- 1 :名無しのこびとさん :2023/08/02(水) 23:34:20
- この世界では稀に特殊能力を持って生まれる人間がいて、「能力持ち」なんて呼ばれたりする。
私、アスカも「能力持ち」の1人。 だけどそのことは家族はもちろん、誰にも教えてない。 だって「能力持ち」だって知られたら政府の監視対象になるし、 それにこの特殊能力を悪用しようとする輩に狙われるし、 「能力持ち」に気に入られようとゴマを擦ってくる輩もいるし、はっきり言って面倒くさい。 あと私の知ってる「能力持ち」はみんな傲慢な性格で、あんなのと一緒にされたくないっていう思いもある。 だから私は「能力持ち」であることを一生隠し通して生きていくつもり。
私の特殊能力は「ミクロ化」。 体を自在に小さくしたり元の大きさに戻ったりすることができて、 しかも小さくなっている間限定で無敵になる。 だからよくこっそりミクロ化していろんなところに潜入したり 気づかれないように人間観察したり 無敵なのをいいことにわざとピンチになってスリルを味わったりしてるの。 そんな私、ミクロ娘の日常を少しでも伝えられたら、と思ってるわ。
- 77 :みどうれい :2024/11/02(土) 22:02:00
- トウヤ視点で
いきなり俺の側に来た女性。 思い出した、彼女の名はアスカ。 俺と同じ学校に通う女性。 俺の恋人のカエデほどではないが、とんでもない美人。
そのアスカは能力者だったらしい。 彼女といっしょになった俺の能力が飛躍的に向上する。 (おぉ、これならいける もうすぐ爆発する石油輸送タンカー ドワーフ号を小さくして、 海岸都市の被害を最小にするのだ)
俺は自分の力を最大限に発揮する。 そして・・・ドワーフ号は。。。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 78 :みどうれい :2024/11/05(火) 23:30:06
- アスカ視点
私は言う。 「あ、このホタテ美味しいわ」
トウヤが言う。 「この海老も美味しいよ」
現在、(縮小能力者の私とトウヤ)は海の見える丘の上で 逃がし屋の竜が買ってきてくれたご当地自慢の(海鮮弁当)を食べている。
巨大タンカーを遠距離からミクロ化するとういう計画は見事に破綻した。 いや、いくら何でもそんなの無理。 パワーが足りな過ぎる。私たちは何を考えていたの。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 79 :みどうれい :2024/11/16(土) 23:59:52
- ネットリベンジャー視点で。
俺は能力者。スマホやパソコンを経由して自由にそのスマホ世界を支配できる。
その日、俺は難題をかかえていた。 石油輸送船ドワーフ号が日本海沖で座礁したというニュースは俺もネット見ていた。
(これ、ヤバいんじゃねーの) 俺は興味半分で、ドワーフ号の荷主会社のパソコンをハッキングする。 ドワーフ号内部の監視カメラや、中央コンピュータの情報を確認する。
問題点は一つだ。 ドワーフ号の輸送のための燃料が船内に漏れ出している。 ドワーフ号の船内基盤は生きている。 このままでは燃料に引火して爆発する。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 80 :みどうれい :2024/11/17(日) 06:03:54
- アスカ視点で
トウヤが言う。 「あの・・・アスカ様、これって無理ゲーじゃね」
ちなみにトウヤは私が縮小能力者で、 過去に火事現場で倒れたトウヤを私が助けたことを話したら、 (アスカ様は命の恩人です)と感謝され私のことを(アスカ様)と言っている。
トウヤは話を続ける。 「大変な事故だから、何とかしよと思ってここに来たけど、 いくら何でも30万トンの原油爆発を止めるなんて不可能。 これはもう運命、どうしようもないんじゃ・・・」
急に弱気になった彼の意見。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 81 :みどうれい :2024/11/17(日) 23:03:13
- アスカ視点
私はリベちゃんに言う。
「つまり、座礁したドワーフ号に行き、 中央コントロールルームに入って、そこの電源をオフにしたら、 船の輸送燃料が漏れ出しても爆発の心配はない。
数時間後に政府の用意した(作業船)が来てくれる。 原油の抜き取り作業が開始される。 ならば、時間をかせぐ必要がある。 今すぐドワーフ号に行き、船内の全ての電源をオフにするのだ。 それができるのは、アスカ、アンタだけだ」
- 82 :みどうれい :2024/11/28(木) 07:25:55
- アスカ視点
私は自分のスマホでリベちゃんに言う。 「ちょっと待ってよ、座礁したタンカーの船内全ての電源をオフにする なんて、私にはできないわ、」
リベちゃんは言う。 「いや、その点も大丈夫だ、俺も覚悟を決めた。 俺がアスカと初めて出会った日を思い出してくれ! 俺は遠距離にある他人のスマホを完全に使用不能にできる。
そう言えばそうだったわ。 リベちゃんは遠距離にあるスマホに侵入しそれをオフにする力がある。
もう座礁したドワーフ号の爆発まで時間がない。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 83 :みどうれい :2024/12/04(水) 00:10:36
- タンカー編終了。
アスカ視点
それからは意外と簡単だった。 逃がし屋の竜は、その仕事から客を無事に逃がすために 敵から客を守るために偵察用ドローンをトランクに入れていた。 私はミクロ化して、竜のドローンに乗り、原油タンカー(ドワーフ号)に行く。
船に降りた(ミクロ化した私)はリベちゃんの教えてくれた (監視カメラ)のない場所で人間サイズに戻る。 私のスマホはリベちゃんと繫がっている。 リベちゃんはその能力を全開。 船の中央コントロールシステムの電源をオフにする。 これで船を動かす燃料が漏れ出しても引火しないから爆発はしない・・・はず。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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