん」
つかさず杉崎は真冬のズボンとパンツを脱がした。
杉崎「あれ?湿ってるぞ?」
真冬「え?あ!見ないで」
杉崎「拭き取ってあげる」
杉崎はそういうと真冬の秘部を舐めた。
真冬「ぁぁ…」
ちょっとヒリヒリする…
杉崎「いくよ」
杉崎はそういうと自分の毛の生えかかった息子を真冬の秘部の
中にめがけて、放った。
パン!
部屋じゅうに音が鳴り響いた。
真冬「あ!いたい!」
いたあああああああい!
杉崎「どうした?おぃ!真冬!」

3時間後
真冬「いたたたた」
杉崎「ごめん!真冬」
真冬「いいんだよ…過ぎた事ゎ仕方ない」
大丈夫だから…
その日から、杉崎と真冬の会話が途切れた…

現在…
話して欲しいよ杉崎先輩
深夏「真冬も来なよ〜」
真冬「うん!」

続く

352白夜の夜:2013/01/04(金) 04:58:21
次回 第一章 第一話「深夏の激怒」
げきど↑

353白夜の夜:2013/01/04(金) 23:48:14
第一章 第一話 「深夏の激怒」

杉崎「何だよ、真冬も入るのか?」
真冬「……」
杉崎「何だよハッキリ言えよ!」
こ、怖い…
深夏「あんた…」
杉崎「こっち来いよ」
真冬「…はい」
どうしよう…

体育館の裏
杉崎「またあんな痛い思いしたいのか?」
真冬「い、いや!」
杉崎「じゃあ、さよなら」
真冬「で…でも」
必至に出した真冬の声は、杉崎には届かなかった。
深夏サイド

グラウンド
深夏「あんたねぇ、よくも私の真冬に!」
杉崎「わりぃ、その話は後で俺の家でな」
何だよあいつの態度…

放課後
深夏「なぁ、言えよ理由とかいうやつを」
杉崎「俺は、あいつの処女を奪ったんだ…」
え?な、ちょっ
杉崎深夏「……」
杉崎「だから仕方ないだろ?」
深夏「あぁ、どうしようもない奴だな!みそこなったよ」

真冬サイド

杉崎先輩に会って話さないと…
END次回に続く

354赤ずきん:2013/01/05(土) 00:03:03
どーも、駄文投下で定評のあ(ry
質問ですが、ここって同時進行で2つ投下するのはOKですか?
できたら今書いてる深夏ルートと同時進行で真冬ちゃんルート書きたいです

355白夜の夜:2013/01/05(土) 08:02:48
いいんじゃない?

356名無しさん:2013/01/05(土) 21:18:52
僕もいいと思いますよ

357赤ずきん:2013/01/06(日) 00:13:17
ではぉKもらったんで真冬ちゃんルートを。

「思いを伝えるのは、必ずしも簡単ではないのよ!」
会長さんがいつものように小さな胸を張ってなにかの本の受け売りを偉そうに語っていました。
(本当にそうですよね、会長さん!)
ですが真冬は、今回ばかりは会長さんに激しく同意します!
「まぁ、誰にでも本心をさらけ出す事はできないし、失敗した時の自己嫌悪が半端じゃないものね」
(そうなんですよ、紅葉先輩!)
やっぱり紅葉先輩が人の心を見ているような的確さで核心を突いてきます…。
「でもあたしは「当たって砕けろ!」と思うぜ?まずは自分から動かないとな」
(そうなんだよ、お姉ちゃん!)
こっちはこっちで核心を突いてきます。…でも、先輩は…自分から当たってくるような子が好きだったりしてーー
(〜〜〜ッ!)
やっぱり、最近の真冬、変です。杉崎先輩の事を考えて、一喜一憂して…。
……あ、別に先輩が好きとか、そういう訳じゃ…いやいや、好きではあるんです!現に告白しましたし!実は今、少し独占を狙ってみたり……………
(うにゃぁぁぁぁあああああああ!!!)
「あれ、どうしたの真冬ちゃん?気分でも悪い?」
(へにゃぁぁぁぁぁあああああああああ!!!?)
「あ、す、す、杉崎先輩ッ!だ、だだだ大丈夫ですっ!い、今真冬はた、ただのもやもやまふぅーずなのですよ!」
「?そう?なら良かった……そういえば真冬ちゃんて、会えば会うほど面白くなるよね」
「!?…も…もしかして失望とかされてしまいました!?」
「いや、そういう事じゃなくて…なんていうか、みんなと親しんで、自分を出すようになってきたねって事」
(ーーー!)
「…あ、ありがとうございます…」
こういうところが、優しくて。
「もちろん、真冬ちゃんの本質ーー根っこの部分が変わらないなら、俺は好きだけどね」
こういうところが、格好良くて。
「でも俺はハーレムルート一直線だけどね!ハーレム最高!」
こういうところが、素直で。
「真冬ちゃんもだからな!絶対幸せにしてやる!」
こういうところが、純粋で。
だから真冬は、先輩の事がーーー
「杉崎、真冬ちゃん?会議始めるよー!えっと、今日の議題は…」

もう、迷いません。
(……よし)
真冬は決心して、会長さんに答えました。

358赤ずきん:2013/01/06(日) 00:18:08
一応今日はここまでです。
多分濡れ場は次の次くらいになります。
よければ感想を!

359名無しさん:2013/01/06(日) 00:58:56
エロ小説どころかリアルエロな椎名真冬ちゃんもいますよ♪

http://www.cityheaven.net/s/kochi-noble/A6GirlDetailProfile/?girlId=719269

360名無しさん:2013/01/06(日) 01:00:47
すいません。URL最後の数字抜けてました

http://www.cityheaven.net/s/kochi-noble/A6GirlDetailProfile/?girlId=7192695

361名無しさん:2013/01/06(日) 02:21:35
>>360
サンクス!

362名無しさん:2013/01/07(月) 00:55:10
赤ずきんさん、これからもファイトです!
あと、よろしければ真冬がある程度書き終わったら深夏を書いてもらえるとうれしいです。無理にとはいわないので、できればよろしくおねがいします。

363白夜の夜:2013/01/07(月) 02:52:07
第一章 第ニ話 「真冬の本心」前編

深夏サイド

杉崎「…」
深夏「でも…だからこそ、今から変わる事が出来るんダ!」
杉崎「そ、そうだな」
深夏「頑張れよ、ケン」
杉崎「あぁ」
ヒューンガチャ

真冬サイド
早く行かないと…取り返しがつかなくなっちゃいます。
タッタタッタ

杉崎サイド
よ〜し、そろそろ買い物に行くかぁ。
母さんも父さんも犬のケルベロスも
ウンチ踏んで死んじゃったし…
真冬「先輩〜」
杉崎「真冬?」
タッタタッタ
コテッ(石につまづく音)
スルッ(小学6年生2人がスカートとパンツを指に引っ掛けて
脱げる音)
ドンッ(倒れる音)
真冬「ぁ…」
子供「あぁ!おねいちゃんごめんなさい」
真冬「気にしないで
オヤジ「…美尻だな」
真冬「はぁ〜恥ずかしかったですぅ〜」
杉崎「大丈夫か?とりあえず俺の家入っとけ」
真冬「はい!」

スーパーマーケット
杉崎「肉やすいなぁ、今日はすき焼きにするか…」


杉崎「おーし帰るかぁ」

真冬サイド
テレビでも見よっと〜
オヤジ「ちょっと失礼〜」
ぁ、鍵掛けるの忘れちゃった。
オヤジ「おぉ、いたいた美尻ちゃん」
真冬「え?ぁ、ちょっと…やめて下さい。」
ポイッ。オヤジは紙を捨てた。
オヤジ「こっちに来い」
真冬「あ!んままむ」
オヤジが連れて来た場所はお風呂だった。
杉崎「真冬〜」
真冬「んままむままぁ」
オヤジ「うるせぇ…」
杉崎「なんだ?この手紙」


杉崎「なにぃ!」
杉崎は出て行った。

次回に続く

364白夜の夜:2013/01/07(月) 03:04:57
別編「知弦さんの家庭精育」

知弦「お邪魔しまぁす」
中二「家庭教師さんよろしくお願いします」
中二「さぁ入って入って」
知弦「さっそく分からないとこ教えて?」
中二「…」
知弦「ん?私のここが、そんなに見たいの?」
中二「コクリ」
知弦「しょうが無いわねぇ」
中二「わーい」
知弦「ところで、あなた精子でるの?」
中二「でないよ」
知弦「じゃあ私が出させてあげる」
知弦「その代わり貴方の初めてを貰うわよ」
中二「うん!」
続く
駄文で、すみません( ;´Д`)

365白夜の夜:2013/01/07(月) 03:17:29
別編「真冬、ソードアートオンラインやります」

ドラえもん「真冬さん、面白いものゲットしましたよ」
真冬「なんですか?」
杉崎「なんだ?」
くりーむ「なぁに?」
深夏「なにしてんだ?」
知弦「抜けがけは、良くないわよ。」
ドラえもん「とりあえず、これかぶってみて。」
真冬「ガチャ」


みんな「すごーい」
真冬「ギラッ」
プシューン
真冬「クリアしました」
みんな「……」
終わり

366白夜の夜:2013/01/07(月) 19:54:52
別編「真冬、ソードアートオンラインやります」

ドラえもん「真冬さん、面白いものゲットしましたよ」
真冬「なんですか?」
杉崎「なんだ?」
くりーむ「なぁに?」
深夏「なにしてんだ?」
知弦「抜けがけは、良くないわよ。」
ドラえもん「とりあえず、これかぶってみて。」
真冬「ガチャ」


みんな「すごーい」
真冬「ギラッ」
プシューン
真冬「クリアしました」
みんな「……」
終わり

367白夜の夜:2013/01/07(月) 22:25:42
http://livedoor.blogimg.jp/doujinokoku/imgs/6/0/6079f660.jpg

368名無しさん:2013/01/09(水) 21:35:57
367、関係ないの書くな邪魔

369白夜の夜:2013/01/10(木) 01:15:14
すいませんでした〜

370名無しさん:2013/01/13(日) 02:08:18
取りあえずちゃんと謝ろうぜ。話が良いだけに余計気になるよ。

371白夜の夜:2013/01/18(金) 23:15:38
誠に、申し訳ありません。

372名無しさん:2013/01/26(土) 00:07:08
受験という大きすぎる壁にぶちあたり、久しぶりにこれました。
白夜の夜さん、元気出して下さい。

373紅 梓:2013/01/29(火) 18:28:30
初めまして、駄文…というか糞文ですが書かさせていただきます。

「好きです」
今日の俺の生徒会活動は、そんな言葉から始まった。…始まった?
「うん、聞き間違いですかね、知弦さん?今なんとおっしゃいました?」
言葉の発生源、知弦さんは可愛らしく首を傾げて言った。
「あら、心外ねキー君。貴方なら素直に喜んでくれて、そこの窓を突き破って大空に身を躍らせる…と思ったのだけれど」
「あれ!?もしかして本当に聞き間違い!?」
本当にそうらしかった。知弦さんは俺の消滅を望んでいるらしかった。
あれ…なんか目から汗が…
「キー君?どうしたの、涙流して?」
「いえ、何でもないです…続けてください」
「ええ……好きです。キー君、付き合ってください」
「ぐっはああぁぁぁ!!」
今度は鼻血を出してしまった。

374名無しさん:2013/01/30(水) 18:02:19
その調子です!
ファイト〜〜〜!

375紅 梓:2013/01/30(水) 18:22:32
一応起き上がって知弦さんに声をかけようと…
「知弦さ…」
「…(///////)」
…した。大事な一言を言う直前で言葉が詰まってしまう。
なぜならそこには、赤く染めた顔を逸らし、漆黒の長髪を片手でいじっている大人な美少女さんが、居た。
ちなみに俺はといえば追加の鼻血がだらだらである。正面を見ると失血死でもしてしまいそうなので、俺も顔を逸らす。
いや、そういえばどうしてこうなった!?えー、会長も椎名姉妹も趣味関連の行事で欠席で、知弦さんと駄弁っていたらこうなっていたと。うん。…うん!?
「キ、キー君、あのね…」
「は、はい!?な、何でしょう!?」
いきなり声をかけられ、体をびぃん!と音が鳴りそうなほど仰け反らして向き直る。
知弦さんはさっきより頬を赤くし、小さく呟く。
「あ、あのね…今日…アカちゃん達いないから…」
「は、はい」
「し、シても…良いかなって…」
してもいい?シテモイイ?何それ?.........
「キー君?どうしたの!?」
体が火をつけたように熱くなるのを感じた。
理由は単純。知弦さんの言葉の意味を理解したから。
「キ、キー君?」
「あ、いいいいいや、なんでも!…っていうか、い、いいんですか?」
「.........キー君となら…いいわよ」
「..................ぃ」
喉がからからになって、何も言えなくなる。
俺も嬉しいんだけど!!嬉しすぎるんですけど!!展開速すぎ…

376たらこ:2013/02/04(月) 19:55:08
Gj続き早く

377赤ずきん:2013/02/04(月) 22:02:31
Gj続き頼む

378名無しさん:2013/02/14(木) 23:41:18
まじで、受験てなんなんだ〜
続きもがんばって下さい!

379名無しさん:2013/02/23(土) 17:38:48
hihiさん・・・・・
俺はいつまでも待ってるぜ!!!!!!!!

380:2013/02/26(火) 21:40:40
ぼくは、翼!!よろしくお願いします!!さっそくイメージが、出来ました!!かいても、いいですか?

381名無しさん:2013/03/02(土) 20:14:05
いいとおもうよ

382名無しさん:2013/03/03(日) 18:54:33
僕もOKだと思います
ちなみにどんなイメージなんですか?
県立二期まであと三日♪
がんばりまーす

383不意 ◆2NA38J2XJM:2013/03/13(水) 20:16:24
おひさです……昔書き手してた不意です……
投下したか忘れた作品あるんで投下しておきます……

384不意 ◆2NA38J2XJM:2013/03/13(水) 20:17:03
知弦×真儀瑠先生

その日、私は生徒会顧問の真儀瑠先生に呼ばれたので職員室に向かった。寒気が背中を流れるが気にしないでおこうと思いながら、職員室のドアを開けた。
「おお〜、待ったぞ紅葉。これが生徒会役員用の碧陽学園フェスティバルのプリントだ。生徒会は何をやるか決めておけ。」
「待って下さい先生、 生徒会で何かをやらなくちゃいけないんでしょうか ?」
「うむ、私が顧問だからな。」
私は、メチャクチャ言うな!このクソ年増、と言いたくなる衝動を抑え静かに職員室を退散した。

生徒会室

「という訳で、今日の司会は、アカちゃんに代わって書記の紅葉知弦が進行します。」
「知弦さんなら、安心です。会長みたいに重要な事をすぐほっポリ出さないですし。」
「そうそう、鍵の言う通り今までの会長さんよりかは話がいい方向に行きそうだしな。」
「私も、お姉ちゃんの意見に賛成です!」
会長こと、桜野くりむ以外はみんなハイテンションだが…
当の本人は楽しそうじゃないみたいだ。
「アカちゃん、今日の司会進行は私がするけど…、異論はないわよね?」
「良いよ、知弦がそんなに言う議題なら私が口を挟まなく ていいもん。」
会長は、言ってる事とは裏腹に不機嫌そうに言う。
「では、今日の議題は…」
「「「「議題は?」」」」
「碧陽学園フェスティバルにおける生徒会の出し物についてです!」
みんなイスからずり落ちる。
「それ、私でもできんじゃん!」
みんなあれこれ言いながら文句をたれる。
「うるさいわよ、真儀瑠先生が絶対決めろって言われたからここに立ってるのよ。何か文句あるの?」
私は凄みながら、みんなに言い聞かせた。
「「「「いいえ、文句ありません。」」」」
うふふふ、気持ちいい……これが支配者のカ・イ・カ・ン ♪何度やっても楽しいわ。
「じゃ、知弦さん、司会進行を進めて下さい。」
「言われなくても、わかってるわよキー君。じゃ、みんな意見を出していって。」
「女性はみんな下着姿で乱舞!」
「却下」
「かめはめ波の撃ち方を教える会」
「却下」
「グラセフのチートを教えあう会」
「却下」
「みんなでお菓子を食べあう会」
「却下、アカちゃん…それ、あなたの願望でしょ。」
「水着ショーはどうですか?」
「却下、キー君……あなたの考えはお見通しよ。」
「な、何だと!俺のみんなに水着着せて写真を撮りながらの、俺の脳内に永久保存しよう計画がバレただと……」
「いや、あんたの考え駄々漏れだから。」
会長からツッコミを入れられる。
「地上最強人類決定 戦!!」
「却下、出来るはずがないでしょう。」
「真夏の美少年達が触れ合い…そして愛の極致へと誘う物語はどうです?」
「却下、それ18禁でしょ。」
みんな自分の意見が却下され苛立ちはじめた。
「じゃあ、知弦の意見はどうなのよ?」
「女王と奴隷による饗宴はどう?」
「「「「却下」」」」
私は、みんなから自分の意見が却下されちょっと傷付いていた。
「よっ、紅葉、ちゃんと会議しているか?」
すべての元凶があんパンをくわえてやってくる。
おいおいおいおいおい、てめぇぇぇ
のせいでこんなに議題がまとまんねぇんだよデカパイ。鞭で叩いて痣だらけにしてあげようかしら?と思いながらも知弦は心の中で思いながらにこやかに応える。
「すいません、意外と手間取ってなかなか決まらないんですよ。」
「へぇ〜、そんな難しい議題なのか?適当にやれば良いじゃんか。」
「じゃあ、先生は何をやったら良いと思います?」
「う〜ん、ハリー○ッターとか?」
「「「「著作権と版権問題どうするんだよ!(ですか!)」」」」

385不意 ◆2NA38J2XJM:2013/03/13(水) 20:17:38
2時間後…

結局何も決まらないまま、会議は終わってしまいみんな解散してしまった。
「はぁ…」
ため息をつく。やっぱ私って役に立たないのかな…
「あれ、紅葉まだいたのか。ちょっとこっちで手伝ってくれないか?」
悪魔こと真儀瑠沙鳥先生がこっちに向かい呼び掛けていた。
「何の用ですか、先生?」
「いや〜、私の様な神の存在に肉体労働は厳しくてな、紅葉手伝ってくれないか?」
「嫌です、キー君に頼めば良いじゃないですか。」
「それが、あいつ義妹が来てるとかで忙しいから先に帰ってしまったんだよ。だから、紅葉頼む!」
先生は、頭を下げて頼んできたので私は思わず了承してしまった。
廊下に出てみるとダンボールの多さにギョッとする。
「じ ゃ紅葉、後はよろしくな。」
「ちょっと待って下さい先生、この多さを私一人でやらせるつもりですか?」
「何か神である私に文句でも?」
「大有りです!!こんな多いとは思いませんでした!先生も手伝って下さい!」
文句を垂れる先生を引きずりながら、三回の国語準備室に運びこんでいく。
大体運び終えた頃に、先生は私に話しかけてきた。
「なぁ、紅葉…お前生徒会にいて楽しいか?」
「いきなりなんですか?」
私は首を傾げながら答える。
「勿論楽しいですよ。アカちゃんは相変わらず可愛いですし、キー君はあの何をやってもへこたれない精神力が好きですし、椎名姉妹は個性豊かでとても楽しいですよ。」
「何故、椎名姉妹とまとめたのは疑問だが、その生徒会には私は入 らないのだな……」
先生はとても悲しい目をしながら虚空を見ていた。その姿は、とても綺麗でそれでいてとても切ない。私はどうしても先生にかける言葉が見つからなかった。
「今、言った事は気にしなくて良いぞ。只の私の独り言なのだからな。」
「先生……」
私は其処から逃げ出したかった。先生の無言の時間は私にとって息苦しく嫌な時間だった。


その日、私は一人で家路に着いた。

386不意 ◆2NA38J2XJM:2013/03/13(水) 20:18:14
知弦さんの家にて……

私の家はどこにでもありそうな普通のアパート。独り暮らしだ。
私には、日課がある。
それは、俗に言うオ○ニーをする事だ。この行為は私のストレス解消法にもなりつつあった。
まず、パンツの上から陰部に指を這わせていく。
「ハァハァ、んんんんっん …あっん」
十分濡れはじめたらパンツを引っ張り、割れ目に食い込ませていく。
「くっ、良いよぉっ、はぁ…き、気持ち良い…」
濡れてグチョグチョになったパンツを脱ぎ捨て、割れ目に指を挿れ込んでいく。
「ふぅ、わぁぁ、あああ、あああああああぁぁぁ、んぁぁああああ」
人差し指が完全に入り、次はブラをずらし豊満な胸を揉みしだいていく。そこからもっと敏感な乳首の回りの乳輪をなぞっていく。
「さ、最近大きくなったかしら…は……ぁ……うぅぅ…んあぁぁ」
最後は、指で膣中をかき回してイク
「ふひゃぁぁぁ………ん…んんあぁぁ……だ…だめぇぇ……イ…イッチャウわぁぁぁぁあぁぁあああ」
プシュッ…プシャー
液体が飛ぶ音が聞こえる。
「今日も…またやっち ゃった……」
そのまんま、シャワールームの中に入り汚れを落とす。その容姿は誰が見ても綺麗と言う程清らかである。シャワーの水滴が一滴ずつ艶やかな肌を流れ地面へ−ー
まるで、天女の様だった。
タオルで全身をくまなく拭き、お気に入りの花柄の寝間着に着替える。
TVを点け、下らないバラエティーを見ながら今日の事を振り返った。
そういえば、今日の真儀瑠先生おかしかったな…何かあったのかな?頭の中はその疑問でいっぱいになり、いつの間にか眠たくなったしまった。今日ぐらい、宿題は良いよね…と思い、床に着いた。

387不意 ◆2NA38J2XJM:2013/03/13(水) 20:18:49
碧陽学園内食堂

「知弦〜、学食何にする〜?」
「フォアグラ…」
「食材じゃん!ってそんな高い物なんて無いよ!」
「アカちゃん、ツッコ ミが鋭くなったわね。」
「で、何にするの?」
「担々麺で辛さ15倍ね。トッピングはネギお願い。」
「へい、お待ち」
食堂のおばちゃんが威勢良く声をかける。
「はい、知弦〜、担々麺だよ。」
「ありがとう、アカちゃん。」
私はそう言って頭を撫でる。
「えへへ〜どういたしまして〜。」
アカちゃんのランチはお子様ランチである。二人とも全て食べ終わり、知弦は本題を言い始めた。
「最近、真儀瑠先生の調子おかしくない?」
「そうかな?いつも通りだと思うけど……知弦は気になるの?」
「少しね…」
アカちゃんはそんな私の様子を訝しげに見てきた。
「大丈夫よアカちゃん、ちょっと気になるだけなんだから。」
「知弦…無理だけはしないでね。」
やっぱり、 私の親友はアカちゃんだけだ。全部見透かされちゃった。
「ありがとう、アカちゃん。」


碧陽学園生徒会室

「今日の議題は引き続き碧陽学園フェスティバルの生徒会の出し物についてです。」
「知弦〜、私考えたんだけど、言っても良い?」
「何?アカちゃん?」
「えっと、普通の劇でどうかしら?
定番のロミオとジュリエットやハムレットでも良いと思うんだけど?」
私はアカちゃんの口から出た普通の案に驚いた。
「だけど、生徒会にしては普通すぎない?」
「私もそう思ったんだけど、いつも遊んでるからフェスティバルくらい真面目にやろう、と思ったんだよね。どう思う知弦?」
「そうね、たまには真面目な生徒会も良いのかもね。みんなも異論はないわよね」
「ああ、会長の言う事なら俺に異議はないです。」
「私も、会長さんがそこまで言うなら、異論なんて言えませんよ。」
「私もお姉ちゃんの意見に賛成です。」
これで、生徒会役員全員の了承を得て残る関門は生徒会の顧問だけだった。
「真儀瑠先生、今回の生徒会の出し物はロミオとジュリエット劇ダイジェスト版に決まったんですけど、これで良いですか?」
先生は難しい顔をしながら、気まずい時間が二人の間に流れる。
「良いと思うぞ。みんなが納得したならそれで良い。」
「了解しました。」
自分の仕事が終わったので、安心してその日は普通に帰った。

ロミオとジュリエット練習風景

ロミオとジュリエットは基本的に恋愛悲劇である。さらに役がイケメンな男と美人な 女性なのだから、みんな選ぶのに困っていた。時間をかけて決まった役はこうなった。

ロミオ(深夏)
ジュリエット(紅葉)
ロミオ父(杉崎)
ジュリエット母(桜野)
メイド(真冬)

「ちょっと待って下さいよ。配役が意味不明なんですけど…何で俺はロミオ役じゃないんですか?」
みんな当たり前そうに言った。
「だってあんた何かしそうじゃん。」
全員の息が合った瞬間であった。

388不意 ◆2NA38J2XJM:2013/03/13(水) 20:19:39
ロミオとジュリエット演劇練習後

「ふぅ〜、終わったぁ。今日はここまでにしよう。」
会長はそうみんなに言うと、着替え始め帰る準備を始めた。
みんなも会長に促され、黙々と帰る準備をする。
「じゃ、紅弦お疲れ〜」
「お疲れ様です、知弦さん。」
「先輩お疲れです。」
「では、また明日。」
私は役員4人を全員見送り、生徒会室の掃除をしてた。
「よう、紅葉何でお前掃除してるんだ?」
「みんなが汚したり散らかした物を片付けてるんですよ。」
「ところで、紅葉ちょっとこのDVDを見てくれないか?」
真儀瑠先生は、勝ち誇った顔をしながら私にそれを渡してきた。
只のDVDなのだが、彼女には嫌な予感しかしな かった。
「先生、これ何のDVDなんです?」
「見ればわかる。」
先生は不敵な笑みを浮かべているだけで何も言わない。
私は自分のPCを起ち上げ、それを中に挿れる。
画面は肌色で埋め尽くされていて、最初誰かわからなかったが、段々ズームアウトされていき見えてきたのは私だった。
その映像は私が昨日、自慰行為をした時の映像だった。
映像の中の私はとても喘いでいて官能的であり自分で見ていても欲情しそうであった。
「せ、先生、私の家にカメラ仕込んだんですか?」
「それは秘密♪紅葉、この映像を見せられて次の展開はわかるよな?」
「先生……、そんな私は健全な女子高生なんで…」
そう、言い訳しながらも知弦は照れくさそうに身体をくねくねと動いていた。そんな 身体に真儀瑠は近づいて行き知弦の敏感な場所を刺激していた。
「ほらほら、紅葉どうした?身体は正直だな。」
知弦の身体はもっと激しくうねっていく。
「せ、先生そ、そこはいけません。んっんんぁぁ」
「紅葉、お前は本来Sキャラだよな?」
「はい…」
「そうか、じゃあ今からメスブタにしてやるよ。」
「あ……あぁぁ…んあぁ……ああああああぁぁぁぁぁ」
知弦は盛大に潮を噴きながら、激しくイった。
「先生、もっと弄って下さい。」
恥ずかしそうに知弦は言う。
今イッタばかりだと言うのに、花びらは物欲しそうにヒクヒクしている。
「じゃあ、今度は指で天国まで逝かせてあげるわよ」
「は、はい、お願いします。」
真儀瑠の指は花びらの奥まで沈み込んでいき 、根元までスッポリ埋まった。
「このまんまGスポットまで攻めていくぞ♪」
「んあぁ……んふぅ…ふひゃぁぁぁぁあぁ……んんんああああああああああぁぁぁぁぁぁ」
生徒会室に嬌声が響き渡った。


続編読みたかったらで良いんでコメ下さい

389たらこ:2013/03/14(木) 15:40:08
なんか物足りないな…なの
ひゃうん!とか入れたら?
あと腰を持ち上げてとか

390不意 ◆2NA38J2XJM:2013/03/15(金) 21:31:31
アドバイスありがとうございます。

後、書き手以外はコテハン外した方が良いと思います……
見難いですし、無用な争いを招くので…

それと……私的に、一星龍さんおかえりなさいです!

