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死亡者たちの酒場 二杯目

1もふもふーな名無しさん:2009/09/28(月) 21:38:39 ID:bZwnoSyg
フェイトはゼルの嫁!

542もふもふーな名無しさん:2009/12/07(月) 13:46:20 ID:sxxn9wRo
〜〜〜とある空き部屋〜〜〜

ゼクトール「やはり、ゼルとフェイトを隔てる最大の問題はあの体質だな」
アプトム「うむ。どうにかしてゼルから岩の要素だけでも引きはがす事が出来れば……」
カヲル「難しい問題だね。せめて、あの支給品がこっちにあればどうにかなったかも……」
アプトム「心当たりでもあるのか?」
カヲル「君達が一番よく知ってる筈だよ」
ゼクトール「……なるほど、リムーバーか」
アプトム「待て、あれは強殖細胞にしか効かないだろう」
カヲル「僕のイデを舐めて貰っては困るね。死者スレ補正とイデの力を以てすれば、ゼルガディスから邪妖精と岩人形の要素を引きはがせる筈さ」
ゼクトール「と、なれば……」
アプトム「リムーバーがこちらに来るのを待つしか無いか」
カヲル「まあ、いざとなれば僕のイデで悪魔将軍を……」
ゼクトール&アプトム「「止めろ」」

543もふもふーな名無しさん:2009/12/07(月) 19:32:55 ID:0A24pU0U
書き手さんお二方、乙です!毎晩ここ来るのが楽しみになってるwww
ゼルとフェイトのデュエットシーン、思い浮かべてみたがなんか意外と似合うな…

544もふもふーな名無しさん:2009/12/07(月) 21:04:56 ID:sxxn9wRo
〜〜〜控室〜〜〜

???「なんか、外が騒がしいな……ん?」

チュドオオオン!!!

???「え、何!?」

……ザシャッ……

???「え……だ、誰!?」
セイン「……その声……なんだ、そこに居たんだ……ノーヴェ……」
???「ええっ!?いや、私はスバル……」
セイン「……可哀相に、こんなにボロボロになって……髪もこんなに青褪めちゃって、悪魔将軍によっぽど酷い目に遭わされたんだね……でも、もう大丈夫だよ……お姉ちゃんが、守ってあげるから……」
???「は、話を聞いてない!?だ、誰か助け……アッーーーーー!!!」

カヲル「……ふう、危なかった……まさか、僕以外入れない筈の控室にまで乱入するなんて、ね」
加持「ってか、あの嬢ちゃんまだ死んでないんだろ?助けなくていいのか?」
カヲル「うーん……今のセインに近づくのは危険だけど、スバル君を見捨てるのもね……仕方ない、ゲンキ君に応援を要請するか」
加持「今死者スレでマッハキャリバーを使えるのはゲンキ君だけだからな。やれやれ」

【某時空管理局二等陸士 シスコンの餌食確認】
【セイン 控室に乱入確認】

545もふもふーな名無しさん:2009/12/07(月) 21:16:19 ID:bZwnoSyg
セイン「甘い……甘いねぇカヲル……ヒック」
カヲル「セ、セイン? もしかして酔っぱらってるのかな?」
セイン「ノーヴェをどうにかしてやりたいと思って、地下の書物を読み漁ったんだよ……片っぱしにね、ック
    でも、でもどうしようも無いんだよー……!!」
カヲル「それでヤケ酒を……。それより、『甘い』って言うのはどういう事かな?」
セイン「『イデを使ってゼルを元通りにする』とか言ってたでしょ……? そりゃ無理ってもんよカヲルの旦那……うーい」
カヲル「? それはまたなんでだい?」
セイン「話は聞いたよ。ハルヒが倒れた時、ゼルはイデオンの邪魔をしてたんだってね。イデはそれ自体が意志を持つエネルギーだから、敵対行動を取ったゼルに対して発動させたりしたら、ゼルが因果地平の彼方に消し飛ぶだけじゃん
    要するに、ゼルはアンタと違って『イデに選ばれざる者』なのよ……げぷっ」
カヲル「な、なるほど……(酔ってるとは思えないほど理にかなってる……。これは一理あると認めざるを得ないね……)」
セイン「っあー、小難しい話してたら酔いが醒めてきちゃったよ。カヲル、あんたも付き合いなさい……ういっく」
カヲル「ちょ、ちょっと待った……待って、落ち着いてセイン……
    アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」


【カヲル セインに強制連行確認】

546もふもふーな名無しさん:2009/12/07(月) 21:25:08 ID:bZwnoSyg
しまった……もろにネタ被りしやがって俺の馬鹿


カヲル「……っ!?」
加持「ん、どうしたカヲル?」
カヲル「え、い、いやなんでも……
    (今のは……白昼夢? それにしてはリアルで、内容もはっきりしてたけど……)」
加持「ともかくだ、早くゲンキ君を呼んできて、事態を収拾しないとだな……」
カヲル「あ、あぁそうだね……。ごめん加地さん、セインの見張りをお願いできるかな」
加持「……はい? 俺にあっちを担当しろと?」
カヲル「すぐに戻るから。頼んだよ!」
加持「お、おい!」


カヲル「ハァ……ハァ……!
    (セインにビビってる……僕が……?
     馬鹿な……。それより、あの夢の内容……もしかしたら本当にありうる事かも知れない……
     もう一度、策を練り直した方が良いかもしれないね……。イデの性質の再調査を含めて、再検討しないと……)」

547もふもふーな名無しさん:2009/12/07(月) 23:04:59 ID:sxxn9wRo
〜〜〜控室〜〜〜

ゲンキ「目を覚ませセイン!!ディバイン……バスター!!」
セイン「邪魔をするなあ!!イデオンガン発射!!」
???「って、危ないって!!うわかすった!!」

アスカ「ちょっと、何よこの惨状!?加持さん、しっかり!!」
加持「……(ぷすぷす)」
妹「ゲンキ君危ない、後ろ!!」
ゼルガディス「二人ともいい加減にしろ!!周りが目茶苦茶じゃないか!!」
セイン「隙あり!!」
ゲンキ「うわっと!!」

ちゅどーん!!

ゼルガディス「ぷろあっ!?」
フェイト「ああっ、ゼル!!」
ハルヒ「ゼル!!神人、セインを取り押さえなさい!!」
フェイト「真・ソニックフォーム!!たあっ!!」

ゼルガディス「う、うう……」
カヲル「(直撃していないにも関わらずこのダメージ……イデオンガンの出力は変わっていないのに、ゼルガディスに対するダメージはSOS団補完事件の前より明らかに上がっている……
    つまり、イデの力がゼルガディスを拒絶しているという事……
    やれやれ、これはもっと詳しく調べる必要があるかな……)」

548もふもふーな名無しさん:2009/12/07(月) 23:52:57 ID:bX.57a1.
みくる「ハルヒさん!みんな!!助けに来ました〜!(バニーレッドの姿で登場)」
小砂「このカッコ、もうしたくなかったんだけどなー……(バニーピンク)」
妹「ゲンキくん!助太刀するよ!!(バニーイエロー)」
シンジ「今こそ……活躍する時!空気キャラから脱出する時!!(バニーブルー)」
セイン「私の邪魔をするなあ〜!!!(イデオンガン発射)」
シンジ「ぐはあっつ!!(直撃)」
みくる「シンジ君、いいえ!バニーブルー!あなたの犠牲は忘れない!!」

シンジ「……(ぷすぷす)」

549もふもふーな名無しさん:2009/12/08(火) 20:11:29 ID:K3BRxaZg
ギャグっぽいのにイデに関する伏線が貼られてるwww
死者スレの世界も想像力次第でどこまでも広がるんだなぁ

550もふもふーな名無しさん:2009/12/08(火) 20:55:19 ID:bZwnoSyg
小砂「センセー! 急患だー!!」
カナブン「(……とうとうセインさんの被害者が出てしまいましたか……)」
シンジ「うぅ……う……」
冬樹「う、うわー……」
ホリィ「これは……ひどいね」
シンジ「僕は……もうダメだ……所詮、空気からは逃れられないんだ……」
冬樹「……シンジ君、今なんて?」
カナブン「(さぁ、治療に入りますからお二人は離れてください)」
冬樹「待って先生! ……シンジ君、それは違うよ」
シンジ「え……」
冬樹「ハルヒさんの騒動の時、アスカさんに置いてけぼり食らった事を気にしてるんでしょ?
   でも、あれは仕方が無かったんだよ。だって、この死者スレには弐号機しか無かったんだから
   一回活躍の機会を逃がしたからって、空気とは言えないんじゃないかな?」
ホリィ「冬樹君……」
冬樹「それにさ、カヲル君だって、ずっと君の事を気に掛けてるでしょ?
   それなら、さびしい思いをする事なんて、何も無いんじゃないかな?」
小砂「……確かに、あの女が弐号機を他人に貸すなんて考えられないな……」
シンジ「冬樹……君……」
カナブン「(……さぁ、そろそろ良いですか?)」
リィン「集中治療室に運びますぅ。シンジさん、すぐに楽になりますよ……」


冬樹「なんか……柄にもない事を言っちゃったかな?」
ホリィ「全然そんなこと無いよ。冬樹君は立派だと思う」
小砂「アンタがあんなにとうとうと喋るのは意外だったけどね」
ホリィ「そう? ハルヒさんが前に落ち込んでた時も、フェイトさんが悩んでた時も、冬樹君が励ましたんですよ?」
冬樹「うっ……それは、裏冬樹を思い出すから勘弁して……」
小砂「へぇ……。ま、カヲルがシンジを大切にしてるってのは確かだね」
ホリィ「えぇ、こっちに来そうになった時に一番心を痛めてましたからね……」
小砂「いや、そうじゃなくて……」
冬樹「?」
小砂「窓の外、見えない?」
冬樹「……………………」
ホリィ「…………イデオン…………」


【イデオン 起動確認】

551もふもふーな名無しさん:2009/12/08(火) 21:31:35 ID:sxxn9wRo
チュドオオオン!!

カヲル『シンジ君に手を出した報い、受けて貰うよ。イデオンミサイル!』

キュドドドドドドド!!

セイン「甘い!!<ディープダイバー>!!」
カヲル『逃がすか!イデオンソード!』

チュドオオオン!!

ハルヒ「ちょっ、危ないって!!ってか、ゼルが喰らいまくってるから!!」
ゼルガディスだったもの「……(消し炭同然)」
フェイト「……よくもゼルを……許さない!!」
ハルヒ「フェイト、落ち着きなさい!!……あーあ、行っちゃった。
    それにしても、ミサイルもイデオンソードもまるで吸い付けられるみたいにゼルに向かってたけど……」

【ゼルガディス 巻き添え確認】
【フェイト 復讐姫化確認】

552もふもふーな名無しさん:2009/12/08(火) 22:19:26 ID:bX.57a1.
みくる「自分の感情に任せて暴れるこまったちゃんは許しません!レッドバニービーム!!」
小砂「ピンクバニーキャノン!!」
ゼルだったもの「……」
ぎゅるるるるるるるるる……ちゅどかぼかーん。
ゼルだったもの「さらさらさらさら……(灰になってどこかに飛んでいく)」
みくる「ひぐっ……どうしてこうなるんですかあ〜!!!」

フェイト「……ゼルを消し炭にするだけにとどまらず、ついには灰にしてしまうなんて……
少し、頭冷やそうか……?  クロスミラージュ?」
クロッチ「Yes,sir…….(汗) (こ、これがヤンデレってやつね)」

553もふもふーな名無しさん:2009/12/08(火) 22:30:22 ID:bX.57a1.
ゼル「……ぜーぜー……ここは「死者」スレだ。
ここでの「死」は魂の消滅につながる……!」
【ゼル 復活確認】

フェイト「ブラックのうさみみは復讐のしるし!バニーブラック!!」
小砂「……な、何故?」
みくる「ダメです、彼女完全に暴走してます……」
フェイト「トライデントスマッシャァァァァァァ!!!」
ゼル「わ、バカ!今攻撃したら……!!」
ズガン。
さらさらさら〜……。

【ゼル 再び灰化確認】

554もふもふーな名無しさん:2009/12/08(火) 22:32:48 ID:bX.57a1.
ハルヒ「っていうか、ブラックポジは私なんですけどォォォ!!
だいたい、「復讐」とかってモチーフ作らないでほしいんですけどォォォ!!!」
フェイト「そこ、うるさい」

555もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 11:44:27 ID:sxxn9wRo
〜〜〜死者スレ病院〜〜〜

小砂「急患だー!!」
リィン「って、完全に灰になってますぅ!!」
カナブン「(これは……まずいですね。私の光線でも治せるかどうか……)」
ゼルガディスの灰「…………」
ホリィ「どうしよう……いくらなんでもこれじゃ……」
メイ「えーと、「ささやき、いのり、えいしょう、ねんじr」」
冬樹「だからその呪文駄目だって!ロストしたらどうするの!?」
ゼルガディス?「……お前等、俺で遊ぶな……」
カナブン「(おお、再生しました!!)」
リィン「良かったですぅ!!」
ホリィ「あれ……ちょっと待って!何かおかしくない!?」
ゼルガディス?「何がだ?別に変わった事など……」
冬樹「……ねえゼルガディス、身体が軽くなったように感じない?」
ゼルガディス?「何?……言われてみれば、ってなんじゃこりゃあああああああっ!!?」
冬樹「岩が……消えた?」
リィン「な、何が起こったですか!?」
カナブン「(もしや、メイちゃんの唱えた呪文の効果で、岩人形の成分のみがロスト(消滅)してしまったのでは……)」

【ゼルガディス 岩人形の要素消滅】

556もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 14:47:58 ID:sxxn9wRo
さーて、悪ノリが加速してきたぞーw

アスカ「このっ、暴れるんじゃないわよ!!」
フェイト「トライデントスマッシャアーーー!!!」
みくる「レッドバニービーム!!」
???「ちょっ、フェイトさん危ないですって!!あ、アッーーー!!!」
セイン「ノーヴェ!!……よくも妹を!!イデオンミサイル発射ぁ!!」
???「だ、だから私は……スバ、ル……(ガクッ」

カヲル「まずいね……まさかセインがここまでやるとは……」
ゲンキ「このままじゃ、死者スレまでボロボロだ!どうにか出来ないのかよ!?」
カヲル「イデオンの火力じゃ、小脇に抱えられたスバル君まで吹き飛ばしてしまうし、流石にそう何度もロリ長門さんに頼る訳にも……ん?あれは……」

ドカン!!

