1 / ドッキリごきぶり粘着剤 (71) |
何だろうと言ってみたら山崎先輩がいた。 課長すら小田くんに実はおりいって頼みたいことがあるとの話があった。 何でも山田さんが妊娠して、胎児のことを考えて金曜日のドッキリ企画を変わってほしいとのことだった。 「エーあれを私がやるんですか?」 「仕方ないだろう、妊娠した以上は体の大きさを変えることで胎児に影響が出たらいけないから、次回の撮影で一緒に入ってもらってそれで引継ぎとする。」と言われた。 前を見ることも出来ないが、もう少しでやられて終わる。その割には優しく触っているなあと不思議に感じていた。まさかその後30分ほどイタズラが続くとは思っていなかった。 何が起きているか分からない状態で動きが止まった。 次の瞬間「ブー」というおならが聞こえた。ゴキブリは「うわー臭い、なんなのこの臭いもしかして音からしておなら?本当は人なのになにするのよー」と叫んだが体が動かせない。 茨山は更にイタズラするためにビニール袋を用意していた。「ここにゴキブリを入れていろんな物の臭いを嗅がせたり、いろんな液を流してみましょ」と言って差し出した。 山田は、「そうね、何か入れる度に袋を縛って息苦しい中で強烈な臭い責めをしましょ」と言い出した。 それを聞いていた千明ゴキとカメラマン伊藤は自分らがいる破片じゃなくて良かったと思った。 後お願い。 放送用の中継車からは「うわっこれは酷そう覚悟して」と言うことしか伝えられずいたため何が起きるのか不安になってきた。そして 茨山は「さーごきぶりさん餌をあげましょう」と言うと、ドリアンという臭さが強烈な果物をチャック袋の何に入れた。「うわー臭い何これ」と言う悲鳴が伝わった。茨山と山田はしばらく時間をおきながら、味噌の素が入り時間をおいてから納豆が次々と入っていく。そのたびに何を入れるかの中継が入る。「なんなのなんで次々に入れるの、これ何の臭いなのー。だからゴキブリになるのは嫌って言っていたのに、何が起きているの、私本当は人間よ」と言う悲鳴が伝わった。タマネギは刻んだ状態で入れられ涙が出た。 茨山は「これでゴキブリ漬けのできあがりこのまま漬けて染みこませましょうどうせ捨てるのだから」といってチャック袋の封をした。そして山田が持ち上げた。歩く度に液が流れて体に当たるいつものように捨てられると覚悟した。生ゴミ入れへ持って行き「バイバイーゴキブリさん」と言いながらゴミ箱へ捨てた。 落ちていく感触が体から伝わるここまで来れば人間でもゴキブリでもないゴミなのだ。ぐちょっと言う音と共に落ちたのが分かった。「嫌だー気持ち悪い、臭いー、カビの胞子が体にまとわりつくー。早く元の大きさに戻して」と言う悲鳴が伝わったが、「まだ1匹のアナウンサーとカメラマンがいるので終わるまで待って」との非情な通知が来た。 「かゆいー、体をこすられているー。なんとかしてー早く終わらしてー」漬物を発酵させる菌類がまとわり付いて着ぐるみの中の人に触れてかゆくなってきた。 「多分漬物の中の菌が私を襲っているのなんとかしてー」 呼吸をしようにも漬物の酸っぱい臭いと袋に入れられた物の悪臭が襲ってくる。 その頃残ったアナウンサーとカメラマンがいる破片には泡で固めるタイプのゴキブリスプレーが近づいていた。 「さあ覚悟しなさい!」 そう言って泡で固めるタイプのゴキブリスプレーをかけたのは茨山だった。 しかし残りの量が少なくすぐ止まってしまったが、 一点に向けてかけていたため、その場所にいたゴキブリ(カメラマン)は完全に動けなくなってしまった。 茨山は「どうこのゴム式のパチンコ、これで飛ばすのは?」と言ったら この時点ではまさか昔の仲間が破片にいることに気づいていない山田は 「やめてそんなんでどっかへ飛んでったら部屋か汚くなるでしょ。とりあえず、茨山さんが買ってきたこの辺のおもちゃでイタズラしてから踏み潰したら」と言いだした。 千明ゴキがビビってる時に、「そーねー何が面白いかな」という声が聞こえた。 |
2 / 小さくなった彼女 (45) |