391ミサ:2013/03/16(土) 11:34:56
たらこお前小4だろ

392名無しさん:2013/03/19(火) 18:00:56
新生徒会の一存(下巻)最高だった!火神怖かった・・・

393名無しさん:2013/03/20(水) 03:52:43
俺としては火神好きだったな。
火神、超ヤンデレ可愛い

394名無しさん:2013/03/27(水) 15:02:26
火神かわいいよ火神

395名無しさん:2013/03/27(水) 15:03:03
火神かわいいよ火神

396名無しさん:2013/04/03(水) 10:44:29
知弦さんてSなのかMなのかたまにわからなくなる・・・・・・

397名無しさん:2013/04/04(木) 02:12:01
最近良作ssが少ない・・・
書いてない俺が言うのもなんだがなw
マジで良いの読みてぇ
てか、ユーリさんのって完結したの?w
田中さんとか一星龍、Kさん
がナツイ
何様なんだよって言うのは
なしでwww

398名無しさん:2013/04/04(木) 02:38:57
そこまで言うならてめぇで
書けよks
ま、確かに良作は少ないが
住人が少ないからしかたないな・・・

399名無しさん:2013/04/04(木) 03:00:23
カガミ怖ぇーでも可愛いね!w

400たらこ:2013/04/04(木) 12:47:31
このお話はつい一時間前のこと
「ねっねえ!」
「なんですか?会長」
「これ見て!って!?」
会長がずっこけた
「イテテテテ…」
「大丈夫ですか?」
なんだかボーとしている
「私は杉崎様に仕えるメイドでしたわ!」
「えっ…?」
あれからのことだ
皆は想像できるだろうか
今俺が裸になってることについてだ


スミマセン!全然書いてなかったです
時間無いんで明日続き書きます!
では(゚∀゚ゞ)

401たらこ:2013/04/06(土) 14:17:38
「鍵様ハーレム目指してるんでしょ?私を…攻略して下さい」
「ぶはっ!?」
会長は自分の秘所に俺の手を添える
「ゴクン…」

思わず息をのむ
「こんな胸で申し訳ないです。」 
「そんな気にするなよ」
「はい…ありがとうございます」
と会長が俺の秘所に手を当てて
ぎゅと握ったと思うと
自分の秘所にこすりつけた
「んっ**あ…ん」
「かっ**会長出そう**です」 
「出すんなら私の…中で…」
「!?」
俺は会長に言われるまま
会長の腰を持って俺の秘所を
会長の秘所にヌプヌプと入れ始めた
「ひゃ!?はっ入ってくりゅぅー!!!!」
「あっ痛かったですか?」
「平気ですからね…」
俺の秘所がスッポリ埋まったと
思うと俺の精液が噴き出した
「イっイくぅぅ!」
ビシャアと会長にかかる
「鍵様私を攻略してくださりありがとうございました」
「うん」
会長はふらっとたおれた

〜会長目線〜
 
「…長!会長!」
「あれ私…」
「会長急に倒れたんですよ!」
「そっかー」
杉崎が顔を赤らめている
杉崎は気づいていないようだ
私が杉崎のメイドになるという
演技をしていたことも
「ヨイショっと!さぁ!今日もガンバロー!」
私はふふんと笑って3年の教室へと駆け出した

402K ◆v4XtHYlfYY:2013/04/08(月) 03:18:48
>>397

お久しぶりです。
住人の少なさもそうですが、原作に勢いがなくなってきたせいではないでしょうか。
ギャグのキレは健在ですが、会長達の卒業で新刊では絡みが少ないという……新キャラも良いですが、インパクトに欠けるんですよね。

まぁ、一番の問題は『保管庫が更新されていないこと』でしょうかね。
まとめサイトすら機能していない以上、書き手の方の意欲も湧かないでしょうし。

403たらこ:2013/04/08(月) 09:47:00
402

それは同感です。
キャラのボケは健在でも
やはり心のどこか
くりむ達の生徒会が良いと思ってしまう

404名無しさん:2013/04/08(月) 22:57:22
保管庫
kousinngijutuganai

405名無しさん:2013/04/08(月) 23:09:11
402

403と同じく同感です
やっぱ一存〜十代、日常〜土産がいいと思う自分がいます・・・
新が悪い訳じゃないのですがインパクトなんでしょうか・・・
祝日に期待w(マジレススマソ)

406一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 20:36:32
どうも!
今度からこの掲示板で小説を書こうと思って(ry

……なんかすいませんでした
というわけで改めまして
どうも一星龍です。本物です、コテハンはなんかうろ覚えです。変わっていたらお察しで
ようやく大学受験が終了しPCが再びインターネットにつながったので小説投稿を再開します
たとえ一存が「一存? オワコンでしょwwwww」「ああ、あの二期が屑だったやつ」
「いwwwwwwちwwwwwぞwwwwwんwwwww」
と言われても小説を投稿する所存ですので、今後ともよろしくお願いします。
とりあえず、今月中に一作投下できればいいな……

新生徒会の鍵には失望した、それが新生徒会の感想です

407一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 20:45:05
というか、出す出す詐欺と思われてもあれなので出来ているところを少しだけ投稿します
しかし、ずっと受験勉強していたのでかなり文章力が下がっていると思いますのでご了承ください

たぶん深夏ルート9話です

408一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 20:46:36
ざぁ――っと雨の降る音がする。梅雨の時季でもないのにかなり大きな音とスコールの光景が窓の外には広がっている。
「結構降ってんなぁ……」
正直こっちが引くくらいの降雨でただただ唖然として外の景色を眺めることしかできない。
天気予報で雨が降ることを聞かされるとはいえ、完全に失念していたし、またこんな事にはなるとは思えなかった。
今の状況を説明すると、だ。遅く、といってもせいぜい四時半過ぎ位までだが、雑務を深夏と二人きりで残ってやっていたら、いつの間にかこのゲリラ豪雨が降ってきて帰れなくなっている。という状況だ。
雑務そのものはとっくに終わっているのだが、こんな雨の中では傘なんて意味を成さないだろうし、そもそも持ってきてないし、という八方塞がりな状況だ。
「……さて、深夏。どうやって帰るよ?」
「どうやってもなにも、これじゃあ帰るに帰れねえし、帰りにしたって普通に帰るしかないだろ」
「いや、まあ、そうなんだけどさ」
それが難しいからわざわざ聞いているのであり、別に正攻法とか正論なんて聞いてないのである。
「こうなったら、無駄と分かっても傘さして帰るしかないか」
「それしかないよな、やっぱり」
ビチョビチョになるけど仕方ないか、深夏がそう付け加えた。このまま学校に残ったってこの豪雨は降りやむなんて事はないだろうし、そもそもさっき見たワンセグのニュース情報では深夜の三時くらいまで降り続けるらしい。流石にそんなには待てない。
「あ〜、もう仕方ねえ、深夏、行こう」
「うん、わかった」
生徒会室の隅にある傘立てから自分の傘を引き抜いて生徒会室から出た。



409一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 20:47:11
結論から言おう。
「あたしって、ホントバカ……っ!」
「いや、どこの魔法少女だよ!」
こんな豪雨の中なのに、的確なツッコミを入れてくれる深夏のことを心から一途な奴だと思う。
傘なんて五分も保たずに骨が折れてゴミと化した。そのため俺たちは鞄を傘代わりにして何とか行こうとも思ったが、こんな豪雨じゃそんな物に意味などまるでなく、結局体中濡れまくるしかなかった。
こうなると人間吹っ切れるもので、雨に濡れながら全速力で走って、とにかく家に早く着きたいと思うその一心で走っていた。
これほどに雨が降っていると道は泥だらけになるし、どうしても汚くなる、最近若干の洒落っ気が出てきた深夏はどうもそれが気になるらしくて全力では走れなさそうぽかった。まあ、それは俺もなんだが制服汚すといろいろ面倒だし。
それでもなお、深夏は全力で走っている俺より早く走っているのだから凄いと思う。
「はぁっ、はぁっ、深夏――っ! だいじょぶか――っ!?」
「ん? ああ、だいじょぶだ! くっそ、こんな雨じゃなきゃあっという間に家まで戻れんのに!」
「まあ、そう言うなって!」
ちなみに何でさっきからこんなに大声で話しているのかと云うと、こんな雨の中だから大声で話していないと、雨音に声を消されて通じないからだ。
走る度に泥が跳ねる。靴の中にはおかまいも遠慮もなく雨水が浸入してくるし、ぐじゅぐじゅとした気持ちの悪い感触が一歩踏み出す度に感じる。
このままの速度で走っても、自宅にはまだまだ時間がかかるだろう。それでものんびり歩くよりかは十分に早いのだが、この雨の中じゃたかが十数分縮まったとしても大差はないだろう。っていうか既に俺の体は下着までぐちょぐちょだ。制服なんて、比喩表現ではあるがこんなに水を吸って何倍かに膨張するのではないかと思うほどだ。
その水を吸った不快感や、まだまだ家に帰るまで時間がかかるという虚脱感に加えて、水を吸った分、服そのものが重くなると云うただでさえ生徒会の雑務を片づけたこの肉体に、身体的な疲労ものし掛かってくる。
ぶっちゃけ、ただの長距離マラソンくらいには疲れるものがあった。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、く、うおおおっ!?」
体がいうことを気かず、足をもつらせて豪快に転ぶ。地面がぬかるんでいる分ブレーキもかからず、ズザザザーーッ!! と顔面から滑り込む形で転ぶ。その転び様はどこかの動画サイトに投稿すれば、ちょっと人気出ちゃうんじゃないかと思うくらいに豪快じゃないかと、自分の事ながら思った。
「け、鍵っ!?」
いきなり後方から滑ってきたのに驚いたか、深夏が心配しながら駆け寄ってくる。
「うぉっ、かっ、ぺっ、ぺっ! うぇぶっ、うあ、泥食っちまった」
「いや、もうお前全身泥だらけだよ、だいじょぶか? 立てるか?」
深夏が手を差し出してきてくれて、俺はそれに掴まり立ち上がる。
「ん、ああ、怪我とかは、してなさそうだ」
「ほんとか? どこも痛いところないか?」
「おう、だいじょぶだ。ほら、そんなことより早く行こうぜ」
深夏の手を握ったまま駆け出す。
「ちょ、鍵! いくら何でも手を握ったまんまじゃ走りにくい!」
「いいじゃん別に。減るもんでもなし」
「手を握るのはいいけど、別にこんな状況にまでロマンチックなもんを持ち出さなくてもいいだろ!」
まあ、確かに深夏の言うとおりでもあるし、手も濡れているわけだから正直深夏の手を握ったとしても、あら、不思議。不快感が幸福感に勝ってるわ。
でも、深夏も手を振り払わない辺り、満更でもないのだろう、むしろ仕方なしな感じどこか握り返してくれる。
あたってくる雨粒は容赦なく俺たちの体を打ちつける。
正直に言うと、若干痛いというレベルにいきそうだ。
「全く、訳が分からないよ!」
「だから、おまえの中だと、なんか魔法少女が流行ってるのかよ!」
痛いというレベルの雨粒にも関わらずこうやって律儀にツッコミをしてくれる深夏が俺は大好きだ。
ザアァーーッ!!
「うわ、いきなり強まりだしたぞ!」
何だろう。タイミング的にこれは俺たちがイチャついてるのをみて豪雨が嫉妬したのだろうか。そうとしか感じられなく、唐突に勢いを増して降ってきた雨の中、もう喋る余裕なんてなくただひたすらに走って帰るしかなかった。



410一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 20:48:14
家に着いたのは結局学校を出て二十分と少し経った頃だった。
あんな雨の中、二十分も外にいたらもう体は冷えきって、精神的にも軽く鬱になるくらいずぶ濡れになっていた。
「うぅ、へ、へっ、へくちっ」
深夏がかわいく嚔をするが、それにいちいち対応するのも億劫になっている。
とはいえこのままでは絶対風邪を引いてしまうし、せめてバスタオルを取ってこようと思い、靴を脱ごうとする。
「深夏、ちょっと待っててくれ。バスタオル取ってくる」
「うん、な、なるべく早くな」
深夏は両肩をさすりながら、体を温めてる。見ればツインテールも水を滴らせて、しんなりしている。なんだかいつもとは違う元気のなさそうな雰囲気を漂わせていた。
バスタオルを二枚取ってきて、一枚は自分の頭に被せ、もう一枚を深夏に渡す。
これは風呂も沸かせた方がいいかな、と思い風呂を沸かすシステムパネルの前に立ちそこで時間を見てある事柄に気づく。
「あ…………ああっ!?」
「どうしたー?」
深夏があっけらかんとした声で言ってくるが、俺の頭にはまるで入ってこない。
「……深夏、ごめん、すっかり忘れてた」
「? なにを?」
「今日、下水道工事だから、後三十分くらいで、断水だわ」
「ふ〜ん……え?」
「いや、だから、後ちょっとしたら風呂にも入れなくなる」
 「……や、そ、それはまた、大変だな」
 「大変だな、って他人事だな。おまえだって風呂入りたいだろ?」
 「いや、まぁ、入りたいけど」
「今から風呂を沸かして、だいたい十分ちょっと。だとするとやっぱり一人入るのが限界かな……」
俺がそう呟いていたのを敏感に聞き分けていたのか
深夏が口出しする。
「じゃ、ほら! あたしが先に入ってちゃっちゃと出るからさ!」
「それじゃカラスの行水だろうに。逆に風邪引く要因になりかねないぞ」
一人一人が少ない時間はいるよりも、一人入れなくてももう一人はちゃんと風呂に入れた方がいいだろう。
っていうか深夏の入浴時間を奪ってまで自分が風呂に入りたいとも思わない。
「じゃあ、今から風呂入れるから、深夏だけ入ってこいよ」
「は? いや、何でそんなことになるんだよ!」
「そうでもしなきゃ、おまえが風邪ひくだろ」
「はっ、あたし風邪をひく? そんなことあるわけねえだろ」
「立派に去年風邪ひいてただろーが」
「あっ、あれは熱を出してて休んでてただけだ!」
……それは風邪とどう違うんだろうか。
「とにかく、俺より深夏の方を優先させるのは当然だろ。っていうかこんな事で言い合いをしているのが不毛だ。深夏が入ってこい」
「なっ、そ、それだったらあたしだって同じ事が言えるぞ! あたしだって鍵に風邪ひいてほしくないし、あたしだけはいるのだって不公平だ!」
「別に不公平じゃないだろ? お前なんて見るからに寒そうにしてるわけだし。別に変な意地を張んなくてもいいから」
「へ、変な意地ってあたしからしたらすっげえ大切なことなんだぞ! 鍵だってあたしのことを心配してるからこうやってあたしに風呂は入れって言うんだろ? あたしだって同じだ。鍵のこと心配してるから、入れって、ふ、ふぁっくしょん!」
「ほら見ろ。どこからどう見たって風呂を必要としてるのはお前の体だろ」
「さ、寒くなんかない! い、今のはちょっと、間が悪かっただけだ!」
「もう言い訳っていうか、ただの駄々こねてるみたいになってるぞ」
「だって、鍵が我慢してんのだってあたしはわかるぞ!」
ズズズと鼻をすすらせながら深夏が鼻声で言う。
「別に我慢なんかしてねえよ」

411一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 20:48:49
そう言った瞬間にピロピロポーンと軽快なお湯が沸いた音がした。いつの間にか10分経っていたようだ。
「ほら、風呂沸いたぞ」
「うっ、じゃ、じゃあ、せめてじゃんけん! じゃんけんで決めろ!」
「いいけど、お前じゃんけんして負けたら素直にはいるのか?」
「ふっふっふ、あたしは負けねーからそんなことを心配しても無駄だぜ鍵。ここでじゃんけんに勝って、鍵には風呂に入ってもらうからな!」
「はいはい、でもおまえが負けたらお前が入るんだぞ」
何だろうこのバカップル臭。あと超絶にフラグ臭もする。
「「じゃあ、じゃーんけーん」」
「ポン!」
俺→グー
深夏→チョキ
「…………」
「…………」
ここまでフラグが都合よく立つなんて今時の緩いエロゲーにすらないと思う。
「さ、三回しょーー
「三回勝負なんて言ったらグーで殴るぞ」
俺が深夏をグーで殴っても逆にカウンターされそうだけど、深夏の言葉を先に遮ってそういう。
「……っ、もういい! 鍵なんか風邪ひいても看病してやんないし、知らねえからな!」
深夏はそう言い捨てて風呂場へと駆けていった。
「……ふぅ」
ようやく行ったか。
いや、ごめん。いろいろと俺嘘ついてた。
いや、何かって言うとね?
さっきから背筋のゾクゾクとか体中のだるささとかが止まらないんですけど……っ!
もう明らかに俺は風邪引いている。改めて確認しなくともそれが分かる。
正直な話、今風呂は行ったら逆に具合が悪くなる。ぶっちゃけそういう理由で深夏に風呂を譲った理由の方が大きいかもしれない。
ビショビショになっている制服を脱いで全身を拭く。
その仕草でさえ体がいうことを聞かず、体の節々が少しだけ痛みを訴える。
リアルに風邪の症状が俺の身に降り懸かっていることを今更ながら自覚する。
「はは、は……これじゃどっちが体に気をつけろって話だ」
声もすでにガラガラだ。
まあ、だからこそ深夏に気をつけてほしかったという事もあるんだが。
引き出しから風邪薬を出す。それを水道水と一緒に飲みほす。
水が喉の中を通るその一瞬だけ痛みを覚えるけど、すんでしまえばどうという事もない。
虚脱感がとたんに体中の細胞に襲いかかる。
いろいろしなくちゃならない。家に帰ってきたからってそれで安心なわけではないし、夕飯の支度だとかいろいろ家事が残っている。積みゲーも残ってるから片づけたい。 こういう体が弱っているときこそ、男はエロが増す。
「いやいや、アホか」
今この状態で液晶画面なんざ見たら、まず間違いなく頭の中が頭痛的な意味で破裂するだろう。
ただの家事でさえ体がいうこと聞くかも分からないのに、それは自殺行為に近いことだろう。
自分の脱いだビショビショに濡れた服を抱えて、洗濯機と乾燥機の中に入れるために更衣室のドアを開ける。
ガラッ
「ふぇっ?」
中から深夏の声がした。いや、当たり前の話ではある。今から深夏は風呂に入ろうとしているのだから。
髪の毛のリボンはほどいてある。しかし雨露のせいで髪の毛は固定されているみたいになっていてリボンをつけてもないのにツインテールみたいになっている。
ほとんど服は脱いでしまっているみたいで、今まさにパンツを脱ごうと下着に手をかけている次第。それ以外の深夏の肌は全て晒されている。
「う、うあああっ、うわああああああああああああああああああああああああっ!」
音もなく、影もなく、俺の顔面に深夏の拳が飛んできた。
鼻と口を的確に潰したせいか俺の声は変な声に、いやそもそも出せなかった気がする。
「おもっ……ぐぷっ!!」
そのまま、体が宙に浮き廊下の壁にめり込む。
すぐに深夏はドアを閉めて、ドア越しに俺に罵声を浴びせた。
「け、鍵のバカ! バカ! は、はじめからこれが目的であたしに風呂はいらせようとしたんだな! 最低だ! ほんとバカ! 死ね! もう、鍵なんか死んじゃえ!」
いや、そんなつもりはない。……と言おうとしたところで違和感に気づく。
声が出せないことに気づいた。今の深夏のパンチが原因ではなく、この感じは喉が風邪にやられたんだと思う。
そのせいとは云え無言だったのがいけなかったのか、深夏は何も言い返さない俺に。
「まさか、ほんとにそういう目的なの、かよ。何も言い返さないのは、ほんとにお前……」
違うんだ、と言おうとしても喉が言うことを聞かず空気が掠れたような音しかでない。
そのまま深夏は失意の表情をしたまま風呂の扉を開けて、中に入ったようだが、これはマジでやばい。
久しぶりに深夏を本気で怒らせてしまったかもしれない。とはいえ、この喉のことを話したら逆に風を隠していたことで怒られそうな気もする。
風邪でただでさえ弱っているこの時に、精神的にも肉体的にも憂鬱になり、気が滅入る事態が上がり込んだ。



412一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 20:49:22
結局その日は深夏と話すことができなかった。いや今の俺の喉じゃ話せないと言うのが正しいが。
そればかりか深夏は今日、リビングの方で勝手に布団をひいて寝ると俺に一方的にそう言ってきた。
逆に今はそれがありがたい。今こんな状態で深夏と一緒のベッドで寝たら、いくら深夏が丈夫でも俺の風邪をうつしてしまうだろう。
それに深夏が怒っているせいとは云え、深夏が徹底的に俺のことを無視しているせいか俺が風邪をひいていることもバレずにすんだ。そこまではよかった。
だが、結局症状はよくなりはせず、むしろ深夏に嫌われたことがあまりにも俺的には精神的なショックすぎて症状が悪くなった。病は気からなんて言われるがそれをほんとによく思い知った。
咳も必死でこらえたし、めまいや立ちくらみなんて少し立とうとする度に必ず起こった。頭痛なんてもうひどくて、よくあんな状態で料理作ったりや洗濯物を取り込めたものだと自分のことを褒めてやりたい気分だ。
で、ただいま深夜三時。深夏がリビングで寝ているから俺は一人で自分の部屋で寝ているわけだが。
なんていうかもう、死にそうだった。地獄を体現するとはこのことかと自棄になって逆にテンションがあがったりもしたが、それも俺の体を悪化するのに一役買ってしまったようだ。
こんなにも苦しいと逆に寝にくい。目を閉じようと何しようと体の虚脱感や苦悶がまるでムカデか何かのように体中を這いずり回る。
かといって寝れない訳ではなく時々いきなりガクンと意識の落ちることがある。いわゆる気絶のようなもので、少しの間の記憶が丸ごとなくなっているような感覚があって、いつの間にか時間が経過している。
その間は少なくとも寝ているのだろうけれど、いい気分ではない。っていうかむしろ気持ちが悪くなる。
寝ていたとしても、苦しい。体は熱いし、息切れもする。何よりもそれらの症状が重なり悪夢を見るし。
その悪夢の内容がさっきの深夏だ。深夏に、嫌われる夢が、夢がああああああああああああ!!!
ピピッと脇に挟んでいた体温計の音が鳴り正気に戻る。それを取り出して何度か見てみる。
42,3℃とある。どうせなら37,2℃と出てほしいものだ。いや、俺どれだけ深夏が好きやねんって云う話にもなるが。
と、再びガクンと意識が丸ごと抜けるような感覚が訪れる。徹夜明けの作家みたいに眠気と倦怠感だとか、なんか気持ち悪い、ものが……う、あ、あ…………あ



413一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 20:52:16
とりあえず、今回はここまでで
また直に投下予定です。
生暖かくお持ちくださいm(_ _)m

414椎名 深夏:2013/04/16(火) 01:19:10
続きまってますよ!

415たらこ:2013/04/16(火) 12:15:37
一星龍さん!続きお待ちしてますよ!

416名無しさん:2013/04/16(火) 12:16:11
Kさん久しぶりじゃんまた書いてくれ!

417一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/16(火) 22:23:57
あと、何かしらリクエストあったらご注文を、できる限り努力します。
ただ、キャラクターだけではなくてシチュも一緒に教えてください。
>>414-415
ありがとーございますー(照)

418椎名 深夏:2013/04/17(水) 23:32:05
>>417
深夏でシチュは
深夏からの告白で鍵がハーレムじゃなく1人を愛することを決意し、いろいろあって遊園地にいく
(夫婦漫才可)

419名無しさん:2013/04/18(木) 13:00:11
自演乙

420名無しさん:2013/04/18(木) 22:25:46
火神北斗と生徒会室!!

421名無しさん:2013/04/19(金) 12:32:12
自演ww

422椎名 深夏:2013/04/19(金) 20:09:30
>>421
自演といっても中の人、つまり私(俺)
がいってるんだから深夏を笑うのだけはやめてください

423たらこ:2013/04/20(土) 10:53:30
火神とつくし!
火神SでつくしM!

424名無しさん:2013/04/26(金) 13:49:51
自演なんぞで騒ぐなよww 某龍()なんて盗作だろWW はあ、まともな職人カムバック!!

425名無しさん:2013/04/28(日) 18:18:34
盗作龍の話しはやめてやれよwwwww
ってかあいつも自演してたろ。ちゃんとみなおしてこいや

426名無しさん:2013/04/28(日) 19:01:12
>>424
>>425
文句あるなら自分で書け

427名無しさん:2013/04/28(日) 20:47:21
Part1の頃、SSはまだしも、何たら龍の雑談はマジで低能だった。

428名無しさん:2013/04/28(日) 23:16:26
生徒会の一存は萌えるが、エロには向かないと思うぞ。

429名無しさん:2013/04/29(月) 00:04:33
>>428
杉崎の全否定ww

430名無しさん:2013/04/29(月) 01:17:09
>>425 正しい意見だと思うよ。SSが少ない今こうして雑談だけでレスが埋まるのは正直よくないと思う
でもさ・・・自演盗作なんぞやらかすよりはこのくらいの雑談目瞑らんと
文句とかじゃなくて二次創作する上でやっちゃいけないことやってたから今叩かれてんだろ



>>427 今も自己主張の激しい雑談ばっかりだけどな。芸能人気分なんだろ
序盤で神職人だのとあがめられ調子に乗って多重職人を演じる→爆死
その後SSを投稿することで住人から受け入れられるも当時の職人Kさんから遠回しにパクりを指摘される→爆死
これ以上何やっても救いようがないわ



>>428 あくまでエロの一歩手前で終わるのがこの作品のいいところ・・・だった と思う

431名無しさん:2013/04/29(月) 01:32:46
とりあえず、龍を叩くのもいいがこんな雰囲気じゃ龍にしたってほかの作家さんも投下しにくいだろ。
あくまでSSを作るスレなんだから職人批判したいというなら、アンチスレか心の中でやれ

432名無しさん:2013/04/29(月) 14:51:04
職人でも何でもないけどな

433一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:19:56
SSが完成しましたので投下させていただきます

434一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:20:54
ざぁ――っと雨の降る音がする。梅雨の時季でもないのにかなり大きな音とスコールの光景が窓の外には広がっている。
「結構降ってんなぁ……」
正直こっちが引くくらいの降雨でただただ唖然として外の景色を眺めることしかできない。
天気予報で雨が降ることを聞かされるとはいえ、完全に失念していたし、またこんな事にはなるとは思えなかった。
今の状況を説明すると、だ。遅く、といってもせいぜい四時半過ぎ位までだが、雑務を深夏と二人きりで残ってやっていたら、いつの間にかこのゲリラ豪雨が降ってきて帰れなくなっている。という状況だ。
雑務そのものはとっくに終わっているのだが、こんな雨の中では傘なんて意味を成さないだろうし、そもそも持ってきてないし、という八方塞がりな状況だ。
「……さて、深夏。どうやって帰るよ?」
「どうやってもなにも、これじゃあ帰るに帰れねえし、帰りにしたって普通に帰るしかないだろ」
「いや、まあ、そうなんだけどさ」
それが難しいからわざわざ聞いているのであり、別に正攻法とか正論なんて聞いてないのである。
「こうなったら、無駄と分かっても傘さして帰るしかないか」
「それしかないよな、やっぱり」
ビチョビチョになるけど仕方ないか、深夏がそう付け加えた。このまま学校に残ったってこの豪雨は降りやむなんて事はないだろうし、そもそもさっき見たワンセグのニュース情報では深夜の三時くらいまで降り続けるらしい。流石にそんなには待てない。
「あ〜、もう仕方ねえ、深夏、行こう」
「うん、わかった」
生徒会室の隅にある傘立てから自分の傘を引き抜いて生徒会室から出た。



435一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:21:38
結論から言おう。
「あたしって、ホントバカ……っ!」
「いや、どこの魔法少女だよ!」
こんな豪雨の中なのに、的確なツッコミを入れてくれる深夏のことを心から一途な奴だと思う。
傘なんて五分も保たずに骨が折れてゴミと化した。そのため俺たちは鞄を傘代わりにして何とか行こうとも思ったが、こんな豪雨じゃそんな物に意味などまるでなく、結局体中濡れまくるしかなかった。
こうなると人間吹っ切れるもので、雨に濡れながら全速力で走って、とにかく家に早く着きたいと思うその一心で走っていた。
これほどに雨が降っていると道は泥だらけになるし、どうしても汚くなる、最近若干の洒落っ気が出てきた深夏はどうもそれが気になるらしくて全力では走れなさそうぽかった。まあ、それは俺もなんだが制服汚すといろいろ面倒だし。
それでもなお、深夏は全力で走っている俺より早く走っているのだから凄いと思う。
「はぁっ、はぁっ、深夏――っ! だいじょぶか――っ!?」
「ん? ああ、だいじょぶだ! くっそ、こんな雨じゃなきゃあっという間に家まで戻れんのに!」
「まあ、そう言うなって!」
ちなみに何でさっきからこんなに大声で話しているのかと云うと、こんな雨の中だから大声で話していないと、雨音に声を消されて通じないからだ。
走る度に泥が跳ねる。靴の中にはおかまいも遠慮もなく雨水が浸入してくるし、ぐじゅぐじゅとした気持ちの悪い感触が一歩踏み出す度に感じる。
このままの速度で走っても、自宅にはまだまだ時間がかかるだろう。それでものんびり歩くよりかは十分に早いのだが、この雨の中じゃたかが十数分縮まったとしても大差はないだろう。っていうか既に俺の体は下着までぐちょぐちょだ。制服なんて、比喩表現ではあるがこんなに水を吸って何倍かに膨張するのではないかと思うほどだ。
その水を吸った不快感や、まだまだ家に帰るまで時間がかかるという虚脱感に加えて、水を吸った分、服そのものが重くなると云うただでさえ生徒会の雑務を片づけたこの肉体に、身体的な疲労ものし掛かってくる。
ぶっちゃけ、ただの長距離マラソンくらいには疲れるものがあった。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、く、うおおおっ!?」
体がいうことを気かず、足をもつらせて豪快に転ぶ。地面がぬかるんでいる分ブレーキもかからず、ズザザザーーッ!! と顔面から滑り込む形で転ぶ。その転び様はどこかの動画サイトに投稿すれば、ちょっと人気出ちゃうんじゃないかと思うくらいに豪快じゃないかと、自分の事ながら思った。
「け、鍵っ!?」
いきなり後方から滑ってきたのに驚いたか、深夏が心配しながら駆け寄ってくる。
「うぉっ、かっ、ぺっ、ぺっ! うぇぶっ、うあ、泥食っちまった」
「いや、もうお前全身泥だらけだよ、だいじょぶか? 立てるか?」
深夏が手を差し出してきてくれて、俺はそれに掴まり立ち上がる。
「ん、ああ、怪我とかは、してなさそうだ」
「ほんとか? どこも痛いところないか?」
「おう、だいじょぶだ。ほら、そんなことより早く行こうぜ」
深夏の手を握ったまま駆け出す。
「ちょ、鍵! いくら何でも手を握ったまんまじゃ走りにくい!」
「いいじゃん別に。減るもんでもなし」
「手を握るのはいいけど、別にこんな状況にまでロマンチックなもんを持ち出さなくてもいいだろ!」
まあ、確かに深夏の言うとおりでもあるし、手も濡れているわけだから正直深夏の手を握ったとしても、あら、不思議。不快感が幸福感に勝ってるわ。
でも、深夏も手を振り払わない辺り、満更でもないのだろう、むしろ仕方なしな感じどこか握り返してくれる。
あたってくる雨粒は容赦なく俺たちの体を打ちつける。
正直に言うと、若干痛いというレベルにいきそうだ。
「全く、訳が分からないよ!」
「だから、おまえの中だと、なんか魔法少女が流行ってるのかよ!」
痛いというレベルの雨粒にも関わらずこうやって律儀にツッコミをしてくれる深夏が俺は大好きだ。
ザアァーーッ!!
「うわ、いきなり強まりだしたぞ!」
何だろう。タイミング的にこれは俺たちがイチャついてるのをみて豪雨が嫉妬したのだろうか。そうとしか感じられなく、唐突に勢いを増して降ってきた雨の中、もう喋る余裕なんてなくただひたすらに走って帰るしかなかった。



436一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:22:11
家に着いたのは結局学校を出て二十分と少し経った頃だった。
あんな雨の中、二十分も外にいたらもう体は冷えきって、精神的にも軽く鬱になるくらいずぶ濡れになっていた。
「うぅ、へ、へっ、へくちっ」
深夏がかわいく嚔をするが、それにいちいち対応するのも億劫になっている。
とはいえこのままでは絶対風邪を引いてしまうし、せめてバスタオルを取ってこようと思い、靴を脱ごうとする。
「深夏、ちょっと待っててくれ。バスタオル取ってくる」
「うん、な、なるべく早くな」
深夏は両肩をさすりながら、体を温めてる。見ればツインテールも水を滴らせて、しんなりしている。なんだかいつもとは違う元気のなさそうな雰囲気を漂わせていた。
バスタオルを二枚取ってきて、一枚は自分の頭に被せ、もう一枚を深夏に渡す。
これは風呂も沸かせた方がいいかな、と思い風呂を沸かすシステムパネルの前に立ちそこで時間を見てある事柄に気づく。
「あ…………ああっ!?」
「どうしたー?」
深夏があっけらかんとした声で言ってくるが、俺の頭にはまるで入ってこない。
「……深夏、ごめん、すっかり忘れてた」
「? なにを?」
「今日、下水道工事だから、後三十分くらいで、断水だわ」
「ふ〜ん……え?」
「いや、だから、後ちょっとしたら風呂にも入れなくなる」
 「……や、そ、それはまた、大変だな」
 「大変だな、って他人事だな。おまえだって風呂入りたいだろ?」
 「いや、まぁ、入りたいけど」
「今から風呂を沸かして、だいたい十分ちょっと。だとするとやっぱり一人入るのが限界かな……」
俺がそう呟いていたのを敏感に聞き分けていたのか
深夏が口出しする。
「じゃ、ほら! あたしが先に入ってちゃっちゃと出るからさ!」
「それじゃカラスの行水だろうに。逆に風邪引く要因になりかねないぞ」
一人一人が少ない時間はいるよりも、一人入れなくてももう一人はちゃんと風呂に入れた方がいいだろう。
っていうか深夏の入浴時間を奪ってまで自分が風呂に入りたいとも思わない。
「じゃあ、今から風呂入れるから、深夏だけ入ってこいよ」
「は? いや、何でそんなことになるんだよ!」
「そうでもしなきゃ、おまえが風邪ひくだろ」
「はっ、あたし風邪をひく? そんなことあるわけねえだろ」
「立派に去年風邪ひいてただろーが」
「あっ、あれは熱を出してて休んでてただけだ!」
……それは風邪とどう違うんだろうか。
「とにかく、俺より深夏の方を優先させるのは当然だろ。っていうかこんな事で言い合いをしているのが不毛だ。深夏が入ってこい」
「なっ、そ、それだったらあたしだって同じ事が言えるぞ! あたしだって鍵に風邪ひいてほしくないし、あたしだけはいるのだって不公平だ!」
「別に不公平じゃないだろ? お前なんて見るからに寒そうにしてるわけだし。別に変な意地を張んなくてもいいから」
「へ、変な意地ってあたしからしたらすっげえ大切なことなんだぞ! 鍵だってあたしのことを心配してるからこうやってあたしに風呂は入れって言うんだろ? あたしだって同じだ。鍵のこと心配してるから、入れって、ふ、ふぁっくしょん!」
「ほら見ろ。どこからどう見たって風呂を必要としてるのはお前の体だろ」
「さ、寒くなんかない! い、今のはちょっと、間が悪かっただけだ!」
「もう言い訳っていうか、ただの駄々こねてるみたいになってるぞ」
「だって、鍵が我慢してんのだってあたしはわかるぞ!」
ズズズと鼻をすすらせながら深夏が鼻声で言う。
「別に我慢なんかしてねえよ」