セイン「ぶっ!!な、何今の!?」
???「ま゙っ。」
セイン「い、岩の人形!?あ、こら!!ノーヴェ連れてくな!!離せっての!!」
???「ま゙っ。」
???「ちょっ、痛い痛い痛い、ちぎれるうううっ!!?」

ゲンキ「あれは……ゴーレム!?」
カヲル「いや、姿形が違う。君の世界のモンスターじゃないみたいだね。
    (それにしても、やけにゼルガディスに似てるね)」

【岩人形(ロック・ゴーレム) 消滅からの復活及び単独行動開始】

557もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 16:04:22 ID:bX.57a1.
岩人形「ま゛!ウホウホウホウホウホウホウホウホ!!」
???「やーめーてー……」
セイン「ノーヴェを返せェェェ!!」

みくる「なんかすさまじいことになってきちゃいました〜……」
小砂「この先どうなるんだろ」
妹「っていうか……ゴーレムってゴリラみたいな動きするんだ」
アスカ「そんなわけないでしょ」

558もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 19:05:43 ID:bZwnoSyg
ズーマ「何を騒いでいるかと思ったら……とんだ茶番だな」
カヲル「ズーマ? 歌は決まったかな?」
ズーマ「今はそれどころじゃないだろう。早くあの抜けがらを何とかしないと危険だぞ」
ゼル「それってどういう……」
グチャッ、ベチャリ
ゼル「なっ! 俺の右手が……!!」
ズーマ「……やはりな。今の貴様は岩の体から元に戻ったのではない。体を失ったただの霊体だ。そのままではお前の体は保たなくなっていくぞ」
カヲル「どういう事か、説明してくれるかな?」
ズーマ「……あの控室に居た、生きてるとも死んでるともつかない青髪の女がいただろう。
    アレと接触して、生死の境界線がブレた時に何か有ったんだろうな。その影響で、肉体がバラけた訳だ」
カヲル「じゃあ、ゼルはこのままじゃ……」
ズーマ「あぁ。早くあの抜けがらに戻らないと、このまま腐り落ちるだけだ」
ゼル「なん……だと……?」
ズーマ「ついでに言えば、あの抜けがらも危険だ。制御を失ってる状態を放置していると……」


??「グゥオオォォォ……おおおおおぉぉぉぉぉ……」
スバル「なななな、なんかスピード早くなってるし、唸り声もおかしくなってるよー!?」


ズーマ「と言う訳だ。さらに言えば、セインが暴走気味なのも、ノーヴェの危機に揺らいでいるときに、あの女に触れたのが原因だろうな
    セインの方でも、何が起こるか知れたものではないぞ」
ゼル「……じゃあ、どうすれば」
ズーマ「とっとと元の体に戻る事だ。そのためにはまずあの抜けがらを何とかしなければな」
ゼル「くっ……せっかく元の体に戻れたというのに……」
ズーマ「泣きごとを言うな。元の岩の体に戻って生き続けるのか、それともそのまま消え去るのか。どっちを選ぶ?」
ゼル「そ、それは……」
ズーマ「前のハルヒの騒動の時に思い知っただろう。『あるべきではない存在』は、放置してはならないと
    貴様は、岩の体でいる事が自然体なのだ。不完全な手段で元の姿を取り戻そうなどと考えるな
    ……まぁ、これ以上状況を悪化させたいというのなら、話は別だが」
ゼクトール「話は聞いたぞ!」
アプトム「ゼル、お前を消えさせはしない。友人の危機に黙っているつもりは無いし、このままお前を見殺しにしたのでは、フェイトに顔向けできん!」
ゼル「お前達……」
ゼクトール「元の体に戻る事よりも、大事な事がお前にはあるだろう!?」
アプトム「まぁ、それも建前だ。お前の危機を、ただ指を咥えて眺めているつもりはない!」
ゼル「……すまない」
ズーマ「ならば行くぞ二人とも。アレには1秒たりとも余計な時間を与えてはならん」
ゼクトール&アプトム「了解!!」

559もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 19:54:29 ID:sxxn9wRo
ゼルガディス「ちょっと待て!!俺はこうして人間の姿で抜け出しているんだよな!?だが、あの「抜け殻」はどう見ても只の岩人形……
       なら、俺に宿っていた「邪妖精」(フロウ・デーモン)の要素は何処へ行った!?」
ズーマ「何だと……!?」
ゼクトール「ゼル、あれを見ろ!!」

セイン「ノーヴェ……アタシの、いもうと……だれにモ、ワタサナイ……」
???「な、なんかセインの肌が青くなってる!?」

ゼルガディス「……また厄介な……」
ズーマ「止むを得ん、先ずは奴から邪妖精を引きはがすぞ。ゼルガディス、貴様は此処に居ろ。下手に戦闘に巻き込まれれば、消滅は免れん」
ゼルガディス「分かった。ゼクトール、アプトム、ズーマ、頼んだぞ」
ゼクトール「任せろ!」
アプトム「ゼル、お前を死なせはしない!」
ズーマ「フン、見捨てるのも寝覚めが悪いからな」

【セイン 邪妖精化確認】
【ゼクトール、アプトム、ズーマ セインと戦闘開始】

560もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 21:12:26 ID:bZwnoSyg
グチッ、ボトッ
ゼル「ひ、左腕まで……」
カヲル「こ、これは本当に一刻の猶予も無いかもしれないね……」
冬樹「ゼルガディスさん! 病院に避難しましょう!」
ホリィ「いざとなったら、私の『ゆっくりしていってね!』でカバーしますから!
    今はとにかく安全なところへ!」
ゼル「す、すまない二人とも……」
小砂「今回は防衛組かぁ……ま、万一戦闘になっても、アタシが何とかするから安心しな?」
ゼル「……じゃあ、もし無事に済んだら、今度オープンするデパートで何かおごってやるか」
小砂「お! それ頂いたよ!?」
ゼル「頼む……『便利屋小砂』!」
小砂「!!
   ……久々に血が騒ぐって奴だね。何があっても守ってあげるよ!」
カナブン「(とにかく今は病院へ! その肉体の崩壊のスピードを、多少なりとも落とさなければなりませんから……!)」
冬樹「行こうみんな!!」
ゼル&ホリィ%小砂「OK!!!」


【ゼル、冬樹、ホリィ、小砂、カナブン、リィン 病院にて防備確認】

561もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 21:55:14 ID:sxxn9wRo
セイン「ウオオオオオオオ!!!」
岩人形「ま゙っ!!!」
フェイト「プラズマランサー!!!」

チュドオオオオオオン!!!

ズーマ「くっ、近付けん!!」
ゼクトール「フェイト、正気に戻れ!!」
フェイト「よくもゼルを……許さない!!皆、消えてしまええええええっ!!」
アプトム「駄目だ、完全に狂っている!!このままでは……!!」
ズーマ「やはり、あの青髪の女をセインから引き離すしか無いか。
    カヲル、例の件はどうなっている?」
カヲル「ロリ長門さんから連絡が入ったよ。後数分もあれば来るって。
    本来なら、まだ生きている人間を此処に呼び込む真似はしたく無かったんだけど……」
ズーマ「仕方ないだろう。最早セインを止める事が出来るのはあの人物しか居るまい」
カヲル「そうだね。
    あ、来たみたいだよ」

????「フェイトさん、何をやってるんですか!!
     時空管理局の執務官ともあろう者が、いたずらに混乱を拡大するような真似をするなんて、恥ずかしくは無いのですか!?」
フェイト「邪魔を……するなあっ!!!」
????「遅い!!」

ガッ!!

フェイト「あぐっ!!……(ばたんきゅう」
ゲンキ「フ、フェイトを一撃で!?」
ハルヒ「あ、貴女何者!?」
????「事情は長門さんから聞き及びました!
私は聖王教会のシスター、シャッハ・ヌエラと申します!
     後は私にお任せ下さい!」
???「え……ええええええええっ!?」
ゲンキ「ちょっと待て!!いくらなんでも、ロワ参加者じゃないキャラに助けを求めるのは反則だろ!?」
カヲル「ああ。一歩間違えれば、死者スレ自体が崩壊する暴挙だよ。
    でも、もうこれしか手が無いんだ。「水橋キラー」と呼ばれた、彼女の手を借りるしか……ね」

【水橋キラー 死者スレに降臨】

562もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 21:57:31 ID:dmBxgD0M
セイン「ノーヴェェェーーー!」

ズドドド!

ゼクトール「炎の弾幕だと!?」
アプトム「ち、ヤツは攻撃魔法まで使えるのか!」
ズーマ「フレアアローか…邪妖精の知識を吸収したようだな」
セイン「ア゛ア゛ア゛ーーー」

ズドドド!

アプトム「これでは接近は無理か…」
ゼクトール「ならば俺のミサイルで!」

セイン「でぃーぷだいばあ」

ズーマ「!」
アプトム「ミサイルを見た途端に地下に潜る…だと!?」
ゼクトール「知能がまだ残っているようだな…気をつけろ!どこから来るかわからないぞ!」
アプトム「ここはヤツの巣というわけか、厄介だな」

ズーマ「…(この小娘、意外と暗殺者の素養があるのかも知れんな)」


【邪妖精セイン パワーアップ確認】

563もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 22:03:04 ID:dmBxgD0M
まさか被るとは…
スルーでよろ

564もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 22:17:38 ID:sxxn9wRo
いや、特に矛盾は無いからそのままでいいでしょ

岩人形「ま゙っ!!!」
水橋キラー「遅い!!ヴィンデルシャフト!!」

バゴォン!!
ガラガラ……!!

ハルヒ「って、粉々にしてどうすんのよ!!」
水橋キラー「いえ、まだです!!」
岩人形「ま゙っ!!!(再生)」
ハルヒ「嘘っ!?もう復活した!?」
水橋キラー「やはり、魂の無い抜け殻をいくら叩いた所で、効果はありませんね。
      ならば、本体を叩くのみ!!」
ハルヒ「ちょっと待って、そんな事をしたらゼルが!!」
水橋キラー「勘違いしないで下さい!あの抜け殻を制御しているのは、セインに宿っている邪妖精です!
      ならば、セインから邪妖精をこの抜け殻に移した上で叩けば、無力化する事も可能な筈です!!」
ハルヒ「な、なるほど……分かったわ!!こいつはアタシの神人が抑えるから、貴女はセインを!!」
水橋キラー「了解しました!!」

【水橋キラー ズーマ達に加勢】

565もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 22:52:23 ID:bZwnoSyg
アプトム「この……ヘッドビーム!!」
セイン「ガアアァァァァァ!! ディープダイバアァァ!!!」
ゼクトール「くっ! 地下に潜られたか!」


……………………


アプトム「おかしい……こうも長い時間潜っているとは……?」
ゼクトール「……まさか、邪妖精と融合した事でパワーを増したんじゃ?」
ズーマ「それは既に分かってる事だ。ヤツめ……小癪な真似を
    時間稼ぎをして、融合を更に推し進めてパワーアップを図ろうと言う事か」
アプトム「何!?」
ズーマ「やはり、ほんの少しでも時間を与える訳には行かないな。次のチャンスで即効勝負をしかけねば……」


カヲル「ミサイル! グレンキャノン!」
岩人形「ゴアァァァ!!」
カヲル「なに! 受け止めた!?」
岩人形「ウウウゥゥ……」
カヲル「あの光は……」
中トトロA「(目標の右腕部に、高エネルギー反応!)」
中トトロB「(エネルギー刃が形成されます! 全長10メートル!)」
カヲル「くっ、105メートルのイデオンが岩人形一体に押されるなんて……」
中トトロA「(目標のエネルギー反応が、増大しています!)」
中トトロB「(このままでは、エネルギー刃が更に巨大する可能性があります!)」
カヲル「ズーマが言った通りだ。アレに時間を与えるとこっちが不利になるだけだね……
    さて、どうしようか……」

566もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 23:17:40 ID:sxxn9wRo
水橋キラー「皆さん、加勢します!!」
ズーマ「フン……加勢は構わんが、相手は地面の下だ。
    出てきて貰わん事にはどうしようもあるまい」
水橋キラー「なら、出てきて頂きます!!
      ヴィンデルシャフトぉ!!」

ズドン!!!