俺の手のひらの上には小さくなった彼女がいる。つい1時間前には 177センチだった。今では8.8センチしかない。 「さあ、どうしてやろうか。」 俺は彼女を潰さないよう気をつけつつしっかり握り 俺の股間に近づける。 必死に俺の手から逃れようとしているようだが まず無理だろう。と思っていたが その時俺は異変に気付き動きを止める。彼女もそれに気づいたようだ。 「あら、どうしたの?」 「そうだ、少し休もうか。」 縮小の効果が切れ始めたのか彼女が少しずつ大きくなっていく。 俺は彼女を手から離し、様子を見る。 「休憩したら どうしましょう。」 だが彼女の強気な発言も、縮小回復もそこまでだった。 彼女は10数センチ程度のサイズで止まってしまった。 俺は身構える彼女を難なくつかみ 顔の前に持ってくる。 彼女は俺の指と必死に格闘してるようだが このサイズでも難なく扱えることに変わりはない。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください) NEW2 さんへ こちらにも参加させていただきます。 巨大な彼の手に囚われた私。 少しだけ大きくなったみたいだけど、 それでも私は彼から見て人形サイズ。 どんな抵抗をしても巨大な彼には勝てないわ。 巨大な彼の手が私を握りしめる。 巨人の力なら私を一瞬で握り潰してしまえる。 私の意識は遠くなり、そのまま気を失ってしまった。 ぼんやりとした気分。私は気を失っていたらしい。 だけど、なんだがすごく気持ちがい。 そして、すごくお腹がすいていた。 経験した事はないけど、3日くらい何も食べなかったような気分。 育ち盛りの私。猛烈な空腹で本当にしにそう。 今まで寝ていたのかしら。 風呂の中にいたけど、私は寝室にいた。 そして時間は朝の8時くらいらしい。 小さな布団から抜け出す。 すごく美味しそうな香りがする。 焼きたてのパンとベーコンの香り。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください) 引き続き 彼女視点で いくらなんでもご飯が彼の精液だけというというのはひどすぎる。 と、頭では思ってはいても体は彼の精液を欲していた やはり小さくされたせいで体自体が作り替えられたのだろうか 私は彼に、 「ちょうだい、いっぱいちょうだい。」 「いいぞ、出せるだけくれてやる。乗れ。」 彼は右手を差し出し、私を乗せで自身の股に近づける。私は彼のペニスの先端にしがみついた。 引き続き 彼女視点で >私は彼のペニスの先端にしがみついた。 無意識のうちに知っていた。 彼の男のモノを愛撫すれば、素晴らしく美味しい精液を飲めるのだと。 私は彼のペニスに抱きついているので、両手を使えない。 口を大きく開き、舌で彼の先端部を舐める。 「いいぞ、可愛くて、無力で小さくて従順な女の子が、 俺のモノを愛してくれるのは、この世で一番ゾクゾクする光景だ」 (従順な女の子)と言われた時に、ピクッとする。 誰が従順なのよ、アンタの大きさと暴力に勝てないだけなのよ。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください) それを舐めた私。あまりの美味しさに感動する。 しかしすぐに問題に直面する。 巨人となった彼の精液はあまりにも多くて粘っこく、 それを飲み干すのは難しい。 彼の手から零れ落ちた大量の精液は、 テーブルの上に落ちる。 彼はそれを予想していたのかそこにはティッシュが置かれていた。 「やれやれ、手間がかかる娘だな」 私は彼の手の上に乗せられているけど、もう一方の手で 机の上に置いてある朝食のオレンジジュースのコップを取る。 そのまま自分の手の上にそそぎ精液と混ぜる。 これで飲みやすくなった。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください) |
3 / 管理者からのお知らせ (196) |
完了するまで下記の掲示板をご利用ください http://bbs.18xbbs.com/bbs/bbs.phtml?id=new2002 怪獣女学園(どちらとも) 2017年4月14日 ボールさん 作 2017年4月24日 クルボーさん 作 本年もよろしくお願いします <m(__)m> 本年もよろしくお願いします <m(__)m> これからもよろしくお願いします。 今年もこの掲示板を宜しくお願いします<(_ _)> 令和2年 元日 今年もこの掲示板をよろしくお願いしますm(__)m 今年もこの掲示板をよろしくお願いしますm(__)m |
4 / 機械の故障でクランが大きい姿のまま超マイクローン化しちゃった (14) |