437一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:22:42
そう言った瞬間にピロピロポーンと軽快なお湯が沸いた音がした。いつの間にか10分経っていたようだ。
「ほら、風呂沸いたぞ」
「うっ、じゃ、じゃあ、せめてじゃんけん! じゃんけんで決めろ!」
「いいけど、お前じゃんけんして負けたら素直にはいるのか?」
「ふっふっふ、あたしは負けねーからそんなことを心配しても無駄だぜ鍵。ここでじゃんけんに勝って、鍵には風呂に入ってもらうからな!」
「はいはい、でもおまえが負けたらお前が入るんだぞ」
何だろうこのバカップル臭。あと超絶にフラグ臭もする。
「「じゃあ、じゃーんけーん」」
「ポン!」
俺→グー
深夏→チョキ
「…………」
「…………」
ここまでフラグが都合よく立つなんて今時の緩いエロゲーにすらないと思う。
「さ、三回しょーー
「三回勝負なんて言ったらグーで殴るぞ」
俺が深夏をグーで殴っても逆にカウンターされそうだけど、深夏の言葉を先に遮ってそういう。
「……っ、もういい! 鍵なんか風邪ひいても看病してやんないし、知らねえからな!」
深夏はそう言い捨てて風呂場へと駆けていった。
「……ふぅ」
ようやく行ったか。
いや、ごめん。いろいろと俺嘘ついてた。
いや、何かって言うとね?
さっきから背筋のゾクゾクとか体中のだるささとかが止まらないんですけど……っ!
もう明らかに俺は風邪引いている。改めて確認しなくともそれが分かる。
正直な話、今風呂は行ったら逆に具合が悪くなる。ぶっちゃけそういう理由で深夏に風呂を譲った理由の方が大きいかもしれない。
ビショビショになっている制服を脱いで全身を拭く。
その仕草でさえ体がいうことを聞かず、体の節々が少しだけ痛みを訴える。
リアルに風邪の症状が俺の身に降り懸かっていることを今更ながら自覚する。
「はは、は……これじゃどっちが体に気をつけろって話だ」
声もすでにガラガラだ。
まあ、だからこそ深夏に気をつけてほしかったという事もあるんだが。
引き出しから風邪薬を出す。それを水道水と一緒に飲みほす。
水が喉の中を通るその一瞬だけ痛みを覚えるけど、すんでしまえばどうという事もない。
虚脱感がとたんに体中の細胞に襲いかかる。
いろいろしなくちゃならない。家に帰ってきたからってそれで安心なわけではないし、夕飯の支度だとかいろいろ家事が残っている。積みゲーも残ってるから片づけたい。 こういう体が弱っているときこそ、男はエロが増す。
「いやいや、アホか」
今この状態で液晶画面なんざ見たら、まず間違いなく頭の中が頭痛的な意味で破裂するだろう。
ただの家事でさえ体がいうこと聞くかも分からないのに、それは自殺行為に近いことだろう。
自分の脱いだビショビショに濡れた服を抱えて、洗濯機と乾燥機の中に入れるために更衣室のドアを開ける。
ガラッ
「ふぇっ?」
中から深夏の声がした。いや、当たり前の話ではある。今から深夏は風呂に入ろうとしているのだから。
髪の毛のリボンはほどいてある。しかし雨露のせいで髪の毛は固定されているみたいになっていてリボンをつけてもないのにツインテールみたいになっている。
ほとんど服は脱いでしまっているみたいで、今まさにパンツを脱ごうと下着に手をかけている次第。それ以外の深夏の肌は全て晒されている。

438一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:23:12
「う、うあああっ、うわああああああああああああああああああああああああっ!」
音もなく、影もなく、俺の顔面に深夏の拳が飛んできた。
鼻と口を的確に潰したせいか俺の声は変な声に、いやそもそも出せなかった気がする。
「おもっ……ぐぷっ!!」
そのまま、体が宙に浮き廊下の壁にめり込む。
すぐに深夏はドアを閉めて、ドア越しに俺に罵声を浴びせた。
「け、鍵のバカ! バカ! は、はじめからこれが目的であたしに風呂はいらせようとしたんだな! 最低だ! ほんとバカ! 死ね! もう、鍵なんか死んじゃえ!」
いや、そんなつもりはない。……と言おうとしたところで違和感に気づく。
声が出せないことに気づいた。今の深夏のパンチが原因ではなく、この感じは喉が風邪にやられたんだと思う。
そのせいとは云え無言だったのがいけなかったのか、深夏は何も言い返さない俺に。
「まさか、ほんとにそういう目的なの、かよ。何も言い返さないのは、ほんとにお前……」
違うんだ、と言おうとしても喉が言うことを聞かず空気が掠れたような音しかでない。
そのまま深夏は失意の表情をしたまま風呂の扉を開けて、中に入ったようだが、これはマジでやばい。
久しぶりに深夏を本気で怒らせてしまったかもしれない。とはいえ、この喉のことを話したら逆に風を隠していたことで怒られそうな気もする。
風邪でただでさえ弱っているこの時に、精神的にも肉体的にも憂鬱になり、気が滅入る事態が上がり込んだ。



439一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:24:12
結局その日は深夏と話すことができなかった。いや今の俺の喉じゃ話せないと言うのが正しいが。
そればかりか深夏は今日、リビングの方で勝手に布団をひいて寝ると俺に一方的にそう言ってきた。
逆に今はそれがありがたい。今こんな状態で深夏と一緒のベッドで寝たら、いくら深夏が丈夫でも俺の風邪をうつしてしまうだろう。
それに深夏が怒っているせいとは云え、深夏が徹底的に俺のことを無視しているせいか俺が風邪をひいていることもバレずにすんだ。そこまではよかった。
だが、結局症状はよくなりはせず、むしろ深夏に嫌われたことがあまりにも俺的には精神的なショックすぎて症状が悪くなった。病は気からなんて言われるがそれをほんとによく思い知った。
咳も必死でこらえたし、めまいや立ちくらみなんて少し立とうとする度に必ず起こった。頭痛なんてもうひどくて、よくあんな状態で料理作ったりや洗濯物を取り込めたものだと自分のことを褒めてやりたい気分だ。
で、ただいま深夜三時。深夏がリビングで寝ているから俺は一人で自分の部屋で寝ているわけだが。
なんていうかもう、死にそうだった。地獄を体現するとはこのことかと自棄になって逆にテンションがあがったりもしたが、それも俺の体を悪化するのに一役買ってしまったようだ。
こんなにも苦しいと逆に寝にくい。目を閉じようと何しようと体の虚脱感や苦悶がまるでムカデか何かのように体中を這いずり回る。
かといって寝れない訳ではなく時々いきなりガクンと意識の落ちることがある。いわゆる気絶のようなもので、少しの間の記憶が丸ごとなくなっているような感覚があって、いつの間にか時間が経過している。
その間は少なくとも寝ているのだろうけれど、いい気分ではない。っていうかむしろ気持ちが悪くなる。
寝ていたとしても、苦しい。体は熱いし、息切れもする。何よりもそれらの症状が重なり悪夢を見るし。
その悪夢の内容がさっきの深夏だ。深夏に、嫌われる夢が、夢がああああああああああああ!!!
ピピッと脇に挟んでいた体温計の音が鳴り正気に戻る。それを取り出して何度か見てみる。
42,3℃とある。どうせなら37,2℃と出てほしいものだ。いや、俺どれだけ深夏が好きやねんって云う話にもなるが。
と、再びガクンと意識が丸ごと抜けるような感覚が訪れる。徹夜明けの作家みたいに眠気と倦怠感だとか、なんか気持ち悪い、ものが……う、あ、あ…………あ



440一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:24:49
昨日、昨日……あたしはほんとに酷いことをしてしまった。 鍵に向かって、あんな酷いことを言ってしまった。
どちらが悪いわけでもない。別にムキになってしまったわけでもないのに……何というか、あいつがあたしの厚意を無碍に扱うから、その……なんて、いうか。
ぶっちゃけ、恥ずかしかったけど裸を見られたのは、そんなに嫌なことではない。一言謝ってくれればそれで許すつもりだったし、そんなに怒っていることでもなかった。だけど、あれがあらゆる事の着火材になって何というか、ああいうことになってしまった。
ただ、あたしだってそれこそ自分の事なんて後回しにしてもいいくらい鍵のことが好きで、それをああもないがしろにされたらちょっと酷いことをしてしまった。
あー、昨日のこと思い出したら腹の中のもやもやがまた蠢き始めたぞ……」
「いや、ん、まぁ、あたしも執拗に迫っちゃったっていうのもあるし……よし、しょうがない、今回ばかりは許してやろうかな」
自分を無理矢理納得させるために言い訳をテキトーに捻り出すと、あたしは鍵が寝ているだろうあいつの部屋に足を進める。足取りは昨日と比べれば軽い。
あたしらしくもないが、仲直りの仲介になれるように久しぶりに自分で朝ご飯を作ってみた。味は、それなり……だと思う。たぶん鍵が作ったご飯のほうが美味しい気がするけど
許す、か。
思い直すと、それはそれであたしが負けたようで、しかも独りで勝手に怒りだしたまま。何事もなかったように振る舞うというのは癪だが。
「鍵、入るからな」
後ろめたい気持ちがあったせいか声が自然にぶすっとしてしまった。
「……」
返事はない。扉の向こうがただの屍のようだ。
あたしは軽く躊躇しつつも、ゆっくりと扉を開けた。
そこに広がっていたのは。

カーテンの開き具合のせいか中途半端に朝日が差し込む部屋。
妙に、なんだか陰気な空気。
身体がベッドから力なくはみ出て、横たわっている鍵。



「鍵っ!」
気づけばあたしは大きな声を挙げて、ぐったりと床に雪崩た鍵に駆け寄っていた。鍵は、あたしの腕の中で魘されて、荒いというより呼吸そのものを苦しそうしている吐息を漏らし、自分の体温に侵されている。
高熱が発症していた。そんなこと、わざわざ額を触って確かめるまでもなく明白だ。抱え上げると、その服越しでさえ鍵の体温を感じられる。抱えていればカイロみたいに温かく、頬や額は真っ赤に染め上げられ、髪は汗のせいで顔にしっとり貼り付いている。……こんな熱、あたしは見たことがない。
鍵は目やにで開きにくくなった瞼を錆び付いた動きで押し上げると、あたしの顔を見て悲しそうな表情を作る。
「ぅ、ぐ……深夏……」
「大丈夫なのか!? いや、大丈夫じゃないよな……昨日あたしの言ったこと無視するからこんな風邪をーー」
「ごめん……な」
「え?」
「昨日……お前を怒らせるようなことしちまって」
鍵は弱々しく笑うと、そっとあたしに手を伸ばす。
「でも、謝るけど、これで良かった、と思ってるからな。俺がこんな熱出しちまったのは、おまえのせいじゃ、ない。実を言うと、家に帰ってきた、あたりからキツかった。だけど、深夏の方は、今風邪ひいてないだろ? 今、おまえに心配させてることは、あやまるけど、俺はおまえが元気でいてくれるなら、それでいいと思う。だから、俺のしたこと、謝る、けど、悪いとは、ぐ、ゲホッゲホッ!」
「馬鹿っ、こんな症状になってまで人のこと心配してんじゃねぇよ!」
あたしは思わず手を振り上げて――慌てて制止する。危ない、衝動的に暴力に訴えかけるのはあたしの悪い癖だ。
何だかんだでいつも守ってもらっていた。でも、あたしの腕の中で苦しさに打ち震える鍵は、そんないつもの気丈な彼とは違って、小さかった。
いつの間にかあたしが追いかけていたはずの大きな彼は……どうしてだろう、今は酷く頼りなく思えて。
だから、守ってあげないといけなくて。

441一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:25:41
「鍵……」
「…………」
言葉は返ってこない。冗談抜きで、本当に相当衰弱しているみたいだ。
「あたしに……あたしに、看病させろっ」
「……は?」
「こんな事になったのはその、あたしの所為でもあるんだし、だからあたしが看病するのが当然かなっておもうのは当然だろ!」
「……」
なぜだろう。鍵の体から汗がだらだら流れ出てる。さっきまでとは違う油汗が流れ出ている。っていうかあの苦しそうな顔が、なんだか気まずそうな出来れば面倒事は避けたい、というような顔に変わっている。
「おい、鍵」
「……な、何でございましょうか?」
「あたしに、看病、させろ」
「何で区切っていった?」
「いや、伝わってないかと思って」
「……、気持ちはありがたいが、そんな事、して深夏に風邪が感染ったら、大変だから」
「こんな時にまで、あたしの心配なんかしなくていい。それに今の鍵を見てそんな薄情な気持ちになんて、絶対になれない」
「いや、でも」
「いいから! その、鍵の心配してるのはあたしがちゃんと看病できるかどうかなんだろ!」
「うっ……」
図星だったみたいで鍵は顔を歪ませる。
「あたしだって、教科書のお手本通りな看病が出来る訳じゃないけど、それでも、今の鍵のことを放っておく事なんて出来ない。だから……」
「……深夏がそこまで言うんだったら、もう俺が何言っても無理なんだろうな」
具合が悪いはずなのに、鍵はその言葉だけはしっかりとした口調であたしに言いかける。
「へ?」
「……わかった、じゃあ、頼んでも、いいか?」
その鍵の台詞に私はしばらくぽかんとしていたけど
「当たり前だろ!」
鍵にそういい返す。あたしのせいいっぱいの声で
さて
あたしにとってかなり壮絶な休日が始まる。



442一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:26:35
「鍵……」
「…………」
言葉は返ってこない。冗談抜きで、本当に相当衰弱しているみたいだ。
「あたしに……あたしに、看病させろっ」
「……は?」
「こんな事になったのはその、あたしの所為でもあるんだし、だからあたしが看病するのが当然かなっておもうのは当然だろ!」
「……」
なぜだろう。鍵の体から汗がだらだら流れ出てる。さっきまでとは違う油汗が流れ出ている。っていうかあの苦しそうな顔が、なんだか気まずそうな出来れば面倒事は避けたい、というような顔に変わっている。
「おい、鍵」
「……な、何でございましょうか?」
「あたしに、看病、させろ」
「何で区切っていった?」
「いや、伝わってないかと思って」
「……、気持ちはありがたいが、そんな事、して深夏に風邪が感染ったら、大変だから」
「こんな時にまで、あたしの心配なんかしなくていい。それに今の鍵を見てそんな薄情な気持ちになんて、絶対になれない」
「いや、でも」
「いいから! その、鍵の心配してるのはあたしがちゃんと看病できるかどうかなんだろ!」
「うっ……」
図星だったみたいで鍵は顔を歪ませる。
「あたしだって、教科書のお手本通りな看病が出来る訳じゃないけど、それでも、今の鍵のことを放っておく事なんて出来ない。だから……」
「……深夏がそこまで言うんだったら、もう俺が何言っても無理なんだろうな」
具合が悪いはずなのに、鍵はその言葉だけはしっかりとした口調であたしに言いかける。
「へ?」
「……わかった、じゃあ、頼んでも、いいか?」
その鍵の台詞に私はしばらくぽかんとしていたけど
「当たり前だろ!」
鍵にそういい返す。あたしのせいいっぱいの声で
さて
あたしにとってかなり壮絶な休日が始まる。



結局その後はとりあえず鍵に冷えピタを張って、寝かせることにした。寝ることも辛そうな鍵だったけど、あのままも起こし続けてもいいことがなさそうだったし寝ていれば多少体力も回復すると思ったからだ。
で、今あたしはリビングで作戦を練っている。
実を言うと、看病なんてこれが正真正銘、初めてだ。
いや、昔は真冬が病弱だったこともあったんだが、小学校の高学年辺りからあいつも結構丈夫になってきてあたしのでる幕なんてなく、そもそも真冬の看病は母さんがほとんどやっていて、あたしはそれを横から眺めるくらいしかできなかった。
う、なんかその時の無力感というか罪悪感が蘇ってきた。
いや! いやいやいや! 今日のあたしは、これからのあたしは違う、今から鍵を信じられないくらい元気にしてみせるという覚悟の元、今のあたしは燃え上がっているんだぜ!
とりあえずはあれか? あの背中の汗を拭いてやるとかいう奴か!? 寝にくいと嫌だもんな。それともご飯……というよりはお粥か。そういう消化のいいもんを作った方がいいのか!? あっ、薬、そうだ薬も飲ませなきゃいけないじゃんか!
「ど、どれからした方が正解なんだ……!?」
頭の中にある昔の記憶をでたらめにぶちまけるように引っ張り出す。確か母さんは真冬がこうなってたとき、どれからしてたっけ。
「ん、以外と別にどれからしなきゃいけないという制限はないんじゃねえか?」
今更ながらそう気づく。
いや、待て。今、あたし、ついでに気づいたけど。
この家の台所事情なんて、あたし全く知らねえぞ。
無駄にハイテクなキッチンだし、ピピッとコンロとかよく分からないし、たぶん鍵はこれを完全に使いこなしてはいないんだろうけど、あたしはこんなの扱うことすらできない。……気がする。
それに薬の場所だって知らないし。
あたしが戦いは鍵に巣くっている病魔なんかではなく、この家の構造そのものじゃないのか……?

443一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:27:13
ひやりと、背中に汗がつたう。
「と、とりあえず、どこになにがあるのか分からなくても探さなきゃ始まりはしないよな」
無理矢理にでも何か言葉に出して納得させないとプレッシャーに押しつぶされそうで、ある意味耐えられない。
まずはキッチンやリビングの収納の戸棚の扉を一つずつあける。なにがどこにあるのかも全く分からないから確かめるために。
ガチャン! (皿が高く積まれてる)
ガチャン! (グラスがいくつもおいてある)
ガタン! (フィギュアがたくさん並んで、え?)
「な、何で戸棚にこんなフィギュアが並んであるんだよ!」
思わずツッコんでしまった。ビックリ箱かこの家は。
いや、今そんなことにツッコミを入れてたら日が暮れる。この事は後で鍵に問いつめるとして、他のものを探そう。
いくつもいくつも戸棚の引き出しや扉を開けて、フィギュアとかマンガとか、おおよそキッチンにはあるはずのないものがだいたい3回に1回ぐらいの確率で現れる度にあたしはうんざりするが、探し初めて大体10分位でお粥を作るために必要な土鍋を見つけることが出来た。
だが、こう、なんて言うんだ。あたしの身長的に椅子を使っても届かないような位置にあるんだけど。
いや、あきらめるな椎名深夏! たかが身長の不足なんて鍵の苦しみに比べたらなんてことない!
そうだ、出来ないものなんて何もない! 決してこうやって熱血テンションにしないとネガティブな気分が消えないとかそんなわけはない!
「く、ぅ……う、おおおおおおおおおおっ!」
爪先と背中と指先を限界まで伸ばし、土鍋を取る!
ちょん、ちょん、ちょんとさっきから爪が少しだけ当たるけど、全く取れない!
く、まだ、まだ足りないって言うのか! なら、なら、あたしも限界を超える!
右腕の、
間接を、
はずす!
ゴキリ! とあたしの腕からずいぶんとエグい音がした!
「うあっ!?」
痛い! ていうか痛い! マジで痛いぃ!
勢いでこんな事やるんじゃなかったと軽く反省する!
だけどそのおかげで、爪が掠るレベルから何とか指先で掴める用になり、一気にそれを引き抜く!
「せえぇいっ!」
ヒュンッ……!
手応えがあった。
っていうかありすぎた。
土鍋を引き抜くことは出来たけど、その中に入っていた皿が慣性の法則を最大限に作用して、ぶっ飛んだ!
「やばっ!? ふぉ、ふぉおおおおおおおおおおおおっ!?」
ドシャアッ! 
おもいっきり横っ飛びして何枚か空中に散っている皿をすべて回収する!
「はっ!(ガチャン!) はっ!(チンッ!) はぁあっ!(ガチャンッ!) はいっ!(チャーンッ!)」
すべての皿を回収すると同時に、時間が十秒くらい時が止まった気がする。
「ミ、ミッション、コンプリート……!」
達成感と同時に思わず安堵が顔にでてしまう。
「ふ、ふふ、これが、看病か。なかなかにエキサイティングじゃねえか……燃えてくるぜ!」
間接のはずれた右腕を元に戻して(グキリ!)っと。
手強い、だけどそれがあたしを異様に燃え立たせる!
思わずぐっと握り拳を握っちまうぜ!
「おっと……こんなことだけで喜んでもいられないな」
なんか元となっている目的のことを考えると非常に不謹慎な気もしなくはないが、そんなことは気にしてられない。気にしちゃいけない。
あたしが今することはここで喜ぶことじゃない。
こんなのは序の口、ドラ○エで例えるならまだス○イムを倒したところにしか当たらない。
すなわちゾー○を倒すに当たるのは鍵の風邪が完治したとき!
「よっし!、待ってろよ鍵! あたし、あたしはがんばるぜぇっ!」
寝ている鍵にとっては非常に迷惑だと思うけど自重せずに声高らかに宣言する!
おお、今のあたし、主人公っぽくないか!?



444一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:27:52
早くも挫折の兆候が見えてきた。
うん、なんていうか、なめてた。看病。結構疲れる。
いや、看病だけならどうとでもなる。ぶっちゃけ薬とか氷嚢とか看病に必要な道具、お粥とか今の鍵でも食べれるような消化のいいもの、そういうのは揃えられた。揃えるのに結構苦労したけど終わってしまえばどうという事はない。
問題はそのあとすぐに分かった。
 いざ、お粥でも作ろうかとキッチンに立ったその矢先。あたしは見てしまった。
そう、昨日の晩飯、それにお弁当が流しに積まれておいてあるだけでなにも片づけられていなかった。
いやな予感はそれだけでは収まらず、連鎖する。
リビングを見渡せば、いつもそこそこにきれいなリビングが少しだけ散らかっていて、"こんとん"としていた。
もちろん、このリビング、この家中をくまなくきれいにしているのは鍵本人だ。というかあたしはやらせてもらえないし、鍵のそういう家事に勤しむ姿をあたしはあまり見たことがない。せいぜい洗濯機のタイマー設定だとかご飯を作るためにキッチンに立っている姿しか見たことがない。
鍵はそういう姿をあたしに見せた試しがほとんどない。
だけど、鍵が昨日、それに今日。鍵はあれだけ苦しそうにしていた。当たり前のことだが家事なんて出来るわけがない。
つまり、あたしは鍵の看病だけでなく、この家の事、まさに文字通りに家事をしなくちゃいけない。
挫折を感じたのはそれを理解した瞬間だった。
でもそれ以上に、あたしは
あたしは情けないと思った。
あたしはこの家で、なにも鍵のためにしていない。
たぶん鍵も狙ってやってるんだろう。あたしに気を使わせないように、気づかせないように家事をしているんだと思う。
でも、昨日は違う。思い返してみれば鍵は明らかに調子が良くなさそうだった。今思い返してみても、はっきりと分かる。
でもあたしは昨日……自分の変な意地を張っているせいでそれに気づくこともなく、ましてや手伝うなんてこともしなかった。
見て見ぬ振りをした。
「…………」
後悔が、自責が波になって押し寄せる。
いや、ネガティブになんてなっている暇はない。後でいくらでも自分のことを責めることは出来る。
「なんていうか、ほんとにあたしって奴は……」
それでもやっぱりあたしは、バカな奴で。
そして、そんななのに、どうしてあたしは。
鍵のことをもっと好きになっちゃうんだろう。



445一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:28:37
結局すべてが終わったのはもう太陽が沈んで空が黒ずんだ後だった。
べつに某ラピュ○の飛行船タイ○ーモス号の厨房みたいにこの家は散らかってるわけではないから見た目よりは楽にすんだ。
でも、ほかにも仕事は残っていて洗濯物を畳んだり掃除したりと、普段なれないことしたせいか、体力はまだしも精神的に意味合いですごく疲れた。
一応、薬を何種類か探し出して、お粥も作ってある。
でも本音を言うと、もうあきらめてしまっていた……。
なんつーか、鍵に凄く会いづらい。
「いや、違う! あきらめたら、あきらめたらそこで試合終了だ!」
そうだよな、安○先生……!
そう決意したら善は急げってやつだ!
あたしの思いは、鍵に元気になってほしいってのもある。鍵に無理ばかりさせてそれを少しでも一緒に背負いたいという思いもある。
でも、でもそれ以上に。
やっぱりあたしは鍵が好きで、好きだからこそあたしも鍵に何かをしてあげたくて。
ただ好きでいるだけじゃなくて、ただ好かれるだけでもない。

鍵と対等でいたかった。

鍵があたしのことを想ってくれるのは嬉しくて、胸の奥が締め付けられるようにむずがゆい。
でも、その一方通行なだけじゃ、嫌だってわかった。
あたしも鍵があたしに何かしてくれるのと同じくらいに、鍵のためにあたしは何かしてやりたい。
そう、思って。
「ん、もう大丈夫だな」
腕の関節をはずしてまでとった土鍋の中には今グツグツとお粥が煮え立っている。
一応、味見をしてみる。いや、決して出来が心配とかじゃなくてこれで不味かったらあまりにもかっこがつかないし……と、とにかくそういうことなんだ!
「あ、よかった。ちゃんとできてた」
思わず胸をなで下ろす。
キッチンミトンを手に着けて慎重に持ち運ぶ。という体裁を整えながらもあたしは鍵の部屋まで可能な限りの最高速に一瞬で加速し、かつ土鍋の中のあったかさをベストに保つように土鍋に殆ど衝撃や影響を与えないように行った。
というわけでほぼ一瞬にして鍵の部屋の前までたどり着く。
昼と同じ状況だけど、心境は全く違うふうに感じる。
コンコンと指の第二関節でちょっとだけ控えめにノックする。
「鍵、入るからな」
そういって、部屋の中に入る。
昼間と変わらないその部屋の中で。
鍵は普通にベッドで寝ていた。
「……へへっ」
ちょっとだけ安心した。少なくとも昼間と比べたら、鍵の顔はちょっと安らかになっていた。
「ん……みな……つ……?」
あたしが入ってきたときの足音に気づいたのか、鍵が起きてしまった。
「あ、ごめん、起こしちまったか?」
「ん、いや……大丈夫だ、ちょうど起きようとしてた、ところだ……」
「ん、そっか……」
起きているときの鍵の顔色も結構良くなっていた。昼過ぎからだいたい今の時間まで寝ていたとしたら5〜6時間ほど寝ていたって事だ。
「ちゃんと寝れたか?」
「ん? ああ、おかげでな。ありがとよ」
でも鍵はやっぱり普段と比べて少しだけ窶れたような表情を見せている。
その表情を見てあたしが作ってきて今まさに手に持っているお粥のことを思い出した。
「そ、そうだ鍵! 腹減ってるだろ? お粥作ってきたぞ!」
あたしは手に持っている土鍋を鍵に見せつける。
「………………」

446一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:29:20
それを見た鍵は眠そうにしていた目を大きく見開いて、あたしに言ってきた。
「お前料理作れたのかよ!?」
「そこ!? 驚くとこはそこなのかよ!」
「いやだってお前俺に手料理なんて作ってくれた事なんて一度もないだろ」
「う……そりゃ、そうだけど……こっち来てからそういうタイミングなんて一度もなかったから作るに作れなかったし、鍵の作るご飯の方が美味いし」
「俺の作ったご飯の方が美味いって、それはそれでどうなのよ」
「い、いいから! せっかく作ったんだしさっさと食べろよ!」
あたしは鍵に、持っている土鍋を押しつける。
「いや、まあ、食べるけどさ。初めての深夏の手料理はもっとなんていうか、深夏の一番得意な料理食べたかったなぁって思うだろ?」
「ったく、あたしの一番の料理食べたいって…………って、へ?」
「いや、だってこんな時じゃなかったら…………あ〜でもこういう時じゃないと逆に深夏の料理食べれなかったのかもしんないのか。なら今度別の機会に作ってくれよ」
「え、いや……その、いいけど」
え? いや、あれ? あの会話の流れで何であたし、あれ? 誉められ、いや、期待されてるっていうのか? これ。
「ちなみに深夏の料理で一番得意なのって何だ?」
「いや、ちょ、ちょいまち! ちょっと待て!」
「は?」
ちょっと待て、少し待て、ホント待て、マジで待て。頭の中整理させてくれ。
「そ、その……バカにしないのか? だ、だってあたしだぞ!? あたしが料理なんて、似合わないだろ?」
鍵は今あたしが矢継ぎ早にいった言葉をなんだかポカンとした表情で聞いて
「全然」
なんて答えた。
「別に似合わないなんて事はないだろ? というか彼氏の俺からしたら深夏の料理なんてそれこそすごく食べてみたいものだけど」
「いや、でも不味いかもしんないだろ?」
「不味いのか?」
「いや、たぶん大丈夫だと思うけど」
「なら問題ないだろ。というか不味くとも問題ない」
鍵はそれで会話を終えたのかと思っているのか、あたしが押しつけた土鍋の蓋をとってお粥を食べようとする。
あたしはといえば、なんだこれ。なんだこれ!? やばい、顔がニヤケようとしてしょうがねえ! どうしてか分からないけど、ヤバい! かお! かおがぁっ!
「何だよ、全然おいしいじゃ……あ、そうだ。どうせなら、深夏。あ〜んってやってくれよ。あ〜んって」
「へ!? や、バカ、そんなのするわけないだろ……っ」
急に鍵に話を降られて表情を必死に我慢して鍵に向き直る。
「む……いやだいいやだい! 深夏があ〜んってしてくれなきゃいやだい! せっかくのこういう時なんだからサービス精神の一つや二つくらい無いなんていやだい!」
「う、いや、でも…………じゃ、その、い、今だけだからな! 今だけ!」
鍵の使っているレンゲをあたしが持って、お粥をすくい上げてふーっと息を吹きかける。
「ほら、あ、あ〜ん」
「あ〜ん」
パクっと鍵がお粥を食べる。
「その……美味いか?」
「美味いよ。すごく」
そう、誉められて。
あたしの顔の温度が一気に上がった様に感じる。
「…………深夏。めちゃくちゃ顔赤いぞ」
「き、気のせいだ……」
「いやだってお前、その顔の赤さは「あぁーーっ! 気のせいだ! 気のせいだったら気のせいだ!」
「気のせいじゃなくt「それ以上追求しようもんなら、殴る」
「すいませんでした」
鍵が執拗に追求してくるので、ちょっと脅したら大人しくなった。っていうか土下座してた。病人に脅す、ましてや土下座させるなんて云うあたしは人としての倫理感をぶっちぎる行為をしてしまったが、あんなに追求してくる鍵が悪い。悪いったら悪い。
「……ん、だったらその、続けるぞ」
「へ? 続けるって、何を?」
「あ〜んってしろって言ったのはお前だろ! あたしだって、恥ずかしいの我慢してやってんだから早く、しろっ……」
恥ずかしいならなぜやめないと云う話になるが、いや、むしろ恥ずかしいと云うよりも照れくさいものに近いんだが、鍵は特に追求してこない。
「……深夏、これは別に茶化そうって気じゃなくてだな? その心配だから聞くんだけど、お前まで熱だしてるなんて事はない?」
「何でそうなんだよ!? いや、確かにあたしもそういうことを連想させちまうような行為をとってきた自覚があるけどさ!」
あたしがそんなことを言っていたら、鍵はあたしの額に手を当ててくる。
思わずその行為にドクンと胸が高鳴るけど、ハッとなりその手を振り払う。
「だから、熱なんか出してない!」
「ほんとにか? 心なしか触ったら熱かった気もするけど」
「そりゃ、お前の手が熱いんだ!」