セイン「ナ、ナニィ!?」
アプトム「地面を……叩き割っただと!!」
水橋キラー「今です、攻撃を!!」
ズーマ「……了解した」

岩人形「マ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!」

ズガン!!

カヲル「うわっ!!」
中トトロ『左脚部に損傷!!バランサーをやられました!!』
カヲル「くっ、このままじゃ……」
ハルヒ「神人、岩人形を取り押さえなさい!!」
岩人形「ガア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」

チュドオオオオオオン!!!

ハルヒ「嘘でしょ、神人が一撃で!?」
岩人形「グオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!」
ハルヒ「っ!!……キョン……助けて!!」
???「呼んだか?」

ガキィン!!

虚ン「まったく、相変わらず無茶をする奴だ。まあ、それでこそ俺達のSOS団団長なんだけどな。
   さあ、反撃開始と行くか!」
ハルヒ「キョン……ええ、勝負はこれからよ!!」

【水橋キラー セインを捕捉】
【キョン(虚像) 0号ガイバー状態で出現】

567もふもふーな名無しさん:2009/12/09(水) 23:38:59 ID:bZwnoSyg
ゼル「うぐ、うぐぐぐぐぐぐぐ……」
冬樹「先生……どうなってるの!? 肉体の崩壊が、全然止まって無いよ!?」
カナブン「(……私の力では、阻止が出来ないと言う事ですか……)」
小砂「そんな悠長な事言ってる場合じゃないってセンセ!」
ブチッ、ドサッ
リィン「あぁ! 残ってた足も!」
ホリィ「これでゼルさん、達磨になっちゃいましたね……」
小砂「って、アンタも悠長な事言ってる場合じゃないっての!」
ホリィ「分かってます! ……ゆっくりしていってね!」
ゼル「ホリィ……」
ホリィ「ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね!」
冬樹「と、止まった……」
小砂「だけど、これじゃもしもの時にホリィからの援護が受けられないね……
   さて、ここからどうしたものか……」
ゼル「うぅ……小砂……」
小砂「……なんだい、ゼル?」
ゼル「もし俺がこのまま消え去ることになったら、フェイトに伝えてくれないか?」
小砂「断る」
ホリィ「ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね!」
ゼル「っおい! 聞かずに断るのかよ!」
小砂「アンタら見てると虫酸が走る……っていうか、蕁麻疹が走るんだけどね
   このまま見殺しにしたら、目覚めが悪いっての
   だから『最悪の事態』なんて考えないのさ」
ゼル「小砂……」
小砂「アンタにも意地があるでしょ!? それを見せてみなよ!
   ホリィだって、アンタのそんな姿を見たくて助けに入ってる訳じゃない!」
ホリィ「ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね!」
冬樹「姉ちゃん……じゃなかった」
小砂「あぁもう、かゆい……
   でも、今回は私もそんな事言ってる場合じゃないか」


【ゼル 両手両足消失確認】
【病院組 一致団結確認】

568もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 00:15:44 ID:VFMXIqa6
なんかここを見てると、sxxn9wRo氏が展開を広げて、bZwnoSyg氏が適度に引き締めて方向性を決めるって感じだな
これがうまく噛み合ってて、読み応えがいいwwwww

569もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 00:39:03 ID:bX.57a1.
メイ「……」
モッチー「チー……」
サツキ「大丈夫。ハルヒさんもフェイトさんもきっと無事に帰ってくるから……」
メイ「おねえちゃん……メイ、みんなをおうえんする!」
モッチー「モッチーも応援するッチー!」
スエゾー「よっしゃ。俺も参加するでー!」
メイ「みんながんばれー!」
スエゾー「やってやるしかないんやでー!!」
サツキ「……がんばれー!!」
モッチー「ゲンキもハルヒもフェイトも……みんなみんながんばるッチー!」

【草壁姉妹&モンスター 応援確認】
そして書き手のみなさんもがんばれ!

570もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 00:57:56 ID:sxxn9wRo
ホントにねー……bZwnoSyg氏が居なかったら何処まで暴走してたかw

ズーマ「ダーク・ミスト!!」

ヴァッ!!

ズーマ「シャッハ、今だ!!」
水橋キラー「はあっ!!」

バシィッ!!

???「うわっ!?」
セイン「アアッ、ノーヴェ!!」
水橋キラー「スバルさんは取り返しました!!」
ゲンキ「スバル、これを!」
???「これは……マッハキャリバー!?」
ゲンキ「ボロボロの所悪いけど、セインを止めるにはあんたの力が必要なんだ!頼む、力を貸してくれ!」
???「ゲンキ君……うん、分かった!マッハキャリバー、行くよ!」
マッキャリ『了解です、相棒!Stand by Lady!?』
???「セット、アップ!!」

カヲル「アスカ、イデオンはもう限界だ!後は君の弐号機に任せたよ!」
アスカ「ったく、次から次へと騒動ばっかり!!弐号機、あの岩石お化けを叩き潰すわよ!!」
ハルヒ「神人、行くわよ!!」
虚ン「最初から全力で行くぞ!!
   メガ・スマッシャアーーーーー!!!」

【死者スレ住人+α 最終決戦開始】

571もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 01:18:13 ID:L7g3hoig
最新のSSについて死者スレで突っ込ませようと思ったがしばらく無理かな?
終わるまで楽しみに見てます。

572もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 02:26:44 ID:sxxn9wRo
水橋キラー「カヲルさん!タイミングを合わせて下さい!」
カヲル「了解!
    アスカ、頼んだよ!」
アスカ「ったく、しょうがないわね!」
虚ン「来るぞ!!」
岩人形「ゴア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!」
虚ン「大人しくしてろ!!
   ソニック……バスター!!」

ゴゥッ!!

水橋キラー「動きが止まった!!今です!!」
スバル「ウイング……ロォード!!!」
セイン「ノーヴェ……ノーヴェェェェェ!!!」
スバル「……ごめん、やっぱり貴女の「妹」にはなれないよ。
    けど、正式にこっちに来たなら、その時は……」

ズガン!!

セイン「グハアッ!?」
スバル「一撃、必倒!!ディバイン……バスタァーーー!!!」
ズーマ「ダム・ブラス!!」
ゼクトール「ブラスター・テンペスト!!」
アプトム「ソニック・バスター!!」

ズガァン!!

セイン「ぐはああああっ!!!」

スポン!!

邪妖精「ギャアアアアア!!」
水橋キラー「スバルさん、あれが邪妖精です!!」
スバル「あいつを岩人形に叩き込めばいいんだよね!よし、全力で行くよ!!
    IS・振動破砕!!一撃、必倒!!振・動・拳!!」

キュドオオオン!!

邪妖精「グギャアアアア!!?」

ドガアッ!!

岩人形「グ、ガアッ!!?」
ハルヒ「よし、邪妖精が岩人形に戻った!!」
アスカ「今よ、一斉攻撃!!ポジトロンライフル、発射!!」
虚ン「これで終わりだ!!
   メガ・スマッシャアーーー!!!」
ハルヒ「神人、叩き潰しなさい!!」

チュドオオオオオオ…………ン!!!

カヲル「どうだ、やったか!?」

岩人形「……グ……グォ……」

ハルヒ「やった、倒したわ!!」
虚ン「やれやれ、どうにかなったか。
   じゃあ、死んだ時にまた、な……」
ハルヒ「うん、またね……
    カヲル、アタシはこいつを病院に持ってくから後は頼んだわよ!!」
カヲル「ああ、任せたよ。
    さて、後は……」

セイン「負けてたまるか!!
    アタシは……ノーヴェを守るんだ!!」
スバル「だから私はスバルだってば!!」

カヲル「やれやれ、まだ正気を取り戻してなかったか」

573もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 12:58:08 ID:5q0hjrJ2
まあ面白いけどさ、もう少し自重した方がいいと思う
自分の暴走は自分で制御しなといけないよ

574もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 14:41:33 ID:sxxn9wRo
お怒りは重々承知の上です
どうか後少しだけお付き合い下さい

ドガア……ッ!!

セイン「……ノー……ヴェ……(バタッ」

カヲル「……どうやら、終わったみたいだね」
ズーマ「フン、てこずらせてくれたものだ。
    さて、俺はこいつを連れて病院に向かわせて貰う」
ゼクトール「俺達も行くぞ、アプトム!」
アプトム「ああ、ゼルの容態が心配だからな。
     ハルヒ達が上手くやってくれているといいが……」

???「はあ……つっかれたー。
    じゃあ、私は控室に戻りますね」
ゲンキ「あ、待った!!こいつを忘れてるぜ!!」
スバル「え、マッハキャリバー?でも、私はまだ……」
ゲンキ「カヲルから許可は貰ってるから安心しろって。
    大体、ここにいたってほとんど出番なんか無いんだから、本来の相棒と一緒にいた方がいいだろ?」
マッキャリ『大きなお世話です、二代目相棒』
???「うん……ありがとう、ゲンキ君。
    じゃあ、行こうかマッハキャリバー!」
マッキャリ『All light!!』

カヲル「やれやれ、イデオンもボロボロだね。
    クリスマスまでに直ればいいけど……」
アスカ「また見事にやられたわねー」
カヲル「あれ?シャッハさんは?」
アスカ「セインの応急承知処置を済ませてさっさと帰ったわよ。
    で、クリスマスにこのデカブツで何する気よ?」
カヲル「うん、せっかく赤と白だし、サンタ帽を被せてプレゼントをばらまこうと思ってね。
    ああ、君の弐号機にもサンタルックで出番って貰おうかな」
アスカ「慎んで遠慮するわ……」

575もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 15:29:13 ID:bX.57a1.
ゼル「……(頭だけになってる)」
メイ「おー!なまくびだー!!」
小砂「見事に顔だけね〜」
ホリィ「すみません、一生懸命頑張ったんだけど……」
シンジ「いいんだよ、ホリィさん。その代わり……そぉぉぉぉぉい!!!」
ゼルなまくび「あ゛ー!!(シンジに蹴っ飛ばされる)」
シンジ「あまり活躍できなかったうらみ、はらしてやるわァァァ!!!」
冬樹「うぅ……僕のメッセージ、とどかなかったみたいorz」
ホリィ「だ、大丈夫だよ!元気出して!!」
小砂「おー、私にもやらせて!ヘディング!!」
メイ「いんさいどすてっぷきーっく!!」
ゼル「結局俺ばっかりが不幸な目にあうのかァァァ!!!」

【ゼルの生首サッカー 誕生確認】
【シンジ達  後でお灸据えられ確認】

576もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 15:38:16 ID:bX.57a1.
ハルヒ「まったく、あんたたちゼルの頭でサッカーするんじゃないの!」
シンジ「すいません、ついカッとなってやりました(頭上に特大たんこぶ)」
メイ「いまははんせいしている(頭上にたんこぶ)」
小砂「だってー、楽しそうだったしー(頭上に2段たんこぶ)」
ハルヒ「生首ってのはね……こうやって遊ぶもんよ!!」
(ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ)
メイ「わー、なにあれー」
シンジ「バスケットゴールだ。もしかして……」
小砂「キキキ、こっちの方が楽しそう」
ハルヒ「ドリブル、ドリブル、ドリブル、スラムダーンク!!」
ガゴン!!
メイ「ないすしゅーと!!」
小砂「よっしゃあ〜!私もがんばるわよ!!次、シンジで次の次がメイちゃんね!」
シンジ「えっと〜……」
メイ「わーい!!」
【ゼルの生首バレーボール 誕生確認】
【ハルヒ達  後でお灸据えられ確認】

577もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 15:46:46 ID:bX.57a1.
ナーガ「まったく、お前ら。生首でバスケなどとんでもないぞ」
ハルヒ「すいません、ついカッとなってやりました(頭上に特大たんこぶ)」
メイ「いまははんせいしている(頭上にたんこぶ)」
小砂「だってー、楽しそうだったしー(頭上に2段たんこぶ)」
シンジ「えっと、巻き込まれました(頭上にたんこぶ)」
ハルヒ「けど、せっかく生首があるのよ!楽しまなきゃ!!」
メイ「メイ、なまくびみるのはじめてー!」
シンジ「できれば永遠に生首にはかかわらない方がいいよ、メイちゃん」
小砂「で、次は何する?」
ハルヒ「バレー?」
ゼル「お前ら、いい加減に……」