扉が開いてネネとララミアが普通サイズで出てくる。そしてクランが入ったカプセルの中から出てきたのは・・・ 「う〜ん、なんか体が馴染まない・・・」 「!お姉さまそのお姿は・・・」 「なんだお前たちまだマイクローン化してなかったのか?」 「違います。お姉さまが小さくなってしまったのです」 なんとクランは、ちょうど20cm(フィギュアサイズ)になってしまったのだ。それもゼントラーディのナイスバディの姿で。 「こ、これは・・・」 ネネとララミアは、お互いにうなずき素早くクランを手持ちのバックに 放り込んでしまった。 「おい、なにをするんだ」 クランの静止も聞かず急いで自室に向かった。 自室につくと乱暴にベットの上にクランを出す。 「お姉さま、もう我慢できない」 ネネもララミアもクランを隊長として慕っていたが、実は、 同性愛の対象として強く惹かれていたのだ。 隊長という肩書きでどうにか抑えてきたがいまのクランは、 何も抵抗できないフィギュア同然で彼女たちの理性を吹き飛ばすには、 十分すぎる状況なのだ。 巨大な手がクランに迫る。 クランをマイクローン装置のそばに置き、再びゼントランサイズになり その状態でクランを再びポケットに入れてマイクローンサイズになった。 それらを繰り返し、人間サイズの状態でクランを蟻んこサイズにできるまで小さくした。 >>9 とんでもなく小さくされてしまった彼女。 ある日、物音で目を覚ました。 「え?何?」 目の前に怪物がいた。 実は大きめの蜘蛛だが彼女にとっては」とんでもない怪物 しかも武器とははないのだ。 「こんな時に限ってシェリルがいなーい、どうしよう。」 もちろんそんなことなど気にすることなく蜘蛛は近づいてくる。 「ただいまー。私のかわいいクランはどこかな。」 「うわー、ここだよー。助けてー。」 クランは大声を出したが聞こえていないようだった。 そうこうしているうちに部屋の隅まで追い詰められた。 「うわー、もうだめだー。」 -ぷちっ- そう思ったとき、蜘蛛はシェリルに踏み潰された。 「あら?何か踏んじゃったみたいね。」 (もしかしたら、これってチャンスかも?) こうして彼女は、シェリルが外出する彼女にこっそりとその大きな裾から張り付き、蟻のようによじ登り鞄へ潜入して家を出て行ったのであった。 シェリルは、しばらくしてランカと合流していた。 「ねえ、ランカちゃん今日はどこに行くの?」 「ちょっとショッピングモールで買い物だよ。」 「ふうん。じゃあ私はここで待ってるから行ってらっしゃ~い」 「あれ、一緒に行かないの?」 「だって私がいると目立つじゃない。だから隠れてるの。」 「ああなるほど……」 そういうわけでランカを見送って一人になるシェリル。 早速行動を開始することにした。だがその僅かな隙をクランは見逃さなかった…!既にランカのバックへ急いで移り変わっていたのだ。 シェリルは気付かずにそのまま出ていった。 さすがのシェリルでも、まさか自分のバックの中に小さなものが潜んでいるなど夢にも思わないだろう。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください) だがその時、この施設に雷が落ちた! 装置内にあったマイクローン装置は異常を起こし、クランのカプセルから妙な光を放ち部屋中に煙が立ち込めて、視界が見えなくなるかと思いきや…ドンドンと大きくなる人影が現れる。 それはクラン大尉だった…!なんと先ほどの落雷の膨大なエネルギーがマイクローン装置と不器用遺伝子に覚醒的な効果をもたらしたのだろうか…グングンと巨大に成長してゆく姿に驚きながらランカは言う。 「ど、どうして!?」 「すまない…だが助かった。」 「いえ、それよりも早く逃げないと!」 「そうだな、ここは危険だな。」 2人は急いで出口へと走り出した。 「それにしても、あの装置は一体何なんだ?こんなことは今まで無かったぞ」 「私もよくわかりませんが、もしかすると、あなたが大きくなった原因かもしれませんね。何らかのきっかけがあったとすればそれしかないでしょう」 「それにしてもどうしたものか…もう巨人本来のゼントラサイズになっても成長が止まらない…」 「困りましたね…それに身体付きがより一層凄いことになってますよ」 (うわっ、私のより大きかった爆乳が更に膨れ上がってる) クランの成長は凄まじいものだった。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください) その頃、クランは装置の調査を続けていたが究明には全く至らぬ状況でいた。 いくら調べても手がかりすら見つからない。 そこで彼女は一端外へ出ることにし、まずは自分の身体を確認してみることにした。 外にでて空を見上げる。 そこには彼女の巨大な女性のシルエットが浮かび上がっており、その姿を見た人々は驚愕する。 街の人々は口々に言う。 「あれは何だ!!あんな馬鹿デカいの女性がいるわけがない!!」 「まさか、宇宙怪獣が現れたんじゃないよな……そんなことあるはず無いよな」 「ああ、きっと夢だろ……俺はまだ寝てるに違いない」 「おい、誰か写真を撮ってくれ!スクープになるぜ!」 蟻のように小さなマイクローン達が騒ぐその光景を見てクランは苦笑いをした。 そして自分自身の体を確認するため、人気の無い場所へ移動することにした。しばらくして誰もいない山奥に到着した。 そして辺りに人が居ないことを確かめると、恐る恐る自身の体に手を触れてみた。 (肩や腕…脚…あと首周りがやや筋肉質になり逞しくなっているな…おっぱいが大き過ぎて下が見えないからちょっと手で動かしてみよう) |