447一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:30:00
その後起きた鍵の背中を拭いてやったり、汗でグショグショになった鍵のベッドのマットレスとかを換えたわけだが、それにも結構時間がかかってしまった。
それはまだいいんだが、鍵はそのあたしの様子を見ては手伝おうかとばかり言ってくる始末。
さすがに病人に手伝わせるには気が引ける、というかあたしのプライド的にも気に食わないので引っ込むように言ってるんだが心配そうな視線をあたしに投げかけてくる。お前はあたしのお母さんか!
四苦八苦しながらもとりあえず終える頃にはすでに時計は九時を回っていた。
「深夏」
「な、何だよ」
「お前って、家事向いてないな」
「うるせえバカ!」
薄々あたしだって気づいていたさそんなこと!!
「でも、ありがとうな」
「…………? 何がだよ」
「いや、俺の看病してくれたのもそうだし、さっきリビングとか見てきたけど洗濯物とか昨日洗い損ねた食器とか片してくれたし」
「べ、別に当たり前のことだろ。お前が風邪で動けないんだから、できる訳ないんだし」
「いや、まあそうなんだけどな。かぁーっ! 俺もまだまだだな! こうやって深夏に心配されるんじゃ彼氏失格だな」
その言葉にあたしは。
さっき胸に秘めたことを思い出す。

”鍵と対等でいたい”
それがあたしの中で再び呼び起こされる。
「あの、そのこと、何だけどさ……。鍵、あたしも…………これからは、手伝おうかって考えてんだけど」
「手伝うって、何を?」
「だから、その……この家の家事って云うか、なんて云うかあたしが手伝えるんだったら、出来れば全部、鍵と一緒にこの家のことをやりたいって云うか……」
鍵は質問の位置を全然理解していないのか、間の抜けた顔であたしを見つめ返してくる。
「別に手伝わなくてもいいぞ? 俺一人で手は足りてるし」
「そういうことじゃなくてっ、また鍵がこうやって風邪引くような無理する前に、あたしが手伝ってやれば少しでもお前の負担を減らせるだろ? だからっ」
「いや別にこの程度のことなんて気にしなくてもいいって。全然俺は無理なんて感じてないし」
「……うそだ」
今、あたしは確信をもってそういえる。
「鍵が、たかが昨日の豪雨くらいで風邪引くわけがない。だったら考えられんのは、お前があたしの知らないところで無理をしてたってことだろ」
考えてみれば、当たり前のことだ。
あたしに気づかれないように家事をして。
学校では去年と変わらず一人で雑務をこなしていて。
それなのに成績は全然落としてなくて。
そして時間がなくても自分の楽しみを優先して。
でも、あたしには不満の一つも漏らさず。
あたしが何か不満になるようなことを全然思わせない。
完璧すぎて、すごいと思うけど。
あたしは別にそんなこと望んでない。
鍵が完璧であることなんて一度も望んだことがない。
あたしの鍵が好きな理由はそんなことじゃない。
かっこわるくたって、何だっていい。
あたしは鍵と対等でいたい。鍵に尽くされるだけじゃなくて鍵に尽くしたい。
「あたしは、そんな頼りないか?」
「……」
鍵はそのあたしの問いかけに無言でかえす。
頭を掻きながら困ったような表情を浮かべる。

448一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:30:38
「そういう訳じゃなくてだな、別に俺は深夏にそういうことをして欲しい訳じゃ」
「もう、いやなんだ! ただあたしはなにもしないで鍵にずっと任せっぱなしなのは……あたしだって鍵に何かしてやりたいって……好きなんだからそういうことしたいって思うのは当然だろ」
涙を流すほどではないけど、あたしの胸の内を締め付けているその原因を鍵に、もうありのままをわがままにって感じだけど思いっきり吐露する。
「…………あ〜、わかった。俺はそんな風に深夏を困らせる気はなかったんだけど、深夏がそう言うんだったら俺も、その、なんだ。手伝って、欲しい」
「……うん。そうして、ほしい」
「俺も、なんて言うんだ、勘違いしてた。昔のことだけど、言われたんだよ」
「なんて?」
「たしか、俺が恋愛なんて、結局はどれだけ相手に尽くせるかじゃないかって言ったらそれは違うって一蹴されてさ。その後にお互いに自己主張ばっかりして、たまにケンカしても、最後には寄り添ってられる。そういう関係が素敵だって言われた」
「思いっきりいまの鍵のことだな」
「うっ……まあ、俺は深夏のことを思って、て云う体裁があったけど、それも全部俺の自己満足だしな。たしかに俺も自分自身が無理してるのは分かってたけど、深夏に心配かけたくなかったし、ってもう全部言い訳だな」
「ったく、鍵はいつも全部一人で背負って、あたしの気持ちとか考えてことねえのかよ」
「ああもう、そうですよ! 全部俺が悪いよ! これからは恥も外聞もなく深夏に頼りまくるよ! それでいいだろ!」
「……ん、それでいい」
「それじゃあ、深夏。そういうわけで気を使わずに言いたいことを言うけど」
ガシッと鍵に肩をつかまれる。
「潤いが足りないんです。ずっと寝てたし心もお肌もカサカサなんです。だから」
妙にキリッとした顔であたしを見つめてくる。
「だから、キスしてもI
すべての言葉を言い終える前にあたしはにっこりとほほえんで鍵の顔に拳を入れておいてやった。



449一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:31:08
まあ、鍵のあの発言はあまりにもアレだから却下したが、あたしが少なくとも鍵のために何かする、当面は家事になりそうで、ようやくというかなんというか肩の荷の下りた、いやむしろ実際は背負ったことになるんだけど、あ〜もうなんかややこしい!
とりあえず、あたしはお客様状態じゃなくなったってことだ!
それでその後鍵が寝付くまで一緒に話していたんだが。
「むにゃむにゃ……。ぐぅ」
どうしてこうなったのか、誰かあたしに説明してくれないか。いや、ホント。
いや普通に話してたんだ、ただ普通に話してたら、鍵が眠そうになってそれでしばらくあいつがウトウトしてたら頭がコテンと落ちた。
それがあたしの太股付近に位置して、いわゆる膝枕的なことになっている。
いや、うん、改めて自分で状況説明をしてみたはいいけれど、さっぱりだ。あたしのこの今の状況。
起こすに起こせない、動くに動けない。まさに金縛り状態。
あいつが身じろぎする度に、鍵の男にしてはかなりサラサラな髪の毛が妙にくすぐったく感じる。
どうにも心臓の鼓動が速まる。というか速まり続ける。ドクンドクンというよりもドドドドドという連写音に近い鼓動だ。
それでいて、その鼓動の音は深く重い。
まるでマシンガンでも撃っているようにも思える。
そんな感じであたしは興奮、いやもはや覚醒状態にも近い様な感覚にさいなまれる。
だがあたしの動揺なんか気にせずに膝枕でぐーすかノーてんきに鍵は寝ている。
「むにゃ…………みなつ」
10分位に一度こうやって鍵があたしの名前を呼ぶもんだからいちいち反応してしまって気が休まらない。寝言にしたってあたしの夢を見すぎだろ。
「み、なつ…………すき……」
………………………………………………………へ?
いや!? ちょっ!? あ、あたしっ、夢の中のあたしになにが!? え!? あうぇっ!?
い、いきなりそんな夢ん中とは云っても寝言でそんなこと云われたら……っ!
「すき………………やきは、おれのものだ」
「……」
うん…………………どうせそんなこったろうと思ってたよ。変に期待したあたしが悪かったよ。
…………拗ねてなんかねえよ。冷めてんだよ。
「しゃぶ、しゃぶ…………は、みなつにやる」
いらねえ。
「いや、ちょっ、まて、しゃぶしゃぶをかけようとするな……それは洒落にならな…………ちょっ、アッー!」
しゃぶしゃぶかけるとかこいつの夢の中のあたしはなにをしてんだ!?
「うう、豚肉まみれで豚肉臭くなるよぅ……」
そういう問題!?
「むにゃ……みなつぅ……グヘヘヘヘ」
とたんに鍵の鼻の下がのび始めた。……若干こいつがあたしの彼氏であることを残念に思ってしまう。だってこの顔だし。
「こんなところで調教ペットプレイなんて、いやいいけどさ〜」
どんなことさせられてるんだよあたし!?
「うん、わかった。首輪つける。わんわん」
おまえが調教させられてんのかよ!? まさかの逆転かよ!?
「わんわん、わん! くぅ〜ん!」
なりきってる!?
「あ、知弦さん」
知弦さん出てきやがったぁーーっ!?
「知弦さんもお散歩ですか? いやぁ、そちらのペットもお元気そうで」
いや、この空気感じゃもしかするとそのペット。
「その首輪似合ってますよ会長!」
やぁっぱりなぁーーっ!!! 会長さんも出てくる気がしてた!
「げふっ! ご、ほ、ごめんなさ、私語は慎むから、も、蹴らないで、深夏……っ! わんわ、くぅ……ん」
あたしどんだけドSなんだよ!? なにをどうしたら鍵の中であたしの立ち位置がこうなるんだよ!
「むにゃ…………みなつ」
「……」
なんかこうやってあたしの名前を寝言で呼ぶフリをしてこいつはただ楽しもうとしているだけなんじゃ。

450一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:32:00
「が、美少年になっちゃ嫌だあああああああっ!!」
ちがう! こいつ本当に夢見てる! あたしの美少年の姿なんて鍵には一文の得にもならないんだからマジで夢見てる! っていうか悪夢なんじゃ?
だけど、どうしてまたそんなよくわからない夢をみんだ!?
「うそ、だろ、ただの男装だろ? オス○ルなんだろ?」
鍵は寝ているにも関わらず、ずいぶんと絶望にまみれた表情をする。
「そん、な、バカ……な、深夏の、胸が平坦だなんて……こんなの、悪い、夢だ! 夢なんだぁーーっ!」
いや、まあ、その通りなんだけど。
「あれ、深夏? そのツインテール? …………………………ぬきっ」
ぬきっ!? え、あたしのツインテール抜かれた!?
「お、おおっ!? 深夏のツインテールを抜いたら元に戻った! よかった、ほんとによかったよぅ!」
どんな生命体なんだよあたしはぁっ!?
「むにゃ……俺はハーレム王にな、なりませんすいません。だからその右手を下ろしてください! ヤメテ暴力反対!」
あからさまとも言ってもいい具合に鍵は顔をしかめる。
その大げさすぎる仕草にあたしは思わずプッと笑いがこぼれる。
「……ははっ、ったく鍵の中のあたしはいつも殴ってばっかだな」
いや、もう初めてあってから二年になろうとしているけど、うん、確かに過半数の思い出に鍵を殴っているビジョンが浮かぶ。
「最近はそうでもないと思うんだけどな」
鍵の髪をなでる。そうすると、鍵はしかめていた顔を徐々に安らかにする。
まるで子供みたいで、ちょっとだけ可愛く見えてしまう。
そして、改めて鍵の寝顔をじっと見る。
ああ、やっぱり、あたしはこいつのことが好きだ。駄目だ。大好きだ。
何がきっかけなのか、何処が好きなのか、そんなのを口ではうまく説明できないけど、でも、どうしようもなく鍵が好きだ。
どれだけ悪態をつかれても、どれだけケンカをしても鍵のことが大好きだ。
でも、さっきの鍵の言葉をあたしの中で反復させる。
元々、鍵はハーレムを作るって言って、それを叶えるためにはどんなことでも出来るように努力をするんだと思う。
今はあたしが彼女で、あたしだけが鍵の彼女で、鍵はあたしだけと付き合っている。ハーレムなんてこれっぽっちも存在してない。
でも、だからといって、鍵にハーレムが作れないのかって云ったらそういうわけではないと思う。
パラレルワールドとかを信じる訳じゃないけど、たぶん、こいつは、鍵は他の世界だったらハーレムを作れたんじゃないかと思う。
鍵は何でも出来る。でも初めから完璧な奴なんていないから、鍵は、こいつは自分のためなら、誰かのためならなんだって、どんなことだって出来るようにするんだ。
その上で、鍵はあたしを選んでくれた。
ハーレムって云うこいつの夢を捨ててまであたしを選んでくれた。
それが、どうしようもなく凄く嬉しい。
今日、鍵の看病をして、こいつのために奔走して、逆に鍵があたしのためにどれだけ尽くしているのかを知って、また、大好きになっちまった。
「……ぅおっし……!」
あたしの膝枕で寝ている鍵を起こさないよう慎重に移動させる。
完全に脱力してるせいか、鍵の体重を全部感じて動かすのも割と苦労した。
そのままそっと足音をたてずに鍵のベッドから出る。
「んじゃ、おやすみ、鍵」
鍵には声は届いていないけれど、あたしはそう声に出して部屋を後にした。
せめて、明日に鍵の風邪が治っているように願って。



451一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:32:32
その翌日の朝。
自分のかけた目覚まし時計の電子タイマーの音を聞いてあたしは起きた。
ずっと鍵と同棲してから、鍵に起こされていたから久しぶりだったけど問題はなかった。
元々真冬を起こしていたんだし、一人で起きることは別に屁でもないんだが、やっぱり起きたときに鍵が側にいないのは、ちょっとだけ寂しい。
結局昨日と同じくあたしは鍵とは一緒に寝れずリビングで寝ていたしな。
「ん、ん〜……っは、ぁっ」
ぐ〜っと背伸びをして眠気を逃がす。
昨日は日曜だったから鍵の看病を付きっきりですることが出来たけど、今日はそうはいかない。
まずは鍵起こして熱を計んないといけない。出来ればゆっくり寝かしてやりたいんだけど。
そういうわけでほんの数時間前にいた鍵の部屋まで行く。
「鍵ー。起きてるかー?」
ドア越しにそう告げる。
案の定というかなんというか返事は帰ってこない。ま、体に負担がたまってるんだろうし、まだ7時前だから別に寝ててもかまわないんけどな。
そろ〜っとドアを音をたてずに鍵の部屋の中に入る。
「むにゃむにゃ、ぐぐぅ」
そこには数時間前から変わらずにノーてんきな寝息を漏らして寝ている鍵がいた。
「おーい、鍵。起きろー」
ゆさゆさと鍵の体を揺する。
「んあ? は、へ……みなつ?」
そういえばあたしが鍵を起こすのは初めてかもしれない。逆はよくあるけどな。
「鍵、体の具合はどうだ?」
「ん、ふぁ、ぁ…………いや、昨日に比べればずいぶんとマシに、なった」
そうはいっても鍵の顔には寝起きってこともあるせいか、若干覇気がなかった。
「一応熱計っといてもいいか?」
「ん? ああ、頼む」
あたしはスイッチをつけた体温計をそのまま鍵に手渡す。
鍵は脇に体温計を挟んでしばらくじっと待つ。
「……」
「……」
「……」
「いや……鍵、そんなに、見つめなくても……」
「だって、深夏を見ることぐらいしかする事ないし」
そう言って鍵は何か話すネタを探すかのように「ん〜っ」と言いながら視線を宙にさまよわせた。
「深夏」
「ひゃ、お、おぅ、なんだよ」
「いや、別に無理して男言葉で話して見得を切んなくてもいいんだけどさ」
頭をポリポリ掻きながら鍵は呆れたような表情を作る。
「そのパジャマ可愛いな、今深夏の着ているやつ」
「へ?」
「いや、待て深夏、勘違いするなよ! 言っておくけど深夏のそのパジャマ姿が可愛いんであって、ただ、パジャマ単品が可愛いって言っているわけではないから!」
 「いや、わざわざそんなこと口に出してまで説明しなくてもいいから! いや、ていうかあまりにも突飛すぎてスルーしてたけどいきなりなに言ってんだよ!」
「強いて云えばもっと寝ぼけた感じでいてくれるとありがたい」
「知らねえよ!」
「あと、パジャマをもうちょっとはだけさしてくれると尚ありがたい。胸の谷間が見える」
 「うるせえよ!」
朝っぱらから何でこいつは、こう、セクハラ精神が全快なんだよ!
「それにしてもまあ、珍しいよな。深夏がこうやって俺を起こすの。初めてじゃないか?」
さっきあたしが自分でも思ったことを鍵が言ってくる。
「まあ確かにそうだけど。それがどうかしたのか?」
「いや、今までずっと深夏のこと起こしていたのになんか申し訳ないかなと思ってな」
「別に、そんなこと気にしなくてもいい。起こしてくれるのはありがたかったけど、別に一人で起きれるしな」
「でもなぁ、深夏の寝顔を毎朝見ることで俺は今日も一日がんばろうってぼへっ!」
「……本当にそろそろ怒るぞ」
鍵の脳天にチョップを食らわせてそう言ったら、ちょうど体温計のピピッという音が鳴った。
頭をさすりながら鍵は温度を見る。

452一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:33:07
「惜しい」
「何がだよ?」
あたしは横から体温計が何度を示しているのかをみる。
38,2℃と出ていた。
「あと1℃低ければ深夏だったのになぁ」
「いや、あたしがそんな形で出ても嬉しくねえから!」
むしろ逆にあたしが鍵の病ませているみたいで軽くへこむ。
ともあれ昨日の尋常じゃない熱に比べればかなり症状はよくなっている。

あれ?
いや、違う! 昨日の尋常じゃない熱のせいで感覚が鈍っていたけど、38℃も結構な高熱じゃねえか!
「鍵! 何で起きてんだよ!」
「え!? いや、だって深夏が起こしたんだし」
「うるせえよ!」
「えー」
「っていうかまだこんな高熱なのに何でおまえこんなハイテンションなんだよ!」
「深夏が来たから精一杯のボケでおもてなしをしようかと」
「別に精一杯のボケとかいらねえから! っていうか早く寝ろ!」
「だがことわガボフッ!」
鍵の顔面にあたしの拳をジャストミートでくれてやった。
「冗談言ってる場合じゃないだろ!!」
「そう思うんだったら、殴るなよ……」
なんだか鍵がごちゃごちゃうるさいけど、無視だ。
ああ、どうしよう。えっと、昨日あたしがずっと看病していて4℃くらい熱が下がったんだから、少なくとも今日一日中寝かせていれば…………いや、待て、もしかしたら熱が上がるかもしんねえ! あ、じゃあもうあれだ、今日は学校休んで。
「却下だ」
「鍵!」
「却下だ」
「今日あたしも学校やす、ってまだなにも言ってねえのに却下すんなよ!」
「だから却下だって言ってんだろ!」
っていうかよくあたしの考えてること当てられたなこいつ。
「ったく、俺を誰だと思ってんだよ」
「え? カ○ナ? それともシ○ン?」
「違えよ! 深夏にこの台詞吐いた時点でその返答が帰ってくるのは予測できたけど!」
「あたしもなんか、条件反射的にそう答えなきゃいけない気がしたぜ。でも、鍵っ」
「大丈夫だって、こんぐらいの熱じゃ俺は屁でもないから」
「でも、鍵、昨日言っただろ? あたしだって鍵のために何かしたいって」
「それとこれとは話が別だ。おまえが学校休んでまで俺の看病する必要はない」
「なっ!? そ、それじゃあ昨日までと一緒だろ! 鍵はあたしの看病なんていらないかもしんないけど、あたしは鍵のためにっ」
「…………あ〜、深夏を泣かす気はなかったんだけどな」
「な、泣いてなんかない!」
「それじゃあ目元のそれはなんだよ」
「へ? う、こ、これはっ!」
あわてて目元をゴシゴシ擦る。
「そりゃ、俺だって本音を言えば深夏にいてもらいたいって思ってるけどさ。それとは別に深夏には学校行ってもらいたいし」
「だったら、いいじゃん。あたしだって鍵の看病したいし、鍵だってあたしが側にいてほしいなら万事解決じゃん」
「……そんなこと言って深夏も俺と一緒にいただけとかなんじゃないのか?」
「そっ、そんなこと……ちょっと、だけしか思ってない……」
「おい」
「で、でもっ! ちゃんと鍵の看病する気だって満々なんだ!」
「深夏。たとえば俺とおまえの立場が逆だったら俺は深夏の側にいるっておまえと一緒のこと言ったんだろうさ。でも逆に深夏も俺と同じ立場なら学校に行けって言うだろ?」
「そりゃ、たぶん……そうかもしんないけど」
「だからおまえがどんな気持ちでいるのかは分かる。俺だっておまえの立場なら同じことがしたい。でも、そこを曲げて頼んでるんだ」
「……」
「そんなに無理な相談か?」
「おまえは……いつもそうだよな」
ほんとにいつもそうだ。

453一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:33:47
「でも、確かに立場が逆転してたら同じことあたしも言ってたんだとおもうけどさ。……分かった、今日は学校行く」
「ごめんな、深夏」
「でも! 代わりにあたしは条件出す! それが守れないなら鍵の言うことは聞かない」
「……分かった、俺の言うことだけ一方的に聞かれるんじゃ不公平だよな。そんくらいは甘んじて受けるさ」
「ん。じゃあ、まず一つ! あたしが学校から帰ってくるまで、この部屋から出ることはおろかベッドからも抜け出すな!」
「トイレにも行くなと?」
「今のうち行けばいいじゃん」
「今のうちって……まあいいけど」
「それと二つ目! 今日あたしは学校終わったらソニックブームが起こる勢いで走って帰ってくる。つまり生徒会は今日休むから」
「生徒会を休むのはいいけど、ソニックブームは発生させないで帰ってきてください」
「あと、三つ目だけど……」
「まだあんのかよ……」
「三つ目、そうだな……えぇっと、ん〜……」
「思いついてないなら、無理して言うなよ」
「う、うるさい! あるったらあるんだ!」
考えろ、考えろあたし! 決して思いつきじゃなく、あたしのしてほしいこと。それは……それは……。
「あ〜、いいよもういますぐにじゃなくて。あとで聞いてやるから、今は学校行く準備しろ」
「え? えう、あ……あ、え、う」
そ、それは確かにそうなんだが、何だこの言いようのない敗北感。さっきまで必死に考えていたあたしがなんかバカみたいに見えてくる。
「じゃ、じゃあ鍵! 今言った二つのことは絶対まもれよ! 約束だからな!」
「分かってるって。早く行ってこい」
鍵は手をヒラヒラ振ってあたしに言ってくる。
本当はどうしようもなく心配だったけど、どうにかその思いを振り切って鍵の部屋をあとにした。



454一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:34:18
タンタンタンタンタンタンタンタンとあたしは靴を鳴らす。
もうすでに6限目は終わっていて、残るはホームルームだけなんだが、その時間がとんでもなく長く感じる。
あっという間に今までの時間が過ぎたような感覚もするけど、やっぱりあたしからすればこの短い数秒がとてつもなく長く感じてしまう。
時間が経過するにつれてそれはなおさら増してくる。
そのせいか十秒も経ってないのにいちいち教室の時計を確認してしまうあたしがいる。
「うう、早く、早く来い。早く来い〜っ」
担任の先生をこれほど待ち遠しく思ったことがあたしの人生の中で一度でもあっただろうか。いやない。(反語)
端から見れば何をそんなに焦っているのかとほんとにツッコまれてしまいそうだけど、あたしは気が気じゃなかった。
昨日の朝見たあの光景。
生気のかけらも感じなかったあの時の鍵の顔のことがどうしても頭から離れてくれない。
どうしてもそのことがあたしの焦燥感を駆り立てる。
「おーし、席つけー」
真冬じゃないけど思わず、キターーーーーーーー!! と叫んでしまいそうになるくらいには、この担任の登場を嬉しく感じた。
「えぇっと、今日の連絡は〜」
(今日の連絡はっ!? ない! そうだろ!? ないだろ! なぁっ!)
教卓の前に立っている担任に対して殺気をバレないようにむき出しにする。
「えー、あ〜」
(早くって思ってんのが聞こえないかよ!)
「……………………特にありません。以上!」
特にないならそんなに間を空けるなとか、そもそも来るのが遅すぎたとかいいたい文句は山ほどあったがそれを我慢して引っ込める。
号令はクラス委員長であるあたしがやることになっている。
先生に号令を頼まれるより早く、あたしは叫んだ。
「起立! 気をつけ! 礼!」
『さよなーー』
あたしが聞こえたのはそこまでだった。
号令をかけた本人であるあたしは礼もせずに009ばりの超加速で教室の出口にすっ飛んでいった。
あとに聞いた話だが、あたしが廊下に出るときに出た音が本当に『デュン!』だったそうだ。なんだデュン! って。
ともかく、廊下に出てあたしは走る。
廊下を走ってはいけないという校則はどこの学校にでもある。
今のあたしは思いっきりその校則に違反しているだろう。
だが、そんなのは関係ない!
たとえ廊下を走っても、誰が走っているのか分からない速度なら問題はない!
今のあたしなら風のように、それこそまさに風のようにっていうか嵐のように駆け抜けられる!
どうだこの逆転の発想!
そんなわけであっという間に一階まで降りてきて職員室の前につく。
さすがに生徒会を無断で休むわけにはいかないので真儀瑠先生に連絡しようと思うんだが、職員室の中を本気で駆け抜けるわけにもいかないしと思っていたその矢先、ちょうどいい具合に真儀瑠先生が職員室から出てきた。
(しめた!)
急ブレーキをかける。
ギャギュゴギュリリギュギャギャギャギャーーっ!
リノリウムの床にあたしのブレーキ跡がついた。すっごい焦げてる気がしたが、とりあえずは無視する。

455一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:35:01
「真儀瑠先生っ!!」
「ん? は? え!? ちょっ、椎名(姉)。今おまえどこから出てきて……?」
「真儀瑠先生! 今日あたし生徒会休むから!」
「いや待て、椎名(姉)。まずはどうやっておまえが出てきたかを説明し」
「じゃあ、そういうことで!」
再びあたしは超加速を駆使してこの場からいなくなる。
「話をき、けええええええ、ぇぇぇ……ぇ、ぇーー」
ドップラー音のように真儀瑠先生の声が響いた。
説明する時間なんてもったいなくて使う暇なんてない。
真儀瑠先生の声が途切れた頃、もうあたしは学校をとっくに飛び出していた。
曲がり角を直角に曲がり、信号も軽く無視し、時には塀をジャンプで飛びこえていった。軽くワームホール理論を超越する速さであったといっても過言ではないかもしれない。
一昨日のような豪雨も降っていない、全力で走れる環境なら学校から家までものの数分とかからない。
今のあたしはまさしく、オボッ○ャマン君を助けようとするアラ○ちゃんのように、サイ○人が地球に攻めてきて蛇の道を猛疾走している孫○空のように、愛○がせめてきてウェコ○ンドから戻ってきている黒崎○護のように、一迅の風だった!
そしてその結果。
「ここは、どこだ?」
軽く、迷った。



456一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:35:38
塀を飛び越えたのがいけなかったのか、結局あの跡数分迷い続けて何とか帰宅することができた。
これなら普通に走っても大差はなかった気がする。
「ただいま!」
ドアを蹴破る、ような速度であたしは鍵を開けて家の中へとはいる。
そしてすぐさま鍵の部屋へと駆け込む。(この間0,2秒)
「鍵!」
ドアを開けて中を確認する。
「……いや、深夏さん。なにをあなたはそんな急いでいるんですか」
部屋の中にいた鍵は昨日みたいに寝ていたわけではなく、ちょうど今日発売のジャ○プを読んでいた。ってあれ?
「何で鍵ジ○ンプ読んでんだ! あたしにも貸せ、じゃなくて何買いに行ってんだよ! この部屋から出るなっていっただろ!」
「いやいやいや、これ先週のだぞ?」
「へ……? あ、ほんとだ」
よく見てみれば表紙が先週のと全く同じだ。
「あたしとしたことが…………あまりにも気が動転してジャンプの表紙も見抜けなくなってしまってたぜ」
全力疾走のせいで若干荒くなった息をあたしは深呼吸をして整える。
「で、鍵。おまえ、体の調子は」
そこまで言ったところであたしは。
あたしは鍵に抱きしめられていた。
「……え? あ、は?」
抱きしめられてからきっかり五秒後にあたしは抱きしめられていることに気づいた。
「や、ちょっ、け……鍵。お、おまっ、な、なにし」
「ごめん」
あたしの戸惑いを遮るように鍵は言葉をかぶせた。
「ごめん…………………もう少し、このままで……いさせてくれ……っ」
鍵はそう言ってベッドに腰掛けているあたしに抱きついていた。
鍵のその声音と抱きつき方は、決してあたしに抱きつきたかったからしたのではなくて、まるで何か苦しいものを紛らわすようにあたしに抱きついていた。
「ん……いいぞ」
だからあたしは余計な詮索はせず、鍵が離れるまで待った。
「…………」
自分の体からトクントクンと鼓動が聞こえてくる。自分の体を通して鍵の鼓動が聞こえてくる。
メトロノームみたいに一定なそれは、この静かな空間だとよりいっそう大きく深く聞こえてきて、時間をはっきりと意識させる。
だからその時間が一分だということをとても鮮明に感じることができた。
鍵が少しずつあたしの体から離れていく。
「ごめん……いきなり、抱きついて」
「……ううん。別に、全然いい」
「……」
「……」
そのまま、言葉が途切れて互いに会話が続かなくなった。
「……………寂しくて、さ」
「え?」
鍵がぽつりと口に出した。
「深夏が学校に行って、しばらくは寝ようとがんばったんだけどさ。深夏が家にいないてっいうのを意識したらすごく、すごく孤独間を感じてさ」
「…………」
「深夏ともうここ数ヶ月一緒に暮らしてて、片時も離れたことがないってほどじゃないけど、俺と深夏はそれだけ一緒にいたから、改めてこうやって一人になると、予想以上に寂しくてな」
「…………うん」
たかが数時間の話だけど、鍵は寂しかったとあたしに自分の気持ちを吐露してくれた。
「深夏に言われるまでもなく、俺はおまえに頼っていなきゃこんなに弱いって、分かって…………ははっ、ったく、情けないよな」
「そんなに…………寂しかったか?」
「……ああ。結構、すごく…………。だから、俺は…………もう、お前のことを離せないし、離さない」
そう言って鍵はまたあたしにギュッと確かな手つきで抱きついてきた。
あたしよりも大きいその体は今あたしに抱きついている。
それはなんだか愛おしいけれど、どうしようもないくらい悲しくて、ただあたしは鍵を抱き返すことしかできなかった。
「……」