フェイト「……(ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ)」
ハルヒ&小砂「ぎっくー☆」
フェイト「いくら生首とはいえ、ゼルで遊ぶなんて……少し頭冷やそうか……」
【フェイト バニーブラックモード確認】
フェイト「トライデントスマッシャァァァ!!」
ハルヒ&小砂&メイ&シンジ「ぎゃあああああああああああ!」
ゼル「って俺も巻き込まれぎゃあ〜!!」
フェイト「ついでにこのくだりをかきこんだ書き手も!」
ID:bX.57a1.「ヒィ〜!!」
【ハルヒ達、ID:bX.57a1.、ゼルの生首  TS確認】

ゼルだったもの「……(灰化)」

悪ノリが行き過ぎた。
途中だったのにごめんなさい、ID:sxxn9wRoさん

578もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 16:01:59 ID:sxxn9wRo
>>555>>556>>557
いえいえ、もう戦闘自体は終息してますよ
後は、ゼルをどう戻すかな……
昨日のSSネタもやりたいし、何か考えないと

579もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 16:34:03 ID:bX.57a1.
>>578
おお、そうですか。
いろいろとすみません……。
それにしても、砂ぼうずの暴走にハルヒはどう反応するんでしょうねw

580もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 20:16:55 ID:bX.57a1.
ハルヒ「それにしても、フェイト。派手にやってくれたわねー」
フェイト「ごめんね、ごめんね、ゼル〜」
シンジ「いいんだよ、僕達(とあとID:bX.57a1.)が悪乗りしたのが悪いんだから
もし悪乗りしなかったら、きっとフェイトさんもこんなことせずに済んだだろうし……」
フェイト「でも、でもお……ゼルが、ゼルがァァァ……」
ハルヒ「はいはい、もう泣かないの」
メイ「メイにまかせてー!「ささやき、いn」」
冬樹「だから、その呪文はダメだってー!!」
妹「……。枯れ木に花を、咲かせましょ〜♪」
(ゼル灰を枯れ木にまく。すると……)
メイ「わー!ゼルのかおがさいたー☆」
ハルヒ「花咲かじいさん、もといゼル咲か妹ちゃんね」
シンジ「なんでもありだね、死者スレ(と、書いて「ここ」と読む)」
小砂「でも、なんかキモい(除草剤をぶっかける)」
冬樹「オイィィィ!!!」
フェイト「ゼル───!!」

581もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 20:28:56 ID:bX.57a1.
ハルヒ「そんなことよりねぇ!!(急にキレる)」
冬樹「ど、どうしたんですか?ハルヒさん?」
ハルヒ「どうしたもこうしたもないわ!!本スレ!!最新話!!!」
冬樹「……?」
ハルヒ「砂ぼうずとか言ったっけ?アイツ絶対に許さへん!!
死体にセクハラなんかしおって!!!完全にフェイトの気持ちがわかったわ!」
冬樹「おおおお、落ち着いて!」
ハルヒ「これが落ち着いていられますか、コノヤロー。
もし砂ぼうずがこっちに来たら……率先してあいつを倒すわ!(生首を拾い上げる)」
冬樹「ハルヒ、さん?」
ハルヒ「あいつは!絶対に!許さない!(ゼルの生首を殴る)」

……ぐちゃ

ついカッとなってハルヒさんに反応させた。
悪乗りも続行した。
前者は反省するけど、後者はするつもりなし!w

582もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 20:43:26 ID:sxxn9wRo
>>579
少なくともろくな事にならないのは確かw

〜〜〜病院〜〜〜

ズーマ「ハルヒ……状況を説明して貰おうか」
ハルヒ「う……ご、ごめんなさい……」

ゼルガディス「(灰になっている)」

フェイト「ゼル……ごめんなさい……ごめんなさい……」
ゼクトール「何て事だ……俺達は、間に合わなかったというのか……」
アプトム「ゼル……すまない……」

【ゼルガディス=グレイワーズ 死亡確n……】

ズーマ「止むを得ん、最後の手段を使う」
ハルヒ「最後の手段?」
ズーマ「ああ。
    ハルヒ、ゼルガディスの灰を全て抜け殻に注ぎ込め」
ハルヒ「う、うん」
ズーマ「……良し、それでいい。
    メイ、例の呪文を頼む。ただし、最初は祈りと詠唱を反対に唱えろ」
アプトム「待て!そんな事をすれば確実に失敗するぞ!!」
ズーマ「それこそが狙いだ。
    抜け殻を灰にする事でゼルガディス本体の灰と馴染ませ、次の呪文で全体を一気に再生する。
    本体を失ったゼルガディスを救うには、最早これ以外の方法は無い」
フェイト「……もし、失敗したら……?」
ズーマ「ゼルガディスは完全に消滅する。だが、放って置けば本体は確実に失われ、ゼルガディスの姿をした心無き抜け殻が残されるだけだ」
フェイト「…………」
ハルヒ「……分かったわ。責任はアタシが取る。
    メイちゃん、お願い」
メイ「うん、わかった!」
ズーマ「始めるぞ。最早一刻の猶予も無い」
フェイト「……ゼル……頑張って……」

【ゼルガディス復活作戦開始】

583もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 20:55:42 ID:bX.57a1.
ハルヒ「悪乗りして本当に悪かったわ……もしそうしなかったらゼルは……」
ズーマ「ハルヒ、終わったことをぐじぐじ言ってもどうにもならない。いまは彼の復活を祈るだけだ」
メイ「それじゃ、いくよ!「ねんじる、えいしょう、いのり、ささやき」……!」
ピカ───
ハルヒ「……!」
メイ「おお〜!ひかってる〜!!」
ズーマ「どうだ……!?」

584もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 21:02:40 ID:bZwnoSyg
危ない、危うくネタ被りして書き込むところだった……
と言う訳で、ネタを変えて……


ゼル「こ、ここは……どこだ? 何も見えん……
   お、俺は、消えてしまったのか……
   すまない、みんな……」
??「ウグオオオォォォ……」
ゼル「なっ、馬鹿な!
   そうか……俺も、お前も、まだ終わってはいなかったって事か……!!
   いいだろう……もう間に合わなくとも構わん。俺自身でけりをつけてやる……来い!!」
??「ガアァァァァァァァアアア!!!」


【ゼル 精神世界で岩人形と戦闘開始】

585もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 21:11:24 ID:sxxn9wRo
―――ザアッ―――

フェイト「!……ゼル……!!」
ズーマ「良し、次だ。
    メイ、呪文を正しく頼む」
メイ「う、うん!!」
ズーマ「肩の力を抜け、それでは詠唱を噛んで失敗しかねんぞ」
ハルヒ「落ち着いて、メイちゃんならやれるわ」
フェイト「メイちゃん……頑張ってなんて言わない。
     少しだけ、勇気を出して」
メイ「……うん、わかった!!
   「ささやき、いのり、えいしょう……ねんじろ!!」」

カッ…………!!!

フェイト「……お願い……!!」
ハルヒ「ゼル……っ!!」
ズーマ「……!!」
ゼクトール「くっ、何も見えん!」
アプトム「成功したのか!?それとも……!!」

586もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 21:26:27 ID:q2gkP/tM
>>581
やっと出てきた。この話題w
砂ぼうずは本当にどうしようもないからなぁwww
ハルヒが怒るのも当然だ。

587もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 21:54:10 ID:sxxn9wRo
〜〜〜死者スレ銭湯・宴会場〜〜〜

アシュラマン「……悪魔、将軍……貴方のそんな姿だけは、見たくなかった……orz」
ウォーズマン「……まあ、飲め」
みくる「悪魔将軍さんって、実は意外とお茶目なのかも……」
加持「お茶目な奴が、気絶した女の顔面割るかよ」
スエゾー「雨蜘蛛……っ!!」
ゲンキ「気持ちは解るぜスエゾー。もしあの雨蜘蛛の奴がこっちに来たら、徹底的にぶっとばしてやろうぜ!」
モッチー「チー!!」
妹「うわあ……ハルにゃんかわいそー……」
アスカ「流石に、死んでからもあの扱いは気の毒ね……」

〜〜〜病室〜〜〜

セイン「ノーヴェはそんなキャラじゃないいいいいいいいっ!!!(じたばた)」
カナブン「(誰ですか、昨日の本編のDVDを見せたのは!!)」
リィン「落ち着いて下さいですぅ!!」

【外野 それなりに騒動確認】

588もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 22:05:04 ID:q2gkP/tM
アシュラマン落ち込むなw
これも将軍の作戦だ
加持もっとも過ぎるw

589もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 22:08:39 ID:QBkJjdHk
なんかちょっと見ない内にえらく繁盛してるな
展開がくるくる変わるし、書き合いのレスポンスがいいww

だけどまだ生きてる人とかロワ外の人はあんまり連れて来てほしくないなー
そこだけちょっち残念

590もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 22:17:50 ID:bX.57a1.
今日は私もハシャギすぎたw
しばらく……ってか当面大人しくしてますww

591もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 22:27:41 ID:sxxn9wRo
俺も今回はやり過ぎた
今日明日は謹慎する

592もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 22:48:01 ID:C.ufrTnc
謹慎じゃなくて自重しろってことだと思う。
前から長門とかキョンとかアニロワ人もネタに長編書いてたし。

kskロワの死者以外の人は出してほしくない。
それさえ守れば後はフリーダムでいいと思う。

593もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 23:07:01 ID:jvIbEY.U
これ以上死者以外やらこのロワ以外のキャラ連れてくるつもりならアク禁ないしレス削除依頼を管理人氏に出そうかね
今日明日謹慎ってことは明後日からまた自重しないつもりってことだろうし

594もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 23:21:50 ID:IZ7MYojw
>>593
そんな脅迫的な言い方イクナイ

個人的にはkskロワの死者のネタなら大歓迎ですので、自粛しなくても全然大丈夫ですよ。
さすがに生きてるキャラ&他ロワのキャラを出すのは荒れる元になりかねないのであれですが。
死者スレ大好きなので投下楽しみにしてます。

595もふもふーな名無しさん:2009/12/10(木) 23:29:07 ID:bZwnoSyg
まあアク禁は行きすぎにしても、余所からキャラを引っ張ってくるのは確かにちょっとアレかな
シャッハ・ヌエラの事を知らなくて、今回身動きとれなくなっちまったし
1レス限りの単発ネタなら、こういう事も起きないんだけど


何が言いたいのかと言うと、>>5,>>11-12とやらかした事は本気で後悔してる
ここでも「個人にしか分からない外部ネタ」で、他の人には動かせない状況になってしまってたし

596もふもふーな名無しさん:2009/12/11(金) 00:17:01 ID:bX.57a1.
とはいえ、ゼル完全復活エピは私には書けないw
また暴走ギャグに走ってしまいそうで。
ひとまず、死者スレ書き手ツートップならきっと何とかしてくれる……
しかしいくらギャグとは言え、私はゼルを蹂躙しすぎた。
全国のゼルファンのみなさん、そしてフェイトさん
……本当に今回はごめんなさい!