5 / 俺と大きい妻 (32) |
それもそのはず、ここの駅は町の外れにあるため、滅多に人は来ない。 そして、自転車で走ること30分。 巨大な家のシルエットが見えてきた。巨大といっても豪華な大邸宅なわけではない。 至って普通のどこでもありそうな一戸建てだ。 自転車を家の庭に停めて、玄関へと行くと、俺の10倍以上はありそうな巨大なドアが出迎える。 そのドアのしたには俺専用の小さなドアがあるため、そこから入る。 「ただいまー」 靴を脱いで上がり、着ていたスーツの上着を脱ぎ、ネクタイを外していると、 ・・・っ・・ズンっ!・ズゥンっ!!ズゥゥゥゥゥンっ!!! 巨大なトラックのような足が2つ、俺の左右に落ちてきた。 見上げると、そこには途方もなく巨大な女性が俺を満面の笑みで見下ろしていた。 「あなたおかえりなさい♪」 「た、ただいま・・・」 彼女は俺の妻で名前は香織25歳。 最近若い女性の間で流行している病気でこんな途方もない大きさになってしまった。 身長は17m、俺のちょうど十倍の大きさがある。 「ご飯にする?それともお風呂?」 「ご飯にするよ。あれ?真央は?」 「もう寝ちゃった。パパが帰ってくるまで起きてるって言ってたのに・・・」 「あ、もう11時か・・・」 俺は時計を見て言った。真央は俺の娘でまだ4歳だ。 身長は俺から見て9mもあった。 「さ、行きましょう?」 「おう」 俺は床に降ろされた香織の掌に乗って、リビングへと向かった。 ビル程の大きさもある、巨大な身体に圧倒される思いで呆然と見上げていた俺達だが その香織も何かを見上げているのようだった。 高層ビルが林立する都心ならいざしらず 無論こんな島に香織の背丈を超えるような建造物は存在しない。 俺「おーい!香織!一体何をそんなに見上げてるんだ?」 香織「う、嘘……彼女、私より全然大きくなって……」 そう呟きながら、後ずさる香織。 おもむろに足を一歩引いただけで、何本もの樹木を薙ぎ倒ししまうほどの 圧倒的に巨大な香織が、空を見上げながら顔色を失っている。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください) みるみる近づく巨大な足、 (もうだめだ 助からない) 香織を含め誰もが思った。しかし巨大な足は皆から少し離れたところに踏み下ろされた。 -ドドドドーン- 直接のダメージはないがすざまじぃ轟音と衝撃が伝わる。俺は、 「なんなんだいったい。」 「そうだ、私止めなきゃ。」 香織が言う。 「いくらお前でも無理だ。みんなを連れて逃げるんだ。」 「ダメ、止められるのは私しかいない。怖いけど……。」 その時、止まったと思われた香織の巨大化が再び始まった。 「わかった、お前を信じる。だが無理をするな。」 香織はうなずき、さらに巨大化しながらゆっくり歩き始めた。 ゆっくりとした動きではあるが、歩くたびに大地が揺れる。 先ほどまで自分たちがいた島の中心部に近づいていくにつれ 徐々にスピードを上げていく。俺達は巻き込まれないように急いで島の反対側に避難する。 香織の動きに合わせてカメラスタッフたちも移動するのだが……。 (あれ?こっちの方にも……まさか?) 予想通りだ。金髪の女神は徐々に移動速度を上げていっているようだ。 このままでは全員巻き添えを食ってしまうかもしれない。俺の予感を裏付けるように 次の瞬間、今までよりもひと際大きな地震が起きた。 俺達の乗ってきた小型船が激しく波打つ。 バランスを失った船が転覆しないように必死で抑える。 ふらつきながらもなんとか持ち直したが、これはまずい。 俺「おい、早く逃げないと危ないぞ!」 香織「大丈夫、もう少し待って!」 俺「何を言っている!あんな化け物相手にできるわけがないじゃないか!」 「ええい、くそっ!」 これ以上ここにいたところでどうしようもないので、俺達だけでも避難しようと駆け出した。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください) 時折放たれる強烈なパンチやキックによって 木々が次々と倒れ、辺り一面に土煙が立ち込める。 