457一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:36:10
「……」
また、会話が途絶えてこの部屋に沈黙が訪れる。
「……鍵」
鍵の名前を呼ぶ。
「その……なんていうか、だな……キ、キス……しよ?」
たぶんあたしは今もの凄く真っ赤な顔をしていると思う。
別に、今この状況で、そういう気分になったとかじゃ、ない。
ただ、今の鍵を見て、あたしが出来る精一杯を、鍵を慰めてあげたいと思った。
「……いいのか?」
少し遅れて鍵が言葉を返す。
「風邪、感染るかもだぞ」
「風邪……な。でも、鍵に看病されるなら、感染されても、いいかな……」
「……ばーか……ったく俺もだけど、深夏も相当バカだよな……」
はぁ、と鍵がため息を吐くのが分かった。
「……ホントに、いいんだな? たぶん、今の俺。止まんないぞ」
それはキスより先のことを示唆する言葉だった。
鍵があたしにそれをしたがっているのは、十分身にしみるくらい分かってて、あたしもそれに順応しているというか、何というか。
ここであたしがうんと言えば、鍵の我慢の意味がなくなる。
さっきよりも深く強く心臓の音が鼓動する。
「…………うん、いいぞ、しても」
途切れ途切れにあたしは言葉を紡いだけど、鍵はそれをしっかり聞いていて、ゆっくりとあたしの体から離れる。
鍵がベッドから這い出て、あたしの後頭部を軽く添えるように手をまわし押さえる。
「ふっ……んんっ、ちゅっ、ん、ふぅっ……ちゅる、ぷ……んちゅっ、ちゅ、はぁ……ん」
鍵の舌があたしの唇をわって、中へと侵入してくる。
生暖かいそれがあたしの舌をなめ回す。
「んんぅ、ふ、く、んっ……ちゅ、れろ、は、ちゅぅ、んむ、ちゅ、ちゅるる……ふあ、んっ」
鍵が背中に手を回して首筋に手を這わせる。
そのまま頭にまで手を伸ばしリボンをほどく。
あたしの髪が、鍵の指の間を流れ、僅かにあたしの背中を撫でていく。それにくすぐったさを感じながら、しかしそれ以上にこそばゆい口内の感覚に集中する。
舌を前歯で挟まれ、擦られる。あたしは、ぴりぴりとした電流が背筋を駆け巡ったのを感じた。
「ん、ぅ、あ……はぁう、ちゅ、む、くちゅるるっ、はっ、……ふあっ」
挟まれたままの舌の先を鍵はチロチロとつつくように舐めてくる。なんか妙にくすぐったくて、気持ちいい。
「はぁ、む……んっ、ちゅぅ、ん……ぢゅるっ、ちゅろ、へ、ぁ……ぁ、ちゅるるっ……ん、く……ちゅ、ふ、ぅん……っ」
一通りあたしの舌を舐め回したかと思えば、今度は半ば強引に口の中に舌が侵入してくる。
口元からあたしのだか鍵のだか分からない唾液が垂れてくる。
鍵があたしの口内へと唾液を送り込み少しずつそれが一筋となって垂れる。
「っ、は、んっ……く、ちゅる、ちゅ、ん、ぉ、くっ……ん、ぷ、ふぁ、ちゅ、ちゅふ……くっ、んく、じゅるるっ、ぁ、は……あ、むっ、ちゅ、ちゅるるっ」
鍵の指があたしの髪をすきながら首筋を撫でている。
ちょんと軽く触れられるのにどうしても反応してしまう。
「ふ、んぅっ……っひ、んく、く、んんっ、ちゅ、は、ぁ……っ、れろ、ふ、ぅ、っ、くっ……んんっ、ひ、ちゅっ、ちゅっ、ふぁ……っ」
あたまの中が次第にぽわぽわと、してくる。
ピリピリと弱い電撃が次第に全身を駆け抜けて、体中の神経が過敏になる。その代わりに体中の力が徐々に抜けていく。
髪の毛をなでられるのが、気持ちいい。
すごく、しあわせな気分になってくる。
「ぅ……んんっ、ひ、ぁあっ……ちゅっ、ふ、やぁ……ひゃぁ……んふっ、ちゅ、れろ、ぉ、ちゅるっ、じゅるるっ、あ、ふぁ、ぷ、くっ……んっ、ちゅ、ぷっ……ん、ぅっ」
下腹部がキュンキュンと疼いて、体中が熱に侵されていく。
「んっ、く……ふわ、ふ、ちゅ、ん……ぷっ」
たっぷりと五分くらいキスをしてからあたしは鍵からはなされる。
あたまがあまり働かない。ぽーってしてほわほわする。
うあ、やばい。あたしマジでしあわせな気分になってる。
「深夏、服……脱がすぞ」
制服のボタンがひとつずつはずされてブラウスがあらわになる。
その時点でなぜだかものすごいはずかしさを感じてしまう。
もちろんそれだけで終わるはずもなく、鍵はブラウスのボタンも一つずつはずしていく。
やがてあたしの上半身がさらされる。

458一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:37:20
すぐに胸に触るのかとおもって身構えていたけど、鍵はそうはせずにあたしの首筋に舌を当てる。
「わ、ひゃっ、んっ、ふぁ……ん、あ、ぅ、んんっ、け、けん……っ」
そのまま鍵の舌はあたしのさこつまで舌を這わせる。
「ふ、ああっ、ひゃ、んんっ」
鎖骨なんて舐められたのははじめてだから、どうしても力がぬけて色っぽい声がでてしまう。
「っ、んく、は、ぁぁ……ふあ、んっ、ひぅ、や、っ、はぁ、んっ、ちょ、け、ん、や、やめっ……ひゃあんっ」
くすぐったいのが背中からぞくぞくとあたしの体を変にさせる。情けない声がひびいて、思わず口を押さえそうになる。
舌をまるで筆かなにかのように鍵は扱って、熟知しているあたしの体のよわいところを執拗にせめてくる。
「も、うああっ、は、んっ、ひあ、ひゃ、んんっ、そ、こ……はっ、ひあんっ、や、ふぁあっ、く、ぅんっ……う、んぅ、はっ、あんっ」
いまさら、気づいた。
いつのまにか、あたし、くすぐったいのをこらえてる声が感じてる、矯声になって、あたし……っ、からだじゅう、きもちよく、なってきて……。
「んっ、ふぅ、ああっ……ん、や、ひゃめっ、んぅっ、も、やめっ、すこ……ひ、まっ、あぁっ、うああっ!」
からだが、びくんて、はねあがった。
「はぁ、う、あぁ……っ、く、ぅうん、ひぁ、ん……あっ、は、ふ、ぅあ、はぁ、はぁっ」
からだが、はね上がって、鍵はあたしから舌を、はなした。
「く、は……ぁっ、ぅ、あぅ、んっ、はぁ、ふ、あ、はぁっ、ぅっ、ん、はあぅ……っ」
ようやく、からだから刺激が加わらなくなって、呼吸を整える余裕ができた。
だけど、あたしのからだにはさっきまでの余韻がぜんぜんのこっていて、あたしのからだが他のなにかにかわってしまったみたいになっていて、もう、気がおかしくなりそうだった。
それに、鍵はあたしをやすませる余裕をあたえてもくれなかった。
舌をはなした鍵は、下着ごしにあたしの胸に手をのばしてふれてきた。
「あっ、やぅっ、んんっ……は、ああんっ、やっ、はあんっ、んっ、ふ、あうっ、ひあっ……はっ、くっ、ぅんっ、あふっ、ん……っ」
下腹部のうずきが次第に熱をもって、体中がせつなさを訴える。
たった数分からだをさわられて、いじられただけであたしの体の火照りがどうしようもなくなる。
「はぁっ、く、んっ……うぁっ、ああっ、はあんっ、ひあっ、ふ、んんぅっ、く、ぁうっ、んあっ、あぁっ、ふぅっ……」
いつのまにか、下着がはぎとられてて直にさわられていた。
さわられるたびにあたまに靄がかかる。
あるていど、意識ののこった状態なのに、あたしの気持ちがふわふわと宙をさまよっているような感覚になる。
「んっ、んんっ、ふ、あああっ、へあぁっ、ああっ、んんっ、あっ、ああんっ! やっ、はぁっ、んんぁっ、あんんっ」
頭のなかで爆竹がはじけたみたいに真っ白になる。
「にゃっ、ぁあっ、やっ、けんっ、むね、そんなつまん、じゃ、ぁあっ! はっ、んんあ! ひゃぁ、ああぁっ! ……っ、く、ぅんっ、つよ、すぎ、ぃっ」
むねのさきが、つままれるたびに、ヒクヒクとからだが勝手にうごい、て、変に、なる……っ
「う、んんっ、はっ、や、やぁあっ! な、めちゃ、ふ、んんぁっ、うんっ、はっ、あぁんっ! かむなっ、かむ、なぁあっ! ひゃ、ふんぅっ! あ、ああっはぁっ!」
鍵の、あたしの胸を吸う音がきこえる。
舐められて、吸わ、れて…………あまく、かまれて、背中がゾクゾクして、そのたびに、電気が、はし、って、しびれたみたいに、からだが、いうっこと、きかなくな……っ
「んああっ、は、んんぅっ、は、や、やあぁっ! は、はあっあぁっ、へぁあっ! んっ、く、ぅうんっ、や、そこば、っかぁ、なめられ、ひゃ、うっ、うぅんっ! は、はひっ、ふぁ、ああっ!」
も、なんだか、、わかんな、い。きもちいのが、たくさん、、きて、あた、し、あ、くる、きちゃ、うぅ…………っ!
「ひゃ、んんぅっ! イ、イッちゃ、ぅっ! あはぁっ! んんっ、ふあぁっ、やぁっ、ん、ぃっ! 〜〜〜〜〜〜っ! ひぃぁあっ!!」
から、、だ、じゅうに、で、んき、、が、はし、る。
「ぁ、はぁっ、あっ、んっ、へあぁ……っ、や、ぅ、んんっ、う、ああ、ぁ……」
からだじゅうに、ものすごい、大きなだつりょく、かんと、きもちいいのの、よいんが、かけめぐ、って……あたしっ、息をととのえることすら、ひっしになる。
せめて、もの、ていこ、で、口をかたくむすんでた、ような気がする、けど……そんなの、いみなかった。

459一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:38:30
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、ひ、んんっ! う、ぁっ、は、ん、くぅ、ん……」
あつい。
からだの、しんからカァッと体が、、あつい。
「は、はふっ……んっ、ふぁ、は、はぁ、はぁ、ん、く、は、ぅ……んあああぁぁっ!?」
思わず、体を仰け反らせて、大げさに反応、して、しまう。
「やっ、ああぁっ! ひ、ぃあっ! け、け、んっ、うあっ、あふぁっ! あ、ひっ! そん、そんな、とこ、ろ、なめ、なめっ……! う、んんっ! なめ、んの、やめぇっ! あっふぁあんっ!」
けん、っ、、あた、しの、また、あい、だに……かおっ、はさんで、るっ
なめら、れ、てる……っ、あ、、たし……なめ、、れ、れっ
「は、ふああああっ!? し、した、なか、にいれ、ひゃぁあんっ! そっ、こ、なめ、ちゃっ、んっ、あふっ! ひゃっ、あ、んんぅっ!」
あ、たまが、ま、しろ、、なっ…… ……るぅっ!
「ひぁっ! ふあ、ああ、んっ! やっ、まっ、まっ、こ、こん、な、なめ、んっ! あんっ! にゃ、あっ!」
から、だが、、ちゅ、うい、って……っあ、ま、た、これっ、いくっ、いっ、ひゃあ、あっ、ああぁっ!!
「やっ! あ、ぁあっ! い、やっ、ま、たいくっ! あああっ! あっ! やぁああっ! んっ、いっ〜〜!!」
あ、あ、、あぁ、う、。あっ
な、い、これ、ぇ…… か、ら、、だ、へ、ん、なっちゃ、ぁ、、おか、、し、く、なる……。
「深夏?」
「け、ん……だ、め、あた、し、だめ、おかし、く、なる、こんあ、の、おかし、く……なる、ぅ……」
きもち、い、のの、、よい、んで、うま、く、はなせ、な、い……、うぁ、こ  れ……まじで  やば、い  ……。
「ああぁっ! あっ、ひ……ぅううん! あ、あふぁっ……ひ、ひゃっ、あっ……あああぁっ! うあっ、やっ、はっあっ……やっ、やめっ……やめえっ! あっ、うああっ! んんんあっ!」
だ   め……っきもち……よす   ぎ、る……。
「はっ、んん……っ、あぁぃ…………ひぅ、っ、く……ぁっ……あふっ、んんっ……やっ、あぁあっ! ひゃっ、まっ……それ、いじょっ……なめひゃあぁっ!? うああぁっ! まひぇっ! む、りっ、こんなっ、あっ、うあああっ! あっ! あああっ! うっ、んっ――っ!! うっ、あぁあっ!!」
もっ、あっ、わけ、わかんっ    うああっ……ひゃっ、ぐっ! くっ、ぁああっ! ま   たい……くぅっ!
「あっあああっ! ふあああっ! あくうっ! ひぃっあ! あふぁっ、んっ、くぅ……んっ! あぅあっ……んんんっ! ――――っ!!! あっ、かっ、ひあっ……んっ! うっ、んんんんっ〜〜っ!!」
あ      あぅ……、んっ   はっ……      ……あ   う……あふぁ、あ……
「あ……く、んっ、ひ、ぃあ……っんふぁ……う、ぁあっ」
「深夏?」
「あ、ぅ……あっ、ふぁぁあ……んっ、ぅうあっ! はっ、はぁっ、や、くっ……はぁ、はぁあっ」
け    ん………………け、、ん  ぅ      …………けん……ぅっ
「深夏、あの、大丈夫か?」
「あっ、あ、んっ……う、ん……だい……じょ、ぶ……はっ、く……」
すご、く   きもち、い い……た、だ……す、、ご  はずか、し……、、い   う、あ……
「う、う……んっ、はっ、く、んんっ……ぁ、ひ……やぁあっ、あっ、は……く、ん、けん……っ、けんぅ……っ」
も、だ……め、、あた  ま……おか、しく、、 なりそ  あう……
「あむ、んっ、ちゅ……っ、んぷ、ふ、ぁ、れろ、れろ……んむぅっ、ぢゅ、ぅっ…………ちゅ、っぷんっ……はぁむっ、れろ、れる、るぅっ……あむっ、くぅっ、んっ……ちゅっぷ、ひゃぁ、む、ふ、れりゅ、ちゅっ、ちゅるっ、ぢゅ、ぅっ、んむっぐ、んんっ!」
き    す、う、あぁあっ……  や、こ   れっ、、、だっ、、  め、  えっ……、とけひゃ、うっ、あたし、とけ ひゃ、、う、ぅうっ
「あ、ふぁ、ふ、んああっ、ぷ、んちゅ、んむっ、く……ちゅっ、ぢゅ、うぅっ、んむぅっ、んむっ、ちゅっ、ちゅるるっ……ん、あっ、あ、ひゃ、あ、うああっ……ちゅっ、く、ぷんっ」

460一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:39:13
うあぁあっ! なかっ、なか……にぃっ! はい、はい   って、く、、  るぅっ!!
「あっ、ああぁあっ! あっ……くうう! ひ……あ、あああぁっ! あうっ……く、んんっ! あんっ、ひ、やぁああっ! うあっ……あっ、あっ! ああっ! ぅ、っ……! んんっ! あくっ、あっあああぁっ!」
「あっ、は、あんんっ! けんっ! けんんっ! あっ、ひ、やっ! うあ……あっい! ふぁあっ、んんっ……んあああっ!」
あ、あ  も、だ   め……へんにっ  なる……っ、、、な、、 る、ううっ!!
ぐちゃ、、ぐひゃ……れぇ  も、とけひぇ……っ、、すぐ、にっ……あっ、ふぁあっ! イクッ……いっひゃ、あぁっ! あああっ!
「んんっ……うあっあっ! んっ、く! ひゃっ、あ、ああぁっ! はぁあっ! ……っ! ぅっ! んんっ! あっ……ああぁあっ! も、もぉっ、やめっ……やめぇえっ! はぅ、んんっ! あ、ひっ、く……っ! んんっ……んああっ! はああんっ!」
「あ、あうぁっ! う……くぁ! あ、あああっ! け、ん……っ! け……んっ! あっ、あああぁっ! あふぁ、いっ、んんっ! ああっ! あ……ああぁっ!」
「きもち……っ……いっ……ふあっあっ! も、もぉっ……がっ、がまん、できなっ……っひっ! あっぁあああうっ! ひぅ、んっ! あっ、や、だっ、もっ、う、あっ、あっ! イクッ、イ、クぅっ! んきゅう! んっ! んんんぅうんっ! あ、ぁっあっ! んああああっ!」
ひぁ、ぅ、、うぅ……んっ! せな、、かっ  ぞく、ぞ  、くっ する……ぅ……っ!
「はっ……あんっ! んっ、ふっふぁあっ……はぁっ……あぁんっ! んぁっ、ふぁあっ、あんっ! あぁあっ、はああんっ、んぁ、あっ、ああぁっ! こ、え……おさ、え……らんっ、んんっ! ぅんっあっ、ああぁあっ!」
「みな、っつ……俺、も……ぐッ、出そう……っ!」
「う、んっ、ふぅうぅんっ! けんっ、けんぅ……っ! しゅきっ……す、きぃっ……! うああぁぁあっ! んっ、あ……ぁ、ぃ……くぅぁっ!」
「あ……ぐ、ぅっ……深夏……っ!」
あ、きてっ、くるぅううっ! けんの、きて、あっ、あああっ! あ、ぅああっ!
「あっ、あふぁ、あ……あぁあぁんっ! イクッ、あた、ひっ、イク、も、ひゃっ……あぁっ! あっ、は、やっ……! ふあぁっ! イッ……い、んっ……あッ! あっ、んんんっ〜〜〜〜っ!!!」
ドクッ、ビュッ、ビュクッ、ビュッ、ビュルルッ!
あっ、、   、、、……  、、 ……、 、はっ、……はぁあぁぁ……うあっ、な、か……で、っ あた、し……ぃっ、はじ、け……っ、あっ、、……
め、、……の  、 ……前……、、ちか……、、ち、か  す……ぅ、、 る…………うぅっ……
「はぁっ、はあっ、あっ……う、あっ」
「あっ……は、ぁあっ! はっ……ぁっ……は、ふっ……んっ! け……っん、け、んっ」



461一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:39:47
「…………」
やっち……まったかもしれない。
いや勿論、鍵とああいうことをしたことに対する後悔の類じゃあないんだが……なんというか。
あれから約一時間ほど後のこと。
体の疼きもいい加減に薄まり、日はようやく暮れつつある。
そう、まだこんな時間なんだ。
「ふぅ……」
隣で鍵はやけにやりきってやったゼ! なんてすがすがしい顔をしていやがるし。
お前、たしか病人でつい数十分くらい前まであたしに泣き付いていたはずなんだけどな。
「ん? どうした深夏?」
「どうしたっていうか……なんていうか……その、さ」
枕をきつく抱きしめ、何とかどうしようもない恥かしさを別の方向に移そうかと思っていたが、こんなに静かでしかも一対一となると結局のところどうしようもなくなる。
「?」
「こんなまだ日も高いうちに、こんなことして……さすがにあたしも自分自身の自重しなさに呆れているっつうか……」
「なんだ、そんなことか」
「そんなこと!?」
この男、今そんなことと言ったか!?
「まぁ、確かに褒められた行為ではないけれどさ。俺が深夏のことを求めても嫌がらなかったってのは、あの時のメンタルの俺からしたら凄く嬉しかったんだけどな」
「!? う、うっ、うっさい! っていうかいきなりいいこと言ってやったぜ、みたいな雰囲気漂わせてセクハラじみたこと言ってんじゃねーよ!」
「ひぃっ! ちょっ、らめっ! 俺病人なのに!」
そういえばそうだったと、あたしは枕で殴りつけるのをやめる。
「それで、その……まぁ、なんつーか……だな……もう、こんな時間だし、さ……腹減ってるよな?」
「お、おう。減ってるけど…………ハッ、こ、これはまさかの深夏が俺のためにご飯を作ってくれるっていうフラグですね!」
「……いや、まぁ、その、その通り……だけど、今から作ろうって思ってるから、ちょっとくらいは待つけど、いいか?」
「あたぼうよ、深夏の手料理が食べられるのなら多少の待ち時間、逆にいいスパイスになるってもんだ!」
「なんか聞きかじった料理マンガのセリフの気がしないでもないが、わかった。お粥でいいよな?」
「……体調さえ万全なら、なんでもどんと来いって言えたんだがな」
「そりゃ、だって、一応病み上がりなんだからさ……それに、これからは、いつでも作ってやれるし……」
「へ?」
「な、なんでもないっ、出来たら呼ぶから!」
そういってあたしは、部屋を出る。
昨日作ったばかりのものをそう失敗するわけもなく、ふつうのお粥ができた。
………………
…………
……

462一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:40:17
「というわけで、こちらには完成したものがご用意しております」
「いや、そんなノリノリで三分間クッキングの人にならなくてもいいんだが」
つたない記憶の中でなるべく丁寧に、丁寧に、と作ったお粥。卵を少し混ぜ半熟の黄色が添えてある鍋の中は病人でないあたしからしても、贔屓目に見てもまずくはないと思う、少なくとも見た目は。
というか、人によってはおじやというかもしれない。お粥とおじやの違いなんてよく走らないが。
「それじゃあ、いただくとしますか、いただきます」
「あ、鍵。待って。……その、あ、あたしが食べさせてやるから……」
「…………そ、それは凄く嬉しいんだが、さすがにもう甘えられないっていうか」
「い、いいからっ! あ〜んっ」
あたしはレンゲで鍋の中を掬い取り、鍵の口元へと寄せる。
「じゃ……じゃあ、失礼して、あ〜ん」
鍵が口をあけてお粥を食べる。
「……うん、うまいよ」
「へへっ、だろ? あたしだってそんないつまでも家事が不得意な人間じゃねーんだから」
ちょっとだけその鍵の言葉がうれしくて胸を張ったようなことを言う。
「ん、まぁな。もともと深夏はそんなに不器用でもないしな」
「♪ そうだろ、部屋の片づけだってきちんとやったんだぜ?」
「と、言ってもあんまりかわりは見られないんだが」
「え? いや、ほら、戸棚の中とか」
「戸棚の、中…………? …………っ!?」
鍵は何も言わず脱兎のごとく駆け出しきっちの戸棚を開けた。
その中身は、空。
もともとその中に入っていたものは。
「フィギュア……が、ない……!?」
鍵はどこからどう見ても、まるで余命残り一か月だといわれた癌患者のように、これはメラゾーマではない、メラだ、と言われた某勇者のように、まだわたくしは実力の半分しか出していないのですよと言われたサイヤ人の様に、絶望に満ちたオーラをその身にまとっていた。
「み、深夏…………こ、の、中身……どうしたの?」
「え? ああ、そこ」
そこ、と言って三箱のダンボールを指さす。
「……っ!」
これまた脱兎の勢いで鍵はそのダンボールに飛びつく。
「あっ、あああっ! ほむ○むっ、れ○かさんっ、あ○りっ、丹生○さんっ、蘭○っ、アストレ○っ、サー○ャっ……! な、なんて、こと……だっ! …………深夏、これは、どういうことか、説明してくれるか……?」
「むっ、なんかあたしが一方的に加害者みたいな扱いされてるみたいだけどな。それを戸棚にしまってるせいでたくさん皿が散乱してるじゃねえかっ!」
具体的にはそこそこ広めなキッチンの約半分が食器で埋め尽くされていた、一人暮らしの鍵がなぜこんな量の食器を所持しているのかは謎だが。
「それにそれだって捨てようって思ってたんじゃねえぞ、クローゼットに空きを作ればそんくらい入ると思ったし。第一あんなところに収納すべきもんじゃねえだろ」
「だからって……だからって……ぇっ」

「これはあんまりだ――――――っ!!!」

463一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:41:18
以上で終了です。
(大学等の諸事情もあるので)しばらくは様子を見つつ投下したいと思います

464名無しさん:2013/04/29(月) 16:04:17
>>463
とりあえず乙
だけど今あんたはちょっと騒ぎの中心にいるから
しばらく顔出さんほうがいいと思うぞ

465名無しさん:2013/04/29(月) 21:00:27
軽く上で指摘されてんのにも関わらず、「大学等の諸事情〜」とかどうあっても自己主張したいんだね、、もう感服だよ
 引くわwwwww

  >>464 さすがに騒ぎの中心にいるからっつー理由で顔出すなは言い過ぎじゃないの。どうあっても批判は受けるだろうけど本人が招いた出来事だし自制するかどうかも本人だろ

466名無しさん:2013/04/29(月) 21:43:01
>>465
俺は別にただ単に説明しているだけにしか読めなかったけど
それは俺が頭の弱い子だからか?
>>463


467名無しさん:2013/04/29(月) 21:54:14
どうあがいても治らない自分語り...。でもSSはまあ乙

468名無しさん:2013/04/29(月) 22:00:09
進撃の巨人面白い

469名無しさん:2013/04/30(火) 13:48:59
>>463
乙です!!
超乙です!!

470名無しさん:2013/04/30(火) 14:44:44
杉崎×めいくがみたい

471red:2013/04/30(火) 17:04:01
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472名無しさん:2013/04/30(火) 18:11:44
ま た 自 己 主 張 か

473名無しさん:2013/04/30(火) 18:21:52
そのネタもう飽きた

474名無しさん:2013/04/30(火) 18:42:52
一星龍さん戻ってきたんだから他のKさんとかユーリさんとか戻ってきてほしいな〜

475名無しさん:2013/05/02(木) 20:58:23
確かに、
あの人達のSSすきだったな。けどもうあんな風ににぎわうこともなさそうで悲しいよ

476名無しさん:2013/05/02(木) 23:03:14
一存自体オワコン気味ですからね。
っていうか、なんで一応売り上げの数はそこそこなのに、同人とかで注目度は低いんでしょうかね?

477K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/03(金) 00:02:57
>>474
>>475
 そんなこと言われたら書きたくなっちゃうじゃないですか。

>>476
 作風がギャグを中心に回っているので、同人ではどうしてもイメージが崩れてしまうんですよね。
 特にこの板の場合は18禁ですし、必然的にそうなります。イメージが違うと、作品を『見る』『書く』と両方意欲を削がれてしまったりするので……。

 後キャラが多過ぎるんじゃないですかね。

478名無しさん:2013/05/03(金) 00:34:37
Kさんキタああああああああああああああああああああああ!!

479名無しさん:2013/05/03(金) 04:05:31
確かにキャラおおいですよね ・・・・
1Cの話しがつまんないわけじゃないんだけど・・
普通に生徒会の4人で
書いとけばもっとそれぞれの深いとこまで追求できて二次ssも増えた気がシアmすというか書いてくれるんすかっw

480名無しさん:2013/05/03(金) 23:05:40
kさんが来た! これで勝つる!(何に?

481名無しさん:2013/05/03(金) 23:37:43
>>477
キャラが多いというより、基本的にメインは五人なのに無駄に(まぁ、巡とかはまだしも)キャラを出しすぎてるんだよね。
めいくは可愛いとは思うが正直新生徒会が前提のキャラだし、水無瀬もあれきりのキャラでよかった気がする

482名無しさん:2013/05/04(土) 00:13:26
なぜか さん をつけたくなる職人 K 降臨!!!
キャラ多いっつかそんなに深くからまない1Cとかのキャラに大げさな名前つけてるのがねえ?
なんか、だれこいつ、みあtいな雰囲気になる

483K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/04(土) 09:06:51
>>482
 『さんをつけろよデコ助野郎』とか言って置けば良いですか(笑)

 ライトノベルの作者って、基本妙な名前を付けたがることは多いのですが、1-Cのメンバーなどに関しては地名何ですよね。
 『祐天寺』や、御馴染みの『中目黒』は東京ですが、1-Cの『天塩』や『薄野』は北海道の地名だそうで。
 そういった北海道への愛を感じる名付けセンスは良いと思うのですが、如何せん結局MOBでしかないキャラクターに苗字三文字とかはちょっと。
 いっそ本編に練り混ぜたりせず、別冊で1-Cの日常風景を描いて頂ければ、我々の創作の幅も広がるというものです。今は情報が少なすぎて……。

484名無しさん:2013/05/04(土) 13:59:41
また深夏書くのか?それだとたてつづけに深夏ssだけど。
深夏どんだけ人気なんだよw

485名無しさん:2013/05/04(土) 14:07:04
別に、そこは職人の裁量だと思うけど
わたしゃ、ハーレムものをみたいでござんす。
またはちょっとした修羅場

486K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/04(土) 15:09:14
>>484
 あれ程アピールしていることですし、もう一星龍氏の嫁で良いのでは。
 あんまり話し込んでいると雑談云々と言われてしまうのですが、ハーレム前提のリリシアさんを書いてます。

487名無しさん:2013/05/04(土) 15:26:57
Kさん公認ですかwww
『深夏は一星龍の嫁』

488名無しさん:2013/05/04(土) 20:17:24
7 :一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 21:10:01
深夏うううううううううううううううううううううううううううう!!
結婚してくれああああああああああああああああああああああああ!!
うわああああああああああああああああああああああああああああ!!



これじゃね?

489名無しさん:2013/05/04(土) 20:55:40
別スレだし、どうでもいいことじゃ

490名無しさん:2013/05/04(土) 23:08:28
もう許してやれよ

491たらこ:2013/05/07(火) 14:10:00
投下します


「真冬ちゃ〜ん!」
「なんだか気持ち悪いですね。先輩」
「見てよこれ!」
「…なっアニメ●ト十万円分お買物券?!」
「行く?」
「はいですう!!」
「でもね見てこれ」
「…夜からですね。家には帰れませんー」

492たらこ:2013/05/07(火) 14:15:41
「そ、だからホテルになるんだけどいい?」
「良いですよ?襲わないで下さいね?」
「襲わねえよ!?」
「何ですか、その我●家みたいなノリは」
「話を戻してホテルになるんだけどいいんだよね…じゃ予約しとくね〜」
「はいですぅ!」
楽しみすぎです!

この頃の真冬は気づいていませんでした。
杉崎先輩がジュースに媚薬を入れていたなんて…

493たらこ:2013/05/07(火) 14:16:48
すみません
ここまでしか考えてません
近々また投下します!