597もふもふーな名無しさん:2009/12/11(金) 09:52:16 ID:sxxn9wRo
謹慎中ですが、これだけは書かせて貰います

今回の騒動の責任は全て自分にあります
正直悪ノリが過ぎました
今後このような事が無いよう、気を引き締めて行きます
本気で自重致しますので、どうかこれからもよろしくお願いします
明日の夕方まで謹慎致します

598もふもふーな名無しさん:2009/12/11(金) 18:18:53 ID:bZwnoSyg
ゼル「がぁあ……あがああぁぁ……!」
ズーマ「ぬっ、これは……」
フェイト「ゼル!?」
ゼル「うぐぅ……ごああぁ!」
ゼクトール「これは……どういう事だ!」
アプトム「まさか、まだ倒しきって無かったという事か!?」
ゼル「ま……て……!」
ズーマ「……状況を教えろ。どうなっている?」
ゼル「がぁは……。ヤツが……まだ、残って……」
ズーマ「……そうか」
カヲル「どういう事だい?」
ズーマ「おおまかにはアプトムの言った通りのようだな。いわゆる『肉体の取り合い』と言う奴だ
    下手をしたら、最後に勝つのはキメラの素体と言う結末になるやもしれん……」
フェイト「!!
     そんな! どうにかならないの!?」
ズーマ「精神世界の攻防だ。外部の人間には出来ることなど何もない」
ゼクトール「ここまで来て……そのような結末など!」
カヲル「待って。もしかしたら、これが使えるんじゃないかな?」
フェイト「それは、ダイブマシーン!」
アプトム「なるほど。ゼルの精神世界に入り込んで、援護をする事が出来ると言う訳か!」
カヲル「ただし、まさかまた使用する事になるなんて思ってなかったから、前回指摘した危険性はそのままだし、一人しか使えないよ」
ズーマ「……生還出来る保証はない、と言う事か」
フェイト「それでもいい! 私が……」
小砂「待った。ここはアタシに行かせてくれないかな?」
フェイト「え?」
ハルヒ「小砂、どうして?」
小砂「ゼルを守る依頼を受けてるからね。ここで何も出来ないんじゃ『便利屋小砂』の名折れってもんだよ
   アタシの力で、この局面は解決して見せる!」
ハルヒ「……アンタにも、意地があるって事か」
カヲル「……分かった。お願いできるかな?」
小砂「オッケー! 最善は尽くすさ!」
フェイト「……私の分まで、ゼルを、お願い……!」
小砂「了解。任されて!」
ズーマ「……では、起動させるぞ」


カチッ、ウオォォーーーン…………

599もふもふーな名無しさん:2009/12/12(土) 22:07:10 ID:sxxn9wRo
只今より謹慎解除致します

小砂「ここがゼルガディスの精神世界か……早いとこゼルガディスを探さないと……」

……グオォオオォオォォオ……

小砂「あっちか!」

岩人形『グオオオオォオォォオアァアアァァアアア!!!』
ゼルガディス「くっ、流石に手強いな!このままじゃまずいか!」

小砂「いたいた!おーい、ゼルー!!」
ゼルガディス「!!小砂か、何故此処に!?」
小砂「砂漠の便利屋を甘く見るなって!お困りとあらば即参上、ってね!
   さあ、さっさとこのでくのぼうをぶっ飛ばすよ!」
ゼルガディス「小砂……よし、後ろは任せたぞ!」
小砂「へ?後ろ?」

邪妖精『ゲーッゲッゲッゲッゲ!!』

小砂「あー……それで苦戦してたのか。よし、あのちっこいのは任せて!!」
ゼルガディス「む、来るぞ!気を引き締めろ!」
小砂「了解!!」

【ゼルガディス、小砂 精神世界で戦闘開始】

600もふもふーな名無しさん:2009/12/12(土) 22:22:05 ID:bX.57a1.
フェイト「ゼル……小砂……」
カヲル「いったい今、どうなってるのか気になるのかい?」
フェイト「うん……」
ハルヒ「ゼルがコテンパンになっていないか、とかゼルが怪物に食べられてないか、とか?」
フェイト「……」
カヲル「ふふ。こんなこともあろうかと、こんなものも用意したんだ」
(さっさっさ)
ズーマ「いったい何だ?」
カヲル「持ってきたよ!名付けて「精神世界がどうなってるのか覗いちゃうぞマシン」!」
冬樹「またそのまんまなネーミング……」
カヲル「端子をゼルの頭につけて……モニターの電源を入れるだけ!」
ハルヒ「おー!映った!!」
ズーマ「しかし、なんだこの画面の乱れようは」
冬樹「あー。映らなくなっちゃった」
カヲル「大丈夫だよ、冬樹君。   そぉぉぉぉぉぉいっつ!!!(モニターにチョップ)」
ハルヒ「あ、もとのように映った」
カヲル「野比○子さん直伝「ここんとこをやく60度の角度でなぐるのがこつよ」チョップだよ」
冬樹「なんじゃい、そりゃ!!」

601もふもふーな名無しさん:2009/12/13(日) 09:45:41 ID:54Uz9VRA
やっぱり死者スレはこうでなくちゃ!

602もふもふーな名無しさん:2009/12/13(日) 15:12:57 ID:5q0hjrJ2
自分でブレーキ掛けられるなら問題ではないからね

603もふもふーな名無しさん:2009/12/13(日) 20:30:12 ID:bZwnoSyg
ゼル「この……こんなところで終ってたまるものか……!」
小砂「チッ、チョロチョロとうっとおしい……!」
邪妖精「……!!」
小砂「なっ、炎が、ゼル避けてっ!」
ゼル「なに! グハァ……」
岩人形「……!」
ゼル「し、しまった……」
ドカッ!!
ゼル「グあああぁぁ……ガフッ!」
小砂「ゼル!!」
ぜる「んぐ……ち、畜生。意識が、薄れてきやがった……」
小砂「ゼル! この……しっかりしろ!」
ゼル「ガッ! 何を……」
小砂「アタシだって、こんなところに取り残されたら、アンタと一緒に消える事になるんだ!
   そんな道連れ……御免だッ!!!」
ゼル「こ、小砂……」
小砂「しょうがない、アンタはちょっと休んでな。……来い! 小砂ちゃんボンバー!!」
岩人形&邪妖精「……!?」
ゼル「しゅ、手榴弾の実体化……!?」
小砂「こんなところでくたばるかよ……絶対に帰って見せるんだ……!
   そうだろ……『便利屋小砂』!!」
ゼル「小砂……お前は……」
小砂「……さっさと調子を戻して、前線に戻ってきてよ……!!
   来いバケモノ!!」
岩人形&邪妖精「……!!!」

604もふもふーな名無しさん:2009/12/15(火) 11:40:14 ID:sxxn9wRo
失礼、携帯止まってました

〜〜〜病室〜〜〜

ハルヒ「ゼルっ……!!」
カヲル「まずいね……小砂君は魔法相手の戦闘に慣れていない。このままじゃ勝ち目は薄いかも……」
メイ「ゼルー、こすなおねえちゃーん、頑張れー!!」
冬樹「ゼル……!!」
ホリィ「ゼルガディスさん……頑張って……!
    ここで貴方が死んだら、フェイトさんはまた大切な人を失う事になるんですよ……!」
ゼクトール「ゼル、しっかりしろ!」
アプトム「フェイトを残して死ぬなど、許さんぞ!」

「ハルヒ……もういいよ」

ハルヒ「え……フェイト?」
フェイト「此処は私に任せて、ハルヒは現世の様子を見てて。
     気になるんでしょ、キョン君の事。顔に書いてあるよ」
ハルヒ「で、でも!!」
カヲル「涼宮さん、フェイトがこう言っているんだ。
    此処は彼女に任せよう」
ハルヒ「カヲル……」
カヲル「さあ、行こう。
    フェイト、ゼルガディスは任せたよ」
ハルヒ「あっ、ちょっ、待って……」

ズーマ「……悪いが、俺も席を外させて貰う。
    セインをカナブンとリィンだけに任せてはいられないからな」
ゼクトール「そうか、なら俺達も手を貸そう。行くぞアプトム」
アプトム「ああ」
ズーマ「……フン、好きにしろ」

ヴーッ、ヴーッ、ヴーッ

ホリィ「あ、携帯が……加持さん?
    ええっ!?追悼MADを見たサツキちゃんが、ドーピングコンソメスープを飲んで大暴れしてる!?」
冬樹「大変だ、早く止めないと!!
   フェイトさん、僕達はサツキちゃんを止めてきますから、ゼルガディスの事をお願いします!!」
メイ「メイもいくー!!」
ホリィ「急ごう、冬樹君!!」

フェイト「……みんな……ありがとう……」

「そうだ……あの時、精神世界で苦戦してる私を救ってくれたのは、ゼルの想いと魔力だった……」
 だったら、今度は私が……
 私の想いで、ゼルを助けるんだ!」

「ゼル……私の力、受け取って……」

ちゅっ……

605もふもふーな名無しさん:2009/12/15(火) 18:19:56 ID:bX.57a1.
(ブゥオンッツ……!)
小砂「……!ゼル、あんたなんか体が光ってる!」
ゼル「なんだ、力が湧いてくる……」
―ゼル……。
ゼル「この声は……フェイト!俺は……フェイトの元に戻らなければいけない。
フェイトを悲しませてはいけない……戦うしかない。戦うしかないんだァァァ!!!」
小砂「うわっと!!なんかゼルの髪の毛が逆立って……スパーキン」
ゼル「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
小砂「な、なんかわかんないけどすさまじいことになっているのはたしかだ」
ゼル「俺を誰だと思っている!フェイト・T・ハラオウンの恋人、ゼルガディス=グレイワーズだァァァ!!」
岩人形&邪妖精「……!!」
ゼル「覚悟しろ、化け物ども。凍える魂持ちたる覇王、我に与えん氷結の怒り……」
小砂「なんかわかんないけど、やってまえー!!!」
ゼル「―覇王氷河烈(ダイナスト・ブレス)!!!」
岩人形&邪妖精「……!!」
小砂「……!!」
岩人形&邪妖精「(かっきーん……)」
小砂「最後の仕上げは私に任せな!小砂ちゃん☆ボンバー!!(手榴弾乱れ投げ)」
ゼル「おい!俺の方にも向かってきて……!!」

ドカーンズドーンバリバリボガーンベシャーンボロボロドドーン!!!

なんかあっさり倒してしまった感が……そして熱血にしようとして失敗した

606もふもふーな名無しさん:2009/12/15(火) 19:57:55 ID:bZwnoSyg
その後……


小砂「ンッフッフッフ……」
ゼル「良く食うな、お前……」
小砂「あったり前! こっちだって命がけだったんだから、元はとらないとね!」
ゼル「やれやれ……仕方ない。ショートケーキ二つ」
ウェイター中トトロ「(かしこまりました)」


ナーガ「ふむ、元気そうで何よりだな」
ズーマ「どうにか無事に戻ってこれたからな。しばらくは動けなかったが、ようやく退院したと思ったら、今度は小砂への礼とは……
    奴も苦労人だと言わざるを得ない、な」
ガルル「しかし、ここのデザートは中々に旨い。デパートがオープンしたのは我々にとってもありがたい事だな」


フェイト「ゼル、もう大丈夫なの?」
ゼル「ん、フェイトか。あぁ、今日を持って退院だ
   今は、小砂への礼を兼ねて、このデパートを見て回ってる所だ」
小砂「いやー、しかしアンタ、こっち来て危ない目に会ったのこれで何回目なの?」
ゼル「……さぁ、な」
フェイト「(なんか、二人がデートしてるように見えるのは……気のせいね、多分)」
小砂「さって、そろそろ帰ろっか。帰ったら三人で祝杯だー!」
ゼル「こ、これから酒を飲むのか……」
小砂「そういう事! んじゃ、支払いは任せたよー」
ゼル「やれやれ……小砂に何かを頼むと、高くついてしまうものだな……
   そういえばフェイト」
フェイト「な、なに?」
ゼル「あの時、俺を応援したくれたのは……お前か?」
フェイト「!
     う、うん……///」
ゼル「そう、か。やっぱりな」
フェイト「ゼ、ゼル……その」
ゼル「ありがとう」
フェイト「ゼル……」
ゼル「やっぱり、フェイトが居てくれるからこそ、俺は頑張れるんだ」
フェイト「……私だって、ゼルが居てくれたからこそ、あの時、頑張れたんだよ?」
小砂「おぉーい! 早く行こうっての!
   カヲルが酒用意してるんだからさー!!」
ゼル「すぐに行く!
   ……フェイト」
フェイト「なに?」
ゼル「これからも、よろしくな」
フェイト「……ええ!!」


セイン「はぁ……あたしはまだ入院が長引くのかぁ……」
カナブン「(仕方ありません。散々体を酷使して暴れ回ったんですから)」
セイン「……にしても、ノーヴェはどこ行ったんだろ?」
カナブン「(……まだ気づいてないんですか……やれやれ)」

607もふもふーな名無しさん:2009/12/15(火) 21:09:42 ID:sxxn9wRo
〜〜〜酒場〜〜〜

カヲル「随分と落ち込んでるね、シンジ君。
    よければ、話を聞くよ」
シンジ「……カヲル君……
    僕って、やっぱり没個性なのかな……」
カヲル「……え……っと……」
シンジ「いいよ、気を遣わなくて。
    分かってるんだ、僕には他の皆と違って特別な力なんて無いし、初号機だってロワ本編に出てくるかも知れないからこっちには出せないし、EVAの操縦以外に取り柄なんて……」
カヲル「……それは違うよ」
シンジ「カヲル君?」
カヲル「シンジ君、いや、リント全てには無限の可能性がある。
    だけど、才能が無い、取り柄が無いからと諦めていたら、その可能性を開花させる事は永遠に出来ない。
    シンジ君、君は素晴らしい人間だ。ただ、君自身がそれに気付いていないだけなんだよ」
シンジ「カヲル君……」
カヲル「さあ、これでも飲んで、暗い気分なんて忘れてしまおう。
    今日はとことん付き合うよ」
シンジ「うん……ありがとう、カヲル君……」

ゼルガディス「やれやれ、すっかり二人だけの世界だな」
小砂「あんたらだって似たような世界作ってるじゃん」
フェイト「あう……////」
小砂「それにしても、酒場の前にsxxn9wRoの残骸が転がってると思ったら、案の定カヲルの仕業だったね」
フェイト「そういえば、病室にはシンジ君がずっといた筈なのに、全然出番が無かったね」
ゼルガディス「sxxn9wRo得意のキャラ忘却か。制裁されて当然だな」