俺と真央が駆けつけた時も、金髪の女神が放った蹴りを腕で受け止めたところだった。 凄まじい衝撃波とともに砂塵が吹き飛ばされ視界が開ける。 金髪の女神の右足を受け止めながら、それでもなお立ち続ける香織の姿があった。 「よし、今のうちに……」 そう言って駆けつけようとしたとき、香織の異変に気付いた。 両腕でしっかりと掴んでいたはずの相手の足。 それが今は何故か自分の肩の上に乗っているのだ。 そして左足で踏ん張っていたはずなのに、今度は右腕一本で持ち上げられている。 金髪の女神は余裕綽々といった表情で微笑んでいる。 そしてそのまま香織ごと右手を振りかぶった。 俺の目にはスローモーションのように映る。まるで映画のワンシーンを見つめるような感覚で。 振り上げられた拳が香織めがけて打ち下ろされる。 その刹那、香織は左手を大きく引き絞ると、渾身の力を込めて殴り返した。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください) ………… 戦いが始まってどれ位時間が経っただろうか。 俺達はただ見守るしかなかった。 2人の母娘と女神の戦いぶりは壮絶を極めていた。 1人1人がとんでもない強さを持っている上に、2人で連携をとりあい見事な連係プレイを繰り広げていたからである。 特に驚いたのはその速さであろう。巨大な身体が目視するのがやっとと言うほどの素早い動きに加えて圧倒的なパワーによる猛攻を仕掛けてくる相手を見事にいなしながら、彼女たち2人も大きな巨躯をあり得ない素早さで見を躱して反撃を加えていく様は圧巻以外の何ものでも無かった。 ただ不思議なことにお互いの攻撃が当たったようには見えないのだが、激しい衝撃の余波により周りの木々は薙ぎ倒されてしまっている……直撃すればひとたまりも無いだろうことは容易に想像できた。……そんな激闘もやがて終わりを迎えた。金髪の女神が息も絶え絶えになりながら、その場にへたり込んだのである。 どうやら体力の限界が来たらしい。 その様子を見て、すかさず香織が追撃をかけるべく飛びかかった。 金髪の女神はそれを見て、ニヤリと笑うと最後の力で香織を弾き飛ばした。空中でバランスを崩しながらも何とか着地を決めた香織だったが、そこへ間髪入れず真央が突っ込んでくる。 真央「ママ危ない!!ママをイジメるなあぁぁ!!」 それを見た香織はすぐに後ろに飛び下がった。 その直後、先程まで香織がいた場所に真央が体当たりしてきた。 ドゴォッ!!!! 凄まじい音を立てて地面にひしゃげた穴が出来る。 金髪の女神はついに力尽きたらしく動かなくなった。……そして、辺りには静寂が訪れた……。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください) 俺はほっとして胸を撫で下ろしたが、まだ安心するのは早いと思い直し、倒れている金髪の女神の元へ駆け寄った。 女巨人が目を覚ました時のために、気絶したフリをしている可能性があると思ったからだった。……しかし、それは無駄に終わった。 近付いてみると彼女は既に事切れ、眩く光輝きながら消えてゆくところであったのだ。 それを確認してから俺たちの方を振り返る。 そこには微笑む妻と、涙ぐんでいる娘の姿が在った。……こうして、俺達の長い悪夢は終わった!…かに思えたが、なんと香織と真央に異変が起きた。かなり大きな2人が更に巨大に成長してゆくではないか!?︎しかもその様子は非常に苦しそうに見える。これは一体どういうことだ?まさか何かヤバい状態に陥っているのか?俺は慌てて声をかけた。 俺「おい、大丈夫なのか?一体何があったんだ?」 香織は俺の声に反応すると、ゆっくりと口を開いた。 香織「ご心配無くあなた…どうやらあの女神は私達を試してたみたいだわ…あぁ…力が漲ってくる……!」 真央「そう言う事だから見守っててパパ!これ凄い…!身体がグングン成長していく感じだよ!」 俺「香織!真央!一体2人に何が起こってるんだ?説明してくれよ!!!」 俺の悲痛な叫びに、2人は満面の笑みを浮かべて答えてくれた。 香織「簡単なことですよあなた♪実はね……」 真央「私たち2人とも、女神さまになれる資質を持ってたってことなんだよー。なんかさっきの戦いで認められたみたいなんだけど、こんなに大きくなれるなんて分からないもぉ~ん。」 俺「マジですか……」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください) |