494名無しさん:2013/05/07(火) 17:25:56
この長さなら2レスに分割する意味ない・・・・・
投下予定じゃらある程度書き溜めてから出した方がいいよ。チョコチョコとssだされても荒らしと違わんから

495名無しさん:2013/05/07(火) 18:13:02
荒らしではないだろ。
だが、この短さはないというのは同意

496たらこ:2013/05/07(火) 19:25:40
↑上の方々へ

短く投下してごめんなさい
もっと長く考えてれば良かったです

497名無しさん:2013/05/09(木) 02:48:40
このスレも末期か…

498名無しさん:2013/05/09(木) 09:35:12
書きたくなっちゃう発言から一週間か・・あの人最後に書いてくれたのがくっそ長かったしそれだけ質がいいssだったらいいな
てかいつまでパンツおろしときゃいいんだw

499名無しさん:2013/05/09(木) 22:22:46
まぁまぁ、待てばまつほどにSSというものにはコクが出るものですよ。

それとパンツははけ

500K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:04:24
>>498
 >>474氏と>>475氏のお言葉から一週間程度……流石にあの時程時間がないので、あんな無駄に長いのは無理ゲーです。
 後、もうパンツ脱いで良いですよ。

>>499
 コクどころかアクがありそうな短い駄文で申し訳ない。



 はい、ということでお久しぶりです。やっつけで書きましたよ。
 前述の通り短い&駄文で申し訳ないのですが、以前よりは進歩していると思います。宜しければ、多少のお時間を消費して頂ければ幸いです。

501K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:05:05
 サブジェクト:『生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録』シリーズ(『新生徒会の一存』シリーズは含まない)
 カップリング:杉崎鍵×藤堂リリシア
 セッティング:生徒会の一存シリーズ及び『生徒会の十代』以降の時系列(数年後の未来設定)。
        全員が卒業後の未来設定でありハーレム構築済み。旧生徒会の四人も出演。
        既にキャラクターが鍵への好意を前面に押し出している為、作品の空気及びキャラクター崩壊必死。

502K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:06:00

 ピィ、チュンッ。

 鼓膜を心地良く撫でる小鳥の囀りに、俺――『杉崎鍵』は、静かに瞳を開く。その心境に『もう少し寝ていたい』という気持ちが潜む一方『折角の早朝を快活な気分で過ごして見たい』という想いも強く、不快感は然程感じられなかった。
「……朝、か」
 前日から日を跨ぎ、至極激しい運動を繰り返していたせいだろうか――俺の身体は途轍もない気だるさに支配されており、どうにもその身体をベッドから起こすこともままならない。
 『激しい運動』? 野暮なことを聞いてはいけないよチミ。
「まぁ、良いか……」
 心中での呟きが、そのまま静かに口から漏れる。
 俺にとってこの疲労感は、これまで過ごして来た土台に立つ『今の俺』を形成している重要な要素であり――杉崎鍵の、一番の幸せでもあるのだ。

 ムニュン

「うん?」
 寝起きのせいで完全な活動を始めていない身体を伸ばそうと腕を動かせば、柔い感触が齎した擬音に疑問符を浮かべる。

 フニュ、ムニィ。

「うへへ」
 俺にはこの感触が分かっている――俺はこの感触を『世界中のどの男よりも把握している』と主張出来る絶対的な自信があるのだ。
 何故なら、この感触は――
「会長、今日も寝顔が可愛いですね……ですから、その愛くるしい胸を揉んでしまう俺の行動もまた必然なのです」
 俺の一つ年上である先輩且つ会長――『私立碧陽学園』の生徒会にて生徒会長を務めていた『桜野くりむ』。その華奢で小柄な体躯は、今この瞬間俺の傍らに縮こまっていた・この度俺が味わっているこの感触は、その会長の胸を直に味わっているが故のものである。

 見ず知らずの女性にこれらの行為を行ってはいけないよ。杉崎先生との約束だ。

「んぅ……もう食べられないよぉ……」
「相変わらず寝言もベタなんですね。けどそんな所が素敵です!」
 感極まった俺は、無意識の内に会長をその腕に抱き締めていた。

503K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:06:34
 さて、そろそろ俺と彼女――いや『彼女達』との関係を示して置こう。
 俺こと杉崎鍵は、桜野くりむ並びに『紅葉知弦』『椎名深夏』『椎名真冬』などの美少女達と恋人関係にあり、名前の挙がった四人とは基本的に同棲をしている。唯一例外があるとすれば、週に何度か実家へ戻っている椎名姉妹だろうか。
「会長、そろそろ起きて下さい。朝ですよ」
「ん、んぅ……」
 会長の耳元でモーニングコールを囁くも、天使の寝顔がその光景を変化させるには至らない。
「一体何の夢を見ていらっしゃるのか……ま、会長のことだしさぞ可愛らしい夢を――」

「……あれ、ウサマロ?」

「違う、会長違う。俺ウサマロ違う」
 可愛らしい夢を見ている点ではまず間違ってこそいなかったものの、どうやら中途半端に声をかけてしまったせいか寝惚けている様だ。
 少し申し訳ない気持ちを心中に止めつつ、俺はゆっくりと首――そして、折れてしまいそうな程に細い腰へと両手を回す。
「ん……っ。杉……さ、き?」
「えぇ、そうです。おはようございます」
 再度、改めて会長へ朝の挨拶を述べる。返答に困っているのか、はたまたまだ少し寝惚けている最中なのか――何れにせよ会長は、子供らしく目元を手首で擦っていた。
「……何だ。杉崎かと思ったらウサマロだったよ」
「だからウサマロ違いますって! 俺の顔のどこにあいつの片鱗が見えます!? 耳もなければ女形宜しく顔を真っ白にしている訳でもないんですが!?」
「おやすみー」
「寝ますかそこでっ! この状況で新たな夢の世界に旅立つことを許された人物は『の○太くん』だけで十分なんですよ!」
「むぅ、五月蝿いなぁ……あ、良く見たら全然ウサマロじゃないね」
 起床から長い時間を置き、遂に俺がウサマロなどという糖質の塊とは無縁の存在であることを認識したらしい。
「やっと分かってくれましたか。そうです! 俺は貴女と貴女の身体を目当てに行動する世紀末の紳士――ハーレム王こと杉崎鍵です!」
「……何だ。杉崎かと思ったら救い様のない変質者だったよ」
「いや、だから違――いや、あながち間違ってる訳でもないんですけど、俺は杉崎――」
「おやすみー」
「またですか! またその手使っちゃうんですか! あぁもう可愛いなコンチクショー!」
 俺より一つ年上という事実をつい忘れてしまう子供らしい仕草に、内心悶絶を繰り返す。これはどう考えても犯罪だ。
「あら、キー君。私に黙ってアカちゃんを独り占めとは……中々良い度胸ね?」
「おはざーす知弦しゃん! 今日もご機嫌麗しゅうぅうううううう!」
「杉崎、知弦との主従関係どんだけ進んでんのよ……」
 突然参入した知弦さんに思わずテンションが上がる俺を見て、会長は冷たい視線を送りつけて来る。
 因みに今日は会長と知弦さん、そして俺を含む三人で仲良く川の字睡眠法だ。
「おはよう、二人とも」
「うん。おはよう知弦」
 朝の挨拶に会長が笑みを浮かべて返すと、俺ばかりか低血圧で知られる知弦さんも笑顔になる。『微笑ましい』という理由もあるが、俺達生徒会メンバーを一番中心で繋ぎ止めていたのは、紛れもない会長自身――過保護なまでに可愛がってしまうのは必然である。
「所でキー君」
 流れる様な動作で、知弦さんが俺に問いを投げる。
 俺は『何ですか?』と小首を傾げると、頬をほんのり朱色に染めた知弦さんは、どこか色っぽさを感じさせる表情で――

「ちょっと後ろ向いて貰って良いかしら? 縛るから」

 『杉崎鍵オブザデッド』の公開撮影を始めようとしていた。

504K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:08:22
「とても自然な流れでSMを要求してますけど、それは『長らく会っていなかった知人と偶然道端で遭遇し、挨拶と世間話を済ませた後にジャーマンスープレックスを決める』くらい不自然なコンボですからね!?」
「ジャーマンで済むと思ってるの?」
「何も言わずに縛って下さい!」
 人間引き際が肝心だ。絶対的な窮地に落とされても、それ以下の地獄が待っている可能性を考慮しなくてはならない。この場合、大人しく縛って頂くことこそ懸命な判断だろう。
「じゃ、早速――」
「いやいやいや、縄取り出さなくて良いから知弦! そこはネタで終わらせようよ、ねっ!?」
「えっ……これってネタだったんすか?」
「どうして杉崎まで縛られる気満々でいるの!? 意外と期待に胸を膨らませていたの!? 私は朝っぱらからそんなハードなシーン見たくないよ!」
「……どうします、知弦さん?」
「えっ、何その目!? 私!? 私が悪いの!?」
「キー君。ここは一つ『アカちゃんを縛る』という案で妥協しましょう」
「成程、名案ですね!」
「間を取って私!? 妥協案で私が縛られるの!? 竹島領土問題を巡る両国も苦笑いを浮かべる理不尽さ何だけど!」
「竹島って……会長の胸は精々小笠原諸島の――沖合いでしょう?」
「それ海のど真ん中だよね!? 小笠原諸島全く関係ないよね!? というか胸の話なんて最初からしてないし、私の胸は母島くらいあるよ!」
 そうなのだ。高校卒業まで全く変化――もとい進化しなかった会長だが、今となっては知弦さんをも超えるムッチムチなグラマラスボディに――

「いや、良くて孫島じゃないですかね」

 なっている訳がなかった。

505K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:09:07
「『良くて』って何!? 私はこれでもちゃんと成長してるよ、東島くらいには!」
「いや、どうして二人とも小笠原諸島の中で話をするの?」
 今まで俺と会長の痴話喧嘩――という名の夫婦漫才を傍目に見ていた知弦さんが、呆れた様子で物言いする。
「すみません、知弦さん。会長を見ると、俺……弄りたくなるんですよね」
「なら仕方ないわね」
「いや、仕方ない要素が一つも見つからないよ!?」
「間違えました。ムラムラするんですよね」
「分かるわ、その気持ち」
「これもまさかの同意!? どうして二人とも性癖が一致してるのよ!」
「いや、だって……ねぇ?」
 知弦さんに視線を送ると、それを察した知弦さんが微笑を浮かべた。
「そうね。私とキー君は切っても切れない密接な関係……言うなれば、磁石のS極とM極の関係なの」
「うん、ちょっと待って知弦。二人に理科の成績で勝てる自信は毛頭無いけど、それは間違いだとはっきり言えるからね? MじゃなくてNだからね?」
 会長の言葉に、俺と知弦さんは驚愕する。てっきり小学五年生で止まっているかと思われた会長が、理科の分野で反論を唱えたからである。
「でも会長、俺からもう一つ言わせて頂きますよ。俺がS極で、知弦さんがM極……これのどこに疑うべき要素がありますか?」
「疑うべき要素しか――あれ……あ、特にないね?」
「えっ?」
『えっ?』
 疑問符を浮かべる知弦さんに対し、俺と会長も疑問符を浮かべた。どうやらこの二組間で、意見主張の食い違いが発生しているらしい。
 知弦さんはその長く美しい黒髪を後方へ流し、おずおずと口を開いた。
「……き、聞き間違えかしら? 私がS極で、キー君がM極……よね?」
「いや、その逆ですけど。ねぇ会長?」
「うん。杉崎がSで、知弦がMだね。Nだけど」
「えっ?」
『えっ?』
 本日二度目の疑問符合戦。多数決を取るのであれば、知弦さんの主張はこちらより小さなものとなる。
「だって知弦さん、ベッドの上じゃ俺に甘えてばっかりじゃないですか」
「昨日なんて杉崎に焦らされてエッチな声ばっかり出し――」
「ちょ、なっ! そ、そんなことある訳ないでしょう!? 私はいつも、キー君達を責める立場であって――」
「知弦って、夜はいっつも性格が変わっていやらしくなるよね?」
「確かに、会長と比べても知弦さんの方が乱れてますよね。本当は真性のマゾヒストなのに、普段は冷静沈着なサディストを気取っちゃって……」
「でも、そういう所が知弦の可愛さだと思うな。『クールなのに実はホット!』みたいな」
「ですよね。やっぱりドS気取ってるドMの知弦さんは最高です!」
「…………。……違う、もん。ぐすっ」
 俺だけならまだしも、子ども扱いを交えて溺愛していた会長にまで言及されたことが精神的に相当なダメージを与えてしまったのだろう。知弦さんは再びベッドに潜り込むと、そのすらりとした長身を丸め泣き始めてしまった。
「あわわ!? ご、ごめんね知弦?」
「すみません知弦さん! ……そうやっていじける所も可愛いです」
 そう呟いてから、俺は心中で『地雷踏んだぁああああああ!』などとフォローがその役割を果たしていないことに気付く。

「うっ、うぅ……ひぅ。いっそ……いっそ一思いにヤってよぉ!」

 知弦さんとは到底言い難い『今の知弦さん』は、またしても大粒の涙をその頬に流し始める。
「す、杉崎……ちょっとは空気読みなさいよ」
「会長も同罪ですよね!?」
 撃沈した知弦さんを尻目に、俺と会長は夫婦漫才を継続していた。

506K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:09:49
「ねぇ杉崎。そろそろ真面目に起きない?」
 会長がそう言うのも不自然なことではなかった。あれだけはしゃいでいたというのに、俺達は未だベッドから降りてすらいないのだから。
「そうですね。スタート地点どころかメニュー画面ですよこれじゃ――」
「ふわぁ……何か色々ツッコミを入れてたせいでお腹空いちゃったよ」
 俺の同意に被せ、愛くるしい仕草で欠伸を一つ零すと――会長は、その小さな手で自信の腹部をさする。
「ひょっとして会長。デキちゃいました?」
「『お腹空いた』って言ったでしょ!? どうして杉崎はそうやってすぐ下ネタに走ろうとするのよ!?」
「それが俺ですから」
「その言葉凄く似合ってるね! 不覚にも『格好良いな』とか思っちゃった自分が嫌になるよ!」
 頬をその髪色に近づけ、会長は声を荒げる。こんな具合に接されているが、心のどこか奥底で自分を想っていてくれている会長が堪らなく愛おしい。

 ぎゅっ。

「ひゃっ!? ちょ、杉崎……どうしたの?」
 俺は自分でも分からない内に、会長の華奢な身体を抱きしめていた。
「すみません会長。身体が勝手に――というか、下ネタ云々に関しては会長も悪いですよ!」
「ふぇ?」
 素っ頓狂な答えを返す会長に、俺は言葉を続ける。
「会長も知弦さんも、さっきからずっと全裸じゃないですか!」
 起床してから今この瞬間まで『視界の八割には美しい肌色が映り込む』などというこの苦行に耐え忍んでいる俺を一概に責めるということは、然しもの会長と言えど黙ってはいられない。
「……そう言う杉崎も裸なんだけど」
「かく言う私も全裸でね」
 痛い所を突かれてしまったが、互いに情事の後すぐに寝てしまったのだから仕方がない。
「ま、杉崎も男の子だもんね。変態だけど」
「男は皆変態です」
「全世界の男性に謝れば良いと思うよ。……あぁ、もうお腹ペコペコだよ。杉崎、何か作って?」
 朝食を催促する会長に何とか応えて差し上げたい俺ではあるものの、それが出来ずにいることはある理由があった。
「その期待に応えたいのは山々何ですが――会長が起きる前からずっと、下半身が動かないんですよね」
「昨日はあんなにラディカルグッドスピードだったのに?」
「クー○ー兄貴と比較されても困ります。下半身っつーか、両足ですかね。特に右足が全く動かないです」
「えぇ!? な、何かの病気とかだったり……しないよね?」
 こんな状況にも関わらず、どうして会長はこう可愛らしいのか。普段であればこの滾る想いを動力源に足を動かすことが出来るので、疲労による痙攣などではないのだろう。
 心配そうな表情を浮かべつつ、恐る恐る会長は掛け布団を捲る。

「ぐすっ……うぅ」

「あ、知弦さんこんにちは」
「まだ昼だし挨拶はさっきしたよ!」

507K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:10:54
 気を取り直し、更に掛け布団を捲っていく会長。知弦さんとは一番深い関係にある会長が随分と淡白な気もするが、知弦さんの為にもこの件にはこれ以上触れないで置く。
『あっ』
 やがてベッドの中から出現した二匹の生命体に、俺と会長は声を漏らす。
 何故なら、そこにいた輩とは――

『起きろ!(起きなさい!)』

 実家に帰省している筈の、椎名姉妹だった。
「ぅ……何だよ母さん。今日は休みだろ……」
「ふへへ。杉崎先輩の黒光りするモノが、その淫靡な表情を――」
「杉崎は大変だね……今までハーレム云々とバカにして来たけど、この二人の扱いに関しては尊敬するよ」
「じゃあ助けて下さい。っつーか、お前か深夏! 通りで身体が動かねぇと思ったよコンチクショー!」
 左足の脹脛には真冬ちゃんが、天使の様な寝顔を浮かべながら悪魔の呪文を唱えている。そして全く動く気配のなかった右足は――太股から足の爪先にかけて、全てを深夏にがっちりとホールドされていた。
「うっせぇな……ん? あぁ、鍵か。おはよう、会長さん」
「会長さん、おはようございます」
「うん。おはよう」
「二人とも、俺への挨拶は無しの方向か。というか離せよ」
 怪訝な顔を向けると、負けじと深夏もこちらへ向かって頬を膨らませる。
「えぇ……良いじゃんか、鍵。あたしに抱き着かれて幸せだろ?」
「幸せさ。幸せでもやっぱり痛覚ってのは正直――いでででででで!?」
「ふふっ。鍵……ぎゅぅうううううう!」
「『ぎゅぅうううううう!』じゃねぇよ可愛いなコンチクショー! いい加減離せ――おほぉおおおおおお!? ちょ、深夏待って! お前の握力でそんな緊縛プレイを継続したら体組織の一部が残響死滅ぅうううううう!?」
「あぁ! 杉崎先輩の首に腕を回すと、残響死滅兄さんはその華奢な腰を勢い良く抱き寄せピンキストォオオオオオオ!」
「おっとぉ! ここでベッド上の残虐ファイトを全く異なる視点から視察していた腐女子の真冬ちゃんが異様な食い付きを見せるぅ! これには解説の会長も唖然の二文字だぁ!」

 ぐぐぎっ!

「へぁああああああ! さっきジャーマンスープレックスの話題出てたんだしそれで良いじゃん! 何でお前はパイルドライバーの体制に持ち込んでんだよ!?」
「パ、パパパパイルドライバー!? 真冬、そんなモノを捻じ込まれた杉崎先輩なんて――何故でしょう、凄く興味が湧いて来ます!」
「今の真冬ちゃんには『頭にボウフラでも湧いてるのか』としか考えられないぃいいいいいい!」
「行くぜ鍵! はぁああああああ――『アー○ルド・シュワルツェネッガー』!」
「それ人物名ですって――ばぁああああああ!?」
 母さん、今日も北海道の空は綺麗です。

508K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:11:51
「どうしたの? 今日は二人とも、実家に帰ってる筈でしょ?」
「あぁ。実は母さん達が『こっちを見て回りたい』って言うからさ」
「先輩達もいることですし、真冬達だけ内地から先にこっちへ来たんです」
 会長と椎名姉妹で普通に会話が進められているが、その背景には『封印されし者(杉崎鍵)の右足』を始めとする様々な部位が墓地へ送られていることを、頭の片隅にでも置いて欲しい。補足すると、逆転手となるリバースカードはセットされていない。
「はぁ、はぁ……まさかシュワちゃんに裏切りを喰らうとは思いもしなかったぜ。っつーか、何で二人とも寝てたんだ?」
 長らく心の奥底でつっかえていた疑問を吐き出す。
「いや、少し考えれば分かることなんだけどさ。まさか深夜に来たのか?」
 姉妹揃って、その首を縦に振った。が、別に質問に対して肯定して欲しい訳ではない。その行為に至る理由が聞きたいのだ。
「黙って潜り込んだりしないで、連絡くらい寄越せば良かったのに」
「サ、サプライズを狙ったつもりだったのですが……杉崎先輩、真冬達と久々に会えたら嬉しいと思って」
「そんなの嬉しいに決まってるじゃないか!」
 どこぞの変態紳士宜しく、俺は両手を広げ胸部を前へ突き出す。普通であれば敬遠される――会長に至っては既にドン引きであるが、そんな俺に飛び込んでくる真冬ちゃんマジ天使。
 男性恐怖こそ完治し俺に身も心も委ねてくれているが、残念なことに『BL好きの腐女子』という重病は未だ疾患中である。
 以前愛読書のBL本とア○ルパールを両手に笑顔で歩み寄られた時は、常日頃のBL妄想を遥かに上回る末恐ろしい何かを感じたものだが――何とかその忌々しいブツを用いて返り討ちにしてやった。そのせいか、真冬ちゃんの中で新たな世界を開拓してしまったらしくーーしかしハーレムの主たるもの、相手の如何なる性癖をも同一に愛する所存だ。つまる所どういうことかと言えば、真冬ちゃんマジ天使。
「大事なことだから二回言ったんですか?」
「君の進化は目覚しいね。男の心理状況を把握するまでに至るなんて、男性恐怖症を患っていた頃を考えたら軽くホラーだよ」
「真冬的には、未だにこんな変態さんがシャバの空気を吸っていることの方がホラーだと思います」
「真冬ちゃんにとって、俺は『歩くわいせつ物』の認識なの!?」
『安心して杉崎(しろ鍵)。私達(あたし達)も同じ意見だから』
 妙に毒舌を極めた真冬ちゃんの攻撃が、会長と深夏によってブーストされ、俺の心臓に突き刺さる。例え俺のHPバーがドラムロール式でも、この一撃には命乞いの預金通帳を取り出してしまいたくなってしまう程だ。
「っていうか、コンテナを借りるくらいエロゲー溜め込んでる杉崎が何を言っても変態だよ。わいせつ物陳列罪だよ」
「遂に犯罪へと昇華したんですが!?」
「顔が既に有罪だよな。『フェイス・オブ・ギルティ』だぜ!」
「いや、格好良く言ってもわいせつ物らしいから」
「そろそろエロを自重する時ではありませんか、杉崎先輩?」
「真冬ちゃんも俺に負けず劣らずBL本を溜め込んでいるよね!? この前俺に『真冬にも一つコンテナを借りて貰えませんか?』って懇願して来たの、しっかり覚えてるから!」
 俺の言葉に、深夏が頷きつつも軽蔑を訴える視線を実の妹へ送っている。しかし真冬ちゃんはその視線を気にも留めず、動じる様子も全くない。流石だ――林檎があんな妹にならなくて本当に良かったと、つくづく改めさせられる。
「あっ! 杉崎先輩、今真冬に失礼なこと言いませんでしたか?」
「えっ……勿論」
「『勿論』って何ですか!? 悪びれるか申し訳ない素振りくらい見せて欲しいです!」
「変態同士、あんまり壁を感じなくて……別の意味で壁を感じることは多々あるけどね」
「杉崎先輩同様、プロフェッショナルですから。その中でも変態なのは、エロゲー大好きな杉崎先輩だけです」
「俺はエロゲーのプロフェッショナルなの? 略して『エロフェッショナル』なの?」
「あぁ……いいえ。どっちかと言えば、杉崎先輩は――」
 俺の問いに一言申すと、腐った『腐ロ腐ェッショナル』の真冬ちゃんは、ゆっくりと――不名誉な判決を行う。

「電車の中で女の子のお尻を弄る、アレです!」

「カタカナで言葉を濁してるけど痴漢だね!? 君が言わんとしていることは、俺が痴漢のプロフェッショナル――詰まる所『常習犯』という結論で間違いないんだね!?」
「はぅ……まさか真冬と杉崎先輩との間に、ここまで強い送受信関係が生まれていただなんて」
「電波一本立ちの3G回線も良い所だよ! 受信出来ても送信出来てない!」
 その透き通る雪の如く白い頬を朱色に染めた真冬ちゃんに苦笑いを浮かべつつ、着替えを終えた俺は三人――そして低血圧のドM一人を残し、そそくさと厨房へ向かった。

509K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:13:04
「さてと……深夏と真冬ちゃんもいることだし、今日は少し張り切っちゃおうかな。かな」
 不意にリビングへ視線を流すものの、そこに人影はなく――どうやら四人中、誰一人として調理を手伝う気はない様だ。
「……分かってた。分かっていたさ。あぁ、分かっていたとも! あれで会長とは良好な関係を築いてるし? 知弦さんは何かドMだし? 深夏は何だかんだで俺にメロメロだし? 真冬ちゃんは腐って――く、腐ってもみかんだよな」
「いや、それじゃ根本的に『腐っていること』が否定出来ていなくてよ」
 誰に対してか謎の弁明を図っていると、死角を突いて鈴の音の様な声が耳に届く。
「っ……貴女は!?」
「ご無沙汰ですわね。えぇ、貴方が毎日寂しい想いをしていること、わたくしはちゃんと理解していますのよ。そう、この藤堂――」

「シュワちゃん!」

「アイルビーバック――ってぇ! 『アーノ○ド・シュワルツェネッガー』はもう良いのですわ! わたくしですわよ、わたくし!」
「あはは、すみません。久々にラ○ちゃんと合えたかと思うと、感無量で……」
「お久しぶりっちゃ――って、何をさせるんですの!?」
「ぶほっ! ちょ、リリシアさ……くくっ。い、今のもっかい、もう一回今の――○ムちゃんの物真似、やってくれますかぷぷぷっ!」
「何故笑いの壺を刺激されているんですの!? そろそろ茶番はお止めなさいませ!」
 相変わらずノリの良さでは元生徒会メンバーに引けを取っていない様で、リリシアさん――『藤堂リリシア』は、俺に大きな声を浴びせた。
「はぁ。全く……相変わらずの様ですわね?」
「お互い様です。それと――おはようございます。お帰りなさい、リリシアさん」
「……ただいまですわ。杉崎鍵」
 膨れっ面で返答するリリシアさんは『ギャップ萌え』という最強属性を身に纏う。無論、健康な日本男児である俺がこれ以上の我慢に耐えられる筈もなく――

「取り出したるはこの一本松――」

「折れてしまいなさいな」

 グギィ!

「あひんっ!?」
 軽い冗談のつもりで履いたばかりのジーンズのチャックを全開にするも、手刀という厳しい制裁が下された。正に神速――瞬殺である。
「ハ、ハーレム王の王子様になんてことを……っ!」
 生まれてこの方、ずっと寝食を共に過ごして来た下半身の相棒を押さえ、悶えつつもリリシアさんに言葉を投げた。
「どう繕っても男性器は男性器ですわよ。一週間ぶりに会ったというのに、ロマンチックの一つも無いとは随分なご挨拶――」
「仕方ないじゃないですか!」
「逆ギレ!? この状況で逆ギレしたんですの!?」
 『大した度胸ですわね』と肩を震わせているリリシアさんに、俺は必死の弁明を図る。
「だって一週間ですよ? リリシアさんと一週間も会えないって、え? これは俺にとってベスト10に食い込む苦行ですよ! ただでさえ、四六時中手を繋いでいたいのに……あっ! 手だけじゃなくとも、色々な部位で繋がりたい所存ですが」
「どうして態々言い直しましたの!?」
「それが俺ですから」
「妙に似合いますわねぇその言葉!?」

510K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:13:50
「それで、取材の方はどうでしたか?」
「随分と強引な話の戻し方ですのね……まぁ、良いですわ。結果は上々でしてよ」
 かつてリリシアさん率いる碧陽学園新聞部の新聞記事は、その出来栄えの素晴らしさ故にコンクールで優勝する程の実力を持っていた。しかし受賞に導いた要因の数々は、部の指揮や統一性など、リリシアさんの手腕が齎した結果である。卒業を越しそれなりの時を経ても、リリシアさんの才能は開花する一方らしく――今では幅広く名の知れた一流の新聞会社に勤めている。
「リリシアさん……くすん。立派になったねぇ……っ!」
「どうして慈愛の目をわたくしに向けてくるんですの? 若干気持ち悪いですわよ」
「お互い様です。今回はいつまでこっちにいられるんですか?」
「一週間程ですわよ――って『お互い様です』!? わたくしって、貴方から見て『同属』という認識なんですの!?」
「えっ……ははっ、やだなぁ――俺なんかリリシアさんの足元にも及びませんよ」
「遠回しにわたくしが貴方以上の変態だと仰いますの!?」
 またしても憤慨するリリシアさんの様子を見て、ふと笑みが零れた。
 以前『密着テコ入れ』という名の嫌がらせを行った時も感じたのだが、会長と同じくして『年上なのにからかいたくなる』という点が非常に合致している。こんなことをどちらかに言ってしまえば、また喧嘩が始まるのだろうが。
 地団駄を踏み髪を逆立てているリリシアさんを回復するべく、俺は苦笑いを浮かべて話を戻した。
「一週間もですか……むぅ、宛が外れたな」
「『宛て』とは?」
「てっきり、二、三年程はこっちに留まってくれるかと思いまして」
「それ思いっきり解雇されてますわよねぇ!? 貴方じゃありませんし、そんなことはありえませんわよ!」
「ジョークジョーク、メキシカンジョーク」
 両手の掌を見せて制止を求めると、リリシアさんは溜息を一つ漏らし、本筋へと再び戻る。
「全く……暫く休暇を頂きましたの。今日は多少疲れが残っているので、明日辺りにでもエリスを連れて来ますわ」
「エリスちゃんを?」
「えぇ。何せ『にーさまにあわせて!』の一点張りで……」
「あはは……相変わらず、エリスちゃんは可愛いですね――はっ!? いや、ちょっとリリシアさん! 俺は決して『そういう意味合い』で今の発言をした訳では!」
「まだ何も言ってませんわよ、変態」
 深海魚でも尾鰭を翻し退散してしまいそうなリリシアさんの眼光に一抹の不安を感じつつ、俺はリリシアさんの機嫌を取るべく、一つ『コホン』と咳払いをした。

 思えばこの時、既に俺の中で何かが限界を迎え始めていたのだ。

「所でリリシアさん。朝食を作りますけど、何かリクエストとかありますか?」
「え? あぁ、いえ。わたくしはもう済ませて来て――」
「じー」
「っ……あ、貴方にお任せしますわ……」
 にこやかな俺の表情がムンクの叫び宜しく沈み変化し行く様を目の当たりにして情でも働いたのか、リリシアさんはその額に冷や汗を垂らしつつ、聞き手が若干困ってしまう『何でも良い』というリクエストを申し付ける。
「リリシアさん。ちょっと……」
「何ですの?」
 小さく手招きを行い、薄い警戒心と共に近寄ってきたリリシアさんを、俺は――
「きゃっ!? な、何をしますの、杉崎鍵!」

 その腰を、静かに抱き寄せた。

「何だかんだで優しいですよね、リリシアさんは。だから『気を遣ってくれてありがとうございます』という感謝を込めて――」
「で、ですから! 『どうして抱くのか』と聞いているのですわ!」
 またしても憤怒の感情を露にするリリシアさんを見据え、当の俺はと言うと――普段以上に冷静且つ平坦に返す。
「えっ……もしかして、今度はリリシアさんが男性恐怖症を!?」
「わたくしが言っているのはそこではなくて! どこに『理由もなく女性を抱き寄せる男性』がいるんですの!?」
「それが俺ですから」
「変態ですわぁああああああ!?」

511K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:14:44
「それじゃリリシアさん。貴女の大好きなその変態と『再開のキス』でもしましょうか!」
「ど、どうしてそうなるんですの――む、んぅ!?」
 ずっと抑え付けていた願望が俺の身体を操り始め、唇同士がお互いに密着し合う。勿論自我は残っているのだが、それと『理性を保てるかどうか』はまた別の話である。
「ん……ぷぁ。す、杉崎鍵……どうしましたの――あむっ!」
 時に激しく、有無を言わさぬ素早さで再度口付けを落とす。何だかんだで抵抗して来ない辺り『俺が認められている』という証拠なのだろうか。
「んっ! ん、むぅ。ちゅ、はぁ……やめ、へぇ」
「っ! リリシアさん。俺……したいです」
「い、今ここでするんですの!?」
 溢れ出んばかりの想いをぶつけると、リリシアさんは『愕然』の二文字をその整った凛々しい顔に滲ませた。
「はい。何せもう暫くご無沙汰でしたし……というか、もう我慢出来そうも――ないんでっ!」

 ドサッ!