【sxxn9wRo いい加減何度目だよ?の制裁確認】

608もふもふーな名無しさん:2009/12/15(火) 22:13:53 ID:bZwnoSyg
加持「やれやれ……ようやっと一段落か……
   この世界の戦いは、ちょっとばかり桁が違いすぎる……。こうも体を酷使することになるなんてな」
ザパッ
加持「熱っ……ふぅ……
   今日も今日とて一人で酒か……ま、銭湯で酒って言うのは悪くないが……んぐ、んぐ……」
ハルヒ『あれ、誰かそっちに居るの?』
加持「ん、ハルヒか。俺だ、加持だ」
ハルヒ『アンタもここで熱燗飲む方なの?』
加持「いや、今日初めて持ち込んだ。寒いのと、疲れを癒すのとでな」
ハルヒ『アタシも寒くてさ……プハァ!』
加持「……中々良い飲みっぷりみたいじゃないか。なんなら壁を隔ててではあるが、一緒に飲むか?」
ハルヒ『良いわね! 寒い空気も吹っ飛ぶってモンよ! ……ふぃー!』
加持「久しぶりに飲みに付き合ってくれるか……ごくっ、ごくっ……っはぁ、暖まるな」
ハルヒ『なんなら上がってからも一杯やるー?』
加持「それは構わんが……本スレの方、見て無くて良いのか?」
ハルヒ『酔っぱらってみてもしょうがないでしょ。今は体を暖めてぐっすり眠って、本スレはそれからよ!』
加持「……よし、今晩は飲み明かすか!」


【加持及びハルヒ 銭湯で飲み会確認】

609もふもふーな名無しさん:2009/12/15(火) 22:30:03 ID:bX.57a1.
>>607
んまあ、私もシンジの存在を軽く忘れていたし……。

カヲル「少し、頭冷やそうか?」
bX.57a1.「ギョエー!」
【bX.57a1. 制裁確認】

610もふもふーな名無しさん:2009/12/16(水) 23:56:59 ID:IZ7MYojw
カヲル「そう言えばクリスマスまであと少しか……パーティーの準備でもしておこうかな。
特にフェイトさんたちは盛り上げないとね、ふふ」

【カヲル クリスマスに向けてスープ作り確認】

611もふもふーな名無しさん:2009/12/17(木) 05:34:07 ID:sxxn9wRo
〜〜〜酒場〜〜〜

ライガー「……ガウ……(此処は……何処だ……?)」
カヲル「やあ、よく来たね。歓迎するよ」
ライガー「!!……グルル……(てめえ……何者だ?)」
カヲル「僕は渚カヲル、この酒場のマスターさ」
ライガー「……?(は?何だそれは?)」
カヲル「まあ、まずはゆっくりしていきなよ。君に会いたい人達もいるんたけど、今はみんな寝てるしね」
ライガー「……(何か変な奴だが……悪い奴じゃねえみたいだな……)」

【ライガー 到着】

612もふもふーな名無しさん:2009/12/17(木) 07:15:01 ID:sxxn9wRo
〜〜〜ハルヒ自室〜〜〜

ゼルガディス「ハルヒ、大丈夫か?」
ハルヒ「うん、もう落ち着いたから。ごめん、面倒掛けて」
フェイト「冬休み中なんだし、もう少し休んだ方がいいよ。あんなに大泣きしてたんだし」
ハルヒ「ん……そうする。……ねえ、二人とも……」
フェイト「?」
ゼルガディス「どうした?」
ハルヒ「キョン……助かる、よね……?」
ゼルガディス「……ああ。お前がそう信じていれば、な」
フェイト「大丈夫、きっと無事に元の世界に帰れるよ」
ハルヒ「……うん……ありがと……」

【ハルヒ キョンの現状に涙目確認】

613もふもふーな名無しさん:2009/12/17(木) 11:06:00 ID:bZwnoSyg
冬樹「あんな奴があんな奴があんな奴があんな奴が……」
カヲル「おやおや、どうなってるんだいこれは?」
ウォーズマン「キョンの泥酔ぶりをみてこの有様だ……。冬樹だけじゃない
       ナーガは外に飛び出してそこらへんを焼け野原にするし、みくるは……恐らく泣くためだろうな、銭湯に飛び込んでしまった
       一番ひどいのは妹だ……食糧、飲料、酒、小砂の火器を持ちこんで部屋に閉じこもってしまった
       今まではゲンキがいたから持ちこたえたんだろうが、実の兄のあの様は堪えたようだ
       説得しに行ったゲンキと武器を取り戻しに行った小砂が穴だらけになって、ガルルとアシュラマンに病院まで担ぎ込まれていったぞ」
カヲル「やれやれ、それで棚に置いてあった酒がごっそり無くなってるのか……ん?」
冬樹「あの野郎!! 絶対に容赦しないぞおおお!!!」
ウォーズマン「ふ、冬樹! イデオンソードを振り回すのは止めるんだ!」
冬樹「うるさい! あいつが何時くたばっても良い様に、こいつを使いこなしてやるうぅ!!」
ズーマ「忌々しい」
冬樹「うわっ!! ……ガッ」
カヲル「ふう、助かったよズーマ」
ズーマ「俺は今回の一件には何の関係もないからな。リナ=インバース以外の誰が生きようと死のうと、俺には何の興味もないし、意味のない事だ」
カヲル「……まぁ、僕にとっても、重要なのは砂ぼうずぐらいだし、分からなくはないかな」
ズーマ「……ウォーズマン、久しぶりに一戦付き合え」
ウォーズマン「すまん、今はみなのケアをしたい。すまないが……」
ズーマ「仕方が無い……。ならそこの新入り」
ライガー「ガァ?(俺の事か?)」
ズーマ「貴様、足に自信があるのだろう。俺のトレーニングに付き合え」
ライガー「……ガウ!(……ふん、いいだろう。遅れずに付いて来れるか!?)」
ズーマ「ここ最近、鍛錬が滞りがちだったからな……新たな相手が見つかったのは僥倖だ」
カヲル「(やれやれ、「足に自信」か。考える事は「前」と同じだね……)」

614もふもふーな名無しさん:2009/12/17(木) 16:12:22 ID:sxxn9wRo
ゼルガディス「やれやれ、一難去ってまた一難か……ん?カヲル、こんな所で何をしているんだ?」
カヲル「ああ、ゼルガディスか。最近また騒動が多くなった上に、イデの源たるイデオンがまだ修理中でね。だから、かつて封印した力を解き放とうと思ってね」
ゼルガディス「封印……何か、嫌な予感しかしないんだが……」
カヲル「ああ、あったあった。これだよ」
ゼルガディス「ベルトのバックル?それにしてはでかいが……」
カヲル「これこそ、かつて全ての世界の守護者を破壊し、再生に導いた「究極の破壊者」が用いた力……
    その名も、「ディケイドライバー」!!」
ゼルガディス「またスレスレなネタを……」
メイ「あれ、カヲルおにいちゃんにゼル?」
カヲル「ああ、メイちゃんか。ちょうどいい、君達にも見せてあげるよ。
    ……変身!」

〈K・S・K RIDE!!
 タブリス!!〉

ゼルガディス「……その姿……プラグスーツか?」
カヲル「まだまだこれだけじゃないよ」

〈FINAL K・S・K RIDE!!
 ゼ・ゼ・ゼ・ゼルガディス!!〉

ゼルガディス「な……身体が!?」
カヲル「必殺!ゼルガディスブレード!!」
メイ「おー、かっこいー!(パチパチ)」
Zブレード『おい、この姿いつ戻るんだ?』
カヲル「ああ、すぐ戻るよ。ほら」
ゼルガディス「お、戻った。……な、何だ?身体に力が……」
カヲル「ああ、そういえば〈ファイナルカソクライド〉で変形すると、体力を全て使い果たすんだったね。
    いや、使うの久しぶりだったからすっかり忘れてたよ。ごめんごめん」
ゼルガディス「……結局、何か起こる度に俺が不幸になるのは変わらないのか……がく」

【カヲル 更なる進化確認】

615もふもふーな名無しさん:2009/12/17(木) 17:47:43 ID:bX.57a1.
ハルヒ「……?なんか妹ちゃんの部屋の方が騒がしいわね」
ネオゼク&アプ「ぴーぽーぴーぽー(頭にパトランプを付け、担架で妹を運んでいる)」
ハルヒ「アプトム……ネオゼクトール。妹ちゃん顔色悪いみたいだけど何があったの??」
ネオゼク「彼女を説得しようと部屋に入ったら……倒れていた」
ハルヒ「なんですって!?」
アプトム「倒れていた横には……これ(ウォッカの瓶)が落ちていた」
ハルヒ「ウォッカの瓶……ウォッカって……アルコール度数が高いお酒じゃない!」
アプトム「瓶がすっからかんなところを見ると、おそらく一気飲みしたのだろう」
ハルヒ「……妹ちゃん……一気飲みするなら牛乳か青汁にしなさいってあれほど言ってたのに……」
アプトム「ハルヒ、そういう問題じゃないぞ……」

【妹 急性アルコール中毒で入院確認】

616もふもふーな名無しさん:2009/12/17(木) 19:46:49 ID:72dXA086
駄目兄貴のせいで妹がwwwwww妹頑張れ……

617もふもふーな名無しさん:2009/12/17(木) 23:05:02 ID:bZwnoSyg
ゲンキ「ううぅ……(ミイラ状態)」
小砂「ああぁ……(ミイラ状態)」
妹「シュー……シュー……(酸素マスク状態)」
カナブン「(一度に三人も、集中治療室を使う事になるなんて、思いもしませんでしたね……)」
リィン「先生……大丈夫ですかぁ?」
カナブン「(あちらの二人は重傷ですが、時間をかければどうにかなるでしょう。妹さんは……あの小さな体に無理なアルコールがたたってますからね……
      しばらくは様子見と言ったところでしょうか)」
リィン「いえ、その……先生は大丈夫なんですかぁ?」
カナブン「(う……流石に少し疲れがたまってますね。これ以前にもセインさんにつきっきりでしたし
      彼女には無理やり一般の個室に移ってもらいましたが、大丈夫でしたか?)」
リィン「あっちはもう心配無いみたいですぅ」
カナブン「(そうですか……
      では、すいませんがリィンフォースさん、栄養剤の点滴の準備をお願いできますか?)」
リィン「栄養剤、ですか?」
カナブン「(少しばかり、横にならせてもらっても良いですか? 今回も長丁場になりそうなんで……)」
リィン「了解しましたぁ。すぐに準備しますぅ」
カナブン「(やれやれ……こう言っては何ですが、ここの方々は本当に落ち着きの無い面々ばかりですねぇ……)」


ズーマ「ライガーと言ったか? 流石は狼だな。ダッシュの相手として申し分ない」
ライガー「……(人間の身で、俺と互角だと!? ……一体、なんなんだこいつは?)
     ……ガウ?(うん?)」
ズーマ「……どうした?」
ライガー「……グゥ……(……この声、聞こえないか……?)」
ズーマ「……おい、そこは女湯の垣根だぞ」
みくる「ヒック……グズッ……キョン君……古泉君……うあぁ……」
ライガー「……(……あんなクズのために涙にくれるような人も、ここにはいるんだな……)」
ズーマ「……旧知の人間だ。そっとしておいてやれ」
ライガー「……ガウ(……そう、だな。よし、行くぞアサシン)」
ズーマ「いいだろう……貴様のスピードも俺の糧にしてやろう」

618もふもふーな名無しさん:2009/12/18(金) 12:48:46 ID:l40me9LE
うわあ…ハルヒも妹もみくるも泣けるよ…

619もふもふーな名無しさん:2009/12/18(金) 21:36:22 ID:sxxn9wRo
〜〜〜夫婦風呂〜〜〜

ハルヒ「妹ちゃん、大丈夫かしら……」
ゼルガディス「アルコール中毒は後に響くからな……まあ、カナブン院長なら何とかしてくれると信じるしか無いだろう」
フェイト「うん……」
ゼルガディス「ところで、だ。何でハルヒが俺達と一緒に入っているんだ?」
ハルヒ「仕方ないでしょ、女湯はみくるちゃんが占領してるんだから」
フェイト「みくるさん、まだ泣いてるの?」
ハルヒ「うん……みくるちゃんもキョンの事が好きだったのかしらね……」
ゼルガディス「クリスマスももうすぐというのに、厄介な……」
フェイト「このままじゃいけないよね……私達が何とかしないと……」
ハルヒ「そうね……」

【ゼルガディス、フェイト、ハルヒ 夫婦風呂にて溜息】

620もふもふーな名無しさん:2009/12/18(金) 23:40:26 ID:bZwnoSyg
ズーマ「……むっ?」
ライガー「グルル……(なんだ……地面が、やけに荒れてやがる……)」
ナーガ「お前達……丁度良い所に来たな。一戦付き合え」
ズーマ「……久々にキレた、と言うところか」
ナーガ「あのような無様を晒す下衆に、敗北を喫した己が忌まわしいわ!
    俺がキョンに制裁を加える事は、誰も文句は言わんだろうし、ハルヒにも文句は言わせん!!
    そのためにも、今ここで貴様と手合わせの上、ふがいない己を叩き直すのだ!」
ズーマ「……珍しく本気だな。良いだろう。だが、この新入りはどうする?」
ライガー「グゥ……(なんだか話が読めないが……要は戦えば良いってのか?)」
ナーガ「遠慮はいらん。お前達二人で掛かってくるがいい!」
ズーマ「……こいつのスピードは恐らく俺以上だろう。甘く見ない方が良いぞ」
ライガー「ガウガウ!(あのクズのための戦いか……そう言うんなら本気で行かせてもらうぜ!)」
ナーガ「それでいい……それでこそだ……!!」


セイン「はぁ……なんだかなし崩し的に退院になったけど、この状況は不味いね……
    なんて、前の一連の騒動の原因を作ったあたしに言える事じゃないけどさ」
冬樹「セインさん、もう大丈夫なんですか?」
セイン「ん、心配と迷惑かけちゃったね。もう大丈夫だよ」
冬樹「いや、それは良いんですけど……今はみんなピリピリしてますから……」
セイン「分かってるさ。何人か病院に担ぎ込まれたし、外じゃ訓練って名目のガチ勝負してるし……
    こりゃ最悪、今年のクリスマスは中止かねぇ?」
冬樹「いくらなんでもそれは……いや、入院組の三人はあと1週間で治るとは到底思えない重篤な面々ばっかりだしね……どうしたもんかな……」
セイン「そう言うアンタも、なんだか落ち着きが無いように見えるのは気のせいかな?」
冬樹「……僕だって、キョンが許せない事には変わりないんですよ
   カヲル君はたびたび『殺人者だってゲームの被害者。必要以上の制裁は必要ない』って言ってますけど、僕はキョンの直接の被害者なんだ
   「仕返し」の権利ぐらい、認められたって良いでしょう?
   でも、ウォーズマンさんやズーマに止められちゃって……」
セイン「穏やかじゃないねぇ……そういう事なら、もう一人の直接の被害者であるナーガに話を通した方が早いんじゃない? 今外で吹き荒れてる嵐が過ぎ去ったらさ」
冬樹「……それが一番、かな?」
セイン「あと、もうひとつ。直接の被害者って言ってるけど、もう一人は多分そんな事望んでないって事も考えときなよ?」
冬樹「ハルヒさん……ですか
   それは分かってます。けど、一発ぐらいさせてもらわないと、気が済まないよ」
セイン「ま、分かってるならいいさ。責任取るならね」
冬樹「……」
セイン「おっとと、これ以上火種になりそうな事を掘り返すのもよろしくないね
    ちょっとカヲルのところに行ってくるわ」

621もふもふーな名無しさん:2009/12/19(土) 19:01:10 ID:dD4vV4tA
キョンが動くと大荒れだな。
ここまで死者スレの皆が絡みたがってるの見ると、キョンには悪いが死者スレへカモン!って気分になるww
ハルヒが思ったより取り乱さないなー。セインみたいになるかと思ってたら。
妹の身が心配だわ…あの小さな体にアルコールは…

622もふもふーな名無しさん:2009/12/19(土) 19:07:46 ID:sxxn9wRo
ヘタレには容赦しない
それが死者スレクオリティ

623もふもふーな名無しさん:2009/12/19(土) 20:23:59 ID:sxxn9wRo
だが、皆が優しくなれる場所
それもまた死者スレクオリティ

〜〜〜死者スレ銭湯・宴会場〜〜〜

サツキ「メイ、そこのハサミ取ってー」
メイ「はーい!」
ホリィ「あれ、二人ともどうしたの?」
メイ「かざりつけー!」
サツキ「ほら、もうすぐクリスマスでしょ?だから、メイと二人で会場の飾り付けをしてるんです」
ホリィ「そっか……あれ、これは?」
メイ「せんばづるー!アシュラマンおじちゃんもてつだってくれたのー!」
サツキ「メイと二人で話し合ったんです。今年のクリスマスは、冬樹さんと小砂さんと妹さんが退院してからみんなでやろうって」
ホリィ「そっか……よし、私も手伝うよ」
メイ「わーい、ありがとー!」
ホリィ「……あれ、外が騒がしいような……」

中トトロ達「(もふもふもふもふ)」

メイ「わー、トトロだー!!」
中トトロA『(僕たちも手伝うよ)』
メイ「わーい、ありがとー!!」
サツキ「みんな……」
ホリィ「よし、皆で力を合わせて、一気にやっちゃおうか!」
一同『『『おーーー!!!!!』』』

【メイ、サツキ、ホリィ、中トトロ軍団 会場の飾り付け確認】

624もふもふーな名無しさん:2009/12/19(土) 21:24:13 ID:dD4vV4tA
このあったかい空間たまんねぇwwwww
もふもふがいっぱいだと…!?
描写が何もないのに中トトロがサンタ服着てる姿をイメージしてしまったww

625もふもふーな名無しさん:2009/12/19(土) 21:43:34 ID:bX.57a1.
殺伐とした雰囲気の中、草壁姉妹とホリィwith中トトロのみなさんでほのぼのした。w

626もふもふーな名無しさん:2009/12/19(土) 22:59:44 ID:bZwnoSyg
ゲンキ「うぅ、リィン……さん……」
リィン「あ、気がついたですか?」
ゲンキ「妹は……妹は、どうしてる……?」
リィン「……大丈夫です、峠は越えましたよ」
ゲンキ「良かった……っう、うぐぐ……」
リィン「さあ、ゲンキ君も大人しくして、回復に専念するんですぅ」
ゲンキ「う、ぐう……(チラッ)」
妹「シュー……シュー……」
ゲンキ「頑張れよ……『  』……
    リィンさん……ごめん、水を……飲ませて……くれない、か?」
リィン「はい。えーと吸い飲みは……あった」


ライガー「ガァウ!(喰らえ、冷気弾!)」
ナーガ「ちぃっ!」
ズーマ「回避動作が甘いぞ」
ガキィィィィッ!!
ナーガ「ぐぅぅぅぅ!!」
ズーマ「……流石に2対1では手こずるようだな」
ナーガ「……否定はせん。だが、ふやけてしまった今の俺には、これくらいの戦いが丁度良い……!」
ライガー「ガウ!(ひたすらに自分を磨いて、あのクズを叩きのめそうって訳か……!)」
ナーガ「そうだ……まずはふがいない自分自身を叩き直して、そしてから奴を叩き潰してやる……
    久しく忘れていたが……ズーマ、俺にもお前と同じく目標が出来た、いや思い出したようだ……!」
ズーマ「……ならばもう一ラウンド行くぞ。俺はリナ=インバースを、お前はキョンを、叩きのめすために……!」
ナーガ「そうだ……来い!」


カヲル「いやはやみなぎってるねぇ彼ら」
セイン「んー……ほっといて良いの? 病院で苦しんでたり、銭湯で悲しんでたり、外で苛立ってたり、中で祈ってたり……
    この状況で本当に誰かが来たら、まーたおかしなことにならない?」
カヲル「こればっかりはどうしようもないね。みんな生きてる人達に対して思う事はバラバラだからね……
    もしかしたら、もう一度色々検討してみる必要があるかな……?」

627もふもふーな名無しさん:2009/12/20(日) 11:51:04 ID:dD4vV4tA
いやぁ面白いからこのままでいいよカヲル君wwwww
しかし苦しんでいるロリショタコンビは見てて(読んでて?)ちょいと心苦しいな。
元気になってくれー

628もふもふーな名無しさん:2009/12/21(月) 12:25:59 ID:sxxn9wRo
〜〜〜病院〜〜〜

カナブン「(おや、どうしました?)」
カヲル「やあ院長。妹ちゃんの治療に役立つと思ってね、こんなのを持ってきたんだ」
カナブン「(これは……夢成長促進銃(ジンセイガニドアレバ銃)ですか?)」
カヲル「逆だよ。これは……」

ビビビビビビーーー!!

妹「……(急成長)」
ゲンキ「!? 『  』が大人に!?」
カナブン「(ああ、新・夢成長促進銃(オトナノカイダンノボル銃)ですか)」
カヲル「妹ちゃんのアルコール中毒の原因は、まだ未発達な身体もその一つだからね。だったら、大人の身体にしてからゆっくり治療すればどうかなと思ったんだ」
ゲンキ「で、でも新・夢成長促進銃は朝倉が……」
カヲル「確かに、銃そのものは朝倉さんが持っている。でも、使った分のエネルギーはこっちに来ていてもおかしくないんじゃないかな?」
ゲンキ「じゃあ、もしかしてその銃手製か?」
カナブン「(器用ですねえ)」
カヲル「さて、後は目覚めるのを待つのみだね。院長、頼んだよ」
カナブン「(お任せ下さい)」

629もふもふーな名無しさん:2009/12/21(月) 15:35:23 ID:bZwnoSyg
カヲル「……しまった」
セイン「ん、どったの?」
カヲル「僕とした事が、とんでもない見落としをしていたよ」
セイン「病院組の事? さっき顔を出してたらしいけど」
カヲル「妹ちゃんの治療のために新・夢成長促進銃を使ったんだけどね……」
セイン「どう言う事? ……あ、そっか」
カヲル「うん。肉体を成長させれば、と思ったんだけど」
セイン「……計算ミスがあった、と」
カヲル「考えてみれば、缶ビール一本で泥酔する兄を持ってる妹ちゃんの肝機能が、どれほどのものか考えて無かったよ」
セイン「……あ」
カヲル「アルコール分解能力の個人差は、遺伝によるところが小さくないからね
    しかも、キョンと同じように神経衰弱状態で、ずっとアルコール度数の高いウォッカ(40〜)なんか煽ったって事は……」
セイン「……焼け石に水、と?」
カヲル「……そうなる公算が非常に高いね。」


加持「……こんなもんか?」
中トトロA「(ごめんね。イデオンの修理なんか手伝ってもらっちゃって……)」
加持「いや、構わないんだ。どうせやる事も無いし、今はほとんどの連中が沈みこんでしまってるしな
   冬樹君もかっかしてるし、居場所があるだけマシだよ」
中トトロB「(そう言ってもらうと助かるよ……。なにせこいつ大きいから……)」
加持「気にする事は無いさ。連中に「クリスマスの準備をしろー」なんてこき使われるよりはずっと良い」
中トトロA「(じゃあ、こっちはバルブを締めてるから、使い終わったレンチの束を片付けといてちょうだい)」
中トトロB「(これが終わったら一息入れて、左脚部の修理の本番に入るから)」
加持「へいへいっと……」

630もふもふーな名無しさん:2009/12/22(火) 21:27:21 ID:VFMXIqa6
ゲンキ「妹……」
カナブン「(驚いたものですね……。ガッツと言いましたか?あの不思議なバイタリティで、もう回復してしまうなんて……)」
リィン「クレイモアの直撃を食らって、ボロボロだったんですけどねぇ」
カナブン「(こう言うのは陳腐ですが、妹さんに対する愛が、原動力になったのかもしれませんね)」

ゲンキ「サンタクロースなんていないのは分かってる……
    でも頼む!どうか『   』を目覚めさせてくれ……!」
小砂「……おい、あたしは無視かよ……?」
ゲンキ「あ……済まない、小砂」
小砂「ま、心配なのは分かるけどね。……武器の管理、もっとちゃんとした方が良かったかなぁ?
   っいててて……」


【ゲンキ ガッツにより全快確認】

631もふもふーな名無しさん:2009/12/23(水) 14:32:54 ID:bX.57a1.
ゲンキ「……」
カナブン「(ゲンキさん、まだ妹さんの横にいらっしゃるようですね……)」
リィン「昨日からずっとつきっきりですぅ」
小砂「なんだろうねぇ……目を覚まさないヒロインの手をずっと握って……
あ〜なんだか蕁麻疹が出そうだよ、まったく」
カナブン「(あ……少し動きが出たみたいです)」
ゲンキ「『 』……、俺は『 』のいない日常は考えられない……だから」
カナブン「(おお、この流れは……小砂さん、逃げた方が……)」
小砂「なんだかわかんないけど、そうする(逃げようとする)」
ゲンキ「……目を、覚ましてくれ(妹の手の甲にちゅー)」
小砂「ぐばっ!!」

【小砂 逃げきれずに蕁麻疹確認】

632もふもふーな名無しさん:2009/12/23(水) 15:08:41 ID:bX.57a1.
カナブン「(ええ、それはまさに『愛』の力でした。その後、妹さんの意識は回復。
さらに、肝機能も全快したから驚きです……。妹さんが意識を回復して真っ先にしたことは
……その、アレです。所謂……接吻です)」
小砂「ダッー!!誰に向かって話してんだ!!」
カナブン「(死者スレをご覧のみなさんにです)」
小砂「だからって!私の近くでナレーションすることないでしょうが!!」
カナブン「(あ、すみませんでした。……で、大丈夫ですか?)」
小砂「大丈夫じゃねェェェ!!!」
ゲンキ「ははははは……(大人な妹にちゅーされたため、鼻血出して気絶中)」