 そう言って俺は、リリシアさんを抱き込んだ状態で衝撃吸収に優れたフローリングの床へと倒れる。『押し倒した』と言うよりは『じゃれ合いの最中に倒れた』という表現が正しいのだが、こうなってしまっては関係のないことだ。
「最後に一つ、真面目な質問をしますけど――今なら止まれます。ギリギリ」
「……強がらなくても、良いですわよ」
 俺から顔を逸らし、リリシアさんはそう呟く。了承のサインを得た俺はマウントポジションを取ると、俺は焦る思いをその両手に滾らせ、大胆にも膨らんでいる双丘へと伸ばした。
「う、ぁん……ちょっと、痛いですわ」
「すみません。久々にリリシアさんとしますから、ちょっと興奮しちゃって……」
「ぷっ。貴方はいつも興奮しっぱなしの変態ではありませんこと?」
 小さく笑いを零すものの、既にリリシアさんの顔付きからは『大人の女性』を感じさせる雰囲気が漂っていた。だからこそ、先程までの様に笑い話を続ける必要もない。
 俺はゆっくり丁寧にリリシアさんの服を剥いで行き、やがて最後の下着を剥奪――露わになった双丘を、更に強い力で揉み拉く。
「っ……杉崎、鍵……」
「ははは……もう俺達こういう関係なんですし、そろそろ俺のことはフルネームではなく下の名前で呼んで頂けませんかね?」
 前々から感じていたことだが、やはりフルネームの呼称というものは壁を感じてしまう。決して不満を訴えている訳ではないが、俺だって女の子に要求したいことくらいあるというものだ。
 俺の言葉に頬を赤らめつつも、リリシアさんは異論を唱える。
「そ、それは一理あるかもしれませんけど……桜野くりむや椎名真冬も、貴方のことは苗字呼びではありませんこと?」
「皆といる時はそうですね。けど二人きりの時とか、実は二人とも名前で呼んでくれるんですよ」
「は、はぁ……」
「まぁ、皆と同じ様になって欲しい訳じゃありませんから。気が向いたら、名前で呼んで下さいね」
 俺は柔らかく微笑みを浮かべると、双丘の天辺に聳える桃色の突起の片方を指で――もう片方を、傷付けぬ様に優しく口に含んだ。
「ちゅ、んっ……ちゅむ」
「んっ! あ、っく……っ!」
「どっちが良いですか、リリシアさん?」

 くりゅっ。

「あはぁ、んうっ!」
 突起を指で摘んでやると、リリシアさんの喉から甲高い声が漏れる。
「気持ち良いですか?」
「っ……それ、は」
「『それは』?」

 こりゅっ。

「あぁっ! ん、うぁ……き、気持ち……良い、ですわ……っ!」
 突起を指の腹で押し潰すなり指先で弾く等を繰り返し、次第に素直な感想を述べ始めるリリシアさん。『これは好機だ』と直感し、倒れたリリシアさんを抱き起こして立ち上がる。
「リリシアさんばっかりはずるいですから――ね?」
 同意を求める声をかけ、ジーンズとトランクスを一気に二つとも下ろす。
 猛々しくそそり立った肉棒をリリシアさんの眼前に突き出し、俺は不適に微笑んだ。

512K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:15:37
「んっ、はむ。ちゅ……ふ、ぅ」
 あれから十数分が経過しただろうか。俺は厨房の横に置かれていた折り畳みの即席椅子に腰を下ろし、リリシアさんは四つん這いとなって俺の肉棒を丹念に舐めている。
 合計四本の手足を地に着けている状態の為か、数分に一度肉棒が口から零れてしまう――しかし、俺が指示した命令はあくまで『四つん這い』である。何が起ころうとも、俺への愛撫はその口だけで行わなければならない。
「は、ぅ……んちゅ、れる」
 反り返る肉棒を、必死にその小さな舌でリリシアさんが追う。
 新聞記事の件から分かる様に、リリシアさんは一つのことに集中する天性の才能を持っている。故にこの行為にも異常なまでの集中を見せているが――やはり女性としての羞恥心は未だその心に巣食っているらしい。時折顎を指で持ち上げ目線を合わせてやると、途端にその真っ赤な顔を背けてしまう。
「……っ!」
 『あの気品溢れる由緒正しきお嬢様が俺の一物にその小さな舌を這わせている』。その事実に加え、入念な愛撫による現在の光景は、何かしらの達成感を覚えてしまう程感動的で――俺は既に、滾る興奮と性的欲求を抑えることが出来なかった。

 クチュ。

「ひあっ!?」
 痺れを切らし、俺は片足の爪先をリリシアさんの秘部へと運ぶ。
 別段何らかの直接的な刺激を与えた訳でもないが、そこはショーツと俺の靴下という二重の壁越しにも分かる程濡れていた。
「リリシアさん? もしかして……しゃぶってるだけなのに、感じちゃいましたか?」
「なっ!?」
 瞬間的に身体が飛び跳ねたかと思えば、彼女はその凛々しい瞳を見開く。お嬢様として育って来た彼女には、少々恥辱が過ぎただろうか――しかし俺の中の悪魔は改心する様子もなく、更にその口から言葉を紡ぎ出した。
「失礼しました。それでは質問を変えて――俺のモノをしゃぶっているだけで、そんなに興奮しちゃいましたか?」
「っ……け、決してそんなことは――」

 ガバッ!

 返答を聞き終える前に、再度リリシアさんを床へと押し倒す。
「なら、どうしてこんなにびしょびしょ何でしょうねぇ――貴女のここは?」

 ヌチィ……チュブッ。

「ふ、う……あっ! あぁ! それ、あっ……それはぁ――」
 羞恥心でロクに言葉を返すこともままならないリリシアさんの秘部へ、俺はそっと手を伸ばした。
 膣内へ下着ごと押し進めて行くと、布地の色は原色を更に濃度の高い物へと変化させる。
「あっ! そ、そんな急に……脱がさないでぇ」
「脱がさなきゃ、直接触れないでしょう?」
 ショーツを素早く下ろし、自信の愛液に照らされた秘部が露わになる。好奇心か、はたまた欲望か――俺は指先を、ゆっくりと膣内へ挿入した。

513K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:16:25

 グチュ。

「んぅ!?」
 第二間接まで挿入した辺りで指を瞬時に折り曲げると、電撃でも走ったかの様に嬌声を張り、肩を震わせるリリシアさん。いつもなら、ここでもう少し時間を使い慣らして行くのだが――どうやらその必要は既になさそうだ。
「リリシアさん。俺、もう我慢出来ないんですけど……良いですかね?」
「……す、好きにすれば良いですわ――」
「じゃあ止めます」
 突然の休止宣言に、不思議そうな表情で『へっ?』と疑問符を浮かべるリリシアさんに、俺は意地悪く言葉を続ける。。
「あんまり乗り気じゃないんですよね? だったら、大人しく朝食作りに戻りましょうかねぇ」
「っ……それ、は」
 全て分かっている。『ここで止まることは出来ない』――リリシアさんもそうだが、俺だってその感情に偽りはない。自分がそうだからこそ、リリシアさんが何をして欲しいのかが手に取る様に分かる。

 それを敢えて、お嬢様の口から紡がせようとしているのだ。

「…………」
 しかし、リリシアさんは沈黙に息を潜めてしまう。これ以上の追求を断念し、俺はリリシアさんの心中を言い当てた。
「俺に会えなくて寂しかった――いや、身体が疼いて仕方がなかった。……違いますか?」
 元生徒会メンバーの四人よりは少ないものの、リリシアさんとも何度か行為に及んではいる。しかしこれ程までに感度良好な日は珍しい――考えられるとすれば、心境の問題だろう。
 的を得た俺の発言は的中したらしく、リリシアさんは声を発することなく頭を垂れる。その様子が可愛らしく、ついその頭に手を伸ばしてしまった俺を、誰が責められよう。
「す、杉崎鍵」
「はい?」
 しどろもどろになりつつ、リリシアさんは勇気を振り絞って――やがて、その思いの丈を俺にぶつけて来た。
「わたくしを……滅茶苦茶に、して」

514K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:17:10

 チュ、プ。

「んっ……」
 壁に手を置かせ、後背位――通称『立ちバック』の体勢を取る。秘部に亀頭を密着させると、程好い温度に全身で快感を感じた。
「力抜いて、リリシアさん? 挿らないこともないですけど……多分このままやったら、痛いですよ」
「そ、そう言われましても……」
 女性が男性の心を完全に理解出来ないことと同じく、男性も女性の心を把握しきることは不可能に近い。生理や出産云々の話をされても、どれ程の痛みか想像できない様に、だ。つまる所、俺が言いたいことは『男と女は体格以外にも根本的な違いがある』ということである。
 これは男女間での性行為でも同じことが言える。男性は挿れるだけだが、女性は『受け止める』という少し違ったものを要求されるのだ。
「もう後戻り出来ないんで、もしかしたらこっちに挿れることになっちゃうかもですよ?」
「ふふっ。そっちはもっと痛いでしょうに……んっ」
 ア○ルへそっと触れると、余裕を残した表情でリリシアさんが愛想笑いを浮かべる。強がっていることは明白――リリシアさんは恐れているのだ。何度交わろうと、女性としての恐怖心が消え去ることは今後一切有り得ないだろう。
 なら、俺に出来ること――してあげられることは、一つだけだ。
「ゆっくり挿れますから、痛かったら言って下さいね。まぁ、すぐに気持ち良くなるでしょうけ――どっ!」

 ズブゥ!

「は、ぅあっ!?」
 一気に突き上げ、同時に肉棒は膣内へと誘うかの如く飲み込まれて行く。
 『ゆっくり挿れる』などとは口先だけ。ただ言葉をかけてやるだけで、恐怖心は大抵薄れてしまうものだ。
「うっわ……リリシアさんの膣内、熱くて、締まってて……最高です」
「あぁっ、う……杉崎……鍵ぅ。は、挿り……ました、の?」
「えぇ、挿りました。ね、痛くないでしょう?」
 俺の問いに、リリシアさんは小さく頷いた。
 普通、女性は挿入よりも陰核などを刺激した方が快感を得ることが出来、前者の方法ではあまり快楽に浸ることが出来ないという人も多い。だが、これが当て嵌まる女性は大抵経験が浅く、慣れていないパターンが多いこともまた事実。時間をかけてやれば、挿入での刺激にも敏感な反応を見せてくれる様になる――それは、決して『俺との経験回数が多い』とは言えない当のリリシアさんが物語っていた。
「動きますよ」

 ズポッ! ググ。

「んんっ!?」
 周囲に、淫らな水温が響き渡る。
 具合は今まで以上に良くなっており、熱の篭った膣内に埋まった肉棒は熔けてしまいそうな感覚に襲われる程だ。
「っ……リリシアさん!」
 一気に込み上げて来た射精感を一旦押し止め、俺はストロークを始めた。

515K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:17:50
「あっ、はぁ! も、もっとぉ……ひゃあっ!」
 リリシアさんが、悲鳴にも似た声を上げる。更には秘部から太股を伝って溢れ出ている愛液の光景が伴い、非情にいやらしい。
「へへっ。リリシアさん、結構楽しそうですねぇ? だったら――こっちも、弄ってあげますよ!」

 クポッ。

「んひぅ!? あ、くっ……杉崎鍵、そこ……はぁ!」
「リリシアさんって、突かれながらここを弄られるの、大好きですもんね」

 チュ、ズプゥ!

「あぅん!」
 快感に身を捩り、背中の仰け反りによって綺麗な弧を描くリリシアさんを尻目に、俺はその綺麗な淡いピンクのア○ルへ指先を伸ばす。ぷっくりと可愛らしい片方の尻肉を四本の指で抑えながら親指を挿入して行くと、リリシアさんの喉からは更に甘美な嬌声が漏れ始めた。
「だ、駄目ぇ! おか、しく……あんっ! 頭、おかひくなっへひまいますわぁ……っ!」
「リリシアさん。呂律、回ってないです――よっ!」

 ズブゥ!

「んぁ、あんっ!?」
 攻める手法に言葉を交えつつ、時折その濡れそぼった身体を強く突き上げてやれば、リリシアさんの声も比例して強くなって行った。
「お嬢様なのに、随分と恥ずかしい様ですね」
「う、あっ! それ、は……だってぇ!」
「俺の、そんなに良いですか?」
「っ……い……」
「い?」
 追い討ちをかけるかの如く、意地悪く俺が問いを重ねる。羞恥に悶え、悶え、そして悶え抜いた末にリリシアさんから漏れた言葉は――

「い……良い……です、わぁ。あっ、くぅ!」

 事実上の『堕落』を意味していた。
「じゃあ、もっと俺に分かりやすく言って貰えますよね?」
「……わたくし、の。わたくしのぉ、お……おま○こに、貴方のおち○ぽ……んっ! う、ぁ……は、入ってますのぉ! と、とても……あっ、く。気持ち……良いです、わぁ……」
「そりゃどうも。ご丁寧にありがとうございます。所で……『貴方』って、誰のことですか――ねぇ!」

 ズボボボッ!

「ひぐ、ぅ!? す、杉崎鍵のおち○ぽ、最高に気持ち、い……良い、のぉ、あっ! だ、駄目ぇ……駄目に、なるぅ――んんっ!?」
 今の一突きに、またしてもリリシアさんが絶頂の域に達する。気品溢れる声は上擦り、口元からはだらしなく涎を垂らしていた。

 『今、藤堂リリシアは俺の手中に収まっている』ーーこの決定的な事実が、俺を『変態紳士』から『獰猛な野獣』へとランクアップさせることになる。

「……リリシアさん」
 言ってから、自分でも声が恐ろしく低く、そして冷たいことに驚愕する。
「俺、もう我慢出来そうにないんで――ちょっと、歯食い縛って下さいね」
「へっ? 杉崎鍵……何を――いぅ!?」

 グッ……グププッ!

「ら、めぇ……あ、あぁんっ! この、ままじゃ……わた、くしぃ……っ!」
 単調な動きに強弱を加え、荒波の様にメリハリを付けて責め立てる。予測不可能な快楽の波に、リリシアさんの足腰は既に力を失っていた。
「もうそろそろ、フィニッシュにしましょうか――」
 終了の旨を伝え、腰の前進運動を更に加速させる。
「ひ、っぐ……す、杉崎……け、あぁっ!」
「そうじゃないでしょ、リリシアさん?」
「っ……け、鍵ぅ……大好きですわ、鍵っ!」
 その言葉と共に膣の収縮が強まり、俺は大きな快感に晒される。『良く言えました』と褒美に後頭部を撫でてやると、リリシアさんは生まれたての少女の様な声を上げた。
「わ、わたくしの……おま○こ、気持ち……良い、ですわよ、んっ……ね?」
「心配しなくても――っく。最高に良いですよ、リリシアさん。もう、出そうだ――」

 ジュプ! ジュポッ!

「ひぁんっ! け、鍵……良い、ですわぁ! イって、欲し――あぁっ!」
 熱を受けた下腹部に、体内から大きな何かが込み上げて来る。限界に達した快楽を全身に感じつつ、俺は最後の力を振り絞り――リリシアさんを突き上げた。

「あっ――んぁああああああっ!?」

「くっ……リ、リリシアさんっ!」
 リリシアさんの甲高い絶頂の声を合図に、膣の一番奥深くまで肉棒を沈める――すると、表面を擦れた感触が最後のトリガーとして働いた。

 ドプッ! ビュ、ビュルッ!

 白く濁った欲望を吐き出し、その度に腰が震えてしまう。激しい脱力感に見舞われる中、やがて狭い膣内から漏れると、その欲望は既に出来ていた愛液の道を沿って太股を流れていった。
「ははっ……明日の一面は『藤堂リリシア、早朝に見せた淫らな痴態!!』とかで決まりですかね?」
「っ、はぁ。は、んっ! あ、あぁ……鍵ぅ……」
 もう既に思考が働いていないのだろう。リリシアさんは言い返す気力もなく、俺に抱かれたまま全身の力を抜いた。

516K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:19:21
「……わたくし、嫉妬してましたの」
「えっ?」
 行為も終わり、二人静かに床の上で寄り添っていた頃。リリシアさんは唐突に――そして申し訳なさそうに、おずおずと口を開いた。
「碧陽学園で、新聞部の部長を務めて――それでも、生徒会には何か惹かれるものがあった。生徒会のスキャンダルなどをでっち上げて、結局は生徒会との繋がりを少しでも持ちたかったのですわ。今日だって、元生徒会の貴方達だけで和気藹々と……その、楽しんでおられたじゃありませんこと?」
「…………」
 お嬢様らしく、高飛車な性格を持っていたリリシアさん。しかしその実、以外にも心はそれなりにか弱く――今思えば、高校時代に見せていた人の弱みを握る様な行動も、自分の弱みを隠そうと模索した故の結果だったのだろう。
 卒業式の日、母校の碧陽を訪れてくれたリリシアさんに、俺は思いの丈をぶつけた。純粋に好意を抱いていること。ハーレムを目指していること。その他多くのことを、リリシアさんにぶつけて――しかしリリシアさんは、それを受け入れてはくれなかった。
「大丈夫だよ、リリシア」
 タイミングを見計らい、俺はリリシアさんへの敬称を、一瞬だけ取り払った。

 『寂しい』――ただ、それだけ。それだけの理由が、リリシアさんの中でとても大きなものとなっていたのだ。

517K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:20:21
「杉さ……け、鍵?」
「俺が――俺達が、貴女の居場所になりますから」
 『居場所になる』――それは、リリシアさんが初めて俺達の方へ手を伸ばしてくれた言葉だった。
「俺は自他共に認める度し難い変態だし、節操もないけど――だからこそ、沢山の女の子を」
「……約束、ですわよ?」
「はい。俺とリリシアさんとの約束です――じゃあ、約束を誓うキスでもしましょうか!」
「なっ!? い、今わたくしは確かにキスしようと思ってましたけど、それはあくまでその場の雰囲気に導かれた結果であって言葉に表すものでは――んむっ!?」
 とやかく五月蝿いリリシアさんの口を、不意に自身の口で塞ぐ。
「んっ、む、う……ちゅ、む……」
 自分でも、何故この様な行為に走ったのかは分からない。無論、美少女が唇を差し出していれば迷わず猪突猛進を心掛けているつもりではいるが――今のキスだけは、俺の意志とは何かが違った。まるで、吸い寄せられる様な――
「む、んぅ! んっ……ちゅぅ」
 リリシアさんの後頭部を首に回した腕と掌で固定しつつ、唇と唇をぴったりと重ね合わせ、密閉する。リリシアさんどころか俺まで呼吸が辛いのだが、それでもこのキスを止める気は起きない。
「んっ、んむぅ! ちゅむ、むぅ、うぅ……っ!」
 酸素を求めて逃げ惑うリリシアさんの舌を執拗に自身の舌で追い回し、その舌先から水分を奪う様に強く吸い上げる。
「ちゅ、ぅ。れる、んっ……はぁ……す、杉崎鍵! ちょっと、その……レディに対するキスが紳士的ではなくてよ?」
「うっ……すみません、リリシアさん」
 謝罪の言葉を述べ、頭を垂れる。ハーレムの王が何とも情けない光景ではあるものの『謝るべき所で謝ることが出来る男はモテる』というジンクスがあるという話だ。
 俺の猛省に肩を竦めると、リリシアさんは問いを継続する。
「杉崎鍵。……ど、どうしてこんなことを? いつもは――あっ! いや、そんな頻繁にはしてませんのよ!? けど、ほら……わたくしとキ、キスする時はもっとこう……優しいエスコートだった筈ではなくて?」
「それは、その……どうしてでしょうかね? 何だか今のリリシアさん、シてる時よりも可愛くて……つい身体が勝手に――リリシアさん?」
「…………。……もう一回、だけ」
「へ?」
 腕に力を込めたかと思えば、リリシアさんは抱き着きつつも俺の胸板に顔を埋める。
「だ、だから……『今のキス』のことですわよ。『もう一回してあげる』と申しているのですわ!」
「それ、自分がして欲しいだけなんじゃ……俺が『したくない』って言ったら、どうしますか?」
「っ……あ、貴方の意見なんて……どうでも、良いのですわ。あむ、ちゅ……ちゅ、れる」
 羞恥心から顔を朱色に染めたリリシアさんが、何とも可愛らしい『デレ』を見せてくれる。勿論ハーレムの王として、この申し出を断る理由はない。

 筈だった――

「待ちなさい藤堂リリシア! 何ちょっと良い雰囲気に持ち込んでるの!?」
「あら、私達を差し置いてキー君と……これは、お仕置きが必要みたいね?」
「モテる男は辛いな、鍵。でもそうやってすぐ優しくしちまう所――あたし、出会い頭に殴りたくなっちまう程愛してるぜ!」
「酷いです杉崎先輩! 真冬は……真冬は、中目黒先輩を必要としない杉崎先輩なんて嫌です!」
 咄嗟に唇同士を離すも、間を引く銀色の糸が今までの行為を物語っており――乱入して来た四人の顔が、嫉妬とは別の何かを交えたとんでもない顔になっていた。
「やれやれ、嫉妬ですか? 全く皆可愛いな――」

『杉崎(キー君)(鍵)(杉崎先輩)はとっとと料理を作りなさい!(作れ!)(作って下さい!)』

「…………。……助けて、リリシアしゃん」
 妙に理不尽な後半二名の言葉に涙を流しつつ、土下座外交も辞さない想いでリリシアさんに悲願を行う。が、しかし――
「自分が蒔いた種ですのよ? 頑張って下さいな――ハーレム王さん?」
「ですよねー」
 これもモテる男が背負う因果なのか、笑いを零すリリシアさんに何とも手痛い返しを喰らってしまう。
 『今度こそ本当に倒れてしまうかもしれない』などと心中で一抹の不安を抱きつつ――俺と俺のハーレム達は、真昼の情事へと更けて行った。

518K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 04:22:38
 こ、この掲示板はいつのまにこんな多重書き込み規制が厳しくなったんだ……。
 まぁ、それはともかくですよ。ここまでお読み頂き、誠にありがとうございます。
 やっぱりこの四人+リリシアさんですね。

 この投稿を機に『生徒会の一存』及び『生徒会の一存 総合掲示板』が更なる賑わいを見せてくれること、期待しています。

519名無しさん:2013/05/10(金) 05:10:37
早起きした甲斐があった!!神が降臨しとる!!激乙!!!
今までのKさんからは考えられないエロさww

520名無しさん:2013/05/10(金) 08:39:41
世界観がそのままでギャグも面白い!!ハーレム願望あっての杉崎だって改めて思いました!w

521名無しさん:2013/05/10(金) 16:15:29
神作乙!

522名無しさん:2013/05/10(金) 19:45:14
なにこのつまんない話
冗談はやめてよ
k職人さんwww

523名無しさん:2013/05/10(金) 20:12:40
おうおう嫉妬かい⁇君も書こうか

524一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/05/10(金) 20:28:28
>>477
!?(Kさんが久しぶりに訪れたこと的に)
>>518
!?(南下知らぬ間に神作が投稿されている事に)

お久しぶりです。なんかびっくりしました。
神策の執筆お疲れ様です、というか杉崎に嫉妬しすぎて死にそうなんですが。
やはりKさんの文章にはやる気スイッチを押させる何かがあるのか、SSをすごく執筆したくなりました。

私ももう少ししたら続きを出そうと思うので、生暖かくお待ちくださいm(_ _)m

525K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/10(金) 20:52:00
>>519-521
 ありがとうございます。

>>522
 批判先輩、私です! 結婚してください!
 けど宜しければ、具体的な箇所を御教示しておくんなまし!

>>523
 そんなカリカリせず、宜しければ貴方も書き殴っては見ませんか?

>>524
 続編、期待しております。やっぱり深夏だよ深夏ボーイッシュFoooooo!

526名無しさん:2013/05/10(金) 21:12:19
煽り耐性強すぎワロタ

527名無しさん:2013/05/11(土) 10:53:01
>>522
はいはい一星龍一星龍。冗談はやめてってかwww

528名無しさん:2013/05/11(土) 14:49:46
自分を持ち上げるんじゃなく他人をこき下ろしに来たか

529名無しさん:2013/05/11(土) 17:25:56
>>527-528
何で職人がスルーしてんのに持ち上げんだよ? 馬鹿なの? 死ぬの?

530名無しさん:2013/05/11(土) 19:23:29
ねむい・・・・・・

531たらこ:2013/05/11(土) 19:38:08
522

k職人を批判するなよ〜
神作品作る人なのに知らない?

532名無しさん:2013/05/11(土) 22:00:06
>>531 いや >>522 は批判つうかただの嫉妬

533名無しさん:2013/05/13(月) 03:16:19
作品から溢れる非童貞臭

534名無しさん:2013/05/13(月) 13:00:11
一星龍は荒らしなの?帰れ

535名無しさん:2013/05/14(火) 18:07:52
>>533
実際エロゲ会社や官能小説家のどれくらいが非童貞なのか

536名無しさん:2013/05/18(土) 18:10:04
>>534
この板を支配してるのは神職人の俺とか思ってそう。落とし神やらの自演もあるし程度は知れてるけど

537名無しさん:2013/05/18(土) 20:55:26
支配だなんだで思い出したが、まとめWIKIはどうなってんの?
もう更新されないの?

538名無しさん:2013/05/18(土) 21:26:04
K作風変わったな。セッキーナに近づけただけかも知れんけど
上から目線で悪いけど・・・なんか書くの上手くなった気がするわw
522みたいな荒らしは気にせんで頑張れ
>>537 更新されないってかしてないだけっつーか・・・責任もって最後までやらないのはまずいと思うが、このスレが過疎化したのが一番の原因だわ・・・

539K ◆v4XtHYlfYY:2013/05/18(土) 23:13:32
>>534 >>536
 その言葉が例え万人を納得させるものだとしても、悪戯にレスを消費してはその『荒らし』と相違ありませんよ。気を付けましょう。


>>537
 >>538氏の言う通り、スレッド自体が過疎化しましたからね……碧い交差点 ◆pPpWENyXuc氏もここの住人の一人でしたので、その流れに乗って行かれてしまったのでしょう。
 さぁ、手動でテキストツールへコピー&ペーストを行う日々に没頭しましょうか(ゲス顔)


>>538
 セッキーナの書き方をなるべく意識した杉崎視点だったのですが、そこはかとなく伝わった様で嬉しい限りです。
 基本的に三人称視点のものを趣味で色々書いていたので、少し説明口調な地の文が目立つかもしれませんが……前よりは断然マシですよね。てへぺろ☆
 >>522に関しては、『荒らし』と言うより『批判』ですね。
 しかし称賛の言葉を頂くより、批判的な意見の方が嬉しかったりするんですよ。今後の参考になりますから。
 ……まぁ、この批判に関しては一番困るパターンですけどね。『ここがこうつまらなかった』などではなく、ただ批判したいだけの様ですので。

540名無しさん:2013/05/19(日) 00:22:13
>>534
>>536
お前らが一星龍の事、好きなのは理解したからもう黙れ
いちいち批判コメとか見てるだけでイラつく。
ここはSSを読む場所。相手が何しようと反応した時点で同罪だ。

541名無しさん:2013/05/19(日) 00:36:25
>>540
じゃあいい加減自演やめろよww

542名無しさん:2013/05/19(日) 00:41:48
あっ……(察し)

543名無しさん:2013/05/19(日) 00:42:49
とにかく、火神が読みたいっていう……

544名無しさん:2013/05/19(日) 00:47:50
真冬とは違い正統派(?)ヤンデレだからな

545名無しさん:2013/05/19(日) 01:23:46
黒子厨でもなんでもないが、どうしても火神といわれるとあいつが出てきてしまう……。

546名無しさん:2013/05/19(日) 10:57:19
>>540
お前が誰かは一旦スルーして、いってることは正しいと思うよ? でもssを読む場所ってのはちがうだろ?ここは創作するスレ 書き手の立場ならそう言いたいのもわかるけどさ・・別に偉いわけじゃないんよ 他 の 職人に失礼だわ
>>544
でも元々正統派ツンデレとか謳ってた深夏は作者の妄想の塊でしかない勘違いツンデレだったし今回もどうせすんなり落ちるんじゃないか?
>>545
荒らしに反応したら荒らしだけど収集つかなくなる前にいわせてもらうわ
わざわざ黒子のバスケの話題もってくる時点で黒子厨だからw
生存の話題ならともかくこういう話題で雑談するのはただの荒らしなんだよ分かる?腐女子さん?

547名無しさん:2013/05/19(日) 17:09:45
何というか、せきなはギャグを書くのはすごいんだが……ラブコメがな……
マテゴでも、ラブコメさえマシならと思った。
>>546の言うとおり深夏のデレ方には違和感があった。

548名無しさん:2013/05/19(日) 21:38:07
ギャグラノベだと思ってまとめて買ったら、ラブコメオチだからな。
ギャグはギャグのまま終わらせてほしかった。
卒業式はいいけど、その後の告白イベントがどうもな

549名無しさん:2013/05/20(月) 13:32:29
ここの某職人もギャグしか出来ないのいるしな。エロは盗作の

でもギャグに下ネタはいってりゃ十分生徒会チックだよな

550名無しさん:2013/05/20(月) 15:01:17
>>547
 八方の最後は盛り上がったのに、九重の初っ端から『うん?』ってなりましたよねぇ……。
 『巻と巻と継ぎ目を上手く使った』とも言えますが。

>>549
 もうそろそろ時効にしてあげてください。
 これ以上その話で盛り上がられるのも不快ですし、嫌悪感を示すのは本人だけではありませんから。

551名無しさん:2013/05/20(月) 18:19:03
>>550
スレの活性に尽力するその姿勢はいいんだけど・・・・・
わざわざ名無しを装って一星龍さんをかばわんでも大丈夫よkさんや。流れに身を任せるんだ

552名無しさん:2013/05/20(月) 20:08:49
なんて善意に満ちたなりすまし…っ‼ キンッキンに冷えてやがる…っ‼

553名無しさん:2013/05/20(月) 21:23:30
kさんでも一星龍さんでも、いっそのことさらに古豪の職人でもいいから早く火神を書くんだ!

554名無しさん:2013/05/21(火) 18:46:59
まったく話題にならない日守しゃん・・・・・・

555名無しさん:2013/05/25(土) 02:23:55
ドンマイ日守(^・ω・`)

556名無しさん:2013/05/25(土) 03:13:20
見る者すべての自信を失わせ、カップルすら破局に追い込むほどの美しさを持つ日守・・・・・・

だけどこの版ではそんなことはなかったぜ!!

557名無しさん:2013/05/27(月) 23:50:03
職人待ち

火神か飛鳥を書いてください。

558名無しさん:2013/05/28(火) 22:50:39
むしろ火神と飛鳥の姉妹(?)丼を

559名無しさん:2013/05/29(水) 22:42:38
姉妹とは言わねーだろ。
たぶん

560名無しさん:2013/06/02(日) 11:54:55
でも、見てみたいな。確かに。

561名無しさん:2013/06/02(日) 22:22:28
飛鳥にはご執心な火神が飛鳥と共に抱かれる。

アリだな

562名無しさん:2013/06/07(金) 22:24:00
めっちゃ過疎ってるな…

563名無しさん:2013/06/08(土) 02:25:54
誰も投下しないからね

564名無しさん:2013/06/09(日) 22:38:49
暇ダー。誰でもいいので書いてください。

565:2013/06/13(木) 06:19:29

数年ぶりに生徒会を書こうと思いましたが……
書けない

火神の資料が欲しい

566名無しさん:2013/07/01(月) 20:59:34
過疎ってるなー

567名無しさん:2013/07/20(土) 19:13:47
誰かいるー?

568hihi:2013/07/21(日) 18:57:30
えっと・・・うん・・・何も言わないし、言い訳するつもりもない。 
でもこれだけは言わせてください。

本当にすいませんでしたぁああ!!  m(;Д;)m


衣服を脱がされた俺の上に、知弦さんがまたがってきた。

「キー君……。 あなたは本当に馬鹿よ。」

……初っ端が罵声ですか知弦さん。

「……でも、そんなあなたの潔さ、すべてを受け入れてくれるその包容力。 私は、そんなキー君が好きよ」
そういった知弦さんの目は、先ほどの悲しげな表情とは打って変わって、涙こそあったものの、笑顔があった。

「鍵。 あたしはまだ許したわけじゃないからな。 ……だから、覚悟しやがれ。」
深夏は、しかめっ面こそしていたものの、若干頬のところがほてっていた。

「先輩……いえ、杉崎鍵さん。」
真冬ちゃんは、白い肌の中にも、ほのかに朱色が差し込み、姉のツンデレとはまたちがったデレを起こしていた。

「杉崎……」
会長は、いつもの子供っぽい姿とは違い、大人びた雰囲気が醸し出されていた。



「……キー君」
知弦さんはその柔らかな唇を、俺の唇に重ね合わせ、濃厚なディープキスをしてきた。
「……ん……んん。」
「くちゅ……はぁ、キー君」

「鍵……お願いだ。 もう我慢できねぇ。」
深夏は、俺の右手をとると自分の秘所にあてがった。
俺は深夏の秘所に、指を入れた。

ツプ……

くちゅ。 くちゅ。 クチュクチュクチュ……
「ん……ああ、鍵……。 んん! あ、そこぉ……」

真冬ちゃんは反対側の手で、姉と同じように自分の秘所をあてがっていた。

「あん! ……ふああ! ……いいです! そこがいいですぅ、感じちゃいますです鍵さん!!」

……そして会長は。

「…………ん! …………いたっ! あああああ!!!」
俺のものを、一気に秘所の奥まで銜え込み、そのお子様容姿からは想像のできない腰使いだった。





「……はぁ……んん!! いい……。 ……あああああ!」

「うぉ! あん……そこぉ……鍵! もっとあたしに!!」

「……ああ。 ……気持ち……いいですぅ……んん!」

「……ん。 ああ……奥でこすれて……杉崎の、中で……すごいうねっている!!」


……ああ、心地いい。 この感じ……生徒会にいたときよりも幸せだ。

四人はそのあとも、俺のものをくわえ、よじり、自分の快楽をもとめ、ただひらすら欲望の赴くままに動いた。
そして俺も、この快楽におぼれながら、性欲の赴く限りをあてがった。

569hihi:2013/07/21(日) 19:19:19
「……鍵! だめ! あたしもう……ん!」
深夏は以外にも非常に感じやすく、もう限界が来ていた。

「ああ!! だめだ! なにかがきちゃう!!  ……んん!!! んああああああああああああああああああああ!!」



……そして真冬ちゃんも。
「鍵さん! 鍵さあああんん! ずっと、ずっと一緒に!! 真冬と……一緒にいてくださいですう!!」
「真冬ちゃん! 俺も、俺も一緒にいたい! ……もうげんかい!!」
「んああああああああああああああああ……………………!!」

そして会長も
「杉崎のおっきいの……中で……暴れてる、んんん! だめ、私、なにかくるぅ、来ちゃう!!!」
「会長! 会長! いや、くりむううううううう!!」
「あああああああああああああ!!! 中でいっぱい出てるうウうウう!!!」

中にいっぱいぶちまけたあと、3人ともそのまま崩れるようにはてた……。


「はあ……はあ……」
「……キー君」

知弦さんは3人が果てた後。 俺のものをくわえはじめた。
「ん……クチュクチュ……はぁむ……んんん」
「!? うう! うっ、くっ……!!」
何だこの舌使い! こんな! こんなのやられたら、また復活してしまう。
「……まだ私、中に出してもらってないわ。 いけるはずでしょ? キ・ー・君?」
「…………」
知弦さんの笑顔は、それはもう大人の色香に、初めて恋人ができたときのあどけない少女のような表情だった。

知弦さんは俺の肉棒を口に入れると、上下に口を動かしていた。
「んっ、んんんっ、んあっ!」
体中に快感がよぎる。
「んんんんっ!んんっ!」
「いいわよ、キー君! 私の中に出しても。」
俺は快楽の末、俺は知弦さんの口の中で射精してしまった。
一旦知弦さんが俺の肉棒から離れると、ゴクンと精液を飲み込んだ。

コクン

『うわ。 飲んだ!』
俺のあそこも、知弦さんのその妖艶な感じに、なえかけていたはずなのだが、いつの間にか反り返っていた。
「キー君、私、もう……」
そういうと知弦さんは、自分の中に一気に俺のものをいれた。
「あッ………!!」
知弦さんは期待と興奮の混じった声をあげる。
俺は、もう自分の理性を止めることができなくなっていた。

「知弦さん、いきます………。」
俺は腰を突き上げ、一気に貫いた。
「ああああぁぁッッ!!!!」
知弦さんの身体が俺の上で跳ねる。イってしまったようだ。ただ入れただけで。

「んん! キー君! あっ、すご……やぁん!!」
その後も腰を動かすが、どうもこの体制は動きづらい。

……………。
俺は知弦さんと繋がったままの状態で、上体を起こし、対面座位の格好をとる。
「やッ…!すご……く、深ッ……!!奥っ、ま…で、あ、当たってッ……!!ああァッ!! これ! あ、いい!す、ごい!!」
知弦さんは俺の首に腕をまわし、ガクガクとのけ反りながら喘ぐ。
グチュグチュと大きな水音がし、俺の膝に知弦さんの汗と愛液が飛び散る。
「んんッ!!」
俺と知弦さんは、ほとんど同時に互いの唇に唇を重ねた。
「んンっ!!んんんッ!!!ン、うんんッ!!」
息苦しさまでもが快楽に変わり、俺も知弦さんもじわじわと限界に近づく。

「んん! んんん! もう、わたし、いっちゃう!!!」
「知弦さん! 俺も、俺も行きそうです!!」
「ダメよ! 知弦って呼んで! キー君、わたしが一番好きな男の子!!」

「知弦! 知弦うううううう!!」
「ああああああ! キー君! キーくううううん!!」

……互いの身体を強く抱きしめ、ほぼ同時に果てた。

570hihi:2013/07/21(日) 19:25:01





というわけで、長い間執筆を怠ってしまい本当に申し訳ありませんでした。 (-_-)
これにて、このシリーズを締めくくらせていただきます。
生徒会の一存も、新生徒会の一存下が発売しているみたいですので(まだ買ってなかった……)

改めて、言わせてください。 本当にすんませんでした。
とりあえず自分は、無事進学をすることができ、今は実家を離れて一人暮らし状態です。

どこへ進学したか、というのは秘密ですので。 (当たり前だ ⊂(゜Д゜♯) )
ま、一つだけあえて言うなら大学生ということぐらいです。

それでは筆をおかせていただきます。 (-ω-) ぺこり

……長い間待たせたと思ったら、最後の最後で何かいているんだろう私。 (・_・;)

571名無しさん:2013/07/21(日) 23:38:08
hihiさんgjです!
そしてお疲れさまでした!

572カイト:2013/07/21(日) 23:56:57
はじめましてカイトです

573カイト:2013/07/21(日) 23:59:19
でわ!さっそくかこうとおもいます

574カイト:2013/07/22(月) 00:06:38
あっやっぱ無理です。すいません

575カイト:2013/07/22(月) 13:42:33
あれ!?いまだれもいないんですか?

576hihi:2013/07/22(月) 21:27:36
まぁまぁ、書いてみてください。 お願いします

577名無しさん:2013/07/25(木) 11:44:32
火神はよ

578名無しさん:2013/07/27(土) 06:44:51
火神はよー書いて

579名無しさん:2013/08/01(木) 12:51:54
鍵×めいくもみて見たい!です

お願いします!

580名無しさん:2013/08/01(木) 15:14:25
過疎ってんなーw

581名無しさん:2013/08/04(日) 20:24:02
もうみんないなくなったの?
いたら返事して。

582名無しさん:2013/08/05(月) 05:12:24
居るぞ

583名無しさん:2013/08/05(月) 22:09:06
過疎やなー

584名無しさん:2013/08/08(木) 16:46:13
人いないな……

585名無しさん:2013/08/15(木) 20:56:59
職人待ち

586名無しさん:2013/08/18(日) 11:36:05
私もカガミン見たい!

587名無しさん:2013/08/30(金) 15:15:00
誰かいますか
いたら返事してー

588名無しさん:2013/09/02(月) 20:14:21
カガミンおねがいします!

589カイト:2013/09/17(火) 20:03:31
会とでーす。親似PSP取り上げられていて会話できませんでした。

590カイト:2013/10/06(日) 12:19:48
だれもいない!?

591瀞(トロ):2013/10/19(土) 01:46:25
少年よ…
あきらめろ…

592なつ:2013/10/21(月) 15:38:36
もう、職人の人はもういない…。

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601名無しさん:2013/12/29(日) 23:40:28
なんだこれw

602名無しさん:2013/12/30(月) 22:36:45
ふあっきん!

603名無しさん:2014/01/03(金) 04:48:17
あけましておめでとうございます

604名無しさん:2014/02/01(土) 23:27:58
ssが最後に投下されてから半年か・・・

605名無しさん:2014/02/01(土) 23:30:49
ssが最後に投下されてから半年か・・・

606不意 ◆2NA38J2XJM:2014/02/16(日) 20:40:16
居ない?

607不意 ◆2NA38J2XJM:2014/02/16(日) 20:41:00

私達の本が発売されたのは2008年1月19日、本編は10巻、番外編は8巻、外伝も2巻刊行されている。世界中を巻き込んだ生徒会の一存ブームは過ぎ去ったのだ。2014年現在、生徒会の一存は刊行されていない……

「ブームは過ぎ去ったとは言わせないわよっ!」
『元』会長が無い胸を張って高らかに宣言する。宣言したのは桜野くりむ、私立碧陽学園の元生徒会長である。碧陽学園の生徒会長を決めるシステムを読者諸君はご存知だと思うが、今一度説明しよう。碧陽学園生徒会長は人気投票で選ばれるのだ!生徒会長になっただけあって桜野くりむはルックスは良い。
しかし!高校3年生……のはずだが、身長は低く、胸もぺったんこ!幼児体型なのである!ロリな体型だけでなく思考も行動も子供っぽくイジりやすい。
「キー君何一人でニヤニヤしてるの?」
話しかけて来たのは『元』生徒会書記。容姿端麗な上に成績優秀、セクシーな雰囲気を持つドSな毒舌女王、紅葉知弦である。
「おい!鍵!返事しろよ!」
勝ち気なこのツインテールの女の子は椎名深夏。『元』生徒会副会長だ。成績優秀な上に運動神経抜群。部活の助っ人として活躍している。髪を下ろせばもっと美少女になると思うのだが、中々髪を下ろしてくれない。
「杉崎先輩……体調が優れないんですか?」
可愛らしい声で心配してくれるこの子はネット廃人椎名真冬。重度のゲーマーで動画共有サイトで神扱いされたり、アフィリエイトで趣味代稼ぐというスキルを持っている。何か次元が違う後輩がいる。
「「「「早く返事しなさい(しろっ!)」」」」
4人の美少女に呼ばれたこの俺、碧陽学園学園副会長ハーレムの帝王こと杉崎鍵。ちなみにこのシリーズの中核的存在。そう、主人公なのだ!主人公なんですよ!読者の皆さん!
「杉崎!私の話も聞かないで何やってるのよ!」
「読者の皆さんに簡単な自己紹介をですね、はい」
「そんな事より会議よ!会議!重要な会議よ!」
「はいはい」
我らが『元』生徒会長桜野くりむがまな板のような胸を張って喚き散らす。
「今日の議題は、生徒会の一存シリーズの復興についてよ!」
「「「「……」」」」
「な、何よ!皆してそんな目して!皆好きでしょ自分の事!」
「いやあ、ブームも過ぎ去った今、新生徒会も始動してますし、自分達に出来る事なんて……」
「何よ!何よ!杉崎は寂しく無いの!?私達は忘れ去られていくんだよ?束の間人々にもてはやされて、数年経つと飽きられ忘却の海に沈んでいく、悲しく無いの!?」
「アカちゃん……」
「知弦も何か言いなさいよ!私は認めないわ!新生徒会始動って言ってるけどね、シリーズ化されてないじゃない!」
会長は誰にも構わず喚く。だけど、言ってる事は至極真っ当なのだ。近年、生徒会の一存シリーズはアニメをリニューアルしている。それでも売れないとはあにはからんや。俺は一種の諦観の念を持っていた。
「じゃあ、アカちゃん私達はこれからどうすれば良いの?」
「知弦、簡単な話よ、モー○ング娘を例にするとね、私達はドリームモー○ング娘なのよ」
「?」
知弦さんの頭上にはてなマークが出現する
「ドリームモー○ング娘は今の世代より人気があるでしょう?つまりはそういう事なのよ!私達で現生徒会を乗っ取るわ!」
「そりゃあ、ないだろう会長」
深夏が会長に口を出す。そう、真冬も深夏も転校してこの学校の生徒ではない。さらに言ってしまうと、知弦さんも会長もこの学校の生徒ではない。
「なによ、皆してそんな目しちゃって!分かったわよ!手っ取り早く脱げば良いでしょ!そしたら人気出るわよ!」
会長が服に手をかける

608不意 ◆2NA38J2XJM:2014/02/17(月) 22:26:44
続きは作成中です

609名無しさん:2014/02/18(火) 02:42:10
がんばれー

610まぐろTAろう:2014/02/18(火) 18:32:58
頑張れ頑張れ出来る出来る
頑張れ頑張れ出来る出来る
頑張れ頑張れ出来(ry

なんかすいませんね。

611不意 ◆2NA38J2XJM:2014/02/26(水) 22:06:12
子供っぽい体躯がお目にかかる。
「会長……会長がいくら脱いでも変わりません」
俺は目を覆いながら言った。そう、いくら会長の裸を読者が見たって、煽情されないし、Hな気分に陥る事もない。会長が小さな身体を張っても何も意味を為さないのだ。
「「「「会長(アカちゃん)早く服着て下さい」」」」
「何なのよ!私のグラマラスボディーじゃ駄目なの?不満なの?欲求不満なの?読者は?」
「不満だと思いますよ、せめて知弦さんや深夏程の胸があったら良いと思いますけど、そんなまな板じゃ……」
「ムキィーーーーーーー!!」
狂ったような叫び声を上げて、会長は後ろに倒れ込んだ。そのままピクリとも動かなくなる。
「あれ?会長?」
俺は心配そうに覗き込む。しかし、会長は動く様子がない。これは一大事だと思い、上半身を脱がせにかかる。別にやましい気持ちなど全く無い、そう全く無い。だってお子様なのだ。別に自分はロリータコンプレックスではない。そう、決してお子様まな板の胸なんかに今日は微塵もこれ一切湧かない。
ヒュン、と何かが掠める音がした、後ろから感じる殺気。これは深夏の蹴り?いや、深夏の蹴りなら地に穴が空いてるはず、あいつの蹴りは漫画の世界の様な破壊力だからな……。という事は、この殺気は知弦さんか。恐る恐る振り返ってみるとボンテージ姿の知弦さんが鞭を手に携えて、ゆらゆらと揺れながら近寄ってくる。
「いあ、いや、あのですね、知弦さん誤解を生んでると思うんですよ」
「良いの、キー君、言い訳はもう良いの、アカちゃんに不埒な行為を働こうとした、もうそれだけで十分なの」
「な、何が十分なんですか?」
「自分の身体に聞きなさい!」
基本的にSMプレイで使う鞭には大きく分けて2種類ある。それがバラ鞭と一本鞭がある。ソフトSMプレイにはバラ鞭が多い、先端がバラバラに分かれているので比較的痛みは少ないのだ。それと対照的なのは一本鞭。これはその名の通り一本の鞭なので痛みは分散せず、集中する上級者向けのSMプレイ用具なのだ。
知弦さんが持っているのはソフトな方の入門用だ、しかし入門用と言っても怖いものは怖い。
「キー君、すぐ終わるからね、だから大人しく叩かれて!」
「ひ、ひぃぃぃぃいいいいいいい、知、知弦さん!待って下さいよぉぉおおおお!」
俺はバタバタと手足を無造作に動かす。
「こらぁ!鍵!逃げるな」
目の前にスラリとした綺麗な足が並ぶ。うーむ、こんな綺麗な両足はたぶん深夏だろう。しかし、今ここで深夏というのは非常に駄目だ、これはいけない。死の危険の臭いがぷんぷんする。今見えている足から恐ろしいオーラを纏っている。たぶん、放たれるのは目に見えない瞬時に人を殺害出来る様な蹴りだ。

612まぐろTAろう:2014/02/27(木) 23:11:50
ゆらり ゆらり 揺れている
男心ピーンチ


かなり かなり ヤバいのさw

613Replica used louis vuitton handbags:2014/06/28(土) 09:19:29
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614名無しさん:2014/09/10(水) 02:56:00
もうかっそかそやな

615名無しさん:2014/09/17(水) 11:38:12
過疎

616アルテマ:2014/09/30(火) 02:59:22
時代が変わっちまったな

617アクシス:2014/10/04(土) 18:30:15
まだ小説待ちしてる人っていますか?
もし自分のつたないのでなら書き途中のあるのですが…

618名無しさん:2014/10/11(土) 22:40:02
みたいです!
でも最近過疎ってますよね。泣

619ウィンター:2014/10/13(月) 00:20:04
めっちゃ久しぶりにここ来ました。
多分、みんなしらないでしょうけど・・・
過疎ってるんで需要があるかはわからないですが、投下します。
ちなみにまだエロなしです。

620ウィンター:2014/10/13(月) 00:21:01
鍵x深夏


「むううううう・・・」
時刻は1時を回ったぐらい、椎名深夏はベットでうなっていた。
深夏「なんで・・・なんでだよっ。全然ねれねえ!なんであいつのことばっか考えてんだよ!」
そしてまた目をつむったが・・・
深夏「むきゃー!なんで鍵のことばっか浮かんでくるんだよ、ちっとも寝れねぇ!!」

〜翌日〜
「まったく鍵のくせに・・・」
昨夜深夏は結局一睡もできずに睡眠不足だった。
深夏「1時間目2時間目はなんとか行けたけど・・・も、もう無理。」こくっ、こくっ・・・ZZZ



スヤスヤ・・・スピー・・・
鍵「深夏のやつ、何寝てんだよ。まあ可愛いからいいけどー。」
(でも、今日の日付的に深夏にあたると思うんだが・・・)
教師「えー、理解したか?誰かに解いてもらうか・・・おい椎名解いてみろ。」
(案の定あてられたか・・・)
鍵「起きろ。おい、深夏おきろ。」



「つ、なつ、おい深夏。」
(ん、なにかゆさぶられてる・・・?)
鍵「お、深夏。起きたかー?」
深夏「(ん〜。ってけ、鍵?顔近っ!)」
深夏「きゅう〜///」パタン
鍵「深夏あてあれてるぞーっておいっ深夏!

621ウィンター:2014/10/13(月) 00:22:48



「う、あれ私なんで保健室に?」
鍵「お、やっとおきたか。」
深夏「ん、鍵?なんでお前がここにいるんだ?てか、私はなんで寝てたんだ?」
鍵「お前忘れたのかよ・・・お前が授業中に急に倒れて大変だったんだぞ。」
深夏「え、そうだったっけ?てか、誰がここに運んでくれたんだ?」
鍵「そりゃ俺だけど・・・?」
深夏(カァー///)
鍵「ど、どうした深夏?やっぱ熱でもあんのか?」デコピタ
深夏「(か、顔近っ!////)」
深夏「だ、大丈夫だよ。別に熱なんかねえって。」アセアセ
鍵「(本当に大丈夫かよ・・・)
鍵「お、おう。じゃあ生徒会室いくか、今日2年の俺達しかいねえから早くしねえと遅くなっちまうぞ。
てか、深夏ホントに大丈夫か?つらいなら俺だけでなんとかするけど・・・」
深夏「い、いや大丈夫、私も行くよ」

622ウィンター:2014/10/13(月) 00:23:20



鍵「(すっかり暗くなっちまったな・・・)
鍵「深夏ー仕事も終わったし帰るか」
深夏「あ、ああそうだな」
鍵「(なんか深夏歯切れわるいな・・・)
〜帰宅中〜
鍵「しかし、最近寒くなってきたなー、こんな日には心暖まるエロゲでm
深夏「なあ鍵」
鍵「ん、どうした急に?」
深夏「私さ最近全然ねれないんだよね。」
鍵「・・・なんか悩みでもあるのか?」
深夏「いや、私もさなんで寝れないのかわかんなかった、でもやっときづいたわ」
深夏「お前だよ鍵。」
鍵「(え・・・俺?)」
鍵「えっと・・・俺なんかしちまってたか?」
深夏「フフッ、ハーレムハーレムいってる割にはお前は鈍感だよな」
鍵「わ、わりい」
深夏「鍵、今日一緒にお前といて気づいたんだ」
深夏「私気付いたら鍵のことばっか考えてるんだ、そして鍵を見ると胸が苦しくなるんだよな」
鍵「(それって・・・)」
深夏「鍵、私はお前のことが好きだ。」
深夏「普段は下ネタとか言うくせに、今日みたいに私が倒れたりしたらすごく優しいとことか、
意外と男らしくてたよりになるとことか、一緒にいると家族といるみたいに安心できるとことか・・・」
深夏「鍵、お前の気持ちを教えてくれないか・・・?」
鍵「深夏・・・」
鍵「(俺は深夏のことどう思っているのだろう?クラスでも生徒会でもあいつの笑ってる顔が見たくて。
あいつといると何故か楽しくて・・・)」
鍵「(なんだ・・・俺の気持ちは決まってるじゃないか。)
鍵「深夏、俺もお前のことが好きだ・・・他の誰よりも」
鍵「いつもハーレムとか下ネタとか言ってる浮気な男だけど、こんな俺じゃダメか?」
鍵「深夏・・・俺と付き合ってくれないか?」
深夏「鍵・・・」
深夏「私こそこんな私でいいなら付き合って・・・くれ」
鍵「深夏っ!」ギュウ
深夏「わっ!い、いきなりだきしめるなあ///」
鍵「深夏は嫌か?」
深夏「べ、別に嫌じゃねえけど・・・その、恥ずかしい///」
鍵「(や、やべえこいつ可愛すぎだろ)」ギュウウ!!
深夏「わ、け鍵?」
鍵「もう、お前可愛すぎんだろ、これからはずっと一緒にいような?」
深夏「お、おう///」
深夏「私も鍵と一緒にいたい」
鍵「そっか・・・深夏・・・」
深夏「ん、鍵。っん・・・」
深夏「(頭とけそう、キスってこんなに気持ちよかったんだ・・・)」
鍵「深夏、大好きだ」
深夏「ん、私もだ。」

〜Fin〜

623ウィンター:2014/10/13(月) 00:25:01
以上です。
つたない文章ですみません。
誤字脱字あると思いますが許してください
あと、感想とかアドバイスがあれば嬉しいです。

624まぐろTAろう:2014/10/18(土) 05:32:53
みなつかわいいよみなつ
面白かったです。機会があったら後日談的なのも投下オネシャスorz

625名無しさん:2014/10/19(日) 00:46:11
やっぱり深夏はええのう…

626笹菜育巳:2014/10/21(火) 00:54:26
「じー……」
「……えと…」
「…先輩、これは一体どういう事なんですか?」
「いや、これには訳が…」
「なんで中目黒先輩の話してた時は起たなかったソレが今起ってるんですかッ!」
「君がティーバッグで学校に来てるとか言い出した挙げ句目の前で転んで俺にお尻を見せびらかしたからだよ!?」

627笹菜育巳:2014/10/21(火) 01:13:57
…俺だ、杉崎鍵だ。今俺にはある種の災難が降りかかっている。それは、
「真冬のお尻を見たって普通の男の人は起ったりしません!」
「明らかにそっちの方がおかしいんだけどなぁ!?」
未だに俺の前で尻餅をついている真冬ちゃんのせいな訳で。
「…はぁ、先輩には失望です」
「う…ごめん真冬ちゃん、俺もあまりに唐突だったから耐性が……」
「中目黒先輩より真冬のお尻の方が興奮するなんて、中目黒先輩に失礼です!」
「君の考えの方がよっぽど失礼だよっ!」
「むぅ…そんなに真冬のお尻が好きなんですか……」
「…いや、そういうわけじゃ……」
…いやまてよ、これはもしかしたら……!

628笹菜育巳:2014/10/21(火) 01:21:07
というわけで初めましてorお久しぶりです育巳です
やっとエッチぃの書けるようになりましたー…今更ですねすみません

そんなわけで初めて[ちゃんとエッチする話]を書きましたので良かったらどうぞー
※エロいのは初作ですので過激なモノにはならないかもです ご了承ください

629笹菜育巳:2014/10/21(火) 01:45:27
ー放課後ー
「うわぁ…先輩の思った以上に大きいんですね」
思った通り、真冬ちゃんは俺のブツに興味津々だった。
もちろん、変な薬物の類は使ってない。ただ、
「真冬ちゃん知らないの?本にでてくる男もお尻に興奮して、ああなってるんだよ?なんなら見せてあげようか?…真冬ちゃんのお尻と交換だけど」
…と言っただけ。
真冬ちゃんに気付かせないようにエロスを強要させることはそう難しい事じゃない。目の前にエサ……例えばBLネタなどを置けば彼女は迷わず食いつく。
「先輩、スケッチ書いても良いですか?」
「えー、こっちは見てるだけなのに…あ、じゃあ足開いてよ」
「仕方ないですがスケッチのためですね…はい、このくらいで良いですか?」
「っ……うん、良い感じだよ真冬ちゃん」
もちろん俺はお尻だけを見ているわけじゃない。
今俺達が居るのはゲーム部の部室の中。生徒会活動中に用事があるから抜けると言って、今日は部活がない(と言うかゲームの発売日は人が集まらないだけらしい)この部屋を借りているのだ。
そして俺は地面に座ってブツを真冬ちゃんに見せ、真冬ちゃんは正面から真剣な目でスケッチを書いている。

630笹菜育巳:2014/10/21(火) 02:11:25
つまり、どうやったって俺からお尻など見えない。見えるのはアレ…そう、太股に挟まれて妖しげに膨らんでいるように見えるアレだけなのだ。
「…ねぇ、真冬ちゃん」
「なんですか?真冬のお尻でこんな醜態を晒している先輩」
いや、悪いがもっと良いものを見させてもらってるんだけどな……
「そろそろ閉まっていいか?」
「えぇ!?まだ書き終わってないですよ!?」
「だって恥ずかしいし…だいたい、真冬ちゃんは服越しなのに俺は隠すものがないってずるくない?」
真冬ちゃんが一瞬固まった。
「…脱げ、と?」
「脱がなくて良いけど?ずるくないかって聞いただけだし、俺が恥ずかしいからしまいたいだけ」
真冬ちゃんの呼吸が、顔の赤みが、少しだけ、変わる。そして、
「…真冬の負けです、先輩」
「え?真冬ちゃん、それはどういう……」
「あぁあ、やっぱり先輩は気付いてなかったんですね」そう言って、真冬ちゃんは悔しげに、でも楽しそうに笑った。
「先輩は、お尻など見えてないですよね。普通お尻を見るなら後ろからですもん」
バレバレだった。
「でも、真冬は気付かないふりをしました。…なんでだと思いますか?」
真冬ちゃんが俺の前にしゃがむ。

631笹菜育巳:2014/10/21(火) 02:39:34
スカートの奥の暗闇が、ブラウスの隙間からのぞく谷間が、真冬ちゃんの髪の香りが、俺の視界を、世界を、眩ませる。
「…杉崎先輩、お願いがあります。真冬を……お、犯してくれません……か…?」
それは、その少女の精一杯のおねだり。男に苦手意識を持つ少女が、俺を見て話す、…初めてを託そうという、覚悟。
「…先輩が嫌だと言うなら、真冬は…ひゃっ!?」
俺は、真冬ちゃんを抱きしめていた。
「真冬ちゃん…俺としても、気持ちよくなれないかもしれない……それでも、か…?」
「……っ」
そう。初めては記念だ。それが残念な事になれば…まして、真冬ちゃんにとってはそれこそ致命的な事になりかねない。
「…杉崎先輩は、本当に優しいですね……」
真冬ちゃんが、そっと呟いた。
「真冬は、そんな杉崎先輩だから頼んだんですよ?…というか、もう先輩以外見えないです」
真冬ちゃんの吐息が、耳にかかる。
「先輩……真冬と、してくださいっ…」
「…わかったよ、真冬ちゃん……お互い、気持ちよくなれるよう頑張ろうね」
そして俺は、真冬ちゃんの顔を上げさせ、…頬にキスをした。
「え……?」
驚く真冬ちゃん。…まさか。
「…真冬ちゃん、何か忘れてない?」

632笹菜育巳:2014/10/21(火) 02:50:55
「……生理なら心配しなくて良いですy」
「それじゃないよ…」
やっぱり忘れてたか…
「今俺達は本来何処に居るべきなんだっけ?」
「あ……」
「用事があると言って抜けた生徒の声が校内から聞こえちゃマズイだろ?」
そうなのだ。本来俺達は『用事』で生徒会を休んでいるのだから、学校に居ること自体おかしいのだ。
「ど、どうするんですか?」
俺の考えは決まっていた。
「そりゃ、行くんだよ?俺ん家に」

633笹菜育巳:2014/10/21(火) 03:19:12
「……生理なら心配しなくて良いですy」
「それじゃないよ…」
やっぱり忘れてたか…
「今俺達は本来何処に居るべきなんだっけ?」
「あ……」
「用事があると言って抜けた生徒の声が校内から聞こえちゃマズイだろ?」
そうなのだ。本来俺達は『用事』で生徒会を休んでいるのだから、学校に居ること自体おかしいのだ。
「ど、どうするんですか?」
俺の考えは決まっていた。
「そりゃ、行くんだよ?俺ん家に」

634笹菜育巳:2014/10/21(火) 03:26:15
眠いので続きはまた今度です。
632と633被ってましたね、無視して下さい。
最初>>626

635ウィンター:2014/11/03(月) 01:52:27
乙です!
私もそろそろ深夏の続き(エロ)を書こうかねフフフ。

636笹菜育巳:2014/11/14(金) 01:41:08
ーそして自宅。
「お邪魔します。…んー、先輩の家ってもっと散らかってると思ってたのに意外です」
「俺は家に女の子をいつでも呼べるようにしてるだけだよ…ふふふ」
「あーなんでしょう、一気に納得しちゃいました」
俺は真冬ちゃんを部屋の中に案内していた。家の中を綺麗にしていて良かったぁ…。
「今お茶いれるからそこ座ってt…」
俺は椅子に真冬ちゃんを座らせようとした。が、
「先輩…真冬達はゆっくりお茶するために先輩の家にいる訳じゃないんですよ?」
そう、なのだ。真冬ちゃんは俺とエッチするために此処にいる。……だけど、だ。
「だからって家にあがってハイ押し倒し…はないでしょ?俺はそこまで獣じゃないつもりだけどな?それに……」
俺は真冬ちゃんの肩をワザと乱暴に掴んだ。
「ひゃあっ!?」
真冬ちゃんが俺の手を振り払おうと振った腕もなんなく掴み、そのまま壁に追いやる。
「…それに、真冬ちゃんもまだ覚悟出来てないっしょ?」
上手に背中に回り込んでしまったので顔は見えないが、
壁に顔を押しつけられて、つまり俺にお尻を向けた状態の真冬ちゃんは少し震えていた。
「それとも、こういうプレイの方が燃えるのかな?」
耳元で囁いてやる。

637名無しさん:2015/02/19(木) 21:58:20
過疎ってるなぁ

638 ◆LeZWiIdxzM:2015/02/25(水) 23:58:11


639名無しさん:2015/04/23(木) 23:36:02
生徒会シリーズ読んだらここ来たくなったら
過疎ってんな

時の流れは非情やな…

職人gj
ときどききてるから気が向いたら書いていてくれ

640名無しさん:2015/05/04(月) 05:48:35
過疎ってるなぁ

641名無しさん:2015/05/08(金) 18:26:04
>>637 >>640
おまい同人物だろwww
定期的にみてる奴いるの分かるとホッコリするわ

642名無しさん:2015/09/01(火) 14:12:21
飛鳥と火神と杉崎の3pが見たい

643名無しさん:2016/09/23(金) 03:16:41
久々に来たけど致命的に過疎ってんな

644名無しさん:2017/01/05(木) 01:29:26
過疎ってるな〜

645名無しさん:2024/04/14(日) 16:13:28
ほっこりしてる


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