勝手に回復させた。
反省はしている。

633もふもふーな名無しさん:2009/12/23(水) 21:34:14 ID:sxxn9wRo
〜〜〜宴会場〜〜〜

みくる「えっと、これでいいの?」
サツキ「あ、はい」
中トトロB『電飾持ってきたよ』
メイ「メイもできたよー!」
ホリィ「よし、じゃあ仕上げはツリーの飾り付けね。メイちゃん、あれ持ってきて」
メイ「はーい!」
みくる「これで会場の飾り付けは終了ね。でも、まさかこれをツリーの飾りにするなんて思わなかったな」
ホリィ「サツキちゃんとメイちゃんにヒントを貰ったんです」
中トトロ『……うん、完成だ!』
サツキ「みんな、喜んでくれるといいな……」
みくる「じゃあ、クリスマスプレゼントを買いに行きましょうか」
メイ「わーい!!」
ホリィ「ほら、中トトロのみんなも行こうよ」
中トトロ達『『『了解ー』』』

〜〜〜酒場〜〜〜

カヲル「いよいよ明日だね……」
ガルル「うむ。カナブンから連絡があってな、『  』が目を覚ましたらしい」
カヲル「本当かい!?」
ガルル「ああ。ゲンキも持ち直したようだ。明日のシャンパンは子供用を用意しておいた方がいいだろう」
カヲル「小砂君はどうなのかな?まだ全快には時間が掛かるようだけど……」
ガルル「奴がタダ飯を食い逃すと思うか?」
カヲル「だね。ロリ長門さんにメルシャンを手配して貰う事にするよ」
ガルル「では、私も準備があるのでな、これで失礼する」
カヲル「ああ、気をつけて。明日は良いクリスマスイブにしよう」
ガルル「無論だ」

634もふもふーな名無しさん:2009/12/23(水) 23:12:58 ID:bZwnoSyg
小砂「痛い痒い痛い痒い! あがががが……」
リィン「あぁっ!? 傷口を掻き毟っちゃダメですぅ!!」
カナブン「(こ、これは……ある意味悲惨ですね……ん?)」
ライガー「ガウガウ……(おい、病院ってのは……ここで良いのか……?)」
カナブン「(そうですが……その背中に乗せているものは?)」
ズーマ「うぅ……」
ナーガ「うぐぐぐぐ……」
ライガー「ガウ……(キョンの野郎が……酔っぱらってから、ずっと今まで、ぶつかり稽古をしてたん……でな
     二人とも、ボロボロになっちまったし、俺も疲れたから、ここに運んできた……)」
カナブン「(ゲンキ君達を一般個室に移したタイミングと言うのは……間が良いのか悪いのか……)」
ズーマ「これで……休める……」
ナーガ「何を、いう……俺はまだ……」
ライガー「グルル……(何言って、やがる。これ以上は……三人とも、限界……だろうが……)」
カナブン「(……そうですね。お三方が戦闘で負った傷だって、こうして見ると、決して浅くは無いんですよ
      大人しく治療を受けてください)」
リィン「……先生、なんかイライラしてないですかぁ?」
カナブン「(……確かに。こうも矢継ぎ早に患者さんが来ると、つい気が立ってしまいますね。明後日はクリスマスだと言うのに……
      まぁ、医療従事者に世俗的な休みなんて無いというのが普通なんですけどね……。どうもストレス体質になってきたかな?)」


ゼル「だが、良かったな。ハルヒもみくるも妹も立ち直れて」
フェイト「そうだね。みんなが沈んでたままなら、クリスマスパーティもままならなかったかもしれないし……」
ゼル「まぁ、それでも何人か参加が難しそうな面々があるのは残念だけどな」
フェイト「仕方が無いよ……。それだけ、みんなキョン君や、他の仲間の事を心から心配してるんだから……」
ゼル「そう、だな……
   フェイト?」
フェイト「なに?」
ゼル「このパーティ……さっきのキョンの一連の騒動で傷ついた面々の事を、色々と考えてやった方が良いと思うんだが……どうだ?」
フェイト「それって……」
ゼル「去年は俺達が色々とお膳立てしてもらってしまったからな……今年は、むしろ俺達がみんなのために頑張るべきなんじゃないか、と思うんだ」
フェイト「あ……
     そうだね、こんな時だからこそ、みんなに恩返しをしなくちゃね
     (……本当は、ゼルとクリスマスを楽しみたかったんだけどな……。でも、ゼルがみんなのためになる事を望むんだったら、私には拒めないよね……?)」


カヲル「おや?」
ハルヒ「どうしたのカヲル?」
カヲル「ズーマに貸してたCDなんだけどね」
ハルヒ「CD? あいつ音楽聞くの?」
カヲル「大晦日の歌合戦に歌う歌がないって言うから、色々貸してたんだけど、回収して見たら一枚足りないんだよ」
ハルヒ「それって……」
カヲル「何か気に入った曲があったのかもしれないね。もしかしたら彼も参加するかもしれないよ」
ハルヒ「へー。あいつの歌か……何を歌うのかしらね」
カヲル「(ズーマの事だから、なんか悲しい歌とか歌いそうな気はするけどね……。けど、もしかしたら案外歌が上手かったりするのかもしれないし……
     意外と気になるものだね。ズーマは何を歌うんだろう……?)」


【ズーマ、ナーガ、ライガー 短期入院確認】
【ズーマ 歌合戦参加の意志確認?】

635もふもふーな名無しさん:2009/12/24(木) 00:48:35 ID:bX.57a1.
ハルヒ「じゃーん!!(サンタ服姿で登場)」
みくる「で、なんで私はバニーガールなんですかぁ?」
ハルヒ「みくるちゃん、正確には『バニーガール』じゃなくて『トナカイガール』よ。
頭のカチューシャがトナカイの角仕様になってるでしょ?」
みくる「あ、本当です〜」
メイ「かじのおじちゃん、まっくろくろすけのおじちゃん!みてみて〜!(サンタ服)」
サツキ「どうでしょうか?」
ウォーズマン「おお、メイもサツキもかわいいじゃないか」
加持「んなことより、このポジは俺じゃなくてもいいんじゃないのか?(トナカイ風全身タイツ&赤鼻)」
ハルヒ「何言ってんのよ!加持さんはこの役割がぴったり!」
加持「うぐぅ……」
ハルヒ「そういえば、妹ちゃんも出席するのかしら?だったら妹ちゃんの分のサンタ服も用意しないと!」
カヲル「そうそう。『 』ちゃんは今、大人の姿らしいよ?」
ハルヒ「本当!?それなら、セクシー度100%のやつね!
それも、画面の前の殿方がここが文章だけの世界であることを悔しがるような感じの!」
カヲル「やれやれ……。それにしても彼女、ノリノリだね」

636もふもふーな名無しさん:2009/12/24(木) 01:04:13 ID:mhL9ICBM
カナブン院長年末までお疲れさまですww
トナカイガール可愛いなあ、かなり似合うんじゃね?ww

637もふもふーな名無しさん:2009/12/24(木) 18:15:21 ID:bZwnoSyg
ゼル「メリークリスマス」
カナブン「(おや、ゼルさん。また怪我でもしたんですか?)」
ゼル「いや、病院組のお見舞いさ」
ズーマ「……ゼルか」
ナーガ「何故わざわざこんなところに……。フェイトと一緒に居てやらなくていいのか?」
ゼル「……去年、堪能させてもらったからな。今年は俺達が気を使う番だ
   それより、鍛錬の方はどうなんだ?」
ナーガ「予想以上に体が鈍っていてな……。中々厳しいのが現状だ
    それ以上に、あの新入りが手ごわいのがあるがな」
ライガー「グルル……(かといって、あそこまでマジになる奴が居るかよ……
     キョンの野郎がらみなのは分かるがな……)」
ゼル「しかし、俺にもここまで徹底的にやるのはやりすぎな気がするんだが……」
ナーガ「許せないのだ……奴も、己自身もな……
    このままくすぶり続けたら、ただの人間に過ぎない奴にすら及ばない存在になってしまうような気がしてな……
    それに、もし奴がガイバーと共にこちらにくれば、それはそれ相応に手ごわい相手になる
    アプトムと比べるのは大げさだが、ガイバーの力は良く分かったからな……」
ゼル「……まぁ、納得づくなら何も言わないが……」
小砂「あれ、ゼルじゃん。フェイトと一緒じゃないの?」
ゼル「あ、あぁ今はな」
小砂「なら良かった。まーた見せつけられたら蕁麻疹でひどい目に遭うところだったからね」
リィン「ついさっきまで、蕁麻疹のかゆみで傷口を掻き毟る、ひどい状態でしたからね……」
ゼル「なるほど……だが、お前もう立って歩ける程に回復したんだな」
小砂「ここは砂漠に比べて環境が良いからねぇ。自分でもすごいと思うよ」
ゼル「……そういえばあの時は、ありがとうな」
小砂「良いってことよ。もう相応の報酬も頂いてるしね」
ゼル「ハハ……。まぁ、それでも命を救ってもらったのには感謝してるよ」


カナブン「(……辛気臭くなりそうでしたが、ゼルさんのおかげで病院も賑やかになりますね
     仕事にイライラをぶつけるなんて……私もどうかしていたようです
     メリークリスマス、皆さん)」

638もふもふーな名無しさん:2009/12/24(木) 23:03:43 ID:sxxn9wRo
〜〜〜宴会場〜〜〜

フェイト「うん、こんなものかな」
カヲル「飲み物の手配も済ませたよ。本当は今日パーティーをする予定だったんだけどね」
フェイト「仕方ないよ、メイちゃん達が「みんなが揃ってから」って言ってるんだから」
カヲル「ズーマやナーガが入院しちゃってるしね。でも、あの調子じゃ退院してもパーティーには参加しないかも……」
フェイト「大丈夫だよ、もし参加しないって駄々をこねたら……少し、頭冷やして貰うから」
カヲル「フェイト、顔がTV版「白い悪魔」になってる(^_^;)」

メイ「ぜるぜるぼーず、ぜるぼーず、あーしたてんきにしておくれー♪」
ホリィ「明日はクリスマスかあ……サンタさん、来るといいね」
メイ「うん!」
サツキ「……(ブルブルガクガク」
冬樹「サツキちゃん、どうしたの?顔色悪いよ?」
サツキ「い、いえ!何でもないです!」
アシュラマン「むう……去年、銃剣を持った若本サンタに追い掛けられたのがトラウマになっているようだな」
ガルル「大丈夫だ、現在sxxn9wRo以外に他ロワのキャラを乱入させる書き手は居ないし、sxxn9wRoは念入りに灰にしてきた。あの神父が来る事は万に一つも無い」
アシュラマン「だといいがな……」

【sxxn9wRo 事前に制裁確認】

639もふもふーな名無しさん:2009/12/25(金) 00:22:56 ID:ZCZPN6Lc
イヴネタ乙ですwww
そういえば死者スレのクリスマスは2回目なのか。早いなぁ……

640もふもふーな名無しさん:2009/12/25(金) 19:50:41 ID:sxxn9wRo
ピンポンパンポーン♪
只今より、ksk死者スレ・クリスマスパーティーを開催致します。
尚、今夜11:00より、プレゼント交換会が催されます。
ご希望の方は、奮ってご参加下さい。
それでは、ゆっくり楽しんでね!

〜〜〜宴会場〜〜〜

ハルヒ「えー、それでは堅苦しい挨拶は抜きにして……かんぱーい!!」
一同『かんぱーい!!!』

小砂「いやー、やっぱりこっちの飯は美味いねー!一週間分は食い溜めしとかないと!」
リィン「食べ過ぎは駄目ですよ、まだ完治はしてないんですから」
妹「リィンさん、そんな食い意地張った野良犬構ってないで、こっちで一緒にお話しましょう」
小砂「んだとゴラァ!?ちょっとナイスバディになったからって調子に乗りやがって!!カヲル、あれお願い!!」
カヲル「あまりオススメはしないけど……いいのかい?」
小砂「これ以上妹にでかいツラさせてたまりますかっての!さあ、やって!!」
カヲル「分かったよ。新・夢成長促進銃(オトナノカイダンノボル銃)、発射!」

ビビビビビ!!

小砂「よし、これで妹なんかに……って、なんじゃこりゃああああああっ!!?」
ゲンキ「た、確かに成長はしてるし、結構美人だけど……」
リィン「……ぺったんこですぅ」
妹「……えっと……なんかごめん……」
小砂「……ち……ちくしょおおおおおおおお!!!こうなったらやけ食いして胸をでかくしてやるうううっ!!!」

【クリスマスパーティー 開幕】
【小砂 ある意味完全敗北確認】

641もふもふーな名無しさん:2009/12/25(金) 20:07:09 ID:bX.57a1.
小砂は成長してもナインボディ……と。ww
……おや、誰か来たようd(ry




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